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加藤正人 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

加藤正人[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

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このページでは加藤正人参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。加藤正人参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 通商産業委員会 第2号(1950/07/20、2期、緑風会)

○加藤正人君 この問題につきましてはいろいろ先程から御意見が出ておるようでありますが、いろいろこの取扱商品の種類によりましても事情が違いましようし、日本の経済の現状についても判断の如何によつても違うと存ずるのであります。尚又現在の朝鮮事件が局地的に幸いにして治まるか、或いはこれが非常に発展して大きな戰争に移行するかというような判断の如何によつても違うのでありまして、これらの大きな問題は政府の御調査によつてお聽かせを願うことができると存じますけれども、ただ個々の商品については現在自分達の当つておりまする職業上の関係から、端的に私は申上げることができる範囲に止まつている。この朝鮮問題の経過如何とい……

第8回国会 通商産業委員会 第7号(1950/07/28、2期、緑風会)

○加藤正人君 六千七百万ドル、これははつきりおつしやらなかつたのですが、外貨は殆んどが貿易の利益の蓄積ですか。
【次の発言】 單一のものではありませんね。

第9回国会 通商産業委員会 第11号(1950/12/08、2期、緑風会)

○加藤正人君 今古池さんからお確めになつたのは、小高支所だけの問題ですか。川俣支所を本所に昇格するということについても、その必要があるかどうかということについて確められたいというのですか、小高支所だけの話ですか。
【次の発言】 そうすると、小高支所に関することだけがまだ残つておるわけですね、
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 この第一条の事業資金の融通ということになつておりますが、それの範囲はどういうふうに解釈していいのですか。設備、運転資金というのは無論いいには違いないですが、その他思惑といつてはなんですけれども、いろいろ材料を買うとか、赤字を補填するというものとの見分けはどうして……

第10回国会 通商産業委員会 閉会後第2号(1951/07/20、2期、緑風会)

○加藤正人君 只今大臣から今後の通産省の方針について縷々御説明がありました。全く非常に重大な時期でありまして、この際に新規に通産大臣に就任された高橋さんとしては、誠にやり甲斐のある仕事がたくさんあつて、ますます御精進のほどをお願いしたい。  目下只今お触れになりました問題のうち、最も重大だと私たち思います問題は、従来輸入原材料の引取資金の問題が、我々繊維業界の大きな問題であつたのでありますが、これがまだ十分に我々として納得の行かない段階にあるときに際しまして、最近は輸出品の海外の引取りが甚だ緩慢になつて参りました。それは米綿の作付反別の増大、収穫の大きいということに脅威を受けて、先安見越しのた……

第10回国会 通商産業委員会 第3号(1950/12/13、2期、緑風会)

○加藤正人君 原綿につきましては、私は当業者として非常にこれを心配しておるのであります。只今局長から御説明になりました通り、米綿割当の五十五万俵と、最近割当られた十四万三千俵、それから六十万俵割当中の日本向け割当が十二万八千俵、これすべてお話の通りでありますが、特需用の十万俵というものがまだはつきりせんので、一昨日も私はマグダーモツト氏のところに参りまして確かめたのですが、大体よかろうと、今後努力するがというようなことで、余りはつきけした答弁がなかつたのでありますが、更に四月以降の日本向けの割当はどうかという質問に対しましては、日本、ドイツの割当が比較的多いものであるから、英国その他が非常に憤……

第10回国会 通商産業委員会 第6号(1951/02/08、2期、緑風会)

○加藤正人君 纖維局長にちよつと伺いますが、今綿スフのかたからも御議論がありましたように、又紡績協会のほうの会長からもお話がありましたように、政府綿の切れ目ですね、まあ大体四月以降、何とかこれを公定価格の問題を解決しなければならんのでありますが、幸いにして纖維局は我々の主張に大体同調されておるように伺つておるのでありますが、物価庁が何かこれに対しては多少違う意見を持つておるようであります。従来とかく物価庁はああいうふうな傾向になるので、この問題については纖維局が一等よく真相に通曉されておるのでありますから、いつも我々の主張と必ず一致するのは纖維局であります。そういう意味からいつて、纖維局の御方……

第10回国会 通商産業委員会 第8号(1951/02/14、2期、緑風会)

○加藤正人君 戰時中には政府が補助金を出したりして民間の塩の業者が製塩をやつておりましたが、今後ああいうふうな計画を又されるようなお考えはあるのでしようか。
【次の発言】 中共塩というのはこの頃諦めておるのですか。
【次の発言】 石炭の方面でも開らん炭に話合のものが残つておるのを、最近絹布を供給することによつてバーター制の形式で相当入るようになつたという実例があるのですが、向うは非常に綿布を欲しがつておるのですから、そういう話もしいいわけです。開らん炭に対する綿布のバーターのように、塩に対しても綿布のバーターで、最近我々は開らん炭をとるために相当手持の綿布を出した経験がありますから、そういうこ……

第10回国会 通商産業委員会 第11号(1951/02/22、2期、緑風会)

○加藤正人君 今専門員から御説明がありましたが、私はこの陳情者の関西経済連合会に関係しておる者として、陳情の趣意をもう少し徹底させたいと思うのであります。要は、輸入が今日一層必要な問題になつておる。然るに、このユーザンスは四カ月というように期限も延びたのでありまするが、最近大蔵大臣は、物資によつてその期限をいろいろ按配しておるというようなことであつた。又今日の安本の計画というもので見ると、四カ月というようなことを言つておるので、さつぱり今後の方針がぐらついておるように我々は思うのであります。甚だ心許ないように感じます。で、ユーダンスによつて多少ゆとりができたようなものの、まだ輸入原料を確保する……

第10回国会 通商産業委員会 第13号(1951/03/01、2期、緑風会)

○加藤正人君 今五藤さんでしたか、例の富裕税に関して非上場株の評価の問題ですが、それらについては次官からあとで又よく研究してというようなお話がありましたが、これは目前に迫つた問題でありまして、これは何とか早く解決して頂きたい、こういうふうに思うのです。  なおそれに関係して事業者団体法の話も出たのでありますが、今日は協同組合の問題が主でありますから、事業者団体法のような重大な問題は今ここで論理ができないと思いますが、これは日を改めて一つここで論議をして頂くことに……、今日は公取のかたも折角見えておりますけれども、これは別個の問題として非常に重要な問題と私思いますので、是非お願いしたい。近い機会……

第10回国会 通商産業委員会 第15号(1951/03/20、2期、緑風会)

○加藤正人君 結局染色加工してでき上つたものがきず物であるとか、不合格品であるとかということになりますと、結局国民経済上損失でありますから、大体輸出向けに使われる綿糸というものもふるい分けができますし、従つて生地綿布もふるい分けができるのですから、それが加工して初めて不適格品になつた。而も輸出の柄を入れた、内地に転用が非常に困難だというようなことは、結局非常に国民経済上の損失でもありますから、できるだけ今の御趣意のように、広い意味においてできるだけ、その各工程の段階において検査を自主的に行い得るようにこれからお考え置きを願いたいということを以てこの点の御質問を終りますが、続いて伺いたいのは、こ……

第10回国会 通商産業委員会 第16号(1951/03/22、2期、緑風会)

○加藤正人君 ちよつと伺いますが、輸出品取締法の第三條の製品、及び第四條の製品は、第五條で官報の公示を義務付けているのでありますが、第七條についてはさような表示が法文のうちに謳つてありませんが、どういう形式で指定を行うのでありますか、第五條におきましては、「経済安定本部総裁の同意を得てこれを定め、その施行の期日の少くとも三十日前に、これを官報に公示しなければならない。」というように書いてありますが、この点はどういうふうになりますか、更に又どういう品目を指定するおつもりでありますか、そういう品目に対する予定、それから今後どういうものがこれに指定されるという見通し、更に又検査の設備とか、検査人の資……

第10回国会 通商産業委員会 第17号(1951/03/23、2期、緑風会)

○加藤正人君 この法律は今まで皆さんのおつしやつた通りでありまして、この法律の制定されましたときには日本の経済を民主化して自由公正な取引を行わしめる、それがためには消費者の利益を考えて生産者の利益などは多く問わず、又経営がうまく行くかどうかというようなことも余り考えられなかつたのでありますが、だんだん時勢が変りまして、今日は関係方面でも日本の経済自立ということについて非常に熱心に助力をして頂いておる今日であつて、かような法律が残つておりますことは、自主統制の面においても非常な支障になりますので、一日も早く大幅に……、各条項検討して見ますと、どれもこれも今日の自主経済確立に皆邪魔になるものばかり……

第10回国会 通商産業委員会 第34号(1951/05/23、2期、緑風会)

○加藤正人君 私も小野委員と同じような考えで、一昨日、昨日来の公述人り公述を熱心に承わつたのでありますが、それぞれいろんな特別な関係者であるだけに非常に我々啓発されたところが多いのでありまして、今小野委員がずつと質問されましたが、私は御答弁がどういう御答弁があるかと思つて興味を持つて聞いておつたのですが、大体そのうちで最も私は重要だと感じますことは、審議会の構成の問題なんです。今お答えを承わつておりますと、中央地方に関係するものであつて非常に重要である。政府がこれに指導的でなければならんというようなお話もありましたが、そういう重要なものであれば、なお更私は学識経験者を入れる必要があるのじやなか……

第10回国会 通商産業委員会 第36号(1951/05/26、2期、緑風会)

○加藤正人君 二十五億というと大したものじやないと思いますが、そんなことで賄えるお考えですか。
【次の発言】 安く供給された物資を政府の意図に反してほかに流したような場合には、この前ニツケルの御説明のときでも、時価と、安く供給された値段との差額の倍額を追徴するというようなことになつているようですけれども、そういうことがわかつてからそういう処置がとられるのですか。あらかじめそういうことを監視する機関でもあるのですか。

第12回国会 通商産業委員会 第3号(1951/10/19、2期、緑風会)

○加藤正人君 アメリカのケム・アクトの適用は日本にはないというようなことが何かに書いてあつたのですが、あれはどういことになつておりましようか。
【次の発言】 というのは、戰略物資でないというのですね。
【次の発言】 例えば纎維製品が許された、纎維品のうちでも例えば重布とかコツトン・ダツクとかいうものは軍需品ですね。けれども今許された綿布の中にはそういう分類によつて許されないものもあるのですが、総括的に許されているのですか。

第12回国会 通商産業委員会 第12号(1951/11/19、2期、緑風会)

○加藤正人君 九條の二の指定法人では百分の五十、金融機関では百分の七十五と言いましたね。あれはどういう意味から来ているんですか。
【次の発言】 計算上のあれじやないのですね。気持の上で第一次第二次で……。
【次の発言】 中小企業信用保險法の一部を改正する法律案というものに直接の関係がないことですが、いいですか。
【次の発言】 今私が聞いたのですが、緑風会の奥むめお君が一昨日の晩イギリスに発ちました。それでやはり緑風会の議員の小林政夫君に頼んで行つたそうですが、その頼んで行つたことを又小林君から僕に申入れるということになつたので、政府の御意見も聞いておきたい、又同時に委員諸君の御意見も聞いておき……

第12回国会 通商産業委員会 第14号(1951/11/22、2期、緑風会)

