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田中一 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

田中一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは田中一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。田中一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 建設委員会 第1号(1950/07/17、2期、日本社会党)

○田中一君 具体的にこの短い会期中にどういうものをどうするというような具体的な方法は専門員の方でお持ちになつていらつしやいますか。
【次の発言】 ここにありますね、方法なり調査の目的ですね、具体的な何か一つの問題を採り上げて調査するというのですか、それとも全般的なものに対する勉強のために情勢を聴くという程度ですか。実情を知るということですか、我々が………
【次の発言】 それならば私先般公布されました住宅金融金庫、これに対する実情、運営、殊に市中金融機関に任されているところの貸付方法、そうしたものの実情について調査をしたい、こういう考えなんですが。

第8回国会 建設委員会 閉会後第1号(1950/08/21、2期、日本社会党)

○田中一君 今の第一次の二十七億の交付金というものは、建設省が調査したものの何%になるのでございますか。

第8回国会 建設委員会 閉会後第2号(1950/08/22、2期、日本社会党)

○田中一君 ちよつと住宅金融公庫の第一回の募集並びに結果は分つておると思いますが、それを一つ次官から御説明願つて、明年度の国営住宅の計画の大体を伺いたいと思いますが……。
【次の発言】 次の国営住宅についての構想をお願いいたします。
【次の発言】 もう少し伺いたいのですが、三百円乃至五百円の家賃というものは大体何坪ぐらいのアパートですか。
【次の発言】 重ねて伺いたいのですが、これはその三百円乃至五百円の家賃になるというのは大体国営住宅をお建てになつておる單価が幾らぐらいになつておるか。それからもう一つは、このアパートですね。曾て建築技術家の方々が従来のように美術を作るような考え方で、芸術品を……

第8回国会 建設委員会 第3号(1950/07/22、2期、日本社会党)

○田中一君 今の住宅局長の説明は伺いましたけれども、耐火構造建築と木造とはどういう比率になつておりますか、住宅金融公庫の申込は……。
【次の発言】 一万戸と言うのは小住宅ならば一万戸という意味ですか。一戸というのは何坪くらいの標準でこれがなつておりますか。それから都市と地方との比率などもお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 今大体お話を伺いましたが、木造の場合には償還期日が十五年になつておる。鉄筋の場合には三十年という償還期間になつておりますけれども、その場合に担保物件は当該建造物だけだというふうに規定されておるように拝見しております。今局長さんのお話の青森県では一万二千円、東京ならば一……

第8回国会 建設委員会 閉会後第3号(1950/09/28、2期、日本社会党)

○田中一君 今伺つたうち、このジエーンに対する十二億というのはもう出ておるんですか。
【次の発言】 通知が出て金は行つていないわけでございますか。
【次の発言】 大阪に五億だけ取敢えず出した、あとの金は預金部が使う、何に使うかということは今後の問題で、全然金は現金として行つていないわけですか。
【次の発言】 あなたの方で割当てられる金額はお分りではございませんか。
【次の発言】 今の、ジエーンの大体査定がいつ頃終る見込ですか。
【次の発言】 今のに関連してちよつと伺いたいのですが、大阪の扶桑金属、昔の住友ですが、あれは防潮堤ですか、これによりましてあの高潮を防げ切れたということを聞いております……

第8回国会 建設委員会 閉会後第5号(1950/10/20、2期、日本社会党)

○田中一君 稻浦さんにちよつとお聞きしたいのですが、アメリカにもこの高潮の事実が今まであつたのですか。
【次の発言】 私伺いたいのはその場合防潮堤といいますか、防潮壁といいますか、それも今までの何といいますか統計上の高さがどれくらいの高さがあるか、例えば日本の場合どの程度というような技術的な点から言つてアメリカにそういうような事実があつたかどうか、ちよつと伺いたいと思うのですか。

第8回国会 建設委員会 第6号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○田中一君 今の局長のお話に、この改正案だけを審議して、直ちに改正の案ができましようが、全体のこの金融公庫を運営する上にもつと改正するようなお気附の点があるわけではありませんか。單に給與の問題ばかりではなく、根本的に、この出発しました公団の今後運営する上においてこれよりもつと緊急な改正案をお持ちじやないかと考えます。この点お伺いいたします。
【次の発言】 今の小川さん、岩崎さんの御意見通り、私もこの改正案には賛成でありまするが、併し議員拠出でこの改正案を根本的に改正しなければならんというように自分自身で考えておりますから、若しも、局長は今度海外に行かれるような話を聞いておりますけれども、留守中……

第8回国会 建設委員会 閉会後第6号(1950/10/21、2期、日本社会党)

○田中一君 住宅金融公庫で募集を始めましたのち今日までの成果と言いますか、結果ですね、それを一応御報告願いたいと思います。
【次の発言】 よくわかりましたが、この設計が済んだというもの、申請が済んだというものについて土地の問題がまだ決定していないというものは相当あるのじやないかと思います。その点はどうなつておりますか、成るほど設計の審査が済んでも土地の問題が解決しないのじやないか。こういうような問題の数、比率ですね、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この進捗状況を拝見いたしますと、少くとも住宅金融公庫の出発当時意図されたものが非常に歩みが遅いということは業者としても痛感されておられると……

第8回国会 建設委員会 閉会後第7号(1950/11/13、2期、日本社会党)

○田中一君 新しく今日発でやつておるうちの砂防施設ですね、そういうものを持ちながら新設……
【次の発言】 そう上ますとその砂防堰堤を上流に何ケ所か作るということをやつた事実はないとすれば、やつた方がいいということはもう理論的に分つておるのですか。
【次の発言】 そういう分野は自発のやるべきものじやなく、自発がその上流に何ケ所か、今天龍の泰阜の問題にしてもその上流に砂防堰堤を作ろう、そうすればこの土砂の堆積がそれよりも殖えないというような考え方から、砂防堰堤を作るという意思はないわけですね。
【次の発言】 それは自分の方の役目じやない。

第8回国会 建設委員会 閉会後第8号(1950/11/14、2期、日本社会党)

○田中一君 前の委員会において金融課長の方に調査報告をお願いしておりましたが、この建設委員会理事の報告によつてまだ足りん点があると考えますので、その点について一つ御報告願いたいと思うのです。それは第一には申込手続の簡素化の問題について伺いたい。で、これについては貸付の対象が人間にあるのか、或いは担保物件にあるのか、又どちらにウエイトをかけられておるか、こういう点についてこの簡素化の問題も或る面までは解決されるのではないかという考え方を持つておりますので、この説明を伺いたい。同時に賃貸住宅の経営についてこの採算の割出し方がここに実例として二、三出ておりますが、これに対する賃貸価格の統制とか、或い……

第9回国会 建設委員会 第1号(1950/11/27、2期、日本社会党)

○田中一君 今、来國会に提出する法案の中で会計法によつて施行された入札制度、これをお考えになり、もつと合理的な入札制度といいますか、そうしたものを立法化する御意思はあるかないか、これを一つ伺いたいことと、もう一つ伺いたいことは、朝鮮動乱以来非常に諸物価が高騰しております。殊に建設費材並びに建設関係の労賃が非常に上つておるのです。これに対して如何なる手をお打ちになつておるかという意味は、或いは更改契約にするか、さもなくんば設計変更をして規模を縮少をしてその負担を軽からしめるか、こういうような点、もう一点はそうしたことの法律的な立法化ですね。入札制度に関連いたしますけれども、物価が上るような予算を……

第9回国会 建設委員会 第2号(1950/11/30、2期、日本社会党)

○田中一君 今運営の基本方針をお示しになつて、非常に嚴格に或いは不正を防止するとか、或いは自戒して運営なさつていらつしやることは甚だ結構なことと存じます。併しながら今日まで常に調達庁の各面にいろいろな不在のあつたことについては、いろいろまあこれは不正として取扱うべきものかどうか、私としてはこの要求が激しいために、第二に挙げられた迅速を期するために、余分なものを相当買込んでいる傾きがあるのじやないか。同時に門戸の開放をなすつていらつしやつても、それが一面迅速或いは的確というような面からして、独断、或いは独占的な形でいわゆる入札というような形式を踏まないでやるような問題が多々あるのじやなかろうか。……

第9回国会 建設委員会 第4号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○田中一君 まだ中間的な報告を受ける段階に来てないわけですね。首都建設法のあれは一年経つてから報告するようになつていると思いますが。
【次の発言】 今日までのありかたを東京都のほうから刷物か何かでもつて報告して貰う中間的なものは頂けるものでしようか、どうでしようか。
【次の発言】 次に審議する松山とかこの芦屋などの問題もありますし、首都建設法は未だそういう段階にあるのならば、これは次の審査のほうで考慮しなければならないような問題が起るのじやないかと思うのです。反対論ですね。その意味で何か具体的な形になつているものがあれば東京都のほうへ委員長のかたからでも要求して、中間報告させる、これは非公式に……

第10回国会 建設委員会 第1号(1951/02/08、2期、日本社会党)

○田中一君 結局今の赤木委員の御意見も、はつきり建設委員会が調査する事項であるから、従つて又建設委員会が調査するという事項に制約されると思う。誤解される文字は、誤解されない文字に変えて、我々のやる調査は建設委員会の所管の事業に限らなければならんと思いますから、農林とか或いは他の方面の建設事業には及ばない、こういう見方をする意味かと思う。従つてその誤解されるような字句は直してそのままでも差支えないと思います。
【次の発言】 一応各党一人、或いはその他希望者というような形できめたらどうかと思います。

第10回国会 建設委員会 第4号(1951/02/20、2期、日本社会党)

○田中一君 この三項の広島、長崎の特別都市建設事業補助費そのあとで特別都市法案が出ましたが、将来他の都市にも及ぼすということなんでしようか。
【次の発言】 あの法案を作るときに随分いろいろ問題も多かつたのですが、補助を受けるという含みであの法案ができたように考えられておるのですが、広島、長崎の場合と他の特別都市と異なる点、そういう点を一つ見解を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 小委員会で詳しくお伺いしたいと思いますけれども、二十五年度に出ております戸数について、資材の値上りその他で返還された予定戸数というものがあるはずなのですが、それはどのくらいになつておりますか。

第10回国会 建設委員会 第5号(1951/02/22、2期、日本社会党)

○田中一君 今日は私のほうは江田君がおらないので、いずれの機会にか又質問があると思いますが、国土総合開発に対する大臣の根本的方針をですね、国土総合開発に対する根本的な実施に対する方針をお示し願いたいと思うのです。
【次の発言】 その際に民間からですね、その開発に対する地方庁を通じて民間から開発の計画が出された場合には、どういう工合に処理されるのですか。各府県が実施をするのか、或いは民業としてやるのか。
【次の発言】 審議会の委員は全部おきまりになつたのですか。若しきまつていないとするならば、この実施の点については国会からも委員を出さして頂きたい、こういうように考えているのですが、お考えどうです……

第10回国会 建設委員会 第6号(1951/03/06、2期、日本社会党)

○田中一君 河川局にちよつと伺いたいのですが、尼ケ崎、大阪その他の防潮堤を今やつておりますが、地盤沈下の問題が、地下水を吸上げるということに原因があるのじやないかというように研究をされておるようですが、現場を見ますと、未だに地下水を上げなければ工場地区にある工場の運転ができんというような実例があるのです。将来その防潮堤の高さと地盤沈下の問題をどう調節するか、現に大阪などの例を見ますと、工業用水の導入ということを考えております。併しながらこれにも相当の費用かかかるのであつて、建設省としては防潮堤を作る反面、地下水問題をどういう工合に処理するかお考えを伺いたいと思います。

第10回国会 建設委員会 第7号(1951/03/08、2期、日本社会党)

○田中一君 会計課長に伺いたいのですが、建設業法が施行されてから相当になりますけれども、又御承知のように建設業法は基本法であつて、運営は事ごとにやつておる。併しながらこれに対しまする経過といいますか、実態に対する報告は前国会から再三要求しておるのですが、未だにお示し願えない。これに対して今後国会の委員会と密接な関係を持たれるような方式をとつて頂くことはできないでしようか。場合によりますれば、せめて中央審議会といいましたが、あの会議にでも委員会と直接関係を持たすような方法をお考え願えるかどうか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 安永の資材の生産のほうに関係するかたがお見えになつておれば質問……

第10回国会 建設委員会 第9号(1951/03/29、2期、日本社会党)

○田中一君 最近九州の大村の出張所長が停職に付されるような話を聞いております。併しこの事実は今赤木委員が指摘した通り、幽靈人夫、いわゆる人夫賃を以て他のほうに流用したということが犯罪事実だそうでありますが先ほどいろいろ数字を挙げて赤木委員が言われた通り、公共事業費が、人夫賃として支出さるべきものが実際他のほうに流用されて、その清算が人夫賃として支出されたという事実は、単に大村地区の出張所が不幸にして発見されただけであつて、他の現場の悉くがそのような形で支出されているということは絶対に間違いないと思うのです。そうしていてその仕事が、今赤木委員が指摘されたような、仕事がうまく行つているということは……

第10回国会 建設委員会 第10号(1951/03/30、2期、日本社会党)

○田中一君 昨日お願いして置きました二十五年度の全額負担に決定された経緯ですね、理由を先ず御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、二十五年度に特例を設けたということは、シヤウプ使節団の勧告によつた。地方行政の負担が、二十四年度に起つた災害に対する負担に堪えられないから全額国庫負担にするというような考え方であつたのですね。
【次の発言】 二十四年度の災害の総額は幾らになつておりますか。
【次の発言】 これは河川局だけで三百八十億ですか。
【次の発言】 河川局外のものはどうなつておりますか。それから農林関係ですね。
【次の発言】 二十五年度発生の災害をお伺いいたします。

第10回国会 建設委員会 第11号(1951/03/31、2期、日本社会党)

○田中一君 伊藤次長に伺いたいのですが、本年度の二十六年度の直轄河川について、この法を適用するような個所の経費ですね、そういうものは見込んでおりますか、伺いたいのです。個所と見込み方です。
【次の発言】 今の御説明によりますと、私鉄関係の大きな問題は、二十六年度の工事には該当するものがない、こういうわけでございますね。
【次の発言】 そうしますと、本年度に若しこの法を適用するような附帶工事の個所があつた場合には、現在計画されておるところの工事を縮小しなければ、この法通りの施行ができんというわけなんですか、そういう解釈もできるのですが。

第10回国会 建設委員会 第12号(1951/05/08、2期、日本社会党)

○田中一君 休会前の本委員会で提案の理由は納得いたしましたが、政府のこれに対する裏付の問題を質問してそのままに返事を聞いておりませんが、ここでその裏付の資料並びに見解を御報告願いたいと思います。この改正法案が二十六年度公共事業費のうちどの河にそういう現象があるか、これの個所と数字をお示し願いたい、こういう要求をしたと思うのです。これに対してお答えを願います。
【次の発言】 そうするとこの配布になつた資料のうち、五の地方鉄道との関係、こういうものに対して政府としてはどういう見解を持つておるのですか。
【次の発言】 そうしますと、政府としては私鉄関係のものはここ四、五年の間にはない、こういう御見解……

第10回国会 建設委員会 第14号(1951/05/11、2期、日本社会党)

○田中一君 今の赤木委員の御質問は、第二條の定義で以て説明されたんじやないでしようか。利根川流域とは、利根川水系を含む地域と……。これでは物足りないわけですか。

第10回国会 建設委員会 第15号(1951/05/14、2期、日本社会党)

○田中一君 今赤木委員の御質問の中の、又新らしい開発庁を作るという案でございますが、内閣の総理府でした、ね、総合開発は。
【次の発言】 総理府ですね。そのほかに北海道の開発庁が現在あります。これは北海道のいわゆる自主権といいますか、地方自治というものを坂上げて北海道の開発をやる、こういう建前になつておりまして、最近は札幌に開拓局というものを設けまして、そこが無論この地方の北海道の、道のほうとも打合せてやるでしようけれども、大体において政府が自由にやるという建前になつておると聞いておるのです。地方行政の改正以来、地方に地方自治というものが確立せる今日、逆に地方の自主権といいますか、そういうものを……

第10回国会 建設委員会 第16号(1951/05/19、2期、日本社会党)

○田中一君 私の要求する質問者がおられなければ、このまま進行して頂きたいと思うのです。

第10回国会 建設委員会 第17号(1951/05/21、2期、日本社会党)

○田中一君 指導課長がお見えになつておるから、指導課長にちよつと伺いたいと思うのですが、建築士がその仕事を、設計を始める前に敷地の測量、又は高低などを調査いたしますね、この場合には、これは建築士がしておつたものか、或いは他にそうした者を求めて他の業者にやらしたものかどうか伺いたいと思つておるのですが、建築士が設計にかかる前に、その敷地の測量とか高低測量とかそうしたものをやりますね、設計の前提として、地質調査とか、そういつたものは、一体建築士がそういうことをやつておるものですか、やつていないものですか。
【次の発言】 そうしますと、自分が設計をする建築物に対する今のような敷地の測定或いは測量など……

第10回国会 建設委員会 第18号(1951/05/22、2期、日本社会党)

○田中一君 第三条の大規模の修繕又は大規模の模様替というのは、どの程度、どう認定するのですか。
【次の発言】 具体的に言うとどの程度のものですか、これは專門家のかたに伺いますが。
【次の発言】 そうすると、羽目とか、床とか、そういうものは一向差支えないのですか。
【次の発言】 構造部だけを言つているのですね。
【次の発言】 第三条の二の三項、これを具体的に一つ御説明願いたいのです。「都道府県は、土地の状況により必要と認める場合」というのは、どういう状況をさして言つてるのか。
【次の発言】 そうすると防火地域と九という特定区域でなく、都道府県の属官というか、知事になりますか、はとの法律をどう変え……

第10回国会 建設委員会 第19号(1951/05/23、2期、日本社会党)

○田中一君 第十条の三項「審議会は、国家機関の建築物の位置、規模、構造及び建築設備並びに合同庁舎について基準を定め、その実施に関し関係国家機関に対して、勧告することができる。」、こうなつておりますけれども、建築建物に様式というものはどのくらいなウエイトを持つているのですか。これは提案者に伺うよりも、当事者の営繕部長に伺いたいのですが、様式というものはこれではきめないことになつておりますが、様式というものは……。この審議会は様式を勧告することができないのですか。
【次の発言】 法律できめられたもの以外のものもできるということはあり得んと思うのですが、法律に定められたもので言うのじやなくて、内々や……

第10回国会 建設委員会 第20号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○田中一君 証人に伺いたいのですが、現在あなたのほうで小貝川の災害工事に対して、この法案が出ることによつて、農民のかたがた、村民のかたがたが何か会合を持つことはありますか。
【次の発言】 次にこの替地を非常に御希望のようですが、今の小貝川の問題、あなたの現場において適当な土地があるように考えておりますか。
【次の発言】 その場合にあなたは、父祖伝来の土地だから金銭だけでは承服できないという観点から、今日まであの問題が解決されん現状なんでしようね。その場合に替地がないとすればどうしたらいいかというようなお考えをお持ちでしようか。
【次の発言】 替地がない、併しながら自分は土地を離れるのはいやだと……

第10回国会 建設委員会 第21号(1951/05/25、2期、日本社会党)

○田中一君 第一条の国及び公共団体が協力してやるということになつておりますが、若しもこの地方公共団体が公共性ある民間団体を作りまして、これに経営、管理、施行、すべてやらせるということはできるもんですかできないもんですか、
【次の発言】 第一章の「健康で文化的な生活を営むに足りる住宅」というもののモデルをお示し願いたい。
【次の発言】 私の伺つたのは、御趣旨はよく存じております。「健康にして文化的な生活を営むに足る」というものを言葉で一つモデルをお示し願いたいのです。何坪くらいの基準でどうなつているか、例えば敷地の問題でありますとか、濕地帶には作らん、低地には作らん、以下いろいろ環境があるし、そ……

第10回国会 建設委員会 第22号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○田中一君 私はこの法案の修正案の提出をしたいと思います。それはこの条文によりまして、公営住宅法案の一部を次のように修正する。目次中(「第二十四条―第二十九条」)を(「第二十四条―第三十条に改める。  第二十九条の次に次の一条を加える。(協議)  第三十条 建設大臣は、第二種公営住宅(第八条の規定によるものを除く。)について、左の各号に掲げる事項に関する処分をする場合においては、あらかじめ、厚生大臣と協議しなければならない。   一 第六条第二項の規定による公営住宅建設三箇年計画案の作成、同条第四項の規定による都道府県の区域ごとの公営住宅建設三箇年計画の決定及び同条第五項の規定による承認   ……

第10回国会 建設委員会 第23号(1951/05/28、2期、日本社会党)

○田中一君 百十八條の三行目の「市町村別に当該市町村に関係のある部分の写」というのは、その収用される、何と言いますか、細目にですね、それを全部殊更に村なら村單位でその写を配ると、そういうわけですね、全体のものは要らないけれども、その部分だけを送ると、こういうわけですか。
【次の発言】 第三節の百二十三條ですが、「(緊急に施行する必要がある事業のための土地の使用)」とありますが、このおしまいのところに「起業者の申立により、土地の区域及び使用の方法を定め、起業者に担保を提供させた上で、直ちに、当該土地を使用することを許可することができる。」とありますが、その担保というのは物ですか、金銭ですか。又そ……

第10回国会 建設委員会 第24号(1951/05/30、2期、日本社会党)

○田中一君 第十七条の一項の償還期間延長の問題ですが、木造住宅についてこれを十八年以内に延ばした、曾つては十五年であつたのを十八年に延ばした。こういうことは私自身としては十五年以上木造の場合にやつてはいけないという議論を持つているのです。なぜかというと、この償還が完全になし得るかどうかということに疑問を持つのです。今日住宅金融公庫が貸付けている貸付額によつて建てるものが果して十五年そのままで保ち得るかどうか非常に疑問があるのです。この際提案者並びに住宅局長がこの点についてどういう見解の下に十八年に延ばされたか。無論延ばすということに対しては賛成です。併しながら今日の木造住宅に対しての延ばし方は……

第10回国会 建設委員会 第25号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○田中一君 一応この修正したいという案を一応述べてよろしうございますか、討論の形式で。そういうことはどういうものですか。
【次の発言】 私はこの法案の全部がこのように改正されることについて賛成でありますが、ただ一点十七条の二項に対してこの法律を運営する上において困難がありはしないかという点について一つの考え方を持つものであります。それは十七条2にありますところの規定、「前項に規定する住宅の構造について必要な技術的事項は、主務省令で定める。」とありますが、これは本法の第四十九条の五に「第二十条第一項から第三項までの規定に違反して貸付をしたとき。」という規定があるのですが、この十七条二項は貸付の規……

第10回国会 建設委員会 第26号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○田中一君 私はこの法案に条件付賛成をいたします。赤木委員の討論は尤もなことで、我々国会議員としては赤木委員のお説の通り、かくあらねばならんと信じております。併しながら政府においては北海道開発法案を二年前に通し、先般は利根川開発法案を通し、この際同じような運命にある、同じような熱望に燃えておる国民の一部のかたがたに対して、一応この法案を通しで、この次に来る段階に極力総合したところの総合開発、こうしたものに集約させるのが我々の念願であると思います。政府もその方針を持つておりまして、国土総合開発法を持つておりますが、これも有名無実であり、何ら実行の段階に入らない法案である。これを実行の段階に持ち込……

第11回国会 建設委員会 閉会後第1号(1951/08/20、2期、日本社会党)

○田中一君 私伺いたいことがあるのですが、時間が時間ですから、次の機会に譲ります。
【次の発言】 一つだけ。先般私社会党のほうから、二十七年度の住宅予算について、できるならば営繕工事を、官庁営繕を縮圧して、その予算を庶民住宅のほうに向けてくれるようにという要望書を出しておきましたが、これに対して省内では、特に大臣の御意見としてはどうか、伺いたいと思います。
【次の発言】 この四万二千個所のうちで、対象にならない十五万円以下の被害の件数と金額はどのくらいになりますか。
【次の発言】 そうするとここに四万二千余個所が上つておりますが、私先般京都に参りまして、京都には非常に小さい決壊個所なんかが多い……

第12回国会 決算委員会 第5号(1951/11/06、2期、日本社会党)

○田中一君 今御説明願つた九の点ですが、五百万円の工事を入札する場合に、図面なども全部附けて指名入札さしたのですか、或いは図面は抜いてさしたのですか、その点明確に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これは指名競争という形になつておりますが、この問題は恐らく話合いで、指名競争という形式を以て大日本土木株式会社に落札させようという意図の下にやつたのじやないのですか。まあ見積りの基準を求めるにしても、五百万円分の工事があつたものを三百三十万円で以て請負わすということはあり得ないと思うのです。従つて指名競争という名目によつて大日本土木に落札させようという話合いがあつてやつたのでござ……

第12回国会 決算委員会 第6号(1951/11/08、2期、日本社会党)

○田中一君 笠松刑務所の問題ですが、この証拠書類がないというのは、取らないのですか、取つたけれども無くなつたのですか、それとも金の支払をしなかつたのですか、どちらですか。
【次の発言】 少くとも大日本土木に一括して金を支払つた場合に取らなかつたということは、どう考えてもわからんのですが、若しこの支払状況がどういう形で払つたか、或いは完成して一括して払つたのか、この五十二万八千六百四十円というものは、一応の検査後に廻りの仕事としていわゆる細かいあつちこつちという手当をしなければならない仕事が残つたというわけで別途に支払つたものですか、その点はどうですか。

第12回国会 決算委員会 第9号(1951/11/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ちよつと大蔵省に伺いますが、これは設計はどこでしたのですか。初めの二百四十万円の予算の支出の設計は。
【次の発言】 私が伺つているのは、でき上つた五棟延二百六十四坪の建物の設計は誰がやつたかというのです。
【次の発言】 そうしますと、この建物の売却は請負人に売却方を依頼して、請負人がそれを売つてそうして丁度五百四十万円の建築をしたと、こういうわけですか。
【次の発言】 私はこれは歳入歳出を混淆したものだというような簡単な割切つた犯罪じやないと思うのです。これは立派な犯罪と思うのです。そうしてもう一遍伺いたいのですが、国有財産として登録してある金額が、評価してある金額が幾らになつてい……

第12回国会 建設委員会 第1号(1951/10/10、2期、日本社会党)

○田中一君 都市計画の問題が入つていませんが、どこかへ……。
【次の発言】 そうすると、全部ということになりますね。
【次の発言】 予算全部ということになりますね。
【次の発言】 (ニ)の治山、治水、砂防についてのうち、京都の平和池問題だけを取上げてありますが、これと関連したような災害が広島にもあり、又は他府県にもあるのじやないかと思います。そういう点はどこにはめ込んで一緒にやつたらいいかわからんのですが。
【次の発言】 これは休会中の委員会に私から要求しておいたのですが、本年度のケート台風における災害が、主に小さい、いわゆる十五万円以下の工事が多いように報告が来ております。十五万円以下の災害……

第12回国会 建設委員会 第2号(1951/10/16、2期、日本社会党)

○田中一君  今大臣のお話を伺つて大体方針はわかりましたが、先般私宇治川に参りまして、宇治川がまだ滋賀県と京都の間に話合いがつかない、決定されないのに、今御説明のように促進する、計画を促進し、突貫工事で進むという御意見でしたが、宇治川のような、現在すぐにかかれば、水力も相当ありますし、いいように考えられる、ところがどういうようなネツクで計画が浮び上つて来ないのか、どなたか、若しおわかりでございますならば、河川局長にでも伺いたいと思います。
【次の発言】 先ほども大臣の口からちよつと漏れたのですが、建設省が、国が電源開発をするというような意向はおありなんでございますか、又はそれが閣議でもそういう……

第12回国会 建設委員会 第5号(1951/10/25、2期、日本社会党)

○田中一君 京都府会議長からこの委員会に意見書が参つております。この趣旨は零細なこの不良住宅ですね。これに対する改造補修の資金を貸付けてくれという要求なのです。で、無論これは金融公庫はまあ特別なものですが、金融業者です。この法律ではこういうことは規定されておりません。こういうものには、併しながら何か地方団体がそれを裏付けるというような点があれば、住宅金融公庫はこれに対して補修費を融資する、それも單に一戸でなくして集団的に不良住宅は御承知のように地区を構成しておりますから、地区に入つておる場合には、それに対して貸付けるというような考え方を持つておるかおらんか、如何ですか。

第12回国会 建設委員会 第6号(1951/10/30、2期、日本社会党)

○田中一君 赤木さんから大分質問があつたようですが、私今お示しになつた十九の特定地域に対する事業の大体の具体的な計画というものを考えていらつしやるのかどうか伺いたいのですが。
【次の発言】 十九の地域のどつから始めるという順位でも考えていらつしやるのですか。どつから始めて行くという考え方ですね。今公共事業費でやつておる支出二百五十億、これはどこを現在やつておりますか、十九のうちの指定されたうちの。ちよつと質問が下手ですが、現在ですね、このうち直轄工事としてやつておるところがありますね、今二百五十億支出しておるというわけですが、これに対してどこどこがそれに該当するかお示しを願いたいのですがね。ど……

第12回国会 建設委員会 第7号(1951/11/01、2期、日本社会党)

○田中一君 ケート、ルース台風によつて昨年の防潮堤の工事の実効、効用、そうした点御説明願いたい。
【次の発言】 非常に局長の御報告を伺つて幸いと思つております。併しながら今の工事の現況が、海面と言いますか、海岸線に沿つて築堤されておるというように聞いておりますが、もう少し方法を根本的に研究するつもりがあるかないか、ということは、海岸線に沿つて凹凸に立てて行くことは、結局工事費も余分にかかるでしようし、希望するところは、今の海岸線から百メートル或いは五十メートルなら五十メートル先に築堤する、そうしてそこにサンドポンプなり、何なりで埋立てをしまして、それを防潮堤にする、同時にそこに、先般私あの方面……

第12回国会 建設委員会 第8号(1951/11/06、2期、日本社会党)

○田中一君 今委員長が提案された調査のほかですけれども伺いたい。道路法の第三十一條に基く道路工事執行方法の省令、道路工事執行令が出ておりますが、このうちの第十一條にこういうことがある。「三分二ヲ下ラサル最低価格ノ入札ヲ為シタル者ヲ以テ落札人トス」入札制度の金額の制限、落札額の制限があるのです。これは曾つては入札業者の保護法であつたかもわかりませんが、今日では、昨年の九月十三日の中央建設業審議会において、建設工事の入札制度の合理化対策についてという答申書を出したのであります。この答申書に基いて、建設省では各地方の自治団体に向つて入札制度の合理化、それから入札契約約款、工事契約約款、そういうものの……

第12回国会 建設委員会 第9号(1951/11/08、2期、日本社会党)

○田中一君 今ルース台風について、災害の状況について大臣から質問する余地のないほど一応伏線を張つた御説明を伺つたが、具体的にはまだ繋ぎ資金の十億というか、出ておるに過ぎない程度でありますが、大体こうした被害に対して今後公共事業なり、又地方に対する補助金の交付なりが、災害復旧に、原形復旧という形でのみ方針を立てておるか、或いは抜本的な無論資金関係の点において満足なものはできんとして、重点的に抜本的な政策をとつて行こうとするか、そういう点について、安本又は建設省当事者のお考え方を伺いたいと思います。
【次の発言】 今の局長のお話を伺いますと、局長としては、こうした錦川の場合は原形復旧が最善の方策で……

第12回国会 建設委員会 第10号(1951/11/15、2期、日本社会党)

○田中一君 今の小林君から結論が出て賛成の言葉があつたのですが、私はこれは単に横須賀地区ばかりじやなく、こうした問題が佐世保なりその他の海軍地区において同じような問題が起きると思います。つきましては政府のこれに対する根拠、我々は陳情は陳情だけにとどめるのではなくて、この接収される根拠、或いは一時使用するところの根拠、法的な根拠についてそれぞれのかたがたから、政府当局から説明を伺いたいと思うのです。  先ず第一にこの地区が、私の承知するところによりますると、当時の司令官が率先して市民に対してこうした工場の誘致をされたように聞いております。その場合国有財産部と申しますか、そのほうではこの米軍と、進……

第12回国会 建設委員会 第11号(1951/11/26、2期、日本社会党第三控室(右))

○田中一君 今の趣旨はよく了解できるのです。建設省が仕事がやりいいように、その趣旨を生かす意味においてやりいいような点について意見をまとめて行きたい、こういう形でもつて進めたらどうかと思うのです。今の説明の趣旨には何も異存はないわけなんですから、そういう点で気がついたところというか、若しも建設省でこの問題に御意見があるなら、事務上の手続のしたおいて意見があるなら、それを伺う、その点について逐條我々話合つて行く、こういうことにしたらどうかと思います。進行上ですね。
【次の発言】 そういう点のみを審議して行こうと思うのです。法律そのものはもうこれでよく了解したと思いますから。

第12回国会 建設委員会 第12号(1951/11/27、2期、日本社会党第三控室(右))

○田中一君 栗山君が電力委員会としての委員外発言を求めているのですか……。
【次の発言】 今通産委員会からもそういう意見がありましたのですが、この取扱について時間的にどういう方法がいいか。問題はもうはつきりしておりますから、扱い方について……。
【次の発言】 いいと思います。
【次の発言】 建設省の河川局の見解ですね、この十八條の修正されたようなものに、案のように修正する場合、建設省側のほうの意見を聞きたいと思うのですが。
【次の発言】 今の建設省の御意見は結局保護水面を指定する前に、一応建設大臣に相談してくれ、協議してくれ、こういうふうな御意向のように聞えるのですがそれで間違いないのですか。

第12回国会 内閣委員会 第19号(1951/11/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(田中一君) 私は建設委員会の委員といたしまして数回に亘つて大臣並びに政府委員に定員法の改正について質疑を繰返して来ましたので、今改めてここで大臣に質疑はいたしません。今まで御返事を願つたところを要約しまして自分の意見として申上げます。  現在建設省は人員を減員するというような状態ではない。むしろ増員しなければならんという現状にあることを先ず申上げます。先般建設省は大蔵省の了解を得て準職員取扱要領というものを作りました。従来事業費から一万三千名の準職員を使つております。そのうち六千三名だけを改めて準職員取扱要領を作つて、公務員並みの扱いをするということになつております。これは即ち今……

第13回国会 決算委員会 第2号(1951/12/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 会計検査院で批難事項とした理由をもう少し御説明願いたいと思います。
【次の発言】 大蔵省のほうの説明も聞きたいと思います。
【次の発言】 御説明はよくわかりましたが、二十三年九月に随意契約をしたときにはどういう理由ですか。
【次の発言】 縁故者の理由はどういうのです。
【次の発言】 その一時使用を許したのはいつ頃でございますか。
【次の発言】 それから二十二年十二月の価格と二十三年九月までの価格のインフレの上昇比率というのはどうなつていますか、指数といいますか、これは会計検査院のほうでおわかりになりませんか。
【次の発言】 どうもこの件は会計検査院の説明されること、又私自身としては……

第13回国会 決算委員会 第13号(1952/03/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今のに関連しますが、不動産会社との契約はどういう契約でやつておるのか、契約書の写しを出して頂きたいのですが。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 今お手許になければあとでいいですから……。
【次の発言】 私のは契約の内容ですが、どういう契約でそういういろいろ手数料とか、何とかいう細かい契約があるでしよう。その案件を一つ資料を出して頂きたいと思います。
【次の発言】 官給資材の金額はどのくらいになつておるのですか、この二億の最初の工事は……。
【次の発言】 大体の比率くらいわかりませんか、請負と関係した者との比率くらい、その倍くらいあつたのですか、それとも半分くらいですか、五〇%……

第13回国会 決算委員会 第16号(1952/04/01、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は戰災復興院時代と考えているが、当時の混乱した、占領軍にいわゆる国が調達したということ、その命令を受けるという立場で、恐らくそういう混乱時代に無論不用な物も買わなければならないという事実がたくさんある。或いはそれを売つてよろしいという命令がなければそのまま持つておらなければならないということもあつたと思う。従つて現在までの検査院からいろいろな意味の批難は当然です。これは特調としては主管する公務員としてその責を負わなければならないが、その蔭に或いは贈收賄、不正払下げ、或いは何と言いますか、裏から金をもらつておるという事実がないならば、当時の事情としては、いずれも不用な物も買わなけれ……

第13回国会 決算委員会 第33号(1952/07/08、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 平衡交付金に対する検査の方針は、今度法律になりますが、どういう形で以て今までやつておるのですか。任した額については、そのままその項目によつて使つておればよいのであつて、やはり検査なしで処分していると思うのですが、どういう形でやつておりますか。
【次の発言】 あれは今度法律になりまして、各府県から一応何というか、希望の申入があると思うのです。その際に査定して払出しているわけなのですが、そうすると使つたものの始末はまだ調べていないのですか。そういう点は……。
【次の発言】 それから我々随分地方に視察に行きますと、各府県で相当御馳走になるのですが、これはどうかと思うのですが、どういう方面……

第13回国会 建設委員会 第1号(1951/12/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 先般閣議決定で三人委員会を構成し、建築制限をするという新聞報道が出ていますが、私はこの点について建設省の方針を伺いたいと思います。第一にその点を伺いたいと思います。
【次の発言】 政府はもう七月に同じ閣議決定で物調法によるところの建築制限を強行しようという案を考えたように承知しておりますが、その際あらゆる方面からいろいろな反対を受けて、私もこの委員会においてたしか中田次官にも、安本長官にもその点について質問したはずです。そのときにもはつきりした態度を明言されずに遂に取りやめとなつたという事実があります。あれはあのやめた理由は、どういう点から七月頃から物調法の発動によつて抑制しようと……

第13回国会 建設委員会 第4号(1952/02/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この海岸堤防修築費補助、これと今深水君のほうで立案している海岸保全法ですね、この予算との組合せはどういうふうになるのですか。
【次の発言】 この八億六千八百万、これの工事のきまつておる場所はあるのですか。
【次の発言】 この南海地震からの影響の地盤沈下ですね、地盤沈下もこれに含まれておるのですか、地盤沈下対策も……。
【次の発言】 そうしますと前年度の、二十六年度の百五十六億九千万円という災害復旧費がありますが、この地盤沈下による海岸堤防に類した工事としてどのくらい支出しておりますか。又本年度は、二十七年度はわからんでしようが、二十六年度がどのくらい支出されておりますか。

第13回国会 建設委員会 第5号(1952/02/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 戦災復興事業、これが二十九年度までに完成となつてやつておりますが、二十六年度の金を現在までにどのくらい使つておるか。どうも最近都市局のほうで地方財政の力も考えずに既定方針を強行しておる、金を早く使え使えというふうに強行しておるという傾きがあるのではないかと思うのですが、その点どのくらい使い切つておるか、余つておるか、これを今わからなければあとで出して下さい。二十六年度の金の使途、内容ですね。
【次の発言】 その二十六年度分の戻つたもの、認証替えしたもの、その初めの計画と現在の状態等をプリントして廻して下さい。  それから街路事業費の補助は国道も入つておりますか、入つておりませんか。

第13回国会 建設委員会 第6号(1952/02/14、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 建設技術研究補助、これは土木研究所、建築研究所で定められた別のテーマで研究する場合に補助する、こういうわけですか。
【次の発言】 土木研究所は五千九百万円以上の予算をとつているわけですね。それから建築研究所は二千八百万円とつている。そうすると、この費用で機械設備や何か一切のことが完成できるのですか。機械設備やその他のものはこの経費から支出しておるのですか。千五百万円の金は、特定の機械などを買う場合にはこの分から買つておるのですか。
【次の発言】 私は建築研究所も土木研究所も万全の設備があると考えておらないのです。従つてテーマによつて新らしい機械を購入しなければならないのです。そのく……

第13回国会 建設委員会 第7号(1952/02/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は先ず第一に局長に伺いたいと思うのでありますが、昨年第十国会で通過いたしました官庁営繕法、これによつてすべての審査といいますか、審査会が答申し且つそれを九條によりますと、建設省における取りまとめ、そういう点が完全に行われていたかどうか。審査会の状況と当時の建設省取りまとめの建設省の意見がどこまで行われておるかということについて総括的な御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 官庁営繕法によりまして、大体において不燃化施設にしたいということが謳つてありますけれども、この計上されますところの査定をされました二百三十八億、これはこの不燃化建造物と木造との比率はどうなつておりますか。

第13回国会 建設委員会 第8号(1952/02/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この会期中に返事が来ればもう一度これを審議することにして、その意味で保留して下さい。
【次の発言】 これは雄物川の中流並びに上演部でぼつぼつ今改修をやつておるのですが、御承知のように全くの原始河川でありまして、至る所に何といいますか、沼沢地というのがあるのです。この部分は、外にもそういう実例がありますけれども、積極的に補償その他の問題を地建で考えてくれないのですよ。この沼の部分はやめてくれという希望なんです。無論やめられません、やめられませんから可能なる範囲まで自分の部落をよけてくれという希望なんです。無論開墾地でもいいが、熟田となるまでの補償ですね、そうしたものを、補償をはつきり……

第13回国会 建設委員会 第9号(1952/02/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 これは、私まだ十分調べていないので次に延ばして頂いて、私は次回に質疑をやらして頂いて若しほかに御質疑があればやつて頂く……。
【次の発言】 この建物所有者ですね、この内訳を大体御説明願いたいと思うのです。
【次の発言】 それを頂戴したいと思います。おおむね国が持つているものとこう考えておりますが、できるならば、ただ国が国有財産だということだけでなく、これは何々部隊の何の兵舎とか、或いはどこのどの燒跡のどの学校というようなことがわかれば、たかだか四十の所有者であり、内訳は、建坪や何か、件数はどれだけあるかわかりませんが、それもわかればそういう形に御説明願いたいと思います。資料を出して……

第13回国会 建設委員会 第10号(1952/02/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ちよつと遅く来たので、赤木先生からもう御質問があつたかと思いまするが、前回の委員会でお願いいたして置きました厚生省の引揚者住宅に関する参考資料が出ておりますならば、欲しいと思いますが。
【次の発言】 そうしますと、この住宅緊急措置令の廃止に関する法律案、これとこの厚生省が持つているところの同じような性格の住宅があります。これは厚生省においてどういう扱いをしようという考え方なんですか、連絡ございましたか。
【次の発言】 今赤木さんから質問が出ましたが、議事進行に関する件について、これは先ほど申上げたように厚生省が分担しておる引揚者住宅の、国又は公共団体の所有する建物に入居してるところ……

第13回国会 建設委員会 第11号(1952/03/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私はこの前の審議のときに遅刻しましたので、赤木さんが相当質疑をしたものと考えまして、或いは重複する点があるかとも考えますが、一応伺いたい点をお願いいたします。  第一に、旧法の運営について御説明を願いたいと思うわけです。なぜ旧法のことを質問するかといいますと、この法律がただ緊急措置令の廃止という点だけにとどまらず、あとの方針についても規定しておる関係上、旧法の運営がどうなつておつたか、殊に一番大きな問題としましては、こちらのこの提案理由にあるところの第二の点、この後半のほうの建物所有者が蒙むる事実上の損失は少くないのでありまするが、これについては何らの補償も支払われておらず、建物所……

第13回国会 建設委員会 第12号(1952/03/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は前回の委員会において建設省に資料の提出をお願いしておきました。その資料の提出について、これがそれならば、これについて御説明願いたい。
【次の発言】 そうしますと、同胞援護会と貸室組合二つしかない、ほかのものはわからんとおつしやるのですか。例えば助成金とか、住宅営団の何はわからんですか。
【次の発言】 旧法の損失補償委員会はどういう基準でこれを支払つておられるか。
【次の発言】 もう少し詳しく……。実はこの政令に讓るというところの比率の問題ですね。補助の比率の問題でありますが、旧法というのは現在も生きているのですから、従つて現在も損失補償委員会は現存している、又活動されていると思……

第13回国会 建設委員会 第13号(1952/03/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 一応説明だけして頂きたいと思いますが……、この前聞きましたが僕は聞かなかつたので……。
【次の発言】 結局この二つの收用令又は使用令はこの平和條約によるところの占領軍の撤退期といいますか、占領軍の撤退期まで有効とすることにとどめておるわけなんですか。
【次の発言】 従つて、この九十日過ぎて、今度は駐留軍といいますか、そういうものには適用しない、若しも何らかの必要があつて、駐留軍が、駐留軍という言葉でいいんですか。が要求する場合には、これは別途の方法で考えられると、少くともこの法案は、この收用令、並びに使用令は九十日を限つて有効であつて、それ以後はもう全然なくなつてしまうのであつて、……

第13回国会 建設委員会 第14号(1952/03/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 どつちですか。
【次の発言】 私はこの法律案に対して前回の委員会で疑点、或いはこの法令の存続に対して質疑を盡したわけなのでありますが、この際当面の責任を持つていらつしやる建設大臣からはつきりした……我々が審議の過程において論議されたことについて政府委員はこれを変更するというような意向を洩らしておりますから、今日は大臣からはつきりとその点を確認して頂きたいと思います。その意味でこの法律案が、占領中にあつた政令そのものが又法律化されて、完全独立後もこれをこのまま使うという点について、大臣もそういうことが完全なる独立国としての姿じやないという点から見まして、大臣がどうされるか、完全なる独……

第13回国会 建設委員会 第15号(1952/03/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 来てすぐ、五分立つたら呼びに来たというのでは困る。お調べになつて、三十分なり四十分なり後ならまだいいんですが、すぐ来たつてすぐ行くんじや困るから、一遍衆議院の都合を聞いたらどうです。聞いてからきめたらどうです、向うの都合もあるでしようから。
【次の発言】 この前の委員会のときに審議いたしましてまだ審議継続中のポ政令によるところの政令の廃止によるところの法律案、或いは空中写真の件でありますが、現在一応修正案を考えております。従つてそれが出るまで継続審議ということにしておいて頂きたいと思うのですが、その際、本日の朝日新聞を見ますと駐留軍の軍機保護を目的とするところの行政協定による何と言……

第13回国会 建設委員会 第16号(1952/03/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 美観地区のですね、例えばこの「道路、鉄道、軌道、索道又はこれらに接続する地域」というのは、若しこれが私の……何と言いますか、民有地とか、或いは鉄道のように一応特殊公社というようなものの所有地に、その者が自分でそういう施設をするといつた場合はどうなるんです。
【次の発言】 いわゆる屋外広告の定義というものはどうお考えですか。例えばここは危ないから……或いは商業的な意味の広告ということを指しておるのか、広告というものの定義はどうですか。
【次の発言】 そうしますと、その内容でないと、工作物が広告だと、あなたが今おつしやたような第二條の定義によるような工作物というものが広告だと、内容の如……

第13回国会 建設委員会 第17号(1952/03/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 もう一点伺いたいのですが、民有の、個人の塀とか何とかに誰かがやつた場合に除去するのは誰が除去するかということですね。個人の持つている塀なり建物なり、そういうものに誰かが或いは広告文を書くとか、或いは屋外広告を直接やる、そういうものをやるという場合には、それは除去するのは誰がやるのかということを伺いたい。
【次の発言】 わかつた場合でも、又わからん場合でも結局同じになりますか……。
【次の発言】 仮に建物の壁面に誰かがペンキで以て広告文を書いたという場合ですね。これは消すのは直ちに消してよろしい。違反の場合ですね、これはその費用はそうすると損害賠償は取れますか。若し所有者が自分で以て……

第13回国会 建設委員会 第18号(1952/03/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 時間があるから、質疑をやつたらどうでしよう。
【次の発言】 今政府委員の御説明のうち、各地方から集まりましたところの計画の資料、そのうちなぜ木造が非常にパーセンテージが高いかという点の原因は無論お調べになつておられると思いますが、なぜ高いか、なぜ多いかということの理由の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 私は今の局長のお話、習慣的に封建的であるから、曽つての住宅そのものに頼るのだというお考えのようですが、別にこれは無論公営住宅は住む者が負担するのでなく、その入居者が自分の資金を以て建てるものではないのです。従つて入居者の希望というものよりも地方公共団体の負担力の問題が一番大……

第13回国会 建設委員会 第19号(1952/03/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今議題になつた議案の前に、屋外広告物法の一部を改正する法律案を先に審議したらどうかと思うのですが、どうでしようか。
【次の発言】 この問題についてはもう質疑も盡きておると思うのです。ただ私前回も前々回も、この委員会で疑義のあるところを指摘しまして、いろいろ審議をいたしたのですが、結局、ではどうするかということになりますと、なかなか立法上のいろいろな疑義が生れて来まして、手に負えなくなつてしまつたのです。併しながら自分としては、かくあるべきという一つの考え方を持つていますので、それは討論のときに申上げますが、私としてはこれ以上の審議と言うか質疑はいたしませんから……。

第13回国会 建設委員会 第20号(1952/04/01、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 これは特別会計になるわけですが、大蔵委員会との連合委員会の要求は今までないのですか。
【次の発言】 関連性はありませんか。これは專門員に聞きましよう。
【次の発言】 まあいろいろ質疑がまだたくさんあるので、今日はこのくらいにいたしたいと思いす。

第13回国会 建設委員会 第21号(1952/04/03、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今瀬戸山議員から台風云々と、台風云々は公共土木費を以てできる。決して特殊土壤の、雨量があるとか何とか、いろいろ災害が台風圏の中心にあるから災難を受けるんだとおつしやいますけれども、これは與党である皆さんのお力を以て十分この公共土木費というものは補助されるんです。これは別にしたいと思います。そういう考え方は別にして、原形復旧の原則をも破つて、もつと余分な金をもらつていいと思う、災害の対策の問題ならば。私はそうでなくて、二点なんです、伺いたいことは。一つはかかる立法が、当然国の一部の国民に大きな負担をかけ、或いは生活権を脅やかす、そうした場合には、これは立法措置をとらなければならないと……

第13回国会 建設委員会 第22号(1952/04/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 農林省関係のかただけですか。建設省の政府委員も見えておりますか。……私はこの法案に決して反対すべき何ものも持つておりません。併しながら、こうした国土全体のうちの一部の一現象が、この法案においてはすべてここに指定をしておりますところの特殊土じよう、いわゆるシラス、ボラ、コラ、アカホヤその他のものを包含しておりますが、事実は鹿児島県、熊本県の一部、宮崎県の大部分、これにあるところの、いわゆるシラス土じようを対象としているものと考えております。又提案者もそのように説明をしておりますが、日本にあるところの特殊土じようは、決してこの三県にとどまるものではないのです。この国土全般にその部分的な……

第13回国会 建設委員会 第25号(1952/04/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この際局長にお伺いしたいのは、前年度は五十一億八千万の直轄工事又は補助工事に対する予算を取り、本年度は六十五億三千一百万の予算を取つておりますが、この金額の相違というものはたかだか十三億ぐらいのものですが、これに対して事業量の点はどのくらい殖えておるのですか、あなたの見積りは……。金額の違いは十三億増加しておりますが、事業に対してはどのくらい殖えておるのです、あなたの見込はですね。
【次の発言】 この法案の提案理由を拜見しますと、道路の整備を促進するということを謳つておるのですが、この道路の整備を促進するのは金を以てするのが一番解決の近道か、或いは技術的な、あなたのほうの技術的な面……

第13回国会 建設委員会 第26号(1952/04/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この土地收用に関連する予算として二十七年度予算にどれだけとつてありますか。
【次の発言】 我々が伺つておるところでは、二十七年度予算においてたしか九十七億か六億かのうち、この土地收用に、いわゆる不動産に対する予算ともう一つは役務に対する予算と二つになつておつたと思うが、それをどう分類されて幾らになつておるかということを伺つておるのです。
【次の発言】 大体六百五十億の防衛分担金というものを支出した場合に、これ以上出さん、防衛費にはこれ以上分担しないということが建前でなつたように我々了解しておるのですが、そのうちの九十二億というものが不動産並びに役務も入つておりましたか、そういうもの……

第13回国会 建設委員会 第27号(1952/04/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私はこの法案に対して修正案を出したいと思うのです。一応要綱だけ法制局のほうから説明をして頂きます。
【次の発言】 ちよつと僕は一、二点お聞きしたいのですが、この料金徴收の基準と言いますか、これは台数によつて取るのか、積載量によつて取るのか、どつちが算定の基準になつておるのですか。料金ですね。諸車の料金の徴收の基準というものは台数によつてきめるのか、積載量によつてきめるのか、どつちにウエイトを求めておるのか。
【次の発言】 トラツクの中に乘用車を積んだ場合にはどうなりますか。(笑声)
【次の発言】 小型のトラツクの中に自転車を十台も積んだときにはどうなります。例えば関門トンネルの入口……

第13回国会 建設委員会 第29号(1952/04/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 前回の委員会の継続のことなんですが、第十二條の2のほうの中央調達不動産審議会というものの内容を御説明願いたい。
【次の発言】 現在の審議会の構成員の資料をお出し願いたいと思います。
【次の発言】 それから十二條の一の項ですが、「利得の納付について不服のある者は、政令で定めるところにより」、この「政令の定める」というのは何を定めるのですか。
【次の発言】 手続をどういう工合にきめるつもりなんですか、政令でしなきやならない手続というのはこの法律には要らない手続ということなんですか。
【次の発言】 この際ここにはつきりと土地收用法九十四條というのを適用するとか、この土地收用ということを規……

第13回国会 建設委員会 第30号(1952/04/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今主計局次長の御答弁のうちに、この補償費に対する課税の問題の御答弁があつたのですが、もう一度あなたの担当でないか知れませんが、もう一ぺんはつきりおつしやつて頂きたいのです。
【次の発言】 私が前回の委員会で伺つた補償費の所得税の問題については、管理部長はどうお考えになりますか。今の主計局次長の御答弁に関連して……。
【次の発言】 主計局次長に伺いますが、大体これは使用が原則になつておるというので、使用の場合には使用料に対しては税金はかけられておるのですか。
【次の発言】 私は土地收用法の審議の過程において、主税局はその補償費に対しては課税するというような説明を聞いておつたのですが、……

第13回国会 建設委員会 第31号(1952/05/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今手許に配布された修正案ですが、これはどういう意味で配布されたのですか。
【次の発言】 私はこの法案に対して全面的に反対の意思を表明するものであります。  それは我々は安保條約そのものに対して反対をして参つたのであります。それはここにおられる自由党、民主党その他のかたがたも今日突如として、無論第三條に規定したものとは言いながら、行政協定が安保條約を賛成したかたがたの意図に合致しておつたものとお考えになつていらつしやるかたがたはどうかこれに御賛成願いたいと思う。私はこの行政協定そのものに対しては全く反対なのでございます。殊に土地收用法に関しましては、昨年我々が十分慎重審議しまして、新……

第13回国会 建設委員会 第32号(1952/05/08、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ちよつと速記をとめて下さい。

第13回国会 建設委員会 第33号(1952/05/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 大蔵省のほうに伺いたいのですが、過年度においてもこの防火建築促進法は議員提案としてこの法案が予算を含む法律案でありますので、無論大蔵省のほうに稟議があつたものと考えますが、その際にあなたのほうで取上げられずに今日まで待つておつたこの一年間或いは二年間の間に、我が国においてどのくらいの大火があつたか、又そのためにどのくらいの大きな国の損害があつたかということを考えますときに、なぜ過年度においてこの耐火建築促進法が予算的な措置を、裏付を持つて成立しなかつたかということについて非常に疑問を持つておるのです。一体或いは占領軍がこれを阻止したのか、或いは大蔵大臣がこれを阻止したのかどういう経……

第13回国会 建設委員会 第34号(1952/05/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 前回の委員会で赤木委員から質問があつたかとも考えますが、都市局長に伺いたいのですが、現在市街地における道路の基本的な考え方として、区画整理によるところの道路の幅員を擴げるという方向に進んでいるように考えたのですが、防火帶ができた場合には、それを緩和するという方針で考えるか、或いは従来の通りに市街地における五十メートル、六十メートル、或いは三十二、三メートル、二十二、三メートルというような段階で、やはり既定方針で進んで行くつもりかどうか、その点を先ず伺いたい。
【次の発言】 先般私ども参議院の議員団が鳥取の大火の調査並びに慰問に参つたのですが、その際駅前の北側と言いますか、東側と言い……

第13回国会 建設委員会 第35号(1952/05/14、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 その前に、この道路法案その他の法案の審議の前に、ちよつと委員長に申入れしたいことがあるのです。それは先般、この建設委員会に付託されたものであつて、それを人事委員会に廻した日本国との平和條約の効力の発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施等に伴い国家公務員法等の一部を改正する等の法律案、これと建設省設置法の一部を改正する法律案、これは内閣にかかつておりますが、この二つとも連合又はこの建設委員会が一緒に審議するような形に委員長のお手許でお取計らい願いたいのです。その点を要求したいと思います。

第13回国会 建設委員会 第36号(1952/05/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 運輸委員会からいろいろ質問がありましたので、一番重要な点は了承しておりますが、第三条の「私権の制限」のところですね、現行法では私権に対する、例えば土地収用をしないという場合、民有地を借りていることになつているわけなんですが、その場合現行法ではどういう使用料の支払の仕方をしているか。大体現行法では国道の場合ではどうか、府県道の場合にはどうか、市或いは町村道の場合においてはどうかという認定を誰がして……無論これは管理者がするのではないかと思いますが、どういうような形で以てそれを支払つているか。その現状を……、現行法によるところの支払状況、それから料金の認定、そういつたものについて御説明……

第13回国会 建設委員会 第37号(1952/05/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は現在内閣委員会に付託されておる建設省設置法の一部を改正する法律案について伺いたいのですが、木村営繕部長でいいんでございましようか。
【次の発言】 それでは私が先般の委員会で提案しておきましたもう一つの調査案件を先にやつて頂けますか。
【次の発言】 私は曾つて予算の調査の段階において建設省の営繕部から提出されました資料に基きまして防衛費のうちの施設費四百億円について、当時はこの内容については営繕部長承知しておらんということでありましたが、今日の段階においてはもはや予算も通過いたしましたし実施の段階に来ておると思うのです。よりましてこの四百億の内容、使途、これを明らかにして頂きたい……

第13回国会 建設委員会 第38号(1952/05/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私はこの法律を審議する前に、非常に重大な法案でありますので、先ずこの法律ができまして、この法律の適用を受ける、いわゆる前拂金を受けるほうの側のもの、それからこの法律ができまして、前拂金をしなきやならないほうの側、こういう側の公述人をお呼び願うことを提案したいのです。
【次の発言】 どういう形でやりますか、公聴会でも、或いはこの法案に対する証言と言いますか、何と言いますか、利害関係者の考え方を一遍聞きたいと思うのです。ということはですね、この法律ができまして、この前拂金を保証会社の保証によつて受取ることができるということと、それから或いは支拂わなければならないというような二つの問題が……

第13回国会 建設委員会 第39号(1952/05/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 改正法案の十七條の四、この「地方公共団体又は住宅組合」は本法に規定されておりますが、それ以外の「営利を目的としない法人」、これは政府としてどういう形のものを考えていらつしやるのか伺いたいのです。
【次の発言】 今御説明を伺いますと、あえて地方公共団体が出資をし、且つ全部の出資をして住宅供給の非営利業務を営む事業を営んでおる団体は、現に本法と言いますか、現行法でそれを規定されてはありませんが、運営上、地方公共団体が責任を以てそれを運営さしておるということは明らかであります。併し若しも仮に産業住宅、例えば労働組合又は特定の組合の共済会のようなものが自分のところの加入組合員のためにそうし……

第13回国会 建設委員会 第40号(1952/05/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この逐條質疑をする前に提案者に伺いたいのですが、この法律は、取締法としての精神が主であるのか、又は第一條に書いてあります通り業務の適正なる運営を図る、いわゆる助成法というような精神のものか、或いはこれを併用しておるものか、先ずそれを第一に伺いたいのと、現在全国でこの法律を適用される業者と目されるものは、法人で何件ぐらいありますか、それから個人では何件ぐらいあるかという点について御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 私どもの党のほうにも、この法律を制定してくれという希望の者、それから約一千か千五、六百の会員を持つておる業者の任意団体がございますが、そのらち、これを制定しないでくれ……

第13回国会 建設委員会 第41号(1952/05/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 前回の委員会では、この法案に織込んでなかつた資格或いは試験の問題について総括的な質疑をいたしましたが、逐条的に解釈の点についてお伺いしたいと思います。先ずこの第四条の「事務所の所在地」とありますが、事務所というのは、自宅でも看板を上げるならば事務所ということの認定ができるのでしようか。
【次の発言】 次に、第四条の1の二号ですが、「個人である場合においては、その者の氏名」。これは無論女でも差支えないと思いますが、年令は、この後のほうの、六条にありますように、成年者ということに制限されているのですね。
【次の発言】 二項の一、「宅地建物物取引業経歴書」、これは登録を受けようとする最初……

第13回国会 建設委員会 第42号(1952/05/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 証言を求めるのにどういう形で行くかお諮り願いたいのですが、総括的にこの法案に対する証人の考え方を述べてもらうか、或いは逐条的に質問によつて証言を受けるか、どちらかの方法をおきめ願いたいと思うわけです。
【次の発言】 今今井証人の御説明になつたように、一応再保険会社側としての大体の意向はわかりました。細かい質疑に移る前に一点伺つておきたいのであります。昨年でしたか、東京都は都営の火災保険をやろうということの案を都議会に提出したのであります。それがいろいろな、新聞で私は拝見するばかりですが、新聞に伝えるところによりますと、いろいろな経緯を経て、結局中止になつた。無論保険業者としては、只……

第13回国会 建設委員会 第43号(1952/05/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 大体今赤木委員の言われたことに同感ですが、我々の手許には衆議院から、衆議院の建設委員会の議として衆議院の内閣委員長に意見書を申出ておりますが、これも並行してここで審議して見たい、こう考えます。今の技監制度を存置するということについては全く同感であります。無論この身分を次官と同地位に持つて行くということも同感であります。考え方については衆議院と多少私違いはありますけれども、一応結論としては一つでございまするが、副技監制の問題と、それから技術会議、この問題が衆議院と参議院が食い違いがあるのですが、この点について私は赤木委員に質問するといつては変ですが、もう一遍赤木委員に説明して頂いたら……

第13回国会 建設委員会 第44号(1952/05/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この証言のうちもう少し聞きたい点がありますが、簡單に……。東京都なら東京都の現在の運営状態、そういう点で判断できないところもあるのですから、簡單に二、三点開くということはできるようにいたして頂きたいと思います。
【次の発言】 私は今、中井証人に一、二点伺いたいのですが、現在東京都では工事の契約をいたしまして、契約金の拂い方というものは、無論契約上いろいろきめると思いますが、その支拂の状況ですね、これがどういう工合に拂つているか、先ず伺いたいのです。契約面通り金を拂つておつたかどうか、その状態を、実情を知りたい。  もう一点は、先ほど手持金のない場合があるとおつしやつていましたが、手……

第13回国会 建設委員会 第46号(1952/05/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 国税庁のかたに伺いたいのですが、現在土地建物の取引を業としておる業者がたくさんございます。これに対しては徴税方法はどういう形を以てやつておりますか、一応御説明願いたいと思います。
【次の発言】 私が伺いたかつたのは、現在のこの法律で登録されようとしておる業者がですね、取引の実体というものに対して無論法人その他に帳簿その他によつて基準はわかると思うのです。併しながらこの個人でやつておる業者に対してはどういう基準で、或いは認定で以てやつておるか。少くとも徴税するほうの側でその実体をつかんでおると思うのです。そういう意味でこの業者そのものの内容を一応知りたいために、法人は別です、個人の場……

第13回国会 建設委員会 第47号(1952/06/03、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私はこの審議の前に、非常にこの問題は重要な法案でありますので、連合委員会を持ちたいと思うのですが、連合委員会としては、通産、厚生、地方行政、建設の四つで連合委員会を持ちたいと考えております。提案します。

第13回国会 建設委員会 第48号(1952/06/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 法案の審議に先だつて先般当委員会から大多数の意見として人事委員会に申入れた、例の公務員法の一部改正で、進駐軍労務者に関する公務員法の一部改正法案、これについては昨日人事委員会で採決いたしまして、我々のほうの修正意見が否決されましたので御報告します。でこれに対する理由はですね、大体こちらから提案したところの修正案に同調したいのが事実です。それを進駐軍の組合が近々或る所でストライキを起すのです。それを起すために、これはあえて速記録に残すために言いたいのですが、不満足だけれども、あの身分をはつきりしてもらわんと自分のほうでストライキをやりにくい。従つてこれを不満足ながらこのまま通してもら……

第13回国会 建設委員会 第49号(1952/06/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 第三章の前払金保証事業のうちの保証約款について一、二質問をいたしたいのですが、その前に昨日お願いしておきました保証契約と言いますか、保証約款並びに保証契約の案をお持ちでしたならば、御提示を願いたいと思うのです。
【次の発言】 それでは無論それまでは審議はいたしますが、それを御提出願いまして、その上で私は結論を出したいと、討論したいと思いますが、それまでお待ち願いたいと思います。このうち十二條の2の五、「その他建設省令で定める事項」、これは大体どういう構想でいらつしやいますか。
【次の発言】 不可抗力によるところの災害その他の点については、どういう形でそれを規定するのですか。

第13回国会 建設委員会 第50号(1952/06/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私はこの法案が、改正法案が出ることは非常に嬉しく思います。曾つて全額負担の法案が改正されましたときにも、自分の意見を相当述べたのでありますが、大体原則としては、地方公共団体の負担率を、補助率を高めるということに対しては結構と思いますが、ただ問題になりますのは、平衡交付金又は補助金が、地方においてどのような使途に使われておるかということの実態を存じません。この点はあらゆる立法の面、殊に行政面において、国が地方自治団体を補助するということの問題点だと思うのです。従いましてこの法案を審議するに当りまして、是非地方行政委員会にお働きかけ願いまして、実際に国の補助金がどういう形で使用されてお……

第13回国会 建設委員会 第51号(1952/06/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 大体これは災害復旧連盟と御相談して提案者が出したことなので、私としてもこれに対しては賛成です。賛成ですが、今言うその地方自治体の補助金が正常に対象物の工事に流れているかどうかという点が一番問題だと思うのです。その点を伺いたいのですが、今まだ政府委員も来ていないそうですからそれまでに……。  この改正案の第三点ですか、市町村における工事、災害の十万円までのものから適用するという点について、市町村における十万円までの災害というものは、今あなたのほうでそういう資料といいますか、実態をお掴みになつているかどうか。例えば昨年度において、その市町村におけるところの十万円までの災害がどれくらいで……

第13回国会 建設委員会 第52号(1952/06/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 只今議題となりました公営住宅法の一部を改正する法律案の提案の理由を御説明申上げます。  公営住宅法は、昨年七月施行されまして、爾来約一年間、国民生活の安定と社会福祉の増進に寄與して参つたのでありますが、この間における法施行の状況に鑑みまして、この際二、三の点につき改正を施すことが、法律の運用を更に円滑且つ実際的ならしめるために必要であると考え、この法律案を提出した次第であります。以下順次、改正点につき説明いたしたいと存じます。  改正の第一点は、公営住宅及び共同施設の建設の目標として、その主要構造部を耐火構造にするように努めなければならぬことを明らかにしたことであります。住宅、特に……

第13回国会 建設委員会 第53号(1952/06/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この提案の最初にその問題は十分に検討したのですが、大体この法律を作りますときには、建築基準法を基として立案したわけなんです。ところがよく調べてみますと、これに関連するほかの法律又は政令、條例、そういう点が一貫していないことが発見されたわけなんです。従つて今政府委員のほうからその点が一貫性がないというところを説明してもらいますが、一応お聞きとり願いたいと思います。
【次の発言】 できるならば、今政府のほうから御説明があつたように、多少の関係します法律のうちの矛盾があるのを先ず直して頂くのが一番いいのですが、会期も迫つておりますし、赤木委員の御提案の修正には一応の前進として了承いたした……

第13回国会 建設委員会 第54号(1952/06/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 僕は一点だけ伺いたいのです。まだほかのかたの質疑もあると思いますが、鉱区の所有者というものは現在ないと、伊東市が買収してしまつたというお話ですが、採石業者は相当あるのじやないかと思うのです。この採石業者はどのくらいあるか、おわかりになつておりますか。
【次の発言】 ここに土石とありますが、土や何か掘つている者があるのですか。
【次の発言】 そうすると、今一軒くらいある採石業者並びに多少土を採つておるというものまでも禁止しようという意思があるのですか、それともそれは見逃すというつもりですか。
【次の発言】 そうしますと、現在採石をしているという業者に対して、それ以上やつちやいかんとい……

第13回国会 建設委員会 第55号(1952/06/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 只今の赤木君の御提案に全面的に賛成です。少くとも現業官庁である建設省に事務次官一人おればいいというものではない、これは行政官庁だけの建設省ならば、これは次官で結構、局長やいろいろな課長で結構でしよう。併しながら相当の予算の現業の仕事をやつておる建設省にはどうしても次官と同一の技術面に権限を持つところの技監を必ず置かなければならん、こう私は考えます。私のほうとしては実はこれに対して党議できめておりまして、従つて赤木委員の今の提案に対して全面的に賛成します。
【次の発言】 私は深水君の意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 只今議題になつております問題につきまして直ちに採決して下さい……

第13回国会 建設委員会 第56号(1952/07/08、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 詳細な報告書がなければ……伺つたことは大体建設大臣が本会議でしやべつたのと同じ程度ですから、これでやめて頂いて、別のものをやつて頂きたいと思います。
【次の発言】 どうも河川局次長の報告がはつきりしないので、若し今日時期が早いならばそういう資料を取りまとめていつ頃御報告願えるかどうか。あなたに聞いても仕様がない。大体正しいことを我々が把握できるものをいつ頃できるか。それまで待ちますが、今大体大きな黒部産の問題と長良川の問題は、この問題を取立てて本会議で大臣が説明したことについて実際どうなつているか、どうしているかということを、対策として、それだけをお聞きいたしたいと思います。

第13回国会 建設委員会 第57号(1952/07/10、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○理事(田中一君) 局長の説明に対して質問がありましたら。……それでは黒部も一緒に……。
【次の発言】 先般の本会議場で大野君から緊急質問があり、不正工事云々ということが大きく浮び出て来ているのですが、建設省のほうの今日までの調査では、農林省関係でありますけれども、そういう事態があると思うということをお考えになつているのですか。
【次の発言】 大体併行して工事は進めて行くものだと思うのですが、やはりこちらの設計で農林省が施工するのか、或いは農林省の設計を建設省がチエックしましてやつて行くのか、或いは総体的な監督はどこが監督をして行くのか、その点はどうなんですか。

第13回国会 建設委員会 第58号(1952/07/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 運輸委員会との連合委員会の申込みはないのですか。
【次の発言】 私の言うのは、こちらの先議のものですし、一応港湾法にも関係があるのですから、こちらから申入れしまして、三委員会の合同委員会にするほうがいいと、こう考えます。従つて農林委員会との合同委員会を開く場合に、運輸委員会のほうにこちらから申し出て、参画するなら参画したほうがむしろ時間的にも、休会中にやろのですから、いいと思うのです。その意味で申上げたのです。
【次の発言】 今高谷課長から、非常に建設的な建設省の考え方を御報告願いまして、非常に幸いと思つております。先般、先日の土曜日に私は現地に参りまして、その反対をしております陳……

第13回国会 人事委員会 第22号(1952/05/31、2期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(田中一君) 大蔵省のかたに伺いたいのですが、この今回の法案に示されましたところの、占領軍の労務者の退職というものは、この雇用関係の中断或いは雇用関係の解除ということにお考えですか。それともまだそのまま引続き駐留軍に勤務するのでありますから、そうでないという御解釈ですか、この点を伺いたいのであります
【次の発言】 例えば或る会社に勤務しておつた者が、その会社が他の資本家に買収されて、今度はその資本家の下にその同じ機構において勤務すると、こういうような御解釈ですか。
【次の発言】 無論連合軍と駐留軍の根本的な違いというものは御承知の上でその今の御説明があつたわけですね。

第13回国会 地方行政委員会 第41号(1952/05/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(田中一君) 建設委員会の希望意見を申述べるのであるが、(一)公債費申に十五万円以下の災害分は、その利子の補給を計算に入れていないようであるが、これを見ることとされたい。  (二)府県の土木費中に、砂防費を計算に入れることとされたい。

