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清沢俊英 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

清沢俊英[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは清沢俊英参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。清沢俊英参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 大蔵委員会 第3号(1950/07/21、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちよつとお伺いしますが、この武器を携えてやらせるというのは、特定の税関の構内でしうよ、それ以外の所でもやるのですか。
【次の発言】 これが今のような場合に、犯則があつて、構外で行われておるものも、これを万全にやるには、こんた微温的なものじや駄目じやないでしようか。
【次の発言】 私らが常識的に考えて見ますと、大体密貿易というようなものは、構内よりは他の場所で行われる場合の方が多いと思います。その点はどうなつておりますか。
【次の発言】 そういう場合であれば、身分も想当分つておるのですから、そう兇暴性はないと思うのですが、やはり非常に兇暴性を持つておるのですか。

第8回国会 大蔵委員会 第4号(1950/07/22、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 海員組合なんかで言つておりますことは、同じ海員組合が朝鮮で居住する。その場合は当然所得税が取られると思うのでありまして、ただ船に乘つておるから月のうち三日位、内地に帰つて来る。そうして籍が国内にあるから所得税を取られるということは、そこに無理がある。権衡を失つておる。こういう見方が非常に強いのでございますが、だから而も貰つておる金は、只今はどうも木村さんは、この金は終戰処理費から出ておるようだというようなお話になつておるけれども、海員組合の方の人達は全部向うから貰つております、そういう特別な給与に、内地におるからというので僅か、二日、三日帰つて来るだけで取られるということは、どう……

第8回国会 大蔵委員会 第10号(1950/07/30、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 今の御意見は非常に尤もだと思うのですが、大体の意向がまとまらぬ場合があつたらどうするので  すか。各党の意見が食違つていた場合にはどうなるのですか、それをばらばらで持つて行くのかどうか、それをもう一つ考えて貰いたいと思います。
【次の発言】 それならば結構です。

第8回国会 大蔵委員会 第11号(1950/07/31、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 今聞いておりますと、今までの行き方では組合か所期の目的通り沢山できない。それでたまたま政令でという一つの建前をとつて今度は出される、その基準が大体今ここに掲げられておる免許基準案というものですね。これで今度大体これを政令として許可するという結論に達した、そこで今までいろいろな協同組合の申請があつた、それを大臣が許可する場合もこれに従つた、従つてできない、これが現実であろうと思うのであります。だからこれをこのまま持つて行つても提案者が思うように所期の目的は達せられないことになりはしないかと結論として考えますが、今までこれで大体内規としてやつておつたと言われる、それじやこれを政令化し……

第9回国会 大蔵委員会 第2号(1950/11/27、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 ついでにお伺いしますが、米は大体どの方面から入つて来る見込みなのですか。

第9回国会 大蔵委員会 第3号(1950/11/28、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 ここに今、価格引下げになつておりますが、これは、米の値段か今度上りましたが、或いはその外にまだ石炭だとかいろいろなものが、大体物価が上るじやないかというような傾向もあるので、これだけのものが税金を下げただけで今発表になつただけで価格ができるでしようか。
【次の発言】 そうしますと先程のお話では、こうやつて酒の値を下げれば、何石と言われましたかちよつと数字を忘れましたか、相当の売行きの増大を見てて、そうして増石が見込まれる。こういうようなお話がありましたが、又、大体米の値段は今のところでは二割以上の値上を見込まれしおるような状態のところへ、元通りの価格になれば、そういう計数が全然立……

第9回国会 大蔵委員会 第4号(1950/11/29、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 今税率を真中から徹底的に下げて貰いたいという話がありましたね。真中というのはどの程度を指しておるのですか。

第10回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1951/07/24、2期、日本社会党)【議会役職】

○理事(清澤俊英君) それでは午前に引続きまして審議を続行いたします。  先ず第一番に漁業権の補償金の課税問題について御質疑を願いまして、時間がありましたら先般の各地の視察状況の御報告をお願いすることにいたしたいと思います。質問ありませんか。
【次の発言】 ほかというのは何ですか。
【次の発言】 一つ漁業権だけにして、あとにやつて下さいませんか。
【次の発言】 それでは大体漁業権の問題では御質問もないようでありますから、出張中にいろいろ税金の問題で要望やいろいろなものがあつたでしようが、それを一つ御報告を兼ねて御質問願いたいと思います。

第10回国会 大蔵委員会 第3号(1951/01/29、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 近頃ソーダ工業というような化学産業は大体べらぼうに儲かつておりますな。そういう状態のとき、殊に野溝君の言われたような問題が相当考えられると思いますが、これはあなたのほうの所管でないと思いますが、申上げたいのは、どういう会社に玉に迴つて来るか、大体の、細かいところでなくてもいいから大きな会社を相当数知らしてもらいたいと思います。あとでよいですから……。

第10回国会 大蔵委員会 第16号(1951/03/07、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちよつとお伺いしますが、さつき開拓者の数ですな、大体十九万というのですな。
【次の発言】 それからその次の十四万というのは何ですが。
【次の発言】 それで増産開拓のほうが六十八万戸、それで数字は間違いないのですな。
【次の発言】 それでは増産のほうでは脱落は殆んどありませんね。そこで問題になりますのは、我々が見ますと、増産開拒は、とにかく経済的な非常に強い裏付を持つて入つておりますから、数も十八万戸あり、反別はちよつと違いますが、従つて一人の脱落者もない。非常に成功している。結局十九万の約四分の一、五万戸が脱落するということは、折角入れた開墾事業に対して、いろいろ終戰当時、質も非……

第10回国会 大蔵委員会 第17号(1951/03/08、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちよつとお伺いしますが、今ここに二十六年度農林漁業融資計画というのを見ますと、大体もうこの六十億の融資の場所がきまつているのでございますね。

第10回国会 大蔵委員会 第21号(1951/03/14、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 大体御質問もあつたようでありますが、この売買損益金というものですね、これはやはり手持の品物を売拂つたその際の損益であるか、大体そうであろうと思うのですが、売買損益金というか、多額のそういうものが、どういうわけでこういう損益が出たのかということをお伺いすると同時に、その売り方が、拂下げでもする際の方法がいろいろとられたかも知れませんが、そのうちで大体標準的にとつておられた方法をお聞かせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 ちよつと資料の問題で、できたらお願いしたいのは、そうしますと今配付してあります資料に、手持ち二十三億いくらとありますね。今伺いますと現在八千万ぐらい……。そうする……

第10回国会 大蔵委員会 第23号(1951/03/19、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちよつとこの今日のあれと何か違つておるかも知れませんが、最近新聞を見ますと、酒の小売の値段を上げられるような新聞がぼつぼつ見えておりますが、あれは大体どうなつておるのですか。実はあの問題について、酒税のこの前の引下げのときに米の値段も上るし、物の値段も上るのであなたに大体どうであろうかと……いや、それは心配ないというお話があつたようでありますが、それが一カ月もたたないうちに上るという話をぼつぼつ聞きますので、若し上るとすれば、その事情をお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 それからこれは法人の所得の問題ですが、松永さんから大分御質問があつたようですから、重複しておるかどう……

第10回国会 大蔵委員会 第28号(1951/03/27、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 今出ております食糧管理特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律とこの農業共済再保險特別会計法の一部を改正する法律案、この間にですね、何かあるでしよう。ありましたら、どういうふうに関連するか……。
【次の発言】 それでは全然これはあれには関係はございませんのですね。
【次の発言】 いま少し問題があるのですが、今の麻袋の問題にしても、政府に売らないで使うものは新らしく使うのですか。
【次の発言】 ちよつと伺いますが、大体外国船が入つて来ないで大分今度廃止になる運命の税関がたくさんありますですね。これに対しましてそれを廃止したあとの職員の行き場というような……

第10回国会 大蔵委員会 第30号(1951/03/29、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 只今の御質問に関連してでございます。最近の新聞など見ると、今油井君が御質問しました通り、何かこういう申合せ値段のようなかつこうで拂下げが行われているようなふうに聞いておりますが、大体それは随意契約でやつておられるのですか、そこに中間価格というものが出るわけではないのでありますが、それらの点はどういうふうになつているんですか、それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 結局そうすれば、申込に従つて随意契約でお売りになつておる、こういう結論になりますか。
【次の発言】 そこで巷間に伝わつておることでありますが、今まで鉱工品の拂下げについては非常に詐術が行われた。こういうことで業者間……

第10回国会 大蔵委員会 第37号(1951/05/18、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 この提案理由説明書のしまいの方に、信用協同組合のうち的確なるものについては信用金庫に転換せしめると、こうなつておる。「他方転換しないものの監督について所要の改正を加えることが必要となつたのであります」というと、信用組合の方の監督はこれを適用して使うことになるのですか。今の金庫法の取締は、直ちに今まである信用組合の転換しないものにその監督権は同じふうに使う、こういうことなんですか。
【次の発言】 ちよつと今の残る、この説明がそういうふうになつていますが、これはどこを指したことになるのでしよう。「他方転換しないものの監督について所要の改正を加えることが必要となつたのであります」という……

第10回国会 大蔵委員会 第38号(1951/05/21、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 大体においてどこが本当なのかというのが私は一番疑問なんです。この提案理由の説明によりましても、「この際信用協同組合のほかに」と、こう信用協同組合を存立しておいて、そのほかに「出資組織による信用金庫の制度を設けて」云々、こういうふうに説明してある。終りに参りますると、この信用協同組合を、或る期間に基金を定めて、信用組合のうち適格なものについては信用金庫に転換せしめる、こう言うておる。そうしてそれに漏れておるものは相当の修正を加えることが必要になつた。こういうふうに、殆んど信用協同組合というものを全部信用金庫に換えようとする意図が終りに行つて、一番末端に来るとそういうことがはつきり出……

第10回国会 大蔵委員会 第42号(1951/05/26、2期、日本社会党)【議会役職】

○理事(清澤俊英君) 只今御報告のありました請願及び陳情については、小委員長の御報告の通り決議することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして採択いたします。
【次の発言】 それから金融政策並びに制度に関する調査承認要求並びに継続調査承認要求について御承認を願いたいと思います。    金融政策並びに制度に関する調査承認要求書  一、事件の名称 金融政策並びに制度に関する調査。  一、調査の目的 講和を目睫に控えて、我が国金融政策並びに制度の基本的あり方につき検討を行う。  一、利益 我が国金融体制の自主的確立に資し得る。  一、方法 各方面の関係者、学識経験者より意見及び……

第10回国会 大蔵委員会 第43号(1951/05/28、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 これは大体株式の行く先きがわかつたら知らしてもらいたいと思うのです。

第10回国会 大蔵委員会 第44号(1951/05/30、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 先ほどからお伺いしておりますと、大体戰略物資が中心だとこういうのですが、そうすると、戦略物資というようなものは戰争の危機がなくなればすぐぱたんと行きますが、その際の何かやはり準備はしておられるのですか。
【次の発言】 そうしますと、結論としては今やつているような平和産業と言いますか、こういつたものを切換えてまで戦略物資を生産するという段階は考えていないのですか。

第11回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1951/09/20、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 先ほどの御説明で年度内に復金を吸収する、こういうお話で、その心構えは成るべく復金のほうですつきりしたものにしてくれればいい、こういうご説明でありましたね若しすつきりしなかつた場合にはどういうふうにお考えであるか。これは非常に全部が疑惑を持つているのです。恐らく復金の焦付きを開発銀行にうやむやで押付けるのでは相当の疑惑がありますので、それらに対するやはりあなたがたのお考えを一応お伺いして置きたいと思う。ただ押付けられたからやるんだという考え方なのか、それに対して明確にして頂きたいと思うんですがね。

第11回国会 大蔵委員会 閉会後第3号(1951/10/08、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 日米経済協力の面で、東南アジアの開発という問題が非常に今現政府で強く取上げられたわけですが、向うのほうではどんなところまで行つておるのですか。
【次の発言】 その金が廻つて来るというような空気が相当出ておるのですか。

第11回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第6号(1951/10/09、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 労務者の問題を政府が考慮ということではいかんと思うのであります。結局こういう事態で生活が本当に侵されて来ているならば、政府がやはり補償すべきだと思う。補償を考慮する……。これがために賃金をもらわれないで一家が総倒れになるというような問題が現に出ている。そういう事態を起しておいて考慮ぐらいでは問題にならん……。

第12回国会 大蔵委員会 第5号(1951/11/01、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 今局長さんは交際費について枠はないとおつしやつたが、ところが実際極く小さい会社などの交際費が馬鹿に上つていると言つて皆否認されていますがね、現に。そうでないものも地方の税務吏が否認するということになります。この際はつきりしてもらわんと大分文句が来ておるのですが、今度は皆断つていいのですか、ここは今おつしやつた通りにして行かなければならんということになると、大きいところは許すが小さいところは許さんということになると、実際大きな社会問題になつてしまう。小さいところは全部否認されて困つておる。
【次の発言】 私のお伺いしておるのは同族会社じやないやつでやられておる。だからそのおつもりで……

第12回国会 大蔵委員会 第8号(1951/11/07、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 税金のこととちよつとはずれますが、大蔵大臣は、公共事業費を地方で非常に濫費して、約二十億くらい自分の見たところでも濫費している。こういう御発表をなさつたことは非常に痛快に感じているのでありますが、これの善後措置として今新聞などに現われているところは、衆議院の監察委員会で個々の会社の部分調査はしておるようですが、根本的な問題として何か大蔵大臣はこれを防止する方法を今考えておられるか、又政府でこれに対する防止法とも申すべきようなものを根本的にお考えになつておるか。ありましたらお聞かせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 今の問題ですが、これは役所内だけで監査しようということは、私は無……

第12回国会 大蔵委員会 第10号(1951/11/09、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちよつとお伺いしておきますが、開発銀行べ復金の未整理金が、もう引渡しがそろそろ始まつているのですが、その未整理金の額はこの間資料を頂戴したと思いますが、内容をこの前信用に関するから出せない、こういうことで、その内容を御発表願えなかつたのですが、いよいよ開発銀行へ移るということになれば、一応委員会ぐらいはその整理の状態を詳細にお聞きするわけに行きませんでしようか。やはり今まで通り信用に関するから、それは発表できない。こういう御態度を堅持されるのですか、どうですか。
【次の発言】 違います。
【次の発言】 復金から移る未整理金ですね。

第12回国会 大蔵委員会 第15号(1951/11/16、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 今の代理の問題で、代理機関の個人が、機関としての活動でなくして個人の行為で公権力を行使して損害を与えた場合はどうなりますか。その場合は賠償は必要はないのですか。
【次の発言】 それからこれに関連して、これは増資とか払込みをとつた場合、これが放つたらかしになつておる場合、こういつた場合はどんなことになつておりますか。

第12回国会 大蔵委員会 第16号(1951/11/17、2期、日本社会党第二控室(左))

○清澤俊英君 委員長ちよつと関連で。大分面倒になつておりますが、今のやつですが、そうしますと、この連合国財産補償法案というものと、平和條項の中にある十五條の「千九百五十一年七月十三日に決定した連合国財産償法案」というものは、これは同じなものでございますか。同一なものでございますか。
【次の発言】 一字一句違つておらんものでありますか。一つも違つておりませんか。
【次の発言】 そうしますとさつきから大分問題になつておるが、これを提案せられるとき、やはり木村さんが言われるように、條約と共に承諾を求められればいいことになるので、この法案として出されて私らに審議しろということは、どういうことなんですか……

第12回国会 大蔵委員会 第17号(1951/11/20、2期、日本社会党第二控室(左))

○清澤俊英君 その点は、今大矢さんがこの前に特別措置法の修正が元になつているというお話でありまして、当然漁業一杯の枠じやないことは御了承のことだと思いますが、はつきりしておいて頂きたいのですが、協同組合にという要望になつたのでありますか。
【次の発言】 私は個々の場合を言うているのでなく、漁業協同組合を中心にして出してもらいたいというのであります。

第12回国会 大蔵委員会 第18号(1951/11/21、2期、日本社会党第二控室(左))

○清澤俊英君 面倒なお話じやないのですが、これは私ら長岡のような戰災地の中小企業者が始終言うておるのですが、まあ戰災者は焼けて家も品物も全部殆んど借金で立つておる。それが売上げが新潟の商人と同じだから、戰災地の商人も売上げというやつは……、それと同時に利益も同じだ、こういう建前で税金をかけられていたらこれは非常に痛手だ、殊にまあこれはこの間もちよつと主税局長に野溝君は宿屋の税金をどうとか言われたようだが、こういうお話でありましたが、宿屋などはいい例ですが、戰災後の土地でありますから非常に設備も惡くて建物も惡い。従つて長岡に泊る人がわざわざ柏崎に行つたり、新潟に行つてしまう。こういうような非常な……

第12回国会 大蔵委員会 第21号(1951/11/26、2期、日本社会党第二控室(左))

○清澤俊英君 関連してちよつと。話は違いますが、角度が違いますが、これは本当か嘘かわかりませんが、この間日経に大臣の談だか何かの形で出ておりましたが、二十四年度以降の見返資金として積立てた分だけの九億何千万ドルかを債務として支拂うのだ、こういう御構想を持つておられるように新聞に出ておりましたが、あれに対して、大体マツカーサー元帥などの今までの声明などから見れば、成るほど講和後に債権として取立てるか、くれるかわからぬ、だが併し今までの政府のいろいろの説明や、大体新聞などの報道などを中心にして、大体の国民はあれをもらつたものだと思つているのですがね。ところがああいうものが出て、非常に関心を高めてお……

第12回国会 大蔵委員会 第22号(1951/11/27、2期、日本社会党第二控室(左))

○清澤俊英君 ちよつと関連して……。
【次の発言】 ちよつと、森さんいいところで打切られてしまつたところだが、大体この糸価安定の予算が三十億、それで考えられるのは、繭を買入れるのは、局長がさつき言われる通り大体それは五、六月で繭がきまつて、あとは大体八、九で、大体まあ時期がきまつております。ところが糸価は常に荒れておる、或いは暴騰し或いは暴落する。こういう場合三十億で、局長が農林委員会なんかで説明したところでは二万俵くらいの程度までの買入れを予想せられておる。そういうものを買つてしまつて、あと十三万俵残つておる。それが荒れて金は使つてしまう。ようよう繭の買入時期になつて、糸価を安定するためとい……

第12回国会 大蔵委員会 第23号(1951/11/28、2期、日本社会党第二控室(左))

○清澤俊英君 最近大分決議なども行なつているが、新聞にも出ています。各官庁におるけ工事の不正事件ですが、ああいつたものが結局は契約施行等の手続の欠陷等が非常に原因しているのじやないかと思いますが、結果から見たいろいろのそういう間違いが大体どういうところから出て来ておるか。そういうものをお調べになつたものがありましたならば、お聞きして見たいと思います。そのことは結局すべてのものが大体民主化されて、審議会とかいろいろなものが持たれておりますが、こういう契約というようなものだけがお役所だけでずつと持たれて、これから見ましても大蔵大臣から承認を得るのであるが、少額のものはそれをしないでよい、こういうこ……

第12回国会 大蔵委員会 第24号(1951/11/29、2期、日本社会党第二控室(左))

○清澤俊英君 社会党の第二控室を代表いたしまして、本法案に反対の意向を申上げたいと思います。  反対の理由の一は、先般も申上げました通り公傷、公務における疾病と、そうでない場合との判別は明確でありません。而も公務上における疾病というようなものは、多くの傷害の場合に現われておりますように、場合によりますと、当人の不注意からたまたま公務中にそういうことをやる場合がないとは限らん。今までの多くの事故の例などを見ますと、それは大体原因が連日の夜更しをやつたとか、いろいろ不衛生な行動によつて起す場合が原因として数えられることが多いのであります。一方公務上ではないという結核その他の障害を考えて見ますると、……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第8号(1951/11/20、2期、日本社会党第二控室(左))

○清澤俊英君 余り小むずかしい質問になるか知れませんかね、主務大臣の授與する認可権というやつと永利権というものが別らしいのですが、その点を一つ別のものであつたらはつきりわかるようにしてもらいたい。
【次の発言】 同一のものと心得ていいですか。
【次の発言】 それでは簡単でございますが、知事の認可権と水利権というのは二つに解釈して、別のものと解釈してよろしうございますか。
【次の発言】 ちよつと方向を変えましてお伺いしたいと思いますが、この電気事業の急速な開発について発電をやつて電力を増すという面だけが非常に強く取上げられておるが、同時にこれを使う面に対して何らか考えがこう一致したものがやはり計……

第13回国会 経済安定委員会 第17号(1952/06/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 余りむずかしいことでありませんけれども、ちよつと御質問申上げます。  この電源開発は第一條の目的に書いてあります通り、速かに電源開発を行うと言われまして、最近の電気事情等に鑑みて成るべく早く電源を開発する、こういうことが先ず第一に謳われておるのであります。国土総合開発と電源開発というものは非常に関連性を持つておるのでありまして、従いましてこの電源開発は成るほど非常に今電気が不足しておるから、それを速かにやらなければならん、こういう考え方が主になりますために、総合開発のほうとの関連が現在どういうふうになつておるだろうか、果して今計画せられております開発のいろいろの問題がすべて総合開……

第13回国会 経済安定委員会 第18号(1952/06/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 多分外資の問題に対しましてはいろいろ質問も応答も済んでおると考えますが、なお私として確認しておきたいと思いますことを一、二点お伺いしたいと思うのですが、今までの御議論でもわかります通り、この電源開発に対しましては、外資導入に対して非常な期待を寄せておられたというより、むしろ外資導入が中心で法案の骨子がなつておるくらいにも考えられますのが、最近の大蔵大臣等の答弁から見ましても、これが余りまだ明確化されていない、非常に心許ない情勢になつている。そこで大豆等にお伺いしますと、その場合になおこの開発が国内資本でできるかどうか、やるかやらんのか、必ずやるのだと、こういうことまでが私が聞いて……

第13回国会 大蔵委員会 第5号(1951/12/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 通商省のお方にお伺いしてみたいことは、大分不渡手形が出てるとか言われで企業の状態も深刻化しておりますので、その不況の企業中顕著なものを考えて見て参りますと、戦争中に財閥がいろいろな事業に手を出しておつたが、それがポツダム政令による集中排除法等によつて……解体され独立の小さい会社となつてしまつた。この独立小企業会社は戰争中の統制時代に紡績屋さんが鉄工場の経営に手を出してみたり、セメント屋さんが鉄工場やその他化学産業のような経験のない新らしい仕事をやつて来たのです。ところがこの独立した子会社はいよいよ戦争が済んで終戦の時期に入つて非常な経済上の混乱と競争が激しくなつて来ておる、この際……

第13回国会 通商産業委員会 第36号(1952/05/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 ちよつと大臣に伺います。本間さんに取調を言いつけたと言われるが、その報告は十分お聞きになつたと思いますが、この問題に対して会社に対する考え方として大臣はどう考えておるか、ただ悪いところを直して業務に専念して行くようにという御勧告をなさつたと、こういうのでありますが、そうするとその勧告の中に見えますのは、業務に専念しておらなかつたということが考えられると同時に、いろいろ勧告等のありますことも実行していない、甚だルーズな仕事を今までやつておつた、こういうものが残つておると思う。そこで勧告はしてみたが、勧告はまあ第一の前提になりますが、その根本に残るものは今の当務重役当務役員では会社を……

第13回国会 通商産業委員会 第38号(1952/05/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 この法案の目的が、石油及び天然ガス資源を合理的に開発する、こういうことで大体これを読んで見ますと、私出席傘が悪いので御説明も聞き洩らしておるかも知れませんが、合理的な開発というようなものが主眼になつておるように見えますが、大体それだけが主眼でなく、ほかに石油資源地帶と見られる場所があるから、そこの石油がどうあるかというような資源地帶の発見にこの法律を使おうという意味は持たんのですか。
【次の発言】 試掘といいますか、大体今やつておるうちで最も進歩した掘鑿法は大体どれくらいの金がかかるのですか。
【次の発言】 そうしますと、二十七年の予算で試掘補助費が二千二百万円、それじや二本か三……

第13回国会 通商産業委員会 第42号(1952/06/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 大臣にちよつとお伺いしたいと思つておりますことは、先ほどの本会議の栗山君の質問の中に、高良女史を初めとして、三人の人たちが訪ソしたという問題ですな、あれに対して大臣もそうだつたし、岡崎外務大臣などは殊更ですが、殆んど人格さえ無視したような態度で、非常に軽蔑した取扱をしておられるが、どうもまだ内容もわからんということは、事実おわかりでないだろうと思うが、せめてああいう場合の御答弁としましては、非常に重要なことであるから、もつと内容を調べて、できるだけの促進を善処するというくらいの態度があつても然るべきだと考えておるが、わからんもの自身わからんのだからと、こう前提しておられると同時に……

第13回国会 通商産業委員会 第43号(1952/06/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 今の検査官の問題ですが、その採用を大体従業員中から採ると、こういうわけでありますが、御説明を聞きますと、大体そのほうから採るということになるのはどうかと思うのですが、検査官の今の小林さんに対する御答弁を聞くと、そうしますと、非常に技術家が少い際に、その検査官を探りまして、実際製造上に障害が来ないかどうかということです。同時にいま一つはその検査員は従業員であつて生産もやる、検査も両方やる、これはあり得ないことだと思いますが、その点二点お尋ねいたします。
【次の発言】 そうしますと、十六條のこれらの検査員は、従業員であつて、政令で定める者、こうございますが、この検査員という者は会社の……

第13回国会 通商産業委員会 第48号(1952/06/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(清澤俊英君) ちよつとお伺いしますが、この臨時石炭鉱害復旧法案が出ますまでには一つの経過があると考えますので、従つてその経過は議事録によつて勉強いたしますれば明確であると思いますが、その勉強もまだ済んでおりませんので、一応その経過を大体こうではないかというふうに私の考えておりますことを申上げて、それを前提として御質問の一二点をしたいと、こう思つております。  本案が出ますまでには、先ず鉱業法の審議に当りまして福岡県の鉱害が非常に重大化している。結局申上げまするならば到底鉱業法に規定せられる補償条件であつては福岡県その他の石炭鉱害に対しては完全な補償が成立たない、こういうような意味……

第13回国会 通商産業委員会 第50号(1952/06/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(清澤俊英君) 先生にちよつとお伺いしたいのですが、この金銭賠償で大体農地の場合賠償義務が完了したものと考えることが正当だという御意見でございますが、どうも割りきれん点がありますので一、二お伺いしたいと思いますが、大体金銭で現わします際に賠償の額の現わし方に二つの場合があると思います。一つは全然用をなさなくなつたときの現わし方、それからいま一つは或る程度壊しておる、その壊したものの上に何かの損害がずつと出ておる。こういう二つの場合が農地の場合あります。まだ作はつけられる、全然作がつけられない、こういう二つの場合があるそのときの賠償が、大体工場法の賠償の規定をよく調べておりませんので……

第13回国会 通商産業委員会 第61号(1952/07/08、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(清澤俊英君) いろいろ質問申上げたいことはたくさんありますが、体の調子も悪いですし、ほかのかたも質問になるだろうと思う箇所が多いのでありますが、ただ一つ質しておきたいことは、効用回復と原状回復というものの区別ですね、これを先ずお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 そこで只今特別鉱害法によつて施行せられております工事の仕方と、これからこの法律によつて行われます工事の施行の大体の仕方は、効用回復というようなことと一つのものになりますかどうか。
【次の発言】 そこで先般私ども現地を視察して参りました結果として、今行なつておる効用回復による工事の仕方で申しますと、一番下にはボタを……

第15回国会 経済安定委員会 第3号(1952/12/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 それで今度のガーナー氏は政府の要請で来られたんですか、申込をしたんで来られたのですか、下調査か何かで来られたのですか、ただ日本の様子を自分からちよつと見たいというような調子で来られたんですか。どつちなんですか。
【次の発言】 それで、あなたは政府が借りるために来てくれと言わないまでも政府には一応世界開発銀行へ加入が法定したあとですぐ何かその後交渉があつたのじやないですか。貸してくれということの交渉が……。
【次の発言】 何かそんなことを新聞で見たんですが……。
【次の発言】 まあそれで、こちらで申込をしたことで来られたとすれば、これは貸すほうの商売人が人を出すのは当り前で、新聞で……

第15回国会 経済安定委員会 第4号(1952/12/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 燃料廠の問題、もう少し詳しくわからんですか。

第15回国会 経済安定委員会 第5号(1952/12/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 ちよつと開発銀行の差額で三百九十億と言われたが、これは何の差額なんですか。
【次の発言】 この復金のほうの回収分はそこでちよつとわかりますか。
【次の発言】 あなたのほうでは無理ですか。無理ならよろしいです。
【次の発言】 それではよろしうございます。大蔵のほうで聞きますから……。この見返資金の三百十六億円ですか、これに対してもう少し詳しいことを一つ知らして頂きたいのですが。
【次の発言】 ここにありますこの別表ですね。この表にある九十五億がまあ大体二十七年度手持に残される見返資金ですか。
【次の発言】 海運というのは大体造船のほうですか。

第15回国会 経済安定委員会 第6号(1953/02/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 この消費水準ですが、これは大体国民一人当りのようなふうの平均数が出ているが、個々の所得は大分だんだん変化が激しくなつておりますが、これを階層別というふうに見たら大体どんなふうになりますか。そういうふうに見れますか、見れませんか。
【次の発言】 私はその点が非常に比重が重いんじやないかと思います。その点の見方が……大体今のところの傾向が、いろいろ基本産業を中心にするとか、或いは資本蓄積とかいうような面で非常な経済的に向上が認められる。併しながら個々の賃金や、或いは個々の農業計算などから出る所得を見ますと、これは余りこの表に現われたごとき指数の状態は見ていないと思いますが、そうすると……

第15回国会 農林委員会 第22号(1953/02/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 砂地面積が大体十五万町歩、こう言つておられるのですが、これは全部が国の所有地、若しくは公共団体の所有区域と、こういうことになるのですか。
【次の発言】 それでこの法案から言うと、振興計画を立てて都道府県知事から通達するような形になりますですが、公有地や国有地の場合は大して問題は出まいけれども、民有地等にその計画に若し賛成し得ない者がある場合の措置がどうも、まだしつかり見ておりませんが、ないようですが、そういう場合はどういうふうにするようになるのですか。
【次の発言】 そこの関係です。これは相当強力な方法を以て防災、保全、開墾潅漑排水等々雑多のことがやられるのですが、その際にそうい……

第15回国会 農林委員会 第23号(1953/02/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 この政令できめるというやつと、湖沼ですな、そのほかに除かれるというのは、大体比重でどれくらいになつておるか。あなたのほうでわかりませんか。政令できめられる湖沼というものは大体予定があるだろうと思いますが、それわかりませんですか。それとその比重ですね。きめられるのはこれだけで、大体あとに残るものはこれだけでこれだけあるというもの……。
【次の発言】 私中座しますけれども私の意見だけ申しますれば、いろいろ建設省関係と話をしてみる必要があると思いますので、合同委員会をして頂くように、私だけの希望を申上げましてちよつと中座させて頂きます。


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 農林委員会 第4号(1953/06/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 関連質問で、ちよつと別になりますけれども、先般西日本に起きました風水害の問題に対して、少し政府が持つておられる考え方を、水害等の資料も大体まとまつたのじやないかと思われますので、いろいろ要望しておる事項等の大きなものを挙げますれば、営農資金の補助並びに融資であるとか、農業共済金の逐次概算払、非共済の農作物の補償の問題とか、被害農家に対する飯用麦についてとか、或いは融資に対する償還期限の延長とか、農地及び農業用施設の応急工事費の補助並びに復旧等について、相当急を要する項目もたくさんあると思いますので、こういうような項目につきまして、政府が今持たれるお考えがまとまつておるならば、その……

第16回国会 農林委員会 閉会後第5号(1953/09/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 前にどなたが質問せられたか、ちよつとはつきりわかりませんでしたが、八千二百円の米価の中に五百円の豊凶係数が入つておるということ、それは凶作をどれぐらいに見られて五百円と大体概算せられたか、審議会の答申によりますれば、概算払としておるので、従つて豊凶係数が高まつて参りますれば、これは当然改正せられるのであるかどうか。それを一つはつきりしておいてもらいたい、その点お聞きしておきたいと思う。それから統計調査部長さんにちよつとお伺いします。先ほど九月十五日現在が約一五%、全国的に見て……、こういう御説明があつて、個々の凶作の具体的な説明には、或いは一七%、一八%、八%、七%、三四%、何%……

第16回国会 農林委員会 第6号(1953/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 第二班の被害地の視察の結果を御報告いたします。  私どもが参りました地区は、岡山県及び愛媛県の両県でありましたがたまたまその中間に香川県がありまして、香川県につきましては視察はいたしませんでしたが、往復共に汽車或いは連絡船等の時間を利用しまして、香川県からの御陳情をよく聞いて参りました。そこで詳しい数字はこの際省略いたしまして、大体の点を御報告申上げたいと思う。それでこの三具とも大体災害の事情は一致しておりますが、いずれも共通しておりますのは、南海地震によりまして耕地が沈下したことによつて災害を大ならしめた、こういうことが三県とも言われておるのであります。その上先ほども一班の報告……

第16回国会 農林委員会 閉会後第6号(1953/10/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 これは九月十五日の大体の公表数字とみていますが、その後大分違つて来ていると思うのですが、その後の分は大体集めておられるのですか、どうですか。それから又聞きたい。
【次の発言】 大体今年は異常天候で、稲は殆んど田圃にないのです。そういう実情で、そこで先般も府県の事務所長などから話を聞きますと、実際自分らは与えられた基準でやつて報告はしておるが、実際米を作つておるものを見ると、全く別な感じがしています、こういうことを言つておるのですが、全く別な感じがしている。併しそこまでの基準が与えられておらないので、まあ今までのやり方は粒数とか、茎数とか、結実の様相とか、或いは坪刈りの結果とかでや……

第16回国会 農林委員会 閉会後第7号(1953/10/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 官房長に……。今御説明を承わつた金額ですね、今計画中のものもあるらしいですし、大体予算の固まつたものもあると、こう思いますので、若し固まつたものがどのくらいで、今こういう構想で大体は見たが、又変つて行くような固まらないものがありましたら、その分を伺いたい。それから第二番目には、第九の緊急救農土木事業ですが、これは事業分量を中心として大体三十九億を見ておられるのか、それとも、この冷害によつて生活資金を与えなければならないという被害農家を基本にして三十九億を計算せられたのか、そのいずれであるかを一つお伺いしたい。それから今一つは、屑米の処理ですが、屑米をお買上げになることは誠に結構で……

第16回国会 農林委員会 第8号(1953/07/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 この開拓信用基金制度実績表という資料を今頂戴いたしましたが、この各種資金の積立状況のほうは大体三億七千万円という総計が出ていますけれども、各種資金借入高総計表は総額のものが出ておりませんが、わかりましたらちよつと……。
【次の発言】 三頁の借入累計高と借入残高というのはどういう関係を持つているのですか。
【次の発言】 それは第五頁の二十五年度から二十八年度借入金の総額に対しての残ですか。
【次の発言】 この議案の中にはうぼうに、例えて見ますると、第二条三項に「農林中央金庫及び資金の融通を業とするその他の法人であつて政令で定めるものをいう。」というふうに政令で定めるという項目が、大……

