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岡三郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

岡三郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは岡三郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。岡三郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 決算委員会 第2号(1953/06/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 ちよつと待つて下さい。二十六年度にもあるというのはどういうことですか。
【次の発言】 だから二十五年度のことを二十六年度にやつてもいいという……。

第16回国会 決算委員会 第5号(1953/06/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 本件は公共物に対するこのいわゆる関係官署の役員がどういうふうな見解を持つかという公的な私は問題だと思う。つまりこういつたような公共物に対する政府役員及び東京都の役員の態度、これは今後相当重要性を将来持つと思う。そういう点についてこれはちよつと違うかもわかりませんけれども、こういつた問題について大蔵大臣の所見を問いたいと思う。
【次の発言】 で、この問題の公園地というような、明確に当初は少くとも公共物として、その後非常に性質が変革されて来た。これはどういうふうな方向で変革されて来たかはここでお問いするまでもないと思う。つまり当事者が、当時は建設省当りが良心的にこういう都の公園を復元す……

第16回国会 人事委員会 閉会後第1号(1953/09/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 では簡略に地域給の視察の報告をしたいと思うわけであります。  当初私と後藤先生とそれから指宿主事と三名参るはずでありましたが、後藤先生が所用がありまして、私と指宿主事の二名が、新潟、長野、山梨三県の地域給並びに寒冷地の調査をして参つたのであります。八月の三十一日正午上野発で出発いたしまして、夕刻新潟市に到着いたしました。直ちに現地に設けられておりました懇談会の席上で、岡田知事以下県役員並びに人事委員会の担当係、更に地域給、寒冷地に関心の深い労働組合関係と懇談をいたしたのであります。  それから翌一日午前中には県庁内において更に懇談会を持ち、県庁を出発して、三条市を中心としたその周辺……

第16回国会 人事委員会 第10号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今の点ですね、廃止する方針として行くことは、これは人事官会議でその話は出たのですか。
【次の発言】 いつ頃ですか。
【次の発言】 しよつちゆうというと……。
【次の発言】 そうすると、この前の衆議院の予算委員会で答えた廃止するという方針、その点について、今の総裁の言明によると四六時中話しているということになれば、やはり廃止するということが出れば、相当のこれは影響を与えるわけです。一般の地方の人が……。廃止された場合には一体全部廃止されるのか。今総裁が言つたように一級、二級地が廃止されるのか。一級地だけ廃止されるのか。その結果として本俸に具体的に、口の先だけでなくてどういうふうに本俸……

第16回国会 人事委員会 第11号(1953/07/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今まで大体非公式にいろいろと数字その他が発表になつていたが、もう明確に言い切れると思いますが、何円何銭まではつきり言つてもらいたいと思うのですが。
【次の発言】 人事院の考え方でいいのですよ。速記をとめてもいい。言つてもらいたいと思います。何円何銭とちやんと……。そんなところしか聞くところがない。
【次の発言】 それで、これも大体明確になつて来たのだが、もう一遍お伺いしますが、現行給与ベースに比してどのくらいの率で上つておるのですか、それは。
【次の発言】 そうすると、現行給与が勧告された当時の人員構成からいうと、大体現業関係が大分はずされて来ておるので、名目的に一四%といつても具……

第16回国会 人事委員会 第12号(1953/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 一つ質問しますが、このデータですね、給与勧告説明資料、これは大分時間がかかつたんだが、本当のところを言つてこれの元はいつ頃できたのですか。
【次の発言】 印刷でなくて、これの元は……。
【次の発言】 この元は……。
【次の発言】 土曜日の午後に何をやつたか、どういうことを土曜日の午後やつたんですか。
【次の発言】 私の聞いているのは、そういう形式的なことでなくて、勧告するところのいわゆる内容ですね、こういつたものが、そうするというと一年になんなんとして、まあ去年やつたから半年に亘つてこれを作られたといつているけれども、実際問題として、いろいろと資料のとり方があると思うけれども、我々……

第16回国会 人事委員会 第13号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 二点御質問申上げまするが、第一点は、今提案説明の中にありました支給目は政令で定めることといたしてあります点についてはわかるわけでありまするが、可及的に、これは遅れておりますので、早く支給して頂きたいという要望が非常に強いわけであります。その点についてもう少し詳細に御説明願いたいということと、もう一点は、予算委員会等においても、地方公務員についての質疑があつた際に、それぞれの当局から一応答えられているのでありまするが、本法案が提案されたこのときに、もう一応、念のため地方公務員に対する当局の見解を質しておきたいと思いまするので、これを質問しておきたいと思います。

第16回国会 人事委員会 第14号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 その前に、今の議題と関連もあると思うのでありまするが、恩給法の一部を改正する法律案が現在内閣委員会で検討されておるわけであります。この一部を改正する法律案の中に公務員の恩給に関する重大な問題があるわけであります。それは、簡単に申上げまするというと、三十一条乃至四十条の規定が現法律から削除されることになつておつて、それによりまして、三十八条以下の不健康業務に従事する公務員、例えば蒸気機関車の乗員、炭坑内の切羽における現業勤務員、結核患者の看護員等に対する加算が打切られることになつているわけであります。この問題については、従来しばしばいわれておつたように、公務員に対する恒久的な恩給制度……

第16回国会 人事委員会 第16号(1953/07/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今の御答弁ですが、「と思いますが」ではちよつと困ると思うのですね。ここに参議院の予算委員会の速記録にあるのですが、今、前段の不合理是正という点について、改進党の田中さんが、今回の三億六千万円は、その不合理是正に使用するのだと、こういうふうに明確に言つたあとで、今度は塚田自治庁長官なり、或いは小澤自由党議員の答えと食い違つて、次のようなことを言つておられる。塚田大臣は、「三億六千万という数字が出たときは、先ほど田中議員が仰せになつたようないきさつで出たもののようでありますが、その後、ものの考え方が変り、今の考え方といたしましては、前述の通り金額も変り、内容も変つた」と明言しておられる……

第16回国会 人事委員会 第18号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 私は全部の公述人の言つていることを総合して、現実的に予算措置が伴わなければできない、而も現在人事院勧告と、それから給与準則がすでに国会と政府に勧告されているという、今この予算と別会計をどうするかという関連から考えたときに、軽石さんが考えている点よりも、私は高等学校の先生方に有利なる方法があると思う。それはなぜかというと、細かい点は省きますが、この法律が若しも可決されたとしても、この発効は明年一月からなんです。そうすると、その前にベース改訂と給与準則が法制化された場合には、この給与法は無効になる、そうするというと、我々は現在、ベースの改訂と給与準則というものが根本的に検討されて、人事……

第16回国会 人事委員会 第20号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 只今議題となりました国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律は、七月三十一日までに政府提案として出されたものが審議を完了すべきところ、衆議院のほうが非常に会期末切迫したために審議未了の形で流産をしたことについては遺憾に思つておるわけでありますが、今回その法案に対して衆議院として議員立法せられたという点について御見解を問いたいと思う。政府とどのような話合いがなされたか。
【次の発言】 そうするというと、私は参議院の任務と言いますか、その仕事の役割と言いますか、その点について、衆議院との関連上において非常な不満を実は持つているわけであります。それは、聞くところによると、この法……

第17回国会 決算委員会 閉会後第1号(1953/11/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 私は第一に民衆駅という名前が非常に欺瞞的だと思う。民間資本駅じやないかと思うのです。で消費インフレとか何とか言つておるけれども、国有鉄道の基盤を利用して一面においては消費インフレをあおつておるようなやり方をそこで露呈しておるとも言えると思う。私はそういうところに出資をする人たちを釣るためにはいろいろと便益を与えなければああいうものができないということはわかるけれども、総体的に言つて弊害のほうが現在では多いのじやないか。それで荒廃した戦後の国鉄の事情というものもよくわかりますし、国鉄の経営の面においてああいう方途も便宜的に考えざるを得なかつた点もわかるような気がするのですが、併し現在……

第17回国会 人事委員会 第1号(1953/10/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 一、二お伺いしますが、この待命制度によつてまあ人員を縮小すると、縮小する点については、冗員の減少ということを言われておりますが、このような措置がとられないで、まあ例年辞職する職員の大体の数はどの程度ですか。
【次の発言】 男女別にいつて、もうちよつと年令的に説明がされるといいと思うのです。
【次の発言】 今の点はまあなかなか面倒な問題だと思いますけれども、資料があつたら一つ御提出願いたいと思います。  それから第二点は、巷間伝えられているように、まあ待命制度の方式によつて、まあ政府がどのような機構にしようとしているかわかりませんけれども、仮に政府の言うごとく、或いは人事院がこれを受……

第17回国会 人事委員会 閉会後第1号(1953/11/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 一つ質問しますが、地域給を縮減するという方向の論議が随分出たわけです。それで衆議院と参議院とで一応方針を出して作業を進めるように、通告といつては変な言葉ですが人事院のほうへ慫慂して来たわけですね。私日頃考えていることは、地域給が本来の性格を変更して現在に至つているというふうに判定して、縮めるということが肯定されるならば、一応今までの地域給というものを指定されているところを再検討するということがどうしても理窟上からいうと考えられなければならんと思う。今までついているものが理窟が立たなくなつて来たから縮めるとかやめるとかいつているのに、それを今までのやつをそのまま放つといてそして縮める……

第17回国会 人事委員会 閉会後第2号(1953/11/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今の質疑を通して官房長官の答えが非常に抽象的であるわけです。まだ結論が出ていないからというのでそう言われているのですが、そう言われているように総理府として、官房長官としてこの問題についてはもつと積極的にやはり当人事委員会に所信を披瀝されて私は然るべきものだと思う。新聞を通していろいろと情報が伝わつて、而もその事の当否については言えるところと言えないところとがあるとしても、或る程度まで話が進捗していることは私は事実だと思う。その点について結論が出なくも経過説明としてここで言われることを期待するわけです。そういう意味で質問を申上げまするが、今まで関係閣僚の間でいろいろとこの問題について……

第17回国会 人事委員会 閉会後第3号(1953/11/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 二、三質問をしたいのですが、先般成立したこの特別俸給表に基く人事院規則の点について十六日に人事院が発表したのですが、我々が本来主張していたのは、人事院みずから勧告し、そうしてその勧告の中には給与準則というものが明確にあつたのです。併し議員提出法案として非常な横車の中にああいうふうなむちやくちやな法律が通つたと現在でも思つておるわけですが、併し政府みずから、推察するところ明年一月以降人事院の勧告を尊重して給与の改訂をするということになつて、そうしてそれに伴う当然な処置として給与準則の問題も検討しなくてはならない段階も来ると思うのですが、そのような角度の中で、将来人事院の勧告の中の給与……

第17回国会 人事委員会 閉会後第5号(1953/11/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 大体地域給を改訂する場合に、人事院としては、政府の今の行わんとしておる措置に対して、今後勧告しようとする内容との関連というものを御検討になつておると思うのだが、その点についてお伺いしたいのは、一応五分切捨てて、現行の五段階を四段階にして、最高二割という形になると、実質的に切捨てという言葉が当てはまるかと思います。次に、勧告する場合に、人事院として、これが実施された場合ですね。勧告のほうは前の衆参両院の人事委員会の要請に従えば、本俸繰入というふうな傾向になるのだけれども、既成事実がそこにできてしまう、人事院は弱いから既成事実に追従して行くということになると思うのだが、そういつた場合に……

第17回国会 人事委員会 閉会後第6号(1953/11/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 ちよつとお聞きしたいのですが、そうすると、まあ実給額を割らないという話で大分論争したのですが、全体をくるめて現行の手取りよりも減らないのだというならば改訂をやつたということにはならないので、当り前の話なんだ。私はだからナセンスだと言うのだ。ベースを改訂して行こうというのは、現行の手取額から減るような場合を考えて、我々はここで決議をするなんということはしないのですよ。だからあなた方のお答えをナンセンスだと言つたんだ。我々の考えているのは地域給を圧縮した場合、一段階でも二段階でもこれを本俸に完全にすり替えられないで入れるということをみんなで注目しているから、しばしば繰返してそれをやつて……

第18回国会 人事委員会 第1号(1953/12/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 この際、提案理由について簡単に一、二お尋ねするわけですが、提案理由の説明に、「民間給与、物価、家計費等は若干の上昇を示し、」云々と言つて、この際、財政の許す限度において人事院の勧告を尊重して職員の給与改善を図ると、こうあるわけですね。この職員の給与の改善は、当然、単に幾ばくかの金を上げたということではないと思うのですが、それは、この給与の改善が一月一日からなされる。このことと並行して、米が一升十一円上るし、運賃もはつきりしていないとしても上る。そのほか郵便料金も上るということになつてくる。そのほかに、予定されているものは、電力の借款に伴う料金の値上げ、こういうものが、改訂と同時に、……

第18回国会 人事委員会 第2号(1953/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 大蔵省のほうの担当官はちよつと待つてもらいたい。

第18回国会 人事委員会 第3号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 これは前に官房長官にも一応説明を願つたのですが、今回の一般職の職員の給与に関する法律の改正要項の中において、十五日に期末手当を支給するということに一応期日をきめてありますね。この法案がこの臨時国会において上らない場合、政府は一体どういう措置をとるのか。それを一応聞いておきたいと思います。
【次の発言】 只今質問した点は、今回の法案提出自体が非常に内容が杜撰であるということは、内閣審議室の事務官等に質問した場合、或いは官房長官に対する質問の中においてもはつきりした事柄なので、事実は本日から一応この法案に対する本格的審議に入るといつても差支えないと思う。そうするというと、我々が考えても……

第18回国会 人事委員会 第4号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 関連して。今松岡さんのほうから大体質問があつたわけですが、前の給与法の改正によつて俗称三本建が制定されて一月一日から施行になる、まだ一遍も施行していない法律をここで修正して行くわけであるから、非常に審議が複雑であつたことは一目瞭然だと思います。併しそういうことを言つてもしようがないので、今問題になつている盲学校ろう学校養護学校に勤務する校長、教諭、養護教諭その他人事院規則で指定する職員については、高等学校教育職員級別俸給表を適用するということについては私は賛成してもいいと思う。但しやはり給与というものは公平に支給されなければならぬ、そのときどきの勘定とかそのときどきの都合によつて左……

第19回国会 決算委員会 閉会後第1号(1954/08/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 ちよつと角度を変えて質問申上げますが、黄変粒のほうは見ればわかる。白い場合には肉眼では見当はつかん。その白いので見当のつかないものが二十八年の八月にわかつたというのは、そのわかつた経路を一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうするというと、コロンビア米からこういうふうな発見の端緒を得たということにまあなつておるわけでございますが、その日取りは先ほど会計検査院から言われたように、八月の大体二十九日頃に、そういうふうな点が明確になつたのではないか。それを農林省のほうとしては十一月頃に確定したと言つておりまするが、その間においていろいろと検討をされたと思うのですが、八月二十九日……

第19回国会 決算委員会 第2号(1954/02/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 いま単価の問題とそれから推定人員といいますか、外来者或いは入院の実際の人数を考えて予算を増額して来たと、大体現在赤字がないという点から、今後こういうふうな心配は起らないと文部省は思つておるのかどうか。
【次の発言】 薬局なり医局等の担当者が、会計法規によらないで直接業者から薬品を納入させ、又は薬品の勝手な使用ですね、こういつた面について何か注意か、そういつたことをしたことがありますか。
【次の発言】 もう一つお伺いいたしますが、二十六年度に二千六百万円の物品購入費を修繕費等に流用した例があります。この点についてどういつたものにこれを使つたのか。

第19回国会 決算委員会 閉会後第4号(1954/09/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 この際、東谷院長に申上げて、一応お伺いしたいことがあるわけでありますが、それは本決算委員会においても、昨日黄変米に対する決議をしたわけであります。この問題は特に白色病変米というものが検出されてから、非常に問題がむつかしくなつて来ておると思うのであります。前にも巨額なる国損を招来し、現在八万有余トンが一体どうなるのかというような大きな問題にもなつておるし、今までの政府の説明を聞いても、今後まだ白色病黄変米というものが外米の輸入に伴なつて入つて来る危険がうんとあるると思う。そういう点から考えて、政府のほうに対しても決議文の内容として、これに対するいろいろな根本方針に対して至急措置をする……

第19回国会 決算委員会 閉会後第5号(1954/09/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 そうした場合に外貨を……、予備費の問題とちよつと違いますが、外貨を出す場合、渡航して行く場合、今の建前は渡航審議会で審査を経て、何人でも審査を経て、そういう形で一応はつきりとこれは渡航してもよろしいというものに対して外貨を裏付けするのでしよう。そうですね。それ以外に濫りに誰にでもそういうことの決定を俣たないでやたらに大蔵省は金を出してやるということはやらない、その点はどうですか。
【次の発言】 ない……、今度の吉田総理の渡航に対する外貨の支出もそのようにやらなければならないと思うのだが、その点如何ですか。
【次の発言】 ところがこの前のときにはそういうことを私たち聞いていない。渡航……

第19回国会 決算委員会 第6号(1954/02/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 七百七十二号についてですが、その前に私が一昨年ILOの代表で行つた帰途に、ビルマなりタイに寄つたときに、日本政府の米の買入れ方について、いろいろと向うの農業関係の人が話をしてくれたことがある。それについてはいろいろ出ましたから言いませんが、仮に政府の今のやり方で行つて、私は米が高い、高い米を買つて来ておると思つていた。で、今仮に別途の方法で現在G・Gとして買つているよりも、更に安い米が買えるとしたならば、その方途を食管行政の中でとり入れて行けますかどうか、これをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 研究してもらうことも結構だと思うんですが、現実に我々としては筋の通つた一つ食管行政……

第19回国会 決算委員会 閉会後第6号(1954/09/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 私も時間がないから簡単に御質問申上げますが、厚生省のほうで毒素について、これは蓄積毒であるというふうに伺つておりますが、その点についてもう少し専門的にこの毒素について返答をしてもらいたいと思うのです。私の聞いているところでは、これは蓄積毒ではない、この間これは農林省の食糧研究所のほうから伺つておるわけです。これは重要な問題だと思うので、その点について一つお答え願いたいと思います。
【次の発言】 時間がないから、その点はそれでいいのですが、そういうことになりますと、我々が実際に現場に行つて調べて、専門的に検討しておる人から聞いて来ると、これは白色黄変米にしても黄変米の病菌も、毒素は大……

第19回国会 決算委員会 第7号(1954/02/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 八百三十四号、八百三十五号、八百三十六号、いずれにいたしましても、会計検査院のほうの指摘したことをそれぞれ認めているわけです。内容についても誠に理非明確であるわけですが、いつでも聞くわけですが、現在ここにお出でになつておるそれぞれの担当者は、その当時こういつたような事柄をやつた当事者でないから、遺憾である―まるで他人事に聞こえる、この点がこの決算委員会の偽らざる我々の感じなんです。これは前に平林さんが当委員会で指摘したのですが、何かあなた方、現在この仕事の責任を負つていない立場にあるような角度から、こういつたものに対するいろいろの質疑応答を受けておるということは、これは争えないと私……

第19回国会 決算委員会 閉会後第7号(1954/09/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 外遊の前に、先般の指揮権発動について、参議院は院議を以て、これに対して政府に釈明を求め、又今回も参議院は過半数を超えた議員の発議によつて、臨時国会の開会を政府に要請しておるわけです。これに対して政府はなぜ国会を開かないのか、つまり参議院というものを、しばしば院議を無視して、政府は強引にほおかぶりをしてきているというふうに我々はとつておるわけなんだが、今回臨時国会の要請に対して、なぜ政府がこれに対して明快な所見を述べないのか又臨時国会を開かないのか、その理由をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、只今の臨時国会を遅らせる理由として、法案の問題と、外遊の問題を一応御答弁に……

第19回国会 決算委員会 第8号(1954/02/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今次官から当時の事情について釈明があつたのですが、問題は同じようなケースを繰返してきておるというところに、この追及の重要さがあると思います。それで慎重な東畑次官が以上のような見通しの間違いをした、又十分知らなかつたというお答えですが、丁度監査課長が来ておりますから、監査課長は当時会計検査院等から麻袋の問題について慎重な注意があつたと思う。それをそう時間を経過していない時期に五百万袋というふうな厖大な数量の購入、こういつたことが起りて来たことについて、当然次官に或いは長官にそういう経緯について話されたと思う、具申したことがあると思う。又そうあるべきだと思う。そうしなかつたならば、監査……

第19回国会 決算委員会 閉会後第8号(1954/09/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 運営上の問題について……、私は与党の諸君が、今言つたような委員長の条理を尽くした、国会の委員会というものを、やはり正当に解釈して、そうして無理を言わないで、閣議決定後までもそういつたものを委員会において言わせないというふうな態度については、今まで委員長自体が緒方副総理の言を聞いて、その点について更に問題があつたらというふうに、譲歩に譲歩を重ねて来ても、このような私は委員会の運営になつたと思うのです。そういう点について少くともこの委員会の決定のときにおいては、行政長としての総理、副総理に来てもらうことをきめたのをあえて譲歩した。そのような運営の仕方をして来て、そうして最終段階において……

第19回国会 決算委員会 閉会後第10号(1954/10/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 谷口、東両先生がおりませんから、私から代つて報告いたします。  昭和二十七年度決算検査報告中の愛媛、福岡両県下における、厚生、建設両省所管の水道事業国庫補助金に関する批難事項の実地調査の報告を簡単に申上げ、詳細は印刷物で御了承願いたいと存じます。  我々三名が視察した期間は、昭和二十九年七月十六日より同月二十一日までの六日間であります。愛媛県の問題は、越智郡の波止浜町の上水道地盤変動復旧事業国庫補助に関する問題であります。もう一つは、福岡県の問題で、福岡県山田市における上水道施設特別鉱害復旧事業国庫補助に関するもので、検査報告番号五百八十号並びに五百八十一号のものであります。  今……

第19回国会 決算委員会 第12号(1954/03/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 ちよつと関連して一、二点お伺いしておきたいと思います。大体ここに賞品残額千百余万円のものを二十五、二十六両年度において事業品のまま使用し又は保管していることがいけないと、こう書いてあるのですね。結局一千万円程度のものを各種の事業奨励の意味において出して来ておる、その点についてもいろいろと問題があるかもわからんけれども、又一面いい点も私はあるのじやないかと考えますが、併し問題のこの賞品の額ですね。これは大体どのくらい設定しているのか、それをちよつとお伺いいたしたい。
【次の発言】 最高二万円でなく、総額幾らですか。賞品として……。

第19回国会 決算委員会 閉会後第13号(1954/11/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今の問題について一点。国会に対する説明書のなかに、極力回収に努力しておる、それに対する責任者に対しては訓告を与えた、こういうふうな説明書は通り一遍の文句で書いてあるわけなんだが、具体的に今言つたような内容が問題になつて来ると思うのです。極力回収に努力しておるといつても、これは問題になると思うのですが、今までずつと決算事項のなかにおいて政府が損害を受けた部分についてどの程度回収して来たか、そういう一覧表がありますか。出せますか。つまり指摘された物件に対して損害額が幾ら、それに対して何年度の分については何年まで幾ら回収して今後何年において完了するというふうな、いわゆる国損に対するところ……

第19回国会 決算委員会 第14号(1954/03/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 先に二十六年度決算の七百七十四号、「不急の麻袋を購入したもの」についてお尋ねいたします。  この件については、先に次官或いは前谷食糧庁長官から大体の経緯を聞いておりまするので、今日はそれに引続いて当時の事情を二、三伺いたいと思うのであります。ということは、「本件は、契約上納入を中止させることができる条項があるのに、二十六年九月、タイ国政府から麻袋付輸出をする旨の意思表示のあつた後も適宜の処置をとらないで、三、〇〇〇、〇〇〇枚の全部を納入させ、うち、二、一二〇、〇〇〇枚は二十七年一月から三月までの間に納入させたもの」であると、こう書いてあるわけですが、結局いろいろと事情があつたにせよ……

第19回国会 決算委員会 閉会後第14号(1954/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 これは直接議題に上つていることではございませんが、先ほど会計検査院のほうから、まあ本年度の大体調査によれば、状況は林道以外の点、工事関係以外の点は大体よろしいという答えがあつたと思います。ただ行政管理庁では、昭和二十七年度及び二十八年度上半期における国有林行政監査の結果をまとめて先般発表しているわけですが、この行政管理庁の発表したいわゆる監査の結果ですね、これに対する林野庁の所見は如何でしようか、これは勧告があつたものかどうか。
【次の発言】 そうすると、今の林野庁長官の御答弁によると、現在までに行なつて来たところの随意契約は大体適切妥当であつたというふうな御意見でありますが、随意……

第19回国会 決算委員会 第15号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 前の委員会におきまして不急の麻袋を購入した七百七十四号並びに千五百一号についていろいろと質疑を行なつたわけでありますが、今日当時の大臣がお見えになつておりまするので、特段むずかしい点ではないのでありまするが、一、二お聞きしたいと思うのであります。  前の委員会において安孫子元食糧庁長官から、当時の麻袋購入に対して事後において根本元農林大臣に連絡をしたというふうな釈明がありましたが、当時三百万袋を輸入する事柄について根本元農林大臣にどのようなお話があつたのか、その点についてお伺いしたい、こう思うのであります。
【次の発言】 そうすると当時米穀が非常に不足しておつたことは御存じのことだ……

第19回国会 決算委員会 閉会後第15号(1954/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 ただこの問題についてここに指摘されておる……六百一号の批難事項として出ている分に対して、当然今日これが説明をされる問題を、不用意にここべ出て来て、ただ顔を出せばいいということでは誠に相すまんと私は思う。なぜ担当者がここに来てないのか。それについてはまだ一言も釈明がないわけだが、こういう点について、実際に批難を受けて説明に出て来るところの態度、これは私は怪しからんと思います。だからこれはもう一遍、永岡君の意見のように、六百一号、六百号、これについては、機会があつたらもう一遍、特に六百一号については担当者の出席を求めてこれは審議をしたいと、私はそう思います。

第19回国会 決算委員会 第16号(1954/03/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(岡三郎君) 次に検査院から御説明を願います。
【次の発言】 次に当局の説明を求めます。
【次の発言】 それではこれから質疑に入ります。九百九号までの質疑を行います。  質疑はございませんか。別段九百九号までは質疑はないものとして次に進んでよろしうございますか。
【次の発言】 それでは次に進みます。九百十号から九百十三号までの事件を議題といたします。専門員の説明を求めます。
【次の発言】 次に会計検査院の説明を求めます。
【次の発言】 次に当局に説明を求めます。
【次の発言】 以上で説明を終ります。質問に入ります。
【次の発言】 ほかに御質問ございませんか。

第19回国会 決算委員会 第17号(1954/04/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 一応国会開会中に支出を決定したものを例外として、いろいろ説明されたのですが、この中で閣議で決定したものはどれとどれですか。
【次の発言】 大体先ほど専門員並びに政府当局から一応予備費の支出について国会開会中に生ずる例外、その他の事項について説明なり指摘があつたわけですが、改めてここで一応注意を喚起しておきたいことは、国会の予算審議権を尊重するという立憲政治に基いて重夫なる事項に関する支出などは、国会開会中には支出しないと憲法においても確立しておるわけであります。こういう点について重大なる事項については、なかなか限界の問題が出て来ると思う。送いう点で一応従前このような決定を見ておると……

第19回国会 決算委員会 閉会後第17号(1954/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 先に、こういつたような経理当を得ないものが出て来たということに対して、「現地調査が行き届きかねて査定が適確に行われないまま申請どおりに国庫補助金を交付し、その後の是正監督も不十分であつたことに因るものと認められる。」、こういうふうにまあ検査報告には載つているわけですが、実際の場合に現地調査がどの程度なされているのか、それについてちよつと具体的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 まあ大蔵省のほうで立会うということも結構なんですが、実際は文部省自体がやはりそういつたものについてやられて行かなくちやならんと思うのですが、まあ法律の制定に伴つて教育委員会に責任を持たせてやるようにな……

第19回国会 決算委員会 閉会後第18号(1954/11/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 ここに並べてあるところの千六百八号から以下千六百二十八号までで、この批難事項に対する善後処分状況等の一覧というのが労働省から出ておりますが、大体この架空の名義により支出したものの中で、戒告或いは職員の不正行為により国に損害を与えたものの中で、刑事事件を起した問題の中で、戒告、懲戒、免職、これは当然の話ですが、そのほか通覧すれば、全部厳重なる注意というような処分の内容が出ているわけです。例えば千六百八号から千六百二十八号までの内容については、いろいろ検討してみれば、それぞれの刑の内容ですね、批難事項の内容については相当異質のものが私はあると考えられる。こういうものの取扱について一覧す……

第19回国会 決算委員会 閉会後第19号(1954/11/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 この六百一号ですが、二隻の浚渫船を使つて工事をしたと、七百五十馬力の浚渫船、これは佐伯建設と契約するときに、この七百五十馬力の船はすでに修理が必要であるということがわかつていて契約したのか、その点どうですか。つまり私の言うのは、二隻が無事に工事をしている途中で、七百五十馬力のほうのいわゆる浚渫船が故障ができたのか。契約当時七百五十と一千の二隻の船があつて、そうして七百五十馬力のほうが修理を要する状態にあつたのか。その点一つはつきり答えてもらいたいと思います。
【次の発言】 結局あなたがたが説明しているこの文章によるというと、まあこの七百五十馬力の浚渫船に金がかかつた、つまり三百七十……

第19回国会 決算委員会 閉会後第20号(1954/11/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 ちよつとこれは枠外の話になりますが、結局もう一つはニコチンの含有量の問題、これは血圧との関連、そういつた点で巷間いろいろとそういう話が出て、どうも新生はニコチンの含有量が少いのじやないかというようなことから、専売公社あたりでも一応ニコチンの含有量というものを発表しておりますが、ただ問題はそれを吸つている人間から言うと、どうも発表の数字というのはピースを吸わせる商業政策上あれを出したのじやないかというので、信用しておらない。そういうところで売れ行きの問題との関連も私は少々あると思うのですが、そういつた点について厳密に調査して、ニコチンの含有量といわゆる健康に及ぼす作用、そういつたもの……

第19回国会 決算委員会 第22号(1954/04/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 七百七十四号でよろしいですか。
【次の発言】 今委員長が言われたように、不急の麻袋を購入したことについては二十七年度の決算報告にも出ておりますので、そちらのほうへ譲つて行くということについては異議がございません。ただこの前資料要求した点について一、二質問をして、そういう方向に行きたい、委員長の議事進行の方向に協力したいと思いますので、お許しを願いたいと思います。  問題は検査院のほうで指摘した購入した麻袋が不急のものであるかどうかという点がポイントであつたわけです。それでこの前の決算のときには食糧庁のほうは、あれはやはり急いで買わなければならんものだ、ただあとで考えてみるというと、……

第19回国会 決算委員会 閉会後第22号(1954/11/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 この千五百三号は、私が委員長代理をやつておるときに、永岡委員のほうから衆議院のほうにおいて本問題に対する決議が上つておるので、参議院のほうとしても、それを考慮する必要があるのではないかというふうな発言があつたわけです。従つて当時食糧庁関係の問題を取扱う場合に、この問題にこだわつていると日程が終了しないので、この問題は爾後に廻すということにして当時日程を終了したわけです。従いましてこの問題が本日一つ残つて来たわけですが、永岡委員が急用がありましてどうしてもこの問題について一応質問ができないという形なので、私がまあ代つてということはおかしいのですが、私自体として質問を少々したいと思うわ……

第19回国会 決算委員会 第24号(1954/04/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 昭和二十六年度決算報告書に対して一言申上げたいと思うわけでありますが、本報告書を長期に亘つて審査いたしたのでありまするが、その基本は、慎重審議された予算がどのように使われておるか、つまり適正に使われたかどうかという問題であります。我々がこれを審査した結論を申上げますというと、予算の使途が年を追うて混乱しておるし、非常に不当事項等が多いということが眼につくのであります。なお、前年度、更にその前の年度の不当事項その他或いは職員の不正行為等の国に与えた国損金と申しますか、そういうものの回収というものも誠にルーズであります。特に大蔵省関係或いは農林省関係、その他、重要なるという言葉が語弊が……

第19回国会 決算委員会 閉会後第24号(1954/11/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 只今朗読されました決算委員会審査報告書、昭和二十七年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十七年度特別会計歳入歳出決算、昭和二十七年度政府関係機関決算報告書三件について条件を附して賛成をいたします。  その条件というのは、昭和二十六年度、その前年の二十五年度を通しても、我々決算委員として考えて来たものは、予算の使途が非常に乱脈を極めておるし、効率的使用についても納得てきない点が非常に多い。まあそういうふうな点で二十六年度の決算において反対したのであるけれども、各政府機関、各省がこれらの指摘の事項に対して鋭意努力を重ねて改善のあとも見えるし、会計検査院の報告に対しても、この批難された事項につ……

第19回国会 決算委員会 第25号(1954/04/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 その前に一つ、審議の渋滞を避けまして簡単に、これはお願いですが、四月二十五日の朝日新聞の夕刊の報ずるところによれば、不当行為をした公務員を厳重に懲戒せよという懲戒処分適正励行決議に対して、記事として「『不当行為は悪意のものだけでなく、やむを得なかつたものや、過失によるものもある。必ずしも国家公務員法に定めた懲戒の規定に相当する者ばかりではない』との意見もあつたが」、こういう記事があるわけです。で、この意見は私の関知するところでは、委員会の討論、或いは本会議においても、これのような意見はなかつたと思うのです。この言葉から言うと、何か決議案が弱まるような感じを受けるのですが、こういつた……

第19回国会 決算委員会 第29号(1954/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今の総理府関係の会計はどの係でやつておるのですか。
【次の発言】 ほかのことを少し聞きたいと思うのですが、時間が時間ですから簡単にお伺いしますが、大体補助金関係の不当事項が出て来て言われておるわけですが、会計検査院のほうは、比較的謙虚で、別の言葉で言うと、我我から言うと消極的に見える部分も観取されるわけです。それでいろいろと御報告を我々も見るわけですが、二十八年度の分を今やられておると思うのですが、これを年間まとめて出されるということは当然でしようけれども、中間的に四半期ごとに一応それまでに精査したものを当委員会に報告するようなことができるかできないか、その点をちよつと聞きたいと思……

第19回国会 決算委員会 第31号(1954/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今の靱副総裁の話で大体この前の問題との関連上一部わかつた点があるのですが、今断面図、局舎建設要領等を見せてもらつて、このように建物を利用するという点も一応図面上においてまあわかつたのですが、国鉄と違う立場をこの前局長のほうからも話があつたのですが、いわゆる公社関係に民間資本を導入するという考え方、これは急速な需要に対して立向うという建前からわかるのですが、併し国鉄等の例を見ても当初やつた方法とその爾後やつた例とを比べて、非常に問題点が多いことを我々は知つて来たわけです。初めこのような形で民間資本に殆んどおぶさつてやつた結果として池袋の駅というものがあるわけです。この池袋の駅の問題と……

第19回国会 人事委員会 第5号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 まあいつでも同じ答えで、質問する人の誠意をさつぱり認めないという態度に終始していると思う。で、晒物にしないとか、この勧告が出た場合に実現するような手段を今とつているとか――、随分これは考えようによつたら実に乱暴な言葉でして、勧告ということについてどう考えているかということを今ここで繰返す必要は私はないと思いますが、とにかく総裁のようなやり方をやつていれば、だんだんだんだんと遅れて行くということだけははつきり私はここで言えると思う。だからそういう点で四月になるかいつになるかわからないというふうなところで、今の情勢から言つたら、だんだんだんだん遅れて行けば可能性が少くなるのじやないかと……

第19回国会 人事委員会 閉会後第17号(1954/09/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今日これ以上突つ込んで聞くことも、まあ御答弁が得られないと思うのですが、この問題に対して一応テンプル参謀次長のほうに回答を要請している。それがノーと来れば、一応現在の段階としては解決困難だというので、まあ直接労働大臣なり或いは外務大臣と、政府が背負つてこの問題の解決に当らなければ、具体的に解決のメドがつけないように思われるわけです。そこで調達庁のほうとしては、こういつた点について連絡をしていると思うのですが、労働省なり或いは外務省との連絡状況ですね、そういつた点についてお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 まあいろいろと特別調達庁のほうでお困りになつている様子は、先ほどいろい……

第19回国会 人事委員会 閉会後第22号(1954/10/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 これは今千葉委員のほうから御質問があつて、まあ現在のところは事務的折衝において数字を更に近ずけるというか、双方の相違点を一致させるように努力を進めておるというわけですが、基本的に外務省なり或いは労働省なり調達庁、まあ調達庁の意向は、次伺つておるからよくわかつておりますが、このようなデフレの中において放り出されるところの大量の人たち、失業対策に非常に真剣になつている労働省等が考えて事は容易ではないと思う。そういうふうな中において、朝露ですか、ああいつたところで進駐軍の労務者に対して駐留軍が暴力を振うというような事件も頻発しておるというふうなことから考えて、駐留軍当事者が、前のストライ……

第19回国会 人事委員会 閉会後第24号(1954/11/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今委員長が述べられた経過については昨日以来了承しておるわけであります。了承しておるということは、衆議院のいわゆる指定された大体の四級地候補地を全部了解したということではなくて、まあ衆議院の意向というものについても十分勘案して、従来我々がとつて来た両院一本の修正案を作るという点に我々は今思いをいたしておるわけであります。そこでいろいろと論議があるけれども、その根本方針をやはり貫いてもらいたい。併しただ問題は、この具体的の問題に入つた場合に、やはり従来我々がとつて来たように全国的に勘案して、でき得る限り無理のない案にこれをまとめて行かなければならないと思うわけであります。従いまして衆議……

