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常岡一郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

常岡一郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは常岡一郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。常岡一郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第10回国会 厚生委員会 第37号(1951/06/01、2期、緑風会)

○常岡一郎君 本案に対する修正の動議を提出いたします。その案文はあらかじめ委員長宛に提出いたしておりますのでございます。
【次の発言】 朗読いたします。    医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律案に対する修正案医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律案を次のように修正する。   第一條中第二十二條の改正規定を次のように改める。    第二十二條を次のように改める。   第二十二條 医師は、患者に対し治療上薬剤を調剤して投與する必要があると認める場合には、患者又は現にその看護に当つている者に対して処方せんを交付しなければならない。但し、省令の定めるところにより処方せんを交付……

第13回国会 決算委員会 第5号(1952/02/05、2期、緑風会)

○常岡一郎君 動議の採決に当りまして一言申述べたいと思いますが、議論は両方ともよく我々は意のあるところはわかりますが、併し一番重要な審議が、二十四年度の審議が遅れて、本筋に行かないということも心配されます。併しながら委員会の権威ということから考えましても、先ほど棚橋委員からの御説も御尤もだと思いますが、この打切りをしないで、検察庁を呼んでお尋ねいたしまして、そうしてそれが又長くなりますというと、決算委員会の本筋が遅れるということを非常に心配いたしますので、できますならば、この呼びますことによつてそれ以上に若し問題が残るようでありましたらば、法務委員会などに廻すとか、或いは何かそういうふうな方法……

第15回国会 厚生委員会 第1号(1952/11/05、2期、緑風会)

○常岡一郎君 理事の互選の方法について動議を提出いたします。理事選出の方法は成規の手続を省略し、委員長の指名によられんことの動議を提出いたします。

第15回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第5号(1953/03/12、2期、緑風会)

○常岡一郎君 実は只今私も感謝しておるものでありますが、今の問題でやはり一番根本的な三万人の引揚が遅れるか遅れないかという大変な問題と、三団体の代表が向うへ行つて事務をとることの比重が余りに違い過ぎるということを不安に思うのであります。それからその点で一番最初にお話がありました非常に友好的に親しく会談が進められたとおつしやつたので、非常に私は初め喜んでおつたんですが、今そういうお話を承わりますというと、やはり一つの花が咲くためにも環境の温かさというものが必要でありますように、会議が進められるには、どうしてもその環境がどういう環境であつたかということが非常に関係するものだと思います。民主国家の主……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1953/10/12、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(常岡一郎君) 只今から厚生委員会を開きます。  理事補欠互選の件を議題といたします。前理事大谷瑩潤君は八月十日厚生委員辞任のため、理事一名欠員となつておりますので、その後任を互選いたしたいと存じます。
【次の発言】 只今の中山君の動議の通りにいたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないものと認めます。  それでは前理事大谷瑩潤君の補欠として大谷瑩潤君を指名いたします。  速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。農林省のかたがまだ見えませんので、厚生省に対して先に質疑を願います。
【次の発言】 只今山下委員の動議の通りにやらして頂きたいと思いますが、如何でし……

第16回国会 厚生委員会 第4号(1953/06/25、3期、緑風会)

○常岡一郎君 私はあえて大臣の御答弁をお願いするほど大きい問題ではないと思いますけれども、これが現下の日本の情勢、置かれております微妙な立場から、非常に大事なものだと思いますので、あえてお尋ねするわけであります。それは御承知の通り中共の邦人の引揚げますにつきましても大分ごたごたしておりますことは、新聞でも報ぜられておりますように、国がMSAの受入れとか、或いは再軍備の方向に進むような状態が感ぜられても、表面になかなか出て来ないで、虚を突いて来るといつたような一つの動きが出て来るのではないかと考えられますが、それが中共引揚げの今度の場合にも何らか感ぜられるような、常識上了解に苦しむような点が随分……

第16回国会 厚生委員会 第8号(1953/07/03、3期、緑風会)

○常岡一郎君 児童福祉施設の問題についてちよつとお尋ねしたいのですが、平衡交付金がありました時代には各県によつて児童養護施設というものが非常に差があつたように思います。ところが国家が直接取扱うようになりまして平衡交付金から削除された。従つて養護施設に入らなければならぬ子供がたくさんあるのに、県によつてはそういう金のかかることは余りしないでおつたような傾向があるのでありまして、これは平衡交付金から転換されましてから福祉児童というものが非常に殖えたほうでありますかどうですか。
【次の発言】 それは神奈川県などの場合は非常に施設が多いのです。福岡県などの場合は非常に少かつたので、当時どちらかというと……

第16回国会 厚生委員会 第11号(1953/07/08、3期、緑風会)

