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津島寿一 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

津島寿一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは津島寿一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。津島寿一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 電気通信委員会 第5号(1953/07/01、3期、自由党)

○津島壽一君 資料をもらいたいと思います。もうすでに配付されたものがあるかも知れないが、若しなかつたら、今度の大きな問題は電話料金の値上げ、料金の改訂の問題だ。それで前の値上げの計画と、つまり二十八年度の不成立予算に計画されたものと今度の提案になつたものとの収入金額の各項目別ですね、即ち度数制の値上げ料金と基本料金、或いは普通料金、それから定額制料金、市外通話というこの項目別の収入、増収見込額ですね、それは約百三十四億になる、その内訳を項目別に。それから不成立予算でその分は幾らだつたか、今度それよりも増す、今のお話では前の計画より増したんだというこの一覧表ですね。それで極めて常識的に考えておつ……

第16回国会 電気通信委員会 第6号(1953/07/03、3期、自由党)

○津島壽一君 これは質問ではないのですが、審議の段取りでちよつとお伺いしたい。今度のあれで非常に重大なのは料金の改訂増加で、ほかの案文等は前国会で殆んど御審議になつておるように伺つておりますが、これの内容が余り説明されていないのでありますが、その点この審議の日取りで、今日はあと時間もないのでしようが、この次は六日と申しましても、成るべく早い機会に料金の値上げの案の御説明を十分願つて、そうして質疑をしたいとこう思うのです。問題がたくさんあるでしようが、そういつた中心問題を一つ取上げて頂いて我々のほうに研究する時間の余裕を与えて頂きたいのです。いつまで審議されるか、向うの衆議院の予算の通過の時期も……

第16回国会 電気通信委員会 第7号(1953/07/06、3期、自由党)

○津島壽一君 ちよつと計数のことを聞きたいと思いますが、現行収入というのは八月以降八ヵ月分というのですが、これは年度全体からいうと月割は平均で割つたのでございましようか。二十八年度の収入計数、例えば内国電報は五十一億四千三百万円、八カ月分を計上したんですね。それは二十八年度全体を月割で割つた八カ月分、こういうふうに了承してよろしいか。それから又増収額も百三十四億円と、こう二割五分案ではあるのですが、これは八カ月分、いつから実施されるか知れんが、年度の増収の十二分の八、こう見ていいのですか。
【次の発言】 この値上げ案ですか、率を見まして、一割案の場合、それから二割五分案の場合に、この表を頂いた……

第16回国会 電気通信委員会 第12号(1953/07/15、3期、自由党)

○津島壽君 今関連してちよつと……電報の収支の関係はこの前の委員会でも問題になつたと思うのですが、まあこれは大衆的に利用されるものでふるから多少の赤字を忍んで行くということはまあ仕方がない、又或る場合には適当であろうと思うのですが、要するに程度問題であると思うのでありまして、五十六億円の年の赤字というものが欠損で、又今回の値上げをしても恐らく六十億円以上の赤字を出すであろう、むしろ減るよりも増して来る傾向にある、当面ですね。先だつて総裁のお話によると十代の節約というか赤字減をするのには、将来五年も努力してかかるだろう、こう言えば大体電報料というものは五十億、六十億というものは当然赤字は仕方がな……

第16回国会 電気通信委員会 第13号(1953/07/17、3期、自由党)

○津島壽一君 通信の機密保持ということでどういうような実際の措置をされているかちよつとお伺いしておきたいのは、私の知つた実例で、或る人から打つた電報がそのまま或る新聞に載つけられて非常に迷惑した。電文そのものが載つたわけです。そういう事実があつたわけです。そのために非常な迷惑をこうむつた人があるのです。これはなかなか実行は困難だろうと思うのですが、多数の実際を担当している職員が十分その点についての考慮を払つていると思うのですが、これは非常に大事な憲法上の保障であるのですが、現実にはどういう方法でそういう機密保持の措置をされているのでありますか、ちよつと伺つておきたいのです。

第16回国会 電気通信委員会 第15号(1953/07/22、3期、自由党)

○津島壽一君 ちよつとお伺いしたいと思います。今の結論で二割に改訂するという場合に、二十五億、これは衆議院の委員会で政府側の答弁は、資金運用部資金は見ない、であるから公募社債という方法の含みによる、こういう結論になつておる。そこで大体この二割ということに御修正になる、こういうふうに伺つたのですが、それでよろしうございますか。
【次の発言】 委員長、これは若し機会があれば、大蔵省の政府委員にもはつきり確かめたいと思います。郵政大臣にも、大蔵当局にも、私の承知しておる限りにおいは、公募社債の発行の枠はこれ以上認められない。それは不可能というまでの言葉は不適当でしようが、非常に困難であるという意味か……

第16回国会 電気通信委員会 第16号(1953/07/23、3期、自由党)

○津島壽一君 ちよつと愛知政府委員にお伺いしたいのですが、いずれこの歳入欠陥については、予算措置で補充をするというお話ですが、これは会計法の規定についての解釈だけを承わつて、それが可能であるということをはつきり伺つておけばいいと思います。この日本電信電話公社法の五十一条だと思うのですが、この文句は「予算の成立後に生じた事由に基いて既に成立した予算に変更を加える必要があるときは、予算を修正し、」と、そこに文章として、まだ予算は参議院で審議中である、そうして衆議院で歳入の欠陥が生ずるような値上げの削減をした、まだ予算成事立後に生じた事由ではないわけですね。仮に参議院でこの法律が先に通過して予算が遅……

第16回国会 電気通信委員会 第19号(1953/07/28、3期、自由党)

○津島壽一君 この表でちよつと伺いたい。昭和二十六年度予算対照損益計算書の受信料の予算額と決算額が全然同一の金額になつているのですが、これは予算決算が一年間に一円も違わないようにできているのは異例だと思うのですが、何か御説明を伺いたいと思います。事業収入の中の受信料です。

第16回国会 電気通信委員会 第20号(1953/07/29、3期、自由党)

○津島壽一君 もうすでにお尋ねがあつた事柄かもわかりませんが、又これは二十六年度の収支とは関係ないのですが、テレビですね、テレビが四月一日か、まあ最近におやりになつて、今年度或いは来年度の見通しとしてこのNHKの収入の上にどんな負担があるのか、概略を承わりたいのです。
【次の発言】 私の聞きたい点は、非常に大ざつぱでもいいのですが、二十八年度ですね、収支の上においてテレビ事業から一般の放送の収支にどれくらい金額において影響があるかという見通しなんですが、それをお伺いするのは、民間営業のテレビが近く始まるというような場合に、これはまあスポンサーをつけてやる仕事でしようが、お互いによくしたいという……

第16回国会 電気通信委員会 第21号(1953/08/06、3期、自由党)

○津島壽一君 ちよつとこの機会にお伺いいたしますが、理事の分掌、それはどういうふうになつておりますか、何か資料があつたかと思いますが、今日NHKの会長、副会長、理事、理事の増員の提案があるのですが、現在の理事の分掌はどういうことになつておるか聞きたいのです。
【次の発言】 それでよくわかりました。それで理事の増員の場合ですね、七人以内というから、何人ですか、三人増加するか二人増加するか、こういつた場合に、理事の増加した者と現在の者を含めて、今の経理とか企画、業務、総務というようなものの、あと三人か四人増すといつたような場合の運営上の分担というか、それはそういつた特殊の事務を面倒を見て行くという……

第17回国会 電気通信委員会 閉会後第2号(1953/11/11、3期、自由党)

○津島壽一君 すぐ退席いたしますから、ちよつと簡単に伺つておきたいのですが、非常に初歩の質問ですが、仮にこの国会に提案して委員会で議決するといつた場合に、郵政大臣は予算を作つて出す義務があるのか。又それでも国会の決議は決議として、別に巨群の考慮によつて、これは又金が足りないからとか財源がむずかしいからそれだけは出せないとか、半分にするとか或いは全然無視するとか、これは政治問題かも知れませんが、どういうのでしようか。そこのところを承わつておきたい。
【次の発言】 そこでその意味においては、国会の決議というものがあとで政治上の問題が起らないように、一旦決議すれば、政治の円滑を期するために郵政大臣な……

第17回国会 電気通信委員会 閉会後第3号(1953/11/27、3期、自由党)

○津島壽一君 この表についてもう度伺いたいのですが、この建設勘定のほうの災害復旧費及び奄美群島建設というのは、改良的な建設勘定のほうの災害復旧及び奄美群島建設という項目がございますね、これは本年度で全部改良の施設というものが完成するのか、或いは奄美群島も建設勘定の分として本年度で完成するというので八億要るのですか。又来年度に継続的なものをやるので出て来る、こういう段取りにあるのか。
【次の発言】 ちよつと質問の要点ですが、その災害地における今のような改良工事をなさることが本年度で完成するのか。又来年度まで繰り越して行く、いわゆる年度を越して跨つてやるのであるか。こういう質問であつたのです。災害……

