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鶴見祐輔 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

鶴見祐輔[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


4期委員会出席(幹部)TOP50
50位

このページでは鶴見祐輔参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。鶴見祐輔参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 外務委員会 第23号(1953/08/04、3期、改進党)

○鶴見祐輔君 只今の高良委員の御質問にちよつと関連するのですが、もう少し本質的なことでちよつと簡単にお伺いしておきたいと思います。丁度今度外務委員会でも議会でも事後承諾を求める条約が大分出ているのです。それは当時のいろいろな事情がありましようが、併しながら予見される場合には成るべくそういう事情の起らないように、議会を通して国民との了解を得る方法をとつて頂きたい。その一つはMSAの問題でありますが、MSAの問題が今度御交渉中で恐らくはもつと深いお話合が始まるのは議会が済んでからである。そしてこのままにいたしますと、その次の議会までに重要な御相談ができ上つてしまう。それで私が伺つておきたいのは、幸……

第16回国会 両院法規委員委員会 第1号(1953/05/27、3期、改進党)【議会役職】

○仮委員長(鶴見祐輔君) それでは只今から参議院両院法規委員会を開きます。本日の議題は委員会の互選であります。本日は本来なら最年長者である小野委員が選挙管理者とおなりになるはずでございますが、只今御病気のわけで、次の年長者である私に御依頼がありましたので、私が選挙管理者になります。御了承願います。  互選の方法は、先例によりまして選挙管理者より指名いたしたいと存じますが、如何でしよう。
【次の発言】 それでは御異議もないようでありますので、私から白波瀬米吉君を委員長に指名いたします。    〔仮委員長鶴見祐輔君退席、委員   長着席〕

第17回国会 外務委員会 第5号(1953/11/05、3期、改進党)

○鶴見祐輔君 私も今の一般的な御質問に入る前に、外務大臣にお尋ねをしてなお要求をしておきたいと思いますが、それは戦犯釈放の問題です。A級の問題は参加国全部多数でなければならないでございましようが、各国の地方別に現地で裁判された方は巣鴨に大分大勢残つておられて、もう戦争が済んでから八甲になりますから非常な困難をしておられる。御本人や家族も実にお気の毒だと私は思いますが、この人数は九百名足らずですが、一般国民に与える影響は非常に大きいと思います。和解と信頼の条約ができたと言つたあとでこの人々がまだ繋がれておる。今度初めてのこういう戦争裁判というもの自身についてもいろいろな感じを、受けた日本人のみな……

第17回国会 外務委員会 第6号(1953/11/06、3期、改進党)

○鶴見祐輔君 今外務大臣がおいでにならないようでございますが、急ぎますから特に出席を求めないで只今おいでの局長に伺つて置きますのでありますが、只今ワシントンから電報が入りましたのによりますと、昨日五日でありますから日本の今朝の一時頃であろうと思いますが、新木駐米大使が国務省のロバートソン国務次官補を訪問されまして去る三十日池田・ロバートソン両氏の共同声明が出ておるのは日本政府においてこれを認めるということをお話になつた。そうしてアメリカがこの共同声明の中にガツト加入に関して日本を援助してくれたことを感謝する。それで日本は共同再開の趣旨を受諾するというようなお話があつたというのでございます。これ……

第18回国会 外務委員会 第3号(1953/12/03、3期、改進党)

○鶴見祐輔君 私昨日参りませんのでもう昨日御質問があつたのかも知れませんが、ここに教師とありますね招聘されたる教師でございますね。これも入つておりますね。それで、臨時プロフエツサーになつて行つている場合でも入るのですか。
【次の発言】 それからもう一つ伺いたいのですが、日本から特定の場所に転々として講演するのによばれる場合もありますね。そういう場合も入りますか。
【次の発言】 ちよつとその範囲を伺いたいのですが、例えば一年間大学によばれて講演するというのは入るのですね。ところが二カ月よばれて講演する場合はどうなりますか。
【次の発言】 そうすると、向うが招聘するのですね、二カ月とか期限できめる……

第18回国会 外務委員会 第5号(1953/12/07、3期、改進党)

○鶴見祐輔君 一つお伺いしたいのですが、アメリカ側の日本の国防に対する要求が国防省の考え方と国務省の考え方が違つてはいないかどうかということを、向うの役人にお会いになつたときに何か印象をお受けになつたことはございませんでしようか。

第19回国会 外務委員会 閉会後第1号(1954/09/08、3期、改進党)

