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江田三郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

江田三郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
168位
委員会発言(議会)歴代TOP50
24位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
192位

2期委員会出席(無役)TOP50
43位
2期委員会発言(非役職)TOP50
43位
3期委員会発言TOP10
7位
3期委員会出席(幹部)TOP50
48位
3期委員会発言(議会)TOP10
5位
3期委員会発言(非役職)TOP25
13位
3期各種会議発言TOP20
12位
3期各種会議発言(非役職)TOP20
11位

このページでは江田三郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。江田三郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1950/11/20、2期、日本社会党)

○江田三郎君 第八国会の終了直後野党の方から農村救済を中心とする臨時国会を開くということを請求したらということであつて、その請求に伴つて本臨時国会にその趣旨に則つて出されておる法案は何々があるかお聞きしたい。
【次の発言】 野党の方からお願いした救農国会なり、又廣川農林大臣が盛んに放送しておられた興農国会というようなものは、この臨時国会の提案には一つもないということですか、それに関係したものは。
【次の発言】 大体今の官房長官の御説明を聞いておりますと、野党各派が憲法五十三條に基いて臨時国会を要求した趣旨は、この臨時国会では全然とり入れていないということですね。そういうことになつておりますね。

第8回国会 議院運営委員会 第10号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○江田三郎君 その間に総理大臣はおられないのですから副総理でもここへお見えになるのですか。
【次の発言】 その前に、総理が病気だということなんですけれども、今まで総理が病気で銀座を歩かれたようなこともありましたしいろいろの前例がありますので、一体どの程度の病気なのか、又国会としましても非常に大事なときでありますから当然総理がどこにおられるかというようなことは連絡があると思いますから、参議院議長の方では総理がおられるところなんかはちやんと連絡が取られておるか、どうですか。
【次の発言】 議長の方にお聞きしたい、議長の方へどの程度の病気で、どこにおられて、どういう療養をしておられるのか、そういう連……

第8回国会 建設委員会 第1号(1950/07/17、2期、日本社会党)

○江田三郎君 それでは私散会結構でございますが、ちよつと………

第8回国会 建設委員会 第2号(1950/07/20、2期、日本社会党)

○江田三郎君 地盤変動対策事業費ですね。これは具体的に堤防を直す程度のことですか。どんなことですか。
【次の発言】 当然地盤沈下によつて耕地の排水が悪くなつたという問題が出て来ますね。そういうものは農林省でやるのですか。
【次の発言】 もう一つ質問したいのですが、河川局の方で治山治水と利水の総合計画というようなことを何かお作りになつているというようなことを聞いたのですが、そういう計画、調査か何かあるのですか。
【次の発言】 何か八つ程の川を選んで、それについて総合計画のモデル・プランのようなものをお作りになつたんじやないのですか。
【次の発言】 そうすると、その問題を治山関係あたりと総合的にや……

第8回国会 建設委員会 第3号(1950/07/22、2期、日本社会党)

○江田三郎君 先程の説明の中の特定地域の総合開発調査費のあれは新らしく申告審議会ができてその候補地を決めるのですか。
【次の発言】 そうすると千二百万円というのはこれから使われるわけで、まだやつておられんわけですね。
【次の発言】 そうしますとこの前配つて頂いた概要書でございますね、ごこに出ておるのは、今後中央審議会を開いてこれが特定地域総合開発の適地かどうかということはその後決めるわけですね。
【次の発言】 ここに挙つておるのは、一応これで完了しておるのですか。
【次の発言】 それからもう一つお伺いしたいのは、総合開発計画を今まで建設省の方でおやりになつてこういうものをおやりになる以上は、実……

第8回国会 建設委員会 第4号(1950/07/25、2期、日本社会党)

○江田三郎君 先程赤木さんからダムを建設する場合の砂防その他のことについで質問があつたのですが、少し答えがはつきりしなかつたのです。大体こういうダムを作つた場合には、砂防であるとか、或いは治山関係とか、それに釣り合うような計画が必ず樹てられておるということなのですか、若しそういうことであれば、総合開発計画としてここに出ておるものに、ダムから下のことだけでなしにダムから上のものも一緒に出される方がよいのではないかと思うのですが、そういうような計画の樹て方をやつておられるのですか、どうですか。
【次の発言】 そういう点を考えて行かなければならんと言われたのですが、過去の実績で今まで沢山埋没したダム……

第8回国会 建設委員会 閉会後第5号(1950/10/20、2期、日本社会党)

○江田三郎君 稻浦さんにお尋ねするのですが、T・V・Aというような行き方はやはり従来の自由主義経済の行き方からすると違つた行き方になるわけですが、今後もこういうような公社方式というような行き万はアメリカとしてはどしどしとつて行くような傾向があるのかどうかということ、それからそういう公社方式というものに対して民主党なり共和党なり政党によつて考え方が違うのか。個人々々いろいろな行きな方がありましようけれども、大きな筋として違うのかどうか。それからもう一つはT・V・Aの場合は分つているのですが、先程小型T・V・Aと申されましたが名前は忘れましてが、そういうようなところで発電したときには電気の売電の方……

第8回国会 建設委員会 閉会後第6号(1950/10/21、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今の公庫の質問じやないのですけれでも、委員会の今後の問題についてちよつと希望があるのです。それは昨日治水の問題につきましてそれぞれ專門家を呼んで御意見を聞かして頂きまして、非常に我々も教えられたのですが、私は治水の問題についてもう一つ問題が残つておると思うのです。それは大体治水という、水の問題というものが純治水という見地から問題になると同時に、農業関係からの水或いは発電関係からの水ということが当然問題になる。更に治山、治水という面になればやはり農業と山との関係、こういうものも問題になつて来るわけでして、農業と山との関係は一応過去において日本の開拓政策というものが非常に乱暴に扱われ……

第8回国会 建設委員会 閉会後第7号(1950/11/13、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ちよつとお尋ねしますが、畑地の貯溜、或いは水の滲透の能力というものをさつきおつしやつたのですが、今まで開墾をやります場合に、治水面から見て非常にマイナスだということで問題になつたわけですが、今おつしやつたような数字で行きますというと、崩壊の何か施設さえ造れば、貯溜とか、滲透能力ということについては森林もそう大して変らんということが、言えるわけですか。
【次の発言】 今もう一つ附加えてお聞きしたいのですが、そういうような今までに開拓のために崩壊を起したとか、土砂の非常に流失をしたとかいうことがあつたんじやないですか、そういうことを防ぐためには特に技術的にどういう施設が欠けておるとい……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第3号(1950/09/08、2期、日本社会党)

○江田三郎君 先程来の政務次官の話を聴いておりますと、再編成法案が通過しなければ見返資金は出ないということははつきりしている、こう言われるのですが、又その外の機会に述べられた言葉の中には、極く最近のうちにこれは結論を付ける、こう言われておるわけです。そうして極く最近のうちに結論を付けられるのには、国会の方はいろいろの事情で開かれないということも言われたわけです。そうするというと法案が通過しなければ見返資金が出んというのに、国会は開かれない、ただ與党であるところの自由党と政府との間の話合だけ付けばそれでいいのかどうか、参議院というものは一体どうなるのか、そういう点についてどうもはつきりしない点が……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第5号(1950/10/10、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この前の委員会のときに、見返資金の見通しについて次官の方からお答えがあつたわけですが、そのときには一応政務次官の方では十日間以内に問題は解決つく見通しである、こういうことを言われまして、その後十日という日は取消されましたけれども、併し次官の言われることから解釈するというと、別に臨時議会が開かれ、或いは当国会でもよろしいが、そういう国会で法案が決まらなければ見返資金が出ないということでなしに、それまでにおいて了解をつけて、短期間のうちに見返資金の放出だけはとにかく見通しをつけるということであつたと思う。ところが午前中に報告を受けました本委員会の委員長、その他各党代表者がケネディ氏に……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第7号(1950/11/09、2期、日本社会党)

○江田三郎君 先程の二月の十五日に閣議決定でなくしてやつた、これは松永私案を骨子とした案をお決めになつた、で、向うへ折衝されたわけですが、二月の十一日に経済科学局長から稻垣大臣宛に来た覚書では、審議会の答申案が賛成できないと同時に、松永氏の個人的な勧告案も期待されていた成果を挙げることができなかつた、二つとも駄目だというようになつておつたように思うのですが、それが審議会の答申案が駄目だということになつて、その後に向うの方から松永案も期待された成果を挙げていないと言われるのに、それを骨子にして出されるというのはどういう理由なんですか。
【次の発言】 いやそうでなしに……。

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第8号(1950/11/10、2期、日本社会党)

○江田三郎君 櫻井さんにお尋ねしますが、五日の夕方朝日の記者と会見されたわけですが、そのときに、辞職をされることになつておる、拒めば電気事業法の三十七條で強制的にやるのだ、こういうようなお話があつたというのですが、そのとき当然あなたとして、一体政府の中の誰がそういうことを言つておるのかということをお尋ねになつたと思うのですが、そういうことはどうなんでしよう。
【次の発言】 ちよつとおかしいと思いますね。そういう話があれば、誰がそういうことを言つているのだ、馬鹿なことを、ということが当然出ると思うんですが。
【次の発言】 それではその朝日新聞の記者の名前は分りませんか。

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第9号(1950/11/19、2期、日本社会党)

○江田三郎君 あなたは十三日に帰られて、大臣や次官等には官房長のほうから連絡をされると思うから、電政課長のほうへ返したことを連絡されたということだそうですね。その後においてどこからかこのメモの問題についてあなたが聞かれたことがありますか。その後今日に至るまで……。
【次の発言】 この委員会で問題になつてから初めてお聞きになつたので、それまでに大臣からも官房長からも、大西さん、櫻井さんの罷免問題が起きたその当時には別に何も質問されたとがございませんか。
【次の発言】 大西、櫻井両氏の罷負問題が起きたときに、電産の諸君が大臣に交渉に行つたときに、大臣はこのメモがあるからして罷免問題についてはケネデ……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第10号(1950/11/20、2期、日本社会党)

○江田三郎君 私はこの一連の問題について言いたいことが非常に多いのですが、併しどうも横尾さんのお顔を見ておりますと全く正直ないいお方のように感じますので余り言う気がしなくなつて、これ以上私はもう申しませんから……。何にいたしましても與党の内部から通産大臣が何人もあるというような声が出たということ、こういう状態は誠にこれは不明朗な問題でして、勿論これは余りにも禍根が深い。横尾さんの御責任でなしにもつともつと深い所に責任があると思うのですが、従つてこれを本当に軌道に乘せるのは困難な問題だと思いますが、一つ横尾さんの只今の率直なお言葉を率直に実行に移して頂きたいということだけ申上げまして、どうも外の……

第8回国会 農林委員会 第5号(1950/07/26、2期、日本社会党)

○江田三郎君 先程の三好さんに対する島村次官の答弁の中に、農地改革についてその筋の指示があつたというお話ですが、これはどういう指示を言われるのですか、又その指示と只今局長の御答弁とどういう関係があるのですか、この点はつきりとお願いいたします。
【次の発言】 その二十四年十月二十一日のマツカーサーの書面でしたら、払達も注意して読んだのですが、必ずしも今次官のおつしやるような結論には到達しないと思うのでありまして、この点は改めて大臣に質問したいと思いますから、これは残して置きます。ただ先程三好さんの質問の中に、一号五名、他の階層から十名という問題ですが、これは從来一号、二号、三号と分けておつたもの……

第8回国会 農林委員会 第6号(1950/07/27、2期、日本社会党)

○江田三郎君 昨日質問しましたときに御答弁があつたのですが、政務次官のお符は、審議未了になつた自作農創定のやつを今度出したというのは、その後関係方面から緊急を要するという指示があつたからやつたのた。そこでその関係方面の指示というものは一体どういう指示があつたのか、こういうことを聽きましたところが、今日配つておられますところの二十四年十月二十一日のマツカーサーの指示であるということである。若しそれたけのことならば、政務次官がおつしやつたことは、何か嘘をおつしやつたようなことになると思うのでして、審議未了になつた後に緊急を要するというような指示があつたというように最初は言われたのですが、その点は一……

第8回国会 農林委員会 第7号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今の政務次官のお答えを聞いておりますというと、法は法だが、そこはいい加減にしておけばいいということですが、若しそうなると、例えば農地改革についても大きな我々は疑問を持つわけでありまして、そこは、そういうイデオロギーでやられているから闇小作料とか、耕地の闇の売買があつたと思うのでありまして、その点は今後我々として根本的な法に対する根本的の問題ですからはつきりして頂きたい。  それから今まで三輪君の質問に対して従来答えられておつたことは、地方行政の方と連絡なしの独断で言われておつたのか、或いは、はつきり連絡を持つて言われておつたのか。その点もはつきりして頂きたい。

第8回国会 農林委員会 第8号(1950/07/29、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この昭和二十一年のときの四十倍の価格、或いは石七十五円の小作料の計算でありますが、これは普通の物価のストップ令と同じような精神に基いて行われたのである。こういう説があるのでありますが、今近藤先生のお話を聴いていると、そうではなしに、やはりその当時の計算された正当な価格であるというようにお聴きしたのですが、それでお間違いないのかどうかということが第一です。  それから第二に、農家の收支計算をする場合に、反当收量を二石と計算しても、これに決して低過ぎる数字ではないということを証言されたわけでありますが、これを三石五斗一升として二十四年度の收益を計算しようという試みがあるのでありますが……

第8回国会 農林委員会 第9号(1950/07/30、2期、日本社会党)

○江田三郎君 大臣にお尋ねいたしますが、大体細かい点は大臣にお尋ねするのは不適当でありますので、大きな筋だけをお尋ねいたします。  この政府の提案理由説明書に書いてある程度の大雑把な点でお伺いするのでありますが、先ず第一にこの提案説明書を見ますというと、政府買收の点と委員会構成の変更の点とが出て来るのでありますが、小作料値上げという問題については出ていないのであります。ところが小作料が値上げになるということになると自然土地価が変つて参りますし、又そういうことから固定資産税等にも大きな影響を及ぼして来るわけでありまして、若し小作料が七倍値上げになつて、それから今審議されておりますところの地方税法……

第9回国会 議院運営委員会 第4号(1950/11/27、2期、日本社会党)

○江田三郎君 前の國会で、農地改革に関する法律案が審議未了になつて、その後ポツダム政令で出ておるのですが、今回の電力問題もポツダム政令が出ましたので、これの参考にしたいと思いますので、事務局のほうで法案が審議未了になつて、その後ポツダム政令で扱われた今までの経過なり、又司令部からの書簡というようなものを集められるだけ集めて頂いて、参考資料に出して頂きます。

第9回国会 議院運営委員会 第7号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○江田三郎君 これはこの前の委員会で、はつきり言うと書簡の公表について考慮するという、こういう首相の答弁があつたわけです。ところがその後いろいろの経過を見ているというと、関係筋に対してどういうような交渉をされたかということはわからんだけですが、ただ衆議院において、衆議院の予算委員会において首相の発言していることは、新聞の伝えるところによると、書簡の発表をしなけいというように出ているのです。或いは官房長官が二十七日の内閣記者との会見談において、やはり同じようなことを言つているわけで、本委員会で首相が答えたことと、その後正確なことはわかりませんが、少くとも新聞発表だけから見るというと、食い違つた行……

第9回国会 議院運営委員会 第8号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この問題は中村君の言うようなどういう努力をしたかというこの経過を聞くということも一つですけれども、同時にあれだけ非常に紛糾したこの問題に対して、総理が書簡を発表を考慮すると、こういう約束をして、それから後にどういう努力をしたかということは我々にはわかりませんが、ただ衆議院の予算総会において、総理が考慮するということとは全然違つた意味の発言をしておられるのですね。これはちよつと総理自身に来てもらわんと、なぜああいう発言をせられたかということははつきりしない。いやしくも参議院で考慮するという約束をしておられて、それを衆議院のほうへ行つてその趣旨と違うような発言をせられて、而もその間何……

第9回国会 建設委員会 第1号(1950/11/27、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今の、工事が不正なるものがあつた場合に責任をとらす……、これはもつと具体的にいうとどういうことなんですか。
【次の発言】 災害ということの内容なのですが、例の地盤沈下ですね。これはもう打切られているのですが、地盤沈下というのは必ずしも急激に来るのではなしに、徐々に来て、南海震災から相当な時間が経ちましたけれども、今頃になつて非常にはつきりその被害が現われているということがあるわけでありますが、地盤沈下の問題については、政府としては将来どういうふうにお考えになるのですか。
【次の発言】 和歌山、徳島ではそういう地盤沈下に対するいろいろな復旧ができたわけですが、その他の、瀬戸内海沿岸……

第9回国会 建設委員会 第2号(1950/11/30、2期、日本社会党)

○江田三郎君 四国の地盤沈下の上水道施設を災害復旧としないで、普通予算でおやりになつたということですが、この間本委員会へ建設大臣が出席されて、建設大臣に質問したわけですが、災害というものは、一体どういう定義が下されるのであるか、急激に来たものでなければ災害と言わんのか。或いは相当長い時間に亘つておつても、具体的に被害が現われたときには、それを災害というのかどうかということを御質問しましたら、建設大臣のほうは、災害については、別に時間的な考え方をしない。従つて長い期間に現われた結果についても、災害として扱わなければならず、若しそういうことができていなければそういうようにするように考慮するというよ……

第9回国会 電力問題に関する特別委員会 第2号(1950/12/02、2期、日本社会党)

○江田三郎君 それでは、そういう考慮中ということを吉田首相が言われた後において、官房長官は記者団会見、或いは衆議院の委員会等において書簡を公表しないと言われたことがあるかどうか。
【次の発言】 若しそういうように、あなたが言われたことがないというようなことが、言われておるというように新聞等に発表せられておれば、これは新聞が摩違つた記事を書いておるということになりますか。
【次の発言】  それではその点は、あとで新聞を調べてからもう一度お尋ねいたしますが、もう一つは今度のポ政令を出されることを政府としてはお願いしたわけではない。書簡を出されることをお願いしたわけではない。こう言つておられましたが……

第9回国会 農林委員会 第4号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○江田三郎君 米価審議会を無視して米価を決定したというこの点については、今農林大臣のほうから遺憾なこととして弁明があつたわけですが、そういう弁明は何にもならぬことであつて、なお重ねてこれに質問いたしましたところで、恐らくいい加減な答弁しかできないと思いますので、こういうやりかたは現在の政府が行なつているところの民主主義を蹂躙するやりかたのたくさんある中の一つの例だということを我々は記憶にとどめまして、一般國民の批判に待つということだけで、この問題については回答を要求しないことにいたしますが、ただ米価の決定の基準、更に麦の対米比価の決定の方針、これについてお伺いしたいのでありまして、今度の米価は……

第10回国会 議院運営委員会 第11号(1951/01/30、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今の佐野さんは、個人としてはともかくも、とにかく農林省というのは、農民或いは土地所有者の立場という意味だろうと思いますが、そういう意味で誰か一人必要だと、こういうことは勿論いきさつから見てもよくわかると思いますが、若しそういうことであれば、更に私は個人を問題にしなければならんと思う。佐野さんが、今片柳さんの申されたような要請に副い得る人であるかどうか。私も昨年農林委員会に出席いたしまして、佐野さんに二三質問したことがあります。けれども、私はそのときに、あなたには農地関係のことは質問しない、質問したつて意味がないと、こういうふうにいわば引導を渡した人でありまして、そういう人がとても……

第10回国会 議院運営委員会 第12号(1951/01/31、2期、日本社会党)

○江田三郎君 先ず第一に今の鈴木さんの言われた点について政府の考えがどこにあるかという根本的な態度を聞かしてもらいたい。たまたま今回の委員の選任については、いろんな事情からしてこういうことになつたかも知れませんが、いやしくもこういう委員会の制度を設けるのに、一見して或いは我々の観察が違つたのかも知れませんが、何かこの退職官吏の救済機関である印象を與えるのです。こういうようなものを作るならば、委員会を作らなくてもいいわけです。少なくとも原則としては、その中に半数ぐらいの民間人を入れる、これも原則であつて必ずしもその通りにはならん、基本的な心構えとしては、そういうような方計で以て行くならば、委員会……

第10回国会 議院運営委員会 第36号(1951/03/31、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ちよつと今の問題に関連して、再建整備の問題は、これは農林委員会で、三月中には絶対に出すということを政府のほうがたびたび約束をして、それで交渉を始めておるわけですけれども、できないでしまつておるわけです。まあ農協の諸君の話では今日少し好転し出したということですから、大体中金の理事長なんかが行つて、あと一時間ということは、要するに十二時までには結論が出るのだそうでして、出れば、私は別にごたごたしなくても、こういう問題については、各会派でも一致の要望であるのですから、参議院でも、衆議院でも、OKさえ取れれば、すぐに今日にでも問題が片付くと思うのです。なおこの問題については、野党側を代表……

第10回国会 議院運営委員会 第41号(1951/05/11、2期、日本社会党)

○江田三郎君 これは昨日中村君のほうから提案したのですけれども、各党で御相談願うということでしたが、別に各党のほうでも御異存ないのじやないですか。
【次の発言】 この際委員長は、従来の申合せなり経過から言つてどういう順番になつておりますか。

第10回国会 議院運営委員会 第51号(1951/05/31、2期、日本社会党)

○江田三郎君 人数の振合い関係はどうなつているのですか。

第10回国会 議院運営委員会 第53号(1951/06/04、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今日官房長官見えますか……私最後に文句を言つて置かなければならん。
【次の発言】 鉄道建設審議会委員の同意を求められたのでありますが、それを出された建前を一つ聞きたいのですが、これは法律によりますと、審議会の規定によりますと何とか「等」というのがありますが、その一点をもう少し詳しく御説明願いたいと思います。
【次の発言】 小林中氏というのは今度の委員にどういう代表として選ばれたのですか。小林という人は何かたびたびそういうような推薦をされるわけですか、これは委員会の性格は皆違うわけですけれども、何にしてもそうたくさん出て来られるということは、適当とお考えになりますか。

第10回国会 建設委員会 第2号(1951/02/13、2期、日本社会党)

○江田三郎君 一点だけ、この公共事業費の中で例えば河川事業に必要な経費があり、或いは土地改良に必要な経費、開拓に必要な経費、山林事業に必要な経費というものがずつと並べてあるのですが、大体言うまでもなく安本としても、これは安本よりも政府としても、そういうようなもろもろの事業というものは一つの一貫性のある総合計画の上にやつておられると思うのですが、これは具体的にそれぞれそういう一貫した計画を持つておやりになつておりますか。
【次の発言】 今の御説明のように、そういう一貫性をもつた考え方というものは、全体の予算の上で河川改修が公共事業の何%を占めているから、それとの釣合上、土地改良を何%しなければな……

第10回国会 建設委員会 第3号(1951/02/16、2期、日本社会党)

○江田三郎君 総合開発というものをいろいろ法案も見ましたし、或いは予算を見ましても、いろいろな角度から取上げられておるのですが、一体今の総合開発に当つて政府の考えておられる基本的な力点の置きどころはどこかという問題なのです。恐らくまあこの総合開発に対する考え方というものは、先だつて政府のほうから発表されました経済自立三カ年計画というものと相呼応して行つておられると思うのですが、あの三カ年計画の重点は、食糧の自給度を高めること、それから電源を開発すること、いま一つは船舶を殖やすということ、この三つにあると我々は見受けたのですが、船舶の問題はこの委員会でかれこれすべき問題でありませんので別問題にし……

第10回国会 農林委員会 閉会後第1号(1951/06/20、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ちよつとその前に三大臣の、公式にはどういう連絡があつたのか一つ……。
【次の発言】 向うからの返事は…。
【次の発言】 できないというのですか。
【次の発言】 今の片柳さんの御質問ですが、司令部からどういう具体的のサジエツシヨンがあつたかということでなしに、あの書簡というものを日本政府は具体的にはどういうふうに解釈しておるのでしようか。
【次の発言】 ここに司令部の書簡はございませんか。
【次の発言】 正確な文章を覚えておりませんが、予算の範囲内において、更にその次の予算のどうとか、こうとかいうことがありましたが、あの言葉というものは、具体的にバツク・ペイなり或いは基本価格にあの……

第10回国会 農林委員会 閉会後第2号(1951/08/03、2期、日本社会党)

