国会議員白書トップ参議院議員中山福蔵>委員会発言一覧(全期間)

中山福蔵 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

中山福蔵[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
336位
委員会発言(議会)歴代TOP500
112位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
356位

3期委員会発言TOP50
36位
3期委員会出席(無役)TOP50
36位
3期委員会発言(非役職)TOP50
32位
4期委員会出席(幹部)TOP50
37位
4期委員会発言(議会)TOP25
18位

このページでは中山福蔵参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。中山福蔵参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

2期(1950/06/04〜)

第10回国会 法務委員会 第17号(1951/05/23、2期、緑風会)

○中山福藏君 これはちよつと関係当局に私お伺いしたいのですが、この恩給というものはいろいろな謝恩とか、慰安とか、養老とか、いろいろな意味からこれは出発したものだと思うのですが、そういう関係から恩給というものを支払う上におきましては、一応執行吏というものの行動についての観察を行うということが必要だと私考えるのでありますが、私は元来弁護士でありまして、いつも執行吏の行動についていろいろ考えさせられるところがあるのでありますが、近頃の執行吏の行動は、関連事項としてお尋ねするのですが、特にその点私申上げておきます。行動についてはいろいろ世評がありまして、私みずから体験したところによりましても、その言動……

第10回国会 法務委員会 第18号(1951/05/24、2期、緑風会)

○中山福藏君 私は前回の委員会におきまして、当局の明確な執行吏の取締に関する方針を承わりたいということを要求しておきましたが、なおこの際一応私の前回用いました用語の不備を調整しておきたいと思います。それは私の申上げました言葉の中に、執行吏の言動に関する非行があるということを申上げておきましたが、これは全般に関する非行があるというのではなくて、私の体験しました一、二の例について申上げたということに調整して頂きたいと思うのです。そうして、前回要求しました裁判所の明確な取締方針をこの際承わつておきたいと思います。
【次の発言】 実はそれは今局長が申せられるのは私よくわかる。債務の完全な履行ができない……

第10回国会 法務委員会 第19号(1951/05/25、2期、緑風会)

○中山福藏君 この「相当の担保」というのは、あなたがたの見込ではどのくらいの見込になるということで、どういうところに基礎を置いていたのですか。
【次の発言】 これは「相当の担保」というものは裁判所の調査費を含むところの「相当の担保」という意味ですか。これはどういう担保なんです。
【次の発言】 確たる基準というものはない……。
【次の発言】 その会社荒しの標準というのはあなたがたどういうふうにとつておるか、そこが一番大事でしよう。会社荒しというのを単に主観的な見方で会社荒しと断定してかかられては堪つたものじやない。そこでその標準をどこに置くかということが一番大事なところでいような。

第10回国会 法務委員会 第21号(1951/05/29、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと関連してお聞きしておきたいのですが、今住所の登録の問題が議題となつているのでありますが、私只今の御答弁に関連して更に詳しい御説明を承わつておきたいと思うのです。これは犯罪予防の面から一応この条文について考えて見たのですが、例えばたびたび法廷に立つて弁護いたしております実情から推察して、公文書の僞造、或いは印鑑の僞造というものをやりまして、同じ人間が同一の時間に所を異にして登録している、まあ配給関係から登録している事実がある。そういうことが将来惡意に、或いは作為的にすべての惡事をやろうという場合においては、必ずしもそういうことはないとは言えないと私は思うのであります。そうい……

第10回国会 法務委員会 第22号(1951/05/30、2期、緑風会)

○中山福藏君 私の伺いたいところは大体伊藤委員の最後の問でわかりましたから、その点は省くことにいたしまして、ただ二点だけを念を押しておきたいと思います。それは有限会社法並びに株式会社の性質に関する質問応答が行われておりましたが、時間がありませんから一切の理由を拔きにして、結論としてお尋ねしたいのは、将来この有限会社というものは、或る時期にはこれに関する法律は廃止したほうがいいのじやないかという考えを持つておるのでありますが、如何でしようか。そういう何はございませんか、政府におかれましては……。むしろないほうがいいと思いますが……。
【次の発言】 その点については十分一つ御研究を願いたいと思いま……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第9号(1951/11/22、2期、緑風会)

○中山福藏君 私松永さんにちよつとお伺いしておきたいのですが、それはあなたが只今この地方自治関係の法律とか、公益事業委員会とか或いは建設大臣の権限の相関性、そういうことをお聞きになつてそうして御意見をお述べになつたのですが、あなたのお説の通り極めて多岐多端に亘つて煩瑣なものであると、從つて極めて緊急を要する電源開発に関してはこの公益事業委員会の存在というものがその一役を演じておるように我々素人は感ずるのですが、若しこの緊急電源開発の問題を早急に解決することができない、そのできない原因の一つが公益事業委員会にあるというようなことでありますれば、これをどういうふうに持つて行くかということが大きな問……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第10号(1951/11/27、2期、緑風会)

○中山福藏君 これは前回要求いたしました私の質問のうち、二つほど落ちておるように考えております。第一は、河川、湖沼、瀑布のうちにどのくらい現在開発されておるかということが第一なんです。だから私の希望としては、少くとも現在水力電気の根源として開発されておりまする瀑布、湖沼、河川の名前を知りたかつたのであります。これを知つて置くということは、落差の関係とか、いろいろな問題を一応勘案しまして、そうしてそれに対するところのいわゆる費用の捻出とか、或いは設備の程度というようなものを考慮に入れて、結局金の面を考えなければならぬという建前からお尋ねをしたのでありますが、これがどうもはつきりこの御報告の書類の……

第12回国会 法務委員会 第1号(1951/10/11、2期、緑風会)

○中山福藏君 私ちよつと伊藤さんにお尋ねしておきますが、その講和後におけるその法律の改正という第一におつしやつた問題ですね、それは何ですか、その範囲を全般的に亘つて御質問なさる御予定でございますか。
【次の発言】 今、伊藤委員から仰せられましたこの講和後の法制の立て方ということにつきまして、昨日新聞でありましたか、首相の意見と大橋法務総裁の意見が食違つておるということが掲げられておりました。それでそういうような点で、この席に首相はおいで下さることはできるかどうかということは、これは私としてはおいで願つて法務総裁と二人列席されておのおのの意見を承わりたいと実は考えております。一応今、伊藤さんがお……

第12回国会 法務委員会 第3号(1951/11/15、2期、緑風会)

○中山福藏君 私は法務総裁にお伺いしたい。現在我が国民のすべては惰力の中を泳いでおる姿であります。一つの見識もなければ、一つの目標もなくて、ただ現在までの惰力のうちを泳いでおる、無意識に泳いでおる。でありますから、政治上の問題、或いは将来の国家の動向に関する指標というものが、何ら政治問題に関する討議のうちに現われていない。これは誠に悲しむべき現象であると私は常に痛歎しておる一人であります。そこで私がこの伊藤さんの質問に関連して、お尋ねしたいのでありますが、先だつて、私の道徳の拠点をいずこに求むべきかという参議院の本会議における質問に対する天野文相の言葉が、あちらこちらで問題になつておるのであり……

第12回国会 法務委員会 第4号(1951/11/16、2期、緑風会)

○中山福藏君 ついでにちよつと一つ聞かせて下さい。冒頭に「裁判官及び裁判官の秘書官以外の裁判所職員の職階制及び試験」とありますね、試験の範囲は大体今までのはわかつておるのですが、時勢の変遷につれて試験科目の変更ということを相当考慮すべき時期に到達しておると思うのですが、そういう点についてどういうお考えですか。
【次の発言】 現段階でその只今お考えになつておる範囲を一つ明示して頂きたいと思います。
【次の発言】 この試験の科目を、これは従来の行き方とはよほど変えて行かなければならんと私は思つておりますが、その科目についてのお考えはどうでしよう。

第12回国会 法務委員会 第5号(1951/11/17、2期、緑風会)

○中山福藏君 只今御説明一応承わつておきますが、大体我々はこの差押、競売のない社会を望んでおりますけれども、併し現実の問題としてこれは止むを得ざる事柄でありまして、その執行の事態というものが現われて来ました場合においては、やはりこれは遂行できるような措置をとらなければならん。従つて只今抑せの通りに執行史というものは嫌がられる商売であるし、商売じやございませんが、仕事であるし、なかなかこれは恩給までも私どもはこの議会できめて給與するということになりておるのですが、而も一方において俸給というものを勿論とつておるでしよう。併しそれと同時に私どもは裏面工作というものが執行吏に対して行われて、相当のまい……

第12回国会 法務委員会 第7号(1951/11/21、2期、緑風会)

○中山福藏君 私ども戦後この日本に誇り得るものは裁判制度だという普段からの考えを持つておるのですが、俸給が相当に上つて、安んじてその職をとつて頂くということについては、何ら反対するものではございませんが、ここで一つお尋ねしておきたいことは、この簡易裁判所の判事の俸給一号給というものは三万七千三百円というふうに上つて来るのですが、判事補の一号というのは二万六千二百円ということにこれはなつておりますね、そうするとこの前説明を承わりまするというと、その判事になる人もあるのじやないですか、一種の……そういうような場合には簡易裁判所の判事とこう平均が保てるような給与にここはバランスをとらしておくというこ……

第12回国会 法務委員会 第8号(1951/11/22、2期、緑風会)

○中山福藏君 私この問題に関連してちよつとお伺いしておきたいのです。法務総裁にちよつと御意見を承わりたいと思います。近頃大学の自治という問題に便乗いたしまして、大学の構内というのは大学自体において取締るというような大体の空気が諸方面において濃厚でありますが、大学というものが一つの学理の探究とか、真理の発見とかに全身全霊を打込むということは勿論のことでございますが、併しそれにも限度というものがありまするし、全然これが日本の国内において治外法権的な取扱いを受けるということは、国家全体から考えまして相当考慮すべき重大なこれは案件であると私は思うのであります。従つてこういうふうな問題が起りまするという……

第12回国会 法務委員会 第10号(1951/11/27、2期、緑風会)

○中山福藏君 私一点お伺いしておきたいと思います。昨日私衆議院の法務委員会の傍聴をいたしておつたのでありますが、その際永田京都市警察本部長でありますかの陳述を聞いておつたのでありまするが、いろいろとまあずいぶん学生の行動についての報告があつたようであります。でそのうちに天皇の馬鹿野郎とかいろいろな文句があつたということを記憶しておりますが、それはそれといたしまして、法務総裁にお伺いをしておきたいのは、京都の公安条例というものは違憲の判決があつたということを承わつておるのであります。而して現在公安条例に違反しておる。いわゆる当時とられました学生の行動が公安条例に違反しておるのじやないかどうかとい……

第12回国会 法務委員会 第11号(1951/11/28、2期、緑風会)

○中山福藏君 犯罪捜査面の科学的分析ということが、非常に犯罪捜査方面に外国では盛んにやつているようでありますが、この近頃平和という文字の内容につきまして大分従来使用されておりまする平和という言葉の内容とは差異が生じたように私どもは感ずるのであります。例えば今日のソ連を中心とした平和の考え方と、それから自由主義国を中心とした平和の考え方と、その平和の実現方法に対する過程をどういうふうにして築き上げて行くかということに対する、いわゆる階段的な闘争というものに対する平和の内容というものは、非常に違つて来ているように思いますが、こういうことについて特審局、或いは捜査当局において平和の言葉の内容分析とい……

第13回国会 外務委員会 第3号(1952/02/14、2期、緑風会)

○中山福藏君 只今の御説明に関連しましてお尋ねするのですが、先月の十九日であつたと思うのですが、李承晩大統領がああいう宣言を一方的になしたのでありますが、その際に、日本という国は国際法の先例を知らない、十九世紀的な頭脳を持つておるというような、誠に日本を侮辱したような言葉を前置きにして、そうして而も、その先例というものはメキシコ、チリー、アルゼンチンであるというようなことを尤もらしく新聞によつて報道せられておるようであります。一体メキシコ、チリーというようなところにそういうふうな先例があるのかどうか。外務省のほうではそれはすでに調査済みでございましようか。一つその点を承わつておきたいと思います……

第13回国会 外務委員会 第4号(1952/02/21、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねいたします。エリサルデとかネリという人から損害の調査ということにつきまして共同でこれを調査するというようなお話はなかつたんでございましようか。これは百六十一億余ペソのいわゆる賠償の要求があつたということは、一方的に損害を算定しておるんじやないかというここに私は疑いを持つのであります。御承知の通りにヴイエトナムのチヤンバンフー総理大臣とか或いはパキスタンのフセイン外務大臣代理というような人は、非常に日本に好意を持つて、專門家が損害を調査するとか、或いはフイリピン、インドネンアという国が日本と交捗する場合においては、その支拂の能力の限度においてこれをなさなければいかんと……

第13回国会 外務委員会 第7号(1952/02/28、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと厚生技官にお尋ねいたしておきたい。この麻薬取締に関する刑事責任で、行政処分との牽連関係をちよつとお尋ねしておくわけなんですが、この麻薬取締法違反によりまして刑事上の責任があるという場合においては、検事並びに検察事務官というような者が、これは誠に気の毒だから一応起訴猶予にするというような場合、行政処分行為、例えばその処置を禁止するとかですね、まあ的確な例を申しますと医者の場合ですね、そういうような場合に処分行為だけ受けて、刑事上の責任は負わない。又、刑事上の責任を負つても、負うと同時に行政処分のいわゆる処置の禁止を喰う、二重の刑罰がここに加わるわけですね、そのときに行政処分……

第13回国会 外務委員会 第9号(1952/03/06、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと次官にお伺いしておきますが、これは大体この千九百三十一年七月十三日の條約の範囲外の麻薬を製造販売というような問題についての統制を行うということを目標にしておるようでありますが、それ以外の、つまりこの議定書以外の麻薬を統制するという目的のようでありますが、関連してお尋ねしておきたいのは、この議定書以外に新薬ができてその製造、所持、販売というものが国内で行われるというような、いわゆる議定書に掲載されていない麻薬がここで発明されて、そういうものが日本において横行するというような場合においては、これは少しも関心を払つておらないという意味でしようか。又そういうのは国内法で特別に立法……

第13回国会 外務委員会 第11号(1952/03/12、2期、緑風会)

○中山福藏君 四人の先生のかたがたの御意見は大体わかりました。柳井先生と守屋先生は、大体安保條約第三條によつて包括的な委任をやつたのだ、まあまあこれくらいの程度だつたらよかろう、結局憲法第七十三條の三項には抵触しないのじやないかというような結論のように私どもは拜承しておるのであります。ただ佐藤先生は中正的な意見だつたと私は考えておる。神川先生の御意見は結局違憲だというのが結論のように私は拜承した。  そこで佐藤先生とそれから神川先生にお尋ねしたいのは、先ず神川先生にお尋むしますが、結局この安保條約第三條によつて政府の行政協定に委せるということが書かれてあつて、而もその包容しておるところの内容と……

第13回国会 外務委員会 第15号(1952/03/28、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとそれに関連してお伺いしておきたいのです。あの特別職でありまする外交官の試験なんですがね。これはいわゆるその特別職にふさわしい、先達つても私お聞きしたのですが、試験の、採用の方法ですね、大体外交というものは言葉がよくしやべれるとか、国際法をよく知つているとか、それでは私はいかんと思います。それを読む前に、一つの勘を働かさなければならん。いわゆる観察力、洞察力というものの卓越した人間というものが一番必要じやないかと思つております。殊に世界平和のために第三勢力の擡頭というようなことについて、世界の文明、平和の動向というものはどういうふうに動いているかということを、一応何万巻とい……

第13回国会 外務委員会 第18号(1952/04/03、2期、緑風会)

○中山福藏君 私これをお尋ねする前に、これは兼岩さんの尻馬に乘るという意味でなく、こちらから言われんでも、一つできるだけ重要な法案があるときには、大臣がお出ましになるほうがいいじやないか。そうしないと参議院のこの委員会を軽視するというような感じを委員各位が持たれたのでは非常に私は議事の運営上よくない、こう考えまして特に私からもお願いいたしておきます。  そこで本論に入るのですが、ヴイエトナム、カンボデイア、ラオスの同じ地域の仏領印度支那の地域に三つの公使館を置かれるようですが、そういうことはどんなものでしよう。一つでいいじやないでしようか。

第13回国会 外務委員会 第19号(1952/04/04、2期、緑風会)

○中山福藏君 議事進行について一つお願いがある。そういう少し本論を離れたような議論はどうか一つ留保して、あとからやつてもらいたい。本論に入つて頂いて……お願いいたします。
【次の発言】 大体大公使設置に関する法律案の審議は昨日済んだ。従つて今日の議題は別個のものになつておると私は解釈する。従つて牽連はしておりますけれども、大体本筋ではないと私は考えます。
【次の発言】 私は別におやめなさいとは言わん。あとからにそういうことはお願いしたいと言うのです。大体今日は俸給に関する問題をやつている。私どもは大公使を設置するということは昨日済んだはずなんです。大体その点については、随分ほかの議員の何倍かの……

第13回国会 外務委員会 第23号(1952/04/23、2期、緑風会)

○中山福藏君 只今平林委員から呉の現状に附いての大体の御報告がありましたが、私、翌日呉に参りまして、吉村商工課長の案内で全部に亘つて視察して参りました。御承知の通り、呉という所は、我が国海軍の発祥地とも言うべき歴史を持つておるのでありますが、現在の情勢下におきましては全く米軍の爆撃のために旧態をとどめないくらいに状況は変つておるのでありますが、今日、只今仰せの通りに、東南部の旧海軍施設というものは、種々の鉄工所或いは造船所というような内外の資本を導入しまして、相当の操業をやつておるように見受けて承りました。ただ英濠軍の駐留によりまして、風紀上或いは商業関係の伸張の上に幾分影響があるということを……

第13回国会 外務委員会 第25号(1952/04/26、2期、緑風会)

○中山福藏君 本日小委員会におきましては、約三時間半に亘りまして付託された議案について種々審議を重ねたような次第であります。委員会におきましては、各委員より極めて周密極まる政府委員に対して質疑が行われ、同時に非公式に極めて懇談的な立場においていろいろ相談が行われまして、結局この法案を如何に取扱うかということにつきまして、いろいろと協議いたしました結果、重点的に審議を進めたほうがいいだろうというので、結局曾祢委員から提出されました、何人もこれが大体この法案の重点だろうという点、三点につきまして審議を重ねたような次第であります。曾祢氏のお足しになりました原案につきましては、時間がありませんから、こ……

第13回国会 外務委員会 第46号(1952/07/29、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと政府にお尋ねしておきたいのですが、これは大体日米行政協定の関係から、その協定の節囲内においてでなければ政府が如何よう、どうしようと思召してもできないということは、これは明らかじやないですか、つまりその条約の協定の内容から結局なし得る範囲だけしか政府としてはなし得ないのじやないのですか、こういう請願があつても……どうですか、そこを一つ……。
【次の発言】 この労務委員会とか調達、調停委員会のメンバーですね、これは日米行政協定ができた前と後とはその人員の更迭とか入替えというものはなさつたのですか、元のままですか、そこを一つ答えて頂きたい。

第13回国会 法務委員会 第35号(1952/05/08、2期、緑風会)

○中山福藏君 只今上程されておりまする犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案の提案理由中に狙われておるところは、「犯罪者予防更生法は、犯罪をした者の改善及び更生を図るために、その第三章において更生の措置に関する規定を設けているのでありますが云々」ということがありまして、「更生の措置を真に適切、周到、且つ効率的に行いますためには、同章の規定中二、三の点について改正又は補充を加える必要がある」と、従つてこういうふうな改正案を出したということになつておりますが、犯罪をした者の改善及び更生を図るためという殊にこの点について一つ我々の体験したことを申述べてお伺いしておきたいのですが、成るほどこの犯罪の予……

第13回国会 法務委員会 第36号(1952/05/09、2期、緑風会)

○中山福藏君 昨日お願いしておきました検察審査会のお取扱いになつた全国的な何はありますか、統計か何か。
【次の発言】 そうですが、何件くらいございますか。
【次の発言】 そうするとその起訴相当という……、私うつかりしてその法律関係、この点まだ読んでおりませんので、或いはぴつたりしたお答えを願うことはできないかも知れませんが、大体この検事の事件の取扱いが、弁護士なんかが代理人になりて告訴の手続をいたしますると、非常にその取扱いが、起訴不起訴が決定せられるまで相当の時間を要するというということが、一般に弁護士会であちらこちらで聞かされる言葉なんですが、そうするとそういうことで告訴しておる事件が不起……

第13回国会 法務委員会 第43号(1952/05/23、2期、緑風会)

○中山福藏君 本案の質疑につきましては先に伊藤委員並びに羽仁委員から極めて詳細な御質疑が行われて随分政府のかたがたもつるし上げにお会いになつて困つておられたようでありますが、私は極めて平穏な春風たいとうというような気分でお答えを願いたいと思いまして極めて平易な質疑を行なつてみたいと思つております。  先ず本案の質疑に入るに先立ちまして法務総裁から本案提案の理由としてお述べになつた事柄について質疑をしてみたいと思います。この提案理由を拜見いたしますと、本案を提出した理由として総裁はこの民主主義を我が国に徹底させて世界の期待に副いたいという文字を用いておられる、御承知の通りに、現在世界の情勢を見ま……

第13回国会 法務委員会 第48号(1952/06/04、2期、緑風会)

○中山福藏君 総裁がおられませんから政策というふうな重要な面については省略いたしまして破防法の逐條的な疑義についてお尋ねいたしたいと思います。  先ず第二條でございます。「この法律による規制及び規制のための調査は、前條に規定する目的を達成するために必要且つ相当な限度においてのみ行うべきであつて」という文句がありますが、この必要というのと相当という言葉の意味はどちらを強くここでお取上げになるのか。必要ということは必要であれば無限に必要な程度に達するまで取調べができるということになる。併しこれが必要であつても、ここに相当とあるからやめなければならないという言葉の矛盾が観念的に出て来る。そこで必要と……

第13回国会 法務委員会 第55号(1952/06/13、2期、緑風会)

○中山福藏君 私一つだけ聞いておきたいのですが、この四十二條の二の第五項の所に、「仮出獄中の者が保護観察の停止中に遵守すべき事項を遵守しなかつたことを理由とし、仮出獄の取消しをすることができない。」というような條項がありますね。私もいろいろ犯罪がなぜ殖えるか、累犯みたいなことがなぜ流行するかということを調べて見ますと、その仮出獄とか、それからあの保釈のときなんかですね、それから刑の執行が終つて出たときに、ただ出し放しなんですね。職業紹介所と連絡をとつて、この人が獄から出たらどういうふうな職業に従事して、犯罪を二度と再び犯さないかという処置をちつともとつていない。これが私は非常な手落ちだと思つて……