第16回国会 農林委員会 閉会後第8号(1953/10/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 只今の問題はこの前有畜農家創設特別措置法案のときに、私は経済機構としてまあ考えて行かなければならんというようなことを申し上げておるので、議論はたくさんありますが、今日の冷害対策とちよつと線が外れておるようでありますから、これはあとへ廻しまして、冷害上の必要なものをちよつとお伺いしますが、有畜農家の転落を防止するために三万円の融資を大体一戸当りにされる、こういう説明を昨日官房長から聞きましたか、この三万円は大体どういう点を目標として貸し与えるのか、それを明らかにして頂きたいと思います。
【次の発言】 そうするとわからないのですが、まあ売らねばならんような農家がそこに出た、その場合に……

第16回国会 農林委員会 閉会後第9号(1953/10/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 今年非常に凶作で、農民の収入減はわかつておりますと同時に、大体農家経済としては赤字が出ておることはおわかりだろうと思うのであります。そこでこれは法人税などの場合だと、その赤字を持越して来年度の所得から引取つてもらう制度があるのじやないかと思いますが、それで農業課税の場合には青色申告をしておくと、その方法はとられるそうでありますが、実際今の農民全体に青色申告をせいというのは非常に無理な要求だと思いますので、これは衆議院のほうでもそういう問題が出ておりましたが、衆議院では被害農家の農業所得については収支計算書を附して申告したものに対して、翌年度以降への損金の繰越控除を認めるような地方……

第16回国会 農林委員会 第10号(1953/07/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 先般私もいろいろなことをお聞きしましたが、その中で中金から二銭六厘の金利を付けてやる。それは末端でもその金利で借入の農家に引渡す、こういうような御答弁でありますので、その点はいろいろ土曜の日に御検討になつたそうでありますから、あとでよく速記録を拝見させて頂くことにいたします。そうしますと、この保証協会の運営の経費というものをどこからどういう形で出して行くのか、これが一つの大きな疑問に残りますので、中央の保証協会或いは地方の保証協会等の経費は貸出金の幾らかの鞘等を中心にして、それに組合員の掛金等を中心にして出して行くというような形になりますが、掛金は御承知の通り積立金となつて、これ……

第16回国会 農林委員会 閉会後第10号(1953/10/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 同じようなことになりますが、昨日も大臣に申上げましたが、実際凶作地帯の救農土木事業をやるとしてもいろいろな今の法規に仰えられて山間地帯はやつておりません。それで団体事業にしても三町歩以上にしてくれとか、或いは五歩町以上にしてくれとかいうことを非常にお願いしておることは御承知の通りであります。それで現実の収穫皆無地では負担金等が或いは無理でないかと思つております。それで今も宮本さんも佐藤さんもおつしやつた通り、この地帯のやつはやはり特別の御考慮を願つて、近所の山からでも何でもいいから、お前らが大体一人一荷どれくらいという金を基準にして、その範囲で客土を入れるとかいうような方法で、大……

第16回国会 農林委員会 閉会後第11号(1953/10/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 この補正予算でですね、既定経費が五十九億節減というやつでありますが、これをこの分で農林関係がどれくらいになるか、その既定経費というのはどういうものから削減せられるか。
【次の発言】 公共事業は幾らですか。
【次の発言】 さつきちよつとお伺いしましたが、これはどうも私は呑み込めないのだが、農地関係で二十億の既定予算を削減されて、林業で四億二千万円、水産業で二億三千万として総計二十六億五千万円これは減らす、片方で四十億仮に殖やしてみましても、差引すると十三億五千万円しかない、この十三億五千万円の加え方が、場合によると、冷害地の関係が四十億ある、そうして或る地区においては、仮に二十六億……

第16回国会 農林委員会 第12号(1953/07/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 本案には大体賛成いたします、社会党としましては……。なお只今議題となつておりました附帯決議に対しましても賛成いたして参りたいと思うのであります。附加えて申上げたいことは、どうも農林関係におきまする取扱いには、他の重要産業等と比べますると、これが育成等に対しましては相当の御努力は頂いておりますが、なお不足しておるものが相当感じられると同時に、殊に日本の農業構成の人員等から見ましても非常に零細農を持つておりまする関係上、もつとすべての農業政策の上に社会政策的な面が強く出て参らなければならんと思いまするが、却つて重工業等の基本産業から見ますと、そういう点が非常に不足しておると考えまする……

第16回国会 農林委員会 第13号(1953/07/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 この共済団体に対する補助予算でしたか、百十億になつていると思うのですが、その百十億の使途を項目別に一つあとでいいのですが、書いたものをもらいたいと思います。同時に共済組合の掛金が今どのくらい大体払われているか。それから共済組合の共済支払金が大体どのくらいになつているか、この三つを一つ資料で頂きたい。こう思いますが、できますか。
【次の発言】 それを一つ資料で出して頂きたい。そのあとで御質問します。  それから只今の御説明を聞きまして、この法律を見ましても大分予算の問題が出て参りますが、これは通ればいつから実行することになりますか。二十八年度からになつているようですが、早速本年の秋……

第16回国会 農林委員会 第14号(1953/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 あなたがたのほうで衆議院の附帯決議が付いて廻つて来ておりますが、それによりますと、よつて本委員会は政府が諸般の事情を率直に認識し、可及的速かに制度の抜本的根本的改廃の措置を講ずることの必要を認めるべきものであるとして、政府に何かやれというふうな考え方ですか。それと今のあなたの小委員会との問合せはどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 そこで政府のほうに伺いますが、この附帯決議に対しましては、只今申しました共済組合の根本的の改正という問題のほかに、いろいろまだ附帯決議が附されておりますが、この附帯決議自身に対して、政府としてはこの附帯決議を実行する大体御意思がありますかどう……

第16回国会 農林委員会 第15号(1953/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 いろいろお伺いしたいことがありますが、あとにしますが、大体欠損の額を承わりました。それから固定債務の額も承わりました。それで大体こういう欠損や債務が抽象的に見て大体どういうものから出たかということがわかつておりましたならば、一つそれを資料として頂戴したいと、こう思います。大体何によつてこれが生じたかというようなものが区分してありましたら、それを一つ次回までに資料として頂戴しておきたいと、こう思います。
【次の発言】 私は実はそういうことをお伺いするのは、只今河野さんや戸叶さんによつて指摘されましたような根本的な原因とはちよつと違いまして、いわゆる農業会自体の国家機関としての非常な……

第16回国会 農林委員会 第16号(1953/07/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 十三日の委員会で今問題になつております林野庁と全林野の労働組合とのベースの改訂並びに給与の増額についての調停案に対して農林大臣に質問いたしましたが、農林大臣は今はでこぼこだけを直して、全体的の給与ベースの点は当分延ばしたいと、こういうような御意向を承わつておりますが、なお当事者でありますところの林野庁の長官から、林野庁として今お考えになつているこのベース・アツプの改訂と増額の要求に対する問題に対してどうお考えであるか、一つ林野庁のお考えをお伺いしたいと、こう思つております。
【次の発言】 それもいいと思います。
【次の発言】 只今の御説明をお伺いいたしまして、ちよつとわからん点が……

第16回国会 農林委員会 第17号(1953/07/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 九州の水害問題とは直接じやありませんが、先般決算委員会でいろいろ調査した結果、殆んど建設と農林の土木事業において九〇%不正事実が行われている、従つてこのたびの九州のような大惨害も多くその原因がそこらに発していないとは考えられないというようなことの新聞発表があつた、こう思つておりましたが、非常な重要な私は記事だと、こう見ておりますが、まあ今非常にお取込みの中、すぐこれに対してどうこうという手は打たれておるまいとは思いますが、打たれることが本当じやないかと思う。それらに対して、これからどういうような態度で、あなたに言うのもちつと無理かも知れませんが、省内においては考えておられるか、一……

第16回国会 農林委員会 第19号(1953/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 関連して。只今利子の軽減というものに対しましては、中金、信連おのおの利子を大体どれくらいいまで下げる予定になつておるか。
【次の発言】 どうもわからんのです。今少しはつきりさしたいのは、この法案から見ますと、中金その他の金融機関が利子を軽減するということと、税金を、欠損繰越によつて法人税を免除に近いものにするという、二つが法案の骨子だと、こう思うのです。そこでお伺いしておるのは、その大体の利子の軽減をどれくらいの目標を以て軽減するつもりであるのか、結局すれば中金が信連に向つての固定債務に対する金利を大体どれくらい下げるつもりか、今度は県連は同時に、これはここで打切られておりますが……

第16回国会 農林委員会 第20号(1953/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 塩見局長にちよつとお伺いいたしますが、今農業機械を取扱う専門技術員と言うのですか、機械工業の技術員の配置はどんなふうになつておるか。機械を使つておるものがどんなふうに配置せられておるか。
【次の発言】 中央でそういう技術はどういうふうになつておるか。
【次の発言】 これは今お伺いしたような本当の機械専門家の分布状態だと実際問題と大分かけ離れておる。この機械の改良促進というようなものに非常に縁遠いものができやせんかと、こういうふうに思つておる。ということは、私らの地方は相当機械産業の発達しておる地方で相当な人がおる。この人の話がときたま出たのですが、こういうことを言つておるのです。……

第16回国会 農林委員会 第21号(1953/07/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 ちよつと関連ですが、今の砂糖の輸入の場合、よく新聞で見ますが、バーターでやるのですな。この前などは国内で相当砂糖が余つているという声のある中に、住友が持つているやつで非常に大量のバーターが行われて、安いものが入つて来るというようなことが行われておりますが、ああいうときには農林省との関係においてどういうふうになつているのですか。ただ通産省だけの考えでああいうものを許したり、許さんだりして国内の消費量の問題を注意しているのか。農林省との打合せによつて、こういうものとの関連においてああいうことが行われるのか。最近でもやはり新聞から見ますと、何か鉱産物等もほうぼうのバーターの中に砂糖とい……

第16回国会 農林委員会 第22号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 同じような問題だと思いますが、昨日澱粉の買上と甘藷、馬鈴薯の価格の関係というものはどうなるかということをお伺いしましたところ、第四条で以てその調節をとる、こういうあれでありますが、そこで問題になるのは、ここまでになれば別ですが、四条のようなものができ上つたとしても、澱粉工場は、大体北海道のようにたくさん農業協同組合の工場等のあるところは別としまして、そういう工場を持たない地方で、澱粉工業者が若し買わんとしましたなら、その地方は余つて来る、こういう問題が出るが、そこに強制的に買わしむるというものがどこにも見付からないのでありますが、ありましたらお聞かせ願いたい、そうでないと、或る地……

第16回国会 農林委員会 第23号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 今日河野君見えておりませんが、河野君がちよつと伺つたのだがね。丸通と米の集荷について特約を結んでいられる問題について詳細の説明を求めておられると思うのだが、それはまだ聞いておりませんが、それがまだ残つております。
【次の発言】 私はこの案には皆賛成したのですよ、これは賛成したのです。それでともかく賛成するが、今国会中はもうこういう問題には、この運輸の問題には触れないと、こう言われるから、何かないかと言われるから、河野君が言うたその問題がまだ残つておるから、聞かされたら聞かしてくれと、こういうのです。これは一遍済んだのだ、そういう意味合ですから……。

第16回国会 農林委員会 第24号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 第三条の「共進会その他農業機械化の促進に有効な事項については、」という、この共進会ですが、この共進会というものを国又は都道府県が積極的に行わなければならないというか、その共進会は今までと同じことをやるのですか、又別なものを考えておられるのですか、新たに……。
【次の発言】 そこを聞いておるのじやないのです。金を商人が出すとか、国が出すとかいうことでなく、今までは商人がし出たのだから機械を売るための共進会であつた。それを国が売るから、国の共進会ということになれば、その内容がおのずから変るだろうと思うから、その変る内容がどういうふうに変るかということをお聞きしたい。

第16回国会 農林委員会 第25号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 私はこの法案が農民の生産の増加と農家経済の安定を目的にして作られた法案であると言いますが、その実際の目的を達し得ないで、いろいろ松浦さんや、戸叶さんから言われておりますように、政府の責任において本当の農産物価格安定法ができ上らなければならない、それがたまたま臨時便法的な建前をとつて衆議院で議員立法せられましたことでありますために、最も不備な法案であるということは、立法者の代表として数日御検討頂きました足立さんによつて審議の過程によつてよく述べられておるのであります。従つてその点につきましては、審議の際にもう言い尽されているのでありますから、ここでは重ねては申上げませんが、結局結論……

第16回国会 農林委員会 第26号(1953/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 只今白井さんからいろいろ賛成に対する御意見が展開せられました。鈴木さんから附帯決議が今出されました。私も本案には賛成します。この附帯決議について決して反対はしません。附帯決議も賛成はしておきますが、ただ少しばかりこれを附帯一決議とするにはちとどうか畠心い享が、附帯決議には触れません。それで問題は、私質問がまだ残つておると申しましたことは、実を申せば焦付きになつた一つ一つ、欠損を来たした一つ一つ、この実態が全く解消しておられません。だからと言つて、その整備をやるなというのでありませんから、まあ反対はしないで賛成をして、一日も早く正常な農業協同組合、漁業協同組合等の発達を望むものであ……

第17回国会 農林委員会 第1号(1953/10/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 篠田政務次官のおる間に話そうと思つたのですが、先般から新聞を見ますと、タイから輸入米がどうとか、こうとか、大分具体的に新聞に出ておる。それから今日の農林大臣の答弁の中にも百六十万トンの大体輸入計画が立つている。そうしますと、大体不足分もわかり、輸入計画を外米百六十万トンに殖やす、或いは麦をどうするとかということが言われておりますので、従つて食糧対策要綱も決定しておる、こう言つておられるのでありまするから、それを基本としました資料を一つ頂戴したい。その資料の内容は百六十万トンの外米輸入を中心として、同時に麦の買入増額等を中心にして二十九米穀年度の需給計画が変つたと思いますが、その変……

第17回国会 農林委員会 閉会後第1号(1953/11/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 雇用関係の問題ですが、「土地によつて倍以上の差異があり、また職種による開きも大きく、」云々、こうなつておりまして、非常にごたごたしているんですな、こういうものは絶対に統一できませんですか。或る限度において統一しようと思つたらできやせんかと思いますし、私約六カ年ほど公営製炭に従事した覚えもありますが、至つて封建的に無理な取扱いを受けているものが非常に多いと思うのですが、新憲法の下にそうした不合理を是正するにどういう処置をとつておられるか、もう終戦後八年を見ておりますが、まだそれが旧来のまま存続しているということになりますると、思い半ばに過ぎるものがある。お伺いしておきたいと思います……

第17回国会 農林委員会 第2号(1953/10/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 切干はどうなつておるんですか。
【次の発言】 それは今年……。
【次の発言】 ちよつとお伺いしますが、切干「いも」ですね。それから甘藷、馬鈴薯の澱粉にする場合の歩留りですね。生産過程における歩留りが、勿論品種、機械、地域等で歩留りの率も違うでしようが、大体平均どのくらいの歩留り率を見て計算せられたかということと、それから澱粉に直します、又は切干を作つて行く生産過程における生産費をどれくらいに参酌して行かれたか、これを一つお伺いしたい。どの価格をどのくらいにみてこの価格があるのか。
【次の発言】 馬鈴薯とそれから生「いも」の同じ歩留り……。

第17回国会 農林委員会 閉会後第2号(1953/11/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 ちよつとお伺いしますが、人事院勧告と大体時期が近寄つたと思うのですが、人事院勧告は一万五千四百八十円かでございますね。仲裁裁定が、六月の二十六日に出ました調停案の調停額と同じものを仲裁裁定として御提案になりましたが、この間の人事院と仲裁裁定委員会の性格の相違については只今の御説明でよくわかつておりますが、併しこれだけの人事院と仲裁委員会との賃金に対する見方との差異がいま少し明確化しているというか、そういうところがありましたならば御指示を願いたいと、こう思うのであります。

第17回国会 農林委員会 第3号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 経済局長にちよつと……。実はこの冷害対策の要綱で農家に「ふすま」を報奨として回すということですね。その分が裸五百円で回している、三十キロで裸五百円で回している。だから百五、六十円安いんだ。これは只今の河野さんの質問で六百五、六十円の価格になるのだ。こういうので問題は百五、六十円安くなるんだ。  そこでまあ七百円という大変なものが出て来るのですが、そうやつて農協を通じて渡されるこの五百円の裸の「ふすま」に対して、袋代六十五円とつて、これはまあ俵に詰めますれば公定でも二十六円かと思うのですが、古俵に詰めても六十五円ですから……それから運賃の平均三十六円七十三銭で、全購連が八円四十三銭……

第17回国会 農林委員会 閉会後第3号(1953/11/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 附帯して……。今河野さんの言われたことは団体だけだと、こう言つているけれども、実際問題としては団体でない補助金のようなものが出ているのが相当あると思います。団体でなく何かの方法で……。この間食管で供米督励か何か三億四千万円から出ているというのがぼつぼつあるだろうと思うのです。そういうものをまぜて一つ資料を出して頂きたい。
【次の発言】 いずれこれは農林省ばかりでなく、各省のやつを決算委員のほうで要求をして出るだろうと思うのです。だからどうせ作るついでですから、御迷惑でも作つて頂いて資料を頂戴したほうが早廻しになつていいんじやないかと、こう思うのですが、それをお願いします。

第17回国会 農林委員会 第4号(1953/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 先般青色申告に代る一つの方法を考えてみますと、こういうお話でしたが、その後作業はどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 非常に結構な御答弁でありますが、成るべく早くして頂きませんと聞に合いませんので、一つ最も早い機会に、できますれば会期中くらいにお知らせして頂ければ一番いいことだと思つております。  その次に、大体農業所得は全農家の一六%くらいのものだからというような点が主点になつていますな。ところが残余の人たちは、これは全部きまりますと地方税の対象になる、この所得が、非常にその点で両方ともうつかりしているんじやないかと思うのですな。両方ともうつかりして、そうして地方税を……

第17回国会 農林委員会 第5号(1953/11/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 それに、できますれば、二条に「著しい減収のため」云々、三条に著しい減収のために基準を、「減収の程度を参しやくして」と、こうなつている、だからどういう程度から言うとか何とかいうことを、或いは地区内にきめるのか、個人の減収を中心にするのかいうような点をちよつと混ぜて、簡単だから今の参考書に書いてもらえばいい。
【次の発言】 時間もありませんので、極く簡単に二つだけあれしますが、一つは、先般等外米の買入価格の建前、これが上米、等外米は超過供出の対象になる、こういうことになつておるだろうと思いますが、それがまだ末端へ通つていない。従つて屑米がどんどんと仲買等の手を経て闇米が行われて、煎餅……

第17回国会 農林委員会 第6号(1953/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 二、三点お伺いしておきたいと思いますが、今営農寄金の問題が出ましたが、営農資金については減収率を中心にして、大体基点を与えて見積りが立つている、実際凶作を中心にして、多額の資金を希望しておりますのは、あながち冷害に遭つた農民だけではなく、大きな供出をやつている、相当量の作をして本年は凶災にもかからない、まあ一割ぐらいのところ減少している、こういうような農家が土地改良等でたくさんの負担金をとられ、税金も払わなければならん、農手もたくさん借りている、肥料資金の借越しもあるというようなので一番困つている。本当に金を欲しいというのは、この線が、成るほど農林省の被害農家としての対象にならな……

第17回国会 農林委員会 閉会後第6号(1953/11/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 それでね、私は経済学の話はよくわかりませんが、こういう実例を申上げます。今年の凶作でなぜに米が高くなつたかというのでいろいろ調査いたしました結果、土地改良によつて年貢米を納めない、これがまあ少くとも五、六月までの安定をどうするか、それで実際困つて騒ぎ出すのが営農資金で、この期に大体一町七反くらいの線を中心にして急速な不平の声が上る。これで農産物価が三つておるということは、米だけがたまたま上つておる傾向を持つておりますが、その他のものは殆んど白菜のごときは一貫目三円、大根のごときはどう売るかというのが実情でございまして、蔬菜類については東京附近は別として非常な値下りを来たしておる、……

第17回国会 農林委員会 第7号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 一、二点はつきりさしておきたいと思います。これの償還に対して、要綱によりますと、一年据置、大体まあ一年据置、秋口に現物若しくは代金でとる、こういうことになつておるのですが、先般来の話によりますと、それが崩れておるような、まだよくきまらんような話ですが、それがちよつときまりましたらはつきり伺いたい。
【次の発言】 利子の無利子ということも間違いありませんか。
【次の発言】 簡単に三点、極く簡単にやつて下さい。この前被害激甚町村、いわゆる三割減収以上の町村が千、被害農家は四万とみておるのですが、その後被害は拡大しておることは明白になつておりますが、この数字の違いは出ておりませんか、出……

第18回国会 農林委員会 第2号(1953/12/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 同じような話になりますがね。これを見ますと、全部表彰されている人が個人になつていますね。こういうものが出ますことは、結局経費等の関係上、個人の研究が中心になつて進んだことが全部個人の表彰ということで、この表彰単位というものが出るのじやないかと思う。できればやはりもつと組織だつた一つの研究団体のようなものを作つて、それに研究が常に向けられておりますれば、一つくらいはそういう団体が表彰せられるというようなことも考えられると思うのですが、より効果的に進むためには、今上林さん、河野さんが言われたようなふうに、予算の問題も非常に関係して参りますが、団体自身を中心にした、若しくは研究題目を中……

第18回国会 農林委員会 第3号(1953/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 これは冷害地の営農資金の問題と同じような問題ですが、これは新聞で見ましたのですから、まだはつきりした基礎は持ちませんが、中魚沼郡というところで、約十五日間で役牛が五十六頭、乳牛が十頭売れてしまつておる。その他小家畜で全部で百二十幾つ売れてしまつておるのですな。この中に入るか入らんか知らんけれども、豚だとか、羊だとかいうようなもので、これは殆んど同じ県内の被害を受けない方面に移動しただけの形をとつておるのですよ。今言われる通り、一戸の営農資金の貸出或いは畜産の貸出なども殆んど来ておらん。数えるほどしか来ていない。結局考えてみたが、それは何ら効果を持たないと、こういう形になつて出て来……

第18回国会 農林委員会 第4号(1953/12/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 関連しまして、ちよつとお伺いして置きますが、先般愛媛県から部長の手許にも陳情が出ておるだろうと思いますが、切干の買上価格ですが、折角幾らか上つて決定はして頂いたが、集荷地が昨年まで農業倉庫にたつておつた。それが今度指定倉庫になつて非常に運般のかかるところに指定替をさせられたために、差引き計算をすると大体三十億と思いますが、幾らかの損が行く。実質は値下りになつておる。これは何とかして頂きたい。こういう陳情が出ておることは、多分あなたのお手許にも行つておると思うのですが、これに対して事実上つておるとするならば、これを是正して頂く御相談等がありましたかどうか、わかるだけのことをお伺いし……

第18回国会 農林委員会 第5号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 長官にちよつとお伺いしたいですが、この仲裁裁定等に臨みまして衆議院の労働委員会で決議が行われておりますが、同時に小坂労相と小笠原蔵相とは了解事項として「各公共企業体において団交の結果具体的措置が確定した場合当該企業体の資金が不足するときは年度末に至るまで必要な融資を達宜措置するものとする。」と、こういう了解事項があつて、そのあとに決議としまして「三公社五現業の職員が年末に際して支給せられる手当等についてはこの企業の内部において協力して業績を上げ原資を確保することに努め、一般公務員の手当に劣らざるように務めると共に、団交により適宜の処置を講ずることとする。右要望する。」と、こうなつ……

第18回国会 農林委員会 第6号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 私は社会党左派を代表しまして、只今提案しておられまする公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件の衆議院送付の修正に対して反対したいと思います。従つて原案通り可決をお願いしたいと考えております。と申しますることは、この全林野労働組合と林野庁との間におきまする紛争は、昨年における給与改訂の不合理が原因しまして、一般の給与改訂のきまりましたその直後、一月から紛争が継続せられて、その後調停に行き、その調停も只今出て参つておりまする仲裁概定が下しました原案と同じ調停案を提示しておるのであります。その際我々はこれに対しまして、この委員会におきましても、いろいろ……

第19回国会 農林委員会 第1号(1953/12/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 今の糸の値段はどのくらいしておりますか、生糸の値段は……。はつきり言うてもらいたい。二十七万円ということだ。二十七万円、いいでしよう。局長御答弁できませんか。
【次の発言】 新聞で見ると二十七万円になつておりましたが、その差額はどうでもよろしうございますが、そこで昨日製糸家の課税反対の大会に傍聴さして頂きまして、いろいろ聞いておりますと、この二十七万円に飛び上つた中には相当に課税が響いている。こういう製糸家方面の御議論が出ているようであります。こういう課税という声を聞いただけで二十七万円にはね上つたのだ、それが原因の一つに数えられているということであります。そうすると、そういう中……

第19回国会 農林委員会 閉会後第1号(1954/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 聞くのが蛇足になるようなところもあると思うのだけれども、最後の答申案によつて審議会が今日、明日に持たれておることは御承知の通りであります。そこで今の部長のお話を聞いてみますと、いろいろ農林省と大蔵省の間に政治的な折衝が大分行われて、今日提出せられた諮問価格に対しても相当議論があつたらしい。その議論の重点は、今、江田君の質問したような、価格が重点でなく、デフレ政策による物価の体系との睨み合せによる問題が中心であつたと思うのだが、そういうことが中心であるならば、率直に部長そういう点を明らかに聞かしてもらつたほうがいいのだと思う。今の部長の話だというと、この価格はどうしても正当なんだ、……

第19回国会 農林委員会 第2号(1953/12/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 今蚕糸局長と通産省の繊維局長にお伺いしましたが、今生糸の輸出はあなたがたが輸出目標と言いますか、目標数値と言いますか、に対して、常にどんなくらいの様子で輸出ができておりますか、先ずその数量からお伺いいたします。
【次の発言】 繊維全体をお伺いしておるのではなくて、生糸だけを今お伺いしておるのであります。それから、これは別としまして、ちよつとお伺いしますと、私のお伺いしようと思うことと外れているかと思いますが、いろいろ価格の点について、輸出促進の障害があるのじやないかと、こう思われる点があると御答弁になつていると思いますが、価格の点について促進上障害があるとするならば、大体輸出価格……

第19回国会 農林委員会 閉会後第2号(1954/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 大島土地ですね、問題になつておる……。あれなんか農業委員会、農業委員を全員東京都で告発したとか何とか言つておりますが、その内容はどうなんでしよう。
【次の発言】 新聞にはそんなふうに出ていますが、あれまで大きく新聞に出ておるのを知らんとはおかしいじやないか。
【次の発言】 どうも局長おかしいと思うのですがね。この問題が出てから相当日時もたつておるのに、これから調べるじやおかしいじやないでしようか。この前江田君か誰か質問して、お調べになる、こういう話があつたと思うのです。先般も私ちよつと資料を上げましたような、陰で隠れたものは別といたしましても、一応新聞に出ておる、公に知られておる……

第19回国会 農林委員会 閉会後第3号(1954/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 同じようなことですが、あなたのお話を聞いておりますと、大蔵省の考え方は、異常災害が判明すれば手配するような考えも持つておる。又いま一つのほうの考え方では、農薬等のことは農業経営上当然農民が持つような考えを持つておるから、補助金を出すことが要らないというような考え方を持つておる、こう二つの説明をしておられるわけです。そこでこの問題か大体きまらなければ、今あなた方がやつておられる事務折衝というものは何ら効果のない徒労な仕事をやつているごとになりはしないか、結果において……。そこで問題としてお聞きしたいのは、今事務折衝をやつて何らかの手を打つておると言われることは、この二つのうちのどち……

第19回国会 農林委員会 第4号(1954/01/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 静岡とどこです。
【次の発言】 あとでやろうじやないか。
【次の発言】 大体細かしいことは各局の局長に聞きたいと思いますけれども、こういうことを大体会計課長はどういうふうに考えておられるか。生糸の貿易の振興対策費を蚕糸局で持つておられるのだが、そういうものと、通産省あたりで持つているものとの関係等について、これはほかのものが一番よくわかると思うのだ。あなたのような第三者に立つている人が……、これらの関係はどうなつているんでしよう。
【次の発言】 只今御説明の中で、農林省はあらかじめ予算は三カ所のつもりだつた。それで予算折衝を始めているとき、たまたま殖やすということが横から入つて来……

第19回国会 農林委員会 閉会後第4号(1954/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 何か聞いていますと、大蔵省と農林省で堂々めぐりをしている。大体異常発生については大蔵省といえども何かしなければならない。それはその仕方が備蓄をやつて利子と倉敷を補給してやるのだ、こういう表現で半額補助するということはどうも少し予算編成の建前から困る、こういうところで堂々めぐりをしている。そこで問題は予算の問題になるのですが、そういう大蔵省のような、今、次官が考えているようなことを推進して参りましたならば、凶作は拡大して食糧事情が悪化して来ることはこれは当然だ。それらを考慮して又災害が多くなつて参りますれば、従つて災害補償の共済政府負担などが昨年のごとく非常に大きな負担率を持つよう……

第19回国会 農林委員会 第5号(1954/02/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 只今の選定について大分詳しいお話を聞きましたが、昨年末に二十九年度の予算の御説明のときには、三地区を指定してこの三地区を作りたい、これは畜産局の考えですか、農林省の考えですか、これはどちらでもよろしいですが、先般の会計課長の説明では、初めは三地区を以て予算の交渉をやつておりました。ところが中途にして地区を増すという話が出て来た。たくさんの要求がありましたが、地区を増してくれという話が交渉の中途において出て来た。その結果一地区殖えまして今度四地区になつた。こういう御説明なのです。そこで一地区を増すという要望は誰がその交渉の中途において出したのか、誰がそういうことを言うて来たのか、こ……

第19回国会 農林委員会 閉会後第5号(1954/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 さつき本年の買上げ八十万トン、内地……。
【次の発言】 それでそのうち大麦、裸麦は幾らですか。
【次の発言】 今年外麦の十万トンは全部とつているのですか、これは全部出たのですか、大麦の……。
【次の発言】 今の虫害のほうは何か話合が済んでいる、こういうふうに開いておりますが……。
【次の発言】 今のところちよつとわかりませんが、本年度予算の実行単価というものはどのくらいのものでありますか。
【次の発言】 単価は町ですか、反ですか。
【次の発言】 その場合金融措置等は是非つけてもらえるような恰好になりますか。
【次の発言】 それで改良局としては十分にやつて行ける自信がありますか。

第19回国会 農林委員会 第6号(1954/02/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 ちよつと……。農薬とは別ですが、末端に行きますと、改良普及員が合成肥料を使え、あれを使えということを言つて奨励しています。この事実に対しまして、何かそういうものを確実な効果一〇〇%のものであるということをどういう方法で調査して、言換えて見ますれば、合成肥料の販売に便宜を与えるようなことをとられるか、その点を一つはつきりして頂きたいと思います。どういう方法を以てこれが確実に有効なものであるという点が出て来るのか、それを一つ伺いたい。第二番目には、そういう恰好で参りますと、現在硫安需給安定法が審議中に属しておるが、硫安だけでない、結局カリも燐酸も足りない、従つて価格の騰貴はむしろ硫安……

第19回国会 農林委員会 第7号(1954/02/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 お伺いしたいことはたくさんありますけれども、ほかにも御顧問が非常にたくさんあると思いますが、一点だけお伺いしたいと思いますが、本年の予算が言わるれごとく輸入の逆調、内地物価の高騰等を是正するという建前から一兆緊縮予算をとられたことは申すまでもありませんけれども、従つてその枠内において農林予算等がいろいろ今問題になつております通り、食糧増産等に非常な障害を来たしておる。これはまあ先ほどから触れてもおりますので、いろいろ少しお伺いしたいこともありますが、その点はお伺いしないで、私はその情勢下において行われまするこの緊縮予算の中で農林行政を進めて参りまするとき、当然農産物価の下落という……

第19回国会 農林委員会 第8号(1954/02/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 関連。この農林省のあれですね、資金融資の斡旋と言われるが、この前も斡旋という問題で大分やかましい問題が出たのですが、ただ農林省の前谷さんが、あの会社はなかなか有効なものであるから、一つ金を貸してやつてくれくらいのことでは、容易に開発銀行等も動きやしまいと思うし、又誰が見ても将来性がある事業だということになりますれば、他にいろいろ資金を集める方法も、農林省のお世話にならんでもやつて行くと思うのです。少くともそういう新らしい事業であれ、批判のある一つの事業なら、農林省がこれを開発銀行に斡旋して金を貸せるようにと言われるからには、何か裏付が一つなければ、これはよう貸さないと思うのですな……

第19回国会 農林委員会 第9号(1954/02/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 問題になりましたがね、こうやつて不正の工事をやつて出て来る原因としては、そういうふうにして浮かした金で大体旅費か、饗応に使つているということが問題になつて、あなたのほうから御報告を願つたのですが、こういう不正が行われたことまではわかつているが、その不正によつて浮いた金は大体どういうふうに使われておるかということはわかりませんですか。
【次の発言】 これは僕らのほうに、二つ三つ直接水増し工事のあとで問題が起きているのですが、どこにも中央から来られる人を饗応するための経費の出場がない、こういうものがある。これは刑事事件になつて現われているのですから、嘘偽わりはない。その原因としては、……

第19回国会 農林委員会 第10号(1954/02/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 お伺いしますが、砂糖と生糸をリンクする場合、その輸出の当面の責任者と言いますか、それは製糸業者がやるのですか、輸出業者がやるのですか、リンクをやる主体は誰がやるのですか。
【次の発言】 そうしますと、ここでは二十六万五千円から現在の最高価格二十四万三千円差引いた額の三分の二を製糸業者に補償して、三分の一を輸入業者に補償する、こういうわけになりますか、三分の一は、ここの意味はどうなんですか、輸出業者のマージンはどこから出るのですか。
【次の発言】 ちよつとおかしい。三分の二というのは糸価をはつきりどこから出すのですか、三分の二を補償するというのはどこから出すのですか、輸入業者が出す……

第19回国会 農林委員会 第12号(1954/03/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 関連して……。先ほどいろいろ重要な御発言で、現段階では大体砂糖の統制の価格制限を持てないから次の段階を今構想して考えておる、こういうお話でしたが、この問題は自由党としては非常に重要な問題だと思うのですがね。殊に最近の新聞で見まする専売制或いは原糖の輸入の政府管理、価格統制の用意というような考えをどういう構想でこれを進めておいでになるか。ただ農林省だけで政務次官を中心にしてこそこそと御相談になつているのか、それとも経審等を中心にして御検討になつているのか、その点を一つ先ず明らかにしておいてから、いろいろのお話を承わつたほうが、私どもが受取る上に非常な効果があると思う。ということは、……

第19回国会 農林委員会 第13号(1954/03/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 関連して私もお伺いしようと思つていたのだが、四百三十二円で供出量を押えて置いたら幾らになるか、五十三円なら幾らになるか、こうしてもらえば一番はつきりする。二千百万石として押えてみればすぐ出ると思う。
【次の発言】 関連して、関連して、一つ……。
【次の発言】 今の話ですがね。それほど確実な平均を出そうとするならば、各県ごとの凶作石数が全県的に必要になつて来ると思うのです。それがなければ新潟県の仮に一割減と、山梨県の五割減にしたつて、米にしますれば量が違う。出す量なんか殆んどない。片方はそういうようなところからまでやらなければならん。そういうところは放つてある。それはまあよろしうご……

第19回国会 農林委員会 第14号(1954/03/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 さつきから聞いておりますと、価格安定ということを言われるが、安定ということは結局或るレベルですね。レベルにただ相場を落着けるという意味の安定でございますか、それとも一つの物価体系としての価格を見出して、それに安定させるということになりますのか、これは安定の取扱い方によつて非常に重要性を持ちますので、安定々々と先ほどから言われるので、その安定の線をどこに求めておられるのか、これをはつきりして頂きたいと思います。それがきまらなければ問題はなかなか解決しない患います。
【次の発言】 私はそのあなた方が今考えておられる需給関係を調整して、それで価格の安定を自然に求めようとせられるところに……