○江田三郎君 只今農林大臣から非常に立派な政策を、而も該博な知識の裏付を以て述べて頂きまして、大変参考になつたんでありますが、従来、人は変つたから別問題でありますが、なかなか朗報ばかりが多くて、実のみのらない場合があつたのでございまして、一つそういうことのないようにお願いしたいと思うのでありますが、今おつしやつた中で、私特に一点お尋ねしたいのは、大臣は経済の自立の面から、或いは不幸にして平和な秩序が紊されたときの対策として、この二つの面から食糧の自給度の向上ということを当面の政策の最重点にするというようにおつしやつたわけであります。而もその方策としましては、第一に米麦価を経営の維持できる適正な……

第10回国会 農林委員会 閉会後第3号(1951/08/04、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今の問題について私もお尋ねしたいと思つていたんですが、地盤沈下の問題でありますが、今安本のほうと意見が一致しないということを言われたので、私それを不可解に思うのでありまして、昨年私は委員会の所属が建設委員会のほうにおりましたが、その当時地盤沈下の問題を建設大臣にお尋ねしたことがありまして、一体災害というものの定義には時間の制約があるのかないのか、急激に短時間のうちに急激な変化がなければ災害と言わんのか、或いは災害を生ずるような条件が積み重つていれば、或る量の積み重りが一定限度に至つて災害というようなことになる場合に、かような長期に亘つて大きな変化が来た場合にも災害とみなすのかどう……

第10回国会 農林委員会 第8号(1951/02/20、2期、日本社会党)

○江田三郎君 若干お尋ねしたいのでありますが、第一の問題は、輸入食糧の価格が相当上つておるわけでありまして、政府のほうで二十六年度予算を組まれたときの単価というものと、現在とは、相当大幅に上つておるわけでありますが、その際政府としては、予定の数量を入れるために、輸入補給金について或いは追加予算等の措置をとられるのであるか、或いは又現在の輸入補給金の枠内で、従つて数量が減るような輸入になるのか、どちらにせられるかということが第一点です。それから国内産の問題について、只今農林大臣は多分価格が上るであろう、そうして政府手持の食糧と自由販売の食糧と二つが出て行く間に、民間に適正な価格が生まれるであろう……

第10回国会 農林委員会 第11号(1951/02/28、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ちよつと細かい点から若干質問するのですが、相違点の中の「農地面積の著しく小さい市町村」というのは、大体具体的に言うとどういうことですか。各委員会の相違点というのに……。
【次の発言】 これは現在耕地が三十倍以下であつても、この法案にもありますように、いろいろ総合計画の樹立というようなことがありまして、勢い農地の開発等ができて行くわけですが、そういうようなときには、三十倍以上になつたら、又急に委員会を作られるのですか、三十倍としてあと耕地の新らしい開発があつても、それもこの「著しく小さい」というその扱いをされるわけですか。それからもう一つは、そういうような三十倍以下の町村にこういう……

第10回国会 農林委員会 第12号(1951/03/01、2期、日本社会党)

○江田三郎君 これは昨日質問したのですが、間接になりますから、改めてちよつと質問したほうがよくはないかと思います。
【次の発言】 では三点ほどお伺いしたいことがあるのですが、第一の問題は、従来の改良委員会の性格ということなんでして従来の改良委員会のことにつきましては、言うまでもなく専門技術員や改良普及員その他農業改良事業に従事する職員は、供出割当、配給、検査、取締等の行政事務を担当してはならない、こういう規定があつたわけでありまして、この点は私は改良委員会の性格を決定付ける非常に重要な点だと思うのですが、こういうような考え方は何を出発点として、さような方法をとつておられたのか、或いはどういう御……

第10回国会 農林委員会 第14号(1951/03/06、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この法案の第二條に「毎年度予算の範囲内において、」と書いてあるわけですが、これは本年六十億というだけでなしに、毎年引続いてこういう金をお出しになるということなんでありましようが、その際にまあ大体五カ年間くらいに計画は立てておるわけですか、どうですか。それからそういうような毎年出されるときにやはり毎年預金部資金を借入れるというのは併行して行くわけですか、そういう点どうなんですか。
【次の発言】 倉田専門員ほか調査主事と一緒に二月二十三日から二十六日まで福島県に参りました報告をいたします。  福島県は御承知のように非常に広く、北海道に次ぐ大県でありまして、奥羽山脈と阿武隈山脈の二山脈……

第10回国会 農林委員会 第15号(1951/03/07、2期、日本社会党)

○江田三郎君 きのうちよつとお尋ねしたのですが、二十六年度六十億円、そして今後の見通し、まあ計画についてお尋ねしましたら、今後とも少くとも五年間までは今年度を下らないような金を継続して出すとこういうお答えでございましたが、そういうことは五年間少くとも六十億円以上、こう解釈してよろしいのですか。
【次の発言】 そうしますと今年度の六十億という中には見返資金の四十億が入つておるわけですが、将来見返資金というものは情勢の変化のない限り相当減らされて来るだろうと思うのですが、そういう際には見返資金が減つたら一般会計のほうからやはりそれだけの金は出されるという方針でありましようか。

第10回国会 農林委員会 第16号(1951/03/08、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ちよつとお尋ねしたいのですが、先ほど大蔵大臣の御答弁の中に、不始末をしたものをまるで尻拭いをした試しがないというようにおつしやつたわけでして、成るほどそう言われるとそうかもわかりませんが、ただ農協のこういう赤字というものを農協の不始末とだけお考えになつておられるかどうかということなんでして、我々の考えるところによりますと、必ずしも農協だけの不始末とは考えられないのでありまして、旧農業会から農業協同組合へ資産の引継ぎをするときに相当ルーズな引継ぎをやつた、これにはいろいろ原因あつた思いますが、これに対しましては当時農林省でこの引継ぎの認可をする監督権を持つておられた。そこに私は今日……

第10回国会 農林委員会 第20号(1951/03/20、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ちよつと一つ質問しますが、この積雪寒冷地帯はどこどこだということは、対策審議会ができてからきめるようになつておりますが、大体提案者が考えておられるのは、積雪寒冷地帯というのは、例えば東北だけでなしに、中国地方なんかの中国山脈寄りの奥地、こういうようなところもそれに該当するようにお考えになつておるのですかどうですか。
【次の発言】 積雪寒冷が甚だしく、且つその地域内における農地の利用率が低くて農業生産力が劣つている道府県の区域、こうなつておるのですが、これがはつきり、伺いますが積雪と寒冷と、そうして農地の利用率が低くて農業生産力が劣つているというこの三つの条件が全部揃つたところを言……

第10回国会 農林委員会 第22号(1951/03/23、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今日農林大臣、大蔵大臣の出席を要求しておられるのであるか。おられるとすればその後の経過はどうなつておりますか。
【次の発言】 今のような大臣が誠意のないことでは審議を継続したところで意味がないと思うのでありまして、殊に先ほど委員長が言われたところの農協の再建整備、共済組合の不足金の問題につきましてはこれは緊急を要することでありまして、而もこの問題につきましては前回両大臣が出席された時に相当はつきりとした確約をなさつておる。それが今なおはつきりしない。そこに我々としましては大臣の政治的な責任を問わなければならんような段階に来ておると思うのでありまして、そういうように問題がはつきり明……

第10回国会 農林委員会 第24号(1951/03/26、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この問題につきましては、先般の委員会で農林大臣も大蔵大臣も三月中に成案を得て国会へ提出する、こういう言明をなさつたわけでありますが、本日も常任委員長と運営委員の懇談会がありまして、その席で政府側から岡崎官房長官が、近日中に提出して、三月一ぱいに成立させてもらいたい法案というものが若干出ておりましたけれども、残念ながらこの再建整備に関する案が出ていないのでありまして、私どもは非常に不安を感じておるわけであります。我々が仄聞するところによりますというと、この問題につきましては、去る三月の二十日に閣議の決定を見たようでありまして、その内容につきましては私どもは單なる利子補給というような……

第10回国会 農林委員会 第25号(1951/03/27、2期、日本社会党)

○江田三郎君 改正の法律案でなしに元のこの法律についてちよつとお尋ねしたいのですが、それは昭和二十五年度において特例として南海震災、融雪地の地すべり、こういう所に対しまして特別な補助率を適用されたわけでありますが、この南海震災の範囲につきましては、二十五年度に挙げられましたところの高知、和歌山、徳島、三重、香川、このほかにも例えば愛媛のごとく或いは岡山のごとく相当な被害を受けておる所があるわけであります。ただこういうような震災によるところの地盤沈下等の問題は、これは急激に来ないのでありまして、年々或る程度の地盤の沈下が続きまして、そうして今日になつて見るというと大変なことになつているわけです。……

第10回国会 農林委員会 第26号(1951/03/28、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この法律の第三條の二の一番終りのところでありますが、政府が麦の買入れをする場合の価格は、生産費及び物価その他の経済事情を参酌してこれを定むる、こういうように書いてございますが、今政府のほうで現在麦に対しての価格のきめ方というものを、生産費及び物価その他の経済事情を斟酌してこれを定むるというような方式でやつておられるのかどうかということであります。いろいろ政府の発表されたものを見ますというと、單に対米価比率を何%と、こういうように出しておられるように我々は見受けるのですが、そういう対米価比率を何%という行き方、面子に囚われている行き方、ここに書いてある行き方、これはまあ従来も第二條……

第10回国会 農林委員会 第27号(1951/03/29、2期、日本社会党)

○江田三郎君 先ほどの御答弁聞いておりまして非常に遺憾に思うのでありますが、利率を変えられた衆議院の修正を妥当と思うというように言われましたけれども、ちよつと聞いておりまして、あの説明では、辻褄が合わぬと思うのであります。だんだん林道が奥地へ入るのだというように解釈しろということでありますが、若しそういうことなら、今度この金が出た場合に果してそういうような所がずつと延びて来るかどうか。すぐに実際の貸付に当つて、只今言われたことが本当か嘘かということは、具体的に立証されることになるのでありまして、又林道でなしに、これが塩田の場合には、一体どういうような説明をされるのか。だんだん悪い塩田に手を付け……

第10回国会 農林委員会 第28号(1951/03/30、2期、日本社会党)

○江田三郎君 先ほど片柳さんから御質問かあつたのですが、それに関連してもう少し……。将来政府へ売渡す米麦がなくなつて、ここに書いてあるような手数料を全的に徴收するという場、合には一体どのくらいの收入になるのですか。
【次の発言】 そういうような三十五億というような收入が予想される場合には、これはもう検査に対する国の負担というものではなくして、独立採算でやらそうという考えなんですかどうですか。
【次の発言】 先ほど池田さんから御質問がありました検査の場所の問題ですが、これはちよつと沿革をお尋ねしたいのでして、戦争前の、大分前の話ですが、最初の検査というのはやはり庭先検査でやつたのですかどうか。そ……

第10回国会 農林委員会 第29号(1951/03/31、2期、日本社会党)

○江田三郎君 私たちは本委員会でも要望したわけでありますが、やはり利子の補給というだけではなしに、長期資金の供給が必要だということを今でも考えておるわけでありますが、これは現在の情勢といたしましてそういうことが実現しないで、本法案のような結果になつたことも又止むを得ないと思いますので、一応これに賛成をいたすものでありますが、ただこの法案が通過いたしましても、只今片柳さんも言われましたように、今後農漁業協同組合の真の再建整備ということは非常に困難なことでありまして、その問題に対しましては、一体ただ経営が黒字になつたというだけで真の再建整備ができたとは言えん面もあるわけでありますから、今後の農漁業……

第10回国会 農林委員会 第30号(1951/05/11、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この議事の予定案について異議を言うのではないのでありますが、私はこの前の農業協同組合の再建整備法の問題のときにちよつと希望を附したわけですが、それは農業協同組合のあり方或いは現状というものについて、本委員会として調査をやつてもらいたいという希望を附しておいたわけであるのでありますが、これを一つ正規に取上げて予定の中に入れて頂きたい。

第10回国会 農林委員会 第33号(1951/05/16、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この林野法の第五條で、営林局長に同意しない旨の通知を権利者が出した場合には、その後の措置はどういうことになるのですか。
【次の発言】 そうすると、確定しないままにずつと放つて置くことになるのですか。
【次の発言】 そういう確定までのことをこの法律の中に入れることは妥当でないのですか。
【次の発言】 ちよつとわかつたような、わからないようなことになるのですが、同意しないという通告をして、そうして営林局のほうでは、ここまで営林局だと言つておるけれども、権利者のほうは、いやここまでだということで、どんどん勝手におれの所だというので、例えば立木を切つたりしますね、そういうことをしても確定……

第10回国会 農林委員会 第36号(1951/05/22、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この臨時措置法の問題ですが、これはまあ文字のごとく臨時措置であつて、本格的な整備というものには触れていないわけでありますが、今後、例えば治山、治水、或いは利水、或いは防風林とか防砂林とかそういうものと関連した本格的な国有林野の整備ということについてはどういうように行なつて行かれる考えでありますか。
【次の発言】 もう一つ、この臨時措置法の場合の払下げ、又は交換をするときに農林大臣が自由にやれることになつているわけですが、このことは従来のいろいろな経験から行きますというと、かような問題がややもすれば政治的に利用される虞れがないとは言えないわけでありまして、そういうことを抑制するため……

第10回国会 農林委員会 第37号(1951/05/23、2期、日本社会党)

○江田三郎君 農業協同組合の現状及びこのあり方ということについて本委員会で調査の対象として取上げてもらうことをお願いしておつたわけでありますが、それは申すまでもなく、農業協同組合の役割というものは非常に大きいわけでありますが、ただそういうような大きな役割を果すような方向に農業協同組合が行つておるかどうかということになると、我々としましては、非常に疑問を持つておるわけでありまして、この問題については政府としても先般農協の再建整備の措置をとられたわけでありますが、一体あの再建整備法によりまして果して農協が再建或いは整備できるのかどうか。実際にはああいうような法律ができ、措置がとられましたところで、……

第10回国会 農林委員会 第38号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○江田三郎君 只今委員長のお話にありましたように、米価、麦価の決定の問題は、あらゆる角度から非常に重要性を持つておるわけでありまして、そこで我々としましてもこの問題については十分に検討したいというので、先般三大臣の出席を、相当余裕を持つた時日で出席をお願いしたわけでありますが、当日になりまして肝心の農林大臣が、連絡によりますと、自分の家へ帰られてしまつたというふうなことで出席上なかつたということはどういう事情があるのか、我々としましては非常に遺憾に堪えない次第であります。幸い今日御出席がありましたからして、御質問いたしますけれども、とにかくその前回御出席にならなかつたという態度というものが私は……

第10回国会 農林委員会 第39号(1951/05/25、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ちよつと大蔵省の政府委員の人にお伺いしたいのでありますが、先ほど森林に対するところの相続税、或いは所得税の問題について、これは改正を必要とするということは認められておられるようでありますが、ただどういうふうにせられるかということにつきましては、はつきりしなかつたのでありまして、近くアメリカの何とかいう人が勧告をされるらしいということでありますが、大体我々が考えますところによりますると、もはや講和を前にいたしまして日本の問題は日本が考えて行かなければならないというようなときになつておる。そこでこれは、アメリカのほうから勧告があるらしいからというようなことで解決を付けられるというのは……

第10回国会 農林委員会 第40号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○江田三郎君 三十六条の受益者と書いてあるんですが、この受益者というのは一体どこまでが受益者になるわけですか。これは考えようによると例えば保安施設を造つたときに土砂の崩壊とか、流出の防備とか、こういうようなことになつて来るというと、大きく治山治水という面からは下流までが受益者ということになるのですが、一体どの程度のことを受益者と言うのですか。
【次の発言】 そういうような何か別な政令か、規則か何か作られるわけですか。受益者の範囲をですね。
【次の発言】 何かそうなると余り漠然として、ケース・バイ・ケースというのでは余り自由過ぎてつかまえどころがないようになりませんか。

第10回国会 農林委員会 第41号(1951/05/28、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今の門田委員の質問に関連するわけですが、門田委員が最初質問されたのは植林或いは治山ということと開拓というようなものが将来競合関係が起りやしないかということに対しまして、開拓のほうは一定の基準があるわけであるからして、そういう虞れがないというように言われましたが、併し現実には今日までそういうような競合関係が起き、或いはトラブルが起きておつたと思うのでありまして、又開拓の適地として開放された所が、その後は立木だけは伐られたけれども一向に開拓されないで、それが原因となつて荒廃を来したというような所もあつたわけです。私はそこでこの際お尋ねしたいのは、治山計画というようなものの根本方針なん……

第10回国会 農林委員会 第43号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○江田三郎君 従来と変化なくということになると、その政令の内容は基本的なところはこの前衆議院で握り潰しになつたあの内容なんですか。
【次の発言】 大体この内容というものは議決のところがいかんということになると、最初衆議院を通過いたしました政府の原案、あれに近いものということですか。
【次の発言】 それでそうなつた場合に議決ができないということを、政令だからできないということになるのは仕方がないのですが、参議院のほうで修正した中に、特定の地区からの代表が出ていない場合の代表者の発言を求めたわけですが、これはやはりそれが政令であろうと何であろうと、そのことはやはり問題になると思います。特に今までの……

第10回国会 農林委員会 第44号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○江田三郎君 本日は一つスピード・アツプで質問打切りを願います。
【次の発言】 社会党を代表いたしまして、この法案に賛成いたしますが、ただこの法案が企図しておるところを実際に行うためには、最小限二億円程度の予算の追加を要するわけでありますからして、この法律案を成立させると共に、政府においてこの二億円についての補正予算を至急に組まれることを希望いたしまして賛成いたします。

第11回国会 農林委員会 閉会後第2号(1951/08/21、2期、日本社会党)

○江田三郎君 私どもの班は、青森県と山形県において農業協同組合及び共済関係の視察調査をやりに行つたのであります。先ず青森に参りましたが、青森は、御承知のように農協が、全国的な見地から見ても非常に弱いところでありましてその弱いということにはいろいろ原因がありまして、青森は一町村に三・七の組合があつて、多いところは一町村に八組合あると、こういうようなことで、非常に小組合ばかりで、殆んど資力から見ましても、何から見ましても問題にならん組合が多いわけなんです。これを如何にして再建整備して行くかということが問題になるわけでありますけれども、大体それには単協におきましても各連合会におきましても増資の計画を……

第11回国会 農林委員会 閉会後第3号(1951/09/20、2期、日本社会党)

○江田三郎君 若しパリテイ指数が予想より下廻るようなことがあつても七千円台の米価は何らかの方法で実現したいと、こう言われましたのですが、先だつて一部の新聞を見ますというと六千六百円というような価格も想定されると、そうしてその際にも消費者価格の一八%の値上げのほうはそのまま据置いて、従つて出て来るところの食管の余裕金は一般財政のほうへ繰込むのだと、こういう意見が強力であるというようなことも一部の新聞に出ておるわけなんですが、そういうような意見もあるのかどうか。それから七千円台の米価ということは、そういうようにやつて行きたいということを言われますが、いつの場合でも農林省のやつて行きたいということは……

第11回国会 農林委員会 閉会後第4号(1951/09/21、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ここでいろいろ論議をするのでありますが、私どうも近頃論議をすることがナンセンスみたいな気がするのでありまして、何ぼ論議して約束されたところで、結果を見るとまるで逆のほうのことばかり出て来て、例えば農林漁業資金の問題でも、広川農林大臣は六十億と六十億と加えて百二十億出すと、こう言つても六十億にしかならない。今度の根本さんになると、あと百億出す。本当かと思うと、はつきり約束しておつたのが、それが何か三十億になるかならんかということでやつておるわけであります。今も政務次官のほうから食管の七割人員減ということは絶対にしない、こう言われるのだけれども、併し一方において自由党のほうでは、党議……

第12回国会 農林委員会 第1号(1951/10/12、2期、日本社会党)

○江田三郎君 この人員整理の案というのは今国会に出るのですか。
【次の発言】 先ほどの御説明の中に、この中で食糧の統制の関係を大きく変革するという条件と繋がつておるものがあるわけですが、この食糧統制を大きく変革するというほうはやはりこの国会に出るのですか。
【次の発言】 これは特に食糧管理なり、或いは統計事務についてその中で食糧の統制制度の根本的な、まあ根本的と言いますか、大きな変革を条件として出て来ておるこういう数字については建前としては先ほど委員長が言われましたように、先ずそういうような食糧統制の制度が国会を通過して、然る後に人員がきめて行かれるのが建前だと思うのです。併しそれは今農林次官……

第12回国会 農林委員会 第2号(1951/10/18、2期、日本社会党第二控室(左))

○江田三郎君 大臣は食糧の問題は愼重にやらなければならんということを言われたのでありますが、我々もそう考えているのでありまして、前の廣川農林大臣のときにもこの食糧に関しては愼重の上にも愼重にやつてもらいたい、そうしないととんでもない混乱を起すということを言つたのでありますが、愼重にやられると言いながら、而もまだああいうような、閣議で正式に決定を見ていない方針なのに首相に演説をさした。そうしてその結果、今どういうことが起きているか。私は正確なことはわかりませんけれども、新聞で見まするというと、すでに東京等で遅配の虞れありということが言われております。又生産地においても、私の郷里の岡山県においても……

第12回国会 農林委員会 第6号(1951/10/31、2期、日本社会党)

○江田三郎君 佐藤長官のほうから先ほど雑穀が数字でいうと幾らか知りませんが、そこから数学的に行くというと全部を外してもいいようなお答えでありましたが、その際食糧事情が緩和されたならばという条件がついておるのであります。そこで食糧事情の緩和ということは具体的にどういうことを指すのでありますか、或いはこの戦争前のように米が欲しいと言えばいつでも買えるということが食糧事情の緩和であるというのであるか、或いは米が何日分で、クーポンが何日分で、外米が何日分という状態で、すでに食糧事情が緩和されておると見るのが妥当であるかどうか、その食糧事情の緩和ということをもう少し具体的に教えて頂きたい。

第12回国会 農林委員会 第10号(1951/11/20、2期、日本社会党第二控室(左))

○江田三郎君 いろいろこの質問と答弁とを聞いておりますというと、この法案では繭価なり糸価の安定が図り得ないという質問に対して図り得るのだということで、而も問題になる点の具体的なことは、これは必要な措置をとるというだけで、具体的には一向お示しがないので、何か聞いておりますと、安全保障條約の行政協定みたいなような気がいたすのであります。(笑声)それは別問題にしまして、先ほどの溝口さんの糸価安定特別会計法という名前について質問がありましたが、これはまあ何かの間違いで繭という字が落ちておると、こういうことですけれども、やはり間違いじやないと思うので、これで行きますと、大体生糸の買入れなり売渡しをするだ……

第12回国会 農林委員会 第11号(1951/11/21、2期、日本社会党第二控室(左))

○江田三郎君 昨日事務当局に対してお尋ねをしたわけですが、今日は折角大臣が見えておりますので、大臣にお尋ねしてはつきりとした御返事を頂きたいと思うのです。それはいろいろ問題がありますが、その中で私特に問題にしたい点は、この法案によつて糸の値段の安定ができるかどうかということについてもいろいろ白波瀬委員、その他専門的な立場から悲観的、必ずしもこれで楽観を許さないという御意見があるようでありますが、そういう糸の値段の安定というよりも、その基礎になるところの繭の値段の安定ということがこの法案で果してできるのかどうかということであります。でこれは我々の受けた印象を率直に申しますというと、何かこれは製糸……

第12回国会 農林委員会 第13号(1951/11/28、2期、日本社会党第二控室(左))

○江田三郎君 この間本会議において農林委員の門田君のほうから供出の問題について質問をされたわけですが、それに農林大臣が懇切丁寧な回答をなさつておられましたけれども、併しあの回答でよくわからない点が大分ありますので、その問題についてお尋ねしたいと思うのでして、先ず第一は、特別報奨金と集荷委託費の問題でありますが、これはまあ知事会議でも問題になつており、それからその後私どもが地方の供出割当の県の委員会あたりの様子を見ておりますというと、これがはつきりしないと供出について責任を持てないというような、附帯決議を付けて割当がなされているようなところが多いように思うのであります。そこで特別報奨金は今検討中……

第13回国会 大蔵委員会 第67号(1952/06/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 私は緑風会の修正案に賛成いたすものでありますが、ただこの開発銀行の運営に当りまして、先ほど油井委員のほうから中小企業を重視した運営を要望されましたが、それと同じ意見でありますが、同時にいま一つ附加えたいことは、こういう開発銀行の資金が今後軍需産業に多く使われるのではないかという点を憂うるのでありまして、私どもはそういうことのないように中小企業なり平和産業に飽くまでこの金は使われなければならん、そこでこの修正案の提案者に対しましても、さようなことを法文の中に修正、書き加えて見たらどうかということを私どもは希望いたしましたが、法文にそこまで書くのは、これはその必要がなかろう、運用の面……