第17回国会 電気通信委員会 閉会後第4号(1953/11/28、3期、自由党)

○津島壽一君 昨日大臣御出席でなかつたのでお伺いする機会がなかつた。今日も御出席なかつたけれども、幸い政務次官並びに大蔵省の政務次官がおりますので、大臣にお問いしたいと思つたことを一、二お伺いしたいと思います。  昨日御配付になりました収支見込の計数のことでございまするが、昨日の質問応答で一応は了承したのですが、念のためにそれを確めておきたいと、こう思うのですが、それで建設勘定で、その他の財源というので二十八億六千万円という予定がされておるわけですが、これは二十八年度の第二次補正予算の基礎になつておる計数であるか。又は単純にこうもあり得るという一種の参考計数を書出したものであるか。即ち予算編成……

第18回国会 電気通信委員会 第2号(1953/12/03、3期、自由党)

○津島壽一君 計数の問題をちよつとお聞きしたいのですが、細かい問題ですけれども、ちよつと時間があるようですから、この頂いた表の損益勘定の支出のほうで業務量増加等に伴う経費、(電信電話委託業務費を含む)この項目で二十一億九千万円とあるのですね。約二十二億ですね。この分の、これはこの提出した補正予算の計数とびしつと合致しておるのでございましようか。大体の見込を盛られたのでしようか。なお内訳では二十一億九千万円の項目としてはどんな計数になつておりましようか。ちよつと経理の方にお聞きしたいのです。

第19回国会 電気通信委員会 閉会後第2号(1954/09/14、3期、自由党)

○津島壽一君 ちよつと外れるかも知れませんが、念のためにお伺いしておくのですが、先ほど新谷委員或いは長谷局長の質疑応答の中の、難聴地域の解消という問題に関連しているのですが、私が聞き誤つたらどうぞお正し願いたいと存じますが、NHKのほうでこの問題について、具体的の計画を検討中であり、まだそれができ上らないようだ、こういうふうに承わつたのですが、さようでございましようか。
【次の発言】 それに関連するのですが、この問題は前国会でもNHKの資金需要、予算計画の、特に受信料の値上げという問題が非常に重大になつたわけで、この予算承認についても何というか、附帯決議をしたという大きな問題だつたのですが、そ……

第19回国会 電気通信委員会 第3号(1954/01/28、3期、自由党)

○津島壽一君 ちよつと資料をこの次に頂きたいと思いますが、建設改良工事費のほうの五百三十一億というその内訳が予算の書類ではここに書いてある給与、事業、事務費、それ以外の建設改良工事費が四百七十億円、こういうふうに書いてありますが、その内訳の問題でありますが、今の御説明を承わつておりますと電信電話の施設については予定の台数というか、回線の数とか、こういうようなものは予定通りやる、そうすると結局は局舎の建設というか基礎的な施設、それが非常に予定よりは少い、こういうように考える。大体計数で、例えば前年度には、二十八年度ですね、局舎の建設費が六十七億、今度の予算は二十九年度では六十三億と減つているわけ……

第19回国会 電気通信委員会 閉会後第4号(1954/10/07、3期、自由党)

○津島壽一君 この日本放送協会の御提出になつた難聴対策と昭和二十九年度の実行計画、ちよつとこの資料について質問したい。第一番に、昭和二十九年度の計画、第二番目が二十八年度計画のうち、今年度継続のものと二つになつているわけです。それでこの二十八年度の計画のうちで、本年度に継続のものと、こういうのは、二十九年度の収支予算事業計画の中に、すでに計上されておつたもの、こう了解していいのですか。つまり継続事業として、当然二十九年度の予算にこういう計画の経費は計上されておる、こう了解していいか。それから二十九年度の計画として、一のほう、第一項、これは二十九年度のここで審議した収支予算事業計画の中には、こう……

第19回国会 電気通信委員会 第5号(1954/02/26、3期、自由党)

○津島壽一君 今の問題に関連して、今の度数制に変更するというようなことは、電話料金の料率の規定で、まあ附表のようなものが付いておつたのですが、それには何も関係なしに、実際問題として公社のほうで今の地元の了解とか何とかいう問題は別として、法規上の問題はないのですね。自由にやれる。

第19回国会 電気通信委員会 第10号(1954/03/24、3期、自由党)

○津島壽一君 今度のこの受信料の値上げについてもつとはつきりと、こういう必要があるから、これかけは絶対必要だという説明をお伺いしたいのです。これはまあぼつぼつと断片的には承知し、殊に今回の収支予算の資料というのがあるのですが、これをちよつと拝見しますと、どうも事業を拡張し、改善も含まれておりますが、番組の編成を充実するとか、そのためには収入が足りないから結局月幾らということに上げたということが示されて、どうも緊急な事態というか、絶対必要だという感覚が、説明の上ではできていないのですな。書面の上での説明、これは簡単ですから読上げてもいいのですが、「協会の事業計画、収支予算等におきましては、受信料……

第19回国会 電気通信委員会 第11号(1954/03/25、3期、自由党)

○津島壽一君 ちよつと退席しますから簡単に二つ質問さして頂きますが、この番組の編成ということについてちよつとお尋ねしたい。  この資料に番組編成比率というものがございまして、報道関係が一五%余とか、教養が四三%、慰安が四一%、こういうふうに出ております。これは第一放送と第二放送と併合したもので出した比率でしようか。どういう工合になつていましようか。これについて。
【次の発言】 それじや合計したもので比率を出したわけですね。そこでお伺いしたいのですが、大体私のなにで見たところでは、第二放送は教養の部分が非常に多い。それから第一放送は慰安ですね。ここに四一%、報道がそれに次いであるというわけで、第……

第19回国会 電気通信委員会 第12号(1954/03/26、3期、自由党)

○津島壽一君 今の新谷委員の御質問を拝聴して、非常に私はまあ同調するのですが、それで実行問題としては、今議題になつておるこの予算の、ラジオの建設費支出五億五千万円、この案によると、既存の設備の改修とか、研究所の拡張であるとか、そういつた費目で五億五千万円出ているわけですが、費目としては、端的に建設費勘定、建設費という費目で五億五千万円あるのですが、使いようによつては、これを経営委員会でお諮りになるならば、ほかの項目に使うわけじやありませんから、この予算の総則的な拘束には何ら関係なく、或る程度今年度から只今のような計画を立てて、そして先ずそれを実行的な予算というか、それは可能なことであると思うの……

第19回国会 電気通信委員会 第14号(1954/03/29、3期、自由党)

○津島壽一君 今のに関連してですが、放送債券は法定の限度が三十億である。それをラジオとテレビジヨンで両方合計したところで三十億限度でやろうというのか、長期借入金というものの性質ですが、これは私の見たところは、放送法の規定にはないわけですね。実体的に言えば、放送債券を発行したほうが安定し、利率も安い、今も三銭ということですから。片方は八分五厘の利子を付ける。年限もちやんときまつておる。できるならばそうしたい。放送債券が発行者にとつても有利であり、安定性がある。長期財政借入金なるものは無限と言つてもいいですか。それは予算の枠がございましようが、累次借入れて行つて、放送債券が三十億に達し、長期借入金……

第19回国会 電気通信委員会 第19号(1954/05/06、3期、自由党)

○津島壽一君 今の御説明で理由はわかつたのですが、立法の形式について、法制局あたりで問題はなかつたのでしようか。即ちこれと類似な、もう全然必要のない法律が相当あつたものを今回整理しようという、その法律がたくさんあれば、一本の法律で、全部廃止する法律を列記してやるという方法は、これは法制局の人に聞いたほうがいいでしようが、そういつた取扱、立法の形式ですね、ほかの関係のがたくさんあれば、それを一括して二十でも、三十でも、左の法律はこれを廃止するというような簡便なことはできなかつたのでしようか。それはあなたの所管じやないかもわかりませんですがね。どうも僕はこう一々の簡単な法律案を……、紙代だけでも無……

第22回国会 逓信委員会 第12号(1955/07/14、3期、自由党)

○津島壽一君 提案理由はただいま拝聴したのですが、私は二、三質問したいと思います。  私の質問のうちにあるいは意見に関するようなことを申し述べる機会があるかもわかりませんが、しかしそれは何ら最終的の見解を表わしているものではございません。ただ質疑の趣旨をよくわかっていただくというために、そういったような一部見解に属するようなことが出るかもわかりませんが、それはどうかそういった意味であるということを御了承になって、率直なる御答弁を要求したいと思うのでございます。  それでこの提案の理由は初めて拝見したのですが、今回のこの提案の基本的な考え方ですね、それはどういうものであるかということを大体わかっ……

第22回国会 逓信委員会 第13号(1955/07/19、3期、自由党)