第19回国会 地方行政委員会 第42号(1954/05/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(岡三郎君) では、只今の委員長のお言葉並びに文部大臣の所用ということを十分了承いたしまして、自治庁その他大蔵省関係がまだ出席されておりませんけれども、文部大臣に御質問したい点を行いたいと思います。その前に、地方行政委員会において発言さして頂くことについて感謝いたします。  文部大臣にお尋ねする第一点に、いろいろとここに提案理由について書いてありますが、教育委員の選挙を延ばす理由として、私が当初承わつておつたのは、一兆の緊縮予算を編成する建前上何とか予算措置をいうものを減らしたい。そういうふうな建前からこの二年延期というものを実施するに至つたというふうに承わつておつたのですが、ここ……

第19回国会 文部委員会 第14号(1954/04/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 偏向教育の事例或いは先ほど文部大臣が言つた日教組の問題についていろいろと資料があると思いますが、先の点について理事会で一応討議いたした、多くの事例について審議するということになれば、相当時間も要するわけです。そういう観点から言うとこの議案を引延ばして行くのではないかというふうな考え方を持たれるかたもあると思うので、そういう点については、我々としても、徒らに時をかせぐということのみが中心問題ではない。特に政府当局が提案している二法案というものは、やはり今後の教育の大道を決定し、而もそれが具体的に職場の教員に直接影響を与えるこれは法律でありますので、今言つたように、限定された事案につい……

第19回国会 文部委員会 第15号(1954/04/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今のことに関連して。その指令が、今の文部大臣によると如何にも教育委員会に日教組の指令が流れているという御答弁ですが、それはその通りですか、教育委員会に流れているのですか。
【次の発言】 都道府県の教育委員会に指令を流したということですか。
【次の発言】 大達さんの考え方は今の答弁でわかつたけれども、あんたの答弁されていることを聞くと、教育委員会に日教組が指令を流したようなものの言い方なんです。これはあとで速記を見てみればわかる。つまり影響力があるとかないとかいうことは団体がやつていることなんです。そのことについていけねえかいいかということはそれぞれの機関があるのですよ。それに対して……

第19回国会 文部委員会 第16号(1954/04/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今委員長が用意ができないという話で、その内容は伺つてないから即断してはいけないと思うのですが、前の委員会で委員百長のほうにお取り計らいを願いたいといつたことについて、まだその用意ができていないという内容だと思うわけであります。
【次の発言】 で、私がこの点について前委員会においても申上げたことは、結局委員長理事会において九つの事例について一応本文部委員会がこれを具体的に調査するということで、本問題については一応或る程度めどがついたと思うのです。ただ問題は、私が強く強調している点は、例えばこの戦争に敗れた直後において日本が戦犯に問われた、そのときにいろいろの該当者が追放された、こうい……

第19回国会 文部委員会 第17号(1954/04/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今の委員長のお話は一応慣例によられるということになつているけれども、これからあらかじめ委員長の許にいろいろのものが仮に出たり、これが今度はいろいろ時間によつて先着順ということになるのもややこしいので、今の計らいは、本委員会においては、やはりあらかじめ出すということになると又問題があるから、順次やはり発言を求めてやられることが至当だと思います。それで余りしやべる者ばかりしやべつて、こちらに発言の機会が廻つて来んじやないか、こういう点があると思うから、十分その間を付度してやればいいわけです。そういうわけ、で加賀山さんのほうから通告が出ているということになると、又その何月何日の文部委員会……

第19回国会 文部委員会 第19号(1954/04/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 議事進行について……。とにかくこうなると、答弁を合せて持時間何分、こういうきめ、私はこの点については誠に不可思議でしようがない。あと私らの持時間は六分四十秒ぐらいあるかもわからんけれども、そうなるというと、ここで証人のかたに一つお願いし、もらいたい。問題の質問の焦点をよくお聞取り願つて、そうしてそれに対して冗言を省いて、自分の何と言うか、言いたいことがあるでしようけれども、簡潔に質問に答えてもらうようにお願いしてもらわないと終つてしまう。本日の目的が何にもならんというような傾向がありますが、よろしくお願いします。
【次の発言】 いや、もつと、福原さんにお尋ねしますが、文部省から出し……

第19回国会 文部委員会 第20号(1954/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 大体主要点はこの資料の中にあるわけでありまして、今剱木委員が言つたように、若しもそのようなことがあつたらあなたのほうから正々堂々と、あるかないかわからんようなことを言つて証人に質すということは、これは私はやはり証人を馬鹿にしているというふうにもとられるのです。で、私はその範囲内において若しも嘘を言つていたなら証人は宣誓をしているのだから、その通りにあなたが言えばいいので、何とかかんとかわからんことを質問して時間をとられることはいけないと思う。そこでここではつきり私のほうからもう一遍お伺いしますが、つまりいろいろな問題があつたようなないような、こういうふうな状態でこういう偏向教育の事……

第19回国会 文部委員会 第21号(1954/04/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 文部大臣にこの前も言つたのですけれども、この前資料を出して、どう勝手に判断しようとあなたがたの自由だ、そういうことで一応出されているけれども、反響が非常にでかいわけです。速記録を私はずつと読んでいるわけですが、で、大臣は衆議院で、戦争裁判というものは人食い人種の首祭りのようなものだ。こういうことをおつしやられた。私はそれを咎めようと言つているのではない、問題は、あなたの意思というものもやはり一括して、人の言うこともよく聞かないで、そうして勝手に追放なり百を切つたり、こういうことをすることはいかんこいうあなたの意思から出ている言葉だと私は推測するわけです。つまり裁判というものにしても……

第19回国会 文部委員会 第24号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 私は今の点で異議ないのです。そうしてずつと審議の状況というのは、相対的に質問するほうと、答弁するほうと、この関連がやはり的確に行けば、これは割合にいいと思うのです。而も問題は、大臣の答弁は質問には答えないで、いつでも遠廻しに言つて、これはこれにくつつくのだ、こういうふうな答弁の仕方なのです。つまりその点をぽつんと答えればいいのを、ぐるぐる廻つて、こういうことになるのだから実情に即してこうだ、こういう答弁の仕方をされるわけです。ですから委員長においては質問の要点に的確に答えられるように、私としては善処して頂きたいわけなのです。ずつと委員長もおわかりだと思うが、質問に対しては何ら答えな……

第19回国会 文部委員会 第25号(1954/04/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今の野本さんの関連ですが、先ほどの文部大臣のお答えで、甲と乙の村において同一事項の問題が村の教育委員会なり、或いはその他から取扱い方が別になるというふうな一つの事例を挙げられたわけなんです。そのときに文部大臣は、地域々々で画一的にやられないほうがよい、これがまあ地方自治の精神だということを言われた。ところがこの法案を提出する基本的な立場は、国家公務員であろうと地方公務員であろうと、事教育に関しては、特に義務教育は国の仕事であるからというふうな、いわゆる論旨の立て方で、例によるという事例から被ぶして来ておるということになれば、所論の立て方というものが非常に食い違つておるのではないか。……

第19回国会 文部委員会 第26号(1954/04/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 議事進行。非常に時間が経過しておりますし、両先生もお疲れだと思うのです。午後のスケジュールも控えておりますので、いろいろと問題があると思いますけれども、一応ここで又あとに譲つてやるというふうにして進行してもらいたいと思う。もう一時半になるわけです。昼食をとつて午後の日程に入らなければ間に合わんと思う。私も質問があるわけですが控えているわけです。
【次の発言】 もう大分時間が経つたので打切りにしてもらいたい。

第19回国会 文部委員会 第27号(1954/04/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 ちよつと御手洗先生にお伺いいたしますが、さつきソ連、中共、北鮮の平和論が真の平和論であるというふうに高知の教研大会の第八分科会で出しておるということですが、それは、どこからその資料は出されたのですか。
【次の発言】 この「教育労働者」というのは、教育委員会のこれは機関紙であります。で、私は高知の教研大会もこの目でみんな見ているわけです。私は当時の責任者であつた。大体どれでもそうですが、それぞれの主張を掲げ、党派の行動を強く支持しているものは、まあ手柄顔に、そうでもないことをこういうふうに闘い取つたというふうによく書きたいものでありまして、教研大会の最終的な総会の締めくくりにおいては……

第19回国会 文部委員会 第29号(1954/04/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 河原先生に一つお伺いしたいのですが、昨年の十月二十五日の朝日新聞に出ていた吉田首相の特使としての池田氏が米国のロバートソン国務次官補との会談議事録中に、「会談当事者」、二人ですね。「は、十分とまではいえないにしても、ともかく日本で防衛力といもつたのを作るだけではなく、これを維持するためにも今後数年間にわたり相当額の軍事援助が必要であることに同意した。」又「会談当事者は日本国民の防衛に対する責任感を増大させるような日本の空気を助長することが最も重要であることに同意した。日本政府は教育および広報によつて日本に愛国心と自衛のための自発的精神が成長するような空気を助長することに第一の責任を……

第19回国会 文部委員会 第30号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 私お願いがあるんですが、よろしうございますか。この前偏向事例三例の報告を至急調査して、そうして白か黒か明確にしてもらいたいということをお願いしておいたわけであります。その後大分日にちが経つておりまするので、御存じのことと思いまするが、高知の事例、岐阜の恵那の事例、或いはもう一例があると思うのですが、これは一関の事例ですか、この点についてその後どうなつているか、いろいろ審議も進んで来ておるので、これについて一つ中間報告なりしてもらつて、審議に間に合うようにして頂くという約束であつたので、その経過を御報告願いたいと思います。
【次の発言】 私がこの前に言つたように、三つの事例ですからね……

第19回国会 文部委員会 第31号(1954/04/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 総裁が見えたから質問を強制されるならば、総裁に何のために……、帰つてもらつたらいいと思うのです。顔が見えておるからやると言うのなら帰つてもらつたらいいのです。
【次の発言】 高田さんが今けしかけているけれども、私は非常に状況を察すると、何か殊更質問するように言われるのだが、そういうことじやなくして、今までずつと審議して来た中で、不明な点があるからまだやろう。今までまとまつた質問もしていないわけでそれで質問を打切りそうな空気があるから、やはり意地になるわけなのです。私たちは非常に素直なのです。(「やりなさい」と呼ぶ者あり)三十日にやらしてもらえるならばいいけれども、どうもぼつぼつ質問……

第19回国会 文部委員会 第32号(1954/04/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 私は本当は吉田総理に要求していたわけです。併し緒方副総理がおいでになつたので、関連した事項についで一、二を聞いて、他のかたの御発言もあるようですから、そういうふうにしたいと思います。  第一は、この今回の検察庁の逮捕請求に伴う犬養前法務大直のとつた措置によつて、一応佐藤自由党幹事長の逮捕が延期されておるわけですが、その間において緒方副総鯉は新聞紙上並びに本参議院の議運においても、重要法案の審議終了までは撤回しないというふうに仰せられておるわけです。それでその重要法案をつぶさに検討して見るというと、先に通過したMSA協定、防衛二法案、警察法、又本委員会で現在審議中の教育二法案、こうい……

第21回国会 文部委員会 第1号(1954/12/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 大体まあみんなそれぞれやつていいと思うのですが、大体今十二時十分前ですか、これから陳情も聞いたりいろいろと日程があるので、大体やるとするならば午後にかけてやるならやる。大臣の予定もあると思うので、実は大臣のお話を伺うことも私は結構だと思う。但し問題は全体的に、教職員の年末手当とか或いは昇給昇格とか、差迫つた問題が現実の問題として解決されなければならんと思う。だから大臣が言われていることについても、そういう問題とも関連の中で話合いをするのはいいけれども、ちよつと大臣が今日は初めて言われたことは悪いというのではないけれども、問題の焦点はそこにあるということを皆さんも確認しておるわけだか……

第21回国会 文部委員会 第2号(1954/12/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 ちよつと関連質問。文部大臣が、教職員が一番危い、取残された立場にあるのだと、これは一体どういうところからこういうことになつて来ておるのかということをお考えになりましたでしようか。つまり組閣するときに、文部省の文教政策、文教というものは重要なところだから閣僚においても相当な人を置かなかればならんという声が出たということを新聞でも承わつておるわけなんです。問題は、口を開けば教職というものは人を造るので重要だと、こう言つておきながら、事実その待遇の場合において一番取残されて行く、重要なものが取残されておる。これは一体どこに欠陥があるか。これは三百代言を政治家が言つておるという問題になると……

第21回国会 文部委員会 第4号(1955/01/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 議事進行。この程度で委員会を閉じてもらいたいと思うのですが、今の問題は非常に簡単ではない。これは教職員だけでなく公企体の国鉄とか全逓とか電通とか、各省が当初予定の、いわゆるボーナスに対してこれを増加するということから、均衡上の問題としていろいろな無理な方策が出て来たと思うわけなんです。だから問題は教職員に対してどうのこうのということよりも給与全体の体系の中でこれは論じなければならぬ、その中で現在の政府か今後政権を続けられるとすれば三好国務相が担当だから体系的にこれを整備しなければならんという段階に来ておると思う。今後この問題が十分論じられる機会が私はあると思う。そういった点で今のよ……

第22回国会 決算委員会 閉会後第1号(1955/10/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 ただいま委員長から指名を受けましたので、北海道についての現地調査の報告を申し上げます。  本調査班は、昭和三十年八月二十一日より同二十八日まで北海道方面の各省各庁、補助団体、日本国有鉄道及び電源開発株式会社関係について現地調査を行いました。派遣委員は飯高委員と私であります。その概要を申し上げます。なお詳細は報告書によりごらんを願います。  まず調査対象は、継続調査事件の取り上げ項目のほか、北海道総合開発計画及び風倒木の状況についても調査しました。そして今回調査上の特異な点は左の諸点でありました。  一、北海道の特殊事情は着眼点を置き、また北海道総合開発との関連において調査を行った。……

第22回国会 決算委員会 閉会後第2号(1955/10/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 施設局長の説明でちょっと伺いたいのですが、今十河総裁が新宿に民衆駅を作りたいという希望を持っておるということはわかったわけでありますが、先ほどの経過を拝聴しておりますると、三十五年あたりから駅の構築その他について請願が出て、ずっと現在まで、それもいろいろの形が変っておりますが、延長しておる。こういうことになると、今回出されておる新宿駅交通センターの建設に関する請願というものは、単にここにぽかっと出てきたことじゃなくて、いろいろな関連で相当もう年数を経ておる。この請願は今出てきておるけれども、新宿のいわゆる駅建設というものについては相当時間的にたってきておる。十分お考えになっておると……

第22回国会 決算委員会 第3号(1955/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 会計決算で例年問題を起しておるのは農林省関係の補助金関係に非常に多いのですが、その他の補助金もそうですが、それと同時に最近顕著に現われてきておる事例は、防衛庁関係の不正不当使用事項が多い。これは昭和二十八年度の政府の国会に対する説明書の中においても、防衛庁関係の使用方法について考えさせられる点が非常に多いわけです。減耗する乾電池を年度末に一時に大量に購入したり、それからこまかい問題ですが、設計が全くなってないような事例が非常に多いし、こまかい問題ではかやの寸法が過大になったもの、とにかく経費の使い方が相当紊乱しておる傾向が顕著であります。しかもそのように使用しておきながら、毎年二百……

第22回国会 決算委員会 閉会後第3号(1955/10/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 私も党に行って……。それでその前に一つ聞きたいのですが、先ほどの局長の説明によって二十九年度以降の方は九九・九%以上の成績が上っておると言っておりますが、二十九年というのは、わが国の経済情勢から言うと、これはデフレ時期なんです。非常に悪いときなんです。その前の時期は非常に景気のいいときだ、インフレーションで。その景気の悪い時期、やりようによってはずいぶん払いがよくなったということから考えて見て、石井さんがちょっと言ったような、ちょっとふんどしの締め方が足りなかったのじゃないか、人情論に流れていたんじゃないかという、こういうお話があったのですが、単なる人情論じゃないと思うのです。とに……

第22回国会 決算委員会 第4号(1955/05/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 前回の決算委員会において大蔵省の方から昭和二十八年、二十九年度の繰り越し見込み及び剰余金の見込等について説明があったのですが、その中で私がこの決算の報告を見て、著しく眼につく点について質疑をしたのですが、これはやはり大臣にする方が適当であろうというので延ばしてきたことについて御質疑を申し上げたいと思うのです。  防衛庁関係の費用ですが、非常に繰り越されておる。これは昭和二十八年度においても二十九年度においても、二百億以上の繰越金というものがあるわけなんです。これがまあ主要な繰越金のものになっていると思いますが、これについても一応原主計局次長の方から説明があったわけですが、決算の様態……

第22回国会 決算委員会 閉会後第4号(1955/11/17、3期、日本社会党)

○岡三郎君 前回において質問をした続きになると思うのですが、連絡運輸収入の未収入額といいますか、その点について、弘南外鉄道の資産及び営業概況の資料がここに出されてきておるわけです。これでみるというと、常総筑波と島原鉄道が一応配当をしておるわけです。それで整理に着手せられて一応現況がここに出ておるわけですが、常総筑波の方は、十一月一日より日額二十五万円ずつ納入、それから島原鉄道の方については、三十年の十二月までに三千万円納入した。そのうち一千万円を十月八日に納入した。以後月額二百万円当て加算納入と、こういうことに報告がなっておるわけです。それで他の会社は一応利益が出ても、相当少額であるし、また欠……

第22回国会 決算委員会 第5号(1955/05/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 八と九の処分の問題ですね。処分が非常に私としては、簡単になされたように見受けられるのですが、こういったような問題について、この程度の減給の処分、戒告、こういった程度で済まされるものかどうか、これを一つ承わりたいと思うのです。結局この事件の内容からして、この事件は昭和二十七年の十月から二十九年の六月まで、ほぼ二年間にわたってせられておって、そうして、それが数多くの人に使われておるという経費であって、それに対して、「資金前渡官吏に対しては九月、三箇月間俸給十分の一減給の処分が行われた。」こんなもので綱紀がただされるかどうかという大きな疑問を持つのですが、どう思いますか。この責任の状態、……

第22回国会 決算委員会 第8号(1955/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 前の決算委員会に、出張で欠席しておりましたので、重復することになるかもわかりませんが、杉原長官にお伺いしたいと思います。  それはしばしばこの委員会において述べられておるわけですが、非常に繰越金が多いわけです。でこれについて一応説明がありたわけでありますが、この多額なる繰越金が特に保安庁関係においては多い。その理由については会計検査院の報告書にも載っておるわけですが、過般のアメリカ政府との防衛分担金の削減の問題をめぐって、政府は相当額削減を要請したが、非常にこじれてなかなかうまくいかなかった。当初政府は、内政費に分担金を回したいと、こういうふうな考えを持たれて、選挙等においてもこれ……

第22回国会 決算委員会 第9号(1955/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 これはまあちょっと変った話で、話として聞いてもらってもいいのだけれども、この百十三号の件で、これと関連はない問題ですが、芝の増上寺をめぐる土地の問題はしばしばいろいろな問題で新聞に見ることがあるわけなんです。前にお寺のところへワクを作ってやったような事件が新聞に出たわけなんです。最近においては増上寺の中の人が東京都庁に対して工作をして云々したような事件がある。そういったところで土地問題が相当この増上等との関連でまあでき上ってきているわけですが、この件は一体どういうふうな内容なんですか、これは。
【次の発言】 それでこの摘要欄に「二十九年九月末現存徴収決定未済」と、こうありますね。そ……

第22回国会 決算委員会 第10号(1955/05/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今官報の売り渡し金の収納促進についての実施方法について説明があったように聞いたわけですが、具体的に言って、昭和二十八年末現在の収納未済額は千八百余円であり云々と、特別なるこの京都、新潟、富山、香川、鳥取について出ているわけですが、全体的に納入状況が緩漫であるということで、今の実施方法で着実に回収が図られておるわけですか。
【次の発言】 再起不能になった三県ですが、これは一体どういうわけでそういうふうになったのですか。
【次の発言】 それで、その他の収納状況が悪いところは担保物件を出させておる、こういうことですが、担保物件を出させて、まあ収入の保証を得るというふうにしても、今言ったよ……

第22回国会 決算委員会 第11号(1955/06/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 関連して。これは厚生大臣にお願いということになると思いますが、従来輸入した黄変米を非常にストックしておる。これをどう処理するか、これは一昨年、昨年と決算委員会においても問題化しておる。それで、ともすると、厚生省の方では、それの滞貨の実情にかんがみてでもあるかもわからないが、無毒であるというようなことから、これを食べてもいいのではないかというふうに楠本さんあたりも盛んに言われておったと思います。医学的の立場から見てあるいは厚生省の言うところも正しいかもわからないけれども、しかしそういうふうに食べてもよろしいという論が出ると、また一方において、そういうような状態でないというきつい反駁論……

第22回国会 決算委員会 第12号(1955/06/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 私はできるならば、これは提案になると思うのですが、提案としてでなくても、一応考えてもらいたいということは、今言われたようなものがあったならば、二重査定問題ですね。こういった問題の中で一つ当事者をここへ呼んで、それでできるかどうか考えてもらいたい。当事者を呼んで模範的な場合のやつをここで証人の宣誓をしてもらって十分、そういうことがどうして起ったかという点を、ただ書きものだけでもあまり形式的に流れるから、一ぺんモデル・ケースを一つここへ呼んで、それで一つ一ぺんやってもらいたいと私は思うわけです、実際は。で、特に私たち見ていたんだけれども、毎年同じような状態でよくなったというけれども、こ……

第22回国会 決算委員会 第13号(1955/06/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 毎年この食糧庁関係においては、輸入食糧の問題でいろいろと問題があるわけですが、しかしわれわれもしばしば検討した結果、農林省の苦衷もよくわかる点もあるわけですが、大体最近においてはやはり売手市場から買手市場に完全に移行して、きたそういうふうな状態の中で、過去において向うの業者が売り込んできた品物に対して、なかなかこっちが余裕を持って選択をすることができなかった当時の模様もわれわれわかるわけですが、しかし現状においてはさらに改善をして、国損を生じないように鋭意農林当局でも御検討になっておると思うのですが、農林大臣として食糧買付に対していろいろと御検討あったかと思うわけですが、一つ就任以……

第22回国会 決算委員会 第14号(1955/06/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 ちょっと私この再保険の問題で聞きたいのですが、掛金を組合員からとっているわけであります。そうしてこの共済金だけは頭からおりてきて、一体これどうなっているのか。保険といったようなものは、生命保険でも何でも掛金を払わなければとれないでしょう。その点一体どういうふうになっておるのか。これは帳面づらだが、あるいは報告書だけは、紙だけ出しておけば金をくれるのか、非常に便利な機関のようにも見えるし、その点よく聞かしてもらいたいのですが、掛金、賦課金等を組合員から全く徴収せずに……、これは会計検査院に先に聞いておきたいと思いますが、この共済組合が掛金をとらなくても金を納めておりますか。

第22回国会 決算委員会 第15号(1955/06/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今の点についてですね。結局この旅行をする場合において、文部当局あたりが適切なる指導をすることも非常に重要だと思いますが、交通機関がますます発達して非常に事故の回数が多いということになるというと、まあ今のようなごく少部分の問題ならばいいのですが、非常に災害なり事故が大きくなると、やはり非常に負担が大きくなる。そういったことで、まあ諸外国にも児童災害保償法というようなものがあるわけなんです。で、これについては特に学童その他に事故が起らないということを一つの鉄則にして、修学旅行をやめさせるという論議は行き過ぎだと思うので、やはりこれを順調にやらせるために、文部当局あるいは運輸省、こういっ……

第22回国会 決算委員会 第16号(1955/06/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 これは大臣に特別ということにならぬかもわかりませんが、しかし例年、ここに私昭和二十七年度の決算も持っておりますが、例年不当事項、不正事項が相当起っております。で、これについては先ほど総括的に大臣の方から説明があったわけですが、先ほど第四局長に開いたところ、本年度は昨年度に比較して総トータルが少し減ってるというので、私は差し控えようと思ったのですが、しかしここに専門員の方からの報告にあるように、千九百九十九から二千十五、被害金額合計二千五百七十七万八千九百四十円、二千六百万円に近い不正事項、不当事項があるわけです。で、その表が二百九十ページから三百九十二ページ、二百九十三ページにかけ……

第22回国会 決算委員会 第18号(1955/06/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 これはちょっとまあ別のことですが、ピースと光と新生とパットですか、この原価と税金の割合をちょっと教えてもらいたい、大体でも……。
【次の発言】 簡単に言って下さい。
【次の発言】 光は。
【次の発言】 大体本年度、まあ昨年度でもいいですが、総収入に対するパーセンテージは大体どんな程度ですか。ピース、光、新生その他大体収入に占める売上高……。
【次の発言】 今度はちょっと話が変りますが、アメリカ等で巻たばこと医学の関係で肺臓ガンだか何だかということでずいぶん一時問題になったことがあるのですが、肺臓ガンだか何だかちょっと忘れたけれども、そういった点でアメリカあたりでは一時売り上げが減っ……

第22回国会 決算委員会 第19号(1955/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 具体的に、私はそれならば聞きたいと思うのですが、この不当支出なり、あるいは不当事項ですか、この問題をずっと見ていくというと、ここに昨年の、昭和二十七年度の決算検査報告もあるわけです。内容を見てみると、やはりだいぶ似通っている点が多いのです。こういう点は総裁は就任後一カ月といいますが、要するに勉強の仕方があると思うのであります。そういたずらに時間ばかりかけても私は勉強にならぬ、失礼ですが……。昭和二十五年か三十四年ごろの決算報告書というのがありますね。これを本年二十八年度まで出ておりますから、それまで国鉄関係ですね。そのどんな事項が大体発生しているのかということを御覧いただくと、国鉄……

第22回国会 決算委員会 第20号(1955/06/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 これは、まあごく素朴に聞きたいのですが、電話の需要がありますね。需要があるに対して五カ年計画で工事を進めるということになっておるわけですが、この二千二百三十一号のように、電気通信施設記録図の補正をしなかったためにその用をなさなかったと、その釈明がここに出ているのですが、全体としてですね、責任者として総裁あたりが電話の工事を五カ年計画によってやった場合に、計画通りにいってないというふうなときには、その計画通りにやらせるような措置を御命令なされるということもあると思うのですが、そういった点は一体どこでやられるわけですか。五カ年計画の進捗を特に管掌しているところ……。

第22回国会 決算委員会 第21号(1955/06/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今青柳さんは、その程度でとどめましたが、私は今の玉置農務部長の言葉を聞くと、これは簡単に見過ごすわけにはいかぬと思う心境に至ったわけであります。それは結局会計検査院が本事件を指摘して、そうしてこのようなことが非常に工合が悪いといっておるのに対して、当局者は当時この席におらなかったといっても、何かこのような事件が指摘されたことが非常に運が悪かったというふうな私は印象を受けるのです。つまり事実は竣工承認をして、百十万円の工事が完成したということになっておるわけでしょう。工事を完成したといって、そうしてその金を雑部金に入れておる。そうして県がこの金を流用しておるということになれば、私は当……

第22回国会 決算委員会 第23号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 本件については、設計が過大と認められたものの中で指摘されておるわけです。しかし、実情を聞いてみるというと町長として、現在の市長として非常に御努力になったこともよくわかったのですが、結局こういうふうな大災害のときには、えてしてまあ火事泥式な問題が多く起ってくる、失礼ですがね。そういう点で数多くの問題が指摘されておるわけなんです。しかしその点はわれわれとしては市長として厳重に今後問題があるたびに、たとえどのような問題があるとしても、国費をもらうという点については、でき得る限り一そう気をつけてもらいたいと思うわけなんです。そういう点で、この指摘をされた点はやむを得ないと思うのですが、しか……

第22回国会 決算委員会 第24号(1955/07/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 この千八百八十二号ですが、国庫補助金の交付について処置当を得ないもの、この項について、具体的に設計に着手することさえできないことが明らかであったのに国庫補助金の金額を交付しており云々と、こう書いてあるわけです。この政府の説明書によるというと、「完成時期は三十年八月頃と予測される。」、試作品が本年の八月ころできると、こういうふうに説明書には書いてあるのですが、この状況はどうですか。
【次の発言】 だから結局説明書にあるように、八月ごろこの試作機械ができますか。
【次の発言】 それからもう一点、千八百八十三号の件ですが、これについては、設計も完了することが困難である、こういうふうに指摘……

第22回国会 決算委員会 第25号(1955/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今聞いていますというと、実地に調査するということが割合にないような印象を受けたのですが、この一千万円以上のような金額の場合においては、いろいろと申請者は数多くあるが、最終的にここへ貸し出すというときには、その貸し出すというところのいわゆる企業ですね、こういったものを一応調査して出すということが私は常識じゃないかとこう思うのですが、数ある申請書を全部実地査定してどうするかということは不可能としても、いよいよ最終的にここへ貸し出そうというときには、そこへ貸し出す前に、そこの経理状態とか企業状態というのを見てやるのは、金を貸す方としてはこれは当然の処置だろう、最低限度の処置だろうと、こう……

第22回国会 決算委員会 第26号(1955/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今の総理の御返答を聞いて、まあ国政全般について執行されておる責任者の総理としては、一々の法律については十分知らないという点もわかる気がするけれども、しかし決算によって取り上げられてきておるこの補助金については、もう十五国会からずっと言われてきている問題なんです。それで鳩山総理も第一次内閣を組織するときに、前内閣のああいったような状態にかんがみて、綱紀を粛正しなくてはならぬ、そういうことで、本年の一月十二日に全国の管区監察局長会議を開いて、その資料に基いてこれらの適切な処置をとりたい、こういうふうに内閣としての方針を定めて、また選挙公約においても、これらの問題については補助金を急速に……

第22回国会 決算委員会 第27号(1955/07/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 会計検査院の方にちょっと伺いたいのですが、まあ本年度の検査においては三百九十四億円を占める物資、器材の調達に重点をおいて調べた、大体四〇%程度調べた、こうありますね。一体この会計検査院の方としてはまあ物品を、物資、器材の調達、そういったものを、特に物品の検査ですか、そういったような点をどの程度……、まあ四〇%といっていますが、どの程度これを調べるのか、各倉庫について一つ々々やるのか、その実際に検査しておる状況をちょっと聞かせてもらいたいと思う。
【次の発言】 だいぶ金額が伸びているわけで、従って他の官庁と比較にならないほど多量の物資をそのつどつど購入するわけです。これは今後部隊の人……

第22回国会 決算委員会 第28号(1955/07/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 実はきょうは農林大臣に御出席を願いたいと思っておったのですが、所用があっておられない様子ですので、きょうは農林省全般について、一体だれが責任をもって御答弁をなさるか、それを一つ確めておきたいと思います。
【次の発言】 概括的に補助金法案というものを政府が提出するというふうになったことについては、政府も再三再四検討した結果、十分反省したと思うので、この点はよかったと思うのですが、実際問題として、農林省がこの問題について今後どの程度具体的に改善していくかという問題は非常に重要だと思うのです。われわれがここで決算報告書を審議して、そうして一応重要な点については、時間に制約されておるので、……

第22回国会 決算委員会 第29号(1955/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 ただいまの問題について、きょうわが党としても決算委員が集って協議したわけです。その結果、今小林委員が言ったように、調査事項としていいろいろと検討されるべき問題もあるので、それは後日決定するとして、今会期中に審査報告をすることをわれわれとしても承認するという結論に達したのでございます。
【次の発言】 新らしい調査案件は異議ないのですが、前国会以来の調査案件中、八の郵便逓送自動車請負契約に関する件は、その後どうなっているか、十分にわからないのですが、私の意見としては、やはりここに並列しておくほどのこともないと思うので、こういうのは実質的にその案件をやるということになればともかく、削って……

第22回国会 決算委員会 第30号(1955/07/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 日本電設工業株式会社、これが本年度においては電車線用張力自動調整装置新設工事を高価に請け負わせたもの、二千二百十四号に出ている。昨年の昭和二十七年度の決算によると、千七百八十六号に、同じく日本電設工業株式会社が登場しているわけです。同じ外郭団体と指摘されるところのものが、二十七年度に問題を起して指摘されて、二十八年度にまた問題を起して指摘されているわけです。こういうことであっては、私は具体的にやはり外郭団体というものは、よほど国鉄が緊張していかないというと、十河総裁のように抽象的なことでは私は改革できぬと思う。この二カ年にわたって連続にこの名前が出てきたところ、そのほかにもっとひも……

第22回国会 決算委員会 第31号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 会計検査院にお尋ねいたしますが、二十八年度は重点を三百九十四億円を占める物資器材の調達において実施し、およそその四〇%について検討したと、こうあるわけですが、四〇%をいろいろと検討するということになっておりますが、あらかじめ大体どういうふうに四〇%なら四〇%ということを手配するわけですか。
【次の発言】 そうすると、初めに大体検査の目的というものをやはり立てられると思うのです。大体日数をどのくらいにして、まあ人員をどうするというふうにやられると思うのですが、そういうふうにして一応検査していった場合に、やはげいろいろと不当事項とか、遺憾血事項というものが出てきた場合に、それじゃそうい……

第22回国会 決算委員会 第32号(1955/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 私は社会党第四控室を代表して、昭和二十八年度歳入歳出決算三件に対し承認をいたします。  本日ここに三件の承認の締めくくりとして政府各機関の代表者をお招きして警告を発せられたわけでありまするが、何としても昭和二十八年度の予算の執行に当っての問題でありまして、当事者としての責任感といいますか、そういったものがやはり審議の過程において稀薄ではなかったかという一つの感想を持っておるものであります。この点については、従前もそのような弊があったということも認めて、われわれ決算委員会としては、鋭意この決算審査に当ってきたつもりであります。従いまして、この警告決議を発した決算委員会としては、早急に……

第22回国会 大蔵委員会 第1号(1955/03/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 期限の定のある租税に関する法律につき当該期限を変更するための法律案関係の関税定率法の一部を改正する関係ですね。この点について政府は非常に財源が乏しいというふうな点から、重点施策をするという、そういった点から補助金等を削除するという問題があったのですが、この原油、重油、揮発油、灯油、軽油、潤滑油、機械油、こういったものについて大体石油類関税予想の取得額が大体どのくらいになっているのですか。基本税率を課した場合ですよ。
【次の発言】 細くなくていいです。
【次の発言】 機械油は……、
【次の発言】 これをこれであっさり取らんというのですか。

第22回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1955/10/18、3期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと簡単にお聞きしますが、先ほど理財局長が自治庁の発表している地方財政の赤字の額について疑問だというふうにおっしゃったんですが、大蔵省当局のこの地方財政の赤字に対する見解をちょっと聞きたいと思います。
【次の発言】 大体自治庁との話し合いですね、それが河野さんの部門でないかもしれませんが、非常に調査その他も関連が多いわけです。交付税との関連も多いわけです。それで大体時間的な見通しですね、非常に地方自治団体はこの問題について非常に悩んでしばしば会議を持つ、それで一応自治庁との話し合いの見通しですね。それから一応ぎりぎりにしぼった点で出てきた数字に対して、大蔵省としては、前にも法案……

第22回国会 大蔵委員会 第2号(1955/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 前回の委員会において、大蔵省に資料を要求しておったのですが、それはいかがになりましたか。お尋ね願いたいと思います。
【次の発言】 期限の定のある租税に関する法律につき当該期限を変更するための法律案を見まするというと、延長して変更して非常にいいものと悪いものとまことに一緒くたになって、因っているわけですが、本員が言いたいことは、炭化水素油の問題なんです。で、これを期限を変更しないというと、いろいろ問題点があるというふうに御説明があったのですが、ここで打ち切った場合にどういう影響が出てくるか、それを一つお答え願いたいと思います。

第22回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1955/10/19、3期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと変っていますがね、関税の問題で、まあだんだんよくなったのですが、相当まだ密輸というものがある。そういう点で読売なんかの小説にも「幸福号出帆」というような、いわゆる税関の官吏がそれに関連してやっているというふうな――これは小説ですが、相当私はまだまだあるのじゃないかというふうに見ているわけです。これは単に主税局の中の関税部あたりで、どうこうしてもなかなか第三国人とかいうものについての取締りはむずかしいと思うのですが、こういう面に対してどの程度終戦以来現在までに大蔵省として対策を考えられたか、また他の官庁と連絡をしてどの程度やられてきたか。そういう実績はなかなかつかみにくいのだ……

第22回国会 大蔵委員会 第3号(1955/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 簡単に一つ二つ質問したいと思うのですが、関税定率法の附則第五項に重要機械類の免税をしているわけですが、この重要機械類というのは一体どういうふうなものか、これを御説明願いたいと思うのです。
【次の発言】 具体的に言うと大体どんなものですか。
【次の発言】 大体今の説明でわかりましたが、それで重要機械類というものについて、今後国内においてもこれらの問題についていろいろと研鑚が続けられて行くものもあると思うのですね。そういうふうなことから、国内のこういう機械生産というものを奨励する意味においても、こういうものが絶えず加除訂正されて行く必要があるのじやないかと思いますが、そういう点はどうで……