第13回国会 大蔵委員会 第76号(1952/07/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の資料を出してもらつたらどうだ。資料として出してもらつたらどうか……。
【次の発言】 議事進行について。なかなか複雑な問題を含んでおるのでして、技術的にも問題がありますし、それから赤字の場合の補給をどうするかということも相当これは困難な問題がありますので、やはり補正予算の問題等につきましても、主計局長でなしに、大蔵大臣の御出席を願わなければならんとか何とかありますので、今日はもうこの程度で……。

第13回国会 大蔵委員会 第77号(1952/07/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 いろいろ問題があるのですが、又質問は明日やりますけれども、ただ一つはつきりしておきたいのは、その時価によつてという場合の時価でございますね。それは先ほどの質問に対するお答えを聞いておりますと、時価というのは端境期等の特に釣り上つた相場でなしに、その他の場合の相場というように答弁ができておつたようでして、そう解釈してよろしいのか。そういう計算で二十億円という赤字を想定されておるのか。若しそうであれば、この際普通の状態における時価というものは各品目について具体的にどういう相場に見積つておられるのか。それをやはり資料として出して頂きたいと思います。その時価ということだけをはつきりして、……

第13回国会 大蔵委員会 第78号(1952/07/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の大矢さんと下條さんの意見の違う点は、どうやつたらいいのかということは、私はよくわからないのですけれども、いずれにしましても、私も昨日連合委員会に出まして質問する点が残つておるわけです。それで昨日の木村委員と政府委員との質問とそれに対する答弁のやり取りを聞いておりましても、六億四千万の整備費というものは一体どういう根拠で出したのか、その積算の基礎を聞きたい、こういう問に対しても、その基礎は何もないと言う、概算だから何もないと言う。概算ならば概算で概算の基礎があるし、概算であろうと何であろうと、基礎なしに大蔵省のほうでこれを裁定するわけはないから、それを一つはつきりしてくれという……

第13回国会 大蔵委員会 第79号(1952/07/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この前の委員会で時価という考え方で具体的内容についてはつきりとしたお答え、或いは同時に資料を提出をお願いしておつたのですが、その問題について提案者のほうのお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 そこでもう一つ具体的に政府のほうから出された資料だと思いますが、需給飼料の月別卸売価格表というものが出ておるのでありまして、これを見ましても、月によりまして非常に相場の高低があるわけでありますが、今政府委員のかたが言われました需給状態の安定した状態というものは、例えば昭和二十七年の一月から七月までの水準で惡ければ、昭和二十六年と、大体毎年の例から言うと何月から何月頃までを指すわけですか……

第13回国会 内閣委員会 第58号(1952/07/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 私は昨日の約束は、懇談会における約束はこういうふうに了承しております。少くとも今日の晝までに自由党のかたたちは一つの意見をおまとめになつて来るということでございますから、私は意見はまとまつていると思います。そこで栗栖さんのように、若し休憩をやられるならば、その要件はこのA案なりB案なりC案なりについて誰が提案するという事務的な打合せならよろしうございますけれども、それ以上の打合せをやるための私は休憩は必要ないと思います。若しおやりになるなれば、そのように私は委員長に諮つて頂きます。そういう休憩なら了承いたします。
【次の発言】 只今の修正案及び修正案を除く残余の原案に対しまして、……

第13回国会 内閣委員会 第59号(1952/07/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 只今提案になりました経済審議庁設置法案につきまして、簡単に大臣に質問したい点がございますが、それは原案の第七条の、十四に当るところでございまして、私どもはこの第七条に特に公共事業及びこれに要する資金に関する基本的な政策、及び計画の企画立案及び総合調整に関することと、こういうことを、一項目附加えるべきだという考え方を持つておつたわけでありまして、これは私がひとり申すのではなくて、委員会の多くの方々が同じような意見を持つておられまして、それにつきましては委員会で出た多くの発言を整理されたと言われる、最初に出ましたいわゆる栗栖案、栗栖さんはそのお名前を嫌われますが、いわゆる栗栖案という……

第13回国会 法務委員会 第18号(1952/04/01、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 私はこれに全面的に反対するものでありまして、反対の理由は、先ほど羽仁委員のほうからいろいろ述べられておりますが、私もまあ大体それと同じことであります。伊藤委員のほうから條件附の賛成というようなことがあり、又それに対しまして、自由党のほうでは同じような見解を以て表明されたように思うのでありますが、そういうような條件を本当に考えるならば、やはりきつぱりとポツダム諸政令はここで全廃いたしまして、改めて日本政府の責任において立法措置を講ずることが当然でありまして、この点は伊藤委員の所属されます党におきましても、衆議院において反対しておられるということのほうが筋が立つているように思うのであ……

第15回国会 建設委員会 第2号(1952/12/02、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 大臣は四日にはおいでになりますか、ここへ御出席になりますか、若し四日にお見えになれば、そのときに……。

第15回国会 建設委員会 第3号(1952/12/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 先ほど河川局長から、河川関係の御説明があつたのですが、大臣に先ずお伺いしたいと思います。今後この河川関係、電源開発ということがいよいよクローズ・アップされて来ると思うのですが、勿論この電源開発というものは、電源開発促進法の建前から見ましても、総合的な国土の開発という見地からおやりになると思うのですが、そういう際にまあいろんな総合的な国土開発ということになると問題がたくさんあるわけですが、その中で私特にお尋ねしたいのは農業問題なんです。直接的にはダムができればそこで水没地域ができるわけで、耕地が潰れる、林野が潰れる、或いは農家が移転しなきやならんというような問題がありますと同時に、……

第15回国会 建設委員会 第9号(1952/12/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この総合開発をいろいろおやりになるのに、一番大きく問題になつて来るのは電源開発のダムです。ただこのダムの問題について、これはこの委員会でも先だつて来、問題になつているのですけれども、ダムを作つた場合に、例えば只見川のダムのOCIがやつた設計にしましても、或いはその他この間、大臣がまだ農林大臣当時岡山県の湯原のダムの問題をお伺いいたしましたが、ああいうような非常に底のほうで水を取る。そのために水温が低下する。そこで水温が低下された水が農業灌漑のほうへ出て来ると、下のほうの稲作というものは殆んど問題にならん被害を受けるわけです。徹底的な被害を受けるわけです。そういうことについて審議庁……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1953/10/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 聞いておつても一向わからんのですよ、何を答えているのか。いろいろのことをいろいろに言うだけで、いろいろの結論が出ていろいろに解釈されている。そういうことを何遍聞いたつて仕方がないのですが、さつき大蔵大臣のほうは、今月中に災害を含めた補正予算ができると言い、そして官房長官も、吉田総理大臣の儀礼的な、あなたの言われる儀礼的な渡米なり渡欧なりによつて国会の召集を遅らさないようにという小笠原君の言うことを十分服膺いたしまして、ということなんですから、その面からの障害はない。奄美大島の問題は、事務的なことがどうあろうと、今度の国会召集は奄美大島だけのために開くわけじやない。大体は、災害の問……

第16回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1953/10/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この前の各派交渉会の申合せで、臨時国会の早期開会の申入れをしたわけですが、その後政府のほうから、何か意思表示でもありましたか
【次の発言】 新聞で見ますと、改進党と与党との間に、臨時国会開会についていろいろ話し合いができて、何か明日に返事をするとか、明後日返事をするとか、そんなことばかり毎日続いて出ているわけですが、そういうような二つの、事実かどうかわかりませんが、二つの党の間だけで話をして、国会の各派の共同の申入れになつておるのに対して、何らの音沙汰がないというのはどうも不可解に思うのですが、今日総理なり或いは官房長官をこの委員会へ御出席願うようた予定は立てておられますか。

第16回国会 議院運営委員会 閉会後第6号(1953/10/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 その前に先ほど財政と外交の演説の問題については、政府のほうも了承した。こういうお話がありましたが、何かラジオか何かで、財政演説だけ劈頭にやつて、外交演説については時期を延ばして、追つてやる。こういうような方針だというようなことが伝わつておりますが、真偽のほどはわかりませんが、若しそういつたことになりますと、おかしなもので、今度の財政の問題というものは、今更言うまでもなくMSAの交渉がどうなるかということに非常に関係が深いわけであります。外交問題を切離して財政演説だけやるということは、これはちよつと財政演説の実態を備えることにはらないのではないか、当然これは財政演説と同時に外交演説……

第16回国会 議院運営委員会 第28号(1953/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の会期の問題に関連して、予算案については、我々としても成るべく早く上げなければならない。こういう心がまえでやつておる。ただ、今の官房長官の予測せざる事態というものがありますからね、どういうことになるか、これはわからんですから、まあ不幸にして三十一日までに予算案が成立しなかつたという場合には、そういうことでまあ会期の延長があるということになれば、やはり暫定予算をお出しになるわけですか。
【次の発言】 今、そういう答えがあるだろうと思つたのです。余り責任を持たんという、揚げ足をとられんために、一番いい答えでしよう。賢明な答えだと思います。私はまあそういうことじやなしに、政府の一つの……

第16回国会 議院運営委員会 第30号(1953/08/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 先ほど、法案を緊急上程するといつたようなお話があつたのですが、そういうようなことが言われるのは、要するに癩患者の諸君が、院内の面会所へ来たり、或いは門の前でいろいろの行動をとつたりするので門を閉めておる。そういうような事態から言われておると思うのですが、議長は、これらの問題について、どういうようにお考えなされ、どういうふうな措置をとられておるか。
【次の発言】 この院内に入れないような方針であると。が、現に先ほどのお話では、今日も入つておられる。これは、門をああやつて閉じて、国会開会中に国会の門が閉じられておる。これは誠に異常なことであります。これについては、議長としては厚生大臣……

第16回国会 議院運営委員会 第34号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の問題ですが、うつかりしておられたということですけれども、どうしてうつかりしたのですか。やつぱり外交関係というものは、アメリカさんの言う通りになるのだから、誰がなつていても同じことだ。そういう意味でうつかりしたのか、何かうつかりした理由があるのですか。

第16回国会 建設委員会 閉会後第1号(1953/09/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 ちよつとはつきりしてもらわんとよくわからん。
【次の発言】 ええ。何か……、はつきりして下さいよ。どうなのか、わからん。
【次の発言】 議事進行について……。まあこの雄渾な構想のゼスチュアであるか、国民を安心さすためか、何かそういう根本問題をここで言うてみたところで仕方がないのですから、答がわかつていることを質問したつてしようがないから、そうでなしに、もう少し技術的な面についての質問があれば質問してやつて行かなければ、ちよつとそれ以上のことは無理だろうと思います。
【次の発言】 さつきの説明の中で、農林省の案と建設省の案とできるだけ一本にするか、その農林省案と建設省案の主なる食い……

第16回国会 建設委員会 閉会後第2号(1953/09/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 農地関係はあとで説明があるのですが、この中の農地の関係は。
【次の発言】 やはり治山治水の関係で農地関係、特に河川の井堰の問題その他、林野局長官にお聞きしても困る問題だと思うので……。
【次の発言】 じやあとで又……。この雄準な計画で行きまして、一体禿げた山に木が生えて目的を達するというのは大体何年くらいかかるのですか。木を植えたということでなしに、木が大きくなつて目的を達するまでにはどれくらいかかるですか。
【次の発言】 その間の現状ではやはり生長量より伐採量のほうが多いのじやないかと思うのですが、それは完全に防ぐような措置がとれるのですか。

第16回国会 建設委員会 閉会後第3号(1953/10/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今度の災害の直接の問題ではないのですけれども、丁度農地局長と河川局長とがおられるからお聞きしたいのですが、というのは例の地盤沈下の対策で、河川改修のほうとからんで河川改修のこの土砂を以て地盤沈下の地上げをして行くと、こういうことがあの木曾川の下流あたりでやられるようですが、そういう方式は今後もどしどしとつて行かれるのかどうか。
【次の発言】 そのことで、明日やつてもらつてもいいのですけれども、農林省のほうもそのときに、明日出て来られるのですか。若しそうでなければ、農地局長が見えているから治山治水に関して農地局長に若干伺う点があるのですが、明日見えるならそれでもいいのですけれども………

第16回国会 建設委員会 閉会後第4号(1953/10/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の質問に関連するわけですが、今度の治山治水の根本的な対策というものと、総合開発というものとは関係がないようなお答えだつたと思う。それは今建設大臣の答弁だけでなしに、先般来今度の治山治水の根本対策について建設省の説明を聞いておつてもそうだと思うのです。私ども当時河川局長ですか、政務次官でしたか、どなたかに質問して答えてもらつたのですが、例えばこの計画の中で治水のダムを作る。併し実際に今治水ダムというような行き方もあるけれども、併し多くの場合大規模のダムになつて来ると多目的ダムになつて来るのではないか。そこに、ただ建設省が治水という面から考えるダムということでなしに、同じやるのなら……

第16回国会 建設委員会 第5号(1953/06/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 先ほどの小澤委員の質問に関連するのですが、安全保障費から出ておるのが総額百十億というのはどういう線ということは、資料として頂けますか。
【次の発言】 これから先の見込はどういうことになりますか。
【次の発言】 要求というのはどういう要求をされるのですか。
【次の発言】 そうするとそれは道路分科会ですか、そちらのほうからどことどこをやれというのが来ておるわけですか。
【次の発言】 分科会のほうでこの路線はきまつておつて、それでまだやつていないところが大分あるわけでございますね。
【次の発言】 そうすると今までやつたところと、それから今やらなければならんというところも併せて資料として……

第16回国会 建設委員会 閉会後第5号(1953/10/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 まあいろいろ聞きたいことがあるのですが、なかなか副総理もお忙しいと思うのですが、先ず主な点二、三点お聞きしますが、一体今度の災害の復旧についても予算は今検討中でしようが、恐らく初年度に三割の復旧もむずかしいというようなことが言われておるのですが、若し初年度に三割というと、来年度まだ大きなものが過年度災害として残つている。そういうような予算の現状の中にあつて、一体この大きな計画を立てられて、この第一予算措置というものについて、は、必要な予算措置をとるということだけですが、どういう基本的なお考えなのか、その点からお伺いしたいと思います。

第16回国会 建設委員会 閉会後第6号(1953/10/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 ちよつと資料の十四、十五も一緒になつておりますね、一緒に質問していいわけですか、十四、十五。
【次の発言】 このあとから説明して頂いた損失補償要綱についてお尋ねしたいのですが、大体今の御説明のように、法的の拘束力がないということなんですが、今電力会社等が電源開発をやつてるときに実際に出している損失の補償というものは、これと比較して概要どういう程度のことになつているのか。或いは又これを作るときに、そういう主なる施行者というような者の意見を聞かれて、今後こういうものに副うてそういう事業体でもやつて行くということになつてるのかどうか。その辺ただ法的拘束力がないというだけでなしに、もう少……

第16回国会 建設委員会 第10号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この第二条の、第二条でなくても一ぱい出て来る産業労働者という言葉ですが、第二条で行くと、産業労働者というのは、「事業者に使用されている者をいう。」とこういうことになつていますが、この使用されているということになると、例えば会社なんかで部長とか、課長とか、こういう者も含むということになるのですか。
【次の発言】 そうすると、実際下級従業員、まあ給料の安い従業員というような者が余り入れなくて、部長とか課長とかいう者が次々に入つてしまう、そういうような弊害は起りませんか。それを何か除去するような対策があるのですか。
【次の発言】 私は今まで逐条審議でないと言われるから何も聞いてなかつた……

第16回国会 建設委員会 第11号(1953/07/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この間配られた道路整備五カ年計画案という資料ですが、これはどこで作つたものですか。
【次の発言】 大体建設省のほうでも了解して出された、こういうことですか。
【次の発言】 建設省のほう……。
【次の発言】 道路局の試案ということですが、この法案が通過した場合には建設省としては大体これと大差のないような五カ年計画を立てられて閣議へ出されるわけですか。
【次の発言】 予算の金額等についてもほぼこの程度に考えられておるわけですか。
【次の発言】 道路局としてはということですが、省としてはどうなんですか。
【次の発言】 折角資料として出して頂いて、提案者のほうはまあいいでしよう、こういう……

第16回国会 建設委員会 第17号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の斡旋を、行政協定の実施に伴う土地収用、この土地使用の長い法律ですね、あれに使うことがあるというのですが、当然使うというのですか、どつちになるのですか。
【次の発言】 特別措置法の何条でそうなるのですか。

第16回国会 建設委員会 第18号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 斡旋は、この間から議論が出ておりましたけれども、もう一遍重ねて聞くのですけれども、土地を収用しないことの斡旋を申出ることができるわけですね。
【次の発言】 この間政務次官のお答えを聞いておりますと、斡旋委員会で、この土地を取得させないほうがいいという結論が斡旋委員会で出る場合もあり得ると、こういうことははつきりおつしやつておつたわけですから、その答えから行くと、この土地を取得させることは困るという斡旋の申請をしても一向差支えないのじやないのですか。
【次の発言】 それでは明日にしますけれども、それまでに、この間の政務次官のほうの答弁の速記を取つてもらいたい、今私が質問した部分につ……

第16回国会 建設委員会 第19号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 それで政府のほうでこの法案を通そうというのなら、一つこの妙な事務的なやり取りはやめられたらいいじやないかと思うのです。そうでなしに、とにかく我々がここでじつと聞いて受ける印象は、どうも建設省の方は一方的だということなんですよ。結局土地収用なんかかけると、今の官房長のお答えでもありますように、その前に斡旋制度とか何とかいうものを作つて、そうしてまあ建設省も公平にやつておるのだという印象を与えたいということになると思うのです。その前にもつと建設省というものは土地収用に当つて本当に土地を取られる者の身になつて考えるという考え方が足らんということなんです。それは赤木委員から指摘されたよう……

第16回国会 厚生委員会 第25号(1953/07/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今榊原さんの言われたように、小委員長の報告をされるのは、きまつたことですから、やられればいいので、ただ少しまあ私らは今までの事情を知らんから、お前ら何もわからんということになるかも知れませんが、非常にこんがらがつて来て、山下氏の言われるのも、申合せ事項というのが尊重されるのならそれでいいということを言つているのですから、そうむきにならんでも、小委員長の報告をなさればいいのです。ただ小委員長の報告が、申合せ事項と異なつたということになれば、それはそのときに山下氏なり、或いはその他の小委員の中で、自分が小委員として決定に参加して聞いたことと違うと、こういう問題が出て来るわけです。で、……

第16回国会 厚生委員会 第26号(1953/08/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 ちよつと議事の進行について。今日聞きますと、大臣も病気でお休みのところ出て来られて、まあその熱意に私どもも本当に心から敬意を払うのであります。病気を押して問題の結論を早くお互いにつけなければならん、こういうお気持から出て来られたことに本当に感謝するわけです。そこで御病気中ですから余り時間をおかけして、あとへ御迷惑をかけてもいけませんから、お互いに質問なさるかたも一つ要点だけを進めて頂いて、又同時に問題を本当に早期円満に解決をづけるために、大臣のほうでも一つ思い切り、できるだけのことを簡明直截にお答え願つて、早くこの結論を得たいと思つておりますから、そういうことを委員長のほうからも……

第16回国会 通商産業委員会 第15号(1953/07/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の大臣のお答えと、局長のお答えと、聞いておつてよくはつきりしない点があるのですが、結局これは個々の具体的な問題について、正常なのかどうかということは、公益事業令の関係で、通産省のほうでなければはつきりわからんということなんですが。通産省と関係なしに、労働省のほうで具体的な問題について、きちきちつと答えが出せるということなんですか。
【次の発言】 その問題でなしに、正常かどうかということは、あなたのさつきの御答弁を聞いておりますと、大臣の答弁もそうですが、公益事業令の関係で通産省のほうの所管になつているから、自分たちとしては教えを頂かなければならんというような立場だ、こういう局長……

第16回国会 通商産業委員会 第16号(1953/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 関連して……。さつきからの質問と答弁と大分的が外れておると思うのですがね。大体政府の提案説明を見ても、こういう労働者の基本的権利として憲法で認められておるそういうような権利というものはこれは軽々しく抑制すべきものではない、或いは制限すべきものではないと思うわけです。ただ公共の福祉ということで、それを唯一の理由としてそういう基本的権利というものを抑制され、或いは制限されるわけです。ところが藤田君の言う質問はこの公共の福祉を害しないことがあるじやないか、労働者のほうでたまたま争議行為として意思はあつた、行為もあつた、併し結果においては一向に公共の福祉を害しないと、会社のほうで、事業経……

第16回国会 通商産業委員会 第17号(1953/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 前回の私、及び私の質問に関連した藤田委員の質問に対しまして、最後に労政局長のほうから答弁があつたわけですが、その答弁は要点だけ申しますと、要するに発電関係の技術者というものは、この法律によつて一切の争議行為を規制されること、併し今まで発電関係のむしろ争議行為が、自由であり過ぎたのであつて、そういうような、この法律によつて規制を受け、制約を受けるということで、初めて事業主と労働者との関係が権衡が保たれるのだ。こういうお答えであつたわけですが、それは只今申しました通りでいいわけですか。
【次の発言】 一昨日のお答えと非常に変つているように思いますが、変つておつてもいいんですが、併し今……

第16回国会 農林委員会 第3号(1953/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 被害の数字がはつきりしないからということですから、従つて今説明があつた金融措置なんかについても大体の大ざつぱな数字というものもまだわからないんですか。
【次の発言】 今おつしやつたのは大体お配り願つた風水害対策要綱というものの御説明だつたと思うのですが、その中で若干お尋ねしたいことがあるんです。五等麦の問題ですが、五等麦はまあ検査規則によつて前からあるわけでして、ただ五等麦の規格というものがどういうように考えられておるのか。大体この五等麦とうことで主たる被害地の被害を受けた麦というものがこれに殆んど入り得る、こういう程度の規格を考えておられるのか。或いはこの五等麦にも入らないよう……

第16回国会 農林委員会 第11号(1953/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(江田三郎君) 委員長のお許しを得て委員外発言をいたしたいと思います。今の説明に対して二、三お尋ねしたいのですが、先ず第一に、この開拓地の災害の特別の措置を講ずるという点ですが、先ほどの官房長の説明では、開拓地の収量の算定が困難なので、至難なので、こういうことですが、併しこの収量の算定ということになると私は別に困難なことはないと思うので、これはどこの災害地にしましても、開拓地であろうと、なかろうと、調べる気になれば調べられると思います。なぜ一体開拓地だけは収量の算定が困難なのか、理由を承わりたい。
【次の発言】 そういう点が一番官僚的な杓子定規ということなんで一体開拓地の諸君はどう……

第17回国会 建設委員会 第2号(1953/10/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 道路事業の調査費の補助というのは大体どういうところへ出るんですか。
【次の発言】 大体都道府県に出るわけですか。
【次の発言】 あの駐留軍、保安隊も多少関係すると思いますけれども、駐留軍の重量車両が通るために道路が非常にこわれる。これは必ずしも特定通路でなしに、直轄の道路或いは府県道等で重量車両のために非常に破損を受けるという場合には、そういう改修費はこれは一般の道路事業費から出るのですか、それとも安全保障諸費のほうか、そんなほうから出るのですか、どうなつているのですか。
【次の発言】 大体建設省の見積りで行きますと、そういうような破損のために改修を要する経費というものは現在どの……

第17回国会 建設委員会 第3号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 さつきの田中委員の発言に次官のほうはどう答えたのか、もう一遍ちよつと。私答えがよくわからなかつたのでお聞きしたいのですが、大体海岸堤防法の問題があるわけで、こういう機会に建設省のほうでうんと仕事をしておくというと、あと海岸堤防法の審議をするのに便利がいい、それに対してどう答えたのですか……、大体その質問自体が私はおかしいと思う。
【次の発言】 それならよいのです。私質問もよく考えて言うべきだと思う、けしからん。
【次の発言】 この際例の三党協定で、暗黙のうちか何か知らんが、認めた部分を建設省のほうではどう了解を受取つておるのか、建設省のほうの説明を聞きたいのですが……。

第17回国会 予算委員会 第2号(1953/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の質問に関連しますが、建設大臣はそこまで言われたつてお答えにならないわけです。それでは一体何のための建設大臣かということがわからなくなつてしまうのですが、結局そうなると、あなたのほうは何を考えたところで財源に関することだから自分ではきめられない、大蔵大臣に聞いてみたところで、大蔵大臣は、防衛の関係はどのくらい要るか、これは私ではわからんということになる、これはやつぱり総理にお聞きしなければならん。先ほど永井君のほうから質問がありましたが、私はもう一遍総理にお伺いしたいのですが、従来建設省は災害復旧については、理想としては六・内の二カ年計画ということを言つておられた、それが今度の……

