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矢嶋三義 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

矢嶋三義[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP100(参)
64位
委員会発言歴代TOP10(参)
4位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
258位
委員会出席(無役)歴代TOP100
54位
委員会発言(議会)歴代TOP50
16位
委員会発言(非役職)歴代TOP10
4位
各種会議発言歴代TOP10
7位
各種会議発言(議会)歴代TOP10
10位
各種会議発言(非役職)歴代TOP10
7位

2期委員会出席TOP10
10位
2期委員会発言TOP10
4位
2期委員会出席(無役)TOP10
3位
2期委員会発言(非役職)TOP10
4位
2期各種会議発言TOP20
11位
2期各種会議発言(非役職)TOP10
8位
3期委員会出席TOP25
22位
3期委員会発言TOP10
1位
3期委員会出席(幹部)TOP50
35位
3期委員会発言(議会)TOP10
4位
3期委員会発言(非役職)TOP10
1位
3期各種会議発言TOP5
3位
3期各種会議発言(非役職)TOP5
2位
4期委員会出席TOP50
44位
4期委員会発言TOP10
1位
4期委員会出席(幹部)TOP50
34位
4期委員会発言(非役職)TOP10
1位
4期各種会議発言TOP5
1位
4期各種会議発言(議会)TOP5
1位
4期各種会議発言(非役職)TOP5
5位
5期委員会出席TOP50
45位
5期委員会発言TOP10
1位
5期委員会出席(無役)TOP50
37位
5期委員会発言(非役職)TOP10
1位
5期各種会議発言TOP20
11位
5期各種会議発言(非役職)TOP20
11位

このページでは矢嶋三義参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。矢嶋三義参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 議院運営委員会 第10号(1950/07/28、2期、第一クラブ)

○委員外議員(矢嶋三義君) 私は予備員ですが。
【次の発言】 私は発言を求めたい。
【次の発言】 大分いろいろお聞きしたのですが、問題はもうはつきりして来たと思うのです。この問題は二つ私はあると思います。一つは参議院の無視、一つは緊急質問の内容そのものに対する無規、この二つに私は要約されると思うのです。官房長官は総理には通じたが、あとの三大臣には通じなかつたのは手落であるから詫びておるということを言つておるが、総理にだけ言えばあとの大臣には言わなくてもいいということは、他の大臣を侮辱することであるし、参議院には今日は総理は病気であるから出て来られないとのことで、そうすると、首相に忠誠を捧げてい……

第8回国会 決算委員会 第2号(1950/07/19、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 ちよつと途中ですが……こういう今のような御報告ですね。油糧公団の不正、ああいうものは文書報告をして戴けぬものですかね。これは実際の理由を簡單に申上げますれば、ああいう公団の不正というものは徹底的に摘発してやらない限り、国民のこれは精神的な安定ということはあり得ないと思うのです。これははつきり責任ある文書報告をして頂いて、決算委員会でも肚を据えてやらなければいかんと思うのですが、ちよつとこういう暑いときにそういうことを聞いてもちよつとぴんと来ないので、文書報告して頂きたいと思うのですか……。
【次の発言】 委員長の諮られましたプリントの件ですが、結論として詳細にプリントして頂きたい……

第8回国会 決算委員会 第3号(1950/07/21、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 今の問題は打切るわけですか。
【次の発言】 じやあ一つ質問しますが、あの給與は当時の社会情勢と、それから政治情勢から閣議並びに国会で決定して給與したものでしよう。それをどうして法的に疑点の残るような形で給與したのでしようか、その点御答弁  願いたい。
【次の発言】 この問題は政府側と大蔵当局と会計検査院の意見が対立しているようですが、私はこういう問題は、現われた末梢的な、末梢的といつては失礼ですが、一つの問題を取上げて黒白を決することは相当問題でもあるし、無理とも思うのです。そもそも国の政治というのは、例えば官公吏の給與についても、人事院というようなものが人事院を創設した趣旨に副……

第8回国会 文部委員会 第1号(1950/07/17、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 質問の結論を申上げます。  この免許法の問題について、これを修習して、そうして全国の教職員が気持よく最も有効的に講習が行われるような善後措置を講ずるために、文部大臣として現在講習を計画し、或いは継続中のものを全国的に一度ストツプして、そうして法の再検討と、予算の裏付けあたりについて十分検討した上で、改めて発足する意思がないかということが質問の結論であります。  理由を簡單に申上げます。先程から稻田局長さんが、これは地方自治体の問題である、だから自治体でやりたくまければやらんでもいいのだ。それから更に、教育委員会はこれは義務的でないから、受けたくない者は受けなくていいのだ、受けたい……

第8回国会 文部委員会 閉会後第1号(1950/09/19、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 ついては、文部大臣に文教政策について聞きたいこともあるのですが、明日大臣に出席願いたいと思います。

第8回国会 文部委員会 閉会後第2号(1950/09/20、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 今後のこの会の運営等の関係がありますので、文部大臣の誠意や努力に対しては敬意を表しますが、敢て先ず二点について文部大臣並びに委員長に質問を申上げます。  それば第一点としまして、第八臨時国会の当委員会におきまして、私は政府委員に対して、来年度の予算要求に対して現在どういう構想を持つておられ、尚、大蔵当局との交渉経過を説明して欲しい、それに基いて我々文部委員は何らかの積極的な動きをしたいと、こういう質問を申しましたところが、それに対する答弁として、現在何にも構想はまとまつていない、そうして交渉段階に入つていない、こういう御答弁であつたわけでありますが、その後も何らこちらに連絡はなか……

第8回国会 文部委員会 第3号(1950/07/21、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 今若木委員の質問に対しましてなされた答弁、どうもはつきりしないが、私も疑問に思つておつたのですが、国勢調査は提案理由にも書いてありますように、国勢の累年の比較の上から非常に重要だ、統計というものは週期的にやらなければ意味ないと思うが、ちやんと決まつておると思う。そうなると数学の問題になつて、いつやるということが、ぴたりと出て來る。そうなると法律として出します場合にそういうように、一般的に変えるものじやない、この法律で言うと二十五年度に限つておりますが、その都度都度やらなければならんということは私は法律としては不備ではないかと思いますが、今の御説明では十年ごとであつたか五年ごとであ……

第8回国会 文部委員会 閉会後第3号(1950/10/02、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 荒木委員と私とが九月二十六日から二日間、九月三日関西地区を襲いましたジェーン台風の災害視察のために大阪府並びに兵庫県へ出張を命ぜられまして調査、視察して参りましたその結果についで御報告を申上げます。  先ず二十六日と二十七日の二日間大阪府、二十八日、二十九日この二日間を兵庫県を視察したわけであります。大阪におきましては大阪市、それから郡部の一部と水無瀬神社、これだけを視察し、兵庫県におきましては神戸市、芦屋市、西ノ宮市、尼崎市以上の重要文化施設並びに文化財の視察をしたわけでございます。昨日帰つたばかりでありまして、数字的な資料も十分整つておりませんので、本日は重点的に御報告を申上……

第8回国会 文部委員会 第4号(1950/07/25、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 官房長官がお見えになつておりますので、一つだけ、矢嶋として最後のお尋ねをして見たいと思うのです。官房長官が閣議の申合せとして文部省に調査を依頼した。文部省の方では教育委員会に先程発表されたような調査をやられた。この問題につきまして先程から官房長官並びに文部省の政府委員の方々の答弁を総合して私考えますときに、次のように私はこれをキヤツチするのですが、間違つていないかどうかお伺いしたいのです、と申しますのは、この選挙を公正にやるために、先程からフエアーフエアーと言われておりますが、そうするために公職選挙法の中に、教師の地位を利用して選挙運動をしてはならないという制約がある。これはまあ……

第8回国会 文部委員会 閉会後第4号(1950/10/03、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 一点お尋ねいたしますが、認定講習の、埼玉県で個人一人三百円、足代一人平均二百五十円という報告を受けておりますが、何日間でございますか。
【次の発言】 岩間さん、新潟で一單位習得するには二百四十円と報告されたのは間違いないですか。
【次の発言】 四百円ですか。新潟では一單位取るのにどのくらいのレクチユアをやつておりますか。その四百円という数字の出た根拠、それは一單位取るのに講義を何日間やるとして四百円ですか。
【次の発言】 それだつたら随分安いな。
【次の発言】 御視察においでになつたかたに通じてお尋ねいたしたいのですが、大学側の教授態勢ですね、大学の学長は、語弊があるかも知れませ……

第8回国会 文部委員会 第5号(1950/07/28、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 この法案に関連いたしまして将来のこともありますので、少しお尋ねして置きたいと思うのでございます。丁度今日本の教育界は暗雲低迷しているような状況下でありまして、この問題というのは、将来においても日本教育界の歴史的な事件だと、こういうふうに申される時代が必ず来ると思うのであります。それだけにこの問題を一日も早く解決して日本教育界が今閉されている暗雲を拂いのけなければならない。そういう立場から御質問申上げるわけでありますが、第一点といたしまして、大臣が先程から自分は法は余り研究していないし、昨年制定したばかりの法律でその改正ができるか。又は妥当であるかということについても、確たる意見は……

第8回国会 文部委員会 閉会後第5号(1950/10/04、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 先ほどから波多野委員のほうから質問が継続されまして、波多野委員のほうからこの前の適審と今度は違うという言葉がありましたし、又文部大臣からは自分の就任する前のことはわからない。如何にも文部大臣の御言葉では今度新しく作るのだというようにもとられます。又総務課長からは、現行法規ではというような言葉が出てはつきりしないところがありますので、重ねて私からお尋ねいたします。それは適格審査をする委員会の規程というものが政令六十二号に基いて出ておりますが、あの二十三條に、文部大臣が必要と認めたときには、再審査を命ずることができるということがありますが、それを全教職員に適用してやられるのかどうか、……

第8回国会 文部委員会 閉会後第6号(1950/10/05、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 教職員のレツド・パージの問題並びにこれと関連しまして全学連の問題が非常に重大化しまして、大きな社会問題となつておりますので、この際レツド・パージの問題並びに全学連の問題につきまして、ここに大臣から明確なる答弁を頂き、広くその性格、実情というものを国民に知らせて頂きたい、こういう立場からここに御質問申上げます。第一番に、今度の教職員のレツド・パージは誰の責任においてなされるのか、お伺いいたします。
【次の発言】 法的根拠については新聞でいろいろ報道されておりますが、その法的根拠は教職員の除去及び就職禁止等に関する政令六十二号を適用すると解釈してよろしいかどうか。

第8回国会 文部委員会 閉会後第7号(1950/10/06、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 委員長ちよつと審議計画について……。この免許法の審議の計画を先ず考えて進めないというと、私は非常に非能率に陷つたり、或いは後に戻つたりして余計の時間を費すのではないか、今木村委員から随分質問されましたが、ああいう質問の出る前に先ず大きな根本方針というものが決められなくてはならないと考えますが、その点について委員の各位に諮つて頂きたい。
【次の発言】 この審議計画の運び方にまだ私は理解できん点があるのですが、我々は先ずここに会の運び方について、今の質問というのは免許法をどういうふうに改正するとか、その大きな方向を我々が見出すために今質疑を展開すべき段階で、それによりてAというこうい……

第8回国会 文部委員会 閉会後第8号(1950/10/07、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 参考人に対して失礼になりますよ。(私語する者多し)
【次の発言】 四人の方からそれぞれの立場から貴重な意見を聞かして頂いたわけですが、いずれもその立場々々で誠に御尤もな参考になる意見を拝聴さして頂いたわけであります。その点も厚くお礼を申上げるわけですが、今の日本は確かに教育の貧困ということは考えられると思います。父兄は決して家族を安心して学校にやつていない。何か知らん不安な気持でおるということも私は事実だと思います。それを敗戦日本の社会情勢というような言葉で一切を片付けることは私はできんと思うのです。やはりその教育界内における力のなさ、貧困さというものを我々は一応考えなければなら……

第8回国会 文部委員会 閉会後第9号(1950/10/10、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 それでは稲田局長にお尋ねいたします。次期国会に大字法の提出の用意があるかどうか承わりたい。
【次の発言】 現在審議過程と承わつているわけでありますが、その大学校の主要な骨格について承わりたいと思います。
【次の発言】 大学の自由とその自治の立場から、又現在日本の民主化過程においては、私はこの商議会とか、或いは参議会とか呼ばれているようでありますが、大学内に置かれるところの管理機関というものにどういう人を入れるか。具体的に申しますと、学内以外からいわゆるその大挙を支持し、援助するところの学識経験者をどの程度これに参加させるかということは、私は大学の自由、その官治の発展のために、極め……

第8回国会 文部委員会 閉会後第12号(1950/11/17、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 ちよつとその点について……、これは今後の委員会のあり方にも関係しますので、一応お伺いして置きたいのですが、あの特飲街の問題を四日間やつて阻止でき、今後どういう立法をすればいいかというヒントを得たということは、私は今結果的に効果的だつた考えるのですが、あの審議の過程において感じたことは、東京都の責任者も実地見聞もやつておらないし、都議会としても取上げていない一つの行政の問題を、立法府である国会が取上げて行つたというのはちよつと先走つているのではないかという感じを受けたのです。それで立法府として見たところ、地元の人が、或いは区とか、或いは都とか、そういう方面に陳情してもできない。もう……

第8回国会 文部委員会 閉会後第13号(1950/11/18、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 聞いたらいいじやないか。嫌な人は出て行つたらいいじやないか。聞くのが民主的だ。
【次の発言】 文部大臣の專門にされるところで、先ほどから種々御意見を承わつたのでありますが、私としては文部大臣の御意見を聞いて随分と安心をしたり、又細部に亘つて敬服いたしたものであります。従いまして私は極く簡單に二、三お尋ねいたしたい思うのであります。  先ず第一に一昨日行われました文教審議会の性格並びに構成について簡單に伺いたいと思います。それから次に私は先ほどから大臣の意見をずつと承わつたわけでありますが、私は大臣の思考しているような教育というものを我が国に打ち立てて行くには教職員の再教育、大きく……

第9回国会 文部委員会 第1号(1950/11/28、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 この問題については先程から承わつても分りますように、大蔵当局と地方財政委員会では地方財政についての考え方に相当な懸隔があると思うのです。地方財政委員会としては政府並びに国会に意見書を出しているのであります。それらの裁定は挙げて予算委員会においてやればよろしい、こういうように私は考えます。  ただここで問題になるのは文部大臣は先程から道義的折衝で満足されているようでありますが、この点については私は本日自治庁並びに大蔵省の責任者はここにおいでになつておられませんので明日でも日を改めてはつきりこの点を確かめなくちやならん。本国会でも盛んに平衡交付金三十五億円をどうかどうか、こういうこと……

第9回国会 文部委員会 第2号(1950/11/29、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 少し話が戻るかも知れませんが、國務大臣にお尋ねいたしたいのです。それは地方財政委員会として八十三億を要求してそうして三十五億になつた。その数字からでもはつきりわかるように、恐らく平衡交付金の増加三十五億では地方自治体は財政的に苦労するであろうということははつきり想像できるわけです。昨日来各関係当局からいろいろ承わつたところによりますというと、平衡交付金の立法精神あたりから答弁されるところによりますと、恐らく七億二千万円というものは三十五億の中から出ないかも知れない。仮にそう考えた場合には当然出すべき過年度の七億二千万円を地方自治体は如何にしてこれを処理するであろうかということにつ……

第9回国会 文部委員会 第3号(1950/12/01、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 岡野國務大臣にお尋ねしますが、三十五億の平衡交付金の増加というもので七億二千万円を片付ようとしているのか、案際に國家は地方公共団体に支払う意思があるのかどうかというわけは、地財委としては増加所要額が百二十三億と踏んで、而も地方公共団体の節約を四十億と多く踏んで、その差額八十三億の平衡交付金の増加ということを要求した。その八十三億の中にすら地財委としては七億二千万円の所要額は入れていない。それを政府は三十五億に削減した。その地財委の案では政府の補正予算による増加だけれども十八億八千万円の平衡交付金決定後、法令の改正等による財政需要の増加額で十五億九千六百万円、この二つだけですでに三……

第10回国会 議院運営委員会 第7号(1951/01/19、2期、第一クラブ)

○委員外議員(矢嶋三義君) それではこの会は継続できんと思うのです。あの晩の空気というものは議院運営委員会を当然開くべきであつて、これは意見になるが、あの議院の運営というものは私はフエアプレイではなかつた、ああいうことでは参議院の運営ということは今後ますます混乱する虞れがある。本員議院運営委員会を再開するに当つて委員長から一言の御挨拶もなくて運営するということは、私は少し図太さがあると思います。  更に中村委員から追及されて腹痛であるとか或いは忘れた云々という、そういう健忘症では委員長は勤まらんのじやないかと私は思います。もう少し小笠原委員からも言われたように、あとから云々言われないように本年……

第10回国会 議院運営委員会 第8号(1951/01/22、2期、第一クラブ)

○委員外議員(矢嶋三義君) 持時間をもう一遍言つて下さい。

第10回国会 議院運営委員会 第12号(1951/01/31、2期、第一クラブ)

○委員外議員(矢嶋三義君) 申すまでもなく、この戦後の委員会制度というのは、これは民主政治の大きな特徴だと考えるのでありますが、今一応官房長官から御説明がありましたけれども確かにこの中央並びに地方を通じての委員会の委員の指名状況を見るというと、私はどうしても方的に傾いておる傾向が濃いと思います。退職官吏の救済機関のような性格を帶びておる。なおこの委員の指名なり、そうして委員会の運営というものは非常に大きな力を持つておるだけに、その委員の指名というものは、私は或る程度やはり階層別の性格を加味して委員の指名をしなければ、民主政府治下における委員会の運営というものはその所期の目的を達し得ないのではな……

第10回国会 議院運営委員会 第14号(1951/02/07、2期、第一クラブ)

○委員外議員(矢嶋三義君) 人事委員長の代理にお尋ねいたします。この地域給の問題を今調査しなければできないかどうか。すでにこれは法律化されておつて、而も今の公務員の生活というものは非常に窮迫している。そして御承知のように国会及び人事院あたりでも連日猛烈な陳情が行われていて、大した濫費が行われているわけですが、一体人事院はなぜ勧告しないか、噂によるというと、地方選挙あたりを控えて、地域給の指定について各政党が選挙に有利にこれを利用しようという政治問題化しているらしい。特に自由党にその色が濃いということを聞くのですが、人事委員会が出張して今更何を調査されようとするのか。而も国会開会中でありますし、……

第10回国会 議院運営委員会 第15号(1951/02/10、2期、第一クラブ)

○委員外議員(矢嶋三義君) この前人事委員会から派遣要求が出ましたときに、本国会の三月における終了を考えて、二月中に出張するならしろそういう要望のあるところは早く出すようにという申合せをしたわけですが、この運輸委員会の派遣要求を出されな趣旨というものはあれだけでは十分わからないのですが、ほかにもたくさんあるかもわかりませんし、一応それが揃つたところでどれとどれが必要かということを節にかけてやらなければ、一つ一つ出たのを次々に派遣許可しておつたならば、本会議の運営上困るようなことはありませんか。
【次の発言】 僕の懸念するのは、この情勢では次々と委員会から出て来るだろうと思うのです。そうなつた場……

第10回国会 議院運営委員会 第16号(1951/02/13、2期、第一クラブ)

○委員外議員(矢嶋三義君) この議運で申上げたいと思つておりましたが、今日会議に入る前に意思表示をいたしますが、第一クラブでも今日の総理に対する質問をいたしたい、こういうように考えております。名前は堀木鎌三君。
【次の発言】 愛知委員の言われることも原則的には了承できますけれども、講和の問題というのは申すまでもなく全国民注視しておる問題でありまして、現在最も大きな関心事の問題であります。予算委員会或いは外務委員会で論議を盡すということもできるわけでありますけれども、この問題に関する限りは全国民、議員としても一人残らず最も関心のあるところでありますので、私は基本的には若し外交問題で国際的にもまず……

第10回国会 議院運営委員会 第35号(1951/03/30、2期、第一クラブ)

○委員外議員(矢嶋三義君) 衆議院のほうから申入もありましようし、それに議長や運営委員長の交渉がありましようが、是非お耳に入れて置きたい点は、私ども公人であると共に私人であり、私人であると共に公人であるので、一応の見通しを立てて議院というものは運営される。一応の見通しを立てたものが猫の目の廻るようにくるくる変つたのでは、公人とはいえ、公人であると共に私人である立場上困ると思うのですから、今日午後更に協議されるといいますが、昨日の衆議院を見ましても、いろいろ決議案が出て時間を食つている。今日も出るようでありますが、何日というはつきりした見通しも立つておるのに、ただ重要法案があるというのでやられた……

第10回国会 議院運営委員会 第36号(1951/03/31、2期、第一クラブ)

○委員外議員(矢嶋三義君) 参議院といたしましては、繰返されたように、随分手を難してここまで来ているのですから、この決議を覆えして自然休会を延ばすという以上は、先ほど理事会の報告のあつたこの線は、衆議院としても当然了承すべきだと思います。重要法案だからといつて法案のつまみ食いをして、参議院の今まで辿つて来た経過を覆えさせ、なお衆議院は衆議院で独自の立場をとられると、こういうような態度に出られるのであつたならば、私のところは了承できんと想うのです。そうであつたならば、私の会派としましては、一切自然休会なんかしないで続けようと、地方選挙のために相当期間自然休会をして、そうして会期が足らないからとい……

第10回国会 議院運営委員会 第47号(1951/05/25、2期、第一クラブ)

○委員外議員(矢嶋三義君) 私はこの深川君がこの委員に任ぜられることに反対するわけではありませんが、若干疑問の点もありますのでお伺いして置きたいと思うのです。と申しますのは、私のクラブの羽仁五郎君が、曾つて日本学術会議の推薦によつて科学技術行政協議会の委員に推薦されたときに、国会議員なるが故に罷りならんといつて承認ざれなかつたことがある。で、そういう前例があるわけだが、それとこれとはどういう関係にあるのか、はつきり説明を求めたい。こういう意見も私の会派であつたのでありまして、羽仁五郎君の場合はどういうわけでそういうことになつたか、それを念のために承わりたい。

第10回国会 議院運営委員会 第50号(1951/05/30、2期、第一クラブ)

○委員外議員(矢嶋三義君) 只今政府から委員任命の同意を求める提案があるわけですが、私はこの際提案に対する政府の基本態度というものを若干質してみたいと思います。  先ず先般の科学技術行政協議会委員の任命の際に、第一クラブのこれは旧聞に属するのでありますが羽仁君の件に関して議事部長に調査して頂くということになつておつたわけですが、それの報告を先ず承わつて続いて若干質したいと思います。
【次の発言】 以上の説明によりまして、羽仁君の問題は国会の問題でないという点がはつきりしたのであります。従つて我々に同意を求めるために提案される政府の基本態度について私は少し質したいと思います。  私はこれを旧聞に……

第10回国会 議院運営委員会 第51号(1951/05/31、2期、第一クラブ)

○委員外議員(矢嶋三義君) 昨日の私の官房長官に対する答弁はどうしたんですか。それがなければ審議ができんと思うのです。推薦態度をはつきりしなければ……。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 過日政府側にお尋ねいたしました点について御調査の結果をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 私はその政府の推薦の基本態度については重ねてお伺いするのでありますが、この科学技術行政協議会法では、私が申上げるまでもなく、第四條にはつきりと学識経験者は学術会議の推薦があるものを尊重して任命しなければならないということが謳われているわけなんですね。それで今報告を承わつたところによつて学術会議のとつた態度はは……

第10回国会 文部委員会 第2号(1950/12/14、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私から大臣に若干お尋ねいたします。国家公務員である教職員と、地方公務員である教職員と同時にやられるおつもりでありますか。それとも切り離してやられるおつもりでございますか。その点を……。
【次の発言】 地方公務員は、人事権は直接教育委員会にあるわけでありますが、昨年問題が起つた場合も、これは文部省から何らかのサゼツシヨンをしておることは、これはもうはつきりしておると思うのです。今度の問題についても十一月九日でしたか、全国の教育長会議を招集された。そのときの議題は地方公務員のレツド・パージが主要議題である。その指示を受けるべく全国の教育長会議が招集されたわけでありますが、どういう理由……

第10回国会 文部委員会 閉会後第2号(1951/07/18、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私もこの際少しお伺いいたしたいと思いますが、さつき荒木委員の質問の結果からそれに関連して少しお尋ねするのでありますが、今度人事院が勧告しようと現在作業を続けておられるところの資料というものは何月の資料でございますか。それを先ずお聞きしたい。そして勧告には実施の時期をいつと勧告されようとされておるのか、その点を先ず……。
【次の発言】 実施の時期とか金額は国会できまることは十分わかつております。私は現在作業を続けておられるのは、資料というものに基いて作業を続けられるということははつきりしておるのでありますから、その時期がいつの資料に基いてやられておるか。そうして更に人事官は米の消費……

第10回国会 文部委員会 第3号(1951/02/01、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 やつて見なければ分らんことですが、審議を同時にするというより、社会教育法の方は簡単ですから、これに入つて、それから特例法に行つてもその期間的にもズレないで、その方が能率が挙るのではないかと思います。
【次の発言】 今日は提案理由の説明を承わつただけにして、質疑はこの次にして頂きたいと思います。

第10回国会 文部委員会 閉会後第3号(1951/07/19、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私は具体的に要望なり質問を申上げておきたいと思うのですが、あなたがお帰りになつて日が浅いから、それでお知りになつていないというお言葉でございますが、少くともこの教育の財政に関する大蔵省の責任の立場におられて、だからここにおいでになつたわけでございますが、そのあなたがお知りにならないということと、それから文部省からの要望が大蔵省に届いてないということは、文部省も不熱心であると同時に、あなたかたのほうでも教育の予算について至大の関心を持たれていないやに私はとれるわけであります。その最も問題とするところは、この前の予算審議のときに地方財政について非常に問題になつて、そして大蔵と地財委と……

第10回国会 文部委員会 第4号(1951/02/02、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 昨日提案になつた社会教育法と、それから教育公務員特例法の審議に関する点でありますが、昨日は社会教育法をやつて、そうして関連しておるから、教育公務員特例法も関連事項であるから、その都度々々というような話も出たかと思うんですけれども、提案理由、それから改正法案を見ますというと、結局社会教育法の改正で、社会教育主事の身分的な取扱だけが教育公務員特例法に関係して来るだけで、あとはそんなに関係ないから、審議の能率を上げる意味において社会教育法一本でやつて、そうしてまあ問題の多い教育公務特例法をあとにする、こういう方針で進んで行つたらどうかと思います。  先ずお尋ね申上げたいのですが、この社……

第10回国会 文部委員会 第5号(1951/02/06、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 先般の委員会で御質問申上げました点で、もう少し明確にしたい点につきまして更にお尋ねいたします。  私の質問の趣旨は学校教育を指導する指導主事と、社会教育を指導する社会教育主事並びに主事補の、おおむね同一に扱う、歯車を合せるという立場からお尋ねするのでありますが、第一点は先般社会教育主事の定員は各県できめるというように答弁があつたと思うのであります。ここにつけられているこの資料を見ますと、県によつて現在随分と差等があります。社会教育の振興している県は選挙のときにも投票率がよく、供米にしても成績がよろしいし、青少年の犯罪あたりも非常に少い。こういうように具体的にはつきりと現われている……

第10回国会 文部委員会 閉会後第6号(1951/08/14、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 この現在までの交渉経過並びにその見通しについて。
【次の発言】 そこでちよつと、交渉経過は文教施設の整備の点について承わつておるといずれも非常に難航しておるようでありますが、お尋ねいたしますが、本年度の予算は予算審議の時も論じられたように、昨年の十月の物価水準で予算を編成してあるから執行にはとにかく支障を来たすであろうということが強力に各委員から論じられたのであるが、その当時大蔵大臣は大体やつて行ける見込であるということを答弁されておりましたけれども、現実は昨年の十月の物価水準でやられた本年度の予算はその執行上重大な支障を来たしておる。それで文教施設のつまりaの項とか或いはcの項……

第10回国会 文部委員会 第7号(1951/02/09、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 審議の仕方について動議を出すわけです。「第五條第三項から第五項までを次のように改める。」という、この項目の本質的な質問は大臣に対する総括質問を終らなければこれはできんと思います。ここでは本当の形式的な、つまり事務的な質問だけにとどめて、内容に亘る質問は大臣に対する一般質問が終つてから更にやるということを保留して置いて、この会議を進めることを私は審議の動議として提出いたします。
【次の発言】 その観点からここで一、二お伺いします。  この條項では大学管理機関をどういうふうに構成するかということが非常に重要だと思うのですが、大学管理機関の構成をどういうふうに考られているかという点が先……

第10回国会 文部委員会 第8号(1951/02/12、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 逐条のほうでもいいのですが、この前、逐条は第十五条で途中でしたので……、結局第十五条と第五条の三項から五項までの改正は全く関連するわけです。どちらでもいいと思うのですが、これは問題の焦点になるのはどちらですか……。
【次の発言】 関連していますよ。さつき大臣にお伺いしたいと思つておりましたが、大臣お帰りになりましたので、具体的な事実をお伺いするわけですから、政府委員のほうでお答えできると思いますからお願いいたしますが、大臣は東大とか或いは神戸大学の例を挙げられまして、その実情が大学の使命を達し得ない実情に到達しておる、これは大学関係者ならどなたでも十分知つておることで、議員諸君は……

第10回国会 文部委員会 第9号(1951/02/14、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 稲田局長にお伺いしたいのですが、十五條の削除についてはこの前から御説明を承わつて天体政府委員の気持はわかつたわけでありますが、この際私は一つお尋ねいたしたい点は、高等学校以下の先生に事前審査の手続きがない、それで法的になくても、それに代るべきようなものを実質的に設けることに対してはどういう見解を持たれているかということを承わりたい。と申しますのは、私この前もちよつと申上げましたが、高等学校以下の教員は非常に身分が不安定なんですね、教育委員会当局としても、やはり教育の振興を図るために現在は殆んど教職員が出身地主義になつておる、そして空気がどうも停滞する慮れがある、だから出身地主義な……

第10回国会 文部委員会 第10号(1951/02/16、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 国家公務員である大学の教職員についての職階制はちよつとここで述べません。ここでは私、地方公務員の場合について主として、地方公務員法の出た現在少しお伺いしたいと思うのです。教育の現場において教師に段階を作るということは、私は果して教育の面からいつてプラスかマイナスかと考えるのですがね。現在学校に働いている人、大ざつぱに分ければ校長先生とそれから先生と小使、つまりそういう学校で現存教育が続けられておるのだが、どこに支障があるかというこですね、公立学校の教育公務員についても職階制を実施するということになりますと、さつき若木委員からも言つたように、或いは教務主任とか或いは学年主任とか学課……

第10回国会 文部委員会 第11号(1951/02/17、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 昨日に引続いてこの項について質問いたします。丁度内藤課長がお見えになつておるようでありますが、改めて教職員の超過勤務手当についてどういうふうに考えておられるか、如何なる努力をされておるかということについて承わりたいと思います。地方においては、地方公務員である市町村吏員に対して超過勤務手当の制度があつて、教職員にないために、給與の面において県市町村の吏員と教職員の間に差等ができて非常に困るわけなんですが、事実教職員の勤務時間というものは、もう私が申上げるまでもなく、学校内のみならず生徒の家庭訪問とか、或いは校外指導とか、勤務時間、こういうものは相当多いわけでありまして、勤務時間の拘……

第10回国会 文部委員会 第12号(1951/02/19、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 簡單に二、三点事実を糾明をさせて頂きたいと思います。今までのお二人のかたから承わつたところにまりますと、基準を設置するために非常に遅れたということと、最初学生が非常に興味と関心を持つておつたのが次第々々に冷却して来た、こういう点では大体お二人の意見は一致しておるかと思います。他の点では相当意見の食い違いもあるようでありますが、二、三点についてお尋ね申上げます。  先ず進藤さんにお尋ねいたすのでありますが、先ほど大山さんがここに延びて来た一つの理由として、論理的に我々を大学の理事者側が屈服させ得なかつたということを申されたわけですが、この公開審理ということが第五條に調われておる関係……

第10回国会 文部委員会 第13号(1951/02/20、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 本法案の提案の趣旨が最も端的に現わしておるのです。確かに局長は苦しい綱渡りの答弁をなさつておると思いますが、私はただ一点この立法技術について、法制局のかたがいらつしやいませんが、お伺いしますが、こういう法律を制定するときに現行法で施行しているものまでもそこで一応御破算にして新らしい法律に切換えるという、そういう立法技術というのはあるのですか。普通は新刑事訴訟法あたりが行われたときでも前の刑法によつて実施されているのはやはりそれで最後までやるというような形で普通は立法というものはされていると思うのですが、こういう立法技術というものがあるのですかどうですか。

第10回国会 文部委員会 第18号(1951/03/10、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 この法律案は提案理由に示されておるように、新らしく国立大学の設置並びに学部の新設というものが加味されているようでありますが、私一般的に是非お伺いいたしたいことは、新学制によつて国立大学を一県一校主義で発足して、その整備充実に現在困難を来たしておる現段階であります。一部にはこれだけの大学を我が国の産業の実態に即応するように、これを育成して行くには相当の困難性があるのじやないかというような悲観論を述べる向きも出ておるようであります。先般おいでになつたアメリカの第二次教育使節団は、大学の数なり或いは内容について相当に示唆に富んだ勧告を出されて帰つたようであります。なお又公立の大学は逐次……

第10回国会 文部委員会 第19号(1951/03/13、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 今の緊急質問はよいのでございますが、私も今日遅れて参りましたから、最初どう出発したかよく知りませんが、今後のこともありますから、公報に載せていない日程をやる場合には一応やはり連絡をとつて頂かないと困ると思うのです。今日時間があれば国立学校設置法の一部を改正する法律案をやられるやに聞きましたが、公報に載つておりませんから今後の例もありますから、公報以外の日程をやられる場合には是非連絡をとつて頂きたい、こう思います。

第10回国会 文部委員会 第21号(1951/03/17、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 先ず要望を申上げて置きますが、参議院公報に会議する事件を載せられる場合には、もう少し精選して出して頂きたいことを要望して置きます。今日の公報、先般の公報も十一も出ておりますので、委員会に出るに当つては先ず目を通して置きたいと思いますので、その点よろしくお願いいたします。先ずこの国立学校設置法の一部を改正する法律案についてお尋ねいたしますが、この法律案の第十七頁のところに「国立短期大学に置かれる職員の定員は、それぞれその国立短期大学を併設する国立大学の職員の定員に含まれるものとする。」こうなつておりますが、この短期大学が新設される国立大学の職員の定員というのは、どの程度増員されてお……

第10回国会 文部委員会 第22号(1951/03/19、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私は本法案審査に初めて加わりましたので、重複する面があると思います。重複したならば、簡単にお答え願いたいと思います。  私の先ずお伺いいたしたい点は、この法律案を提案された以上は来年度も継続する、更に一年も二年も年次の進むに従つて進められるという、少くとも現内閣の内部には大体の意向がきまつているものだと私はまあ想像するわけなんですが、それについて承わりたいと思います。と申しますのは、若しそうでないとすれば、これは私は問題だと思うのです。確かにこの義務教育無償推進の立場からこれは出されたことは結構でありますが、ただそのときの流れによつてこの法律案を出されたということになつては、私は……

第10回国会 文部委員会 第23号(1951/03/20、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私は本法律案に賛成の意を表明するものであります。本法案は理想への第一歩を踏み出したもので、その立法の趣旨は大変結構だと考えるのでありますが、審議の過程においても指摘されましたように、教科書行政の無計画と、その無責任のそしりは免れないと思います。今後立法の精神を十分発揚できるよう、この法の運用よろしきを得よう希望して賛成するものでありますが、最後に若干の希望を申上げて置きます。それは当面の問題といたしましては、国庫補助で、不足する部分については必ず平衡交付金の積算の中に入れて地方財政を圧迫しないように善処すること。それから補助金の交付時期を提案理由にも書いてありますが、できるだけ適……

第10回国会 文部委員会 第25号(1951/03/23、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 これは今後のことも私はあると思うのです。委員長は委員会を運営する相当の権限を持つております、又責任もあるわけでありまして、やはり若干他の案に触れることもいたし方ないとは申しながら、提案は提案、討論は討論、じつくりやつたほうが私は委員会の権威の上から言つてもいいと思うのです。今木村委員のあの提案理由を委員長が見送られたことについては、私は遺憾の意を表明するものであります。で今後の例もありますので、委員長としては委員会の運営については十分に注意をして頂きたい。こういうことを要望いたしておきます。
【次の発言】 修正案発議者として補足してよろしうございますか。

第10回国会 文部委員会 第27号(1951/03/26、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 本改正案は、提案理由にもありますように、現状に即するように整備改正したとありますが、所管課長の努力を多とするものでありまして、さぞ御苦労だつたと思います。そうしまして、その点は確かに盡されておるようであります。私予算委員会に参つていまして、この審議が、前にどういうことがあつたか知りませんので、重複することを恐れますから、私は只今木村委員が質問したことにつきましてもう少しお聞きしたいと思います。  全般的にこの法の実状に即するようにとか、或いは均等を図るというような立場から整備できておると思いますが、やはり一つの問題は、特殊学校の教職員の免許のところにあると思います。この問題に関す……

第10回国会 文部委員会 第28号(1951/03/27、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 文部大臣にお伺いいたします。宗教法人は従来届出制で、終戦後雨後の笥のごとく発生し、中には随分といかがわしいものまで出て来て、識者の顰蹙をかつているところは御承知のことと思いますが、かかるが故にこの宗教法人法案なるものが提案された一つの大きな理由となつているとこういうふうに考えるのでありますが、ここでお伺いいたしたいのは、こういう法人なるが故に税金がかからない、そうしていろいろなことをやつおられる。ところが広い教育の面を考えた場合に、生徒児童が視覚教育の立場から一つの映画を見ても、或いは劇を見ても、そこに税がかかる。一つの教育の延長として修学族行に行つても、そこに宿泊に伴う。名前は……

第10回国会 文部委員会 第29号(1951/03/28、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私は本案に條件付きで賛成いたすものであります。先ほど荒木委員からも御発言がありましたが、又質疑のときにも最も質疑が集中されました附則第二項、これは重大なる意味を含んでいると思います。只今大臣から言明がございましたが、その言明に副つて、大臣並びに各大学当局が責任を以て善処されることを強く要望いたしまして、私は本改正案に賛意を表します。
【次の発言】 私は本案に賛意を表するものであります。この法案の提案の理由にも書いてありますように、宗教活動の自由と自主性、これを尊重している点は非常に結構だと思いますが、それと同時に、やはりこの法案の骨格を成しておるところの責任を公共性というものも、……

第10回国会 文部委員会 第30号(1951/03/29、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 簡單な御質問を申上げますから、要点だけ御答弁願いたいと思います。  先ず現在文化勲章という制度があつて、精神的な優遇をしているわけでありますが、ここに年金を支給しこれを顯彰する、文化勲章が精神的援助をしておつたのに、ここに年金というものが支給されるということになる。この年金を入れられた理由でございますね、つまり年金の性格と申しますか、そういうものについて提案者としてはどういうふうにお考えになつておりますか、所見を承わりたい。
【次の発言】 その点は提案理由にはつきりしておりますし、わかつているのでございますが、これは大臣の構想としてこういうものが生れて来たわけでございますが、その……

第10回国会 文部委員会 第32号(1951/05/10、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 荒木さんの今の答弁ないのですか。よろしいですか。よろしいですね。それでは私は初め極く基本的なことを若干お伺いしたいと思います。発議者である長野さんは自由党に所属されておるわけでございますが、自由党の政調会のほうで講和条約締結後、或いはそれの前後に六三制度、いわゆる新教育制度を再検討するやに新聞紙上で承わつておるのでございますが、先生は自由党に所属されるのでお伺いするわけでございますが、現在のところどういう筋で検討される段階に参られておられるか、なお党として出ておられなかつたら、(「関係ない」「ある」と呼ぶ者あり)それはこれと非常に関係があるのでございます。長野先生個人としては、六……

第10回国会 文部委員会 第33号(1951/05/11、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 局長にお伺いいたしたいのですが、この予算の問題について昨日専門員並びに発議者にお伺いいたしましたときには、六三制教育予算その他に関しては迷惑をかけないで、枠外に予算的考慮を大蔵当局がして下さるやに話が若干通じているような口吻を承わつたわけです。なおそれに対しては努力するということを承わつたわけでございますが、その点について大蔵当局の御意見を承わりたいのですが、天野文部大臣は天野文政の筋金として義務教育の振興ということを掲げられておりますし、例の〇・七ではどうしても不十分だ、あの惨憺たる状況から〇・九までどうしても持つて行きたい、と常々大蔵当局に交渉されておるところは大蔵当局として……

第10回国会 文部委員会 第34号(1951/05/15、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 中島さん並びに西村さん、どちらも実業界のほうからおいで下さつたのでありますが、御二方に御質問申上げたいと思います。あなたがたの会社では相当お若い人も働いていると思うのでございますが、定時制高等学校のほうにどのくらい就学さしているか、或いは持にあなた様がたの会社は、別に定時制の課程の高等学校を設けられておるかどうか、その点について承わりたいと思います。
【次の発言】 そうすると定時制高等学校をやつておる……。
【次の発言】 ともかく若干の若い人を集めて教育をなさつておる……。
【次の発言】 会社で必要な技術を授けるために必要な教育をなさつておる。こういうわけなんですね。

第10回国会 文部委員会 第35号(1951/05/17、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 我妻参考人にお伺いいたしたいと思います。教育界は概して非常に保守的であり、封建的であると、こういうふうに許されているわけでございますが、特に大学の内部というものは、人事関係あたりでは、主従関係というものは非常に強くて、自由闊達な研究というものも十分できないほど非常に保守的であり、封建的であるというようなことをよく聞くわけでございますけれども、先生、長らく大学教授としてお勤めでございますが、大学内の封建性であるとか、或いは保守性というものについてどういうふうにお考えになつていらつしやるか、世間の風評というものは、果して当つているものか、その点について御見解をお伺いしたいと思います。

第10回国会 文部委員会 第36号(1951/05/18、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 各県教育委員会に通牒を出されましたか。我々が休会に入る前にお願いしたのはそういう意味じやなかつたのです。このP・T・Aでやられたとするならば、各県教育委員会にはP・T・Aを所管するちやんと課があるわけですが、文部省としては調査すると言つた以上は、各県の教育委員会にこういうような調査の私は通牒を出すべきであつたと思いますが、出されたのですか。
【次の発言】 どこで調べたか。
【次の発言】 推進委員会のほうで調べた。
【次の発言】 それは調査にならん。我々が要望した調査にはならん。
【次の発言】 一応ここで佐藤先生お見えになつておられるのですが、佐藤先生から承わつたら如何ですか。(「……

第10回国会 文部委員会 第37号(1951/05/21、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 予算関係の問題が出ておりますので、丁度地財委当局がおいでになつておりますから承わりたいと思いますが、昭和二十六年度の六・三建築の起債はどの程度に許される予定でございますか、その点承わりたいと思います。
【次の発言】 結局この法案がやはり地方財政の圧迫というその関連性において確かめて置かなければならんと思いまして更にお伺いしますが、この同額起債を六五%程度に減額をするらしいということを聞くわけなんですが、それでなくても資材、工賃の値上りで、現在六・三建築が非常に延びているわけなんでありますが、その六五%に減額するというような数字というのはこれはでたらめでございます。それともそのあた……

第10回国会 文部委員会 第38号(1951/05/24、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 大臣はいつ来ますか。
【次の発言】 私は大臣がお出でになつてからやるのだろうとこう思つておりましたが、大臣がお出でになつていないのでやるのは非常に不満でございます。私は結局この事務的な技術的操作だけでは解決できないものがあるのでして、大臣から聞いて頂いて延いては本年我々なんかが作つたところの新入生に対する教科書の無償供与、あれはどういうふうに行われたか、それから用紙の事情というものは来年はどういうふうに予想しているか、そういうことを尋ね、更にそれに対する対策というものを、すでに予算編成期も入つて行くわけですが、それを我々が本国会が終る前に大臣にはつきり一応その決意を承わつて置きた……

第10回国会 文部委員会 第39号(1951/05/26、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 民間学術研究機関は今どのくらいございますか。その数を一つ承わりたいと思います。
【次の発言】 その二百に対して従来どのくらいの予算で、一研究所当どの程度の補助があつたか、過去の実績を承わりたい。
【次の発言】 では今度これを今まで行政的にやつておつたのを法制化しようとするわけですが、今までの補助の実績では、到底この民間学術研究機関が十分その目的を達することはできないということをよく言われているわけですが、この法案の成立と共に、予算を画期的に増額するとかいうような点について、何か政府当局と交渉が持たれておりますかどうか。その点について発議者のほうに承わりたいと思います。

第10回国会 文部委員会 第40号(1951/05/29、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 速記をとめて下さい。
【次の発言】 私は本法案の審議の際には別個の考えを持つておりましたが、理事会でそう決定したそうでございますので、大体その線に沿つて簡単に若干確かめて置きたいと思います。  その前に第一にお伺いしたいのですが、是非私は委員長に諮つて頂きたいことは、この文部委員会は各会派少くとも一名ずつを以て常に運ばれておつたと思うのであります。而も本日は三時で打切るという理事会の決定だそうでございまして、私個人的な見解として続けたいと思うのでございますが、続けるとするならばここで一応休憩して、各会派からおいで願つて、いないところもございますので、改めて継続するかどうかを確認し……

第10回国会 文部委員会 第41号(1951/05/31、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 ちよつと速記をとめて……。
【次の発言】 政府委員のかたにお尋ねいたします。第四條の「当該学校の実験実習に必要な経費又は生徒若しくは学生の厚生に必要な経費に増額して充てる」と、こういうように実験実習より生ずる收益について書かれているわけでありますが、現在各学校において、この実験実習による收益はどういうふうに扱つているかどうか、その実情並びに監督の衝にある文部省として、実験実習より生ずる收益はどういう取扱い方にしたら最もよろしいか、教育の上によろしいかというような御研究もなさつておられるかと思うのですが、それらに対しての見解を承わりたいと思うのです。今日は大臣は来られなかつたのです……

第10回国会 文部委員会 第42号(1951/06/01、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 第二章の第一節、中央産業教育審議会について若干質して置きたいと思います。  その第一点は、この権限でありますが、第三条に謳われているところの各号に掲げる事項について取扱われるように書いてありますが、最も危惧される点は、中央審議会が教育の分限に逆行して、産業教育に関する限り中央集権的な形態になつてはならない、こういう点を慮るものでありますが、飽くまでも中央審議会の性格は、地方教育委員会に対して助言と指導を与えるところの文部省、その文部大臣の単なる諮問機関にして、決して中央審議会の決定によつて強引に地方産業教育というものを或る一定の方向に引摺つて行くというような運営というものは絶対に……

第10回国会 予算委員会 第10号(1951/02/16、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 簡單なことを二、三点お尋ねいたします。戰時中撤去した二十線のうち十二線が回復して、残り八線があるということがはつきりしたのですが、土工工事の完了した三線を本年度新らしい工事対象とされておるようでありますが、戰時中土工工事が終つてなお完成していない線が幾つあるか。この戰時中に土工工事をしてそのままになつておる線は、戰争末期において産業振興というような立場から計画された路線でこれは国の経済興隆のために寄與する産業線が多いと思うが、何線残つており、それを今後どういう計画で完成されるかということを伺いたい、それが第一。  次に第二点は、戰後国内の人口が非常に多くなつたという関係もありまし……

第10回国会 予算委員会 第15号(1951/02/23、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 議事進行について。本委員会はやはり定足数の問題はありますか。
【次の発言】 それでは私はここに動議を提出し、議長から、本予算委員会の委員長も本日おいでになつていないようでありますが、委員長と協議なされ、理事会あたりで何らか、以下私が申上げる動議に対しての措置をとられますよう希望して私は意見を述べます。  それは我々は現在予算の予備審査をやつておるわけでありますが、これからいよいよ衆議院から回付されて参りますというと本審査に入ります。当面問題になつている我が国の最も大きな問題は講和の問題であります。その問題と、我々が今これから審査しようとするこの予算案というものは、非常に密接不可分……

第10回国会 予算委員会 第16号(1951/03/01、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 今のに関連して岡野国務相にお伺いいたしますが、地方財政委員会の意向によつて増收を予想して、そうして地方税法の改正を岡野国務相の責任において提案されたと言われますが、裏を返せば地方財政委員会が来年度に平衡交付金として千二百九億を要望しておるのに対して、その意見書を出されたのに対して、政府は千百億を組んでおられるわけですが、その差額の百九億の平衡交付金の増額について岡野国務相は如何なる努力をされたか、又今後如何なる努力をされるつもりであるか、それを先ず伺います。
【次の発言】 地方税法の改正で課税対象、財源というものを市町村に與えることは與えたが、市町村民の担税能力のないということも……

第10回国会 予算委員会 第17号(1951/03/02、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 明日は終戰処理費はやらんでしよう。

第10回国会 予算委員会 第21号(1951/03/07、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私は本問題は、国会の権威という立場から申上げておることを前以て申上げて置きます。  我々には選良としての権利と義務がある。並びに政府委員は又政府委員としての義務というものがある。それと両々相待つて成立たせるところに、初めて国会の審議権の尊重ということもあり得る。国会の権威ということもあり得る。そういう立場を私は申上げているわけであります。  先ず私は今の副総理の釈明につきまして少し了承できん点がありますのでそれを先ず申上げます。理事会は、これに対してどういう見解をとられたかということを、私は委員長からもお答えを願いたいのであります。よく総理は本会議あたりの答弁において、共産党の質……

第10回国会 予算委員会 第23号(1951/03/09、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 続行ときまりましたから、続行することは当然でありますが、私はここに要望を申上げたい。確かに総理の申される面も一理あると申いますが、先ほどの経済民主化、次いでは日本の民主化が逆転するのではないかということは、私は極めて重大問題だと思う。(「重大問題だ」と呼ぶ者あり)防共の波に乘つて滔々として流れるところの反民主主義的な、軍国調べの復古調というものは、私はよほどこの講和の前に釘を刺して置かなければならんと思う。(「その通りだ」と呼ぶ者あり)我々は経済自立と文教政策の振興ということを以て日本の再建を願つておる。首相もそう言われておりますが、到達したところのものは平和愛好の民主主義文化国……

第10回国会 予算委員会 第26号(1951/03/13、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 通産大臣が丁度お見えになつておりますので、この際、私は紙の割当統制撤廃についてお伺いいたしたいと思います。最近、紙の輸出制限によつて内需の確保を図られるための処置をとられたわけでありますが、用紙の割当統制並びに価格統制をやめられるおつもりかどうか、やるとするといつやられるのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 下條さんがやられだとすると、丁度私いなかつたので、ダブるかも知れませんが、ダブつていたらそういうふうにお答え願いたいと思います。それでは通産大臣はこの統制をやめた後に、そう需給並びに価格の暴騰というものについて、どういうふろにお考えをなされておるか伺いたい。

第10回国会 予算委員会 第27号(1951/03/14、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 地方財政が現在瀕死の重傷にありますので、甚だ遅くなつて恐縮でありますが、前質問者に重複しないように若干お伺いしたいと思います。先ず私は、地方財政委員会の木村委員にお尋ねいたしたいのでありますが、どうも各委員に対する御答弁を承わつておりますというと、私は納得できない点がある。それは政府の千百億に対して千二百九億の意見書を出された地方財政委員会の委員としてどうも納得できない。それはあたかも政府案の千百億を我々に納得させるように政府の援護をしておるような印象を私は受けます。岡野国務相は閣議できまつた以上、千百億をいろいろと弁解されることは一応わかるのでありますが、地方財政委員会の私は肚……

第10回国会 予算委員会 第28号(1951/03/15、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私はこの際吉田総理に二点についてお伺いを申上げたいのであります。先ず第一番目に先ほども一松委員、並びに伊達委員から触れられた問題でありますが、現在我が国の動向を決定する重大段階に来ていると思うのです。講和を如何なる形で、如何なる内容において結ぶかということと、それから終戦以来我が国の諸制度を改革したわけでありますが、それが重大であつたと同様に、今後講和後において我が国の制度を如何に改変して行くかと、この二つの問題が極めて私は重大だと考えます。先ほども意見がございましたが、若しも我が国をばらばらにするような考えを以つて我が国に布かれたところの法律、法令というようなものも、自主権を回……

第10回国会 予算委員会 第29号(1951/03/17、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私は大蔵大臣並びに文部政務次官に教育財政を中心にしてお伺いいたしたいと思います。天野文部大臣が御病気で予備審査からずつと総括質問、通告順の質問にずつとお見えになつていませんで今日が最後の旧でありまするのでお疲れと思いますけれども、少しお伺いしたいと思うのであります。と申しますとお疲れになつた大蔵大臣は、よし教育財政か、それならば財政の許す範囲内で答えようとそういうふうな腹をきめられたかと思うのでありまするが、丁度問題は、私病気で言えば教育とは内科で結核性のものであつて、他は外科であつたならば、化膿もすれば痛くもあるというので、適宜的確に手を打たれますけれども、教育の問題はまあ内科……

第10回国会 予算委員会 第30号(1951/03/23、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 先ほど地方財政平衡交付金に関する小委員長の本予算委員会に報告された報告は、小委員会で満場一致決定報告されたものでありますので、本予算委員会で採択されることの動議を提出いたします。
【次の発言】 動議提出者として再び発言いたします。昨日の小委員会並びに本日の小委員長の報告は何ら手続に手落ちがないということは、速記を御覽になればはつきりしておる点であります。従つて小委員長の報告を本委員会が採択するかどうかということが問題でありまして、すでに定足数もあることであります。採択の件についての決定を本予算委員会において取上げられますよう、改めて私は主張いたす次第であります。(「異議なし」と呼……

第10回国会 予算委員会 第31号(1951/03/24、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 議事進行について。只今大蔵大臣の所見を承わり、なほ地方自治庁長官の御意見も承わつたわけでありますが、これを要するに、大蔵当局と地財委当局との見解の相違と、それから現在の予算案はこのままにして置いて、将来努力しようという点に盡きていると思うのであります。奨来努力するということについては、これは当然のことであつて、地財委当局も、政府案と地財委案との百九億の差額を増加するのみでは将来解決できない。更に増加してもらわなければ、地方財政は持ちこたえられないのであるということを証言されているわけであります。将来努力するということは、子供の頭を撫ぜる類のものであると思います。問題は現在の問題で……

第11回国会 文部委員会 閉会後第1号(1951/08/20、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 警察予備隊の庁舎についてお伺いいたしたいと思いますが、二十六年度予算に警察予備隊の経費として百六十億を組みまして、その中に臨時的経費として四十三億四千万を本年度の補正予算に計上してあるわけでございますが、あの予算審議の当時にこの臨時的経費四十三億四千万、これで大体警察予備隊の庁舎は設置できるんだと、こういう答弁が大橋法務総裁からあつたと私記憶しておりますが、お伺いいたしたい点は、この臨時的経費四十三億四千万は勿論装備の関係もあると思いますが、予備隊の庁舎の設置にどういうふうにお使いになつたか、それと同時にこの予備隊の隊員の入るところの庁舎は今どういう状況にあるか、その点先ず伺いた……

第11回国会 文部委員会 閉会後第2号(1951/09/07、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 先ず私は文部省側の水谷政務次官或いは久保田管理局長の御答弁をお願いいたしたいと思います。この給食の問題が国民保健或いは国民の食生活の改善、それ以上に教育の立場から非常に給食問題が国民に重大関心を払われており、最近この給食が廃止になるんではないかというので、随分いろいろ陳情を受けておるわけでございますが、そこで私お伺いいたしたい点は、先般の文部委員会で文部省側から今後の給食は見返資金三十四億七千万円を予定しておる。従つて補正予算には小麦粉或いはミルクの購入費としては計上しないで、ただ施設の値上りに対する補填の一部として補正予算に計上した。こういう予算要求案の大綱について御説明を承わ……

第11回国会 予算委員会 第1号(1951/08/18、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 大蔵大臣にちよつと……、大蔵大臣にめつたにお目にかかれませんので、ここで簡単に二、三先ほどから大蔵大臣の御説明によつてこの講和條約締結後の財政負担が非常に複雑であり、非常に重大なものだということはよくわかつておるのでございますが、私は端的にお伺いしたい。それは一点についてでありますが、非常に国家財政の窮迫というような立場から新学制の六三制というものが財政的な立場から、特に大蔵省を中心に検討されているというような噂がありますが、随分と国民は動揺して、最近陳情団も盛んに上京しつつあります。その一つの裏附として、今度文部省のほうから〇・七坪と、それから御承知のように単価の引上げによる補……

第12回国会 内閣委員会 第15号(1951/11/20、2期、第一クラブ)

○委員外議員(矢嶋三義君) 本法案の重大性に鑑みて文部委員会のほうでは当内閣委員会に対しまして連合委員会を申出たのでございますが、審議の都合上当委員会の拒否されるところとなりました。ここで皆様お疲れと存じますけれども、委員外発言をお許し願つた次第でございます。  先ず承わりたいことは、行政管理庁の政務次官がお見えになつていますので、そちらのほうから先ず承わりたいと存じます。このたびの行政整理の基本方針については、もう当委員会においては再三論じられたことと存じますので、私あえてそれをお尋ねいたしませんが、本会における行政管理庁長官の答弁、こういうところから察するところ、このたびの行政整理というの……

第12回国会 内閣委員会 第16号(1951/11/21、2期、第一クラブ)

○委員外議員(矢嶋三義君) 昨日も当委員会にお邪魔いたしまして、今日も発言を許して頂き有難うございます。実は昨日文化財保護委員会のこの行政整理について御質問申上げたのですが、当時事務局長がおいでになつておられませんでしたので改めて参つた次第でございます。私参つたばかりでございまして、三好委員からの質問が展開されておつたのでありますが、或いはダブるかと思いますがダブつた点につきましてはさようにお答え願いたいと思います。  先ずお伺いいたしたい点は、今度の行政整理が、戦後膨脹した事務、それらを整理することによつて国民負担を軽くしようという立場から立たれているようでございますが、文化財保護委員会は終……

第12回国会 文部委員会 第2号(1951/10/24、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 結局あなたの説明はこうなんでしよう。四月のベース・アップ、国家公務員千円上げたときに二千七円要つた。その二千七円は国家公務員の平均千円に千七円アップしておつた。それがアップし過ぎておつたから、その千七円の上廻つておつたのを八百三十四円まで引下げたというわけです。それに第二次の十月以後を加えて行くというわけです。従つて総額がこうなつて来るわけですね。
【次の発言】 会計課長の説明を聞いたから、数の不明確なところだけ、事務的な点だけ聞いたらどうかと思いますが……。
【次の発言】 私は大臣に聞く前に課長から事務的なことをちよつと確かめたいのですが、よろしうございますか。

第12回国会 文部委員会 第7号(1951/11/12、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私、それに異議はありませんが、今日参考人を招致して意見を聞いたのは、この前から委員会でやつてはつきりしないところがあるから、それを究明したいという趣旨で参考人を呼んだということは、委員長が宣言された通り、従つて只今文部省からも承わつたのですが、大蔵から来ておつたら大蔵からも、或いは次長からもそれぞれ意見を承わつて、それから参考人にもその意見に対して、参考人の見解と違うような場合には発言を許すという条件で私は進んで頂きたいと思います。そうしないと問題の盲点を究明する精神に副わない。
【次の発言】 今村さんに若干お伺いしますが、先ほど昇給ストツプのお話がありましたが、昇給時期が来ても……

第12回国会 文部委員会 第8号(1951/11/13、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 時間がないようですから、私は一ことだけ政務次官に承わりたいと思うのですが、先ずこの問題で、先ほどからデータの問題も出ましたが、答弁もございましたので私追及いたしませんが、この四百六十二とか或いは特に五百七十六とか三百七十五というデータというものを自治庁で認められたということについては追及いたしませんが、納得できない点がございます。更に全国の知事会議がこれに反論しておりますが、この反論に果して自治庁は自信を以て応じ得るかどうかという点も伺いたいところでございますが、そういう点も私はあると思うのです。データそのものが問題でございますが、更にそのデータに基いて政府が財源措置をすることは……

第12回国会 文部委員会 第9号(1951/11/14、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 十一月七日閣議で決定されたという地方公務員の給与改訂について閣議決定の内容について承わりたい。
【次の発言】 勿論そうでございますが、地方財政委員会はその閣議決定をどういうふうに了承されているかということを承わりたい。
【次の発言】 私伺つていますのは、閣議決定の内容をどういうふうに了承されておられるかということです。閣議決定をされた、どういうことが閣議決定されたように了承されておられるか。
【次の発言】 それでは具体的にお伺いいたしますが、閣議決定の内容は、財源措置をするのに当つて国家公務員と地方公務員の均等化を図るという立場から財源措置をしたのであるということを確認したことが……

第12回国会 文部委員会 第10号(1951/11/20、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 この問題については、先般私本委員会で大臣にお伺いしたわけでございますが、大臣の今の発言されたお気持は、言葉の意味する範囲内においては了承したわけでございますが、その中で一番大事な点は、大臣は権威を持つものは危ない。従つて政令でも訓令でも出すのでなくて、天野個人の意向として出すんだ、こういうことを言われておりますが、現在の我が国の民主過程ですね、国民の民主主義の理念の把握とか、或いは民主主義の実践というような角度から、いわば文部大臣天野という名前で出すことは随分私は大きな権威だと考えるのですが、大臣が権威を持たして出したくないとあれば、やはり野人天野の立場になつた場合に行えば然るべ……

第12回国会 文部委員会 第12号(1951/11/22、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私はこのいわゆる大豆事件については、初めて委員会に出て久保田管理局長の答弁を今日途中から聞いたので、更に他の方面からの資料も持つておりませんし、新聞、ラジオで聞いたり見たりしている程度で、はつきりつかめないでいるんですが、その点今まで質疑された問題とダブるかも知れませんが、基本的なことをお伺いしたいと思うのであります。で、今度の事件について、この関係者で調査を受けた人は何人いるのですか。そのうち文部省では何人ですか。
【次の発言】 省内ですね。それでは外では。
【次の発言】 逮捕された人は……逮捕され、釈放され、又現在逮捕されておる人は……。

第12回国会 文部委員会 第13号(1951/11/24、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 提案者に伺いますが、この博物館法案は社会教育の場としての博物館、それから図書館、公民館これらは一貫したもので、その中の博物館に法的基礎を与える趣旨においてこういう適宜な立案をされたと考えるのでありますが、この法案立案に当つてすでに法的基礎付けとしては公民館、図書館との関連をどういうように考慮されて立案されたか、その点お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 例えば図書館法との調整ですね、組立とこの博物館法案を調整するに当つて、何かその関連性を特別に考慮されたかどうか、そういうところを承わりたい。
【次の発言】 それで先ず政府委員に対する質問から入つて行きたいと思います。ここで若……

第12回国会 文部委員会 第14号(1951/11/26、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 簡単にお伺いいたしたいと思います。大変お忙しいところを斯界の権威者が多数おいでになつていろいろ貴重な意見を聞かして頂いてありがたかつたのでありますが、お忙しいかたばかりなのでお帰りになられて非常に残念だと思つておりますが残つたかたに少しお伺いしたい。それは私御意見を承わりましておおむね意見が一致しているかと拝聴したのでございますが、その中で私ここで是非お伺いしたい点は、この参考人の意見が食違つている点ですが、その顕著なるものは形式内容についてはいろいろ論じられましたけれども、それらを考慮すれば、こういうものが必要である、こういうふうに述べられたかたと、必要でないと述べられたかたが……