第13回国会 法務委員会 第60号(1952/06/19、2期、緑風会)

○中山福藏君 私はこの場合破壞活動防止法案並びに公安調査庁設置法案、公安審査委員会設置法案、以上三案に対しまして次のような修正案を提出したいと存じます。つきましては便宜上口述することをやめまして、朗読させて頂きたいと考えます。   破壞活動防止法案の一部を次のように修正する。   目次中「(第一条―第三条)」を「(第一条―第四条)」に、「(第四条―第九条)」を「(第五条―第十条)」に、「(第十条―第二十五条)」を「(第十一条―第二十六条)」に、「(第三十六条―第三十三条)」を「(第二十七条―第三十四条)」に、「(第三十四条―第三十六条)」を第三十五条―第三十七条)」に、「(第三十七条―第四十三……

第13回国会 法務委員会 第61号(1952/06/20、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねしますが、二十日以下でしよう。罰金だつたら三万円以下でしよう。罰金を納めるときには一日どのくらいになりますか。
【次の発言】 その点よくわかるのです。併しこれは書き放しじや何もなりません。紙上遊戯みたいなふうになつてしまいます。この頃二十日とか三万円くらい食つたつて一つの広告料と思えば何でもない、面白半分でやりますよ。だからそういう点も考えておきませんと、近頃の人間の気持というのは違つておるのです。新聞に広告すると十万円くらいかかる、これは安いものです。ただで広告できる、だからそういうことを一つ十分お考えになつておかんととんでもないことになつてあなたがた物笑いになる……

第13回国会 予算委員会 第7号(1952/02/20、2期、緑風会)

○中山福藏君 関連いたします。只今加藤委員の御質問、誠に私は重大な問題だと思う。殊に大半を占めておりまする、この貿易のいわゆる綿製品の関係でございます。大蔵省と通産省のまちまちの意見、或る部分において食い違つておるような意見をしばしば新聞に発表されるということは、業者としても非常な御迷惑だろうと私考えておるのであります。従つて加藤委員の御質問に対しては、大蔵省と通産省と御相談なすつて、もう一遍統一した、筋の通つた満足の行くような御答弁を一つこの次の予算委員会においてやつてもらいたい、私はかようにお願いするわけなのでありまして、余りに大きな問題だと思う。輸出貿易品の大牛を占めておる大きな問題であ……

第13回国会 予算委員会 第12号(1952/02/27、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねいたしますが、犯罪捜査に関する予算がこれに組まれております。而も超短波に関するところの設備を十分にやつておかなければいかんということなんでありますが、この種の設備というものが各警察の犯罪捜査の面に必要であるということは申すまでもないのでありますが、そこで国家地方警察、自治体警察というような二つのいわゆる警察官庁があつて、そうして設備というものも軍になつて、国費というものは重複して来るのじやないかというふうに私は感じを持つのでありますが、そういう設備を共同で使う、或いは何らかのそこに融通をきかせるというようなことについては御研究になつておりますか、どうでありますか。

第15回国会 外務委員会 第3号(1952/12/02、2期、緑風会)

○委員外議員(中山福藏君) 各委員のかたに厚くお礼を申上げます。  一つお尋ねしておきたいのですが、実はこれはいわゆる一種の強制抑留という形になつておりまする中ソの在留者のかたは別といたしまして、私外務省のおかたに尋ねたいのは、インドネシアからネパール、ブータン、或いはビルマ、フイリピン、インドネシアという方面に相当数の人がおられると私は大体想像しておるのです。殊に私が先般ビルマに参りましたときに、服部総領事ですか、あそこにおられるかたは。在外事務所におられるかたに面会したときに、ビルマには約六千から七千残つておるということをはつきり私に先々月申したのであります。どういうわけでお帰りにならんの……

第15回国会 法務委員会 第7号(1952/12/22、2期、緑風会)

○中山福藏君 これは何ですか、第十五国会提出といういわゆる法務省から出たこの参考資料、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給に関する法律の一部を改正する法律案参考資料といううちに掲げてある裁判官の報酬に関する法律という法律からこれは割出してあるのですか、今別表と申しますのは。
【次の発言】 そこで一つお尋ねしておきますが、裁判官の報酬等に関する法律の第八條に「裁判官の退官手当は、一般の官吏の例に準じて最高裁判所の定めるところにより、これを支給する。但し、弾劾裁判所の罷免の裁判に因る退官の場合には、これを支給しない。」これは何ですか、これは今度の改正俸給についても同じ取……

第15回国会 法務委員会 第9号(1952/12/24、2期、緑風会)

○中山福藏君 只今政務次官が努力をするとおつしやつたが、その期限をどういう期限までに努力の効果を現わすという明白な一つ決心をお聞かせ願いたい。それはできませんか。
【次の発言】 その短いという期間を一つぼんやりでもいいですからお聞かせ願えることはできませんか。
【次の発言】 ちよつとお尋ねしておくのですが、この平和条約に基いて、刑の執行及び赦免等に関する法律というものがまあできておるという関係に立つておるのですが、これは何ですか、平和条約はそのままにしておいて、この法律だけを改正して行くという趣旨ですか。
【次の発言】 私はこの法案に賛成するものであります。その理由を四つの要望を附して一つ申述……

第15回国会 法務委員会 第11号(1953/02/25、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) 只今より委員会を開きます。  議事に入るに先立ちまして御挨拶を申上げたいと存じます。このたび図らずも法務委員長に就任いたしましたにつきましては万事不行届の私でありますから、お気に召さない点も多々ございましようが、何とぞ従来の各委員長に寄せられました御好意、御協力、御支援を給わりますよう、御挨拶に代えまして幾重にも御願い申上げます。  本日は先ず判事補の職権の特例等に関する法律の一部を改正する法律案、人権擁護委員法の一部を改正する法律案、以上本院先議の二案を便宜一括して議題に供します。先ず政府の説明を聴取いたしたいと存じます。

第15回国会 法務委員会 第12号(1953/02/26、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) 只今より委員会を開きます。  本日は最高裁判所及び法務省所管の二十八年度予算につきまして、それぞれ当局から説明を聴取いたし、御質疑をお願いいたすのと、公安調査庁発足以来の同庁の活動概況につきまして、調査庁当局より説明を聴取いたし、御質疑をお願いいたします。以上二件を議題に供します。  先ず昭和二十八年度最高裁判所関係予算につきまして最高裁判所より御説明を願います。
【次の発言】 本件につきまして、御質疑のおありの方は御発言をお願い申上げます。
【次の発言】 もう岸上君にいいですか。
【次の発言】 ちよつと私からお聞きしておきますが、この第三項ですね、「法廷闘争に対処し、……

第15回国会 法務委員会 第14号(1953/03/03、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより委員会を開きます。  本日は先ず昭和二十八年度法務省関係予算に関する件を議題に供します。本件につきましては、先般すでに政府より説明を聴取いたしておりますので、本日は質疑を行いたいと思います。御質疑のありますかたは御発言を願います。ございませんか。
【次の発言】 建直しの方法などはちつとも考えていないじやないか。ただ善処するだけではわからない。はつきり言つて下さい。
【次の発言】 その五ケ年間の債務の返債の方法というのは何か裏付でもありますか。ただそういう計画をしたというだけにとどまるのでしようか。それを保証する何らかの手を打たれておりますか。これを一つお聞きして……

第15回国会 法務委員会 第15号(1953/03/04、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) 只今より委員会を開きます。  先ず公聴会の開会についてお諮りいたします。昨日当委員会に売春等処罰法案が付託されましたが、本案の取扱につきまして先ほど委員長及び理事打合会を開きました。そうして協議いたしました結果、本月十七日及び十八日の両日に公聴会を開会いたすことと決定いたしましたが、打合会の決定通り公聴会を開会いたしますことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めてさよう決定いたします。  なお、委員長より議長に提出する公聴会開会承認要求書の内容は、便宜委員長に御一任願うこととして御異議ございませんか。

第15回国会 法務委員会 第16号(1953/03/12、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) 只今より委員会を開きます。本日は先ず連合委員会の開会についてお諮りいたします。  売春等処罰法案について地方行政委員会及び厚生委員会と連合委員会を開くことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めてさよう決定いたします。直ちに連合委員会を開会いたしますので法務委員会は休憩いたします。    午前十時四十八分休憩
【次の発言】 これより委員会を再開いたします。先ず少年法の一部を改正する法律案及び少年院法の一部を改正する法律案、以上いずれも予備審査の二案を便宜一括して議題に供します。両案につきましてはすでに提案理由の説明を聴取いたしておりまするので、本日はこれ……

第15回国会 法務委員会 第17号(1953/03/14、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) 只今より委員会を開きます。少年法の一部を改正する法律案、少年院法の一部を改正する法律案、以上両案を便宜一括して議題に供します。御質疑のおありのかたは御発言を願います。
【次の発言】 ちよつとこの際関連して私からお伺いしておきますが、これは何ですか、採用の基準と申しますか、院長その他の職員の採用の資格条件というものは、どういうふうにして御鑑別になつて採用されるのですか、その点明かにしておいて頂きたい。
【次の発言】 なおその徳育関係とか、その人の徳望関係なんかということについて一応の調査をなさるのですか、それを採用なさるときに。それも併せてお伺いしたい。


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 法務委員会 第4号(1953/06/26、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと私審議に先立ちまして、一言委員長にお願いがあるのでございます。それは、岡部委員長のときに戦犯釈放に関する勧告使節を外国に派遣したらどうかということの提案があつておるのです。その後、衆議院でもこれは問題となりまして、大体同意を得た。併しながら、本年度のこの本予算が不成立になつたというわけで、旅費がないということで、一応見合せになつておる。そのことを非常に待望しておる人が多いようでありますから、委員長において善処せられたいということをお願いしておきたいのであります。

第16回国会 法務委員会 第6号(1953/07/01、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねしておきますが、律師というのがありますね。これは満洲で司法官試験に通られたかたがたの身分だと思うのですが、資格だと思うのですが、この律師というのは、大体これは満洲における特別の法律というものを研究したかたがた並びにその修得されたいわゆる法律ですね。これは満洲独特の法律だけを修習されたかたがたなんでしようか。その点一つお聞きしておきたい。律師というのは満洲国が与えた資格という意味ですか。
【次の発言】 これは何ですか、律師というのは関東州かどこかで律師法か何かというのがあつて資格を与えているのですか。
【次の発言】 わかりました。

第16回国会 法務委員会 第8号(1953/07/07、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねしますが、これは政治犯と普通の犯罪と競合しておる場合ですね、而も日本のこの犯罪構成要件から見て、それが相手国で多分に刑事犯、だと見ている場合に、日本ではこれは政治犯だと、この国家意識の上に犯罪の構成要件に対する判断が違うというときは、大体これはどつちによつて処理されるというようなことになつておるのですか。これは私はまだこれをはつきり読んでおりませんから何ですけれども、そこにはどつちの判断に従うのですか。
【次の発言】 その引渡拒絶が殆んどこの境界線がわからないというような場合がままあると思うのです。そのときには外交折衝によつて決定するのか、或いはやはり今おつしやつた……

第16回国会 法務委員会 第9号(1953/07/09、3期、緑風会)

○中山福藏君 お話はよくわかりました。大体こういうものであろうと私も想像しておつたのです。ところがこの飛行機の場合考えて頂かなければならんことは、例えば動産の差押の場合にはいろいろの問題が起きて、一つの制裁規定が設けられて不法行為というものを禁ずるようになつておりますが、これは競売の申立をする、その申立書を提出する前に債務者がそれを、その申立があるということをさとつて自分の飛行機を外地に飛ばしたときには、執達吏の占有保管ということはできんことになるのですね。これは私が一番お尋ねしたい要点なんです。成るほど公簿上これは申立があつて、それが記録された、そうして債権者は自己の債権の保全というものか即……

第16回国会 法務委員会 第10号(1953/07/10、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと伺いますが、この頃思想的な背景を持つた人が飛行機を墜落せしむるという目的を以て、飛行機が飛び出す前、即ち事前にその飛行機が空中で解体するような行為をやるという危険は少しもないですか。又こういう点についての警戒はどういうふうにしてふだんから飛行機を監視しておられるか。そういう点もちよつと聞いておきたいと思います。
【次の発言】 飛行機が飛び出す前に一応滑走いたしまして、それから一応そこにとまつてエンジンの試験をしておりますね。ところがナット、捻子ですね、捻子が、これは何分飛行機が飛びますれば緩むというような、その道の経験者がその飛行機の捻子なんかを一応ちよつと手を入れて、こ……

第16回国会 法務委員会 第11号(1953/07/13、3期、緑風会)

○中山福藏君 これはちよつとお尋ねしておきますが、これは刑事訴訟法全般というものを議題として審議に上せられたのですか、或いはこういうふうな点が世論に鑑みて改正の必要があるというふうなあんばいで重点的に、つまり摘出してそれを議題に供せられたのか、その点はどうなんですか。
【次の発言】 お尋ねしておきますが、これは圧縮された議題というものを目標にして審議会の委員さんたちが自己の意見に基いて答申をされたのを集約したものであるか、或いは又代表的な人があなたがこれを書いてくれと言つて依頼されて、例えば小野博士が……、こういうふうにしたらいいじやないかということを一々何人かが要綱を書いてそうして持つて来て……

第16回国会 法務委員会 第12号(1953/07/14、3期、緑風会)

○中山福藏君 時間がまだあるようですから、ちよつと聞いておきますが、この勾引状を持たずに、警察官がよく個人の家に行くのでありますが、そうすると、あとでそれが問題になりますと、任意出頭して来た。だからわしのほうじや調べたのだと、こう逃げるのですね。こういうことが頻々として現在行われつつあるわけなんです。こういう点について何かあなたのほうで相当の手を打つておられるかどうか。ちよつとお尋ねしておきたいのですがね。これはやはり刑事訴訟の改正に関連しておりますから……。
【次の発言】 これは昨日でしたか、お尋ねした頼まれ事件と非常に関連があるのでありまして、頼まれ事件には、往々こういうことになつて、この……

第16回国会 法務委員会 第17号(1953/07/20、3期、緑風会)

○中山福藏君 私は政府委員にちよつとお尋ねしておきたいのですが、大体この権利保釈を原則としては認めるということになつておるのですが、この規定は裁判官に対する一種の強制的な圧力を加えるような感じを一般に受けておるように思うのですが、この裁判官がそういう点については相当お考えになつておるのですか。それからもう一つこの権利保釈の期間中に大体これは第三国人が殊によく逃げるのですが、内地人に比較して第三国人の逃亡率が非常に高い。こういう面についてどういう注意をせられる所存であるか、その点についての心がまえですね、これを一つ承わつておきたいと思います。

第16回国会 法務委員会 第18号(1953/07/21、3期、緑風会)

○中山福藏君 これは二百十九条の二の「検察官、検察事務官又は司法警察職員」こう書いてありますが、副検事、副検察官というのは、どういうわけで入れられなかつたのですか。
【次の発言】 そういう意味で、お書きにならなかつたのですか。
【次の発言】 そこでちよつとお尋ねしておきますが、百九十九条の第二項のうちの「司法警察員は、第一項の逮捕状を請求するには、検察官の同意を得なければならない。」という規定のときに、法制審議会では、この副検事というものが非常に議題になつておるようです。検察官のうちには副検事を含ませるということが、非常に問題になつておる。これはやはり副検事は、この中に入つておりますか。

第16回国会 法務委員会 第19号(1953/07/22、3期、緑風会)

○中山福藏君 これはなんですか。二十四年の前は何年の統計ですか。十年から十五年までは言われましたが、それが二十七年まではどうなつておりますか。
【次の発言】 ちよつとお聞きしておきたいのですが、国家公安委員会の本部並びに各府県の委員長が連名で、検事の職権が拡大される、権力が一点に集中されてどうも民主化に反するという運動が起つておるということを聞いておりますが、そういう運動のなんというか陳情とか具申とかいうものは、あなたのほうに来ておりますか。
【次の発言】 国家公安委員会の意見を徴されたというようなことはないのですか、これを立案される前に……。

第16回国会 法務委員会 第22号(1953/07/25、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねいたしますが、百九十九条の第二項といううちにこの「公安委員会が指定する警部以上のものに限る。」ということがありますね。これは何ですか。この市町村の署長というものは警部補というのがときたまあるのじやないですか。警部に限つておりますか。これはどうなつておりますか。
【次の発言】 私は三年ほど前に選挙違反の問題で田舎に行きましたら、署長はやはり警部補でしたよ。
【次の発言】 自治体です……、そうです、警部補でした。それでそのことを懸念してお尋ねしているわけですが、田舎に警部補の署長しかない場合には、これは何にも逮捕状の請求というものはできんようになつてしまいますね。だから……

第16回国会 法務委員会 第24号(1953/07/28、3期、緑風会)

○中山福藏君 私の申上げることを明確にしておかんといかんと思うのですがね。私は只今一極委員のおつしやつた通り、この起訴前に騒擾罪の一、二、三、のうちのどれに該当するかということを決定するまで勾留されるわけですから、この決定されたときすでに二十日以上にあと五日、二十五日で調べ上げたときには、もうこれは手の付ようがないわけですね。そこへ決定ということはたくさんの、多衆の人が個々別々にやられるときは、これははつきりして、この条項のどれに当るということはよくわかるのです。ところがこれを一時に決定する、最終の目に決定するという場合には、これは二十日のが二十五日になる場合があると思うのですね。そういうとき……

第16回国会 法務委員会 第27号(1953/07/31、3期、緑風会)

○中山福藏君 私どもいろいろとこれは経験しておりますというと、私は学生時代に巣鴨の監獄に実は行きまして、その長に会つたのです。で再犯の連中はどれくらいの率になつておるかと聞きましたところが、その監獄を出た翌日入るのが大体三、四割あるということを学生時代聞かされたのです。それから又二、三日すると五割ぐらいにそれが殖えて来るというわけで、殊にこういうふうに経済事情が逼迫して参りますと、僅かばかりの日給をもらうよりも、監獄に入つておるほうが気楽らしいのですね。だからできるだけ何とかひつかかりをつけて犯罪らしい行為をして、そうして彼らの考える別荘に行きたいというので、監獄に入る者が相当あるということを……

第16回国会 法務委員会 第30号(1953/08/07、3期、緑風会)

○中山福藏君 これは何でございますか、事実上法律問題を抜きにして、今あなたのおつしやつたような結論に到達した前例はありますか、全然ないのですか。
【次の発言】 これば私の考えでは、すでに善意にこういう建物を買取つたり或いは土地を買取つたり、今おつしやつたようなことができておるのが、全然そういう事実が現われていないのと、二つの面が現われて来ると思うのです。法律案によりますと、そういう点が余り考慮を払つていないように思われるのであります。従つてこの法案はこのままに一つ伏せておいて頂きたいと希望するのであります。
【次の発言】 私どもは敗戦という誠に悲惨な場面に追い込まれて、非常な精神的な卑屈を国民……

第16回国会 予算委員会 第6号(1953/06/29、3期、緑風会)

○中山福藏君 先ず質疑に入るに先立ちまして、私は重要な二つの問題について政府の御構想を拝聴したいと思います。  第一には、現下非常な問題となつておりまする九州の水害対策について差当りにどういう手を打たれるおつもりであるか、簡単に、時間がございませんから梗概だけを承わつておきたいと思います。
【次の発言】 今回の水害は或る意味において不可抗力でありますが、併し或る部分につきましては、治山治水関係に関する平常からの政府の施策上相当怠慢だつたというような感もいたしますので、そういう点も一応御勘考の上善処されるようにお願いいたしておきます。  第二に、今般フイリピン政府がキリノ大統領の署名によつて、我……

第16回国会 予算委員会 第7号(1953/06/30、3期、緑風会)

○中山福藏君 私は吉田内閣の文教政策についての質疑を申上げたいと思います。大体、天野元文相並びに岡野前文相の文教に対する施設というものは、遺憾ながら何ものをも残していない。私は、従来日本の文教政策の基本確立に当つておられる文部大臣の職が伴食大臣というような名目を以て呼ばれておるということについて、常に遺憾の感じを持つておつた人間でありますが、今日に至るまでそういうふうな文教に関する国民の考え方がまだ十分に払拭されていないように見ておるのであります。従つて、文部大臣に対して、私は、この文政の地位、いわゆる国民の精神確立の基礎を涵養する任に当られる文部大臣が、他の政策と比較して、この文政の地位とい……

第16回国会 予算委員会 第11号(1953/07/08、3期、緑風会)

○中山福藏君 これは今ちよつとお尋ねしていいですか。
【次の発言】 ちよつとお尋ねしたいのですが、六頁ですね、六頁のこの五行目ですが、「保安隊で使用いたします武器類は昭和二十七年度と同様に米軍のものを使用することとして、その購入費は計上いたしておりません。」、この計上いたしておりませんというのは、これは何かわからないために、これは計上せないのですか。何か理由があるのですか。
【次の発言】 それは無償というが、協定か何かで紐つきになつているのですか。ちよつとお尋ねいたします。
【次の発言】 ちよつとお伺いいたしますが、保安大学の経費というのはどれくらいになつておりますか、これは一括して書いてあり……

第16回国会 予算委員会 第12号(1953/07/09、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねしておきますが、この三十二年度の経済表の総括的説明というわけなんでしようが、これはなんですか、この構想をお練りになる基礎的な基盤というものは審議会か何かお開きになつてその意見なんか総合されてその上に立てられておるものですかどうですか。単に経審庁関係の御意見なんでしようか。
【次の発言】 これは外務省なんかのいわゆる世界情勢の変動に関する見通しは一応これに織込まれておるのですか、これは如何なものでしようか。
【次の発言】 関連してちよつと伺いたい。五カ年後の経済関係を一応表にまとめてお出しになつたようでありますが、これはインドネシアとかビルマ、それからタイなんかの米の……

第16回国会 予算委員会 第24号(1953/07/26、3期、緑風会)