第13回国会 内閣委員会 第33号(1952/05/30、2期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(田中一君) 今議題にかかつていないこの調達庁の問題について、建設委員会のこれも大多数の意見として希望を申述べて置きたいと思います。  第一の点は、庁に次長を置いてくれということであります。これは従来から調達庁の業務は占領軍と接する面が多くて、対外折衝を円滑に処理するためにも長官の下に次長が置かれておつたのでありますが、今後も不動産とか労務その他の調達業務がたくさんございます。駐留軍によつて国民が損害を受けたような場合の補償、駐留軍と日本人業者間の紛争の調停等、駐留軍との関係において多分にとの渉外能力と申しますか、そういうものを発揮して、国民の権利を擁護する必要がある。又不動産の接……

第15回国会 議院運営委員会 第17号(1952/12/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私のほうは異議があります。飛行機に乗ることが必要ならば、東京の上空だけ五分間乗つてもわかるのです。飛行場には汽車でも行けるのです。従つて今までの決定は、緊急止むを得ず飛行機を利用する場合を言つているのです。飛行機そのものに乗るということは、これは今まで決定されていないのです。従つて若し試乗するならば、東京の上空でも飛行機に五分でも乗ればいいのです。

第15回国会 建設委員会 第2号(1952/12/02、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今建設大臣から所管事項の政策について御説明がありましたが、そのうち河川管理の一元化、第一の問題は、今日まで河川管理が二元化或いは三元化されておつたかどうか、又一つの河川につきましても、例えば中腹の砂防その他につきましては、どういう措置をとつておつたか、河川という定義がどこからどこまでを指しておるか、こういう点、あえて河川管理の一元化ということをおつしやるところを見ると、今までの間には一元化されない点があつたんじやなかろうかというように考えられるのですが、この点はどういう経緯であり、又どういうことをするのか伺いたい。それから河川審議会、これは今日まではなかつたように思うのですが、これ……

第15回国会 建設委員会 第3号(1952/12/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 大臣の先般の御説明に対する質問を続けたいと思いますが、道路法が改正されまして、一応旧法よりも国土計画又は国民の要望する線に近付いて来たというように考えますが、行政面に委ねたところの国道の指定の問題でございますが、先般道路局長から説明がありましたが、これを大体、無論建設省の原案として道路審議会に提出され、その上諮問の結果、この答申がこの一級国道に指定せられたものと思います。なお二級国道も先般道路局長に聞きますと、本年度中には無理じやないかというような御意見でございましたが、大体一級国道はさておきまして、新設されますところの二級国道、これに対する大臣の指定の方針と言いますか、一応選定に……

第15回国会 建設委員会 第4号(1952/12/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 大臣はどうして今日来ないのですか。
【次の発言】 私は大臣が来たら大臣に総括的な質問をして、細かい点は次の機会に質問をしたいと思いますから、今質問はありません。
【次の発言】 大臣お見えになつたので、先般大臣から建設行政の新内閣の方針として御説明があつたのにつきまして、一応総括的な質問をしてみたいと思います。  今も企画課長は、自力で家が建てられない段階になつたのではないだろうか、民間の自力建築戸数というものが低下して来ている。従つてその推定は、その力がなくなつたのだ、こういう認定の下に今後の住宅問題を政府は取上げよう、こういうお考えのように見えます。そうして先般大臣が言つたように……

第15回国会 建設委員会 第5号(1952/12/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 御説明は伺いましたが、この補正予算の説明書の中に成るほど勤労者住宅資金として十億を掲げておりますけれども、これはどういういきさつで出すようになつたか、或いは国会などには関係なく預金部資金を使うのは政府の権限だからどうでもいいのだというものでやつたのか、或いは補正予算において承認を求めようというつもりでやつたのか、あなたはおわかりじやないかもわかりませんけれども、閣議などではどういう話合で以てこういう措置がとられたかということを先ず第一に伺いたい。
【次の発言】 この国会に提出しておりますところの補正予算には承認を求めないでもいいようなことになつておるようでありますけれども、これはあ……

第15回国会 建設委員会 第6号(1952/12/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 さつきの下條君の資料の提出と同じようなことになるかもわかりませんが、現在まで水利権を与えておつて着工しない所、それを全部表にして出して頂きたいのです。今聞きますと、河川法の二十條で取消ができるということになつておるそうでありますが、今まで水利権を許可して着工しない所、二年未満或いは二年過ぎておる所、そういうものを全部表にして出して頂きたいと思います。
【次の発言】 私の言つておるのは、今まで未着手のもの、或いは調査中とか設計中とかいうもので未着手のもので水利権を許可してあるもの、いつどういう会社、或いはどういう個人に許可したか、それが予定としてはいつ着工するかというような予定、そう……

第15回国会 建設委員会 第7号(1952/12/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 現場職員の待遇の問題につきまして、二、三点質疑をしたいと思います。  地方の現場を廻りまして、現場職員の勤務状態をよく見て参りますと、非常に不公平な給与が見られるのであります。で、私先般田沢方面に参りまして、生保内の東北地建の事務所に勤務しておるもののうち、多くはそごから約十数キロ離れた現場で勤務しております。併しながら給与は、給与といいますか、手当といいますか、生保内に事務所があるために手当をもらつていない、そのために非常に苦しい思いをして生活をしておりながら給与が低い。こういう点につきましては、建設省はどういう扱いをしておるか、先ず第一に伺いたい。

第15回国会 建設委員会 第8号(1952/12/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は只今計画局長、住宅局長、道路局長の三人のかたがたに質問いたしますが、第十三国会で防火建築帯の指定、いわゆる耐火建築促進法なる法案を出しまして、二億円の予算を以て実施期に入つておる現状でありますが、大体この法案は、火災その他の災害防止と土地の合理的な利用、これが一番大きく取上げられたところの問題でありまして、都市の造成といいますか、こういう点につきまして関連する何らの……法文のうちに関連性を持たないというような欠点があるように考えられるのです。で、この指定に当りましては、建設大臣は当該地方の地区の長、いわゆる市町村長、並びに都道府県知事の意見を聞き、同時に国家消防長官の意見を聞い……

第15回国会 建設委員会 第9号(1952/12/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今大臣が北上の問題で予算措置はやはり公共事業の枠内で操作したいという御説明がありましたが、これは大蔵省がそういう強い要求があるからというような御意見でしたけれども、一体審議庁長官としてはどういうお考えなんですか。
【次の発言】 北上の特別委員会を開かれて、大体一月中旬には結論が出る。この結論を出すだめのこの審議会の調査というものは、どういうことをやるつもりになつておるのですか。
【次の発言】 では公共事業費の枠内で、各省別に盛つた資金が北上の総合開発事業費としイー投入されるわけですが、この際、現場にそれを調整するような、各省がバラバラにやつてはならんと思うのです。従つて農林省は農林……

第15回国会 建設委員会 第10号(1953/02/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は与党議員の多数が衆議院においてかかる法案を提出しなければならんということに関しまして、質疑をしたいのですが、政府はこの二十八年度予算の上において、今ここに謳つてありますところの、提案理由の説明で謳つておりますところの道路整備の予算編成の上の考え方、これについて政府からなぜこの法案を出さなければならないかということを我々の納得するまで伺いたいと思うのです。従つて二十八年度予算の編成の基本方針並びに大蔵当局との折衝の経緯、そうしたものを詳細に御説明願いたい。これは提案者でなくて政府にお願いしたいと思います。議員提案だから、なお更与党の大部分のかたがたが提案されている法案だからこそ、……

第15回国会 建設委員会 第11号(1953/02/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今局長の説明の中の細かい各河川の表ができておりますか。できておりましたらそれを提出願いたいと思います。
【次の発言】 次にと言わずに、でき次第に個人々々の委員にお届け願えませんか。
【次の発言】 それを拝見してから質問したいと思います。

第15回国会 建設委員会 第12号(1953/02/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今日は大臣が来られないで局長だけですか。
【次の発言】 出て頂きたいと思います。
【次の発言】 先ず第一にお伺いしたいことは、二十八年度の道路予算の編成の上におきまして、現在当委員会にかけられておりますところの道路整備費の財源等に関する臨時措置法案、これが若し可決されて通過したものならば、この二十八年度予算をどういうふうに改編するか。又は第二次的に補正予算その他で以てどういう形のものの実施計画を準備しておられるか、これを先ず第一に伺いたいと思います。
【次の発言】 この道路整備費の財源等に関する臨時措置法案が通つた場合に、二十八年度予算は幸いにして今日まだ衆議院で審議中でありますし……

第15回国会 建設委員会 第13号(1953/02/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ちよつと待つて下さい。どの資料ですか。
【次の発言】 これと違う資料がないとわからんなあ、出してもらわなければ。
【次の発言】 この二十八年度予算を御説明願つたあとに、総括的に現在の都市計画は、約三十年前の計画をそのまま実施しておるというように、局長並びに前佐藤建設大臣は言つておりましたが、その後二十七年度の補正予算のときの質問に関連しまして、修正といいますか、この計画の是正について一応考慮しておるというような、内々の話が局長からありました。事実そのようなことがあつたかどうか、又ある意向があるかどうか、その点省内の取きめを先ず御説明願いたいと思います。

第15回国会 建設委員会 第14号(1953/02/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 計画局長が見えていますが、要求してある資料は今日出ていますか。

第15回国会 建設委員会 第16号(1953/03/03、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私遅れて来たので、もうどなたか質疑あつたかと思いますけれども、この第一条の海岸、この海岸というものの定義を一つはつきりさして頂きたいのですが、海岸とは何か、海岸とはどういうものか、それから同時に海岸というものは日本の国土のうちどれだけあつて、どういうものかということも、質、量、これも一つ明らかにして欲しいと思うのです。この法を適用する海岸とは概念的にはわかつておりますけれども、海岸とは何か、法律できめる以上これを説明しておいて頂きたい。
【次の発言】 私はそんな小学校の生徒に説明するような海岸というものの定義を伺うわけなんですが、これは大事なことなんです。海岸とは何か。ただ海岸も我……

第15回国会 建設委員会 第17号(1953/03/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 昨日、前回の委員会でも伺つておいたことに又戻つて大変恐縮でございますが、河川局から伺いたいのは、この資料として提出された海岸線延長調べ、これは地図をお調べになつたので、地図をスケールで計るとすぐ出るから結構だと思いますが、これは河川局でしよう。
【次の発言】 それではちよつと伺いたいのですが、河川局はこれは御承知でしようね、この資料は。
【次の発言】 それでこの海岸線延長調べは民有地と公有地と国有地、この区分を先ず承知したいのです、民有地、公有地、国有地ですね。この第四条の男六項で指定している範囲ですね、この場合を民有地、公有地、国有地、この三つに分けて調べて欲しいと思うのです。従……

第15回国会 建設委員会 第18号(1953/03/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今の前田君への解釈は、こういうふうに提案者の解釈を了解していいですか。この法律を出す場合に、行政協定による駐留軍関係のものは、もはや指定されておる、その区域を指定されておる、従つてこの法律ができた場合、この法律で指定したものに又行政協定によるところの駐留軍の必要な土地を指定することはないと思うけれど、事実若しあるならば、許可を受けるような措置をとるのが正しいと思うと、こういう解釈でいいのですね。
【次の発言】 そうですが。
【次の発言】 この三章の第十一条の「海岸管理者以外の者」というのは、おしまいのほうに出ますところの委託とか何とかいう、その者がやらない場合のことを言つておるので……

第15回国会 建設委員会 第19号(1953/03/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 第二十六条の二項の「海岸管理者の長は、前項の台帳の閲覧を求められたときは、正当な理由がなければこれを拒むことができない。」正当の理由でないということはどういう場合のことを指しておるのですか。
【次の発言】 法制局に伺います。今の問題について……。
【次の発言】 了解しました。第二十七条の報告の提出、立入検査、これは大体私はこれでいいと思います。第二十八条の、今提案者からの説明で、鉱区その他の権利のために土地調整委員会がその裁定をするということになつておりますが、「次項の規定により」云々と書いてある。これはこの一項にだけ適用されるのですか。それとも全部に関係するのですか。土地調整委員……

第15回国会 建設委員会 第20号(1953/03/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中君 港湾局のほうに伺いたいのですが、今御説明の、御希望と言いますか、そのうち港湾法によつて指定された港湾区域というもののうちの二十七年度の災害復旧費は十六億八千万とかいうことを言つておりますが、この区域はどこからどこまでの事業でしようか。
【次の発言】 重ねて伺いますが、この海岸保全法で定義付けておりますところの第二条の二項、これに港湾法第二条又は漁港法第三条若しくは第四十条に規定する施設で港湾又は漁港の機能に直接関係あるものを除かれたと、今の御説明はこの港湾又は漁港の機能に直接関係あるかないか、ないものも入つておりますか。
【次の発言】 重ねて伺いますが、いわゆる港湾施設のある港湾と、……

第15回国会 建設委員会 第21号(1953/03/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中君 質疑はもう尽きたと思いますので、早速討論並びに採決に入つて頂きたいと思います。
【次の発言】 今赤木さんの発言がありましたが、懇談はもうし尽しております。従つてもう委員長の判定でもはや採決をしなければならない段階に来たと考えております。従つて若しもこれ以上懇談するというならば、この法案は国会法によりまして、もう参議院における審議権はないのです。衆議院において要請があるならば、認定されるならば、参議院において否決されたものとして衆議院に回付される運命にある法案である。従つて委員長にそのような気持があるならば、国会法を遵法いたしまして衆議院に差戻すというか、返すというふうにそういうことに……

第15回国会 予算委員会 第18号(1952/12/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 大蔵大臣に主として伺いたいのであります。我々はこの憲法二十五条で規定されるところの生活の安定、この線を通じまして、現在政府がとつておりますところの食糧政策、そのうちの補正予算の説明を見ましても、国内産の米麦を買うために約二千三百四十七億を出しております。外米を買うためには千六百六十億、これに対しまして補給金を二百二十九億出しておりますが、日本の国土というものは、この建設省白書を見ますと、最近五カ年の平均を見ても、農地の荒廃度というものは約年々四十七万町歩荒廃しております。そのうち、なかんずく流失家屋が四万町歩、埋没が六万町歩というような厖大な国土の荒廃を来しております。で、第一に伺……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 建設委員会 第1号(1953/05/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 互選の方法は、成規の手続を省略いたしまして、委員長において指名せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 異議はありませんが、調査目的のうち、この挙げてあります項目は、「等」という言葉で一切が含まれるものと思いますが、いわゆる水道事業のようなものは厚生省に属すべきものか、建設省に属すべきものかわからない。例えば海岸なども事実国土としての見方をすれば、これはこつちのものですが、或いは農林とか或いは運輸というような関係がある。この際恐らくこの国会並びに次の国会では、この問題は長い懸案ですから解決さるべきものだと思うのです。若しよければここにその項目で関連した事項で、各省各庁に関……

第16回国会 建設委員会 閉会後第1号(1953/09/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ちよつと聞きたいのですが、今の表の補助堰堤と補助砂防、この事業費というのは補助額ですか。
【次の発言】 全額の事業費でありますか。
【次の発言】 補助額はどうなんですか。補助額はこの何パーセントになりますか。
【次の発言】 委員長にこれをお願いしたいのですが、治水根本対策要綱、これは建設省所管と思いますが、農林省所管の治山計画、治山根本対策要綱ですね、これを一つ委員長からお取寄せ顧つて御配付願いたいのが一つ。  それから次に伺いたいのは災害の基本対策要綱ですか……
【次の発言】 この災害復旧基本対策要綱、これは省議できまつた問題ですか、或いは省議できまつたとしても閣議はどうなつたの……

第16回国会 建設委員会 第2号(1953/05/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 いや、ちよつと一、二点だけ次官に質問したいのですが、よろしうございますか。
【次の発言】 我々が二十八年度予算の内容といいますか、一応大まかな予算編成の空気を聞いておりました。ところがああした突如とした解散によつて流産になつたわけなんですが、一体新規事業をこの後半の短い期間の間に、二十八年度に原案として作成された公共事業費のうち、このあとの半分で二十八年度分に計画した全部を実施するつもりかどうか、新規事業として織込んだ原案、これが二十八年度の本予算において実施をするつもりなのかどうか、先ずこれを伺いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと結局今次官の説明では、事業費が六分の一、……

第16回国会 建設委員会 閉会後第2号(1953/09/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今御説明よく伺いましたが、今基本対策要綱として示めされておりますけれども、従来はこのようなことを相当勘案されてやられておつたものと思います。従つてこのうちの増加されている、例えば現有保安林を新らしい計画によつてこうする、荒廃地をこうする、こういうことはわかりますけれども、しまいに言われたところの人口稠密な里山地帯とか或いは現有薪炭林拡大云々とか、森林伐採の合理化という問題は今まで考えられておれなかつたのですか。
【次の発言】 そうすると、昨日我々は建設省の治水の根本対策要綱を伺つたのですが、これと当然事業を着手する場合にはマッチして、上に乗つけてやる計画なんですか、それとも全然林野……

第16回国会 建設委員会 第3号(1953/06/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私遅れて来て大変失礼いたしましたが、今官房長から御説明があつた法案は大体いつ頃出すようなつもりでございますか。
【次の発言】 河川法は従来議員立法という形で出るような予定をされておつたのですが、そうすると今度はこれは政府提案で出るのでございますか。
【次の発言】 どうも答弁が甚だ面白くない答弁で一体この国会は立法府なんです。今日まで自由党の政調で、衆議院において河川法は長い間もんでおります。それを取上げて政府提案するというつもりか、そういうように聞き及んでおるのですが、無論、どつちにするか、おれのほうの腹一つだというような答弁は、甚だ国会軽視でけしからんと思うのですが、従来は河川法……

第16回国会 建設委員会 第4号(1953/06/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 河川局長にちよつと伺いたいのですが、十三国会でしたか、河川法の一部改正の原因者負担ということに改正した法案がありましたが、改正法案があつたのですが、例えば利根川におけるところの東武鉄道の附帯工事、ああいうものの予算はその後予算化されたことがあるのですか、それとも二十八年度にでも含まれているのですか。
【次の発言】 あの法律が改正されて後にどの河川に幾ら使つたか、或いは若し二十八年度ならば二十八年度のどの項目にどう入つているか、詳細に御説明願いたい。
【次の発言】 先般この委員会から視察を命ぜられまして行つた利根川では、まだ東武鉄道の蒿上げができておらないのです。これは調査費か何か出……

第16回国会 建設委員会 閉会後第4号(1953/10/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この治山治水対策をお立てになつた政府としては、建設大臣は、実際にこれを実行しようという熱意が窺われて大変結構でございます。殊に二十幾つかできましたところの、六、七月の台風に対する予算措置も未だしないでおるのですが、閣議ではどういう形で以て国会できめられたところの法律の予算化を考えておられるか、この点伺いたい。
【次の発言】 その厖大な仕事を遂行するのに、従来通りの形で施行して行くのか、相当国の予算が投入されますが、従来のような形で以て施行して行くか、この施行形式はどうなりますか。やはり従来のように補助金を地方公共団体に渡して、そこで仕事をやらすのか、国が本当に本腰を入れて金さえやれ……

第16回国会 建設委員会 第5号(1953/06/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ちよつと速記をとめて……。
【次の発言】 今この予算書を拝見しまして、昨年度と比べて約倍額近い道路予算が盛られたことは非常に敬意を表します。併し今の局長の説明を聞きますと、今度の予算編成によつて地方公共団体の負担が非常に過重になつたと、こういうような印象を受けるのですが、その点について二、三伺いたいと思うのです。  先ず第一に伺いたいのは、先ほど言つた五ページのおしまいのほうの鋪装が二分の一が三分の一になつたという点、これは国道の場合には二分の一、地方道の場合には三分の一になつたという点、それとその上の砂利道の補修については、二億五千万の予算が昨年度あつたやつが今度なくなつておる。……

第16回国会 建設委員会 第7号(1953/07/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(田中一君) 今赤木さんの説明を聞いて経過がよくわかりましたが、これは国会法によつても大体建設委員会に付託さるべきが当然と考えておる。ところが何故議運で、いわゆるどの委員会へどの法案を付託するかという権限を持つ議運でかかる暴挙をあえてしたかということについて、議運の委員長から経緯について十分説明して納得さしてもらわなければどうにもならない。私が要求するのは、今までにかかる付託方法があつたかどうか、当然議運に付託されべきものなら議運の付託で結構であります。誰が考えても建設委員会にかけられるべきものという法案が、どういう理由で議運に付託されたかということは、これは将来重大な問題です。従……

第16回国会 建設委員会 第8号(1953/07/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この北海道防寒住宅建設等促進法案、これに衆議院では何か希望条件が附いたように承知しておるのですが、その希望条件を我々のほうに資料として提出して頂きたいと思います。
【次の発言】 逐条審議に入る前に政府に伺いたいのですが、この提案理由に、我が国再建の原動力となつている勤労者において最も甚だしく住宅難があると、こう謳つております。政府は実際にこの通りお考えになつておるのてすか、はつたりじやなく本当にこの通りお考えでありますか。
【次の発言】 現在住宅供給の法律案がたくさん出ております。そうするとそのうち一番国費並びに預金部資金を使つてやつているのは住宅金融公庫です。住宅金融公庫、この供……

第16回国会 建設委員会 第9号(1953/07/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今の小笠原君の質問はその通りであつて、私も同感です。ただちよつと具体的に政府に伺いたいのですが、この法律が通つた場合、北海道には公営住宅並びに住宅金融公庫の融資の枠が何戸分、金額で幾ら幾らというようなものが渡るか、御説明願いたいのです。……今のは二十七年度並びに二十八年度を一つ御説明願います。
【次の発言】 公営住宅は二十七年度のやつは全部耐火構造ですか、それとも本造が入つておりますか。
【次の発言】 では二十七年度で何戸住宅金庫は貸しますか。
【次の発言】 二十七年度の公営住宅の千三百五十戸のうち木造と鉄筋耐火構造の割合はどうなりますか。

第16回国会 建設委員会 第10号(1953/07/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今の問題で、例えば東京都が住宅金融公庫の融資に対して一割頭金を貸しておりますが、そんなのは一体これに該当するかどうか、住宅局長に聞きたいのですが……。
【次の発言】 私は質問しているので、私の質問に対して答えて下さい。聞いていなかつたらもう一ぺん言います。第六条の規定は、住宅金融公庫の貸付に対して現在東京都が一割の頭金を貸付けるということを実行しております、条例で……、こういうものは該当するかどうかを伺つているんです。
【次の発言】 そうすると、小笠原君の質問に対して、若し該当するならばそういう答弁がどうしてできなかつたのか、伺いたいのです。

第16回国会 建設委員会 第11号(1953/07/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 関連して……。今小笠原君の質問に対して提案者の説明は甚だ不親切で、お気付きにならないのじやないかと思うのですが、提案者はこの法案をよく読んでいらつしやらない。第二条の第二項にははつきり「建設大臣は、前項の規定による閣議の決定があつたときは、遅滞なく、道路整備五箇年計画を関係都道府県知事に通知しなければならない。」、従つて路線がはつきりしなければ関係都道府県には通知ができないのです。例えば何級国道のところ、御承知のように一級国道と言つても各都道府県に亘つております。従つて若しもその内訳が閣議の決定にならなければ、都道府県知事に遅滞なく通知ができない。従つてどうも提案者はこの法案をよく……

第16回国会 建設委員会 第13号(1953/07/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この付託されました土地収用法の一部を改正する法律案、この提案理由を、私欠席したので伺わなかつたのですが、大体この法律を、本法を御説明になつたのが主税局長であつたので、話が早わかりして非常に幸いと思います。  先ず第一に伺いたいのは、この土地収用の本法の審議の途中において、二十六年五月二十六日の当建設委員会で私が渋江さんに質問した速記録がありますから、これをちよつとお読みして、あなたに昔のことを思い出して頂きたい。ということは今度提案の第一の問題、土地の立入りとか測量とかいう問題について本法の第二章の「事業の準備」、それからこれによるところの六章の第二節「測量、事業の廃止等に因る損失……

第16回国会 建設委員会 第14号(1953/07/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 現在この法律が施行されて以来土地収用法を適用した事件、それから斡旋中の事件、この二つを資料として出して頂きたいのです。無論それによつて裁定が下つたならば、その裁定までの経緯を詳しく書いたものをお出し頂きたい。それから斡旋中のものは斡旋の経緯ですね、現在までの斡旋経緯をお出し頂きたい。それからもう一つは、土地収用委員会の私がちよつと気が付いた点とすれば、青森県、それから秋田県、山形県、それから新潟、福島、それから岩手、それから東京、千葉と、この辺の一応土地収用委員の構成ですね、どういう人がなつているか、又どういう経歴の人がなつているかというその概要でいいですから、それを一つ資料として……

第16回国会 建設委員会 第16号(1953/07/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 政務次官にお伺いしまげが、政務次官は七月十六日の委員会において小笠原君の質問に対しまして、斡旋制度ができても、これは行政協定に基く土地の収用の場合には適用しないという言明がありましたが、政務次官の御見解は結構でございます。これに伴つて調達庁並びに外務省の関係政府委員をお呼び願いまして、その方々に質疑をしたいと思いますから、委員長お願いいたします。
【次の発言】 先般資料の要求をしておりました分がここに出て参りましたが、或いは私前回の委員会に欠席したために伺つておらないかとも思つておりますが、この資料について説明を願いたいと思うのです。

第16回国会 建設委員会 第17号(1953/07/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 昨日の委員会で申上げておいたのですが、行政協定による駐留軍の使用する土地に対する土地収用法の適用に関して、この斡旋委員会は当然その範疇に属するというような御答弁を調達庁のほうから伺つたのですが、それにつきまして、政府としては、そのような形で立案したのではないというような言明を拝聴しましたが、然らば政府としては、これは除外するような法律に変えていいか、悪いかという問題について、再度確認しておきたいのですが、その点について御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 調達庁には改めて伺いますから、少くとも立案者が自分の考えられておつた範囲外に及ぼすという場合には相当お考えはあると思うのです……

第16回国会 建設委員会 第18号(1953/07/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今斡旋委員の権限の問題と御説明があつたのですが、それは政令か或いは施行細則か何かで表示しようというお考えですか。
【次の発言】 身分だけは斡旋委員として法律からきめられると思うのです。身分だけは法律できめられておつても、一体権限がどこまであるのか、甚だ疑問なんですよ。結局斡旋委員の身分だけははつきりしていますけれども、この間も石川委員からも質問があつたように、どの辺までの斡旋をするのか、その辺が明確になつていないわけですね。無論この斡旋委員会というものはこの土地を収用するための斡旋委員会なんです。決して政務次官からお話があつたようなこれを拒否するための斡旋委員会ではないのですから、……

第16回国会 建設委員会 第19号(1953/07/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この法律の建前が、改正案の建前が、第二章「事業の準備」の末尾にこれが挿入されるのです。改正されるのは……、そうして十六条から初めて認定になつて来たのです。「事業の認定」と……。従つてあなたの考えておる趣旨は、政府の考えておる趣旨は、収用とか調停とか、或いはそういう事業認定後の問題に対してこの斡旋委員会を適用するのではなくて、主としてあなたの、政府の考え方というものは、事業の認定の前におけるところの事業の準備の過程においては土地収用を始めることはできません。準備が終つて、やつとこれなら行けるというところで初めて事業認定を申請するわけです。従つてその前段の立場においてこの斡旋委員会を持……

第16回国会 建設委員会 第20号(1953/07/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は今般提案された本法案につきましては賛成をいたします。併しながらこの法律の制定以来監督されるばかりで、何らその業の主体が守られなかつたところのこの業種に対しまして、施行以来幾多の体験を経て、ここに一部改正という形でよくしようという点の改正が行われたことは大変結構と存じますが、この法律の制定の趣旨並びにこれに関連しますところの前々国会で我々が、本委員会で可決されましたところの前払金の三割だけ契約と同時に支払うという保証会社などの制定によりまして、業の健全化は図られて参つたのでありますが、一部の業者の中には金融又は国会における予算の成立の遅延等の理由によつて、未だダンピングを行うとい……

第17回国会 運輸委員会 第3号(1953/11/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 海岸堤防、海岸という概念は、琵琶湖のような湖岸はどう扱つたらいいのですか。
【次の発言】 そうしますと、今の海洋に接続する湖岸というのは、いわゆる浜名湖のようなものだと思うのですが、琵琶湖のような場合はどういうことになるのですか。入れるというのですか。運輸委員会はどういう態度をとろうと思うのですか。
【次の発言】 私はやはり今の大和君の提案に賛成です。従つて委員長におかれてそれに対する賛否をお諮り願いたいと思います。
【次の発言】 私は大和君の提案に賛成でございます。  これは先ほども一松君からお話がありましたように、少くとも今日厖大な滞貨があるというような輸送上の隘路、少くとも士……

第17回国会 建設委員会 第2号(1953/10/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 多少一般的な質問になるかもわかりませんけれども、今度の修正減少された事業種というものは、実際施行されていない未着手或いは当然減少していいという現実にあるという前提の下に減少修正されたものか、無論追加のものははつきりとわかります。併しながら減少したものは、道路の面で見る場合に、その実態と数字とがどういうことになつておるか。
【次の発言】 今寒いところとおつしやるけれども、二十八年度の予算が通過したのは八月十日頃ですから、従つて仕事の割振りは恐らくその年度に完成する工程を踏んでいると思うのです。ですからあなたがおつしやることは一応わかります。一応わかりますが、実際の現地においては或いは……

第17回国会 建設委員会 閉会後第2号(1953/11/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今官房長が説明をされたこの施行令が出なければ、無論政府のほうでは金は出さんでしよけれども 一体今までに応急つなぎ資金としてどのくらい資金がこの二十四の法律による地域に対して出ておりますか。
【次の発言】 この施行令が出てもその査定に相当長い間かかるという場合、これはこの間公布しまして、三重県、静岡県、愛知県の三県だけは指定されておりますが、あとは主務大臣がその後に指定して来る、その部分に対する指定というものが年内に行くか行かないかわからんという場合に、その資金をこれ以上融資といいますか、するつもりでおりますか。それとも仕事はどんどん進めなければならないと思いますが、どういう心がまえ……

第17回国会 建設委員会 第3号(1953/11/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 そうすると運輸省所管の港湾地区ですね、それから農地の提防、こういうものはどういうことにしてあるのですか。
【次の発言】 そうすると港湾地区と農地の地区は、この臨時建設部ではしないということになつているんですか、前提は。
【次の発言】 そうすると、今全体の工事量の六割五分だけは担任すると、従つて港湾地区におけるものもやるかも知れないけれども、併しやる場合は各県が農林省並びに運輸省のほうに連絡をとつて別に摩擦のないようにする。そういうように、その必要の重要なところは建設部でやるんだということですね。それは摩擦はないというわけですね。

第17回国会 建設委員会 第5号(1953/11/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は前回の委員会に欠席したために、今その詳細を委員長から伺つてわかつたのですが、我が会派としてはその申入れの第二項の分に対しては同意しがたいという態度を持つておりますから、その旨この災害対策特別委員長に申入れ願いたいと思います。
【次の発言】 今委員長から御説明があつた法案は今どこにとまつておるので消すか。
【次の発言】 そういう重大な法案がかかつておるならば、これは当然委員会としては連合審査ぐらいしなくちやならんと思うのですが、どうですか。
【次の発言】 連合審査の申入れをしたのですか。
【次の発言】 今国会で建設省設置法が改正されまして、臨時海岸堤防建設部ができました。これが相……

第18回国会 建設委員会 第1号(1953/12/03、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 営繕局長には質疑がありませんけれども、防火建築帯造成補助金と、それから特定地域総合開発調査補助金ですね、この二つも減少されているのですか、これは削らないのですか。
【次の発言】 ちよつと関連して……今の営繕局の試案というものは、先だつて問題になつた中央機関整備促進法ですか、あのような形で一応国が一方的に指定して、それに対して私有地、民有地をそのまま所有者が自由にならないというような形のものを考えておられるのですか。根本的な考え方をちよつと聞きたいと思うのですが、あなたのほうの試案を……。
【次の発言】 そうすると、一応の地図の上に絵を画いて、この区域をそうしたらどうかというような形……

第18回国会 建設委員会 第2号(1953/12/04、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今赤木さんの、入札の問題に関連してお伺いしたいのですが、無論ああいう工事で、人手も足りないから、請負に付するというような方針を承わりましたけれども、私現地に行つて見まして、約三カ年と言いましても二カ年二、三カ月で二百億の厖大な工事を消化するということになりますと、労力、資材、その他の点について非常に難関があると思うのです。そこでこれは行政面に干渉するわけではありませんけれども、どういう計画でも立つているか、入札の方針もどういう観点から業者を選んでどういう方法で建設省自身が予算を組んだか、単価見積で入札したかどうか知りませんけれども、建設の予算の見積額というものがどういう根拠でやつた……

第18回国会 建設委員会 第3号(1953/12/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今九つばかりの改正法が提案されようとしているように思いますが、衆議院で継続審議中の建築基準法の改正はあれは議員提案になつているけれども、あれはまあ議員提案で、おれは知らんというようなことであつてはならないと思います。議員提案でいろいろ問題があつたものを建設省が出すような意向があるのかないのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 では建設大臣に伺いますが、先般電源開発その他国土総合開発に対するいろいろ施策が立てられております。そうして国営の水の調節ダムなどが造られておりますけれども、大体どこの地点におきましても必ず補償費の問題が大きな問題として取上げられて、それがネックになつておる。……

第19回国会 建設委員会 閉会後第1号(1954/06/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は御承知のようにまあ我々社会党両派が認めない延長国会というような割切り方をしておつたわけなんですが、この際委員会を開くことは私は賛成です。併しながらそういうような決定をしているものですから、一応この建設委員会の総意によつて休会中にでも委員会を開くのは当然ですから、それによつて委員会を持つというような決定をされたという考え方を以て出席さして頂くことを私一つ御了承願いたいと思います。
【次の発言】 昨年の、何といいますか、中部三県の海岸堤防の決壊、これは先だつて行つてみますと、金がないんで全然工事ができんということを言つているのであります。殊に鵠村などは又もう一遍冠水して、又やり直し……

第19回国会 建設委員会 第2号(1953/12/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 これは安藝さんに伺いたいのですが、あなたのほうの手許に資料が出ていないかも知れませんけれども、今文部省並びに建設省に建設関係の研究を委託しております。これが現在の日本の状態から見て、いわゆる最短距離で成果が上るというような一貫した体系を持つている研究費の補助の仕方をしているか。或いはその部門部門の一応のその基礎的な研究に終つておつて、これを全部まとめなければ国家的な価値といいますか、例えば総合した成果というものは上らないのじやないかという二つの疑問をどういう工合に考えておりますか。  現在のような機構といいますか、或いは研究補助費というものの出し方で、実際に最短距離で日本の国土事業……

第19回国会 建設委員会 閉会後第2号(1954/08/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今三浦君の報告に対する御質問ですが、これはお答えにならんと思うのですが、通産大臣並びに経審長官、それから建設大臣、大蔵大臣、この四人の方の列席の上で石井君が報告した報告の結論というものに対して質問しながら結論を出そうという考えでおつたけれども、今日不幸にして大蔵大臣並びに通産大臣が出られんので、今日はその問題には触れないで、成るべく早い次の機会に委員会を持つて欲しいという希望を持つておりますが、先般春でしたか、委員会に第一に木村禧八郎君が政府に向つてこの破堤の直接近因、遠因について総括した原因について質問書を出しました。これに対する政府の答弁というものは、今言う鉱害の問題に触れずし……

第19回国会 建設委員会 閉会後第3号(1954/09/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今の十二号、十三号台風、十三号台風のほうは先に消滅してしまつたのですが、その六億程度の被害というものは十三号台風で、六億というものは十二号台風に呑まれてしまうような被害というふうに現われて来るのじやないですか。その点は別途のものに、ああいうものは独立されているのですか。
【次の発言】 まあ大蔵大臣が来れば建設大臣と一緒に……、聞きたいと思う資料を出してもらつていますが、こういう災害の査定ですね、こういう点について今のような問題が、やはり事務当局としてり態度を明ろかにしないと、あとで来れば質問しようと思つておりますから、あなたのほうの心がまえ、態度だけはきめておいて頂きたい。

第19回国会 建設委員会 閉会後第4号(1954/09/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 先ほど個人的に河川局長から、今日十二時半の「はと」で中京方面に出張するそうです。できるならば自分に対する質疑はその前にして欲しいという話があつたわけですが、若し皆さんが御承引願えるならば、河川局長にお聞きいたしたいと思います。十四号台風の詳細のことにつきましてはその後に廻して頂きたいと思います。
【次の発言】 無論大臣が来て、大臣と一緒に並んでおいて質問したいと思いますので、その前に河川局長にだけでも質疑したいと思います。
【次の発言】 石川さんの御意見御尤もです。そのように努めますが、ただ前回の委員会でも愛知通産大臣と共に伺いたいことがあつたのですが、愛知通産大臣も御承知のように……

第19回国会 建設委員会 第5号(1954/02/04、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 大臣に伺いたいのですが……。
【次の発言】 関連はありません。
【次の発言】 それは内容をちよつと調べませんと、ここで以て言われても、即答はできませんから、私はよく考えます。
【次の発言】 大臣に伺いたいのですが、大臣が就任されて、河川行政、道路行政、住宅行政、この三つに重点を置かれて行政をやられるということを言つておられたのです。殊に道路問題についてはその財源の確保ということを目途に仕事を進めて行く、こういうようなお考えを六月二日にこの委員会で以て言つておられます。そこで我々はその御意思を尊重して、なかなか損害調査もできなかつたらしいので、道路整備費の財源等に関する臨時措置法を通……

第19回国会 建設委員会 閉会後第5号(1954/09/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今の第十五号のやつに東京は載つていないのですが、東京はどうなんですか、この被害調べですね、警察庁の調査にについて……。
【次の発言】 東京で何か死傷者があつたというふうに言つておりますがね、新聞を見ると。
【次の発言】 この御説明をちよつと願いたいのですが。
【次の発言】 具体的に例を以て伺いますが、この配分表を見ますと宮崎が五十万円になつておるですね、宮崎が。昨年の配分は宮崎はどのくらいやつたんですか。昨年度相当被害があつたはずなんです。先ほど言つたように配分が二十八年度災害も考慮して配分したということと、これを見ますと五十万円、それからたしか東北で昨年は余り災害がなかつたように……

第19回国会 建設委員会 第6号(1954/02/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 どうして北海道を省略するんですか。
【次の発言】 関連して。今の内訳を出してくれないのは不親切だと思うのですがね。聞けばぼつぼつ話すのじやなくて、これはやつぱりもう少し分析して、これはこうなつているああなつているということを出してもらわんと、二十八年度は御承知のように補正予算でああいういろいろな形の出し方をしておるものですから、もう少しはつきり分類して出してもらいたいと思うのだ。本年度の予算、二十八年度予算はいろいろな形の予算が入つておりますから、もう少し親切に分類して資料として出して下さい。
【次の発言】 もう一遍説明しますが、補助費の中でも中小河川のものと災害河川のものと、局部……

第19回国会 建設委員会 閉会後第6号(1954/10/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 これは河川局長に伺いたいのですが、三・五・二の比率で以て今まで成功した所がありましたか、そういう例が今までどこか……。それは原則はわかつております。建設省、大蔵省もそれを承認しておる。我々も承認しております。併し実際に三・五・二の比率で以て完成した工事があつたらばそこの所を一つ教えて頂きたい。
【次の発言】 これはもう大臣おわかりにならないと思うから……。
【次の発言】 これは建設大臣に言うと、政府部内のことだと言われるかも知れないが、実際国会においても内外に三・五・二の比率というもので以て復旧するということを声明しているのですね。今まで日本は災害国で以て何十年来の災害を受けている……

第19回国会 建設委員会 第7号(1954/02/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今木村委員の質問に答えられたのですが、ガソリン譲与税の問題ですが、これはあなた、はつきり説明しておりますけれども、一体それは省議できまつたのですか、それとも何できまつたのですか。七十九億なら七十九億のものを地方譲与税にして、この臨時措置法を改正するというような言明をしておりますが、これは本当に省議できまつたのですか、何できまつたのですか。
【次の発言】 先般建設大臣に私が伺つたときには、まだどういう方法で、その七十九億を地方譲与税にするという法的措置をとるかについては、きまつておらんという説明だつたのですが、今のあなたの言うように要綱を改正するのだということになると、別のほうで新ら……

第19回国会 建設委員会 閉会後第7号(1954/10/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は、政府の三十年度又三カ年計画をやるようなことを聞いておりますが、それも伺いたいし、なお且つ、洞爺丸の事件で忘れられた十五号台風、そのうち岩内町の大火の問題について、どのような現状であるか、どういう措置をとつたか、普通ならば相当大きな問題になるべき事件なんですね、火事なんです。それが洞爺丸事件で以てすつかり影が薄れてしまつて、地方の新聞を見ましても、相当悲惨な状態にあるということを聞いておりますので、その点を具体的なものを伺いたいと思つておるのです。
【次の発言】 ちよつと開き漏らしたのですが、公営住宅は何戸ですか。
【次の発言】 現在応急措置はどういうことになつておりますか。

第19回国会 建設委員会 第8号(1954/02/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は総括的な意味も含みますけれども、河川局長に先ず伺いたいのは、前国会で特別立法できめられたところの災害に対する各事業が、現在二十八年度中に一応完成すべきものとしてやつておりますところの愛知、三重、静岡、三県に跨がる工事、これに対する政府の予算措置前の市中銀行の融資、これが各府県にどのくらいの程度で以て流され、又それに対する金利とか或いはそれに対する決済、そうした問題が現在までどのように進行しておるか、先ずそれを伺いたいと思います。
【次の発言】 では予算を交付して……、市中銀行の融資、これはどのくらいになつておりますか。それからそれは全部決済がついておりますか。

第19回国会 建設委員会 閉会後第8号(1954/10/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今委員長から御説明があつたうちのどれをやつてもいいんでしようか。
【次の発言】 昨日私議運に参つたものですから質問を途中で打切つて帰つたんですが、この岩内町の三千五百戸の焼失家屋のうち、応急措置として、厚生省は現在応急住宅を作つている、こういうことを昨日住宅局長から伺いましたが、全部木造で作つているというように聞いたのですが、実情は何戸くらい、どういう規模のものをどのくらい作つているかということを、先ず第一に御説明願いたいのです。
【次の発言】 今厚生省のほうは、二十八年七月に法律第六十四号で出たところの北海道防寒住宅建設等促進法という法律を御存じですか。

第19回国会 建設委員会 第9号(1954/02/18、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今小澤委員から聞いておることですが、これはこの前の国会でも私質問をしたことですが、特調が廃止になつた、調達庁が……、従つてその営繕、並びに技術家も事務家も全部転職しなければならん、配置転換をしなければならん。その場合に建設省にも来た或いは警察予備隊にも行つた、当時の。ところが建設省へ来ると、同じ年限で同じ国家公務員として建設省へ行つた場合には、同じような卒業生より給与が下つておる。警察予備隊に行つた場合には二階級飛んでいるというような事実がたくさんあるので、これは警察予備隊に行きたくないから、志望者が少ないから月給で以て釣つておるというような見方もあります。建設省は人間はたくさんい……

第19回国会 建設委員会 閉会後第9号(1954/11/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 通産省と農林省に伺いたいのですが、建設省のやつはわかつておりますが、大体通産省並びに農林省としては、現行の土地収用法というものを一応棚上げするという考え方で立案されておるのか。現行の土地収用法というものをそのまま認めて、そのほかにそういう立法措置をとろうというのか。それを両省から先ず第一に伺いたいと思うのです。
【次の発言】 通産省に伺いますが、今日の電源開発の計画を遂行するに当つて、土地収用法のあらゆる約束をされるところの経過、例えば調停、収用そうしたものの手続をやつて工事を進めた例がございますか。
【次の発言】 もう一つ伺います。現在の土地収用法が繁雑で因る、仕事が進まないとい……

第19回国会 建設委員会 第10号(1954/02/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 二十九年度の総合開発事業費の補助が四分の一に計上されておるのですが、その理由をちよつと説明して頂きたいと思う。
【次の発言】 この費用は、十九の特定地域と、八つでしたか六つでしたかの例の調査地域ですね、この地域だけに交付される予算なんですか。
【次の発言】 別の形で以て補助金が行くのだから、実質的には前年度とちつとも変りはない、こういうことになりますか、それとももつと増額になつておりますか。
【次の発言】 従来特定地域の事業決定というものは、もう二つ、三つ決定されておるのです。そうしますとその分は別の形で以て調査費が計上されなければならないのではないかと思うのです。従つて従来よりも……

第19回国会 建設委員会 閉会後第10号(1954/11/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ちよつと私まだ住宅局長に聞かなければならないことがあります。
【次の発言】 第一期計画の十八万戸というものは、御承知のように五万一千戸あたりだと思いましたが……。そこで第一次計画を十八万戸ときめた根拠と、それから第二次計画を十八五戸やろうときめた根拠を伺いたい。なせ第一次計画が十八万戸で三カ年ということをきめたか。なぜ第二次計画も三カ年で十八万戸ときめたか。
【次の発言】 そうすると結局財政上の関係で十八万に押えたということなんですか。
【次の発言】 一体あなたが今言つている木村君が質問した二百八十万戸、二百八十万二千戸というものを、民間の自力建設のほかに国が援助してやるという場合……

第19回国会 建設委員会 第11号(1954/02/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 これは鬼丸君に伺いますが、二十九年度予算に計上された職員手当、これはどういう性質のものが入つておりますか。
【次の発言】 職員特別手当はないですか。
【次の発言】 もう少しはつきりしていないですか。あなたの言つておる「だと思いますが」というのでなく、何と何と何が入つておるか、こういうふうに三つも四つもの手当というものを分類しておる限り、内容というものが恐らく区別されているわけでしよう。「だと思います」でなくてはつきりしてほしいですがな。
【次の発言】 では次の常勤労務者給与、この常勤というのは何を指しているのです。
【次の発言】 私はそういう御答弁じや満足しないのです。これは百三十……

第19回国会 建設委員会 閉会後第11号(1954/11/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 従来の慣行通り、互選手続を経ずして、委員長に一任、指名されんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 異議ありませんですが、どういうことになるのですか。審査を終了しようというつもりですか。それとも、臨時国会に持ち越したいという委員長の含みなのですか。
【次の発言】 了承いたしました。
【次の発言】 何ですか、はつきりしないのですが。
【次の発言】 その前に伺いたいのは、先般来小澤建設大臣は、本年度の災害については補正予算を組む必要がないということを、再三言明しているのです。従つて若しも、持たれますところの三十日以後の臨時国会において、何をするのか。少くとも私は、小澤建設大臣が良心……

第19回国会 建設委員会 第12号(1954/02/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私、営繕局長にちよつと伺いますが、昨日鬼丸人事課長が、営繕局で昨年は十二億の予算を持ち、本年度は七億ということになりますと、営繕局の職員は当然この建設省の予算で行けば人間が余るはずなんです。それが余つちや困るからどつからか仕事をもらわなければならんことになる。そこで我々が了解しているのは、大体において文部省には向うに施設部があるはずです。従つて今残されている問題は、保安庁関係の仕事と、それから特調がなくなつた関係上、駐留軍関係の工事の設計があるのじやなかろうかと思うのです。今ここにお示し以外の委託事業というものがどこにどのくらいあるかということを一つ明示して頂きたいと思うのですが。

第19回国会 建設委員会 第13号(1954/03/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 先に報告してもらつたらどうですか。ほかの委員もいませんから。
【次の発言】 ちよつと木村営繕局長に伺いたいのですが、前回の委員会で営繕局が受持つておる事業量が二十八年十二億から七億に減つた。なおその上に保安隊、保安庁関係並びに駐留軍関係の仕事がある。だから行政整理する一方百七十何名の定員増を図らなければならない、こういうような御説明があつたわけでありますが、無論それは実態に即した定員増であるものは結構であると思いますが、御承知のように事業量によつて常に左右される定員であるので、これはほかの河川局その他のほうにも言えますけれども、現在保安庁では民間にも設計を依嘱しておるのです。同時に……

第19回国会 建設委員会 第16号(1954/03/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は道路整備費の一部を改正する法律案に先立つて地方税法の一部を改正する法律案を併せて説明を聞いた上にこの議案を審議したいと思うのです。昭和二十九年度の揮発油譲与税に関する法律案を、これを政府から説明を願つて、併せて審議をしなければ、本当の審議ができんと思うのです。
【次の発言】 これは今三浦さんの提案がありますけれども、不可分のものですね。従つてそれを両方やらなければ判断がつくものじやないですよ、これは不可分なものなんです。そこで今日の提案というか、政府から説明がなければ、これは次に延ばして、住宅金融公庫法のほうをやつたらどうですか。

第19回国会 建設委員会 第17号(1954/03/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 前回の委員会で私から要求した資料の説明を願います。
【次の発言】 このほかに宅地造成を営業としておる会社、即ちこの要綱で見ますと、業務を実施するに適当な組織と能力を有する営利会社のリストをお出し願いたいというように要求しておりますが、それはいつ頃出ますか。
【次の発言】 先般住宅局長に約束したですね。今私が要求した資料を早急にこれを出して頂きたい。これができなければ私は審議の結論を出すことができないのです。委員長一つ要求して頂きたい。もう一つ要求した資料がまだあるのですが、今述べられた六府県において一応このような計画が立つておるならば、大体どこをどういう場合という構想がなくちやなら……

第19回国会 建設委員会 第18号(1954/03/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今赤木さんの質疑に関連して言いますが、渋江さんは今のような郊外の敷地造成というものがあなたお嫌いなんだね。東京都の十二万坪のものが新らしく無計画にできた場合には非常にこれは今後困るという気持は持つていますが、あなた恐らく最初の原案構想に対しては参画していないように思う。参画していればもう少しあなたが頭に描いておるものを言えるはずだと思うのですが、今赤木さんの御質問のつぼを外すように御答弁しているが、事実においてあなた御自身の計画局長としての良心から言えば、このようにあつちに三千坪、こつちに五千坪、こつちに一万坪というようなものを平面的に、それもこの程度の造成費では完全な住宅地や宅地……

第19回国会 建設委員会 第19号(1954/03/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 国有財産の方に先ず第一に質問したいのですが、現在、終戦後財産税その他で民有地を物納したものはたくさんあると思うのです。これは無論国有財産のほうに移管されておるものと考えられますけれども、これは一体どういう工合になつて来ているか、又どのくらい今日まで受入れられ、又それが売却されておるか、第一にそれを伺いたいと思うのです、その量ですね……。資料の準備がなければ次の委員会までに、或いは次の委員会に調製が間に合わなければその次の委員会で結構ですからその資料をお出し願いたいのです。  ちよつと書きとめて頂きたいのはこういう点なんです。戦前までに持つておつた宅地、山林、その他の、国有財産、土地……

第19回国会 建設委員会 第20号(1954/04/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 一応政府のほうから、提案者のほうから逐条説明を願います。住宅局長がお留守ならば官房長がいいのですが、官房長がおわかりにならなければ、止むを得ず鮎川君で了承いたします。しようがないから……。
【次の発言】 この住宅金融公庫は斡旋することができるというのですが、斡旋する斡旋料をどのくらい取るのですか。
【次の発言】 宅地建物取引業法に基く斡旋は幾らになつておりますか。
【次の発言】 今官房長から一般の斡旋業者よりも安いと言つているのですが、安いか安くないかの問題は、つまり条例できめられているところの宅地建物業決に基く斡旋料というものの府県のものがおわかりにならなければ、一分か二分か、安……

第19回国会 建設委員会 第21号(1954/04/05、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今委員長は法案全部の説明を聞くようにおつしやつたが、提案理由の説明だけを聞くのでございましよう。
【次の発言】 それたらそのように訂正して下さい。
【次の発言】 前回の委員会で質問したうち、省議できめて答弁して頂きたいという申入れをしておいたのですが、その何は今御答弁ございますか。
【次の発言】 現在の耐火建築促進法によつても防火地区内借地権処理法を活用したほうがスムーズに仕事が進むのです。現在あるところの耐火建築促進法だけではまだ足りない面もある。ましてや今度のような住宅金融公庫法の改正において政府が狙われておるような多層化するための下の地上権者並びに土地の所有者に対して貸付をす……

第19回国会 建設委員会 第22号(1954/04/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 これはお三人に共通に伺うのですが、建設省から何か言われましたか、あなた方。実は委員会における反対の論拠というものはこうなんだ、こういうことになつているのだというようなことのお話がありましたか、それが一つ。  それからもう一つは、この委員会からの何と言うか、参考人に出席を求めた件は、今言う宅地造成のみに限られたというように考えておつたのですか、その二点だけ伺いたい。
【次の発言】 宅地造成というのですね、これは空間に高層化することによつても言い換えればこれは宅地造成なんですよ。ただこの法案に宅地造成ということが言われている、或いはその御通知があつたからそういうようにお考えになつている……

第19回国会 建設委員会 第23号(1954/04/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私はこの法案の審議中建設大臣も病気で出席できない。当面の責任者である住宅局長も病気で出席できない。従いまして先ず両君の病状報告と、それから大臣は長期欠勤しなければならないような容態にあると伺つていますから、せめて師岡住宅局長がいつ頃本委員会に出席できるか、はつきりしたところの報告を政府から求めたいと思います。

第19回国会 建設委員会 第24号(1954/04/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 殊に住宅金融公庫法の改正には住宅局長も同じく欠勤になつておる。これもやつぱり非常に重要な問題ですから、住宅公庫の改正というものは運営に任されるものがたくさんあるのです。これに対して運営をどうするかの問題を念を押しませんと、この法案を通しますと、結局利権法案的なものになるのじやないかと思い、非常に心配しているのです。ですから運営をどうするかという問題を一つ聞きたい。木村君の言つているように当面の本当の責任は……、政務次官に甚だ申訳がないけれども、政務次官も議席を持つて党人として動いているのですから……、確約をしておいて通すものとしては通したいのです。早く通したいと思つているが、その点……

第19回国会 建設委員会 第25号(1954/04/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 局長に伺いたいのですが、曾つて都市計画法に基く清算金の問題で、原則は、都市計画そのものの原則は、清算が済まなければそれに対する支払をしないということになつておつたのを、たしか五万円未満のものならば払つてもいいという改正をしたことがあつたように記憶しておるのですが、それは今の第一条の第二ですね、国債証券云々というものと関連はないわけですね。
【次の発言】 そうすると国債証券でやるということは、曾つて一」ういうようなことが補償関係のほうにあつたわけですが、戦災都市の国がやる事業の場合に、金がなかつたら国債を出すということのその法律を廃止するということなんですか。

第19回国会 建設委員会 第26号(1954/04/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 第二十五条の組合員、これはやはり承諾したものでなく、反対しても少くとも、組合が施行する土地区画整理事業に係る区域内の宅地について一応宅地を持つておる者、それから借地権を持つておる者、みんな組合員にならなければならないわけだというふうな規定なんですか。
【次の発言】 強制加入に対して不服があつた場合には……、そこで一応組合員というか、承諾したものとみなされることになるということですか。
【次の発言】 農地と非常に地価が高い宅地の関係からいつても、若し本人が承諾しない場合には何か承諾しない理由があると思うのです。こいつを承諾させるというような、強制加入を納得加入にさせるような親切さはど……

第19回国会 建設委員会 第27号(1954/04/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 副総理が一時から五時までの間にここに来るということを言つて、その前提の下に今の住宅金融公庫法の質疑をやつておると思いますが、委員長、副総理は何時何分頃にこちらに見えるんですか。
【次の発言】 私は委員長に伺つているんです。委員長がそれを確認なさつておらないのですか。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 政局は非常に緊迫した状態にあるので、副総理をここにお呼びすることも非常にお困りだと思うのですが、一応副総理が来るまでといつて今ここで質疑を続行しているのですか。それともいつ来るかわからんけれども、この問題の質疑をやつているという形になつているのですか。

第19回国会 建設委員会 第28号(1954/04/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今の小笠原君の発言でいいと思うのです。そこで、今、小笠原君の、審議は委員会でするけれども、先ずその前に、現在のこの不安定な政局、殊に新聞紙上にいろいろ報道されている実態について、当然説明する義務があるのではなかろうかと思うのです。その小笠原君の要求に対してはその通りお取上げ願いたいと思います。
【次の発言】 前回の委員会では百二ページの九十五条までが済んでいるはずなんです。九十六条から残つているはずなんですが。
【次の発言】 前回の委員会で法制局に一応質疑をしておつた点につきまして、法制局の御答弁を伺いたいと思います。
【次の発言】 よくわかりました。これにつきまして政府のほうに伺……

第19回国会 建設委員会 第29号(1954/04/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この会期も相当迫つている現在、こうして少くとも国民の或る種の業種に影響のある法案が出されますことにつきましては、これは非常に注意をして審議をしなければならんと思うのです。そこでなぜこの会期の迫つた今日、殊に政界の動きも非常にあわただしいときにこれを出さなければならなかつたかということについて、今までの立法の経緯とそれから今まで法務省その他で以て難点になつておつた点、こういう点を先ず伺いたいと思います。
【次の発言】 私仄聞するところによりますと、今日ある自動車抵当法は余り成績のいい運営をしていないというふうに聞き及んでいるのです。無論動産ですから相当……、殊に使えば使うほど磨耗する……

第19回国会 建設委員会 第31号(1954/04/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 第三条の建築基準法の改正の中で今御説明があつた都市計画区域内で市街化が予想されないような地域ということを具体的に言うとどういう、東京なら東京の場合にどういう所を予想しておりますか。
【次の発言】 現在この当委員会で予備審査中の土地区画整理法案、これに関しましても衆議院においては農林関係から相当意見が出ているわけです。これはなぜか申しますと、これにやつぱり関連するのですが、町村合併を促進して参つておる過程において、各都市の八〇%が農耕地である、市街地は二〇%しかない場合、これは相当想定されるのですが、こういうものに対しましても若しも都市計画審議会の意見を聞いて指定いたしますと、或いは……

第19回国会 建設委員会 第32号(1954/05/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私はこれから総括質問をいたしますが、その前に速記をやめて懇談をしたいと思うのです。
【次の発言】 先ず伺いたいのでありますが、かねて質問しておきました点につきまして、留保の点について御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 よくわかりました。そのような方針で行つて頂きたいのです。  そこで一体東京の例を一つとりますと、東京の新宿にしましよう。新宿の場合無論地価は相当高いのです。地価が高い、それから借地権も相当高いということになりますと、今の五万円、六万円程度のもので建築にかかつても無論一応見合うわけなんです。併しながら見合うからと言つて何もかも完全なものをやることは、宅地そのもの……

第19回国会 建設委員会 第33号(1954/05/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は今日までの審議並びに懇談会で申上げておきましたように、今日大体この上程されましたところの土地区画整理法案並びにその施行法案に対しての討論採決をすることになつておりますが、この際、かねて緒方副総理と約束してありますように、戸塚建設大臣が総括質問並びに採決の場合には出席する可能性があるとも考えられるという言明があり、且つ若しも出席されない場合には自分が必ず出席をいたしたいと、かように言明しております。この副総理の約束を履行して頂きたい。従つて委員長から本日採決する時間をお考えになつて副総理の出席方を要求いたします。
【次の発言】 私が今申上げたのは、無論討論採決する場合に来てほしい……

第19回国会 建設委員会 第34号(1954/05/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 併せて補償の今までの額ですね。どこがどうやつておるという、これも今の木村君の資料に併せて……。
【次の発言】 一つ伺いたいのですが、アメリカとの契約、協定は二つに分けておるのですね。土地とそれから水面の問題と、これはどうして一つにして出さないんです。これは御承知のように国会が、水面の場合には恐らくこれは水産委員会にかかると思うのです。それから土地の場合は無論この建設委員会にかかりますが、それでこれは建設委員会にかかつたわけですが、やはり国会法によりますと、議決権は付議されたほうにある。従つて海上の問題についてもこれは水産委員会には議決権がないわけなんです。こういう形のものが、同じ重……

第19回国会 建設委員会 第35号(1954/05/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この答弁書を見ますと、結局不可抗力ということになつているのです。これは無論不可抗力と言わなければ、責任の所在が明らかにならんから、不可抗力という言葉で逃げておると思うのですが、この答弁書は無論建設省が出したものですね。
【次の発言】 答弁書を見ると、先ず明治三十九年から大正八年までの工事をやつたと、これは無論地盤沈下ということも認めておるわけですね。それからその後も特別鉱害法によるところの工事を進めて、二十四年でそれを完成しておる。従つて、だからそういう事実があるけれども、二十八年度の西日本水害、遠賀川の決壊というものはそれによらないんだ、そういう事実があるけれども、そういう原因じ……

第19回国会 建設委員会 第36号(1954/05/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 これは大体通信その他が杜絶しているという個所があるために詳細はわからんというように新聞で見ていますけれども、いつ頃になればこれは大体の全貌がわかりますか。
【次の発言】 大体この程度の報告しかできないんですから、今日の委員会はこの程度にして頂きたいと思います。

第19回国会 建設委員会 第37号(1954/05/17、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 小笠原君の動議に賛成です。従つて討論も省略して、直ちに採決に入られんことを希望いたします。
【次の発言】 水産委員会との連合は大体予定はいつです。

第19回国会 建設委員会 第38号(1954/05/18、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今度のこの法律によつて該当するものは主としてどの範囲になりますか。
【次の発言】 広島県のどこがどう、どこがどうという大体の御説明は願えませんか。で、その広島県の……私は今あとから来たのでわからんが、この資料の中にこれに該当する地区なり規模なりというものは資料に出ておりますか。
【次の発言】 私が伺つているのは、今御説明になつたやつは、先だつて木村君から資料要求があつた分の資料の説明ですね。
【次の発言】 私が伺つているのは、それはそれとして、今度のこの法律によつて実施されるという海面なり或いは土地というものの具体的なものをお示し願いたいということなんです。

第19回国会 建設委員会 第39号(1954/05/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 提出された資料の説明を願います。
【次の発言】 岸壁はこの百五十万坪の中に入つておりますか。
【次の発言】 民有の岸壁はありませんか。
【次の発言】 そうすると呉輸送隊その他のこれは誰に所有権があるものですか、この岸壁の二百五十メートルというのは土地の面ですか、それとも海面か、どうなるのですか。
【次の発言】 そうするとこれに続く陸地は何で現わしているのですか。
【次の発言】 広も同じですね。
【次の発言】 それから切串距岸は……。
【次の発言】 海面のA、Bは、これは二十八年の六月八日で制限が解けて、現在自由になつているといいますけれども、これは海面だけの問題ですか。

第19回国会 建設委員会 第40号(1954/05/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今委員長から昨日の打合会のあなたが各委員に約束されたものを、この説明がなくして又同じようなことを諮るのはおかしいのです。昨日懇談会で懇々同じような形で以て、同じような審議の形式をふんで合同審議をしなければならん、連合審議をしなければならんということをきめてあるにかかわらず、委員長がどういたしますなんというような我々に対する諮り方をされるのは甚だ迷惑なのです。昨日はつきり申上げておるはずです。今日この委員会を開けば、委員長は厚生委員長とどういう打合せをしたか、こういう打合せをいたしましたが如何でございますかという御説明がなくちやならないのです。委員長に伺いたいのは、昨日の打合会の決定……

第19回国会 建設委員会 第43号(1954/05/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 先ず最初に政府から閣議決定で提出されたところの五カ年計画の御説明を願いたいと思うのです。
【次の発言】 これは前に私ちよつと退席したものですから、御質問があつたかと思いますけれども、この五カ年計画の事業内訳ですがね。これは無論道路の中の踏切は全部立体交叉ですね。
【次の発言】 ですから踏切は全部立体交叉でしようね。
【次の発言】 それにしては随分事業費が低いんですが、それでできるんですか。
【次の発言】 これは幅員どのくらいのもので延長どのくらいのものということがわかつておりますか。単価として一メートル当りでどのくらいに見ておるのですか。

第19回国会 建設委員会 第44号(1954/05/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 速記をとめて下さい。
【次の発言】 今までの質疑の御答弁、よくわかりましたけれども、先般も呉市が非常にこのような国連軍の駐在によつて財政的な被害を受けております。これに対して何らかの方策を考えないかということを伺つておるのです。それで曾つて旧海軍時代に呉市は市税に相当する補助金をもらつておつたのです呉市は。市税に相当するものですね。これは何かと言いますと、いろいろな意味で道路をこわしたり橋梁をこわしたりするものですから、それを補償する意味でもらつておつたのです、それで国連軍が現在居坐つている現状から見て、そうしたものに対して国が代弁するか、或いは代支払するか、或いは先だつての比率の……

第19回国会 建設委員会 第45号(1954/05/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 会期末でお忙しいところを三大臣お揃い下さつたので、今日はゆつくり今までの懸案の問題につきまして御質疑いたしたいと存じます。  先ず第一に伺いたいのは、緒方副総理と曾つて約一カ月ほど前にお約束した件でございます。御承知のように第  一回国会以来、法案が主務大臣がおらないで国会を通つたことはないわけなんです。ところが曾つて二遍ほど副総理にはこういうことでその代りに足を煩わして本委員会に来て頂きましたが、未だに建設大臣の出席がない。これはよほどお悪いんじやないかと、こう考えておるのです。そこで無論政府としては国会を軽視していて、建設大臣を登院させない、或いは代りの専任大臣を設けないという……

第19回国会 建設委員会 第46号(1954/05/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私はこの法案について反対を表明するものであります。  その理由は、少くとも審議の過程において十分意を尽したと思いまするが、この法律が二十九年度に限つてこういう措置をとるのだということを明記してありまするが、これはこの法律を前国会で衆議院、参議院共に全会一致で通したときの精神と今度の修正案とは全く相反するものなんです。昨日も自治庁長官に伺いましたが、三十年度には無論この法律は効力を有しません。有しませんが、その場合に道路事業というものは主として継続事業です。その場合に財源をどこから求めるつもりかという質問に対しましても明確な返事がありません。それは又できると思うという答弁であります。……

第19回国会 建設委員会 第47号(1954/06/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 石川君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 討論もないようですから、討論打切りの動議を提出いたします。

第19回国会 地方行政委員会 第30号(1954/04/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(田中一君) ちよつと塚田さんに伺いたいのですが、一応その新築部分に対する免税措置は結構と思うのですけれども、少くともまあ五十万円程度までの古い住宅ですね、これに対する免税措置をどうしてお考えにならなかつたか、伺いたいのですが。
【次の発言】 一体この限度といいますけれども、五十万円以下程度の家屋の売買というものの税収は幾らぐらいになるとお考えですか。
【次の発言】 御承知のように五十万円程度のものはバラックぐらいのものなんです。而も住宅と店舗を併用のものが多いから、そこで一応公営住宅に対する免税措置は衆議院で恐らくこれは修正して通つたわけですけれども、少くとも庶民住宅、とにかく五……

第19回国会 地方行政委員会 第31号(1954/04/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(田中一君) 前回の委員会で申し落した分についてもう一遍お願いに上りました。  それは現在の政府は耐火建築促進法、いわゆる耐火建築を建てる場合には木造部分と不燃構造主要部分の建築費の差額を四分の一国庫負担、四分の一を都道府県の負担として助成しております。一面又現在建設委員会で審議中の土地区画整理法案においては、立体宅地というものを設定いたしまして、空間に鉄筋コンクリートの建築物を建て、その空間の宅地というものを換地の対象として設定しよう、このような案も出ております。従いまして現在政府の意向としましては、都市における耐火建築を相当大幅に助成し、同時に促進しよう、而して土地の不燃化を図……

第19回国会 通商産業委員会 閉会後第10号(1954/10/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は建設委員会で大臣に御出席願つていろいろ質疑をしたいと思つたんですが、常に時間の制約を受けまして十分なる質疑を尽せないでおつたという関係上、通産委員に参りまして一応昨年の西日本の風水害によるところの遠賀川の決壊問題、これに続くところの鉱害問題について質問したいと思います。前回建設委員会におきまして大臣が鉱害対策については通滞省としては特別なる調査機関を持つ意思はないという御答弁があつたのでありますが、九月に閣議決定になりましたところの北九州総合開発計画、これに総理大臣に対してはつきりとそのような機関を持てという要望書を付けてございます。これについては大臣は御承知でございますか。

第19回国会 予算委員会 第19号(1954/03/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 先ず第一に建設大臣、大蔵大臣に伺いたいのですが、先般建設委員会におきまして建設大臣が、二十九年度の予算の編成に当りましては、国土総合開発の実を上げるために少くとも補償費を初年度に全額払うようにするという言明をしております。従つて、この言明につきましては大蔵大臣は了承の上でこの言明がありましたのか先ず第一に伺いたいと存じます。
【次の発言】 持時間がないのに質問しようと思うのには、そういう不十分な答弁では勘だ迷惑なんですが、建設大臣は十二月十三日の委員会におきまして、二十九年度の予算の編成方針は継続事業であるところの電源開発の水没その他の補償費は、初年度において大幅にそれを盛り込んで……

第20回国会 建設委員会 第1号(1954/12/03、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 先ず最初に伺いたいのは、物価下落等も勘案したという御説明がありましたけれども、建設大臣就任以来、いいか悪いか知れませんけれども、セメント会社を強圧して若干の値引きをさしたという事実がありますが、セメントの購入方法或いはその値引きの額、こういうものを先ず第一に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、地建でやつておる分に対してはおおむね大臣の意図が実施されておる、補助部分に対してはわからんというお話ですが、そうすると、若しこれが今おつしやつたような通牒に基いた節約をしない場合には、あと全部その府県が、その分の価格だけ余分にかぶるということになるわけですね。これは何かそう……

第20回国会 建設委員会 第2号(1954/12/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 これは道路局長がよく知つている問題なんですが、東京の都市計画審議会で決定した世田谷の玉川電車の瀬田から駒沢に来る三十メートルの放射四号路線というのがございますが、これか丁度三年前に防衛道路として、日米合同委員会で決定された線なんでございます。これを予算一億何千万円、防衛費のうちから出して、東京都にやるようになつておつたところ二ヵ年ともこれを全然放置しておつた。全然手をつけてない。手をつけないのでなくて、調査も何もしない。そういうふうに一応決定されておつても、地元で心当然しないものと思つて考えておつたところが、昨年の六月頃突然に立入り調査を始めて来た。そこで地元の人たちかびつくりして……

第20回国会 建設委員会 第3号(1954/12/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ちよつと速記をとめて懇談の形で、正式に審議に入る前にして頂きたいのてすか……。
【次の発言】 三浦さんに関連しますが、これは全く今おつしやる通りなんだ。この但書は要らないと思うのです。
【次の発言】 いま石破官房長にちよつと個人的に聞いてみたのですが、今の三カ年実施の三、五、二の比率の問題は、自分のほうじや但書があるよりもないほうがいいのだというくらいの決心を持つておるということを、石破官房長が一言つておりました。そうすると、提案者のほうでそでこまで心配しないで、これを取つてもいいかもわからんね。取ることが差支があるというお考えなんですか。

第21回国会 建設委員会 第2号(1955/01/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 政府委員は、新しい政府から命令されて作文を作った作業員でありますから、この際大臣が来れば大臣には質問をしたいことがありますが、私は政府委員に対しては、何らほかの局部課長に対しては、質問はありません。私は大臣に対して質問いたしたいと思います。
【次の発言】 今まで、先般の総理大臣の施政方針演説並びに大蔵大臣の演説がありましたけれども、おそらくあの中には竹山建設大臣の意図が盛り込まれて説明されたと思うのです。で、もう閣議なり、あるいは衆議院も本会議が開かれると存じますから、要点だけ二、三伺いたいのです。  一萬田大蔵大臣は三十年度に四十二万戸の住宅建設をするということを説明しております……

第22回国会 建設委員会 第1号(1955/03/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 小澤君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 理事会の運営は、私のほうの会派から理事を出しておらないのです。そこで従来の慣例によって、各党を含めた、理事を出していない会派も含めた理事会を持っていただきたい。お願いします。

