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秋山俊一郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

秋山俊一郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは秋山俊一郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。秋山俊一郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 水産委員会 閉会後第1号(1950/11/20、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 この積立状況の最近の実績は分りませんか。細かくは必要ありませんが。
【次の発言】 昨年の十二月に設定されましたものの中で、積立金の、あれは六ヶ月でございましたね。
【次の発言】 その六ヶ月も経過し、更に何ヶ月かを経過しても、尚且つ達成しないというものが相当ございますか。今以て達成しないというようなものがありますか。
【次の発言】 そういうふうに非常に悪いところもあるようでございますが、繋ぎ融資を返済して行く面はどうなんですか。
【次の発言】 状況はどうでございますか、大体返済額はやつて行けるかどうか、それもこのような状態に滯つておるかどうか。

第8回国会 水産委員会 第2号(1950/07/22、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今青山委員からの質問に対しまして、大臣からの御努力の御様子を承わりまして、非常に感謝いたしておるものであります。この以西底曳減船につきましては、すでに昨年この問題は大綱を決めて、その事務的の取扱いを当局ば進めておられたのでございまして、先に資源枯渇防止法が制定されましたために、その法律によつて減船さるべき漁船に対する補償が決定したのであります。その間の期間は比較的短いと存じますけれども、すでに減船という問題は早くから決定しておつたものであります。而して、本月から実行の段階に入りまして、八月三十日を以て、約八〇%の漁船が減船になる予定であるのであります。ところで、現在の漁業界の……

第8回国会 水産委員会 第3号(1950/07/26、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 水産庁長官に金融問題に関連してお尋ねしたいのであります。  現在金融の梗塞しておることはいろいろな條件が重なつておるのでありますけれども、生産者が生産物を各地に送荷した場合、荷受機関の不良と言いますか、余りにも荷受機関が多過ぎて競争したりなんかする関係上、機能が非常に弱つておりまして、従つて支払の面において非常に不都合を生じておる。これは私共最初統制を外しまして、各地に荷受機関の複数制を採るというような事態になつた場合に、非常に沢山の荷受機関ができたのでございます。当時において大して大きくもない市に十七、八、或いは二十といつたような荷受機関ができましたときに、将来いずれ行詰りが……

第8回国会 水産委員会 第4号(1950/07/28、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 羽幌と同じというのはどういう意味ですか。
【次の発言】 私共は現地は分りませんが、天売漁港とありますので、漁港とすれば水産庁の所管になる筈でありますけれども、現在修築工事をやつているのでございますか。拡張とありますことは現在修築工事を運輸省でやつておつて、それを拡張するという意味なんですか。運輸省でやる場合には漁港でなくて或いは避難港とか、その他の名前ではないかと思いますが、それはどういうふうになつておりますか。

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第2号(1950/07/31、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今お話を伺いましたが、見返資金の停止の場合につきまして、この見返資金が停止になりますことによつて、社会的に又経済的に非常なる大きなロスと申しますか、問題が起つて来ると思うのでありますが、こういう実情につきましては、政府当局から関係方面の方に十分説明して貰つているのであろうかどうかということをお尋ね申上げたいのですが、それから次に……。
【次の発言】 今のお話によりまして、関係方面が果して十分にこれを知つておつて、そういうふうな状態になつておるかどうかということが問題だと思います。そうすると、尚御説明がありましたら、伺つてから後に御質問申上げます。

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第2号(1950/08/02、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 電力の割当の問題についてでありますが、御承知の通り昨今中小企業が非常に……。
【次の発言】 先程の割当のことをこの際お伺いいたしたいのですが。
【次の発言】 只今御説明がございまして大体了承したのでありますけれども、その小口の割当につきまして五十キロ未満のもの、それから大口甲の分、五十キロ以上五百キロまでの分が、従来の産業の状態等が昨今変つて参りまして非常に使用量を減らしておる或いは少くなつておるという面がある一面において又超過して使つておる面がある、ここに前年同期の使用実績を基礎にするということに間違いが起つて来ると思うのですが、只今お話のように非常に昨年の同期と昨今と違つて……

第9回国会 水産委員会 第1号(1950/11/21、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 私遅れて参りまして初めからのことは知りませんが、ここに十二月十日と限定してあるのは、何かその間に根拠があるのでありますか。それからもう一つ、只今青山委員からもお話がありましたが、七分という言葉を出しますと何か妥協点がそのうちに含まれておる感もするのであつて、むしろ七分という字を出さないほうがいいのではないだろうか、私はそういうふうに考えます。それで千田委員からも先ほど市場法の制定、或いは改訂を見るまでというような御意見でありますが、私もこれは大変結構だと思います。併しそうなりますと、まだ市場法がいつ出るかということもはつきりしておりませんし、可なりそういう問題は取扱上難色が多分……

第9回国会 水産委員会 第2号(1950/11/24、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 先ほどから委員長からもお尋ねがありましたが、農林大臣から都長官に対しての勧告と申しますか、その文書はもうすでに出ておるのでありますか、長官にお尋ねしたいのであります。聞きますところによりますと、昨日からすでに東京都内では七分の手数料を徴收しておるということであります。それで昨日から取つておれば勿論今日も取つておるだろうと思いますが、そういつたような事態に対して、取つておればもう仕方がないというお考えでありますか。更に強く農林大臣の勧告を進めてこれを差止めるお考えでありますか。その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今の手数料の問題に対しては。

第9回国会 水産委員会 第6号(1950/12/07、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 漁区の問題につきましては、以西底曳業者が三年、四年に亙りまして、この漁区の拡張乃至は撤廃につきまして、心血を注いで今日まで運動を続けて参つたのでございます。最近の情勢は非常に好転しつつあるということを耳にいたしまして、業者はひとしくその朗報を非常な期待を以て待ち受けているのでございます。然るところ最近、極めて最近承わりますところによりますると、この漁区の問題は見込がないといつたような情報が伝わりまして、かなり確実な筋からの情報でございまして、今まで非常に張りつめた気持を以て幾多の困難と闘いつつ、この漁区緩和を待望いたしておりました以西底曳業者は、正に青天の霹靂のごとく、殆んど呆……

第9回国会 電力問題に関する特別委員会 第1号(1950/11/24、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今の動議に賛成いたします。

第9回国会 電力問題に関する特別委員会 第4号(1950/12/08、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 私意見がありますが……
【次の発言】 この電力量の割当に関する問題は、すでに三千キロワツト以下のものは配電会社に委すということになつているはずだと思つております。然るに我々利用者としてはこの陳情の趣旨と反対に、むしろ従来通り通産局でやつて頂くほうが全中であるというような、只今専門員からお話がありましたような意見が利用者に相当強いのであります。というのは過去には配電会社の取扱について非常に不満がある。これを全体的に割当を委せるということになると非常に不安があるので、これを委した場合に公平にやり得る措置を、政府は如何に講ずるかというような質問も出るわけであります。むしろこの請願の趣……

第10回国会 水産委員会 閉会後第1号(1951/06/16、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 私もこのさんまの取締改訂につきまして初めて伺うのでありまして、現状がどうなつているかということもくわしく存じませんが、先ずお聞きいたしたいのは、この七十トン以上或いは百トン以上といつたような漁船が現在どのくらいさんまとり漁業に従事しているか、恐らく大部分が棒受網であろうと思いますが、どれくらいの船数が操業しているか。それから七十トン以下におきましても、或いは五十トン、三十トン、二十トン、その未満といつたような各種の漁船があるだろうと思いますが、最も多く操業されている漁船はどれくらいのトン数であるかということを一応お伺いしたい。

第10回国会 水産委員会 第5号(1951/01/29、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今の懇請案は大変結構だと思いますが、大体この第三番目の漁区拡張に関する問題で、現在の区域を監視船の行動許可区域まで拡げてもらいたいということを謳つてございますが、これは我々の本当の願いは、撤廃してもらいたいというのが本旨なんです。従つてそれを願つてもできないだろうということもあるかも知れませんが、一応そのことを謳う必要はないだろうか、即ち資源は枯渇する状態にありますので、講和の際には、この線は撤廃されなければならんと思うが、焦眉の急に迫つておる現在においては、講和條約前にできるだけ速かにこれを拡張してもらいたい、こういつたように謳つたら如何なものだろうかと思います。というのは……

第10回国会 水産委員会 第6号(1951/02/01、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今監理官のお話を承わりまして、意を強くしておるものでありますが、御承知のように、もうしばしば理由については陳情もし、御承知と思いますが、水産物の輸送とか或いは貯蔵の面に、どうしてもなけりやならん魚塩でありまして、特に大衆に嗜好せられるいわゆる大衆魚類とでも申しますか、そういつたものは魚の原価が安い、そこに高い塩を使つて塩蔵するということになりますと、塩蔵魚が非常に高いものになり、これはまるで塩を買つているような恰好になるような感じもいたしますので、自然そういうものが塩蔵にならないで肥料に廻るといつたような面もしばしばございましたので、是非とも今日これらの貯蔵用或いは塩蔵用とし……

第10回国会 水産委員会 第10号(1951/02/14、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 この法案によりますと、補償限度について一〇%、二〇%という区別があるようですが、漁船を一〇%にした理由はどういう理由によるのですか。
【次の発言】 成るほど漁船に対しては漁船保険の制度がありますが、併し漁船保険というものは、漁船のすべてが網羅されていないと思います。そうした場合にただ一部の船が保険制度があるから、他の船も一〇形しかやらないということは手落はでないか。又保険制度がありましても、これは結局ただで現金を拂うわけではないのでありまして、保険を掛けてない船も相当ある、と思いますので、ここに区別をすることは如何かと思うのですが、区別しなければ工合が惑う、ございましようか

第10回国会 水産委員会 第11号(1951/02/16、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 私も只今の補償金に対する税金の問題は意外に感ずる次第であります。陳情者のお話のごとく、旧来生業の根拠としてやつて来たものを一応取上げられるということに対する補償でありまして、いわゆる損害賠償に値するようなものであります。これが今回の漁業法の改正に伴つて現われて来た問題ではありますけれども、そのほかに幾多のかような補償制度は今後においても補償の事実は起つて来る、と思います。すでに近き過去においてそういう実例もございますが、それらのものがことごとく税金を課せられるということになりますと、結果としては補償にならない事態を惹起すのでありまして、まるで漁業者を騙したような仙かつこうになる……

第10回国会 水産委員会 第13号(1951/02/21、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今私も松浦委員のお話を聞いて非常に驚いているわけでありますが、三日血の当委員会におきまして、私が水産庁の御当局に、どうも東支那海方面における中共の漁船の行動が大分激しい状態になつて来て、日本の漁船も非常な脅威を受けつつあるかのごとき新聞記事が出ておつて私ども心配しておるわけなんです。その問題について何か情報がなかつたかということを私はお尋ねしたときに、何らの情報もない、知らないというお話でありました。その後に今お話のような事件も起つておるわけでありまして、水産庁といたしましてこの問題について、或いは今回の拿捕問題等について何らか情報が八つておりますかどうか、若しそういう情報が……

第10回国会 水産委員会 第17号(1951/03/19、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 まだこれは私はよく読んでないから、質問ができないのですが、概括的に今までのお話を伺つた点などからいいますと、五トン未満とか、或いは十トン未満ぐらいの船は、大体船主が乗つて仕事をして来ておりまして、これは漁船の資格或いは履歴といつたところで、誰が履歴を証明するか、殊に人に雇われている以上は、雇主が証明することがあるが、自分で船を造つて乗つていた者に対しては、その資格証明もなかなかむずかしい。又それらの人々が試験を受ける、学術、試験だの筆記試験だのと言つたら、とても一年や二年やつて見たつてできはしない。そうなると結局その人は漁をやめてしまうということになる。本当の漁業は、これは漁を……

第10回国会 水産委員会 第18号(1951/03/20、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 今回提出されておりますこの船舶職員法のうち従来なかつたところの二十トン未満五トン以下の漁船船員に対しても試験を行なつて、船舶職員の資格を与えるというふうなことになつておるようでありますが、実は私もこの法案を昨日初めて拝見いたしまして、あらかたの説明を伺つたんでございますが、御承知のように、五トン以上二十トン未満の漁船で漁業をやつておる連中は、船の運航が商売じやなくて、漁をするのが商売である、従つて勿論漁をするためには船を動かさなければ漁はできないから、船を動かす技術も勿論具えてはおりますが、何ら勉強して、草間的に勉強してやつたような連中ではなく、実地の経験から魚を取るための必要……

第10回国会 水産委員会 第19号(1951/03/23、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 漁船法の一部を改正する法律案につきまして、発議者秋山俊一郎、木下辰雄、青山正一、千田正、この五名の発議になつておりますが、私が便宜上説明を申上げます。  漁船法は、第七回国会において成立し、昭和二十五年五月十三日法律第百七十八号を以て公布、同年八月十二日施行になりましたが、その後の運用の実績に徴しまして所要の改正を施そうとするものであります。先ず第一点は、漁船の建造等の工事完成後に認定を行うことにいたしたことであります。現行法によりますと、漁船の建造及び改造の許可には漁業種類、総トン数その他各種の許可の要件が条件となりますが、既往の経験によりますと必ずしもでき上つた漁船がこれら……

第10回国会 水産委員会 第20号(1951/03/26、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 内容についてちよつとお尋ねいたしたいのですが、六十六条の二の第三項「主務大臣が定める海域において、総トン数十五トン以上で」云々とありますが、これはどういう場合になりますか。実際にこういうのはどういう場合を言うのですか、小型船の……。
【次の発言】 そういたしますと、この三項は海区を主務大臣が特に指定するということにすると、そうしてその海区に対する底曳漁船のトン数というものの限度をきめる、こういう二つの条項をこれに規定するわけですか、別途に……。
【次の発言】 この漁業法の改正の六十六条の二の第三が、こういうふうなものができて来たのですが、只今提案しておりまする漁船法との関係、こ……

第10回国会 水産委員会 第22号(1951/03/29、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 第六十六条の二の規定を削除します理由をもう少し詳しくお願いしたい。
【次の発言】 それでは今回の改正はこの小型漁船のこれに含まれております整理という問題につきましては、必要である、併しながらその整理をするため予算の裏付並びに措置の準備が整つておらぬようであるから暫く延期する、こういうふうに承知してよろしうございますか。
【次の発言】 水産庁長官にお尋ねします。今議員提出によります漁業法の一部を改正する法律案のうちで、六十六条の二の問題が出ておりますが、これに対して水産庁といたしましてはどういうふうに考えておられるか。
【次の発言】 もう一度第六十六条の小型漁船のことについて伺い……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第2号(1951/06/14、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 九州電力のかたにお伺いいたしますが、この昨日から頂いている表によりますと、石炭の単価におきまして、中国の単価と比較しまして九州が高くなつておりますが、その原因はどういうところにありますか。
【次の発言】 次に一昨年来再編成の問題がいろいろ論議されておりました当時、九州配電の佐藤社長が九州においては低品位の石炭を相当に焚く、従つてコストの安い電気が送られるから、再編成によつてそうコストの値上りはしないというふうなお話がございましたが、只今の何によりますと、中国では宇部炭を焚いてそれがために九州よりも安い。それで九州ではその低品位炭をどれくらいに織込んでやつておられるか、それによつ……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第4号(1951/02/16、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 先ほど吉田さんからでありましたか、九州の電力事情につきまして、特に電力料の問題についてお尋ねがありましたが、委員長がお見えになりましたので重ねてお伺いしたいと思います。御承知のように九州の電力事情は火力を主体としておりますために、電源コストが相当高くなつております。電力料が相当高くなつております。この再編成の問題が論議されます際にこの問題が非常に大きく取上げられております。九州の産業に非常に影響を及ぼすということで需用者といたしまして竜非常に心配をし、非常に大きな問題として取上げられまして、陳情もいたしておつた次第でありますが、この問題の調整につきましては、水火力調整金を以てそ……

第11回国会 水産委員会 第1号(1951/08/16、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 九月の三日から何日間ですか。

第11回国会 水産委員会 閉会後第1号(1951/08/29、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 もう一遍言つて下さい。
【次の発言】 補正予算は資料がないのでちよつと頭に入つていないのですがね。
【次の発言】 只今の委員長の御質問になつております点ですが、この点は例の船舶職員法が改正になつた間に当然やらなければならん問題でありますけれども、今お話のように非常に予算をとることが困難である。併しながら今後まだ半年近くあるのでありますから、その間に実情に応じてどうしてもやらなければならんところも大分あると思います。そういうものに対しては来年度において当然とれる予算だだとするならば、個々に何かあとから補給してやるから先やれというようなことで実質的にはやつて行くという方法はないです……

第11回国会 水産委員会 閉会後第2号(1951/09/06、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 一応これで委員会を閉じまして、あとは懇談会にして、御意見があつたら懇談して見たらどうですか。
【次の発言】 建造は……。
【次の発言】 その上の四十九は三千四百幾らですか。
【次の発言】 これは傭船と新船とあるわけですか。
【次の発言】 五十トンですか。
【次の発言】 五十トンで、二百馬力ですか。
【次の発言】 五十七の漁船保険特別会計へ繰入の三千万円というのは、ここに頂きましたさつきの説明の中にあつたあの三千万円ですか。
【次の発言】 そうすると、ここに一番下にある特としてあるやつは、これは五千三百六十万円というのは認められないのですか。

第11回国会 水産委員会 閉会後第3号(1951/09/27、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今の西村条約局長の話によりますと、まだ諸外国との漁業協定と言いますか、協約というものが何ら緒についていないというようなお話でございますが、私ども新聞で承わりますと、日本とアメリカ、カナダの三国に対する漁業協定が十月頃に締結されるのではないかということも新聞などで承わるのでありますが、そういう問題も今お話のように何ら緒についておらないのでありますか。又そういう問題に対する外務省とそれから水産庁、この中枢関係の当局は如何ようにこの問題を取扱つておられますか、承わりたいと思います。
【次の発言】 水産庁のほうでは別に御用意はありませんか。

第11回国会 水産委員会 閉会後第4号(1951/10/04、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 機構改正の問題は、現在のところ水産庁の地方に出ております駐在員等がありますが、どの程度まで整理されそうでありますか、どういうものが俎上に上つておるかということをお伺いしたい。
【次の発言】 研究機関のごときものは地方にはありませんか。
【次の発言】 そういう人員の整理だけであつて、機構そのものがなくなるということはございませんか。
【次の発言】 元来水産関係は昔から非常に弱く水産局の時代から水産庁に移りましても、殆んど先に伸びることなく漸やく伸びかかろうとすると縮められるというようなみじめな状態にありまして、行政事務を扱つておる水産庁はもとより、学校教育の問題につきましても、或……

第11回国会 水産委員会 閉会後第5号(1951/10/09、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今のお話しによりますと、三陸方面の「さんま」が非常に盛漁期に入つてとれ出して、その方面の配車に御苦労なさつたように受取りましたが、勿論時期的に「さんま」をとることは結構でございます。又これもできるだけそういうふうにしなければならないのでありますが、同時に全国的に魚が止まるのでなくて、とれる所で相変らずとれている、私の伺いたいのは、現在九州方面が丁度秋の漁に入りまして、「いわし」にしても、「さば」にしましても、或いは底引トロールのものが毎日おびただしいものが上つておりますが、これらの輸送を三陸に輸送を吸い上げられたために、非常に輸送上困つておる、従つて魚の値はだんだん下つている……

第12回国会 水産委員会 第1号(1951/10/13、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 水産御当局にお尋ねするのは筋がちよつと違つておるかも知れませんが、おわかりでしたならば、お答え願いたいと思います。現在日本に輸入されて使われております重油の量でありますね、これは水産用だけでなく、船舶用或いは陸上用その他でどれだけのものが使用されておるのであるか、年々増加しておることで、他に民貿等が許されました関係等で、かなり量は殖えておるのではないかと思います。その現状と、そうしてそのうちから漁業のほうに廻つておる油がどれくらい二十六年度の現在までと、二十五年度はどれくらいになつておるか。若し全般的のものがわかるならば、それも一緒にお願いいたします。概数でよろしうございます。

第12回国会 水産委員会 第2号(1951/10/18、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今最近の本問題に対する経過について承わりましたが、丁度今日は安定本部及び物価庁からもお見えになつておりますので、只今の経過も極く最近のものであるようでありますが、安定本部及び物価庁においては、これについて勿論政府が決定したものであならば別に異議のあるはずはないと思いますが、如何ようにお取扱いになつておりますか、伺いたいと思います。
【次の発言】 安定本部のほうの御意見は変つたことはないのでありますか。
【次の発言】 只今それぞれ経過並びに今後の見通しについてお話を承わりました。我々としても非常に喜んでおるわけであります。ここに、この表にございますように大体水産に対する割当と需……

第12回国会 水産委員会 第3号(1951/11/07、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 打切るということはどういうことですか。
【次の発言】 今日は外務省から誰か見えておられますか。

第12回国会 水産委員会 第6号(1951/11/16、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 私ども統制撤廃になるものと思つて実は安心をしておつたわけでありますが、最近の情勢ではそれがストツプされた。併しながら来春四月頃には早晩撤廃になるという期待は持つておるし、又その可能性もあると想像しております。そうしますと今後の三月一ぱいまでの油についての問題になることは、今同僚委員から頻りに話があつた通りでありまして、その間何とか値上げをせずにつなぐことができないか、そうすればここに強いて無理も行かないと思いますが、仮に運輸業者にしましたところで、値段の上ることを喜ぶはずはないと思います。ただ油が少くなるということによつて困るのであつて、値上げはしてもらいたくないと考えておられ……

第12回国会 水産委員会 第7号(1951/11/20、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 私は本法律案に対して賛成をするものでありますが、ただ特に要望したい点があります。それは附則の第三項におきまして、前回の委員会において私が質問をいたしましたそれぞれの点が今後非常に疑問を生ずる。この文面だけでは非常に疑問を生ずる虞れのある問題でありまして、特にこの最初に挙げてあります主務大臣が定める海域において、とある問題は、特に非常に意味が広汎でありまして、解釈によつては如何ようにも解釈されるのであります。特にこの本文の中にもありますことでありまして、非常に将來この取扱は慎重を要する問題でありますので、過般政府当局より御説明のありました点を特にはつきりする何らかの方法を講じてお……

第12回国会 水産委員会 第8号(1951/11/21、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 今問題になつておるのは北太平洋ということですが、太平洋の真中にある島、例えばウエーキ島とかああいつたものは現在そばまで行つていますね。ああいう所も含んでの話になりますか。
【次の発言】 それからこれは今後置かれるであろう信託統治の日本の旧領土ですね。例えば小笠原とか或いは沖縄とかいつたようなものに対する問題はどうなるのですか。
【次の発言】 この問題はこの間平和条約でも非常に論議せられたわけであります。日本はこれらの南西諸島及び小笠原島、ああいう島の主権を放棄していない、從つて主権は日本にあるということをダレス氏もアメリカでも言つておる。ただそれがいわゆる潜在主権として、立法、……

第12回国会 水産委員会 第10号(1951/11/24、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 この水産資源保護法というものは、非常にまあ水産法規としては広汎なものですが、これと現在の漁業法との関係はどういうことになるか、大体の面は漁業法に語つてあるはずなんですが、それをこれに取入れて、漁業法の一部だけの改正のような点がおしまいに加わつておりましたが、これで漁業法のとは全然分離するような恰好になるのでしようか、提案者にお尋ねいたします。
【次の発言】 何条ですか。
【次の発言】 つい二、三日前に改正を議決しました六十六条の二というやつがありますね、小型底びきその他のあれは、これとの関係は、これに入つてもいいのじやないかと思うのですが、どうなんですか。

第12回国会 水産委員会 第11号(1951/11/27、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 それは從業者ですか、業者ですか。
【次の発言】 この法律案を見ますというと、今まで自由に仕事をしておつたものを、いろいろな面において拘束して行くような感じを受けるのですが、先ほどの提案理由のうちにもあります重要な輸出産業であるということはよくわかりますけれども、この事業についてこんなに目標を定めて、その一分珠を幾らだとか、二分五厘の珠を幾ら生産するといつたようなことまで指図をしなければならないものでしようか。それはどういう理由から出で來ているものですか。もう少しフリーにこの仕事をやらせるということについては……少し私は行き過ぎているという感じがしますが、どうですか。

第12回国会 水産委員会 第12号(1951/11/28、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 逐条審議において御質問申上げてもいいかと思いますが、真珠研究所というものは、ここに書かれてあるような事項を研究するのでありましようが、これは三重県に事務所を置きまして、そうして「所要の地に真珠研究所の支所を設けることができる。」というふうにありますが、これはどういうふうに考えておられますか。支所を何ヵ所くらいどの辺に設けるかということ。
【次の発言】 この第二条の「真珠を加工し、」というのがありますが、まあ真珠の加工にはいろいろネツクレースにしたり、又指輪にしたり、帶留にしたり、頭飾りにしたり、いわゆる裝身具としていろいろな加工をするのでありますが、そういう加工をしている者も真……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第13号(1951/11/08、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 私も、この第九條の漁業の問題について農林大臣にお尋ねをいたしたいと思つておりましたが、水産当局がまだお見えにならないようでありますので、外務当局においてお答えのできる限りをお伺いいたしたいと思います。先ほど来、公海漁業につきましては、いろいろと質疑が交されたのでありますが、只今日米加三国の漁業協定の話合いが進んでおる最中であります。更に只今の御質問に対しましてその他の国からは今のところ協定の申込はないということでありますが、この二月に吉田首相からダレス特使に送りました書面のうちにも、この漁業協定というものは、日本が完全なる主権を回復した後において、十分に、速かに締結する用意があ……

