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豊田雅孝 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

豊田雅孝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは豊田雅孝参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。豊田雅孝参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 決算委員会 第8号(1953/07/03、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今のに関連するのでありますが、これが発覚した動機はどういう動機だつたんですか。
【次の発言】 発覚の動機を伺つたのは、こういうことは未発覚のものが相当あるんじやないかという感があるものですから伺つたんですが、今御説明の程度だと、たまたまそういうことが外部から売つたことによつてわかつて来た。これは常時監察する制度というものは、只今他の委員から御質問もあつたんですけれども、これについて何か的確なる制度というものがないということ自身が非常に不思議に思うわけなんですが、消印済の書類の保管方法というものはどういうふうになつていましようか。

第16回国会 決算委員会 第13号(1953/07/17、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 六十三号ですが、建設の意思は学校当局にまだあるということであつたようだという説明になつておりますが、只今の大蔵当局からの御説明だと、その後もうその意思もないようだ、すでにその材料は業者のほうで流用にもなつているというのでありますが、それで結局契約解除したければならん。従つてあと求償手続をせられるというのでありますが、その求償手続をすることだけでこういうような案件はいいということになるのでありますか。
【次の発言】 学校に売渡契約をせられるときにはどういう程度にまで調査をせられているんでしようか。
【次の発言】 調査不十分の結果売渡しをし、そうして建設不能に終つて、鉄材等は他に流用……

第16回国会 通商産業委員会 第1号(1953/05/26、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今議題になりました理事の互選の件につきましては成規の手続を省略いたしまして委員長に御一任するの動議を提出いたします。

第16回国会 通商産業委員会 閉会後第1号(1953/09/10、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 参考人のかたに御質問申上げたいと思います。  第一は輸出価格の低落して来ている主たる原因と、今後の輸出価格の見通しをメーカー側のかたと貿易側のかたに伺つて見たいと思います。  第二は硫安輸出会社が設立せられまして後にこの経理の見通しはどうなのか。ともかく作ることは作るが、やがては採算がとれなくなつて国家から補給金等をもらわなければならんというようなふうになる懸念があるのじやないかというふうに、各方面から見られておる傾向があるわけでありますが、これに対してメーカー側のかたがたはどういう見通しを持つておられるか、これを具体的にお伺いいたしたいと思います。  第三点といたしましては、こ……

第16回国会 通商産業委員会 第2号(1953/05/29、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今の件につきましては、委員長に指名を一任することの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今大臣からいろいろ輸出振興につきまして御意見を伺つたのでありますが、この際大いに輸出を振興しようという見地から、最近軍工業に日本の輸出に大きな転換を図つて行かなければならんということが強く言われておるようでありますけれども、これ又大臣からお話がありましたごとく、輸出振興については小さいものでもこれも積もれば相当なものになるという考え方からいたしまするというと、軽工業の品目についての輸出もこの際極力努力しなければならんと思うのであります。そういう面において軽工業の輸出振興上、合理化を国家が力……

第16回国会 通商産業委員会 第3号(1953/05/30、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほど来いろいろ質問が出て伺つておりますが、中小企業問題は年来の問題でありますけれども、特に最近の輸出の不振といわゆる平和恐慌の傾向によりまして非常に不況が深刻化しつつあるのでありまして、それが中小企業にしわ寄せになつて来ていることは言うまでもないのであります。先ほど振興部長から御報告のありました下請に対する未払の好転も一時はそういうふうになつておつたと私も思うのであります。併し最近は白川委員からお話がありましたごとくに、非常に悪化しつつある。又今後悪化するであろうというふうに考えるのでありまして、殊に中小炭鉱の問題一つ取上げても、これは容易ならん問題だと思うのでありまして、今後……

第16回国会 通商産業委員会 閉会後第3号(1953/09/12、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 電源開発計画について、先ほどいろいろ御説明があつたわけでありますが、従来電源の開発は、東日本に非常に偏重しておつたのでありまして、その点非常に遺憾に思つておるのでありますが、先ほどの説明によりますと、中国、四国、九州、その地区の電源開発の急務であることは認められて、大いにこれを推進しようというふうになつたということは結構だと思うのでありますが、渡川にしても奈半利川にしても、漸く調査河川に追加されたという程度でありまして、一体今の状態で行くと、いつこれが着手せられるのか、甚だ遅延状態にあるのじやないかと思うのでありますが、開発着手の時期、或いはこれが担当者をどういうふうにするのかと……

第16回国会 通商産業委員会 閉会後第4号(1953/10/27、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 時間がないものですから簡単に伺いますが、第一点は世界銀行の金利は一本になつておるのかどうか。どちらにしても借款する以上非常に重要なものだと思うのですが、比較がここで明らかになつておらんのですけれども、どういうふうに考えておいでですか。それが第一点。  それから第二点は、発電原価には今回の設備の償却も含めての原価になつておるかどうか。  それから第三点としましては、今の第二点に関連するのでありますが、この借款だけを見た場合に、電気料金との関係は上るのか下るのか。そこを見込んでこの計画を立てられたのだろうと思うのですが、その点について具体的に数字で示してもらいたい。以上であります。

第16回国会 通商産業委員会 閉会後第5号(1953/10/28、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 西川さんにお伺いいたします。奈半利川の開発の問題なのでありますが、只今の住友の共同電力ですか、それともう一つ四国電力との競願について、いろいろ詳細報告になつたのでありますが、結論としてこれの解決案としてはどういう方向に向うべきであるかという点を率直に伺いたいと思います。
【次の発言】 私先例を存じないのでありますが、かような報告の際には政府から関係当局が来てこれを聞いておるということが必要じやないかと思うのでありますが、その点については如何なものでしようか。
【次の発言】 普通の場合書面報告になりますと、大体それは一応積んで置くということになる傾向があるのでございまして、特に政府……

第16回国会 通商産業委員会 第6号(1953/06/24、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ず武器という定義ですね。それから兵器とどういうふうに違うという解釈をちよつとばかり、この点を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 この国内の需要だけに充てるものだと、こういう説明でもいいのだろうかと思いますが、駐留軍の発注に重点を置いておるような説明から行くというと、こういう説明だけで済むかどうかという点に疑問を持つのですが、どういうお考えですか。
【次の発言】 公共の安全確保というのはどういう意味でございますか。
【次の発言】 火薬類取締法の公共の安全というのとは意味が違うわけですか。
【次の発言】 具体的に言うとどういうふうに違うのですか。

第16回国会 通商産業委員会 第8号(1953/07/01、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今の御報告ですと、一般商工業関係の報告まだ入つておらんということかと思うのでありますが、炭鉱でありますとか或いは製鉄所、発電所或いは大工場に偏することなく、全般の商工業に対する被害の御報告を一つお願いいたしたい。  それと同時に、これに対して緊急な金融措置或いは減税等について通産省のほうから大蔵当局のほうへすでに御交渉になつておるのかどうか。その経過、今後の見通しなどについて伺いたい。
【次の発言】 今の金融措置或いは減税措置などにつきましても、重点産業なり或いは農村にとかく重点が置かれがちになろうかと思いますので、従来の例になずむことなく、一般商工業に重点を置いた災害の報告並び……

第16回国会 通商産業委員会 第11号(1953/07/08、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今の政務次官の御報告で大体のところ、わかつたのでありますが、復旧資金について見ましても、電力関係は十三億ばかりで、それに対して自己資金の捻出、それから更に残余は十億ばかり、特に政府関係から融資の途を図るというようなことでありますが、電力は特に重要性を持つておりまするから、当然かと思うのでありますが、大企業も大体市中金融機関に斡旋をして、それぞれ融資の途を講ずるというのでありますが、中小商工業関係を見ますと、この配られた表から見ましても復旧所要資金工業関係で四十七億六千万円、商業関係で百二十七億一千万円ばかりでありまして、合計すると百七十四億になるのでありますが、それに対して僅か……

第16回国会 通商産業委員会 第12号(1953/07/10、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 中小企業者の定義についてなんですが、まあこの法案には特にこの中小企業者の定義については、規定をしておらないのでございますけれども、中小企業信用保険法には定義をしておるし、更に今回出ようとしておる中小企業金融公庫法案にも定義をしておる。定義を書いてあるものと定義を書いてないものとが出て来るということになるのですが、定義を特に書かなかつた点について何らかの意味があるんでしようか。
【次の発言】 等のあることは結構だと思うのですが、中小企業者の範囲というものについて他の法律にある範囲というものと、今回のこの法案の中小企業者とは、大体中小企業規模の業者を言うものだというようになつておるの……

第16回国会 通商産業委員会 第13号(1953/07/13、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今の保険料率引下げは、これはまあ御承知のように業界多年の要望なんでありまして、今後是非とも一つ引上げを実現し得るように御努力を願いたいと思うわけですが、今回災害関係については特別に三分の一に保険料率を臨時的に引下げられるというわけでありますが、これに対応して信用保険の填補率を災害関係については同じく臨時的に引上げるということが両々相待つて、バランスもとれて誠に好都合じやないかというふうに考えるわけなんですが、この点について前回速記が付かなかつたものですから、速記が付くようになつたら改めてお答えを願うということになつておりましたので、その点一つ御説明頂きたいと思います。

第16回国会 通商産業委員会 第14号(1953/07/15、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今回中小企業信用保険制度の内容が拡充強化を或る程度せられましたので、その点においては賛成をするのでありますが、併しながら、先般来質疑の際に明らかになりましたるごとく、短期資金につきましては信用保証協会制度で適用に相成つておりまする二府県以上に跨がる場合、いわんや全国に跨がる場合においてはこれを賄い得ないという面があるので、かような面から信用保険制度のほうを長期資金に限定せずして短期資金に拡大すべきではないか、将来その方向に持つて行つてもらいたいということが一点であります。更に第二点といたしましては非常時の信用保険制度としては、今般の填補率の引上げ八〇%ということでありまするが、こ……

第16回国会 通商産業委員会 第17号(1953/07/22、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 関連して……、今の資金計画の資金配分計画、すでに配付になつているんだつたら結構ですが、若し配付になつてないのでしたら資料として配付してもらいたいと思います。

第16回国会 通商産業委員会 第18号(1953/07/24、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 一括してこの際お尋ねいたします。第一には、第一条に一般の金融機関が融通を困難とするものを融通することを目的とするというふうにあるのでありますが、この一般の金融機関が融通を困難とするものという定義を実質的に伺つておきたいと思います。
【次の発言】 平たく言つて、滞貨融資ですね、それから赤字融資、それから今回九州等で起きたようなああいう災害の際に対する災害融資、こういうものが賄い得る建前のものかどうかという点を伺いたい。
【次の発言】 今回の金融対象には調整組合及び連合会なども取上げられたのですが、調整組合は今回中小企業安定法の改正などに伴いまして、現実に損害の発生しておるもののみな……

第16回国会 通商産業委員会 第19号(1953/07/25、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 昨日基本的な問題につきましては質疑をいたし、それぞれ答弁を得たのでありますが、やや細かい問題につきまして三、四点伺いたいと思います。  先ず第一には、この中小企業金融公庫ができましたならば、その代理金融機関と緊密な連絡を図らなければならんと思うのでありますが、特に特殊金融機関でありまする商工中金との間においては、格別緊密なる関係をとつてやつて行く必要があろうと思うのでありまして、この面において役員の兼任等の方法によつて事務の円滑を期しようというようなお考えがあるかどうか、この点について伺いたいと思います。
【次の発言】 御趣旨はわかりましたが、それは中小企業金融公庫のほうへ行きつ……

第16回国会 通商産業委員会 第20号(1953/07/27、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 この間質問を始めておつたところであつたものでありますからそれの続きを質問するわけでありますが、第二条の関係でありまして、従前の規定の仕方は非常に窮屈であつたと私も思うのであります。今回はそれが大いに弾力性がついて幅ができて来たわけでありますが、それだけに指定しようと思えば何でも指定できるということになつて来ると思うのでありまして、むしろ何でも指定できるということは、結局は業種の指定をしないほうが実情に合うんじやないかというようなことが考えられるのでありますが、この点について御意見は如何でございましようか。
【次の発言】 従来の法律は臨時立法であつたものでありますから、業種を指定す……

第16回国会 通商産業委員会 第21号(1953/07/28、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 大臣に伺いたいと思いますが、吉田内閣はこれまで極力統制を外すということで今日まで来られたと思うのでありますが、ところが今回この武器等製造法案を見ましても、事業許可制をとることになつておるのでありますが、通産省としては、少くとも今回初めての事業許可制、少くとも終戦後新憲法下においては初めての事業許可制を布いたということになると思うのであります。又一面御承知のように、独禁法も緩和せられるという案が、出ておるのでありまして、これによつて合理化カルテル、或いは不況カルテル、甚だしきは価格カルテルまで認めて行こうということになつておるのであります。更に又輸出取引法を今回は非常に強化するとい……

第16回国会 通商産業委員会 第22号(1953/07/29、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほどの輸入組合の関係のことでありますが、今回衆議院の修正で輸入組合の設立について一つの制限がついてしぼるだけはしぼろうというような行き方になつたということに関連しまして、輸出組合のほうはこれと対して見た場合にしぼらんということになるという点において、輸入組合は国内の関係があるからしぼつたほうがいいというような説明を聞いたんでありますが、今度は輸出組合のほうは海外から見るという関係が出て来ると思うのでありまして、輸入組合に比べて輸出組合のほうはどんどん作つて行くというような感じが両方の条文を彼此検討したときに出て来る。さなきだに輸出貿易関係についてはいろいろ政府が施策するというこ……

第16回国会 通商産業委員会 第23号(1953/08/03、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今回の法案を提案するに至つた事情、打割つた事情を先ず以て伺いたいと思います。
【次の発言】 大体の構想はわかつたのですが、今回独禁法が大幅に緩和されることになつたのですが、独禁法緩和後の見通しから言つて、独禁法でさようなことが賄い得ないのだ。殊に一面御承知のように輸出取引法が今日輸出入取引法というふうなものになつて、内容も非常に強化されて、これが一手輸出もできる、輪番輸出もできる。更に又アウト・サイダーまで抑えるというようなことにもなつているわけです。殊に輸出の意思と能力さえあればこれは輸出業者に見るということで、メーカーは勿論輸出業者と見得るということになつているわけでありまし……

第17回国会 通商産業委員会 第1号(1953/10/30、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今いろいろ大臣からお話を伺つたのでありますが、今回予算の厖大化に伴いまして何としてもこの際インフレを抑えなければいかんという見地を政府が強くとられておるのは御犬もでありますが、その選を非常に強く堅持せられておる関係からいたしまして、お話の指定預金をこの際引揚げるのだ、更に又高率適用も日銀は強化するのだ、又この線に伴ないまして一般市中金融機関も選別融資をいよいよ強化しておるという状態でありまして、今これがしわ寄せはだんだん中小企業界に押寄せておるわけでありますが、特に私が関心を寄せますのは、先般新聞紙上に伝えるところによりますと、日銀総裁がもう中小企業にしわ寄せの来ることは確実だ……

第17回国会 通商産業委員会 第2号(1953/10/31、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先般大臣から輸出振興方策についていろいろ伺つたのでありますが、又いろいろ御研究になつているようでありますが、残されておりまする大きな問題は、従来の輸出振興方策が原料産業に偏重しているということが大きな問題としてまだ残つているように思うのでありまして輸出振興についても原材料本位の政策というものがとられておりまするために、加工品、殊に完成品に不利な結果になつて来ておりまして、要するに常に原料高に禍いせられているということのために、完成品の輸出振興がどうしてもうまく行つておらんという点が積り積つて今日のような輸出不振になつて来ているというふうに考えられるのでありまして、具体的に言います……

第17回国会 通商産業委員会 第3号(1953/11/04、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 十月の東京手形交換所の不渡手形の発生件数を調べて見ますと、二万六千百十六件でありまして、一日の平均が九百六十七件でございまして、最高記録を示して来ておるのでございます。その殆んど全部が五万円以下の小口で、その殆んどが中小企業者の振出手形であるということになつておるのでありますが、これは一つには政府、日銭の金融引締めが中小企業界にしわ寄せになつて来ておるということを如実に示しておるものだと考えるのでありますが、もう一つは大企業の下請及び関連産業に対する未払、遅払によるしわ寄せが来ておると考えるのでありまして、今や中小企業は金融難と大企業の遅払との板挾みになつて非常な不況に落されてお……

第18回国会 通商産業委員会 第3号(1953/12/04、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ず最初質問をいたしまする参考として数字的なことを伺いたいと思いますが、中小企業金融公庫の代理店三百八十一というお話でありましたが、これの窓口は全国を総合計いたしますと、どの程度の数字になるかということであります。なお、代理店に対しまする枠が平均どの程度になつておるか、そのうち最低の額はどの程度であつて、最高の枠がどの程度になつておるかということを伺いたい。
【次の発言】 平均はどれくらいですか。
【次の発言】 それでは続いて伺いますが、中小企業金融公庫の貸出手続が非常に厄介だという声が全国に挙つておるのでありますが、書類等についてどの程度の書類を要求せられておるか。具体的に言い……

第19回国会 決算委員会 第12号(1954/03/08、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今山田委員からいろいろ質問又は意見を出されたことに関連いたしまして、私からも一つの質問をしたいと思うのでありますが、私はこの案件について係官にすでに不正行為が起るという事自体でも非常な問題だと思うのでありますけども、特に特定郵便局長自体に四人まであるということに、非常に問題があると思うのです。ということは御承知の通り、現在郵便貯金の預金高というものは、三千三百億を超えておると思うのであります。一カ月に恐らく最近には百、三十億ずつ殖えつつある。これは非常な金額を扱うものなんであつて、これは普通の金融機関以上に預金吸収力があるというふうに考えなければいかんと思うのであります。それほ……

第19回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1954/08/18、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今銀行局長からの御説明によりますと、市中銀行の貸出残高は更に一層減少して来ているようでありまするし、更に又承わつて驚いたのでありますが、地方公共団体に対する市中銀行の貸出が、二十九年五月においては七二%以上にもなつておるというようなことでありまして、これらから勘案いたしますると、市中金融の引締めが非常に厳しくなつていることはもう数学的にもはつきりしておるところでありまして、これが中小企業に最もしわ寄せになつておることは言うまでもないのであります。  これにつきましては先般第十九国会の終りに、参議院においては六項目に亘りまして中小企業危機打開に関する決議を満場一致通過さしたのであ……

第19回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1954/08/19、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほどお話のありました売掛債権の償却の特例等についての御説明を願います。
【次の発言】 これは先ほど主税局長から御説明のあつた中小企業金融に関する税制上の措置と相並びまして、先般の中小企業危機打開に関する決議に対応するものかと思うのでありますが、只今の売掛債権の償却の特例等につきましては、これは通牒ではありますが、なかなか難解のようでありますし、業界としてはこの程度ではちよつと理解できなくて利用が十分できないのじやないか、税務署のほうでわかつていればいいようなものでありますが、業界のほうも心得ておつて、相寄り相待つて初めて効果を発揮すると思いますので、この売掛債権の償却の特例等に……

第19回国会 大蔵委員会 閉会後第3号(1954/09/07、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 中小企業関係の税制を見ますと、法人税にしましても、又所得税にしても、或いは事業税等にしても非常にアンバランスがあるのでありますが、今日は主として協同組合関係についての税制のアンバランスを是正してもらいたいという点についてお伺いしたいと思います。  御承知のように租税特別措置法で、生活協同組合につきましては、積立金が組合出資総額の四分の一未満であるという場合は積立金に対して課税をしないということになつておるのであります。又農協関係につきましても、連合会が整備をやつておる限りは、それに加入しておる単協はやはり出資額四分の一になるまでの積立金に対しては非課税にするということになつておる……

第19回国会 大蔵委員会 閉会後第4号(1954/09/08、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 大臣にお伺いいたしたいと思います。只今大臣から、中小企業金融についているく御努力を願つておるようでありまして、その点は感謝申上げるのですが、中小企業金融に一般銀行から出ておりまする額、成るほど一兆ぐらいに行つておるというお話でありますが、パーセンテージにいたしますると、本年の三月末まででは三六%、三割六分くらい、あとはもう全部大企業のほうへ行つておる。その場合に、この中小企業というのをどの程度のものを見ておる数字かといいますると、御承知のように資本金一千万円というのを見てその程度でありまして、資本金一千万円の中小企業というのはそうたくさんあるわけではないのでありまして、これを本当……

第19回国会 大蔵委員会 閉会後第5号(1954/10/12、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほど井上さんから、物価については卸物価も下つて来た、小売物価も下つて来た、又国際収支もよくなつたというお話があつたわけなんですが、ところが物価の下つたのも本当のコストの引下げがあつた結果のものではなくて、いわゆるテフレ政策に伴う関係からコストにかかわりなく、物価が下つて来たということで、これは喜ぶべきことでも必ずしもない。殊に輸出の面において、輸出は相当よくはなつて来ておるものの、これは国内の不況から購買力が低下したと言うか、思惑が低下したと言うか、そういう点に伴つて、海外には端的に言えば投売り的なものをやつて、その結果から輸出が伸びておるという見方は民間にもあるのですが、政府……

第19回国会 大蔵委員会 閉会後第6号(1954/10/13、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 大臣あちらにおられます間にレート切下げの問題につきまして何か質問をお受けになるとか或いは御発言になつたことはありませんか。

第19回国会 大蔵委員会 閉会後第7号(1954/11/11、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今、大臣のお話の指定預金に対して、十二月の分は特に延期する、十一月分も大体延期するというお話ですが、十月分の点がちよつとはつきりしなかつたのでありますが、その点を伺いたいと思いますのと、それからもう一点、商中の別枠を枠の範囲内において振り替えるというようなお話があつたようですが、これをもつと詳しく伺いたい。
【次の発言】 これに関連いたしまして更に伺いたいと思いますのは、御承知のように外貨の収支が最近予想外に好転しておるわけでありますが、同時に十二月末の十一大銀行の預金増は三百五十八億、ところが貸出の純増は僅かに八十億にとどまつておるというようなわけでありまして、デフレ政策はデフ……

第19回国会 通商産業委員会 第1号(1953/12/10、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先はど中小企業庁石井振興部長からいろいろ御報告があつたわけですが、特に政府の支払関係について努力せられておるところは一応多とはいたすのでありますか、未払状況好転というような点について、私は非常に楽観せられ過ぎていると思うのでありまして、現に今日配られた政府契約に関連する支払状況を見ましても、車両関係でも五カ月以上も遅延をしている。これで好転しておると言えるかどうか。四カ月以上のものも勿論ありますし、兵器関係などについては六カ月以上遅延している。六カ月以上支払いが遅延になつておつて、それで果して下請というような企業形態のものが成立つかどうかということを、これはもう真剣に考えて行かな……

第19回国会 通商産業委員会 第2号(1954/02/02、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今の筋の点につきましては全く賛成なんでありますが、中小金融関係について関係者を呼出しの際、相互銀行或いは信用金庫、こういう方面の代表者のお話もお聞きとり願つたほうがよいだろうと思います。
【次の発言】 ちよつと数字的なことを伺つておきたいのでありますが、中小企業金融公庫の資金計画、これは予算説明書によりますと、財政投融資が百三十億、自己資金等六十億、合計百九十億というふうになつておるのでありますが、先ほど大臣の説明によりますと、六十億円程度を増額し、百七十億円となつていると言われましたが、これはどういう関係なんでしようか。

第19回国会 通商産業委員会 第3号(1954/02/04、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今回愛知通産大臣御新任最初の通産委員会なのでありますから、やや基本的な問題について今後のお考えを伺いたいと思うのであります。  第一は言うまでもなく、自由党内閣が漸次自由経済に持つて行くというので、御承知のように統制をだんだん外して来たわけなのでありますが、最近の情勢を見ますというと、意識するしないにかかわらず、統制経済に漸次移行しつつあるように思われるのでありまして、これは本会議でも質問があつた際に吉田総理は、いややはり自由経済それ自体で行くのだというふうにはつきり答えられたのでありますけれども、第十六国会に提案せられておりました武器等の製造法の事業免許制をめぐつたいろいろの行……