第17回国会 予算委員会 第4号(1953/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 先ほどの政務次官のお答えの中には、二割五分乃至三割という言葉が出ておるわけで、これは今それをちよつと弁明しておられましたけれども、私はこれはちよつと簡単な問題じやないと思うのです。大体昨日同僚の小林議員から大蔵大臣に尋ねたときにも、どうもあとの復旧事業の進行に伴い、その必要に応じというところで非常にあいまいな答弁をしておられました。災害復旧は仮に国庫負担分は千五百六十五億としても、三割では実は足らないわけです。ただ、これを我我としては一応三党協定で三・五・二というものが出ておるから、一応三割というものを百認めておるけれども、その三側が更に減るのじやないかというようなことがいろいろ……

第17回国会 予算委員会 第5号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 私は昨日委員会におきまして外務大臣並びに総理にお尋ねしましたが、それは新木駐米大使がロバートソン国務次官補に、池田・ロバートソンの共同声明に日本政府は全面的に同意するという旨を伝えた、こういう外電が新聞にございましたので、その点についてお尋ねいたしましたが、私どもが了解できるような答弁がございませんので、改めて総理に御答弁をお願いするわけでございます。  その前にちよつと申上げておきたいのは、最近成る新聞に、国会の憲法論議というのはうそクラブの傑作集だというような皮肉がございましたが、誠に戦力でない軍隊、こういう言葉を聞いておりますというと、この予算委員会もまるで青木先生のおられ……

第18回国会 建設委員会 第1号(1953/12/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この間委員会……、休会中の委員会は私出ておりませんでしたので、どういうお話があつたか私知りませんけれども、ここに今の石川委員の御報告にもあるように、これがただ原形復旧では駄目だという点ですね。こういう点を原則的に建設省なり大蔵省なりはどう考えておるのかということなんです。従来言われておつたことは、一応災害復旧が原形復旧だと、こう言われておつたんだが、これはまあ石川委員の報告と私たちも同じように思つておりますが、同意見なんですが、ただ原形復旧をやつてみたところで何にもならんと言うのです。その点を建設省のほうでも、それから大蔵省のほうでもはつきりと認めて、予算を見て行くのかどうかとい……

第18回国会 建設委員会 第2号(1953/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 お尋ねしますが、今の海岸堤防建設部の二百名の定員のうち現在五十名、こういうのはどういう人が五十名なんですか。何か現地で聞いたのでは、二百名のうち六十五名がまあ純然たる建設省の任命で、あと県の人を併任するというような話でしたが、その点もう少し詳しく……。
【次の発言】 最近新聞で見ると、いろいろ災害復旧等に当つて工事の不正があるから、これを絶滅するのだということを大蔵大臣盛んにやかましく言つておるのでありますが、実際今年のようにこれだけたくさんの災害が出ると、恐らく職員としてはまあ時間外、基準外というような常識的なものを通り越して、めちやくちやな労働過重になつておるじやないかと、そ……

第18回国会 建設委員会 第3号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 これは、どうも聞いても答えられんということになるのかもわかりませんが、大体大蔵大臣の言う一兆六百億というような財政規模から言うと、建設省あたりは歩留りどのくらいという見当ですか。
【次の発言】 いずれにしろ、我々から言うと、これだけの額は大臣首をかけても守れ、こう言わなければ義理が悪いわけですけれども、実際問題としていずれにしたところで削減を受けざるを得んということは考えなければならんのですが、その際大蔵省は大蔵省の考え方があるのですが、建設省としては仮に予算の要求額に比べて、建設省全体のトータルから何%落ちるというようなことがあつても、それは一律にどこもかしこも落して行かれると……

第19回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1954/09/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 官房長官が動きやすいように、そうしたらいいのじやないか。

第19回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1954/09/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 さつきから聞いておりますと、副総理が、国会は尊重して行くということですが、繰返し言つておられたわけですが、本当に国会を尊重しておられるなら、この委員会においても、昨日採決はなかつたけれども、二十日までの間に、現在のスケジユールを変更してやつて頂くわけに行かぬか。そういうことを決議に、採決はなかつたけれども、殆んど採決と同じような態度で扱つておるわけですから、その二十日までのスケジユールを見ると、今の放送とか新聞関係を別にしても、その中には、政府の同じ閣僚との打合せというものがあるわけです。それが一体、なぜやり繰りがつかぬかということです。  月曜にならぬとわからん。月曜以降におい……

第19回国会 議院運営委員会 閉会後第5号(1954/10/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 農林委員会の関係で、北海道へ参つたのですが、北海道の災害というものが、十五号台風で、洞爺丸と岩内の火事だけは大きくクローズ・アツプされておりますが、そのほかの災害が今まで余り表に出なかつた。ところが現地に行つて見ますと、冷害と併せてこういう災害を受けたものですから、例えば農作物の収穫というものは、全体を通じて、あらゆる農作物を通じて平均して三割に足らない。それから山の被害が、国有林だけで三千万石以上の風倒木がある。或いは小学校の校舎というものの恐らく半数以上は、屋根が吹き飛んでいる。こういう状態で、昨年の冷害のあと、こういう被害を受けているものですから、とても大変な打撃を受けてお……

第19回国会 議院運営委員会 閉会後第6号(1954/10/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今年の災害というものは次々と引続いて起つたわけですが、最後の十五号台風が、今更申上げるまでもなく大変に予想以上のあれでして、特に北海道あたりは経験したこともないような大きな災害を蒙つている。そこへもつて来て北海道は甚だお気の毒なことには、これ又経験したことのないようなひどい冷害を蒙つている。北海道だけでなしにその他のところでも、相当災害が続いているようですが、政府のほうでは、我々新聞で見ますというと、災害対策本部を作つて、それに対処して行くという方針のように見ますが、一方又北海道その他、或いは又政党関係からも、この災害の措置を急速に行うために臨時国会を開いてくれという要求が出てお……

第19回国会 議院運営委員会 第47号(1954/04/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 これは、開発銀行へ融資を推薦されるときには当該融資を受ける会社としては、自分の工場の内容、能力、資金繰りの状態、生産費の状態、そういうような書類が出て来るのじやないですか。
【次の発言】 併し、今の生産費がいくらであつて、これだけの合理化の融資を受ければ、どういうようなことになつて行き、将来の状態がどうだということなしに、そういうこと一切なしに、融資というものは行われるものですか、そういうものなしに、あなたがたのほうは推薦されるものですか。
【次の発言】 甚だこれは奇怪なことに、柿手説明員は三月十六日の委員会において、河野謙三君の質問、「各社別の原価計算を一応通産省としては持つて……

第19回国会 建設委員会 第2号(1953/12/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 ちよつと安藝先生にお尋ねしますが、一つのプログラムを以て基礎的な事実を調査して行くということは、機構の上から行くとどういうことはなりますか。さつき言われました、例えば問題ごとに地震研究所というようなものを作らなければならんということなんですか、どこが一体主宰してそういうことをやるということになりますか。
【次の発言】 既存のものではそういうことを推進する機関というものはないのですか、それに近いものは……。
【次の発言】 さつきから研究費の問題が出ておりますが、参考に鹿島さん、お差支えなかつたらお伺いしたいのですが、あなたからでなしに所長さんからでしようが、一体鹿島建設というような……

第19回国会 建設委員会 第3号(1953/12/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 一つだけお尋ねしますが、大きなことを聞いたところで答えやせんのだから仕方がない。一番小さい問題をお聞きするのですが、一体大蔵省のあなた方のほうは調査研究費というものをどういう工合に考えておられるかということ。予算を一兆億にとどめればいいとか何とか言う。予算の数字さえ圧縮できればいいということじやないだろうと思うのです。その数字がどうあろうと、その中でそれぞれの一兆億なら一兆億にしても、それが最後の金に至るまで有効適切に使えるということがこれはやはり根本だろうと思う。そういう面から言うと、昨日もこの委員会で調査研究に関係のある民間の人、大学の入或いは官庁の人、そういう人々に集まつて……

第19回国会 建設委員会 第5号(1954/02/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 誰も質問しないから私質問しますが、先ほどの御説明で建設省でやらなければならん一番大事な仕事としての治山治水の根本対策については、これが初年度であるということと、緊縮財政のために思うようにならず、例の計画の数字とは離れたものになつた。こういうことなのですが、そうしますと発表されました前の十カ年計画というものは根本的に作り直されるわけですか。
【次の発言】 あの要綱が発表されましたときに、緒方協議会長さんに対しまして私どもは、一体これを本気でやるのかやらないのか、若しこれが作文に終るということになるとこれほど罪な話はなかろう。皆災害でどうしたらいいか、而も将来に亙つての災害に非常に心……

第19回国会 水産委員会 閉会後第8号(1954/08/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の水産庁と大蔵省の話を聞いておりますと、やり方は本ぎまりになつたけれども、数字は別としているというようなことを水産庁のほうから言うし、大蔵省のほうのお話では静岡、神奈川も一億二千万程度、それ以外のところは、及び流通業者のほうは作業中というようなことですが、そうしますと、大蔵大臣が本委員会の委員長なり委員の各位に対して言明されておる静岡、神奈川の一億五千万、それ以外の分一億五千万、この数字とは非常に違つて来るのですか、どうでございますか。
【次の発言】 融資の方法について意見の一致を見たということですが、それは意見の一致は見るだろうと思います。問題は枠が幾らになるかということにか……

第19回国会 水産委員会 閉会後第14号(1954/09/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 ちよつと安藤さんお急ぎのようですから、一点だけお尋ねしたいのですが、さつきお答えになりました中で、久保山さんが亡くなつたのを契機と言うてはおかしいのですけれども、この際進んで幅の広い折衝をされると、こういうことを検討中であるということでしたが、その幅の広い折衝というのは、久保山さんが亡くなつたということで、逝去されたということだけを新らしい材料として付加えると、こういう意味ですか。それともそうでなしに、その他の問題についても全般的に新らしい角度から折衝をされるという意味ですか。その点どちらかという点。大体百万ドルとか八十万ドルとかいうことが出ておりますけれども、これは恐らくアメリ……

第19回国会 農林委員会 閉会後第1号(1954/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 最初にちよつと申上げておかなければいかんのですが、どうも委員長というものが合法的手続によるものなりや否やということについてちよつと疑問を持つておるわけなんですが、それはほかのほうと関連して国会全体できまるものと思いますので、まあそのことは追つて解決つくものとして、それはちよつと棚上げにしておいて行くわけですが、その立場だけ申上げておきます。  それで政府のほうにお尋ねしますが、昨年加算が行われて、本年も加算が行われておりますけれども、昨年の加算とは違つた意味で付けている、こういうことですが、昨年の三菱についてのそれぞれの加算の額、その意味と言われますから、意味と言いますが、その意……

第19回国会 農林委員会 閉会後第2号(1954/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の答えでちよつとはつきりわからなかつたのですが、仮に公共事業費を何%か削られたときには、この配分しているところの予算をやはり一律に判るというのか、それとも特定の事業所を選んでそれを打切つて、全体として何%ということにするのか、その点はどうです。
【次の発言】 そこでそういう場合に、この特定の事業についてはそれを零にするという場合もあり得るわけですか。それは絶対にないということなんですか。
【次の発言】 それからこの六月一日の閣議決定で行くと、まあ財政規模の一億円の枠を堅持する、そうして増額を伴う補正は一切行わない、こういうことになつておりますが、予算措置のできていない法律が仮に……

第19回国会 農林委員会 閉会後第3号(1954/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 繋ぎ資金がまだ出ていないということですが、併し実際には被害を受けたところではそれぞれ応急工事をやつていると思うのですが、被害の性質によつてはそういうところまでやつていないところもありましようが、やつているところもあると思います。そういうところの資金は一体どうしているのですか、もう全く勝手にやらしているのですか。
【次の発言】 自力でそういう応急工事をやつた場合の跡始末は一体どうなるのですか。
【次の発言】 そういうことがあとで、例えば会計検査院等とトラブルを起すというようなことはございませんか。
【次の発言】 それからまあこれは今ではないのですが、三・五・二で行くのか、何ぼで行く……

第19回国会 農林委員会 閉会後第4号(1954/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 昨日から当委員会へ北海道、岩手、山形、長野等の議会或いはその他を代表されて陳情に見えてお話があつたわけですが、そのお話を聞いておりますというと、ヒメハモグリバエ等につきましては、今までもすでに大変な防除費を使つておる、そして今後の問題については、すでに「いもち」が発生を始めておる、そしてそれが拡がりつつある、そのことは改良局のほうのお方に聞きましても、「いもち」の被告が進行中である、こういうことでありましたし、又昨今の気象の状態から見ましても、これはもう我々が常識的に得る結論は、この「いもち」被害というものはここで適切な手を打たなければ急速に拡がるだろう。今対策を誤まつてこれを蔓……

第19回国会 農林委員会 閉会後第5号(1954/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 これはあなたのほうの管轄になると思うのですが、昨年の災害に伴つて等外麦を買われた。それでその処置がどういうようになつたかお知らせ願いたいと思います。我々はああいう麦は水害を受けた麦だから早く処分をせんと、長く置いておくと質が変るのではないか、思い切つて早く餌用くらいにお出しになつたらどうかということを前に言つたことがありますが、最近の餌の事情というものは依然として窮屈なようですが、あの昨年の麦がその後どういうように処分せられて現在どういうことになつているか、終世と現状をお知らせ願いたい。
【次の発言】 今後どういう値になるかということは、競争入札の支障になりますから、お聞きするこ……

第19回国会 農林委員会 閉会後第6号(1954/08/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 委員のほうに質問でなしに、私は政府のはうへお聞きしたいと思うのですが、今の御報告に関連してよろしいですか。
【次の発言】 改良局にお尋ねしますが、この前の閣議決定を実際に当てはめた場合に「いもち」病の農薬の補助の対象になる面積というものは大体どのくらいになるのですか。
【次の発言】 町にして大体どのくらい。
【次の発言】 そういう、まあこれは最後までやつて見なければわかりませんけれども、今、後発生面積が予想よりも多い場合もあろうし、少い場合もあろうと思いますが、仮に幾らでやつても、これは閣議決定の原則というものはきちんと実行されるということなんですか。それともおおよそ金額にしてこ……

第19回国会 農林委員会 第7号(1954/02/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の清澤君の砂糖の問題ですが、これはさつき大臣の答弁で、外貨予算を節約するためには消費を縮減せん限りはどうしたところで値は上るのだ、過度の思惑とまで行かんけれども思惑が発生している、こういうことですが、さて然らばそれをどうするかということを我々は聞いているのであります。ただそれだけのことでは何も答えにならんわけで、大体砂糖の問題は、私は近頃聞いてみて、どうも私自身が調べて行けば行くほどこの問題というものは、今あなた方のやつておられる政策はわからない。昨年の五月頃の清算取引の相場が三十五円くらい、それが最近を見るというと六十円を跳ね上つている、現物で行くと八十何円というような相場が……

第19回国会 農林委員会 閉会後第7号(1954/08/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 検査のことについて、麦のやつは今問題にされているのですが、いずれ米の問題が又始まつて来ますが、どうも私が考えるというと、米の検査というものがきびし過ぎるのじやないか、麦でもそうです。ところが麦と違つて米の場合には、これは何と言うたところで絶対量を殖やして行かなきやならん。その点黄変米の問題なんかも出ていますが、何と言うたつて内地産米というものは少々くず米が入つておろうと、何であろうと、これはもう今日の国民生活からいうたら貴重なものであつて、それをどうも今までの商品生産という建前でやつておられるのでしようけれども、少し食糧事情の実態から考えて、私どもから考えるときびし過ぎるのじやな……

第19回国会 農林委員会 第8号(1954/02/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 私先週農林大臣に砂糖のことを少し聞いたわけですが、どうも大臣は余りはつきり承知しておられんようでありましたから、食糧庁長官に改めてお伺いするということにいたしておりました。ところが予定されておつた火曜日には、どういうことか食糧庁長官は来られなくて、本日はお見えになりましたが、議員である我々が早くから待つて、あとからおいでになるということで、なかなか食糧庁長官も権威のあるものだということを認識を新たにいたした次第であります。一つそういう権威のある食糧庁長官であるならば、これからお尋ねすることにつきましても、一つ権威を持つてお答えを願いたいと思うのであります。  そこで砂糖のことにつ……

第19回国会 農林委員会 閉会後第8号(1954/08/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この問題はもう余り大臣を相手に議論をする必要はないと思うのでして、私どもがかれこれ言う以上に、農林当局としてもその必要を十分認められておるわけなんです。幸いこの天候が持直しまして、平年作に近いような収樺が予想されて来ましたことは、お互いにこれは同慶の至りですが、併し一方におきましては、黄変米の問題等が出まして、米の需給関係というものは依然として困難が予想されるわけなんです。どういたしましても、たとえ一石でも、たとえ一斗でも文句のない日本米を増産して行かなければならんということは、最近特にそういう点が痛切に感じられるわけでれります。で、先だつて冷害地の問題について政府の方針が決定さ……

第19回国会 農林委員会 閉会後第9号(1954/08/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 まあこれは早くきめて頂かなければなりませんが、この前きまつた分についても、又今後決定される分についても、現実に国から補助金が出されるのは、この前の分について言えばいつ頃になるわけですか。それともう一つお聞きしたいのは、異常発生の場合に二回以上防除をして、その一回分ということになつております。が、例えばめい虫の場合に、すでに今まで一回やつている、今度又一回やるというような場合がありますが、そういうのが二回以上やつたということだと私は思うのですが、そういう解釈は私らの解釈が間違つていますか、どうか。
【次の発言】 ちよつとさつき言われた数字がわからないんですが、八月から十月までの買入……

第19回国会 農林委員会 第10号(1954/02/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 関連して……。今の三分の二程度ということで、そして三分の二以上になる場合もある、こういうことなんですが、一体一俵に一・二七三とか、二・〇〇六というような数量を割出して、それが二万円乃至その近所ですが、それの三分の二というのはどういう計算でそうなるのですか。砂糖の輸入値段が幾らであり、そして国内での売価が幾らになるのか、どういう数字を根拠としておりますか。
【次の発言】 この辺はよろしい。
【次の発言】 だからその三十ドルという利益は、粗糖の輸入原価を幾らと見て、精白糖の販売値段を幾らと見ての計算かというのです。
【次の発言】 一体国内で百十五ドルの砂糖なんてどこにあるのですか。そ……

第19回国会 農林委員会 閉会後第10号(1954/09/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の説明の中で、早期供出奨励金のほうの大体石当り二百八十五円になるというのは、一期、二期、三期、四期、それぞれどういう数字を予想されておるわけですか。
【次の発言】 二百八十五と二百七十三と私の数字の挙げ方が間違つておつたわけですが、いずれにしろ、ただ予想される総額を予想される総供出量、早場米の供出量で割つたというだけであつて、何月になるという推定は別にしていないわけですか。
【次の発言】 この価格を内定するに当つて、まあ私どもが新聞を通じて見ておるというと、要するに新らしい財政負担をしないというところに大蔵省の方針があつたようですし又結果を見るというと、やはりそういうことになつ……

第19回国会 農林委員会 第11号(1954/02/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この扱い方はこれは一体どうなんですかね。我々のほうで農林関係だけをやつて行く。文部委員会は文部だけやるということになると、どういうことになるのでますかね、一体こういう形の法律案というものは前例があるのですか。
【次の発言】 糞尿とは、先ほどの説明で行くと、人間の五合五勺の数字だけ出ておつたのですが、牛、豚、鶏、兎等のものは糞尿であるかどうかということ、それから魚のはらわた、残飯等は一体汚物であるかどうかということ……。
【次の発言】 そういう兎の小便等に至るまで浄化槽でやろうということですか。
【次の発言】 牧場等は都市の真中でもたくさんあるわけですが、そうは考えておりませんか。

第19回国会 農林委員会 閉会後第11号(1954/09/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の説明にお尋ねをする前に、この審議会でその中途から国会議員をオブザーバーとして参加させたというように聞いているわけですが、その経過というものをちよつと先にお聞きしておきたいと思います。なお、これは委員長のほうでその経過について御承知のことがあれば委員長からもお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 これは経済審議庁のほうの所管ということになるわけですか。
【次の発言】 最初に衆議院の農林委員会がオブザーバーを入れるようにという決議をしたのは、農林省宛にそういう決議が出されたように私聞いておりますが、そうでございますか。

第19回国会 農林委員会 閉会後第12号(1954/09/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 先ず農林大臣にお尋ねしますが、先だつて内定された本年の米価、閣議でもそれを決定なさつたようでありますが、これで行きますというと、戦後初めて前年度より下つた米価が出て来ておるわけです。一方デフレデフレと言われますけれども、実際に物価がどういう足どりを辿つておるかということを見ますと、大して下つておるようでもない。又中には電気料金のように明らかに値段が上るものもあるわけであります。給与ベースにいたしましたところで、今後どういうことになるか、すでに公共企業体等におきましても賃上げの調停の申請をしておるようでありますし、なかなか今の給与ベースより下るというようなことは私ないのじやないかと……

第19回国会 農林委員会 第13号(1954/03/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 ちよつと事務的にお聞きしますが、大体こういう高等数学みたいなものを出されたところで、なかなか素人わかりがしないので、今河野委員が言われたように、やはり米の値段とういものはお百姓の頭に納得できるような方式でないといけないと思うのですが、これは非常にむずかしくてよくわからんのですが、そこで私質問したいのは、この分散度を付ける少数意見というものは、米価審議会で誰が出したのか、そこから伺いたい。
【次の発言】 そうしますと、公式に言えば米価審議会の答申案というものだけが、これが問題になるわけですね。その答申案に関する限りは一本の答えが出ておるわけでしよう。従つて米価審議会の答えはこういう……

第19回国会 農林委員会 閉会後第13号(1954/10/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 何か聞いておると、ぬるま湯に入つたようで、ぽうつとしてしまつてわからんようになるのですが、あなた方は乳価というものは一体どのくらいが適正だと思われるのですか、斡旋するとか何とかいつても、基準がなければならんのですが、どういう乳価が適正なんですか。
【次の発言】 そういうことでもいいのかもわかりませんけれども、この前法案を審議するときにも、生産費調査ががつちりできるように統計調査のほうと協力して態勢を整えなければならんということを我々要望したのですが、そういうはつきりしたデーターなしに、ただその場その場の双方の言い分を聞いて、要するに落着きさえすればいいというやり方をやつておるとこ……

第19回国会 農林委員会 第14号(1954/03/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 なかなかちよつと了承できないのであります。で、ちよつとよくわかるように説明して頂きたいと思うのですが、発注限度を設けない実需者というのは、具体的にどういうことを言つているのですか。
【次の発言】 旧年産台湾糖というのも、これもやはり直消糖と同じように考えていいのですか。
【次の発言】 発注限度を設けないといつたところで、およそ外貨の関係からして限界があると思うのですが、これは今まで噂されておつた、例えばインドネシアについては四万トン、こういう大枠の中で考えておることなのか、そういうことも何も考えないでやつておる数字なのか、それから台湾糖については一体どの程度のものを予想しておるの……

第19回国会 農林委員会 閉会後第14号(1954/10/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 北海道の現地調査の報告を申上げます。  第三班は、私と自由党からお一人行つて頂くことになつておりましたが、差支えのためお見えございませんで、北海道出身の松浦、北、石川の三議員の応援を得まして十月四日から一週間、道内の冷害、風害状況を視察して参りました。  すでに八月十五日の農林省の作況指数によりますと北海道は水稲が八一、陸稲四一でありまして、今年も冷害であるということは承知しておりましたが、その後十五号台風があり、又冷害の被害も統計調査部の数字を遥かに超えておりまして、全道に亘つて大変な被害を受けておるということを現地に行つて見て初めて知つてびつくりしたような状態でございます。丁……

第19回国会 農林委員会 閉会後第15号(1954/10/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 十五号台風による風倒木の被害の状況、今後の処理方針というようなことをお尋ねしたいのですが、先ず第一に、我々の手許のほうへ被害の調べが参つておりますが、こういうことについて一応長官のほうから被害の状況なり今後の方針というものを、今考えておられることを、一応お承わりしたいと思います。
【次の発言】 大体今の説明でわかりましたが、私ども素人考えに考えますと、風倒木といつてもとにかく七百万石程度のものが新らしくここで処理されるということになると、その分だけは林野庁の収入が殖えるのじやないかと思いますが、それはやはりそういうものが殖えても出て行く金が多くて、予備金あたりに手をつけなければい……