第13回国会 建設委員会 第14号(1952/03/13、2期、自由党)

○委員外議員(秋山俊一郎君) この米海軍火薬庫地帯として接収されることになつております問題は、長崎県東彼杵郡江上村の地区でございます。江上村長竹内繁三郎ほか一名からの請願でございますが、今次の占領軍の火薬庫地帶といたしまして、米軍から使用又は使用予定地にされております江上村の安久ノ浦、牛ノ浦両地区の約六十万坪ばかりに当る地域でございまして、この地域は元日本の海軍が買上げまして使用しておつたものでありますが、終戦後二十二、三年頃からこれを逐次農地として払下げまして、そうして土地の人々がそれぞれ払下を受けまして、個人所有になつておるものであります。昨年の五月中旬頃に突如といたしまして特別調達庁の係……

第13回国会 水産委員会 第2号(1951/12/14、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 ちよつとお尋ねしますが、この中共関係の拿捕船が、五月二十七日以降は一時拿捕船がなくなつて、講和條約の直後の九月八日から再び多くなつて来たということを見ますと、如何にも講和條約に非常に関係があるように感じますが、果してそういうふうな見方をしておられますか。大体底びき関係は六月頃から休漁期に毎年入るのです。そうして九月の初めに、本格的に九月の末項から一斉に出漁するわけですが、そういう関係で六月以降九月頃までは船が出ておらないから拿捕船が少いというふうに感ぜられますが、その点水産庁はどういうふうに見ておられますか。

第13回国会 水産委員会 第3号(1951/12/15、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 今の御説明によりまして、資金源の問題が一部決定をしたようでありますけれども、漁船においてみますというと、少くとも十億円という復旧資金を必要とするものに対しまして、本当に役立つと思われるものは農林債券の補給金によるところの五億円じやないかと思います。先ほどのお話にもありましたように、国庫金の預託というものは僅か九十日しかないということになりますと、恐らく実情にはこれは副わない。仮に九十日を以て融資を受けるにしても、これを返還するところの目安は五億円しかないということになりますと、三分の一程度である。而もこの五億円というものはなかなかそうスムースには行かないのじやないかと思いますの……

第13回国会 水産委員会 第4号(1952/01/25、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 法律案を出して御説明になりましたマッカーサー・ラインの問題でありますが、この問題はもう数年間これが設定されましてからの問題でありまして、これが緩和乃至は撤廃を業者は絶えず叫び猛烈に運動をいたしましたが、今日まで多少の緩和はありましたけれども、ここ三、四年間何らの変化がないのであります。そこで講和の時期も批准も迫りまして、講和発効の時期も間近になつた今日におきまして、業者といたしましては当然講和発効後においては消滅するのでありましようけれども、それ以前においてこれが撤廃を是非とも実現してもらいたいという切なる要望が昨年の夏頃より起つておつたのでありますが、それにつきまして、こうい……

第13回国会 水産委員会 第5号(1952/01/28、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 問題が問題でありますので、ちよつと速記をとめて頂いたほうがいいかと思います。

第13回国会 水産委員会 第6号(1952/01/30、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 協同組合をもう一名くらい……。
【次の発言】 たくさん……。
【次の発言】 このマ・ラインの解除を前にしまして、以西底曳関係の業者の神経は相当に尖つているのでありますが、昨年来多数の漁船漁民が中共に拿捕されておりまして、そのうち抑留者が百五十何名でございましたか先般送還されて帰つたようであります。暫く中国における漁業に対する取扱その他について消息がわかりませんでおりましたが、これらの漁業者は相当長期間向うに滞在しておつたはずでありますので、この際帰還船員の五、六名のものを証人として本委員会に喚問しまして諸般の事情をよく聴取し、かたがた懇談会等において隔意ない意見の交換等をしたら……

第13回国会 水産委員会 第7号(1952/02/08、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今議題になりました拿捕船の船員帰還につきまして、証人喚問の議を一月三十日にこの委員会で決定いたしたのであります。そうして十一日に喚問するということになつたのでございますが、船員が帰つて来た状況その他についてなお研究もし、いろいろ考えねばならんような点もあるかに聞きまするので、いま暫らく十一日の喚問を見合せまして、他日に讓るほうがよくはないかと、かように考えます。私が提案いたしたのでありますが、そういう実情もありますので、十一日の喚問は暫らく延期ということにいたしたいと存じますが、お諮りを願いたいと思います。

第13回国会 水産委員会 第9号(1952/02/13、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今千田委員からお尋ねになりました不法拿捕船の問題でありますが、この問題はしばしば繰返されておりますけれども、遺憾ながらますます襲撃拿捕の状態は熾烈に相成りまして、すでに百二十余隻のものが支那黄海において拿捕撃沈或いは襲撃を受けて、而も抑留された船員が八百名を超えているのであります。現在未帰還の船が六十九艘、未帰還の船員が三百五十一名ということに相成つておりますが、更に一昨昨日二月十日に支那黄海において長崎県根拠の船が十四隻というものが襲撃を受けている。そのうち五隻は多分拿捕されたであろう。そうして又四隻が不明である。或いは又その他逃げた形跡もあるが、まだ帰つて来ないといつたよ……

第13回国会 水産委員会 第10号(1952/02/15、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 堀口証人にお尋ねいたしたいと思います。この日本の真珠が戦前においては七〇%がヨーロツパに輸出されておつた。戦後においては、その七〇%はアメリカに向けられておるということを先ほどお述べになられたようでしたが、戦前一番真珠の世界中に出廻つたという、いわゆるペルシヤ湾の真珠が相当出ておつた時代と、そうして日本の養殖真珠というものを合せた、いわゆる世界市場における真珠の生産というものは、当時どれくらいあつたものかということが、若しおわかりであるならば、それを伺いたいと思います。それから、現在の真珠の日本の生産量はたしか一千貫程度生産されるということを伺つておりますが、現在の真珠の価格は……

第13回国会 水産委員会 第11号(1952/02/18、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今の御説明の中に第四条の、二そうびき小型機船底びき網漁業を許すのは福島県の一部の海域と思いますが、これはどういう方面であるか、そうして又どういう事情で、どの程度の二そうびきのものであるか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この「しらうを」と  「こうなご」の漁獲について二そうびきを使つておるということですが、これは相馬海区だけでありますか、その他のこういつたような例が起つた場合にはそれは許すのですか。
【次の発言】 それは「しらうを」及び「こうなご」に限るわけでありますか魚種は……。そうでなしに二そうびきというものに対しても考えられるのでありますか、その点をもう一度御……

第13回国会 水産委員会 第14号(1952/02/25、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 この算定式の説明をお願いいたします。
【次の発言】 そうしますと、この四割二分というものは、その年の業者の利益というふうに見ておるのでございますか。所得経費を差引いたものであつて、利益とまではならない程度のものでしようか。
【次の発言】 一九%というのは何ですか。
【次の発言】 次に先般来しばしば演習地域が設定せられましたについて業者から変更なり、或いは中止取やめといつたような陳情がしばしばあつたように思いますが、それはその後どういうふうに解決したものでありますか。業者の意向を取入れたものもあるやに聞いておりますし、その辺の全国に互つての演習区域の実態がどういうふうに落ちついて……

第13回国会 水産委員会 第16号(1952/03/03、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 これは水産庁の所管ではございませんが、例の石油の問題でありますが、これは一年間関税の賦課を見合わせまして今日に至つているのでございますが、その間統制を撤廃するという問題が頻りに伝えられて四月頃撤廃するのじやないかというような感じを持つておつたのでありますか、その後統制撤廃の問題はどういうふうになつておりますか、若し水産庁でおわかりでしたら御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 私は丁度水産常任委員会のある日であつたと思います。正午に近くなつて、委員会を開くから……、正午を過ぎておりました。委員会じやない、議員連盟の会議を開くから出席してくれという話がございました。私はもとも……

第13回国会 水産委員会 第17号(1952/03/10、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今提案者の御説明のこの「等」という問題ですが、これはこの条文が「等」という字がないのでありますが、「等」という字が落ちておりますのは、どういうわけでありましようか。
【次の発言】 この点はこの法案のかなり重要な面だと思います。従つて今提案者の御説明のような御意思であるならば、この法文の中に「等」という字を入れる必要があると私は考えますが、如何でしようか。
【次の発言】 そうであれば、今御説明の「等」という字を入れて考えることはできないのであります。もう一つは詳しく申上げますならば、私はこの法案の漁具という問題、このここに漁具と限定してありますが、今御説明によりまして、漁具であ……

第13回国会 水産委員会 第18号(1952/03/12、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 農林政務次官にお尋ねいたしたい。この法案は御承知のように我が日本の本当の特産である真珠を、将来健全に面も立派なものを輸出して日本の経済に寄與しようとする狙いを持つて立案されたものでありまして、各條に掲げられてあります通り、生産についての計画性を持たせるということが狙いの一つなのであります。従いまして農林大臣はこの計画を遂行するために各真珠業者からその事業についての毎年の事業計画をとるということに相成りまして、その事業計画に基いて或いは助言をし勧告をするというような形になつております。この勧告したものに対しては、必要と認める場合は農林大臣は事業に要する資金の、あつ旋をするという條……

第13回国会 水産委員会 第19号(1952/03/14、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 前委員会においても質問をいたしまして水産当局の浜田課長から、協同組合の斡旋する……斡旋すると言いますか、仲介によつてこの資金を借入れる場合に利鞘をとることはいけないが、事務費をとることは差支えないという御答弁がありましたが、これは結果におきまして利鞘をとるのと変らない。若し金額の少い場合には或いは利鞘以上のものをとるような恰好になりまして、一割一分というものを上廻る結果が必ず出て来ると思うのであります。この融資の問題は非常な異常な災害によつて業者が大きな損害をこうむつて、立上りのできないというものを救済する意味においてこの法案が成立しようとしておるのでありますので、さような協同……

第13回国会 水産委員会 第21号(1952/03/26、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今の問題につきまして水産庁当局にお伺いいたしますが、今委員長からお話の出ました水産資源保護法というものは過般制定せられておるわけでありますが、これについては政令を以て各種の細目を規定することになつておるはずであります。この法案が衆参両院を通過せんとする際におきまして、通産省方面からの強い意見が出まして法文の一部をやむを得ず修正した事実もあるのでありますが、同時にかような水質を汚濁するところの事実につきましては、水産庁が処置するときに限らず、通産省が処置する場合にもお互いに会議をしなければならないはずなのでありますが、その点通産省から農林当局或いは水産庁当局に会議するような制度……

第13回国会 水産委員会 第22号(1952/03/27、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 先ほどちよつと委員長からもお話がありました税の問題ですね、これに課される再評価税の六%というのは、まだ租税特別措置法は改正になつていないのでございましようか。提案されておりますかね。まだきまつておらないですね。
【次の発言】 私の聞き間違いかわかりませんが、この失業問題については曾つて松浦委員から御質問のあつた際に、大体乗組員は自家労働者であつて雇用者が余りないからというお答えがあつたかに私は記憶しておるのです。記憶違いかも知れません。ところが今伺いますというと、予算は出したが大蔵省で通さなかつたというお話でありますが、大体どのくらいのこの失業に対する予算の要求をなさつたのであ……

第13回国会 水産委員会 第23号(1952/03/28、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 噴火湾は入つてないですね。
【次の発言】 私の希望するところも松浦委員と同じことでございますが、私はもう一つ、小型底曳を整理しなければならんということになりましたことは、戦時中に無統制、無秩序になつておつた水産行政と言いますか、そういうものを、締め直す、そうしてむやみに増加しておつた違反船をここで整理して行く。そうして資源の培養保護を図ろうというのがこの法律の趣旨でございますが、往々にしてその整理の対象の数字から漏れるものがあるのであります。大きなものでありますと、そうでもありませんが、あちらこちらに点々と行われているこの無許可の漁船は、本来許可なしにやつているので、現在であつ……

第13回国会 水産委員会 第24号(1952/03/31、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 この機会でありますから長官にお尋ねしたいのですが、先般御出席のときお尋ねした際に、これは日韓漁業の問題ですが、まだ打開に至らないというお話でしたので、この問題は日本の水産の立場から言いますと非常に重大な問題である。これのうまく調整ができるかどうかということによつて、非常に大きな影響を受ける問題であると思いましたので、私ども非常な関心を持つておるわけです。この両国間の協定につきましては目下進行中だろうと思いますけれども、曾つての日米加三国協定の際には、始終当委員会にも情況の報告がございまして、ともどもにそれに対する意見を述べて、当事者を鞭撻し、或いは協議を重ねて参つたのであります……

第13回国会 水産委員会 第27号(1952/04/16、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 御調査になつた結果は今お伺いしたのでありますが、ここに前渡金を各社ともたくさんになつている。これは先ほどお話のように統制時代の荷引競争がここに来ておるのでありますが、大体戰後関係筋からの強い話があつた結果ではないかと思いますが、従来こういう公正取引委員会のごときものはなかつたのができた、或いは独禁法ができたといつたようなことで、これらの仕事を非常に拡めて多数の者が競争して販売、集荷をするという建前になつたのであります。私どもは実は生産をしておつたものでありますが、当時においてさように範囲を拡げるならば必ずこういうふうな前渡金の引かかりができて来る、或いは仲買人に対する引かかりが……

第13回国会 水産委員会 第28号(1952/04/18、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 先ほど委員長からお話がありましたように、先月委員長と共に小田原の漁港修築の状況を拜見いたしました。只今地方のかたがたからお述べになりましたように、丁度私ども参りました際に、この防波堤と申しますか港の入口の向きについて非常に地元の人たちが心配をしておられたのであります。それは只今お述べになつたと同じ理由であり同じ事柄なのであります。私どもはいきなりあそこに参りまして、経験を持つたものでもありませんしただお話を聞いて判断するはかなかつたのでありますが、この港の修築、そのもとの計画をされました鮫島博士はその道の権威者でありまして、かような港を初めて造るわけでも勿論ありませんし、長年の……

第13回国会 水産委員会 第29号(1952/04/21、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 船員保險の問題につきましては、運輸省と特に関係があるわけで、漁船船員保險法というものは船員法に基いてこれができ上つておるはずでありますので、同じ船員でありましても、ここに最初に掲げてありまするように、船の大きさによつて船員保險に加入し得るものと加入し得ないものとがあるわけであります。そこで漁船でございますと、三十トン以上のものでないと船員保險の適用を受けない、恩典を受けない、こういうことになりますが、実際問題といたしましては、三十トン未満の漁船が大多数である。そしてこれらのものが同じ仕事に従事する。例えば「いわし」をとるところの巾着網漁業を経営している場合に、三十トン以上の母船……

第13回国会 水産委員会 第30号(1952/04/25、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今千田委員から御質問になりました警備の問題でありますが、先ほどから話の出ましたように、近くアメリカから無償配付を受けます四十艘ほどの船が、海上保安隊と言いますか、今後警備隊と申しますか、そこらに所属しまして警備に当るということでありますが、これはどういうふうな警備に当ることになりますか。従来日本で海軍があつたといつたような場合に、事が起つてから出動する場合が多かつたのでありますが、この東支那海における操業は一日も休みなく絶えず、操業を続けておりますので、事態がいつ起るかわからない場合に、問題が起つてから飛び出したのでは間に合わない、従つて絶えずその水産庁の警備船と同じような行……

第13回国会 水産委員会 第31号(1952/05/07、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 二人の参考人というのは、今我々の審議しようとする四百五十億の予算を以て二ヵ年で整備しようという問題と関連がありますか。

第13回国会 水産委員会 第32号(1952/05/14、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 これは私はいきなりこれを見たんであつて、まあ随分水産資源保護法との関係もあると思うので、この際勉強をさしてもらいたい。今日でなければいけませんか。
【次の発言】 漁港法が制定されまして、二十六年以来修築計画を立てて年々修築を実行しておるわけでありますが、当初計画された年度計画と対照して見ますと、現在の実際の進行状態は非常に予算額等においても不足しでおつて、予定の年限ではこのままでは到底完成を見ることができないと考えるのであります。その進行の状態を一応水産庁から説明して頂きたいと思います。
【次の発言】 只今の御説明によりますと、現在まで着手してやつて参りましたのと、新規に今後着……

第13回国会 水産委員会 第33号(1952/05/19、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 この法律によりますと、文面では漁船の操業制限と、特に漁船の操業ということに限つているようでありますが、その他漁業権等によるものは権利のほうで補償されますけれども、例えば砂浜のごときもの、或いは網を干す場所といつたようなものについては、これはどういう形によつて補償されることになるのですか。私有地であれば土地使用とか何とかいうことになつて来るが、官有地であるというと、砂浜において網を干さなければならん。その水面では実際船は操業はしないけれども、操業した網を持つて来て干さなければならん。そういつた場合に私有地であれば土地使用のほうで行く。海浜のいわゆる官有地、国有地と申しますか、砂浜……

第13回国会 水産委員会 第34号(1952/05/23、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今配付を受けましたこの最高限度決定算式というのも一応御説明願いたい。ちよつとわかりにくいです。
【次の発言】 どうも具体的にこれを考えるときにまだわかりにくい点があるのですが、ここの表のYの三〇%イクオールのDとありますが、これはYというのは総隻数からABCを引いた残りのものである。そのABCというものには無許可船の一割とか或いは特殊海域操業船から一割引いたものの二割なんですが、それでYの三〇%ということになると、この無許可船とか或いは特殊海域の操業船とかいつたものの各々の三〇%になるのであるか、そこらが実際問題とするときにどういうような勘定になるのですか。集積したものを引い……

第13回国会 水産委員会 第35号(1952/05/28、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 前々委員会でございましたか、私が質問をいたしました漁船の操業に限らないで水面を使用しておる事実に対する問題は、水産庁当局ではどういうふうに処置されておりますか。
【次の発言】 この法律では漁船の操業ということに限つておるのですが、漁船の操業制限ということでなければいけないのか、漁業の制限といつたようなふうに解釈する、法文を書き直すわけには行かないのでございますか。
【次の発言】 それは少し私はおかしいと思うのです。成るほど漁船によらないものは見舞金その他によつて補償ができるということはわかりますが、少くとも漁船によつて漁業をして損害をこうむつた問題に対する補償である、漁船を使用……

第13回国会 水産委員会 第37号(1952/06/02、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 これは今審議しておりますか、これから審議に入るのですか。
【次の発言】 それでは異議ありません。
【次の発言】 只今審議しております水産資源保護法の一部を改正する法律案につきまして、私はその一部を修正することに対して意見を持つておりますが、その修正案は   水産資源保護法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   附則の改正規定の前に次のように加える。   第十八條第一項中「(その区域外百メートル以内の区域を含む。)」を削る。 こういう修正案でございますが、その理由は、過半成立いたしました港湾法の一部を改正する法律案におきまして、同法の第三十七條第一項中、港湾区域と……

第13回国会 水産委員会 第40号(1952/06/09、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 本法律案の審議中に週日も問題となつております点は、この法律によりますと、漁船の操業が禁止又は制限される場合に限つての補償制度を規定したことになつておりますが、本来この精神は、漁業の経営に著しい損害を与える、或いは経営を不能に陥らしめるということに対する救済が盛られておるはずでありまして、この漁船の操業区域を制限するということに限らず、漁業に不可欠の問題として、過日来質疑をいたしておりました水面の使用による漁具の保存の方法、即ち網を干す、水面に網干場を作つておる、その網十場が使用されなくなつたということになりますと、その漁業そのものが大きな制約を受けて来る。例えば、甲の港で施設を……

第13回国会 水産委員会 第41号(1952/06/11、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 大蔵省からおいでになりましたので、先日の留保になつておりました質問事項についてお尋ねいたします。  第二条の第二項にあります「前項の規定により補償する損失は、通常生ずべき損失とする。」こうあるのですが、通常生ずべき損失となる計算はどういうふうな計算によつてこれがなされるか御質問いたしたいと思います。
【次の発言】 抽象的なお答えでどうもまだこの通常生ずべき損失というものは如何なる計算によつて生れるかということについての納得は行かないのであります。普通使う言葉でありますけれども、なおこれが決定していないということになりますと我々はこれをどう考えていいかわからない。で、その通常生ず……

第13回国会 水産委員会 第42号(1952/06/13、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 今四カ月の問題が出たのですが、この十一條に当該漁艦の乗組員の二分の一以上の者が連署を以て申入れた場合には保險をかける、こうなつておりますがこれは四カ月間かける、そうすると、その次の四カ月は又この手続を必要とするものであるか、或いは一遍申込んでおけばずつと継続して事業主は保險をかけて行かなきやあならないものか。これは地方によつてはいろいろ業態が違います。雇用関係が違うと思いますが地方によつては大体雇用が一年を以て一応終止をするという形式をとつておる所があるのです。例えば長崎などでも天体六カ月なら六カ月を以て一応雇いどめをして又九月から更に雇い入れをして行く、こういつたような形式を……

第13回国会 水産委員会 第43号(1952/06/16、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 私も本案に賛成をするものでありますが、希望の点につきましては、只今千田、松浦両委員から述べられましたと同様の意見を持つております。更に松浦委員から述べられました施行期日の問題でありますが、御承知のようにもうすでに最近に拿捕の事実も出ておりますし、極めてこの施行を必要とし、又その早からんことを希望する者でありまして、先日来の応答によりまして、施行については予算措置というものが講ぜられなければならない。即ち補正予算等が実現されなければというような御意見もございましたが、この法律の施行に当りましての予算というものは、極めて僅少な額で事足りるはずであります。従いまして補正予算等の手続を……

第13回国会 水産委員会 第44号(1952/06/18、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 千田委員から詳細に亘つての質問がございましたので、私は一点だけお伺いしたいと思うのでありますが、このさけの漁獲につきまして、議定書に定められました西経百七十五度の線、この百七十五度の線が非常に衆議院でも問題になつたようでありますが、この條約、或いは附属害を見ましても、この附近におけるさけがアジア系のものであるか、或いはアメリカ系のものであるかということがはつきりしなかつたのではないか。従つて今後関係各国が十分調査をして、その魚種がアジア系のものか、或いはアメリカ系のものか、或いはその両者がそこに混つて遊泳しておるものであるかということを見極めた後に、改めてその線を劃する。従つて……

第13回国会 水産委員会 第45号(1952/06/20、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 水産庁当局にお尋ねいたしますが、海なし県等においてこの水産業協同組合或いはその連合会の組織のない所がございますが、若しそういう県があるとすれば何県と何県であるかお知らせ願いたいと思います。或いは単協でもいいです。
【次の発言】 それは県漁連のない県でございますか。
【次の発言】 単協は皆ありますか。
【次の発言】 今大分細かいところまで話が進んだようでありますが、たくさんの県の連合会乃至は単協が大きないわゆる全国連合会のごときものを作りたい、併しながらそれを作るためには、全国であるならば大臣の認可が要り、又その仕事の上の厳重な監督を受けることになるので、これを避けるために一部の……

第13回国会 水産委員会 第46号(1952/06/28、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 かねがね要求しておる問題でありまして、是非参考人を呼んでいろんな事項をあらかじめ調査いたしたいと思いますが、今日の状態ではいずれ会期が延長されるのではないかという見通しも相当濃厚でありますので、この際日にちを決定するということはちよつと困難ではないか。で、次の委員会になりますと大よその見当がつくのでありますが、若し明後日会期が切れてしまうということになりますならば、その翌日でも集つて頂きまして、そして休会中でも参考人に聞くことができると思いますので、そういう処置をとつて頂く。で、恐らく次の委員会では国会の延長その他のことも大体きまるだろうと思いますから、その上で日取なんぞを決定……

第13回国会 水産委員会 第47号(1952/07/05、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 お話中ですが議事進行について……今お話を伺つておりますというと、水質汚濁防止法に関する必要性とかというような問題が多いようでありますが、私どもは実は本日参考人においでを願つてお話を伺う要点は、今お話のように、水質汚濁の問題が水産に及ぼす影響があちらこちらに起つております。それを如何に処理すべきかということで、近々我々は調査に出ることになつておりますが、私どもはそういう問題について、実はよく知らない、従つて直接に工場からどういうふうに汚水が出て、それがどうふうな害を及ぼすものであるかという科学的なお話を承わりたいと思うのであつて、その必要性だとか或いは政治問題とかというようなこと……

第13回国会 水産委員会 第48号(1952/07/28、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今無線を許されており、免許を受けておる人々の側からの御意見を拝聴いたしました。その前に水産庁のほうの意見も拝聴いたしました。今電波監理委員会の長官の御説明を承わつたのでありますが、承わつた点を総合して見ますというと随分大きな食い違いがある。業者側及び水産庁の説明によりますというと、大部分の機器がすべて改装乃至は大改造をやらなければならん、そういうような説明でございますが、政府側の御意見としては、九九%は一部の水晶片の取換えによつて解決するものである、こういうようなお話で、その間に非常に食い違いがある。従つてこれに要する経費も厖大な違いができて来ると思うのでございます。現在電波……