第22回国会 建設委員会 第3号(1955/05/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 先ず伺いたいのは、本年度も昨年度と同じように、八十億の予備費を計上しておりますほれども、昨年の発生の災害、これがどのような形になって計上されておるか。それをちょっと、資料があれば資料で説明願いたいのです。
【次の発言】 発生災害、昨年の、二十九年度の……。
【次の発言】 本年度の予算を見ますと、過年度分の災害費が二十九年度六百二十六億円が五百十四億に減っておる。非常に大幅に減っておる。そうして昨年度の発生災害が三百十七億、これに対する今御説明願ったように五十一億の国庫補助といいますか、二十九年度には交付しておるはずなんです。そこで実際に、さっき私がおらなかったのですが、赤木さんから……

第22回国会 建設委員会 閉会後第3号(1955/10/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 新潟の都市計画は一応の成案ができたと思うのですが、それを一つお示し願いたい。そうしてその考え方は、どういう考え方でおるかということを御説明願いたいと思います。同時に、あとの次に作る建設というものが、ただ融資してそのままの形で市民に建てさすのか、あるいはまあ百年の大計を立てるために、まあ鳥取が一つの例ですが、あれは不満足です。あんなものじゃいかぬと思いますが、まあ何かそうしたあらゆる制度を利用した恒久性のあるものを建てるのか、そういう計画を一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今、戦災を受けなかったが都市計画の計画が立っておったというのですが、それはいつから立てたものなんです……

第22回国会 建設委員会 第4号(1955/05/17、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 これはちょっと、もう日もないですから、提案理由の説明を一緒にして、それの参考人なんか呼ぶということをきめもしないでいいですか、今日は。
【次の発言】 関連して。今百九十三名と言いましたけれども、二百二十名の整理、増が二十七名ということでありますね。そうすると、結局どうなんですね、実質的に首切り百九十三名、それであと残りの者は配置転換という意味ですか。
【次の発言】 そうすると、実質的に出血はどのくらいになるのですか。
【次の発言】 河川局長に伺いますが、この資料でお出し願った災害復旧の仕越し工事費の問題ですが、この表に現われておる愛知県十八億、和歌山県十七億、三重県十六億、福岡県八……

第22回国会 建設委員会 閉会後第4号(1955/11/07、3期、日本社会党)

○田中一君 私は去る十月十八日から三日間の日程で、地方行政委員会の館議員、社会労働委員会の河合議員と、新潟市大火の被害状況並びに復興状況等を視察して参りました。  まず十九日朝新潟市に着きましてから、県庁並びに市役所において、知事を初め関係者各位から、罹災状況及び再建途上の各般の問題について事情を聞き、次いで焼失地域の復興状況を視察し、さらに、これは火災には関係はいたしませんが、新潟市の将来に重要な関係をもち、かつ現に復旧工事を進めております海岸侵食の状況を視察して参りました。  以下調査して参りました概要について申し上げます。  一、火災の被害状況。  すでに御承知のように、新潟市の大火は十……

第22回国会 建設委員会 第5号(1955/05/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今、赤木さんの質問に大臣答えられたように、変更があると。何の変更があるのです。工事場の場所の変更があるのですか、金額の変更があるのですか、変更とは何ですか。
【次の発言】 そうすると、この六月の暫定予算として織り込んだ予算というものの、金銭的な、金の上の変更があるということですか。どういう意味です。
【次の発言】 くどいようですがね、むろんこの本予算から抜きとった予算なんです。従って、私は一銭一厘違っちゃならないと思う。一銭一厘といえども、今言った三分の一補助、二分の一補助というものの割合が、この暫定予算でどうなるかということは、区域で分れておる。寒冷地域ではこの予算、それからそう……

第22回国会 建設委員会 第6号(1955/05/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ただいま議題となりました国設住宅法案の提案理由を御説明申し上げます。  申すまでもなく、わが国の住宅難はきわめて深刻であり、戦後十年を経てなお四百数十万戸の不足をきたしている現状でありますが、ことに都市において不足がはなはだしいことと、低額所得者が困窮していることが今日の特徴であります。  御承知のように、これまでわが国の低額所得者に対する住宅供給の方法としては、公営住宅法によりまして、国が建設費の二分の一ないし三分の二を補助して、地方公共団体の事業として行なって参ったのでありますが、戦後十年間におきます公営住宅の数は、全住宅建設戸数のわずかに一割強にすぎない状態であります。  し……

第22回国会 建設委員会 第7号(1955/05/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 これに関する資料を要求したい。二十九年度の税収入額、それから税収予定額、税収額、すなわち決算額ですね、これわかっておれば一つ出していただきたい。それからガソンン税そのものが変っておるはずですから、二十九年度、本年度にまたがってどういう形に変えようとする意思があるのか。これはまだ予算は通っておりませんけれども……法律は通っておりませんけれども、政府の考え方、今提案されている考え方、それを資料としてお願いしたいと思います。
【次の発言】 もう一つ、いわゆる地方公共団体の負担金の納付の特例に関する法律の道路整備費というものがこれに直接関係しているのかどうか。関係しているならば、今まで各都……

第22回国会 建設委員会 第9号(1955/06/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今の全議案というのは、全部これをやるのですか。
【次の発言】 私は資料を一つ出していただきたいと思うのですが、今大臣から説明があった第一の問題、これはどこでやるのですか、この事務は。住宅局がやるのですか、官房がやるのですか。
【次の発言】 役務賠償にかかる建設工事の引き合いというものは、これは外務省との関連はどうなりますか。
【次の発言】 そうしますと、締結された賠償金並びに役務の問題につきまして、向うから受けるものは外務省が受ける、そうしてそれを建設省の方に渡してよこす。それに伴う仕事の面を業界がやるか国がやるか、そういうものを総合調整すると。そうすると結局、送り出し側の事務をこ……

第22回国会 建設委員会 第10号(1955/06/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 御承知のように、新聞で見ますと、自由党と民主党は話し合いをして、大幅な予算の組みかえをやっております。従って、本国会に提案されたところの数々の法案そのものは全部これに関連すると思うんです。従って、審議の対象がぼけてきていることは御承知の通りだと思うんです。そこで、全体にわたりまして本委員会にかかっておりますところの法案は、組みかえされる予算はもうあすかあさってには衆議院においては採決があると思いますけれども、これの総括的な説明が大臣からなければ、これはむだな審議をしなければならぬということになると思う。あるいは実際に現実と遊離した審議に入ることになると思うんです。ですから、大臣並び……

第22回国会 建設委員会 第11号(1955/06/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今委員長の御発言の中に、社会党提案の国設住宅法案並びに日本分譲住宅公社法案または、一方社会党からは現在の公営住宅にかわるものという御発言がありましたが、社会党という政党からは提案いたしておりません。社会党右派に属する田中一と左派に属する近藤信一の二人が出しておるのでありますから、御訂正を願います。
【次の発言】 杉村先生に伺いますが、先ほどおっしゃっていました公団に対します出資というのは、地方公共団体が出す分ですね、これは政府としての答弁は起債で充当してやる、こう言うのです、御承知のように現在の国会では地方公共団体の赤字克服のために特別法を出そうという状況でありまして、地方財政とい……

第22回国会 建設委員会 第12号(1955/06/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ちょっと速記をやめて、相談しようじゃありませんか。
【次の発言】 この報賞制度ですね、これが今まで任意に扶助するというような規定になっておったというふうに伺いましたが、現実において、水防活動で今度報賞並びに補償するということに該当するような事項が、今までどのくらいあったか、各災害河川について。それが実態において、市町村長というか、あるいは水防組合がどういう形のことをしているかという実例を出していただきたいのです。これは私は法律はあまり詳しい方じゃないですからわからないのですがそれが一つ。  もう一つは、法律に、報賞の賞はほうびの賞ですね、こういうものは他の法律にあるかどうか。いわゆ……

第22回国会 建設委員会 第13号(1955/06/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 まず第一に伺いたいのは、この法律の目前が洪水または高潮に際してのことをいろいろいっているのです。そこで、高潮の来る場所によって管理者が違うと思うのです。たとえば港湾ですと、これは全部運輸大臣が管理者になっております。まあ海岸堤防崩壊が出ておりませんから、おのずからその地区々々の都道府県あるいは市町村が管理者になっている場合があるのでありまするが、河川の場合はいいのです、しかし高潮の場合には、個人が持っている海岸線に対する権限までも建設大臣が持ち得るのかどうか。それから港湾に関する高潮の水防活動というものは、運輸大臣と何らかの事前協定なり、あるいは何らかの方法をとらないと、できないの……

第22回国会 建設委員会 第14号(1955/06/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今委員長が第三十四条の二の報賞の点と言いましたが、その前に、今消防庁が来ておりますから、同じ類型の仕事をしておるという関係上、消防団並びに常勤消防士といいますか、これに対する質問をしてよろしゅうございますか。
【次の発言】 消防庁の方に伺いたいのですが、大体、水防団並びに水防団員というものと、消防団並びに消防団員というものが、一人が二役を兼ねておるというものが何パーセントぐらいになっておるでしょうか。
【次の発言】 河川局長に伺いますが、今私が消防庁の方に伺った点です。いわゆる消防団員が水防団員を兼ねているという大体のパーセンテージといいますか、どのくらいありますか。逆に聞きますと……

第22回国会 建設委員会 第15号(1955/06/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 最初に伺いますが、大臣は、先般九日の日にこの本委員会で参考人に来ていただいて参考人の意見を聞いたこと、当時御出席になっておりましたか。
【次の発言】 政務次官から詳細御報告がございましたか。
【次の発言】 では、九日の日の参考人の御意見を御了承なすっていらっしゃるという前提のもとに、まず総括的な質問をしたいと思います。  杉村教授の意見によりますと、公団形式というものは一つの経済統制の方式として生まれたものだ、こういうような定義をしておるのです。従いまして、今の鳩山内閣としては初めての公団方式でございます。また商工委員会でしたか、農林委員会には、愛知用水の公団の案も出ております。従……

第22回国会 建設委員会 第16号(1955/06/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この資本金の関係ですが、これは政府がはっきりと六十億というものを資本金を出す、財政投融資をする。しかし四条の四項に、地方公共団体の出資というものは何ら明確にされていない。あなたはよく計画全体を見ると二万戸ということを言っておりますけれども、六十億じゃ二万戸はできません。そうすると、地方公共団体から幾ら来るかということが明確になっていないのです。ここには出すことができるとなっておるのですからね。出すことができるというものと、二万戸を作ることと、どういう具体性があるか。今湯山君からの質問もある通り、地方財政がそこまで、たとえ若干でも投資をする余裕があるかどうか、非常に懸念されるのです。……

第22回国会 建設委員会 第17号(1955/06/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今配付になりました資料の御説明をまず願います。
【次の発言】 公営住宅は、これに「家賃の六倍以上十五倍以下で三、二〇〇円以下」ですか……。
【次の発言】 これは月収三万二千円以下という意味でありますね。
【次の発言】 そうすると、一種の場合にはとにかく幾ら以上ですか。一番上は三万二千円。一番下は幾らになりますか。
【次の発言】 だから、一種の標準家賃を教えて下さい。これは全部、一種から、賃貸のやつの標準家賃……。
【次の発言】 私の聞き違いかもしれませんけれども、一種の方の木造は千七百八十円ですか。
【次の発言】 これは間違いないですね。一階建の簡易は千七百六十円ですね。

第22回国会 建設委員会 第18号(1955/07/05、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 延期じゃないのでしょう。延期ですか。
【次の発言】 大蔵省の方はいつごろ来るのですか。
【次の発言】 この国会できめた限度といいますか、三十年度の五十七億というものに一応きめるとするならば、金を貸すものが全部金融機関であり、この五十七億という限度を各金融機関に一応のワクを与えて振り向けるのか、それとも来たものから順次やっていくのか、勝手に約款に示されたものでもってどんどん契約していいのか、こういう点はどういう扱い方をしようと考えておられるのか。
【次の発言】 そのうち、まあ銀行局長が来れば一緒に聞きたいのですが、銀行は、この金融機関は、ほんとうの意味で協力して貸付をしようという意図……

第22回国会 建設委員会 第19号(1955/07/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 あの、資料の二ページ目のですね、これは北海道だけですか。これはほかのはわからないのですか、青森や新潟は。
【次の発言】 これは大臣もよく聞いておいていただきたいのですが、主として道路局長に御質問いたします。  御承知のように、昨年の暮れあたりから、台東区の上野広小路の松坂屋の旧館とその八メートルの道路を隔てた新館とを結ぶ区道廃止の問題が起きておるのです。これは非常に台東区の中小業者並びに地元の住民から反撃を食っておる。なぜならば、御承知のように、電車道というものは十五メートル程度の道路です。あすこに大きな松坂屋の建物がありまして、その裏に、電車道に並行して貫通している八メートルの道……

第22回国会 建設委員会 第20号(1955/07/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 先ほど同僚議員の質疑を聞いておりますと、宅地の造成費が低いというようなことをおっしゃっておる。そこで現在都有地として都が持っていらっしゃるところのあき地です。この調べをちょっとお出し願いたいと思うのです。そうして公営住宅の補助金を返しているという理由は、宅地がないというようなところに大きなウエイトをかけられておるような御説明があるのですが、一体都有地をどのくらい持っておるかということ。それから別の面から見れば、相当有利な高価な土地を持っていらっしゃる都が、そういうものを安く払い下げをしておる。たとえば大手町の貿易産業会館の敷地のようにあれは千八百坪ある。千八百坪のああいう一等地です……

第22回国会 建設委員会 第21号(1955/07/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ただいま議題となりました建築士法の一部を改正する法律案について、発議者の一人として、その提案の理由並びに内容の概略について御説明いたします。  建築士法は国民の生命、財産に至大の関係を有する建築物の災害等に対する安全性を確保し、質の向上をはかるため、昭和二十五年第七国会において制定されたものであります。  同法は建築物の設計・工事監理等を行う建築技術者の資格を定め、その業務の適正をはかることを内容としておりますが、五年間の法施行の実績にかんがみ、建築士事務所の業務に関する規定を整備するため、今回の改正を必要とするに至った次第であります。  改正の内容について申し上げますと、第一点と……

第22回国会 建設委員会 第22号(1955/07/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 この法案の提案の理由は、裏を返せば、やはり民主党の公約の四十二万戸が完成されないのじゃなかろうかというような点から出た改悪法案であります。これは私は申し上げるまでもなく、鎌田君もよく御存じの通りです。ただただ四十二万戸を、いかなる方法でも数をそろえるという意図があったことは、間違いありません。そこで、内容が改悪ですが、改悪してまでも戸数を合せようという意図には、私は了承できないのです。一体三年前でしたか、二年前でしたか、この北海道のこの法案を出すときに、十分御注意申し上げてある。最後まで私は政府の反省を促して、通したことを記憶しております。これは大臣に聞きたいと思ったのですが、住宅……

第22回国会 建設委員会 第23号(1955/07/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 大蔵大臣その他に要求している同僚委員が来ておりませんから、一応付帯決議を懇談で御相談して起草したいと思うのですが、お諮り願いたいと思います。
【次の発言】 私はこの際、この法案の賛否を明らかにする前に、付帯決議案を皆さんにお諮りいたします。その案文は、   公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案の趣旨は諒とするも、  一、政府は、災害復旧のみに捉われず、一歩進めて、昭和二十八年十月治山治水対策協議会決定による「治山治水基本対策要綱」の方針に基いて速かに、之が予算化を図り、国土保全と治山治水の万全を期し、災害絶滅のため努力されたい。  一、各省所管の災害工事査定方……

第22回国会 建設委員会 第24号(1955/07/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私はただいま議題となりました北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案に対しまして、条件をつけまして賛成をするものでございます。  大体この法律は少くとも北海道の国民の意思をこの法律によって規制するという意図からでき、この精神といたしましては、北海道のような特殊な地域に対しまして、国または国の資金並びに融資される資金で作るところの住宅は全部、耐火建築、不燃住宅でなくてはならぬという精神は非常に賛成するのでございますが、立法の精神が国民の意思を拘束する点、これはこの法案を出しますときにもるる意見の開陳を行なったものでございます。しかしながら、一応その意思というものが承認されたも……

第22回国会 建設委員会 第25号(1955/07/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 これは橋の中流部も直轄でやるのですか、どうなっています。
【次の発言】 そうすると、ずっと上の方の砂防工事の必要な部分がたくさんありますね、あれは全然やらないのですね。
【次の発言】 そうすると、子飼橋といいますか、あの橋のちょっと上からやるのですか。
【次の発言】 今工事やっていますね。
【次の発言】 災害復旧やっていますか。そのどれくらい上ですか。
【次の発言】 採択。
【次の発言】 私はまあこのほかにもこういうケースのものがあるので、一体どういう形で話し合いをつけておるか、補償の問題はどうなっておるか。それも、耕地なら、坪当りか反当りが、幾らになっておるか。具体的な何といいま……

第22回国会 建設委員会 第29号(1955/07/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 緑風会を代表しての赤木さんの御意見、一応ごもっともですが、私ほ小会派の著といたしまして、常にそのような運命に立たされております。発言する機会もなくて、自分の意思の発表すらじゅうりんされることは再三あります。従って、委員長が今日のような苦境に立って緑風会からそういうふうに追及されるような形は、私は委員長の方に同情いたしまして、そういう例は今までたくさんあったということを一言記録にとどめておきたいと存じます。

第22回国会 予算委員会 第4号(1955/03/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私はまず鳩山総理に伺いたいのですが、戦後東南アジアの諸国との友好関係を深めようという意図から、賠償問題も、相当進んできているということに見ておりますけれども、昨日タイ国の外務大臣が新聞記者団と会見いたしまして、いわゆる戦時中の特別円の問題につきまして一応タイ国側の見解といいますかを発表しております。この問題につきましてまずこうした要求があったといういままでの、戦時中の外交文書並びにこれに附随するところの種々の条約に基いた法的効果といいますか、現在そういうものが効果あるものかどうかという点、またもしそれが効果あるものならば、どのような形でもって東南アジア諸国との友好を進めて行くかとい……

第22回国会 予算委員会 第24号(1955/06/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私第一に伺いたいのは、もはや昨日から梅雨期に入っております。日本の国土はまだまだ荒廃いたしております。本年度の予算に盛り込んだところの治山治水費、というのは、はなはだへんぱな形で予算が組まれておる。ことに自由党、民主党が共同で修正いたしました二百十五億、この金が割合に大幅に治山治水の面に、公共事業費のワクの増大になっておりますけれども、それが大体においていわゆる選挙民に対するお手盛り予算的な分配をされておる、こういうような感じを受けるのでございます。そこで総理大臣としては、一体日本の国土の防衛、国土の防衛というのは、あなたがやっていらっしゃる軍隊の問題ではございません。この治山治水……

第22回国会 予算委員会 第33号(1955/06/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今小沢君の質問に対する御答弁ですが、経審長官としては、本年度二十億程度の調整資金を要求したというふうに伺っているのですが、調整資金で総合性を持つような工事をするという御意見は、大蔵大臣、建設大臣、通産大臣、また農林大臣、運輸大臣も同感という御答弁があったので、本年度はこの予算をこれはまあ通さぬと思いますから、少くとも十億程度のものをこの総合開発に基く調整資金として、資金運用部資金から一応本年度は起債を認める、いわゆる国がそれを持てませんから、地方に起債を認める。それが総額十億程度、そうして三十一年度でその負債というものを国が負担をするような形に持ってゆくのはどうか。ゆこうと考えれば……

第22回国会 予算委員会 第39号(1955/07/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は日本社会党第二控室を代表いたしまして、ただいま上程されておりまする政府提出の昭和三十年度予算案三案に対して強い反対の意思を表明し、以下簡単にその趣旨を説明いたします。  まず原則的にこの予算案に反対することは、衆議院において両派社会党が共同組みかえ案を提出して説明しているごとく、全く選挙公約に違反した羊頭狗肉の欺瞞的な予算であるということであります。すなわち鳩山総理は、選挙の際は、防衛分担金を削減してその金で住宅建設費、社会保障関係費等の内政費に充当することを明確に公約しているにもかかわらず、難航に難航を重ねた分担金交渉の結果は、逆に防衛関係費を増額され、さらに日米共同声明によ……

第23回国会 決算委員会 第2号(1955/12/09、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第二回決算委員会を開会いたします。  ちょっと私から一言……。今回はからずも委員長を拝任いたしました。不なれでございますからどうか十分に御協力を願いたいと思います。お願いいたします。(拍手)  まず、理事補欠互選の件についてお諮りいたします。理事岡三郎君は十二月一日に決算委員を辞任いたしました。また理事谷口弥三郎君、中川幸平君、野本品吉君は十二月二日に委員を辞任いたしました。従ってただいま理事が四名欠員になっておりますので、その補欠互選を行いたいと存じます。  この互選の方法は、成規の手続を省略して、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ござ……

第23回国会 決算委員会 第3号(1955/12/13、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第三回決算委員会を開会いたします。  本日は調査事件として、国鉄の経理状況に関する件及び国鉄貨物後納運賃滞納状況に関する件を議題にいたします。  まず国鉄から経理状況について説明を求めます。なお、出席の方々は、国鉄石井経理局長、国鉄天坊副総裁、会計検査院上村検査第五局長の諸君であります。国鉄副総裁の説明を求めます。
【次の発言】 ほかに。
【次の発言】 ほかに御質疑ございいませんか。――御質疑ないようであります。
【次の発言】 それでは次に、国鉄貨物後納通貨滞納状況に関する説明を求めます。
【次の発言】 ほかに質疑はございませんか。――質疑がないなら、運輸大臣……

第23回国会 決算委員会 第4号(1955/12/15、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ではただいまから第四回決算委員会を開会いたします。  まず、本日の理事会において申し合せた事項について専門員から御報告いたさせます。
【次の発言】 以上の申合せ事項については、その通りにすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさよう決定いたします。  ちょっと速記をとめて。    午後二時六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。  では次に国鉄外郭団体に関する件を議題といたします。  十河総裁の説明を願います。
【次の発言】 何か補足説明があればそれを伺います。
【次の発言】 国鉄の説明は終りました。ただいま御出席の方々は上村検査第五局長、十河国鉄総裁、小林……

第23回国会 建設委員会 第1号(1955/12/06、3期、日本社会党)

○田中一君 これは、従来、われわれが前国会並びに前々国会あたりから調査承認要求を出しておりました内容と、一字も違っておりませんか。
【次の発言】 「実態及」というのは、委員長、どういう解釈で挿入されたのですか。
【次の発言】 今までなかったというのは、どういう解釈のもとになかったのですか。
【次の発言】 もう一つ、この「広く関係官民」というのは、むろん地方自治体も入るわけですか、入らないわけですか。
【次の発言】 この解釈は入るような解釈ですか。「民」はわかりますが、「官」は中央をいうのですか、地方をいうのですか。
【次の発言】 大体前国会までのわれわれが承認しているのと同じ内容のものなら、異……

第23回国会 建設委員会 第2号(1955/12/08、3期、日本社会党)

○田中一君 住宅公団は発足から、もはや半年近くなっております。そこで口頭では足りないところがあるといかぬものですから、もしも資料が調製されておるものならば、資料で中間的な現況の報告を願いたいと思います。この点をまず総裁に伺います。御提出願えますでしょうか。
【次の発言】 加納さんに伺いますが、この法律ができる当初、われわれは、第一に申し上げたいのは、実際に資金の面が完全に調達される見込みがあるかどうかという問題を心配しておったのでありますが、これではまだ資料が足りません。要求いたしますが、政府出資の六十億は出たのでございますね。
【次の発言】 このうち、政府出資のあなたの方に払い込みをするとい……

第23回国会 建設委員会 第3号(1955/12/13、3期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 どうです、政府委員が来ておりますから、政府委員に聞いてから、大臣に……。
【次の発言】 それ、今の林道の問題でも、そういうものを先に審議してもかまわないのですか。
【次の発言】 これは直轄河川ですか。
【次の発言】 その場合はどうなんでしょうか。
【次の発言】 そこでこれに、今の直轄河川でないものに対しては、全額これを国がやることになっておりますか。
【次の発言】 あとにもあると思うのですが、この場合には何ですか、政府が補助をくれればいいということにとどまるので、工事全体の計画というものは、県の方はどうなんですか、こういう場合には。

第23回国会 建設委員会 第4号(1955/12/15、3期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で、海外に対する建設技術の輸出の問題について一応答弁を用意をしてきてくれというお願いをしておいたのですが、政府の方はよろしゅうございますか。  サウジ・アラビアその他の国々から日本に対しましても、建設工事に対する国際入札の指名といいますか、要求が出ております。そこでこの問題につきましては、本年の六月に私は、前竹山建設大臣に対しまして政府の所信をただしたことがございます。そこでビルマその他の役務賠償と関連して、東南アジア、近東諸国から日本に対しての国際入札加入の勧奨に対しまして、建設大臣としてはどのような見解を持っておるか。同時にまた、先般海外建設協力会とかいうものができ……

第24回国会 決算委員会 第1号(1955/12/20、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第二十四回通常国会の第一回決算委員会を開会いたします。  会期の初めに当りましてお諮りいたします。調査事件については、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三により議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。さよう決定いたします。  なお、要求書の案文の作成及び手続等は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。まだ……

第24回国会 決算委員会 第2号(1956/01/25、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第二十四回国会第二回決算委員会を開会いたします。  議題に入る前に、本日の理事会において申し合せた事項を御報告するとともに、御了承を得たいと存じます。  委員会日程作成に関する件、二十九年度決算概要の説明を本日一月二十五日持つことにいたしました。出席予定者は一萬田大蔵大臣、吉野運輸大臣、村上郵政大臣、東谷会計検査院長であります。  なお、総括質問は二月三日金曜日午後一時から一萬田大蔵大臣並びに東谷会計検査院長の出席を求めまして続行いたします。なお、運輸大臣と郵政大臣に対する質疑は各省別の際に譲ります。各省庁別質疑の日程案はお手元に差し上げました通りでございます……

第24回国会 決算委員会 第3号(1956/02/03、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第二十四国会の第三回決算委員会を開会いたします。  昭和二十九年度一般会計歳入歳出決算  昭和二十九年度特別会計歳入歳出決算  昭和二十九年度国税収納金整理資金受払計算書  昭和二十九年度政府関係機関決算書 を議題といたします。  本日は、総括質疑を行うことにいたします。ただいま出席の方々は、山手大蔵政務次官、宮川主計局次長、柳沢主計局司計課長の三名でございます。御質疑のおありの方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 今、衆議院の予算委員会で答弁をそれぞれなさっているそうであります。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第24回国会 決算委員会 第4号(1956/02/16、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第四回決算委員会を開会いたします。  議事に入る前にお諮りしたいことがございます。昨日の理事会で申し合せました本日の日程について御報告申し上げます。本日の日程は、お手元に配付してある通りでありますが、決算の総括質疑を続行する件、国家財務の経理及び国費の不当使用に関する件、国有財産虎の門公園地の原形復旧に関する件とを追加し、決算のうち、調達庁の分並びに派遣委員の報告は延期いたします。  以上のように理事会で申し合せましたが、なお総理に対する質疑は、委員長において総括的に行い、時間の余裕があれば各派の質疑に移ることと申し合せいたしました。御異議ございませんか。

第24回国会 決算委員会 第5号(1956/02/23、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第五回決算委員会を開会いたします。  議題に入る前にお諮りすることがございます。委員の変更のことでございますが、去る二月二十日に白井勇君の辞任に伴いまして、高野一夫君が補欠として選任されましたが、翌二十一日にはさらに高野一夫君が辞任され、白井勇君が決算委員に補欠選任されました。  次に理事補欠の件でございます。理事白井勇君は一時決算委員を辞任され、これに伴い理事も辞任されたこととなり、従って理事に一名の減員を生じました。よって理事補欠互選を行いたいと存じます。同君の補欠に再び白井勇君を委員長から指名選任することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第24回国会 決算委員会 第6号(1956/03/01、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第六回決算委員会を開会いたします。  議題に入る前に御報告することがございます。まず委員の変更に関する件であります。去る二月二十七日付をもって三浦辰雄君が辞任され、加賀山之雄君が補欠選任されました。  次は本日の理事会において申し合せました事項についてであります。  まず資料要求に関する件であります。朗読いたさせます。
【次の発言】 右の通り資料要求について申し合せたのでありますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めまして、さよう決定いたします。  次に、昭和二十九年度国有財産増減及び現在額総計算書、同じく無償貸付状況総計算書、これは本委……

第24回国会 決算委員会 第7号(1956/03/06、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第七回の決算委員会を開会いたします。  議題に入る前に委員の変更を御報告申し上げます。  去る三月二日、委員西川弥平治君、久保等君、湯山勇君の辞任に伴いまして、宮田重文君、相馬助治君、矢嶋三義君が補欠として選任されました。次いで三月三日には、白川一雄君の辞任に伴いまして、木島虎藏君が補欠として選任されました。さらに三月五日、木島虎藏君、宮田重文君が辞任せられ、補欠として西川弥平治君、白川一雄君が辞任せられ、補欠として大和與一君、安部キミ子君が選任されました。
【次の発言】 次にお諮りしたいことがございます。本日の議題は、去る二月二十三日及び三月一日の理事会並び……

第24回国会 決算委員会 第8号(1956/03/08、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第八回決算委員会を開会いたします。  議題に入る前に委員の変更について御報告申し上げます。  本三月八日、委員小幡治和君、古池信三君、長島銀藏君が辞任せられ、井上知治君、井村徳二君、西川甚五郎君が補欠として選任せられました。
【次の発言】 次に本日の理事会において申し合せました事項について御報告申し上げます。  先般決定いたしました決算委員会の日程におきましては、毎週火曜日及び木曜日の二日委員会を開会いたすことになっておりましたが、決算委員が兼務委員でありまして、兼務しておられます各委員会において法案が山積し、これが審査のため連日開会されておりますため、当委員……

第24回国会 決算委員会 第9号(1956/03/15、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第九回の決算委員会を開会いたします。  議題に入る前に委員の変更を御報告申し上げます。去る三月九日委員井上知治君、井村徳二君、西川長五郎君、相馬助治君の辞任に伴いまして、小幡治和君、古池信三君、長島銀藏君、久保等君が補欠として選任せられました。  また本日石村幸作君、岡田信次君の辞任に伴いまして斎藤昇君、佐藤清一郎君が補欠として選任せられました。
【次の発言】 次にお諮りいたしたいと思います。本日の議題のことでありますが、本日は前回の委員会において延期いたしました委員派遣報告及び昭和二十九年度決算中、自治庁関係及び国税庁関係のほか、会計検査院法の一部を改正する……

第24回国会 決算委員会 第10号(1956/03/22、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第十回決算委員会を開会いたします。  議題に入る前に報告申し上げたいことやお諮りいたしたいことがございます。  まず委員の変更を御報告いたします。  去る三月十六日には委員佐藤清一郎君、齊藤昇君の辞任に伴いまして、石村幸作君、岡田信次君が補欠として選任されました。  本日理事会において申し合せました事項は次の通りであります。  本日の委員会日程に関する件であります。これは別紙お手元に配付した通りであります。  次は、次回の委員会の日程に関する件でありますが、次回は三十九日午後一時から日本開発銀行関係、管財局関係、国有財産増減及び現在額総計算書外一件の審議を行い……

第24回国会 決算委員会 第11号(1956/03/29、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第十一回決算委員会を開会いたします。  委員の変更がございます。岡田信次君、小澤久太郎君が辞任いたしまして、補欠として酒井利雄君、佐藤清一郎君が就任せられました。  以上御報告申し上げます。
【次の発言】 本日の理事会において申し合せました事項についてお諮りいたします。  本日の日程は別紙の通りでございます。四月以降の日程に関しましては、原則として週一回とするということを確認いたしました。なお四月三日午後一時から、五日に予定されておりますところの委員会を繰り上げまして、開銀の質疑を続行いたします。同時に管財局並びに国有財産計算書の二件の質疑を行いたいと思います……

第24回国会 決算委員会 第12号(1956/04/04、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第十二回決算委員会を開会いたします。  まず委員の変更を御報告申し上げます。三月三十日、佐藤清一郎君、酒井利雄君の辞任に伴いまして、小澤久太郎君、岡田信次君が補欠として選任されました。
【次の発言】 次に昨日の理事会において申し合せた事項についてお諮りいたします。  本日の委員会日程に関する件は別紙の通りでございます。  その他の懸案事項として、予備費、国庫債務負担調書、この討論採決は、衆議院での採決を待って行います。会計検査院法の一部を改正する法律案、参議院先議でありますが、大蔵委員会付託の物品管理法の審議状況を見ながら日程に追加する。二十九年度決算、ただい……

第24回国会 決算委員会 第13号(1956/04/12、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第十三回決算委員会を開会いたします。  まず委員の変更を御報告申し上げます。四月六日大倉精一君の辞任に伴いまして、亀田得治君が補欠として選任せられました。  四月九日亀田得治君、大和与一君の辞任に伴いまして、大倉精一君、湯山勇君が補欠として選任されました。
【次の発言】 次に理事の辞任許可、補欠互選に関する件でございます。理事岸良一君は病気のため理事を辞したい旨の申し出がありましたが、これを許可することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。  また、理事大倉精一君はただいまも御報告申し上げましたように、一時決算委員を辞……

第24回国会 決算委員会 第14号(1956/04/19、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第十四回決算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更を御報告申し上げます。四月十三日安部キミ子君の辞任に伴いまして、相馬助治君が補欠として選任されました。本十九日、相馬助治君、市川房枝君の辞任に伴いまして、安部キミ子君、八木幸吉君が補欠として選任されました。
【次の発言】 次に、本日の理事会において申し合せた事項についてお謝りいたします。  本日は予備費使用総調書二件の採決並びに検査院法一部改正法案の質疑を行いまして、これもともに採決を得たいと思います。  そのあとで四月十一日行政管理庁から国有財産管理業務監察の結果に基く勧告事項が出ておりますが、これに対……

第24回国会 決算委員会 第16号(1956/05/10、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第十六回決算委員会を開会いたします。  まず委員の変更を御報告申し上げます。  五月四日、白井勇君の辞任に伴いまして木島虎藏君が補欠として選任されました。五月七日木島虎藏君の辞任に伴いまして白井奥君が補欠として選任されました。
【次の発言】 次に理事互選の件についてお諮りいたします。ただいま御報告申しましたように、白井理事は決算委員を一時辞任されましたので、理事に欠員を生じております。つきましては理事の互選を行わなければなりませんが、従前通り白井勇君を同君の補欠として選任することに御異議ございませんか。

第24回国会 決算委員会 第18号(1956/05/24、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから第十八回決算委員会を開会いたします。  まず委員の変更を御報告申し上げます。五月二十一日久保等君の辞任に伴いまして、永岡光治君が補欠として選任されました。五月二十二日永岡光治君の辞任に伴いまして、久保等君が補欠として選任されました。  また梶原茂嘉君の理事辞任に伴う補欠互選の件についてお諮りいたします。理事補欠互選につきましては、成規の手続を省略して、その指名を委員長に一任とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、奥むめお君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に本日の理事会において申し合せました事、項についてお諮りいたしま……

第24回国会 決算委員会 第19号(1956/05/26、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) これから第十九回決算委員会を開会いたします。  まず委員の変更を御報告申し上げます。五月二十五日、常岡一郎君、加賀山之雄君の辞任に伴いまして、高橋道男君、溝口三郎君が補欠として選任されました。五月二十六日石村幸作君、小幡治和君、最上英子君の辞任に伴いまして、井上知治君、酒井利雄君、島津忠彦君が補欠として選任されました。  午前十時から委員長理事打合会を開いて、前回の委員会でとりきめました元国鉄総裁加賀山之雄君住宅交換の問題について、国鉄当局から昨夜資料提出がありましたので、打合会を開いた旨の御了承を願い、これに基く取扱い方、すなわち加賀山君を参考人として出席を求める件、交……

第24回国会 決算委員会 第20号(1956/05/29、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ちょっと委員長から注意いたしますけれども、御答弁が常にあいまいな答弁ばかりなんです。少くとも厚生課長としてはそのような居住地域に対する把握方の正確なものがあるはずなんです。非常に不誠意であいまいで、御答弁に少し注意して下さい。
【次の発言】 佐藤君に申し上げますが、そのような手続をとりますから、今行ってお聞き願えますか。
【次の発言】 関連して伺いますが、今の加賀山さんほか退官した幹部職員は、退職手当を幾ら支払っているか、またそのほかにプラス・アルファというような形で何らかの便宜を与えたことが通例であるというようなことを聞いているのですが、はっきりした退職手当金並びにその……

第24回国会 建設委員会 第6号(1956/02/14、3期、日本社会党)

○田中一君 私は今提案された二つの法律案に対する資料要求をしたいんです。  第一に、現在行われておるところの有料道路のうち、でき上ったという十三のものの収支の決算書、でき上ったものですね、それから工事中のもの、工程並びに工費その他を書類によって証明できる現状の報告書。  次に、土木研究所で行われておるところの道路に関する研究の、現在はどのような研究をやりどのような面の実験をやっているか。  次に、土木研究所以外の各大学研究所等で、道路に関する研究を、実験といいますか、このようなものは現在どのような方向に進んでおるか、この資料。  次に、道路に関する研究、実験というものが、総合的な国の一本の姿で……

第24回国会 建設委員会 第7号(1956/02/16、3期、日本社会党)

○田中一君 これは政府の説明だけ一応聞くのですか。それとも、その間に一章ごとに質疑をするようになるのですか、どうですか。
【次の発言】 私は従来から、要綱に基いて大体の説明は聞いたわけです。逐条の場合には、この法律の条文の問題であって、総括的な質問はやっぱりしておかなければいかぬと思うのです。従って、各市ごとの説明よりも、総括質問をまず先にしたいと思います。それから逐条審議に入ってもいいのじゃないかと思うのです。
【次の発言】 これは政務次官が見えておりますから、われわれは新しい道路法が制定された当時から、少くとも公道というものは無料公開の原則というものが確立されなければならぬと思うのでありま……

第24回国会 建設委員会 第8号(1956/02/21、3期、日本社会党)

○田中一君 第十九条の第五の受託業務、このうち「道路に関する調査、測量、設計、試験、」ここで私は先だっても資料の提出を願ったのですが、設計とかあるいは試験というものはどのようなものを考えてやっておるのか。私は、日本の道路の築造といいますか、道路の構造等は、一元的な、日本の国土、日本の道路というものを、ある一つの目標というか、ある一つのテーマでもって――各大学でもあるいは試験所でも、どこでもばらばらにやっておるような危険を多分に感ずるのです。そこで、寒冷地の道路、それから暖かい所の道路、地盤等の軟弱な所か固い所か、いろいろ構造が違うと思う。こういうところをぽんと条文に盛り込んで、こういうものでな……

第24回国会 建設委員会 第9号(1956/02/23、3期、日本社会党)

○田中一君 紅林さんには後ほど伺いますが、橋本さん、今野さん、友末さんのお三方にお伺いいたしたいのですが、これは結局国が財政支出で建設すれば最善であるという前提のもとに、今のような日本道路公団ができるんだという現在の御意見と解釈して、よろしゅうございますか。ということは、国が国民の租税によるところの財政支出によって道路の整備をはかるならば、それが最善だという前提のもとに、そういう考え方のもとに、今当面する日本道路公団の設立に対しては、次善の策として賛成するというような解釈を私はしておるのですが、それでよろしゅうございますか。
【次の発言】 友末さん、いかがですか。

第24回国会 建設委員会 第11号(1956/03/01、3期、日本社会党)

○田中一君 これは私が要求したんですが、どうしてこれしかできないんですか。どういうわけです。
【次の発言】 私は参考に見ているんじゃないんです。もっと本質的な、政府の道路政策は何かということを検討したいんです。この法案の総括質問するにつきましても、こういうものがなくちゃ、質問できないんです。参考なんというなまやさしいものじゃないんです。この日本道路公団法の本質の問題なんです。いつ出してくれますか。
【次の発言】 第一に建設大臣に伺いたいのは、二十二国会で出ました国土開発縦貫自動車道建設法案、これは建設大臣は提案者の一人になっておりますね。――御答弁ないようですから、ちょっと事務局で持ってきてく……

第24回国会 建設委員会 第12号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○田中一君 道路局長に伺います。大体この役員のうち総裁、副総裁、理事五人並びに露里二名、これは大体の構想は、政府としてはどういう考え方を持っておるか、伺いたいと思うのです。
【次の発言】 今のこの総裁は事務系統ですか、技術屋系統を考えているのですか。
【次の発言】 副総裁は……。
【次の発言】 理事五名は……。
【次の発言】 今提案者の説明は、中央ばかりでなくて、地方にも重要な路線に対して技術家を一人配置しようというようなととが、提案の理由説明の中にあったと思うのですが、これに対しては、そういう者が必要だということをこの法案提案の前に考えたことございますか。

第24回国会 建設委員会 第13号(1956/03/08、3期、日本社会党)

○田中一君 関係府県が計画した分というものの、何か、計画と実施の比較表でもございますか。資料として出ていますか。
【次の発言】 東京都が入っておりませんけれども、御承知のように、東京都は伊豆七島というのがございます。この伊豆の七島はおおむね火山灰地帯なんです。これは前回のときには考慮されなかったのですが、今回この一部改正の場合、その区域を広げるというようなことは、提案者は考えておられなかったのですか。
【次の発言】 二十七年九月十九日に特殊土じよう地帯対策審議会で決定された要望事項ですね、これに対して政府はどのような措置をとったか、伺いたい。

第24回国会 建設委員会 第14号(1956/03/13、3期、日本社会党)

○田中一君 この第二条の六ですが、これは率直に結論だけ言うと、私どもがいつも主張している外壁だけ耐火構造ならば貸せるということなのですね。という意味に解釈していいのですか。
【次の発言】 それは当然のことなので、おそきに失したわけですよ。それであなたよく御存じの通りに、どうも耐火構造の中で骨を敷いたり欄間をつけたりなんかするというようなことば、末端においてはあなたの方では割合やかましく言うのです。あなたの方で一つの設計基準――基準よりも設計図というようなものを公庫が示して、それに合うものならすらすらとパスするのだというような気持でもって、金を借りる人間が考えておるのですね。私はずいぶんむだだと……

第24回国会 建設委員会 第15号(1956/03/15、3期、日本社会党)

○田中一君 道路局長の出席を求めたいのですが、道路局長と自治庁の交付金の方の……。
【次の発言】 この交通確保五カ年計画というものは、現在できておりますか。提案者は少くとも、かつてガソリン税の見合の問題の五カ年計画の場合にも、こんなものは政府が作ればいいのだということを答弁しておる。今回もまた一応の基本立法をして、あとはお前の方でやれというような態度であってはならないと思うのです。従って、むろん提案者である田中君はこの五カ年計画というものの草案をお持ちになっていると思う。そこで草案をまずお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 資料として全国道路利用者会議からの一応の計画案が出ております。従……

第24回国会 建設委員会 第17号(1956/03/22、3期、日本社会党)

○田中一君 六条に戻るのですが、「十年をこえない範囲」というのはどういう基準から来ているのですか。
【次の発言】 延長は認められるわけですね。更新する場合には、また十年、また十年と、こういうわけですね。
【次の発言】 この工作物の構造とかなんとかというものが、今石井さんが質問したその基準ですが、構造基準という意味なのですか。
【次の発言】 ここに「電柱、電線、変圧塔」とありますけれども、これは場合によれば、何ですか、高圧線なんかが上を通ることはいいのですか悪いのですか。そういう場合には、高圧線ですね、こういうものを上を通すということなんですか、通さないということなんですか。

第24回国会 建設委員会 第18号(1956/03/27、3期、日本社会党)

○田中一君 私は資料を要求しているのですが、資料の準備はできていますか、政府の方では。
【次の発言】 二十九日にその資料が提出されますか。
【次の発言】 ならば、二十九日の採決、けっこうだと思います。
【次の発言】 二十九日の日の予定を見ますと、二十九日の日は都市公園法の質疑と採決をやるだけになっておりますけれども、ここで、これはまだ打ち合せができてないと思いますが、(5)の国土開発縦貫自動車道建設法案について、これを上程していただきたいと思うのです。
【次の発言】 というのは、都市公園法は、もしこの予定ならば、今委員長が言っているように、時間があまりかからぬと思うのです。(「午前中に終る」と……

第24回国会 建設委員会 第19号(1956/03/29、3期、日本社会党)

○田中一君 各省設置法の抜粋、それから現在いわゆる百万円以下の営繕工事を除きまして、百万円以上の営繕工事をやっている各省各庁、それからその持っておる営繕部の規模、内容、というのは、技術家の配置はどうなっておるか、どのくらいの定員でもって何人おるか、どういう識別の者がおるかという点、これは建設省から要求したのではおそらく困難だろうと思います。従って、提案者の方で現在やっている各省各庁の実態というものを資料を一つお出し願いたい。同時にまた、三十一年度におけるその各省各庁の営繕工事というものがどういう形で分配されておるかという点、むろん予算の面では各省各庁に分れておるものであっても、それが話し合いの……

第24回国会 建設委員会 第20号(1956/04/04、3期、日本社会党)

○田中一君 これ提案者に伺いたいのですが、この官庁営繕法の、あなたがかつて提案されたときにも、いろいろ注文をつけております。注文をつけた問題が、ここのどの条にどいう工合に修正されておるか、そうして改正されて提案されたかを、一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この裏の方の窓から見ますと、国会議事堂の中に四階か五階の鉄骨が今建っております。こういうものは一体、官庁営繕法を主管するところの営繕局長はどういう神経でこういうものを見ておるか。たとえばこの議事堂というものは、小島営繕局長はかつてこの建設に参画したことのある方だと承知しております。あなたはこの議事堂という一つの記念建造物というもの……

第24回国会 建設委員会 第21号(1956/04/05、3期、日本社会党)

○田中一君 これは政府にお伺いしますが、むろんこれは今の政府の鳩山内閣の住宅対策の一環として持たれたものと思うのです、この一部改正の法律案というものは。そこで地代家賃以外のもの、いわゆる国民生活に欠くべからざるものが、この二十五年だと思いましたが、以後どういうものが値上りになっているか。たとえば汽車とか、電車とか、あるいは郵税といいますか、郵便、電信、電話等の料金、それからたばこは値下りになっているものもあるけれども、これは本質的には品物が悪くなっているのだから、これはいいとしましても、そういうケースは、国民生活と切っても切れないものであって、そうして政府が一応許認可の権限を持っているというも……

第24回国会 建設委員会 第23号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○田中一君 私から要求した資料について御説明願います。
【次の発言】 北海道、東西、三会社では現在どのくらいの支払準備金ができておりますか。
【次の発言】 この法律から解釈すれば、ある時期にこれを返却するということになっておりましたけれども、この法律案はどういうことになっているのですか。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 この金は今の事業方法書でやるところの返却する額ですか、それとも総額ですか、これは。
【次の発言】 今の事業方法書によって、今官房長が説明された条件に幾らこれが合致しておりますか。
【次の発言】 この五百万円は、むろんこれは会社の方の総会で議決しなければならぬと思いますけれど……

第24回国会 建設委員会 第25号(1956/04/19、3期、日本社会党)

○田中一君 われわれはかつてこの特別都市法という法律案を数十、議決をして、今成立をしております。従って、この数十のこの特別都市法案というものは、一年に一ぺんずつその都市の報告を国会にしなければならぬということになっておりまして、先般その報告が来たように思っておりますけれども、その実績を見ても、何ら見るところがない。少くともわれわれが立法当初考えておりましたところの所期の目的というものは、政府の怠慢というか、あるいは地方財政の疲弊というか、所期の目的を全然達しておらないという現状からかんがみて、この首都建設法から今度首都圏整備法になってどういうような決意を、これはまあ松井君は当面の事務当局だから……

第24回国会 建設委員会 第26号(1956/04/24、3期、日本社会党)

○田中一君 農林省の方に伺いますが、今全国知事会からの修正意見書が出ておるのです。このうち第一として、二十二条の漁業権の取り消し及び損失補償に関する問題で、今お手元にあるような意見が出ておりますが、これに対して政府の所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 当委員会では本日この法案を上げようと思っているのです。従って、複雑な意見だ、複雑な理由とか情勢とかいうものを伺いたくないのですがね。二十二条のこの意見に対しての政府の所見を伺いたいというのです。
【次の発言】 私は、この法案が建設、運輸、農林の三省の所管の法律案であることは間違いございません。そこで政府がその内容について知らないということで……

第24回国会 建設委員会 第30号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○田中一君 瀬戸山さんに伺いますがね、原案と修正案との交代した形といいますかね、話し合いの内容ですね、その要点だけを一つ、今の御説明につけ加えて御報告願いたいと思うのです。
【次の発言】 私の伺いたいのは、この原案を自民党が出そうと言った場合に、衆議院において社会党が代案を出したわけです。そこで社会党案と政府案との間に、どういう話し合いのもとにこのような修正案に妥協したかということを伺いたいのですよ。理屈はいいです、わかっていますから。その経緯を伺いたいと思うのです。
【次の発言】 もう一つ伺いますが、三月十四日付でもって全国知事会が出しておる意見書がございますけれども、これはどういう形でもっ……

第24回国会 建設委員会 第34号(1956/05/24、3期、日本社会党)

○田中一君 まことに恐縮ですが、私は実はまだ質疑をやっていないので、要点だけ少しやらしていただけませんか。重複している個所があったら、それは一ぺん済んだということを御答弁だけもらえばよろしいんですが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 紛争処理の審査会を持つということに関しまして、現在までに紛争が起きた事例の一番大きな問題を一つ取り上げて、御説明願いたいのです。それは具体的に何組か、発注官庁がどこであって、それでどういう紛争があって、どう解決したということの具体的な例を一つ、お示し願いたいと思います。
【次の発言】 私は金額の大小をもってこの紛争処理の問題を規制すべきものではないと思います……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 建設委員会 第1号(1956/11/17、4期、日本社会党)

○田中一君 理事互選の方法は成規の手続を省略して、委員長の指名に一任することの動議を提出いたします。
【次の発言】 準備してあるなら、それを……。

第25回国会 建設委員会 第2号(1956/11/20、4期、日本社会党)

○田中一君 そこで、前国会から懸案になっておりますところの、当委員会で継続審議中の建設業法の一部を改正する法律案、並びに前国会で当委員会で可決されて、衆議院に送り込んでいる、会計法の一部を改正する法律案、この二つは関連があるので、この問題は一つ衆議院の建設委員長の方に公式にお話し合いを願って、この措置をどうするかの問題を当委員会に御報告願いたい。  同時に、参議院において修正可決されました国土開発縦貫自動車道建設法案、これは現在も衆議院で審議中であると思うのですが、これもあわせて、衆議院の建設委員長の方ではどういう態度で臨んでいるか、どういう審議状態であるかという点を御報告願いたい。  並びに……

第25回国会 建設委員会 第3号(1956/11/22、4期、日本社会党)

○田中一君 前段の三十一年度の今までの経過の報告といいますか、事業計画、これは何か資料がないのですか。趣旨だけ言われても、数字を知りたい、知りたいのだけれども、そのまま通読されたのでは頭に入ってこないのですよ。何か政府委員の方から、局長の方から資料に基いて数字の説明をしてもらえませんか。何か資料がございませんか。
【次の発言】 どうなんです、私が申し上げたこと、何か……。
【次の発言】 大臣に伺いたいのですが、この本年度の予備費が八十億計上されておるように見受けますが、そこで本年度の建設省関係ばかりでなくて、各省の災害からみるところの予備費の支出というものをどれくらい現在見込んでおられるのか、……

第25回国会 建設委員会 第4号(1956/11/27、4期、日本社会党)

○田中一君 これは説明を聞くにしましても、大体四以下の新しい立法措置の問題が当然通常国会に出ると思うのです。従ってわれわれはこれを読んでおけばいいと思うのです。問題点だけをわれわれはつかまえておきたいと思うのです。本提案になった場合やればいいと思うのですが、ただこの要求省の問題につきましては、もう会期も短かいし、この点だけを質問するということにせぬと、皆さんが政府側の方の説明を聞くだけでもう終ってしまうのです。もう二回か三回しかないのです。それに対して架空の質問になるのです。結局こうしたいと考えておるということにすぎないのです。本提案にならなければほんとうの審議はできぬと思うのです。それを省略……

第25回国会 建設委員会 第5号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○田中一君 私はこの十ヵ年計画直接そのものにまだ関係ない総括的な問題ですけれども、伺いたいと思うのです。安全保障諸費のうちの道路費の残はどのくらいありますか、道路費と目されている残は。
【次の発言】 実施が完了されなくてあるものがあるはずなんです。そういうことはないと思うのです、完了したということはないと思うのです。
【次の発言】 どのくらいあります。大したものが――二つ三つだろうと思うのですが、工事の個所と金額を御答弁を願います。
【次の発言】 この金は、そうすると大蔵省に現在行っているのですか、それとも十三億というのは配分済みですか。

第25回国会 建設委員会 第6号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で道路局長に対して、資料として提出されました道路整備十カ年計画に基く財源措置の件について質問したのですが、道路局長、自分は責任がある答弁ができないというような意味の答弁があったのです。それで、あらためてきょうはここで建設大臣に伺いたいのです。御承知のように、道路整備の問題は、数年来の懸案として非常に衆参両院においても、立法府において議論のあったところでございます。そして、やむを得ずガソリン税の相当額をこれに投入するというような議員立法をしまして、われわれは道路整備に対する国民の要望にこたえておったわけでございます。その道路整備五カ年計画も三十三年度で終ることになっており……

第25回国会 建設委員会 第7号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○田中一君 改選後の国会のために、従来前々から当委員会におった委員は熟知しておりますけれども、新たに委員になられた方々に対して、その建設業法の一部を改正する法律案の内容を説明したいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 実はこの法律案を提案しました経緯は、当建設委員会の自民党並びに社会党、両党の共同提案になっておる法律案でありまして、大体従来ともに最近の情勢として、地方の中小企業の建設業者が大企業者のダンピングのために非常に経営が困難に陥っている。従って、何らかの手をもって入札方式の是正をしなきゃならぬというところから、よりより相談いたしまして、ここにただいま申し上げますような理由で、要旨……

第25回国会 建設委員会 第8号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○田中一君 これは自民党、社会党、緑風会、三派でですね、提案しようという話し合いを前から進めておったのですが、衆議院でも同じような考え方が出ておりますが、衆議院の方では、御承知のように社会党、自民党両党の共同提案という形で、委員会を省略して本会議上程という形のお話し合いを進あております。内容については、いろいろ今まで意見の食い違いがあったために延び延びになっておりましたが、きょう衆議院の方とも話し合いいたしまして、今小澤君が述べられたような案文に決定をみたわけなんです。そこで、こちらとしては、参議院はまあ委員会の審議を省略して、やはり本会議上程ということにいたしまして、各派から一名の提案者、あ……

第26回国会 建設委員会 閉会後第1号(1957/06/27、4期、日本社会党)

○田中一君 第二十六国会閉会後、われわれは院の決定によって福島県、新潟県等の調査に参りました。その際、長い間の懸案としていまだ未解決のままになっておりますところの、旧信濃川関屋分水計画並びに本流の導流堤建設計画というものが、一応の結論は出ておるそうでございます。しかし、中央において何らそれを取り上げてない。ことに、各省間においても最後的な意見調整ができておらないというように聞いておりまするので、その点について、まずきょうは調査を進めていただきたいと思うのであります。ついては、新潟県知事北村一男君をこの際参考人としてお呼び願いたいということを要望いたします。

第26回国会 建設委員会 第2号(1957/01/31、4期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと山本君に伺いますが、北山川の流域変更ですね、これは地元民は全部了解しておるのですか。
【次の発言】 新宮に至る本流の観光地の風致を非常に害して、新宮市としては収入減になるという陳情がきておるのですが、そうした意味の点も調べておりますか。
【次の発言】 問題は、流域変更を監督者であるところの建設大臣が許可をしたという事実ですね。これはやはり、かつて赤石川の問題、四国の銅山川の問題もあった。しかし問題が解決されなければ、そういうことを強行しちゃならぬということは当時の局百も言っておったんですがね。いろいろな意味の解決のめどがつかないのにやってしまうということは、今後とも水の行政……

第26回国会 建設委員会 閉会後第2号(1957/06/28、4期、日本社会党)

○田中一君 これは開発部長、目算だっておかしいということがわかるのですから、あなたの方でよく調べて、だれかおるでしょう、調べて的確に返事して下さい、あいまいでは困る。この要望した相手はですね、今北海道から鹿児島でありますけれども、事業主体は都道府県か市町村か、あるいは何というか改良区かですね、その点はどういう比率になっておりますか。  それからもう一つ続いて。この要望するというのは、政府から勧奨してこういうものが出たのか、あるいは何かの理由があって、地元の理由があってやりたいということなのか、その点を明らかにしてほしいのです。
【次の発言】 この法律が成立して、あなたの方で、どの府県に呼びかけ……

第26回国会 建設委員会 閉会後第3号(1957/06/29、4期、日本社会党)

○田中一君 それに移る前に、私はこの数日来の全国的な降雨の問題について、相当地方的に被害が起っておるように新聞その他で聞いております。そこで大体建設省に報告があるでしょらから、河川について一応報告を願いたいと思います。
【次の発言】 それじゃ昨日から継続しておりますこの政令について伺いたいと思います。  そこでまず第一に、建築基準法の一部を改正する法律に関連する基準法の政令と、それからあとは、道路法の政令の改正等を伺います。政令をちょうだいしておりますから、これを一つ読んで逐条的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 高さは大体横断する歩道の場合には四メートル五十が基準になっているのですか……

第26回国会 建設委員会 第4号(1957/02/12、4期、日本社会党)

○田中一君 今の説明で、ちょっとわからぬことがあったから聞いておきたいんですが、この戦災復興の場合、全部で二十六億一千八百万というものは、四十九億の五三・四%だという説明でしたね。これは二分の一の補助率で来るのか、それとも、総事業費で来るのか、どっちですか。
【次の発言】 そうすると、総事業費というものはこの倍ということですね。
【次の発言】 今の補助率の違いもちょっと説明して下さい。たとえば接収解除……
【次の発言】 その前の接収解除からやって下さい。今説明された接収解除地の補助率が十分の六・八と十分の五・八があるでしょう。今の公園の場合でも、三分の一と二分の一があるでしょう。これはどの地区……

第26回国会 建設委員会 閉会後第4号(1957/07/05、4期、日本社会党)

○田中一君 道路公団総裁に伺いたいのですが、先般大蔵省は、本年度の財政投融資の問題について一応大幅な繰り延べを内定して、それぞれ各機関におそらく通告をしてあるのではなかろうかと思うのです。そこで道路公団としては出発間がないことでありますし、いろいろ前年度には計画通りのことができておらないのではないかという考え方を持っておりますが、前回の委員会において、南條建設大臣に開くところによりますと、前年度に四十五億の繰り越しを余儀なくされた、従って実質的には現在の道路公団の機構及びその能力というものを――何ら予定通りの工事の遂行ができるのであるけれども、金額的に四十五億の繰り延べがあったので、それに士五……

第26回国会 建設委員会 第5号(1957/02/14、4期、日本社会党)

○田中一君 それはいいです。いいですが、答弁は一つ小澤政務次官からやっていただきたいと思います。
【次の発言】 ちょっとどなたか補足的な説明を願いたいのですが、政府は今鮎川君が説明されたもののほかに、約三万戸程度のその他という住宅の計画を発表しておる。これは前年度においても内容を詳しく知らぬということを言っておる。また本年度も説明を受けておらぬ。同時にまたこのほかに厚生省が持っている住宅もあるはずなんです。従って所管のものだけではわれわれは説明不十分だと思うのです。そこで厚生省その他三万戸と計算される住宅についての説明を詳しくお願いしたいのです。

第26回国会 建設委員会 閉会後第5号(1957/07/06、4期、日本社会党)

○田中一君 加納総裁に伺いたいのですが、先般、大蔵省が三十二年度の財政投融資の縮小を発表いたしました。むろん建設省を通じてあなたの方にも内示があったものと思いますが、前の委員会で建設大臣にここに来ていただきまして、現在の住宅公団の百三十億減じようというこの考え方は、どこからきているかという点を質問いたしましたところ、三十年度においては巨億の仕事の残り、いわゆる繰越金があった、三十一年度では九十六億の繰越金があった、そうして、それらを見合いながら、本年度の事業としては四百六十一億あるが、とうていこれが三十二年度において消化、できないであろうという考え方を大蔵省が持ったんではなかろうか、そうして百……

第26回国会 建設委員会 第6号(1957/02/19、4期、日本社会党)

○田中一君 最初に建設大臣にお伺いいたしますが、あなたがまだ就任されない前、昨年の八月に行政管理庁監察部は、海洋保全事業監察報告書というものを、おそらくこれは河野長官に出したのでしょうと思いますが、この報告書を出しております。また昨年の十二月十三日には、公共事業特別調査委員会が河野行政管理庁長官あてに報告書を出しております。そこで第一に海岸保全事業観察報告書、この報告書に対する海岸法は昨年前々国会において通過しておりますので、この際この報告書に盛り込んであるところの内容に対しまして、建設大臣としての所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 少くともこれは三十一年八月に答申されたものでありま……

第26回国会 建設委員会 閉会後第6号(1957/07/22、4期、日本社会党)

○田中一君 根本建設大臣就任後、新聞記者に発表して、公共事業費は三十二年度の予算そのままを実施する、また実質的には多少翌年度に繰り越すようなこともあり得るかもしらんけれども、とりあえずは三十二年度予算は全部決定されたものを遂行するのだというふうな御発言がなされておるように見受けておりましたけれども、それに対する信念はいかがでございます。
【次の発言】 予算の面においては繰り延べをしないけれども、実質的に繰り越しされるという見込み額はどれくらいございます、前年度、前々年度からの実績から見て。
【次の発言】 道路公団、住宅公団、住宅金融公庫等に対しても、大蔵省は財政投融資の繰り延べを要求して参って……

第26回国会 建設委員会 第7号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○田中一君 御説明伺いましたが、補助率は特別な配慮をしておらんかどうか、補助率を全部にわたって御説明願いたいと思います。事業主体と補助率……。
【次の発言】 下水道などはどうなるのですか。
【次の発言】 そのほか補助をずっと説明して下さい。
【次の発言】 そうすると、これは補助金の予算の計上であって、総事業費はどのくらいになりますか、総額は。
【次の発言】 二百四十五億に対する起債の確保はできておるのですね、話し合いが……。
【次の発言】 この一つ総事業費というものを頭にして、内容は事業別によって財源の問題と、それから所管の、たとえば下水道整備事業を考えるにしても、労働省関係、厚生省関係、建設……

第26回国会 建設委員会 閉会後第7号(1957/07/23、4期、日本社会党)

○田中一君 私は、まず最初に蓮田参考人から伺い、次に前田参考人から伺いたいと思います。  そこでこの要点は、大体において、個人として今回の固定資産税の相当額というものが、家賃に加算されるという問題に対して、蓮田君の方は、それは家賃が高額に失するから不当であるというような御意見のように伺っております。また前田君の方は、契約書に基く当然な措置であって、自分は完納したというような方であろうかと存じております。従ってそのうち、最初に個人としての立場で、現在までの心境、それから家賃が高額に失するという理由等をお述べ願いまして、次に蓮田参考人は、全国協議会を持ってこの値上げを反対しているという行動の範囲並……

第26回国会 建設委員会 第8号(1957/02/26、4期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、三十一年度の建設省所管の科学技術研究費という項であったか、各大学にやっている、あるいは研究団体、調査団体にやっているところの補助金ですね、これの建設省所管の総額が、三十一年度と三十二年度と対比してどのくらい違っていますか。
【次の発言】 これを一つ資料でお出し願いたいと思うのですが、どういう研究に充てたか、ただ必要によって研究費及び調査費を出すという考え方ではなくて、これだけのワクを前年度取っているから、本年度もこのワクだけは確保して、適当なところにばらまくというような考え方なのか、非常に疑問に思っているのです。どういう方面にどういう研究調査を依頼したか、それは……

第26回国会 建設委員会 閉会後第8号(1957/09/09、4期、日本社会党)

○田中一君 山本君に聞きます。融資の決定が二県だけ出ておるようになっておりますけれども、それまでの間市中銀行からの借入れ等は各府県等で行なっておるのですか、そういう点に対しては県が独自でやっておるのか、あるいは国の方でもそういうふうにしたら、あとからこういうようにするということでやっておるのですか。応急の資金はつなぎ資金として出しておいて、そうして閣議決定の線がきまってから融資をするということになっておるのですか。
【次の発言】 どのくらい行っておるのです。国からの繰り上げ支給ということになれば、それが各府県の要求通りに行っておるのですか。それともそれをまた査定して、一億程度のものなら二千万程……

第26回国会 建設委員会 第9号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○田中一君 官房長に約束しておった資料が出て参っております。
【次の発言】 今、官房長からの話を伺いますと、予算面においては一般技能労務者の賃金というものは三百五十二円から七%増しの三百七十七円と言っています。この歩増し二〇%、従って三百七十七円に対する歩増し二〇%四百五十二円というものは、先だってのお話では、これが三十二年度の労務者の賃金であるということをはっきり言っておった。従って今、どうもその点があいまいではっきりした理解が持てないのですが、やはり一般技能労働者の賃金は四百五十二円であるということでいいんですか。
【次の発言】 私は前回の委員会では、速記録を見ればわかりますが、一般技能労……

第26回国会 建設委員会 閉会後第9号(1957/09/10、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で、現在住宅公団が当面している入居者の家賃不払いの問題について調査いたしましたけれども、その後の経過は、新聞紙上を見ますと、話し合いがつかないで、一応公団側として、契約書に基く強硬手段をとるというような意思表示をなすったように伺っております。そこで現在のあり方はどういう現状でおるかという点について、総括的な御報告をまず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 そこで今総裁からの御報告を、渋江理事でも吉田理事でもどちらでもいいですが、数字で一つ六月分がどうなっておるか、七月分がどうなっておるか、八月分がどうなっておるかという点を御報告願います。

第26回国会 建設委員会 第10号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○田中一君 特定多目的ダム建設工事特別会計が今度新設されることになっておりますが、これについて一応この三十二年度予算の説明の中を見ますと、大体のことがわかるようになっておりますけれども、問題はアロケーションの問題、これがどういう積算の基礎に立って今後とっていくかという点について御説明願いたいと思います、最初に。
【次の発言】 ここに説明書を見ますと、これにあげられておる約十二河川ですか、の設計調査も含めた十二の河川が名前が出ておりますけれども、これはもはやどこをだれが発電をするか、電開促進法に基く負担の開始だということがはっきりときまっておりますか。

第26回国会 建設委員会 閉会後第10号(1957/09/27、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で公団側から現在紛糾しておりますところの家賃の値上げの問題について、いろいろ参考人諸君からお話を伺いましたけれども、最近私は問題の中心になっておりまするところの柏市の光ケ丘の団地へ行って参りました。いろいろ実情を聞いてみますと、この対策協議会として全国的な折衝を重ねておるのは、御承知のように家賃が高い、家賃を値下げしてくれというような運動でありますが、側々のケースについて調査をしてみましたところ、光ケ丘団地の公団に対する要望というものの根幹をなすものは、地方税法第三百五十九条に基く固定資産税に見合う、固定資産税の課税の対象にならないというところに、根拠があることが発見さ……

第26回国会 建設委員会 第11号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、なぜ二十四国会で参議院の修正案が通った後に、今日までじんぜん日を送っておったかという点であります。われわれが参議院の良識をもってこれを審議しようとする前に、一応前提として、なぜそういうような形で紛糾しておったかという内容を一つ御説明を願いたいと思うのです。これはどなたに質問したらいいか、おそらく二階堂君に質問した方がいいかと思いますから、一つ二階堂君からお願いいたします。
【次の発言】 先般当参議院の建設委員会の委員長理事打合会を開きまして、衆議院の薩摩委員長ほか各理事の方々の御出席を願いまして、御懇談申し上げたことは御承知の通りでございます。その際に、一応本日……

第26回国会 建設委員会 閉会後第11号(1957/10/10、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(田中一君) ただいまより委員会を関会いたします。  委員変更の件を御報告申し上げます。十月四日塩原恵吉君が辞任され、補欠として高橋衛君が選任されました。
【次の発言】 それでは最初に、先般災害状況及び建設事業の実情調査のため、岐阜、長野の両県下に派遣された委員の方々の御報告を伺いたいと存じます。
【次の発言】 犀川の砂防工事はどういう程度に進んでおりますか。あそこの松本の砂防工事事務所は開設以来数十年になるはずでございますね。で、初めの計画と現在の状況はどういう工合に進んでおるのですか。どういう程度に進んでおりますか。
【次の発言】 あそこにいる工事事務所長というものは、直轄工事になっ……

第26回国会 建設委員会 第12号(1957/03/12、4期、日本社会党)

○田中一君 三十一年度で、昭和二十八年七月にでき上りました道路整備費の財源等に関する臨時措置法、これが終ることのように記憶しておりますが、先般建設大臣は、三十二年度の要求予算についての御発言の際だと思いますけれども、この五カ年計画に加えて、引き続いて新しく道路整備十カ年計画を策定したい、こういうような意向のように伺っておりますが、現在十カ年計画の作業の経緯はどの辺まで進捗しているのか、同時にまたどういう構想のもとに進んでいるか、同時に材源措置等も計画性ある計画を立てていると思うのですが、その点について一応の御説明をお願いしたいと思います。

第26回国会 建設委員会 閉会後第12号(1957/10/30、4期、日本社会党)

○田中一君 政府側のこれに対する御意見を伺いたいと思うのです。建設省並びに運輸省の方の見解をお示し願いたい。
【次の発言】 まあ建設省側の方ではまだ実態がわからないから、これから明年度の予算を要求して調査をして、それによって適切な施策をしたいというような御意見のように伺えるのであります。で、運輸省の方ではもはや大体の調査はできておって、県並びに市の報告、陳情等がまさにその通りである、従って明年度は具体的にこの分に対してはこう、この分に対してはこうという予算の要求を出して応急施策をしたい。しかしながら全体に対する調査は続けていくというような御意見のように伺うのです。そこでその調査をするということ……

第26回国会 建設委員会 第13号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○田中一君 その前に、この月曜日に大蔵委員会と連合審査する案件のうちですね、こちらにかかっているものはこれであって、こっちが受身の場合、それから向うにかかっている場合、こっちが合同審査を申し込んだというものの分類を、調査室長にその内容の大綱をちょっとここで御説明願う方がいいと思うのです。
【次の発言】 下水法が近々出るように聞いておりますが、厚生大臣と建設大臣の話し合いは大体どういうことが基本になっておるのですか。また覚書その他協定書ができたならば、それを一つ委員会に御配付願いたいと思います。
【次の発言】 一体その一月何日に通産大臣の加わった協定書ができたというけれども、御承知のように工業用……

第26回国会 建設委員会 第14号(1957/03/16、4期、日本社会党)

○田中一君 本年度の官庁営繕事業は、昨年官庁営繕法の改正によりまして、相当大幅に事業量が伸びておる、本年度の予算を見ましても、そのように見受けられるのでありますけれども、昨年は官庁営繕法の改正によるところの連絡等は不円滑であったんではないかと思いますが、三十二年度の初頭からこれによるところの各省間の打ち合せ、連絡等も万全を期しているものと考えられますが、そこで建設省はわれわれが議員提案で昨年提案いたしましたところの官庁営繕法の改正された分につきまして、どのような決意でこれに対処していこうというお考えを持っておられるか。御承知のようにこの内容というものは、相当終戦後各省庁間に分割されているところ……

第26回国会 建設委員会 第15号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○田中一君 宅地の造成の点ですが、第三十一条の業務範囲ですが、従来、日本住宅公団法で規定をしておりました付属施設というものの中にはどういうものが入っておって、現在どういう程度のものを作っておりますか。
【次の発言】 公営住宅法ではですね、ただ住宅部分だけでなくて、付帯施設というものの建設を認めているわけなんです。それで住宅公団法によるところの共同施設というようなものは、どういうものを現在作っていますか。
【次の発言】 この公営住宅法の共同施設、それから住宅公団法によるところのそのような共同施設、この住宅公団法には明記してないわけですね。従ってどうして明記しないという考え、明記しないというか、差……