第19回国会 農林委員会 第15号(1954/03/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 この畜産ですね。入れましたやつは大体民間へ払下げてしまうのですか、飼育料が見えませんがね。
【次の発言】 豊橋、前橋の乾繭取引所がここに出ておりますが、大体全国では繭の取引は市場取引をやらないで協定取引をやつているようですが、どんな形になつてやつているんですか。
【次の発言】 農民が乾繭した場合じやないのですねこの取引は……。
【次の発言】 このあれは何ですか、大体清算取引をやつている取引所ということになりますか、現物取引をしている取引所になりますか。例えば秋葉原の青果市場だとか、或いは築地の市場であるとか、芝浦の屠殺市場だとかいうようなものは、殆んどこれができれば許可登録が要る……

第19回国会 農林委員会 第17号(1954/03/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 私は、できれば江田君が今言う通りの問題もありますが、それより河野君がさつき言いました通り、江田君が今言いましたこの間の配当がいけないというので、別のことを考えて来いということをあなた方に言つたのです。その回答がここへ出て来るのだ。その回答についてあなた方はいろいろ今事務当局間で折衝している、こういうお話でございますので、従つてこの次に出て参りますときには、結論が出なくても、農林省は江田君の今質問した線と別な線で、どういうことを基本にして折衝しているかぐらいのことは一つ発表して頂きたいのだ。ただ、今折衝している、折衝しているでは問題になりませんので、どういうような案を立てて今折衝し……

第19回国会 農林委員会 第18号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 そこで心配になりますのは、先般砂糖の問題について農林省の一つの取扱い方として、五つの項目を提出せられましたが、あれは今のような工合で、砂糖対策というものが全然ない場合には、行政措置としてあれでも一つおやりになる決心があり、又でき得る性質のものですか、どうですか。
【次の発言】 今一度はつきりさせておきますが、どうしても今のような工合で問題が片付かん場合には、近く何らかの時期にそういう方法を講じられるということなんでしような、これははつきりしておきたいと思う。
【次の発言】 折衝ですか。
【次の発言】 そうすると、まだこれも最終的には決定しておりませんですな、簡単でよろしうございま……

第19回国会 農林委員会 第19号(1954/03/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 関連して……。今朝の新聞に出ておるのだが、復旧費の融資がどう計算しても四百億ほど足らないというのです。それで六、七、八月頃になれば、なお恐らく営農資金の貸出の分も相当困難を来たすだろうと、そしてその中に今の枠外融資の問題が収上げられて、相当金利等のことを考えて、中金でそれに対する対策を立てておる点、詳しくわかりましたら、その事情を聞かしてもらいたいと思います。
【次の発言】 中金もそうですし、日銀もそうですし、農林金融公庫等も混ぜて一千三百何十億かの金に対して、復旧費として四百億足らないという記事が出ておるのです。
【次の発言】 その系統外に融資しておるものを引揚げたいというと、……

第19回国会 農林委員会 第20号(1954/03/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 何かどうも余りむずかしいことばかり言われるのでわかりませんが、大体二、三年前までは足らんと思うのです。肥料がまだ統制時代ですな。統制時代には或る平均率を出して補助金をおやりになつたでしよう。そういうときは何を基準にしてそういうものをお出しになつたのですか。これは一社々々の生産費がかちんとせんければ金は出せない。国民の懐ろからそれを出して撒いたのですか。私は出ないという話はないだろうと思うのだ。一年か二年前にそういうことをやつておつたのです。どうしても出ないというのがおかしい。何をそうすればあのときは基準にしてこの工場には何千何百円やる、この工場には幾ら幾らやるということをおきめに……

第19回国会 農林委員会 第21号(1954/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 本案の提案説明等も頂戴しておりますが、盛んに行政の簡素化などを言われているとき、わざわざこういう複雑な機構を作らんけりやならんというほどの重要性がどこにあるのですか。大体説明書に従いますと、受検者の便と検査手数料の収入の確保上にも制度的に多少の欠陥がある、これだけの理由で、新らしく印刷機から何からそつくり揃えて収入印紙を納付するような方法を講ぜんけりやならんような重要性をもつと具体的にお開かせ願いたいと思います。
【次の発言】 どうもはつきりしませんが、只今お伺いしただけの話だと、検査自身にあるよりは、何か売捌店の手数料が目的になるような気がしてかなわんのですが、そういうことはな……

第19回国会 農林委員会 第25号(1954/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 関連してちよつと簡単ですから……。この海外協会というものは何か法律的根拠があつて、それで作つているのですか、どうですか。
【次の発言】 只今河野さんがお伺いされたよりに、これは新潟県でも中部地区だけの狭い地区ですが、需給法による飼料の問題を調べてみましたところ、豆粕がたまに少しばかり来ているだけで、全く「ふすま」などは一遍でも来た覚えかない、こういうことを中部地区の組合の書記が訴えておる。それで資料を一つ頂載したいのは、大体どれくらいの量をどういう機関を通じて新潟県等は流れておるのか、一つ一カ年の資料を頂載したいと思うのであります。それから第二番目には、これは畜産局長に特にお伺い……

第19回国会 農林委員会 第26号(1954/04/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 さつきめ説明ですね、その資料の説明です。これは一トン当りが大体基準で出ているのですか。
【次の発言】 トン当りで全部出ておる……。
【次の発言】 そこで石炭はトンに対してどれくらい使つて
【次の発言】 全部ですよ。全部違うでしよう。
【次の発言】 どうせ細かいですから、これはあとで一つ工場ごとに所要トン当りの原材料の明和を一つ資料で頂戴しとうございます。
【次の発言】 愛知さんにちよつと伺いたいのでありますが、先般新聞で見ますと、この分かどうかわかりませんが、大体投資融資として硫安と何かを特別制限していますね。融資をそういうものをおきめになるときには、開発銀行や日本銀行にお任せに……

第19回国会 農林委員会 第28号(1954/04/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 今のこの資金の問題ですが、過去にあつたのですが、銀行が価格を何か制圧するのですか、大体余り繭を高く買過ぎるから金を貸せられないというようなことで、大体まあ一時仮払いをする恰好で、二割乃至甚だしいときは三割ぐらいを協定価格から減らして貸付けておるのですな、それに対して決済をする際に、これは誰が出すべきものか、私は買つた製糸会社が出すべきものだと思います。契約した当事者が利子を支払うべきものだと思いますが、利子を支払つたということは、一遍も聞いていないのです。只今の局長のお話によれば、一年の買上が四百五十億、その三割だとするとどれくらいになりますか、約百億近いものになると思いますが、……

第19回国会 農林委員会 第29号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 先ほどからいろいろ開発銀行のほうで御融資をなさるときの態度をここで承わつておりますと、非常に我々の常識から考えてみますというよりは、御遠慮なさつておる。普通の市中銀行等が営利だけを目的にして貸出をする場合でも、最近の傾向は、銀行だけはお客さんよりは威張つているというのが普通の定評になつている。それと全く違つた意味合の国家機関とも言われる開発銀行が、場合によつては現に損失をしておる会社にでもお貸しになるというような場合等もおありだろうと考えられるのですが、会社側でとつておられる態度が、その金を貸出します際に、いや重役がどうもこういう態度で困るとか、こういうものを明らかにしないで、は……

第19回国会 農林委員会 第42号(1954/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 丁度いい問題が出ておりますので関連でちよつとお伺いしたいが、処理工場を合理的に置くというようなことを盛んに言つておられますが、実際問題として、集約酪農地帯というものができ上りました場合に、旧来の工場でもあれば別ですが、新らしくそこへ工場ができます場合には、それを地方農民としては成るべく中央や若しくは定評のある乳業者、いわゆる森永や明治あたりから入つてもらうよりは、その地方で処理して行きたいという希望が非常に強いと思うのです。そういう場合に資金面が一つも考えられておりませんければ、これは結局これだけの酪農集約地帯を作つて、例えばジヤージーの場合を考えてみましても、五千頭で百五十石が……

第19回国会 農林委員会 第43号(1954/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 今の問題と関連して、養蚕のことでちよつと聞きたい。極く簡単です。一口です。面倒じやないんですが、丁度これと同じで、繭価協定というやつがありますね。あの場合の繭価は、あなたのほうでその材料を、繭価協定の場合の前の生産費の問題で材料等を出しておいでになつているのですか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 これは只今の河野さんの、言われる適地の問題について、指定条項として、労働条件並びに耕作条件として第三条第四項を御指摘になりましたが、なお、これに対する足鹿君の政令等による指定基準的な政令ですかを参考として要求しておられますね。それに対してのこの書類によりますと、有畜農家創設特別措置……

第19回国会 農林委員会 第47号(1954/05/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 こういう資金が下に廻りますときに、いつでも貧農のようなものの手許には廻らない事例がありますが、ということは、結局あの町村条例を作つて、実際貸出の権限は農協へ委託せられ、その使途を定めるときは……。そういうような関係上、実際入り用の人のところには行かないで、比較的余裕のある人のところにだけ金が廻つて行くというので、そこで問題が起きておりますが、その点に対して何かいい方法はないのですか。
【次の発言】 その点を何かそういうふうにして町村長のところまでやらなかつたら、この金を下ろさんというようなはつきりしたものでもあればやるかも知れませんが、実際問題としては或る部分は補償せられているが……

第19回国会 農林委員会 第48号(1954/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 私は、本日質問したいことは二つあるのです。一つは総括的に、只今戸叶君の説明せられましたものを基本的に文部大臣並びに総理大臣に教育上の問題で一つ質問してみたいと思うのであります。  終戦後、地方競馬が災害都市に開催を許されるような問題が起きましたとき、長岡の市会で私どもの都市で競馬を始めるというので、いろいろ地方競馬をやつておりまする地区を調査して廻つた。そうしたところが、その結果として出て参りましたのは、その地方民に聞くと、競馬をやると、子供がどうも博奕好きになつてかなわん。これは教育上甚だよろしくないからおやめなさいという勧告をどこでも受けた。こういうのであります。そこで常にそ……

第19回国会 農林委員会 第49号(1954/06/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 今の説明で二十七年の三月末のときの帳簿価額と同額ですな。そこをちよつとやつて下さい。どのくらい違つているか。五百五十何万か、それが六百幾らというのですから、約二割下つていませんね。
【次の発言】 帳簿価額から二十七年の基準価格を出すとき……。
【次の発言】 あんた、ここでさつき読み上げましたときに、二十七年のときの評価額を出すときは帳簿価額はこれこれのものがこれこれになつたと、こう言われたでしよう。そのときの帳簿価額と二十七年のときの価額の差を……、それは二割ぐらいしか差がないでしよう。
【次の発言】 議事進行について……。小枝さんと政府委員だけで続けるのはいいですけれども、大事……

第19回国会 農林委員会 第51号(1954/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 先ずまあ一番先聞きたいのは、この予算の問題です。今もちよつと出ましたか、簡単にお伺いしますが、大体幾らくらいもらつたらいいと思つてこれがきまりましたか、その額であります。
【次の発言】 それで地方組合、地方の県中央会、この分はどういうふうになるのですか。
【次の発言】 足らんところはやはり……。(「清澤さん、我々に聞えるように言つて下さい」と呼ぶ者あり)足らん部分は賦課金か何かでやるのですか。
【次の発言】 大体どれくらい足らんと思うのですか、あらかじめ足らんところは……。
【次の発言】 経理経営監査と言われますが、経営はどういう面までのことを言われるのですか、経営の意味合は…………

第20回国会 農林委員会 第2号(1954/12/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 今の場合、償還期限が過ぎたものが延びた場合の利子補給はできないのですか。
【次の発言】 計画の変更というのは、改めて又貸せるような方針になるのですか、そこは……。
【次の発言】 新規の形にでもならなければ、五カ年間で償還する、その五カ年間のうちは利子補給をするというか、利子補給する法律はないのじやなですか、期限が過ぎたら……。
【次の発言】 先ほどのやつを渡部さん、あなたから一つ。どうなんですか。
【次の発言】 問題はそこに出て来るのですね。
【次の発言】 そうすると、こういうことに解釈していいですね。災害があつて当然出せない年の分は一応その年の償還期限の責任を免除する、こういう……

第20回国会 農林委員会 第4号(1954/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 この伐採というもの、処理ですね、処理は大体あなたのほうの林野関係の原料関係だけの処理で行かれるのか、それとも業者等に払下を相当してやられるのですか。
【次の発言】 先ほど江田君も言いましたが、その際には当然臨時要員のようなものが必要になつて来るだろうと思いますが、それらの場合に実際の風水害に遭つた被害者を優先的にこれを使つて行くという方針は、一つこれは当然とられることでもあろうし、考えてもらわなければならん、こう思いますが、大体それの動員要員はどれくらいお見込みになつておりますか、本年度補正予算にあなた方が請求せられる場合に考えられましたのは……。

第21回国会 農林委員会 第2号(1955/01/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 局長にお伺いしますが、この前この玉糸は一ぺん安定法の中へ特例で入れる、こういうお話があったのですが、これは次官も大臣も承知したかと思うが、そこまで行っておって、その後大蔵省の資金面の関係もあり、生糸の値段が非常に値下りして、昨年はいよいよ安定法を発動せんけりゃならんというような危険に遭遇した点もあり、いま一つは、この玉糸の輸出が今好況を続けているが、そのことが恒常的のものかどうかということが問題になりまして、えんこしておるのだが、その輸出に対するこれからの見通しというものはもう調べがついたのですか。ただ大蔵省関係における資金の問題が難点になっているだけでありますのか、その二つがま……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1955/08/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 関連。ちょっとお伺いしますが、少くともこれを解決する上に、まあこういう非常識なことを継続して、あの小国が強行して参りますことにいて、率直に外務省ではその原因がどこにあるか、いろいろこういうことは不明だから聞き出そうとしても、聞き出さんければ話が進められないということじゃないだろうと思う。少くともこういう非常識なことを行うにはこういう原因が大体あるのだというようなことが目標として御交渉がなっておるのではないかと思うのです。そういう目標をいろいろお考えになっておることありますかどうか。と申しますのは、国民の中には、これは韓国がやっておるのじゃない、結局はアメリカが日本の再軍備をさせる……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1955/08/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 関連でお聞きしたいのだが、大臣官房も来ておられますか。もっとこれをやる上に大体試験場を総括して見ておられる、どなたか大臣がここへ来れば、一番いいけれども、大臣がおられないとすれば、それにかわって出られる人をだれか呼んでもらわなければ問題にならぬと思います。
【次の発言】 農林事務次官でもいいが出てもらいたい。
【次の発言】 大体詳しく御説明いただきまして、非常にありがとうございました。ただ水産関係へのあなたの研究題目が、非常にまあ遠洋漁業というようなものだけに中心を置かれて、内政面とでも申しましょうか、いわゆる国内における河川、または湖沼というようなものが、だんだんと開拓で減って……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1955/08/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 結局しゃべらなければ証人で出てもらって言うてもらうから同じことなんです。
【次の発言】 毎日取引所の相場等に対しては日報が取引所から出されておるし、それから月末にはそれの集計したものが出る規則になっておりますが、それは出ておりますか。
【次の発言】 そうしますと、異常な取引き状態になっております情勢は大体おわかりになると思うのだが、これはどうも相場が異常取引きになっておるとお気づきになったのは大体いつごろからですか。
【次の発言】 それでですね。まあこの相場の足から行けば、もう相当、十日ないし九日時分からお気づきになって大体手をつけておられた。そこで農林省では、だれか市場係という……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1955/09/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 ちょっと簡単に……。
【次の発言】 簡単に。
【次の発言】 おそうなって来て、もう質問は済んでおると思いますけれども、大体硬貨にかえなければならぬという理由を一つ……。
【次の発言】 だから済んでおると思うけれども、一応聞きたいと思います。(笑声)
【次の発言】 検査の標準ですね、どうもあの先般のお話のときからも、委員会の意向を入れて、ぜひ趣旨に沿うようにする、こういうお話でありましたが、現に私らのところでも売り渡しが始まっておるので、毎日検査が行われておるので、非常に強化せられた検査標準でやられておるので、現に憤慨していますが、どうも今おっしゃることは、お話とだいぶ違っておると……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第5号(1955/09/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 今の林野庁と畜産局の話から、たとえてみれば、放牧する畜産の種類によって、一年を通じた放牧期で生息地帯等が違ってくるのだが、これは具体的に言えば、牛をある地区に放牧しておった。そうすると夏になると、だんだん山の上に行く。冬になるとだんだんと水の香を慕って里へおりてくる、こういったような習性と、今、林野庁で言われておる牧草等の関係をどういうふうに実際問題として調整して行かれたらいいのかということを、この今の研究機関における題目として、官房長官から一つお伺いしたい。  それから、これは畜産局長にお聞きをしたいのだが、集約酪農地帯等を設けて、トラクターとかいろいろなものを入れて、一つそう……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第6号(1955/09/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 ちょっとつけ加えて一つ。  水産長官ね、ことしこういう現象はないのですか。非常に水が減りましたために、寡小な汚濁水というものが今般起っておるような漁業問題について障害をきたしておる、そこで紛争を起しておることはないのですか。そういうことはお聞きになりませんか。まあわしらのところでも二、三カ所あります。あなたのところまで持って出ないで……。だから建設省の方で言われるように、この分はわずかの汚濁水があった、こう思われるのが、今年のような渇水時において思わざる障害を下流に与えているのです、事実においては。その点を十分参考にしていただきたいと思うのです。あなたの方でそういうのはあまり例は……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第7号(1955/09/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 私は全漁連等との関係はあまりありませんので、詳しいことはわかりませんが、今の質問応答をいろいろお伺いしておりますと、池田さんの御説明ではなかなか輸入業者自身の意思ではなく、今まで長い商取引の親子関係にある特約店の意思を尊重する、こうおっしゃっておる。それがなかなかうまく行かない。これが前提になっておる。そうしますと、輸入業者が何軒ありましても、その点がうまく行こうとは考えられないと私は思うのです。現に池田さんのお話を森崎さん、または田中さん等の御質問でお伺いしておりましても、はっきり自信のあることはおっしゃっておらない。いつ大体の時期においてそれを片付けて行こうということはおっし……

第22回国会 農林水産委員会 第8号(1955/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 さっきの立川さんに亀田君が質問したやつがあったが、現在もはっきりした事件で、取り上げの不当ということがはっきりした事件で、それを小作人から訴願している、それについて県当局に適当な処置をとるようにとだけ言うてある、そういう話ですが、それで大体片づくものだと、こうお考えになっているかどうかということと、訴願に対してもっと強い方法がなぜ考えられないのか、この二つを、一つまずお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 先ほど亀田君との質問応答の中に、はっきりと小作人が手続きの間違った知事許可に対して訴願している、こういう問題に対して、県に適当な処置をと、こういうことを言われておりますが……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第8号(1955/10/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 長く御苦労様でございます。今お伺いしておりますと、買い入れ数量等については、必要最小限度、それから円資金に対しては半分以上を農業用に使いたいという基本的な考えで行かれたというが、その基本は、資金が、買入れが基本になりますのか、農産物の必要性がまず基本になって、その基本を立てられたのか、そのどちらかということがまず一つ。  それから第二番目にお伺いしたいことは、大体行かれます際に立てられた基本計画、こういうものを買うというような基本計画と、あちらに行って交渉をせられたあとで、それが変更せられた点がありましたらそれをお伺いしたい。  それから第三番目には、あちらで大臣は仮調印をしてこ……

第22回国会 農林水産委員会 第9号(1955/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 二、三点お伺いします。今の予約買付ですが、これは大臣はただいま御説明せられて、将来自由販売にすることも考えて、暫定的な中間処置としてこういう制度をとった、こういう御説明になっておりましたが、この制度をおきめになるときは米穀懇談会の、何でありましたか、懇談会の結果でか、そこははっきりしませんが、とにかくに懇談会の結論としてこういう制度をおとりになったことは間違いないと思う。そこで今大臣の言われた前提条件の、将来自由販売にする、がしかし、今その中間的処置としての予約買付と、こういう説明でございますが、懇談会に出て、農協が予約買付を引受けまする際には、何か五つの条件が出ている。それをち……

第22回国会 農林水産委員会 第10号(1955/05/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 旧軍用地などにだいぶ開拓が入ったのですが、それがまた駐留軍や飛行場の拡大等でだいぶ取り上げられた人が方々に出ておりますが、現在取り上げられたのはどれだけあるか、今取り上げられようとしておるものはどれだけあるか、それの処理はどういうふうな処理をしなければいけないか、これを一つ早急に資料を出して下さい。

第22回国会 農林水産委員会 第11号(1955/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 これの資料をちょうだいしましたが、だいぶ広大な面積が開放せられているのでありますが、これらの入植者が融資を受けていた場合、もちろん調達庁の補償対象として融資分くらいは出るでしょうが、その融資に対します補償料としては、大体今まで取り扱われておったのは、借りておりました金額だけであったのか、それともその金額に何か、慰安的という言葉はちと無理でありますが、実際一つの計画を立てて進んでおりましたこの長い問の計画的な苦労というものが全部御破算になるのでありますから、これをあらためてまた別なところでやるというようなことを考慮しておるのですか、融資額に対する償還等はどうなっておりますか。

第22回国会 農林水産委員会 第13号(1955/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 今の片岡君の質問に対して関連してちょっとお伺いしますが、大体水産庁としてこの問題について、防衛庁なり、海上保安庁なりに交渉になっている、その交渉の見当はどんな程度まできているか、そしてどういう方法で今防衛庁の調査が進んでおるか、それを一つはっきり聞かしてもらいたい。
【次の発言】 分析しておるということも、油の質が違うとか、何とか、そういう食い違いの点が相当出てくるとみていいですか、食い違いの点はどんなのが出てくるのですか、それは非常に重要な問題だろうと思うのです。そういうことをもう少しはっきり知らしていただければ、この問題は納得できるけれども、そうではない、ただ合同会議を開いて……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第13号(1955/11/10、3期、日本社会党)

○清澤俊英君 あの、先ほどお伺いしておったのでちょっとわからんところがありますので、魚種が変ってきて沿岸魚業に属する魚族がだんだん減ってくる。その原因としてプランクトンは別に量は変っておらない、従ってその他の魚族が繁殖して行く上のいろいろの基礎の物質も変っておらないが、それが自然に魚種が変ってきているのだ、こういうお話がありましたが、そこを今少し詳しくお伺いしたいのと、それからそうした状態で沿岸の魚族が減っているにもかかわらず、いわゆる零細漁業が第三段階にある個人漁業が三万戸もふえておる、一方では漁獲高が減りつつある、魚族が減りつつある中で、漁業者がふえるということを放置することは、これはどう……

第22回国会 農林水産委員会 第14号(1955/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 関連でちょっと質問申し上げたいというよりは、むしろ御要望申し上げたいと思います。大体亀田君の法律を中心にした質問応答で問題は解決していると思いますが、最近、戦争以来、小作争議等がなくなりましたので、従って立禁というような処置があまり裁判所がとられなくなった関係かと思いますが、また最近ぼつぼつと方々に立禁がまた現われて来ましたが、これらを聞きますと、立禁の申請手続をしますれば、無条件で許される、こういう格好が出ておるのでありますが、戦前の激しい係争中に起きました立禁もしくは仮執行等に対しましても、一応は口頭弁論を開いて、これを許すべきか、許すべからざるかを審議していただいて、それか……

第22回国会 農林水産委員会 第15号(1955/06/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 全くわしらはしろうとで難解の事件でありますが、聞いておりますと、廃油を海上に廃棄することは厳重にとめてある、こういうお話でございます。もしそれを廃棄しましたならば、これは重大なやはり一つの犯罪ともなるかどうか知りませんが、犯罪に類似したもの、あるいは犯罪と考えてよいと思います。そこで、事件は、現にノリに被害を与えておる。ただ油の検査だけをやっておられますが、当日の状況等から見て、千葉県においてはこの船よりほかにいなかった。こういう潮流の関係上、この被害を与えることを想定して当日おらなかった、そういう表現が出ておりますとすると、海上保安庁は、防犯の立場から、そういう不行き届き者があ……

第22回国会 農林水産委員会 第17号(1955/06/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 関連して……。おもなる漁場は何カ所ぐらいあるのですか。
【次の発言】 ちょっと意味がわかりませんけれども、大体おもなる漁場とみなされるのは何カ所ぐらいになるのか、調査のあれから考えて……。
【次の発言】 関連して、今の水温低下はあとになっては実際わからない。これは農林省のあなたにお伺いしたいのだがね、今のようなデータをちゃんと集めておかなければいけない、どのくらい下ったか。これはあとで交渉しても問題になりませんよ。農林省では責任を持ってやって下さい。ほかにもあるのですから。やれますか、はっきり答えて下さい。

第22回国会 農林水産委員会 第18号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 ちょっとおくれて来て議論がどこから出たかわからぬけれども、大体現在やっているこのサイロの問題は間に合っているのか合わないのか。現在間に合っているのですか。それは済んでいるのですか。
【次の発言】 今試験中だから、これから本当の定員をきめるというわけなんですね、一口に言えば。そういうふうに解釈していいですか。ちょっと耳が遠いものですから細かいところはわかりませんが、あまりめんどうなことを言わないで、わかるように一つ聞かして下さい。
【次の発言】 ちょっと定員とは違いますが、ここにあります着地検査というのは黄変米等を中心にした米の検査だと思いますが、外地から入ってくる米麦一切を検査す……

第22回国会 農林水産委員会 第19号(1955/06/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 大体空気銃では益鳥と思われるやつをやって、相当害があると見られる。そうすると狩猟法の中でとつていいという鳥はきまっているのでしょう。
【次の発言】 益鳥と思われるのがとつていいという中に入っておりますか。ここにある鳥類のいろいろの名前が書いてある中で、空気銃でやれるものはまあ私の名前を知らぬものは別として、あとはほとんど空気銃ではちょっとやれないと考えられるのですから、ちょっと言い方がおかしいかと思う。それほど大事なものならばここに入っていないわけだ。
【次の発言】 これと事が別だが、やっぱり狩猟のことで、ほかのことでちょうど総務部長来ているから一口聞きたい。

第22回国会 農林水産委員会 第20号(1955/06/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 ただいまの問題で長官は……、その後もあったのですが、この間私らが視察に行った前々日、フリゲート艦がたまたま現われた。現われたと同時に、海上約数百メートルのところに約二百メートルくらいに軽油が流れてきた。それがある時間をたちますと、それがひびについた。その材料をこちらへ提供方を要求してありましたが、委員長、それはきているか、きていないか確かめて下さい。そういうふうな状態で、とにかく今も御質問しておりますように、どちらからみても、そろいう犯罪を犯した者がみつからぬと、だがしかし、そこにフリゲート艦というものが出てきて何かやりますと、そういうものがたびたび出ている、こういうことになりま……

第22回国会 農林水産委員会 第21号(1955/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 私は今耳が悪くて人がちょっと来ておりまして聞き漏らしたと思うのですが、昨日大蔵大臣が答弁せられて、あなたではなくて……、大蔵大臣は今年は予算等の関係もありますから、三十億の余剰農産物の金で第一年度をやる。その割り振りは愛知用水について二十五億、北海道へ五億やります。あとの分は来年度へ繰り越して、来年は必らずこの分は十億ふやしてやります。こういう御返答があったのでありますが、その点は間違いないだろうと思いますが、そうしますと、来年の既定計画ただいまの御答弁でありますと、第一年度が総合計画の三百五十億、第二年度が六百八十億となっておりますが、それにプラス十億をつけて来年は六百九十億と……

第22回国会 農林水産委員会 第22号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 新潟も落ちています。
【次の発言】 私はあまりこの問題に対して詳しくわかりませんのですが、漁民大会の方から決議文が出ております。その決議文には「特に燃油の価格は独占的市場支配のために暴騰の一途を辿り、今や漁業の再生産を維持する条件は根底から覆されるに至った。」こう言うておるのであります。この陳情決議の文句を御了承願えますか。これが了承できますか。うそだと否定できますか。
【次の発言】 そうすると、これはうそだというのですか。この表現の仕方は独占的ということはいろいろな意味にとられるから、とっておくとしても、市場支配によって暴騰の一途をたどるということは、これは否定されるのですか。……

第22回国会 農林水産委員会 第23号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 一体空気銃という、この対象になる空気銃というものは、何か定義づけぬでいいのですか。
【次の発言】 それでですね、今言われた定義内の空気銃として見ましても、構造によっては、少し空気を漏らせばずっと、射撃率というのですか、下ると思うのですがね。当ったときの被害ですか、効率が下ると思うのですが、非常に今高度のものがどんどんできておるから問題が起きておると思うのですけれども、もしこれを何メートル以内でどういうものに撃って、試験して特にどういう効果が出る、その以下のものならばいいというようなことは、どういうものですか。

第22回国会 農林水産委員会 第24号(1955/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 松浦さんもまあ大臣級の答弁をしておられるが、実際には法律が不備であるかどうかは別としましても、予算を、一体五カ年でやるというやつを年度内でやるかやらぬか、これが問題があると思う。だから五カ年延ばしても、どうせ法律なんというものは完全なんというのはできませんから、目的が達せられるように政府が努力する気があれば問題は楽に解決するんだ、私はそう思うのです。だから法律なんというものは少しくらいどうでもいいが、あとの五カ年で残り分全部やるだけの民主党は腹があるかないか、こういうのだろうと思う。
【次の発言】 これはまあ新潟県を大体中心にいたしてやりました法律ですが、この裏には非常な政治性を……

第22回国会 農林水産委員会 第26号(1955/07/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 今の説明を聞いておりますと、統合会社を作ろうとした、これに対して公取委員会の方では統一ずることはいかぬというのか、中央卸売市場法を出して行こうとすることに対して、その統一はいかぬ、こう言われるのか、一つのものですか、どうなんです。

第22回国会 農林水産委員会 第27号(1955/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 ただいま東君かだれかの質問で、この資金の面で、国内の資金を約一カ年で一億円集める。これに対して二カ年で一億円出るでしょう。政府が二億円、民間一億円というのですから……。その資金の内容は大体民間融資からと移民先の現地の成功者から集めるのだと、だがしかしその大体の、どういう人から集めるという点に対しては、これは今言えない、こういう御答弁であったと思う。私はこの問題は非常に本案を審議する上に重要性があると思いまして、しかも法案が通りますと、十月一日か何かから出発するという法案になっておる。新聞等によりますれば、移民会社の会長などは青木一男氏がこれに当って、参議院を兼ねるために特別の法案……

第22回国会 農林水産委員会 第28号(1955/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 今のを具体的に申し上げると、かりに製炭、木炭組合、炭焼きですが、一つの組合を作って製炭のかまは個人で作る、だが林道の補助金をもらったが、それの負担金や、あるいは木炭の貯蔵倉庫等を作る場合は共同施設ですから、こういう場合に個人の負担も個人のかまつきの金も、林道の負担金、これは共同施設になりますが、倉庫、これらは全部借り入れられる、こういうことなのですね。
【次の発言】 農林漁業金融公庫ですからね、だからわしは当然共同の場所に入って、共同の施設はするが、かまだけは共同でやるわけにはいかないから、個人の共同で借りてやる、こういう考え方になれば私は何も差しつかえないと思うのです。その組合……

第22回国会 農林水産委員会 第30号(1955/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 議題外になるかもしれませんが、今新潟県、富山の一部で、何か南洋方面の有毒プランクトンを食べたイカ、サバ、アジその他沿岸漁業の魚を食べますと非常に中毒をして、毎日数十人中毒している。そういうような関係上、ほとんど漁業を停止しておりまして、魚屋もそうでありますが、漁民は全く漁業を停止しておるのであります。従って、これに対する何らかの金融措置をとってもらわんければ、秋口になって、いよいよ漁業を開始するとしましても、それまでの間何とも方法がない。大体被害は今日の程度で概算一億ないし二億だということでありますが、最小限に見ても一億ぐらいと言っておりますが、これに対して何か融資をすることがで……

第22回国会 農林水産委員会 第31号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 大体本案に対しては、私は亀田君と同じくこの際は衆議院で全部賛成しているから賛成します。やむなく賛成しますが、提案理由の説明にありますごとく、大体実態が、総会等を持つことができない、こういうことが中心になっているのでありますが、それは距離の関係もありますし、経済的の観念もないなどといいますけれども、こまかしい農民ほど経済観念はひどいのであります。だが、この総会等に出てみましても、現実は自分の意思を申し述べるだけの機会が実際与えられない。こういうことになるのです。出ても出ないでも同じことなんだから、おれは出ないのだ、これが実態だと私は思う。大体私はそう解釈しております。そうしてみます……

第22回国会 農林水産委員会 第32号(1955/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 この前共済審議会を開きました場合に、被害調査を郡単別におろすということになっておりましたか、その点はどうなりましたか。
【次の発言】 実際において郡というものはなくなっている所がありますね、町村合併によって。それで郡という考え方はある程度まで変えなければならぬが、その点はどうなんですか。
【次の発言】 これは定員法に関係しますが、その際に、定員法等で、あなた方見てどうなんですか、これは完全に行けると思いますか。
【次の発言】 それで、今度町村の合併によって、これはこの前の答申にもあるようですが、知事が大体区域を指定するその標準範囲はどれらいの農家数、あるいは面積はどれくらいとか生……

第22回国会 農林水産委員会 第33号(1955/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 今の問題に関連。私はもう一ぺんだけ、ちょっと了解を得ておきたい。ということは、現在においては、繭の値段が下った場合に、これを乾繭に付すべき繭価は、先般の御答弁では、大体生産費の八五%が組まれている。これに乾繭料をつけて一応緩和する。こういう状態になっておる。そこでそのままの状態がずっと続いて参ったとしても、それで一応の目安がついて参ったとしても、その場合に果して次の生産が時価として、もしくはそのときの情勢が生産費を償う価格になっていない場合が想像せられるのです。その場合この時価という文字がついておりましたならば、その際引き上げてでも何とかやりたいということになるのですか。ただそれ……

第22回国会 農林水産委員会 第34号(1955/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 山根さんにお伺いいたしますが、先ほども覇山さんが言われたように、五月の二十七日に委託者の一人である奥土足百という入に対して値合金等の契約をなしてその後六月六日に東穀代行からあなたがお金を借りてきて山口諭という同じ東穀取引所の職員の方と一緒にお受け渡しになった、こということを聞いているのでありますが、その金は山根常務個人でお渡しになったのか、または取引所の常務として東穀代行からお借り入れになってお渡しになったのか、その点を明らかにしていただきたい、こう思うのであります。と同時に、その金はどういう意味合いのものであるかということをお尋ねいたします。

第22回国会 農林水産委員会 第35号(1955/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 有明の問題も出てきます。それから先般私の出しましたイカの中毒の問題も出てくるという、そこでまあちょっとお伺いしますが、これは、その問題で大臣にこれはあなた、営農資金が借りられるかと言ったら、実情によっては貸せますと言うのだ、ただし、この法律に規定したワク外であるから利子の補給というようなものの恩典はないだろうと私は考えるが、その点はどうなりますか、これにないもので大臣がかりに貸せる、特別にそれを考慮して資金は一つめんどうを見よう、貸さなければならぬ実情ならば貸せる、こう言うのだが、その場合こういう法律にある恩典、法律的な恩典がこういう条項であったならばあるのかないのか、これは法律……