○加藤正人君 今栗山委員の御質問のうちにもありました通り、非常にドル不足でポンドは溜りつつある。これはいろいろな関係もあるでしようけれども、この間の日英会商でドル・クローズが廃止されたあの決定の影響が大分あるように思います。現在では五千万ポンド以上にもなんなんとしておるというような状態でありますが、これは会商において英国にしてやられたということはもう明かであります。それがために一部修正を申出るというようなことを聞いておるのでありますが、恐らくそれはこのままにしておいては、これに対する何か適切な対策がない以上には、非常に日本が貿易上困難を来す。先ほどもお話のあつたように、紡績業界などでは三割も高……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第7号(1951/10/31、2期、緑風会)

○加藤正人君 時間もありませんので成るべく簡單に御質問申上げます。私は今度の平和條約を、政府の宣伝せられておるように、いわゆる和解と信頼の條約とは必ずしも思わないのでありますが、何事にも慾には切りがないのでありまして、一度冷嚴な敗戰の咎、又無條件降伏ということを想起いたしますときに、この程度の條約なれば先ず以て忍ばねばならんと思うと同時に、これをここまで仕上げるために世界各国の間を斡旋されたダレス氏の御苦労に対しては、深厚なる謝意を表するものであります。從つてそれに伴つて締結さるべき日米安全保障條約にも同様の賛意を表するものであります。なお昭和二十五年二月に締結された中ソ同盟條約が、その第一條……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第13号(1951/11/08、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(加藤正人君) 次は平林委員の御質問を……。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第14号(1951/11/09、2期、緑風会)

○加藤正人君 ここで毎日各委員が熱心に質疑をされておりますることは、この條約はすでに調印済のものでもありますし、今更どう変更するということもできないものでありますけれども、日本といたしましては、この條約を調印した以上、この條約締結後に当然来るべき結果、その影響に対して正確な認識を持ち、あらかじめそれに対する心構えを作ることにほかならないと思うのであります。私はその意味において質問いたすわけであります。皆さんも無論そういう意味で質問なすつておるのであります。特にこの国際貿易に関する点については、その必要が大であると思います。  そこで通産大臣は、又問題によつては外務次官に御回答願うこともあると思……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第18号(1951/11/14、2期、緑風会)

○加藤正人君 そのことは前回私が質問をいたしましたときに総理から同様なお答えがありまして、至極、私、又全般の事業界が非常に安心をいたしたと思うのであります。併しながらその後この問題についての取扱の経過を私がそれとなく調べてみますると、意外にも総理のというか内閣のほうでは、これを敬遠して、安本のほうに移し、安本も又その取扱を避けて目下公取の手にそれが移つているということを聞いたのであります。そういう次第でありますと、現在公取というものはこの法律の執行の実情を監視いたしているような機関でありまして、さような機関にその問題を移されましても、これは甚だ不適格者であると私は思うのであります。そういつたよ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第20号(1951/11/16、2期、緑風会)

○加藤正人君 だんだん私の時間がなくなりましたが、この條約はいろいろ逐條的に御意見もあるようでありますけれども、大体において私はこういうふうな結果に、こういう條約を結ばなければならなくなつたという結果に到達いたしたことは、これは当然でありまして、我々はこれを了承するものであります。恐らくこれに反対される諸君も、自分たちが反対すればこの條約が駄目になるというような場合であれば、恐らく反対はされないだろうと思う。自分たちが反対してもとにかく何とかなるんだろうという安心の下に反対されているのではないかと私は思うのであります。併しながら和解と信頼の條約と申しましても、個條的に見ますれば必ずしもそうでな……

第13回国会 通商産業委員会 第2号(1951/12/14、2期、緑風会)

○加藤正人君 これはもう一昨日、昨日で大分御質問があつたのでございますが、どうもまだ私ははつきり徹底しませんから、もう一度伺うのでありますが、第六條の、この「重要産業に属する事業で政令で定めるものを営む者」、こういうのでありますが、それは基礎産業というようなお話でありましたが、はつきりと業種がきまつておらんのでありましようか。その点をちよつと。
【次の発言】 それじや通産省にお伺いいたしますが、抽象的のことを言つておりますとお困りでしようからはつきり申しますが、例えば繊維工業の中の化学繊維工業というものはどうなりますか。
【次の発言】 そういたしますと、化学繊維そのものの製造はお考えになつてお……

第13回国会 通商産業委員会 第5号(1952/02/01、2期、緑風会)

○加藤正人君 あの日英支拂協定というのは改訂時期というのはいつになつておりますか。
【次の発言】 そうすると、今年の九月一日頃から、又その前から話合いが始まるわけですな。
【次の発言】 そうすると、今問題になつておりますドルクローズ廃止というような面について、その後日本に対する影響が惡かつたとすれば、それらの点について改訂というか、事実が証明しているというような意味で交渉が再開されるような機会もあり得るのですね。
【次の発言】 私はこの間大阪で非常に不思議なように感じたことがあるのですが、外国為替のエキスパートだと思つて我々ふだん尊敬しておる人が、ポンドが非常に過剩になつた問題について我々非常……

第13回国会 通商産業委員会 第6号(1952/02/05、2期、緑風会)

○加藤正人君 産業界の安定に関する問題について討議をされるのでありますが、私は綿業界に関する安定についていささか政府の所信をお伺いしたいと思うのであります。先ず私の御質問いたしたいと思います点を全部一度朗読いたしますから順次お答えを願いたいと思います。  今や我が国の繊維関係商社を中心とする我が国貿易界は未曽有の危機に直面しておる。金融の梗塞、手形取引の麻痺に起因する商社の倒産は、すでに昨年四月頃より問題となり、七月の頃より、更に十月末より十一月にかけて次第に具現し、今や二、三月危機が叫ばれるに至つた。而も商品売掛代金の決済難は、商社と直接取引関係を持つ紡績会社にしわ寄せられ、勢い紡績会社はか……

第13回国会 通商産業委員会 第14号(1952/02/29、2期、緑風会)

○加藤正人君 今日は大蔵大臣が見えるというお話でありましたが、私は大蔵大臣に質疑する点が多いのでございますけれども。高橋通産大臣のお考えになつている考え方と、我々の考え方は大体において似通つているという点で、通産大臣に対する質問は割合に少いのであります。  併しながら、私は二、三簡単な質疑を試みる前に、この問題について感じた点を率直に申上げますと、このポンド過剰対策の措置というものが、甚だ勿卒の間に忽然と発表されました。輸出に関する業者は非常なシヨツクを受け、勢い海外に対する影響は甚だよくなかつた。なおこれがために輸出商談が停頓しているというような不幸なことがあつたのであります。これは誠に私は……

第13回国会 通商産業委員会 第44号(1952/06/09、2期、緑風会)

○加藤正人君 鈴木さんにちつと………、中共貿易のお話がありましたが、決済の方法ですね。或いはスターリングとか、或いはUSドルのような、他から拘束を受けるようなパウンドやドルの決済方式をやめたい。日本と中共が相対で決済するような方式をとる必要があるというようなお話がありましたが、それはバーターという意味ですか。
【次の発言】 バーターで決済することもできるでしようが、併し三千万ポンドというような大量なものそういうような方法で決済できるでしようか実際問題として……も
【次の発言】 それからこの間今度の中共の会議へ出た帆足君などに対してはあなたのほうの会としては代表権は与えた覚えはないというような、……

第13回国会 通商産業委員会 第52号(1952/06/18、2期、緑風会)

○加藤正人君 先ず第一に承わりたいのですが、この輸出業者のデイフイニシヨン、定義の中にいわゆるメーカーをはつきり書いてないのでありますが、実際としてはこの前の御説明のときに取引きをしたいという意思があり、その能力があればこれは輸出業者として取扱うことができる、こういうふうに言われたのでありますが、これははつきりと明文化されたいと我々は思つておるのです。例えば我々に対して陳情する向きなどの文書を見ますと、貿易界のごときは輸出業者だけにこれは限らなくちやならないというように書いてあります。又逆に化繊協会とか紡績協会というようなところではこれははつきりと明文を以て書いてもらいたい、明示してもらいたい……

第13回国会 通商産業委員会 第53号(1952/06/19、2期、緑風会)

○加藤正人君 私は前回に第五条についてもう一項、三原則を四原則にしたらどうかという……。協定ですね、第三国が仕向地に協定をして輸出して来た場合に、これと対抗するためにこつちも協定をするという一つの協定の場合を、これに追加することができぬかといつたところが、公取が、私が答弁すべきではなかろうけれどもと言つて、代つて答弁されたのですけれども、通産省でもあの答弁で差支えない、と思われるのですか。その点について……。
【次の発言】 まあこの法文の趣旨として公正なる取引というようなことを謳つている関係もあつて、そういうようなお答えがあるかと思うのでありますが、とにかく輸出伸長を狙わなければ何もならんと思……

第13回国会 通商産業委員会 第54号(1952/06/20、2期、緑風会)

○加藤正人君 私も大体緑風会といたしましては、昨日この点について緑風会の多くの人の意見を徴した形になつておりますから、緑風会を代表してと今回は言い得ると私は思いますから、緑風会を代表して本案に賛成をいたします。  今日我が国の貿易商社はときとして海外に対して競つて安売をする、或る一商品に対して海外の競争国がおのおの代表的の單一の指値を提示しておるにもかかわらず、日本は実に十九社がこもごも競争するというようなことがあつたのであります。それがために非常に貿易競争上不利を来たしたことが多いのであります。これが即ち安売をすることになりますので、仕向地の輸入商社はこれを非常に不安として見ておる。結局日本……

第13回国会 予算委員会 第7号(1952/02/20、2期、緑風会)

○加藤正人君 最近のポンド過剰の対策としていろいろ昨今新聞上に報道されておるような対策が行われんとしておるのでありますが、昨今の新聞に書いてある対策は、主に大蔵省方面の立案にかかるものらしいのでありまして、全く暫定的の措置であるというようなことが言われておるのであります。これはできるだけ我々といたしましては、通産省がこの方面については常にほかの官庁よりも主務官庁であるために、貿易などの点については、それが商社に対する影響であるとか、将来の市場に対するいろいろな影響というようなものを勘案する資料もあり、そういう点もあるように考えております。あれはこの二、三日の間の新聞に報道せられておる通りに行わ……

第13回国会 予算委員会 第13号(1952/03/03、2期、緑風会)

○加藤正人君 通産大臣及び外為委員長に対しましては、過日通産委員会で一応の質疑を行いましたが、なおまだ二、三の残した点もありますので、お尋ねいたしたいと思います。私のはそう大きな問題ではないのでありますから御安心を願いたいと思います。先ずこの段階において輸出を或る程度抑制し、輸入を振興せしめるということはもう止むを得んことであります。これがために多少の犠牲は忍ばなければならん。ただこの対策がいわゆる角を矯めて牛を殺すような結果にならんようにということを私は念願するのであります。政府の御発表によりますと、ポンド地域向けの輸出は輸入と均衡するように年間六億五千万ドル、これが計画であるそうであります……

第13回国会 予算委員会 第16号(1952/03/06、2期、緑風会)

○加藤正人君 二、三の点について簡單に御質問いたします。今世上問題になつておりますポンド過剰対策としてとられました今回の為替措置は、政府部内において完全な意見の一致をみないままに唐突に実施せられましたもので、このことが如実に示しておりますように、従来の経済、貿易政策の肝心の金融政策がこれに伴いませんために、何ら有機的な効果が期待し得ながつたのであります。政策の立案そのものも各省間に十分の速撃がとられていない憾みがありました。今回のごとく業界に非常に大きなシヨツクを與え、輸出が一時停頓するような大損害を招いた。かような損害は避け得る損害であります。誠にこのことは遺憾に我々は考える次第であります。……