第15回国会 決算委員会 第14号(1953/02/20、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 この欄によりますと、新光鋼材株式会社から納入分として鋼材一、〇九〇トンのうち不等辺山形鋼八九トン三八五というものが代金は支払つてあるにもかかわらず、九月になつてなお会計検査院が実地検査の際にまだ納入されていなかつた、こういうことが書いてありますが、これに対して検査院としてはどういうふうに考えられるわけでございますか、単に不当として批難しただけであつて、もう少し内容がわかりませんでしようか。
【次の発言】 こういう物品の購入について、四月に代金を支払つて受取つたのは九月乃至十月だということになりますと、この物品を購入するのは安いときに買つたというような恰好になるんでありましようか……

第15回国会 決算委員会 第19号(1953/03/06、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今もいろいろお話がありましたように、悪い人を裁く立場にある検察庁、法務府関係の役所から、かようなたくさんの不正な行為を行う官吏を出すということは、誠に遺憾でありますが、今お話のようにいろいろ設備の点等においても不十分な点があつたということでありますが、こういうふうな罰金であるとか、その他の金を受入れましたときに、役所では、その受入れた金をどういうように経理をしておりますものか、当局から御説明願いたい。
【次の発言】 この中に出納官吏としてやつたのがかなりあるようでありますが、その出納官吏はその金を受取つてどういうような処置をするのでありますか。

第15回国会 水産委員会 第1号(1952/10/30、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) それでは只今から委員会を開会いたします。  一言御挨拶を申上げます。前委員長木下辰雄氏が今回委員長を辞任せられましたので、図らずも私が当委員会の委員長の席を汚すことに相成りました。木下氏は長年に亘りまして、この重要な委員長の席に着かれまして、幾多の水産政策、重要な水産行政の推進に非常に御努力になられまして、大いなる功績を残されたことにつきまして、深き敬意と感謝の意を捧げるものであります。私は御承知のように、誠に不束者でございまして、且つ経験もなく、浅学非才の者でございますが、皆様の御協力を頂きまして、重要なる委員長の職責を全ういたしたいと考えております。何とぞよろしく……

第15回国会 水産委員会 第2号(1952/11/27、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) 只今から委員会を開会いたします。先ず理事の補欠互選の件を議題に供します。先般理事の割当が変更になり本委員会は緑風会と第一クラブになりました。つきましては理事松浦清一君より理事辞任届が委員長あて提出されております。この松浦清一君の理事辞任を許可することに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、許可することに決定いたしました。  この際理事の補欠互選を行いたいと存じますが、これは成規の手続きを省略いたしまして、委員長の指名に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めまして、私より理事に木下辰雄君を指名いたし……

第15回国会 水産委員会 第3号(1952/11/28、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) それでは只今から委員会を開会いたします。  先ず昨日議題となつておりました防衛水域に関する問題、これにつきまして倭島アジア局長から詳細なる説明を聞いたのでありますが、これに対して御質問があるようでございますから順次御発言を願います。
【次の発言】 倭島局長は三時から賠償問題の会議に出るそうでございますから、まだ三十分ございますが、そのつもりで御質問願います。
【次の発言】 私もまだお聞きしたいことがありますから……。
【次の発言】 それは水産庁から伺いましよう。まだ聞いておりません。
【次の発言】 只今のところは現在は行つておると思うというお話がありました。李承晩ライ……

第15回国会 水産委員会 第4号(1952/12/01、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) 只今から委員会を開会いたします。  前田に引続きまして先ず、防衛水域に関する問題がまだ委員諸君の質問が残つているようでありますから続いて御質問願いたいと思いますが、倭島局長は今日衆議院の外務委員会にもこの問題で出席せられなければならんそうでありますから、成るべく早く本件を済ましたいと思います。只今出席せられております政府側の人は、水産庁から尾崎海洋第三課長、同じく増田第二課長、海上保安庁の松野警備救難部長、それから只今アジア局長の倭島君がお見えになりました。以上のかたがたが今お見えになつております。それでは御質疑を願います。

第15回国会 水産委員会 第5号(1952/12/03、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) それでは只今から委員会を開会いたします。  前回お諮りいたしました朝鮮の周辺における水域の問題について、当委員会として何らかの政府に処置を申入れをしようという御意見で、その案文を委員長のほうで作成いたしました。一応これを朗読いたします。   李承晩ライン及び防衛水域に関する件(案)   日本海及び黄海における広範なる公海漁場において、韓国政府は公海の自由を否定し、国際法の原則を無視する所謂李承晩ラインなるものを一方的に宣言して、公海漁場を独占せんとする意図のもとに、我が漁船を武力により威嚇し、漁船及び乗組員の拿捕抑留により、我が漁業を不可能ならしめる重大な事態を惹起し……

第15回国会 水産委員会 第6号(1952/12/05、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) それでは只今から委員会を開会いたします。  前回から話合いをいたしておりました李承晩ライン及び防衛水域に関する件は、案文についていろいろまだ御意見がありましたので、今日までまだ提出に至らずにおりますが、いろいろ皆さんの御意見を総合いたしまして、大体この辺でどうだろうという案文を作りましたから、もう一度朗読いたします。    李承晩ライン及び防衛水域に関する件   日本海及び黄海における広範なる公海漁場において、韓国政府は公海の自由を否定し、国際法の原則を無視する所謂李承晩ラインなるものを一方的に宣言して、我が漁船を武力により威嚇し、漁船及び乗組員の拿捕抑留により、我……

第15回国会 水産委員会 第7号(1952/12/08、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) それでは只今から委員会を開会いたします。  本日は新廣川農林大臣がお見え下さつておりますので、水産政策に対する一般の質問をいたしたいと思いますが、予算委員会にも御出席になるので、時間も非常に制約されておりますので、そのお心組みで御質問願いたいと思います。
【次の発言】 それでは水産庁関係の補正予算並びに二十八年度予算につきまして、当局の説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて、それでは本日はこの程度で打切りたいと思います。    午後三時四十八分散会

第15回国会 水産委員会 第8号(1952/12/12、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) 只今から委員会を開会いたします。本委員会に付託になりました漁船乗組員給与保険法の一部を改正する法律案を議題に供します。先ず本案に対する政府の御説明をお願いいたします。
【次の発言】 本案に対し御質疑がございましたら、順次お願いいたします。
【次の発言】 法制局でしようね。確認しようとすれば、法制局に調べさせて意見を聞いたらいいのじやないかと思いますが、大体そういうふうにするほかはないでしようね。法律の執行の上から言えばね。
【次の発言】 ほかに御質問ございませんか。じや別に御発言もないようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。

第15回国会 水産委員会 第9号(1952/12/15、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) 只今から委員会を開会いたします。本委員会に付託になりました中小漁業融資保証法案を議題に供します。先ず政府委員のほうから提案理由の御説明を願います。
【次の発言】 この法案についての更に詳細な説明を聴取したいと思いますが、順序を変えまして……、それでは細部に亘る説明をあとに廻わそうと思つておりましたが、運輸省の関係が少し遅れるようでありますから、引続いて本法案の内容について水産庁から御説明を願います。
【次の発言】 大体法案の要綱について伺いましたが、更に細部に亘つて逐条的の説明もあるわけでありますが、只今国鉄のほうから津由営業局長が見えましたので水産物の鉄道運賃に関す……

第15回国会 水産委員会 第10号(1952/12/17、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) それでは只今から委員会を開会いたします。ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。前回国鉄運賃の改正につきまして、当局を喚びましてその内容の詳細なる説明を聞いたのでありますが、二の結果水産物の等級が、而も大衆向の水産物が主食及び野菜類、即ち国民生活の必需品であるところのそれらの物品との運賃格差が著しく異つている。これは今日の日本の食糧事情の観点からいつても誠に納得の行かない点であるという多数議員各位の御意見でありましたので、この原案として二十一級に指定されております大衆向水産物については米麦、野菜類と同等の二十三級の取扱にするのが至当であるとこういう観点から……

第15回国会 水産委員会 第11号(1952/12/18、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) それでは只今から委員会を開会いたします。  目下農林委員会で審議をしておられるようでございますが、農林漁業金融公庫法案というものが出ておりますので、この法案の内容等につきまして説明をお聞きしたいと思います。農林省の金融課長林田氏がお見えになつておりますので、この席で御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 御質問がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 私からちよつとお伺いいたしますが、この公庫の借入金でございますね。公庫が貸出しをするためのまあ政府から借入をする、そういう資金には何か限度があるのですか。ただもう必要なだけ毎年々々予算に組入れて行くことになりま……

第15回国会 水産委員会 第12号(1952/12/19、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) 只今から委員会を開会いたします。  前回から審議中の中小漁業融資保証法案について質疑を許します。
【次の発言】 河野銀行局長は予算委員会に出席の予定もあるようでありますが、局長に御質問のかたはお早く願います。
【次の発言】 成るほど字句の点でこれを見ますと、少しそぐわんような感じがするのですが、私も実は気がついたのですが、今これを修正するということも大変だろうと思いますが、後日これを訂正することにしたらどうでしよう。
【次の発言】 別に御質疑はございませんか……ほかに御発言がないようでございますが、これで質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。

第15回国会 水産委員会 第13号(1952/12/22、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) それでは只今から委員会を開会いたします。  オホーツク海暴風浪及びカムチャツカ沖地震による漁業災害の復旧資金の融通に関する特別措置法案を議題に供します。先ず発議者から提案理由の御説明を願います。衆議院水産委員長福
【次の発言】 本案について御質疑がございますか。
【次の発言】 それではこの法案の内容の要点を御説明願います。
【次の発言】 御質疑はございませんか。
【次の発言】 それではこの法案を一応読んで頂きます。
【次の発言】 本案について御質疑がございませんか。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。   (速記中止〕

第15回国会 水産委員会 第14号(1952/12/23、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) 只今から委員会を開会いたします。先ず水産物の鉄道運賃に関する件を議題に供します。速記をとめて下さい。    午前十一時三十一分速記中止   ━━━━━━━━━━━━━    午後零時十三分速記開始
【次の発言】 速記を始めて。  それでは貨物課長がお見えになつておりますので、先ほどに引続いて質疑をいたしたいと思います。  当委員会におきまして、今回の国鉄運賃の改正に際しまして、委員会の一致した意見を国鉄総裁その他に申入れをしてあるのでありまするが、これに対して国鉄はどういうふうに今お考えになつておりますか、御答弁願いたいと思います。

第15回国会 水産委員会 第15号(1953/02/04、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) それでは只今から委員会を開会いたします。  日程の順序を変更いたしまして、派遣議員の報告を先にいたしたいと思います。片柳委員から御報告を願います。
【次の発言】 第三班は私と木下辰雄委員とで調査に参りましたが、木下氏が御出席がございませんので、私から御報告申上げます。  今回院議を以て、兵庫、和歌山両県下の水産事情調査のために秋山委員長、木下委員が派遣されましたので、御報告申上げます。  秋山委員長、木下辰雄理事、西村調査員の一行三名は一月十六日東京を出発いたしまして、五日間に亙り神戸市、明石市、洲本市等、兵庫県下において会議並びに視察を行い、ついで和歌山市、田辺市等……

第15回国会 水産委員会 第16号(1953/02/09、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) それでは只今から委員会を開会いたします。  速記をとめて……。
【次の発言】 速記を始めて……。院水産委  この「のり」の輸入について従来並びに現在における状況がどうなつておるかということを、一応通産省から御説明願いたいと思います。
【次の発言】 来ております。
【次の発言】 それではこの陳情は各委員から質疑応答がございました通りの状況であります。政府としても善処をするようなわ話でありすので、陳情者はさよう御承知おきを願いたいと思います。ではどうぞ……。
【次の発言】 それでは先般提案の理由を伺いましたが、日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に……

第15回国会 水産委員会 第17号(1953/02/16、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) では只今から委員会を開会いたします。  お諮りいたします。日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に関する法律案につきまして農林委員会から連合委員会開会の申入れがございますが、本件に関し農林委員会と連合委員会を開会することに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつてさように決定いたします。  つきましては連合委員会開会の日時等は、農村委員長と協議の上決定いたしたいと思いますので、委員長にそれらの点を御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めましてさように取計らいます。

第15回国会 水産委員会 第18号(1953/02/18、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) 只今から委員会を開会いたします。  お諮りいたします。漁船船員射殺事件に関する件につきまして、前回の委員会において参考人から意見を聞くことに決定いたしたのでありますが、これを証人として出頭を求めて証言を聞くことに変更したいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではさように決定いたします。  本件に関しましては、この証言を聞こうとします証人といたしまして、日本遠洋底曳網漁業協会の常務理事加藤喜八郎、福岡市北湊町百十二番地の第二大邦丸通信士切手律、それから福岡市北湊町百十二番地第一大邦丸船長濱行治、長崎市旭町三の一第二十八海鳳丸船……

第15回国会 水産委員会 第19号(1953/03/02、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) それでは只今から開会いたします。  お諮りいたしますが、この議題に掲げてあります、化学繊維漁網の金融に関する件を議題といたします。これに対して委員外の小林議員から発言を求められておりますが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それでは小林政夫君。政府委員は只今通産省の繊維局岡嶋絹化繊課長と、それから水産庁の藤収水産課長が見えております。なおあとから見えると思うのですが、安本は令向うを出たそうですが……。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。  それでは経済審議庁の岩武調整部長が見えられましたの……

第15回国会 水産委員会 第20号(1953/03/06、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) 只今から委員会を開会たします。  前回に引続きまして、日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に関する法律案につきまして質疑を継続いたします。
【次の発言】 私からこれに関連してちよつとお尋ねしたいのですが、この法律によりますと、政令で定める行為と、こういうことになつて、これは政令でどういうことを定められるかわからないのでありますが、実はこういう実例があるのです。長崎県の犬村湾に双島という島がありまして、その島が占領直後からですが、演習地となりまして、そうしてこれはもと日本海軍もやつておつたのでありますが、米軍によつて大村湾の一角からその島を目当に……

第15回国会 水産委員会 第21号(1953/03/11、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) 只今から委員会を開会いたします。  今日は新任の農林大臣が見えまして、法案の提出理由を説明されることになつておりますが、少し遅れるようでありますから、その前に従来審議を重ねて参りました、日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に関する法律案、これについての質疑を継続いたします。  御質疑のあるかたは御発言を願います。……それでは私から質問をいたしますが、前委員会におきましてお尋ねをしました、このアメリカ合衆国の軍隊が講和発効前において演習をやつておつたその演習は、講和発効後一応中止になりまして、現在は演習をやつておりませんが、当時演習をやつておりま……

第15回国会 水産委員会 第22号(1953/03/13、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) それでは只今から委員会を開会いたします。  前回に引続きまして、日本国に駐留  するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に関する法律案を議題といたします。本案につきましては、従来からかなり永い間質疑を重ねて参りましたが、もはや質疑も尽きたものと存じますが、質疑を打切つて討論に入ることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは討論に入ります。賛否を明らかにして御意見をお述べを願いたいと思います。
【次の発言】 ほかに御意見ございませんか。それでは討論は尽きたものと認めまして、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございせんか。


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/07/07、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 この前の理事会で話合いました事柄は十億、あとの十億を至急に送るということになつたのでありますが、必ずしもそれは我々の考えは、公共事業費とかというようなことに限定していなかつたはずです。で、現地を視察して来られた団長なんかのお話を聞きましても、もう現地には金がないのだ、救済しようにも何をしようにも、金が詰つておるから、一時も早く極み金でいいから送れ、こういうふうな切実な報告がありましたので、尤もだと我々も考えて、取りあえず現地本部長の要求した十億というものを至急に送るべしだ、こういうふうに我々は考えて決定したように思うのです。ところで今のお話を聞きますというと、二十億あれば大体い……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第9号(1953/07/11、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今の資料を頂きますのに、繋ぎ融資その他各県に配分された配分の金額がわかつておりますれば、それも同時に入れておいて頂きたい。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第17号(1953/07/25、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 官房長にお尋ねしますが、このイ、ロとある、ロの中に、一昨日でしたか、水産養殖場を加えたのでありますが、これは、この原案に入つておりましようか。
【次の発言】 ここに挿入いたしましたのは、水産の中の、米の農地に匹敵する水産養殖場なんです。有明海とか、主として有明海になりますが、佐賀県、熊本県、或いは福岡県というのが、今度の災害でひどく養殖場に泥棒をかぶつた。従つて、養殖しておつたところに泥土をかぶつたのは養殖場にならない。従つて、農地と同じようなものであるから、養殖場を入れてあるかどうか。施設とはちよつと違う。
【次の発言】 養殖施設と言うか、養殖場でございますよ。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第24号(1953/08/04、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今議題となつております法案について、提案者に一言お伺いしたいのであります。この第五条における地すべり、山崩れの問題、これを防止するための国庫補助は三分の二となつております。その他農地或いは排土等についての補助は十分の十乃至十分の九という高率のものが国庫で負担することになつている。これは勿論災害復旧、即ち災害を受けたものに対する復旧の補助でありますが、この第五条の場合は、まさに災害が今回の水害によつて起りかけている、これを防止しようとする問題でありまして、災害復旧とは幾らか違うわけであります。併し災害が起つてそれを復旧するというのと、災害のまさに起らんとするのを防止するというも……

第16回国会 水産委員会 第1号(1953/05/23、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 ちよつと御挨拶申上げます。私、不肖この身を以ちまして、約半歳に亙りまして当委員会の委員長を勤めさせて頂きました。委員長をいたしております期間のうちに、水産問題はかなり重要な問題が取上げられまして、委員各位と共に努力をいたしましたが、解散という突発的な事情のために、我々が熱心に審議をいたしました議案が殆んどみな潰れてしまつた。私といたしましては、任期中に何ら結論を出し得なかつたことを誠に残念に思つておる次第でありますが、これは一にそういう事情のためでありまして、各委員のかたがたの非常な御努力にもかかわらず、成果を得なかつたことを誠にくれぐれも遺憾に存じております。さようなわけで、……

第16回国会 水産委員会 閉会後第1号(1953/09/10、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 質問よろしうございますか。
【次の発言】 只今議題となつておりますところの李承晩ラインの問題、これは昨年の一月十八日に李承晩大統領がこのいわゆる李承晩ラインなるものの設定を声明いたしまして、我々日本の国民並びに漁業者にとりましては一大衝撃を与えたのでございまするが、この問題は元来国際法を無視したところの暴挙でありまして、勿論我が国といたしましても絶対に承服することのできない問題でございまするので、当時の政府といたしましては、直ちにこれに対する反対の抗議を提出いたして今日に及んでおります。然るにかかわらず韓国政府はこのラインを厳守するという建前から、爾来日本の正しい行動をいたして……

第16回国会 水産委員会 第2号(1953/05/29、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 ずつと以前にも私は質問したことがあるのですが、今日本と韓国とが漁業問題について会議を始めた。そこで韓国側は御承知のように日本にたくさんの人が入つて来ておつて、日本の状況は手にとるごとく向うにわかつているが、韓国の漁業状況が日本に果してどれだけわかつているかということを私は一点伺いたい。今日向うからは代表部も日本に来ているが、日本からは確か行つておらないはずです。新聞記者が行つている程度で……。韓国における漁業の状態が今どういうふうになつているか。又この韓国漁業者がこの会談についてどういう考え方を持つているか、どういう主張を持つているかといつたようなことも、交渉している当局が或る……

第16回国会 水産委員会 閉会後第2号(1953/09/11、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 私は先ほどから外務大臣並びに農林大臣その他政府委員の方々に対する質疑の状況を伺つておりまして、弱い国民が如何に情けないものであるかということをしみじみ感じたものであります。今日この問題が如何に論議されましても、解決をする時が来なければ解決しないのじやないかという感じを非常に深つ持つものでありますが、今日の段階においては外交交渉によつて問題を解決しようとする以外に手はない、いわゆるきめ手がないということは実に残念に堪えません。併しながら今日の情勢は、ただ残念ということに過ぎないのでありまして、我々水産に関係する者といたしましては、この今日のあの水域の漁業の状態というものは、そうい……

第16回国会 水産委員会 閉会後第3号(1953/09/12、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 もう一つ。漁船と一般船舶というものとはその働きの状態において非常に違つているわけです。船の点から言いますと、漁船もこの頃だんだん大きくなりまして、数千トンの船或いは一万トンを越すような遠洋漁業の漁船もありますが、小は二十トン未満の動力の付いた船もたくさんあるわけです。そこで今の保険の問題等もからまつて参りまして、例えて申しますと、いわしのまき網、先ほどからいろいろ問題になりましたまき網のごときものになりますと、まき網本船は三十トン以上の船である、この頃は八十トンくらいの船もできております。ところがそれについておるところの母船とか火船とかいうものは、二十トン未満のものもあるわけで……

第16回国会 水産委員会 第5号(1953/06/19、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 先ほどの千田委員の御質問に関連するのですが、「かに」の罐詰を漁場からそのまま輸出する、或いは一旦持帰つて輸出するといつたようなことはまだはつきりしていないということでしたが、その輸出する場合には検査が要るのじやないでしようか。若し検査が要るとすれば、その検査官は船に乗込んでいるかどうか、この点を伺いたい。罐詰の輸出検査があるか、輸出する場合……。
【次の発言】 日韓関係につきまして、大邦丸事件が起つて以来、日本に入つて来た朝鮮からの水産物の輸入の問題が一時停頓の形になつておるかに聞いておるのですが、今日どういうふうな状況になつておりますか。これがやはり前のように外貨の割当もでき……

第16回国会 水産委員会 閉会後第6号(1953/10/20、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 ちよつとお尋ねいたしますが、只今の御報告によると、最近では拿捕又は抑留されておる船はないということでありますが、一時は御存じのように非常にたくさんな混雑をしておつたのであります。そこで海上保安庁としても巡視艇を出して警戒に当つており、且つ連行されておるものを取り戻したというようなこともあつたようでありますが、多少の漁船が現在拿捕されて行つておる。で、巡視船が拿捕されておる、連行されておる船を行つて取り戻したという例もあるようですが、取り戻すことのできないような例もございますか、その点は……。
【次の発言】 それはどういう状況でありましたでしようか。巡視船が向うの軍艦だか警戒船が……

第16回国会 水産委員会 閉会後第7号(1953/10/21、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 昨日水産庁岡井次長にお願いしておきました例の拿捕事件に関する措置、あれは次回に御報告頂くということでありましたが、今日御報告頂けましようか。
【次の発言】 それじや明日一つ資料を以て御説明を願いたい、かように考えます。

第16回国会 水産委員会 閉会後第8号(1953/10/22、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 今回の未帰還関係におきまして、朝鮮に拿捕されている船が最近大分たくさんあるわけであります。その船に対して、いわゆる特殊保険に加入しておるものの拿捕船に対する水産庁の処置がどういうふうになつているかということをこの間御質問したのであります。資料の持ち合せがなくて今日まで延びておりましたので、その御報告を承わりたいと思います。
【次の発言】 六隻というのは。
【次の発言】 東光丸というのは二隻ですか、六隻とおつしやつたのは。
【次の発言】 そういたしますと、この特殊保険に加入しておる船で拿捕されておるものは以上の二十九隻でございますか。

第16回国会 水産委員会 第9号(1953/07/01、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 今委員長からお話のございましたように、この水産関係に対する金融の途が開かれてはおるのでありますが、非常に資金の枠が小さい。漁業も従来農業と違いまして、かなり組合等の運動は立遅れておるのでありまして、戦後これが強化に官庁も又民間の漁業者もやつきになつておるのでありますが、昨今特に金融方面の梗塞によりましていろいろな施設を行おうとする場合に非常に苦心をしておるわけであります。ところで今回制定せられております農林漁業金融公庫というものから貸出されるところの資金が、ここに表が出ておりますが、御覧の通り申込に対する貸出の比率が一番下位にある。塩業のごときは九九%、殆んど一〇〇%に近い貸出……

第16回国会 水産委員会 閉会後第9号(1953/10/23、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 どなたかお聞きになつたか知れませんが、今年こういうふうな状態になりまして、明年以後の出漁については、水産庁はどういう考えを持つておられますか。
【次の発言】 尤もなお考えと思います。大体今のお話を承わりますと、許可を受けて操業するということは、一応その線を認めたというような恰好にもなるので、提訴した限りにおいては、さような処置を我々としてもとつてもらいたくない。ただ若しオーストラリア政府が一応了解をして、それじや判決があるまで一応まあ協定でもして入らせようということになれば、その協定に応じるか、許可とか何とかいうことでなしに、何かそういうことでもできれば、そういうことを考えてお……

第16回国会 水産委員会 第10号(1953/07/02、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 本案につきましては、去る十五国会の末におきまして審議をいたしたのでありまして、重ねて質問する必要もないかと存じますが、ただ一、二点お伺いしておきたいと思います。この以西機船底曳網漁業及び遠洋「かつお」、「まぐろ」の漁業が、この特例法によりますというと、漸次船型を大きくして遠洋に出そうという趣旨でありますが、今後これらの以西底曳網及び遠洋「かつお」、「まぐろ」漁業の許可方針はどういうことになるのか、その点を一応お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 私の今お尋ねしたのはそれと違う意味なんで、勿論この中間漁区船が沖へ出る、いわゆる以西の底曳になるということも含まれておりますが、……