○常岡一郎君 質疑もたくさんあると思いますが、今日はこのくらいにして頂きまして、らいに関する小委員会を設置するの動議を提出し、その小委員の数なり、小委員の指名なりは、委員長に一任することの動議を提出いたします。

第16回国会 厚生委員会 第23号(1953/07/29、3期、緑風会)

○常岡一郎君 質疑は大体尽きたように思いますが……。
【次の発言】 私はこの原案に賛成をいたしますが、併し第十三条の規定などを見ました場合に、若しこれが運用を誤りますというと、非常に気の毒な人が出て来るのではないかと、こういうふうに考えられますので、そういうことのないためには、どうしても実情究明調査の徹底を期さなければならないと考えますので、次の附帯決議を付することの動議を提出いたしたいと存じます。    未帰還者留守家族等援護法案に    関する附帯決議案   一、ソ連地区、及び中共地区等に残留すると認められる未帰還者の状況について、国の責任であるべき調査究明と其の帰還促進活動が、従来不統一……

第16回国会 厚生委員会 第24号(1953/07/30、3期、緑風会)

○常岡一郎君 只今の山下委員の御発言の中にありましたように、時代の脚光を浴びたものが非常に優遇される道に出ておりますが、時すでに過ぎて忘れられた人々の中に気の毒な人があるというのに非常に強く打たれたのであります。その点でお尋ね申上げたいのですが、満州軍に従軍したり、又満州国の官吏になつたり、満州国の警察官などになりまして、日本軍人と行動を共にして戦死も同じ状態で亡くなられた人、又ソ連と単独で交戦して死亡した人などが随分あると思いますが、こういう人に対して政府のほうは大体概略でいいのですが、数はわかつておりますか。
【次の発言】 これらの人々は何しろああいう際でありましたからこの数字はわかりかね……

第16回国会 厚生委員会 第25号(1953/07/31、3期、緑風会)

○常岡一郎君 只今のことでちよつと申上げますが、私のところにも今日七名ほど参りまして朝一時間ばかり会いました。どうぞ握り潰してもらいたいという趣旨でありました。私はあなたがたから頭の判断までしてもらわなくともよろしい。あなたがたのために早く通すことが必要だと思えばそのほうに賛成します。あなたがたのためを考えてやります、ただ今あなた方がこういう行動を起されました。ことは、非常な正しい意見を述べようとしても我我は心の中に熱く皆さんに同情しても理論的に押されてしまう。非常に不利であつたということだけは申上げてよいと思います。強制収容ということが非常に怪しからんと言いますから、強制収容ということは、あ……

第16回国会 厚生委員会 第26号(1953/08/01、3期、緑風会)

○常岡一郎君 私は緑風会を代表いたしまして、原案には必らずしも満足ではございませんけれども、賛成の意を表するのは、旧法よりも一歩前進しておるという点に感ずる点があつたからであります。併しながらこの法案にもいろいろ不備の点がまだ多々あることを思いますが、先日私のところに訪れて参りました患者の代表数名と会いましたとき、一時間ばかりの話ではございましたが、そのとき代表の中から、審議に保障された基本的人権の蹂躪になる虜れがありますから強制収容はやめてもらいたい、こういう話がありました。そのときに私は、あなたの御心中よくわかります。皆さんのお考えのそうあることはよくわかりますが、静かにまあ考えて見ましよ……

第16回国会 厚生委員会 第29号(1953/08/06、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(常岡一郎君) ちよつとお諮りいたしますが、委員長報告が始まつたそうでございますから、これでちよつと休憩いたします。    午前十時五十四分休憩
【次の発言】 先ほど私学振興会の例によつて倣つたというお話がありしたが、私学振興会は、これは厚生福祉と言いますか、相当PTA、或いは本人自体も多少豊かなほうでありまして、これは拡張すればするほど又収入もあるわけであります。ところがこの社会福祉施設の対象になつた人々は、そういう能力は殆んどなく大きくすればするほど利益が上らないという場合もあり得ると思います。殊に先ほど山下委員からも御質疑がありましたが、実際において経営者はその経営だけに追われてお……

第16回国会 厚生委員会 第30号(1953/08/07、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(常岡一郎君) 外務政務次官も大分急がれるようですが、できたらあとにして頂いて、政務次官のほうの質疑をして頂くといいと思いますが。
【次の発言】 小満外務政務次官が来ておられますが、先ほど質疑が……。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは暫らく休憩いたします。    午後五時一分休憩
【次の発言】 ちよつとお尋ねいたしますが、役員の選定ですね。理事なんかきめるのは誰がきめるのですか。
【次の発言】 選挙母体は……。