○津島壽一君 小池さんにちょっとお伺いいたしたいのですが、あまり大した問題じゃないんです。きわめて小さいことなんですが、本案の適否を考える上において参考にしたいのですが、御覧になったと思いますが、本案の提案理由というものがございまして、第一は、両者の間の連繋協調をはかる目的という面と、第二は株価の安定、その所有というか、公社が会社の株を、十四億円という多量の株を持って、いつでもこれが処分できるのだ、それでそのこと自体が非常に株価を不安定にする、であるから株価の安定というものは必要だから、全体の半分ぐらいを公社に持たして、そうして放出の危険というか、それによって株価の不安定をなくするために公社に……

第22回国会 逓信委員会 第17号(1955/07/30、3期、自由党)

○津島壽一君 橋本さんにちょっとお教えを請いたいのですけれども、この前、私が質問した中に、電々公社の出資財産に対する評価の問題で、その評価をどうするかという場合に当って、その収益基礎によるものと、現実の価額によるものとの二本立てで評価した。これは普通の場合にそうでありましょう。しかして収益力による評価については、当時の評価委員会では大体八分五厘程度の評価基準をもって還元した価額を出した。こういうふうに承わったのですが、これはその当時として適当であったと思うので、その内容をどうこうという質問じゃないのですが、その評価の標準となる収益力という率は、将来の配当の基準となるべきものを委員会はきめたとい……

第23回国会 逓信委員会 第5号(1955/12/16、3期、自由民主党)

○津島壽一君 大蔵大臣はこの委員会に御出席がなかったのですから、私は質問をするに当って、簡単にこの委員会の経過のきわめて概略を申し述べて、大蔵大臣に一つ御質問申し上げたいと思います。  御承知のように公社法の改正案は前国会で継続審議となっております。しかし、当時この委員会では、この法案は通常国会で実質上の継続審議をしようというような話し合いが成立しておったわけです。しかるにかかわらず、本国会のこの委員会でこの問題を審査するという段取りになったことは、その後の株式市場の状況が著しく好転して、電電株式会社の株式の処分が法律の規定するところによって可能であるという事態が起ったように見えたのであります……

第24回国会 外務委員会 第13号(1956/05/22、3期、自由民主党)

○津島壽一君 私は主として大蔵大臣に御質問申し上げたいのです。ただいまの羽生さんの質疑応答を拝聴しながら、もう一ぺん念を押しておきたいと思います。  この協定の利益は端的にいえば、必要とする食糧の輸入に対する資金をアメリカからまかなってもらう、長期で低利でこれが償還できる、こういったような為替関係も一つある。第二には、この取引によって生ずる積み立てた円をもって、国内の産業開発の資金に利用できる、こういう対内的の利益もある。もう一つは、それは前回の委員会であったと思いますが、学校給食等に関しての贈与を受けるという利益を行なっておる。大体この三点にしぼるべきだと思う。  そこでまず国際収支の関係の……

第24回国会 外務委員会 第17号(1956/05/30、3期、自由民主党)

○津島壽一君 高碕長官に簡単なことですがお伺いしたいと思います。フィリピンの国会は、もう今閉会中になって、日本の国会のこの協定の承認を待って開会して承認の手続をとる、こういうふうに了解してよろしいのですか。それらについてマニラにおいて国会承認の時期とか順序というか、そういうことで何かお話し合いになったことがありますか。ちょっとそれを、向うでの了解というか、それがございましたら伺いたいと思います。
【次の発言】 そうすれば日本の国会でこれを承認をしなければ向うがそれに先だってはやらぬ、向う側の国会の承認、それをやらない、こういうお話だったわけですね。それを向うが言っておった、こういうお話ですか。

第24回国会 外務委員会 第18号(1956/05/31、3期、自由民主党)

○津島壽一君 ちょっと関連質問がありますが、よろしいですか、この点は私も疑問に思っておったから。ただいまの羽生委員の質問に関連して一つ疑問を質してみたいと思うんです。それはサン・フランシスコ平和条約の第十四条に賠償条項がある。フィリピン、インドネシアとの当初の交渉が、今日に至るまで十四条の支払い以外は賠償じゃない、という建前でずいぶん押したわけです。これは今も局長がおっしゃった通りでございます。ところがビルマ賠償協定が先にできましで、ビルマはサン・フランシスコ平和条約の加盟国じゃない。ところが単独の平和条約を結んだ。そこでビルマはサン・フランシスコ条約の十四条に拘束されないとしているのでありま……

第24回国会 逓信委員会 第3号(1956/02/07、3期、自由民主党)

○津島壽一君 郵政大臣にちょっと簡単な質問ですが、二、三ありますがきょうは時間がありませんから来週またあらためて追加いたします。  前回のこの委員会で国際電電会社の株の処分についての御報告があったのですが、それで大臣の所管事項の御説明の中にも、売却代金を公社の建設事業に充当する、こういうので今予算措置についてせっかく交渉中だ、こういう御報告がありました。それでまだ交渉中だと思いまするが、大体の御方針はこの売上代金というものをどういった費途に充当するかという方針ですね、それを承わっておきたい。というのは、すでに所管事項の御説明の中に、公社の総裁もいろいろ来年度の事業計画についての御説明の中に、た……

第24回国会 逓信委員会 第5号(1956/02/21、3期、自由民主党)

○津島壽一君 前回の委員会に欠席しましたので、委員会の経過を十分承知しませんが、すでにそういった点にも触れたかもしれませんが、二つ三つ問題を出しまして、大臣の御意向を賜わりたいと存じます。  第一は、放送法の改正という問題であります。これは前回の委員会で、相当長時間にわたって質疑応答があったように速記録の上で見たのでございます。それで前回の委員会の経過を、速記録によりますと、結論としては、本月でき得るならばという何が入っておりますが、でき得るならば本月中に素案を得て、そしてこれを一般の世論というか、識者の意見を聞いて、そして成案を得て、閣議に諮って、国会に提出する、こういうようなことが結局の結……

第24回国会 逓信委員会 第11号(1956/03/22、3期、自由民主党)

○津島壽一君 簡単な質問です。電波監理局長に御質問して、御答弁を願いたいと思います。この三十一年度の新予算に直接関係ないかもわかりませんが、全体にNHKの収支予算・事業計画等の案の取扱い方でございますが、これはこの前の委員会でも郵政大臣に質問したのですが、一般予算・特別会計の予算も含めて国会に早く提出をしたい・実際においては一月下旬になっておるのですが、NHKの予算がいつも提出がおくれる。その事情は郵政大臣で意見を付して提出すると、こういうような規定もあるから、そのためにおくれるという事情も想像できるのです炉、しかし金額は相当大きい予算でもあり、ことにこの受信料というものがほとんど義務的に、一……

第24回国会 逓信委員会 第12号(1956/03/27、3期、自由民主党)

○津島壽一君 私は梶井総裁にまず質問したいと思います。  この法律案が原案のままで国会を通過して実施されると思います、という場合を仮想しての質問でございます。そういった場合に、本法律案の実施上の措置をどうするかということについて質問をしたいのです。で、この法律案の附則を読みますと、現在大蔵省が保有しておる公社株が現実の問題としては十三万二千株ある、すなわち資本金の五分の一に相当する株式、これが収入未済でありますから、本法の実施とともに公社に返還され、そうして公社の株式となる、こういうことになるわけでございます。一方この法律案の内容を見ますと、三条の二という項には、公社の保有することができ得る株……

第24回国会 逓信委員会 第16号(1956/05/10、3期、自由民主党)

○津島壽一君 ただいまの報告で、当委員会の希望が満たされることになったのは満足するところで、ございます。その五月四日の公告の案文の内容をお持ちならば、一つ簡単にでもここで御披露を願いたいと思います。
【次の発言】 今のは売り払い公告の内容全部であったと思うのですが、あるいは入札者心得書に表われておるかもわかりませんが、一応お尋ねするのですが、無条件にある入札者がほとんど全額にひとしいようなものをあるいは特殊の委託者によって株の買い入れをするというような結果に対して、何らかこの入札方法の上においてこれを防止するような制限条項があるかどうかということであります。もう一度その趣旨を申し上げますが、競……

第24回国会 逓信委員会 第18号(1956/05/29、3期、自由民主党)

○津島壽一君 今の結果で多少私が意外に思ったことは、この落札者の中に郵政省共済組合が六十六万株のうちで六十万株を落札している、それでその事業が行えるか、こういう点です。  それでこの共済組合の運営はどうなっているか、十分調べておりませんから、一つそれと関連してお伺いしたいのですが、こういった大きな金額、数量の有価証券を取得する場合には、この共済組合で運営審議会といったようなものがあるように承わっておりますが、そういうところへ一応付議されて、それから入札するのであるか、または内部の規定で、経理の担当者は運用可能な金額の範囲内において自由にどんな株でも、どんな社債でも有価証券を取得していいというよ……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 外務委員会 第11号(1956/12/05、4期、自由民主党)