第15回国会 通商産業委員会 第13号(1953/02/23、2期、緑風会)

○加藤正人君 僕は前に出ていなかつたのでちよつと……或いはお聞きになつておるかも知れませんが、これは非常に結構な法律だと思いますが、その中で第四條にある、つまり品質の悪い商品の輸出を禁止し、できる範囲を拡げるということでありますが、四條に、「主務大臣は、輸出品の品目を指定して、その各々につき、保健、衛生、安全若しくは純度に関する最低の標準若しくは包装條件又は通常の用法においては正常の機能を果すことができないような輸出品の輸出を防止するための最低の標準若しくは包装條件及びこれらの標準又は條件に達している旨を表示すべき様式を定めることができる。」これはむずかしいことだと思うのですが、或る商品が「純……

第15回国会 通商産業委員会 第14号(1953/02/25、2期、緑風会)

○加藤正人君 五条の三ですが、「その許可をすることによつて当該武器の製造の能力が著しく過大にならないこと。」というように抽象的になつておりますが、「著しく過大」というような程度はどういうものなんでしようか。
【次の発言】 それは何ですか、個々の企業のキヤパシテイをいうのでなくて、同一の武器を製造する企業の、どのくらいの数があるか知らんが、それの全部の数、総計の数量という意味ですか、個々の企業の能力の点を言われておるのですか。
【次の発言】 それからもう一つ伺いたいのですが、武器の種類ということが謳われてあるのですが、銃砲弾とかいろいろな仕訳がありますが、ただこれを見ると、簡単ですけれども、例え……

第15回国会 予算委員会 第8号(1952/12/05、2期、緑風会)

○加藤正人君 ちよつと伺いますが、船舶、重機械類が割高で輸出がしにくいというようなお話がありましたが、目下各国と比較してどのくらいな程度割高になつておりますか、お調べになつておりますか。
【次の発言】 続いて伺います。だんだん狭ばまつて来るということは、合理化が促進されて狭ばまつて来るのか、或いは何か特別な保護政策の実効が現われて来てそうなつておるのですか。どういう意味ですか。
【次の発言】 今お話の中に、我々の苦慮するものは商社が曾つてない非常に弱体化されて来たということで、これの強化策を講じなければならんというお話がありましたが、その一つの方法として、最近通産委員会でも、小笠原通産大臣が、……

第15回国会 予算委員会 第14号(1952/12/19、2期、緑風会)

○加藤正人君 現在将来を通じて日本の最も緊要な国策であるところの貿易対策に関しまして、以下大蔵大臣、通産大臣、外務大臣の所見を伺いたいと思います。  貿易問題につきましては歴代の担当大臣が申合せたように、その重要性を口にしておりながらその政策は極めて微温的であり、又糊塗的であつたことは今更これを例示するまでもなく、あまねく周知の事実であると思うのであります。併し新内閣におきましては、幸いというか、或いは事態の深刻さがおのずからそうさせたのかわかりませんが、とにかく貿易問題を相当重要視し、真剣にこれと取組もうとしておる態度が窺われることは多とするところであります。特に通産当局においては、財界の年……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 通商産業委員会 第10号(1953/07/06、3期、緑風会)

○加藤正人君 今何ですか、全国全部度数制になつておりますか。
【次の発言】 そういう度数制になつておるのと、なつていないのと、そこに非常に区別が生じた理由はどういうわけですか。

第16回国会 通商産業委員会 第11号(1953/07/08、3期、緑風会)

○加藤正人君 ちよつと問題は外れておるかも知らんが九州の被害対策というのですから、ちよつと参考に承わつておきたいのです。而もなお応急対策であるとか、金融措置だとか、最も緊急を要するようなものに対する対策が重要ですけれども、応急でないにしてもこの免除措置とかいうような点が問題になつて来ると思います。次に来たるべきものが……ところが一般的に税をどう免除するかと言つても企業がいろいろありまして、被害地区もいろいろ分れて甚大な所もあり、軽微な所もある。随分免除の措置をとるのに複雑な問題が、それは大蔵省所管かも知れないが、通産省が大蔵省に任せつきりになつておる事項があると思います。そういうような点につい……

第16回国会 通商産業委員会 第13号(1953/07/13、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(加藤正人君) ほかに御質問ありませんか。  それでは次に輸出信用保険法の一部を改正する法律案の質疑に移ります。御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは質疑を願います。  それでは今日は質疑をやめまして、現在の実績について説明をして頂きます。
【次の発言】 それではまあその辺から一つ……。
【次の発言】 ちよつと御質問申上げます。どうもごうやつて今の資料を拝見しますと、非常に件数が少くて、だんだん又減つて行くような傾向があるので、二件とか、一件とかというようなことですが、これは十分に周知されていない結果だと思うのでありますが、どうですか。

第16回国会 通商産業委員会 第19号(1953/07/25、3期、緑風会)

○加藤正人君 諸君の討議の内容に鑑みまして、当金庫の金融を将来相当年度に亘つて或る金額をこの金融方面に確保する意味において、附帯決議をいたしたいと思うのでございます。ここで決議案の内容を朗読いたします。   中小企業金融公庫に対し次今、相当年度に亘り、毎年最少限度百五十億円の政府出資を行うこと。  右のような附帯決議を附けたいと存じまするが、皆さん御賛成を……。

第16回国会 通商産業委員会 第20号(1953/07/27、3期、緑風会)

○加藤正人君 私は遅れて来たので、すでに諸君のうち質問した人があるかも知れませんが、この法律のうちで非常に重要だと思うのは、この審議会でありますが、それに関係した改正案を見ますと、大分簡素化されているというか、とにかく大分意を用いて作られたと思う現行法が非常に簡単になつておるということは、何かこれは今までの経験に徴してこういうふうに改正されたのでありますか、その点をお伺いいたしたい。
【次の発言】 午前中質疑をいたしまして答弁を一応承わつた関係上、引続いて質問いたしますが、答弁によりますと、現行法にある委員の審議会の構成のうちで指定業種に属する事業を営む者、又はその製品にかかる販売業者及び消費……

第16回国会 通商産業委員会 第22号(1953/07/29、3期、緑風会)

○加藤正人君 この修正点は、これは何ですか、委員会で政府に説明を求めても無駄だというわけですか。
【次の発言】 そうすると政府はこの結果どういう現象が現われるかということについてのお考えを伺いたい。
【次の発言】 政府のほうでは実際にチエツクする場合においての影響は大したことはないというようなお考えでありましたが、衆議院においてこの修正案が出るときに、定めしこの修正案を主張した人々からこういうふうに修正することの必要性について述べられたと思うのでありますが、どういうことを主張されておられましたか。
【次の発言】 わかりました。次は第二十条関係でありますが、第二十条に私的独占の禁止及び公正取引の……

第16回国会 通商産業委員会 第23号(1953/08/03、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(加藤正人君) それでは前回に引続きまして硫安工業合理化及び硫安輸出調整臨時措置法案、今日は質疑に入ります。質疑のあるかたはどうぞ。御質疑のかたありませんか。
【次の発言】 大体豊田委員の質問でわかりましたが、日本の硫安と諸外国の硫安と品質的な関係はどうなんでしよう、品質の比較は……。
【次の発言】 主なる競争国というのはどこですか。
【次の発言】 何でも西独はトン当りFOBで四十七ドルで、日本のものか五十九ドルというようなことで、向うのほうが安くなつておる。こういうような値段に開きのあるものは、販売会社が如何にできても、販売会社の販売技術と言うか、能力と言うか、どういう人が当つて、どん……

第18回国会 通商産業委員会 第5号(1953/12/08、3期、緑風会)

○加藤正人君 物価を引下げるということが現在日本経済自立の至大命題であるといたしますれば、物価と賃金、又公務員給与と民間給与の悪循環を断ち切るということが最も何よりもこれは必要でなければならない。併し我が国の高物価は現在までの総合的な財政経済施策の拙劣であつた結果に基くものでありまして、この解決のためにその犠牲を公務員にのみしわ寄せするということは甚だ問題であると思います。この意味におきまして、現行公労法の精神に鑑みましても、現に仲裁裁定が出されております以上、而も資金上、予算上或る程度の実施が可能である以上は、可能なる限度においてこれを実施すべきことは言うまでもないと一応は考えられるのであり……

第19回国会 通商産業委員会 第3号(1954/02/04、3期、緑風会)

○加藤正人君 時間が余りないようですから今日は例を破りまして、質疑応答交互にやることをやめまして、私が申上げたいことをずつと一応申上げます。今豊田委員がおつしやつたように、輸出に対して非常に努力をしなくちやならん国情であることはもう明らかでありまして、私はここ数国会に亘つてこれを叫んでおりましたが、漸く今日政府の施策がこういう方面に重点が置かれるようになつたことは結構だと思いますが、非常に行当つて初めてここに努力をされるというような多少傾向があることを遺憾とするのであります。とにかく今も大臣がおつしやつた通り甚だ輸出振興対策に対する経費なども満足ではないのでありますが、併しまあ一兆億予算で行く……

第19回国会 通商産業委員会 第7号(1954/02/11、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(加藤正人君) 海野君、ちよつと四点くらいで答弁を……。

第19回国会 通商産業委員会 閉会後第7号(1954/09/08、3期、緑風会)

○加藤正人君 この輸出入計画でございますが、この中には近く行われる第二回目の日英支払協定、あの協定の結果に期待するところがあり、それをこの計画の中に織込んでおるということがあるのでしようか。
【次の発言】 同様にこれは三十二年度の目標計画でございますが、三十二年度までにそうなるかどうか存じませんが、ガットに正式に加入できればその結果が相当な期待ができると思うのでありますが、そういう点もまだ具体的には考えておらんのですか。
【次の発言】 それからこの貿易は日本から輸出し、或いは輸入し、又はその相手国が、まあ二つの国が相互に輸出入するというのが普通でありますが、場合によつては第三国も混えたいわゆる……

第19回国会 通商産業委員会 第13号(1954/02/25、3期、緑風会)

○加藤正人君 今度の交渉は非常に長期に亙つて牛場局長その他非常に御苦労でありまして、その点は非常に感謝しております。この交渉の結果もイギリスの二月十日に行われたイギリス会議の情景などを新聞で見ますと、例の左派の闘士であるハロルド・ウイルソンなどが、盛んに修正討論をやつて声涙下つて憤慨しておつたというような状態を見ると、非常にイギリス側がこの交渉の結果損害を招くことになつて、同時に日本側はそれだけ有利な交渉の結果を収めることになるようでありますが、併しながらこれは一年経過して見て、果してその結果においてそうなるかどうかということには、全く種々なる疑義が含まれておるのであります。第一、コロニーのほ……

第19回国会 通商産業委員会 第14号(1954/02/26、3期、緑風会)

○加藤正人君 外貨予算の編成方針までお話が触れていないのですが……。
【次の発言】 政務次官に御質問しますが、こういうことは外交問題に関係しますから言つていいか悪いかわからんのですが、インドネシア向けの出超による焦付きが約一億ドル以上に達しておる。そのために同国向けの輸出を抑制しようとする考えが政府部内にあるということですが、この焦付きの債権とインドネシアに対する今後交渉に入るべき賠償問題との関係について政府はどう考えますか。この焦付きは民間の貿易取引によつて起つた金額でありますから、直ちにこれを政府対政府との賠償というような問題とは混同できないように思いますが、一体向うは恐らく外貨は日本に払……