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第1号(1953/05/29、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(常岡一郎君) 御挨拶申上げます。このたび図らずも皆様の御支援を受けまして委員長の任に就くことになりました。誠に不束かなものでございますから、いろいろ皆様方に御世話になることと存じます。この委員会は微妙な国際情勢の下にいろいろな問題を処理しなければならないことが多々あると存じますので、突発的ないろいろな問題が起る虞れも将来にあると考えますが、そういう際に行届きませんので、その任をよく全うすることができるかどうかということを恐れる次第でございます。幸いに経験深い皆様方の御指導と御援助を頂きまして、その職を全うすることができますことを偏えにお願い申上げまして、誠に簡単でございますが御挨拶に……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 閉会後第1号(1953/10/28、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(常岡一郎君) 只今より委員会を開会いたします。  先ず引揚促進に関する件を議題といたします。ソ連地区からの引揚げにつきまして、現在までの経過を当局から説明をお願い申上げます。
【次の発言】 ほかに質疑はございませんか。
【次の発言】 それじや別に質疑はございませんか……。
【次の発言】 それでは次に派遣議員の報告を議題といたします。  閉会中に委員長は北海道における中共地区からの帰還者の住宅及び就職状況の調査をいたしましたから、その御報告を申上げます。  北海道全土における中共地域からの帰還者は第五次船団まで四百四十四世帯、九百二名であります。これらの者に対する援護対策は北海道庁民生……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第2号(1953/05/30、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(常岡一郎君) 只今から委員会を開会いたします。  本日の議事に入ります前に、御報告を申上げまして御同意を得たいことがございます。次回の委員会は、午前の委員長及び理事打合会の決定に基きまして、六月二日の午前十時に開会いたしたいと存じます。案件は帰還輸送につきましてでございますが、具体的に申上げますと、第三次帰還船の白竜丸で問題を起しておりますいわゆるスパイ事件でございますが、この事件と在日華僑の中共地区送還の問題を調査することに委員長及び理事打合会で決定いたしました次第でございます。スパイ事件につきまして関係の政府当局から説明を求め、華僑問題につきましては、日赤社長の島津忠承君、日赤の……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第3号(1953/06/02、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(常岡一郎君) 只今より委員会を開会いたします。  先ず引揚情況に関する件を議題といたしますが、華僑の中共地区送還問題をこれより調査することにいたしたいと存じます。この問題は外務委員会の所管事項でございまして、外務委員会におきましても調査することとなつておりますが、帰還事務にも関係がありますので、と申しますのは、非常に待望久しかつたこの帰還問題が第三次の帰還まで行われまして非常に国民は感激を以て感謝いたしております。ところが第四次の帰還が未だ予定通り参りませんで、非常に疑心暗鬼を持つ者も多く、留守家族の身になりますというと焦躁不安に駆られているようでございますので、従つてこの問題は本委……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第4号(1953/06/25、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(常岡一郎君) 只今より委員会を開会いたします。
【次の発言】 榊原君。
【次の発言】 引揚援護庁の定着援護に対して承わることになつております。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 それはしてふります。しました。
【次の発言】 十時五分であります。
【次の発言】 よくわかりました。そういうことにいたします。
【次の発言】 お諮りいたします。只今の動議に対しまして如何取計らいましようか。
【次の発言】 それじや帰還促進に関するほうの議題を先にいたします。
【次の発言】 只今の御提案に対しましては、理事会で決定することに、いろいろ話合いますことに決定いたしたいと思いますが……。

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第5号(1953/07/13、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(常岡一郎君) 只今より委員会を開会いたします。  先ず派遣議員の報告を議題といたします。山下委員、榊原委員、林委員と私と、四名で七月五日より舞鶴に参りまして、第四次帰還船の白山丸、白龍丸の帰還者をお迎え申上げまして、帰還事務の調査をいたしたので、その御報告を委員長から申上げたいと存じます。  七月六日午前十時白山丸が入港いたしまして、やがて一時間ばかり遅れまして白龍丸が入港いたしました。両船の帰還者は雨の中に上陸をいたしました。両船台せて約千名余りでありましたが、その出迎えに当りまして特に注意すべきことがありました。それは船が岸に着きますときに、出迎えの人々は手を振りましてお帰りなさ……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第6号(1953/07/25、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(常岡一郎君) 只今より委員会を開会いたします。  未帰還者に関する件を議題といたします。  先ず委員各位に御報告をいたしますが、昨日委員長及び理事の懇談をいたしました折に、今日は、フイリピンで日本人戦犯の方々の問題につきまして、日夜並々ならぬ御苦労を下さいました加賀尾先生から有益なる御意見を拝聴いたしまして今後の帰還者の援護対策に資したいと存じまして加賀尾先生に当委員会に御出席をお願いすることにいたしたのでございます。つきましては、これから加賀尾先生を参考人に決定いたしまして先生より御意見を拝聴することに御異議ございませんか。