第26回国会 建設委員会 第16号(1957/03/20、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(田中一君) ただいまより委員会を開会いたします。  委員変更の件を御報告いたします。三月二十日坂本昭君が辞任され、その補欠として松澤靖介君が指名されました。
【次の発言】 日本住宅公団法の一部を改正する法律案を議題に供します。御質疑を願います。小澤政務次官、町田計画局長、鬼丸住宅局事務取扱い、日本住宅公団総裁加納久朗君が出席しております。順次御発言を願います。
【次の発言】 今この技術研修生の宿舎の問題、予算上の問題で御説明があったのですが、あえて聞きませんけれども、少くとも本国会で、どうして受け入れる役所が外務省ならば、外務省でそういう予算を計上しなかったかと言うんです。今鬼丸さんは……

第26回国会 建設委員会 第17号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○田中一君 今、鬼丸君の御説明の中に足りない部分があるのじゃないか。第十一条の役員の任命、これらの御説明をもう一ぺんして下さい。
【次の発言】 それから残っておる説明を続けて下さい。
【次の発言】 時間がないからといって説明するのを省略しては困るのですが、そのようなことがないようにして下さい、時間は幾らでもありますから。  第一点の災害復興住宅の点についてですが、これは現在も融資はやっておるわけです。現在でも災害があるたびには必ず優先融資というものをやっておるのですが、その大体現在やっているような規模というものは、今度の法制化する融資方法ですね、これと大体見合っているものなんですか。ということ……

第26回国会 建設委員会 第18号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○田中一君 提案者に伺いたいのですが、二十六日に、高速自動車国道法案のうち「附則第五項中『基本計画及び』を削る。「附則第八項を削る。」という修正案が政府から提案されました。この点は衆議院においてはむろん御存じと思いますが、この削除によって、基本計画の予定路線の策定というものは総理大臣が行うことになっておりまするけれども、実際はどこがこの調査を実施するかについては、提案者はどういう考えを持っていますか。
【次の発言】 内閣からはきょうだれもお見えになっておりませんので、質問はあとに回しますが、大蔵省見えておりますか。
【次の発言】 本法案の第十条の修正、基礎調査の点でありますが、現在中央道の調査……

第26回国会 建設委員会 第19号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○田中一君 結局、水はですね、古来何千年か流れておった。それを慣行によって利用しておったというのが現在の姿であるわけですね、どの河川にいたしましても。流水というものはですね。そこで、ダムの築造によって被害を受けた場合には、これはむろん補償という問題が起きてくるわけなんです。その利益を受けたというのは、ためた水をある一定の時期に流したというために、灌漑用水としての負担ということになるのか、その水の。その水ですね。その場合の水です。あるいは、従来ともにむろん旱魃もあるでしょうが、ないかもわからんです。その場合には必要な水はむろん充当し、また、必要でないものも一緒に流しておった農業灌漑用水とするなら……

第26回国会 建設委員会 第20号(1957/03/30、4期、日本社会党)

○田中一君 この特定多目的ダムとこの法案の条文にたくさん入っておりますところの多目的ダムとはどう違うのですか。
【次の発言】 従来ともに多目的ダムというものは建設しているわけであります。従ってこの法律案ではこれが多目的ダムということはきめておらないわけですが、大体の考え方はどういうものを想像していますか。特別会計法には八つのダムが明示されておりますけれども、どういうものを考えておりますか。
【次の発言】 それを明示して下さい。
【次の発言】 特定多目的ダム建設工事特別会計法には名取川が書いてありませんけれども、これはどうなんです、
【次の発言】 この予算書の事業計画表を見ると、名取川が入ってい……

第26回国会 建設委員会 第22号(1957/04/04、4期、日本社会党)

○田中一君 消防団員と、負担金並びに交付される金というものは政令で全部同じでございますか。
【次の発言】 私は建設大臣に伺いますが、不思議に思っているのですが、住宅政策に関する数々の立法措置がとられておりますが、やはり同じことをいわゆる官僚の縄張り主義でもって、一つの目的に向ってあっちでもこっちでも法律が作って、法律でもって動いていこうという考え方を持っているわけです。この場合に、主目的は、建設住宅行政をつかさどっておる建設大臣としては、それに住まう住宅、住居というものを改造しようというのが主眼であります。同時にまた、国のものであろうと都道府県のものであろうと、土地というものが提供されれば、そ……

第26回国会 建設委員会 第23号(1957/04/05、4期、日本社会党)

○田中一君 鬼丸さんにお願いしておきますが、四十四条のただし書きを取ってしまったあとの道路行政の基本的な態度というものを、道路局長、道路局部内の検討を経た考え方並びに省議で決定されたものを参考資料としてお出し願いたいと思うのです。御承知のようにどうも道路の問題を建築基準法ではずすということになるのは当を得ない問題なんです。結局道路法の中にこの四十四条のただし書きみたいなものがあるならば、これはまた一応道路法の改正にくるはずなんですが、道路法にはなくて建築基準法にあるということじゃ困ると思います。従ってむろん野放図もなくこのただし書きを取ってしまったあとに、そのまま放置されるものでもなかろうと思……

第26回国会 建設委員会 第24号(1957/04/09、4期、日本社会党)

○田中一君 現在ある一級国道を高速自動車国道に指定がえをしようというような個所はありますか。
【次の発言】 日本道路公団が行なっておるところの有料道路のうち、高速自動車国道として指定する個所はございませんか。
【次の発言】 そういたしますと、既存の道路というのは一級国道――今話を伺ったのですが、二級国道以下市町村道に及ぶまで、その地点を拡幅して高速自動車道路を作るということがあり得るという考え方は持っていますか。
【次の発言】 大体あなたの頭の中に一応入っておる、現在はっきりしているのは小牧から神戸の間、それから国土開発縦貫自動車道は大体頭の中に入っていると思います。それ以外の肋骨線といいます……

第26回国会 建設委員会 第25号(1957/04/16、4期、日本社会党)

○田中一君 きょうは建設大臣はどうしました。
【次の発言】 政務次官に伺いますが、この本法案の付則第八項に国土開発縦貫自動車道建設法の改正を企図されておりますが、これは先月二十六日に撤回したのでありますけれども、この高速自動車道の予定路線の策定というものは建設大臣、運輸大臣がやる、縦貫自動車道の方は御承知のように総理大臣がやるということになっておるのです。国土開発縦貫自動車道と高速自動車国道とは同一のものであるという答弁は先般道路局長から伺いました。従ってわれわれは高速自動車国道というものは、縦貫自動車道が幹線となって持たれるものであろうと考えております。そういう場合には、総理大臣がその予定路……

第26回国会 建設委員会 第26号(1957/04/18、4期、日本社会党)

○田中一君 国土開発縦貫自動車道審議会ですか、この審議会に付議される、提案されるというよりも、審議してもらう案というものですね、この立案は高速自動車国道の場合にはどこが提案することになりますか。
【次の発言】 その場合、国土開発縦貫自動車道法できめておる計画路線と言いますか、別表にある計画路線にのるものであるならば、その場合にはだれがどういう形で提案するつもりですか。
【次の発言】 そういう政令の案はもうできておるのですか。できておるなら、一つお示し願いたい。
【次の発言】 国土開発縦貫自動車道建設法の中のどこに、審議会にかける案の立案、提案権は建設大臣並びに運輸大臣が持つのだという規定はどこ……

第26回国会 建設委員会 第27号(1957/04/23、4期、日本社会党)

○田中一君 どうもこういうめんどうな法律は、植田君がすらすら自分で書いたものだけを読んだんじゃわれわれ理解できないんです。資料として出されているもののうちどれがどうで、どれがこうでと説明をしなければなかなかわからないんです。それで今日は企画庁に対しては質問しませんが、幸い地理調査所から人が見えているようですから、関連してその方に質問したいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 全部関係ございます。  地理調査所長に御質問しますが、今当委員会で議題になっております国土調査法、これが通って土地改良区または市町村のほかに国が調査をするというような道が開けることになるわけですが、現在の地理調査所は……

第26回国会 建設委員会 第28号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○田中一君 二十八年に国土調査法の一部を改正する法律案が政府から提出されたときに、いろいろ問題があったのでありますが、結局私が記憶を呼び起してみますと、当時の政府の答弁としては、基準点の調査が主で、これが直接国民の所有するところの土地に対する何らの負担がかからないというような答弁があったように記憶しておるのです。従って、本法ができてから今日までの国土調査法に基く調査の実態というものがどういう形で行われておったかということを、最初に総括的に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 本法施行後、予算は補助費が幾ら各年度ごとについておって、それから直轄する基準点の設定といいますか、これに対して予算……

第26回国会 建設委員会 第29号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○田中一君 ただいま議題となりました建築士法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申しあげます。  建築士法は、建築物の設計、工事監理等を行う技術者の資格を定めて業務と責任の範囲を明らかにし、建築物の災害等に対する安全性の確保と国民の生命財歴の保護をはかり、もって社会公共の福祉の増進に資することを目的として、昭和二十五年に制定されたものであります。以来六年余にわたり、わが国の建築物の質の向上に寄与して参ったのでありますが、最近における建築事情や同法施行の状況にかんがみまして、次の諸点を改正する必要がありますので、ここに本法律案を提出した次第であります。  すなわち、……

第26回国会 建設委員会 第31号(1957/05/10、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で資料として提出願った、広島県賀茂郡吉川村全域の地目別筆数面積比較表について一応御説明を願いたいと思うのです。そうしてその御説明とともに、この古川村全域にわたる調査の結果、現行法の地方税率による税収は、調査前のものと調査後のものとがどういう形になるかですね、お示しを願いたいと思います。
【次の発言】 課税対象外の第二種地に移った第一種の面積はどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 この吉川村の例から見て、一応広島県全部の区域の税収はどのくらいに見ておられるのですか、税の増収は。
【次の発言】 金額で見ますならば、三万八千四百四十六円の増ということになりますが、土地……

第26回国会 建設委員会 第32号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○田中一君 きょうは田中自治庁長官が見えておりますので、最後の質問をしたいと思いますが、現在経済企画庁で実施しておりますところの国土調査法に基く地籍調査によりまして、企画庁から提出されております資料を見ましても、一つの例として、広島古川村の全域にわたる調査の結果、これは実際の数字ではないそうでありますけれども、全国平均から割り出したところの固定資産税だそうでありますが、大体においてこの吉川村一村で三万八千四百四十六円の固定資産税の増徴を見なければならぬということになっておるそうであります。前々回の委員会で奥野政府委員は、この徴税方法については村単位程度に徴税していきたいと、いった方がいいんでは……

第26回国会 建設委員会 第33号(1957/05/15、4期、日本社会党)

○田中一君 採択するのが適当と考えます。
【次の発言】 これはちょっと町田君に伺いますがね。現行法でいわゆる都市の大小には一向関係がないと言うけれども、どこに違いがあるのです。この請願の趣旨というものは、区画整理の条件といいますか、あるいは目的ははっきりしていますが、その何というが、原因に補助金の差異があるというのですか。
【次の発言】 いや、しかしそういうことでは、災害があった方がいいんだという一つの思想を植えつけることになるわけですね。むろん必要に応じて事業主体者は区画整理をやろうという意思をもって建設省の力に補助金の申請をするわけなんですが、そうすると、それならばいたずらにそうした事業を……

第26回国会 建設委員会 第34号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○田中君 ただいま議題となりました公営住宅法の一部を改正する法律案の提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  公債住宅法は、昭和二十六年に住宅に困窮する低額所得者に対し低家賃の住宅を供給する基本法として制定されたものでありますが、そもそも公営住宅の出発点は、戦後経済事情の激変から民間の貸家供給が行われなくなり、戦前その七割まで民間の貸家に依存していた勤労大衆は、とうていみずから建設する資力もなく、これが住居安定のため、国が住宅を供給する地方公共団体等に建設費を補助し、賃貸住宅を建設してきたことにあるわけであります。従いまして、公営住宅の本旨は、低家賃であることと、健康な生活を営むことがで……

第26回国会 建設委員会 第35号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○田中一君 その内容でありますが、従来通りのものをそのままやるということになりますと、特別会計法その他多岐にわたるような新しい仕事が出ておりますので、この際一つ内容を諮っていただきたいと思います。

第27回国会 建設委員会 閉会後第1号(1957/12/17、4期、日本社会党)

○田中一君 最初に今提出されている資料について河川局長からでも御説明願いたいと思います。
【次の発言】 きょうは伺うところによりますと、委員長名をもって大臣あるいは主計局長の出席を求めておるのですが、予算の編成も大詰めにきて御多用とは思いますけれども、白井政務次官の出席をみたわけですが、委員長の要求されている政府側の人は、今言うように主計局長または大蔵大臣になっておりまするけれども、その間の経緯はどうなっております。出席できないのですか、出席いたしますか。
【次の発言】 白井政務次官にとくと申し上げておきますけれども、今後とも、参議院として必要だから出席を求めておるのであって、たとえば五分でも……

第27回国会 建設委員会 第2号(1957/11/08、4期、日本社会党)

○田中一君 まず最初に官房長に伺いたいのですが、これは松永主計官もよく聞いておいていただきたい。前回の委員会で、事業場の廃止等による職場の配置転換に対する旅費の支給というものがどういう程度に進捗したか知らないが、そこで、十月二十日現在でも、中国、四国地建を調べて見ますと、約百十万の未払いが残っておる。これは、中国、四国地建の一年分の予算を全部投入してもまだ足りないというような現状であります。政府は、これは大蔵省が予算の組みかえ流用というものを認めないから、いまだこれが解決されないのだというような答弁をしておるように聞いておりますけれども、これはどういうことになっておるのか。それをお伺いいたした……

第27回国会 建設委員会 第3号(1957/11/11、4期、日本社会党)

○田中一君 きょう私から要求しております政府の出席者は……。
【次の発言】 前委員会に引き続いて、北海道開発庁長官としてまた行管の長官としての石井国務大臣の出席を求めておったのですが、おいでがないのですが、どういう状態になっておりますか。
【次の発言】 では増子制度調査室長にまず伺います。御承知のように、あなたの手元にも、今ここで議題になっております北海道開発庁関係、建設省関係の各職員からも、あるいは根本建設大臣からも二万名近いという現在の職員の、これもむろん常勤的非常勤職員、あるいは常勤準職員並びに補助員といっておりますが、これらの定員化の問題について御相談があったはずですが、現在こうしたよ……

第27回国会 建設委員会 第4号(1957/11/14、4期、日本社会党)

○田中一君 きのうの委員長・理事打合会で一応文案を作ったわけでありますが、当委員会において速記をとめて各委員懇談して文書をまとめたいと思います。なお、これについては、もしもこれに関連して政府に懇談中に質疑があれば、そういう質問というか、することもお許し願いたいと思います。
【次の発言】 今河川局長からの説明によりまして、三十三年度予算の要求されている概要を伺ったわけですが、これに対して主計局の方ではどういう見解をお持ちになるか、現在まで折衝の過程はどういう程度になっているか、お示し願いたい。
【次の発言】 問題は、災害復旧費を先に申しますと、災害復旧費の問題は法律できめられたような年度計画で完……

第27回国会 内閣委員会 第7号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○田中一君 この委員会に提出されている資料のうち、今、永岡君から質問があった常勤職員、それから常勤的非常勤職員、この三十三年度予算の編成に当って、各省から要求されているのを、ちょっとここに表があるなら、読み上げていただければ、記入しますから、この資料に載らない常勤職員、常勤的非常勤職員、この数を一つ御報告願いたいと思い。
【次の発言】 それじゃ、あなたの方で実態を調査したという、公共事業関係の人たちの数字をお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 三十年の末期には、御承知のように、補助員――いわゆる建設省の言っている補助員――常勤的非常勤職員のうちから常勤職員として転格したことは御承知の通り……

第28回国会 建設委員会 閉会後第1号(1958/05/31、4期、日本社会党)

○田中一君 前国会で約束されている、通過した法律の政令あるいは告示等、決定したものがあれば一応説明を願いたいと思います。
【次の発言】 では今まで公布したもののプリントを一ついただきたいということが一つと、それから来月二日に施行するという決定図ですね、指定区域の。一般国道の、一級国道のこの決定図を一つほしいのですが、それとそれに関連する付帯工事ですね、二級国道並びに地方道、そうしたものの関連がどうなっておるか。たとえば二級国道の分だけをやればいいのだというのでなくて関連する道路ですれ、そういうものをどうなっておるか、どのくらいあるか、その……。わかりませんか。

第28回国会 建設委員会 閉会後第2号(1958/06/04、4期、日本社会党)

○田中一君 私はこの際、今回六月一日付をもって発令された建設省大異動、これはまあ今までにも例がないことでありますので、特別国会を前にして一つ新任の各局長、部長、次賞、技官等、一つ何というか顔見せを願いたい、こういう気持でおるんです。また今後議事の運営についての抱負なども伺えれば伺っておきたい。そう考えますので、一つそのように取りはからっていただきたいと思います。
【次の発言】 とりあえずこの資料について各局長からでも、だれからでもいい、一応の説明を順いたい。  先だって官房長からの説明があって、大体において当委員会の審議の過程において、注文つけたものとか、あるいは政府が答弁したようなものは十分……

第28回国会 建設委員会 第3号(1958/02/11、4期、日本社会党)

○田中一君 二、三お聞きしたいんですが、一般会計の分の中の、京都の国際文化都市というやつだけが本年度から計上されているのですが、何か特別の考え方があって観光都市建設事業として補助するのですか。
【次の発言】 これは世界のオリンピックでも招致するための所ですか。
【次の発言】 これはどこまでも京都市の市が計画するものなんですね。
【次の発言】 都市水利の中の有害工場汚水の処理というやつは、東京にはこのうちのどのくらい入っているのですか、それは下の下水道事業費補助の中に入っているのですか、東京の隅田川等の場合はどっちに入るものなんですか。それとも河川局関係のものに入る  のですか。

第28回国会 建設委員会 第4号(1958/02/13、4期、日本社会党)

○田中一君 この財源のうち、三十一年度決算でガソリン税は幾らになっておりますか。それから三十二年度の概算、三十三年度の見込み。
【次の発言】 三十二年度の概算は。
【次の発言】 昨年の国会でしたか、池田大蔵大臣が予算委員会で、ガソリン税は今までの自分の見解は修正されて、目的税として徴税するのだということを言っておるのですが、この五百三億というものが三十三年度計上されておるのですが、あとの五十三億というものはどの方面に使われておるのですか。
【次の発言】 失礼しました。五百五十六億ですね。そうすると、航空機その他に対する課税はどういうことになっておるのですか。

第28回国会 建設委員会 第5号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、現在完成して料金を取っておる、道路公団の管理しておりますところの路線を一つ御報告願いたいと思います。そうしてその料金を取っておる対象、それから料金の内容それらもあわせて御報告願います。
【次の発言】 その二一カ所の貸料でもお待ちですか。
【次の発言】 では二十二カ所全部は大へんですから、主要な道路ですね、そのうちの。じゃ建設費の一番高いのを一つお示し願いたいのです。それから建設費の一帯安いのと二つお示し願いたいと思います。
【次の発言】 では、建設費が一番高い道路を一つやはり説明していただきたいと思うのです。

第28回国会 建設委員会 第6号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○田中一君 建設大臣に伺いたいことは、昨年、一昨年とも国有資産等所在刑町村交付金及び納付金に関する法律が出ておりますが、これが公営住宅に対しましては、一応免税の措置をとられてきたのは御承知の通りでございます。そこで三十三年度はどういう措置をとるつもりでございますか、その点を第一に伺いたいと思います。建設大臣とむろん自治庁と話し合いが済んでいると思うので、これ非常に大きな問題ですから、そこで建設大臣から伺うのがよろしいのですけれども、もしも……。
【次の発言】 住宅局長に伺いますが、今奥野さんの話のように家賃のアンバランスというものを是正した上に適用するというならば、その調査なり心組みというもの……

第28回国会 建設委員会 第7号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○田中一君 建設大臣に伺いたいのですが、これは当委員会でかねてから私から強く要求しておった問題でございますけれども、昭和二年に出ております不良住宅地区改良という法律があるわけです。ところが、年々予算の編成前に当って、私ばかりでなく、当委員会の各委員ともにこの半分死文化しておるこの法律を呼び起して、そうして公営住宅なり、あるいは宅地造成その他に関するところの一つのプラスの面の実施、プラスになるような新しい土地の造成ができるような形はこの法律の活用によっても可能ではないかという質問をしておるのです。まあ歴代の大臣は、まことにその通りでございますと 十分考えますと言いながら、今日四年、五年というもの……

第28回国会 建設委員会 第8号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○田中一君 関連。火災その他の場合には、破壊消防というものがあるのです。破壊消防というものは、これは消防の目的のために破壊するという、となんですね。しかしこれはむろん詳細知りませんが、その受けた損害に対する補償というものがどこかでなされているのかいないのか知りませんけれども、破壊消防行為というやつがありますが、それはその場合、補償の問題が一番問題になると思うのだが、それが補償されていないかはわかりません。私はその方の専門じゃないからわからぬけれども、ただ戦争中の疎開工事などというものは、一応微少ながら補償したように記憶しているのです、非常に少いものではあったけれども。そういう点は河川の場合には……

第28回国会 建設委員会 第9号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○田中一君 建設大臣に伺いますが、この法律案は災害を守るという原則に立っているものでありますけれども、少くとも現在ありますところの他の法律をもって規制しても、この実施は別に困難でないのではないかというような考え方を持っておるのですが、なぜ単行法としてここに出さなきゃならないかという点が第一点。  それから一つ一つの国土に関する異常現象と申しますか、あるいは災害を遠因とする数々の現象、これらのものは常に今日までは議員立法で提案されておりました。そこで本法案を政府提案として提出しようとした考え方、この二つを一つ伺うと同時に、私は勉強しておらぬからはっきりわかりませんけれども、このような地方的な一つ……

第28回国会 建設委員会 第10号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会でもいろいろ伺ったのですが、この法律案全部を見ますと、第四章で初めてぼた山の崩壊防止という言葉が出てきて、すべて地すべり防止という前段の条文を採用して読みかえをやって、この法律ができておるわけです。そこで、ぼた山と地すべり区域、おのずから違うのじゃないかと思う。現象はあるいは似通ったものがあるかもわかりませんけれども、少くとも、片っ方は天然自然にできているもの、これが地すべり現象を起すということになるのであって、ぼた山自身はもはや人造の、この法律によりますと鉱石の積み重ねというような説明をしているのですが、この二つの同じような現象を持つからといってここに盛り込んだところ……

第28回国会 建設委員会 第11号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○田中一君 今、石井委員が質問した問題は、社会党提案で私が出しております法律案を、政府が守ってやれば完全に実施し狩るものであります。私は、大臣が今、石井君の質問に対して御答弁がなかったものだから、はなはだ残念に思っておったのですが、根本さんも十分に、当参議院に提案されている社会党の公営住宅法の一部改正という法律案をお読みになりますと、この法律を実施するならば今、石井さんが主張している、希望しているところの国民的な要望が満たされるということがおわかりになると思うのです。そういう前提から一つ時間がかかるかしれませんけれども、事こまかに第三次五ヵ年計画の今日までのあり方、それからことにこの法律案は三……

第28回国会 建設委員会 第12号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと議事進行についてですが、この審議の仕方ですがね、総括的な質問で全部やることにしますか、それとも前回の地すべり法案のように、一章々々でもって説明を聞いていくか。
【次の発言】 法人に対する政府の財政援助の制限に関する法律第三条、これらの実態と、それから外資の総ワクですね、そういうものと、現在開発銀行、輸出入銀行、愛知用水公団等が受けておる外資ですね、これらの点について、一つ御説明を願いたいと思うのです。
【次の発言】 本年度の外資の総ワクは幾らになっておるのですか。
【次の発言】 いや、本年度のきめられておるところの外資の総ワクです。

第28回国会 建設委員会 第13号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○田中一君 赤木さんに伺いたいのですが、あなたもわれわれの大先輩で、この立法の方法、形式その他のものについても、よくおわかりなので、あえて伺うのですが、この法律案を見ますと、大体が山くずれ、地すべりを対象とした法律であるということは、もうはっきりとわかるわけでございますが、そこで、ぼた山という対象をなぜここに持ってこねばならなかったか、また、ぼた山を持ってきたということによってこの法の全部がくずれてしまうのじゃないかというような懸念を持つわけなんです。そこで、そのうちの一番大きな問題としては、地すべりに対しては、法律ではっきりとこのようにして地すべりを防止せよということは、きめてあるのでありま……

第28回国会 建設委員会 第14号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○田中一君 関門地方の道路の視察のため、私ども、竹下委員長、稲浦理事、田中理事の三名、去る三月七日から十日まで出張いたしました視察の概要を御報告申し上げます。  七日の夜東京出発、翌八日下関に着き、稲浦理事は三名を代表して、関門国道隧道の工事犠牲者の慰霊祭に出席いたし、竹下委員長及び私は、時間の関係上、直ちに当地方の道路の視察をいたしました。  まず、長府道路に参りました。長府道路と申しますのは、関門国道を長府において国道二号線に結ぶ道路でありまして、道路公団の施行による有料道路であります。延長的五千三百メートル、うちに五百四十五メートルの長府トンネルを持っております。有効幅員七・五メートルな……

第28回国会 建設委員会 第15号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○田中一君 提出された資料について御説明を願います。
【次の発言】 提出された資料については、十分に検討をしてみたいと思うんですが、この問題について、道路局の方に伺つてもわからん点かと思うので、あとに議りますが、次に、第一次五カ年計画をお出し願いたい。そうして、年次計画がわかつているはずですから、第一次五ヵ甲計画の第五年目に当る、三十三年度事業の実態というものが、明らかになっているはずでございますから、それを資料としてお出し願いたい。これはむろん調製する必要もない資料だと思いますから、お取り寄せになって、第一次五カ年計画の総計と、閣議決定の額、閣議決定されたもの、それによって過去の三十二年度ま……

第28回国会 建設委員会 第17号(1958/03/28、4期、日本社会党)

○田中一君 この計画は大体何カ年ぐらいで終えようというつもりですか。
【次の発言】 なるべく大臣に答弁していただきたいんだ。  そこで地方負担の問題なんですけれども、道路緊急整備法と同じように、負担率を一応三十三年度は四分の三という特例でやろうとしておるのです。まあこれは根本さんの癖かもしらぬけれども、道路整備の方でも三十三年度は四分の三、五ヵ年計画だと言いながら、二年度の分は何にも触れておらぬということになっておるのです。この法律もそのように見受けられるのですが、これはあなたの主張なのか、まあ大蔵省来ておりませんけれども。
【次の発言】 じや、こっちへ来て下さい。  同じようにこれも三十一年……

第28回国会 建設委員会 第18号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で要求しておきました資料が提出されておりますが、これに加えて建設省から提出されるように要望しておきましたが、第一次五カ年計画、閣議決定の実施計画及びその計画の実績を資料としてお出しを願うことになっておりますがまだ出ておりませんが、どうなつておりますか。
【次の発言】 自治庁まだ出席しておらないようでありますから、じゃ建設省の方からこの資料について御説明を願いたい。
【次の発言】 この総括表のうち、二十九年度から三十三年度の合計、この中に事業費と予算額というものが含まれておるのでありますが、三十三年度の分は、予算額は、事業費という組み方を―表わし方をしたのか。三十三年度は……

第28回国会 建設委員会 第19号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○田中一君 建設大臣に伺いますが、世界銀行からの借款は国の保証を必要といたしますけれども、大体どういう程度の保証をするかという点について、一応政府としての考え方は持っておられませんか。
【次の発言】 愛知川水公団に対する貸付契約の内容はどの程度までになっておりますか。
【次の発言】 準じた保証を一つ、どういうものか具体的にお示し願いたいと思います。
【次の発言】 私が記憶しておるところによりますと、これは火力発電に対する借款の場合、これはむろん世界銀行ではございません。ございませんが、物件の担保を必要としているように記憶しておるのですが、将来ともにそういうような危険はございませんか。

第28回国会 建設委員会 第20号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○田中一君 われわれは、この法律で一応定義づけているところの下水というもの、これはほんとうを言えば、ぴんときていないのですが、一つ、東京都なら東京都の実情から見て、この法律の範疇に入るものはどこからどこだ、というような説明をほしいと思うのです。というのは、第二条の下水というのは「生活若しくは事業に起因し、若しくは附随する廃水又は雨水をいう。」、そうすると、下水を排除するために設けたのが下水道であるはずなんですから、家庭から流れる廃水というものがどういう経路をたどって、現在東京の廃水が処理されているのか。ことにこれはむろん、都市下水路、公共下水道と二つに分けておりますから、この二つを具体的に説明……

第28回国会 建設委員会 第21号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○田中一君 どうも問題は、厚生省と建設省がいつも所管争いをするような印象をわれわれは受けておるわけです。せんだっても援護局長でしたか、ここに見えて、住宅行政は今後建設省に一任するというような意味の発言もあったわけです。ところが、相変らず厚生年金の還元融資の住宅というのは厚生省が持っている。この下水道の問題につきましても、われわれ、国会においてここ数年論議をかわしてきて、どうやら今局長が説明したような覚書ができて、一つの妥結を見たということになっておりますが、従来まで、この下水道の許認可あるいは指導という面は、末端の行政官庁ではどういう扱いをしているわけですか。これはどちらも、両方で関係している……

第28回国会 建設委員会 第22号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○田中一君 一応これは逐条ざっと御説明願った方が……。
【次の発言】 私は、こういう臨時措置法を衆議院において、自民、社会両党の共同提案として提案されること自身がおかしなものである、という考え方を持つのですよ。というのは、基本的にわが国の国土の保全ということも、災害に対するおよそ、財政的な援助、技術的な援助というものも、当然現在あるところの法律によって規制されております。それをなおかつこのようか局部的な、現象的な法律案を提案しかきやならなかったかという点については、現在の政府の政策の貧困と公約無視ということが、この現われであると思うのです。従って衆議院におきますところの、これは全部網羅しており……

第28回国会 建設委員会 第23号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○田中一君 きょう両大臣並びに各関係の部局の方々に御出席を要請いたしましたのは、昨年でございましたか、一応水に関連する各種事業の所管がきめられた。そうしてそれに基く農業用水なりあるいは工業用水、上水道、下水道等が、この下水道法案を最後としてはっきり所管がきまったようでございます。そこで、本下水道法案の審議の過程に当りまして、当然一省の大臣が所管すべきものというような考え方を私は持っておりましたところ、相変らず、建設、厚生両大臣がこれを所管するという形になっておるわけでございます。はなはだ、今までのこれらの問題に対する当委員会の意思として論議されました過程を顧みまして、遺憾なことであると私は思う……

第28回国会 建設委員会 第24号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○田中一君 この整備法ができて、一体基本計画ですらその関係住民の抵抗が強いのに、実際に仕事をやるという自信がどの程度おありなのか。またどういう心がまえで実施をしようとするのか、委員長に一つ伺いたいと思うのです。
【次の発言】 与野党ともにこの考え方に一致しているならば、これこそ土地収用法の適用を明確にして、事業を推進するのが正しい行き方なんです。むろん両院の国会議員は国民の代表なんでございますから、それが全部了承しているならば、おそらく選挙権を持っておるところの国民の各層に対しても、理解はさせ得ると思うのです。私はこうした仕事が常に、土地収用法という国民のための法律があるにかかわらず、納得で事……

第28回国会 社会労働委員会 第25号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○田中一君 今提案されている職業訓練法、これは、御承知のように、戦後このような形のものがわが国では一番必要だったのです。労働基準法ができましてから、第七十条で、技能者養成に関する規定が省令で出ておりますけれども、それの延長としての考え方でいるのか、あるいは、今の日本の情勢から、新しい構想をもって出発しようとするのか。もしそうであれば、従来ありますところの技能者養成というこの考え方に欠陥があったのかどうか。それから、その成果というものはどういう形に今日まで現われておるかという点について、総括的な御答弁を一応願いたいと思います。
【次の発言】 現在の社会情勢に応じて、技能者養成を単行法によって行う……

第28回国会 社会労働委員会 第26号(1958/04/18、4期、日本社会党)

○田中一君 昨日に引き続いて、二、三の点をお伺いいたしますが、きょうは、文部省からだれか見えておりますか。
【次の発言】 昨日伺ったうちの百二十四という職種のほかに、必要においては伸ばそうというような御答弁があったように思いますが、とりあえず事務当局として考えておられる職種はどういうものであるか、伺いたいと思うのです。
【次の発言】 そういたしますと、ある職種の労働者なり、あるいは事業主が、 自分の職種を入れてほしいというような意向を持ちましても、それは中央審議会の方に申し出るのか、あるいは労働省の方に申し出るのか。その認定は、どういう形でなさるのか。

第29回国会 建設委員会 第1号(1958/06/12、4期、日本社会党)

○田中一君 この間、前回の委員会で約束があるのです。というのは、本国会中は別に当委員会にかかる法案もないというように官房長官のお話があったので、調査案件について、おのおの各会派々々から持ち寄って委員会を持とうということになっております。で、きょうまでに大体その調査案件としての案が各会派から提案されれば、その意見を持ち寄ろうということになっておりますので、委員長からそのように各会派の理事なりにお諮り願いたいと存じます。
【次の発言】 村上さんの提案はいいと思いますので、そういうことにしたらどうですか。
【次の発言】 それから、前二十八国会では定例時刻を変更したわけです。長い間建設委員会として持っ……

第29回国会 建設委員会 閉会後第1号(1958/07/11、4期、日本社会党)

○田中一君 住宅局長に伺いますが、公聴会を開く場合には、告示の期間とか場所とかいうようなものに対する規定は、施行細則でやっておるんですか。それとも、今までの慣例としては、どういう方法をとっておるんですか。と申しますのは、八日に開かれた仙台市の聴聞会では、掲示場所が、市役所の前の掲示板、現地の二ヵ所、付属出張所の掲示板というところに公告したことになっております。ことにこうした問題が、ただ出席した発言者が七名であって、傍聴者が九名、関係吏員等出席者が八名、結局二十二、三名の出席者をもって聴聞会を開くということですね。こういうことの事例はあるかどうか。

第29回国会 建設委員会 第2号(1958/06/18、4期、日本社会党)

○田中一君 三十三年度九千六百万円という公園整備の予算をとっておりますけれども、どこどこにこの補助金を分配しておりますか。――そこで、それは今手元になければ、一つ大体決定した金額と地区と、それから公園の名前ですね、その規模を大体出して下さい、資料として。
【次の発言】 補助公園です。そこで伺いたいのですが、首都圏のグリーン・ベルトという思想は、実際にそれを法律できめて、現在あるものは温存しようとするのか、あるいけ新しくそうした環境を作ろうとするのか、どちらの方に今政府は考えておるのですか。首都圏で考えておる地域の状態はどうなっておりますか。

第29回国会 建設委員会 閉会後第2号(1958/08/11、4期、日本社会党)

○田中一君 北陸地方、主として富山、岐阜両県下の建設事業の調査に参りました第一班の御報告を申し上げます。  去る七月三十日より八月五日に至る七日間にわたりまして、富山県下は主として黒部川、常願寺川、神通川水系の治水利水事業及び国道八号線等の道路事業、岐阜県下は主として庄川の利水事業及び有料道路を含む道路事業等を調査して参りました。  まず行程の概略を申し上げますと、七月三十日早朝新宿を出て松本に下車、信濃大町を経て大町ルートより黒部川に入り、関西電力で工事中の黒部川第四ダムを見て引き返し、大町に泊り、翌三十一日は同ダムの高瀬川骨材採取場を見て、大町より大糸線、北陸線経由宇奈月に泊りました。八月……

第29回国会 建設委員会 第3号(1958/06/19、4期、日本社会党)

○田中一君 きょうの議題に関しまして、まず最初に建設大臣に質問いたします。  昨年四月法律第六十八号で実施されております国土開発縦貫自動車道建設法、この法律による第九条の「(損失補償と相まつ生活再建又は環境整備のための措置)」、この条項に対する建設大臣の考え方を御披瀝願いたい。同時に各省間の話し合いも済んで、今総理府の当該部局の方へ回っておるように聞いておりますけれども、少くとも遠藤建設大臣はこの法律の提案者または賛成者であるはずです。少くとも署名をしておるはずでございますから、法律の内容、精神については十分に知ってらっしゃると思いますので、第九条の、今政令によって公布しようという政府の施策が……

第29回国会 建設委員会 閉会後第3号(1958/09/15、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で、私が質問というか御意見を伺いたいと思ったのですが、時間がないのでやめておったのですが、これは山本さんに伺いますが、黒部川の護岸の工事によって下流に流砂が相当来る。田畑にたくさん積って、それを百姓がみんな道路へすくい出しているというようなことを言っておるのです。一方あの黒部川は途中で表土が流れている所があるのです。そういう点は実際調べてあるものがありますが、これは農林省所管になりますが、建設省としては行ったときに、地元で大会を開いて対策を練っておるのです。そこでこの調査にも、その点は建設なり県なりが、従来流れておった流砂というものと現在のものを実態調査をして、工事によ……

第29回国会 建設委員会 第4号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○田中一君 これは企画庁の方に伺いますが、水質汚濁防止という問題については、諸外国はどういう施策を持っていますか。
【次の発言】 単行法でやっていますか。それとも河川法なら河川法という、たとえば基本法でやっているのか。どういう方法でやっておりますか。総合された結論がそういう施策になっているんだという考え方もあるわけですね。
【次の発言】 たとえば通産省はかりに、製紙会社の問題は通産省がやっているんだから、そういうものを出さないような施設をするということをきめれば、そういう悪水は出ない。だからそこはその面でやる、この面はこの面でやるということになればいいのでありますけれども、政治力の欠除といいま……

第29回国会 建設委員会 閉会後第4号(1958/09/16、4期、日本社会党)

○田中一君 現在、道路審議会が持たれているという話ですが、この休会中の委員会で、国土開発縦貫自動車道建設法のうちの第九条による政令、これが出たように、閣議決定をして公布されたように聞いております。これの説明と、それからもう一つは、前国会で相当数々の道路の指定がえの問題、たとえば二級国道を一級国道にしろ、県道を一級国道にするというような指定がえの問題が請願になって現われておりますが、それらを含めて、現在道路審議会ではどういう案件が審議されているか、了承したいと思うので、二点を一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 御承知のように、この法律案は衆議院の議員提案でございます。そこで衆議院並びに参議院……

第29回国会 建設委員会 第5号(1958/07/03、4期、日本社会党)

○田中一君 あと今雨が降っているのですか。
【次の発言】 ほかにどうでしょう。聞を見るとあっちにもこっちにもあるようですが、二、三年来災害がなかったものだから、大雨が降れば災害があるのではなかろうかというような心配を、地元が持つように見受けられるのですが、それらの点は何か対策を考えておるんですか。
【次の発言】 もう二、三年災害がないから、今度切れるのはどこであろうということは想像できると思う。聞くところによると、河川局では、もはや落ちる橋、落ちる堤防という地点がわかっておって、設計もできておって切れるのを待っておるということを聞いておるのですが、(笑声)それは一体どういう所が切れようとするか……

第29回国会 建設委員会 第6号(1958/07/08、4期、日本社会党)

○田中一君 十日の委員会を取りやめるという決定を今なされましたけれども、これは非公式に建設省から各会派に申し入れというよりも話があったわけで、そういうことになったのですが、まあ速記をとめて一つ官房長から経緯を御報告願いたいと思います。

第30回国会 建設委員会 第2号(1958/10/02、4期、日本社会党)

○田中一君 遠藤建設大臣から、先般本会議においても今の御報告を伺いました。ただ残念なことには当面の対策をあなたは報告するだけであって、そのよって来たった原因というもの、あるいは遠因が何であるか、そうしてたとえば査定官を派遣するに当っても、査定官はどの観点から査定をしようとするか。今日までの災害に対する対策としては、大体において原形復旧という原則に立っております。むろん最近は、それに改良を加味して、万全の策はとろうという方針になっておりますけれども、それらの根本的な、少くとも建設大臣として当然国会なりあるいは当委員会なりに報告すべき義務のあるものが欠けておったという点は、はなはだ遺憾に考えており……

第30回国会 建設委員会 第4号(1958/10/16、4期、日本社会党)

○田中一君 公営住宅の災害復旧の割当を、地域としてはどういう振り合いから何戸建てるということになったわけですか。あれはたしか災害を受けた、大火の場合でもそうだ、三百戸以上だったかな、あれは。けれどもこいつは地域で三百戸ときまるのであって、狩野川流域全体を対象として、一つの単位として考えられないと思うので、それを一つ、どういう形でどの地区でどうなって、だからこうなったということを一つ説明して下さい。
【次の発言】 そこで狩野川流域全部にわたってどういう形で配分しようとするか、それは越えても差しつかえないというだけでいいか、こういう点はただ今までにも他の地区にもあり、今後の問題もありますから、とい……

第30回国会 建設委員会 第6号(1958/10/23、4期、日本社会党)

○田中一君 首都圏整備法は御存じのように三十一年四月に判定されて、一応第一条の目的に沿って、いろいろ計画がなされているのですか、具体的に今までの整備のための計画、全体の計画というものですね、それを一つ御説明願いたいと思うのです。今までなされた計画ですね。
【次の発言】 今三十四年度の予算は三十三年度からどのくらい増しておりますか。今の要求しようとする分ですね。
【次の発言】 こうした資料は現在提出してございますか。
【次の発言】 これは法律案を少しでも早く仕上げるためにも、そうしたあなたの方で準備しているものがあれば、全部資料としてお出し願いたいのですよ。答弁資料としてお持ちになっているのか、……

第30回国会 建設委員会 第7号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○田中一君 関連して。そうすると小災害に対しては、政府としては直接、災害そのものに対する何らの措置もしない。ということは、復旧に対する措置はむろんのこと、たとえば従来ともに、小災害に対しては数がたくさんあるし、河川局そのものがそれを実際に調査をする、査定をすることが不可能であるという、これはよくわかる。だからそういう措置をとらざるを得ないということになるけれども、しかしながら、だれかがそれをチェックしなきゃならぬと思うんです。たとえ公共団体の自主性にまかせてやるといっても、従来、まあこういうことを言いたくないけれども、水増しやふくらましでもって金を借りよう、あるいは余分な補助金をもらおうという……

第31回国会 建設委員会 閉会後第1号(1959/05/04、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で、大臣の発言に対する政府の措置を質問したんですけれども、答弁がはなはだ不明確な答弁であり、かつ大臣の発言の趣旨というものを、どの点まで政府が理解しておるかという点について疑点があるので、一応、その点についてきょうは大臣の出席を求めたのでありますけれども、大臣は来られない、徳安政務次官がみえておりますから、一応政府としての見解並びに対策に対して答弁を求めるわけですが、ここで一言申し上げておきますけれども、公営住宅法によるところの住宅の家賃の値上げは、どこまでも公聴会を開いていくということになっておるのです。公聴会を開いて国民の意思、考え方を聞くということになっておるにか……

第31回国会 建設委員会 第2号(1958/12/16、4期、日本社会党)

○田中一君 西川委員の死亡をきょう新聞で拝見いたしましたが、当委員会員会会議の委員でもありましたので、故人に対する弔意の表明の仕方は、委員長に御一任いたしたいと思いますが、さようにお取りはかりをいただきたいと思います。
【次の発言】 大臣は、退席したようですけれども、実は、大体狩野川周辺の災害を主として該当されるということになっておりますから、一応現在の伊豆の災害の後における対策が、どういう形に行われているかということを聞きたいと思ったのです。  ことに、あの地域に対しては、救助法による住宅の建設が行われたのでしょう。これは官房長に伺います。か…

第31回国会 建設委員会 閉会後第2号(1959/06/15、4期、日本社会党)

○田中一君 最初に井尻さんに伺いますが、通常国会でいろいろ政府に対して質疑をいたしておったのですが、名神国道の土地の買収、これはその後どういう工合に進んでおるか、その点が一つ、現在の状況はどういう状況になっておりますか。
【次の発言】 で、佐藤君、道路局長に伺いますが、この間は三十三年度一ぱいでは二五%の用地買収を終るんだというような発言があったわけですが、そこで用地の問題は、この仕事にかかる最初から全額の予算を計上して一挙にしなければ、いろいろな問題が残るんではないかというようなことを当委員会でも申し上げてあったわけです。そこで見通しとしては政府としてどういう見通しを立てておるか。前年度の繰……

第31回国会 建設委員会 第3号(1958/12/19、4期、日本社会党)

○田中一君 私は、ただいま採決をしようとする住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案に対して、日本社会党を代表して賛成するものでございます。しかしながら、住宅金融公庫法実施以来、本法案の提案の理由にもある通り、この目的とするところは、国民大衆が健康で文化的な生活を営むに足る住宅の建設に必要な資金で、銀行その他一般の金融機関が融通することの困難なものを融通するということが目的となっておりますけれども、事実、今までの運営というものは、金を持てる者のみに融資をする傾向が非常に強い。今回の法律の改正案は、去る二十二号台風によるところの災害地に対して特別融資をしようという案であ……

第31回国会 建設委員会 第4号(1958/12/25、4期、日本社会党)

○田中一君 まあ、われわれ委員会が政府の予算編成権に対して何かワクをはめたり、あるいは条件をつけたりという考え方はもっておらないわけですが、少くとも米田建設次官はおやめになりましたけれども、来年の参議院に出るということで、そうすると三十四年度予算というものは、米田参議院当選予算などということになると困ると思う。と同時にまあ当委員会ではかねがねとも本年度予算は一つ――次官はどうしたのですか。呼んで下さい――政務次官に申し上げますが、私は何もここで政府の予算編成権に対して圧力を加えたり何かしようという考えではございません。少くとも当委員会が明年度の予算の編成に当っていろいろ注文をつけておる。この注……

第31回国会 建設委員会 第5号(1959/02/03、4期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと関連して。この暮に主計局の方へいろいろ相談というか、陳情に行ったところが、これは政務次官も御承知の通り、本年度は職員の事務の、事務というか、仕事の実態に応じて、かつて一般財政から出しておった給与も工事費の中から、事業費の中から支出している面もあるのだということを言っておったんです。従って、それがどういう工合に話し合い――これは政務次官も、もうおかしい、それじゃ一つ十分に調べましょうというのでお調べになったはずなんです。だから、その点はどういう形になって俸給の支払いの項目がなっておるか。それから全部の総敬と、その中のどの分がどういう形で支出になっている。事業費でちょうど支出に……

第31回国会 建設委員会 第6号(1959/02/05、4期、日本社会党)

○田中一君 これは、やはり一番初めの第一表から見ていくと、他の事業に比べて砂防費は、やはり伸び悩んでおるというように見受けられるわけです。むろん昨年一ぱいで切れた例の補助率の特例は、まあ昨年度で切れたわけですから、これは、まあどこでも同じ、臨時特例法のやつは切れましたから、補助率の、地方負担が増大することはわかりますけれども、伸び率としては、伸び悩んでおるのが現状なんですから、これは、むろん河川局長は、昨年の九月の当委員会の決議に基いて、相当な御努力をしたものと見られますけれども、理由はどうなんです。われわれは、再三申しますけれども、われわれが主計局方面に陳情いたしますと、建設省の方の河川局の……

第31回国会 建設委員会 第7号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○田中一君 戦災都市事業は三十四年度で終るんですか、三十三年度でしたか。
【次の発言】 そうすると今お話のように三十三年度までに六十都市、三十四年度に大体五十都市を完成して、残っているものは大体首都並びに五大都市ということになるというような説明でしたけれども、まだだいぶ残っている所があるんですがね、それは戦災都市の事業で、どのくらいありますか。私はあなたの方にどういう報告をしているか知らぬけれども、地方を見て歩いてわかるのは、三カ年延長して、で、今日になっても相当まだ緒についたのみの所がたくさんあるわけですね、そういうものはどうするつもりです。都市改造事業で継続してやるのか、今の説明ではどうも……

第31回国会 建設委員会 第8号(1959/02/12、4期、日本社会党)

○田中一君 一つ大臣に伺っておきたいのですが、現行の住宅金融公庫法で可能な限り、農村の住宅に対する融資というものを特別に住宅金融公庫の方の事業のうちに加えてできるような道を開いてほしいということです。これは、御承知のように、だいぶ最近は農村の長男でも次男でも、同一住居に住んでいる連中でも、大きな部屋、むだな部屋、使いものにならない部屋、これは御承知のように、農家というのは部屋が全部作業場みたいなものですから、寝室というのは納戸でもって、ほとんど不健康なものです。若い者は、新夫婦だけの別むねを建てたいという希望が相当強いそうです。そこで、現在の住宅金融公庫の事業計画でもってできると思うのですが、……

第31回国会 建設委員会 第10号(1959/02/19、4期、日本社会党)

○田中一君 これは、提案理由の説明だけ聞いておるので、一応逐条説明を聞いてみたいと思うのですがね。
【次の発言】 前国会で相当内容については質疑をいたしましたが、ことに、利害関係者並びに学識経験者の御意見を伺ったのでありましたけれども、これに対して政府は、参考人の意見に対してどういう見解を今日持たれているか。私が聞いた範囲では、自分の了解としては、すべて条件付き賛成というように見受けられたわけであります。従って、これに対する――大臣が来ればいいのですが、政務次官が来ていますね。
【次の発言】 それでは大臣が来てから質問します。
【次の発言】 この法律は前国会で相当激しい論議があったのでありまし……

第31回国会 建設委員会 第11号(1959/02/24、4期、日本社会党)

○田中一君 内藤さんと大須賀さんに伺いますが、法律はあらゆる法律が基本的な基本法という性格を持って、後に地方的な条件によって政令で決定的な実施をするという形が望ましいのでありますけれども、建築基準法では、相当法律の中にも大幅にこまかい点までも指摘しておるように見受けられるのです。そこで、先ほど大須賀さんは、なるべく基本的なものを書かれて、あとは地方的な条例等で実施することが望ましいとか言っておりましたけれども、内藤さんはもともとこの法律を作った人なんだから、そこで方向としては、この基準法を立案する場合にどういうものをねらっておったかということです。今言う通り、あなたは今まで行政官庁というか中央……

第31回国会 建設委員会 第12号(1959/02/26、4期、日本社会党)

○田中一君 政令におそらくいろいろなものを譲るのだと思うのですが、たとえば、不燃材料とは何か、どんなものをいっているのか。せんだっても参考人にも質問しておいたのですが、不燃材料という定義だけでは、どこで不燃材料と認めているものが不燃材料かというと、たとえばせんだっての参考人の意見では市川さんは省令できめてくれ、それから古川さん、大須賀さんはJISで認めてくれ、統一してくれ、それから内藤さんはいろいろ役人らしい理屈を言っていましたがね。どういうものを不燃材料と定義づけるかということです。まただれがそれをきめるかということですね。というのは新しい材料がどしどし出ております。そういう点に対する認定と……

第31回国会 建設委員会 第13号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○田中一君 今配付されている資料について、先般前回の委員会で質疑をして保留した点につきまして、政府の説明を願います。
【次の発言】 このほかにこの更改登録の手数料は別にあるはずなんですがね。それは調べなかったのですか。
【次の発言】 別ですね。
【次の発言】 出してもらえませんか。更改登録の場合ですね、減額しているのもあるんだ。たとえば宅建業法ですね。二十六年に出た法律を二十九年には更改登録料は減額しているんです。法律改正で減額しているんです。こういう事例もあるわけなんですよ。あなた取ろうと思うからそういう減額しているものなんか持ってこないで、ふえたものだけをお持ちになるのですが、そういうもの……

第31回国会 建設委員会 第14号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○田中一君 更改手数料で当初きめたものから値下げになっているものは何と何がございますか。値下りというか、その手数料が減額になっているものは何と何があります。
【次の発言】 ほかにございますか。あなたの方の所管外のもので。
【次の発言】 あなたほんとに。もしもあった場合には住宅局の調査が粗漏であったということになります。ありませんね。
【次の発言】 提出された資料のうち肥料登録、仮登録手数料、それから肥料登録、仮登録更新手数料、これらについては十分調べましたか。
【次の発言】 これは最初にきめたものとちっとも変りないということを言うのですか。

第31回国会 建設委員会 第15号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○田中一君 これをもし、一方的な届出が不正であったという場合ですね、正しくなかったという場合ですね、それが不正だったということがわかった場合、どこで、いつ、どういうことに手続上しようとするのか、御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 法律制定のときには、そういうような答弁をしていないのですがね。そういう契約書があるとか、それから公正証書があるとかということは当然のことであって、そんなことは論外なんです。たとえば永代借地権なんというものをきめる場合がないのです、何といいますか、今日の習慣として。そうすれば、地代の領収書がある、これは土地を借りているのだという証文になるというように、法律を作った……

第31回国会 建設委員会 第16号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○田中一君 今回の建築基準法の一部改正の法案の内容については、御了承願っておるものと思いますが、この法案では大体において防火施設の強化と、あとは現在建築基準法が持っておりますところの、あらゆる制限を緩和しようというねらいを持っておるわけなんでございますが、ところがこれは部分的な改正であって、今日までわれわれが日常生活において、また社会生活において、常に建築基準法の不備を思っておりました。ために、いたずらな相剋を隣人と起すという事例がたくさんございます。そこでできるならば建築基準法でそうしたトラブルをなくするような方法がないものであろうか、という点について考えておったのでありますけれども、それに……

第31回国会 建設委員会 第17号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○田中一君 平山さんにちょっとお伺いいたしたいのですが、あなたの方のお仕事は、現地へ出先機関を設けて、そうして常時計画する者との門に折衝を保ちながら受注の先鞭をつけたい、ということを言われておりましたけれども、私がちょうど思い出しますと四、五年前に東南アジアを歩いて参りましたときに、日本の在外事務所に建設関係の領事が一人もおらないのであります。当時の大臣にすぐ出せ、そうしなければ、ことに西ドイツ等の建設技術に負けるのではないかという追及をしたことがあるのです。最近は何か聞きますと、そういう形のものが総領事館等にも出ておるように聞きますけれども、その実態はどうなっているか、あなた御存じですか。

第31回国会 建設委員会 第18号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○田中一君 ちょっとこれは道路局長から説明をしてほしいのですが、ここにある――説明された道路整備五箇年計画の中の一ページの高速自動車国道、これには「高速自動車国道中央自動車道」というような名前と「高速自動車国道」という名前が二つ出ておりますね。これは法律的に言うと、はっきりここに国土開発縦貫自動車道建設法では「国土開発縦貫自動車道」ということが正規の名称、法律できめた名称になっているわけです。これでは東京都から小牧に至る云々という中央道の問題をこれは表わしているから、そうだろうと思いますけれども、なぜことさらに法文で、はっきり名称をきめているにかかわらず「高速自動車国道中央自動車道」という名前……

第31回国会 建設委員会 第19号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○田中一君 これは小澤さんね、あなたの方の党内であと、どんなものを出すのですか、どういうものを出そうというつもりでおるのですか。
【次の発言】 方法はわかりました。ただ地区として、先ほども徳安政務次官に聞いてみると、おれの方の山陰地方も準備しているのだ、あるいは四国は四国で準備している。だから自民党として――はこれは政府じゃないでずよ。自民党としては、あと幾つ、地区を設定して出そうとしているのか、これはあなたが、東北開発を提案し、それから九州開発を提案し、まあ、あなた開発屋になったかしらぬけれども、あと一体幾つ出すつもりですか。
【次の発言】 徳安政務次官に伺いますが、あなた、政務次官としてで……

第31回国会 建設委員会 第20号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○田中一君 輸銀では貸付けのワクというものをどういう形で定めているわけですか。輸銀の貸付けのワク、従って産業別に相当貸付けの順序があるように聞いておるのですが。
【次の発言】 今、岩沢委員からの質問があったように、昨年中建設省の前事務次官は一生懸命政府出資によるところの保証会社、いわゆる協力会社を作って海外への技術進出を進めようとの考えを持っておったのですが、あなたの方で反対したと聞いております。従ってこれは提案されておりませんがこれにかわるものとしてこの前払い保証の会社は、海外進出のための保証をするというものとはおのずから立法の精神が違っておるものなのです。  ましてや国内の問題については、……

第31回国会 建設委員会 第21号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○田中一君 請願第六の二百六十一号、山形――鶴岡線の中の有料道路早期実現に関する請願でございますけれども、従来とも有料道路の計画、それから計画の策定等は道路公団が行なっておる。同時に、道路公団が行なって、その事業計画を建設大臣の認可を受けて施行しておるという実態から見ても、ただ単に国会にこれを出し、そうして今道路局長の御答弁のように、それに対する意見だけを述べて済むというものではないと思うのです。少くとも道路公団の方には――現在建設省に対して質問しているわけなんですが、道路公団の方にそれを伝達するとか、あるいは計画を向うに出すとかというような形のもので、措置をとられなければならないと思う。こう……

第31回国会 建設委員会 第23号(1959/04/06、4期、日本社会党)

○田中一君 これはもう質疑してもしようがないと思うのだけれども、大体日本道路公団等の話し合いはどういう形で持たれましたか。これはもう条文云々よりも、原則的にいえば、新しい公団を作る必要は何もない、日本道路公団にやらせればいいのです。ことにこの目的にも、何も首都高速道路公団でなくちゃならないという理由は一つも発見できないわけですね。だからおそらくこれに対しては、日本道路公団からも申し入れがあったと思うのですが、その経緯を一つ話して下さい。どうして首都高速道路公団になったか、なぜ日本道路公団の方にこの仕事をやらせなかったかという点について。

第31回国会 建設委員会 第24号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○田中一君 ちょっとはっきり結論的にどうするかということを聞き漏らしたのですけれども、第三種の住宅は、精神からいっても低収入者に供給するのだという前提に立っているわけですね。従って二種、一種というものの区別に対して御発言がございましたけれども、この二極というのは、低所得者に対するところの住宅供給に重点を置かなければならないという意味でございましょうね。ただ現在持っておりますところの二種在宅というもののあり方、それにやはりいくのではないか、その精神に対してそれを重点としたところの供給をしなければならないということなんでしょうね。
【次の発言】 そうしますと、かりに一種とか二種とかいう言葉の使い方……

第31回国会 建設委員会 第25号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で質問のし残しがある。これは第四章第三十条基本計画についてでありますが、首都圏整備法の第二十一条第三項の整備計画に基いてこの基本計画をきめるということになっております。そこで首都圏整備委員会は、これは現在は建設大臣が委員会の委員長を兼任するから仕事の連絡が十分つくものと思うけれども、首都高速道路公団が単独立法をもってこうしてやるということになるならば、これは単独権というものは建設大臣が持っていると思うけれども、首都圏整備法あるいは首都圏整備委員会というものとの関連、それから首都圏整備委員会はただ単に計画の立案で事足りるのかどうかという問題、実体としては整備委員会の委員長……

第31回国会 建設委員会 第26号(1959/04/28、4期、日本社会党)

○田中一君 この資料に基きまして、担当局から説明してほしいと思うのですが……。
【次の発言】 この首都高速道路債券は、世界銀行借款に対してもこれを交付するということになるのですか。債券をやるのですか、向うに。事実上の付款であつて、債券に関係なしということですか。
【次の発言】 そうすると、日本道路公団の方は、債券を発行するということになっておるのですか。
【次の発言】 もう一つ念を押しておきますが、実際、付款に対しては全部道路債権を交付して借款を受けるというような方針なんですね。
【次の発言】 それから土地区画整理法の、公布の日からというのを四月二日に変えたという理由は何ですか。従来、公布の日……

第31回国会 予算委員会 第14号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○田中一君 三十四年度の予算を通算いたしますと、大体結論的にいうと道路予算であるということに終始される。そこで今まで大体調べてみますと、昭和二十六年が一つの安定期として公共事業はぐっと伸びております。伸びておりますが、三十三年にきめられた新治水五ヵ年計画というものと反対の方向を示しておるという事実が発見されるわけであります。そこでその事実は、これから各公共事業を分担してありますところの役所ごとに指摘していきたい。同時にまたそれらについての大蔵大臣の見解も伺いたい、こう存じます。  御承知のように公共事業費というものが設定されたのは占領軍の命令でございまして、これはむろん当時の事情からして食糧増……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 建設委員会 第1号(1959/07/02、5期、日本社会党)

○田中一君 それは前田君、全部で二十何キロ……。
【次の発言】 そのうちの……。
【次の発言】 その部分はどこがどうなっているのか、地点をちょっと言って下さい。
【次の発言】 それを図面でここへ出してほしいと思う。そうして五カ年計画でもって二割程度のものしかできないなんていうことはあり得ないと思うのです。ことに私はあそこの道路通ったことがあるけれども、これはとてもひどいものです。五カ年計画でそうきまっているということならば、五カ年計画の改定をしなければならない。重要幹線がその程度でもって道路整備五カ年計画なんていううたい方は、これはもう国民を全く欺瞞するものです。

第32回国会 建設委員会 閉会後第1号(1959/07/09、5期、日本社会党)

○田中一君 今の御説明、御抱負伺いましたが、これは三十四年度の予算に見合う仕事の、施策の説明をしたにすぎません。ことに、あなた、たくさんおっしゃっているので、どれから取り上げてよいかわからぬけれども、まず一つ取り上げてみましても、たとえば住宅対策のために宅地の造成をやる、これは予算化されていると思います。三十四年度の仕事はきまっております。そこでそうした今までのような考え方で宅地を造成したところが、宅地は新しくできるでありましょうけれども、国民の負担というものはますます増大するということを考えなければならぬと思う。あなたはほかの新聞記者等の座談会でオリンピックまでにはあらゆる土地問題を解決する……

第32回国会 建設委員会 閉会後第2号(1959/08/04、5期、日本社会党)

○田中一君 救助法を発動したのはどこです。
【次の発言】 対策と現況はどうなっていますか、緊急対策を立てられて……。
【次の発言】 従来の報告は人畜まで及んだ具体的な報告があったのですが、今度のは現地の警察からくるような災害情報というのはなかったのですか。
【次の発言】 金額で表わすだけでは規模がわからないわけですね。これは十億なら十億の災害があったと思いますけれども、具体的に人間がどのくらい死んだか、家がどのくらい流れたかというものがなければ実感としてこないわけだね。それで伺ったのです。
【次の発言】 私が質問しようと思うことは、あなたよく御存じだと思うのですが、第二十四国会に、政府は会計法……

第32回国会 建設委員会 閉会後第3号(1959/09/05、5期、日本社会党)

○田中一君 これは村上さんに伺わなければならない。あなたは建設省の大臣というよりも国務大臣として、ことに災害対策本部の責任者として公共土木ばかりでなく、全体の被害総額というものをこれはおつかみになっていらっしゃると思います。従って今、内村委員から質問のあったのは、今度の台風によるところの、御承知のように八十億の予備費を持っておりますが、そのうちの五億は支出されて、七十五億程度あるというように聞いておりますが、それらの支出の状態がどのようになっているのかという点であります。でありますから、少くとも公共土木以外の、あなたの所管以外の各省大臣が見込んでおる災害の数字というものは、災害対策本部でもつか……

第32回国会 建設委員会 閉会後第4号(1959/09/10、5期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で建設大臣にお願いしておきました、全国知事会から出されております災害対策の要望に対して、所管の面の御答弁、御回答と申しますか、それを一つお聞かせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 私この際、前回の委員会で御相談を申し上げた、災害を抜本的に防止するための砂防事業促進に関する決議をいたしたいと存じますが、その案文は    砂防事業促進に関する決議(案)   去る七、八月の大水害の示すところは砂防施設の完備せる河川における水害の極めて僅少なることである。   政府はこの点に深甚なる考慮を払い、新治水五ケ年計画に策定されたる砂防事業の徹底的遂行を期し、予算上之が具体的方途を講……

第32回国会 建設委員会 閉会後第5号(1959/09/25、5期、日本社会党)

○田中一君 第一班、利根川水系建設事業調査報告書を朗読いたします。先般、利根川水系の建設事業の調査に参りました第一班の報告を私から申し上げます。  去る七月三十日から八月三日まで五日間の日程をもって、小山委員、小平委員とともに、利根川の上流から河口まで一貫してその治水、利水事業と一部道路事業を調査して参りました。  その経路及び視察個所につきましては、お手元に配付いたしました図面1をごらんいただきたいと思いますが、東京から群馬県渋川に直行、利根川水系の全体の計画を聞き、支川赤谷川に入り、相俣ダム、三国国道を見て水上泊り、翌日は利根川本流をさかのぼって、藤原ダム、東京電力須田貝ダム、調査中の矢木……

第32回国会 建設委員会 閉会後第6号(1959/10/10、5期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと関連して。これは私は三重に行って見たことですが、大体今河川局長が言っておるように、前回の二十八年度災の二十一号台風でやられた海岸堤防を見たが、むろん原形復旧というものは当然やるべきであるが、それに改良予算をつけてよりよくしたということは一応認めます。しかしそのうち全部がそういう形で復旧されておらないという点です。これは現に河川局長も先ほど説明の中に言っておる通りです。改良工事をしなかった部分については残念ながら破堤したということを言っておるわけです。私は須藤君が今質問している問題は、ただ大まかに責任々々と責任論を追及してもどうにもならぬと思う。しかし施工の面において、やはり……

第32回国会 建設委員会 閉会後第7号(1959/10/23、5期、日本社会党)

○田中一君 公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法、これは大体が原形復旧が原則になっておりますが、今度の災害にかんがみまして私はもう原形復旧プラス改良ということが、この法律の主眼でなくちゃならぬというように考えなければならぬのです。まあいろいろそういう点については建設省も相当財政当局の方とも折衝したのであろうと思うのですが、一部にはそういうことが見えますけれども、その原則として根本的にその考え方というものを変えて原形復旧並びに改良というものが、むろんこれは原形復旧して足りるものは原形復旧でいいと思います。しかしながら原形復旧では少くとも各建設省の技術家等が見てこれは無理であるというようなことがわ……

第33回国会 建設委員会 第1号(1959/10/28、5期、日本社会党)

○田中一君 前国会通りというのを読んでくれませんか、新しい方もおりますから。

第33回国会 建設委員会 第2号(1959/11/05、5期、日本社会党)

○田中一君 この減額部分については、いろいろ苦心されて割愛されたものがあると思うのですが、道路公団が十五億、住宅公団は御承知のように用地費等を繰り延べられる見込みのものはない、という推定で減額をしなかったのですか。
【次の発言】 そうすると、こういう工合に承知してよろしゅうございますね。  住宅公団の宅地造成に関係する予算は、全部買収その他が年度内に行われるから従ってその分は割愛できなかった、こういうのですね。三十四年度の計画が年度内に全部、まあしいて言えば資金の支払いが行われるからこれは割愛できない、こういうように理解してよいのですか。

第33回国会 建設委員会 第3号(1959/11/17、5期、日本社会党)

○田中一君 鬼丸君、これちょっと法案に直接関係ないけれども、住宅金融公庫の融資が幅を広げて今度やるようになっておりますけれども、地主と、賃貸業者といいますか家主と、居住者という三つの関係で、今度の災害地には特に了解点に入らない問題がたくさん残っておるのです。たとえば地主が借地権者に対して再びそこに住宅を建てることを認めない、自分が資金を持っていればかまわず借地権があるのだから建ててしまえばいいのだけれども、住宅金融公庫から融資を受けてやろうという場合には、住宅金融公庫の貸付の条件としては、地主の承諾書がなければならぬということがあったでしょう。従ってこれ、できないわけですね。これについて何か便……

第33回国会 建設委員会 第4号(1959/12/01、5期、日本社会党)

○田中一君 土木研究所、建築研究所、地理調は来ておりますか……。実は私おいでを願ったのは、今次の災害でわれわれは特別立法をして災害地に対する復旧の法律案を作ったのです。そこで今さらながらお伺いしなければならないのは、国土保全のために、建設省の付属機関であるこの三つの機関がいかなる役割を、仕事を今日までしておるか、何をしておったかということね、しいていうならば。国土保全に対するあなた方の研究なりなんなりが役に立っておったかどうか、役に立たなかったのではないか、という点を詳細に一つ伺いたいと思うのです。それらの問題は、各付属機関の実態が本省からの、何といいますか、間違った指示によって本来の目的を達……

第33回国会 建設委員会 第5号(1959/12/10、5期、日本社会党)

○田中一君 これは災害復旧の要求、この一覧表を見ますと前年度が二百四十八億、三十五年度百九十九億となっているが、まだ三十五年度の実際の数字はつかんでないんでしょう。これは八月二十八日に作ったもので伊勢湾台風は入ってない。だから場合によれば速記をとめてもいいから実際に打ちあけた説明をしてほしいのです。われわれは今度の災害にかんがみても、何といっても公共土木事業というものは徹底的にやってほしいという気持を持っている。だから今べらべらと君が読み上げたものなんかよりも、一つ一つについて実はこうなんだというような説明がほしいので、これでは八月二十八日に作ったものは九月以降の災害というものは含まれてないの……

第33回国会 建設委員会 第7号(1959/12/25、5期、日本社会党)

○田中一君 ただいま議題となりました砂防法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  すでに御承知の通り、わが国におきましては、年々水害により、多くの貴重な人命を失いますとともに、また、家屋、田畑等につきまして甚大な被害を受け、過去十カ年の実績に徴しますと、その一年平均直接被害額は二千四百億円に達する状況であります。従いまして、水害による被害を最小限度に防止いたしますため、すみやかに治水事業の完成により国土の安定をはかりますことは、現下のわが国民に課せられた緊急な要務であると存ずる次第であります。  ところで治水事業には、砂防事業のほかに、河川改修事業、ダム建設事……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第2号(1959/10/31、5期、日本社会党)

○田中一君 これは大臣に伺いたいのは、法律案はいつごろ出るか、それからそれに伴う政令がいつまでに当委員会に資料として提出されるか、その二点をまず伺います。  そこで、この説明の中に、最後に小災害に対する対策も出ておりますが、この法律は昨年の三十三年度災、狩野川の決壊のときにできた臨時立法と同じ精神であろうと思いますが、これは農林省はこれを所管して法律案を出そうというのですか。あるいは補助工事である起債の内容でございますから、これは自治庁が担任しようとするのか、この点はどうも今までの立法措置とはなはだ意味も異なっておるようですから伺いたいのです。それでその場合、小災害に対する認定というものは、一……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第3号(1959/11/04、5期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと資料を要求したいのですが、状況報告はわかりましたが、とられた措置のうち、これは大体県単位によって、県の要請によって分配しているようですが、特に応急住宅にしても、何県の何町には何戸、それから医療等についても大まかな申請に対する――申請は、あれも大体の標準でしょうけれども、とられた結果というものは、われわれには、わからない、それを、もういいと思いますから一つ……。現地出身の方々は皆さんわかっていると思うのです。自分の一番選挙に重要な所は何戸だ、これはわかるのですけれども、われわれ被害地出身でない者にはわからぬのですから、それらのとられた措置について、市町村別にそれらの資料を全部……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第8号(1959/11/11、5期、日本社会党)

○田中一君 われわれは審議を促進しようというつもりでもって申し上げているのです。御承知のように、被災民は一体どらなるかということを見寺っておるわけです。あなたの方で、政府と与党との間に話し合いがつかないというように新聞等で見ておりますけれども、そういうことのないように、一日も早く解決するように、ここでむろん被災者のためにも、あなた方のためにも、これは援軍を送っていかなければならぬのですよ。従って、官房長官、ここでもってはっきりと出しますと、いついっか何時何分出しますと言えば、それに強制されるわけなんですよ。そうするとあなた方の方はやっぱり被災者に対しては顔向けができるわけなんですよ。われわれは……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第11号(1959/11/16、5期、日本社会党)

○田中一君 資料要求をいたします。二十八年度災のときにあなた方やはり現地の査定、それからでき上がったものに対する査定もむろんしたと思うのです。今回の法律案の内容、中にも仕事がなかったならば金を返せというような条項のついている法律案もございます。二十八年度災で余った金、それから支出ができなかった分、余った金というのは、その支出ができなかった分で国庫に還元したもの、それから仕事の性質上、関連事業にそれを認めて支出したもの、これはあると思います。そういうものを全部お出し願いたいのですよ。というのは、何も今度の災害でもってあなた方の査定が甘いとか辛いとかいうのではないのです。むだな金を使いたくないので……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第12号(1959/11/17、5期、日本社会党)