第19回国会 通商産業委員会 第22号(1954/03/23、3期、緑風会)

○加藤正人君 簡単なことですが、信認金と取引の量とか金額の関係はどういうことになつていますか。
【次の発言】 それじや証拠金はどういう関係……。
【次の発言】 そうなつておるのでしような。そうなければならないと思う。
【次の発言】 関連して……。これはこういう機関が勝手にほうぼうに濫立されたりする弊を矯めるために登録制が許可制になるということも本法改正の狙いの一つだと思うのですが、同時に或る業者がむやみに商品を買いあさつたり売りまくつたりするために市場が非常に激騰暴落するというようなこと、本来の取引所の所期する目的に反するよな現象が起ることがたまたまあるために、例えば綿糸のごときは、メーカーと……

第19回国会 通商産業委員会 第31号(1954/04/13、3期、緑風会)

○加藤正人君 これは何ですか、新設については人員並びに経費の増加を必要としないというが、これが出張所の場所はどうなんです。その家屋はあるのですか。
【次の発言】 これね、この前いつの国会だつたかな、金沢から小松に出張していたことがありますね。それで小松に出張所を設けるといつたときに、非常にやかましく論議されたことがあるのです。これで、やつぱりこれで人員や経費増加の問題、これが最終だといつたようなむずかしい何かことを言つて承認したことがあるのです。たしかね、改進党の境野清雄君などがね、盛んに論議していましたがね。僕らはこれをきめるのに人員や経費の増加することが特に予算とか何とかに又その要するよう……

第19回国会 通商産業委員会 第33号(1954/04/16、3期、緑風会)

○加藤正人君 ちよつと関連して、施業案という内容はどういうことですか。施業案というと、随分広い内容がいろいろあるのですね、通産省の局長にそういうことが適当だ不適当だと認定する能力があるのですか、何か諮問機関に諮つて相談して適当でないと、試掘権者だつて冗談で掘つているのではないでしようが、相当研究して掘つている、それが外部から見て適当であるとかないとかいつて、地の下のことはわからないのだから、どうにもわからないので、むずかしい問題だと思うのです。それが適当でないから変更させるとか、それに従わなければ云々ということがあるが、これはよほどその発言は重大な発言ではないかと思うのです。それほどの能力とあ……

第19回国会 通商産業委員会 第40号(1954/05/17、3期、緑風会)

○加藤正人君 鉱山局長に伺いたいのですが、五百三十七万キロリッターの実績を標準として規制するのでありますが、規制の方法は九月末の在庫量を指示する、それであとは業種別、月別に数量を規制しそれ以上は売らせないようにし、又買わせないようにするというのですが、実際それを実行する方法はどうされるのですか、売らせない、買わせないというのは……。
【次の発言】 これはまあ今西田委員の言われるように、石炭業の危機を救うという、これは国家の経済の上から考慮しなければならんのであります。その規制の方法も大元を締める、ガスの元を締めるようにとめるわけでありますから或る目的は達すると思いますが、この大工場などは協力が……

第19回国会 通商産業委員会 第41号(1954/05/18、3期、緑風会)

○加藤正人君 ここに「硫安工業の合理化」という言葉が謳われてありますが「硫安工業の合理化を促進するため必要があると認めるときは、硫安審議会の意見を聞いて、硫安の生産業者に対し、生産設備及び技術の近代化、企業形態の改善その他の措置を講ずべき旨を勧告することができる。」そしてその場合に「政府は、必要があると認めるときは、硫安の生産業者に対し、硫安工業の合理化を促進するため必要な資金について、融通のあつ旋その他適切な措置を講ずる」というのがありまして、これは今豊田委員が言われたように輸出振興の必要な事業はほかにも幾らもある、特にこういう措置をおとりになつたということについて質問されたのですが、こうい……

第19回国会 通商産業委員会 第43号(1954/05/20、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(加藤正人君) それでは休憩前に引続きまして委員会を開会いたします。  今日は硫安工業合理化及び硫安輸出調整臨時措置法案について質疑を続行したいと思います。質疑のおありのかたは御発言を願います。
【次の発言】 ちよつとお待ち下さい。只今豊田委員の資料に関する御要求に対しましては委員長において適当に取計らいます。只今の御質問は提案者に対しての御質問ですか、政府に対してですか。

第19回国会 通商産業委員会 第44号(1954/05/21、3期、緑風会)

○加藤正人君 中小企業安定法の一部を改正する法律案について提案者に先ず、次に通産大臣に順次質疑をいたしたいと思います。  私は前以てお断りをいたしておきますが、今日日本の経済復興に重要なる役割を果しつつある中小企業の安定、これは最も私賛成でありますが、この法案の施行に伴つて起るであろういろいろな摩擦、不安という点について一応質疑をして円滑なる実施が行われるように期待をして行きたいと思うのであります。この意味において質問をいたしたいと思います。  先ず本提案理由の説明を見ますと、調整組合及び連合会に一種の調整権とでもいうべき権限を与える云々とあるのですが、それは一体本文でどこに明記せられてありま……

第19回国会 通商産業委員会 第48号(1954/05/27、3期、緑風会)

○加藤正人君 私も希望を附しつつ本案に賛成することにいたします。提案理由にもあります通り一部改正する本法律案は企業の濫立を防いで過剰投資の弊に陥らないように国民経済の健全な運行をなす見地の下に立案されるものでありまして、従来の法律が技術立法であつたのを事業法に改めるというのであつて、その意味におきましては消極的な立法精神であります。この意味におきます限りには、この改正法律案でほぼ目的を達し得ると思うのでありますが、今諸君の申されるように、航空機工業の発達の必要性、今後通商、国防その他においてますます世界的に発達して行かなければならんこの事業といたしましては、更に大きな世界的な視野に立つた製造の……

第19回国会 通商産業委員会 第49号(1954/05/28、3期、緑風会)

○加藤正人君 私はこの法案に残念ながら賛成をいたします。只今私は、硫安輸出会社が硫安工業の合理化によりまして、二重価格を解消するということを目途として設立する会社であります。成るほど硫安工業の合理化によつて逐次経営が合理化され、コストが引下げられ、国際価格に鞘寄せすること、大体五年後には四十何ドルかにしようという目標でありまするが、討論中にも私が申しました通り、諸外国の競争会社におきましては、合理化が日々行われつつあるのであります。現にこれらの各国の肥料工業においては、すでに今日において日本よりも合理化されているために日本より安いのであります。然るに日本が今日出発して合理化をする、諸外国が手を……

第19回国会 通商産業委員会 第50号(1954/05/29、3期、緑風会)

○加藤正人君 本日緑風会におきまして私がこの法案が採決になるということを聞いて諸君の意見を徴したのでありますが、なかなか反対意見が多かつたのであります。まあいろいろな中には商工中金の性格について誤解の向きなどもあり、豊田委員から説明があつて了解された点もあつたのでありまするが、根本的には競輪というようなものを存在せしめるということはどうだろう、もう競輪、つまり自転車競技法というようなものを早くなくするということを皆期待しておるにもかかわらず、何かこの寺銭を以て如何にも有意義な方面に使うというようなことから、或いは競輪の延命策にでも役立つというような法案が提案されるということについて、甚だ不満を……

第19回国会 予算委員会 第22号(1954/03/27、3期、緑風会)

○加藤正人君 私は課般協定を見ました日英支払協定に関して関係大臣に質問をいたしたいと思います。これは戎が国の経済に非常に重大な関係を持つておりますので私は質問の焦点をぼかさないためにこの問題に限り専ら質問をせんとするものであります。  最近我が国の外貨事情が特にこの二三カ月来予想外のテンポと巾を以て急激に悪化しましたために、金融の引締めは他の総合的諸施策を待たずにひとりで先行しているのであります。次、二次、三次と急ピッチに強化せられておりまして、この結果その影響の表面化する恐らく五月以降におきましては、メーカーの資金繰りの逼迫のしわが商社に寄せられ、商社の貿易機能は全く麻酔状態に陥らんとする危……

第20回国会 通商産業委員会 第3号(1954/12/06、3期、緑風会)

○加藤正人君 さつきの提案理由の説明に、「都道府県」と書いてあるが、並びに市町村ということにもなるのですか。
【次の発言】 結局地方公共団体というものの最後の負担になるような場合は、どういう場合にどのくらいな負担になるのでしようか。
【次の発言】 そこで、その点はわかりましたが、「保険料の額の二分の一以上の額を金融機関又は保証協会に補給するようにすると共に、この特例法によりまして赤字が生じた場合には一般会計から中小企業信用保険特別会計に繰入れ」と、こういうように、これはその年度末に一度に繰入れることになるのでしようか。
【次の発言】 私は只今まで同僚諸君の賛成せられた趣意即ち中小企業の育成強化……

第21回国会 通商産業委員会 第3号(1955/01/24、3期、緑風会)

○加藤正人君 聞くところによりますと、プラント輸出をするような設備ですね。そういうものは新品でなければいかんという原則があるのですか。
【次の発言】 それは今までいろいろなこりた例もありますね。しかし新品であつて、日本で遊休になつて……。
【次の発言】 それで、しかもそれが改造されておる、そういうものを、はかすのが、日本のためでもありますね。それはいいのですか。
【次の発言】 この綿紡績など初めは多少希望があつたらしいが、近ごろさめたようですね。
【次の発言】 というのは、あそこでは適当な綿花が自給されない、職工の能力も違うというようなことで、ちよつと綿紡績は見込みがないようですね。

第22回国会 商工委員会 第8号(1955/05/24、3期、緑風会)

○加藤正人君 そういう面の人じゃない。そういう面の人の方が必要なんだ。
【次の発言】 関連してちょっと……、この入場者が損をして自暴自棄になっていろいろな犯罪をやるとか、家庭を非常に弱らしておる、あるいはまたそれがために自殺者を生じたというような新聞記事をちょいちょい見るのでありますが、それは入場してそこで券を買ったり何かして起ったことからそういうことが起るのでありますが、どうもわれわれは入場したことがないからよくわからんですけれども、あの前を通ったりすると、何かこうその日の番組みたいなものを売って、盛んにそれによって入りもしないで外でばくち行為のようなものをやっておるやにちょっと自動車で通過……

第22回国会 商工委員会 第10号(1955/05/27、3期、緑風会)

○加藤正人君 私はこれが最後ですから……、実は私個人が経営している会社で、戦争中に魚雷をやっておって、それで終戦でやめになった。私は紡績が主体ですけれども、急にそういう機械技術者など解雇するわけにいかない、それで自転車をやったのです。ところが厄介な仕事なんです。これは自分でやってみると、大量生産をやらぬととてもだめだ、しかもその当時は材料もやみで買い、製品もやみで売る、こういう不愉快な仕事はやめろというので、私は早い期においてやめたのですけれども、その後一般の中小業者が多いのですけれども、これはコストで、企業の経営が成り立っているのが大部分なんでしょうか。あるいはこの輸出なんぞは特にイギリスも……

第22回国会 商工委員会 第20号(1955/06/21、3期、緑風会)

○加藤正人君 私のただいま質問しようとする問題は、ただいま議題となっておる三つの改正法律案そのものではないのでありますが、これに関連を持つ重要な問題と考えております。中小企業の重要性、特に輸出貿易の面における重要性が一般に認識を得るに至って以来、これが保護育成の第一義とも申すべき金融の問題に特に関心を持たれるに至った結果、対中小企業金融機関と称するものの数が非常に多数に上ったにもかかわらず、種々な条件の拘束からいずれもその機能が十分に発揮せられず、いつまでたっても中小企業の金融難の訴えの声が一向減少する様子はなく、むしろ年々増加していく傾向にあるのはまことに不思議であり、かつ大いに遺憾とすると……