第22回国会 農林水産委員会 第36号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 どうも林野庁も熱心じゃないと思うのだね、私は。ということはですね、大蔵事務当局の人がまだ防除費に対して余っているか余っていないのかまだはっきりわからないのだ、何とかすれば出るのだ、こういう言い方なんですが、その点はどうなんですか。全くないものとするならば、われわれが取り上げて行く場合にまた別ですが、そういう疑いを持つと……。
【次の発言】 これはあなたの先ほどの御答弁がまことに不親切だと思うのです。何かまだやり繰りすればなるように言われる。それに何とかしたい、こういう言い方であって、片方は全然ないという。だから問題として委員長が先ほども言うておりますのは、従ってあなたの心がまえと……

第22回国会 農林水産委員会 第38号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 この間新聞を見ますと、この風害の材木を、何か製紙会社へパルプ材料でやるということがたしか出ておりましたが、そうじゃないですか。
【次の発言】 それで、これはこの売り払いの現行法とは違って参りませんか。
【次の発言】 これはどういうわけで一番よけい出るものを標準にできなかったのですか。

第23回国会 農林水産委員会 第2号(1955/12/05、3期、日本社会党)

○清澤俊英君 僕の聞き違いかわかりませんが、何か高碕長官がこのごろ愛知公団のことで、愛知公団と機械公団が長期計画の中に入らない、ずっとはずしてあるのだということを言われたと思うが、それはどういうことになっておるのですか。何か私の聞き違いでしょうか。増産対策の長期計画の中に、これは別だと……。

第23回国会 農林水産委員会 第5号(1955/12/09、3期、日本社会党)

○清澤俊英君 安田さんにお伺いいたしますが、名簿をみればまたいろいろわかりましょうが、この協議会には協同組合関係の方は。

第24回国会 農林水産委員会 第10号(1956/02/23、3期、日本社会党)

○清澤俊英君 これは大丈夫だと思う牛を持って来るに違いないのですが、これがかかる経路というのは大体どんなところからかかると思われるのですか。大丈夫だというものを持って来るのでしょう。それがこっちに来てずいぶんたくさんかかっておるのはどういう経路でかかるのか。
【次の発言】 三つありますよ、ここに書いてある。
【次の発言】 口から入るとか、それから交尾でかかるとか。
【次の発言】 そうすると、完全なものを買ったと思っても、そういう菌がばい菌と同じことで方々に撒布してあるのじゃないかと思うのです、向うの国に撒布している。それに対する輸送中の予防をどうやるかということが重大問題です。あるいは船舶等に……

第24回国会 農林水産委員会 第12号(1956/02/28、3期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連ではないのですがね、ついでだかお伺いしますが、今の常勤的非常勤というのか、共済の方の人間も下の郡段階へおろすと言っておる。今郡というのはほとんどなくなりまして、これが郡段階へおろすということは、旧郡制の段階でやっておられるのでありますか、当時郡段階までおろされないから区域を指定するような話もあったんですが、どっちへきまったですか、ということと、ついでですからいま一つお伺いしておきたいと思うが、今年の災害査定であまりなかったのですけれども、非常に作報に左右されてきた。従って非常な不平が下の方に出ているんですが、それらの点ちょっと。

第24回国会 農林水産委員会 第23号(1956/03/27、3期、日本社会党)

○清澤俊英君 いろいろお考えがあるでしょうがね、さっき戸叶君がいろいろ指摘せられましたように、非常に今の協同組合には昔のような意気込みがない。これは局長も言うておられる。結局、それは農業会時代の旧慣のようなものがありまして、その時分の悪いものだけが残っているじゃないか。これは軍事統制のうちにゆうゆうとして農業会なるものは特殊的な存在としてこれは乗り出していた。農業会へ行けば物資がある。砂糖もあるし米もあるし、何でもある、その中に非常にゆうゆうとして、資金もまた豊富だった。だから品物を買って持っていさえすれば現金があがる。こういうようなことで、非常に安易の中で育ったボスがまだ残っておると思う。そ……

第24回国会 農林水産委員会 第24号(1956/03/29、3期、日本社会党)

○清澤俊英君 この付帯決議にもありますように、指導する、あるいは農業協同組合に対する農民意識を高めるというが、先般来農業団体再編成等に現われましたのは、大体経済団体としての機能発揮を中心にして非常に農林大臣等は強調していられる。ところがそれの反対意見書を出しました新潟県の協同組合などは、生産協同組合としての非常な意欲を持っていて、これらの点に対しまして、やはり統一のある指導でなかったら指導もうまくいかないだろうし、認識もぐらついてくるだろうと思うが、その両者をどういうふうに取り組んで今考えておられるのか、再編成のあとを受けて今どういうふうに考えておられるか。いま一度申しますが、農林大臣は経済団……

第24回国会 農林水産委員会 第28号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○清澤俊英君 あまりしろうとくさい質問になりますが、一方的な制限というのですか、という話を聞きまして、同時に一応これだけの船団を組んで出て行くというからには、政府としては何かはっきりした根拠があってこれだけのものを組ましたのだろうと思うのですが、その点……。
【次の発言】 さっきちょっと質問しかけましたが、これだけの船団を許可していかれるには、相当の自信を持っておられるとこう思うが、それとともに、ソ連側が一方的な制限を加えてきた、こういうので、ただいま外務省側の御意見だと、公海の自由、漁業に対して一方的な問題であったのだと、こういうようなことになっておるのでありますが、何かこの間新聞を見ますと……

第24回国会 農林水産委員会 第30号(1956/04/17、3期、日本社会党)

○清澤俊英君 これは新聞を見ますと、何か来年度の余剰農産物は大蔵省と話し合いをつけて受けないということにきまったというような新聞記事が出ておりましたが、この参考資料を見ますと、大体今問題になっている通り、両三年来の計画予算の中に全部公団関係が入っておるのだが、これはおかしいと思うのですが、どうなんですか、あの記事は。
【次の発言】 それは結局見返り融資をして三角貿易がうまくいかないから受け入れない、こういう意味合いですか、それとも国内の米麦の需給情勢がもう満腹しているから、その余地がないという意味合いなのか、中心はどこにあるのですか。

第24回国会 農林水産委員会 第31号(1956/04/19、3期、日本社会党)

○清澤俊英君 石川県だけ。
【次の発言】 二十七年――北海道が……。
【次の発言】 このさっきの総数の中ですか。
【次の発言】 それからきょうの朝日を見ますと、何か土地取り上げが非常に問題になって、全国農地関係の課長会議を開かれたという記事が出ておりまして、その会議で「地主団体の全国組織である全国解放農地国家補償連合会の解放農地の補償要求運動は、農地改革をなしくずしにしていく意図をもひそめているとして、強い反対の態度を明らかにした。」これは事実ですか。
【次の発言】 それから二十九年度の土地取り上げが五万六千八百三十二となっていますが、これは上半期と下半期で区別して件数を分けられませんか。

第24回国会 農林水産委員会 第35号(1956/05/15、3期、日本社会党)

○清澤俊英君 この機会にちょっと渡部さんにお伺いしておきますが、この間朝日週報か何かと思いますが、八ケ岳の写真が出ていました。その際子牛をみんな政府に供出すると、こういう写真でしたが、あれと十万頭の増殖計画とはどんな機構になって行われておるのか、ちょっと説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 ちょっとのみ込めないがね。そうすると、一番先入れましたのは、三万二千円だけ出せばいいのですね、それに牛一頭だけ出せば、初生牛を。
【次の発言】 二回目は一万五千円と初生牛を出す、こういうわけですね。

第24回国会 農林水産委員会 第36号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○清澤俊英君 あなたの方から回ってきました農林省の被害調査というものがここに出ている。この取りまとめは、今私の手元に入っている全国知事会の被害県の範囲内でやられたのですか、あるいはその後またこういう被害があるという陳情もあるようにみておりますが、そういう県も全部まとめてこれが出たのかどうか、作られたのかどうか、それが一つ。  その次には、被害面積というものを対比してみましても、だいぶ知事側の調査と統計事務所の調査面積において非常な食い違いが出ておるが、この調整はどういうふうにしておられるか、知事側の申請などは全然問題にしないで統計事務所だけの調査を基本にして大蔵省との折衝に入っておられると、そ……

第24回国会 農林水産委員会 第38号(1956/05/28、3期、日本社会党)

○清澤俊英君 被害総額、これはどれくらいになっておるのですか、被害が起きた額、総額どれくらいになっているのですか。  それから各府県の総額の被害の申請というのがあるでしょう。それと政府が作報から取ったのとで食い違いが出ておる。その食い違いがどういうふうになっているか、面積並びに金額というものがどんなふうに食い違いが出ておるか。
【次の発言】 いやいや、そうこまかしいことは要りません。総額でいいのです、全体の。
【次の発言】 あのね、これは毎年百億からそれに近い凍霜害の被害というものが起きていると同時に、受ける場所が大体まあ道があるようですね、道が。受ける場所が、地帯がきまっているように見えるわ……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 農林水産委員会 第2号(1956/11/20、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちょっと、ただいま千田さんからお話があったように、この国会はいろいろ小麦の協定だとか、その他、他の委員会との関連が非常に多いんです。従ってそういう関連も多いのと同時に、大体が日ソ漁業交渉並びに冷害が中心になっておりまして、日程の組み方について、一応委員長の方で理事会を持って、そうしてこれで見ますと、継続審議の法案というようなものもずうっとやっていかれるような形になっておりますが、これらはまだ衆議院は上っておりませんし、そうせくことはないと思いますので、そういうものをどういうふうに取り扱うか、一応理事会を持ってきめていただきたいと思いますが……。

第25回国会 農林水産委員会 第3号(1956/11/27、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 まず説明の順序をはっきりいたしてもらえば、わけがわかるのですが。
【次の発言】 ちょっと、委員長、説明の前に何を注文しておきますが、説明の大体の順序を一つあなたからはっきりさしておいて、それから説明して下さい。ということは、すぐこれにかかっていくわけだ。これは、本会議に出た日ソ関係四案件の提案理由説明、これは共同宣言なるものがだいぶ入っておるようですが、だから、どういう順序で説明していかれるか。今材料もらいました各案件ごとに説明書が出ておりますから、それとの食い違い等をさらに説明してやっていただかんと、整理していかないとかないません。

第25回国会 農林水産委員会 第5号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 林野庁、来ているのだろう。林野庁、どんな考えを持っている……。
【次の発言】 林野庁はどうなんですか。
【次の発言】 ちょっと待って下さい、留保の前に……。陳情の申請の全部を読んで下さい。どういう意味合いであるか。(「委員部で読んだらいい」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 申請が、払い下げられる状況にあることがもっとはっきりしていればいいけれども、それだけで、これだけのものであつて、別の理由で、ただ払い下げになってもらつた方がこれこれに都合がいいのだということだけだと、それではあまりに薄弱だ。だから、一応保留して、陳情の趣旨も何も、いま一度してもらつた方がいいと思う。

第25回国会 農林水産委員会 第6号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 この十二月の四日、五日に新潟の出雲崎町で津波がありまして、だいぶひどい災害を受けましたが、そのうちで出雲崎という漁村がありますが、これがまあ一番ひどい状態になりまして、道路も決壊し、佐渡、出雲崎この付近だけで道路の決壊五十八ヵ所、港湾は非常に、護岸から築港の築堤等の破損は相当ひどいものでありますけれども、今高波中でこれが調査できません。そういうような状態でありまするから、従って、船小屋を全部流出して、そうして大体その船小屋というのが、私どもの地方の習慣として、大体家屋の下へ地下室のようなものを作って、それに船を入れて置くのですが、それが全部流れて、四十五隻流れた。従って、そこに置……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1957/06/06、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 ここで、審議を進めていく線でいろいろあれしているならば、まず僕は伺いたいことが一つあるのだ。新聞を見ますと、何か、今小林君が言う通り、食管制度調査会か、特別調査会か、その結論を待って米価審議会にかけるということでもあるし、新聞に見ると、生産者米価が一万百六十六円だとか、あるいは消費者米価が百二十何円で、八円五十銭上げるというようなことが、確定的な線でとらえて発表せられているのだ。これらは一体どういう経路でああいうものが、まあ新聞はよく見ておりませんから、確定と書いてあったかどうか知らないが、大体のものが、ああいうものが大体政府の方針でなかろうかと、こういうようにとれるような記事が……

第26回国会 農林水産委員会 第2号(1957/01/21、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 ただいまの北條委員の御発案に対しまして、賛成いたします。  ただ、問題点としますのは、陳情団の御陳情の中には、最近巷間でうたわれておりまする、運賃の値上げを考慮しての意味合いが非常に多くありましたが、私は、そういうことを全然抜きにしまして、農林水産業の特殊性にかんがみて、当然、今日でなくとも、もっと前にこういう処置を政府にただすべきが正当なものと考えておるのであります。従って、その趣旨に従って、本申し入れに対しまして全面的に賛成いたします。

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1957/06/07、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 ただいまの保安庁の方のいろいろ調べた結果、容疑になる船が二つか三つかあって、それを検事局に告訴しておられると言われるが、容疑というのはどういう点が流したのじゃないかという疑いを持たれる点になりますか。
【次の発言】 そういうばっとしたことはわかりましたが、もっと詳しく港則法によって、たとえば流したという、流した場所を見たということくらいのことはわかるでしょうから、そういうような場所をもっとはっきりさしていただきたい。ノリの関係があるなしは別として、どういうわけで、どういうことをやったものだからそれで告訴した、こういうふうに御説明願いたい。

第26回国会 農林水産委員会 第3号(1957/01/29、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 これは一八%中心ですね。
【次の発言】 運賃の値上げに際しては、現行運賃を中心にして一律引き上げの御方針が大体きまっておるか、もしくは今言われたような、同僚の田中さんの御説明があるように、おのおの産業の実態を中心にして運賃の率をいろいろ改正する御意図を持っておるのか、まずそれをお伺いしたい。
【次の発言】 ここで今運賃を定めまする際に、大体どういう点が基本になってこの運賃表というものを作られておるか。たとえてみますれば、私どももこの運賃等の算出について深い研究もしておりませんのですが、ただ常識的に考えますと、場合によると、農水産物の中には輸送原価よりも運賃の方が高まるようなものが……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1957/06/08、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 だいぶお伺いしましたが、今のこの状況を農林大臣に話しておりますか。
【次の発言】 外務大臣はどうですか。
【次の発言】 それで何ですか、両方ともそれに納得していられるのですか、外務大臣も農林大臣も。いやしくも総理大臣までが予算委員会で口を切って、何とか善処しましょうということは、交渉は交渉だが、それが長引く、はっきりした見通しがなかったならば、国が何とかしてやろう、こういうことだとわれわれ解しておるのですから、何とかしようということを、どういうところだか、この間合同委員会のときその点をはっきりさしたいと思った、けれども、時間がなくてとうとうできなかったのです。いやしくも予算委員会……

第26回国会 農林水産委員会 第4号(1957/02/05、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 これは質問じゃないのですけれども、要求になりますが、この次にいずれまた運賃の問題で御審議願うだろうと思うのです。その際に、一つ企画庁の長官に出てきていただきたい、こう思います。ということは、どうも今の事務当局のお考えからいくと、八千両を中心にして一億七千三百万トンの輸送力を完成するのだと。それがまあ一億八千五百万トンの大体の目標要求があれば、また貨車もふやさなければならぬだろう、こういう国鉄だけの、鉄道の輸送だけを考えておられるので、総合的な輸送計画というようなものが国においてどう立っておるか。先ほどからのいろいろな海運との関係、あるいは自動車との関係、もしくは建設省がやっておる……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1957/07/09、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連して。この間これをやるかというとき、畜産局長が、今話し合い中で、刺激するといけないから一つやめてくれというのでやめたのだ。そういういきさつがあるから、文書にできたものならもう問題ないのだ、発表せられても。これはどうしても、われわれとしても、あれまで聞いているのだから、あやふやなことではいかぬ。だから、やはり聞かしてくれるなら聞かしてくれないと、今のような事情があって一つ待ってくれなら待ってくれと、それは一つはっきりして、打ちあけてくれなければいかぬ。
【次の発言】 官房長官、これは問題ですよ。というのは、あそこで実際これが通ったらやれませんと、みんな言ったんだから、その結末が……

第26回国会 農林水産委員会 第5号(1957/02/07、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 部分的に言わぬでも、大体入り用な資料はわかるだろうと思うのだ。何が入り用かわかると思うのだ。だから、大体そろえて出していただけばいいと思います。

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第5号(1957/07/10、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちょっとお伺いしますが、大体……。
【次の発言】 いや、ちょっとけつだけさ。あまり簡単過ぎると思うのだが、目的は、何のためにこういう政令を作ったのですか。ただ特例といったってそう簡単にとれるのかどうか。目的もっとはっきりしてくれ、前に作った目的を。
【次の発言】 これはちょっと飛び離れた話になりますが、ついでだからお伺いしておくが、漁業法が変って、一応農地改革のようにいろいろな海上の漁業権のようなものが、個人の持っているものがみんな取られて、そうして漁区を定めて協同組合か何かに渡ったのですが、その際金をもらって定置網とか、いろいろな権利を放した人が、今度協同組合を作って他の者を全……

第26回国会 農林水産委員会 第6号(1957/02/12、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 今の河野君の話の通り、現に、きょうの新聞あたり見ると、東畑さんにやっぱり委員長になってもらうというような交渉をしておるという記事が出ておる。これはおかしいと思うのだな。全くおかしいですよ。どっちかが無能力な要らぬものになっちゃう。そういう点に対して確信がありますか。
【次の発言】 あと、まだたくさんありますけれども、保留しておきます。
【次の発言】 それから、この間も言っておりますが、資料を一つもらいたいことは、三十二年度の国鉄輸送問題に対して、大体目安がついている。それで経済企画庁で四%増強しているのだが、そうすると、前もって何か五カ年計画の中に輸送の計画というものがはっきり出……

第26回国会 農林水産委員会 第7号(1957/02/19、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 今、第三課長から交渉の経過を聞いておりますと、はっきりしないところが非常に多いのです、ぼうっとしておって。まず第一にお伺いしたいことは、この事態をインドネシアに賠償の責任あるものと確認しておるかどうか、現在。
【次の発言】 そうしますと、それをやる手段として、何かただ同じことを一年半も繰り返しているだけでは、いつまでたっても同じことだと思うのですが、何か別の手を打つお考えはないのですか。
【次の発言】 私は、問題点がそこにあるのじゃないかと思う。外務省としては、今言われる通り、国際裁判が、云々とかいうようなことを言われるが、幸い国連にも入りましたし、あるいは国連の議題等にかけて、……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第7号(1957/09/09、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 今のに関連して、つけ加えておきたいのは、農林省が大体市場を取り締る範囲の権限の問題、どの辺まで大体取り締られるのかという範囲と、その基準法律を一つ、何によってそういうものができるのか。一番大事なことですから……。それから先は、どこがどういうふうになるのであるか、その点をついでに伺っておきたい。
【次の発言】 これはあれですか、日常の監督は開設者が責任を持って終局的には、今言うように農林大臣が持っている、日々のものは開設者が持っている、こういう形になる。そこで、今の何で一番大事なところが非常にぼやけておりますが、問題は、その残余のこういう破綻しない会社が、非常な危険にさらされている……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第8号(1957/09/10、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 この問題は、水産庁だけの問題じゃないと思う。まあ有明湾の漁業という問題ばかりでなく、内水面における漁業に対しては、確かにこれは問題が起きてくる。試験結果がどうとかこうとかいう問題でなく、異口同音、農民自身がこれはどじょうが取れなくなる、あれが取れなくなってくると、これは影響しておることは事実です。条件が違うから、ここまでいってない。有明海の問題をかれこれするというわけには、それをすぐもってきて結論を出すわけにはいかぬと思うが、少くともここに非常に陳情書の中で重大な問題は、「九大及び各県水産試験場に於いて実施された数次の試験は何れも、極めて重大な事実を確認して居るのであって、」、こ……

第26回国会 農林水産委員会 第9号(1957/02/22、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 大臣にちょっとお伺いしますがね。十九日の日に衆議院で、旧地主の人に、解放農地の補償十万円ですかに対してはこれは補償しない。これはあなたばかりでなく、河野農林大臣もしばしばその点は、予算委員会その他において表明されておることですが、それで翌二十日の日には、これらの団体が最近三つに分れておりましたのが一つにまとまってなお強力な運動を展開しようとしておる。こういう情勢下にありますので、そこで補償せずという言明の裏づけとして新聞等で拝見しておりますと、非常にぼやけておりますので、補償しないでよろしいのだ、こういうことをもっとはっきりした線を打ち出して御説明願いたいと、こう思います。

第26回国会 農林水産委員会 第10号(1957/02/26、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 助役さんに一つお伺いいたしますが、この御説明の中にあって、ちょっとさっき田中さんも言われたが、過去のいろいろ埋め立てを計画せられて以来、二十四年以来の経緯をお話しになりましたが、まあ、これはほんの話のついでの経緯であって、それとは全然切り離して、今度の大計画による埋め立てというものを新らしい立場に立って考えておられるのかどうか。前のものはもうほんの、ここで言うたきりで二度と考えない、こういう観念があるのかどうか。どうしても前の方のこういういきさつがあるのだからという観念をずっと続けて、新しい事態に関連していくのかどうか。その点を一つ、あなたの考え方の基本をお伺いしておきたいと思い……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第10号(1957/10/09、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 次官がお戻りですから、ちょっと関連で、一つだけお伺いしたい。  大体三年続きの豊作が、土地改良で、土地解放の上で、農民が非常に安定した土地政策において耕作している、それから米の統制で価格安定の上に思い切った施策をやっておりますことが豊作の原因だと、こういわれているのですが、これに対しては別に御異議はないだろうと思う。従って、先ほどから島村さんも言われるし、ことに東君が提出しましたアズキ等の清算取引ですか等を、今東京穀物取引所、大阪等でやっておりますが、これらは全く、前にも一回ありますし、今年へ入りましてからも一回あるが、全くこれは投機の対象であって、価格の、正当なる市場価格を出す……

第26回国会 農林水産委員会 第11号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 今の枝肉の取引所を置くということは、具体的にだいぶ進んでいるのですか。何か新聞なんかで見ますと、行き詰まってどうもうまくいかないらしい、こういうお話を聞いておりますが、この取引方法、これはどういうような方法になるのだか、ちょっと……。
【次の発言】 その場合、今、中央市場でやっておるように荷受機関というものを作って、ああいうものでしないで、市場経営者自身が荷受機関になるという方法をとられる考えですか。
【次の発言】 そうすると、まだその案はできないわけですね。案を作る段階にある……。そこで、また私たちは、これは結局生産者と消費者の問題が中心になると思うのです。肉の融通機構としてど……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第11号(1957/10/10、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 資料があるのですか。
【次の発言】 今の問題、希望配給率が五〇%以下のものが八百十円として、東北六県を認めた。上の方が、五〇%以上のものを同じ生産県で八百三十円にしているというのは、これはやみ米との関係なんですか。そういう考え方が多いのですか。
【次の発言】 大体やみの問題は、始終調べても、そうひどい差異はないと思うのですがね。結局これは三反歩以下くらいの零細農の関係が、非常に大きな影響力を持っているのじゃないかと思います。
【次の発言】 そうすると、東北六県全部引き当てたということはおかしい。秋田、青森の方は北海道の方へ相当流れておる。非常に消費地に近いような格好をしておる。だ……

第26回国会 農林水産委員会 第12号(1957/03/01、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 いろいろお伺いしまして、速記があるからよく調べて後ほどお伺いするかもしれませんが、私はちょっと資料をちょうだいしたいと思います。経済五カ年計画の中の食糧対策は、基本は二百四十万石を、五カ年で増産して、毎年の需給バランスをつけていく、こういうことじゃなかったかと思います。ということは、さっき言われた通り、土木、公共物、それから災害その他の事情によって潰地ができるから、それだけのものを年度割で、五カ年後に、大体二百四十万石だったか、二百三十万石だったかを基本にして、毎年計画的に土地の造成をしていく、それが基本だったと思います。五カ年計画を中心にして、三十一年度は結果において増減がどう……

第26回国会 農林水産委員会 第13号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 二点ばかりお伺いしたいですが、ここにある主務大臣というのは、範囲ですね、これは通産大臣だと言うておられるのか。今言われる通り、厚生関係では薬品があり、水産関係では塩干魚がある。これがまあ大体検査を受けない対象になっているというようなお話がありましたが、そういうものを今度入れろと、こういうんですね。そうしますと、主務大臣と、通産大臣と関係大臣との関係はどういうふうになるんですか。無関係で通産でやっていかれるのかどうか、それが一点。  それから簡単ですから、その次も聞きます。その次には、全体の輸出品のうち五〇%が今までは放任であった。大体検査をやってきたものが五〇%で、うち強制検査が……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第13号(1957/10/29、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 今のお話に関係して、外務省にお伺いしますが、いろいろ受け入れの国の事情がありましょうが、現在大体移出可能性はどのくらいになるか、各国の事情で協定等ができておりましょうが、その総数、現在移住できるという数はどのくらいか。第二番目に、その移住者は大体農業におかれておるようですが、国民全体の上から見れば、全体に人が余っておるのですから、職業を制限しないかということ、職業の制限があるかないか。それから第三番目に、大体日本の国策として移住者はどれくらいを出すのがいいかという目標をもって――それは向うの事情でできませんよ、だが、どれくらいまでは努力しても出していかなければならぬか、こういう大……

第26回国会 農林水産委員会 第14号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 農産物というのは澱粉だけですね。
【次の発言】 関連でちょっと出してもらいたいのですが、たとえば横浜のサイロへ入れますね、麦など。そのとき、施設は食糧庁が持っているでしょう。人員もこっちはそろっている。ああいうものを機械であそこまで持っていって、いくやつが倉庫に入ってくる。こういうことになると、河野さんと同じ問題が出ますね。ああいうものを例にしてはっきりした線を出してもらいたい。
【次の発言】 関連で。さっき島村さんが言うていられたが、黄変米の買入年度以来ずっと支払った倉庫料、それから保管料、金利、それに手持分量等もやられると思いますから、そういうような手数料等の経費、それから今……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第14号(1957/10/30、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 先ほどの陳情書にありました。まず失業労働者の問題について、農林省並びに都の当局の御見解と御決心とを、いかなる方法を具体的に考えておられるか、この点についてお伺いしたい。  第二番目には、ただいまの御説明の中にいろいろありましたが、その中で、二、三の具体的な問題にしぼられてきておる。その二、三の具体的の問題というものが、聞かされればお伺いしたいと思う。それをお聞きしてから、次をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの職員の給料未払いについて、非常にあいまいな御答弁だと思う。私のお聞きしたいのは、今すぐ払う金のないことはわかっております。どんな決心か、やはり未払代金の払いと……

第26回国会 農林水産委員会 第15号(1957/03/12、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 今度の改正法は、旧法案は任意検査を中心にしてやっておったが、それを強制検査に大体を移す、こういうことが中心でありますと同時に、その移す理由としては、非常に抽象的に提案説明に書いてありますので、実際問題としてこういう強制検査をしなければならない具体的な例をあげて、はっきりさしてもらいたいと思う。非常にこの提案説明書は「今後ますます企業の合理化を促進し、生産性の向上をはかりますとともに、他面輸出検査を強化し、わが国輸出品の声価の維持並びに向上をはかることが緊要であります。」こうなっていますね。従って、わが国輸出品の声価の維持が自由検査であってはどうしてもできないのか、こういうことです……

第26回国会 農林水産委員会 第17号(1957/03/15、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 さっき島村さんが渡部さんに質問したのに対して、あなたがお答えになったのは、ぺらぺらとおっしゃって、よくわからない。あれは言われていることが、どうも七十九品目の中に入っているようなものを総括して、言われているようだが……。
【次の発言】 それをもう少し、はっきり言って下さい。何をやっているのか、わかった人はおらないと思う。
【次の発言】 ちょっと飛び離れた話になりますが、幸い長官がここに見えておりますので、お伺いいたしますが、国税庁は農業所得税の課税基準の中に、くず米として〇・三%だけを引き落す、所得に入らない、くず米の含んでいる分が〇・三%だけが全収量の中から除かれる、とうなって……

第26回国会 農林水産委員会 第18号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 笹山さん、十八口と言われたことが十九日となって、二つの日数が出ておりますが、あなたの説明の中に、今の藤野さんの質問の中で、どこでそう一日狂いが出たか。毎月外米が八日内地米が八日、合せて十六日分、これが固定配給がこういう場合になっているから、それに何かをつけて十九日分だと、こういう二つ出ているのですが、それはどういうことになるのですか。
【次の発言】 十五日というのは。
【次の発言】 十九日というのはないのですか。
【次の発言】 七十億を増加して五百七十二億ということでございますね。これを見ますと、「第四条中「四百七十六億七百万円」を「五百四十六億七百万円」に改める。」となっており……

第26回国会 農林水産委員会 第19号(1957/03/22、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 二点、お伺いしたいと思います。というのは、頂戴しました要項の第三のところに、三行目に、「普通林の立木」となっていますが、はなはだ不勉強で、普通林というのがわかりませんが、こいつを一つ教えていただきたい。  それから同じページのうしろから二行目に、「認定の基準その他必要な事項は政令で定めるものとし」と、こうなっているが、政令が今もありますね。現在の政令でこの問題については出ているのがある。その政令のどの部分が大体違うということでよろしいですから、なるべく簡単に御説明を願いたい、あまりたくさん言われると、わからなくなりますから。わかりましたが……。

第26回国会 農林水産委員会 第20号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 すでにもう質問も済んだようでありますけれども、たった一つお伺いしたいのは、戦時中、里山等の民有林の乱伐が行われまして、非常に薪炭林が不足しておるのであります。その上、農地改革等によりまして、山林地主といいますかが非常に売り惜みをしたために、木炭業者が最近製炭上非常に高価な原木を押しつけられて困っておる事実は、林野庁でもよく御承知のことだと思いますが、そうした状況の中、今までよりもまた簡易な方法で伐採ができるようなことになりますとともに、後ほど北村君によって指摘せられるでありましょうが、許可制度を届出制度等でやりますれば、乱伐の傾向がたぶん増成せられると思うのですが、こういう木炭業……

第26回国会 農林水産委員会 第21号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連。私ちょっとお伺いしたいことは、いろいろ中央会等を作られると、多額の国の補助金がこの会にあるから、それでやらなければ、雨森さんのおっしゃった技術者を使うわけにはいかない。だから、それをかかえるために多額の補助金を出す、これが前提になっていくのですか。
【次の発言】 それで、これは資料を要求するのでありますが、これは新潟県に起きておる実情を申し上げますと、土地改良によって非常な不正事件がたくさん起きておりましたり、また工事の賦課金がだんだんふえて、それの負担ができないというので、競売に付せられる場所等が十日に一つぐらいずつ出ておるわけですが、こういう傾向は全国的なやはり傾向じゃ……

第26回国会 農林水産委員会 第22号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連して。今の問題は、一昨日ですか、河川局長に聞きましたら、同一の御答弁であります。建設省がこれを直してやる、こういう問題がありましたが、いずれ問題の出てくることは、数年後なのです。今北村君の趣旨の障害が出てくるのは……。これは新潟県にも現にある。そういう場合に一番問題になるのは、関係ないとか、あるいは定量水は出してあったとか、こういうことでなかなか片がつかない。これは用水路の問題だけでなくて、漁業問題でもそうで、現にダムがある限りにおいては渇水期もあります。そういうようなときになると、今まで当然とれた漁業などが、全然だめになる。ダムの上の方は、ダムのために遡上ができないというの……

第26回国会 農林水産委員会 第23号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連して。今の問題は僕は非常に重要な問題だと思うのだ。というのは、昨年あったウンカの問題、それから稲熱病の問題など、これはまあ天災からはずして取り扱っておられて、大蔵省の見解としては、これは人為的に予防ができるのだ、こういうことではずされておると思うのだ。ところが、おそらく渡部経済局長といえども、これが完全に人為でもって防ぎ得るということは、これはまだ農林省の技術陣としても言えないのじゃないかと思うのです。やはり一つの自然現象的なものの上からウンカが出てきたり、あるいは稲熱病が出てきたりするのであって、天災に非常に近い。ある程度までは克服はできるけれども、ある程度以上は克服できな……

第26回国会 農林水産委員会 第26号(1957/04/09、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 この農地部会の構成人員等は、別に考えておられるのですか。事務局の問題、また人員等は、どれぐらいを限度としておられますか。
【次の発言】 僕は、第七条の、政令で定めるところで、この三番目「農地面積及び農家戸数が前二欄に定める要件の何れにも該当しない場合、三十一人から四十人まで」と、こうなっている。かりに八百町歩までであって、戸数が逆に非常にふえていく、零細農が多いということになると、この一、二の表だけではいかない場合があるんですが、そういう場合でも「三十一人から四十人」というと、非常に不合理なものができ上ると思うんですが、やはり「二十人から四十人」としておいた方がいいんじゃないです……

第26回国会 農林水産委員会 第27号(1957/04/11、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちょうど農林大臣がおられるので幸いですが、先般予算委員会において千田君が質問した中で、これは千田君が質問した方がいいと思うが、予算委員会において千田君の、インドネシアにおきまする漁民を救済した漁民が、いまだインドネシアから補償をもらえない。そのことについて農林大臣と総理大臣兼外務大臣に質問をした際に、外務大臣は、御事情よくわかりましたので、農林大臣と相談して、そうして善処しますと、こういうお答えをなさったように記憶しておりますが、それだとするならば、総理大臣から何か具体的な農林大臣に御相談がありまして、そして具体的な問題の解決に入っておられるのかどうか、その点が一点と、  それか……

第26回国会 農林水産委員会 第28号(1957/04/12、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 質問の要点は、本案を修正せられるに当りまして、数点の理由を述べられておりますが、その中で技術、運営面にわたっての連合組織による指導態勢の確立を望まれておるのであります、とこういうふうに言うて、決算等における土地改良事業等も含んだ農林省のいろいろの工事に対する不当事項が指摘せられておるのであります。私どもが県内におきましても、ほとんど十日に一ぺんは、何かしらん土地改良事業に対する不正、あるいは脱退、紛糾というようなものが、集め出してみましたら、毎日くらいに集まってくる。そこで、その内容をつまびらかにはこれはまだできませんが、私の見ましたところでは、あながち全部が、これだけ出る全部が……

第26回国会 農林水産委員会 第29号(1957/04/17、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 私は、これはこの表は――この資料です、これを見ますと、昭和二十七年かと思いますが、そこで二十七年のうちに、日米加三国の北太平洋オットセイ漁業調査が行われたと。その一部分が今発表せられたと思うんですが、それで今発表せられた場所であれば、部長が言われる通り、これはほとんどサケ、マスのおらぬ場所だと思うのです。従って、もっと広範な組織で合理的にこの調査が行われたと思いますので、地図を付して、そしてどの場所とどの場所とどの場所で、どういう方法でやつた結果、どういうものが出たかというやつを、資料としていただけませんか。
【次の発言】 ありますか。

第26回国会 農林水産委員会 第30号(1957/04/18、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 今もらいましたこの資料の十六ページの茨城県という所に、「その地区の水田総面積は八万六千百十七町歩」云々、こうなっておりまして、その下に来ますと、事業計画の構想、ずっと来て、最後に「県営以下の事業延面積が十二万町」となっているが、この十二万町歩は干拓か何かで出るのですか、どういうことになりますか。
【次の発言】 そうすると、新しく造成せられるものが差し引き幾らになるのですか。四万ぐらいふえるわけですね。大部分は重なるが、重なつた数の余りは、新しい町歩という――これだけ新規造成ですか。
【次の発言】 だいぶ資料が出ておりますが、ただ今言われたようなことで、これは実際できるだろうか。完……