○中山福藏君 私は本質問に入ります前に、簡単でありますから、農林省のかたに二点だけ質しておきたいと思います。  元来外米の輸入というものは大体二千万石と言われておりますが、先ず千四百億円くらいのものでありましよう。この外米を日本に輸入いたしましたときにこれに消毒の方法が施されておるのでありますが、現在私の承わるところによりますというと、その米がその消毒のために黄色に変つて、いわゆる黄変米と言われる特殊の米ですが、そういうものになつてお互いに飯米として食べることができないというような立場にあるということを承わつております。それを一段格を下げて、極く低価にこれを一般市場に放出するというような手が打……

第17回国会 法務委員会 閉会後第1号(1953/11/19、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお伺いいたしたい。この売春行為自体が悪いということは、これはもう誰でもわかることでございますが、この売春行為をしなければならんといういわゆるよつて来るゆえん、原因というものを考えてみますると、相当の数に上ると思うのです。例えば教育上の欠陥ということから、或は理性の鈍さから、まあこういう関係もあるだろうし、又他の方面におきましては、宗教上の立場から、宗教家の努力が足らんということも考えられる、又或いは道徳的な社会指導の任に当る人間の努力が足りないということも感ぜられる。即ち宗教家、道徳家、教育家の努力不足というような、いろいろ原因があると思うのですが、殊に一審ひどいのが経済……

第17回国会 法務委員会 第2号(1953/10/31、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねしておきますが、今度大変結構な何だと思うのですが、ただ一つここで日本国及び合衆国双方の法令違反にかかる罪について、これは二頁にございますが、(一)、(二)の場合がここに掲げられておるのでありますが、現在すでに係属審理中のものですね。例えばアメリカ軍隊の軍法会議に係つておるもので、特にこれは今度の改正になりまする以前の分であつて、明らかに日本の裁判権に服さなければならないというようなことが顕著な場合においては、これは何らかそこに、この判決の上に、そういう何と申しますか、特別の協議とか何とか、これは裁判のことですから独立して行うわけですから、そういうことは一応表面から言……

第17回国会 法務委員会 閉会後第2号(1953/11/20、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねしますが、高橋さんは公安調査庁の次長という肩書ですが、大体おわかりですね、そういう方面のことは……。
【次の発言】 そこでお尋ねしてみたいのですが、ただ、先ほどもちよつとこの問題に触れておられたが、資金ルートですね。これは何ですか、ソ連或いは中共或いは北鮮或いは日本において賄うこの四つの場合が考えられるのですが、その送金の方法或いは送金に代るところの物資の供給、そういうような面について相当御調査になつておられますか。それをちよつとお尋ねしておきたい。
【次の発言】 私ども民間の巷間でいろいろの問題、そういう点について聞くのですがぬ。これはしかし一つの浮説だろうと我々……

第17回国会 法務委員会 第4号(1953/11/04、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねしておきますが、巡回裁判所というのは、アメリカのこの裁判所制度の中にあるのを奄美大島に施行されておつたということになつておりますが、先だつてお話を聞きますというと、巡回裁判所というのは日本の地方裁判所に該当するのだという御説明がありましたが、これはそういうのじやなくて各島々を巡回して裁判をして廻るというのじやないのですか。オランダの植民地なんかの当時の巡回裁判所というのはそういうふうになつておりましたがそうじやないのですか。
【次の発言】 私は只今仰せられた開廷場所の指定、いわゆる控訴裁判所の場合における開廷場所の指定という問題が一応取上げられて考慮の中に入つている……

第17回国会 法務委員会 第5号(1953/11/05、3期、緑風会)

○中山福藏君 私は大体大阪に住んでおりますから、裁判の状況は手に取るようにわかる。殊に御承知の通り、畠山裁判長が吹田事件を取扱われまして以来、頻繁にこういう同じようなことが惹起されておるのであります。かくのごとく裁判が被告並びに一般大衆の侮辱を招くというような事柄については、在朝在野を問わず、相当の私どもは関心を持つわけです。それでこれはまあ各人の立場によつて見方が違うのです。要するに裁判をどういうふうにして進行せしむるかというところに重点が置かれておると思うのです。併しこれの取扱いについてはおのおの見方によつて、それを進行せしむるために打たなければならん手が違うわけですね。ところがこれには御……

第17回国会 法務委員会 第6号(1953/11/06、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお伺いしておきたいのですが、先般有田八郎氏がこの引揚げの問題に関してスイスに行かれました帰りがけに、ヨーロツパから日本に通信をよこされて、戦犯の全面的な釈放というものも、相当の時期に必ず日本の人々が満足するような解決ができるだろうと、その気配が強いというようなことを通信しておられたのでありますが、有田八郎氏にお会いになつてヨーロツパの空気などというものをお聞き取りになりましたのでしようか。
【次の発言】 私は実は昨年九月にインドのカルカツタに参りまして、パル判事に面会して親しく戦犯問題に対する彼の意見を聞いたのであります。又昨年暮においでになつたときも二回ほどお目にかかり……

第17回国会 法務委員会 第7号(1953/11/07、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと私牽連してお尋したい。只今法務大臣のおつしやることも御尤もであるし、私どもよく頷けるのでありますが、実は私日本出版販売株式会社の公判の当日に、そこにおつたのです。そして、もう実に喧噪を極めておりまして、我々在野法曹としては、これで日本の裁判制度というものは、従来の面目を保つて行けるかどうかということを非常に心配すると同時に、いろいろとこれに対する対策はどうしたらいいかということも考えさせられたのでありますが、私が一つお尋ねしたいと思いまするのは黙祷事件というものがすでに起りましてから時日を経ておるのでありますから、これは最高裁判所でやはり検察当局と御相談なすつて、すでに一……

第17回国会 予算委員会 第1号(1953/10/30、3期、緑風会)

○中山福藏君 九州視察班の御報告を申上げます。  九州視察班は最初同僚の中田委員も参加される予定でありましたが、同委員が他の公務のため不参加となりましたので、結局私一人となり、正木専門員を伴いまして、九月の三日より十一日まで、福岡、佐賀、熊本三県を視察いたしました。  今回の視察の重点は、先般の風水害対策の進捗状況の調査、今後の予算審議の参考に資するにあつたのでありますが、このほかに佐賀県におきましては、農林省の有明湾国世干拓の現場を視察し、熊木県では総合開発に取上げられておりまするところの県営球磨川発電所の現場並びに八代港を視察いたしたのであります。  西日本を襲つた六、七月風水害の惨禍は皆……

第18回国会 法務委員会 第1号(1953/12/02、3期、緑風会)

○中山福藏君 私どもは先だつて一松委員の提議と申しますか、提案と申しますか、かかる調査を委員長の指名によつて命ぜられまして、実は専門員並びに随員のかた及び棚橋委員それから私、四名松江、米子並びに鳥取の三カ所に出張いたしまして、仮監のあり方についての調査を遂げて帰つたのであります。この問題についてはいずれ改めまして報告書の形式において提出することになるでありましようが、仮監というものが問題になつておりまする関係上、一応松江地方における仮監の状況について簡単に御報告を申上げたいと思います。  即ち人権蹂躪というものが起る虞れがある、或いは現に起りつつあるというような考え方で、一応この問題が取上げら……

第18回国会 法務委員会 第2号(1953/12/03、3期、緑風会)

○中山福藏君 大体この一般職、特別職の比率ということは、これはまあ当局として当然お考えになるのが当り前だと考えるのですけれども、大体この俸給というものは物価の変動、貨幣価値の増減、それから地方中央を通じた税制の整理とか、徴税の難易とかいうもので、非常に生活維持というものが影響を及ぼされるということが考えられるのですが、これは一般職が上るから必ず特別職も上らなければならん、或いは又如何に物価の変動があろうとも現給だけは釘付けにして一切下げることはない、上昇はすることはあつても低減することはないということになりますと、これは一般国民の立場から考えるというと、非常な大きな問題であつて、行政整理なんか……

第18回国会 法務委員会 第3号(1953/12/04、3期、緑風会)

○中山福藏君 これその三公社、五現業九組合約九十万人になんなんとするこの組合員の闘争ということになつておりますが、これが公労法の第十七条に違反するかどうかということは別問題としまして、実質的には完全なストライキであると言われておるのですが、この点につきまして、中山中央労働委員会長でありますか、あの人がこれは確かにストライキであるけれども、これを取締るということはできない、いわゆる法の不備ということになりておるということを昨日でありましにか、はつきりと新聞紙上に自己の意見を発表しておるのです。ところでいわゆるその骨抜きの法律の裏をかいて、この争議が行われておるというよりに一般には解せられておるの……

第18回国会 法務委員会 第6号(1953/12/08、3期、緑風会)

○中山福藏君 如何でございましようか。文部大臣にちよつと承わつておきたいのですが、刑法の改正が或る一部に非常な、例えば妻の姦通を容認したのはこれは男女平等だという点から言えば当然なことですけれども、古来の伝統的な婦人というものの自覚、尊厳というものが自己を失つたということと、それから刑法の面に、成るほど一方から言えば侮辱したように考える人もあるでしようが、併し私どもは侮辱してああいう法律ができたとは思つていない。日本の男系の系統というものが如何に尊重せられたかという、いわゆる民族の誇りというものがそこに繋いでおつたのじやないかということすらも一面において私は考えておるのです。それからもう一つは……

第19回国会 文部委員会 第26号(1954/04/22、3期、緑風会)

○中山福藏君 大変自主性のある、信念のある言葉を承わりまして、謹聴しておつたのであります。只今日教組の影響を受けないとおつしやいましたが、昭和二十六年十二月二十七日共産党は通達第二十一号で日教組のうちに一つのグループを作れという指令を発しておるはずです。あなたはこれは御存じでございましようか、これが一つ。昨年の六月十五日三重県の山田で日教組の大会が開かれておる。そのときに十四項に亘る項目が決定されておる。例えばその一例を挙げますと、朝鮮の戦争をやめろ、中共と手を握れ、こういう言葉が書いてある。それを見ると、教育のことは一つも書いていない。いわゆる政党の政策であります。この十四の項目を調べてみま……

第19回国会 法務委員会 第2号(1954/02/12、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと羽仁委員のお説に関連してお尋ねしたいと思いますが、全くお互いの知識の向上というものが、これはまあ国民全般に対して要求せられるところでございますが、何分にも耐乏生活とか、予算の削減とかというここに大きな問題が横たわつておるのですから、一々購入するということもなかなか至難だと思いますが、併し私は、一つ裁判所当局が今日の特勢に鑑みて、各国の裁判所と連絡をとつて、画期的な判例を下すとか、或いは特殊な犯罪に対する判例とかいうようなものを無償で相互に供給し合うということを、これは外務省を通じておやりになるということが、国際連合とかいろいろな制度が設けられた今日においては当然至当な、私……

第19回国会 法務委員会 第4号(1954/02/25、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと私お尋ねしたいことがあるのですが、昭和二十九年度裁判所所管予算説明といううちの高等裁判所に関する問題について一つだけお尋ねしたいと思うのですが……。
【次の発言】 次回に一つお願いいたします。

第19回国会 法務委員会 第11号(1954/03/25、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと局長さんにお伺いしたい。この間の林の問題ですね。あれは何ですか、オランダの外務省の、或いは法務省かの倉庫の中にでも入つてまぎれ込んでおつてそれから真の判決書というものが現れたと、こういう意味でございますか。それでその点についてちよつとお向いしておきたいが、若し今回のことば止むを得ないとして、これからこういうことがあつた場合には、本人の失望はこれはもう本当にたとえようがないくらい精神的な苦痛を受けると思うのですがね。こういう点について連合国に対して、若し万一こういうことがあつた場合には、まあ判決の存在、不存在は別として、これは何か救済方法を私は講じておく、前置き的な交渉とい……

第19回国会 法務委員会 第13号(1954/03/30、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと一つお尋ねしておきたいんですが、この管内各町村から簡易裁判所に至る交通状況調というのが名瀬簡易裁判所のところにございますね、一番しまいから二つ目ですが、これについてちよつとお尋ねしておくんですが、ここには交通機関というのは自動車、機帆船というような、いろいろな機関があるわけですが、これは暴風雨なんかでこういうのが杜絶した場合には、裁判所のほうから一応先手を打つて、今日はこうこういうわけだから期日を変更するというようなことをするということになるのですか、そこにどういうふうになりますか。ああいう離れの小さい島の集合体ですから、よほど海底電信網とか或いは無線電話とかいろいろな設……

第19回国会 法務委員会 第14号(1954/03/31、3期、緑風会)

○中山福藏君 それでは政府の法務省のはうにお願いしたいのですが、昨日私の質問にありました奄美大島の通信交通の関係について一つ御説明を煩わしたいと思います。
【次の発言】 要するに無線電話の関係は鹿児島、名瀬間に一本だけで、あとは無線電信が相当あるようでございますが、この鹿児島から名瀬までの航行に要します時間というものは六時間くらいだと伺つておりますが、それをちよつとついでに申添えて頂きたいと思います。
【次の発言】 そうすると島嶼問の無線電話というものは殆すどないのですね。無線電信だけでございますね。
【次の発言】 この設備は極めて必要だと思いますが、どんなものでしようか。おやりになる御予定で……

第19回国会 法務委員会 第15号(1954/04/02、3期、緑風会)

○中山福藏君 先ず基本問題について二点だけお伺いしておきたい。それは予定賠償の場合に、最高の利息の二倍というふうにここに堰を設けられているわけですが、これは併し裁判をやつておりますと、大体長いのは二、三年、最高裁まで行くと五年ぐらいちよつとむずかしい事案はかかる。そうすると最高限の二割の利息で堰とめられておるということは、非常に債権者に不利益の場合が出て来ると思うのですが、これは何年経つても結局最高利息の二倍しか取れない、こういうことをお考えになつておるのでしようかどうですか。
【次の発言】 大体予定損害という場合、その額については裁判所は予定された限度で従来判決を下されるわけですから、今度は……

第19回国会 法務委員会 閉会後第16号(1954/11/22、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと棚橋さんに伺いますが、その宮崎ですね、どうですか、交通、それからバスですね、そういうものは大体お調べあつたのでございますか。交通関係ですね。鹿児島よりはあちらのはうがいいのですか。
【次の発言】 あそこは件数はどうですか、どれくらい一カ年の件数がございますか。審理に回る事件の件数ですね。
【次の発言】 検察庁なんか新庁舎をどこでか御覧になつたのですか、調査室、聴取室なんかですね、検察庁の……。
【次の発言】 私のお聞きしたいのは、将来やはりテープ・レコーダーなんか設置して、そうして聴取りを完全にしなければいかんというのか私の考え方です。たから新庁舎なんかにはそういう新しい……

第19回国会 法務委員会 第18号(1954/04/13、3期、緑風会)

○中山福藏君 今まあこの検察審査会で起訴すべしという勧告を行なつた七十何件でしたかね、六件、これは私は上出来だと思うのです、これだけ起訴されたということは結局これは一応は検察当局で不起訴にきまつておつたものを、或いは起訴猶予にきまつておつたものの中からやはりこれだけのものが起訴されたということは、これは或る意味においてその検事のとつた処分に対する検察審査会の何と申しますか反撃的な、その不当を鳴らした勧告なんです。それだけの中で七十六件起訴されて二十件何ですか無罪になつたとおつしやいましたね、その起訴されたうち……。二十件無罪になつたとしても非常な私有意義なものと思うのです。普通検事が起訴されて……

第19回国会 法務委員会 第19号(1954/04/15、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねしておきますがね、この第二十二条の価額の算定に関する、いわゆる金額ですね、三万円から二十万円に引上げられたというこの引上げの基準というものはどういうふうにして御算定になつたのですか。これは二十万円というのは、ただこのぐらいが妥当であろうというお考えでおつしやつたのですか、二十万円ですね。
【次の発言】 私いつも疑問を抱いておる問題なんですが、大体今度印紙法の訴訟用の印紙法の改正がここに出ておるわけですが、これは印紙を増額するということは、まあ世相の変遷ということから結論付けたものだと思うのですが、これは算定の基準というものは、とにかく物価指数というものから考えますと……

第19回国会 法務委員会 第20号(1954/04/16、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねしておきますが、今のお話私ははつきり理解できなかつたのですが、これはこういうことじやないんですか。裁判所がこういうよりな改正案を出されたというのは、一項さえあれば二項がなくても賄えるという意味から来ているのじやないのですか。あつてもなくてもとにかくこの二項というのは一項さえあればいいのだ、こういう意味で改正案が出ているのじやないのかと私は思うのですが……。
【次の発言】 今参事官のおつしやる通りであるとするならば、なおこの第一項の「得」という字はやはり任意解釈しなければあなたの目的は達せられんのじやないかと思うのですが、これは口頭弁論を経てもいいし、経んでもいい、ど……

第19回国会 法務委員会 第21号(1954/04/20、3期、緑風会)

○中山福藏君 打九十三条ですね、これは二週間という期間を削つてあるわけなんですが、大体これは、何ですか、裁判所のお考えでは何日ぐらいに当事者に送達するということになるのでしようか。百九十三条です。ひ日を削つてあるんですね。
【次の発言】 これは一つお尋ねしておきますがね、刑事訴訟法の関係から、民事訴訟の手続に関する事柄をできるだけ同一の型にはめたいという御希望だと思うんですが、一体現在の刑訴、民訴の建前はどちらのほうがいいというお考えを持つておられるんですか。刑訴のほうがいいというお考えを持つて、それに近寄らせようというように考えておられるように見えるんですが、これから見ると、どちらがいいかと……

第19回国会 法務委員会 第30号(1954/05/07、3期、緑風会)

○中山福藏君 一つ早速私がお尋ねしましよう。この国際連合の軍隊に関する民事特別法の適用に関する法律の第一条中のあとから三行目の所に、「第一条にいう合衆国軍隊とみなし、」ということがここに書いてあるんですが、これはどうして「みなし」ということになすつたのでしようか。合衆国軍隊でないという反証が立派に挙げられるというにかかわらず、このみなすという立場をどうしておとりになつたか、一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 大体みなすという法律の用語はこういう所に使うべきものじやないと私ども常識的に考えておるんですが、これは国際連合の軍隊というものは、各国の軍隊が集合して、いわゆる集団的な一つの軍団……

第19回国会 法務委員会 第33号(1954/05/11、3期、緑風会)

○中山福藏君 私が大臣にお尋ねしたいのは、極めて大ざつぱな問いでありますが、大臣が先に衆議院においてなさつた御論議を新聞で見まして、それに基いてちよつとお尋ねしておきたいと思うのですが、木村保安庁長官は先達つて憲法の改正近きにありということと、それから自衛隊というものは、私個人としては軍隊であると思うという御言明があつたと承つておりますが、これは野村吉三郎氏が先般公述人として衆議院に出た際に、日本の自衛隊というものは立派な軍隊であるということを言つたということを参酌してのお話であるのか、或いは自分自身そういうふうにお考えになつておるのでありましようか。これは秘密保護法関係をあとからお尋ねする立……

第19回国会 法務委員会 第35号(1954/05/13、3期、緑風会)

○中山福藏君 この秘密保護法案に入るに先立ちまして、基本理念と申しますか、いわゆる基礎的なことを二、三お伺いしておきたいと思います。殊に長官は法律の再門家でございますから、お伺いする次第でありまするが、実は私先般予算委員会において、兵隊に関するその統帥権とか、或いは編制権、或いは兵隊の数、量というようなことに関しまして、これは少くとも基本的人権に関係あることであるから、憲法に一つの基本規定がなければ、自衛隊というものを募集するということは憲法違反の虞れがあるのじやないかという質問をしたのです。それはどういうわけかというと、旧憲法、いわゆる帝国憲法というものはちやんと条章が定められおりまして、お……

第19回国会 法務委員会 第53号(1954/06/02、3期、緑風会)

○中山福藏君 私は本法律案に対しまして次のような修正案を提出いたしたいと存じます。即ち裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に対する修正案といたしまして裁判所職員定員法等の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   附則第一項中「昭和二十九年四月一日」を「公布の日」に改める。   附則第二項及び第三項中「昭和二十九年四月一日」を「この法律施行の日」に改める。   附則第四項中「国家人事委員会規則」を「人事院規則」に改める。  以上でございます。  次にその理由を申上げますと、第一点は施行期日の変更でございます。即ち本法案によりますと、この法律は昭和二十九年四月一日から施行いたすことに……

第19回国会 予算委員会 第8号(1954/03/09、3期、緑風会)

○中山福藏君 保安庁長官どうしました、おいでになりましたら……。
【次の発言】 では先ず第一に、御出席になつておられます大臣のかたがたに御質問申上げておきます。質問に入るに先立ちまして一言お伺いいたしておきたい事柄は、憲法第九条に武力と戦力という二つの文字が使つてあるのであります。更に今回御提出になりました自衛隊の設置に関する法律案要綱の中にも武力という字が使つてあるのです。而して憲法第九条の前段の規定によりますと、武力を以つて国際紛争を解決してはならないと、こう書いてある。然るに今回の自衛隊設置の趣旨からその目的を検討してみますると、直接若しくは間接の侵略に対する武力の発動ということになつて……

第19回国会 予算委員会 第14号(1954/03/16、3期、緑風会)

○中山福藏君 私は先ず大蔵大臣にお尋ねしたいと思いますが、それは財政法の改正の問題であります。財政法の第十一条は会計年度を規定しておりますが、御承知の通り日本の国土というものは帯形となつておるのであります。従つて寒暖の差が非常に甚だしいのでありまして、この一カ年の温度の違いから来る事業遂行即ち気候の変動によつて非常な影響があるのでございます。例えば東北六県或いは北海道のごとき道路の整備修理、或いは土木事業を施行、或いは橋梁の架設というようなものを実際に見て参りますと、どうしてもこの日本の会計年度を規定してある財政法の第十一条を改正する必要があると私は思う。なぜならば、毎年この会計年度は四月の一……

第19回国会 予算委員会 第15号(1954/03/17、3期、緑風会)

○中山福藏君 私はよろしうございます。

第19回国会 予算委員会 第26号(1954/04/22、3期、緑風会)

○中山福藏君 あらかじめ申上げますが、首相は神経痛でいられるから、座つたままお答えして頂いて結構です。どうかその机をこちらの首相の前に置かれるように……。
【次の発言】 私は時局多端の折柄、首相が日夜御心労になつておるということは十分お察しするのでございます。併しながら憲法等六十五条によりまして、内閣が行政権を行使し、六十六条によりまして議会に対して連帯して御責任、かあるという立場を明記せられておるような次第でございますから、国民を代表する国会議員といたしましてこれより質疑を試みたいと存ずるのであります。  第一に、私が首相にお尋ねいたしたい事柄は、現在日本国民全体が昏迷の渕に沈んでおるという……