第16回国会 水産委員会 閉会後第10号(1953/10/27、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 そういうことのために韓国の代表部の者は全部引揚げてしまいましたか。
【次の発言】 大体全部の者がおりますか。
【次の発言】 それは何かほかに意味があつてのことでしようか、或いは又問題をほぐして行こうというような意向が多少でもあると受取れるような点はございませんか。
【次の発言】 私らよくわかりませんが、この日韓会談というものは日本としては先ず第一に漁業問題という差迫つて日本の利害に大きな関係のある問題でありますが、韓国側としてこの日韓会談をやる必要のある問題もあるのでありますか。
【次の発言】 もう一つ、これは直接我々水産関係には関係がないかと思いますけれども、無関係ではないと……

第16回国会 水産委員会 第13号(1953/07/17、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 私あとから参りましたのですが、今の「通常生ずべき損失」の算出の基礎と申しますか、それは、これが前回提案になりましたときに、前の不動産部長の川田部長は、相当大まかにその基準をお示しになつたのですが、それは今度は変つたわけですね。
【次の発言】 そうすると、前のと多少変ということが予想されるのですが、この問題は当委員会において随分長く議論をされた問題なんです。
【次の発言】 ここでは農業や何かのほうは余りやりませんので、水産だけということでありますから、そのつもりでお答えを頂きたい。一般に言うときには、一般のことと取り分けて申上げますが、普通質問する場合には水産関係ということでお答……

第16回国会 水産委員会 第14号(1953/07/24、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 この第一條の中で「政令で定めるその他の事業を営んでいた者が」とあるのですが、これに学校なんかがこの行為のために、或いは施設のために、その場所に置くことができなくなつて、他に移転をしなければならんといつたような場合の補償については、果してこの中に含むかどうかということに多少の疑問があるのでありますが、その点はどういうふうに考えるのでありますか。前国会においてこれが制定されようとするときには、さようなものを含むのだという解釈で進んで来ておつたようでありますが、一応念のためにお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 原案及び衆議院の修正点に対して私は賛成するものでありますが、特に……

第16回国会 水産委員会 第16号(1953/07/28、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 本案につきまして自治庁当局に質問をしたいのでありますが、お見えになつていないようで、ちよつと相手がないのですけれども、お見えになるお見込みですか、今日はちよつとむずかしいのですか。
【次の発言】 それでは衆議院における当時の質問に対する状況を伺いたいと思うのですが、この漁業一般の事業許可料或いは免許料等につきましては、この漁業制度改革以前におきましては、地方税として漁業権税或いは漁業税というものが賦課されて、実は水産の有力な県によりましては、この税の重圧に長い間苦しんだ実情があるわけであります。そこで今回この免許料或いは許可料といつたようなものが廃止されますというと、それに代つ……

第16回国会 水産委員会 第17号(1953/08/03、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 竹島の問題について外務当局の見解をお伺いしたいのですが。
【次の発言】 それではアジア局の係官が見えるまでの間水産庁長官にお尋ねいたします。竹島は我々日本人としては、勿論何らの疑念もなく日本領土であるということはもう古くから承知しているところなのでありまして、漁業権の設定等につきましても、島根県知事の権限において漁業権を設定し又農林大臣も同様の処置をしているはずでありますが、それが突如として韓国の領域であるといつたようなことで、あそこに日本の船舶、漁民を寄せ付けない、殊に接近したものに対して銃撃を加える等の暴行があるということは誠に驚くべきことでありまして国民ひとしく、これは一……

第16回国会 水産委員会 第19号(1953/08/06、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 私は先ほどの合同委員会に出席しておりませんので、或いはその際に質疑があつて、すでに質疑に対して御回答になつたかと思いますが、本水産委員会において一、二お尋ねをして、一、二というより、むしろ一点お伺いしたいのです。これは大変結構な改正でありまして、我々としても非常に歓迎しておりますが、ただ資金の問題、これが現在のところでは初め百億円の資金が本年度の計画によつて二百四十億円になり、更にこの間の凍霜害等によつて九千三百万円が食つ付けられまして、現在ではたしか二百四十億九千三百万円という資金になつておると承知しております。ところで今回新たに漁船の改造、建造又は取得に必要な資金といものを……

第17回国会 水産委員会 第2号(1953/11/02、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今の御説明のうちの漁業に対しての問題で、漁業用施設というのをもう一度御説明を願いたい。
【次の発言】 只今の養殖施設、増殖施設というものが一本で説明ができるかという問題は、これはややもすれば議論が分れると思います。なぜかならば、然らば何故に増殖と養殖というものを区別して呼称しているかということになるのでありまして、そこにはおのずから区別があると思います。従つて将来そういつたような論議の種になるようなものは、論議の種にならないようにしておいて頂くほうが、今後調達庁でお取扱いになる場合においても便利じやないか。それを三つに分けたためにどこに支障があるかというと、何ら支障がない。一……

第17回国会 水産委員会 第4号(1953/11/06、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 私はこの問題は、調達庁については、しばしば話を聞いておるのであつて、大蔵省当局が来なければ質問する必要はありません。大体大蔵省当局は、この前にもお見えにならなかつた。これはどうも参議院を少し軽視している傾向があるのじやないかと私は思う。ほかに出られないかと思うと、出ている筋もある。それで我々の質問に対して答えないということは……

第18回国会 水産委員会 第1号(1953/12/01、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今お話を伺いましたので、大体御苦心のことであるということはわかりますが、今日李承晩ラインというものは政府も絶対に認めないし、勿論国民も認めない。従つてこり線を認めるわけには行かないから、線内において出漁をするということには変りがない。従いましてこの線内で出漁すると幾多の危険が伴う。これは国の自由の権利を擁護する上のやり方なんだと思うのです。政府がその措置をとつておるのではなくして、国民をして自由の原則を守らせて、それによつて生じたところの損害が何か力が弱くて十分の外交措置もとれないから、国のために犠牲になつているのだ。従つてその犠牲に対しての補償は国が当然しなければならん問題……

第18回国会 水産委員会 第2号(1953/12/04、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 先ず藤田証人にお伺いいたしますが、先ほどの御証言のうちに、判決の中に漁船漁具を没収するという判決はなかつたというお話でありますが、このあなた方のいわゆる延繩船、萩市の延繩船が十八艘あるようにこの表に出ております。これらの十八艘がおのおの皆そういうふうな状態でありましたかどうか、判決には拿捕、没収という言葉がなかつたが、そのほかに何かそういうふうな言葉がありましたか。
【次の発言】 もう一点伺いますが、今度釈放されて帰りました四百数十人の人たちは、これは皆さんおわかりにならない点も勿論あると思いますが、お三人の船の乗組員は全部帰されましたか、残された人がございますか。

第18回国会 水産委員会 第3号(1953/12/07、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 福岡ですか、今最後におつしやつたのは……。
【次の発言】 静岡県と福岡県、神奈川県、同じチヤーリーですね。
【次の発言】 それは何漁業ですか。

第19回国会 外務委員会 閉会後第1号(1954/09/08、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(秋山俊一郎君) 私は先頃外務政務次官の重任を拝しました秋山でございます。もとより非才の者でございまして、殊に又全然畑違いのところに参つておる次第でございまして、今後皆様の大いなる御協力を頂かなければこの重任を果すことはできないと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  只今お尋ねの竹島の問題でございますが、竹島自体そのものは大きな島ではございませんけれども、この島は明らかに日本の領土として古くから自他ともに認めておつた領土であるのであります。この終戦後に至りまして、韓国政府が不法なる処置によつて只今質疑のございましたような結果が現在出ておることに対しましては、日本政府として誠……

第19回国会 決算委員会 閉会後第11号(1954/10/07、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(秋山俊一郎君) 勿論在庫の数は調べまして、それに対して必要な分と考えて製作をするわけでありますが、この二十七年度までにおきましては余り渡航の事実はなかつたんでありますけれども、丁度平和条約が締結されまして、日本が独立いたしますというと、海外に出て行く者のもにわかに多くなるだろう、又移民の問題もこれによつて以前に返りましてだんだん多くなつて来るんじやないか。更に又船員が約一万三千ばかりあるようでありますが、これが従来船員手帳で行つておつたものが、これを切替えなければならんというような見込もございまして、平和条約発効と共にまあ急増するという見通しの下に、実はおのおの在外公館用とそれから本……

第19回国会 決算委員会 閉会後第24号(1954/11/29、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(秋山俊一郎君) 外務政務次官秋山俊一郎。

第19回国会 人事委員会 閉会後第22号(1954/10/25、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(秋山俊一郎君) この問題につきましては、只今労働政務次官から御寺弁がございましたと同じような感じを私どもは持つておるわけであります。本来、問題は国内問題とは申しながら、相手が駐留車の関係でありますので、非常にデリケートな点もございますし、問題は重大であるということは、十分認識いたしておるわけでございますが、現在、労務の基本契約の担当の責任者であります調達庁が、今日までいろいろと折衝いたして参りまして、最近に至りまして、両者が、関係当局が具体的な会議を持つようになつたのでございまして、漸く両三日前又本日もそういう方面に会議が進められておるということでございます。これにつきましては、さよ……

第19回国会 水産委員会 第2号(1953/12/12、3期、自由党)【政府役職】

○秋山俊一郎君 只今政府当局、漁政部長からのお話によりますと、立法をしないで方法を講じようという政府の考えであるそうでありますが、我々としても何も好んで立法する必要はないんで、そういう面で十分これが救済されるものなら必ずしも立法措置を要するものとは考えませんが、そうした場合に、先ず第一に代船建造資金としては政府当局はどれだけを見込んでおられるか。それから又転換資金としてどういうふうなどれくらいの金額を見込んでおられるか。又これに対して利子補給であるとか、或いは損失補償であるとかいつたような方法は考えておられるのかどうか。そうすればそれはどの程度に考えておられるのか。この点を一つ伺いたい。

第19回国会 水産委員会 第3号(1953/12/14、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 今の調達庁関係、これでおしまいですか、委員長一人が質問して……あとのはいいのですか。
【次の発言】 それでは防潜網の関係については今委員長から御質問あつて、大体わかりましたが、そのほかに今我々が前からしきりにお願いしておりますアルファベットの地区に対してはどういうふうになつておりましようか。これも年内に何か片が付くようにということで、先般来御説明あつたようですが、どうなつておりますか。
【次の発言】 先だつてからの私、同僚委員から御質問ありまして、この点は年内に何とか片付けたいという御意思はわかつておりますが、実際問題として片付く見込みはございますか。ただ片付けたいと思つたが、……

第19回国会 水産委員会 第4号(1953/12/15、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今同僚千田委員から、水産庁の内局化という問題についての意見なり、質問が出たのでありますが、殆んどその理由は尽されておるかに思います。先ほどもお話に出ましたように、水産庁というものは非常に人数も少い、又経費も少いのであるから、これは他の外局が内局になる場合には当然率先してこれを入れなければならんというような感じをお持ちになつておるかに承わつたのであります。又従来もそういう考え方がしばしば出ております。昨年の国会におきましても、外局を内局にするという問題が出たときに非常に紛叫いたしまして、参議院においては当時原案を修正してしまつたというような恰好であります。そのときに他の外局は内……

第19回国会 水産委員会 閉会後第4号(1954/07/22、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 経過等について承わりましたのですが、アメリカとの補償に関する交渉は、今以て話合いがつくところに行つてないということでありますが、ところでこの間接損害とか、直接損害とか言つておりますが、結局私の考えるところでは、あの実験をやつたために生じたもろもろの損害はこれはまあ天然、自然に起つたものではなく、人為的にこういう損害が起つたと思う。まあくだいて言えば加害者があるといつた恰好になつている。あの実験さえなければかような問題は起らなかつたのであつて、それによつて生じた損害、まあいろいろありましようが、業者から要求している数項目の補償問題、政府が要求しているところの補償の種別というものが……

第19回国会 水産委員会 第5号(1953/12/23、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今のお話で、この代船建造資金融資の問題は李ライン関係に限るということでありましたが、中共関係のものは全然オミットしておられるわけですか。
【次の発言】 そういたしますと、ソ連関係の船は除かれておりますが、それもこの法律には含まない。そこで法律に語うところのものは李ライン関係のものであつて、開銀関係以外のもの、こういうことになるのですか。
【次の発言】 そういたしますと、事情は同じであつて、而も農林金融公庫の対象とならないものは法律によつて何らの措置が講ぜられない。併し法律にはそういう措置を講ずるように語わないが、実質的には何とか方法を講ずる、法律にあると同じような斡旋をすると……

第19回国会 水産委員会 閉会後第5号(1954/07/30、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 長官にお尋ねいたします。これははつきりお答えは恐らくできないかと思うのですけれども、数年に亘つて中共が日本の漁船を拿捕している。台湾の中国政府も時には拿捕したようなこともあるのですが、一体この中共が日本の漁船を拿捕するという目的はどういう目的であるか、この拿捕を逃れる、或いは防止するためには向うの意図がよくわからないことには何とも手の打ちようがないと思うのですが、どういう考え方であるか、この東海、黄海というものは中国の海である、中共の勢力範囲の海であるからそこに入つておる日本漁船は片端から領海侵犯といいますか、或いは不法な侵入であるというような意味で拿捕しているのであるか、或い……

第19回国会 水産委員会 第6号(1954/02/11、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 免許可料徴収撤廃によつて相当削らなければならない人間ができたのですが、従来免許可料に携つておつた人員はどのくらいあつたのでございますか。
【次の発言】 そういたしますと、この二百十名でございますか、二百十名のうちからどのくらい減つたわけですか。全部減つたわけでありますか。
【次の発言】 今回の行政整理によりまして、海区調整事務所といいますか、地方にありますね。あのほうの職員が地方に、地方自治庁のほうに廻つて、そうして平衡交付金で賄われるといつたようなことになつておるのじやないかと思いますが、その点は如何ですか。
【次の発言】 今度のこの免許可料の撤廃によつて不必要になつたという……

第19回国会 水産委員会 閉会後第6号(1954/07/31、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 今のに関連しますが、おわかりになつておるかどうかわかりませんが、毎年のまぐろ、かつおの水揚地における価格ですね。大体相場がどのくらいしておるということをお調べになつたものがありますか。毎年、昨年中の価格がどういうふうに変動しているか、高いときも安いときもあると思うのですが、大体平均相場がどれくらいになつておるか。ぴんちようがどうだ、かつおが幾らとかいつたような、そういうものを調べたものが無論あると思いますが、ここでお持ちになつていなければあとでも……。
【次の発言】 これは一つおわかりでしたらめばちなんかの日本の国内消費の刺身用の魚、これらの価格の変動はどうか。今のはたしかかつ……

第19回国会 水産委員会 第8号(1954/02/22、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 新聞で我々は承知したのでありますが、水産庁側から立川部長が御調査になつたということでありますが、その調査せられた範囲はどういう範囲において調査をされたのか、どういう面について調査をされたかということが一点。  それから次に、そのときに出漁をしておつた五、六艘の船というのはどこの船であつて、誰が持主ということはわからなかつたのであるかどうか。  それからその出ておつた漁業はいわし漁業だということでありますが、どういう種類の漁業であつたか。それからその辺に出て行く漁船の大きさはどれくらいの大きさの船であるか、トン数、馬力、大体どのくらいの船が出ているか、こういう面について御答弁願い……

第19回国会 水産委員会 第9号(1954/02/26、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 三、四点伺いたいのでありますが、先ほどの提案理由の説明で、この代船建造融資の対象となるものは、昨年の九月以降大量に韓国に拿捕されたというものを主として対象にしている。大体それに関連して本年も一、二艘あります。そういうものを含めるということでありますが、この韓国の拿捕というものは当時において若しこの線に入れば拿捕するぞという警告というか、そういう一方的な宣言をしてやつたのであります。ところが中共とかソ連とか、台湾とかいうものは、何らそういつたような別に予告があるわけでなし、随時随所で以て拿捕してその数も相当たくさんになつておるのでありますが、かような問題が続出するということは、要……

第19回国会 水産委員会 第10号(1954/03/08、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今議題となりました水産業協同組合法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由並びに要旨を御説明いたします。  去る昭和二十五年十二月の水産業協同組合法の改正によりまして、水産業協同組合の経営の安定及び改善を図るため、災害によつて受けることのある損害を相互に救済することを目的としまして、水産業協同組合共済会が設立せられ、爾来、加入会員の数も漸次増加いたして参り、その事業は発展の途を辿つております。同共済会におきましては、現在においても損失填補に充てるため準備金として剰余金の一部を積立てておりますが、共済事業の特殊性からいたしますと、更に事業の健全な発達を図りますためには、事業……

第19回国会 水産委員会 第12号(1954/03/15、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 一つ聞き漏らしたのですが、この駆除に対してはどういう方法をとつてやればいいのですか。
【次の発言】 そのけた網の使用とか、その他これの操作については、養殖業者自体がそれぞれにやつたのでありますが、又何か組合とかその他の機関でやつたのであるか、そのやつた方法はどういうふうにしてやつたのでしようか。
【次の発言】 私はそこの実情をよく知らないのでありますが、区画漁業になつておつて、区画漁業権は組合が持つておるのですか。
【次の発言】 そうしてその組合が養殖しておるのですか。
【次の発言】 次に先ほどの駆除費の問題ですが、漁業権証券を資金化してそれを駆除費に充てた、或いは被害を受けた……

第19回国会 水産委員会 第13号(1954/03/19、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 外務当局が見える前に、海上保安庁並びに水産庁にお尋ねいたしますが、この海上保安庁から頂戴しました資料によりますというと、こういうふうな、水爆であるか、原爆であるか、とにかく原爆の実験についてのアメリカから危険区域と申しますか、立入禁止の通告があつたということがございますが、そのうちにこのビキニ環礁については通報を受けていない、こういうことでありますが、而もこのエニウエトツク環礁といいますか、それに対する禁止の周知方の依頼というものは一昨年の九月から十月、十一月というふうに通知があつておりますが、これは海上保安庁から航路告示で以て告示して周知を図つた、こういうことでございます。果……

第19回国会 水産委員会 第14号(1954/03/22、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 外務政務次官にお尋ねいたしますが、新聞でも外務大臣の御意見が出ておつたようでありますけれども、我々が非常に疑問とします点は、いわゆる公海という中に、非常に広範囲ないわゆる公海において非常に危険を伴うところの仕事を或る一国がされる、それによつてその辺を航行するもの及び漁業をするものが非常な制約を受ける、而もそれが相当長期に亘つてやられる、継続的のものが半年続くとか、或いはそれが何年間も続くとかいうようなことは、これは一体どういうことに基いて行われるものか、戦時ならば止むを得ないが平和時においてそういうようなことを、制限ではないかも知れんけれども、制限と同じような状態になる生命の危……

第19回国会 水産委員会 第17号(1954/04/03、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 大体の事情はわかりましたが、そういたしますと、今三月十二日にキヤンベラで手渡したところの対案に対しての回答は来ないということでありますが、お話の通り漁期もだんだん迫つて参つております。そうすると本年のこの漁期については出漁は、これが話がつかなければ出漁せんのか、或いは何とかして出漁する見込は立つておるのか、その辺どうでございますか。
【次の発言】 努力は勿論やらなければなりませんが、見込はありますか。
【次の発言】 私も今ちよつと委員長の言われたことを言おうと思つておつたのですが、先ほどの漁政部長のお話にしましても、大蔵当局の考え方が非常にローカル的なものであるというふうにいつ……

第19回国会 水産委員会 第18号(1954/04/05、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 安藤国務大臣に一言お伺いしたい。今回の水爆実験のために区域が相当拡張されております。そうして現在では日本に帰つて来る漁船の通過経路が、水産庁から指定区域としてかなり広汎な区域がその実験場所を中心として指定されております。その指定された区域を通過して来る船に対してはすべて検査をしておられるようでありますが、この区域は恐らく危険の懸念があるというような意味合いから先方で、アメリカで指定した区域以外に、更に広くそういうゆとりを取つたものと思われます。そういたしますと、日本の漁船が先ず以て漁場に参ります場合にも、帰つて来る場合にも、この指定区域は避けなきやならん。万一ここへ来れば、ほか……

第19回国会 水産委員会 第19号(1954/04/12、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 永野さんにお尋ねしますが、今の問題で最近私聞いたことですが、アメリカに輸出しておる一等まぐろ、そのうちで相当クレームがあるということを聞いているのですが、これは水爆に直接関係はないのじやないかと思うのですけれども、そういう情報をおつかみになつておりますか。
【次の発言】 これは恐らく水爆と直接の関係はないのじやないかと思いますが、私どもその辺はよくわかりませんけれども、従来よりもこのクレームのつく量が非常に外い。従来五%程度のものは誰でも見ておつたらしいのですが、二〇%程度にもクレームがある。それは肉質が、何といいますか、赤いといいますか、黒いといいますか、ダーク・カラーといい……

第19回国会 水産委員会 第20号(1954/04/19、3期、自由党)【議会役職】

○理事(秋山俊一郎君) 只今の御説明に対しまして御質問がございませんか。
【次の発言】 若し御質問があれば次回にやつてもいいと思います。
【次の発言】 それでは本件につきましてはなお御質問もあり、又締めくくりもしたいという御意見もありますので、更に次回に引続いて研究することにいたしたいと存じます。
【次の発言】 次に本日の日程となつております、水産を中心とするソ連への貿易代表・派遣に関する件を議題といたします。本件につきましては木下委員の申出もございますので、木下委員から御説明をお願いいたします。
【次の発言】 只今木下委員からの御発言もありますが、本件は懇談という形式をとつて暫らくお互いの貴……

第19回国会 水産委員会 第22号(1954/05/07、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 海苔の養殖事業というものは東京湾方面においては随分古くから行われておつて、日本のいわゆる特産物として日本国内では非常な嗜好を持つておるのでありますが、近時沿岸漁業の行詰り等から浅海養殖の面に水産庁としても非常に力を入れております。従つて日本全国に亘つて適地には至る所海苔養殖業が盛んになつて来ておる。これは我々沿海漁業の行詰りの一つの打開の方法として非常に喜ばしいことだと考えておる次第であります。この漁業に対して水産庁の方針はどういう方針を持つておられますか、その点一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大体国内において海苔の現在生産されております数量はどの程度になつておりま……

第19回国会 水産委員会 第23号(1954/05/10、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 今日これは決議するのですか。
【次の発言】 一点お伺いしたいんですが、先ほどから差当り融資の途を講じてやるというお話ですが、それはその融資がどこから融資することになりますか。一般市中銀行ですか、或いは農林中央金庫とか、或いは農林漁業金融公庫とか、いろいろ政府の関係の金融機関のどちらから……。
【次の発言】 御承知のように最近の金融状況というものは非常にまあ工合が悪いわけなんです。こういう水産関係でなくても非常に悪いところへ、一層まあこういうふうな営業が不振な状態になると、融資ということは普通ではなかなかその融資はできないだろうと思います。今のお話にもあつたようですが、それもどこ……

第19回国会 水産委員会 第25号(1954/05/18、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 私も二、三点細かいことこついて、お尋ねしたいと思いますが、横山さんにお尋ねいたします。先ほど来漁船の施設の登録問題がありましたが、まあ従来、或いは現在におけるこの漁船が、漁獲物を冷凍して帰つて来ますね。そうした場合にこれを陸揚げせずに帰つて来る場合口もあれば、沖からいきなり輸出に持つて行く、或いは又帰つて来ましても、それを陸揚げせずに、直ちに輸出するというような場合がございますか。
【次の発言】 そういたしますと、現在では直接に漁船から持つて行く或いは船に積み替えて持つて行くということは行われておらないのですね。
【次の発言】 そういたしますとこの法律ができました場合に輸出水産……

第19回国会 水産委員会 第26号(1954/05/19、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 水産庁のほうにお伺いいたしますが、今回の漁船損害は数においても非常に多いのでありますが、先ほどのお話によりますと、漁船保険に加入しているものも相当あるようなお話でございましたが、大体どれくらいのものが加入しておつて、どれくらいのものが未加入のものであるか、数字は大体おわかりになりませんか。
【次の発言】 勿論、この損害については全損或いは部分損というものがございますが、一組合でこれだけの損害がありますと、漁船保険組合の経理は非常に困難になつて来ると思いますが、そういつたような面について実は私もこの点心配していろいろ聞き合しておりますが、中央会方面には何も状況報告はございません。……

第19回国会 水産委員会 第27号(1954/05/20、3期、自由党)【議会役職】

○理事(秋山俊一郎君) 質疑打切りということの動議でもないようでございますが、今日はこの程度で質問を打切つて、若し質問があるならば次回にと、こういうように私は聞いたのですが……。
【次の発言】 只今青山君の御動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは本日はこの程度で散会いたします。    午後三時五十六分散会

第19回国会 水産委員会 第28号(1954/05/24、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 これはもつと検討して見なければわかりませんが、今ちよつと見たところでは例に倣うとなれば我々が修正しようとするものと少し違つて来ると思う。というのは、この協定の効力発生までの間における期間に対する損害補償は我々は行えと言つておる。ところが例に倣うということでそれは見舞金ということになるのではないか。見舞金とは書いてないけれども、その例に倣うということになると見舞金で行くということになる。そんなら初めからそう言うたら何も修正しないでいいんじやないかとちよつと考えられる。
【次の発言】 そういたしますと過去において、現在までの間においてアメリカ合衆国の軍隊が日本国内及びその附近に配備……