○田中一君 それは、はなははだ委員長の行き過ぎじゃないかと思いますが、御承知のように、委員長の権限である程度の速計録の訂正はできるんです。それをわれわれに示さないで、それを委員長が内容について政務次官と話し合いをしたなんということは、ちょっと行き過ぎじゃないかと思うんです。従ってなまのままの速記録を見せてもらいたい。
【次の発言】 これはちょっと重要な問題なんですよ。当委員会で速記録を翻訳して持ってこいと言った場合には、どこの手にも渡らないで、すぐに委員会に持ってこなければならぬ問題です。その速記録がもう委員外の人間の手にそれが渡ったということはこれはあり得ないことなんです。こういう点はもし委……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第13号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○田中一君 政令は、公営住宅の方は出ておりますが、あとはいつ出ますか。
【次の発言】 できているなら出していただきたい。
【次の発言】 二十五も法律が出ておりますが、一々所管大臣に向かって政令出してくれのどうのと言えないわけです。椎名官房長官にははっきり申し上げております。政令が出なければ審議ができませんから、政令をお出し願いたいと言ってあります。所管大臣がかわるたびに一々政令はどうの、何がどうのというのは煩瑣にたえないことなんです。従って、政令を資料として出すのは当然でございますから、お出し願いたいと思います。
【次の発言】 あるはずでしょう。

第33回国会 風水害対策特別委員会 第16号(1959/11/24、5期、日本社会党)

○田中一君 関連。財産があるという子供に対する相続税の問題なんか、特別な措置をとっておるんですか。財産相続税の問題ですね。何か特別の措置をとっているんですか。やっぱり現在普通に、普通というか、常態にある財産税を徴収されているのかどうか。
【次の発言】 いや、措置をとっていないという――措置を何とか、その子供の成長まで減らないような……。という第一歩は、財産税を取らないということが、あるいは軽減するということが、その考え方の出発だと思うんですよ。従って、子供に愛情を持つならば、この際、そういうものは免ずるというような措置をとる方向に、これはもう厚生省の権限内じゃないですけれども、厚生省としてはそ……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第17号(1959/11/25、5期、日本社会党)

○田中一君 この査定官の権限ですが、たとえば査定官には、現地へ行って――むろんこれは補助工事ですと、府県単位でもって、書類上の被害というものを見て、それからあなた方わからぬところは、現地に行くんだと思うのです。そこで、これは原形復旧だけではだめだ、従って、改良を施す場合にはかくかくのものをすべきだというような判断は、査定官の権限として持っておるのですか。
【次の発言】 私の伺っておるのは、査定官が――この原則は、御承知のように原形復旧なんです、原則は。法律できめられておる災害に対する原則というのは、原形復旧なんです。そこで、査定官に対しては、原形復旧ではいけないとかいいとかいう問題も含めて判断……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第18号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○田中一君 農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の一部改正を、今度提案された特例法の中で、政令は関連工事、いわゆる一つの災害と一つの災害の距離ですね、これを現行の五十メートルから百メートルに伸ばそうというような了解ができておるように聞いておるのです。これは衆議院の段階において野党、与党ともにこの問題は、通常国会になつたならば話し合つて改正もしようではないかという了解が立っておるのですが、土木災害についてはそういうような考え方はありませんか。現在たしか二十メートルだと思っておりますけれども、その点は農業災害に対してはこういう措置をとろうではないかということと、現在土木災害に対する話し合いというか……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第19号(1959/11/27、5期、日本社会党)

○田中一君 議事進行。昨日の理事会で、私どもはおそらく衆議院では暁の国会になるであろう、であるならば、総理以下各大臣ともに疲労こんぱいをしておって、肉体的にはとうてい今朝十時から開くのは無理であろう、このような愛情ある解釈から、私どもは午後一時に開会をしたらどうであろうかということを申し上げました。ところが、与党の自民党の各理事並びに委員長が最後には裁断を下して、きょうはどうしても十時にやってくれというような御要請がありましたけれども、緑風会の方から、それでは十一時にしようじゃないかということで十一時になったわけであります。従ってその際に委員長は、自分が責任をもって要求大臣は必ず出席させる、従……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第21号(1959/12/14、5期、日本社会党)

○田中一君 減免措置、これは行政措置でできるわけなんですか。行政措置でできるというなら根拠法をちょっと教えて下さい。
【次の発言】 大体今までの見込額はどのくらいになっておりますか。大まかでいいですよ。
【次の発言】 さっき、中学校でしたか、改良復旧費などが八百万円くらいかかるというのに対して、実態を調べた上で善処したいと言っておりましたがね。それは、実際が改良復旧しなきゃならぬということになれば、それは認めようという考え方ですか。
【次の発言】 実態は、そういう種類のものは災害に関係する学校だと思うのですがね、それで実態を調べてないのですか。

第34回国会 建設委員会 第2号(1960/02/09、5期、日本社会党)

○田中一君 三十四年度の当初予算に予備費八十億、それから第二次補正に八十億がついておったけれども、この使途は、どうなっておるのですか。それはこの事業費並びに国費等に含まれておるのかどうか、その分析はどうなっておるか、そういうことは一言も触れておらぬけれども、当初予算の八十億、第二次補正の八十億……
【次の発言】 そうすると、われわれの考えておる国土計画として全体をみた場合において、その分だけ事業費というものはどこかに消えてなくなっておるということなんですね、非常に困るのでその資料を一つ当初予算では八十億がどういう工合に使用されておったか、第二次補正ではどうなっておるかということをやっぱり出して……

第34回国会 建設委員会 第3号(1960/02/11、5期、日本社会党)

○田中一君 第一に伺いたいのは、現在旧法による組合はどのくらい残っているのかということ、次にその全体が三十四年三月三十一日でその施行期日は終わっておりますから、現況はどうであるかという点を伺いたいと思います。
【次の発言】 大体の実体はつかめるような気がするのですが、今度の法律改正によって中途解散しなきゃならぬという分の十一件のうち、七件だけがこの法律改正によって継続し得る、そうして一年間の猶予期間といいますか、延長期間において完全に終わるんだというようなことになるように聞いたのですが、その他の分は四件ですか、これは不明というものが二件、実体がわからぬというものが二件あって、そのほかの二件とい……

第34回国会 建設委員会 第4号(1960/02/16、5期、日本社会党)

○田中一君 これは大沢政務次官にお願いしておきますが、御承知のようにことしの公共事業の労務賃金ですね、これは九一%賃金がアップされております。従って事業費の伸びというものは九一%を引いたものということにならざるを得ないと思うのですが、事業の実態というものですよ、賃金が上がっておりますから、約一割弱上がっておりますから、そこで計上されておるのが、大蔵省の未定稿の説明書による十二ページの失業対策費の中で、一応賃金の値上げが認められているのです。そこで全体の事業費の労務賃金をその率で、その標準で全体の事業賞の労務賃金というものを見ているのかどうか、これを見ますと、二十八円引き上げて三百三十四円となっ……

第34回国会 建設委員会 第5号(1960/02/18、5期、日本社会党)

○田中一君 三十五年度で第三次三カ年計画が終了することになっておりますけれども、公営住宅で三十五年度の計画で第三次三カ年計画が完成される率というものはどうなっておりますか。残存するものがあるかないかということと、それからそれが計画に満たないものがあったのはどういう理由であるか。それから本年度の計画は完全に遂行し得るかどうか。三十六年度以降法律にきめられておる三カ年計画というものについて、再度というか引き続き国会の承認を求めるような準備をしてあるかどうか、あるいは三カ年計画というものは実情に沿わないから、もう少し長期な計画に持っていこうとする考え方があるかどうか、それを一つ。

第34回国会 建設委員会 第6号(1960/02/23、5期、日本社会党)

○田中一君 治水勘定と、特定多目的ダム建設工事勘定と、こう分けたのはどういうことなんです。分け方はいいんですがね。つまらぬ問題かしらぬけれども名称ですね。治水勘定というものもこれは建設工事勘定なんだ。そこで片一方は治水勘定、片一方は建設工事勘定ときめたのはどういうことなんですか。
【次の発言】 そこでダムの事務費が分けられると、職員の給与というものは事業費で全部調弁するということになるのですね。
【次の発言】 その範囲を資料を出してもらいたいな━━そうすると、この明細書でわかりましたけれども、なぜここから事業費に持っていったかということですね。特別会計にすれば、その治水勘定というものの考え方が……

第34回国会 建設委員会 第7号(1960/02/25、5期、日本社会党)

○田中一君 参考人の方、前へ出て下さい、話が遠いから。  美馬理事が出席されているから美馬さんに最初伺いますが、この三十八条の二という条文を、この国会で改正しなければならぬというまでの経緯ですね、それから道路公団法あるいは住宅公団法、その他関係の政府機関に準ずる機関の法人の前例と申しますか、そういうものと考え合わせてどういう経緯でこれを今まで入れなかったか、あるいはどうしてこれを入れなければならないか、そうして入れなければならぬという当面の、現在の客観的な情勢というものはどうなっているのかという点について伺っておきたい。これはあなたがもともと建設省におった時分にこの法律案を提案して、当面の責任……

第34回国会 建設委員会 第8号(1960/03/01、5期、日本社会党)

○田中一君 村上さんに一、二点念を押しておきたいのですが、首都高速道路公団から三十五年度の事業計画案として示されたものの中に、事業計画の高速道路のうち(ロ)にこういう点がございます。「蓬来橋、汐先橋間の部分については、駐車場の工事の進捗を見合わせて必要な経費を計上する。この経費は約四億円以内と見込まれる。(東京高速道路株式会社の築造する道路とは、接続するには至らないものと考えられる)」という条文がございますけれども、なぜ接続しないのかという点です。予算の面がこれを不可能としておるのか、あるいは東京高速道路株式会社の予算あるいは工事の進捗度が接続するに至らぬのか。少なくとも首都高速道路公団として……

第34回国会 建設委員会 第9号(1960/03/03、5期、日本社会党)

○田中一君 第一に伺いたいのは、海岸堤防の築造基準が一応海岸法には示されておりますが、海岸法施行令の第三条できめておりますところのたとえば鉱山保安法とか、その他関係の法律案がここに出ておりますけれども、築造基準はどの行政官庁も、中央の行政部門と地方の管理者であるところの都知事等が行なう工事は、この築造基準に全部合致したものが今日まで施行されておるかどうか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 たとえば高さのようなものにしても、現に、昨年の伊勢湾台風においては、農林漁港としての海岸、それから港湾としての海岸部分、それから一般の河川の河口等の堤防とは違っておるという現実があって、それが大きな災……

第34回国会 建設委員会 第10号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○田中一君 いろいろ現地の関係のある方の同僚委員の質問があったので、大体わかりました。  問題は、村長さんもおっしゃっておるように、賛成ということではないけれども、早くきめてくれというのが、御意見のようでございます。ことに大分県、福岡県知事は、ともども利水といいますか、利益を受ける方の団体でありますから、一日も早くやってほしいというような御意見のように思いました。  私、不思議に思いますのは、今建設大臣が、土地収用法を使わないでやるのだということを強調していらっしゃる。あなた、ごらんになっと思いますが、上ノ土実さんから出されたところの事業認定の申請書、この内容は、あなたお読みになりましたか。こ……

第34回国会 建設委員会 第11号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○田中一君 最初に直轄の海月事業に対する資料を要求いたしましたが、三十五年度の分についての説明を求めます。
【次の発言】 そこで今説明のあった、運輸省の海岸保全事業としての海岸法に基づく仕事はないけれども、港湾法に基づく事業はあると、こういう説明ですね。そこでそれが、そうなるとするとこれはどうしても運輸省の港湾局長に来てもらわぬと、実態をわれわれが把握することはできないわけなんです。海岸法に基づく海岸堤防もそれから海岸法に基づかぬ海岸堤防も、国民といいますか、われわれは同じ対象物であるというように考えているのですが、これは所管の違う河川局長から説明を聞くことはどうかと思うけれども、どう違うのか……

第34回国会 建設委員会 第12号(1960/03/15、5期、日本社会党)

○田中一君 運輸省並びに通産省に対して答弁を書類で求めておりますが、まずその書類をお出し願いたいと思う。  今提出された資料に基づいて、それぞれ説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この決壊の今の工費十八億七千五百万と、応急対策費二十二億とは、これは別個のものですね。
【次の発言】 それから、第二表の対策のうち、三十五年度の地盤沈下対策工事として計上された海岸事業費の中から一億円をもってやるということは、この三十五年度海岸施設費四億八千二百万円の中の一億円ということですか。それとも、海岸事業という別の予算の計上になっておりますか。

第34回国会 建設委員会 第13号(1960/03/17、5期、日本社会党)

○田中一君 最初に、この今回の法律の制定にあたって、廃法となる不良住宅地区改良法実施以来の、あまり実施以来というと長くなるから気の毒に思うから、その精神をもってこの不良住宅改良法という法の発動を待たずして、施行されてきたところの不良住宅の実態を報告願います。
【次の発言】 今住宅局長からの説明のあった住宅の実態というものが、たとえば改良される前の居住者がその地区にそのまま住居をしておるもの、それから改良と同時に他に移転したもの等の内訳を御報告願います。
【次の発言】 大部分とか多分とかいう抽象論は私必要としないのです。なぜこういうことを伺うかというと、もはや今回の住宅地区改良法が制定され、この……

第34回国会 建設委員会 第14号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○田中一君 小熊さん、多目的ダムの特会と相違点、ちょっと説明して下さい。
【次の発言】 これ、予算の立て方を変えて、治水事業は、全部国がするんだという前提に立って、地方の負担金という形とみなしても会計上はいいわけですね。ということは、補助工事というものじゃなくして、国が全部するんだという前提なんですね。あと府県がする場合には、委託工事になるわけですね。する仕事は、国が委託するんだという考え方に立っても、会計の面からは、何ら違いがないわけですね。ということは、河川法によるところの直轄河川――疑問があるのは、河川法による河川というものは、一つの前提がある、それは、日本の全部の河川というものを対象に……

第34回国会 建設委員会 第15号(1960/03/25、5期、日本社会党)

○田中一君 いろいろ同僚委員からの質問を伺っておりまして、私は室原さんが一番最初におっしゃった気持に対して、地建の局長が見解を述べた点というのは、法には法という問題なんです。日本は、御承知のように法治国でございます。すべてのものは、法によってのみ運営されておるのが現状でございます。  そこで上ノ土さんが言っている言葉の中に、土地収用法を適用してきて下さいということを、あなたかだれかが言っておったことが、局長の言葉として出て参りました。ここなんです。むろんあなたは、日本人でございますし、ことに学識経験豊かな方であり、日本の民族のためのすべての事業、いわゆる土地収用法に規定しておりますところの二十……

第34回国会 建設委員会 第16号(1960/03/26、5期、日本社会党)

○田中一君 関連して……。今、この経済の成長率が一一・五ということを言っておりますけれども、もしその伸び率が縮まった場合には、当然この計画は減ってくるんだということに理解しなければならないんですか。あるいはこれは、まあむろん推定ですから、これが伸びた場合には、その率だけ伸びるんだということになるのか。その点はまあ建設大臣だけで答弁できればいいですが、その点は、どうなんです。減った場合にはどうなるか、ふえた場合はどうなるかということを、一つ御答弁願います。
【次の発言】 私、それは今説明があったから、わかっておるのですが、伸び率が縮まった場合には、伸び悩んだ場合には、その率でくるのか。これは推定……

第34回国会 建設委員会 第17号(1960/03/28、5期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと山本君に聞きたいのだが、この前ちょうだいした資料のうちですね、災害復旧事業費調――ちょっと記憶があいまいなんだけれども、三十年か三十一年に過年度災害の補助工事を打ち切ったことがある、相当数ね。そうすると、それは何か資料を持っているのかしら。たしか三十年だか三十一年だかに、五年、六年かかっているものだから、過年度災害の復旧が、それを打ち切ったことがあるように私は記憶しているのです。そこで、この三十四年度の「国土建設の現況」を見ると、百六ページに、三十三年度まで各年発生災害復旧事業補助進捗状況というのがあって、二十八年災はやはり若干残っている。二十九年度が残っている。三十年度が……

第34回国会 建設委員会 第18号(1960/03/29、5期、日本社会党)

○田中一君 山本さん、河川局長にちょっと伺いますが、美和ダムが昨年の災害で上流が決壊し、そうして推定三十年分の土砂が一夜にしてたまってしまったという事実ですね、これはまあ発電はたしか県営だと思いますけれども、工事は建設省の直轄工事として行なったものである。その際にダム地点の湛水区域は当然のこと、それから湛水外の上流の渓流砂防というものはしなければならない。ところが、しておらぬからああいう結果になったんではないかと私どもは推定しておるのです。そこで、美和ダムに対する砂防工事の計画というものはどうなっておったのか、伺いたい。  それから、将来――将来と申しますか、現在もやっておりますところの多目的……

第34回国会 建設委員会 第19号(1960/04/05、5期、日本社会党)

○田中一君 住宅地区改良法によらないで施行、実施ができるという今までの根拠ですね、それから今までやっているところの方法は、今審議しているこの法律が一種の命令になりますからね。規制といいますか、その規制とどう違っているか。今までは法律によらないで施行しておったんです。現在の公営住宅法並びに他の住宅関連の法律で実施されている根拠ですね。それらのものを明らかにしていただきたい。
【次の発言】 そこで、今提出されたこの資料、「住宅地区改良事業住宅地区改良計画実例」というのを見ますと、たとえば秋田県の秋田市の駅前ですね、不良住宅総戸数のうち、三十四年度は十八戸行なって十八戸で完了したということが出ており……

第34回国会 建設委員会 第20号(1960/04/07、5期、日本社会党)

○田中一君 これは大臣に伺っておきたいのですが、この不良、不良という言葉を使っては……、法文にはないけれども、不良住宅地区の改良という目途が、家そのものずばりに対する改良ということに考えていいのか、あるいは家というのは結局憲法できめられているような平和な文化的な住居ということを意味して言っているのですか、この住居というのはそれだけでいいのかということです。私はやはり平面的にスラム化したところの町というものは、土地の問題が重要な要素となって含んでいると思うのです。従って今ここにある「住宅地区改良事業施行順序の図解説明」というものを見ても、第一にやはり土地の利用ということが主眼になっていると思うの……

第34回国会 建設委員会 第21号(1960/04/12、5期、日本社会党)

○田中一君 公営住宅の過年度分の報告は受けておりますけれども、御承知のように、宅地難というものが相当深刻になっておる。そこで、たとえば耐火建築促進法による中高層等の施策というものが、どれくらいに遊行しておるか。どうも最近の建設省のいき方は困難なものには手を触れないで、そうして二十三区並びに周辺の土地の宅地の開発というものに重点を置いて、都心におけるところの耐火地区というものを等閑視しておる、考えておらないというような印象を受けるんです。そこで、昨年、一昨年等――むろん補助率はどうやら一億円種皮のものを持っているにすぎない耐火建築促進法であるけれども、中高層の面でどれぐらい前進しているのか、それ……

第34回国会 建設委員会 第22号(1960/04/14、5期、日本社会党)

○田中一君 これは飯沼さんに伺うよりも経済企画庁に伺いますが、国土総合開発の特定地域の計画策定の状況並びに経済企画庁から見たところの進捗状況等、詳細にお話し願いたいと思う。
【次の発言】 飯沼さんに伺いますが、今、開発局長から答弁があったように、法制定以来十年たっておるけれども、実績と申しますか、あるいは経済効果の実態と申しますか、そういうものは握っておらぬと、こういうような話をしておるのですね。十年たったからぼつぼつこれからその実態を調べてみよう、というようなことを言っておりますけれども、あなたは少なくとも十年、国土総合開発審議会の会長であられ、かつ両院からも委員が出ておりますが、単なるプラ……

第34回国会 建設委員会 第23号(1960/04/19、5期、日本社会党)

○田中一君 私は建設大臣が出席してから質疑をしたいと思いますから、さっそく、もう記者会見は終わったろうから連絡をとっていただきたい……。  建設大臣に伺いますが、今回の法律改正によって、建設関係の技能者の格つけと申しますか、これとともに、一応の検定を行なって、何をしようとするのか、目的が何か。少なくとも義務教育制度というものがあり、一応の教育は日本の社会では行なわれておるわけなんです。特殊技能というものが本人の意思によってそれを持とうとする場合にはこれはあり得ます。自分の特殊技能を選んだために、専門の教育機関等にも行くことはありますが、少なくとも法律でオペレーターという制度を設けるということは……

第34回国会 建設委員会 第24号(1960/04/21、5期、日本社会党)

○田中一君 議題になりましたこの法律案、役員を二名増員するという案件ですが、二名増員しなければならぬという根拠、むろんこれは一般の道路の建造と違って、管理部門というものが相当大きな業務のうちの比重を占めておると思うので、現在までの事業の伸び方等が関係あると思うのです。一つ現在までのあり方を大体でいいですから、この資料に基づいて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この管理部門について今までどういう形でやっているか、ということはとにかく建設しただけで済むものじゃない、それらの職員等全体の規模と申しますか、管理部門の規模ですね、たとえば一有料道路にはどれくらいの人間を配置しているとか、管理部門……

第34回国会 建設委員会 第25号(1960/04/26、5期、日本社会党)

○田中一君 伺いたいのは、現在建設省が行ない、北海道開発庁が行なおうとしておる、この法できめられますところの建設業重機械の運転手の養成並びに代願の問題ですが、現在建設省は、どういう実施状態であり、かつまた講習を受け、試験を行ない、そしてどのような手続きして、機械の運転ができるのだというようなきめつけをしているか、それを一応説明願いたいと思います。
【次の発言】 実人員。
【次の発言】 交付する花井、またはこれを研修並びに研修を行なうために必要な諸経費は、どこから生み出してくるのですか。それからその間は――期間ばどのくらいかかって、その期は、むろんこれは勤務と同じような状態にあるのだと思いますが……

第34回国会 建設委員会 第26号(1960/04/28、5期、日本社会党)

○田中一君 最初に、三保証会社の実績と申しますかを報告願いたいと思います。それは口頭でなく、資料があれば資料を出してもらいたいと思います。その方がいいと思いますから。
【次の発言】 会社の考課状的な報告というもののほかに伺っておきたいのは、現在三会社とも保有している支払準備金というものがどのくらいあるかという点であります。それは決算がいつであったか、一番近い決算時期の支払準備金というものがどのくらいあるか、このことは口頭で願いたいと思います。
【次の発言】 それはすぐ出せるのですか。
【次の発言】 お出し願いたいと思います。  それから保証金が、保証金というか、保証金だな、金利だ、これが保証分……

第34回国会 建設委員会 第27号(1960/05/10、5期、日本社会党)

○田中一君 三島さん、今回の法律の改正というものが、会社としてはどうであるかということの御意見を伺っておきたいのですよ。今回の法律の改正をお読みになりましたね。――お読みになりましたといっても、あなた方が出したのだろうがそれが改正されれば、こういう不便があるとか、こういう利益があるとか――会社の利益じゃない、国、被保証者、保証者ともに、いいか悪いかというような、一つの結論をお聞きしたい。
【次の発言】 三島さんに伺いますが、なぜ保証会社ができたか。ちょうど昭和二十七年ですから、どういう社会経済状態といいますかのときに、どういう条件で、こういうものが生まれなければならなかったかという点についての……

第34回国会 建設委員会 第28号(1960/05/12、5期、日本社会党)

○田中一君 建設大臣に総括的に、今回の公共工事の前払金保証事業に関する法律の一部改正法律案について質疑をいたします。  この法律案が出た当時の社会経済的な状態というものは、かかる法律案が工事の計画的な完成のために必要であったからということは認めますが、今回の法律の改正によって一応この法律に何ら関係のない、工事完成保証人という制度を法律的にこれを認めて、そうして国と建設請負業者との間にかわされる契約の完全遂行ということを、目途にしたものであるのでありますが、工事完成保証人という制度そのものに対しての法的な根拠、それから実態等について建設大臣の所感を伺いたいのです。

第34回国会 建設委員会 第29号(1960/05/17、5期、日本社会党)

○田中一君 大蔵省は、建設工事等の入札の際、かつては入札保証金制度というものを採用しておった。従って、その入札保証全制度というものは、むろん公入札という原則からそういう形をとっておったものだと考えておりますけれども、会計法第二十九条の規定によってそれが桁名入札になり、かつまた随意契約となっているような例外が認められておりますが、それで歴史的に見て今までどういう経緯を経て、またどういう経済的な社会的な時代を経て、今日のように指名競争入札という制度に変わってきたか、この点説明していただきたいと思うのです。もしも、それらのものが何も会計法によるところの大蔵大臣の所管じゃないのだ、勝手に芥発注部局がそ……

第34回国会 建設委員会 第30号(1960/05/19、5期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で建設大臣並びに政務次官も御出席にならないのをはなはだ遺憾に存じております。今後ともどちらか御出席になるようにお願いいたします。前回では、大蔵当局を呼びまして、今審議中のこの法律案につきまして、私の見解並びにかかる法案の存在というものがなぜあるかという点等について、根本的な質疑をかわしたのでありますけれども、残念ながら建設大臣、政務次官が御出席なさらなかったのを再度遺憾の意を表します。従って、今後とも建設当局が大蔵省等の見解を聞くには最もいい機会であるのですから、そういう場合には、つとめて、つとめてでなく絶対に出席するように、委員長から注意を促していただきたいとかように……

第34回国会 法務委員会 第7号(1960/03/17、5期、日本社会党)

○田中一君 私あまり不動産登記法に詳しくないから伺うのですが、一方的に、一人の者が自分の所有の土地または家屋を登記する場合に、相隣関係はどういう工合に立証されるのですか、というのは、これはおれの土地である、今度一元化されますと、土地家屋調査士が土地の調査をする、それを持ってくる、その信憑性といいますか、それは、土地家屋調査士の身分、権利ですね、そういうものを信頼して、それをそのまま登記するのだということが通例行なわれているように見ているのですけれども、法律の条文を見ると、その場合にも、必ず受けつける吏員、職員といいますか、それが実態を調査して、間違いないというので登記されるということになるのが……

第35回国会 建設委員会 第1号(1960/07/19、5期、日本社会党)

○田中一君 私、今まで了解したところでは、先ほど理事会で委員長の発言によりますと、運輸、農林水産委員会から連合申し入れがあって、それに対してその申し入れを了承したという御報告があったのですが、今のお話は運輸が入っておらぬ……。
【次の発言】 異議はありませんが、前回自民民党単独審議の際に、それを了承したという経緯もあわせて報告しながら、その決をとっていただきたいと思うのですよ。
【次の発言】 異議ございません。

第35回国会 建設委員会 閉会後第1号(1960/07/23、5期、日本社会党)

○田中一君 住宅局長に一つ答弁してほしいのは、きのうの新聞で橋本建設大臣は、郵政大臣と話し合って庶民住宅を百万戸年金の還元融資として実現するのだというようなアドバルーンを上げている、この真相いかんを伺いたい、具体的にどう進んでいるか。
【次の発言】 従来年金の還元融資によって勤労者に与えている住宅というものは三十億程度だと記憶しておりますが、幾らですか、これは厚生省が持っているやつです。
【次の発言】 ちょうど建設大臣が見えたから反復して質問しますが、昨日の新聞で建設大臣と郵政大臣との話し合いで、年金の還元融資で百万戸の庶民住宅を作りたいというような意向の新聞記事を拝見しましたけれども、今住宅……

第35回国会 建設委員会 第2号(1960/07/21、5期、日本社会党)

○田中一君 関連して質問。これは内村君も知っている通り政府がこれを特別措置をしないために、社会党としてはいち早く四月五日に提案したわけです。政府がこれによって出てくればこれは審議未了に持ち込んでもよろしいという態度で実はおったわけです。従って、われわれ五十日間の空白国会、われわれは空白国会と言うのですが、の間ことに今月の十五日にはこれだけは衆議院の方は上がってこちらへ来ております。社会党の方では審議未了になったというふうに聞いておるのです。おそらくそうだと思う。これは建設大臣に聞けばわかると思うのですが、そういうふうに僕は承知しているのです。政府の方に聞いて下さい。

第35回国会 建設委員会 閉会後第2号(1960/08/31、5期、日本社会党)

○田中一君 今委員長が読み上げた方で欠席者があるように聞いておるので、一応かわりの方々が来ておるようですから、一つ確認なさって、もう一度参考人としての議決をとっていただきたい、こう思います。
【次の発言】 この静岡方面のその前の局部的な大雨の場合の災害の方も御説明願いたい。
【次の発言】 最初に大臣に申し上げておきたいのですが、今、あなた十二時から何か閣僚懇談会があるからそちらに行くというようなお話がございました、また御出席が非常におそい、はなはだ遺憾であります。従って、われわれはきょうは午後に通じて十分に新しい道路計画並びに治水計画について御意見を伺いたい、なおかつ発生しておりますところの災……

第35回国会 建設委員会 閉会後第3号(1960/09/01、5期、日本社会党)

○田中一君 私は武藤、安田両委員とともに、去る八月十七日より二十三日までの七日間にわたり宮城、岩手、青森の三県、特に三陸沿岸地方を中心にその開発の状況、及びチリ地震津波による災害の復旧状況、並びに津波対策事業等につき調査いたして参りました。以下御報告いたします。  初めに開発状況について申し上げます。御承知の通り、三陸地方はその豊富な天然資源と天然の良港を持つにもかかわらず、近年まで政治的に顧みられることなく放置され、経済的にも文化的にも最もおくれた未開発地域であります。これは当地方の地理的悪条件はもとより、道路、鉄道、港湾等の輸送施設の不備が最大の原因であるといえるのであります。今日、未開発……

第35回国会 建設委員会 閉会後第4号(1960/09/20、5期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと議事進行で。今の説明の中の審議会の答申案というものがあるならば、資料としてすぐお出し願いたいのです。読み上げてもわれわれは頭に入らぬ、すぐ出していただきたい。
【次の発言】 後刻では理解しにくいから、先にお出し願いたいと言っているのです。
【次の発言】 そういうものがあるなら、当然資料としてつけて出すのがわれわれに理解しやすいのですよ。
【次の発言】 内村委員の答弁ができないの、できないならばできないでいいですから、かわりにだれかきてもらったらいいですから、長官なりだれでも呼んで下さい、もとより所管外のことならわれわれ答弁を要求しても困るだろうから、その点はどうなんですか。

第35回国会 建設委員会 閉会後第5号(1960/10/12、5期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で新道路整備5カ年計画の一応の案のうちの直轄工事等の内容について資料を建設省に要求しておきましたが、今手元にその資料が参っておりますが、これを説明を願いたいと思います。
【次の発言】 これは道路公団からはだれも来ておらぬのですか。
【次の発言】 そこで道路局長から説明以外の都市計画路線に対しては、都市計画の街路に対してはどういうことになっていますか。……道路局長から新道路整備五カ年計画のうちの今一般道について説明があった。それから道路公団の有料道路に対して説明がありました。それから都市計画上の街路ですね、街路の計画どうなっているかという点を伺っているわけです。

第36回国会 建設委員会 第1号(1960/10/17、5期、日本社会党)

○田中一君 それにね、その簡単にこう言わないで、やはりいろいろ疑義もあり、理屈もあるのだから、議運でこういう取りきめをしたということ、前例等を説明してほしいのだ。

第36回国会 建設委員会 閉会後第1号(1960/11/30、5期、日本社会党)

○田中一君 過年度災が再度災害を受けた地点、ありますか、ことしの災害で。――過年度災の上に、再度災害受けたという地点はありますか。
【次の発言】 昨年度災害でなくて、その前、三十三年度災害、それが完成しない前に受けたものとか、あるいは今の工事中のものが、どういう程度に被害を受けておるか、その点、あったら一つ。
【次の発言】 今、米田委員からの質問にあった、補助率を上げるというのは、今までの数々の立法化によって許されている範囲のものに対する補助率なのか、それとも補助率を上げるという建設大臣の発言も、今までの前例からくるところの根拠というもの、それを逸脱した――それを越えたものじゃないということで……

第36回国会 建設委員会 第2号(1960/10/19、5期、日本社会党)

○田中一君 住宅局長に伺いますが、民間自力建設の戸数というものはどういう基礎から見ているのか、戸数の算定ですね。
【次の発言】 あなたは住宅局長に就任してから三年目の国会ですね。三回目の予算編成になりますね。そうすると、過去二回の民間自力建設というものが、予想されたものと実態とがそれぞれ推定通りの実績があったかどうかということについては、何か資料があったら資料で説明していただくといいのだな。というのは、観念的ではなくて、あなたの手元にある具体的な資料で説明してほしいのです。
【次の発言】 資料は資料として、今のあなたの過去二年間の実績、三十四年度の実績でもいいですが、どうなっておりますか。過大……

第36回国会 建設委員会 閉会後第2号(1960/12/01、5期、日本社会党)

○田中一君 住宅公団の方から伺いますが、三十五年度の住宅建設の予定というか、計画ですね、その計画は、大体年度末に――年度末というか、年度末でできなければ、会計法上関連して認められておる時期までに完成できるかどうか、余るものがあるのかどうか、そういう点の見込みをお話していただきたい。そしてその見込みと同時に、かりに余るものがあるとすれば余ったものはどうするか、余るというのは完成しないもの、いわゆる繰り越しになるようなものがあるかどうか。
【次の発言】 ですから発注したもので、一応自分の手を離れたから、それ一はいずれ三カ月なり四カ月の後には完成する、予算上繰り越しになるようなものがあればあると、予……

第37回国会 建設委員会 第3号(1960/12/20、5期、日本社会党)

○田中一君 本法は、私ども自民党外の委員はこの審議にあずかっておらなかったわけです。これは御承知の通りと思います。そこで、特別措置法そのものに対する説明をまずしていただきたい。  それから時間の関係で要求するものを申し上げておきますが、どういう政令を作ったか。それからどういう審議会を作り、審議会に対しては、だれが審議委員になっているか、その経過ですね、どういう審議会の経過の結果、どういう決定、事業計画が策定されたかという点を説明を願いたい。
【次の発言】 これは一つ資料を出していただきたいと思うのです。それはいつ出せますか……。御承知のようにわれわれ本法を審議していないの、だから、そのくらいの……

第38回国会 建設委員会 閉会後第1号(1961/07/11、5期、日本社会党)

○田中一君 砂防が緊急砂防費幾らですかね、予算は。
【次の発言】 これを緊急砂防費全部出して、特殊緊急砂防事業にするということになると、予備費からそれに加えてどのくらいの規模になりますか。
【次の発言】 そうすると、それは伊勢湾台風のときにもあったように、緊急砂防費残った四億と、あと四十何億をもって、直轄砂防として被害のあった一億何千万という額が出ていますね、ここに。一億何千万というものを含めて予防的な砂防政策を行なう、こういうことなんですか。
【次の発言】 そうすると、治山治水の五カ年計画これとの関係はどうなりますか。今まである七百三十億というものの中からそれを食うのですか、それともそういう……

第38回国会 建設委員会 第2号(1961/01/26、5期、日本社会党)

○田中一君 私は内村、木下両委員とともに一月十一日から一月十四日までの四日間にわたり、静岡県下に水資源開発状況及び狩野川台風による災害の復旧事業等について調査して参りました。以下御報告いたします。  既成工業地帯における地下水の汲み上げが地盤沈下を招いたり、工業用水の供給が工場の増設による需要の増大に伴わなかったりする問題の多い今日、豊富な水資源を利用して、他の工業立地条件たる交通港湾の整備と相待って、新たに工業地帯を造成しようとしている駿河湾臨海工業地帯の工業用水の問題と、静岡県営による工業用水道事業を中心に調査したのであります。  その一つである静岡県営静清工業用水道は昭和十四年から昭和十……

第38回国会 建設委員会 閉会後第2号(1961/08/01、5期、日本社会党)

○田中一君 今の報告についてお聞きしたいと思いますが、自治省からだれか来ておりますか。
【次の発言】 それでは経済企画庁でもいいです。  向うに行って痛感するのは、これは何百年という歴史ある、何というか人文的には開発されている島々であって、従って伝統的にどういう小さい部落でも一つのカラーを持っておる、地方色を持っておる。だから近代的な集団生活とか、あるいは経営というものに対しては、本能的に拒否するような気持があるらしいのです。そこで平戸市の例をとりますと、平戸市も御承知のように昔の平戸町、これはもう古い時代から外国のいろいろな意味の思想というものを受け入れて、まあ日本の第一の港であったという歴……

第38回国会 建設委員会 閉会後第3号(1961/09/12、5期、日本社会党)

○田中一君 先般の内閣改造のおりに、それ以前に中村建設大臣は、自分の在任中にこの五カ年計画を閣議決定していきたい、というような御希望があるように聞いておった。ところが大臣、留任したらそれっきり、何らの国会に対する状況報告がないわけです。むろん、これはまあこれから来年の五月まで留任するものとすれば、来年の五月まで待たなきゃならないものかどうか。――仕事の面はこれは三十六年度予算に盛り込んであり、事業はどんどん進行していると思うけれども、一体、どういうふうに進行して、どういう作業が行なわれ、いつごろ少なくとも国民の前にその全貌というものを明らかにされようとするのか、その点伺っておきます。

第38回国会 建設委員会 第4号(1961/02/09、5期、日本社会党)

○田中一君 この公団住宅の自己資金は、もうあるはずだな、これどうなっているの、あるはずですよ。
【次の発言】 民間資金の据置期間があるはずですよ、償還の。だから家賃収入は、むろん入るはずなんです。公庫の方と違っておるけれども、違っておるなら、回収された自己資金的資金はどこに出ておるかというんです――しいて言うなら。そういうものは返すというけれども、これは、たしか据置は、五年だったか三年だったか、据置期間があるんです。入ってくるものは入ってくるんだ、その自己資金的資金はどこに入っているか。家賃が入ってくるはずだから、それがどのくらいどこに入っているか。

第38回国会 建設委員会 第5号(1961/02/14、5期、日本社会党)

○田中一君 この問題は、きのうきょうの問題じゃないのです。もう数年来、四・五年来大臣がかわるたびに、参議院建設委員会は超党派で、国土保全に先行するものは砂防であるという結論を出しておる。これを決議をして、政府に反省というか、善処を促しておったのです。  そこで、今内村委員が言っておるように、河川審議会に答申を求めた原案というものを――これは河川局長よく知っておるはずです。一応原案としては尊重をし、また河川審議会には、御承知のように、私が酷評するわけですが、全部建設省の役人の方々が主として参加しているのです。決して政府の原案に反対することはできません。そんなことは歴史的にわかっておった。事実そう……

第38回国会 建設委員会 第6号(1961/02/16、5期、日本社会党)

○田中一君 関連。これは伸び率が、伸びてないわけなんですよ。伸び率が低いのです。  というのは、前年度から見ました場合の伸び率は、なるほど伸びております。しかし二十八年度吉田内閣時代かな、基本計画の、全体計画から見ました場合には、非常に低いということなんですよ。これは常に河川局長、前年度から見て伸びているというけれども、実際には低いのです。今まで砂防事業をやらなかった。それが三十四年度、五年度には、多少やってきたということによって伸び率、云々というけれども、そうじゃないんです。  今の、私は藤田委員が、伸び率が落ちているというようのは錯覚じゃないと思うけれども、これで河川局長の説明が、われわれ……

第38回国会 建設委員会 第7号(1961/02/21、5期、日本社会党)

○田中一君 それは三公団だけを呼ぶというのですか、理由は。
【次の発言】 参考人の出席をすることは御承知のように委員会としての議決であって、今お話のやつは、理由としては、三公団だけですね、呼ぶのは。ほかはどうなんですか。どうしてそういう異例なことを行なおうとするのか、理由を聞かして下さい。委員会としては常に定時に持っているんですから、いつ議決しても一向に差しつかえない。いつもの慣例では……。
【次の発言】 何か特別の理由があれば別にかまいません。
【次の発言】 この関係法律案が出ている審議中は呼ぶということなんですね。
【次の発言】 先に一つ聞いておきたいのは、これは公団に聞きます。公社と公団……

第38回国会 建設委員会 第8号(1961/02/23、5期、日本社会党)

○田中一君 これは住宅公団の方に、ちょっと聞いておきますが、この法案の第一項の既成市街地における住宅建設が、これが明文化されると――これは明文化です、明文化されると、住宅公団法施行規則の第二章第三条というものは、これは原則論であるけれども、これは、どういう工合に変えようという考え方を持っておられますか。公団として希望するものだと思うのですが、これはそのままでいいという考えであるのか、これも明文化するということになるのかですね。  というのは、第三条では「住宅は、一団の土地に集団的に建設することを原則としなければならない。」、こうなっておるわけです。むろん原則論ですから、これはもう従来通り、従来……

第38回国会 建設委員会 第9号(1961/02/28、5期、日本社会党)

○田中一君 家賃の算定基準というか、これを一つ詳しく説明して下さい。もしわれわれの理解がしやすいように、事例をもって説明してくれればありがたいと思うのです。
【次の発言】 それでは資料として出して下さい。
【次の発言】 今どうです。六年たっていますから、同じ規模で宅地用地取得費――この用地取得費の中には整地費も入っておりますね。用地費、それから建設費、こういうものによって左右される団地ごとの家賃の格差ですね。家賃の一番安いところは幾らで、一番高いところは幾らになっているか。規模は大体同じものでしょうが、年次別におそらく違うと思う。それから地域別に違う面もあると思うのです。

第38回国会 建設委員会 第10号(1961/03/02、5期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと大へん失礼なんですけれども、小沢さん、それから可児さんに、これは失礼なんですよ、しかしながら御発言に対して私どもの受け取り方があるものだから、ちょっと伺っておきます。お仕事は何ですか。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 今、小沢さんから陳述のあった問題なんですが、今回この法律の制定にあたってのわれわれの疑問なわけなんです。それで今のお話をずっと伺ってこれは要約してみますと、集約した御意見としての第一点は、当然非営利事業であるから公団が直営してやるということが第一点。それから第二点は公団がうたっているところの事業というのは、何といっても今日の居住者が切実に求めているもの……

第38回国会 建設委員会 第11号(1961/03/09、5期、日本社会党)

○田中一君 大臣は予算委員会に行くそうですから……。終始代理会社的なサービス機関にどうも論議がいっちゃったんですが、せんだって、大臣おられたかおられなかったかちょっと記憶がありませんけれども、もうこの辺で住宅公団というものは国民の要望にこたえる変貌があっていいんじゃないかという気がするのですよ。それは住宅公団の建設される地区というものは団地計画、たとえば今度の問題、法律改正の第一にあげられているところの既成市街地における宅地の開発という面は、おそらく総裁以下の役員もようやくこれを明文化しようということは、その気になったことだと思うのです。何といっても大団地というものを、未開発の地方へ持っていく……

第38回国会 建設委員会 第12号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○田中一君 委員長、資料要求。揮発油税法の一部を改正する法律案、それから地方道路税法の一部を改正する法律案、これは共にこれに直接関係がありますか。――あると思いますから、これの法律案並びに説明資料を出していただきたい。
【次の発言】 もう一つ、経済企画庁が持っておるところの、長期経済計画の全貌を明らかにできるような資料をお出し願いたい。
【次の発言】 最初に、住宅金融公庫としては久しぶりに当委員会に法律改正案が出たわけですけれども、最近の住宅金融公庫の全貌が明らかになるような資料を一つお出し願いたいと思うんです。相当伸びておりますので、従って、ここまあ三年ぐらいのものでいいと思いますけれども、……

第38回国会 建設委員会 第13号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○田中一君 前委員会で要求しておきました資料がここに出ておりますから、このまず融資条件について、住宅金融公庫並びに住宅公団等の比較の御説明を願いたい。
【次の発言】 質疑はあとにしますから、公営住宅法の方をやっていってけっこうですから……。
【次の発言】 土地を持っているけれども金がない。しかしその地区は不燃、何というか防火帯の地区の場合、国民はどの制度を利用すれば一番、得か。金がないんです。土地を持っている、商売もしているし、償還も一応できる。で、どの制度を取れば一番、得なんです、先ほど御説明になった貸付条件の比較の中から見て。それが一つと。  それからむろんこれは用途、目的によって融資する……

第38回国会 建設委員会 第14号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○田中一君 どういう見方をしているんですか、公共土木に類するものになるのか、それから単なる……聞いてみると、これは民有地だそうですね、しかしいろいろ立木その他があれば、これは公共施設になりましょう、市町村災に考えておられるのか、どの点の災害と見ているのか。まあ厚生省は場合によれば災害救助法を発動する、こう言っておりますが、この事件を何と見ているんですか、認定の仕方は。
【次の発言】 これはむろん原形復旧ということはあり得ないんです、こういうことになると。そうすると、それに対しては地元負担というものはもうつきもんですからね。そうすると、一昨年の伊勢湾台風でもあの通り特別措置法でものをきめるという……

第38回国会 建設委員会 第15号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと一、二今の報告に対して質問していいですか。
【次の発言】 ちょっと僕はおくれてきたので前段にそういう御説明があったのかもしれませんが、国としての法的な態度は地すべり防止法を全面的に適用してやるということなんでしょう、大臣のお考えは。
【次の発言】 地すべり防止法は保全の建前をとる。今度のやつは崩壊というか地すべりが活動しておる。これに対する態度は災害ですか、それともこれを保全という形でいこうとするのか。災害という見方をして今のいろいろなお話の設備をやろうとするのか、その点はどうなんですか。
【次の発言】 そこで直轄工事で、しようとするのか、補助工事で、しようとするのか、その……

第38回国会 建設委員会 第16号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○田中一君 とりあえず提出された資料について説明を願います。
【次の発言】 この第四次の一二カ年計画の不燃率を戸数で示して下さい。
【次の発言】 では、三十六年度の第一種、第二極の不燃率を分けて説明して下さい。
【次の発言】 では、あとから来た資料の説明を願います。
【次の発言】 なぜ実績が計画よりも下回っておるかという点ですけれども、これ各一期ごとにたとえば財政上の理由とか何とかかんとかあるでしょうけれども、これ率直に言っていただきたいと思うのです。
【次の発言】 第二期の第二種が計画よりも上回っているというのはどういう理由でしたか。

第38回国会 建設委員会 第17号(1961/04/04、5期、日本社会党)

○田中一君 これの政令事項が相当あるのだが、それは全部準備してありますか。それを配付してもらいたいのです。
【次の発言】 あわせて省令も一つ出していただきたいと思います。
【次の発言】 これは、要綱の総括的な質問は済んだのですか。
【次の発言】 じゃ総括的な質問をして頭に入れておいて条文にいかないと、理解がいかぬぞ、どうだい。
【次の発言】 結局今、一章全部を総論的に申し上げると、街区法というものが、どんなものを建てるかということは、街区ということの手続的な問題になってくると思うのです。それから当然これは建築基準法の改正を行なわないで現行法でやろうという考え方か、あるいは改正をしなければならぬ……

第38回国会 建設委員会 第18号(1961/04/06、5期、日本社会党)

○田中一君 あのね、先に伺っておきたいのですがね。この二十二条に審査委員がぽかっと出ております。五十三条の審査委員の条文を読んで、かつお示しの政令案の第十七、この政令を見ると、あらゆる問題を、一つの立案、それから確認するのが審査委員になっているにかかわらず、はなはだ一方的に、十七の政令案を見ると、いつでも施行者は首を切れますよ。そうなっておるのです。従ってこれは一方的に事業の施行者の方の都合の悪いときには審査委員の首を切ればいいのです。これは半分以上の同意を得て審査委員がきめられているにかかわらず、施行者の都合が悪いときには、いつでも首を切れる。首を切れるには、むろん二つの条件がある。条件とい……

第38回国会 建設委員会 第20号(1961/04/13、5期、日本社会党)

○田中一君 現今の都市の状態から見ても、私ども社会党としても、このような施策がもっと早く持たれないということに対しては、今の参考人と同様の共感を覚えておりますけれども、ただ、なぜ今までこういう施策がとられなかったかという点であるのであります。幸いきょうここに建設大臣もあそこで聞いておられるからあえて言いますが、何の抵抗があって今までこういう、もう当然しなければならぬというような施策がとれなかったかという点を考えてみると、私は法律を十分に消化して使っておらなかったということだと思うのです。従って、第一に伺いたいのは、この法律案が通った暁には、どういう方法で、どういう実施計画でこれを推進していくか……

第38回国会 建設委員会 第21号(1961/04/18、5期、日本社会党)

○田中一君 住宅局長に聞いておきますが、この構造的に共有部分の専用部分、持ち分だね、この持ち分の構造的にどういう分け方が所有権というものを不動のものにするのかということです。図面でそれを示すということになるのか。たとえば柱間というものが何年ぐらいになるのか。何年後にその持ち分というものは柱間の全部持つのか。コンクリートでかこむというものはいいけれども、そうでない場合があるでしょう。その場合にはそれが移動し得るのです、簡単に。たとえばブロック一枚積んだって、ブロックというものは、すぐにはずせるわけです。その持ち分というやつは、壁体の真しんからのものを考えられるのだと思うけれども、移動するようなも……

第38回国会 建設委員会 第22号(1961/04/20、5期、日本社会党)

○田中一君 大臣どうしました。総括質問には、やはり大臣来なければ困るんですよ。総括質問の場合には、大臣が出席をしなかったら質疑はできないのですよ。われわれ政治的配慮というものがあるんだから、住宅局長だけ追及しても、どうにもならないからね。
【次の発言】 耐火建築促進法が二十七年にでき上がって以来、三十五年までの国が出資した補助金の額を一つ示して下さい。
【次の発言】 年次別に出ているはずでございますから、それを年次別に御報告願います。
【次の発言】 三十六年度、新法では。
【次の発言】 それから耐火建築促進法で行なわれた個人の防火建築帯の希望数――坪数はむずかしいから、希望された一つの計画でい……

第38回国会 建設委員会 第24号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○田中一君 大林さんに伺いますが、今の全国建設業協会の構成委員は何人くらいですか。そうしてその中には、個人として入っておる者がどのくらい、それから団体として入っておる者がどのくらいというのは、どういうふうになっておりますか。
【次の発言】 今あなたは、全国建設業協会の代表としての意見というふうに言われましたから伺うのですが、そうすると、その中には、たとえばそこに出席されている大畠君のような方も入っておりますか。
【次の発言】 全国建設業協会は社団法人ですか。
【次の発言】 そうすると、全国建設業協会というのは、各都道府県四十六の知事が許可をしている社団法人ですね。いわゆる団体をもって構成されて……

第38回国会 建設委員会 第25号(1961/05/02、5期、日本社会党)

○田中一君 では、法制局と法務省の方に伺いますが、この法律で一番問題になる点は、団体に対する明記なんですが、ここで持とうという団体は、大体において今存立しているものというのは、七万五千九百三十五名という登録業者のうちの一万八千名が組織しておるところの、全国建設業協会というものが対象になるように考えられておるのです。非常に私疑問に思うのは、この七万五千九百三十五名のうちの一万八千名、そして一万八千名のうち、地方の建設業協会等の組織の中には零細な業者が入っておりますけれども、そのうちの大業者というものは六十名、また別の組織のメンバーになっているのです。都道府県の一府県ごとにあるところの団体が四十六……

第38回国会 建設委員会 第27号(1961/05/11、5期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会のときに要求しておいた政令案は出ておりますか。
【次の発言】 ではこの二十日に要求した資料について説明して下さい。
【次の発言】 ちょっと簡単に聞くから簡単に一つ答弁してもらいたい。総会の議長はむろん組合員でしょうね。
【次の発言】 これは理事の欠格条項というのはどこにきめてありますか。役員のですね。二十八条には役員の任期その他のことはありますけれどもね。役員にやっぱり欠格条項がなくちゃならないんじゃないかと思うんです。えてしてこうした組合の場合にはその土地のボスとか、それからあるいはしいて言うならば好ましからざる人たちがリーダーシップをとるようなことがままあるわけなん……

第38回国会 建設委員会 第28号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○田中一君 これは建設大臣並びに住宅局長にお伺いしますが、こういう場合を想定できないでしょうか。それは、大体、相当大きな規模のものの場合には、これは必然的に市街地改造事業と同じような形でもって高度化するという場合に、民間資金の導入ということは、当然、これは事業の施行者――施行者というか、その公共団体の施行にしても考えられることだと思うのです。資金に限度がありますからね。で、私はこういうことを考えてみたのです。何とかしてこの事業を本物にして、そうして資金的に苦しまないでいける方法としては、第一に考えられるのは市中銀行の融資、いわゆる建築物に対する融資ですね。していない。これはむろんそれに対する支……

第38回国会 建設委員会 第29号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○田中一君 建築協定の実効というか効果というものを、今まで上げた例があるならば、これは一つ全国的に、どこでどういう建築協定をやってこうなったということを、一つ出していただけませんか。
【次の発言】 そしてその実効はどうでしたか。実効というのは、実際の効力があったのかないのか。
【次の発言】 沼津市の場合は、何戸――戸というか、何店舗というか――がそれに加入しておったのですか。
【次の発言】 そこで、強制履行と、自己負担によるところの改造等の訴訟を起こした場合ですね、どれくらいの効果があるということを考えるわけです。そのために、むろん訴訟になれば、ここで共同建築というようなことが前提になっておる……

第38回国会 建設委員会 第30号(1961/05/23、5期、日本社会党)

○田中一君 なぜ業としての規制をしなければならなかったかという点を、最初に一つ説明して下さい。
【次の発言】 基本測量の予算として、これは昭和二十四年にできたこの法律ですけれども、測量法ができて以来、どのくらい伸びています、基本測量予算としては、予算というより量の方がいいかわからないな、金がだいぶ変わっておるからな、貨幣価値が。
【次の発言】 国土調査法による測量は、これはあなたの方に直接の関係はないと思うのですが、あなたの国土地理院の方に委託される業務はありましたか、今まで。
【次の発言】 そこでそれはあなたの方で基準点測量をおやりになる。しかし国土調査法による事業は、あなたの方で委託を受け……

第38回国会 建設委員会 第31号(1961/05/26、5期、日本社会党)

○田中一君 今、参考人の中に入っております方々の経営体、企業体も含めて、政府並びに政府機関の、本法を担当することになると予定されている、実施することになると予定されている各企業団体の事業者の補償基準、これをまず第一にお出し願いたい。  それからそれらの方々の企業の、収用法制定以来収用法を適用した事例について、その裁決、それから審議の経過等の議事録を添えて十カ年間のものをお出し願いたい。  それから第三に、各府県収用員委員の氏名、生年月日等を含めて略歴と、各府県のあっせん委員の氏名、生年月日、略歴をお出し願いたい。そうして、それらおのおのの収用委員会並びにあっせん委員会の議事録をも合わせてお出し……

第38回国会 建設委員会 第32号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○田中一君 最初に高速道路公団に資料をお出し願いたい。それは先ほど藤本君が述べられた高速道路一号線の全線にわたって買収が済んだ個所別、むろんこれは所有者別になりますが、その年月日、価額を一つ出していただきたい。それから未買収のもの、むろん個所別、所有者別ですね、その未買収の理由、たとえば先ほどお話しのように訴訟中だ、あるいはまだ話してないとか、それから法を適用した個所があったら、適用して収用委員会の方にかけているものがあればかけているもの、あっせん委員会にかけているものがあればかけているもの、こういう工合に出していただきたい。これは一番具体的に距離が短いから高速道路の方にお願いします。

第38回国会 建設委員会 第33号(1961/05/31、5期、日本社会党)

○田中一君 須貝先生にまず伺いますが、あなたは昭和二十六年に当委員会においで願ったときには、新しい法律に対しては、これは非常に賛成であるという御意見を率直に冒頭に述べておられるのです。それから陳述を伺ったのでございます。今回の場合にはそれらの点は触れておらないのです。いろいろ字句の問題、その他については御意見がありましたけれども、これでいいのかという点については、結論的なものは伺っておりませんけれども、どちらの範疇に入れようとなさっておりますか。と言うことは、もう少し申し上げた方がいいかもしれません。私の見解としては、こういう疑問が起きないかと思うのです。冒頭に先生がおっしゃったように、収用法……

第38回国会 建設委員会 第35号(1961/06/02、5期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと關盛局長に聞いておきたいのですが、この答申案に対する諮問の内容はどうなっていますか。それを資料で出してほしいのだが……。
【次の発言】 飯沼さん並びに櫛田さんにお伺いしますが、御承知のように昭和二十六年にできた本法の土地収用法がございます。土地収用法によらずしてこうした特別立法で律した方がいいとお考えになった根拠ですね、それを伺っておきます。結論としてはここに出ておりますが、どういう話し合いというか、審議がなされて、そういう結論になったか。いわゆる土地収用法の中にそうした特例を盛り込んだ方が、法体系としてはよろしいのではないか。ことに今回の法律が時限法でなくして、特別措置法……

第38回国会 建設委員会 第36号(1961/06/05、5期、日本社会党)

○田中一君 最初に資料の説明を願います。
【次の発言】 条件が皆違うから、一起業体ごとにやっていきましょう。
【次の発言】 工事の予定は、計画の当初の予定を示さぬと、第一建設局の尼崎――栗東間が九八・八%できておれば、何もこういう法律をとやかくすることは要らないということになるのです。従ってこの資料としては、一応計画の当初、何年何月から何年何月までどこをやって、それからどこをやってと、こうならなければ、非常にあなたの方に不利というか、そんならば適用する必要ないじゃないかというような資料になるから、そこのところは、もう少し自分のところに有利になるような資料出せばいい。そこのところ、ちょっと説明し……

第38回国会 建設委員会 第37号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○田中一君 私は、たしか当委員会の二十九年、三十年ころの議事録に載っていると思うのですがね。反当たり百万以上をしようがないからいよいよ通水するについて出すのだというような話を聞きまして、当委員会からそれを追及して、むろん通水するについては何といっても相当の利益等があるわけなんですから、この場合は少しの金額はかまわないから払おうじゃないかというような考え方が出てあったのを、参議院の建設委員会でそれはいかぬと、そういうことは悪例を残す。また将来の補償基準にまあつけ込まれるということになるから、たとえ通水前であってもこういうものはいかぬといって、これは調査いたしまして、――当時だれだったかな――そう……

第38回国会 建設委員会 第38号(1961/06/07、5期、日本社会党)

○田中一君 これは補助額をふやしてくれということなんですか。
【次の発言】 これは計画局の意見を聞かなければならぬけれども、補助金の増額ということになると、どういうことになるのですか。ここに建設省の意見としては促進に努力すると、促進には努力するけれども、補助金の問題には触れておらない。その場合どういう見解を持っているのですか。
【次の発言】 採択することを望みます。
【次の発言】 これは私が紹介議員になっているのですが、一カ月ぐらい前に東京都の都市計画審議会の専門部会でこの問題が論議されまして、一応委員会で決定されたのは、東口並びに西口広場、西口のいわゆるマーケット街全部を、広場を中心として、……

第38回国会 大蔵委員会 第23号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○委員外議員(田中一君) 今回のこの会計法の一部改正の法律案を提出することに踏み切った最大の理由を、一つまず最初に伺いたいです。
【次の発言】 一つの例ですが、昨年――一昨年になりますね、もう。例の皇太子の屋敷が入札になった場合、落札者間組は一万円の札を入れた。従って、これは会計法二十九条に照らして、当然間組が最低なはずです。ほかはみな数千万円という額ですから、当然間組に落札すべきものとわれわれ考えておったのですが、それが途中のいろいろな政治的な当時の動きもあって、辞退をしたという形になりましたが、ああした会計法二十九条によるところの決定を見ずして。あなたの方の考え方としてはどうですか。

第38回国会 大蔵委員会 第25号(1961/05/19、5期、日本社会党)

○田中一君 大林さんに伺いますが、会計法の改正に伴う契約約款というものが、会計法の問題は今いろいろ御意見があった通りの内容でございますけれども、契約としてはどういう形の契約を行なっておるのですか。また、契約約款というものは、現在国並びに公共団体との契約は、偏務契約か双務契約かという点です。それから、たとえば不可抗力によるところの損害というものは、どちらがどう負担しているか、一つ実情をお述べを願いたいと思います。
【次の発言】 その不可抗力の損害に対しては、どういう扱い方をしておりますか。
【次の発言】 先ほど、この政令にゆだねる格付けの問題を、各発注官庁が独自の立場で指名競争にする、業者の選定……

第38回国会 予算委員会 第11号(1961/03/10、5期、日本社会党)

○田中一君 私は、非常にじみな質問でございますけれども、三十六年度の予算を起点とする公共事業の全般にわたって質疑をいたします。  そこで前もって申し上げたいのは、池田総理が総裁になられ、総理に就任されて以来、まっ先にお唱えになったのは社会保障、次に減税、続いて公共事業等を申されてねった。今日この内容というのは相当変貌されております。公共事業が前面に打ち出されまして、第二次補正に見られたこれまた二つ三つの大きな、国民が求めているような形の政策を大きく打ち出された。そうして財政投融資によって産業基盤の確立という、所得倍増への道を示されております。どうして国民が一番望んでおるところの社会保障、減税を……

第38回国会 予算委員会 第20号(1961/03/24、5期、日本社会党)

○田中一君 関連。今のお話は開発公団のお話しですが、幸い通産大臣が見えておりますから、利水公団の方では、昨年の秋ごろから始まった予算折衝、それ以来今日まで田中角榮氏を中心とするところの党内の調整等どういう経緯で今日になり、そうしてまた中村建設大臣が言っておるように、あなたの方も、産投から幾ら金を出すというような話があったのかどうか、一つ詳しく報告していただきたいと思うのです。
【次の発言】 中村さんに伺いますが、そうすると、先ほどあなたは阿具根委員の質問に答えて、利水開発促進法ですか、という法案を出そう、おそらくその法案の中には、利水公団というものの設置が盛られているだろうと思うのです。その場……

第39回国会 建設委員会 閉会後第1号(1961/11/01、5期、日本社会党)

○田中一君 これは計一画局に聞くのが妥当かどうかわからないけれども、今までの関係があるのだから一ぺん聞いておきます。われわれが前国会で市街地改造法案を審議する過程において具体的な例を数多くお示しになりました。したがって、あの法案の審議にあたってはいろいろお示しになった地区を想定しながら審議したことは、私ばかりではなくおそらく同僚の各委員も同様だと思うのです。したがって、これがどういう形で今日推移しておるかという点については一応四つの地区、いわゆる大阪の駅前、駅前といっても電車道をこえた駅前、それから三軒茶屋地区、渋谷上通り、それから新橋の東西地区の現段階の進捗状態を伺いたい。

第39回国会 建設委員会 閉会後第2号(1961/12/08、5期、日本社会党)

○田中一君 二つだけ伺います。  先ほど内村委員から質問があった同じ渓流に前後して農林砂防、あるいは河川砂防、両方あるという場合、これは判断は、どういう工合に判断されるのですか。私どもも見てきておりますけれども、一つや二つの例外じゃないのです。計画的にそれがなされていないということですね。それは昭和三年、四年の旧憲法時代の申し合せにももとるし、それからそういう現実というものに対しては、どういう批判をするかということです。それも古い歴史のあるものじゃないのです。最近のものなんですね。これは行管のほう並びに大蔵省としては、どういう判断をするか。今後そういう行き方に対しては、どういう態度をもって臨む……

第39回国会 建設委員会 第3号(1961/10/05、5期、日本社会党)

○田中一君 官房長に、三十六年度の予算上定員化されたところの職員について、今までの任命等の手続はどうなっておりますか、最初に伺います。
【次の発言】 そこで、二万一千六百二名のうち八百名というのは、おそらくこれは新卒の公務員として適格者ということで除外したものと思いますけれども、あるいは増員等で、国家公務員適格者という意味ですね、当然これは配置転換あるいは新採用によって定員化されるということだと思うのですが、そういうことですか。
【次の発言】 十月一日に発令しましたか。
【次の発言】 だから、おかしいじゃないか。七月一日――過去ですよ、しましたという報告ではなくて、近いうちというと、いつですか……

第39回国会 建設委員会 第5号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○田中一君 政令ができていますか。できていたら出してほしい。
【次の発言】 検討しているなら検討している中の草案でいいから出していただきたい。
【次の発言】 それから委員長に一任するという参考人はどういう人たちをどういう観点からお呼びになるのか、ひとつ議事録つけてもつけないでも説明していただきたいと思います。
【次の発言】 それからこの第十三条の4の聴聞を行なうということの範囲は、これは政令できめるわけでも何でもない、何かわからぬ僕には。聴聞を行ならというのだが、聴聞を受けるのは、いわゆるだれからどういうものを受けるということなのか、これはどういう形で聴聞会を設けようとしているのか、それ、一応……

第39回国会 建設委員会 第7号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○田中一君 これは神戸の方に伺いますが、この法律ではだれが監督というか、それを中心に指導するかということが書いてないですね。建築基準法では御承知のように建築主事というものが、実際に確認する。そうすると、この宅地造成に対してはだれがするのかという点が明らかでないわけです。これは非常にむずかしい問題があると思うのですが、あらゆる面の地質というか、技術面においても。技術のほうで建築土木ともに一緒だと思うのです。その点はこの法律だけでもって十分だという考え方に立っていますか、神戸の方に伺います。
【次の発言】 そこで今度は技術基準というものは明らかになったから監督しやすくなったでしょうけれども、だれが……

第39回国会 建設委員会 第9号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○田中一君 私あとから来て今御発言の内容を伺ったのですが、鈴木さんに伺いますが、これは衆議院の修正した案を御承知ですね。特定水系のみでなく広範にやれという御意見のように伺いましたが、そうするとだれがやるのです。公団がやれという御意見なんですか。国がやれという御意見なんですか。
【次の発言】 どうも、今鈴木先生のおっしゃっているニュアンスを私じかに聞かないものですから、間違ったら失礼します。私どもこういう考え方を持っておるのです。今回のこの二つの法律案というものは必要悪として認めなければならぬのじゃないかという気持なんです。必要悪ですね。こういう促進法なり公団法という形式でなくていいんだと、国が……

第39回国会 建設委員会 第10号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○田中一君 これは提案者の塚原さんに伺っておきますが、中央道というものは道州的な区域に関係なしに使われておるものと私は考えておるのですけれども、したがってここに東北自動車道、北海道、中国、四国、九州とはおのずから異っているものなんです。これはむろん本州がエビのように曲がっている地形ですから、その中央部に縦走する高速道路を作ろうという考えに出発しておりますけれども、この北陸はやはりそのうちの一環であろうという考え方をわれわれは今日まで持っておるわけなんです。そこで、なぜ北陸というものを取り上げなければならないかと申しますと、ちょっと議論があるわけなんですね。名称はなるほど中国とか九州とかいってい……

第39回国会 建設委員会 第11号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○田中一君 これは経済企画庁長官並びに建設大臣に伺うのですが、水関係ことに利水関係の法律案が陸続と出て参っております。まことに、近代国家としてわが国が進展するためには、むろんそれらを考えなければならぬことは当然でありまして、それだけに私どもは現行河川法の欠陥、現行河川法が利水の面において相当なネックとなっているという点を指摘しなければならない。したがってこの河川法と真剣にとつ組んで、民族の繁栄のためにもたれようとする水資源の重要性を知り、これを誘導する水路という形の、この河川に対するところの面を相当とり入れたところの河川法でなければならぬと思う。ただ単なる国土保全の見地からのみ河川法の扱い方に……

第39回国会 予算委員会 第5号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○田中一君 災害に関連する質問をいたしますが、最初に、今回衆議院に提案されておりますところの水資源公団法並びに水資源開発促進法、この二つの法律案がどういう経緯で前国会並びにこの臨時国会に再び提案されたか、そして、閣内における調整という点もどういう形で行なわれたか、経済企画庁長官から最初に伺っておきます。
【次の発言】 そういたしますと、現在提案されておりまする法律案いわゆる水資源公団によって、水資源の開発ということを全部の河川に対してやらせるというお気持でいらっしゃるのか、その点をもう一度伺います。
【次の発言】 中村建設大臣に伺いますが、一体今回提案されている法律案の目的というものは、これは……

第40回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第4号(1962/03/16、5期、日本社会党)

○田中一君 もう時間がないようですから、資料だけ要求しておきます。オリンピック関連道路の進捗状態、区分、見通し――現状の見通しですね、それを一路線ごとにひとつ出していただきたい。その場合には、問題になっておる問題点というものを一々説明して出していただきたい。それに基づいて次回の委員会で質疑します。それは高速道路公団、それから都、国、この三者の方々にお願いします。
【次の発言】 そういう資料が出ているならば別にいいですが、ただこれでは困る、今出ているような資料では困る、その路線の個所ですね。それから考え方、それから問題点は何で進まないかという点、そういう点を詳細に出してほしい。

第40回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第5号(1962/04/03、5期、日本社会党)

○田中一君 このオリンピック関連街路網図、この図面について説明してくれませんか。
【次の発言】 そうすると、この赤い線が未完成区域なんですね。赤で塗っているところが。
【次の発言】 用地の折衝などはどうなっておるのですか。一つの例を、たとえば放射二十三号線はどうなっておりますか。東京都の人は来ているのでしょう。
【次の発言】 そうすると、そういうものは全然交渉はしていないのですね。
【次の発言】 高速道路一号線のうち、この青線は、これは計画線で、どの辺までできておるのですか。
【次の発言】 水産大学といっても、今図面で説明して下さいよ。どこに水産大学があるかわからぬじゃないですか。

第40回国会 建設委員会 第2号(1961/12/14、5期、日本社会党)

○田中一君 どなたに伺ったらいいかわかりませんが、担当の渋江理事にひとつ伺いますが、現在九月ごろから引き続き随時にストライキ等が行なわれておりますけれども、今までの経緯がどういうふうか、いろいろ私も調べたものはありますが、結論として現在はどういうことになっているのか、それをお聞かせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 むろん法律にのっとる正しい労使間の闘争を展開しているものと見ておりますが、住宅公団そのものは、住宅公団のものでもなければ従業員のものでもない、労働者のものでもない。少なくとも国民に対する約束された仕事をしているのが住宅公団の性格であるわけです。ところがこのように、一例を言うと赤羽……

第40回国会 建設委員会 閉会後第2号(1962/06/01、5期、日本社会党)

○田中一君 二十五年に国土総合開発法ができて以来、今日までもう十年以上たっているわけですが、いろいろな問題があって今までおくれておったことは私も了承できますが、私はいつも言っているのは、計画は立てろと言うんです。たとえばどういう時代にどういう修正があろうとも、少なくとも国土経営の基本的な計画を立てなければならない。それはむろん修正されるべきであろうと思う。日本の民族のあるいは経済の発展の上においていろいろある。しかしながら一応計画を立ててそれを国民に明らかに提示をしろ、ということを主張してきておったんですが、幸いこうして一応の案ができたということはけっこうなことだと思いますけれども、ここで第一……

第40回国会 建設委員会 閉会後第3号(1962/07/11、5期、日本社会党)

○委員以外の議員(田中一君) この報告書には対策というようなものが立っておらないのですが、現場ですら、時間的な関係でもって詳細がわからぬということになると思いますけれども、どういう対策を立てているかという点はどうなんですか。この時点の現象で、あるいはまだ引き続いてあるかもわからぬから、全体を見てからというようなことになるのか、この際の災害としては、この辺で取りまとめて、集約して対策を立てるということになっているのか、それから、ことに佐賀県、長崎県等のボタ山の被害というものは、地すべり法案が出て、もう何年にもなります。これに対して、どういう措置をとっておったのか、その手当を越える集中豪雨なりある……

第40回国会 建設委員会 第5号(1962/02/06、5期、日本社会党)

○田中一君 まあ今までにそろいう質問があったかどうかわかりませんけれども、特別措置によらなければという災害の実態、規模ですね、これは御承知のように、今までの災害というやつの特別措置法は、多くは地元国会議員がその実情を十分に把握して、そしてこうしてくれという要求が割合に多かったわけです。今回これが特別措置法として提案された理由、したがって災害の内容というものがどういう範囲のもので、どういう理由でこれを追加指定をしようとするのか、その点の建設省の持っている基本的な態度というものがあるはずであります。だからまあ各国会議員がおれの選挙区だからこれをやれというだけでは、あなた方は動くわけはないと思うので……

第40回国会 建設委員会 第6号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○田中一君 これは河川局長に聞いておきますがね。先だってあなたは、災害基本法によって具体的に特別措置によらなければならない事業というものをきめたい、という発言があったのですがね。災害基本法に織り込むということじゃなく、現にここに公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法があるのですから、この中でそれらのものも織り込んで改正する意志があるかどうかという点を伺っておきたいのです。
【次の発言】 建設大臣に伺いますが、災害ごとに、二十八年度災からこういう傾向になってきたわけです。ここにやはり政治的な配慮というものが加味されますと、公共事業の本質というものが、常に政治的配慮によって左右されるという印象を国民……