○津島壽一君 これは御参考までにお調べがあったらお聞きしたいのですが、ソ連の在外公館、ことに大使館等の場合、アジアの諸国では大体、どのくらいの規模、人員が置かれてあるか、そんなお調べはございましょうか。
【次の発言】 事実かどうかしりませんか、インドネシア大使館の双方の設置を認めたときは非常に多数の人数であった、そういうことも聞いておるのです。それに関連して、たとえば通商の事務を担当するもののごときは、向うは国営貿易というか、そういったような関係で、本来ならば日本では商社の出張といったような、駐在といったような形になるものが、大使館員というか、政府の役人がくるのであります。そういうものを加えて……

第26回国会 外務委員会 第8号(1957/03/14、4期、自由民主党)

○津島壽一君 ただいまの梶原委員の質疑なり御希望に関連しておりますから、一応外務当局に御質疑をしたいと思うのであります。  まずインドとの文化協定についての問題をお尋ねをしたいと思うのですが、外務省でこういう文化協定をなさいますが、この予算措置の面でこれはどうなっていましょうか。たとえばこういった文化協定によって相互に、教育センターとか図書館とか、あるいは美術館を設けるということについて、推進ないし便宜をはかる、こういう条約を結ぶわけですが、これは文章だけの問題ではなくて、現実にこういうものが実現されなければならん。それは政府の予算でやるのか、または民間にもそれに相当した団体があるからそれらが……

第26回国会 外務委員会 第9号(1957/03/19、4期、自由民主党)

○津島壽一君 非常にこまかいことですが、この職員の語学の問題ですが、アジア・アラブ諸国が非常に外交上重要になったと、これは戦前と非常な変化だろうと思うのです。それでこれらの国々に駐在する大使館または領事館等の職員に、日本人のまあ外務省の役人ですが、その国の言葉についての修練というか、そういうことはどうやっているかということをまあ伺いたいんです。それをお聞きするに当って、ちょっと説明を加えたいんですが、まあ英語とかフランス語、ドイツ語、または中国関係で中国語というような、非常に奨励され、学校においてもこういう語学の修練の課程というものはずいぶんあったと思うんですが、戦後になって東南アジア諸国、い……

第26回国会 外務委員会 第17号(1957/04/30、4期、自由民主党)

○津島壽一君 私は、去る四月二十二日に日本社会党の訪中使節団と中共の政府当局との間で合議されて発表されましたいわゆる共同声明と申しますか、共同コミュニケと申しますか、その中に現われた問題の中で、特に重要であると思う問題について、政府として所信をここで表明願いたい、こう思う次第でございます。問題は非常に多いのでありますが、時間の関係もございますので、これを簡略にいたしまして、まず第一に日中国交の正常化の問題、これは非常に重大だろうと思います。第二は、関連して対中共貿易の問題。また第三は、いずれも関連を持っており、また非常に重要でありますが、台湾との関係の問題第四は、いわゆる集団安全保障の問題。最……

第26回国会 外務委員会 第18号(1957/05/07、4期、自由民主党)

○津島壽一君 これは昭和の初期に署名された条約なのですが、それが今ごろになって、三十年もたって批准する、こういうのですが、その間の事情も御説明があったようですが、まだほかに日本政府がこういったような国際条約に署名して、戦前あるいは戦後にそのままになっておるようなほかの条約、協定があるのでしょうか。他に事例がこれというようなものですね、そうしてまた同時にそれに関連して、すでに戦前に署名したその条約、協定が、今日でもなおこれを批准して実施するということが望ましいか、適当であるかというものが残っておるか、署名したけれどもそれは現在の時代にはもう全然無視していいのだ、というようなものもあるかもわからぬ……

第26回国会 外務委員会 第19号(1957/05/09、4期、自由民主党)

○津島壽一君 今のに関連して。この種の規定は、ほかの文化協定ですね、東洋のほかの国との、あるものもないものもあるのですが、何か特殊の意味があるのでございましょうか、第十条の規定は。私の聞きたいのは、相互の国民の旅行の便宜をはかると、こういうことが文化というものに直接つながりがあるか。そうでなしに、一般的に相互理解をするといったような、広い意味の目的というものがここに含まれておるというのであるか。文化に関連したる相互の国民の旅行を奨励し、または便宜を与えるという意味ですか。だれでもいい、そういうものに関係ない者でもこの規定が適用される、便宜を与えるという以上は、何も書いてないのであれば別ですが、……

第26回国会 内閣委員会 閉会後第5号(1957/09/11、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) ただいまの駐留軍労務者の退職資金の問題、これは私の方の所管でございます、調達庁の所管でございますから私から便宜お答えいたします。駐留軍労務離職者の退職資金の問題は長い間の懸案でございましたが、幸いにして新労務契約が十月一日から実行になることになりました。この中に退職資金の増額のことも書いてございます。その他労務管理についてのいろいろな希望が盛り込まれた契約ができたわけでありまして、実施は十月一日となっておりまするが、退職資金に関する限りはさかのぼって七月三十一日から適用する。こういう規定でございまして、これは駐留軍労務者組合においても十分了承してこれが決定した、こうい……

第27回国会 内閣委員会 第2号(1957/11/05、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) お答えいたします。仰せのごとく、ICBMまた人工衛星の発射等によって、外交上また防衛上に非常に重大な変化が、世界全体に表われてくるということは想像にかたくないと思います。そういった全体の問題を離れまして、御質問の点は、わが国の防衛方針ないし体制の問題がどうなるか、従来の方針に改変を加うる必要はないか、こういった点であることを想像いたすのでございますが、基本的に申しまして、今日のわが国の国力あるいは国情といったものを考慮いたしまして、防衛体制に非常に大きな変化を与えるということが適当でないという事態にあると思うのでございます。すなわち基本的には一国を防衛するのに自国の手……

第27回国会 予算委員会 第2号(1957/11/08、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) ただいまの御要求ですが、実は私までそういった資料要求があったということは実は今聞いたわけでございまして、その事情を十分私は聞きまして適当に一つ処置したい、こう思います。初めて伺ったわけであります。
【次の発言】 お答えいたします。この著書そのものではございませんが、「フォーリン・アフェアーズ」に出ましたダレス氏の論文は熟読いたしました。なおまた、防衛庁といたしましては、幕僚初め、この問題については非常な熱心な研究を続けておる次第でございます。なおまた、これに付随して申し上げますれば、技術の研究面、科学研究の部面は、御承知のように技術研究所があるわけでございまして、これ……

第27回国会 予算委員会 第4号(1957/11/11、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) お答えいたします。  第一点は、最近の新兵器においてアメリカがソビエトに先を許しておるという点でございます。その点は、ICBMの実験に関する限りは、明らかにソ連が一歩先んじたということを認めます。しかし、当面の事態と、ここしばらくの間においてこれらの状態がどう調整されるかという問題が残っているわけでございます。結局においては、この新科学兵器の進歩は非常に飛躍的な発展段階でございまして、科学技術においても、将来両陣営がおのおのその研究を重ねた結果において、適当なバランスを保つようになるものと期待されておるのが、全体の観測でございます。  第二の点でございますが、米駐留軍……

第28回国会 決算委員会 第19号(1958/04/04、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) 防衛庁の予算の執行及び経理につきましては、過去の事例にも徴しまして、特に隊員の規律の厳正、また機構の粛正、経理調達の適正といった点について、非常な努力をして参ったのでございますが、ただいまいただきました当委員会の御警告の趣旨につきましては、今後これに沿って最善を尽して是正改善の努力を傾倒いたしたいと存ずる次第でございます。何とぞ御了承下さるようにお願いいたします。

第28回国会 内閣委員会 第3号(1958/02/18、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) 法律案についての提案理由の説明をいたします前に、ちょっとごあいさつ申し上げます。  私、去る九日以来、発熱のために一週間引きこもり療養いたしました。その間、国会に出席することもできませんで、皆様方にはなはだ御迷惑をかけたことを恐縮に存じております。幸い全快いたしまして、昨日より出仕いたしております。このことをおわびかたがたごあいさつ申し上げます。  防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案の提案の理由及び内容の概要について御説明申し上げます。  最初に、防衛庁設置法の一部を改正する法律案について申し上げます。  政府は、現下の情勢に対処し、……

第28回国会 内閣委員会 第4号(1958/02/20、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) 三十三年度の防衛庁予算について、まずもってきわめて概略を申し上げます。詳細にわたりましては、山下経理局長から説明することにいたします。  三十三年度の防衛庁予算は、お手元にありまする資料に示してあるように、総計千二百億六千万円ということに相なっております。三十二年度予算に比しましては、約百九十億円余りの増加でございます。しかしながら、三十二年度予算には、三十一年度から未済繰り越しとして百四億円が追加されまして、現在それを執行しておるわけでございまして、そういう意味におきまして、実質的には三十二年度予算は千百十四億円となるわけでございます。従って、その千百十四億円に比し……