第20回国会 法務委員会 第1号(1954/12/02、3期、緑風会)

○中山福藏君 私はもう短期間の臨時議会では、ほとんど目ぼしい結論はどの法案についても得られないと思うのですが、従つて私の希望は、まあとにかく前議会以来法律を乱用したというか、悪用したというか、いろいろな事件に対する疑惑を政府の行動によつて巻き起されたというような案件もあるし、その後社会の非常な混迷を招いた原因などについて、法務当局の意見を聞くというような検察関係の問題を一つ俎上に載せて検討してみたらどうかという考えを持つておるのですがね。

第20回国会 法務委員会 第2号(1954/12/06、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと関連してお伺いしておきますが、二年半と申しますと、結局まあ日本側に手落もがないということは、今局長さんのお話でよくわかるのですが、そういう人には何か職業を与えるとか何とか、あまりに負担が日本政府にかからないような措置が講ぜられるべきものだと思うのですが、何かそういう手仕事か何か与えてあるのでしようか、そういう点はどうなつておりますか。
【次の発言】 お尋ねしておきたいのですが、二年半経過しておられる方が相当あられるようですが、これから先どれぐらいの時期がそこにありましたら問題が、あちらに帰るかどうかということが解決するというお見通しでございましようか、またお見通しがないと……

第22回国会 法務委員会 閉会後第1号(1955/10/14、3期、緑風会)

○中山福藏君 細目の点につきましては、当該官憲から書類が到着してからいろいろと承わりたいと思いますが、まず、私は、近ごろ新聞を賑わした森永ミルク・キャラメルの砒素事件について、その輪郭をあらかじめ伺ってみたいと思うのです。この問題は私にとっては門外漢でありますから、十分な掘り下げた点に触れることはできないかとも考えまするけれども、一般的にそういうふうな菓子屋とか、菓子あるいは食料品を製造しておる営業者に対して、どういうふうなお取締り並びにその監視を常にしておられるか、それを聞きたいと思うのです。法務省はただ漫然とかかる事件を看過して、厚生省にすべてをおまかせになっておるのかどうか、法務省として……

第22回国会 法務委員会 第2号(1955/03/31、3期、緑風会)

○中山福藏君 あのちょっとお伺いいたしますが、この「買収その他」ということで受理件数を数学的にあげてありますね。これは何でございますか。「その他」というのは大体戸別訪問なんかを含むものだと思うのですが、このうちにはローカル新聞なんかの選挙妨害によって受理された件数なんかありますか、ちょっとお尋ねします。
【次の発言】 その妨害の方は何件くらいありますか、それちょっとお伺いしておきたいのですが……。
【次の発言】 これは二十日現在ということにしてありますが、これから先大体この検察庁で……。これは何ですか。ちょっとお伺いしておきますが、二十日現在で、いわゆる現在まで受理されたものの数なんですね。

第22回国会 法務委員会 閉会後第2号(1955/10/15、3期、緑風会)

○中山福藏君 文部次官に一つ関連してお伺いしておきます。先般新聞の報ずるところによりますというと、教師が生徒をなぐって低能児になったという理由でもって、教師か学校か、あるいは国か何かそこは忘れましたが、相手取って裁判を起しておる例が東京にありますね、相当頭が悪くなったというので。そういうことがあるのでしょうか、これは新聞では明らかに出ておりましたから、あなたも御存じだと思うのですが、大へんな、なぐってばかになったというので、親が損害賠償の請求を起したことがあります。それはどういうふうに文部省としてはその教師についてお取り調べなすったのでしょうか、一つ承わっておきたいと思います。

第22回国会 法務委員会 第5号(1955/06/09、3期、緑風会)

○中山福藏君 私は法務大臣に、お忙がしいようでありますから、一つだけ関連してお尋ねしておきたい。ただいま東京都庁の汚職事件が盛んに行われておる。これは今度土木機械、建設問題に移っておるのですが、これには補助費が抱き合せで相当渡っておるに違いない。しかしこの補助費の問題については、これは会計検査院でそのつど批難されるべき事項として剔抉しておるのです。ところが会計検査院法の第三十三条には、会計検査院が不正があったと認めるときには通告しなければならぬということになっておる。二十六年、二十七年のときにわずかに一件通告しておるのですね。それに先だっての予算委員会で、私が防衛庁の問題を取り上げて、一千万円……

第22回国会 法務委員会 第6号(1955/06/14、3期、緑風会)

○中山福藏君 私は斎藤警察庁長官並びに法務大臣に対しまして、いささか刑事行政について御質問申し上げたいと思いますが、これはいろいろと内面的な事柄を考えまするというと、この質問をしていいか悪いかということは、非常に私自身として種々考慮いたしたのでありまするが、やはりこういうことが先例になるということは、国家のために芳ばしくないのじゃないかというような気持でお尋ねをするのでありますが、実は、先日これは予算委員会において法務大臣に対して一言これに触れておいたのでございます。そのときは時間の関係上、中途で取りやめたのでありまするが、それは申すまでもなく白鳥事件です。白鳥警部の暗殺事件に関するものであり……

第22回国会 法務委員会 第11号(1955/06/30、3期、緑風会)

○中山福藏君 これは私は一昨年五鬼上事務総長に対しても委員会でこのことを申し上げた。どうもあまり最高裁判所は関心を持っていないようですが、私は今の法服はアメリカ流なる法服でしょう。葬式屋が着るようなまっ黒いものを着て、陰気でしようがないのです。見ただけで不愉快になる。これは私は一松委員がおっしゃったように、やはり法廷というものは一つの真剣味を帯びていなければいかぬとこう思うのです。それがね、まるで浪花節でも聞くような態度で、上着をぬいでシャツ一枚でやっておられちゃたまらんですよ。これはだから被疑者自身としても、いいかげんに聞こうというようなことに遭遇しないとも限らぬということは、しばしば私ども……

第22回国会 法務委員会 第12号(1955/07/01、3期、緑風会)

○中山福藏君 入国管理同の方にお伺いしますが、第五十四条のうちに、ここに第三という項目を入れるということになっているわけです。で、その要点は、結局保証金額及びその保証金を納付する旨を記載しなければならないという、ここに条項が表われておりまして、被収容者以外の者がこれを納めるということになっているのですが、これは五十五条の第三項と照らし合せてみますというと、万一被収容者が仮放免の場合に逃げた場合に、その金を没収するということになっているのですが、保証書の場合にはどうするのですか。保証金の納められていないときは、これを没収することができないということになるのじゃないですか。これはどういうことになり……

第22回国会 法務委員会 第15号(1955/07/14、3期、緑風会)

○中山福藏君 私それに関連しまして、死刑の判決が確定した後、ある一定のたとえば三年なら三年という期間をおいて、その間には死刑の執行をしないという特別の法律を設けた方がいいんじゃないかと思う。なぜかならば一定の期間内に真犯人が現われてくることがありますね。せんだって参考人がお見えになりまして、塚崎弁護士なんですが、それは再審の訴えをやって、いわゆる真犯人が自首してそうして確定して、刑の執行中の者は無罪になった、その体験を私持ってるんだ、こうおっしゃる。私はやはり一定の期間だけ、ことに不審を抱かれる殺人事件については、やはり刑の執行というものを猶予しておく方がいいんじゃないか。それで過渡的な規定と……

第22回国会 法務委員会 第16号(1955/07/15、3期、緑風会)

○中山福藏君 私は一松委員の質問に関連して、これははっきりさしておかんといかんと思うので、ちょっと一言私のも加えて御答弁願いたいのですが……。
【次の発言】 私これは御説明なさる方と起草者と違うのじゃないかという気がするのですね。起草された方々はこれはあなた方の御説明になるような趣旨で起草されたものじゃないと私は見るのです。これは一松委員がおっしゃる通りに、これは「際して」という字とその次のこの条項との区別というものははっきりこれは私は起草者が考えてこれは文字を遣わしたものと私は見るのです。で、ここにこういう疑問を持たれてお尋ねになるのはこれは当然でしてね。これは起草者の意思を一応お聞きになっ……

第22回国会 法務委員会 第18号(1955/07/19、3期、緑風会)

○中山福藏君 私ちょっと瀧川さんとそれから読売新聞の副主筆の方に。まず瀧川さんにお尋ねしたいのですが、お話を承わっておりますと、この法案の半ばには賛成し、半ばにはどうも賛成しかねるというように、私聞き違いかしりませんけれども、承わった。そこで全体としてこの法案を通していいか悪いか、その点はどうでしょうか、私ちょっと承わっておきます。結論として、通した方がいいか悪いか、こういうことを承わりたい。
【次の発言】 そこで読売の方にお尋ねしますがね、あなたの方はあまり悟り過ぎておられるように私まあ承わっております。それで世界の情勢も日本の国内事情もまことによくはっきりわかり過ぎて、利害得失相半ばして、……

第22回国会 法務委員会 第20号(1955/07/25、3期、緑風会)

○中山福藏君 提案者といたしまして、幼児誘拐等処罰法案の提案の理由を御説明申し上げます。  いわゆる幼児誘拐(かい)事件が社会にいかに大きな衝動を与えるかは申し上げるまでもありません。莫大な身代金と愛児の生命を奪われたかのアメリカのリンドバーグ大佐の愛児誘拐(かい)事件といい、カンサスシティの富豪の愛児の誘拐(かい)事件といい、そしてまた、最近の日本におけるこの種の事件といい、これほど子を持つ親たちを恐怖のどん底に落し、また社会の人々もこれほど関心を持った事件はないと申せましょう。他面、何の判断もつかないそして何の抵抗もなしえない無心の幼い子供を誘拐(かい)し、さらにその親たちの傷心につけ入り……

第22回国会 法務委員会 第21号(1955/07/27、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちょっとお尋ねしますが、刑法一般改正のときに持ち込んだ方がいいだろうといわれるのですが、刑法一般改正は審議を尽してそれが一つの法律にまとまるのは一体何年かかるのですか。それをあなた一つ責任を持っておっしゃっていただきたい。今にもでき上るようなことに聞こえますが。
【次の発言】 いま一つお尋ねいたしておきますが、ただいま諸外国の立法例、法律の状況をお話くださったのでありますが、そのうちにスペインの法律だけはお述べにならなかった。これは明かに七才という上下を区別しての刑罰を執行しておるわけですが、あなたはただいまお述べになりました全体の刑というものは、私の提案いたしておりまする刑とど……

第22回国会 法務委員会 第22号(1955/07/28、3期、緑風会)

○中山福藏君 私もその点についてちょっとお伺いしておきますが、大体政党内閣制をとっておる今日の日本の実情では現状では結局これが衆議院で全会一致で通ったということを承わっておるのですが、これは民主党全部が政府の意思に反して、いわゆる大臣の意思に反して全会一致の行動をとられたのですか。そこはどうなっておりますか。
【次の発言】 これは政務次官のお立場まことに私よく了解するわけでございますが、結局民主党は反対だけれども、仕方なくてずるずると投票したということになりますと、ただいまの政務次官の御説明は、これは生命というものはなくなるのじゃないかと実は考えるのですが、政府というものは、なるほど民主党と離……

第22回国会 法務委員会 第23号(1955/07/29、3期、緑風会)

○中山福藏君 私ちょっと提案者にお尋ねしておきたいのですが、執達吏の費用を引き上げる、これはなんでございますか、昨年ごろ関西を初め諸地方に執達吏の涜職事件が起った。これは要するに生活の窮乏というところからきたから、これに対して少し給料を引き上げてやった方がいい、手数料を引き上げてやったらいいというお考えで出されたのですか。あるいは経済上の物価指数の変動によって、経済的に一つ物価が変ったのだから、そういうところから生活給というような意味で引き上げてやろうというところからきているのですか。どっちですか。
【次の発言】 大体あなたも弁護士を職業としておられる方だと私は考えるのです。そういたしますと、……

第22回国会 予算委員会 第4号(1955/03/30、3期、緑風会)

○中山福藏君 私は、鳩山首相に対しまして、まず第一に違憲立法の判定を議会がするとすれば、三権分立の基礎に動揺を来たすおそれはないかという点についてお伺いをしてみたいと思うのです。  先般衆議院におきまして片山哲氏から、自衛隊法が憲法違反ではないかという質問に対し首相は、結局違憲なりやいなやは議会においてこれを判定するという御答弁であったように承わっております。元来すべての訴訟案件に対しましては裁判所がこれを判定するというのが原則だと考えておりますが、かって苫米地義三氏の選挙無効の訴訟とか、あるいは社会党から自衛隊法が憲法違反であるという問題を提訴されましたときに、最高裁判所のほうではそれを一応……

第22回国会 予算委員会 第8号(1955/05/11、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちょっと外務省の方にお尋ねしたいのですが、現在都道府県からいわゆる貿易視察団がしばしば派遣されておるのですが、あれは外務省あるいは通産省と連絡をとって、何らかそこにこの視察について事前に打ち合せがあって行かれるのですか、また単独に都道府県がやっているものか、これは単独にやっておるとすれば、効果価値があまり上らないのじゃないかという気もするのですが、その間どういうふうになっておるのでしょうか、ちょっとお尋ねしたい。
【次の発言】 これは多少どころじゃない、大いに研究を要すると私は考えております。これは金のむだづかいが多いのじゃないかと思うのです。だから本省と直ちに都道府県の連絡をお……

第22回国会 予算委員会 第9号(1955/05/12、3期、緑風会)

○中山福藏君 私はごく簡単に二つだけお尋ねいたします。大体経費節約ということは、私ども委員としても最も重点を置いて考えなければならぬことだと思うのです。そこで一つお尋ねしておきたいのは、大体この防衛庁費なんかは、いろいろな新規計画をなさるにお使いになるだろうと思いますが、大体日本のいろいろな防衛の設備をやるような資材というものが至るところに私は放擲されているんじゃないかと思うのです。たとえば私の身近にあります大阪の砲兵工廠の鉄材、そういうものを眠らしているのですね。こういう重要な資材というものが至るところにたくさん私はころがっていると見ているのです。こういうものの転用ということは少しも考えられ……

第22回国会 予算委員会 第10号(1955/05/17、3期、緑風会)

○中山福藏君 私はそれに関連してちょっとお聞きしにいのですが、私はバンコックに行ってその実情を見てきたのです。あなたの言われたのと全然反対なんですよ。商社がたくさんあるから、輸入米の値が上って質が悪いというふうなことを口々に言っておりました。そこの在留者は一体どういう要求と申しますか、そういう品物が非常に高くなったというお言葉ですが、どこにどういう圧力があったのですか、それを承わりたい。私ども現地で聞いたのは、全然反対ですよ、あなたの言うのと……。非常に弊害があるということを口々に言っておりましたよ。どういう世論があったのですか。その要求に基いて商社をふやしたと言うが、どういう理由でふやしたか……

第22回国会 予算委員会 第17号(1955/05/30、3期、緑風会)

○中山福藏君 それでは私は簡単なものから片づけてゆきたいと思いますが、まず石橋通産大臣にお伺いしたいと思います。  大体これまでの輸出貿易の主体をなしておりましたのは、御承知の通り繊維製品ですね。また或る部分は雑貨類でしたね。ところが四囲の状況が相当に変化して参りまして、この頃は輸出体系の基本というものがぐらついてくるのじゃないかと私は見ておる。いわゆる重工業資材あるいは化学製品、こういうものが繊維製品なんかに代ってくるのじゃないかと思うのですが、通産省においてはどちらに重きを置いて推進せられる考えですか。それをまず承わっておきたい。

第22回国会 予算委員会 第27号(1955/06/18、3期、緑風会)

○中山福藏君 それじゃ高碕長官がお忙しいようでありますから、順序を変更いたしまして高碕長官にあらかじめ御質問申し上げます。  私が同僚委員の質疑を承わり、同時に政府の答弁を聞いておりますというと、どうもふに落ちない点が三点ある。その第一は、経審長官のお出しになった経済六カ年計画、これはただいまもおっしゃった通りに、国民の総意というものがバック・ボーンになっておる、こういうことをおっしゃいますがね、もし国民の総意がなければ、国民に責任が転嫁されるということになってしまう。あなたの御意見から申しまするというと、しかもせんだっての質疑応答の中に、昭和三十年度、初年度の計画というものは責任を持って私は……

第23回国会 社会労働委員会 第6号(1955/12/16、3期、緑風会)

○委員外議員(中山福藏君) ちょっと簡単に私参考人に聞きたいことがありますが、委員外の質問をしますためにちょっとあれですが、お許し願いたいと思います。
【次の発言】 第一は、日本人同士の間に裏切者がおって、向うと通謀して行動なさるというようなことがないかというのが一点。  それから第二点は、日本人死亡者が非常に多い。これは医術のためにそれを提供するような関係から、生きものを実験に供しておるというようなことはないかということが一つ。  それから第三は、ソ連に抑留されておる人の共通点ですね。最大公約数的な日本人の気持も、ついでに一つちょっと間かして下さい。

第23回国会 法務委員会 第3号(1955/12/15、3期、緑風会)

○中山福藏君 私もそれにちょっと付加しておきたいと思うのですが、このごろ仮監なんかだけではなくて、普通一般の警察官、刑事というものが、非常に戦前に逆戻りするような傾向を著しく帯びてきて、取調べ、面会等につきましては、何ら戦前と変らないような態度にすべてのことが行われておる、こういうふうな実情を私ども実際家として現場においてこれを経験しておるのでありますから、こういう点も一つ国家公安委員長ですか。大麻国務大臣なんかを一つお呼び出し下さって、同時に一つ一松委員の言われたことをやっぱり警告する必要が大いにあると思います。このごろばか扱いをしておりますよ。ばかという言葉を使いますね。こういうことですか……

第23回国会 予算委員会 第3号(1955/12/08、3期、緑風会)

○中山福藏君 臨時地方財政特別交付金百八十八億の審議をなすに当りまして、幸い総理がお見えでございまするから、総括質問をしたいと思うのであります。  私ども政治家であれ、一般人であれ、要するに敗戦後の日本国民全体の希求するところは国家の興隆であることは当然であります。この一点に国民の総力を結集する、しからずんば国家の復興というものは遅々としてなかなかうまくいかないであろうと私は常に考えております。この国民総力の結集さるべき目標が従来一向に政府の意見その他の行動中に発見することができないことはまことに遺憾にたえないところであります。  そこでなぜそういうきわめて緊要な事柄が具現せないかと申しまする……

第23回国会 予算委員会 第5号(1955/12/13、3期、緑風会)

○中山福藏君 議事進行について。委員長は先に一時から開会ということを宣せられましたが、すでに二時になんなんとするときに政府の大臣諸公がお見えにならぬということははなはだ私けしからぬと考えておりますが、どうか一つもう少し精励していただきまするように委員長から一つ注意していただくようにお願いいたします。

第23回国会 予算委員会 第6号(1955/12/14、3期、緑風会)

○中山福藏君 私はまず大蔵大臣に質疑をいたしたいと考えます。  第一点は、本年三月末の調べによりますると、朝鮮人、中国人を除いて、外人が四千八十二名、年間所得額二十五億七千万円ということになっておりまして、昭和二十五年の五月までは一切所得税が免除され、昭和二十五年の六月から半分だけ課税されておったのでありますが、この外人に対する課税上の特典は本年の十二月末で期限がくるわけでございますが、その際は日本人なみの課税に改めるのかどうか、これを大蔵大臣にお確かめ申し上げます。
【次の発言】 この問題は、防衛分担金その他対外的の関係から相当慎重な御考慮をなさるものと思いますが、できるだけ外人に対しても日……

第24回国会 建設委員会 第36号(1956/05/31、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  つきましては、私、新たにこのたび委員長に就任いたしまして、先達の皆様方の御援助を得て、その任務を全うしたいと考えております。どうぞ一つよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 次に、委員変更の件を御報告申し上げます。五月二十九日武藤常介君が辞任され、補欠として山縣勝見君が指名されました。
【次の発言】 それでは、公報掲載の通り、これより請願審査を行います。  速記をやめて下さい。    午前十一時四十九分速記中止
【次の発言】 速記をつけて。  以上請願の報告書の提出及び本会議における口頭報告の内容等につきましては、これを……

第24回国会 商工委員会 第36号(1956/05/25、3期、緑風会)

○中山福藏君 関連してちょっと大臣にお尋ねしたいのですが、大臣は先般中共に対する通商代表部を日本に設置した方がいいということを閣議で発言されたということが新聞に出ておりましたが、それは事実でございますか。それに関連してお尋ねしたいのですが……。
【次の発言】 そこでお尋ねしたいのですが、大体綿製品の需給関係ということは内外の需給ということが基準になって起ってくる問題だと思う。従って設備の制限、あるいは綿製品の生産の制限、これはやはり需給関係というものを一応大まかに頭に入れて内外の状況というものから判断しておきめになると思うのですが、ただいま通産大臣が外務大臣なんかと御相談なすった、ある場合にお……

第24回国会 法務委員会 第2号(1956/01/31、3期、緑風会)

○中山福藏君 私はあの新聞を大阪で拝見して、羽仁さんの名前が出ていました。それから直ちに刑務所に参りまして、教育部長に大体あちらこちら尋ねて、相当資料を集めたのです。だから私も法務委員だろうなんて尋ねられるのですね、あっちでもこっちでも……。そうだ。あれは相談受けたのか、いや私は何も知らぬ。新聞にこういう報道があったからいずれ提案されるだろうという前提のもとに、私は教育部長にあちらこちら面会して、資料も集めたのですよ。ところが非常に意見が多いのです、これには。それで前もって全部の了解を得るとか何とかいうことはなかなか至難な問題だと思うのですね。で、あなたがよいと思われる確信があったら、やはり提……

第24回国会 法務委員会 第8号(1956/03/12、3期、緑風会)

○中山福藏君 関連してちょっと……、ただいまのととろは大へん全国の弁護士の事務員に大きな影響のある点だと思うのですが、その点をもう少し明確にこの法案に打ち出すというお考えはありませんか。これは大へんに影響のある大きな問題だと思います。これはあなたの今御解釈のように簡単になかなかいきませんよ。もう少し明確化するという必要があるのじゃないですか、御意見を承わりたい。
【次の発言】 これは考え方が非常に古い官僚主義の私は考え方じゃないかと思うのです。いつでもこの官界の法律事務に携わっておる人に対していわゆる特恵、特別の何ですか、待遇をするというような考え方は、これは一応やはり法案の上にもこういうこと……