第22回国会 大蔵委員会 第10号(1955/05/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 たとえば家畜伝染病予防法ですね。こういったようなものが二分の一になるということで、まあこのほか関連する法案もあるかもしれませんけれども、地方財政の不如意のときにこういったような減額をするということで、基本的な仕事はそのままというてふうな形になるというと、地方財政というものにどうしてもしわ寄せになる心配がないのか、そういう点について一つ当局の意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 家畜といってもいろいろ広いわけですが、養鶏事業にしたって、牛にしても馬にしても、一般の酪農事業にしたって非常に不況なわけですね。非常に苦しいわけですね。そういったところでしかしこういったものが発生すると、……

第22回国会 大蔵委員会 第11号(1955/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 法律に対する政府の態度というものを一ぺんただしてみたいと思うのです。一応作目参議院の大蔵委員会に、政府原案と申しますか、政府案を一応説明されたわけです。そのときは来年の三月三十一甘までにこれを延長する、まあ、そこで衆議院のほうで六月末までこれを延期するというふうになって、そういう点について先ほど政府としては、いろいろと検討した結果、政府原案というものがよいのだということで当然提出されているわけなんです。各種の角度から……それがまた急に豹変して、どもらでもいいのだというふうな説明に聞きとれるわけなんですがね。どうも見ているところ、政府自体はあなたまかせで、どうぞ御勝手にというふうに見……

第22回国会 大蔵委員会 第13号(1955/06/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 それについて関連でちょっと聞きたい。今の償還の繰り延べですね、まあ、去年やったですね、今年の証券市場における問題は、今年また繰り延べるのか延べないのかという問題が一つ大きくあると思う。まあ、市況が回復されたと、こう言っておりますが、この見通しというのは、課長に今返事を求めてもいけないと思いますが、大体どうなんですか。二年以内で償還繰り延べができるということになっておっても、投資した人はやはり元本を保証されて早く返してもらいたいというところは、証券業者自体も悪い価格で返したら信用問題になるから、その点は非常に慎重に考えていると思うけれども、今年返される見通しですかどうですか。

第22回国会 大蔵委員会 第14号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 時制がたっておりますから、一つ二つ聞いておきたいと思います。これは教えてもらうことになるかもわからぬが、大体現在の税収の状況からいって、まあだいぶまだ減税をする余地があるのかどうか。というのは一萬田財政論でいくというと今八合目だと、常識的に保守党の方々も、また社会党の一部の中においても、一兆億円の財政規模というものを何も無理して固執する必要はない。そうするとその財政規模は三十一年度の予算においてはどうなるか。今後補正の問題も起るので、そういうふうな拡大均衡という点が大体指向されて、常識化されてきておる段階において、こういう減税等の問題をやって、税収の弾力性といいますか、そういったも……

第22回国会 大蔵委員会 第16号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 これは通産省に聞きたいのだが、農林省の方でいわゆる砂糖の専売制をだいぶ強く大臣が打ち出して、通産との話し合いで専売は工合が悪いというふうになったように聞いておりますが、詳細な話はわからないから、その間の事情はまたあとでゆっくり聞きたいと思うのですが、いろいろな方式をとってやられることもいいけれども、結局原料を買って加工して国民にそれを供給する。少々は外国に精製して輸出する部面があるとしても、輸入量に比べればほとんど問題にするに足りないことになる。貴重なる外貨をもって、これは国民の外貨ともいうべきもの、この貴重な外貨で輸入した粗糖、砂糖というものを業者が思惑によって不当利潤を得るとい……

第22回国会 大蔵委員会 第18号(1955/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 この証券の投資信託の問題ですがね、七百七十億ぐらいに増加してきた、これを現在においてもなお設定をしております。しかし一方においては支払いを延期してきておる。で、今の市場の状況では今年において、まあ、あと一年ですね、法律的に余裕があるにしても、一年を延ばすか延ばさないかというふうな相当重苦しい状態にある。結局初めにやったのは二年間であった、それが三年間に期限がなった。こういうふうなわけで、一方において額面を割っているもの、その回復が非常に遅い。しかもそれが期限的に十月、だいぶ時間に余裕があるようですが、あまり夏相場も出そうもないというので、大体この点が今後の市場の状況を左右するのでは……

第22回国会 大蔵委員会 第27号(1955/07/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 戦争、終戦に伴って、通産省関係に今所属している機械器具ですね、特に軍需工場と言われたところにあるやつ、軍工廠とか、その他いわゆる直轄のところは別として、そういったような機械器具の処理が非常に乱雑なんだ。今まで……。それで、この国有財産の分についてはそうではないと私は思うのですが、結局くず化することについては私も賛成します。賛成しますが、この機械器具をくず化するか、くず化しないかという、この第九条の二項、三項、四項に、これをどう具体的に生かしていくかということについてはこれは相当問題があろうと思う。つまりくずにするという決裁をしたものが、どこかでくずじゃなくして生きていたというものが……

第22回国会 大蔵委員会 第28号(1955/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 ちょっとこれに直接関係があるかわからぬが聞きたいことがある。輸入物資の中でいわゆる外貨の割当てがないもので港へ着く物資があると思う。それがいつの間にか保税倉庫に入って、また後刻外貨の割当てのときにうまくそのレートへ乗って、そして国内へ出されるというそういうふうなことがあると聞いておりますが、それはありましょうか。
【次の発言】 先般の衆議院の予算委員会において、コンニャク粉の問題が問題になったことがあるわけなんです。それでこれは群馬地方の農民の重要なる資金源である。ところがあれを香港あたりから持って来て委託加工云々という言葉で、まあ通産大臣はそういうものをやめた方がいいかもわからぬ……

第22回国会 大蔵委員会 第30号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 一つ資料をお作り願いたい。輸入価格と、それから需要者に渡す大体の市場価格ですね。これと、それから外貨の割当を、まあ最近の二、三年でもいいから、どういう業者に、どの程度外貨の割当をしたか、それからそのときの輸入価格と、それから売渡し価格ですか、小売価格との……、それを一つ出してもらいたい。それは私具体的な例を言うと、昨年度の暮のボーナスに、まあ二人の兄妹があって、兄さんは鋼管に勤めていて、妹が三菱石油に勤めておった。ところが妹の方な二十一才で、兄貴は二十八とか、三十くらいに近い。それでボーナスをもらうときには、妹の方が倍くらいもらって、それで家の中でもう兄貴の権威かたなしという例を実……

第22回国会 大蔵委員会 第34号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 これは米の値段は米の値段で妥当に出しておる、これは米を集めるための措置だ、それで食糧庁長官は二千三百五十万石を一つの目途にしてやっておるが、これが最低だ、その最低ということは、二千五百万石なり二千八百万石なり、たとえば予約買付ができるような状態の場合、それをほんとうにやってもらえるんですか、どうなんですか。最低という言葉は、それをもっと上の、食管の赤字が出てもある程度確保するということを実際にやってもらえるんですか。

第23回国会 議院運営委員会 第5号(1955/12/06、3期、日本社会党)

○岡三郎君 議事進行で……。(「もう遅いよ」と呼ぶ者あり)いやまだ早いけれども、自由民主党の方々の意見を、幾人か聞いても同じことなんです、大体……。ただ、自民の方々の方は議員総会で御意思が統一されて一歩も退かぬのかどうか。それとも、まだ余地があるというのなら、論争もいいけれども、今聞いていると、大体同じだ。それで私は時間を省略するために、ここで弁論会をやってもしようがないから、やはり理事会の方へかけて、もう少し弾力性ある態度で一つやっていく。そうしないと虚礼というものの定義を始めたり、それから良識というものの定義を始めたりして、お互いに見解が違うので、虚礼というものに対する内容の定義と、それか……

第23回国会 議院運営委員会 第7号(1955/12/08、3期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと、これはいろいろ問題があるとしても、与党がしばしば質問をするということは、悪いとは言いませんよ、私は悪いとは言わないけれどもね、やはり、まあ衆議院の方で三大政党の正常な運営をはかるというのでやって来ていると、参議院の方は緑風会があってちょっと違います。違いますが、やはり一応、向うと同じ形で私はやれと言うのではないけれども、まあ野党的な立場の者をまずさしてやるということをやるべきだと、私はまあ思うんですがね、やっぱり。しかし衆議院と参議院は違いますから、これは固執は私はしませんが、そういうふうにこれは固定的なものではないと思うんで、物事の性質によって、そういうようにやってもら……

第23回国会 商工委員会 第6号(1955/12/16、3期、日本社会党)

○岡三郎君 それは、質問ではなく、意見にわたっていると思うな。
【次の発言】 今、小野委員の言っていることは、一応質問らしゅうございますが、やはり、先ほど両参考人の意見が一応述べられて、それに対して、こういうふうに自分は思う、と言われておると私は思うわけです。だから、先ほど小野さんの質問に対して、両講師が答えられない場合は、これは答えてもらいたいと思うのですが、その繰り返しだと失礼だが私は思うわけです。だから、その点は提案者の方に対して十分御検討をお願いして、進行してもらっていいじゃないか、そういうふうに考えます。
【次の発言】 これは話は違いますが、この条章の中に発明の流失をいろいろと考えら……

第24回国会 議院運営委員会 第3号(1955/12/23、3期、日本社会党)

○岡三郎君 一言だけちょっと……。  待遇が七万二千円は、私実に安いと思う。しかも、副長官がいるので失礼だが、ちょっとここにある方々と、同一のランクに原子力委員を置くということは、日本の今後の発展に対して非常に何かこの画期的なことの印象を与えぬと思う。だからそういうところを、日銀の政策委員が十五万円くらい取っているから、原子力委員も二十万円くらい出して、実際の他の兼職をやめてもらい、そうして名実ともにその待遇によって一応生活ができると、経団連の会長をやったり、大学教授をやったり、日本の研究者でありながら湯川さんなんかアメリカへ行っているということでは、原子力の発展が期待できない。だから私は、そ……

第24回国会 議院運営委員会 第4号(1956/01/21、3期、日本社会党)

○岡三郎君 私は、一番聞きたいことは、ほかの重要法案もそうですが、昭和三十一年度の予算は、政府の方としては四月一日からこれを発効したいというふうに考えられておることと思うわけです。これがまた当然なんです。今まで暫定予算とかいろいろなことで、まあやり繰りしたことはあるけれども、少くとも、やはりその責任は政府にあると思う。そうなるというと、一応三月三十一日というめどを置いてすべての作業を進行せられてきたと思うわけです。それが予算のぶん取りその他のことで非常に停滞し、遅れてきた。一体この原因はどこにあるかということを、私は官房長官にお答え願いたい。  それは、会期の初めだから五日程度はと、こう思うか……

第24回国会 議院運営委員会 第13号(1956/02/13、3期、日本社会党)

○岡三郎君 どのくらい費用は要るのですか、費用概算は。
【次の発言】 これは前の堀木さんの場合と同様ですが、外務省の方として、アメリカ国においても、その他近いところに大使なりその他適当なる方が行って、貿易その他常時必要なる公務に従事するわけですが、こういったような日本政府代表という形の任命の仕方について、かりに百万円でも、やはり一応経費を節減するという政府の方針の面から見れば、やはりそういうところでやった方がいいのじゃないかと、こう思うわけです。それを、政治的にやらなければならない理由ということを聞いても、どうもわれわれはぴんとこない。何か論功行賞か何か、大臣をやめたということで、こういう方向……

第24回国会 議院運営委員会 第18号(1956/02/20、3期、日本社会党)

○岡三郎君 そうするというと、この提案者はどなたになるのですか。
【次の発言】 そうするというと、一応いろいろと経過があったわけですが、条件の中で二項が落ちているというふうな問題の前に一応本問題の根本をなすところの簡便化ということの問題について、それを提案されたところの根本趣旨はどこにあるかという点になると思います。その点を一つ。
【次の発言】 今の根本的な理由の一つは、委員会運営の困難という点に尽きると思うのでありますが、結局常任委員会制をとっている建前からいって、常任委員というものはそれぞれ責任をもって、それぞれの法案について十分なる審議をして、特に参議院においては衆議院とまた別個の立場か……

第24回国会 議院運営委員会 第21号(1956/02/29、3期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと一言。この売いん防止法案、今お話を聞いていて、これは予算を全然伴わない法案になっておりますのは、これはどういうわけですか。全然予算を半わないで出すつもりですか、この売いん防止法案というのは。
【次の発言】 まあ官房長官が、この程度のお答えでは……。これの要点は、答申案が出て、予算が伴うということになってきた場合にどうするかというような問題も出てくるかと思いますので、ここに出ておる法案で、「※印は予算を伴うものを示す。」という中に入っていないということは、私は遺憾だと思います。もう少しこの点は、売いん防止法案をかりに出す場合に、答申案に伴って予算を伴うという場合には、一体どう……

第24回国会 議院運営委員会 第28号(1956/03/19、3期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと聞いておきたいことがあるのですが、特派大使というものは、一応ここに法律で決定されましたが、特命全権大使と身分の違いはどういうことなんですか。臨時と定着ということでなくして身分関係は、これは大使並みということなんですか、どうなんですか、その点。
【次の発言】 それで、まあこれについては、パキスタン国カラチで大統領就任式、そうするというと、全権大使がいて、また特派大使をやる必要があるか。これは官房副長官かね。なぜこの特派大使をやらねばならぬか。
【次の発言】 終戦以来、まあ十年余たっているわけですが、その間に各国において大統領その他相当の就任式があったと思う、私はよく知らないの……

第24回国会 議院運営委員会 第35号(1956/04/06、3期、日本社会党)

○岡三郎君 この程度ではとても済まされぬのです。私は当日、まあ重宗副議長がいて、委員長はしゃあしゃあとしてこの横にいて、われわれは議院運営委員会の一人で、小委員ではないのだ。しかし公報に議院運営委員会と、こういうふうにきちっと載っておるわけです。理事会でおやりになったということも了承しておりますが、これは法的とか何とかということじゃなくて、議院運営委員会は開くんだと、そのために、あらかじめ相談を少ししておかなきゃならぬということで、理事会というものは開会されていると思うのです。ですから議院運営委員会を開くべき委員長がそこにいて、小委員でないわれわれの発言を封じた。だからたまりかねて、小委員でな……

第24回国会 議院運営委員会 第36号(1956/04/10、3期、日本社会党)

○岡三郎君 「委員は報酬を受けない。但し、旅費その他業務の遂行に伴う実費を受けるものとする。」、こう書いてあるのですが、実情は一体どの程度ですか。
【次の発言】 そのお車代というのは今御説明があったのだが、その他業務の遂行に必要なものとして、従前どういうふうな出費があったか、もう少し詳細に説明してもらいたい。
【次の発言】 その出張の旅費というものを一つ知らせてもらいたい。
【次の発言】 ただいまの阿具根さんの点については、まあこの次にだれか出席したときにするとして、一応ただいま説明ありましたお車代その他いわゆる出費の状況について、一応次回までに資料を御提出願いたい、こう考えます。

第24回国会 議院運営委員会 第41号(1956/04/24、3期、日本社会党)

○岡三郎君 形式的にいって、四月二十日午後十時受付をやられたということについては、一応向うから判を押してこっちに来て受け付けて、委員会に送付したという点は、時間的にいってそれをとやかく言っておるわけではない、つまりこちらの方に法案が来たけれども、われわれは主体的に、衆議院でやっておるということよりも、参議院自体として、こういうふうな法案の送付の仕方自体に疑問があるということを言っておるわけです。それは今、藤田さんも言われましたが、結局参議院の方としては、議案を送付されて、そうしてそれを受け付けるということにおいて、向うの方で衆議院議長の判が押してあれば一応受け付けることはやむを得ないと思う。や……

第24回国会 議院運営委員会 第44号(1956/05/04、3期、日本社会党)

○岡三郎君 私は今、藤田さんが言ったように、私の方の理事もおるので、今の吉田さんのことを私がとやかく疑って言うわけじゃないけれども、ちょっとやはり違っておるわけです。だから、その点については円満に進行しておるものを、きょうこのような状態で打ち切られる、そうしてああいう一方的な可決になるということは私はないと思う。  そこで、結局その間においては、やはりきょうの四日にきまる方法というものがあったと思う。それは、私は党の決定をあえて逸脱して、自民党の方方、委員長も十一、十二日という主張を持っておられる、社会党の方も会期という、それほど言われるんだから、われわれは会期というものは延びるということは定……

第24回国会 議院運営委員会 第45号(1956/05/09、3期、日本社会党)

○岡三郎君 緑風会さんの方は、自民党の方にそういうふうに思われても、社会党に思われても困るというのだから、そういうことを言ってないということで、御了解願えると思うのです。  それは別にして、やはり私は、どうこう言っても、やはり国会運営からいったら、第一党が議長で、第二党が副議長というのが自然だと思うのですが、これは寺本さん自然にそうお考えになりませんか。これは剱木さんでも、委員長でもかまわぬ。これはすなおに考えて、既往にとらわれずに、そう考えるのがごく自然だと思うのですが、それはいかがでしょう。(寺本広作君「何度も」と述ぶ)何度もじゃない、私は自然に考えているんですよ、これはどうですか。

第24回国会 議院運営委員会 第47号(1956/05/12、3期、日本社会党)

○岡三郎君 私は会期延長に反対いたします。  反対する理由は、私は六月三日まで延長するということは、もう二月か、三月ごろ聞いておった。フィリピン賠償という名目で今出されておりますが、これはまことに荒唐無稽なつけたりの意見だと私は率直に感ずるわけです。それはなぜかというと、ことしは参議院の半数改選が行われるので、六月の入梅の時期にやると、どうも農村の有権者の投票がうまくない、これは自民党にとってはどうも工合が悪いというので、入梅の終った七月八日ごろに投票をやることが望ましいということは、三月ごろの私の耳にはっきり入ったわけです。ところが、一方審議をするときには十七日までの会期だから急げ急げといっ……

第24回国会 議院運営委員会 第48号(1956/05/14、3期、日本社会党)

○岡三郎君 私は先ほど休憩の動議を、いわゆる休憩中だから動議にはなりませんが、出したわけですが、委員長はこの会議をすみやかに一応休憩してもらって、われわれに食事の機会を与えられんことの動議を提出いたします。

第24回国会 議院運営委員会 第53号(1956/05/21、3期、日本社会党)

○岡三郎君 私は、松野議長がとられた点については非常に敬服している点もある。それは、議長が先ほどから言っておることを聞いておると、議長の心境もよくわかります。その点で私はとがめることばかりはないと思いますが、しかし日曜日の朝九時、ここに副議長に書簡を持たせてやったということは、議長、いかにも私はエチケットがないと思う。(笑声)日曜日というのは外国にもその例がなく、日本においても、特に政治家なんというものは、日ごろ過労なんだから、日曜日に来訪するということ自体、私が衆議院議長だったら、まことに迷惑だったと思う。いかに参議院が緊急であろうと、日曜日に手紙を、しかも副議長に持たしてやる、しかも日曜日……

第24回国会 社会労働委員会 第44号(1956/06/03、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  議事に入ります前に一言ごあいさつを申し上げさしていただきます。  私は五月二十九日の本会議において、皆様方の御賛成を得まして社会労働委員長の重責をになうこととなりましたが、今まで他の委員会の委員をいたしておりましたので、当委員会の現在の実情等については詳しく存じておりませんし、しかも未熟な者でございまするので、委員長という任務を完全に遂行し得るかどうかと懸念しているものでございますが、賢明な皆様方の御協力と御支援をいただきまして、何とか委員長の職責を全うさしていただきたいと存じます。重盛前委員長同様にどうぞ御協力下さるようよ……

第24回国会 大蔵委員会 第3号(1956/02/16、3期、日本社会党)

○岡三郎君 きょうの資料の中に、日本国有鉄道への貸付金の償還見込みが立ちがたい理由というのがあるわけですが、この法律案の提案理由説明の中に、三月一日を昭和三十二年の四月三十日まで延期するというふうになっておるわけですが、その理由ですね、三月一日に一応償還期限が来ているものを、三十二年の四月三十日までに延ばすという理由を、もう少し詳しく聞かしてもらいたいと思います。
【次の発言】 現状から言って、この償還見込みが立ちがたいという理由をよく読むと、三十二年度になって三十億の金を償還する、償還しようという気持はいいのですけれども、その根拠に何ですか。つまり三十二年度の四月三十日ということは、三十一年……

第24回国会 大蔵委員会 第4号(1956/02/23、3期、日本社会党)

○岡三郎君 大蔵大臣が所用で参っておりませんので、さしあたり理財局長さんに質問をして、後刻また大臣の見えた折に質問をしたいと思います。  まず第一に、青木委員長の当時に、一萬田大蔵大臣に対して、一万円札、五千円札、それとあわせて百円の硬貨の鋳造に対しては特に慎重に大蔵省においては取り扱ってもらいたいということに対して、大蔵大臣は慎重に取り扱いますという趣旨を答えたというふうに記憶しておりますが、その後大蔵省の理財局方面においては、大蔵大臣の言明にもかかわらず着々としてその目的を達しようという準備が伝えられ、それが自民党の政調会との間にいろいろといきさつがあって、新聞紙上その他によれば、硬貨鋳造……

第24回国会 大蔵委員会 第6号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○岡三郎君 この提案理由の説明の中で、二ページに「最近の所得税負担の状況にかえりみますと、給与所得者の負担が他の所得者の負担にくらべて特に重いと認められますので」こう書いてありまするので、これに対して「特に重い」ということについての計数的ないわゆる資料を出してもらいたいというふうにお願いをしてあったわけです。これは計数的な資料は今すぐ出せないというふうなことで御返事があったわけですが、やはり「特に重い」という判断に立った点については、一応計数がなくてはならぬと思う。当然またあると思う。これについてやはり御説明願うなり、あるいは資料を出してもらいたい、こう考えるわけです。

第24回国会 大蔵委員会 第7号(1956/03/08、3期、日本社会党)

○岡三郎君 砂糖消費税の一部を改正する法律案について御質問申し上げますが、一番先に従量税にしたということはいいことだと思うのですが、一斤にするというと幾らになるのですか。
【次の発言】 関税。
【次の発言】 それで税収の見込みがふえる分が六十二億ばかりありますね。そうすると大体どのくらいの輸入をこの場合は考えているのですか。
【次の発言】 そうすると安全帯の法案がなくなって、そうしてまあ先ほどの話だというと七十五円という押え方ですね。一応これだけとるというと当然これが消費者の方に転嫁していく、そうして原糖、プラスそれに精糖する費用を加えて、そうして大体想定値段を七十五円とした場合に、この七十五……

第24回国会 大蔵委員会 第8号(1956/03/09、3期、日本社会党)

○岡三郎君 今の御説明で、昭和三十年度の剰余金の二分の一が百五十七億一千万円に当ると、こういうわけですか。
【次の発言】 昭和三十年度の剰余金というのは、どうしてそういうふうにわかるのですか。
【次の発言】 今の説明の中で、国債整理基金の総額をもう一ぺん言って下さい。
【次の発言】 それは総額ですね。
【次の発言】 それから今の説明で一万分の百十六の三分の一の相当額は繰り入れないということがわかったのですが、この一万分の百十六の三分の一というのを、この計数の説明をちょっと聞かして下さい。どうしてこういうややこしい数字をいつまで温存して行くのか、その理由を聞かして下さい。

第24回国会 大蔵委員会 第9号(1956/03/13、3期、日本社会党)

○岡三郎君 私はただいま議題となっております所得税法の一部を改正する法律案について賛成をいたします。政府の提案理由の説明によりますと、「最近の所得税負担の状況にかえりみますと、給与所得者の負担が他の所得者の負担にくらべて特に重いと認められ」云々という形で提案されてきておりますが、この点につきましては、われわれは遅きに失したのではないかという強い感じを持っておるのであります。それから今回の改正が昭和三十一年度におきまして一五%から一七・五%つまり七月一日からの二割ということになっております。この点につきましても、いま少し財源を捻出して四月一日から実施してもらいたいという強い希望がありますし、さら……

第24回国会 大蔵委員会 第12号(1956/03/23、3期、日本社会党)

○岡三郎君 減税額について聞きたいのですが、二十九年度にこの特別措置によってどの程度減税したことになるのですか。
【次の発言】 と同様に三十年、三十一年……三十一年度は五割控除がなくなるわけですが、この減税ですね。従って逆に言うと、三十一年度の増収見合いということをちょっと教えてもらいたい。
【次の発言】 三十年度は大体二十九年度と同じですか。
【次の発言】 非常になだらかに減らしていくので外国人は喜ぶだろうと思いますけれども、一ぺんでやると負担の上り方が確かに激しい。こう仰せられた意味はよくわかるのですが、当初大蔵省で、三カ年でもとに返すといいますか、普通にすると言っておったのを五年というの……

第24回国会 大蔵委員会 第13号(1956/03/27、3期、日本社会党)

○岡三郎君 この特殊物資についての外貨割当をする基準、そういったものがあると思うのですが、それについてちょっとお話を承わりたいと思います。バナナ、パイ・カンその他二種目の。
【次の発言】 そうすると一つ資料をもらいたいのですが、三年程度でいいのですが、いつから始めておるか私、今わからぬのですが、最近における輸入実績という話があったわけですから、外貨の割当を受けた団体ですね、その数量というのですか、金額ですね、それを一つ一覧表にして出してもらいたいと思うのですがね。
【次の発言】 輸入業者、それからそれの数量ですね、それを最近三カ年ぐらいを一つ……。

第24回国会 大蔵委員会 第14号(1956/03/29、3期、日本社会党)

○岡三郎君 まず第一に、第一章中の文部省関係の問題ですが、第六条の「新たに入学する児童に対する教科用図書の給与に関する法律は、その施行を停止する。」、これを三十二年度の末まで一カ年さらに延長する、こういうことのこれは臨時特例の法律になっておるわけですが、一方文教委員会において就学困難な児童のための教科用図書の給与に対する国の補助に関する法律、こういう法律が出て、その法律の中において「新たに入学する児童」云云の、この第六条を廃止するというふうに出ているわけだね。こういうふうな関係といいますかね、片方の方においてこの条項を殺す法律が出ていて、これを一年延ばせと、これは一体どういう関係なんだか、それ……

第24回国会 大蔵委員会 第15号(1956/04/06、3期、日本社会党)

○岡三郎君 先ほどの文部省の管理局長さんのいろいろの説明があったわけでございますが、昭和三十一年現在における横流しの数量というものはどのくらいあるのですか。
【次の発言】 この二十八年度から三十年度にわたっている税関手続の有無のうちの無ですね、これについては相当文部当局も調査をせられておると思うのですが、この無という内容ですね、これについては資料として、どういうふうになっておるのかということの資料は出されますか。つまり内容的に税関手続として手続をとっていない、とっていないのは、それはどういうわけでとっていないのか、あるいは今とりつつあるのかというふうな、具体的に無の内容についての検討、そういう……

第24回国会 大蔵委員会 第16号(1956/04/10、3期、日本社会党)

○岡三郎君 ただいまの議題となりました関税法等の一部を改正する法律案につきましては賛成をいたします。  ただし、この法案の提出形態が、前半において関税法一部改正ということで、後半は関税定律法の一部を改正する法律と、こういうふうに二つになっているものを一つにしたということについて、これは従前も大蔵当局には法案の提出の仕方についてもう少し考慮してもらいたいという意見を申し述べたことがございましたか、この場合においてもやはり二つに分けて、小さくはなりますが、出してもらった方がいいじゃないか、こういうふうに考えるわけです。ことに給食用の乾燥脱脂ミルクについては、事件があった直後、いろいろと検討されたと……

第24回国会 大蔵委員会 第17号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○岡三郎君 それでは正示君がまだ来ないのでこの点は来てから質問いたすこととして大槻印刷局長にお尋ねいたします。大槻印刷局長は国税庁の方から移られたので、詳しい内容を御存じかどうか、この点まず第一にお尋ねいたします。
【次の発言】 この大蔵省印刷局の問題は、大別すると二点になると思うのです。一点は印刷局自体の問題であり、他の一点は関東財務局に関連する問題であります。それで、大槻さんの方には主管事務でありまするところの印刷局問題について質問いたしたいと思うのでありまするが、大体指摘されている事項は、その印刷局と業者のなれ合いという点で、この問題については、印刷局の外郭団体である朝陽会という問題が登……

第24回国会 大蔵委員会 第18号(1956/04/17、3期、日本社会党)

○岡三郎君 おくれてきたので重複する面があるかもわかりませんが、この提案理由の中にですね、「官庁内部の連絡が不十分であったことや担当職員の措置が適切を欠いたこと等のため、債権の徴収不足や徴収手続の遅延を来す等、国に損害を与えた事例を見ますと」、こう書いてありますが、今回の場合は、まあそういうふうな問題の処理上、債権に関する契約等の内容ですね、こういったものはいろいろと規定されておりますが、三十六条の九項にまあいろいろと条項があるのです。「第四号又は前号に規定する指示による場合のほか、次に掲げる場合には、当該債権の全部又は一部について、履行期限を繰り上げることができる」等で、いろいろとまあ従わな……

第24回国会 大蔵委員会 第22号(1956/04/27、3期、日本社会党)

○岡三郎君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました北海道開発公庫法案に対して賛成をいたします。ただし、賛成をいたすといたしましても、本法案に対しては全面的に心から賛成しておるというわけではございません。それは、この提案理由の中にあるように、「昭和二十六年度より北海道の総合開発をして参りまして、道路、河川、港湾、電源等、基礎施設の整備につきましてはかなりの進展を見ておる」と書いてございますが、私は二回ほど北海道に最近行っておりまするが、第一次五カ年計画というものの進展の度合というものは、この提案に書いてある通りには行っておらぬと思うのです。従って基本的にまだまだ北海道の開発と……

第24回国会 大蔵委員会 第23号(1956/05/09、3期、日本社会党)

○岡三郎君 この法律は先般地方行政委員会でこの元になる法律案が上っているわけなんです。それで大体地方行政委員会において相当細目的に検討されておるのでまあ重複するきらいが少々ありますが、一応特別会計としてこれをわれわれが審議し、決定するという必要上二、三聞いて自治庁の方へ協力したいと思うのですが、百分の二十二から百分の二十五に引き上げるということで、果して現在の地方の赤字状態を克服していけるのかどうか、こういう疑問がおおまかに出るわけです。その点について一応やり繰りをすればこれでいけるのだという目安で、この百分の二十五に決定せられたということは推測して間違いないと思うのですが、そのために相当計算……

第24回国会 大蔵委員会 第24号(1956/05/15、3期、日本社会党)

○岡三郎君 初めに印刷局の問題について、継続しておりますので、その方を初めに御質疑申し上げたいと思います。  もうかなり前の本委員会において、大蔵省の印刷局の問題について管財局長にまあ御質疑を申し上げて、事実を一応確かめたのでございますが、その際一番私が重要視しておったことは、井上前局長が国有財産を払い下げてもらったことであります。で、その国有財産を払い下げてもらった価格ですね、価格が非常に安過ぎるとわれわれは認定したわけです。特に四十二坪のうちをまあ十万何がしで払い下げたというふうな点について、一体どういうふうな基準によってこの単価を決定したのか、評価の決定をしたのか、こういうふうな点につい……

第24回国会 大蔵委員会 第26号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○岡三郎君 建設委員会との連合審査でいろいろと質疑が行われたと思いますが、重複する部分は一つお許しを願って、簡単に質疑を行いたいと思います。  提案理由の説明の中に、「工事の投出、竣工遅延等により完全な履行がなされない場合」の顕著な具体例というものが相当あったと思うのです。それについて一つ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 どうもそれだというとちょっと勉強不十分だと思う。やはり本法律を改正するというのはそこにポイントがあるわけですから、そういう具体的な事実に立って、やはりこういうふうに改正するのがよろしいというふうに言ってくれると、われわれも明確に賛意を表するということになるのだが、ち……

第24回国会 大蔵委員会 第27号(1956/05/23、3期、日本社会党)

○岡三郎君 国有財産の問題について継続して委員会で大臣にお尋ねして参ったわけですが、やはり根本的な問題は、井上前局長が関東の財務局長ですか、財務局長をやめて、あれば二十九年だと思うのですが、三カ月後において自分の部下であった小山内太兵衛、この人は関東財務局の目黒出張所長ですが、この人との間において契約をしておることが一番重要だと思うのですが、土地七百三十坪を二百三十三万円で買ったと、この土地は渋谷区南平台で、私の調査によれば、これは渋谷の一等住宅地であるということもわかっております。二十九年の当時の土地価格というものは一体どの程度であるかということも調査しておりますが、大体坪三千円というふうに……

第24回国会 文教委員会 第22号(1956/05/04、3期、日本社会党)

○岡三郎君 今懇談会の問題になっているわけですが、実際問題として、理事会にこの問題は一任する、こういうふうなことになっておったろうと思います。委員長さんの方で非常に御努力をいただいてきておることは、よくわかっておるわけですが、自民党と社会党との意見の相違というものは、そこのところは十三日の日曜をはさんで、幾ばくかの日取りなんです。だから第三者が見ても、大体歩み寄ってきているという事実は、認められると思うのです。ただ問題は、十七日という一つの会期の切れを固執せられておるということもわかりますが、しかし、客観的に見れば、だれもそれほど固執すべき問題でもないのじゃないか、いろいろな議論があるわけであ……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 文教委員会 第1号(1956/11/19、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  理事の互選を議題といたします。互選の方法は、慣例により委員長の指名によりたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありまするので、委員長は、有馬英二君、近藤鶴代君、矢嶋三義君、常岡一郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に調査承認要求を議題といたします。  当文教委員会において従来調査を行なっておりました教育、文化及び学術に関し、今期国会も同様調査を行ないたいと存じまするが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、議長に提出いたします調査承認要求書の作成については、……

第25回国会 文教委員会 第2号(1956/11/20、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  昨日委員会散会後理事会を開き、今後の委員会の運営について協議を行いましたが、委員会の定例日については毎週火曜、木曜の二日とし、午前一時に開会すること、案件については、本日は教育職員の給与問題について、また次回木曜日は昭和三十二年度文教予算の編成について、文部当局から説明を聴取することに意見の一致を見ました。  右の通り取り運ぶことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは教育職員の給与問題を議題といたします。質疑のある方は順次御発言願います。なお念のため説明員の氏名を御紹介いたします。文部省初等中等教……

第25回国会 文教委員会 第3号(1956/11/22、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) それではこれより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。昨日吉田委員が辞任され、木島虎藏君が選任されました。また本日木島虎藏君が辞任され、吉田萬次君が選任されました。以上であります。
【次の発言】 本日はまず昭和三十二年度文教予算に関する件を議題といたします。文部大臣からその概要について説明を求めます。
【次の発言】 実はきのう朝の朝日新聞ですか、記事が出ておったわけですが、吉田さんも御存じの通りに、おとといの日は文教委員会をやっておって、そうして私は院内で一昨日の本委員会における整理をしておって、文部省へは一ぺんも行っておらないのであります。……

第25回国会 文教委員会 第4号(1956/11/27、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず地方教育職員の給与に関する件を議題といたします。なお、念のため申し上げますが、政府委員として自治庁財政部長小林與三次君、それから説明員として文部省初等中等教育局長内藤譽三郎君、自治庁行政部公務員課長角田禮次郎君、三名の方が出席しております。なお自治庁行政部長藤井貞夫君はもうじき出席する予定であります。
【次の発言】 ちょっと速記停止。
【次の発言】 速記開始。
【次の発言】 私から、ちょっと遠慮しておったのですが、聞きたいのですが、年末が迫って年末手当の問題がずいぶんいわれておるときです。それから人事院からベース改訂の勧告が出て……

第25回国会 文教委員会 第5号(1956/11/29、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日高田なほ子君が辞任され、その補欠として山下義信君が選任されました。
【次の発言】 前回委員会散会後開きました理事会の経過について御報告いたします。  本日の案件については、すでに委員会において決定した通り、昭和三十二年度文教予算とすること、ただし本日中に質疑を終了しない場合は来週火曜日に持ち越すこと、来週火曜日の案件は、教育、文化及び学術に関する調査について継続調査要求書を提出する件及び請願とすることと一応決定いたしました。また午後二時から映画製作者と懇談会を行うことに予定しております。 ……

第25回国会 文教委員会 第6号(1956/12/04、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  十一月二十九日郡祐一君が辞任され、谷口弥三郎君が選任されました。また十二月三日山下義信君が辞任され、高田なほ子君が選任されました。ついで本日大野木秀次郎君が辞任され、野本品吉君が選任されました。以上であります。
【次の発言】 まず先刻開会いたしました理事会の経過について御報告いたします。まず閉会中の継続調査及び委員派遣については、調査可能な日数になお不確定要素が多いので、その提出については委員長に一任いただくことになりました。  次に現在衆議院で審議中の法律案、教育公務員特例法及び教育公務……

第25回国会 文教委員会 第7号(1956/12/06、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) それではただいまより文教委員会を開会いたします。  まず委員の異動について報告いたします。  本日三浦義男君が辞任され、石原幹市郎君が選任されました。  以上であります。
【次の発言】 教育公務員特例法及び教育公務員特例法第二十二条の規定の適用を受ける公立学校職員等について学校看護婦としての在職を準教育職員としての在職とみなすことに関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  念のために申し上げておきまするが、文部省側からは、文部大臣清瀬一郎君、文部大臣官房人事参事官田中彰君が出席さ……