第19回国会 水産委員会 第29号(1954/05/25、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今議題となりました臘虎膃肭獣猟獲取締法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申上げます。  同法におきましては、臘虎、膃肭獣の猟獲、その獣皮の製造その他の行為の禁止、制限に違反いたしました者については、主刑として、「一年以下ノ懲役又ハ十万円以下ノ罰金」に処するほか、附加刑として、これらの違反行為に供した物、違反行為により得た物等を没収する旨を規定いたしておりますが、この没収は、いわゆる必要的没収でありまして、およそ違反行為があり主刑に処すべき場合には、必ず没収がなされることとなつており、而もその物件の中には船舶、船具等も含まれているのであります。  この点に……

第19回国会 水産委員会 第30号(1954/05/26、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 ちよつと速記をとめて下さい。

第19回国会 水産委員会 第31号(1954/05/27、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 今審議中のこの輸出水産業の振興に関する法律案は関係業者が非常に熱望しておつた法律でございまして、我々といたしましてもこの法律制定の趣旨には賛成をするものであります。ただこの第二条におきまして、その輸出水産物とする品目につきましては全部「政令で指定するもの」というふうに政令に委ねております。ところでこの輸出に向けるところの水産物は多種多様でありまして、これをすべて含むということはなかなか問題であります。この取捨選択に当りましてはいろいろと問題が生じてまちて、なかなか急速にきめにくいというような事情も察せられますので、この際局限された……どうしてこれだけのものはこの法律に謳つておく……

第19回国会 水産委員会 第32号(1954/05/30、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 復旧資金と称するものが「利率が年六分五厘以内のものであること」という規定がありますが、これはどういうところから出る金でございますか。農林中金、或いは一般金融機関では、農林中金とか一般金融機関は六分五厘という金利はないと思いますが、これは特に復旧資金として六分五厘という規定が何かあるわけですか、それとも都道府県又は市町村等において利子補給をした結果六分五厘ということになるか、その点御説明願います。
【次の発言】 第四条に「前条第一項の規定により政府が都道府県に対し補助する場合における当該補助に係る同項各号の復旧資金及び転貸資金の総額は、八億五千万円を限度とする。」、こういうことが……

第19回国会 水産委員会 第33号(1954/06/01、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 これを続行して行くということになると、確かに六カ月であつたように思いますが、あと六カ月に問題があると思うのですが、どのくらいの経費がかかるのですか。
【次の発言】 そうすると、それは一年中の経費が一億八千万円、それは何点でございますか、定点は……。
【次の発言】 北のほうの一点ですか。
【次の発言】 その船はどのくらいの船で、どのくらいの建造費がかかるのでございますか。
【次の発言】 そうしますと、今から船を建造してかかるということになると、実際の定点観測にかかるのはいつ頃になりますか、仮に今からかかるとしてもですね。

第19回国会 文部委員会 閉会後第9号(1954/08/27、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(秋山俊一郎君) この間就任しました秋山でございます。  この接収解除の問題につきましては、調達庁及び外務省の国際協力局の両方で相当してやつて参つておるのでありますが、私も最近就任したばかりで、当時のいきさつ等は、今福島長官からお話になつた通りに伺つております。ただ来年の十月という一応の数字的な話が出ておるのでございますが、先ほどから福島長官から話がありますように、十月という話は出ておるけれども、十月にそれではきつかり返すというところまではまだ行つていないようであります。併しながら、現在の米駐留軍の展開状況、その他日本の自衛隊の状況から考えまして早晩ここに変化が起るものであろう。そうし……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第4号(1954/03/15、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 お尋ねいたしますが、只今の御意見によりますと、従来とても相当大きな超過負担になつておつた。今回補助率を引下げますためにいろいろな職員の給与が更に超過負担を増加して来ますために、中にはその職員を従来通り設置することのできなくなるような府県がありはしないか、若しそういつたような場合に、仮にそういうものを整理いたしますというと、これによつて退職資金その他のものも又要ることと存じますが、その点は如何でございますか。地方財政の負担が非常に重くなるけれども、事業の性質上泣く泣くでもやらなければならんということでございますか。又止むを得ず二分の一くらいの補助では維持できないということで整理す……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第7号(1954/03/23、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今の副総理の御答弁でございますが、先ほど来小笠原同僚委員から漁船損害補償法の件について御質問がありましたが、これは私も当時その修正をした一人であります。大蔵大臣及び予算を編成する大蔵当局ともしばしば折衝いたしまして議案を修正しようとした際に大蔵当局はこれに対する代案まで出したのでありまして、スライド制を出して来るとか或いは我々の修正案に対する或る程度の変更をしたらどうかというような大蔵当局からも提案をしたのでありますが、これはどうも余りにも姑息的な問題でありましたので議院といたしましては現行法の通り修正をしたわけであります。それにつきましては勿論、我々与党といたしまして与党の……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第8号(1954/03/24、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 もう時間もないようでありますから簡単にお尋ねいたしますが、水産問題が三件ばかり出ております。そのうちで先ほどもお尋ねがありました漁船損害補償法の問題でありますが、今度整理される補助のうちで、個人に又は個人会社或いは団体等に行くもの、産業教育振興会の教科書の発行費の補助の経費、これと只今申上げまする漁船損害補償に対する補助、この二件だと思うのですが、大臣も漁業関係は船のほうに御関係がありますので相当御存じと思いますが、現在の漁船はまあ大きいのもありますし小さいのもございます。ところで日本海とか或いは支那海とか或いは北海道方面、又は最近では千葉県、静岡県、神奈川県等から広く漁場で操……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第17号(1954/04/13、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 先ず第十三条の漁業調整委員会に関する国の負担の点につきましてお尋ねいたしたいと思いますが、今日は農林大臣がお見えになるというので、そのつもりで私も出て来たのですが、農林大臣がお見えにならないので極めて事務的な問題をお尋ねいたしたいと思います。その前に農林大臣は次の委員会には出られることになつておりますか、委員長にお伺いいたします。
【次の発言】 この調整委員会に対する国庫の負担は従来全額国庫となつておつたのですが、従来とてもこの漁業調整委員会の費用が非常に少いというので、地方でしばしば我々はその不足に対しての実態を聞いて、何とか増加してもらいたい、これだけではやつて行けないとい……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第19号(1954/04/20、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今の御説明で義務加入のものを通達によつて抑えておる、こういうお話でありますが、この通達は何に基いてこれは出るのでございますか、漁船損害補償法の第九十一条に、「組合は、組合員又は組合員たる資格を有する者から保険の申込があつたときは、正当な理由がなければ、これに対して保険の引受を拒むことができない。」、こういう条文があります。この法律を通達で抑えることができるものでしようか、義務加入というものは先ほども千田委員からお話がありました通り、昨年八月一日からこの法律は公布されまして、二十九年四月一日から実施されるということがはつきりしておりますために、御承知のように義務加入は簡単にすぐ……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第20号(1954/04/24、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 一点だけ主計局長にお尋ねしますが、先ほど鈴木委員の御質問に対しまして、この法律案が衆議院から修正になつて参つておることについて、一年間の時限立法になつておる。それはこの一年間に十分補助の整理等について検討をした上で措置したい、かような御説明でございますが、当委員会におきましても、もうすでに一カ月を経過して相当質疑も重ねて参りまして、そろそろ最終の段階に近付いておる。我々もこれに対して十分今後検討しなければならんのですが、若しこの衆議院の修正通り可決せられたといたしましても、この法律は衆議院通りに可決した通りあなた方はお受取りにならんで、更にこの一年間にこれに対してもう一つ別な法……

第21回国会 水産委員会 第2号(1954/12/16、3期、自由党)

○秋山俊一君 今日はここで一応この問題をとめるそうですが、資料の提出をお願いしたいのですが、先ず全国的に重油、まあ軽油、ガソリンは別といたしまして、重油を配給している配給業者の数がどのくらいあるか、数の問題。それから価格の問題につきまして農業用の価格、或いは工業用の価格、或いは漁業用の価格、文厨房用に用いられる重油の価格、これだけのものの価格が如何ようになつているかという点をA、Bに分けまして、地区的に違えば地区的に分けた資料を次の機会に提出することを委員長におお願いたしたい。
【次の発言】 私は只今こういう資料の御提出を願うということは、先ほど鉱山局長からおお話ございましたが、これを需要者団……

第21回国会 水産委員会 第5号(1955/01/23、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 私は昨日遅刻をして参りましたために、各委員の質問に対する政府委員の答弁をことごとくは承知していないのでありますが、ただいま委員長から述べられたアメリカが慰謝料として出した二百万ドルのほかに、捐害としてはさらに十九億円ほどの計算が出ている。そういうものに対して日本政府は補償するのか、あるいは何らかの措置を講ずるのかという質問がおそらく委員のうちからあったと思われるんですが、それに対する政府委員の答弁がどういうことを言われたのか、何も言われなかったのか、その点を伺いたいんですが。
【次の発言】 ただいまの御説明で害のないということもわかりましたが、やはり一部に反対があるということに……

第21回国会 水産委員会 第6号(1955/01/24、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 今の問題に関連するのですが、独航船の許可をなさる場合に、数だけ各県に割り当てるのですが、各県からずいぶん申請があったと思いますが、その中にこれこれこれというような指示はないのですか。
【次の発言】 今回の北洋に持っていく漁船は、大体底びき等の、いわゆる漁業調整上の問題が、相当含まれておると思いますが、そういう点は加味されておりますか、されておりませんか。
【次の発言】 先ほど青山委員から御質問がありましたこととよく似たケースが、秋田県にも行われておる。これは非常に業者が迷惑しておるようであって、私どもその実情を伺って、あまりにも現在の政府が無理をしておるのじゃないかという感じを……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1955/08/17、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 ただいま大日本水産会の伊東副会長から陳情がございました。韓国の南における李承晩内においての拿捕問題でございますが、この問題は私、先日来長崎に帰省いたして荒りまして、陸続と拿捕される実情を承わりまして非常に心痛いたしている承のでございます。それでちょらど本日からの委員会に、鳩山総理の御出席クいただきまして、重大なるこの李ライン問題の解決についての所見を承わり、なおかつわれわれも意見を申し述べたいと考えておりましたが、本席に出席のございませんことをまことに遺憾に存じます。外務大臣がもちろん当面の責任者とでもいえるのでありますけれども、先日来旅行中であるということを承知しておりました……

第22回国会 農林水産委員会 第2号(1955/03/30、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 水産問題につきましてはたくさんお尋ねをしたい点がございますが、先ほど来石油の問題が出ましたから、関連いたしましてこの問題だけをお尋ねいたしたいと思います。  大臣も先般来農家の経済状態から考えまして、重油の値段を七百円とかお下げになるというような御計画を発表されておりますが、元来重油等につきましては、関税が免除されて参っております。ところでその免除期間が明日をもって切れることになっておりまして、その関税に関する法律は、これを延期する法律がたしか今日大蔵委員会にかかっていると思いますが、これは二カ月延期するという案だと承わっております。もし二カ月間だけで、あと十カ月、すなわち四、……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1955/08/19、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 私はこの問題は、最近とみに先鋭化しておる日韓間の問題でございまして、外務大臣も渡米を前に控えて御多忙ではあろうと思いますけれども、この重大問題について、当委員会の要求に応じて出ていただけないということは、まことに私は遺憾に思います。先日来、ことに今朝の新聞等におきまして、韓国大統領といたしましては、日本との経済断交もあえてするというような発表までいたしている今日、この問題は非常に重大な私は問題であると、かように考えております。外務大臣の当委員会においでいただけないということに対して深き遺憾  の意を表して、私は質問のできないことを残念に存じます。

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1955/09/14、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 日韓問題につきましては、ちょうど外務大臣がアメリカに御出発の少し前にございました前委員会において、ぜひ御出席をいただいて当局の御意見を十分承わりたい、われわれの意見も申し上げたいと思っておりましたが、その機会を得ませんので、お帰りになった本日、あらためてお伺いするわけであります。  この問題につきましては、もうしばしば国会でも、あるいはまた民間からも陳情がございまして、事情につきましては今さら私どもが内容を申し上げる必要はございませんが、ともかくも最近八月に至りまして十二隻、七月に一隻という拿捕がございました。われわれといたしましては、国会中においていろいろ当局にお尋ねをいたし……

第22回国会 農林水産委員会 第6号(1955/05/13、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 まことに御苦労でございました。いろいろ御説明がありまして、大要わかりましたが、皆さんが長い間向うでいろいろ折衝されるかたわら、向うの漁業状態等もかなりお調べにもなったと存じます。ただいまお話のありましたように、中国側としてはどんどん増産を奨励しておる、現在、先ほどのお話によりますと、中国の船が、底びきが二百八十七そう、建造中のもの四十四そうというのであります。われわれといたしましては、意外にその数の多いのに驚いておるわけであります。これらに対しまして、中国側として一向制限をしておるような感じは受けない、どんどん船を作って増産に拍車をかけておるように思われるのです。ところが一方日……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第6号(1955/09/16、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 本問題は前回の委員会において被害当事者から詳しい陳情があったのでありますが、当時は単に陳情だけにとどまっておったのでございまして、この問題は群馬県水上町の藤原地区に建設省が目下工事中のダム工事に伴いまして、建設用の砂利採取ということから、砂利だけでなく、砂利とともにいわゆる土砂を一緒にとる、あるいは採石をするということによってその流域の河水、河の水をひどく汚濁するのであります。それがためにこの利根川の藤原地区以下の流域におきましては長い間アユあるいはマスあるいはウグイ等の養殖をはかりまして採卵放流をする、あるいは稚魚の放流をするということによりまして、魚族を増殖し、これによって……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第7号(1955/09/17、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 関連しまして……。ただいまの二橋委員からの御質問に対しましてのお答えが、このトウモロコシ、マイロというものの輸入が、単にトウモロコシ、マイロの輸入である。こういうふうになっておって、目的が別に示されておらぬということでありますが、少くとも外国から物を輸入する場合に、漫然と輸入するはずない。何らかの目標を掲げて、これは酒造用にするとか、あるいは飼料にするとか、あるいはその他の加工用にするとかという目的を掲げて私は輸入されているはずだと思うのですが、それがこの二つの品物に限って目的は何にもなしに外貨の割当をし、また輸入をされているものであるかどうか、この点を一つお伺いします。  そ……

第22回国会 農林水産委員会 第10号(1955/05/24、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 ただいまのお話によりますと、いまだ何ら正式の回答もなしにただこちらから要求といいますか、通告を出したのに対して、やりっ放しの状態になっておるというようなことでありますが、こういうことでは今後日本の船舶が安心して航海もできないという形になりますので、いま少しく外務省としては、日本政府として特に厳重に交渉をしてこの問題の解決を促進しなければならないのじゃないかと思います。今のお話によりますと、ただ私ども新聞では今お話のように見舞金程度のものを出す意向があるかのごとき記事によって承知をしておる程度であって、今日までほとんど何らの進展を見ていないということで、非常にわれわれも遺憾に思っ……

第22回国会 農林水産委員会 第11号(1955/05/26、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 ただいま関税を賦課されたうちで、海上用の重油に対しては負担のかからないように仕組んであるということでありますが、その行政指導はどういう方法でおやりになるか、通産省の御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 通産当局と農林当局、両方にお聞きしたいのですが、先般農林大臣が漁業用重油に対しては七百円の値下げをするということを声明され、それを実施されておるはずでありますが、果してその七百円というものが全国的に安く売られておるかどうか、この実態はどういうふうになっておりますか、どちらからでもよろしうございますが、おわかりになるところからお答えを願います。

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第12号(1955/11/09、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 きょうは政府の方からどなたが来ておりますか。
【次の発言】 法務省は見えておりませんか。
【次の発言】 この問題はもう数回といいますか、しばしば論議をせられて参りまして、今さら取り上げるのもあまり回を重ね過ぎたような感じもしますけれども、もうすでに抑留されております日本人が、二百数十名の者がだんだんと非常に寒い大陸の寒風にさらされる時期になって参りまして、夏以来抑留されて、ほとんど無一物の者が非常に困窮していることは御承知の通りであります。これらの返還方につきまして、政府当局、特に外務省ではしきりにごあっせんになっていることも承知いたしておりますが、近ごろの新聞紙上等において承……

第22回国会 農林水産委員会 第13号(1955/05/31、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 朝鮮の鮮魚輸入の問題が出ましたので、一点お伺いいたしたいのでありますが、最近の新聞に、日本の漁業者が北鮮の漁業者ですか、北鮮との間に漁業上の約束をして出漁し、あるいは向うの魚を取引するといったような約束ができたということに対して、南鮮側は非常につむじを曲げておるという記事がございましたが、水産庁はそれを御承知でありましょうか、もし御承知であれば内容をお示し願いたいと思います。
【次の発言】 新聞の名前は忘れましたが、つい一週間もたたないくらいのことと思いますが、新聞はごらんになりましたか。
【次の発言】 新聞の記事には名前も何も載っておりませんでしたが、そういうことについて何か……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第14号(1955/11/11、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 今、森崎委員からこまかく要望がありましたが、その点は今の築磯といったようなことに発しておるのでございまして、この対策のうちのノリ及び貝類の養殖事業の施設がのっておりますが、これらに対して、ノリにしましても、貝にしましても、そう全部が全部できるものではないので、ある適地がなければならない。有明海は貝類の養殖というものは旧来からやっておりまして、そうどこにも余地があるものとは私思いませんが、御承知のようにきわめてあの辺は零細は漁民でありまして、しかもこういう被害を受けて非常な収入減じゃなくて、ほとんど皆無状態にある場合に、かような事業をやらせましても、とても自力ではできないことは御……

第22回国会 農林水産委員会 第15号(1955/06/07、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 どうも今清澤さんの御質問にもあったのですが、この問題はどこかに害を与えた人があるに違いない。害をこうむっておるのだから、あるに違いないのであります。これを意識して害を与えることになったか、あるいは無意識にやったか、それはわかりませんが、三者の御意見を聞いてみますと、被害を受けた側の千葉県では、どうもその当時の事情からして、海上自衛隊の船があそこにおったから、どうもそれは同じような油を使う船でもあるし、多分それであろうという推定のもとにこれを論じられておるようであります。一方自衛隊の方では、なるほどそこにおったけれども、油を使う船は、この種の重油を使う船は一そうであって、他は軽油……

第22回国会 農林水産委員会 第17号(1955/06/10、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 関連して。今のお話を聞くと、予算の流用については大蔵省の許可を受ける。あるいは承認を受けると言っておられるのでありますが、それはどの程度の流用でございますか。項ですか、目ですか。
【次の発言】 そういうふうに目の流用を大蔵大臣ですか、大蔵大臣の許可を所管大臣が受けなければ、与えられた予算で農林大臣ができないというのは、何か規則があるのですか。
【次の発言】 そういうことはわれわれには不思議でかなわぬのですがね。目を流用するという場合に、大蔵省の許可を受けなければならないというのは、何か規則でもあれば別ですが、そういう慣習ですか。それでは大蔵省少し行き過ぎてはおらぬのですか。それ……

第22回国会 農林水産委員会 第18号(1955/06/14、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 関連質問。今資源の問題になっておるようでありますが、北海道のニシンは本年は非常な不漁であるということを承わって、われわれも心痛しておるわけであります。ところが九州においてイワシ漁業が近年非常な不漁であります。二年ほどほとんど皆無に近い状態であって、御承知のようにこれは終戦後相当規模を大きくして電探を使って、かなり船型も大きくなって相当数量をあげておられます。従いましてこれが戦前から戦後になりましても外貨獲得の面にイワシの製品というものは相当に海外に出ております。九州だけでも、長崎県だけでも九十万ケースほど出た時代がありましたが、今日では全然できないような状態になって参っておるこ……

第22回国会 農林水産委員会 第24号(1955/07/07、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 先ほどの御説明でちょっとはっきりしなかった点がありますが、十万キロというのは重油か、あるいは原油か、まだそこははっきりしていないというようなお言葉であったように思いますが、原油の場合であったとするならば、原油十万キロであったならば重油は十万キロ出てこないと思うのですが、その辺はどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 そういたしますと、十万キロリットルという量は具体的なものではない。大体それに近いものでいこう、こういう考え方じゃないかと思うのです。十万キロリットルというものを扱うとすれば、A重油ならA重油が十万キロリットルなければいかんわけです。原油で十万キロリットル入……

第22回国会 農林水産委員会 第27号(1955/07/14、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 なかなかむずかしいようでありますが、先ほどの次官間の申し合せが遅延しているということですが、それはどういう点で長引いているのでありますか。この問題は私は現在の日本の実態からいいますと非常に大きな問題だと思う。単に移住振興株式会社法案といったような一つの会社法案として見れば、大きくないでしょうけれども、今日の日本の現状から見ると、非常に大きな重要な問題をはらんだ法案だと思うのです。従ってこれは一日も早く成立させるべきだと思うのです。これもきのうやきょう始まった問題ではなく、前から論議されてきた問題であって、それが今日まだ両者の次官の申し合せもできぬというのはどういう点にネックがあ……

第22回国会 農林水産委員会 第28号(1955/07/15、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 水産資源保護法にたしか「保護水面の区域」というものが設けられておるのでありますが、河川における砂利が魚族のちょうど産卵場になる場合が非常に多いのであります。そういう場合に水産庁としてはこの法律は何ら影響がないと、かようにお認めですか。
【次の発言】 この法律の立案あるいは提案に至るまでにおいて、水産庁は協議にあずかって検討されたのですか。
【次の発言】 実は私はこの法律については前もって伺っておらぬので、きのうたしかちょっとそういう話を聞いた程度で深く検討はしておりませんが、農林水産面で河川というものは相当農業にも水産業にももちろん関係のあることでありますが、内容はどういうふう……

第22回国会 農林水産委員会 第29号(1955/07/19、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 今日資料としていただきましたこの一、二の種目の指定の条件といたしまして、貸し付けを受けるものが、その必要とする資金の百分の二十以上のものを農協または漁協から貸付を受けることを条件として貸し付けられるものを指定すると、こうありますが、これはどういうわけでかようになったものか。この百分の二十というものを自己資金を充てるとか、あるいは市中銀行から調達するとかいうような場合には、何ゆえに貸し付けられないか。
【次の発言】 この農業の宿舎とか、あるいはサイロ、あるいは堆肥舎とかいうようなものはそういうことになるかもしれませんが、漁網綱ということになると、これは一企業体がこれを使用する場合……

第22回国会 農林水産委員会 第31号(1955/07/21、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 私は水産の立場からお尋ねするのですが、この砂利採取が普通露出しておる、水面から出ておるところで採取される場合には大した影響はないと思いますけれども、この許可の期間が相当長くなりますというと、その許可を受けたいわゆる区域内の砂利を相当とって行きますと、水底にまで及んで、水底の浅瀬の所の砂利をとるようになってくるのじゃないか。そういたしますと、これが非常に山の中の奥の方ならばともかくも、おそらく砂利を採取するのは河口の方が多いと思う。これらの砂利のある所は魚族の非常に産卵場になる。ところで卵を生んだものが、たとえばアユのごときはそういう所で卵を生むというと、それが孵化すると、海に下……

第22回国会 農林水産委員会 第34号(1955/07/26、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 今回漁港整備計画を改訂せられたのでありますが、そのうちには第一次計画において指定されておったものが、今度落されているというのが相当あるようでありますが、これはどういう意味で落されたのかどうか。
【次の発言】 今回の改訂は六百四ヵ所でございまして、六百四ヵ所があげられておりますが、この六百四港、すなわち整備を要すると認めるものが二千六百港もある、漁港として利用されているものが二千六百港ある。そのうちから今回すでに完成したものを除いて、六百四港を選定したのはどういう基準によってやられたのか。
【次の発言】 この今回の計画によりますというと、昭和三十年度以降この六百四港を完成させるた……

第22回国会 農林水産委員会 第35号(1955/07/27、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 関連。ただいま水産の問題が出ましたが、今の油による被害というものはまことに千田委員御指摘の通り不思議な結果が出ているのであります。そのほかに先ほどマツクイムシだとか、あるいは病虫害等の農作物に対する被害などについても御質問があり、それが気温の低下により生ずるとするならば、そういう道によってこれを救済することができるのでありますが、もうすでに御承知の通り昨年でありましたか、東京湾においてヒトデが非常にふえまして貝が全部やられてしまいました。あるいはまたしばしばあることでありますが、海面にいわゆる赤潮というものが発生しまして、それがために貝類、特に真珠貝であるとか、あるいは養殖貝と……

第22回国会 農林水産委員会 第36号(1955/07/28、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 ちょっとお尋ねしたいのですが、ちょうど林野庁長官がお見えになっておりますので、今の杉に対する害虫ですが、今のお話のうちにありましたクリタマバチ、これが私はつい先月、いや本月ですか、高知県に参りましたところが、高知県のあの四国山脈の中の山村において、これがだんだん広がってきて、それでこれを県の方から早く切り倒せというけれども、農民はただ切り倒せったって切り倒すわけにはいかぬというので、ほったらかしておいたら、だんだんこれが広がって行くという傾向にあるということを聞きましたが、林野庁ではそれがお耳に入っておりますか、またそういうことに対して何らかの措置を講じておられますか、ちょうど……