○鶴見祐輔君 私の質問は実は総理大臣おいでにならんと思つて外務大臣に要求したわけですけれども、実は総理大臣に対する質問なんでありまして、総理大臣がおいでになるかどうか、わかりませんですな。
【次の発言】 それではならんと見て御質問いたします。
【次の発言】 それでは総理大臣の質問はあとに留保しまして、外務大臣に対する、質問だけをいたします。  それは、外務大臣が最近ブラジルにおいでになるということが新聞に出ております。これはおきまりになりましたのですか、如何ですか。
【次の発言】 それでは仮定の事実ですけれども、若しおいでになるとすれば、どういう問題でおいでになるのですか。

第19回国会 外務委員会 第7号(1954/03/11、3期、日本民主党)

○鶴見祐輔君 お伺いいたしますが、今ここに出ているのでは新しくエジプトの公使館を大使館に上げる、そのほか公使館が少しできているようですし、それから総領事館、領事館ができておりますが、この機会にちよつと同つておきたいのは、これだけではきつと足りないのじやないか。経費の都合もおありでしようから一遍には請求できないから、順々に御請求になると思いますが、戦争が始つてから約十五年近い間の断層ができておりますから、外交官の変成については随分お骨の折れることと思いますが、人員の関係、経費の関係で一遍に御請求ができなかつた、それでこの機会において大体まだどのくらいおきたいという御計画か大体わかつておれば伺うこ……

第19回国会 外務委員会 第14号(1954/04/01、3期、改進党)

○鶴見祐輔君 関連質問じやないのですが、この問題で二つ問題があると思うのですが、日本とアメリカとの問題、日本対世界の問題、日本とアメリカの問題はいろいろ話が出ましたので、根本問題に私は触れるのじやないのですが、世界がどういう印象を持つておるか知りたいと思つて資料を外務省から頂きたい。それはどういうことかと言いますと、原子爆弾でも水素爆弾でも日本ばかりが犠牲になつて気の毒だ、だからこれを機会にこういう問題について今後真剣な取扱をしたいというような世論が世界にあるかどうか。それともアメリカ側におけるいろいろなことが日本の新聞に出ましても非常に断片的で我々の材料に足りませんから、日本とアメリカとの交……

第19回国会 外務委員会 第18号(1954/04/09、3期、改進党)

○鶴見祐輔君 私が御質問しようと思います点は、それは非常に根本的の問題なのでありまして、総理大臣がお見えになつたら総理大臣から伺つて次に外務大臣に伺いたいと思つたのでありますが、ちよつと順序が逆になりますがお伺いしたい。この点は今曾祢委員が非常に明快に御質問になりましたのでありますが、私のはそれと観点が少し違いますから重複しないようにお伺いいをいたしたいと思います。このMSA協定のことは重複しないように私は衆議院の記録を全部勉強して読んでみましたから、重複しないことにしてそれから本委員会においてもお尋ねになつたことは重複しないようにお伺いいたします。で私はこの問題につきましては丁度曾祢委員と同……

第19回国会 外務委員会 第20号(1954/04/12、3期、改進党)

○鶴見祐輔君 私がお尋ねしようと思つたことは前の三人の同僚議員がお触れになつておるのであります。おるのでありますが、非常に大事な問題でありますから私の観点からお尋ねをしておきたいのであります。それは幸い総理がこの委員会にお出になりましたから、根本の問題についてお尋ねをしたいのでありますが、私が第二におねしたいと思つて総理のお手許に要項を差上げておいたのは外遊の意思がおありになるかどうかということを伺つておりますのは、外遊されるかどうかということは日本の国内の情勢もあり外国の今お話のように先方の意見もございましようから今御決定はできないと思います。併し外国においでになる意思のおありになることは、……

第19回国会 外務委員会 第23号(1954/04/17、3期、改進党)

○鶴見祐輔君 私は外務大臣にお尋ねいたしますが、私の持時間が大変少うございますから、質問は極く簡単にいたしますから、大臣のほうはどうぞ長く御答弁下さい。  第一の質問は、なぜフィリピンとの賠償協定を結ぶかということであります……。もう少し申しましようか。それは二つお尋ねするわけです。一つは、まだほかにも賠償を要求しておる国々がある。そのうちに先ずフィリピンを先にとり上げたという理由が一つ。もう一つは、賠償が平和条約でいろいろ書いてありますけれども、今度政府が金銭賠償をするというはらをきめた理由を一つ伺いたい。こういうことであります。
【次の発言】 そうすると四億ドルというのはどういう内容になり……

第19回国会 外務委員会 第26号(1954/04/27、3期、改進党)