第40回国会 建設委員会 第9号(1962/02/20、5期、日本社会党)

○田中一君 この一定期間内に償還期間をきめられて、それ以前に、契約以前に繰り上げ償還しようという場合の清算方法はどうなっておりますか。大体徴収は割賦徴収は均等で何というか、全部含めたものを、画一的なものを回収しておるはずですね、これは。
【次の発言】 たとえば生命保険等では、これは募集費等も加わるので、相当そういう全部経費的なものをとってしまって、余分にとって、そうして金利等を含めたものを納入するようになっておりますが、その場合に、十八年なら十八年として元利償還というものはだんだん減る方式ではなくて、そのまま一律の徴収方法をとっているでしょう、住宅金融公庫の場合は、月に幾らという……。

第40回国会 建設委員会 第10号(1962/02/22、5期、日本社会党)

○田中一君 審議に入る前にちょっと委員長に伺っておきたいことがありますから、御答弁願います。  衆議院の本法案に対する審議の状況はどうなんですか。
【次の発言】 私は三十四年に、首都高速道路公団の法律の審議にあたって非常に不本意な現象があったことを思い出すわけです。というのは今、阪神高速道路公団法の逐条説明の中に、前田局長から説明がありましたが、むろん原案、事業計画というものは、建設大臣の認可を受けなければ正式なものにならないのはあたりまえでありますけれども、首都高速道路公団の事業計画というものは、少なくとも都民は何ら知らずしてこれが計画になったということであります。再び同じような轍を踏むこと……

第40回国会 建設委員会 第12号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○田中一君 結局これ有料道路ですね、大臣。
【次の発言】 そこで一応の完成をみたときに、管理機構をやっぱり永久に残すという考えですか。まあ今までの有料道路は、建設省がペイすれば無料公開に持っていくんだということの原則が立っておるのですけれども、 何年になるかわからぬけれども、こういう機構をやはりあっちこっちたくさん残しておくことがいいかどうかということです。建設の面には建設の能力というものを考えながら部分的にやったらいい場合もありますけれども、完成して管理する場合ですね、これはやはり一元的にすべきじゃないかと思うのですが、その点はどういうお考えを持っていますか。

第40回国会 建設委員会 第13号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○田中一君 各現地視察の委員の方方、御苦労さんでした。  この阪神高速道路公団、阪神間の高速道路を作るということに対しては、何ら異議を感じておるものじゃない。ただ問題は、実態から見てその路線というものがどうなるかということ、その路線に対して現地において抵抗はないかという点などが私は聞きたかったのです。また、その路線について、内村委員の報告によると、富永教授は、それよりもっとほかにいい方法、いい案があろうけれども、用地などの問題で現在の堀割を使っていくのはやむを得ないんじゃないかという発言等もあったように聞いておりますけれども、この予定されている線を全部お歩きになったわけですね。それをひとつ御答……

第40回国会 建設委員会 第14号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○田中一君 北海道どうした。北海道の対寒住宅の情勢は。
【次の発言】 これは留置場等は齋藤局長に質問しても答弁できないと思います。しかしどういうことでしょうね、これは建設大臣に伺ったほうがいい……。留置場というものは居住施設じゃないでしょうか、刑法上の拘留期間というやつは二十三日間くらいまで留置するようになっております。これは居住施設であろうと思うのですが、どうして今まで、まあそういう容疑者は焼け死んでもいいのだ、凍え死んでもいいのだということではないと思うのです。入植者の場合には、これは経済的に、国の補助が豊かでないから、やむを得ずそういう自分の現金収入が少ないから、負担の軽いものというもの……

第40回国会 建設委員会 第16号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○田中一君 測量事業はどのくらい今まで出ておりますか。その測量事業というのは、この法律の適用している公共団体全部でどのくらいになっておりますか。測量並びに調査、新しく加える業態の仕事というものは。
【次の発言】 自衛隊等から出る仕事もこれに含まれますか。
【次の発言】 今説明された逐条説明の中には、この資料の中には、「新たに国、地方公共団体等の発注する測量並びに土木建築に関する工事の設計」云々とあります。したがって、測量というものは工事に何にも関係がないじゃないですか。自衛隊が測量するという場合には、測量そのものが対象になっておる。工事を行なう対象とか、何が対象とか、何も測量というような言葉は……

第40回国会 建設委員会 第17号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○田中一君 二十条の二の「事業の承継等」この事業の承継というものは、公示の翌日からやるのだということに法にはなっておりますが、今回特例を設けなければならぬということの理由ですね。これは事務的なものが相当あると思うのです。  そこで承継される事業というものが、指定しようというものが全部されないものがあるというのは、どういうものかということですね。具体的にいうならば、事務的にとても間に合わぬから、とりあえず都道府県がやっておるものは都道府県がやっておるものとして、そのまま残しておいて、逐次話し合いのもとに吸収していくということだと思うのですが、これは、長官でなくてけっこうです。河川局長、それから農……

第40回国会 建設委員会 第19号(1962/04/03、5期、日本社会党)

○田中一君 なぜこうしなきゃならぬかということをひとつ先に説明して下さい。なぜこうしなきゃならぬか。
【次の発言】 それは知っているんですよ。実態の問題からいって、今まで道路公団はもはや六年近く行なっているわけです。なぜこうしなきゃ不便なのかという点を実態の点から明らかにしてくれというんです。
【次の発言】 私は、今大体こまかい条文の問題よりも、若干法律案の要綱について質問しているわけですが、沿道区域内の制限という問題は、まあ、現在阪神高速道路公団、それから首都高速道路公団はまだ事業を開始していない、建設中であるから、これは触れませんけれども、道路公団が自分の行なっている、また管理をしている道……

第40回国会 建設委員会 第20号(1962/04/05、5期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと要綱で質問しますが、この地域の指定地盤が沈下している現象というものは、まあ大阪、東京等は大体において建築確認申請を許可した場合には、これには当然そうしたボーリングをやりますからわかりますが、そうでない場合にはだれがそれを認定する、科学的な調査をだれがするのかですね。
【次の発言】 建設省が直接に科学的調査をするというならば、その予算の裏づけはどれぐらいになりますか。
【次の発言】 一体どの地域を指定しようとするのか。三十六万程度のものでボーリングできやしませんよ。法律で、少なくとも今までの国民の既得権というものが、制限を受けるということになるならば、納得する形の科学的調査と……

第40回国会 建設委員会 第21号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○田中一君 この工業等の制限に関する法律は、従来どういう効果を上げていましたか。たとえばかつてこれはたしか二十七、八年でしたかな、人口増を防ぐのだというようなことをいっておったけれども、施行後何年ですか、三年になりましたか、どういう効果、あるいはマイナスの面があればマイナスの面、したがって今回の改正というものはこの経験から出たものと思いますが、率直に一つ説明していただきたいと思います。資料等で説明されるならば資料でもけっこうですから。
【次の発言】 そうすると向か資料でほしいと思うのは、二十三区、武蔵野、三鷹という地域が制限区域になっているはずですが、それに接続する地域には、どういうものが建設……

第40回国会 建設委員会 第22号(1962/04/12、5期、日本社会党)

○田中一君 資料の要求をいたします。  第一に、現在都道府県、市町村等で工場誘致のための敷地造成を行なっているはずであります。これらの根拠法があるかないか、あるならば根拠法並びにこれによるところの条例等があるはずであります。これをひとつ出していただきたい。  第二は、各工場誘致をしようとしている地域の都市計画法に基づく計画ができておるかどうか、できているならばその地域を全部出していただきたい。  第三に、水面埋立事業が全国的に行なわれております、法律によると都道府県知事が権限で許可をしている地域と面積、それからそのうちの埋立事業を実施している区域、最近完成した区域、むろん許可をした分については……

第40回国会 建設委員会 第24号(1962/04/19、5期、日本社会党)

○田中一君 今、前田君の説明のうち群馬県の高崎、群馬八幡というのですか、全面買収としてやっているこの公社、この場合の公社の事業費の内容というものはどうなっておるのですか、大体。この割合ですね。まあ公社だから、大部分のものは、これは群馬県ですか、市ですか、高崎市になるのか。群馬県か、高崎市になるのか、あるいは町村か。そして、その資本構成ですね、どうなっておるのか。これを伺うのは、単なる公共団体のみならず、事業団体にもこれを適用しようということなんですから、現在やっておるものはどうなっておるかということを知りたいわけです。
【次の発言】 たくさん公社がありますけれども、地方の公社が。公社を認可する……

第40回国会 建設委員会 第26号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○田中一君 これは提案者には伺いません。政府に聞きましょう、都市局長から。あなた一体かかる法律が出ることを希望していますか、都市計画法による範疇に入るのですがね。私はこういう法律が陸続出てくることは、そこに国民の集団生活に対する公徳心という言葉は妥当かどうかしらぬけれども、その欠除からかかる立法をせねばならぬということになるのじゃないかと思うのです。そういう点が一つ。  もう一つの問題は、御承知のように、第七条にあるところの保存樹等に関する台帳云々と書いてございますけれども、今日の森林法というか国有財産の中では、立木はなるほど確かに台帳を作って国有財産になっております。しかし、そこにあるところ……

第40回国会 建設委員会 第27号(1962/05/07、5期、日本社会党)

○田中一君 政府の見解。それぞれ各担当の部局の見解を述べて下さい。
【次の発言】 今の政府の答弁、いろいろ見解を伺いますと、国としてもまたわれわれとしても、取るべき請願も相当入っておりますけれども、何せごちゃごちゃいろいろな問題が入っておりますので、一つ一つ分離して請願された場合には受けられるものもあると思うんですが、このまま一括請願を採択しても混乱があるのじゃないかというように考えますので、紹介者がもしいれば、紹介者から意見を聞いておくこともいいと思うんですが、どうでしょう。
【次の発言】 これは私が紹介者になっておりますから説明しますが、政府の見解としては……。


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 建設委員会 第1号(1962/08/13、6期、日本社会党)

○田中一君 それは委員長、理事会でひとつ御検討願いたいと思います。火、木の問題は、衆議院との関連もあるでしょうから、委員長、理事打合会におまかせいたしたいと思います。

第41回国会 建設委員会 第2号(1962/08/14、6期、日本社会党)

○田中一君 許すということは、一応政務次官からその件についての報告をさせるということですね。認めるとか認めないということじゃないんですね。どういうことなんです。その釈明か声明か知らぬけれども、それを認めるという前提に立って聞こうというのですか、理事会の話し合いはどうなっていますか。
【次の発言】 そうすると、今後政務次官が大臣との連絡折衝というものは全部当たるという原則のもとに聞くんですか。私は、大臣の行動なんというものは、あるいは官房長がおるのだし、ことに、聞くところによると、現場等を視察に行っているなら、その当面の局長がおるのだし、それは、参議院の建設委員会に出席する以上の重要な案件で旅行……

第41回国会 建設委員会 閉会後第2号(1962/10/31、6期、日本社会党)

○田中一君 この間の災害というか、ボタ山の崩壊というのは、地主はわかっておりますよね、きっと。山そのものがだれのものだったのですか。というのは、中小炭鉱は相当閉鎖したところが多い。ことに何十年前にボタ山を作って、ある時期に石炭単価が悪くなれば捨ててしまうのです。なるほど地主は土地台帳を見ればわかります。しかし、山そのものの所有権というか、災害を予想するならば、管理義務というものはどこにあるのかという点です。それが一つ。  それから、現在この炭鉱地区にある数々のボタ山が集中豪雨等でもって崩壊しないとは限らないのです。その危険度は高いと思うのです。そうすると、地主はわかる。しかし、たとえばそれを借……

第41回国会 建設委員会 第3号(1962/08/16、6期、日本社会党)

○田中一君 この際、建設大臣に要望しておきたいのですが、先般の、前回の委員会で大臣の御出席を求めて、むろんこれは就任のあいさつがあるであろう、と同時に、就任以来いろいろ、まことに国民が要望しておる点を、非常に勘よく新聞等に発表しておられるので、これは国民は、おそらく相当数の者が拍手をもって迎えていることは間違いございません。それだけにわれわれ当委員会としても、一日も早く建設大臣の考えられている方針というものを伺いたかった。ところが言葉が三つくらいに分かれて、出席が不可能であるという説明を聞きました。これははなはだ遺憾でございます。したがって、今週中はおそらく、まだまだ自信がある表明がないと思い……

第41回国会 建設委員会 第4号(1962/08/21、6期、日本社会党)

○田中一君 政府委員はだれが来ていますか。
【次の発言】 大蔵省のほうに伺いますが、三十六年十一月二十二日成立した会計法の一部を改正する法律案の中に、請負契約の問題が含まれておりますが、その内容は、その以前の三十一年四月二十四日の閣議決定で、こういうように意思が固まっているわけなのです。ちょっとうるさいですが、読み上げます。「国が競争契約をする場合において、落札者の入札価格によつては、その落札者により当該契約の内容に適合した履行がされないおそれがあると認められるときは、その者を契約の相手方とせず、政令の定めるところにより、予定価格の制限の範囲内における次順位の入札者を当該契約の相手方として選ぶ……

第41回国会 建設委員会 閉会後第4号(1962/11/22、6期、日本社会党)

○田中一君 了承できません。河野建設大臣就任以来、二、三回しか委員会を開いておりません。河野建設大臣が各新聞紙等にいろんな意味のアドバルーンを上げております。したがって大臣としても、建設行政の重要性を感じていろんな構想を発表しておると思うのです。と同じように、参議院のわれわれにいたしましても、当然建設行政の重要性にかんがみて、われわれの持っている、院の持っている権限内で十分に委員会を開いて建設大臣とも胸襟を開き施策についての審議もしたいと、こう考えておるわけなんです。国会議員としてのわれわれの熱意というものが一方的に無視されておるという現状に対しては承服できません。ことに前回の委員会におきまし……

第41回国会 建設委員会 第5号(1962/08/23、6期、日本社会党)

○田中一君 閣議決定した一つの規定と法律と、その比重というものは、かりに裁判所で判定する場合、同等のものに認められるか、あるいは法律のほうが優先するか、そういう点はどう考えますか。
【次の発言】 私、その問題を言っておるのじゃないのです。閣議決定された一つの決定事項と法律とはどちらが優先するかということです。
【次の発言】 それではなぜ法律にしないのですか。
【次の発言】 たとえば精神補償の面でも、現在、通常公共用地取得のために行なっているいろいろの措置というものを、むろん実態としては形を変えた――内容はちっとも変わっていない、形を変えて補償するということになっておるのであろうと思うけれども、……

第41回国会 建設委員会 第6号(1962/08/31、6期、日本社会党)

○田中一君 最初に河野さん、これはどっちみちきょうは新聞記者にも発表なさると思いますけれども、プリントをお出し願いたいと思います。これは当委員会は常にそれをやっておりますから、委員長として……。
【次の発言】 今、お話の中の、重点的に説明があったと思うのですが、むろん、たとえば治水事業にしても、こまかい事業の性格というものは、性格というか、説明というものはないけれども、それはみんな含まれておりますね。
【次の発言】 たとえば治水事業といっても、そのうちの砂防なら砂防を重点的にやるんだというような意思はむろん含まれておるのでしょうね、その説明の中には。そういう点が、砂防という言葉が一つもなかった……

第41回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1962/10/10、6期、日本社会党)

○田中一君 今度の北海道、九州などの視察では、災害地の現象あるいは原因というものは、どれもこれも土砂の流出により大災害が惹起したというように報告されている。北海道は今まで三十七年度あたりから、若干砂防費はつけておりますけれども、砂防事業は行なっておらない。長崎、佐賀は御承知のように、ああしたズリ山がたくさんありますから、そのほうの施設をしていらっしゃると思いますけれども、結局土砂の流出によって大災害を惹起したということは、両方とも報告がなされております。結局三十八年度、明年度からは、一体どういう対策を立てようとするのか、これは主計官もきておりますから、大蔵省並びに予算を要求する両省から、砂防の……

第41回国会 災害対策特別委員会 第3号(1962/08/22、6期、日本社会党)

○田中一君 農林省のほう、この一覧表いつ作ったのですか。きのう作ったのですか。いつの現在ですか。三十七年発生災害の農林水産関係被害額の一覧表、これはいつの時点の……。

第41回国会 災害対策特別委員会 第4号(1962/08/27、6期、日本社会党)

○田中一君 これは政令案は大体できておりますか。
【次の発言】 ほど理事会で話し合ったように、二十九日の日に連合審査を行なうことになっておりますが、その前にできてあるだけの政令をひとつ配付していただきたいと思うのです。委員長要求して下さい。
【次の発言】 その前にもらえませんか。できれば二十九日の午前中にでもボックスに配付してくれるか、あるいは当委員会に持ってきてくれれば調べられるから……。午後一時からになっておりますから……。

第41回国会 災害対策特別委員会 閉会後第4号(1962/11/30、6期、日本社会党)

○田中一君 災害対策の何といっても一番の必要な先行すべき事業としては、私ども常々砂防事業が先行しなければならぬということは考えておりますが、農林砂防については地方債というものを認めておりながら、建設砂防については、いわゆる渓流砂防については地方債を認めておらぬという現状は再三今までにも指摘して参りましたけれども、現在どのように取り扱われておりますか。まず自治省から伺います。
【次の発言】 そうすると、まず最初には、農林省砂防は予算上の分け方が適当であるから出し得るのだ、建設省は砂防予算の立て方が全部一つになっているからできないのだという、何というのですか、人為的な理由が一つ述べられておるのです……

第42回国会 建設委員会 第2号(1962/12/23、6期、日本社会党)

○田中一君 政府からひとつこれに対する見解を表明いただきたいと思います。
【次の発言】 請願者は福島県の人なんですが、積雪寒冷地域の除雪工事に対する予算の使い方は、一から四までの四半期のうち、大体第四四半期が多いと私は思うのです。予算が足りないからこういう請願があるのか、あるいは第三四半期に使い果たしてないから、予算の増額を要求しているのか、そういう点はどういう工合に政府としては認めているのですか。
【次の発言】 採択すべきものと考えます。
【次の発言】 文書番号一四二号の住宅に関する問題は、どういう工合に建設省は考えておりますか。
【次の発言】 伺っているのは、公営住宅の問題でございます。

第42回国会 災害対策特別委員会 第2号(1962/12/12、6期、日本社会党)

○田中一君 河川局長に伺いますが、三十四年度災は、補正しなければ一〇〇%の進捗率がないという考え方は、先ほど主計官から話があったように、新規災害――三十六年度災害に対しては、わからんものがあったといってもいいけれども、三十四年度災害が今回の補正予算がなければ完成できないという予算の立て力は、これはおかしいと思うのですよ。したがってもし予算の補正がないならば、九七%の進捗率で終わるということは、少なくとも三・五・二の比率でもって完成しようという確たる進捗度を持っているものの予算の裏づけというものが不十分であるということになるのです。しかし、そういうことをわれわれはここでもって、今こういうことを伺……

第42回国会 災害対策特別委員会 第3号(1962/12/21、6期、日本社会党)

○田中一君 厚生省に聞きますけれども、職種別賃金によっているということを言っているけれども、それはおそらく大工、左官またはトビ職というものに該当するものを言っているんだと思う。職種別賃金というものは建設関係だけしか法律に載っておりませんからね。そうすると、現在これは四百五十円が基礎になっているらしいけれども、四百五十円じゃないはずですよ、現在職種別賃金は。三十七年三月に改正されておりますし、年々新予算とともに改正されておるはずであります。これはほんとうにどうなっているのか。そういう形でやっているのか。何といっても、災害に対して発動する救助作業というものが、医者だから、大工だから、日雇いだからと……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第3号(1963/02/11、6期、日本社会党)

○田中一君 これに資料として出ている要調達額と調達見込額という資料の中に三億円というのが明示されてありますけれども、たばこは、今見本を  ちょうだいしたので吸ってみましたが、なぜ一年ぐらい前からこれをやらなかったのですか。これを販売するというのは、オリンピック開催の資金が相当困難だというようなことが社会には言われておる。なぜ一年ぐらい前から準備しなかったかということをお聞きしているのです。
【次の発言】 いつから売り出すんです。
【次の発言】 ピースに広告を取ったという、その寄付金はこの資料の中には盛り込んでないけれども、幾ら上がったんですか。

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第4号(1963/02/21、6期、日本社会党)

○田中一君 そうすると、アラブ各国で十何カ国が参加しないという通告があった場合に、またそういう気配があった場合に、組織委員会はどういう態度をとろうとするのか、そのまま何も出ないものはしようがないというようなことになるのか、あるいはスポーツマン精神に徹して、政治云々というのではなくて、出てくれという要請をしようとするのか、心がまえの問題です。結局だれが、どの国のどの民族が幸いだとか不幸だとかということではないと思うのです。したがってフェアにスポーツ精神に徹した行動というものは許されるべきだと思うのです。何か自分の一つ一つの発言の陰に、何らかの一つのものを持ちながら発言するところに不純なものがあり……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第5号(1963/03/08、6期、日本社会党)

○田中一君 これは文部省に伺っておきますが、この組織委員会のうちの特別委員会にある施設関係ですが、これは何ですか、国としてオリンピックのために施設を提供しようという予算上の措置をとったものと、あるいは日本オリンピック委員会になるのですかどうですか、単独で委員会がそういう施設を作るものと、こういうふうに分類されるものになっておるんですか。それがもしそうならば、それはどういう工合に区分されておるのか。最初にそれをお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 組織委員会か、あるいは日本オリンピック委員会ですか、どちらかでやっているんだと思うのですよ。仮設的なものというのは。たとえば選手村にしても、選手村……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第6号(1963/03/19、6期、日本社会党)

○田中一君 もう質疑は尽きているものと思うけれども、まだいろいろ、どうするかという結論が出ておらぬから、少し質問をしますが、どうです、今までの経過で大体当委員会の、ことにわれわれ社会党ですが、社会党の意思はこうである、自民党のほうでも河野委員の意思はこうであるということは、おそらくもうおわかりになったと思うのです。そこで、私どもは今までるるいろいろな角度から質問したのは、いかにオリンピックを世界的な賞賛のうちに終わらせたいかという熱意にほかならないのです。オリンピックという一つの祭典を利用して、利潤を上げるなんということはあり得ないというところから出発している議論であるわけです。おそらく各方面……

第43回国会 建設委員会 第2号(1963/01/29、6期、日本社会党)

○田中一君 今の説明の中の除雪事業費が、現在保留分があるというのですが、保留分というのはどういうことなんですか。
【次の発言】 それから山形の展示会の機械は借り上げたのですか、買い取るという条件ですか。
【次の発言】 損料……。
【次の発言】 それから、ここに国道でも、二級でも一級でも、当然冬眠さす道路だということを考えているものがあるらしい。これに対して一体どうしようというのか。今言われているように主要幹線道路はやはり眠らせちゃならぬと思うのですよ。眠らせるのだという前提でもって道路行政をやるというのはおかしなもので、たとえば福島―米沢だったか、栗子峠みたいに隧道を掘っているのがある。現在そ……

第43回国会 建設委員会 第3号(1963/02/07、6期、日本社会党)

○田中一君 建設大臣も帰ってしまうし、政務次官もこの説明が済むと帰ってしまうと困るから、ちょっと要求しておきたい資料がある。それは、今説明された予算の中で、大体三月一ぱいで施行されるものと考えますけれども、御承知のように毎年繰り越し予算が消化できないものがある。したがって、この予算の中で想定される三十七年度予算のうち、三十八年度に繰り越される分は、どのくらい見込んでおるか。これは各所管別に資料を出してほしいと思うんです。  昭和三十七年度は、完全に消化し得るというなら、そういう答弁でけっこうです。関係機関も全部出していただきたい、いいですか。

第43回国会 建設委員会 第4号(1963/02/12、6期、日本社会党)

○田中一君 営繕局が他の役所にある予算を移しかえて委託設計するというのはどのぐらいありますか。
【次の発言】 それを要求しておきます。
【次の発言】 政府関係機関の、たとえば研修所、それから建築研究所、土木研究所等はどうなっているのです。それはきょう説明があるのですか。来ているのですか。
【次の発言】 それはどういうことなんですか。官房長の所管ならば官房長から説明して下さい。そういう研究問題は、非常に当委員会は重大に考えているのです。
【次の発言】 資料がないようですが、あるならひとつやって下さい。
【次の発言】 開発庁のほうにちょっと資料を出していただきたいのですが、これに関連する定員の問題……

第43回国会 建設委員会 第5号(1963/02/14、6期、日本社会党)

○田中一君 私はこの際、三十八年度の予算を審議するにあたりまして、一応建設大臣の所信の表明は伺いましたけれども、その中で総括的に、予算の個々の問題については予算の分科会でもお伺いしたいと思いますけれども、総括的に建設大臣の態度についてお伺いしたいと思うのです。建設大臣が就任以来もう半年になります。相当意欲的な政策を発表され、かつまた、行動的な大臣としての職務に携わっていらっしゃる点については、これは尊敬します。率直に尊敬します。あなたが、まあ自民党内の派閥といってはおかしな話でありますけれども、少なくとも国民に向かって前向きの態度で数々の行動をしている点につきましては、世論もこれを承知している……

第43回国会 建設委員会 第6号(1963/02/19、6期、日本社会党)

○田中一君 政令並びに主務省令がもうできていると思うから、これを直ちに、委員会は開かぬでよろしいから、各委員の元に配付していただきたい、よろしゅうございますか。

第43回国会 建設委員会 第8号(1963/03/07、6期、日本社会党)

○田中一君 違反でない、正規なものであるということを確認するまでの手続ですね、これはどういう方法を今とっておるのですか。
【次の発言】 許可の基準というものがあると思うのですが、それはどういう形のものか、もしサンプルがあったらひとつ見せて下さい。それと、それからこれによって条例を必ず作るのだという条例の例示もひとつあわせて出していただきたい。今言うとおり、選挙等のビラは、単なる商業的なビラと異なって政治的な問題がたくさん介在するものですから、各都道府県、市町村等がまちまちな解釈で正、不正というものを認定したんでは混乱がある。まあ、この法律の改正によっては九十日でありますから、選挙が済んだ後にな……

第43回国会 建設委員会 第9号(1963/03/12、6期、日本社会党)

○田中一君 今、局長の言葉からも取り締まり、取り締まりという言葉が非ありますから、ある一定の目標のためには許されている範囲内の何をしてもかまわないという社会的な通念が、どういう取り締まり的な政策を講じても、それを乗り越えてやはり利潤追求ということに走りがちなわけなんです。また走るのが自然であり、かつまた合理的なわけなんです。そこで、今も従来はあまり費用はかかっておらないということを言っているけれども、それはそうじゃない。取り締まりをしないのです。いわゆる、しいて言うならば、窮屈な条例などを作ってそれを法律でもって締めようとすると、その盲点をついてますますそれが助長される、これは私は幾多の実例を……

第43回国会 建設委員会 第10号(1963/03/14、6期、日本社会党)

○田中一君 議事進行。自治省かだれか呼んで下さいよ、問題が混同しちゃっているんで。
【次の発言】 選挙局を呼んで下さい。
【次の発言】 議事進行。選挙の問題をやっているんなら、私は、建設省からその答弁を求めるのは間違いですから、自治省の選挙関係の事務当局を呼んでいただいて、正しい答弁でも間違いがあると困りますから、呼んでいただきたい。この問題は、今質疑しているものは、選挙に関する問題を質疑しているわけじゃないですが、たとえば、先ほどから言っているように、電柱に今まで張れたけれども、今度張れなくなるというのじゃなくて、今までだって電柱に張っちゃいけない、許取を受ければ張ってもいい、許可を受けなけ……

第43回国会 建設委員会 第11号(1963/03/19、6期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、三月十二日の朝、江東区の大島町地区で、水の逆流の問題でありますが、大体今までわれわれが新聞その他の情報によって知り得たところは、原因不明であるという結論であります。海岸堤防の急速な建設については、その地区の実態から見てゆるがせにできないために、河野建設大臣が就任以来、非常に大きな行動力をもって早期完成を指令をしておる現状でありますが、第一に、なぜ、河野建設大臣が就任して以来、工事の進捗等もはかられているというが、原因はどこにあるのか、おそらく原因というのは、東京都はかねて東知事が就任以来、東京都の町づくりの問題については、あらゆる公共事業を通じて相当な計画をもっ……

第43回国会 建設委員会 第12号(1963/03/22、6期、日本社会党)

○田中一君 最初に、土地区画整理法の一部を改正する法律案について質疑を行ないますが、土地区画整理事業を今日まで行なっているうちに、組合施行の分は、全国的にどのくらいあったか、それが一つ。それから、大体において、五カ年を時限として事業を行なっているはずでありますが、その土地区画整理事業の組合施行のうち、着手してから完成までの年次ですね、それから期限等、わかったらばひとつ報告してほしいと思います。その資料はおそらく準備してあると思うから、資料を配付してくれれば一番幸いです。
【次の発言】 戦前、組合施行によって行なわれた事業の戦後そのままの姿で復活したもの、それから戦後、組合施行で行なわれたもので……

第43回国会 建設委員会 第13号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で要求しておった資料のうち、土地区画整理組合施行状況の調べが出ておりますから、これを説明して下さい。
【次の発言】 二ページ目のものがそれの内訳ですか。それも説明して下さい。
【次の発言】 説明して下さい。
【次の発言】 前回の委員会で、一応政府の宅地計画全般についての質問をしておきましたが、これは、きょうの午後に予算委員会の第三分科会で建設大臣から答弁を聞くことにしまして、一応政令が出るはずになっておりますが、政令の案は、これはせんだって説明を聞かなかったのですが、これをひとつ説明して下さい。
【次の発言】 ちょっと待って下さい。

第43回国会 建設委員会 第14号(1963/03/28、6期、日本社会党)

○田中一君 緊急三カ年計画の計画線のうち、大体この共同溝が道路管理者の管理権内に置かれるものであって、道路の付属物というような見方をしておるわけでありますけれども、この三カ年計画の中に織り込まれてあるところの、たとえば二級国道あるいは一般道路、または地方道等は、これは管理権の問題は、この場合には、全部国が直轄管理をするというような形になっている地点だけを選んでいるものか、また、将来これが直接国の管理に移行するというものを見込んで計画されておるのか、その点はどうなっておりますか。
【次の発言】 それから電電公社等の全国的な地中線の計画等をひとつ。  それから、その他の共同埋設物といわれる公共企業……

第43回国会 建設委員会 第16号(1963/05/21、6期、日本社会党)

○田中一君 関連して。地下室の容積についての関係をお尋ねしたいのですが。
【次の発言】 そうなると、現在でも四階五階の地下室があるわけです。これはやはり経済性からくるものであって、今度の改正によって地上はまあ三十一メーターでよろしい、地下はどうしても同じように、岩盤まで二十メーター、あるいは四十メーター掘るのだという場合の容積については制限を受けるようになるでしょう。その点の関係はどうなんでしょうか。
【次の発言】 地下をかりに一階、地上十二階というようなことを考えた場合には、容積比から見て地下室が二階ができなくなるか、あるいは三階ができなくなるというようなことになるのじゃないかと思うのです。……

第43回国会 建設委員会 第17号(1963/05/23、6期、日本社会党)

○田中一君 最初に、笠原先生に伺いますが、あなたは建築学会で今回の改正案の主査かなんかを務めておられたように伺っておるのですが、これは、建設省からどういう諮問あるいは努力を求められたかという点が一つ。それから建築家としてですね、大正大地震というものは、もう相当の年月を経ております。それから世界各地、また日本にも、いろんな意味の地震が起きております。その中で、かつての市街地建築物法というものとの関係において、これは単に――都市問題は別ですよ、建築物そのものずばりという考え方で、なぜ百尺、三十三メートル幾らに押えられたかということは、もう大先輩の笠原さんは、おそらく反省しながら考えられておったもの……

第43回国会 建設委員会 第18号(1963/05/28、6期、日本社会党)

○田中一君 最初に、出ている資料についての説明をしていただきたい。
【次の発言】 この資料について質疑いたしますが、この計画道路を前面道路とみなすという場合、緑地指定の場合にも――これは計画緑地の指定というか、計画緑地ですか、その場合はどうなんですか。やはり広場というみなし方をするのですか。――一応緑地地帯という指定をしている場所があります、計画緑地ですね、――これは君のほうだね。その場合には、それは、ここにあるような計画道路と同じような道路ではないけれども、将来ここに何メーター道路ができるという場合と同じように、緩和規定を働かせるというつもりでいるのかどうか。

第43回国会 建設委員会 第19号(1963/05/30、6期、日本社会党)

○田中一君 せっかく大臣見えたから一つだけ伺っておきますが、私はこういう自分の個人的見解を持っております。こうしていろいろな形の立法がなされ今提案されている法律全部を通じても、先ほど藤田委員が言っておるように、公共投資というものは増大している。したし、計画は出るけれども金がないということを常にいっておるわけです。私は、ことに都市問題住宅問題等は公債を出すべき段階が来ているのではないかという考え方を持っているのです。通常の国家収入から一般予算を組んでやるなんということではなくして、もはや、あすの民族の利益のために大幅な計画的な公共事業の公債を募集して、そうして相当先の計画を実現するということにし……

第43回国会 建設委員会 第20号(1963/06/06、6期、日本社会党)

○田中一君 私はこういう制度はおそかったということを言わなきゃならぬと思うのです。しかし、今瀬谷君からもいろいろ質問があった、提案理由の説明が、こういう表現の仕方でもってこの法律案を提案することは間違いであると思うのです。今日の社会は自由主義資本社会です。だれがどの土地をいかなる価格で取引しようとも自由なんです、自由経済の社会では。この宅地の高騰というものは、客観的な実態、客観的なそのものの価値が高かったり低かったりするほかに投機的な性向を持っている。人為的な宅地の高騰というものがあるならば、これはこういうものによって、その高騰が抑制さるべきものではないのです。もしここにあるような宅地価格の高……

第43回国会 建設委員会 第21号(1963/06/11、6期、日本社会党)

○田中一君 きょうは、逐条的に問題点を質問して参りますが、第一の問題として、定義の件についてでありますが、第二条の「この法律において「不動産の鑑定評価」とは、土地若しくは建物又はこれらに関する所有権以外の権利の経済価値を判定し、」、所有権以外の権利の経済価値というものを、われわれ今日の社会において通常認められておるもののうち、物権的な存在として慣行上扱われているもの、それから精神的に価値づけられているもの等を分類して説明をしていただきたい。
【次の発言】 その他というような表現でなくして、永代小作権というものは、法律にも明らかになっているように、これは物権として扱われると思います。しかし、そう……

第43回国会 建設委員会 第22号(1963/06/13、6期、日本社会党)

○田中一君 この法の審議に入る前に、ここに書かれている政令、それから都道府県が持つところの規則の案があるならば、それも提出していただきたい。

第43回国会 建設委員会 第23号(1963/06/20、6期、日本社会党)

○田中一君 関連。今、田上委員から四十五条の罰則の問題についていろいろお話がありましたけれども、私は、法律というものはこれは例外の犯罪事実があるのじゃなかろうかという前提でものを考えたくないわけであります。したがって、罰則等はなるべく軽微にして、間違って犯した場合はという、罰しないという形のほうが望ましいと私は思うのです。そこで、今どの法律でも裏をかくということはあります。しかし、裏をかかないように、行政面では法律をもとにした行政指導というものは当然並行して行なわれなければならぬものであるから、その点はひとつそういう犯罪事実等が醸成されないような行政指導を十分していくということぐらいの言明を政……

第43回国会 建設委員会 第24号(1963/06/25、6期、日本社会党)

○田中一君 最初に、首都圏整備委員会事務局長に伺いますが、首都の整備計画というものの計画樹立後における今日までの事業の進展状況を、まず最初に説明していただきたいと思います。
【次の発言】 首都圏に対してもう少し質問しますが、その前に、今度の近畿圏の制定の、昨年でしたか議員提案でも出されたのがありますけれども、今回政府提案として出された経緯、今日までの経緯、いわゆる近畿圏構想というものがどういう経緯をたどって提案されたかという点について御説明願いたい。
【次の発言】 首都圏整備法と近畿圏整備法と特別に相違点があるならば、大体首都圏整備法と近畿圏整備法の地域的特異性というものをあげていただきたい。

第43回国会 建設委員会 第25号(1963/06/27、6期、日本社会党)

○田中一君 経済企画庁長官はお急ぎのようですから、あなたのほうから先に質問しますが、この近畿圏の整備計画の中には、開発という要素が非常に多く出ているわけです。で、できるならばその前に、これは大来君でもいいから、開発と整備というものの具体的な現象というものを説明してほしいと思うのです。まず最初に、開発という言葉の持っておる内容、それから整備という言葉の内容、それが現在この法律に現われておる具体的な姿というものをひとつ先に説明して下さい。
【次の発言】 そうすると、この近畿圏の法律の内容というものは、具体的にどういうものをねらっておるか、今の説明のような、開発の具体的な内容、それから整備の具体的な……

第43回国会 建設委員会 第26号(1963/07/06、6期、日本社会党)

○田中一君 一応この法律案の重要な点は、十五条の先買い権の問題ですけれども、この先買い権は同じような土地収用の手続を踏んで――究極においては踏むことになるわけですけれども、公共用地の取得に関する特別措置法の指定はされてないように見受けられるのですが、その点は、これで完全に了解し得るというような考えに立っておるわけですか。
【次の発言】 いや、別になっておりますから、これで目的が達せられる、このままの形で目的が達せられるという決意があるわけですか。
【次の発言】 大体協議がととなわない場合には、何年ぐらいかかりますか。
【次の発言】 そうすると、この開発法では、五年は究極一事業場でもってかかるの……

第43回国会 災害対策特別委員会 第1号(1962/12/24、6期、日本社会党)

○田中一君 委員長の互選につきましては、成規の手続を省略して、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第43回国会 社会労働委員会 第25号(1963/06/20、6期、日本社会党)

○委員以外の議員(田中一君) 前回、この五つの五カ年計画に対しまして計画案ができているはずだといって、きょう資料を拝見いたしましたが、そのうち、終末処理と公共下水道その他の下水道の計画性が従来どういう形で行なわれておったか。おそらく今回お示しになったこの五カ年計画には、相当話し合いの上で、全体の計画の量としては、これはもう計算上間違いがなかろうと思うのです。しかしながら、従来の終末処理場の建設並びに下水道の建設を考えてみますと、そこに予算と工事の並行度においてズレが相当にあるということを指摘しなければならぬような実情がたくさんございます。そこで、過去においては、完成される時期、それから下水道の……

第44回国会 建設委員会 閉会後第1号(1963/12/03、6期、日本社会党)

○田中一君 いま読み上げた報告書をひとつ出してもらいたいと思います。
【次の発言】 それを出していただきたい。
【次の発言】 一昨日新聞で施工者の住友建設の処分が発表されたのですがね。そこで、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県の区域におけるセメント・コンクリート橋梁工事に関する貴社の営業は、向後一カ月間一切停止すること、こういう処分が業法によってきめられたわけですけれども、ちょっと疑問に思うことが一つあるのです。それは、営業というものの定義はどうなっているのかということです。業法を見ると、業法にも、営業というのはどの範囲の何をいっているのかということが明らかになっておら……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1964/01/28、6期、日本社会党)

○田中一君 私は一つだけ伺っておきたいのです。幸い文部省の人もいるからよく聞いておいてほしいと思うのです。昨年の暮れに、建設常任委員会では東京都内の各施設を夜の十二時まで歩いて視察してまいったのです。その際に、屋内競技場は非常に最初の計画と違っている工事を施しておるわけです。たとえば二つの柱を立てて、それにロープをつって、それに屋根をつるという工事ですね、中に全面に足場を組んでつるのじゃなくて、持ち上げて、しっかりがっちりとつなぎ合わせて足場をとるというような工事をやっておるのです。これは何かといいますと、危険の防止と、それからもう一つ工期を制約されておるために安全な方法をとってこういう工事を……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 閉会後第4号(1964/11/07、6期、日本社会党)

○田中一君 私、ここで伺っておきたいのは、各つくられた施設が、今後どう利用されようとしておるのか。国立のもの、あるいはそれに関連してつくられたものが、ほんとうに国民の生活の中に溶け込むような利用が考えられてほしいということなんであります。しかし、これはまだ、あと始末その他のいろいろ問題があって、おくれるでしょうけれども、いま御答弁ができなければ、早い機会に、これらの施設がどのような経費がかかって、どのような管理をして、そしてこれがどの国民の層、国民の団体等に利用されるかという点であります。  聞くところによりますと、たとえば、屋内総合競技場にしても、相当な維持管理の経費がかかる。その経費という……

第46回国会 建設委員会 閉会後第1号(1964/07/31、6期、日本社会党)

○田中一君 安芸さん、結局あなた反対なんでしょう。そういうことはあり得ないと思うのですよ、結論として。そうですね。
【次の発言】 河川局長にちょっと聞いておきますが、私ども前国会であれほど熱心に河川法の改正の審議をいたしました。そうしてどうやら通過した、成立したものでありますけれども……、河川局長来てないんですか。――それじゃ、安芸さん、新河川法には堤防、河川敷等には他の工作物をつくってよろしいという規定があったでしょうか、私はないと思うのですが……。
【次の発言】 そうすると、河川法の審議のときにもこの問題取り上げたいと思ったのです。しかし、何といっても会期末なもんですから、どうにもならぬも……

第46回国会 建設委員会 第2号(1964/01/30、6期、日本社会党)

○田中一君 どうも、われわれの手元にもらっている資料と、あなたの読んでいる数字にだいぶ違いがあるのです。その違いは、議事録も困るだろうから……。あなたも困るでしよう、ほんとうに読まないことが証明されては。だから、その点は、間違いであれば正すということを、委員長から承認を求めてください。まだ間違いがたくさんあります。
【次の発言】 資料要求ですが、これは営繕局長にですが、各省でやっている官庁営繕、これの内訳を一覧表にして出してください。
【次の発言】 君のほうでやるものはやるもの、ほかのやるものはどうだということを。
【次の発言】 官房長、予算の繰り越し残という項目があるのですね。それは何の繰り……

第46回国会 建設委員会 閉会後第2号(1964/08/11、6期、日本社会党)

○田中一君 ほかにあるけれども、ここで言ったところでしようがない。小山さんに質問しても的確な答弁ができないと思うので、これは次の機会まで待ちます。
【次の発言】 川村君ね、何か排気が出ても育つ木があるかね、ツタか何か。
【次の発言】 そんな木はないよ。生きているのだからね、木はね。人間だって死んじゃうじゃないか。そこでね、今後首都高速道路公団は、ああした高速道路をつくればいいというのじゃなくて、建築物も相当あるから、その場合には建築家を中心として十分に相談して今後きめていくというように、ひとつ答弁をなさい。そうすればこれ以上追及できないと思います。建築物をつくる場合には建築家を中心とした委員会……

第46回国会 建設委員会 第3号(1964/02/04、6期、日本社会党)

○田中一君 前年度との比率が伸びておる、伸びておるということを言っておるけれども、物価、賃金の値上がりは何%含まれておるのです。たとえば物価ですね、それに対する値上がりを何%に押えておるのか。工事の上昇率ということを言うけれども、工事の上昇率じゃなくて予算の上昇であって、実体がどのくらい伸びたかということが明らかになっておらぬのだ。だから、その中で物価は、三十八年度の物価と三十九年度に計上されておる工事費の中の物価の値上がりを何%に押えておるか、賃金はどう押えておるかという点が明らかにならぬと、工事の上昇率というものは出てこないわけですね。それは単に河川局、計画局ばかりではございません。全体の……

第46回国会 建設委員会 閉会後第3号(1964/09/30、6期、日本社会党)

○田中一君 この制度はいつからきめたの、これは。私たちが知っている範囲では、河野さんが建設大臣になってからいままでの方法をこういう方法にかえたというように理解しているのだけれども、これは何なの、省議決定なの。どういうことなの、決定した権限というものは。
【次の発言】 じゃ、一部変えたというのは、どこをいつごろ変えたの。
【次の発言】 これ一つだけ、変えたのは。
【次の発言】 これは、なぜこういう改正を必要としたのか、その理由を…。
【次の発言】 そうすると、この上位とか、下位とか、ABCというような業者のランクは変わっておりますか。そして、いつごろそういうランクを…。毎年変わっているの。二年ご……

第46回国会 建設委員会 閉会後第4号(1964/10/01、6期、日本社会党)

○田中一君 この質疑に入る前に、これは委員長に伺っておきます。  昨日並びに本日の委員会の開会は、八月の十一日の日にきめられておったように承知しております。というのは、私、その間四十日ばかり外遊しておったものですから、とりあえず取りきめたと記憶しております。したがって、この決定は政府に通告をいたしましたか。これは委員長に伺います。政府に九月三十日並びに十月一日……。
【次の発言】 そうすると、その場合には、建設大臣は出席しないでよろしいという許可を与えて通知したのでありますか。
【次の発言】 私は昨日は定刻を過ぎてから出席したものですから、その問題はあえて追及しなかったのでありますが、きのう、……

第46回国会 建設委員会 第5号(1964/02/11、6期、日本社会党)

○田中一君 私はこの際、大臣の予算審議のための時間が多いと思いますから、二点だけ質問いたしまして、あとの問題は、予算委員会の分科会に譲ってじっくりとお伺いしたいと存じます。  最初に伺いたいのは、当面の問題として、住宅政策の一元化の問題であります。第二次池田内閣ができて、建設大臣は留任をされ、少なくともわが国の住宅行政という面においては深い御理解があると存じますけれども、二月四日の新聞を見ますと、どうも住宅建設ばかりでなくて、住宅の管理方式までも、早川自治大臣は、どういうわけか、建設省よりも先ばしったあらゆる面の施策を新聞等に発表しているのを見ております。ことに公営住宅法四章の第二十四条、「公……

第46回国会 建設委員会 第9号(1964/03/03、6期、日本社会党)

○田中一君 瀬戸山議員はお忙しいと思うから、先に瀬戸山議員に質問しておきますが、いま衆議院の修正案として提案された事項については、しごくごもっともと思いますが、そこで同種類の道路公団法、水資源公団法あるいは住宅公庫法、住宅公団法には、このように、今回の原案として提案された監査結果の報告等は、これは規定されておらないと思います。これは政府の意図か、あるいはどこかの意図によって提案されたものか、あるいは衆議院の委員会の御意見として修正されたものか、最初それを伺っておきます。
【次の発言】 政務次官に伺いますが、政務次官に伺ったらいいのか、それとも瀬戸山議員に伺ったらいいのかわからぬけれども、今回の……

第46回国会 建設委員会 第10号(1964/03/05、6期、日本社会党)

○田中一君 最初に、前回の委員会で答弁がもらえなかった点について伺っておきます。  それは、監事の、監事職の権限の問題でありますが、政府原案に対して、衆議院は、御承知のような修正案を議決して当委員会に提案されておりますが、この内容について、建設省並びに内閣法制局においては、二つの考え方がある。この二つの考え方のうちの一つの考え方を衆議院において議決されたものであるというような説明がありました。しかしながら、われわれとしては、この種の政府関係機関はたくさんございます。単に建設省所管のものばかりでなくして、各省においても相当な数にのぼっておりますが、今後監事職の権限について、政府としては統一した見……

第46回国会 建設委員会 第11号(1964/03/10、6期、日本社会党)

○田中一君 これは提案者の瀬戸山さんに伺うのですが、通例、監事という役目、私法人にすれば監査役という立場の権限がある。その組織内における権限であるのか、あるいは株式会社の場合には、それを、資本を分担しているところの株主全部のどの辺までのものなのか、これは非常に微妙な問題なんです。私は、自分の見解を申しますと、やはり監事というものは、その企業内における連帯性を持つべきものであるという見解、かつて法制局並びに行政管理庁等が――行政管理庁の場合は、ちょっとあいまいのところがあったけれども、法制局の持っているところの見解というものが正しいのではないかという見解を持っております。ことに、これら政府関係機……

第46回国会 建設委員会 第12号(1964/03/12、6期、日本社会党)

○田中一君 電波の問題ですが、諸外国には、相当超高層ビルの林立しておる都市がありますが、これはどうしてそういう障害を除去しておるのですか。
【次の発言】 そのビルに中継施設を持ったものはいいのじゃないのですか。
【次の発言】 いや、あなたのほうではどう考えておるのですか。いまあるところの、何というか、電波を発する発信地というのですか、そこはそのままの施設で、あとは建てるほうですね、あとから建てるほうの規制をしてくれと、自分のほうは現状のままでいいのだ、こういうような考え方でありますか。
【次の発言】 むろん技術的には、現在法律で許されるという範囲の建物くらいでは、別に障害にならない時代が来るわ……

第46回国会 建設委員会 第13号(1964/03/17、6期、日本社会党)

○田中一君 今回の法律改正も宅地債券、いわゆる民間の資金を住宅建設のために導入しようというところにありますが、従来ともに政府並びに住宅公団、住宅金融公庫等は、海外に多くの職員を派遣しております。ソビエト、ヨーロッパ、アメリカ等にもずいぶん派遣しておりますが、これらの国々から帰国後、各公団、公社、政府等に報告された事項が、日本の住宅政策、住宅建設のためのプラスになっている点があったかどうか。それから具体的に、私は、先進国、ことにヨーロッパ等におきますところの住宅建設に対する各国々の首脳部、政府の意欲というものは相当強いものがあります。それだけに、どういう点がそれら視察された方々の結論として、おみ……

第46回国会 建設委員会 第14号(1964/03/19、6期、日本社会党)

○田中一君 建設大臣に伺いますが、先般、国土建設基本構想の中に盛り込んでありますところの宅地造成等の大体計画的な案を持っているかどうか、そうして、たとえば予算の規模というものが、すなわち宅地の規模になろうと思うのです。たとい高いところであろうと適地は買うというのか、あるいは一応標準の地価のところを求めるということになるのか、どっちかにきまると思うのですが、住宅公団または住宅金融公庫等が、あるいは住宅金融公庫の融資を受けて行なおうとする団体等が、同じ土地を競合して買いあさるというようなことはありはしないか、また、いままでにもそういう事実があったのではないか、こういう点を伺っておきたいと思うのです……

第46回国会 建設委員会 第15号(1964/03/24、6期、日本社会党)

○田中一君 私は、この法律案が一応従来のものよりも前進しているというような印象を受けておるのでありますが、ただ、この産業労働者住宅資金融通法の制定当時のことを考えてみますと、これは、まことに粗末な成立過税を経ているものであって、労働組合等が、政府に預けてあるところの厚生年金資金等の還元融資を相当強く長い間要求し続けてきたものでありましたけれども、これに対して厚生省は、一応住宅資金としての還元融資を認めるというのが、ちょうど七、八年ほど前と思いますけれども、そういう決定を見たために、当時の建設大臣は、急遽この産業労働者住宅資金融通法というものを制定して、そうして同じように窓口を住宅金融公庫に持ち……

第46回国会 建設委員会 第16号(1964/03/27、6期、日本社会党)

○田中一君 最初に、昭和二十七年公営住宅法ができて以来、三カ年計画が策定されておりますが、この三カ年計画の過去の経過、これを数字でひとつ資料としてお出し願いたい。
【次の発言】 提出された資料の、いままでの予算額、不燃率、規模、これをあわせて説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、この規模が小さくなったのは、三十年住宅公団法ができて、住宅公団住宅が供給されるようになってから、公営住宅は規模を縮めたということになっておるのですか。それとも、他の理由はどうなっておるのですか。
【次の発言】 いま説明のあった計画と、実績並びに不燃率の問題等を見ましても、大体において、年々われわれが当委員……

第46回国会 建設委員会 第17号(1964/03/30、6期、日本社会党)

○田中一君 最初に、大臣に伺っておきます。いま提案されている法律案の新五カ年計画ですが、これに対しては、この計画そのものに対しては、建設大臣として十分満足をしておるという計画なのですか。あるいはまた、かつて新聞等にも伝えられているとおり、これでは不十分だという考えをお持ちかどうか。最初にそれを伺います。
【次の発言】 私ども公共事業を主たる政治としてやっておる者については、この現状から見ても、とうていこの新五カ年計画では不十分であるというような認識を持っておるのです。したがって、もう少し建設大臣として実力を発揮されるのが至当であろうと思っておったのですが、このような結果になったことについては、……

第46回国会 建設委員会 第18号(1964/03/31、6期、日本社会党)

○田中一君 大蔵政務次官にお伺いいたしますが、ガソリン税の増徴等、最近家庭燃料並びに乗用車等にも相当多くのプロパンガスの使用が増大しております。昨日の本委員会で、建設大臣並びに大蔵当局では、これに対する何らかの一いわゆる公平の原則から見て何らかの措置をとりたいということが、閣議でも発言があったそうであります。家庭燃料には、ある地方では八%程度の条例による徴税をしておるところもあるそうでありますけれども、これに対する大蔵省の態度というものは、いつごろ、どのように、どういう方法で、どの使用者に対する消費税的な課税を行なうか、その点を明らかにしていただきたいと思うのです。

第46回国会 建設委員会 第19号(1964/04/07、6期、日本社会党)

○田中一君 提案理由の説明にあるとおり、「整備本部は、発足以来着々と体制を整え、その運営も軌道に乗りつつあるという現況であります。」の説明を願います。
【次の発言】 審議会の委員並びに専門委員等の構成、人名その他を資料として出していただきたい。
【次の発言】 木曜日までにその資料をお出し願いたいと思います。
【次の発言】 労働組合関係は専門委員に入っておりますか。
【次の発言】 その理由はどういう理由ですか。
【次の発言】 区域内の国民の代表として、労働組合に関与しているものは学識経験者の範疇に入らぬと、こういうのですか。
【次の発言】 専門委員の定数は何できめていますか。

第46回国会 建設委員会 第20号(1964/04/09、6期、日本社会党)

○田中一君 きょう資料として提出された整備審議会委員並びに専門委員についての説明を求めます。そこで、答弁していただきたいことは、これを通覧いたしますと、行政機関の長並びに本法制定当時の衆議院修正によって加えられた関係自治団体の議会議長が多くて、そのほか、財界から大阪ガス、大阪商工会議所会頭、それから学識経験者として、京都大学、朝日新聞、松下電器等から委員が出ております。専門委員の名簿を拝見いたしますと、これは大体財界人と学校の先生が占めておりますが、こういう人選は、むろん整備本部の次長の手元で選考されたものであると思いますけれども、これで地元の意思というものが全部反映しているというように考えて……

第46回国会 建設委員会 第22号(1964/04/21、6期、日本社会党)

○田中一君 これは、まあ大臣に全体を聞いて、あとは手続の問題だからいいと思うのですが、農林省との間には、何というか、必ずしも農地というか、都市計画指定地内に存在する農地に対しての配慮をしなければならぬということの了解は実際はどうなんですか。
【次の発言】 たとえ農地であっても、都市計画法の網がかかれば当然これは都市計画区域内にあるものということになって、農地としての存在理由というものは薄れてくるように扱われてきたのがいままでだと思うのですよ。たとえば食糧問題が大きく政治的に扱われた場合には、わりに強い抵抗があったけれども、ただ、都市計画区域に指定すると、それは全部都市計画区域内の市街地区域にな……

第46回国会 建設委員会 第24号(1964/04/28、6期、日本社会党)

○田中一君 参考人の方々にひとつ、着席のままで御答弁願ってけっこうでございますから……。  この河川法の改正案が本国会に――前国会にも提案されて、流産になっておりますけれども、流産になった原因というものは、単に国会の審議で審議未了になったという形式をとっておらないわけであります。昨年の暮れあたりから、河野建設大臣が担当して以来、河川法の改正というものが、一応アドバルーンとして打ち上げられておったころに、全国知事会は、この建設省の原案というものに対して、頭から反対をしておりました。これは皆さん方御承知と存じます。そこで、法律の提案のない前にですね、ことに国民は内容すら知っておりません。そうしてま……

第46回国会 建設委員会 第25号(1964/05/07、6期、日本社会党)

○田中一君 前回の農水との連合委員会において、農水委員の諸君からいろいろ質疑がかわされ、私ども、農地転用許可基準の内容については、詳細理解し得ないものもあるのでありますが、それもあわせてきょうは質問するわけでありますが、現在のこの昭和二十四年の次官通達で出ております農地転用許可基準は、民間企業に、民間の宅地造成事業に対しては、転用を許可しないというたてまえをとっております。しかしながら、一応六十日以内程度に自家住宅を建築する場合には、小さな宅地は転用許可を与えているように聞いておりますけれども、これは一体、今日まで、面積とそれから許可の口数ですね、これはどのくらいありますか。

第46回国会 建設委員会 第27号(1964/05/19、6期、日本社会党)

○田中一君 農林水産委員会との連合審査で、農林委員の諸君からいろいろ修正案の要求が出ておりました。これは当委員会と打ち合わせの結果、政府間のいわゆる無軌道な農地の転用を許可しちゃ困るということ、それから農林大臣の転用許可権が失われるんじゃないかというような心配からの修正要求があったわけです。これはまあ話し合いの結果、両者の間で申し合わせ事項を出してもらいまして、そして一応その修正案の提出はやめた経緯があるんです。これはむろん農林大臣御存じですね。
【次の発言】 そこで、そうなった以上、もう少し農林行政というか、第三種農地転用許可基準による許可だけをすればいいんだというんじゃなくて、もう少し積極……

第46回国会 建設委員会 第28号(1964/05/21、6期、日本社会党)

○田中一君 会期延長になってから、建設省は道路法の一部改正案を提案されているのです。道路法の一部改正の法案の趣旨は、いわゆる、かつてあった一級国道、二級国道というものを統合して、一般国道という名称のもとに今後維持管理、新設等しようという趣旨と思うのでありますが、今回のこの河川法には、従来あったところの河川法上に規定される河川を一級河川、二級河川と分けたという、この基礎的背景というものが、道路法と比較して、多少どういう背景になっているかという疑問を持っておったわけです。したがって、河川法がかつての道路法の前の考え方に立って規定される、将来一応河川が、治水面のある程度の完成を見た暁には、一級河川、……

第46回国会 建設委員会 第29号(1964/05/26、6期、日本社会党)

○田中一君 これは建設大臣から伺いますが、前回の委員会でも大臣は、しょせん、この河川法は、かっての旧河川法の考え方を継承した治水法だと、こういうようなことを強く発言しておりますが、では、利水法といわれる盛り込み方は、どういう点を言うておるかという点を伺います。
【次の発言】 前回の委員会でも大臣は、これは、しょせん、高度の利水ということが水というものに対する行政の問題として必要であろうけれども、今回の提案されたものは、いろいろな各種のセクトがあって、なかなかそれが思うようにならぬ、しょせん、現行河川法は治水という域を脱しないものだということを、せんだって説明されておりました。しかし、それじゃ困……

第46回国会 建設委員会 第30号(1964/05/28、6期、日本社会党)

○田中一君 御出席願った桑原参考人にお伺いしたいんですが、今回提案された法律案は、中央道を除いた四つの地点のものは、これは初めてあらゆる見地から検討され、提案されたものであって妥当なるものと考えておりますが、中央道に関しましては、この法律案は、御承知と存じますけれども、衆議院の各党超党派で全員の賛成をもって、政府関係の同僚議員以外の者が全員をもって提案されたものである。そうして三国会にわたる慎重な審議の結果決定され、一昨々年予算決定もなされたものであります。これにつきまして、参考人は従来ともにこの事業に関心を持たれ、相当長い間現地を十分に調査され、あるいは技術面あるいは経済面等においても検討さ……

第46回国会 建設委員会 第33号(1964/06/09、6期、日本社会党)

○田中一君 この二日間、われわれは山梨県並びに長野県の現行の路線並びに、いま提案されている改正法の路線を視察してまいりましたが、長野県側のほうとしては、これは別に反対する御意見はなかろうと思いますから、一応長野県として松本を中心とする新産都市の考え方をひとつ伺っておきたいと思うのです。これにはいろいろ構想もあろうと存じます。そうして将来の唯一の内陸地域の指定ということでありますから、その点、今回北回り線として提案されている改正案とどういう関連があるか伺っておきたいと思います。
【次の発言】 いま長野県では、長野県を通過しておる国道の延長、それから整備の状況、改良の状況等――準備されてきたかどう……

第46回国会 建設委員会 第34号(1964/06/11、6期、日本社会党)

○田中一君 私は、北村前委員長、村上春藏、田上両委員とともに、五月二十九日から六月一日まで、四日間の日程によりまして、河川法案及び同施行法案の審議に資するため、福岡及び熊本両市において、現行河川法の直接の河川管理者であります知事をはじめ、市町村長及び利水関係者等から、両法案に対する意見を聴取いたしてまいりました。以下、その概略を御報告申し上げます。  まず、福岡市におきましては、二十九日午後一時から四時過ぎまでの約三時間にわたって、九名の代表から意見の開陳等を願ったのであります。  福岡県知事は所用のため、土木部長が出席いたしたのでありますが、知事との意見調整が十分に行なわれていないようであり……

第46回国会 建設委員会 第35号(1964/06/16、6期、日本社会党)

○田中一君 第五条の、二級河川の問題でありますが、二級河川の指定については、都道府県知事が単独で指定をするということになっております。一級河川の場合には、知事の意見を聞くということになっておりますが、これはやっぱり関係市町村の意見を聞かぬでもいいものですか。この点はどういう経緯になっておりますか。
【次の発言】 ちょっと失敬しました。第九条です。「一級河川の管理」のところに、3の項の「あらかじめ、関係都道府県知事の意見」を聞く、ということになっていますが、この場合に、都道府県知事は、市町村長の意見を聞かぬでもいいのかということです。
【次の発言】 聞かないでいいのか、聞く必要がないのかと聞いて……

第46回国会 建設委員会 第36号(1964/06/22、6期、日本社会党)

○田中一君 お手元に配付してあります河川法案並びに河川法施行法案の修正案について、大体のところを申し上げます。  第四条、第五条の修正は、一級河川は、次の各号の一に該当する水系で建設大臣が公共の利害に特に重要な関係があると認定したものに係る河川をいうものとすること。  (一) 流域面積、延長又は流量が政令で定める基準以上のもの  (二) 流域内の人口又は耕地面積その他産業の規模が政令で定める基準以上のもの  (三) 二以上の都府県の利害に関係のあるもの  これは、河川の認定について修正するものでございます。  その二は、二級河川は、一により建設大臣が認定した水系以外の次の各号の一に該当する水系……

第46回国会 建設委員会 第37号(1964/06/23、6期、日本社会党)

○田中一君 大体この法律は、首都圏整備法にならってやっておるのですから、いままでも審議をだいぶやっておりますから、根本的な問題は第二として、部分的な問題について伺いたいのですが、これは整備及び開発に関する法律のほうの五条ですが、都市計画区域を決定しようとする場合に、都市計画法の、これはまあ全然市町村長の意見を聞かないでも、かってにやってよろしいということになっておるのですが、それは何か理由があるのですか。
【次の発言】 この近畿ですね、近畿地域と首都圏地域とはおのずから人情、風習その他が非常に違うわけなんです。で、ことに行政面を見ても、東京――首都、一番大きなマンモス東京ですけれども、これは大……

第46回国会 建設委員会 第38号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○田中一君 断片的に大体の考え方としては私どもはこうしなきゃならぬという気持ちを持っておりますけれども、最初に一つ伺いたいのは、今回の法律改正によって、道路という構築物だけを対象にしないで、いわゆる目的たる交通という面を大きく浮かび出さしておることは、前進であろうと思うんです。しかし、何といっても道路交通法という法律がありますから、この道路交通法に対する、交通行政に対するいわゆる協力の形でもってこの道路法の改正が出された点については、まことに当然であり、かつまた、建設大臣が当然の責任を負うたということになると思うのですが、六ページにあります三十条の改正、「横断歩道橋、さくその他安全な交通を確保……

第46回国会 建設委員会 第39号(1964/06/26、6期、日本社会党)

○田中一君 設置法の改正と関連がありますか。
【次の発言】 具体的に質問しますが、工事事業施行中の個所、その一番近いところに今日でも工事事務所があったわけですが、で、これはむろん遠いところにあって、それが完成してしまって事務所でなくなったという場合には、これは当然廃止さるべきものだろうと思いますけれども、事務所があって職員が常住しなければならぬという場合、工事事務所というものを統廃合をするけれども、勤務する職場というものが同一の場合には、どういう形でその仕事の管理等を行なうような事務所を持とうとするのか、伺っておきます。
【次の発言】 そうすると、人の問題でなくして工事事務所という資格を持った……

第46回国会 社会労働委員会 第23号(1964/04/23、6期、日本社会党)

○委員以外の議員(田中一君) この法律で建設業、いわゆる建設職人を指定したのは、ねらいは結局何を目的にしているのですか。というのは、労働者自身のためなのか、あるいは建設労働者が労働市場において枯渇してるから、何か足どめをさせる、あるいは仕事をほかに移すと、直接与えられるものというのは退職年金がもらえるんだという印象を持っているのです、該当者は。しかし、政府がねらっておるものは何か、先にそれを説明していただきたいと思います。
【次の発言】 労働者が自分の労働によって賃金をもらう、賃金をもらう労働というものがその企業のプラスかマイナスか、あるいは安定か不安定か、そうしたものに直接関係はなかろうと思……

第47回国会 建設委員会 第2号(1964/12/17、6期、日本社会党)

○田中一君 事務当局からお聞きになっておると思いますけれども、日光の東照宮の境内の一部分を道路敷にもってこようという問題でありますけれども、いままでの資料を拝見して、記録的には、自然保護協会なりあるいはその他の団体等は、あれを切り取って道路敷にするということについては、反対の意思表示が再三なされておったように聞いているのです。恐縮ですが、自然公園審議会じゃない、自然公園保護協会ですか、何か団体がありますね、田村さんのほうの関係の団体の意思表示を最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、先ほどお尋ねがあれば開陳しようとお話しになりましたが、比較検討された条件等、田村先生の結論を―……

第48回国会 建設委員会 第4号(1965/02/25、6期、日本社会党)

○田中一君 私は、大体のことは予算委員会の分科会で質問しますが、いま熊谷君の御質問の中で、あなたは談合すると困るから云々という、談合ということはどういうふうに理解するのですか。談合という字はどういうふうに理解するのですか。談合しては非常に困るというのは、談合という行為は、どういうものであるというふうに理解してよろしいのですか、ひとつ説明してください。
【次の発言】 政府の契約官は、一つの事業を発注する場合に、必ず厳密な積算の上に予定価格というものをつくっているわけなんです、みんな。これはむろんこの中には、いろいろな分析をしてみると、業者の利益なんというものを関知しておらぬのです。その仕事を完成……

第48回国会 建設委員会 第5号(1965/03/02、6期、日本社会党)

○田中一君 昨年の四月一日から施行している所得税法の一部改正の場合に、六十一条の三項、これは、せんだって大臣にお知らせしておいたから御承知のとおり。この問題について、最近自民党の総務会で、この法律案を廃法とするというような態度がきめられたように報ぜられておるんですが、この問題について、最初に伺いたいのは、この法律の改正という点については、これは大臣が就任される前の問題でありますけれども、一応事務当局の段階で話し合いがあったのかどうかということが第一点。第二点は、したがって、これによるところの次官会議等が持たれ、閣議決定されたということであるはずでありますが、これについてはどういう態度を建設省は……

第48回国会 建設委員会 第9号(1965/03/16、6期、日本社会党)

○田中一君 住宅金融公庫のほうから、いままでの実績を資料として出していただきたいのです。それから業務方法書、あれの最初のものから、それから改正された部分もひとつ出してください。それから、それによる政令の改正があったなら、それも出していただきたい。これは宅地関係、住宅関係ともに、全体のわかるような資料を出してほしいのです。  それから、この法律の改正によって必然的に変えようと思う業務方法書または政令、または、あなたのほうの内部の営業方針かな……。
【次の発言】 そうしたものをはっきりさしていただきたい。  それから、むろん収支の、回収それから未回収のものとか、焦げつくとかいうような事象ですね、あ……

第48回国会 建設委員会 第10号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○田中一君 昨年の新河川法の改正のときにも、新しい計画事業というものを明示せよという要求をしておったのでありますが、一応今回この新しい五カ年計画ができたことに対しては、約束を守ったとして当然だと思いますが、そこで、この計画の策定までの間に、おそらく建設当局、いわゆる治山治水を担当する部局としては、これだけでは足りない、かくかくの方針が望ましいのだという原案をお持ちだったと思うのです。最初にそれを説明していただいて、そうして財政上の問題その他の理由によってなぜこうなったかという点について、もしも簡単な資料でもあれば、要求された原案、それから調整されて今日になったという時点における経過ですね、これ……

第48回国会 建設委員会 第11号(1965/03/23、6期、日本社会党)

○田中一君 最初に、政令を準備してすぐに配付をしていただきたい。いいですね。
【次の発言】 一つ二つ質問しておきますが、いわゆる河川改修による河川敷の、従来堤防部分の用地は買収しておりますけれども、河川敷内に民地が過去においても相当大きく存在している。これは、いままでにも再三指摘してきているものでありますけれども、個人の持つ私有財産が、今日の憲法下において、河川法による私権というものが極端に制限されているという現状、これは見のがすことができないものだと思うのです。そうしてかつて、現在あるところの河川敷内における民有地等はどのくらいあるかという調査を要求をしたところが、これは出てまいりません。な……

第48回国会 建設委員会 第12号(1965/03/25、6期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で要求をしておきました資料が出ておるようでありますから、これについて大体の説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、いま第一表にある今回の法律改正の業務の概要のうちで、住宅公団と大体似かよった措置をとっているものがありますが、これに対する条件、それから条件のうち金利、それから年限等、相違点をひとつ説明していただきたいと思うんです。それは、たとえば中高層と足貸しと実態は同じであるけれども、そういう呼び方、呼びかえをしているのでありますから非常に誤解を受けるわけです。建設省はなかなか新語を発明して、同じ実態でありながら、いろんな形で言うから混乱があるので、住……

第48回国会 建設委員会 第13号(1965/03/30、6期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で答弁等持ち越しになっている例の借地権の問題ですけれども、これはまあこの審議を進めるに非常に重要な問題でありますから、その点を明らかにしていただきたいと思うんです。当面、その仕事を担当している住宅金融公庫総裁を中心に質問をしたいと思います。これはなぜかと申しますと、御承知のように、今回の法律改正によって当然これを実施しなければならぬ。したがって、それ相当の腹案もあろうかと思いますから、総裁に伺っておきます。  そこで、この今回の改正による業務方針の概要がここに資料として提出されておりますから伺いますが、この借地権というものに対して、従来の扱いは、どういう形でどの辺までの……

第48回国会 建設委員会 第14号(1965/03/31、6期、日本社会党)

○田中一君 きのうこの委員会で公団並びに政府に、借地権者に対する融資の点について、意見の食い違い――意見の食い違いというよりも、このような法律を改正しても住宅金融公庫としてはこれを全面的に採用できないんではないかという点、これは総裁の発言として、従来はかくかくでと、この法律改正後の問題点は明言を避けておりましたので、その点をひとつ、どういう話し合いでどういう了解に達したか。また、事実この法律が成立後住宅金融公庫はどういう業務方針で臨むかという点を答弁してください。
【次の発言】 その点は、じゃそれで了解いたします。  次に伺いたいのは、これも業務方針書というか、方法書で明らかになっておると思い……

第48回国会 建設委員会 第15号(1965/04/08、6期、日本社会党)

○田中一君 大臣が来てから質疑をしたいと思うのだ。ただ、補足的な説明を一つ質問するから、その点はひとつ説明してほしいのだ、こまかいことだがね。  事業費として四十年度は幾ら計上されていますか、総額で。
【次の発言】 それじゃ首都圏内と言わないで、首都圏を中心とする事業費別で出してほしいな。道路費はどうなっている一それからかりに中央道のように四十二年度を目途として完成させるという場合には、大体これは大月辺までやるわけなんですから、これはどのくらいになっているというような、継続事業は継続事業としてのものでいいから事業費別にやってほしいのだ。それの説明の資料を一つ出してほしいと思うのだ、四十年度のも……