第12回国会 文部委員会 第15号(1951/11/27、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 大臣にお伺いしたい点は、先ほどからの質疑で大臣の気持はもうわかるのですけれども、最近の我が国の動向で天皇を権力の中心というところに持つて来て、これを利用して統一して行こうという、こういう底流があるような点はお感じになりませんかどうか。戦前は勿論天皇中心で行きましたけれども、ポツダム宣言受諾以来は司令部の至上命令権でまとまつて行つておつた、今度二条約発効によつて日本が独立した機会に、意識するとしないとにかかわらずこういう動向があるというような点を、お感じになつていらつしやるか、いらつしやらないか。
【次の発言】 私は終戦直後天皇が初めて地方に行幸された場合に、全く天皇はもみくちやに……

第12回国会 予算委員会 第11号(1951/11/07、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 先般山口県広瀬に警察予備隊の初出動を見たようでありますが、初出動に当つての要因を申しますか、要素はどんなものでありますか承わりたい。
【次の発言】 いや要請に応じて総理大臣のほうで発動を命令したわけですね、そのときの発動を決意した要因ですね、それを承わりたい。
【次の発言】 出動して、引上げるに当つては如何なる資料に基いて、誰が判断して決定されるのか、それを承わりたい。
【次の発言】 一たび出動した場合に、引上げる場合には、今あなたから発言があつたように、責任者の部隊長は当該公共団体の長あたりの意向を聞いて、そして決意するのでありますか、この点も聞いたのですが、どういうふうに報告……

第12回国会 予算委員会 第12号(1951/11/08、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 給与局長にお伺いいたしたいのでありますが、人事院の浅井総裁は更に又山下人事官も常に申されていることは、給与を勧告するに当つては、人事院としては、公務員の立場も考え、政府の予算的な方面も考え、両方満足ができるような線を勧告の線として打出すことに常に苦慮しており、従つて勧告案を出すに当つても相当に努力を要するし、時日も要するのだということを常々言われておるわけでございます。従つて勧告案に出されたものについては、使用者側に立つ当局も、更に使用されるところの公務員も、共に満足して必ず実施されるという信念の下に、人事院は常に置かれているように我々は了承して行つているわけでございます。ところ……

第12回国会 予算委員会 第21号(1951/11/22、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 連日の審議で問題は出盡したようでございますが、私はこれから若干質問させて頂きます。岩本君が約二十五分間ルールを破つたようでございますが、私はできるだけルールを破らないと思つておりますので、万一破つた場合はお許し願いたいと思います。私の質問の順序は、大蔵大臣はお疲れでしようから暫ぐお休み頂いて、でき得べくんば通産大臣、文部大臣、自治庁長官、大蔵大臣、その間にちよつと農林大臣のも出ますがそういう順序でお願いいたしたいと考えております。  その前に先ず特別調達庁の長官がおられるようですからそれに関連する…大蔵大臣もちよつとおつてもらいたいのですが、特別調達庁の長官がおられるので四、五分……

第12回国会 予算委員会 第22号(1951/11/24、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 関連して、この老廃朽の校舍と関連があるのですが、大蔵省に伺いたい点は、このたびのルース台風被害に当つて、老朽校舍の損害に対しては補助率を変えるという見解を大蔵省は持つているというが、本当かどうか承わりたい。
【次の発言】 その大蔵大臣の答弁に対して天野文部大臣はどういう見解を持つておられるか、答弁を……。
【次の発言】 さすがは文部大臣だけの価値があると思いますが、一体その新学制が出て以來、〇・七坪まで確保できないで、六三の三は行くが、六に非常に皺寄せされて來て、何十年か放置されたところの小学校の校舍というものは惨怛たる状況になつていて生命さえ危険な状態にある老朽校舍は、今荒木君……

第12回国会 予算委員会 第23号(1951/11/27、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 吉田内閣は成立以來苦難な荊の道ながらも、掲げられましたところの減税並びに統制撤廃という公約にジグザグ・コースを辿りながらも、ときに行きつ戻りつするようでありますが、努力されている点には敬意を表するものでございますが、私ここに総理にお伺いいたしたい点は、このたびの補正予算案に盛られておりますところの、自由党内閣が国民諸君に公約したところの生活水準向上の減税をなしている、公約を履行しているということを大いに宣伝されているわけでございますが、この言葉を撤回されるおつもりはないか、又は修正されるお考えはないかというのが質問の要点でございます。理由を簡單に申上げますが、この四百五億の減税を……

第12回国会 予算委員会 第24号(1951/11/29、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 小委員長にお伺いいたしますが、私見せて頂いて了承したのと報告書が変つておりますが、どの点が変つているかと申しますと、国民の名目賃金とその収入は増加したにもかかわらず、物価庁の資料に基けば、実質的に生活水準は低下している、それは政府委員も認めたところである、こういうところで、結論として、從つてこの公務員の給与は人事院の勧告が適当であると、こういうふうに書いてあつたのを私は見せて頂いて、それで結構ですと賛成したのでございますが、現在のはそれを書き変えられて、予算が許せばできるだけ人事院の勧告の線に引上げると、こういうふうに訂正されているようでございますが、如何なる事情に基くのか、今私……

第13回国会 議院運営委員会 第4号(1951/12/15、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 打切る前に……、只今の議長の御説明では、来週の火曜日に、両院の議運の理事が協議したいというようなお話ですが、それに臨む参議院の態度としては、先般緑風会から提案されたあの筋が通つておるので、飽くまで推し進めるという態度で出席して行くということを條件に、私は、この場で開会式の問題を打切ることに賛成いたします。
【次の発言】 議題を言つてないからわからない。

第13回国会 議院運営委員会 第5号(1952/01/19、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 両院の理事会で、この式辞案がまとまつたように承わりましたが、ちよつと質問いたします。それは私この式辞案を拜見したのでございますが、このたびの国会に我々が臨む基本的な態度として私は最も大切なことは、日本の民主化を強力に推進して行くという基本線が国会に臨む我々の心がけとしては最も大事なことじやないかと私は思うのでございますが、そういうはつきりした字句が現われていないのを私は不審に思つておるのでございますが、そういうことについて両院の理事会において討議されたかどうかということを先ず伺いたい。
【次の発言】 私は議運には先般から出たので、先例というものを知りませんのでお伺いいたしますが、……

第13回国会 議院運営委員会 第6号(1952/01/23、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 只今赤木委員から話された通りでありまして、今日の加藤氏の提案は、再開第一回の議運で決定された事項を又逆戻りしているように思います。再開第一回の委員会で従来通りの方針で順序を決定して行くということを確認して、そうして第一回の議運で未解決であつた緑風会は與党か野党か。従つて第一回の、緑風会がやるかどうかという問題をきめるべきものだと思います。
【次の発言】 私はさつきから申上げているように、この前の議運ではつきりその順序については従来の例もあるし、従来のままで行こうと、こういうふうにまあ討議して、再確認して、そうして話を進めて行つているわけなんです。只今自由党さんのほうから出ている意……

第13回国会 議院運営委員会 第9号(1952/02/01、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 今委員長がほかに御意見ありませんかと言つて、小笠原君から異議なしといつて発言があつて、ここで懇談会に入ろうとしているのですが、ここで決定されたのはその三番と六番とやつて四番と五番は保留という意味で委員長は諮られたのでしようか。
【次の発言】 小笠原君がすんだら私一つ伺いたいのですが質問終りましたか。
【次の発言】 私は官房長官に選考の政府としての方針についてお伺いしたいと思うのです。それは先ず第一点は、人事官を選考するに当つて追放解除者以外の方々の中で適任者はないかという立場から選考に御努力なさつたかどうか、追放解除というものを特別に考えたか考えなかつたかということ。それからもう……

第13回国会 議院運営委員会 第10号(1952/02/04、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 土曜日に官房長官に政府は再考してはどうかという強力な意見が提示されていたのでありますが、何らの反響がございませんか、あれば伺いたい。

第13回国会 議院運営委員会 第12号(1952/02/11、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 恐らく兼岩君も、今中村君から話されたことを意味しているのだろうと思う。私は中村君が言われる通りだと思います。私もずつと本会議で緊急質問の質疑応答を承わつていますが、まあ吉田さんにしてみれば答えられんことを変な聞き方をする、こういう御意見もあるかと存じますが、一般的に言つて、最近の本会議における質疑応答は、私は議員としても国民としても不満足だと思います 一般論として我々としては政府に対して本会議の質疑応答の場合において、答弁をもう少し内容のある、真劍味を持つた内容と態度において応じられるように強く要望して然るべきじやないかと思います。又聞くほうも、共産党の質問も惡かつたとは申上げま……

第13回国会 議院運営委員会 第13号(1952/02/13、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 只今第八番目に追加された荒木正三郎君の緊急質問は、本日首相が来たならば実施すると、こういうふうに了解してよろしうございますか。
【次の発言】 遅れるのじやないか。
【次の発言】 できかねるのですね。

第13回国会 議院運営委員会 第14号(1952/02/15、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 理事会の報告がさつきありましたが、確かに委員長が報告されたように、他会派に影響を及ぼさないという原則の下に今度の再編成に対処するということを申上げたことに間違いないと思います。併しながら他会派に影響を与えないということについては、議席は上下或いは左右に他会派に若干の影響を及ぼすということは認めた上の申合せでございます。小笠原君の意向は、そのときに未確定であつたところの第一クラブから二名緑風会へ移籍されるということが確定した本日、平素から持たれておるところの立場から、もう少しすつきりしたものにしてはどうかという新たなる考えから出発されておると思うのです。或いは事務局で用意されておる……

第13回国会 議院運営委員会 第18号(1952/02/28、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 それに関連して。只今兼岩君の発言を聞いて私もどうも心外に思うわけですが、私はこの問題に関する限り共産党の兼岩委員を全面的に私は支持いたします。昨日あの各派小委員会において私はこういうことを申上げたはずです。委員長の報告があつたときに、明日午前中に調印ができるだろう、或いはできないかも知れない、その心配はあるけれども大体できるだろう、衆議院は明日定例日ではあるし聴取することになつているからという話があつたときに、私は、参議院は定例日じやなし、調印が明日午前中先ず大丈夫できるだろう、こういう不確定要素があるならば参議院と衆議院の話合によつて、政府は、昨日から言つて明後日でありますが、……

第13回国会 議院運営委員会 第20号(1952/03/05、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 ちよつと通産委員長に、この要求を承認する前に私はちよつとお伺いしたいのですが、先般通産委員長から福井地方への視察を要求された場合に、私は真つ先に賛成した一人でございますが、あの当時本会議で承認された派遣人員の三人中二人まで変更になつて、そのうちの一人は出張 するためにわざわざ他の委員会から通産委員会に緊急に入れ替えて出発されたやに承わつておるのでございますが、それは事実でございますかどうか。
【次の発言】 ちよつと大きな声  で……。
【次の発言】 私は開会中には特に議員派遣に当つての緊急度ということが問題だと思います。私はよほど緊急度を感じたのでございますけれども、どうも我々が……

第13回国会 議院運営委員会 第21号(1952/03/06、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 委員長しつかりして頂きたいのですが、これ以上幾らやつても時間を費すばかりだから、中村君が議事進行に関する動議を出されておるのですから、それを諮つて頂きたいと思います。(「賛成」「異議なし」と呼ぶ者あり)

第13回国会 議院運営委員会 第22号(1952/03/07、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 羽仁君は私のところの会派の者ですが、先般行政協定の報告があり、その質問が行われるときに、今出ておる緊急質問をどうして下さるかという私の質問に対して小笠原君は、その緊急質問は別個に考えるんだということでまあ済んだわけです。それで私のほうとしては、本人とも連絡をとりまして、でき得べくんば行政協定の一般質問並びに首相並びに国務大臣の答弁によつて緊急質問を繰返したくないと、こういう気持でおつたのでありますが、総理の答弁も終了し、その後本人は是非とも緊急質問したいと、こういう要望をしておりました。昨日来の予算委員会あたりの質疑応答を何しまして、いよいよ前から通告してあつた緊急質問を是非とも……

第13回国会 議院運営委員会 第23号(1952/03/10、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 この通告順序の第一の羽仁君と第三の吉田君のは似ているようでもあるし、又角度も若干違うと思うのです。それで第三の吉田君の、今木村君のほうから意見が出ておりますが、この問題は現在予算委員会で問題になつておるといつても、やはり本会議で前に問題にした角度から考えた場合に、やはりここに新らしい問題が起つておると思うのです。で、この点については予算委員の諸君だけでなくて、議員の皆さんも是非確かめてみたいという気持でおるでしようし、又国民全般もそういう気持でおると思うのです。それで予算委員会があるにしても、こういう大きい問題ですから、ここに吉田君は僅か十五分間の質問を要求しておるのだから、承認……

第13回国会 議院運営委員会 第25号(1952/03/12、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 岡崎国務大臣にお伺いいたしたいのは、先ず第一番にこの行政協定が條約であるとかないとかいう、そういう政府の認識の統一というものはいつやられたのでありますか。
【次の発言】 それであつたならば、私は非常に意外であります。本日の中村委員からの質疑に対して、やれ広義の條約とか狭義とか、或いは條約に重きをおいたとか承認に重きをおいたとか、なかなか言葉というものは便利でうまいことを言われておりますが、先般保利官房長官は、私は注意を促しておきたいのでありますが、本委員会で中村委員の質問に対して、最初は條約であるかないかという点については自信を持つていなかつた。それは答弁の当時の空気からはつきり……

第13回国会 議院運営委員会 第28号(1952/03/19、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 只今各委員のかたから意見が出ているようでございますが、特に安井君から時期をいつにするかという点について議事進行上の意見が只今申述べられているのでありますが、私は本日一歩でも進むべきものだとこういうふうに考えます。と申しますのは、その経過について各委員から申述べられましたけれども、余りにも、これは議運としては或る程度私は責任がありはしないか、この行政協定はいかに取扱うべきかということが問題になつて、まあ政府委員の出席がこういうふうに十分でなかつたことも一つの大きな理由でございますが、本日まで延引に延引を重ねて来ているその過程においては、ともかく先ほど菊川君が言われたように、政府側の……

第13回国会 議院運営委員会 第35号(1952/04/14、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 四と二でやれよ……。最初は全部社会党二でやつて下さい。

第13回国会 議院運営委員会 第36号(1952/04/16、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私は中村君の今の意見に賛成いたします。
【次の発言】 私は緑風会の赤木委員の意見に賛成ですけれども、あとのこともありますので、やはり私は少し意見を申上げたいと思います。と申しますのは、これは施政演説にしても、或いは財政演説にしましても、或いは條約にしましても、或いは最近におけるああいう報告のようなものにしましても、すべて本会議で問題になつたものに対しては、それぞれ政治的立場が違えば、それぞれの質疑をしたい、又すべき義務があると私は考える。従つてここで非常に重要法案であるという立場から、本会議において法律案の提案理由がなされる以上ですね。諸君から先ほど来繰返されているように、総括的……

第13回国会 議院運営委員会 第38号(1952/04/21、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 その議題をやる前にお伺いいたしたいのですが、まあ通例、本会議をやらないときは議運をやらないことになつておると思うのです。従つて私は今日議運があるというようなことは知らなかつたので、只今の議題についても、水曜日にかかるものと思つて実は私の会派ではまだ諮らないでおるわけなんですから、従つてその議題を次回まで延して頂きたいと同時に、今日こういう議運を開くに至つた経過並びに理由、それを一応承わりたいと思います。
【次の発言】 この前小笠原君の発言は、やはりどうもそういう必要が起る可能性がある、ああいう特殊な事態にああいう発言をしたと私は解しているのですがね。本会議がない場合は、特別緊急な……

第13回国会 議院運営委員会 第41号(1952/04/28、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 念のためにお伺いしますが、先般この式典について議運に諮られたときには、私は次のように了承しておつたのですが、と申しますのは、憲法施行五周年記念式典に平和條約発効記念を附加してやると、こういうように政府側から諮られて私は了承したと思うのですが、今日のこれを見ますと、平和條約が先になつて、憲法施行記念があとになつて、案文を見ますというと、殆んど平和條約発効に重点を置かれているように存じますが、念のためにお伺いしますが、この点どうでしよう。
【次の発言】 その苦衷の点も確かに私認めるにやぶさかでありませんが、存じておりますが、まあ皆さんが御同意ならあえて反対するものではありませんが、た……

第13回国会 議院運営委員会 第42号(1952/05/06、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 国会の本会議で議事を進めるときに、與党野党はないと思う。中村君の主張は正しいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第44号(1952/05/09、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私はあの騒擾事件を契機にして労働立法並びに治安立法というものが、或る程度近い機会から考えられつつあるということは想像にかたくないと思うんです。それで私はこの段階においては騒擾事件とこれらの立法との関連性というものは、まず質すべきことは質さなければならない段階だから又相馬君から先ほど騒擾事件の直後に政府に対して質疑応答の形で実質上の緊急質問がやられたという御発言がございました。その当時と現在とは更に私は事態が変つていると思いますので、現段階においては、或いは自由党から名前のつけ方が惡いという意見が出るかも知れませんが、緊急質問はこの際私はやるべきである。こういうふうに考えまして緊急……

第13回国会 議院運営委員会 第51号(1952/05/26、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 議員派遣を承認するかしないかという点については、私、小笠原さんの御意見と同様でありますが、ただこの際飛行機を使用されるということになつておりますので、その点についてちよつと中村君にお伺いいたしたい。即ちこの会期が延長にならなければ第三班の視察は打切りになるであろうということと、会期が延長になつた場合は第三班の視察を行えるわけです。ところが第三班の片道は飛行機ということになつておりますが、その飛行機と会期延長との関連はどうでありますか。
【次の発言】 私は午前中と午後の論議の焦点が変つて来たと思いますが、午前中議運では私は若干は意見はありましたけれども、委員長は三カ所に行くことも異……

第13回国会 議院運営委員会 第52号(1952/05/28、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私は第一クラブ、労農、共産小会派を合せて一人というような所論はいたしません。ただ、私は参議院の両院協議会を構成する場合の前例は尊重して行きたい。と申しますのは、私の知つておる範囲内では、衆議院の協議委員の選出の従来の仕方も、参議院と異なつてると私は記憶しております。参議院の従来の協議委員を出す場合は、その法案を審議したところの常任委員会の常任委員を中心に参議院の代表として協議委員を出して、そうして両院協議会を持つて参りました。従つてそういう前例から参りますというと、ここに十人の比例配分が提示されているのでございますが、具体的に申上げますと、民主クラブに人事委員はおられないわけでご……

第13回国会 議院運営委員会 第53号(1952/05/30、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 散会前に私は一言申上げたいのですが、この会期の決定というものは、私は今後の国会の運営して行くに当つての、我々のプロパーな立場から極めて重大だと思うのです。官房長官は、先ほどああ言つて、兼岩君の質問に対しましても、会期については国会の皆さん方のきめることであるからという常識的なことを言つておりますけれども、ただ私ども、ここで肝に銘じなければならないことは、果して政府は、会期の百五十日とされたこの間に……、立法府に骨を折つて頂けるだろうと、自分ら政府側は、百五十日で審議が終るように誠心誠意努力をしておるか。問題があると思う。やはり会期が延長できる。延長して頂けるという、そういう気持で……

第13回国会 議院運営委員会 第55号(1952/06/04、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 緊急質問と議案の上程の順序をあとにして、ともかく只今社会党第四控室の栗山君から要望されました緊急質問、これを自由党さんも一つ譲つて、ここで緊急質問を許すように決定したいと思います。と申しますのは、先ほど第四控室からも御発言がございましたが、現在中共を含むアジア貿易に対する政府はどういう見解を持つているかということは、我々議員自身も、本会議場で政府から聞きたい気持で一ぱいですし、ましてや国民も、そういうのは非常に期待しておると思うのです。従つて栗山君の緊急質問は、先般緊急質問に対する打合せもありましたけれども、その原則から考えましても、私は緊急質問に値いする問題だと思いますので、是……

第13回国会 議院運営委員会 第56号(1952/06/06、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 先般もそういう例があつたと思いますが、決議案が上程されて、これが可決せられると、これは参議院の一つの意思表示になるわけでありますから、たとえ小会派といえども、決議案が出る場合は、当該委員が出ていない場合には……、例えば当該委員が出ておつても、こういう趣旨の決議案を出そうというようなことを各会派の代表に是非とも御連絡をして頂きたい。今日の問題も、私は今朝新聞を見て初めて知つたのであつて、恐らく委員会審査省略要求が出るであろう。その場合に、どういう態度をとつていいのやら、さつぱりわからないわけですね。その場合は、どの会派が主になつて決議案を企てられるにしましても、結果としてはまとまつ……

第13回国会 議院運営委員会 第57号(1952/06/09、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私はこの問題は、これだけ話がここに出て、お互いが考えるだけで、私はそれで事足りると思います。そういう問題がここに出たということを委員は、お互いは各会派へ伝えて善処することに尽きると思います。と申しますのは、本会議があり、委員会がある。これは規則通りに本会議中は委員会は原則として開かないというのでやつたのでは、これは国会の運営はできないと思うのです。現在の運営以外にない。ただ問題は、本会議にも出てなければ委員会にも出てないかたが、全然ないということもこれは否定できないと思うのです。そういうところが、まあ一部新聞記者に響いて、ああいうふうに書かれたかも知れませんが、我々が国会において……

第13回国会 議院運営委員会 第62号(1952/06/20、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 あとの残りは何ですか。
【次の発言】 私は議長の発言する前に発言させて頂きたい。  私は、委員長懇談会の報告を事務総長から承わりたくない。その理由を申上げます。と申しますのは、先ほど一部委員からも出ましたが、この我々立法府は、法律案を審議する義務がある。併しながらずつと時期が遅れて、再々延長した期間において提案されて来た法律案を、次々と国会を延長してまで審議しなければならんという義務はないと思う。おのずと限度があると思う。本国会は本日まで歩いて来た経過を考えると、本議運では、一応申上げますが、三月二十日以後提出された法律案については、本院としては責任は持てないから早く出せというこ……

第13回国会 議院運営委員会 第63号(1952/06/30、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 佐藤議長の今の発言は、議長としての御発言でございましようか。
【次の発言】 一昨日の本会議において、本会議の終りの頃、佐藤議長の不信任案が本会議に上程せられたことを承知いたしておりますが、その後においてその不信任案は撤回されるとも何とも、方針は承わつていないわけでありますが、その不信任案が上程されたままになつておるとするならば、議長としてそこで御発言になることは、疑義がございませんか。
【次の発言】 不信任案が撤回されているということが、ここに明白になりましたならば、その質問は、私は打切ります。  次に会期延長に関する実質的な論議を進める場合に、私は委員長に無りたい。と申しますの……

第13回国会 議院運営委員会 第64号(1952/07/04、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 月曜日まで決定を保留することに異議ありません。私も少し考えたいので、この際御答弁願いたいのですが、それは厚生委員会は、松江の大会に出席のためと言いましたが、その会はどういうかたが主催され、どういう性格の会か、それにどういう立場において調査においでになるのか。もう少し具体的に聞かして頂きたいと思います。
【次の発言】 委員長を呼んで下さい……。

第13回国会 議院運営委員会 第65号(1952/07/05、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 只今相馬君から問題を提起されたようでございますが、私もこれに重大な関心を持つ次第でありまして、あの新聞記事を見ましたところの国民としては、今度国会で闘つた野党の諸君は、国会職員の中にあるであろうところの共産党フラクと相呼応して参議院の運営を混乱せしめた、或いは野党の諸君は共産党の一部に扇動されて、それに利用されて、そうして国会運営を混乱せしめた、こういう印象をあの新聞記事を見たところの国民は受けるであろう。そういう立場から、我々はこれは重大な問題だ、こういうふうに私は考えておるわけなんです。只今事務総長の言葉から察しますると、まあ事務総長は別に増田幹事長に対しても新聞社に対しても……

第13回国会 議院運営委員会 第66号(1952/07/07、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 併行してやつたらどうですか。その理由としては、それもあるが、私この前官房長官が放送討論会で、虚構の事実に基いて放送討論をやつたということに非常に不満に思つておつたのだ。  それから増田幹事長弁明についても、事務総長、議長、運営委員長のそれについての報告を承わらんと……。だから、やれば議運から問題があるのですよ。
【次の発言】 官房長官にお伺いいたしますが、土曜日に箱根でそういうかたがたと総理が御交歓なさるということは、金曜日の夜からわかつておつたわけですか、官房長官に……。
【次の発言】 官房長官は、いつおわかりになつたのでございますか。

第13回国会 議院運営委員会 第67号(1952/07/09、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 この問題は当然理事会へ一遍持つて来て理事会で検討して、それから本議運に持つて来べき筋合のものじやありませんか。この前理事会で話をして、それ以来一回も、こういう研究の結果こうなりましたということを理事会に話すことなく、一遍にここへ持つて行くというのは、私はおかしいと思う。如何でしようか。
【次の発言】 事務次長の報告を一応承わつて、再び理事会に移して頂きたい。
【次の発言】 ちよつとここで承わつておきたいのですが、万国郵便会議はいつから始まつていつ終ることになつておりますか。
【次の発言】 只今の加藤君の意見に賛成いたします。

第13回国会 議院運営委員会 第70号(1952/07/21、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 異議あり……。ちよつと形が異例になるかも知れませんが、人事委員会の都合で二十三日に連合委員会を用いてほしいというならば、そのときに参考人の意見を一緒に聞くほうが私はいいと思いますが如何ですか。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第13回国会 議院運営委員会 第71号(1952/07/22、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 どなたでも結構ですからお答え願いたいと思います。先ず私たち只今御要望を承わつたのでございますが、これは衆議院において審議の過程においても、衆議院の職員組合はやはりこういうような要望を衆議院の議運に対してなしたのでございましようか。衆参の職員組合としては、共同戰線と申しますか、そういう行動をとられているのでございますか。どうですか。
【次の発言】 これは申上げるまでもなく、衆参両院通過しなければならん問題です。特にこの法律案は、衆議院の議員諸君の発議であつて、衆議院先議で来ているわけです。今後もこういうことはあるでしようが、やはり一つの、あなたがたにとつては、非常に大事な法律案だし……

第13回国会 議院運営委員会 第76号(1952/07/29、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 国会法の改正を前提として議するということを提案されて、賛成と言うかたはどなたもないわけです。まだ議題にするかしないかがきまつていないのですが、現段階では、その国会法の成立を前提として議題として扱うか扱わんかということを論ずる時間だと私は思うのですね。それについて私ちよつと意見を述べますが、まあ参議院では、大体こうきまつておるのですが、衆議院で国会法の改正に関する参議院の送付案についてはつきり態度をきめない前に、あまりこちらが進むということは却つて衆議院を刺激してよくないのではないかと私は思うのですが如何ですか。
【次の発言】 私は、委員長が発言されたように、前提としてやつておいて……

第13回国会 議院運営委員会 第77号(1952/07/30、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私はこれはそう、議論を盛んにやつておるが、議論することはないと思うのであります。というのは、お互いに非常に疑心暗鬼でいるのじやないかと思うのであります。ここに問題が出て来たから受理したのだという、あとで言われやしないかということを、自由党は心配しているのじやないか。我々の今の段階は、受理すべきかすべきでないかということを、お互い研究しているのです。そのために私も聞いているわけなんだから、だから受理にきめられようがきめられまいが問題ないと思う。受理すべきかすべきでないかということを、重大であるから研究する、速記に載せようが載せまいが問題ないので、確認しておくことは、受理すべきかすべ……

第13回国会 議院運営委員会 第78号(1952/07/31、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 それに対する質問……。
【次の発言】 相馬君が原君のことについて発言したから、相馬君に対して疑問があるから発言を求めているのだ。

第13回国会 内閣委員会 第46号(1952/06/19、2期、第一クラブ)

○委員外議員(矢嶋三義君) 当委員会は審議案件が山積して時間的に非常に制約されておることと存じますが、文部委員会としては連合委員会を開催しなかつたのでございます。私個人としましても私の会派に内閣委員がおりませんので、適当な時間を割かして頂きまして若干質疑さして頂きたいと思います。従つて当委員会に付託されておる全般について若干質したい点もあるのでございますけれども、本日は主として文部省関係に限定いたしましてお伺いいたしたいと思います。  先ず当委員会の委員としては耳にたこができるほどお聞きになつておることと思いますが、私も初めてでありますので、一応大臣に今度の行政機構改革の目標、狙いというものを……

第13回国会 文部委員会 第2号(1952/02/05、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 理事の互選につきましては成規の手続を省略してその指名を委員長に一任せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 懇談会に入る前に最近文部委員会で地方に出張した場合の報告を承われないような状況なんで、できるだけ早い機会にまあ普通よくやられるような紀行文式のものでなく、内容的に要点をつかんだのを各派ごとに報告するような機会を持つて頂きたい、これが一つ。  それからもう一つは今日の予算の説明を承わつたんですが、科学研究費が一億ばかり殖えたというような説明もありましたが、附属機関の都内にある研究機関ですね、こういうものを文部省所管のものと他省とを比較する意味におきましても必ずしも文……

第13回国会 文部委員会 第3号(1952/02/07、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 私は大臣が来る前に少し数字的なものを伺いたい。
【次の発言】 平和條約の発効を前にして我が国はここに新らしい第一歩を踏み出そうとしておるわけですが、いわゆる独立後の我が国の教育を如何なる方向に持つて行くか。それに対してはその責任者である天野文部大臣としては、私ははつきりした信念のある教育政策を打ち立てておられるだろうと確信するわけであります。私は今度の国会にその点をはつきりと、国家百年の大計というものを教育の面から確立しなければならないと思います。本日私は一通り現在その責任者である天野文部大臣がどういう見解を持つておられるかということを……

第13回国会 文部委員会 第4号(1952/02/12、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 第二班は緑風会の高橋議員と第一グラブの矢嶋と二人で、広島県、兵庫県、静岡県の調査をして参つた次第でございますが、以下報告を申上げたいと存じます。調査した事項は、大学関係、船員教育関係、六三建築関係、学校給食関係、以上の四件でございます。  先ず大学関係では広島大学を視察いたしましたが、ここに御報告を申上げたい問題点としては、国立大学の管理法案が先国会で流れたことになつておりますが、広島大学は相当厖大な大学でございますが、大学の管理については先般国会に提案された国立学校管理法案の線に沿つて先ず支障なく運営しているという学長の報告がございました。  次に教育学部の問題でございますが、……

第13回国会 文部委員会 第6号(1952/02/15、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 先般木村委員から代表して報告を承わつたわけでございますが、同一班の岩間君から只今発言がございましたが、これは第三班の不統一がもたらしたのであつて、本委員会としては迷惑千万に私は考えます。従つて第三班の視察団のほうで改めて検討されて、先般報告された、速記にも載つておりますので、これを訂正すべき点があるならば、次回の委員会において、第三班の総員の責任において然るべく訂正して頂きたいと、こういうことを申上げます。
【次の発言】 議事進行……。私はこれは先ほど申上げた通りで、ここで論議すべき問題でないと思います。確かに報告する場合に、同じ派遣団に加わつた岩間君の了承を得ないものを報告する……

第13回国会 文部委員会 第12号(1952/03/04、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 只今岩間君から発言がございましたが私もその点同感でございまして、むしろ私は岩間君よりももう少し積極的にこの三月十一日といわずに、本日の連合委員会の結果に基いては早急に引続いてこの問題を徹底的に究明し、何らかの結論に到達することが私は肝要と考えますので、本日の連合委員会の結果によつてできるだけ早い機会を持つようにして頂きたい。これが一つ。  それからもう一つは三月六日午前十時から被接収教育施設に関する件がここに議題とされておりますが、これで結構であります、これと関連して今国会の本会議においても六・三建築を継続するかしないかという点、それから二十四年度の資料に基いて一応完了するように……

第13回国会 文部委員会 第13号(1952/03/06、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 時間がないので簡單にお伺いしますが、この接収されている校舎の返還交渉をやるのは、学校施設の確保に関する政令の第一條の目的即ち「学校施設が学校教育の目的以外の目的に使用されることを防止し、もつて学校教育に必要な施設を確保することを目的とする。」というポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件、この政令の精神に基いてやつておるものと了承して差支えありませんか。
【次の発言】 政府提案として講和発効後もこの政令は残されなくちやならんという法案はすでに国会に提出されておる。従つて当然この政令の精神に基いてやるものと予承するわけですが、異議ございませんか。

第13回国会 文部委員会 第14号(1952/03/07、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 会議録のあとに添附することに……。
【次の発言】 先ず安藤参考人にお伺いいたしますが……と申しますのは、参考人は高等学校教育の指導の立場に立たれておりますので、その角度からお伺いするわけでありますが、先ほどから参考人のかたがたの御意見を承わ  つておりますというと、学力の低下ということが非常に大きく叫ばれているようでございます。これについては私は前提をはつきりと把握していないのじやないかというような反省を私は持つているんです。と申しますのは、今の大学の学生並びに高等学校の上級生というものは、太平洋戰争華やかなりし当時旧制中学校の二年生、それから小学校の四年、この間の学生であつたわ……

第13回国会 文部委員会 第15号(1952/03/11、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 懇談会に入る前に、大臣並びに管理局長にお伺いしておきたいと思います。先ず大臣ですが、私は現在我が国が非常に重大段階にあると考えます。と申しますのは、これはアメリカの本意に反すると思うのでありますが、私の見又聞き、判断する範囲内においては、少くともこの反米思潮というものは相当に大きく浮び上つて来つつあると思います。だからといつて親ソ思潮が浮び上つて来ているということにはならないと思うのでございますが、その間隙を縫つて、私は超国家主義的な民族思潮というものが起つて来るのじやないか。そこに我々今歩みつつあるところの民主主義新日本の建設という立場から私は非常に重大な段階にあると思うのです……

第13回国会 文部委員会 第16号(1952/03/13、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 議事進行……。質問はあとでいたしますが、高良君のほうから議事進行に関して発言があつたわけでございますが、御尤もな発言だと思うのです。本日質疑を続けて行けばはつきりして来る問題でございますが、只今質疑を続けるに先だつて高良君の議事進行に関する点をはつきりしておくということが私は非常に適切だと思うのであります。その要点というものは、田中参考人は衆議院の法務委員会云々ということを言われておりますが、三月四日の参議院における文部と法務の連合委員会で承わりました、それは警視総監と警視総監の直属部下であるところの野口本富士署長から承わつたのであります。それ以外我々は公の席上では何も承わつてい……

第13回国会 文部委員会 第17号(1952/03/14、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 途中から参りましたので、高田委員の質問と重複しましたならば、そのように取計らいたいと思います。  先ず伺いたい点は、この法案をここに提示された提案理由説明要旨というのがございますが、まあ時宜に適したものと賛意を表しているものでございますけれども、一応承わりたい点は、現在の我が国私学の一般的な経営状態というものをどういうように文部省はつかまえておられるか。まあ官学或いは国立或いは公立の学校と又別個の私学は使命とよさを持つていると思うのでございますが、最近の一般経営状態というものは、文部省はどういうふうに把握されておりますか。更にそれと関連いたしますが、私この私立の、まあ高等学校にし……

第13回国会 文部委員会 第18号(1952/03/18、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 この前局長にお伺いした点を今日プリントで頂いたのでありますが、この学生の生活費のこのデータは、この程度の生活費で学生はやつているのですかね。更にこの私立学校戰災復旧状況調べの私立学校の戰災復旧率が八七%、こういう調査は如何なるルートを通して集計されたものかですね。更にこの前もお伺いしました私立学校の教職員のベースというものは、平均して公立学校の教職員のべースの何%程度になつているか。それらに関する資料に対する簡單なる説明と、更に私立学校教育を全般的に振興させる立場から、この前局長が答弁された大体資金を三十億円ぐらいはほしい、それでできるのだとまあ答弁された。それに対する根拠と申し……

第13回国会 文部委員会 第19号(1952/03/20、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私はこの第一条についてくどいようでありますが、もう一回明確な御答弁を願いたいと思うのです。と申しますのは、私立学校の教育の振興に当つて、私立学校教職員の現在置かれておるところの待遇というものが余りにも貧弱で、私学の振興に相当の支障を来たしておる、その解決策の一つとして、公立学校教職員共済組合に準ずるところの私学の共済組合を設立して欲しいという要望が多年に亘つて強力に続けられ、文部省においてもその必要性を認めて努力されて来たことは多とするのでございますが、先般の委員会で近藤局長は、私学の経営に対するところの資金の貸付と教職員の共済事業に対するところの助成とを  並行的に全く対等でや……

第13回国会 文部委員会 第20号(1952/03/26、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 質疑のある前に、私はこの法案の審議には大臣が是非ともこの総括質問に応ずる必要があるから、大臣の出席を要望しておいたのでございますが、どうなつておりますか。
【次の発言】 学習院は何の用で……。
【次の発言】 間もなく来ますね。
【次の発言】 大臣が来る前に総括質問に入るのもちよつとおかしいので、事務的なことを少し承わりたいと思います。それは大学設置審議会は現在どういう仕事をやられているか。更に大学設置審議会の将来性、即ち今後果して大学設置審議会というものをどういうふうに続けて行かれるのか、廃止されるつもりなのか、一応その事務的な面を承わりたい。こういうことを承わるのは、ここに学部……

第13回国会 文部委員会 第21号(1952/03/28、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 ちよつと議事進行について。私は大臣にお聞きしたいと思うのですが、大臣は時間の関係がありますから、その説明はあとで伺われませんか。
【次の発言】 この法律案の一番私は重要なところは、先ほどからも触れられましたように、義務教育無償の推進の一環としての教科書の給與ということに、政府のその対策に対する終止符を打つて、ここに恒久的な立法をしたというところに私は非常に重大な意義があると、こういうふうに私は考えます。その角度からお伺いをするわけでありますが、確かに昨年法律第四十九号を審議する場合に、先ほど大臣から繰返されたようなお言葉が確かにございました。その法律四十九号の第一條には「義務教育……

第13回国会 文部委員会 第22号(1952/04/01、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私はこの際、国際的競技大会に我が国民が参加する問題につきまして、大臣に一つ所見を承わりたいと思つております。  先ず大臣に承わりたい点は、スポーツと国際親善というものをどういうふうにお考えになつていらつしやるか、その点を先ず承わりたいと思います。
【次の発言】 先般十数年ぶりに我が国はオスロにおける冬季オリンピツク競技大会に参加して、その参加された監督並びに選手のかたがたの帰朝談によりますると、技術の面につきましても、更に国際親善、国民外交という立場から非常にその成果は大きかつたということを承わつておるのでございますが、大臣も只今スポーツが国際親善、更には国民外交に果すべき使命と……

第13回国会 文部委員会 第23号(1952/04/03、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私は国際慣例というものを知らないのですが、国際慣例上から眺めた場合に、この法律案は均衡のとれたものですか、どうですか、その点国際慣例的な立場から御説明を承わりたいと思います。
【次の発言】 極く近い例としてはイタリーの場合があるだろうと思うのですが、書面によつて資料として出して頂きたいと思います。
【次の発言】 次にお伺いいたしたい点は、第二條の定義の所で連合軍の規定をしておりますが、そうして更に第六條において連合国及び連合国民以外の者の著作権について一つの制約をなしておるわけですけれども、現在中華民国というのは語弊があるかも知れないが、要するに台湾政権と單独講和を結びつつあるわ……

第13回国会 文部委員会 第25号(1952/04/15、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 先ほどから承わりましたところによりますと、中島先生は非常にわかりにくいむずかしい法案である、こういうふうに御説明下さいました。なお勝本先生のほうでは、法律は余り割り切つて置かないほうがいい、解釈、判断の余地を残して置いて、国内法を規定しておいて、最高裁判所でその黒白をつけるほどの余裕を残しておけばいいというような御説明を承わつたわけでございます。なお城戸先生はこの法案は平和條約の十五條の(c)項から来ているので、この法案について論ずるに当つてはこの平和條約云々ということはこの際申したくないというようなお話があつたわけでございますが、私ここで先生にお伺いいたしたい点は平和條約の第十……

第13回国会 文部委員会 第27号(1952/04/24、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 議事進行について。さつき始める前に今日は簡単だから提案理由だけ承わりましようというので始めたのですから提案理由だけ承わつて、そうしてあとでいずれ委員会の運営について懇談会があることと存じますから、そのときに質疑をいつやるかというようなことをきめたらいいと思います。従つて今日の決定通り次の議事に入つて頂きたいと思います。
【次の発言】 ちよつと人事院のかたに要望いたしたいと思いますが、今荒木君が質問展開しておるわけですけれども、政府として愼重な態度をとられることは一応納得できますけれども、先ほどの時期の問題にしましても人事院としては一つの作業計画というものを以て仕事を進められておる……

第13回国会 文部委員会 第28号(1952/04/25、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 又改めて……。
【次の発言】 本日の文部委員会が終りますと暫らく委員会が開かれませんので、当面若干の問題について御質問申上げたいと思います。  実は文部大臣に御出席願つて質したいと思つたのでございますが、御病気で昨日も本日もお見えになりませんので、後刻お見えになる政務次官並びに局長に対して御質問申上げたいと思います。  先ず次官がお見えになつておりませんので大学学術局長にお伺いしたいと思いますけれども、お伺いいたしたい点は二十八日に講和条約が発効するわけでございますが、これを境に我が国の各階層にいろいろな私は問題が起つて来ると思います。その中に教育界におきましても学生につきまして……

第13回国会 文部委員会 第29号(1952/05/06、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 本法律案については数回懇談会で質疑応答もなされておりますので、極く簡単にお伺いいたしたいと思います。先ずお伺いいたしたい点は、教育委員会は昭和二十三年に発足して、直ちに市町村にまで教育委員会を設置することは無理であるから、そこに二十七年までの過渡的な猶予期間を置いたわけでありますが、その聞教育委員会制度協議会とか或いは政令改正諮問委員会、そういうところに諮問をして検討されて参つたわけでございますが、本日まで教育委員会制度の我が国が独立後におけるはつきりした体制が確立されないということは、非常に私は残念に思うわけでございますが、これに対して文部省は、又大臣……今日おいで願いたかつた……

第13回国会 文部委員会 第30号(1952/05/08、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 ちよつと委員長、議事進行について。ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 先般條約局長が来たときに若干聞きたいと思つたのですが、條約局長がお帰りになられて、本日もお見えになつていないようですから、文部省の課長にお伺いいたしますが、この平和條約の中に盛られておる著作権に関する分について、日本側として有利に行かなかつたという点については、岡崎国務相に遺憾の意を表明したことは御承知の通りでございますが、一体條約締結を交渉しておる段階において、文部省は一体どの程度努力したかということは、それは課長には少し無理かと思いますが、一応承わりたいと思う。と申しますのは、現在列国は著作権の問題……

第13回国会 文部委員会 第31号(1952/05/09、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 只今大蔵大臣の出席要求がありましたが、本法案審議に当つては文部大臣は当然私は出席すべきだと思いますので要求いたします。
【次の発言】 私は本法律案に賛成の意を表明いたします。  社会教育振興の一環として、図書館職員の充実を図るために優秀な希望を持つている人が司書或いは司書補になるために広く途を開いたという点で図書館の今後の発展充実のために寄与する点が大きいと考えますので賛成するものでございますが、ただ審議の過程においてはつきりなりましたように、図書館の整備充実が叫ばれておる今日余りにも予算が少い。特に施設補助費は公民館とか図書館を通じて僅か九百万円程度であり全部を通じて三千万円程……

第13回国会 文部委員会 第32号(1952/05/13、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 先ず委員長にお伺いいたしますが、関係者というと、どういう関係者が見えていますか。
【次の発言】 それでは先ず提案者の代表の平島さんにお伺いいたします。本法律案の提案理由にありますように、自立後の我が国における海運の伸長並びに貿易の興隆を図ることが大事である。そういう立場から商船大学の新設を提案されておるわけでございますが、海運の伸長と貿易の興隆を図ることが大事であるという点については申すまでもなく全く同感でございます。つきましては若干具体的にお伺いいたしたいと思うのでございますが、その第一点は、この提案者は自由党所属のおかたでありますので、そういう立場からもお伺いいたしますが、こ……

第13回国会 文部委員会 第33号(1952/05/15、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私は連合国及び連合国民の著作権の特例に関する法律案について反対の理由を表明いたします。反対する理由は、各委員の賛成並びに反対の討論を承わりましたが、私の反対する理由は、審議の経過から言つて、結論的に申上げまして、臨時国会も恐らく開かれるであろうし、近い機会に審議する機会もあると思います。すでに平和條約発効をしておる現在、もう一回再検討して審議して頂きたい。これが私の反対する理由です。と申しますのは、これは先ず本法律案の審議に当つて非常に長時間に亘りまして一貫した審議をしなかつた関係上、誠に不見識な話でありますが、本員は、これに確信を持つて何人も納得させるような反対理由、並びに賛成……

第13回国会 文部委員会 第34号(1952/05/16、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 簡単にお伺いいたします。いつも問題になることでございますが、一つの法律案が必要なる期日まで成立する見通しがややあやしい場合には、従来文部省はよく近くかくかくの法律案が成立するつもりであるから、然るべく取計われたいというような通知を過去においても出されておられたわけです。只今問題になつておりまする法律案の審議の過程におきましても、若干の時日がずれるようなことがあつても、実際上支障が起らないように取計われるという文部政府委員の答弁もあつたわけですが、五月十日以前においてかくのごとき手を打たれておられたか、打たれていなかつたか、現在何かの通知でも出されておられるか、出されておらないかと……

第13回国会 文部委員会 第37号(1952/05/27、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 三個班それぞれ御報告なされたようですが、直ちにここで結論を出さないで、その報告に基いて、理事会において一応この問題の処理方針についての案を持たれて、そして委員会に諮られて頂きたいと思います。

第13回国会 文部委員会 第38号(1952/05/29、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 江口さんにお伺いいたします。先ほど私のほうで、市長側並びに知事側を通じて様子を探る以外ないので探つてみたところが、差支えない、予備隊を招致したいという地元側の要望によつてこちらは受けて立つたのだと、こういう御発言があつたのでございますが、これは公文書で出ているのでございますか。
【次の発言】 地方自治体はわかりましたが、いよいよその話に乗る前にあなたのほうでは文部省の意向を確めたようなことはございますか。ございませんか。
【次の発言】 本日の事態に来たるまでの経過としては、先ほど江口さんから御発言があつたように、こういう事態になつて誠に心外だというようなお感じを持たれるのは私は御……

第13回国会 文部委員会 第41号(1952/06/06、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 このたび東京都の高等学校の学校長に対して懲戒処分の噂を承わるわけですが、この懲戒処分の法的根拠はどこですか。
【次の発言】 地方公務員法の何条を適用したのですか。
【次の発言】 ちよつと読んでみて下さい。
【次の発言】 そういう地方公務員法に立脚して都道府県教育委員会が自主的に処分をやるわけでございましようが、そういう処分があつた場合には、その都度定期的に文部省に対して報告するようになつているかいないか、それを一点と、それからこのたびの事件について東京都教育委員会から積極的に文部省に対して報告があつたかないか。
【次の発言】 地方公務員法という法律があつて、それを運用するに当つて……

第13回国会 文部委員会 第42号(1952/06/10、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 この問題は文部当局が言われるように、警察予備隊の新発田移動とこの問題とは別個な問題であると、こう言われますけれども、分校の統合と警察予備隊のあとに入るという問題が重なつたために、非常に普通の問題よりも大きく表面に現われて来た、こういうふうに私は考えております。で皆さんからいろいろ質疑されたようでありますけれども、私若干お伺いいたして見たいと思うのですが、先ず第一点にお伺いしたい点は、二年制課程の将来性というものをどうお考えになりますか。
【次の発言】 文部省としては当然教員養成計画というものを相当私は遠大な計画を持たれてやられておるだろうと思う。従つて私のお伺いしたいのは、二年課……

第13回国会 文部委員会 第43号(1952/06/12、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 この際政務次官に、先般参議院で通過し衆議院に送り込んであるところの教育委員会法等の一部改正法蓬莱についての質疑を若干いたしたいと思います。  先ずお伺いしたい点は、あの教育委員会法等の一部改正法律案に対する現在における政府の見解を政務次官からお伺いしたい。
【次の発言】 それでは次に私は次官に承わつておきたいのでありますが、次官は自由党所属の人でありますので、あえてお伺いするわけでありますが、この法律案に対する自由党の與党の態度をどういうふうに了承されておりますか。
【次の発言】 あの法律は申上げるまでもなく五月十日までの期限附でございます。従つて参議院としては非常に精力的に審議……

第13回国会 文部委員会 第44号(1952/06/17、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 只今山本委員のほうから質問があつて大体尽されておるようですけれども、私も若干お伺いしたいと思いますけれども、私はこの文部省から出された通牒その他を読んで、どういうわけでこういうものを出されたかということは、どうしても納得できないのであります。衆議院で東洋精神文化交流に関する決議案があつたということは承知しております。参議院では漢文教育の問題を非常に大きく取上げて、今山本委員が申されたように、公述人まで招致してそうして我々は一般輿論というものを承わつたのですが、然るに三月三十一日と四月九日と続けざまにこの漢文教育を強調するがごとき、而もその漢文教育の内容というものは、当初出された必……

第13回国会 文部委員会 第47号(1952/07/08、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 只今岩間君から意見が出ておりますが、その前にちよつと私は委員長に申上げておきたいことは、この法律は重要法案でありますので、少くとも提案者がおいでにならないときは委員会を開いて頂きたくない。審議を進めるときには提案者がおいでにならなければならないことは必須条件であります。次に岩間君の発言でありますが確かに我々は小委員会を構成しまして、相当長い間研究しまして一つの結論というものを持つております。そこで審議をするに当つてどういうふうにやつて行くかというと二つの方法があると思うのです。それは衆議院から修正議決されて参りましたのは、余りにも我々の考えておるのと懸隔がある、従つて先ずこれを一……

第13回国会 文部委員会 第48号(1952/07/09、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 文部大臣に質問申上げる前に先ず事務局に伺いますが、私は当面教育行政について重大な問題と考えまして、先週の土曜日に文部大臣に対しての緊急質問の通告をなし、その質問要旨も詳細に書いて政府委員室へ手交しておつたわけでございますが、政府委員室のほうではこれをどういうふうに取扱われたか、一つ承わりたいと思います。  政府委員のおいでになつて答弁頂く前に大臣にお伺いいたしますが、大臣は私の緊急質問事項を、書簡によつて通告してあつたのを御承知であつたかないか、その点を承わりたいと思います。
【次の発言】 この問題は私は正式には議院運営委員会におきまして、国会議員の質問するところの権利並びにこれ……

第13回国会 文部委員会 第49号(1952/07/10、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 只今青山君から質問があつたわけでございますが、本当にこの東京水産大学は現状のまま継続しておるということは気の毒千万だと思います。大蔵省の管財局のほうでこの東京水産大学に限らず、教育施設の確保という立場に好意的な態度を堅持されておられる点につきましては、我々関係者としては敬意を表するものでございますが、ここに私は文部大臣にお伺いしたいことがございます。と申しますのは、私はこの警察予備隊、或いは海上保安庁、こういう関係の方面で教育施設を利用する場合の基本的な考えというものに私は問題があるのじやないかと思います。と申しますのは、東京水産大学は私が申上げるまでもなく越中島から久里浜に行つ……

第13回国会 文部委員会 第50号(1952/07/22、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 外務大臣にお伺いいたしますが、駐留軍が使用する陸海空の軍用接收地は、講和條約発効後九十日の満了である本月二十六日まで全部最終的に決定いたしますかどうか。
【次の発言】 それでは陸上演習場或いは飛行場の問題で、新たに接收されるのじやないかとか、或いは地域が覆えされるのじやないかと随分心配しておる向きの土地があるようでございますが、本月二十六日を経過したならば、先ず新たに接收されるという懸念はないと、こういうふうに考えてよろしうございますか。
【次の発言】 殊に九州あたりは朝鮮戰線の戰況が非常にその都度々々影響するようでございますが、私は外務大臣にこの際お聞きいたしたい点は、現在合同……

第13回国会 文部委員会 第51号(1952/07/23、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 政府委員にお伺いいたしますが、仮にこの衆議院から参議院に回付された法律案が両院を通過成立した暁において、衆議院においていわゆる附帯決議というものがなされておりますが、これをどういうふうに取扱われどういうふうに対処されるおつもりであるか伺いたいと思います。
【次の発言】 この衆議院の附帯決議なるものは、文部委員会で附帯決議とされたのだろうと思つております。勿論本会議でこんなものができるはずないのですから……。そこでお伺いしますが、こういう内容のものが法律の中に盛られて本会議で決議されれば非常に結構なんですが、そうでなくして、ここに文部委員会でこういうのが附帯決議になるということは、……

第13回国会 文部委員会 第52号(1952/07/24、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私は第一クラブ代表いたしまして、堀越君発議にかかる修正案並びにその修正部分を除く原案、そのいずれにも反対いたし、荒木君提案にかかる修正案に賛成の意を表すものであります。私はやがて提案されるであろう本会議において討論をいたしたいと思いますので、ここでは極く簡単に申上げておきます。  その名こそ異れ、或いは標準義務教育費法案というような名前におきまして、天野文部大臣の前任文部大臣時代から全国民的な要望に応えて国会において種々審議され、更に政府において研究されました、要するに義務教育費の国民負担を少しでも軽くいたしたい、こういう念願の下に発足しました法律案が、現段階になりまして一部のか……

第13回国会 文部委員会 第53号(1952/07/26、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 只今法施行後の概略について御報告を頂いたわけでありますが、その報告について若干の質問をいたしまして、それから只今提案されておる修正案について御質問申上げたいと思います。  先ずお伺いいたしたい点は、中央教育審議会の発足によつて委員の任命が行われたわけでございますが、この法案審議の過程において、中央教育審議会の委員をどういうふうに構成するかということは相当論議されたところでございます。それらの委員確定後において我々委員会は何ら通報に接していないと思いますが、あの審議の過程においていろいろ希望を申上げ、決定したならお知らせ願いたいということを要望しておいたのでございますが、私は少くと……

第13回国会 文部委員会 第54号(1952/07/28、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 お伺いいたしますが、予備審査の過程において政府委員のかたから御答弁頂いた点は、行政機構改革の基本線に沿つて行政の簡素化をやることと、それから経費の節約を図ることを目的として本改正案を政府提案として出しだものだと、こういう御説明を承わつたわけでありますが、私お伺いいたしたい点は、政府原案においては、行政委員会としてこれを運営して行くに当つて、現在五人の委員であつたかたを三人に減少する。即ちまあそこは基本線でいうところの予算の節約という面でそうされたのじやないかと思うのですが、そういう方針で提案されておつたのが、衆議院から回付されて参りました衆議院の修正案によるというと、現在五人の委……

第14回国会 議院運営委員会 第1号(1952/08/26、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私は昨日のいわゆる懇談会に、のつぴきならんことがあつて出席できませんでした。而も速記がないので、どういうふうに取運ばれたかは、正確に察知することができずに、同僚議員から若干承わつた程度でございますが、それによると、昨日江口副官房長官がおいでになつて御説明になつたそうですが、只今加藤君からお話があるように、皆さん了解したとは、私は承わつてないわけなんです。私自身も間接的に江口剛長官の説明を聞いたところでは、納得できないのです。  と申しますのは、この国会が、本日召集されるということは、とつくにわかつておつたことでありますし、何が故に施政演説ができないのか。いつになつたらできるのか。……

第14回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1952/08/31、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私は、只今の菊川君の提案に賛成いたします。早速官房長官、それから岡野国務大臣の出席を要求して頂きたい。
【次の発言】 私はそれに異議がある。我々は先ず政府から緊急集会を求められたのであるから、どういう立場でどういうお考えで求められたか。それを直接政府責任者から先ず承ることが私は第一と思いますので、私はそういう提案をいたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私はその緊急集会によき例を残すというような考えは、私は菊川君並びに赤木君と何ら異るところではない。私は委員長と討論しようというわけじやなくて、私は御提案申上げたわけなんです。緊急集会を求められているから、求めたところの……

第15回国会 議院運営委員会 第2号(1952/10/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 衆議院がまだ委員会の構成を完了していないし、今組閣中、それらを考えるときには、小笠原君の発言にもあつたように衆議院の決定に副つてやる以外に方法がない。ここらあたりで決定してもらいたい。
【次の発言】 私は現在我々がキヤツチしている衆議院の意向、即ち立太子式の前に開会式をやりたい。そういうようなことも参考にして、参議院の我我議院運営委員会としては、開会式は八日の土曜日にやる。こういうような方針で、衆議院並びに各方面と折衝する。こういう態度くらいはきめておいたほうがいいのじやないか。
【次の発言】 本日の段階では、先ほど意見が出ましたように各会派並びに議員の良識に任せることにして、打……

第15回国会 議院運営委員会 第3号(1952/11/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 それに附加いたしますが、先般の議員派遣をここで承認したときに、条件があつたわけですね。その条件はどういうようになつておつたか。改めてお伺いいたしたい。
【次の発言】 只今相馬君から新聞記者との会見についての質問がございましたので、この際に、初めておいでになつた官房長官に私お伺いいたしておきたいのでございますが、それは官房長官が政府と国会の連絡の大任を持たれたのは、非常に御苦労だと思いますが、従来の参議院の運営を見てみますというと、審議の渋滞を来す、国会混乱の原因というものがよくこの総理が参議院に御出席願えない。まあ鳩山さんの言葉を借りて言えば、総理の我がままと、更に参議院の皆さん……

第15回国会 議院運営委員会 第4号(1952/11/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 改進党並びに社会党第二、第四各控空は、いろいろ緊急な問題について質問を通告いたしたわけであります。それに対しまして、與党側を代表しての草葉君の発言も、與党側としては御尤もな発言だと思います。併し一応考えてみますというと、八月二十八日に衆議院が解散される当時、緊急質問を国民に代つてしたい問題が山積しておりました。ところがああいう抜打解散で、質すこともできずに総選挙となつたわけでございますが、自由党さんの内部事情も関連して、組閣完了も相当時間的に手間どつたようでございます。で、官房長官の御意見から推察するところによりますというと、大体十一月二十四、五日頃でなければ施政演説も承われない……

第15回国会 議院運営委員会 第5号(1952/11/08、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 二十四日でいいじやありませんか。
【次の発言】 改めて言わなくてもそうだよ。

第15回国会 議院運営委員会 第6号(1952/11/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 簡単に一言念のために伺つております。官房長官は終戦後発足した参議院の行き方というものを十分御存じないと思います。施政演説に対する質問にいたしましても、衆議院の行き方と参議院の行き方は、或いは時間において、或いは各会派の配当のし方において独自な伝統を持つて本日まで歩いて来たわけなんで、我々は、何故こういうことを質問するかというと、これは多く申上げませんが、今国会の最後が時期的に縛られている。審議期間その他とからんで、少しでも速く十分の審議をしたいというところから出て来ているわけなんです。これからどういうような形で、内容で、この質問戦を参議院において展開するかということは本議運で決定……

第15回国会 議院運営委員会 第9号(1952/12/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 通告順のこの第一と第二は、同一案件でございますので、右の、第二控室の吉川君が私のほうの中田君の問わんとすることを併せ質問して頂くことを願えまするならば、時間の都合上私の会派の中田君の緊急質問を、一応第二控室の吉川君にお譲りしてよろしいと思います。  なお通告順の第三の三輪君の質問につきましては、先ほど小委員会において事務総長から承わるところによりますというと、外務大臣並びに首相が出席できかねるかも知れないというお話でございましたが、御両人出席できない場合は、次会の定例日、金曜日に緊急質問をいたすこととし、本日いずれか一方のかたがおいでになるならば、本日緊急質問をさして頂きたいと、……

第15回国会 議院運営委員会 第10号(1952/12/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 いろいろ理窟はございましようけれども、ここに緊急質問の通告をした理由は、本人も党も、この問題は本会議において緊急質問をすべきであると。こういう見解の下に緊急質問の通告をいたした次第でございまして、現在政府はどの程度答弁できるか、それは別問題であつて、とにかく我々は、緊急性があるという角度から、更に本会議で取上げるべき問題であるという見解の下にこれはお願いしておるわけですから、是非やらして頂きたい。
【次の発言】 緊急質問の基本原則を、きめたときに須藤君がいなかつたからと言つて、加藤君、そういう言い方をしてはいけないと思うのです。決してそんなことにはなつてないのです。緊急質問の取き……

第15回国会 議院運営委員会 第21号(1953/01/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の相馬君の意見に私は同感です。外交問題だから、外務委員のかたがおいでになることは一応わかりますが、只今申されたように、あらゆる問題があるのです。ここで私が持つている具体的なものを申上げませんが、確かに沖繩のかたがたが、いろいろな要望を持つておられるし、国会からおいでになるのは非常に結構だと思いますが、やはり参議院として、あらゆる角度から調査して来るという立場において行かれるのならば行かれるようにしたほうがよろしい。こういうように私も考えますので、それを申上げて置きます。
【次の発言】 衆議院のほうで、どういうお気持でそういうことを要請されて参つたかわかりませんが、申すまでもな……

第15回国会 議院運営委員会 第23号(1953/02/02、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今緑風会のほうから非常に感銘する立派な御意見が出されているのでありますが、伝え聞くところによりますと、このたびの人事官の選考に当つては、朝日新聞系の長谷部君と、毎日新聞系の神田君、この両者が競つたような恰好になつているわけですが、私は官房長官にここで御質問申上げませんが、内部においても、そういう要望が強いし、国会においても只今二、三の会派から強い要望、意見が出たわけでございまして、政府側においても、私はもう一応考えてもらいたい。私ども各会派においても、この問題を持つて帰つて慎重に検討いたしたいと思いますので、本日はこの程度にとどめて頂いたら如何かと思います。

第15回国会 議院運営委員会 第28号(1953/02/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 関連して。法律案の内容の質疑に入る前に、関連してちよつと確めておきたい点は、先ほど小笠原君の質問に対して、官房長官は、法律案の提出期日について、法案にもよるが云々というような、ぼかしたような答弁をされておりますが、先般衆議院において野党三派の国会対策委員長が官房長官と面談いたしまして、法律案提出の見通し等について協議をした場合に、官房長官は三月二日までに出せない法律案は、一切この国会では放棄するということをはつきりと明言されておられるわけですが、従つて先ほど小笠原君に対する答弁は、それと同一内容のことを申されたのだ。即ちこのプリントの中に盛られてある法律案は、これは国会は三月三十……

第15回国会 議院運営委員会 第31号(1953/02/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 賛成者を誰がやるかということですか。
【次の発言】 矢嶋がやります。   ━━━━━━━━━━━━━

第15回国会 議院運営委員会 第36号(1953/03/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 相馬君にお伺いしますが、この問題がこじれているのは次の点にあると思うのです。即ちこの小林君の緊急質問は数回に亘つて議題として出ているわけで、その都度保留になつて来ているわけですから、いよいよ本日から予算委員会が始まり、質疑が始まる、緊急だから是非今日やりたいというのだつたら、赤木君みたいな質問が出て来ないと思うのですが、緊急性があるから是非やりたい。併し次会においてやらしてもらいたいと。こういうところに、こちらにぴんと来ないところがあると思うのですが、その点の釈明を聞こうじやないですか。
【次の発言】 緑風会さんから先ほど、衆議院の争いは君子の争いとは国民は見ていないようだ。そう……