○鶴見祐輔君 ちよつとお伺いしますが、国際緊張ということがどういう範囲まで含むのでございますか。テンシヨンという字を使つてあるのでしようね、原文には。テンシヨンということはアームド・コンフリクトまで入るのですか。それともアームド・コンフリクトのメナースまでの程度でおやめになるのですか、どつちです。
【次の発言】 前にちよつとこの話が出ましたんですが、いま少しMSAの発効が遅れましたけれども、五千万ドルのはみんなアメリカ会会計年度内に取引できますんですか。
【次の発言】 最終の質問の段階に入りましたから、少し大きい問題について三つ伺つておきたいと思います。一つは概して大きくないのですが、第一はM……

第19回国会 外務委員会 第29号(1954/05/07、3期、改進党)

○鶴見祐輔君 ちよつとそれに関連してお伺いしておきたいのですが、船はどうなつていますか。どこの船で運びますか。
【次の発言】 この協定に関係なく実際どんなになつていますか。日本の海連はどのくらい。
【次の発言】 そうしますと今の数字のほかにインヴイジブル・トレードでカバーするということもあるのでございますね。
【次の発言】 もう一つ。今みかんがどのくらい出ておりますか。つまり伺うのは昭和十一年の数字と去年の数字と比べて頂いて減つておりますか、ふえておりますか。
【次の発言】 と申しますのは、日本のみかんの競争相手はカリフオルニアでございましよう。そうするとカナダで聞いたのですけれども、日本のみ……

第19回国会 外務委員会 第31号(1954/05/11、3期、改進党)

○鶴見祐輔君 私ちよつとカナダと日本の関係で、今輸出入の不均衡をお直しになるのになかなか骨が折れると思いますが、その一つの方法としてインビジブル・トレードというものをこの間もお伺いしたのでありますが、一つは移民の問題、移民が多勢行けばいろいろ送金もありましようし、こちらの品物も入ると思いますが、今お願いしておつた資料できて参つたのでありますが、それでお伺いするわけでありますが、一九二三年の協定が改訂されて、一九二八年の該総領事の通告文が出ておつた、当時カナダが百五十人といいますのは私は百三十人くらいずつ年々入つておつたと思いますが、そこで今恐らくはこの協定が再開されておらないと思いますから移民……

第19回国会 外務委員会 第34号(1954/05/18、3期、改進党)

○鶴見祐輔君 具体的に少し伺つておきたいのですがね、例えば今十八条で異議の申立はこれでわかりますけれども、これは大分時間がかかりましようね、異議の申立てをしましても。
【次の発言】 それから実際の、場合において二つお伺いしておきたいのですが、例えばアメリカで課税される率と日本で課税される率が違うものがあると思うのです、たくさんに。そうしますと、二重課税といつても例えばアメリカのほうが安ければ日本の課税を受けないからそれだけ安くなりますね。ところが日本に帰つてからそれを総合課税か何かにもう一遍かけられるということはないのですか。一遍所得したもので向うの税率で税を払つてしまえばそれで済みですか。税……

第19回国会 外務委員会 第36号(1954/05/25、3期、改進党)

○鶴見祐輔君 ちよつとそれに関連してお伺いしたいのですが、今次長のお話によれば、不確定要素ということがありましたが、不確定要素というものはどういうものであるか、列挙して頂けませんか。
【次の発言】 それだけでございますか、不確定要素は……。
【次の発言】 その不確定要素は、私は財政上とアメリカの援助だけではないと思うのですが、例えば私どもは今までの防衛に関する質問応答などを伺つておりまして、将来の計画がないということを繰返してお話になるのですけれども、日本が自主的な国防計画を立てておつた戦前では、明白に年度計画を以て計画をした。よその国もみんなそれをやつておる。なぜ日本が今日それができないかと……

第19回国会 外務委員会 第39号(1954/05/28、3期、改進党)

○鶴見祐輔君 昨日木村長官のお話の中に、駆逐艦、それから護衛駆逐艦、コンヴオイと言われておるようでありますが、そのコンヴオイの範囲とそれから内応ですね、例えば日本の普通の商船が物を逆ぶときのコンヴオイというか、それがどこまでの距離かということを大体伺いたい。
【次の発言】 私が伺いましたのは、それで端緒を得たのですが、例えば今度のインドシナの形勢から、不幸にして朝鮮のような事態が起らないとも限らない。そういう場合に、日本が南方から食糧品、原料を運んで参りますときに、日本のコンヴオイがついておるというと、それが不正に急迫した状態に陥らないとも限らないから、自衛ということが非常に広くなつて来るとい……

第19回国会 内閣委員会 第49号(1954/06/01、3期、改進党)