第26回国会 農林水産委員会 第32号(1957/04/23、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 これは、畑地を中心にしてだね、それで畑地を中心にして、畜産導入と、二百町歩以上の集団地区として機械取り入れと、この三つの条件を中心にした総合的な調査協議会あるいは対策室の設置と、こういうことになりますか。
【次の発言】 それなんですね。だから、調査する寒冷地対策室ですか、室を官房に置き、それから寒冷地対策調査協議会を設けられることは、前提条件として、三十二年度の予算に組まれた範囲のものを中心にしてやられるのであって、それだけの範囲のものをやられるのでしょう。そういうことですね。
【次の発言】 そうすると、たとえば今、まあわしらの新潟県等で問題になっている積雪の問題と、これをまあど……

第26回国会 農林水産委員会 第33号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 第一に、氷雪とはいかなる意味ですか、氷雪販売業とはいかなる形態の販売業でありますか。
【次の発言】 問うたことだけ言うていただきたいです。そこまでまだ言っていませんから……。せっかくそこまで触れられましたから、一つだけお聞きしますが、私らの新潟あたりでありますと、雪を囲っておりまして、それを冷却用等に使っておりますが、これらは氷雪の中に入るのですか。これは魚の冷凍用並びに病人の氷嚢用等に使っております。
【次の発言】 病人の冷凍用のは……。
【次の発言】 今、どうも局長さんのお話を聞いておりますと、自分らの手で取締りができないから何とか考えて進んだということがほんとうなのか、業者……

第26回国会 農林水産委員会 第34号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 まあ、いい加減のところで何でありますが、この議事を進めまするのに、公取委員会が審判決定の何か理由書のようなものを出されたのですね。その要綱でもありましたら、一つ至急御提出願いたいと思う。それがないと、どうもわれわれは取り扱う上に非常に困りますので、新聞やその他のことでほぼわかっておりますけれども、そういうものが公式に出ておりませんと、非常に議事の進行上混乱すると思いますので、至急一つ出していただきたいと思います。
【次の発言】 議事進行について。ちょうどいいところへ入りましたので、(笑声)これはやはり資料をお願いしたいんですが、ということは、何か生産者が非常に実害をこうむっておっ……

第26回国会 農林水産委員会 第35号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 この散土消雪の雇用労務費というやつが非常にめんどうなんですね。非常に幅のある解釈をしていただかぬと、非常に紛糾が出てくると思うのです。ということは、部分的な散土消雪はできない関係上、大体先般も申し上げました通り、共同作業をする場合に、労力のある者は、これは奉仕的に、農村の美風ですか、奉仕的にあるだけのものが出ていくが、ない家はだれも出なくても全部やられると、こういうふうなことを習慣でやっているのですが、これだけの災害ですから、個人などということは言うておられないので、そういう状態で続くので、それをだれがどう雇用したということは、なかなか非常にめんどうな面が出てくると思いますので、……

第26回国会 農林水産委員会 第36号(1957/05/08、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちょっと今のに関連して。今の点で何か非常に負担金が掛金より多いという話があるのでありますが、だから、そういうのを標準にして何かもっとはっきりしたものを書けないですか。
【次の発言】 結局、現実において掛金より負担金の方が多くなって問題が起きたとすれば、そういうふうに交付金をふやすとか補助金をふやしてやるとかいうことにすればわかるのですが、運営のできるように補助金をふやしてやるとか、もしくは町村に移譲の場合の規定を直して、この範囲を、こういうような負担金になる場合には、自動的に町村運営にするような方法に書きかえたらどうなんですか。そういう修正は考えられないのですか。今の局長の答弁だ……

第26回国会 農林水産委員会 第39号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 私は、この三八地区の今問題になっております点について、二、三公取委員の方にお伺いしたいと思いますが、誤解があると悪いから、まず公取委員の盧野さんに申し上げておりますが、私の質問いたしますことは、決して公取委員のこのたび行われました審判が、不当だとかどうとかいうような点を申し上げるのではなく、あなたのとられた権限に対しては尊重しておるのでありまして、ただ私が質問申し上げたいことは、この取扱い方によりましては、将来に酪農振興上の非常な重要な問題が生ずると思いますので、その点について公取委員の方はどういうようなお考えを持っているかをお伺いしたいのです。お伺いすることが趣意になっておるの……

第26回国会 農林水産委員会 第40号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 こないだ提案理由の説明にありました通り、農災法は二十九年以来の持ち越しで、それを土台にして、いろいろな欠陥があると言われたが、その欠陥の一番大きいことは、青森、栃木、京都、その他等でできました共済内における不祥事件が中心となって、それをどうするということと、いま一つは、共済が大体におきまして行き詰まりになってきている。ということは、掛金においてほとんど無事故地区における掛金が非常にこれは無理なんだ、それを何とかしてもらわんけりゃならぬ、こういう点が出て参りましたことと、それに、いま一つは、共済の損害補償にいろいろ評価につきまして、いろいろ妥当を欠いているものがあるんだというような……

第26回国会 農林水産委員会 第41号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連で……。今五十貫、六十貫というのはほんの特殊でしょう。全体から見たら、どれくらいですか。
【次の発言】 二、三点お聞きしたい。この長い表の一番けつについている「整備前後の一台当繭消費量」、この表ですが、この表で見ますと、大体整理せられたあとの操業率が五三%から八〇%と上っております。この上るということは、結局操業率が上るのでありますから、これだけ糸を作る上に生産費が下る、この下る大体割合は糸価の一割くらいだろうと、こう藤野さんに言われたと思いますが、一割間違いありませんか。
【次の発言】 この八〇%は、これは最終段階の数字になりますか。

第27回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1957/12/10、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 今のお話だというと、これとは別なんですね。それからそうなってきますと、農林の関係においては、五カ年計画が一回立てられて、それが六カ年計画に変って、今度はこれと、これとまたあなたの計画が違うということになると、これは全然問題にならないということなんですが、これらの関連はどう考えられておりますか。
【次の発言】 室長ね、これを出された審議会では、どんな腹がまえで、どんな心がまえでやっておられるか、これをあなた方が答申するときの企画庁の根本方針。
【次の発言】 大体これはまだ固まらぬでしょうね。企画庁としては、これをやるということじゃ固まっておらない……。

第27回国会 農林水産委員会 第2号(1957/11/07、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連して。ただいま大臣は、農協の幹部が政治運動や請願やその他のことだけをやって、農協自身の成長をあまり考えていない、こういうのが幹部になっているんだと。これは私は同感なんですが、しかし、それは大体どういうわけでそういうものが出るかということ、この究明が一番大事じゃないかと思うので、わしら究明はしておりますが、大臣はどう考えておりますか。
【次の発言】 私がお伺いしているのは、そこなんです。そういう幹部がどうして出てくるのかということは、大体古い、あまり農協の中心にならぬような人が単協の責任者になっても、実質上の指導能力がないと思う。そこで、自分の地位を保って、自分が何か働いたとい……

第27回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1957/12/11、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 そうすると、どのくらいの進行になっておりますか、進行の程度は。何かお話の筋をお聞きしていると、これは見舞金ですか、一億円は。その点はどうですか。
【次の発言】 都ではどうです、今の段階で。
【次の発言】 そうすると、まだ確定して承認を得ていないのですね。それぞれの会社というのは幾つくらいあるのですか。幾つかということと同時に、会社の名前は何というのですか、何社に出させるということなんですか。
【次の発言】 そうすると、東京青果というのはこれは前からあったのでしょう。
【次の発言】 この三社ですか。
【次の発言】 出資内容はまだわかりませんか、その見舞内客。

第28回国会 決算委員会 第3号(1958/02/10、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 ただいまの御答弁を聞いていると、吾孫子さんと小倉さんの答えが全く違っている。片方は結果においてと言われる、調べた結果において追徴するようなものがあれば追徴しなければならぬ、その結果においてしなくてもいいものが出ればしないことになる。ところが小倉副総裁のお話は初めから取るんだ、こういう結論を出しておられる、話が違っています。統一してもらわぬとわれわれ困ります。
【次の発言】 先ほど大矢君の質問に対して吾孫子さんがお答えになったが、結局この問題の結論が配車とか、あるいは管理者ですか、まあいろいろの責任者があるですね、そういうようなものにいった場合でもと、こういう質問なんです。そういう……

第28回国会 決算委員会 第4号(1958/02/12、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 肝に銘じて大いにやりますというが、今、松岡さんのお話の中に、院長や事務総長はこのことを御存じあるまいということであったが、あなた方もよく御存じになっているのではないですか。こう私は思うのだが。松岡さんの言われることはよく御存じだと思うが。

第28回国会 決算委員会 第5号(1958/02/17、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 今のあなたの言葉の中に、「あらためて」が今問題になった。だから、「直ちに切りかえて」と、こう言いかえてもらえば、これは円満に解決するですが、そう言いかえておさめていただきたい。
【次の発言】 私は決算委員会にはこれで三回目で、従って三十年度の農林省の不当事項も全部読んでおりません、承知しておりません。そんな状態でお伺いするのもなにですが、毎年農林省関係が不当事項が一番多い。そういう中に大体補助金の使い方と営農資金の使い方で、同じケースで不当事項としてあげられておるものが非常に多い。そこでこれを調べられるときに、ただ出て参りました不当な取扱いだけを、これは会計検査院にお伺いいたしま……

第28回国会 決算委員会 第6号(1958/02/19、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 どうも先ほどからお伺いしておりますと、この日本農工という会社が非常に深入りされておるように聞いておりますので、そこで高橋さんにお伺いしますが、この日本農工という会社は、いつ設立になりましたのか。この設立に対しましては、先ほどお話しになった中央農水のような不明確なものででき上ったのか、正規の準備会から総会を開いて会社が成立したのか、そういう点を一つはっきり聞かしていただきたい。
【次の発言】 そのときの重役は、全然中金等と関係はありませんですか。株主は。

第28回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1958/06/03、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連して。もう六月十三日といったら目の前にきております。これからいろいろ考えて段取りするとか言っているうちに過ぎます。問題がはっきりわかっておるのですから、それは、今長官の言われた範囲の、そのくらいのものだと思いますけれども、それは問題になっておる通り、国旗事件を中心にした一つのわだかまりがあると思う。そういうものがあるとすれば、なおさらもう少くとも民間でその程度くらいの手は打たれておるのじゃないかと思う。大体の目安はついているのじゃないかと思う。私はそう思うのです。その点はっきりしてもらわないと、問題を解決するのに非常に困難性がある。今、長官の言われておることを幾ら言い合ってみ……

第28回国会 農林水産委員会 第3号(1958/02/07、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 大臣にお伺いをしますが、先般の本会議における施政演説の際に、亀田君その他が、これからの食管を中心にしました米の統制を、撤廃するかどうかというふうな質問に対しまして、河野企画庁長官並びに主務大臣の農林大臣は、同じ意味合いにおいて、米の統制は当分継続して、やめない、こういう御回答があったので、これは非常に喜んでおりますが、ただし、その理由としての説明が、私の聞き違いかどうか知りませんが、たまたま、今、食管制度を改正して、米の統制を撤廃するには、多額の資金を要して、そうして将来の米価の変動等に備える備蓄米、用務米等の積み立てが相当に用意されなければならぬので、資金の関係からもできない。……

第28回国会 農林水産委員会 第6号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連して。ただいまのお話は、大阪だけのように言われましたね、これはおそらく全国的のものではないだろうか。新潟県等でもその問題が中心で非常に激昂しておるのです。ということは、今までの税金の標準をきめます際には、今おっしゃったようなあらかじめ農業団体等と、協力団体として一応の話がついて、それで大体発表せられたと思うのです。ところが、新潟県におきましても、やはりそういう今までの慣例を全然行わないで、しかも関東国税局ですから、中澤課長が出て来て、今までの慣例を全然破って、一方的な各標準を発表してしまった。しかも、今年は豊作やその他の関係で、昨年の約培額、昨年は約納税額二億円になんなんとし……

第28回国会 農林水産委員会 第7号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 これは参考書類でもらえるかと思いますが、審議会の発言内容、それはまあ大体審議会の名簿はちょうだいしておりましたが、だいぶたくさんの人がいますが、それ全部がやはり賛成したわけでないのでございますね。反対、賛成の意見がどういう形で出ておりますか。
【次の発言】 ただいまの補足説明はあまり早くてよくわかりませんが、その中で、第一点にあげられましたのは、甲乙、登録してある甲の火銃、それから乙のかすみ綱とかおとし、こういうものと空気銃とは、狩猟の目的、種類に差異があるのに、同じものをとるように考えるのはおかしいじゃないか。その均衡をとるために一つのものにした、こういうことが第一の重点かと思……

第28回国会 農林水産委員会 第8号(1958/02/21、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連して一つだけ。漁夫の送還と一緒に、関連した問題ですが、抑留せられた船、漁具、こういうものはどういうことになっているのかということと、大体これは取り上げて返さぬそうですが、どうもこれはおかしいと思うのです。ことに新しい船をえり分けて、それをねらい撃ちして持っていく。これは全く見方によっては強奪と見えますが、それらに対する交渉がどうなっているかということと、これらのものが交渉の結果没収せられて、来ないというような場合、農林大臣、これはどう処置せられるお考えですか。これを簡単にお伺いしておきたい。
【次の発言】 何とか打開の道はつきそうですか。

第28回国会 農林水産委員会 第10号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちょっとこの表の十七ページ、二十九年度における狩猟者の出猟範囲調べ、これに、最も多く他府県に出猟した府県、県外に全く出猟しない府県、及び最も狩猟者の入り込むことの多い県、こうなっております。この最も多く入り込む県として手が第一、第二が、長野県、第三が滋賀など十県、これはどういう県ですか、第三位のほかの県は。これは今調べておられますから、あとで……。  そこで、三十五ページかどこかに、警察の係官の配置数が出ていますね、
【次の発言】 「都道府県猟政関係者数」、これでいきますと、配置数が、一番たくさん入る岩手県などはいや、猟政関係者数じゃない、警察のあれだ。猟政関係者というのは警察だ……

第28回国会 農林水産委員会 第11号(1958/03/01、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 それじゃあれですか、今の構想は東マルの債務を償還するだけの機関ですか、こういう方法をとっていかれるのか、それともずっと将来もそういう機関を残そうというようにお考えになっているのですか、そういう限定があるのか、ずっと将来も残そうとしておられるのか。
【次の発言】 簡単でいいのですが、私がお伺いしておるのは、神田市場の信用保全のために負債整理の機関としての暫定機関としてお作りになっているのが今の一厘五毛の使用料ですか、これの値上げは。そこのところだけ聞いているのです。
【次の発言】 今の問題、先月の二十四日に、あなた方から出てきていただいて、そして今までの経過の結果を御報告願う、こう……

第28回国会 農林水産委員会 第13号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 これは商工関係のお方から御答弁を願いたい。この法律が施行せられた場合には、生産業者に対して、まあ大体島君が言うておられるような問題が重点になりますが、その影響があるかないか、その点と、従って、その影響の仕方によっては、製造業者の生活権というものが非常に危険に瀕することも考えられます。ということは、二十何年かの数度のこれは制度の改正がありまして、年令の引き上げ、登録の制度ができたりしましたことによって、現在、これは新潟県などの場合ですが、数軒の空気銃製造業者などがなくなっている。破産したか倒産したか知りませんが、業をやめている。こういうものが出ておりますので、そういう点に対する通産……

第28回国会 農林水産委員会 第15号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 安田さんにお伺いしますが、今度の新たにできました土地利用調査制度、これについてかりに各地方から新しい総合開発というようなものができて参りますと、そういう場合に、この土地利用というようなものをどの程度に考えてやられるのかという点です。ということは、大体非常な山間部などで金をかけた開墾をやりましても、それが場合によりますと、県の委託の開墾などになりますれば、相当数の入植者が入りますが、増反ということをやって参りますにも、地理の関係上、ほとんど影響力はそう大してないのだと、こう思うのです。そうした場合に、水田などを開墾していく場合、非常に金がかかって無理な場所を、場合によりましたら、共……

第28回国会 農林水産委員会 第16号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 現在滞貨と称するものはどれくらいあるのですか。滞貨には保管会社、それから政府の手持滞貨、外地における滞貨、市場滞貨、こういうもつのを全部まぜてどれくらいありますか
【次の発言】 それで、今これから製造していくという繭はどれくらいありますか。これから年度がわりの五月までの繭の在庫量はどれくらいあるのですか。
【次の発言】 これはほかから入った数字で、どこで見つけたかわかりませんが、私の聞いている範囲では、これからの在庫が約八百五十万貫。
【次の発言】 これは大体そのくらいでいいのじゃないかと思っておりますが、それで二月分、この買い掛けは今ずっと進んでおりますから、従って二月に入って……

第28回国会 農林水産委員会 第18号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 先般、繭の買い上げについて、政務次官に、農林大臣、大蔵省と御相談して、はっきりした御意見をお伺いしたいと言っておりましたが、その経過を一つお知らせ願いたい。
【次の発言】 何か新聞を見ますと、具体的な数字が出ているようですが、今の二十億に倍加して、いま二十億安定資金として追加する、そういう点はどうなっているのですか、ということと、今のお話だというと、危急に対応して、こういうのでありますから、それよりもっと強いものではないかと私は思いますから、その点の御見解。  それからいま一つは、危急に対応しという中に、失般来私は強く申しあげているのは、このままの推移でいったならば、おそらく新繭……

第28回国会 農林水産委員会 第19号(1958/03/19、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 今、堀本さんから資料を要求せられましたが、あれに付け加えて、各商社と入った場所、月別の輸入量をつけてもらいたい、それが一つ。今一つは、農家手払いの大体成牛の価格がわかりましたら、歴年の表を一つちょうだいいたしたい、資料まとまりますか。
【次の発言】 あれは成牛の価格は、これはあなたの方でなくて統計の方でありますか、卸、小売、それはありますから要りませんが、成牛の方を……。  それからいま一つお伺いしたいことは、三十一年から三十二年にわたりまして、急に十倍ふえていったというのですね輸入が。これは、そうしますと国内の牛をつぶす量がよほど減ってくるのではないか、こう思いますが、そうしま……

第28回国会 農林水産委員会 第21号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 今ちょっとあなたのお話になった中で気がついたわけじゃないけれども、この負担金ですね、受益負担金、これで二つのことをお伺いしたいと思うのです。国有林の場合は、この負担率でやっぱり負担していくのか、それで、今度は民有林になりました場合に、ただいまもお話しになったように、樹種等の関係で、実際の価値ですな、価値の相違で、同じ道がかかっても、受益の受け方が違うと思う。ところが、見ますと大体同額のものが同率でずっとかかっております。二十ページ、受益負担が出ておる。疑問に思うのですが、それらはどう取り扱っておりますか。
【次の発言】 私の言うのは、とにかく同率のものがずっと出ておるのです。お説……

第28回国会 農林水産委員会 第22号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 配置図でちょっとお伺いしたいが、専門技術員というのが都道府県の改良課に配置せられるのですか。これは府県にだけおるのですか。
【次の発言】 配置場所は、県に配置せられておるのですか。
【次の発言】 それから特技普及員というものは、これは各普及事務所へ分布配置せられるのですか。
【次の発言】 そこで、専門技術員と書かれてありますが、これと、特技普及員というのは、どれだけの違いがあるのですか。
【次の発言】 それから、特技普及員並びに専門技術員として考えられるものは、技術員の種類ですか、今も言われた通り、畜産だとかあるいは果樹だとか、そういう特技の種類が幾つあるのですか。

第28回国会 農林水産委員会 第23号(1958/03/28、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 まず、一番先にお伺いしたいのが、地すべり関係面積、要綱の第二十二で、大体基準として農林、建設にこの分担区別が出ております。ぼた山の方はよろしゅうございますか、砂防法第二条の建設関係の、これは先般の委員会で二百五十カ所と了承しておりますが、それでよろしゅうございますか。
【次の発言】 農林関係、林野と耕地に分けまして、大体関係面積ここに出ていますけれども、どういう……、ここに施工する個所といいますか……。
【次の発言】 この要綱の十の2に、「森林法又は砂防法の規定による許可を受けた者は、当該許可に係る行為については、現行の規定による許可を受けることを要しない」、こうなっております。……

第28回国会 農林水産委員会 第24号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連。これ、民有地でも分収林の契約ができるのですね。それから先にお聞きしたい。民有地でもできるのですね。
【次の発言】 そこで、その所有権なるものに対して、他に異議があるものだったら、これを、このまま知らないところで契約ができてしまって、異議があるものがあとで問題にしようとしたときは、これはどうなるのですか。今の問題も、これは梶原さんの言われた問題も、部落共有林などには相当長い習慣による特約があると思う。そういうようなものを、部落の場合は三分の二の承認を得るとか何とかいう問題がありますから、それはかりに消えるとしましても、他の部落等と所有権が、先般も質問したような工合で、錯綜して……

第28回国会 農林水産委員会 第25号(1958/04/02、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 この法案の一条の四号、「一定の割合により、当該契約に係る造林による収益を分収すること」、この分収の形式は、造林のでき上ったものを売り払って、その代金をこれこれの比率に分けるという方法もありましょう。あるいは植林の終った際に、地域に分けて、これをだれの取り分とか、こういうような分け方も、いろいろ考えられますが、ここでいわれる収益の分収という意味合いについては別に定めなく、契約当事者間の自由な契約にまかされるのかどうか。
【次の発言】 そうしますと、これは昨日の質問で、堀本さんが言われておりますが、ちょっと質問で非常に疑義をただされておるが、かりに立木を分けたというような場合、非常な……

第28回国会 農林水産委員会 第26号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 議事進行について。一人々々今のような答弁をしておりましたら、これはなかなか終えないと思う、われわれもある。だから、これはあとに参考人として呼ぶ必要があるならば呼んで、そこで明日からの審議で一つ疑義を質すようにしまして、きょうは青山さんだけは前からの関係もあり、委員外発言を求めておられるから、それは終らしていただいて、あとはみんなそういう方針でやるようにお諮りいただきたいと思います。そうでないと、きょう十何人終えないと思います。そうしてあとは参考人を呼ばぬでやるということになれば、われわれも一つやってみたいと思うものがありますから、それはどうやるのですか。議事進行上お取計らいを願い……

第28回国会 農林水産委員会 第27号(1958/04/04、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 私は資料を一つちょうだいしたい。  先般調査した範囲のものでもよろしいし、それよりももっと広いものでもいいが、東京都の各市場年間取扱い金額、各鮮魚、青果蔬菜別の集計額、それから開設の経営費の年間総額、従ってその職員等はどれくらいいるのか、東京都のように分場になります場合は分場別、それから開設経費の財源、これは売上金からの歩合あるいは各公共団体の補助というようなものがありましたらこれをお伺いしたい。開設資金の出どころ、融資等によってどれぐらい出ているか、自己資金がどうなっているかというような点を、ごく簡単でよろしいですからちょうだいしたい。  その次に資料としてちょうだいしたいのは……

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1958/07/31、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 今、閣議決定の問題がだいぶん別の意味合いで取り上げられておりますが、どのくらいの権威がありますか。閣議決定せられたものに対する実施に対しては、どういう工合に権威があるのか、責任を持てるのか。
【次の発言】 これは、それに違いないだろうと思うのです。わずかの問題ですけれども、ここに官房長がおられるが、三十一年の、新潟県の豪雪に対して農器具の補助をすると、閣議決定でちゃんと出ているんです。いよいよもらいに行った。ところが、そのあとで、石川県の方からも同一の要求が出ている。これもやはり農器具の方が出ております。きょうは農林省の関係の人が来られていますが、これは補助金は出しませんとはっき……

第29回国会 農林水産委員会 第2号(1958/06/20、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 これはさっきから問題になっておるのですが、新潟の場合には東電関係と国鉄関係の発電ダムで貯水するために、これは野知君が出張されるときですが、西蒲原の西川の取入口が浅くなって、給水量が不足しているので、その点一つ注意して調査をやってきてくれという話をいたしておりましたが、昨日報告を聞きますと、言われるような徴候があると、こういうお話でしたし、それから県の土木部長に聞きましても、六十センチくらいの取り入れのために水位が下っているということがわかったのです。ただいま現地では特別措置を講じて、渇水のことは解消しました。だが、自後の問題として、取入口は年内に直しますという話を伺っております。……

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1958/08/01、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 この横浜清算生糸相場というやつですね、これを毎日注意して見ていますと、大体政府買い上げの規格糸は十九万円、これが十日ごろから変っているのじゃないかと思うのです。つまり二十六日から十九万一千円になっておるが、この間、これがどういうことになるのですか、新聞の毎日の相場欄は間違っておるのですか。
【次の発言】 日経の生糸という相場欄があるのですが、あれを毎日注意して見ていますと、大体買い入れ糸は規格糸は十九万円と、こう必ず書いてある。判で押してあるように書いてある。ただし規格外は千八百円安とかこれにほぼ似たような価格で出ているわけなのです。だからここに出たのは、その規格糸を中心にして見……

第29回国会 農林水産委員会 第3号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 これはやはりあれだと思うのですがね、御説明を願うにしても、本州製紙のものを中心にして、全般というものの御説明を願えばいい。こう思う。そうして、あらかじめ取り上げ方についても、非常に独断的ですがね。これは不満なんです。この間の理事会のときでもわれわれの意見とは対立しているのだが、それは譲歩せられるものだけはわれわれは譲歩はいたしておりますが、やはり本州製紙の問題の取扱い方を深く掘り下げているうちに、本質的な問題にも入ってくるのだろうと思う。実際問題として、そこにあるものを掘り下げているうちに、どこにどういう欠陥があるというものがわかってくるのですから、それから本質的なものに入っても……

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1958/09/10、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連で一口。今、だいぶ問題になっているが、保税倉庫に入っている現在の数量を資料として、この次の臨時国会の始まる前に出してもらいたい。何年度にどれだけのものがどこに入っておるか。その中に密輸入も入っているはずだ。
【次の発言】 議事進行に関して。時間も非常におそいですからこの問題はこれで打ち切りまして、そうして日程を見ますと明十一日の午前蚕糸と調査報告の件と二つありますが、この蚕糸を終えたあとで時間がありましたらこれを継続して審議することを、明日の理事会で諮っておきめ願いたい、こういう提案でございます。それができますれば、ただいまいろいろ質問をお伺いしておりますと、全く数字において……

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1958/09/11、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちょうどいい機会ですから、お伺いしたい。大体今資料をもらって、こういうものがいろいろな関係の役所から出ているのを知らぬことはまことに怠慢でしたが、これを見ますと、大体ほとんど統一がとれておらぬようなものさしがきめられておりますが、これに対して農林省はどう考えておられるか。おもに農地の問題を中心にしてお伺いします。
【次の発言】 そう言われるけれども、出された資料を見ますれば、至って簡単のものもあれば、こういう国鉄の購入のごとき非常に詳しいものもある。こういうふうなことで、果して農地の完全な補償等のものが取扱っていけるのか、農林省として。

第29回国会 農林水産委員会 第6号(1958/07/01、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 この間の養蚕業者の大会では、養連の幹部が制限を提案したところが、これは圧倒的な力ではね返してしまっておるのです、否決になって。あんな情勢の中で、満足に行くのでしょうか。
【次の発言】 ところが、そういう強権的な処置を両者で提案してやるようにやっても、これはうまくいかないのだから、おそらくはやみ種が散布せられて、かえってこれから先の蚕糸業を混乱させるのではないか、やみが。こういうことを盛んに心配しておったのですが、その点、そういう危惧はないのですか。
【次の発言】 その場合、非常な大量の生産をやっている所ならば、そういうような納得もするかもしれないのですけれども、非常な零細な養蚕業……

第29回国会 農林水産委員会 第7号(1958/07/02、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 昨日法案審議の際に、ただいま出された安定の臨時措置法は、今年一年限りのものであって、同時に、来年の見通しに対しては、三十四年度の見通しは、三十二年をさかのぼるような、終戦後以来の順調な足取りをもって回復するかどうか、この観測はどうなるか、これは、ほんの一時的な世界景気や三十二年度の方策によって一時的の混乱も起しているのだから、今年一年しずめれば、これを何とか切り抜ければ、三十四年度から明るくなるという建前でいってるのかどうか、こういう根本的な問題をお伺いしましたところ、それがどうもはっきりした御回答がないのです。そこまで見ますと、今問題になってるようにもってって……。そうなります……

第29回国会 農林水産委員会 第8号(1958/07/03、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 これは、三十三年度の予算にはあまり関係ないと思います。要すれば、昨日農林大臣にお伺いして、また後に付帯決議も出て参りまするように、この法案で、もしうまくいかなかった場合には、夏秋蚕に対しては適宜な処置をとると、これは私は、政府部内の腹がきまりますれば、至って簡単にできるのじゃないかと思う。と申しますることは、三十三年度の予算に何ら関係することなく、三十四年度の予算で訂正できると思う、これは。今から三十四年度のことまで考えておられるということになるとおかしな話ですが、実際問題として、かりに夏秋蚕の処置がうまくいかない――これは買い入れ資金等を増大して、一応保管会社に預けるという措置……

第29回国会 農林水産委員会 第9号(1958/07/08、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 一、二点お伺いしておきます。その前にちょっとお伺いしますが、大体市乳の加工料は一、二石作る場合、幾らくらいになっておりますか、一合当り。それから百五十石くらいを単位にして作りまする、プラントで作りますものは幾らくらいになっておりますか、その点を、一合の加工料。
【次の発言】 それはとてもとんでもない問題であろうと思う。私はそれが一番根底になるのじゃないか。至急取り調べしていただきたいと思う。
【次の発言】 私は、少くとも百五十石くらい作るものなら一円かからぬのじゃないか、あれだけの一貫作業でやりましたら、一、三石でも二円五十銭はどうもおかしいと思うのだ。これは北さんとか農協の非常……

第30回国会 農林水産委員会 第2号(1958/10/02、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 これに関連して、簡単なことですから、二、三経済局長にお伺いしたいのでありますが、前からずいぶん問題になっておって、われわれが黙っていても、もう御報告にならなければならぬ事項として、丸東問題で東京都がとったあとがどうなっているかということを、引続いてまだ御報告がないんですが、何べんも聞くというのであったが、つい、聞くことができなかったんですが、最近聞きますと、東京都は、都条例を改正して、千分の一の市場使用料ですか、売り上げのうちから千分の一の金を醵出して、それを積み立てて生産者の未払い代金に充てる、こういう案が提出せられておりましたが、それが実際実行に入ったのか入っておらぬのか、こ……

第30回国会 農林水産委員会 第3号(1958/10/03、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 今の、これはちょっと違うのですが、まあ一応道路ができる、鉄道の線路ができるというようなことのときに農地買収が行われて、いろいろめんどうな諸要求というのが買収と同時についてくる。従って、それが明確である場合は何とか格好がつくだろう、それがつかぬうちはおそらくは用地買収に応じないということです。それから問題は、私はむしろ不用意にして、両者とも、耕地を持つ者、あるいは居住する者等が不用意にして道路がつく場合のあとのことを考えないわけですが、用排水等を道路の下に暗渠にするなり開渠にするなりして作ります。実際問題としていろいろ起きて参りますのは、やってみましたが、そういうものができると、少……

第30回国会 農林水産委員会 第4号(1958/10/07、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 農林大臣に蚕糸問題について若干お伺いしておきたいと思いますが、先般の本会議で、蚕糸問題につきましての湯山君の質問について、農林大臣はその対策として、ただいま考えておることは、自主乾繭を行わしめてそれに対する補助金だけを交付する、こういう御答弁でありましたが、これは、大臣がこの委員会においてわれわれに公約せられたこととはあまりにかけ離れておると思いますが、私は、それについてまずお伺いしたいことは、当然春繭の対策としては百五十億という金を出して、乾繭五十億円、生糸買い上げ百億円の処置がとられているから、従って、糸の値段も最低価格十九万円を維持して、大体、――大体です、一部はやみ等で流……

第30回国会 農林水産委員会 第6号(1958/10/17、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 今法案直接の質問というのはもう大したことはないと私は思うのだが、ほかにあるかもしれませんが、先般、私は四点に対して経済局長に質問していた個所があるのです。  その第一は、それは丸東問題のあとがそのままになっておって、その後東京都からも、農林省の方からもその経過というものが御報告を受けておらないように思う。聞きまするならば、都条例を改正して丸東の残しましたる負債に対して千分の一・五ですか、約千分の一の積立金を三社をして行わしめて、それで負債の償還の方法を講ずる。そういうものができた場合には、前局長は融資等のことも考えて可及的な方法でその解決をはかるのだと、こういうような報告も受けて……

第30回国会 農林水産委員会 第8号(1958/10/22、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 まず、私は東京都の当局の方から、いろいろ今日に至りまするまでの御経過をお聞きしたいと思うのです。と申しますことは、先般来しばしば当委員会におきまして、非常にお忙しい皆さんの御足労を願って、そうしていろいろ御相談といいますか、いろいろのことをお聞きして参ったわけであります。その結果としまして、最後の御回答では、市場におきまして、使用料を引き上げることによって、それを、何かの保全協会のようなものでそれを作り上げて、そうしてそこで一部の増し金を中心にして七カ年か五ヵ年で旧丸東関係の委託代金支払い並びに労働賃金の支払いをする、こういうお約束であったのです。その後、経過をずっと見ております……

第30回国会 農林水産委員会 第10号(1958/10/28、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 酪農は非常にめんどうでございますし、いずれ災害は予算が出て参りましょうから、当面、先般から問題になっている養蚕の対策が出ましたが、これは大体において三十三年度繭の安定と恒久対策を区別した対策になっているのでありまするが、これ自身が、ちょっと御説明にあります通り、三十三年度の繭糸価に対する安定だけお考えになっているのか。その点をはっきりお伺いしたい。
【次の発言】 これは、議論はいずれ時間をいただいて別の機会にしていきたいと思う。簡単に申し上げますると、私は、三十三年産の繭の処置と、これからの恒久対策というのは、別に考えていただかなければならぬと思う。しかるに、これが関連するところ……

第30回国会 農林水産委員会 第11号(1958/10/30、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 私は、日本社会党を代表いたしまして、本案に賛成いたします。  賛成について、いささか意見を述べておきたいと思いますことは、ただいまも青山委員が申されます通り、本案が提出せられました原因は、二十八国会におきまするわれわれの付帯決議によって御提出になったのでありまして、その当時は、丸東事件を中心にしまして、提案理由の説明にあります通り、市場取引の公正を中心にして根本的に解決すべきことを要請しておったと思うのであります。そこで先般、本案の質疑の中でいろいろお伺いしまして、農林省が本調査委員会を設けられるについては、農林大臣の諮問となっておるから、従って、諮問の中心がどこにあるか、こうい……

第30回国会 農林水産委員会 第12号(1958/10/31、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 本日、非常に御多忙の中を田原会長、梶原参事に御出席をいただきましてありがたくお礼申し上げます。  それで、いろいろ蚕糸の、夏秋蚕以後の紛糾に対しましては下部農民は非常に混乱しておる状態でありまして、従って農林省等にいろいろ乾繭の実態その他をお伺いしましてもなかなか明確な答えは、すべてが全養連の調査に基いたものを基礎にしてお答えになっておるような次第でありますので、従っていろいろの経緯にかんがみまして両氏にいろいろお伺いしたいと思います。お伺いしまするにつきましては、何々さんとあらかじめ申しませんので、適当にお二人の方からお答えをお願いしたいと思います。  まず第一番に、初めう伺い……