第15回国会 文部委員会 閉会後第1号(1953/03/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 法律第三百三号義務教育費国庫負担法は、その附則の第一項によつて昭和二十八年四月一日から施行することになつておりまするが、政府は本法律案を四月一日から実施する決意をして、準備を進行中と考えるのでありますが、その点は如何でございますか。
【次の発言】 次にお伺いいたしますが義務教育費国庫負担法の第三条によれば、「義務教育の教材に要する経費の一部を負担する。」これについては必要な事項を政令で定め、その政令に基いて教材に要する経費の一部を負担することになつておりまするが、その政令は如何なさいますか。現在作業中でありますか。それとも政令をこしらえることなく、如何なる方途によつて四月一日から……

第15回国会 文部委員会 第2号(1952/11/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 本日委員会を開いて十時に御出席を要求しておつたにかかわらず、御出席にならず、国会係長は勿論のこと、事務次官すら大臣は現在どういう業務に服されておるのかということすらわからない。で、できるだけ早い機会に、本日大臣はどういうわけで十時においでになることができなかつたかということをはつきりと解明して頂くこと。それから次の段階において、大臣はどういう時機に我々の委員会に出席できるのか、この二点をできるだけ時間的に早い機会に明確にしてもらいたいと思うのです。我々は、委員会に大臣の出席を要求すれば大臣は当然出席しなければならん義務がありますけれども、併し又大臣は大臣としてのいろいろ御都合もあ……

第15回国会 文部委員会 閉会後第2号(1953/03/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 昨日の質問に続いて若干お伺いいたしたいと思います。先ず私立大学の大学院の開設状況はどうなつておりますか、その点お伺いしたい。
【次の発言】 昨日の答弁によりますというと、大学院の定員は全国で三千人だというのでございますが、希望者はどの程度あるのでございますか。
【次の発言】 三千人という数字はどういう根拠の下に出たのですか。
【次の発言】 旧制大学の卒業生という者はその当時年間どのくらいであつたか、数字を伺いたいと思います。
【次の発言】 旧制大学当時に国立で一方二千の卒業生が出ておつた。で、今度新制大学に続く大学院を新設するに当つて定員三千人、それで日本の学術文化の水準の維持向……

第15回国会 文部委員会 第3号(1952/11/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 簡単に委員長にお伺いいたしますが、この水産大学の件について、工事未着手云々という御発言でございましたが、委員長の引継がれ或いはその後委員長の関係した範囲内においては、水産大学がそこに移転できるのはいつ頃というような見通しを立てていらつしやいますか。
【次の発言】 水産大学の件については報告はわかりました。豊島のほうについては、これはあの候補地に若干の建物もあつたかと記憶しておるのでありますが、それらの処理を含んで、この解決に対して学校当局としてはすでに十分満足しておるわけですね。
【次の発言】 お伺いいたしたい点は、専門員のかたで結構ですが、豊島の当時の問題については当委員会にお……

第15回国会 文部委員会 第4号(1952/11/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 若干お伺いいたします。先般の委員会において老朽校舎の改築費として二十六億六千万円の要求をし、これは是非とも実現させたいというようなことを事務当局並びに大臣から発言があつておつたわけですが、これはどうなりましたか。その交渉の経過、それを承わりたいのでございます。
【次の発言】 老朽校舎の改築費補助に関しての最後の閣議決定がどういうふうになつているか知らないというのはどういうわけですか。これほど数ヵ年に亘つて重大な問題になつている、而も大臣は予算の復活要求に当つて重要事項として取上げたものを、事務当局の責任者であるあなたがたが結果を知らないとはどういうわけですか。どなたか知つているか……

第15回国会 文部委員会 第5号(1952/12/02、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 ちよつと速記とめてくれ。

第15回国会 文部委員会 第6号(1952/12/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 補正予算の審議をするに当つて文部大臣がお見えになつておりませんので、それまでに私は一、二の大学の教育施設の問題について質問を申上げたいと思います。大学並びに高等学校、義務制の学校の教育施設の問題は随分未解決のまま残つておるようですが、数ある大学の中でもその施設の充実についていろいろ問題がある中に、当面非常に大きく問題になつているのは、或いは新発田の分校問題とか、或いは従来ずつと前から問題になつております水産大学の問題とか、商船大学の問題とかあるわけですが、私先ず一番に商船大学の校舎についてお伺いいたしたいと思います。保安庁の政務次官にお伺いいたしたい点は、元の商船大学の校舎が駐留……

第15回国会 文部委員会 第7号(1952/12/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の件お伺いして若干経緯がわかつたのでございますが、大臣、その十人十分間に限る。而も三人立会の上でと、そういうような枠を嵌めないで、その会いたいという者にはどうでしようか、会つたら如何でございますか、私はそういうのが問題をこじらせる因じやないかと思うのですが、何もそう暴力を振うものではないでしようし、わざわざ三人の国会議員が立会つて、まあ話かけると問題は相当あるだろうと思うのですが、僅か十分に制約するというようなところに問題がこじれて来るのじやございませんか。もう少しフリーにお会いになるようなお気持はございませんか。
【次の発言】 私が大臣にお伺いいたしたい点は、大臣は随分と特……

第15回国会 文部委員会 第8号(1952/12/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今岩開議員のほうから詳細御報告して頂いたわけで、ございなすが、私はダブらない範囲内において非常に印象的な点を御報告申上げたいと思います。  なお先程から文化財保護に関しての報告があり又それに対する対策が相当小委員会で論議され、本日更に参考人を招致して意見を聴取するということか決定されたわけでございますが、この我が国六百有余地区に亘る基地局辺の教育というものは、それにも優る、まさに火のついた重大な問題であると思うのでございます。従つて本日の岩間君の報告はすべての議員の方にぜひとも聞いて頂きたかつたのでございますが、政務の御都合でお聞きとりがなかつたようでございますが、ぜひとも私は……

第15回国会 文部委員会 第9号(1952/12/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。私は大臣に質問があるのでございますけれども、只今議事進行の発言が岩間君からありましたが、私もそれに関して議事進行の発言をいたします。それは衆議院は予算委員会の審議が最終段階に参つております。その段階に来るまでは衆議院の予算委員会重点主義で、文部大臣はこちらには殆んどお見えがなかつた。やがて衆議院において予算案が打上げられた上においては参議院の予算委員会に重点を置かれて参りましよう。再び文部大臣は本委員会に出席できがたい状況になるかも知れません。ところが大臣が就任されて以来、大臣のいわゆる文教に対するところの方針、御見解というものは今日初めて我々は承わつたのであり……

第15回国会 文部委員会 第10号(1952/12/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 数字の不明確だつた点を二、三お伺いしたいのですがよろしいですか、五分もかからないのですが。
【次の発言】 お伺いいたします。この六三制建物の九十一億の内訳ですね、その中で中学校分の〇・七坪を一・二五坪に引上げの十カ年計画ですか、そこのところもう一遍言つて下さい。
【次の発言】 それが三十一億三千万円というわけでございますね。
【次の発言】 それからもう一つ小学校の分、これは五カ年計画を立ててそうしてその五分の一を要求したというわけですね、それはどうですか。
【次の発言】 そうそう、小学校の。
【次の発言】 その費用は幾らですか。

第15回国会 文部委員会 第11号(1952/12/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 一点だけお伺いいたしたいと思います。脇本先生のさつきの御発言を承わつておりますと、文化財保護法の立法精神に副つて文化財保護を強力に推進して行くに当つて、どうも不満な点があられるやに私は総括的に承わつたわけでございますが、従つていろいろなものが重なつて文化財専門委員を辞任される、そういう辞任騒ぎが起るということは、事の経過の如何を問わず、私個人として非常に日本の文化財保護行政の立場から遺憾に思うものでありますが、先生にお伺いいたしたい点は、文化財保護法の立法精神に副つて日本の文化財を保護して行くに当つて、若干御不満がある点は、法に欠陥があるのか、あるならどの点にあるか。若し法に欠陥……

第15回国会 文部委員会 第12号(1952/12/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 先日大臣に質問途中、大臣退席されましたので、その点継続の意味で更に若干お伺いいたしたいと思います。  先ず吉田総理の施政演説にも入つておつたと思うのでありますが、占領下の制度の再検討ということを、総理も更に文相も発言されておられるわけでございますが、制度の再検討というと、どういうことをお考えになつていらつしやいますか、お伺いいたしたい。
【次の発言】 抽象的な御答弁でございますが、具体的に申して例えば六三三四の体系というものは育成されて行かれるのでございますか。それともこの六三三四の体制そのものの検討を要すると、こういうふうにお考えになつていらつしやるのですか。

第15回国会 文部委員会 第15号(1953/02/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 委員長、関連質問、局長にお伺いしますが、一つの基準を設けてですね、これに該当する郡或いは村、或いは学校があれば、調書を作成して文部省に提出せよというようなことを各都道府県に出されたか、出されなかつたか。それから現在その補助対象となるところの該当地方公共団体の一覧表はここに出せるか出せないか、そういう点私お伺いしたいと思うのです。そもそもこの予算のね、審議するに当つては、先ず大臣いろいろ方針を承わつてからでないと質問を進められないと思うのですが、例えば補助金の流し方というものは非常に重大なんですよ、あなた方の今度作られた法律案によると、都道府県教育長を任命するに当つては、文部大臣と……

第15回国会 文部委員会 第17号(1953/03/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 二十八年度の予算につきましては大臣がお見えになつてから質問をいたしたいと思いますが、その前にやはり予算と関連ある問題で若干話しておきたいと思います。と申しますのは、我々今まで随分とこの文部予算関係の問題を当委員会で論じて参つたのでありますが、尻切れとんぼになる場合が多くて、中心というものが置けないことを非常に遺憾に思つております。従つて私は今若干お伺いいたしますが、その第一点といたしましては、衆参の文部委員会で問題になりました例の新発田の分校の教育施設の問題は如何なる結末を得たか、或いはどういう状況にあるかという点について一応質問に入る前に伺いたいと思います。

第15回国会 文部委員会 第18号(1953/03/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 勤労青年教育振興法案の御審議を願いますに当り、発議者を代表いたしまして、私から本法案の立案の趣旨を御説明いたしますと共に、その内容の概略について申上げたいと存じます。  終戦後、我が国が極度の疲弊国憊の真只中におきまして、非常な苦心を払い義務教育の年限延長や、それに伴う多方面の教育制度の改革を断行いたしましたのも、ひとえに、新憲法及び教育基本法において明示された、教育の機会均等の保障という新教育制度の基本原則に従つたものでありまして、これによつて更に国民の教育水準を向上させ、我が国の民主化を促進いたしますと共に、文化的経済的発展の基礎を培おうといたしたものと申さねばなりません。 ……

第15回国会 予算委員会 第35号(1953/03/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は先般本会議において、本法律案について吉田総理にお伺いしたのですが、当時出席されず、本日又おいでになつておられないわけです。総理出席の下に、質問を主として総理に申上げたいと思つたのでありますが、総理がおられませんので、総理に対する質問を午後に保留いたしまして、一応他の関係大臣に御質問いたしたいと存じます。  先ず岡野文部大臣にお伺いいたします。岡野文部大臣とはいずれ私文部委員会で更に詳細に質疑応答するところの機会があると思いまするが、若干お伺いいたしたい。それはこの法律案と憲法第二十六条で規定されておるところの義務教育無償との関連を岡野文部大臣どういうふうにお考えになつておりま……

第15回国会 予算委員会 第36号(1953/03/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 では、大臣は今まで衆参を通じて答弁された義務教育学校職員の地位及び待遇を保障するということの大臣の答弁は取消される意思があるかないか承わります。
【次の発言】 只今の岩間君に対する答弁によりますと、二十八年四月一日以降採用されたところの教職員に対しては国家公務員の一般職の給与を適用すると、こういうふうに答弁された、間違いございませんか。
【次の発言】 然らば今後日本の義務教育学校職員の給与体系というものは、現在都道府県の条例で確保されている給与体系よりも下るということはお認めになりますかどうか。
【次の発言】 どうして下らない。


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 議院運営委員会 第28号(1953/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(矢嶋三義君) 水害地緊急対策特別委員会のほうで世話役を務めて、超党派で治山治水に関する決議をいたしたいということを委員会として決定いたしまして、その案文の検討を進めて参つたわけですが、自由党を除くその他の会派は一致いたしましたが、全会派が完全に一致いたしませんので、自由党方面の要望もあり、当議院運営委員会において案文の検討をする機会を持ちたい。こういうふうに考えておりますので、議運の理事会等において、治山治水に関する決議の案文の検討をやつて頂きたい。  こういうことを特別委員会として要請申上げる次第であります。
【次の発言】 小笠原委員の御質問でございますが、特別委員会としては、……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第1号(1953/09/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本葬員会を開会いたします。  先ず委員の入替えに伴う理事並びに小委員長の互選を議題に供します。八月六日以降委員、小松正雄君、植竹春彦君、河野謙三君、秋山俊一郎君、三浦辰雄君、及び武藤常介君がそれぞれ辞任せられ、その補欠として東隆君徳川頼貞君、北勝太郎君、堀末治君、高木正夫君及び石川清一君が補欠せられております。この委員の異動により理事二名が欠け又各小委員及び通産運輸(通信)に関する小委員長が欠員となつておりますので、委員長はこの際成規の手続を省略して理事の補欠互選を、委員長の指名により、又小委員長及び小委員の選定も同様委員長の指名よりたいと存じますが、御異議ござ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第2号(1953/07/03、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から委員会を開会いたします。  このたびの災害につきまして、内閣に設置されました西日本水害総合対策中央本部のほうから、本委員会に現段階における報告をいたしたいと参つておりますのでその状況報告を承わりたいと思います。
【次の発言】 他の政府委員から補足説明ございますか。
【次の発言】 それでは只今の緒方副総理の報告に対して質疑のあるかたは質疑を願います。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を起して。  只今の保安隊に関する質疑については、改めて他日時間の関係上やることにいたしまして、他の点について質疑を続けます。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第2号(1953/09/15、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。  昨日、委員会閉会後開かれました理事会の結果について御報告を申上げます。  第一に全員協議会でまとまりました線に沿づて先般行われました調査団報告の要項をまとめること。  第二に今後の委員会の運営方針としては、先ず第十六国会の最終日に、本委員会の決議に基いて政府に申入れた点について、政府側から回答書が参つておりまするので、この回答書を中心に先ず政府の所信を質す、その際に第十六国会閉会前後に起りました北海道並びに東近畿の災害対策につきましても、併せ質疑を展開する。本日の委員会には取りあえず副総理、建設大臣、農林大臣、厚生大臣の出席を要求する。……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第3号(1953/07/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 委員会を開会いたします。戸塚建設大臣が先ほど本会議において災害地視察の報告をなされたわけでございますが、本委員会に出席を願つて、本会議で報告した以外の点について補足的に報告を受けたいと思います。
【次の発言】 只今戸塚建設大臣から報告がございましたが、なお大臣のほかに政府委員として自治庁次長の鈴木君、説明員として建設次官の稻浦君がお見えになつておりますので、質疑のあるかたは願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  それでは本日の委員会は散会いたします。    午後二時四十八分散会

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第3号(1953/09/16、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から委員会を開会いたします。昨日の理事会並びに本日の全員協議会で申合せました通り只今から質疑に入ります。山縣厚生大臣が出席されておりますので質疑のある方は発言を求めて願います。
【次の発言】 他に厚生大臣に対してございませんか。
【次の発言】 他に質疑はないようでございますから、私から大臣に三点について伺います。  第一点は、八月中旬に災害がありました滋賀県、滋賀県の、もうあなたのところに報告が来ておると思いますが、あの多羅尾村というような所は、もの凄い災害でございます。非常に僻地で、県当局と連絡もつかなかつた関係上、更に連絡はついても県から食糧とか、衣料とか持つて……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第4号(1953/07/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) では委員会を開会いたします。  先ず、土曜日の委員長理事懇談会の決定に基いて、水害対策中央本部に委員長から要望しておいたのでありますが、その点についての対策中央本部からの報告を先ず聞きたいと思います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 只今のことについて質疑のあるかたは願います。
【次の発言】 申上げますが、一昨日事務局をして確めさせたところによりますというと、このたび内閣にできました西日本水害総合対策中央本部というのは、このたび山口以西を襲いました水害に対する機関でございまして、第二号台風は含まないとのことでありました。……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第4号(1953/09/17、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  塚田自治庁長官が出席されておりますので、質疑のあるかたは発言を願います。
【次の発言】 委員のかたが質疑がないようですから、私から一、二お伺いしたいと思いますが、このたびの大災害で各県とも極めて小さな村で、標準税収入の三十倍から五十倍程度の復旧費用を要するような大災害を受けた村が、熊本、和歌山或いは滋賀とか、他県にも点々とあるのですが、そういう自治体に対しては、自治庁長官としてはどういうお考えでいらつしやるか。この程度の災害というものはそう年々歳々起るものじやないと思うのですが、御所見を承つて置きたいと思います。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) これから本日の委員会を開会いたします。  運輸省から官房長壷井君、鉄道監督局長植田君、海上保安庁総務部長朝田君がお見えになつておりますので、報告を聴取いたしたいと思います。
【次の発言】 質疑はあとにいたしまして、植田鉄道監督局長の報告を聴取します。
【次の発言】 続いて海上保定庁総務部長朝田君。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を起して下さい。  昨日本委員会の決議に基いて、政府の中央対策本部に西日本水害被害総額総括表、並びに福岡の出先機関から政府に要望して参りました二十億円追の問題について、本日午前十時までに文書を以て、政府は出すのか出さないの……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第5号(1953/09/18、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  本朝来、それぞれの小委員会で、政令基準並びに要望事項について、慎重審議して参つた結果、それぞれの小委員会は結論に達したとの報告を受けました。  只今から両小委員会の審議の経過並びに結果の報告を交換して、本委員今としての決定線を出したいと思います。  なお、お諮り申上げますが、明日委員会を開催し、只今の決定に基いて、小委員長の報告をなし、その後、緒方副総理の出席を求めて、質疑を進めるようにいたしたいと思いますが、従つて本日はこれを以て散会いたしたいと考えますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり]

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第6号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 本日の委員会を開会いたします。  先ほどの全委員の懇談会でまとまりましたように、本委員会の今後の運営上次の四小委員会を設けたいと思います。第一、建設・文部に関する小委員会、第二、農林・水産に関する小委員会、第三、通産・運輸・通信に関する小委員会、第四、民生(厚生、地方行政その他)に関する小委員会、以上四小委員会を設けまして、今後の本委員会の審議を進めて行くことにいたしたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 委員長ちよつと中座いたしますので、委員小野義夫君に暫時委員長を勤めて頂きたいと思います。御異議ございませんか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第6号(1953/09/19、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。副総理が出席されておりますので、質疑のあるかたは発言を求めて、質疑を願います。
【次の発言】 主計局次長も出席いたしておりますので申添えて置きます。
【次の発言】 各委員からの要求資料は、昨日事務当局をして速急に提出するように要望して置きましたが、事務当局から揃つているものは直ちに委員に配付して下さい。
【次の発言】 各委員のこれから質疑をされる便宜上、私から主計局の次長に、これは副総理にお伺いするのではなくて、主計局の次長、事務当局に明確に伺つておきます。  それは、先日大蔵省の資金計画の一部を承わつたわけですが、これから質疑を展……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第7号(1953/07/09、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  お諮り申上げます。昨日本委員会で小委員会を設けることに決定いたしたのでございまするが、各小委員会の委員の選定は如何いたしましようか。
【次の発言】 異議ございませんか。
【次の発言】 ではさよう取計らいます。それでは委員長から小委員並びに小委員長の指名をいたします。  建設・文部に関する小委員会小委員、谷口君、剱木君、三浦君、安部君、山田君  農林・水産に関する小委員、秋山君、重政君、野田君、島村君、松浦定義君、鈴木君  通産・運輸(通信)に関する小委員小野君、藤野君、河野君、阿具根君、松浦清一君、寺本君  民生(厚生地方行政そ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第7号(1953/09/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  報告事項を申上げます。去る九月十九日本委員会で決議されました水害地緊急対策諸法律の適用地域指定基準並びに現地調査に基く政府に対する要望事項、この二件につきましては決議の通り吉田総理以下関係大臣に九月二十一日書面を以て手交し、なおこれに対する検討を要請し、その政府側の答弁を本日捗委員会において求める言伝えておいたことを御報告申上げます。  なお委員各位から御要望のございました、衆議院特別委員会との連絡については懇談会のときに御報告申上げた通りでございます。  なお先日緒方副総理から委員長を通じて本委員会に連絡のあつた点についても、……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第8号(1953/07/10、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) これから本日の委員会を開会いたします。  昨日の委員会の決定に基きまして、保留になつておりまする台風第二号に関する本委員会の結論を先ず出したいと思います。御意見のあるかたは発言を求めます。
【次の発言】 只今島村君から提案のありました通りに、本委員会の態度を決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさように取計らいます。
【次の発言】 承知しました。では台風第二号に関する本委員会の調査、審査は一応この程度で打切ります。
【次の発言】 次に、本日から小委員会の調査、審議に入るわけでございまするが、この際に改めて委員長から明確に申上げておきたいことがございます……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第8号(1953/10/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から委員会を開会いたします。  本日の委員会は、先刻の全員協議会の決定に基いて、初めに政府側に対する質疑を行い、その後に災害地からの陳情聴取をいたします。さよう委員会を運営して参りますので御了承願います。  本委員会は、先月二十六日開会して、そのときの決定に基いて本委員会を開会した次第で、ございましてその間におきまして、政府側に本委員会として種々御要望申上げておいた次第でございます。それに基きまして、只今からその後における災害対策についての一般報告を副総理から承わりたいと存じます。
【次の発言】 副総理の御説明に対して質疑のある方は発言を求めて願います。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第9号(1953/07/11、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) これから委員会を開会いたします。参考人の方々の意見を聴取する前に、一言本委員会で決定いたしておきたいことがございますのでお諮り申上けます。  昨日議運の理事会の決定として議長を通じて委員長に対して、本特別委員会は山口並びに九州五県と、その後災害の起つた島根、鳥取を審査調査の対象とするという通告がございました。そこで本委員会にお諮り申上げましたところ、委員長みずから議長に直接交渉して明確にして、改めて諮れとの委員会の意向でございましたので、改めて議運委員長に確めましたところ、議運としては本特別委員会は山口と九州五県、それに島根、鳥取を加えたものを審査調査の対象としてほしい……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第9号(1953/10/09、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  先ず農林省関係の政令について聴取いたしますが、奥田総務課長に要望いたしておきます。その点は、昨日本委員会で政令基準は明日までに完成するという大臣の答弁があつたわけであります。従つて現在大蔵省と折衝もし、農林省で完成しつつある政令基準は、曾つて本委員会が決議をして申入れた指定基準とどういう関連になつているかという立場から説明を求めます。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。    午前十一時四分速記中止
【次の発言】 速記を付けて下さい。  農林省関係の政令事項に対する説明聴取並びに質問はこれを以て終了いたします。  続いて……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第10号(1953/07/13、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。  お諮りいたします。阿具根君及び寺本君、松浦君が委員を辞任いたされました。その補欠としてそれぞれ永岡光治君、武藤常介君及び松原一彦君が委員になられました。右の変更に伴い小委員の補欠選任、理事及び通産運輸に関する小委員長の補欠を互選いたしたいと思います。ついては右の選任及び互選については委員長に御一任願いたいと思います。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて委員長は、通産運輸に関する小委員に武藤常介君及び永岡光治君を、農林水産に関する小委員に松原一彦君を指名いたします。  次に本委員会の理事として武藤常介君及び永岡光治君を指名いたしま……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第10号(1953/10/10、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  昨日委員会で決定いたしました議員派遣の件についてお諮り申上げます。昨日如何なる府県に議員を派遣するかということについては、その案の作成を理事会に御一任方御承認願つたわけでございますが、先刻理事会で検討の結果、次のごとく議員派遣府県並びに班並びに日数を決定いたしましたのでお諮り申上げます。  第一班といたしまして長野県、静岡県、愛知県、岐阜県、富山県、第二班といたしまして大阪府、京都府、奈良県、滋賀県、三重県、以上であります。なお第一班を八日間、第一班を七日間として議長に要求いたしたいと思います。なお、派遣議員の決定につきましては……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第11号(1953/07/18、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 本日の委員会を開会いたします。先日事務局を通じて中央本部に要請してありました点について、中央本部から報告を聴取いたします。
【次の発言】 只今の報告に対して質疑のあるかたの発言を求めます。
【次の発言】 ほかに質疑のかたありませんか。なければ委員長から要望しますがね。只今報告はそういう抽象的なことを委員長は要望したのではないのです。大体政府委員のかたがたは、研究して次回に報告申上げますとか言つて、いつも委員会を一応逃げられる。そうしてこちらから要求しないと、なかなか報告しない。もう少し私は具体的な報告を聴取したかつたということは、先ほども私ちよつてここで申上げたように、……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第11号(1953/10/12、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から委員会を開会いたします。  昨日の本委員会並びに衆参の合同打合会で問題となりました点について、先ほど衆議院委員長と政府側緒方副総理、小笠原大蔵大臣と協議した件について合同打合会で御報告を申上げました件、本委員会としては御了承願えますか。
【次の発言】 御異議ないようでございますから、御了承頂いたものとして、今後の政府折衝を委員長は継続いたします。  なお、先刻の懇談会で種々意見が開陳され、まとまりました点、即ち、政令についての基準問題は国会開会等の関係もあり、早急に結論を出すように今後の衆議院との合同打合会を運んで行くという点を改めて確認いたします。  なお、明……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第12号(1953/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。
【次の発言】 三浦君から出されました本委員会の運営に関する御提案に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようでございますので、さよう取計います。ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。審議の都合上本委員会は暫時休憩いたします。    午前十一時四十六分休憩
【次の発言】 只今から委員会を再開いたします。  本委員会の審議の必要上、一昨日以来緒方副総理並びに大野国務相の本委員会の出席を要求して参りましたが、現在まで出席がございません。然るところ本委員会の審議、調査の必要上、是非とも両大臣の本委員会の出席が必要と……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第12号(1953/10/13、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から委員会を開会いたします。  先ず、臨時災害対策本部首席参事官久田君から十三号台風の災害についての一般的報告を聴取いたします。
【次の発言】 質疑に入る前に改めて確認願つておきますが、只今のあなたの御報告は、災害対策本部長緒方副総理に代つて説明された内容のものと、こういうように了承して差支えありませんね。
【次の発言】 質疑のある方は願います。
【次の発言】 委員長に対する注意でございますから、委員長の見解を申述べます。当初立法の作業に取りかかるときに、数十年に一回という程度の異常災害に対して、その復旧を迅速ならしめるために立法する、こういう考えの下に出発したこと……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第13号(1953/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) これから本日の委員会を開会いたします。審議に入る前に、昨日の委員会で決議され政府に申入れた事項について御報告申上げます。  只今御配付申上げました印刷物の通り緒方副総理、大野国務相、小笠原大蔵大臣にそれぞれ決議文を手交いたしました。念のために決議を朗読いたします。    決議   西日本水害に対しては、現地より繋ぎ融資の要望熾烈なるものあり。知事よりは百億円を下らざる申入あるが、本委員会においても妥当なものと認める。よつて、大野国務相の現地帰任に当り、取りあえず、三十億円の融資を決定せられんことを要請する。   右決議する。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第13号(1953/10/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開会いたします。只今大蔵省主計局主計官末広義一君が出席されておりますので、質疑のある方は願います。
【次の発言】 今の永岡君の答弁の前に。あなたにお聞きしておつてよくわからんのですよ。質疑応答のうちに変ると思うのですが、あなたはこういうことを言われようとして或る場合には変えて言つてるんじやないか。あなたのさつきの発言を聞いておると私はこういうふうに聞いたのですが、それで違つておるか、違つてないかということを併せて答弁願いたい。あなたの発言を承わつておると、この参議院の法律案の第四に災害救助法の特例がありますね。災害救助法の特別措置法はいかなる地域に適……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第14号(1953/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  先ず委員長、理事の打合会できまつたこと並びにその後の若干問題について御報告を申上げます。  第一は、先般本委員会の決議に基いて大野国務相が福岡に帰任するに当つては取りあえず十億の繋ぎ融資を閣議決定すべきであるという本委員会の総意に基く決議を手交いたし、強く要請したわけでございますが、本日中央対策本部に参り、確認いたした結果は次の通りでございます。繋ぎ融資として十億円、商工中金への融資十億円、開発銀行への融資五億円、合計二十五億円が昨日決定されております。先ほど申上げましたあとの十億と五億の十五億円は炭鉱方面への紐付き融資のように……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第14号(1953/10/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。先ず先般二班に分れて現地視察に参つた次第でございますが、それぞれの班の代表者によつてその調査視察の報告をして頂きたいと思います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  続いて山田委員の報告を願います。
【次の発言】 只今各班の代表者による報告は終了いたしましたが、この報告に対して各委員の質疑もあるかと思いまするが、それは後廻しにいたしまして、只今災害対策本部長緒方国務大臣が参りましたので、これから緒方国務大臣からその後の経過について聴取すると共に委員各位の質疑を願いたいと思います。緒方国務大臣の説明を承わる前……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第15号(1953/07/23、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) では本日の委員会を開会いたします。  昨日の申し合せに従つて各会派で検討された事項について逐次協議して参ります。その前に今後における本委員会の運営の方針について、只今全員懇談会で結論を得ました点を改めて確認しておきたいと存じます。  本国会の会議中に法律案が成立するように懸命の努力をする、その具体的な方法として一日も早く法律案が国会に提案されるように努力をし、その法律案の両院における審議を円滑にして成立を一日も早くならしめるために、衆議院とできるだけ連絡をとる。更に本日各派の決定を持寄つて協議し、一致した内容については、これを一応法制局に廻して、立法の作業を進めると同時……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第15号(1953/10/23、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開会いたします。  先ず先刻懇談会で御承認頂きましたように、先ず委員長の報告をいたし、第二に第十六国会で成立いたしました二十四の災害立法の改正、並びに新立法に関する事項の協議の件を諮り、最後に政令の件について審議するように本日の委員会を取り運んで参ります。速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起して下さい。  昨日三浦委員から提案のございました第十六国会で成立いたしました二十四の災害立法の中で改正、検討を要すべき点、並びに十三号台風等に関する新立法についての方針について御協議申上げたいと思いますが、第十六国会において成立した災害立法に関する検討の……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第16号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。只今政府委員として自治庁鈴木次長、文部省田中施設部長、内閣官房久田参事官が本委員会に出席されておりますが、大蔵省の政府委員については現在出席を要求中であります。質疑のある方は発言を願います。
【次の発言】 自治庁の鈴木次長は御多忙なんですが、鈴木次長を要求されたかたは今お見えになつておらないようですけれども、どなたか鈴木次長に御質問ございますか。ございますかございませんでしたら退席して頂こうと思いますが、ありますか。
【次の発言】 鈴木次長に対して別に質疑ございませんか……、鈴木次長に対する質疑は終つたものと認めます。  只今大蔵省……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第16号(1953/10/24、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。  先ず小委員長の報告を求めます。
【次の発言】 只今の小委員長の報告に対する質疑並びにこの報告の承認の件については、藤野小委員長の報告並びにその承認と関連のある点もあるかと委員長考えますので、後刻に廻し、藤野小委員長の報告を承わりたいと思います。
【次の発言】 両委員長の報告は終りました。質疑のある方は質疑を願います。
【次の発言】 委員長もそう考えております。速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起して下さい。  先刻両小委員長の報告に対しまして、補足説明並びに討論の一部もありましたので、ここでお諮り申し上げたいと思います。  この……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第17号(1953/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  昨日の委員会の決定に基いて政府委員の出席を求めましたところ、只今建設省関係の政府委員が本委員会に出席されております。質疑のあるおかたは発言を求めて願います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  どなたの答弁を求めますか。
【次の発言】 委員長もそう考えております。皆さんも異議ないでしよう。
【次の発言】 さよう取計います。建設省の政府委員のかた、御意見ございましたら。
【次の発言】 ついでに局長。住宅関係について御意見があつたら述べて下さい。六頁です。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第17号(1953/10/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今より本日の会議を開会いたします。  先般決議された事項に関する委員長の処理した経過並びに結果について御報告申上げます。速記をとめて下さい。    午前十一時二十分速記中止
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 速記をとめて下さい。    午前十一時五十五分速記中止
【次の発言】 速記を起して。  委員会を代表して一言念のために伺つておきますが、六、七月の災害については二十四の災害特例法が第十六国会で成立いたしました。八月並びに九月に起つた異常災害につきましては六、七月に起りました災害にとられたと全く同様の法的措置がとらるべきであることを当委員会は決議し、なおそ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第18号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  先般本委員会の決議によつて衆議院特別委員会に対して両院の委員長、理事、小委員長の連合打合会を申込みましたところ、衆議院側の快諾するところとなつて、本日午前衆議院常任委員長室で連合打合会を開催いたしました。両院の特別委員長からそれぞれ両院の現段階における審議の状況の披露があり、種々協議した結果、打合会としてまとまつた事項は大要次の通りでございます。  両院の特別委員会は、本国会末の七月三十一日を目途として法の改定並びに単独立法を行う、その法改定並びに立法を行うに当つては、目的とし異常災害、年々歳々ある程度の災害を越えた異常な災害に……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第19号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  先般院議に基いて和歌山の水害の慰問並びに調査に出張されました島村君から調査視察の概要について報告を承わりたいと思います。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 和歌山災害の報告をして頂いたわけでございますが、これに対する皆さん方の質疑もあろうと存じますが、本日は午後五時から衆議院との打合会が先ほど申上げましたように行われることになつておりますので、只今のお二方の報告に対する質疑並びに政府委員に対するところの質疑はあと廻しにして議事を進めてみたいと思います。御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第20号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  先般委員会で決定いたしました委員長の中間報告に関しましては、準備の都合上この委員長の報告については委員長に御一任願いたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう了解を得ます。ちよつと速記をとめて下さい。    午前十一時四分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。    午前十一時四十四分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起して下さい。只今の島村小委員長の報告に何かの御質疑ございますか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第21号(1953/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  昨日衆議院の特別委員会と本特別委員会の委員長、小委員長、理事打合会を開き、建設関係、通産関係について、それぞれの小委員長の報告を聴取し、両院の打合会としてはその報告を承認いたした次第でございます。その概要について、小委員長から報告して頂きます。
【次の発言】 只今山田小委員長から御報告がございましたが、両院の打合会としましては、両院の小委員会の打合会でまとまらなかつた保留事項、而もそれはすでに議題となつたものに限るのでありますが、その点については両院の小委員会で意見が一致したならば、それを以て両院の委員長、小委員長、理事打合会の……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第22号(1953/07/31、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  御報告申上げます。  本国会閉会後における本特別委員会としての調査のための議員派遣要求の件に関しては、その立案方を委員長、理事に一任されたわけでございますが、委員長理事打合会は、五班に編成して五日乃至十日間の日程で議員派遣をすることに一応の案を作成いたしました。後刻事務局職員をして廻らせますから御希望のかたはそれぞれの班へ御署名を願います。  只今懇談会でいろいろと協議が行われました地方鉄道、バス等に対する災害復旧に要する費用の補助の件については更に検討することにいたします。  ちよつと速記をとめて下さい。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第23号(1953/08/03、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から委員会を開会いたします。  ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。  只今から委員会を進行いたします。お手許に配付してあります、衆議院水害地緊急対策特別委員会の起草提出にかかる昭和二十八年度大月及び七月の大水害の被害地における災害救助に関する特別措置法案ほか十五法案の提案理由の説明に提案者が出席されておりますので、案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 只今、衆議院水害地緊急対策特別委員長村上勇君から全般的な提案理由の説明がありました。重ねて各小委員長から補足説明を承わるわけでありますが、それに先立つて説明者に、参議院特別委員長と……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第24号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 水害地緊急対策委員会を開会いたします。昭和二十八年六月及び七月の大水害による公共土木施設等についての災害の復旧等に関する特別措置法案を議題に供します。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起して下さい。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。別に御発言もございませんようですから質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。  本日はこれをもつて散会いたします。明日は午前十一時開会いたします。    午後六時四十……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第25号(1953/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  議題に供すべき法案は、昭和二十八年六月及び七月の水害による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する特別措置法案、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案、昭和二十八年六月及び七月の大水害による被害農家に対する米麦の売渡の特例に関する議案、昭和二十八年六月及び七月における水害による被害たばこ耕作者に対する資金の融通に関する特別措置法案、以上四件を一括議題に供します。質疑のあるかたは質疑願います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第26号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から委員会を開会いたします。  先般本特別委員会の議決によつて台風第二号の被害対策について内閣に申入をいたしておきましたところ、本日それに対する回答が参りましたので朗読いたします。   昭和二十八年八月七日、内閣官房長官福永健司、参議院水害地緊急対策特別委員長矢嶋三義殿、   二号台風の被害対策の予算措置に関する申入に対する報告   昭和二十八年七月十四日付を以て申入の二号台風の被害対策の予算措置に関する件に対し、別紙の通り報告いたします。    風水害対策 昭和二十八年七月二十八日          閣議決定   昭和二十八年台風第三号等の風水害による稲、麦、なた……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第27号(1953/08/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今より本日の委員会を開会いたします。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。    午後零時八分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 御質疑のあるかたは御質疑を願います。
【次の発言】 ほかに建設省関係の御質疑はありませんか。
【次の発言】 続いて要望事項に対しましてその後の処置につき報告を聴取いたします。
【次の発言】 別に質疑はないようでございますから、建設省関係の審議はこれを以て終了したものと認めます。  ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。  三十分間休憩いたします。    午後零時四十六分休憩

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第28号(1953/08/10、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  昨日までこのたびの立法に関しまして各省別にそれぞれ政府委員から予算額その他について所見を聞くと共に質疑を続けて参つたわけでございますが、自治庁関係だけが残つております。只今自治庁財政部長武岡君が本委員会に出席されておりますので、自治庁関係の特別災害財政補給金の交付に関する法律につきまして自治庁側の意向を先ず聴取したいと思います。
【次の発言】 続いて先般本委員会の決議に基いて、自治庁当局へ申入れた事項についてその後の処置の経過並びに結果について報告を聴取いたしたいと思います。

第16回国会 地方行政委員会 第3号(1953/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(矢嶋三義君) 本委員会の審議目的の中枢から多少外れるかと思うのでございますけれども、現在石村議員から現に質問がありましたので、私はここに権威ある委員会の名誉にかけて私は田辺書記長にはつきりと答弁を求めたいと思うのです。と申しますことは、この争議は熊本においては、その後は教職員組合はこの争議に応援した、或いは応援しなかつたとかいうようなことが大きく問題に採上げられて、只今斎藤長官から説明がありましたように数千の農民の大会があつた場合に、農民代表が県教職員組合並びに教育委員会に対して抗議を申入れた、問題は熊本でちよつとすり替えられておる状況でございます。そこで私がお伺いいたしたい点は……

第16回国会 内閣委員会 第2号(1953/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 愚問ですが念のためにお伺いいたしますが、これを若し二ヵ月延ばさなかつたならばどういう事態が起るか、要点をまとめて。
【次の発言】 本法律案の提案理由の説明は了承いたしますが、まあ、これはさつき二委員から質問があつて、審議に入つたわけですがね。私は、半数改選後の本委員会における審議は本日が初めてでありますが、これに疑義があると思うのです。疑義があるというよりか、政府委員は怠慢だと思うのですね。これは提案理由にもありますように、厚生省の内局が縮小改変する予定であつたけれども、中共地域からの引揚が開始されたので帰還者の受入援護に万全を期するために云々と、こういう提案理由が説明されたので……

第16回国会 内閣委員会 第4号(1953/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。只今竹下委員から質疑がございましたが、懇談中に竹下委員からその答弁は今直ちになされなくても結構だという御発言がございましたので、公報に載つておる他の法律案についての提案理由を述べるべく政府委員もお見えになつていますので、一応他の法律案についての提案理由を承わつて、然るのちに質問に移つたらどうかと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 南米移民の希望者は大変多数にのぼるという点ですが、どのくらい希望者はおられますか。
【次の発言】 調査してみたことございませんか。
【次の発言】 移住計画は何ですか、先ず何家族入れるということをきめてかかるのですか、それと……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第1号(1953/10/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今皆様がたから本委員会の委員長に御選任頂きまして、その責任の重大さを痛感いたす次第でございます。誠に浅学菲才ふつつか者でございますが、本委員会の使命達成のために、委員会運営に御指導御協力下さいますようお願い申上げまして、御挨拶にかえる次第でございます。  それでは理事の互選を行います。本委員会の理事の数は五名でございます。互選の方法は如何取計らいましようか。
【次の発言】 只今の三浦君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは委員長は藤野繁雄君、三浦辰雄君、成瀬幡治君、永井純一郎君、寺本広作君、以上の諸君の理事に指名いたします。(拍手……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第2号(1953/10/31、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。  先ず各小委員長の報告を求めます。第一小委員長松浦君。
【次の発言】 お諮り申上げますが、第二小委員長の報告を求めて、あとで、質疑に入りたいと思いますがよろしゆうございますか。
【次の発言】 両小委員長の報告は終りました。質疑のあるかたは発言を求めて願います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をおこして下さい。  先刻両小委員長から報告のありました立法事項についてお諮り申上げる前に、先ず確認をいたしたいことがありますのでお諮り申上げます……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第3号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。内閣提出にかかる法律案について政府委員が提案理由説明に本委員会に出席されておりますので、提案理由説明を聴取いたします。先ず通産省にお願いします。
【次の発言】 この法律案は只今予備審査中でございますので、先ほどの協議会の決定に基いて質疑を次回に譲つて、本日は提案理由聴取のみにいたします。  次、大蔵省。河野大蔵次官。
【次の発言】 右の提案理由説明に対する質疑は次回にいたすことにいたします。  速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。篠田農林政務次官。
【次の発言】 右提案理由に対する質疑は次回に行うことにいたします。速記を……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第4号(1953/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。  先ず委員長からご報告申上げることがございます。十月三十日第一回の本特別委員会において、本特別委員会は第十六日会に成立いたしました水害地緊急対策特別委員会の引継事項を尊重してこれに臨む、而うしてその後の情勢によつて変化した部分については、政府委員の出席を求めて再検討をする。従つて、必要が生ずれば予算委員会と連合審査をなすということを確認いたしました。翌三十一日連合審査を申入れることを確認いたしております。それに基いて委員長は予算委員長に対してその申入をいたしました。その後、昨日連合審査と法律案の審議について意見があつたことは御承知の通りで……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第5号(1953/11/05、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。  昨日議題として審議いたしました農林水産業施設災復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律などの一部を改正する法律案を引続き審議いたします。昨日政府委員に対する質疑は一応終了したものと委員長は認めますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようでございますから、質疑を終ります。速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記起して下さい。  それでは只今より討論に入ります。別段御発言がなければ討論を省略して直ちに採決に入ります。念のため申上げますが、お諮り申上げる原案は、内閣提出、衆議院修正送付案であります。  農林水産業施設災害復旧事……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第6号(1953/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今より本日の会議を開会いたします。  先ず委員長より報告申上げる事項がございます。十一月一四日付を以つて決算委員長東隆君から委員長宛申入書が参りましたので、参事に朗読させます。
【次の発言】 只今参事の朗読いたしました決算委員長からの申入事項につきましては、いずれ後刻御協議申上げます。
【次の発言】 次に、本日午前中開かれました委員長、理事懇談会の経過と結果について御報告申上げます。  数日来当委員会の審議の対象になつております昭和二十八年六月及び七月の大水害により被害を受けた地方公共団体の起債の特例に関する法律等の一部を改正する法律案についてでありますが、これの内容……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第7号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。  只今農林省櫻井建設部長、大蔵省森永主計局長が出席されています。そこで昨日来問題になつておりまする排水事業費に対する農林省当局の見解を承わりたいと思います。
【次の発言】 櫻井建設部長の見解は次のように了承してよろしいのでありますか。それは排水に要する事業費を農林大臣が特別の事情があると認める応急工事費の中に含むものとして、排水の事業費を農地及び農業施設の復旧費と同様の扱い方をするのが然るべきである。こういう見解を表明されたと思うのでございますが、相違ありませんか。
【次の発言】 主計局長の見解の前に、櫻井部長の説明に対して今井上委員から……

第17回国会 予算委員会 第2号(1953/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(矢嶋三義君) 委員長のお許しを得まして、風水害対策特別委員会の委員長といたしまして当委員会に御報告を申上げます。  本国会で成立しました風水害対策特別委員会は、去る六月下旬西日本を襲いました災害によつて大災害を受けた西日本地域の災害に対するために、去る六月三十日本院に設けられました水害地緊急対策特別委員会が第十六国会において、更に閉会中において審議結論づけたものを尊重して、これを引続き審議して行くという基本的態度を確認いたしまして、その角度から当特別委員会が前特別委員会から引継いだ事項、並びに現在当特別委員会で審議しつつある事項について御報告申上げたいということを先ず以て申上げて……

第18回国会 内閣委員会 第2号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 政府委員の説明は妥当と考えます。そこで意見ですが、請願者の心情はわかりますけれども、この案件を採択することは適当でない、こう私は考えます。
【次の発言】 この問題は、戦犯者の釈放の運動を積極的に展開し、政府もそれに努力することによつて解決できるわけですし、国際的な背景のある問題です。ともかくも戦犯者として拘禁されておれば、お気の毒だけれども、いたしかたないと思うのですよ。現に国会も政府も、戦犯者の釈放に努力して、それを通じて解決するようにするのが妥当と考えます。
【次の発言】 私もその戦犯のかたが、その裁判の云々というような、気の毒だというようなことは皆さんと同感です。併しそうい……

第18回国会 内閣委員会 第3号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 現行法律の枠内において対馬の治安維持という立場において適当な体制を確立する、こういう意味における問題であるという意味において採択に賛成いたします。(「賛成」と呼ぶものあり)

第19回国会 議院運営委員会 第1号(1953/12/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私から一点お伺いしますが、まあ只今の官房長官のお言葉によりますと、大体例年通り予算案は一月二十日から二十五日頃の間に国会に提案されることを目標に作業を進められておるようでありますが、この予算の内容は、或いは自衛力の問題、或いは行政機構改革の問題等は大きな関連を持つておる問題だと思うのですが、そこで私一つ伺いたいのは、行政機構改革については、大体その予算の編成に間に合うように、本年度内に大体コンクリートになつて、来年度の予算案が国会に提案される一月の二十日から二十五日、これと前後して、国会に提案されるのならば行政機構改革法案というものは国会に提案されると、こういうように了解していい……

第19回国会 議院運営委員会 第5号(1954/01/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の加藤君の発言でもございますが、自由党から仮議長を選ぶ点に異議はございません。併しただ、ここに念のために申上げておきますが、副議長の海外旅行は本議院運営委員会で決定されたことでございますが、その当時この出張の出発時期については必しも明確でなかつたと思います。本日の我が党の議員総会において、国会の再開されたこういう重要な時期に、院の重職にある副議長が十数日間に亙つて海外旅行をされるというようなことを、議院運営委員会で決定されたことについては納得しかねる点がある。今後議院運営委員会はかくの如き決定をする場合においては考慮して欲しいという強い発言があつたことを念のために申上げます。

第19回国会 議院運営委員会 第7号(1954/01/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は議長に伺いたいと思います。  それは、議員が国民に代つて議政壇上において質問ができるという、この権利というものは大きなものだと思います。又国民に代つて質問する議員に対して、大臣が答弁するところの義務も極めて大きいものと思います。昨日私は議場において、総理の発言中には不穏当の部分があるということを確認して議長にお諮り願つた。そういうことはちやんと記録に残つておるわけでございます。本朝、更に、先ほど議長はこの席上において、議長みずから、内容がわからない。私は、内容はいろいろ取れるけれども、不穏当と確認するということを昨日議場において発言しているわけであります。議長は、ともかくもわ……

第19回国会 議院運営委員会 第9号(1954/02/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今官房長官からお諮りのありました公正取引委員会委員の任命については、恒例によりまして各会派において協議した後に改めて本院としてきめることにして、本日は保留をしてもらう。こう思います。
【次の発言】 なお官房長官にお尋ねたしますが、本国会に提出される案につきましては只今一応の御説明がございましたが、印刷物によつての説明はいつ頃承わることができるか、二の点と、それから只今挙げられました百数十件に及ぶ法律案件は、大よそい頃までに国会に提出される見通しを立てておられるかというのが第二点。それから第三の点といたしましては、重要法律案につきましては前例もあることでございますが、当院としては……

第19回国会 議院運営委員会 第10号(1954/02/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 社会党第四控室も、異議ございません。
【次の発言】 派遣期間が二月十六日からになつておりまして、そう早急に次冠することもないようでございますりで、若干協議いたしたいと思いますから、本日は保留して頂きたいと思います。

第19回国会 議院運営委員会 第16号(1954/02/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の理事会の委員長報告では、総理の出席を求めてというのが落ちていると思いますので、それを含んでいるということを内容として賛成いたします。

第19回国会 議院運営委員会 第17号(1954/02/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この際、官房長官にちよつとお伺いしたいと思いますが、官房長官が先週ですね、この月曜ごろになれば総理の出席ができるというような御発言があつて、当院としてはその予定でおつたわけなんでございます。で昨日、本会議を開いて重要法律案の審議をしようと思つておりましたところ、予期に反して総理の出席ができないということを与党のほうから間接的に承わつて、実は昨日の本会議の運営にも非常に支障を来たしたわけですが、こういう場合ですね、前言との関係もありますし、官房長官から率先して、そういう新事態を本院に連絡して頂いて然るべきものじやないかと、こう考えるのですが、その点についての官房長官の御所見も承りた……

第19回国会 議院運営委員会 第19号(1954/03/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 天田君から話のあつているのは、この前の関連もあるわけであるが、例えば衆議院の予算委員会で、要綱でも提示し説明したならば、予備審査と言え、参議院の予算委員会で審議されているのですから、大体前後して参議院にも、そういう連絡をすべきだという基本的なことを要求しているのだと思いますけれども、何もあんな保安庁法を急いで法案にして出してくれなくてもいいのですよ。そんなことを議運から、早く法案化して一刻も早く出せなんということは言う必要はない。僕らあんなもの、出してもらわないほうがいい。ただ衆議院の予算委員会で説明したら、参議院の予算委員会でも説明すべきだ。非常に不均衡じやないか。更に突込んで……

第19回国会 議院運営委員会 第34号(1954/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私一つお伺いしたいのですが、この前、税法関係の諸法案が、本会議の質疑の案件としてかかつたときに、数人の質問者から文部大臣の出席を要請しました。そのときに、議運の委員長並びに与党側の理事のかたが、突然の要求であるから出席できないと、遂に出席願えなかつた。そういうことがあつたわけです。私、今からお伺いするのは、本日は参議院の定例日である。それから公報にちやんと出ていたということを前提として私は一言お伺いするわけですが、今ほどのこの答弁を承わりますと、平素は、他院からの本会議の出席要求があつた場合に、緒方副総理は、非常に強引に、委員長に退席を要求するのが常でございます。本日もそうされた……

第19回国会 議院運営委員会 第44号(1954/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 官房長官に一つ関連して伺つておきますが、官房長官は昨日も、国会法の三十四条の二によつて手続をとるだけだと。従つてこういう問題は、請求があつたならば、内閣から国会に一日も早く手続をすべきだと考える。こういうことを述べておられました。本日出された資料によりましても、有田二郎君の場合、藤田義光君の場合、いずれも翌日その手続がとられているわけです。だとすれば、別に斟酌もしないで手続だけだとすれば、加藤君の場合、七日の夜内閣へ参りましたものを、十日までかかる理由は私はわからないわけです。その説明として、あなたは昨日こういう案件については、慎重を要するので、閣僚が不在であつたので決定できなか……

第19回国会 議院運営委員会 第45号(1954/04/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 関連して。簡単なことを一つお尋ね申上げますがね、松岡委員から、━━━━━━━━、一方一千万円云々というのが幾日が伝えられておる。更に五百万円云々というのが具体的に随分伝えられておる。これらを逮捕しないのに、加藤君をここに逮捕しようとするのは均衡を失するじやないかという意味の発言があつたわけですが、各大新聞社は、特捜班というのを今度設けて、相当にもぐつて活躍しておるということを私ども聞いておるわけです。昨日も刑事局長の発言の中に、新刑事訴訟法の欠陥のもたらすところが、ともかく検察当局からは洩れないけれども、各新聞社はかなりの被疑案件について知つておるようだ。こういう発言もあつたわけ……

第19回国会 議院運営委員会 第53号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の小笠原君の質問に、更に私は関連して答弁を伺いたいのですが、只今衆参の関係において質しましたが、衆議院だけの関係においても、改進党の荒本国会対策委員長は、法務大臣がこの禀請を許可して、内閣をトンネルとして院に対して許諾請求がなされたわけです。法律案の審議というのは与党と野党と共にあつてなされるわけでですね、自由党の幹事長の佐藤君のときだけ、十四条を発動して押えた。野党である改進党の国会対策委員長の荒木君の場合は、どうして違う取扱い方をしたか、ここに国民の側から考えた場合にどうしてもこれは党利党略的なものが存在すると判定せざるを得ないと思うのです。それを如何ように説明されるか、……

第19回国会 議院運営委員会 第56号(1954/05/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議長に一言だけ伺つておきます。  それは、今まで議論があつたと思うのでありますが、国会法の十三条の「前二条の場合において、両議院一致の議決に至らないときは、衆議院の議決したところによる。」というのは、これは十一条、十二条、それから参議院、衆議院それぞれの規則が、その法、規則通りに運用されたのちの最後の手段として十三条というものがあるわけなんですね。然るに十一条、十二条衆参両院の規則をその通りに運用することなく、最近の国会で会期の延長のときに、衆議院のとられる態度というものは、これは国会法を変えて、会期の延長は衆議院の議決によると、こうすればいいことなんであつて、余りにも参議院を無……

第19回国会 議院運営委員会 第64号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 委員長の取運び、ちよつとまずかつたと思いますよ。藤田君の御発言は、議題になつたから、各会派の意向を一応承わつて、それから協議いたしましよう。こういうことで始まつたわけなんだ。丁度松岡さん入つて来たのは、ぎりぎりだつたもので、それを呑み込んでなかつたのでされたので、一応各会派のこれに対してきまつておるところの意向を承わつて、それから協議に入つて頂きたい。
【次の発言】 只今藤田君から希望があつたわけですが、それと同時に、今日ここに来ておる各会派の御意向も承わつたわけでありますが、私の党も、非公式には寄り寄り話はしておりますけれども、まだ正式に態度を決定する段階に至つておりませんし、……

第19回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1954/08/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この第五項の、木村防衛長官の過般北海道の自衛隊視察の報告聴取、これはこの際一応承わる予定ではないのでございますか。
【次の発言】 私はこの質問をする前に、先ほど専門員にも通告いたしておきましたが、先ほど委員長から発表された事項以外に、隊員の規律の問題、更に来年度の予算の検討期に入つているわけでございますが、来年度の自衛隊の増強計画についての具体的な質問、最後に別府湾に沈下しておりますところの爆弾並びにガス弾引揚げの問題も適当な時期に質問さして頂きたいということを要望申上げまして、取りあえず只今の木村長官の説明に対して若干の質問をいたします。  先ず第一番に長官に伺いたい点は、米駐……

第19回国会 内閣委員会 第2号(1954/02/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の説明ではまだまとまつていなくて整理中だというような御説明でありますが、大体見通しをいつ頃に立てているわけですか。
【次の発言】 この国会への提案の方法については、政府においてまあ官房長官あたりの手できめられると思うのですが、この機構の改革に伴う各省設置法はたくさん出るわけですけれども、これは一度にまとめて出されますか。整理のできた順序で逐次分離して出されますか。どういう御予定でありますか。
【次の発言】 審議の都合から申しますと、やはり全部出揃わないといろいろの全般的な見通し、或いは権衡という立場から審議に不都合を来すと思うのですがね。そういう立場から考えますと全部が出揃つ……

第19回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1954/08/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 その前に。先ほど事務局を通じて委員長に申入れてありました昨日の楠本厚生省環境衛生部長その他の出席を仰いだ上の私の第二の質問並びに副総理と外務大臣に対する質疑は、只今委員長が宣言された審議の終了後に取扱われるよう重ねて要望いたしておきます。
【次の発言】 先ず近江絹糸の問題ですが、これは巷間いろいろと伝えられておつたのでありますが、あれほどの事柄が早く処理できなかつたということは、地方法務局並びに法務局は関知していなかつたのでありますか。しておつたけれども見逃しておつたのですか、どうですか。
【次の発言】 答弁の途中ですがね、私はこの事件が起つてからのことを伺つているのじやないので……

第19回国会 内閣委員会 第5号(1954/03/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 それに異議ございませんが、その際における審議の資料として、前以て提案者でも結構、政府委員でも結構ですから要望いたしておきたいと思います。それは委員長において然るべくお取計らい願いたいと思うのですが、その資料とは、現在各省にそれぞれ置かれている科学技術に関する行政機関の一切の一覧表、それと定員、それから予算とそれらの一切の資料を後日審議できるときまで提出できるように委員長からお取計らい願いたいと思います。
【次の発言】 速記をとめて下さい。

第19回国会 内閣委員会 第6号(1954/03/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今議題となりました国務大臣等の私企業等への関与の制限に関する法律案につきまして、提案者を代表いたしましてその提案の理由を御説明いたします。  内閣総理大臣その他の国務大臣、内閣官房長官及び政務次官は、我が国の行政府におきまして、最も重要な職でありまして、その政治的活動が、我が国の商業、工業、金融業等の私企業には申すに及ばず、私企業以外の事業にも有形、無形の影響を及ぼすことは言を待たないことであります。若し、これらの人々がこれらの事業に関与いたしておりました場合には、その公正なる職務を遂行する上に支障を来すことも予想されるのみならず、その職務遂行の上に、世上の疑惑を招く虞が多分に……

第19回国会 内閣委員会 閉会後第6号(1954/11/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の岡田委員の質問に関連して、もう少し納得のできる御答弁を頂きたいと思うのです。私伺いたい点は、現在破壊的団体として嫌疑があり、皆さんがたの調査の対象と一応目されておる団体はどのくらいございますか。
【次の発言】 只今左翼のほうでは日本共産党の名を挙げられ、それに関連する諸団体について説明を承つたわけですが、右翼のほうで現在具体的に皆さんがたの対象として嫌疑のある団体はどういうものがありますか。
【次の発言】 次に長官に一応伺つて質問を進めたいと思いますが、破壊活動防止法という法が制定された当時と現在とにおけるこういう機関の必要性ですね、それは現在どういうふうにお考えになつてお……

第19回国会 内閣委員会 閉会後第7号(1954/11/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この問題の質疑をするに当つて、会長である副総理が出席していないことを非常に遺憾に思います。副官房長官がお見えになつていますから、若干副官房長官としてのあなたへもお伺いいたしたいと思つております。根本的なことを伺うにはどうも副総理においで頂かないというと満足できない感じがするのでございますが、一応伺いたいと思います。  先ず私は質問する前に、第一番に伺いたい点は、この国家行政組織法の第三条に基いて設けられてある委員会等の数、それから同法第八条に基いて設けられている協議会、審議会等の数並びにこのいずれにもよらないところの協議会或いはこれに類似する名称を付してある会の数を一応承わりたい……

第19回国会 内閣委員会 第8号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この法律案を審議する場合、これは委員長並びに事務局に要望しておきたいと思いますが、例えば本日頂いた統計関係法規集とか或いは政府から出された統計行政の現状、こういうものは審議に入る前に議員に配付するように配慮して頂きたいと思います。でないと、せつかく頂いた資料が無意味になりますし、又私も若干お伺いしたいと思うのですが、それが或いはプリントの中にあるかも知れませんし非常に非能率になりますので、そういう点お願いしておきたいと思います。  それからおそらく先日質疑があつたのだと思いますが、例えば今委員長から御発言になりました簡易な方法による国勢調査ですね、これがどういうようなものの内容で……

第19回国会 内閣委員会 第9号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 専門員のかたに伺いますが、この陳情のほう、これは葉書とか手紙とかそういうものを入れてありますか。それとも体裁を整えて出されたいわゆる陳情書だけ集録したものでございますか。
【次の発言】 この際専門員の立場から伺つておきたいのですが、それは今あなたが答弁されたような状況であるとすれば、請願陳情一本の形にしてはどうかと、こういうふうにも考えるのですが、専門員の立場からどういう見解を持つておられるか、この際参考に聞いておきたいと思いますが。
【次の発言】 そうではなくて勿論この請願にするのには紹介議員というものが必要なわけですが、併し採択された場合に陳情よりも請願のほうが取扱が重いわけ……

第19回国会 内閣委員会 第10号(1954/03/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 ちよつと事務的なことを伺いますが、裁判所のほうはどうなつておりますか。この定員法のわく外ですか。
【次の発言】 それで定員法の規定を受けないから別の法律で出ておるわけですね。
【次の発言】 それで私伺いたいのは、この独自の立場と言われるが、基準その他についてはやはり相通じたものでやられているのかどうか。そういうう点を伺いたい。
【次の発言】 それからこの次から審議を進められるだろうと思うのですが、資料を一つ要求しておきたいと思いますが、それはこの提案理由の説明の中にも、数回に亘り行政整理を断行して参つたのでありますが云々と、こういうふうに述べられておりますが、行政整理をされた年度……

第19回国会 内閣委員会 第11号(1954/03/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今御説明になりました調査要綱案についてお伺いいたしますが、この綴じてあるのと別に半枚紙の調査項目に対する各省の希望事項というのがございますが、これらを比較対照してみますと、厚生省希望事項にかかる出産力に関する事項、それのみがこちらの調査要綱案にないだけであとは一致していると、こういうふうに了承してよろしいのですか。
【次の発言】 この労働力状態というようなものですね。これらは労働省方面から或いは厚生省方面から要望がございませんか。
【次の発言】 直接この調査要綱案に関しての質問はその程度にして、先日私質問途中で中止いたしましたので引続いて若干質問いたしたいと思いますがよろしうご……

第19回国会 内閣委員会 第12号(1954/03/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は本法律案に賛成いたします。賛成するに当りまして若干申述べておきたいと思います。それは昨年恩給法の改正案が本委員会にかかつた場合に、当時の本委員会としては修正を行なつたわけでございますが、その後一カ年間政府の研究と善処方を要望したにもかかわらず、先日来の各委員諸君の質疑の経過から見ますると、一年前修正した当時と何ら事態が変つていないので当時の態度を寸毫も変える必要はない、こういう立場に立つものでございます。特に私は政府側に要望いたしたい点は、加算制度に対する見解というものが非常に不明確であり、而も我々を納得させるところの科学的な論拠を何も持たない、例えばベースをそれだけ考慮して……

第19回国会 内閣委員会 第14号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は昨日他の委員会の関係で本委員会に出席できなかつたので、或いは他の委員諸君から質問されたことを更に繰返して質問するようなことになるかも知れないと思いますが、そういう場合は極く簡単に御答弁願いたいと思います。  若干お伺いいたしたいのですが、こういう運輸省の設置法の一部改正法律案を提案する場合頂きましたこの運輸省設置法の抜萃でなくて、運輸省設置法のパンフレットのようなものがあつたならば頂きたいと思うのです。そういうものはないのかどうか。それから私が頂いた抜萃とこの法律案の概要説明を読んでどうしてもわからないところがあつてお伺いしたいと思つておりましたところが、今ほど竹下委員の質問……