○委員外議員(鶴見祐輔君) 只今お手許に決議文案が出ておると思いますが、念のために読んでみましよう。  本院は、自衛隊の創設に際し、現行憲法の条章と、わが国民の熾烈なる平和愛好精神に照し、海外出動はこれを行わないことを、ここに更めて確認する。   右決議する。  これが文案でございます。それで只今御質問になりました件は、この案の趣旨ということでございますが、その前にちよつとその成行きを申上げると、なおはつきりすると思います。実は外務委員会でMSAの協定の審議をいたしておりましたときに、委員会に私もおりましたので、他の会会派の方々と御相談をいたしまして、MSA協定の本会議において可決せられる直後……

第19回国会 予算委員会 第7号(1954/03/08、3期、改進党)

○鶴見祐輔君 私はこれからこの重大な日本の転換期をも画するかも知れないような時局に臨みまして、総理大臣に国政の根本に関し、三、四の質疑をいたしたいと思うのであります。ただ私は質疑をいたします前に私の立場を申上げておきたいと思うのでありますが、今日の二院制度の建前から申しまして、私は衆議院は主として力による闘いと決定の場であり、参議院は主として理念に基く批判と解明の場であると考えるのであります。従つて衆議院においてしばしば議論をいたされました場合にも、内閣におかれてはある緊迫したる情勢下において頗る言葉を慎んで、国民の聞かんとする問題に対して意を尽さざる憾みがあつた点もあつたと思のであります。併……

第20回国会 予算委員会 第4号(1954/12/06、3期、日本民主党)

○鶴見祐輔君 私は今日総理大臣が御出席にならないという点に関しましては、病気であると副総理及び官房長官がおつしやるのでありますから、この島についてこれ以上お尋ねいたしまししも無益でありますからお尋ねをいたしません。ただ残る問題が一つある。それは只今相馬君も例を引かれましたように、濱口雄幸氏は瀕死の重体を以て議会に出られました。大正の初めに大隈重信侯は炎熱焼くがごとき日に、あの隻脚を引きずつて病をおして連日議会に出ておられました。それが国民に与えた影響は、議会政治を非常に尊重する真剣な政治家の態度であるといことでありました。今御病気のことを技術的に私は伺うのではござりませんけれども、たびたび総理……

第21回国会 厚生委員会 第2号(1954/12/22、3期、日本民主党)【政府役職】

○国務大臣(鶴見祐輔君) 只今委員長から御紹介を頂きましたように、今回厚生大臣の仕事をいたすようになりましたので、特に皆様にお目にかかりまして御挨拶を申上げたいと存じます。  私も厚生省の一番大きい仕事になつております社会保障制度につきましては、学問的な意味で門外漢として相当長い間興味を持つて研究をいたしておりましたけれども、実際上の事務を扱つたことはないものでございますから、今回厚生省に参りましても、抽象的に、原則的に学んでおりましたことを実際上どのように運用するかということについて只今各方面から教えを受けておるのでありますが、特に厚生委員会の皆様方には非常に長い間この問題について御専門の御……

第22回国会 外務委員会 閉会後第2号(1955/09/14、3期、日本民主党)

○鶴見祐輔君 ただいま海外派兵の問題が出ておりますが、実は今日理事会で、この海外派兵禁止に関する決議案を、昨年参議院の外務委員会で取り上げましたときに、この禁止決議案を出せということで、私に、提案理由を説明しろということで説明しました。これは昨年の六月二日の国会でありまして、決議案の原文は非常に短かいものでありますから、ちょっと読んでみます。  「本院は、自衛隊の創設に際し、現行憲法の条章と、わが国民の熾烈なる平和愛好精神に照し、海外出動はこれを行わないことを、ここに更めて確認する。  右決議する。」  こういう決議が出まして、そしてほとんど全会一致で通過しております。それは前内閣のときであっ……

第24回国会 外務委員会 第2号(1956/02/14、3期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 私はこの際外務省の当局者にお伺いしておきたいのでありますが、一昨日十二日の毎日新聞と日本経済新聞に日比賠償に関するまことにこまかい記事が出ております。この記事が果して真相を得たものであるのかどうか。万一さようであるならば、こういう記事がどういうわけで早く新聞に出るようになりましたか、まずその点につきまして外務省の御報告を伺いたいのです。
【次の発言】 それでは重ねてお伺いいたしますが、この新聞の記事内容については政府は関係がない、また内容が第一の点については正確であるかどうかということにも言及されない、こういうことでございますな。そういたしますと、私はさらに進んでお伺いしたいこと……