第25回国会 文教委員会 第8号(1956/12/12、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) それでは、これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。十二月七日石原幹市郎君が辞任され、三浦義男君が選任されました。
【次の発言】 まず地方教育公務員の昇給昇格問題に関する件を議題といたします。本件に関しましては今期国会開会以来愛媛県における問題等を含んで種々論議を重ね、政府の意見及び措置等についても慎重に検討を加えて参ったのでありますが、昨日の委員長及び理事打合会においてこの際本件について委員会の意見をまとめ、関係方面に要望することにしてはどうかという意見が提出され、結局期末手当の問題を含め左のような要望を提出することにし、意見の一致を見……

第25回国会 予算委員会 第4号(1956/12/12、4期、日本社会党)

○岡三郎君 私は地域給について根本的にいろいろな問題がありまするが、当面聞きたい点がありまするので、御質疑をしたいと思うわけです。  昭和二十八年だと思いまするが、私が、当時人事委員会があったわけですが、人事委員をしておった当時、人事院当局が地域給に対する勧告をしたわけです。その勧告は、不合理是正というふうな形で出されたわけですが、当時の衆参両人事委員会においては、これを検討して、いろいろと修正する点は修正したわけですが、その後これが杳として音さたがない。それで全国的に給与を受けている公務員並びにその他関係者は、やはりこの地域給問題については、いろいろと不合理に悩んでおるわけです。そこでまず第……

第26回国会 商工委員会 閉会後第4号(1957/08/01、4期、日本社会党)

○岡三郎君 二、三質問をいたしますが、一番先に、国際収支の均衡の問題について、お話しの中で簡単に、本年度中に収支の均衡を実現するというような言葉があったように聞いたわけですが、その点をもう少し明確に一つしてもらいたいと思う。つまり国際収支の均衡という問題が、経済の一番大きな問題になっておるわけで、この点が大体そうなるであろう程度では、非常に迷っておるわけであります。その点でもう少し確信のあるところでこうだという一つの説明を十分願いたいと思います。それは宇田国務相がとんとんと言ったが、とんと当らなかった。前尾大臣はもう少し明確なるあれがあると思うので、その点を少しはっきり国内的に、国民に説明する……

第26回国会 商工委員会 閉会後第5号(1957/08/02、4期、日本社会党)

○岡三郎君 日ソ通商貿易の問題ですが、一応調査団が行って帰ってこられて、各省と連絡をして逐次やられるというふうに聞いたわけですが、その中で今外相の御答弁の中でどうも決済その他の問題をやっても、何か貿易量は拡大しないかもわからぬというような言葉がちょっとあったと思うのですが、拡大しないようなものだったら何も特別にやる必要は私はないと思うのです。その点やはり対岸貿易として裏日本のこの辺はやはりいろいろの面において産業的においても非常に萎靡沈滞している、そういうような面で相当程度実は期待しているわけなんです。何とか、むずかしい通商航海条約の問題は別にしても、具体的に貿易量が拡大できるような方法を政府……

第26回国会 商工委員会 閉会後第6号(1957/09/12、4期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと一つだけ聞きたいのですけれども、これは的がはずれるかもわからぬが、余剰農産物ですね、こういうものに対して、まあ当初余剰農産物を入れるということから、いろいろと政府部内においても検討された段階があったと思うのですが、しかし、今年もまあ余剰農産物等を入れる、実質的に対米の輸出入決済はやはり相当日本の方はアメリカにドルを送らにゃならぬ。しかしながら、アメリカから金を借りたり、いろいろなことで、ああいう余剰農産物を継続して入れなければならない理由ですね。外務省としてはあの余剰農産物というものに対して、どういうふうな見解を本質的に持っているのか聞きたいと思うのです。

第26回国会 商工委員会 閉会後第10号(1957/10/09、4期、日本社会党)

○岡三郎君 一言公正取引委員長にお伺いしますが、先ほど阿部委員からあった弱電器関係の価格協定、これについて一応公取としては態度を明白にしたわけですが、メーカーに主導性がある場合においては、これは違反だというように言われていますが、実際問題として今度これは問屋あたりで価格が協定されてくるという場合には、それはどういうことになりますか。
【次の発言】 どうも規定に触れれば許されない言うけれども、実際問題として価格が安いとか、高いということは、これはむずかしい問題で、原材料は絶えず変更していますし、一般の景気、不景気という問題も大きな要素になってくると思うので、そういうふうに客観的に一つのものさしを……

第26回国会 商工委員会 閉会後第11号(1957/10/10、4期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと関連して……。私はきのうもおとといもやはり大臣の答弁を聞いて、この団体法によって物価が上らないと言われるが、非常に業者の中で悪くなったものを救うのだから、その面ではそういうふうな御答弁が確かに言えると思うのですが、しかし一般の国民大衆は、それならば下ったものをある程度までもとへ戻していくというならば、上ったものももとへ戻してくれなかったら、上ったものだけ放っておいて下ったものだけ上げるので、総体的に上るということは、子供だってわかるでしょう。まして、米価とか、運賃とかいう独占価格を一方において強大なるものを上げて、そうして物価が上らないなんていうことは、私はおよそこれは経済……

第26回国会 商工委員会 閉会後第13号(1957/10/23、4期、日本社会党)

○岡三郎君 少しばかり聞きたいのだがね。先ほどまあわが党の委員の方に対して、特に消費協同組合に対して質問があったわけですが、そのときに、今回はこの面からこれをはずすと言っておりますが、先ほどの小笠政務次官の意見だと、別の面においてこれは解決したいと言っておるわけですが、それは小売商業特別措置法をさしておるのかどうか。その点を一つお聞きしたいと思う。
【次の発言】 先ほどの春日議員の答弁だというと、われわれも納得するのですが、結局この環境衛生に関する法律案が通って、まあこの法律については強制加入というものがはずされておる。ところが団体法に関してはこの強制加入が出てきて、これで両党は大体一致したと……

第26回国会 商工委員会 第38号(1957/05/19、4期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと途中ですが、あまりに名調子で、非常に敬服しておったのですが、もうちょっとゆっくり……。(笑声)
【次の発言】 いや、詳細にゆっくりやって下さい。(「簡単に」と呼ぶ者あり)簡単でも何でもいいが、とにかく今のじゃわからないですから。(笑声)今の調子はわかるんですが、しかし、割合に専門的になっておるんで、われわれも勉強するわけだ。質問者もそうだと思うんです。だから、その点で、簡潔にということが、これはまあ質問する人がそこにおるんですから、質問する方から詳細にと言っているわけだから、私がとやかく言う筋はないが、それですから、もう少し調子をスロウにやってもらって、明確に聞かせるように……

第26回国会 文教委員会 第1号(1956/12/20、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。十二月十五日谷口弥三郎君が辞任され郡祐一君が選任されました。また本日近藤鶴代君が辞任され大野木秀次郎君が選任されました。
【次の発言】 閉会中継続調査を行なった教育文化及び学術に関する調査については、その未了報告書を提出することになっておりまするが、委員派遣その他の事情で、閉会中委員会を開き決定することができませんでしたので、委員長限りで未了報告書を提出しておきました。右御了承願います。
【次の発言】 次に、調査承認要求についてお諮りいたします。今期国会においても従来行なって参りましたのと……

第26回国会 文教委員会 第2号(1957/02/05、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、昨日開きました委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。  第二十五回国会閉会中、当委員会は教育、文化及び学術について特に地方教育職員の給与問題、新教育委員会の運営状況等について委員派遣を行い、実態調査に努めたわけでありまするが、今回同様の案件について、さらに委員派遣を行なってはどうかという提案があり、協議の結果、派遣地は一応第一班香川県、愛媛県、大分県、第二班神奈川県、山梨県、静岡県、愛知県、派遣期間は今月十日ころより各七日間とすること、派遣委員は各班五名とすることに意見の一致をみた次第であります。  ただいま御報告……

第26回国会 文教委員会 第3号(1957/02/07、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) それではただいまから文教委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  昨日、郡祐一君、笹森順造君、大野木秀次郎君が辞任され、田中茂穂君、森田豊壽君、佐野廣君が選任されました。  以上であります。
【次の発言】 まず前会、国会閉会中行いました委員派遣の報告を行うことといたします。第一班野本品吉君、第二班常岡一郎君、第三班林田正治君の順序にお願いいたします。それでは第一班野本品吉君から報告をお願いいたします。
【次の発言】 では次に第二班、常岡委員から御報告を願います。
【次の発言】 次に第三班村田委員から御報告願います。

第26回国会 文教委員会 第4号(1957/02/21、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず十九日に開会いたしました委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。本日の委員会は、当面の文教政策について文部大臣から説明を聴取し、先日説明を受けております昭和三十二年度文教予算とあわせて質疑を行うことといたしました。  なお高田委員から立正大学の教員免許法認定講習会における無効証明書の問題及び鹿児島県川内市隈之城小学校における床板の墜落事件について緊急質問の申し出がありましたが、これは審議の過程において適宜御質疑を願うということにいたしました。  本日の委員会は一応午後三時まで行うこととし、もし質疑が終了しない場合はあす……

第26回国会 文教委員会 第5号(1957/02/22、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) それではこれより文教委員会を開会いたします。  議題は当面の文教政策及び昭和三十二年度文教予算であります。昨日に引き続き質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。  ちょっとなお念のため申し添えますが、現在出席しておる政府側は、文部大臣灘尾弘吉君、文部大臣官房会計参事官天城君、初、中局長内藤君、大学局長緒方君、社会教育局長福田君、調査局長北岡君、管理局長小林君、そのほか説明員として初、中局の財務課長安嶋君、以上であります。
【次の発言】 今の点につきましては、なお昨年末及び最近において、当委員会としては委員派遣をいたしましたが、その中の報告書にも重要報告として出て……

第26回国会 文教委員会 第6号(1957/02/26、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、派遣委員の報告を議題といたします。第一班佐野廣君、第二班松永忠二君であります。  第一番に、第一班佐野廣君より報告を聞きます。
【次の発言】 それでは続いて第二班松永忠二君より御報告を願います。
【次の発言】 ただいまの報告に対し質疑がありましたならばこの際特に御発言願いたいと思います……。特段に緊急質問もないようでありまするので以上で委員派遣の報告を終ります。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めて。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時一分散会

第26回国会 文教委員会 第7号(1957/02/28、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) それではこれより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。昨日佐野廣君が辞任され、その補欠として大野木秀次郎君が選任されました。以上であります。
【次の発言】 一昨日委員会散会後に行いました教育環境浄化に関する懇談会の結果に基き、委員長及び理事打合会を開いて協議いたしましたが、結局三月五日火曜日に鳩森小学校関係者に参考人として出席を求めることにいたしました。参考人の氏名は、お手元にお配りいたしました一覧表の通り十一名であります。右の通り取り運ぶことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。

第26回国会 文教委員会 第8号(1957/03/05、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。本日森田豊壽君が委員を辞任され、その補欠として佐野廣君が選任されました。以上であります。
【次の発言】 お諮りいたしますが、すでに決定をみました参考人のうち、東京都建築局長中井新一郎君が都合により出席できなくなりましたので、そのかわりとして東京都建築局指導部長大河原春雄君に、参考人として出席を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  本日は教育環境浄化に関し、特に渋谷区鳩森小学校問題を中、心として、参考人の方々から御意見をお聞かせいただくわけ……

第26回国会 文教委員会 第9号(1957/03/07、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。まず、委員の異動について報告いたします。昨日佐野廣君が、また本日松澤靖介君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として小滝彬君及び木下友敬君が選任されました。以上であります。
【次の発言】 次に昨日の委員長及び理事打ち合せの結果について報告いたします。  本日の日程は鳩森小学校を中心として教育環境の浄化について政府に質疑を行い、ついで二回にわたる委員派遣報告について二回目の検討を行うこととしました。午後は理科教育振興法の一部を改正する法律案及び私立大学の研究設備に対する国の補助に関する法律案について質疑を行うことといたしました。次回委員会は……

第26回国会 文教委員会 第10号(1957/03/11、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。三月九日木下友敬君が辞任され、その補欠として松澤靖介君が選任されました。
【次の発言】 理科教育振興法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
【次の発言】 十三年です。
【次の発言】 ちょっと、今野本さんの方から議事進行の声があったのですが、できるだけ集約してやってもらいたいと思うのです。
【次の発言】 そこで私から一つお願いと質問があるのです、もう終りますが……、先ほど公立の面について言っ……

第26回国会 文教委員会 第11号(1957/03/14、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。  本日は、午前中は、かねて当委員会において調査検討を行なってきた教育環境浄化について一応の具体案ができましたので、これに対して御検討を願うことといたしました。午後は、前回の委員会ですでに質疑を終局しております理科教育振興法の一部を改正する法律案について討論採決を行い、引き続き私立大学の研究設備に対する国の補助に関する法律案について質疑を行うことといたしました。  なお、理科教育振興法の一部を改正する法律案に対し付帯決議案が提出されておりまするので、本件については後刻御協議をお……

第26回国会 文教委員会 第12号(1957/03/19、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  十五日松澤靖介君及び小滝彬君が辞任され、藤原道子君及び左藤義詮君が選任されました。以上であります。
【次の発言】 次に先刻開会いたしました委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。  学校の環境維持に関する法律案の草案を前回お配りいたしましたが、その後多少表現等について変更がありましたのでそれをお配りいたします。  本案については社会党、緑風会ではすでに全面賛成の結論が出て、自民党では政策審議会で検討されておりまするので、本件につきましてはその結論が出るのを現在待っておる次第でござ……

第26回国会 文教委員会 第13号(1957/03/26、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  三月十九日田中茂穂君が辞任され、その補欠として高橋進太郎君が選任されました。また二十日には高橋進太郎君が辞任され、近藤鶴代君が選任され、ついで二十二日加賀山之雄君及び矢嶋三義君が辞任されて、野田俊作君及び成瀬幡治君が選任されました。さらに二十五日成瀬幡治君が辞任され、矢嶋三義君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事補欠互選を議題といたします。  現在、当委員会には二十二日、理事矢嶋三義君の委員辞任に伴い、欠員が一名ございます。互選の方法は慣例により委員長の指名によりたいと存じますが、……

第26回国会 文教委員会 第14号(1957/03/28、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。  定通法の一部改正、盲ろう学校の幼稚部、高等部に対する学校給食及び整備に関する件、盲ろう学校就学奨励法の一部改正に関する件、へき地教育振興法の一部改正に関する件について、法律案の委員会提出に関する提案が、社会党矢嶋委員からありましたが、これらについては各会派で検討をお加えになり、次回に協議することになりました。  次に、本日の日程として国立学校設置法の一部を改正する法律案から質疑に入ることといたしました。  以上報告の通り取り運ぶことに御異議ございませんか。

第26回国会 文教委員会 第15号(1957/03/29、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。本日藤原道子君及び近藤鶴代君が辞任され、補欠として松澤靖介君及び田中茂穂君が選任されました。
【次の発言】 まず、就学困難な児童のための教科用図書の給与に対する国の補助に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 私も日ごろ考えておる点を二つばかりちょっと聞いておきたいと思うのですが、義務教育無償という点からいって教科書とか給食の問題が考えられるが、財政的からいって相当膨大な支出になるので、貧困児童に対して給与していくという国としての恩恵とい……

第26回国会 文教委員会 第16号(1957/04/02、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。本日大野木秀次郎君が辞任され、近藤鶴代君が選任されました。
【次の発言】 先刻開きました委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。まず中学生に対する国鉄運賃割引に関する件でありますが、これに関連して学生のバスの運賃割引について質疑の通告がなされておりまするので、これをあわせて許可することといたしました。  盲ろう学校の幼稚部及び高等部における学校給食に関する件外四件は、その後懇談会を行うことといたしました。  なお来週火曜日九日午後一時、神田周辺の学校における騒音防止の件について現地視察を行……

第26回国会 文教委員会 第17号(1957/04/04、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。本日、野田俊作君が辞任され、加賀山之雄君が選任されました。
【次の発言】 茨城県における焚書事件に関する件を議題といたします。  まず、先に文部当局から御報告を願った方がいいと思いますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 それでは内藤文部省初中局長。
【次の発言】 以上の報告に対して質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいまの高田委員の御要望ですが、文部省の方にそのように督促いたしますが、文部省の方として何か御答弁ございますか。

第26回国会 文教委員会 第18号(1957/04/09、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。四月六日安部清美君、常岡一郎君が辞任され、その補欠として山本純勝君及び早川愼一君が選任されました。また、四月八日田中茂穂君、有馬英二君、山本經勝君、早川愼一君が辞任され、大野木秀次郎君、小滝彬君、安部清美君、常岡一郎君がそれぞれ選任されました。さらに、本日小滝彬君が辞任され、有馬英二君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事補欠互選を議題といたします。現在当委員会には理事が二名欠員となっております。互選の方法は慣例により委員長の指名によりたいと存じますが、御異議ございませんか。

第26回国会 文教委員会 第19号(1957/04/11、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  茨城県における焚書事件に関する件を議題といたします。まず文部当局より、先日要求いたしておきました焚書事件に関する調査報告を聴取することにいたします。
【次の発言】 ただいまの報告に質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。  それでは今高田委員から要請がありましたので、これから法務省人権擁護局長の鈴木才藏君より焚書事件についての説明を求めます。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 それでは茨城県における焚書事件については次回に譲……

第26回国会 文教委員会 第20号(1957/04/16、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  先刻開会いたしました委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。委員会提出法律案に関する件につきましては、まず盲ろう学校の給食問題について検討いたしました。近日中に結論を得るように至急努力するということであります。さらに定通法また外地引き揚げの教職員の退職金通算についての点についても触れましたが、いまだ結論を得るに至っておりません。  次に茨城県の焚書事件に関する件については人権擁護局の調査ができたようでありますので、本日これを議題とすることにいたしました。以上であります。  明後日出頭することになっております証人の人選が決定……

第26回国会 文教委員会 第21号(1957/04/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず委員の異動について報告いたします。本日三浦義男君、近藤鶴代君及び大野木秀次郎君が辞任され、補欠として新谷寅三郎君、手島栄君及び三木與吉郎君が選任されました。以上であります。
【次の発言】 ただいま開かれました委員長理事打合会の結果を報告いたします。本日の証人喚問の件につきましては、証言の順序は公報記載の順序でございます。証人の証言時間は二十分、午前中は証言を行なってもらって、昼食後午後一時から午後五時までを目途として質疑を行います。本日の件は以上であります。  次に内閣委員会に付託されておる一般職の職員の給与に関する法律の一部を……

第26回国会 文教委員会 第22号(1957/04/22、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず委員の異動について御報告いたします。四月十九日新谷寅三郎君、手島栄君、三木與吉郎君が辞任され、補欠として三浦義男君、近藤鶴代君、大野木秀次郎君が選任されました。先刻委員長及び理事打合会を開きましたので、その経過について報告いたします。かねて検討を加えて参りました委員会提出法律案のうち、学校給食に関する件については今週中に態度を決定することになりました。また実習助手及び養護助教諭、寮母の身分の確立に関する件についても社会党から提案がありましたので、本件も検討を行うことになりました。以上であります。

第26回国会 文教委員会 第23号(1957/04/25、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず委員の異動について報告をいたします。四月二十三日高田なほ子君及び吉田萬次君が辞任され、補欠として坂本昭君及び井上知治君が選任されました。ついで四月二十四日坂本昭君及び井上知治君が辞任され、補欠として高田なほ子君及び吉田萬次君が選任されました。
【次の発言】 先刻開会いたしました委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。まず懸案の委員会提出法律案のうち、特殊学校における給食問題に関する件については、明日中に結論の出るよう努力することになりました。  次回の委員会については、明日金曜日午前十時より開き、社会教育法の一部を改正……

第26回国会 文教委員会 第24号(1957/04/26、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず委員の異動について報告いたします。昨二十五日吉田萬次君が辞任され、補欠として森田豊壽君が選任されました。  また本日森田豊壽君が辞任され、補欠として吉田萬次君が選任されました。
【次の発言】 社会教育法の一部を改正する法律案を議題といたします。  昨日大臣から聴取いたしました提案理由の補足説明を社会教育局長から聴取することにいたします。
【次の発言】 それでは補足説明が終りましたので、これより本案に対する質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 私ここから質問をするのはちょっと面はゆいのですが、許していた……

第26回国会 文教委員会 第25号(1957/05/06、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。五月二日、三浦義男君が辞任され、西田隆男君が選任されました。
【次の発言】 本日の議題は、公報掲載の通りでありますが、議事の進行上、まず大分県及び佐賀県における教職員の人事行政に関する件を議題といたします。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいま要請のありました大久保国務大臣、石井警察庁長官、井本法務省刑事局長、山口警察庁警備部長が参っておりますので、質疑を継続してもらいます。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めて。  いまだ質疑も尽きませんが……

第26回国会 文教委員会 第26号(1957/05/07、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  昨日本委員会において佐賀県及び大分県の人事に関して矢嶋委員より参考人を二、三人ずつお呼びして事情を調査したいという旨の提案があったわけですが、その後自民党においても今朝来検討せられて参りました。しかし現在のところ委員会において意見が一致を見ず、なお検討を要するものということになりましたので、本件については次回に御相談をさらに続けていただくということにいたしたいと思います。以上でよろしゅうございますか。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  ただいま矢嶋委員より御要求がありました資料についてはさっそ……

第26回国会 文教委員会 第27号(1957/05/13、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  五月九日野本品吉君が辞任され、その補欠として谷口弥三郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事補欠互選を行います。野本君の委員辞任に伴い、理事が一名欠員になっております。互選の方法は先例により委員長の指名によりたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと存じます。委員長は、理事に林田正治君を指名いたします。
【次の発言】 次に、一昨日土曜日の委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。  まず、現在本負託になっております学校教育法の一部を改正する法律案、市……

第26回国会 文教委員会 第28号(1957/05/14、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  委員の変更を報告いたします。  高田なほ子君が本日辞任され、藤原通子君が選任されました。
【次の発言】 まず、学校教育法の一部を改正する法律案を議題といたします。本案についてはすでに質疑を終局しておりまするので、直ちに討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。別に御意見もないようでありますから、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  これより採決に入ります。  学校教育法の一部を改正する法律案を問題に供します。本案を原案通り可決することに賛成の方の挙手を願い……

第26回国会 文教委員会 第29号(1957/05/15、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、教科書の検定に関する件を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を起して。  ただいま委員長の手元に湯山委員から学生の健康保険制度に関する決議案が提出されておりますので、これを議題といたします。まず、湯山委員から趣旨の説明を求めます。
【次の発言】 ただいまの説明に対し、御質疑があれば御発言を願います。――別に御発言もなければ、お諮りいたします。湯山委員提出の決議案を本委員会の決議とするこ……

第26回国会 文教委員会 第30号(1957/05/16、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日、藤原道子君が辞任され、高田なほ子君が選任されました。
【次の発言】 公立小学校不正常授業解消促進臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  暫時休憩いたします。    午後三時三十七分休憩
【次の発言】 これより文教委員会を再開いたします。
【次の発言】 ちょっと私からお尋ねしますが、今、湯山君の質問で、すし詰めというのは幾人からだと聞いたら、計算して、五十八人以上だと、こう言……

第26回国会 文教委員会 第31号(1957/05/17、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。本日、西田隆男君が辞任され、補欠として木村篤太郎君が選任されました。
【次の発言】 公立小学校不正常授業解消促進臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 間もなく衆議院が終りましたならば来る予定です。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  他の御発言もないようでありますから、質疑は尽き……

第26回国会 文教委員会 第32号(1957/05/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日、近藤鶴代君が辞任され、補欠として下條康麿君が選任されました。
【次の発言】 まず、農業又は水産に係る産業教育に従事する国立及び公立の高等学校の教員に対する産業教育手当の支給に関する法律案を議題といたします。  発議者から提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 ちょっと速記停止。
【次の発言】 速記をつけて。  これより質疑に入ります。質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。

第27回国会 商工委員会 第2号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○岡三郎君 せっかく総理が御出席いただきましたので、前回の十月二十二日に開かれました商工委員会の質問並びに総理の答弁等の連関について最初に質疑を申し上げます。  岸総理は第五十五条の加入命令が憲法と矛盾するものでないと言っておりますが、前回阿部委員の質問に対して、総理は憲法において営業の自由が保障されていることは知っている、しかしその自由も無制限なものでなく、公共の福祉に反する場合には制限してよいのだ、少数の員外者のために業界全体が危殆に瀕するようなときは加入を強制してもよいと速記録に述べております。梶原委員は、この点を行き過ぎな強制であるとして、業界全体が崩壊するような状態のときには規制命令……

第27回国会 商工委員会 閉会後第2号(1957/12/10、4期、日本社会党)

○岡三郎君 その見解も正しいと思うが、一つの特許が新しいものかどうかという研究をすることがあるのでしょう。でなかったら、能率が上らないのじゃないか。ただ比べてみるとかといってみても、それぞれ研究していろいろなことの知識があって、その知識のもとに、これは新しい特許かどうかということを判定するのでしょう。ですから、それは通産省にあってもいいですよ。いいですが、今の特許庁の現状についてどう考えるかという問題なんですよ。つまり新しい研究が出てくる。これを特許申請する。それはそうですよ。研究したものの成果をその人が確保しようと思うのは当然なことです。ところが、申請していつまでたっても審査してくれぬ。科学……

第27回国会 商工委員会 第4号(1957/11/07、4期、日本社会党)

○岡三郎君 先ほど金澤さんの方から、こういうふうな中小企業の事業が不況に陥った場合に、その不況な事業を克服するために、まあいろいろと手だてをする、そういった場合において、第九条の規定というものは、私は非常に抽象的であって、なかなかこの判定というものはむずかしいわけでありまするが、しかし、一応そういうふうな第九条の趣旨にのっとってこれを克服するために、この五十五条、五十六条というものがある、そうしてこれは運用する仕方によっては、違憲の疑いというものも出てくるという、そういう心配感から先般われわれはこの委員会においても、五十六条があれば一応その目的が達し得られるじゃないか、そうして全体的な、総体的……

第27回国会 商工委員会 第5号(1957/11/09、4期、日本社会党)

○岡三郎君 私は前回の岸総理に対する質問がまだ不十分なので、本来総理の出席を願って質疑を続行したいと思うのですが、総理には都合があるということで、やむなくというと失礼ですが、前尾通産大臣に質疑を行いたいと思います。昨日も予算委員会においてこの中小企業団体組織法についての質疑は行われたと思うのですが、そのときに公共の福祉とは何ぞや、こういう質疑が出て、それに対して通産大臣が御答弁なされておるわけですが、十月二十二日の岸総理の強制加入の問題についての質疑について、阿部委員に対して、憲法において営業の自由が保障されていることは知っている、しかし、その自由も無制限なものでなく、公共の福祉に反する場合に……

第28回国会 決算委員会 第5号(1958/02/17、4期、日本社会党)

○岡三郎君 議事進行。ちょっと速記をとめた方がいいと思うのだがね。
【次の発言】 先ほど委員長が、証人を呼ぶときには、決算委員会のいわゆる審議要項として、この決算報告書だというようなことを言っておったが、そういうふうに聞いたのですが、ここに出ている批難事項その他については、証人として呼ぶことはやぶさかでない。ただしそうでない、直接の問題でないという見解に立って参考人ということでいいんじゃないかと、こう言われたが、それは確かでしような。
【次の発言】 なんだ、そうするというと、向うの意見を、大谷さんの意見を委員長が代弁したというのですか。どうもこうはっきりしないのだが、私はさっきの委員長の発言は……

第28回国会 決算委員会 第7号(1958/02/21、4期、日本社会党)

○岡三郎君 わしはようわからぬけれども、聞いているというと、やはりちょっと聞いておきたいと思う。私の聞きたいことは、いわゆる国の補助金というものをもらうときに、大体こういうふうなことをやっているのが通例かね。補償金の場合でもまあいい。この前北陸電力の問題が起ったときにもやはり該当しているところの議員が相当金をもらったということから内紛が起きて、その当事者がいろいろと苦労をしたということが出ておるが、まあ補償金とか、こういう問題についてはもらったときにどう分けるとか何とか、少数のボスが集って、そうしてそれがだんだんととれる額をふやすに従って、いろいろ操作したことが大体いろいろと出てくるということ……

第28回国会 決算委員会 第10号(1958/03/10、4期、日本社会党)

○岡三郎君 私も、むずかしいことを言うわけじゃないが、やはり委員が発言しているときには、やはりその委員に意図があるわけだな、ただ、それをどういうふうにやるかは、うまいまずいはあるわけですよ。だから、大体まあそういう点についてはなかなか、いわゆる敵は本能寺というところをやるというと、さっと向うの方が早く体をかわして逃げ込むということも、往々にしてあることなんだから、そういう点は忌憚なく島君の方に私は質問してもらおうと思う。ただ問題は、時間が云々というが、こういう食い違いは、古今未曽有といっても、まあ失礼だが、古今絶無とは言えないが、ちょっと今までに珍しいのだよ。(「あまりひどいんだ」と呼ぶ者あり……

第28回国会 決算委員会 第11号(1958/03/12、4期、日本社会党)

○岡三郎君 その件についてちょっと関連があるのだが、私が前に決算委員をやったときの問題の中にある一つの事例だが、仙台駅構内に隣接する土地の問題ですね、あれは片づきましたか。仙台の駅に続いているところの土地、あれはずい分懸案になったもので、あれは完全に片づいていますか。
【次の発言】 これは、もうずい分昔のことで、これが片づかないようだったらほかのものが片づくわけがないと私は思う。あれだけはっきりしているものでも、大体その中に有力者が加わっておるというと、政治的になかなか解決がむずかしい。こういう問題についてやはり国鉄当局はそういうものに対して基本的な考えを、いわゆる小委員会とかいうようなものを……

第28回国会 決算委員会 第13号(1958/03/17、4期、日本社会党)

○岡三郎君 今の問題について、委員長、理事打合会において農林中金の跡始末をつける立場上から、中金の理事長の楠見君を参考人として来てもらう問題について、両党間に意見が食い違っておる。こういう話ですが、本員の考え方としては、やはり農林中金としては一応農工問題ですね、に対して処理方式というものを出しておるわけだ。つまり現在のこの楠見氏がこの融資についての関係は直接ないとしても、事後処理として現在これに対する跡始末をまあこうしたらいいという一つのシステムを出して、参考意見としてやられておるという段階だと思うのです。そういう意味において跡始末をつけるということになるならば、これに対する意見というのであり……

第28回国会 決算委員会 第15号(1958/03/26、4期、日本社会党)

○岡三郎君 回りくどい話はやめて、郵政省として、決算において例年指摘されて、なお改善が遂げられていない、こういう事項があるのですが、その宿題ですな、例年々々指摘され、決算上郵政者として特段の措置がとられておるとは見受けられない事項、これは一体何だと思いますか。
【次の発言】 大体まあ、そういうわけですが、その点がわからぬようじゃ、これは根本的に、ここへ出てくる資格はないと私は思って聞いたのですが、半ば合格しているようですが、この十六ページに、田中郵政相はよく読んでもらわなければ困ると思うのですが、ここに三十年度の決算、私は特別のことを聞こうと思っているわけじゃないのです。会計検査院の指摘してい……

第28回国会 商工委員会 第3号(1958/02/03、4期、日本社会党)

○岡三郎君 この際一、二点大臣に聞いておきたいのですが、日本のような貧困なる財政のもとに高度なる科学技術を研究してみでもとでもそれは及びもつかぬ、ゆえに日本の産業の進路は具体的にいわゆる外国の優秀なる機械を導入することによってこれをどういうふうに企業化するかという点に重点を置くのが日本のいくべき道じゃないかということをある一人の企業家が言っておったのを聞いたわけです。そこで私は最近における科学技術の振興というものは原子科学、あるいはミサイルの研究から発展して非常に高度なる世界の水準に対して、日本の科学技術庁並びに日本の科学者諸君が一体日本の科学の進路というものを日本の経済と総合してどこに大体日……

第28回国会 商工委員会 第5号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○岡三郎君 もう時間がないからあと一分で、資料だけ私もらいたいと思うのです。結局私の聞きたいというところは二つあるが、その前の一つは道路計画です。重点施策としておりますが、最近言っておる言葉は、東京なんか、西部劇の町を歩いているようで、それは地下鉄を作っているからしようがないけれども、ところが、今までの道路政策を見て、これから重点施策として道路を作る従来のやり方から見て、どういうふうに道路に対する施策を持っておるのか。これは建設省の部類かもしれないが、従来の建設省のやり方を見ておるというと、われわれは建設省に道路を作らせることに非常に危険を感ずるのです。危惧を感ずるのです。というのは道路、ガス……

第28回国会 商工委員会 第8号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○岡三郎君 今のことは少しくどいと思うから、簡潔に聞きたいのだが、店舗を持っておる持っていないということにこだわらないで、いわゆる販売する団体ごとに、農協とか、いろいろな団体がいわゆる店舗になって販売をするということになると、これは体温計とか寒暖計なんかはいいけれども、その他のいわゆる大きなもの、いろいろなものができてくるわけだ、この中に。そうなるというと、ずいぶん混乱してくるのじゃないかと思うのだが、たとえば婦人会でいろいろな機械を売ろうというときに、体温計なんかはいいのですが、もっとむずかしい機械は、そこへ登録すれば、それで売れるのか、どうなんですか。

第28回国会 商工委員会 第10号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○岡三郎君 簡単に聞きたいと思うのですが、「政府は、会社の経理的基礎が確立したと認めるときは、」、これは先ほどのあれで四年くらいと言っておりましたが、確立しないときには、これは何ぼでも貸しておくわけですか。
【次の発言】 それで一応基礎が確立したときに、有価証券市場の状況を考慮して、なるべくすみやかに、その所有する会社の株式を処分すると、こう書いてあるわけですが、処分の方法ですね、これはどういうふうにしてやるわけですか。
【次の発言】 もう少しその競争入札の方法ですね、それは一体一般に公募してやるのか、あるいはこの株主に分ける方法か、そういう点については、まだ検討されてないのですか。

第28回国会 商工委員会 第12号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○岡三郎君 私もこれは一般的に、今までの立法によっては政党の役員というものを一応省くというのが、大体の慣例のような形できた、これも進駐軍の関係の問題ではないという説明があったが、今後の措置として、一般的にこういうものから政党の役員というものをチェックするのはおかしいという考え方で、こういうふうな、この修正の本質的なものをそういうところから出発したと、こう伺ってよろしいですか。
【次の発言】 そうすると、まあ現実に社会党政権というものは来ないんだから(笑声)自民党でいう政党の役員というのは、大体どこまでが範疇に入るんですか。
【次の発言】 あるべき姿として、今政党政治下におけるこういう時代におい……

第28回国会 商工委員会 第14号(1958/03/28、4期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと簡単に質問したいのですが、この「新技術」ですね、この「試験研究の成果である新技術を企業化する」ということが書いてあるのですがね。たとえば今一つの工場があって、一つの新しい研究ができた、で、その工場が部分的にその機械を取りかえなければおくれてしまう、こういうふうな場合と、それを全然新しく企業化をやる場合と、こう考えてくる場合に、この企業化するということの解釈内容を、もうちょっと明確にしておいてもらいたいと思うのだがね。それをどう考えていますか。
【次の発言】 その場合に、「当該新技術を企業化する場合の主要な生産工程において欠くことができない」と書いてあるのだな。その解釈の限界……

第28回国会 文教委員会 第16号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○岡三郎君 議事進行。私は思うのは、やっぱり一種の委員会軽視ですよ、これは。委員長、だから、にこにこやっておる問題じゃない。存在価値を、一応やわらかく出たために否定されておるのですよ。だから本来ならば、自民党の方も、こういう参考人を呼ぶという、やわらかい態度で出た場合にいつまでたっても出てこない、こういう問題について、これは千葉銀行のような問題については党内でいろいろ問題があるにしても、勤評問題について、これがここへ来てつるし上げられるというのじゃなくて、具体的にどういうことで問題が起きておるかという点について、文部省の方としては、これは地教委が自主的にやるということでまかしたのでしょう。それ……

第28回国会 文教委員会 第18号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○岡三郎君 ただ、そういうことじゃなくて大臣が言われておるのは、資料を出してもらいたいというのは……。(「発言を求めて」と呼ぶ者あり)どうも済みませんでした。  今言われたことは、竹中さんも言っておるように、それから松永さんも言っておると同じことで、高田さんばかり言っておるわけじゃないのです。要するに、この前資料を出してくれというのを、大臣が出てくるときに局長がおらぬ――おらぬときもあるでしょうが、次までにはっきりさしてくれるか、審議をするためにここへ来ておるのだけれども、約束事が常に守られるかどうかということを尋ねています。
【次の発言】 その問題も入っているのです。それをはっきり言って下さ……

第28回国会 文教委員会 第19号(1958/04/19、4期、日本社会党)

○岡三郎君 それでは簡単に申し上げます、時間がないから。今国家公務員の話が出ましたが、これはちょっと脱線するようですけれども、国家公務員の仕事はいろいろとやり方が違っておると思う。これは内藤君にあとから私が質問いたしますが、私文教委員長のときに、千葉大学等を回って見て、実質的に勤務評定をやることは困難である、こういうことで段階をつけてやるということ自体、非常にむずかしいということを、Aの先生、Bの先生、Cの先生みな優秀で、差をつけるということはむずかしいから、特性に応じて先生をどういうふうに使うか、こういうふうないわゆる人事の管理ということよりも、その人間の特性を生かして、そうしてそれを総合的……