第48回国会 建設委員会 第16号(1965/04/13、6期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは字句の改正でありますが、この意図を明らかにしていただきたいと思うのです。福要綱について申し上げても、要綱の第一の一、市街地開発区域を都市開発区域にした理由、そしてその理由の内容ですね、市街地開発区域というものはどういう仕事をしていたか、都市開発区域になったら何をしようとするのか。その点を明らかにしてください。
【次の発言】 そうすると、法律の内容としてどういう形に実体が変わってくるのですか。事業の内容というものが。
【次の発言】 実体的に何ら変化のないものを、文字を変えたからといって内容が変わるものじゃないのです。小西という名前は君の符牒であって、田中一というのは……

第48回国会 建設委員会 第17号(1965/04/27、6期、日本社会党)

○田中一君 提出された資料について説明を願います。
【次の発言】 この中に公共空地というのがありますが、これは広場ですか、それともどういう性格になっておりますか、この空地というのは。
【次の発言】 終戦直後にきめられた東京都の都市部、既成市街地というのですか、この緑地地帯はどういう扱い方をいましておるのですか。これはちょっと小西君に聞くのはぐあいが悪いのだな。君、わからぬだろう。わからぬだろうけれども、わかるはずなんだな。非常に困るんだけれども、だれかいないかな、答弁ができる人。
【次の発言】 だから、守られていないところもあるというのはどこですか。

第48回国会 建設委員会 第18号(1965/05/11、6期、日本社会党)

○田中一君 ただいま議題となりました住宅協同組合法案につきまして、提案の理由並びに要旨を御説明申し上げます。  今日、経済の高度成長は、中小企業の倒産、諸物価の著しい騰貴等、国民生活に大きなひずみを生じる原因を醸成いたしております。特に住宅問題につきましては、戦後二十年を経て一向に解消されないばかりでなく、高度成長政策に伴う人口の大都市集中、世帯の細分化傾向のために、改善のきざしも見えずかえって深刻化しつつあるのが現状であります。勤労階級、ことに低所得者においては、数十倍にものぼる競争の激しい公営住宅や公団住宅には入居する機会が乏しく、やむを得ず民間の粗悪狭小な木造アパートに居住を余儀なくされ……

第48回国会 建設委員会 第20号(1965/05/18、6期、日本社会党)

○委員以外の議員(田中一君) 法制局第四部長から説明させます。
【次の発言】 大正十年にでき上がった住宅組合法という法律があるわけなんです。これは、ただ単に住宅を求める者が集まって住宅組合をつくっておるということなんです。したがって、住宅協同組合法の個人と何ら違いがないわけなんです。これは法律になっております。そこで住宅金融公庫法の融資の対象というものは、この法律によるところの住宅組合にも貸すのだということが明記されておるわけなんです。したがって、これが法律による住宅組合に融資をするのだという前提に立つならば、住宅協同組合の加入者に対するのも一向変わりはございませんから、その信用度とか、あるい……

第48回国会 建設委員会 第21号(1965/05/19、6期、日本社会党)

○委員以外の議員(田中一君) 要は、この法律を提案した根本的な理由としては、どこにねらいを、ピントを合わしたらいいのか教えてほしいと思うんですよ。御承知のように、住宅金融公庫の資金を原資とする住宅供給事業を行なっている団体は、全国に数十ございます。都道府県、市町村に及んで数十ございます。これらのものを乱立しちゃ困るから一応整理をしよう、あるいは不十分な業務を営んでいるものもいるから、この際少しきれいにして単行法によって監督権も十分できるような形に持っていこうというねらいできているのか。あるいは現在あるところのこれらの供給団体を強化して住宅金融公庫の持っておる窓口、業務範囲を広げてその支所、出張……

第48回国会 建設委員会 第23号(1965/06/01、6期、日本社会党)

○委員以外の議員(田中一君) これは、大臣行っちゃったからどうにもならぬですがね、こういう立法がおかしいことは、私は、十五年しか国会におりませんけれども、これは必ず起きる問題です。というのは、たとえば特別都市という法律案が二十幾つございます。実績をあげておりません。ひとえにこれは行政庁の権限、行政庁の計画にまっておる状態でありまして、実効をあげておらない。したがって、今度のこういう九州横断道路から出発して、中国横断道路の法が出るということは、結局政府の道路政策の貧困からくるものだと思うのです。今日まで縦貫道の法律がたくさんございます。これも結局法律ができておっても、これに対する助言的な制約もな……

第48回国会 逓信委員会 第16号(1965/05/18、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  議事に入ります前に、一言ごあいさつ申し上げます。  私、突然指名を受けまして、逓信委員長を受けました。経験もない者で、不十分でございますけれども、皆さま方の御協力によって、任務を全うしたいと思います。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動についてお知らせいたします。  五月十二日、占部秀男君が辞任され、その補欠として久保等君が選任されました。
【次の発言】 請願の審査を行ないます。  便宜、お手元に配付いたしました請願一覧表の順序に従って行ないます。  第四七二号に関する請願を議題といたします。  まず、……

第48回国会 逓信委員会 第17号(1965/05/25、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、理事の補欠互選を行ないます。  委員の異動に伴い、現在、理事一名が欠員となっております。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に鈴木恭一君を指名いたします。
【次の発言】 日本放送協会昭和三十八年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書を議題といたします。  本件につきましては、去る二月二十三日、郵政大臣及び日本放送協会会長から、それぞれ提案理由の説明及び補足説明を聴取いたしております。……

第48回国会 逓信委員会 第18号(1965/06/01、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  請願の審査を行ないます。  便宜、お手元に配付いたしました請願一覧表の順序に従って行ないます。  まず、第二七四二号外二件に関する請願を議題といたします。  専門員から、請願の趣旨について説明を聴取いたします。  速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 それでは、保留と決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。  次に、第二七八五号外二十件について、専門員から趣旨を説明いたさせます。
【次の発言】 本件について、政府側の意見を聴取いたします。


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 逓信委員会 第2号(1965/08/05、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから委員会を開会いたします。  速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  まず、委員長及び理事打合会の協議事項について報告申し上げます。  当委員会の定例日につきましては、当分の間、火曜日と木曜日の午前十時に開会することになりましたので、御了承願います。  なお、本日の委員会においては、郵政大臣から郵政省の所管事項の概要説明を、また、日本電信電話公社総裁から公社の事業概況について説明を聴取した後、両件に対する質疑を行なうことになりましたから、御了承願います。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関す……

第49回国会 逓信委員会 第3号(1965/08/10、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告いたします。  本日は、前回に引き続き、郵政省所管事項について質疑を行なった後、請願の審査、継続調査要求、及び委員派遣承認要求を行なうことになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告いたします。  八月五日、安井謙君が辞任され、その補欠として山本杉君が選任され、また、八月九日、上原正吉君が辞任され、その補欠として井野碩哉君が選任されました。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査……

第50回国会 逓信委員会 第2号(1965/10/28、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告いたします。  本日の委員会においては、派遣委員の報告に関する件を議題とした後、日本電信電話公社に対し質疑を行なうことになりましたので御了承願います。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  先般、当委員会が郵政事業、電気通信事業及び電波監理並びに放送に関する実情調査のために行ないました派遣委員の報告を、まず第一班、東北北海道班からお願いいたします。

第50回国会 逓信委員会 第3号(1965/12/13、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告いたします。  本日の委員会においては、請願の審査及び継続調査要求を行なうことになりましたから、御了承願います。
【次の発言】 それでは、これから議事に入ります。  まず、請願の審査を行ないます。  本委員会付託の請願二十九件を一括して議題に供します。  お手元に配付しました一覧表によって、便宜、専門員から説明を聴取いたします。
【次の発言】 政府委員から意見を聴取いたします。
【次の発言】 ただいまの第三一号及び第一二〇八号の請願は、採択することに御異議ございませんか。

第51回国会 建設委員会 第16号(1966/05/12、7期、日本社会党)

○田中一君 図面を出してくれぬか、全部。ほしいのは政令と、それからいま小酒井委員が質問している地区だね。この法律が制定されるにあたって当然地方にもそういう問題が起きている。大体想定される地域を、色を入れて全員に配ってください。
【次の発言】 その図面をいつころまでにどういうものを出してもらえるか、委員長からひとつ大臣に。
【次の発言】 質問するのに、政令の案がないと時間がかかっちゃってしようがないのだ。政令の案全部出してください。それから政令による省令でもつくるならば、それらの案を全部こっちに出してください。
【次の発言】 どっちが先なんだ、仕事をしようというのが先なんでしょう。仕事をしようと……

第51回国会 建設委員会 第18号(1966/05/31、7期、日本社会党)

○田中一君 栗原知事さんと飛鳥田市長と両方に伺いますが、あなた方の行政区域における保全地域というものの性格が、首都圏というワクの中の一単位であることは間違いございません。したがって、これがただ単に埼玉県だけの負担でそれらの府県の場合には保全の義務がございますが、それらの問題をまかなうこと自身が不十分だというような御意見でありますけれども、これはもうどこまでも首都圏というその大きな圏内の連帯性でこの計画が出発し、また、保全の義務も共同で負うべきであるというような御意見が正しいと思うのか、あるいはいま飛鳥田市長のように、どこまでも自主的に、自分の行政区域におけるところの――保全区域、特別保全区域と……

第51回国会 建設委員会 第20号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○田中一君 せんだって要求しておいた政令の説明をひとつしていただきたいと思います。
【次の発言】 で、法文の中の二、三の点についてちょっと伺っておきます。  この特別保全地区は、保全区域内に特別地区を指定しようとするのか、保全区域と特別地区とは全然別個のものだという想定のもとに考えられているのか、その点はどうですか。大きく保全区域の網をかけて、その一部分を特別保全地域とするか、その点はどうなのです。そういう原則的な考え方はできておるのかどうか。
【次の発言】 常に地域指定というものの問題は、その隣地に起こるわけなんです。たとえば公害であるとか、あるいは騒音などですね。水等は高きから低きに流れる……

第51回国会 建設委員会 第21号(1966/06/09、7期、日本社会党)

○田中一君 建設大臣は、きょう、きのう、おとといと、続けてNHKの第一チャンネルで中央道を歩くというカメラリポートがあったけれども、見ましたか。
【次の発言】 あの中で、私ども建設の計画の最初から歩き回っている道路のことですけれども、こういう報告があるのです。これは富樫君が答弁をしておるのじゃなくて、あそこの事務所長が答弁をしておりますが、インターチェンジの中に取り残された敷地ですね、インターチェンジでもって大きく迂回するものだから、円の中に閉じ込められたような敷地がずいぶんあるわけです。この敷地に対しては、現行法ではどうにもこれを救う道はございませんということを言っておる。考えてみれば家族の……

第51回国会 建設委員会 第22号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○田中一君 最初に、各省から、三十八年三月十五日並びに三十八年十一月一日に、大都市再開発問題懇談会の結論として答申があった内容について、おのおの所管の方から、所管の分担する業務、それからその業務に対する国としての助成措置、あるいは当面される流通センター、流通団地に持ってこようという現実の業種、それらを総括的に説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 書いてある問題はいいから書いてない問題を言ってください。
【次の発言】 都市開発資金特別会計はどのくらいの資金ですか。
【次の発言】 次に、どの省でもいいですから、他の省――委員長、会期がありませんので、これは次国会に回すつもりならけっこう……

第51回国会 建設委員会 第23号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○田中一君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案された国土開発縦貫自動車道建設法の一部を改正する法律案に賛成の意を表するものでございます。  十数年前、中央自動車道が単行法として誕生以来、地方的な縦貫道または横断道等が議員提案によって立案され、非常に統一しない計画がふくそうしておりましたけれども、幸い今回これをまとめ、全国的な視野に立って本法案の提案されたことに対しては、賛意を表します。しかしながら、かつてネット――網状の道路計画というものが、幹線を中心としたところの道路となり、かつまた、これが国土開発という非常に大きな前向きの性格に変わったということは、これまたわれわれの共鳴するところで……

第51回国会 建設委員会 第24号(1966/06/24、7期、日本社会党)

○田中一君 私は、日本社会党を代表して、次の二、三点の問題点について注意並びに考慮を促しながら、本案に賛成するものであります。  第一の問題は、この目的が、都市の過密化によるところの応急の施策であるという点につきましては、常に後手後手の手を打つものでなくして、そこにはっきりときまっておりますけれども、将来予想される大都市化の都市においても、そこのところが単に大都市ということばかりでなく、その他の法案におきましても、たとえば地域的な新産都市等の施設の法案もあります。それらの将来伸ぶべき、発展すべき都市というものを含めた指定を行なうことが必要であろうと思います。  第二の問題は、主としてこれらの施……

第51回国会 逓信委員会 第1号(1965/12/20、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告申し上げます。  本日の委員会においては、調査承認要求に関する件及び委員派遣承認要求に関する件を議題とすることになりましたので、御了承願います。  なお、当委員会の定例日につきましては、当分の間、火曜日と木曜日の午前十時に開会する旨、意見の一致を見ましたので、御了承願います。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。  まず、調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会といたしましては、今期国会開会中、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行なう……

第51回国会 逓信委員会 第2号(1966/02/03、7期、会派情報なし)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨年十二月二十日、山本杉君が委員を辞任され、その補欠として安井謙君が選任され、また、同年十二月二十一日、安井謙君が委員を辞任され、その補欠として寺尾豊君が選任されました。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告申し上げます。  本日の委員会においては、まず、理事の辞任、その補欠互選を行なった後、派遣委員の報告を行なうことになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。  まず、理事辞任の件についておはかりいたします。  横……

第51回国会 逓信委員会 第3号(1966/02/15、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告いたします。  本日の委員会においては、郵政省の所管事項の概要説明及び日本電信電話公社の事業概況説明をそれぞれ聴取した後、郵政省の所管事項について質疑を行ない、引き続き、NHK決算の審査を行なうことになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  まず、郵政大臣から、郵政省の所管事項の概要について御説明願います。郡郵政大臣。

第51回国会 逓信委員会 第4号(1966/02/22、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  初めに、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告いたします。  本日の委員会においては、理事補欠互選を行なった後、NHK決算の審査を行なうことになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 議事に入ります前に、委員の異動について御報告いたします。  去る二月十七日、白井勇君が委員を辞任され、その補欠として安井謙君が選任され、また二月十八日、安井謙君が委員を辞任され、その補欠として白井勇君が選任されました。
【次の発言】 これより議事に入ります。  まず、理事の補欠互選についておはかりいたします。  委員の異動に伴い、理事が……

第51回国会 逓信委員会 第5号(1966/02/24、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告いたします。  本日の委員会においては、郵便振替貯金法の一部を改正する法律案及び郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聴取した後、郵政省所管事項について郵政当局及び日本電信電話公社に対し、質疑を行なうことになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。  郵便振替貯金法の一部を改正する法律案及び郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案を便宜一括して議題とし、提案……

第51回国会 逓信委員会 第6号(1966/03/01、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告いたします。  本日の委員会においては、郵政省の所管事項に関する件及び日本電信電話公社の事業概況に関する件について、郵政省並びに日本電信電話公社に対し、質疑を行なうこととなりましたので、御了承願います。  なお、本日の予定としては、十二時過ぎまで続行し、残余の質疑は次回に譲ることにいたします。
【次の発言】 これより議事に入ります。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  御質疑のある方は、順次御発言を願います。

第51回国会 逓信委員会 第7号(1966/03/08、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告いたします。  本日の委員会においては、参考人の出席要求について御決定願った後、国際電電株式会社の事業概況の説明を聴取し、これに対する質疑を行ない、引き続き、郵政省の所管事項及び日本電信電話公社の事業概況について質疑を行なうことになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 これより議事に入ります。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電……

第51回国会 逓信委員会 第8号(1966/03/10、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告いたします。  本日の委員会においては、郵便振替貯金法の一部を改正する法律案、郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案の質疑を行なうことになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 これより議事に入ります。  郵便振替貯金法の一部を改正する法律案及び郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。  質疑のある方は、順次御発言を願います。

第51回国会 逓信委員会 第9号(1966/03/17、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告いたします。  本日の委員会においては、前回に引き続き、郵便振替貯金法の一部を改正する法律案、及び、郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案に対する質疑を行なうことになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について報告いたします。  本日、久保等君が委員を辞任され、その補欠として永岡光治君が選任されました。
【次の発言】 これより議事に入ります。  前回に引き続き、郵便振替貯金法の一部を改正する法律案、及び、郵便切手類売さば……

第51回国会 逓信委員会 第10号(1966/03/23、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ちょっと私から伺っておきたいのは、いまの人工衛星の問題ですが、通信衛星と放送衛星とは違うのですか。
【次の発言】 そうすると、郵政省が予算化しているのはどっちですか。
【次の発言】 もう一つ聞きたいのです。世界で衛星を打ち上げておりますけれども、それがいまいうとおり三つの部署で研究しているなんという国があるのですが、そんなにやさしいものなんですか。それともアメリカなんかでもやはり一つの国策としてこれを打ち上げておるのか、あるいはどこかめいめいたくさん金持ちがいるでしょうから、何かめいめいの事業会社がやっておるのですか。日本の場合はどういう方法でいこうとしておるのですか。

第51回国会 逓信委員会 第11号(1966/03/24、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告いたします。  本日も、前回に引き続き、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件の審査を行なうことになりましたので、御了承願います。  なお、十二時ごろ一たん休憩し、午後二時から再開する予定でありますので、あらかじめ御承知願います。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 関連して聞きますが、八条には、「収支剰余金があった場合……

第51回国会 逓信委員会 第12号(1966/03/29、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告いたします。  本日も前回に引き続き、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件の審議を行なうことになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 午前はこの程度とし、午後一時十分まで休憩いたします。    午後零時十三分休憩
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第51回国会 逓信委員会 第13号(1966/03/30、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告いたします。  本日も前回に引き続き、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求める件の審議を行なうことになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 NHKの最高責任者の前田長から答弁を求めます。
【次の発言】 ちょっと私から一つだけ伺っておきたいのですが、予算総則の第七条第二項の「その一部を職員に対する特……

第51回国会 逓信委員会 第14号(1966/04/15、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員長及び理事打合会においては、本日は郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波 関する調査について郵政省当局に質疑を行なうことになっておりましたが、開会予定一時より四十五分を経ても、いまだ郵政大臣の出席がございませんから、本日はこれにて散会いたします。    午後一時四十七分散会

第51回国会 逓信委員会 第15号(1966/04/19、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告いたします。  本日の委員会においては、まず、参考人の出席要求について御決定を願った後、午前中は、日本科学技術振興財団及び電電公社に対し質疑を行ない、午後は、国際電信電話株式会社及び郵政省当局に質疑を行なうことにいたしましたので、御了承願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告いたします。  四月十四日、田代富士男君が委員を辞任され、その補欠として浅井亨君が委員に選任され、本日、浅井亨君が委員を辞任され、その補欠として田代富士男君が委員に選任されました。

第51回国会 逓信委員会 第16号(1966/04/21、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告いたします。  本日の委員会においては、午前中、郵便法の一部を改正する法律案及び郵便局舎等整備促進法案の提案理由説明を聴取した後、一たん休憩し、午後は調査事件を行なうことになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について報告いたします。  本日、館哲二君が委員を辞任され、その補欠として松平勇雄君が選任されました。
【次の発言】 これより議事に入ります。  光村甚助君から、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございま……

第51回国会 逓信委員会 第17号(1966/04/27、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告いたします。  本日の委員会においては、理事補欠互選を行なった後、郵政事業の運営に関する件及び郵便法の一部を改正する法律案の質疑を行なうことになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 これより議事に入ります。  野上元君から、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございます。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じます。  互選は、投票の方法によらないで、委員長に……

第51回国会 逓信委員会 第18号(1966/04/28、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本案の質疑は、本日はこの程度といたします。  次回は五月十日の予定とし、本日はこれにて散会いたします。    午後五時二十五分散会

第51回国会 逓信委員会 第19号(1966/05/10、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから委員会を開会いたします。  初めに、理事会の打ち合わせ事項について御報告いたします。  本日の委員会は、まず郵政事業の運営について質疑を行なった後、郵便法の一部を改正する法律案について、鈴木市藏君及び野上元君がそれぞれ質疑を行なうことになりましたので、御承知願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  昨日、森中守義君が委員を辞任され、その補欠として野上元君が選任されました。
【次の発言】 郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  御質疑のある方は、順次御発言願います。

第51回国会 文教委員会 第25号(1966/06/24、7期、日本社会党)

○委員以外の議員(田中一君) 貴重な時間をまことに恐縮です。いま提案されておる法建案に関連して、率直に私は国民大衆、非常に多くの国民大衆の代表として、一言、担当の安井君に伺いたいと思うのです。  それは何かと申しますと、政府は人事院規則によって休日をきめております。今回のこの祝日法も、これはむろん国民の受け取るのは、その日にはお祝いをしようが何をしようが、悲しもうが、少なくとも休日であるという観念に変わりございません。そこで、休日をきめて、独自できめているというものの低かに、はっきりと人事院規則できめている問題は、例年十二月二十八日から三十一日まで、一月一日から三日と、これだけをきめております……

第52回国会 建設委員会 閉会後第1号(1966/09/12、7期、日本社会党)

○田中一君 いまの建設大臣の答弁、その前提があって初めて国民に納得せられると思う。あなたが大臣になる前の大臣は、公共工事、公共施設あるいは公共事業という名において常に国民の直接な利益、利害から、広く言うと、いま伊藤委員が言っているような文化財にしても、それから自然な姿にしても、全部こわそうというような強硬意志がある。橋本さん、あなたは宮居長官を長くやったものだから非常にあなたの考え方はよろしいですよ。そういう考えで公共事業を行なうことは、一番これは政治の姿だと思う。いままでの歴代大臣は、常に実力をもって、権力をもって並行しようという形がある。だから、いままであなた方のそばにいる局長連中は、どう……

第55回国会 建設委員会 第2号(1967/03/23、7期、日本社会党)

○田中一君 これはどの法律がいつごろ出るかという順序と、それから衆参両院の付託先議さすという問題がきまっているかそれを伺いたい。
【次の発言】 そうすると宅地建物取引業法だけが参議院先議ですか。
【次の発言】 社会党で話し合った結果は――結果というか希望は、衆議院でもそれぞれの要求があったと思うんですが、宅地建物取引業法は参議院先議、それから都市再開発法、これも参議院先議にしてくれと、こういう要求を出しておいたんですが、その点話し合いなかったんですか、衆議院のほうと。
【次の発言】 おそらくきょうあたりの委員会でもって、そういう要求が出ると思うんです。ただ、御承知のように参議院は予備審査をやっ……

第55回国会 建設委員会 第4号(1967/04/18、7期、日本社会党)

○田中一君 最初に都市局のほうに伺いますが、四十二年度予算のうち、この際、児童公園の整備、これに対する予算の裏づけと個々の計画の全貌、それから昨年度までの児童公園の新設というか、でき上がったものなどをちょっと総括的に伺いたいと思います。
【次の発言】 これはこの個所の配分は、都市と、都心とそれから都心を離れたところを分けてみると、どういう比率になっておるのですか。
【次の発言】 都市公園法があり、いわゆる公害を訴えられる地域のいこいの場所としては、どうしても都心近くに、いわゆる密集地帯に都市公園をつくるのだということの前提で立法化されておるはずなんです。ところが、困難だという理由は、おそらく用……

第55回国会 建設委員会 第5号(1967/05/09、7期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと都市局長に昨年から出発している都市開発資金の問題で質問しますが、昨年の実積はどういうことになっておりますか。
【次の発言】 大体ですね、四十二年度が相当大幅に、倍以上に予算はなっておるけれども、この予算上の運用収入というのはどういうものですか。
【次の発言】 昨年度に買い取った土地はどういうように利用しているのですか。
【次の発言】 東京都の例から見ると、大体これは東京、大阪だけだそうでありますけれども、この地方債で借りているもの以外に東京は開銀から五十億融資を受けているそうです。大阪なども相当多額の融資を受けてやっておりますけれども、これは転売をする場合もあり得るのですか……

第55回国会 建設委員会 第6号(1967/05/11、7期、日本社会党)

○田中一君 きょう配付された資料のほかに三月二十四日に大蔵省、厚生省、建設省で了解事項として決定した「下水道整備五箇年計画について」の「昭和四十二年度から昭和四十六年度にいたる五箇年間における下水道(終末処理場を含む。)の投資規模を次のとおりとし、新下水道整備五箇年計画を強力に推進するものとする。」という、この申し合わせ書をこっちへ資料として出しておいてください。
【次の発言】 最初に建設大臣に伺います。宅地建物取引業法を改正しなければならなくなったという、このいま五項目等の改正を必要とするということの起きた直接の原因というものは何にあるか、意図というものは。これらの問題はことごとく昨年の国会……

第55回国会 建設委員会 第7号(1967/05/16、7期、日本社会党)

○田中一君 せんだってに引き続いて今度は条文に入ってまいりますが、最初の第十四条の二、この問題で質問いたします。この依頼者、受託者相互の行為というものが文書によらなければ成立しないという考え方を持っておりますか。これは精神規定的にこの条文としては文書で出せということになっておりますが、これは取引というそのものが、受託、依頼――委託という問題は、法律的な効果というものは文書で出さなければならないのだということにしようとしているけれども、どういう見解を持っていますか。
【次の発言】 そこでいわゆる具体的な問題ですがね。かつて所得税法による宅地建物あっせん業者の調書の提出の義務というものを課せられた……

第55回国会 建設委員会 第8号(1967/05/18、7期、日本社会党)

○田中一君 最初にいままでの実績を一覧表で説明してほしいと思うのです。
【次の発言】 現在は、対象となる金融機関というものは、それはどこどこになっておりますか。これは全部法律でもって一つ一つきめておるのですね。
【次の発言】 おおむねどういう範囲の金融機関ですか。
【次の発言】 今回の改正で、法律で定められている金融機関は全部がこれに入るというようになるわけですか。
【次の発言】 その理由は。
【次の発言】 そうすると、残されている問題としては、事故の発生というのはどういう件数のものがあるのですか、その内容ですが。
【次の発言】 私は住宅金融公庫のあり方が、当委員会でしばしば申し上げたこともあ……

第55回国会 建設委員会 第9号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○田中一君 前回の委員会で、全国公営住宅共済会の問題について質疑をいたしましたけれども、資料で出ているようですが、これを説明していただきたい。
【次の発言】 このお示しになった定款を見ますと、これは内閣総理大臣が認可をし、また内閣総理大臣が地方自治法に基づく認可になっているので、監督的な立場の官庁はどこになっておりますか。
【次の発言】 この定款の一〇ページを見ても、この設立の大部分の理事は、建設省の住宅局がこういう発議発案をして、そうして大臣の認可を受けたというように聞いておるわけですが、そうすると、運営は自治省がただ法律的に所管の問題、権限だけではなくて、実質的には建設省を通じて交付されて……

第55回国会 建設委員会 第12号(1967/06/06、7期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、水の行政区分の問題について、いままで閣議なり、あるいは各省間において、一元化の話し合いが進んだことはないだろうかという点であります。  御承知のように、農業用水は、これは慣行水利権という形でもって、それこそ憲法以前から社会に認められている点でありますが、後に起きているのが上水道並びに下水道、それから引き続いて戦後は工業用水法という法律が生まれておる。水資源というものを役所の、行政官庁のセクションにおいて自分の単行法をもって自分のものにしていくという現状があるわけであります。これは私、かつて水の社会化という本を書いたこともあるのですが、何らかこの水の行政に対しては……

第55回国会 建設委員会 第13号(1967/06/08、7期、日本社会党)

○田中一君 関連。終末処理の予算のつけ方と、それから管路の予算のつけ方が違っているわけです。同一でもっていままでは厚生省、建設省と別々にとっている。今回の場合は出し方が、いま片山委員が言っておる一元化になっておらぬとか、それをやっぱり指摘しているわけでしょう。一元化されて建設省が全部一本になってそれをとっておらぬということになっているでしょう。何というか資金構成も違ってきているという点だと思うのだが。
【次の発言】 昨年の七月か、「下水道財政のあり方について」という研究委員会の報告書、これは相当問題点を指摘して、的確なあすへの期待をこめたものが盛り込んでありますけれども、この意見書に盛り込んで……

第55回国会 建設委員会 第15号(1967/06/15、7期、日本社会党)

○田中一君 これに関する資料をひとつ出していただきたい。これはむろんできているものと思いますが、三十九年から四十一年までの間の揮発油税収入額並びにこの算定、たしかこれは三年目に全額が算定される、二年目でしたか。だから結局、三十七年からのものが三十九年に基礎となる数字になるのか、三十九年度から四十一年度までの分は、そうなると四十一年度は四十三年度にならないとはっきりした数字は出てこないわけですが、だから前回の五カ年計画の工事費となった、いわゆる財源となった額ですね、これを年度別に出していただきたい。それから石油ガス税収入額、これはたしか三十九年にはなかったはずだけれども、その以後の問題はどうなっ……

第55回国会 建設委員会 第16号(1967/06/20、7期、日本社会党)

○田中一君 提案された道路整備緊急措置法の一部を改正する法律案を質疑する前に、道路行政全般について若干お伺いしておきたいことがありますので、御答弁願います。  最初に、今回の五カ年計画策定にあたって事業量、建設費等、当初に政府から要求した計画はどんなものであったか、これを最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 今回きめられた六兆六千億というものは、少なくとも幹線道路全部の整備を行なう場合の想定がなされておるものと考えます。同時にまた、新線として五つでしたか、高速道路の建設を行なわなければならぬ。で、大体社会開発を口にしておる政府としては、道路整備、いわゆる流通経済の根本をなす道路整備というも……

第55回国会 建設委員会 第17号(1967/06/22、7期、日本社会党)

○田中一君 最初に道路公団から伺いますが、大体質問の趣旨は三公団共通のものがありますから、一つの質問に対して三公団からひとつお答えを願いたいと思います。  最初に、要求した資料にも出ておりますが、建設当初に約束された減価償却と申しますか、これが終えて今日無料公開になっている道路について、その計画の当初の考え方と、それから料率の算定、償還期日の短縮とかいうものが相当あると思うので、それをまずひとつ説明してほしいと思うんです。ことに道路公団前任者のこれだからどうこうということはあると思いますが、富樫総裁は日本の道路建設のベテランであるから、自分がいまの総裁となる前に起こった問題も、ひとつ説明を詳し……

第55回国会 建設委員会 第19号(1967/06/29、7期、日本社会党)

○田中一君 私最後に二、三質問しますから、もし答弁できなければ、あとで資料で出していただきたい。  最初に道路局長、事故によって、国道または高速道で事故によって道路が損壊された場合の補償収入はどのくらいあるか。補償金の収入――罰金だ、結局ね。これはどのくらいあるかということ、どのくらいの数字になっているか、それを知らしていただきたい。それから、このような事故による道路損壊に対する補償金が地方道、一般国道ともどれくらい年間収入として、それぞれの立場に収納されているか、これを調べていただきたい。
【次の発言】 この問題は、常に建設省のほうに通報がある性質のものなんですか。それとも、たとえば地建の局……

第55回国会 建設委員会 第20号(1967/07/04、7期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは砂防予算のことなんですけれども、従来建設省が砂防予算を要求する場合には、規模によって、面積によって一定の単価を見出して要求している。しかし、農林省ではそういう行き方をとっておらぬというふうに聞いておるのですが、その点をひとつ詳細に説明してほしいと思う。
【次の発言】 林野庁はどういう方針でおられますか。
【次の発言】 どうもぼくははっきりわからないのだが、もう少し具体的に説明してもらわぬと。この建設省の場合、堰堤の規模というものは、これはおのずからわかります。しかしながら、砂防事業の施設区域内、要するにその広さを見た場合には、これはいま渓流砂防を行なう場合、その堰……

第55回国会 建設委員会 第21号(1967/07/06、7期、日本社会党)

○田中一君 藤田委員長にお伺いいたしますが、いま上程されている二つの法案の審議にあたって、私は各委員と相談の上参考人を呼んでいただきたい、こう思うのです。そこでなぜ参考人を呼んでいただきたいかということは、土地収用法二十六年に制定以来、常に強権的性格を帯びている改正案が数次にわたって出ております。したがって、今日公共性という問題と私有財産権という問題とが、これ以上公共性としての解釈が進んでまいりますと、容易ならない社会混乱が起きるというように推定されているわけです。土地に関する私有権というものが、このように飽くなく公共性というもの、公共の福祉というものに侵害されるならば、私はもうこれを飛び越え……

第55回国会 建設委員会 第22号(1967/07/11、7期、日本社会党)

○田中一君 この二、三日来の集中豪雨で、相当全国的な大きな被害を出しております。そこで、まだ行くえ不明の人たちの捜索もできないような現状であって、詳細は御報告願えないかとも思いますが、全体的な災害の内容、それから規模等、わかる範囲において報告願いたいと思います。
【次の発言】 いま大体の現況わかりましたけれども、建設大臣は、都市災害、都市河川の災害、それからがけくずれということが、新しく現象として今度の災害に生れている、こういう報告がありましたが、がけくずれとは、いろいろあると思うのです。がけくずれの定義はどういうぐあいに考えておりますか。がけくずれというものは何かということですね。

第55回国会 建設委員会 第23号(1967/07/13、7期、日本社会党)

○田中一君 最初に七十一条と百三十六条の政令をなぜ当委員会に出さなかったのか、それを伺います。
【次の発言】 この政令にゆだねる――ゆだねている内容について、非常に重大な利害が盛り込んであるわけなんです。今日まで建設委員会に長年私は属しておりますけれども、政令案を出さないで、ことに国民の権利に関する問題が提案されているこの法律案の改正というものに対して、そういった資料を出さないということはおかしいと思う。ことに、先ほど個人的に要求して得たものを見ますと、七十一条の政令の内容にしても、これは非常に物価修正の政令なんです。これが当委員会に、国会に一応考え方なり、あるいは具体的比率なり、あるいはなぜ……

第55回国会 建設委員会 第24号(1967/07/18、7期、日本社会党)

○田中一君 関連して。この中小河川並びにいまの直轄河川等の損害は、やはり土砂の流出が多かったから溢水したということなんですか。たとえば雨量だけが多いからといって、こんなに雨量だけではない。雨だけが降ったからといって、何ミリも降ったからといって、堤防そのものが破堤するものじゃないのです。それに一緒になって土砂が流れ込んでいたのかどうかということです。むろん、土砂が流れ込んで、流れと水と一緒にくれば倍以上になるのですよ、ふくらんで。その辺は各河川の状態はどうなんですか。
【次の発言】 結局、二つに分けて見ていいと思うのですよ。砂防、いわゆる予防砂防が完全でなかったということですね、予防砂防が完全で……

第55回国会 建設委員会 第25号(1967/07/20、7期、日本社会党)

○田中一君 最初に、これは端的に大臣に伺っておきますが、近畿圏の立法はこれは政府提案ですが、中部圏の場合はこれは議員提案で衆議院提案になっておるのでありますが、御承知のように、その地域というのは滋賀県、三重県、福井県、この三県は両法律案ともに指定区域となっておるわけであります。したがってこの調整というか、なぜこの三県を入れねば――いわゆる中部圏という名称に値する地域に入れなければならないというような地域にあるのか。あるいは近畿圏の場合にも、この三県というものが同じ網の中に入れなければならない地域であるのか、この点は非常に押えられた網に入れられた三県が、どういう受け取り方をしているのか、あるいは……

第55回国会 法務委員会 第8号(1967/06/15、7期、日本社会党)

○田中一君 今回提案されたこの法律案の内容は、司法書士並びに土地家屋調査士の団体としての性格を法人化しようということになっておるわけでありますけれども、従来任意団体として各法務局単位に士会があったわけなんですけれども、こうしなきゃならぬという理由の大きな問題について、たとえば教育制度をどうこうとかというような問題もありますが、案際にねらっているものはどこにあるのか。いままでのものであっては、国民から信頼とか、あるいは他の不自由な、不便なことがあるということならば、それのほんとうの理由はどういうところにあるのですか。
【次の発言】 この法律案が、資格ある土地家屋調査士が営業する場合には強制加入を……

第57回国会 建設委員会 第2号(1967/12/20、7期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと関連。どうも保利さん、あなたよそのことを言っているような気分で答弁をしていますが、その姿勢はよくないですよ。いまはたまたま県が管理をする河川の問題を言っているのです。一級河川は直轄河川で建設省自身がやっているのです。建設省が当然管理すべき河川です。その事例はたくさんあるのです。大体一級河川の巡視員が何人いるか、おわかりになっておらぬでしょう。そうした盗掘その他乱掘を巡視する巡視員かいるはずなんです。河川の巡視員という者が定員で何人お持ちですか。また一体、今日の政府が直接に管理する河川、このうち河川の最終埋蔵量というものはどのくらいあるか。同時にまた、一つの水系にしても、その……

第58回国会 建設委員会 第2号(1968/02/06、7期、日本社会党)

○田中一君 いま理事会で説明されたというこの法律案の予定日を、もう一ペん説明してほしいと思います。
【次の発言】 都市計画法並びに都市再開発法と、建築基準法の関連は、どこにそれを重要な問題として残しておるのか、双方の局長から伺いたいと思う。
【次の発言】 都市局長の説明について、私の伺いたいのは、衆参両院に提出されているところの両法案と、現在作業中の基準法の改正法案というものが都市計画法並びに再開発法の考え方といいますか、法文に盛られるところの事実というか、行動というかどういうか、それとが同じ思想の上に立ってきているかということと、少なくともこの提案済みの両法案の具体的な方法というものが、基準……

第58回国会 建設委員会 第4号(1968/03/07、7期、日本社会党)

○田中一君 いま石井委員からの質問のあったことに関連しますけれども、基準法の改正、これはもう今日の段階ではどうするかわからぬというのじゃなくて、やめるならやめるという態度を表明してほしいのです。というのは、先般大臣が出席をしなかったときの委員会で、私から政務次官にも質問しておいたのですが、建築基準法そのものは建築物という対象になっておるけれども、少なくとも都市形成と申しまするか、これに重大な関連がある法律なわけです。いわば建築学的都市計画なわけです、この建築基準法というものは。そこで衆議院には都市計画法が付託されておる、参議院には新しい改造法ですね、これが付託されておる。そうすると、建築的な面……

第58回国会 建設委員会 第7号(1968/03/28、7期、日本社会党)

○田中一君 現在地方公共団体が行なっている有料道路は、どの程度ありますか。
【次の発言】 これはおおむね、目的はどういうものになっておりますか。
【次の発言】 現在ある、たとえば地方道を改修しないで、整備をしないで、こうした新線の有料道路によって交通をまかなっておるというような事例があるのではないかと思うのです。たとえば、予算の点ばかりではなくて、いろんな困難な面がある。これに依存して、将来はそれを無料に公開すれば、県道なら県道に持っていくのだという考え方でもって計画している道路もあるのではないかと思います。そういう点はどういうふうになっておりますか。

第58回国会 建設委員会 第9号(1968/04/04、7期、日本社会党)

○田中一君 最初に四十二年度の災害の実情を報告してください。
【次の発言】 そうすると金額的に言って、ことしの予算に計上されておるのは全部で関連事業をも含めて六百十億七千五百余万円となっておりますね。これは補助並びに直轄一緒に入っておると思うけれども、過年度のやつは直轄の分が二カ年復旧ということになっておりますが、それから補助工事が三年復旧ということになって、そうすると、ことしに載っているところの六百十億七千五百万というものはどういう比率になるのですか。過年度分は幾らです、四十一年災ですね。四十二年度には幾ら予算入っておりますか。直轄河川は二カ年でしょう。

第58回国会 建設委員会 第14号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○田中一君 これから春日君、相澤君の質問があるそうですから私は資料だけ要求しておきます。局長、いいですか。――防災建築街区造成法の資料として東京の立川地区、大阪の上六それから阪神間の千船、中都市としては徳山、小都市としては長野県の佐久町。これは完成したものでありますから、計画の当初それから手続、組合の結成、組合の運営、それからでき上がったあとの配分――配分といいますか、その持ち分持ち分でやったのか、あるいは金がないから上のほうをどこかに売ったのかという処分の問題、それから組合の清算、これらのひとつそれぞれの実態に応じた資料を整えていただきたいが、時間ありますかどうか。  それから次に市街地改造……

第58回国会 建設委員会 第15号(1968/04/25、7期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと関連して。これは、竹内君ね、店舗が小さいからといって立ちのく必要はないんでしょう、現在の現行法では政令があって、十平米――一坪でも十平米以下じゃいけないんだ。したがって、十平米、三坪はやるのだというふうになっているのじゃないの。その思想は確立しているのじゃないの、どうなんですか、それは。

第58回国会 建設委員会 第16号(1968/05/07、7期、日本社会党)

○田中一君 現行の市街地改造法並びに防災建築街区造成法、この二つの法律案をミックスした形において、今度の再開発法が提案されておりますが、三十六年の前の二つの法律案の制定のときに、十分に審議の過程でこのような性格のものが二つに分かれているところのふしぎさと申しますか、不合理性というものを追及したものでありますが、その後今日八年たってこういう一緒になった形の法律案になったという理由ですね、建設省の反省というか、それから地方におきますところの実態からくるところの考え方を率直に披歴していただきたい。これは竹内局長にしても当時はこれに関係しておったかどうか、あるいは建設大臣にしても詳細は知らないと思いま……

第58回国会 建設委員会 第17号(1968/05/09、7期、日本社会党)

○田中一君 私は大臣に、この基本理念についてお尋ねをしておきたいと思うのです。それはこの第二条の案文に書いてありますように、「農林漁業との健全な調和を図りつつ、」――農林漁業という業態をさして言ってるのか、あるいは農山漁村という地域をさして言ってるのか、これらの点が不明確なわけなんです。私は一面、都市化という現象というものは、農村においても山村においても、あるいは漁村においても、地域住民の生活並びに施設環境の格差をなくする意味においては、決してこれを避けるべきものではない、かように考えておるものです。したがって、まず都市という定義、都市という概念がどのような地域、どのような規模の、そうしてその……

第58回国会 建設委員会 第20号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○田中一君 時間がないようでありますから、二問だけひとつ基本的な態度として伺っておきたいと思います。  第一の問題は、今度の新しい都市計画法によって、既成市街地を中心に重点的に行なおうとするつもりなのか、あるいは新しい農地その他の未開発の地域に対するところの都市計画を重点的に行なうつもりなのか、この基本的な態度だけをひとつ、先に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 重点的に全国が都市化した場合は一体どうなるか、これはもう問題になりません、議論になりません。そこで従来の都市計画法の施行状態を見ますと、新しい開発というものに対しては、一応開発するためにその計画を持つということになっておって、政……

第58回国会 建設委員会 第21号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○田中一君 他の委員からいろいろ本質的な問題について質疑があったと思いますが、私は二、三年来愛知用水公団の運命がどうなるかという点については、非常に巷間うわさが流れておったわけです。そのために真剣に総裁以下これに取り組んでいるかどうかという問題については、非常に疑問を持つのです。しかし、今日こうして一元化という形になったことについては、これはまあ当然そうならなければならぬものじゃなかろうかということも考えますが、この法文にあらわれている事後処理の問題について二、三伺っておきたいと思います。それは愛知用水公団の清算はどういう形で行なおうとしているのか。清算が行なわれる場合には清算人ができて、その……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 建設委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○田中一君 大臣にちょっと伺っておきますが、万博開催までもう六百日を切ったような日取りしかないわけなんです。ところが、現在の状況では、とうてい三月十五日までに開催が間に合うかどうかという点について、非常に心もとない状況であるわけでありますが、一応建設大臣は、これはもう直接万博の監督も、推進もするわけじゃないんであるけれども、少なくとも、万博の工事のおくれというものは、わが国の全部の建設界における非常に大きな障害というものが考えられるわけなんであります。たとえば、六百日に満たないというこの日程の中で、現在行なっている、契約されている外国の出品館等も一、二にすぎません。ソ連がきまり、またカナダがき……

第59回国会 建設委員会 閉会後第2号(1968/10/09、8期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、道路公団が事業決定を受けて、そうして仕事を開始する、開始から完成するまでの間にこまかいいろいろな問題が派生的に起きる、また設計変更もある。それらの点は一々道路公団の何部担当になるのかな、そういうものから一々申請をして許可を受けなければ仕事ができないということになっておるのか。それから総額の金額というもの、工事費というもの、これに対する弾力性というものは独自の見解で持たされておるのか、あるいは一々建設大臣の許可を受けなければできない問題なのか、その点の手続上の問題を伺っておきます。
【次の発言】 私先月の中旬に中央道、東名道の視察に行った一人でありますが、相当沿線……

第59回国会 建設委員会 閉会後第3号(1968/11/12、8期、日本社会党)

○田中一君 これはこの春の有楽町の火事、池袋並びに有馬と共通の問題としてお伺いしておきたいんですが、火災による有毒ガスの発生から多くの人命を失っておるというように新聞では報じておるんです。有毒ガスが発生するような、それも建築諸材料、たとえば塩化ビニールのタイルとか、あるいはプラスチックの家具類、壁材料あるいは天井材料とかいうものが猛烈なる有毒ガスを発生して、有馬温泉等では、なくなった二十数名というものが焼死体としては発見されておるけれども、解剖してみると、七〇%以上の有毒ガスを吸収して、焼け死ぬ前に死亡しておるという現状が報告されておる。これはむろん火災があれば、すぐに消せばいいではないか、早……

第60回国会 建設委員会 第2号(1968/12/17、8期、日本社会党)

○田中一君 最近しばしば新聞等で、次国会で提案される法律案の要綱が発表になっております。それを全体に、いま大臣の建設行政の方針について、というあいさつの中にも触れておりますが、どういうものが出るか、順次説明してほしい。
【次の発言】 どうも新聞等に要綱を発表して、そうしてそのためにいろいろ懸案の問題がある。いろいろわれわれのところにも質問がくるわけです。与党で、一応自民党でオーケーしたから今度新聞に発表するんだという考え方でなく、スムーズな審議、いま大臣が言っておるような慎重な用一意があるならば、それこそ野党に理解を深めるということ、問題点を指摘されてそれを検討するという態度が望ましいのです。……

第61回国会 建設委員会 第2号(1969/02/20、8期、日本社会党)

○田中一君 これ、説明するときに、これはどこの委員会に、衆議院なら衆議院、参議院なら参議院ということを説明してほしいのだ。それで、地価公示法はどこへ出すのですか、交通安全施策等々はどっちへ出すのですか。

第61回国会 建設委員会 第7号(1969/04/03、8期、日本社会党)

○田中一君 最初に瓜生さんに伺いたいのですが、新宮殿も皆さま方、われわれも努力して非常に荘重なよい新宮殿ができ上がって幸いだと思っているのです。  そこで伺いたいのは、施工の工事中に、設計者の吉村さんがあの設計者としての自分の立場を辞任したというように伝えられておったのですが、今国会で提案されようとする著作権法との関係ですね、そのようなことがあった場合には、著作権というものを一体どういうぐあいに宮内庁としては理解をしておるのか、最初にこの点伺いたいと思います。自分の作品ではないという表現もあったように聞いておるのですが、あるいは材料の選択とか、あるいは一部の設計変更とかいう問題からくる設計者の……

第61回国会 建設委員会 第8号(1969/04/08、8期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと議事進行について……。  この法律案の中には、非常に省令、政令にゆだねるものが多いわけであります。三十幾つありますけれども、これはひとつ全部政令案、省令案を次回の委員会までに全部提出していただきたい。これを委員長に要求いたします。
【次の発言】 それはどこまでも地元の要請という形をとるのでしょう。大体全体的な都市問題の一つの案として出すのじゃなくて、建設省がきめたら、それをどんどん押し切っていくのだというのじゃないでしょう。私のほしいのは、全国的な地元の市町村なりあるいはもう少し地域社会の諸君がこうしてほしいという要望の案がほしいわけなんです。政府が自分でひとつの考え方を書……

第61回国会 建設委員会 第9号(1969/04/10、8期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと山田さんに伺いますが、今度の法律は、御承知のように、いまあなたが言っておるように、組合施行という形で持たれるからこれは第一義だと、こういう説明をしておりましたね。この中で包含されておる市街地改造事業、これは御承知のように、公共団体あるいは住宅公団等が行なうことになっておりますね。しかし一方、防災建築街区は、これは組合施行ということになっておりますけれども、その中に今度の新しい法律の中には、もしも組合がこの事業を継続して完成することができない場合には、地方公共団体がこれを引き受けるのだということになっておりますが、そうすると、これはむろん技術的な指導等は、当然、都道府県知事が……

第61回国会 建設委員会 第11号(1969/04/17、8期、日本社会党)

○田中一君 十一時から総理大臣が見えるというから、大体総理に伺うことは残しまして、建設省並びに関係のきょう来ている政府委員の方に質問したいと思います。  第一の問題は、今日まで都市再開発の問題が非常に大きく叫ばれておりますけれども、その実効というものは見られない点が多々ございます。そこで、いままで政府としてなぜこれらの再開発がはばまれておったかという点の原因を、ひとつ解明していただきたいと思うわけです。これは当然かって防災建築街区あるいは市街地改造事業として行なったところの事業が、なぜこのような一本の姿として法の体系を変えて提案されなければならないかという点から見ても、おそらく大きな経験と反省……

第61回国会 建設委員会 第12号(1969/04/22、8期、日本社会党)

○田中一君 関連。いま大津留君は半分ごまかし的なことを言っているのですよ。結局どういう計算になるかということを一ぺん出してごらんなさい。どういう計算になるか。御承知のように地方自治体の長の選挙というのは四年ごとにくるのですよ。いわゆる市民を愛し、市民のための将来のそれこそ百年の計を立てようというよい市長は受けません、これは。四年ごとに選挙があるのだから当面公営住宅をどんどんつくるのだ、借金してもかまわないのだと言って、野方図もなく何か悪い自治体をつくり上げていくという長は、これは飛びつくでしょうけれども、これは政府自身がもう少し考えなければならぬことです。大津留君自身が一番よい方法を知っている……

第61回国会 建設委員会 第14号(1969/05/08、8期、日本社会党)

○田中一君 最初に、参考人としてきょうおいでを願った東京都の方に伺いますが、一体、都では公有地というものをどのぐらい持っておるのか、それからその公有地のうち、過去一年間で払い下げをしたものがどのくらいあるか、それがどの地点であるか、それから公有地を住宅に利用しているものがどのくらいあるか、これを東京都の方に伺います。同時に政府にも、国有地がどのくらいあるか、それからその国有地の過去一カ年間の払い下げというものをどのくらいしているか、同時に同じように国有地に国家公務員の住宅をつくっているのは承知しております。したがって住宅適地というものが相当あるはずであります。終戦後物納によって相当取得したもの……

第61回国会 建設委員会 第15号(1969/05/15、8期、日本社会党)

○田中一君 私は、いま局長が発言した、午前中の委員長の質問に対する答弁について、若干関連して質問します。  先ほど二宮委員あるいは高山委員等の質問に対して非常にあいまいな答弁をしておる。そんなことはないはずです。はっきり答弁してください。一応の払い下げ基準というものを持っているはずであります。それがいまここで発表したのでは混乱があるからその基準を言えないというつもりであろうけれども、今日の日本のわが国の政治には秘密はございません。したがって対国民のもの、国民が主人公であります。国民の要求にこたえてどうしようかという問題は、行政庁が優先するものじゃないのであります。先日、どういう基準で払い下げを……

第61回国会 建設委員会 第19号(1969/06/12、8期、日本社会党)

○田中一君 委員部を通じて出席を求めておった自治省並びに国税庁のほうの人は来てるのですか。――自治省のほうに先に伺いますがね。固定資産税の評価対象としての不動産に対して、どういう方法をもってやっておるか、ひとつ詳細に説明してほしいのです。実際にいままで二年とか三年とかに更新してやってるということを、ひとつ詳細に説明してください。
【次の発言】 じゃ県庁所在地の都市の基準点、これは全国的な一覧表出してください。どこにそれを求めるか、全国的に四十六都道府県のどの地点にそれを求めているか、一覧表出してください。
【次の発言】 そこでそれをかつては三十九年、今度は四十五年にそれを行なうということでござ……

第61回国会 建設委員会 第20号(1969/06/17、8期、日本社会党)

○田中一君 江戸さん並びに篠塚先生のお話しの中にありましたが、これは、最低価格であるか最高価格であるかというこれは認定よりも実態論ですね。それをどう受け取るか、最低価格に受け取るか最高価格に受け取るかというところに、いろいろな問題が起こるわけなんです。そこで江戸さんに伺いたいのは、最低価格では困るのだというような陳述の印象を受けたのですが、困るというのはどういう点ですか。それをひとつ伺いたい。
【次の発言】 それでは皆さんにちょっと質問をしておきますが、櫛田さん、この法律にもあるように、また鑑定士法にもあるように、依頼者の秘密を守ることが規定されております。そこで、あなたのほうでは鑑定士には倫……

第61回国会 建設委員会 第21号(1969/06/19、8期、日本社会党)

○田中一君 他の委員から質問があったならば、これはそういうように答弁していただきたいのですが、この施行規則の要旨を私はちょうだいしておりますので、これだけの事務的な仕事をする鑑定委員会としては、機構は全部でどうなっているか、設置法による機構は。
【次の発言】 この委員会に地価公示室があるわけですね。これは行政上の事務を扱うところは公示室ですね。
【次の発言】 一体、鑑定官が四名で数千にのぼるという鑑定をチェックする力がありますか。これはむろんこの鑑定官四名は、鑑定士の資格を持っている人だと思うけれども、これだけの大きな仕事、地域からいっても。これを鑑定士の調査報告を、鑑定を参考としながらきめる……

第61回国会 建設委員会 第22号(1969/06/24、8期、日本社会党)

○田中一君 道路公団の手によって東名、名神、中央道の一部が完工したわけであります。現在供用されておりますが、ドライバーの未熟からくるものもあると思うけれども、相当事故が多い。その中で人身事故も相当見られるような現状にありますが、道路公団が隣接の町村に救急車を貸与しているという事実があります。これはどういう根拠でそれを貸しているのか、また道路公団は道路の完成並びに関連する工事等を管掌しているはずであるけれども、救急車まで貸し与えるということの根拠と予算的な措置をどうとっているかという点をまず最初に伺いますが、これはきょう参考人として来ている道路公団にだけ聞くばかりでなく、政府からもこれに関連する……

第61回国会 建設委員会 第24号(1969/07/08、8期、日本社会党)

○田中一君 この法律は昭和二十八年に制定されたように記憶しておりますが、当時わが国の公営住宅その他国の予算をもって行なう諸住宅建設というものも、おおむね木造に依存しておった時代に、北海道からこれは議員提案として防寒あるいは耐寒、防火構造以上というような非常に将来に対する期待を持たれるような法案が提出されて快く思ったものであります。  ところがこの法律は、その目的というものはだんだん変革されまして、三十二年には増築部分に対しては木造でもよろしいのだというような、これは政府提案であります。政府提案としてこれが提出され成立しているものでありますが、今回の改正案というものは、根本的に木造でいいのだとい……

第61回国会 建設委員会 第25号(1969/07/10、8期、日本社会党)

○田中一君 四十一年に施行した特別試験のときには、士並びに士補、両方でどのくらい申し込みがあり、どのくらい合格しているのか、それを報告していただきたいと思います。
【次の発言】 これは年一回やっているはずですから、爾来今月までの結果を同じように報告してください。
【次の発言】 普通の試験のやつを報告してください。
【次の発言】 現在鑑定士の合格者が千幾らかあるようでありますが、そのうちの鑑定士業を営んでおる者の数は三百何名ということでしたね。そこでこの三百八名という数では、今回この国会で通ったところの地価公示法等の鑑定をする場合にはそれは足りないというような見込みでいるのですか。将来地価公示法……

第61回国会 建設委員会 第26号(1969/07/15、8期、日本社会党)

○田中一君 私は、いま提案されている不動産鑑定士特例試験及び不動産鑑定士補特例試験に関する法律案に対して非常に不満の気持ちを持つものなんです。  これは、この法律案が提案されて以来、衆議院におけるこれらの審議の経過等を伺ってみますと、われわれ参議院の建設委員のほうにも何ら連絡なく、単に衆議院の一部の意思が決定されたというように聞いておりますので、この際、これに対する修正案を提示して、そうして皆さん方の御賛同を得たい、かように考えるものであります。  私は、自民、社会、公明及び民社の四党を代表して、原案に対し、修正案を提出するものであります。  まず、修正案作成の経緯とその理由について申し上げま……

第61回国会 建設委員会 第27号(1969/07/17、8期、日本社会党)

○田中一君 いま高柳先生の大体の御意見の範囲が住宅建築というものに一応限定された御意見のように伺いますが、そこでいま九条の問題を、衆議院修正の九条のことでこの問題をお話しになられましたが、執行罰を受ける、当然の執行罰を受けるという該当者は何者なんでしょうか。これはいろいろ、先生も御承知のように、日本の住宅を建てるというこの行為には、たくさんの段階があります。人の手をたくさん通っております。したがって、執行罰を受ける該当者というのはだれなのかということを、ひとつお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 住宅建築に対する違反事項というものはこれはたくさんございます。したがってこれはもうきびしく……

第61回国会 社会労働委員会 第27号(1969/06/26、8期、日本社会党)

○田中一君 この職業訓練法は、制定当時、ちょうど私は質疑を行なったために、自分としても、その後十一年を経て、今日どのように施行され、そうしてその結果――わが国の経済も相当高度成長をしておるが、また一面、社会現象としていろんなひずみが出ている。そういう中で今日の青年の心、少年の心、行動、これらを背景として現時点においてどのような形の訓練がこの十年間に施行されてきたかという点を中卒の人たちあるいは高卒の人たち、あるいは転職の人たちを含めて、それぞれの学習した、技術を覚えたところの人たちの現状というものをひとつ説明願いたい。
【次の発言】 今回のこの抜本的な改正といわれるこの提出法律案は、なるほど十……

第63回国会 建設委員会 閉会後第1号(1970/07/13、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。去る十一日沢田政治君が委員を辞任され、その補欠として鈴木強君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、本日の委員会に日本道路公団の役職員を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、先般当委員会が行ないました委員派遣について、第一班から順次報告……

第63回国会 建設委員会 閉会後第2号(1970/08/18、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、本日の委員会に日本道路公団の役職員を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、河川局長から、このたびの台風第九号による建設省所管の被害について発言を求められておりますので、これを許します。川崎河川局長。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 それじゃ始めて。  次に、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし……

第63回国会 建設委員会 閉会後第3号(1970/09/10、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず委員の異動について御報告いたします。  昨九日、沢田政治君が委員を辞任され、その補欠として鈴木強君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、本日の委員会に日本住宅公団の役職員を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、これより質疑を行ないます。質疑のおありの方は、順次御発言を願いま……

第63回国会 建設委員会 第4号(1970/03/05、8期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、いま参事官から説明された予算編成の方針について、昭和四十二年度の閣議決定から開発庁のほうに予算計上してそれを各行政官庁の分野に分けるんだというような説明をしたんですが、四十二年度ですか。
【次の発言】 二十五年度の閣議決定したものが、自来ずっとそういう方法をとらないで、各省に予算を分配して、それが北海道開発庁のほうに事業費として移されてきて仕事をやっておった、ということのようにぼくはいままで承知しておるんですが、そうじゃなかったですか。
【次の発言】 私どもがいままで歴史的に承知しておる予算説明の中で、大体総理府というのは庁費というものが主になった説明を聞いてお……

第63回国会 建設委員会 閉会後第4号(1970/10/09、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、まず次期通常国会提出予定法律案の構想について政府の説明を求めます。
【次の発言】 次に、第六十三回国会以降における政令について、順次政府当局の説明を求めます。
【次の発言】 ちょっと、百六十一号のほうの道路法第七十六条とは何なの。これを説明してください。
【次の発言】 次に政令第百五十二号について。道路局長。
【次の発言】 次に多治見住宅局長。
【次の発言】 次に、現在審議会に諮問中の諮問案及びこれに対する答申について順次政府側より説明を求めます。吉兼都市局長。

第63回国会 建設委員会 第5号(1970/03/10、8期、日本社会党)

○田中一君 せんだって建設大臣の総括的な建設行政に対する方針を伺いましたが、その内容について個々の問題について質問をしたいのでありますが、これはまあ重複を避けて、建築関係の問題は建築基準法で、道路の問題は道路各法の提案された法律案の審議の過程において申し上げたいと思います。とりあえずきょう、時間が五十分あるそうでありまから、建築基準法の改正の質疑に藉口して全般の問題を伺いたいと思います。  第一に、久しぶりでこうして建築基準法が時代の要請にこたえて、まあ比較的大きな改正案が提案されたことは、非常に喜ばしいことでありますが、まず最初に伺いたいのは、建設大臣はこの法律が通った場合、この法律を守ると……

第63回国会 建設委員会 閉会後第5号(1970/11/11、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず理事の補欠選任を行ないます。  委員の異動に伴い、現在、本委員会の理事が一名欠員となっておりますので、この際、その補欠選任を行ないたいと思います。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に上田稔君を指名いたします。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、これより質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて、

第63回国会 建設委員会 第6号(1970/03/12、8期、日本社会党)

○田中一君 農林省の人、来ていますか。ちょっと出てください。  農林大臣が他の委員会で出られないそうでありますので、根本さんはかつて農林大臣やった経験があるから、当時と今日の状況は非常に格段の差が出ておりますけれども、むろんこれに対するところのお考えもお持ちだと思いますから、これもひとつあわせて、農林大臣に対する答弁は、閣議でいろいろ話があったと思いますから、根本さんから答弁いただいてもけっこうであります。  米作の問題が食糧という需給体制のもとに大きな変革をもたらしたのはこの数年前からの傾向でありますが、今国会に至っていよいよ四十五年度予算の編成にあたり、米作対策というものに対する、あるいは……

第63回国会 建設委員会 第8号(1970/03/26、8期、日本社会党)

○田中一君 これは提案者というより政府に聞いておきますが、政務次官おられますね。鑑定士法ができた、その鑑定というものが正しい、また正しいものを求めているということは明らかでありますが、政府がその不動産鑑定士の鑑定した価格というものを信用するかしないかという点です。また信用してそれに従っているか、従っていないか、こういう点を明らかにしてほしいのです。もし従っているというなら、従っていないという実例をここでたくさんお目にかけてもよろしいが、その点は慎重に考えて答弁していただきたいと思います。
【次の発言】 計画局長あたりが信じたって何にもなりゃしない、調べていないんだ、調べて。こういう法律をつくっ……

第63回国会 建設委員会 第9号(1970/04/02、8期、日本社会党)

○田中一君 先日、行政面の強化の点について質問しておりましたけれども時間がなかったのであと続いて申し上げたいと思います。  いままでの建築基準法がいわゆる建築物に対する規制ということに重点に置いているので、そのために都市全体の計画というものがなされないでいわゆる部分的な建築物そのものに対するところのものであるために、都市の計画的な町づくりがおくれてくるという点があるわけなんです。かつて戦前の法律は市街地建築物法という名前で、いわゆる市街地に建つ住宅というものに重点があったために、建築物という点にあったために、都市計画そのものが相当考慮されておったということなんです。今度いろいろな意味で都市計画……

第63回国会 建設委員会 第11号(1970/04/14、8期、日本社会党)

○田中一君 いま松永委員の質問ですが、局長は建築審査会を何とか役目を広めるとか、あるいは一つの方途を見つけ出してそれらの問題を受ける考え方を持っているという発言があったのが一つと、それからいま松永委員の質問の中に、隣人ということばを使っているんですけれども、隣人の受ける被害ということが中心になっているようなんです。また先ほども通報ということも局長の口から出るけれども、通報人としての隣人じゃなくて、有形のものばかりが被害じゃないのです。無形の被害もあるわけなんです。したがって被害というものを広義に解釈するならば、不服申し立ての理由にはなると思うのです。したがってその辺を明確にしないと、建築基準法……

第63回国会 建設委員会 第12号(1970/04/16、8期、日本社会党)

○田中一君 もうそろそろ総括的な、質問をしなければならないのですが、こまかい問題がいろいろ残っているのです。この法律の中にもいろいろ法律用語であろうけれども、今日の社会において不的確な用語がたくさんあるわけです。  これはひとつ最初に伺っておきますが、待合という商売は現在ありますか。これは私は知らぬけれども、根本さん、あなたよく御存じでしょう。待合というものは何ですか。
【次の発言】 私は待合というものは、私たちは年とっているからわかるけれども、どんなものだか、あれだろうということで、いまの建築基準法によって活動したり何かしている若い人たちは、待合というものは社会に存在しないものだ。だからこれ……

第63回国会 建設委員会 第13号(1970/04/23、8期、日本社会党)

○田中一君 前回の十カ年計画の事業が、主として開墾の可能な土地の地籍調査をすると、こういうたてまえでこの促進法ができたわけなんです。そこで、実績としては、済んだものは経済企画庁のほうから図面をもらってあります。あとで見てください。そして、その調査したものは所期の目的にどのように活用されておるかという点を聞きたいんです。この図面を見ると、相当広範に事業は行なわれておるけれども――いいですか、もう一ぺん言いますよ。促進法のたてまえは開墾可能な土地の調査をするんだということにしております。したがって、それが当然開墾できれば農地となるわけなんだから、それが農林省としては、農地局としてはどういう受けとめ……

第63回国会 建設委員会 第14号(1970/04/25、8期、日本社会党)

○田中一君 ちょっと関連ですが、合併採算の目的は、料金が合併によって軽減されるのだという前提で考えていいんでしょうね。たとえば、二つのルートのものが上がるのだということは前提に考えられない。したがって、償還というものは若干修正されても――先にできたものが償還の期日が修正されて延長されても、全体としての料率は下がるのだというように理解していいんでしょうね。
【次の発言】 経費が安くなるのじゃないですか。諸掛かりが減ってくるでしょう。このために国民が利益になる、利用者が利益になるのだ、現在よりも利益になるのだという考え方に立たないと納得しないんですが。

第63回国会 建設委員会 第15号(1970/04/28、8期、日本社会党)

○田中一君 大臣に伺いますが、地方道路公社という特殊法人以外には、いわゆる地域社会における、あるいは一行政区域内における有料道路というものはつくれないでしょうかということをまず伺っておきたい。その区域内の有料道路の目的は明らかになっておりますから、こう公社をつくらなければ、そうしたものができないのかどうか。しいて言えば、なぜ新しい法人をつくらなければならなかったかという経緯ですね。これは、私どもこうして建設六法を見ても、道路関係の法律というものはたくさんございます。道路法が基本法で、これに付随して枝葉ができているということと、それから予算のための法律あるいは道路建造のための法律等々ありますが、……

第63回国会 建設委員会 第16号(1970/05/07、8期、日本社会党)

○田中一君 本案に関連して、午前中に上がりました地方道路公社法案について、多少質問をしたいと思います。  この法律によると料金、これは運輸大臣の決定ということになっておりますけれども、道路通行料ですね、これは現在までどういう経緯でどこでどんな形で、積算の基礎はどこにあったのか、伺っておきたいと思います。
【次の発言】 この附則の十四条にある運輸省設置法で、「料金及び料金の徴収期間を認可すること。」、これは運輸大臣になっていますね。それから二十八条の第一項第八号の八の次に次の一号を加える、「地方道路公社の管理する指定都市高速道路の整備計画及び料金に関すること。」、こうなっておりますが、建設省設置……

第63回国会 建設委員会 第17号(1970/05/09、8期、日本社会党)

○田中一君 私は、橋本さんに別の面からちょっと伺っておきたいのですが、それは第六次の道路整備五カ年計画がいよいよ策定されて、六十兆という膨大な事業費で、いよいよ目的の仕事が進められてくるのです。そこで、この計画の中には、新全総の問題とか、あるいは特定なる地域社会の開発の問題、経済圏の問題等、いろいろな多岐多様な大きなビジョンを盛り込んだ計画であるわけです。そこで、そうした政府の第六次の整備計画として、国民が非常に期待するような現実が、いよいよ出発をいたしますけれども、そこで、これは運輸大臣に伺っておきますが、あなたのほうで所管している道路運送法上の道路計画というものは、この中に若干でも織り込ん……

第63回国会 建設委員会 第18号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○田中一君 建設大臣、きょうはひとつこの問題について伺いたいのですがね、初年度の、並びに五ヵ年間の財源の問題であります。それとせんだってちょっと触れておきましたけれども、一応構想があるものと考えますから、ひとつ現在大蔵省のほうと打ち合わせしつつ、あるいは自民党政調といろんな問題で話し合っていると思いますから、大体の固まり方向というものをお示しいただきたいと思います。道路整備五ヵ年計画の財源であります。
【次の発言】 では、この構想の中に入っておりますところの民間資金の導入というものを、どういう形のものをどうお考えになっておりますか。
【次の発言】 この新五ヵ年計画の構想が非常に大きく、おそらく……

第63回国会 建設委員会 第19号(1970/05/13、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず委員の異動について報告いたします。  本日中村喜四郎君が委員を辞任され、その補欠として小山邦太郎君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行ないます。  請願第一八三号防火建築推進のため建築基準法の抜本的改正に関する請願外三百九十件を一括して議題といたします。  本委員会に付託されております三百九十一件の請願は一応専門員のもとで整理してもらい、本日の理事会において審査いたしました結果、請願第三〇八号宅地建物取引業法の抜本的改正に関する請願外四十三件は議院の会議に付することを要するものとして内閣に送付することを要……

第64回国会 建設委員会 第1号(1970/11/24、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会といたしましては、今期国会開会中も、従来どおり建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  次回の委員会は十二月三日と定め、本日はこれにて散会いたします……

第64回国会 建設委員会 第2号(1970/12/03、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  昨二日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として瀬谷英行君が選任されました。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、これより質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記始めて。

第64回国会 建設委員会 第3号(1970/12/10、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、理事の補欠選任を行ないます。  委員の異動に伴い、現在本委員会の理事が一名欠員となっておりますので、この際その補欠選任を行ないたいと思います。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に上田稔君を指名いたします。
【次の発言】 下水道法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。根本建設大臣。
【次の発言】 続いて補足説明を聴取いたします。局長。

第64回国会 建設委員会 第4号(1970/12/15、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまより建設委員会を開会いたします。  下水道法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては、先回の委員会において提案理由を聴取いたしております。  なお、本案は衆議院において修正議決されておりますので、衆議院の修正点について衆議院建設委員長金丸信君より説明を聴取いたします。金丸君。
【次の発言】 ただいま説明のありました衆議院の修正点について、御質疑のおありの方は御発言を願います。  別に御発言もなければ、これより本案について質疑に入ります。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。

第64回国会 建設委員会 第5号(1970/12/17、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  下水道法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の審査は、この程度にし、午後零時四十分から再開いたします。    午後零時四分休憩
【次の発言】 ただいまから建設委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、下水道法の一部を改正する法律案に対する質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 私から三点ほど質問してみたいと思います。  それは、七月に建設省が策定した下水道事業の動向、この中に一応計画人口というも……

第65回国会 建設委員会 第1号(1970/12/26、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会といたしましては、今期国会開会中も従来どおり、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三により、議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午前十時二十三分散会

第65回国会 建設委員会 第2号(1971/01/28、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一月五日、大和与一君及び松永忠二君が委員を辞任され、その補欠として武内五郎君及び松本賢一君が選任されました。また、一昨二十六日、高橋文五郎君が委員を辞任され、その補欠として佐田一郎君が選任されました。さらに昨二十七日、塚田十一郎君が委員を辞任され、その補欠として山内一郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任許可及び補欠選任を行ないます。  大森久司君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。

第65回国会 建設委員会 第3号(1971/02/16、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  本日、佐田一郎君が委員を辞任され、その補欠として小林国司君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任を行ないます。  委員の異動に伴い、現在本委員会の理事が一名欠員となっておりますので、この際、その補欠選任を行ないたいと思います。理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に上田稔君を指名いたします。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかり……

第65回国会 建設委員会 第4号(1971/02/18、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  昨十七日、小林国司君が委員を辞任され、その補欠として佐田一郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  建設業法の一部を改正する法律案の審査中、日本住宅公団の役職員を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議こざいませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 また本案審査のため、来たる二十三日の委員会に建設業関係五団体の関係者及び学識経験者を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議、こざ……