第24回国会 法務委員会 第9号(1956/03/27、3期、緑風会)

○中山福藏君 これは非常に重大な問題だと思うのですがね。しかしその裁判があったという、今の竜田委員からの仰せですが、私どもはできるならば委員長の手を通じて、その裁判の記録というものの謄写を、資料として私ども各委員に与えてほしいのです。これは単に一事件として見ることはできないと思いますね。日本の司法権というものがどれくらい尊重せられているかという問題も、やはりこれに牽連してくると思いますから、できるならばその資料を一つ私どもに配付していただけば大へんけっこうだと思いますから、そのことだけお願いしておきます。
【次の発言】 ちょっとお伺いしておきますが、法務省の方々に。これと同じような場合がこれま……

第24回国会 法務委員会 第11号(1956/04/03、3期、緑風会)

○中山福藏君 まず木村参考人にお伺いしたい。私は、一つの例を引いてお尋ねしたいと思うのですが、実は私は、阪大の人類学教室の解剖室に参りましたところが、人間のからだを魚を料理するがごとく、メスで簡単に十五分くらいで解剖するのです。しかも、その解剖する態度を見ておりますというと、何らのわだかまりもなく、さっさとやってのける。そこに何らの死亡者に対する同情とか何とかという念は起っていない、医者ですから。私は、刑法学者の立場というものは、ある意味においてそういうものじゃないかと思います。私は、木村先生が大学の教授としておいでになりますが、単に刑法仮草案という問題でこの問題というものはまかなえるんじゃな……

第24回国会 法務委員会 第13号(1956/04/10、3期、緑風会)

○中山福藏君 私、ちょっと簡単に一つお聞きしておきたいと思うのです。お聞きすると同時に警告といいますか、法務省の意見を承わっておきたいと思います。これは亀田委員が先ほどお尋ねになりました、いわゆる証言に関する偽証の疑いありとして逮捕したという問題が起っております。これは非常に重大な問題でございまして、私はその経験者なんです。私がかつて統制違反の弁護をいたしましたときに証人が出た。これはこれを取り扱った検事は今、相当の地位に上っております。ところが証人を申請して許可されまして、いろいろお取り調べがあった。ところがそれが偽証だというので、お前は残っておれと、こういうわけです、立会検事が。そうして残……

第24回国会 法務委員会 第14号(1956/04/12、3期、緑風会)

○中山福藏君 この法案に関連いたしまして、一つ法務省の御意見を承わっておきたいと思います。ただいま世間で非常に注目を浴びておりまするところのいわゆる大村収容所の収容者を、韓国に抑留されておりまする日本の漁夫と交換するという問題が起っておりますが、大体外務省と法務省の意見がその点に関してもつれておるように思われ、また対立しておるように感ぜられますが、法務省としては、これから先にあくまでも自己の主張、つまり法律の論拠に基いた主張というものを貫徹するために御努力になるお覚悟でございましょうか。  また、外務省と法務省の意見の対立はどういう点にあるかということを一つ明確にしておいていただきたいと、かよ……

第24回国会 法務委員会 第22号(1956/05/22、3期、緑風会)

○中山福藏君 お尋ねいたしますが、あなたはどういう地位におられるのですか、この警視庁の……、ちょっとお尋ねしますが。
【次の発言】 石井さんですか。大へん失礼いたしました。あまりお若いからまだあなたが警察庁長官だとは思わなかったのですが。大体この物というものは二葉のうちにつまなければならないと私は考えるのです。私は緑風会におりますが、憲法調査会法案というものにいまだ態度を明らかにしていないのです。それは日本の官吏の一つの習癖というものを非常に私は頭に置いて考えているのです。教育二法案の問題についても、いまだ私は態度を表明しないのは、いわゆる官吏の一つの長い間の習性というものが、日本人に独特の色……

第24回国会 予算委員会 第4号(1956/02/04、3期、緑風会)

○中山福藏君 三十年度の食管特別会計補正予算はほとんど農林関係のものだけでございますから、河野農林大臣にお尋ねいたします。  私は農林問題に関する限りずぶのしろうとでありますが、まず第一にお尋ねいたしますが、食管特別会計というものは大体昭和十七年に議会を通った食糧管理法に基いて発足したもので、食管法そのものはただいま申した通り東条内閣のときにできた法律であります。これに基いて食管特別会計が今日なお存続しておるわけであります。私はこの東条内閣時代の食管法を実に不愉快な感じをもって見ており、食管法は東条政策の骸骨だと考えておる。この法律は大体食管法の第一条に掲げてありまする通りに、主要食糧の確保と……

第24回国会 予算委員会 第5号(1956/02/15、3期、緑風会)

○中山福藏君 私は鳩山首相にお尋ねいたしますが、まず第一に、政治の要諦は国民に信を得るということが最も大事であると私はふだんから考えております。現政府はさきに三十年度の一般会計予算の補正は大体一兆円のワク内でこれを処理するということを国民に声明せられておる。ところが今回補正予算が出されまして、三十年度歳入歳出予算の総額が一兆百三十三億円ということになったのであります。結局一兆億予算の政府の声明のワクというのはくずれたわけであります。この点につきまして、衆議院におきましては成田君が一兆億予算をあくまでも堅持するといった政府の声明に反して、今回一兆億円を超えたことについて政府はどう考えるかと質問し……

第24回国会 予算委員会 第10号(1956/03/08、3期、緑風会)

○中山福藏君 まず私は総理大臣に御質問をいたしたいと思います。総理は先月二十九日の羽生委員の質疑に答えられまして、日ソ交渉が万一決裂したならば責任をとると、こういうお言葉を承わったのであります。この言葉は非常に重大なる意義を持っていると考える。簡単に申しますると、鳩山内閣の運命はソ連の掌中ににぎられたと、こういうことに落ちついてくるのじゃないかと思う。なぜかならば、鳩山内閣を倒そうと思いますれば、ソ連がこの日ソ交渉を決裂さしたらそれで終りなのです。これはまことに重大なお言葉だと考えますが、もし日ソ交渉を妥結させようと思いますれば、そういう言辞のもとにおきましては、屈辱外交というものを結局やって……

第24回国会 予算委員会 第11号(1956/03/09、3期、緑風会)

○中山福藏君 私はただいまの平林氏の質問の最後の段ですが、これについては私もふだんから非常に気にしておる一人であります。ソ連の革命、あるいはドイツの革命、いずれもこれは軍隊に対する教育の方針を誤まった結果がそこに具現して来たのではないかと実は見ておるわけです。従って憲法の改正というような問題につきましては、ことに周到綿密に深い考慮を払わねばならぬ、私は今日まで憲法改正期成同盟会に入っておりませんゆえんはここにあるのです。実は日本人の国民性を相当考慮に入れて、この憲法改正に乗り出さねばならぬと思い、この会の趣旨が私の意に添うかどうか、かような意味から加盟すべきかどうかと迷っておる。それは御承知の……

第24回国会 予算委員会 第14号(1956/03/13、3期、緑風会)

○中山福藏君 私はまず外務大臣にお伺いをしたい。ただいま戸叶委員が触れられました移民問題についてもう少し踏み込んでお伺いをしておきたいと思います。  大体近ごろ日本で産児制限という言葉が盛んに使われまして、せっかく人間に生まれるはずのものが、無情にもあの世に葬むられていくというようなことになっておる。結局日本は人間が多くて土地が狭いからいたし方のないことでしょう。つまり食べ物が足らぬ。そこでこの四つの小さい島にうようよした人間が九千八百万人どうして飯が食ってゆけるかというところにこの問題が発足しておるわけでございます。でありまするから、今度の三十一年度。予算説明書を開いてみましても、民生安定の……

第24回国会 予算委員会 第19号(1956/03/23、3期、緑風会)

○中山福藏君 第四分科会におきまする審査の経過を御報告いたします。  第四分科会に付議されました案件は、昭和三十一年度予算三案中、厚生省、労働省、法務省及び文部省に関するものでありまして、去る十九、二十、二十二日の三日間にわたり、それぞれ当局より説明を聴取し、質疑応答を行なったのでございますが、ここには質疑応答のおもなものについて御紹介するにとどめたいと思います。  まず厚生省予算につきましては、新たに放射線衛生研究費として一千七百余万円を計上しているが、放射能障害に対する予防と治療の研究を組織的に行うというのなら、さらに多額の予算を出すべきではないか。また血液製剤対策として新規に四十万円ばか……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 建設委員会 第1号(1956/11/17、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから建設委員会を開催いたします。  つきましては、委員長として、ごあいさつを申し上げたいと思います。  今回、私前回に引き続きまして、議長から委員長として指名されたのでありますが、もうすでに私自身試験済みというような、まことに不肖な人間でございまして、皆様方の御期待に沿い得ないと、かように考えておるのでありますが、幸いにして、当委員会には斯界の権威者の方々が相当おられることでございますし、他面今回衆望をになわれて御当選になった選良の方も多数おられまするので、どうか一つこの不肖の私に御協力を賜わりまして、本委員会の使命を完全に達成することのできまするように、御指導……

第25回国会 建設委員会 第2号(1956/11/20、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) それでは、これより委員会を開きます。  最初に、先ほど委員長及び理事打合会におきまして、決定いたしました事項を御報告申し上げます。  委員会の開会日を毎週火曜、木曜午前十時ときめまして、今会期中は、本日を除いては十一月二十二日、二十七日、二十九日、十二月四日、十二月六日の五日でありますが、二十二日には、三十一年度の災害の処置、三十二年度予算の構想等を調査いたしたいと思っております。二十七日には住宅問題、二十九日には道路の問題を中心に御調査を願いたいと思います。十二月四日は請願と調査の過程に現われた諸問題を取り上げて調査いたしたいと存じます。最後の十二月六日は、国会最終日……

第25回国会 建設委員会 第3号(1956/11/22、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) それでは、ただいまから委員会を開会いたします。  この際、御報告申し上げておきたいことは、過日の委員会におきまして、田中委員から御請求のありました点について、衆議院建設委員長から当委員長に対しまして、左の通り御報告がありましたから、皆さま方のお手元に回しておきましたこの要項についてごらん賜わりたいのであります。  すなわち一、会計法の一部を改正する法律案、これは大蔵委員会に継続しておるのでありますが、いまだこれが取扱いにつきましては、大蔵委員会においては一度も打ち合せはない、今国会は会期も短かいことであり、現在の状況では継続審議になる見込みが多い、こういう返答でありまし……

第25回国会 建設委員会 第4号(1956/11/27、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  昭和三十二年度建設省関係予算に関する件を議題に供します。  まず資料につきまして、当局から御説明を願います。
【次の発言】 ただいまお聞きの通りの田中君の御意見でございますが、さよう取り扱って差しつかえございませんでしょうか、どうでしょうか。
【次の発言】 そうですね、私は会期が非常に短かいものですから、できるだけ継続してやりたいという考えを持っておりますが、皆さんどうでしょう。
【次の発言】 それではこういたしましょう。ただいまの田中委員の意見の通り、一応この前残っておりましたものについて質問をしていただいて、そして西田さんのお……

第25回国会 建設委員会 第5号(1956/11/29、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員変更の件を御報告申し上げます。西田信一君が辞任せられまして、その補欠として津島壽一君が指名されました。
【次の発言】 それでは道路に関する件を議題に供します。道路につきましては、先に建設大臣よりその大綱を承わりましたが、本日はその詳細な説明を建設当局よりお聞きしたいと存じます。道路局長。
【次の発言】 ただいまの政府の御説明に対して、御質疑の方は御発言をお願いします。
【次の発言】 道路局長、これ何ですか、あなた責任を持って答弁できますか。重大な問題だと思うのですが、どうですか。正確なことを聞くことができなければ、こういう問題……

第25回国会 建設委員会 第6号(1956/12/04、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員変更の件を御報告申し上げます。十二月一日、大河原一次君が辞任されまして、補欠として河合義一君が指名され、十二月三日、津島壽一君及び坂本昭君が辞任され、補欠として西田信一君及び田畑金光君が指名されました。なお本日、田畑金光君が辞任され、坂本昭君が補欠として指名されました。
【次の発言】 ついては、道路に関する件を議題に供します。
【次の発言】 小澤君、何か御質問ありますか。
【次の発言】 ちょっと各委員に申し上げますが、大臣は御用があって、できるだけ早く退席したいということでありますから、大臣に関する質問がございますれば、一つ大……

第25回国会 建設委員会 第7号(1956/12/06、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) それでは委員会を開きます。  つきましては、建設業法の一部を改正する法律案を議題に供します。御発言の方は御発言願います。
【次の発言】 それでは、内容を説明されるということは、まことに必要だと思いますから、田中委員から一つ御説明を願います。
【次の発言】 それではお諮りいたします。ただいま田中君並びに西田君の質疑応答によりまして御承知の通りであります。いろいろと問題が存在しておると思いまするので、諸般の事情を勘案いたしまして、建設業法の一部を改正する法律案を従来より審査いたしておりました。これは二十二国会から審査いたしておったそうであります。会期も切迫し、会期中に審査を……

第26回国会 建設委員会 第1号(1956/12/20、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまより委員会を開会いたします。  建設業法の一部を改正する法律案につきましてお諮りいたします。本件につきましては、いまだ審査を完了するに至っておりませんので、本院規則第七十二条の三によりまして、閉会中審査未了の旨の報告書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、報告書の内容及び手続等は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次にお諮りいたします。  今期国会中も、前回国会と同様に、建設事業並……

第26回国会 建設委員会 第2号(1957/01/31、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまより委員会を開会いたします。  大臣何か……。
【次の発言】 ただいま大臣、政務次官からごあいさつがございましたが、私どもは公正にすべての問題を取り扱うということをこの場合申し上げておきたいと思います。
【次の発言】 ついては委員変更の件を御報告申し上げます。  一月三十日森田義衞君が辞任せられ、補欠として村上義一君が指名せられました。
【次の発言】 本日は昨年十二月の国会閉会中と、それからこの国会の自然休会中に派遣せられました委員の方からその報告を承わりたいと存じます。まず昨年派遣せられました班の方から順次お願い申し上げます。第一班の重盛委員から実は報告がある……

第26回国会 建設委員会 第3号(1957/02/07、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) それでは、ただいまから委員会を開会いたします。  小沢久太郎君から、建設政務次官就任によりまして、本委員会の理事を辞任したいとの申し出がありましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 つきましては、直ちにその補欠互選を行いたいと存じます。この互選の方法は成規の手続を省略して、便宜その氏名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、私より西田君を理事に指名いたします。
【次の発言】 前回の委員会で、都合により持ち越しになっております東北班の派遣委員の報告をこの際承わりたいと存じます。重……

第26回国会 建設委員会 第4号(1957/02/12、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。委員変更の件を御報告申し上げます。二月九日坂本昭君が辞任され、補人として木下友敬君が指名され、二月十一日木下友敬君が辞任しまして、補人として坂木昭君が指名せられました。
【次の発言】 それでは、本日は昭和三十二年度道路及び都市計画関係に関する予算について政府委員から御説明を願います。政府委員計画局長町田稔君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 道路局長がおいでになるまで、どなたか御質疑がありましたら、なさってかまいません……

第26回国会 建設委員会 第5号(1957/02/14、4期、会派情報なし)【議会役職】

○委員長(中山福蔵君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員変更の件を御報告申し上げます二月十二日小澤久太郎君が辞任され、補欠として井上清一君が指名されました。
【次の発言】 それでは、本日は昭和三十二年度住宅及び官庁営繕関係予算について政府委員から御説明をお願いいたします。  ちょっと委員の方にお諮りいたしますが、実は住宅局長の鎌田君が病気でお休みになっておるそうでございますから、説明員として、住宅総務課長、住宅計画課長あるいは建築指導課長という方に御説明を願って差しつかえございませんか。あるいは小澤政務次官から御説明願いましようか。どういたしましょうか。

第26回国会 建設委員会 第7号(1957/02/21、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  質疑に入るに先だちまして、理事会において決定した事項を御報告申し上げます。理事会に付議しました案件は、三つあるのでありますが、第一には、この首都圏予算関係を一つ説明を聞こうということでありまして、質疑はこの次に譲る、こういうことに第一の案件はきまったのであります。第二は、北海道の開発に関するところの予算は、建設予算に関係のあるものをそのときに応じて質疑を行う、第三は、審議のスケジュールでありますが、来月の七日までは予算の質疑を続けていこう、その間にもし法案が出て参りますれば、それに適当にはめ込んで審議を行おう、こういうことに決定い……

第26回国会 建設委員会 第8号(1957/02/26、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) それでは、これより委員会を開きます。  質疑に入るに先きだちまして、理事会において決定いたしました事項を御報告申し上げます。理事会の協議事項というのは、建設委員会の運営に関する問題でありまして、その順序を、先般皆様方に御配付申し上げました建設委員会日程の通り、二月の二十六日には建設事業並びに建設諸計画に関する調査、それから昭和三十二年度建設省関係予算について、なお首都圏整備関係予算質疑ということになっておりますが、大体二十六日には従来の通りの委員会の方式に従いまして、まずその順序を官房、河川、道路計画、住宅、営繕、付属機関に関する質疑といたしまして、この割り振りを、二月……

第26回国会 建設委員会 第9号(1957/02/28、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  まず日本住宅公団法の一部を改正する法律案を議題に供します。本案の提案理由の御説明を政府からお願いいたします。
【次の発言】 ただいま大臣から御説明になりました日本住宅公団法の一部を改正する法律案につきましては、御質疑をあとにお願い申します。
【次の発言】 次に、前回に引き続きまして、昭和三十二年度建設省関係予算に関する件を議題に供します。御質疑のおありの方は順次御発言をお願い申し上げます。  この前河川、官房、道路という面について御質疑を願うことになっておりましたが、どうか一つ御質疑がおありになる方は御発言願います。

第26回国会 建設委員会 第10号(1957/03/05、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  つきましては、理事会の報告をまずいたします。本日は、河川、道路計画、土木研究所の予算調査について審議をいたします。それから七日は、国土開発縦貫自動車道法案というのが、ちょうど本日衆議院に上程されて、これがこちらに送付されることになりますから、議運にかけまして、それから本委員会に付託されることと考えまするから、もしその法案が当委員会に参りますれば、優先的にこれを取り扱うことにいたしまして、その次に、現在政府から提出されておりまする日本住宅公団法の一部改正につきましては、すでに説明済みであります。国土調査法の一部改正、道路整備特別措置……

第26回国会 建設委員会 第11号(1957/03/07、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  つきましては、昨日の午後衆議院建設委員長と懇談いたし、聴取いたして参りました衆議院建設委員会における審議日程について報告いたします。  現在衆議院建設委員会に付託せられておりまする法律案は、住宅公団法の一部改正案、住宅金融公庫法の一部改正案、道路整備特別措置法の一部改正案の三件であり、高速自動車国道法案は本日の議運で建設委員会に付託される見込みであります。なお国土調査法の一部改正案については、いずれの委員会に付託されるか、現在のところ未定であるそうであります。審査の状況及び日程は、昨日住宅公団法の一部改正案については、建設大臣に対……

第26回国会 建設委員会 第12号(1957/03/12、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) それではこれより委員会を開きます。  先ほどの理事会の協議事項を御報告申し上げます。国土開発縦貫自動車道建設法案、右案の取扱いについて協議いたしました。高速自動車国道法案について運輸委員会との連合審査会の件は、同案審査の初頭に決定することにいたしました。なお、先ほど申しました国土開発縦貫自動車道建設法案につきましては、来たる木曜日にいろいろと御協議を申し上げまして、すべての最後の態度を決したいということになっております。  次に特定多目的ダム建設工事特別会計法案、国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法案、国有財産特殊整理資金特別会計法案、以上三案については、大蔵委員会……

第26回国会 建設委員会 第13号(1957/03/14、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  この際、前回にたな上げとなっております国土開発縦貫自動車道建設法案の審議は、いま一度都合によりまして、審議を繰り延べたいと存じます。  なお特定多目的ダム建設工事特別会計法案、国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法案及び国有財産特殊整理資金特別会計法案につきましては、大蔵・建設連合審査会を開くことといたしてありましたが、大蔵委員長と協議の結果、来たる十八日月曜日午後一時開会することにいたしました。
【次の発言】 次に委員変更の件を御報告申し上げます。  三月十三日坂本昭君が辞任せられ、その補欠として藤原道子君が指名され、また本日……

第26回国会 建設委員会 第14号(1957/03/16、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまより委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打合会の結果を御報告申し上げます。本日の委員長及び理事打合会におきまして決定いたしました三つの項目を御報告申し上げます。第一、国土開発縦貫自動車道建設法案の取扱いにつきましては、自民党の方々において、もう少し党においてこの法律案を練ってみたいという申し出でございまするから、この際これを見送ることにいたしました。第二の件は、本日住宅金融公庫法の一部を改正する法律案、特定多目的ダム法案の両案の提案理由の御説明を聴取すること。第三には、昭和三十二年度建設省関係予算については、残余の各局等の所管分を質疑すること。この……

第26回国会 建設委員会 第15号(1957/03/19、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打合会の結果を御報告申し上げます。  第一に、国土開発縦貫自動車道建設法案の取扱いにつきまして協議いたしました。第二は、明日は特に午後一時から委員会を開くことといたしました。第三は、本日は日本住宅公団法の一部を改正する法律案の審査を行うことにいたしました。第四は、茨城、福島県下における海岸の決壊に関する原因並びに現状等に関する報告を政府から聞くことといたしました。以上四件についていろいろと協議しまして、右のごとく決定した次第であります。
【次の発言】 日本住宅公団法の一部を改正する法律案を議題に供します。本案……

第26回国会 建設委員会 第16号(1957/03/20、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ちょっと鬼丸さんに尋ねておきますが、研修生の滞在に対して便宜をはかろうという住宅の提供は、大体どういう地方に重点を置いておられるですか、それをちょっと聞いておきたい。
【次の発言】 現在は東京だけという大体の見込みですか。将来他の方面に延ばしていくというお考えですか。
【次の発言】 それからもう一つ、総裁にお聞きしておきますがね、大体アパートとか、いろいろな住宅公団の建築物は、画一せられておるように私見受けるのでありますが、ある意味において非常に単純で非文化的な構造だという感が深いのですけれども、これはもう少し何とか一つ安心感と申しますか、そういう点を御研究になる必要は……