第22回国会 商工委員会 第23号(1955/06/28、3期、緑風会)

○加藤正人君 今回提出されました輸出入取引法の一部を改正する法律案、これを現在の貿易事情を考えまして相当重大な意義を持つものとして、われわれは非常に関心を持っておるのであります。漸を追うて改善の跡が見られることば多とするのでありますが、ちょうど昨年輸出入取引法改正に関する案をわれわれが示された当時に、通産当局と会見して、その案が輸出業者の届出を認めておるということは非常に進歩した考え方として大いに賛成であるが、同時に生産者の場合においてはこれの認可ということがはなはだ画龍点睛になっておらぬというような意味で、われわれの意見を申し出たことがあります。その当時当局の言葉として、改革は漸進的にやりた……

第22回国会 商工委員会 第24号(1955/06/30、3期、緑風会)

○加藤正人君 大体河野委員の聞かれた点を伺いたいと思いますが、ああいう答弁を得られればそれでそれはいいのでありますが、農業協同組合には二十九年度に二千万円、三十年度には五千万円入っているようですけれども、一体との今度できるこの法律の中央会にはどれくらい要求されるおつもりですか。
【次の発言】 三十年度。
【次の発言】 それは何を目安にそういう金額が出るんでしょうか。
【次の発言】 半分はどこから出るんでしょう。
【次の発言】 それはおもに設備費とかいうような方面に使われるのですか。
【次の発言】 新聞等によりますと、今度この法案が通っても予算措置がとられていないので、本当の活動は来年に入るんで……

第22回国会 商工委員会 第29号(1955/07/21、3期、緑風会)

○加藤正人君 大沢さんにちょっと伺いますが、今の説明で、あれで満足されましたですか、さっき官僚の天下りとか何とかいう点について、特に質問があれば答えるというお話があった、この際私は質問したいと思いますが、そういう実例があるなら示していただきたい。ああいう御答弁でありましたが、どうですか、それを聞かして下さい。
【次の発言】 承わりますと、その点を法律に盛り込んで審議する前に、すでにもり一定の計画ができておってそれを推進していくのだ、いくように思われると、しかしこの法律は官庁が作るものでなくて国会が作るものとするならば、これは国会もじゃあ官庁となれ合いで一緒に審議を進めたということにとれますが、……

第22回国会 商工委員会 第32号(1955/07/25、3期、緑風会)

○加藤正人君 質問ではありませんけれども、希望を申し上げたいと思います。この法律はだいぶ私が個人的に御相談を受けたのがもう三年くらい前です。ようやく今次日の目を見たような、その間ずいぶん通産者としては御研究になったものと思います。にもかかわらず、今先ほど来承わっておるように、もろもろの疑惑がからまっておるということほど、さようにめんどうなむずかしいことではないけれども、厄介なめんどうな法律だと思うのです。要するに一般消費者を保護するのが目的でありまして、末梢に至るとなかなか厄介です。私はこの法文を議論するとなかなか厄介でありますが、案外説明会等で売る者、買う者にも徹底をするようなことに今後は努……

第22回国会 商工委員会 第35号(1955/07/28、3期、緑風会)

○加藤正人君 いや、まだしますよ。
【次の発言】 私は、ただいま提出されました社会党の修正案には反対します。しかして自由党提出の修正案並びに修正部分を除き衆議院送付案及び自由党提出の付帯決議案に賛成の意を表するものであります。  今やわが国の多年にわたる待望でありましたガットヘの加入もいよいよ目前のこととなって参りました。また国際経済は通貨の自由化を目ざしまして、前提となる貿易及び為替の自由化が着々と推進せられまして、国際経済はいよいよ熾烈化し、本格化しつつある今日、わが国の貿易の秩序を確立し、輸出の伸張をはかるべきことがまさに焦眉の急務と申さねばなりません。この意味におきまして、今回輸出入取……

第24回国会 商工委員会 第14号(1956/03/15、3期、緑風会)

○加藤正人君 政府に伺いますがね。予算総則によると契約総額を三十億にきめた、それが窮屈だからこういう問題になった。これがどうも輸出ドライブと盛んに言っておる政府として、この三十億にきめたという金額は僕らはまことに小さいと思うんだが、これは何ですか、総予算の方の関係でそうなったのか、今のようにこれだけあれば足りるという方からこうなったのか、そういう点はどっちなんですか。
【次の発言】 そこらが僕らと違うのですね。もう少しこれは日本の今の立場が輸出によって生きていくより仕方がないということであり、やはり政府もそれを非常に主張しておられるのですから、その点ちょっとわれわれとしては残念だったと思うので……

第24回国会 商工委員会 第35号(1956/05/24、3期、緑風会)

○加藤正人君 過剰設備がありますために過当競争が行われるのでありまして、その安定をはかるというためにはどうしても過剰設備の処理をしていかなければならない、これは当然の話でございます。今日の繊維産業の持つわが国の重要な輸出産業としての地位から見まして、この安定方策を進めるということは、一繊維業界の問題でなく、広く日本国民経済の問題だと思いまして、これは今さらちょうちょうを要しないところであります。この種の立法化がはかられた意義はまことに大きなものであります。こういう観点から見ますと、この法律はまだ十分とは申しがたいように思われるのであります。しかし、いかに不十分であっても、もしこれが不成立に終る……

第24回国会 商工委員会 第37号(1956/05/26、3期、緑風会)

○加藤正人君 私は緑風会を代表いたしまして衆議院の送付原案及び社会党提出の修正案に対しまして以下若干要望を付しつつ賛成をいたさんとするものであります。従来わが国の輸出貿易に関してはともすると海外からいわゆるダンピングの烙印をおされまして種種の形におきまして差別的待遇を受けてきたことはすでに御承知の通りであります。このようなダンピングの非難をこうむる要因の多くは遺憾ながら繊維製品の輸出に基因するものであったこともまた周知の事実でございます。もっとも、ダンピングの非難もあるいは感情的なもの、あるいは誤解に基くものが多いのでありますけれども、一面またわが国業者の過当なる競争に基因する面のあることも否……

第24回国会 予算委員会 第17号(1956/03/16、3期、緑風会)

○加藤正人君 外務大臣お急ぎのようでありますから、なるべく時間のかからぬように質問いたします。  昨年来アメリカにおきまして、わが国の綿製品の輸入を制限せんとする動きが表面化いたしまして、これが大きな問題となっていることは御承知の通りでありますが、この動きが本年に入って一段と活発になってきたという情報が、現地からもたらされておるのであります。ただに一綿業の問題としてのみならず、わが国の輸出貿易全般に大きな影響をもたらすものとして、また、かつは日米間の友好関係を維持していく上からみても、はなはだ憂慮にたえないのであります。今日アメリカは業者間の問題ばかりでなく、国会に問題が移りつつある。アメリカ……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 商工委員会 第1号(1956/11/16、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長代理(加藤正人君) それではこれより商工委員会を開会いたします。  本日松澤委員長急病のために、委員長の委託によりまして理事互選終了まで私が会議を主宰いたします。この資格は一等年長者という意味だそうであります。  それではこれより理事の互選を行います。先般各派の申し合せによりまして、理事の数は従来通り委員五名につき一名の割合で選任することになっておりますので、従って本委員会の理事は四名ということになりますが、本委員会の理事を四名とすることに御異議はございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  次に、理事互選の方法でありますが、さきに理事の会派割当に……

第25回国会 商工委員会 第2号(1956/11/20、4期、緑風会)

○加藤正人君 この二十四万一千と、差は何ですか、売り場にならん所ですか。ここに書いてあるのは二十四万七千九百五十九……。
【次の発言】 それが二十四万一千平米……。
【次の発言】 今質問はこの床面積などをめぐっての質問程度であって、そのほかはまだこれから説明があるのですか。
【次の発言】 ここにある資料全体にわたって質問していいのですか。
【次の発言】 それじゃ質問……。  この資料の中の二十八年度以降の小売業の売上商について表がありますが、この1・2に分れておる下の欄を見ますと「百貨店および小売商の売上高の小売業売上高に対する比率」という表を見ますと、二十八年、二十九年、三十年度の比率が載っ……

第25回国会 商工委員会 第3号(1956/11/22、4期、緑風会)

○加藤正人君 委員長から御注意があったように、時間が十一時半までということですので、重点的にちょっと大臣に伺いたいのでありますが、ただいま中小産業施策の大綱を承わったのでありますが、その第一に、輸出の増加について非常に強調されておったのでありますが、日本の繊維工業の従来の市場はだんだん狭くなりまして、自然日本の繊維工業は品質を高度化いたしまして、そうして市場を転換して、ぜいたくな生活をしておる国に、量はとにかく、質のいい値段の高いものを売っていくというふうな方法を今日たどりつつあるのであります。そういう方針からいきますと、ワンドル・ブラウスに端を発して、サウスカロライナその他で日貨排斥というか……

第25回国会 商工委員会 第8号(1956/12/13、4期、緑風会)

○加藤正人君 繊維局長に、その後の繊維課税に関する動向はどういうふうになっておるのか懸念にたえませんので、だいぶ方々から聞かれもしますし、私自身も知りたいので、大体どういう過程を踏んでおるか、あの話がどういう過程を踏んでおるか、現状を聞かしていただきたい。
【次の発言】 繊維局長のお立場として、これに対してとかくの批判なり、意見が述べられることは、非常にむずかしいと思いますが、これは非常にわれわれ不適当な、おもしろくない税だと思うのですが、ということは、非常に徴税は簡単で、取る方は楽かもしれんが、しかし、それを払わせられる、対象となる業者は、非常にこれは迷惑する。ただ抽象的に迷惑になるだろうと……

第26回国会 商工委員会 第31号(1957/05/11、4期、緑風会)

○加藤正人君 一点だけ……。指定機関のことについては、ただいま御質問がありましたように、過日の公述人が、みなこれについていろいろな心配を持っておられることを陳述されたのでありますが、そのことに対する今の質問に対して御答弁があったのでありますが、どうもそういう疑いが持たれるのは、一応やむを得ぬのじゃないかと思われる節がまだあるのでありまして、これは今後に徴してみなければ、はっきりしませんが、われわれは依然まだそういう心配を持っておるわけであります。こういう特権的立場に置かれておりまするのが、つまりこの法律によってこういう特権的な立場を一度与えられてしまいますと、自然これが永久化されるというような……

第26回国会 商工委員会 第33号(1957/05/14、4期、緑風会)

○加藤正人君 きのう局長から第十項目に及んでいろいろ御説明が、設備の問題とか、あるいは車券購入に関する賭博性を薄めるということ、それから今いろいろ他の委員が御質問になったような重要な点があると思うのでありますが、これはこの法律が実行される場合には、もちろん重要な問題であるのでありますが、私はこの問題に触れる前に根本問題について質疑をいたしたいと思うのであります。そのことは第二十二国会における付帯決議に関連しておるのであります。一体付帯決議というものは、一つの立法を行うに当っての立法院としての希望を表わしたものである、あるいはまた、その立法に付した条件ででもあるのです。この意味において法律の運用……

第26回国会 商工委員会 第35号(1957/05/16、4期、緑風会)