第19回国会 内閣委員会 第15号(1954/03/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 運輸大臣に伺いたいと思います。只今審議中の運輸省設置法の一部を改正する等の法律案について、昨日運輸省の事務当局に若干の質問を試みたのでありますが、やや了解しがたい点がありますので、運輸大臣に質問いたす次第でございます。我が国の海運界の伸展に伴つて、船員の養成機関を拡充強化して行くという方針には全く賛成でありまして、結構なことを考えるのでありますが、この法案の内容の一つである宮崎海員学校を廃止して、新たに長崎県の口之津に海員学校を新設するという問題について先ず承わたりのでありますが、事務当局の説明によりますと、日本でも九州は最も海上勤務者としての志望者の多い所である、従つて教育環境……

第19回国会 内閣委員会 第16号(1954/04/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、只今議題となつております法律案に賛成の意を表明するものであります。若干希望を申述べておきます。その一つは、海上要員の養成計画並びに教育機関の地域的配置についてやや計画性を欠く点がありますので、今後一層それらの計画につきまして検討善処されるように要望いたします。  第二点といたしましては審議の過程にいろいろ質疑応答なされたのでありますが、余りにも地元負担金が過大であるということであります。国庫支出を上廻わるところの地元負担が課されておりますが、これらの徴収に当りましては絶対に強制的にならないように、更には昨日大臣から言明がありましたよう一に……

第19回国会 内閣委員会 第20号(1954/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 資料をお願いいたしますが、先ほど電波行政関係の説明かございましたが、総括的な説明のみでありますが、もう少し具体的に局部について内容を詳しく説明した資料を出して頂きたい。

第19回国会 内閣委員会 第21号(1954/04/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行。白波瀬委員から折角御質問の展開中でありますが、これは本委員会の運営からいつて、一般質問に属すると思うのですが、いずれ一般質問のときに必ず出て来るのじやないかと思うのです。それで今まで各省の説明を承わつたわけですが、従来に準じて伺う点だけを伺つて、そうしてそれで尽きたならば八木委員の提案の本日の議題になつておる私企業関係を審議したら如何かと思うのですが、如何でしようか。
【次の発言】 副総理は今日は都合が悪くてお出になれない、従つて明日出席ということは了承しますが、資料は出たのでございますか。

第19回国会 内閣委員会 第22号(1954/04/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の政務次官の発言はこれは委員長が政務次官の出席を要請して、それに基いて三浦政務次官が発言されたのか、それとも三浦政務次官が率先して来てそういう発言をされたのか、更にその発言の内容について委員長と連絡があつたのかどうか。私はこれは問題だと思うのです。議員立法の審議を始めようというのに、提案理由を聞いた直後に政府としてはこれは反対だ、というような意思表示をされるのは、これは私はかなり重大だと思うのです。我々がこの法律案を審議して進む過程において、必要に迫られて政府側の所見を委員会の決定によつて出席願つて、そして参考に聴取するということは、それはあり得ることであり又結構なことですが……

第19回国会 内閣委員会 第23号(1954/04/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 本日の日程に入る前に他の委員会との連合審査の件について本委員会で協議いたしたいと思いますので暫く速記をとめて協議して頂きたいと思います。議事進行を提案いたします。
【次の発言】 理事の補欠互選は委員長において指名せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 私はこの前の委員会に都合があつて出席できませんで、或いは質問がダブるかと思いますが管理庁に若干お伺いをいたします。今度新潟と伏木富山へ出張所を新設することになつているわけでございますが、更に鹿児島の名瀬にも設けているようでございますが、この名瀬のほうははつきりわかりますが、この新潟と富山のほうは外航船舶の入港が激増したと……

第19回国会 内閣委員会 第24号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 理事の補欠選挙は、成規の手続を省略して委員長において指名せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 簡単に二、三点伺います。この附則に「昭和三十年三月三十一日までの範囲内において政令で定める。」とありますが、どういう見通しを持つていますか。
【次の発言】 今のあなたの答弁によると、ここ一、ニカ月以内には執行いたしたいと、こういう見通しのように聞き取れるのですが、そうですが。
【次の発言】 この法律案理由説明害は、極めて明確で御尤もだと私も感ずる次第ですが、こういう問題というのは、よく地元にトラブルが起るのですが、別にトラブルはなく、官側も、民間側も、大体において了解してい……

第19回国会 内閣委員会 第25号(1954/04/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。私は衆議院との関係があつて開会に遅れたのでありますが、只今法務大臣の出席を願つてこの法務省設置法の一部を改正する法律案の審議が継続されているのでありますが、それ以前の問題として私は極めて重要な問題があると思うのです。で偶然にも只今法務省設置法の一部を改正する審議をやつているわけですが、本日の本会議の緊急質問において去る二十三日の本院の決議を、政府は無視するということを明快に本会議場において表明されたわけです。これは参議院として私は極めて重大な問題だと思いますね。従つてこれに対する問題が明確にならない限り、私は委員会の運営についてはいろいろと私は疑義があると考える……

第19回国会 内閣委員会 第27号(1954/05/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 提案者の代表がお見えになつていらつしやるようですが、法務省の人権擁護局からはどなたがお見えになつていらつしやいますか。
【次の発言】 本法案について若干提案者並びに政府委員に対して質疑を申上げます。  この法案は、本国会開会冒頭において本委員会でもいろいろと内容的に懇談した案件でございまして比較的に問題点は少い案件と私はまあ考えるわけでありますが、先ず提案者にお伺いいたしたい点は、現在の法務省の設置法の中において人権擁護局というものがあつて、その形において人権擁護の行政をやつて行くのと、外局としてここに人権委員会を設けて、そしてやつて行くのとの間に如何ようなプラス面が生れて来るか……

第19回国会 内閣委員会 第28号(1954/05/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 緒方副総理にお伺いしますが、只今ここに議題になつておる行政機関職員定員法の一部を改正する法律案、これは現吉田内閣としてはいわゆる重要法律案とお考えになつていらつしやるのかどうか、その点を伺いたい。
【次の発言】 先般の本会議では副総理は会期の延長は考えていないということを答弁されておりますが、只今承わりますと、重要法律案で、吉田内閣としては是非これを今国会で通過成立させたい、こういう御答弁でございますが、国会の会期の延長について如何ようにお考えになつていらつしやいますか。
【次の発言】 それでは先ず国会の会期は延長されるもの、こういう立場で我々も重要法律案を慎重審議して参りたいと……

第19回国会 内閣委員会 第32号(1954/05/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(矢嶋三義君) 田中先生に二点ほど伺いたいと思いますが、田中先生の御所見を承わつていますと、私全く同感に思う次第ですが、今度の定員法が国会に提案される場合に政府のほうで行革本部を設けられて塚田さんの手で行政管理庁の職員を動かして先ず戦後の行政機構の検討をやりたい。そうしてそれから人員の整理というものを割出して行つて国民の負担の軽減を図りたい、こういう大方針の下に出て参つたわけです。ところが途中から、今政党政治ですが、与党のほうで緒方君が行革本部長となつて主として与党のほうで機構改革をやる、それから行政管理庁の長官としてはこの人員整理のほうをやるというふうに分離して作業を進めて来たと……

第19回国会 内閣委員会 第35号(1954/05/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 又あとで伺いますけれども、ここで一つ伺いますが、各省から出された資料の中に、定員は何名減つた、併しそのうちの何名は常勤労務者給与で賄うので云々と、こう書いてあるところなんか全くインチキも甚だしいと思うのですが、如何ですか。やはりこの前から問題になつていますように、機構も当らない、それから事務のほうも当らないで、一律天引をやつたからそういうことになるのだと思うのですね。定員は減らした、併しそのうちの何人は常勤労務者給与に切換える、こういうことになつたから実際減るのはこうこうだというような資料を我々に出すということは、これはこの定員法に関する大臣のあれでは、政府の提案理由説明から言う……

第19回国会 内閣委員会 第36号(1954/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 八木委員のせつかくの御発言ですが、私はこう考えるのですがね。官房長官を呼んで云々というのは、これは議院運営委員会の問題で、我々としてはこれは与野党という立場はなくて、参議院の一つの委員会として、参議院の本日の院の運営方針が緊急質問を終了して、然るのちに内閣委員会に吉田総理が出席して委員会を開会するという基本の運営を各党の代表の議院運営委員会できめたわけですから、その通りにこの内閣委員会を運営せざるを得ないと思う。ただ八木委員から今御発言があつたように、総理が院内にお入りになつてランプもついたのにかかわらず、議院運営委員会で決定し、更に小委員会でもすべての事柄が取運ばれ、ただ議長が……

第19回国会 内閣委員会 第37号(1954/05/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 岡村公述人にお伺いいたしますが、私是非お伺いいたしたい点は、先ほどの岡村さんの公述とも関連してお伺いするのでございますが、従来保安庁法では、御承知のように制服の経験者は内局の課長以上にはつけないようにしてあつたのを、今度の立法過程においても随分と内部で議論があつたようでございますが、結論的にはこの法案に盛られていますように、官房及び五局ですね、五局の局長、これに制服の経験者がその職につけるように制限を撤廃したわけですね。その結果は私結局先ほどあなたが話されました、日本のシヴイリアンというものは、過去においても現在においても非常に軍事的知識が低位である、こういうところから旧軍人等の……

第19回国会 内閣委員会 第38号(1954/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 総理に伺いますが、総理の自衛隊漸増方針は、アメリカから経済援助を受けて本日まで参つたわけですが、今後もその方針であるかどうか伺います。
【次の発言】 現にMSAの援助を要請して受入れることになつたわけであります。従つて今後もその方針だとすれば、近く総理はアメリカに外遊されるわけでございますが、軍事援助を要請ずるつもりであられるかどうか、承わります。
【次の発言】 総理が外遊されるということは、すでに外務大臣の名において八カ国に通告されたことですし、先ず九〇%間違いないと予想される事実だと思うのです。総理はアメリカに行つても軍事援助については要請しないということでありますが、若しア……

第19回国会 内閣委員会 第39号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の木村長官の発言は私は重大だと思いますので関連して質問いたします。それは昨日も私質問のときに申上げましたが、防衛関係についての政府答弁はときと場所で常に食い違いを生じているわけです。これを国民はほうかむりとか或いはごまかし答弁だと、こういうふうに国民は非常に不信の念を持つていますし又不安がつているわけです。昨日この国防会議の設置の問題に関する私の質問のときに、慎重検討中という答弁をして、更に山下委員から追及されてあなたは確たる答弁をしたわけです。でこの国防会議の設置についての問題が政府部内で協議されるようになつたのはすでに昨年の秋からです。保守三派で長い間話合いされて一応要綱……

第19回国会 内閣委員会 第40号(1954/05/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 はあ、或いは重複する点があるかも知れませんが、只今議題になつておる点について質問いたします。  木村長官は、防衛庁法案の四十三条「別に法律で定める。」とこうなつておるのでありますが、この「別に法律で定める。」法律を提案するに当つては、保守三派折衝をした上に出されるつもりであるかどうか、その点を伺います。
【次の発言】 それでは只今ここにメモとして我々に提案されたものは、保守三派で話合をして先ずこれで行けるという見通しの立つたものであるかどうか、その点について伺います。
【次の発言】 私はこれを拝見して、このメモなるものは、一月保守三派の折衝の段階において、自由党側から主張した線よ……

第19回国会 内閣委員会 第41号(1954/05/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 本日は委員長から副総理の出席を是非とも至急出席するよう要求して頂きたいと思います。
【次の発言】 で、後刻副総理に伺う前に先ずこの資料について木村長官に若干伺いたいと思います。  先般出されました未定稿と相違している点は、副総理たる国務大臣の加わつた点が構成のところで変つておりますが、先ずその点について御所見を承わります。
【次の発言】 次に未定稿とこの保安庁案の相違を見ますと、統合幕僚会議の議長の出席について、このたびは「必要があるときは」と上についているようでございますが、未定稿の場合の統合幕僚会議の議長の出席に関する件とこのたびの表現とは相違するようでありますが、それは如何……

第19回国会 内閣委員会 第42号(1954/05/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 ちよつとそれに関連しまして、保安庁長官に伺いますが、只今の説明は、これは自衛隊の根本的な性格をここに現わしているものであつて、今の説明では納得できない。これは警察予備隊とか保安庁法というものは、警察的な性格というものが軍隊的な性格より強かつたわけですね。従つて、人命及び財産を保護するということが表面に出て来ておる。ところが今度の自衛隊は、第三条の任務の規定でもわかるように「直接侵略及び間接侵略」と「公共の秩序の維持」を並立させるか、主従の関係に置くかということは立法過程に論議になつたのです。その結果「直接侵略及び、間接侵略」を主に持つて行く、そうして公共の秩序を維持するのを従とし……

第19回国会 内閣委員会 第44号(1954/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は質問に入る前に、丁度運輸省のほうからも見えておりますから、簡単に別府湾のガス弾のことを伺いたいと思います。保安庁からこの公共事業に努力した案件についての資料も出ておりますが、保安庁もこの海中にあるところの爆発物の撤去、そういうようなものは一つの使命になつていると思うのです。ところが旧日本軍のガス弾が約三千発別府湾にあつて、漁業面からも公共面からも非常な影響を受けているから、早くこれを撤去をしてほしいという要望が非常に強いのにかかわらず、なかなかこの撤去ができない。こういう理由は如何なるわけか。簡単でよろしうございますから、保安庁と運輸当局から承わつて、それから私は私の防衛関係……

第19回国会 内閣委員会 第45号(1954/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 昨日保安庁法審議当時の速記録に基いて大橋国務大臣並びに木村国務大臣の発言を私は追及したわけでありますが、その際、いずれ速記録を調べてということでございましたので、本質問の終了するまでその速記録に基いて答弁を要望いたしておきまして、次の質問へ入ります。  先ず伺いたい点は、この陸士長等の任期、下級隊員でありますが、これらの規定を見ますというと、警察予備隊当時のように任期が二年であるが、これが一部三年の者があり、更に引続き希望があれば二年任用できる、こういうような恰好になつておりますが、これは陸士長等の下級隊員の任期を三年に延ばすということを私は含んでいるものではないかと思いますが、……

第19回国会 内閣委員会 第46号(1954/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この教育局の創設は、昔の教育総監部の芽生えではないかと思うのでありますが、考え方は同じなんですか。
【次の発言】 当初のこの防衛庁設置法案要綱の政府案なるものには、教育局というものはなかつたのでありますが、その当時の考え方はどうだつたのですか。
【次の発言】 軍隊は軍政面と軍令面、それに教育面、こういう三本建で構成されるのが普通です。曾つての我が国の軍隊においてもそうであつたわけでありますが、当初保安庁並びに政府が、教育局という内局を考えていなかつた。その後軍隊創設を主張しているところの改進党の主張によつて、軍隊として教育局は欠くべからざる要素だ、こういう立場において教育局が附加……

第19回国会 内閣委員会 第47号(1954/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 発言中です。(石原幹市郎君「さつき私が議事進行と言つたらおかしいと言つたじやないか」と述ぶ、その他発言する者多し)発言中です。(「乱暴じやないか「乱暴なのは君のほうじやないか」と呼ぶ者あり、その他発言する者多く、議場騒然)本案が衆議院から回付されて以来、総括質問並びに逐条審議を本日まで続けて参りました。(石原幹市郎君「おかしいじやないか」と述ぶ)先日まで防衛庁設置法案の第二段の逐条審議が終つたわけで、ございましてその過程においてお互いはこの逐条審議によつてこの防衛二法案の性格なり、その他について十分熟知することができつつあるわけでございます。この間において社会党でも、改進党、緑風……

第19回国会 内閣委員会 第48号(1954/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 先ず伺いますが、五月二十八日に保守三派の折衝がまとまつた案としてここに案が提示されたわけでありますが、そのときに総理は責任を以て閣議決定するということを申されておりました。以前から当委員会では、この国防会議に関するところの法律を国会に同時に提出すべきである、百歩譲つても閣議決定の、政府の責任のあるところの国防会議に関するところの要綱が国会に提示されることが、この防衛二法案を審議するに当つて欠くべからざるものである、こういうふうに決定しました。委員長から再三意思表示をしておられたのでありますが、本日まで閣議決定をいたさないということは、私は怠慢のそしりを免かれないと思うのですよ。ど……

第19回国会 内閣委員会 第49号(1954/06/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 先ず伺いますが、MSA協定、或いは日米艦艇貸与協定、更にはこの防衛二法案によつて、我が国は世界に二つの対立があるとするならば、米英陣営の側に立つて、そうして総理の説明される戦力でないところの軍隊を持つて世界の平和に寄与されよう、こういうお考でございますが、併しながら何らかの部隊を持つということは、これは他国を刺激し、場合によりますと国際紛争に巻き込まれる虞れもあると私は考えます。従つて私は総理にお伺いするのでありますが、仮に総理が外遊されるような場合があつた場合に、私は国際緊張の緩和、こういう立場から各国の文化交流の面についても一層の御努力をされても然るべきだと考えるのでございま……

第19回国会 内閣委員会 第50号(1954/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行。衆議院で本案は修正されておるわけですが、衆議院の修正案の趣旨説明も文書によつて説明を受けられるよう委員長において取計らい願いたいと思います。
【次の発言】 今出席されておる方はどなたですか。
【次の発言】 参事官に伺いますが、補足説明はないのでございますか。
【次の発言】 国立世論調査所を廃止していますが、これは行政審議会の答申に、総理府の整備再編成というものが答申の中にあり、その中に国立世論調査所も入つておつたわけでありますが、総理府の再編成については他の面では触れることなく、この国立世論調査所だけを取上げてここに廃止された理由がまだ私には納得できません。従来我が国に……

第19回国会 文部委員会 閉会後第16号(1954/10/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 荒本委員に対して近藤局長から答弁がある前にちよつと私伺いたいのですが、それは私本日から文部委員になつたので経緯を知らないので伺つておきたいと思うのですが、先ほど問題になりました接収校舎の問題ですね、これは曾つて接収されている教育施設の一覧表を本委員会に出したことがありますが、最近の最も新らしい資料は出されているかどうか、出されていなかつたならば私は改めて出してもらいたい。ということは、曾つて水産大学の問題、或いは商船大学の問題、或いは月島の第三小学校の問題にしても、常に文部省は押されて教育施設が犠牲になつているということは我々の容認できんところだと思うのです。従つて大阪市立大学の……

第19回国会 文部委員会 閉会後第17号(1954/10/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 質疑を続けてやりますか。
【次の発言】 只今の昼食ののちに質問するというのは賛成です。ただその前に、配つて頂いた資料についてちよつと委員長にお尋ねしたい。ここに日本子供を守る会という所から資料が出ておるのですが、その提出者はお見えになつておるのでしようか。というのは、私は後刻質問すればわかると思いますが、この中に先生がたの責任あるかのごとき結論を出されておるのです。ところがあとで糾明して行けばわかりますが、両派は非常に対立して、或るときには職員室を占拠して先生のあらゆる行動を両派で牽制して、教育委員会は、教職員は絶対そのいずれの態度もとることはならない、教育委員会の決定通りに行動……

第19回国会 文部委員会 閉会後第18号(1954/10/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 質問始める前にちよつと速記をとめて委員長に二、三お伺いいたします。
【次の発言】 先ず人権擁護局長に一、二簡単に伺います。この問題が基本的な人権に関係するものであり、熊本のあなたがたの出先機関である地方法務局がこれを取上げて努力されたことは多といたします。当然であります。この問題について私は曾つて内閣委員会において二度ほど戸田局長にお伺いし、その善処かたを要望しておいたわけでありますが、ただ私はここでお伺いいたしたい点は私は仔細に調査してみますると、まだ私地方法務局長には会つたことはないのですが、少しあの両陣営の非常に対立しておる激しい状況下に、究極の目的を遂行するという立場から……

第19回国会 文部委員会 閉会後第19号(1954/10/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は只今の問題は荒木君が尽されましたから質問いたしませんが、これに関する資料も委員長を通じて要求しましたのに未だ出ていない。六日の委員会で、現在日本の文教施設で軍に収用されているものでどんなものがあるか、そしてその返還期はいつを一体目標にしているか、その交渉状況はどうかという最新の資料を提出するようにと言いました。ところが出席された文部省の方は、私が七日の午前中までに要請したのに対して首を縦に振られたわけですが、それも出ておられない。それから又先程速記をつけないで申しましたが、あの施設の問題にいても、例えば不正移譲が十六万二千坪あると言われたが、はつきりしないから、五カ年計画をも……

第19回国会 文部委員会 閉会後第20号(1954/11/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 日程の件について只今お諮りあつたわけですが、異議ございませんが、私希望を申上げておきます。それは大臣は十八日の午後並びに十九日の午後は出席されるそうでありますが、本日文部関係予算を審議することになつております。併しこの文部関係予算に対する質疑は、大臣が出席していなければ質疑にならない問題も相当あると思いますので、文部関係予算は本日と只今お諮りになつたわけでございますが、本日やつて異議ございません。併し質疑の一部は十八日、十九日の大臣出席のときに廻されることを前以て了承しておいて頂きたい。この点と、それからもう一点は、この地方教育財政並びに北九州炭鉱地帯に関して参考人のかたの御出席……

第19回国会 文部委員会 閉会後第21号(1954/11/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は両参考人のかたに伺いたいのでありますが、今まあ地方財政がそれぞれ窮迫しているということはこれはもう周知の事実でありますが、併してこの窮迫した原因についてはそれぞれの都道府県でいろいろの形態があると思う。その形態に基いてあなたがた非常にこの解決に御苦心なさつている点、非常に多とするわけでありますが、まだ私伺いたい点は、今あなたがたから述べられた数々の事柄は一つのお宅の財政再建計画の一環であり、赤字解消策に対する一端だと、こういうふうに私はとるわけなんですが、皆さんがたのところでは自治庁当局に対して今述べられたことも含んだ赤字解消財政債権計画というものを出しておられるかおられない……

第19回国会 文部委員会 閉会後第22号(1954/11/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今各の教育長さんから詳細な資料を以て実情の御説明を頂いたわけでありまして、この炭鉱地帯、特に中小炭鉱を中心とする地帯の学校給食その他勤労者の生活が困窮しているということはすでに周知の事実で、更に詳細な資料に亘つて私十分実情を調べて行きたいのでありますが、私伺いたいのは、人から聞き又地元の新聞等調べて見ますと、人身売買ですね、これが非常に多くなつた、中には子供の生活を支えるために奥さんを売つた、或いは勤労者の婦女子を特殊飲食店等に周旋することによつて利得を得ようという、いわゆるブローカーが特に嘉穂、飯塚等の筑豊地帯に入り込んでいるということを聞くわけですか、只今の御説明の中には、……

第19回国会 文部委員会 閉会後第23号(1954/11/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 昨日、私施設設備関係について伺つたのでありますが、途中で切れていますので、続いて若干この施設設備関係で伺います。  先ずやや具体的に伺いたい点は、先般要求によつて出された中小学校の児童生徒の増加に伴う明年度必要で新たに不足となるところの坪数は、小中学校合せて二十六万坪と資料に出されております。ところが来年度この小中学校の不足坪数に対する建築予定は、二十六万坪よりも下廻つているように私は他の文書によつて承知しているわけです。そうなるとすれば、義務制小学校の施設の不足は、本年度より来年度のほらがより多くなるわけで、施設の確保、解消というものは、全く後退こそすれ進まないという状況だと思……

第19回国会 予算委員会 第22号(1954/03/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について…。予算案或いは法律案を慎重審議するのは参議院の義務でもあるし、又第二院としての参議院らしさというものは私はそこにあると思うのです。毎年度の予算案というものは国家にとつても国民生活にとつても極めて重要な案件でございますが、先ほど同僚議員から縷々御説明のありましたように、今議案になつているところの来年度の予算案というものは極めて重要な内容を含んだものでございます。で、先ほどから発言ございましたように、今、官房長官或いは議運の委員長がここに出席されるでありましようが、その出席を待つまでもなく、はつきりと月曜には総理大臣は本院へ登院されると、こういう確認がなされている現……

第20回国会 議院運営委員会 第3号(1954/12/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 委員会審査省略要求を発議いたしました一人として、又これを発議しました会派を代表いたしまして、簡単に申述べます。  第一点は、三十一年四月一日まで実施期日が延期された。これは三年前から三十年一月一日実施ということは法できまつておつたわけでありますが、十分の準備態勢が整わないで三十一年四月一日実施と改められた。従つてこの轍をふむことなく、この一年三カ月の猶予の期間に十分の態勢を整備することの必要を痛感し、本日法律案を本会議にかけるのと時を同じうしてこの決議案を上程いたしたいと思います。ついては時間的な関係もありますので、委員会審査省略をして頂きたい。こういう立場で提議いたした次第であ……

第20回国会 議院運営委員会 第5号(1954/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 これら六つの各種委員の承認並びに同意については、先般の議院運営委員会並びに理事会において種々審議されたところでありますが、理事会で一致いたしました後刻報告を、委員長から発表されるでありましよう政府に対する要望によつて、将来に対して本委員会が意思表示をするということを条件に、私の会派は、以上各種委員の承認並びに同意を与えることに賛成であります。
【次の発言】 異議ございません。更に先般の理事会でも申上げましたように、この申合せの中核である二事項の広く院内外への周知徹底を図る意味において、両院議長において、かくのごとき申合せをしたということの談話を発表するようにして頂きたい。その取計……

第20回国会 議院運営委員会 第6号(1954/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私もその点、遺憾の意を表明すると共に要望いたしておきます。私は先刻まで委員室に入つておりました。そういう重大な通告が当院の議長にあつたならば、直ちに議院運営委員会を通じて各会派に周知徹底させるなり、又この院の役員であるとか常任委員長諸君には時を移さずその事態を通報して頂かなければならないと思います。もう済んだことですから戻すわけには参りませんが、その処置については遺憾の意を表明すると共に、今後そういうことのないように希望を申上げておきます。

第20回国会 議院運営委員会 第7号(1954/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 我が会派としても、異議ありません。

第20回国会 文部委員会 第2号(1954/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 これから質問しますのに先ほどから要求してあります大蔵省の担当官の出席を早急に委員長要求して頂けますか。でないと文部省の政府委員を相手にここに時間をかけて質疑をしても、私の質問の要点から言うと余り意味がないので、是非とも出席を早急に要望して頂きたいと思います。

第20回国会 文部委員会 第3号(1954/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 本日は文部省関係の予算、特に教育財政の点について質疑を申上げたいと思いますが、大蔵当局はまだ出席されておりませんので、とりあえず若干文部省当局に質したいと思います。なお後刻事務次官が出席された上で質したいと思いますが、先般来委員長を通じて文部当局に要求しておりました昭和三十年度文教予算概算要求書、すなわち文部省の省議に基く概算要求明細書でありますが、この資料が委員長を通じて本委員会への提出を再三に亙つて要求したにもかかわらず、本委員会に提出されることなく、民間各種団体にその資料が流れておるということは、資料の請求権を持ち審議調査権を持つておる本委員会としては実に遺憾千万に堪えない……

第21回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1955/03/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 官房長官、折角本委員会へ出席のようでありますから、明日から特別国会が召集されますが、本委員会に対しまして官房長官として何か述べられることはございませんか。
【次の発言】 明日、一応憲法の規定するところによって総辞職されるわけでありますが、自他ともに第二次鳩山内閣の成立をお認めになっていらっしゃるかと存じておりますが、その仮定の上に立って、内閣から国会に提出される案件についての御予定並びに見通しについて、この際議院運営の参考の資料として承わっておきたいと思います。
【次の発言】 三月末までに提出されるものが承認事項を入れて十一件ということでございますが、これらの案件は、三月末日まで……

第21回国会 議院運営委員会 第2号(1954/12/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 鳩山内閣は組閣早々で、いろいろとり込んでいると思いますが、官房長官御出席でございますので、とりあえず二、三点伺つておきたいと思います。  先ず伺いたい点は、私どもこのたび誕生しました鳩山内閣は、いずれ近い将来に総選挙を通じて主権者である国民の総意に訴えるべきものと、こう考えているわけでございますが、その点について官房長官如何ようにお考えになつていらつしやるか先ず伺いたいと思います。
【次の発言】 政府声明並びに只今の官房長官の御答弁でも明確であるように、鳩山内閣は選挙管理事務内閣である。そういうふうに性格づけることができると思うのでありますが、従つて総選挙のトンネルを通す前には、……

第21回国会 議院運営委員会 第4号(1954/12/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私の党では、日本国とビルマ連邦との間の平和条約並びに賠償経済協力に関する協定については、当面重大な問題と考えておりましたので、新内閣において、組閣後閣議も再三開かれたことであるから、これに対していかようにお考えになつていらつしやるのか、若しも休会に入る前に提案されるならば、それに基いて参議院の運営並びに党の党活動並びに議員個人の行動を決定しなければならんという立場から、やや組閣を落着いた時期を見計らつて、官房長官に本席において伺つたわけでございます。そのときに官房長官は、只今みずから認められている通りの発言をされましたので、本院の運営もその方針でおりましたし、又それと関連いたしま……

第21回国会 議院運営委員会 第7号(1955/01/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この際、出席の官房長官に若干お伺いをいたします。  先ず第一点は、ただいまお述べになりました総理以下三大臣の演説の所要時間を念のため伺います。
【次の発言】 本日の議院運営委員会を取りはこんでいくに当って、前議院運営委員会における官房長官の発言と関連して若干お伺いしなければならないと思いますので伺いますが、その一つは、いつぞや官房長官は本席において、予想される解散をするに当っては、諸種の事情から解散決議案をもって解散をすることが最も妥当である。こういうように考えておるという御所見の披露があったわけでございますが、伝えられるところによると、その方針が変って、憲法七条によって解散する……

第21回国会 議院運営委員会 第8号(1955/01/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行上発言いたします。  その案件を諮ることを後刻に回してその前に参議院で設けられておりました国会法等改正に関する小委員会の小委員長に対しまして、若干お伺いいたしたい点がありますので、それを先議していただきたいと思います。
【次の発言】 国会法等改正に関する小委員長が長きにわたって非常に御努力をなさった点に対しまして敬意を表します。若干小委員長に伺いますが、まず第五十二条の委員会傍聴者の件については各会派によっていろいろと意見があって、最も議論が沸騰した条項であると承わっております。衆参との打ち合せの結果、何らかの結論に達したと承わっておりますが、現段階において全面的に委員会……

第21回国会 文部委員会 第1号(1954/12/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。只今ながながと文部大臣から施政方針の一端を承わつたわけですが、これが長過ぎたので小笠原君から質問が出たわけでございます。私は大臣が院外で報道人のかたがたにもみずから言明されている通りに、総選挙というトンネルを通して、日本民主党は勝利を博し、鳩山内閣は再び成立して、そうしてあなたが文部大臣となられたときに、初めて先ほどの文教政策らしきものが生きて来るわけでございまして、私個人としては、この内閣ができた経緯から申しまして、又鳩山総理みずからが述べられている事柄からして、私も完全にこれは選挙管理事務内閣という解釈をしているわけでございます。私個人としては最後の大臣のお……

第21回国会 文部委員会 第2号(1954/12/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 先日の委員会の終了後理事会が開かれて次のことが決定いたしました。私は書面による委員長への回答を本日の午後五時という期限付で要望したわけでありますが、文部委員会の運営の都合上午後一時に文部委員会を開会することにするので、委員長は私が五時と要求した回答を政府側に一時までに出せるように極力要請するということを理事会で決定されるのを私は脇で聞いておつたわけでございますが、その後それはどういうふうになっておるか、今回答を求めることはできるのかどうか、その辺先ず委員長に伺い、緒方局長に伺いたいと思います。
【次の発言】 私が要請したのは本日の五時までに書面を以て委員長を通じて御回答を願いたい……

第21回国会 文部委員会 第3号(1954/12/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この問題については先日来当委員会で審議した案件でございますので、討論を省略して直ちに採決に入られるよう提案いたします。
【次の発言】 只今決議されました教育に関係する公務員の年末手当支給に関する案件について先日来当委員会で関係政府委員に質疑を続けて参つたわけでございますが、未だに不明確な点がございます。更に只今本委員会の決議をなされたわけでありまして、この決議に対する政府側の所見も承わらなけれぱなりません。ところが只今文部大臣、政務次官並びに直接関係の政府委員が本委員会に出席してないというのは非常に遺憾に思います。従つて私は次の事項について後刻答弁されることを要求いたします。  ……

第21回国会 文部委員会 第4号(1955/01/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の件については文部省において十分その研究の経過並びに成果について見守っておいていただきたいということを特に要望いたしておきます。
【次の発言】 文部大臣の出席を要望しておいたのですが、衆議院の本会の関係上出席不能でありますので、代って政府委員から答弁いただきます。  一つ、それは国会は解散必至でありますが、従って来年度の予算というものは暫定予算になるかと思います。その場合に、まず問題になるのは四月一日から全国で児童は七十七万人ふえます。この生徒増に伴うところの職員の増員というのは急を要するわけでありまして、どの程度の増員を義務教育費半額国庫負担法に基いて増員されるかということ……

第22回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1955/07/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 ただいま藤田委員から発言がございましたが、それは藤田委員がそういう感じがされたということであって、私も議長の部屋にはずっとおくれて参りました。確かに一部わが党の委員と伊能委員と言葉をかわしておるのを見ましたが、私は郡委員長にきわめて穏かに両者で話し合いしたわけで、そのときの感じから、そういう感じを持ったというだけで、先ほど阿具根委員が言われたように、この事態にくるところの原因、経過、そういうものは検討すればどういうわけで、こういう原因で経過をたどって、こうなったかということが明瞭になるでしょうが、ともかく結果として参議院の終幕がああいう形になったことについては遺憾であった、そうし……

第22回国会 議院運営委員会 第3号(1955/03/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 ただいま説明されました両者に資料を要求いたしておきます。  まず津田君については、過去において土地調整委員会の会議の出席状況がわかるような資料を出して頂きたい。次に川北君については、今出されておる資料を拝見しますと、種々の委員を勤められておるようでありますが、これらの委員としての出席状況がわかるような資料を出していただきたい。  せっかく説明がありましたから二点ほどお伺いしておきたいと思いますが、それは寺木政務次官に伺いますが、この文化財保護委員会の委員として現大蔵大臣一萬田尚登君が就任されておったわけですが、その後任にやはり金融界、日本銀行出身者があげられているようですが、この……

第22回国会 議院運営委員会 第5号(1955/03/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は津田廣君については質疑ございませんが、川北禎一君の資料については若干質疑いたしたいことがありますが、まだ政務次官お見えになりませんか。
【次の発言】 今後の院の運営上官房長官に若干伺いたいと思います。  まず、先般伺って相当の時日を経過しているわけでありますが、昭和三十年度の本予算案が国会に提出される時期はいつと了承してよろしいのですか。その点伺います。
【次の発言】 防衛費に関する正式交渉は三月二十五日、第一回の折衝をもたれたと伺っていますが、それ以後正式交渉は何回程度行われておりますか。
【次の発言】 この防衛費に関する折衝がまとまらなければ、昭和三十年度の本予算は確定い……

第22回国会 議院運営委員会 第8号(1955/04/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 簡単に三点、念のため伺っておきます。  ただいま国会開会中でありますし、でき得ることならば、私は政府部内から全権委員の任命があることが望ましいと思うのでありますが、それができずに衆議院議員松本俊一君を全権委員に任命するようになったのは、結局政府部内において適任者がなかったということであったかどうか、これが第一点。  それから第二点においては、国務大臣の更迭をして、そうして政府部内から国務大臣の資格において派遣するというようなことは考えられなかったであろうか。  それから第三点としては、国会開会中に国会議員が、かように両院の全会一致の議決を得て、そしてこれに類する責任と権限を持って……

第22回国会 議院運営委員会 第9号(1955/05/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この予算を伴う法律案で五月二十五具までに提出予定の、いわゆるCというマークのついたのがかなりありますが、さらに極端なのはDのマークのついたのさえありますが、一体何ですか、政府の方では七月の暫定予算も覚悟しておられるのかどうか。予算のあがる時期と予算を伴う法律案の提出時期との関連をいかように考えておられるのか承わりたい。
【次の発言】 衆議院の予算委員会における審議の状況は官房長官御承知の通り、それから衆議院を上って参議院において本審査の段階になって、どの程度の審議日数を必要とするかという点についても、議員歴の古い官房長官御承知の通りでありますが、そういうことをあわせ考えた場合、予……

第22回国会 議院運営委員会 第11号(1955/05/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 ただいま説明のありました肥料審議会委員の任命について本院の議決を求められている件については、先ほど委員から若干の質疑がございましたが、ぜひとも最高責任者である農林大臣に若干たださなければならない点がありますので、次回の委員会に農林大臣の出席を求めて、その上でこの案を審議するようしていただきたいと思います。
【次の発言】 先ほど議運の理事会で非公式にいただいたときに、末尾についているプリントの中に誤りがあるのじゃないかということはわれわれから指摘されたのですが、非常にこれはお粗末だと思うのですね。今後出される場合は、よほど注意して出していただきたいと思う。ことにこの第三条のあなたが……

第22回国会 議院運営委員会 第12号(1955/05/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 格別質疑がなければ、理事会で申し合せたように次期本会議の開かれる当日の議院運営委員会に提出することにして、本日は次の議題に移っていただきたいと思います。
【次の発言】 肥料審議会そのものは、非常に重大なものであり、また農林大臣のこれに対する所見並びに大臣としての言動については、とかくの批判があるようであります。それらの問題については、今鈴木委員が指摘されましたように、いずれ当該農林委員会あるいは予算委員会等においてただされることと思いますが、私はせっかくおいでになっているから、この議院運営委員会として一、二ただしておきたいと思います。あるいは重複するかもしれませんが、われわれこの……

第22回国会 議院運営委員会 第13号(1955/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この際、次官に要望申し上げておきますから、所管大臣である高碕国務大臣にお伝えおき願いたいと思うのです。  それは、あの当時における海野農林大臣のとられた態度というものは、明白に肥料審議会の存在を無視した逸脱的なものがあったと言わざるを得ないと思います。それがかようなトラブルを一時的に惹起した次第でございますので、河野農林大臣が自重することはもちろん、所管大臣である高碕国務大臣も他の関係大臣と緊密な連絡をとられて、そうしてせっかく設けられた審議会の使命が十分達せられるよう、これを尊重した運営の仕方に協力をしなければならんと思いますので、われわれはこの際、肥料審議会委員の承認をするに……

第22回国会 議院運営委員会 第15号(1955/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 誰が見えております
【次の発言】 長官に若干お伺いしたいと思います。  第一点は、米価審議会令の第二条には、「委員二十五人以内で組織する。」となっておりますが、出された資料によりますと十六名になっておりますが、今後問題が提起されるに従ってこの十六名は増員される予定でございますか。それともここに資料として出された十六名程度で審議会を運営してゆかれるつもりでございますか、念のために伺いたいと思います。
【次の発言】 現在出されております資料によりますと十六名ですが、いつ頃までに二十五名フルに充足される予定でございますか。
【次の発言】 念のために伺いますが、この資料に出されておる十六……

第22回国会 議院運営委員会 第20号(1955/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この際、念のために一、二点伺っておきたいと思います。  第三条で室長一人として、これに専門員をもってあてることにきまったわけでありますが、そもそも国会法の改正から参議院規則の改正と、それからこの調査室規程案のできるまで、一貫してとられた態度は、専門員は一人とするが、議員の活動を容易ならしめるためのそのサービス機関としての常任委員会の機構は充実すると、具体的にいえば調査員、調査主事は、質的にも量的にも充実するということが論ぜられておったと思うのでありますが、その点御確認願いたい点が一点と、それに関連して、この際事務総長に伺っておきたい点は、本日まで時折論じられたのでありますが、現在……

第22回国会 議院運営委員会 第23号(1955/06/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 それらの諸件については、先例にならって、関係法令並びに各委員会構成員の履歴の概略、各委員会への各委員の出席概況、並びに給与、手当等がわかるような資料を、できるだけ早く出していただきたいと、こう要望いたします。

第22回国会 議院運営委員会 第24号(1955/06/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この件については、理事会でもすでに討議されたところで、ただいまの予算額は、理事会の要望した線に沿って再提出されたようでございますので、異議ございません。
【次の発言】 ここに出された資料に基いてお伺いいたしますが、これらの経営委員八氏を第十六条の教育、文化、科学、産業その他の分野から公平に代表を出すということになっておりますが、いかようになっておるか、指摘していただきたい。
【次の発言】 新たに任命しようとする委員については……。
【次の発言】 私が伺いました十六条に基く放送協会経営委員の構成というものは、私はかなり重要な問題だと考えているのでありますが、今あなたが説明したような……

第22回国会 議院運営委員会 第25号(1955/06/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 官房長官に御出席願いましたが、官房長官に対しての質疑をあとにしまして、私は一、二点農林大臣にただしたいと思います。  大事な予算案を参議院で審議する段階に、ともかく政府側の発言に関連して、かように審議の渋滞することを、私は院を構成する一人として非常に遺憾に思います。そこで速記をつけての国会内におけるところの発言というものは、すべてお互いの間で責任を持たなければならないものでございますから、そこらあたりの茶話という格好には参らぬと思うのです。ましてや国務大臣として速記をつけて発言した言葉については、私は最終的に百パーセントの責任を持たれなくてはならぬ。と同時に発言されて、それが間違……

第22回国会 議院運営委員会 第26号(1955/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 本件については、当委員会において政府側の説明を聞き、それに対して各会派からそれぞれ質疑がなされ、私の会派においても若干質疑をいたした次第でございます。通例こういう問題は、全会一致の形で本院の同意を与える、そういう例が多いのでございますが、このたび私の会派においていろいろ検討いたしました結果、本件に関しては次の理由をもって反対せざるを得ない結論に相なりましたので、一応環の立場を明快にいたしたいと思います。  まず冒頭に申し上げたいことは、ここに同意を求められている遠藤君、佐々木君、三輪君、この個人が不適任で同意を与えられないという立場ではなくて、経営委員会の委員の構成が妥当でない、……

第22回国会 議院運営委員会 第30号(1955/06/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 永野重雄君を国家公安委員会委員に任命する件について同意を求められておりますが、本件について社会党第四控室は、同意を与えることに反対の意思を表明をいたします。  理由といたしましては、ただいま第二控室の天田委員からも開陳されましたが、なおまた先般来わが党委員における質疑応答によって、同意いたしかねるところの結論が出た次第でございます。まず第一番に、私がここで申し上げるまでもなく、警察法の第五条任務及び権限の規定というものは、きわめて広範にして重大なものでございます。従って国家公安委員に任命される方は、できるだけ広い国民層に中正的な立場にあられる方がより望ましいと私どもは考える次第で……

第22回国会 議院運営委員会 第31号(1955/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 簡単に一、二点伺っておきますが、それは吉田君は、本年三月二十九日退官したということはここに記載されておりますが、後任の任命が本日までおくれた理由と、それからかくのごとく欠員のままで委員会の運営には支障がないのか、その点について伺っておきます。
【次の発言】 退官した吉田君は、何年間委員として在任されたのか。それから再任の同意を求めなかった。すなわち退官した理由について、お伺いいたします。
【次の発言】 さらに伺いたい点もありますが、私の会派としては検討の上、次会さらに本件について審議いたしたいと思いますので、質疑は、本日はこの程度にいたしておきます。

第22回国会 議院運営委員会 第32号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 伝えられていますように、先般東北地方としてはまれな水害があったようでございます。先般理事会でお話がありましたように、ただいまのような趣旨のもとに委員派遣要求をされて参りましたから、これに同意することに異議ございません。  ただ事務当局に伺いますが、予算のワク外云々ということは、現在農林委員会の割当予算は使い尽しているのかどうか。それからそのワク外なるものは、全常任委員会に配分するときに、プールしてある、それから出してほしいという要望か。  この二点について答弁してもらいたいと思います。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、理事会で話し合った問題でもございますし、委員を派遣す……

第22回国会 議院運営委員会 第34号(1955/07/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 本日は事情によって、本会議の開会時刻が非常に遅れていますので、本件を審議するに当ってごく簡単に一、二点伺っておきたいと思います。  まずこの資料についてでありますが、公取委員会は一週間に四回会議を開くということが書いてありますけれども、各委員諸君の会議出席状況という資料は出ておりませんが、後刻出していただけるのかどうか、その点まず伺います。
【次の発言】 あとで資料で出して下さい。
【次の発言】 資料を拝見しますと、蘆野さんは外務畑で横田さんは司法畑、山本さんは商工関係出身、高野さんは民間産業出身となっているようですが、退官した吉田晴二君は、最終学歴はどこで、専門はどういう畑の人……

第22回国会 議院運営委員会 第35号(1955/07/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は重複するかもしれませんが、念のために承わっておきます。  まず法制局長に伺いたい点は、提案者を擁しておる会派から、一応疑惑をもって質問なされましたが、政治的意図とかあるいは他の会派からの圧力とか、働きかけとか、そういうものは本件に関しては全くなかった、かように確認してよろしゅうございますか。
【次の発言】 その点はまあ説明を承わって、私もそうだろうと思います。  そうすれば結局、この案件を取り扱った当該課長は、私は議員としてよく案件を依頼し、再三再四、手助けしていただいたことはありますが、非常に熱心に良心的に、私が関与した範囲内においては、過去において働いてくれたことを私は記……

第22回国会 議院運営委員会 第37号(1955/07/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 そういうことにはならない、ただ私は発言を求めているのだから。  議事進行についてですが、質疑が一応終ったから、この問題をいかようにして終結するかということを協議するというわけですが、これは本委員会でも先般来質疑がなされたし、また理事会においてもなされたことでありますが、最終的にいかようにこの問題を終結させるかということについて、今松岡委員が言われたように、この議運の委員会を懇談会に移して、ここでやるのも一つの方法でしょう、また理事会に移して、そこで質疑の終局した後における処理方針について協議して、そして本委員会であらためて、それを確認するというのも一つの方法だと思います。当該会派……

第22回国会 議院運営委員会 第39号(1955/07/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 簡単に一、二点伺います。  蘆野君は、昭和二十二年、三年委員に任命されて、その後さらに二十五年再任されておりますが、このたび三たび任命されるということになると、相当長期間にわたるわけでありますし、なお独占禁止法の三十条の、六十五年に達したときにはその地位を退くという条項と関連があるかと思いますが、このたび任命するに当って、本院の同意を求められているわけでありますが、このたび三たび任命されると、六十五才まで、あと何年間任ずることになりますか、念のために伺いたいと思います。
【次の発言】 提出された資料によりますと、確かに蘆野君は、出席回数その他資料面に現われたところでは非常に努力を……

第22回国会 議院運営委員会 第40号(1955/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 その取扱いはどうするんです。

第22回国会 議院運営委員会 第42号(1955/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 関連して。  僕らしろうとだから、よくわからないけれども、僕は朝晩あそこを通って、あれほど土を掘らなくても、何とか方法がありそうに思う。私たち個人の家で、家を建てる場合には、土地に起伏があれば、それを利用して建築するということもあり得るわけです。ことに日本みたいな平地の乏しいところでは、そういう土木工事、建築技術というものは相当進んでいると思っているのですが、あれを断崖絶壁に掘り下げてやるようにした、その設計が一等に当選したというのは、どうも不思議な感じがするのですが、やはりなんですか、専門家としては専門家の立場から、いろいろと検討なさったんでしょうが、やはりあの土地にあの程度の……

第22回国会 議院運営委員会 第43号(1955/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 先刻来当院の議運の理事会で、来月ジュネーヴで行われまする原子力平和利用会議に国会議員が出席する件について、衆議院側の動きとあわせ協議した次第でありますが、念のため官房長官から正式の委員会の席上で説明を聴取しておいた方がよかろうというので官房長官の御出席を願ったわけですが、この点について官房長官にただし、御答弁をいただく前に、私は先般文教委員会で官房長官にわが国のジュネーヴ会議に参加する代表、顧問団の件に関して、質疑をし、要望を申し上げておきましたので、以下の事柄とも関連がありますから、その後の経過並びに結果について、次にお尋ねする点について簡単明確にお答えを願いたいと思います。 ……

第22回国会 議院運営委員会 第49号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 そこで伺いますが、その政府の所信を、一番先に発言をされたのはどなたですか。
【次の発言】 委員長理事懇談会、打ち合せ会においてきまりましたように、その発言に対して質疑を展開することになりますというと、昨日の緊急質問とも、必然的に関連するわけでございまして、従って政府側の所信を発言するのは、直接当該の外務大臣としましても、その本会議場には、総理大臣、並びに防衛庁長官、さらに質疑を予定されるところの、委員の要求している大臣というものは、他の委員会の出席を中座しても、本会議優先の立場から、必ず本会議場に出席されるように特に議長を通じて善処していただきたいことを強く要望いたしておきますと……

第22回国会 文教委員会 第2号(1955/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 大臣に伺いたいのですが、御承知のように暫定予算が通りますと四月から自然休会に入る予定でございますし、来年度の予算の大蔵省における査定の最終段階に入って骨格予算が近く提出される予定でございますので、自然休会に入る前に文部大臣にあらゆる角度から一応ただし、また要望もしなければならぬ、こういうふうに私は考えておりますが、本日予算委員会があるそうでございますから、時間を長くかけるわけにもいきますまいから、私はまず一、二点について伺いたいと思います。  それは鳩山内閣ができると同時に、文教に重点を置くという意味において、文部大臣に与党の大ものと伝えられているところの松村文部大臣の実現ができ……

第22回国会 文教委員会 第3号(1955/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 その点について一、三点伺いたいが、よろしいですか。
【次の発言】 まず市立大学の件については、われわれが承知しているところでは、六月解除ということが目標であり、それが実現するものということを承わっておったわけですが、現在においては、六月解除は実現する見通しにあると御認定なされているかどうか、その点と、それから実現させるためには、さらにこの段階で何らか対処さるべきではないかと考えますが、それについてどういうふうにお考えになっておりますか、以上二点。  それから非らい児童の問題については、私つぶさに知りませんが、新聞で拝見したところによると、さらに反対期成会等の名で両眼休校を決議し、……

第22回国会 文教委員会 第4号(1955/05/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 昨日の本会議における大臣の答弁によれば、文部省では係官を派遣して、つぶさに調査したということでございましたが、昨日の本会議における大臣の答弁と重複しない範囲内において、さらにその後、新たに情報として入手された点について、あらためて本席で報告してもらいたいと思います。
【次の発言】 それは大臣から聞きました。重複しないようにやって下さい。
【次の発言】 報告はその程度で質問します。  まず伺いますが、船員の方は、六十人中死亡一名で、不明一名、合計二名という資料が宇高航路事故対策本部から出ております。ところが引率教員の場合ですね、二十名中死亡四名、不明一名、合計五名と出ているわけです……

第22回国会 文教委員会 第5号(1955/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 質疑は次回に譲られるそうでございまして、異議ございません。従って私は本日は資料等を要求するにとどめておきますが、資料として官公私立大学を通じて大学の学部の現在における配置状況、それから学生数、本年度卒業学生数、それから現在の判明しているその就職状況、それから国立大学に関してに予算の配分状況、それから次に大学院についてでありますが、官公私立を通じて現在ある大学院の数、それから大学院の学生数、研究生数、それから希望者はどの程度にあるか、わかる資料、以上。  それから第三の資料としては、原子核研究所の設置に当ってはいろいろと規則その他を制定されることと思いますが、そういう草案がありまし……

第22回国会 文教委員会 第6号(1955/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 文部大臣が来る前に、若干数字を事務当局に伺いたいと思いますが、義務教育費国庫負担制度に基いて、昭和三十年度各県の予算定員増加は、本日現在どの程度と数字をつかんでおられますか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 三十年四月末現在で出された数字をここにいただいているわけですが、概数にすれば、今局長が答弁された通り、この資料が現在文部省でつかまえている最終的なものでしょうか。
【次の発言】 とすれば、この資料に基くと、四十六都道府県全体で一万三千六百七十六人と出ておりますね。そうだとすれば、先般説明のときに、児童七十七万増加に伴う教員増を一万二千五百十人と見て、予算を要求した、……

第22回国会 文教委員会 第7号(1955/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。本日の案件に入る前に議事進行について、発言を求めます。私は参議院の院の運営全般からも、議院運営委員会の理事の一員として、よく議運理事会でも主張しているところでございますが、具体的に本委員会を考えましても、昭和三十年度の予算案が国会に提出されましてすでに一カ月有余を経過いたしております。しかるに本委員会所管の文部省関係の三十年度の予算についても、ただ一個の質疑がなされただけであって、ほとんど審議、調査がなされておりません。この委員会の実態については委員の一人である私も責任を負わなくちゃならないと思いますが、今後私は委員会の運営に当って一つの所見を持っております。そ……

第22回国会 文教委員会 第8号(1955/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。ただいま理事会の申し合せの、議事進行日程については、委員会に承認のお諮りございませんでしたが、私の会派の理事の方から、一応承わっておりましたが、若干先般の委員会の関連の立場から、ちょっと私の納得しかねる点があるから、あらためて委員長にお伺いいたしますが、この前も私はこの委員会のときに、昭和三十年度の予算案が国会に提出されて一カ月有余も経過して、文部省関係の予算がわずか一、二度の審議にとどまり、いまだそれらの質疑応答が完了していない委員会の進行ぶりに対して、遺憾の意とその促進方を私は発言したことを記憶いたしておりますが、今までの委員会の経過をふり返ってみましても、……

第22回国会 文教委員会 第9号(1955/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。この博物館法の審議は本日で終了というわけではございませんし、私も他日若干伺いたいと思っております。本日午後は産休補助教員の立法の件について全員懇談会を開くという予定になっておりますので、博物館法に、きょうぜひとも質疑をしなければならない点があれば続けていただくことにして、そうでなかったならば、この件に関する質疑はここで切って、本日の公報に載っている先日来の継続の問題で簡単にたださなければならない点を私若干持っているわけですが、皆さんの御同意を得れば、先日来の資料に関連してそれを若干質疑をさしていただいて午前中の議事を終り、午後あらためて産休関係だけの懇談会をした……

第22回国会 文教委員会 第11号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この法案の審議には私初めて参加するわけでありますが、従って一部質問が重複するかもしれないことを心配します。その場合には簡単にお答え願いたいと思います。いただいている資料によりますと、博物館の総計が二百一とありますが、過去一カ年間に何館ふえましたか。
【次の発言】 それでは伺いますが、本法案の社会教育局長の提案理由の説明についてという資料を見ますと、昭和二十七年から昭和二十九年まで講習において暫定資格者四百七十四名のうち二百八十二名という多数の人が学芸員の資格を獲得しているということが書かれているわけでありますが、急激にかように学芸員資格の緩和をしなければ学芸員を充実できないという……

第22回国会 文教委員会 第12号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。ちょっと速記とめて下さい。
【次の発言】 本法案の審議に関連して、先般の委員会で大学制度そのものについての基本的な質疑が同僚委員からなされたわけでありますが、その角度から若干残っておる点を伺いたいと思うのでございます。  それはよく既設の大学学部を充実する。それからいわゆるタコの足大学、駅弁大学と通称いわれている大学を整備充実するということが言われておりますが、局長に伺いたい点は、その後国立文教施設の整備状況はいかようになっているか、それからいわゆるタコの足大学の整備、これに対する現在の方針はどうなり、また戦災施設もまだ完全に復旧していないのでありますが、それら……

第22回国会 文教委員会 第13号(1955/06/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 私も知識がないので大ざっぱに伺いますが、お答えも簡単に大ざっぱでけっこうでございますが、なお、菊池教授と御一緒だったとよかったのですが、時間の都合でこうなっておりますが、後刻菊池教授が意見を述べられる際に私たちの質問の事項に関連して述べていただければ非常にありがたいのでありますが、朝永教授に伺いますが、まことに失礼ですが、まず身分を伺いますが、この原子核研究所ができた場合に菊池教授が所長になられるように伺っておりますが、朝永教授はこの研究所の設立の計画に参画されておられるのか、菊池教授との横の連絡を伺っておきたいと思います。

第22回国会 文教委員会 第15号(1955/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 余剰農産物は外務省が来てやるということだったのですが、話が出ちゃったのですが、そこで大まかに第一番にこういうことを聞かしてもらわんと工合が悪いのですよ。一億五千万ドルというのは衣料も含んでの贈与分たということを聞いておるのですが、いよいよ調印したわけですが、細目取りきめをこれからやりますといいますが、今のところで外務省を通じて文部省にわかっておる内容ですね、内容はどういうものか、それからいつ来るのか、それからその処分はどうするつもりであるのか、それからこれは何年間来る計画の下に文部省はこれを受け入れているのか、少くともこれだけの要素をはっきりしなければ次の質問は初められないわけな……

第22回国会 文教委員会 第16号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 ちょっと速記をとめるようにして下さい。
【次の発言】 ちょっと関連。この問題はかつて本委員会で私大臣に二、三度お伺いした問題で、基本的な問題でありますが、ただいまの木村委員の質問に関連して重ねて私も伺います。  で、先般は文部大臣は実支出の二分の一は文部省が確実に出していると、その通りです。出しています。で、あと二分の一が問題で、あと二分の一については、文部大臣としては自治庁長官に対してあと二分の一出るように要望し、また自治庁側においてもあと二分の一は地方の交付金の中に入っていっていると、自治庁当局でも了承しているということをここで答弁されたわけです。ところが実際にはこのあとの二……

第22回国会 文教委員会 第17号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 関連。これは先日の委員会から引き続いて質疑が行われているわけで、本日もずいぶん質疑が行われたと思います。私はこのことはもう明白だと思うのですね。今内藤さんが平衡交付金時代から比べて、昭和二十七年度ごろに比較すれば、今の義務教育関係の予算は幾らか好転した云々という御発言は私はその通りだと思います。で、あなたの発言されたものの大部分は私は実情はそうだと思いますが、木村委員のこの前から指摘している問題は、あなたも認められているように残りの二分の一の問題が主になっていると思います。そこで今度地方財政の再建という名分のもとに地方関係の法律が国会に出ておりますが、これが成立した暁においては今……

第22回国会 文教委員会 第18号(1955/07/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 ただいま荒木委員の質問に関連してでありますが、現在展示会が行われておりますが、展示会の実施要領、実態について、文部省の所管局で把握されている点を資料として出していただきたい。その資料の中の重要な部分は何カ所で行われ、展示数は何点で、今まで把握された点からどの程度の教科書調査、教職員が会場に行かれたか、なお会場の施設管理はいかように行われているか、並びにその所要予算というものを各県によって相当差異があるかと思いますが、所管局においては実情を把握されていると思いますので、早急に、可能な範囲内において本委員会に資料を出していただきたい。  なおこの際に関連して申し上げておきますが、われ……

第22回国会 文教委員会 第19号(1955/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 本件については大体先般来高橋、荒木両君から質疑が尽されたようでありまして、なるたけ重複しないように、あるいは重複するかもしれませんが、簡単に伺います。  この増加する費用は私立学校振興会がその利子をもって私立学校教職員共済組合の負担として出すと、こういう格好になっておると思いますが、そうですね。
【次の発言】 本年度の私立学校振興会の予算は、自民修正で一億円プラスして合計八億五千万円になっておるようですが、昭和三十年度分まで含めて国庫出資金は総額幾らになっていますか。
【次の発言】 昭和三十年度の予算を入れてですよ。
【次の発言】 ではこれらの出資金から予想される先刻あなたが申し……

第22回国会 文教委員会 第20号(1955/07/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。  本件については、まれに見るほど詳細なる参考資料を発議者において出されたことに敬意を表します。この参考資料と発議者の提案理由並びに補足説明を通じ、さらに本日の吉田委員の質疑並びにそれに引き続いての高橋委員の詳細にして適確なる質疑によって本件の内容というものは大体尽されたものと私は存じます。それで先般の理事会のお話し合いもあった次第でありますが、格別質疑がなければ、ここで質疑を一応打ち切り、次の段階に進まれてはいかがかと存じますので、委員長においてお諮り願いたいと存じます。

第22回国会 文教委員会 第21号(1955/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行。ただいまの初中局長の発言をもって改正国会法五十七条の内閣の所見と了承するわけでございますか。でないと、討論採決した後に疑義が起った場合は重大でございますので、委員長の所見を承わっておきたいと思います。
【次の発言】 その点念のために委員会にはかっておいていただきたいと思います。
【次の発言】 御承知のように八月八日からジュネーヴで万国注視のもとに原子力の平和利用の国際会議が開催されるわけでありますが、この会議の重大性については今さら申し上げるまでもないと思います。わが国にとりましても米ソ等原子力の先進国の状況をつぶさに視察し、学びとる点は学びとって、原子力に関しては比較……

第22回国会 文教委員会 第23号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 まず本法律案が政府から提案されて参りました努力には、まずもって敬意を表します。  そこで教育施設並びに設備の問題というものは、幾多あるわが国の教育の問題の中で、もっとも重要な問題の一つと考えております。あるいは教育の振興の角度からあるいは地方財政との関係、さらに父兄の負担という関係において、さらにわが国の外国軍隊の基地があるという特殊事情との関連においてあらゆる角度から非常に重大な問題と考えている次第でございますが、今まで審議の都合上今国会においては、これらの施設設備の問題については本委員会ではあまり論ずる機会はございませんでした。ようやく本法案が出て参ったわけですが、本日は時間……

第22回国会 文教委員会 第26号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この法案を審議する機会に、私は実は私学三法全体にわたり、その後の運営の状況をつぶさに審譲、調査し、あわせて私学の振興の根本的な検討をするのにいい機会かと奪えておったのでありますが、国会も末男になっておりますので、当初私が考えましたその角度からの質疑並びに審議の態度は私はみずから修正したいと思っておりますが、先日来、承わりますと、この法案についての質疑は大体出尽したやに承わっております。提案理由にも書いてありますように、私もこの私立学校教職員共済組合法が第十六国会にかかった当時、これを私審議したものでありますが、その当時の附帯決議をここに生かして補助率の引き上げを企図されたものであ……

第22回国会 文教委員会 第27号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行ついて。  ただいまの高田さんの質問に水を差すわけではないですが、ただちょっと伺っておきますが、私はけさほかの委員会の関係、本会議の関係でここへ来られなかったわけですが、先日もここの委員会で確認されたわけですが、本日は最終日でございますので、ある問題については、もう二カ月以前からいまだにやれない問題が、閉会前に若干各委員でやらなくちゃならない問題等があったわけですが、それらも全部本日中にやるようにしかるべく計画、立案されて委員会は運営されておるものと了承するのでございますが、さようでございますね。
【次の発言】 本法案が委員会にかかり、今までの審議の経過は委員長の申された……

第23回国会 文教委員会 第2号(1955/12/07、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 今大臣から一応の所信表明があったのですが、これに対して各委員から質疑もございましょうが、その前に最近ずっと問題になっております期末手当の問題について本日閣議が開かれ、政府として一応の結論が出たやに承わっておるわけでございますが、これはまあ緊急案件でございまして、今大臣の説明に引き続いて期末手当の問題について報告願いたいと思います。
【次の発言】 議事進行について、これは委員長からお諮り願いたいと思うのですが、質疑の順序ですが、まあ清瀬文政の一端の開陳があったのですが、これと期末手当の問題とどちらを先に質疑をするか、私の私見では期末手当の問題について先に質疑をして、そのあとで先ほど……

第23回国会 文教委員会 第3号(1955/12/08、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 清瀬文部大臣はまれなる法律家で、また名文家でもあるわけですが、それは言葉が足りないとか、補正するとかいう問題じゃなくて、大臣は前言を私は翻したことになると思う。それは昨日閣議決定の件について報告をいただいて、そうして懇談を進めているときに、湯山委員から具体的に伺って、われわれも補足して伺ったわけです。そのときに大臣は、法律を越えてこの十二億だけは金を出すのだ、それではこの地方が一・二五を上廻って出さない場合においても出るのかと言ったところが、それは出すのだというので速記をつけて御答弁願ったわけです。あの速記をつけての御答弁の内容と、ただいまの大臣の発言とは、これは補正とか足りなか……