第19回国会 通商産業委員会 第4号(1954/02/05、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほどの藤田委員の質問というか御意見に関連するのでありますが、かねがね公益事業局のほうでも税の軽減だとか金利の引下げだとかいろいろ研究はせられておつたようでありまして、今の説明でも或る程度わかつたのでありますが、我々が考えておるところとは非常に開きがあると思います。この程度で最後の結論を出すような説明を聞いたんじや我々ちよつと納得ができなくなるのでありまして、要するに今電気料金値上げの問題は事務的な問題でなくて、もう政治的な問題になつておると思うのでありますから、やはり通産大臣に出てもらつて本当の決意を十分に我々聞かないことにはいかんと思います。というのは、税の軽減についても例え……

第19回国会 通商産業委員会 第5号(1954/02/09、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほど鉱山局長の説明によりますと、大分石油については行政指導をやつておられるというお話ですが、どういう項目について、又それが内規にでもなつておるのかどうか、もつと具体的に説明して頂きたい。
【次の発言】 今の行政指導ですが、一面価格に関するものもあるでしようし、或いは用途の関係の行政指導もあるようですが、そういう行政指導というのは、法律的に見て行政指導でやれるのですか。
【次の発言】 実質的にはもうすでに統制の段階に入つているので、そういうことは行政指導でやるのは穏当でないと思う。これはやるなら法律でやらなければならぬと僕は思うのですが、そういう点について率直な御意見はどうですか……

第19回国会 通商産業委員会 第9号(1954/02/16、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今回横田公取委員長からの説明報告によりますと、支払基準を中心にして相当真剣に研究せられておるようでありまして、その点については敬意を表するのであります。併しながらまだ私どもから見ますと隔靴掻痒の観があると思うのであります。具体的に言うと、支払基準と言いますが、私はそんなにむずかしく考えなくて、要するに独占禁止法に支払遅延の取締規定ができたのであるから、その取締の基準を作るということが当然なことなんであつて、これは独禁法の改正が行われて支払遅延の問題を取上げるようになつたときに当然やつておかなければならなかつたものだと思うのです。それでなければ取締ることは一体何によつて取締るかとい……

第19回国会 通商産業委員会 第11号(1954/02/19、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今いろいろ御研究になつておるようですが、税の問題、金利の問題その他につきましても、私はやはりこの結論の出ない前に電気料金をこの際引上げないという前提で行くならば、税はどの程度軽減し、金利はどの程度引下げ、而して会社の経理関係についてもどの程度の査定をする、更に配当につきましても、一割二分を固執するということは、これからの財界から、今までの一割二分というような考え方でなく、電気料金を下げるとすればどの程度の配当まで下げなければならんかという案を出してもらいたいと思うのであります。特に最近は出水を見ましてもなかなか豊水状態でありまして、これも曽つての想定とは大分違うと思うのであります……

第19回国会 通商産業委員会 第13号(1954/02/25、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 あちらへ行つておられる間に会談に直接は出なかつたかも知れませんが、英国市場における日本の商品の評判、それから今後日英商品の競争力をどういうふうに判断をされておられたか、そういう点について。
【次の発言】 もう一つ伺いたいのですが、これは会談外のことだと思いますけれども、英国のやり方から見て、日本の中共貿易に今後参考になるようなことを何か考えておるということはありませんでしたか。
【次の発言】 さつきの雑貨が有望だというお話があつたのでありますが、雑貨というのは非常に範囲が広いのでありますが、どういうものに大体有望だという見当をつけられたか、それから繊維もついでに具体的に言つてどう……

第19回国会 通商産業委員会 第14号(1954/02/26、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今度の予算の説明その他から見ますと、輸出振興第一主義ということを頻りに言つておられるのですが、これはさだめし通商局じや新らしい輸出振興方策というものを相当考えてもおられるであろうと思うのですが、その点について、従来の方策じやなく、一つこれで行くのだという、御研究の段階でもいいのでありますけれども、承わりたいと思います。
【次の発言】 輸出振興を本格的にやるということになると、よほどこの際御勉強にならんといかんのだろうと思うのですが、特にそれについて私考えますのは、中小企業関係の輸出品というのは総額の五〇%以上を占めておるのですね。そうして、これは大体加工度の高い完成品です。それで……

第19回国会 通商産業委員会 第17号(1954/03/05、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 時間が過ぎておりまするので簡単に御質問いたします。私はこの電気料金値上げの問題につきましては低物価政策を強行しようとする今日といたしましては、税も政府としてできるだけ引下げ、又金利もできるだけ引下げ、会社側においても経費の節約に徹底的にこの際数学的にメスを入れ、再検討する、又配当もできるだけ低くするという立場からいたしまして、この際何とかして電気料金値上げの問題は少くとも見送らなければいかんということを強く主張しておるものの一人でありますか、そういう立場から御質問をしたいと思うのでありまして、小池さんと梶浦さんと細野さんにお聞きしたいと思います。  小池さんには先ほどいろいろ数字……

第19回国会 通商産業委員会 第18号(1954/03/09、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今回トン当り十円と規定せられておりまするが、それをそれぞれ三十円或いは十五円この引上げるその算定の基礎というものについて御説明が従来あつたんならば何ですが、なかつたならばこの際一つ……。
【次の発言】 大体物価指数に応じてやられたというので、その御趣旨はよくわかりました。  同時にこの有効期間を二年間延長するという、それについての具体的な説明を……。
【次の発言】 更に将来延長しなければならないというような懸念はないのですか。
【次の発言】 両法案一緒に質問をいたすことにいたします。中小企業信用保険法の一部改正法樺案につきましては五点質問をいたします。中小企業金融公庫法の一部改正……

第19回国会 通商産業委員会 第20号(1954/03/16、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 この委託販売に関する輸出保険制度は非常に結構だと思うのでありまするけれども、それだけに、非常に結構だと思われるだけに、この運用を誤まると非常な弊害が出て来るのではないかという感がするのでありまして、その一つの根本問題は、日本から出て行く輸出品が良品であつた場合には、この委託販売の輸出保険制度というものは非常に善用せられ、その効果を健全に発揮し得ると思うのでありますけれども、不良品が輸出をせられるということになると、あとにおいて大臣の承認制度というようなものの運用によつてその弥縫策を講じなければならんというようなことが相当出て来るために、その運用よろしきを得なかつた場合には、投売り……

第19回国会 通商産業委員会 第22号(1954/03/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 この電気料引上げをこの際阻止しようということはこれは国民の輿論になつておると思います。言うまでもなく、低物価政策をとつている今日政府がこれを或る程度にせよ引上げるということは非常な問題になるので政府全体の問題だろうと思うのであります。先ほど来伺つておりますとどうも電気料金の引上げの問題はまあ通産省関係、税金関係は自治庁その他の関係だというようなわけでありまして、一般の国民が税の問題からこの際電気料金の引上げをできるだけ阻止しなければいけないという強い要望に対する気がまえがないような感じが私はするのであります。従つて只今委員長からは自治庁の長官を今度来てもらうというお話でございます……

第19回国会 通商産業委員会 第23号(1954/03/25、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今小林君からの資料御要求に関連してでありますが、先ほどの政務次官からの説明によりますと、我が国の地質は豊富な石油の産出が予想せられるということで、国産原油の飛躍的増産も必ずしも難事ではない、曾つては日本には石油資源が乏しいということがこれは常識みたいになつておつたのでありますが、これが今回全然といつていいくらい予想が違つて来たというふうな御説明なんでありますが、それを立証するような資料を、只今の要求せられた資料に関連いたしまして、特にその点をはつきり強調せられたわかりやすい資料を出してもらいたいと思います。

第19回国会 通商産業委員会 第24号(1954/03/26、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今長官からの御説明で感じますところは、利益金が予想したよりも私は多いと思うのでありまして、会後どういう事態が起るか、それは前途のことでありますから、わかりませんけれども、併し意外に政府も儲けておられるということが現在の段階でははつきりしておるのでありまして、これが将来仮に情勢が変るにしましても、常に黒字が出るくらいでありますので、何も政府が中小企業対策の一環としてこれをやつておるなどという威張るということはできないのであります。民間団体にやらせたつていいじやないかということになると思うのでありまして、いろいろ考えて見ましても、これは相当政府として只今の段階においては有利なお話の点……

第19回国会 通商産業委員会 第25号(1954/03/29、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私も本案に賛成をいたします。ただ今日中小企業金融が非常に緊迫いたしまして、前途誠に憂慮に堪えぬものがあるわけでありますが、さような面からいたしまして、一つは今後何らかの方途を講じられまして、更に中小企業金融の資金の拡大強化を切に希望するということが一点でありまして、もう一点は中小企業金融公庫に今回増資になり、又その資金はやや殖えましたけれども、これが運用に当りましては弾力性のある臨機応変の運用をせられる必要があると思うのであります。只今の資金運用は額も少いのでありまするが、各代理店に余りにも引摺られるといいまするか、その枠が非常に分散的に小さくなり、而してその運用が必ずしも円滑で……

第19回国会 通商産業委員会 第26号(1954/03/30、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 物品税はすでに御承知の通りの戦時中の、これはまあ戦時中の税としても最悪の税だと言われておるわけでありますが、その後、而も陳情があるというと、これをいじくり廻してでこぼこができて、どだいすべての悪いところへいじくり廻したものですから、更に甚だ恰好のつかん、一体奢侈的性質を帯びた税金なのか、或いは生活必需品まで課税するという税金なのか、まあ満身創痍、私は現在過去を通じて最悪の税金になつておると思うのですが、これについて大蔵当局のほうでは再出発をせられるように研究せられなければ世の中の笑いものになろうかと思うのですが、御意見はどうですか。

第19回国会 通商産業委員会 第27号(1954/03/31、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 言うまでもなく、ガス事業は地域的な公益事業でありますが、それにもかかわらず今回のガス事業法におきましては法律的にいわゆる地域独占を認めないことになつておるのでありますが、これは如何なる理由に基くのか、この点を法理的に御説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 私は実際問題についても将来問題の出て来る場合もあるだろうと思うのでありますが、特に法律論としてかような公共事業の濫立を防止するということはこれは公共の福祉を図るという上において必要なことは言うまでもないのでありまして、さような場合には憲法においてもこれを認めておるし、又行くべきものだと、又そういう解釈ができると思うのであ……

第19回国会 通商産業委員会 第28号(1954/04/06、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は三点ほどお伺いしたいのですが、第一点はこれが政府提出案にならなくて議員立法で行くようになつたその実情というものがどういうものだつたか、その点も伺いたいと思います。大体議員立法で行く場合には政府案で行くほど確信がないというような場合に議員立法になつたりする場合が多いのでありますが、併し今回は我々同僚議員であられる海野委員が御説明になつておるので信頼できると思うのでありますけれども、併しどうもこの点について率直な意見を一度伺つておいたらどうだ、と思うのであります。それから成るべく時間を節約する意味におきまして併せて伺つておきますが、もう一点はこの提案理由説明の中にも書いてあります……

第19回国会 通商産業委員会 第30号(1954/04/09、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 これは新探鉱法によつての結果じやないのですか。
【次の発言】 さつきの我が国の含油地域図、これも新探鉱法を加味しての結果だというお話があつたのですが、それはいつ現在ですか。
【次の発言】 大体わかつたのですが、国産原油の飛躍的増産の見込が出て来たと、こういう今までの数学でほぼ見当はついたのですけれども、今の飛躍的増産を裏書する数字としてはどういう数字を想定しておるわけですか。現在はこの程度で、将来はこの程度で行けるだろうという見込ですね。

第19回国会 通商産業委員会 第31号(1954/04/13、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 関連質問、ちよつと併せて。今三輪委員から御質問が出ているわけですが、そういう質問が出て来るのはやつぱりもうちよつとこれの説明を具体的にしてもらうといいじやないかと思うのですが、というのは、大体鹿児島に織物の検査所ができるなんということがちよつと想像がつかんのですね、従来の織物の生産額等から言うと。従つて今の政府委員のほうの説明で大体わかりかけたのですけれども、一体県内の生産がどの程度なんで、むしろ輸出するつもりでなかつたのだが県外から入つて来て輸出するようになつたものがどの程度あるか。織物の種類はどういうものであるか。更に輸出が急増しつつあるわけですが、これも沖縄の関係だとか、台……

第19回国会 通商産業委員会 第33号(1954/04/16、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 帝石その他石油会社に対しまする配当制限が今後必要となつて来るというようなことがあろうかと思います。殊に衆議院通産委員会におきましては附帯決議がつけられております。配当については他の公益事業と同様にするというようなことに相成つておりますが、これを具体的に措置しようという場合においてこの提案せられておりまする法律案のどの条文によつてこれを確保して行こうとするのか、その点について伺いたいと思います。
【次の発言】 予想しておりました通りの御答弁で、その点は満足をするのでありますが、若しも勧告をした場合にこれに応じなかつた場合におきましては如何なる措置をとり得ることになつておるのでありま……

第19回国会 通商産業委員会 第34号(1954/04/22、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 この問題に関連してお尋ねをしておきたいのですが、曽つてこれが論議せられたる際に、川俣地方その他この件に関連する地方の金融に対してどういう緊急措置をとつておられるだろうかということを質問したわけですが、できるだけのことをやるという当時政府の答弁だつたのですが、その後どういう対策がとられ、又実情はどんなになつておるかということと、それからもう一点は、問題になつてから相当の月日にもなりますし、今後又これが解決を見るまでには相当まだ月日がかかりはしないかという懸念があるわけですが、これらの損失に対して特別の税の減免措置等も考えられるかと思うのでありますが、そういう点について政府はどんなふ……

第19回国会 通商産業委員会 第35号(1954/04/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は希望条件を附しまして本案に不満足でありまするけれども賛成をいたします。その希望条件は衆議院の通産委員会における附帯決議の第五号に、「国家助成をうける石油採取事業の公益性にかんがみ、配当については他の公益事業と同様にすること。」の条件が附帯決議としてなつておるのでありますが、この附帯決議を充足するのには、私はこの法律案の修正をいたし、具体的に言うならば、第十七条の勧告だけでは目的が達せられない場合が相当予見できるのでありまして、この勧告に応じない場合においてはどうしても命令までするというふうにこの法律案の第十七条を修正すべきものだと思うのでありますが、勧告について只今私の申しま……

第19回国会 通商産業委員会 第36号(1954/04/27、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 途中から出ましたので或いは重複するかと思いますか、その点は一つ御容赦を願つておきたいと思いますが、三十六億円の使途の問題、いろいろ今までに質疑があつたようでありますが、これが今後援助が継続するか否か、要するにその資金がどの程度の額に上つているか否かによつて、これの有効使用の途が変つて来るだろうと思うのでありまして、そういう面について来年は少くとも一カ年間は援助があるだろうと思いますが、更に今後何カ年ぐらいは援助がほぼ確実であるという見通しができるかどうか、そういう点と、更に第二点といたしましては、防衛産業に対しまして融資形式で使用させるというお話のようでありますが、これが航空機、……

第19回国会 通商産業委員会 第38号(1954/05/11、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 外務政務次官に伺つておきたいのでありますが、先般の私の質問の際にちよつとはつきりしなかつた点がありまするので、お答えおきを願いたいと思います。すでに今日の午前中参事官からは答弁を得たのでありますけれども、それは水産関係の代表として海外渡航をすることは、除外例としてこれを認めるということでありますが、通商一般の問題として、先ほど来委員長初め他の委員からも、現下の情勢から見て、日ソ貿易の促進は誠に必要だということでありまして、私も誠にその通りである、何とか局面を打開するように努めなければならんと思つておりますが、その線に沿つて民間代表として、通商促進のために海外渡航するというようなこ……

第19回国会 通商産業委員会 第39号(1954/05/13、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 最初提案せられました硫安需給安定法案には、保管団体には農業団体であろうと他の商業団体であろうと一視平等に見得るような建前になつておつたのでありますが、にもかかわらず、その後衆議院のほうで保管団体は農業団体に限るというふうにはつきり修正せられたのでありまして、その点は只今鷲見参考人の言われる通りでありまして、その理由は今後大いに究明しなければならんと思いますが、これは商業者に、今参考人からお話がありました通り、非常な大きな影響を与えて行くと思うのでありまして、考え方によりましては、もう死命を制せられるということになると思うのであります。只今お話によりますと、商業者の肥料商の数は二万……

第19回国会 通商産業委員会 第40号(1954/05/17、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ず中小企業庁に質問をいたしたいと思います。問題点はすでに御承知かと思いますが、肥料の配給状況を見ますと、商人側と農業団体側とは大体その肥料配給に関与している数量的なパーセンテージはほぼ相半ばしておるのでございます。具体的に言うと商人系が四八・五%、農協系が五一・五%であります。併しながら六、七〇%も商人系のほうが配給いたしておる県も少くないのでありまして、例えば埼玉県においては七〇%が商人系が配給しておる、山梨県においては六八%商人系が配給しておる、和歌山県においては六四%、徳島県においては七三%、香川県においては六五%、高知県においては七〇%を商人側が配給しておるというような……

第19回国会 通商産業委員会 第41号(1954/05/18、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今回の法案によりますると、硫安、今回は改正の結果肥料の輸出振興を図るために輸出調整会社を設立するというのでありますが、一方輸出入取引法によつて輸出組合制度があるわけでありまして、この輸出組合制度によるならば一手買取輸出もできるということになつておるのでありますから、かような輸出組合制度を活用することによつて特に輸出調整会社まで作る必要はないのではないかという感じが出て来ると思うのであります。ひとりこれは肥料関係のみならず、今回かような特別の会社を設立しなければ輸出の振興が図り得ないということになりますと、これが前例となつて今後輸出振興を図ろうとするためには一一輸出会社を作らなけれ……

第19回国会 通商産業委員会 第42号(1954/05/19、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 最近電気料金の問題については通産省はどういうふうな考えになつて来ておるか。特に先ほど小出次長からのお話だと上下半期等に予想外に豊水状態になつた。これが電力会社の経理状態に大きな影響を及ぼしておるというのでありますが、そういう最近の情勢を織込んで電気料金値上げ問題に対してどういう考えを持たれつつあるか、その点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 電気料金値上げの問題につきましては、これは私の直感なんでありますが、初めは通産省弱腰であつて、途中から国会の論議或いは輿論等からの影響かも知れないかと思いますが、相当強腰、又最近は弱腰になつておられておるように直感をするんでありますが、……

第19回国会 通商産業委員会 第43号(1954/05/20、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 大分質問したいと思つておつたのでありますが、委員長及び小林委員からもう殆んど触れられましたので、私は二点だけ質問いたします。  第一点は日平産業が銀行取引の停止になつたのは三月十五日というふうに聞いているのでありますが、二月の十五日頃にすでに一部の不渡が出ておつたし、又昨年の八月頃からも、一回も支払を受けておらん下請も少くないということを聞いているので、その未払額は先ほど来お話のあります通り数億に上つているのでありますが、その一面において宮嶋社長を中心とする支払、使途の不明な金が六千万円、或いは八千万円、或いは一億に及ぶと言われているのでありますが、この相互関係を副社長は如何に見……

第19回国会 通商産業委員会 第44号(1954/05/21、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今回肥料の輸出振興を図るために肥料輸出会社が設立せられる想定の下に法律案が出ておるわけですが、私は輸出振興を図るためには輸出入取引法を先般も国会で非常に強化いたしまして、輸出組合制度ができておりますので、輸出組合制度によつて輸出振興を図つて行くのがいいというふうに考えておるのであります。と言いますのは、輸出の振興を特定の品種について図るために特に輸出会社を設立する、又これに伴つての特別法を作るということは今後輸出振興第一主義の政府の方針を推進せられる上において将来肥料にとどまらず或いは鉄鋼関係或いは化学製品、いろいろとこれが将来先例となつて問題が出て来やしないかということを憂慮す……

第19回国会 通商産業委員会 第46号(1954/05/25、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 総括的な質問は一応済んだのでありますが、条文的なことについて一、二質問をして見たいと思います。第二十九条の第三項の「期間を定めて」というのはどの程度の期間を想定しておるのか。なお「特に必要があると認めるときは、その期間を延長する」というその期間はどの程度の期間を想定せられておるのか。その点を伺いたい。
【次の発言】 第二十九条第一項の今回改正せられた趣旨、特に当該産業及び関連産業の存立に及ぼす影響とあつたのを今回は当該産業の存立に及ぼす影響と関連産業に及ぼす影響というか、まあ二つに書分けられてはつきり区別したわけですが、そのニユアンスはどういうふうなものか、その点をお伺いしたい。

第19回国会 通商産業委員会 第47号(1954/05/26、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今の問題に関連いたしまして質問いたしますが、第二条の第三項で「第一項の業務を包括的に商工組合中央金庫に委託しなければならない。」ということになつておるのでありますが、第四号の「その他機械工業の振興を図るため必要な業務」というのは、具体的の例を見ますと、海外情報の収集頒布であるとか、或いは海外宣伝用のカタログの製作頒布であるとか、更に海外貿易斡旋所の設置などでありますが、こういうものを商工中金のごとき金融機関が委託を受けてやるということは非常に適当ではないと思うのでありまして、これは恐らく商工中金が包括的に委託を受けても更に適当なる団体機関等に再委託をすることにならざるを得ないと思……

第19回国会 通商産業委員会 第48号(1954/05/27、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は附帯決議を附けまして本案に賛成いたしたいと存じます。その附帯決議は「航空機製造事業につき許可制を採用したる以上、指導監督に万全の措置を講じ、航空機製造事業の健全なる発展を期することは勿論、下請及び関連産業たる中小企業に支払遅延、手形不渡等の不祥事を惹起するようなことなきよう、行政上特に細心の留意を払うこと」というのでありまして、これは武器等の製造事業法が先般制定せられたのでありますが、その後における実情を見ますと、日平産業のあの甚だしい不渡手形の事件に関連いたしまして幾多の中小企業が今死活の線上をさまよい、中にはすでに倒産続々としておるというような状態であるのでありまして、今……

第19回国会 通商産業委員会 第49号(1954/05/28、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は本法につきましては賛成をいたします。
【次の発言】 私は、希望条件を附しまして本案に賛成いたします。この輸出会社は、実質的に見ますと、一つのカルテルであると思うのでありますが、かような行き方は輸出入取引法による輸出組合制度の整備を図つて輸出組合制度で行くのが本来の姿であろうと確信するのであります。従つて現在の輸出組合制度の足らざるところがあるならば、これを極力補完整備いたしまして、将来輸出振興を図る際におきましては、輸出組合制度によることとして、かくのごとき特別会社を作るということの例とこれがならないように希望をいたすのであります。右の希望条件を附しまして私は本案に賛成いたし……

第19回国会 通商産業委員会 第50号(1954/05/29、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 二点最後に伺つておきたいと思うのでありますが、第一点は、競輪場は現在全国六十三カ所に及んでおるようでありますが、現在の施行状態、それから更にこれが世間に及ぼす影響等から見まして、これ以上殖やすということは非常に問題があろうと思うのでありますが、この点について私は殖やすべきものではないと思いまするけれども、それについての御意見を伺いたいということが一点でございます。  それからもう一点は、競輪は只今のところウイークデーでも午前中にこれを施行しておるという状態でありますが、これがために競輪の競技というものは今日観衆から見ますと、これを娯楽としてやるというよりも、実際それによつて衣食を……

第19回国会 通商産業委員会 第51号(1954/05/30、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ず最初参議院の法制局長にお伺いしたいと思いますが、今回の修正は肥料原料の買取実施ということになつているのでありますが、臨時肥料需給安定法のその目的の第一条には、「この法律は、肥料の需給の調整及び価格の安定を図ることを目的とする。」とあるのでありますが、これは製品たる肥料のその肥料における需給の調整及びその価格の安定に限定せられていると思います。にもかかわらず今回の修正はその原料の買取に関連するものとして、この臨時肥料需給安定法第一条の目的の範囲外に逸脱をしていると思います。これについて御意見はどうでありますか。
【次の発言】 それは目的達成とは言いますが、製品と原料では本質がは……