第28回国会 文教委員会 第20号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○岡三郎君 私は参考人を呼ぶということの、国会法に基くこれが非常に軽視されておるということを私は遺憾に思うんです。で、参考人を決定したのはいつですか、それから幾日たっているんですか、これをまず私は委員長にただしたいと思います。
【次の発言】 その三月六日に決定して、それから現在四月二十二日を迎えているわけですよ。その間にどんなに忙しい人間でも私は出てくる時間がないということはないと思う。これは明らかに国会における審議に対して、これは故意に応じないということに私はなると思う。ですから、証人という問題と参考人という問題については、今の委員長の言った点についても、私は法的に解釈すればわかりますよ。し……

第29回国会 文教委員会 閉会後第1号(1958/07/31、4期、日本社会党)

○岡三郎君 これも関連してのことですが、都の関係でしょうけれども、亀戸地区における水害のために教科書が相当流失した。それに対して、ちょうどたまたま夏休み中ですから今すぐ困るということにはならぬと思うが、しかし相当部数が流失して相当困っておるというような話が新聞紙上に出ております。全国的に見て、そういったような被害、それからそれに対するところの文部省が各都道府県に対する照会中においてもそういう部面に対して教科書はどういうふうな調達状況にあるのか、こういうふうなこと、ちょっとわかっていたら御説明願いたいと思います。
【次の発言】 大体まあ、それは都道府県でやるのでしょう、教育委員会でやるのでしょう……

第29回国会 文教委員会 閉会後第2号(1958/08/01、4期、日本社会党)

○岡三郎君 いろいろな問題があるが、風俗営業関係のみならず食品衛生法に関する営業ですね、この営業時間というものが、取締り当局が非常にルーズに考えておるのではないかというふうに見られる点が多いと思うのですが、営業時間というものが、相当業種によって明確になっていると思うのです、これがルーズになっておるために、いろいろと問題が起るという面があると思うのですが、こういうものを厳格に励行させるということによって、こういう問題の解決がある程度なされるのじゃないかと思っておるのですが、その点いかがでしょう。これは警視庁の方へちょっとお聞きしたいと思う。

第29回国会 文教委員会 閉会後第3号(1958/09/10、4期、日本社会党)

○岡三郎君 議事進行について。どうせ一ぺん取り上げるのだったら、さっきから言っているのになぜ取り上げなかったのか。時間が今大体五時半になって、向うから言われているのでありますが、われわれにもやらせますね。(「順番だ」と呼ぶ者あり)順番て、そんなことはない。国会法の中において順番なんということはない。本来からいえば、質問がある者はやっていいのだよ。あとから来たものが、今議事進行もできないような形は、それはむちゃだと思う。だからそういうふうな点で関連質問があったらやらせるということでなければ、黙って聞いて、これで時間切れになって、一言も言わないで帰るというばかげたことが起る。だから、そういう点で、……

第30回国会 議院運営委員会 第7号(1958/10/13、4期、日本社会党)

○岡三郎君 赤城官房長官に、まあ、くどいうような点にもなるけれども、強引ではない、こう言うことは、一応まあゼスチュアとしてはいいけれども、この法案の出し方の前後から考えて、赤城さんは強引であるということをお考えになっていると思うのです。強引でないということと強引であるということの解釈は、幾らここで聞いても、今のような答弁では困りますが、やはり唐突に法案が出されてきた。しかもその法案の内容というものが非常に重要な点に触れておる。こういう点は、全部識者が指摘しているわけです。で、自民党の方の幹事長も、そういう点については相当心配する点もあるから、それは運用で善処しなきゃならぬし、警察官の素質の向上……

第30回国会 文教委員会 第2号(1958/10/07、4期、日本社会党)

○岡三郎君 その委員長・理事打合会について文句を言うわけではないけれどもですね、勤評問題について長い期間審議を続けてきたわけですね。その間において九・一五――九月十五日の闘争を契機にして、いろいろ勤評問題については十分な話し合いがなされておらないという現状に対して、いろいろと学長グループなり、読売の調査団等が報告等しておるわけですが、それをこの前の委員長・理事打合会において結論を得るに至らなかったということですね、それはどういうわけでそうなったのか、もう少し詳細に報告してもらわないというと、どうもふに落ちないのですが、その点を一つお願いしたいと思うのですが。

第30回国会 文教委員会 第6号(1958/10/28、4期、日本社会党)

○岡三郎君 今の劒木さんの意見も一応聞かなければならぬと思うのですが、ただ委員長は大体、社会党から今のところ代理として出ておるわけです。で、社会党の委員から質問があった場合に委員長が答えて、なお、それについて進行上与党の方の意見がそれに沿っておるかどうかという一つの配慮から与党の方にも言わしておるという形だから、これは非常に親切だと私は思う。だから、そういう面でこだわらないで、やはり委員長に答弁しろといったって、委員長がこっちの都合のいいことばかり答弁したらまた向うの方が騒ぐだろうし、こういう点で、形は劒木さんの言うような心配があるかもしらぬが、実態は進行しておるが、ただ両論があってなかなか決……

第30回国会 文教委員会 第7号(1958/10/30、4期、日本社会党)

○岡三郎君 あとで、先般の勤務評定の闘争中に行われた文部省の各教育委員会に対する調査依頼、これは稻田次官の名で出ておるわけですが、その内容は勤務時間外において組合の行動計画に参加したというような形の項を含めたまあ各種の調査がなされているわけですよ。それで、これが問題になっているわけですが、そのこと自体について、あとで私はちょっと文部大臣がおられるので緊急に質問をしたいと思うので、それをお許し願いたいと思います。それは後刻でよいと思います。
【次の発言】 関連。社会教育を振興するということについては異議はないのですが、問題は、この十三条をはずして、地方公共団体と国が社会教育団体に対して補助金を出……

第30回国会 文教委員会 第8号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○岡三郎君 本日は、勤務評定について、二、三質問申し上げたいと思います。  まず第一番目に、政府は勤務評定を実施するに当って、法律があるからやると、まあ一点張りできたと思いまするが、なるほど地公法並びに地方教育行政の組織並びに運営の法律に基いて一応記述してありまするが、この法律については、内容等が少しも書いてないと思います。従って、この法律にあるからやるといっても、勤評の内容を想定してないこういうふうな法律については、どういうふうに文部省当局としては考えておるのか。なるほど国家公務員については、人事院が十二で一応規準というものを定めておりまするが、しかし、この国家公務員の勤務評定等についても非……

第31回国会 文教委員会 第4号(1958/12/22、4期、日本社会党)

○岡三郎君 関達して一言。今警察庁長官は、巡査に対して何とも考えておらぬような態度だったので、その場合に飯尾さんという巡査がいたわけです。そうしてあなたの強調しているのは、教組から頼まれて、婦人を連れていった。頼まれたということを強調しているわけですが、そういうふうな混乱が起る、いわゆるあらしの状態を含んでおる状態の中で、そのときの警官のとる態度、それはどうあるべきだとあなたは考えていますか。もしも、これが傷害事件で済んだが、これは打ちどころによったら、殺人行為が行われるとも考えられる。その場合に、現存しておる警察官が、教組から頼まれて婦人を連れていった。それで森地区へ帰ったのかどうかしらぬが……

第31回国会 文教委員会 第8号(1959/02/17、4期、日本社会党)

○岡三郎君 給食関係が関係者によって非常に苦しい中でも、とにかく子供の嗜好に合うように改善されてきていることは認めるわけですが、しかし一番の問題は、われわれが学校を直接視察してみて、給食を直接取り扱つている作業員の身分の確立と待遇の改善というものが、依然としてほつたらかされておるわけです。そうしてこれはよく考えてみると、その人たちが一生懸命調理したり器を洗つたり配ぜんをしたり万般のことをやつておる。そういうふうに給食を推進しているほんとうの役割をしている人は、あの作業をしている人だと思う。しかし、依然として身分の保障とか待遇の改善が遅々として行われておらぬということを、私はこの目でつい最近も調……

第31回国会 文教委員会 第13号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○岡三郎君 関連してお尋ねします。私、一言聞きたいのですが、高等学校でも短期大学でもそうですが、この前、視察に行ったときに、茨城大学の短期大学でちょっと聞いたことがあるのですが、やはり夜間の生徒については非常に熱心だ。しかし、一番問題は、私が考えたのは健康管理ですよ。健康管理という面で文部省がもっと考えてやらぬと、学生の自覚に待つといっても、就業して仕事をしておるものが業を終えて学校へ飛んでくる。それが非常に距離的にいいし、経営者が理解があるものならば割合にそれがよくいっておるが、そうでないところは非常に無理をしておる。まあ、これは夜間の高等学校もそうですが、ほとんど食事をしないで授業をやって……

第31回国会 文教委員会 第17号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○岡三郎君 私はちょっと二点だけ質問しますが、その一番前の問題は、全国に各教員の養成機関としてそれぞれに教育学部があり、その他まあ教育大学等もあるのですが、率直に言って、この教員を養成する場合に、一県について一校というふうな方針が当初とられてきたと思う。ところが最近において、これについて一県について二校というふうな、こういう考え方もあるやに聞いておるが、これについての文部省の考え方を一つ私はただしておきたいと思います。
【次の発言】 函館の分校に四年制のものを作る、こういうことですが、それは函館自体で独立するのですか。
【次の発言】 名称はどうなるのですか、その学校の名称は。

第31回国会 文教委員会 第18号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○岡三郎君 それで、今、報告の冒頭にありました体育協会の幹部の方々のどなたかを参考人として当委員会に呼んでもらいたいという件については、自民党の方で、現在、委員会の審議日程を見ているというとそれを呼べないと、こういうことですが、委員会の審議日程で呼べないということになれば、一体、委員会の審議日程というものをどういうふうに考えているかということになると思うのですが、たとえば、やりようによっては、これは何時間も何日もかかる問題ではない。要するに、二時間なり三時間なりあれば大体見当がつく問題ですから、そうすれば、審議の日程ということよりも、私はやり得る方法があると思う。そういうふうな点で、一つ後刻話……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 商工委員会 閉会後第1号(1959/07/04、5期、日本社会党)

○岡三郎君 これは私、少しこう調べてみたいことがあるんで、その資料をお願いしたいのですが、私の方は、財政投融資の問題で、これは大蔵大臣との兼務みたいなものだから、池田さんが一番よくわかっている。事務当局にやらしてもらいたいのですが、これは少しからんでおりますが、財政投融資をされている会社の個々名については、調べればわかるのですが、しかしこれは、当局側の方がよくわかるから、間違いないと思うので、それとともに、財政投融資を受けている会社の、まあ配当ですか、それから財政投融資されている額と、その利率、並びにどのくらいの利息で貸しているのか、それから、それに伴うところの財政投融資を受けている会社の配当……

第32回国会 商工委員会 第2号(1959/07/03、5期、日本社会党)

○岡三郎君 この次というのはいつなんですか。
【次の発言】 議事進行について。それは本会議の出席はわれわれも当然招集されているのだから、これで議事を打ち切ってもらわなければならないと思うのです。だからわれわれ委員会として、本会議が開会されているのをやはり無理して今せっかくここへおいでになっていただいているわけですから、大臣の所信表明を聞いて、そしてこれに伴って一、二の質疑がある方があると思うので、それをやろうと思っているわけですが、大臣がここで中坐されるというならば一応これで打ち切ってもらって、本会議は所定の仕事が終ったならば休憩になると思うので、あらためてそれから再開してもらったらいいのじゃ……

第32回国会 商工委員会 閉会後第2号(1959/08/10、5期、日本社会党)

○岡三郎君 公取の立場というものをどう考えておられるかわかりませんがね、三月の三十一日ですか三十日ですか、一斉に社告をもって値上げを発表してそして値上げに移っていると。こういうことの中から常識的に見て、これは個々ばらばらであるというふうにお考えになっていくということ自体が私は常識的におかしいと思う。一斉に値上げをしたということの事実は間違いないわけですからね。こういう面から見て、公取の方としては、証拠がないからその証拠についてこれを確かめなければ独禁法違反にならないと、こういう見解ですか。
【次の発言】 それで埼玉新聞の社告にあるように、申し合せによって値上げをすると、こういう点についてはどう……

第32回国会 商工委員会 閉会後第3号(1959/09/30、5期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと関連して。  この前、私も質問したんだが、今新聞値上げについていわゆる事務当局がいろいろと調査せられた中で、埼玉新聞の社告ですね、あの問題が一応関心を持たれてそうしてあなたの方でも十分調査した際に、これに基くところのいろいろな資料が見つかった、こういうようなお話しがあったわけですが、埼玉新聞の社告に伴うああいう証拠物件、ああいうものをどういうふうに公取は解釈したのか、その経緯を説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 ずいぶん新聞社の方に寛大な解釈で、やっぱりこの点については、そういうふうに簡単にそれを取り扱っておられるように今聞いたわけですが、新聞社の方自体はこれは自……

第33回国会 議院運営委員会 第13号(1959/12/11、5期、日本社会党)

○岡三郎君 これは詳しいことは知らないが、議長さんにちょっとお伺いします。きのうの新聞で見ると、衆議院の方は国会対策委員長、こちらの方は斎藤さんが、議長のところへ会期延長の連絡ですか、申し入れですか、されたという情報が新聞に載っておったが、その通りですか。
【次の発言】 ありませんですか。それではちょっと今までの話の内容から見て、まあ延長をしたい理由は述べられましたね。しかしその理由の中で、十三日間延長するという理由、大幅の延長の理由、その点が少しもわからない。なぜ十三日間延長するのか。まあおよそのめどで一週間、二週間という話が田中さんの方から出ましたね。一週間ということと十三日間というのはだ……

第33回国会 商工委員会 第2号(1959/11/05、5期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっとこの際お聞きしておきますが、通産大臣、ガスの値上げですね、これについてどういうふうに現状でお考えになっておられるか。  それから、個々ばらばらですがね、最近において、きょうの新聞にも出ておりますが、競輪の問題について相当八百長の問題が多い。こういうことで、兵庫の知事等も、廃止に向いたいのですが、総体でやらなければこれは効果はない、こういう点で非常に悩んでおるそうでありますが、これは昨年の吾孫子の騒擾事件その他から相当に大きな問題になっておるし、通産当局においても十分対策等を練って、何とかしなければならぬと思っておられるということですが、通産大臣の見解ですね、所見、現在の競輪……

第33回国会 商工委員会 第4号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○岡三郎君 今、あしたも質疑をやるということになったわけですが、実は昨日、その前に、栗山理事の方には先週から申しておったのですが、本会議があって時間もおくれたということは特別の条件です。これも昨日参議院において、本会議が終了する見込みであったところ、きょう総理が陳謝したような意味で延びた。そうするというと、政府のこれは責任で延びたということになっておるわけで、そういう点から考えるというと、大体想定されることについては、委員長なり委員部の方を通して、あらかじめこうなるのではないかというくらいのことはわかっていたと思うんですよ。それが、本会議が終了して直ちに商工委員会をやるということは、けさその通……

第33回国会 商工委員会 第6号(1959/12/04、5期、日本社会党)

○岡三郎君 競輪について質問を、池田通産大臣並びに自治庁の関係官にいたします。  競輪の社会的な害毒については、私がここであらためて言うまでもないと思いますが、特に最近におきまして川崎市に起きた事件、つまり老婆を殺し、妻と無理心中をはかったというふうな競輪狂の男の話ですが、それが家庭生活を破壊している原因ということを強く世情が指摘しているわけですが、これは一、二にとどまらない数多くの例をもっております。非常に、競輪に伴う八百長事件とか、あるいはこれを取り巻くとこうの暴力団組織とか、まあいういうと騒擾事件というものも続発して現在に至っているわけですが、最近において、特に世論は、強く、競馬とかその……

第33回国会 商工委員会 第8号(1959/12/11、5期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと関連して。結局今技術革新で非常に世界的に大きい革新が行なわれているわけですが、旧態依然として宮方の中が置かれているということ、われわれが少ない経験で仄聞した中でも、出してもほとんど一年ぐらい手もついていない、ようやく二年目ぐらいになってぼつぼつ調べ始めるという形で、今の時代に比べて、あまりにもテンポがのろ過ぎるのじゃないか、これはサボっているのかといって聞くというと、サボっているのでなくして、非常に特許件数も出願数も多いし、それに伴なう人員が非常に見合っていない。しかも相当多岐にわたってくるので、専門的な要素が非常にいる、ところが御承知のように人事院から今話しがあったように……

第34回国会 文教委員会 第2号(1960/03/03、5期、日本社会党)

○岡三郎君 ほかに一ぱい問題があるんですがね。しかし、ここであらかじめ申し出たものだけが優先して、あとから出てくる問題はあと回しだということの運営だと、これはやはり一方に片寄ると思う。わが党からもそういう問題について言われたと思うんですが、しかし、そのつど、やはり委員長理事打合会等を持って、あらかじめ事前に運営等について協議されてきたということが常例だと思う。そういうふうなことで、今申し出た点についても十分検討せられることはけっこうですが、そうでなく内輪に秘めて、ここでは言わぬけれども、いろいろと問題があるわけですが、そういう問題についても差別することなく、順次取り上げていってもらいたいと思う……

第34回国会 文教委員会 第3号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○岡三郎君 これには直接関係はないのですが、文部大臣にこれは要望するということになると思うのですが、毎年、学年末の異動になるというと、市町村合併に伴って自治体の中の教員の異動が、暫定手当の関係で非常に工合が悪くなっておる。で、特に最近においては、従来、地方自治体で補てんをして均衡を保っておったような自治体が、これを打ち切るというふうな要素が出てきておる。一例をあげますというと、埼玉の川越市等においては、同じ自治体の中で五彩だけ旧市内と新市内においては差等がある。これを補てんをして均衡を保って、同一行政区画の中で異動を円滑にするということでやってきた。これは文部省もよく知っておる通りである。とこ……

第34回国会 文教委員会 第4号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○岡三郎君 関連して。今、初中局長が、実力で専従を確保するということになれば混乱する、こういうことだから、こういうふうな干渉の仕方はまあ是認されなくちゃならぬというふうな答弁に聞こえたわけですが、そうなるというとおかしいので、これは文部大臣に質問したいのだが、まあ、県条例が適法に制定されて、十五人という制限をした、それはそれでいいでしょう。われわれは反対するが、そういうふうなことを制定したということは事実だから。しかし、組合員が団結権を持っている中で従前ですね、二十五人なら二十五人選ばれてきた、これに対して文部省等の指導によって専従を制限すると、こういう形の中で十五人、こうきたわけですが、組合……

第34回国会 文教委員会 第7号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○岡三郎君 議員立法で、これがまあ改正されることになるわけですが、しかしその前に、現行、学校医がこの災害補償を受けていくことになっておりますが、この実情、いわゆる法律制定以後の実情ですが、これを一つ報告願いたいと思う、どういう運営になっているのか。
【次の発言】 今の報告を聞いて、当初立法したときにおいても、こういうふうな法を制定しても、予算その他は心配ないということで、私が委員長のときにやったわけですが、まあ全国の学校医の補償という面では精神的に相当具体的に適用をする場合がありますか、どうか。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 そうすると、臼井さん、裏を返すというと、学校薬剤師とい……

第34回国会 文教委員会 第8号(1960/03/29、5期、日本社会党)

○岡三郎君 私は国立大学の短期大学その他の学部の新設に伴って、関連した事項について質問をしたいのですが、文部省当局はかねてから理工科系統の学級は国立でやりたい。それから法文系統は私学でいいんじゃないか、こういうふうな言明をしばしばされてきたと思うのですが、その趣旨は、理工科系統の方は非常に金もかかるし、設備もよくせなくては十分な技術者を養成することはできないんではないかというふうな意味も含まれておると思うのですが、先般の予算委員会において質疑がなされた事項に関連しているわけですが、東大の百年祭をめぐって、大学自体というわけでないが、これの関係者、大学の卒業者、そういう人々、財界が工学部の化学教……

第34回国会 文教委員会 第9号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○岡三郎君 提案理由の中で、定時制と通信教育については、その勤務の特殊性その他で優良なる教員を確保するためこういうふうな措置をしたと書いてありますが、実際に定時制の昼間部と全日制の高等学校において行なっている勤務の内容等について、私は実際的には差等はない、こういうふうに見ているが、その点はどらですか。
【次の発言】 今いろいろと初中局長が申しておりますが、実際の家庭の指導とか、栽培とか、いろんなことを言っておりますが、全日制としてやはり子弟の指導においては、これはまた別な異なった観点で重要性を一ぱい持っておる。そういうふうな点において、全日制と定時制の昼間部において、私は差等は、それぞれの特徴……

第34回国会 文教委員会 第11号(1960/04/19、5期、日本社会党)

○岡三郎君 今、審議会等の記録をとることが必要だという点、私はその通りだと思うんですが、これは私が前に商工委員会で競輪問題等について尋ねたときにも、競輪審議会等のああいういろいろな記録は全部とつて、その記録を出してもらいたいと言えばちゃんと出して、どの委員がどういうふうに言つたかというようなことも、全部それを見ればつぶさにわかるようになっている。まあそういうふうに、行政当局は、国政に関して国会の要請があればそういうふうにすることは私は当然だと思うのですが、記録を、現在、審議会の会議録というものをとつてあるのですか、どうですか。内藤さんなら知っているでしよう。当然とつてあるはずだと私は思う。

第34回国会 文教委員会 第12号(1960/04/21、5期、日本社会党)

○岡三郎君 私はただいま議題になりました幼稚園教育全般について質問をしたいと思うわけですが、まず冒頭に、三十三国会すなわち昭和三十四年の十二月十日の参議院文教委員会において市町村立幼稚園教員の給与改善について決議がなされておりまするが、この決議の内容に即応して文部省がいろいろと御苦労されていると思うのですが、その経過、あるいはこの決議の内容にあるように、実情の調査がどの程度進められているか、待遇の適正を期するようにどういうふうなお考えを持っているのか、またそういうふうな点をどういうふうに実行に移してこられたか、まだ決議されて以来日が浅いので文部省当局に対して決議の実行を迫るというよりも、相互に……

第37回国会 文教委員会 第2号(1960/12/15、5期、日本社会党)

○岡三郎君 私は、今委員長が申されました通りに、暫定手当並びに一般の給与の問題の中で、教職員についてちょっと質問申し上げたいと思います。  暫定手当の前の地域給という名称、これは終戦後の異常な物価高、インフレの中で、都市生活者と農村生活者の実態の中から地域給というものが止まれてきて、その後インフレが終息するともに、この問題については、すみやかに都市と農村の手当の不均衡というものを是正していかなければならぬ、こういう考え方が強く出て、暫定手当として政府自体も地域給を本俸に繰り入れてこれが解決に当たらなくてはならぬという態度の表明はしばしばあったわけです。そうして、第一段として五分の本俸繰り入れが……

第37回国会 文教委員会 第3号(1960/12/21、5期、日本社会党)

○岡三郎君 委員長ちょっと。非常にいろいろな問題があるので、大体本日の文教委員会の終了のめどだね、議事進行のためきめておいてもらいたいと思います。ちぐはぐでいつまでたっても、やっているんだかわけがわからなくて、いなくなって最終的に法律案の採決ということになったときに――大体めどをどのくらいにおいてやるか。
【次の発言】 このデータは幼稚園ですね。で、託児所あるいは保育所というか、この設立状況とあわせて見ないと各都道府県の実態が出てこぬと思うのですよ。非常に文部省の方で幼稚園という問題について問題がむずかしいというのでほうっておくというと、託児所あるいは保育所、一体どっちの方が教育的に見て望まし……

第38回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1961/07/31、5期、日本社会党)

○岡三郎君 今事務総長が読み上げた通りに、わが党としては臨時国会を早期に召集してもらいたいという要請書を出したわけです。これに関して、政府自体の方としてもいろいろ検討されているようですが、その発表が、あるいは上旬といい、あるいは下旬といい、いろいろと変わっておるようでありまするので、われわれの方としては、すみやかにというので八月十日を目途とする、こういうことで、特に訪米についての総理のいろいろと国会に対する報告、あるいは集中豪雨に伴うこれが対策、こういう要求が主として考えられておるようですが、これについて官房長官の方から、政府がこれに対してどのように検討されているか、その点について一つお答えを……

第38回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1961/09/11、5期、日本社会党)

○岡三郎君 前回官房長官においでいただいて、臨時国会について、特に災害が非常に多く発生しておるので、特別に災害にのみ限ってでも緊急に臨時国会を召集してもらいたいというので、これに関連していろいろお聞きをしたわけでございますが、当時は政府の方としてもはっきりしたお答えがなかったのです。それはいろいろと事情があったのでしょうし、従って、この段階においては明確なる御答弁は無理だということで、適当な時期にもう一ぺんこの問題についてお伺いしたいということで中断されておったわけです。本日ようやくその時期もきたと考えましてお伺いするわけですが、新聞には、たしか二十五日召集、会期三十日というふうな一応の発表が……

第38回国会 議院運営委員会 第11号(1961/02/28、5期、日本社会党)

○岡三郎君 光村さんが言ったのは、時間をできるだけ簡単にするために、一体、衆議院でどういう話があったか、それに対してどういう政府の答弁があったのか、それを聞いて重複を避けて、それで納得できれば大体これでいいのじゃないか、こういう趣旨で言ったところが、まあ人事の問題については副長官が当たるということは、それでいいでしょうけれども、今川の場合においては問題があったのです。どうしても総合的にやはり官房長官が――参議院として副長官が不満とか何とかいうことはさておいて、今回の場合はやはり、われわれとしては、承記するにしても明確にしたいものがある、こういうことなんですから、きょうこれ以上困らせてもしようが……

第38回国会 議院運営委員会 第15号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○岡三郎君 直接本件には関係はございませんが、各種委員会、審議会等の一覧表と申しますか、調査表を御提出願いたいと思います。内容については、それぞれの委員会名、所属、それから任命されている委員、あるいは年令、手当、まあ一般に今まで資料として出されていた内容を盛った資料を次回までに御提出願いたい。

第38回国会 議院運営委員会 第16号(1961/03/15、5期、日本社会党)

○岡三郎君 今質問があったのですが、いろいろと調査によって審議会というものが数多くあるわけで、両院の同意を得るのと得ないのと、いろいろありますが、その中で、今詳しくは目を通さないのですが、一銭も日当を出さぬのもあれば、五百円ぐらいから最高二万円、実にばらばらなんですね。それで、基準がないというお話なんですが、大体、人を委嘱する場合に、好みによって無給でもいいという場合もあるかもしらぬが、しかし、こういう審議会とか委員会とかいうものを作る場合に、やはりある程度の基準というものがなければまずいんじゃないか。これは自由勝手で、そのときどきの情勢によって、ある人間が入るところは高くて、ある人間が入ると……

第38回国会 議院運営委員会 第26号(1961/05/11、5期、日本社会党)

○岡三郎君 この附則に、「この法律は、公布の日から施行する。」、次に、「総理府設置法の一部を次のように改正する。」、『「選挙制度調査会」を「選挙制度審議会」に改める。』、総理府設置法の中を変えて、そうして審議会にこれを改めるということで、これのもとは総理府設置法との関連になるわけです。総理府設置法は、従来のやり方を見てみるというと、内閣委員会で審議しているのですね。これは何の疑いもない。それと同時に、選挙制度調査会というものが設けられている。ですから、この法律の淵源を正せば総理府設置法の一部改正のような形がこの中に出ているわけですね。ですから私は、やはり従前の例にならえば、いろいろと問題があっ……

第38回国会 議院運営委員会 第30号(1961/05/24、5期、日本社会党)

○岡三郎君 日本社会党を代表して、会期延長に反対します。これは先ほど同僚議員が質疑の中で繰り返しておりましたが、結局ぎりぎりになってきて、今後幾日かかれば法案が上がるかという問題ではなくて、本質的に、百五十日の会期のうち、十二月と一月というものは、ほとんど今のところは開店休業。この問題は正常化の問題と関連して、両院でいろいろと討議されておりますが、百五十日間のうち五、六十日は、ほとんど法案の審議というものがなされない。そういうようなことが自動的に参議院の方にしわ寄せしてきておる一つの原因だとも考えます。しかし根本的に言うと、私は、両院における審議期間というものがほぼ半数ずっというようなことがあ……

第38回国会 議院運営委員会 第32号(1961/05/31、5期、日本社会党)

○岡三郎君 これは次回に聞いてもいいんですが、ちょうど政務次官がいられるから伺います。この金子さんという方は銀行家の経歴の人ですね。田上さんは大学教授ですが、この二人と電波監理審議会とはどういう関係があるんですか。電波という関係と。
【次の発言】 あとは次回にまた質問いたします。

第38回国会 議院運営委員会 第34号(1961/06/08、5期、日本社会党)

○岡三郎君 今委員長は、合法的に委員会において上がってきて、その報告書が差し出されている、こういうふうに明言されたわけですが、私の聞き及ぶところによれば、本日の法務委員会は異常な形において開会されて、速記録も何もほとんど継続審査の項については触れておらぬし、しかもほとんど聞き取れなかった。こういう混乱中に行なわれたということについて、法務委員長は勝手に自分で報告書を作ってやられたと思うのですが、そういう点がまだ不明確でありまするので、この席上に法務委員長並びに理事を呼んでいただいて、この報告書の提出に至った経緯その他をやはり十分ここで聞かないと、われわれは納得できないのです。この法律自体は衆議……

第38回国会 商工委員会 第23号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと私聞きたいのは、通産大臣にお伺いしたいのだが、結局、輸出振興といっているさなかに、この問題は人によっては大きく考え、小さくも考えるでしょうが、輸出検査法という法律に基づいて民間に委嘱していたその検査協会が、こういう失態を起こして、そしてまあ新聞紙上をにぎわしている今一つの組織という形の中で考えるというと、検査協会に属している人々の給料が安いとか身分が保障されていないとかいろいろな問題があるけれども、やはり輸出振興の基本的な問題は、その部品の生産する品物の信用ですね。だから、そういうような点で小さい問題かもわかりませんけれども、そういう点について、基本的にやはり組織というもの……

第39回国会 議院運営委員会 第3号(1961/09/29、5期、日本社会党)

○岡三郎君 まあこれは、米田君の質問は終わっていないと思うが、先ほど基準方針で、三選はやらぬとお答えがあった。これを見てみるというと、小汀利得さんもこれで三選ですな。それで金正米吉さんは三選しちゃってある。これで十何年もやっておる。それで、お年を見るというと、明治二十二年。あなたのほうの選考方針というものですと、高齢というと、どの程度が高齢になるかしらぬけれども、少なくとも七十才をこえれば私たちは常識的に高齢と思う。健康な人もあるから一がいに言えぬけれども、しかし三選はできるだけ避けるというさっきのお話もあって、それが三選したのだからね。こういうのは私は、ちょっと同じ人が十何年もやっているなん……

第39回国会 議院運営委員会 第4号(1961/10/03、5期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと関連。先ほど服部副長官の言った中で、次官会議に配付資料にある通りという言葉があって、それに基づいて厳重任命せられたという趣旨を承ったのですが、その卸付資料というのは方針なのか、説明なのか、どういうものをさしているのか、もしもそうならば、話を早く進あるためにもそれを一つ見せてもらいかい。そうすればこまかく聞く必要がたくなると思うのですがね。次官会議に一体どういう内容を言っているのか、これは今の米田君の質問と関連があるのだけれども、でき得るならばそうした方が時間を省略するのに便利だ、こう思って申し上げたのです。
【次の発言】 もらっていない。

第39回国会 議院運営委員会 第6号(1961/10/11、5期、日本社会党)

○岡三郎君 幾つかの人事案件があって、二つ残したということは、われわれの方としても、何とか早くこれを結着をつけたいとは思っているわけです。思っているけれども、具体的に言うと、小汀利得さんの場合は、兼職が非常に多過ぎるということが最大の眼目で、個人的な言動が云々といういろいろな問題があるやに聞いておりますが、われわれとしては、こういう兼職数の多い人は、極力、別の人を起用するという形にすべきだという意見です。これは年令的においても、松野さんはもっと年をとっておられるから、年はあまり言いたくないけれども、小汀さんは五年たつというと七十六、七になるでしょう。そういうふうな点で、かくしゃくとしておられる……

第39回国会 議院運営委員会 第7号(1961/10/13、5期、日本社会党)

○岡三郎君 地方財政審議会委員の任命について検討いたしましたが、再任する方の中で、四選になる方が両名おるというふうに私たちは思っておるわけですが、この点どうですか。
【次の発言】 服部副長官にちょっとお尋ねいたしますが、いま大上政務次官から説明があったわけですが、この委員再任の件についてどの程度連絡がつき、どの程度了承したか。内閣の基本方針に照らして、今説明されたその説明内容についてどういうふうに考えているか。内閣として答えて下さい。
【次の発言】 時間もありませんので、もう一点だけ。  まあ内閣のほうとして一つの基本方針がある。それで任命する一つの条件として今言ったような各推薦がある。こうい……

第39回国会 議院運営委員会 第8号(1961/10/18、5期、日本社会党)

○岡三郎君 これは個々の問題ではなくて、一言だけ、質問ということになるかどうか、ちょっとお聞かせ願いたいと思うのです。これは全部国会法第三十九条但書、その点については間違っておらぬわけですが、大体こういう審議会の委員と国会議員との関係について考えてみる必要があると思うのです。三権分立という建前からいって、やはり立法府がこういう責任をしょっているわけですが、こういう各種委員会は行政府の中に設けられておる一つの機関ということになると思うのです。そうすると、立法府に腰を据えていて、一方で、行政府のいろいろな委員会において意見を言われる、また行政府の審議会のいろいろな意見が、法案なりその他になって国会……

第39回国会 議院運営委員会 第10号(1961/10/25、5期、日本社会党)

○岡三郎君 今時間の問題がありましたが、これは厚生省できめて、内閣に連絡して、こちらに出してくる、こういう手続はとっているのですね。
【次の発言】 そのときに服部副長官はどういうふうに言っておりましたか。
【次の発言】 そうすると、本件は服部副長官の出席を求めてこれを決定する、こういうふうに取り計らってもらいたい。

第39回国会 議院運営委員会 第13号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○岡三郎君 本人事案件については、過去数回、当委員会において問題になったわけですが、会期末ぎりぎりになっておりまするし、わが党といたしましても、諸般の状況上、政府の言を信頼してここに承認したいと思いまするので、特段にあらためてここで質疑は行なわないことにして、進行してけっこうです。

第39回国会 災害対策特別委員会 第1号(1961/10/16、5期、日本社会党)

○岡三郎君 私は、ただいまの赤間君の動議に賛成いたします。

第39回国会 商工委員会 第4号(1961/10/19、5期、日本社会党)

○岡三郎君 今近藤さんから聞いたんですが、いろいろと質疑があったようなので重複する点が多いと思うんですが、結局自由民主党自体においても公営競技に対して調査会を設けて、そうして政府自体通産省においてもこれを設けた。それで、過去においていろいろと新聞社等においてもこの弊害等についてずいぶん指摘してきた。まあそういうふうな中において結局こういう答申が出て、通産省自体にしても次の国会においてこれを基礎に改正案を出す、こういうふうになってきたんだが、この答申案等について見ても「実情において、社会的に好ましくない現象」がいろいろと起こしておるけれども云々と、こういうことになっておりますが、実態的にいって通……

第39回国会 商工委員会 第5号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○岡三郎君 貿易の自由化の問題で、それぞれの関係官庁が世界の趨勢の中で実行計画を立てられて参っておるのですが、明年の十月に九〇%の自由化を行なうと、こういうことになって、その中に特殊物資関係について計画が立っておるのですが、この際、この生行がなされれば、特定物資に関する法律というものは当然要らなくなると思うのですが、具体的にいって、この特定物資の自由化される期日をもう一ぺん明確にお願いしたいと思う。
【次の発言】 そうするというと、今の意向でいうと、六月の期日を越して十月まで一応延ばす法律を出して、そうしてその間に関税等の問題を処理して、十月にこれをはずす、自由化にすると、こういうことですか。

第40回国会 議院運営委員会 第4号(1961/12/22、5期、日本社会党)

○岡三郎君 その点で、特に庶務小関係ですが、国会関係の予算問題がいろいろ懸案となっておるので、でき得る限り、年末までにやはりその状況を報告いただくようにしてほしいと思います。いわゆる自然休会というと、いつからいつまでか、わからないのだから。

第40回国会 議院運営委員会 第9号(1962/02/06、5期、日本社会党)

○岡三郎君 今、服部副長官のほうから趣旨の説明があったわけですが、われわれの印象としては、すでに衆議院が同意して、新聞等でも、内定でなくして任命済みのような強い印象を受けておるわけです。結局、端的に言えば、参議院の承認というのは要らないのであろうと、こういうような感が強くするわけです。ビールの気が抜けたというか、それと全く同じです。まことに何かこうぴったりしない。今さらこれを持ってきて説明するとは何事か、こういう感が強くするわけです。だから、こういう点について、どういうふうに政府のほうは考えているのか。これは今さらあほくさくて、こんなものは同意できないという気持ちが非常に強いから、そういう強い……

第40回国会 議院運営委員会 第12号(1962/02/23、5期、日本社会党)