第23回国会 文教委員会 第4号(1955/12/12、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 初中局長に伺います。文教政策を推し進めるに当って、教育の機会均等というものは今後推進していくつもりであるかどうか。もしそれを推し進めていくならば、具体的にどういうことをもって推進していくつもりか。一つの例として、たとえば学区制というようなものも、これは教育の機会均等を推進する一つの手段としてとられた制度だと思いますが、こういう学区制というものは今後維持強化していくつもりであるか、それとも消極的な態度をとっていくつもりであるか、その点を一つ伺います。
【次の発言】 その前段に伺ったことですが、念のために私は最初伺っておくのですが、教育の機会均等というものを推進する方向に今後推し進め……

第23回国会 文教委員会 第5号(1955/12/13、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 まず期末手当の件でございますが、委員長並びに理事の方が関係大臣に要望した場合に、自治庁長官並びに大蔵大臣はどういう御返事をなさったか、念のために伺っておきたいと思います。
【次の発言】 念のために文部大臣に伺っておきますが、ただいまの委員長の発言は、大臣お聞きの通りです。なお、昨日の衆議院の地方行政委員会で法案を上げるときに附帯決議がなされ、それに対して大蔵大臣は了承した、善処するということを委員会で公式発言をされております。で、本問題については、本委員会で再三再四審議したところでございますが、これが委員長並びに理事の方々の執行された線に沿ってできるかできないかということは、文部……

第23回国会 文教委員会 第6号(1955/12/15、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 昨日、委員会のときに文部大臣に、来年度の予算編成期に当って文部省が大蔵省に対して明年度文部省関係の予算として要求しているところの概算要求の資料を出すように委員長を通じて要請いたしました。大臣は早速提出するということでございましたが、本国会は明日で終了するわけでありますが、いまだに提出されておりません。いかなる経過になっているか、一応報告していただきたいと思います。
【次の発言】 そのメモは何時までに出していただけますか。
【次の発言】 そのメモを至急出してもらいたい。できているはずですね。あなたは宙に記憶しているくらいに頭に入っておるくらいだから、メモなんか三十分もあったらできる……

第23回国会 文教委員会 第7号(1955/12/16、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 若干お伺いします。まず第一にこれと関連がありますが、これとは別個な問題として、このたびの特二号の特別会計の補正予算について公共事業費等から約八十八億円の財源捻出をするという問題に関連して文部省関係で公立学校施設の補助金として既決されておる五十六億円、その約一割の五億四千八百万円が文部省に割り当てられたというように私たち伺ったわけでございます。そうして文部省としてはすでに本年度の施設関係の既決予算は全部都道府県に分配済みでございますので、いよいよ五億四千八百万円を浮き出すということになると、今までの大蔵省に留保しておる部分を除いた約三億六、七千万円というものはすでに配分してある金額……

第23回国会 予算委員会 第3号(1955/12/08、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま自治庁長官ここにお見えになっておりますから、地方財政と関係がある年末手当の問題について、もし委員長のお許しが得られるならば、一、二分間関連質問をしたいと思いますが、お許しいただけますか。
【次の発言】 関連質問だから一問だけいたします。自治庁長官お聞き取りを願いたいと思います。それは、まず自治庁長官としてこのたび年末給与に当って、国家公務員と地方公務員に差等がつかないように支給されることを期待し、また努力されているかどうかということと、一問だからここで答弁求めるわけにはいかないのですが、その点と、それからこのたび給与法の改正によって国家公務員に一・五の支給がなされることに……

第23回国会 予算委員会 第4号(1955/12/09、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 重光外務大臣に限ってお尋ねいたします。  まず第一番に伺いたい点は、私は先般アメリカを視察した次第でございますが、そのときに外交官として、しろうとの私にまず強く響いたことは、このアメリカの国と、よくもまあ日本は戦争をやったものだということを、私はばかばかしくなるほど感じた次第です。そこで私は、名前は申しませんが、数人のわが国の外交官に対して、あなた方は大東亜戦争の始まる以前に、外交官として、在外公館員として、いかなる進言を、当時のわが国の政府になしたのですかということを伺いましたところが、大部分の方が、われわれは五一五事件以来ものが言えなくなったので、あまり意見を言わなかった、そ……

第23回国会 予算委員会 第5号(1955/12/13、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員長、関連……。防衛庁長官に伺いますが、米軍の発表によるというと、第七騎兵連隊並びに第七十七野砲大隊等は近く撤退するということが発表されているわけでございますから、当然来年度の防衛分担金というものは、そういう事実に基いても当然減額さるべきものだと考えますが、これに対する御所見と、それから大蔵大臣並びに防衛庁長官にそれぞれ御答弁いただきたいと思いますが、あなた方は、個人的にですね、一般方式なるものは賛成か反対か、それぞれの大臣から答弁願いたいと思うのです。  私は一般方式をのむということは、長期防衛計画の提出と防衛力増強を義務づけられる可能性が非常に強いと思いますが、これらに対し……

第23回国会 予算委員会 第6号(1955/12/14、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連。文部大臣にこの席で私はあらためて聞きたいと思います。それは、この問題は文教委員会で私が質疑した件とも関連するわけですが、ちょうど質問のすべり出しは、中山委員と私のは一緒でした。そこで私はぜひここではっきりしておいていただかなければならぬことは、あなたには現行憲法否定というものが、意識するとしないとにかかわらず、前提にあるというところに私は重大性を指摘せざるを得ない。それは教育基本法が個人と世界と直結して、日本の国民ということを忘れているということを文教委員会で答弁されました。きょうも先ほど中山委員にそういうことを答弁されておりました。ところが教育基本法には「日本国憲法を」云……

第23回国会 予算委員会 第7号(1955/12/15、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 質問する前に、委員長にお尋ねいたしますが、総括質問でございますから、主として総理にお伺いするつもりでございますが、外務大臣も場合によったらお伺いするかもしれないので、おいで願いたいことを委員長に要請しておいたわけでございますが、外務大臣まだおみえになっていないようでございますが。
【次の発言】 まず総理にお伺いいたします。総理は第一次鳩山内閣あるいは第二次鳩山内閣を組閣した当時は、総理の外交方針に対するお考え方というものは、国民の相当の分野に支持を受けておったと思います。全国民が待望してやまなかったところの国連加盟は、不成功に終ったわけでございますが、本日現在における総理の御心境……

第24回国会 文教委員会 第4号(1956/02/23、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 今の説明、ちょっと聞きたいのですが、よろしいですか。
【次の発言】 ただいまの最後の説明ですね、別途の方法で解決する方途が見つかったので、それで提案をとりやめたと、こういう御説明でしたね。それをもうちょっと説明して下さい。
【次の発言】 ということは、譲渡関係はやめたということでございますね。
【次の発言】 調査視察に出かけることはさまった委員会にあいにく私不在であったわけですが、従って委員長に伺うわけでございますが、その点は先ほどの報告から考えてみるに、おそらく政府提案の形で本国会に提案されるであろうという教育委員会法改正に関する案件、それから教科書問題に関する案件、これらを予……

第24回国会 文教委員会 第7号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 本案件については始終委員会で質疑応答がなされたことと思いますが、若干伺いたいと思いますが、もし重複しておる場合にはしかるべく御答弁願いたいと思います。  この京都大学にウイルス研究所を今度設置されるわけでございますが、この方面の各国の現段階における研究の水準とわが国のそれとはいかようになっているか、その大略を承わりたい。
【次の発言】 この計画は年次計画になっておりますが、このたびこの研究所を設置するに当っては将来他の大学にも設置するというようなお考えですか、それともこの年次計画のもとに京都大学に付置されるこの研究所一本で充実していくというような御計画でございますか、その点伺いま……

第24回国会 文教委員会 第8号(1956/03/08、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 大へん皆様御苦労様でございました。私承わったところによると、皆さん方の御意見は大体一致しているように拝聴いたしました。まあその最大公約数をとってみますというと、結局この振興法はできたけれども、法の盲点があまりにある関係上、十分これが活用されていない。特にその法の成立の場合になされた付帯決議というものが死文化している。それから予算面が非常に不十分である。それからへき地検の指定基準がどうも実情に即さない、さらに教育者の手当の問題、それと人道的な立場からの健康管理、こういう点が最大公約数ではないかと承って、ごもっともに感じたわけですが、若干伺いたいと思います。  それはまず施設設備もさ……

第24回国会 文教委員会 第11号(1956/03/20、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 稻田局長に伺いますが、ここに国立大学の授業料等の引き上げに関する要望書案なるものがあるわけですが、そこでこの「授業料等」というこの「等」があるとないとによって、どういうふうに違いますか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 そんな答弁あるかね、君。そんなことはわかっているのだが、その何かがあるといえばあなたは大学局長として十分御承知のはずだ、どういうものが入って参りますか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 あなたの知っている範囲内で承わりたい。
【次の発言】 「国立大学の授業料等」とあるのですが、この「等」があれば授業料以外にあなたは今あなたの直接所管にかかわるもの二……

第24回国会 文教委員会 第12号(1956/03/27、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 文部大臣はいつお見えになりますか。
【次の発言】 文部大臣がお見えになるまでに事務当局に若干伺います。なお、本委員会にただいまかかっております学校給食法の一部を改正する法律案と直接関係はないわけですが、相当関係がある問題、すなわち伝えられるところの学校給食のミルク払い下げの問題について、先般予算委員会の分科会で政府委員に若干ただしたのですが、そのとき資料不十分で、また審議の時間が十分でなくてただし得なかった点を、当時いずれ文教委員会でただすからということを政府委員に要望しておきました。従って本日この法案審議と関連して後刻その点についても伺いたいと思いますので、できるだけ早く文部大……

第24回国会 文教委員会 第13号(1956/03/29、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。委員部は何ですか、湯山委員の質問内容というものはわかっているのに、政府に対してはどういう政府委員、あるいは説明員の出席要求をされたのですか。大蔵省も農林省もいずれも質問者の趣旨に沿わない政府委員、あるいは説明員が出席していることはまことに遺憾だと思いますが、委員長を通じてお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 質疑が終るに当って、私は一問だけ、明確にするために、念のため承わっておきたいと思います。それはこの法律が成立した暁においては、盲ろう学校の小中学部、並びに養護学校の児童生徒は、盲学校、ろう学校及び養護学校への就学奨励……

第24回国会 文教委員会 第14号(1956/04/10、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 資料について……、ただいま荒木委員から資料要求がありましたが、どうもどういう事情に基くものか、要求した資料の提出が非常に遅延していると思うんです。私が先般年度末の異動に関しての諸種の資料を要求したのに、このうちの国立学校の授業料に関する資料、それだけは出ているんですが、それ以外の資料はまだ私は受け取った覚えがないんですが、いつあの資料はできるんですか、もう一ヵ月くらいになるんですがね。
【次の発言】 要望しておきますが、新学期はもう始まったんですね、その前にその資料に基いてここで調査、審議したいという趣旨のもとに資料をお願いしたわけでございますが、すでに新学期も始まっているんです……

第24回国会 文教委員会 第15号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私はこの際小中学校の統合の問題並びにそれから必然的に生じて参ります教職員の定数、教職員の配置の問題、それからひいては、これは再建整備法適用にかかる再建団体としての再建計画にも関連する問題でございますが、これらの問題について文部大臣並びに自治庁長官に伺いたいと思います。委員長にお伺いいたしますが、自治庁はどういう関係の方が御出席いただいているのでしょうか。承わります。
【次の発言】 それがだれも来ておりませんが……。
【次の発言】 至急に出席を要求しておいていただきます。  それでは自治庁当局の出席する前に、それと関連ない面からまず文部大臣に伺って参ります。予算案審議のときにも若干……

第24回国会 文教委員会 第16号(1956/04/17、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 淺井総裁に伺いますが、あなたは三公社五現業に対してとられた処置によって、一般職との間にやや不均衡が生じたのではないかという直感を私は持っておられるのではないかと、かように推察いたしますがいかがでございますか。
【次の発言】 それでは申し上げます。国会の審議の結果を待たなければなりませんが、政府与党の方では、人事院の廃止を党の方針として決定されております。あとほど伺いたいと思いますが、あなたのところでかつて政府、国会に勧告された地域給の問題にしろ、さらに当面の三公社、五現業にとられたところの措置と一般職との均衡の問題は、当面人事院としては信念に基いて早急に解決されなければならない問……

第24回国会 文教委員会 第18号(1956/04/24、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について、倉石労働大臣の御出席は何回も委員会として要求して、そのつど御都合が悪くて、きょうようやくお見えになったわけですが、この質疑は荒木君が主として質疑されるようになっておったのですが、四時ごろ御出席だという通知をわれわれ受けておったので、突然として二時半ころおいでになりましたので、今荒木委員がおられないのですが、事務局の方で早急に荒木委員を呼んでいただきたいと思います。  それから委員長、その理事会の報告の件ですが、この点については私は、わが党の理事も出てきめたことですし、大体了承いたしますが、ただこれだけのことは私はここで発言しておきたいと思います。それは地方教育行……

第24回国会 文教委員会 第19号(1956/04/26、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいまの委員長の御発言の中には、了解できる点もあるわけなんですが、繰り返してお尋ねしないと了解しがたい点もあるわけであります。それは委員長は、国会運営のベテランでございますが、重要法案を審議する場合のこの取扱い方というものは、わが参議院においては、おのずからひな形がきまっていると思うのです。それは重要法案を審議する場合には、とりあえず内閣の最高責任者である総理の御見解を承わるところの総括質問をする。それから担当国務大臣の質問に入る。その場合に委員長が仰せられましたように、総理は御多忙であるから、だから質問者の持ち時間が何分、質問時間が何分というようにきめて、そうして議事を進めて……

第24回国会 文教委員会 第20号(1956/04/27、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと関連して…、  私はここで関連して、文部大臣の閣内における政策を打ち出す場合の基本的な心がけについてさらに伺いたいと思うんですが、それは大臣は本委員会で再三再四、私は政党の小使である。政党が政策を打ち出したのを、私はここで言うだけで、文部大臣である私の意見をここで言ってもしようがない、あるいは文部行政当局としては、省議である意見が打ち出されているだろうから、それを承わりたいと言えば、文部省の省議できまった意見などここで申してもしようがない、かような発言を再三再四私は承わっておるのでございますが、そういうことでよろしいのでございましょうか。今、荒木委員の質問の重点は、そうい……

第24回国会 文教委員会 第21号(1956/04/28、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 わが国に二大政党が誕生して、その第一党の総裁が即総理という形態が生じたことを私は非常に喜ぶものでございますが、しかしその以後における国会の運営並びに政治の動向を見ますというと、二大政党下になって多数党は何でもできるというような考え方が、かなり大きく支配しているように思われます。私はこの二大政党下において国会運営を円滑にし、さらに民主政治の健全な発展を期するためには、二大政党下における近似性と、それから共通の広場を得るべく努力しなければならない。特に第一党である政党の総裁並びに総理は、格段のその心がけが必要と考える次第でありますが、総理はいかようにお考えになっていらっしゃいますか。……

第24回国会 文教委員会 第22号(1956/05/04、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 若干委員長にお尋ねいたします。その第一番は、私は委員長のとるべき態度の原則論についてお伺いいたしたいのでございますが、いずれの案件もそうでございますが、特に、こういう重要な国民世論を喚起しているような法律案を取り扱うに当っては、私はどなたが委員長になられても、この法律案をつぶすと、流すというような意図を持って、あるいはこの法律案を早急に通すというようなそういう意図を持って運営さるべきものでなく、それぞれ与野党の委員に尽すべき点を十分尽させて、そうして修正して通過さすべきのが至当と思うのは、委員会の総意によってそういうように取り扱う。あるいは審議の結果、これは継続審議にするがしかる……

第24回国会 文教委員会 第23号(1956/05/07、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま議題になりました案件に対する質疑に入る前に、委員長に若干お尋ねいたしたい点がございます。  第一番にお伺いいたしたい点は、去る四日の文教委員会の状況は各位御承知の通りでございますが、私は、当日のお互いの意見の相違の中心というものは、会期延長の有無にかかわる点にあったと考えます。双方だいぶん歩み寄りましたが、不幸にして、御承知のような事態を招来したわけでございます。文教委員会としては、まれに見る運営でありまして、私は非常に遺憾に考えておりますが、ここで委員長にお伺いいたしたい点は、四日以来本日まで、会期延長の問題というものはずいぶんと明確になって参りました。昨日の国会討論会……

第24回国会 文教委員会 第24号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 質疑に入る前に、ただいまの委員長理事打合会の決定について、お尋ねと御要望を申し上げたいと思います。  明水曜日の委員会の開会については、委員長理事打合会でまだまとまっていないで、本委員会終了後御協議なさるということでございますが、これは委員長御承知の通り、国会末期になりまして、各党の間でいろいろと打ち合せ、議員総会等が必要でございます。それのみならず、最近、まあ委員長非常に精励恪勤で、早期から夕刻衣で連日委員会を司会されている御熱意には敬意を表するわけでございますが、われわれも議員としてのいろいろの他に仕事もありますし、また質疑するとなりますというと、前日、あるいは前々日の政府側……

第24回国会 文教委員会 第25号(1956/05/09、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して。これは昨日私伺って、私の質問に対して大臣が答弁されたことがきっかけとなって、大臣のほめ方が悪いという点で質疑がなされているようですが、私はこれで告辞を書かれた方の気持は十分出ており、またどこに出しても、問題のないりっぱな表現だと思っております。終戦後特に最近教育の自由ということが非常に叫ばれておりますが、それは何も手放しで何をやってもいいというような考えで、世の人は教育の自由というのを叫んでいるのでないということは、明確でございます。戦後における日本の学校教育並びに社会教育全般は、申し上げるまでもなく、国家の基本法憲法の精神を受けて出ましたところの教育基本法をもととし、……

第24回国会 文教委員会 第26号(1956/05/10、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 資料要求は、今あなたが質問されたのは湯山委員からなされたわけですが、われわれは正式な資料に基いてこの審議をいたしたいわけです。従って補足説明をしなければならない点は補足説明けっこうですが、さっきのように教育委員の場合、あるいは知事の場合、都道府県の場合、市町村の場合、その数字はですね、プリントしてそして要求通りに資料として出していただきたいと思います。その資料に基いて補足説明するならする、こういう形態をとっていただきたい。これを委員長に御要望申し上げております。
【次の発言】 大臣が探して出しますといって答弁した。探さなかったんですか。それは出さなければ……

第24回国会 文教委員会 第27号(1956/05/15、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 終戦後の教育においては、経験領域を広げると言う立場から、修学旅行が教育計画の一環として、ずいぶん活発に取り上げられるようになりましたが、現在法によって指導と助言の義務と権限を持っている文部省は、今の修学旅行というものをいかように考えておられるか、その点についてまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 あらためて伺いますが、文部省としては修学旅行を抑制するという考えは持っているのでなくて、教育的な、しかも安全な修学旅行というものは、新教育の一環としてむしろ奨励の立場をとっていると、かように基本的態度を了解してよろしゅうございますか。

第24回国会 文教委員会 第28号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 若干お聞かせ願いたいと思います。地教委が、あなたが会長時代に、この法案が成立した暁においては、総辞職するという決議をされたと承わっておるわけでございますが、それはいつ決議をされ、その内容の骨子はどこにあり、今その決議は生きておるのかいないのか、その点伺いたいと思います。
【次の発言】 さらに、その決議の内容の骨子と、その決議は今生きておるのかどうか、効力があるのかどうか、その点を伺っておきます。
【次の発言】 効力は。
【次の発言】 その決議は、現在でも地教委では生きておるわけですね。
【次の発言】 では、もしこの法律案が参議院を通過成立という情勢になりますというと、その決議が生……

第24回国会 文教委員会 第29号(1956/05/18、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して伺いますが、ただいま文部大臣が国会の承認を得て任命する各種委員については、不都合だったというような例をほとんど知らない、従って教育委員を首長が提案し、その案を議会が承認するようになるこの形で非常に民主的であり、けっこうだと、こういう御発言ですが、私はこの国会に参って六カ年間議院運営委員をやりましたが、あの国会の承認の人事というものは、これは議院運営委員会に出て、それから本会議に出ていくわけですが、政党によってそれぞれの見解は異なるにせよ、吉田内閣時代から鳩山内閣を通じて、一貫してわれわれが常に指摘して参ったことは、あの各種委員は政府側が推薦提案して、国会の承認を得る場合に……

第24回国会 文教委員会 第30号(1956/05/19、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私はただいまの委員長、理事打合会についての報告について質疑をいたします。また、要望も出るかと思います。私はただいまこういう問題が出ましたので、所見の一端を述べ、委員長、理事打合会の今後の運営についてお願い申し上げたいのですが、私もこの国会に席を得てから六年になります。ずいぶんといろいろの法案を審議いたしました。しかし、それらの審議をやるに当っては、委員長、理事打合会のまとまった結果について、どの委員会も運営されて参ったと思います。この法案を審議始めてから本日に至るまで、委員長、理事打合会で努力されたことは認めますし、多といたします。しかし、私は努力は不足されているのじゃないかと思……

第24回国会 文教委員会 第31号(1956/05/21、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私も理事会に出ておりましたので、ちょっとその文章の表現のところに懸念されるところがあるから、湯山理事から質疑されたと思いますので、私から委員長、理事打合会の結果を明確に申し上げたいと思います。それと委員長の御意見が同じでございましたならば、湯山理事はあえて質問がないのだと思います。それは、委員長理事会の中心は、一般質疑をいつ打ち切るかという問題と、逐条審議を何日間程度で終るかというのが協議の中心でございました。そうしていろいろと協議懇談した結果、逐条審議に必要な日数を、一昨日の打合会ではっきり言ってほしいという与党側の要望に対して、われわれとしては、一応一般質疑が終らないと、目安……

第24回国会 文教委員会 第32号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 今経過をお話しになりましたが、短時間に事態をはっきりと究明いたしたいと思います。私どもは大臣、速記録で議論しておるのです。五月十五日の文教委員会の速記録、これによると、林公述人に関して政府委員のとった態度について応答がなされた段階においては、あなたは、部下がいつ電話をかけたとか、そういうことは知らないと、ずうっと通しておるのです。そうして十二ページに参りまして、根拠は速記録でございますよ。湯山委員がこう言われているのです。「今度は大臣です。あなたは大臣就任以来、公述人に対してああいうことを言ってくれとか、ああいうことを言ってくれるなといったようなことを依頼した事実は絶対ございませ……

第24回国会 文教委員会 第33号(1956/05/23、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員長関連。政府委員の答弁した通りだというのではわからないのです。こういうことなんじゃないですか。この現行教育委員会法の第一条には「(この法律の目的)」として御存じの通り書いてある。それと非常に違ってくるので、この「法律の目的」と書けなくてまあ「趣旨」とした。それからまた、この方は教育公務員特例法の教職員の身分取扱いもかなり入っているので、教育公務員特例法の第一条の見出しを「趣旨」と書いて第一条をそれらしく規定しています。それでこれがちゃんぽんになって「(この法律の趣旨)」と書き、条文の最後を「目的とする。」かようにしたから、他の法律の条文の並べ方と非常に違った形になって、秋山委……

第24回国会 文教委員会 第34号(1956/05/24、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと関連して……。逆の側から伺いますが、現行教育委員会法の中に、助役は教育長になれるという規定はどこに書いてありますか。
【次の発言】 そこで私が伺うのは、現行教育委員会法に、この助役は教育長になれるということの規定がなければ、今度のこの本法、新法案の中にその規定がなくて、そしてこの整理法のところには、九月三十日だけにしておいて、いや九月三十日になっているのを、整理法の自治法の改正の部分で三十二年三月三十一日で、それで私は納得できると思うのだけれども、現行法の中に助役が教育長になれるということがあれば、さっき湯山委員が述べられたのとあわせ考えるときに、なぜこの本法の中の附則か……

第24回国会 予算委員会 第18号(1956/03/17、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連質問。相馬君が大臣に伺っている点は、いやしくも一国の文部大臣とそれから地方教育の責任の立場にいるところの全国教育委員諸君との間に伝えられるようなことが起ったことは、非常に遺憾であるという立場から大臣の所信を承わっている。これに対して、私は当然この席においては、大臣は厳粛な立場をとってこの釈明が私はあるだろうと予想しておったところが、あなたに何らの反省がない。これが問題なんです。私は日本国の参議院のこの席において町のよた者が相打ちをするようなそういうことを開きたくない。それが問題なんです。そのお言葉が出てくるそのことを自体に、あなたの根本的な考え方が誤まっている、そこを相馬君は……

第24回国会 予算委員会 第19号(1956/03/23、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 そこで案を作るのですか。

第24回国会 予算委員会 第20号(1956/03/24、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 総理に伺いますが、総理の言動は公党自由民主党総裁としてのそれであり、首相の責任はとりもなおさず自由民主党の責任に通ずると思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 日ソ早期国交調整の外交方針を打ち出したときのあなたの姿はまことに晴れやかでありまして、わが日本社会党むこれを激励したわけであります。その当時はかなりの成算を持っておられたと思うのでありますが、いかがでございますか。
【次の発言】 保守合同がなされる前の自由党から十分の協力が与えられなかったことを私は気の毒に思っておりますが、首相の御感想はいかがでございますか。


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 文教委員会 第2号(1956/11/20、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して。ということは、こういうふうに了承していいわけですね。職員の給与に関する法律の中にある、良好な成績云々と、すなわち、昇給するために必要条件となる、かような良好な成績を判定するために勤務評定という制度は、そういう目的をもって設けたのでないということがいえるわけですれ。
【次の発言】 湯山君が人事院関係の質疑を終ったそうですから、湯山君の自治庁に対する質疑が展開されていく前に、私ほんの一、二点ですから、この際人事院側に承わっておきたいと思います。  わが国の公務員制度は国家公務員法並びに地方公務員法の両法で組み立てられているわけですが、その両法の間には関連性があり、また国家公……

第25回国会 文教委員会 第4号(1956/11/27、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して……。文部省並びに自治庁の方にお伺いしますが、今の質疑されている問題は愛媛県の勤務評定に端を発して、それがまあ重点的にここで取り上げられているわけですが、愛媛県の場合を取り上げて考えますと、これは国家公務員を対象とするところの人事院あるいは地方公務員法の中に規定されてある勤務評定のその考え方と違った立場で勤務評定が取り上げられている、こういう事態が起った場合に地方自治行政を指導する立場にある自治庁、それから教職員の勤務条件の向上に関して関心を持たるべき文部省としてこれを放置されるというようなことは私はおかしいと思う。私がそう申し上げる根拠を申し上げますと、地方公務員法の四……

第25回国会 文教委員会 第5号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 その説明に入る前に、委員長の御了承をいただいて、この当面緊急な給与の件に関してごく短時間大臣に二、三ただしたいと思いますがお許しいただきたいと思います。  教職員の給与の問題については、当面具体的に愛媛県に勤務評定の問題が起っておりますが、この件については過去二回の本委員会において質疑がされたわけでございますが、それとは切り離して、十分大臣も御承知と思いますが、当面教職員の昇給、昇格の問題と、それから年末を控えての年末手当の問題が非常な大きな関心事となっておりますのでお伺いしたいのであります。  大臣は詳しいことは御存じないと思いますが、先般の本委員会における質疑において、地方公……

第25回国会 文教委員会 第6号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について発言を求めます。
【次の発言】 議事進行について発言いたします。  本日は松永委員から教育予算の問題の定数の問題の質疑が展開されているのです。先ほど私は答弁を聞いていると、ぜひ関連してお伺いしたいことができておる。そのときにちょうど他の委員から関連で校舎の問題が出てきた。で、政府委員の答弁をされたんだったわけですが、これはまたそのときにもう少し根拠などを承わらなければならぬし、それはその段階において、今松永委員の定数の問題が出たのだから、まずそれをある程度まで片づけて、そうして次の段階に行かないと、これは文部省の予算はずいぶん広範ですから、あっちこっち出てきよった……

第25回国会 文教委員会 第7号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連。法律学者である清瀬文部大臣のただいまの答弁、全く三百代言で、(「ほんとうだ」と呼ぶ者あり)この法律案の内容に賛成か反対かということは別としてこの書類は不備ですよ。これはいずれにしても一円であろうとも、何円になるかわからないが予算を伴う法律なんです。当然この書類にはそれに関して若干の予算を要するとか何か整わなければ形式はこれは不備ですよ。それからまた予算を伴うのでなければ政府の所見なんか求める必要ないわけですから、いずれにしても法制局何と言われるか、これが予算関係の活字を一字も並べてないというのは書類として不備です。  それからまた大臣が、これは不備なので疑義を解明した法律だ……

第25回国会 文教委員会 第8号(1956/12/12、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 政務次官にお伺いしたいと思いますが、昨日閣議決定されました年末手当増加支給の件は地方公務員にも同様の率で増加支給するという方針で閣議決定されたものと思いますが、さよう了承してよろしゅうございますか。
【次の発言】 内藤局長に伺いますが、その〇・一五の半額は申すまでもなく義務教育半額国庫負担法によって自治体が増加支給した場合には、政府側から支給される、文部省関係としてはかように了承してよろしゅうございますね。念のために伺っておきます。
【次の発言】 早川政務次官に伺いますが、〇・一五の残りの半額については財源をいかようにお考えになっておられるか、伺っておきたいと思います。

第26回国会 決算委員会 閉会後第6号(1957/06/27、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 二、三点について伺いたいと思いますが、まず会計検査院に伺いたいと思うのです。  それはきょう松岡委員から質疑されておりました問題に関連するのでございますが、この七十七ページの「土地建物について」というところに掲げられておる土地並びに建物の取調べ件数に対する遺憾事項の比を見ますと、全くあきれ返るほどのひどさなんですね。土地では、千四十二件の中に遺憾事項として指摘されたのが約五割、半分以上ですね。建物については百四十三件中約七割というものが指摘されておる。これは全くもうおそれ入ったものだと思う。これらの点については、先ほど大臣は、今後おおむね三カ年計画をもってその実態を調査をされるの……

第26回国会 決算委員会 閉会後第7号(1957/06/28、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 昨日に引き続いて、大臣に国有財産の管理並びに効率的活用という立場から一、二点お伺いいたしたいと思います。  毎年のことでございますが、ことに本年のこの報告書を見まして、また昨日の皆様方の説明並びに議員の質問に対する答弁を承わって、国有財産の管理というものが非常にずざんであるという点については、あらためて意外の感を持ったわけでございますが、私はまず大蔵大臣に伺いたい点は、まあ池田大臣は自他ともに許す大蔵省のあるじだと思うのですが、吉田内閣時代、ずいぶん長い間大蔵大臣の職にあられたわけでございますが、どういうわけで今までこんなに放置されておったか、これは池田さん個人の財産であったら、……

第26回国会 決算委員会 閉会後第8号(1957/09/09、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 三項目にわたって承わります。私は党務の関係があっておくれて参りましたので、もし質疑が重なっておる場合には答弁要りません。簡単に伺います。  文部省みずから遺憾事項のあったことは遺憾であると指摘しているわけですが、しかしこの報告を拝見しますと、秋田、金沢両大学の不正行為を除いた他の部分はそう悪質なものはないようで若干なりとも進歩改善のあとが見られる点は多といたしますが、今後さらに努力してもらいたい。で、この遺憾事項の大部分は、結局他の委員から指摘されましたように、施設整備がおくれているという点にあると思いますが、内容を見ましても、老朽校舎あるいは不正常あるいは災害復旧等に流用してご……

第26回国会 決算委員会 閉会後第9号(1957/09/10、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員派遣北海道班の口頭報告を申し上げます。  本委員派遣は、昭和三十二年七月一日から同月九日まで、北海道方面に派遣せられまして、後藤委員、奥委員と私の三名が参加いたしました。  この派遣調査におきましては、ただいま審議中の三十年度決算の審査に資するため、主として北海道開発に関する事項と三十年度決算検査報告掲記事項について調査をいたして参りました。  検査報告に掲げられました事項は多種多様でありましたが、そのうち現地調査しましたのは、開拓地の工事の問題、冷害融資の利子補給の問題、農業共済保険の問題及び日本国有鉄道の工事局の問題でございました。北海道総合開発の問題につきましても、これ……

第26回国会 決算委員会 閉会後第10号(1957/09/11、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して。建設省の基本的な態度というものを私は統一、確立する必要がまずあると考える。その立場から伺いますがね。大倉委員が非常にごもっともな点質疑をされているわけですが、河川局長の答弁から感じられる点は、補償金を渡した。従って、総会等によって決定されるものだから、この処置に対して、建設省事務当局としてとやかく言うことは適当じゃない、まかしてある、大体こういう印象を受けます。それから大臣は、非常に要領のいい答弁をされて、どこにピントを合せて答弁されているのかわからないように、煙に巻くような答弁をされておりましたけれども、最後の一言に、補償金の配分を適正に行うために指導し、また是正する……

第26回国会 地方行政委員会 第12号(1957/03/22、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 質疑を始める前に、ただいま出席している政府委員をお教え願いたいと思います。
【次の発言】 私は、この際、いわゆる菅生事件について、若干関係者にお尋ねいたしたいと思います。  私があえてお伺いするゆえんは、私は、事件の発生地に住居を持つもので、人情、風俗等をよく知っておりまするし、事件発生以来一国民とし、また、立法府に議席を置く一人として、その推移をこまかに重大関心を持って見守って参ったものでございます。今日の段階になりまして、ぜひとも国会を通じてこれを鮮明し、さらに、国会を通じて、国民に安心させなければならない点が多々あると思いますので、それらの点にしぼってお伺いいたすつもりでご……

第26回国会 文教委員会 第3号(1957/02/07、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま委員長が発言された通りの取扱いでいいと思いますが、ただ一言だけ聞かしていただきたいと思います。それは第三班に参加された方どなたでもけっこうと思いますが、実は高崎市立大学を視察されたそうでございますが、二日前ですか、ラジオで、学長と教授が対立し、教授会が開かれない状況下にあるので、学生諸君が、予定されておるところの年末試験は合法的でないというので、全部全学生が試験を拒否しておるというような報道がなされておりました。で、この問題は、先ほど報告がございました短期大学から四年制の商科大学への昇格ということと関連しているやに承わっているわけですが、そういう何か不明朗なもやもやがある……

第26回国会 文教委員会 第4号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。ただいま緊急質問中ですが、緊急質問が終りましたら、この前の委員会のときに次期委員会まで高崎市立大の問題について文部省が調査して報告しようという、げたを預けてあったわけですが、できれば午前中に委員会でその報告を求めたいのですが、それで施設関係でさらに質疑がありましたら予算の審議と続いて参りますので、そのときにできれば回していただいて、報告を聞きたいと思いますが、お諮り願います。
【次の発言】 大学設置審議会に、この第二条の第三項において関係官庁の職員が五人委員となることになっているのですが、どういう人がなっておりますか。ほかの官庁はいいです、文部省だけで。

第26回国会 文教委員会 第5号(1957/02/22、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま松永委員が勤労青年教育の振興という立場から質疑をされているわけですが、これには教育の内容面に面する教育方針と、さらに教育財政の二面とがあると思うのです。私は関連して承わりたいのは、松永委員の第一問とも関連するわけでありますが、この定時制教育等の教育財政面からの振興をはかる場合には、国家財政からの補助金政策というものも一部ありますし、さらにそれ以上に大事なものは、松永さんの第一問と関連した地方財政の問題が一番大きくなってくると思うんです。で、私は文部大臣に昨日ちょっと伺ったんですが、文部大臣が地方行政、地方財政のエキスパートであるだけにどういう方針を打ち出すかというものを刮……

第26回国会 文教委員会 第7号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 これから当面の文教政策並びに来年度の文教予算の審議をするわけでございますが、その文教予算の中の科学技術教育の振興中の国際地球観測年事業の予算に関連して、当面国民関心の的であるところの宗谷の問題について、若干本日に至るまでの経緯並びに今後の見通し並びに対策について、文部大臣並びに海上保安庁長官並びに森永大蔵省政府委員に対して質疑をいたしたいと思います。  まず、本部長に伺いますが、その後宗谷からどういう情報が入っているか、私伺いたい点は本部長として宗谷は自力脱出可能と見通しを立てておられるかどうか。昨日来の報道によりますというと、南東の風が吹き出したというようなことも入っているよう……

第26回国会 文教委員会 第8号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 二、三の点についてお伺いいたしたいと思うのです。高木さんは報道関係者であるし、神崎さんはこういう方面で長く研究されているお方ですから、その立場からお答え願いにいと思うのですが、第一番にお伺いいたしたい点は、売春防止法との関係ですが、あの千駄ケ谷地区に旅館が建ち始めたのは売春防止法の成立が現実段階になる前から相当建ちかかっておったように承わっているのですが、しかし最近ああいうひどい状態になってきたのは、やはり売春防止法の成立が促進したと見ていいのかどうか。それからまた全国的にああいう旅館が次々と建築されつつあると、かような情勢がつかまれておられるかどうかということですね。それは新宿……

第26回国会 文教委員会 第9号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私、速記をとめて聞きたいんですが。
【次の発言】 まず、文部大臣の提案理由の説明の中に四行目に「初等教育及び中等教育における理科教育を一段と充実させ」云々とあるが、ここは高等学校の教育というものは中等教育に含ましてあるのですか、それとも特に落してのは何かお考えがあってのことですか、それを承わりたいと思います。
【次の発言】 その点了承しました。  そこで文部大臣に伺いますが、理科教育の振興をはかるために、その補助対象を公立から私立まで拡大したというのは、これは多年の要望であり、非常にその点けっこうだと思うのですが、岸内閣で石橋内閣の完全雇用政策を引き継いでやられているわけですが、……

第26回国会 文教委員会 第10号(1957/03/11、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 先日に引き続いて質疑を続けます。  まず、本法は二十九年から施行されているわけですが、二十九年から三十一年まで予算として支出された金額の総計並びに現状においては基準の何%程度の整備ができたか、それらの点についてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 この政令に定める基準というのは、最初決定されたものから若干変更された面もありますが、この基準については現場の教育者諸君とは十分了解済みの基準ですか。
【次の発言】 私は数回現場の方々に接したときに承わったことでは、この基準に関する細目における単価が安過ぎるために精度の高い、また耐久力のある機械器具を購入できないで、あぶはちとらずにな……

第26回国会 文教委員会 第11号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は本法律案を可決するに当りまして、付帯決議をなすことを提案いたします。  本法律案の審議の過程においてわが国の科学技術の振興並びに科学教育の振興がいかに重要であり、また現状はいかなるものであるかということが明確になったわけでありまして、今後日本の科学技術の水準と科学教育の振興をはかるためには、理科教育の振興というものをぜひともその基本として達成させなければならぬという立場から、この法律案を可決するに当りまして、理科教育振興に関して全般的な立場から、以下申し上げますような付帯決議を提案申し上げる次第でございます。朗読をいたします。    本委員会は、理科教育振興法の一部を改正する……

第26回国会 文教委員会 第12号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 テレビジョン放送用周波数の割当問題が国民の重大関心事となっているわけでございますが、近く十一チャンネルの配当が電波監理審議会の答申を待って、郵政大臣の手で最終的に決定されるように承わつているわけでありますが、この際、私は教育用テレビに限定して承わりたいのでありますが、郵政大臣、教育用テレビについていかようなお考えを持っていらつしゃいますか。まずそれを承わります。
【次の発言】 先般文部大臣にも質問したのでありますが、文部大臣はその必要性を非常に認められて、郵政大臣と御協議の上、善処されるという答弁があったわけでありますが、後ほど文部大臣の御見解も承わりたいと思いますけれども、ただ……

第26回国会 文教委員会 第13号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 本法案を採決するに先立ちまして、私はたび重なる委員長理事懇談会並びに先刻行われました討論者の御意見を尊重いたしまして、私は各派を代表して付帯決議案を提案いたしたいと思います。  案文を朗読いたします。   私立大学の研究助成について、政府は次の諸点に留意し私立大学の充実を図るよう有効適切な措置を講ずべきである。  一、本法においては、基礎的研究に用いる設備を対象としているが、補助対象の範囲の拡大、補助予算の増額等については更に検討の上適切な措置を講ずること。  なお、ここで付加して説明しておきますが、「補助対象の範囲の拡大」ということは、将来において施設をも補助対象とすべきことを……

第26回国会 文教委員会 第14号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま新たに研究所を設置する内容と、それから学名の変更、位置の変更を内容とする国立学校設置法の一部を改正する法律案が上程されているわけですが、この内容に入る前に、私は大臣に大学全般のことについて一、二伺いたいと思うのでございます。  それは、先般私立大学の研究設備助成に関する法律案を審議し、これを衆議院に送ったわけですが、その審議の過程において助成予算の積み上げ等について、当時高田委員から質問してみますと、はっきりした積み上げの数字を持っておられないということがわかったわけです。そこでこの際承わりたいのは、本法律に基く私立大学の研究設備の整備計画をも含んで、国立大学、これは研究……

第26回国会 文教委員会 第15号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 二、三伺いたいと思いますが、生活保護法の適用を受けている小中学校の生徒の総数並びにその数の全生徒児童に対するパーセンテージはどうなっています。
【次の発言】 この教育扶助を行う際の教科書の単位は、この法に基く、小学校五百八十四円、中学校九百十円という同じ単価でいっておりますか。
【次の発言】 当初この概算要求する場合に、全生徒児童の四%程度、準保護児童数とつかまれましたね。それは、その根拠はどういうところにあるのですか。
【次の発言】 例年この予算要求する場合には、給食の方でも教科書の方でも大体四%とつかんでいるようですがね、その四%という数字をつかんできた根拠は、あなたの今の説……

第26回国会 文教委員会 第16号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 運輸政務次官に伺いますが、鉄道運賃法の一部改正法律案はすでに国会で成立し、昨日から施行されることに相なったわけですけれども、この運賃改正案を作成する段階において、現行の学生割引率五割を引き下げるかどうかということはずいぶん部内で問題になったと聞いているわけですが、このたびの改正案では現行学生割引の五割というものは現状維持と相なっておりますが、今後これは変更することなく、この五割割引というものを堅持されて参る方針だと考えますが、念のために伺っておきたいと思います。
【次の発言】 重ねて石井理事に伺いますが、昨年運賃改正の問題が起った当時――当時は現在の岸内閣でなかったわけですけれど……

第26回国会 文教委員会 第17号(1957/04/04、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 伺いますが、日本の大学に外国の教授が招聘されている場合にある事件が起った。それが、事件が裁判所の所管に移らない前の段階においては、日本の国会では、証人あるいは参考人として喚問できるかどうか、どういう見解を持っておられるか、承わりたいと思います。
【次の発言】 私も大体同一見解です。日本の国会法あるいは衆参の議院規則というものがアメリカのそれを模倣してやっているわけですから、都留さんの召喚されたのもそういう解釈だと思いますが、しかしもう二、三点私は伺いたいのですが、それは、けしからぬと思うのですよ。入国ビザを許しておきながら、そうしてしかも客員教授その人を十五年前の問題についてアメ……

第26回国会 文教委員会 第20号(1957/04/16、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 局長に伺いますが、島根校長並びに石澤助教諭のとられた態度について皆さん方がなされた調査の結果から、その態度をいかように判断なさいますか。
【次の発言】 あなた方の調査された結果から石澤助教諭のとられた態度ですね、それをいかようにあなたは思われますかということを伺っておるのです。
【次の発言】 一、二点重ねて伺いたいと思いますが、この事件が起った舞台ですね、そこが先ほど御説明になった上にきわめていなかで、住人はわずか三百人。校長さんが五十一才で有資格者で、あとは全部無資格者、しかも二十二才から二十九才までの若い人ばかり、こういう背景のもとに行われたわけでありまして、法律上ですね、強……

第26回国会 文教委員会 第21号(1957/04/18、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 まずお伺いいたしたい点は、県教委が勤務評定を企画するに当つては愛媛県の教育の振興を願つてやられたことと思うのでございますが、しかしながら結果としては先ほど芥川証人がみずから述べられておりますように、教育界にあるべき姿でないという形において前古未曽有にも三十四人の校長の処分並びに四百五十人の教職員に対する昇給ストップという形になって、愛媛県民の非常な関心事と相なった。こういう事態に相なったことについて現在愛媛県教育行政の最高責任者である竹葉証人並びに周桑郡の責任的立場にある芥川証人は現在どういう反省をされておられるか、さらに今後いかように現在の状況を打開していこうという決意に燃えら……

第26回国会 文教委員会 第22号(1957/04/22、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 教員定数問題につきましては、本委員会においては再三再四重要問題として取り上げた問題でありますが、本日なお解決するに至っておりませんので、当委員会としてきわめて重要な調査審議対象と考える次第でございます。  第二十四国会で成立いたしましたいわゆる新しい教育委員会法運用下におきまして、この教員定数の問題からいろいろと義務教育界の末端に事件が起っております。その具体的な問題として大分、佐賀の問題が起っておるわけでございますが、大分は自主再建団体であり、佐賀県は法に基く再建団体でございます。この再建計画と義務教育水準の維持との関連並びにいわゆる新しい教育委員会法運用下における人事行政の適……

第26回国会 文教委員会 第23号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 一言田中施設部長に伺いますが、私はこの報告を承わっておって経過を考えたときに、妙な感じがするのですがね。この特損法に該当するかどうかは、設置者の報告を待って政府関係機関は調査し、動くということになっているわけですか。そうだとすれば、結局この大森一中並びに第五小学校というのは設置者がぼんやりしておった、こういうことになるのじゃないかと思うのですね。大へんお困りになっておったと、そこで国会に持ち込んで国会から調査せよといったところが調査の結果は該当しておった。防音措置をしなければならぬ状況にある。かような政治では国民は全く行政官を心から信ずることができないと思うのですね。設置者の申請……

第26回国会 文教委員会 第24号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 文部大臣に伺いますが、この法律案は、国体を主催した団体が行なっておった納付金制度を改めて、直接的に補助できるようにするためにのみ改正したのか、さらにそれをも含めて、今後日本体育協会とか、あるいは将来予想されるアジア・オリンピック大会あるいは世界オリンピック大会等を行う団体に対して、国から積極的に助成をしようという意図をも含められてこの法律案を提案されたのか。その点大臣の御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 大臣は、現在のわが国の学校体育、社会体育の実情を、どのような眼をもって見られておるか。さらに、かつて本国会において、スポーツの振興ということを発言されたこともあるんですが……

第26回国会 文教委員会 第25号(1957/05/06、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は、先般の委員会に引き続きまして、大分県並びに佐賀県の人事行政の件に関しまして、関係大臣に質疑をいたします。  まず、二十五日の当委員会で、私の質疑に対しまして、文部大臣は、大分県の場合には、いろいろ妙な点もあるようであるから、しばらく自分に考える時間を与えていただきたい、十分考慮した上でいかにこれを処理されるか答弁いたしたい、かように答弁を保留されているわけでございますが、その後いろいろと調査をされ、さらに考慮もめぐらされたことと思いますので、本日御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 大臣の私は私見を伺いますが、部下からいろいろとお聞きになっているでしょうから、事情……

第26回国会 文教委員会 第26号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 この際二件にわたって資料を要求しますので委員長から政府関係当局に要求して次回の委員会まで提出さしていただきたいと思います。  その一つは、教科書検定に関する問題でございますが、検定調査審議会の委員の名前並びに調査官の名前、この任命月日、それから昭和三十三年度用教科書の検定状況を教科別に数字をもって資料を構成してもらいたい。それから検定に当って不合格がどのくらい出たか教科別に出すとともに、その不合格の理由別の表を提出させていただきたい。  それから第二番は、公益法人、相撲協会の件についての資料でございますが、一つには今相撲協会は改革案を練られているわけですが、監督官庁である文部省か……

第26回国会 文教委員会 第27号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま本委員会で二件に関する決議案が可決されたわけでございますが、ちょうど灘尾文部大臣が出席されておりますので、灘尾文部大臣の本決議に対する御所見をこの際承わりたいと思います。
【次の発言】 まずこの修正案提出者を代表されて御説明をいただきました小牧代議士に伺いたいと思うのですが、それは、第一条中「及びろう学校」云々という、この第一行目の最後のところですね、「(事務職員に係るものとする。)」というのがございますね、一行目の一番下、あそこには事務職員の次に寮母というのが落ちているのじゃございませんか、ミス・プリントじゃございませんか。お伺いをいたします。

第26回国会 文教委員会 第28号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 本法律案は、養護学校に関連するものでございますが、先刻本委員会で議決されました学校教育法の一部を改正する法律案において、養護学校における就学を就学義務の履行とみなすということに相なったことはまことに時宜に選したことと考える次第でございます。  御承知の通り、小中学並びに盲ろう学校は義務制が完成されているわけでございますが、ただ養護学校のみいまだに義務制が実施されていない次第でございまして、審議の過程に承わりますと、大体養護学校に就学すべき生徒児童は五万人程度と推定される。そのうちで、本年度養護学校の教育が推進して、なおかつわずかに二千三百人程度が就学の機会に恵まれているという惨た……

第26回国会 文教委員会 第29号(1957/05/15、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 まず、この出された資料について伺いますが、この教科書調査官二十名を任命されておりますが、この採用方針はどういうところにおいて任命されたのか、その点を伺います。
【次の発言】 推薦を願ったという、推薦機関はどういうものですか。
【次の発言】 次に、検定調査分科審議会委員、この名簿を見ますと、大部分の人は三十一年十一月二十六日任命で、たとえば第一部会の国語のところでは、前から続けていた人はなし、社会では引き続いた人が二人、数学の部では一人、理科では一人、音楽も一人、図画工作が二名、外国語、保健体育、家庭・職業では、元の調査員は一名もなし、とこういうようになっておりますが、いわば審議会……

第26回国会 文教委員会 第30号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 局長にまず伺いますが、この法律案文並びに提案理由、それから先ほど来の質疑応答を聞いておりますと、会社等が集団住宅を建設した場合は、該当しないように聞えるのですが、果してそうかどうか。もしそうだとすると、私は非常に不合理だと思うのですが、御答弁いただきたい。
【次の発言】 文部大臣に伺いますが、今の局長の発言ですね。この会社が拡張等をして、住宅ができて、それに伴ってその地域の市町村の小学校の就学児童が増加した場合に、その教育施設設備について初めからそういう会社にこの財政援助を期待する、こういう私は考え方はあまり芳ばしくない考え方だと思うのですね。義務教育ですからね。そういうことを法……

第26回国会 文教委員会 第31号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は昨日に引き続いて、二点だけさらに伺わしていただきたいと思います。  その一つは、他の委員から昨日、本日と引き続いて、この施設の問題について質問がされたわけですが、施設設備、特に施設について設置者並びに半ば強制的寄付を強要される府県にとっては、きわめて重要な問題ですが、従来は、文部大臣は詳細に御存じないと思いますが、的確なる数字を文部省は持っておられなかった、調査が不十分であった、そうして計画自体も、すなわち解消の年次計画すら持ってなかったのが過去の実情です。最近になって、文部省の監理局が努力されて、不十分ながらも相当的確な調査をされた数字を持たれ、そうして先刻以来の質疑にも出……

第26回国会 文教委員会 第32号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 提案者の御努力を多とするわけですが、この法案には問題点が率直に言ってたくさんあると思うのですね。それで若干その基本的なところから明確にしなきゃならぬと思うのですが、それは私はこの法律の提案された根拠となる産業教育振興法を本院において審議した一人として当時この第三条の三というものはずいぶん議論されたところです。で、産業教育振興法の第二条に、産業教育の定義が明確であり、そしてその定義を受けて第三条の三が書かれてあるわけですね。この建前からいうと、どうもこの法律は筋の通らないところがあるという感がしてならないのですが、そういう点はどういうふうにこの立法作業の段階で御検討なさったのか承わ……

第26回国会 文教委員会 第33号(1957/05/19、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょうど高田委員が質疑中でありますが、高田委員の質疑を続けていただく前に、この本法律案は衆議院において修正議決送付されておりますので、実は修正案提出者から説明を聞きたいところですが、内容は形式的な面が多いし、ちょうど提出者もおいでになっておりませんので、政府委員の方から修正議決の内容について質疑を展開する前に簡単に一つ御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 安部委員並びに私も質疑する予定でございましたが、時間の関係上質疑を遠慮いたします。
【次の発言】 各派共同提案に成る付帯決議案を朗読し、提案にかえます。    附帯決議   我が国の学校教育における私立学校の重要性と、そ……

第27回国会 文教委員会 第2号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 質問をする前に、ただいまの委員長の大臣出席に関する報告について私は委員長に特に御要望を申し上げておきたいと思います。  閉会中における文教委員会懇談会におきましても、藤山外務大臣のダレスさんと会ったときの会見談等が報ぜられ、また国内の遊説に当って岸総理大臣が文教政策に重点を置くという角度から、いろいろと国民に公約をされている点が多々あり、文部大臣のみでなく、来年度の予算編成期でもありまするし、総理、外務大臣、さらに大蔵大臣に、ぜひともこの臨時国会中に本委員会に出席願って、文教委員会として質疑をいたしたい。これは委員長理事打合会の決定でございまして、与党の方々もその実現のために努力……

第27回国会 文教委員会 第3号(1957/11/07、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 大臣にまずお伺いしますが、よく大臣は教育の官僚交配、官僚文政あるいは教育の中央集権というものは、毛頭考えていないということを委員会においても、あるいは委員会外においても、常にそういうことを述べられているのでございますが、私はかねてその大臣の御決意に相違はないかどうかということを承わります。
【次の発言】 第二十四回国会において院内外を通じて大論議をかもし、その結果通過、成立、公布、施行されております、いわゆる地方教育行政の組織及び運営に関する法律、この法施行後における日本の教育行政が非常に中央棄権化して参った。あの法案を審議したときに懸念されたところの事実が次次と現われつつあると……

第27回国会 文教委員会 第4号(1957/11/09、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま議題となりました教育公務輿特例法の一部を改正する法律案につきまして発議者を代表いたしましてその提案理由を御説明申し上げます。  教育公務員特例法が制定されました折の政府の提案の理由には「教員の地一位を確立し、もって教員をしてその職務に専念させることは、教育刷新、教育振興の基礎条件であり……」と述べられており、さらに「国家公務員の規定を全面的にそのまま学校教員に対して適用することは、その職務と責任の特殊性にかんがみるとき、必ずしも適当でなく、かつ、不十分と思われる点もあるのである」と述べております。すなわち本法は、これらの理由から明らかでありますように、広く国立及び公立の幼……

第27回国会 文教委員会 第5号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいまの内藤局長の発言は、私の要請に基いて起りました件でございますから、明確にいたしたいと思います。  私はあの当時全国の校長が多数集まられるのであるから、現場の声をなまに聞く意味において会場内で傍聴さしていただきたい、こういうことを要請したに対しまして、内藤局長は明確に詳細な記録をたどってお知らせするから、だから御遠慮いただきたい。まあ大臣は傍聴さしてもいいというような気持のようでしたけれども、結局あとから御協議なさってということで、遠慮してほしいということで、できなかったわけです。従って私といたしましては、もう少しその詳細な記録が出されるものと期待しておったわけですが、何も……

第28回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1958/05/30、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 きょう視察させていただきますので、質疑は他日に譲りたいと存じます。  ただ、資料として、技術顧問、技術開発官、副技術開発官の名簿と、その特技専門を記載した資料を、当委員会に後日出していただくようにお願いいたします。
【次の発言】 違う点について資料を一つ要求いたしますので、私の希望する日時に、その資料を当院の委員部の方へ提出願います。  それは、第三回アジア競技大会が開催中でございますので、質疑は他日に譲りますが、提出を要求する資料は、防衛庁長官の指揮下にある人員、器材(車両、ヘリコブターを含む)、これらが競技大会に出動した員数、それから日数、それからどういう職務に携わったか、そ……

第28回国会 内閣委員会 第2号(1958/02/17、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいまの委員長理事打合会の御報告は、私はそれで了承しますが、今後の委員会の運営としてぜひお願い申し上げたい点は、この通常国会に入りまして本格的な委員会の活動に入る段階に参ったわけですが、それに当っては、本委員会に関係する各省庁の昭和三十三年度の予算の概要、並びに関係各省庁がこの国会において提出を予定しているところの法律案件の概要というものを、今後の委員会の運営上も、一応聴取するところの機会をぜひとも持つように委員会を運営していただきたい、これが一つの要望。  それから、当面出されているこの法案に関係する予算を、どの程度に、どういうものを聞くかという点は、一切委員長理事打合会の御……

第28回国会 内閣委員会 第4号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 二つだけお伺いしますが、運輸省設置法の一部を改正する法律案は〇がついていないのですが、これは予算に関係ないのかということと、それから提出予定法案について、今御説明があった通りですが、これ以外に法案は出ないものと当委員会は考えて、委員会を運営していって間違いございませんね。その二点だけ。

第28回国会 内閣委員会 第5号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと、資料要求が二つあるのです。  大体今の御説明でわかったのですが、簡単な資料でよろしいのです。最近――最近というか、近年ですね、近年の工業所有権出願の件数、内容の動向がほぼわかればよろしいから、簡単なものでけっこうです。それをお願いいたします。  それからもう一つ、デザイン、意匠で最近ちょくちょくトラブルを耳にするのですが、そういう状況はどういう状況にあるか。しいて資料として出されなくても、数字をもってお答えできるように御準備しておいていただきたい。これだけお願いしておきます。
【次の発言】 ええ、そうです。

第28回国会 内閣委員会 第6号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 若干お伺いいたします。すわったまま失礼いたします。  まず第一番に伺いたい点は、通商産業省所管の行政事務の、総合的に政策の推進をはかるというような、そういう総合調整といいますか、そういう点は通商産業省の設置法のどこでやっているのですか。その点を、法に基かぬでもいい、実際にどういう形態で連絡調整をやり、総合的な力を出すべく努力しているか。そういうような話し合いなんかをだれが主催して、一週間に何回か、月何回ぐらいやっているか、そういう実際運営面を承わりたい。
【次の発言】 政務次官に伺いますが、今御答弁になった点は私も了承していますが、政策の検討、立案の反省とかいう、そういう立場から……

第28回国会 内閣委員会 第7号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 この前お願いいたしました統計関係の資料、委員長の手元に出ているのでございましょうか。それをまず、いただきたいのですが。
【次の発言】 それから要求資料の、統計の結果を、高度な専門的な立場からでなくて、一般国民に対する統計思想の普及等の立場から、非常に平易化して出ているパンフがあったら、幾つか例として出してほしいということを要望したわけですが、私の今までの記憶では、「国鉄の早わかり」という小さなパンフレットとか、きょうここに出ておりますが、国税庁の「税金とそのゆくえ」、こういうのが非常に私は今まで印象に残っている例なんですが、そのほかどういうものが出されましたか、資料としては。

第28回国会 内閣委員会 第8号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 質疑を打ち切る前に、政府委員の方に御要望を申し上げておきたいと思います。  その一つは、皆さん方の努力で日本の統計も非常に進歩、活用されるようになったわけでございますけれども、特に統計従事者の資質の向上に一そう努力してもらいたい。なお、この統計業務というのは非常に地味な仕事でございますので、これらに従事する職員の待遇については特に私は配慮していただきたい。これが一つと、  第二点といたしましては、最近のわが国の実情というものはやや統計ばやりといいますか、そういう傾向があると思うのです。しかも、それほど的確にして価値のありそうにもない統計を、むやみやたらに振り回すという傾向がある。……

第28回国会 内閣委員会 第18号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私、この皇室費並びに宮内庁費につきましては、予算委員会の分科会で若干伺ったのでありますが、国の予算を審議する場合に一番わかりずらいのは、この皇室費と宮内庁費、その関係であったわけで、それで率直に申しまして、私ども皇室の行事その他を見た場合に、あの費用は宮内庁費から出るのか、内廷費から出るのか、宮廷費から出るのか、判断識別に苦しむ場合が、ほかの人はどうか知らぬが、私は非常に多いわけなのです。その立場から予算委員会で伺ったのでありますが、なお不明確な点がありますので、いい機会であるから、伺って参りたいと思います。  その前に、ちょうど本日は長官も見えておられますから、要望して御意見を……

第28回国会 内閣委員会 第19号(1958/04/02、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 時間が切迫しましたから、二、三点簡単に伺います。明確にお答え願います。  本内閣委員会は、予備審査並びに本審査を合せ二百十九件持っておりまして、審査はまさに住境に入らんとしている段階でございます。そこで、まず私は総理に伺いたいのでございますが、十五日を目標にして、政府、与党の方では三十八法案をぜひ成立さしたい。特に、総理としては三木政調会長に対しまして、経済基盤強化資金法案外八法案を特に指定して指示されたと、こういうことが伝えられているわけです。そこで、私が承わりたい点は、伝えられる、五月十八日を一応目途として、そして二十九件法案をかかえているわけですが、審議を強行されようとする……

第28回国会 内閣委員会 第24号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して、防衛庁長官に要望しておきたいと思うのですが、要望とともに意見を承わりたいと思うのですが、今指摘されたような問題は、どなたも、非常に不便だ、わかりずらいという気持でいると思うのです。なぜそういうことが起ったかというと、これは結局、憲法の関係ですよ。憲法の関係から、やはり法を立案作業をされる、さらに提出される皆様方におかれても、やはり胸が痛む結果、ああいうことになったわけです。憲法との関係です。憲法が現行のままで、今わかりやすいようにまた変えると、あなた方が憲法改正を企図しておられるが、もし憲法の改正をしている問に、そのうちにまた変えなければならない。何回も私は変っていくと……

第28回国会 内閣委員会 第25号(1958/04/11、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 政府委員の方に御要望申し上げたいのですが、あなたは非常にまじめに専一、汗していただいておるのはありがたいと思うのですけれども、声が小さくて、発音が不明瞭で、口早で、どうも聞き取りづらいのでずが、もうちょっと大きい声でゆっくりお答え願うようにお願いいたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第28回国会 内閣委員会 第26号(1958/04/14、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 おそらく委員長は、この公報に基いて、次の第三、第四を議題に供されるのだと思いますが、これは先刻、通知要望いたしましたように、大蔵大臣並びに今松総務長官、それに、私としては関連する自治庁長官、そういった方々においで願わなければ、この前のように、大蔵省の担当課長では、審議を進めていくわけにいかぬと思うのですがね。従って、おそらくこれを議題に供されるのだと思いますが、早急に所管大臣並びに先刻来要求している大臣の出席を促していただきたい。
【次の発言】 ただいま議題になりましたこの旧令による共済組合等からの云々というこの法律案、並びに国家公務員等退職手当暫定措置法の一部を改正する法律案、……

第28回国会 内閣委員会 第27号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員長、その点について質疑があります。ただいま委員長理事打合会の結果を御報告になられたわけですが、十八日の岸総理の出席は防衛二法関係だけだということですが、もちろん、昨日の委員会で各委員から要求がありましたように、国家公務員の共済年金関係、さらには、今審議中の恩給法関係については別途本委員会に出席されるものと推察いたしますし、なお防衛二法につきましても、十八日に岸総理に十分時間をさいていただいて、われわれの質疑を受けていただき、さらに関係政府委員に質疑を展開した後に、必要が生じた場合は、最終段階にさらに岸総理を本委員会においで願うというような含みをもって私はきめられているものと推……

第28回国会 内閣委員会 第28号(1958/04/16、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 十四日に開かれました第五回の安保委員会の件については、昨日あなたの御出席をいただいてただそうとしたところ、おいでにならなかったので、森アメリカ局長がおいでになって、局長並びに防衛庁長に若干ただしたわけでありますが、その際に内容として森局長の答えられた中で、新聞記事と相違するのはこの点だけなんです。あとは、森局長並びに防衛庁長官が内容としてアウト・ラインを申されたことと、各新聞記事は全く一致している。この点だけが食い違っているわけです。そうして、森局長のきのうの答弁では、進駐軍労務者について藤山外務大臣から符に発言があって、そうして向う様が了解したという答弁を、私の質問に対してきの……