第19回国会 農林委員会 第16号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の河野委員の質問に対して政務次官の回答を聞いておりますと、本法は硫安だけを対象にするのだ、従つて他のものについては考えない、こういうことだつたんですが、そういうことになりますと、衆議院のほうの綱島試案というものに対しては、これは将来どういうことになるかわかりませんが、仮に衆議院のほうであの試案に意見がまとまつても、政府としてはこれは反対だ、こういうことになるわけですか。
【次の発言】 漏れ承わるでも何でもよろしいが、まさかそんなことではなかろうと思います。今の河野委員の質問に対する答えで行くと、化成肥料等を入れるということは政府としては反対だと、こういうふうになつて来ると思うの……

第19回国会 農林委員会 閉会後第16号(1954/10/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この検査の規格の問題について、これは企画課長もおられたと思うのですけれども、どうだつたか私はつきりしませんが、検査課長に当委員会に出てもらつて、そのときにまあいろいろ話をしたわけでして、更にそのときに申上げたのは、最近黄変米というような問題もありますけれども、併しまあそういう状態になつて来るというと、国内の米というものをたとえ一合でも軌道へ多く乗せなきやならない、そこで検査の規格というものが、今の規格というものが不合理なんじやないか。もつと規格を下げて、できた米が全部もうそれに入るようなものでなければならんのじやないか。特に将来の問題は別にして、農林省のほうで銘柄設定というような……

第19回国会 農林委員会 第17号(1954/03/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 ちよつと関連して……。今の資料を出されるときに、これはこの前の委員会の質問の答えではつきりしているのですが、製糖工業に対して機械設備の輸入等のドルを割当てたことがあると、こういう回答がありまして、私は今河野君の言う資金の資料が出るときに当然そういうものが出るだろうと思つて今まで資料を請求していないのですけれども、今の河野君のを出されるときに、それも一つ具体的に報告を資料として出して頂きたいと思います。特に昭和二十七年の秋に名古屋精糖に対してどれだけの外貨を許可したのか、全額が幾らであり、その使い途は何であつたか、これを併せて資料として出して頂きたいと思います。それからちよつと今の……

第19回国会 農林委員会 閉会後第17号(1954/11/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 本年の作況について、この前の委員会で私ちよつと質問しましたが、その後十月十五日現在の数字が出て来ました。なおこの数字を見まして私として納得が行きませんので若干質問いたしますが、統計調査部長は、統計調査は統計調査で独自なものであつて、米の割当であるとか、或いは農業共済のほうとは関係がないようなことを言われるのですが、現実にはそうではなくて、やはりここへ出される数字がそれぞれ統計調査のほうで希望しておられようと、おられまいと各方面に使われて行くわけでして、この数字というものは現実的にも非常に大きな意味を持つておるわけです。そこでこの前あなたからお聞きしましたのは、例えば北海道の作況を……

第19回国会 農林委員会 第18号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の長官の答弁で行きますと、二十九年度の基本方針はまだきまらん、こういうことなんですが、細かい具体的なことはきまらんとしても、基本方針の基本とも言うべきものはきまつたのかどうか。新聞で我々が見るというと、政府の方針として要綱統制というものが確定されたように出ておつたのですが、あれもまだきまつていないということなんですか。
【次の発言】 ちよつと重ねて念を押しますけれども、新聞に出た要綱統制ということすらもきまつていないということですか、これははつきりしておいて下さい。
【次の発言】 河野君のほうから、下手な考え休むに似たりということをさつき言つておつたのですが、一体あの新聞を見る……

第19回国会 農林委員会 閉会後第18号(1954/11/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 厚生省に対しては、先ほど大臣に来てもらつて話をしなければ仕方がないじやないかというお話がありましたが、折角楠本さんもさつきから手持ち無沙汰であくびもしておられるようでありますから、ちよつと聞いておきたいのですが、今の畜産局長の話を聞いておりますと、まあ松永さんとの応対を聞いておりますと、日本の酪農を振興して行くのには、どうしても今の弱い酪農家の現状からして、高温殺菌でなければ駄目だ、こういうことをはつきり言われておりましたが、そうすると、つまり厚生省の態度というものは、そういう弱い酪農家を保護して、日本の酪農業というものを将来発展させるという立場とは逆に、まあざつくばらんに言えば……

第19回国会 農林委員会 第19号(1954/03/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 関連してお開きしますが、最近信連その他の金が、農協の資金が系統機関以外のほうへ廻されておると、こういうことがちよつと問題にされておつたようでありますが、それから昨日か、一昨日か、どこだつたか、そういうことで刑事事件を起しておるというようなことを新聞で見ましたが、そういうことについて、最近のことがわかつておれば御説明願いたいと思います。
【次の発言】 長野県のことは一つの例ですけれども、私どもの今まで聞いておつたところによると、なかなか製糸会社等でなしに、怪しげな金融機関へも農協の金が出ておる。その中には最近の保全経済会等のあおりを喰つて店を閉めておるものもあります。店を閉めるまで……

第19回国会 農林委員会 閉会後第19号(1954/11/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 検査の問題については、本年の規格についての二十二日付の申入の問題と、もう一つは、本年特にということでなしに、もつと等級の整備或いは産地銘柄の取扱い、こういう問題があるわけで、その問題につきましては、今まで食糧庁長官がおられない委員会でいろいろ問題にして来たわけですが、従つて今まで企画課長なり、検査課長等と話したことと重復する点がありますが、長官が久し振りに見えましたので、一つ改めて申上げます。  先ず第一は、今年の等外の上の問題ですが、去年と同じような扱いをされるということです。そこでその去年の扱いについて私ども多少納得ができなかつたことは、等外の上を超過供出の対象にはする、そう……

第19回国会 農林委員会 第20号(1954/03/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 私お尋ねしたいのは、この原料糖と言いましても……。
【次の発言】 それじや大きい声でやります。原料糖がこれはブラジルもあるし、台湾もあるし、インドネシアもあるし、いろいろありますが、その原料を精製した場合に一体歩留りというものはどの程度になるのか、精製の過程には当然糖蜜もありますが、精製糖なり、糖蜜というものがどの程度歩留りがあるかということが一つと、それからまあこれは先生のほうでお調べになつておりますかどうか、一体そういうように精製する場合の経費というものはどの程度かかるものか、ほかにもありますけれども、先ずその問題からなんです。

第19回国会 農林委員会 第21号(1954/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 私はこの問題について賛成いたしますが、ただ賛成に当りまして次のような附帯条件を付けることにいたしたいと存じます。内容は米麦の「かます」包装の普及を図ると共に取扱いを容易にするため一包装当り重量の引下について早急に改正を図ること、この附帯条件を付して賛成いたします。

第19回国会 農林委員会 閉会後第21号(1954/11/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の説明の中で公共事業の中で救農土木に廻るのもあるというのは、そういう説明をされたのは、救農土木の十九億なり、三億の中に、これが、公共事業が含まれるというのですか、どういうのですか。
【次の発言】 今の説明わかりませんね。この中で救農土木……、これは合計十二億でしよう、ですから……。
【次の発言】 それでいいのですか。
【次の発言】 ちよつと聞いてもわからんな。
【次の発言】 さつきの説明ちよつと合点が行きませんから……、公共事業として出ている分は救農土木の十五億と三億の中に含まれておる数字なんですか、これはそれとは別枠のものがあるわけですか、どつちになるのですか。

第19回国会 農林委員会 第22号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今見えているのはどういうお方でございましようか。

第19回国会 農林委員会 第23号(1954/04/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 移民問題の重要なことはかれこれ言う必要がないのですが、そこで私は外務省に先ずお尋ねしたいのですが、二十九年度の農業移民の計画はどういう工合になつているか、それを先ずお知らせ願いたい。
【次の発言】 この行先はどういうところですか。
【次の発言】 ブラジルの移民については私もちよつと新聞で見たのですが、例の松原さんが非常に努力をされた。併しながら松原さんとしても今まで私財をなげうつてやつて来てもはやどうにもならん、こういうことですつかり松原さんとしても手をあげられたというようなことが出ておりましたが、そういうことは一体どうなつているのですか。

第19回国会 農林委員会 閉会後第23号(1954/11/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 いろいろ問題があるのですが、今度の予算、まだ提出されんからわかりませんが、何か交渉の途中で開きましたのでは、災害の復旧の率というものが大体二三、四%になるということを聞きましたが、その点は一体どうなつておりますか。農林省というだけでなしに、災害対策本部長である加藤さんの考え方も、復旧の率というものは三、五、二の比率で行きたいのだということを言つておられた。昨年の災害につきましても三党の申合せで三、五、二というものが出ている。まあどこへ行きましても災害の復旧については最小限の措置として、初年度三割というものは是非出してもらわなければならん。これはまあ一つの常識のようなものになつてい……

第19回国会 農林委員会 第25号(1954/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この百四条の「その求めに応じなければならない。」ということは、これは国会法のほかの条文にも「しなければならない。」といろいろあるわけです。それで今のお話のように「応じなければならない。」となつているが、応じなかつたらどうにもしようがないということになると、ほかの条文についても「しなければならない。」とあるのを、しなかつたらどうなりますか。
【次の発言】 それはあなたの説明が少し飛躍しておるのじやないかと思うのです。さつきの話のように「しなければならない。」という規定が百四条だけでなしにほかにもある。而も別にそれに対してしなかつた場合の罰則とかいうことが書いてないということは、これ……

第19回国会 農林委員会 第26号(1954/04/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この数字は利潤を含まない、こういうことですが、今の、現状でメーカーの利潤というようなものは取引に当つてはどの程度見込まれておるような推算をされているのですか。
【次の発言】 今の平均原価が
【次の発言】 農林大臣の八百二、三十円というのが間違いであるというなら、まあそれでもよろしいが、併し今の四月の建値にしましても、実際には全購連とメーカーとの間に「かます」十円くらいのリベートの問題が現に起きているわけであります。それから計算しましても、今の一割五分、二割、二割五分という配当から行くと、どうしたつて内需において出血をしているということははつきりしているわけです。これはまあ愛知さん……

第19回国会 農林委員会 第27号(1954/04/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この法案、大体いいことを考えておられると思うのですが、私ちよつと聞いておきたいのは、流域別に整備計画を立てる、そういうようなときに牧野或いは採草地というものを林野庁として根本的にどういうように考えておるかということなので、これは個人的には林野庁の人の意見を聞いたこともありますが、これは一つ長官のほうからはつきりお答えを得ておきたいのであります。というのは、私どもどうしても日本の農業というものは将来否応なしにだんだんと山へ上つて行かざるを得ん、その農業というものは何も畑にする、田にするということだけじやなしに、畜産を含めた広い意味の農業という意味なんですが、そいうものがだんだんと新……

第19回国会 農林委員会 第29号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この間の委員会で私は主として開発銀行のことに触れているわけでして、中金のほうは河野委員がおられましたら河野委員のほうから又あると思いますから、私一応先ず先に開発銀行のほうへお尋ねいたします。  そこでお尋ねの第一点は、開発銀行として、これはひとり肥料会社だけでなしにいろいろ融資をされますが、特にその中で肥料会社に対して合理化資金をまあ出しておるわけであります。二十八年度においても出されましたが、そういう融資の額なり、条件なりを決定されるときには開発銀行として独自の見解で決定されますのか、或いはそのときに何らか政府の指示を受けておやりになるのか、その点どうでございますか。

第19回国会 農林委員会 第34号(1954/05/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の問題を聞いておつて少しはつきりしないのですが、それはそれとして、もう一つ大臣が来られたからこの機会にお尋ねしておきたいのは、この前から私本年の麦価のことをいろいろ聞いたわけなのですが、パリテイに基く価格は、これは法律でやる。併し特別加算というものはまだどうするかわからん、こういう答えでしたが、もうそろそろ麦刈りも近付いて来たので、はつきりしてもらわなければならんと思うのですが、一体パリテイでやるとすれば、そのパリテイは何月のパリテイなのか、そうして大体推定でどうなつておるのか、それから特別加算はどうするのか、それから更にパリテイが変つて来ているわけですが、米についてのバツク・……

第19回国会 農林委員会 第35号(1954/05/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 たまたま昨日の各夕刊に大きく出ている大島土地の問題なんですが、これはひとり大島土地の問題だけでなく、都市周辺の農地の宅地への転用ということについては、いろいろ我々も今日まで問題を聞かされているのです。併し具体的に大島土地というのが大きく取上げられましたから、この際一つ農地局長にお尋ねしますが、大島土地の問題については農地局のほうとして調査ができたか、できておれば、わかつておる範囲を先ず御説明願いたい。
【次の発言】 大鳥土地の問題は新聞に出たのはたまたま昨日のことなんですけれども、併しあれを読んでみても、相当長い期間に亘つて成規の手続を経ないで転用を行なつているのではないかという……

第19回国会 農林委員会 第36号(1954/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この法案の草地改良計画というものがありますが、これと、牧野法のほうには管理規程を作るということがあるが、一体この二つの間にはどういう関係があるのか伺いたい。
【次の発言】 そういうことになるなら、結局この草地改良計画を立てた場合に、これが強力に実行できるということでなければ何の意味もない。ところがこの法案で行きますと、異議を申立てることができると、それに対して「重大な支障がないときは、」云々という規定がありますが、恐らくこういうことで、個人のいろいろな権益を持つておる人々から異議の申出があると、実際にはどこもかしこも重大な支障ということになると思う。それでは一体こんなことを書いて……

第19回国会 農林委員会 第37号(1954/05/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この行政措置で糖価の安定を図るということですが、ただ、今の説明で行きますと、九月までの輸入見込四十万トンというだけで、これをどういうような形で輸入して行くかということについては、何も説明がないのですが、その点はどうなんでありますか。
【次の発言】 輸入の方式は……。
【次の発言】 リンクの分はこれは別にかれこれ言つたところで仕方がない問題ですが、そのほかの分についての輸入の方式について、今お話がありました実需者の発注証明によるインポーター割当という制度ですね。これは私は制度としては基本的には確かに糖価の暴騰を防ぎ得たと思うのです。ただ実際の細かなやり方については、私どもが見て果し……

第19回国会 農林委員会 第38号(1954/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 先ず開発銀行のお方にお尋ねしますが、この開発銀行から金を借りるときには、一体申込に附ける書類というようなものは、およそこれこれのものがなければならんというようなきまりはないのですか。
【次の発言】 それで合理化資金を借りるときに合理化計画が出されているわけですが、この合理化計画というものは別にこれこれのテーマについてといつたようなことでなしに、何でもいい、借りたいものが勝手に考えた合理化計画でいいわけですか。
【次の発言】 金を貸すほうにしては誠に親切な態度で、我々もそういう金を貸して頂くと有難いのですが、それでこの計画書を見て行きますというと、原価の全然ないものでざいますが、原……

第19回国会 農林委員会 第39号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 我々素人だからわかりませんので、一つ説明して頂きたいと思うのですが、例えばこの東北肥料の分ですね、これがここへ来ておる二十八年三月の分で行くと六万二千トンの場合に
【次の発言】 それは違います。
【次の発言】 どうも素人が聞くのですからよくわかりませんが、例えば硫化鉱の原単位当りは、東北肥料の二つの表で一トン二百と一トン百五十五とあるわけですが、こちらではやはり一トン二百の数字をとられておるわけはどういうわけですか。
【次の発言】 そうしますと、電解法とか、ガス法とかの問題は、先ほどもお話がありましたが、例えば硫化鉱あたりについては会社のほうが六万七千トンの現状として一トン一五五……

第19回国会 農林委員会 第40号(1954/05/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 これは柿手さんのほうでお答え頂いていいんですけれども、誰から答えられてもいいんですけれども、ただこの政府としてのきまつた見解を答えて頂きたいので、個人の考えなら答弁は要りません。というのは、この修正の十三条の販売価格の最高額をきめる場合の「生産費又は輸入価格を基準とし、農産物価格、肥料の国際価格その他の経済事情を参しやくして定める。」、こういうことになつていますが、これはその基準とするということ、或いは斟酌するということは、具体的にはどういうことなのかという点なんです。そこで先ず順序を追うて聞きますと、生産費又は輸入価格を基準とすということは、生産費又は輸入価格を完全にカバーでき……

第19回国会 農林委員会 第41号(1954/05/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 酪農振興法の問題についてお尋ねしますが、先ず第一に、これが衆議院において修正になりましたが、大臣としてはこの修正案に賛成なのかどうかということ。
【次の発言】 先ほどから河野委員の質問を聞いておりましても、餌の問題というものがなかなか大変なことでして、大臣は昨年度の凶作のしわ寄せでこういう次第になつているのだというお話でありましたが、私どもは必ずしもそうは考えない。現在の乳製品の状態、その将来性、外国の事情、そうして現在の飼料の価格、将来の需給見込み、こういう点から考えまして、なかなか楽観をすることはできないのでして、どうしても酪農振興については根本的な草の問題と本格的に取組まな……

第19回国会 農林委員会 第42号(1954/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 第一条の修正をなさつたわけですが、この修正によりますと、ただ集約酪農地域の振興というだけでなしに、この修正の文句から受取る感じは、その他の地域の、一般的な酪農の普及発達というようなことを目標としておるようにも受取れるのですが、修正なさつたほうの意図はどうでございますか。
【次の発言】 そうすると、まあ川俣さんも率直に認められたように、目的だけは拡げたけれども、中身までは手が付かんと、こういうことになりますと、それでは余り中身を伴わんのに、目的ばかり変える必要はないではないかということも言えると思います。特に私ども本年度の予算を見て行きますと、集約酪農地帯でなしに、一般の酪農振興に……

第19回国会 農林委員会 第43号(1954/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 統計調査のほうにお尋ねをするわけですが、この酪農振興法案によつて牛乳等の取引契約を文書化すと、こういうふうになつておる。そしてこの文書化して行くときに、協定案を作るときに著しく困難な事態が生れた場合には、農林大臣に対して助言、資料の提出その他必要な協力を求めることができると、こうなつておつて、その際著しく困難な事態というのは主として価格の問題について起ることが予想されるわけであります。従つてそれに対して助言をするということになると、牛乳の生産費が幾らであるかということがはつきりしていないというと、助言が適切なものと言えないことになるわけです。それで牛乳の生産費について統計調査部の……

第19回国会 農林委員会 第44号(1954/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この合理化の問題は通産大臣が来られんと、農林大臣に御質問しても無理かと思いまするから、それはあと廻しにしまして、この安定法の修正の第九条の欠損の補填の問題ですが、これについて「毎肥料年度末において政令で定める事由により欠損を生じたとき」、こうありますがその政令の案というものはどういうことになつておりますかをお伺いしたいわけです。そこでこの問題は保管団体と農林省との間では話が付くとしましても、結局「毎会計年度予算の範囲内」でということになると、大蔵省としてはなかなか金を出したがらないということになるわけで、よほどはつきりしておきませんというとトラブルの種になると思いますので、この点……

第19回国会 農林委員会 第45号(1954/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 昨日お願いしておつた資料を今日もらつたのですが、最近の輸出価格の資料をもらいましたが、併せてこの際最近の海外事情の見通しですね、今後の見通しというようなものを御説明願いたい。
【次の発言】 中共との関係はどうなつておりますか。
【次の発言】 値段は……。

第19回国会 農林委員会 第46号(1954/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 只今河野委員から提案されました修正案につきまして、社会党を代表して賛成いたします。  これは大体、この法案は一昨年、昨年の肥料の出血輸出の犠牲を農民に被せておいて、これを何とかしなきやならんというところから出発したわけですが、その後肥料界の情勢というものは相当変つて参りまして、硫安につきましては、この法案を当初政府で立案された当時よりは相当事情が変つて参りまして、当時ほど緊急性がなくなつておるように私どもは考えております。逆に、この硫安以外の燐酸或いは加里肥料の問題は却つて深刻になつて参りまして、今後の外貨事情が窮屈になるという点から考えますというと、今深刻な状態を呈している燐酸……

第19回国会 農林委員会 第47号(1954/05/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 ちよつとその質疑に入る前に、追つて審議をする農業協同組合法の一部修正と、農業委員会法の一部修正等について資料を要求したいと思うのですが、その日になつてやつたのでは間に合わないと思いますから、あらかじめ今日お願いしておきたいと思います。  それで第一は、農業協同組合法の一部修正については、第一に、農業協同組合に与えられておるところの法律、政令、都道府県令による特別措置の内容如何、それから第二に、農業協同組合に対し、国若しくは都道府県から補助なり融資が行われておればその状態、第三に、農業協同組合に国なり都道府県の事業費が委託されておるとすれば、その内容、それから第四に、都道府県別の農……

第19回国会 農林委員会 第48号(1954/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 のちほど審議されます農業委員会法の一部改正につきまして、あらかじめ資料を要求しておきたいと思います。  それは第一は、町村府県段階別農業委員の経営階層別員数。第二が同じく町村府県段階別農業委員の役職地位別員数。それから第三が、同じく町村府県段階別農業委員の農地法違反の事由別件数。それから第四が、町村府県段階別農業委員会による地主の小作地返還要求をしなかつた件数の事由別内訳。それから第五が、同じく町村府県段階別農業委員会による地主の小作地返還要求を承認した件数の事由別内訳。それだけです。
【次の発言】 この法案で行きまして、附則の中で、農林大臣が設立委員を命じて競馬会設立に関する事……

第19回国会 農林委員会 第49号(1954/06/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 これは別な資料は出しますか。
【次の発言】 それじやその点についてはもう一つ別な資料が来たときに質問しますが、これは申すまでもなく、もうよく足立さんから聞かされまして、純粋の議員立法であるということでございますが、平野政務次官は議員立法をなさつた自由党の関係者でもございますので、その内容については党としても関与なさつておると思いますので、政務次官にいささかお尋ねをいたしますが、この十七条の、金融機関再建整備法による残額の処分の中の「第三十七条の二第一項第一号及び第二号のイ並びに第三十七条の三第二項から第五項までの規定は、これを適用しない。この場合における同法第三十七条の二の規定に……

第19回国会 農林委員会 第51号(1954/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 昨日の申合せというのは、これは私ども参加しないで皆さんで申合せただけで、申合せされた皆さんのそういう御趣旨、お気持はよくわかりますが、皆さんのほうでそういうことをよくお考えになつてやられたらいいので、私どもとしてはお聞きしたいことはお聞きする、こういうことになるわけです。そこで私はこの二つの法案というものは、先日もちよつと申しましたように、これは日本の農業政策の根本に触れるものでありまして、戦後の日本の農政の基本というものが、一つは土地改革、一つは自由な農民による農業協同組合、この二つが支柱になつて来たと、こう考えておりますが、それが今回の二つの改正法律案で行きますと、相当この日……

第19回国会 予算委員会 第27号(1954/04/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この援助の資金というものは工業力強化に使われるということですが、これはMSAの五百五十条の性格からして、一つの向うの法律の性格からして、援助の行先きというものが限定されるのか、或いは両方の交渉によつてこういうことになるのか、その点まずどうなんでしよう。
【次の発言】 経済力の強化ということは、そのままとればまあ広い意味にとれるわけです。従つて今度のこの分はこの分として、将来例の大統領の年頭教書から見て過剰農産物の処理が来年度も起きて来る。その際やはり今度の協定と同じような協定が結ばれるんじやないかということを考えられるわけですが、そういうように来年度以降に同じような問題が出ても、……

第19回国会 予算委員会 第28号(1954/04/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 議事進行、今の大蔵大臣の答弁は昨日の答弁と違つて来ている。(「違つて来ている」と呼ぶ者あり)大蔵大臣が今まで言つておつたのは、採算のとれる商業ベースで貸すんだということで、我々は昨日の審議を通してはこれは投融資と書いてあるけれども、これは貸すんだというように大蔵大臣の説明を受取つているのです。これは私の誤解じやないのです。議事録を調べてもはつきりそうなつておる。ところが通産大臣のほうはこれはジエット・エンジンの試作に貸すことがあるかもわからんということになると、採算のとれる商業ベースということとははつきり違うわけです。それがどちらになるかわからんのに、それをこのままで審議をしろつ……