第30回国会 農林水産委員会 第13号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 先日、養連の幹部を呼んで聞いたのですが、二割制限は間違いなくやりました。はっきり言っている。あなたのと非常に食い違っている。二割制限ははっきりやっている。それからいま一つは、局長は、農林省が二割制限せいと言うたのじゃない、養連の方からこれをしてくれ、する、こう言うたのでやったという、ここも食い違っている。この点を非常に重視しまして聞きましたところ、養連はお断りした。お断りしたが、これより方法がないと言われてやむなくこれを実行しました、こう言うております。どうも食い違っています。その点はどうなんですか。言われる通りだとするならば、いま一度養連の幹部を呼んで両方から聞かなければわかり……

第31回国会 農林水産委員会 第3号(1958/12/18、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連。今の問題ですがね、事業場、工場等の設備を直して、公共用水域の水質を保全していく、こういうことになっておるかと思うのです。それで今問題が起きておる。そこで、何か船舶から出しますディーゼル機関等で重油等を使っておる船舶には、廃油と水分とを分けて、そして浄水したものを流す、こういう施設があるのじゃないですか。そういう施設はあるのですか、まずそれをお伺いします。
【次の発言】 日本はそれに入っていますか。
【次の発言】 おかしいじゃないか。私はおかしいと思うのだな。むずかしいというのはどういうわけなのか。六型船とは何トン以上なんですか。

第31回国会 農林水産委員会 第4号(1958/12/20、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 三百万貫の繭の買い入れに対しまして、御案内の通り政府が買い入れることになっておりますが、売り人はだれ……個人の養蚕家から買い上げるのか、あるいは協同組合……法案から参りますれば協同組合から買い入れる。これは協同組合が各単協を中心にしてお買い上げになるのか、もしくは全養連と契約をしてお買い上げになるのか、その点を明らかにしてもらいたい。
【次の発言】 それでは全養連の梶原さんにお伺いいたします。この繭は全養連で一括して売ります場合に、単協を中心にしての支払い勘定で売買せられるのか。単協との取引勘定はどういうことになりますか、おわかりありませんか。

第31回国会 農林水産委員会 第6号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 これは、特別調査会の御報告を聞いたのでありますが、結論として、これが大体まとまった場合に、国会とはどういう関係になりますか。
【次の発言】 答申それ自身を、一応こちらに非公式なりなんなり発表して意見を問うようなことはないのですか。
【次の発言】 この顔ぶれを見ますと、非常に俗にいう沿岸漁業に縁の遠い顔ぶれじゃないかと思っていますが、この点、どう思われますか。
【次の発言】 わしらが見ますと、こちらに何県協同組合というふうに出ておりますが、これは、今漁業協同組合は、沿岸漁業協同組合、沖取り漁業協同組合というふうに分れているのですが、そうでなく、大体何々漁業協同組合となって、その中に……

第31回国会 農林水産委員会 第7号(1959/02/12、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 まず、大臣にお伺いしたいのは、河野農林大臣のころには、食糧増産対策を後退さして、経済生産、農作品の伸展に重心を置いた政策をとるのである、こういう説明を受けておったのでありますが、このたびの大臣の御説明を聞きますと、大体昔に返って食糧増産第一主義の形をとられて、経済基盤強化等を推進していかれる形になっておるのでありますが、それにつきまして、第一が、そういうふうに政策の基本が変りました原因がどこにあるか、こういうことを主点としてお伺いしたいのでありまして、第二番目には、それを中心にして農村の経済伸展というものを、河野さんの言われる経済伸展というものをどういうふうにそれとマッチしていか……

第31回国会 農林水産委員会 第8号(1959/02/17、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 一、二点お伺いしたいのですが、まず、こまいところからお伺いしていきますが、先ほど陳情者が泣いて、抑留者のところへ毎月一万円の金を送らなければならぬ、なお、西村さんのお話によりますと、この抑留者に対して見舞金を出している、当然そういうことでありますと、よほどひどい待遇を受けているであろう、こういうことは想像できますが、その詳細はどういう方法でそれを知っておられるか、向うの取扱い方を伺いたい。この探り出す方法は、もちろん水産庁というよりは外務省が中心であろうと思いますので、外務省はそういう情報をどういう方法でどれくらいの努力をしてどういう確証を握ることに努力して集めておられるか、この……

第31回国会 農林水産委員会 第9号(1959/02/24、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 この事業団法案の中の第一条に、「適正な繭価水準の実現を図ることを目的とする。」、こうなっておりますが、「適正な繭価水準」というものはどういうことになりますのか、それを一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その弱気、強気というものを定めるにしましても、あらかじめ定木がなければ、どれが弱気か、どれが強気かということは私にはわかりかねますので、弱気とはどういうことをさすのか。
【次の発言】 そうすると、いま一つあれしておきますが、大体この適正価格というものは、審議会によって決定せられると、こう簡単に解釈してよろしいんですか。

第31回国会 農林水産委員会 第10号(1959/02/26、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 融資の問題を通じて少しばかりお伺いしたいと思いますが、先ほど部長は、日本の終戦後の開拓事業というものが、大体七割ぐらいまあ未完成とでもいいますか、非常に混乱の状態にある。その最大の理由は、終戦当時の入植者等が適当な入植の資格等を勘案もしないで不用意に入れておったということと、同時に、その基盤の培養について非常に手おくれになったと、従って、この融資措置をいろいろ講じられる基本の目的としては、いわゆる建設整備促進として土地の経済基盤の強化策を講じられる、従いまして、今出て参りました法律―開拓営農振興臨時措置法等をもってこれが進められると考えますが、つきまして、まず一番先にお伺いしたい……

第31回国会 農林水産委員会 第11号(1959/02/27、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 私はただいま提案になっております開拓融資保証法の一部を改正する法律案に社会党を代表して賛成の意見を述べたいと思います。  なお、ただいま御提案になりました付帯決議に対しましても賛成して参りたいと思います。  理由の一端を申し述べまするならば、先日来の審議の過程で明らかになりましたように、終戦後急に開かれました開墾の入植に対しましては、当時の日本の国情もありましたし、いろいろの関係上、開墾者をほんとうの営農につかしむるという実情ばかりではなく、多分に私は当時の失業対策的なものがあったのであると考えるのであります。従いまして完璧なる開拓営農の入植が企てられないで長い間放置されておりま……

第31回国会 農林水産委員会 第12号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 その前は。
【次の発言】 千三百四十三円という改訂の方の、これに六百六十九円プラスになるのですか、政府の方は。
【次の発言】 今の問題で、その場合、まあ予防医療とでもいいましょうか、牛のことだから医療もおかしいと思うのですが、傷病予防の建前で、あまり今やっておらないが、これは畜産局の関係ではどういうことになっているのですか。畜産局の関係では、関連において。全然それはふえていないですか。
【次の発言】 たとえば農業共済が防除等について自分でやりたいといっておりますが、今では農業共済がそれを直接指導してやる組織になっておらないで、他の機関が、防除を盛んにやっておる、こういう形がとられ……

第31回国会 農林水産委員会 第13号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちょっと付帯としてお伺いしますが、先ほどちょっとお伺いしておりますと、安政池を直すことによって、受益面積四百町歩といわれておる。松沢部落が旧来から持っておりましたその受益面積に対して、非常に有利な利益をするという変更の何かがありますか。そういうことは計算になっておりますか。聞きますと、元来、自分の持っている安政池それ自身ですべてがまかなわれておるので問題ない、結局すれば、広範な農林省の計画によりまする他の地区の開墾並びにその灌排水に対する受益の利用のために作られる一つの犠牲的な形ができ上っている、こういうのですが、村の人の言うのには。こういうケースは私はあまり数ないのじゃないかと……

第31回国会 農林水産委員会 第14号(1959/03/06、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 これは特殊立法、六つか上っている、だいぶ国会内における議論として出ておりますのは、むしろ総合した一本の振興法にした方がいいじゃないか、こういう議論がだいぶ広く行われているようでありますが、これに対して農林省として、政府としてはどういうお考えを持っておられるか承わりたいと思っております。と申しますことは、大体この特殊立法ができまする過程において、多分に地域的な活動が行われております。従いまして、重点がたとえば砂丘地の海岸振興法にしてみますと、鳥取、富山県の代議士諸君が一番熱心に、また集団的な広い場所を持っていった、こういうようなことでこの案自身の取扱い方が大体片寄って参っている。だ……

第31回国会 農林水産委員会 第15号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 先ほど小林君が資料の提出について、物理的にそういうものができないという行政庁のお話でしたが、ほんとうにできないのですか。いま一度出せないなら出せないと、はっきりして下さい。
【次の発言】 統計調査部長、あなたは五百六十人オートバイと自転車で減らされてきている。相談しないで大体行政庁はできるとかできないというのはおかしいと思う。それはあとでいいですよ。あなたは出せますか。
【次の発言】 私らは少くとも、この問題をお伺いしていることは、百人減らしてこれから先の仕事に差しつかえあるかないかを重点としてお聞きしているのである。能率が上るとか上らぬとかという問題じゃない。だからこれが必要だ……

第31回国会 農林水産委員会 第16号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 三点ほど。今、一点の新聞の報道の指導の不徹底が取り消されましたから、その点はごく簡単にお伺いしますが、先ほどちょっとこの交渉に当っては、基本的に漁民の実態と国内の世論の高揚、世論を中心にして交渉の基本的なものとして進めていく、そうしますと、今取り消されましたが、もっと正当な理由があるならば、これを大きく取り上げて国民に知らせる、自分に理屈があるならば、その理由をもっと明確にして反論を戦わせることがなぜできないんだろうか、こういう点を言われたわけじゃないが、考えておるのであります。その点一点。その次は、オホーツク海の禁漁区の問題ですが、われわれが昨年承知しました感覚は、あの交換的と……

第31回国会 農林水産委員会 第17号(1959/03/13、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 これは何ですか、バルク・ラインでマル公をきめますと、国内の販売においても、ライン以下のものは高いものを売らなければならないということが出てきますか。
【次の発言】 それで赤字になるものも、マル公で売るでしょう。その赤字のプールといいますか、これは何か別の機関でやっておりますか。
【次の発言】 それが、長いこと赤字が続くということは、私どもどうも常識的に考えられないが、それはどうなっているのでしょう。どれくらいの負債が各会社でできておりましょうか。この(9)以下の資料がありましたら、その負債率を……。
【次の発言】 この前の第一次整備計画でしたか、振興計画でしたか、五カ年計画があり……

第31回国会 農林水産委員会 第18号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 開墾地がありますね。既墾地の転換でなく開耕地、これは計画はできておるのでしよう。
【次の発言】 それとタイアップしているのですか。
【次の発言】 その計画は、道庁で出したビートの促進計画に合った計画になるわけですか。
【次の発言】 不足しましてね、中金から二銭三厘で借りているのはどれくらいですか。
【次の発言】 そうすると損失填補積立金というやつは、現在ここにちょっと出ておるようですが、幾らになっておりますか。現在総額……。
【次の発言】 大体見通しとしては、損失填補準備金を使わないでずっときておる情勢になっておるようですな、二十七年からずっと。

第31回国会 農林水産委員会 第19号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 大体、先般来ずいぶん詳しく御質問してありますから、あまりこまかしいものはありませんですが、ちょっと気づいた点を一、二点お伺いいたしたいと思います。実は、先般来県の関係者が来まして、そうしてテンサイ糖の問題をいろいろ話されておることを聞きますと、製糖会社の方では、一県五百トンぐらいが乾燥してまとまるならば買い入れる、こういうようなことをいうておる。そこで、お伺いしたいのは、そういう傾向は、日本の地勢として相当各県とも寒冷地帯、高冷地帯を持っておると思います。そういうところでこういうものを作りたいという考え方も相当あると思う。一方、砂糖工場としましては、十カ年で砂糖の生産をとめて、全……

第31回国会 農林水産委員会 第20号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 大体さっきから「特定第三種」といわれるが、これは新しくできた熟字ですか。ちょっとこれを審議するにその点があらかじめわからぬと、かなわないのですよ。特定第三種の漁港というものは、この提案の説明や法文を見ますと、新たにできた一つの区分じゃないですか、こう思うのですが、その点はどうなるのですか。漁港法施行令によりますと、第三条第一項にこの基準が、それから第四条を見ますと、こういうふうな基準は左表のりとするとして、区分が一、二、三、四と出ている。今度新たに特定第三種港というものを、そういう区分を一つ作り上げるのですか、その点はっきりしておいていただきたい。

第31回国会 農林水産委員会 第21号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 この無利子の改良費というのは何です、これは。そういううまいものを……。
【次の発言】 これは、個人の桑園改良という建前のものがあまり見てありませんようですが、それについてはどうお考えになっておりますか。

第31回国会 農林水産委員会 第22号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 二、三点お伺いしておきたいと思います。一番先にお伺いしたいのは夏乳価、冬乳価といわれますが、そういう乳価の変動を持ちますことは、もちろん需給関係に非常に関係が深いと思いますが、従いまして、夏になりますと、乳の消費が高まる。そこで、お伺いしてみたいのは、その高まります夏の消費量の増大がただ市乳として飲用するだけのものなのか、あるいは原料乳として非常にふえるのかという点で、統計がありましたら一つお聞かせ願いたいと思う。何が一体ふえるのか。
【次の発言】 ちょっとわかりかねるところがありますが、夏になりますと、今言われたような、のどがかわくから少しは牛乳もよけい飲む、こういう点もあるか……

第31回国会 農林水産委員会 第23号(1959/03/27、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 大臣がまだ見えませんから、少しこまかしいことについてお伺いしたいと思いますが、先般、三十三年度の夏秋蚕の養連における共同保管繭は、養連の梶原君の説明によりますと二百七十万貫、こういう数字の量を一応共管してある。それが、ただいまちょうだいしました保管繭の売却価格表によりますと、六百四十五万九千七百十三キログラムとなっています。農林省からちょうだいいたしましたものには、これをちょっと上回って、八百一万四千九百二十二キログラム、約二百十三万貫見当が保管せられて、これが売れていったと。その際に、これは政府出資として大体千二百円で買い上げてくれるのだと、こういう保管であったと思うのでありま……

第31回国会 農林水産委員会 第24号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 ここじゃ大臣の説明なんて一ぺんもないです。詳しく説明して下さい。
【次の発言】 諮問要綱のようなものは、何ですか、これは出すことになるのですか。内閣総理大臣が作って、提示して出すということなんですか。
【次の発言】 そこで、諮問案外に単独でこの調査会は意見を答申することができるのですね。「意見を述べることができる」とありますね。そこの場合は、諮問に関連があるのか、諮問と全然離れて必要と認めるものを調査会が意見を述べるのですか。
【次の発言】 それから、この調査会の委員というのが三十名、臨時委員が二十人、そのほかに専門調査員三十人という数字が出ていますが、この委員の顔ぶれですか、分……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1959/07/06、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 時間が非常にありませんので、ごく簡単に要点だけをお伺いしたいと思いますが、ただいま一番問題になっておりますのは、米価審議会を中心にしました米価問題並びに予約減税の廃止に対する存続の問題だと思うのであります。そこで、昨日来の新聞等を拝見しますと、政府におかれましては大体予約減税は存続する、こういう態度を明らかにせられたように新聞で承知しておりますが、この点を、まずこの委員会でその決定を鮮明していただきたい。もしそれであるならば、その通り鮮明にしていただきたいということが一つ。その次に、なお米価につきましては、総額において一万三百四十円というやつを一万三百六十円ぐらいに増額せられるよ……

第32回国会 農林水産委員会 第2号(1959/07/03、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 それは千田さんの言う通りだと思うのだ。農林大臣みずから、おれはしろうとであまり何もわからない、大野君は大野君であんなことを言っておる。小枝君だけは前から言っておるからわかる。これは御謙遜と見ておるけれども、これじゃ主張もなにもなければ何ともしょうがない。いささかでもそれは最も早い機会に、こうなるのだ、こうあるということをはっきりさしてもらわなければ、私もきょうは時間が非常にないということだから御遠慮しておりましたが、六日の日、ぜひ一つ出ていただいて、そういう点を中心にして御意見を伺いたい、こう思っておったのであります。これを一つ何とかはっきり出していただきたい。

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1959/08/10、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 小林君のに関連して言うのが、僕は議論することはたくさんあります、言われることに。ここはこうだ、あそこはああだ、これは幾ら言っても片づかない、もう一つの大きな政治問題だと思う。だから、やはり政治的な責任の負える人に来てもらって返答してもらわなければ何ら価値のない問題です。技術的の問題じゃない。
【次の発言】 ただいま経過の問題でいろいろ聞きましたが、しりの方にきて処理の問題が非常にぼやけているのですね。今幸い問題が出ましたが、賠償の問題というようなものはどうなるか、それから処罰の問題が、この責任が当然あるとするならば、どれくらいの範囲の処罰があるのか、ということは、ただいまも賠償を……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1959/08/11、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 農林大臣にまずお伺いしますが、昨日われわれは国鉄総裁の出席をお願いして、この運賃引き上げの問題についての方針をお伺いしたのであります。ところが、昨年来その運賃引き上げの実施について農林省等の関係によって、まあ一年二カ月の時日を延ばしておった。そうして、この八月三十一日がちょうどその延期の期間に到達するので、従いましてその期間においては大体において十億円を何とか鉄道の方でやりくりする、しかし、その分は農林省の責任において国の補償を要求していると、これは大体取れることであろうと、従いまして、あとの十億円は大体運賃の値上げによってこれをまかなっていきたい。こういうようなお話でありました……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1959/08/29、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 今の御報告の中に山梨、長野あたりの桑畑、養蚕の被害というのはどういう状況ですか。
【次の発言】 それで夏秋蚕にどれくらいの影響になりますか。
【次の発言】 私、今の説明以外のことをお聞きしたいのですが、ほかにありましたらやっていただいて、もしなかったら、ちょっと農地局長に聞いてみたいことがあるのですが、水害に関して……。
【次の発言】 この七号台の風あとで、ちょっと問題が出ているのだが……。ということは、大風による増水が出て以来、どうも川底が上りまして、河床が上ってきている。どうも洪水の危険が伴う。それから、既成施設が相当額改造しなけりゃ問題になる、こういうようなことも出ておる。……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第6号(1959/09/28、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 議事進行について。  これは、先ほど小笠原君が言われるように、こういう緊急な議題を日程外に加えることは、これは非常な弊害があると思うのですよ。自分らだっておのおの緊急なものを持っているのだから。緊急なものを持っていても、みんな遠慮しているのです。そうしてみると、これが新たに緊急を要しまするならば、本日これがかけられぬならば、明日かけるとかなんとかいうことを相談して議題とすればいいのであって、こういう点は一つ厳格に取り扱っていただかなかったら、将来気の弱い者はいつでも損をすると、こういう問題が出てくる。これは緊急だ緊急だと頭にかぶせられたら何もできない話になる。わずか一日ですよ。そ……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第7号(1959/10/12、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 これと連帯で、三十三年度に五十四億の増資をしたというが、その増資は現金の増資ですか、資産再評価等による特別配当というような形で増資になっているのですか、それをはっきりしてもらいたい。
【次の発言】 農林大臣、何ですか、十五号台風だけに特別の立法をして特別の考慮を払う、こういう建前が講じられるのですか、今考えられておるのは。ということは、同年度において六号、七号、十四号というふうにいろいろ災害があるのですが、それが場所によりましては十五号以上の被害を受けておる、また今年の災害を見ましても、非常に特殊的なものも多いのです。そういうようなものにかりに十五号だけで適用が、補助金がどうのと……

第33回国会 農林水産委員会 第2号(1959/11/05、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 いろいろ御意見がありましたので、その点には触れませんが、さっきの齋藤さんの説明の中でちょっとわからぬ点が――事務上の取り扱いですが、二十八年災を基準にして、災害総額を農家数で割ったものを三万円にするとか六万円にするとか、あるいは災害道路の総額を総延長数で割って、それを三百円にするとか五百円にするとかというふうにいろいろ基準が設けられました。こういう基準の一つを中心にして激甚地の指定をする場合に、何か聞いておりますと、この町村は林道だけが激甚地の取り扱いを受ける、だが農業施設はこれは受けない、こういうところが二十八年のときと違うような御説明がありましたが、そういう点はどうなっている……

第33回国会 農林水産委員会 第4号(1959/11/10、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 今お伺いしようと思ったことを長官自身が言われましたが、確かにこれを販売するとき、減損耗を販売価格の中から引いてあると思うのです。それを、なお今言われる通り、それ以上の減損耗があるから、これは三十三年以来、それをまた特別に引いているのだ、こうなりますと、いよいよもってその入れ目をつけることがおかしなものができ上がる。減損耗が起きたものが、入れ目をつけたものだけよげい卸業者のふところが肥える、こういう勘定になるわけですがね。いいかね、普通の場合これだけの減損耗があると、こういうので卸売をしますとき、とにかくに、減損耗分を卸売価格の中に織り込んでおろしているのではないか、これは今そうい……

第33回国会 農林水産委員会 第8号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 二、三点お伺いしておきたいんですが、このたびの伊勢湾台風でだいぶ農林省が経営してやっている干拓地帯で入植者が災害を受けた。この資料を拝見しますと、まあ相当古い人もありますが、大体は三十年以降あるいは昨年産の入植者というような、非常に量近の入植者が多いようであります。第一は、人植者がこの災害によって入植の希望を失って、他に転職したい、また、希望があっても、実際家族がみんな死んだと、いうようなことで、事実において再入植が不可能な人がある。これが入植を断念する、断念した場合。第二は、かりにそこへ入植して参りますにしましても、全部が家を流され、農機具を流され、すべてのものが流されてしまっ……

第33回国会 農林水産委員会 第9号(1959/11/27、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 ただいま当委員会に繭糸価格の安定に関する臨時措置法の一部を改正する法案が出ておりますが、これは諸般の情勢で、まだ衆議院の方で提案の説明も済んでおらないような様子でありますので、従いまして、参議院の本委員会も、この法案についての審議は差し控えたいと考えておりますので、従いまして、法案に関する部分はなるべくのけまして、ごく簡単に蚕糸政策に対して最近政府のとられておる方向について一、二お伺いしておきたいことがあります。ということは、いずれ臨時指貫法の一部改正案が提案されました際、いろいろ参考資料として重安性を持つと思いますのでお伺いしたいと思っているのです。  まず第一点としてお伺いし……

第33回国会 農林水産委員会 第10号(1959/12/01、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 大体、今のところだと、五里霧中なようなお話になっているのですが、だが、期限は十二月末日までになっている。そこで、大体の調査の過程がどれくらい行っているかということが、きょうお伺いする要点な委員会だと思っておる。それがお伺いできないとするならば、大ざっぱに見て、年末までに大体片づくか片づかぬかの見通しです。これが一つと、もし間に合わぬ場合には、申し合わせとして、当然十二月末日の延期は継続せられるものと、こう考えておりますが、その点はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 このあと、そうすると、局長さんじゃだめだね。一応大臣から聞いて、そのあと、結末を委員長に対処してもらわな……

第33回国会 農林水産委員会 第12号(1959/12/11、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 これは大野さん、考えてもらわなければならぬことは、最近鉄道運賃の値上げとか、あるいは公共割引という問題を中心にして、新線十六線がきまりました、あれを中心にして非常な不満が起きておるのです。結局、ああいう赤字線を片っ端からばたばたと作って、その赤線のために全部の経理を、運賃値上げをするのはもってのほかじゃないかという議論が出ております。だから、これらは自民党のためにもならぬと思うのであります。従って、これは農林大臣などがちゃんとはっきりしたことになりますれば、結局、閣僚懇談会で企画庁に回したということであれば、結論としては企画庁の結論が出ないうちに、運輸省がどうするとかこうするとか……

第33回国会 農林水産委員会 第14号(1959/12/17、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 今までの御説明が、この十八万円での売り出しと、臨時措置法改正と、全然つながっておらぬとはおかしいじゃないですか。今御説明になったことを全然抜きにして、ただ、十八万円出したというのは、どこで出したんですか。
【次の発言】 この十八万円というものをきめられた中心がどこにあるか、こう聞いているのです。今言いましたように、検討資料によって考えて、将来はここらでどうしても押えなければならぬとかなんとかいう考え方なのか。何かはかに理由があって十八万円が妥当と、こう考えるのですか。こういうことが一つと、いま一つ私がお伺いしておきたいのは、三月三十一日の糸価安定審議会にお諮りになって、そうしてこ……

第33回国会 農林水産委員会 第16号(1959/12/21、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 そこで局長にちょっとお伺いしますが、今までの審議会というのは諮問機関なんだ。この前の三月三十一日に十八万円できめておるのもこれは審議会である。この間のあなたとの質問の中にもここのところを私とだいぶ討議し合ったんだが、大体、あのときの空気としても、どうせ政府は、われわれ聞いているのだが、その聞いたことを実際にほんとうにやるのかやらぬのか、こういうことを非常に疑っているんですよ。そうして十八万円それ自身が、大体の人はわからない、御説明がわからない、こう言っているんです。それはまあそれでいいですよ。そうやった結論はたぶんいろいろ疑義もあったでしょうが、安田さんの言葉を聞いても、そういう……

第33回国会 農林水産委員会 第17号(1959/12/22、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連として一つお伺いしたいのは、先般臨時措置法でない生糸を巷同に九千俵出された、当時緊急の御質問を申し上げておいたことは御承知の通りなんです、あれは何日になるんですか。あの措置をされた日は何日ですか、まず簡単にお知らせを願いたい。
【次の発言】 それで取引所側、十一月の十六、十七日に五千俵の買いかえの糸が流されましたね、その際あなた方はどうお感じになりましたか。
【次の発言】 あなた方の確保ということでなくて……。十一月の十六、十七日の五千俵の買いかえは、買いかえという形式は、あなた方の確保にならないでしまった。確保にならなかったから、それに対してどうお考えだということを聞いてい……

第33回国会 農林水産委員会 第18号(1959/12/23、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 だいぶ差し迫ってゆっくり御質問しておる時間も、出し合わせによってないようでありますから、他の同僚諸君にたくさん質問がありますので、私は大体資料を中心にしてお願いして同僚の質問が終えたあとで、時間かあったらそれに関連して質問をしたいと思います。  そこで、昨日来いろいろ参考人を呼んで聞きます際に、まず第一番に明らかになりましたことは、十八万円の糸価格で放出せられれば、製糸関係におきましては採算割れであると、これはとうてい忍び得ないと、こういう陳情がありました。また、ある人は、製糸の過程においてまだ十分検討すべき余地があるのだ、こういうような説明もありました。そこで、ただいま繭価協定……

第33回国会 農林水産委員会 第19号(1959/12/24、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 石橋さん、先般来、五十年の業界の――養蚕だけはやらないがあと全部やっている、まあ非常に、生糸の中に生まれて生糸の中に生活して生糸の中に死んでいくんだ、こういう御表現でありましたが、そこでお伺いしたいことは、いろいろ今お伺いをしておりますと、農林省の声明がどうとかこうとかいうことをいろいろ申しておられますが、そういういきさつの中で、あなた方としては、農林省が声明したり、あるいは規制をやったりいろいろなことをすることに対して、あなたはどういう主観的立場に立ってその五十年の経験を生かして、こうあるべきじゃないかというようなことはお話しになりましたか。

第33回国会 農林水産委員会 第20号(1959/12/25、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 私はごく大臣も非常に今予算の折衝で忙しいのでしょうから、簡単にお伺いしたいと思う。ということは、今、最後に中田君が申されたこととほぼ似た問題なんです。ということは、本日から横浜の取引所が開始せられ、そこで、神戸がまだきのうまで同時開場するかどうかきまらんが、おそらくまあ外国の信用もあるから、片方がやって片一方がやらないというようなことではいかぬというので、折衝しておるからおそらく同時開場になるだろう、これがまあ前提であります。そこで、まず申し上げたいことは、こうした開場を中心にして現われて参りました一つの姿、そこで審議中にいろいろ問題になりました悪代官的な引き渡し格の拡大、これが……

第33回国会 農林水産委員会 第21号(1959/12/26、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 この中のなにがちょっとわからない、修正案とこれの関係が非常に雑駁でどうなるのか。これは衆議院の人が来て、説明してくれたら一番いいのですが、どう変わるのかわれわれにはわからぬ。
【次の発言】 修正案だけじゃない、これの条文化の場合の……。
【次の発言】 ここに第一条の修正は出ておりますが、「第六条は削り、」「第八条を次のように改める。」、すぐ次に第十九条が明記してあるが、そううすると、修正案として形成せられる養鶏振興法案の形がどういう形になって出てくるのか。十九条がポンと飛んで出ているのだから、あとの……これじゃさっぱりわからない。

第33回国会 風水害対策特別委員会 第3号(1959/11/04、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 今の栗山君の資料ですが、前の分はどういう設計で予算がなっておるか、それはあなたの方ではそれを減らされても何とかできると言われるが、それはどれくらいのものが減らされておるか、これは台風のものだけを資料として出していただきたい。  いま一つは、成瀬君の質問にあったと思うが、貯木場の問題に対して、大体管理権は名古屋市内の管理組合とかいうものが持っているらしいのですが、それはまあわかりました。しかしながら、それは重政さんが言われるようにいろいろな障害を起こし、またそれがあばれたために破堤したということも考えられる。そういうことが考えられる危険なものに対する大体監督権はどこにあるか。それに……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第4号(1959/11/05、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちょっとダムの話が出ましたからお伺いしておきたい。  今通産大臣は、ダムに泥がたまるということは、僕はまだ聞いておらない、そういう実例は知らない、こういう御答弁であった。そこで、常識から言えば、何らかの清掃をやらなければ、ダムに泥がたまることは間違いない、これは常識だと思う。その清掃は、いかなる時期にいかにして行なわれておるか、これは水害等に非常に関係がありますし、たまっておらないんですから、その清掃はいかなる方法でいつ処理が行なわれておるか、はっきり一つ教えていただきたい。
【次の発言】 ちょうどいいところへぶつかりましたから、一つ専門の人に来てもらいたい。幸い時間がありました……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第6号(1959/11/09、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 一、二点お伺いしておきたい。ただいまの森君の質問に非常に関係を持っていると思いますが、天災融資をしていただくことは非常にありがたいけれども、大体これは一月当りを中心にして限度額をきめられておるようであります。そう私は思っているが、これは間違いありませんでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、実際の一戸と言いましても、耕作の状態がおのおの違うのです。非常に多角経営等で一部分を経営しておりますものとすれば、あるいは限度額で間に合うかもしれませんが、先に専業という問題が出ました。かりに専業等で耕作面積が多いとすると、ここに非常に大きな食い違いが出てくる、実際足らないものが出てくる、こ……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第9号(1959/11/12、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちょっとお伺いしたいのですが、「かんがい排水施設の設置又は変更」というのは、これは機械のことですか。
【次の発言】 筋二号の「揚排水機による揚水又は排水」というのが、水路も含まるのですか、これはまた別なんですか。
【次の発言】 それで、ちょっと聞き漏らしたんですが、いま一度灌漑排水の旧機との取りかえはその差額の何パーセントか、新機は何パーセントかというようなことを、補助率を各項目別に全部いま一度教えていただきたいのですが。
【次の発言】 新設はどうなんです。
【次の発言】 いま一度。そこがよくわかりません。前に揚排水機があった。それを今度は改良工事によって揚排水機を大きくする場合……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第13号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連。今漁場を、これは農林省といわれたが、この間問題にちょっとなりましたのは、豪雨等の際にダムをあけるというのですね、それがためにそうやってダムにたまった土砂を流し出す、こういうことを通産省でやっております。そこで問題が今出ているのです。この法律にはおそらくそれは適用していないと思いますが、それによって、上流のダムのこちら側に非常に土砂がたまりましてそして大きな島ができる、川の真中に島ができる、これは建設省の方にもその実例を中心にして、たしか陳情がいっていると思うのです。そして島には木まではえておる、しかして流水が変る、変わって、次には必ずもう災害を受ける、こういう実例がたくさん……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第14号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 大体三対一の割合で作らせようと、こういうことなんですが、その際今御説明になったような三トンぐらいのものを作れ、もしくは十トン未満のものに直せという場合には、そういう場合には、やはり三対一の割合で直していくのか。かりに二十五隻の被害船があった。それを標準の十五馬力三トン、こういう船で一応金を出して、そうしてかりに十トンのものを作る場合に、その隻数が減っていくのかどうか、その点はどうなんですか。
【次の発言】 私の言うのは、とにかく大体の予算というものがある、補助予算が。そうしますと、基本が違ってくるとそのやり方によっては非常に大きな予算に増大する危険性――という言葉は使われませんけ……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第15号(1959/11/20、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 今、同種のものが、旋盤なら旋盤の中に、ずっと名前があげられましたが、それならかりにフライス盤、正面盤等と普通の削盤とかえる、こういう場合でもできる、こういうような御説明だったと思うのですが、いわゆる旋盤に属するたぐいならどれとでもかえられる、これはちょっとおかしいあれになると思うのですが、全然性能の違うものですね。使用性能の違うものです。今言われた名前のものは一々専門の所で使うものです。そうすると、前に持っていたものとかえるときに、同種というのは、それではちょっとこれは合わないのではないかと思いますが……。
【次の発言】 それじゃ、ここで交換がありますね、交換したあとの分はどうな……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第17号(1959/11/25、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 この三条について、簡単ですが、ちょっとわからぬ所がありますからお尋ねしますが、この適用は、建設省に関係している中小河川、直轄河川というようなものに対する水防団を中心にした考え方になるんですか、三条に関連した特例が。と申しますのは、わかりやすく申し上げますと、昨年実例がありましたが、僕らの新潟で福島潟が溢水しましたが、その際、福島潟は中小河川である。ところが、それに入ります用排水、これは河川というよりも農林省関係の用排水、これもやはり河川に入りましょうが、それを直すためにずっと千三百枚ばかり俵を積んだ。これが非常な問題になりまして、ようやく五百万円ばかりもらいましたが、こういうこと……

第34回国会 農林水産委員会 第4号(1960/02/11、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 農地局長にお伺いしますが、大体あの開墾、干拓、土地改良等をまぜまして食糧対策といわれた時分に、何か五カ年計画があったと思う。人口の増加、それから土地の老廃、公共事業の壊滅、風水害等の欠損、壊滅等の減る部分と人口の増加等を対比して、それで一応五カ年計画の中で年にどれだけの耕地をふやしていくのだ、同時に、技術改良によってどれだけをふやしていくのだ、そうしてそのバランスをどうとるのだ、こういう計画があったはずです。詳しい資料を失いましたから、詳しい問題は、数字は私はあげられませんが、そういう計画はあったのです。それがいまだかつてその計画に従ってどうしてどういうふうにする、その年の会計予……

第34回国会 農林水産委員会 第5号(1960/02/12、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 蚕糸局長、十五日の審議会の審議結果の答申が出ますね。その際にこの予算とどういう関係になりますか。だいぶ変わった意見など出やせぬかというようなことも考えられるのですが、その場合に、この予算と振興審議会決定の実施に対する予算関係に対してあなたにお伺いしたいと思います。それから安田さんの方は、いろいろめんどうなことでお伺いしたいこともありますが、また機会もあると思いますので、こまかいことを申し上げませんが、この予算が大体酪農、乳牛、畜肉、養鶏等を中心にしてどのくらいの増産対策を数字の上で見てあるのか、それを基本にしてこれが出てくると思いますので、従って、その資料を一ついただいて、それか……

第34回国会 農林水産委員会 第6号(1960/02/16、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 予算書を見ますと、内水面に対しては一銭もないのだが、わずかにアユの県営に対する補助金が一つついているだけで、内水面政策というものは水産庁は全然考えておらないのですか。
【次の発言】 ウナギだとかドジョウとかというようなものの養殖などは、やはりこれは内水面に属するものだと思うのですが、まあ食料として高級食品で、一般食品ではないが、アユにこれだけ力を入れているならば、こういうものを養殖してもっと安いものがどんどん食えるような方法を考えてもいいのではないかと思う。最近は農薬等の関係、灌排水関係、汚濁水等でほとんど内水面魚が全滅するかもしれない状態にあって、何もかまわぬでおくというのもど……