第20回国会 大蔵委員会 第3号(1954/12/06、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほど産業復興公団が設備せられたというお話があつたのでありますが、当時産業復興公団はこれにどの程度の資金を投じたのか。それから大蔵省が引取つたのは幾らで引取つたのか。更に補修額が相当かかつたようでありますが、それが全国でどれくらいかかつておつたのか。その点伺います。
【次の発言】 先ほど伊藤さんからの御説明にあつたのでありますが、三億三千万円に評価しておるというようなお話がありましたが、そうすると大蔵省が引継がれたときには二億四千四百万円、これを評価して三億三千万円というふうに考えていいのでありましようか。
【次の発言】 先ほど伊藤さんの御説明の中には評価をしたのが三億三千万円ば……

第20回国会 通商産業委員会 第3号(1954/12/06、3期、緑風会)

○委員外議員(豊田雅孝君) それでは委員外質問をさして順きたいと思います。  独禁法の改正の際に、合理化カルテルだけは認めるけれども、不況カルテルについてはこれを認めないというふうに当時通産大臣或いは公取のほうからも固くお答えがあつたように思うのでありますが、その後もそのお考えについては何ら変りはないかどうか。この点について通産当局と公取委員長とに伺いたいと思います。
【次の発言】 言うまでもなく不況カルテルは消費者、中小企業等に対するしわ寄せが当然来るのでありまして、先ほど申します通り独禁法改正の際も随分論議せられ、そしてカルテルについては合理化カルテルはこれは止むを得ないけれども、不況カル……

第21回国会 大蔵委員会 第1号(1954/12/15、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 さっき提案者の春日さんから中小企業とのバランスについて御答弁があったのに関連しまして少し質問したいと思います。  貸倒れ債権に対して特別の税制或いは徴税上の措置が認められているというようないろいろお話がありましたが、これはもう我々から見ると全く二階から目薬で、而もそのやつておる措置というものは貸倒れになっておる債権を前提にしておる。要するに不良なる取引先、とても返つて来ないような回収見込みの立たないようなものに対する特別の措置なんです。だから、こんなものを考えたつてなんにも中小企業の対策には私はならないと思う。もうあれは、或る意味においては、むしろこけおどしというくらいに私は考え……

第22回国会 商工委員会 第20号(1955/06/21、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 中小企業金融公庫法が成立いたしましたときに、当時いろいろ政府側からの説明その他を思い起すのでありますが、中小企業金融公庫ができるそのもう一つ前の構想というものは、一種の特別会計にしまして、そうしてこの特別会計に政府資金を導入して、これを中小企業の既存金融機関にそれぞれ配分をしていく、要するに一つの中小企業金融の資金のプール機関を作ろうという構想が当時問題になったのでありまして、その考え方から特別会計でいこうということに当初はなっておったようでありますが、途中から中小企業金融公庫という行き方に変ってきたのであります。しかしながらやはりその沿革に基きまして、中小企業金融公庫に対しては……

第22回国会 商工委員会 第21号(1955/06/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 将来保険料の引き下げをはかるように希望を付して賛成いたします。

第22回国会 商工委員会 第25号(1955/07/01、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は次に述べます付帯決議をつけて本案に賛成をするものであります。付帯決議といたしましては、   政府は中小企業の系統金融機関たる商工組合中央金庫に対する指導監督を強化し以って健全なる組合金融の発展を図ると共に、左記の措置を講じて同金庫の資金源確保と貸出金利引下に努むべきである。  一、資金運用部資金を商工組合中央金庫に低利貸付け得るの途を考慮すること  二、指定預金の引揚は資金源確保の状況と睨み合わせこれを延期すること  三、商工債券の金利の引下を図ること  四、商工組合中央金庫の運営合理化を促し、その企業努力により資金原価の低減を図ること   右決議する。  このような付帯決議……

第22回国会 商工委員会 第26号(1955/07/12、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 清水出張所の所管区域と検査品目、その点を明らかにして下さい。
【次の発言】 柑橘類などはやらないのですか、茶だとか……。
【次の発言】 木竹製品だけで年額十億円ありますか。
【次の発言】 そうすると、どういうものがありますか。
【次の発言】 そういうものを全部検査するのですか、釣針なんかを……。
【次の発言】 そうすると、今あげられたような検査品目について全部検査するということになるんですか。
【次の発言】 聞きたいと思うのは、約十億円になるというのはどういう品目について十億円になり、そのうちさしあたり検査するのはどういう品目で、その金額はどういう程度になるのですかという点につい……

第22回国会 商工委員会 第27号(1955/07/14、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 政令で定める品目というのはカメラだけですか。
【次の発言】 その二品目だけですか。要するに政令で定める品目というものを一応資料として配ってもらったらいいのですが。
【次の発言】 その金額はどのくらい、カメラとそれから光学機械合せて。
【次の発言】 両方合せて……。
【次の発言】 そのうち、この輸出とみなされる特殊のケース、この法律の適用になるものが大体どの程度ありますか。
【次の発言】 なお、この際に現在輸出検査をやられている品目はどういうものがあるか、それから強制検査、要するに国営検査でやっているものはどういうものがあるか、それから任意検査というか、民間検査でやっておるものはど……

第22回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1955/09/20、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 若松さんにきわめて簡単に一点だけお尋ねします。それは若松さんから最初反対と反対以外の者とは大体半々だという説明があったわけでありますが、一方宮崎さん、あるいは青木さんの方からは反対は九十六名、ほとんど全部反対だというような表現の説明があったのでありますが、そこに非常に大きな食い違いがあるのですね。ただいま若松さんの方からは、一々はわからぬというようなお話でありましたが、半々というのと、ほとんど全部というのでは非常な大きな食い違いであります。それでその点についてあなたの率直なお答えを願いたいと思います。

第22回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1955/09/22、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 重光外務大臣はお見えになっておるというお話でありますけれども、一昨日の委員長からのお話は、本日は重光副総理、それから防衛庁長官、さらに西田労働大臣、三人そろってやるということを言明せられましたので、質問は、一昨日一応六時で西田労働大臣の健康の工合があるから、打ち切るということであったのでありますが、本日は西田労働大臣は健康の工合、これはあるいはやむを得ないといたしましても、砂田防衛庁長官は見えておらぬ。今回のこの国防関係の問題は言うまでもなく、相互に外務、防衛、さらに某地担当大臣には緊密なる関係があるわけでありまして、質問をするものとしては、三大臣やはりそろったところでなければ意……

第22回国会 内閣委員会 閉会後第5号(1955/11/01、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 西田国務大臣に政治的な御答弁をお願いいたします。基地の設定の問題なんでありますが、政府の方では納得させるようにやっておるというお話しでありますが、実際問題としちゃ納得していない。これは法律的な関係とか、あるいは事務的な関係から見れば私はそれで一応済むような御答弁になれると思うのでありますが、しかし政治的な問題としてこれを見たら、それではいかぬと思う。それで地元の関係者に対する関係について、いろいろこれはもう批判もあるでありましょうが、むしろ私がお尋ねしたいと思いまするのは、一般国民との間における関係をどういうふうにして行かなけりゃならぬかという問題についてお尋ねしたいと思うのであ……

第22回国会 内閣委員会 第8号(1955/06/02、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 資料をちょっとお願いしておきたいと思います。終戦当時、昭和二十年の定員数、それから自後増減の定員比較数、それを今まで出ておらなかったものを出してもらいたい。
【次の発言】 終戦直後のものがわからなければ終戦前でもいいです。
【次の発言】 それから終戦後毎年の増減の比較。
【次の発言】 なお総人口と公務員との比較、比率ですね、それからなお主要国だけについてでも人口と公務員との比較したものを出してもらいたい。

第22回国会 内閣委員会 第32号(1955/07/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 本案を議員立法にせられた理由はどういうところにあるのですか。その事情を端的、率直に承わりたいと思います。
【次の発言】 金銭給付のことばかりが問題になっておるようですが、この法案を見ますと、明らかに福利厚生事業をやるという法文があるわけです。従ってどの程度の資金計画によって、どの程度の福利厚生事業をやるのか、その点についての数字的に、この次にでも質問したときには御答弁の詳細できるように一つ御用意を願っておきたい。
【次の発言】 その点よくわかっております。現状がすでに大きい影響を与えているということは数字的に明らかになっていないのです。この際数字的にこれを検討する意味におきまして……

第22回国会 内閣委員会 第33号(1955/07/25、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 鳩山総理にまず伺いたいと思いますが、今回四巨頭会談が終了したのですが、この会談の結果によりますと、大体各方面とも戦争の危険が除かれたという観測を下しておるのでありますが、総理自身はこれをどういうふうに判断せられておるか。さらにその判断に基かれてわが国の防衛力というものを今後いかにあらしめねばならぬというふうに考えておられるか、この点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、将来近く軍縮会議等が開催せられる、そういう際については、すでに日本の防衛力というものはこれに対して相当軍縮といいますか、そういう考え方をしなければならぬ程度に防衛力はすでになって来ておるというふう……

第22回国会 内閣委員会 第34号(1955/07/26、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 関連して。今の交戦権の問題ですが、国際紛争を解決する手段としての交戦権は認めないけれども、「前項の目的を達するため、」ということが第二項にある。その関連において、自衛のための行動に伴う交戦権というものはこれを認めるのだという解釈にまでは行っておられぬのですか。
【次の発言】 もう一点。今、法制局長官の言われる自衛行動権と自衛からくる交戦権というものと区別せられたから非常に混乱するので、国際紛争解決手段としての武力行使に伴う交戦権ならば認めるというふうにはっきりすれば、問題はなくなってくるじゃないか。
【次の発言】 法制局長官の主張せられておるようなところから演縛して行くと、文理解……

第22回国会 内閣委員会 第36号(1955/07/28、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今のに直接関連をしているんですが……。竹島の問題と憲法九条との関係なんでありますが、あれが侵略が行われたそのときであるならば、自衛軍による武力行使ができるというふうに考えられるのでありますが、時日がたったためにこれは国際紛争の解決手段として平和的手段に訴えなければならぬというふうになってきておる。要するに直接侵略の場合でも時日がそこに相当たってくるならばこれは憲法九条の解釈から言うというと、国際紛争解決手段として考えていかなければならぬものかどうか、その点外務大臣の御所見を伺いたい。
【次の発言】 そうすると、理論的には今からでも竹島に対しては自衛権の行動を開始し得るというふうに……

第22回国会 内閣委員会 第37号(1955/07/29、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 この公共企業体の特に福祉事業が従来から中小企業に深い関係を持っているわけでありますので、これに関連いたしまして、二、三さしあたりこの際明らかにしておきたいと思います点を伺いたいと思います。  まず第一点は、これを議員立法にするようになったいきさつと、さらにこの国会をどうしても選ばなければならなかった、要するに特別国会を選ばなければならなかったというその事情を承わりたいと思います。
【次の発言】 提案理由の説明を伺いますと、金銭的給付の方については詳細述べられておるのでありますが、先ほど申すように、中小企業に及ぼす影響が大きいという点から、業界から非常に関心を向けられておりまする福……

第22回国会 内閣委員会 第38号(1955/07/30、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 議事進行。国防会議の構成等に関する法律案及び憲法調査会法案の審議の経過とその重要性にかんがみまして、国防会議の構成等に関する法律案及び憲法調査会法案、両法案を閉会中もこれを審議することの動議を提出いたします。

第22回国会 予算委員会 第3号(1955/03/29、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 中小企業金融に関連いたしまして通産大臣、大蔵大臣に一言お尋ねしておきたいと思います。先ほどの商工中金の資金の拡大関係に関連いたしまして、現在商工中金の出資金は大体十四億になっておりますが、政府自身は二百十万円ぐらいしか出資をしておらぬ。法律の建前からいうと非常にこれはアンバランス、もう十四億の大部分が、なけなしの中小企業界から血の出るような出資をしておるという状態であります。従ってこの際、少くとも政府では民間出資にバランスのとれる程度の出資をすべきで、これはもう当然法律の建前からそういう結果が出てくると思うのであります。ことに中小企業金融公庫からは二十億の金が回っている。このうち……

第22回国会 予算委員会 第5号(1955/03/31、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま議題になっておりまする昭和三十年度暫定予算案に対しまして、原案に賛成をいたすものであります。  ただし希望を付しておきます。それは補助費の関係におきましては、特殊のものを除くのほか、原則として計上せられておらないのであります。これは暫定予算には政策を織り込まないと政府は言いつつも、補助費を少くせんとする政策を織り込んでおるとも言い得るのでありまして、この事実は地方公共団体に大きな不安を与えまするのみならず、現実に事務上並びに事業上に支障を来たすおそれが多分にあると考えるのであります。つきましては、政府は地方公共団体等に不安を与えることのないよ……

第22回国会 予算委員会 第8号(1955/05/11、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 中国から輸入した原材料を加工したものが最近アメリカで輸入制限を受けておるというようなことを聞くのですが、具体的な、たとえば豚毛を輸入してそれの加工によるブラシ、そういうような具体的な事例について交渉をせられたかどうか、あるいはその経過等を聞きたいと思います。
【次の発言】 柞蚕糸を加工した絹織物関係についても問題が起きておるようでありますが、それはどんなふうですか。
【次の発言】 まだほかにもそういう例があるんでしょうか、どうでしょうか。
【次の発言】 それから輸出金融の円滑化をはかろうと、まあ経済六カ年計画も大分書き上げられておるようですが、輸出入銀行は御承知のようにプラントの……

第22回国会 予算委員会 第9号(1955/05/12、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 駐留軍の減少なり移動によって、使用施設が不用になったものがあるだろうと思うのですが、この資料がなくてわからんのですが、実情はどうなっておりますか。
【次の発言】 私の質問しておるのは、解除になったのが数字的にどういうふうになって一おるのか、減少したものがどうなんで、増加したものが幾らで、差し引き現況はこうだという資料を出されてしかるべきじゃないか、こういう意味なんです。あとで資料で出してもらっていいのですよ、あるのでしょう。
【次の発言】 それでけっこうです。
【次の発言】 毎年の比較増減を……。
【次の発言】 この施設別にやって下さい。

第22回国会 予算委員会 第13号(1955/05/24、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 金利が一般に引き下げられつつあるわけですが、さなきだに高い中小企業関係の金利の引き下げについて、何か政府の方で今考えておるかどうか、それを具体的に……。
【次の発言】 これは相互銀行、信用金庫なんかにつきましてはどうですか。
【次の発言】 大体中小企業の専門の金融機関というのは、コストが高いのですからね、御承知のように。だから一般の金融機関の金利を下げるように、これを下げさせるべく大蔵省と折衝しておるというが、コスト自身を引き下げる方策を講じなければ、金利の引き下げは言うべくしてなかなか行われないのじゃないか。しからざれば当該中小企業専門金融機関を苦況に立たせるということになると……

第22回国会 予算委員会 第14号(1955/05/25、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今のに関連してでありますが、いわゆる四十二万戸のうち、本当の新築というものは何戸ですか。
【次の発言】 これは念を押すのですが、そういう言い方でなく、本当に新築の分が何戸あるか、裏から聞いておいた方がはっきりするのですから、その点を私は確かめておきたい。
【次の発言】 詳しく説明すると、はっきりしないですから、四十二万戸のうち、真に新築のものが幾らということをはっきり言った方がいいですよ。
【次の発言】 ほんとうの新築ですか。

第22回国会 予算委員会 第15号(1955/05/27、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 衆議院の本予算の審議の状況を見ますると、修正あるいは予算組みかえの可能性が非常に濃厚になってきているように見えるのでありますが、万一予算の修正あるいは組みかえというようなことに相なりましたる場合には、この暫定予算をいかに措置せられるかということを、御質問の前提として、まず総理から伺っておきたいと思います。
【次の発言】 さようなことを私は聞いているのじゃないのであります。(「変だぞ」「聞いていなきゃだめだな」と呼ぶ者あり)まず質問自体の、全体、前後その他の関係がありまするから、まず前提として最初に伺っておきたいと思う一点を、特に今質問したのです。(「よく聞きなさいよ」と呼ぶ者あり……

第22回国会 予算委員会 第16号(1955/05/28、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今の委員長の御発言にも関係があるかと思うのでありますが、私は直ちに文部大臣に質問をいたしますから、文部大臣の出席を要求いたします。  昨日、私の質問に答弁せられたるところによりますると、経済六カ年計画、これが推進に伴う裏づけの政策というものはほとんど何にもないと言っていいということがはっきりいたしたのであります。従って、経済六カ年計画の推進をするのには、これは全く政府は無手勝流にやって行かれると見るのほかないのでありますが、これに対しては相当国民の協力が必要だと、それだけに思われるのであります。ところが、経済六カ年計画の構想を見ますると、この計画の達成については国民の総意による協……

第22回国会 予算委員会 第18号(1955/05/31、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま議題になっておりまする昭和三十年度六月分暫定予算三案に対し、意見並びに希望を付して原案に賛成するものであります。  第一に、この暫定予算案は、大蔵大臣の提案説明にもありましたるごとく、四、五月分の暫定予算とはその性格を異にいたしておりまして、三十年度本予算を基礎としているものであります。従ってこの暫定予算案は、暫定予算とは言うもののその性格は本予算と同様とみるべきものであろうと考えるのであります。しかるに三十年度本予算案は、現在衆議院において少くとも修正必至の情勢にあるのであります。従って三十年度本予算案の見通しをつけた上でなければ、この暫定……

第22回国会 予算委員会 第30号(1955/06/22、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほど来各委員から猛烈なる攻撃が行われたわけでありますが、緑風会としては実際、今までできるだけの協力をし、また委員長も出ておることでありまするから最善の努力をして参ったのでありまするけれども、かくのごとき状態では、おのずから協力というものにも限度があるのであります。(「その通り」と呼ぶ者あり)先ほどから、二時半から今までおくれたということでありましたけれども、かような状態は、程度の相違こそあれ、きのうからであります。大臣は出てみたりあるいは引っ込んでみたり、ほとんど質問者は満足な質問はしておらぬ。しかもきのうから、きょう午前中もそうである。午後はかような状態で、全く閣僚は影も形も……

第22回国会 予算委員会 第31号(1955/06/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 自治庁長官、見えていますか。

第22回国会 予算委員会 第32号(1955/06/24、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 まず、自治庁長官にお尋ねをいたします。  地方税の滞納額が正確なところどの程度になっておりますか、これを伺いたいと思います。
【次の発言】 滞納額が……。
【次の発言】 金額で正確なところを伺いたいと思ったのでありますが、私の聞き及んでいるところにおきましては約七百億に上っているということを承知しているのであります。で、地方税の滞納額があると申しまするごとく、七百億の多額に上っているということに相なりますると、一方地方公共団体の赤字は二十九年度においてすでに六百億近くある。しこうして地方税の滞納額は七百億からあるということでありまして、地方公共団体の財政はまさに危機に瀕していると……

第22回国会 予算委員会 第39号(1955/07/01、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は、緑風会を代表いたしまして、衆議院修正送付にかかる昭和三十年度一般会計・特別会計・政府関係機関予算三案に対しまして、若干の意見並びに希望を付して賛成するものであります。  民主、自由両党の共同修正による修正総額は、二百十五億円となっておるのでありまするが、その財源は主として資金運用部引き受けの金融債百四十一億円、国鉄公募債四十五億円、合計百八十六億円を市中消化にゆだねたものであります。その結果、修正後の一般会計は政府原案に比しましてかえって減少をいたしております。政府はこの立場から、一兆円予算を堅持し得たものとしておるのでありますが、実質的には市中金融へのしわ寄せによって増額……

第22回国会 予算委員会 第42号(1955/07/22、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 生産性本部のことに関連しての質問でありますが、この生産性の向上の必要な点は大企業だけではないと思います。特にわが国の特殊性からいいまして、大企業に関連産業である中小企業に対しての生産性向上が最も必要で、生産性向上をやるにはむしろ関連産業としての中小企業に重点を置かなかったならば、この目的をほんとうに達成できないと思うのであります。この生産性向上の指導につきまして、関連産業としての中小企業に対して十分に生産性の向上をはかるという具体的な方策はいかに考えておられるか、この点御所見を伺いたい。
【次の発言】 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となっておりまする昭和三十年度特別会……

第23回国会 予算委員会 第5号(1955/12/13、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 まず大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、今回補正予算が出されてきたわけでありますが、これにつきまして前国会で鳩山総理は木村委員に対しまして、当時災害以外に補正予算は提出しない、これを強く言明せられたのであります。おそらく、もしも出すようなときには政治的責任をとるというようなことまで鳩山総理は言われたのであります。これについて大蔵大臣も当時同調せられ、同感の意を表されたのでありますが、しかるに今回この補正予算を出されることになったについていかなる見解をお持ちなのか、これを率直に伺いたいと思うのであります。
【次の発言】 情勢が地方財政関係につきまして緊迫してきておるということは、これは……

第24回国会 予算委員会 第4号(1956/02/04、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は緑風会を代表いたしましてただいま議題となっております昭和三十年度特例会計予算補正(特第3号)に対し、賛成の意を表するものであります。この補正は、三十年産米の政府買入数量の増加並びに李ライン関係の抑留漁夫の増加等に伴います関係の特別会計の補正でありまして、現下の実情より見ましてやむを得ない措置と労えるのであります。しかしながらこの際、政府に対しまして若干の希望を付しておきたいと思うのであります。  第一には、補正予算提出の時一期でありますが、支払い不能に陥る直前に提出するがごときことのないように、将来十分に戒心せられたいという点であります。  第二には、わが会派の中山委員の質問……

第24回国会 予算委員会 第6号(1956/02/16、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 まず最初に大企業の支払い遅延問題につきまして、公取の委員長と通産大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  まず公取の横山委員長にお尋ねをいたしますが、最近の未払いないし支払い遅延の状況と、これに対して公取がおとりになりました措置について伺いたいと思うのであります。
【次の発言】 いろいろ御努力にはなっておるようでありまするけれども、だいぶん御遠慮にもなっておるんではないかというふうに、今の御報告を承わっても感ずるのでありますが、昨年の夏、経団連の石川会長あてに公正取引協会の会長の工藤昭四郎氏の名義をもちまして、下請代金支払い促進に関する要望書というのを送付しておられるのであります。……

第24回国会 予算委員会 第7号(1956/02/18、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となっておりまする昭和三十年度一般会計予算補正(第1号)外二案に対しまして賛成の意を表するものであります。  一般会計予算の補正は、先に実施済みの地方財政についての臨時措置に伴う財源補てん及び食糧管理特別会計の赤字補てん、その他必要やむを得ない歳出増加に対しまして補正を行わんとするものでありまして、これが財源は、租税等の増収のほかは、極力歳出の節約、繰り延べ等によってまかなわんとするものであります。また特別会計及び政府関係機関の予算補正につきましても、一般会計予算の補正に伴うもののほかは、最小限度の補正を行わんとするものでありまするから、……

第24回国会 予算委員会 第19号(1956/03/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 最初に総理にお尋ねいたしますが、憲法改正につきましては相当根強い反対があることは、総理自身最もよく御承知のところでありますが、それだけにこの憲法改正の世論を強力に喚起推進していこうということにつきましては、よほどの覚悟が要るんじゃないか。講演会などをちょいちょいお開きになるくらいではとうてい足らないのでありまして、場合によってはかえって逆効果になるおそれすらあると考えるのであります。従ってよほどの世論喚起につきましては、また啓蒙につきましては、用意周到に組織的な計画が必要ではないかと思うのであります。また、相当資金も要るのではないかと思うのでありますが、総理自身この問題につきまし……

第24回国会 予算委員会 第21号(1956/03/26、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は緑風会を代表いたしまして、昭和三十一年度一般会計、特別会計及び政府関係機関の予算案に対し、簡単に意見並びに希望を付して賛成をするものであります。  一般会計の予算の総額は一兆三百四十九億でありまして、三十年度の当初予算額に比べますると、四百三十五億円、補正後の予算額に比べますれば二百十六億円の増加となっておるのでありまするが、一時に比しまして漸次安定感を増してきている点等を考慮に入れますれば、まずもりて妥当な予算規模だと考えるのであります。しかしながら和税収入を検討いたしてみますると、交際費課税の強化、あるいは退転給与引当金制度の改正、砂糖輸入税等の増徴等によります増大分は約……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 商工委員会 第8号(1956/12/13、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は主税局長が見えましてから、一括質問いたすことにいたします。
【次の発言】 主税局長が来るまでの間お尋ねをしますが、繊維局長は今私見だというような前提のもとにお答えがあったわけなんでありますが、この原糸課税をより必要とするという説が一面に出ておるのに対して、果して原糸課税をやらなければ、一方において伝えられておる一千億減税というものができるのかどうか、そういう相互関係を検討せられて、その上で通産省としても特にこの繊維課税が問題であるだけに、ことに今お話しのように、中小企業対策として、これは非常に重大な問題だと思うのです。さなきだに原料高の製品安に追い込まれておるわけなんですが、……