第19回国会 予算委員会 第29号(1954/04/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 私は日本社会党を代表しましてこの予算の補正に反対の意思を表明いたします。  この予算補正は、いわゆる羊頭狗肉でありまして、文字通りけしからん内容のものであります。表に掲げられている看板は、経済援助資金特別会計となつておりますが、MSA協定に経済援助がないということは、先だつて佐多君の質問によつて明らかであります。政府はMSAに経済援助がある、こういう宣伝をしておりましたので、名目上アメリカから使つてはならんと言われておる経済援助の看板を掲げて、国民を欺こうとしておるのでありまして、私どもこういうような、先ず看板から偽りありという点において、この予算に賛成をいたしかねるのであります……

第20回国会 農林委員会 第1号(1954/12/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 かねて要求しております砂糖に関する資料を、これは年末の糖価の問題もありますから、早急に出して頂くように請求を願います。

第20回国会 農林委員会 第2号(1954/12/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 公庫のほうの災害融資について本年度償還予定額があつたと思うのですが、この予定額と実績とはどういうことになりますか。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 では併せて。
【次の発言】 その繰上げ償還分は大体どういう面にお使いになる予定ですか。つまり、それだけ災害等の融資の枠が殖えるわけですか。どうです。
【次の発言】 その決定はおよそいつ頃なさいますか。
【次の発言】 その十八億は、決定しているというのは、最終段階まで決定しているということなんですか。個々の行先まできまつているというのですか。
【次の発言】 だから枠がきまつた、その枠の配分はいつ頃なさいますか。

第20回国会 農林委員会 第4号(1954/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の佐藤さんのお話の一億というのは、どういう基準ではじかれた数字なんですか。それから一体この法律が通過したときに、第十条によつて「経費の全部又は一部を補助する。」ということになつていますが、ただ全部又は一部を補助するというだけであつて、別にこの法律によつて幾ら出さなければならんという、政府に対する予算の制約というものはないように思うのです。だからこの法律が通つて、仮に一部ということになれば、全くつまみ銭でもいいということにも法律上はなりますか、どうか。そういう点はどうですか。
【次の発言】 その農林省のあなた方が今まで努力されているということは、これはもう私たちも十分知つておりま……

第20回国会 農林委員会 第5号(1954/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この法案に基きまして売渡される米麦の量というものはおよそどのくらいになりますか。
【次の発言】 これで最初政府のほうでは実需者価格ということを言つておられたのですが、この法案で行きますと、生産者が政府に売渡した場合の基本価格程度、こうなつておりますが、具体的に実需者価格と本法案が言つていることとはどの程度の値段の開きがございますか。従つてそれに伴う差額というものに或いは食管会計で処理されるのか、どこで処理されるのか、どういう工合にお考えか。
【次の発言】 それは財政当局と話合ということですが、実際問題としては食管会計のほうでこれを賄つて行くということになると思うのですが、この三億……

第20回国会 農林委員会 第6号(1954/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 畜産局のほうでいろいろおやりになつているということは結構ですが、更に来年度予算について一つ画期的な指導助成の方策をとられるということも、私どもとして心から賛成するのですが、ただ草の問題というのは、先ほど委員長も言われますように、非常に遅れておつて、よほど各方面の力を合せて行かなければ、なかなか軌道へ乗つて来ないと思うのですが、一体現在政府の機構の中で、草の問題を取扱つている機関というものは、どことどこがどういうことを取扱つているか、その点はどうなつておるのですか、何かそれはただ草としての、草という問題もありましようし、或いは又治山治水の面からのエロージヨンと関係した草の問題もござ……

第21回国会 農林委員会 第2号(1955/01/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 いまの説明の中にありましたが、乳製品の低廉化をはかっていくということで、この粗糖の輸入外貨割当を考慮したいということが書いてありましたが、これは一体精糖乳というのは従来は粗糖を使っておったのか、あるいは精製糖を使っておったのかということ、それからこの粗糖の輸入外貨割当をするという場合には、学校給食用に限ってやるのか、それとも加糖練乳全体についてやるのかということ、もし学校給食用だけとすれば、これは粗糖ならどの程度を考えているのか、その他のものを含むのならばどういうようになっているのかということ、さらに先般粗糖の外貨割当があったようですが、あの中に入っているのかどうかということ、こ……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1955/08/17、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) それではただいまから委員会を開会いたします。最初に参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。アズキの取引に関する件について、十九日午前十時から、東京穀物商品取引所の田原秀郎君、榎本修二君及び久松警察署の萩原兼雄君を参考人として出席を求め、意見を徴したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、きよら決定いたします。
【次の発言】 御異議ないと認め、きよら決定いたします。
【次の発言】 それでは議題に追加いたしまして、最初に李承晩ラインの件を議題にいたします。この件につきましては、先ほど御陳情がございましたが、本件につきまして秋山委員……

第22回国会 農林水産委員会 第2号(1955/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 いろいろお尋ねしたいことがあるのでありますが、問題をしぼって、大臣の方で就任以来言っておられました砂糖それから大豆、そういうものの超過利得を吸い上げて、あるいは需給関係を合理化するということのために、新しい措置を考えておられるようですが、それは一体どういう構想なのか、その点を承わりたいと思います。新聞には通産省の考え方、農林省の考え方、こういうものが出ておりまして、その点がどういうように調整されるのかわかりませんが、私たちが見ておりますと、たとえば今大臣のほうでは、農業生産の進展のためには農家の支払う金を少くする、つまり低物価政策ということを考えておられると思うのでありますが、そ……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1955/08/18、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  農林水産関係研究機関整備拡充の件を議題にいたします。  この問題は昨日議題とする予定でありまして、各位の御参集を得ていたのでありますが、時間の都合で本日に延ばすことになりまして、御迷惑をかけております。当委員会におきましては、かねて研究機関の整備拡充に関して重大な関心を持って検討を進めて参っているのでありますが、明年度予算の編成を前に控えまして、本日は各研究機関の当局からいろいろお聞きしたいと思うのでありますが、大体時間の関係が、ございますので、現況というようなものにつきましては、御提出いた、だいておりますところの印刷物をあとで……

第22回国会 農林水産委員会 第3号(1955/03/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 私石油の問題よくわからんから聞くのですが、一体今の石油の国際価格、それからいろんな輸入に伴う諸がかりを加えて、適正利潤をまああなたのほうでどのくらい見込むかしれませんが、そういうことにしますと、どのくらいな相場が適正価格ということになるのですか、日本市場において。
【次の発言】 どうも通産省の方に聞くと大体どういう問題についても今あなたのおっしゃるような答弁をされるのです。権限がないから生産費がわからん、肥料の場合でもそういうことを言われる、砂糖の問題についてもそういうことを言われる、しかも見ておるというと、肥料でも砂糖でも、石油でも、会社はそれぞれまず普通の経済界の平均の利潤以……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1955/08/19、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) それではただいまより委員会を開きます。  最初に、小豆取引の件を議題といたします。この件につきましては、過ぐる第二十二国会中に当委員会の問題となったのでありますが、亀田委員、清澤委員の御要求によって、本日軍ねて問題にすることにいたした次第でございます。参考人の各位におかれましては、御多忙中、特に暑さの折から御苦労さんでございます。それでは亀田委員の御発言を願います。
【次の発言】 その点は、今あなたがおいでになっているのは証人としてでなしに、参考人でございますから、これはあなたの自由意思で、どちらでもいいわけでございます。あなたの方がお言いにならぬということなら、それで……

第22回国会 農林水産委員会 第4号(1955/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 ノリの一億枚の輸入という問題が需給調整協議会の方で相当前にきまっておるように聞いているのですが、まだこれが最終的決定に至っていないということを聞きますが、その間の事情はどうなっているか、それをまずお聞かせ願います。
【次の発言】 一億枚の輸入というのは、水産庁としては、この需給調整協議会というのがございますね、そこの答申をもとにして大体考えておられるわけですか。
【次の発言】 そうすると水産庁としての独自の見解からしても、また需給調整協議会の言う一億枚というのがちょうど合致するようなことだと思いますが、これがただいまの長官のお話でも生産時期が四月ころまで、これからまあこの生産時期……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1955/09/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) それではただいまから委員会を開会いたします。まずミツマタの印刷局買い上げの件を議題にいたします。この件につきましては、ただいま関係者から陳情がございまして、もし、ただいまのお話のように大蔵省が百円札を硬貨に改めまして、その結果、印刷局においてミツマタを買い上げないということになりますと、大へん生産者には深刻な打撃となる重要な問題と考えますので、これらの事情につきまして当局の説明を聞き、しかる後に委員の皆さんから御質疑をお願いしたいと思います。まず最初に大蔵省の印刷局長。
【次の発言】 では次に理財局長の出席を要求しておりましたが、財政懇談会等の関係で総務課長の高橋君が見……

第22回国会 農林水産委員会 第5号(1955/05/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 農地担保の金融がいずれ法案として今国会中に出るものと予想されておりますが、まあこれは非常に日本の農地という問題をどういうふうに考えていくか今後の農政の一つの大きな基調になる問題なので、われわれも非常にこれを重要視しているわけです。で、当然まあこの問題が問題化されて取り上げられる場合には耕作権の問題、あるいは小作料の問題というようなこと、そこまで掘り下げていかなければ、簡単に担保金融というようなことをきめられぬ問題ではないかと思うのですが、それに国連して、最近私どものほうの聞いている範囲では、各地で不法な土地の取り上げ事件がひんぴんとして起きておるわけですが、それについて農林省のほ……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第5号(1955/09/15、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  この際ちょっとお諮りしておきますが、この次の委員会を先ほど御懇談申しましたように、十月の六、七、八、三日間開きまして、それには河野農林大臣も帰って来られますので、余剰農産物問題の報告を聞くこと、それから米の需給計画について政府の計画を聞くこと、それから昨日お諮りいたしましたように、草の問題についての第二回目の参考人を呼んでの御協議を願うこと、このほかに各委員の方から御要求がありました問題を取り上げる、こういうことにいたしまして、六、七、八の三日間開きたいと思いますがよろしゅうございますか。さよう御了承を願うことにいたします。

第22回国会 農林水産委員会 第6号(1955/05/13、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから委員会を開きます。本日は日中漁業協定の件を議題にいたし、まず去る十日の委員会決定に従いまして、参考人として日中漁業協議会代表団山崎喜之助、高橋熊次郎、谷村高司及び田口新治の四氏の出席を得ましたので、ただいまからこの問題について説明を伺うことにいたします。参考人には御多忙中御出席を頂きまして、まことにありがとうございました。なお、参考人に対しまする質問は、参考人の説明が一通り終ってから後にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさように運びます。それでは参考人の説明をお願いいたします。山崎喜之助君。

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第6号(1955/09/16、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) それではただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に藤原ダム工事による漁業被害の件を議題にいたします。本問題につきまして、前回の委員会において陳情がありましたが、この問題について秋山委員から発言を求められております。この際御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと私は関連してお尋ねをしておきますが、あえて言葉じりをつかまえるのではありませんが、先ほどの答弁の中に、公共事業だからといってゆるがせにしておるわけじゃないという答弁が出るのは、私意外に感ずるのですが、公共事業であれば、よけいこういう問題についてはよほどきりばりした態度をとらなければならないので、何だか公共事……

第22回国会 農林水産委員会 第7号(1955/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  昭和三十年産米の管理方式に関する件及び昭和三十年産米麦の価格に関する件を一括して議題にいたします。  昭和三十年産米の管理方式については、いわゆる事前売り渡し申し込み制によることにして、去る五月七日閣議決定をみたようでありますので、本日はその方針及び実施方法並びに本年産米麦価等について政府当局から説明を聞き、審議を願うことにいたします。  なお、この問題につきまして本日は政務次官と食糧庁長官が出席されておりますが、ほかに大蔵省主計局長及び主税局長の出席を求めておりますが、まだお見えになっておりません。  それでは政府の説明を先に……

第22回国会 農林水産委員会 第8号(1955/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) それではただいまから農林水産委員会を開きます。  福島県鏡石村の農地取り上げ等の件を議題にいたします。この件につきましては、去る五月十二日の委員会において一応問題としたのでありますが、本日重ねてこの件を取り上げ、なおこの際、最近問題になっております駐留軍の飛行基地の拡大及び落下傘演習等と農地及び農作等との関係に関する件をもあわせて問題として事情を明らかにすることにいたしたいと存じます。この問題について本日は農林省の農地局長及び調達庁長官の出席を求めておりますが、ただいま出席を得ておりますのは調達庁次長、調達庁の総務部補償課長、それから農地局の管理部長でございまして、農林……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第8号(1955/10/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に理事の補欠互選の件についてお諮りいたします。昨日千田委員が辞任され、本日再び委員に選任されましたが、理事が欠員になっておりますので、その補欠互選を行いたいと思います。  理事の補欠互選の方法は成規の手続を省略して委員長から指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、千田君を理事にお願いいたします。
【次の発言】 ちょっとお尋ねしますが、去年の米の代金の延納分が被害地に対してあるのですが、ところがその中で北海道の方は今年また一部分同じ所が水害でやられた。で、これは十月三十一日までに去年……

第22回国会 農林水産委員会 第9号(1955/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) それではただいまから農林水産委員会を開きます。  昭和三十年度農林水産関係予算案の件を議題にいたします。この件につきましては、去る十日の委員会において吉川農林政務次官及び武田会計課長から一応説明を聞いたのでありますが、委員各位の御要求によって河野農林大臣の出席を求めておりましたが、本日ようやく御出席を得ましたので、この問題について直ちに質疑に入ることにいたします。
【次の発言】 ちょっと今の清澤君の質問に関連してお尋ねしますが、この予約制度をやって、ここ来年あるいは二、三年うちに統制撤廃をするのではないのだということですが、かりにこの予約制度を、今考えておられる制度が成……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第9号(1955/10/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  草資源の改良造成及び利用増進に関する件を議題にいたします。  わが国の国情からいたしまして、草資源を改良造成し、これを高度に利用いたしますことは、まことに必要なことと考えられます。しかしこの問題に関しましては、世間の関心も必ずしも十分とは言いがたく、また国の施策も満足すべきものとは考えられません。ここにおきまして、当委員会は、かねてこの問題に対して多大の関心を払い、検討を続け、同時に政府に対しましても申し入れを行い善処を求めて参りました。最近政府も農林省の機構の一部を改正して、新たに畜産局に草地改良課を設けたのでありまして、今後……

第22回国会 農林水産委員会 第10号(1955/05/24、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  まず最初に第六あけぼの丸の沈没及び山田丸撃沈事件の件を議題といたします。  本年二月長崎沖において第六あけぼの丸が韓国フリゲート艦によって衝突沈没をせしめられ、乗組員二十一名が死亡しております。また昨年十一月シナ東海において第三十一山田丸、第三十二山田丸が国民政府所属の艦艇に銃砲撃を受け沈没し、乗組員七名が死傷しております。いずれも賠償その他責任ある措置がとらるべきであると考えられますが、韓国並びに国民政府との交渉の状況についてまず外務省から説明を聞くことにいたします。

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第10号(1955/10/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  派遣委員の報告を議題にいたします。  第一班は青森県及び岩手県に、第二班は愛知県及び大阪府に、第三班は佐賀県及び鹿児島県に現地調査をわずらわしたのでありまして、派遣委員各位におかれましては、御遠慮をお出かけいただきましてまことにありがとうございました。ただいまから順次御報告を願うことにいたします。そこで本日は一昨日のお取りきめによりまして、第一班の御報告のみを伺うことにいたします。
【次の発言】 それではただいまの第一班の報告は東委員の申されましたように、報告書を速記録にとどめるということでよろしゅうございますか。

第22回国会 農林水産委員会 第11号(1955/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) それではただいまから農林水産委員会を開きます。  農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案、自作農維持創設資金融通法案及び繭糸価格安定法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。これらの法律案のうち、前二つのものは去る五月二日、閣法第六十一号及び六十二号をもって、また最後のものは五月二十三日、閣法第七十一号をもってそれぞれ内閣から予備審査のため提出され、当委員会に予備付託となったものであります。まず提案理由の説明を求めることにいたします。農林政務次官。
【次の発言】 これらの法律案の審査は後日に譲ることにいたします。

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第11号(1955/10/10、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  外務省の政府委員が参りましたら御懇談申しましたように、ラッコ、オットセイ条約に関する件を議題にいたしますが、まだ見えませんから前回に引き続きまして派遣委員の報告を議題にいたします。順次御報告を願います。
【次の発言】 御報告に御質問ございますか――それじゃ御質問ないようですから……。なお中央卸売市場の問題につきましては後刻議題に供します。
【次の発言】 それでは先ほどの話し合いによりまして、第三班の報告はあと回しにしまして、議題に追加してラッコ、オットセイの条約に関する件を議題にいたします。  この件につきましては、先ほど陳情を……

第22回国会 農林水産委員会 第12号(1955/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。開拓融資保証法の一部を改正する法律案を議題にいたします。本法律案につきましては昨日の委員会における取きめによって、直ちに討論採決に入ることにいたしたいと思います。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。  別に御意見もないようでございますが、討論は終結したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより採決に入ります。開拓融資保証法の一部を改正する法律案を議題に供します。本案を原案通り可決することに賛成の方の挙手を願います。

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第12号(1955/11/09、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(江田三郎君) それではただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に参考人の出頭を求める件を議題に供します。水産業の振興に関する件について大日本水産会副会長伊東猪六君及び全国漁業協同組合連合会専務理事岡尊信君を参考人として出席を求め、意見を聞くことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、その手続等につきましては委員長に御一任を願いたやと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、韓国抑留船員及び漁船の送還の件を議題といたします。かねて当委員会の問題となっておりますこの……

第22回国会 農林水産委員会 第13号(1955/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、砂糖の価格安定及び輸入に関する臨時措置に関する法律案を議題といたします。この法律案は、去る五月二十七日、内閣から閣号第九六号をもって予備審査のため提出され、即日当委員会に予備付託となったものであります。  まず、提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本法案の審査は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、ノリの輸入に関する件を議題にいたします。  ノリの輸入は、わが国の生産業に重大な影響を及ぼすことになりますので、当委員会はこれを重視し、その措置に慎重を期するため、すでにたびたび委員会の議題として政府当局の善処を求めて参……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第13号(1955/11/10、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(江田三郎君) それではただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に水産業振興の件を議題にいたします。  当委員会におきましてかねてわが国の水産業の振興に関し多大の関心を払って努力をして参りましたが、今回わが国の水産業の現況及びこれが振興上の問題点について水産庁当局及び民間の有識者各位の御意見を伺って問題を一段と推進していきたいと存ずる次第であります。つきましてはきのうの予定では、水産庁関係は三部長からということにしておりましたが、これは都合で次長の方で一括して御説明を願うことになりました。午前中に水産庁次長を中心とし、それから午後は水産界及び全漁連の方の参考人の御出席を願いまして……

第22回国会 農林水産委員会 第14号(1955/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。本日の日程に競馬法の一部改正に関する件がございますが、この問題につきまして、警視庁の防犯部長養老絢雄君から本日参考意見を聴取したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めてさよう決定いたします。
【次の発言】 それでは前回に引き続きまして、福島県岩瀬郡鏡石村における小作地返還問題に関する件を議題にいたします。  本日は委員の御要求によりまして、最高裁判所の民事局長兼行政局長の御出席を得ましたので、直ちに御質疑を願います。

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第14号(1955/11/11、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(江田三郎君) それではただいまから農林水産委員会を開きます。  それでは最初に台風被害調査派遣委員の報告を議題にいたします。  台風被害調査のため先般本院から関係委員会の委員による調査班が構成され、一班は大分、宮崎、鹿児島の各県に、他の一班は山口、愛媛、高知の各県に現地調査をわずらわしたのであります。第一班は私が加わりましたので、私から御報告申し上げますが、第二班につきましては、本委員会からの参加がございませんかったので、これに参加されました社会労働委員会の有馬議員からこれに関連しての御報告を委員外発言という形式で承わりたいと思いますが、よろしゅうございますか。

第22回国会 農林水産委員会 第15号(1955/06/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) それではただいまから農林水産委員会を開きます。  参考人についてお諮りいたしたいと思います。去る五月三十一日の委員会において問題になりました東京内湾における廃油によるノリの被害について、その後関係当局の調査も進んだようでありますから、後刻重ねて議題として御審議を願う予定でありますが、委員からの御要求もありまして、その際参考人として、千葉県水産部長、吉瀬義信君及び千葉県水産試験所千葉支所長、内田一三君の出席を求め、意見を聞くことにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは参考人として吉瀬義信君及び内田一三君の出席を求めることに決定いたしました。……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第15号(1955/11/21、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  最初に中央卸売市場法の一部を改正する法律案及び農林水産政策に関する調査の件についてお諮りいたします。  両件につきましては本日中に審査及び調査を完了することは困難でございますので、本院規則第七十二条の三によりまして、閉会中審査及び調査未了の旨の報告書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお報告書の内容及びその手続等は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさよう決定いたします。

第22回国会 農林水産委員会 第16号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  砂糖の価格安定及び輸入に関する臨時措置に関する法律案を議題といたします。本法律案につきましては、去る五月三十一日の委員会において提案理由の説明を聞いたのでありますが、本日は法律案の内容及び関係事項について農林当局から説明を聞くことにいたします。食糧庁総務部長。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。本法律案の質疑は後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 次に、農林省設置法の一部を改正する法律案の件及び行政機関職員定員法の一部を改正する法律案の件を一括して議題にいたします。これらの法律案は、いずれも……

第22回国会 農林水産委員会 第17号(1955/06/10、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) それではただいまより農林水産委員会を開きます。  最初に農林省関係職員定員の件を議題にいたします。この件につきましては昨日の委員会において問題となり、その際御要求がありました統計調査部の関係資料が提出されておりますので、本日重ねて問題にいたします。なお、食糧庁関係の資料はまだ届いておりませんが、間もなくこちらへ届くことになっておりますので、まず最初に統計調査部の方のことを問題にいたします。まず当局の方から資料の御説明を願います。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 小林君からのさっきの問答の中で、この結論としては昇給昇格……

第22回国会 農林水産委員会 第18号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求める件を議題にいたします。本承認案件は去る六月二日内閣から予備審査のため提出され、六月十日の本会議において重光外務大臣から趣旨説明があった後、佐藤清一郎、清澤俊英、東隆及び木村禧八郎の諸君から質疑が行われ、即日外務委員会に予備付託になつたものでありますが、この協定はわが国農業に重大な関係を持っておるものと考えられますので、当委員会としてこれが取扱い方をどうするか御協議願いたいと存じます。ちょっと速記をとめて。

第22回国会 農林水産委員会 第19号(1955/06/16、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。昭和三十年四月及び五月の凍霜害、水害等の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案を議題といたします。本法律案は本月十四日内閣から閣法第一二八号をもって予備審査のため提案され即日当委員会に予備付託となつたものであります。  まず提案理由の説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 本法律案の審議は後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 次に、狩猟法と銃器等の取締りに関する件を議題にいたします。  空気銃は事故が多く危険が少くないために、その所持を規制する等の目的で、本国会に政府から銃砲刀剣類等所持取締令等の一部を改正する法律……

第22回国会 農林水産委員会 第20号(1955/06/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、廃油による海苔漁業被害に関する件を議題にいたします。  本件につきましては、過般の委員会におきまして問題になりまして、去る十一日には当委員会から現地視察も行われ、関係当局においても検討が進められておるようでございますが、罹災者に対しましては実際気の毒なことでございますので、その後の政府における検討の模様を聞き、善後策についても政府のすみやかな措置を求めるために、本日重ねて問題といたした次第であります。まず関係当局からその後における検討の模様について説明を伺うことにいたします。

第22回国会 農林水産委員会 第21号(1955/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  議題に追加いたしまして、農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題にいたします。本件につきましては昨日の外務委員会との連合審査の結果によって、本承認案件の取扱いについて本委員会の方針をおきめ願いたいと存じます。  なお右に関しまして高碕経済審議庁長官から発言を求められておりますから、お聞きとりを願います。
【次の発言】 ただいまの溝口委員の農林当局を呼ぶことは連絡いたします。
【次の発言】 この点は後ほど農林当局が見えましてからそのときに一つ……。等が入るか入らないかということは農林当局……

第22回国会 農林水産委員会 第22号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  行政機関職員定員法の一部を改正する法律案につきましては、内閣委員会の方で審議中でございますが、本日午前中に内閣委員会と当委員会との連盟審査をいたしまして、その際かねがね当委員会で問題になりました点を、委員の各位から申し述べていただいたわけでありますが、なお、この際次に読みますような申し入れをいたしたく存ずるわけであります。一応案を読んでみます。      案   昭和三十年六月二十八日       参議院農林水産委員長           江田 三郎  参議院内閣委員長  ……