○加藤正人君 まず、松崎さんにお伺いしたいと思いますが、その前に過日某新聞に出ました記事に対しまして、あなたから御叱正をいただいたことを感謝いたします。ただ、あげておらない所論に対する御批判の仕方、態度、要望というような点には、多少いかがかと思う点もありますが、これはその当否が読者によって判断されることと存じます。しかし、きょうはあなたは当参議院に参考人としておいでを願ったのでありますから、礼儀上そういう点はおきまして、昨日来のあなたの御所見に対する質問をいたしたいと思います。  まず第一に、強制加入の問題でありますが、アウト・サイダーを規制命令によって縛るよりも、組合に入れて話し合いの場を作……

第26回国会 商工委員会 第36号(1957/05/17、4期、緑風会)

○加藤正人君 私は今の御答弁を聞いて、承わってだけ、きょうはおこうと思いましたが、一言申し上げる必要を感じたのであります。おととい私が今度の法案は二十二国会において付帯決議をつけて、そのときの法案を通過せしめたのでありますが、その付帯決議に盛ってある趣旨が、一向今度の法案に入れられておらぬということについて、今のような質問をいたしたところが、政府は競輪審議会に諮ってその答申に基いてこの法案を出したという御答弁であったのであります。そうしますとですね、競輪運営審議会というものは一体どういうものか。政府がこれに相談して、そうしてその答申に基いたとなりますと、その競輪運営審議会というものはどういう性……

第26回国会 商工委員会 第37号(1957/05/18、4期、緑風会)

○加藤正人君 こういう合成ゴムの必要性がだんだん強くなって参りましたので、御説明にもあったのですが、天然ゴムの生産量は、今後増加する見込みは全然ないのでありましょうか。
【次の発言】 そういう権威ある機関の研究なら、確実性は確かにあります。それで、そういう研究がありましても、合成ゴムまで作ってやらなければならぬ、また、しかもその合成ゴムを作る工場を作るにも、なかなかこれがペイすることはむずかしいという意味で、こういう形式の会社を作らざるを得ない。そうなりますと、これに頼るということも、こういう場合ではやむを得ぬけれども、しかしこれほど需要があるものが、そういう事情で一時逼迫しているというなら、……

第26回国会 商工委員会 第38号(1957/05/19、4期、緑風会)

○加藤正人君 私は本法案に反対するものであります。過日も当委員会において私は述べましたが、この改正法案は、なるほど、その内容におきまして、設備の改善であるとか、あるいは射幸性を薄めるという問題とか、車券の販売方法を変えるとか、まあ、いろいろ多少改正されたように感ずる点もないではない。しかしながら、肝心な、そのときも私は読み上げたのでありますが、二十二国会においての付帯決議の第一に「競輪、競馬、オート・レース、モーター・ボート・レース等、一切の射幸的行為は現下の社会情勢にかんがみ、すみやかに禁止もしくは制限せらるべきものであり、特に、競輪について政府は現行制度に検討を加え、その改廃に関し次の通常……

第28回国会 商工委員会 第9号(1958/03/13、4期、緑風会)

○加藤正人君 私は、本案の成立に賛生をいたします。むしろかような法案が提案されたことがおそきに失しておるうらみがあるくらいに考えております。この際一、二の要望をいたしたいと思います。貿易並びに為替管理制度の簡素化に当りまして、従来のLCベースの標準決済方式がはずされて、DA、DT等のLCなしの取引が近く認められることになる由でありますが、このことは必然的に輸出保険制度の利用を促進する結果となるのであります。従って政府は、この機会に保険料金の引き下げ、特にこの点についてはまだまだ引き下げの余地がある。あえて保険財政の独立採算制の考え方自体にメスを入れる要があるくらいと考えておるのでございます。ま……

第28回国会 商工委員会 第10号(1958/03/18、4期、緑風会)

○加藤正人君 私は、この会社が今度はいよいよ発足する機運になりましたことにつきまして、非常に過去の経験から感慨無量なんです。それは、戦争中に陸軍省戦備課から、今、社長になっておる石橋正二郎君と私に合成ゴムを作れという指令がありました。そこで、私の工場を現物出資して、それでいよいよしようというので、石橋君と私が現地に行って視察して、これならよかろうということで、話が進んだんでありますが、現物出資を非常に安く石橋君が見積ったために、なかなか話が進みませんで、一月以上かかってしまいました。で、いよいよこっちも折れて、戦備課の方に二人で受諾に、会いに行こうと思ったときに、電話がかかってきて、あれはやめ……

第28回国会 商工委員会 第11号(1958/03/20、4期、緑風会)

○加藤正人君 ちょっと簡単に。この法律は、この会社はすでにスタートしたようなもので、もう矢は弦を離れておるようなものである。今この設立の根本問題についてとかく申すわけではない。また、私は一昨日申し上げたように、戦時中、石橋君と私は、陸軍から合成ゴムの製造を要請された関係もあり、多少この方面について関心を持っておりますから賛成であります。ただ、御説明を聞いておると、この会社の前途に対して、相当楽観的な御説明である。われわれはすでに、戦時中ではありますが、そういう要請を受けたときに、石橋君と一カ月以上もかかって論議を費してみたように、非常に困難な事業だということを前提として話をした経験から見ると、……

第28回国会 商工委員会 第16号(1958/04/08、4期、緑風会)

○加藤正人君 簡単に三点ばかりお尋ねいたします。運営審議会のことについては、各委員からいろいろな御質問があって大がい尽されておる。このジェトロの改組された後の振興会の仕事がうまくいくかどうかということは、全くこの運営審議会の活動いかんによると思うのであります。これを機動性、弾力性を活発にしていくようにするためには、どうしてもこの力による必要があると思うのであります。この法案によりますと、この委員会に諮問のない、理事長から諮問のない場合には、積極的に、また能動的に意見が述べられるように、こういう建前になっていないようであります。従って、この運営委員会を権威づけるためには、審議会に必ずこういう事項……

第28回国会 商工委員会 第18号(1958/04/10、4期、緑風会)

○加藤正人君 ただいま小西委員の御質問になっていることは、非常に重大な問題を含んでおると思うのであります。この提案理由にも書いてあります通り、非常に将来の工業発展を考えますと、第一に事業の性質によって、程度は違いますけれども、大体大きな水を要する事業が非常に多くなりつつあるわけであります。工業会社でもずいぶん大きな工場敷地を現に持っていても、それが水を特に要する事業を開始する場合には、その地所を使うことができないで、ほかに水の豊富なところに敷地を求めるというような工合で、だんだんとそういう条件に当てはまる地域が少くなりつつあることは、これは事実なんです。現にある工場、これは今小西委員の言われた……

第28回国会 商工委員会 第19号(1958/04/15、4期、緑風会)

○加藤正人君 この改正案の提案理由を見ますと、これはわが国の石炭鉱業の現状及びエネルギーの需要の趨勢にかんがみてこの改正案を出したというふうにうたわれてあるのでありますが、エネルギーの需要の趨勢にかんがみということになっておりますが、エネルギーにはいろいろな種類がありますが、特に従来石炭の需給は、いろいろな点から、重油の輸入の消長と対照的になっておる場合がありますので、従来、政府の燃料対策が非常にぐらつきまして、ある場合には、各工業に重油の使用を奨励して、各企業がこの燃焼の設備を相当な資金をかけて実施したという直後に、また政府の政策が変って、石炭の増産を奨励したような場合には、重油の使用を規制……

第28回国会 予算委員会 第13号(1958/03/17、4期、緑風会)

○加藤正人君 貿易並びに為替管理の簡素化の問題について大蔵大臣に伺いますが、政府ではほぼ成案を得て四月から実施に移す方針であるやに聞いておるのでありますが、まず、その大要はどういうものでありますか、伺いたいと思います。
【次の発言】 この問題に関する大蔵大臣の御所見は今伺いましたが、今触れられました輸出標準決済方式の問題につきまして通産大臣から伺いたいのでありますが、このLC主義の標準決済の方式を外して、DAであるとかDP等のLCなしの取引を認めるということにつきましては、国際取引の趨勢から見ましてまことにやむを得ないと思います。趣旨としてはけつこうでありますが、他面従来はわが国が厳格なLC主……

第31回国会 大蔵委員会 第5号(1959/02/06、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) それでは、ただいまから委員会を開会いたします。  議事に入ります前に、一言ごあいさつを申し上げます。  不肖私が今回本委員会の委員長の席を汚すことに相なりました。まことに微力でございますが、皆さんの御協力によりまして、また御鞭撻によりまして、重責を果したいと思います。何とぞよろしくお願いいたします。  この際、お諮りいたします。  西川君から、都合によりまして理事を辞任したい旨のお申し出がありましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。  つきましては、これにより直ちにその補欠互選を行いたいと存じます。互選の方法は、成規の……

第31回国会 大蔵委員会 第6号(1959/02/12、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  まず、委員の変更について報告いたします。  本日付をもちまして塩見俊二君、廣瀬久忠君及び林田正治君が辞任されましてその補欠として前田佳都男君と高橋衛君及び高橋進太郎君がそれぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 これから、昭和三十三年分の所得税の確定申告書の提出期限等の特例に関する法律案を議題とし、これより質疑に入ります。  御質疑のある方は、順次、御発言を願います。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――他に御質疑もなければ、これにて質疑は尽きたものと認めて御異議ありませんか。

第31回国会 大蔵委員会 第7号(1959/02/17、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  まず、委員の変更について報告をいたします。  本日付、林田正治君及び井上知治君が辞任されまして、その補欠として石坂豊一君及び斎藤昇君が委員に選任されました。
【次の発言】 接収貴金属等の処理に関する法律案を議題に供します。  本法案につきましては、前国会において補足説明を聴取いたしておりますが、その後本委員会の委員の変更も多少ございますので、あらためて簡単にその補足説明を聴取することにいたします。
【次の発言】 では、これより秘密会に移ります。    午後二時三十八分秘密会に移る

第31回国会 大蔵委員会 第8号(1959/02/19、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  委員会を代表いたしまして、参考人の方に委員長から一言ごあいさを申し上げます。  当委員会におきましては、目下、企業資本充実のための資産再評価等の特別措置法の一部を改正する法律案及び株式会社の再評価積立金の資本組入に関する法律の一部を改正する法律案について、慎重に審議を進めておりますが、本日は特に、審査の一環といたしまして、参考人の方に御出席をお願いした次第でございます。参考人の方には、御多用中、せっかく御出席をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。  これよりさっそく両案に対する御意見を拝聴いたしたいと存じますが、当委員会といたしまし……

第31回国会 大蔵委員会 第9号(1959/02/24、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  企業資本充実のための資産再評価等の特別措置法の一部を改正する法律案及び株式会社の再評価積立金の資本組入に関する法律の一部を改正する法律案を一括議題とし、これから質疑を行います。  質疑のある方は、順次、御発言を願います。
【次の発言】 御質問が別にないようでありましたら、質疑は次回に譲ります。
【次の発言】 次に、接収貴金属の処理に関する法律案を議題といたしまして、質疑を行います。  質疑のある方は、順次、御発言を願います。
【次の発言】 それでは、次は、租税特別措置法の一部を改正する法律案、国有財産法第十三条第二項の規定に基き、国会の……

第31回国会 大蔵委員会 第11号(1959/02/27、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  まず、委員の変更について御報告いたします。本日梶原茂嘉君及び前田久吉君が辞任されまして、その補欠として近藤鶴代君及び杉山昌作君が選任されました。
【次の発言】 ほどなく大田が出席されますので、ちょっと順序を変えまして、最初に、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とパキスタンとの間の条約の実施に伴う所得税法の特例等に関する法律案を議題とし、提案理由の趣旨説明及び補足説明を聴取いたします。
【次の発言】 塩崎税制第一課長に補足説明を願います。
【次の発言】 質疑は後日に譲ります。