第28回国会 内閣委員会 第7号(1958/03/04、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) ただいま議題となりました防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由並びに内容の概要を説明申し上げます。  政府は、今般人事院の勧告の趣旨にかんがみ、一般職の国家公務賃に新たに通勤手当を支給するため、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を提出いたしましたが、防衛庁職員に対しましても一般職の職員と同様に通勤手当を支給することといたしますとともに、この機会に、昨年末行われた期末手当の増額に伴いまして航空手当等の額の俸給日額に対する割合の最高限度を改める等必要な措置を講ずることとし、本法律案を提出した次第であります。  次に、本法律案の……

第28回国会 内閣委員会 第23号(1958/04/09、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) 三十三年度の計画といたしまして、お示しのように、陸上自衛隊において一万人、また海空において必要の人員の増加を計画したわけでございます。この計画は、根本には、御承知の国防会議において防衛の基本方針が決定され、また、今後昭和三十五年ないし三十七年にわたる防衛の整備目標というものの実行の段階において、三十三年度において実行すべきものとして適当だというものについて、予算並びに所要の法律の制定を企図したわけでございます。  そこで、御質問にありました、この三十三年度の計画が国際情勢ないしは軍事情勢に即応しておるかどうかという点でございます。根本的には、御承知のように、わが国の防……

第28回国会 内閣委員会 第24号(1958/04/10、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) 御質問の点についてお答えいたします。防衛力整備目標等の中にも、必要があればこの計画は再検討することができるといったようなことも示してあるわけでございます。三十三年度は、御承知のように、整備目標に沿い、当該年度として必要であり適当と認むる事業計画を立てまして、その線に沿って陸上その他の部隊の漸増の計画を具体化したものでございます。今後の事態につきましては、またいろいろな情勢の変化その他の関係を考慮いたしまして、必要の事態ありと認めたならば、これに対して再検討を加える、そのことについての考慮を加えるということになるわけでございます。ただいま、再検討をするということを今日の……

第28回国会 内閣委員会 第25号(1958/04/11、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) 防衛庁設置法の一部を改正する法律案の提案の理由並びに概要について御説明申し上げます。   政府は、行政機構改革の一環として、調達庁を防衛庁の所管のもとに置くことといたしました。   調達庁は、駐留軍が必要とする施設区域及び労務を提供し、また駐留軍から需要を解除された施設区域を保管、返還もしくは処分し、または駐留軍の行為により生じた損害に対する補償請求の処理等を主たる任務とするものであることは、御承知の通りであります。   これら施設区域及び労務の提供等の業務は、わが国の安全に寄与するために駐留する外国軍隊の任務の遂行を円滑ならしめるために行われているものでありますが、……

第28回国会 内閣委員会 第26号(1958/04/14、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) お答えいたします。こういった案はなぜ早く出さなかったか、今回になって出したがどうだと、こういうのが第一点だったと思います。御承知のように、調達庁の事務は、戦後、また講和条約の制定後から、現在の組織が発足したわけでございます。その初めの段階においては、申しますれば、比較的防衛庁の機構も非常に小さいものであり、また一方、調達庁はその事務が非常に多かったという実情でございます。しかも、労務問題等について非常に重要な点があったというような関係から、労働大臣が担当大臣になった時代がございます。昨年から、私の記憶によれば、防衛庁長官たる国務大臣が担当大臣をすると、こういうようにな……

第28回国会 内閣委員会 第27号(1958/04/15、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) 御指摘のように、防衛庁予算に対する決算の会計検査院の検査等によりまして、工事その他調達部面において不当と認められるものが相当件数指摘されております。これらにつきましては、三十年度についても決算委員会において御警告があったわけでございまして、私はこれに対して遺憾の意を表して、その警告の趣旨に従いまして、今後改善、刷新を期するということを表明したわけでございます。三十一年度についても、現に御審議中の決算報告書においては、若干のそういった同様の事実があるわけでございます。これに対しては、まだ決算委員会の審査は終了いたしておりません。しかし、いずれにいたしましても、こういった……

第28回国会 内閣委員会 第28号(1958/04/16、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) ただいまの日米の安全保障関係または共同声明等に関する質問から、本国会において……。沖縄に対する侵略攻撃が行なわれた場合にどういった措置をとるかということでございます。これは総理からこの委員会でお答えがあった通りでございまして、元来が主権の潜在しておる沖縄でございまして、従って、理論的にはわが国に侵略するといったようなことになるけれども、現状においては施政権を持たない。従って、その防衛は米軍が担当しておる。従って、その防衛は米軍が当るが、万一――これは仮定の問題として答えたと私は記憶しております。万一、米軍がこの防衛をやらないで沖縄の危機を生ずるといった場合に、主権の潜……

第28回国会 内閣委員会 第30号(1958/04/18、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) 防衛の整備目標は、ただいま総理からお答えいたしましたように、陸が十八万、三十五年度まで。なお、海につきましては十二万四千、これは船艦の完成は三十七印度に完成する予定であります。なお、航空機については千三百余機でございますが、これまた最終年度、完成を見るのは昭和三十七年度。これだけで一応わが防衛の根幹というものができる、こういうのが、国防会議で種々検討した結果の結論でございます。三十三年度におきまして、本案においては陸一万、その他、空六千七百、また海においては二千人程度のものが、人的には増員になっております。陸につきましては、十八万の構想は、大体六管区四混成団、すなわち……

第28回国会 内閣委員会 第31号(1958/04/21、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) 私から総理の御答弁補足をして、またお尋ねの点についてお答えいたします。  第一点は、災害出動の関係でございます。これは御承知のように、わが国は非常に災害の多い所でございます。その意味において、昨年中も相当の多数の自衛隊員をこのために派遣いたしました。御指摘の南の鹿児島方面の何か鉄道の関係ですね、これは大体都道府県の知事の要請を待って行くということに相なっておるのでございまして、当時五万五千の自衛隊員を延べ発動したというわけで、相当その目的は達したように思いまするが、御指摘の点については、なお十分研究いたします。  なお、施設部隊の土木工事等に対する委託を受けての工事、……

第28回国会 内閣委員会 第34号(1958/04/24、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務長大臣(津島壽一君) お答えいたします。  防衛力整備計画が完成した後におけるわが国の防衛の能力という問題でございますが、これは資料に概略したためまして委員会に提出いたしましたから、大体これによって御承知下さることと存じます。要すれば、今後の外国からの侵略その他に対処するために、自衛の実力行動をするということは、この侵略の様相、時期、程度、装備、そういったものに非常な関係があるわけでございまして、一がいにこの程度のものはできるということは、これはそのときの事情、そういった侵略の様相等に非常な関係があることでございまして端的にこうだという、いわゆる一がいにこうだということは申し上げかねるこ……

第28回国会 予算委員会 第8号(1958/03/08、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) お答えいたします。調達庁関係といたしましては、地方におけるこれらの労務の関係において管理の委託という経費で、三十三年度にも手数百万を計上いたしております。将来基地が全部なくなるということは、これはなかなか先のことだと思いますので、こういったような経費というものが、今後も、金額は別といたしまして計上されて、この部面の仕事を推進したい、こう思っております。
【次の発言】 駐留軍労務者の離職に当りましては、駐留軍と調達庁との間に締結されました労務基本契約に基きまして、一定額の退職資金を出すことになっております。その額は一般の公務員に比較して決して低いものじゃございません。ま……

第28回国会 予算委員会 第9号(1958/03/10、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) お答えいたします。  在日駐留軍の撤退につきましては、日米共同声明にありますように、まず陸上部隊、戦闘部隊は大幅な縮減をし、明年度すなわち今年度でございますか、今年でありますが、全部撤退する、こういうことになります。その他の陸軍につきましては、補給関係、これには触れておりません。なお、海、空についても日本の自衛隊の増強に伴って撤退をする用意がある、こういうことが声明の中にうたってあるのであります。現実問題としては、まず陸上部隊第一騎兵師団、また第三海兵団等の撤退は昨年末に完了いたしまして、補給部隊は残っております。従って今日までのところは、一万数千の陸上部隊がすでに撤……

第28回国会 予算委員会 第10号(1958/03/13、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) お答えいたします。防衛庁予算三十三年度は、通信器材、これは施設、器材の全部の中の、六十九億の中で約四十二億三千九百万円というものが通信器材に利用されるものであります。
【次の発言】 お答えいたします。まず第一には、施設整備費というものが二億五百万円ばかりでございます。これは各部隊における通信施設の据付工事であるといったような、主として工事費でございます。二億五百万円ばかりでございます。それから通信の維持費でございます。これは陸上並びに海上、航空、三つにまたがっております。この経費は、陸上においては五億九千二百万円、また海上七億四千万円、航空自衝関係が六億九千六百万円、……