○岡三郎君 常勤、非常勤の給与の問題について伺いたい。常勤の委員は十万四千円、非常勤の委員は一日につき四千円、こういうふうになっているわけですが、常勤の委員の仕事の度合いと、非常勤の職員の仕事の度合いとから考えて、この点についてどういうふうにお考えになっているか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、常勤の人は一体一日どのくらいの勤務時間になつているか、それをちょっとお伺いしたい。それから、大体常勤の人の年間を通しての出席工合をお伺いしたい。
【次の発言】 「おおむね」というのはどういう程度かわからんですけれども、そうすると、これは毎日九時から夕刻までこの原子力委員会に詰めておる……

第40回国会 議院運営委員会 第14号(1962/02/28、5期、日本社会党)

○岡三郎君 今服部副長官のほうから説明があったわけですが、前の臨時行政調査会で、私どものほうから、幾つか任命の経緯について、政府の釈明というか、政府のいろいろとやってきたことについて質問をしたわけですが、そのときにお答えいただいたことと、この人事官の問題について、やや政府のほうにおいても、手落ちというほどのことはないけれども、やはり少し、そごがあったような気がしてきたわけですが、念のため、将来についても、ひとつなお慎重にお取り扱いが望ましいと思うので、その点について見解を聞いておきたいと思います。

第40回国会 議院運営委員会 第21号(1962/05/04、5期、日本社会党)

○岡三郎君 ほかの資料には、審議会開催日及び出席等の資料が出ているわけですが、この肥料審議会委員の任命に関しての印刷物にはそれがついておりませんが、状況はどうなっているのですか。
【次の発言】 出席状況はどうですか。
【次の発言】 やはり任命されたからには義務を果たしてもらわなければならぬので、ひとつそういう資料を――これはこれとして、ほかの人事案件のときには、つけてもらいたいと思います。これは希望条項です。以上で終わります。
【次の発言】 五君の再任の同意を求めてきたわけですが、との中で田中治彦君ですが、この人の出席状況調によると、比較的に欠席日数が多い。大体半分出ていない。十四回のうちに七……

第40回国会 商工委員会 閉会後第2号(1962/06/01、5期、日本社会党)

○岡三郎君 貿易の自由化がだんだんと差し迫ってきたわけですが、最近株の暴落に関連して、海外からの日本への投資、株の取得あるいは現金の送金の問題、いろいろと話題をにぎわしているわけですが、貿易の自由化と並行して、為替の自由化という点について、次第にやかましくなってくると思うのですが、この点について大蔵省として、どういうふうな見通しを立てておられるのか。この点について聞きたいと思うのです。
【次の発言】 結局貿易の自由化の後で、慎重に、資本の、為替の自由化といいますか、そういう問題について、十分情勢を見きわめてやっていくというふうにお答えがあったわけですが、具体的にいって、大体今年の秋に、IMFな……

第40回国会 商工委員会 第19号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○岡三郎君 自治大臣にお伺いをします。昭和三十四年十二月四日の本院において、私は自転車競技法の問題について次のごとく聞いておるわけです。自治庁として今までしばしば言明されておったわけですが、最近における世論にかんがみて、戦災都市の復興その他こういった問題がいろいろあったのを、競輪がその収益で大体役目を果たしてきた、地方財政の貧困なところもあるけれども、大体安易にこの事業に便乗をしているのが現状ではないか、したがって、競輪はもうわれわれは自治体としては存続すべき理由がない、今一生懸命主張しておるのは東京都とか神奈川県とかいわゆる富裕県であって、財政的に困っておる県がやっておらぬ、これは不都合だと……

第40回国会 商工委員会 第25号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと一言、石油製品は、自由化しないと言いましたね。なぜ石油製品は自由化しないのか。
【次の発言】 自由化をするということをいっても、結局、国内の精製の設備のないところは手が出ないということですね。実際問題として精製する機能がないところは、原油持ってきたって、それを一般商品にするということがむずかしいわけですね。まあ、そうなるというと、これは一体精製設備会社のための自由化なのか、だから、もうちょっと総合的に考えれば、今関税を高くするという問題もかね合わせていいとしても、実質的に商売、取引が、精製設備を持っていないものは、ほとんど入っていけない、こういうことになっているわけなんだが……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 議院運営委員会 第7号(1962/09/02、6期、日本社会党)

○岡三郎君 松方三郎君自身については特別異議がございませんが、長期にわたって電波監理委員会委員になっておることについては、やはり本委員会においてしばしば繰り返されたとおりに、あまり一人の人が長期にわたることは好ましくない、こういう趣旨からいって、いささか難点があると思うのです。しかし、人物が優秀なので、今回は異議を申さず承認したいと思いまするが、この件について政府の所見を一言聞きたいと思います。

第42回国会 議院運営委員会 第4号(1962/12/18、6期、日本社会党)

○岡三郎君 今暁どさくさまぎれのうちに、三日間の会期の延長ということが衆議院で議決されたわけであります。この点については、前々から、衆議院の議長は参議院の議長と協議して、会期の日取りその他についてはやはり十分打ち合わせて行なう、こういう規定があるにもかかわらず、そういうふうなことについて向こうで一方的にこれを行なった事例があるわけであります。そういうことについて、かねて注意を促しておったと思うのですが、今回のことについても、いかに時期が切迫していたとはいえ、まだまる二日ある、そういうふうな時期において、参議院の議長のほうに三時過ぎに――三時というのは人が寝ている時間だと思うのですが、そういうと……

第42回国会 議院運営委員会 第5号(1962/12/22、6期、日本社会党)

○岡三郎君 これは別の観点というよりも、明日一日会期が延ばされるということですね。会期の終わりと召集が隣り合わせになるわけですな。つまり明日の十二時と明後日の零時と一秒が隣り合わせるわけです。全然観点が違うが、帰郷旅費とか応召旅費とか、こういった関係の解釈は一体どういったことになるのか。継続審査案件の問題は別としても、これはとにかくこのままでいくのだから、ちょっと困る問題じゃないかと思うのだが、これはどうなんです。
【次の発言】 それはひどいことだね。それは議院にとっても重要な問題で、一方的にそういうものを院に諮らずに討議もしないでやるということ自体、やはり相当の支障があると思うのですよ。継続……

第43回国会 運輸委員会 第2号(1963/01/28、6期、日本社会党)

○岡三郎君 その前にちょっと聞きたいことがあるのです。たいしたことじゃないのです。現状ですね、いわゆる旅客、この取り扱いについては、万全にやっておると思う。ただこれは運輸省だけではないと思うのです。国全体として、民生の安定に努力されていると思うのです。非常に大豪雪があったということで、病人が出たとか、いろいろな緊急事態の問題についても、具体的にどの程度やっておられるか。今ここで聞くのじゃない、これはあとで総合的に報告をしてもらいたいと思うのです。内閣では官房長官がいろいろと調査のあれを指令したというわけですが、今責任者はどなたですか。豪雪に対する治安対策というか、民生安定というか、総合的なそう……

第43回国会 運輸委員会 第3号(1963/02/05、6期、日本社会党)

○岡三郎君 先ほどの理事会での時間が三時に近くなったのでありますが、今、加賀山さんの言ったとおり、私は、運輸大臣は大分県生まれだから、割合に雪に対するあれは足りなかりたのではないか、率直にそう思うのです。だから、国鉄はよくやったということはいいんですが、運輸省全体として運輸大臣がやはり雪に対する認識が少し軽かったというように私は率直に受け取ります。だから、この問題については、今後もこれがあるということを予想されて、いろいろと大石政務次官が現地を見てきたわけですが、したがって、当面の対策に今力を入れているということは当然だと思う。だから今後の対策として、今言われたことに対して、できるできないとい……

第43回国会 運輸委員会 第4号(1963/02/12、6期、日本社会党)

○岡三郎君 今の答弁を聞いていて、私ちょっと奇異に感ずることは、危険率が高いので、営利保険の対象としては不適当な木船保険を、ここで特別に立法して、相互保険組合法が作られた、さらにそれに念を入れるために、再保険の法律ができた。そうするというと、この立法がされるときには、非常に危険率が高いので、船主としても困る、何とか国家的にもこれに対して実質的な助成をしてもらいたい、こういう面からこの法律が生まれてきたと思うのですね。ところが法律を作ってみると船主のほうはわれ関せずえんというのがほとんどで、一〇%程度、十年かかってようやくここにきた。一体こんな法律、極端に言うと、要らないのじゃないか。危険率が高……

第43回国会 運輸委員会 第5号(1963/02/14、6期、日本社会党)

○岡三郎君 ただいま相澤君から質疑があったわけですが、大体これで前回の質疑の残された分の大要は終わったと思います。ただ、今大臣が言ったように、やはり十分加入する方向へ努力する、まあそういう言明があったわけですから、その言明を信じて、それ以上われわれとしてもしつこく言う必要はないと思う。ただ、こういう木船の性質柄、なかなか思うようにはいかぬと思うのでずが、何か新しい一つの意図を持って積極的にやるということを新しく打ち出してやってもらいたいと思うのです。それによってどのくらい効果があるのかどうか、そういうふうな点については、絶えず御努力をしてもらうということになったわけですが、それに基づくところの……

第43回国会 運輸委員会 第6号(1963/02/19、6期、日本社会党)

○岡三郎君 国鉄幹線工事に伴う住民の被害について、先週神奈川県の川崎の上丸子周辺を調査して参ったわけですが、三カ月程度の工事が行なわれて、その間周辺の住民が非常に困っている。困っている内訳については、国鉄当局のほうにもすでに陳情その他出ておると思うのですが、国鉄当局として、工事に伴う住民の被害についてどういうふうな基本方針をとっておられるのか、この点についてお伺いしたい。
【次の発言】 工事が行なわれてから被害調査をする、これも一つの方法だと思うのですが、当然予見される諸問題について、この工事を行なえばこういうふうな状況に大体なるのじゃないか、これは詳しい事情は別にして、そういった場合に、その……

第43回国会 運輸委員会 第7号(1963/02/26、6期、日本社会党)

○岡三郎君 二回にわたって、東海道新幹線工事のうち、丸子地区の沿線住民に与えている生活上、健康上の被害、並びに家屋そのほかこれに付随する各種の物件、道路の問題について質問をしてきたわけですが、前回大石常務が現地に行かれて調査せられたことについては、これを多としておりまするが、きょうは総裁が来ておりまするので、具体的にお聞きしたいと思うのですが、補償のための基本的な事項として、沿線の住民が受ける被害、これをすべて補償の対象とすることには異議がないと思うのですが、この点についてはどうなんですか、総裁。
【次の発言】 その場合に、土地や物件の被害というものは、これは明確になってくるわけですが、実際の……

第43回国会 運輸委員会 第8号(1963/02/28、6期、日本社会党)

○岡三郎君 質問というよりか、もうちょっと今度は詳細に報告してくれよ、調査していることを。
【次の発言】 昨日、衆議院のほうでこの問題を討議して、港則法の改正を具体的にしなくちゃいかぬという話があったわけです。洞爺丸事件と違って、これはいわゆる天災というよりも人災であって、これはそういう事件が起らないようにしようと思えばできるような事件だ、こういうふうな指摘が多くされておると思うのですが、目下この原因を取り調べ中であるということですが、取り調べする前に、やがて港則法の一部改正案を、目下運輸省のほうとしては検討中で、出す予定になっておるわけですが、あの現在予定されている港則法ではこういう問題の解……

第43回国会 運輸委員会 第9号(1963/03/05、6期、日本社会党)

○岡三郎君 この車掌はどうだったんですか。車掌は負傷していないのですね。
【次の発言】 今言われたことですけれども、これは客車の場合だったらたいへんなことだったというふうになると思うのですがね。今の具体的に五カ年計画云々とあったのですが、塚山駅では停車をすることなく、時速五十キロないし六十キロで安全側線のほうに進入して行ったというのですが、塚山と越後岩塚の間はどのくらいかかるのですか。
【次の発言】 ガスが異常に発生してこうなったといっても、こういうふうな場合における危険予防といいますか、窒息状態を回避するために、ガス・マスクではなくしても、ほかの方法で処置をとる方法はないのですか。ただ二人が……

第43回国会 運輸委員会 第10号(1963/03/07、6期、日本社会党)

○岡三郎君 前回、十河総裁並びに大石常務、それから運輸省としては次官に、上丸子地区についての問題を御質疑いたしたわけでありますが、その際に、具体的にこういうふうな要求がある、その内容を私と相澤君から申し上げたわけですが、それに対して検討を急いでもらいたいということになっていると思う。したがって、きょうは冒頭に、国鉄当局から、この御回答というとあれですが、その後の処置についての御返答を承りたいと思います。
【次の発言】 今大石常務のほうから御答弁があったわけですが、大体誠意を持って事に当たっておられる感じがいたしました。個々の問題について、代表と今後折衝する面が多いわけですが、今までの工事と、こ……

第43回国会 運輸委員会 第12号(1963/03/19、6期、日本社会党)

○岡三郎君 天埜さんから先ほど質問があって、御答弁があったのですがね。それと重複するかどうか別として、この一部改正法律案というものを見ると、やはりこれは政令にゆだねてもいい性質のものではないか、こういうふうに考えられるわけです。しかし、法律が作成された経緯もあることですから、その点は十分検討されて、ひんぱんに一部改正というふうな問題が登場するということになるならば、その点を抜本的にひとつ検討して、やはり簡素化するというか、そういう点で、ひとつ差しつかえなかったならば検討してもらいたいと思う。

第43回国会 運輸委員会 第13号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○岡三郎君 前回国鉄の新幹線工事に関連して衆議院においても問題になった近江鉄道の問題について、国鉄当局から、その間の経緯並びにその後における事情といいますか、そういった点について聴取したいと思うので要求したわけですが、その間の事情の説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 この近江鉄道というものは、資本金どのくらいの会社ですか。
【次の発言】 従業員はどの程度ですか。
【次の発言】 この会社の最近三カ年間の収支状況、決算状況ですね、これをちょっとお聞かせ願います。
【次の発言】 そうするというと、この会社自体としては赤字である、三十六年だけれど。その前はすでに調査ができておるはずじゃないか……

第43回国会 運輸委員会 第15号(1963/03/29、6期、日本社会党)

○岡三郎君 重複していたら、簡単にお答えを願ってけっこうですが、簡単に質問をしたいと思います。それは、今朝の新聞に、会長に植村甲午郎氏という名前が出たわけですが、これは財界人ですが、副社長に現在の運輸省の事務次官を充てるというふうな話もありましたが、いろいろと人事の面について会社の建て直し等考慮してやっておることと思いますけれども、私が考えるのに、こういうふうに競争が激しくなってくれば、なかなか赤字の克服ということは容易じゃないと思うのです。いたずらに人事で屋上屋を架していくという面も、合併という問題についてはありがちな問題でありますが、取締役が十八人なんという、こんなもの――というとおこられ……

第43回国会 運輸委員会 第18号(1963/05/07、6期、日本社会党)

○岡三郎君 きょう一点聞いておきたいと思うのですが、利子補給をするいろいろと構想があるわけですがね。運輸大臣に聞きたいのだが、最近低金利政策で漸次金利は下がっている。国際水準に近づけるように努力する、この低金利政策と、この法律によって期間を延ばして、大体の一応の見通しをそれぞれ何分何分ときめておりますがね、いわゆる低金利政策と利子補給の関連ですね、今後の見通し、これはどう考えているのですか。
【次の発言】 妥当であるかどうかは別にして、いわゆる低金利政策というのは、今のところその程度のものじゃないのではないかと私は思うのですが、実際的にはどういうふうに、今後の推移において、国際的な水準までさや……

第43回国会 運輸委員会 第19号(1963/05/09、6期、日本社会党)

○岡三郎君 関連するのですが、要するに世界的に見て、日本船の積み取り比率の問題もあるが、世界の貨物の上昇率というか、貨物の量と、それから船腹の増強、好況不況があるけれども、世界の船腹の必要量と貨物の量の問題、それから全体的にいって積み取りの比率の問題になってくると思うのですが、千三百三十五万総トンというものは、どこから割り出してこういう計数が必要なんだということになったのか、それで諸外国の船腹の増強率と貨物の積み取り量、積み取り比率というものはどうなっているか。そうしないというと、ただ船を作ったけれども遊んでいる船が多くなるということがないのかどうか。千三百三十五万総トンというものは一体どうい……

第43回国会 運輸委員会 第20号(1963/05/14、6期、日本社会党)

○岡三郎君 そこで、今の航空局長の、操縦の誤りではないかと、誤りということの断定はつかなかった発言ですがね、そういうのはわからないのですか。自分で操縦している者が言ったことで、ごまかしているということが。
【次の発言】 なるほど。そうするというと、今まあ続行中。そんなにむずかしいことなんですかね。だって、今言っているのは、発動機も間違いない、機体も間違いない、操縦系統のほうにも故障がなかった、そこまではすぐわかるわけです。ところが、本人がいるでしょう――そこに操縦士が。操縦士がうそを言っているかどうか、うそ発見機をやればすぐわかるのだからね。そんなものは簡単じゃないかと思うのだがな。科学的に少……

第43回国会 運輸委員会 第21号(1963/05/16、6期、日本社会党)

○岡三郎君 今の問題でも、大臣の言っている言葉を裏づけする一つ具体的な政策をやっぱり出してもらわなければ困ると思う。実際にどういうふうになるのか――石炭と違うと言われているけれども、現実の問題として各会社がそれぞれ余裕があるわけではないのだから、それをどういうふうに適正に配置していくのかという点については、これはやはり重要な問題なので、具体的な資料を伴う御説明をお聞かせ願いたいと思います。この点が第一点。  それからもう一つは、前回にも言ったのですが、普通の会社であるならば、赤字が年々累増していくということになれば、国が利子補給する前に、やはり借銭をたな上げするか何かして会社の更生策を考えると……

第43回国会 運輸委員会 第22号(1963/05/21、6期、日本社会党)

○岡三郎君 児玉さんにちょっと聞きたいのですが、不経済船が大体一割ある、これは利用をどうはかるか、非常に大きな問題であるというようなお話があったわけであります。先日の衆議院においても、不経済船の問題について船主協会を代表して二、三述べられておるようでありますが、具体的に不経済船をどういうふうにしていったらいいとお考えなんでしょうか。
【次の発言】 脇村さん、今の問題についてどうお考えなんでしょうか。海運再建という面に大きな一つの課題だと思うのですがね。
【次の発言】 先ほどの不経済船においても、それは無理だと言ってもどんどん作ってしまった、そういう不経済船と、海運構造の変化に伴って自動的に不経……

第43回国会 運輸委員会 第25号(1963/05/30、6期、日本社会党)

○岡三郎君 今不経済船の改装をして食糧輸送をするというお話があったわけですが、どの程度まで進んでいるのですか、具体的に。つまり、経済閣僚懇談会でそういう話をして、そうしてそれについて農林省が、これを一括使ってくれるならばいいなと、こういう話があったというのですがね。これは、問題によれば、そういうふうな改装をしなくて、ほかの方法を考えるということなのか。今後の話し合いによってこれはどういうふうにでも変わっていくものか、その方針がもうここに固定して、あとこれに随伴して起こるいろいろな問題についていろいろと話を進めていくのか、その点どこまで行っているのですか、それちょっと大臣に聞きたいと思う。

第43回国会 運輸委員会 第26号(1963/06/04、6期、日本社会党)

○岡三郎君 一、二質問して政府の所信を伺いたいと思うのですが、まあ不経済船との関連で、一応戦標船とかあるいはタンカーの建造が大型化していく、こういうふうになってきておるわけですが、大きな船を作るということになると、現在の日本の造船能力、こういうものから見て、非常に造船業界自体も再編の段階に入ると思うのですが、一体どのくらいの大きな船を目がけて今計画をしておるのか、その点についてちょっとお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 そうすると、それに見合う造船能力というものは、先般運輸省で発表したのかどうか知らぬけれども、四カ所程度になるのじゃないかという話があったのですが、この点についてはどう考え……

第43回国会 運輸委員会 第27号(1963/06/11、6期、日本社会党)

○岡三郎君 今力強い言葉を聞いて、ぼつぼつ観光基本法通してもいいなという気持を持ったのですがね。しかし言葉だけではどうもあれですから、まあ先ほど政治力があるという話ですが、結局今までずいぶん指摘されていて、しかも置き去りになっているのは、私はその問題だと思うのです。この基本法を見ても、家族旅行その他の観光旅行と書いてあるが、先ほど局長が言ったように、二千二百万人も年間に、往来している。この問題を抜きにして観光業務はないのじゃないかというくらい極言したいわけなんです。そこで、この問題について実際的に一体じゃ何をするのかという問題について、まず国鉄のダイヤの問題についても、私一ぺん国鉄へ行って頼ん……

第43回国会 運輸委員会 第29号(1963/06/18、6期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。先ほど小酒井さんのほうから、監査の報告を急いでもらいたいと、大臣も急いでおると言っておるけれども、どういうふうに急いでいるか、まことにマンマンデーに聞こえるわけです、正直に言って。それで、つとに大臣が張り切って非公式に監査を一応やって、そうして今度は公式に監査委員長に対して特別監査してもらいたいと言って、それからかなり日数もたっているわけだ。大臣ね、今のお話を聞いているというと、どうも、あと十七、八日あるんだが、この国会中には報告がないような、出てこないような気がするのです。それではならぬと思うし、それほどみんなも関心を持っておる。だから、大臣も早急にこれを調査させて、今聞い……

第43回国会 運輸委員会 第31号(1963/06/27、6期、日本社会党)

○岡三郎君 関連して。先ほどの第二飛行場の建設という問題に関連して、軍の飛行機と民間の飛行機というものが両用している飛行場もかなりあるわけです。そういう点について、どういうふうにお考えになっておるか。それから、第二飛行場を作る場合において、こういう関連がどうなってくるのか、そういう点についてちょっと質問を申し上げたい。
【次の発言】 そうすると、第二飛行場というのは、併用することにやはりなるわけですか。
【次の発言】 それで、大きくなって、爆音も非常にジェット機になって強くなる。そうするというと、現在あるたとえば板付なら板付、これはわれわれが見てもまことに工合が悪い位置にあると思うのです。だか……

第44回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1963/11/12、6期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと質疑の前に……。本日委員会を招集していただいたわけは、後日事故の根本原因について当局が究明せられた暁において、またその間に根本的に検討するということについて、われわれはやぶさかでないわけです。しかし、現在の時点においてこの問題を考える場合に、三河島の事故と異なって非常にその原因がむずかしい、そういうふうにいわれておりまするが、現状においてこの事故が避け得べからざる問題であったのかどうか、いまの運輸大臣のいろいろと事情の説明について考えあわせると、非常にこの輸送の安全についていろいろと考えられておるようだけれども、こういうふうな偶発事故が今後とも起こらないとも限らない、そうい……

第44回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1963/11/30、6期、日本社会党)

○岡三郎君 いま運輸大臣が答えたのですが、私は、この事故の問題の直後に、閣議で池田総理はじめ人命尊重ということを国鉄に厳重に申し渡すことにしたというふうな報告を聞いたのですが、これはおかしいと思うのですね。いまさら閣議で池田さんが国鉄当局に対して人命を尊重せよなどということを、よくもまあそらぞらしく言えるもんだというふうに感じたわけです。というのは、遭難者の家族はじめ全国民が、いかに人命の軽んぜられておるかということを身にしみて感じておるわけです。いつ何どき事故が起こるかわからぬ、これが率直な大衆の声だと思うのです。それで運輸大臣としては、こういうことを国鉄に厳重に言い渡したというけれども、そ……

第44回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1963/12/03、6期、日本社会党)

○岡三郎君 前回、前々回と二回にわたって鶴見の事故について本委員会で質疑をかわしてまいったわけですが、前回の委員会において、大倉委員からも、今次の問題については人命尊重という閣議の趣旨に沿って綾部運輸大臣から国鉄当局に対してこれに対する厳重な勧告をする、こういう話が、申し渡しがあったと思うのです。そういう経緯にかんがみて、やはり国の最高責任者として、それほど重大なる関心を持った今次問題について、当然総理、また財政担当としての大蔵大臣が出席して、そして綾部運輸大臣とともに、厳粛にこの問題に対する今後の対策を本委員会としては樹立したい、こういう趣旨でわれわれとしては要求してきたわけです。これは、委……

第45回国会 運輸委員会 第2号(1963/12/12、6期、日本社会党)

○岡三郎君 そうするというと、先ほ、ど総裁がいわゆる企業の合理性といいますか、近代化に伴うところのいろいろな計画、こういう点については、当局側として、いろいろと動力車と折衝しておる中において話がつかぬということを一応知っているわけですね、現状において。先ほどの山田理事の答弁を聞いても、争点が二つも三つもある。そういうことである。そうすると、そういうものを十分ここの段階にきて、先ほど中村君が言ったように、十分検討する余地をもっていかなければならないということを今総裁が言われたと思うのです。現状においてですよ。ですから抽象論議でなくして、あしたに差し迫ったこのトラブルですね、この交渉がうまくいって……

第45回国会 運輸委員会 第3号(1963/12/17、6期、日本社会党)

○岡三郎君 運輸大臣はたいへん忙しいようですから、冒頭に、最近において東京のタクシーの値上げがいろいろとうわさされておりますが、この点について運輸大臣のほうから経緯を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いや、まず大臣から、詳しいことではなく、大体の概略をお話し願いたいと思います。
【次の発言】 宮澤大臣に伺いますが、いまの運輸大臣の答弁で、目下企画庁で東京のハイヤー、タクシーの値上げを検討中である。この問題については、従前からいろいろ経緯があるわけでございますが、企画庁のお考えを伺わしてもらいたいと思う。
【次の発言】 経済企画庁で物価問題全体をいろいろと御苦労なされておることはわかるん……

第46回国会 運輸委員会 第2号(1964/01/30、6期、日本社会党)

○岡三郎君 私は、少し角度は変わるかもしれませんが、損害保険を百万円にしなければならない、百万円では少ない、もっと多くしてもらいたいということ。事故があってからもらってもしようがない。ほんとうは殺されてから百万円もらってもしようがないけれども、五十万円よりいいという結論になるかもしれませんが、しかし、いまの金の問題の出し方については、やはり、いろいろと考究されてもらわなければならぬけれども、根本的にいって、事故を起こす層というものは一体どこにあるのか。もっと端的に言うと、ダンプカーの運転手の年齢の問題とか、いろいろな問題をもっと考えて、いまのような形のままで、事故に対して損害金をふやすだけで私……

第46回国会 運輸委員会 第4号(1964/02/13、6期、日本社会党)

○岡三郎君 議事進行について。  いま承っているというと、建設公団法に入るというわけです。入ることについては、何もわれわれ反対するわけじゃないけれども、やっぱり時間を見てやらなければ、いつまでやるんだかわけがわからない。運輸政務次官に不足ではないけれども、こういう重要なるものを冒頭から政務次官でやられるということ自体が、これは慣例になってくる。だから、こういうものを審議するには、やっぱり大臣が出て、それからやはり運輸政務次官がバトンタッチするならいいけれども、予算委員会があるからといって、こっちだけやるという、こういうばかげたことでは私は困る。だから、その前に、前回、いま相澤委員がやっていた保……

第46回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1964/09/10、6期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと関連で。鶴見事故のあったあとで、政府が、過密ダイヤの解消、事故防止対策、そういうことで三十億に満たない金を出したわけですが、いままでの政府の出方を見ているというと、どえらい事故でもないというと一生懸命にならない。あとは国鉄の企業内の努力でやれと、こういう形がずいぶんしいられて、逆に言うと、政府の経済施策のひずみが事故をもたらしていると言っても過言ではないと思う。そういうふうなたてまえからいって、中小企業とか農民に対する施策、ひずみの是正、これは大きな問題ですから、当然いま政府がやると言っておりますが、一般的に言って、輸送力の緩和というか、こういう問題は飽和状態にきているとい……

第46回国会 運輸委員会 第5号(1964/02/18、6期、日本社会党)

○岡三郎君 乗客は七名しか乗ってなかったの。
【次の発言】 南九州班の視察報告をいたします。  派遣されました委員は、私と吉田委員及び加賀山委員の三名であります。派遣期間は二月二日より七日までの六日間で、主として南九州地方を中心に運輸事情全般にわたる調査を行なってまいりました。  その日程の概要を申し上げますと、まず港湾関係として、大分鶴崎臨海工業地帯造成状況並びに鹿児島及び種子島西之表港整備状況を視察してまいりました。また、航空関係として、福岡、宮崎、鹿児島、中種子の各空港の整備運営状況を視察し、また航空大学校から説明を聴取しました。次いで、運輸省地方機関のうち、福岡陸運局、宮崎、鹿児島両陸……

第46回国会 運輸委員会 閉会後第5号(1964/10/02、6期、日本社会党)

○岡三郎君 いまの踏切の立体交差化なり改良工事なりは、いろいろと苦労してやっておられると思うので、いま相澤君が言ったように、未着手のところについては、なぜできないのかという理由を、個々にやはり具体的に報告していただきたい、こういうことだと思う。私も同感だと思う。それを受けて、ひとつ事故対策の小委員会のほうでやりたいと思います。いろいろと事情があって、また当局側でも非常に忙しいと思うので、なかなか話というものが煮詰まりにくい問題もあると思うのですが、まあ同じ踏切でも、非常に危険な踏切、その次というふうに、われわれが見てもあるわけですね。そういうふうな点で、まあかなり話が進行しておるというふうに聞……

第46回国会 運輸委員会 第7号(1964/02/25、6期、日本社会党)

○岡三郎君 関連でお伺いいたしますが、いまの話でいうと、大蔵大臣は留任してもらわないといけないと思う。ということは、実際になかなか渋い金の出し方をするのが大蔵省で、昨年は財政投融資五億円、ことしは十億、事の出発にあたって、渋い人がほらを幾ら吹いても私は信用できない。だから、今後のいわゆるいろいろな計画が出てきたときには、五千億どころじゃない、幾らでも持つようなことであるが、その時分に田中さんがいてくれればいいが、持って行き場がなくなってしまって赤字で泣くということになるという問題が一つあると私は思う。ですから、どうしてもこの財政計画自体として大まかに見て、十年間に、大体大蔵省はどういうふうに金……

第46回国会 運輸委員会 第8号(1964/02/29、6期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。  いま田邊政務次官の答弁があったわけですが、滑走路の問題については、これはやはり問題が私はあると思う。というのは、千二百メートルというのはかなり前の基準として決定されたということの答弁が航空局長からあったのです。コンベアCV240型というのはかなりローカルとしては大きなものですね。これは全日空でも使っていますね。いろいろとわれわれが調査した結果として、千二百メートルに四十人乗りのこの飛行機を持ってくる場合には、かなり操作しなければならぬということを聞いておるのですが、いわゆる普通の定員を乗せて、油を一ぱい満載して、それから各種の航空輸送物を入れた場合においては、これはとても……

第46回国会 運輸委員会 第10号(1964/03/05、6期、日本社会党)

○岡三郎君 いまのに関連があるわけですが、私はやはり、抜本的にいまの国鉄のあり方という問題について、真剣に考えるべき時期に来ているのではないかと思うのです。というのは、現在のコーポレーション式な経営では、やはり採算というものを無視してはできない。それで、この間の鉄道建設公団法の審議のときにも、国鉄という現在の企業体には政府は金が出しにくいということを運輸大臣がぬけぬけと言っているわけです。新しいものをつくれば金が出やすいのだ――そんなばかなことは私はないと思う。それで、結局、この経営のあり方とともに、国土計画というか、国策というものが全然片手落ちになっておる。というのは、土地改策というものがあ……

第46回国会 運輸委員会 第13号(1964/03/17、6期、日本社会党)

○岡三郎君 先般出張で種子島へ行ってきたので、この事故は非常に印象が強いのであるが、非常に損害が軽微であったことは不幸中の幸いだと思いますがね。しかし、年々飛行機の旅客がふえている。そうするというと、飛行機がそこから出るということになると、お客はその機種が安全であるかどうかは別にして乗らざるを得ない――急用の場合がありますからね。そうするというと、たまたまわれわれおっこっていないから安心しておるのだが、安心しておるように見えるのですけれども、かりに運輸省の役人とか、国会議員がおっこったとすると、こんなどころの騒ぎではないと思います。一般の民間人が落ちたということで、時がたてば忘れるということで……

第46回国会 運輸委員会 第14号(1964/03/19、6期、日本社会党)

○岡三郎君 いままで合理化を進めるために、一般会計で予算約二千三百万円、モーターボート競走法によって三千五百万円。一般会計の予算二千三百万円で中、小型鋼船を合理化するということ自体ですね、これは予算的にいっても非常に微温的ではないかという感じがするわけです。そういう面からいって、五ヵ年間に終了されるものが三年間延長した一つの原因になっているのかどうか。もう少し抜本的な中小型船の設計なりその他いろいろな面における指導ということになれば、経費が政府自体としても今度積極的に取り組む必要があるのではないかというふうに感ずるのです。この点どうですか。

第46回国会 運輸委員会 第16号(1964/03/26、6期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。いまの運輸大臣のことばは、一応もっともらしく聞こえるけれども、まことに不誠実な答えだと思う。それは、大臣の答弁を聞いているというと、申し入れがないからそれはまだ検討してない――当然のことですが、しかし、現実に、いまのお話のように、韓国と日本で相互協定で乗り入れをやった。で、話をする前に、やっぱり政府の大体見解、解釈、見解の限界というものがわからなければ、やってみたところがむだになることをずいぶんやらせるようなことになってしまったのでは、話にならぬと思う。最近全日空の岡崎嘉平太氏が高碕さんのあとがまになって、そういうものを一切含めて中国との相互乗り入れの問題についてもいろいろと……

第46回国会 運輸委員会 第18号(1964/04/02、6期、日本社会党)

○岡三郎君 これは私具体的に磯崎さんに聞きたいのだが、この前ちょっと関係者に聞いたところが、無理だと言われた。それは、東海道線をずっと来るでしょう、急行は大船にとまるのです、小田原出てから。せめてもラッシュ時の輸送を緩和するために、大船から急行に一般の通勤客が乗れるようにできないかと言ったら、それは急行料金の問題等でできないと、こういうふうに言われたが、しかし、実際にあそこで混雑している状況を見ると、汽車が通るたびに乗せないわけですよ。乗れるスペースがかなりあるのに、乗せない。だから、それができぬかと――緊急輸送みたいな形になりますが、それができぬとするならば、私は、一番混雑する時期にそこを通……

第46回国会 運輸委員会 第20号(1964/04/09、6期、日本社会党)

○岡三郎君 いままでに質問されたかもわかりませんが、外国の自動車が日本に入ってきていろいろと交通標識というものについて迷うんではないかという心配があると思うのです。というのは、最近、著しい例としては、右折禁止とか、駐車禁止とか、あれを何語で書くか知りませんが、外国から入ってきた者は、にわかに日本語のその文字を見てすぐわかるということになればいいんですが、そういう点については非常に日本の運転手自体としてもむずかしい面があると思う。こういう点の具体的な指導というものをどういうふうに計画され、考えておりますか、伺いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、それを徹底していくということになると思うの……

第46回国会 運輸委員会 第21号(1964/04/14、6期、日本社会党)

○岡三郎君 議事進行。同僚の浅井さん、それから大倉さんから、当面のこれは大きな問題ですから、これについて質問があったわけですが、いま運輸大臣も国鉄総裁も御多忙でこの解決に奔走せられていると思うのですが、私はやはり、この問題を論ずるのに、政務次官と副総裁でいかぬとは言いませんが、しかし、あまりにも重要だから、この際この委員会としては――与野党という対立の問題ではないわけです。これは何とかとめるようにお互いが努力しなければいかぬ。われわれ自体としても、国鉄がストライキをやる、ほかのほうがストライキをやる、だれもこれを好ましいと思っている者は一人もない。ただ、あまりにも政府のやり方自体がイージーゴー……

第46回国会 運輸委員会 第23号(1964/04/23、6期、日本社会党)

○岡三郎君 時間がないので簡単にお尋ねいたしますが、念のために、一年間ストップというのはいつからいつまでなんです。
【次の発言】 九年度一ぱいですか。九年の十二月までですか。
【次の発言】 暦年一ぱい。  もう一つは、公共料金という範囲はどこまでですか。
【次の発言】 そうするというと、政府が規制し得る料金というもの全般、全部を含めて一年間ということなんですね。そうすると、それは原則ですか、原則でないのか、全部ですか、どっちです。
【次の発言】 そうすると、先ほどちょっと御説明があったですね。港湾荷役料金はわかったというような話があったのですが、これは一体どういう意味になるのですか。

第46回国会 運輸委員会 第24号(1964/05/07、6期、日本社会党)

○委員以外の議員(岡三郎君) 私ちょっと石田総裁に四・一七闘争についての問題についてお聞きしたいのですが、まあ一応ストライキ回避の問題で、無事に移行したわけですが、問題はああいうふうな騒ぎ――騒ぎというとおこられますけれども、ああいうふうな状態にならない前に、国鉄総裁は国鉄の職員の生活状態を知っておられなかったのかどうか。つまり、昨年以来あれだけ物価が上がって、国鉄の職員のみならず、一般の労働者の生活がかなり窮迫しているということの事実は、これはすべての人が指摘しているわけです。そういう中において、労働組合が言わなければ、賃金のことはさっぱり考えず、言われても半年もほったらかしておく、そうして……

第46回国会 運輸委員会 第25号(1964/05/12、6期、日本社会党)