第31回国会 大蔵委員会 第12号(1959/03/03、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開会いたします。  まず、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とノールウェーとの間の条約の実施に伴う所得税法の特例等に関する法律案、国税徴収法案、国税徴収法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案、塩業整備臨時措置法案、厚生保険特別会計法等の一部を改正する法律案、以上五件を一括議題とし、順次、提案理由の趣旨説明を聴取することといたします。
【次の発言】 右各案に対する補足説明並びに質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 ここで、委員の変更について御報告申し上げます。  本日付をもちまして、林田正治君及び井上知治君が辞任し……

第31回国会 大蔵委員会 第13号(1959/03/05、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) これより委員会を開会いたします。  初めに、委員の異動について御報告いたします。本日小林孝平君、青木一男君、岡崎真一君、梶原茂嘉君、前田久吉君、林田正治君が辞任されまして、その補欠として小笠原二三男君、大沢雄一君、江藤智君、平島敏夫君、杉山昌作君、植竹春彦君が就任されました。
【次の発言】 次に、酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  提案理由の趣旨説明を聴取いたします。
【次の発言】 本案に対する補足説明並びに質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、特別鉱害復旧特別会計法を廃止する法律案、昭和二十八年度から昭和三十三年度……

第31回国会 大蔵委員会 第14号(1959/03/06、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) これより委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  三月六日付をもって、小酒井義男君、井上知治君が辞任されて、その補欠として島清君、田中啓一君が選任されました。
【次の発言】 まず、国有財産法第十三条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件を議題といたします。
【次の発言】 他に御発言もなければ、これにて質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御意見もなければ、これにて討論は終局したものと認めて御異議ございま……

第31回国会 大蔵委員会 第15号(1959/03/10、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  委員の異動について御報告をいたします。本日付をもちまして、委員青木一男君、林田正治君が辞任せられ、その補欠として松野孝一君、稲浦鹿藏君が委員に選任されました。
【次の発言】 では、接収貴金属等の処理に関する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、質疑を続行いたします。御質疑のある方は御発言を願います。
【次の発言】 なかなか複雑ですから、即座にお答えするわけには参りませんが、しかし、この間うちからの質問を全部拝聴していますと、だいぶ長い歴史を持った法案でありまするから、いろいろとあなた方の御主張は十分徹底していると思いますから、こ……

第31回国会 大蔵委員会 第16号(1959/03/13、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開会いたします。  まず、糸価安定特別会計において昭和三十三年産の生糸及び繭を買い入れるための経費の支払財源の一部に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案、糸価安定特別会計法の一部を改正する法律案、以上一案を一括して議題に供します。  質疑のある方は、順次、御発言を願います。
【次の発言】 大澤局長の答弁はいいですか。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とパキスタンとの間の条約の実施に伴う所得税法の特例等に関する法律案、所得に対する租税に関……

第31回国会 大蔵委員会 第17号(1959/03/17、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) これから大蔵委員会を開会します。  委員の異動を御報告いたします。三月十七日付をもって委員井上知治君、林田正治君、岡崎真一君、梶原茂嘉君が辞任されまして、その補欠として苫米地英俊君、鶴見祐輔君、笹森順造君、中野文門君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、賠償等特殊債務処理特別会計法の一部を改正する法律案及び所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とデンマーク王国との間の条約の実施に伴う所得税法の特例等に関する法律案、以上両案を一括議題といたし、順次、提案理由の説明を聴取いたします。

第31回国会 大蔵委員会 第18号(1959/03/19、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。本日付をもって林田正治君、井上知治君、廣瀬久忠君が辞任せられ、その補欠として川村松助君、下條康麿君、吉江勝保君が委員に選任せられました。
【次の発言】 関税定率法の一部を改正する法律案、砂糖消費税法の一部を改正する法律案、以上両案を一括して議題といたします。  両案に対し質疑のある方は御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、これにて両案に対する質疑は尽きたものと認めて御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  関税定率法の一部を改正する法律案の討論に入りま……

第31回国会 大蔵委員会 第19号(1959/03/20、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告申し上げます。本日付をもって委員吉江勝保君、小山邦太郎君、宮澤喜一君、木内四郎君、梶原茂嘉君、岡崎真一君が辞任されました。その補欠として江藤智君、山本利壽君、大谷藤之介君、重宗雄三君、高野一夫君、後藤義隆君が委員に選任されました。
【次の発言】 国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  提案理由の趣旨説明を聴取することにいたします。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ります。

第31回国会 大蔵委員会 第20号(1959/03/24、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  まず、委員の異動ついて御報告いたしますが、本日付をもって井上知治君、林田正治君が辞任されまして、その補欠として笹森順造君、苫米地英俊君が委員に任命されました。
【次の発言】 糸価安定特別会計において昭和三十三年度の生糸及び繭を買い入れるための経費の支払財源の一部に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案、糸価安定特別会計法の一部を改正する法律案、以上両案を一括議題といたします。  御質疑のある方は、順次、御発言を願います。
【次の発言】 委員の異動を追加して申し上げます。  ただいま梶原茂嘉君が辞任され、その補欠として剱木亨弘君……

第31回国会 大蔵委員会 第21号(1959/03/26、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  まず、委員の異動について御報告いたします。本日付をもちまして委員前田久吉君、林田正治君、岡崎真一君、井上知治君が辞任されました。その補欠として杉山昌作君、江藤智君、小山邦太郎君、下條康麿君が委員に選任されました。
【次の発言】 なお、土田國太郎君が、三月二十四日をもって委員を辞任されましたが、三月二十五日付をもって大蔵委員に選任されましたので、委員長は、先例に従い、成規の手続を省略し、あらためて理事に土田國太郎君を指名いたします。
【次の発言】 関税定率法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案、……

第31回国会 大蔵委員会 第22号(1959/03/27、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  まず、委員の異動について御報告いたします。本日付をもって委員江藤智君、青木一男君、廣瀬久忠君、梶原茂嘉君、木内四郎君が辞任されましてその補欠として松野孝一君、井上清一君、森田義衞君、白井勇君、上原正吉君が委員に選任せられました。
【次の発言】 まず、連合審査会に関する件についてお諮りいたします。  揮発油税法の一部を改正する法律案について、三月三十日、運輸、建設両委員会と連合審査会を開会することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、連合審査会は定刻に開会し、午前中にこれを終了し、午後は本委員会を開会いた……

第31回国会 大蔵委員会 第23号(1959/03/30、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  まず、委員の異動について御報告いたします。本日付をもって委員戸叶武君、井上知治君、林田正治君、岡崎真一君、鈴木万平君、木内四郎君、廣瀬久忠君が辞任されまして、その補欠として小笠原二三男君、江藤智君、西岡ハル君、佐藤清一郎君、梶原茂嘉君、上林忠次君、前田佳都男君が選任せられました。
【次の発言】 関税定率法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案外七件の税法関係の法律案を一括して議題といたします。  まず、物品税法の一部を改正する法律案及び入場税法の一部を改正する法律案に対する衆議院における修正点について、説明を聴取いたしたいと存じます……

第31回国会 大蔵委員会 第24号(1959/03/31、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  議事に入る前に、参考人の方に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は御多忙中のところ出席いただきまして、委員会を代表して私から厚く御礼を申し上げます。  揮発油税法の一部を改正する法律案につきましては、昨日運輸、建設両委員会と連合審査会を開きまして審議を行いましたが、さらに明日も引き続き、同連合審査会を開会する予定になっておる状況でございます。このように、本院におきましてはこの法律案について慎重に審議を進めておりますが、何分にもこの法律案はその影響するところが大きく広く、建設省で立案されておる道路整備五ヵ年計画とも関連がありますので、さ……

第31回国会 大蔵委員会 第25号(1959/04/07、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開会いたします。  昨六日付をもって委員平島敏夫君、森田豊壽君、柴谷要君、小林孝平君が辞任し、その補欠として柴野和喜夫君、林田正治君、野溝勝君、椿繁夫君が委員に選任せられました。
【次の発言】 これより揮発油税法の一部を改正する法律案外三件の税関係法律案を一括議題といたします。  御質疑のある方は、順次、御発言を願います。  ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告申し上げます。本日付をもって林田正治君、木内四郎君、佐藤清一郎君、青木一男君が辞任されまして、その補欠として下條康麿……

第31回国会 大蔵委員会 第27号(1959/04/28、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  まず、委員の異動について御報告いたします。本日付をもって井上知治君、岡崎真一君、廣瀬久忠君が辞任されまして、その補欠として西田信一君、江藤智君、小幡治和君が委員に選任せられました。
【次の発言】 連合国財産の返還等に伴う損失の処理等に関する法律案を議題といたします。  御質疑のある方は、順次、御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 ちょっと、この際委員の異動について追加御報告いたします。ただいま委員苫米地義三君が辞任されまして、その補欠として吉江勝保君が委員に選任されました。


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 大蔵委員会 第1号(1959/07/02、5期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日付をもって、迫水久常君、西田信一君、横川正市君が辞任されまして、その補欠として青木一男君、林屋亀次郎君、平林剛君が委員に選任されました。
【次の発言】 これから理事の互選を行います。  当委員会の理事の数は五名でございますが、現在、山本委員、大矢委員、天坊委員が理事でございますので、残る二名の理事の互選を行いたいと存じます。  理事の互選の方法でありますが、前例に従いまして、成規の手続を省略して、便宜その指名を委員長に御一任願うことに御異議ございませんか。

第32回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1959/08/31、5期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから開会いたします。  まず、関税行政についての御質疑のある方は御発言を願います。
【次の発言】 別にほかに関税行政についての御質問は……。
【次の発言】 別に御質問ございませんか。――別に御質問がなければ、次に移ります。
【次の発言】 次に、専売事業についての御質疑のある方は、順次、御発言を願います。
【次の発言】 他に御質問ございませんですか。  では、今日はこれをもって散会いたします。    午後零時三十一分散会

第32回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1959/09/01、5期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  これより財政金融一般について質疑していただくわけでありますが、佐藤大蔵大臣は、所用のため、三時半ごろ退席いたしたいということでありますので、この点お含みの上、大蔵大臣に対し御質疑を願いたいと存じます。  御質疑のある方は、順次、御発言を願います。
【次の発言】 それでは、時間が過ぎておりますから、これをもって散会いたします。    午後三時四十六分散会

第33回国会 大蔵委員会 第2号(1959/11/10、5期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取することといたします。
【次の発言】 これより質疑に入ります。御質疑のある方は、順次、御発言を願います。
【次の発言】 別に御質問がなければ、本日はこの程度で散会したいと思います。    午前十一時四十三分散会

第33回国会 大蔵委員会 第3号(1959/11/19、5期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) それでは、ただいまから委員会を開きます。  まず第一に、十八日付をもって、委員のうち、植竹春彦君が辞任されまして、その補欠として前田久吉君が委員に選任せられました。
【次の発言】 これより、法人税法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取することにいたします。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 これより、酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  御質疑のある方は、順次、御発言を願います。

第33回国会 大蔵委員会 第4号(1959/11/26、5期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を聞きます。  酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行ないます。質疑のある方は、順次、御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  他に御発言もないようでありますから、質疑は尽きたものと認めて御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、これより討論に入ります。  御意見のある方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。なお、修正意見のある方は、討論中にお述べを願います。
【次の発言】 他に御意見もないようでございますから、討論は終局……