第65回国会 建設委員会 第5号(1971/02/23、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  建設業法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、本法律案審査のため皆さま方のお手元に名簿を配付してございます六名の方々を参考人として御出席いただいております。  この際、参考人の方々に一言御挨拶申し上げます。本日は御多忙中、当委員会に御出席をいただき、まことにありがとうございます。  申すまでもなく、わが国の重要産業の一つでございます建設業の健全な発展につきましては、広く各方面から要請されておりますが、当委員会におきましても、この機会に本法律案に深い関係をお持ちになっておられる参考人の方々から、それぞれの立場におけ……

第65回国会 建設委員会 第6号(1971/02/25、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  建設業法の一部を改正する法律案審査のため、本日の委員会に日本道路公団及び水資源開発公団の役職員を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設業法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、本法律案に対する質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 この際、柴田君から発言を求められております。

第65回国会 建設委員会 第7号(1971/03/11、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、理事の補欠選任を行ないます。  委員の異動に伴い、現在本委員会の理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に大森久司君を指名いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  建設業法の一部を改正する法律案審査のため、本日の委員会に水資源開発公団の役職員を参考人として出席を求め、その意見を聴取すること……

第65回国会 建設委員会 第8号(1971/03/16、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。本日、小山邦太郎君、柳田桃太郎君、米田正文君が委員を辞任され、その補欠として山下春江君、長屋茂君、堀本宜実君が選任されました。
【次の発言】 建設業法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、本案の質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時二十八分散会

第65回国会 建設委員会 第9号(1971/03/18、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。昨十七日、山下春江君、長屋茂君、堀本宜実君、山内一郎君、奥村悦造君及び大森久司君が委員を辞任され、その補欠として小山邦太郎君、柳田桃太郎君、米田正文君、丸茂重貞君、山崎五郎君及び塩見俊二君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法案の審議のため、日本住宅公団及び住宅金融公庫の役職員を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。

第65回国会 建設委員会 第10号(1971/03/22、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。一昨二十日、丸茂重貞君、山崎五郎君及び塩見俊二君が委員を辞任され、その補欠として山内一郎君、奥村悦造君及び大森久司君が選任されました。  また、本日、中津井真君、柳田桃太郎君及び山内一郎君が委員を辞任され、その補欠として高田浩運君、矢野登君及び山崎竜男君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任を行ないます。  委員の異動に伴い、現在本委員会の理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行ないたいと思います。理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願い……

第65回国会 建設委員会 第11号(1971/03/23、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十二日、高山恒雄君が委員を辞任され、その補欠として向井長年君が選任されました。
【次の発言】 建設業法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 最初に伺いたいのは、提案理由の説明の中に盛り込んであることばであります。この業法の今回の改正を企図したものには、「施工能力、資力、信用に問題のある建設業者が輩出して、粗悪工事、各種の労働災害、公衆災害等を発生させるとともに、公正な競争が阻害され、」……

第65回国会 建設委員会 第12号(1971/03/25、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。一昨二十三日向井長年君が委員を辞任され、その補欠として高山恒雄君が選任されました。また去る二十四日小林国司君が委員を辞任され、その補欠として小山邦太郎君が選任されました。
【次の発言】 特殊土じょう地帯災害防除及び振興臨時措置法の一部を改正する法律案、下水道整備緊急措置法の一部を改正する法律案、道路法等の一部を改正する法律案。  以上三案を便宜一括して議題といたします。  これより順次三案について提出理由の説明を聴取いたします。まず衆議院建設委員長代理理事正示啓次郎君。

第65回国会 建設委員会 第13号(1971/05/13、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  この際、理事の補欠選挙を行ないます。委員の異動に伴い、現在本委員会の理事が二名欠員となっております。これよりその補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは理事に上田稔君及び中津井真君を指名いたします。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  宅地建物取引業法の一部を改正する法律案及び積立式宅地建物販売業法案の審査のため、本日の委員会に、全国宅地建物取引業協会連合会会長松田清君……

第65回国会 建設委員会 第14号(1971/05/18、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  宅地建物取引業法の一部を改正する法律案、積立式宅地建物販売業法案(いずれも衆議院送付)の両案を便宜一括して議題といたします。  前回に引き続き、両案に対する質疑を行ないます。
【次の発言】 午前中の審査はこの程度にし、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時四十九分休憩
【次の発言】 ただいまから建設委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、宅地建物取引業法の一部を改正する法律案、積立式宅地建物販売業法案を便宜一括して議題とし、質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。

第65回国会 建設委員会 第15号(1971/05/20、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(田中一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず請願の審査を行ないます。  請願第一三六号東北自動車道建設事業の促進に関する請願外百四十二件を一括して議題といたします。  本委員会に付託されております百四十三件の請願は、一応専門員のもとで整理してもらい、本日の理事会において審査いたしました結果、請願第一三六号東北自動車道建設事業の促進に関する請願外十三件は、議院の会議に付することを要するものにして、内閣に送付するを要するものとし、請願第一七五号消費者保護を主目的とした宅地建物取引業法の抜本的改正に関する請願外百二十八件は保留とすることに意見の一致を見ました。  つきまして……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 建設委員会 第1号(1971/07/23、9期、日本社会党)

○田中一君 私、小林君の前任の委員長でございますが、かってばかり申しておりましたが、どうやら大過なくこの重責を果たせました。今後とも本委員会に属しておりますから、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 私が伺いたいのは、現在の災害対策のうち、予防的な仕事を当然これは建設省もしなきゃならぬと思うわけです。国土保全の責務を持っているところの建設省としてはしなきゃならぬと思う。  そこで、せんだって、私、個人的に焼津と静岡の中心にある大崩の災害現場を見て参りましたが、これについて質問したいと思うのです。それに先立ってその後起こったところのがけくずれ、地すべり等の災害の全貌をひとつ報告を願い……

第66回国会 建設委員会 閉会後第1号(1971/08/10、9期、日本社会党)

○田中一君 先年、不動産鑑定士の特例試験を延長いたしましたけれども、その結果、現在どのような各府県の分布になっておるか、説明してください。
【次の発言】 総ワクでいいです。
【次の発言】 地価公示法が出て以来、政府がいままで行なっておる鑑定評価の地点は、東京、名古屋、大阪の三地方だと思うのですが、今後どのような方法で全国的に何カ年の計画で地価公示をしようとするのか、その計画をお話を願いたいと思います。
【次の発言】 そうして、それ以外の都市は継続して行なうつもりですか。
【次の発言】 鑑定士並びに士補、これが現在資格を持っておる有資格者が三千八百七十四名いるということが、この特例試験以前の合格……

第66回国会 建設委員会 閉会後第2号(1971/09/28、9期、日本社会党)

○田中一君 去る八月十六日から十九日までの四日間にわたって、古賀委員、村尾委員と私は、富山・新潟両県における建設事業について実情調査を行なってまいりました。  御承知のように、両県では、富山、高岡及び新潟地区が、新産業都市として指定を受け、新しい港湾の建設を中心に、臨海工業開発が進められております。また当地方は、日本海沿岸地方では、振興地域でもあります。さらに豪雪や集中豪雨など、自然災害が相次いで起こり、きわめて頻度の高い地域であります。したがって、このたびの調査の対象といたしましては、第一に、新産業都市地区並びに周辺地区における建設事業の現状について。第二に、北陸自動車道の建設をはじめおもな……

第67回国会 建設委員会 第2号(1971/11/16、9期、日本社会党)

○田中一君 知らないって言わんでくださいよ、知っているはずなんだから。この計画はむろん従来のがけくずれその他の事故の発生からくる原因究明が主目的でありますが、なぜこの地点を選んだかという点が第一の質問であります。私が聞くところによりますと、この地点を選ぶために相当各所を見た結果、どうしてもここでなくちゃならぬということで、川崎市長に対してこの地点を――これは市有地だそうでありましたが、この地点を実験の場として提供しろということでありました。しかし川崎市長は、非常に危険があるから困るということで再三再四お断わりしたにかかわらず、圧力的な言動でこの地点を実験場として選定したと聞いております。したが……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1971/12/29、9期、日本社会党)

○田中一君 私、大体四時間程度の質問時間をもらっておったのでありますが、理事会で五十分ということになりましたので、ひとつ委員長、いまの今泉君の残っている十六分は私がもらいたいと思うのですが、これはひとつ理事会で相談してください。  そこで質問申し上げます。沖繩の返還後の経営というものは、現在政府において何か原案的なものができているのかどうか、これを総務長官にお伺いいたします。
【次の発言】 どうも答弁が長過ぎて困るのです。端的に御答弁願いたい。  そういたしますと、琉球政府がつくりました長期経済開発計画、これがやはり根となって、この構想を一応検討して、法律が制定されて以来の手続を踏んできめよう……

第68回国会 建設委員会 第4号(1972/03/14、9期、日本社会党)

○田中一君 先日、建設大臣から本年度の予算執行に当たる抱負を伺いました。最近、この国会が持たれて以来というものは、まことに残念ながら、遅々として国会の論議が進んでおりません。もはや衆議院における予算委員会にいたしましても、まだ結論がいつごろ出るかということは予見できないような状態であります。その中にあって大臣が、あちらの委員会予算委員会と右往左往される姿はまことにいじらしいものがございまして、私、きょうこれから質問申し上げる問題は、西村建設大臣に対して強い要請をするとともに、あなたの周辺を取り巻いている局長諸君に、ほんとうに政治家としての建設大臣の補佐を完全にしているかどうかという点を強く指摘……

第68回国会 建設委員会 第6号(1972/03/23、9期、日本社会党)

○田中一君 四十七年度の予算の編成を見ますと、建設省所管のうち、ダムの調査費等が相当大幅に伸びております。かつては発電等多目的ダムの施工に当たって、それらを原子力発電並びに他の火力発電等によって補うというような考え方から、非常にダムの工事が減っております。しかし、今回のダムが、はたして多目的であるか、あるいは調査の結果、それがただ単なる防災的なダムの築造か、あるいは他の用途におけるものか、今回相当数多く調査する対象というものの根本的な方向を、まず最初にお示しを願いたいと思います。この五カ年計画というものを遂行するにあたっての、かまえ方であります。

第68回国会 建設委員会 第7号(1972/04/13、9期、日本社会党)

○田中一君 いま春日君の質問の中に、ちょっと大臣の答弁でふに落ちないことがあるので、私から念を押しておきたい。  私は、この水というものは、自分の地域に流れておるから自分の水だと言うべきでないという持論を持っております。少なくとも水というものは、天から降ってくる雨がその水の原資であります。したがって、水は流れます。たとえば自分の土地を通って流れているものはその水を使用することが可能でありますが、それを隣の家が小川がないから私の水をくましてくれぬかという場合には、必ずくましてやるのが水の運命だと思います。したがいまして、ダム部門をつくるとか、あるいは分水をするとかいうことは、原則として分水すべき……

第68回国会 建設委員会 第8号(1972/04/18、9期、日本社会党)

○田中一君 いま沢田君からいろいろ御意見、質問がございましたが、重複しないように、私質問いたします。  都市公園という発想は、既成市街地内における公園緑地、こういうことと思いますけれども、欧米とのいろいろな比較等からいっても、アメリカは別でありますけれども、ヨーロッパ等はやはり都市国家であった。数千年前、四千年か三千年前の国家というものは都市国家でありました。ある国では城壁の中に都市を持つ。その都市は国家である。したがって、その都市以外の住民は、これは奴隷であるというような中世以前の発想から都市国家が生まれたのは歴史的に説明されております。私、この都市公園というものの定義、考え方というものは、……

第68回国会 建設委員会 第9号(1972/04/20、9期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、前回にも申し述べましたが、都市公園という定義の内容です。これは都市計画区域における公園ということであろうと思いますが、したがって、今回提案されているところの整備緊急措置法と現在ある都市公園法との定義の解釈というものをどのように受けとめていいかという点であります。私ども考えておりますのには、都市計画法による都市公園というものはかつての法律であります。またこれと同じような、それをふえんした緊急措置法であるかのごとく誤認をすることがあるわけであります。これはむろん建設省では全然異質のものであるということから出発しておるのであろうと思いますが、その点について明確な相違点……

第68回国会 建設委員会 第10号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、これは西村さん、あなたの本旨からこのような改正案を提案したものか。むろん、これは主管するのはあなたでありますから、おれだということをお答えになると思うのです。しかし、この内容というものは、あなたがもし政治家ならば、このような措置はとらなかったであろうということを私は指摘をしたいのであります。私は、ことしで二十二年議席に着いておりますけれども、最近の傾向としては、官僚が自分のいすを守りたいために、あらゆる立法という手段を講じながら、自分の守備範囲を確保する、自分の立場を守る。そうして、大きな弊としては、官僚組織の強化ということが主眼となってあらわれております。この……

第68回国会 建設委員会 第11号(1972/05/09、9期、日本社会党)

○田中一君 関連。  これは西村さん、いまの問題は何でもないわけなんです。むろん、自治法では住民の意思というものは尊重されております。しかし、ニュータウンというものは人がいないのが前提なんです。いわゆる都市化されておらないところに新しい町づくりをしようというのがニュータウンの構想であるわけですから、人がいないわけなんです。人がいないから、現行法での住民の意思というものを尊重するのがたてまえならば、これはできないんです。法律を改正すればいいんです。たとえば、しいて言えば、広義な解釈をしてもよろしいし、また特例を設けてもよろしいし、法律の改正で済むわけなんです。もう自治省などが、あなた方官僚の諸君……

第68回国会 建設委員会 第13号(1972/05/16、9期、日本社会党)

○田中一君 私は、いままで四氏が質問されたもの以外の点についてただしておきたいと思うのであります。  最初に伺いたいのは、下水道利用者の地元負担金であります。地元負担金と申しますか、結局、利用者の負担金、これが一応きめられておりますけれども、各市町村等におきましては、その公共団体の財政力によっていろんな形で負担に差異があるということがいままで指摘されております。  そこで、原則的なものは示しておられるようでありますけれども、その点はどういう形で、それが実施されておるか、現状について御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 これは自然と申しますか、人為的に農地がどんどん蚕食されて市街地を形成す……

第68回国会 建設委員会 第14号(1972/05/18、9期、日本社会党)

○田中一君 河川法の一部改正を行なって、示しているような方法で、いままでにない受益者負担というものを採用しているわけなんです。おそらくこれにも、どの地点のどこが地元のこういう要請があり、かつまたそれが緊急なものであって、どうしてもこれをしなければならないんだという前提のもとに、この部分修正を、改正をしようということだと思うのですが、具体的に現在考えられているところの地点並びにその地点の地元の受益者並びに都道府県等の意見というものあるいは取りまとめられた結論というものの説明を願いたいと思います。法案の問題よりも実態というものから今回の改正というものの意図をくみ取ろうというつもりでありますから、正……

第68回国会 建設委員会 第15号(1972/05/23、9期、日本社会党)

○田中一君 関連して一つ。  いまの利用者がきまらないということは、結局水の要求は多い、しかしながら、その配分の問題がきまらないから決定にならないのだというような理解でいいじゃないの。水の利用者はたくさんあるのだから、要求しているものは。しかし、その配分の問題でいろいろでき上がるまでの間に調整しなければならぬ問題があるから、こうするのだということでしょうね。

第68回国会 建設委員会 第16号(1972/05/25、9期、日本社会党)

○田中一君 どうも古賀委員は御自分の在任中にできなかったことを、ここで川崎君に要求しているようで非常にこれは美談でありますが、どうか後輩を十分に教育してほしいと思います。  そこで、私伺いたいのは、結論的に申しますと、新しくこれから開発しようという水資源、これに加えて農業の大きな転換から少なくとも農業用水は新規の畑地かんがい等を含めても相当余裕があるのではなかろうか。こういう点を中心に伺いたいと思うのです。むろん、私はよくわれわれの党内でも議論になっております日本は工業をもって立つべきか、農業をもって立つべきかという議論は、これは終戦後ずっと続いて論議しておりますけれども、私は農業を中心とする……

第68回国会 建設委員会 第18号(1972/06/01、9期、日本社会党)

○田中一君 これは三村さんに伺うのですが、一メーター五十低下した場合に周辺のどの辺に干潟ができるかちょっと伺いたいのです。それを伺ってから、次の質問をしたいと思うのです。ちょうどこの資料を見ますと、大体終戦後千二百五十五ヘクタール農地として埋め立てやっているのです。これは農地というと高いものじゃなく、低いそのままのもので堤防築いたぐらいのものでしょう、それはどうなるのか。それはおそらく壊滅するのじゃないかと思う、農地としての役目は。あるいはそこに生まれている、あなたさっき公有地とか私有地とか言っておりましたけれども、それがおそらく埋め立てというと、農民のものになっているのではないかと思うのです……

第68回国会 建設委員会 第19号(1972/06/06、9期、日本社会党)

○田中一君 最初に、私はこの開発法が通り、五ヵ年間で整備される琵琶湖周辺がどう変わるかという点について質問をするわけです。  むろんこれは、琵琶湖の水質の汚染が非常にきびしい、現に水を取るとか、取らぬとかという問題以前に、もはや琵琶湖の水質というものは汚染され、重金属等の堆積が相当激しいということが報告されておりますが、むろん、これによるところの発生源というものを制限をすることは当然ではございましょうが、現在堆積する重金属等の除去の問題と、これに並行して現在でも行なわれておる下水道の整備という点について、どのような進捗状態を示しているか、ことにそれらの汚染を発生する発生源というものに対する追及……

第68回国会 建設委員会 第20号(1972/06/08、9期、日本社会党)

○田中一君 この法案が宅地の大型住宅地の造成を理由として、それに大きく公有施設というものを設けるということが目玉になっておるわけです。しかし、五十戸以上の住宅地の場合も、公有地を取得する場合も、別の手法があるではないか、現在ある手法があるではないか、たとえば土地収用法でやるのも差しつかえないし、ことに現在行なっておりますところの新住法でやってもできるはずであります。なぜかかる手法をあらためてここで提案し、かつまたこれがなければできないんだということになる理由ですね。したがって、この法案を提出されたという発想はどこにあるのか。かつての建設大臣の権限で守備範囲で持っておるところの各法律を自由に駆使……

第68回国会 建設委員会 第21号(1972/06/12、9期、日本社会党)

○田中一君 二点だけ伺っておきたいのです、せんだって質問するのに残っておりましたから。  一つは換地処分計画、それは当然立てなければならぬと思いますが、換地処分に対してどういう手法でやるのかというのが一つと、それから実態の問題として幾ら幾らのものが幾らになるかということが一つ、たとえば土地区画整理法の手法でやるわけですからね、その場合に残った再配分された土地の価値の移動、どういう形、実態としてどういうことになるかそれを示してほしいと思うのですよ、図解で。  それともう一つは、いま春日君が言っておったけれども、公共施設というものは、その地域にある市民なり府民なりの負担によって行なわれるものである……

第68回国会 建設委員会 第22号(1972/06/16、9期、日本社会党)

○田中一君 いま御提案になりました宅建業法の一部改正の法律案について、まず最初に伺いたいのは、昨年の五月十八日、本委員会におきまして満場一致決定をいたしました附帯決議であります。読み上げますと、「各都道府県に宅地建物取引業審議会を設置するよう指導すること。」と、「宅地建物取引業者が都道府県宅地建物取引業協会に全員加入するよう指導するとともに協会の自主的な規制を積極的に活用するよう努めること。」と、第三に、「営業保証金制度に代わる宅地建物取引損害てん補制度についてすみやかに検討し、その実現を図るよう努めること。」と、この三点が昨年の政府提案の法律案に対する当委員会の満場一致の決議であります。この……

第69回国会 建設委員会 閉会後第1号(1972/08/10、9期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、いま木村さん、おれは官僚政治を打破する、そして民主的な政界をつくるのだというお話がありましたが、六月、七月で相当あなたの建設省の各局長、部長等が異動しましたが、もう少し内部のことがわかってくれば、またここに居並ぶ局長連中も何とか始末しなければならぬということを感じた場合に、首切るつもりですか、あるいは配置転換するつもりですか。十分にそれはお考えでしょうけれども、その点をまず伺っておきます。
【次の発言】 御承知のように、下筌・松原ダムが地元の相当な抵抗があったために非常に竣工がおくれております。しかしまあ、先般通水試験、満水試験をやって、形がつきましたが、大きな……

第69回国会 建設委員会 閉会後第2号(1972/09/19、9期、日本社会党)

○田中一君 大津留君、この法律案は省議としては大体了承されておるのですか。
【次の発言】 これは政府が出すなら出しても差しつかえない問題だけれども、いまも雑談でここで話しているように、国会の運営はどういうぐあいに考えておるか。今日までかかる法案が物理的にほんとうに十分な審議がなされるのだという前提で考えられておるのか。まあ、とにかく予算を取るためにも、これらを出さなければ取れないから、まずやっておこうじゃないかということなのか。きょう省議でおきめになれば、その結果をひとつ御報告願いたいと思うのです。ただ、たとえば道路の問題にしても、あるいは土地の問題、ことに農地の問題にいたしましても、なぜ建設……

第69回国会 建設委員会 閉会後第3号(1972/10/09、9期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、懸案になっておった旭ヶ丘の住宅団地の中を関越道路を通すという問題でありますが、その後どうなっておりますか。結論がもう出てきつつあるように聞いておりますけれども。
【次の発言】 これは本省ではっきりと、とりあえず補正予算で一億円程度のものを出してふたをかけるという工法でやるんだということを言明しておるんです。いまのふたをかけると、その両出口、結局、入口と出口ですね。両出口のほうに騒音が拡大されて、かえって悪いということになると、どうしようというのですか。
【次の発言】 既設の一つの市街地、ことに住宅専用地域にそうした道路をつくるということは、一つのケースとして、完……

第70回国会 建設委員会 第2号(1972/11/13、9期、日本社会党)

○田中一君 これは、沢田君に伺っておきますが、御承知のように、最近非常に木材の供給が不足している。要求はずいぶんあるんだけれども品薄になっている。そのために、主として庶民住宅の建設に非常に支障を来たしている。この実情というものは住宅担当としての沢田君御承知かどうか。そして、その実情はどうなっているか、伺っておきます。
【次の発言】 自民党内閣は前佐藤政権並びに田中政権になっても相変わらず物値を値上げしようというのを意図的に政策として行なっているようにわれわれは受けとめているんです。  そこで、林野庁に伺いますが、林野庁が所管しているところの部分においても、これは今日では理由はいろいろあると思い……

第71回国会 建設委員会 第3号(1973/03/29、9期、日本社会党)

○田中一君 いま大臣お聞きのように、各党とも――自民党は除きますけれども、各党とも政府に対していろいろの質問をしたいという時間の要求をしばしば申し上げてあるんであります。いまは、いろいろの予算の関係があって、予算委員会のもたつきからなかなかお見えにならないのは、まことに残念であります。十分時間をもらいまして――いわゆる田中新内閣の初めての予算編成でございますが、これに対して十分に質問をしたい、この点をどうか御了承願って、法案の審議を急ぐという姿でなくて、根本の予算の問題について十分な時間をとっていただくように、最初にお願いを申し上げます。  私が担当したいのは、実は住宅問題でございます。この委……

第71回国会 建設委員会 第5号(1973/04/12、9期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいんですが、道路問題です。道路というものが一体何であるかということです。道路の持つ性格、道路の持つ目的、道路というものはだれのものか。戦後二十八年たって――かつて占領軍から日本のあらゆる国土計画というものに対するところの発言があり、そうしてそれが基本となって今日の都市並びに全国の一応の生活基盤というものの中心となったところの計画ができ上がった。しかし二十八年たった今日、道路というものの性格は相当変わったんじゃなかろうかと私は思うのです。もし変わらぬとするならばどうして変わらないのか、変わったとするならばどう変わったか、そしてこれが将来、われわれの生存というものと、それか……

第71回国会 建設委員会 第6号(1973/04/19、9期、日本社会党)

○田中一君 いま、理事会でもお話ししたとおり、前回の十七日の委員会が突如として中止された、まず、この経緯を伺いたいと思います。これは委員長に伺いたいと思います。
【次の発言】 少なくとも今日まで一院の定例日には委員会を開かない。これはまあ会期末等で衆議院の本会議に法案が上程される、その時間だけ大臣が出席する場合、あるいは衆議院の委員会で採決をする、五分なり十分来てくれという場合には行ってもらうという経緯はありました。しかし、定例日というものが変更されている、衆議院のほうが優先するという形の運営のしかたはしたことはないんだ。あとで聞いた話ですが、社会党の理事が欠席だったということになりますと、少……

第71回国会 建設委員会 第8号(1973/05/08、9期、日本社会党)

○田中一君 予算委員会で当然これらの問題が論議さるべきはずでありましたけれども、それに触れておらないのであります。四十八年度以降における日本の民族の生存のために必要な水、この水の問題について質問を申し上げます。  最初に伺いたいのは、今日まで水利権として許可をされたいわゆる許可水利権というものが現在どのくらいあるか。そして、これはいまだ着工しないものがあるかないか、それらを詳細に御報告願いたいと思います。
【次の発言】 それ、ちょっとおかしなことを言うけれども、資料を持ってないから詳細はわからぬということですね。
【次の発言】 そうすると、未着工のものは一つもないとおっしゃるんですか。

第71回国会 建設委員会 第9号(1973/05/10、9期、日本社会党)

○田中一君 一昨日提案されました道路整備緊急措置法の問題ですが、建設大臣は所信表明の中で、いわゆる四十八年度を初年度とする第七次道路整備五カ年計画をうたっております。そうして金は十九兆五千億というのが計上されると言っておりますが、そこで伺いたいのは、かつて政府がしばしば声明しておりますところの、いわゆる道路整備の長期計画、昭和六十年までに九十九兆円の金でもって道路整備をするんだということを発表しておりますが、九十九兆円というこの規模、この背景をなすものは何かということなんです、問題は。たとえば現在、過去十年、経済的な高度成長というものはずんずん行なわれてまいっております。どの辺に、どういう成長……

第71回国会 建設委員会 第10号(1973/06/05、9期、日本社会党)

○田中一君 これは金丸さん、あなたに非常にいやなことだけを質問いたしますから、すなおにお答え願いたいと思います。  住宅公団法には賃貸住宅を払い下げをするという条項がないわけです。明記されておらぬわけです。公営住宅法には、御承知のように、耐用年限の四分の一を経過した場合は建設大臣の許可を受けて払い下げをすることができると、こうなっておるわけです。そもそも四十六年ころに自民党から公団、公営住宅等の払い下げをしようという考え方が出た、発想され、四十七年の暮れの衆議院選挙の直前に、大阪である自民党の候補者が――候補者と申しますのは衆議院の人たちでありまするが、これを公にしたという経緯を経て、これはま……

第71回国会 建設委員会 第13号(1973/06/19、9期、日本社会党)

○田中一君 私、この国会になりましてから、水の問題について詳細に調査案件として質問をしておりますが、今回提案されたこの水没地に対する施策というものに対して、原則的な、全体的な面から一応大臣の所見を伺っておきたいと思います。  御承知のように、国土総合開発法は二十六年ごろでしたか、これが制定されました。しかし、この時代にはまだ地方計画だけであって、全国的な総合開発法という制度がなかったのであります。これは、相当強い要求として国土全体の生産面から、主として生産面からどうあるべきかということを考えられた当初の思想と漸次変わってまいっております。いわゆる高度成長政策というものが池田内閣によって打ち出さ……

第71回国会 建設委員会 第15号(1973/06/26、9期、日本社会党)

○田中一君 私は日本社会党を代表して、水源地域対策特別措置法案に対し、反対の討論を行なうものであります。  将来の水需要の増大傾向と依存すべき水資源量との関係は、質疑の中でも明らかなように、首都圏や阪神地区を例にとっても、予想する水需要量をまかなうだけの水資源の手当てができていないというさびしい現状であります。水資源は水量的に逼迫していると同時に、水質の面でも年々悪化の一途をたどっております。水質の悪化は水量の悪化につながるものであります。田中内閣は日本列島改造論を提唱する中で、GNPの増大、国民生活の向上と言っているのでありますが、その陰には、公害は進み、飲み水すら安泰ではあり得なくなってい……

第71回国会 建設委員会 第18号(1973/07/05、9期、日本社会党)

○田中一君 四十四年七月に実施されて以来四カ年、この実績はどうなっているか、大まかでいいから報告してもらいたい。実績がどうなっているのか。
【次の発言】 民間の取引の場合には単なる目安である、これは公共事業の場合でも同じことなんです。目安というか、買うときは安い価格ならばこれを壁とする、高いものならやはり一般商業取引的な買収行為を行なっているのが事実です。  そうすると、端的に伺いたいのは、年次に公共事業遂行のための予算化をいたします、事業費の予算化をいたします。その場合の政府あるいは地方公共団体等、公共団体が買う場合の予算化の単価というものは、目安でもいい、それはその年次の公示したところの価……

第71回国会 建設委員会 第20号(1973/07/12、9期、日本社会党)

○田中一君 短く質問しますから短く答弁してください。  この法律第三条の三つの項目が、ここで当該地域と形態というものになっております。そのうちの三の風致と景観の定義はわかりましても、これはどんなものをさしているのか、いわゆるこれは客観的にこれが風致あるいは景観だと、すぐれた景観ですぐれた風致だということを、どういう点からこれを評価しようとするのか、それをまず最初に――だれがいいかな、提案者、吉田君、君でいいかな、まあ伺います。
【次の発言】 そういう地区をきめるための審議会をつくって、その審議会がきめるというんですか。それとも事業主体であるものがその主観できめるんでありますか、これいろいろある……

第71回国会 建設委員会 第21号(1973/07/17、9期、日本社会党)

○田中一君 角坂さんに伺いますが、私どもいままで千葉県の埋め立てというのは非常に特異な契約によって行なわれているというように聞いております。何年前になりますか、朝日興業で住宅公団等々と関連があって、当参議院におきましても、汚職があるのじゃなかろうかというような問題が相当喧伝されました。また調査もいたしたことがございます。そこで千葉が現在行なっておりますところの埋め立ての許可の要項としては、どういう契約を結んでおるか、それをひとつ。ケース・バイ・ケースでいろいろなものがあると思うのです。また最近、どっちみち許可権は知事が持っているにかかわらず、地元の市町村が埋め立てに対していろいろくちばしをいれ……

第71回国会 建設委員会 第25号(1973/09/13、9期、日本社会党)

○田中一君 同僚沢田君からいろいろ質問があったと思いますが、これに触れないような問題について二、三質問をいたします。  非常にこの法律おもしろい法律でありまして、おそらくこれをいじりだすと興味しんしんたるものがあると思います。そうして将来この法律によって行なわれる現象というものが、国全体の、あるいは国際間のあらゆる面において優位に立つか立たないかというような面にも発展する可能性もある。たとえば、昨年の暮れでありますけれども、フィリピンの商工会議所の会頭がマルコス大統領の使いだといって私のところへ参りました。そうして、日本の政務が考えておるところの領海の線は幾らかと。これは外交機関を通じてしばし……

第71回国会 建設委員会 第26号(1973/09/20、9期、日本社会党)

○田中一君 防衛庁のほうに伺います。  防衛庁と、国有財産管理局というのかな、管理課かな、審査課か……。
【次の発言】 いまから約十年ぐらい前になると思いますけれども、北海道稚内にレーダー基地を急造したことがございます。非常に急いで、突貫工事であの冬を控えて多くの施設をつくり、そうして米軍の兵士の宿舎が約百戸以上でき上がってあったわけなんです。ところが、ことしの春でしたか、全部米軍が引き揚げてしまった。そのあとへ残っている百戸程度の住宅がくぎづけになって、全部閉鎖されておるのです。兵隊が住んでいるわけでもございません。全部木をぶつ違いに打ちつけて、全部閉鎖されている。これはどういうことだろうか……

第72回国会 建設委員会 第4号(1974/03/07、9期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、四十七年度、四十八年度で計画されている第二期住宅五カ年計画のうち――二年度、三年度だったかな、これに対して計画並びに完成戸数、これに要する予算の増加と申しますか、追加、あるいは、総予算じゃなく、それによる一戸当たりの単価というもの等、前もって調査を要求しておきましたが、その点についての説明を願いたいと思います。
【次の発言】 では、数字が少し見込みが加わっているので、実態がよくわからないんですが、公団の総裁から公団分を詳細に報告願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、沢田君ね、いま話聞くと、残っている四万一尺これの年度内に受注者があるかどうかの問題は保証……

第72回国会 建設委員会 第7号(1974/04/23、9期、日本社会党)

○田中一君 十九兆五千億の新五カ年計画が策定されております。財源はむろん揮発油税の値上げからくるところの倍額という大幅な税の徴収増によってまかなわれていくということになっておりますが、これに対する新五カ年計画の内容を説明していただきたいんです。それから、その内容も、との程度に――前年度、前々年度から比較してどの程度に仕事のほうの伸び、あるいは縮まっているかどうか、これらの問題を詳細に御報告をしていただきたいと思います。
【次の発言】 何かというと、国民からの税金あるいは公共料金等の徴収によって糊塗しようというような考え方が、田中内閣ができて以来、ずうっとそれが一つの財源確保の道になっております……

第72回国会 建設委員会 第10号(1974/05/14、9期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いますが、基本理念、この基本理念はおおむね財産権の面から見ても妥当なものであろうと思いますけれども、この国土の価値というものは何をさしているのか、どういうものをさしているのか、どういう行為をさしているのか。価値に対するひとつ判定をしていただきたいと思います。これは木村委員長にやってもらおうかな。
【次の発言】 価値の移動、それから価値とは何かというと、この価値というやつは利用の価値だと思うんですよ。利用の価値だと思うんです。所有の価値じゃないと思う。したがって、土地を所有している価値と利用している価値と二つあると人は思うのであります。しかし、実際は所有している土地が借りもの……



各種会議発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第13回国会 経済安定・建設連合委員会 第2号(1952/04/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ありますが、政府委員が来ないから、この辺で一応打切ります。
【次の発言】 連合審査を開くということを一つ御協議願いたいのです。

第13回国会 経済安定・建設連合委員会 第3号(1952/06/02、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ちよつと関連して伺いたいのですが、第十二條の四項の総合開発計画に関する公共事業関係資金計画、総合開発計画に関しない公共事業は何を、どういうものを、お考えですか。
【次の発言】 第十二條の四項ですが、衆議院の修正案の、「関係各行政機関の長から総合開発計画に関する公共事業関係資金計画……」となつておりますが、その総合開発計画に関しない公共事業というものはどんなもので、これに関すすものは、建設省関係のものでどういうものがあるか伺いたい。
【次の発言】 ではこの修正案においてはつきりと明示されたら如何ですか、明示されないところはどういう御意見か伺いたいと思います。

第13回国会 経済安定・建設連合委員会 第4号(1952/06/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は昨日委員部まで参考人又は証人として同僚議員であるところの石川榮一君と高橋進太郎君をここにお呼び願いたいということをお願いしておつたのでありますが、若しもここで正式な証人又は参考人として私が質疑をお許し願えるなら質疑をいたします。若しも私の質疑に対する答弁が責任が持てないものならば、国会法によつて次回に讓りたいと思います。
【次の発言】 同じ委員会の同僚議員として石川榮一君に質問するのは甚だ申訳ないと思いますが、一応この国土総合開発法の一部を改正する法律案につきまして関連があるものですから、三、四の点について質疑をいたします。  古い話を申上げるので、最早石川さんも御承知でないか……

第13回国会 経済安定・建設連合委員会 第5号(1952/06/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は前の委員会でもちよつと座談的に申上げたのですが、これは実施をするということに改めたということになつておりますが、前提として実施するということになつておるが、できないのではないかというところにこうしてうるさく御質問する根拠があるのです。それが十九の特定地域についてまだ地方からのいろいろ計画が出て来ないからはつきりしたものはわからんという御説明でしたが、例えばここに五千億、二十六年から三十五年、十年間に年額五千億というものがあれば、一応地方の出て来るところの計画が満たされるようになると思いますが、仮に五千億という計算をしまして、公共事業費として一千五百億ということになりますね、開発……

第13回国会 経済安定・通商産業・建設連合委員会 第8号(1952/05/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は建設面から上、三質問したいのです。第一に、通産大臣、安本長官がいらつしやるから御一緒に御答弁願つて結構ですが、この計画の二十七年度のセメントの所要量というものは百四万トンになつております。これに対する対策を先ず総括的に伺いたいと思います。
【次の発言】 私は二十五年度、二十六年度の安本の増産計画、生産計画とその供給面を見ますと、二十五年度においては約五百万トンのうち四%六なんです。電源用に用いましたセメントは二十六年度においても同じく四%六でございます。セメントの製造が今通産大臣が御説明のように簡単に増産ができるかどうか、本年度は七百五十万トンの生産計画を立てておる。又八十万ト……

第13回国会 経済安定・通商産業・建設連合委員会 第9号(1952/05/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私は昨日の栗山君の質問に関連いたしまして提案者から、工事を行いますところの技術者の面について相当手持もあり、且つ有能な技術者がたくさんおる。従つてほかからの援助を受けずともなし得るというような御答弁があつたように承知しておりますが、今日我が国におきまして発電計画、水力電気その他電源開発に関する技術家というものがどのようにして国が養成しつつあつたか、無論これは私学は除きます、文部省が所管しておりますところの各大学でどういう形でこれに関連する技術家を出し、又どういう基礎的な知識を、学問を教えておつたか、各大学でこれに関連する講座がどういうものを持つておつて、一体現在の日本にはどこにいく……

第13回国会 建設・運輸連合委員会 第1号(1952/04/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 運輸委員会のほうには初めから、提案理由から御説明したほうが徹底するのじやないかと思うのですか……。

第13回国会 人事・建設連合委員会 第1号(1952/05/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 現在講和発効と同時に連合軍が駐留軍と変貌するということについて、従事労務者の身分上の変更は当然起り得ると思いますが、私がこの際伺いたいのは、法律で公務員じやないということにきめられた以上、無論国から円満に退職したという形は当然でありまして、先ほど政府委員のほうからの話を聞きますると、従来も退職手当の問題については円満に退職した場合、自分の願出によつてやめた場合、首を切られた場合とこの三種類ある。円満にやめた場合には定められた規則によつて正当なる退職金をもらう。願出によつてやめた場合には三分の一、或いは馘首にはないということになつております。併し現在は円満に勤務している、併しながら使……

第15回国会 建設・大蔵連合委員会 第3号(1953/02/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今のような大蔵委員のほうでは発言がなければ、このまま休憩いたしまして、大臣に交渉して大臣がどうしても来られなければ、来られないような措置をとつて頂きたい。で、大蔵委員から発言がなければこれは委員会を持つ必要がなくなる。振替えて単独に建設委員会をお開き願いたい。こう考えます。
【次の発言】 建設大臣が就任に際して、自分は曾つての前大臣佐藤建設大臣の政策を踏襲するということをはつきり建設委員会で明言しております。佐藤建設大臣は就任に際しまして、ガソリン税を目的税として道路整備に充てようということを政策としてはつきり打出しております。これに関連しまして補正予算の前国会におきまして閣議決定……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 議院運営・建設連合委員会 第1号(1953/07/17、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今千田君の議事進行の動議に対しては、異論はございませんが、その前に、赤木君の釈明といいますか。これは別といたしまして私はこの際、この法案が議運に付託されたという点について疑義を持つております。従いましてなぜ議運にこの法案が付託されなければならなかつたかという経緯と、それから法的根拠を明らかにして頂きたい。これはあえて赤木君の被害に対する掩護射撃をするわけ下はないのです。国会法の尊厳を守り、殊に議運の良識ある同僚議員のかたがたに、将来において若しこれが悪例を残すことがあつては困る。かような観点からこの点を明らかにして頂いて、その上で審議に入つて頂きたいとお願いし、又要求するわけであり……

第16回国会 議院運営・建設連合委員会 第3号(1953/07/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 政務次官に伺いますが、土地収用法というのは、どういう法律なんですか。お教え願いたい。あなたのほうで随分土地収用法を適用したのがあると思いますが、土地収用法というのはどういう精神のものなんですか。
【次の発言】 私は政務次官に伺つておるのです。政務次官から御答弁願いたいのです。
【次の発言】 提案者をお呼び願いたい。提案者は一人でないはずです。たしか共同提案になつておるはずですから、その共同提案者をお呼び願いたいのです。

第16回国会 議院運営・建設連合委員会 第4号(1953/07/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 計画局長に伺いますが、今、委員長から提案されたこの法案につきまして、この法案が成立した暁には、その土地の所有者並びに地上権者は、建築が、現在地上の変更ですか、建築が、できないものと考えておりますか。或いはできるものと考えておりますか。
【次の発言】 この法案を提案された衆議院の提案者の意向は、砂防協会の砂防会館の問題から端を発したことは御承知の通りです。そこで参議院も、この法律が発動いたしましても、砂防協会がそういう建築許可申請を取消さない場合には、この法律が通過いたしましても、既定方針通り建築はできると、このように了解してよろしゆうございますか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会・建設連合委員会 第1号(1953/07/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 最初に伺いたいのは、これは常識的な考え方ですけれども、これが六月並びに七月の大水害、いわゆる限定された西日本水害に対する措置というふうに考えてよろしゆうございますね、これは委員長に伺いたいのですが……。
【次の発言】 では、この法案を作成しなければならなかつた、立案されなければならないということは、政府が現在持ちますところの予算、或いは二十八年度予算が通過したあとにおいても、かかるものに対する財政支出をするという意図がこの中にはないということを認定されての立案ですか。委員長に伺いたい。
【次の発言】 若し政府委員が、見えていれば政府委員に質問したいのですが、よろしうございますか。見……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会・建設連合委員会 第2号(1953/08/04、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 資料を要求してよろしうございますか。
【次の発言】 では建設省の先ず一応今までわかつておる、この法律が成立した場合に、これに該当すると見られる調査ができておるかどうか、建設省に伺いたいと思います。
【次の発言】 この公共土木災害復旧の原形復旧の原則というか、形が変つてもいいと考えられておるのか、その点を伺いたい。
【次の発言】 それではそれは後ほど御説明願います。  それから地すべり等の危険な状態にある等の場合、それで移転しなければならない場合、こういうところに全額貸付けるということになつておりますが、これは貸付けるのですか。それともやつてしまうのですか。

第19回国会 建設・水産連合委員会 第2号(1954/05/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 一つ伺いたいのですが、これはやはり向うからの話合があつたのですか、アメリカのほうから……。或いはそういうふうなものがあつてこれを変えたのですか。場合によつては速記をやめてもいいから、率直にお話を願います。
【次の発言】 では若し委員会でこれを分離してくれというような決定をして、差し戻したときに、あなたのほうで特損法の一部改正の方式で提案する意思がありますか。そこまで強く改正しようという意見がありますか。
【次の発言】 今長官は、大体結論はならないかもわからんとおつしやるけれども、相談しなければわからん、相談して見ようという相手は誰でしようか。

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第1号(1954/05/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 私はあとから来たものですから、或いはこの問題はもう話題になつたかも知れませんが、衆議院の只野直三郎君が提出したところの水道法案が出ております。これとの関連はどうなつておりますか。それが一つ。  それから、この委員会の持ち方を伺うのです。我々は今日建設委員会としてはどちらの法案に対する連合審査を申込んだのか。或いは委員長はどつちの法案に対しての連合審査と御理解になつていらつしやるか。その点先ず伺いたいと思います。
【次の発言】 私は建設委員会におきまして建設委員会の意見がばらばらだと困るから申上げるのですが、私は政府提案の水道法案という形で以て連合審査を申込んだ意思はない。それをなぜ……

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第2号(1954/05/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 先ず最初に伺いたいのは、御承知のように提案理由の説明を見ましても、通産、厚生、建設の三省共管ということになつております。そこでこの法案を通じましてどの部分が通産であり、どの部分が厚生であり、建設であるというような一応の分け方はしておりますが、仮に全部がおのおの事業の別々に所管事項を持とうとするのか、或いはこの水道そのものに対する内容に立入つて、水質の分野はだれそれ、どの分野はだれそれという形で以て共管を持つのか。少くとも単なる共管と謳つておつて、内容が詳細にわかつておらないのです。この点が一つ。それから昨日私連合委員会には遅く来たために、前段の提案理由の説明を聞かなかつたのですが、……

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第3号(1954/05/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 これは水は私は日本の唯一の資源であると考えております。水がただ河川から流れて、飲料水、或いは工業用水だけにとどまるのじや困るのでありまして、水の系統を一つお調べになつたかどうか伺いたいのですが、今日の日本で、年間平均はどのくらいの水が利用されておるか。固定しているものは必要ありませんから、海へ流れ込む水、排水路を経てですよ。或いは地下に滲透するところのこの水がどのくらいな形で生産され、そして海へ流れ込んで行くか。その過程において電源開発なり、或いは灌漑用水なり、その水の分配なり、一応これを若し資料があればお出し願いたいと思うのです。それが一つ。それからこれは農林省の人が来ておるか、……

第19回国会 地方行政・建設連合委員会 第1号(1954/05/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 これは自治庁にお願いしたいのですが、この譲与税に関する法律案の中で、第二条の第二項にある総理府令、これは一体四十八億の財源を得るためにはどういう工合に各都道府権に配分するか、基準はどういう計算で以て出しているか、それを一つ出して頂きたい、資料として……。
【次の発言】 質問になりますけれどもね。そうすると結局金を押えて、その金を地方に流して行こうということであつたのでしよう。道路整備を盾に、真剣に道路整備という気持でなくて地方財源を少しでも楽にさせようというつもりで金を先ず押えて、それを道路に配分してやるという考え方でこの譲与税を考えておられるわけでございますね。そうすると……。

第19回国会 通商産業・建設連合委員会 第1号(1954/06/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 先ず最初に伺いたいのは、河川局長に伺いますが、これは今まで、過去ですね、どのくらいの通産省との折衝の経緯を経てこの法律に了承されたのか、それから問題点はどこにあつたのかを先ず御説明願いたいと思います。
【次の発言】 建設省の経緯はよくわかりましたが、問題はこの第三章の第十一条、第十二条で以て尽きるのですね、事業全体の主眼点は。そこで、その採石法の九条から二十条までということが一番大きな問題になつて来るのですが、先ほど提案者が言つているように、合理的な経営ということが、砂利価の低廉ということが主眼なのか、砂利業者が自分の生産する、採取するところの砂利価の安く売るということが合理的な経……

第22回国会 建設・運輸委員会連合審査会 第1号(1955/07/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ただいま連絡がありまして、記名採決になりますから、暫時休憩して、それが済んでから再開していただきたい。
【次の発言】 岡田君の質疑が続行中ですから、暫時休憩をして、次に続けていただきたい。岡田君が発言を求めでおりますから。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私は、ここに運輸委員長が見えておりますから、運輸委員会の方の意思は、今ここで、今日は運輸委員会の方の要請にこたえて連合委員会を持ったわけですから、これは建設委員会の意思じやないんです。従って、赤木君の提案には反対です。運輸委員長もおりますから、運輸委員会の諸君のお話し合いの上で、今日もう少しこの委員会を継続するなら継続す……

第22回国会 建設・大蔵委員会連合審査会 第1号(1955/07/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 ただいま議題となりました建設業法の一部を改正する法律案につきまして提案の理由を御説明申し上げます。  建設業法は、昭和二十四年五月、第五国会において建設工事の適正な施工の確保と建設業の健全な発達をはかるために制定されたものであります。  御承知のごとく、終戦後、復興事業の急激な増加あるいは駐留軍関係工事の発生等により建設業者の乱立は著しいものがあって、本年三月現在におきましても、建設業法に基く登録業者はなお、六万以上にも及んでいるのであります。  最近、これらの工事の一段落による工事量の著減と経済的逼迫の事情は、業者数に比して工事需要量の僅少なことから、業界に激烈な競争を引き起し、……

第22回国会 建設・大蔵委員会連合審査会 第2号(1955/07/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 どうも、石井君の高邁な御議論を伺ってよくわかります。わかりますが、あなたのおっしゃる通りの意思を持ってこれを出したんです。そこで、私が自分の発言をする機会がないので非常に残念なのでございますが、先ほど正示次長から御答弁があったように、なるほど中央建設業審議会では、このような趣旨を予算決算及び会計令臨時特例の中に設けてくれという希望は付して答申しております。しかしながら、この法案は何も国だけのものではございません。もし国だけのものを問題にするのならば、これは今のようなことも言えるでございましょうけれども、われわれはもう少しその範囲を広めまして、発展いたしまして、地方公共団体または公共……

第22回国会 内閣・商工委員会連合審査会 第1号(1955/06/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 今の吉野さんの質問、今、法制局長官来ればわかりますが、私は今のに関連して伺いたいのは、一体勧告して勧告が用いられるかどうかという自信のほどを伺いたいのです。勧告してその勧告を、長官の考えている勧告を実際に相手方が取り上げるかということですね、その自信のほどを伺いたいと思うのです。
【次の発言】 従来、そういう勧告という条文が入らんでも事実やっていながら、何がために勧告というのを入れるのか。それからもう一つその前に、四条の権限の中にあるように、総合調整をするということをうたっておりますが、総合調整ということをうたっておりながら、現在総合調整ができた実績があるならそれをお示し願いたいと……

第22回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1955/06/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 関連して。どうも法務大臣というのは、私初めて委員会に来ましたけれども、何か我々がからかわれているような気がするのですがね、もっとまじめにしていただきたいのです。今高田委員が質問なさったこの営繕施設の問題ですが、金の問題じゃないのです。今言っているのは、陰惨な気分がするというのは、法務省の営繕局のセンスの問題なんですよ。法務大臣初めですよ、金があれば何とかできるのだというのじゃないのです。金がなくても 予算がたくさんなくてもやはり国民が受ける受け方というものはやわらかい平和な気持を受ける場合もあるのですよ。従って設計上の問題なんですよ。庁舎に対するセンスの問題なんですよ。今ここに営繕……

第22回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1955/06/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○田中一君 結核対策のうらの病床整備費、これは国立一千床、公立三千六百床、法人立五千四百床、この法人立というのは医療法人のたぐいですか。
【次の発言】 国立、公立、法人立というものの比率ですが、国立一千床、公立三千六百床、法人立五千四百床、これはどういう形でこういう比率に分けたのであって、なおかつ指導はどういう形にするのか。あるいは法人の方の側から自分の方はこれだけやるんだというようなことなのか。どういう根拠でこういう数字が出、また指導はどういうふうにするのか。
【次の発言】 将来とも国立、公立、法人立のどれに対して一番ウェートをかけて奨励しようとするのか。

第24回国会 建設・商工委員会連合審査会 第3号(1956/03/27、3期、日本社会党)

○田中一君 このシャフト・キルンの形式の工事は何といいますか。建設計画は宇部興産が過去にやった例があるわけですね。宇部興産は、ドイツからの特許と申しますか、機械を買って、縦がまを作ったということになっております。そこで私は月産二万トンのセメントが十四億円で、もし可能なものならば、これは日本のセメント産業界の一大改革なんです。これは国家の利益からいっても、軽々に是非を論ずるわけにはいかぬと思うのですが、少くとも宇部興産がこれを作ったという現実から見て、これは困難かしらぬですが、セメント産業の監督官庁であるところの通商省は、宇部興産が現在やりましたところの建設計画、これを全部資料として提出してほし……

第24回国会 商工・建設委員会連合審査会 第1号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○田中一君 厚生省からも一人関係局長を呼んでいただきたいのです。
【次の発言】 私は四省の担当の大臣がおられなければ、局長でもいいから、一括して質問したいのです。通産省だけにやったのでは同じことを繰り返しますから。いつごろ見えますか。
【次の発言】 内閣に設置されておる国土総合開発審議会で水に関する定義並びに所管、それから水に対する利用の度の問題等の、政府として水に対する認定の仕方というものはどういうふうになっておるか、この点を一つお聞きしたい。
【次の発言】 建設省が見ているのは河川を流れる水を見ているのでしょうけれども、水全体に対する水の監督権、それから利用の問題ですね、等についてはどうい……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 大蔵・建設委員会連合審査会 第1号(1957/03/18、4期、日本社会党)

○田中一君 これは現在ねらっているものはどういう範囲のものでございますか、ちょっと例示していただきたい。
【次の発言】 どうも局長の説明は長くてしようがないです。もう少し簡潔にやって下さい。  そうしますと、結局第二の問題の立体化をはかって宅地を求めるのだということが前提なのか。目的の第一条にある使用調整という面が主要目的なのか。むろん両方あげてあるから両方でしょうけれども、今の御説明は全部使用調整の問題じゃないのです。たとえば人事院ビルというものを見ても、人事院ビルというものが無駄か無駄じゃないか、使用の限度というものは、あるいはあなたの方で今使っているところの今の大蔵省の庁舎というものは外……

第26回国会 大蔵・地方行政・運輸・建設委員会連合審査会 第1号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○田中一君 最初に建設大臣並びに大蔵大臣に伺いたいのですが、道路整備五カ年計画というものの策定は、現在まで出ておるものは明年度で終るようになっております。そこで、その年次計画というものはだれが立てておりますか。五カ年計画のうちの年次計画であるならば、三十二年度の計画というものはだれが立っておりますか。その点を最初にお伺いしたい。
【次の発言】 建設大臣がそれを担任するのは当然でありますが、そういたしますと、三十二年度の事業計画というものと、それからガソリン税の税収の相当額というものとは、おのおの独自の立場から算定したものでございましょうか。あるいは道路整備五カ年計画というものを見ながら、今回の……

第30回国会 建設委員会公聴会 第1号(1958/10/30、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(田中一君) ありがとうございました。石田公述人に対して質疑のあります方は御発言願います。  私から一言伺いまするが、首都圏整備委員会は、商工会議所を中心として中小企業に対する問題等について事前に相当打ち合せをしてある、こういう答弁を当委員会でしておる。そこで今の御意見は石田謙一郎君の御意見として、商工会議所の中小企業部の委員長ですかに対しては、今まで整備委員会では、どういうような経緯を経て石田さん個人の今の結論になったのか、相当抵抗があったものと思うのです。抵抗というのはあなたの方でですね。それらのものはどこで話し合いがついて今のような結論になったか、ということの経緯を率直に御説明願い……

第31回国会 商工・農林水産・建設委員会連合審査会 第1号(1958/12/19、4期、日本社会党)

○田中一君 これは三木さんに伺いますが、水質の問題以前の問題が残っていると思うんです。今度は水質だけの問題を自分のところで扱うんだということを言っておりますけれども、水に対する政治的な、物理的なものはわかっております。政治的にどう扱うのが一番正しいかという点についての御見解を伺いたいんです。水に対しては、政治的にどういう扱い方をするか、どういう定義をすべきが一番正しいかということを伺いたいと思うんです。  御承知のように、工業用水法という法律を作って工業用水の方に持ってくる。地下水はそれではどうだ、上水道はどうだ、農業用水はどうだといって、水を勝手に分断をして、多目的に使える水を、これはおれの……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1959/03/23、4期、日本社会党)

○田中一君 これは幸い大臣が見えておるので伺いますが、この職員の定員化の条件といいますか、それはどういうような基準できめておるのですか。たとえば、定員職員として入るのか、それとも非常勤職員で入って、それが一定の年限がくれば、あるいは試験するのかどうか……今試験をしないというお話を聞きましたけれども、どういう条件で定員化されるのですか、基準で……。
【次の発言】 それは何かどうもばらばらで、条件が違うのに定員化されるということ、先ほど鈴木君が言ったといいますけれども、身分の安定がやはり職務に忠実になるということも相当な大きなウエートがあると思うのです。そうすると、その条件の基準というものはばらば……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○田中一君 今、官房長官が一億だと言うけれども、櫻井さんなんかがやった東宮御所の建築は、あれは予算が一億円以上あったのですか。八千何百万円でしよう。
【次の発言】 特に重要というのは、どういう意味ですか。住む人間が重要な人なんですか、建造物が重要というのですか、どっちですか。私は建造物というものは、建築技術の面から見た場合、とるに足らない。だれでもできるような建築なんですよ。従って、重要というのは、あなたの持っている思想的な面から見るところの、住む人間の重要さを言っているのかどっちなんですか。
【次の発言】 これは、大臣からの命令でもってそういう措置をとったのですか。少くともあなたは、一個の局……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○田中一君 これは運輸大臣に伺うのですが、せんだっての予算委員会の一般質問では時間がないのでやめておった問題です。本年度の政府の重要政策の一つとして、港湾整備五ヵ年計画が出されております。これはまあけっこうなことでございます。しかし、一応今、部内の処理として伺いました資料を見ましても、各港湾を指定しておりますが、そのらち三つ四つ、どうも私には納得のできないような問題がある。それは受益者負担の問題です。従って、だれが担当していらっしゃいますかしらぬけれども、この計画のあらましを先に説明してほしいと思うのです。
【次の発言】 そこで、先般も運輸大臣はそれは水路である、だから公共用のものであるという……


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 風水害対策特別委員会建設、自治小委員会 第1号(1959/11/28、5期、日本社会党)

○田中一君 最初に河川局長に伺いたいのですが、二十八年度災で公共土木関係で計上した予算の使い残り、いわゆる法律で規定し、上量その他も全部算定して予算化したはずであります。しかしながら仕事をやってみると結局そういう実害がなかった、そのために金の使い道に非常に困ったというような事例があったように僕は聞いておるのです。従ってこの点については大蔵省に対して、二十八年度災の計上した予算と決算、むろんこれはやっているはずですから、そういうものを全部資料として出せと、こういう要求をしているのですが、いまだに出てこないわけなんです。私が仄聞するところによると、大体において排土の金が使い残りになっておった。そう……

第38回国会 建設、地方行政、社会労働、農林水産、運輸委員会連合審査会 閉会後第1号(1961/08/01、5期、日本社会党)

○田中一君 委員長。
【次の発言】 ちょっとおかしいじゃないか。議事進行……。
【次の発言】 ありますよ。
【次の発言】 最初に伺うのは、前国会ででき上がっている治山治水十カ年計画のうちの前期五カ年計画、今度の災害に関連して、この災害が計画されたものに乗ってきた災害であるかどうか。ということは、建設大臣並びに農林大臣が予想された災害であったかどうか、こういう点をまず伺いたいと思います。五カ年計画に乗っている、予想された災害かどうか。
【次の発言】 そこで各河川、今回の集中豪によってもたらされた各河川の計画流量とそれから実態とがどのように食い違っておったか、これは一つ河川局長でもいいですから。

第38回国会 予算委員会公聴会 第2号(1961/03/17、5期、日本社会党)

○田中一君 お話よく伺いまして、今、一点、二点、三点、御意見を拝聴したのですが、との三一六年度の予算に、先生のおっしゃるような希望が十分に織り込まれておるという前提に立ってのお話でございますか、あるいはまた、部分的にはあるけれども、この点についてはこうしてほしいというような御意見があるならば伺いたいと思います。
【次の発言】 もう一つ、税の自然増収によって財源とすることは非常に危険である。従って、固定した計画的な財源を持つべきであるという御意見は、その通りだと思います。そこで三十六年度予算の中にはその方向が出ておるとお思いになりますか。たとえば税収に対する推定が正しくなければならない。あるいは……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○田中一君 河川局長おらんから、道路から一つ質疑をいたしますが、今度の新五カ年計画の手をつける路線の方針というものを伺っておきたいんです。むろんこれはもう部内には細かい路線の決定はできておると思うのです。しかし、あえて私は追及しません。私どもも知りたい。しかし与党の中でもって、おれの選挙区じゃないかとかなんとかいうことになると、せっかく優秀な計画も政治的に歪曲されるという点があろうかと思いますから、追及いたしませんけれども、大体の構想というものを一つ伺っておきたいのです。ということは、国民所得の倍増という見地から、これの一環としての道路整備計画だということになりますと、かっての新道路法による考……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○田中一君 この際伺っておきたいのは、政府のいわゆる国民所得倍増計画に基づく港湾整備のうち、裏日本関係のものが今日の段階で相当もう完成の時期にきておって、相当仕事が縮小されるんじゃないかという点でございます。倍増計画でも言っているように、太平洋画のベルト地帯に対する施策は相当伸びるような傾向を持っておりますけれども、いわゆる低開発地域の施策がどうなっているか。大体それを説明を願いたいと思う。
【次の発言】 しかしまあ、日本海方面でこの新しい計画で顔を出しておりますのは富山新港だけでございます。あと私は個々に申し上げますが、一つ御答弁願いたいと思うんですが、秋田港一体いつ完成するのだ。なるほど港……

第38回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1961/03/27、5期、日本社会党)

○田中一君 これは大蔵大臣に伺っておきますが、先だっての予算委員会であなたにお伺いしたのですが、三十六年度の予算全部のうちで、国が支出する用地費というものは、総額どれぐらいになります。御承知のように、いろいろ東京周辺のオリンピック招致のための公共土木というものは、相当大幅に、三年間で相当熱意を入れてしなければとても間に合わなくなってきている。まあ私は大体オリンピックを呼ぶべき段階じゃないと、そう思うのですが、党内でもやった方がいいという議論が勝ちまして、賛成しているわけですが、問題は、用地の問題です。なるほど労力は、こういう市街地には、何といいますか、人口の大きい消費都市には割合にあるものです……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○担当委員外委員(田中一君) 長官に伺っておきたいのですが、本年度の予算に盛り込んだ数々の施策は、おそいぐらいであったと言っていいくらいなものでありまして、おそらく各機関の優秀な技術家を養成し、また包容して、相当の成果を上げるものと考えております。  そこで、最近の問題として私がお伺いしたいのは、御承知のように、東海村の原子力研究所は、今までに再三の争議的行為が行なわれておるという点でございます。私は、これがどこからくるかということを考えてみますと、少なくとも原子力研究所、理化学研究所、科学技術情報センター、原子燃料公社等、また新しい分野に対して職員の一人々々が熱意をもって、この仕事に携わって……

第40回国会 法務、建設委員会連合審査会 第1号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、私ども記憶している範囲では、水道橋からお茶の水に上る左側の、もとの文化アパートといいましたか、あれが約数十年前、三十年ぐらい前だと思うのですが、増築によって、その所有権というものが別の登記をしなければならないということになった場合、一応それが認められて、分割されて登記されたことがあったように記憶しているのです。したがって、現在、今法務大臣が説明されているように、一建物内における権利関係が区分された所有権というものの実態が多くなってきたと思うのです。で、現行法の不備というのはどこにあるのか。不十分さというものを十分にするのだという考え方は、これはわかりますが、もは……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○田中一君 先ほど大臣の予算に対する説明の中にもあったように、住宅問題、ことに公営住宅等が相当質量ともに伸びているというように説明なされたのですけれども、住宅金融公庫並びに住宅公団などのものも同じように自画自賛していらっしゃる。そこで、実際にそういう家が建てられた場合に、国民が喜んでこれに入居しようという意欲を持ち得るかどうかという点を伺いたいんです。それは公営住宅の面でまず伺うと、公営住宅法ができまして十二年たちました。したがって、今では国が国民に住宅を供給することはもう当然の義務と心得なきゃならないものと、徹底的に心得ておるというふうに見るのが当然と思うわけです。民間住宅建設数が四十数万戸……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 地方行政、災害対策特別委員会連合審査会 第1号(1962/08/29、6期、日本社会党)

○田中一君 関連。今の副長官の答弁、これは逃げ口上を言っているのですよ。そういう答弁じゃいけないのです、いくら八百長たって。大体標準税収入というものが根幹となってきているわけなんですよ。今のような規模のものは激甚地指定にはならないとはっきりと言えるはずだと思うのです。今言っているのは三十二災でもって、五年たっていよいよ復旧したと、その部分を言っているのであって、三十二災の規模というものかわからないならば、それはできない。同じようなケースが今後ともありますよ。区域できめていくのか、何できめていくのか。今のような形じゃそれは激甚地指定にならないということにならざるを得ないと思うのですが、その点はど……

第43回国会 社会労働、建設委員会連合審査会 第1号(1963/06/04、6期、日本社会党)

○田中一君 厚生大臣は衆議院のほうに行くそうですから、ちょっと伺っておきますが、この整備五ヵ年計画を、これはむろん予算獲得のために新しい臨時措置法で出したのだと思いますけれども、この計画ができておるはずです、原案としては。したがって、これは今問題になった起債の問題、償還の問題等含めて、計画そのもの、これはむろん厚生省原案だろうと思いますが、これを資料として出していただきたいのです。それが一つの要求です。  それから、次は、ここの三条で、整備五カ年計画で下水道整備、終末処理場整備、屎尿処理施設整備、ごみ処理施設整備ということになっておりますが、一体、下水道法からいえば、終末処理も下水道処理も同じ……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1963/03/25、6期、日本社会党)

○担当委員外委員(田中一君) 私は、皇居の造営の問題について、本質的にこの性格をまず伺いたいのです。  御承知のように、各国とも、諸外国の例を引いてもわかるように、一応国事の中心地点、中心地と申しますか、あるいは中心の一つの記念的な、歴史的なものを持っておりますけれども、今回造営しようという皇居とは何かということなんです。天皇家の居室、住宅をお建てになるという気持なのか。あるいは、国事を行なうところの象徴天皇としてのものをお建てになろうとするのか。また、今日の憲法にある主権在民という思想からくるところの、国民の象徴であるところの、国の象徴であるところの天皇並びに国民という関連から、国民的宮殿を……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○田中一君 御承知のように、三十八年度の予算を大体拝見いたしますと、通じて宅地政策に相当大きなウエートをかけておるように見受けられます。そこで、宅地収得を容易にするためのいろいろな立法化もあわせてなされておりまして、現在までに出ておるものとしては、土地区画整理法――いわゆる民間の力によって市街地を形成させると、これに対する無利子の融資をすることとか、あるいは住宅公団、住宅金融公庫等に宅地債券の発行を許そうとするとか、また、まだ国会には提案されておりませんけれども、新住宅市街地開発法案とか出ておりますが、私は、この傾向は、当面の問題を解決するための一つの施策であって、この背後には当然、国全体の、……

第46回国会 建設、地方行政委員会連合審査会 第1号(1964/06/04、6期、日本社会党)

○田中一君 赤澤さんに伺っておきますが、今度の河川法の改正によって一級河川に指定されたもの、これに対する地方自治団体の負担といいますか、財政上のプラス・マイナスの面をひとつ、一応基準が発見できると思いますが、明らかにしてほしいのです。たとえば、これは全部、全川が主務大臣の管理という形にして、だから収入の面で交付金がどう変わるかですね、占用料の収入がどういうぐあいに推定されるか。それから、したがって、地元負担が今度の軽減措置によって多少減りますから、比率がどのくらいになるか。それから一番問題は、台帳の調製費です。これはもう各河川の占用料ですね、この実態というものを調べるのはたいへんなことです。せ……

第46回国会 逓信、建設委員会連合審査会 第1号(1964/05/12、6期、日本社会党)

○田中一君 大臣に伺いますが、従来既成事実として認められておる行為に対して、新しくこれを制限しようという場合には、われわれの社会においてはどういう抵抗が起きるかという点についての、郵政大臣の認識をひとつまず最初に伺いたいと思うのです。すべて既成事実としてわれわれ社会において認められておった行為が、突如として他の意思によって、しいて言えば、国家権力によってその意思が制限されるということになった場合には、われわれ社会の秩序というものはどういうことになるか。また、それがよろしいものと思うか、あるいは悪いものと思うか、万やむを得ないというものであるか、それらの点について、ひとつ郵政大臣の認識を伺いたい……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1964/03/26、6期、日本社会党)

○田中一君 たとえばこの玉川電車だか溝ノ口からの大井線か知らぬけれども、町田の、東急が中央林間駅まで鉄道軌道を延ばすというような案も、私鉄として発表されているようです。これに関連する開発団地なのか。ただ単に他に依存して計画だけをどんどん広げるということに対しては、その団地帯における道路でも、下水でもその他のものは、おやりになるか知らぬけれども、これに結ぶところの関連する道路その他の施設ができておらなければ何にもならない。ことに大規模な団地をつくる場合には、必ず教育機関というものが不可欠な条件なんです。なるほどマーケットその他は、営利事業でありますから、それでこれにペイできるという考え方の人たち……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1965/03/26、6期、日本社会党)

○田中一君 経済企画庁長官が、何か時間があってすぐ帰りたいというので、先にちょっと質問しておきますが、懸案のむつ製鉄の善後策はどうなっているかということを伺いたいわけなんです。御承知のように、三菱関係の会社が経営を担当しようということになってきて以来、もはや二年近くなっています。そして一年ほど前には、もう自分のほうでは現在この生産に従事する採算性を失ったから、めどを失ったから辞退をしたいということを申し出ております。しかし、むつ製鉄会社そのものは新規に創立されて、まだそのままで仕事もしない。開店休業の状態にあるのです。これは一体どういうことであるかということ、これはもうだれが聞いてもおかしな話……


7期(1965/07/04〜)

第51回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○委員以外の議員(田中一君) いま鈴木君の質問で、とりあえずその問題、図面をお持ちでないようですから、図面はここにありますから、どこが大体考えられているところか、ひとつ説明してください。
【次の発言】 それは修正された建設予定線の決定のときにも、当時だれだったか大臣は確約していたわけですよ。たしか道路局長その時分おったですが、結局あの抜く線を畑薙から井川に出る線としてそこで完成しておりますからね。ただ身延から畑薙に出る線がちょっとできておらぬ、道路がないわけですからね。これはひとつ検討して、何でもかまわない、とにかく抜くということの方針をきめなければ、新設の国道をすぐそこにつくるんだということ……


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 建設委員会公聴会 第1号(1969/05/06、8期、日本社会党)

○田中一君 小山さんに伺います。あなた先ほど戸山ハイツで二十年の経験を持っている。そこで私どもは非常にびっくりした発言をなすっていらっしゃる。自分たちの仲間は、無断で建て増しをしたり、いわゆるかつて七坪半かそこらの建物の倍も建て増しをしたり、あるいはその家をよその人間に間借りをさしたり、あるいはその家を増設をして、そうして店舗にしたり、あるいはその家を自分がおらないで人に賃貸さして又貸しをしてどっかへ行っていたり、あるいはそこに住んでいたりというような重大な発言をしておるのでありますが、あなたはどうしています。あなたの名誉を傷つけるつもりじゃございませんから、その点は素朴にお答え願いたいのです……

第61回国会 地方行政委員会、建設委員会連合審査会 第1号(1969/06/30、8期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、もはや地方行政委員会で相当質疑があったと思いますけれども、私ども建設行政を担当している委員会としては、まず最初に、この府県合併の発想をひとつお話し願いたい。同時に、数年前に行なわれたところの地方制度調査会で、どのような原案で答申を求めようとしたか。そうしてまた得られたところの答申というものの内容を書類でひとつ提出していただきたいと思うのです。私どもはまだもらっておりませんから、それをお願いしたい。それから審査を要求した原案ですね、これもお出し願いたいと思うのです。
【次の発言】 さっそく文書をお出し願いたいと思います。  それから審議会の委員の氏名並びに現職、こ……


9期(1971/06/27〜)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会、逓信委員会、建設委員会連合審査会 第2号(1971/12/25、9期、日本社会党)

○田中一君 関連して。  協定の協議の際には、施政権が日本に戻ったならば、軍用地は全部調査をすることの承認と申しますか、了解をとっておるのかどうか、また、これが時限的に直ちにやるのか、あるいは何年後にやるのかという了解なのか、その点は詳細に、確実性のある答弁をしていただきたいと思います。
【次の発言】 ですから、それを米軍と、アメリカと、はっきりと約束をしているのかどうか。また、そういうのは了解事項として文書を取りかわしてあるのかどうか。時限が直ちにといっても、四月になるのか、五月か七月かわかりませんが、その時点において立ち入りができるのだということを、了解をとってあるのかどうか、これを伺いた……

第68回国会 地方行政委員会、建設委員会連合審査会 第1号(1972/06/05、9期、日本社会党)

○田中一君 最初に伺いたいのは、この手法はどこの国の手法をまねてつくられたものかどうか。あるいは西ドイツか、フランスか、イギリスか、あるいは日本的な土地の収奪の手法として考えておるのか。それを先に伺いたいと思うんです。――ちょっと待って、小林君。君、やたらに手をあげちゃ困るんです、ぼくが指名しますから。建設大臣。
【次の発言】 七十分しか時間がないので、私も短いことばで質問しますから、あなた方も短いことばで答弁していただきたいと思います。  四十五年の八月の閣議決定で、公有地の促進をはかろうという決定をしております。で、今日はもう四十七年でありますが、その間、四十五年以降公有地はどのくらい取得……


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データ更新日:2022/12/09

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