第26回国会 商工委員会 第3号(1957/02/12、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 日中貿易の協定が、大体この五月ごろには満期になりまして、今改訂期に入ろうかという段階にあるようでありますが、これについて前回はまあ日本に来て協定をやったのでありますけれども、今回は向うへ行ってやるのか、あるいはこちらへ来てやるのか、あるいはまたどういう形でやるのか、特にどういう形に今回なるかということについて、大臣の御意見を伺いたいのでありますが、と申しまするのは、御承知のように従来は国際貿易の促進協議会、さらに日中貿易の促進議員連盟、この二つが協定に当っておったのでありますが、そこべその後輸出入組合が御承知のようにできたのでありまして、今では日中貿易関係というと、この三つのもの……

第26回国会 商工委員会 第7号(1957/02/28、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 最近ガス中毒が非常に多い事実にかんがみまして、関係当局さらにガス協会、東京ガス会社の責任者等に出てもらいまして、これが原因及び対策等につきまして質問をしたいと存じますが、その点お取り計らいを願いたいと思います。
【次の発言】 ガス協会の会長と東京ガスの社長おそらく同一の人じゃないかと思いますので、両方の資格でガス協会の会長に出てもらえればいいんじゃないかと思います。
【次の発言】 一人で十分答弁してもらえれば、それでけっこうですが、その辺はあちらの方におまかせをしたらと思います。
【次の発言】 なるべく早い機会を願いたいと思いますので、来週の火曜日あたりに願えればけっこうだと思い……

第26回国会 商工委員会 第8号(1957/03/05、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 ガス中毒が最近特に相次いで起っておるということにつきましては、ただいま委員長も述べられた通りでありますが、去る二月二十五日、毎日新聞の夕刊によりますと、警視庁の衛生係に入った報告だけを見ましても、本年初めからのガス中毒者が百名、そのうち二十七名が死亡しておるという記事が出ておるのであります。前々からこのガス中毒については、私は注意をしておったのでありまするけれども、この記事を見て、これは放置しがたいというふうに痛感をいたしたのであります。二カ月足らずの間に、百名からの中毒患者が、警視庁管内だけでも出ておるということは、ゆゆしいことだと考えるのであります。しかも、これは睡眠中の事件……

第26回国会 商工委員会 第9号(1957/03/07、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 検査員の身分保障のことについてお尋ねしたいと思います。指定検査機関は公益法人でいくというけれども、やはり業界の出資とか寄付行為とかいうようなことが中心になる。従って役員も、業界関係の人がなるのが原則だろうと思うのでありますが、従って業界の圧力というものがどうしてもかかりがちになるのが普通だと考えられるのであります。そこで、検査員が厳正なる検査をやるということでありますが、厳正なる検査をやると、場合によると、この業界からの圧力を受けるということになるので、検査員の身分の保障ということが、ほんとうに確保せられておらないというと、検査の厳正を欠くようになりやしないか、そういう点について……

第26回国会 商工委員会 第11号(1957/03/14、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 輸出保険法の一部改正法律案が提案せられておりまするにつきまして、これに関連して大臣にお尋ねをしたいと思うのであります。輸出保険制度は、御承知のように普通の輸出保険、それからまた輸出手形保険というのが別にあるわけですが、そのほかに海外に広告してその実収が上ってこない場合には、そのリスクをカバーする海外広告保険というようなものまであります。それから今問題になっております、海外投資をやって、そうしてそれの収益が上らぬという場合には、海外投資保険制度というのがあるわけなんでありますが、今回はさらに海外投資の元本だけでなく、配当金まで送金ができぬというような場合には、これについて保険をやろ……

第26回国会 商工委員会 第12号(1957/03/19、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 緑風会を代表いたしまして賛成討論をいたすものであります。  最近中国の日本見本市における不良品販売事件その他の輸出情勢等を勘案いたしまして、今回初めて検査制度らしい検査制度が確立せられましたことにつきまして、衷心より賛意を表するものでございます。  しかしながら、検査の適正を期することはもちろんでありまするけれども、検査後における輸出取締りにつきましても、その適正を期する必要がきわめて重要であると思うので、この点につきましては政府当局に質問をいたしますると、十分に輸出取締りをでき得る建前になっておるということでありまするけれども、今後輸出取締りにつきましては、十分にその実をあげら……

第26回国会 商工委員会 第14号(1957/03/26、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほど来いろいろ御質問がありましたが、中小企業庁長官中心で答弁のあったことにつきまして、お尋ねをしておきたいと思うのでありますが、まず第一には、今回の商工中金の金利の引き下げがある程度できた、それによって興銀並みぐらいになってきたということは、まあ一応けっこうだと思うのでありますが、御承知の通り、これは長官に特にお尋ねするのですが、この金利の開きについて問題になるのは、中小企業専門金融機関の間において特に問題になるのだという点で、具体的に言うというと、中小企業金融公庫の貸し出し金利が九分六厘だと、今度商工中金の金利が非常に努力の結果下ってみたところで、長期の資金の貸し出し平均金利……

第26回国会 商工委員会 第15号(1957/03/27、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 昨日、中小企業庁長官に、商工中金関係のことに金利の問題を中心にしまして、いろいろ質問をいたしたのでありますが、その結果明らかになりましたところによりますと、今回の政府の出資増等によりまして、商工中金の金利が、長期資金について申しますと、平均一割三厘まで下っておるということでありまして、これを従来から最も金利の比較上問題になっておりました中小企業金融公庫の貸出金利九分六厘に比べてみますと、なおかつ七厘の開きがあるわけであります。御承知のように中小企業金融につきましては、中小企業対策の根幹が組合制度にあるという点からいたしまして、組合金融に金利上も優先的な待遇をすることによって、初め……

第26回国会 商工委員会 第16号(1957/03/28、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 中金法の関係で前に時間がなかったために質問漏れになっている点を質問したいと思うのでありますが、第一点は「第二十八条ノ三」として、今回商工中金が代理業務をやるときには、組合の構成員以外の者のために債務保証ができるということになるわけであります。これについては前々からいろいろ中金法の改正が行われておりますけれども、組合の構成員以外に及ぶというのは、今回が少くとも法文の上としては初めてだと思うので、そういう点を考えてみますと、この組合員以外の者のために貸し付けを行う、債務保証を行うということになると、中金法の第一条の目的、要するに「商工組合中央金庫ハ中小企業等協同組合二対スル金融ノ円滑……

第26回国会 商工委員会 第17号(1957/03/29、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 この競輪の関係については、いろいろ問題があるわけでありますが、私おくれて来たものですかう、あるいは質疑の重複する点があるかもしれませんが、これについて自粛する措置について、どういう措置を今までに講ぜられ、また今後講ずるかという方針について伺いたいと思うのであります。
【次の発言】 ウイーク・デーに開催することを自粛する要望が、前の改正法律案提出の際に問題になったと思うのでありますが、これについてはどういうことになっておりますか。

第26回国会 商工委員会 第18号(1957/04/02、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 一点だけお尋ねをしておきたいのですが、この情報センターは、利益を目的としないということを言われるのですけれども、二十八条によるというと、貸借対照表から損益計算書まで作ることになっているのですね。これとの関係はどういうことになるのですか。
【次の発言】 今の貸借対照表や損益計算書が例文であるからと言われるが、こういうふうに規定しているゆえんのものは、やはりこういうことによって能率を上げさせていこうと、先ほど来いろいろな質問が出ておるわけですけれども、のんべんだらりとやっておったら、こういうセンターを作っても、ちっとも能率が上らない。雑誌や書物は買うけれども、積んでおくというような、……

第26回国会 商工委員会 第20号(1957/04/16、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 大体参考人の方々のお話は、情報センターの必要性を強調せられた方が多いように思うのでありますが、これが必要だということにつきましては、私ども十分その必要性を認めておるものであります。しかし必要なだけに、この法案で果してうまくいくかどうかということには、相当疑問を持っておる者の一人であります。これを具体的に言いますと、この情報センターは公益性を尊重しなければいかぬ、要するに公益を十分に考えて運営していかなければいかぬという趣旨から、特殊法人にしておるということになっておるのであります。ところが、この法案の内容を見ますると、二十八条には貸借対照表を作れとか、あるいは損益計算書を作れとか……

第26回国会 商工委員会 第21号(1957/04/18、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 まず弟一に伺いたいと思いますのは、衆議院の付帯決議が出て「営利を排し、その公共性に徹するよう、特に留意すべきである」ということでありますが、この法案の内容を見様すると、ほんとうに営利を排し公共性に徹するようにするということになりますれば、利益関係の規定のあることと矛盾することになりはしないかというふうに思われるのでありますが、政府側はこの付帯決議に対して、どういう御答弁に当時なっているのでありましょうか。その点をまず伺いたいと思うのであります。
【次の発言】 ただいまお話しの原子力関係では、前例のあることも承知をしておるのでありますが、要するに、民間の金を集めようというときに、羊……

第26回国会 商工委員会 第23号(1957/04/23、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は以下申し述べる希望を付しまして、本法律案に賛成するものであります。  科学技術情報センターの必要性は十分に認めるものでありまするけれども、本法律案によりまする機構をしさいに検討いたして見ますると、大きな問題をはらんでおると思うのであります。一面には、公共性を強調せられておりながら、他面におきましては損益計算書を作る、あるいは貸借対照表を作る。あるいは利益の積み立てをやる。さらに利益の配分までやるというような規定があるわけでありまして、要するに営利性を一面強く露呈してきておるのであります。要するに両頭の蛇であり、二兎を追うものだと言わざるを得ないものと考えるのであります。かよう……

第26回国会 商工委員会 第24号(1957/04/24、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 まず最初に伺いたいのは、機械工業振興臨時措置法と、電子工業振興臨時措置法案との相互関係、これをまず承わりたいと思います。
【次の発言】 そうすると、今後は電子工業関係については機械工業振興の範疇からのけるということになりますか。
【次の発言】 この法案を見ますと、独禁法の適用除外以外は、ほとんど行政措置でいこうと思えばいけるようなものが多いというふうに思われるのでありますが、本法案を制定しなければならぬというほんとうのねらいどころというものは、一体どこにあるのか、その点伺いたい。
【次の発言】 推進をしていこうという点からいうと、具体的にはどういう点を最もねらっておるわけですか。

第26回国会 商工委員会 第25号(1957/04/25、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 たとえば電気通信機械七社というのは、これは全部ですか。
【次の発言】 いいところばっかり調べて、悪いところを捨てたということじゃないのですね。
【次の発言】 大体下請に対する代金支払い状況が漸次よくなっているということは、神武以来の景気だというのですから、当然のことかと思うのでありますが、しかし、必ずしも末端にはその好景気が浸透しておらぬ。具体的に言えば、下請等に対する代金支払い状況もよくないものがあるというようなことを今なお聞くのでありますが、これに対して公取の方はどういうふうに見ておられるか、具体的によくなっておるならばよくなっておる状況、また、問題の点が残っておるならば残っ……

第26回国会 商工委員会 第26号(1957/04/26、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 本法案の成立に当りまして、特に希望を申し述べて賛成をいたしたいと考えるものであります。電子工業振興臨時措置法の将来運用に当りましては、大企業に偏重することなく、下請工業その他中小企業としての電子工業の育成、振興に十分に努力をせられたいと考えるのであります。特に、下請工業に対しまする支払い遅延の、従来非常に悪かった事例にかんがみまして、最近においては神武景気等の関係からやや好転しておるとは申しますものの、将来いつ何どき再び悪化するかもしれぬことが、最も憂慮にたえないのでありまして、この点について今後政府当局においては十二分に留意せられることを、特に要望いたしまして賛成をいたします。

第26回国会 商工委員会 第27号(1957/05/06、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 簡単に一、二点お尋ねをしておきたいと思いますが、今回の電気料金の引き上げに関連いたしまして、先ほど高橋さんから、ほとんど致命的な影響を中小企業として受けるというような意見の陳述があったのであります。要するに、この大企業にも、もちろん大きな影響を与えるでありましょうが、それは損得の問題である。しかしながら、中小企業関係については、ほとんど生死の問題になるというような意見陳述があったと思うのであります。こういう点について、電力会社として、零細な中小企業に対してどういう今後電気料金中心にして考慮をめぐらされるおつもりであるか、その点電力会社側と、電気事業連合会の松根専務にお答えを願って……

第26回国会 商工委員会 第28号(1957/05/07、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 最初安田さんにお尋ねをしたいと思うのですが、安田さんは、指定機関の運用よろしきを得ない場合には、公団化するおそれがあるということを、相当強調せられたのでありますが、アウトサイダー規制命令にかかる事務の処理を委任をした場合に、これまた運用よろしきを得ない場合には、公団化していくおそれが漸次出てきはしないかどうか、その点は、指定機関の方については公団化するおそれを強調せられたのでありますが、アウトサイダー規制命令の事務処理委任については、その点を言われなかったように思ったのでありますが、両者区別して考えておられるのか、あるいはともに運用よろしきを得なかった場合には、公団化するおそれが……

第26回国会 商工委員会 第31号(1957/05/11、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 今回の改正によりまして、輸出入取引の規制が一段と強化せられるのであります。ことに、指定機関によりまする一手買取販売は、運用よろしきを得なかったならば、規制強化の実が上ります半面におきまして、従来実績の少いもの、換言いたしまするならば、中小の生産者、ないし中小の商社の利益を脅やかすに至るおそれがあると考えるのであります。従って、この点に政府は十分に、しかも、絶えず留意せられまして、遺憾なきを期するように強く要望いたしますとともに、ただいまの近藤委員提案の修正案並びに附帯決議案に賛成をいたしまして、本案に賛成するものであります。

第26回国会 商工委員会 第32号(1957/05/13、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は宇田長官にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、東北の開発につきましては最も必要だと痛感しておる者の一人であります。そういう立場からお尋ねをしたいと思っております。  今回出ております改正法律案の内容を検討してみますと、必ずしも東北興業株式会社という名称を変えなくてもいいように考えられるのであります。しかしながら、この際、会社の名称まで変えなければいかぬというふうに政府が思いつかれたにつきましては、よほど何か特殊の事情があるのではないか、単に表面的なことでなく、地の利からいっても、また資源の関係からいいましても、北海道の開発もさることながら、この際東北の開発は最も急務だとい……

第26回国会 商工委員会 第33号(1957/05/14、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 ただいまの加藤委員の質問に関連いたしまして、まず第一点として伺いたいのでありますが、第二十二国会において参議院商工委員会の付帯決議につきまして政府の方でも審議会にかけられ、その結果改善をできるだけはしたつもりだという趣旨の御答弁があったわけでありますが、これについては、この立法措置として今回指定の取り消しだとか、あるいは競輪場あるいは場外車券売場設置の許可の取り消しだとか、あるいはこの連の複式採用によって射幸性を希薄にするとか、あるいは監督を強化するとかいろいろ出ておる点は一応私どももわかるのでありますが、前の付帯決議があるだけに、立法措置としていろいろやられたけれども、それを皮……

第26回国会 商工委員会 第34号(1957/05/15、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 まず山中さんにお尋ねをいたしたいと思います。  中小企業振興審議会に深く御関係になりました山中さんとせられまして審議会の答申に触れられたわけでありますが、その審議会の答申の結果と今回の提出法案、さらにこの修正の行われた点と双方比較いたしましていかなる点においてどういう相違点があるか、これに対してどういう御見解を持っておられるかという点をまず一つ伺いたいと思います。  それから時間がないものでありますからさらに質問をいたしまする一点をつけ加えておきますが、その一点は入江さんと中林さんにお尋ねをしたいのでありますが、小売商と生活協同組合等との関係でありますが、生活協同組合は、原則とし……

第26回国会 商工委員会 第36号(1957/05/17、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 緑風会を代表いたしまして本案に賛成いたします。しかしながら、東北開発の緊急かつ重要なる特殊事情にかんがみまして、特に会社の人材、配置等につきましては、現地重点主義を徹底的にこの際とることにせられまして、画期的経営の刷新と能率の向上をはかるように具体的な措置を急速にとられるよう、特にこの際要望いたしますると同時に、ただいま近藤委員提案の付帯決議に賛意を表しまして、本案に賛成するものであります。

第26回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1957/06/28、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) これより委員会を開会いたします。  議事に入ります前に一言ごあいさつを申し上げます。  私先般本委員会の委員長に選任いたされたのでありますが、何分微力の者でございまするので、委員の皆さま方の御協力によりまして、職責を完弔いたしたいと存じておる次第でございます。何とぞ格別の御支援をお願いいたします。  閉会中、きのうまでの委員の異動につきましては報告を省略いたします。  それではまず、租税及び金融等に関する調査を議題といたしまして、最近の金融情勢及びその対策等につきまして、政府当局より説明を聴取することにいたします。

第26回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1957/09/11、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) これより委員会を開会いたします。  議事に入るに先立ちまして、委員の異動につきまして御報告をいたします。去る七月三日付をもって大矢正対が辞任、藤原道子君が委員に選任され、六日付をもって小林孝平君が辞任、田畑金光君が委員に選任。八日付で野溝勝者が辞任、小林孝平君が選任。十六日付で田畑金光君が辞任、野溝勝君が選任。二十五日付で小滝彬君が辞任、津島壽一対が選任。八月十五日付をもって藤原道子君が辞任、補欠として大矢正君が委員に選任されました。
【次の発言】 それではまず派遣委員の報告に関してお諮りをいたします。  先般、北海道、近畿、四国の各地に委員を派遣いたし、それぞれ租税行……

第26回国会 大蔵委員会 閉会後第3号(1957/09/12、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) これより委員会を開会いたします。  本日はまず租税及び金融等に関する調査を議題といたし、国際収支その他財政金融一般問題について、大蔵大臣に対する質疑を行うのでありますが、一萬田大蔵大臣、坊、白井両大蔵政務次官より発言を求められておりますので、この際これを許可いたします。
【次の発言】 それではこれより質疑を行います。
【次の発言】 私の方からも関連して質問をしておきたいと思うのでありますが、今、土田委員から、るる申されましたことを要約しますと、繰り上げ融資を、中小企業金融公庫、国民金融公庫がしたことの穴埋めを、いつするかという問題になるのであります。商工中金についても、……

第26回国会 大蔵委員会 閉会後第4号(1957/10/02、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) これより委員会を開会いたします。  議事に入ります前にちょっと御報告しておきますが、委員長理事打合会におきまして、本日は、午前中塩業対策に関する件、午後はたばこ専売事業に関する件について、それぞれ専売公社当局に対しまして質疑を行ないます。明日は、午前中は租税に関する件、午後は金融問題に関する件につきまして、大蔵当局に対し質疑を行うことに決定いたしましたので、御報告いたしておきます。
【次の発言】 それでは、租税及び金融等に関する調査のうち、塩業対策に関する件を議題といたします。  まず、提出されております資料について簡単に説明を願います。

第26回国会 大蔵委員会 閉会後第5号(1957/10/03、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) これより委員会を開きます。  議事に入るに先だちまして政府側にこの際御注意をいたします。昨日酒井銀行局長午後は講演に行かれるとかで支障があるということでございましたので、きょうの午後金融関係をやるはずであったのを特に午前中にやることに振りかえたのであります。にもかかわらず、酒井銀行局長出席がおくれますことすでに定刻より一時間半になっておるのでありまして、かようなことでは今後大蔵委員会の議事を円滑に進めることができないと思うので、この際何ゆえにかようにおくれたか、その事情の釈明求めます。
【次の発言】 速記をとめて。

第26回国会 予算委員会 第15号(1957/03/23、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 最初農林大臣にお尋ねをいたしますが、御承知のように、やみ米のいわゆるかつぎ屋は全く集団暴力化いたしまして、国鉄当局はもちろんのこと、警察当局ですら手がつかぬというようなことでありまするし、かと思うと、一方においては、米屋に対しては電話一本すりゃ直ちにやみ米を配給せられるというようなことでありまして、全く食管制度というものはくずれ切っておるわけであります。しかも順法精神は地に落ちて、世道人心に及ぼす深刻な影響というものは今日最も問題となっておると考えるのであります。しかも、食管制度自身を見ますと、特別会計は八千六百四十三億円の多額でありまして、国全体の一般会計の予算総額にも近いとい……

第26回国会 予算委員会 第20号(1957/03/31、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 第二分科会に付託されました案件は、総理府のうち防衛庁、経済企画庁、外務省、通商産業省及び郵政省所管の昭和三十二年度一般会計、特別会計及び政府関係機関の歳入歳出予算であります。  二十九日は宇田経済企画庁長官、井上外務政務次官、小瀧防衛庁長官より、また三十日には水田通商産業大臣、平井郵政大臣より各所管予算の説明を聴取し、詳細なる審査を行いました。以下それらの質疑応答のうち、若干のものにつき簡単に御報告申し上げます。  まず経済企画庁の予算に関し、経済動向調査分析の経費一千八百万円では、いかなることを調査するのか、経費はこれで十分であるかとの質疑に対し、政府委員より、予算の額は十分と……

第27回国会 大蔵委員会 第1号(1957/11/01、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) これより委員会を開きます。  閉会中、昨十月三十一日までに、委員井上清二君、津島壽一君、田中茂穂君が辞任されまして、その補欠として、左藤義詮君、吉野信次君、増原惠吉君が、それぞれ委員に選任せられましたので、御報告いたしておきます。
【次の発言】 まず、審査未了報告書に関しお諮りいたします。  御承知のごとく、本委員会におきましては、先国会末、議院の議決を得まして、接収貴金属等の処理に関する法律案及び入場税法の一部を改正する法律案の継続審査を行なって参ったのでありますが、本院規則第七十二条の三によりまして、閉会中その審査を終らなかった案件につきましては、その旨の報告書を議……

第27回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1957/12/19、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) これより委員会を開きます。  報告書に関する件につきましてお諮りいたします。  御承知のように、去る十一月十四日入場税法の一部を改正する法律案及び接収貴金属等の処理に関する法律案の審査並びに租税及び金融等に関する調査を閉会中も継続して行うことにつきまして議院の議決を経たのでありますが、本院規則第七十二条の三によりますと、委員会が閉会中その審査または調査を終らなかった案件につきましては、その旨の報告書を議長に提出しなければならないことになっておりますので、この際右の三件につきまして、いずれも審査、調査未了報告書を提出することといたしまして、その内容、手続等を委員長に御一任……

第27回国会 大蔵委員会 第2号(1957/11/05、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) これより委員会を開きます。  議事に入るに先だって委員の異動について御報告いたします。  十一月一日付をもって委員吉野信次君が辞任せられ、その補欠として山本米治君が委員に選任されました。なお、本日付をもって左藤義詮君が辞任せられ、その補欠として森田豊壽君が委員に選任せられました。
【次の発言】 本日は、まず租税特別措置法等の一部を改正する法律案  さらに、設備等輸出為替損失補償法の一部を改正する法律案  以上いずれも予備審査の二法案を便宜一括議題といたしまして政府より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 租税特別措置法等の一部を改正する法律案につきまして、事務……

第27回国会 大蔵委員会 第3号(1957/11/11、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) これより委員会を開きます。  まず、昭和三十二年の年末の賞与等に対する所得税の臨時特例に関する法律案を議題といたし、発議者より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本案の質疑は次回に譲ります。
【次の発言】 次に、租税特別措置法等の一部を改正する法律案を議題といたしまして質疑を行います。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 承知いたしました。極力さように取り計らうことにいたします。
【次の発言】 他に御質疑がなければ、本案の質疑は一応この程度に本日はとどめておきます。