第22回国会 農林水産委員会 第37号(1955/07/29、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 今お話しのうちにありましたのですが、長崎干拓、いわゆる有明海の干拓ですが、これもヤンセン氏が来て視察して帰ったわけですが、これらも地元で非常に大きな期待を持っておるわけであります。どの程度まで調査をされたのか、御存じでしたらお伺いしたい。

第22回国会 予算委員会 第10号(1955/05/17、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 この輸入の問題ですが、昨年でしたか、第一次鳩山内閣ができたときに、輸入商社の数が非常にふえたということを聞いておりますが、どういうふうにふえておりますか。従来輸入商社が何社あって、現在何社になっておりますか。この点伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、現在この商社が、最高十四社ということになるかもしれませんが、これはまだ重複していなければもっと数が多いかもしれませんが、これらの商社が扱います数量は、今までこの輸出実績に見合う数量できめるのでありますが、どういうふうにして輸入数量をおきめになるのか。
【次の発言】 そうしますと、その輸入商社が輸入した米を日本政府が……

第22回国会 予算委員会 第42号(1955/07/22、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 私は、鳩山総理大臣に対しまして、水産問題について若干お尋ねをいたしたいのであります。御承知のように韓国政府が、去る昭和二十九年一月十八日に広範な海域に対しましていわゆる李承晩ラインというものを設定して、そうして主権の宣言をいたしました。自来この海域において操業する日本の漁船に対しましてあらゆる圧迫を加えて参っていることは御承知の通りでございます。漁船の拿捕、抑留の数はおびただしいものに上っておりますが、中には二十八年二月に、第一、第二大邦丸を襲撃いたしまして漁掛長を射殺する等の暴挙をあえていたしているのであります。さらにまた、日本の領土であります竹島を武力をもって占拠いたしまし……

第23回国会 農林水産委員会 第3号(1955/12/06、3期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 本件に対しましては千田委員から十分要望なり質問されましたので、私は格別に質問することもありませんが、すでに本年は年末ももはや間近かに追っておりますし、業者といたしましては税の申告をしなければならぬというせっぱ詰まった時期になっております。特に先端と申しますか現地におきまして、税務署等の関係もございまして、手がおくれますというと何にも役に立たぬことになりますので、この点はもちろん長官においてもくまれて交渉されていることと存じますが、時期のおくれないように至急にこの点を解決するような御努力を願いたいと思います。今お話しのようにこの慰謝料が新しい所得と、あるいは損害を上回らないという……

第24回国会 農林水産委員会 第2号(1956/01/30、3期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 関連して。先ほど陳情の中にもございました漁業災害補償制度というものが早くから漁業関係者からしきりに要望されておりました。農林当局としてもこれに対する調査はぼつぼつやっているようでありますが、今回の災害に見ましても、漁船といわず定置漁業あるいは養殖といったような漁業関係の被害が必ずつきまとっております。漁船におきましては、すでに漁船保険の制度が、いわゆる漁船の損害補償制度が確立されておりまして、これに加入すればこれによって救済ができるわけでありますが、その他の漁業方面につきましては、何ら今までございません。これに対しまして、政府はわずかの予算をもって調査はいたしておるようでありま……

第24回国会 農林水産委員会 第22号(1956/03/23、3期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 山崎さんにお尋ねいたしますが、昨年の日中漁業協定の際に、中共側が拿捕漁船の三十二隻というもの及び抑留者全員を日本に返しました。その残りが現在百四隻あるということでありますが、今のお話によりますと、拿捕の責任といいますか、拿捕は政府がしたのであるから、民間代表はそれには独れるわけにはいかないと、こういうことであったそうですが、その際に三十二隻というものを返してきた。そこで、今回の交渉によりまして、百四隻というものがやはり前のようなケースで、何らか一部でも返されるような見通しがあるのじゃないかという感じが私どもあるんですが、しかし三十二隻を返したというような、非常に半端な数字でもあ……

第24回国会 農林水産委員会 第23号(1956/03/27、3期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 ただいまの質問に関連して私も一点伺いたいのは、先ほどの説明によりますと、通関はしても市販をしなければ実害はないであろうというようなことで通関を認めたということでありますが、通関を認められたその品物が、市販をされないでおるという事実は、どこの倉庫に何がし入って、そうしてどういう保管がされておるか、果して市販がされないということをはっきり通産省は確かめることができるという見込みの上で通関をしたのであるかどうか、今千田委員の質問にもございましたように、明らかにこれが大阪方面で市販されておるという話であります。そうするというと、それはその通関をしたものであるか、あるいはそうでなくして他……

第24回国会 農林水産委員会 第26号(1956/04/06、3期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 私はこの中央卸売市場法の審議はきょう初めてで、あるいはすでに質疑が終った問題になるかもしれませんが、一、二お伺いしておきたいと思います。  それは中央卸売市場というものの定義がここにありますが、市場というものの定義は一体どういうふうに考えておられるか。
【次の発言】 大体まあ常識的にそうであろうと思いますが、その業務規程というものがすべてを律するわけになると思うんですが、今お話しのように、必ずしもせり売りによらないということも事情によってはできる、ところで売買をそこでしないで市場を利用するといったような場合はこれは市場行為になりましょうか。と言いますのは、たとえば築地の魚市場に……

第24回国会 農林水産委員会 第28号(1956/04/12、3期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 関連して……。ただいまの千田委員の質問に関連しておるのですが、先日新聞で拝見したのでございますけれども、この出漁に対して業界としては自粛の方法をとっても出漁したい、こういうふうなことが新聞紙上に見えておりましたが、業界といたしましてその自粛のやり方というものはどういうことでありますか。その自粛によって、この事業がかりに相当の制限を受けてもその自粛方針によっていけばある程度の仕事ができる、こういったようなお見込でありますか。これは私は新聞で拝見したのであって真偽はよくわかりませんが、たしか藤田さんの御発表じゃなかったかと新聞紙上では拝見したのですが、その点はいかがですか。

第24回国会 農林水産委員会 第29号(1956/04/13、3期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 この飼料の検査といいますか検定といいますか、そういうものはどういう機関で現在やっておりますか。またこれがために機関を増強するというような考えはないのですか。
【次の発言】 今そうすると東京だけでございますか、それは。
【次の発言】 そうしますと、東京だけだと輸入業者あるいは製造業者としては、一々東京の検査所にサンプルを送って分析をしてもらって、分析票をもらって、それを飼料の包装の表面につけるとか何とかする、そういうことをするのじゃないかと思いますが、これはいわゆる看板に偽わりありで、一片のそういうような分析票だけをもって果して需要者が、農家が、あるいは飼育者が安心して買えるかど……

第24回国会 農林水産委員会 第39号(1956/06/03、3期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 ちょっと私ふに落ちぬところがあるのですが、先ほど来の御説明の、国際情勢の変化によってはどうなるかわからぬといったようなお言葉がありましたが、とにかくわれわれには国際情勢が変化した場合にこれがどういうふうに変化するかということがよくわからないのですが、外国における生産が非常に増加したときという意味であるか、少くなったとき、あるいは戦争状態が起ったときをさすのか、その国際的の変化ということはどういうことを想定しておられますか。大体この法律が適用をすることは、先ほどからもお話しのように日本国内の生産者の経済を維持していくというのが建前でありますので、どういう場合に国際情勢の変化がこれ……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 農林水産委員会 第3号(1956/11/27、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 私も一つ資料をお願いしたいのですが、これはもうこの会議ではやりませんか。
【次の発言】 そうすれば、資料をお願いしたいのは、戦前から日本はあの方面で相当に漁業をやっておりましたが、いわゆる公海における漁業、日本がやっておった漁業ですね、漁業による漁獲局、それから日本がカムチャッカ方面でロシアの漁場を借りてやっておった。ああいったときにとった日本の鮭鱒の漁獲量というものがわかれば、できるだけ、まあずっと何十年もさかのぼらなくてもいいが、戦前の分から戦後にかけての日本内地でとっておった量、そういうものの数字を表にしていだたきたいと思います。もしわかれば、ソ連の分もほしいのですが、わ……

第25回国会 農林水産委員会 第5号(1956/12/04、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 ただいまカンショの問題が出ましたので、一点お伺いしておきたいのですが、そのカンショ並びに澱粉等の価格がどうも本年は非常に下っているということの原因の一つとして、政府が買い上げているところの澱粉が三千万貫も今ストックになっているということが大きな因をなしているように伝えられております。多分さようであろう、それは一つの大きな原因であろうと思いますが、今後また澱粉を買い入れるということになりまして、それがいつまでもそういうふうにストックになっているということになりますと、その値段の上昇は非常に困難じゃないかということを憂えますと同時に、今後においてもそういう問題は始終起ってきやしない……

第26回国会 大蔵委員会 第31号(1957/04/19、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 国有財産法の一部を改正する法律案のうちで、第九条の二に、国有財産中央審議会及び国有財産地方審議会が設置されることになっておりますが、国有財産の処分につきましては当然のことと存じます。ところで昭和二十五年の四月だったかと思いますが、特別法として旧軍港市転換法という法律ができまして、その第六条にも、旧軍港市における国有財産の処分その他重要事項について、大蔵大臣の諮問に応じ、あるいは調査審議するというために、旧軍港市国有財産処理審議会というものが設けられて、この審議会によってこれらの事項が従来運用されて参りましたが、ここに国有財産の処理について二様の審議会ができるということが、ややも……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1957/06/06、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 厚生省は、水産業者が、特にこの以西底びき業者ですが、このオーレオマイシンを使って防腐に役立てておったということを、前もって御承知でありましたか。このオーレオマイシンを使っておるということを、御承知であったのでしょうか。
【次の発言】 もとより、そう長い間使っていたわけではないようですけれども、ちょうど使い始めたころに、これがぴしゃりととまった。そこで、この効果も非常に従来のフラスキン等から見るというと、効果ははるかに高いものである。そこで非常な期待を持ち、喜んでこれを使っておったところが、不幸にしてああいうふうな禁止になった。そこで、さっそくいろいろな調査の結果、業者としては、……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1957/06/08、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 まず、例のインドネシアに抑留されておった第三繁栄丸の措置につきまして、その後の状況を承わりたいと思います。
【次の発言】 ようやく一歩くらい進んだような感じがいたしますけれども、一昨年の七月でありますから、もう二年になるわけです。その間、当委員会でもしばしば質問もし、また督促といいますか、鞭撻もしてきたわけでありますが、今の御報告によりますと、向うも大体従来のようなひどい、突っ張りはせぬ。しかしながら、みずからの非は認めていない。ただ気の毒だという考え方では、これは外務省当局と同様に、われわれも納得がいかないのでありますが、この見舞金であるとかあるいは補償問題というとで、またも……

第26回国会 農林水産委員会 第4号(1957/02/05、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 この前にお聞きになったか知りませんが、私もよくわからないんですが、この運賃の値上げ率が、先だって来は一八%あるいは一五%といって、ここにいただいておるわれわれの方の資料での推算では一八%でやっておるんですが、それが現在一三%とかいわれておる。どういうふうにしてそんなに伸縮があるんですか。もっと縮まるような道はないのか。あるいはこれに至るところの、運輸省並びに国有鉄道は一体どういうふうなところから一三%まで縮めてきたのか。私はある事実も知っておりますが、国鉄が物を買うときに非常なロスがあるということを、あなた方お気づきになりませんか。私はある一定の耐用年数のあるべきものは、品物の……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1957/07/09、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 今、重政委員の御質問に対して、どうもはっきりした納得できる御答弁がないのですが、私はこうじゃないかと思う。掃海が完了した区域はまだ三〇%程度で、きわめて少い範囲である。その他の区域は危険区域である。従って、船舶の航行をするところの水域が非常に狭い。だからして、その狭いところだけを船舶を通さないと、危険水域を通したのでは危ないから、そこだけを保護しておるために、今のような問題が起ってきている。こういうふうに私どもは想像するのですが、そうした場合に、航行をする船舶だけは安全を保っておって、その安全な水域で操業する漁業者というものは一向考えておらない。漁業者はその危険区域でどんなこと……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第5号(1957/07/10、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 防衛庁の方にお伺いしますが、先ほどからお話のあるように、これはいつからということもはっきりしないのでありますけれども、数年前からやっておって三〇%しか完了していないということは、私どもまことに驚きのほかないのでありますが、あの狭い瀬戸内海において、今もって七〇%程度の危険があるということは、これは船舶の航行はもとより、漁業の上からも非常な重大な問題だと思うのです。何をおいてもこの辺は早く掃海して危険を除くべきものである、こういうふうに私は考えるのでありますが、今日まであなたの方で一生懸命やっているかもしれませんが、われわれの方から見ますと、まことに遅々として一向進んでおらないよ……

第26回国会 農林水産委員会 第6号(1957/02/12、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 ただいまお話のありました通り、北海道、北海道という御説明がありましたが、九州方面も同じように遠いわけであります。過般来いろいろ協議をしておった際のお話の中に、例の九州方面の六大都市に対する割引、これは従来通り据え置くというふうに承わっておりますが、その点はお間違いがございませんか。もう一点、それは等級改訂の問題、これは過般来この運賃引き上げの改訂といいますか、引き上げの際の必須条件になっておるようですが、これはいつごろ行うつもりでありますか、この二点を伺いたいと思います。

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第6号(1957/07/11、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 昨日、委員会終了直前において御発言があって、決議をしようというお話もあったようでありますが、かような問題は、もちろん重要な問題でありますが、委員会の決議とするというよりも、委員会において申し合せをして、そうして委員長からこの趣旨を強く政府に申し入れてもらうということにする方が、妥当じゃないか。ことごとくこういうものを決議々々でやると、決議の権威にも関しますので、事は非常に重要でありますけれども、形式としてはそういうような形式をとられた方がいかがかと思いますが、どうでございましょう。

第26回国会 農林水産委員会 第7号(1957/02/19、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 外務当局にお尋ねいたしますが、ただいま陳情のございました、インドネシア政府において去る三十年七月二十二日から三十日間もわが国の漁船を不法に拿捕した事件についてでございますが、高知県のマグロ漁船の第三繁栄丸が、マグロの漁業をやるためにセレベス島の東北方を航行しておりましたときに、ただいま申しました一昨年の七月二十二日に、その付近で漂流しておる小型の漁船を発見いたしまして、調べてみましたところが、インドネシア人であって、その人員は七名であったようであります。これが、先ほども陳情にございましたように、長い間漂流しておって、一週間も食糧が絶えておったというような疲弊困憊しておった人たち……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第7号(1957/09/09、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 ちょうど外務省からもお見えになっておりますが、日韓問題その後の問題を、ちょっと御説明いただけませんでしょうか。日程にはございませんけれども、非常に関心を持った問題でございますので……。むずかしくなっておるようでありますが、最近の動静はどういうふうになっておるかということを御説明いただけば、けっこうだと思います。
【次の発言】 きのうの新聞でしたかどうか知りませんが、最近の新聞に、この問題について外務省として、今お話しのように、根気強くやっていくか、あるいはまあがまんできる程度譲歩してでも解決するか、その二つの岐路に立っておるということが新聞に出ておりました。それで、これはまあ外……

第26回国会 農林水産委員会 第8号(1957/02/21、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 先だっての委員会において私がお願いしておきましたインドネシアの賠償問題について、外務省と農林省との話し合いはどうなっておりますか。これは当然その御報告をいただけるものと思って期待しておったのですが、そのお言葉がありませんが……。
【次の発言】 いつごろになりますか。

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第8号(1957/09/10、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 関連した問題でありますが、今重政委員から、るるお述べになりましたので、詳しいことを申し上げる必要はありませんけれども、有明海における農薬被害というものは、何も昨年から始まったわけじゃない、もっと前から始まっております。それが昨年ようやく政府がこれを認めて、わずかばかりの予算をどこからか捻出して出された。これで幾分の助けにはなっておりますが、今お話しのように、農薬を使用する限りにおいては、年々これは継続されて被害が続出してくるということであります。特に被害の多いのは甲殻類、エビだとか、アミ、カニ類というものに著しい減収が現われております。特に有明海はそういう漁業が零細な漁業者によ……

第26回国会 農林水産委員会 第10号(1957/02/26、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 実はさっきから伺いたかったのですが、今の港湾区域にこの根岸湾は入っておるということでありますが、私は鈴木さんにお尋ねいたしますが、この地域における漁業権は区画漁業権じゃないかと思います。漁業権は期限があります。その期限はいつになっておりますか。そう長く何十年という期限はないわけであります。従って、その期限が来た場合に更新することになるのですが、港湾区域内における漁業権の更新ということは、漁業権はもう少し早くからもらっている。ところが、港湾地区において最近になって今度漁業権を更新するとき、一体どちらが優先するのか、その港湾管理者はその漁業権待ったということが言えるものであるかどう……

第26回国会 農林水産委員会 第11号(1957/02/28、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 漁家の経済という問題につきまして、いろいろ御説明ございましたが、私どもは、同じ原始産業である農業と比較してみますと、これに対する政府の施策が非常に立ちおくれているような感じがするのであります。技術指導の面におきましても、これは性格はだいぶ違いはしますけれども、農業の面から見ると、指導員の数にしましても、指導の方法にしても、まことにりょうりょうたるものである。それからまた金融の面におきましても、零細な漁家に対する金融というものは非常に不円滑で、なかなか思うように改善をするといっても、資金も回りかねる。いろいろな面において漁家経済を向上せしめる、あるいは改善するという点で、私は物足……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第12号(1957/10/11、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 私はこの機会に、せんだっての水害に対する措置についてお伺いしたいと思いますが、長崎県を襲いました異常の豪雨によりまして、陸上のいろんな災害に対しましては、いち早く政府は手を打っていただきまして、着々復旧に邁進しておることはわれわれも非常に感謝しておるところでございますが、同時に、海の方の災害について、これは陸上と違いまして、非常に混濁した状態に当時はありましたために、しばらくその災害の状態がわからないで、それがわかったのはだいぶおくれてわかってきております。御承知の通り、有明海は主として養殖事業が盛んなところでありまして、その漁場に流れ込んできた埃土というものが養殖場をすっかり……

第26回国会 農林水産委員会 第20号(1957/03/26、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 ちょっと関連して。今のお話、農業のお話ですが、私は水産の立場から考えると、水が非常に少くなってくると、魚がいなくなってくるのですが、その必要な流量を流すために、漁業者からも負担金をとるのですか。ダムができますね。そうすると、ダムができて、そこから灌漑用水その他の必要な流量のものは、デッド・ウォーターとか何とかで流していく。その流量は一定の量をきめてあるでしょうが、それが川なら、魚がとれているのでね。ところが、水量が少くなれば魚は生息しなくなる。それを生息する程度の水を流していくということによって、農業者の受益者と同じように負担金をとるのですか。

第26回国会 農林水産委員会 第26号(1957/04/09、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 ただいま委員長からお話のありました、新潟県における積雪寒冷地帯の実情調査のために参りまして、一昨夕帰ってきたわけでございますが、その大要を御報告いたします。  派遣議員は河野委員と鈴木委員と私の三名で、四月四日から六日まで三日間にわたって、第一日に長岡市、次に小出町、十日町市、最後に高田市を視察調査いたしました。  以上各地のうち、長岡市の市街地は特に除雪機を運転して除雪し、高田市は自衛隊により、また小出町の一部では流雪溝による除雪等のため、比較的積雪量は少かったのでありますが、同じく市街地でも、十日町市のごときは積雪が人家の二階に達するほどであり、なお各地とも一歩市街地を離れ……

第26回国会 農林水産委員会 第28号(1957/04/12、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 私もただいま千田委員の述べられました意見と同じような意見を持っておるのですが、この北洋の漁業は、日本の沿岸において行き詰った漁業をある程度緩和するという点、それから海外市場において外貨を獲得するといったような面で、日本の経済の上にも産業の上にも、また食糧問題の上にも非常に大きな関係を持ち、重要な産業であることは申すまでもございません。従って、今回の日ソ交渉におきましても、国民がひとしく非常な関心をもってこれを見ておったし、われわれも今度の妥結については、当初日本が主張したものと相当の開きができてきたことを、非常に残念に思いますけれども、相手のあることでありまして、とにかく今年十……

第26回国会 農林水産委員会 第30号(1957/04/18、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 別の点からお伺いするんですが、今度のこの十二万トンというものによって、母船式並びに流し網というものの漁獲量の配分がきまつたわけですが、昨年の状態は異例な状態であったかもしれないけれども、相当独航船などはマイナスをしよいこんで困っておるという話も、私ども聞いておる。今年の状態が一隻当り百九十八トンですかで、利益率が一七%という御見解のようでありましたが、これは将来、先ほどから論議されております、来年度は一体幾らに漁獲量がきまるかという問題と非常な大きな関係がある。そこで、この独航船及び流し網漁船が、一隻当り収支のとれる数量ですね、まあ今年は一七%ということで、逆算すればわかるよう……

第26回国会 農林水産委員会 第33号(1957/04/25、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 今の氷の問題ですが、店でよく氷をやっておりますが、それを病人用に使うのと、あるいは普通の家庭用のアイス・ボックスで魚とか野菜とか、いろいろ料理を冷やすのに使うのとの区別を、どうしてされますか。氷屋がたくさんありましょう。それが氷を売っているのに、これは魚を冷やすのに買って使おうが、あるいは病人使用にされるか、あるいはかいて食べようが、いろいろなことに使われると思いますが、それをいろいろな、今言うたような魚を冷やすとか、食料を冷やすのとは関係ないとおっしゃいますが、どうして区別されますか。
【次の発言】 そうしますと、使用者は、われわれが氷を使うにしましても、だれが使うにしまして……

第27回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1957/12/10、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 この部会で今御説明になりましたような事項がきまったようでありますが、これをこの通りに実施していった場合の経費といいますか、予算といったものは、一体どれくらいになるかということの検討はできておりますか。
【次の発言】 よくわかりませんが、この農林水産部門においてこれだけの計画を立てておると、そうすると、農業部門においてはどの程度に経費が必要であり、また水産、林業、畜産等についてもそれぞれこの計画を実施する上においては年々どれだけの経費を計上しなければならぬかということが出ませんと、ここに何パーセント増であるとか、あるいはどれだけの拡張をするとかということが、単なる作文に終ってしま……

第27回国会 農林水産委員会 第5号(1957/11/12、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 資料に、需給資料とありますが、需給の数字がちっとも出ておらぬのですが、何か御説明がありましたか。国内における需要状況ですね。需給資料とあるが、需の方はないですよ。どのくらい消費するのに対して生産がどういうふうになっているかということは、われわれはしろうとでわかりませんが……。

第27回国会 法務委員会 第4号(1957/11/11、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 やはり三十二年度とこだわるとおかしなものになると思うのですけれどもね。今の趣旨の点、政府委員の方からの御説明であると、まあその計らいをしておるというわけですが……。

第28回国会 農林水産委員会 第7号(1958/02/20、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 ちょっと関連して。これは今の害鳥とか、あるいは有益鳥とかという区別はなかなかつかないと思いますが、場所により、また相手方によって非常に違うと思うのです。農作物に対しまして、益鳥でありましても、かなり害を及ぼす。私は毎年これに悩まされておるのですが、俗にオナガドリというのですか、しっぽの長い鳥がおりますが、群をなしておる。私のところの庭には多いときには三、四十羽もわっとやってきて、そうして果物を片っ端からつついてしまう。もうどうにもならぬ。朝早く来て、寝ているうちに、明るくならぬうちに来て、熟しているやつをがっとやってしまう。行ってみると、非常に実の熟したのを食べてしまっておる。……

第28回国会 農林水産委員会 第18号(1958/03/18、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 先ほど御説明になった常勤の六万六百二十五人と、常勤的非常勤の三万二千八百、これはどういうことですか。
【次の発言】 定員の問題ですが、実は昭和二十四年から五年にかけまして行政整理をやられましたが、あの行政整理をやったのは、いわゆる恒久的定員を減らしたのであって、こういったような常勤労務者とか、常勤的非常勤職員には手をふれていなかったわけですか。
【次の発言】 そうしますと、本日問題になっております定員化されようとするもの、あるいは後に残るものもあるようでありますが、そういうものは、その後にたんだんふえてきたものでありますか、三回の行政整理の当時においても相当数あったものか、そう……

第28回国会 農林水産委員会 第20号(1958/03/20、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 この純資産額というのでありますが、この資産というのは、どういうものを意味しておりますか。
【次の発言】 純資産はそれでわかるのですが、資産ですね、総資産というものの中に、何といいますか、営業権といいましょうか、そういったものも含めておるのですか。

第28回国会 農林水産委員会 第21号(1958/03/25、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 この法案はいずれ通るでしょうが、そうした場合にこの組合はいつごろ成立して動き出すという見当でございますか。
【次の発言】 そうすると、これが通れば四月一日から発足のできるように、すべての手続、たとえば発起人その他の会を開くのですか。発起人は四月一日これは実施されてからでなければ開かれないでしょう。
【次の発言】 この組合を設立するに要要する経費、費用といったものは農林省の補助でやるわけですか。
【次の発言】 もう一つこの法律で見ますと、一極の強制加入みたいなことになっているのですが、先ほどからもお話がありましたように、組合の中にはずいぶん不振で気息えんえんたる組合もあるわけです……