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第7号(1953/08/07、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(常岡一郎君) 只今より委員会を開会いたします。  先ず今後の中共地区からの引揚状況に関する件を議題といたします。  本日の新聞によりますと、興安丸が天津を出港したと報道されておりますが、去る三月五日に行われました在華同胞帰国打合代表団と中国側との協定の通りに今後も引続いて同胞の帰還が実現できるものであるかどうか、将来の見通しについて御説明をお願い申上げまして、なおこれに関連いたしまして前回におきましてソ連地区の戦犯者の帰還について一応御説明を願つたわけですが、その後の状況につきまして併せて御説明を願いたいと存じます。只今政府当局に説明をお願い申上げます。

第17回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1953/11/11、3期、緑風会)

○常岡一郎君 それではその案文を読みます。  「日本赤十字社より外務省に申出てある中共紅十字会会長等を日本赤十字社の賓客として招待するの件一日も早く実現されんことを要望す。」

第18回国会 厚生委員会 第2号(1953/12/04、3期、緑風会)

○常岡一郎君 ちよつとお尋ねいたしますが、保育所へ入所を勧めることが是非必要であるというものがすでに十八万三千人あるということをおつしやつたのですが、これはだんだん深刻な世相になればなるほど殖えて参る傾向があると思うのですが、これはあることだけを知りながら、これに特別何か手を打つておられるのか、何か先ず打つ方法を考えていらつしやるか。
【次の発言】 それでは現在の保育所に、既設の保育所に、もつと定員、収容人員数を殖やすといつた面についてどういう考え方でありますか。
【次の発言】 現在のオーバーしております人員を、それをそのまま認めて、そうして保育所の設備を拡充するといつたようなことで、これで国……

第19回国会 厚生委員会 第2号(1953/12/11、3期、緑風会)

○常岡一郎君 書籍は自由にどんな書籍でもいいというわけじやないんですか。

第19回国会 厚生委員会 閉会後第5号(1954/10/04、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(常岡一郎君) それでは本日の本問題については、この程度にいたしたいと存じます。  引揚の方々には、帰還早々長時間にわたりまして種々貴重な御意見を発表下さいまして、誠にありがとうございました。委員会当といたしましては、今後政府、日本赤十字社等と協力いたしまして、残留者の早期引揚について万全の対策を講じたいと存じますので、参考人各位におかれましても今後とも御協力下さいますようお願いいたします。誠に今日はありがとうございました。  本日の中共地区引揚問題に関する件はこれをもつて終了いたしました。
【次の発言】 次に、お諮りいたします。ビキニ被爆事件に関して患者の医療状況等を本月六日の本委員会……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第7号(1954/10/08、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(常岡一郎君) ちよつと速記をとめて
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 それじや本日は説明を聴取するだけにいたしまして、質疑は次回に譲りたいと存じますが、異議はございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。今日はこれにて散会いたします。    午後零時五十四分散会

第19回国会 厚生委員会 第9号(1954/02/19、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(常岡一郎君) 只今から厚生委員会を開会いたします。  初めに委員の異動を御報告いたします。去る十七日付を以て委員田中啓一君が厚生委員を辞任せられましたので、松本昇君が選出せられましたことを御報告いたします。
【次の発言】 これより議事に入ります。社会保障制度に関する調査の一環として、昭和二十九年度厚生省関係予算の質疑を行います。前回に残されておりました児童局関係事項につきまして太宰局長から説明をお願いいたします。
【次の発言】 ちよつとお尋ねしますが、今の二千万円は孤児のほうに廻すというのは、それはどこにありましようか。
【次の発言】 全体としての予算で二億円余りの増加というお話があり……

第19回国会 厚生委員会 第19号(1954/03/26、3期、緑風会)

○常岡一郎君 ソ連に残留を希望せられました方が五十七人あつたとかいう工藤さんのお話がありましたが、そういう方々と実際におつき合いせられました皆さんの率直な気持で、ソ連を非常に愛好するといいますか、共産主義に深く傾倒して、思想的にソ連に愛着を感じ、或いはおることを喜ぶ意味において残られたというような人が相当にあるのでしようか、御存じないですか。
【次の発言】 工藤先生にお尋ねいたしますが、今のお話のように、大体一カ所二人、三人ずつ残されたようにこの間も聞きましたのですが、一カ所に二、三人としますと、およそがわかるために、全体としてどのくらいの地区に日本人が収容されて、或いはその人たちの集団的にお……

第19回国会 厚生委員会 第21号(1954/03/30、3期、緑風会)

○常岡一郎君 私は本案修正の動議を提出いたします。修正の要点は左の通りでございます。    母子福祉資金の貸付等に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案   母子福祉資金の貸付等に関する法律の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第三条の改正規定の次に次の改正規定を加える。   第五条第二項を次のように改める。  2 修学資金の貸付金は、無利子とし、その他の貸付金については、据置期間中は無利子とし、据置期間経過後はその利率を年三分とする。   附則第一項に次の但書を加える。    但し、改正後の第五条第二項の規定は、昭和二十八年四月一日から適用する。  以上であります。