第27回国会 大蔵委員会 第4号(1957/11/12、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) これより委員会を開会いたします。  昨日の委員会において決定を留保いたしておりました、たばこ耕作者の耕作権保障等に関する請願を議題といたします。  速記中止。
【次の発言】 速記開始。  本件を採択することに決して御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさよう決しました。
【次の発言】 次に、租税特別措置法等の一部を改正する法律案設備等輸出為替損失補償法の一部を改正する法律案  以上二案を便宜一括して議題として質疑を行います。
【次の発言】 平林君、ちょっと申し上げますが、通産大臣は他の関係でだいぶ急いでおられるようでありますので、通産大臣に対す……

第27回国会 大蔵委員会 第5号(1957/11/13、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) これより委員会を開きます。  租税特別措置法等の一部を改正する法律案  設備等輸出為替損失補償法の一部を改正する法律案  以上二案を便宜一括議題といたしまして質疑を行います。
【次の発言】 別に御発言もなければ両案の質疑は終了したものと認めて御異議ありませんか。
【次の発言】 さように決します。  まず、租税特別措置法等の一部を改正する法律案について討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにして御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、討論は終局したものと認め、これより採決に入ります。租税特別措置法等の一部を改正する法律案を問題に供します。本案に賛成の……

第28回国会 商工委員会 閉会後第1号(1958/05/30、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 今の説明に関連いたしまして質問をいたします。  販売価格、販売数量を調整する商工組合は、原則としてその設立を認めないというようなことを聞いておるのでありますが、その事実いかん。それからまた、それが原則ならば、例外としては一体どういうものを認めるか、それをまず第一点としてお尋ねいたします。
【次の発言】 慎重にというのは、これは取りようによっては、やはり原則として設立を認めぬということと同じことになると思うのですが、一体慎重というのはどういう程度のことなのか。それに関連して、ただいま説明のあった中にもそういう節が出てくるの懸念にたえぬのですが、調整事業というものの成功するかどうかの……

第28回国会 商工委員会 第10号(1958/03/18、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 租税特別措置法は、先ほど松尾企業局長からも触れられましたが、大企業といわずあるいは中小企業といわず、いずれにも適用があるような建前にはなっておりまするけれども、実際上、中小企業には絵にかいた餅だ、これを利用できるのは大企業だけだということは、もう今日世論になっておるのであります。これを具体的に言いまするというと、大企業法人が当然納むべき税金を租税特別措置法の利用によって納めないで済んでいる額というものは、かれこれ六百億円といわれておるのであります。一時は一千億円近くあったのだが、世論に従って多少整理をした。それがために幾らか税収額は変ってきておりますけれども、それにしても現在六百……

第28回国会 商工委員会 第12号(1958/03/25、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 第十五条の一号と二号のバランスについてお尋ねしたいと思うのです。  第二号を削ることについては、いろいろ伺ったのでありますが、第一号の方には、国会議員、それから地方公共団体の議会議員等まで欠格条項になっているのであります。これは政党の役員でありますが、たまたま落選しておっても、なかなか政党役員で議員以上に実力を持っている人も実はあり得るわけなんであります。そういう点から、国会議員、さらに地方公共団体の議会議員まで除くという趣旨からいくと、一号と二号のバランスをどういうふうにごらんになっているか、その点を一つ伺いたい。
【次の発言】 この議会関係の議員でも、やめようと思えば簡単にや……

第28回国会 商工委員会 第13号(1958/03/27、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 計量単位の統一に伴う関係法律の整備に関する法律案について質問をいたします。今回これによりましてメートル法の統一が行われるのでありますが、これが円滑なる実施をはかるということは、非常に国民全体に対する一つの運動の徹底が必要だと思うのであります。思わぬところに破綻あるいは行き違いを生じまして、いろいろ問題の出てこないように細心かつ周到な計画的な国民運動の展開、ひとり展開のみならず、その実を上げるということが最も肝要だと思うのであります。提案理由によりますと、強力な国民運動を展開して国民各層に対する周知徹底をはかって、いよいよ明年一月一日からやるのだということでありまするが、具体的に国……

第28回国会 商工委員会 第14号(1958/03/28、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 ただいま参考人からそれぞれ御意見を承わったのでありますが、いずれも前提としては大企業にも、また中小企業にも役立つことというような前提で御意見が出たようでありますが、これは中には御遠慮になっている向きもあるでありましょうし、あるいは言わんとするところを、十分に言わなかった点もありゃしないかと思われるのでありますが、実際問題として率直に考えて見ました場合に、かような機関というものは、二十億出すとか政府が言いますけれども、二十億くらいの金は、今大したことでないことは言うまでもないのであります。結局これは大企業にも、中小企業にもどっちつかずに運営せられれば役に立たぬということになってきや……

第28回国会 商工委員会 第15号(1958/04/03、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 特に、付帯決議の結果を、大臣の今後の所信を、場合によっては、書面でも出してもらいたいと思うのですが、まだあと少くとも一回は、相当時間の余裕をみて御出席になるように、委員長から一つお話を願いたいと思います。
【次の発言】 昨日私も現場を視察いたした一行の一人に加わっておりましたので、いろいろ先ほど来御意見も出ておりますように、私の聞きましたる、またその結果に基く私の感じを率直に、公平に申してみたいと思うのであります。その際に西川委員からは、今日科研が非常に困るというけれども、過去における理研には相当内部蓄積があったのではないかという質問をせられたと思うのであります。要するに、当時相……

第28回国会 商工委員会 第16号(1958/04/08、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 大臣にお尋ねしたいのでありますが……。
【次の発言】 衆議院におきまして、理化学研究所法案審議の際に、付帯決議が三項目ついているわけであります。これに対しまして吉田政務次官から、付帯決議につきましては、御趣旨の趣き十分に体しまして努力するという所見を披瀝せられているのでありますが、それにつきまして、大臣に具体的な御見解をこの際伺っておきたいと思うのであります。  それは第一項に「政府は、年次計画的に格段の財政的措置を講じ、真に総合的、中枢的研究開発機関たるの実を有せしめること。」というふうになっているのでありますが、研究機関はいろいろ現在すでにあるわけでありまして、原子力関係など……

第28回国会 商工委員会 第17号(1958/04/09、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 最初、中小企業金融公庫法の一部改正法律案に関連いたしまして質問をいたします。特に基本的な問題について質問をいたします。  日銀の発表したところによりますと、昭和三十二年中の全国銀行貸し出し状況を見ますると、大企業向けの貸し出しが圧倒的に増加しておるのであります。年間の増加額は八千五百六億、前年から見ますと八〇%増加しておる。ところが、これに反しまして、中小企業向けの貸し出しは年間の増加額はわずかに千九十三億でありまして、前年に比較しますと二七%という激減ぶりになっておるということが日銀の発表で明らかになっておるのであります。こういう数字から見ますると、中小企業専門金融機関に政府資……

第28回国会 商工委員会 第18号(1958/04/10、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 それでは、中小企業信用保険公庫法案についてお伺いします。  まず第一点は、経済基盤強化資金の一環といたしまして、六十五億の資金を信用保険公庫に投入しようと、しかしながら、これは、いわゆるたな上げ資金でありまして、直ちに運用部の預託にしようという建前のようで、この行き方につきまして、果してこれで、信用保険公庫を新設しただけの意義のある運用ができるものかどうか、この点をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの説明によりますと、四億五千万円の年間収益があって、そのうち三億五千万円を事務費以外のものに使用しようということでありますが、これは保険料引き下げに使うというのか、あ……

第28回国会 商工委員会 第20号(1958/04/17、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 理化学研究所法案がただいま提案になっておるのでありますが、同時にこの委員会には日本貿易振興会法案が提案になっておるのでありまして、ともに特殊法人に対する監督法制であります。従って内容を見ますると、リーガル・コンストラクションは両方とも同じになっておるのであります。しかるに、こまかく検討いたしてみますると、両者の間に法律的に食い違いがある、その点について質問をいたしておきたいと考えるのであります。  第一点は、理化学研究所法案につきましては、御承知の通り衆議院の方で政党役員というものは原案においては欠格条項に入っておったのでありますが、これを修正して、欠格条項から削除した、ところが……

第28回国会 大蔵委員会 第1号(1957/12/20、4期、緑風会)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) これより委員会を開きます。  まず、調査承認要求に関する件につきましてお諮りをいたします。  本委員会におきましては、従来毎国会付託議案の審査と並行いたしまして、議長の承認を得て、租税、金融、専売事業等各般の問題につきまして調査を行なって参ったのでありますが、現下の諸情勢にかんがみまして、本国会におきましても調査を行うことといたし、本院規則第七十四条の三の規定によりまして、議長に対し租税及び金融等に関する調査承認要求書を提出することといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さように決しました。  なお、右要求書の内容等……

第28回国会 予算委員会 第8号(1958/03/08、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 まず、藤山外務大臣にお尋ねをいたします。  藤山外相は、東南アジア諸国の経済協力の一環といたしまして、東南アジアの中小企業育成の構想をお持ちになっておるように承わるのでありますが、これを具体的に承わりたいと思うのであります。
【次の発言】 具体的には、どういう工業について援助をしようというふうにお考えでありましょうか。
【次の発言】 ただいまの御答弁によりますと、紡績あるいは石けん、そういうものを具体的におあげになったのでありますが、まだほかにおありになりましょうが、それを伺いますと同時に、それに対する資金計画はどういうふうにお考えになっておりますか。

第29回国会 商工委員会 第2号(1958/06/19、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 ただいま長沼公取委員長からのお話しによりますると、要綱等はまだ発表までには至らぬというようなお話しでありますが、この独禁法の緩和の方向につきましては、もう古い問題であり、そうしてまた、相当反対があるということも御承知だろうと思うのであります。しかし、公取が御想像になっている以上に非常に裏面での反対が強い。これは御承知だろうと思いますけれども、農林水産団体で反対しておるのは、全国農業会議所、全国農業協同組合連合会、全国漁業協同組合連合会、全国森林組合連合会、全国養蚕農業協同組合連合会、全国酪農協会、中央畜産会、消費者の団体では、主婦連合会、日本労働組合総評議会、全国労働組合会議、労……

第29回国会 商工委員会 閉会後第2号(1958/08/11、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 輸出保険法を改正して、輸出保険公社というようなものを作ろうというような案があるやに聞いているのでありますが、これについての法案はどういうふうになっているか。  それから第二には、特産品の輸出振興をはかるために、特産品輸出振興会社法案というものを用意せられているやに聞いておったのでありますが、それの結末がどうなっているか。  それからもう一つは、月賦販売法案の制定の要望があり、これにこたえるべくその用意をしているやに聞いているのでありますが、これの結末がどうなっているか。  それからもう一つは、小売商業関係につきましては、さきには百貨店法案ができ、それから今回小売商業特別措置法案を……

第29回国会 商工委員会 第3号(1958/06/24、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 通産大臣に質問しようと思っておったのでありますが、私どもの方の時間の都合もありますので、政務次官あるいは関係局長からお答えを願いたいと思います。  第一点は、燃料対策についての問題であります。その前に、最近の輸出状況の実態を把握するために、六月中旬の輸出信用状の実績は、どの程度になっておりますか。御承知のように、六月上旬の輸出信用状の実績は四千九百万ドルですが、中旬はどういうふうになるか、これをお尋ねをしたいと思うのであります。要するに、最近の情勢を見ますると、先安になるというような観測が、依然として強いために、輸出も国内市場も、すべて見送りになっておる。そういう点から、仮需要と……

第29回国会 商工委員会 閉会後第3号(1958/09/10、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 ただいまの長官の御説明に関連いたしまして、まず第一にお尋ねしたいのは、第三・四半期に財政資金散布超過が三千億になるというお話でありました。しかしすでに発表せられたるものは三千二百億ということになっておるのでありますが、そこに二百億のズレがある。これはどういう点に関係があるか、それを一つ明らかにしていただきたい。
【次の発言】 私は今三十億と言われたのを非常に深刻に受け取ったわけでありますが……というのは、一般に発表せられておるのが三千二百億であるけれども、その中で昨年の金融引締めの際に地方銀行の持っておる国債等百五十億を買いオペレーションをやった。これが金融緩慢になったからという……

第29回国会 商工委員会 第4号(1958/06/26、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 ただいまの経済企画庁長官の所信の表明に対しまして、二点ばかりお尋ねをいたしたいと思います。  ただいまの所信表明の中に、景気の下降も次第に底をついた、経済は新しい局面に移りつつある。個人消費など需要は一般的に見てかなり底がたいものがある。また、世界景気の動向も、今後は漸次低迷状態を脱していくことが期待されるというふうに見ておられるようであります。これに対して内需刺激を目的とするいわゆる景気振興策のごときは安易に採用できないということを言っておられるのでありますが、これは非常に私は楽観し過ぎる見方じゃないかと思うのであります。現に六月のLCを基調としまする輸出実績などを見ましても、……

第29回国会 商工委員会 第7号(1958/07/07、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 今、中小企業長官に質問があった、その答弁を聞いておって、私からもちょっと関連をしてお聞きしておきたいと思いますが、それは今度の独禁法の緩和について、大臣からは輸出に重点を置かれるのだというお話しでありましたが、輸出に重点を置くということは、同時に大企業に引っかけて、大企業本位の改正が行われるということを、非常に憂慮せられるわけです。そういう点で、これはもう非常に一般経済界及び中小企業界は、注目しているわけなんです。従って、おそらく中小企業庁長官とせられてどういう内容の大勢になろうとしているかということはわかっていると思うのですね。すでに答申も出てきていることであるし、審議中である……

第30回国会 商工委員会 第3号(1958/10/22、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 田和さんにお尋ねしますが、中共綿布に対する競争力を中心にしての問題がねらいなのですけれども、先ほど恒久的対策が必要であり、またそれには生産合理化が中心であるということを強調せられたわけなのでありますが、私も同感なんでありますが、その場合において生産合理化の中心はどこに重点を置いておられるか、それを具体的に承わりたいことと、これに関連しまして税制、金融などについても相当思い切った措置が今後必要になるんじゃないかと思うのですが、税制、金融面について繊維業界はどういうような希望を持っておられるか、基本的なこれは要望をどこに置いておられるかという点をお尋ねしておきたいと思うのであります。……

第30回国会 商工委員会 第7号(1958/10/31、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 今回、鉱山災害の絶滅を期するために、鉱山保安法が強化、改正せられることはけっこうでありますが、これに関連して政府の予算というものが一体どういうふうになって滞るのか。鉱務監督官の員数が非常に少いというふうにいわれているのでありますが、これらの点について詳細承わりたいと存じます。
【次の発言】 大体、通産省の予算というのは、農林関係などに比べると、まるでけたが違うような状態でありまして、こういうことでは、一体、商工立国だというようなことをいえるのかどうかという疑問を私は年来持ち続けてきているわけなんでありますが、今承わるところによると、鉱山保安対策の経費というものはきわめて少額であり……

第30回国会 予算委員会 第2号(1958/11/04、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 総理大臣御都合があるようにも承わりますので、一括して総理にお尋ねすることを伺いたいと思います。  まず第一点は、国際収支は漸次改善せられまして、金融も緩慢化してきたのでありまするけれども、不況はかえって深刻の度を加えてきておると私どもは見ておるのであります。現に東京信用交換所の調べによりますると、十月の繊維業者の倒産教は四十二件でありまして、九月よりも五割以上増加をいたしておるのであります。また不渡手形も、東京初め名地の手形交換所が十月末に発表いたしたところによりますと、十月中の不渡手形は各地とも急増いたしておるのであります。特に東京におきましては、不渡手形総数六万八千八十九枚で……

第31回国会 商工委員会 第12号(1959/02/25、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 斎藤さんに最初お尋ねしたいのですが、先ほど一年以内に公告決定をしなければならぬというような法制的ないき方を考えられたいということを強く強調せられたわけですが、これについては私ども実質的には全く同感なんでありまして、今日のごとく非常に審査がおくれるというようなことでは、もはや特許庁のあり方というものと世間とは遊離してしまうというような声すら非常に強いのであります。従って今回工業所有権関係法をいろいろ改正するけれども審査の促進が徹底的にできなかったならば画龍点睛を欠くのだという声は非常に強いわけであります。従って今お話しになったようなふうに法制化できれば私は一番いい。そうしてまたその……

第31回国会 商工委員会 第13号(1959/02/26、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 この法案を見ますると、大工業には非常に役に立つだろうと思うのでありますが、中小工業に対してどの程度これを役に立たせるかという点についての質問は、すでにどなたかからあったかと思うのでありますが、その点をもう一度お尋ねをしておくことと、むしろ私はそういう制度と相並んで、中小工業自身の開業の場合の合理的な指導対策制度、というものが確立せられていいじゃないかというふうに思うわけであります。すでに御承知でしょうが、アメリカの中小企業対策というのは全部中小企業の開業対策なんでありまして、日本の中小企業対策は救済対策であるが、アメリカの中小企業対策は全く開業対策、要するに開会の辞と閉会の辞が違……

第31回国会 商工委員会 第25号(1959/04/01、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 通産大臣にちょっと伺っておきたいと思うのでありますが、これは登録制にはなっておりまするけれども、この登録制という建前とはいいながら、第八条を見ますると、その第一号で、通産省令で定める基準に適合して、初めて登録をせられる、登録しなかったならば、事業は行えないで、要するに、一種のこれは企業整備になるわけでありますが、大臣は、それほどの決意をもって、これはお立ち上りになったんでしょうか。その点だけ、お尋ねをしておきたいと思います。
【次の発言】 私は、この件については質問をしないつもりでおったんでありますけれども、だんだん質問をせざるを得ないような気持になってきましたので、お尋ねをする……

第31回国会 商工委員会 第26号(1959/04/07、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 伺いたいます一点は、政令で指定する市、それから政令で定める物品、これは明らかになっておるのでありましょうか、その点ちょっとお尋ねしたい。
【次の発言】 第三条。
【次の発言】 そうすると雑貨などは考えておらぬわけですか。
【次の発言】 やはりこの小売市場の形態からいうと、雑貨も入れるのが私は適当だと思いますが、しかしここでは議論はいたしませんが、政務次官にこの際希望を申しておきたいと思うのでありますが、将来法律案を作られるときには、政令で定める事項はもう初めから当然明らかにして、それを資料として同時にお配りになるように、この点は審議の実体に影響いたしますし、今後通産省として厳にそ……

第31回国会 予算委員会 第10号(1959/03/14、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 まず、文部大臣にお尋ねをいたしますが、私は、前の国会の予算委員会におきまして、岸総理にローマ字問題について質問をいたしたのでありますが、山岸総理はその際、国字としてローマ字を採用するという考えは持っておらぬという答弁であったのでありますが、文部大臣もこれと同一の御見解だというふうに承知をいたしてよろしいか、この点をまずもってお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 そういう御答弁だと、事実についてお尋ねをいたすのでありますが、文部官僚の中には、特にこの際名前を秘しますけれども、ローマ字論者がおりまして、地方の巡回講演あるいは教育指導の際に、現在の国字を否認するような言説を吐きま……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 商工委員会 第2号(1962/08/23、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 関連して御質問いたしますが、アメリカの輸入制限、それから関税の引き上げ問題、今陶磁器問題が起きておるわけでありますけれども、通産大臣も御承知かと思いますが、昨年日米の経済合同委員会が日本の箱根で開かれた際に、日本側からアメリカに対して、輸入制限ないしは関税引き上げ問題について、当時十分に日本に対して好意ある考慮を求めるというような発言があったようでありますが、その際に、アメリカ側のほうでは日本の低賃金問題を出して、当時ドルでアメリカは言ったようでありますが、円に換算すると、あらゆる産業――男女を通じてでありますが、一日平均約二千円、ところが日本は大体において四百円前後、いいところ……

第41回国会 商工委員会 第3号(1962/08/30、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 先ほど来いろいろ問題が出てきているわけですが、この歩積み、両建の問題について、私は四、五年前に予算委員会で非常に問題にしたことがあるんです。そのとき、一萬田大蔵大臣のときでありましたが、断じて歩積み、両建は廃止するのだ。これは速記録を調べてもらえばわかる。ところが、今答弁を聞いておりますと、何ら当時と変わりがない。だからこそ他の委員諸公も大いに憤慨しておると思うわけです。ことに答弁を承わると、見つかった場合にはこれを是正するというようなふうなお話でしたけれども、おそらく歩積み、両建をやっておらぬ者が見つかったときには表彰するというなら、これはわかるというくらいの状態でありまして、……

第43回国会 商工委員会 第2号(1963/01/26、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 だいぶ前にガスでの事故が頻発した当時、臭気を添加したらどうか、その問題をここで取り上げ、当時大いに質問をしたことがありますが、ところがコストの関係でむずかしいとかいうことで、さしあたっての措置としてはむずかしいということでしたけれども、その後臭気添加はどんなことになっておりますか。
【次の発言】 今度の事故が起きたときには、もうその臭気の点においては事前に察知されておったのですか、あるいはそうでなかったのか、どうですか。

第43回国会 商工委員会 第4号(1963/02/05、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 下請代金の支払い遅延問題についてお尋ねをいたしたいと思います。私のほうの時間の都合などがありますので、最初一括してお尋ねをいたしまして、そのお答えによりまして、時間のありまする範囲内において、またお尋ねをするということにいたしたいと思います。  まず第一に伺いたいと思いますのは、過日、公取の委員長から、公正取引委員会の業務概略の御説明を承っておりますが、その中に、支払遅延防止法の改正の内容について、親事業者及び下請業者に対して、周知徹底に努めたという御報告があったわけでございますが、私どもから見ると、どうも徹底しておらぬというふうに思われるのであります、それは、端的に具体的事実を……

第43回国会 商工委員会 第13号(1963/03/12、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 メートル法になって以来、さっきからのお答え、あるいは提案理由の説明など承っておっても、ずいぶん進捗してきておるように聞くのでありますけれども、事実そうでないようなことがわれわれのところへ陳情せられてきております。これは具体的に言いますというと、板ガラスの問題なんでありますけれども、板ガラスについては、小売商のほうはメートル法で読みかえ換算してでも販売しなければならないようになっているが、メーカーのほう自身は規格がほんとうにメートル法になっておらぬ。それがためにそこに食い違いが出て、小売商は非常に困っておるという陳情がきておるわけです。これについて実情はどうですか。

第43回国会 商工委員会 第14号(1963/03/14、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 今の見解だと、需要者である建築関係などのほうをメートル本位に実質的にやってからでないというとできないという意味かと思いますが、逆にメーカーのほうから直していく、それに伴って、もちろん需要の見通しのもとにですけれども、その最後の消費者の段階にも実質的にメートルでいくというふうにするのか、あるいはもう消費者のほうの需要の規格を変えてから逆にこうメーカーのほうに及んでいくのか、これは鶏と卵の関係みたいなもので、どちらが先になるかというわけなんでしょうが、お考えはその点どうなんでしょう。どっちからいったがいいというふうに考えられますか。今のは、需要者側のほうが変わっていかないといかぬと、……

第43回国会 商工委員会 第16号(1963/03/26、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 高圧ガス保安協会を今回特殊法人化して検査の一部を代行させるということに相なっておりますが、検査は従来政府でやるもの、あるいは通産局でやるもの、あるいは都道府県でやるものというようなふうに段階的になっておると思いますが、この高圧ガス保安協会に代行せられる検査の種類は、今申したどの段階にあたるものを代行させるというのか簡単に伺いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、この容器検査、保安検査、それは従来の考え方からいくとどの段階に、要するに政府関係でやっておったか、通産局でやっておったか、そのいずれにあたるものになりますか。

第43回国会 商工委員会 第18号(1963/03/28、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 中小企業振興資金等助成法の一部を改正する法律案に関しまして、さっき中小企業庁長官から資金計画の一端を説明せられたわけですが、そのときの説明によりますと、高度化関係が五十億、近代化関係が百十六億ということでありましたが、この高度化関係五十億の資金源の内訳、同様近代化関係の百十六億の内訳、同時にそれの配分計画、これは具体的に、あるいはきまっておらぬかもしらんけれども、大体の構想として工業にどうか、商業にどうか、そのうち団地関係が幾らか、あるいは協業化関係が幾らか、そういう構想を数字的裏づけによって明らかにしておいていただきたい。