第26回国会 建設委員会 第17号(1957/03/26、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員長及び理事打合会の結果を御報告申し上げます。  本日、午前中住宅金融公庫法の一部を改正する法律案の質疑を行い、午後日本住宅公団法の一部を改正する法律案が衆議院において採決されたら、本委員会においてこれを採決する予定であります。そうして二十七日の本会議に上程したいと存じます。  二十八日は、国土開発縦貫自動車道建設法案の質疑、討論採決、二十九日の本会議に上程する予定であります。  次いで二十八日に特定多目的ダム法案の質疑、討論、採決を行い、引き続き、住宅金融公庫法の一部を改正する法律案の質疑、討論、採決を行うことにし、二十九日に……

第26回国会 建設委員会 第18号(1957/03/28、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまより委員会を開会いたします。  委員長及び理事打合会の結果を御報告申し上げます。  国有財産特別措置法の一部を改正する法律案、本案は大蔵委員会に付託のものであるが、本委員会に付託がえをするということを希望する、これが第一であります。第二は消防団員等公務災害補償責任共済基金法の一部を改正する法律案、次に東北開発促進法案、右両案は建設委員会に付託を希望するというのが第二であります。以上理事会の報告を終了いたします。
【次の発言】 委員変更の件を御報告申し上げます。三月二十七日、大谷瑩潤君が辞任され、補欠として酒井利雄君が指名されました。三月二十八日、谷口弥三郎君が辞……

第26回国会 建設委員会 第21号(1957/04/02、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員長及び理事打合会の結果を御報告申し上げます。本日の委員会は、一、揮発油税法案について、大蔵委員会に連合審査会開会の申し入れの決定をすること。一、建築基準法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聞くこと。一、高速自動車国道法案、道路整備特別措置法の一部を改正する法律案、右両案は四日に提案理由の説明を聴取し、質疑は近く提出予定されている日本道路公団法の一部を改正する法律案とともに三法案並行して行うこと。一、また四日に、消防団員等公務災害補償責任共済基金法の一部改正案及び国有財産特別措置法の一部改正案について説明を聞き調査すること……

第26回国会 建設委員会 第22号(1957/04/04、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまより委員会を開会いたします。  委員変更の件を御報告申し上げます。四月三日、村上義一君が辞任され、その補欠として森田義衛君が指名されました。
【次の発言】 それではこの際、道路整備特別措置法の一部を改正する法律案、高速自動車国道法案、以上両案を一括して議題とし、政府から提案理由の説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは建設大臣から御説明をお願いいたします。
【次の発言】 本案の質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 この際、新潟県分水町の火災の件につきまして、建設大臣から報告をいたしたいという要求が……

第26回国会 建設委員会 第23号(1957/04/05、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  つきましては、建築基準法の一部を改正する法律案を議題に供します。まず政府委員から内容について御説明を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  それでは、ただいま説明をしてもらいました建築基準法についての御質疑はのちほどにお願いすることといたします。
【次の発言】 次に国土調査法の一部を改正する法律案、東北開発促進法案、以上両案を一括議題とし、政府から提案理由の説明を聴取いたしたいと存じ求すが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます、それでは宇田企画庁長官から御説明をお願い……

第26回国会 建設委員会 第24号(1957/04/09、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員長及び理事打合会の結果を御報告申し上げます。その結果は五つございまして、一番最後のものは付属的な事項であります。第一、道路整備特別措置法の一部を改正する法律案、高速自動車国道法案、以上両案の逐条説明を聴取いたしまして、その上でこの説明に対して質疑を行う、これが一つであります。第二は建築基準法の一部を改正する法律案の質疑を行う。第三・高速自動車国道法案について運輸委員会との連合審査会は、十六日午後一時に開会することにいたしました。なお十六日火曜日の午前の定例委員会におきましては、道路整備特別措置法の一部改正案及び高速自動車国道法……

第26回国会 建設委員会 第25号(1957/04/16、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員変更の件を御報告申し上げます。四月十二日大河原一次君が辞任され、補欠として中村正雄君が指名され、また本日中村正雄君が辞任され、補欠として大河原一次君が指名せられました。
【次の発言】 つきましては、高速自動車国道法案、道路整備特別措置法の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題に供します。  まず高速自動車国道法案の質疑を行いたいと存じますが、便宜第一章から順次章ごとにお願いいたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと存じます。それでは第一章について御質疑のおありの方は御発言を願います。

第26回国会 建設委員会 第26号(1957/04/18、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員変更の件を御報告申し上げます。四月十七日、石坂豊一君が辞任され、補欠として西田信一君が指名されました。
【次の発言】 お諮りいたします。委員の移動の件は、理事一名が欠員になっておりまするので、この際その補欠互選を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと存じます。つきましては、この補欠互選は成規の手続を省略して、委員長の指名に御一任いただきたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、私より理事に西田信一君を指名いたします。

第26回国会 建設委員会 第27号(1957/04/23、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員変更の件を御報告申し上げます。四月十九日北勝太郎君が辞任され、補欠として杉山昌作君が指名され、四月二十日坂木昭君、杉山昌作君が辞任され、補欠として藤原道子君、北勝太郎君がそれぞれ指名されました。
【次の発言】 日本道路公団法の一部を改正する法律案及び駐車場法案を一括議題とし、両案の提案理由の説明を政府から聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは建設大臣から説明をお願いいたします。
【次の発言】 両案の質疑は次回に譲ります。

第26回国会 建設委員会 第28号(1957/04/25、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員変更の件を御報告申し上げます。四月二十四日、大河原一次君が辞任され、補欠として坂本昭君が指名せられ、四月二十五日、斎藤昇君が辞任せられ、補欠として三木與吉郎君が指名せられました。
【次の発言】 この際、連合審査会に関する件についてお諮りいたします。駐車場法案審査のため、運輸委員会と連合審査会を開会いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。―御異議ないと認め、さよう決定いたしました。なお開会日時は来月七日午後一時といたしまして、運輸委員長にこの旨申し入れることにいたしたいと存じます。御異議ございませんか。

第26回国会 建設委員会 第29号(1957/05/07、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまより委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打合会の結果を御報告申し上げます。本日はまず建築士法の一部改正案の説明聴取及び質疑を行い、引き続いて駐車場法案の逐条説明を聴取後質疑を行うことといたしました。なお最後に国土調査法の一部改正案の質疑を行うことにいたします。九日は以上三案の採決を行う予定であります。十日は東北開発促進法案及び日本道路公団法の一部改正案の逐条の説明聴取及び質疑を行います。十六日には提出予定の公営住宅法の一部改正案、住宅公社法案及び宅地建物取引業法の一部改正案の説明を聴取いたします。以上の通り決定いたしましたので御報告申し上げます。

第26回国会 建設委員会 第30号(1957/05/09、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまより委員会を開会いたします。  建築士法の一部を改正する法律案を議題に供します。御質疑のおありの方は順次御発言を願います。  速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して下さい。  それでは都合によりまして、便宜上、駐車場法案をこの際議題に供します。御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっとお尋ねいたしますが、これは法案要綱の中の第九項のところに、「善良な管理者の注意を怠らなかったことを証明する場合を除いては」云々ということがありますが、そうして「自動直の滅失又はき損について損害賠償の責任を免かれることができないものとする」とありますが、こ……

第26回国会 建設委員会 第31号(1957/05/10、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまより委員会を開会いたします。  日本道路公団法の一部を改正する法律案を議題に供します。まず本案の逐条の御説明を政府委員からお願いいたします。
【次の発言】 それでは、御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 その点ちょっと念を押させていただきますが、今村上委員のおっしゃったことは、形式上はいわゆる大企業者といいますか、そのものが一応賃借して、実質は中小企業者がやるときには転貸しというのは認められますのですか、認められないのですか、もしそういうことがありとすれば。一応念を押して聞いておきます。

第26回国会 建設委員会 第32号(1957/05/14、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまより委員会を開会いたします。  委員変更の件を御報告申し上げます。五月十三日西田信一君、斎藤昇君、中野文門君、武藤常介君が辞任され、補欠として鈴木万平君、野本品吉君、成田一郎君、小滝彬君がそれぞれ指名されました。また本日鈴木万平君、野本品吉君、成田一郎君が辞任され、補欠として西田信一君、斎藤昇君、中野文門君がそれぞれ指名されました。
【次の発言】 お諮りいたします。委員の異動に伴い理事一名が欠員になっておりますので、この際その補欠互選を行いたいと存じます。つきましては、この互選の方法は成規の手続を省略して、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議……

第26回国会 建設委員会 第33号(1957/05/15、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまより委員会を開会いたします。  まず請願、計画局に関するもので第三百六十一号、下水道用業費国庫補助に関する請願を議題に供します。まず武井専門員から本請願の趣旨について御説明願います。
【次の発言】 それでは政府側の御所見をお述べをいただきます。
【次の発言】 それでは御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言がなければ、本件はいかが取り計らいましょうか。採択に御賛成でございますか。――それでは本請願は採択することに決して御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさよう決定いたしました。

第26回国会 建設委員会 第34号(1957/05/16、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまより委員会を開会いたします。  委員の変更の件を御報告申し上げます。五月十六日、坂本昭君、小滝彬君が辞任され、補欠として木下友敬君、武藤常介君がそれぞれ指名せられました。
【次の発言】 この際、公営住宅法の一部を改正する法律案及び住宅公社法案を一括議願とし、発議者から提案理由の説明を承わりたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは両案の説明を田中君にお願いいたします。
【次の発言】 ただいま田中一君の御説明になりました両案の審査はあと回わしにいたします。
【次の発言】 この際東北開発促進法案を議題に供します。御質疑……

第26回国会 建設委員会 第35号(1957/05/17、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまより委員会を開会いたします。  委員変更の件を御報告申し上げます。五月十七日小笠原二三男君、木下友敬君が辞任され、補欠として山口重彦君、坂本昭君が指名せられました。
【次の発言】 お諮りいたします。  建設業法の一部を改正する法律案、公営住宅法の一部を改正する法律案及び住宅公社法案以上三案を審査して参りましたが、会期も切迫し、会期中に審査を完了することは困難でありますので、本院規則第五十三条によりまして、継続審査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、きょう決定いたしました。

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第7号(1957/10/11、4期、緑風会)

○中山福藏君 今、次官、局長のお話は、私承わっておったのでありますが、大体争議に関する内容の分析というものができておるかどうかですね。その内容というものを分析してその一つ一つについての政府の対策というものを私は次に示していただきたいと、こう思います。その点、一つ委員長から要望していただきたいと、こうお願いしておきます。
【次の発言】 私は本日は、労働行政に関する質疑を行うというのでわざわざ参ったのでございますが、ところが大臣がお見えにならない。だから政府の最高方針というものを身を入れて聞くことができない。次官や局長さんでは責任が持てないと思う、これだけ大きな問題は。御承知の通り、国が小さくて人……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第8号(1957/10/12、4期、緑風会)

○中山福藏君 私はこの際、大臣の御意見を一つ聞いておきたいと思います。大体国家賠償なんかということは一つの法律問題でありまして、相当因果関係の原因を、最後の断定を待つということになれば五、六年かかるのです。これは政治というものは生きておる人間の処置をされる、生命権をいかに擁護するかということに大体厚生省の問題はかかっておる、それを今日まで国家賠償なんかという回りくどい議論が行われたということは、私はどうもふに落ちない。当然災害救済ということでこれは政治的に問題を処理しなければならないと考える。ところが、今公衆衛生局長のお話によりますというと、関係各省に一応相談して、あるいはまた、福岡市全体の水……

第27回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1957/12/19、4期、緑風会)

○中山福藏君 ちょっと関連してお尋ねしておきますがね。これは一体人的構成の欠陥からきた結果か、あるいは資金操作面の欠陥からきた結果か、あるいは行政府の監督の不行き届きからきた結果か、どっちなんです。そこをはっきりして下さい。
【次の発言】 そこで、お尋ねしておくのですが、市場――いわゆる営業者の許可を与えるとき、これに対しては、相当調査なさる責任があるわけですね。そうすると、その許可を与えたことについての責任というものが一方においてはある。それから、昭和二十六年からこういう問題が継続して惹起されておる。この前に。これに対する行政府としての責任――許可の責任と監督の不行き届きに対する責任は、だれ……

第27回国会 社会労働委員会 第2号(1957/11/02、4期、緑風会)

○中山福藏君 ちょっとただいまの質問に関連いたしましてお尋ねいたします。  政務次官は魂の入った解決とおっしゃっている。これはこういう問題に対する解決は、魂というのは金の多いか少ないか、こういう意味に解せられる。そこで衛生局長のお話を聞いても、たとえば起債をして償還期限の云々とか、あるいは受益者負担云々とかというような問題は、結局あなた方の御計算によれば、金が、向うさんの要求せられるものに応ずるだけのものがないという意味ですか、あるいはある程度の計画は立てたけれども、国庫負担あるいは受益者負担、あるいは起債という面からいろいろ計算をして足りないという意味なんですか。どちらですか。それを一つはっ……

第27回国会 社会労働委員会 第4号(1957/11/07、4期、緑風会)

○中山福藏君 ちょっと関連して。今谷口委員の御質問、紀南病院という問題に関連しまして、大臣の御発言が、その医療整備に関することについての御発言があったのでありますが、私その点ちょっと一つこの際確かめておきたいと思いますが、近ごろ世間でよく国民皆保険問題というものが取り上げられて、いろいろと論議せられておるのですが、厚生省として、これは大臣一個人の意見じゃなくて、厚生省としてその点に関してどういう方針を立てておるのか、また、立てようとしておるのか、そういう問題を一つ端的に一言だけ御回答を願います。
【次の発言】 そういたしますると、その国民皆保険というものをねらいとしておるとすれば、それに並行し……

第27回国会 社会労働委員会 第5号(1957/11/11、4期、緑風会)

○中山福藏君 ちょっと労働大臣にお伺いいたします。これは雇用安定政策の推進ということが第一に打ち出してありますが、これは一応の何ですか、経企庁あるいは建設、運輸両省とか、政府の全般にわたって、現在までにおける失業者の数とか、あるいは職業の範囲とか、そういうものを一応総合的に吟味せられてこれは樹立された政策なんですか、それをちょっとお伺いいたしておきます。
【次の発言】 そうなんです。そこをはっきり言ってもらいたいと思います。
【次の発言】 ちょっと大臣にお伺いしたいと思いますが、この三十三年度の予算の説明書を見ますと、大体抽象的に大ざっぱに項目だけをあげてありますから、いずれ他の機会に小さい質……

第27回国会 社会労働委員会 第6号(1957/11/12、4期、緑風会)

○中山福藏君 本日は厚生大臣がお見えになりましたから、私、引揚問題に関連する事項について、御質問申し上げたいと存じます。  厚生大臣すでに御承知の通りに、この昭和三十二年八月の引揚者の状況を見てみまするというと、引揚人員が二百十九名、これは昭和三十二年八月の分でありますが、そのうちに朝鮮人が三十三世帯、百二十五名というのがおります。それからなお、昭和三十二年十月の二十日の分を見てみますというと、このうちに朝鮮人というのが、二百三十九名朝鮮籍の人がおるようでございます。それで、こういうふうないわゆる第三国人が日本に簡単に入国できるということになりますというと、結局、法務省における入国管理局の仕事……

第28回国会 社会労働委員会 第6号(1958/02/14、4期、緑風会)

○中山福藏君 関係してちょっと……これは、大臣がおられませんから、私はまたの機会に譲りたいと思っておりますけれども、ちょっとお尋ねしておきたいと思いますことは、労働省では、経済企画庁の見通しというものを基礎にして、すべての労働行政に関する、雇用人員とか、失業者の数とか、いろんなものを算定されたと思うのですね。そこで、これまで経済企画庁が企画され、また、一応計画された見通しは、高碕長官以来相当狂いがあると私は考えているのですがね。やはり狂いがないとしてこれはおきめになった予算なんですか。あるいは事業計画なんですか。そこをちょっと承わっておきたいと思います。

第28回国会 社会労働委員会 第16号(1958/03/25、4期、緑風会)

○中山福藏君 私は、緑風会を代表いたしまして、本法案に賛成の意を表するものであります。  ただいま勝俣、山下両委員によりまして、要点はすでに述べられた通りでありますが、私が療養所へ参りまして、結核患者が回復したというので、そこを退所する人々をいろいろと検討してみましたところが、中には、このくらいであったら差しつかえなかろうという、なかろう主義で相当の人が出されております。でありますから、退所した後に再び結核に冒されて、それが頭をもたげてくるというようなことがしばしばあるのを見受けているのであります。アフター・ケアという問題がここに起っておりますが、どうか政府におかれましては、十分その回復したか……

第28回国会 社会労働委員会 第18号(1958/04/01、4期、緑風会)

○中山福藏君 ちょっと提案者にお尋ねしておきますが、私は弁護士ですけれども、弁護士あるいは経理士なんかでも、その身分獲得に必要な試験を受けて、まあ一つの地位を獲得しておられる方はたくさんありますが、その場合においては、たとえば弁護士の場合においては、代弁人というものだったですね、もとは……。これは弁護士試験を受けずに一つの資格を与える。経理士もそうですね。それから税理士なんから、たとえば弁護士の資格のある者は無試験で税理士になることができる。その経過的な恩恵ということを法律は必ず考えておるわけですね。ただいま山口局長の御説明によれば、たとえば年をとって、いろいろなものが、記憶が鈍くなってから、……

第28回国会 社会労働委員会 第20号(1958/04/08、4期、緑風会)

○中山福藏君 私は、予防接種法の一部を改正する法律案に関して、基礎的な問題を一、二点当局にお伺いしておきたいと思うのです。さきの委員会で、私は予防接種法の一部を改正する法律案の参考資料としての資料の御提供を求めたところ、きょう出て参りました。それで、今日までの予防接種に関する成績がきわめて悪かったということについての四つの例がここにあげられておるのでありますが、多くの場合は、リンパ腺体質等の不可抗力に起因するものであるが、中には予防接種液に原因があり、あるいは予防接種時の消毒が不十分であったためと思われる。この場合には集団発生となっているが、しかし最近は、検定及び接種技術の向上と不断の注意によ……

第28回国会 社会労働委員会 第23号(1958/04/15、4期、緑風会)

○中山福藏君 私は、だいぶほかの方が質問されて、大体のことはわかりましたが、もう二点ほどお聞きしておきたいと思います。  これは修学資金の問題ですが、これは、償還するときには猶予期間を相当与えなければ、学校を卒業と同時に返還するというような余裕はないと思うのですがね。据置期間というものを御考慮になったんでしょうか。どうでしょうか。それから、年次的に月給はふえていくのですから、そのふえる率に応じて償還させるということがどうも道理にかなうように思うのですが、その点どうでしょうかね。そういう点、お考えになりませんですか。
【次の発言】 その三カ月はわかっているのですが、それぐらいじゃちょっと不足じゃ……

第28回国会 予算委員会 第13号(1958/03/17、4期、緑風会)

○中山福藏君 私はまず外務大臣に質問したいと思います。  先般、池田君が中共に行かれまして第四次日中貿易協定というものが成立した。そのうちに国旗掲揚、代表部の設置という問題が含まれておって、大体政府としてはこれを承認して、差しつかえないだろうというような御見解のように承わっておるのでありますが、しかも、その点について台湾の民国政府からはなはだけしからぬという声が高く起っておるのでありますが、この際、外務省として政府の方針を明確にせられるということは、将来の国交のために非常に裨益するところ大であると信じますから、まずこれをお伺いいたします。

第29回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1958/07/11、4期、緑風会)

○中山福藏君 上着をおとりになって……。
【次の発言】 ちょっと都丸署長さんにお尋ねいたします。これは何ですか、六月十五日におやじ殺しをやったということになっておりますが、そのお取調べに際して、偶発的に殺意を生じたものか、あるいは故意に殺そうという気に六月の十四日になったものか、そういう点は調書から逐一お話しになることは不可能と思いますけれども、大体その輪郭はどういうふうになっておりますか、それをちょっと聞かしていただきたい、こう思うのです。
【次の発言】 そこで、重ねてお尋ねしておきますが、前の目に母親が行方不明になった、そういたしますると、その晩は睡眠は不可能であったと私は見るのです。そう……

第29回国会 社会労働委員会 第4号(1958/07/01、4期、緑風会)

○中山福藏君 微細な点につきましては、次回あるいはその次の機会に譲りたいと思いますが、根本的な問題をただ一点この場合確かめておきたいと思います。本件の問題、は、結局父親というもの、いわゆる斎藤という人は、戦前には石屋を営んでおった。三十人の使用人を使うくらい盛大に事業をやっておった、こうあるわけです。たまたま敗戦後事業がうまく運ばないという結果、自暴自棄になって、いわゆる飲酒の常習者になったと、こう書かれてある。そういうこまかい点は、この際省略いたしまして、私は、ただこういう点を一つ、法務大臣がどう見ておられるか、これは、いわゆる生活保護に関する制度の欠陥から生まれたものであるか、あるいは、子……

第30回国会 社会労働委員会 第4号(1958/10/21、4期、緑風会)

○中山福藏君 私は関連事項を一点だけお聞きしておきたい。ただいま結核問題が取り上げられておるのでありますが、この際、大臣に確かめておきたいことは、こういうふうな伝染性の病気に携わっております医者、特に国立病院とか、療養所の医者、こういうものに対しては、先ほど給与の関係をいろいろ質疑応答されましたが、私はかねて普通の医者よりも三倍ぐらいのこれは給料を取るべきであると思っております。ことにらい病患者を取り扱う医者というものは、人事院云々ということで、一律の公務員の給与を与えるようなことでは、これは大へん思い違いだと思う。これは大臣に承わっておきますが、こういうふうな特殊の病気に対して医療の任に当る……

第31回国会 社会労働委員会 第2号(1958/12/17、4期、緑風会)

○中山福藏君 ちょっとお尋ねいたします。三十六条の規定ですね。療養の給付、これは第一号から六号まで。結局医療担当者というのは、薬剤師、医師、歯科医師。そこで第二号の「薬剤又は治療材料の支給」というのがここに書いてあるのですが、御承知の通りに、市町村合併前は、全国に無医村、無薬局というのは約七千町村あったわけです。北海直のごときは、現に市町村合併があったとしても、その半数ぐらい無医村、無薬局があるわけです。そうすると、この規定に基いて医療給付をするという場合に、薬局、医師、歯科医師というものがない場合に、はかの医療給付、そういうものがない場合にはこれはできないということになるのじゃないかと思うん……