第24回国会 外務委員会 第3号(1956/02/28、3期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 ここに出ております領事館ですが、ウィニペッグとメルボルンだけしか出ていないのですが、前にはだいぶたくさんお出しになったものが削られてここに残っておるものと承知しておりますが、ちょっとこの前概括として申し上げて希望意見として出しておいたいのですが、この領事館及び総領事館をおきめになるときにテキサスのヒューストンは選考に残らなかったようですが、どういうわけですか。
【次の発言】 私ども考えておりますウィニペッグ、メルボルンとヒューストンは特段の相違だと思うのでございますね。テキサス州は政治的にはニューヨーク、カリフォルニアに次ぐ勢力を有し、経済的には現金を持っている点では、あるいはウ……

第24回国会 外務委員会 第7号(1956/04/10、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(鶴見祐輔君) それでは次に、日本国における英連邦戦死者墓地に関する協定の締結について承認を求めるの件、防衛目的のためにする特許権及び技術上の知識の交流を容易にするための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定及び議定書の締結について承認を求めるの件、日本国とカナダとの間の小包郵便約定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。  以上三件につきまして政府より提案の理由を御説明願います。
【次の発言】 ただいま御説明を願いました三件に関する質疑は次回に譲りたいと思います。速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。次に、オランダ国民のある種の私的請求権に関する問題の解……

第24回国会 外務委員会 第10号(1956/05/10、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(鶴見祐輔君) 次に国際情勢に関する調査を議題といたします。  外務大臣に対し御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 それでは外務大臣に対する御質疑は別にほかにございませんね。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて下さい。只今郡祐一君が委員を辞任され、菊田七平君が委員になられましたので御報告いたします。
【次の発言】 次に国際金融公社への加盟について承認を求めるの件を議題といたします。本件について御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記を起して下さい。  別に御質疑もございませんければ、今日はこれにて散会いたします。    午後……

第24回国会 外務委員会 第17号(1956/05/30、3期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 おくれて参りましたが、今のこの賠償協定の問題で、経済の問題ですが、高碕君もこの間ちょっとお話になっておったようですが、フィリピンとの関係が感情上に非常によくなったと、大へんけっこうなことだと存じます。そこでアジア局長がおいでになっておりますから、私はこの賠償協定ができた後のあと始末の問題についてこの機会に伺っておきたい。私が初めてフィリピンへ参りましたのは今から四十一年前で、それからたびたびフィリピンの方には太平洋会議やその他のことでお会いしておりましたが、あの時分はフィリピンと日本との関係というものは非常によかった。今度の戦争の結果、日本がフィリピンに一番憎まれておる。これで賠……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 外務委員会 閉会後第2号(1957/09/11、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(鶴見祐輔君) それではこれから外務委員会を開きます。  速記をちょっととめておいて下さい。
【次の発言】 速記を取って下さい。  委員長は海外旅行中でございますので、私が委員長の職務を代行いたします。  最初に理事の補欠互選についてお諮りいたします。当委員会におきましては、去る八月二十一日以来、理事に一名欠員を生じておりますので、理事の補欠互選を行いたいと思います。互選は投票によることなく、便宜その指名を委員長に御一任願うこととして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは私から佐藤尚武君を指名いたします。  速記をとめて下さい。

第26回国会 外務委員会 第3号(1957/02/14、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 私は、外交の根本について、まず外務大臣にお尋ねいたしたいのであります。  先日、外交方針に関する本会議の演説の冒頭で、外務大臣は、政治と外交は表裏一体をなすものだというお話がございましたが、その裏打ちをするような具体的なことを一、二お伺いをしておきたいのであります。おそらくは、外務大臣のお考えは、最近の世界の動向からいたしまして、国と国との外交というものが、従来の宮廷外交あるいは専門家の外交の域を脱して全世界を一体とする国と国との利害の関係、言いかえれば、ディプロマシーという、相互対等のかけ引き交渉から、全世界の繁栄と平和のために貢献する大きな世界の政治、インターナショナル・ポリ……

第26回国会 外務委員会 第7号(1957/03/07、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 私ちょっと資料を外務省の方にお願いしておきます。日本の文化の問題でアメリカに知らすというときに、私どもがアメリカに行っておった三十年、二十年前は、アメリカ人が各大学で東洋についての講座を持っておりますときに、日本語がほんとうにできた人は私の知っている人では二人しかいないのです。その二人が二人とも米国人ではなかった。その一人はノース・ウェスターン大学のマックガヴァーン教授という英国人で、あとの一人はハーヴァード大学のエリセーフというロシア人です。あとの人は日本語の翻訳書を読んで日本の話をする、これじゃよくわからない。終戦後大へんアメリカ人が日本語の勉強を始めましたから、お調べの資料……