第43回国会 商工委員会 第26号(1963/05/28、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 衆議院の商工委員会の附帯決議によりますと、「中小企業投資育成株式会社は、将来必要に応じ、三都市以外の中小企業の集中する主要地にも配置するよう考慮すべきである。」ということになっておりまして、通産大臣もこの趣旨に極力沿っていくという答弁をせられたようでありますが、具体的に今後どこらが必要性が生ずる、またそれに応ずることが適当だというふうにお考えになっておるのでしょうか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 先ほど樋詰長官からの説明の中にあったのでありますが、地方との密着性を考え、またこれを尊重するために地方に複数制でいくということに踏み切った、これはごもっともでありますが、地方……

第43回国会 商工委員会 第35号(1963/06/26、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 いろいろお尋ねしたい問題もありますけれども、時間の関係上、お一人に対しまして一問ずつに限定いたしまして、そして一括お尋ねいたしたいと思います。  まず第一に、磯部さんに対してお願いをしますが、これは中小企業省に関する問題であります。先ほど御意見承わりまして傾聴をしたのでございますが、御承知のとおり、中小企業は複雑多岐である、これは御指摘のありましたとおり。したがって、また各省にそれぞれ分担せられておるわけであります。通産省にはもちろん相当なものがありますが、食べる物の生産から販売、一貫して農林省がやっておるという関係からいたしますると、米から、主食はもちろん、副食それからみそ、し……

第43回国会 商工委員会 第36号(1963/06/27、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 御承知のとおり、基本法第一条には、政策の目標としてまず第一に「中小企業の経済的社会的制約による不利」の是正が掲げてあるのであります。ところが業界のほうでは、近代化、合理化に重点が置かれて、経済的、社会的の不利、不平等の是正ということが従属的になっていくのではなかろうかという懸念を持っておるのであります。しかし、今申しまするとおり、政策目標には最初に、中小企業の経済的、社会的制約による不利の是正をするとともに、ということがまず第一に書いてあるわけです。そういう点で、経済的、社会的の不利、不平等の是正というものに重点を置いて、そうしてそこに近代化、合理化をやる、これが政策目標として当……

第46回国会 商工委員会 第4号(1964/02/13、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 通産大臣にお尋ねをいたすのでありますが、先般年度末関係の中小企業関係資金導入につきまして、非常な御努力を願いましたことに、まず敬意を表するのであります。しかし、いよいよふたをあけてみると、意外に額が少ないのでありまして、ことに短期資金中心の金融機関には、支払い遅延関係から、あるいは金融引き締め関係から、非常にしわ寄せがきておったのであります。したがって、短期資金を扱っておる政府系の金融機関、商工中金、これは非常に資金繰りに困り、これが中小企業、また大臣の御熱心な協同組合方面にも非常にしわが寄らんとし、また寄っておるのに対して、今後相当拍車がかかってきそうに思われる矢先であるのであ……

第46回国会 商工委員会 閉会後第4号(1964/10/09、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 まず第一に、年末資金対策について大臣の御所見を伺いたいと思うのであります。  御承知のとおり、最近幸いにして貿易収支は好転をしてきたのでありますが、その一面において、倒産者続出というような状態になってきております。過般も大阪へまいりましたが、大阪などでも最近にない金詰まりでありまするし、また、北九州方面、もうすでに北九州八幡を中心にして大体倒産者二十五社と言われておりますが、また、常にかような金融引き締めのときにおきましても、比較的安定を続けたと言われてきておるのが川口市の下請関係等でありますが、これまた非常な金詰まりでありまして、倒産続出の傾向にあるわけであるのでございます。か……

第46回国会 商工委員会 第5号(1964/02/18、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 私も後日あらためて質問を徹底的にやるつもりでおりますけれど、その関係もあるのでひとつだけ、この際質問というよりも明らかにしておいてもらいたいと思うのであります。それは、法律の第二条の二でありますが、「下請代金の支払期日は、親事業者が下請事業者の給付を受領した日から起算して、六十日の期間内において――定められなければならない。」、しかし六十日たって、そのときに手形でかりに二百十日の台風手形を振り出した――支払い手段としてのその手形が二百十日であるというような場合には、これは第二条の二に違反すると解釈しておられるかどうなのか、そこを、これはあらためて徹底的に質問するときの関係があるも……

第46回国会 商工委員会 第16号(1964/03/26、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 ただいまの零細企業金融に対する関連質問ですが、国民金融公庫が金融する場合に、物的担保は要求をしないところまではいっておるわけなんです。ところが保証人をやはり要求をする。もっともその保証人は独立の生計を維持しておるものであるならば、親類でもいいとかいう程度まではいっておるようでありますけれども、とにかく独立の生計を維持しておる保証人を必要とするというところに問題があるわけでありまして、この点、大臣も指摘せられましたるごとく、零細企業金融のことでありますから、ごく少額の金融であるにかかわらず、保証人をどうしても必要とするということで、保証人を立てるとなると、立てられた保証人の財産も場……

第46回国会 商工委員会 第18号(1964/04/02、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 関連して。中小企業庁のほうで、ここで近代化、合理化と同時に高度化について、有権解釈をこの際きめるというふうなことになってきたわけなんですが、したがって、法制局とも相談して有権解釈をちゃんとせられることもまことにけっこうだと思います。しかし、その際にまたあまりむずかしく解釈して、有権解釈のさらに説明解釈が必要だなんということになると、またわからなくなるおそれがありますから、有権解釈は有権解釈として、具体的な例等をあげて明確にせられるように、特にこの点は対象が中小企業であるだけに、ただいわゆる有権解釈的なものだけでなくて、理論的にははっきりすると同時に、具体的事実についてもはっきりす……

第46回国会 商工委員会 第19号(1964/04/07、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 関連して。来年度、三十九年度に百億公庫債を発行するということですが、これによって基準金利九分というのが上がってくるのではないかということが考えられるのですが、その点についての採算的な見通しについて、これは銀行局長並びに中小企業金融公庫総裁から承っておきたいと思います。
【次の発言】 基準金利は引き上げない、また引き上げなくてもいいというふうに、大体関係者こぞって言われたのでありますが、しかし公庫債発行によって資金コストが高くなるということは、これはまた同様に関係者がみんな認められておると解釈できるのであります。したがって今後、先ほど大矢委員からも指摘せられましたが、歩積み両建てを……

第46回国会 商工委員会 第20号(1964/04/09、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 ちょっと関連して。いま中田委員からの質問に関連をいたしまして。  ジェトロについてたまたま問題が出たのですが、中小企業関係の特別法制による、あるいは中小企業指導センターとか、ああいうようなものなどについても、その余裕金がある場合においては、これは銀行だけに預けるのじゃなくて、それこそ、中小企業はさなきだに特別の金融機関、資金源に困っているのですから、そういうところに入れるのが私は当然であるというふうに思っているのであります。しかし、この問題については、かつて私は政務調査会において、出てくる法律案についても片っ端から問題にしたことがあるのですが、大蔵省の金融財政行政の立場から、そこ……

第46回国会 商工委員会 第25号(1964/04/28、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 大臣お見えになっておりまするので、ちょっと輸出振興の基本的な立場から御質問をいたしたいと思いますが、一つは輸出保険制度それ自身の機構の根本的な問題であります。が、海外の例を調べて見ますと、国営でやっているのはイギリスだけで、あと西ドイツは会社制度、それからフランスも会社制度、アメリカも会社、それからベルギーは会社、オランダも会社によってやっている。スイス、イタリアは一種の協会制度によってやっておるようであります。そういう点で、いま申し上げますとおり、国営でやっているのはイギリスだけでありますが、すでに輸出保険制度を日本で国営の形でいってもう何十年かの歴史を持ってきておるのでありま……

第46回国会 商工委員会 第30号(1964/05/26、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 ちょっと関連を。さっきの中小公庫との関係でありますが、従業員数三百人以下、それから資本金五千万円以下ということになっておりますが、そのごく下のほうが金融ベースに乗るか乗らぬかという点についての質問、また答弁はあったのでありますが、従業員数三百人をこえている場合、また資本金五千万円をこえている場合、それでも実際的には中小企業の範疇に入れるのが当然だというようなものが特にこの繊維工業関係にはあるのではないかと思うのです。それについて開発銀行等へいくと、資本金五千万円以上はもう中小企業金融公庫では扱わないが、さりとて開発銀行も扱いかねる。ことに従業員数三百人をこえているというような場合……

第46回国会 商工委員会 第38号(1964/06/25、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 中小企業者と中小企業者以外のものとの間の事業活動の調整につきまして、今回大企業関係については改正法律案で一応道が開けたわけでございますが、私がいま質問をしようといたしますることは、農業協同組合あるいは生活協同組合、これとの関係であります。というのは、改正法律案を見まするというと、対象になるのは、会社と個人に限るということをはっきり書いてある。要するにこれは協同組合関係は除外するということを明らかにしておるのであります。そこに問題があろうと思うのでありまして、大臣がおられませんから、政務次官に、政治的な問題でありますので、特に将来お考えを願いたいという意味で質問をいたしますが、農協……

第47回国会 予算委員会 第5号(1964/12/11、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 まず通産大臣にお尋ねをいたしますが、中小企業の倒産問題中心に応急措置並びに基本的な対策についてお尋ねをいたしたいと存ずるので到ります。  すでに御承知と思いますが、全国の企業倒産件数は、十一月の負債額一千万円以上のものだけで件数五百十八件、負債金額五百九十億円、件数金額ともに、これまでの最高記録でありました十月の記録をさらに更新してきておるというような状態であります。特に注意しなければならぬと思いまするのは、この記録の更新は本年の七月以来毎月繰り返してきておるのであります。特に憂慮いたしますのは、本年の一月から十一月までの倒産件数、総計いたしますると三千六百十六件でありまして、負……

第48回国会 商工委員会 第2号(1965/02/02、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  議事に入るに先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび私が、はからずも商工委員長に選任をいたされました。微力でございますが、皆さま方の絶大なる御支援、御協力によりまして、誠心誠意その職責を全ういたしたいと存じます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより議事に入ります。  委員長及び理事打合会の協議事項について御報告いたします。  今期国会における当委員会の定例日につきましては、当分の間、火曜日及び木曜日の午前十時からといたしまして、本日は派遣委員の報告を聴取いたし、次回は、九日午前十時か……

第48回国会 商工委員会 第3号(1965/02/09、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、昭和四十年度通商産業省の施策及び予算に関する件、昭和四十年度経済企画庁の施策及び予算に関する件並びに公正取引委員会の業務概況について、それぞれ説明を聴取いたし、簡単な質疑を行ない、次回は十一日午前十時から開会することになりましたから、御了承を願います。
【次の発言】 産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題とし、昭和四十年度通商産業省の施策及び予算に関する件、昭和四十年度経済企画庁の施策及び予算に関する件並びに公正取引委員会の業務概況について、順次……

第48回国会 商工委員会 第4号(1965/02/16、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聴取いたしまして、次回は十八日午前十時から開会することとなりましたから、御了承を願います。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。二月十日、予備審査のため、本委員会に付託されました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  政府から提案理由の説明を聴取いたします。臼井総務長官。

第48回国会 商工委員会 第5号(1965/03/02、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、特許法等の一部を改正する法律案及び石油資源開発株式会社法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聴取することになりましたから、御了承願います。
【次の発言】 それでは、これより議事に入いります。  二月二十二日、本委員会に付記されました特許法等の一部を改正する法律案並びに石油資源開発株式会社法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  政府から提案理由の説明を聴取いたします。櫻内通産大臣。

第48回国会 商工委員会 第6号(1965/03/09、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、航空機工業振興法の一部を改正する法律案外四案の提案理由の説明を聴取し、特許法等の一部を改正する法律案、石油資源開発株式会社法の一部を改正する法律案の補足説明を聴取しまして、特許法等の改正案につきましては、質疑を行なうこととなりましたから御了承願います。
【次の発言】 去る五日、衆議院から送付され、本委員会に付託されました航空機工業振興法の一部を改正する法建業、予備審査のため本委員会に付託されました中小企業近代化資金助成法の一部を改正する法律案、中小……

第48回国会 商工委員会 第7号(1965/03/11、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、海外経済協力基金法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由の説明を聴取いたし、航空機工業振興法の一部を改正する法律案の補足説明を聴取いたし、さらに、石油資源開発株式会社法の一部を改正する法律案の質疑を行なうことになりましたから御了承願います。
【次の発言】 昨日、本委員会に付託されました海外経済協力基金法の一部を改正する法律案を議題といたします。政府から提案理由の説明を聴取いたします。高橋経済企画庁長官。

第48回国会 商工委員会 第10号(1965/03/25、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、理事の補欠互選を行ない、海外経済協力基金法の一部を改正する法律案の補足説明を聞きました後、高圧ガス取締法の一部を改正する法律案について補足説明を聞きまして、次に航空機工業振興法の一部を改正する法律案の質疑を行なうこととなりましたから、御了承願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告いたします。  三月十九日、山崎斉君、堀本宜実君、江藤智君が辞任され、その補欠として小林英三君、梶原茂嘉君、前田久吉君が選任されました。同月二十三日、前田久……

第48回国会 商工委員会 第11号(1965/03/30、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長および理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、参考人の出席要求につきまして御決定を願いました後、航空機工業振興法の一部を改正する法律案の審査を行なうことになりましたから、御了承願います。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりをいたします。  本日、航空機工業振興法の一部を改正する法律案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じま……

第48回国会 商工委員会 第12号(1965/04/08、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告をいたします。  本日は、理事の補欠互選を行なった後、小規模企業共済法案の提案理由の説明を聴取いたし、高圧ガス取締法の一部を改正する法律案の質疑を行なうこととなりましたから御了承願います。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についておはかりをいたします。  去る五日、近藤信一君が議員を退職されまして、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠互選を行ないます。互選は投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第48回国会 商工委員会 第13号(1965/04/13、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は中小企業関係三法律案の補足説明を聞き、次に高圧ガス取締法の一部を改正する法律案の審査を行ない、時間に余裕があれば、海外経済協力基金法の一部を改正する法律案の質疑に入ることとなりましたから、御了承願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告いたします。  本日、梶原茂嘉君、小林英三君が辞任され、その補欠として井川伊平君、佐野廣君が選任されました。
【次の発言】 次に、中小企業近代化資金助成法の一部を改正する法律案、中小企業信用保険法の一部を……

第48回国会 商工委員会 第14号(1965/04/22、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、理事の補欠互選を行なった後、高圧ガス取締法の一部を改正する法律案、中小企業関係三法案及び海外経済協力基金法改正案の審査を順次行なうこととなりましたから、御了承を願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報言いたします。  十三日、岸田幸雄君が辞任され、その補欠として前田久吉君が選任され、十四日、井川伊平君、佐野廣君が辞任され、その補欠として梶原茂嘉君、小林英三君が選任され、二十日、向井長年君、鈴木一弘君が辞任され、その補欠として田上松衛君……

第48回国会 商工委員会 第15号(1965/04/27、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、海外経済協力基金法の一部を改正する法律案及び中小企業関係三法案の審査を行なうこととなりましたから、御了承願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告いたします。  四月二十四日、野川俊作君、郡祐一君が辞任され、その補欠として赤間文三君、小林英三君が選任され、昨日、小林英三君が辞任され、その補欠として増原恵吉君が選任されました。
【次の発言】 海外経済協力基金法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。御質疑の……

第48回国会 商工委員会 第16号(1965/05/07、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、中小企業者の事業分野の確保に関する法律案ほか三案の提案理由の説明を聞きました後、小規模企業共済法案及び海外経済協力基金法の一部を改正する法律案の審査を行なうこととなりましたから、御了承願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告いたします。  本日、増原恵吉君が辞任され、その補欠として鳥畠徳次郎君が選任されました。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。  予備審査のため、本委員会に付託されました中小企業者の事業分野の確保に関……

第48回国会 商工委員会 第17号(1965/05/11、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長、理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、海外経済協力基金法の一部を改正する法律案及び小規模企業共済法案の審査を行なうこととなりましたから、御了承願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告いたします。  五月八日、鳥畠徳次郎君が辞任され、その補欠として増原恵吉君が選任され、本日、増原恵吉君が辞任され、その補欠として岸田幸雄君が選任されました。
【次の発言】 海外経済協力基金法の一部を改正する法律案を議題といたします。  先回に引き続き、質疑を行ないます。御質疑のおありの方は順次……

第48回国会 商工委員会 第18号(1965/05/13、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、電気工事業を営む者の営業所の登録等に関する法律案、電気工事業及び電気工事士法案、以上両案の提案理由の説明を聴取した後、海外経済協力基金法の一部を改正する法律案及び私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案の審査を行なうこととなりましたから、御了承願います。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。  予備審査のため、本委員会に付託されました、電気工事業を営む者の営業所の登録等に関する法律案、電気工事業及び電気工事士法……

第48回国会 商工委員会 第19号(1965/05/18、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、委員会提出法律案に関する件の御決定を願ったあと、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案並びに総合エネルギー調査会設置法案の審査を行なうこととなりましたから、御了承願います。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。  産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題とし、日本貿易振興会法及びアジア経済研究所法の改正に関する件の調査を進めます。  本件につきましては、中田君から委員長の手元に、日本貿易振興会法及びアジア経済……

第48回国会 商工委員会 第20号(1965/05/19、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、まず請願を審査し、継続調査要求の決定をし、総合エネルギー調査会設置法案について審査を行ない、その後の日程については、後刻協議することとなりましたから御了承を願います。
【次の発言】 第一〇九号公共料金並びに消費者物価値上げ抑制に関する請願外四十二件を一括して議題といたします。  本請願につきましては、慣例により委員長及び理事打ち合わせ会を開きまして、慎重に検討いたしました。以下、お手元に配付いたしました資料によりましてその結果を御報告いたします。 ……

第48回国会 商工委員会 第21号(1965/05/25、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案、下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案及び総合エネルギー調査会設置法案の審査を行なうこととなりましたから御了承願います。
【次の発言】 それではこれより議事に入ります。  私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き質疑を行ないます。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。

第48回国会 商工委員会 第22号(1965/06/01、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は請願の審査の後、総合エネルギー調査会設置法案、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案並びに下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案の審査を行なうことになりましたから、御了承願います。
【次の発言】 それではこれより議事に入ります。  第二七八一号公衆浴場業に対する特別融資に関する請願外四件を一括して議題といたします。  本請願につきましては、慣例により委員長、理事打ち合わせ会において慎重に検討いたしました。以下お手元……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 商工委員会 第1号(1965/08/03、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  私、商工委員長に再度選任されました。委員の皆さま方の御協力をいただきまして、その任を全ういたしたいと存じますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 最初に、理事の互選を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。互選は投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に赤間文三君、岸田幸雄君、剱木亨弘君、近藤信一君を指名いたします。

第49回国会 商工委員会 閉会後第1号(1965/09/30、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員の変更について御報告いたします。本日、大矢正君が辞任され、その補欠として亀田得治君が選任されました。
【次の発言】 次に、先ほど理事会において協議いたしました結果、本日は、万国博覧会に関する件について参考人出席要求の御決定を願い、引き続いて参考人から御意見を聴取いたし、これに関し質疑をいただきまして、明十月一日に派遣委員の御報告を承ることといたしましたので、御了承願いたいと存じます。
【次の発言】 それでは、さっそく産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたし、本調査の一環といたしまして、万国博覧会に関する件につ……

第49回国会 商工委員会 第2号(1965/08/10、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員の変更について御報告いたします。  去る四日、北村暢君が辞任され、その補欠として永岡光治君が選任されました。
【次の発言】 理事会において協議いたしました事項について御報告いたします。  今期国会における当委員会の定例日を従前どおり火曜日及び木曜日の午前十時からといたしました。  本日は、まず私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案及び請願の審査を行ない、なお、継続調査要求書の提出等を決定することといたしましたので、通商産業省の施策及び経済企画庁の施策についてそれぞれ説明を聴取いたし、通産産……

第49回国会 商工委員会 閉会後第2号(1965/10/01、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたします。  本日は、先般当委員会で行ないました委員派遣につきまして、派遣されました委員の方々から御報告を承ることといたしたいと存じます。  それでは、便宜第一班、新潟県及び福島県に派遣されました委員の方から御報告をお願いします。
【次の発言】 次に、第二班、宮城県、青森県及び秋田県に派遣されました委員の方から御報告をお願いします。
【次の発言】 御苦労さまでした。  以上をもちまして、委員派遣の御報告は全部終了いたしました。

第49回国会 商工委員会 第3号(1965/08/11、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員の変更について御報告いたします。  本日、高橋文五郎君が辞任され、その補欠として柳田桃太郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事会において協議いたしました事項につきまして御報告いたします。  本日は、私的独占禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案の審査、並びに通商産業省及び経済企画庁の施策についてそれぞれ説明を聴取いたし、次いで通商産業政務次官及び経済企画政務次官の発言を許可することにいたしましたので御了承願いたいと存じます。
【次の発言】 産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題とし、通商……

第49回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1965/07/30、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 私は、ただいまの鈴木君の動議に賛成いたします。

第50回国会 商工委員会 第1号(1965/10/07、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  本日は、調査承認要求についておはかりいたします。  今期国会におきましても、前国会と同様に、産業貿易及び経済計画等に関する調査を行なうことといたし、本院規則第七十四条の三によりまして、議長に対し、調査承認要求書を提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十二分散会

第50回国会 商工委員会 第2号(1965/10/21、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、理事会において協議いたしました事項について御報告いたします。  本日は、公取委員長の発言を許可いたしまして、次いで中小企業、公正取引、倒産会社の賃金支払い及び万博のテーマに関する諸件の調査を行なうことといたしましたので、御了承を願いたいと存じます。
【次の発言】 北島公正取引委員会委員長から発言を求められておりますので、これをこの際許します。
【次の発言】 次に、産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題としまして、中小企業、公正取引、倒産会社の賃金支払い及び万博のテーマに関する諸件の調査を行ないます。御質疑のおありの方は……

第50回国会 商工委員会 第3号(1965/12/13、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、理事会において協議いたしました事項につきまして御報告いたします。  本日は、請願を審査し、継続調査要求の決定を行なうことにいたしましたので、御了承願いたいと存じます。
【次の発言】 それでは、第二十八号電気工事事業に関する法律制定に関する請願外八十二件を一括して議題といたします。  本請願につきましては、慣例によりまして、理事会において慎重に検討いたしました。以下お手元に配付いたしました資料によりまして、その結果を御報告いたします。  第一枚目では、一の繊維関係二十六件、次の二枚目では、四の中小企業関係につきましては九五……

第51回国会 商工委員会 第1号(1965/12/20、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  本日は、調査承認要求に関する件を議題といたします。  今期国会におきましても、前国会と同様に、産業貿易及び経済計画等に関する調査を行なうことといたし、本院規則第七十四条の三によりまして、議長に対し、調査承認要求書を提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第51回国会 商工委員会 第2号(1965/12/24、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、理事会において協議いたしました事項につきまして御報告いたします。  本日は、中小企業関係二法案の審査を行なうことといたしましたので、御了承願いたいと存じます。
【次の発言】 予備審査のため本委員会に付託されました中小企業信用保険法の一部を改正する法律案及び中小企業信用保険臨時措置法案の両案を一括して議題といたします。  まず、提案理由の説明を聴取いたします。三木通商産業大臣。
【次の発言】 以上で両案の提案理由の説明は終了いたしました。自余の審査はこれを明日に譲ることといたします。  本日はこれにて散会いたします。   ……

第51回国会 商工委員会 第3号(1965/12/25、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから府工委員会を開会いたします。  まず、理事会において協議いたしました事項につきまして御報告をいたします。  昨日に引き続き、中小企業関係二法案の審査を行なうことといたしましたので御了承願いたいと存じます。
【次の発言】 中小企業信用保険法の一部を改正する法律案、中小企業信用保険臨時措置法案、以上予備審査の両案を一括して議題といたします。  昨日、提案理由の説明を聴取いたしておりますので、本日は、まず両案の補足説明を聴取いたしたいと存じます。
【次の発言】 それでは、これより両案の質疑に入ります。町案に対し質疑のある方は順次御発言を願います。