第28回国会 内閣委員会 第29号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 審議の時間の関係上、本法律案の逐条審議をすることができずに、アウトラインの審議となると思う。そこで、大蔵大臣に対する質疑はあとに回しまして、自治庁長官に、あなたは岸内閣の国務大臣の一人でございますので、大まかな線を承わりたいと思うのです。  それは、ただいま出ている法律案は、五現業並びに非現業の中で恩給公務員でない者を適用対象とし、さらに、地方公務員の中で恩給公務員でない人を対象とするものが、ここに共済組合法案として出ていること、御承知の通りでございます。そこで、お伺いしたい点は、すべての法体制というものは、地方公務員は国家公務員に準じて取扱われるように、わが国の立法体系はなって……

第28回国会 内閣委員会 第30号(1958/04/18、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 プリントがあるのかないのか言うてから、説明して下さいね。
【次の発言】 私はちょっと述べて、資料を要求します。それは、まことに失礼ですけれども、私個人としてあなたの発言を幾ら承わっておりましても、信頼性がなくなっちゃった。おそらく今度総選挙があって、内閣が新たに組閣されると、あるいはあなたは現職から去られるかもしれません。それから田畑委員から指摘されておりますように、衆議院の段階における答弁、それから、この前大蔵大臣に承わって、大蔵大臣の発言の一部を私はほめまでしておいたのですが、それがくるくる回って、千葉委員が聞いた場合、田畑委員が聞いた場合、あるいは私が聞いた場合、衆議院で聞……

第28回国会 内閣委員会 第31号(1958/04/21、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 時間の関係上、要約して若干伺いたいと思います。ずいぶん問題点がたくさんあるわけですが、要約して伺いますから、明快にお答え願います。  なお、事務局を通じて関係政府委員の出席を要望いたしておりますので、早急に本委員会に出席するよう、委員長から格別御配慮をお願い申し上げる次第であります。  まず、特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、この付則第一項において――これは岸総理の意向によってこの付則第一項がつけられたということを承わっております。すなわち「内閣総理大臣、国務大臣、内閣官房長官及び総理府総務長官に係る部分は、別に法律で定める日から施行する。」ということが付則……

第28回国会 内閣委員会 第32号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 先ほどの説明によりますと、明年度行政機構を根本的に検討するので、そのときまで次長一名でがまんしていただくようにということなんですが、大まかに、どういう行政機構の根本的検討をされるということを前提とされているのですか。
【次の発言】 しかし、あなた方がそういうことを前提とされて修正されるに当っては、大体その方向というものは質疑の段階で究明して、それを前提として修正されたことと思いますので、あなた方が質疑をして承知した範囲内において、大まかなところをお教えいただきたいというつもりで、お伺いしたわけです。
【次の発言】 次長一名を新たに置く場合と、原案のように、管理部と建設部の二部を新……

第28回国会 内閣委員会 第33号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 この自治庁設置法の一部を改正する法律案に関する資料は非常に整備されておりまして、質疑はだいぶん簡素化することができるようであります。資料をよく整えられたことについては、敬意と感謝の意を表しておきます。  そこで、数点について伺いたいと思うのですが、確かに自治庁は、各地方公共団体への連絡、それから指導と助言を与えること、並びに政府部内における各省庁との連絡等があり、相当事務が複雑多岐であるということは了承いたします。このたび長官官房に官房長を置くということが内容として含まれているわけでありますが、この官房長の制度については、先般も岸総理に本委員会に出席いただいて、千葉委員を中心に、……

第28回国会 内閣委員会 第34号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して。総理の答弁は、この憲法解釈はそのつどつど違っております。きょうは質問に対して、自衛のためならは最小限度の実力と、こういう言葉で述べられていますね。ところが、従来、本委員会における答弁におきましても、自衛のための、すなわち自衛行動をとるためには最小限度の戦力は持てると、その戦力は、しかし憲法の後段の「戦力」とは違う戦力を持てると、こういう答弁をされているわけです、その確認と。――同じじゃないですよ、これは。法制局長官、何を私語していますか。私はお答え願いたい点は、自衛行動をとるための戦力ですね、自衛行動をとるための戦力は持てると、しかしその戦力は、この憲法に活字で表われて……

第28回国会 内閣委員会 第35号(1958/04/25、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 大臣に一、二点伺いますか、各省庁の設置法の一部改正法律案は若干修正されて参ったのですか、その修正においては、大体その大臣が衆議院の修正の力に同調できるような内容だったのですが、お宅の経済研究局を修正したのは、私どうも納得できぬと修正者に話したところなんですが、これは素直に言って、従来経済企画庁はあまり。はっとしなかったのですか、河膨大臣が就任されてから、経済企画庁が私は本領を発揮し出したように、お世辞でなくそう思っているのです。日本の政治に欠けるものは、やはり経済研究局等で取り扱うべきもので、そこから経済に足を置いた科学性というものか賦与されることは最も緊急なことだ、かように私は……

第28回国会 文教委員会 第7号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行。ただいま文部大臣おいでになっているわけですが、やがて文部大臣、予算委員会から声がかかると思うんです。そうすると質問できなくなりますので、私もあとで質問いたしたいですが、とりあえず文部大臣の方に質問を済ましていただいて、それからなお、要求しました石井副総理が来なければ、委員長において総理大臣を一つ、本委員会に出席要求していただきたい、かように委員会を運営していただきたいことを要望します。
【次の発言】 二、三問やってからかけて下さい。
【次の発言】 文部大臣にまず伺いますが、本日、私は、自衛隊並びに米駐留軍の飛行機が日本の教育施設に影響を及ぼす点に限って御質問申し上げたい……

第28回国会 文教委員会 第12号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。先刻来四人の参考人の方の御意見を承わりまして、今行政府がやっているところの行政について、今さらながら十分調査検討しなければならぬということを痛感いたした次第です。しかも、この問題たるや教育課程審議会会長さんの日高先生の方で、審議会の方でどういうふうにお考えになっていらっしゃるかという点を、われわれとしては十分お聞かせいただきたいと同時に、その答申を受けた行政府、文部省が現在助言と指導を各都道府県教育委員会になしていることが、答申をされた審議会の意向と一致しているのかどうか。そういう点についてですね、十分検討しなければならぬということを痛切に感じている次第です。で……

第28回国会 予算委員会 第4号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連。
【次の発言】 関連いたしまして、簡単に承わります。それはこの総理の申されることは、まことにごもっともなことを申されております。しかし、運用はうまくいっていない。そこで私は伺うのですが、申すまでもなく財政法では、予算は内閣が責任をもって十二月中に国会に提出すべきだということがうたわれております。その財政法を審議した当時の国会の速記録を見ますと、国会法において、国会は十二月――当時でありますが――上旬に常会を召集するとなっておる。従って、それと合わせて予算案は十二月に出すように条文にうたわれてあるのだということを、提案理由に述べておるわけであります。その後、御承知のごとく、国……

第28回国会 予算委員会 第5号(1958/03/05、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して。総理の答弁を承わっておると、この問題に限らないで、何か評論家か解説者のお言葉のような点が非常に多いわけです。結論を持っておられなくても、少くとも一国の総理としては、あなたのお考えを、もう少し、こういう問題については打ち出していただきたい。そういう答弁を要望いたしたい思う。その意味において、私はあなたが結論を持っておられないとすれば、あえて結論まで求めませんが、もう少しあなたのお考えをお答えいただきたい。そういう立場で伺いますが、それは三つ内容があるのですが、その一つは、選挙法改正で問題を考えようとしておるのか、あるいは憲法改正ということで問題を処理しようとされておるのか……

第28回国会 予算委員会 第9号(1958/03/10、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 予定時間をかなり制約されましたので、伺うのは簡単に伺いますが、大体通告してありますから、答弁は適切に一つお願いしたいと思います。  まず総理に伺いますが、日本国憲法の前文について、総理はどういうお考えを持っていらっしゃるか伺いたいと思います。
【次の発言】 それだけ承わればよろしゅうございます。  次に私が伺いたい点は、これからお互いが生きていくに当って、政治をしていくに当って、戦争に対する反省、これが日本は戦敗の経験がないものですから、これらの点について不十分のまま戦後処理を始めた。そのためにいろいろ私は混乱が起ったと思うので。従ってそれぞれの立場で十分これらの問題について反省……

第28回国会 予算委員会 第10号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 副総理並びに会計検査院長の答弁を拝聴いたしました。私は一言伺います。  三悪追放を標榜している岸内閣のもとで、汚職行政極まれりと言わざるを得ない。それは先般農林省汚職において、会計検査院長の部下から汚職官吏が出たではないですか。さらに検察事務官そのものから汚職官吏が出たではないですか。会計検査院長は何のかんばせあつてわれわれにまみえんとするのか。どういう反省をされているのか。またどういう処置をされたのか。まずそういう点について、私は会計検査院長として一言あつて本委員会に臨まれるべきものだと思います。幸いにただいま質問者がその点に触れておりますので、会計検査院長の答弁を求めます。

第28回国会 予算委員会 第11号(1958/03/14、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。昨日の委員会で行政管理庁長官に対して、常勤労務者並びに常勤的非常勤の職員を一部定員化する件についての資料の提出を要望いたしましたところ、先刻委員長を通じてその資料をここに提示されました。しかし、その資料を拝見いたしますと、非常に抽象的な文章でありまして、私ども予算を審議するに当って不十分でありますので、重ねて資料を早急に提出するよう委員長を通じて要求をいたす次第であります。と申しますことは、私ども同じ職場で同じ内容の仕事に従事している人が、一部は定員内の公務員であり、一部は定員外であるということは、どうしても納得できないのですが、この出された資料を見ますと、常勤……

第28回国会 予算委員会 第12号(1958/03/15、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連。さっきの加賀山委員の観光政策に関して、関連してちょっと承わります。それは、観光といえば国際観光と国内観光とあると思うのですが、修学旅行をやる場合に、九州並びに北海道から長途の修学旅行をやる場合に、国鉄は配車に便宜のはかり方が不足して、そうして特にゆゆしき問題は、一まず定員四人にかかわらず、五人、六人と乗車させて、北海道あるいは九州から長途の旅行をする学生が、あの廊下に新聞を敷いて寝て修学旅行をやっている。この事態は私は早急に是正さるべきであると思う。定員を厳守さすべきであると思うのですが、運輸大臣並びに文部大臣のお考えと、是正方策についてこの際承わっておきたいと思います。

第28回国会 予算委員会 第13号(1958/03/17、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと関連して。アメリカ以外の他の国、たとえば韓国の飛行機等が、福岡の板付、あるいは築城、あるいは山口の小月等の飛行場に、最近どのくらい来たか、日本政府の知らない間に何機ぐらい来たか、あとであなた方知ったはずです。そういうことは許されるのか、許されないのか、どう考えているか。数、並びに見解を問う。
【次の発言】 本日、亀田委員は防衛問題を掘り下げて質疑されたわけですが、不明確な点がありますので、明確にお尋ねいたしますから、適切にはっきりとお答え願います。第一は、憲法を擁護し、尊重する義務を負っているあなた方国会議員並びに公務員の行動には、私は疑点があると思うのですが、先般の私の……

第28回国会 予算委員会 第14号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連。ただいま文部大臣はこの予算の関係で云々ということを述べられましたが、予算を伴わない問題でも、重大な誤謬を犯さんとしていることがありますので、私はめったにあなたにお願いをしないわけなんですが、願望を込めて伺いたいと思う。それは、日本のこの科学技術の振興の一つの方策として、中学校三年生を進学組と就職組とに分けて、そうして欧米あるいはソビエト、ドイツに比較して劣っている数学、理科等を進学組に特に教育をして、そうすることによって日本の科学技術の推進の基盤をつちかおう、これはまた大きな理由になっておると思うのでありますが、そういう方針を打ち出されたということを承知いたしております。私……

第28回国会 予算委員会 第16号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して。
【次の発言】 簡単に伺いますが、ただいま国有林の問題が出ましたので、この際大蔵大臣並びに林野庁の長官に方針を承わっておきたいと思うのです。地方自治体の合併が促進されて参るに従いまして、その自治体の基盤強化、経済再建のために具体的な計画を立てて、そしてこの国有林野等の払い下げを要望する声は、全国に相当あるわけです。私はその計画は適正であり、また価格が適正であったならば、これは払い下げれば地方自治体のためにもなるし、また国有林の管理も今より以上に効率的に行われるのではないか。こういう私は見解を持っているのでありますが、これらの払い下げ要請に対する大蔵省、林野庁当局の方針は……

第28回国会 予算委員会 第18号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 憲法を初め、法律上総理大臣の権限というものはきわめて大きく、従って責任もまた重大でありますが、今岸総理の置かれておる立場として、決断すべき幾多の問題がわが国にはあると思います。一国の総理はその決断のタイミングをはずさないということが私は最も大切なことかと考える次第です。その若干について伺って参りたいと思いますが、ジュネーブの国際海洋法会議については、他の同僚が触れましたので、重複を避けますが、ただ一言この点について承わりたいことは、クリスマス並びにエニウェトクにおいて核実験を予定しておるところの米英は、この海洋法会議を盾にしての実験禁止に賛成するはずはないと思うのです。  そこで……

第28回国会 予算委員会 第19号(1958/03/28、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいまの外務大臣の答弁は、相当重大な内容を持っていると思います。若干伺いたいと思います。まず第一番に、重要な問題について表決をやる前には、私は出先機関としては訓令を仰いで、しかる後にやるべきが原則と思いますが、どう思いますか。
【次の発言】 請訓の来たのはいつですか。
【次の発言】 訓令を出したのは何日で、その内容はどういうものですか。
【次の発言】 代表部の発言は途中から変っております。三月二十六日の毎日新聞の記事によりますと、十一日の日に第二委員会において大江代表は、「公海の核実験は公海の自由な使用を大幅に制限するもので二十七条の侵害である。日本は第二十七条の注釈を支持する……

第28回国会 予算委員会 第20号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 さっき松澤委員から選挙のことについて質疑がありましたので、それに関連して、ぜひ一つ私は聞いておきたいことがあるのです。  自治庁長官に伺いたいのですがね、あなたは交付税交付金の配分、並びに特別交付税交付金の配分に当って、その自治体の首長が所属する政党によって差等をつけておりますか、つけておりませんか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 もう一回……。そこで問題は重大なんです。最近の事前運動並びに地方の首長の選挙に当っては、自由民主党所属でなければ、交付税交付金並びに特交は取れないということを盛んに言っているのです。  そこで、私は具体的に石井副総理に伺います。あなたの――名……

第28回国会 予算委員会 第21号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 簡単に聞かせて下さい。
【次の発言】 この問題はきわめて重要な問題で、大臣の答弁は、誤解だと言っておりますが、なお不明確になりましたから、二、三簡単に伺いますから、明確にお答え願います。  その第一点は、中学校第三学年は進路指導という立場から、将来進学する人と進学しない人とを区別して別の学級編成は絶対にしないという立場をとっておるのである、こういうことですか、お答え願います。
【次の発言】 では、三月十八日稻田文部事務次官の名において各都道府県委員会、各都道府県知事等に発せられました通達に、そういう一番重要な点をなぜ明確に書かなかったか、この通達をもってするならば、今まで大臣が事……

第29回国会 決算委員会 閉会後第3号(1958/09/09、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 二、三点伺います。まず第一点としてお伺いいたしたい点は、昨年当決算委員会において審議する場合に、当時の池田大蔵大臣から国有財産の台帳ができていない、今後二、三年間にやる予定であるということを聞いてびっくりして、当時の池川大蔵大臣を大いに督励しておったわけですが、本日、会計検査院当局の説明によると、実態調査が行われておるが、まだ台帳整備の段階にはいっていないようだ、これは促進さるべきであるという御発言がありますが、それに対して大蔵当局では、大体計画通り成果を上げつつあるという御説明でありますが、伺いたい点は、必要予算を計上して本年の五月から始めたのを、昭和三十四年度において台帳が完……

第29回国会 社会労働委員会 第2号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○委員外議員(矢嶋三義君) 話が先に行く前に、さっき確認されました究明の責任は厚生省にあるということですね。これは確認されたわけですが、それに関連して私は一、二点伺いたいと思うのですがね。究明の責任は厚生省にある。そうすれば、熊本県なら熊本県にこういう事態が起った、究明してほしいという要請がありますね、自治体からね。そうしますと、その熊本県はその原因を早く究明してほしいというような責任感のもとに、厚生省に逐次連絡をとって要請して参るという責任があるのですか、ないのですか。
【次の発言】 水俣病の究明に限定して時間がありませんから。
【次の発言】 だから、私が具体的に伺っておることは、あなたのと……

第29回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1958/07/09、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(矢嶋三義君) 質疑のある方は質疑を願います。  私から一言承わりますが、この資料には出ていないようですけれども、最近、報道するところによると、パレス・ハイツがいよいよ返還されることに決定したと新聞紙上で拝見しているのですが、いつ、どういう形で返還されることになっているか、承わりたい。
【次の発言】 本年の十月から十二月の間に正式に返還されるということになると・その返還後の使用計画並びにその手続順序はいかようになるようにお考えになっておられますか。
【次の発言】 もう一回承わりますが、今まで土地、建物が数多く返還されたわけですが、そのときに、場合によりますと、返還後における土地の使用目的……

第29回国会 内閣委員会 第2号(1958/06/23、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 この件について質疑をするに当って、大蔵大臣並びに主計局長の出席を要望しておったわけですが、衆議院の予算委員会の開会に伴って、そちらの方へ御出席するそうですから、一応次長に若干点ただしたいと思います。  国家公務員共済組合法並びに国家公務員共済組合法の長期給付に関する施行法の二本の法律は、御承知の通り、前国会末期に審議が行われ、成立した次第ですが、その際、審議時間の関係もあり、若干われわれの要求資料も未提出のまま、審議を終った形になっております。その際に、国会閉会後においてもけっこうであるから、財源計算書をぜひ一つ提出してほしいということを要請しておきましたが、まだ提出になっていな……

第29回国会 内閣委員会 第3号(1958/06/30、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員長理事打合会の経過並びに結果について、委員長から報告があって、わが党の千葉委員から質疑がなされているわけですが、委員長理事打合会では、ちょうど今、自民党理事の方お見えになっておりませんが、私の党並びに私個人の立場から、  一体どういうわけで連合審査を必要とするのか、またそれを要請するのかという立場は、一応委員長理事打合会に申し上げ、そして先ほどの経過並びに結果を、私は党に帰りまして同僚委昌諸君に報告をしたわけですが、どうもその説明では、何か内閣委員会は給与に関しては所管の委員会である、それだけではわかりかねるといって、私のところの委員を納得させることはできなかったわけです。そ……

第29回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1958/09/26、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 質問をする前に、ただいまこの台風状況について、長官みずから委員長に発言を求められて防衛庁の現在対処しつつある情勢について報告されたことにつきましては、私どもの従来希望申し上げ念願いたしておった線に沿うものであり、そのセンスに対しましては敬意を表します。全く異例の自発的発言としまして、まずこれに敬意を表し、その計画に基いて善処されるよう御要望申し上げて、質問に入りたいと思います。  本年度は、例年と事情が異なって、予算編成の作業というものが早くなっております。もちろん予算の編成権は、政府にあるわけでありますけれども、私ども立法府に席を置く者といたしましては、防衛庁の来年度、あるいは……

第29回国会 内閣委員会 第4号(1958/07/02、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 総務長官に、一、二点伺いたいと思いますが、公務員制度の改革ということがずいぶん以前から叫ばれており、来たる通常国会には何らかの形で改正案が出るやに承わっておるわけですが、現在のところ、政府当局ではどういう見解でおられるのか、概略を承わりたい。
【次の発言】 内容の骨子というものは、どういう所に置かれるつもりですか。
【次の発言】 能率向上を期するということは当然だと思いますが、皆さん方がそういうお考えでやられても、結果としては、最近あちこちに見られますように、大きなトラブルを起して、かえって職場が気持よく働くことのできるのと逆のような雰囲気になり、能率がかえって低下するような場合……

第29回国会 法務委員会 閉会後第1号(1958/07/31、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 先ほどから、警察当局の報告並びに答弁を承わっておりまして、私は、かなり遺憾に思っておるのです。と申しますことは、最近警察当局並びに検察当局は、労働組合とか、あるいは思想団体等に対しては、法の解釈と運用に当って非常に拡大解釈されている。法律そのものは、その解釈、運用のいかんによって、かなり幅を持ってくると思います。一方にはそういうふうに拡大解釈をして、こういう問題を取り扱う場合に、あなた方が法律運用の専門家として先ほどから承わっているようなああいうお考えでつべこべ言われるということは、私は非常に遺憾に思います。私は法律の専門家でないが、常識的に考えてこれが私は法に抵触するおそれが十……

第29回国会 法務委員会 閉会後第2号(1958/08/01、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 その点についてですがね。先ほどから亀田委員との質疑応答を承わっておりますと、法務大臣としては、抑制する場合と促進する場合、いずれの場合を問わず一般的に責任者として指揮権の発動は常時やるけれども、しかし個々の問題については指揮権の発動については厳に慎しみたいと、かように先ほどの発言を私は聞き取ったのですが、相違ございませんでしょうか。
【次の発言】 そこで、先ほど亀田君も触れられておったのですが、国民の関心事でもあるし、また、国民が不安を持っておる面でもありますので、過去のことですが、今の時点に立ってやはり法務大臣の御見解を承わりたい点は、あの造船疑獄事件のときに、時の法務大臣犬養……

第29回国会 法務委員会 第6号(1958/07/07、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して。先ほど亀田委員から全司法の問題について質疑がなされたようでございますし、本委員会においては前回にもなされたと承わっておりますので、私はごく簡単に一、二点念のために伺ってみたいと思います。  まず、事務総長に伺いますが、お宅関係では非常勤職員というものは何人程度おられますか、その状況をお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 常勤的非常勤もあわせてお答えを願いたい。
【次の発言】 そう、そう。
【次の発言】 私も若干調査資料を持っているわけですが、確たる自信がないからこの数字を読み上げることは遠慮しておるわけですが、お宅の方にも、どの官庁でもそうですが、相当、常勤的非……

第29回国会 予算委員会 第3号(1958/07/01、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 今の問題関連して、重要な問題だから……。
【次の発言】 事務総長にお伺いいたします。この問題は、きわめて重要な問題でありますので、当院の内閣委員会におきまして、事務総長の御出席をいただき、調査する必要がありという態度を決定いたしまして、御出席を要請いたしました。委員会の前日までは御出席するやに委員部を通じて承わっておったわけですが、委員会当日の朝になって、最高裁判所の最終結論として、委員部を通じて内閣委員会に伝えられたことは、最高裁判所としては、衆参の法務委員会には出席をするが、要求されている内閣委員会並びに予算委員会には出席をしない、このことが最高裁判所の最終結論であるという通……

第30回国会 議院運営委員会 第14号(1958/11/07、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま官房長官から答弁がありましたが、その点については、いずれ次に承わって参ります。私は、今、会期の件が議題となっておりますが、その会期の問題を論ずる前に、院のあり方の問題、今、椿委員からちょっと触れました立法府と行政府の関係という問題について根本的に政府側にたださなければならない問題があると思う。そこから逐次お尋ねして、そしてそれが一応解決してから、議長が議題に供しているところの会期の問題を論ずるのが順序だと、かように思いますので、逐次承わって参ります。  まず議長に伺いますが、この一両日国会が麻痺状態にある、この実情を立法府の議長としてはどういうふうに思っておられますか。お……

第30回国会 内閣委員会 第1号(1958/09/29、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 戦闘機問題に入る前に、その点について私は一点質疑と要望を申し上げたいと思いますが、先般二十六日に、台風襲来に備えて警戒態勢に入っているという自発的発言をしていただいて、私は敬意を表し、御激励も申し上げておったわけです。従って私はこのたびの台風に対して、自衛隊がそういう態勢にあるなら、どういう活動をするかということを、新聞、ラジオを通じて、重大な関心を払っておったわけなんですが、ところが、ただいまの報告にも現われておりますし、また新聞、ラジオを通じても、自衛隊としては非常に動きが鈍いと思うんです。たとえば伊豆のあの大災害に対しても、初めて自衛隊が出たのは、二十六日の夜、大体十時ごろ……

第30回国会 内閣委員会 第2号(1958/10/06、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 終戦後、平和条約発効以前まで、さらに発効後、駐留外国軍人の手によって、日本国民の生命並びに財産が、ずいぶんと犠牲を受けているわけでありまして、最近ではジョンソン基地で宮村君の事件が起り、私は先般の委員会で、この宮村君のジョンソン基地問題を中心に、若干質疑をいたし、資料提出を要求したわけです。当日は台風の襲来した日で、質疑が途中で切れておりますので、本日、引続き、提出された資料に基いて質疑をいたしたいと思います。  実は、私はこの問題は、本会議で緊急質問でもとってやりたい、かように考えたわけですが、委員会で一応手をつけたのであるから、この委員会で徹底的に解明したい、こういう考えのも……

第30回国会 内閣委員会 第3号(1958/10/17、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょうど独禁法の問題が出まして、松野長官から今のような答弁がありましたので、それに関連してちょっと伺いたいと思うのです。ということは、国家の行政機構という立場から、権限と責任の所在というものを明確にしておくことが常に大事だと思います。そういう立場から伺いたいと思います。まず伺いたいのは、閣員はどういう人で構成されることになっているでしょうか。
【次の発言】 国務大臣になり得る人が国会議員と、それから制約された範囲内における民間人からと分れておるのですが、閣員とは何ぞやということです。
【次の発言】 国務大臣及びその他とは、その他とは、どういうことですか。

第30回国会 内閣委員会 第4号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっとその前に速記をとめて下さい。
【次の発言】 官房長官はなかなか御多忙で御出席できないので、あなたへの質疑の保留されているのが若干あるわけです。さらに本日議題となっております戦闘機械の問題についても、従来の質疑の中で保留になっているものがあるし、さらに、あなたに各委員から質疑されるような問題もあるわけです。その保留になっている問題点について御多忙でしょうから、まずもって伺いたいと思います。  まず第一番に伺いたいことは、閣内において総理大臣とあなたの関係、さらに政党政治下において与党の幹事長の川島さんとあなたの関係、これらはスムーズにうまく行っていますか、どういうふうにあな……

第30回国会 内閣委員会 第5号(1958/10/23、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 佐薙さんはめったにおいでにならないし、しかも、要職についておられるから、いろいろこの際伺いたいと思っておりましたが、時間がなくなりましたのでしぼって聞きますから、簡単にお答え願いたいと思います。あなたの御所見はこの間の衆議院の速記録でも見ておりますので、不十分なことは反問いたしますが、数をちょっと聞きますから簡単にお答え願いたい。まずお伺いしたい点は、今あなたが握っておられる航空自衛隊の機種並びに機数、それと過去一カ年間における事故とその原因、それからどういう対策を講ずればいいか、この点について。
【次の発言】 原因は。

第30回国会 内閣委員会 第6号(1958/10/24、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 永盛さんにお伺いいたしますが、あなたが調査団長として出発する以前はノースアメリカンのF―100とロッキードのF―104が非常に有力なる候補機で、相当国内で論戦が行われておったと了承しているのですが、さようでありますか。
【次の発言】 その段階において、すでにあなた方の技術畑のみならず、政界方面へも売り込み競争が行われて、政界筋からの意向の反映もあって、非常に決定しかねている段階であった。そこにあなた方が使命を帯びて派遣されたと、こういう情勢であったと了承しているのですが、あなたはいかように把握されておりますか。
【次の発言】 それでは、部内ではいずれが有力でありましたか。

第30回国会 内閣委員会 第7号(1958/10/28、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(矢嶋三義君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員長所用のため、委託によりまして、本日は私が委員長の職務を行います。  委員の異動がございました。昨日江藤智君が辞任され、西川彌平治君が委員に選任されました。  以上御報告いたします。
【次の発言】 委員会開会前に、委員長理事打合会が行われましたので、その経過並びに結果の報告を申し上げます。本日は内閣提出にかかる法案中、なお提案理由の説明を聴取していない二件の提案理由を聴取する。さらに、議員立法の二件について提案代表者から提案説明を聴取をする。引き続いて、先般の委員会で未了になっております高山説明員に対する質疑を続行し、その終了後……

第30回国会 内閣委員会 第8号(1958/10/30、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 運輸大臣が衆議院の予算委員会の関係があってお忙しいようですから、一、二点だけ伺っておきたいと思います。国務大臣としての永野運輸大臣並びに大蔵大臣の代りとしておみえになっておる大蔵政務次官にお答え願いたいと思います。それはただいま公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律案が審議の対象となっているわけですが、これと、それから先国会で本委員会で審議して成立いたしました五現業の職員並びに五現業を除く他の省庁の恩給公務員を除く職員を対象とする国家公務員共済組合法というのが、相当の抜本的改正内容をもって成立いたしました。それとさらにいわゆる一般公務員を対象とするところの恩給公務員を対象……

第30回国会 内閣委員会 第9号(1958/10/31、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 大臣に伺いますが、昨日今度の改正に当って、健康保険法の一部改正に伴って一部負担の制度を改正した、初診料その他ですね。どういうわけで一部負担にしたのかということを伺ったわけです。一部負担をしなければやっていけないのかどうかということを伺って資料の提出を要望したわけですが、今それをいただきました。これをつぶさに検討する時間がないわけですが、しかし一通り目を通すと、専売共済組合の利益金、これは単位は円ですね。五百十一万円、それから国鉄共済組合の利益金を見ますと、二億九千百八十四万円、それから日本電信電話共済組合の利益金を見ると、四億六千九百五十六万円何がし、この億台の利益金があるわけで……

第30回国会 内閣委員会 第10号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は日本社会党を代表いたしまして、本法律案並びに委員長提案にかかる付帯決議案に賛成の討論をなさんとするものであります。  まず、この法律案は国設宿舎関係を整備せんとするものでありますが、むしろおそきに失したと思います。おそくはなりましたけれども、かように国設宿舎関係を整備して参ろうという趣旨は大へんけっこうだと思います。今後この法の運用を十分注意していただくことを、まず要望申し上げる次第です。特にこの法律案の中に公私混用を避けるために、もっぱら居住者の私用に供するものを除くというような条文が二カ所あるわけでありますが、この運用については、なかなか困難な点があろうかと存じますが、所……

第30回国会 予算委員会 第2号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行。総括質問で、総理の出席に関する件だから、総理をとめて下さい。
【次の発言】 総理をとめなければ、僕の議事進行は意味をなさないのですから、それに関係する発言を求めておる。
【次の発言】 総理をとめなければ……。総括質問をやるときに、総理大臣がいない総括質問というのがありますか。質問があるなしは別ですよ。関係大臣の質問に対してどんな関連があるかわからないんですよ。一体総括質問というものは総理に質問するのが主です。各大臣に対する――一般各国務大臣に対する質疑は一般質問のときにやるべきもので、ただ、総理だけでは足らないところを国務大臣から補助をしていただくわけで、総括質問とは総……

第31回国会 内閣委員会 第2号(1958/12/15、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 松野総理府総務長官に伺いますが、もちろん、内閣を代表して全責任をもって答弁していただけると思いますが、念のため確認いたしておきます。
【次の発言】 では伺いますが、七月十六日の人事院勧告の一部が本法律案に盛られて、ここに法案として提出されております。七月十六日に人事院勧告がなされたときに、総理大臣は、人事院勧告は政府としては尊重するという談話を当時発表されております。その発表から推察したときに、人事院勧告の内容そのものが法案として出るものと実は期待いたしておったわけですが、御承知のごとく、その人事院勧告に盛られておりました六月の手当〇・一五、それから初任給の引き上げ、それから給与……

第31回国会 内閣委員会 第3号(1958/12/19、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 総理に伺いますが、時間がありませんので、お考えがわかりさえすればいいのですから、簡潔に願います。  第一番に伺いたい点は、政治をやるに当っては、世界の情勢分析、判断を、適正に把握するということが、一番大切なことだと思います。先般の国会における混乱、その後の事態というものも、結局は総理が国内政治情勢を誤まりつかんだ点にああいう事態があった。ところが国の防衛とか、外交等に当っては、その判断を誤まると、国家民族の運命にかかわるわけでありますから、事はきわめて重大なことだと思います。そういう立場から伺いたいのですが、それはアメリカの戦略体制の最近の動向が変って参りました。ICBM、最近ア……

第31回国会 内閣委員会 第4号(1958/12/23、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私はこの法案を審議するに当って、岸内閣の大きな方針を国務大臣あるいは国務大臣相当官の総理府総務長官からお答え願いたい。まず第一番に伺いたい点は、国民皆年金ということを指向している、かように了承してよろしゅうございますね。
【次の発言】 では伺いますが、第二十九国会において、五現業並びに雇用員を対象とする国家公務員共済組合法が上程されました。そうしてそれと健康保険法の一部改正が行われまして、それらとの関連でここに三公社、すなわち公共企業体の職員を対象とする法律案が、そのバランスをとるという立場から出てきたわけですね。そうなりますと、今、年金というものを考えられているわけですが、国民……

第31回国会 内閣委員会 第5号(1959/02/03、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 せっかくのいい機会ですから、若干次長にお伺いしたいと思います。本年は、皇太子の御成婚の年を迎えたわけですが、私はそれだけに、新憲法下における国民と皇室との関係、新しい時代における皇室のあり方を律するに重要な時期に到達している、そういう意味で、ことしは私は非常に大切な年だと、かように考えております。従って、あなたが報告された問題から、重要な幾つかの点が浮かび上ってきますけれども、あなた方が所管されている予算というのは、宮内庁予算が約四億七千万円、皇室費が約五億二千万円、合せて十億足らずの予算額でありますけれども、しかし、その影響というものはきわめて大きいと思うのです。そこで大切な問……

第31回国会 内閣委員会 第6号(1959/02/12、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 本法律案は、採決されるまでに、学術会議の会長と文部大臣はおのおの十分間程度でよろしいのですから、ぜひ顔を出すように御配慮願いたい。  科学技術庁長官にお伺いいたしますが、現在のわが国の科学技術の振興をはかるに当って、一番の欠陥、隘路となっているのは、どういう点だと把握されておりますか。
【次の発言】 先ほどから承わっていますと、私は、岸内閣では最右翼の、最も優秀な、私の尊敬する大臣でありますけれども、今の日本の科学技術行政の全般とか、この案自体に対しては、十分おわかりになっていないような感じが私はするのですがね。その第一番に、今の質問を発してみたのですが、常識論としてのお答えとし……

第31回国会 内閣委員会 第7号(1959/02/13、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 官房長官お急ぎのようですから、官房長官にまずお伺いします。あなたにお伺いする前提として、高柳会長に一つ伺って、それから質疑いたします。高柳会長にお伺いいたしますが、八木委員からも質疑があったようでございますが、今、日本国の憲法の運用について検討しなければならない最もこの緊急を、要する問題は、憲法九条関係だと思うんです。で、憲法九条の解釈並びに運用等について、憲法調査会では分科会を設けるか何かしてもう今やっているのか、それともやっていないとするならば、いつごろからこれを調査審議するような御計画であるか、まずそれを伺います。

第31回国会 内閣委員会 第8号(1959/02/19、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 この委員会で防衛庁長官に質問するのは初めてでありますが、まず、確認いたしたいと思いますが、防衛庁長官は次々にかわられても、保守政権、岸内閣は続いておるわけでございます。従って、あなたは今度、防衛庁長官になられたわけですが、今までの岸内閣のもとにおける防衛庁長官の手によって運ばれて参りました防衛庁所管の線、防衛政策については、あなたは責任を引き継いでいくおつもりであるのか。それとも、自分は今度防衛庁長官になった、これからの点について自分は責任を持つのであって、今までの点等については、それほど責任を感じない、こういう心がけでおられるのか。今後私どもいろいろと審議調査していくに当って重……

第31回国会 内閣委員会 第9号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 当内閣委員会の決定に基きまして横川、矢嶋の両委員は、事務局職員員を帯同して二月六日、七日の二日間茨城県那珂郡東海村に出張いたしまして、日本原子力研究所、原子燃料公社東海製錬所の実情及びその施設等を調査して参りました。  まず、日本原子力研究所について駒形理事長より概略の説明がありました。すなわち日本原子力研究所は、昭和三十一年六月財団法人原子力研究所の業務を引き継ぎ特殊法人として発足したものであり、当研究所の任務は、日本原子力研究所法に基き、次のように定められている。一、原子力に関する基礎及び応用研究、二、原子炉の設計、建設及び操作、三、原子力に関する研究者、技術者の養成訓練及び……

第31回国会 内閣委員会 第11号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 おそれ入りますが、緊急でありますので、百里ケ原演習場の件について防衛庁長官並びに農林大臣、あるいは農林大臣代理に対して簡単にお伺いいたしたいと思います。  まず、防衛庁長官にお伺いいたしますが、百里ケ原演習場はいつから工事を始め、その使用目的はどういうことであるか、お教え願いたい。
【次の発言】 これは航空自衛隊の所属と思いますが、飛行機としてはF―86Fを置かれることと思います。何機程度置かれ、また人員はどの程度置かれるつもりですか。
【次の発言】 現在その工事の進捗状況はどの程度になっておりますか。
【次の発言】 神之池という所に飛行場基地があるはずですが、あれはどういう機種……

第31回国会 内閣委員会 第16号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 国土は寸土といえども大切にしなければならぬということは申すまでもないと思います。このたびその立場から地盤沈下対策審議会を設けられることはけっこうだと思います。活発なる運用を期待いたすものであります。それでこの国土に関連して伺いますが、経済企画庁は延岡の方財島の侵食状況を承知しているか、していないか伺いたい。
【次の発言】 この審議会はあるいは新潟、あるいは大阪の地盤沈下に対処しようというのですが、国土は寸土といえども大事ですから、延岡の方財島というのは、これも原因がまだわからないのですが、ものすごい勢いで島が浸食されている。人心は動揺いたしております。運輸省の港湾関係で対処してい……

第31回国会 内閣委員会 第18号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 時間の制約がありますので、政府委員の答弁時間も制約いたしますので、あしからず、頭を整理して、簡にして要を尽して下さい。  まず、官房長設置の問題については、おそらく質疑があったと思いますから繰り返しません。事務次官と官房長の関係、特に大物事務次官がいる場合の官房長の関係等、本質的な問題があると思いますが、触れません。ただ、現実的にわが国の現在の各省庁の行政機構等を見ますときに、一応外刻来の大臣の答弁を了といたします。今後は、行政能率の向上のために格段の配慮をわずらわしておきたい。  お伺いたしたい点は、おおむね文部省の提案理由というのは、むらにできているのですが、「科学技術教育の……

第31回国会 内閣委員会 第20号(1959/04/27、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいまの点についてもう一ぺん伺いますが、教職員は三月の異動期でなければ就職できないというので、三ヵ月を大臣も御承知の通りに措置されたことはきわめて適切でありまたよろしかったと思うのです。それで残るのは、他の教育公務員でない一般公務員の場合ですが、好意的に云云ということですが、それでは私は解決できないと思うのですよ、好意的云云ではなかなかそれは解決できないだろう。それは主計局長が簡単に各省庁の会計課長とか、人事課長にオーケーを与えやせんです。だからこれはやはり根本的なものの考え方だと思うのですがね。外地に行った人は、当時われわれもよく品にしたものですが、大陸勇飛というので半ば国策……

第31回国会 内閣委員会 第21号(1959/04/28、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 まずこの法律案中、調達庁関係について伺いますが、御承知のごとく先国会で調達庁は防衛庁長官の所管下に入っているわけであります。駐留軍提供施設等の減少に伴う減として三百二十人がこの法案に盛られております。この点については、年々歳々調達庁の職員は業務量の減少の関係もありましょうが、減少して参る。そこで、調速庁の調進機構というものを今後いかようにするかという点については、調達庁関係者はもちろんのこと、国家行政機構を審議する内閣委員のわれわれとしても重大関心を持っているわけで、先般の予算委員会でもこの点はお伺いしたわけです。そのときに、現在の調達庁の恒久的行政機関としてはいかにあるべきかと……

第31回国会 文教委員会 閉会後第2号(1959/06/20、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 先ほど懇談会で話し合わされたように、しぼって一、二点だけ伺いますが、ただいまの定員法の廃案になったことに関しての措置ですね。大学内の兼務でやられているというが、たとえば久留米の学校ですね、ああいうように規模の小さい学校は非常に困っているわけですね。大きな大学だったら兼務とか、融通がつくのですが、学校によると久留米なんか非常に困っていると思うのですが、これらをどうするのか。  それから次の点は、今度の学部の創設に伴う増として六百二十六名、国立学校関係でありましたね。そうなりますと、新しく任用する予定者があったと思うのですよ。定員法が通過しないために非常勤職員の給与か何かで給与は払っ……

第31回国会 文教委員会 第3号(1958/12/18、4期、日本社会党)

○委員外議員(矢嶋三義君) 簡単に関連。委員外発言をお許し願いたい。
【次の発言】 ありがとうございました。湯山委員の質疑に関連して……。委員外発言をお許しいただいてありがとうございました。簡単に伺います。  山野課長は就任以来災害復旧に関して改良復旧を許される方針を堅持されている点、私は平素から敬意を表しております。具体的な例として、先般熊本市の城東小学校は二十九教室焼けたわけですが、すぐその二、三メーター近くに一昨年鉄筋で建てていただいた藤園中学校はびくともしなかったのであります。これを見ても私は改良復旧がいかに大切かということをまざまざと感じた次第であります。山野課長に伺いたい点は、今後……

第31回国会 予算委員会 第2号(1959/01/31、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 これより九州班の現地視察報告を簡単に申し上げます。  九州班は、自由民主党より横山フク委員、日本社会党より私の二名で構成され、これに予算調査室長正木専門員らが随行いたしました。日程は一月十日東京発、十一日鹿児島着、十二日午前県庁において県知事以下県首脳部及び財務局、鹿児島財務部長より所管行政の一般説明を聞き、午後、鹿児島港桜島気象観測所、敷根種畜場、姶良郡福山町におけるボラ排除の土地改良工事の現場などを視察いたしました。十三日宮崎県に入り、都城においてシラス地帯の崩壊防止工事を視察の上、油津港に向い、油津港改修拡張工事を視察、さらに日南市役所で市政一般の説明を聴取するほか、県南一……

第31回国会 予算委員会 第4号(1959/03/04、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと関連して。
【次の発言】 御注意されなくても簡単にやります。  ただいまの羽生委員の非核武装宣言に関する答弁ですね、岸総理は首班の意向、内閣の意向と国会の意向とが相達してもいたし方がない、それもけっこうだ、こういう意味の答弁をされておりますが、これは重大な答弁だと思うのです。で、今の政党政治、議院内閣制から考えた場合に、あなたは総理である前に、まず自由民主党の党員です。それから衆議院に議席を置くところの一国会議員です。しかも自民党所属の国会議員です。さらにつけ加えて言うならば、自由民主党という政党を率いるところの党首です。あなたはね。今の政党政治並びに議院内閣制からいって……

第31回国会 予算委員会 第5号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと待った。ただいま鈴木君から委員長に要請があったですが、それでケリをつけるわけにいかないと思います。昨日、あなたはちょうど中座されておりましたが、普通の状態だったら、委員会休憩になる状況だったわけです。五時十五分現在、昨日ここにおられた大臣は、岸総理以下六人です。それから、届け出て退席されたという人がお一人。十人の方は、事務当局に何らの了解もなくて午後五時以後不在になられた。で、五時五十五分になって運輸大臣が一人、恐縮したような格好でお帰りになりましたですがね。そういう状態で、普通だったら、これは休憩になる状況だが、われわれは審議に協力して、そしてきのう予定通り終ったわけで……

第31回国会 予算委員会 第6号(1959/03/06、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 マイクの故障ですよ。総理の答弁が聞えないですよ。
【次の発言】 委員長。
【次の発言】 ただいまの件についてですが、昨日の委員長理事打合会の結果は、私どもの会派の所属の委員には一応内々伝えたわけです。しかし、委員長から、委員長・理事打合会の結果というものを報告されるであろうということを期待しておりましたところ、ないものですから、うちの委員諸君からどうしたのだという反問が出たわけです。当然本委員会で委員長、理事打ち合せの結果というのは報告されなければならぬというので、お尋ねしたわけです。そうしましたところが、確かに委員長のただいまの報告は、片岡委員が指摘するように不徹底だと思うので……

第31回国会 予算委員会 第8号(1959/03/09、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 要求大臣全部来ているでしょうか、確かめて下さい。
【次の発言】 工合悪いです。
【次の発言】 私は、総括質問のしんがりを承わりまして、これから質問いたしますが、各大臣には、質問対象としてABC級に分けて通告しています。主としてA級の大臣に質問が参るわけでありますが、答弁次第でどなたに答弁をお願いするようになるかしれませんから、全部の閣僚御着席願います。私の指名する政府委員以外の政府委員の答弁はお受けしません。しかし大臣の補佐はもちろん自由であります。  まず、防衛、安保条約、憲法解釈関係から質疑に入りますが、まず、是なる点として、年内に予算案の編成が完了したことは、大蔵大臣の努力……

第31回国会 予算委員会 第9号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと大事なところを……。
【次の発言】 あとちょっとのところだから、ちょっと関連して、三十秒あればいい。今出ているところだから、これで片づけますから。林さん、あなたは曲学阿世の徒ですよ。これは世道人心上好ましくないと思う。私も長官の言うことは、それはあとであなたと対決しますが、総理に一つ聞きます。  ただいまあなた方の答弁では自衛のために武力行使ができる、戦力も持てるということで論争が行われている。ところが、あなたが尊敬する日本の政界の先輩である吉田さん、その吉田さんは憲法制定国会において総理大臣でありました。その吉田茂さんはその国会において、共産党の議員の独立国には自衛権が……

第31回国会 予算委員会 第10号(1959/03/14、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 先ほどの松浦委員の質疑に関連して資料を要求いたします、松浦委員の質問さっき済んだようですから。さっきの点ですがね、それは海運業界ですね、業界から政党並びに政治団体、それから個人の政治的後援会等に昭和二十九年以来行われた政治献金の表をあすまでに出していただきたい。これは裏口の方はできないでしょうから、表口だけでけっこうですから出して下さい。(笑声)
【次の発言】 議事進行について。申し合せによってこの委員会を運営して、私の党では松浦君を質問者に立て、非常に内容のある質疑を展開しているのですが、見ますと、だんだんと土曜日の関係か議員が少くなっていくが、これはそれぞれの会派の理事の方の……

第31回国会 予算委員会 第11号(1959/03/16、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと関連して。西田さんの今の問題に……。
【次の発言】 ただいま西田委員から、運賃政策について質疑がありましたが、二点について、ちょうどいい機会ですから関連して伺いたいと思います。  その一つは、国鉄は経理に非常に難儀をしている。そこでいつも運賃という問題がクローズ・アップされるわけですが、国鉄の経理がかかる状況であるにかかわらず、国鉄総裁に伺いたいのですが、昨年山口県の岩国で、米駐留軍の不注意によって、「かもめ」が転覆させられた。その損害は七千万円ですね。ところがその米兵は米軍の裁判で無罪になり、しかもその七千万円の国鉄の補償要求に対しては、国鉄は国の機関であるから補償でき……

第31回国会 予算委員会 第12号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 事、重大でありますので、慎重にお答えいただきたいと思います。  まず、第一番にお伺いいたしたい点は、今、政府は、安保条約の改定交渉をしているわけでありますが、これは、日本国憲法のワク内制約下において、事を進められている、かように考えますが、いかがですか。
【次の発言】 官房長官に、重ねてお伺いいたしますが、条約を他国と締結する場合には、憲法が優先をする、かような態度を岸内閣は堅持しているものと思いますが、念のためにお答えを願います。
【次の発言】 次に伺いますが、そのことは、当初、日本国憲法が制定された当時、自衛権はないという、議論も、当時の吉田総理はされました。その後、自衛権は……

第31回国会 予算委員会 第13号(1959/03/18、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 この間いなかったから少し聞きたいと思います。
【次の発言】 外務大臣、この前の質問に答えていただいたのですけれども、おられなかったから、私の伺ったところを十分尽されていないと思う。それは、バンデンバーグ決議は、「継続的、かつ効果的な自助及び相互援助を基礎とし、かつ、米国の国家的安全に影響を与えるごとき地域的及びその他の集団取極に、米国は憲法上の手続に従って参加すること。」こうはっきりうたってあるわけですね。そこで私が伺ったのは、あなたは、新安保条約は共同防衛的なものかどうかという質疑に対して、明答を避けて、基地を提供することになると答えたわけです。そこで私がまず伺うのは、バンデン……

第31回国会 予算委員会 第14号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと関連。今の荒木君の質問は非常に重要なポイントです。日米が安保条約を結んで、その条約に基いて米国の軍隊が日本に駐留しているわけです。その米駐留軍はたとえ核兵器を持ち込んでも、日本の憲法の制約は受けないというんでしょう。そうなりますと、安保条約は日本の憲法に優先するじゃないですか、安保条約はそれに関する限り日本の憲法に優先するじゃないですか。そういうことは許されますか。
【次の発言】 もう一回。それは総理、どうしても納得できぬですよ。憲法九条は、あなたの解釈で原水爆は持てないというのでしょう。ところが、安保条約で米駐留軍が原水爆をたとえ持ってきても憲法の制約は受けないというの……

第31回国会 予算委員会 第15号(1959/03/20、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して……。きょう坂本委員が質問の前半で、雇用の問題について質問したわけですが、これは大蔵大臣の答弁を求めませんが、聞いておいてもらいたい。  雇用の問題が重大であることは申すまでもないと思う。具体的には職安行政ですが、職業安定所があり、支所があり、分室がある。私の記憶では、分室は全国で百二ぐらいあると思うのですが、その分室に行ってみると、一人かあるいは三人程度しか職員がいない。しかも、その庁舎費並びに人件費の大部分は自治体負担になっている。たとえば、保険金をもらう場合には、隣の町まで労働者はバス賃、汽車賃を使っていかなければ支給を受けられない、こういうような状況ですね。これは……

第31回国会 予算委員会 第16号(1959/03/23、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連。ただいまの最後の中村委員の確認に若干ニュアンスの違う面が大蔵大臣が発言されたですが、先ほどからの質疑を横から聞いておって、運輸大臣の権限でやれる範囲があるわけですね。それに対しては大蔵大臣としてはあまり容嫁しない。その自主性を認めるということをさっき答弁しているわけですからね。その点は、はっきり確認しておいてもらわなきゃ困る。国鉄総裁と運輸大臣との関係、それから運輸大臣と大蔵大臣との関係ですが、あくまでも国鉄総裁か日国鉄側から要請があり、それを運輸大臣が認める、それが運輸大臣の権限内のことであれば、大蔵大臣はあまり差し出がましいことはやらないことは、先ほどの答弁を総括してそ……

第31回国会 予算委員会 第17号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 第四分科会の審査の経過を御報告申し上げます。  本分科会に付託されました案件は、昭和三十四年度予算三案中、大蔵省、文部省、厚生省及び労働省所属に関するものであります。  分科会におきましては、去る二十三日より本二十六日まで四日間にわたり、それぞれ所管予算の説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。審査の順序は、まず二十三日に橋本文部、坂田厚生、倉石労働の各大臣並びに佐野大蔵政務次官より各所管予算の説明を聴取したあと、引き続き大蔵省予算に対する質疑に入り、二十四日は大蔵省並びに文部省関係、二十五日は厚生省並びに労働省関係と質疑を続行、二十六日はさらに以上四省に対する残余の質疑を行なっ……

第31回国会 予算委員会 第18号(1959/03/30、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 先ほどの法務大臣の答弁は、総理大臣が総括質問の段階でここで答弁した方針と食い違っているじゃありませんか。総理大臣は、総括質問の段階で、選挙違反は恩赦に含めないということを明確に答弁された。そうして、その日の午後から、与党内はあなたの答弁を中心に沸騰いたしましたね。そして、あなたに相当の抗議が党内からあったはずです。あなたは、党内収拾策としてよろめいて、そうして本日の段階にきているのが真相だと思うのです。その党内のことはともかくとして、あなたが総括質問の段階でここで答弁されたのと、きょうの答弁と食い違っておるということについては、いかに説明されるか伺いたい。

第31回国会 予算委員会 第19号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員長、質問を始める前にちょっと議事進行で、きょうは総括質問の最後でありますが、実は本予算委員会の総括質問の段階に、総理大臣の財産目録の件について委員長理事打合会の経過について、委員長から総理に話されたことは御承知の通りです。出ない場合にはあらためて協議するということでありまして、きのう鈴木委員からちょっと質問がありましたが、私はちょっと委員長に善処方を個別にもお願いしておったわけですが、委員長としてはどう努力をされたか、きょう最終の締めくくり質問をするに当って私はそれを明確にしたいと思いますので、まず質問を始める前に、どういう努力をなさって下さったか、その経緯を承わって質問に入……

第31回国会 予算委員会 第20号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。  申し合せによって直ちに質疑を始めるわけですが、総理大臣、外務大臣以下関係大臣が出席していないのですね。至急出席させていただきたい。  それからもう一点は、昨日委員長理事打合会の決定によって本予算案審議のため必要な関係資料を要求して、本日午前九時半までに提出するように委員長を通じて要望してあったのですが、まだ届いておりませんが、どうなっているのか、いつ提出するのか、それもお答えいただきたい。
【次の発言】 早く来ないと休憩にしてなにしますよ。違約行為ですよ。総理がまだ来ていないということは少したるんでいるよ。こちらがちょっと甘くするとこれだ。質問者がちゃんとお……

第31回国会 予算委員会 第21号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連質問……。
【次の発言】 総理は、ただいま栗山委員の質問に対し、今日急遽国防会議懇談会を開いた理由を明確に答えていない、これは明確に答えてもらいたい。私はかって内閣委員会であなたに事前警告をして、私は予言しておった、それがそのまま出たじゃないですか。必ず参議院選挙以前に何らかの内定なり決定をするであろう、だから参議院選挙とこの次期戦闘機の決定をからませるかどうかと言ったところが、あなたはその当時絶対そういうことは考えていないということを言った。私の言ったその通りなんです。頭をかしげるなら証拠を示しましょう。昨年四月十二日ですよ、グラマンの資料が不十分であったにもかかわらず――……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 決算委員会 閉会後第1号(1959/10/19、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して、二問発したいと思いますが、第一問としては、正規の輸入の約二十五倍のやみたばこが国内で消費されている、こう判断されておるわけですが、そのやみ外国たばこを消費する人は、日本国民の階層としてはどの階層の人が多いとあなた方判断しておるか、それをお答え願いたい。
【次の発言】 販売部長さん、あなたは本心を言っていないと思うのだな。僕は監視員の認識が問題だと思う。おそらく、あなた方は監視員を次のように指導しているのじゃないですか。どうもやみたばこをのむのは、やっぱり服でもりっぱな服を着て、生活水準としては、相当上層階級に多い、そういう指導を監視員にしているのじゃないですか。正規の文……

第32回国会 決算委員会 閉会後第2号(1959/10/20、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと相澤さん、話が先へいったから、主力戦闘機に関連して、第二次整備計画の方に話が移ったようですから、その移る前に主力戦闘機のことを相澤君質問しましたので、関連して少し伺います。  ただいま防衛庁長官は源田さんがデータを密封して帰る。そうしてそれを一緒にあけて云々ということを発言されているわけですが、新聞でありますからどのくらい正確かわかりませんけれども、最近帰国を前にワシントン電が盛んに報告されます。その中に源田さんはこういう表現をされたといっているのですね。疑う余地のない明確さをもって報告書が書ける。それから聞くと試乗するとでは大きな違いがある。こういう言葉を使われて記者団……

第32回国会 決算委員会 閉会後第3号(1959/10/22、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと発言中ですけれども進行上のことで。決算検査報告は会計検査院からすでに提出され、それから各省庁関係の「昭和三十二年度決算検査報告に関し国会に対する説明書」というのが出ているわけですね。あなたが今説明されているのはこのプリントされて出ていることを説明されているわけですよ。私は、会の運びとしては、所管国務大臣の説明を求められたら、これとダブらないように大まかな国務大臣としての説明があってしかるべきだと思うんですよ。しかし、国務大臣は災害対策現地副本部長として向こうに出張されてお帰りになった直後であるから、あなたが起立したときにとやかく言わなかったのですが、事務当局としては当然な……

第32回国会 決算委員会 閉会後第4号(1959/10/23、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 大臣が来る前に、若干伺います。その伺う前に、会計検査院から報告がなされ、その指摘されました批難事項に対して、ただいま政務次官が述べられたことで、相当十分だと思いますけれども、若干伺います。  昨日、自治庁は長官がおいでになりましたが、長官の説明が何らできなかったというので、本委員会で鋭く反省をうながされたわけでありますが、きょうの政務次官のごあいさつは、どなたがまとめられたか知りませんが、非常によくできております。それでいいわけですが、その文章のまま、やっていただかなければならぬことをあわせて申し上げたいと思います。  まず会計検査院の担当局長に伺いますが、あなたの方から出されま……

第32回国会 内閣委員会 第1号(1959/07/02、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいまの辻委員の発言は非常に大事な問題でありますので、後刻開かれるであろう委員長、理事打合会で十分御協議いただきたいと思います。要望いたしておきます。

第32回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1959/07/31、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 さっき委員会が始まる前に、人事院総裁と、給与局長が出席なさつておつて、そのうちに総理府長官がおいでになるだろうということだった。そうしたところが、公務員制度調査室長と副長官がおいでになつたと委員長から御紹介がありました。私は先般十六日勧告があつて内閣委員会はきょうとあす開かれることがわかつている。この問題は重要な問題として取り上げられることは明白なことで、勧告が出る前の前提と勧告が出たあとの処置という面で当然政府委員が必要になってくる。僕は事務局を通じて総理府総務長官の出席を覆面をもって前に要求しておいた。もちろん総理府の佐藤さんは副長官で、場合によれば総理府を代表する資格はあり……

第32回国会 内閣委員会 第2号(1959/07/03、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 先ほど採択されました請願、賛成でありますが、ただ、国立病院等の医師の待遇改憲に関する請願の点については、いろいろな重要な点について政府委員にただしたい点があるわけですが、本日は委員会の運営の関係上質疑を保留いたしまして、適当な機会に、この件については政府委員の出席を求めて調査することを保留いたしておきたいと思います。
【次の発言】 新防衛庁長官を迎えていろいろ承わりたい点があるわけでありますが、参議院の予算委員会の関連があるようですから、単刀直入に数点について、当面きわめて緊急で重要な点について承わりたい。  その一つは、六月十五日の国防会議で、従来非常に論議を呼びましたところの……

第32回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1959/08/01、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 防衛庁長官にお伺いいたしますが、主力戦闘機種の問題が、ちようど六月中旬、内閣改造と党人事で非常にもめているさなか、きわめてこつ然として、昨年の四月十二日の国防会議の内定が白紙還元されたということについて、国民は理解に苦しんでいるわけですが、白紙還元になった理由と、ことに内閣改造と党人事がもめているさなか、何の理由があってかようにこつ然と早急にやられたのか、その点御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そのいきさつについて理解できない点がありますので、もう一回伺いますが、五月二十六日に国防会議の議長である総理大臣の岸さんは、当時の防衛庁長官伊能さんに対して、ロッキードにしたいとい……

第32回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1959/09/10、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっとそれに関連して答弁前に。官房長官、先ほどの質疑を承わってその点が非常に不明確なんです。私は新聞を見て、新聞記事というのは、場合によると記者のセンスから、ちょっとニュアンスが違った格好で報道される場合があると思うんですが、その記事あるいはラジオ等、それからあなたの答弁を聞いておって、お若い松野労働大臣がいろいろと総理の前で意見を述べられた。それで列席しておった閣僚諸君は、ふふうんと聞いておるところで、聞きおくというようなことで、私は終ったものだと思うんです。それをスポークスマンか何か発表するときの発表の仕方が的確でなかったために、これはニュース・バリューがあるということで、……

第32回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1959/10/15、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は、自衛隊の災害用動、派遣に関しての自衛隊の性格問題と、それから日本の自衛隊の整備増強計画の一般について質疑を申し上げたいと思います。時間が制約されていますから、私も簡単に伺いますが、お答えも簡単明瞭に願いたいと思います。  このたびの第十五号台風の災害に対しての自衛隊の災害派遣状況並びにそれに対してどういう反省を持たれておりますか。お答え願いたいと思います。
【次の発言】 現在何名派遣されており、今後どの期間ぐらい派遣される予定でおられるか、数字をもってお答え願いたい。
【次の発言】 今後の見通しは。
【次の発言】 大臣に伺いますが、毎度の災害の場合ですね、自衛隊の派遣につい……

第33回国会 決算委員会 第2号(1959/11/04、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行。今小柳委員が質疑しているのですが、答弁者は政府委員ですか。
【次の発言】 資格は何ですか。
【次の発言】 そうすると、答弁者の上司の政府委員はどなたでしょうか。
【次の発言】 出席していますか、していませんか。
【次の発言】 どういう理由で出ておりませんか、どういう届けが来ていますか。委員部の方、どういう理由で出席していないのですか、届けは出ていないのですか、それが即答できないでどうするのですか。実際業務については課長さんがエキスパートで詳しいと思うのです。それで説明員に任命されているわけだが、しかし国会はあくまで政府委員が対象であるべきで、政府委員の方が勉強しておいで……

第33回国会 決算委員会 第3号(1959/11/07、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 本決算委員会で、たとえば「ロケット弾および発射装置の購入にあたり処置当を得ないもの」としてスタッキーニ会社から購入する場合に、前払いをして約二千二百七十万円の国損を与えておる。また昨日到着したと伝えられておるサイドワインダーについても十四発の代金約五千万円を半年も前に納入済みである。こういうことについては決算委員会からきわめてきびしく追及され、また会計検査院においてもこういうことが繰り返されたのは遺憾だということで、行政府に対しても立法府に対しても意思表示がされているわけです。従ってこれからの防衛庁の予算の使途についてはわれわれは重大な関心を持っているものであり、何でも買います防……

第33回国会 決算委員会 第4号(1959/11/09、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私はこの委員会で総裁にお会いするのは初めてでございますから、まず承りたいと思います。  よく世間でいう国鉄一家という、葉はどういう言葉なのでございますか。これはいい意味で国鉄一家なのか、悪い意味合いも含んで国鉄一家と言っているのか。総裁としてはどういうようにその把握認識をされておるか承りたいと思います。もしいい意味において国鉄一家という言葉があるならば、どういう点なのか。また反省せにやならぬ想い意味においても国鉄一家という言葉があるならば、それはどういう点なのか。どう認識されておられるか承りたいと思います。
【次の発言】 総裁が、レールあるいはまくら木をまくらに打ち死にをするのだ……

第33回国会 決算委員会 第5号(1959/11/11、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと質疑したい。ただいまの小柳委員の質問に関連して一つ伺っておきますが、先般の委員会で、この鉄道の運賃の値上げというものは軽々にやるべきものでない、今のところ運賃値上げ等は考えていない、かように総裁答弁されたわけです。その答弁を私、了としたわけです。で、運賃審議会でも、新線はよく赤字になる、結局はそれが回り回って運賃値上げというものを招来してくる、そういう運賃値上げを招来する影響を及ぼすようなそういう新線をみだりに取り上げるのは望ましくないと、こういう審議会は意向を表明して参っているわけですね。また建設審議会の方で新線を予定しているようですが……。従ってこの前、総裁が御答弁に……