第26回国会 外務委員会 第14号(1957/04/11、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 私は都留証言についてお尋ねをいたしたいと思いますが、今度都留重人氏が上院に喚問されて取調べを受けておられますが、第一に伺いたいことは、外交官としてのイミューニティを持っておる者以外の渡米者は、日本人ですが、何人でも召喚されるのかどうかということです。
【次の発言】 第二に伺いをしたいことは、召喚を拒否した場合にはどういう処分を受けますか。
【次の発言】 じゃ後ほどお調べ願って御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 第三に、召喚に応じた場合に黙秘権を実行した場合には、どういう処分がございますか。
【次の発言】 ところが新聞によりますと、黙秘権を実行しましても上院を侮辱したという告……

第26回国会 外務委員会 第19号(1957/05/09、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 ただいまの石黒委員に関連して、ちょっとついでにお伺いしておきたいのですが、この条約自身と関係ございませんけれども、戦前の議会では、国会で外国語を用いて話すことを、慣例として禁止までは行きませんが避けるようにしておったのですが、戦後の議会では質問のときも答弁のときも、外国語が非常に入るのであります。今の条約文まで英文で出るというようなことは、それよりはるかに逸脱してきているのでありますが、その点は法制局と御連絡いただいて、条約文について、外国語が出ることの問題と同時に、説明のときあるいは質問答弁のときも外国語が出ることは、厳格に考えればこれは国会の問題として研究する値打ちのあるもの……

第27回国会 外務委員会 第4号(1957/11/09、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 今いろいろお話伺っておったのですが、最近戦後に豪州に松本さんおいでになりましたか。
【次の発言】 経済局長はおいでになったですな。今お話を伺っておった私の感じは、私は戦前に参りまして非常に広く方々演説して歩いたのですが、発見したことは豪州人は非常に親日だということ。豪州人の排日というのは政治演説です。なぜかというと、豪州は日本人を排斥しているのでなくてイギリス人を入れたくない、ことにドイツ人の入るのを非常に嫌うのです、成功しますから。安易な生活を送っている方々が外国人の来ることを嫌う一つの感情として日本人を排斥しておるのであって、これは一部の感情である。大体において豪州人は戦前に……

第27回国会 外務委員会 第5号(1957/11/11、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 豪州において大使館、領事館がおできになっておりますでしょうが、民間の方の各商社の支店が、戦前だけにはまだいきませんでございましょうが、大体主要都市には大商社みな出ておりますか。
【次の発言】 それから船腹の問題でございますが、今、日本側の船腹で十分だと思いますか。
【次の発言】 それとついでに一結に申し上げておきたいのですが、戦前は先ほど加藤さんのおっしゃいましたように、日本人はみなサンスクリットやアラブア語の試験を行なっておったのです。私の調べていただきたいことは、戦後この条項をそういうように使用するかどうかの手心が一番大事だと思いますので、その点は今急にお調べできないと思いま……

第27回国会 外務委員会 第6号(1957/11/12、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 私は総理大臣が先般アメリカにおいでになって後の日米新関係についてお尋ねをいたしたいのであります。  その第一点としては、まず中共と日本との貿易協定の関係からお話を伺いたいのでありますが、今回日中貿易交渉が一時中止になったということは、国民の遺憾とするところであります。その原因は一体どこにあったか、代表部の人数の問題とか、あるいは指紋の問題とかというような事務的なことが原因になって中止になったのか、あるいはもっと根本的な意見の食い違いがあって中止になったのか、また明年は再開になるということが新聞では伝えられておりますけれども、将来の見通しは一体どんなものか、これを総理大臣からまずお……

第28回国会 外務委員会 閉会後第1号(1958/05/31、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 私はただいま新聞でしきりに情報の伝えられておりますアメリカの下院で、日本のサケ、マスの漁獲の問題に関してペリー法案というものが出ておって、日本のサケ、マスのカン詰の輸入を禁止しようという提案が通過するかもしれないということを見まして非常な関心を持っておるのであります。よって来たるところは、結局、ソ連の場合と同じように、日本の、公海におけるサケ、マスの、ことに紅ザケの漁獲高が多過ぎて水産資源を減少するということにあるようでありますが、まず、この事実についてお伺いをいたしたい。  それは第一に、果して日本側が、紅ザケの乱獲をしておるのかどうか、それがためにアメリカの主張いたしておるよ……