○岡三郎君 そうすると、どうもその理事会の終わるまではこの法案は審議を継続するわけですな。当然そうなると思う。
【次の発言】 この水先法の一部を改正する法律案提案理由説明書の中にいろいろ書いてありますが、確かに大型化、高速化しつつある。いろいろ理由があるけれども、いま話し合いの中に出たように、大型化というのは千トンが三千トンになったという話じゃないのです。一万トンが二万トンになり、五万トンになり、これが七万トン、九万トン、十万トン、タンカー等になれば十五万トン、こういう大型化になってくるわけですね。それを千トンの船長の経歴のあった者はいままで許可しておったのを、急速な大型化から三千トンにした。……

第46回国会 運輸委員会 第26号(1964/05/26、6期、日本社会党)

○岡三郎君 さきの委員会において、東京を中心とした通勤着輸送の増強について質問をしてまいったのですが、本日はその一例として、先般建設公団によって開通の段階に至った根岸線の問題について質疑したいと思うのです。  まず、冒頭に、根岸線を大船まで延長するというような当初の計画であったわけですが、ようやく磯子までこれが建設されたわけですが、今後の具体的な延長の計画ですね、こういう点についてお伺いしたい。
【次の発言】 本年度じゅうに測量、設計に着手するといういまお答えがあったのですが、すでにもう始められておるわけですか。
【次の発言】 もう少しひとつ具体的にお話し願いたいと思います。

第46回国会 運輸委員会 第32号(1964/06/23、6期、日本社会党)

○岡三郎君 いろいろと相澤君のほうから質問もあったわけですが、木船の業者のほうからも、いろいろとこの法案がきびしく規制する問題について要望書等が運輸省にも出ていると思うのだが、その中で、百総トン以下を除外して登録の対象からはずしてもらいたい、こういうふうな要望があるわけですが、それを百総トン以下について登録の対象から除外するということになると、どういう影響があらわれるのか、その点をちょっと説明してもらいたいと思う、端的に。
【次の発言】 まあ一応説明を聞きましたが、その次に、五カ年間の船腹量をきめると、いろいろ法律に書いてありますが、今後五カ年間の経済成長で、現行の輸送量全体に比べてどのくらい……

第46回国会 運輸委員会 第33号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○岡三郎君 いまの点で、関連でちょっと聞いておきたい。  結局、金指造船の船主――社長かね、それが代表に出ているから、あとは専門委員があるから、言うことをよく聞いてやれば間違いない。先ほどからずっと聞いていると、結局中小型の木船関係の人々が心配していることが大体重点になっておりますよ。そうなると、その問題についてどういうふうにするのかということが大体のいまの質問の要旨だと思うのです。だから、そういう点で、金指造船所がどのくらい大きいのかわからぬが、もうちょっと零細なやつがあるというのだ、零細なやつが。だから、零細のほうからも一人くらい入れたらどうかと、こういう意見なんだと思うのだが、委員をもう……

第46回国会 決算委員会 第7号(1964/03/18、6期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。関連で時間もありませんが、いま相澤委員が言ったように、いまここで言ってもしかたがないと思うけれども、予算には非常に膨大な時間をかけて、国の決算には非常に簡単に始末している、ここに問題点が一つあると思う。予算には、前後を通じて金をどう編成するかについて、たいへんに努力なされておるけれども、そのあと始末にはまことに、これは決算委員会自体も悪いわけですけれども、政府自体ももうちょっと率直にこういう点については、ほんとうに抜本的な対策を考えるということの立場に立って、往復前後一時間なら、これは国鉄より事故が起こりやすい時間だと思う。三十六年のことを池田総理を呼んで一時間で片づける、最……

第46回国会 商工委員会 第34号(1964/06/12、6期、日本社会党)

○岡三郎君 いま簡単な説明があったわけですが、通産省としていろいろとこの原因究明に六名の係官を派遣したと言っておりますが、通産大臣として一片の何か通達を出されたと、こういうことであるようですが、現地にやはり担当の責任者がおもむいてやるだけの真実さがなければ私はならぬと思うのです。この点どうですか。
【次の発言】 いや、そういう趣旨も含めて、あなただけとは限定していない……。
【次の発言】 私の質問したことについて、だいぶん親切な答弁があったわけですがね。端的に私が言っているのは、何も大臣に限らず、大臣が多用な場合は、やはり局長なり政務次官なり次官がおるわけですから、そういうふうな点で、やはり後……

第47回国会 運輸委員会 第2号(1964/12/03、6期、日本社会党)

○岡三郎君 私は、かなり前に国鉄の財源確保という問題について、まあいろいろ施策をするための財源が要るわけですね。そのときに、決算委員会で、それでは国鉄はいろいろと無料パスをだしている。国会議員にも出している。あなたの理論で言うと、会社に通勤する者は会社が負担するようにすればいい、やはり国鉄のほうはただ乗せるということはうまくないから、国会議員については国会のほうがこれを負担して国鉄に金を払う、つまり根本的な問題を抜きにして弱い者いじめになっては、政治の根本が成り立たぬというのが私の論なんです。ですから、そういう点では、国鉄の無料パスを私は出せと、全部一覧表として出しますと言ったのだ、この前。そ……

第48回国会 運輸委員会 第2号(1965/02/04、6期、日本社会党)

○岡三郎君 本日の予算の説明については、一応別に日をあらためて質問いたしたいと思いますが、私がこれから伺わんとすることは、いままで累次にわたって質問をしてまいったのでありまするが、昭和四十年度の予算案がまだ明確でなかったために、まことに質問に対する御答弁があいまいであったわけであります。したがいまして、この本委員会においてあらためていままでの質問に対するお答えをお伺いしたいと思います。  その第一は、根岸線の問題であります。これももう幾たび質問したか、その回数はかり知れざるものがある。したがいましてこれが具体的にどういうふうに進行するのか、この点については、さきに前の田邊政務次官のときにも、か……

第48回国会 運輸委員会 第7号(1965/02/25、6期、日本社会党)

○岡三郎君 外郭環状線の早期建設について建議があって、これに伴って、その後の輸送量の増大という問題でいろいろと検討せられた結果、こういうふうな新線の建設が必要である、こういうことで、国分寺付近と神奈川県小倉付近とを直結する新線その他二線をやるということになったそうです。全体的に言って、私は建設公団の太田さんに聞きたいんですが、東京なり、大阪なり、年々増加する人口増、社会増に対して、これは現在の政治の姿勢そのものが、まだこの緊迫度に対する態勢というものが、ただ騒いでいるだけで、具体的になかなか緒についていない。そういうふうな面で、社会開発とか、いろんなことを言われておるけれども、まことにむずかし……

第48回国会 運輸委員会 第13号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○岡三郎君 昭和三十六年に制定された港湾整備五カ年計画が、漸次貨物量の増大に伴って計画を新たにしてきたわけですが、今回昭和四十年度を初年度として四十四年度に至る総額五千五百億円をもって港湾整備五カ年計画を発足するとこう書いてありますが、見通しを――いろいろ困難な事情はわかるにしても、今回の港湾整備五カ年計画の基礎になる資料ですね、こういったものについていろいろ検討されたと思うのですが、今後の見通しは、どうなんですか、これをひとつ聞きたいと思う。
【次の発言】 この昭和三十九年度から四十三年度に至る計画をつくって、それを今回さらに新五カ年計画ということで、五千五百億円の費用で発足することになった……

第48回国会 運輸委員会 第15号(1965/03/25、6期、日本社会党)

○岡三郎君 その問題ですね、私は、立体交差をやってもらう場所として、やはり厳密に調査してもらいたいと思うのですよ。たとえば神奈川の場合では、厚木街道の江ノ島線、小田急の鶴間の駅あたり、これは沼津線ができまして、全部あそこに入ってくるわけですね。そうすると、いま言ったように、ものすごく車が並んでしまう。いま言ったような問題で、痛切に感じておるわけですが、踏切番のほうでいうと、どれだけのまあリードができるかということになると、結局事故を起こさないということが前提に立てば、非常に慎重にせざるを得ないということが言われるわけですよ。つまり、誘導するという数において、これはラッシュのときに起こるわけです……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1965/09/10、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連ですが、実態調査して、私は前から不審に思っていたのですが、いま航空局長の答弁で大体わかったのですが、問題は、離島振興ということによって離島に飛行場をつくる。そうするというと、施工者あるいは監督者、いろいろとあると思いまするが、受け入れ側として、たとえば東京都が飛行場をつくるということについて、いろいろと設計をするのにしても、飛行場を使う航空士ですか、そういうふうな方々の実地検証に基づいて、実際に離着陸をする場合についての周辺の地形はどうかというふうなことは、私は当然飛行場建設には第一の問題だと思うのです。ところがそれがなされてないということについて、先ほど航空局長が言ったように……

第49回国会 運輸委員会 第2号(1965/08/05、7期、日本社会党)

○岡三郎君 いつまでにこの空港が使用できるようになるのか、その費用はおよそどうなのか、国のほうでやってもらえなければ都として自費でやるのかどうか、私は具体的に今後どうするのかと  いう問題を含めて明確にしてもらいたい。
【次の発言】 そうするというと、九月にやって、十月、十一月、十二月――今年一ぱいということですか。具体的に使用することが明確にできるのはいつなんですか。十二月の初めなのか、来年の一月の何日なのか、東京都の考え方をお聞きしたい。
【次の発言】 その費用は概算どのくらいになると思っているのですか。
【次の発言】 現在、都のほうの責任者として、この問題について、一体いま言われたように……

第49回国会 運輸委員会 第3号(1965/08/10、7期、日本社会党)

○岡三郎君 新しい国際空港の建設について、前の委員会において、運輸大臣に早期実現方を強く要請してまいったわけですが、本日、運輸大臣がここに参られておりますので、現時点における状況について、一応つまびらかに報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 いまの御報告ですと、土木小委員会というんですか、土木委員会の作業がかなりおくれているようですが、すみやかにこれは建設されなければならぬということで、ずいぶん長期にわたって検討されてきておるわけですが、めどを立ててやっておられると思うんですがね。つまり、一定の目標を立ててやらなければ、これはいつまでたっても目鼻があかないということになる。そういう点で……

第49回国会 決算委員会 閉会後第3号(1965/09/01、7期、日本社会党)

○岡三郎君 総裁、まあ時間もあるんで、引き続いて専売のほうから先にやって、あと国税庁長官のほうへ話を向けたいと思うんですが、まあ、いま柴谷さんの質問をお伺いしていて、総裁の答弁も伺っておったんですが、あなたが議運の委員会で責任をとると言われた、それはどういう点にあるんですか、もう一ぺんひとつここで申していただきたいと思います。あなたの責任をとるというその事情ですね、それをもう一ぺん伺いたいと思うんです。
【次の発言】 その心境に至る過程にかなり紆余曲折があったようですがね。専売公社というものは一般の公務員とちょっと違うのです。一般公務員関係の機関と。そういう点で当初阪田総裁は、まあかなり法律的……

第49回国会 決算委員会 閉会後第4号(1965/09/02、7期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょうど文部大臣が来ておりますので、少し当面する問題について伺いたいんですが、第一番に学校とか研究機関、こういうものを地方は移転すべきである。これは都市の過密化というような問題とかね合わせて、いろいろと国策としていままで論じられてきたわけですが、政府の施策として筑波山ろくに研究学園都市をつくる、そういう施策がありまするが、牛歩のようにおそいわけですね。その間に大都市の人口というものはどんどんふくれ上がってくる、そういうふうな中において、先般、大蔵大臣が東大の移転について触れられておった問題があると思うのです。文部当局として都市の過密化とともに学園のあり方、そういう問題についてどうい……

第49回国会 決算委員会 閉会後第6号(1965/09/30、7期、日本社会党)

○岡三郎君 建設政務次官が来ないことを遺憾といたしますが、時間が非常にもったいないので、これから道路公団にまず質問いたします。  むずかしいことではないわけですが、道路公団がいろいろと道路をつくられてきて、非常に業績をあげておるわけですが、最近において非常にこれが多くなって、交通税というか、もう有料道路を通らなければなかなか思うように走れない。そういうことで、できるだけ早くこれは収支が相償ったら一般に開放すべきであると、こういうのが大衆の声だと思うのです。最近において、建設省当局自体、道路公団もそうですが、これが収支相償っても開放しない、当初きめた年数を確保してこれをプールにして回すというふう……

第50回国会 決算委員会 第4号(1965/10/25、7期、日本社会党)

○岡三郎君 一言、私聞いておってよくわからないのですが、伊藤さんが言っていることは、そうすると何のために判を押したのか、それを聞きたいのです。あなたの言うことを聞いているというと、判こを特別に押す必要はない。協調融資をしなさい、あっせんする、困っているのだろうから。それは一般論的に言っていいわけです。何とか立ち直ってもらいたい、しかし、何のために判こを押したのか、判こを押したわけを話してください。これがわからないのだ。あなたの言っていることを聞いているというと、少しもわからない。なぜあなたが判こを押さなければならなかったのか。大蔵省の藤井さんと一緒に立ち会って判こを押したわけを話してください。……

第50回国会 決算委員会 第5号(1965/10/27、7期、日本社会党)

○岡三郎君 初めに西宮の災害についてお尋ねをして――これはまた運輸委員会でやりますが、根本問題は居眠り運転というところにあるようですが、こういう危険物はいま始まったことでなく、横浜等においても爆薬を積んだ自動車の災害というものは繰り返されているわけです。そうするというと、やはりこういう危険物を運搬することに対しては、全体として政府が対策を十分つくっておいてもらわなければならぬと思うのですが、先ほど今後の事故対策ということに触れましたが、こういう危険物を運搬するのに、単独運転ということでよいのですか。まあこれは運輸省の自動車局長なり、運輸大臣に聞きたいのですが、一体そういうような危険物を運搬する……

第51回国会 運輸委員会 第4号(1966/02/15、7期、日本社会党)

○岡三郎君 私は、きょうの理事会でも申し上げましたが、最近における新聞の発表といいますか、いろいろと事故の原因めいたことが逐次発表されておるわけです。このことの当否については即断いたしませんが、私としては、たまたまいろんなことから、あれは機長の操縦があやまったとか、ある程度断定的なようなことが記事に出てみると、非常な異様な空気がまた関係者からも出てきた。それで非常に同じ機長の家族というものが何とも言えない立場に立たされているし、これが真実に機長の誤りだということが明確に確定したらば、これはまたそれに伴っていろいろと措置がされるだろうと思うのですが、いずれにしてもああいういろんな報道の中からさま……

第51回国会 運輸委員会 第6号(1966/02/24、7期、日本社会党)

○岡三郎君 いまのように言われるというと、委員と理事の間の意思の疎通も欠けてしまうことになる。またこれは、委員会の運営についても、これから非常に難航せざるを得なくなってくるので、これは初めからスムーズに出発するために、いま瀬谷委員が言っているように??当該委員か言っているように、やはりこの際、そう長時間になるとは思われないので、至急総理大臣の御出席方を努力するということから、さらに一歩進めて、すぐやっていただきたいと思います。
【次の発言】 議事進行。いままでの質疑を聞いていてですね、いまの問題がやはり大きな今回の議案に対する疑義の焦点の一つを示していると思うのです。やっぱり独立採算いうワクを……

第51回国会 運輸委員会 第7号(1966/02/25、7期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょうど建設大臣がいるから一、二、聞きますが、万般の根源は私はやはり土地政策そのものがないことだと思う。先般宅地造成公団をつくる、これは当面の政府の方針として、日の目を見なかったけれども、少なくとも今までのあらゆる面が、いま大臣が言っているように、そのつど政策で、当面の問題に追いまくられているうちに大臣がやめてしまう。新しい大臣が来るというと、いろんな構想を言うけれども、それが緒につくかっかぬかのうちに交代。まあ巷間いわれているように、また間もなく五、六月ごろ内閣改造、こういうことで、ほんとうにこれから軌道に何とか乗るのじゃないかという段階になるとやめてしまう。しかし、少なくとも政……

第51回国会 運輸委員会 第8号(1966/02/26、7期、日本社会党)

○岡三郎君 議事進行。ちょうど時間も一時を過ぎておりますので、委員長理事の打合会で、おおむね大体一時を限度にして午前中はやる。やはり時間の総体的なものは同じですから、ここで休憩してもらって、引き続いて浅井先生あるようですから、午後続けてやっていただくということにして、一応休憩にしてもらいたいと思う。これはしようがない、いま急に打ち切る形になりますが。
【次の発言】 関連して。これも印象的な質問になりますが、三河島とか鶴見の事故があったときには、保安対策というか、危険防止という意味でかなり政府自体もこれに対処するという意味で増額しますが、また事故がなくなるというと、独立採算というワクの中に置いて……

第51回国会 運輸委員会 第9号(1966/02/28、7期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと関連して。そこでちょっと聞きたいのですが、新幹線についてこの運賃値上げで幾らになるのか、ここに書いてあるのに沿うというと、運賃値上げで八千億で、そのほかに幹線輸送力の増強による増収を見込めば、相当のものになるであろう、こういうふうにいわれておるわけです。四、五年前には急行が三百本ぐらいだったが、後その現在では一千本ぐらいになって、その急行の増発だけで一千億以上増収になっている。そう見てくるというと、新幹線で今は赤字だが、四十一年度については、大体二百億程度もうかる予定だ。この計画が終わるまでに、大体新幹線による増収の見込みですね、これは年次別にどの程度お考えになっているのか……

第51回国会 運輸委員会 第11号(1966/03/02、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。いまの公共負担のことについて総理の説明があったわけですが、昨日国会で連合審査会があったわけです。これは大蔵大臣も聞いておられると思ったのですが、農林、水産、商工、こういうところからくる国鉄に対する注文は、総理がいま言っておるように圧力とか何とかでないというけれども、それぞれの委員会を持っておるところの委員の圧力というものが、これはたいへんなものです。われわれもびっくりしたわけですが、少なくとも国鉄がいま危胎に瀕しておる。そういう中において財政建て直しをして運賃の値上げをする、いろいろな形にして財政計画を第三次計画をやっていくという中において、農林政策として農林物資の割引をもっ……

第51回国会 運輸委員会 第12号(1966/03/03、7期、日本社会党)

○岡三郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案に対し反対をいたします。  反対の第一の理由は、この国有鉄道運賃法の改正によって運賃の値上がりによる物価への影響であります。御存じのとおり、本年の一月一日に米価が改定され、さらに私鉄の運賃が改正され、いままたこの国鉄運賃が改正されようとしております。なお、この後におきましては、郵政関係あるいは電話関係その他各般における公共料金をはじめとする物価値上げというものが控えておるわけであります。政府当局は、国鉄の運賃値上げが及ぼす影響については非常に過小評価しておりまして、その数を〇・三二%と言っておりまするけれども、……

第51回国会 運輸委員会 第15号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。いまの話を聞いて大体わかったのですが、われわれとしては、新聞で、非常口のとびらがあかなかったということで倒れておったということが印象に深いわけですが、それがいま増川観光局長の言によると、違うということでいうと、警備員というのは建物とかその他の責任で、宿泊している人間をほったらかしてほかのことをやっていたというふうに考えないというと、窒息死していたというのはどうもわからないのですがね。つまり、火事が起こってから火事だと言えば眠っている人間も起きるだろうけれども、そういうこともしないで、火が全部回ってから泊まっている人が目がさめてそこで窒息して死んでいたというふうに聞こえるわけで……

第51回国会 運輸委員会 第16号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと委員長、資料要求したい。これは航空局長に頼みたいのだが、まず第一に、幹線のほうも最近はずいぶん営業の質が落ちているようですがね、特にローカル線別に最近における収支の状況、最近の統計的に見て、それは全日空、国内航空、それから今後路線を許可するような予定線というものは、どういうふうに運輸省としては考えておられるか。そいつのたとえば採算ベースですね、そういうものはどうなっておるか。  それから国内空港、飛行場ですね、飛行場について現状においての飛行場の改造といいますか、これをいろいろと直していく、そういうふうな具体的なプラン、それで今後どういうふうに国内の空港、飛行場を整備するの……

第51回国会 運輸委員会 第20号(1966/04/21、7期、日本社会党)

○岡三郎君 国鉄の財源上においてどういうふうになっているのですか。去年はどうしたのか、ベースアップする場合において財源はどうなっているのですか。
【次の発言】 去年はどうなっておりますか。
【次の発言】 その額は。
【次の発言】 それは、年度末でどういうふうになっておりますか。赤字で残ったのですか、どうなっておりますか、その金は。
【次の発言】 そうするというと、言いたくても言えないというふうにとれるかもしれないのですが、大臣がいないので、鉄監局長がいるから聞きますが、そういうふうに年々再々やりくっているわけですね。同じようにことしもやりくれないわけはないわけです。そうするというと、運輸省、運……

第51回国会 運輸委員会 第21号(1966/04/27、7期、日本社会党)

○岡三郎君 この法律が通った暁において、担保の用に供されるということになるわけですが、いまの一般のターミナルの事業というものについてどうなっているのですか。たとえば最大なるターミナル会社の例をあげて、ひとつその業務内容を報告してもらいたいと思う。ターミナル会社というものは一体どういうふうな傾向にあるのか。
【次の発言】 最大なやつはどこですか。
【次の発言】 下関は幾ら。
【次の発言】 営業傾向はどうなんです。
【次の発言】 営業収益の内訳は大体どうなっていますか。どういうふうなところで苦しいのか、その点を聞きたいのだが。
【次の発言】 いま池袋のターミナルの話が出たわけですが、そうするという……

第51回国会 運輸委員会 第23号(1966/05/12、7期、日本社会党)

○岡三郎君 富里の新国際空港については、当委員会としては、過去において、運賃値上げ法案審議の過程において、現地のほうから、実情調査をしてもらいたい、こういう要請があったことをわれわれは知っているわけです。それに基づいて、委員長理事打合会でこの問題についていろいろと協議をして、その協議の中から、委員長理事打合会としては、現地の実情を調査するという基本方針については一致しているわけです。その後、その方針に従って、現地調査について、運輸省あるいは千葉県庁と連絡をとっていろいろと進めてまいりましたが、いろいろとその間に、千葉県の実情等から、それについて意見が出てきて、延び延びになっておったわけです。し……

第51回国会 運輸委員会 第27号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○岡三郎君 一つずつ簡単に聞いていきますが、この「港湾運送事業の現状」にいろいろ書いてありますので、これはあとでよく読ましてもらいますし、いままで各委員から質問があって重複する面もあるようですから、あまり時間がかかっては、委員長もだいぶ急いでおるようでいかぬと思いまするけれども、最小限度やはり聞いておきたいことがあります。  先ほども随時質問があったわけですが、最近における港湾のいろいろな仕組みというものが、前から比べるとかなりよくなりつつあるということは認めるのにやぶさかではないですが、ただやはり抜本的な問題が残っているような気がするわけです。それは、先ほど大倉さんなり相澤さんから言われたよ……

第51回国会 運輸委員会 第28号(1966/06/09、7期、日本社会党)

○岡三郎君 七十五億幾らだって。
【次の発言】 いま木村美智男君の言ったので大体いいと思っているのですが、赤字のときに料金を上げましたね。料金をどういうふうに上げたか、その資料を出してもらいたいのですが、いま自賠法に基づくいわゆる保険会社はずいぶんあると思うのですが、大体どのくらいもうかった金が余っているのですか。そうして、いま交通戦争と言われている中で、自賠法に基づいて損害賠償しているけれども、アフターケアというか、けがをして、あとで障害が起こったのが一ぱいいるわけで、これは国がやれと言ってるけれども、まあ金が余ってればそういう施設なんかに当然見合う金を出すべきだとわれわれは思うんですよ、本……

第51回国会 運輸委員会 第29号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○岡三郎君 ぼくは簡単にやります。これは本格的にはあとに回して、先ほど浅井さんが言った、事故の窓口といいますか、この点について前向きの姿勢で取り組む、いままでいろいろと計画してきたがまだ実行段階になっていないような話ですが、実際問題としてかなり、泣き寝入りというか、そういう形が非常に多い。そういう点で、かなり再保険の金が資金運用部資金のほうに回っているというようなことから、当然国としてこういう面について十分なやはり取り扱いというものをやらなければ、文化国家とか人命尊重とかということは口先だけのことになってしまうと思うんです。いま運輸省のほうからそういう点について予算的に大蔵省に言っておっても、……

第51回国会 運輸委員会 第30号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○岡三郎君 大臣にお尋ねいたしまするが、いままで国際空港の敷地についてはいろいろと経過があって、その間木更津とか各種の検討がなされてきたわけですが、昨日、佐藤総理大臣並びに友納千葉県知事、こういう中において、急拠三里塚の牧場を中心としたところの敷地を推進したい、推進しようという話になってきた模様ですが、この間の事情についてひとつ大臣のほうから御説明願いたいと思います。
【次の発言】 まあ、新聞情報等によりますると、広さは半分以下になって、そうするというと、当初の計画を大幅に変更しなければいかぬ、そういう点から、今回の三里塚御料牧場を中心とする新空港敷地は暫定的なものであるというふうな表現も見ら……

第51回国会 運輸委員会 第31号(1966/06/25、7期、日本社会党)

○岡三郎君 私は、日本社会党を代表して、自動車損害賠償保障法の一部を改正する法律案に対して反対をいたしたいと思います。  その根本的な問題は、最近における交通戦争の原因を探究してみますると、道路に対する施策というものが非常におくれてきたわけです。その間における自動車産業の拡大という面のみに重点が置かれて、そのために非常に雑多な車種が道路にはんらんし、そういうふうな問題点がやはり事故の基本的な問題になっておるというふうにも考えます。私はそういう点で、これは本法案についてまだ質問が十分なされておりませんでしたけれども、やはり被害者保護という立場、国民を交通禍から守るという立場からいうて、やはり自動……

第51回国会 決算委員会 第5号(1966/02/09、7期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと政務次官に聞きたいのだが、あなたのお話を聞いていると、一営利会社に対して大蔵政務次官という肩書きなり軽工業局長という肩書きを、どういう理由があるか知らぬが、それを押してやることがあたりまえだということがあなたの心境ですか、どうですか、ちょっとそこを聞きたい。
【次の発言】 ケース・バイ・ケースではないですよ。
【次の発言】 何もはばかるとかはばからぬとか言っているのじゃない。あなた大蔵政務次官というのはどういう仕事でなっているか御存じのとおりでしょう。大蔵政務次官という公職の名前を個人会社の金融の問題に書くなんというようなことはたいへんなことですよ。ある意味ではこれは越権ざ……

第51回国会 決算委員会 第9号(1966/02/23、7期、日本社会党)

○岡三郎君 ただいま九月の二日の当委員会における私の質問に対してお答えをいただいて、非常にいいと思うのですが、特にこの問題は、国有地三万坪が十年間放置されておって、その問題から、この零細なる土地所有者が、教育のためということで国に非常に低廉なる価格で分けた、そういうことから、十年間未使用のまま来ておる現状からいって、これを使わないなら返してもらいたい。しかも、国有地の管理自体が非常に不十分であるというふうなことで、この中に回答があるわけですが、したがって、この回答の内容から、三万坪を有効に使用し、そうして大学のほうがいままでなかなかいろいろな問題があったのを踏み越えて、文部大臣の監督のもとに大……

第51回国会 決算委員会 第10号(1966/02/25、7期、日本社会党)

○岡三郎君 本日は運輸委員会で運賃値上げ法案をやっておるので非常に忙しいのですが、先般、本決算委員会で、私が昨年の九月の二日に国有地の使用をめぐる横浜国立大学の問題について質問をした回答が、二月の二十三日にあったわけです。その内容は、横浜の国大の三万坪を含む清水丘並びに弘明寺の敷地をまとめて、そうして横浜の国立大学を統合するために、保土ヶ谷ゴルフ場に移転をしたいということで、文部省もこの方針を了として、鋭意いまその段階に入ったわけです。ところが、同じ二十三日に、私が横浜市長に、文部省の回答をいただいたあとに午後会いましたところが、保土ケ谷ゴルフ場が大体住宅公団と話が進んでおるらしい、こういう話……

第52回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1966/09/12、7期、日本社会党)

○岡三郎君 ただいま運輸大臣から所信の表明があったわけですが、大臣がかわられて本日は初の運輸委員会でございます。大臣就任以来御多忙のようで、またいろいろと運輸行政全般についてもしばしば発言せられておるように承っております。したがって、ただよろしくとこういうことだけでは、これは委員会に対するあいさつにならぬと思うのです。したがって、この際運輸大臣就任のことばというものを、新聞その他で発表せられることが順序でなくて、やはり正規の委員会において運輸大臣の所信の表明というものがあってしかるべきだと思うのです。それがないので、あらためて所信の表明を承りたいと思うのであります。

第52回国会 運輸委員会 第2号(1966/07/26、7期、日本社会党)

○岡三郎君 そうすると、もう一つあるんだが、これは大倉君の要望ですが、港湾労働法が発足して、その実施面において非常に問題点が出てきておるということで、要望としては、まあ社会労働委員会と連合審査してこの実態を明確にすべきである、こういう意見があるのです。できるならばその線に沿って、運輸自体というよりも、港湾労働法になるというと、これは社労の問題になってくるのじゃないか。しかし、港湾荷役その他全体の問題としては運輸委員会の問題であるということから、そういう要求があることをここで申し上げておいて、ひとつ御審議願いたいと思う。

第52回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1966/10/11、7期、日本社会党)

○岡三郎君 第三班について御報告申し上げます。  派遣委員は、江藤委員長、中村委員及び私の三人でありますが、途中から岡本委員が現地参加されました。  派遣期間は、去る九月六日乃至九日まで四日間で、現地における調査並びに視察個所は兵庫、岡山、広島各県所在の運輸省地方機関、国鉄支社、管理局、神戸港、尾道糸崎港および各県庁等であります。  以上の各個所においてそれぞれ所管事項及び要望事項を聴取いたしましたが、これらの諸問題のうち港湾整備、海上保安業務、国鉄運営状況及び本州−四国連絡架橋計画を中心に調査の結果を報告いたします。  なお、受領いたしました詳細な資料及び陳情書は調査室に保管させてあります。……

第52回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1966/11/10、7期、日本社会党)

○岡三郎君 いま藤枝運輸大臣の就任のごあいさつがあったわけですが、いろいろと最近の情勢の中において、新運輸大臣としての政治に対する姿勢等について簡潔に、要を得て所見を発表されたわけですが、今後とも運輸行政全般について、ひとつ積極的に施策を推進すると同時に、一点の疑義もはさむ余地のないほどの推進と言いますか、そういう点をわれわれとしても強く要望しておきたいと思うのです。その中で端的にいまいろいろ所見が述べられたわけですが、具体的に言って、いまの都市の輸送力の増強、こういう問題について国鉄当局ないし私鉄当局にもかなりすみやかなる施策というものを要請されてきたことはわかるわけですが、現時点において考……

第52回国会 決算委員会 閉会後第3号(1966/09/01、7期、日本社会党)

○岡三郎君 先ほど大口脱税の問題で森脇事件の問題も出たのですが、その前の問題のときに、私は国税庁長官に、大口脱税を防止するための施策というものをずいぶん聞いたわけです。そのときにいろいろ言われておって、いま言ったような管理班ですか、何ですか、そういうものを設けてやっておると言っても、いまの状況ではなまぬるいわけです。そこで、このなまぬるいことに対して本年度どういうふうに大蔵省としてそういう面の対策を立てているのか、私はそれに合わしてその脱税問題に対する対策の資料というものを、いままでずっとやってきたことをまとめて出してもらいたい。つまり、そのつどつどいろいろ工作して対策を立てた、大蔵省はかくや……

第52回国会 決算委員会 閉会後第5号(1966/09/27、7期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと、この問題については私も前に質問したわけですが、大蔵省の主計官はいないか。――問題は、いま言われたとおりに、決算と予算の幅があり過ぎるということについてですね、これはずいぶん言われておるわけですよ、いまに始まったことではないと思います。検査院のほうとしても、それはかなり指摘してあると思うのです。ところが、実効面であがっていないのは一体どうなんだということになるわけですね。いまの説明を聞いていても、実際納得できないです。実績表を見てみても、明らかにこの数字で、三十六年度においても、三十七年度においても、予算と実績とはうんと違っているのに、次の年には同じような予算をぽんと置いて……

第52回国会 決算委員会 閉会後第6号(1966/09/28、7期、日本社会党)

○岡三郎君 いま理事会の報告をお伺いいたしましたが、きのうの貴重な時間も、当委員会の質問をめぐって大沢総裁のほうの答弁の問題から三十分以上時間を空費して、そのまま散会と、こういうことになったわけです。今朝ももうすでに十一時になっているわけです。そういう点で審議時間が非常に圧縮されて、質疑する内容というものは非常に広範囲にわたっているように見受けられるわけです。われわれといたしましては、よく巷間いわれるようなマッチ・ポンプでは困るので、いろいろなことを言ってあとでいいかげんなうやむやの状態になってはこれは私はいかぬと思う。そういう点できのうの散会のまぎわに、われわれとしては、一応きのう、きょうと……

第52回国会 決算委員会 閉会後第7号(1966/09/29、7期、日本社会党)

○岡三郎君 問題点は幾つかあるわけですが、本日は、先ほどの委員長理事打ち合わせ会の報告にもあったように、大体昼ごろまでを目途としてやるということでありまするので、集約してお尋ねいたしたいと思います。  まず第一に、国立学校の施設整備、特に大学の問題でございまするが、昨年から大学生の急増という問題にあっていろいろと前々からこの対策をやられてきておるわけですが、昭和四十年の五月の現在で、整備を必要とする建物がおよそ百二十七万坪と、こういわれておりまするが、そのうちに大学の学部、この不足並びに危険校舎その他によりまして、大体約八十五万坪程度を必要とするというふうにいわれておりまするが、これらの大学生……

第52回国会 決算委員会 閉会後第8号(1966/09/30、7期、日本社会党)

○岡三郎君 ただいまの委員長理事打ち合わせ会の報告を聞いたわけですが、昨晩われわれが言ったのは、どうしても審議上必要である。われわれのほうは、三行とも過剰融資をしている、しかも、その過剰融資された金が各方面に使われておるというところまで、内容をもって指摘したわけです。したがって、過剰融資されているかどうかという問題のポイントは、資金繰り表に基づくその裏づけとしての領収書、こういうものが開銀にあるというから、われわれの手元にあるにせ印鑑なりにせ用紙をもって作成したその領収書というものはけしからぬ、そういう点で、現物を突き合わしてみれば一目瞭然になるし、それを一つのポイントにしてさらに審議というも……

第52回国会 決算委員会 閉会後第9号(1966/10/01、7期、日本社会党)

○岡三郎君 あとで、あったらよく相談しておいてください。  今朝来理事会において、法務大臣、刑事局長を出席さしてほしい、刑事局長は海外出張中でありまするからやむを得ませんが、法務大臣は所用がある、最高裁に行っている、したがって、私はでき得る限り国会審議に協力するということは当然でありまするので、時間をさいて法務大臣の出席を求めたいというふうに考えるわけであります。それはいま同僚の大森君が言うように、具体的な事実に基づいて、これ以上決算委員会が審議がなかなかはかどらない、時間に限りがある、そういうふうなたてまえから、具体的な事実に基づいて、検察陣、法務省の今後の動きというものをいま強く要請された……

第55回国会 運輸委員会 第5号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連してちょっと一言。まあ毎年こうなるわけですが、第三次長期計画をいまやっているわけですが、それでまあ先般運賃の改定もやった。そして昨年の傾向から見ていてどのくらい運賃の収入がふえるのか、あるいは減るのか、ある程度傾向値というものがわかっていると思います。ところが物価というものを国鉄はどう考えておるのか、運輸省、政府自体。いまの賃上げの根本は、私は何といっても物価の値上がりにあることは間違いないと思います。特に食料品を中心とした値上がりがこれが直接の原因ではないかということになるというと、物価の動向というものを累年見てくれば、特にことしはさまざまな物価値上げの要因というものが介在し……

第55回国会 運輸委員会 第7号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連して。副総裁のほうからいま国鉄も同様にやっているというお答えがあったので、国鉄のほうからひとつその実情を報告してもらいたい。
【次の発言】 国鉄のほうを聞いている。
【次の発言】 大体答弁がなっておらぬから、もうちょっと正確に報告してもらいたい。何の答弁しているかさっぱりわからぬじゃないか。金丸次官、いまの答弁遺憾とするから、少し事務当局督励してくれ。
【次の発言】 それで建設公団のほうもその趣旨に沿ってやると、こういうことを言わなきゃだめだ。
【次の発言】 そうしなければだめだ。しかし、いま一応言われている点について、痛い腹か痛くない腹かは別として、端的に、やっぱり資金調達と……

第55回国会 運輸委員会 第8号(1967/06/06、7期、日本社会党)

○岡三郎君 大体、まあ質問しようとした点が答えられたわけですが、いま言われている長期計画、これがまあいま至急に公団の今後の事業の展望というか、業務の進捗からいって、熱意を持って仕事をさせるためにはまず緊急な問題であるという指摘があったわけですが、その前に、四十年の臨調の答申に基づく監査によっていろいろと報告がなされているわけですが、さきの委員会で私が質問いたしましたが、いま副総裁からも言われたのですが、どうも少しずつ手をつけて、実質的に言ってやっぱり緊急の度合いというものが線によって違うであろう、池田内閣のときに、いわゆる格差の解消、都市と地方の格差の解消というような問題からいろいろと施策が講……

第55回国会 運輸委員会 第12号(1967/06/20、7期、日本社会党)