第33回国会 決算委員会 第7号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっとその前に。非常にたくさんお見えになっておるようですが、政府委員でない方でお見えになっている方ちょっと手をあげてみて下さい、説明員でお見えになっておる方……。  ちょっと郵政大臣にお伺いしたいんですが、これは立法府と行政府の関係で、そのために政府委員制度があって、行政府の要請に基いて立法府はそれを承認しているわけですが、政府委員員に任金されぬ人がそれほどたくさんお見えになると、行政はストップするおそれがあると思うんですよ。だから政府委員に必要なだけの承認を求めて、そういう万が勉強なさつて、そうしてできるだけその政府委員だけで立法府に対処するという形をとらないと、御承知のごと……

第33回国会 決算委員会 第8号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行並びに質問十二時半昼食に入りまして、休憩して午後一時半に再開する動議を、議事進行について発言いたします。従ってあと三分ありますから、一間だけ伺います。  総裁に伺いますが、私は局部的にだけしか見ていないから、全般的な点はわからないから、初歩的なことを伺うのですが、さっきから電話の架設の希望が多いというのはもっともだと思うのですが、私はピントが合っていないと思うのは、農村電話は非常に要望が強い。ところが、なかなか架設されない。これは北海道から九州の南まで農村電話の普及度というものは、大体バランスがとれているのかどうか。  私は、九州出身ですが、九州の山の中ですから、局部的な……

第33回国会 決算委員会 第9号(1959/11/24、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 会計検査院にお伺いしますが、先般郵政省関係の指摘について、内部監査が主になっておって、会計検査院の発見したのは少ない云々というような問答が行なわれたわけですが、内部監査の機構、予算、具体的には定員、それらは郵政省は最も充実している方ではないのですか、どうですか。
【次の発言】 現金を扱いますから、それは私はけっこうだと思うのですよ。それで、おのずと内部監査の結果が表面に出てくる。会計検査院の指摘が従的になるというのは当然かと思うのです。それで、私は会計検査院に、本決算審議が終わるまでに資料として出していただきたいのですけれども、各省庁初め、会計検査院の検査の対象となる機関の内部監……

第33回国会 決算委員会 第12号(1959/11/30、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 時間が延びましたから、まだいろいろ伺いたいことがありましたけれども、十分間程度で簡単なことを伺いたいと思いますから、そのつもりでお答え願いたいと思います。  会計検査院に伺いますが、あなた方、住宅金融公庫に一歩足を踏み入れると、ファースト・インプレッションで大体わかるのじゃないかと思うので、伺いますが、民間企業と官庁と、こういう住宅金融公庫等に入ってみた場合に、その予算あるいは資金の運用業務等には特別何か感ずる点はないですかどうですか、所感の一端をお聞きしたい。
【次の発言】 この会計検査院の報告並びに先はどの公庫側の説明を承っておりますと、大体に良好な状況のようです。それで私は……

第33回国会 決算委員会 第13号(1959/12/02、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 大蔵省関係について、主として社会党は私から伺うことになっておりますが、能率的に伺いたいと思います。  会計検査院からも指摘されておりますが、しかし逐次例年向上しつつある点についてはその努力は多といたします。しかしただいま大臣が述べられましたように、資質の向上をはかるとかあるいは教育を徹底することによって今後努力したい、検査院指摘の通りでまことに遺憾である、この言葉はどなたが大臣になっても、いつも同じお経の文句みたいなことになっているんですが、しかし若干向上しているとはいえ、この会計検査院の国の決算検査、この資料によると件数で二百二十六、これは全部の四五・一%、約半数をあなたの所管……

第33回国会 決算委員会 第14号(1959/12/04、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連。先ほど坂本委員が入札制度のことを提起したわけですが、他に質疑があるから次に移られるそうでありますので、これに関連して大臣に一つ伺いたいと思うのです。  私は、建設省の次官以下皆さんが非常に努力されている点は多といたしますし、よその行政機関にもありますけれども、それにはきょうは触れません。私は建設省で一番の欠点は、入札制度とまあ関連があるわけですが、お宅の高級公務員の方の政界への進出とこの入札制度との関連ですね。これは私は建設省の伝統的ガンだと思うのです。たとえば自治庁のごときは、あれだけ地方自治体に関係あるが何ら影響ない。これはあまり掘り下げますと、具体的な名前が出てくるか……

第33回国会 決算委員会 第16号(1959/12/09、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 質疑に入る前ですがね。他の機関から出されていると同じような機構図とか、あるいは内部監査の機構等の資料は配付されたものがないようですが、出ていないのですか。
【次の発言】 これでしょう、これいただいております。
【次の発言】 この第一事業年度業務報告書というのは非常によくまとめて資料を出していただいていると思いますが、敬意を表します。本公庫発足以来最初の決算委員会へ付託されたわけですが、ただいまの御説明を承りますと、問題点があまりないようですが、しかしこの公営企業金融公庫に対する地方自治体の期待というものは非常に大きいわけでありますので、この運用いかんというものは非常に影響するとこ……

第33回国会 決算委員会 第17号(1959/12/17、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 国家の会計経理は予算に始まって決算で完結をする。従って行政府が予算を執行した後における会計、経理、出納の決算はきわめて重要だと思うのです。ところが新憲法以来行政府においては、きわめて決算の取り扱いについて不熱心である、無関心である。われわれ立法府にも若干の責任がありますが、かるがゆえに不正、不当の事項が一向改善されない。非常に私は遺憾だと思いますが、総理に伺いたい点は、何とぞ御審議をお願いしますと検査報告を国会に提案しておきながら、国会の審議に対してはきわめて不熱心である点をいかように考えておられるか。他院のことは私はとやかく申しませんが、近日中に昭和三十三年度の会計報告が会計検……

第33回国会 内閣委員会 第2号(1959/11/12、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は、この次期主力戦闘機械の問題については、わが国の今後の国防政策とあわせ従来重大関心を持って参ったわけでありますが、最近岸内閣においてはロッキード採用に決定したということが伝えられております。従って、決定しました六日の翌日、偶然にも決算委員会で防衛庁関係の審議が行われましたので若干ただしました。しかし、この問題は、終局的には岸内閣総理大臣並びに岸国防会議議長が責任を持ってわれわれに誓うべきことです。しかし、私は決算委員会においてはちょっとおくれて、総理並びに国防会議議長としての岸さんに対する質問は保留した。本会議において緊急質問をすべく党を通じて要求しました。ところが、本会議に……

第33回国会 内閣委員会 第3号(1959/11/17、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行。山本委員の質疑は続くと思いますが、私はこう聞いておって、公平なところ山本委員の方が筋が通っているのですよ、話が。それであなたは政務次官だから答弁ができぬのだが、山本委員はぜひ聞きたいのでありますから、予算委員会に大蔵大臣がおりますから、あれ連続してあそこに大蔵大臣を置く必要がないと思う。だから本委員会が閉会するまでに大蔵大臣十分でもいいだろう。五分でも十分でもいいから、ちょっと質疑のない間中断して、最高責任者である大蔵大臣を呼んで、山本委員の質問に答えていただくように、委員長において取り運び願いたいと思います。その間に山本委員質問を続けてやりますから。

第33回国会 内閣委員会 第4号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 官房長官が非常にお急ぎのようですから、まず官房長官に十分間程度伺がって、それから防衛庁側に伺がいます。  この問題は、大きくは世界情勢の動向とか、科学の進歩と科学兵器の向上、そういう問題もありましようし、また、こういう軍備をやるとしても戦略戦術の問題がある、さらに価格の問題、あるいは安全性の問題、性能の問題、またきわめて広範に検討せねばならぬ問題点があるわけです。そこで、わが日本社会党が十一月十六日付で岸内閣総理大臣に申し入れをした。すなわち、国民の大きな疑惑の的であった次期戦闘機種問題は、閣議で従来の態度を一変して、F104Cと決定したことから、国民の岸政府への不信はさらに強ま……

第33回国会 内閣委員会 第5号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと委員長、あとの質疑の関係があるから、一問だけ今の問題について……。
【次の発言】 ちょっと計算するから一つだけ……。
【次の発言】 私三番目で質問しますので、そのときに今の点伺いますが、伺っておきたいのは、日本のジェット機は一カ月に何時間現在訓練しているか、今後訓練する予定か。それからアメリカのジェット機は一カ月に何時間飛んでいるか、あとの質問の関係がありますから、その数字を教えていただきたいと思います。
【次の発言】 さっきの数字ちょっと教えておいて下さい、私計算しなければなりませんから……
【次の発言】 源田さんの方がいいかもしれぬ。

第33回国会 内閣委員会 第6号(1959/12/01、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 三十分間に制限せられておりますので、お答えを簡単にお願いいたします。  世に不可思議なることは数々あれど、宙返り、空中サーカス、綱渡りと数々を演じた次期主力戦闘機機種決定経過ほど不思議なものはない、かように国民は思っております。決定されたロッキードF104ーJが、ほんとうに日本にとって適当な飛行機なのだろうか、また有効に役立つものであろうか。それにしても二百機生産されるそうだが、一体一機の価格は幾らになるのだろうか、国民負担は幾ら程度になるのだろうか、さらには冷戦緩和、全面軍縮を指向する今の世界情勢下に、また幾何級数的に進歩しつつある軍事科学の現状下に、根本的な問題としてそもそも……

第33回国会 内閣委員会 第7号(1959/12/03、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと一言。今の答弁非常に大事だから……。この論争は勝負あったですよ。あなたの今言ったのは、最近学校の先年方でも、夏休みでも冬休みでも、家庭研修で待機しているということになっているのですよ。日曜日でもそうなんですよ。だから、今のように、そう言われますけれども、課外研修と自衛隊外に居住して勤務している者の心がけとは全く同一ですよ。違いませんよ。
【次の発言】 まず、私の質問の構成をやるために最初に一間発したいのですが、それは理由はあまり言わぬでもいいですが、ノーかイエスかだけお答え願いたいと思う。それはけさわが党は国会対策委員会を開いて党の決定として先刻政府に申し入れをいたしまし……

第33回国会 内閣委員会 第8号(1959/12/08、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 先般来本委員会で取り上げている次期主力戦闘機械の問題は、いよいよ奇々怪々であります。国民はもちろんのこと、われわれ委員会を通じて質疑応答のできるわれわれ自身すら、ますますこの納得しかねるものがありますので、以下逐次承りたいと思います。  まず、源田空幕長に伺いたいんですが、日本が採用する次期主力戦闘機は、要撃用の戦闘機に重点が置かるべきであるということについては、現在でも変わりないかどうかお答え願います。
【次の発言】 あなたは昨年の十月二十三日、本委員会で私の質疑に対して、もとよりという言葉を使って、もとより要撃用の戦闘機に重点が置かるべきである、こういうように断定して答弁され……

第33回国会 内閣委員会 第9号(1959/12/10、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して一つ。総務長官に伺いたいと思うのですが、岸内閣は給与に対して非常に冷淡だということです。今までいかなる保守党の内閣でも給与担当の国務大臣をきめなかった例はないんです。かつてはあの大政治家緒方竹虎先生、あの人は副総理で給与を担当された。あるいは大久保留次郎さんが担当された。私は個別的にも岸内閣のスポークスマンである官房長官に対して、ぜひ国務大臣をきめてほしいと要望したが、いまだにきめられてない。そうして総理府総務長官がここにおいでになって年末手当の〇・一の引き上げはできないと、育っても、わが社会党としては了承できません。私がこういうことを言っても釈迦に説法なんですが、内閣法……

第33回国会 内閣委員会 第10号(1959/12/15、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員長、速記をとめて下さい。
【次の発言】 年度末が迫って参りましたので、人事行政の新陳代謝という角度からも、また当事者にとっては給与の問題として、大事であり緊急でありますから、当面の問題約三問質問を発したいと思いますから、お答え願いたいと思います。  その第一問は、市町村立高等学校の教職員は、市町村から他の市町村へ、あるいは市町村から都道府県へ移る場合に、退職年金は先般の法改正で勤続年数が通算されるが、退職手当が勤続年数として通算されない。従って市町村立高等学校の教育振興の立場から、人事交流に非常に支障を来たす、従って今後退職手当を計算する場合に、その勤続年数は年金計算の場合と……

第33回国会 内閣委員会 第12号(1959/12/22、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 本国会の冒頭に、本委員会において調達庁の将来の機構について質疑応答がなされ、本臨時国会の終了する段階までに政府部内において、関係各省庁で連絡をとって、そうして大体まとまったものを提示していただくように要望し、それに対して政府側では期待に沿うように努力すると、かようなお約束がなされておったわけです。従って本日は、この調達庁の機構を中心に、若干機構関係に関して行政管理庁長官以下、関係の方々にお伺いしておきたいと思うわけです。  まず、お伺いいたしたいことは、調達庁が今までどういう仕事をなさっておられたか、それから今までどういう立場に置かれているかというようなことは、私がここで説明する……

第33回国会 農林水産委員会 第3号(1959/11/06、5期、日本社会党)

○委員外議員(矢嶋三義君) 委員外発言をお許し願いたいのですが、お諮りいただきたいと思います。
【次の発言】 お許しいただきましたので、若干お伺いいたしたいと思います。  まあ、現場では漁民は工場をつぶせと言って、再三再四にわたって相当遺憾な大規模の騒動も起こっておりますし、社会不安を招来いたしております。で、申すまでもなく、この四つの島が海に取り囲まれて、そうして工業立国を目ざしていくということになりますというと、こういう類似案件というものは今後相当予想されのではないか。従って、これ一つのケースになるわけですが、将来を見通して十分対策を講じなければならぬと思っておったわけでありますが、ちょう……

第34回国会 決算委員会 第2号(1960/01/25、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について、一言申し述べておきます。  ただいま本決算委員会では昭和三十二会計年度の決算審議をしているわけですが、御承知のごとく、十二月下旬に昭和三十三会計年度の検査報告が出された。従って本国会再開以後においては三十三年度を審議しようと、で、三十二年度については昨年末総括質問に入ったわけであるが、国会運営上、一日だけやって一日残っておったからその残り分を自然休会中に処理したいと、ついては再開されると関係大臣の出席が得がたいから、自然休会中であれば、委員各位にとってはあるいは御迷惑とも考えるが、大臣並びに政府委員の出席が容易であるから、それでこの二十五日に総括質問の残りを処理……

第34回国会 決算委員会 第3号(1960/02/17、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員長理事打合会の協議事項は委員長が今報告された通りでペンディングのものがあるわけですが、ただきょうも最終段階に入ったわけですが、前々から出ておった次の点だけは確認しておいていただきたいと思うのですね。その一つは今の報告の中にもありましたが、委員会の討論段階においては、本検査報告に関係のある大臣は出席すること。そしてもし委員会から警告決議等がなされる場合においては、当該主管の大臣が必ずそれに対して何らかの発言をすべきで、政務次官とか政府委員の代行を許さない。それから本会議において、もし討論がなされる場合においては、委員長報告並びにその討論は、関係大臣はひな壇においてこれを聴取する……

第34回国会 決算委員会 第4号(1960/02/26、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 官房長官に審議を終了するにあたって緊急で継続的なものを若干ただします。  まずただしたい点は、先般当委員会で報償費関係について私並びに相澤委員から質疑があり、その資料等の提出については早急に法制局と相談して適当な機会に明らかにすると、こういうふうにペンディングにして終っておりますが、どういう検討をされていかなる結論に立たれたかお答え願います。
【次の発言】 その資料は近いうちに出るわけですね、本日は出ていないが。
【次の発言】 官房長官出すということ速記に残っておるわけですが、この点はその次ですが、それは次に伺う予定だったのですが、さっき伺ったのはその報償費の使途についての資料提……

第34回国会 決算委員会 第5号(1960/04/20、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。先般、委員長理事打合会で話し合いされたのですが、きようの取り運び方ですが、関係者、その関係者とは何ぞやというのはあとで申し上げますが、そういう方々から要点を重点的に口述していただき、それに対して各委員さんから質疑あるいは意見がございますならば、それも述べていただいて、そして後日それらの口述意見を中心に、委員長理事打合会で集約して、そしてあらためて本委員会にかけて、今後の決算委員会の取り運び方をきめて参る、かようにしたらいいかと思います。それで述べていただく人は、この前委員長理事打合会でも出されましたように、それぞれ調査室の方々に勉強していただいたわけですから、ま……

第34回国会 内閣委員会 第2号(1960/02/09、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 お許しを得まして緊急質問をいたします。私が要請している政府委員は、宮内庁長官並びに官房長官、総理府総務長倉さらに外務政務次官、外務政務次官が衆議院の本会議の関係上出席できないならば、本件について答弁のできる条約局長でもよろしい、あるいはアメリカ局長でもよろしい、儀典関係の説明員でもよろしい、当該者に出席を要望しておりますので、事務当局を通じて早急に出席方をお願い申し上げたいと思います。まず宮内庁長官に伺いますが、日本国憲法第一条には、「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって」と書かれておりますし、それから第四条に、「天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ……

第34回国会 内閣委員会 第3号(1960/02/16、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員長、議事進行。これは、総理府総務民官の提案趣旨説明をちょっと保留していただきたい。理由を申し上げます。これは、総務長官個人云々を申すのじゃないのです。これはわが社会党の正式機関できまつた態度でございまして、百長きにわたって、給与担当国務大臣をきめてほしいということを政府に要望しているのにきめられない。私が申し上げるまでもなく、国家行政組織法では十七人の大臣で事務を分担することにきまつているわけです。かつては緒方副総理が給うを担当したり、あるいは大久保国務大臣が給与を担当されたわけであります。ところが最近、内閣は担当国務大臣を置かれない。幾ら要望してもされない。そうして、まあ国……

第34回国会 内閣委員会 第4号(1960/02/18、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 この法律案の内容に入る前に、法務大臣にお目にがかかったら、まず私はぜひ伺わんならぬことがある。それでは近く皇室に皇孫御誕生のおめでたが控えているわけですがね、またぞろ皇孫の御誕生に伴っての恩赦の問題が報ぜられて参っておる。恩赦のことが新聞の政治漫画まで出ておりますがね。事は大切でありますので、私は責任ある答弁をしていただきたいと思うんです。例の国連恩赦のときに選挙違反を中心としての大幅な恩赦をやって、非常な識者の批判を浴びたことはご記憶に新たなところだと思うんです。昨年は皇太子の御成婚に際して事前に恩赦はずいぶん両院の予算委員会、あるいは法務委員公等で論ぜられて、そうして特に参議……

第34回国会 内閣委員会 第6号(1960/02/25、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 順序がちょっと逆になるんですが、大臣お急ぎということですから、委員長に協力して先に二、三回いたします。で、赤城国務大臣に伺いますが、この旧連合国軍関係人身被害者に関する補償の問題は、岸内閣におけるあなたの行政分担になっております。また官房長官時代から関与されて、その内容というものには相当通じられていると思うのですが、どういう問題点があって、どういう点を解決しなけりゃならんと把握されておりますか。御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 調査等についてはあとで事務局に承りますが、大臣に承りたい点は、漏れておるものに支給をする、追給をする、この問題がある、その通りだと思うのです。……

第34回国会 内閣委員会 第7号(1960/03/01、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 滝本給与局長にまず伺います。香川県警は、警察職員の給与費の一部を捜査費に流用するような給与行政をされるというのですが、給与行政という立場からいって、そういうことは妥当と考えますか。御見解を承りたい。
【次の発言】 県の警察職員が地方公務員で、直接あなた方の所管でないということは当然わかっておるので、だから前提として、給与行政としてそういうことは好ましいかということを伺っておるわけです。まあ否定的な発言があったわけですが、そこで総裁に承ります。地方公務員の給与はおおむね国家公務員に準じてやる。それから地方自治体の人事委員会はあなた方の人事院に準じて、まあ大体条例、規則等をこしらえて……

第34回国会 内閣委員会 第8号(1960/03/03、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 本日の質問をするにあたりましては、外務大臣と総理府総務長官を非常に重要な答弁者と私は予定しているわけでありますが、できるだけ早く出席できるように委員長に特に御指示をいただきたいことをまずお願いいたしておきます。私は質問の内容に入る前に前提として一言申し上げますが、それは皇室の問題が政治的論議の渦巻の中に入ることを私は好みません。かような政治的論議の渦巻の中に入れるというような考えはさらさらない。しかし、質疑応否することによって、その結果として収治問題の渦巻の中に入るようなことが起こり得るのではないかというようなことを考え、いろいろと私は苦慮いたしましたが、しかし慎重に考慮した結果……

第34回国会 内閣委員会 第9号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいまの報告について、一応関連して伺っておきますが、公務員法の改正案は出ないと了承してよろしゅうございますね。
【次の発言】 予定の中に入っていないわけですね。入っているんですか、どうなんですか。
【次の発言】 きょうは予想される法律案件名を承ったと思うのですが、これよりまだ予想される法律案件があるというわけですか。何の説明かわからぬじゃないですか、それでは。
【次の発言】 それで、行管長官に要求しておきますが、石井行管長官以来、公務員法の改正というものを考慮しているから、それと関連づけて常勤職員等の定員化をはかりたいというので、常勤職員の定員化というのを、長き期間にわたる問題……

第34回国会 内閣委員会 第10号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 二、三点伺います。まず官房長に伺いますが、六月のILO総会には、労働大臣を岸内閣としては総会に派遣しますか、しませんか。
【次の発言】 例年夏季のILO総会には労働大臣が出席することがここ数カ年間の慣例になっておりますが、ことしは出席させない予定でございますか。どういう見通しですか。あえて伺っているわけなんです。
【次の発言】 では裏から伺いますが、ここ数カ年間ILOの総会には、ときの労働大臣が必ず出席しているのです。今秋が伺った理由は、その答弁が不明確なところから察すると、八十七号の批准手続が終了すれば労働大臣をILO総会に出席させよう。もしそれが国内手続の関係でできない場合に……

第34回国会 内閣委員会 第12号(1960/03/17、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 森口、藤井両参考人並びに石橋参考人に一、二点伺いたいと思います。簡単にお答えいただきたい。まず森口、藤井両参考人ですが、あなた方の御家庭並びに同僚を含んで家計簿つけていらっしゃいますか、どうですか。
【次の発言】 引き続いて公述していただきますが、森口参考人並びに藤井参考人の個人の御家庭で、簡明率直に申して現在のサラリーに、およそ全額でどのくらいプラスしたらまあまあ何とかやっていけるという数字を持っていらっしゃいますか。
【次の発言】 続いて伺いますが、あなた方は公務員の立場から見た場合に、人事院は信頼できるというような、頼んまっせというような気持でいらっしゃいますか、それとも人……

第34回国会 内閣委員会 第13号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 第一次防衛力整備計画並びに第二次長期整備計画、それに関連がある次期主力戦闘機FXの問題は、昨年の国会においてずいぶん論じられたところです。その後、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約が、内閣の外交権のもとに条約調印が行なわれまして、今、国会に批准を求められている段階です。その後、FXの問題については、一月にアメリカから使節団が参りまして、政府側と何らかの交渉が持たれた。その交渉の経緯というものは、昨年の経緯からいって、行政府みずから進んで報告があってしかるべきです。ところが、本日まで報告がない。また、当委員会としても、所管事項が多い関係上、本日までその経緯を一度……

第34回国会 内閣委員会 第14号(1960/03/30、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。総理府総務長官にお伺いしますが、ただいま具体的法案の提案があってこれから質疑を展開しようとするわけですが、その前に伺いたいことは、総理府の昭和三十五年度の予算並びに業務計画の内容等の説明をまだ承っていないわけですが、それはいつおやりになる御予定でありますか。私は、きょうは台風常襲地帯対策審議会の方の関係でちょっと中座いたしますが、私の留守中でもけっこうですが、いっか適当の機会に…。あなたの所管の予算並びに本年度新しい業務計画としてはこういうものがあるということを一般的な説明をして、それから具体的な法案の御審議を願うというのが行政府としてはとるべき態度じゃないか。……

第34回国会 内閣委員会 第15号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 水産庁の方とお目にかかる機会がないので、この機会に五、六分間ちょっと伺っておきたいと思いますが、それは、わが国が工業立国を目ざしますと、工場排水と水産庁の漁政との関係は、非常に問題が過去にもあったし、将来も起こってくると思うのですが、そこで具体的な問題としていろいろと御心配いただいているのですが、例の水俣病の問題ですね、あの点について一、二点伺っておきたいと思うのです。  その一つは、いろいろ御心配いただいて相当の処置を講じていただいているのですが、ああいうケースというものは水俣のみならず、あっちこっち起こってくると思うのですが、そこで非常に魚に対する信用度が下がって漁民も、さら……

第34回国会 内閣委員会 第19号(1960/04/14、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 この科学技術振興関係の問題は、国際的に考えても、国内的に考えても最も重要視され、論じられなければならぬ部門だと思っている。ところが不幸にしてわが参議院には特別委員会もないし、長官の御所見を承り、また意見を交換する機会もめったにないわけで、この審議の機会にいろいろ承りたいと常々期待しておったわけですが、私のっぴきならない差しつかえで委員会を欠席いたしまして、きょう初めて伺うわけです。三回ほど委員会がやられて、どういう点が質疑応答されたかということは、事務当局から大体聞いております。それでできるだけダブらないように、時間も非常に迫っておりますから、重要なものを重点的に承りたいと思いま……

第34回国会 内閣委員会 第20号(1960/04/19、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま議題となっております原子力委員会設置法の一部を改正する法律案そのものは、御承知のごとく、原子力委員を増員する、委員会の機能を強化するというきわめて簡単なものでありますけれども、先日もちょっと触れましたように、原子力を含む科学行政について、この際ぜひ若干伺っておきたいと思います。そういう角度からお伺い申し上げたいと思います。先般、科学技術庁設置法の審議が行なわれましたので、その際、私からもちょっとお伺いしましたし、他の議員からも質疑がなされたことと思いますけれども、非常に基本的なことでありますので、ぜひ長官の御所見を承っておきたいと思います。その前に、中曽根さんが就任されて……

第34回国会 内閣委員会 第21号(1960/04/21、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 資料要求をいたします。本法律案審議の資料として、次の資料をできるだけ早急に提出方を要請いたします。  その一つは、過去一カ年に行政管理庁から各省庁並びに政府関係機関に出されました勧告の件名並びにその概要、この資料。  それから他の一つは、昭和三十五年度における行政管理庁の、特に監察事業計画ですね。具体的に言うならば、どういう面に、どういう計画のもとに監察を重点にやっていくかという計画ですね。それがわかるような資料ですね。できるだけ早く出していただきたい。要請いたします。
【次の発言】 ちょっと関連。局長の答弁を聞いておって、僕は一つ疑問点があるんですがね。それは行政管理庁としては……

第34回国会 内閣委員会 第22号(1960/04/26、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 資料要求と、それから横川委員の質問に関連して一つだけ伺っておきたい。資料要求は、あまりめんどうなものでなくてよろしいから、私はこの際いただいておきたいのですが、それは図表でもよろしい、あるいは数表でもよろしい。いずれでもよろしい。簡明でわかりやすいものを作っていただきたい。過去十カ年間における陸海空の輸送力の向上経過実績並びに今後五カ年間における輸送力増強の計画目途というものがわかるように……。それから過去十カ年間における陸海空の事故件数並びに死傷者の状況が把握されるような資料、それを出していただきたい。あまりめんどうなものでなくてよろしいから。  そこで次の質問をしたいのですが……

第34回国会 内閣委員会 第23号(1960/04/28、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 お伺いします。先般の委員会で、他の同僚委員の質疑に関連して、私はハイタク業者一並びに東京駅に対して注意を喚起していただきたい、行政指導をしていただきたいということを要望いたし、運輸大臣は確約をいたしたのでありますが、その後いっその行政指導をされたか、されたとするならば、その内容はどういうことをされたか、御答弁を願います。
【次の発言】 そんなことだろうと思って念を押したのです。立法府で討議して、そうして大臣が確約したことを、行政執行するにあたっては、電話なんかだめですよ。証拠が残らない。責任の所在が明確にならない。当然文書でやらなければいけない。それをわれわれが、あるいは国民が、……

第34回国会 内閣委員会 第28号(1960/05/19、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私、用件があって二十日ばかり国会を留守にしておりましたので、あるいは資料が出ているかと思いますが、出ておったならば、どういうようなものが出ているとお答えいただきたい、出ていなかったならばどういう資料を出せるということを御答弁いただいて早急にやってもらいたい。それは農地の問題はきょうに始まったことではない、長きにわたる問題です。従って総理府なり農林省は当然行政の一部として相当の調査をしているはずです。していなかったら怠慢だと思う。ここに総理府の付属機関としてこういう調査会法案を出した以上は、行政事務としてかくかくの調査をやってみたが、さらに突込んで調査会を設けてやる必要があるという……

第35回国会 決算委員会 閉会後第1号(1960/07/30、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員長は就任にあたられて、その決算委員会のあり方についての御発言、全く同感であります。ぜひ、歴代の委員長もずっと努力されて参ったわけでありますが、なかなかすっきりした解決ができずに、また本院の決算委員会も、十分この責務を果たし得ているやどうやという点についても問題があると思うのです。それらの問題についても、歴代の委員長のバトンを引き継いで佐藤新委員長の手で、よりよき解決をしていただきたい、かように思う次第です。ぜひともそういう点の研究を早急に本院としても継続いたしたい、かように考えます。  それからついででありますから、委員長から御発言がありましたから、一、二この際、意見を申し述……

第35回国会 決算委員会 閉会後第2号(1960/08/01、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 警備出動関係の質疑が行なわれておりますが、聞いておってちょっと私わからぬ点がありますので私も二、三点聞きたい。  まず三十五年度の予算案の警察庁の中に、活動旅費として十五億七千何がしかの予算がありますね。これは全然使わないのですか。
【次の発言】 昨年の十五号台風の場合は予算補正をやりましたか、こういう形で予備金支出をやりましたか。いずれでありましたか。
【次の発言】 今度は補正予算ということは考えられなかったのですか。少しあなた方の経理にはやすきに流れている傾向はないですか。そういう話はありませんか。
【次の発言】 関連質問でありますからもう二、三問で一応終わりたいと思いますが……

第35回国会 決算委員会 閉会後第3号(1960/09/02、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 先ほどの委員長、理事打合会で問題になりました総理大臣の出席でありますが、申すまでもなく総括質問の第一日でございますので、総理大臣の出席をぜひ要請いたしたいと思います。私の党においても質問者はいずれも総理を要求いたしておりますし、特に池田総理は、昭和三十三年度の予算執行をした岸内閣の閣僚でもあったわけでもありますので、その責任の立場においてもぜひ出席をということを要求しておったわけでありますが、本日お見えにならない理由はどういうところにあるのか、委員長から御説明いただきたい。
【次の発言】 かつての決算委員会に総理が出席されたことはないという前例は問題にならないと思います。で、申す……

第35回国会 決算委員会 閉会後第5号(1960/10/15、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 政府委員の出席している順序でやりたいと思いますが、防衛庁並びに調達庁関係出席されていますね。
【次の発言】 けっこうです。  それでは昭和三十五年の二月十八日、本院で取り上げました、愛媛県温泉郡小野村に設置している自衛隊小野キャンプの土地買収についての支払金額の不明確なる点、この点について質疑いたします。  で、二月十八日質疑をなしたわけでありますが、不明確な点があり、さらに防衛庁当局に十分調査解明をするように要請しおきましたが、その角度からしめくくりの意味で伺います。地主である本田正明氏の領収金額は幾らとなっておりますか。

第35回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1960/08/10、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 各委員から内容について質疑が逐次行なわれますので、この問題について時間を取りたくないのですけれども、しかしこの問題は非常に重要でありますから、私は一、二点伺いたいと思う。  結論的に言いますれば、行政府が立法府に対して今あなたの答弁されたようなことでは、責任を果たすことにならない。その理由を明確にして下さい。この問題については池田内閣が発足すると同時に、うちの党機関に諮って正式決定の上、あなたの方に申し入れた一項であった。私どもはあなたにお目にかかった、本日も官房長官がそういう答弁されるということは、あなたわかっておって、答弁されておるが、私は絶対了承できない。それは前提として申……

第35回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1960/09/01、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 長官に私は苦言を呈しておきたいと思うのですが、あなたの就任以前ですが、われわれの担当の内閣委員会は昭和三十五年の防衛庁の業務計画さえ説明を受けてないのです、先国会で。ところが、防衛二法案は審議してほしいと内閣から提案される。それからその安保問題は主なる所管ではないけれども、当委員会にずいぶん関係あるわけですが、これは国会のいろいろな事情で、一回といえ当委員会であの大きな安保法案について質疑するあれはなく、すでに三十六年度の予算編成期にも入っているわけです。で、こういうときにこの防衛に関する考え方、本質論まで私はじっくりやらんければならぬ時期じゃないかと思う。また、防衛庁長官もかわ……

第35回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1960/10/10、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私も山本委員に続いて一、二点伺います。従って質問は、後ほど横川委員から人事院勧告そのものについての質疑がございますが、人事院勧告を前提にしたワク内で、担当の自治省大臣に伺うわけですが、それを前提としておきます。  まず伺いますが、自治省の大臣としては、国家公務員に準じてやるのは当然だと考えているということですが、このことは、勧告にある五月一日から、人事院勧告を尊重して実施するという角度において自治省大臣は努力せられているものと私判断いたしますが、相違ございませんか。
【次の発言】 そういうことは答弁を承らなくてもわかっております。私の伺っていることは、自治省大臣としては、地方公務……

第35回国会 内閣委員会 閉会後第5号(1960/10/11、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私はこの際、ロッキードの国内生産の問題について質疑いたしますが、そういう防衛問題を論ずる前に、私は前提とし防衛庁長官にぜひとも聞いておきたとことがある。そのあなたの答弁次第で私の以下の質問の展開の仕方を変えなければならぬ。ということは、長官は非常にお若くて優秀です。そうして頭の回転がよくて、非常に行動力もあるという点については、私は敬意を表します。しかし、新安保体制下になって、日本の防衛の問題が質的に変わろうとしている。こういう段階になればこそ、あなたが所管している自衛隊そのものは、憲法との関係においてはどうなのか、あるいは自衛隊に対する国民の眼、感情というものは、それぞれ人々に……

第36回国会 決算委員会 第2号(1960/10/19、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 本日質疑する事項は二問あるわけです。先般の委員会で要求いたしました資料がここに提出され、今その概要が説明されましたので、まずこれを基礎に質疑して参りたい。  まず第一の国家公務員共済組合負担金の流用の件でありますが、これに入る前に、念のために伺いますが、現在勤評未実施の都道府県は何県あり、それはどこどこであるか、お答え願います。
【次の発言】 これらの勤務評定の、文部省の権限に基づく助言、指導の方針は、強圧的な、権力的な支配等は一切なさらない方針だと思うのですが、念のためにその基本方針をまず承っておきます。
【次の発言】 重ねて念のため承っておきますが、勤務評定を企画するところの……

第36回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1960/11/30、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 明日の委員会における国政調査の資料として、次の点、提出をお願いいたします。  まず、防衛庁ですが、各階級における定年制のわかる一覧表、それから下級から上級へ上がるに必要な年数がよくわかる一覧表、それと現在の自衛隊員の欠員状況が陸海空別によくわかる一覧表、それから次に、先般自衛隊発足の十周年を記念して、記念行事として、記念式典並びに演習が各所で行なわれたようでありますが、その所要経費を場所別に一覧表として提出すること。  それから次に調達庁でありますが、十月下旬に北冨士並びに東冨士演習場の現地調査に行かれておりますが、現地調査に行かれた人員並びに氏名、それから調査目的並びに結果、そ……

第37回国会 決算委員会 第3号(1960/12/19、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 お伺いいたします。  まず会計検査院長にお伺いいたしますが、ただいま昭和三十三会計年度の検査報告を中心に本委員会で調査いたしているところでありますが、三十四年度の決算検査報告はいつ内閣に送付される予定で作業を進められておられるかお答えいただきたい。
【次の発言】 次にお伺いいたしますが、書面検査にあたって計算証明規則というものがあって、特殊な事情にあるものに対しては証拠書類の様式並びに内容の規定に特例を設けているようです。かつて本院に出された会計検査院の資料を見ますと、指定件数二十三件、承認件数十五件、これは三十四年度についてという条件付きの資料でありますが、指定件数二十三件、承……

第37回国会 内閣委員会 第2号(1960/12/13、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 では、大臣の御出席がないので、事務当局で質疑応答のできる若干の点について予備審査をしておきたいと思います。  その前に、内閣を代表して、一つ資料の提出をどなたかに要請しておきたいと思うのですが、内閣を代表してということになると、きょうは佐藤総理府総務副長官ですか、官房副長官はどうして来られなかったのですか。総理府総務副長官では無理だと思うが、官房副長官なら……。なんでお見えにならないのですか。
【次の発言】 それでは副長官にお願いいたします。副長官に資料の提出を要請いたしますが、給与関係の法案が、どの委員会にどのように付託されるかということは、まだ未知数です。しかし、いずれにして……

第37回国会 内閣委員会 第3号(1960/12/15、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 大蔵大臣は予算委員会に出席されるそうでありますから、けさ私発見いたしましたことで、緊急な件について五分間程度伺いたいと思います。  ただいま給与法改正法律案かここに上程され、これに伴う補正予算案か国会に上程されているわけですか、その中に、給与改定として二百四十八億一千九百九十八万三千円が計上されております。この二百四十八億一千九百九十八万三千円の中に、架空の公務員の給与改善を対象としたものが含まれているということなのですが、どうしてそういう予算案を国会に提出されたのですか、また、そういうことは可能でありますか。
【次の発言】 もう一、二問。防衛庁長官帰られたのですか。

第37回国会 内閣委員会 第4号(1960/12/16、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 時間が迫りましたが、ごく簡単に数点について伺っておきます。  科学技術庁長官、大へん恐縮ですが、最初の質問はぜひ科学技術庁長官にもお聞きいただき、お答えいただきたいので、具体的な質問は科学技術庁に一番先にやりますから、しばらく御在席願いたい。担当の行政管理庁長官にいたしましても、科学技術庁長官にしても、閣議構成メンバーとしては、口八丁手八丁の有力なる国務大臣でありますから、それでぜひともお二人からお答えいただきたい。  それで質問を申し上げる前に、定員外職員数調べという資料要求をいたしましたところが、ここにいただいております。それでこの資料の提出者に念のために伺いますが、常勤労務……

第37回国会 内閣委員会 第5号(1960/12/20、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 非常に問題点が多いわけですけれども、今国会の特殊事情で、担当大臣に十分伺う機会がないことを非常に遺憾に思いますが、与えられた時間内で伺いますから、明快に一つ願いたいと思います。  今度の給与改定で、公務員の所得格差は今まで以上に多くなるということを御確認いただけますかどうか。
【次の発言】 すなわち、所得格差が開いているわけです。で、今のわが国の政治問題として一番大きな問題は、結局その国民の所得格差が開きつつある。これを縮小するということが私は一番大きな政治課題だと思う。その問題が今度の給与体系にも同じ形で出てきております。私は、立法考査局を通じて、詳細に調査していただいたのです……

第37回国会 内閣委員会 第6号(1960/12/22、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 それじゃ山本委員の要求の政府委員が出席するまでに、大臣並びに官房長官に伺います。官房長官御多忙でしょうから、先に質問を終わりたいと思います。  官房長官に質疑をする前に、大前提として、所管の小沢国務大臣に二間伺います。その第一間は、先日の委員会並びに本日の委員会で質疑が行なわれた結果、あなたの庁の事務当局では、常勤労務者が二万五千七百七十三人ある。これ以外に三万人を加えた、すなわち約五万六千の公務員の定員化が行政運用のために必要だ、各省庁が行政管理庁当局に要求をしておるというこの事実、この事実に基づいてでありますが、行政管理庁長官としては、あとう限りすみやかにこの約五万六千の定員……

第38回国会 文教委員会 閉会後第1号(1961/07/31、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 文部大臣は、昨年第一次池田内閣が発足した当時から文部大臣の職にあり、その後、第二次池田内閣発足の際、再任され、今次、改造内閣にあたりまして、引き続き文部大臣の職にあられることになったわけですが、ここに至る過程においては、おそらく首班池田総理からはとどまって池田内閣の文教政策としてかくかくのことをぜひ荒木君やってほしい、あるいはあなたから国務大臣として踏みとどまった以上、自分としてはかくかくな池田内閣の荒木文政というものを進めたいと思うが、そういう点について首班の同意御了承ならば引き続いてこの職にとどまってもよろしい、まあかようなやりとりが行なわれたことと私は推察するわけであります……

第38回国会 文教委員会 第3号(1961/02/09、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 予算を伴う法律案は大体二月の下旬までには内閣から提出されるだろうと思います。予算を伴わない法律においてはあるいは三月中旬ごろまでに国会に提出されるものもあろうかと思います。従って、政府において予定している法律案の条文作業は今や最終段階に入っているかと思いますので、前国会の審議との関連ある意味において現在どういう方針で法案作業をやられておられるのか。かつて国会で答弁されたその約束通りに進められておるかどうかという角度に立って緊急の点について二、三伺いたいと思います。  それからもう一点は、当面この行政執行に当たって非常に緊急だと思う一点について伺わせていただきます。この行政執行につ……

第38回国会 文教委員会 第4号(1961/02/14、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 大臣、次官、局長もおいでにならないで質疑をするということは正常な状態でないと思うのですが、会計課長に事務的な点だけまず伺いましょう。本格的な質疑は次官なり、局長が来てから伺います。  会計課長に伺いますが、まず幾つかの予算編成段階についての疑問点を伺いますが、一つには高等学校急増対策に対する予算です。これはいろいろな経過があったけれども、最終的に工業高等学校に限って補助金を出して、それに至る段階においては高等学校の施設費に補助金を出すということは筋が通らない。従って補助金は出さないというのが大蔵当局の主張であったわけですね。ところが最終段階に、工業高等学校に限って、二億円足らずで……

第38回国会 文教委員会 第5号(1961/02/16、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 一つ関連して。会計経理支出を見ましても、育英事業費の四十七億三千万、三十六年度要求五十三億九千万ですか、これは国民の税金を最も効率的な使い方で、日本社会党も野党としてこの政策はどんどん推進して参ったものです。私どももこの国会における追及点の一点として、これはピックアップしておったわけですが、ただいま野本委員から質疑がなされましたが、それに関連して、話が先に進む前に二点関連して伺っておきたい。  それは、この日本育英会というのは国庫から支出していますから、立法府の調査権の及ぶ範囲になっているわけです。監督権はあなたの方で持っているわけです。大学学術局長が所管局長としてこれを管掌して……

第38回国会 文教委員会 第6号(1961/02/21、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は本日許された時間内で科学技術振興の件と、それに関連する工業教員養成の問題にしぼって伺いたいと思います。  科学技術庁から政務次官並びに計画局長お見えになっておりますから承りますが、所得倍増計画に伴う技術者の不足をどういうふうに把握しておられるか、大学卒業の技術者、それから工業高等学校卒業者の不足というものを、将来どの程度と数字をつかんでおられるか、その充足計画をいかに考えておられるか、簡明にお答え願います。
【次の発言】 大体、私の承知している数字を確認願ったわけですが、そこで文部省側に伺いますが、何ですか、三十六年度一万人生徒を増員するにあたっては工業高等学校を新設するわけ……

第38回国会 文教委員会 第7号(1961/02/23、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 時間が延びていますから、当面緊急に伺いたい点にしぼってごく短時間伺います。なお、岩間委員の質疑に関連して最後に一、二点伺わせていただきたいと思います。  まず、文部大臣に伺いますが、大臣とは初めてでありますけれども、地方財政法等の改正に基づいて、昭和三十六年四月一日以降、公費負担以外の職員は公費負担の職員に切りかえる、なお校舎の維持修繕費についても公費負担で行なうようにしなければならないし、またそういう行政指導と地方財政計画を編成する  御確認願いたいと思います。
【次の発言】 義務制諸学校に、その学校の維持運営に必要なる職員が公費負担以外の、たとえばPTA負担でそういう職員が義……

第38回国会 文教委員会 第8号(1961/03/02、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は、文部省所管にかかる国、公、私立大学並びに防衛庁、運輸省所管にかかる防衛大学校、あるいは海上保安大学校、航空大学校等について、その教育方針並びに教育予算の角度から、文部、防衛、運輸の大臣並びに政府委員に対して質疑いたしたいと思います。  その本論に入る前に、文部大臣に、ごく簡単に一、二伺いますが、大臣、この委員会で責任持って御答弁なさったことは、確実に実施されるように努力されておられるし、今後もしていただけるものと信じますが、念のためにお伺いいたします。
【次の発言】 それでは具体的に伺いますが、非常に法案提出の時期がおくれましたが、迫って参りましたが、いわゆる高等学校定数法……

第38回国会 文教委員会 第9号(1961/03/09、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は許された時間内で、当面比較的緊急な案件であるこの学区制の問題と、それからスポーツ関係の予算に関して若干伺いたいと思います。  質問の本論に入る前に、文部省にお答え願いたいと思うのですが、それは、先般、地方財政計画が大体策定されました。その策定が行なわれたならば、地方財政法等の改正に基づいて、公費負担でない職員がいかように法の改正の趣旨にのっとって公費負担に切りかえられることになったか、書面をもって委員長を通じて本委員会に報告してほしいということを前々回の委員会で要求いたしましたところが、提出するということでしたが、まだ委員長を通じて本日まで出ていませんが、各委員に提出していた……

第38回国会 文教委員会 第10号(1961/03/10、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行。法律は一本ずつ片づけていったらどうですか。
【次の発言】 それでは簡単に質問しますから、等えも一つ簡単に願いたいと思うのです。  まず第一番に伺いたい点は、政務次官にお伺いしないので、ごく大事なことは大臣に一つ伺いますが、政務次官にまずお伺いしたいと思います。  特殊教育はごく重要であるということは言うまでもないと思います。その場合に、三、四才の幼児のころから教育をする必要がある。それからまた職業を持たせなければならぬのですから、その職業教育をするために、中学校を卒業したあとに高等部というものがぜひとも必要だ。こういう点で特殊教育は幼から小、中、高と一貫した教育がなけれ……

第38回国会 文教委員会 第11号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 答弁の前に、同じことですから。この問題については、先般来当事者あるいは米田委員からずっと質疑されて参っておるわけですが、それで、文部大臣の答弁の態度いかんがこの委員会の調査の進行に非常に影響すると思うのです。それで、今自民党さんの方から質疑がありましたが、私は関連して同じ角度から伺いますが、私は次の二者択一だと思うのです、文部大臣としては。それは当委員会で、文教委員会や予算委員会で日教組は暴力団体、集団暴力団体である。破防法すれすれだ。不逞のやからとまで言わないが、それに近い断定的な発言をしているわけです。それから倫理綱領がその根拠になっていると、だからこれを改めなければ一切がっ……

第38回国会 文教委員会 第12号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員会の運営に疑義がある。野本委員がただいま重要な質疑をされているわけですが、私は委員会運営に疑義があると思うのです。それで議事進行の発言を求めて委員長の所見をただしたいし、議事を解明していただくという意味で質疑いたします。  関次長が先ほどから盛んにここで発言されておりますが、私は全学連のあり方とか、高等学校の学生運動云々ということを申すのではないですが、あなたにそういう権限があるのですか。公安調査庁の設置法からいって、この第三条、第四条の権限からいって、あなたに高等学校の現段階における学生運動を調査する権限はないと思うのです。どういう見解のもとに高等学校の学生の動きというもの……

第38回国会 文教委員会 第13号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して、二、三問伺いますが、政務次官に伺いたいと思いますが、私はあの九大のダブル・ミス事件は最も低級で悪質だと、こう考えているわけです。しかし、若干起こった当時は同情的な面も一面私は持っておったわけですけれども、しかし、その後新聞を拝見していると、東大にあった。それから簡単なミスプリント程度でもあるいは長崎大学、あるいは山口大学、あるいは札幌医大、目についただけでも次々と報じられているわけですね。九大ほど低級にして悪質でなくても、数字を間違えただけでも私は相当重大だと思うのですよ。想起するのですが、かつては入試問題の漏洩事件等があったわけですね、その後秘密主義を守るということか……

第38回国会 文教委員会 第14号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は科学技術者養成計画と所得倍増計画との関係並びに関連して科学技術振興の問題について若干伺いたいと思います。  三月十一日に、科学技術庁の長官から文部大臣に勧告がなされました。それを中心に質疑いたしたいと思うのですが、これは質疑を決意して本日まで大臣並びに政府委員の出席が得られなかった関係上、質問が延びているわけであります。私は質問に入る前に官房長官に注意を喚起いたしたいと思うのですが、本日も予算の分科会との関連があるから、私は大臣の出席は要求をしていないわけなんです。たとえば、文部大臣にかわって文部政務次官、あるいは大蔵大臣にかわって、政務次官二人おられるわけですが、どちらか一……

第38回国会 文教委員会 第15号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょうど学年末で、全国的に人事異動が行なわれている段階でございますので、それらとの関係がある緊急案件について、お許しを得て質疑をいたしたいと思います。  その本論に入る前に若干文部当局に念を押しておきたいと思うんですが、まず大学学術局長と初中局長に再確認していただきますが、先般来入試問題のミスが陸続として起こっている。この調査を早急にして、資料を出すように要請して参ったのでありますが、その作業は進んでいるかどうかお伺いしておきます。
【次の発言】 早急にやっていただくように、重ねて要望しておきます。  それから初中局長に伺いますが、先般本委員会を通じて要請申し上げておりました地方……

第38回国会 文教委員会 第16号(1961/04/04、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 時間が迫りましたが、わが党としては、この育英制度というものは教育文化政策の中で最も重点を置いた一部門でありますので伺いたいことはたくさんあります。きょうは時間の許される範囲内において伺いたいと思う。伺う前に、大学学術局の所管局長お見えになりましたが御健康の都合ということですが、答弁ができるなら政府委員ですから答弁席に着いていただいて、西田説明員は本省に帰って行政事務に携わっていただきたい。それから田中会長は特に御出席を御希望申し上げたわけですが、先ほど来答弁を承っていますと、あなたが次官になられる前、局長にあるころ政府委員として国会においでになった当時とは政情も世相も変わっており……

第38回国会 文教委員会 第17号(1961/04/06、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は、先般、愛媛の教育委員会の教育行政について質疑をいたし、一週間以内に調査をして資料として提出するよう要請いたしましたところ、本日、文部省から調査に基づく結果が一応資料として出されました。この内容は、私の調査と著しく相違するものがあります。従って、お許しいただいた限定された時間内において質疑を展開いたしたいと思います。  こういう愛媛県の教育行政の問題が起こるのも、究極のところ、荒木文部大臣の荒木文政が、世の中では高姿勢といわれておりますが、誤れる高姿勢というものが、こういう事態を地方教育行政にもたらしてきていると思うのです。根元を断たなくちゃならぬその立場から、私は本論に入る……

第38回国会 文教委員会 第18号(1961/04/11、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいまの豊瀬委員が、教育委員の言動について質疑をしているわけですが、それに関連して二回お伺いいたします。  その第一回は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第四条で、委員は「人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有するもののうちから、」、「識見を有するもののうちから、」とある。この「識見」とは、その委員の言動は、大方の国民から見た場合に、その良識に合致するものであり、健全なものでなければならない、そういうことを「識見を有するもののうちから、」という「識見」は私は意味していると思うのですが、大臣の見解を承ります。

第38回国会 文教委員会 第19号(1961/04/13、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 豊瀬委員の質問に関連して一問だけ伺います。それは、内閣の法制局長官の答弁ならば僕は黙って聞いて下がっているが、わが院の法制局長の答弁だから私は聞きのがすことができない。それと荒木文部大臣の発言の中に、一言どうしても聞きのがすことができない点があるから、両者に関連することがあるから、ここで質問いたします。  それは、荒木文部大臣についての一つは、先ほど本日の質疑は、昨日、一昨日の問題が中心に質疑されているわけですが、話がILOの問題に発展している。そうしてILO八十七号条約については、これが条約として発効してからでなければ意見が述べられないという形で豊瀬委員と応答した点については、……

第38回国会 文教委員会 第21号(1961/04/20、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま議題となりました学校図書館法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  学校図書館が、学校教育において欠くことのできない基礎的な設備であるとして、その健全な発達をはかるために、学校図書館法が制定されましてから、満八年を迎えようとしております。この間、関係者の努力により、学校図書館の設置は急速に進められ、今日、全国の小・中・高等学校の約九〇%が、何らかの図書館施設を持つに至り、学校教育充実のために、重要な役割を果たしておりますことはまことに喜ばしいことであります。  しかしながら、その実情を見るとき、まだまだ問題は多いと言わなけ……

第38回国会 文教委員会 第22号(1961/04/25、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 二、三点明確にしておきたい点がありますので、簡単にお答え願います。  大学卒業者が高等学校の教諭になると、大学四カ年間に受けた奨学資金は免除になりますね。お答え願います。
【次の発言】 大学院卒業生が高等学校の教諭になる、その大学院の卒業生の大学の四年間の奨学資金は免除にするつもりですか、しないつもりですか。
【次の発言】 では、今の段階ではあなた方としては大学院の修士課程二カ年間を修了して高等学校の教諭になった場合には、修士課程の二年間分の奨学資金だけを免除すると、こういう考え方ですか、今のところ。
【次の発言】 文部大臣に伺っておきますが、説明員の答弁は矛盾していると思うので……

第38回国会 文教委員会 第23号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま議題となっておりますこの市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案、これが市町村立の高等学校の定時制課程の授業を担任する教員に支給される初任給調整手当、これを各都道府県の負担とするという趣旨で、まことに適切なる法案だと思います。ただ問題は、初任給調整手当そのものと、この初任給調整手当をいかなる人に支給するかというのが、本法律案の審議すべき眼目と相なると思います。従って、その点にピントを合わせて、前回の委員会に引き続いて若干伺いたいと思うのです。  それに入る前に、市町村立学校職員給与負担という立場から、前々回の委員会で文部省側が答弁された事柄と相反する事態が市町村に……

第38回国会 文教委員会 第24号(1961/05/09、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 数点お教えいただきたいと思います。  まず、勝田先生にお伺いいたしたいと思うのですが、先生、基本的な原則を四点あけられて御教授いただきました。そこで現在のあらゆる条件を、現実条件をお考えになって、工業教員を養成するのにはどういう方法をとったらいいと具体的にお考えになっておられるか、先生のお考えがございましたら一つお教えいただきたい。  それからもう一点は、はっきりと私再び意見を伺っておきたいのですが、それは三年の工業教員養成所の教科の編成から、三年を終えたからといって、学校教育法に基づく大学の四年への編入等はできないと思うのです。三年も私はできないと思うのです。この点については確……

第38回国会 文教委員会 第25号(1961/05/11、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 文部大臣に御所見を承りたいのでありますが、申すまでもなく、内閣は法律案を国会に提出するにあたって、その審議をスムーズにするために、行政府は立法府に対して政府委員としての承認を求めて参っております。そこで、われわれ委員といたしましては、その政府委員としての要請を承認いたして、われわれは皆様方が審議を要求されておる法案の審議をしておるわけです。この法案を審議しておる過程に、あなたのお聞きの通り、池田内閣の同僚閣僚である池田科学技術庁長官が質疑の途中に、われわれが政府委員として認めている政府委員の答弁に対して「でたらめ言うな」、こういう答弁阻止の発言をされておるわけですね。こういう点に……

第38回国会 文教委員会 第26号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 四参考人の方に若干お伺いいたしたいと思いますが、その前に一言お聞き取りいただきたいことは、私ども本委員会でこれを取り上げている趣旨は、委員長から説明された通りでありまして、私、主として今まで質問して参ったわけでありますけれども、その本意は、憲法、法律の正しい運用、教育者の職場における環境の正常改善、それを通じてこの教育の振興をはかりたいというのが本意でございまするので、本日わざわざおいでいただいたわけでありますが、事実をそのまま一つ御説明いただきたいと思います。  先ほど本田参考人が申されておりましたが、ちょうど私が予想しておった点と一致しておりまして、私も心配しておるわけなんで……

第38回国会 文教委員会 第27号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと関連して。これは重大な発言だと思うのですね。文部大臣に伺いますが、学校教育法と教職員免許法とは戦後の日本の教育制度においては不可分です。だから、このたび専門学校を設立するにあたって、学校教育法の一部改正法律案として国会に審議が仰がれたわけです。で、その教官になる人は、教職員免許法を適用されないのだというこのことはきわめて重大だと思うのですね。学校教育法の一部改正法律案で、法的に認めるということになれば、教職員免許法をそれに即応するように、その改正内容を盛り込んだ一部改正法律案を提案すべきです、これがなされてない、しかもそのつもりがないというこの発言はきわめて重大です。文部……

第38回国会 文教委員会 第28号(1961/05/19、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 今、諮られたことに異議ございませんが、お伺いしたい点があるのでございますが、きょう臨時委員会を開くにあたっては、大学学生部次長制が四月一日から二十五大学にしかれ、教育大学を初め、かなりトラブルが起こっている。緊急案件が起こっているので、緊急案件として緊急質問をさしていただきたい。ついては、それらについては委員長・理事打合会で御協議願いたいということを、きのうの委員会で委員長に提議申し上げておきましたが、その協議はどうなられたのか、その点と、それから、ただいま本日の案件として三件が提示されましたが、すでに三時でございますが、委員長・理事打合会では何時ごろまで委員会をお続けになるよう……

第38回国会 文教委員会 第29号(1961/05/23、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 学校給食法の一部を改正する法律案の提案理由を発議者を代表して御説明申し上げます。  御承知の通り、終戦直後の昭和二十二年、食糧事情が著しく窮迫していた大都市において開始されました学校給食は、次第にその意義と効果を認められ、着実な発展を遂げて参りました。特に、昭和二十九年には、広範な国民の希望と支持により、学校給食法が制定され、その後は一そう堅実な普及を示し、児童、生徒の心身の発達と国民の食生活改善に多大の貢献を果たしました。しかしながら、他面、現行法の建前は、学校給食の重要性を認めながらも、国や地方公共団体に対しては、その普及発達に努力せよといういわば訓示的任務を課しているにすぎ……

第38回国会 文教委員会 第30号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま委員長理事打合会の結果を御報告になりましたが、この中に、調査案件の報告がございませんが、たとえば、愛媛県の教育行政に関する調査等は、参考人の意見聴取までして、本委員会で相当取り上げて参った問題でございます。この問題については他の会派もそうでございましょうが、社会党としても、ある見解を持って、この国会で早急に調査の終末をつけるべきであるという立場で臨んでいるわけであります。ただいまの報告では、愛媛県の教育行政に関する調査案件等、その他社会党から幾多要請しているわけでありますが、それらの点については何ら御報告がありませんでしたが、この点は早急にお取り運び願いたいという御要望を……

第38回国会 文教委員会 第31号(1961/05/31、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと関連。日によって答弁がかわるのでは困るのですがね。大臣、どちらかはっきりして下さい。でないと、法案の審議ができません。御記憶あられると思うのですがね。高等学校設置法の一部改正法律案を審議する際に、その審議は深夜に及んだわけです。その当時のことを御記憶あられると思うのですがね。明快に一つ御答弁して下さい。その御答弁次第によって、こちらはこの法律案を審議いたしますからね。今の小林局長の御答弁は、奥歯にものが挾まったような答弁の仕方をしていると思う。切りかえなければならぬということはない、そんな答弁ありますか。一国の教育制度を改変する場合ですね、高等専門学校に切りかえなければな……

第38回国会 文教委員会 第32号(1961/06/02、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいまの報告けっこうで、了承いたしますが、一つお伺いしておきたいのでございますが、それは、先般、他院の全会一致の議員立法で委員長発議にかかっているいわゆるスポーツ振興法案の提案理由を聴取した際に、衆議院側を代表して提案説明した八木提案者が、特に超質的の議員立法であるから一つ優先的に早急に審議してほしいということをあわせて要望されておりましたが、これはごもっともな御要望だと思うのですが、この法案の審議について委員長どういうふうにお考えになっていらっしゃるか、委員長・理事打合会の協議対象になったとするならば教えていただきたいと思うのです。

第38回国会 文教委員会 第33号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 この高等専門学校については、たくさん質問したい点があり、また、質問しなければどういう学校かわからない点がたくさんあるわけですが、委員長・理事打ち合わせの決定に基づいて質問をいたします。それで承っておきたいのは、何分くらい委員長、お許しがいただけますか。その範囲内でやります。
【次の発言】 豊瀬委員の質疑に関連してでありますが、ここに出ております高等専門学校は各都道府県に一校は建てたい、その一校とは国公私立を通じて一校なんですが、文部大臣に伺いますが、国立高等専門学校は何校程度建てる予定であるか、お答えいただきたいと思います。

第39回国会 文教委員会 閉会後第1号(1961/12/08、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 調査の報告を申し上げます。  去る十一月十日から七日間、野本委員と私の外、吉田調査員が同行いたしまして、京都、大阪、兵庫の三府県を調査いたしました。私どもの調査は、さきの第三十八回並びに第三十九回の国会において成立を見ました法律に関係を持ちますところの工業教員養成所、工業高等学校及び企業内訓練施設等についての視察をおもなる内容とするものでありましたが、なお、文化財保護の状況などについてもあわせて視察をいたして参りました。  まず最初に、工業教員養成所について申し上げます。御承知のとおり、この全国九つの国立大学に臨時に付置されたのでありますが、いずれも開設後日なお浅く、大部分が本年……

第39回国会 文教委員会 第2号(1961/10/05、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 大臣、休憩に入るというのですが、ちょっと大臣の答弁の言いっぱなしだけ聞いて、ここでちょんにするわけにいかないと思うのです。あなたも日本の最高学府で法律を勉強された方です。政治経歴も相当長いのですが、今の答弁は私は問題があると思う。制定された法律が、時の行政府の責任のもとに法解釈が行なわれて、そうして、その責任と権限のもとに運用されて参る。したがって、その運用、改正等について、あるいは与党、野党の問に若干の見解の相違や幅が生ずることはあり得ると思う。しかし、先刻来の大臣の答弁を承っていると、あまりにも行政府の法解釈、その運用が偏向し、独断し過ぎるのじゃないか、この地方教育行政の組織……

第39回国会 文教委員会 第3号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 大臣、奥歯に物のはさまった言い方されているのですが、教育の問題を論ずる場合に、今の制度では許されないが、実際上学校の教育の場の外で行なわれていて、大臣の権限外、あるいは手の届かない範囲だというような表現で述べられているのですが、やっぱり国会で速記をつけて、公けの席上での大臣の発言としてはあまり現実的になり過ぎた御発言で、私は妥当でないと思うのですよ。あなたのお宅とか、あるいはどこかの喫茶店とか、ロビーあたりで、お互いに話す場合の気持としては大臣の気持わかります。しかし、国会の正式の場で一国の文部大臣として米田さんの質問への答弁、今指摘されている二つですね、ああいう表現は妥当でない……

第39回国会 文教委員会 第4号(1961/10/23、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま出席している大臣並びに政府委員をお知らせいただきたい。
【次の発言】 出席されておりますか。――本日、私はお許しを得ましたので、先般質疑いたしました残りの、オリンピック関係と、それから高専校新設問題と、学力テストの問題について数問質疑させていただきたいと思います。まず、自治省の政府委員がまだお見えになっておりませんから、文部省だけで質疑の終わる学力テストの問題について二、三お伺いいたしたいと思います。  九月二十六日の学力テスト前に、衆参でずいぶんと質疑が行なわれました。私ここでお伺いしたい二、三点とは、次の事柄であります。けさの朝日新聞にも、「迫る学力テスト各地の空気」……