第22回国会 農林水産委員会 第23号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に養ほう振興法案を議題にいたします。本法案は衆議院議員平野三郎君ほか四名の提案にかかり、去る六月二十八日予備審査のため本院に送付され、本日当委員会に予備付託になったものであります。まず提案理由の説明を求めます。衆議院議員平野三郎君。
【次の発言】 本法案審議は後日に譲ります。
【次の発言】 次に東北地方水害の件を議題にいたします。  先般東北地方に大規模な水害が起りまして被害者に対しましてはまことにお気の毒に存じます。本日は政府当局から被害の状況を聞き、その措置について御協議を願いたいと存じます。

第22回国会 農林水産委員会 第24号(1955/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に積雪寒冷単作地帯振興臨時措置法の一部を改正する法律案を議題にいたします。  本法律案につきましては六月二十三日の委員会において提案理由の説明を聞いたのでありまして、本日は直ちに質疑に入ります。発議者の衆議院議員松浦東介君と官房の総合開発課長が見えております。  ちょっと私お尋ねしますが、これが議決された場合の予算関係については、これはどういうことになるのでございますか。大蔵省その他との関係もありましょうが、どういう見通しになっておりますか。
【次の発言】 そうすると大体これで行きますと、経費は五カ年間に百億というものを年々……

第22回国会 農林水産委員会 第25号(1955/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  北海道における風倒木に関する件を議題にいたします。昨年の台風第五号及び第十五号による北海道の風倒木の善後措置につきましては、関係方面の大きな関心をひいておったところでありますが、一部有志議員によって現地調査の機会もありましたので、本日はこれらの調査の結果を参考として、この問題について御協議を願うことにいたしたいと思います。協議に先だちまして、林野庁当局の所見を聞くことにいたします。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。ただいまの林野庁長官の説明につきまして御質疑がありましたら……。

第22回国会 農林水産委員会 第26号(1955/07/12、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまより委員会を開きます。  最初に農地開発機械公団法案を議題にいたします。本法律案は去る七月八日内閣から閣法第百四十六号をもって予備審査のため提出され、即日当委員会に予備付託になったものであります。まず提案理由の説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 次に農薬による漁業被害に関する件を議題にいたします。  本件につきましては去る七月八日長崎、佐賀、福岡、熊本四県農業被害対策委員会代表者から当委員会に対する陳情の次第によっておおかりの通りでありまして、農薬が水産業に与える被害が大きく、特に近時沿岸漁業の不振によって疲弊している沿岸零細漁民に対して深刻な打撃を与え……

第22回国会 農林水産委員会 第27号(1955/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  日本海外移住振興株式会社法案に関する件を議題といたします。  この問題は去る七月七日分委員会において審査を始めたのでありますが、要求資料の提出がおくれた等のため、審議が途中になっておりましたが、ようやく要求資料のうち、一部のものの提出がありましたので、本日重ねて審議を行い、続いて本法案の取扱いについて協議を願うことといたしたいと思います。  なお、先般の委員会において園田外務政務次官から、本法律案の実施については法律の規定にかかわらず、大蔵省に対する協議に先立って農林省と協議するよう次官申し合せが行われていると再三言明がありまし……

第22回国会 農林水産委員会 第28号(1955/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に砂利採取法案の件を議題といたします。去る七月十一日衆議院議員首藤新八君ほか六名によって提出され、十二日衆議院本会議において全会一致をもって可決、同日衆議院から衆報第四十三号をもって当院に提出、即日商工委員会に付託されたものであります。その内容には、農業及び水産業に関係するところが多いようでございまするから、本日は本法律案に関し農林当局の意見を聞き、引き続いて本法律案の取扱いについて御協議願いたいと存じます。  それでは大体の話を通商産業省軽工業局建材課長からお聞きしたいと思います。

第22回国会 農林水産委員会 第29号(1955/07/19、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  漁港法第十七条第二項の規定に基き、漁港整備計画の改正について承認を求めるの件を議題にいたします。本承認案件は、去る七月十五日内閣から閣承認第五号をもって予備審査のため提出、即日当委員会へ予備付託になったものであります。まず提案の理由の説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 本案件の審査は後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 次に中央卸売市場に関する件を議題にいたします。この件については、去る七月十二日の委員会において審議を行なったのでありますが、その後公正取引委員会の見解を求めた事項につきまして、お配りしましたような回……

第22回国会 農林水産委員会 第30号(1955/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、参考人の出席要求についてお諮りいたします。アズキの取引に関する件について参考人の意見を聴取することとし、その人選その他につきましてはこれを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり]
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 先ほど開会前に委員長、理事打合会の決定について御報告いたしましたが、本日は、農林漁業金融公庫法改正案、水産業協同組合法改正案、森林法改正案、繭糸価格安定法改正案、農業災害補償法改正案につきまして、まずこれらの五つの法案につい……

第22回国会 農林水産委員会 第31号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に砂利採取法案の件を議題にいたします。本法律案につきましては、去る七月十四日の委員会において審議せられたのでありますが、その際砂利採取の許可を与えるとき、その後において公益保持上支障のある事態が発生した場合は、採取権の存続期間であっても、その許可を取り消す等の条件をつけたい、かかる事態に備えてあらかじめ行政的な措置を講じておくべきではないかとして、かような措置に対する政府の明確な方針が求められておったのでありまして、ここで右に関する政府の方針を明確にしておきたいと存じます。なお水産業に与える影響につきましても問題とせられてお……

第22回国会 農林水産委員会 第32号(1955/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  農業災害補償法の一部を改正する法律案を議題にいたします。本法律案につきましては、過般提案理由の説明を聞いたのでありますが、本日はまず法律案の内容、その他参考事項について説明を聞き、直ちに質疑に入ることにいたします。
【次の発言】 御質問がありましたら……。
【次の発言】 それから今の清澤君の質問に関連して、今度の総代の定数を三十人以上でなければならないという規定があるのが末端へ行くというと三十人以上でなければならないということになっておるというと、三十人あるいはそれに近い数でいいのだという印象を与えるおそれはないか。今災害補償制……

第22回国会 農林水産委員会 第33号(1955/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題にいたします。  本法律案は七月二十日衆議院議員小枝一雄君外一名によって衆議院に提出され、翌二十一日本院に送付、即日当委員会に予備付託となりましたが、去る二十二日衆議院で修正議決されて当院に送付、即日当委員会に本付託になったものであります。  なお衆議院農林委員会において、お配りしておりますような付帯決議が行われております。  それでは提案理由を聞きます。
【次の発言】 本法律案の審議は後日に譲ります。  ちょっと速記をやめて。

第22回国会 農林水産委員会 第34号(1955/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初にアズキの取引に関する件を議題にいたします。この件につきましては、清澤俊英委員から質疑が求められまして、特に参考人の御出席をわずらわした次第でございます。  参考人各位におかれましては、暑さの折からお差し繰り下さいましてまことに御苦労さんでございました。  そこで国会も大詰めにきておりまして非常に時間に追いたてられておりますので、最初に参考人の方々から大体お一人五、六分程度のお話を聞かせていただきまして、それに基きまして各委員からの御質疑をお願いするようにしたいと思います。  五人のお方に、主として木谷さんには立会停止当時の……

第22回国会 農林水産委員会 第35号(1955/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  最初に養ほう振興法案を議題といたします。  本法案につきましては去る六月三十日提案理由の脱帽を聞いたのでありますが、七月二十二日衆議院で修正議決されて本委員会に本付託にされております。本日はまず法案の内容その他参考事項について補足的に説明することがあれば御説明願い、続いて質疑に入ることにいたします。
【次の発言】 御質疑がありましたらどうぞお願いいたします。
【次の発言】 まだ農林省来ておりません。
【次の発言】 ょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっとこの際政府に伺いますが、この法案について、政……

第22回国会 農林水産委員会 第36号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  昭和三十年六月及び七月の水害による被害農家に対する米麦の売渡の特例に関する法律案を議題にいたします。  本法律案は衆議院議員綱島正興君外七名の提出にかかり、去る七月二十六日予備審査のため本院に送付、即日当委員会に予備付託となったものであります。  まず提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本法律案の審議は後日に譲ります。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  議題に追加して中央卸売市場法の一部を改正する法律案を議題にいたします。本法律案は七月二十七日参議院議員田中啓一君外六名によって発議せられ、即日本委員会……

第22回国会 農林水産委員会 第37号(1955/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまから委員会を開会します。  愛知用水公団法案及び農地開発機械公団法案を議題にいたします。  両法案は昨日衆議院を通過して本院に送付、当委員会に本付託になりました。なお衆議院農林水産委員会におきましては十項目にわたる膨大な付帯決議がついておりますが、これはまだ印刷が間に合いませんから印刷ができ次第お手元にお配りいたします。  昨日に引き続きまして事務当局に対する質疑を願います。
【次の発言】 ちょっと溝口さん、先ほど来御質問されている問題をお聞きしておりますというと、よく考えろということでございましたが、たとえば上北の場合には機械化まで全部入ってしまうのだ、篠津の……

第22回国会 農林水産委員会 第38号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまより  委員会を開会いたします。  第一にお諮りいたしますが、農林水産政策に関する調査を従来よりやって参りましたが、会期も切迫し、会期中に調査を完了することは困難でありますので、本院規則第五十三条によりまして、継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお要求書の内容及びその手続等は委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさように決定いたしました。
【次の発言】 次に、中央卸売市場法の一部を改正する法律案につき……

第23回国会 農林水産委員会 第1号(1955/11/22、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(江田三郎君) ただいまより委員会を開会いたします。  まず調査の件についてこの際お諮りいたします。農林水産政策に関する調査に関し、調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により議長に提出いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお要求書の案文の作成及び手続等は委員長に御一任願いたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれで散会いたします。    午前十一時四十七分散会

第23回国会 農林水産委員会 第2号(1955/12/05、3期、日本社会党)

○江田三郎君 今年の公共事業費の問題は、これは削ってもらいさえしなければ一番いいので、与党の方でも、やはり削ると今の重政さんのおっしゃるように、どこかにむずかしい問題が起るわけですから、一つ削らぬように与党の方もしていただきたいと思います。  そこで、この問題はあした官房長でなしに、政府を代表して答弁のできる人に出てもらってお聞きしますが、この議題になっております三十一年度の問題について、すでに大蔵省の方と折衝されておると思うのですが、今大蔵省との折衝の過程では、この農林省案のどういう点に難点があるのか、そういうことは一つ話していただけますか。

第23回国会 農林水産委員会 第3号(1955/12/06、3期、日本社会党)

○江田三郎君 二、三お尋ねいたしますが、輸出農林水産業振興の問題、これは一応この間予算課長から聞いたんですが、その中で果実の輸出検査ということについてはどういうお考えでありますか。くだもの。
【次の発言】 輸出くだものの問題は、ミカンということもありますが、たとえば戦前は東南アジアの方ヘナシが行ったり、香港あたりへも相当行っておったのでありますが、最近それがやや復活しかけているようですが、どうもはっきりとした輸出検査の機構がないため、バイヤーあたりにひどいたたかれ方をしているのじゃないか、今のお話はミカンだけのことですが、それともその他のくだものについてもお考えになっているか。それからもし輸出……

第23回国会 農林水産委員会 第6号(1955/12/13、3期、日本社会党)

○江田三郎君 先ほど衆議院の方の議員提案として、大豆を農産物価格安定法の一部に入れると、こういうのが出たのですが、この問題について農林省当局としてはどういうような考え方を持っておられるのか、という点を一つお伺いしたい。
【次の発言】 今のお話の中にちょっと一点はっきりしない点があったのですが、飼料用大豆のワクが残っているので、その残っているワクで国内産を買い上げるということがあったのですが、その点はどうなんですか。
【次の発言】 そうすると、食品用として入ってきている輸入大豆を飼料用の方へ買い上げる、こういうことですか。
【次の発言】 どういう対策をとるにしても、まあ一体大豆というもの、国内大……

第23回国会 農林水産委員会 第7号(1955/12/15、3期、日本社会党)

○江田三郎君 この件につきましては、先般来の当委員会及び当委員会と地方行政委員会との連合審査の経過で御承知のように、農林大臣としてはこの地方財政の赤字補てんのための公共事業費の節減という問題については、これは一律の削減あるいは特定事業の削減ということはしないんだ、年度末にどうしても必然的に出てくるところの繰り越し分を充てるんだと、こういう意思表示をしたわけでありますが、しかしなお一方におきまして、大蔵省の見解をただしてみますというと、現在農林関係の公共事業費は一割の保留が出ておりまして、もし一律に削減しないということなら、これをすみやかに解除しなけりゃならぬ問題を、大蔵省は明快な答えをしていな……

第23回国会 農林水産委員会 第8号(1955/12/16、3期、日本社会党)

○江田三郎君 まあ、この法案の根本的な問題点につきましては、昨日私御質問したわけですが、会期が本日限りというのにこういうものを審議するのはまことに迷惑な話でありまして、私どもとしましても、こういう特例を作る以上は、現地のどこが、体老朽しているのか、その程度はどうかということも見なければなりませず、また昨年の法案審議のときの議事録も勉強してみなければならぬと思うのでありまして、そういう時間的余裕なしにかようなものを審議するのは非常な迷惑でありますが、まあ、そういうことはそういうこととしておきまして、若干お尋ねしてみたいと思うのは、「年二回を限り」ということになっておりますが、「年二回を限り」とい……

第24回国会 内閣委員会 第32号(1956/04/24、3期、日本社会党)

○江田三郎君 さっき、政務次官は田畑君の問いに対して提案理由の説明の中の「法律の規定に定められた等級より下位の等級によって鉄道旅行または水路旅行を行うことが多い」ということを取り消されたんでしょう。あなた取り消されましたね。そこで今原君の話を聞いておると、またこれが取り消したけれども、さらっとして何とかというような、さらっとしたというのは何がさらっとしたのかわからぬのですが、何か出てきておるが、私はさっき政務次官が言ったような取り消されたということは、はっきりしておると思うのです。そこでこの提案理由の説明の中からこれをお取り消しになると、一体この内国旅行の旅費を変える理由は何です。理由はないじ……

第24回国会 内閣委員会 第39号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○江田三郎君 関連して。ちょっと山崎さん、しまいの方がはっきりわからなかったのですがね。もう一ぺんちょっと言っていただけませんか。ノートを何とか言われましたね、どうでしょうか。恐れ入ります。
【次の発言】 ちょっと、山崎さんにお尋ねしていいのかどうか、どうもわからぬですが、ノートというのはどういう意味なんでしょうか。メモもとれぬということですか。ただ見るだけで、万年筆や鉛筆を使っては一切ならぬ、こういうように解釈しなければならぬのですか。
【次の発言】 まるで秘宝か国宝に相応するもののような扱いみたいで、えらい、やかましいことになって、ちょっとその点あとで確かめていただけませんか。常識で考えて……

第24回国会 内閣委員会 第45号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○江田三郎君 私は鳩山総理には初めて質問をするわけでして、どういう問題もまだ鳩山さんには質問したことはございません。きょう初めて質問いたしますので、ちょっとこの法案に関する質問の前に、前提になることをお聞きしておきたいと思うのですが、どうもこの委員会あたりで総理の御答弁なさるところを聞いておりますというと、まことにたわいのない答弁ばかりで、一体どこに一国の首相として国民に呼びかけるような気魄があるのか、どういう高邁な識見と理想を持っておられるのか、そういうものを一つも感じ取ることができないわけなんです。あるいはまた先般も本委員会で憲法調査会の質疑打ち切りというようなことで混乱を来たしました。そ……

第24回国会 内閣委員会 第46号(1956/05/18、3期、日本社会党)

○江田三郎君 議事進行。本会議のベルが鳴っておるのです。一つ休憩願います。
【次の発言】 なるべくじゃなしに、本会議は鳩山総理も出席するでしょう。われわれの委員会の法案もかかっておるでしょう。
【次の発言】 ちょっとお尋ねをしますが、許可を得ておるといって、日比交渉というような大きな問題で、鳩山総理もそれに御出席なさるという本会議でも、委員会は勝手に開いてもいいということになるのですか。それは委員長の良識としておかしいじゃないですか。
【次の発言】 日比賠償という問題は、普通の問題と違うと思うのです。何か普通の質問とか緊急質問とかいう問題でなしに、これはちょっと、けたがはずれた大きな問題ですか……

第24回国会 内閣委員会 第47号(1956/05/19、3期、日本社会党)

○江田三郎君 先ほど来吉田委員との質疑応答を聞いておりまして、天皇が人間天皇である、こういう言葉で言っていいのかどうか知りませんが、一部の中央公論なんかに書かれておるようなものじゃないのだ、そういうことをいろいろお話になっておりましたが、どうも私たち必ずしもそうも思えない。まあ最近、まああなたは中央公論六月号をお読みになったくらいですから、ほかの本もいろいろお読みになっておると思うのですが、例の「孤独の人」というような、ああいう本が問題になっておりますが、あれが小説ですから全部が事実というわけではなしに、フィクションの部分ももちろんあるということは、これはまあ否定できません。しかしあそこでおお……

第24回国会 内閣委員会 第49号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○江田三郎君 ちょっと資料の要求を。警察予備隊以来の防衛関係の汚職事件、それから汚職とはいえなくても会計検査院で批難された事件、そういうものの内容の簡単な概要とその結末の一覧表を出していただきたい。それは、まあきょうの読売新聞ですか、見ましても、毎日のように汚職事件が次々と出ていますからして、われわれとしましても重大な関心を持たなければなりませんから、それを出していただきたい。  それからきょうの毎日新聞に防衛生産の長期計画の案というものが出ておりますが、これは事務当局の方でそういう案がありますならば、これを出していただきたい、この二つをお願いしておきます。

第24回国会 内閣委員会 第50号(1956/05/23、3期、日本社会党)

○江田三郎君 委員長ちょっと速記をとめて下さい。

第24回国会 内閣委員会 第51号(1956/05/24、3期、日本社会党)

○江田三郎君 理事を通じて、本日の質問に経済企画庁の長官の御出席をお願いしておきましたが、それはどうなっておりますか……委員長、誰が答弁されるのですか。(「どうしたのだ、答弁」、「きょうの委員会じゃないのだろう」と呼ぶ者あり)きょうの委員会の私の質問に、経済企画庁の長官の御出席をお願いするといっておる。
【次の発言】 千葉理事を通じてちゃんと申し込んであるはずだ。
【次の発言】 見えますか。
【次の発言】 これから質問します。そこで、自由民主党の方なり、それから鳩山総理としても、自衛のための最小の軍備ということをいろいろ言われるのですが、私もせんだっても鳩山総理に、自衛のための最小の準備という……

第24回国会 内閣委員会 第52号(1956/05/25、3期、日本社会党)

○江田三郎君 経済自立五カ年計画の中で防衛費の大きさというものをどういうはじき方をしておられますか。
【次の発言】 戦争前との比較は、これは余分なことでありまして、それよりもむしろ日本の国民生活の現状からいうべきで、そこであなたの方でお出しになった五カ年計画の中で、二十二ページに国の財政という数字が出ておるわけですが、その二十二ページに出ている数字の中で、国防関係の費用はその他というところへ入ると思うのですが、このその他というものの内訳は一体どうなっておりましょうか。
【次の発言】 その賠償なり海外債務の支払いというものはどの程度を見ておられるか知りませんが、たとえば日比賠償にいたしましてもあ……

第24回国会 内閣委員会 第53号(1956/05/26、3期、日本社会党)

○江田三郎君 今、宮内庁で御料牧場というのは下総だけですか。
【次の発言】 前いろいろあったのはもう皆それぞれ整理されて、今関係ないのですか。
【次の発言】 下総は、家畜の種類というのはどういうものなんですか。
【次の発言】 頭数は……。
【次の発言】 馬は大体競走馬ですか。
【次の発言】 牛はどういう種頻ですか。
【次の発言】 牛の方の乳の種類ですね。これはやっぱり何か乳製品を自分の、自家製でやられるのですか。
【次の発言】 あそこは相当広いのでしょう。で、まだもっと高度に利用するということになれば、もう少し利用できるのじゃないですか。

第24回国会 内閣委員会 第54号(1956/05/28、3期、日本社会党)

○江田三郎君 第九条の十一の二というのに、「工業用水道に関すること」、こういう新しい号が入っているのですが、これはどうしてこういうものが新しく入ってきたのですか。
【次の発言】 今までも工業用水道のことはお取り扱いになっていたのじゃないのですか。新しい法律に基くかどうかは、それは別にして、実質的には工業用水道ということは通産省の方で扱っておられたのじゃないですか。
【次の発言】 そこで、新しくこういうものをお扱いになるということになると、工業用水道に関しての通産省の基本的な考え方を一ぺん教えていただきたいと思うのですが、たとえば工業用水道というものが独立してある場合もありましょう。たとえば井戸……

第24回国会 内閣委員会 第55号(1956/05/29、3期、日本社会党)

○江田三郎君 今の吉田さんの要求している汚職等の問題について防衛庁長官だけではほんとうにわれわれの納得する答弁がないから、総理を午後の委員会ヘ出てもらう、こういうことについて一つ休憩をされて、理事会を開いてもらいたい。

第24回国会 内閣委員会 第58号(1956/06/03、3期、日本社会党)

○江田三郎君 年月日とあて名は……。

第24回国会 農林水産委員会 第1号(1955/12/20、3期、日本社会党)

○江田三郎君 今の報告を聞いたのですが、本気でやっているのですか。何かばあっとした報告で何をやっているのか見当がつかぬ。たとえば試験研究についても総合試験地に千六百万円計上しているのだということだけは聞きましたけれども、そのほかのことについてはやるのだということだけで、やるなら一体どういうような研究内容で、どういうような予算要求をしているというようなことを、ここに一つだけ改良局の方からもらいましたが、これだけなんですか、もっと何をやっているのかはっきりわかるようにしてもらわんと、われわれの方もあれだけの決議文を出したのは冗談に出しているわけではないのですから。それから実態調査をやるといっても、……

第24回国会 農林水産委員会 第26号(1956/04/06、3期、日本社会党)

○江田三郎君 私はずっとおりませんで、質疑の内容等よくわからないのですが、ただ一つお伺いしたいと思うことは、一体この中央卸売市場というものは今まで常識的には魚、野菜などが取り扱われておるわけですが、肉というものについて中央卸売市場というものはこれは扱ってはならないのか、扱ってもいいのか、あるいはそういうものの扱いについては今後どういう考え方をしておるのか、その点だけちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 最初の話の中にありましたように、肉というものが蔬菜やそれから魚に比べて特殊な性格を持っており、流通機構が近代化されていないということはおっしゃる通り。近代化されていないからこそこれを急……

第24回国会 農林水産委員会 第28号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○江田三郎君 今のお話でわかりましたが、東和商事の方が間違ったやり方をしておる。ところがそれをどうするかということについては、大臣が病気中なので指揮を仰ぐことができないということなのであります。一体大臣でなければそういうことができないのですか。通産省には政務次官もおられれば、事務次官もおられるわけですが、こういうはっきりした問題は、大臣が寝ておられたらその指揮が仰げなくて処置がつかぬというのはちょっと私変に思うのでして、その点あるいは東和商事というものの背景に事務次官等では手のつけられないような何か背景でもあるというならば別ですけれども、そうでなかったらちょっと私は今の説明はふに落ちないと思い……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 大蔵委員会 第4号(1956/12/03、4期、日本社会党)

○江田三郎君 さっきから聞いておりましてね、下級たばこの原料が足らんということですが、それはふやすためにどういう対策をとっておられるのですか。
【次の発言】 総裁はいつも真摯な答えをしていただくのですがね。それで敬意を払っているのですが、ちょっとそこのところだけはあまり真摯じゃないですな。大体最近この下級たばこの売れ行きが増大しているというのは、ことしだけの問題じゃないのですから、今までもあなたの方は押えてこられたのです。だからして来年から増産計画を立てるというのじゃなしに、やるならもう今までに立てておらなければならぬ。それを今からやるというところをみると、結局あなたの方が、いろいろ指摘される……

第25回国会 大蔵委員会 第6号(1956/12/05、4期、日本社会党)

○江田三郎君 この案件につきましては、もうすでにいろいろ御質問があったと思いますが、私、はなはだ勝手でございましたが、ちょっと差しつかえて、前回の委員会に出ておりませんので、多少重複する点があるかもわかりませんが、お許しを得たいと思います。  そこでまずお伺いしたいのは、一体この法案というものは、二つの内容になっておるわけですが、一つは、冷害等による被害を受けた特定地域内の生産者に対する利子の問題であります。もう一つは、食管の買い入れ数量、売り渡し数量、その他の見込み違いに基く借入金の増加の問題、この二つの問題というものは、おおよそ性格が違うのでありまして、一体なぜこういうものを一つの法案とし……