第28回国会 予算委員会 第11号(1958/03/14、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) お答えいたします。第一点は、こういった軍事情勢、科学の進歩に応じて、自衛隊の新装備、また科学研究がどうなっておるかということであったと思います。これは御承知のように、防衛庁におきましても、数年来科学研究、すなわち技術研究所を置きまして、相当研究を進めてきたのでございます。しかしながら、最近の情勢に応じまして、特に来年度予算においては、これに要する経費も相当多額を計上しました。また陸、海、空自衛隊の関係においても、装備の改善ということで、これらの研究開発の経費を計上いたしております。全体といたしましては、技研の、技術研究所の予算は全体が十九億一千百万円を計上いたしており……

第28回国会 予算委員会 第12号(1958/03/15、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) お答えいたします。昨年の秋のソ連の発射しましたICBMその他人工衛星、これに伴って米国においても各種の中距離ないしは長距離の弾道弾兵器の実験、またはその実用化に向っておるという事実は、お説の通りでございます。このことが世界の政治並びに軍事上に与えた影響も非常に大きなものがあるということは、おっしゃる通りだろうと思っております。現にその後の国際間のあらゆる会議において、また、最近の外交の関係における交渉において、こういった事態から生じた幾多の問題が現に討議され、交渉され、また、論議されておるという実情でございます。これらの点について一々申し上げる必要はいかがかと存じます……

第28回国会 予算委員会 第13号(1958/03/17、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) お答えいたします。  米駐留軍の基地等に対して日本側で、何というのですか、調査権と申しますか、そういったものを持てば、この問題ははっきりするじゃないかと、こういう御質問であったと思います。これはもともと日米間において、お互いに信頼し、そうして相互理解の上にあらゆることが行われておるわけでございます。具体的にそういったような調査権と申しますか、そういったものを持って、その法律上の権利でどうこうするということは、私はあまり望ましくないと思うのでございます。
【次の発言】 お答えいたします。御承知のように、米軍の配備、また使用等については、日米安保委員会において協議しよう、……

第28回国会 予算委員会 第14号(1958/03/18、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) 私は、その話はまだ聞いておりません。
【次の発言】 防衛庁の関する限りについて、ただいまの御質問にお答えいたします。米国側の域外調達、日本で調達する場合を域外調達と申しますが、それは自衛隊でこれを供与物資として受け入れるといったものだけについて、防衛庁は間接直接に関係があるわけでございます。その他一般に米側が諸外国に、あるいはこれか送るとかいったようなものを日本で調達する場合の域外調達というのは、一般の民間と、あるいは米国側の、こちらにいる代表かあるいは本国にいるものかは別といたしまして、それの交渉になりまして、防衛庁といたしましては全然関与いたさないのでございます。……

第28回国会 予算委員会 第18号(1958/03/27、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) 防衛庁長官といたしましては、自衛隊の行動は、現在の自衛隊法、防衛庁設置法に基いてやるわけでございます。この法律においては、外部からの直接間接侵略に対して、自衛隊というものは出動をする、こういうことになっております。従って現在の法規のもとにおいては、海外派兵ということは、これらの目的に沿わないというような場合には実行できぬわけでございます。
【次の発言】 これは参議院においてもり海外派兵に対する御決議もございます。こういったような御決議の趣旨を尊重して善処したいと思う次第でございます。
【次の発言】 ただいま総理からお答え申した通りでございます。自衛隊の装備の改善という……

第28回国会 予算委員会 第19号(1958/03/28、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(津島壽一君) お答えいたします。足らないところは外務大臣からお答え願いたいと思います。領空侵犯につきましては、仰せのごとく昭和二十八年一月にマーフイ・岡崎外相の交換公文、往復書簡と言っておりますがございます。これによりまして、当時はわが航空自衛隊というものがないのでございます。そのために領空侵犯があった場合の措置として、こういったような往復書簡が出てきたわけでございます。しかしその後特に最近それが航空自衛隊の育成が進みまして、当然にわが領空における侵犯という問題に対しては、当然に自衛隊が担当すべきものだと思っております。従ってまず可能な限度においてこの領空侵犯の措置を防衛庁長官は部……

第31回国会 外務委員会 第6号(1959/02/26、4期、自由民主党)

○津島壽一君 かすかに聞こえます。(笑声)

第31回国会 外務委員会 第7号(1959/03/03、4期、自由民主党)

○津島壽一君 全体的のことをちょっと伺ってみたいのですが、東南アジア諸国との二重課税の回避、脱税防止の問題は、非常に重要だと思って、私は、これが実現を希望して参った者でありますが、パキスタンとの条約締結は、まことにその意を得たものだと思っております。パキスタン以外に、東南アジア諸国のうちで同様の条約締結の交渉が現に行われておるか、または行われているとすれば、その見通し、今後の全体の方針でございますね、それを一応御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それは非常にけっこうなことですが、しかし、実際に当ってみると、このパキスタンとの条約のごとく非常な包括的な完全なものでは、相手国によってはなかな……


5期(1959/06/02〜)

第37回国会 建設委員会 第3号(1960/12/20、5期、自由民主党)

○津島壽一君 本案について、二つばかり政府当局に質問したいと思います。迫水長官から御答弁願いたいと思います。  第一点は、第十三条の規定でございます。これは実行については政令で規定するという建前になっておるわけですが、政令の内容が示されてないわけですから、一体どういうような方法で県を指定するか、また率ですね、負担割合をおきめになるか、まずその方針をここでお示し願いたい、こう思うのですが、いかがですか、第十三条の場合ですね。
【次の発言】 ここで私はちょっと意見を述べて、御研究願いたいと思うのですが、こういった場合に、四国の総合開発計画は非常に狭い地域です。で総合開発でやるから、関連事業が非常に……

第38回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1961/08/31、5期、自由民主党)

○津島壽一君 道路交通の問題で若干質問したいと思いますが、その第一は、道路交通対策の総合性といいますか、総合的にやる、こういう問題であります。この問題は、道交法の審議の過程において非常に大きな問題になって、附帯決議までも作ったわけでございますが、そののち、その対策としては、ここに配付された資料を見ますと、内閣に――れは総理府だろうと思いますか――交通対策本部というものを設けた。そこで、十二月以来、もう八カ月もたっておりますから、この対策本部がどういう仕事をしてきたか。たとえば、何回会合した、あるいはどういう施策を立てて、それを関係省に、担当しておる部面において実施した、こういうものがどうだった……

第40回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第3号(1962/02/28、5期、自由民主党)

○参考人(津島壽一君) オリンピック東京大会の組織委員会の会長として、一言概略の準備の状況と、今後当委員会において特に御推進を願いたいと思った点について、まずもって私から申し上げてみたいと存じます。  前回の会合には、所用のために私参考人として出席することができなかったのを遺憾と存じます。これから申し上げることは、前回の会合においてすでに御審議願い、質疑応答を重ねた問題もあるかと存じますが、第一回の参考人として出席しました関係上、ここに私は総括的なことを申し上げたいと思います。特にお願いの筋でございます今日の組織委員会側から提出いたしました資料につきましては、委員長の御指名によりまして、田畑事……

第40回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第6号(1962/05/04、5期、自由民主党)

○参考人(津島壽一君) 初めからずっと聞きませんで、途中から聞きましたから、あるいはお答えが不完全だったら、ひとつあらためて申し上げます。  戸田の漕艇場の問題についていろいろ御心配いただいてまことに感謝いたしております。この問題につきましては、時期的の考えもあり、早く工事に着手するという必要な面もあり、またこれを完全にするということについては、われわれ変わらざる気持を持っております。しかし、あらゆるボートなりほかの競技場も、全体の計画を立てて全貌を出していくという建前が今必要に迫られておるわけでございます。したがいまして、戸田漕艇場につきましては、せっかく拡幅その他のコースの工事については予……

第40回国会 地方行政委員会 第5号(1962/02/08、5期、自由民主党)

○津島壽一君 交通問題は、現在の、私は、大きい言葉でいえば最大の問題である、こういって過言でないと思います。しかし、その対策なり措置は非常に広範にわたっておると思うのです。したがいまして、これらの点については、同僚の委員の方々から、いずれ御質疑また意見の開陳があると思いますので、私は、主要の点四点ばかりについて、御当局に質疑を試みたいと思のであります。その前に、質疑でありませんが、ちょっと一応私の見ておるところを申し上げるほうが御答弁にも非常に関連があると思うものでございますから、一言それを申し上げたい。御承知のように、交通問題については、新道交法が実施されて、昨年は何とかこれでいけそうだとい……

第40回国会 地方行政委員会 第7号(1962/02/15、5期、自由民主党)

○津島壽一君 関連して。今の拳銃の所持、スポーツ関係のことでちょっとお聞きしたいのですが、私もちょっと聞いておりますけれども、推薦といいますか、こういう者が拳銃を持つことが競技上必要だと、こういう申し出というか、推挙するものは、これは日本体育協会とか、あるいはちゃんとした組織体、県でいえば県の体育協会長とかいうことに内定しているのじゃないでしょうか。手続の問題ですがね。ちょっと文章にも書いてありますが、具体的には出ておらぬので……。
【次の発言】 地方のなには、やはり県の体育協会から直接には推挙できない、結局日本体育協会でまとめて、そこで一本で、スポーツのための拳銃の所持、競技に参加する具体的……