第28回国会 外務委員会 第3号(1958/02/13、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 ちょっとお尋ねいたしますが、この新しいアラブ連合共和国ができたということのこの改正法律案でありますが、これは今の新聞等によりますと、まだほかにもあるいはイエーメンが入るかもしれない、それからまた、将来ヨルダン、イラクが一緒になるかもしれない、あるいはサウジアラビヤが入るような話がありますから、一つの先例になると思いますのでお伺いしておきたいのでありますが、今これで法律の改正だけはわかりましたが、従って予算措置はこれでどういうふうに変りますか、俸給のあれだけは出ておりますが、大体お話しいただきたい。
【次の発言】 今までの大使館の俸給と将来の総領事館の費用は大体同じというお話であり……

第28回国会 外務委員会 第7号(1958/02/27、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 これは通商協定ができますと、インドの領事館を方々にお置きになる御計画はございますか。

第28回国会 外務委員会 第8号(1958/03/11、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 政府委員にちょっとお伺いしますが、日本がアメリカからいろいろのドル借款をしておりますね、世銀その他から。そうして一方に、会、度日本がインドに借款を与えるということになりますと、その間に、日本が金が足りないから借りておりながら、また、方には出すという感じが起きぬのかどうかということが一つですね。  それからもう一つは、インドに対してこういう借款が今起っておりますが、将来東南アジアの国々に対してこういうことが起るというお見通しがあるかどうかということをお伺いしたい。
【次の発言】 もう一つの、将来ほかの国に対しての……。

第28回国会 外務委員会 第10号(1958/03/18、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 これはどなたからでもよろしいのですが、今、ロシヤと貿易が始まるときに、戦争前に三つのルートがあったわけですね。ハルピンから朝鮮を通ってくる、それから、ウラジオへ出てきたやつ、それから大連へ出てくるもの――陸路からウラジオへ出てくるものだろうと思います。それで受ける力の港は、敦賀とか函館に出てくるもの……日本の受ける方の港はどこになりますか。それからルートとしてはウラジオだけでありますか、あるいはほかの港からも参りますか。将来もう少し安定したら、大陸を通って日本に来る道も開けるお見通しでありますか、いかがでありますか。
【次の発言】 私の方は、将来別といたしまして、昔のような、当時……

第28回国会 外務委員会 第12号(1958/03/27、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 ちょっとお伺いしたいんですが、今、各国の公使館を大使館に上げるということが趨勢のようでございますが、日本でもだんだんにそうなりますが、そうすると、公使館として残る国が少いために、その国が不愉快に感じるようなことはないんでございますか。
【次の発言】 そうしますと、将来、外務省の御方針としては、全部を大使館にしようということでありますか。
【次の発言】 そうしますと、名前は大使でも、実際の取扱いは、俸給その他、公使というような場合もあり得るんでありますね。
【次の発言】 ついでにお伺いしますが、総領事ですね。まあ、イギリスなどは非常にえらい人を総領事にして、戦前エジプトの総領事は閣……

第28回国会 外務委員会 第13号(1958/04/01、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 ただいまいろいろ各委員から御意見が出ましたソ連の今回の声明の取扱い状態ですが、私は、これの根本的な問題が前提条件にあると思うのであります。それはこの世界の緊張関係が今日ほど激しくなっておらなければ、この問題の取扱いは、たとえば技術的に、予算委員会で同僚の苫米地議員が質問しましたように、ジュネーヴの国際会議で毒ガスを禁止したというふうな、その中に核兵器も一切禁止するという条件を一つ入れて、持っていてもこれを使わないということもできるのでありますが、それは今日、毒ガス禁止の問題のように簡単に片づかないのは、この核兵器のために東西両陣営が生命を賭するような状態になってきている。それはこ……

第28回国会 外務委員会 第17号(1958/04/17、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 ついでに伺っておきますが、今、領海説だけですか、やかましい問題になっているのは。
【次の発言】 私が伺うのは、その国家の領土と非常に遠いところの海上を使用する場合に、今まで始終問題になりました、戦争中に中立国の船舶を臨検拿捕するとか、あるいは核兵器の実験のときに、今までに例のないように広い水面を使用するというような問題は、先ほどの海洋法に関係はございませんか。

第30回国会 外務委員会 第2号(1958/10/07、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 私は外務大臣に……。私の質問は簡単でありますが、お答えを願いたいと思います。  一つは、安保条約の調整と申しますか、改定と申しますか、これは今問題は具体的になっておるわけであります。これは日本の国論に非常な影響を与えているのであります。そこで、私はこの問題について、二つの問題について外務大臣の口から、はっきりと国民にわかるように御説明をしていただきたいと思うわけであります。一つは、平和条約並びに安保条約及びこれに伴う行政協定などについては、日本の国民の間に不満がございます。それで、前の改進党及び民主党、また、ただいまの自由民主党においては、一貫して日本国民の満足するような改定をし……