第19回国会 厚生委員会 第28号(1954/04/15、3期、緑風会)

○常岡一郎君 狭い国土にたくさんの人間が押し詰められております今日の日本にして、特にサンガー夫人の今まで努力して来られましたバース・コントロールの運動に非常に共鳴と感謝をするものであります。併しながら、ここでお尋ね申上げたいと思いますのは、自然の力というものを考えました場合に、例えば、地球の求心力と遠心力、太陽を中心とした求心力と遠心力の、真反対の力がみごとに調和いたしまして、レールもないのに正しく軌道を守つております。この宇宙の摂理というものを考えました場合に、或いは我々が願いもせずに、計らいもせずにちやんと二つの目を持ち、二つの耳を持つて生れて参りましたような、こういう生命の問題、こういう……

第19回国会 厚生委員会 第37号(1954/05/10、3期、緑風会)

○常岡一郎君 大蔵大臣が御出席でありますからお尋ね申上げますが、資金運用部の資金運用審議会の名簿がここに配つてありますが、これに副会長として、大蔵大臣と郵政大臣と副会長になつておられます。これは郵政大臣が副会長としてお入りになつたというわけは、お尋ねするのは筋が違うかも知れませんが……。
【次の発言】 そういう意味でありますとすれば、この際更に厚生年金の積立金が非常に年々厖大な数になりますが、当然こういう場合に厚生大臣も副会長としてこの審議会に入られることが妥当だというふうに考えられますが、この点はどういうふうにお考えになつておりますか。

第19回国会 厚生委員会 第38号(1954/05/11、3期、緑風会)

○常岡一郎君 私は附帯決議を付して原案に賛成せんとするものであります。敗戦窮乏の日本が再建いたしますためには、私はかねてからこういうことを考えておりました。人間の命がだんだん長くなること、平均年齢がせめて七十歳以上になつてもらいたいこと、第二に、失業者がなくなつて、年寄りまでがとても忙しくなつて活気ある日本になること、第三、「五十五歳よりも六十歳まで働き更に又七十歳までも働けるほどの健康の人が多くなること、これが私がかねてから理想とする世界であります。併しながら現実の世界は非常にこれと相離れまして、青年までも失業しているような時代で、誠に悲しい姿であり、倒産又日に次ぐような悲しい姿であります。……

第19回国会 厚生委員会 第46号(1954/05/26、3期、緑風会)

○常岡一郎君 私は本案に左記の附帯決議を付することの動議を提出いたします。    附帯決議   政府において医薬分業実施に関する諸準備が、未だ整え得ないことは甚だ遺憾である。この際政府は、左記事項につき速かに万全の措置を講ずべきである。   一、医薬分業の実施に伴う適正な医療費体系及び、それが国民の医療費負担、社会保険経済に及ぼす影響其の他医薬分業の実施に関する請条件を検討し、その結果を九月中に国会に報告すること。   二、医薬分業の実施によつて、国民に対する医療内容の向上及び保健福祉の増進に寄与すべき諸条件の整備に努むべきこと。 以上。

第22回国会 社会労働委員会 第2号(1955/03/25、3期、緑風会)

○常岡一郎君 理事互選の方法は、成規の手続を省略して委員長の指名によられんことの動議を提出いたします。

第22回国会 社会労働委員会 第4号(1955/05/10、3期、緑風会)

○常岡一郎君 中共地区よりの第十一次引き揚げに際しまして、その実情調査のために、河合、加藤、常岡の三委員が舞鶴に派遣されました。興安丸は予定通り三月二十九日の午前八時に入港しましたが、私どもは帰国者の方々を興安丸船上に出迎えをいたしました。午後から常岡委員が参議院を代表してあいさつを放送し、次いで引き揚げ方面別に組織された七つの組の代表者に、帰還早々御多忙のところを御参集を願いまして、簡単に実情報告を聴取いたしましたが、ここに私どもの調査の概要を御報告申し上げます。  今回、興安丸に乗船した人員は八百十六名でありますが、出帆直後に乳飲み子が一名死亡しましたので、帰還者は八百十五名となっておりま……

第22回国会 社会労働委員会 第19号(1955/06/23、3期、緑風会)

○常岡一郎君 それではつき添い制度に関する清瀬療養所の視察報告をいたします。  去る六月十五日榊原、森田、竹中、河合、相馬、有馬、長谷部、常岡の各委員がつき添い制度に関して国立療養所清瀬病院を視察いたしましたが、その概要を御報告申し述べることにいたします。  現在清瀬療養所には八百九十人名の患者が入院しております。同病院当局がつき添い看護を必要と認める者は百三十六名でありますが、そのうちつき添い看護婦の看護の承認を得た者が八十六名で、その内訳は、生活保護患者が四十五名、その他が四十一名であります。そうしてつき添い看護が不承認となったが病院においてつき添いを必要とすると認めておる者が五十名おりま……