第40回国会 地方行政委員会 第10号(1962/02/27、5期、自由民主党)

○津島壽一君 資料を要求したいんですが。  この法律案につけ加えておりまする関係資料という中の第一ページに、交通局関係という表がございますね。この分で最後の欄の、運転免許受験者数というのがございますね。三十二年から三十五年、これは試験を受けた者の数で、これも参考にならぬとは言えないんですが、むしろ運転免許を得た者、その数が毎年どのくらい増加しておるか。これは八百九十万も受けたということですが、試験をパスした者、その分を年度別に、つけ加えてけっこうですから、それを知りたい。  それからこの表のあとを見ますと、三十六年度以外がずっと出ておりますから、ここへ加えてもいいのですが、この表の形式で三十六……

第40回国会 地方行政委員会 第11号(1962/03/01、5期、自由民主党)

○津島壽一君 ただいま配付いただいた私の要求した資料の計数でございますが、ちょっとこれについて質問したいと思います。  自動車の運転免許の受験者、それから合格者、現在数毛あるようです。それでこの数字を見ますと、三十六年がまだ入っていないわけで、私は非常にそれが知りたかったのですが、ないですが、まあ大体想像し得ると思うのですが、要点は、自動車の免許試験は、非常に受験者は多いが、同時に、合格者の数が非常に多くなってきておるのじゃないかという感じを受けるのです。それは検査は厳密にやるということは間違いないと思いますが、この表を見ましても、三十二年、三十三年、三十四年と出ておりますが、三十二、三、四年……

第40回国会 地方行政委員会 第16号(1962/03/20、5期、自由民主党)

○津島壽一君 大臣に、ちょっと簡単な質問ですが、この法律案は、前回伺ったところでは、時期が四十二年を終期としてやるということなんですが、これは実行の順序、段階というものを非常によく選択していただかなくちゃならぬと思う。特に例示すれば、東京でございます。東京都あるいは大阪ですね。これは現在どうなっているか。私も十分注意して見ませんが、町名ですね、家の表示のいわゆる番地というものは別として、町名すらも十分はっきりしていないというのが、これはもう諸外国から来た人が非常に不思議がっていることです。それで、こんなことを言っている。昨晩も有名な外人が四、五人来まして話したのですが、何の感想があるかと言った……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 オリンピック準備促進特別委員会 閉会後第1号(1962/09/13、6期、自由民主党)

○参考人(津島壽一君) 委員長の御指名がございましたので、今回のアジア大会に関して、現地の実情、また、この間に処して日本選手団としてとった態度、主としてオリンピックとの関連において重要だと思われる点を、ここに御報告申し上げます。  問題はいろいろございまするが、これをしぼりまして、第一点は、この大会に日本選手団が参加したということについての事情の報告、第二は、国際陸上連盟、すなわち一AAFの警告に関する件でございます。なおこのアジア大会を他の名義に変更して、いわゆる国際競技大会の形態、性格をとるといったような問題すなわち、これを会名変更問題と申しますか、これについて申し上げます。最後に、日本の……

第41回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第3号(1962/08/17、6期、自由民主党)

○参考人(津島壽一君) オリンピック東京大会の組織委員会の会長でございます。本委員会においてオリンピックに関する推進の調査をなさっていることについては、まことにわれわれとしては力強くありがたく思っているところでございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  さて、ただいま委員長の御指名がございましたので、まず私から、オリンピック東京大会の非常に今重要な各種の問題がございますが、その概略を申し上げます。今日まで大体どの程度に進行しているか、今後の問題点はどういうものがあるか、こういうことについてお話を申し上げます。  そのお話をいたしまするにつきまして、あるいはもう御承知かと思いまするが、組織……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1963/02/08、6期、自由民主党)

○津島壽一君 委員長からの御指名がございましたので、この機会を拝借いたしまして、一言御礼の言葉を申し述べさしていただきます。  不肖私、三年半ばかり日本体育協会の会長、そして同時に東京オリンピック大会の組織委員会会長を勤めたのでございます。その間におきまして、当委員会の委員長、また委員各位から格別の御指導御鞭撻を賜わりましたのでございます。不敏でありましたが、幸いにしてその間準備も本格的に進行いたしたということにつきましては、この機会に厚くお礼を申し上げます。  なお、ただいまごあいさつがございましたが、石井体協会長、また安川組織委員会会長、非常にりっぱな方でございますので、私もその驥尾に付し……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第6号(1963/03/19、6期、自由民主党)

○津島壽一君 ちょっと関連して。私簡単で、たいした意見でもないのですが、ちょっと伺っておきたいと思うのです。それは岡田委員の触れた点でちょっと最後まではっきりしなかった点をもう一ぺんはっきりさせたい、こういう趣旨であります。承っておりますと、公社の側では使用料ということなら出してもいい、金額は別ですよ、オリンピックのマークを使うために使用料ならやってもいい、こういうように私は承ったのです。ところが、それは資金財団のほうではマークを使ったものについての使用料に直接関連のあるものとしては、これはオリンピック規定の上からちょっと困る、使用料としてはちょっと困る、こういうことじゃないかと思うのです。そ……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第10号(1963/06/28、6期、自由民主党)

○津島壽一君 ちょっとお伺いしますが、今の質問を聞いておりまして、最後の結論的なことですが、組織委員会への配分額、体協への配分額というものが将来若干増加することもあり得る、そういうようなお話でございました。そこで、この調達見込みによってそれが不足をするようなことはないかという点でございますね。これははっきり答えられない段階だと思いますが、私はちょっと感想を述べて、この表を見て、ひとつ資金財団の考え方がどうかということを伺いたいんです。  それは、この表を見まして、三十七年度は、予算だけれども、実績はここにくるだろう、とすれば十億二千万円入る。項目によって若干の増減はあるけれども、十億二千万円ぐ……

第43回国会 大蔵委員会 第11号(1963/02/28、6期、自由民主党)

○津島壽一君 ちょっと銀行局長にお伺いいたします。今度の改正案の三条の中で、五項の二号の趣旨をちょっと御説明願いたいと思いますが、すでに説明していたらよろしゅうございますが。つまり、日本に支店を設けない保険業者と契約する場合に、ほかの契約ができて、それが同等または有利な条件である場合は大蔵省は認可しない、許可しないと、こういうのですが、同等という場合でも許可しないわけですか。それが質問のポイントですがね。
【次の発言】 その同等の場合でもこの法律で許可しないとすることが、はたして妥当かどうかというわけなんです。もしこういうことが書けるなら、有利な場合には、ほかの日本の会社――許可を受けた、認可……

第43回国会 大蔵委員会 第22号(1963/03/28、6期、自由民主党)

○津島壽一君 外貨公債の発行に関する法律案、これできわめて簡単な質問を二つ、三つしたいと思いますが、簡単に御答弁願います。  その第一条ですね、これは外貨公債のいわゆる起債法というか、発行に関する基本の条項なんですね。これが原案では、起債の限度は「予算をもって、国会の議決を経なければならない。」、予算できめれば起債法はもう要らないのですね。そういう意味だと思うんです。それで、私は、これは非常に便利で、いわゆるビジネスライクだと思うんです。予算で通ったから、それにちゃんと外貨債発行と書いてあるから、二重の手間を必要としないという考え方だと思うんですが、しかし、従来、起債ということは非常に重要視さ……

第43回国会 大蔵委員会 第32号(1963/07/06、6期、自由民主党)

○津島壽一君 大蔵大臣に簡単な質問をしてお考えを聞きたいのですが、簡単ですけれども、事柄は非常に重要だと私には思われるのです。それは明治三十二年の第一回四分利が満期になってどうするかという問題は大きい問題だったと思うのです。それがこの公債の発行されたロンドンで発行の見通しがついたということは、私は非常にいいことだと思うのです。五分利貨債の現金償還をやった際から、私は、どうしてもヨーロッパ市場に日本政府が往年の信用を確保して、こういったような市場が再開されるという道を開かなければならぬ、こういう気持であったのですが、今日その実現の機会を得たということについては、私は非常に敬意を表するものです。 ……

第44回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第1号(1963/10/18、6期、自由民主党)

○津島壽一君 ただいまよりオリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条によりまして、年長のゆえをもちまして、私が選挙管理者となって、委員長の互選を行ないます。  つきましては、互選の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの西田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、さよう決定して、委員長選任につきましては、私から加賀山之雄君を委員長に御指名いたします。(拍手)
【次の発言】 これは質問じゃないのですけれども、今後の専売公社の関係の法律は、私はこれは大蔵省本省のほうにお願いしたいのですが、営業ですから、多少法律に……

第45回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第1号(1963/12/04、6期、自由民主党)