第31回国会 地方行政委員会 第10号(1959/02/18、4期、緑風会)

○中山福藏君 この際、長官にお確かめしておきたいと思いますることは、実は私は、東条内閣のとき、非常に選挙で弾圧を食らつて、ずいぶん身をしぼられるようなひどい目に会った体験を持っておるのです。従って、この官権の乱用というものが非常に全国民の選挙心理を萎縮せしむるものであるということを痛感しておる一人であります。それで、この際簡単にお尋ねしておきたい事柄は、実は、一昨日でありましたか、大阪で、市町村会館に市町村長会議を招集されておる。ところが、それが午前十時という予定でありましたのを、午後の一時に振りかえまして、そうして今度参議院選挙に立候補すると予想されておる長官のいわゆる名前をとった赤間会の会……

第31回国会 内閣委員会 第8号(1959/02/19、4期、緑風会)

○中山福藏君 時間がありませんから、三点に端折って御質問申し上げます。まず第一に、防衛庁長官にお尋ねしますが、質問に入るに先立って一つ確かめておきたいと思いますが、あなたは近ごろ英国で、ポツリン菌という細菌が発明されて、わずか数滴で約百万人を殺すことができる強烈なものであるということを耳にしておられませんか。
【次の発言】 そこで、本日の防衛庁の予算を見ますと、陸海空の人員というものが、二十五万四千八百人にふえたというて御説明になっておりますが、防衛庁法並びに自衛隊に関する法律の規定の目標というものが、平和と独立を保持するためにということを両法律ともうたっておる。それで独立を保持するために自衛……

第31回国会 予算委員会 第6号(1959/03/06、4期、緑風会)

○中山福藏君 まず第一に、私が総理及び外務大臣に対しましてお尋ねいたしたい事柄は、一九五一年の九月の八日にサンフランシスコ条約が締結されまして、その際にダレス国務長官が潜在主権という言葉を使っている。ことに、その条約の第三条には、日本に対して、司法、行政、立法の施政権というものを一応アメリカが預かるということになっておるわけでございます。ところが、この潜在主権というものの理念が、あるいは期待権の範囲に入る、外だけ形を整えておって、中身はからっぽであるというふうな、雑多な風説が流れておるわけであります。そこで、安保条約の改定、行政協定の改正ということになりますれば、一まず、何をおいても、この基礎……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 文教委員会 第2号(1962/08/28、6期、自由民主党)

○中山福藏君 ちょっと一点だけ、私お尋ねしておきたいのですが、この法律の改正案は、原則的には復元、例外的には改良と、二点というものがうかがえたわけなのですが、私が一つ確かめておきたいことは、今日、四囲の状況によって復元あるいは改良を必要としないような場所的条件というものが現われておるところが多々あると思うのです。たとえば気象学の進歩によって台風のコースに当たっておる、あるいは河川の流域の変動によるところは復元をやっても将来非常な災害が起こるというような場所は、これは一応学校を移動して、そして新しく建築したほうが将来のためにいいんじゃないかということも考えられるのです。そういうことは一応この改正……

第43回国会 文教委員会 第11号(1963/03/19、6期、自由民主党)

○中山福藏君 関連してちょっとお尋ねしますが、その私学に費し付けた、その回収を今までどういう率に――回収は効果を発生しておるのですか、ちょっとその点承っておきたい、回収率ですね。
【次の発言】 その回収ですね、できたのとできぬのとありますか、それをひとつ聞いておきたい。

第43回国会 文教委員会 第27号(1963/06/25、6期、自由民主党)

○中山福藏君 私は、一つ家永さんにお尋ねしたいのですが、先ほど選定採択というものを政府がいろいろ考えるということは、いわゆる教育に対する毒殺である、非常に非民主的だ、非科学的だと、いろいろの言葉がございました。そうして、あなたの御主張になりました掲示を、要求されたお写真――広島なんかの例をお出しになりましたが、いかがでしょうか、私がお聞きしたところでは、これは毒殺という感じは起こらないですね。私は弁護士なんです。だから、すべて物事は一方的な主張を聞いておっちゃあ判断はできない、りっぱな判決はできないわけですね。それで原告と被告との双方の証拠というものをまず提示さして、その証拠の上に立った主張と……

第43回国会 法務委員会 第13号(1963/05/14、6期、自由民主党)

○中山福藏君 まず、中垣法務大臣にお尋ねしたい。  先般、この参議院本会議で、御承知のとおりに、吉展ちゃん事件あるいは中田善枝さん事件に関して御報告がありまして、私どもは大体その経過を了承した次第でありますが、それにつきましてお尋ねしたい。  私は、昭和三十年の七月二十二日に、幼児誘拐処罰法案という法律案を出したんです。そういういわば良心的な責任もありまするので、この際お尋ねしておきたいのです。大体、トニー谷の幼児の誘拐事件以来、こういう世相の変遷というものによって同一のような類似行為を行なう人がひんぴんと現われ出でるだろうということは、これは政治は一種の洞察でありますから、一つの洞察眼を持っ……

第43回国会 法務委員会 第15号(1963/05/28、6期、自由民主党)

○中山福藏君 関連してちょっとお尋ねしておきますが、大村収容所長のような地位にある人は、自分の自由裁量によって保証金を積んで仮釈放してもいいという規定になっておりますが、ところが、おととしの二月でしたか、二月以後、この自由裁量というものは全然剥奪してしまって、そして入管の本庁でそれをきめるというので、せっかく大村まで行って、汽車賃を使ってまたとこへ帰ってこなければいかぬという結果になっているのですが、これは入管令というものを無視した行動のように考えるのですが、どうでしょう。
【次の発言】 それは全然間違っていますよ。そういうことはありません。これは私が体験したのですから、間違いないのです。必ず……

第44回国会 法務委員会 第2号(1963/10/18、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより委員会を開きます。  議事に入るに先立ちまして、一言ごあいさつ申し上げたいと存じます。  このたび、私、まことに温厚そのものであらゆる議事に卓越せられました前委員長のあとを受けまして委員長としての御指名を受けましたにつきましては、今後皆さま方のいろいろな御支援、御鞭撻にあずかることと存ずる次第でございます。  私は、実は二回目の法務委員長をつとめるわけでございますが、だいぶん年もとりましたので、ずいぶんいろいろな点で御不満な点もあるやにただいまから考えられるのでございますが、どうか万事よろしくお引き回しのほどをお願いいたす次第でございます。ほんとうにいろいろと難……

第45回国会 法務委員会 第1号(1963/12/10、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) それでは、これより法務委員会を開会いたします。  本日は、調査承認要求についておはかりいたしたいと存じます。  検察及び裁判の運営等に関する調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成及び手続等は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 本日はこれで閉会する予定でございますが、先ほど委員長並びに理事打ち合わせ会を開きまして協議いたしました事項について御報告申し……

第45回国会 法務委員会 第2号(1963/12/12、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  この際、賀屋法務大臣、天埜法務政務次官及び最高裁判所の関根事務総長から、それぞれ発言を求められております。順次これを許します。
【次の発言】 次に、天埜法務政務次官のごあいさつを願います。
【次の発言】 次に、最高裁判所関根事務総長のごあいさつをお願いいたします。
【次の発言】 次に、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題とし、それぞれ提案理由の説明を聴取いたしたいと存じます。賀屋法務大臣。
【次の発言】 以上で説明は終わりましたが、右両案に対する質疑は後……

第45回国会 法務委員会 第3号(1963/12/17、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  本日は、まず請願の審査を行ないたいと存じます。  第五一号戦争犯罪関係者の補償に関する請願及び第一二九号高知地方法務局吾川出張所存置に関する請願、以上二件を一括して議題といたします。  便宜速記を中止して御協議を願いたいと存じます。
【次の発言】 速記をつけて下さい。  ただいま速記中止中御協議をいただきましたとおり、一二九号高知地方法務局吾川出張所の廃止計画を中止して、現状どおり存置されたいとの請願は、議院の会議に付し、内閣に送付することを要するものと決定して御異議ございませんか。

第45回国会 法務委員会 第4号(1963/12/18、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  この際、委員の選任について御報告申し上げます。  本日、植木光教君が当委員会の委員に選任せられました。
【次の発言】 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。両案はすでに提案理由の説明は聴取いたしておりますので、これより質疑を行ないます。両案に対し、質疑のおありの方は順次御発言を願います。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと岩間君に申し上げておきますが、両案の質疑は理事会の御協議で午前中に終局すること……

第46回国会 法務委員会 第1号(1963/12/20、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  まず、調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会は、従来の例により、今期国会におきましても検察及び裁判の運営等に関する調査を行なうこととし、調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。  ただいま御決定いただき……

第46回国会 法務委員会 第2号(1964/02/04、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  本日は、まず、予備審査のため当委員会に付託されました裁判所職員定員法の一部を改正する法律案及び刑事補償法の一部を改正する法律案を議題とし、順次提案理由の説明を聴取いたします。賀屋法務大臣。
【次の発言】 以上で説明は終了いたしました。  両案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題とし、第四十六国会法務省関係提出予定法案について説明を聴取いたします。
【次の発言】 次に、先般当委員会が行ないました検察及び裁判の運営等に関する実情調査のための委員派遣について、それぞれ派遣……

第46回国会 法務委員会 第3号(1964/02/06、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  本日は、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題とし、四国放送及び徳島新聞に関する問題について質疑を行ないます。
【次の発言】 本件に関する調査は一応この程度にいたしまして、本日はこれをもって散会いたします。    午後零時二十二分散会

第46回国会 法務委員会 第4号(1964/02/11、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  本日は、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  まず、昭和三十九年度法務省関係予算及び裁判所関係予算について順次説明を聴取いたします。法務省新谷経理部長。
【次の発言】 次に、最高裁の岩野経理局長に御説明を願います。
【次の発言】 それでは、ただいま御説明いただきました法務省関係予算等について質疑を行ないます。岩間君。
【次の発言】 法務次官は、神経痛で出られないそうです。
【次の発言】 ぜひ法務次官が必要ならば……。
【次の発言】 次長が来ております。
【次の発言】 本日はこの程度において散会いたします。    ……

第46回国会 法務委員会 閉会後第4号(1964/10/10、6期、自由民主党)

○中山福藏君 この際、私は、法務委員長在任中のお礼を申し上げたいと思います。  いろいろ在任中は皆さまのお世話にあずかりまして、大過なくその任務を果たすことを得た次第でございますが、何ぶんお礼を申し上げることがおくれまして、ようやく先月の十三日に帰国いたしました関係上、きょう初めて委員会に出席いたしました。ここにつつしんで厚く在任中のお礼を申し上げます。  ありがとうございました。

第46回国会 法務委員会 第5号(1964/02/13、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  本日は、まず、不動産登記法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。天埜法務政務次官。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題とし、選挙違反事件に関する件につき質疑を行ないます。  速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 ちょっとその点お尋ねしておきますが、竹内さん、いまの答弁は、責任を持って答弁しておられますか。
【次の発言】 どうですか。それは出していただけますね。

第46回国会 法務委員会 第6号(1964/02/20、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  本日は、まず、不動産登記法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の提案理由の説明はすでに聴取いたしておりますので、本日は補足説明をお願いいします。平賀民事局長。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。  本案に対し質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと平賀局長にお願いしておきたいのですが、不動産登記法の改正に関連してお願いしておきたいのです。それは、市町村合併とこの法律の改正によって、登記所というものが新設されたり移転されたり、あるいは統合されたり廃止されたりするわけですね、全国的に。その四つの……

第46回国会 法務委員会 第7号(1964/02/25、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  本日は、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  警察官による人権侵犯に関する件につきまして岩間君から発言を求められておりますので、これを許します。岩間君。
【次の発言】 ちょっと委員長から確かめておきたいことがございます、人権擁護局長に。あなたは人権擁護についてふだんどういう行動を局としてはとっておられますか、ちょっとそれだけをお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんようですから、本日はこの程度をもって散会いたします。    午後零時二十三分散会

第46回国会 法務委員会 第9号(1964/03/03、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案及び遺言の方式の準拠法に関する法律案の両案を一括議題とし、順次提案理由の説明を聴取いたします。賀屋法務大臣。
【次の発言】 以上で両案に対する説明は終わりましたが、質疑は後日に譲りたいと存じます。
【次の発言】 次に、不動産登記法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。稲葉君。
【次の発言】 それでは、本日は一応この程度にいたしまして、これをもって散会いたします。    午後零時二十八分散会

第46回国会 法務委員会 第10号(1964/03/05、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  逃亡犯罪人引渡法の一部を改正する法律案、刑法の一部を改正する法律案の両案を一括議題とし、順次提案理由の説明を聴取いたします。法務大臣賀屋興宣君。
【次の発言】 以上で両案の提案理由説明は終わりましたが、両案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、不動産登記法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。稲葉君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 それでは、本案に対する質疑は、一応この程度にとどめます。
【次の発言】 次に、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題とし、国を当……

第46回国会 法務委員会 第11号(1964/03/12、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  本日は、まず、理事の補欠互選についておはかりいたします。  去る三月十日、理事後藤義隆君が一時委員を辞任されましたために理事に欠員を生じておりますので、その補欠互選を行ないたいと存じます。互選は投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、理事に後藤義隆君を指名いたします。
【次の発言】 次に、不動産登記法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。稲葉君。
【次の発言】 亀田君。

第46回国会 法務委員会 第12号(1964/03/17、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  民事訴訟法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。賀屋法務大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりましたが、本案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を一括して議題とし、質疑を行ないます。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。――それでは、私のほうから一応下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、簡単にお尋ねしておきたいと存じます。  それは……

第46回国会 法務委員会 第13号(1964/03/19、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案、以上両案を一括議題とし、質疑を行ないます。稲葉君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それじゃ速記をつけてください。  それでは、両案に対する質疑は一応この程度にいたします。
【次の発言】 次に、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題とし、千葉県下における自衛隊員による暴行事件に関して調査を行ないます。
【次の発言】 それでは、本件に関する調査は一応この程度といたしまして、本日はこれをもって散会いたします。  ……

第46回国会 法務委員会 第14号(1964/03/26、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  本日は、まず、理事の補欠互選についておはかりいたします。  去る三月二十四日理事後藤義隆君が一時委員を辞任されましたため、理事に欠員を生じておりますので、その補欠互選を行ないます。互選につきましては、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、理事に後藤義隆君を指名いたします。
【次の発言】 次に、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題とし、いわゆる恵庭事件に関する件について調査を行ないます。稲葉君。

第46回国会 法務委員会 第15号(1964/03/31、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。稲葉君。
【次の発言】 岩間君にちょっと申し上げておきますが、できるだけひとつこの点にしぼって御質問をお願いしたいと思います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  他に御発言もないようでありますから、質疑は終局したものと認めまして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。別に御意見もないようですから、討論は終局したも一……

第46回国会 法務委員会 第16号(1964/04/02、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより、法務委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について御報告申し上げます。  本日、近藤鶴代君が辞任され、その補欠として小沢久太郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、遺言の方式の準拠法に関する法律案を議題とし、質疑を行ないます。稲葉君。
【次の発言】 それでは、本件については一応この程度といたします。  ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 次に、刑事補償法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こして下さい。

第46回国会 法務委員会 第17号(1964/04/07、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について御報告申し上げます。  本日、鈴木万平君、迫水久常君が辞任され、その補欠として山本利壽君、川野三暁君が選任されました。
【次の発言】 次に、遺言の方式の準拠法に関する法律案を議題とし、質疑を行ないます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。  他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認め、これより討論に入ります。  御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もなければ、討論は終局したものと認め、これより採決に入ります。  遺言の方式の準拠……

第46回国会 法務委員会 第18号(1964/04/09、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  理事の補欠互選についておはかりいたします。  去る四月七日、理事迫水久常君が一時委員を辞任されましたため、理事に欠員を生じておりますので、補欠互選を行ないたいと存じます。互選につきましては、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、理事に迫水久常君を指名いたします。
【次の発言】 次に、民事訴訟法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。
【次の発言】 ちょっと私平賀民事局長にお尋ねしておきたいんだが、いろいろ話を承っておりますと、旧民訴と現行の民訴、そして今度……

第46回国会 法務委員会 第19号(1964/04/21、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  まず、民事訴訟法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。
【次の発言】 本案の質疑は一応この程度といたします。
【次の発言】 次に検察官及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  治安出動の際における自衛際と警察との協定に関する件について調査を行ないます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  本件の調査は一応この程度にとどめて、本日はこれをもって散会いたします。    午後零時二十六分散会

第46回国会 法務委員会 第20号(1964/04/23、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、宮沢喜一君が辞任をせられ、その補欠として丸茂重貞君が選任されました。
【次の発言】 刑事補償法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。
【次の発言】 ちょっと関連してお尋ねしておきたいんですが、憲法第十七条では、公務員の不法行為による損害は、法律の定めるところによって国または公共団体は賠償する義務があるということになっておりますね。そうすると、先ほどから黙って聞いておりますと、適法な場合であっても、やはり無罪というようなことになると、刑事補償法の規定によって賠償する……

第46回国会 法務委員会 第21号(1964/05/07、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  本日は、まず、理事の補欠互選についておはかり申し上げます。  去る四月二十七日、理事後藤義隆君が一時委員を辞任されましたため、理事に欠員を生じておりますので、補欠互選を行ないたいと存じます。互選につきましては、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、理事に後藤義隆君を指名いたします。
【次の発言】 次に、鉄道公安職員の職務に関する法律を廃止する法律案、商法の一部を改正する法律案、逃亡犯罪人引渡法の一部を改正する法律案、刑法の一部を改正する法律案及び暴力行為等処罰に関する……

第46回国会 法務委員会 第22号(1964/05/12、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  本日は、鉄道公安職員の職務に関する法律を廃止する法律案、商法の一部を改正する法律案、逃亡犯罪人引渡法の一部を改正する法律案、刑法の一部を改正する法律案及び暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案、以上五件を便宜上一括して議題といたします。  御質疑のおありの方は順次御発言を願います。  ちょっと速記をとめて、
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 本案の質疑は、一応この程度にとどめます。
【次の発言】 次に、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題とし道路交通事故対策等に関する件につき調査を行ないます。  ちょっと……

第46回国会 法務委員会 第24号(1964/05/19、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について御報告申し上げます。  本日、須藤五郎君、坪山徳弥君、鈴木一司君が辞任され、その補欠として野坂参三君、青木一男君、栗原祐幸君がそれぞれ選任されました。また、本日、迫水久常君、宮澤喜一君が辞任され、その補欠として野上進君、野田俊作君が選任されました。
【次の発言】 本日は、鉄道公安職員の職務に関する法律を廃止する法律案、商法の一部を改正する法律案、逃亡犯罪人引渡法の一部を改正する法律案、刑法の一部を改正する法律案及び暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案、以上五件を便宜一括して議題といたします。……

第46回国会 法務委員会 第25号(1964/05/21、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、石田次男君、鈴木一司君が辞任され、その補欠として浅井亨君、丸茂重貞君が選任されました。
【次の発言】 本日は、鉄道公安職員の職務に関する法律を廃止する法律案、商法の一部を改正する法律案、逃亡犯罪人引渡法の一部を改正する法律案、刑法の一部を改正する法律案及び暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案、以上五法案を便宜一括して議題といたします。  質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめてください。

第46回国会 法務委員会 第26号(1964/05/26、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、宮澤喜一君が辞任され、その補欠として丸茂重貞君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選についておはかりいたします。  去る五月十九日、理事迫水久常君が一時委員を辞任されましたため、理事に欠員を生じておりますので、その補欠互選を行ないたいと存じます。互選につきましては、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、理事に迫水久常君を指名いたします。
【次の発言】 本日は、鉄道公安職員の職務に関する法律を廃止する法律案……

第46回国会 法務委員会 第27号(1964/05/28、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開きます。  この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、田中啓一君の辞任された補欠として二木謙吾君が選任されました。
【次の発言】 本日は、暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案を議題に供します。
【次の発言】 質疑のおありの方は順次御発言願います。(「反対です。委員長、議事進行」「議事進行が先になるのがあたりまえじゃないですか」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 岩間君。
【次の発言】 この際、委員の異動について報告いたします。  本日、坪山徳弥君が辞任され、その補欠として川野三暁君が選任されました。

第46回国会 法務委員会 第28号(1964/06/02、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。植木君。
【次の発言】 ちょっと待ってください。
【次の発言】 中村君、議事進行ですか。
【次の発言】 大臣は内閣委員会にいま御出席中だそうであります、法務省設置法の関係で。それで、もしそれがあきますれば、私のほうから要求いたします。それで、関連事項といまおっしゃいますが、もしあなた方が御予定になっておって、関連質問をやろうとおぼしめすならば、あらかじめその旨を前もって理事に……。
【次の発言】 関連質問というのは、私の言うことがことばが足らぬかと思い……

第46回国会 法務委員会 第29号(1964/06/04、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。稲葉君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 速記をとめて、
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記を起こして下さい。  それでは、一応この程度に午前中の質疑をとどめまして、休憩いたします。    午前十一時十九分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、暴力行為等……

第46回国会 法務委員会 第30号(1964/06/09、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。稲葉君。
【次の発言】 国家公安委員長がお見えになりました。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 米田君。
【次の発言】 米田君。
【次の発言】 岩間君。
【次の発言】 ちょっとお尋ねしますが、その資料はどうですか、どれくらいの時間があったら出せますか。きょう出せますか、いつまでに出せるか。
【次の発言】 いまそれに関連しているのがありますか。

第46回国会 法務委員会 第31号(1964/06/10、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。本日大和与一君、鈴木万平君、坪山徳弥君が辞任され、その補欠として小宮市太郎君、二木謙吾君、久保勘一君が選任されました。
【次の発言】 暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。稲葉誠一君。
【次の発言】 米田君。
【次の発言】 中村君。
【次の発言】 米田君。
【次の発言】 委員会を再開いたします。  休懇前に引き続き、暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案の質疑を続行いたします。

第46回国会 法務委員会 第32号(1964/06/11、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。  本日、二木謙吾君、久保勘一君が辞任され、その補欠として鈴木万平君、坪山徳弥君が選任されました。
【次の発言】 本日は、暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。稲葉君。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 亀田君。
【次の発言】 米田君。
【次の発言】 委員長として、一応速記録を十分拝見いたしまして、相当の善処をいたしたいと思います。
【次の発言】 亀田君。