第51回国会 商工委員会 第4号(1965/12/27、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、理事会において協議いたしました事項につきまして御報告いたします。  本日は、中小企業関係二法案の審査を行なうことといたしましたので御了承願いたいと存じます。
【次の発言】 中小企業信用保険法の一部を改正する法律案、中小企業信用保険臨時措置法案、以上、衆議院送付の両法案を一括して議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。  この際、両法案に対する衆議院における修正点について、政府委員より説明を聴取いたします。山本政府委員。
【次の発言】 問法案に対し、質疑のある方は順次御発言願います。

第51回国会 商工委員会 第5号(1966/02/10、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 どうも委員長在任中はいろいろお世話になりました。大過なくその職責を全ういたしましたが、あらためてここにお礼を申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。(拍手)

第51回国会 商工委員会 第7号(1966/02/24、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 関連して。念のため聞いておきかいのですが、いま近藤委員から具体的の対象についてそれぞれ要求をする意味の御質問があったわけでありますが、これをできるだけ広く適用対象にするようにしなければならぬと思うのでありまして、そういう線で大いに進んでもらいたいと思うのですが、それに関連して、あの特別立法は、十二月一日までさかのぼってやるということになっておるのだけれども、さっき近藤委員の指摘せられた、たとえばサンウエーブであるとか、あるいはこの日特関係であるとか、これが昨年の十二月一日にさかのぼって施行することで間に合うのかどうか、まかなえるのかどうか、その点念のために聞いておきたいと思うので……

第51回国会 商工委員会 第9号(1966/03/08、7期、自由民主党)【議会役職】

○理事(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  委員長所用のため、委託を受けました理事の私が委員長の職務を行ないます。  まず、理事会におきまして協議いたしました事項につきまして、御報告いたします。  本日は、中小企業投資育成株式会社法の一部を改正する法律案外四件の提案理由の説明を聴取いたし、公正取引委員会の業務概況に関する件の質疑を行ないますほか、土地又は建物に関する計量単位の統一に伴う関係法令の整備に関する法律案の質疑を行なうことにいたしましたので、御了承願いたいと存じます。
【次の発言】 まず、予備審査のため付託されました中小企業投資育成株式会社法の一部を改正する法律案……

第51回国会 商工委員会 第15号(1966/03/30、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 近代化の効果というようなことにつきまして、お尋ねかたがた今後の方針等を伺っておきます。それは今回配られました昭和四十年度の中小企業の動向等に関する年次報告、詳細報告せられておるのでありますが、その中に近代化のコスト面への反映という調査が出ておるのでありますが、要するに、コストのいかに減ってきたかという調べなんでありますが、これによりますと、近代化促進法の指定前と変化の一向ないというのが六一・八%、それから指定前より逆に一割高のコストになったというのが八・八%、それから指定前より二割高になったというのが五・九%、合計しまして七六・五%は近代化促進法による指定前よりもコストが変わらな……

第51回国会 商工委員会 第19号(1966/04/19、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 関連。一つだけお尋ねをしておきますが、計量器の販売事業につきましては、従来は全機種にわたる登録制を実施しておりましたが、改正案においては、審議会の答申のとおり、登録を要する機種は取り扱い上一定の知識経験を必要とする機種だけに限定をするということでありまして、これを政令で指定する。そうして目下のところとしては、これに該当するものとして、体温計のほか一機秘、合計二機種を指定する考えだということになっておりますが、もちろん体温計は生命、健康に直接関係があるものでありますから、その使用、保管についての知識とともに、ある程度の医療知識が必要であることはもちろんであります。しかし、薬局、医薬……

第51回国会 商工委員会 第21号(1966/04/27、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 私は各派共同の提案によりまして、次に申し述べまする附帯決議を付しまして、本案に賛成するものであります。     計量法の一部を改正する法作業に対する     附帯決議   本法施行にあたり、政府は次の諸点について  努力すべきである。  一、国民が事物を数量によって適確に把握しよ   うとする生活態度を推進するため、生活全般   にわたって、正確な計量器並びに適切な計量   方法を用いる国民慣習を育成するに必要な諸   般の対策を講じ、もって計量観念を普及徹底   させること。  二、計量取引における消費者保護の徹底に努め   るため、政省令の制定並びに改正に際しては   関係方……

第51回国会 商工委員会 第24号(1966/05/24、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 派遣委員を代表して、私から御報告申し上げます。  委員派遣の目的は、昭和四十五年大阪で開催されることになっている日本万国博覧会の準備状況及び実施計画等を調査いたし、関係議案の審査に資するためでありまして、派遣地は大阪で、期間は五月七、八の両日でありました。派遣委員は村上委員長、赤間、近藤信一、椿の各委員と私でありましたが、現地で柳田、剱木、近藤英一郎、大矢、小柳、吉武、藤田、向井の各委員も参加されました。一行は、まず万国博覧会協会の芦原副会長、今枝総務部長等から準備状況を聞き、会場計画委員会の会場基本計画第一次案の説明を受け、その後現地に行きまして、予定地を視察し、左藤大阪府知事……

第51回国会 商工委員会 第27号(1966/06/02、7期、自由民主党)【議会役職】

○理事(豊田雅孝君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  委員長所要のため、委託によりまして、私が委員長の職務を行ないます。  まず、理事会において協議いたしました事項について報告いたします。  本日は、官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律案の審査を行なうことにいたしました。  なお、本案については、衆議院において修正されておりますが、別に修正点の内容の説明を聴取する必要はないものと認めましたので、御了承願いたいと存じます。
【次の発言】 次に、委員の変更について報告いたします。昨日、吉武恵市君が辞任され、その補欠として西川甚五郎君が選任されました。

第51回国会 商工委員会 第28号(1966/06/07、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 稲川参考人にちょっとお尋ねしますが、組合発注、今回明記されてまことにけっこうだということ、まことに御同感であります。それについては、組合発注を確保するのにはどういう方法をとることが一番いいというふうに考えておられるか、これについて御意見を承っておきたいのであります。というのは、現在でも組合発注は受け得るようになっておる。たとえば指名競争入札などにも参加できるようになっているとはいうが、実際指名競争入札に参加ができなかったり、あるいは随意契約の対象にはできないというのが実情になっているものですから、この面においてどういう方法をとったならば、組合受注体制というものがほんとうに実行可能……

第51回国会 商工委員会 第31号(1966/06/23、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 私は、以下述べまするような希望を申し述べて本案に賛成するものであります。  と申しまするのは、官公需発注確保についての中小企業基本法に明記はありましたけれども、これが裏づけの法律は全然いままでなかったのであります。今回これが制定せられるに至りましたることは、まことに中小企業界のために喜びとすべきだと考えるものであります。しかしながら、判定せられんとしておりますこの法律案の内容は、基本方針を明示いたしたものでありまして、これが運用にあたりましては、具体的効果をいかにしてあげるかということが最も重大なる問題に相なると考えるものであります。したがいまして、これが審議にあたりまして要望の……

第51回国会 商工委員会 第32号(1966/06/25、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 ちょっと関連。  いまの四つのサブテーマのことなんですが、これは重大問題ですから、事務当局のみならず博覧会担当相としての三木通産大臣にも御所見、特に信念を伺っておきたいと思うのでありますが、テーマは「人類の進歩と調和」、これは私自身も参加しておりまして、進歩と調和大いにけっこうであり、ことに調和というのが非常に意義があるわけであります。単に進歩するだけではだめなんであって、そこに進歩と同時に調和がなかったならば、かえって進歩が場合によると不幸のもとになるのではないか。これは科学技術の面においも、あるいは国相互間の関係においてもそうではなかろうかというような点から、調和という点に非……

第51回国会 商工委員会 第33号(1966/06/27、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 私は時間の関係上、お一人お一人に御質問したいのでありますけれども、まとめて御質問をいたす項目をおわかり願う程度に申し上げまして、時間の節約をはかりたいと存じますので、さように御了承をまず願いたいと存じます。  まず第一は堀田さんにお尋ねしたいのでありますが、先ほど日本に何らのトラブルなく今回の万国博が誘致せられるようになったことは、オリンピックがうまくいったことがまず第一だというお話がありました。それもそうでございましょうが、私はアジア最初の万国博覧会であるということが、一番日本に誘致することに何らのトラブルもなくて早期に決定できたゆえんだと考えるのであります。それだけに今回の日……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1966/03/18、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 関連していまのようないき方でまいって、生活協同組合の販売価格は、一般市価とどれくらい違うか、その点が一つと、それからあわせて、生活協同組合の組合員に販売しておるものと、組合員外に販売しているものとの、大体のパーセンテージがわかりましたら承っておきたいと思います。

第51回国会 物価等対策特別委員会 第7号(1966/04/06、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 先ほど銚子の坂本さんから中央卸売り市場の隘路についていろいろお話があったのでございますが、同時に、輸送隘路についてどういう御見解を持っておられるか。先ほど来、大漁貧乏のお話が各方面から出たのでありますが、中央卸売り市場の狭隘な関係はもちろんありましょうけれども、輸送面においても相当な隘路があるのではないか、かような考えを持つんでありますが、これについて、具体的な改善策等の御要望があったならばお聞かせ願いたい。  それと同時に、これは経済企画庁、あるいは水産庁からでもけっこうですが、大衆魚の標準品をとってでもけっこうなんですけれども、輸送費がどれぐらいの。パーセンテージを占めておる……

第51回国会 予算委員会 第15号(1966/03/22、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 大蔵、通産両大臣にお尋ねしたいと思いますが、まず第一は、日韓の保税加工貿易の問題であります。御承知のとおり、韓国の労賃は、日本に比べると三分の一と言われておりますが、日本から原材料をあちらに送りまして、保税加工をやる、そのことだけでも関連の企業に及ぼす影響は大きなものであります。さらに、保税加工済みのものを日本に再輸入する、その場合に輸入関税について軽減措置を講ぜられたいという要望が来ておるやに承知するのでありますが、もしもさようなことになりますると、日本の関連企業に及ぼす影響というものは、非常に大きなものになってくると思うのであります。この点について大蔵、通産両大臣はいかなる御……

第52回国会 商工委員会 第2号(1966/07/19、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 時間も迫っているのですから、簡単に極力御質問をいたしますが、まず第一点は、繊維産業衰退の原因、これについて各参考人からいろいろ御意見が出たのでありますが、それを分析いたしますると、大体において海外の原因を強くあげられたようであります。具体的に言えば、後進国が繊維産業に進出してきている、また、先進国と言われるものが、一時は斜陽的であったけれども巻き返しをしてきた、これがために、日本の繊維産業は、いつの間にやら、ゆゆしき事態に追い込まれてきている、こういうことでありましたが、一面におきまして、日本の政策が、輸出の面につきましては特にそうでありますけれども、重化学工業重点主義ということ……

第52回国会 商工委員会 第3号(1966/07/21、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 関連して質問しますが、大企業側――自動車メーカーでありますけれども、特に会社の名前は秘しますが、この自動車メーカーの合併に伴って、下請をそのままにしておくということはとうてい困難だ、これはもう経営責任者自身が言っておるのでありますが、いま重工業局、それとまた中小企業庁のほうからは、従来の商権を擁護をするようにという申し入れもせられておるということでありますけれども、実際問題として企業合併はやった、下請は従来どおりその営業を認めていくということは、言うべくして困難であるということをいま申すとおり言っているので、したがって申し入れ程度でこれが解決がつくというふうに思っておられるのかど……

第52回国会 商工委員会 閉会後第3号(1966/10/20、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 関連。いまの繊維雑貨局長答弁をせられて、産地ぐるみ商工組合制度を大いに活用するということについての説明、答弁があったのですが、今度できる協業組合制度と繊維業の構造改革、これとの相互関係はどういうふうに見ておられるか、これは具体的に聞いておきたいと思うのです。
【次の発言】 それで協業組合制度を活用することが繊維関係については相当多いと考えられるか、あるいはそれほどでないのだ、少なくとも当分の間の段階においては、むしろ商工組合制度を中心としていくのだというふうに考えておられるかどうか、そしてこれについてさらに主として織布関係でしょうが、綿、スフについて、あるいは絹、人繊について、あ……

第52回国会 商工委員会 閉会後第4号(1966/10/31、7期、自由民主党)

○豊田雅孝君 関連をしまして、ちょっと金の問題に関連してでありますが、中小企業は年末を控えまして、この年末資金対策、これをどういうふうにお考えであろうか。特にこの年末資金の需給状況の見通しに基づいて、年末資金対策をどういうふうにお考えになっておられるか、これはもうきょう伺っておかないとちょっと間に合わぬだろうと考えますので、特に関連してその点を伺いたいと思います。
【次の発言】 資金の点は多少緩和したかのごとく一般的には言われておりまするけれども、三木通産大臣も御承知だと思いますが、中小企業特に零細企業、これは必ずしも楽にはなっておらぬ。のみならず倒産などの件数はかえってふえてきておるというよ……

第55回国会 内閣委員会 第1号(1967/02/21、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。今回はからずも不肖私が内閣委員長に選任いたされましたが、何ぶんふなれかつ微力な者でございますが、誠意をもって職責を遂行いたしたいと存じておる次第でございます。何とぞ前委員長同様、それ以上に各位の御支援御鞭撻を賜わりまするよう、切にお願い申し上げる次第でございます。はなはだ簡単でございますが、以上をもちましてごあいさつにかえる次第でございます。(拍手)
【次の発言】 熊谷前委員長から発言を求められております。どうぞ御発言を願います。

第55回国会 内閣委員会 第2号(1967/03/23、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二月二十一日、熊谷太三郎君が辞任され、その補欠として米田正文君が、また三月二十二日、稲葉誠一君が辞任され、その補欠として加瀬完君が、また本日、柏原ヤス君が辞任され、その補欠として多田省吾君が選任されました。
【次の発言】 文部省設置法の一部を改正する法律案(閣法第三号)を議題といたします。  本案は、去る十六日予備審査のため本委員会に付託されました。  それではまず、提案理由の説明を聴取いたします。剱木文部大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  本案につきまして……

第55回国会 内閣委員会 第3号(1967/03/28、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。去る二十三日、船田譲君及び加瀬完君が辞任され、その補欠として津島文治君及び稲葉誠一君が、二十四日、津島文治君及び多田省吾君が辞任され、その補欠として船田譲君及び柏原ヤス君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠互選につきましておはかりいたします。委員の異動に伴い理事一名が欠けておりますので、補欠互選を行ないたいと存じます。互選の方法は、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に稲葉誠一君を指名い……

第55回国会 内閣委員会 第4号(1967/03/30、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  昨二十九日、山本茂一郎君が辞任され、その補欠として津島文治君が、また本日、津島文治君及び源田実君が辞任され、その補欠として山本茂一郎君及び二木謙吾君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 文部省設置法の一部を改正する法律案(閣法第三号)を議題といたします。本案は去る二十八日、衆議院から送付され、本委員会に付託されました。  なお、本案の提案理由の説明は、去る二十三日聴取いたしております。  それでは本案の質疑に入ります。  なお、関係当局の御出席は、剱木文部大臣、岩間官房長、天城大学学術局長、木田社会教育局長、宮地管理局長の……

第55回国会 内閣委員会 第5号(1967/04/20、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  去る三月三十一日、小平芳平君が辞任され、その補欠として鬼木勝利君が選任されました。四月三日、二木謙吾君が辞任され、その補欠として源田実君が、四月十九日、柏原ヤス君が辞任され、その補欠として多田省吾君がそれぞれ選任されました。また本日山崎昇君が辞任され、その補欠として鶴園哲夫君が選任されました。
【次の発言】 国家行政組織及び国家公務員制度等に関する調査のうち、人事院勧告に関する件を議題といたします。  なお、関係当局からの御出席は、佐藤人事院総裁、岡田任用局長、尾崎給与局長、島職員局長、以上の方々でございます。  それでは、質……

第55回国会 内閣委員会 第6号(1967/05/09、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  科学技術庁設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、去る三月十八日予備審査のため付託されました。  それでは、まず、本案の提案理由の説明を聴取いたします。二階堂科学技術庁長官。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。本案につきましては、本日はこの程度にいたします。
【次の発言】 次に、文部省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、去る三月十六日予備審査のため付託されました。  それではまず、本案の提案理由の説明を聴取いたします。剱木文部大臣。

第55回国会 内閣委員会 第7号(1967/05/11、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  農林省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、去る三月十八日、予備審査のため付託されました。それではまず、本案の提案理由の説明を聴取いたします。倉石農林大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。本案につきましては、本日はこの程度にいたします。  速記をとめて。
【次の発言】 速記再開。
【次の発言】 法務省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。本案は、三月十八日、予備審査のため付記されました。  それではまず、本案の提案理由の説明を聴取いたします。田中法務大臣。

第55回国会 内閣委員会 第8号(1967/05/16、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十一日、鶴園哲夫君が辞任され、その補欠として山崎昇君が、また、本日稲葉誠一君が辞任され、その補欠として加瀬完君が、それぞれ選任されました。
【次の発言】 自治省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、去る十八日、予備審査のため本委員会に付託されました。  それではまず、提案理由の説明を聴取いたします。藤枝自治大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明を終わりました。  本案につきましては、本日はこの程度にいたします。  速記とめて。

第55回国会 内閣委員会 第9号(1967/05/18、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十七日、北村暢君及び加瀬完君が辞任せられ、その補欠として矢山有作君及び稲葉誠一君がそれぞれ選任せられました。
【次の発言】 この際おはかりいたします。  船田譲君から、都合により理事を辞任いたしたい旨の申し出がございます。これを許可することに御異議ございませんが。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任は許可することに決定いたしました。  つきましては、委員の異動及びただいまの辞任許可に伴い、理事の補欠互選を行ないたいと存じます。互選の方法は先例によりまして、便宜その指名を委……

第55回国会 内閣委員会 第10号(1967/05/23、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) 以上で、三案の提案理由の説明は終わりました。  三案につきましては、本日はこの程度といたします。
【次の発言】 次に、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、去る三月二十九日、予備審査のため付託されました。  それではまず、提案理由の説明を聴取いたします。増田防衛庁長官。
【次の発言】 以上で提案理由の説明を終わりました。  本案につきましては、本日はこの程度といたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時五十五分散会

第55回国会 内閣委員会 第11号(1967/05/25、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。本日稲葉誠一君が辞任され、その補欠として加瀬完君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十二年度における公共企業体職員等共済組合法に規定する共済組合が支給する年金の額の改定に関する法律案を議題といたします。本案は、去る四月二十七日、予備審査のため付託されました。  それではまず、本案の提案理由の説明を聴取いたします。大橋運輸大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明を終わりました。  本案につきましては、本日はこの程度といたします。しばらく速記をとめて。

第55回国会 内閣委員会 第12号(1967/05/30、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十六日、加瀬完君及び矢山有作君が委員を辞任され、その補欠として稲葉誠一君及び北村暢君が選任されました。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。伊藤顕道君から、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任は許可することに決定いたしました。  つきましては、委員の異動及びただいまの辞任許可に伴う理事の補欠互選を行ないたいと存じます。  互選の方法は、先例によりまして、便宜、その指名を……

第55回国会 内閣委員会 第13号(1967/06/01、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  昨日、迫水久常君及び木村睦男君が辞任され、その補欠として田中茂穂君及び森八三一君が、また本日、鬼木勝利君が辞任され、中尾辰義君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、至る三十日衆議院から送付され、付託されました。なお、提案理由の説明は、すでに聴取いたしております。  それでは、これより本案の質疑に入ります。  関係当局からの出席は、水田大蔵大臣、米田政務次官、政府委員の方々でございます。  質疑のある方は……

第55回国会 内閣委員会 第14号(1967/06/06、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。昨五日、中尾辰義君が辞任され、その補欠として鬼木勝利君が選任されました。
【次の発言】 科学技術庁設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。前回に引き続き、本案の質疑を行ないます。なお、関係当局からの御出席は、二階堂科学技術庁長官外政府委員の方々でございます。  それでは、御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記再開。
【次の発言】 午後は一時半再開いたします。  それでは暫時休憩いたします。    午後零時三十七分休憩

第55回国会 内閣委員会 第15号(1967/06/08、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  科学技術庁設置法の一部を改正する法律案を議題といたし、前回に引き続き本案の質疑を続行いたします。  関係当局からの御出席は、二階堂科学技術庁長官外政府委員の方々でございます。御質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  他に御発言もないようですから、本案の質疑は尽きたものと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。  それでは、これより科学……

第55回国会 内閣委員会 第16号(1967/06/13、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  運輸省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、去る二十六日衆議院から送付され、付託されました。なお、提案理由の説明はすでに聴取いたしております。  それでは、これより本案の質疑に入ります。  関係当局からの御出席は、大橋運輸大臣外政府委員の方々であります。  御質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記再開。  それでは午前はこの程度にいたしまして、午後は一時に再開いたします。しばらく休憩いたします。    午後零時六分休憩

第55回国会 内閣委員会 第17号(1967/06/15、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  厚生省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に続き本案の質疑を続行いたします。関係当局からの御出席は、坊厚生大臣外政府委員の方々であります。御質疑のある力は、順次御発言を願います。
【次の発言】 それではこの程度にいたし、午後は一時半より再開いたします。  暫時休憩いたします。    午後零時十六分休憩
【次の発言】 内閣委員会を再開いたします。  午前に引き続き、厚生省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、本案の質疑を続行いたします。御質疑のある方は、順次御発言願います。

第55回国会 内閣委員会 第18号(1967/06/20、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  運輸省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、本案の質疑を続行いたします。関係当局からの御出席は、大橋運輸大臣、その他政府委員の方々であります。御質疑のある方は、順次御発言願います。  速記をとめて。
【次の発言】 速記再開。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記再開。
【次の発言】 では、午後は二時に再開することといたしまして、暫時休憩いたします。    午後一時二分休憩
【次の発言】 速記再開。
【次の発言】 それでは次に、宮内庁法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、……

第55回国会 内閣委員会 第19号(1967/06/22、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  法務省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き本案の質疑を続行いたします。  関係当局からの出席は、田中法務大臣外政府委員の方々でございます。  それでは、御質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記再開。  午後は一時半に再開することといたし、暫時休憩いたします。    午後零時三十三分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。  宮内庁法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に続き、本案の質疑を続行いたします。関係当局からの出席は、瓜生宮内庁次長、並木経済主管、以上……

第55回国会 内閣委員会 第20号(1967/06/27、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。去る二十三日、田中茂穂君が辞任され、その補欠として宮崎正雄君が選任されました。
【次の発言】 運輸省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き本案の質疑を続行いたします。  関係当局の御出席は、大橋運輸大臣、そのほか政府委員の方々であります。  それでは御質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  それでは、午後一時半再開することとし、暫時休憩いたします。    午後零時十九分休憩

第55回国会 内閣委員会 第21号(1967/06/29、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  法務省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、本案の質疑を続行いたします。  関係当局からの御出席は、田中法務大臣、その他政府委員の方々でございます。  速記とめて。
【次の発言】 速記を始めて。  御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記を再開。
【次の発言】 それじゃ速記とめて。
【次の発言】 それじゃ速記再開。  午後は二時に再開することといたし、暫時休憩いたします。    午後零時五十五分休憩

第55回国会 内閣委員会 第22号(1967/07/04、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  運輸省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き本案の質疑を続行いたします。関係当局からの御出席は、大橋運輸大臣その他政府委員の方々であります。御質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記再開。
【次の発言】 午後は二時に再開することといたし、暫時休憩いたします。    午後一時五分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。  許可、認可等の整理に関する法律案を議題といたします。  本案は、去る六月二十九日、衆議院から送付され、付託されました。まず、本案の提……

第55回国会 内閣委員会 第23号(1967/07/06、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四日、米田正文君が辞任され、その補欠として玉置和郎君、また昨五日、森八三一君が辞任され、その補欠として内田芳郎君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求についておはかりいたします。  建設省設置法の一部を改正する法律案の審査のため、本日、日本住宅公団の役職員を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第55回国会 内閣委員会 第24号(1967/07/11、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  農林省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、去る六月九日、衆議院から送付され、付託されました。なお、衆議院におきましては、修正議決されております。その修正点は、お手元にお配りいたしましたように、附則の施行期日の、「この法律は、昭和四十二年六月一日から施行する。」を「この法律は、公布の日から施行する。」と修正されております。  本案の提案理由の説明はすでに聴取いたしております。  それでは、これより本案の質疑に入ります。関係当局からの御出席は、倉石農林大臣、その他政府委員の方々であります。質疑のある方は、順……