第22回国会 社会労働委員会 第22号(1955/07/01、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(常岡一郎君) ただいまから開会いたします。  労働情勢に関する調査を議題といたしまして、昭和三十年度労働省関係予算及び労働行政方針について質疑を行います。御質疑を願います。
【次の発言】 委員外議員上條愛一君から発言許可の申し出がありますが、この際これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないものと認めまして、発言を許可いたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは本会議が始まりました。これで閉会いたします。    午後二時五十四分散会

第22回国会 社会労働委員会 第26号(1955/07/14、3期、緑風会)

○常岡一郎君 私は、緑風会を代表しまして、修正案に反対し、原案に賛成いたします。  その理由は、改正の目的が婦人を主とする立場から考えて参りますと、名が実に沿わなければならないと考えます。その意味から言いますと、婦人を目的とします関係から、歯科衛生士という名前は不適当だと考えるのであります。ともすれば男子を表現するような印象を与えますので、端的に婦人であるということを建前とする意味合いに沿うていく名称が適当だと考えざるを得ない。いやしくも参議院が修正するという以上は、そこには堂々たる理論がなければならぬと考えます。その点から考えまして、修正する必要を認めないのでありますから、それで修正案に反対……

第22回国会 社会労働委員会 第32号(1955/07/26、3期、緑風会)

○常岡一郎君 ただいま提案になりました社会福祉事業等の施設に関する措置法案につきまして提案の理由を申し上げます。  社会福祉事業を経営する社会福祉法人につきましては、現行法制上、都道府県知事または市町村長からの委託を受けたときは、正当な理由がない限り、その委託を拒み得ないこととなっているのであります。わが国におきまする社会福祉事業経営の実際におきましては、都道府県知事又は市町村長の委託に基きましてその事業を経営する社会福祉法人が少くないのでありまして、これらの者は、もとより、所定の委託費を交付されているのでありますが、施設に要する経費につきましては、交付されていない実情であります。このゆえに、……

第23回国会 社会労働委員会 第6号(1955/12/16、3期、緑風会)

○常岡一郎君 逢坂さんのお話を拝聴しながら特に心を打たれましたことは、重病人が二階におるのにそれを見せようとしなかったという点、あるいはまた砂糖やバターなどほとんどないのに、急に持っきて飾ったという点、こういうことがもしかするとあるのではないかということを私は非常に強く思っておりましたから、ハバロフスクにぜひやってもらいたいということの願いた強く持ったものであります。なぜかといえば、質問いたしますについて、質問しなければならない理由をちょっと申し上げたいと思います。それは、イワノフの収容所に参りましたときは、三重に張りめぐらされた鉄条網の中にあの気の毒な方々の姿を見まして、そういう点からも、こ……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 文教委員会 第3号(1957/02/07、4期、緑風会)

○常岡一郎君 第二班の調査報告を重点的に御報告いたしたいと思います。  私どもは岡委員長、関根委員と私、及び調査室から瀧調査員が加わりまして、千葉県、茨城県、福島県の教育状況を昨年十二月十四日から十九日まで、六日間にわたり見て参った次第であります。  調査項目は、新教育委員会制度の状況、教職員の昇給、昇格問題を含む教育財政の状況、高校定時制教育の実情、公立大学、短期大学の実情、大学入試問題、文化財保護状況その他でございましたが、以下各項目についてまとめて御報告いたしたいと存じます。  まず第一に新しい教育委員会制度についてでございますが、昨年十月新教育委員会法の施行に伴い教育委員会は再発足いた……

第26回国会 文教委員会 第13号(1957/03/26、4期、緑風会)

○常岡一郎君 本法律案に対しまして、修正動議を提出いたします。    私立大学の研究設備に対する国    の補助に関する法律案に対する    修正案   私立大学の研究設備に対する国の  補助に関する法律案の一部を次のよ  うに修正する。   第二条中「通常」を削る。  右のごとく修正の動議を提案いたします。

第28回国会 文教委員会 第12号(1958/03/29、4期、緑風会)

○常岡一郎君 長田先生にお尋ねしたいと思いますが、先ほどのお話の中に、教育は政治と思想の影響の中に運営されていくものである、こういうようなお話がございました。そういうふうに理解をしてもいいでしょうか。
【次の発言】 そうであるといたしますと、今日その思想なり、政治なりの中に教育の運営が支配されるべきでなくて、政治なり、思想なりをいかに消化するかという問題が教育の持つべき大事な問題だと私は思っております。その点はどうお考えになるのでしょうか。
【次の発言】 結局影響を受けるのでなくて、支配されるものでなくて、その政治、思想の動きに対する消化力をもっと含めて、二つを、全部含めた大きい意味のものが教……