第28回国会 農林水産委員会 第31号(1958/04/11、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 大臣がお見えになりましたので、時間もないそうでございますから、大臣にだけお尋ねをいたしたいのでありますが、皆さん御承知の通り、現在の日本の周辺というものは、先ほどからの千田委員からの話もありました通り、海の方が非常に窮屈になって参りまして、また、問題も非常にたくさんに出て参っております。私どもは、かつて三十七年から八年にかけまして、この重大な問題が将来起ってくるということも予想されますし、国内、国外ともに多事でありますので、水産の行政機関といたしまして、水産省を設置しろという声が非常に強くなりまして、その提案を当時の水産委員会で審議いたしておったのでありますが、ちょうど行政機構……

第28回国会 農林水産委員会 第39号(1958/04/25、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 時間がございませんので簡単にお尋ねいたしますが、先ほどからのお話を伺いますと、オホーツク海における母船式の漁業はやらない、こういうようなお話でございますが、母船式以外のサケ、マスの漁業はやれるのであるか、あるいはサケ、マスに関してはいかなる漁法もオホーツク海ではやらせないというのであるか。もし母船式でなくて、独航船だけで、いわゆる流し網漁船だけでやるということになりますと、そこにおける小さい業者の仕事もまた残されておるのじゃないか、また、それが可能なりとすれば、今の大型漁船でも、またもう少し小さい船を作っていく道もあるのじゃないか。そうした場合に、これは来年以降の問題になりまし……

第28回国会 法務委員会 第3号(1958/02/03、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 ただいま伺いましたのは、大体韓国人の釈放並びに送還の問題でございましたが、日本人漁夫の帰還という問題、これは新聞等において、第一回に三百人の者が帰されたということを承知いたしておりますが、九百数十人のうちから残留する者もあるかのように伝えられておりますが、これらの釈放といいますか、帰還はどういうふうな予定になっておりますか。また、あとに残留する人たちがいまだ受刑中の者であるのか、これらの予定等についてお伺いいたしたい。
【次の発言】 あとへ残っておる人たちの六百二十二名でございますか、これらの人たちの送還につきましては、そのつど話し合いをしてきめていくのでありますか。あらかじめ……

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1958/08/01、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 外務省がとられた措置は、例によって抗議をせられたことになっているのですが、今お話のように、この事件は李ラインの外であることはもちろんであり、しかも、船からのがれて逃げた船員に対してあとから銃撃を加えているといったようなこと、また、今もお話の通り、魚を積んでおる船をねらっておる。その前に、いま一そうの付属船をねらって接舷しかかったところが、その船は船も小さかったし、何ら漁獲物も持っておらならなかったので、これを拿捕することをやめて、今魚を積んでまさに根拠地に帰ろうとしておるものを追っかけていってつかまえたというようなことを総合して考えますと、まさしくこれは海賊的行為である。単なる……

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1958/09/10、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 韓国ノリの輸入につきましては、従来もしばしばいろいろ問題を起して、当委員会におきましても、その取扱いについて決議までいたしておるわけであります。御承知の通り昭和三十年におきまして、韓国ノリの輸入は、国内産業すなわち最近非常に窮迫しております沿岸漁業の保護育成というような面から、政府といたしましても、沿岸の浅海増殖の問題は大きく取り上げて、政策として進めておるわけであります。そのうちでも、ノリの増殖というものは、全国にわたって農林省が奨励し、今日まで着々その成果を上げつつあるわけでありますが、そこへもってきて、韓国のノリをどんどん輸入するということになりますと、価格の点において、……

第29回国会 農林水産委員会 第9号(1958/07/08、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 私は時間がございませんので、簡潔にお伺いをいたしたいのでありますが、御承知の通り新聞紙上にすでに報道されております、長崎県の五島沖合において、去る二十六日の未明に漁船に付属しております第二星丸、これは鮮魚の運搬船でございますが、これが韓国の警備艇に拿捕された事件についてであります。  農林、外務、海上保安庁の方々に一括してお尋ねをいたします。この事件は、第二星丸と申しますのは、まき網小船団と申しますか、七そうをもって成っておりますまき網漁業の付属船でございますが、これが二十五日の夕方五島を出まして、そうして西方の海面において小アジの漁業をやっております際に二回漁業を――網を巻き……

第31回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1959/05/04、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更についてお知らせいたします。  去る五月二日に柴野和喜夫君が辞任され、この補欠として安井謙君が委員に選任されました。
【次の発言】 千田委員からの御要求によりまして、漁業問題を議題にいたします。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
【次の発言】 私から一つお尋ねしたいのですが、ちょうど今新聞の話が出たのですが、せんだって新聞に出ておったことで、私非常に意外に思ったことは、外務大臣であったか農林大臣であったか、たしか大臣の言というようなことで、日本の主張は九万トン以上でなけれ……

第31回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1959/06/19、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更についてお知らせいたします。  六月十八日、安井謙君が辞任され、その補欠として柴田栄君が選任されました。
【次の発言】 農作物ひょう害の件を議題にいたします。  過般関東、甲信越及び東北地方に発生した農作物に対するひょう害は非常に激しいようでありまして、被害者各位にはまことにお気の毒に存じ、政府においてもその対策に万全を期し、被害者の救済に遺憾なきょう希望する次第でございます。ただいまからこの問題を議題にして、政府当局から被害の状況及びその対策について説明を聞き、政府の善処を求めることにいたしたいと存じます。……

第31回国会 農林水産委員会 第5号(1959/02/05、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) それでは、ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  この際、委員の変更についてお知らせいたします。  本日、柴野和喜夫君、堀末治君が辞任され、その補欠として塩見俊二君、大谷瑩潤君が選任されました。  以上であります。
【次の発言】 最初、理事の補欠互選についてお諮りいたします。  私の委員長就任に伴いまして理事が一名欠員になっておりますので、その補欠互選を行います。その方法は成規の手続を省略して便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、私より雨森常夫君を理事に指名いたします。

第31回国会 農林水産委員会 第6号(1959/02/10、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  漁業制度調査会の件を議題にいたします。  過ぐる第二十八回通常国会において漁業制度調査会設置法が成立したのでございますが、本日は、その後におけるこの調査会の運営状況及び今後の見通し等について、水産庁当局の御説明を求めることにいたします。  ただいま出席の農林省当局は、高橋農林政務次官、武田水産庁漁政部長のお二人でございます。
【次の発言】 ただいまの御説明に対して、質疑を願います。
【次の発言】 この問題は、この程度にいたしまして、この調査会の進行につきまして、また時々当局の御報告をいただくことにいたしまして、本日は、この程度……

第31回国会 農林水産委員会 第7号(1959/02/12、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  小かん加糖れん乳等の製造の用に供するため売り渡す国有てん菜糖の売渡価格の特例に関する法律案(閣法第一三〇号)(内閣提出、予備審査)を議題にいたします。  まず、提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 この法律案の審査は、日をあらためて行うことにいたします。
【次の発言】 農林水産基本政策の件を議題といたします。  この件について、去る二月五日の委員会において、三浦農林大臣の御説明を伺ったのでありますが、この御説明に対し御質問の向きは、この際御質疑を願います。  なお、本日出席の農林当局は、三浦農林大臣、高橋農林政務次官、須賀……

第31回国会 農林水産委員会 第8号(1959/02/17、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) それでは、ただいまから農林水産委員会を開きます。  漁業振興の件を議題といたしまして、日韓関係の現況、これがわが国の漁業及び漁民に及ぼす影響並びにこれら事態に対する政府の措置等について、関係当局の御説明を願うことにいたします。  本日は、外務大臣及び農林大臣の御出席を要求いたしましたが、やむを得ない事情のために御出席が得られませんので、ただいま高橋農林政務次官、外務省アジア局長、水産庁次長及び海上保安庁長官の御出席を得ております。  まず、外務省から外交関係について、次に、水産庁から漁業関係について、さらに、海上保安庁から警備関係について御説明を伺います。  なお、説……

第31回国会 農林水産委員会 第9号(1959/02/24、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  この際、委員の変更についてお知らせいたします。本日仲原善一君が辞任されまして、その補欠として小幡治和君が選任されました。
【次の発言】 繭糸価格の安定に関する臨時措置法の一部を改正する法律案及び日本蚕繭事業団法案、(いずれも内閣提出、予備審査)を一括して議題といたします。  これらの二法案につきましては、去る二月五日の委員会におきまして提案理由の説明を聞いたのでありまして、ただいまから予備審査を行うことにいたします。  まず、補足説明を求めます。
【次の発言】 それでは、ただいまから審査に入ります。  まず質疑を行います。御質……

第31回国会 農林水産委員会 第10号(1959/02/26、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案(内閣提出)を議題にいたします。  この法律案は、去る二月十七日の委員会において予備審査を終っておりますが、一昨日衆議院において、全会一致をもって原案通り可決、当委員会に付託されました。  ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは御異議がないようでありますから、さようにいたしまして、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案(閣法第五八号)を議題といたします。  本案については、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。

第31回国会 農林水産委員会 第11号(1959/02/27、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  まず、開拓融資保証法の一部を改正する法律案を議題にいたします。  この法案は、昨二月二十六日衆議院本会議におきまして、全会一致をもって原案通り可決され、当院に送付、当委員会に付託されました。この件について御質疑ありますか。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  本案について、別に御質疑もないようでございますから、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。

第31回国会 農林水産委員会 第12号(1959/03/03、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  海岸砂地地帯農業振興臨時措置法の一部を改正する法律案(閣法第一七二号)、農山漁村電気導入促進法の一部を改正する法律案(閣法第一七三号)及び畑地農業改良促進法の一部を改正する法律案(閣法第一七四号)(いずれも去る二月二十八日内閣送付、予備審査)を一括議題にいたします。  まず、提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 この法律案の審査は日を改めて行うことにいたします。
【次の発言】 農業災害補償法の一部を改正する法律案(閣法第九十七号、内閣提出)を議題にいたします。  この法律案につきましては、去る二月五日の委員会において提案理……

第31回国会 農林水産委員会 第13号(1959/03/05、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  農業災害補償法の一部を改正する法律案を議題にいたします。  ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。  他に御発言もないようですから、質疑は終了したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこれより討論に入ります。  御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 ほかに御意見ありませんか。――ほかに御意見もないようですから、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより採決に入り……

第31回国会 農林水産委員会 第14号(1959/03/06、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  海岸砂地地帯農業振興臨時措置法の一部を改正する法律案及び畑地農業改良促進法の一部を改正する法律案(いずれも内閣提出、予備審査)を議題といたします。  これらの法律案につきましては、去る三月三日の委員会において提案理由の説明を聞いたのでありまして、ただいまから予備審査を行うことといたします。  まず補足説明を求めます。
【次の発言】 これから質疑を行います。質疑のある方は質疑を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  本件の午前中の質疑は、この程度にいたしまして、午後一時半から続行いたしま……

第31回国会 農林水産委員会 第15号(1959/03/10、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  農業共済基金法第三十九条第一項の特別積立金の処分等に関する臨時措置法案(閣法第一七九号)(内閣提出、予備審査)を議題にいたします。  この法律案は、去る三月六日当委員会に予備付託となりましたので、ただいまから提案理由の説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 この法律案の審査は、日をあらためて行うことにいたします。  ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。  委員の変更について御報告いたします。  本日重政庸徳君が辞任されまして、横山フク君が選任されました。

第31回国会 農林水産委員会 第16号(1959/03/12、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の変更について御報告いたします。  本日安部キミ子君及び重政庸徳君が辞任せられ、その補欠として小笠原二三男君及び迫水久常君が選任されました。
【次の発言】 北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法案(内閣提出、衆議院送付)を議題にいカします。  ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。  ほかに御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこれより討論に入ります。  御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願……

第31回国会 農林水産委員会 第17号(1959/03/13、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  水産業改良助長法案、漁業協同組合整備特別措置法案及びてん菜生産振興臨時措置法の一部を改正する法律案(いずれも衆議院提出、予備審査)を一括して議題にいたします。  まず、提案理由の説明を求めます。赤路友藏君。
【次の発言】 次に、てん菜生産振興臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして提案理由の説明をお願いいたします。松浦定義君。
【次の発言】 これらの法律案の審査は、日をあらためて行うことにいたします。
【次の発言】 臨時肥料需給安定法の一部を改正する法律案を議題にいたします。  この法律案は、昨三月十二日衆議院本会議におい……

第31回国会 農林水産委員会 第18号(1959/03/17、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  小かん加糖れん乳等の製造の用に供するため売り渡す国有てん菜糖の売渡価格の特例に関する法律案、日本てん菜振興会法案及び臨時てん菜糖製造業者納付金法案(いずれも内閣提出、衆議院送付)を一括議題にいたします。  これらの法案につきましては、去る二月十一日及び二月十七日の委員会において提案理由の説明を聞き、去る三月五日の委員会においてこれらの法律案の前提となる政府の甘味資源総合対策について、当局の説明を聞き、続いて去る三月十二日の委員会において、これら三つの法案を議題にして質疑を進めたのでありまして、なお、小笠原委員から御質疑の御要求……

第31回国会 農林水産委員会 第19号(1959/03/19、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  農業共済基金法第三十九条第一項の特別積立金の処分等に関する臨時措置法案(内閣提出、衆議院送付)を議題にいたします。  この法律案は、一昨十七日衆議院本会議において全会一致をもって原案通り可決され、即日当院に送付、当委員会に付託されました。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  ほかに御発言もないようでございまするから、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこれより討論に入ります。  御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。

第31回国会 農林水産委員会 第20号(1959/03/24、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから、農林水産委員会を開きます。  漁港法の一部を改正する法律案(衆第五四号)(衆議院提出)、繭糸価格安定法の一部を改正する法律案(衆第五五号)(予備審査)、漁船法の一部を改正する法律案(衆第五六号)(予備審査)を一括して議題にいたします。  まず、順次提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 次に、繭糸価格安定法の一部を改正する法律案に対する提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 次に、漁船法の一部を改正する法律案について提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 では、漁港法の一部を改正する法律案について、これから審議を行うこととし、その他の法律案の審査は……

第31回国会 農林水産委員会 第21号(1959/03/25、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから本日の委員会を開会いたします。  まず、漁港法の一部を改正する法律案(衆第五四号)(衆議院提出)を議題といたします。  ただいま衆議院議員田口長治郎君、農林大臣三浦一雄君、水産庁長官奧原日出男君、大蔵政務次官がお見えになっております。御質疑の向きはどうぞ御発言願います。
【次の発言】 小笠原君にあれしますが、今大蔵政務次官に対しまして、決算委員会から裁定のことで回してくれということを申し入れが、来ておりますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 本件は大体質疑も尽きたようでありますが、終局したものと認めて御異議ございませんか。

第31回国会 農林水産委員会 第22号(1959/03/26、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  この際、お知らせいたします。  本日柴野和喜夫君が辞任され、その補欠として平島敏夫君が本委員会の委員に選任されました。
【次の発言】 漁船法の一部を改正する法律案(衆第五六号)(衆議院提出)を議題にいたします。  この法律案は、昨二十五日衆議院本会議において全会一致をもって原案通り可決され、即日当院に送付、当委員会に付託されました。  速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  本案につきましては、昨日質疑を終局いたしておりますので、直ちに討論に入ります。  御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。

第31回国会 農林水産委員会 第23号(1959/03/27、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  繭糸価格の安定に関する臨時措置法の一部を改正する法律案及び日本蚕繭事業団法案(いずれも内閣提出、衆議院送付)を一括して議題にいたします。  これらの二つの法律案につきましては、去る二月二十四日予備審査を行なっておりますが、繭糸価格の安定に関する臨時措置法の一部を改正する法律案は、三月二十五日の衆議院本会議において全会一致をもって原案通り、また、日本蚕繭事業団法案は、去る三月十二日衆議院本会議において全会一致をもって修正議決され、当院に送付、当委員会に付託されております。  なお、御質問のある方は御質疑を願います。

第31回国会 農林水産委員会 第24号(1959/03/31、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  農林漁業基本問題調査に関する件を議題にいたし、今国会に内閣から提出され内閣委員会に予備付託となっております農林漁業基本問題調査会設置法案について、政府当局の説明を聞くことにいたします。  この件について、政府からの出席は高橋政務次官、総理府参事官の福山芳次君、農林大臣官房企画室長久宗高君、三名の方がお見えになっております。  本件について政府の説明を聞きます。
【次の発言】 ただいまの説明につきまして御質疑のある向きは御質疑を願います。
【次の発言】 速記をとめて。

第31回国会 農林水産委員会 第25号(1959/04/07、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  第三十号、安全殺虫剤ピレトリン使用に関する請願外四十八件を議題といたします。  前例により速記を中止して審議いたします。  速記をとめて。    午前十時五十六分速記中止
【次の発言】 速記をつけて。  それではただいま御審議を願いました第三十号、安全殺虫剤ピレトリン使用に関する請願外四十一件につきましては、いずれも議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付を要するものと決定して御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさよう決定いたしました。  なお、報告書については、これを委員長に御一任……

第31回国会 農林水産委員会 第26号(1959/04/30、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  第千六百九十二号、水産物小売業者の育成施策確立に関する請願外三十八件を議題といたします。  前例により速記を中止して審査いたしたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  速記をとめて。    午前十時五十九分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。  それではただいま御審議願いました第千六百九十二号、第千八百五十二号、第千八百五十三号、第千八百五十四号、第千八百五十五号、第千八百五十六号、第千八百六十一号、第千八百六十四号、第千八百七十九号、水産物小売業者の育成施策確立……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 農林水産委員会 第1号(1959/07/02、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  最初に、委員の選任及び変更について御報告いたします。  昨日欠員中の委員に北村暢君及び小林孝平君が選任され、本日柴田栄君、吉田法晴君及び前田久吉君が辞任され、藤野繁雄君、清澤俊英君及び森八三一君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任及び互選についてお諮りいたします。  東隆君から、都合により理事を辞任したい旨申し出がございますが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、理事の互選を行います。  本委員会の理事は五名でございます。現在一……

第32回国会 農林水産委員会 第2号(1959/07/03、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。  まず、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  農林水産政策に関する調査につきましては、会期中に調査を完了することは困難でございますので、本院規則第五十三条によりまして、継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成及び手続等は、委員長に御一任願いたいと一存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1959/08/10、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 この爆薬の投棄につきましては、さきに愛媛県、高知県、この関係におきましても同様の事件が起りまして、当委員会にも陳情があったのでありますが、今回また同じ中国火薬、いわば前科者がまた同じような違反を犯しておるということについては、われわれとしてまことに遺憾に思うのでありますが、紀伊水道の方は、和歌山県の方は、ただいま御説明のように、関係当局がその現地におもむいてそれぞれ調査をされ、また引き揚げるものは引き揚げつつあるようでありますが、この高知県側あるいは愛媛県側に対するこの問題については、一体どういうふうな処置をとっておるか、この点を一つお伺いしたいと思います。

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第6号(1959/09/28、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 第二班の報告を申し上げます。  第二班は戸叶委員と私とで、九月十七日から二十二日まで、石川、福井、岐阜の三県下を視察して参りました。  まず、石川県においては、八月十八日午前八時出発、永田農林部長の説明を聞きながら、穴水町経由奥能登へ向ったのであります。最初に輪島市役所幹部の各位に会いまして、今次災害のお見舞を申し述べるとともに、被害の実情について説明を聞いたのであります。日本海中部にあった低気圧より南に延びる温暖前線は、輪島―前橋の線に停滞し、これに南及び北より冷暖両気流が押し寄せたため、八月二十五日夜半からの雨は、翌二十六日午前一時ころにいわゆる鉄砲水となり、その雨量も午前……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第7号(1959/10/12、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 今回の災害、で漁船が非常にたくさん損傷しております。この漁船の損傷、これは台風がやってくるということは、非常に大きな台風がくるという予報が厳しく出されておりましたので、相当に避難の手配はしておったと思うのですが、にもかかわらず、かような一万二千七百そうといったような船が損傷するということは、一体どういうことで損傷したのか。一方漁港を見ますというと、これも一千カ所以上の損傷があっているようであります。おそらく港の中にみな入っておったので、沖にうろうろしておった船は一そうも私はなかったと思うのです。ところが、それにもかかわらず、かような大きな被害が出たというのは、おそらく港の中で損……

第33回国会 農林水産委員会 第3号(1959/11/06、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 ただいま水俣病につきましては、かなり前、数年、あるいは二十七、八年ごろからでございますか、ただいまの説明にもありましたように、奇病の現象が現われてきておったのでありますが、漸次それが拡大されて、ただいまの説明にもありましたように、七十六名というような患者が発生した。これがために、水俣付近の魚というものが非常に危険視されてきたということも伝えられているところでありますが、最近に至たりまして、新聞によりますと、漁民手数百名が工場に抑しかけて、相当荒っぽいことをやったというような事実も承わっております。そこで、これらの原因につきましては、今の説明によりますと、熊本医大で研究班を設けて……

第33回国会 農林水産委員会 第5号(1959/11/12、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 ただいま両委員からいろいろと突っ込んだ御質疑がありまして、私から別に特にお尋ねする点はございませんが、ただいままでの質疑応答の状況を伺っておりますと、まだ水産庁あるいは外務省のアジア局でやっている、折衝しているという程度にしか承っておりませんが、これはもちろん古いことでありません。最近起こった問題でございますけれども、この海域に出ておる漁船というものは三百三十数隻ある、そうしてそれらの船が今日まで揚げておる大体平均の漁獲高は六百万貫をこえておるということであります。そうしますと、これらは水産漁場としては大きな漁場である。しかも、これに関係しておるところの漁業者は一、二でなくて、……

第33回国会 農林水産委員会 第11号(1959/12/03、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 一点、漁港の問題についてお尋ねいたしたいのですが、先ほど櫻井委員からお尋ねのありました高潮対策その他について、海岸保全のための提防が復旧される場合に、その漁港の管理者である市町村が残余の分を負担しなければならぬということになっている。それは今度のような場合、非常に苦しい状態にあるようであります。単に漁港だけの問題ではない、いろいろな災害が重なってどうにもならぬというようなことで困っているようでありますが、これは漁港法において管理者が負担するということになっているので、法律上からいうといかんともならない。そこで、かような漁港の、直接漁港に関係のない国土保全的な、たとえば防潮堤のご……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第6号(1959/11/09、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 簡単にちょっとお尋ねいたしますが、この特別被害漁業者というものを指定をする場合に、これによりますると「漁船若しくは漁具の沈没、流失、滅失、損壊等による損失額が、当該施設の被害時における価額の百分の七十以上」、こうなっておりますが、これは漁船なら漁船で七十以上であるのか、あるいは漁具と漁船とひっくるめて七十以上の損害があるのか、これはどういうふうな解釈ですか。
【次の発言】 別々にやるということであるならばけっこうでございます。  もう一つ、平年における漁業による総収入額の百分の五十以上である場合とございます。これを読んでみますと、「天災による魚類、貝類及び海そう類の流失等による……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第14号(1959/11/19、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 最初に御説明になりました小型漁船の建造について一、二お尋ねをいたしたいと思います。この法律にきめられておりますところの該当の府県、「当該風水害を受けたものの割合が百分の十をこえる都道府県」と、こうありますが、要綱の(二)にございますが、この県は何県くらいか、わかっていれば児名をおっしゃっていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま五県お示しになりましたが、この各逆児でこれに該当する組合数がおのおのどれくらいございましょうか。
【次の発言】 各県別にありますか。
【次の発言】 各県別に、北海道に幾ら、どこに幾らとわかりませんか。

第33回国会 風水害対策特別委員会 第16号(1959/11/24、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 関連して。ただいま大竹委員から御質問のありました船の数字の問題ですが、大竹委員は、ただいま修理不能のものは二万隻あるということをおっしゃった。あなたはそれを訂正も何もなさらず、そういう数字を肯定してもよろしいのでございますか。今までの説明と大へんな違いだと思っております。それはあなたが最初示された愛知県の修理不能の数字と全体の数字とが逆になっているのじゃないかと思うのですが、その点一ぺん念を押しておきます。
【次の発言】 ちょっとお尋ねしておきますが、聞くところによりますと、衆議院において、今まで本院に政府当局から法律の要綱ないしは法律の運用等についての説明がございましたが、そ……

第34回国会 農林水産委員会 第7号(1960/02/18、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 ただいま委員長から申されましたように、私は日韓漁業の問題について若干のお尋ねをいたしたいと思います。まず、海上保安庁当局にお尋ねいたしますが、新聞でもすでに発表されております通り、去る本月の十二日の夜半過ぎに、長崎県の五島の永田水産という会社の底びき漁船が五島の大瀬崎の西方農林漁区二百四十五という海域において拿捕されました。韓国の警備艇に拿捕されて、しかも、乗組員十三人というものは抑留された。その際に漁船である第五八幡丸は曳航中についに沈没してしまった、こういうことが新聞で報ぜられておるのでありまして、私どもは非常な衝撃を受けたわけであります。本来、昨年から日韓会談が再開されま……

第34回国会 農林水産委員会 第8号(1960/02/23、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 時間が大へんなくなりましたので、簡単にお尋ねいたします。  先般の農林大臣の農林水産政策に関する御演説の中で、拝見いたしますと、いろいろと盛りだくさんに出ておりますが、水産に関係するものがきわめて貧弱だ、ほんのおざなりにちょいと出ておるだけでございますが、私はこれは非常に遺憾に存じます。歴代の大臣が水産に対して冷淡とは申しませんけれども、まことに関心をお持ちになることが少ないように考えまして、非常に心さびしく思っておるのでございますが、こまかい点につきましてはいろいろと説明がございますが、少なくとも大臣の御演説の中にはきわめてこれが出ておることが少ないのでありまして、その点私は……