第25回国会 大蔵委員会 第7号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○江田三郎君 ちょっと議事進行的な意味で申し上げたいのですが、棒君の方も何かまだずいぶん質問がこまかい点まであるようですけれども、総裁の方も病院へおいでになるということになると、これはどうも御老体をそんなに御迷惑をかけては基本的人権(笑声)ということの問題になりますから……。それで私もいろいろお聞きしたいのだが、ただ先ほどの事務当局の方の話を聞いておると、これは全く落第であって、農業の進歩に従ってりっぱな葉ができるのだと、良質の葉ができるのだということになれば、新生やバットなりというものはなくなるという結論になってくるわけなんです。その点今総裁の方が、税制調査会がどういうことを言おうと、そうい……

第25回国会 大蔵委員会 第8号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○江田三郎君 関連して。  今、野溝さんからお話がありましたがね。入間野さん、あなたの方は、百姓は満足している、野溝さんの力はそうではないというお話がありましたが、ここでちょっと念のために聞いておきますがね。一体日本の農作物の中で、これを農民の労働時間当りの収入で計算した場合には、たばこがどういう地位にあるかということをあなた御存じであるかどうか、それだけ私はお聞きしたい。というのは、野溝さんからもお話があったように、農民としては自分の余剰労力というもののはけ場がない。従ってどんなに安くてもそれに飛びつかなければならないという状況が多いわけであって、一体稲作では労働時間当りの収入が幾らになって……

第26回国会 大蔵委員会 第2号(1956/12/24、4期、日本社会党)

○江田三郎君 新内閣の方針をまず聞くわけにはいかんか。
【次の発言】 ちょっと、速記をとめて。

第26回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1957/09/11、4期、日本社会党)

○江田三郎君 まず、たばこの方からお尋ねいたしますが、この収納価格について価格審議会というものが置かれておるわけですが、こういう価格の審議会というものは、これは法律できちんときまっている分は、たとえば米価審議会その他あって、あるいは審議会の議を経て何々をしなければならぬとか、あるいはそれぞれ審議会によって多少性格が違っておるわけであります。ただこのたばこの方の審議会は、そういう法制化されたものではないと思うのですが、しかし一応あなた方がここへお出しになる国会提出資料の中にも答申案が出るほどですからして、載せられているほどでありますからして、相当尊重をなさっておると思うのですが、将来やはり私ども……

第26回国会 大蔵委員会 閉会後第3号(1957/09/12、4期、日本社会党)

○江田三郎君 大蔵大臣に一点だけお尋ねしたいのですが、この間の来年度の予算編成についての閣議決定を行われた、その新聞に発表されたものを見ますと、はっきりしているようでもあるが、しかしその後のいろいろなものを読んでみると、何かこうアクセントをどこに置くかということでどうでも解釈できるのだというような説もあったりして私どももどうつかんでいいのか理解に苦しむ点があるのであります。そこで私がお伺いしたいのは、ただ一点だけでして、三十二年度の予算に比べ歳出の実質的増加を厳に抑制する、こう書いてあることは、これは数字に翻訳すると一兆一千三百億円程度の予算だ、こう解釈してよろしいのですか。どうですか。その点……

第26回国会 大蔵委員会 閉会後第4号(1957/10/02、4期、日本社会党)

○江田三郎君 今の説明の中で、この付表第二ですね、三十一年度分方式別の生産費総括表というのは、これは平均値ですか。
【次の発言】 この際、この生産費は、内容がトータルかどうかということは別問題にして、一応こういう数字を出されておるのですが、企業利潤というものはどういう工合になっておりますか。
【次の発言】 普通の、企業が存続できるという場合には、必要な経費を払うだけでなしに、当然、資本主義社会における企業の平均利潤というか、一応の企業利潤というものを見なければ存続し得ないと、こう私たちは考えているのですが、そうするとそのバルク・ラインを設定する場合には、適正なる企業利潤を含んだものでいく方がい……

第26回国会 大蔵委員会 第11号(1957/03/12、4期、日本社会党)

○江田三郎君 この特定多目的ダム法案の方は、これは建設委員会の方で慎重審議をされると思いますが、われわれの方はこれに伴うところの特別会計の問題なんですが、しかし特別会計の問題を審議するにいたしましても、やはり基本法を抜きにしてはできないわけですから、そういう意味で若干質問したいのですが、まず第一は、この今の法案の要綱の説明を聞き、それからこの印刷されたものを見ても、農業用水という字は一つも出てこないわけです。これは出てこなくても当然そういうものを考えられるということになるのかもわかりませんが、従来こういうダムを建設する場合、維持管理に当りまして農業関係というものがややもすると軽く見られておった……

第26回国会 大蔵委員会 第36号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○江田三郎君 この法案の直接のことじゃないのですけれども、関連はあるわけでありますが、最近の輸出の状況というものについて、私はこの法案に関連して聞きたいと思っているのですが、これは委員長の方で別にそういうような機会を設けられるならそれでもよろしいが、その点どうお考えになっておりますか。なおそういうことをやっていただくなら、ただ輸出入の状況だけでなしに、この金利の改定の問題もありますし、金融情勢全体についても、情勢が相当変っておりますからして、この際やっぱりはっきりお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 簡単にこれは委員長の方でそういう三案を一括しても、ちょっと一ぺん理事会でも開いてもらっ……

第26回国会 大蔵委員会 第38号(1957/05/15、4期、日本社会党)

○江田三郎君 どうも参考人の方ごくろうさまでした。私は、今おっしゃったことなり関連する事項についてお尋ねをしてみたいのですが、まず農協中央会の更級さんの方へ先にお尋ねをしてみたいと思います。私がいまさら申すまでもなく、タバコ耕作というのはこれだけ独立をしてやっているわけではなくて、農業経営の一環として行われているわけです。従ってタバコ耕作者というものが、一方ではタバコ耕作の方の団体へ所属する、片方では、他の農業部面においては農業協同組合の組合員であるというようなことになっている。そこからいろいろ複雑な問題が出てくるわけですが、私は、その農業協同組合とタバコ耕作の団体との事業の競合関係ということ……

第26回国会 大蔵委員会 第39号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○江田三郎君 いずれあとから聞きますが、この臨時通貨法の一部改正に関連して、三月二十二日にミツマタ対策要綱という閣議決定があったわけですね。この閣議決定の内容についてはこの次に聞きますけれども、私はこの次の委員会にこの閣議決定のミツマタに関して農林大臣の出席をお願いしておきます。

第26回国会 大蔵委員会 第40号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○江田三郎君 ちょっと関連して。大蔵大臣は事業計画を知らぬというふうな――これはちょっとおかしいので、本年度予算で愛知用水の方へ回すべき金というものは相当大きなものでありまして、あの金が一般の土地改良資金等に与える影響もあるし、それから財政投融資の問題もあるし、相当大きなウェイトを持っているわけなので、大蔵大臣が全然それを見たこともないというのはどうですかね。
【次の発言】 今度世銀総裁が見えて、大臣と会談をやっておられましたが、その会談の中で、この長い懸案になっている愛知用水の問題についてはお触れにならなかったのですか。
【次の発言】 まあ、それでいいですが、あまり何も知らないというようなこ……

第26回国会 大蔵委員会 第41号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○江田三郎君 関連して。理財局の方の試算でいくと百円券が五億九千万枚が三億七千万枚に減る。その他の日銀券が四億五千五百万枚が、四十一年には二億六千二百万枚に減る、両方とも減っていくわけですね。それで、トータルにおいて六割くらいに三十二年度から四十一年度までに減っていくのですが、ところが作業係数で見ると七百四十四が六百五十五というふうに、わずかしか減らないのは、私はこの表を見ておって、どうしてもわからんので、今の平林君の質問にお答えのときに、このことをついでに答えて下さい。
【次の発言】 この三十二年三月二十一日の臨時通貨法の一部改正に関連するミツマタ対策要綱という閣議決定ですね、これに基いてち……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第13号(1957/10/29、4期、日本社会党)

○江田三郎君 今の長官の答弁でいくと、この生産期を避けなきゃならぬ、こういう答弁をしておられるのだが、先ほどの答弁でいくと、必ずしもそうではなくて、需給調整協議会全部の意見が一致すればいいのだ。しかし現にノリの生産期に入ってですよ、生産者側がいいと言うはずはないわけです。で、もし通商局の方で言われるように、一両日のうちにもこの問題が解決するかもわからぬという。楽観に過ぎるかもわからぬけれども、そういうことを考えているということを考えられるのは、私はひがみかもしれませんけれども、政府の方で、水産庁なり、通商局の方で、かりに生産者団体に圧力をかければ、こういうことはできると思うのです。圧力をかけな……

第27回国会 大蔵委員会 第4号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○江田三郎君 租税特別措置法の内容はせんだって来いろいろ質疑応答がなされ、私もそれを聞いておったのですが、率直に言って、これは最近のいわゆる外貨危機、こういうところに便乗した、きわめて慎重を欠いた法案ではないかという印象を受けるわけです。主税局長は主計局に長いことおられて、私どもも長いつき合いで、なかなか筋の通った骨のある人として、われわれも敬意を払ってきたわけなんですが、そのわれわれが今までつき合った主税局長の人柄から考えると、どうもこういうものに賛成されるはずはないのじゃないかというふうに思われるのですが、そういう便乗法案ではないかという私の印象が間違っておるなら、主税局長本来の人柄に立ち……

第28回国会 大蔵委員会 第3号(1958/02/13、4期、日本社会党)

○江田三郎君 大臣はきょう見えますか。
【次の発言】 そうすると、これはちょっと大臣に聞かんければならぬと思うんですけれども、事務当局に聞いてみたところで意味がないと思うんですが、ちょっと申し上げたいことは、第一にこの専売法の一部改正についてはもう委員の皆さんが御承知のように、前の国会で政府が出して、一ぺんも審議をしないで廃案になったわけです。その後本委員会に正規に懇談会、名前は懇談会ですけれども、各派の代表が参加されたいわば小委員会のようなものでして、そこできまったことは、当時の中心になられました杉山委員の方から本委員会へ正規に御報告をされて、議事録へも載っているわけです。その内容については……

第28回国会 農林水産委員会 第4号(1958/02/11、4期、日本社会党)

○江田三郎君 農林大臣に初めてなんですが、今まで就任されてから、いろいろの委員会で御見解を述べておられると思いますが、私初めてなものですから、ちょっと今までおっしゃっておられたことに重なるような点があるかもしれませんが、昨年農林省の方で白書をお出しになり、これはわれわれ非常に興味を持って拝見したわけです。それから、それに基いて基本政策を発表なさった。そこで、その白書なりあるいは基本政策で出されておる点、われわれも同感する点がありますし、また同感しない点もありますけれども、それがどのように予算化されるかということで、注目をしておったわけでありまして、この間、農林大臣の基本的な見解を伺ったわけです……

第28回国会 農林水産委員会 第6号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○江田三郎君 君さっきからなわ延びの問題は、これは慎重にやらなければならぬということをおっしゃったのですが、先ほどの答弁、それから今の答弁でも、作報の統計調査部の方の数字と税務署の反収の数字との違いというのは、一方は実測でやっているのだし、片一方は台帳面積でやっているのだから、違いがあるのだと、こういう説明なのですね、そうすると、これは明らかになわ延びというものが一般的にあるのだということを認めた議論になっているのですよ。しかし、なわ延びというものは、これは統計調査部の方にお聞きしたいのですが、どこにでもあるのですか。耕地整理をやった所もあるし、山の方の田がありますし、いろいろの田がありますね……

第28回国会 農林水産委員会 第7号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○江田三郎君 焼き鳥は加工品なんですか。
【次の発言】 そこで、いろいろの焼き鳥を売っていますね、あれを食ったらどうなるんですか。スズメの焼き鳥なら、これはまあ問題ないと思いますけれども、そのほかいろんな焼き鳥が出てくる。たとえば渡り鳥など、鳥屋の方ですが、あんなところに行くと、メジロのなんとかは、老人に非常な効力がある、こういって特にそればかり食わしておるところもあるし、そうでなくても、禁止されておるはずの焼き鳥が相当出ているんですが、こういうものを一体どう取り締られるのか、その点なんです。
【次の発言】 私は、食うことが悪いというのじゃないのですが、かすみ網なんかの問題、午前中に質問があっ……

第28回国会 農林水産委員会 第8号(1958/02/21、4期、日本社会党)

○江田三郎君 この前の委員会のときに、大臣にちょっと質問をしかけてそのままになっているわけですが、この前お尋ねしたのは、農林省の方で農業白書を出されて、それからそれに基くところの基本政策というものが発表された。そういうこの農林白書というようなものは、私は重大なものだと思うので、ただ無責任な作文ではないと思いますが、それを見ますというと、一番大きくクローズ・アップされるのは、農業の所得が低いという点、それで今度の、あなたがこの間農林水産行政についての基本的な考え方を当委員会においてお述べになりましたが、それを見ましても、一番初めに取り上げておられるのは、生産性を向上して、他産業と均衡のとれた所得……

第28回国会 農林水産委員会 第12号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○江田三郎君 整備促進というものがよくわからぬのです。何を一体整備するのか。局長の説明を聞いておると、ただ負債の話やそれから統合というようなことばかりが言われておるのだが、農業協同組合というものは、統合したり、負債ができなくなるようにしさえすれば、それで目的を達しているのかどうかということを、私よくわからぬからお聞きするわけです。なるほど統合はいいと思うんです。しかし、統合をして大きくなった農業協同組合というものは、どういう事業をやっていくのか。まあ普通に見ておるというと、統合して大きくはなりますけれども、結局やっている事業というものは、信用面なりあるいは流通面の仕事が強力になるというだけで、……


5期(1959/06/02〜)

第38回国会 農林水産委員会 第40号(1961/05/10、5期、日本社会党)

○江田三郎君 農業基本法の内容の質問をいたす前に、まず衆議院の段階における基本法の扱い方につきまして、総理のお考えを承りたいのでありますが、私があらためて申すまでもなく、農業基本法は、農業憲法、将来の日本の農業の長い進路を決定する重要な法案でありまして、私たちもあるいは民社党もそれぞれ農業基本法の提出をいたしておるわけでありまして、私たちはもとより私たちの案が一番いい、こう考えます。しかし、おのおのそれぞれ長所もあれば、欠陥もあるわけであります。そういう点については、百年の大計をきめるものだけに、十分な審議をしなければならぬ。特に基本法は、非常に抽象的なものでありますが、これが内容を十分究明し……



各種会議発言一覧

2期(1950/06/04〜)

第10回国会 経済安定・農林・建設連合委員会 第1号(1951/03/16、2期、日本社会党)

○江田三郎君 ちよつとその前に資料の提出をお願いしたいのですが、次回までに、この調査をされるための年次計画、いま一つはこの調査が狙つておると同じことを、例えば国土開発関係、或いは電源開発関係等で、相当いろいろな方面の調査費が予算に組まれておるわけですが、そういうようなたくさんの調査費の中で、この国土調査の狙わんとするところと関係のあるものが何々であるか、この二つの資料を次回に提出願いたい。

第10回国会 経済安定・農林・建設連合委員会 第2号(1951/03/22、2期、日本社会党)

○江田三郎君 今の赤木委員と政府の話を聞いておりますと、大変大事なところを言つておるのですが、どうも私はここで聞いておりまして、政府委員のほうが十分この法案を理解しておらないのではないかという気がするのでありまして、これはおざなりの御答弁でなしに具体的なお話を願いたいと思う。この国土調査は非常に重大なものでありまして、戰後いろいろな立法ができた中の最も大事な一つだと私は思うのでありますが、是非これは完成させなければならんと思うのですが、問題は金と時間との制約があるわけでありまして、今政務次官のおつしやいました総合開発の前提にこれが行くので、両方の十年の時間的な問題を赤木さんが衝いておられました……

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第2号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○江田三郎君 私は主として農林関係の立場から御質問したいのでありまして、それには勿論建設省の大臣は申すまでもございませんが、農林大臣なり農林省の農地局長の出席をお願いしておりましたが、農林大臣も農地局長も出席がないようでございまして、誰か代りの農林省のおかたが見えておるようでございますが、そういうおかたで満足の行く答弁がして頂ければよろしいが、それがないということになりますと、あとで若干保留するところがあるということをあらかじめ委員長にお願いいたします。
【次の発言】 そこで先ずその前に開発庁の長官にお尋ねいたしますが、この開発法というものは、増田さんが建設大臣としてのときに提案されたのだと思……

第12回国会 内閣・大蔵・農林連合委員会 第1号(1951/11/16、2期、日本社会党)

○江田三郎君 委員長に先にお伺いをいたしますが、お答えの如何によりましては、時間が、そう簡単には済まんと思いますが、そのときにはやはりその次の機会を与えられんことをお願いいたします。
【次の発言】 今飯島委員からお二人の大臣の青年らしいということで礼讃されたのでありますが、私はちよつと違うんでして、先ほどの七千九百六十一名という内容についても、根本農林大臣自体はこれは衆議院のほうで作つたんだから、おれのほうはわからんということを言われておる、そうしてあと追及されるというと、そうではなしに、政府のほうで出した案ならば責任を負うということを言われて、一体この七千九百六十一名の内容については、農林大……

第12回国会 内閣・農林・水産連合委員会 第1号(1951/11/15、2期、日本社会党)

○江田三郎君 一人ですから許したらどうですか。
【次の発言】 議事進行上……。もう一遍はつきりしておきたいのですが、長官のお答えは七千九百六十一名は配給に関係があるということ、その点間違いないのかどうか。そうなると、我我も審議をするのに考え直さなければならない問題が出て来ますから、はつきりして頂きたい。
【次の発言】 具体的にはそれはどういう業務をしている人々を言つているのですか。
【次の発言】 食糧管理の定員は六千八百八十二名です、現在。それが配給関係の仕事をやつておるわけです。七千九百といつたらこれを全部入れましても足らんのであります。何ぼそれは主管が農林大臣だと言つたつて七千九百からの大……

第13回国会 厚生・大蔵連合委員会 第4号(1952/07/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 ちよつと議事進行について。ちよつと私遅れて来たのですが、先ほどから木村委員のほうでいろいろ資料を要求しておられるわけですが、今の木村委員の言われたことも、ただ単に答弁だけでは済まんだろうと思うのですが、この問題を審議されるのには、当然厚生委員会のほうではそういうような資料を御覧になつて今日までやつておられるのじやないかと思いますが、我々のほうは全くそういうような資料を持たないのでして、少くとも今要求されるような点がはつきりしないと、これはなかなかちよつと簡単に意見がきまらないと思うので、そういう点、厚生委員会のほうで今日までそういう資料が出ておれば、それを委員長のほうで一つお配り……

第13回国会 厚生・大蔵連合委員会 第5号(1952/07/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 ちよつと今のに関連して二、三お伺したいのですが、厚生大臣の話を聞いていると、欲しいというところへ譲るのだと、一つも強制はしていないと、それから、昨日来のお話を聞いておりますというと、相当数とよく言われるのですが、相当数の地方から希望が出ておる。何か木村委員なり、或いはこれに質問している者が故意に妨害しているような印象を与えるような発言を盛んになさるのですが、私ちよつと大臣にお尋ねする前に委員長にお伺いしたいのは、この今国会で、この厚生委員会のほうへ国立病院の存置に関する請願、或いは移譲反対に関する請願というものがこれ又相当数出ておるわけでございまして、その中には自由党の議員の人の……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 建設・大蔵連合委員会 第1号(1953/07/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 さつきから大蔵大臣の答弁を聞いておりますと、木村委員なり小林委員から指摘されたように、この法案を文字通り解釈したものと相当違う。例えばこれにははつきりと鋪装その他の改築及び修繕と書いてあるけれども、大蔵大臣のは新設も入れてもらいたい、或いは地方負担のものまで入れてもらいたい、こういうことがありますし、税収入額に相当する金額というものを文字通り解釈されては困る、その点は運用よろしきを得なければならない、そういう点で、実際この通りは来年度の予算では執行できんということをはつきり言われておるわけですが、若しそうはつきり言われておつて、この法律案が通過した場合には、これは法を適当に運用す……

第19回国会 外務・農林連合委員会 第1号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 外務大臣に御質問いたしますが、この協定で入つて来る小麦、大麦の量というものは新聞で伝えられておるところで間違いないと思うのですが、正確には農産物の数量というのはどうなつておりますか。それからその値段というものはどうなつておりますか。
【次の発言】 値段が正確には最終的に決定はないとしても、大よその見通しというものがあるのじやないかと思うのですが、大体の見当もまだつかないわけでしようか。
【次の発言】 国際小麦協定による価格ということで、この際、取引につきましては、先方のほうで、どこにあるどの小麦というように指定をされるわけですか。普通の商取引と同じように、やはりこちらがこういうも……

第22回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/06/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 今の溝口委員からの質問に今経審長官がお答えになっていたのですが、これは愛知用水の公団法が別に出ておるわけなんです。で、大体公団法を出された以上は、政府としてはこれにどういうような金を使うかということは考えて出されていると思うんです。そのほかに今度の三十億の中で、新聞によりますと篠津地区等々にも金を回すということが出ているわけです。従ってそういうことに今後全部でどれだけの金が要るのか、そうしてその中で国が補助をするものがどういう工合になり、国内で調達するものがどうなり、それから外資に待つべきものがどのくらいになるんだということが一つはっきりしませんと……。私たちとしてはそうなるとい……

第22回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第2号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 この会期中に二回にわたりまして連合審査会の御迷惑をおかけしまして、委員長及び外務委員の皆さんにお礼を申し上げます。  私ども農林水産委員会の方でもこの法案につきましては重大な関心を持ちまして、今日まで二回委員会を開きましたが、政府の方から資料提出等が予定通り出て参りませんので、内容について今日まで十分の審議をいたしておりません。そのためにあるいは本日の委員会におきまして、直接農林行政と関係ある部分以外のこの会社の基本というようなものにつきましても、多少お尋ねすることを委員長の方でも御了承願いまして、御質疑したいと思います。  そこでまず第一にお尋ねしたいのは、第十条でこの会社の業……

第22回国会 内閣・農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○江田三郎君 私ども農林水産委員会の方におきまして、この定員法改正の中で農林水産関係を今までいろいろ検討をして参ったのでありますが、その検討の一つ結論的な問題について政府の方へお伺いしたいと思うのでして、問題はいろいろあるわけで、たとえば林野庁の問題、統計調査の問題、あるいはまた食糧庁の問題、まあ大きなところはその三つですが、その林野庁の問題なんかにつきましては、こちらの委員会の方へも陳情書でもつて出ておると思いますから、そういう問題については時間がございませんから、あまり触れないことにいたしまして、まず、私食糧庁の問題についてお尋ねしたいのですが、食糧庁の今度の定員の中で一番大きな変化は、横……

第22回国会 農林水産・商工委員会連合審査会 第1号(1955/07/19、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(江田三郎君) これより農林水産、商工委員会連合審査会を開会いたします。  前例によりまして私が連合審査会の委員長の職を務めさせていただきます。  それでは砂糖の価格安定及び輸入に関する臨時措置に関する法律案を議題といたします。  御質疑のおありの方は順次御発言を願いますが、なお本日の質疑は商工委員の方を優先的に取り扱いたいと存じますから、さよう御了承願います。
【次の発言】 お答えしますが、農林大臣、大蔵大臣も請求はいたしましたけれども出て来ておられません。出て来られるかどうかわかりません。
【次の発言】 ちょっと長官、その点は大事な点ですからはっきりしていただきたいのですが、厚生省……

第23回国会 地方行政・農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/12/14、3期、日本社会党)

○江田三郎君 今、重政委員の質問に自治庁次長の方から答えておられたのですが、その問題はもう少し御質問してみたいと思いますが、きのうの農林水産委員会で河野農林大臣が答えられた答弁によりますと、今度の公共事業費の中から持っていく金、これは今のお答えのように、どうしても使えない繰り越しの金がそのぐらい出るんだ、従って政府としては一律に公共事業費の何%を天引きするとか、あるいは特定の事業をこれを待てとか、そういうような指図をすることは、絶対にしないのだ、今やりかけている仕事はむしろ積極的にどんどんやってもらったらいいのだ、しかもなお予定しているところの八十八億ですか、それ以上の繰越額が出てくるんだ、そ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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