第34回国会 農林水産委員会 第7号(1960/02/18、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 伊関さん、これは先ほど漁夫の交換の問題なり釈放の問題について、二月中にきまらぬ場合には最後にきめ手が用意してある、こうおっしゃった。今亀田君との応答をお伺いしておると、「なお検討」という言葉を使っておられますね。「きまった」ということと「検討」ということと、そこに食い違いがあると思うんです。そういうふうにちょっと考えられるのですがね。もし、返答がなければ、もうこういうことをやるんだという、政府部内においてきちんともうきまっておるのか、交渉の過程においていろいろの手をまだ検討していくと、こういう過程に今置かれておるのか、どっちがほんとうなんですか。

第34回国会 農林水産委員会 第8号(1960/02/23、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 農林大臣にはいろいろお伺いしたいことがたくさんあるのです。まず、貿易の自由化の問題であるとか輸入米の制限超過の問題、抑留漁夫の送還の問題、農業災害の問題、所得倍増の問題、わしらの方の地盤沈下の補助金の問題であるとか、流通上の問題、農業保険の問題等たくさんありますが、これらの点は、時間の制限がありますし、同僚委員もたくさん質問せられますので、多分重複するであろうと思いますので、質問の中でお伺い漏れがあった場合に、一番あとでお伺いすることにして、私は本日、農林大臣からぜひお伺いしておきたいと思いますことは二点ありまして、第一点は、先日、大体提出法案の一覧表が提出せられたのでありますが……

第34回国会 文教委員会 第5号(1960/03/15、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  この機会に一言ごあいさつを申し上げたいと思いますが、まず、私が病気のため非常におくれまして、文教委員会を今日まで延ばしましたことは、まことに申しわけないと考えております。なお、こういうような事情で休んでおりましたために、ごあいさつの機会を失していましたことをあわせておわびを申し上げておきます。  私は、このたび院議によりまして、はからずも本委員会の委員長の席を汚すことになりましたが、御承知の通り、文教行政にははなはだ不案内でありまして、はたして大過なくこの大任を果たしていけるかどうかということは、内心じくじたるものがあるのであ……

第34回国会 文教委員会 第6号(1960/03/17、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過につき御報告申し上げます。  一昨十五日の理事会で協議いたしました結果、本日は、まず、衆議院提出の公立学校の学校医の公務災害補償に関する法律の一部を改正する法律案につき提出者側の趣旨説明を聴取いたし、次いで、内閣提出で本審査になっております盲学校、聾学校及び養護学校への就学奨励に関する法律の一部を改正する法律案の質疑を行なうことに取りきめました。  以上報告の通り審議を進めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めまして、まず、公立学校の学校医の公務災害補償に関……

第34回国会 文教委員会 第7号(1960/03/22、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) それではただいまから文教委員会を開会いたします。  この際、お諮りいたします。近藤鶴代君より、都合により理事を辞任いたしたい旨の申し出がありましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さよう決定いたします。  つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じますが、互選の方法は、慣例により成規の手続を省略し、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、私より安部清美君を理事に指名いたします。

第34回国会 文教委員会 第8号(1960/03/29、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過につき御報告申し上げます。  理事会にて協議いたしました結果、本日付は、本付託になっております盲学校、聾学校及び養護学校への就学奨励に関する法律の一部を改正する法律案、国立学校設置法の一部を改正する法律案及び高等学校の定時制教育及び通信教育振興法の一部を改正する法律案、以上、三法案の質疑を行ない、なお、盲学校、聾学校及び養護学校への就学奨励に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、本日中に採決を行なうことにし、他の二法案も、時宜によってはその後の審議を続けることに決定いたしました。  以……

第34回国会 文教委員会 第10号(1960/04/14、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。去る四月五日、北畠教真君が委員を辞任され、その補欠として西田信一君が選任されました。また、四月七日、西田信一君が委員を辞任され、北畠教真君がその補欠として選任せられました。  以上であります。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についてお諮りいたします。委員の異動に伴いまして、現在、当委員会に理事が一名欠員となっております。互選は、慣例によりまして、成規の手続を省略いたしまして、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第34回国会 文教委員会 第11号(1960/04/19、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  先日の委員会におきまして、すでに御報告、御承認をいただいてきましたように、本日は、まず、宗教法人及び学校法人に対する下水道受益者負担金に関する件について調査いたし、次いで、教科書に関する諸問題について調査を進めていくことにいたします。  なお、本日は政府側より、平間振興課長、太田主任調査官、内海視学官、関盛建設省計画局長が出席いたしております。  それでは最初に、宗教法人及び学校法人に対する下水道受益者負担金に関する件を議題といたします。  質疑の通告がございますので、この際発言を許します。

第34回国会 文教委員会 第12号(1960/04/21、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) ただいまから委員会を開会いたします。まず、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。本日は芸術会員の選考につき調査をいたすことを委員会で決定しておりましたが、文部大臣が出席できませんので、本件に関する調査は来週に持ち越すこととし、本日はまず留学生に関する件につきまして調査を進め、次いで市町村立幼稚園教員の給与の改善に関する問題を調査いたすことに決定いたしました。以上、理事会決定の通り審議を進めて参りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
【次の発言】 まず、留学生に関する件を議題といたします。なお、本日の政府委員は、文……

第34回国会 文教委員会 第13号(1960/04/26、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。本日は、先週来持ち越しとなっております芸術院の運営に関する諸問題につき調査をいたします。なお、次回は五月十日開会いたすことにいたします。  以上、理事会の決定の通り取り計らいたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは芸術院の運営に関する件を議題といたします。  質疑の通告がございますので、この際発言を許します。ただいま出席になっております政府委員は、宮澤文部政務次官、社会教育局長斎藤正、説明員芸術課長福原国彦、芸術院長高橋誠一郎の諸氏が見えております……

第34回国会 文教委員会 第14号(1960/05/10、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) それでは、ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会における経過につき御報告いたします。  本日の理事会におきまして協議いたしました結果、本日は、まず、学校教育法等の一部を改正する法律案を議題とし、政府当局より趣旨説明を聴取いたし、なお、幼稚園の問題に関しては後日懇談をいたすこととし、また、十二日は特殊教育関係の施設を視察いたすことといたしました。  なお、来週火曜日に、公立学校事務職員に関する決議を取り扱うことになりました。  以上報告の通り審議を進めて参りたいと思いますが、御異議ございませんか。

第34回国会 文教委員会 第15号(1960/05/17、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。  本日の理事会におきまして協議いたしました結果、本日は、まず、教科書に関する諸問題について調査を進め、次いで、前回の委員会におきまして、すでに御報告、御承認をいただきました通り、去る三月三十一日以来持ち越しになっております公立学校事務職員の待遇に関する決議を取扱うこととし、その後、幼稚園問題に関する件につき懇談いたすことと決定いたしました。なお、次回は来週火曜日に開会いたすことにいたします。  以上、理事会決定の通り進めて参りたいと存じますが、御異議ございませんか。

第35回国会 文教委員会 第1号(1960/07/19、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) これより委員会を開会いたします。  この際、理事の補欠互選についてお諮りいたします。  前国会中に委員の異動がございましたので、現在、当委員会に理事が三名欠員となっております。互選の方法は、慣例によりまして、正規の手続を省略いたしまして、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、委員長より、吉江勝保君、北畠教真君、安部清美君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、調査承認要求の件についてお諮りいたします、  教育、文化及び学術に関する調査承認要求書を本院税期第七十四条の三により、議長に提出いたしたいと……

第35回国会 文教委員会 閉会後第2号(1960/08/31、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る八月十一日、横山フク君が委員を辞任され、その補欠として大谷藤之助君が委員に選任されました。また、本日、近藤鶴代君が委員を辞任され、野田俊作君が委員に選任されました。  以上であります。
【次の発言】 理事会の経過について報告いたします。  本日は、当面の文教政策に関し文部大臣に対し質疑を行ないます。明日は、名城大学の件につき文部当局に対し質疑を行なうことにし、その後に文部大臣に対する質疑を継続いたすことにいたします。  なお、十月の委員会は一応十日に開会いたすことといたし、変更……

第35回国会 文教委員会 閉会後第3号(1960/09/01、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  本日は、まず名城大学に関する件につき調査を進めます。質疑の通告がございますので、この際発言を許します。
【次の発言】 文部大臣からちょっと御所信を。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――御発言もなければ、本件に関する質疑はこの程度といたしたいと思います。
【次の発言】 次に、当面の文教政策に関し調査を進めたいと思います。質疑のある方は順次御発言を願います。

第35回国会 文教委員会 閉会後第4号(1960/10/15、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) それではただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る九月三日、野田俊作君が委員を辞任され、その補欠として近藤鶴代君が委員に選任されました。以上であります。
【次の発言】 次に、今日の委員長及び理事打合会の経過について御報告いたします。  本日は、まず、先般当委員会が行ないました委員派遣に関しまして派遣委員より報告を聴取いたし、次いで板付飛行場周辺の防音設備に関する件等当面の文教政策に関する調査をすることを決定いたしました。  以上、理事会決定通り調査を進めたいと存じますが、御異議ございませんか。

第36回国会 文教委員会 第1号(1960/10/18、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、調査承認要求の件についてお諮りいたします。教育、文化及び学術に関する調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。  なお、要求書の作成及び手続等は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、継続調査についてお諮りいたします。  ただいま調査承認要求書を議長に提出することを決定いたしたのでありますが、本国……

第36回国会 文教委員会 閉会後第1号(1960/11/30、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過について御報告いたします。理事会におきまして協議いたしました結果、本日は、去る十月十五日本委員会において行なわれました派遣委員の報告に関しまして、かねて文部当局に、報告中にありました問題点につきましてその措置の検討を本委員会として要望いたしておいたのでございますが、本日まとめて一つ当局よりその点につき報告願い、次いで質疑を行なうことに決定いたしました。  以上理事会決定通り進めて参りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう進めて参ります。  それでは、まず……

第37回国会 文教委員会 第1号(1960/12/06、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過について御報告いたします。理事会におきまする協議の結果、本日は、まず、調査承認要求書を議長に提出いたすことを決定し、次いで、委員会散会後、名城大学に関する件及び幼稚園に関する諸問題につきまして懇談いたすことに決定を見ました。なお、定例日に関しましては、来週より、従前通り火曜、木曜を定例日とし、午前十時より開会いたすことに決定いたしました。  以上、理事会決定通り取り計らいたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう取り計らいます。

第37回国会 文教委員会 第2号(1960/12/15、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(清澤俊英君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。  去る十二月十三日、大谷藤之助君が委員を辞任され、その補欠として下條康麿君が委員に選任されました。以上であります。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過につき御報告申し上げます。  一昨十三日及び本日の理事会におきまして協議いたしました結果、本日はまず、安部清美君より理事辞任の申し出がありましたので、これを許可することとし、次いでその補欠互選を行ないました後、先般来持ち越しとなっておりまする新潟大学の分校統合及び校舎改築問題、僻地学校への特別措置、蟻害地域、台風常襲地域の校舎……

第38回国会 建設委員会 閉会後第1号(1961/07/11、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 もう前にだれか質問したかもしれませんのですが、この前の狩野川台風のときも一度お伺いしておいたのでありますが、信濃川の河床が上がったと、こういう声が一般に起きて、それで分水ができて以来、ここ約二十年間以上の間は、ほとんど水害の脅威というものは上流においては考えておらなかった。最近ここ五、六年間警戒水位を突破して堤防を越すような水が、しばしば危険を感じるものが出てきております。それが一つと、いま一つは、常にゲートを持ったダムはありませんが、固定堰等により水をとられる関係上、常に国鉄の、ダム以下というものは夏季湯水期には非常な水量が減ってきております。そういうような関係上、いろいろ川の……

第38回国会 大蔵委員会 第6号(1961/02/24、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 これは今までは無償で使わしたというが、今度こういう形で払い下げますね。そうしたら、土地の貸付料かなんかとるのですか。
【次の発言】 これは一つ関連でお伺いしますが、この間、新潟で戦争中にできました労使協調の何か建物があるのですな、労農会館というのか、各県でできたと思うが、これは資本家と公共団体等が金を出して建てた建物なんです。それが終戦後、土地も建物も全部大蔵省が国有財産で没収しており、平に相当額のこれに対する貸付料をとっておる。最近火災でこれが焼けたのですが、六百万円の保険がかかっておる。これはやっぱり国のものでありますから、全部そちらに持っていき、保険料はこちらの契約によって……

第38回国会 大蔵委員会 第7号(1961/02/28、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 今、砂糖の問題が出たが、この間からの新聞など見ても、リンク制度の割当をふやすとかというのですが、あれはどういうことですか。

第38回国会 大蔵委員会 第8号(1961/03/02、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 これはドルか円か、どっちなんです。両方言っていられるから、わからない。

第38回国会 大蔵委員会 第9号(1961/03/09、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちょっとわからないのだがね、お話を聞いていますと。ということは、一つの疑義があるから、政務次官は何らか早い機会において審議会を作ろう、こういうことを言っていられるのだ。それから、当局の係官は何ら疑義がない、あたりのまえのことだ。――こういうことになると、そこにはどうもちぐはぐのものがある。あたりまえのものなら、審議会なんてめんどうなものは要らないわけだ。そういうのはどこから出てきたのか、われわれは了解するのに苦しむ。
【次の発言】 もっと違う何じゃないかと思うのだがね、僕らもあまりこういうことは専門じゃないけれども。だから、新聞などを通じて見ておりますると、まあ、現在のそれ自身に……

第38回国会 大蔵委員会 第10号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 大蔵委員会調査室で出した資料を見ますと、今年補助金の整理統合をやって約二十九億円の整理ができた、こうなっているのですがね。その反面、「一般会計に占める補助金等の状況」という表を見ますと、奨励金が三十億円三十六年度からついているのですが、この奨勧金というのは何に出すのですか。どこへ出ているのですか、三十億円は。
【次の発言】 はい。

第38回国会 大蔵委員会 第11号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 結局はこういうことじゃないですか。今国鉄運賃が上がる、その他の値上げの際に、下がるのは一等、こんなことじゃ国民はおさまらないから、ごまかしのために税金をつけようというのじゃありませんか。そういうことしかねらいがない。ほんとうの特殊人種に運賃を下げる。比率からいったら三倍でも五倍でもいいだろうと思う。すし詰めの中に立っている国民から見たら、それを下げようというのですから、国民の感覚からは悪いに違いない。それをごまかすために、税金でちょっとごまかそう――それがためにこういうような議論が出ると思う。これは徹底的に考えた方がよいと思う。

第38回国会 大蔵委員会 第12号(1961/03/17、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 大蔵委員会は大臣の御出席が非常に少ない、こういうお話を聞いておりますので、本日の議題にちょっとはずれておりますけれども、所得税を中心にいたしまして一、二点お伺いしたい、こう思います。と申しますことは、このたび専従者控除を、青色申告から白色申告にまで及ぶ拡大をしていただいたのであります。  そこで、お伺いしたい第一点は、青色申告だけでなく、白色申告に対しても専従者控除を認められました根本がどこにあるか。われわれから見るならば、これは大蔵省として一応必要経費としての労働報酬をお考えになっているんじゃないか、こう考えるのでありまして、その点が一つ。  それから、そういたしまするならば、……

第38回国会 大蔵委員会 第15号(1961/03/27、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちょっと、今、地盤沈下の問題が出ましたので、それでお伺いしますが、新潟の地盤沈下ですね。昨晩の新聞を見ますと、科学技術庁の池田という長官がこういうことを言っておるのです。大体新潟の地盤沈下はもう結論が出ていると、こういうのです。もう結論が出ておるのに、このままにどうも同じようなことを繰り返して金をかけてみても、金をかけるだけ損じゃないか。ということは結局、それはもう今のままでおいて、幾ら金をかけていろいろな施設をしてみましても地盤は下がっていくんだ、だから金をかけたととが何にもならぬじゃないか、こういう説明だと私はとっております。これに対してあなた方の方ではどういうふうに考えてお……

第38回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1961/06/30、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 きのうの農業共済組合新聞、あれを見ますと、何か農林大臣が発表したというので、自作農の造成のために三分五厘で三十年年賦のことを考えて、農地局当局にこれを命令して、当局は今これの検討中だ、しかも非常にうがったことを書いてあるのですね、これを農地法の改正の中へ入れるか、別の法律にしてやるかということを今考えている、こういうような非常に突っ込んだ記事が出ておりましたが、これは何かあるのですか、根拠が。

第38回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1961/08/31、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 大体理事会できめられた時間がありますから、余分な時間はとりませんが、河野さんにお伺いしておきたいことは、大体あなたの構想は食糧庁長官がよく受け継いでいると思いますので、ごくこまかいことは食糧庁長官に聞いて、その答弁はすべて河野さんの考え方であると解釈してよろしいですか、その点を明らかにしておきたい。それでなければなかなかお忙しい中で……。
【次の発言】 それではこまかいいろいろなことはそちらにお伺いします。  その第一次構想の中に「食糧管理特別会計の実態にかんがみ、この際新たに適切と認められ、かつ実際に即して必要な弾力的措置を加える。」といって、その構想は約十一項目ばかり出ており……

第38回国会 農林水産委員会 閉会後第5号(1961/09/01、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 私は石谷さんのような専門家が主張せられたのですから、あとで大体速記録で勉強したいと思っておりますけれども、二、三お聞きしておきたいことがありますので、一つ簡単な問題をお聞きしたいと思います。税の軽減で値下がりをさせると、こう言っていられるんですがね。これは税金を下げることによって値下がりというものがどういうふうな方法でひとりでに下がっていくのか、何か税金を下げた分だけを安く売れというような指定的なことをやっていかなかったら、やはり価格に押されて、そのものは零になるんじゃないか、計画通りの値下がりは見られないと思うんです。これらの因果関係をまず明らかにしていただきたい。

第38回国会 農林水産委員会 第25号(1961/04/04、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 これは同年度で二度用なった場合どうですか。別の災害が……。

第38回国会 農林水産委員会 第26号(1961/04/06、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 農林大臣にちょっとお伺いしたいのは、大体大臣は暖いところに成長せられたので、あまり雪のことを御存じないと思うのです。だから大体においてこの豪雪地帯に対して農林大臣は大体どう考えておられるか、どういうふうに豪雪地帯を見ておられるか、その考え方ですね。ということは、まあ申し上げてみますれば、風水害というようなものは一つの災害が短期にずっと出てくる。それであとに惨たんたる状態がそこに出てくるのです。これが風水害の特性、特質だと思うのです。ところが豪雪地帯はそういうきわだったものは見えません。見えませんが、約半年にわたって雪の中に生活していかなければならない、こういう特殊の状態を持ちます……

第38回国会 農林水産委員会 第27号(1961/04/07、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 近ごろいろいろ灌排水とか河川とかというようなものがだんだんと完備してきて、大体災害は集中して、山間部に起きている、これはお認めになると思います。そういう非常に弱い所で災害が集中して起きるのが最近の現象じゃないか、そういう場合に、大災害がある場合には特別立法でいろいろ考慮せられるが、そういうものがたまたま局部的なものだと非常に冷遇されているという形が出ております。これはもう何か考えていい時期にきているのではないかと私は始終思っている。災害は山に登る、これは近ごろのはやり言葉です。こういう事態が参りまするならば、総体的に、こういった災害復旧の臨時措置法であるとか、こういったものをもう……

第38回国会 農林水産委員会 第30号(1961/04/14、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連して。ただいま東さんからいろいろ協同組合と漁業のあり方について御質問がありましたが、関連してお伺いしたいことは、このいろいろな漁業制度調査会に対し、資料は大体あなたの方でお出しになったのだろうと思うが、間違いありませんか。それが中心でこれらの答申が出た、こう思いますが……。
【次の発言】 そうしますと、非常に雑な見方で、まだおとといこれをもらっただけですが、ここでちょっと読んでみましても、漁業協同組合等に対しての将来の行ない方、まあ改革の要点等のものが非常に雑に出ているのですね。具体的なものは、こういうふうな欠陥があるから、こうしろというようなものは一つも出ていない。そこで、……

第38回国会 農林水産委員会 第32号(1961/04/20、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 清井さんにたった一つお伺いしますが、先ほど、これから伐採期に入ったら収入が大体四十億ある。この四十億の使い方について考えなければいかぬと、こうおっしゃって、それをどういうふうに使うんだかということははっきりしておりませんね。だから考え方によりますと、こういうことになるのじゃないですか。切った木の、今まで金をかけない木の代金が相当町村に入るから、それを使って自分の造林をやった方がいいのじゃないか、こういう考え方がその中に盛り込んであるのじゃないですか。その点がどうもはっきりしておりません。
【次の発言】 今ですね、嘱託という一つの業務がふえればですな、当然、県ではまた業務がふえるん……

第38回国会 農林水産委員会 第33号(1961/04/21、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 幸いこういう法案が出ましたので、関連質問としてお伺いをしたいことが三点ばかりあります。  その第一点は、何か肥料審議会において、かねて輸出会社が持っております赤字の問題と、価格決定に対する比重の取り方というか、いわゆるわれわれの方ではバルク・ラインで今までのように価格の中心を計算して出す。片方は原料総加重平均でしていくというか、原料のものを平均して出すというようなことでもつれているというお話を聞きましたが、この国会では、赤字の問題は租税特別措置法で解消したのじゃないかと、こう思っております。そうすると、あとに残りましたものは、比重の取り方の点だけで、まだそれがきまらない、こういう……

第38回国会 農林水産委員会 第34号(1961/04/24、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連して。だんだんわからぬようになってきて、頭が混乱してきてどうも困ります。そこで、三十五年に出ました治山治水緊急措置法というのですね、あれによって、前期五カ年計画が済んでいるでしょう。その中へ水源造林事業というものは入っているのですか、入っていないのですか。
【次の発言】 大臣、おかしいんじゃないかと思うんだな。治山治水の中で、入り用であるということで一応の計画を立てる限り、民有林も国有林も公有林も何もないだろうと思うのだがね。どれくらいの腹がまえで治山治水の計画を立てておられるのですか。どうもそこらが混乱してわれわれわからぬようになってきたんだ。

第38回国会 農林水産委員会 第35号(1961/04/25、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連して。非常に分収分け前のことで心配ないとこう言われるが、大体の方針が町村に造林をさせる、これが原則になっておる。そうした場合、任意契約を公団と町村が行なう場合に、うっかりすると、やったあとでですか、全部出してあるというが、労働賃金が高い要求だとか、あるいはそれほど経費がかかっておらぬとかいろいろ問題がそこに生じやすいと思うのです。結局押し合っていれば、強い方が勝って弱い方が負けるというのは、これは原則です。そうすれば負担しないでよろしいいろいろな経費を、町村がそこでになわなければならぬ。そうすれば、やはり分収歩合が公平にいったとしましても、実質的にはそれは問題になると思う。従……

第38回国会 農林水産委員会 第36号(1961/04/26、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 基本の問題ですか、あれを見ますと、問題点の何をちょっと見ますと、内水面のことで入漁関係に対して漁業権を考えるとこういう問題が出ていますね。これはしばしばこういう問題を提起して、私はみんなに笑われてきたのだけれども、非常にこれは重要性のあるそういう問題も出てくる性質のものではないかと思うのです。といいますことは、山にしてみろ、川にしてみろ、もともとは、ことに川の場合ですがね、漁業権があって漁業をやっていたわけでもない。ただまあ生活と営業の関係上そういうものをだんだん専業化して生活のためにすなどりをやった、こういうものがだんだん権利化した。また一方その後、地帯の住民がどこの川へ行こう……

第38回国会 農林水産委員会 第37号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連で一つお伺いしますが、どうも水産庁次長は、あまりあれが言われる通り楽観しておるのじゃないでしょうか。ということは、あなたのこの資料ですね、資料の三十四ベージなどを見ますと、需要が書いてある。経済成長率が七・八%の場合は八百四十三万三千トン要る。それから七・二の経済成長である場合には、八百二十一万八千トン、六・五の成長率の場合は、八百万一千トン、こういうものの需要がある。それから三十八ページのこれの供給量を見ますと、あなた方の書いたのでは、四十五年度においては、今言われた七百四十万一千トン、こういう数字になって、すでにここで需給が合っていませんね、あなた方が作ったので。そうする……

第38回国会 農林水産委員会 第42号(1961/05/12、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 二分ばかりでいいのですが、この問題と離れた漁業問題、ごく簡単な問題ですから、あなたの考えだけをちょっと知らしていただきたい。と申しますことは、昨日、サンマの、大体二十センチくらいのサンマですが、それをイワシの目刺しのように五本刺して、今年からこういうものを売るのだ、非常によく売れる、こう言って私のところに持ってきた。それを見ましたときに、今漁業調整法ができて、資源法まで出ておる際に、こういうものを見た場合、直観的に農林大臣はどう考えるか、それだけ一つお伺いしておこう、こういうことです。  いずれこれは、いろいろの問題で、それは私の質問する材料になる。だから、こういうものを見た場合……

第38回国会 農林水産委員会 第44号(1961/05/17、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちょっと関連して。ただいま漁業基本法を出す準備が進められている。こういうお話でした。それは間違いないのですか。
【次の発言】 それは基本法という形とはちょっと違うのですか。それだけ聞いておけばいい。

第38回国会 農林水産委員会 第45号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 あらかじめお伺いしておきたいのは、きのう北村君の質問の中で、経済企画庁の農業近代化小委員会の答申に対して、これはあまり尊重しないどころか、これを除外したような考え方で御答弁になったと思いますが、その点どうなんですか。
【次の発言】 それは当然のことでございますが、きのうは確かに北村君そうだったね、関係しないというような御答弁であったので、それではこれをどれくらいの点まで参考として取り上げられているか、企画庁の所得倍増との関係は。
【次の発言】 今の閣議決定になってという経済企画庁の答申なり、閣議決定になっているという資料は配付になっておりますか。

第38回国会 農林水産委員会 第47号(1961/05/23、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 この問題は特別取り上げて言うほどの重大な問題ではありませんが、幸い固定資産税の問題が出たから、大体農林省というものは税金にどういう考えを持っているんだか、僕は非常に一つの疑問を持っている。と申しますのは、専従者控除についてずいぶん長い間問題としておりましたが、それがようやく白色申告も所得税においては片づいてきた。それを地方税に敷衍する場合に、これも幾らか取り上げられたような形が出てきておる。ところが、こういうものをやっていく際に、農林省として少しも積極性がないんですね。いずれも農民団体もしくは農民の方から強い声が出てきた。そこで今問題として一つ考えてもらわなきゃならぬことは、地方……

第38回国会 農林水産委員会 第48号(1961/05/26、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 今水産庁の、あなたの方の言われることはよくわかります。わかりますが、先の西村さんの報告にありますように漁民の手元から四円くらいだと、こう言う。それが三倍ぐらい市価で出ているのだから、この前のこの問題が問題になったことを僕は言うのですよ。大体今のノリなんというものは高等食ですよ。一般食ではないですよ。そういう点を直していけば、倍ぐらいまた入れられるかもわからない。そういう点を考えないで、何かあなたの御説明を聞いていれば、結局日本の漁民を擁護することも考えられるが、輸出対象としては、あと言わないだけの話です。これでは全く納得できませんですが、ほかに拡大して輸入する道も、価格のつけ方、……

第38回国会 農林水産委員会 第50号(1961/05/29、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 まず初めにお伺いしたいことは、先般私が質問いたしましたことなんですが、八条、九条に関する問題ですが、これの報告に対する要綱をちょうだいしておりますが、その後八条の問題について報告の責任を政府はとるかとらないか、こういう問題でだいぶこれが問題になりましたですね。それで責任はとらないが何らかの処置をとると、こういう大沢さんの話と、それから小林君は、あなたがラジオの放送において対談かなどにおいて、もし見通し等に誤りがあれば責任を持つと、こういう御発言をなさった。こういうことで、たしかこれは小林君によってまだ保留してあると思うのですが、そこでちょうだいしました資料を見ますと、どういうわけ……

第38回国会 農林水産委員会 第51号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 小林君から時間を分けていただきましたが、ほんの一口でいいですが、最近共用等の問題も行なわれることを中心として、住宅をアパートにしたい、こういう新しいケースができている。作業場と住宅というものを全く別にしていきたい、こういう形がだいぶできてきているんです。現在あなたの方にそれで申請もでているだろうと思いますが、こういう点は一つ十分新しいケースとして考えていただきたい。従って都市の労働者などのアパートとはちょっと違った形が必要だと思うのです、面積やその他で。それから一つ研究して、その点も考慮していただきたい。ただ修繕だけじゃ問題になりません。

第38回国会 農林水産委員会 第54号(1961/06/02、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 ただいまの近年非常に増産されていると言われますが、増産の問題はどうなっておりますか。
【次の発言】 さっきちょっと森君が言いましたが、大体今どれくらいしているのですか、生産者のノリの価格は。
【次の発言】 どれくらい今売残りの手持ちがありますか、生産者の手持ちは。
【次の発言】 この五億枚は漁協というようなものが持っているのか、生産者自身が持っているのですか。
【次の発言】 大体今のノリの生産者から市場へ出てくるまでの大体の流通の方式は、どんな形になっておりますか。
【次の発言】 現在そういう欠陥がわかっている場合に、金融措置などはどういうふうになっていますか。

第38回国会 農林水産委員会 第55号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 これは農林大臣からお伺いした方がいいと思うのですけれども、まあこういう開会でありますから、西村さんからでもよくわかるようにしてもらいたいのであります。この二法案は、農業基本法を中心にして作られたのか、あるいは先般ここであげました漁期の延長の法案等と同じように、いずれ根本的に漁業問題については基本法も出す、こういうようなことを農林大臣も言うているのでありますから、その際またこの二法案を中心にして変えるという暫定的なものであるかどうか。これをまず中心で、いろいろお伺いする筋も違ってくると思うのです。
【次の発言】 それでこの補足説明等にもありますように暫定的だと思われることは、大漁貧……

第39回国会 農林水産委員会 第2号(1961/10/05、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 大臣にまずお伺いしたいのは、災害関係ですね、それで今の御説明の中にもあります通り、農民の災害に対しては十分施策を考えてやる、こういうふうに書いてありますが、いろいろ伊勢湾台風等によって公共施設等の災害に対しては補助金等も十分な措置も講じられておりますが、個人災害について、ちょっと欠けておるところがないかとこう思うのであります。ことに特殊産業である農業が、連年災害とは言いかねますが、これは実例でありますが、中之島という村があります。そこでは今から七年前に収穫皆無に一ぺんなったのです、水害で。それがこのたびのまた災害で、ほとんど湛水十数日、やはりもう一粒の米も野菜も持たないというよう……

第39回国会 農林水産委員会 第4号(1961/10/10、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 ただいま聞いておりますと、二期の延長はしないと、こういうふうにきまったと言われるのですね。おかしいじゃないですか。大体五〇%が第一期に残っていると、こういうのでしょう、新潟県の場合電気事情で。それが二期の調製に押していかないですか。実際の納入状況等が、大体一期の五〇%と二期の平常数が計算されて出ておりますが、これはどうも不可能じゃないかと思うのです。それと同時に、今年は毎日雨が降って非常に秋上げが悪いのです。そういう事情の中でそういうことができるでしょうか、この点をひとつお聞きしたい。
【次の発言】 どうもその数字はおかしい問題が出ているのじゃないですか。五日までで一期分の三割ふ……

第39回国会 農林水産委員会 第5号(1961/10/11、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連して。今の場合、ちょっと藤野さんと僕は意見が違うんだ。ということは、せり並びに入札等によって公正なる価格を市場はせりできめていくという需給の関係でね、そういうものがきまってくる。こういう建前がまあ市場法の中心になっているのです。これは非常に不合理だと思うのですがね。不合理だが、その場合に出荷者がさし値をしてせりに付することはできると思うのです。自分のものにさし値をしてさし値に達しない場合には、幾らかの罰金を出してまあ大体落としたものを、落ちた場合でもこれは無効にすることができると思う。現在やっておると思うのです。そうした場合、せりというものが今大体どういう形で行なわれておるか……

第39回国会 農林水産委員会 第6号(1961/10/13、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 今の問題、幾ら森さんと議論してみたって始まらないと思う。したがって、この次に経済局長と法制局を呼んで、これは重大問題ですから、ちょっと意見を聞いてみたい。
【次の発言】 簡単に。中央市場との関連についてはこの次にひとつやらしていただいて、条文的なところをちょっとお伺いしておきますが、取引の近代化合理化と、こう言われているのですが、これは大体具体的に家畜市場を中心にして、取引の近代化、合理化というものは、どういうことをさしておられるのか、具体的にひとつ教えていただきたい、こういうことなんです。  それと第二番目は、今問題になっておりますが、これは農協の一部などから出ているのですが、……

第39回国会 農林水産委員会 第7号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 今の説明を聞き、提案理由の説明を見ますと、ここの場合はこう書いてある。「家畜市場の開設日およびその前後の日に家畜市場周辺の一定の場所で原則として家畜取引を行なってはならない」とこうなっておる。そうすると、たまたま道路などでやるということは、道路で一定ということはちょっと考えられない。その日の状況でいろいろな所に変わるのだと思う。ところがその反面、今の説明でいきますとその設定せられた家畜市場のわきへ市場を作っておる、これはいいというのだ。これの方がかえって弊害がないと、こういう解釈はおかしいと思う。これこそ固定した一定のものを、市場を作るのですから、市場だってこれは規則はないのです……

第39回国会 農林水産委員会 第9号(1961/10/20、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 大体昨日北村君がだいぶ詳しく質問いたしておりますので、ときによりますと重複するようなところがあるかもしれませんが、一応お伺いしておきたいと思われる点を四、五お伺いしてみたいと思います。  まず第一にお伺いしいことは、「家畜の改良増殖を一段と計画的かつ効率的に実施して」という補足説明の条項がありますが、これには「総合的にかつ体系的に促進することとし」と、こうなっております。総合的ということになりますと、価格、飼料市場、自給、加工、輸入その他いろいろな問題が関連して参ると思うのでありますが、ここいらについて現在畜産局としては構想がまとまっておるのかどうか。いろいろきのうはまあこれを個……

第39回国会 農林水産委員会 第10号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 それは、何か、今のところは、僕も聞こうと思っておったんだが、大体そういった場合に、経費の二分の一補給するとなっていますね、国で、これを見ますと。提案補正を見ますとね。二分の一というのはどのことをいうのですか。
【次の発言】 なるほど。さっきも北村君がね、ちょっと質問しておったんですが、農業者の定義のところですな、あすこでへ「「農業者等」とは」とこうなって、そのあとで、畜産、養蚕と、こうなっていますがね。ところが、先ほども言うていられるとおり、漁業のほうの兼業態もあれば林業の兼業態もある。ことに、今までは大体製炭業というものは、農業協同組合法などにしましても、ただし書きで一つ認めて……

第39回国会 農林水産委員会 第11号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連。そこにちょっと割り切れないものがあるのです。私は聞いております。ということは、国家的なものとして将来残したい、こうおっしゃるのですよ。そうするなら、何もこの土地を、何というか、別の性格の競馬会へ払い下げることは要らないじゃないか。国有地にその施設をしていったら一番問題の解決は早いのじゃないか。一たん根本になる土地を払い下げて、そうして競馬の利益によってそれを施設した、こうなりますれば、非常にそれを持ったものの権限は強くなるのじゃないか。発言権は強くなるのじゃないか。あなたが言うようなことに、実際問題として使うという本式な意思があるならば、何も払い下げることは要らないじゃない……