第34回国会 農林水産委員会 第10号(1960/03/01、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 この法律案のうちで、再保険料の納入が遅延した場合に、延滞金を取るという規定がここにできたのでありますが、これは延滞利息というものを政令で割合をきめるというふうに規定にあるようでありますが、どれくらいにきめるつもりでございますか。
【次の発言】 この従来の五分という延滞金といいますか、延滞利息といいますか、その程度であれば、まだどうにかしんぼうができるのでありますが、大体保険の内容を見ますというと、百トン以上の比較的大型の漁船になりますと、船価も非常に高くなっておりますので、従来組合の保険すなわち政府のやっております漁船保険――漁船損害補償法による保険に加入して、さらにまた民間の……

第34回国会 農林水産委員会 第11号(1960/03/03、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 この漁船損害補償法は最初漁船保険法として出発しまして、昭和二十七年でありましたか、損害補償法と改正されて参ったのでありますが、これが制定されてから本年でたしか二十三、四年になっておると思います。その間だんだんと保険の加入者も増加しますし、この保険によって漁業経済は著しく改善されておるようであります。と申しますのは、保険に加入するために金融が非常に便利がよくなった。特に小型漁船につきましては、従来、何とも救済の道がなかったのが、この保険法あるいは損害補償法によって、無動力船から大きな船まで保険に加入することができる。大きな船については、民間保険会社も保険をとっておりましたけれども……

第34回国会 農林水産委員会 第16号(1960/03/17、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 この不振組合の整備について、いろいろ不振の理由等をおあげになりましたが、そのうちでいわゆる自然条件が移り変わったために組合が自然不振になった。今まで相当の漁があったものが、海の変化やいろいろのことから魚が来なくなって、どうも商売相手がなくなって、従って経営が非常に窮屈になり、同時にそれまでにいろいろと資金の借り入れをやってみたが、みなそれが焦げついてしまったという事例が相当あったようであります。こういったことについて、私はせんだって大臣に対して質問をしたのですが、今岡村さんからもいろいろ御意見が出ましたように、漁業が不振であるということのために組合が動かない、経営がまずくなる。……

第34回国会 農林水産委員会 第24号(1960/04/14、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 両案について二、三点お尋ねいたしたいと思いますが、まず漁業協同組合というものの設立された趣旨というもの、これは申すまでもなく漁業者、水産業者の組織を強化して経済的、社会的の発展をはかる、そして漁業の生産の増強をはかるということが趣旨でございますが、この組合か経済行為をやっている組合と、ほとんどやっていない組合、すなわち漁業権の管理を主体とする組合とに分かれておると思います。そこで、出資をしていない漁業協同組合がどれくらい現在ありますか、お尋ねしたい。
【次の発言】 そうしますと、比較的出資の組合は少ないのでありますが、ここに漁業権を主体として、経済規模の非常に小さい組合というの……

第34回国会 農林水産委員会 第32号(1960/05/19、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 まず、これも提案者でございませんのでどういうお答えがあるかわかりませんが、この法案は、ただいまの御説明によりまして、工業用地及びこれに加えて農業用地も造成するのだということでございますが、土地の造成が臨海地域、すなわち海面に及んでくるわけでございまして、従いまして、海面においてやっておりまする漁業、これらについて重大な影響があることはこれは申すまでもない。すなわち漁場が失われるわけであります。海が陸になるのでありますから、魚もあるいは水族も住む所がなくなる。特にこれは浅い海、いわゆる浅海が埋め立てをせられることになるのでありまして、非常な重大な関係があると思うのでございますが、……

第34回国会 農林水産委員会 第35号(1960/06/16、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 この小型漁船の復旧に対する予算は大体どの程度に考えておられますか。
【次の発言】 ごく大ざっぱでいいんですが、この法律案でどれくらいの船が建造されることになるか、大よその程度でいいですから……。
【次の発言】 この補助につきましては、大体三分の二が補助されると、そうするとあと三分の一はそれぞれ組合で調達しなければならぬが、これらに対する資金は何か特別に金利の安いもので金融するような、融通するようなことになりますか、それともそれはもう勝手に自分でやる、こういうことになるのですか。
【次の発言】 その融資される資金につきましての償還期限だとか、あるいは利息だとかいうようなものは、普……

第35回国会 農林水産委員会 閉会後第5号(1960/10/15、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 第二班の報告を申し上げます。  第三班は、棚橋委員が都合で参加できませんでしたので、藤田委員と私の二名でございました。九月八日から十四日までの七日間にわたり、広島県及び愛媛県の農林水産業、特に果樹農業、農業法人、酪農、沿岸漁業等を中心に調査をいたして参りました。  九月九日、広島県庁に参り、県下の農林水産事情の概要について説明を聞きました。本県の耕地面積は九万四千ヘクタールで、その利用は、七二%が水田、三八%が畑であります。農家戸数は十八万四千二百余で、昭和二十五年以来漸次減少しておりますが、兼業農家は増加しておりまして、特に第三種兼業農家の増加が目立っております。経営規模はい……

第36回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1960/10/25、5期、自由民主党)【議会役職】

○理事(秋山俊一郎君) ただいまの説明に対しまして御質疑のおありの方は、順次御発言願います。

第37回国会 農林水産委員会 第2号(1960/12/15、5期、自由民主党)【議会役職】

○理事(秋山俊一郎君) 次に、外務省経済局の白幡参事官の御説明を願います。
【次の発言】 次に、農林省官房総務課長東辻君に御説明を願います。
【次の発言】 ただいまの説明に対しまして御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、海外経済協力関係についてはこの程度にいたします。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  本日はこれをもって散会いたします。    午後零時三十五分散会

第38回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1961/06/30、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 この運賃の調整の問題ですが、元来基礎運賃は一五%アップするということできめられたのでありまするけれども、元来問題になりましたように一五%というものが非常に上回っている地域がある。これでは部分的に特に西日本でありますから、輸送します水産物等につきましては非常に高率なものになっておる。二三%を上回るような状態の所があちこちにございますので、これが調整を強く要請をしておりまして、その結果、農林省、経済企画庁、運輸省、国鉄という各関係部局におきまして調整をされたのでありまするが、今お話しによりますと、ある程度の調整はできましたけれども、その調整の内容について調べてみますというと、なお二……

第38回国会 農林水産委員会 第3号(1961/02/09、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 ただいまの御説明のうちに、この十六ページの調整勘定への繰り入れというところの「その他」に、飼料の輸入が十五万九千二百トンというのがございますが、これは内訳はどういうものでございますか。
【次の発言】 この今最後にお話しになりました魚粉及び魚かすの三万二千トンというものの輸入であります。これはどういうふうな扱いをするのでありますか。実は、私の水産関係におきまして、日本における魚かす、魚粉が大体十二、三万トンは生産されておると思うのですが、これが外国から安い魚粉なりが入って、いわゆるフィッシュ・ミールが入ってきますというと、この漁業者の生産に非常に影響するというととで、この点非常に……

第38回国会 農林水産委員会 第4号(1961/02/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○理事(秋山俊一郎君) ただいまの説明に対しまして御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 関連して。今の問題に関連して、昨日も食糧庁長官に伺ったのですが、昨年といいますか、本年度ですね、本年度においても何がしかの輸入をしているはずなんです。これは食管でやっているわけじゃなしに一般にやっているのですが、それはどのくらい入れて、どれくらい輸入して、その差益金はどうなっているかということをお聞きしたいのです。
【次の発言】 最近はどうですか。
【次の発言】 その点が大事なんですよ。ただいま千田委員からも質問がありますように、その差益金というものが全部が全部水産業者に還元しろとは申……

第38回国会 農林水産委員会 第8号(1961/02/21、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 今の水質汚濁の問題いろいろお話がありましたが、実は、澱粉工場ですね、これはどっちも農林大臣の所管内にあるわけですが、澱粉工場から流れてくる廃液が長崎県の大村湾あたりにも入り込んで、貝が死んでしまうといって非常にうるさいのですが、これは加害者はわかっているのですよ、工場から出てくる廃液。ところがこれは何ともする能力がないのですね、工場に。それも一カ所ぐらいならともかく、たくさん集まって流れてくる、その流れが多いものですから、そういう場合に一体どうすればいいか。漁民としては被害者だ、農民は加害者であるけれども、加害者にそれをどうする能力もないという場合に、一体そういうものを救済する……

第38回国会 農林水産委員会 第10号(1961/02/28、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 私は、全くしろうとでわかりませんが、これは国営の保険のようでありますが、今この第一の表を拝見しますというと、保険料の収入、それから損害てん補の額、事務費を差し引いて約年七千万円くらいの残があるように思います。そこで、これに対して国は何らかの保険料に対して助成をしているというようなことはないのですか。
【次の発言】 これはもちろん特別会計でやっておられると思うのですが、先ほどから伺いますと、三分の一ぐらいが加入しており、三分の二が保険に加入してない、しかもそれは事故保険的に考えておるというが、実際は事故保険としてやっておるのではなくて何か理由がある。これは料率が少し高過ぎるといっ……

第38回国会 農林水産委員会 第21号(1961/03/28、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 ちょっと関連して。私は参事官にお伺いするのはどうかと思うのですが、農林当局に伺いたいのです。  今、自創資金の問題が出ております。またこの法案の改正につきまして、林業経営の改善に要する資金の貸出ということがうたわれているのでありますが、漁業の面においてはさっぱりこれがないのですね。私は日ごろからそういうことを要望しているのでありますが、御承知のように、油津漁業は今非常に窮乏している。この沿岸漁業が、漁業者が事故のために船も売ってしまわなければならぬ。漁具も売ってしまわなければならない。これはごく小さい五トンか六トンくらいの船で操業しておるものが、場合によっては韓国に船を拿捕され……

第38回国会 農林水産委員会 第26号(1961/04/06、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 関連して。今の御説明を聞きますと、公共用施設と言われるが、しかし農地というものはここに入っていますね。農地は必ずしも公共用施設じゃないんじゃないかと思うのです。そうしますとね、水産の方面でもたとえば漁場、貝類の養殖漁場あるいはノリの養殖漁場というようなものが、風水害のために土砂が流れ込んで漁場がめちゃくちゃになってしまった。それをようやく回復したかと思うとまた翌年なりその次の年にやられたという、ようなものは、これは連年災になると思うのですがね。これは農地と同じように考えるのが至当じゃないですか。
【次の発言】 ちょっとそうするとおかしいのですがね。私ども考えてみると、農地は個人……

第38回国会 農林水産委員会 第37号(1961/04/27、5期、自由民主党)【議会役職】

○理事(秋山俊一郎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  昨日小林孝平君が辞任、その補欠として永岡光治君が選任されました。  この際、理事の辞任についてお諮りいたします。櫻井志郎君から理事を辞任したい旨の申し出がございます。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  ついては、辞任に伴う補欠互選は、便宜私から理事を指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって理事に石谷憲男君を指名いたします。
【次の発言】 魚価安定基金法案(閣法第七四号)、漁業生産調整組合法案(閣法第……

第38回国会 農林水産委員会 第54号(1961/06/02、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 関連。今ノリの問題が出ておりますが、先ほど来いろいろの質疑応答を聞いておりますと、だんだん日本のノリというのは増産される傾向にある。これは最も農産物と同じように天候に支配されるものが非常に多いので、順調に毎年毎年十億とか五億とかふえていくことも考えられませんが、漸次増産されていくということになりますと、これを一体どう処置していくかということが考えられなければならない。一億枚の韓国ノリの輸入どころじゃなくて、国内でふえていくものがこんなに値下がりをしてくると、いわゆるコスト・ダウンをして引き合うような状態に置かなければ、まあ農業でいうと、選択的拡大と申しましても、拡大すればするほ……



各種会議発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第10回国会 水産・外務連合委員会 第1号(1951/03/06、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 山本証人にお尋ねいたしますが、拿捕せられまして、上海において取調べを受けたということでありますが、その取調べに当つたものは先ほどのお話によりますと、海軍の将校、陸軍の将校及び水産局長、並びに水産公司の社長、こういうふうなお話でありましたが、その海軍の将校或いは陸軍の階級はどの階級の人でありましたか。
【次の発言】 その官憲及び社長などの調べにつきまして、先ほどの証言では殆んど調べらしい調べがなかつたということでありますが、全くなかつたのであるか、或いはその内容について証人に対してどういうふうなことを聞いたか、なおその拿捕された位置について特に調べをせられたことがないか聞きたいの……

第10回国会 大蔵、水産、通商産業連合委員会 第1号(1951/03/13、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 私どもも水産の部面からお尋ねをいたすつもりでありましたが、先ほど来者委員のかたがたからの御質疑によりまして大体了承することができました。ただ今日の水産業漁業が如何なる状態にあるか。大体漁業はその使用します重要資材が殆んど大部分輸入に待つている性格のものであります。即ち綿糸、綿網或いはトウライン、マニラ・ロープ、それから石油類、これらの極めて重要な資材がことごとく輸入に待つておりまして、最近運賃、或いは産地の価格が高騰いたしまてこれらの資材がぐんぐん上つて参ります。最初補給金等がございましたが、これも打ち切られた結果といたしまして、非常に最近上つて参りまして、綿糸、綿漁網等におき……

第10回国会 農林・水産連合委員会 第1号(1951/03/14、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 私も今木下委員の言われましたように、水産に対する農林御当局の扱いが誠に心もとない感じを絶えず持つておるものでございます。今回の融資の割当額につきましても、林業に比較しまして三分の一くらいの程度である。農業に比較しては一割にも達しないというような金額でございますが、この今回割当でおりまするところの融資の根本をなすところの事業量から見まして、事業量が少いためにかような数字が出て来たのではないかと存じますが、本来漁港舶溜り、或いは災害復旧等につきましても、余りにも元が少かつたというようなことが、延いて水産業に御当局が冷淡であつたのじやないかという感じを深くするものであります。従つて、……

第11回国会 文部・水産連合委員会 閉会後第1号(1951/08/28、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 文部御当局にお尋ねをいたしますが、この水産大学といたしまして、大学の施設並びに教授につきまして、施設が例えば建物であるとか或いは敷地であるとかというようなものをどの程度必要としておるか、勿論大学によりましていろいろ違うとは存じますが、この水産大学、即ち東京水産大学として、大学の教授をやつて行く上にどれだけの施設が必要であるか。敷地はどれだけのものを用意しなければならないか。或いは建物はどれだけのものが必要であるか。この大学は御承知のように各種の実験、実習を併せて行わなければならぬ学校でございますので、あれは商科大学或いは文科の各系統の学校というものとは敷地その他において大分趣き……

第11回国会 文部・水産連合委員会 閉会後第2号(1951/09/06、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 私水産常任委員といたしまして、本問題について文部大臣並びに法務総裁に御質問申上げたいと思うのでありますが……。
【次の発言】 水産委員といたしまして一点お伺いをしたいのでございます。この水産大学の問題が今日閉会中にかかわらずしばしば取上げられまして、皆さんの御配慮を頂くことになりましたというのも、いよいよ行詰つて来たにほかならないからであります。先日両大臣に実地を御覧頂きましてよく御認識頂いたと存じますが、御覧の通り極めて惨憺たる状態でありまして、曾つてあそこに移つた当時はあの施設が殆んど大部分使用されるということによつてこの五年間を辛抱して参つたのに、遂に今日のような、追い追……

第13回国会 外務・水産連合委員会 第2号(1952/06/12、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今同僚委員から意見がございましたように今回のこの条約は日・米・加三国の間に締結せられた条約でございますが、今後日本の関係諸国との間に結ばれようとする上に非常に大きな影響をもたらすものでありまして、我々水産関係の者としては非常な重大な関心を持つておるわけであります。ところがこの条約の締結に当りましては、平和条約の発効に先んじて非常に急いで日本政府が関係二カ国の代表を招請いたしまして昨年はるばるとこの取極にかかつたのでありますが、その内容に盛られましたものを見ますというと、アメリカ或いはカナダの漁業資源を保護するという意味におきまして、日本の国民はみずから公海自由の原則による漁業……

第13回国会 文部・水産連合委員会 第1号(1952/05/16、2期、自由党)

○秋山俊一郎君 先ほど委員長からお話がありました通り、第十一回国会におきまして、文部委員会におきましても、又文部・水産両合同委員会におきましても、この問題は深刻に論議されまして、そして当時の大橋法務総裁、現天野文部大臣にも現地を御覧を頂いて、実態をよく把握した上で、お話のように、何とか早急にしなければならんということになつたのでありますが、当時におきましても、勿論何月に空くからどうするというはつきりしたことは、見通しはつかなかつたのですけれども、大体講和が発効の見通しもついておるし、来年の遅くも七月頃には移ることができるであろうというようなお話がありましたので、実は本年の四月、新学年から学級が……

第15回国会 水産・法務・外務連合委員会 第1号(1953/02/23、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(秋山俊一郎君) それではこれより水産、外務、法務連合委員会を開会いたします。先例によりまして私が委員長を勤めることにいたします。  本日この連合委員会を開会いたしましたのは、去る二月四日済州島附近の農林漁区、第二百八十三漁区におきまして、福岡市北湊町大邦漁業株式会社所属手繰船、第一、第二大邦丸、いずれも五十七トン、乗組員二十二名でありますが、操業中韓国側の官憲から不法にも機銃射撃を受けまして、両船が拿捕されたばかりでなく、第一大邦丸の漁撈長、瀬戸重次郎君が射殺されたという不祥事件が突発いたしました。このことは新聞等で皆様方もすでに御承知のことと存じますが、事件発生の場所は公海でありま……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会・建設連合委員会 第1号(1953/07/31、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今先ほどから予算の問題についてしきりに御質疑が行われております。勿論我々この特別委員といたしましても、今度の災害については早急な措置をとらなきやならん、特に非常なものに対してはできるだけの措置を講じなければならんというので、かような法案が立法されたわけでありますが、ただ先ほどから問題になりますところの予算の問題が果して法案に伴うようなものでなければ、これは石川委員のお話のように我々の趣旨に副わないようなことがあつては大変であるということから、実は私共も予算に関して折衝をいたしておるのでありますが、衆議院におきましても、いろいろ予算を伴う法案の改正であるとか、或いは立法措置が考……

第16回国会 文部・水産連合委員会 第1号(1953/07/02、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 大臣は就任まだ日が浅いので、実情を御承知ないのが当然だと思いますが、先ほどから同僚議員がしばしば発言しておりますように、この問題はもう随分長いのでありまして、合同委員会を、これで水産文部の合同委員会を開くことが三回目であるし、水産でも開いておりますし、文部委員会は単独で何回も開いておりまして、この問題を論議しておるのでありますが、常に論議につきまして、今日まで解決を見ないでおります。大橋国務相、天野文部大臣は共に現在の久里浜の大学は御覧になりまして、これじやいかん。何とかしなければいかんと熱意をもつてやつておる。ところがその熱意も何ら効を奏していないで、いろいろ右往左往しまして……

第16回国会 文部・水産連合委員会 第2号(1953/07/31、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今の大臣のお言葉はちよつとお間違いがありはしまいかと思いますが、三十年度とおつしやつたが、二十九年度でありませんでしようか、その点一つたしかめておきます。
【次の発言】 二十九年度、つまり三十年の三月三十一日と、こういうふうに承わります、いろいろ森崎委員長から御意見もあり、要望も出ました、我々長いことこの問題について苦労して参りまして、漸くここまで大体の目安がついた、併しまだ大臣のお言葉では保安庁のほうはそうやつてというところまで至つていないことを多少私どもは懸念をいたしますが、これも大体本年度の予算において削減されたと言いながら、建築費が計上されておる以上、恐らく実現可能の……

第19回国会 建設・水産連合委員会 第1号(1954/05/19、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 只今提案理由及びその概要を御説明になりましたが、逐条的には御説明はないのですか、一応。
【次の発言】 この第一条における土地等の問題につきましては、水産関係の漁業権というものが含まれておるわけであります。これによりますというと、これを使用することにつきましては「収用する場合の例により、」と書いてある。ところがこれに対する補償の問題は明確を欠いておるわけでありますが、第二条におきまして遡及する規定があるのに、この第一条の土地等の場合においては遡及の規定がない。先ほど何か御説明があつたようでありますが、この第一条に関する部分は見舞金で処理する、こういう意味なんでありますか。この安全……

第19回国会 建設・水産連合委員会 第2号(1954/05/25、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 外務当局のかたにお尋ねいたしますが、前回の連合委員会におきまして、下田条約局長の御発言の中に、この補償の金については日本国で賄うのだというような御発言があつたように私は承わつたのであります。今速記録をと思つて調べさせましたが、まだでき上つていないというので、我々の記憶によつてお尋ねいたしますが、これは下田条約局長の発言が何か物足りない、言葉の中に足りない点があつたのじやないかというふうに考えますが、その点如何でございますか。アメリカとの問題につきましては、合衆国からその費用を一部出して、日本からも出してやつている。ところが連合国に対してはそういうことなしに、日本で出しているとい……

第22回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1955/06/28、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 私は二、三点水産の問題で伺いのですが、アルゼンチン沖の調査費三千万円を計上されておりますが、これは昨年からそういう計画があったことは承知しておりますが、どういうことで三千万円くらいであの調査ができるのでありますか。多分東光丸を派遣するのだろうと思いますが、その計画をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それは十一月ごろから出まして、何カ月くらいやるわけでありますか。何カ月くらいその調査をやるわけでありますか。
【次の発言】 そうしますと、その調査はおそらくアルゼンチンも参加するのじゃないかと思いますが、調査の結果として日本の漁業者が、何か日本の漁業者がだんだん向うへ行けるとい……

第22回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1955/06/29、3期、自由党)

○秋山俊一郎君 簡単でございますが、この離島航路の整備補助というものがここに四千七十五万七千円計上されておるのでありますが、この説明によりますと、赤字航路の経営に対する補助、あるいはまた事業用の船舶の建造、改造の借入金の利子補給といったようなことが掲げられておりますが、離島の交通というものは、これはまあすべて船による以外にないので、終戦後の離島の航路というものはまだ十分に回復しておらぬと思われるのです。ところが、長崎県の五島であるとか、あるいは壱岐、対馬の航路、これは小さな五百トンあるいは三百トンに足りないような船で交通をはかっておるのでありますけれども、これに無線電信がないのであります。昨年……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第1号(1956/11/30、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 同僚委員がかなり質問をされましたので、私の考えておることもやはり了解いたしましたが、もっぱら農林大臣に対しまして、漁業問題を一部お尋ねいたしたいと思います。  この日ソ漁業条約という問題が、突如としてロンドン会議が停頓した後にすぐ出てきた。これはわれわれとしては突如として出たように思いますけれども、実は、その前に前のソ連の代表部といいますか、ドムニッキー氏が昨年の夏ごろからちょいちょい何か放送したようなことを耳にしておりましたが、まさかと思っておったときに突如として出てきた。これはわれわれといたしましては非常に心外でありまして、当時ソ連とは、現在でもそうですけれども、戦争状態に……

第25回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第2号(1956/12/01、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 昨日お尋ねしたんですが、農林大臣にもう一点お尋ねしたいのは、今度きめられるべき条約区域内における総漁獲量は、締約国の漁推量をきめるはずでありまして、非締約国の漁獲量についてはおそらく含まれていないと思いますが、この今後出てくる可能性のある締約国に対しては、きめられた漁獲量はどういうふうにあんばいされるお考えでありますか。たとえばカナダであるとか、あるいはアメリカであるとか、さらに北鮮、南鮮、この海に出漁し得べき非締約国である諸国がありますが、そういうものが出てくる場合には、漁獲高はどういうふうに決定されるお考えであるのか、お伺いいたします。

第26回国会 社会労働・農林水産委員会連合審査会 第1号(1957/05/17、4期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 私もただいま重政委員からお述べになりましたような同じ理由でありますが、この永雪を環営法の対象にしたということについて疑問を持っておるのです。と申しますのは、畜産と同じように、いわゆる日本国民の蛋白資源となっておる水産物を、水産政策の面から見ましても増産をせねばならぬ、また、この増産したものを日本国民のすみずみまで供給して国民保健の資にしなければならぬという建前から、長い間製氷、冷蔵の施設をあるいは補助を出し、あるいはまた、低利の資金を供給しまして普及して来つつあるのであります。その際に、この氷雪販売を衛生の面からこういうふうな法律の規制をするという、しかも価格についてカルテル行……


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 風水害対策特別委員会農林水産小委員会 第1号(1959/11/28、5期、自由民主党)

○秋山俊一郎君 一点お伺いしたいのですが、先だってもお尋ねしたのですが、かねて当局から説明のありました政令の内容について変化があったはずですが、今もって御報告がございませんが、それを確認しておきたいと思います。というのは、一組合二十五隻の比率というもの、これは動いてはいないようですけれども、七五%が五〇%になり、さらにそれが四〇%になったということを承っておりますが、はたしてそういうふうになったかどうか、この点承っておきたい。
【次の発言】 そうしますと、先だって五〇%の線でどれくらいの組合がこの適用を受けるかということで数字の御説明がありましたが、それにある程度変化があったと思いますが、どう……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

秋山俊一郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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