○津島壽一君 ただいまからオリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が選挙管理者となり、委員長の互選を行ないます。  つきましては、互選の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの河野委員の動議に御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、私から加賀山之雄君に委員長をお願いいたします。(拍手)

第45回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1963/12/16、6期、自由民主党)

○津島壽一君 関連して。事務総長に伺いますが、この間の組織委員会が十三日金曜日ですね、あのときに組織委員会の席上ではいまの資料が出たようですが、あれはもう外へと――いうか、こういう委員会に早くお出しになってもいいんじゃないかと私は感じるんですがね、あれは報道機関にも同様に配付されたように私は想像したんです。  第二に、資料ですが、先ほど選手強化の関係で新しい目標なりのあれが出ましたね、詳細な報告が、白書というか。あの分も一般にもうあれ出たんじゃないかと思うので、きょうの御質問もあったようなわけですから、資料として当委員会に二つ揃えてお出しになったほうがいいんじゃないかという感じがしたんですが、……

第45回国会 大蔵委員会 第3号(1963/12/16、6期、自由民主党)

○津島壽一君 それじゃ、総裁に簡単にお尋ねしたいのですが、この間総裁はヨーロッパのほうをお回りになりまして、BIS、国際決済銀行、これに参加するというか、また昔の地位に返るかという問題、大きい問題だろうと思うのです。その点について、この機会に簡単に総裁の見たところなり情勢をお話し願いたいと思うのです。
【次の発言】 よくわかりました。それで、これは希望ですから、どうなるかわからぬことだと思いますが、そのBISができた時分から日本は非常に協力し、この機構をつくるにあたっても、またその後の運営でも、非常な重要な役割りを占めていた。いま開放経済というか、為替・貿易の自由化とか、あるいはいろいろな国際……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第4号(1964/02/19、6期、自由民主党)

○津島壽一君 ただいま河野委員からも御質問がありましたが、委員長のお指図で、私からもオリンピック記念銀貨の発行という問題、これは新聞で報道したところによって承知しておるので、実際はどういうことが御決定になり、今後どういうやり方をやるかということについて、一応大蔵当局からひとつ今まで決定したり、また今後やろうということについて御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 いまの報告で大体要領は尽きておると思いますが、実はいま理財局長からの御報告の中にあったように、この問題は先月の十四日の組織委員会で提案されまして、政府側は総務長官がおられ、大蔵大臣はおられませんでした。そのとき委員会の決議をしたわ……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第5号(1964/03/23、6期、自由民主党)

○津島壽一君 関連ですから……。  いまの金メダルの販売の時期でございますね。これは、この前のローマのときに、金でつくったメダルを光り出して、これは会期中に売っておりました。私も買って帰ったわけです。それは海外から来た人は、何というか、持って帰って見せるのに、また特に友人というか、そういった者にもおみやげとして。しかし、われわれは金が高いものですから、そうはよけい買えませんでしたが、それでも日本体育協会のローマに行けなかった非常な功労者の方には、贈呈の意味で若干買ったのです。そういった意味で、海外の人は、もしこういうものが出れば必ず買えるという気持ちになっておるだろうと思うのですね、情報によっ……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第6号(1964/04/13、6期、自由民主党)

○津島壽一君 ただいまの河野委員の御意見、御要望の点、適切だと思うのです。ひとつ、警備治安の関係での対策を次の委員会が開かれる時期にお取り上げ願いたいと思うのです。その機会に、警備治安とともに、交通の問題もあわせて十分具体的な準備計画を御審議願いたいと思います。交通の問題は、これは非常にむずかしいと思うのです。というのは、新しい道ができて、東京が変貌しております。そういういろいろな混雑が、また道が大きくなっても、交通は非常に困難で、そういった問題をここでいろいろ計画を承って、委員各位のこれに対する意見を盛り込んで、先ほど佐藤大臣が言われたように、閣議で決定するのだ、決定したものを御報告になるよ……

第46回国会 大蔵委員会 第14号(1964/03/12、6期、自由民主党)

○津島壽一君 時間の制約もあることですから、なるべく簡単に質問いたします。と同時に、大臣にも慎重に、また簡約に御答弁をお願いいたします。  昨日のIMF理事会において、日本がいよいよ八条国に移行するということが承認、決定されたというニュースがあったのであります。それにつきまして、これは非常に私はいいことで、喜んでいる。ここまでもってくる大臣、また関係当局のお骨折りは、非常に多として敬意を表するわけです。しかし、同時に、こういった新しい事態というか、段階に入った場合に、よほどの決心をもってこのあとのことを企画し、施策しなければならぬという感慨を深くする。  これはまあ時間をとるから、言うのもどう……

第46回国会 大蔵委員会 第16号(1964/03/17、6期、自由民主党)

○津島壽一君 時間があるようですから、二、三分、局長でもけっこうです、政務次官でもけっこうですが、この外国為替及び外国貿易管理法の一部改正法案、ちょっとすんなり読みまして、大体外貨予算関係のやつを削るという以外にあまり関係はありませんね。もっと基本的な改正も考えたことがあるのですか、全体として。ちょっとそれだけ。
【次の発言】 わかりました。

第46回国会 大蔵委員会 第30号(1964/05/07、6期、自由民主党)

○津島壽一君 ちょっと関連。いろいろ質問応答を聞きまして、私は、非常に常識的な質問を補足して少しはっきりさしたいんです。それはお答えの中にあったかもわかりませんが、土地なり家屋の価格、いわゆる不動産の価格を改定しよう、評価をですね。その場合に、税との関係においては二つの主義があろうと思うんです。一つは、上がるところもあるが下がるところもある、税金として。そこで不均衡を直すんだと。したがって、税収には影響はないんだと。税収はそのままでいく。したがって、ある程度上がったところは税金が高くなるところもあるが、その上がった限度におけるところの増収は、一方下がるところもあるので、税収全体としては、前年度……

第48回国会 大蔵委員会 第4号(1965/02/11、6期、自由民主党)

○津島壽一君 時間もありませんから、私は簡単に質問を一つだけ申しまして、状況報告を願いたいと思います。  その一つは、国際決済銀行、これは総裁よく御存じだと思いますが、日本が自由化その他の関係で、国際金融機構の中で、今後日本の対外経済のみならず対内経済についても非常な関係を持たしていこうと、こういう方針はすでに伺っておるわけですが、国際決済銀行は、あれは日本がチャータード・メンバーというか、設立委員というような役割りで昭和五年につくったわけでございます。その後、戦争になって、日本はそれに参加しないのみならず、戦後はそれから脱退してしまっておる。こういう状態でございますね。そこで、私は、日銀が中……

第48回国会 大蔵委員会 第7号(1965/02/23、6期、自由民主党)

○津島壽一君 私は、先ほどからの質疑応答を聞いて非常に遺憾であると思ったのですが、倒産した部分の企業の倒産の原因というものがあるのですが、まあ倒産したものはしかたがないんだと、しかし、生き残ったものをどう防止するか、あるいは予防するかというのが、中小企業庁のいたすべきことであるというように伺ったのですが、しかし予防するについても、すでに倒れたものの原因がどこにあったかということは私は近大な関係があると思うのです。したがいまして、資料要求としては、この東京興信所の調査、これは千万円の融資を受けている、それ以上のものということでありますが、問題の重点はもっと以下にあって、非常に気の毒な者はそれ以下……

第48回国会 大蔵委員会 第8号(1965/02/25、6期、自由民主党)

○津島壽一君 簡単なことを、何といいますか、希望を含めてお尋ねしたい。  この法律案を読みまして、私は前から考えておるのですが、巻きたばこについて、口つき、両切り、フィルターつき、大体いま三つあると思うのです。これが同じホープであっても、あるいはほかのたばこの種類についても、一々フィルターつきとか口つきとか両切りとかいうものを、減らすか増加するか、その場合場合に、価格も変わらない、それから使う葉も変わらない、質も変わらないのに、そういったものを一々法律を制定する必要があるのかということについて私は疑問を持っておる。専売公社というのは、これは営業機関ですから、一般の民間の商売と同じように、製造業……

第48回国会 大蔵委員会 第16号(1965/03/23、6期、自由民主党)

○津島壽一君 国際復興開発銀行等からの外資の受入に関する特別措置法の一部改正案、これで二、三点お伺いしたいのですが、まあ法文の順序でちょっと申し上げますが、第二条の保証契約をすることができる金額を総額できめているんですね。各借り入れ機関の別に金額は掲げないでやろう、これは非常に便法だろうと思うので、今日の事態でその必要性があるからこういう特別の法律を制定するんだろうと、これは了承するんですがね。  そこで、私が聞きたいのは、これが乱に流れますと、たとえば電電公社は幾ら外債を発行するんだろうということが予算にも出されないで、国鉄その他の機関の場合も。そして一括して何千何百万ドルは総額だということ……



各種会議発言一覧(参議院)


各種会議での発言なし。

※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

津島寿一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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