第30回国会 外務委員会 第3号(1958/10/16、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 私は、昨日の夕刊の新聞に出ておりまする総理大臣の外国人記者との会見についてお尋ねをいたしたいと思います。  第一にお尋ねいたしたいのは、この手続上の問題でございますが、この記事が割合に日本においても、おそらくは外国においても重要視される要点は、総理大臣がこのお話をなさった場合に、総理大臣の言葉が録音されたかどうかという点であると思います。そこで、私は順序を立ててお伺いいたしたいのでありますが、この会見は、大体は向うから要旨を文書をもって要求をして参って、これに対して総理が御準備の上お話しになったものと思うのでありますが、果してさようであるかどうかという点が一つと、いま一つは、それ……

第31回国会 外務委員会 第3号(1959/02/17、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 ちょっとお伺いいたしておきます。実は、このハイティのことについて、昨年アメリカに参りましたときに、ハイティの経済顧問から私に直接話がございまして、実は、ハイティの国では日本に対して非常な好意と尊敬の情を持っておる。それで、あれだけの規模の大きな熱帯地であるにかかわらず、農業が原始的であって収穫が少い。ことに野菜の栽培がほとんどできないために、熱帯地でありながら野菜を外国から輸入しておる。それから、果樹園が、栽培の方法を知らないために、くだものを外国から輸入するというような窮状にある。また、海では魚が多いにかかわらず、漁業がまるで原始的であって、とれない。従って、ハイティとしては優……

第31回国会 外務委員会 第5号(1959/02/24、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 ただいま議題になっております在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案、この中に、アメリカのヒューストンに領事館を置くということが出ております。このことについてちょっとお伺いをいたしておきたいのであります。  ヒューストンは、もちろん戦前には領事館は一時あったようでございますが、戦後にはニューオルリンズの領事館の管轄になっておったと思います。ところがヒューストンは、申し上げるまでもございませんけれども、ニューヨークに拮抗するような大きな経済的及び政治的の勢力を持っておるテキサスの一番重要な港湾であります。テキサス州からは一九五七年だけでも一億五百万ドル以上の品物を……



各種会議発言一覧

4期(1956/07/08〜)

第28回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1958/03/24、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 この輸出振興のことについてちょっとお伺いいたしますが、日本はアメリカからたくさん物を買っておるのですね。ところがアメリカの方からは日本でだんだん買わなくなるように見られますので、いろいろ輸出振興で対策をおとりになっておるようですが、特にアメリカの問題についてお伺いしたいのは、どうも私ながめておりますと、日本に対するアメリカのいろいろな制限が、経済上の理由もありましょうけれども、もっと深い正常な理由があると思うのですね。その正常な理由というのは、根本的な外交政策というようなことから言えば矛盾しているのですから、多くは国内の選挙対策の問題に非常に密接に結びつかれておると思うのでありま……

第28回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1958/03/25、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 私は簡単なことを一つお伺いしたいのでありますが、それは、今度在外公館の新設のときに、三年前からアメリカのテキサスのヒューストンに総領事館をお置きになった方がいいだろうということを申し上げておったのでありますが、昨年の夏でありましたか、外務省のある局長が、今おいでになりませんが、ヒューストンに置くことになりましたという話がありまして、喜んでいましたところが、あとで伺いますと、やっぱり大蔵省との折衝で落ちたようであります。  そこで、私はこの問題について、なぜ私が特に外務省の方にこれを熱心にやっていただかなければならないかということを申し上げると、これはもちろん皆さんの御承知のことで……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1959/03/24、4期、自由民主党)

○鶴見祐輔君 ちょっとついでに関連して。私長い間関係してきたことをお伺いしたいんですが、これは半分は科学技術庁で、半分は文部省の所管だと思いますが、日本では基礎的な研究、これは自然科学だけでなく、人文科学も、同じことを大ぜいの人がやっておられるんです。ドイツの大学では、同じ研究をしている人はいないそうです。人文科学でも、漢文なら漢文のどこをだれが研究するかというふうに専門の研究者は一人しかいない。アメリカあたりの大学でも、国内的に統制がだいぶとれているようです。イギリスでも同じことです。科学技術なんというむずかしい研究を、日本中の三人、五人の人が、別々のところでやっておいでになるのでは、非常に……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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