第39回国会 文教委員会 第5号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 豊瀬質問に関連して、一問だけいたします。文部大臣に伺いますが、学力テストは明後日と迫っているわけです。一国の文部大臣として、法律の虫になっているだけでは済まされない私は段階だと思うのです。法理論だけで済まされない。重要な文教の問題が起こりつつあるという把握に立たなければならぬと思うのです。で、あなたは明後日に迫っているテストの問題について、子供を持つ父兄はもちろんのこと、国民一般大衆が、非常に心配されているという認識を持っておられるかどうか。本日の朝刊でも若干の日刊紙で、社説にまで取り上げて論じておられますがね。相当私は重大な深刻な問題だと思う。また一説では、警官の学園への出動要……

第39回国会 文教委員会 第7号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 本法律案について若干お時間をいただいて要点をお伺いいたします。  まず、先般、御要請申し上げておりました資料が提出されました。御苦労でありました。この資料について若干伺います。  まず、この校長、教員のほうで一万三千五百四十六人増員になるという資料が出されておりますが、この都道府県別の増減の数の動きを見ると、非常にその都道府県の生徒数と、それから校長、教員の増加する数とは、必ずしも正比例しておりません。かようにこの定数が増加する点についてアンバランスがあるのは、どういうところに原因があると把握されているのか、お答えを願います。

第40回国会 地方行政委員会 第2号(1962/01/30、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 第四十回国会提出予定法案、この説明は、これでけっこうだと思うのです。いずれ法案が出て参る場合には提案理由等がございますから、この説明でけっこうだと思うのです。しかし、予算の概要に対する説明は、所管委員会に対する説明としては、初めて私は経験するほどお粗末だと思うのですね。この地方行政委員会はおたくの所管委員会ですからね。いずれ予算委員会で予算の審議がなされるであろうが、そこに出される資料以上のもので当該委員会に説明されなくちゃならぬと思うのですよ。幾ら概況にしても、説明するからお聞きなさいというような態度で、これでは私は少しお粗末過ぎると思うのですが、後刻もう少し詳細な数字説明を入……

第40回国会 地方行政委員会 第3号(1962/02/01、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 資料を後日の審議の必要上、事前にお願いいたしたいと思います。  おおむねこの関係資料はよく整備されておりますが、これは、追加してお願いしておきたい点は、警察法関係では、交通事故に関する資料が詳しく出ておりますが、原因別のを一つ追加して下さい。  それから定員の面については、過去五カ年間における内部部局別の定員の変化がわかるような表、並びに過去五カ年間における警察本庁並びに都道府県所管にかかる警察官の定員の増高が年次別にわかるような表を資料として提出していただきたいと思います。  それから公営企業関係では、これも資料は整っておりますが、奄美群島復興計画のその後の進捗状況の概要がわか……

第40回国会 地方行政委員会 第4号(1962/02/06、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 内閣を代表して官房長官あるいは副長官の出席を願っているわけですが、まだお見えになりませんから、法案担当当局の自治省に対して若干お伺いいたします。  この母法は、三十六年十月三十一日に本院の本会議で可決されているのでありますが、この際に、院の決議として、十四法案の内容に準じ、同様趣旨の立法措置を次の国会において必ず講ずることと、全会一致で可決されているわけです。行政府はこの方針でやられたのか、この点ひとつお答え願いたいと思います。
【次の発言】 あなたのところも関係省庁ですから伺いますが、それでは、一部改正法律案は、全部で何本国会に現在まで出されておりますか。

第40回国会 地方行政委員会 第5号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 先般の委員会で御質疑をして、責任者が不在のために答弁が残っている部分が官房長官にする質問の今の答弁のところ、それから自治大臣と警察庁長官にもあったのです。部下からお伝えいただいて、それに対する答弁を次回の委員会で承ることになっておりましたので、副長官への質疑終了後それを伺いますから用意をしていただきたい。  ただいまの副長官の答弁は、その態度といい、内容といい、質問者の満足するところであります。おおむね満足します。どうしてここにお出まし願ったかというと、前国会では特別委員会がありまして、御承知のごとく、十四本一括付託されたわけです。そして最終段階で十月下旬の九州、四国、中国、近畿……

第40回国会 地方行政委員会 第9号(1962/02/22、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 先般の委員会に私欠席しておりましたので、質問が重複した場合には、答弁者は簡単に御答弁願いたいと思います。  まず、発議者にお伺いいたしますが、発議者は、離島振興に関して長きにわたって非常に関心を持たれ、御熱心に努力されている点、非常に敬意を表するものでありますが、本法律案の改正をするにあたって、発議者として行政府に対して要望したい点とか、あるいは御不満な点とか、感じられている点があろうかと思うのでありますが、その点と、それからこの法律を十年延長するという内容の法律案を出されたわけでありますが、発議者としては、離島振興という立場から、幾多やりたい、やらねばならぬと考えておられること……

第40回国会 地方行政委員会 第10号(1962/02/27、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 若干お伺いいたしますが、この法案の要綱並びに提案理由を承りますと、もっともな面も多々あります。もう少し早くやってよかったのじゃないかと思う点もありますが、私拝見したところ、法律案要綱の第一と第七、この点について提出された皆様方の趣旨をさらにお伺いしてみる必要があると、かように感じているわけですが、どうしてもこういう第一項、第七項のような改正をしなければならない、こういうように感じられている点を簡単にひとつ御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 まことにおかしな質問になるかと思いますが、私は生まれて本日まで飛び出しナイフというのを使ったことがないのですが、これをあなたにお伺い……

第40回国会 地方行政委員会 第11号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 大臣の来る前に、長官に少し伺いたと思うのですが、その前に、私も資料について御注意を申し上げ、お願いをしておきますが、警察庁から出される資料類が非常に整備されている点は、先般も私は敬意を表したわけですが、日付がいつもないということですね。これは官房長、各部局に厳重になにするように……国会に出す資料は、何月何日という日付があるということと、それから提出責任を明確にする。でないと、運輸省から出たのか、警察庁から出たのか、どこから出たのかわからぬし、何日現在の資料かということがわからなければ、後日の参考にならないので、この点はぜひひとつ部内に徹底するようにお願いしておきたいと思います。 ……

第40回国会 地方行政委員会 第12号(1962/03/06、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 前委員会からの続きとして、若干伺います。本法案の内容を質疑する前に、前委員会との関連で伺いますが、大分県の別府市で、警察官か衣服、装備品等を奪われ、生命までも奪われた。この犯人はまだわかりませんか。
【次の発言】 あの警察官が持っておったピストルは、質屋に入るとか、あるいは他の団体等の手に渡り、他日機会あるときに捜査等がなされた場合に、そのピストルを発見した場合には、これは後藤巡査の所持品であったということが確認できるようになっていますか、なっていませんか。
【次の発言】 先般本委員会における長官の答弁によるというと、押収したところのピストルは、三十五年度において三百八十九丁ある……

第40回国会 地方行政委員会 第14号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 前回の委員会の際、私他の委員会に出席したために本委員会に欠席しておりますから、質問がダブリましたならば御答弁に及びません。二、三質問いたしたいと思います。  まず、第一点として伺いたい点は、質屋並びに古物商の所管は、やはり警察庁が最も適当だというお考えで現在もいらっしゃいますか。何かのきっかけで慣習としてずっとこられておるのか、その点の御見解を承りたい。
【次の発言】 戦前、戦時中並びに戦後を通じて、質屋の庶民生活に対する比重といいますか、それに変化があるか、どういうふうに認識されているかお答えいただきたい。
【次の発言】 私の認識並びに私の直感とただいまの答弁、一致いたしており……

第40回国会 地方行政委員会 第17号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私すわって伺いますから、すわりてお答えいただきたいと思います。ちょうどいい機会でありますから若干お伺いしますから、できるだけ簡単にひとつお答えいただきたいと思います。  先ほど承りまして感じたのですが、こういう問題については、それぞれの立場々々で意見が若干狂って参りますね。きょう三人の方の間でもやはりズレがあるわけです。これはまあやむを得ないことですが、われわれとしては、大所帯所から最大公約数をつかまなければならないわけでありますから、そういう角度から質問をいたしますが、中には質問内容に御無礼な点が出るかもしれませんけれども、そういう点はあなた方のほうからも率直に反論をし、お答え……

第40回国会 地方行政委員会 第20号(1962/04/03、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 御承知のように、これは組合法案が百七十三条、附則七十二条、別表五で、二百三十三ページにわたっているわけですね。それから施行法案が百五十三条、附則四項、別表二で、二百四十三ページ、合わせて四百七十六ページに及んでいます。量からいっても、質からいっても、相当重要な法案だと私は考えますが、本日は、この両法案のアウトラインといいますか、さらに日本の国政の中における位置づけという角度から伺って、いずれ、内容が非常に重要で、複雑でありますから、逐条審議をして誤りなきを期したい、かように私どもは考えている次第でございます。  それで大臣、政府委員の出席並びに答弁の態度ですが、三月二十三日に本会……

第40回国会 地方行政委員会 第21号(1962/04/05、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 長官においで願いましたから一、二点お伺いしたいと思います。  まず、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律案、これは自治省所管として提案されたわけですが、離島振興法所管の大臣として、この法案をいかように見ておられますか、お答えいただきたい。
【次の発言】 前回の本委員会における秋山委員の質疑に対して、自治省は次のごとく答弁しているのですね。この法律で規定するところの辺地は、文部省所管のへき地教育振興法の対象地域は全部入る、経済企画庁所管の離島振興法の適用地域は、全部は入らないでその一部は入る。一部と全部の関係である、かように申し述べているわけなんです……

第40回国会 地方行政委員会 第22号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 大蔵大臣、ここの委員会はすわって質疑応答をやっていますので、私もすわって伺いますから、大臣もすわってお答えいただきたいと思います。  先般、事務当局におかれましては、この法案は社会保障対策の一環として政府で着想立案されたということですが、かように再確認してよろしゅうございますか。
【次の発言】 そうなれば、国の社会保障対策の一環ということになりますと、最終責任は国のほうにおいて負うべきと思いますが、御所見いかがでございましょうか。
【次の発言】 大臣、私のあとの質問もあらかじめおもんぱかってお答えされているようですがね、事務当局ではそのとおりだと答弁しているのですがね。これは当然……

第40回国会 地方行政委員会 第23号(1962/04/12、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと議事進行について。ただいま加瀬委員が、参考人の方々に御意見を伺っておるわけで、後ほど僕らも伺いたいと思うのですが、それで、参考人に失礼でございますけれども、できるだけお答えを簡単に数多く聞かせていただくように御配慮方をお願いしたいと思うのです。お互い大体二つ聞けば五つくらいは……、皆さん方もそうだし、ふつつかながらわれわれもそうですから、それでできるだけたくさんの項目についてお聞きいたしたいと思います。かようにお取り計らいいただくと非常にありがたい、こういう希望でございます。
【次の発言】 参考人の方々の御意見を承り、お教えいただきたと思います。まず、児玉参考人と栗山参考……

第40回国会 地方行政委員会 第24号(1962/04/17、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 総理にお伺いします。  総理は、この委員会はすわって質疑応答をやっておりますので、私もすわってやりますから、すわってお答えいただきたいと思います。  総理にまず伺いますが、社会保障政策の一つの柱としての国民皆年金制度がスタートしたわけでありますけれども、そういうものを実施する以上は、それぞれ国民の関係者が喜んでいただけるようなものを創設、実施されることが大切だと思うんですが、国の責任という立場において、どの程度財政的に国が責任をもってやっていこうというお考えを持っていらっしゃるかということと、現在形だけ一応整ったわけですが、これらの将来の体系的にも内容的にも充実整備することについ……

第40回国会 地方行政委員会 第26号(1962/04/20、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 まず、先般の委員会で伺いました満鉄勤務職員の年金通算の点についてお伺いをいたします。  この件については立法府で長きにわたって論じられ、検討されて参った問題で、ここに繰り返してその内容を申し上げる必要はないと思います。ただ、その満鉄の発足した当時の経緯、それからその後の職員の置かれました勤務の実態、状況、さらに昨年の国会で満州国の官吏であった諸君に対する取り扱いが改正された等々、経過、実態からかんがみ、さらに最近では当院の内閣委員会において、公共企業体職員等共済組合法の成立にあたって、二月二十二日に、山本委員の提議によって、満鉄在勤職員の通算について、公共企業体当局並びに政府は善……

第40回国会 地方行政委員会 第27号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 この法律案はおおむね適正妥当なものと考えます。それで、若干質疑いたしますが、総括的なものと逐条的な質疑と同時に若干いたしたいと思います。まず、政務次官に伺いますが、この改正法律案の中には、幾つかの内容を含んでおるわけですが、この法案提出者として、比較的といいままか、最もと申しますか、ウエートを置いておる、この法案の山というのはどこにあるというふうに提出者側としては見られておられるか、御答弁願いたい。
【次の発言】 じゃ、ただいまの答弁からすれば、この法案の中に山はないということなんですね。そういうように了承していいわけですね。

第40回国会 地方行政委員会 第28号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 修正者に質疑いたす前に、本日の審議の都合上、資料をまずもって要求しておきたいと思います。政府委員におかれては、自治省の事務当局に指示を与えて、午後の委員会に間に合うように、そして本法律案の本日における審議に支障を来たさないように資料の御提出をお願いしたいと思います。それは、この法律案は一口にいって北九州五市の合併をマークした法律案だと思うのです、実質的にはね。したがって、おそらく衆議院段階における審議においてもそれが焦点になったと思うのです。速記録を若干拝見しましたが、全部出ていませんので、つぶさに承知することはできません。そういう角度から見ますと、自治省の法律案審議の場合に出さ……

第40回国会 地方行政委員会 第29号(1962/04/27、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 修正者に質疑をする前に、委員長にちょっと伺いますが、この法律案の提案理由を説明するのに、大臣でもない、政務次官でもない、警察庁長官の政府委員が説明するというのは、非常に異例なことじゃないかと思うのですが、将来のこともありますので、これは念のために委員長の御所見をひとつ伺っておきたい。
【次の発言】 委員長の御発言を了承いたして、注意を喚起する意味の発言にとどめておきます。  修正者に若干お伺いしますが、「政令で定める大型自動車」というものは、具体的にどういうふうにお考えになっておられるか、御答弁をいただきたいと思います。

第40回国会 地方行政委員会 第30号(1962/04/30、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。新産業都市建設促進法は、今国会における重要法律案の一つであり、衆議院において長期間にわたって慎重審議された点については、敬意を表します。修正して本院に送られているわけですが、その修正点についても十分検討をいたしたいと思って、私この配付された資料を見たのですが、要綱はありますが、説明はないのですがね。これは当然他院から修正して送られる場合、しかも、こういう重要法律案の場合は、やはりその院の委員長を補佐する調査室長に指示して、修正提案理由説明を整備して他院へ送られるのが私は常道であり、また、当院の委員長としては、そういう要請をされて、われわれの審議をして容易ならしめ……

第40回国会 地方行政委員会 第31号(1962/05/02、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま、このわが国の議会制民主主義の根底に関する件についてわれわれは審議、調査しているわけでありまして、先刻来わが国の最高水準の方々から、きわめて公正にして熱心な、高邁なる御意見を拝聴いたしまして、個人としても非常にありがたく思っております。で、若干質疑さしていただきますが、その前に私は委員長に一、二点、念のために伺わせていただきたいと思います。そのことは、参考人の方々がここに御多忙の中に御出席いただいて公述をしていただき、さらに私たちの質問にもお答えいただくわけでありますが、それだけにあえてお伺いするわけです。委員長としては、ただ形式的にこういう会を開いて参考人の御公述をお願……

第40回国会 地方行政委員会 第32号(1962/05/04、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員長、議事進行について。  きょうの委員会の運営は、委員長としてはどういうふうにされる予定でありますか。総理を朝から出席いただけるように御配慮いただきたいことをお願い申しておいたわけですが、いかように本日の委員会は取り運ばれる意向か、それをお伺いしたい。
【次の発言】 自治省の政府委員の方にお伺いいたしますが、先日資料を要求いたしておきました。けさここに部厚いものを今受け取ったばかりでまだ目を通すひまがないのですが、お願い申し上げた資料はこの一冊の中に全部入っているのでございますか。後刻拝見したいと思いますが、それを伺っておきます。

第40回国会 地方行政委員会 第34号(1962/05/06、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 本委員会としては総理は初めて御出席になられたわけで、かつては御病気をなさって御出席をされなかったので、この重要法律案に計画的に質問を構成して質問ができないことをはなはだ遺憾といたします。私は委員長の気持を体してやりますけれども、あまりそうきついことをおっしゃらないように、前もって要望を申し上げておきます。きょうは総理への質問でございますけれども、この雰囲気の質問としては、総理以外に、法案の内容を解明する必要がありますので、他の方々にも質問をいたします。私も紳士的に内容的に簡明に質問いたしますから、お答えになるほうも簡明にお答えいただくし、委員長もその気持でおっていただきたいと思い……

第40回国会 予算委員会 第5号(1962/03/05、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 重大ですから、関連して。外務大臣は、これからあとで英国なりアメリカの大使館に抗議すると言いますが、笑って抗議したのではだめなんです。あなたは、外交権に基づいて、国民にかわってその執行に携わっておられるわけですが、国民のこの反対の批判ですね。これを正しくあなた方の外交ルートを通して外部に反映させているかどうかということが問題です。私は、日本政府並びに日本国民のほんとうのこの問題に対する実験禁止、実験に反対であるということが十分通じていないのではないか。その点、私は問題だと思う。あなた方外交権を持っておるだけに、それだけ責任重大だと思う。なぜそういうことを私が言うかというと、日本のあ……

第40回国会 予算委員会 第6号(1962/03/06、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連、総理に。あなたのさっきの答弁の中で理解できない点があるので、ひとつ御説明、お教えいただきたいと思うのですがね。生活保護者が昨年より四割ふえたと胸を張って答弁されておりますが、これは社会保障政策の抜本的推進のもとに非常に保護基準を上げることによって、そうしてふえるのならば、それはそれなりに見方があると思うのです。しかし、日本の社会保障政策の実態、保護基準等からいって、四割ふえたということは、それだけ所得倍増計画、経済成長政策の結果、均衡が破れて、そこに経済のゆがみというものが大きく現われてきて、その結果として格差が広がってきた。その犠牲者といいますか、こぼれた方といいますか、……

第40回国会 予算委員会 第7号(1962/03/07、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 総括質問でありますから、主として総理に御答弁願いますが、総理の答弁を補足して、あるいは単独に大臣に伺う点がございますので、私の要求大臣の確認をしていただきたいと思います。
【次の発言】 私のは大臣がそろわないと質問ができません。総括ですから、総理に主として聞いていきますが、個別の大臣に個別の質問するわけじゃないのですから、要求した大臣がおそばにおられないと、あとで御答弁いただくというわけにいきませんので、至急にそろえていただきたい。官房長官来ておりますか。――それでは総理に聞きましょう。  総理にまずお伺いいたします。これから私、予算案を中心に質問をいたしますが、その前に、総理を……

第40回国会 予算委員会 第8号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 昨日の衆参両院並びに内閣のあり方、さらに当予算委員長の委員会運営の実態を顧み、私は深く感ずるところあり、ここに質問内容の構成を相当大幅に転換し、以下質問を再開いたします。  池田総理、まず伺います。お互い既成政治家には、選挙は法網をくぐってやるものだといった先入観、前提意識があるのではないでしょうか。金のかからない選挙の公明化によって立法府入りされるであろう優秀なる数多くの人材が埋もれていることに気づかず、政治家としての自己保存の意識が強過ぎる偏向性はないでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 事は国家百年の大計に属する問題と考えます。選挙法改正案の一条一句の解釈以前に論ぜ……

第40回国会 予算委員会 第9号(1962/03/09、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員長、一つ……。高柳先生、私は一昨年当院の内閣委員会に先生参考人としておいでいただいて質疑いたしました矢嶋でございますが、あの当時、私は高柳先生というのは名前を承っておりましたが、ずいぶんりっぱな先生だなという印象を植え付けられた記憶があるのですが、あの当時の先生が公正に運営されておられたことを想起し、その当時、内閣委員会に参考人としてお述べになられた経過の運営を見てみますと、最近非常に私は当時の先生の予想、お述べになられたのと違って、スピードが加わってきたと思うのですね。これは何でございますか、先生の御心境の変化に基づくものでございましょうか、それとも一部のある勢力の働きかけ……

第40回国会 予算委員会 第10号(1962/03/10、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連。
【次の発言】 総理に伺います。藤田委員が熱心に聞かれているわけですが、もう一二月十日ですよ。国会は後半戦に入っているんですよ。いまだにめどが立たないでどうするんですか。その点を藤田委員は追及しているんです。この通常国会の開会された早々であれば、できるだけ早く、あるいはめどが立ち次第、そういうことで了承できますよ。もうすでに衆議院で予算案は通過して当院に回り、後半戦に入っているじゃないですか。この段階でまだめどがつき次第というようなことでは、藤田さんとしては下がれないと思うんですね。少なくとも一週間以内とか、あるいは長くとも十日以内とか、幾らかでも数字が入らなければ、この段……

第40回国会 予算委員会 第11号(1962/03/12、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して一つ……。今日本の政治では一番大きな問題は物価問題で、国民の関心事であると同時に、今奥先生のほうから適切なる御質問がされておりますが、大臣諸公の御答弁では現在のこの重大問題である物価問題は解決できないと思うんですね。したがって関連してお伺いいたしますが、まず厚生大臣ですが、御承知のごとくエンゲル係数は日本においては高いのですからね。だから食料品の物価指数の動きというものに対しては最も敏感でなくちゃならぬ。ところが経済指標を見ても食料品の指数の伸びが一番大きいわけです。今もお話が出ているが、牛乳に限らず、食料品の生産場における生産価格は決して高くなっていないのに、消費者に渡……

第40回国会 予算委員会 第13号(1962/03/14、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連。厚生大臣、私はよく聞くのですが、昼間はまだしも、国立病院に入院しておって、夜間病気が急変すると、助かる命も助からない、こういう不安を持っている患者が相当国立病院にいるわけですね。それは昼間もさることながら、夜間になるとお医者さんと看護婦さんが非常に不足しているということから、そういう不安におののいているわけなんです。先刻以来、藤原委員の質問に対して、灘尾さんらしく、慎重に誠実に答弁を返されておりますけれども、その点は多といたしますけれども、国民として承りたい点は、少なくとも国立病院において、いつからお医者さんと看護婦さんを、入院している患者に、療養に差しつかえないように与え……

第40回国会 予算委員会 第14号(1962/03/17、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行。
【次の発言】 ただいま河野農林大臣の名前が出たから一言申し上げますが、河野農林大臣は、九日の閣議で参議院の予算委員会の大臣の呼び方がいけないと発言して、閣議をリードをして、前例もなく官房長官を通じて衆参両院に対してやや抗議的な申し入れをしているんです。これは異例のことですよ。これをリードされたのは、河野さんですね。私はその後の河野さんの立法府に対する行き方を静かに見守っておった。先般の田中質問のときは、本人が了承を与えたからとはいえお出でにならなかった。亀田委員が呼んだところがすぐおいでになって、本日の釈明にあたっても、そう誠意のあるものとは思えない。いかに実力閣僚と……

第40回国会 予算委員会 第15号(1962/03/19、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 外務大臣、おっしゃっていることと腹の中は違うのじゃないですか。ほんとうに返還されたら、あなた方は困るのじゃないですか。沖縄はすでに核武装しているのですよ、核武装を。ナイキ・ジュースはある、核武装している。第七艦隊も核武装しています、海上、陸上部隊とも。沖縄にある米航空部隊はすでに核弾頭を積んで訓練をやっております。待機しております。ところがあなた方は、国会では核武装はいたしませんということを答弁している、これは信念であるということを答弁している。それが今沖縄の施政権を返還されたら、それと矛盾するじゃありませんか、お困りになるのじゃありませんか。だから国会の決議は国民感情で、施政権……

第40回国会 予算委員会 第16号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行。私、当事者でありますから。私は先般の総括質問のときにも外務大臣を要求したわけであります。あのときに私の公職選挙法に関する質問を中断して、そうして本院で理事会をやっている間に、総理大臣と外務大臣はそれぞれ第一院の選挙法特別委員会と外務委員会に行って、そして委員会を終了して、五時前になって、委員長は、これから矢嶋君質問をしてほしいということでありましたが、そのときに私は、率直にいって、私の審議権を侮辱された、軽侮された感じを受けました。そしてお互いに話し合いの結果翌日に持ち越されましたけれども、非常に悪い印象をいまだに持っております。本委員会発足以来、委員長の御配慮によって……

第40回国会 予算委員会 第18号(1962/03/23、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連。川島長官にこの際伺っておきたいと思うのですが、歴代の行管長官がずいぶんやられたわけですが、しかし、人にもよるのですが、行管長官でまとまったことをやられた長官というのは、ほとんど終戦後の行管長官でなかったという私は感じを持っております。私もこの前総括質問のときにちょっと伺ったのですが、今度これが発足して、川島さんの所管下でやられたということは、非常に意義があるし、国民の期待というものは非常に大きいと思うのですよ。それで、大いにひとつやっていただきたいことを特に要望申し上げますが、同時に私は、今適切な質問がありましたから、一言聞いておきたいのですけれども、ともかく役所があって、……

第40回国会 予算委員会 第19号(1962/03/24、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと大森さん、一つ関連して……。大蔵大臣にお伺いしますが、今大森さんは重要なポイントを伺っておると思うのですがね。予算のこの編成方式を見ると、防衛本庁は組織一本でいっておるわけですね。これだけ予算の膨大化した防衛庁の予算編成にあたって、組織を防衛本庁一本だけにするという予算の編み方というものは私はおかしいと思うのですよ。二年ほど前あったでしょう、ターターのときに警備艦の改修費をターターに流用しておったわけですね。こういう予算の組み方は、それはできるわけですよ。しかし、現在ある艦船の改修と、アメリカの第一線級にあるターターを入れるという場合には、質的に違うと思うのですね。その点……

第40回国会 予算委員会 第21号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連。総理、今の質疑に関連して一つ伺いますがね。核武装はソ連や中共がしようが日本は厳としてしない。沖繩の施政権が返れば核武装はしない。こういうことを言明されておるわけです。したがって現時点において、施政権返還を早急に要求している日本政府としては、アメリカ側に対して施政権を一部返してほしいということと、アメリカに核武装しないでほしい、沖繩における核武装をやめてほしい、これと並行して要求していくものと私は考えますが、どうですか。ということは、国内で核武装しないという大前提がある、沖繩の施政権が返ってくれば核武装しない、核武装を解く、それがベースとしてありながら、それに何ら触れずに施政……

第40回国会 予算委員会 第23号(1962/03/31、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと関連して一つ。大蔵大臣は予算の分科会で、たばこの問題で私が質疑したときの答弁よりは、さっきの答弁は少し後退していると思う。それにもってきて、総理が今、勝手に了承してもらっては困ると言って、大衆酒、大衆たばこの値下げについての今後の方向を打ち消された点は、私は重大だと思うのです。総理は減税の専門家として自他ともに認められている人ですが、一体たばこは六六%から六〇%以上、半分以上税金で年々歳々専売益金に収入源を依存している形というものは、たばこが嗜好品から生活必需品となった現存考慮しなければならぬと思うのです。特に店頭に行ってごらんなさい。日雇い労務者と勤労者大衆は、「バット……



各種会議発言一覧

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 厚生・文部・地方行政連合委員会 閉会後第1号(1950/11/16、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 池田茂証人にお尋ねいたします。池田証人が建築出願をした当時はあの池上で新田における営業と同じように営業をするという気持で出願したと、こういうふうに了承してよろしいのでございますか。
【次の発言】 正業の内容をちよつと説明して下さい。新田でやつておる営業と違うのですか、違わないのですか。
【次の発言】 それでは当局から設計図について三疊とか四疊半の部屋が非常に多いと、いわゆるあなたの言うところの正業をやるには設計がおかしいというので、その設計替を要求されたということがありますか、ありませんか。
【次の発言】 ありませんか。この建築ではいけないからこの部屋をこういうふうに変更して欲し……

第8回国会 厚生・文部連合委員会 閉会後第1号(1950/11/15、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 簡單に岡安証人に、その保全の必要をもう一歩突込んでお尋ねします。街にパンパンが歩いておつて、それを追拂うと、夜学校の教室の中に入つていかがわしいことをして、朝生徒が学校へ来て見ると、いろいろなものが落ちておる。街を通つている娘さんはパンパンか娘さんか分らない、こういう敗戰後の社会情勢というものがもたらした、国民の一部の人は文化国家建設などと言つておりますが、その感覚の愚劣低級さというものがもたらしたものである。又との行政官が指導の立場で感覚的に優れていればいいのでありますが、そういう社会情勢の下に麻痺してしまつて、又行政官の感覚の低級さというものがもたらしたものであると、私はこう……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第1号(1950/11/30、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 議事進行について、この地方公務員法は全国の地方公務員に対して極めて重大な法案であります。文部委員会といたしましても全国五十万の教職員がこの適用を受けることであるし、又労働委員会としてもこれは今まで労働立法が適用されておつた地方公務員全般がこれから除外されるという法文であり極めて重大であります。従いましてこの公務員法案の審議にあたりまして必要なる関係法規、例えば政令二百一号、それから参考書類といたしまして、国家公務員法の制定を促したところの一九四八年七月に出されたマ書簡、そういうものもこの際文部委員会にしても労働委員会にしても人事委員会にしても必要だと思います。地方行政委員会には渡……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第2号(1950/12/02、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 本地方公務員法案は我が国の民主政治の育成という立場から、地方民主化という立場からも極めて重大な法案である、今後の日本のあり方なり、その動向を決定するほどの影響性を持つところの極めて重大な法案である、こういうように本員は考えるものであります。つきましては、先づ総括的な点について、次にやや具体的な面について、岡野国務大臣以下政府委員の方にお尋ねしたいと思う次第であります。  先ず第一点といたしまして、この地方公務員法を制定するに当つて現在施行されておりまするところの国家公務員法との関係をどういうように考えられたかという点であります。提案理由にも中央と地方との一貫した近代的な科学的公務……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第3号(1950/12/04、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 一昨日本員は質問申上げたわけでありますが、その当時人事院総裁並びに文部大臣がお見えになつていませんでしたので、本日出席を要望したわけでありますが、午前中お見えにならないそうでありますので、人事院総裁並びに文部大臣に対する簡單な質問は午後させて頂くことにいたしまして、これから地方自治庁関係の政府委員のほうへ若干質問を続けます。  先ず先日政治的行為の制限のところで、森崎委員の緊急動議で切られたわけでありますが、その辺から続けます。この政治的行為の制限の大きな目的として、行政運営の公正を期するということが、謳われているわけでありますが、公務員の勤務・地域や離れれば、これは行政の公正な……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第4号(1950/12/07、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 このたび地方公務員法案が議題に上程されておるわけでございますが、この地方公務員法と、国家公務員法とは一連の関係があるものでありまするし、総裁は国家公務員法に基いてできたところの人事院の総裁であり、公務員の利益を保護する立場にありますので、その角度からお尋ねいたしたいと思うわけであります。今度の地方公務員法案の中には人事委員会並びに公平委員会の設置が規定されておるわけであります。あの案の中にあるような人事委員会並びに公平委員会で、果して地方公務員の福祉並びに利益の保護が保障されるかどうかということを、今まで人事院の総裁として経験のある淺井総裁に意見を承わりたいと思うのであります。

第10回国会 外務・文部連合委員会 第1号(1951/05/14、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私は少し話を前に戻してお伺いしたいと思うのでありますが、先ほど提案者からもお話がございましたように、二十四年に衆参両院でユネスコ加入の件について決議をしておるようでございますが、それ以来文部省並びに外務省はそれぞれの立場においてユネスコ運動の推進助成或いはユネスコ加盟に対しての万金の処置をとられて来たと思うのでありますが、そのなかの主なる事柄とそれから今度六月に執行委員会があり、なお六月十八日にパリで総会があつて、その席上きまるように承わつておるのでありますが、その執行委員会なり並びに総会における大体の見通しでございますね。そういう点についてお伺いいたしたいと思います。

第10回国会 法務・文部連合委員会 第1号(1951/05/22、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 吉田先生にお伺いしますが、人名当用漢字表というのは別に長い期間をかけて研究して作るのが妥当だということを申されましたが、大よそ何字ぐらいだというような見通しがございますか。
【次の発言】 次に阿保先生にお尋ねいたしますが、国字政策との関連はどういうふうにお考えになつていらつしやいましようか。国語審議会あたりで研究されておるところの国字、そういう名前だけでなくてできるだけ漢字を少くして、子々孫々非常に漢字というものに、簡單に言えば悩まされるのを排除しようという、そういう方針と、人名というものの普通の制限というものの関連をどういうふうにお考えになりますか。結局先生の御意見では一切制限……

第10回国会 予算委員会地方財政平衡交付金に関する小委員会 第1号(1951/03/22、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 今支給状況の調査の結果が発表されたわけですがそれだけでは意味がないと思います。大蔵省のほうでは新規需要でない、こう認めるといいますが、二十四年度のごとき例の七億二千万円の問題など先国会も問題になりましたが、新規需要でない証拠であります。七億二千万円を前の二、三年前の地方公共団体の貸付金で差引く、そのような形になるわけです。その他に二十五年度では地方の殊に人件費は教職員が一番占めるのでありますが、もう七月頃から地方では教員の補充を全部ストツプしています。そのために学校に行きますというと学級編成を切替えたようなところもあります、欠員ができればそのまま。従いまして例えば女の先生の産前産……

第11回国会 通商産業・文部連合委員会 閉会後第1号(1951/09/05、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 私は若干お伺いいたしたいと思います。現在の競輪上建設が進行しつつある所は住居地域で、あの附近に集団住宅がございます。それから殊にあそこに、小学校が極めて近い所にある。そういう立場からこの建設が再開されるように承わつて、地元では猛烈な反対運動が起つて、そうして競輪場設置反対陳情書というのに多数の署名をして東京都知事宛に出したように承わつておるが、それを受けたのはいつか、先ずそれを承わりたい。
【次の発言】 そこでお伺いいたしたいのでありますが、反対の立場に立たれておるおかたは、昨年十月秋頃は丁度全国的に競輪の問題が非常に重大問題として取上げられて、閣議においても暫らく開催のストツプ……

第11回国会 文部・水産連合委員会 閉会後第2号(1951/09/06、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 先ず法務総裁のさつきの久里浜校舎を水産大学に使用するに至つた経過が若干私は齟齬しておるのではないかと思つて重ねてお尋ねいたしますが、総裁のお言葉では、あの水産大学が使用したところの校舎というものは、日本政府部内の相談によつて使用するようになつたのだ、こういうような御発言があつたようでございますが、私の承わつておるところでは、昭和二十四年の十一月に、米海軍の横須賀基地が使用しておつたところの鉄筋コンクリート建ての二棟、あの建物の一番いいところでありますが、それと、鉄骨及び木造各一棟、合せて五千坪、これを米海軍基地は爾後大学として使用することを適当と認める。そうして更に米海軍横須賀基……

第11回国会 文部・法務・厚生連合委員会 閉会後第1号(1951/09/03、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 議事進行について。武蔵野特飲街の税の問題については、先般来からいろいろ問題になつておつたわけでありますが、当委員会としては先ほど岩間君から質問されましたような点について明確にしたい、こういう意向で、証人によつて証言を得たいというつもりであつたところが、事務局の、如何なる証言を求めるかという内容の点について、又人をして若干連絡はしたようでございますが、今の文書では証言内容というものが明確でなかつたために、若干行き違いを生じたので、ここに金原証人に証言を受ける点は私もうこれ以上ないかと思う。従つてこの際金原証人の証言をこの程度で打切つて、改めてこの税の関係に関しましては主管の局長の証……

第11回国会 文部・法務連合委員会 閉会後第1号(1951/09/04、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 問題は相当進展しているようでございますが、証人のかたも折角お見えになつておりますので、過去の経過については佐藤証人、池田証人から詳しく承わりましたので、それと重複しないで進展した現段階を中心としての証言を一通り各証人から五分間程度承わつて、あとで委員のほうから質疑をするようにしたら如何でしようか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私は今日の事態に到達できたことにつきまして、各位に敬意を表するものであります。各証人から承わつたところによりますと、今後種々雑多の、いろいろの困難の問題が起つて来るかと思いますが、これは一に町長である佐藤証人、それから町会議長であられる池田証人……

第13回国会 議院運営・人事連合委員会 第1号(1952/07/23、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 関連して……、昨日でしたか、職員組合のかたからいろいろ御要望を承わつた中に、特殊勤務手当を特殊性から云々という要望があつたのであります、それに関連して今水橋さんからお話があつたのですが、私ども今後国会の審議に当つて与野党の能度次第ではああいう場面も、やはり私は国会を上廻るお堀端の権威がなくなつた今後折々あるだろうと私は予想しておるわけですが、あの際に今総長御発言のように総長の人徳高き統率よろしきを得た点もあると思いますが、国会職員のかた、実に職員は処女のごとくやさしくて、私が国会職員であればただで済まなかつたと思います。とにかく最後まで御努力頂いたわけですが、私はあのときに国会職……

第13回国会 内閣・文部連合委員会 第1号(1952/05/09、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 只今議題となつております文部省設置法の一部を改正する法律案は三月二十九日に衆議院で可決され、本院に回付されて今日まで参つておりますので、所管の内閣委員会では質疑も相当展開されたでございましよう。或いは重複する点もあるかとも存じますが、私ども文部委員としては初めてでございますので、若干重複する場合があるかも知れませんが、御了承願いたいと存じます。  先ず文部大臣にお伺いいたしますが、本法律案の提案理由を拝見いたしましても、先ずその角度からいろいろの見解もありましようけれども、まあこの法律案の最も骨子と申すべき部分は、やはり中央教育審議会を設置する、これに伴うところの法律案の内容が最……

第13回国会 文部・水産連合委員会 第1号(1952/05/16、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 質問の前に議事進行について……。これから各委員から質問がなされるでありましようが、江口次長並びに天野文部大臣、もう少し具体的に御説明を承わりたいと思います。でありませんと、今後展開される質問が重複などして、時間の節約上非常に遺憾に思いますので、そういう通り一遍の説明でなくて、もう少し、どの建物をどう考えてどうなつたとか、今交渉中なのはどの建物だといふことを、御両人からもう少し詳細に説明を承わつて、それから各委員の質疑に入つたらどうかと、こう考えます。
【次の発言】 警察予備隊と駐留軍から追廻されている水産大学は、本当に気の毒だと存じます。昨年以来前法務総裁、現在の大橋国務大臣が当……

第13回国会 法務・文部連合委員会 第1号(1952/03/04、2期、第一クラブ)

○矢嶋三義君 委員長簡單に一つ聞きたいのですが。
【次の発言】 証人の御意見を承わる前にお伺いしたい点は、先ほどから質疑応答並びに御説明で、次官通達の趣旨なり、内容というものは私十分わかつたのでございますが、ただお伺いしておきたい点は、この都道府県の教育委員会、都道府県知事まで七月二十五日の通達を出されておるのでございますが、この次官通達がこういうような問題を起したのは初めてであるかどうかですね、又この通達にあるところの大学或いは学校当局の要請によつて警察権が学園内に行使されたというような場合はどの程度あるのか、若しわかつていらつしやつたら伺つておきたいんであります。


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会・建設連合委員会 第1号(1953/07/31、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から水害地緊急対策委員会、建設常任委員会の連合委員会を開会いたします。審議に入る前に私のほうから一、二建設委員の皆様方に御報告を申上げます。それは、参議院の緊急対策特別委員会と衆議院の緊急対策特別委員会は、それぞれ建設に関する小委員会を設置いたしまして今度の水害に対していろいろと審査して参りました。そして結論として得たものは、建設関係におきましては、現行法を改正する部分と、それから現行法にはなくて、全く新らしい特殊なものを対象としたところの新らしい立法、こういうように大きく二つに分類いたしまして、前者は衆議院側から提案する、後者は参議院側から提案することに、両院特別……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会・建設連合委員会 第2号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から水害地緊急対策特別委員会と建設常任委員会との連合委員会を開会いたします。  案件は昭和二十八年六月及び七月の大水害による公共土木施設等についての災害の復旧等に関する特別措置法案であります。  先ず提案者である衆議院議員赤澤君から提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 御質疑のおありのかたは御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
【次の発言】 ほかに質疑のかたはございませんか。
【次の発言】 田中君から要望がございましたので申入れましたところ、大蔵大臣はちよつと不明でありますが、建設大臣は出席するとの返……

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第1号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行……。折角の委員長の議事運営に対する御発言でございますが、私は黙つて委員長の委員会運営について行くことができません。それはこの四件というものは、私が申すまでもなく極めて重要な案件であります。従つて本会議においてこの趣旨説明並びに各党の代表質問をやつたわけでございまするが、そのときにも吉田総理は出席なかつたわけでございます。これほどの案件を僅か半日で連合審査を終了しようというのに、時の内閣の責任者が来ないで、関係の一部の大臣がおいでになつておるから、その方にだけ質問のある方は質問をするというような形でこれだけの案件を審議するということは、私は議員としての良心が許しません。こ……

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第2号(1954/04/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行。
【次の発言】 昨日から本連合委員会を開かれたわけでありますが、私は委員長の所見を承わりたいと思います。昨日連合委員会を開会するに当つて、大臣の出席について私が議事進行に基いて発言したことは御記憶だと思うのです。そのときに、委員長は昨日四時半には私が要求しておるところの緒方副総理並びに木村長官、当時出席されておりました岡崎外務大臣が当委員会に出席が可能であるから、従つて四時半から矢嶋に質問させるから、矢嶋の所見を以てすれば、直ちに委員会を開会することは不満かも知れないが、同調してほしいというので、私は委員長に対して、それならば結構ですと、こういうふうにお答え申しておいた……

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第3号(1954/04/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 昨日私の質問の途中に横から関連質問が長く入つて、途中で切れてしまつているわけですが、昨日私が質問いたしましたのは、憲法制定当時に、吉田総理は自衛権の発動としての戦争を否定するという憲法解釈をなされ、国会でそういう答弁をされた。本日に至つて木村保安庁長官が、自衛戦争は現憲法下で可能であるという憲法解釈をされた。この憲法解釈の相違に対する責任の追及、即ちみずから憲法違反であるところの今の自衛隊法案或いはMSA協定を国会に出されているところの憲法違反の件、その件と、それから緒方副総理が昨日答弁されました、内閣が変れば憲法解釈というものは或る程度変つても差支えない、具体的に申しますならば……

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第4号(1954/04/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 委員長一分間、成瀬君の了解を得たのですが、
【次の発言】 長いことやらんから、大事なところですから……
【次の発言】 木村保安庁長官に……。二十二、三万が徴兵制度の限度だと、こうされれば、この五年以内に徴兵制か施行されるということを明言したことになると思います。こういう理由を私が申上げると、一月十三日に与党自由党から保守三派に示された防衛計画案、あなた方ないと言われておるのですか、これも秘密事項になつておる、衆議院の予算委員会で中曽根君から、尊重するか、あなたは尊重するということ、やられるということを答弁された。この自由党の三派に示された地上十八万、海空九万、合せて二十七万、又あ……

第19回国会 地方行政・内閣・人事・法務連合委員会 第1号(1954/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 木村君が先にやることになつておる……。
【次の発言】 私は絞りまして、現在防衛二法案並びに行政機関定員法を審議している内閣委員の立場から、国警担当の大臣として、又吉田内閣の国務大臣としての小坂さんに質問いたしたいと思います。答弁が明確で親切であつたならば、我々の持時間内でもやめるつもりでありますから、明確に御答弁願いたいと思います。  先ず承わりたい点は、このたびのこの警察法によつて殆んど新たに生れるであろうと申してよいと思うのでありますが、その警察は従来の警察と相当に様相を異にして来ると思います。この警察と現在内閣委員会にかかつている自衛隊法案によつて生れるところの自衛隊との一……

第24回国会 内閣・文教委員会連合審査会 第1号(1956/03/28、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 総理に伺います。今わが国に展開されている教育の法的よりどころはどことお考えになっておられますか。
【次の発言】 いかなる法的根拠をもってそれが行われておるか、それを伺います。
【次の発言】 ではこのたびの審議会については、憲法改正を目標において再検討ざれるお考えでありますか、どうですか。
【次の発言】 しからば先ほどの荒木委員の質問に対する答弁は納得できません。私は繰り返してこの点を伺います。それは中央教育審議会の提案理由には、平和条約が発効した後の新たな事態について、教育に関する基本的な事項について、強力なる審議会を持って、今のわが国国情に即応するかどうかを再検討するのだ、その……

第24回国会 文教・地方行政委員会連合審査会 第1号(1956/05/14、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。確かに大臣の答弁されたように文教委員会で若干やったのでありますけれども、地方行政と非常に関係がありますので連合審査をやっているわけでありまして、決して無関係のことを加瀬君が質問しているのじゃございません。先ほどから地方行政の諸君から質問なさるのを静聴しておりますと、加瀬君の質問せんとすることを把握されるのに、文部大臣は三、四十分かかりますようですね。非常にきょうはお疲れになっているようで、いつもよりは答弁もさえておりません。ついては本日はこの程度で私は散会されて、あらためて大臣がお疲れになっていないときに私は精力的に審議されるのがいいと思います。どうも大臣の答弁……

第24回国会 文教委員会公聴会 第1号(1956/05/11、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 公述に入る前に議事進行について。ちょっと速記とめて下さい。
【次の発言】 私はきょうあすの公聴会を開くに当って、委員長にまず御要望申しておきたいと思います。今までこの国会でよく公聴会が開かれる場合のことを私は回顧して、そしてあえて申し上げるわけですが、公述人は同僚諸君から詰問されるために出席しているのでもございませんし、また、公聴会は質疑するに当っては、若干の最小限の同僚諸君の意見を必要とはいたしましょうが、討論すべきものでもございません。従って先ほどある委員から冒頭に詰問的な語勢をもって御発言がございましたが、いつも参議院にあることでございますので、きょうはこの公聴会を開会され……

第24回国会 文教委員会公聴会 第2号(1956/05/12、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 一言だけ伺います。それは昨日、本日と二日にわたって公聴会を開いているわけですが、昨日公述人として本委員会で公述をいただきました東京経済大学の教授伊部政一君、この方は公述人の立場としては、この法案に賛成の立場においてこの法案を賛成される政党の推薦によって公述を述べられた方でございますが、小林公述人が委員長をされております日教組の問題について御発言がありましたので、この際私はあらためて責任者である委員長の御所見を承わっておきたいと思います。時間の関係もありますので、多く申し上げませんが、伊部公述人はわが国の現在の教育界は無政府状態である、この無政府状態に日教組はつけ込んで日本の教育を……

第24回国会 予算委員会公聴会 第1号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私が伺いたい点は、他の委員諸相からすでに若干質疑がありましたが、二点だけ伺いたいと思います。それは先ほどあなたの意見を承わっておりますというと、大体ここ五年ぐらい戦争はないであろう。また現在のわが国の防衛力の増強政策というものは、ただいま触れられておりましたように、アメリカの抑圧に屈した面があって自主的防衛力に欠けている。従って現在のわが国の自衛力増強政策というものを否定したい、こういう御発言のように私はとれたわけでございますが、この点に対する所見と、それとあわせて、またあなたはソビエトがあるいは侵略してくるであろうという仮想のもとに手放しもならないという御発言をなさっております……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1956/03/19、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。今湯山委員が質問されておるわけですが、もし湯山委員の御了解を得れば、この順序でいっておれば、その項目で質問事項があるときには、他の委員も質問さしていただくと進行上都合がいいのじゃないかと思いますので、委員長の方から一つそのようにおはからいを願います。
【次の発言】 途中ですが、この質疑を続けていくに当って、私は一般的なことでちょっと聞きたいと思うのですが、それはわが国の現在の諸情勢から考えて、私は厚生行政の積極化というものは非常に重要だと思っております。欧米諸国の先進国以上に戦争という大きな犠牲をしいられた日本国においては、特に私は大事だと考えるのですが、そうい……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1956/03/20、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 厚生省の高田児童局長にお出で願っておりますので、それに関連する問題を最初に伺っておきたいと思いますが、大蔵省の主計官、お見えになっておりますか……。  まず法務省に伺います。少年院の収容予定人員一万二千人と予算書に書かれておりますが、最近の収容人員の数の動き、並びに少年犯罪のまあ質的な面とそれから量的な面について大略承わりたいと思います。
【次の発言】 詳細な数字を承わってありがたいわけですが、昭和二十六年から横ばいと申されますが、私はまあ部分的な資料しか持たないのですが、日をたどって見ると二十五年ごろから急にカーブが上って、上ったままでずっと横ばいしているのではないかと記憶する……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1956/03/22、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 法務大臣は出席できませんか、早く来てもらいたいと思いますが……。
【次の発言】 法務大臣が病気で登院なさっていないとすればいたし方ありませんので、法務大臣に対する質疑はまたの機会に譲って、事務当局に少し伺っておきたいと思うのですが、二十三臨時国会で、私はかような場合をあらかじめ予想して、事前に一般論として、十二月、参議院の予算委員会で重光外務大臣に質疑をいたしました。そのときの外相の答弁は、外交上の考慮ということもあるけれども、外国、特にアジア地域との人の交流というものは、今後入国を増員できるよら促進していく方針だという。外交上の立場からの答弁があったわけですね。そのとき私はあの……


4期(1956/07/08〜)

第28回国会 予算委員会公聴会 第1号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっととっぴかもしれませんが、私伺いたいのは、実はちょっと用件がありまして、先生の前半を聞き漏らしたのを残念に思っているのですが、実は今市町村合併も出ましたが、この市町村で合併されたところも合併されていないところも、財政の不如意から消防施設というものが非常に不十分のように私は見受けるのです。実は先般私は、全国にどの程度の火事が起り、どの程度の富が失われているかということを調査したわけですが、膨大な金額になるのですね。さらに公共施設のそういう件数を調べてもずいぶんあるのです。ところが国家消防庁並びに地方自治体の消防経費等、これも調べてみたのですが、その損額に比べてあまりにも金額は……

第28回国会 予算委員会公聴会 第2号(1958/03/12、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 近藤先生の御意見を二つ承わりたいと思うのです。それは先ほど軍人恩給についてお聞かせいただいたわけでありますが、私伺いたいことは、今の恩給法の中に含まれている軍人恩給、この現行恩給法のワク内で考えても、私は職業軍人の特権意識ですね、それから反省というものを今求めるべきではないか、それが当然ではないかということを伺いたいのです。実は私は適当な機関に、将官級で普通恩給をもらっている人、それから扶助料を受けている人、これがどのくらいの数になって、またその中に辞退者がどのくらいあるかということを調べてもらったのですが、恩給局の方でも辞退者がどのくらいあるか教えてくれない。受けている数だけは……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1958/03/24、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(矢嶋三義君) 実は私皇室費並びに宮内庁費について質問したいと思いまして、第四分科会から参ったわけでありますけれども、ちょっとあとになりましたので、せっかくですから二、三点ごく簡単なことを伺わせていただきたい。  まずお伺いしますが、百二十九ページに、司法修習生手当というのが出ておりますが、私伺いたい点は、司法修習生の志望者ですね、言いかえますならば、質は向上しつつあるかどうか、そういう点伺いたいと思います。
【次の発言】 この裁判官の質並びに研修ということは、私は社会が複雑化し、進展していけばいくほど非常に重要なことだと思うのです。自然科学、社会科学の方面におきましても、大学……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(矢嶋三義君) 私は皇室費並びに宮内庁関係について若干お伺いいたしたいと思います。この方面は、どうも私踏み込んだことがないので、内容をつぶさにわかりませんので、お教えいただくことをかねて一つ伺いたいと思う次第ですから、そういう立場でお答え願いたいと思います。  まず予算の具体的内容に入る前に、私は皇室と国会との関係についてちょっと伺いたいと思います。それは旧憲法下においては、主権者としての天皇陛下が主宰のもとに開院式が開かれることによって、議員に審議権というものが効力を発生する、そういう性格の開院式であったと思うのです。終戦後の憲法においては、天皇の国事行為というのは御承知の通……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1958/03/26、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(矢嶋三義君) 国立国会図書館について、若干質疑をさせていただきたいと存じます。  現在、国立国会図書館は、本院の付近に建築中でございますが、その予算として、予算要求が三億六千六百三十万円なされております。館長としては、この国立国会図書館の完成を何年ごろを目途として努力され、また見通しを持っておられるか、それらの点について、お話を願いたいと思います。
【次の発言】 国立国会図書館建築総予算額並びに三十三年度の予算の成立によって、そのうち何パーセントが予算化されたのか、その点について、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 三億六千六百三十万円が成立いたしますとしまして、今まで……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 まず、第一番に体育関係について承わりたいと思います。文部大臣は就任以来、国民体育デー等を提唱され、非常に関心を持たれているわけですが、これは衆参の各委員会で若干論ぜられたところでありますが、学校体育、社会体育、これらを統合して振興するため、体育局を設けるということは非常けっこうなことだと思います。私はこの点若干しぼって伺いたいのですが、最近いろいろと世上論ぜられておるアマとプロとセミプロですね、これと学校体育の関連について、いかように現状を大臣は把握されており、また今後どういう指導をされようとしておるか、この点について伺いたいと思います。

第28回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1958/03/24、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は、三月十日に総括質問を行なった場合に、文部関係を若干伺ったわけでありますが、時間の関係上、掘り下げて伺っていませんので、これを中心に若干お伺いいたします。時間が切迫いたしておりますので、お答えは、簡にして要を尽していただきたいと思います。  まず、文部大臣の御答弁の中に、「高等学校、中学あたりに至るまで、その基礎学、あるいは理科とか、あるいは数学とか、そういう方面の基礎学の教養も増強するように努めて参るように予算も組んでおります。」と答弁してありますが、この一般会計予算の何ページのどれか、数字をもってお答え願います。

第28回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して。逆の角度から見ました場合、保育所にすると国から補助があるからというので、公立の場合は必ずそういうのがあると思うのですが、保育所にして、基準をきめて、何ら負担はしない。実質は、幼稚園と同じような運用をしておる。一方では、ほんとうの保育所が予算が足りないので運営ができない、こういう事態は、僕はかなりあると思う。これを厚生省当局はどういうふうに把握しているのか、行政指導と行政監督をいかように考えているのか、さらには幼稚園は文部省の所管になっているわけであるが、幼稚園と保育所の関連をいかように取り運んだ方がいいと厚生大臣は考えておられるのか。実際末端に行って見ますと、最近町村立……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1958/03/26、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。こちらは本予算を審議しており、衆議院は補正予算をやって計る。両院で話し会って運営することには異議ございませんが、しかし労働大臣は御病気で、お待ちしておったけれどもお出にならないので、あの日午前中から午後二時半まで待ってむだになったことは、主査御承知の通りでありましょう。本日十一時吉田さんが質疑を始めて、一時間そこそこで分科会の審議を終了しようというのは、いかにも与党の人たちも無理だと思います。
【次の発言】 主査のお気持はわかりますので、簡単にやります。若干お伺いいたします。私は、率直に申しまして、現在のわが国の政界において、最もたくましく力強い政治家の一人だと……

第31回国会 予算委員会公聴会 第1号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私も同じ種類の質問でございますから、一緒にお答えいただきたい。  それは、今わが国は、私は重大な関頭に立っていると思うのです。今後のわが国の国防政策、さらに外交政策をどうするかという大きな関頭に立っておる。今塩見君からも指摘したように、米ソの軍事予算は相当大きいです。しかし、これらの国は非常に国家財政力が強大である。こういう強大な国家は、それを背景に究極兵器がすでに作られているわけです。こういう世界の情勢下に、わが国が米ソを模倣するような、それに追従するような国防政策で、わが国は今後財政的にやっていけるかどうか。また、それによってわが国の安全が保てるのかどうか。そういう角度から、……

第31回国会 予算委員会公聴会 第2号(1959/03/11、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 一つだけ伺います。小山さんに一緒にあわせて三点伺いたいと思います。  その一つは、最近政府と労働組合の対決の姿がよく新聞等に報ぜられ、私ども新聞紙を通じて知るのですが、労働者の強制捜査とか、あるいは逮捕とか、さらには起訴というような案件が非常に続発しておりますが、あなたは総評の政治部長をしておられるから、末端の事情を御存じと思いますが、どういう事情であるか、かなり弾圧的なものが出てきているのではないか。将来、史家が今の時代を振り返ってみた場合には、あの時代は労働者に対する大きな弾圧の時代であった、日本の国の一つの転換期であったというような評価をするのではないか、私はこういうような……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1959/03/23、4期、日本社会党)【議会役職】

○主査(矢嶋三義君) ちょっとごあいさつを申し上げます。皆様方の御推薦によりまして、私が主査の職務を行うことになりました。まことにふなれでございますが、皆様方の御協力によりまして第四分科会の運営を行なっていきたいと思います。  審査に入る前に、この議事の進め方についてお諮りを申し上げます。当分科会は、昭和三十四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算のうち、大蔵省、文部省、厚生省及び労働省所管について審査をいたすわけでありますが、本日は、まず各省より大臣によりその説明を聴取し、引き続いて大蔵省から逐次審査を進めて参りたいと思います。その案につきましては、プリントが御配付になっている……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1959/03/24、4期、日本社会党)【議会役職】

○主査(矢嶋三義君) ただいまから第四分科会を開会いたします。  両大臣並びに大蔵、文部両省の政府委員の方はよく聞いて、次の主査の質問に対してお答えを願います。昨日、本分科会所管の四省の所管事項についての説明を聴取いたしました。子の直後に、主査は審議日程を明確に官言しているはずであります。本日は大蔵と文部両省関係を審査することになっています。午前、午後の区分をいたしておりません。ただしかし、主査としては、審議の都合上主として午前中に大蔵をやり、午後に文部をやる晦を持っております。しかし、午前中といえども文部はいつでも出席できるところの態勢でなければならないし、牛後においても大蔵はいつでも出席で……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1959/03/25、4期、日本社会党)【議会役職】

○主査(矢嶋三義君) ただいまから第四分科会を開会いたします。  本日は、厚生省所管並びに労働省所管について審査を進めます。分科会初日に申し上げましたように、本日は両省関係を審査するわけですが、便宜上、おおむね午前中厚生省、午後労働省の審議をするというわけでありまして、厚生省午前中で終るわけでございませんで、午後の時間の都合では、再び御出席を願う場合もあるわけでありますから、そういうお気持で一つ居っていただきたいことを前もって申し上げておきます。  まず、厚生省所管を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います、
【次の発言】 ちょっと政府委員の方に申し上げます。答弁が詳細であることは……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1959/03/26、4期、日本社会党)【議会役職】

○主査(矢嶋三義君) ただいまから、本日の会議を開きます。  質疑を始める前に、念のために申し上げておきますが、第四分科会のこのたびの運営は、主査と副主査が協議の上、分科会の各委員の了解を得て運営しているのでありまして、運営方式としては、新しい方式をとってみたわけです。初日に、関係各省の説明を聞き、大蔵省関係の質疑をし、第二日と第三日目に、便宜上、若干区分して、二省ずつ審議をし、そして本日、四省の総括的な質疑をしよう、特に四省間で、横の連絡のあるような問題は、四省の大臣、政府委員がそろった上で審議した方が充実するという立場で、この運営をとっているわけであります。従って、重複質問は、御遠慮願いた……


5期(1959/06/02〜)

第40回国会 予算委員会公聴会 第1号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 時子山先生に二点と、下村先生に一点お伺いいたします。  二点のうちの一つは、先ほど科学技術の振興についての御公述を承ったわけですが、承りたいポイントは、六三三四制度が発足して、今日本には大学生が約六十五万人おります。しかし、大学院に進んでおる学生というものは、博士課程、修士課程ともに約八千人ですね。そうしてこの博士課程の充足率というのは、約五八%程度。だから量でも少ないが、適正な資質の大学院学生を確保し得ない。ことに工科系統は充足率二〇%ということですが、じゃ、六三三四制度における今の大学生と、旧制による大学生とを比べれば、長短がそれぞれあると思うのですが、その六十五万人の大学生……

第40回国会 予算委員会公聴会 第2号(1962/03/16、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 お二方の先生にそれぞれの立場からお答えいただきたいと思います。  高橋先生にまずお伺いをしたいと思うのですが、先ほどの公述を承ってお伺いしたい点は、結論的に、昭和三十七年度の池田内閣の経済計画なるものを修正する必要があるかないかという点についてどういうようにお考えになっているかということですね。そのことは、具体的に申し上げますと、最近の鉱工業生産の動きから、いずれはこれは輸入へも影響してくるであろうし、そうして総合収支じりを一億ドルの赤と、こういう経済計画のもとにすべてを推し進めているわけですが、今の時点に立ってこの計画どおり推進してよろしいものかどうか、先生の見通しを承りたいと……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 時間によって、質問の内容、それから深さというのを変えていきたいと思うのです。大体他にも委員の方が質疑があると思いますが、今からどのくらい質疑の時間をお与え下さるか、それをまず伺いたいと思います。
【次の発言】 それじゃ、それを含んでこれから若干お伺いしていきます。労働大臣に、私はすわってお伺いしますから、すわってお答え願いたいと思いますが、国によって予算構造というものはそれぞれ違うと思いますが、まあそれは当然でありますが、日本の一般会計予算約二兆四千億の中に、労働省関係の予算が約五百八十一億円と計上されているわけですね。この日本という国の予算構造は、どういう点に特徴があるのか。ま……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1962/03/28、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 主査、議事進行について。
【次の発言】 質問者がかなり数あるようですが、本分科会として、限られた時間内に一応の審議を終わるために、質疑に入る前に、大体その質問希望者と持ち時間を割り当てて、そして限られた時間内に可能な限り能率的に審議なさってはどうかと思うのですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 政務次官にお伺いしますが、厚生省の予算書を見て感ずることは、非常に零細といいますか、補助行政が多いわけですね。補助費、委託費というのがね。そしてこの厚生省だけでよくなし得ない面が非常にある。地方団体がその財政も豊かにならなければならぬし、また理……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○矢嶋三義君 専売公社関係の質疑はあとにいたすことにしましょう。時間がありませんから、親委員会で問題になった点を掘り下げようと思いましたが、その点は割愛しようかと思っております。  それで、この一般会計予算並びに大蔵省関係の特別会計、それから政府関係機関、この予算書を斜めに見ていただきたいと思いますが、親委員会で聞くのにふさわしくない問題から、私具体的な問題から伺って参りたいと思います。時間の許す限り伺わせていただきたいと思いますが、簡単にお答え願いたいと思います。大蔵大臣、大蔵省には課長級以上には私学出は一人もいないということはほんとうですか。

第40回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○担当委員外委員(矢嶋三義君) 本日の質疑の冒頭にわが党の豊瀬委員から騒音対策について伺ったわけでありますが、あと防衛庁並びに調達庁の予算全般に一通り目を通したいと思いましたが、時間がたいへん延びておりますので、できるだけ簡単に若干伺わさしていただきたいと思います。藤枝長官に申し上げておきますが、答弁は短くして要を尽くすことを尊しとしますから、それで大臣の評価を矢礼ながらするつもりですから、そのつもりでお答え願いたい。  その前に私は本日の委員会ずっと拝聴しておりまして、いつも言う文民優先という立場から、シビリアン・コントロールを守っていく立場から、内局の幹部の皆さん方に若干私は何ですがね、ち……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/10

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