第39回国会 農林水産委員会 第12号(1961/10/28、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 まず、経済局にお伺いしますが、この調査会ではどういう調査方法をとられているのか。同時に資料等は、大体あなたのほうで資料を出されたのか。見ますると、私の今手元にあるものとしましては、何かあなたのほうで成案のようなものを御提出になって、それを中心にして審議が進められたんじゃないかと思う。だから、相当の実情に沿わないものが実際出ているんじゃないかと思うんだ、そういう点でね。だから、資料等はどういうような資料を出されて、そしてあなた方の一つの構想を土台として審議を進められたのかどうか、それから説明して下さい。
【次の発言】 そうすると、この「生鮮食料品の卸売市場対策の基本問題についての考……

第39回国会 農林水産委員会 第13号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 この法律案を作る過程で、農林省から出ております、生鮮食料品の調査会ですか、これに出された資料等を見ますと、昨日の参考人である川野さんが言われるとおり、大体通則的には出されたことは間違っておるとは思いません。大体、この市場法を改正しなけりゃならないという機運の出て参りましたのは、多分もうやめられた渡部次官のころに起きましたいわゆる丸東事件というものが中心になって、いろいろそれを中心にして市場内の諸他の現在の運用というものを見ますと、どうしても完全でないんだ、いろいろそういう点については十分調査をして、そしてそれを直していこうじゃないかということが私は主点だったと思うんです。したがい……

第39回国会 農林水産委員会 第14号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 たった一言。近ごろは大企業の畜産があるでしょう。畜産の大企業がどんどん行なわれております。これとの価格、この価格問題はどうなりますか、安定価格の問題は。

第40回国会 決算委員会 第12号(1962/05/02、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 私は、ただいま問題になっております新潟県と福島県、電源開発会社をからめました開発分水の現状について若干お伺いしたいと思います。  まず、お伺いしますが、本日電源開発の関係者が参考人として見えませんね。非常に審議経過において不便を感じておりますから、したがいまして、通商産業省の公益事業局長から、わかる範囲において丁寧な御教示を願いたいと思います。あらかじめ申し上げておきますが、私はあまり電気事業等には深い造詣を持ちませんで、したがいまして、無理なお伺いをするかもしれませんので、その点はお含み願いたいと思います。  まずお伺いしたいのは、電源開発促進法によって電源開発会社ができまして……

第40回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1962/06/01、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連して。これは文句を言うわけじゃないが、やはり農林省は作ることだけを指導しようとするのですね。ところが、業者のほうでは売ることを中心に考えているのだ。ここにどうも立ちおくれがあるのじゃないかと思いますね。同じ学校を出てきた人が片方は農林省に入り、片方は業界に入るが、研究する目標はどこに置くかというと、農林省のほうはどうしたらいいかという作り方ばかりいろいろ研究して、片方はどうしたら売れるかという立場でやっているわけでありますから、結局売れ行きということが中心で、業者のほうにいつも立ちおくれて引っぱられる。こういうことが今までずっと繰り返されてきているのじゃないかと思うのです。片……

第40回国会 農林水産委員会 第5号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 みんなきょうはいろいろお伺いしょうと思いましたけれども、大体豚肉の価格の問題に集中せられたようですから、ついでですから、それでその質問を終わりたいと思います。芝浦の標準価格が幾らだ、こういうことを言われますが、御承知のとおり、芝浦は大体つぶし屋、いわゆる卸売人と仲買人との相対取引になっておる、それが一つの公定価格として発表せられるのはどういう形で出てくるのでしょう。大体蔬菜あるいは青果物、あるいは水産物のように、市場が立ってそこで競売価格が出て参れば、それが一つの公定価格として考えられる。取引は相対取引で、約五十軒からあるつぶし屋、卸売人、築地や秋葉原で申しますれば荷受機関であり……

第40回国会 農林水産委員会 第8号(1962/02/20、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 この資料の一番あと、ここでジャージー七千七百五十六頭になっておりますが、だけれどもこれが三十年からきょうまで来ているんですから、だいぶ子が生まれているんでしょう。そういうやつをまぜて、現在数はどのくのくらいになっているんですか。乳牛輸入数が七千七百五十六になっておりますが、まあ五カ年も経ておりますので、こどもができるでしょう。そういうものをまぜまして、大体どのくらいにふえているんですか。
【次の発言】 あなたのほうでない……。
【次の発言】 それではあとでその数がどれくらいかについて……。
【次の発言】 これが一頭ずつ生まれたのでも、もう倍になっている。六カ年だから。だいぶふえて……

第40回国会 農林水産委員会 第10号(1962/02/23、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちょっと簡単なことなんですが、今のこの説明の中で経済局は第八条十四で「中央卸売市場の指導監督を行なうこと。」と、こう今までどおりですか。これは何か聞きますと、水産の問題は水産庁が主になって指導する、畜産の問題は畜産局が中心になって芝浦の市場構造改正等の問題について畜産局が主となってやるのだというような話も聞いているのですが、これがごちゃごちゃであった。今の説明の中には、そういうことが水産庁のほうのあれを見ましても、流通並びになんとかの指導、こういうことが書いてあるけれども、そこまでのことは明記してないのですね。それについてまちまちの解釈がせられて困っておりますから。

第40回国会 農林水産委員会 第11号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 ちょっと安楽城さんにお伺いします。この前の競馬法を、中央競馬を地方に移しますときに……。
【次の発言】 これはこの説明に関係があるのだから……。いろいろの人がそれに対して賛否を述べたあれがあったね。あなたのほうで一ぺんこれを集められたあれがあったと思うがね。それは小さいプリントで出されたものがあると思うのでもしそれがあったら参考資料でひとつ配っていただきたい。あのとおりの……。
【次の発言】 あれは片柳さんが委員長のときだ。
【次の発言】 関連。委員長にひとつ骨折っていただきたいことは、今のような問題があるわけで、二十四年に競馬法ができて、馬連でやっておった競馬を国営にしてやりま……

第40回国会 農林水産委員会 第12号(1962/03/02、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連。事はちょっと違いますが、川崎にも一つあったのですね。何か油が海に流れて、ノリ類に被害を与えたという事件、これは国会の問題にはならないですけれども、新聞ではそういう報道を見ておりましたが、その直後この問題が新聞に出たと思うのです。川崎のはどうなっておりますか。ちょっと簡単でけっこうです。
【次の発言】 それでは、今大体お伺いしていますと、御審議はもう済んでいるようですが、海上保安庁では、これは外国船が衝突した際に流したということを確認する証拠がそろっているように、そういう御答弁があったように見えますが、その点は、私中途から聞いているので……。これがはっきり流したという証拠は全……

第40回国会 農林水産委員会 第13号(1962/03/06、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 畜産局ね、この間僕は資料を頼んでいたと思うのだ、開拓地に対する資料を。ことにそれは限られた根釧、北上等において脱落した、短期の間に脱落した入植者があるはずだ。その数と脱落の理由が何であったか、これをひとつ資料で出していただきたいと言ったが、出せるのですか出せないのですか。きょうはあてにしていたのですが、来ていればそれでいいのですが。  その次に、今の非常にめんどうな金利問題の論争の中へ入ってきて、こういうことを言うては工合悪いかもわかりませんが、三年前の保証融資の増大について乳牛の導入を一つ加えられたですな。これはどういうわけでこれを一つ特別加えなけりゃならなかったのか。それはど……

第40回国会 農林水産委員会 第14号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 ここまできたらあれじゃないか。
【次の発言】 参考資料をひとつ御迷惑でもお願いしたいと思っております。入植、開墾入植ですね。大体大きく分けて、戦争中でもずっと入ったものと、それから機械設備を使った場合、いわゆるパイロット・ファームか、これ以後のものと、それから村の近まで増反されて分村入植というのがありますが、この数どれくらいになっておるのか。それからそれっきり脱落した開拓団がどこが一番脱落しているのか、相当数脱落しているはずですから、その三つに分けてひとつ資料ができましたらお願いしたいと思います。
【次の発言】 関連。今、小笠原君の言うていることは、基本法をわれわれは審議するとき……

第40回国会 農林水産委員会 第15号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 一口だけ。どうもおそく来て、北村君がいろいろお伺いして、今、北村君から聞きますと、この答申に対して善処してやるとこうお答えになっている。善処してやることはいいけれども、大体いつごろまでにこれを中心にした答申を示されるのかということは問題だろうと思うのです。これは何かあなた方の内部で、ごれに対する対策はできておるのですか、総体的な対策はできているのですか。
【次の発言】 ちょっとお伺いしますが、水産庁のほうにお伺いしますが、これは大体百三十三億のうち、水産庁が目的によって使われるものは幾らになっているのですか。このうち、幾らを使われることになっておるのですか。

第40回国会 農林水産委員会 第17号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連。これは一番先に、さっき小笠原君が質問したのですが、どうもはっきりしないんですよ。この法案の提案理由の説明等を見ましても、結局は十年余の森林、林業の動向なんとか書いてありましたね。林業の動向やあるいは需給の現在の情勢等にかんがみて、これこれこういうものを改正すると書いてある。そこで大体この法律と基本法に定められた今、安田君が指摘している二十二条に対しては全然関係がないですか。関係をお持ちにならないですか。
【次の発言】 そうするとなんですか、これは大体そういう点と需給を中心にしてそうしていわゆる木材価格騰貴に対する対応を兼ねた諸目的の法律であるとこう解釈してよろしいですか。

第40回国会 農林水産委員会 第19号(1962/03/23、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連して。今の国土の利用というのですか、その問題で、きょう畜産局長いたらちょっと出てもらいたいと思うのですがね。それで畜産関係においては牧野の造成、草地の造成等の問題が強く取り上げられて、畜産振興が取り上げられているのです。こういう点で、あなたのほうで何か今年の予算を組む際に、どれくらいの計画量を持っているのか、また将来どのくらいのものを国有林からそういうものにはずしていくのか、たとえば放牧地帯を作るということになりますと、相当のものがあると思うのですが、そういう問題は大体どう解決しておりますのか。またこれから先、森林計画を行なわれまする際に、そういうものをどういうふうにお取り上……

第40回国会 農林水産委員会 第20号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 まずその後、この問題について、いろいろ折衝したり調査しておられるだろうと思います。水産庁も、あるいは海上保安庁としましてもやっておられると思うのですが、その後の推移をお聞かせ願いたいということと、先般最終段階の審議の際に大森創造君が要求しました資料ができておりましたら、それをちようだいしたいと思います。
【次の発言】 この間、大森君がこういう調査をしてくれと言ったことの主要点はですね、あなた方の調査の神奈川県の調査機関というか、その場所は忘れましたが、そこへ依頼して、油を調査をしてもらった。その際に向こうのほうからは、水がたくさんで油の検査ができない、こういう返答があった。大体は……

第40回国会 農林水産委員会 第21号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 森君と同じことになると思うのですけれども、前には延長権をちゃんと認めて、漁業権というものを認めておられる。これはきのう、きょう始まったのじゃないと思うのですがね。この前のほうの十年延期の区画漁業のほうは、まあ私は研究をまだしておりませんから、深いことは言えませんけれども、ノリ、貝類の漁業権なんというものは、これは浜ができ上がって、そこに漁村ができたときからついてきた一つの権原じゃないですか。そういうものを今度のこの法律では全然認めないのだ、五年目で今の規定によりましても、この間のあの知事の取り消し条項の中には三十九条に「漁業調整、船舶の航行、てい泊、けい留、水底電線の敷設その他公……

第40回国会 農林水産委員会 第23号(1962/04/03、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 今の説明の、その他というのはどういうものか、具体的にもっとわかるようにしておかないと……。
【次の発言】 まず資料でわからぬことひとつ聞かしてもらいますがね。国営競馬場、いわゆる中央競馬をやる所が大体十二カ所になっておりますね。ところが下表の第六ページにいきますと、「所有区分別競馬場数」となっている。これを見ますと、中央競馬会所有が四、それから県市共有が三、府県有が十一、市有が八、畜産団体有二、会社団体有十と、こうなっているのですがね。そうすると、十二の国営競馬場、これはまあ直轄国営競馬場ですから中央競馬会がそれを持っているのではないかと思いますが、ここにくると四カ所になっている……

第40回国会 農林水産委員会 第24号(1962/04/05、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連。ただ一点お聞きしますが、だいぶ答申十二項で紛糾しているようでありますが、天田君は、ひとつは統一見解をお伺いしたいと、こういうことで今また問題が再燃しているわけです。そこで統一見解を求められるとき、これには当然私は、この答申ですが、答申自身の中には競馬だけじゃないのだ、他省との関係もありますし、また関連したいろいろな部面もあると思うのです。そうしましたら、それとやはりいろいろ相談をして十二項に対する統一見解を今日お出しになっているのかどうか、どうでしょう。私の論点なんというものじゃないのですよ。お伺いしている点は、御答弁の際に統一見解として、この答申に関係のある各省の少なくと……

第40回国会 農林水産委員会 第25号(1962/04/06、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 私は社会党を代表して本案に反対いたします。  いろいろ競馬をやりまして、それによって馬の増殖、改良をするとか、その金で畜産の振興、社会福祉の増進、学校を建てるとかというような方面へ金を出すからまあいいじゃないかということと、いま一つは、世界的にやはり競馬というものもあるのだから、その世界的なやはり水準に従ってやってもいいじゃないか、こういうような議論が中心で強引にまあ今競馬法というものがまた改正せられて、しかも、これはどうも見ますと、ある程度まで整備強化する線も出ておるようでありますが、こういうことを考えてみますと、この裏には、いわゆる賭博行為が中心になっておりますので、したがい……

第40回国会 農林水産委員会 第26号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 ただいまの理事会の結果報告で午前中云々という話がありましたけれども、ときによっては午後に持ちこすことになるかもしれません。その点は委員長において十分ごしんしゃく願いたいと思います。  そこで、私はこの質問を申し上げる前に一応自分の心境を申し上げまするならば、漁業と一口に言いましても、内水面漁業の状態や沿岸漁業の一部の状態は大体知ることができると思うのですが、大体の人がこういうものかというようなことがわかるかもしれないけれども、それ以上のことになりますと、これはおそらくは本委員会の大部分の人がわからないのじゃないか。それでこの法案が出ました直後、私は二、三の人からこういうものが出て……

第40回国会 農林水産委員会 第29号(1962/04/17、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 これは畜産局長に聞いてみたいんですが、畜産関係で、今機械化がどれくらい進められているのか、まずそれですね。その形とそれから大体国内で生産せられている機械も相当あると思いますけれども、まだそう大量に使用せられないでおりますために、刈り取り機であるとか播種機であるとかそれから草を集める何ていうのですか、刈り取りました草を集める機械とか、その他相当牧草、牧場等で使います機械が大体は輸入せられているのじゃないか、こう思いますので、輸入の状況と、これからそういったおくれた機械に対する考え方ですかを国内生産に持っていくことについてどんな考えでおられるか、まずそれをお伺いしたい。

第40回国会 農林水産委員会 第30号(1962/04/19、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 先般農業機械化研究所の資金計画の案の概要をちょうだいいたしました。それについてだいぶ詳細にお伺いしましたが、まだ納得できない点が少しありますので、その点を少ししばらくお伺いしたいと思うのです。大体最終段階、まあこれで見ますと、三十九年を目標として、民間から五億円、これは出資並びに寄付金等をもって集めると、それから政府出資が五億円、政府のほうから大体五億円ぐらいを出す予定で、十億円のまあ運用資金というのですか、名前をつければ、一応運用によった利子を事業経理のほうへ回すと、こういう見積もりで十億円が出るわけです。そうしますと先般お伺いしたときも、非常に問題というよりは、私がのみ込み得……

第40回国会 農林水産委員会 第31号(1962/04/20、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 私はどうも、全く参るのだ。きのうからやっているけれども、実際こういう保有台数というものがつかめないのですね。それから国有のものが全部集まってきたりなどする保有台数の問題ですが、それがなかなかこの中で探し出せないのです。この表で見ますと、各農地事務局ですね、七事務局からくる分が大体総計ブルドーザーで七十九、ポンプドレッヂャで七台、こういう資料が入っております。そこで公団の現在所有する総数量というものがどういうふうになっておるか、それがわかりません。そうこうするうちに、何か調べて見ますと、三十七年度の業務計画、これは私のほうでお願いして出してもらったのですけれども、これで見ますと、公……

第40回国会 農林水産委員会 第32号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連。今のところね、この間も私はお伺いしたと思うのだが、運用益でもないと、こういうのですね、そういう点を御答弁願いたいと思うのです。一億円が、今でははっきりと運用益だと、こう言われるから。そうするとどこかに積み立てられるのですか。どこかに積み立てて、その運用益幾らとこう毎年見ていかれるのかどうか。
【次の発言】 まあ一つだけ。法人組織を作られる場合に合資会社なり、合名会社、有限会社、農事組合法人、大体四つの形式を構想しておる。法人組織をやりますとき、農事組合法人定款ですかの協同組合形式のものと、合名会社、合資会社、有限会社等を作って、それを法人組織にすることができる、こうなってお……

第40回国会 農林水産委員会 第33号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連。
【次の発言】 今のこれは大臣でなくてもいいです。今の退職金の条文ですか、それをきめましたのはいつごろで、ああいうものをきめるときには、当然大臣認可が要るのじゃないかと思うのですが、それはどうなっているのですか。
【次の発言】 あとちょっと……。
【次の発言】 それはなんですか、一つの関連というようなものはあるのですか、そういう退職金の関連とかそれから俸給の関連というようなものは、ほかのいろいろの公団がたくさんあるが、大体みな一つなんですか。
【次の発言】 小笠原君が質問があるということだから、僕はごく簡単に、実は大臣が来られたのを幸いにお伺いしたいと思ったことは、機械化促……

第40回国会 農林水産委員会 第35号(1962/04/30、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 先般構造改善について資料を要求しておりましたが、まだそれが参りませんので、この農地、農協法を推進する上に関係がありますのでひとつ……。  先般、大臣から実は基本的な考え方をお伺いしょうと思っておりましたが、時間がなくて大体のお伺いする構想だけは申し述べて御返答をもらっておりません。と申しますことは、この農業構造改善事業促進対策の推進という項目を見て参りますと、この文書の中から受け取られますことだけでも、パイロット地区等につきましては、水先の改善のパイロット、農業機械化実験集落とか、果樹経営改善実験集落というようなことを大体パイロット地区として指定せられて、これが進められようとして……

第40回国会 農林水産委員会 第36号(1962/05/02、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 議事進行で……。今の問題、先般私も出して、そこで大蔵省の解釈、非常にどうかと思いまするので、ひとつ大蔵省を呼んでもらえませんか。
【次の発言】 ちょっと来てもらってやったらいいんじゃないかと思うが、農林省からも折衝してもらうが、われわれも意見を聞いたほうがいいと思います。
【次の発言】 今の問題、大蔵省が来るでしょうけれども、実は、きょうは、大体小笠原君がお伺いしたい、こう言っておりました。ということは、かりに農地をひとつ投資対象にして、それを実際は今森君が言うとおりに、実際は売るのじゃないが、法人の形成上一応売ったという形をとる、そういう場合のことが非常に問題にこの間からなって……

第40回国会 農林水産委員会 第37号(1962/05/04、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 議事進行。何か聞きますと、質疑強行打ち切りをされるような話を聞いておりますが、理事の安田君の話を聞きますと、そういう約束はしていない。あまり不穏当じゃないかと思う。質問は委員長に申し上げたとおり全部残っている。そういうお取りきめはないでしょう。
【次の発言】 議事進行について。そういう公式の場合に、今櫻井君から指摘されたようなことは取り消してもらいたい。この前の基本法においては、かってそうですよ。三十条を逐条審議するという話し合いで、わずか六条かそこらしかやらぬうちに打ち切ったですよ。今度だってそうですよ。まだ残されているものは山ほどありますよ。ですけれども、あなた方のいろいろの……



各種会議発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 大蔵委員会金融政策並びに制度に関する小委員会 閉会後第1号(1950/09/01、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 丁度ついでですからお伺いしますが、農林金融に対しては非常に特殊性を持つておるというふうな長期的なものが非常に多いのだが、そういうものに対して今の中金等を中心にして御構想はあるのかそれを伺いたい。それで今の御説明で普通銀行として中金などを一体に取扱われておるが、銀行の性質が非常に違うのじやないかということ、そういう点に対してお考えがあれば承わりたい。

第8回国会 大蔵委員会租税行政に関する小委員会 閉会後第1号(1950/08/31、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 いろいろお話をお伺いしましたが、まああなたの言う日本の徴税上に沢山の不合理が伴つて更正決定の論議が多いということは、それ自体が御調査の上でこういう機関がないからということだけでありますか。それとももつと突込んだものがあるのですか。お話によると機関がないからそういう情勢になつておるというふうに聞えるのですが。
【次の発言】 そうすると大体納税というものの認識が足らないからという一点で盡きると、大体まあそういうふうに結論して差支ないのですか。
【次の発言】 併しそれより外に大体負担が持てるか持てないかというような点で、もつと考えるべきところがありますが、大体国民的な所得とそれを納める……

第10回国会 大蔵・水産連合委員会 第1号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○清澤俊英君 これはおかしいじやないか、連合委員会は青山さんの提案なんだ、それを一応打切つてあれするのか……。

第15回国会 経済安定・通商産業連合委員会 第1号(1952/12/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 時間も大分遅くなつているし、まだ四人もお伺いしたい人が残つておりますので、御答弁も従つて簡単に、山本さんからお願いしたいと思いますが、先ほどちよつと銀行預託金融の問題で横流ししているのがある。貸出しも満足にやつていないのが相当あると。これはまああなたの立場で、どこの銀行かお聞きしたいのですけれども、これは恐らくお借りになります立場としてここでお答えになるのは無理だと思うのでありますが、大体東京を中心にして何割ぐらいあるか。どういうような取扱をしておるかということをお伺いしたい。
【次の発言】 それが何%くらい、大体半数とかというような……。

第15回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第1号(1952/12/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 昨日の経済安定の委員会でちよつと質問したのですが、大臣は、この調整審議会のほうではいろいろ下のほうから調査のまとまつたものを審議しているのだ、こういうお話があつた、昨費のいろいろな大臣のお話の中にあつたと思うのですが、そのあとで佐々木企画部長は、これはあとで直されましたが、一応審議委員会で、只見川ならば只見川の問題としましては分流案若しくは本流案というものがきまつた場合に、我々は調査するのだ。それは間違いではないですか。こういうことを言つて、幾らか直されましたようですが、本日ここでいよいよ出発した形の審議会並びに電源開発に対する基本的な調査などが定められて、聞いておりますと、大体……

第15回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第2号(1952/12/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 議事進行について。途中で、配られた質疑の要項ですね、変更されちやかなわんです。私ら取扱がどうもかなわんので……、今、何か大分整理して……。
【次の発言】 いや、先に、質疑じやないのです。只今本名、上田のことについて、資金面のことについて大蔵大臣からの通牒があつたというのはその日付はいつなのですか。
【次の発言】 関連して内ケ崎さんにお伺いしますが、この問題になつております本名、上田の両地点において許可前に、いろいろな工事の建築物などができておつたり発電用の機械などが発注せられておるというようなことを聞いておるのでありますが、これはそういう事実があつたのでありますか。


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 外務・農林連合委員会 第1号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 関連で長官に一つ。昨晩かの新聞に麦の買入トン数は百三十六万トンと出ていたと思いますが、違つておりますか。
【次の発言】 それで百万トンは小麦協定できまつたとして、あとの三十万トンはアルゼンチンときまつたというさつきお話がありましたが、それでいいでしようか。
【次の発言】 それで額は決定しておらんのですが、先ほどから三十万トンということに対しての額は決定しておりませんか。
【次の発言】 先ほどからバーターに関する貿易で大分緩和するとか何とか面倒なことを言われておりますけれども、この計算で見ますとあとは二十七万トンだ、こういう恰好になりますが、これは結局しますならば先ほどどなたかがそ……

第16回国会 水産・農林連合委員会 第1号(1953/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 今般提案しておられます水産委員会のほうに付託せられた日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に関する法律案のうちで、いろいろお伺いしたいことがありますが、先般私どもの属しておりまする農林委員会において、前回の第十五国会におきまする参議院の審議の状況のまあ概略がプリントになつて渡つておりますので、大体はまあ疑義は解消してはおりますが、なお不明確の点がありますので、四、五点逐次お伺いしたいと思います。  先ず第一番にお伺いしたいのは、調達庁の長官から駐留軍が行いました損害を、なぜ日本国の政府がこういう特別の法律を出して、その損害を補償してやらなければならないのかと……

第16回国会 農業災害補償法の一部を改正する法律案両院協議委員正副議長互選会 第1号(1953/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○仮議長(清澤俊英君) これより農業災害補償法の一部を改正する法律案の両院協議会協議委員正副議長の互選会を開きます。  本院規則第百七十七条によりまして、私が年長の故を以ちまして選挙を管理いたします。参議院の両院協議会委員正副議長の互選は如何いたしましようか。
【次の発言】 只今の御動議御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、それでは私から正副議長を指名いたします。片柳眞吉君を議長、副議長に宮本邦彦君を指名いたします。御賛同をお願いいたします。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なければ、決定いたしました。

第16回国会 農林委員会農業災害補償制度に関する小委員会 閉会後第3号(1953/09/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○担当委員外委員(清澤俊英君) 拒否ばかりしていないで、一つ聞いて議論をしてみようじやないか。

第16回国会 農林委員会農業災害補償制度に関する小委員会 閉会後第4号(1953/10/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○担当委員外委員(清澤俊英君) 僕はちよつと河野さんのと逆じやないかと思う点があります。というのは、事務費というものを相談して末端までが納得して出すという取り方ではなくて、災害費の中から出しているのじやないかと思います。そこまではまだ末端のほうに相談もしていないし、調べてもいない。どうもそういう匂いがするんです。だからあなた方がそれをどうして出しているかということをもつと調べて下さい。わしらも調べて来る。大体現在の支払金のうちから経費を取る。経費がなくて困つているというところを負担金だけ別に取つて行く。ああいう末端組織に対する非民主的な負担は私はないと思います。取られているか、取られていないか……

第19回国会 外務・農林連合委員会 第1号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 農林大臣は、しばしば本年の凶作に対する食糧対策で、その対策として、合成米だとか、人造米三十万トンで大いにカバーする、こういう御趣旨の御答弁が大臣並びに食糧庁長官からあつたことは御承知の通りと思う。これらの間には、結局日本人の長い習慣として、米に頼る点を相当考慮せられた関係上、そういう考え方も加えたのだろうと私は考えております。私は合成米などではそういつたことはできない、こう考えておりましたが、まあ大臣の言われる意味合いなどはそういう意味ではないと思つておりました。  そこでお伺いしたいのは、それほど執着のある米というものを大量に、何十万トンのものを小麦を入れてすぐこれを明日に蓄え……

第19回国会 農林委員会農業災害補償制度に関する小委員会 第1号(1954/02/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 それで今の問題だが、問題の基本はあなたが指摘した通り、共済事業それ自身がすでに事業的なものが非常に強く出ている、それに大体おぶさつている形をとつている、それと現在の制度との食違いの矛盾が、二重性格的な、自分で事業をやつているという性格との食違いが根本の食違いだ、こういう点を強力にまあ御指摘になつておりますが、私も大体それらの点が一番この共済事業を軌道に乗せる根本じやないかと思います。今御議論になつているような、まあ片柳さんの御質問の点などをやはりやつて行く場合なんかでも、自分の共済事業としての事業団体とし、若しくは事業団体としての活躍として防除までやつて行くというようなことをやつ……

第22回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/06/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 農林大臣に伺いますが、今非常に重大な問題で討議しておるのです。と申しますことは、午前中農地局長に対して愛知用水等その他の資金計画についてお伺いしたのです。その資金計画は農林省側としては今までの言明によりますと、懇談会あるいは一昨日の私の正式な質問等に対して、食糧増産六カ年計画と、この愛知用水と他三カ所の計画とは別なのた、別ワクである、こうい、う建前ずっと通ってきておる。午前中の江田君から局長にいろいろ資金計画についての質問もそれが中心でやられておる、それがわからんので、今こうやって大蔵大臣も経審長官も全部来ていただいておるのでありますが、それが中心であります。ところが、確かにお聞……

第22回国会 内閣・農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○清澤俊英君 実際こらんになればすぐわかるのですよ。着地検査の際に、ハッチは大体二十メートルくらいあるそうです。その船倉の中に入って十二時間ぶっ続けですよ。ぶっ続けで作業しているんです。しかも頭の上では始終クレーンが回って、そうして非常に簡単に積んだ約百斤つつの麦の俵が二十くらいづつ詰って、それがこう動くんです。それで下手をしまして、これが船側にでもぶつかると、往々にしてこれが散るというのです。その注意をしながら、たった一人で十二時間ぶっ通しでやるのですよ。しかもその温度を聞きましたら、ちょうど当日は二十八度くらいのまれな暖気で、外でも苦しいのです。ところが中は三十五度だと言うのです。これは人……

第23回国会 地方行政・農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/12/14、3期、日本社会党)

○清澤俊英君 そうすると、さっき江田君が言う通り、保留分を一応解除した、こういう形で、それから、解除するが、まだいろいろ検討すれば何かそれを来年に回すようなものが出るかもしれないのだから、それを誠意をもってお互いにやる、こう解釈していいのですか。それでなければあなたの言うことは絶対通らない。押えておいて調整していくという話はない。一応解除する。お互いの信用の上でいろいろ国の財政のこともわかるのだから、そういう不用額が真にあるならば、それは一つ極力出す、こういうお話ならばこれは話はわかるのです。何か頭を押えておいて、あなたのおっしゃることはこれは問題にならない。そこははっきりしてもらいたい。

第24回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第2号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○清澤俊英君 今の問題とちょっと関連しておりますが、今年の五六年の第二次余剰農産物の受け入れば昨年の八月ごろかと思いますが、政府では一ぺん今年は入れないというような御意向が新聞等で発表を見ておりますし、また河野農林大臣が九月アメリカへ行かれる前にも、そういった意向を漏らしておられたことを承知しておりますが、それと向うへ行かれて急速に余剰農産物の受け入れをやってこられました。その間のいきさつをできるだけ明瞭に知らしていただきたい。非常な食い違いがありますので。
【次の発言】 外務大臣がそう言われれば、ここに新聞記事も参考として持って参りませんから、はっきりしたことをわしも言われませんが、いずれか……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第2号(1956/12/01、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 私大体お伺いしたいと思うことは、同僚委員がいろいろ御質問しておりまして大体了解しておりますが、その中で一つお聞きしておきたいことは、昨年度の、五十五年一度の船団の編成並びに漁区の設定等をなされていかれまするその際は、ソ連等から何かいうてきておったのかどうか。日本が昨年の船団を組みます際には、公海における漁業の自由を原則にして、何らどこからの拘束も受けないで自主的にそういうものをきめてゆかれたのかどうか、その点をまず第一番にお伺いしておきたい。
【次の発言】 五十六年度の当初の計画は五十五年度と同じ立場に立って計画をせられたと、こう考えて差しつかえないと思いますが、その際、問題にな……

第26回国会 社会労働・農林水産委員会連合審査会 第1号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 大体いいところが出ておりますからめんどうなことは言いませんけれども、提案理由でいろいろな問題を引き起していると、こういうわけです。これはいろいろな問題とは大体どういう問題が現実に起きているのか。  その次には、過度の競争について、過度の競争が起きて非常に弊害を起している、どれくらいの過度の競争が起きているか、具体的なものを一つお聞かせ願いたい。
【次の発言】 私はこれからのことを聞いているのじゃないのです。提案の説明によりますと、いろいろな問題を引き起していることが過度の競争によった結果であると、こういわれますから、現在その過度の競争はどんな工合に具体的にあるのか、いろいろな問題……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(清澤俊英君) 新潟の地盤沈下についてお伺いしたいと思います。新潟の地盤沈下については建設関係、運輸関係の大臣方もよく見て御承知だと思いますが、最近ごらんになった時代から見ますと、非常な沈下速度を早めている。簡単に申し上げますと、昭和五年から昭和三十年までの間に約四十センチ下りまして、それから三十年から三十二年の間で急激に進展してきて六センチ下ってきている。ところがあなた方に視察していただいたあと、三十二年の九月から今年の二月、約六カ月の間に二十センチ下っている。そうするとこれは全体として見ましても約六十五センチ下ったことになる。新潟の平地高標は大体一メートルから一メートル半に……

第31回国会 商工・農林水産・建設委員会連合審査会 第1号(1958/12/19、4期、日本社会党)

○清澤俊英君 ただいまの問題、船舶に対する適法を考えていると、こう三木長官は言われています。それらの適法を考えたいということはどういうことなんです。具体的に申しますれば。現在行われておりますのは、廃油分析機というようなものをつけて、清浄した水を流して、廃油は適当な港湾等に集めるとか、あるいは、これを他の方法で適当なところへ廃棄するというような方法を講じているのでありますが、そういったことを考えておられるのかどうか、この点を明らかにしていただきたい。
【次の発言】 その次に、農林省にお伺いしますが、ただいまの御説明によりますと、船舶による被害をノリが受けるものが十八件、これらはすべて現行法で片が……


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 風水害対策特別委員会農林水産小委員会 第1号(1959/11/28、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 水産庁、養鰻養殖にやる場合に、ボラは兼業養殖でやるのじゃないですか、ボラやコイは。大体ボラだけを専業養殖というものはありますか。
【次の発言】 聞いていてまだあなた方にわからないのですか、そういうものが現在行なわれているのが。
【次の発言】 もうちょっとはっきり……。大体ウナギの養殖をするときは、ウナギは一番地下にいるでしょう、水低面に、それで中層面にはコイを飼って、上層価にボラを飼う、これがこの養殖の大体常道じゃないですか。
【次の発言】 議事進行について。私は一つずつ上げていった方がいいじゃないかと思う。全部をざっとやっていったら混乱してくるのじゃないかと思うのですが、同じも……

第38回国会 大蔵、農林水産、運輸、建設委員会連合審査会 第1号(1961/04/12、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 関連。非常にのんきな御答弁のようで、はなはだわしら不満ですが、大体との積雪研究所は私費でやっておるのです。私の費用。それがたまたまだめになって、長岡市がこれを引き受けて十万円くらい出しても、これは焼石に水だ。それで、このたびの災害で、参議院の議員団であるとか、そういう人が全部ここへ来まして、これは非常にけっこうなものであるから、ぜひこれは存続していきたいと。もう閉鎖寸前にあるのです、これが。これから検討してみるというような話じゃない。検討の資料としても、すぐ行って研究していただくことが正しいのじゃないかと思うのです。もうちっと結論の出た御答弁を願いたいと思うのです。まごまごしてい……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1962/03/28、5期、日本社会党)

○清澤俊英君 ビートの数字は幾らだ。
【次の発言】 そこまで大臣考えていただくなら、蚕糸問題ですね、私は機屋もしくは糸のほうは通産省へ移したらいいんじゃないか。そうして、こういうものはこっちへ持ってくる。農林省はもう養蚕一本でいく。そうしないと、どうも糸や機のほうに引っぱられてしまって、養蚕が充実する形にならない。やはり、対等の位置に置くには、それも一緒に条件として考えていただかなければ……。
【次の発言】 十三分ばかりやりますから。まあ何をやってもしようがないけれども、簡単に羅列的に申し上げましてお伺いしますが、大臣のほうからも、一つ簡単に御回答を願いたい。  まずお伺いしたいのは、これは非……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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