第46回国会 法務委員会 第33号(1964/06/16、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  本日は、暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。米田君。
【次の発言】 公安委員長、発言ありますか。
【次の発言】 稲葉君。
【次の発言】 亀田君。
【次の発言】 岩間君、その次にやってください。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 亀田君。
【次の発言】 ただいま、亀田君がしばらく質問についての発言を言われませなんだから、私が岩間君に許したわけです。おそらく続いておやりくださると思ったのです。それじゃ、ちょっと岩間君やってください。

第46回国会 法務委員会 第34号(1964/06/17、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。  本日、鈴木一司君が辞任され、その補欠として野知浩之君が選任されました。
【次の発言】 暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。亀田君。
【次の発言】 ちょっと速記とめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 米田君。
【次の発言】 亀田君、よろしいですか。
【次の発言】 米田君。
【次の発言】 答弁がありますか。
【次の発言】 ちょっと速記をとめておいてください。
【次の発言】 それでは、速記をつけて。

第46回国会 法務委員会 第35号(1964/06/25、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  この際、一言申し上げます。先日、議長が自由民主、日本社会両党の幹部にお集まりを願った際、当委員会の運営に関連して次のような趣旨の御発言があったと承っております。それは、「だんだん伺うところによりますと、この紛糾の焦点は、討論省略の動議を可決し、直ちに採決された点にあるようでありますが、議長といたしましては、質疑省略や討論省略などということは全会一致の場合を除いては行なうべきでないと考えております。この機会に両党幹部の皆さんにこの点を申し上げ、特に御配慮を要請する次第であります。」ということでございます。つきましては、委員長といたし……

第46回国会 法務委員会 第36号(1964/06/26、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより法務委員会を開会いたします。  刑法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。稲葉君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして下さい。
【次の発言】 岩間君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 それでは、他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 他に御意見もないようでございますが、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。……

第47回国会 法務委員会 第4号(1964/12/14、6期、自由民主党)

○中山福藏君 私はこの際法務大臣に一つお聞きしておきたいと考える問題は、判検事の給与制度に関する長短厚薄について私はお尋ねするのじゃない。しかし、給与問題が取り上げられておりますから、これに付帯してお尋ねするわけですが、実は私はすでに四十五年ばかり在野法曹として法律の事務にいろいろと関与した者でありますが、その間に私が最も関心を持ったのは、重大事件の捜査ですね、それから重大事件の判決、それを担当する人々の心労というものは並み並みならぬものがあると私は在来から考えておりまして、その実例といたしまして、仙台の地方裁判所でしたか、判決をいたしました裁判長が朝な夕なに脅迫を受けて、北陸に転勤した後もい……

第47回国会 法務委員会 第5号(1964/12/15、6期、自由民主党)

○中山福藏君 私は、この際、裁判官の威信に関する問題につきまして最高裁判所の刑事局長にお尋ねしたいと思うのです。  御承知のとおり、裁判官弾劾法の第二条第二項にこういうことがうたわれております。「その他職務の内外を問わず、裁判官としての威信を著しく失うべき非行があったとき。」は訴追されれば罷免されると、こういうことになっております。私の質問は、その内容、実体というものがほぼこの線に泊っておるんじゃないかという観点に立ってお尋ねをする次第でございます。御質問申し上げるのは、大体、普通の質問であるならば、世間ではこうだとか、ある人がこういうことを言ったとかいうことを議題としての質問が多く行なわれて……

第48回国会 法務委員会 第17号(1965/04/22、6期、自由民主党)

○中山福藏君 ちょっと一点だけお尋ねしておきます。  執行吏が職務を執行する場合、人夫を雇い入れて、相当数の人を連れて来る場合が多々あるわけですね。そのとき、ややもすると、暴力団と結びついて、親分というのが子分を十人あるいは二十人引き連れて来て家を取りこわすというようなことがあるわけです。これは私が実際に体験した問題なんですがね。いま暴力団狩りが盛んなときに、執行吏が、家の収去、あるいは競売を執行するときに、そういうものを雇い入れないというような措置を法的に講ずるという御意見なんかございませんか、相当数の暴力団を使っておりますがね。
【次の発言】 大体、強制執行引受所というようなものを親分のよ……


7期(1965/07/04〜)

第52回国会 法務委員会 第3号(1966/07/26、7期、自由民主党)

○中山福藏君 ちょっと関連して、一点だけ、いいついでですから、法務大臣にお尋ねしたい。  精神的に内在している下克上の風潮というものがこういう問題を惹起するのに非常に私は関連性があるように見ている。そうして、ややもするというと民主主義をはき違えて、何でもかんでも勝手にやったらいいんだ、上役なんかどうでもいいんだというような風調がとうとうとしてある官界の一部に流れていると私は見ている。それで、この原因が那辺にあったかということをひとつ法務大臣自身どうお考えになっていらっしゃいますか、これは大まかなお尋ねでありますけれども、どういうところからこういうものが発生するのだろうかというお気持ちですか、そ……

第55回国会 法務委員会 第6号(1967/05/30、7期、自由民主党)

○中山福藏君 関連してちょっと。私ただいまの亀田委員の御質問に関連してちょっとお尋ねしておきたいと思います。  それは、裁判所の法廷で録音並びに速記を併用しておられるということは私ども十分知っておるのですが、いま人権擁護という立場から私は、犯罪捜査も、いわゆる司法警察官が刑事被告人を取り調べるときに、一番大難なことは、正確を期する上からいって、最初の刑事被告人の答弁というものを録音しておく必要がある。そうすると、今度法廷に出まして裁判官の直接審理を受けるとき、質問を受けるときに、警官がこうこういうひどいことを言ったからで、私はこれはこの法廷では否認しますと言うことがままある。そうすると、裁判所……

第55回国会 法務委員会 第10号(1967/06/22、7期、自由民主党)

○中山福藏君 私ちょっとお尋ねしておきますが、大体執行官の任務というものは、その職責からいって債務者にとっては鬼に見えるわけですね。その鬼の仕事をやるのが大体執行官だという認識を常識的に一般に持っておるわけです。そこで、その観点から考えまして、私は、たとえば建設省がある工事をすると、あるいは法務省がある工事をする場合には、入札者というものを選定しておる、あらかじめ一級、二級、三級、五級というようなあんばいで。だから、その実績に基づいてあらゆる方面から判定をして、この人間は資格あり、あるいはこの法人は資格ありという認定のもとに入札を許可しておる。ところが、この競売なんかには、めんどうくさいからこ……

第55回国会 法務委員会 第11号(1967/06/27、7期、自由民主党)

○中山福藏君 それでは、ひとつ法務大臣にお尋ねいたしたいと思います。  実は、この前の委員会の当日、大体私の考えておりますことを申し上げて、法務大臣に御伝達を願いたいということを申し上げておいたのですが、その要旨は、どうも長い間の競売、競落の関係についていろいろな弊害がある、そういう点にかんがみて、いろいろな改正が行なわれるということはまことにけっこうなことでございますが、この競落のときにその競落者の資格というものがこの際相当私は注目に値するものじゃないかと考えておるわけです。それは、第三国人を交えたある種の暴力団的な素質と申しますか、傾向を帯びた連中がその競落に参加しておるという実態を私ども……

第58回国会 法務委員会 第15号(1968/05/09、7期、自由民主党)

○中山福藏君 それでは、宮原さん並びにほかの五人の方々からたいへんけっこうな御意見を承りまして、感謝しているわけです。  そこで、宮原さんにお尋ねしたいのですが、私、おっしゃることについては、ほとんどかねてから考えていることであって、首肯いたします。そこでお尋ねしたいのは、刑法の全面的改正によってこの問題を解決したらどうかということなんですが、一体全面的な改正を刑法に加える、その期間がどれくらいかかるという想定のもとにこのいわゆる懲役並びに禁錮という問題を解決しようとしておられるか、その期間はどのくらいとお考えになっておりますか。
【次の発言】 そこで、私どもふだん公判廷に立っていまおっしゃっ……

第58回国会 法務委員会 第16号(1968/05/11、7期、自由民主党)

○中山福藏君 それじゃ私、二、三分質疑をしたいと思いますが、三点に分けて、要点だけを申し述べまして御回答をわずらわしたいと思います。  第一点は、法務省の刑事局長にひとつお尋ねするんですが、いま交通事故が非常にひんぱんに続出しておる関係上、刑事局においては、ガリ版あるいは印刷に刷った起訴状というものをちゃんとつくっておられるんです。ところが犯罪の実態というものは千態万様ですからね、多岐多端だ。そういうものをガリ版刷りあるいは印刷にしておいて、ただ簡単な一、二を挿入して書き込んで起訴しておられる。こういうことがはたして人権尊重の点からいっていいことか悪いことか、その点をまずお尋ねしておきたい。そ……



各種会議発言一覧

2期(1950/06/04〜)

第10回国会 法務・文部連合委員会 第1号(1951/05/22、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねいたしますが、正当な事由というのは、これは家庭裁判所の判事の單独の意思で決定するわけでございますか。
【次の発言】 これは最高裁判所のほうで何らか一定の方針についての指示を与えておりますか、ないのですか、それを承わりたい。
【次の発言】 ちよつともう一つお尋ねしたいのですが、それはあらかじめ最高裁判所のほうから一定の方針を明示しておくということが却つて事務の簡捷の上に必要じやないのですか、むしろ、上告の方法をとつて最高裁判所まで行つて多数の時日を要するというようなことよりも、最高裁判所があらかじめ一定の方針を指示しておくということが事務の簡捷の上から非常に必要なこと……

第12回国会 法務委員会戦争犯罪人に対する法的処置に関する小委員会 第1号(1951/11/21、2期、緑風会)

○中山福藏君 濠洲だけですか。
【次の発言】 この註というのが、そのうしろに入つておりますね。註、朝鮮人、台湾人、沖繩人を含むというのは、これはこの区別はそのうちでどうなつておるのですか。
【次の発言】 今あなたが御説明になつたところに書いてあるのですよ。二百四十三名の二行目の註というところに書いてあるでしよう。その数字を聞いておるのです。この割合を……。
【次の発言】 ちよつとお尋ねいたしますが、こうして我々が審議しておる間にも死刑が執行される慮れのあるものがありますか。あるとすれば、その数は幾らくらいですか。御存じないですか。

第12回国会 法務委員会民事訴訟法改正に関する小委員会 第1号(1951/11/09、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) それでは只今から開会いたしますが、私は小委員会委員長といたしまして各位の御協力を得まして自分の任務を全うしたいと考えますからどうぞよろしくお願いいたします。  民事訴訟法の改正に関しましてどういうふうに運んで行つたらいいかという点を先ずお諮りしたいと思います。順序方法をどういたしましようか。
【次の発言】 委員長といたしましては、先ず審議順序の方法というものを皆様にお諮りいたしてきめたいと思いますが、本日はその審議に入る準備的な参考を得るというような建前から、当局のこの民事訴訟法に関してこれまで収集せられたいろいろな参考資料に基いてこれをどういうふうにして行つたらいいか……

第13回国会 外務・人事連合委員会 第1号(1952/03/25、2期、緑風会)

○中山福藏君 只今この大使公使の何と申しますか、設置されるところが、国々によつて、例えばお互いさまだとか、或いは従来の関係から推してどうしてもそういうふうに持つて行かなければならんとか、いろいろな理由があるようですが、今後の大公使にも、設置の標準といいますか、何といいますか、そういう目安は、従来の関係とか、向うさんが大使館を置くからこちらも大使館を置くというような関係を離れて、大体の目安というものを在外公館を置く場合においては立てておかなければならんと思うのですが、その目安なんがについてはお考えがあるでしようか。
【次の発言】 そこで大使館或いは公使館を置くということになりますけれども、大使、……

第13回国会 外務・人事連合委員会 第3号(1952/03/28、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねしておきますが、政府代表と全権委員の区別が第二條の第二項、三項によつて規定されておつて、政府代表と全権委員の区別というものは、結局條約に署名調印する権限が附与されない、一方はされると、これだけの区別のように考えられるのですが、そこでお尋ねしておきたいのは、国際機関に政府代表が参加するその場合において行動する権限が附与されておる。そうすると、行動する権限の行使について申合せとか、いろいろなことが、結局機関の各部の代表が集まつて来てその機関の行動としてやる場合に行われるわけなんです。そうすると、そういうふうな申合せとか、いろいろなものは政府を拘束するというような力が出て……

第13回国会 地方行政・法務連合委員会 第1号(1952/07/22、2期、緑風会)

○中山福藏君 私は政府に一つお聞きしてみたいのであります。大体国警、自警と二本建で現在地方の警察制度が賄われておるわけでありますが、このままの制度で果して警察本来の面目を発揮せしむることができるかどうか、その点について先ず総裁の御意見をあらかじめ承わつて置きたいのであります。
【次の発言】 すべて警察制度というのは民衆の生活に直結しておる次第でありまするから、政府の責任はもとより極めて重大なものであるということはよくわかるのであります。併しながらこの警察本来の性質から申しまして、極めて急速を要するような場合において、あらかじめ指揮系統とかその他諸般の事情につきまして一応その標準というものをきめ……

第13回国会 法務委員会新刑事訴訟法の運用に関する小委員・民事訴訟法改正に関する小委員連合小委員会 第1号(1952/05/08、2期、緑風会)

○中山福藏君 私この逐條審議の問題に関せずに、是非とも改正しなければならんという眼目の一つとしてこういうことはお考えになつていなかつたかということを聞いておきたいのであります。それは控訴審というものは覆審制というものを廃して事後審というような性格を帶びるということに大体なつて、今度控訴審における取扱を緩和するというふうに改正するという趣きでありますが、併しこれは私は旧刑事訴訟法のほうが非常に新法よりもいい。大体弁護士会の空気なんかそうそつておるようであります。これで新らしい証拠とか、事後の状況の変化を控訴趣意書の中に掲げて控訴趣意書を提出するというような、誠に不十分な改正ではないかという感を私……

第13回国会 法務委員会戦争犯罪人に対する法的処置に関する小委員会 第1号(1951/12/12、2期、緑風会)

○中山福藏君 原さんにお尋ねしたいのであります。今ちよつと参考になることを聞かして頂きまして大変結構だと思つております。只今おつしやつた上官の命令をいわゆる朕の命令としてやられたものがある、従つて故意に殺戮したものではないだろうということは、今伺つて大体了承できるのであります。私その当時の状況を靜かに振返つて考えまして、そういうことも思われるのであります。ここで一つお尋ねしておきたい事柄は、戰犯者の中に、或る一部のかたがたに、戰争の遂行に協力画策したという面が、或る一部の人にあつたのじやないかということを私、想像しているのですが、その系統の以外のものは殆んどあなたのおつしやつたような立場にあつ……

第13回国会 法務委員会戦争犯罪人に対する法的処置に関する小委員会 第2号(1951/12/14、2期、緑風会)

○中山福藏君 モスクワの外相会議でマツカーサー元帥に付託されて、数名の、何名、十一名でしたか、判事に任命されたというようなことになつて、一応結末をつけたことに対して、先生がおつしやつた国際裁判は実体的にはまだその終りを告げていないのだ、これはあなたの法理的な見解からさような結論をなすつておるのだろうと、こう思うのですが、併しながらまあこれは裁判だから仕方がない。事実は事実として判決を認めて、そうして救済策を講ずれば、結局只今おつしやつた二つの点によつてこれを救済する方法しかないと、従つて判決の善惡というものは後日に任せなければしようがない。法律家としての立場の御見解を承わつておるわけなんですか……

第15回国会 外務・法務連合委員会 第1号(1953/03/05、2期、緑風会)

○中山福藏君 この際政府に確かめておきたいことがあるのですが、それは日米合同委員会の爆撃演習地として一応竹島が入つておつたのを、この頃抜かれておるというのはどういうわけですか。向うが勝手に抜いたというわけですか、そこを一つ。
【次の発言】 それはウエンライト米空軍司令官の日本領でないということを認識してそういう挙に出でたのではないかという疑いが一応持たれるのですが、それはどうですか。
【次の発言】 そこで一つお伺いしておきたいと思うのですが、これは韓国側の言うことも日本側の言うことも一通り筋を立てて手がけて来ておるものと思う。私どもは日本人として日本の領有であるということを固く信じておるのです……

第15回国会 法務・地方行政・厚生連合委員会 第1号(1953/03/12、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) 只今より法務、地方行政、厚生連合委員会を開会いたします。  先例によりまして、法務委員長の私が委員長の席を汚すことにいたします。  本日の議事の運営方法といたしましては、先ず提案理由の説明及び逐条説明を聴取いたし、ついで時間がございましたら質疑をお願いいたし、大体午前中で終り、残余の質疑は更に次回に譲りたいと思います。さよういたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。売春等処罰法案を議題に供します。先ず発議者の提案理由の説明をお願いいたします。
【次の発言】 逐条説明は、便宜上法務委員会専門員より聴取いたすことに御異議ございませんか。


3期(1953/04/24〜)

第19回国会 法務・地方行政連合委員会 第1号(1954/03/04、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと私、ついでですから警視庁の方にお伺いします。私は大体弁護士でしてね。警視庁、或いはその警官をしておられた方々が、大体退職なさると或る交通……いわゆる自動車会社の事故係というものに大概就職しておられますね。警視庁とか、或いは警察におられた方々が、退職せられてから多くそういうところに就職されて、何かこう交通上の事故が起りますというと、必ずその事故係の人が折衝に当られるわけなんです、被害者に対してですね。そうするとその警察で頭を練つておりまするから、被害者は大抵泣寝人りか、二束三文の損害賠償を支払つて頂いて、大体それでまあけりがつくと、こういうふうになりまして、裁判をするのにた……

第19回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1954/03/24、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねしますが、文化財の保存費、いわゆる正倉院その他のこの保存費ですね、これはもう少し開放して、それらの御物と申しますか、そういうものを一般大衆に知悉せしむるという方法を講ずる必要があるのじやないかと私は思うのでございますが、そういう点については、何も考慮しておられないのですか。
【次の発言】 もう一つ尋ねておきますが、大体今の最高の薬品を使用するとか、或いは最高の技術ですね、この保存するということに関してですよ、大体今の人智の及ぶ範囲では向う何年間くらいこういう文化財を保存して行くことができるというお見通しを付けてあるのですか。

第24回国会 内閣・法務委員会連合審査会 第1号(1956/02/28、3期、緑風会)

○中山福藏君 ちょっとお尋ねいたしますが、原子力委員会というのもここに含めてありますが、きょうの私どもの質問する範囲は、結局ただいま政府委員が御説明になった点だけなんですか。
【次の発言】 そういうことですか。この原子力委員会と書いてありますのは、これはついでに書いたという意味ですか。原子力委員会というのが、第十五条の第一項の表中と書いてある文字の下にやはり記録されておるわけですが、これは原子力委員会と売春対策審議会というものが、結局十五条の第一項の表中に入るから、これを含めてお書きになったものでしょうか。
【次の発言】 ちょっと一つ私冒頭に伺っておきたいのですが、大体今まで都道府県例とか、あ……

第24回国会 法務委員会公聴会 第2号(1956/05/10、3期、緑風会)

○中山福藏君 私は、中島さんと広島大学の名誉教授の方に。
【次の発言】 中島公述人に一つお尋ねしたい。あなたの理想論はつつしんで拝聴いたしました。そこでお尋ねするのですが、大体法律、道徳、宗教というものは、そのよってきたる経路を種々検討してみまするというと、社会公共の福祉一般、たとえば日本におきましては、一般国民の全体の福祉ということは、やはり狙いとして、お互いに強盗、窃盗、殺人等をなさない社会というものを建設するために、おのずからこれはでき上ったものと私は考えます。そこで、あなたにお尋ねいたしますが、人間の心理的威嚇と申しますか、その人間の放らつな行動を抑制する最も力強いものは何だとお考えに……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1956/03/20、3期、緑風会)【議会役職】

○主査(中山福藏君) どなたかほかに御質問ございませんか。  ちょっと私からお伺いしたいのですが、それは検察審査会の問題ですね。で、検察審査会というのは人事と予算というものが裁判所にあって、所管省は法務省になっているわけですね。そこでですね、その所管省が法務省だから検事の上に重い荷がおおいかぶさってくるということで、どうもうまく検察審査会の目的というものは達せられないのじゃないかという気がしますが、これは将来総理府やどこかに所管省だけをまあ移すということが最も検察審査会の設置精神にかなうような気がするんですがね、そういうことについて何かお考えになっておりますか、それを一つ私からお確かめしておき……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1956/03/22、3期、緑風会)【議会役職】

○主査(中山福藏君) ただいまから第四分科会を開会いたします。  本日は文部省所管について議題とすることになっておりますが、前回の残りが法務省並びに厚生省にありまするので、まずその方から皆さんの御質疑をしていただきたいと考えております。  それでは法務省関係について、内田管理局長の御答弁があるはずだということですから、どうぞ。
【次の発言】 法務大臣は病気で内閣の方に欠席届が出ているそうです。
【次の発言】 ちょっと矢嶋委員に申し上げますが、ただいま厚生大臣がおいでになりまして、十五分間しか時間がないようですので、ただいまの矢嶋委員に対する御答弁は厚生大臣に一応御質疑になった後でいかがでござい……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 建設・運輸委員会連合審査会 第1号(1957/04/16、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから建設・運輸両委員会の連合審査会を開きます。  前例によりまして、私が委員長の職務を行うことにいたしますから、何とぞよろしくお願い申し上げます。  ついては、この際高速自動車国道法案を議題といたします。議事の進行の便宜上まず本案の内容の御説明を政府委員に求め、そのあとで質疑に入りたいと存じますが、質疑は運輸委員の方々に優先的に御発言をいただきたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは政務次官に御説明を願います。
【次の発言】 それでは御質疑のある方は御発言を願います。

第26回国会 建設・運輸委員会連合審査会 第2号(1957/05/07、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) ただいまから建設、運輸委員会連合審査会を開会いたします。  前例によりまして、私が連合審査会の委員長の職を勤めさしていただきます。何とぞ御協力をお願い申し上げます。  それでは駐車場法案を議題といたします。まず法案の内容の御説明を政府委員からお願いいたします。
【次の発言】 それではこれより質疑に入りますが、御質疑はなるべく運輸委員の方々にお願い申し上げたいと存じます。御質疑のおありの方は御質問を願います。
【次の発言】 他に御発言はありませんか。
【次の発言】 これは一つ小澤さん答弁願いたいですね、こういう点は。


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ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/10

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