第33回国会 大蔵委員会 第5号(1959/12/01、5期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  法人税法の一部を改正する法律案を議題といたします。  御質疑のある方は、順次、御発言を願います。
【次の発言】 これは災害立法でありますから、ほかに御質問がなければいかがでしょうか。  ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  別に御発言もなければ、これで質疑は打ち切ったものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  これより討論に入ります。御意見のある方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に発言もなければ、これにも討論は終結したものと認めて御異議ございませんか。

第33回国会 大蔵委員会 第6号(1959/12/14、5期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  まず、委員の異動について報告をいたします。去る十二月十日付をもって理事の上林忠次君が委員を辞任され、十二月十二日付をもって大蔵委員に選任されました。本日、木暮武太夫君が委員を辞任され、後藤義隆君が選任されました。  右の結果、上林君は理事の資格を失うことになりましたので、委員長は前例に従い、成規の手続を省略し、再び理事に上林君を指名いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、専売事業に関する件を議題といたします。  前回の委員会で御質疑がありました……

第33回国会 予算委員会 第5号(1959/11/18、5期、緑風会)

○加藤正人君 人道問題などという声があるようでありますから、できるだけ私は、時間をセーブするために、口早に読み上げるような調子で質問をいたします。  私に対する、この問題に対するお答えは、非常に簡単なことでありますから、先ほどの外務大臣との応答のうちにニュアンスがどうとかいうような、ああいう複雑なことは起こって参りません。そういう意味で一つ、やるとかやらぬとか、反対だというようなお答えでけっこうであります。あらかじめ申し上げておきます。私は、貿易と為替の自由化という点に焦点を集めまして、以下数点にわたって、総理並びに関係大臣に質疑をいたしたいと思います。  IMFあるいはガットの総会を契機とい……

第34回国会 商工委員会 第17号(1960/03/29、5期、参議院同志会)

○加藤正人君 この「経常上利益を生じた」というこの利益というのは、どういう種類の利益ですか。
【次の発言】 そうすると、利益というようなことよりか、余裕金ぐらいの程度のものでしょうね、これは。
【次の発言】 今、予測はできませんが、将来まあ非常に都合よくいろいろなものが発展していって、そういうような余裕金なども相当たまるようなことになり得ることもあるいはあるかもしれませんが、最後に解散のときに出資金に応じて分配する、残余財産を。「前項の規定により各出資者に分配することができる額は、その出資額を限度とする。」ということになりますと、万一、余裕金が相当の額に達したときには、出資額を限度とすると、自……

第34回国会 大蔵委員会 第1号(1959/12/29、5期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  今国会におきましても、前国会と同様に、租税及び金融等に関する調査のため調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、要求書の作成及び手続等は委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 では、さように決定いたします。
【次の発言】 この際、重ねてお諮りいたしますが、自然休会中における現地の実状調査のための委員派遣に関しましては、委員長及び理事に御一任を願いたいと存じますが、御異議ござ……

第34回国会 大蔵委員会 第2号(1960/02/11、5期、参議院同志会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  まず、委員の異動について報告をいたします。二月五日付をもって委員野坂参三君が辞任され、その補欠として須藤五郎君が委員に選任せられました。
【次の発言】 平林君から都合によりまして理事を辞任したい旨の申し出がありましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じます。  互選の方法は、前例によりまして、成規の手続を省略し、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第34回国会 大蔵委員会 第3号(1960/02/18、5期、参議院同志会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  まず、御報告いたします。二月十六日付で委員を辞任されました大矢君が、十七日付をもって大蔵委員に選任されました。  この結果、大矢君は理事の資格を失うことになりましたので、委員長は、前例に従いまして、この際理事に大矢君を指名いたします。
【次の発言】 これより、船主相互保険組合法の一部を改正する法律案外三件について、順次、提案理由の説明を聴取することにいたします。
【次の発言】 これらの法律案に関する補足説明並びに質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、税制改正に関する件を議題といたします。  御質疑のある方は、順次御発言を願います。

第34回国会 大蔵委員会 第4号(1960/02/25、5期、参議院同志会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから委員会を開きます。  まず、委員の変更について御報告いたします。大矢君は二月二十二日委員を辞任されましたが、二月二十四百付をもって大蔵委員に選任せられました。  つきましては、委員長は、前例に従い、この際、理事に大矢君を指名いたします。
【次の発言】 これより、日本開発銀行法の一部を改正する法律案外五件について順次、提案理由の説明を聴取することといたします。
【次の発言】 これらの法律案に対する補足説明並びに質疑は、後日に譲ります。
【次の発言】 これより、貿易の自由化に関する件について、経済企画庁当局から説明を聴取することにいたします。  荘貿易為替課長、……

第34回国会 予算委員会 第23号(1960/03/31、5期、参議院同志会)

○加藤正人君 まず最初に伺いたいのは、わが国固有の領土である南千島、択捉、国後等は確保するという政府与党の従来の主張は、今日もなお何ら変更されていないと私は承知しているのでありますが、はたしてそうであるかどうかということを、この際総理から明快にお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま総理のおっしゃったようだといたしますと、私のはなはだ不思議に思いますのは、最近与党内の一部に、日ソ平和条約を締結するためには、ますそのネックになっている択捉、国後の領有は放棄してもいいというような発言がありましたが、私はこれを新聞で承知して、まことに驚愕した一人であります。これは全くわが民族感情を無視し……

第38回国会 商工委員会 第24号(1961/05/18、5期、参議院同志会)

○加藤正人君 ちょっと簡単に一点だけ。最近全国至るところにコンビナートができまして、諸方に問題をかもしているようであります。その中でも、今候補地になっている西宮に問題があるのであります。特に同地方はいわゆる灘五郷、代表的な酒の醸造元の多いところであります。それが今椿委員の言われた用水に非常に影響を来たすのであります。あの辺は昔から宮水といって、これは化学的に分析すればどういう結果で豊潤な酒のもとをなすかということは、まだきわめてないようでありますが、とにかく、ほかの水よりもいい液ができることは御承知の通りであります。ところが近くに今、日本石油を中心としたコンビナートができかけております。これで……



各種会議発言一覧

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・通商産業・予算連合委員会 第1号(1950/07/18、2期、緑風会)

○加藤正人君 この附加価値税の問題でありますが、徴税技術に関することについてちよつと承わりたいと思います。附加価値税については従来地方自治庁の案によりますと、その課税対象が明確でなく、理論上附加価値と認められないものまで混入するというような危殆があるのであります。即ち地方自治庁案の控除式方式をそのまま採られるのであるか。税率等の問題も相当無論重大でありまするが、業者の納税手続というものが非常に煩雑になりまして、この点から非常に困難を予想されるのであります。若しこれを加算方式といたしますと、損益計算上の利益に棚下し資産及び固定資産の増減並びに減価償却についての調整を加えて、附加価値上の利益を算定……

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・通商産業・予算連合委員会 第2号(1950/07/19、2期、緑風会)

○加藤正人君 附加価値税二十五年度の徴税予定額は四百二十億ということになつておりますが、その予定徴税額を上げるために四%の税率を適用される、いろいろ方々の経済団体党で調査いたしますと四%では少し超過……少しじやない、大分徴税額が超過するのじやないかという研究をされておるのであります。この点について政府はどうお考えになりますか。
【次の発言】 そうするとこの課税客体はどのくらい見ておられるのですか。
【次の発言】 どのくらいですか。
【次の発言】 つまりそれに対して四%をかけたら果してどのくらいあるか。
【次の発言】 ざつと二兆になるのですか。

第13回国会 経済安定・通商産業連合委員会 第4号(1952/06/11、2期、緑風会)

○加藤正人君 多田さんにお伺いいたします。この修正案を拝見しましたが、私のほうもかねて修正案を用意しておつたのでありますけれども、大分この前も何したのでありますが、幾分手ぬるいような感じがいたすのであります。併しだんだんいろいろ、お話を承わつて見たり、いろいろな客観情勢に鑑みまして早急にこれを我々の思う通りに修正するということが、必ずしもすべての点において有利でないというようなデリケートな点もありますことを考えますと、今多田さんから御説明になりました程度の修正で今回は我慢をしておくよりいたしかたないように私個人としては今は考えておるわけであります。併しそれはその修正の根本に触れる問題ではないの……

第13回国会 通商産業・大蔵・経済安定連合委員会 第1号(1951/12/12、2期、緑風会)

○加藤正人君 第二章の三條でありますが、試験研究者に対する補助金の何でありますが、これは例えば機械設備等の試作というような発明的なものに限るのでありまして、海外が、すでに特に米国などは非常に発達しておるのであります。業種によつては約三十年も日本は遅れておるというようなときに、今から試作研究に補助するというようなことを言つておつては、アメリカなどでは三十年も進んでおるというようなものに対して、ぼつぼつ今から研究にかかるというようなことで、この法案提出の趣意に副うような結果が得られるのであろうか、どうか。先ず第一に我々はすでに相当高度に発達しておるアメリカの機械設備を輸入して、そうして日本のベーシ……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 経済安定・通商産業連合委員会 第2号(1953/07/14、3期、緑風会)

○加藤正人君 独占がもたらす弊害を防ぎ、取引の公正を確保し、又公共の利益を擁護せねばならんというこの独禁法の理念は、資本主義の繁栄を維持する上からいつても、その安全弁としても、絶対必要なものであることは、今更申すまでもないのでありますが、併し現行法の下においては極めて観念的になつております。又固定的なものの考え方がそりままやはり今回の改正案にも貫かれておるという点は、前々、この前も私が甚だ残念に思つたのでありますが、今通産当局の言われたようにこの法律に対する考え方も、カルテルは絶対に罪悪であるというのと、これは時の政治、経済の推移に従つて自然発生的に要望が起るものであるという考え方と二つあると……


4期(1956/07/08〜)

第31回国会 大蔵・運輸・建設委員会連合審査会 第1号(1959/03/30、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) ただいまから大蔵・運輸建設委員会連合審査会を開会いたします。  前例によりまして、私が連合審査会の委員長の職を勤めさせていただきます。  前もって御了解を得ておきましたのでありますが、午後は大蔵委員会を開催することになっております。しかし、当審査会の開会が非常におくれましたので、自然物理的にこれもおくれざるを得ないと存じますけれども、なるべく御協力を願っておきます。  それでは、揮発油税法の一部を改正する法律案を議題といたします。本法案については、大蔵委員会においてすでに提案理由の趣旨説明を聴取しておりますが、本審査会の審議の便宜のため、あらためて提案理由の趣旨説明を聴……

第31回国会 大蔵・運輸・建設委員会連合審査会 第2号(1959/04/01、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(加藤正人君) それでは、ただいまから大蔵・運輸・建設・連合審査会を開きます。  前回に引き続き、揮発油税法の一部を改正する法律案に対し質疑を続行いたします。  前回は、大倉委員の質疑中に散会となりました関係上、今日は最初に大倉委員の質疑を続行していただきます。
【次の発言】 ここで一応議事の整理をしたいと思います。関連関連で、村上君の質問が妙なことになります。村上君に最後の結びをつけていただいて、御参考に申し上げますが、次は柴谷君に戻ります。それから岩間君、相澤君、こういう順序になっております。  それから、政府の御答弁も、御丁寧ははなはだけっこうですが、時間の関係上、なるべく簡潔に……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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