第55回国会 内閣委員会 第25号(1967/07/13、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、去る十日、衆議院から送付され、昨十二日、付託されました。  それでは、まず、本案の提案理由の説明を聴取いたします。増田防衛庁長官。
【次の発言】 以上で本案の提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、労働省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、本案の質疑を続行いたします。  速記とめてください。
【次の発言】 速記再開。  関係当局からの御出席は、海部労働政務次官、その他政府委員の方々でございます。  御質疑の……

第55回国会 内閣委員会 第26号(1967/07/14、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。本日、内田芳郎君、鬼木勝利君、中沢伊登子君が辞任され、その補欠として中村喜四郎君、矢追秀彦君及び向井長年君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 自治省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本窯は、去る六月二十二日、衆議院から送付され、付託されております。なお、提案理由の説明はすでに聴取いたしております。  それでは、これより本案の質疑に入ります。関係当局からの御出席は、藤枝自治大臣その他政府委員の方々であります。  質疑のある方々は順次御発言願います。

第55回国会 内閣委員会 第27号(1967/07/17、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。去る十五日、矢追秀彦君が辞任され、その補欠として鬼木勝利君が、また本日、宮崎正雄君、鬼木勝利君、向井長年君、三木與吉郎君が辞任され、その補欠として内田芳郎君、北條雋八君、中沢伊登子君、高橋雄之助君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案並びに防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題とし、前回に引き続き質疑を続行いたします。  関係当局からの御出席は、増田防衛庁長官と政府委員の方々であります。  それでは質疑のある方は順次御発言……

第55回国会 内閣委員会 第28号(1967/07/18、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。本日、北條雋八君、高橋雄之助君、中村英男君が委員を辞任され、その補欠として鬼木勝利君、宮崎正雄君、瀬谷英行君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案並びに防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案の両案を一括議題といたします。  前回に引き続き、両案の質疑を続行いたします。関係当局からの御出席は、増田防衛庁長官その他政府委員の方々であります。  この際、増田防衛庁長官から発言を求められております。これを許します。増田防衛庁長官。

第55回国会 内閣委員会 第29号(1967/07/19、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案並びに防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案の両案を一括議題とし、前回に引き続き両案の質疑を続行いたします。  関係当局からの御出席は、増田防衛庁長官その他政府委員の方々でございます。  それでは、質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記再開。  午後は二時に再開することとし、暫時休憩いたします。    午後零時五十五分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。  自治省設置法の一部を改正する法律案を議題といたし、前回に引き続き本案の質……

第55回国会 内閣委員会 第30号(1967/07/20、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。田村賢作君が辞任され、その補欠として柴田栄君が選任されました。
【次の発言】 防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案並びに防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案の両案を一括議題とし、前回に引き続き両案に対する質疑を続行いたします。  関係当局からの御出席は、増田防衛庁長官、高辻内閣法制局長官その他政府委員の方々であります。  それでは、御質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について報告いたします。  鬼木勝利君が辞任され、その補欠として鈴木一弘君が選任さ……

第55回国会 内閣委員会 第31号(1967/07/21、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  恩給法等の一部を改正する法律案、昭和四十二年度における旧令による共済組合等からの年金受給者のための特別措置法等の規定による年金の額の改定に関する法律案、昭和四十二年度における公共企業体職員等共済組合法に規定する共済組合が支給する年金の額の改定に関する法律案、  以上三案を一括議題とし、前回に続き三案の質疑を続行いたします。  関係当局からの御出席は、武藤主計局次長、黒住国有鉄道部長でございます。  それでは、御質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  鈴木一弘君が辞任され……

第56回国会 内閣委員会 第1号(1967/08/01、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十六日、内田芳郎君、宮崎正雄君、中村喜四郎君及び玉置和郎君が辞任され、その補欠として田中茂穂君、森八三一君、三木與吉郎君及び米田正文君がそれぞれ選任されました。二十七日、船田譲君及び米田正文君が辞任され、その補欠として廣瀬久忠君及び玉置和郎君がそれぞれ選任されました。三十一日、玉置和郎君及び瀬谷英行君が辞任され、その補欠として川野三暁君及び中村英男君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件につきましておはかりいたします。  今国会におきましても、国家行政組織……

第56回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1967/09/04、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。去る一日、川野三暁君が辞任され、その補欠として小沢久太郎君が選任されました。二日、廣瀬久忠君が辞任され、その補欠として松平勇雄君が選任されました。また、本日、松平勇雄君及び中村英男君が辞任され、その補欠として内藤誉三郎君及び鶴園哲夫君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 国家行政組織及び国家公務員制度等に関する調査のうち、一般職の職員の給与についての報告並びにその改定についての勧告に関する件を議題といたします。  まず、本件につきまして説明を聴取いたします。

第56回国会 内閣委員会 第2号(1967/08/18、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  請願を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は三十九件でございます。これらの請願の審査は、慣例により懇談によって御協議を願います。  速記をとめて。
【次の発言】 速記再開。  御懇談中、協議検討をいただきましたとおり、第一一号、三公社に勤務する中途採用者(ソ連長期抑留者)の給与の是正等に関する請願、第三号、旧軍人の恩給に関する請願外三十五件、第六一四号、旧軍人等に対する恩給及び扶助料の早期適正化に関する請願、以上合計三十八件の請願は、議院の会議に付し、内閣に送付するを要するものと決定することに御異議ございませ……

第56回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1967/10/13、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  九月五日、鶴園啓夫君が辞任され、その補欠として中村英男君が、同月七日、内藤誉三郎君が辞任され、その補欠として松平勇雄君がそれぞれ選任されました。  本日、中村英男君及び稲葉誠一君が辞任され、その補欠として鶴園啓夫君及び鈴木力君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事の辞任及び補欠互選についておはかりいたします。  八田一朗君から、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございます。これを許可することに御異議ございませんか。

第57回国会 内閣委員会 第1号(1967/12/04、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  議事に先立ち一言申し上げます。  すでに御承知のとおり、本委員会委員であられました小沢久太郎君は去る九月十八日逝去されました。まことに哀悼痛惜にたえません。ここに本委員諸君とともにつつしんで黙祷をささげ、哀悼の意を表しまして、御冥福をお祈り申し上げたいと存じます。どうぞ御起立を願います。黙祷を願います。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  去る十一月二十二日に任田新治君が辞任され、その補欠として船田譲君が選任されました。  十一月三十日、片山武夫君が辞任され、……

第57回国会 内閣委員会 第2号(1967/12/19、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四日、三木與吉郎君及び森八三一君が辞任され、その補欠として赤間文三君及び熊谷太三郎君が選任されました。
【次の発言】 それでは、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び防衛庁職員給与法等の一部を改正する法律案、  以上三案を一括して議題といたします。  これらの三案は去る十三日、予備審査のため、本委員会に付託されました。  それでは、三案につきまして順次提案理由の説明を聴取いたします。  まず、一般職の職員の給……

第57回国会 内閣委員会 第3号(1967/12/21、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまより内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、中村英男君が辞任され、その補欠として鶴園哲夫君が選任されました。
【次の発言】 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び防衛庁職員給与法等の一部を改正する法律案。  以上三案を一括して議題といたします。  これら三案は去る十九日衆議院より送付せられ、趣旨説明はすでに聴取いたしております。  それでは、これより三案を一括して質疑に入ります。なお、関係当局からの御出席は、田中総理府総務長官、佐藤人事院総裁、尾崎給……

第57回国会 内閣委員会 第4号(1967/12/22、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び防衛庁職員給与法等の一部を改正する法律案を一括して議題とし、前回に続き三案に対する質疑を続行いたします。  関係当局からの御出席は、田中総理府総務長官、佐藤人事院総裁、尾崎人事院給与局長、栗山総理府人事局長、以上の方々でございます。  それでは御質疑のおありの万は、順次御発言を願います。
【次の発言】 それでは、午前はこの程度といたし、午後は一時三十分に再開いたします。  暫時休憩いたします。    午後零時三十二……

第58回国会 内閣委員会 第1号(1967/12/27、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(豊田雅孝君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十五日、任田新治君及び中村喜四郎君が辞任され、その補欠として熊谷太三郎君及び赤間文三君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件を議題といたします。  本国会におきましても、国家行政組織及び国家公務員制度等に関する調査並びに国の防衛に関する調査を行なうこととし、これら二件の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、これら二件の調査承認要求書の作成につきましては、委員長に御一……

第58回国会 内閣委員会 第2号(1968/02/06、7期、自由民主党)

○委員以外の議員(豊田雅孝君) 御承知のとおり、先般委員長を退任いたしましたので、一言ごあいさつを申し上げます。  委員長在任中は不行き届きの点が多かったと存じますが、理事、委員各位には、終始非常な御支援、御協力をいただきましたことにつきまして、ここに心からお礼を申し上げます。同時に、立場は変わりましたけれども、何かとお世話にならなければなりませんので、この上とも従来にも増して御支援、御鞭撻をいただきますよう、この際お願いを申し上げまして、お礼かたがたごあいさつにかえる次第でございます。どうもありがとうございました。(拍手)



各種会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 経済安定・通商産業連合委員会 第1号(1953/07/09、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 いろいろ問題はいずれお尋ねしたいと思うんですが、ただ一つ伺つておきたいと思いますのは、前回の法案になかつた対価協定を今回追加するようになつたそのいきさつを詳細に一度伺つておきたいと思います。率直にその経緯を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 もう一つ、その経緯だけを伺つておきたいと思いますが、再販売価格の維持契約に関連しまして、これは先ほどの御説明でおとり販売が弊害があるという見地から、その規定の挿入が必要であるという御説明だつたのですけれども、然らば協同組合などについても、特別の価格で販売されるということになれば、やはり同じこととなり、これは広い意味でおとり販売的な結果を……

第16回国会 経済安定・通商産業連合委員会 第2号(1953/07/14、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 独禁法の改正の必要性というものは、従来政府の言われて来ておるところによると、第一に対外貿易のために必要だというふうに言われて来ておるのであります。ところが今回輸出入取引法が改正せられまして、輸出入取引法の内容も非常に強化されるようになるのであります。価格カルテル或いは数量カルテルも行える。又貿易業者だけで足らんという場合には、製造業者なり販売業者なり事業者などとも協定ができる、それでもなお足らんときには政令でアウトサイダーまで抑えられるということになつておるのでありまして、非常に輸出入関係、貿易関係については、今回画期的に規定が強化せられてありますが、私も貿易については、勿論かよ……

第16回国会 経済安定・通商産業連合委員会 第3号(1953/07/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 前回質問をしまして御答弁を願うことになつておつたことであるのでありまするが、それは不況カルテルは濫用しないというふうに政府のほうでも言つておられるのでありますが、この濫用しないというか、一体公取のほうで認定せられる一応の基準、これを具体的にはつきりさせてもらいたい、それを御研究願つてお答え願いたいというふうにいたしておつたのでありますが、その点一つ本日お答えを願いたいと思うのであります。
【次の発言】 大体行政機関で認定認可等をせられるときには、法文に書いてある通りであとは勘で行くということではなくて、私は具体的な認定基準があつて然るべきだと思うのです。内規というか、そういうもの……

第16回国会 経済安定・通商産業連合委員会 第4号(1953/07/24、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 昨日御要求いたしました資料として頂くようになつておりましたものはできましたでしようか。
【次の発言】 衆議院のほうの修正によりますと、認可機関としては今回公取のほうになるというような点もあるようでありますので、認定基準が今後は認可基準になるかも知れないのでありまして、それだけに今後影響するところは一段と重且つ大になつたと思うのであります。従つてそういう面から公取の認定基準というふうに要求いたしましたけれども、認可基準としてお考え直しになつたものをお出し願うということと、更に特に私関心を持つておりますのは、不当取引として大企業の下請けに対する未払い、支払い遅延の問題、更に百貨店の不……

第16回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第2号(1953/07/21、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 参考人のかたがたからは大体原案が満足だというような御意見でありまして、運用よろしきを得るならば、これで大体対外貿易上差支えはないというような御意見であります。その点において念を押すというと甚だ何でありますが、伺つておきたいのでありますが、これで日本の現状から見まして対外貿易上の欠陥は一応押え得るというふうにお考えになつておるか、特にこの点について四氏のかたからそれぞれのお立場から御意見を伺つておきたいと思うのであります。
【次の発言】 四氏のかたがたの御意見を伺いまして、了承いたしたのでありますが、私は特に伺いたいと思いますのは、対外貿易上、今回の輸出取引法案の改正で先ず以て十分……

第16回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第3号(1953/07/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 前回大体の質問は終つたのでありますが、一、二の点について伺いたいと思います。輸入組合については、この資金の貸付、借入を認めんような建前になつておるのですか。
【次の発言】 私は、やがてこの輸入組合についても、資金の貸付、借入関係が出て来るのじやないかというふうに思うのですが、将来は或いは改正するかも知れんという含みを持つておられると解釈していいでしようか。
【次の発言】 輸出振興についていろいろ研究をしておられるようで、この間一部分についてはお話があつたのでありますが、輸出積立金制度のほかにも、更に輸出による所得に対して、一種の特別控除を認めるというようなことも考えられるでありま……

第16回国会 農林・通商産業連合委員会 第1号(1953/08/04、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 米の実収と硫安の消費量の関係について伺いたいと思います。昭和元年を例にとつて見ますると、米の実収は五千五百五十九万三千石、反収にいたしまして一石七斗六升、硫安の消費量は四十万トンであります。昭和二十六年をとつて見ますと、米の実収が六千二十七万八千石、反収は一石九斗八升二合、硫安の消費量は百五十五万トン、昭和元年に比べますると、硫安の消費量が殆んど四倍になつております。然るに反収というものは昭和元年と昭和二十六年で余り変りがない、ここに日本の農業政策に非常に大きな欠陥があるのじやないかと思うのでありますが、この点について大臣の率直な御意見を具体的に伺つて見たいと思います。

第19回国会 地方行政・通商産業連合委員会 第1号(1954/04/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 電気料金の値上げ問題に関連いたしまして、地方税関係につきまして自治庁長官の御意見をお伺いいたしたいと思います。  法人税、事業税、それから固定資産税及び開銀の金利の一部引下げによりまして、約四十五億円の料金原価の引下げを期待し得るように漸くなつておるのであります。併しこれは総括原価の僅かに二・二%に過ぎないのでありまして、これを差引きましても一二・二%の値上げがどうしても必要になるということになるのであります。通産大臣が如何に厳重な査定をいたしたといたしましても、これを零にするということは、もう全く不可能な状態に現状ではなつておるのであります。ここで私が最も懸念いたしますることは……

第19回国会 通商産業・水産連合委員会 第1号(1954/05/08、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほど政府側のほうからは、こぞつて経済交流については勿論であるが、国交回復については趣旨は賛成だ、できるだけのことはするという御説明なり御答弁があつたわけなのですが、これを裏から考えると、非常に表面的な一応のお座なりのように聞えるわけなのですが、むしろそういうできるだけのことをするというのじやなく、この際最大限度までということになると、この限度までは行けるのだという、その点を伺いたいと思うのです。殊にヨーロッパ諸国とソ連との間においては、いろいろとやつ薫るので、一つの実例のようなものができて来ておるのでしようから、そういう点を考え合せて、その限度というものは外交的にどの程度か、又……

第19回国会 通商産業・水産連合委員会 第2号(1954/05/11、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 外務省のかたおられますか。
【次の発言】 今回問題になつております、この水産を中心とする日ソ貿易促進決議案なるものは御承知でしようか……御承知のことを前提にして質問したいと思います。  それでは、水産関係だけに限定して代表が出て行くという場合におきましては、外務当局としては渡航を認められるおつもりであろうかどうか、その点伺いたい。
【次の発言】 水産関係に限定したならば院議がなくてもこれは特別の除外例として現下の北洋漁業の実情から見てお認めになるというふうに了解してよろしいですか
【次の発言】 北洋漁業の漁場の拡大に関連いたしまして、日ソ貿易を促進することが恐らくその際にも問題に……

第22回国会 予算委員会公聴会 第1号(1955/06/16、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 赤字財政についていろいろお話があったのでありますが、地方税の滞納が約七百億になっておるのであります。そうしてこの地方税徴収の公吏の数は八万以上に上っておりますが、これの人件費あるいは事務費を合わすと三百億以上になるのであります。一方、地方団体の赤字は六百億にも近い、さらにますますふえるというような状態でありまして、そういう点をあれこれ考え合せると、地方税を国税の付加税に改める、こういう行き方をすると、地方税の滞納というものも非常に整理がしやすくなってくるでありましょうし、同時に地方税徴収のための莫大なる経費というものが、国税徴収面に切りかえられていく形になるという点で、地方公共団……

第22回国会 予算委員会公聴会 第2号(1955/06/17、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 第一点は財政のしりを金融でぬぐうということは、金融界としても従来非常に拒否しておったわけでありますが、財政のしりを金融でぬぐういき方にはいろいろな場合があると思いますけれども、今回の金融債百四十一億市中消化にするといういき方というものは、非常にはっきりした財政のしりを金融でぬぐうということになると思いますが、かような例が前例としてあったかどうかということを一つ伺いたいと思います。  それから第二点はただいま消化は自主的に大体可能であるというお見通しでありますから、強いてお尋ねすることもどうかと思いますが、もしも金融界として希望する措置として政府に要望するということになったならば、……

第22回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1955/06/28、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 国会議員、その他国会関係の利用状況、これを詳細説明してもらいたい。
【次の発言】 常任委員会の方から積極的に依頼をした調査件数、それからあらかじめ調査の必要を察知せられて国会図書館の方で調査した、そういうような件数は一年どれくらいになりますか。
【次の発言】 それじゃその資料の出てくるまでに、ちょっとなお聞きたいのですが、あらかじめ常任委員会等の必要を察知して調査したようなものが非常に効果を発揮したと思われるようなもの、おもなるものはどういう実例がありますか。
【次の発言】 国会議員は一年にどのくらいあすこに出入し閲覧等をしているか。出入者の人員がわかっておりますか、当然わかって……

第22回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1955/06/29、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 郵政大臣にちょっとお尋ねしますが、郵便年金それから簡易保険金等で金融債を引き受けるように法律が改正されるようになっておったのでありますが、あるいはもう通ったかもしれませんのでありますが、ところが一方、資金運用部資金で従来引き受けておった金融債は、御承知の通り共同修正で市中で消化するように今回になろうとしておるわけでありますが、一方郵便年金等においての引き受けの方はいかがになるのでございましょうか、その点。
【次の発言】 先般予算委員会でも私は質問をした際に触れたのでありますが、今のお話だと、地方公共団体には従来からで毛非常に行き過ぎておると思っておる。資金運用部資金の全体のうち、……

第24回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1956/03/19、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 通商産業省の予算説明を見ますると、昨年度よりも九億一千万円ばかりはふえてはおりまするけれども、総額八十三億円程度で果して輸出の振興でありまするとかあるいはこの中小企業の振興対策だとかいうような重要なる対策が完璧を期し得るかどうかということについて疑問を持つわけであります。というのは、従前から農林関係の予算と商工関係の予算を比べてみましたる場合に、非常にそこに大きな開きがあるわけでありまして、農林関係についての予算の重要性ももとよりわれわれ深く認識しておるところでありまするけれども、商工関係の予算がかくも開きがあることで、果してただいま申しまするような重要なる対策を遂行し得るやいな……

第24回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1956/03/20、3期、緑風会)【議会役職】

○副主査(豊田雅孝君) よろしい。
【次の発言】 主査において取り計らいます。  他に御質問はありませんか。
【次の発言】 佐多君に申し上げますが、先ほど、外務省予算総額の数字について御質疑がありました点につきまして、鳩山主計官が出席いたしました。御質疑を願いたいと思います。
【次の発言】 ほかに御質問ありませんか。質疑はないようでありまするから、外務省所管関係の質疑はこれをもって終了いたします。  午後一時半まで休憩いたします。    午後零時四十分休憩

第24回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1956/03/22、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 海上自衛隊に保有機が昭和三十一年度末には百二十七機になると説明には書いてあるわけでありますが、一方航空自衛隊の保有機は三十一年度末五百八十二機になっておるというのでありますが、この両者の関係はどういうふうになっておるのでありましょうか、まずその点を伺います。
【次の発言】 任務の違い並びに相互の連絡調整、そういうことです。
【次の発言】 御承知のように戦前は海軍でも空軍を持ち、陸軍でもまた空車を持ち、これが相互に競争をし、競合し、それがために非常なロスが出てきて、何とかこれを空軍として一元化しなければいかぬということですったもんだの末、敗戦直前にようやく一元化せられんとしてその実……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 予算委員会公聴会 第1号(1957/03/15、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 租税特別措置の整理に当りまして、概算控除制を廃止したことについての御見解を伺いたいと思います。要するに、零細階級は帳簿不備であるから、雑損控除をしにくい。さらに社会保障制度がそこまでいっておらぬ関係から、社会保険料の控除もできないというようなことのかわりとして、概算所得控除制があったのでありますが、これが今回廃止され、それによって八十億捻出することにしておることについての御見解を伺いたい。
【次の発言】 事業税について御見解をお伺いしたいと思いますが、御承知のように農業と商工業のバランスがとれておらない点については、これについて農業に事業税を課すべきか課すべからざるか、もし課して……

第26回国会 予算委員会公聴会 第2号(1957/03/16、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 五人未満の労働者を収容しておる零細企業に対する社会保障制度の拡大、段階的に言いますという、どういう段階で進んで行ったらいいかとお考えになっておりますか。

第26回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1957/03/29、4期、緑風会)【議会役職】

○主査(豊田雅孝君) 皆様の御推薦によりまして私が主査ということに相なりました。御協力をいただきまして、これより本分科会の運営を行なっていきたいと存じます。よろしくお願いいたします。審査に入ります前に議事の進め方につきましてお諮りいたします。当分科会は昭和三十二年度一般会計予算、回付別会計予算及び政府関係機関予算中総理府のうち防衛庁、経済企画庁、外務省、通商産業省及び郵政省所管について審査をいたすわけであります。本員は経済企画庁、外務省及び防衛庁所管につきまして審査をお願いいたし、明日は通商産業省及び郵政省所管について御審議を願う、といった方法で進めて参りたいと思いますが、御異議ございませんか……

第26回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1957/03/30、4期、緑風会)【議会役職】

○主査(豊田雅孝君) ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。  まず昭和三十二年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、通商産業省所管の部を議題といたします。  本件につきまして政府側より御説明を願います。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑のおありの方は御発言願います、
【次の発言】 閣議中でありますので、十一時ごろには出て参るということでございます。もう間もなく見えるだろうと思います。  速記をとめて。    午前十一時二分速記中止
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。

第28回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1958/03/24、4期、緑風会)

○豊田雅孝君 新長期経済計画を見ますると、輸出規模を三十七年度には三十一年度に比べまして通関ベースで八二%上げようということになっておるのでありますが、これを達成するというのは、容易でないというふうに私どもは考えるのであります。これをどうしても達成するというのには、よほど画期的な裏づけ対策がなければならぬというふうに考えるのでありますが、特に税制関係につきまして、西独があれだけ輸出を振興さした例などから見ましても、よほどしっかりした税制計画を、しかも計画的に漸次に立てていかないと、また実行していかないと、これだけの目標を達成することは困難じゃないかというふうに考えるのであります。これにつきまし……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 エネルギー対策特別委員会、商工委員会連合審査会 閉会後第1号(1962/10/22、6期、自由民主党)

○豊田雅孝君 時間の関係もありますので、今まで御質問にならなかったような点、四点ばかり一括してお尋ねをいたしたいと思います。  第一点は、石油の価格と石炭の価格の相互関係、これを今回の答申では基調にしておられると了承するのでありますが、これはもちろん当然のことであります。しかも石油価格キロリットル六千円ベースでお考えになっておるようでありますが、この六千円というのがはたして動かないかどうか、ここにやはり大きな問題があると思っておりますが、先ほど有澤団長の御発言にもありましたごとく、これはたとえばでありますが、一例でありますけれども、石油業法によって標準価格七千円にする、かりに七千円ということに……


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データ更新日:2022/12/09

豊田雅孝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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