第28回国会 文教委員会 第16号(1958/04/10、4期、緑風会)

○常岡一郎君 いろいろむずかしい状態になりましたが、私が緑風会として一番最初できるだけ早い機会に参考人に聞くということに賛成いたしましたのは、それはできるだけ早く願ったのは、これは今日の勤務評定問題は天下周知の政治問題化しておる傾向がありますので、そういう渦巻の中においてこういう重大な問題を論議すべきではない、従って一日も早く参考人を呼んでいただきたいという希望を述べておったわけであります。ところが、その後の情勢を見ますというと、次第にそれが紆余曲折を経まして、今日の段階の姿を見ますというと、一方には総選挙という必至の姿が想像されるようになって参りました。一方には全国にこの勤務評定実施の機運が……

第28回国会 文教委員会 第18号(1958/04/17、4期、緑風会)

○常岡一郎君 私は緑風会を代表いたしまして、この法案に心からの喜びをもって賛成をするものであります。敗戦こんぱいの中から立ち上りまして不正常な教育の姿を見ますときに、胸痛い思いをして長く通って参りましただけに、これが画期的な法律として制定されますことを全国民が待ちかねておりましたので、その点におきましてただ、はなはだ簡単でありますけれども、心から喜んで賛成の意を表する次第であります。

第28回国会 文教委員会 第20号(1958/04/22、4期、緑風会)

○常岡一郎君 私は、緑風会を代表いたしまして、義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案に賛成の意を表するものであります。かねてから、義務教育諸学校の教材の不十分なために、非常に父兄の負担などで悩んでおりました問題が、本案によって緩和せられますことは、まことに喜びにたえない次第であります。私は、この法律案に対し、次の修正を付して賛成するものであります。修正案を朗読いたします。   義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   附則第一項中「昭和三十三年四月一日から施行する。」を「公布の日から施行し、昭和三十三年四月一日から適用する。」に改める。  右の修正案に……

第29回国会 文教委員会 第3号(1958/06/24、4期、緑風会)

○常岡一郎君 いろいろ論議を尽されておりますので、私は教育の行政の問題から逸脱いたしまして、教育の、実際に授業放棄するような事態におきましては、教育行政を越えて重大な国政の問題だと考えます。従って、ここで二、三の点についてお尋ねいたしたいと思います、先月東京都の勤務評定実施に反対の先生のストがありましたが、あのときに新聞の折り込みが折り込まれて、勤務評定、道徳教育に賛成すれば戦争になる、戦争に反対ならこれに反対しろというようなビラが入れられておりましたのは御存じですか。
【次の発言】 その点と、ただいまの木下さんの、軍国主義教育から子供を守れ、勤務評定反対というビラとの、そうした点を関連して、……

第30回国会 文教委員会 第3号(1958/10/16、4期、緑風会)

○常岡一郎君 湯山委員の説も意味はよくわかりますが、理事会できめました筋、しかも時間的にもいろいろな話し合いをしました結果でありますから、それは今後の問題として、きょうは理事会の決定通りに進められますことを私は願いたいと思います。

第30回国会 文教委員会 第6号(1958/10/28、4期、緑風会)

○常岡一郎君 私はすでに会期は、半ばをはるかに過ぎておりますし、法案の審議は全然できておりませんときであるし、社会党さんの御意見ももっともだとは思いますけれども、そういう点が一つ。それから第三者の意見といいますが、やはり学者グループも一部の人であって、九・一五指令を見ますと、日教組の堂々たる指令、それに対する総評の応援の指令を見まして、これは相当大きいあらしを生むものであると私は考えておりました。しかし、存外その中においてさえも、竜頭蛇尾に終ったような感じを持ちましたので、これはそれほど、もう議論の相当尽されたあとの、両党が絶対に譲らない態度で激突した場合には、国民並びにその良識によっての動き……

第31回国会 社会労働委員会 第16号(1959/03/14、4期、緑風会)

○常岡一郎君 私、質問に先立ちまして、今日は定例の審議の日ではございませんのに、なおかつ、時間を割愛されまして、この最賃法の質疑の取り計らいをせられましたことは非常にありがたいことでありまして、深く委員長の裁断に対しましてお礼を申し上げます。  第一にお尋ねを申し上げたいことは、この最賃法の提出されましたこれをめぐりましての情勢判断についてお尋ねしたいのであります。  最近、非常に国会に対するいろいろな不信な感じが国民の間にみなぎって参りましたのはまことに遺憾であります。いろいろの論議を聞いておりますと、非常にわけのわかったことをみんな言われて、非常にわけのわかった人が集まって、一番わけがわか……

第31回国会 文教委員会 第2号(1958/12/16、4期、緑風会)

○常岡一郎君 一波万波を呼ぶといいますが、きょうの新聞を見て実に驚いたものであります。これが波及するところ非常な、精神的の波及はもちろんでありますが、形の上においても、また各地にそういう点が起るのではないかという心配がするのですが、これに対して実は私は十二月の四日でありましたが、群馬県の境町の公民館へお話に参りました。講演が済んだあとで深谷の講演に行く間に時間をさいて座談をすることにしましたら、聴衆の一人がただいまこの町は群馬県の勤評問題のあらしの焦点に立っております。校長先生を寒いのに火もやらず軟禁して、食も与えぬ。教員側の方はたき出しまでしております。その姿を見て、涙なきあたわざるものがあ……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1959/08/11、5期、緑風会)

○常岡一郎君 福島県、栃木県下の労働行政関係について申し上げます。  雇用失業関係で目立つのは、福島県常磐炭田地帯の失業者でありまして同県産業の大宗である石炭産業が不況に陥っている結果、本年一月から六月までの企業整備件数は二十三件で、すでに整理された人員は千五百人を数え、前年の約二・五倍に増加しております。しかも、これを吸収すべき適当な公共事業もなく、県当局においても、対策に苦慮しておりました。このことはまた、炭鉱地帯において失業者の子女が保育所を退所したため、保育所の経常費が割高となり、経営に困難を来たすという現象をも生んでおります。また、宇都宮市営の失対労務者のための托児所は、児童福祉法の……

第34回国会 決算委員会 第4号(1960/02/26、5期、参議院同志会)

○常岡一郎君 私は、参議院同志会を代表いたしまして、ただいま上程されました、案件を承認するにあたりまして、要望いたしたいと思います。特に現下の情勢が、国の内外が非常に重大であるがために、特に要望する次第であります。  安保条約をめぐりまして、ソ連からもひどい再三の抗議があり、また、中共におきましても相当不満があり、内にはまた世論が二分いたしまして、非常な苛烈なる争いになろうとしているときでありますから、国政の運営に幾多の支障を来たすのではないかと考えられます。かかる際には、信頼を国民につないでこの危機を突破しなければならないときに、ことに国防の重責を持つ防衛庁が、昭和二十八年以来、毎年警告を受……

第38回国会 文教委員会 第33号(1961/06/06、5期、参議院同志会)

○常岡一郎君 私は参議院同志会を代表いたしまして、高専法案に対しまして賛成の討論をするものであります。  第一の理由は、学校形態の問題でありますが、私は、かつてソ連に参りまして、ソ連の学校形態を研究いたしましたときに、その根幹をなし、またこの高専制によく似た中等専門学校の制度がありますのを非常に深く感じて帰ったものであります。敗戦当時のあの全く島に閉じ込められた哀れな当時の日本の教育制度が、それが、今日急変して、膨張する、しかも、狭い日本において、土地も少なく資源も少ない、日本が立つ道は、全く敗戦当時と環境を異にしておりますので、こうした複線系統の組織ができることを痛切に待っておったわけであり……



各種会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 厚生・中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会連合委員会 第2号(1953/07/28、3期、緑風会)

○常岡一郎君 第十三條の規定を設けます以上は、調査究明ということが裏付けたならば意味なさないと思うのです。調査究明ということは、現在でも非常にむずかしいのに、更にこれが三年の間に誤りなく十三條の規定を活かすほどの調査究明ができるという自信がありまするならば、その具体的な調査究明の方法があるはずだと思いますが。
【次の発言】 促進をして行くというならば、それだけの予算も、十三條を活かすためには、そのほうからずつと案も出て来るわけですから、その意味から言いましても、誤りをなからしめるために調査費はうんと殖やすというのならばわかりますが、昨年の六八%ぐらいに減つているように考えます。こういう場合に、……

第19回国会 厚生委員会中国人俘虜殉難者遺骨送還に関する小委員会 閉会後第2号(1954/09/06、3期、緑風会)

○担当委員外委員(常岡一郎君) 只今の榊原委員のお話を聞きましても非常に同感でありまして、外地にありますものがこちらから、日本人としては日本人の遺骨を再三あらゆる手を尽してお願いしたと言われますことでありますから、人情の然らしめるところ当然だと私は思います。今日中共と日本との間にまだ国交が回復しておらないことも御承知でありますならば、その一助としても、お互いに心を融かす上にも真実が大切だと思いますので、向うの要求があろうとあるまいと当然なすべきことであると我々は強く信じます。それを予算的措置がどうかこうかというような生ぬるい考え方で、こういう人道上の問題を片付けるということは、非常にこれは熱意……


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データ更新日:2022/12/09

常岡一郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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