○岡三郎君 ぼくも、刑事局長さんですか、やっぱり現場にうといんじゃないかと思うんですね、実際において。だから私は、まあいま草加次郎の話が出たが、一連の爆発薬に関する犯人のいままでの手口というのは、一体どういうふうになってきているのか、具体的に言って、おんなじような形で連鎖反応になっているのか、いろいろな形がそこに幾とおりかあるのか。それで、そういう爆薬物を包んだケースですね、本になったりいろいろなものになったり、それはどういう形になっているのか、具体的ないままでの取り扱った事件の中から、こういうような荷物とかこういうふうなものについて、一般に注意を喚起するとか、また国鉄は、きょうも私は乗ってき……

第55回国会 運輸委員会 第13号(1967/06/22、7期、日本社会党)

○岡三郎君 冒頭に船舶整備公団についての、その発祥から現在までの事業沿革というかな、それを一応簡単に説明してもらいたい。
【次の発言】 そうすると、以上ひっくるめて、いままで船舶整備公団が取り扱ってきた金額、それから船の数ですね、これはどのくらいになりますか。
【次の発言】 それともう一つ、一番小さい船と大きい船、大体あまりこまかく言ってもわからぬのですけれども、大体現状においてはどこまで制限をしてきておるのか、いわゆる船のトン数の制限があるでしょう、その沿革をちょっと言ってください、どういうふうになってきたのか。
【次の発言】 原則として五百トン、一応最低のリミットを置いたのだけれども、実態……

第55回国会 運輸委員会 第14号(1967/06/27、7期、日本社会党)

○岡三郎君 簡単に。まあBOACというような、国際のメーンストリートを飛んでいるわけです、か、たまたま日本へ来て富士山を見ると、こういうことだったと私は思うんですよ。そういう点でこれは機長が軽率だったんじゃないかというふうに私は思うんですがね。それはなぜかというと、箱根の山の上を飛んでいるんですね、これ。明神岳というと。それから御殿場へ出ている。普通ならばもう少し海寄りに走るなり何なりしなければいかぬと私は思うんですが、天下の箱根、世界の箱根だから、箱根の上を飛んで富士山に行く。全く遊覧的な飛行機になっておるんじゃないか。まあそういう点を飛ぶならば、日本の飛行機にまかせてもらいたいというふうに……

第55回国会 運輸委員会 第15号(1967/06/29、7期、日本社会党)

○岡三郎君 きょうは運輸大臣もおりまするので、料金の値上げと運輸行政について質問したいと思います。特に運賃の値上げは国民生活に及ぼす影響は非常に大きい。この点慎重に運輸省が取り扱っておられるという点は十分了承しておりまするが、先般運輸大臣が、業者に交通安全対策を守らせる、これをやらせるためにはある程度の料金の値上げもやむを得ないだろうというふうな新聞情報がありまするが、この点について、料金の値上げと運輸行政についての運輸大臣のひとつ態度をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 まあバス、タクシー、私鉄等の値上げをある程度認めるという方針のようですが、いろいろと問題点があるわけですが、その中で、……

第55回国会 運輸委員会 第18号(1967/07/11、7期、日本社会党)

○岡三郎君 東京の羽田の飛行場についてですね、この前、滑走路の問題について言ったわけですが、飛行場の周辺に及ぼす騒音だけではなくて、危険度合いというものもかなりこれに付随して大きな問題として提起されていると思うのですが、この羽田については、私が記憶するところにおいては、昭和三十一年ごろかな、まあ羽田の周辺の学校等の防音施設について、当時の東京都の教育委員会でやったわけですが、全体的に言って東京羽田飛行場と伊丹の周辺の学校の防音施設というものはどうなっておりますか、現状において。
【次の発言】 そうすると、本法が施行せられるとどの程度のそういうふうないわゆる防音に対する措置を行なう予定になってお……

第55回国会 運輸委員会 第19号(1967/07/13、7期、日本社会党)

○岡三郎君 本法律案に賛成いたします。  いままで自衛隊なり基地周辺の飛行場による障害の防止については、具体的に一歩ずついろいろと処置がされてきたわけですが、ようやく本法によって、羽田並びに伊丹の飛行場、さらに将来の新国際空港についてはこれが適用されるということで、成田空港については、今後の問題として一応別ワクとしても、直接的に羽田、伊丹の飛行場の周辺における航空機の騒音による障害の防止にあたってもらうということが、一歩現状より前進するという意味で賛成するわけです。  しかしながら、本委員会においていろいろと質疑がなされたわけですが、その間において、現状、基地周辺に適用されていろいろいろな具体……

第55回国会 運輸委員会 第20号(1967/07/18、7期、日本社会党)

○岡三郎君 先週の十三日に、大阪の冷房料金の問題について、本日ひとつ運輸省の適切なる処置を回答願いたい、そのときにたしか大臣も、でき得る限り期待に沿うが、できなかった場合には中間報告という形で一応つついてきたわけですが、いま、各委員が言いましたように、中間報告としては、内容的にはかなり頭を悩ましておるということもわかります。現実の問題として出されてきた大臣の答弁はまことに遺憾だと思う。というのは、大臣は大阪のクーラー料金の問題について遺憾だと言っておるけれども、実態としてこの解決がいま早急に迫られて、しかしそういう中において中間報告という形ではなくして、もう少し時間がほしいということで、いまそ……

第55回国会 運輸委員会 第21号(1967/07/20、7期、日本社会党)

○岡三郎君 ただいま、過般より本委員会において問題となっていた冷房料金の問題について、運輸大臣よりその措置が言明されたわけでありまするが、もちろん内容についてはまことに不満であります。しかし、行政当局として委員会のいろんな各論議に対してここに決断されたことについては、一応これに委員会として敬意を表します。ただ問題は、いま大臣が言われたように、今後の運用に問題がかかってくるというように考えます。したがって、いま言明されたとおりに、業界に対して十分な指導をするとともに、そのことが運転手に徹底して乗客との間にトラブルが起こらないように、ひとつ早急に措置をとってもらいたい。  それから第二点は、本委員……

第55回国会 運輸委員会 第22号(1967/07/21、7期、日本社会党)

○岡三郎君 時間がだいぶ迫ってきておるので簡潔に言いますので、簡単にお答え願いたいと思います。  だいぶ質問がなされたので、重複する部面が多いのでその辺を別にして質問します。  第一番に、埠頭ができてターミナルをつくる、そうしていろいろと計画を進めるわけですが、この前、神戸に行ったときにも、日本の港は、港とレール、つまりどこの港でも大体鉄道が入っている。しかし、いまやコンテナのターミナルが建設されるということになるというと、鉄道との関係、それから道路との関係、つまり輸送関係のことですね、これがだいぶ変わってくるのではないか。その場合に、現在港関係に対する道路の建設というものを考えていった場合に……

第55回国会 決算委員会 第5号(1967/05/11、7期、日本社会党)

○岡三郎君 きょうは大臣も、それから空港公団の成田総裁もおらぬようですが、当面する問題として、やはり成田空港と羽田空港の拡張の問題について一、二お伺いしておきたいと思うわけです。  それは、前に新国際空港の建設の問題がやかましくなって二転して成田空港という問題になって、いま建設をしておるようですが、当時この成田国際空港が完成した場合においては、羽田空港はこれは国内線専用にするというふうな運輸省の話があったことを記憶しているわけです。ところが、最近に至って澤航空局長が実現して、最近羽田空港の拡張問題が伝えられておるのですが、まず、この点事実問題として、新国際空港が完成した場合におけるいまの羽田の……

第55回国会 決算委員会 第6号(1967/05/12、7期、日本社会党)

○岡三郎君 昨日、安全飛行のために、羽田の空港の整備の問題と、それから成田新国際空港の問題について質問したわけですが、それについて、政務次官のほうから大臣のほうに連絡ございましたか。
【次の発言】 いま澤さんから隣でお話を聞いたような状態だと思うんですが、時間的にいって、またそれも無理からぬことがあるかと思うんですけれども、われわれ自体がやはり羽田の着陸の問題を考えたときに、南西風とか北東風、いわゆる海側から吹いてきたり反対側から強風が吹いてくるという場合に、いつでも海沿いのAラインとかCラインの滑走路を使っておるということではこれはうまくないということは、これは過去かなり前から言われておった……

第55回国会 決算委員会 第11号(1967/06/14、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連して。決算委員会にかかわらず、各委員会においても、たとえば問題に関係あるということで、証人喚問をする場合には、証人は宣誓をして、虚偽の答弁をしたり、でたらめな答弁をしたような場合は云々ということがあるわけです。ところが、政府委員という肩書きあるいは参考人、まあそれぞれあとになって見るというとつじつまが合わぬ、でたらめな答弁ともいわれるようなことをやってきておって、それが一体そのままでいいものかどうか。私は単にこれは陳謝だけでは済まぬと思うのです。たとえば十万坪何がしについて、そういうことについては倍以上に測量の地図が出ているじゃないかといったって、そういうものはありませんと答え……

第55回国会 決算委員会 第12号(1967/06/21、7期、日本社会党)

○岡三郎君 各所管大臣が出席して、本件審査の結果についての責任ある答弁をなされたことはそれでよろしいんですが、やはり最終段階として、本委員会がこの問題について結論を出す場合に、やはり内閣全体としての総括の責任者である内閣総理大臣が出て、各所管の問題は問題として、国全体としての予算執行のあり方についての所見といいますか、そういうものをやはりはっきりと国民に明言することにおいて、一つの決算の締めくくりをするということの慣例をつくらなければ、これはことばだけの問題に終わるという心配がなおある。そういう点で、委員会において、今回の場合、それがどういうふうになってきておるのか、この点について、一応委員長……

第55回国会 決算委員会 第14号(1967/07/05、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連して。長官、いま言われていることは、やめる時点において、将来はわからぬと言っておりますがね、いま竹田君の言っておるのは、将来も明確になっている場合ですよ。そうでない場合を追及しているわけじゃないのですよ。やめるのではなくして、事実上は昇格していく場合に、上の位置につく場合に、わざわざ勧奨退職という形の特別の退職金の優遇をする必要がないということは私は当然だと思う。はっきりしている場合において、そういうことをやられることはいかがかということで質問せられているのです。ところが長官の場合は、はっきりしていないから、これはこの時点で勧奨退職だけだと言っておられるが、それは論弁で、いま竹……

第56回国会 決算委員会 第1号(1967/08/01、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連して。あなた、大蔵大臣が勧奨になっているそうだと言うのは、一体だれが勧奨しているのですか。そういう文書を作成して、いわゆる五条適用ということをしているということに、それは裏を返せばそうなっているのでしょう。水田さん、勧奨していないと、そう言っている。第一、文書上そうなっているのだ。これは明らかにそういう慣例になっているということを示唆していると思う。はっきり答えてください。
【次の発言】 ちょっと関連して。  これは農林大臣がおらぬけれども、大蔵大臣に聞きたいのですがね、これはまあ私の判断でいえば、豆を輸入すると、国内産の豆は、いわゆる生産者の一つの価格を維持するために、輸入す……

第56回国会 決算委員会 閉会後第1号(1967/10/23、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。簡単に大蔵省の国有財産局長に伺いますがね。評価のしかたをいろいろといま言われておるわけですが、評価を変える必要はない、あなたがそう断定しましたが、いろいろいわれている場合に、納得するためにそういうものについてもう一ぺん検討してみたらどうか、こういう質問があったと思う。この問題は道路公団やあるいは住宅公団その他が土地を買う場合においても、いつも評価の問題が問題になるわけです。それで土地はほしがれば幾らでも値が上がるというふうにいわれておりますが、しかし、国有地の場合、あるいはその他国が買う、そういったような場合については、特に客観性というものが指摘されるわけです。ところが、先ほ……

第56回国会 決算委員会 閉会後第2号(1967/10/24、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連で一言。  いま達田さんのほうで質問としては出されなくて、ただ意見として出された調査官の綱紀の粛正の問題について。これは私もいまここでくどくどものを言いたくはないけれども、やはり地方へ参ると、たまたま耳にするのは、会計検査院のところから来る調査官の待遇が悪いといじめられると、こういう話があるのです。これは最近においては茨城県で一つ聞きました、事例は申し上げませんけれども。そのほかについても、どうも調査官に対しての取り扱いが普通だという手きびしくやられるし、非常に待遇がいいというと比較的にまあなめらかにやってもらえる、こういうことが、これも耳にするのです。ただ耳にするということで……

第56回国会 決算委員会 第3号(1967/08/09、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。いまの亀岡副長官が本年の二月云々と言われましたね。そうするというと、少なくとも逓信運輸協会についての理事として、総理大臣になる前に、ほかの人たちとともに理事に名前を連ねておったことは、いままでの答弁で事実ですね。ただ、それが睡眠をしておったという形があった。しかし、二月以降、総理大臣が理事をやめたということについて、佐藤榮作氏がやめたということについての届け出は監督官庁にありましたか。
【次の発言】 そうするというと、こういう財団法人であろうが、いわゆる認可法人ですね、法人に対して何ら届け出も何もしなくて認可するわけはないと思うのです。いいですか。財団法人逓信運輸協会というも……

第56回国会 決算委員会 閉会後第3号(1967/10/25、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。いま島田官房長の言っていることばは、私は三菱ミッションの報告書は知らないと言っていながら、内容的にそれは秘密があるだろうとか、あるいは商売上の問題があるとか、法律上の問題があるとか、いろいろなことを言われておるのでありますが、あなた見たこともなくて、内容的について憶測して答えている。だから大森君のほうから一体そういう根拠が何かといってただされている。そしたら、あなたは見ていないものについて憶測して、それはそういうものだろうと言って拒否している。そんなばかな私は答弁はないと思うのです。あなた見ているのですか、その内容。もう一ぺんその点だけはっきりしてもらいたいと思う。何を答弁し……

第56回国会 決算委員会 閉会後第4号(1967/10/27、7期、日本社会党)

○岡三郎君 私は、きょうは通勤、通学輸送と、これに関連して国鉄の定期運賃の値上げ問題、それとあわせて通勤対策上から見た都市の超高層ビルの問題、大体この二点に集約してお尋ねしたいと思うのです。  最近財政の硬直化ということが大きな問題になっておりますが、国鉄の財政の硬直化はたいへんなものだというふうにわれわれは了承しております。現在の国鉄の借入金は大体一兆三千億といわれておる。そうして利子だけで一日三億円、こういわれておるわけですが、一方においては、輸送の混雑という問題から、新しく輸送の強化ということをやらなくてはならぬ、こういうふうなことで、多額なる費用がここにかかるわけですが、そういうことで……

第56回国会 決算委員会 閉会後第5号(1967/11/13、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。ちょっと法務省に聞きますが、いまの質疑応答の中で、いま言った契約書が成立する段階において覚え書きというものは知らなかったと言っておりますが、それは知らなかったのですか。
【次の発言】 知らなくて契約を結んで、あとで覚え書きというものについて、この間の質疑から調査された。その調査の内容として二点言われたわけです。それは強行しないということ、それからもう一点は、地元が納得しない場合には、これは西武に返す、こういうふうな内容が新都市開発センターのほうからいわれておる。そういう内容を知らなくて契約をするということによってどういう事態が起こると思いますか。問題は、地元が納得しなければこ……

第56回国会 決算委員会 閉会後第6号(1967/11/14、7期、日本社会党)

○岡三郎君 議事進行について。  いま大森君のほうからるる質疑があって、浜原ダムの災害については、当面するところ、建設省の見解とかなり対立というか相違しているわけです。そこで、いま大森委員のほうから、この問題について、本委員会として現地の調査の上に立ってこの問題を適切に処理してほしい、こういう要望があったわけです。したがって、この問題についていま言われたことは、委員長・理事に一任するというふうな話があったわけですけれども、この問題の処理を含めて一応これを区切って進行したほうがいいと思います。
【次の発言】 建設大臣が来たので建設大臣に伺いたいと思いまするが、いま大森君が質問した花見川団地の問題……

第56回国会 決算委員会 閉会後第7号(1967/11/15、7期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと関連して。この最近の状況の中で、日通と農林省、食糧庁は非常に関係が深い。これに対して全国通運というのは、日通の仕事に対し、あるいは食糧庁に対して、自分たちも仕事をしたい。これに対して、最近財政硬直化の親玉である国鉄が全国通運に対して四億か五億出資している、とにかく金がないないといっているところの国鉄が出資をする。全国通運の元締めをやっているのが国鉄の前の総裁の加賀山さん、何か日通と全国通運が対立をして、そして国鉄と食糧庁、農林省がこうやっているというふうな印象もなきにしもあらず。しかし、われわれがここで聞かんとすることは、要するに、いま食管会計というものは非常に赤字がふえて……

第56回国会 決算委員会 閉会後第8号(1967/11/16、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。坊厚生大臣としてはまことに情けない答弁だと思うんですね。鋭意やるといっても、私は具体的にたとえば、大学、文部省もここにいるわけですが、具体的に僻地に対するところの医師という問題はいま始まった問題じゃないわけですね。そうしてこれに対して行きたがらないというのがいまの実態ですね。やはり研究というものは医師にとって不可欠のものとするならば、どうしても草深いところに行けばおくれてしまうということで行きたがらないというところに問題点がある。したがって、僻地の医師というものを特別に養成するくらいの対策というものを立てなければ、これはだめなんじゃないですか。これは結局全額給費とか、抜本的に……

第57回国会 運輸委員会 第2号(1967/12/12、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。いまの問題ですね、労働基準局の通達のようなものだと思うのですがね。いま金丸さんが言ったように、この問題について、たてまえはいいのですね。たてまえはいいが、実際の現在の日本の実情というものとどういうふうにこれはマッチしてくるのかというのが問題だと思う。たとえばトラックにしても、あるいはダンプにしても深夜業はいけない、簡単に言ってね。ところが荷主のほうは、下請に対して、工事人のほうは建設計画をし、それを実施に移す。何日間にこのどろろを取れと、建物をつくる場合にね。何日間に取ってしまえ。それはいまできませんといえば、じゃあおまえのところはだめだ、こういうことになって、今度はもぐり業……

第57回国会 決算委員会 第1号(1967/12/14、7期、日本社会党)

○岡三郎君 時間がありませんので、先ほど委員長が申しましたように、簡潔に質問しますので、簡明にお願いしたいと思います。  私は、綱紀粛正の問題について、政界あるいは財界あるいは官界、この問題について、いままで一年間昭和四十年度の決算を審査してきた結果から質問したいと思うのですが、第一に、昨日も衆議院で、LPGの問題について、いろいろと質疑があったようです。これは新聞で見ておりまするが、この席上、いろいろと総理が答弁しておりまするが、いままで綱紀粛正について、決算なり、あるいは予算委員会なり、各委員会でいろいろと政府の施策、こういうものについてただされた結果について、総理の答弁がずっと速記録にあ……

第57回国会 決算委員会 第2号(1967/12/15、7期、日本社会党)

○岡三郎君 いまの質問の中で、いま林総裁がいろいろと御答弁があったわけですが、大森君の質問は具体的なんですよ。具体的だから具体的な点について――これは委員長もお聞きになっていると思うのだが、地主代表、契約代表の方もおられる、そういう人を参考人として呼んで、この問題を明確にしてほしいということを言っておるわけなんです。したがって調査されるということ自体は、公団のほうでやられることもけっこうですが、やはりここまでくれば、もっと具体的に当委員会に参考人としてお招きして、これを聞きただすところの義務があると思う。だからそういう点で、ただ単なるやりとりということではなくして、端的に人名をあげてそうして具……

第58回国会 決算委員会 第2号(1968/02/28、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。二つばかりの点があるのですが、一番先に等価交換方式ということですね、これ、どうして大蔵省としてやるのか。この問題は簡単なんで、私は大蔵省の予算の編成のしかたにも問題があると思うんだが、刑務所がここにあって――刑務所でなくてもいい、国有財産があって、この場合は古くなったから建てかえたいというときには、建てかえ費用、そういったものをここへ予算に計上してつくって移転して、そのあと、いまの状況ならば土地は値上がりするのですから、あとは国有財産として、市なら市にほしければその時点においてそれを幾ら幾らに売って、公共的に使うというならば払い下げる、こういうふうな非常に明快な簡単な疑惑を持……

第58回国会 決算委員会 第4号(1968/03/06、7期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと関連して。いままでの答弁をお聞きしているというと、陳情書とだいぶやはり違っているわけです。陳情書は、天戸地区、柏井地区、花島地区、あるいは八千代台とか、それぞれの地主の方が署名捺印して、この事実は間違いないということで、これは決算委員会の亀田委員長のほうへ提出しているわけです。私はこの書類というものをやはり信用せざるを得ない。したがって、この場合一番問題点は、公団は地主の手取り額を、これは買収価格ですね、決定した事実はないと言っているんですね。言っているが、「事実は公団と業者が再々にわたり価格の事前協議をした上で公団が価格を決め、各地区毎で開催された説明会の席上において公団……

第58回国会 決算委員会 第5号(1968/03/08、7期、日本社会党)

○岡三郎君 いまの問題は本質的な問題じゃなくて、公団側は仮受け金にしてあるわけだから、この事態が解決すれば、事態の解決は済むわけですよ。いずれにしても、公団のほうも頼みに行ったのですし、地主のほうも頼んだのでしょう。そうしないと契約できないからやったので、そういう点について、やはりそのときの頼んだという時点が間違いなければ、そういうことについて一々地主総代に変なことを言う必要は私はないと思う。そこで聞きたいのですが、その問題じゃなくして、先ほど第一明和の取締役の方が、福島さんですか……
【次の発言】 ああそうですが。これは取り消します。  問題が、公団にたてかえ分がある。あなたはさっきはっきり……

第58回国会 決算委員会 第6号(1968/03/13、7期、日本社会党)

○岡三郎君 所用があって中間の話はよく聞かなかったのですが、端的に言って、一昨年、昨年あたりから、国有林野の払い下げなり貸し付けの問題について、いろいろと論議があったことは、農林大臣も御承知のことだと思います。たまたまこういう貸し付けの問題について、いろいろと質疑があったわけですが、端的に言って、目的外に使用されていると、あるいは粗放、そのほかいろいろな条件があるとしても、こういう問題について、やはり農林省、林野庁の態度というものを明確にしないというと、私は誤解を招いていくと思うのです。そういう点で千五百何件の問題は確かに膨大だけれども、営林署別にすればそれほどのものではないと思う、端的に言う……

第58回国会 決算委員会 第7号(1968/03/15、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連して。ちょうど大蔵省から来ているので一点だけ簡単にお伺いしたいのですが、その一点は、金の加工製品ですね、これを沖縄から輸入する場合において、最近において免税にするという方向がきまったのですか、どうですか。いわゆる沖縄から日本に輸入してくる場合において、金の加工製品についての免税の問題ですがね、これはだれかいませんか。
【次の発言】 そうするというと、いまの方向は、沖縄の製品であるという証紙を張るということによって、四月からこれを免税措置にするということなのですか。
【次の発言】 そうするというと、端的に言って、いま言われた中で、いわゆる沖縄において加工された品であるということが……

第58回国会 決算委員会 第8号(1968/04/03、7期、日本社会党)

○岡三郎君 きょうは、電波障害制限地区指定と、米軍家族による交通事故について、米軍の王子病院移転について、三点を要約して質疑したいと思います。防衛庁長官がおりませんので、政務次官には当然防衛庁長官にかわって確信のあるお答えをお願いすると同時に、施設庁長官もおられると思うので、従来の答弁等についても十分私のほうとしても検討しておりまするので、その上に立ってお答え願いたいと思うのです。  先に、この三つの事項について共通する問題は、日本国政府は、しばしば口を開けば日本国は独立しておる、こういうふうにいっております。そうして愛国心の問題なり国防教育の問題等についても、国を守るということを国民に徹底し……

第58回国会 決算委員会 第10号(1968/04/10、7期、日本社会党)

○岡三郎君 第一に、昨年の十二月の四十年度の本院における決算の締めくくりの中で、私が佐藤総理に対していろいろとお聞きした中において、郵政事業においていろいろと不正があとを断たない。しかしその中で、特に信越線の郵便車内において大郵袋盗難事件というものが四十年度に起こっている。これは現金八十二万一千七百六十七円、有価証券百三通等を含めて総額六千六百九十一万円何がし、特に数多くの郵便袋の中からその袋が一つねらわれて、しかも、その後これがどうなったのか、どういうふうに調査しているかもよくわからない。しかも、最近において行管のほうからの勧告によって一省一局削減、そういう問題から、郵政省においては監察局を……

第58回国会 決算委員会 第11号(1968/04/12、7期、日本社会党)

○岡三郎君 時間がごく短いので端的にお答え願いたいのですが、各種の洗剤について柳沢医学博士によりその有毒性が指摘されて以来、国会においてしばしばこの問題が取り上げられてきましたが、最近においても、かなり改善されたという意見があっても、依然としてその有害性が指摘されておるわけです。したがって、この問題については、国民に対して厚生省が責任の立場において明確に結論を出すべきだというふうに考えるわけですが、その点いかがでしょう。
【次の発言】 きょうの質問は、事務当局よりいろいろと経過ということについては後刻お聞きいたしますが、端的に……。  有毒、有害性について依然として論争はやまっていません。そう……

第58回国会 決算委員会 第13号(1968/04/19、7期、日本社会党)

○岡三郎君 十二時も過ぎて時間がかなり経過しておりまするので、さしあたって文部省と行管のほうにお伺いいたします。  昨年以来、行管のほうとしては、臨調の答申を経て、各省における行政機構の改革、それに伴って一省一局削減とか、いろいろな問題が出ているのですが、その過程の中において、日本給食会について、これは特殊法人というものをやめるべきである、こういうふうな指導というものがなされておって、その後文部省ないし日本給食会から、やはり脱脂粉乳を取り扱っていることから、漸次生乳に切りかえていくというふうなことで、いろいろこの間における問題点があるということから、これを存置するというような話し合いができて、……

第58回国会 決算委員会 第14号(1968/04/24、7期、日本社会党)

○岡三郎君 時間が制約されておりますので、端的にお答え願いたいと思います。  公正取引委員会の事務局長が出ておるようですからお伺いいたしますが、ここしばらくの間、公取において、いろいろと独占禁止法をめぐって問題があるようですが、私は、本日は再販価格について、ちょっとお尋ねしたいと思います。  特に再販価格の問題については、これを撤廃しろとかいろいろな論議がありますが、現状においていろいろと検討されておるというふうに思います。特に、化粧品等については、先般朝日新聞等にも報道されて、これをめぐって小売り業者なり  一般消費者との間にかなり注目を浴びておると思うのですが、その現況について、まず御報告……

第58回国会 決算委員会 第15号(1968/04/26、7期、日本社会党)

○岡三郎君 私は、八王子拘置支所の事件について、法務大臣、矯正局長にお尋ねいたします。  本年四月の八日に、八王子拘置支所から殺人犯である笹沼が脱走いたしました。鉄格子を破って出たわけでございまするが、本件は、現在の量刑行政、特に末端の拘置支所のあり方の問題につき幾多の問題を提供しているというふうに考えられます。この点を特に指摘しておきたいのですが、特にこの脱走事件をめぐって、周辺の民家を脅迫をする等、住民にかなりの不安、動揺を与えております。こういうふうな点について、まず八王子拘置支所の投与と立地条件についてお尋ねいたします。
【次の発言】 いま答弁があったこの合同庁舎方式ですね、この合同庁……

第58回国会 決算委員会 第16号(1968/05/08、7期、日本社会党)

○岡三郎君 私は、綱紀粛正の問題と関連して、あわせて土地の問題を質問したいと思います。  最近における汚職問題というのは、これは政官界を通じ、また民間を通じて日本全土、骨の髄までこれが行きわたっておるのではないか、これに対して、政府自体、いろいろと各省庁ごとに盆暮れのつけ届けとか、あるいはゴルフ、マージャンとか、そういうものについて、一応その都度通達を出し、あるいは注意を喚起しておるけれども、根本においてこういう弊風というものが是正されておらない。先般の四十年度の決算においても、綱紀粛正の問題について総理大臣にお尋ねしたことがあるわけですが、その点についても、十分今後こういう問題が起こらないよ……

第58回国会 決算委員会 第17号(1968/05/10、7期、日本社会党)【議会役職】

○理事(岡三郎君) それでは林野庁のほうはけっこうだそうです。  郵政関係のほう……。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記つけて。
【次の発言】 では郵政関係終わって……。  速記ちょっととめて。
【次の発言】 それでは速記をつけて。

第58回国会 建設委員会 第22号(1968/05/24、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) それでは、ただいまから建設委員会を開会いたします。  それでは、冒頭にごあいさつ申し上げます。  一昨日、建設委員長に御推挙いただきまして、仕事の重さを痛感しているわけです。ただし、最近における日本の政治の中においての建設委員会の仕事の重大さということを痛感しておるわけですが、特に国土総合計画の中においての諸問題をはじめとして、身近な問題としては、土地対策とかあるいは地価対策、大きな問題をかかえておりまするので、皆様方の御支援をいただいて、ひとつほんとうの国政の推進というに値する審議を行なっていきたいというふうに考えておるわけです。そういうわけで、ますます今後とも皆様の御……

第58回国会 文教委員会 第4号(1968/03/07、7期、日本社会党)

○岡三郎君 その前に、委員会の運営についてちょっとお尋ねしたいわけですが、委員会の運営で、ここに質疑通告という、予告ということが出ていますね。これを予告しないと質疑をさせないのかどうか。委員会の運営については、それぞれの委員会でいろいろなしきたりがあると思いますが、まあ端的にいうて、質疑がありますかということをわれわれに聞いてこられたということを聞いていないのだけれども、いま質疑がございますかということを聞いて、ないというならいいけれども、委員会のほうで聞いてこない。そしてあらかじめだれかが通告して、それを順次取り上げてやられるということになると、これはある意味において言論封鎖になってしまうか……

第58回国会 文教委員会 第5号(1968/03/12、7期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと関連して。この問から聞いていて、だんだん聞いていくというと、ますますわからなくなる。初めは、事情を聞いて、そしていろいろと誤解がある点もあるから、とくと懇談をいたしたい。そして実際言う点では、思想調査という問題ではないのだ、こういうことを言っておりながら、考え方について聞きたい、考え方が合わないというと、また承認できないというようなことを言ってみたり、ちょっと初中局長は頭の中が乱れているのじゃないですか。もうちょっとすっきり整理して――この間から言っているところを見ると、これはとにかく専門的常勤職員で教育委員会のかなめであると。それはわかっているわけですよ。私が端的に言いた……

第58回国会 文教委員会 第6号(1968/03/26、7期、日本社会党)

○岡三郎君 委員長、ちょっと報告書について希望があるわけですけれども。  いま委員長の視察報告の中において、福岡町の学校の校地の取得の困難な問題について、当面起債なりあるいはその地の方法によって何とか学校の建設を促進したいという意向、さらに、これを抜本的に、そういうふうな地域が社会増の地域として非常に広範な問題になっているということに対して、抜本的な検討をする必要があるんではないかと言われた報告書を聞いて、まことに私もそうだというふうに考えます。先般、ここに文部政務次官もおられますが、この問題について、私、決算の場において、当面する教育の大きな問題は、施設の問題、特に校地の問題である、この点に……

第58回国会 文教委員会 第8号(1968/04/09、7期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと。いま鈴木さんの言われたことで、きょう質問することを遠慮したいと思うのですが、ただ一点。  大臣もよう知らない、次官もよう知らなかったような、そういう話があったわけですね。一体これはどういうことなのか。大臣はこれはどういうふうに考えているか知りませんが、この点は、まあ文部省というところは指揮系統が厳重にできていると思うのだが、大臣の知らぬものを配付したということについて、ちょっと一言言った、それじゃ罪が軽いのじゃないか。厳重注意どころじゃなくして、これはやはり大臣を無視したということですかな。だから、こういう点で、これ以上はこの次にいたしますが、その点だけ一言だけちょっとお……

第58回国会 文教委員会 第10号(1968/04/18、7期、日本社会党)

○岡三郎君 国立学校設置法の一部を改正する法律案について質疑をするわけですが、その前に、文教行政として重要な問題であった朝鮮大学校の問題について、一つ二つ質疑したいと思うのですが、いろいろと対立が報道されておりましたが、昨日東京都の美濃部知事が行政ベースにおいて朝鮮大学校の認可をしたと。これに対して文部大臣が、違法ではないが妥当ではないというふうな見出しの新聞報道がなされているわけですが、その点について、違法ではないが妥当ではないというその真意をちょっと伺いたい。
【次の発言】 まあ文部省の考える点は一応わかったわけですが、しかし、東京都に対して二年前に各種学校としての認可を求められておったと……

第58回国会 文教委員会 第11号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○岡三郎君 前回に引き続いて、国立学校設置法の一部改正についての質疑を行なうわけですが、大学教育の充実という点から見て、今回の法案の中に新たに大学が設置されるという問題が含まれているわけですが、大学院というものが設けられてしばらくたつわけですが、戦前に比較して戦後非常に大学というものが数多く生まれてきました。そういう点で、大学教育の内容充実というふうな面から見るというと、大学における教授陣営の整備、こういうものが非常に重要になってくるというふうに考えるわけです。特に最近における学生運動とかそういう問題を見たときにも、その事柄の淵源というものは、やはり落ちついた大学教育、そういうふうな面について……

第58回国会 文教委員会 第12号(1968/04/25、7期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと関連して。いや、そういうことではなくって、慣例としていままで警察庁のほうからもそういうことがあったと思うんですがね。やっぱり、義務とは言わぬけれども、一つの義務的な姿勢において文部省のほうへ連絡が。従来そういうことは全然ないのですか、いわゆる手落ちだとかなんとかいうことじゃなくって。それはどうなっているの、実際は。
【次の発言】 ちょっと関連して。私は答弁はよくわかったけれども、実際にこれを現場に実践してもらいたいと思うんですよ。ということは、とにかく付属というとエリート学校のような形に全部がなっていると思うんです。間々、代用付属のような形で、農村部面にそういうものを持って……

第58回国会 文教委員会 第14号(1968/05/07、7期、日本社会党)

○岡三郎君 いまたまたま住宅の問題が出たので、ちょっとお聞きしたいのですが、国家公務員の公務員住宅について、課長職以上の者が入っている率ですね、それから課長補佐以下、こういう分け方はどうかと思うけれども、どの程度公務員宿舎というものに入っているのか、それをまず聞きたいと思う。これは総理府のほうに。
【次の発言】 それじゃ、総理府はわからぬのですか。
【次の発言】 こういう点については、人事院のほうはどういうふうに思っていますか。
【次の発言】 それじゃ、端的に聞こう。それでは、人事院自体として、たとえば人事院の職員の住宅関係について現実にどうなっておりますか。いまの私が言うように、いわゆる課長……

第58回国会 文教委員会 第15号(1968/05/09、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。そうすると、学校建設は坪単価幾らになっているんですか、積算の基礎が。
【次の発言】 それは四十二年だけれども、最近の三、四年間のものをずっと……。
【次の発言】 それは付帯工事は全部入っているんですね。
【次の発言】 もう一点、そうすると、水道は引き込むというけれども、来ていないところは当然引き込まなければ水道は引けないので、水道がないところは衛生完備していない学校で、それを特殊工事とは何事です。
【次の発言】 ちょっと関連。これは文部大臣に聞きたいのですが、公立、国立を問わず、それから大学、一般的にいうて国立大学はあれですけれどもね、とにかく入学するときに寄付金というものは……

第58回国会 文教委員会 第17号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○岡三郎君 もう質問が終わっているというか、一応段落がついているようですけれども、問題はやはりはがきとか電報で陳情を受けて、で、実態を見るというと、いろいろ産業構造の変化、いろいろな問題から、また女子の教育の非常な普及というか、そういうふうな問題から、優秀な女子の方々がどんどんと教職についてくる。いろいろそういう社会的な背景の中で、これをどういうふうに教育の現場で消化していくかという問題になるというと、何といっても現在の日本の状況からいうと、託児所施設とか、あるいは保育所施設とか、そういうものが非常に現実的にいうておくれておる。これはわれわれ自体としては、こういう面について追いつき追い越してい……

第58回国会 文教委員会 第18号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○岡三郎君 何かそういう資料の印刷したのはないのかね。口頭報告もわかるけれども、簡単な資料くらい出してもらわぬと困ると思うのです。


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 建設委員会 第1号(1968/08/06、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  昨五日、宮崎正義君及び沢田実君が委員を辞任され、その補欠として浅井亨君及び藤原房雄君が選任されました。
【次の発言】 それでは、これから理事の互選を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。  互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に、内田芳郎君、山内一郎君、米田正文君及び沢田政治君を指名いたします。

第59回国会 建設委員会 閉会後第1号(1968/09/09、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) それではただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、本日の委員会に参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、人選については、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、台風七号及び十号等による災害に関する件について質疑を行ないます。  まず、政府から発言を求められ……

第59回国会 建設委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  日本万国博覧会関連施設の建設状況等に関する件を議題といたします。  この際、おはかりいたします。本件調査のため、財団法人日本万国博覧会協会事務次長今枝信雄君及び建設部次長林光夫君を参考人として出席を求めることとし、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  これより質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 田中君、まとめてください。
【次の発言】 そこでちょっと建設省のほうに申し上げますが、ただいま田中君の質疑に……

第59回国会 建設委員会 閉会後第2号(1968/10/09、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) それでは、ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、本日の委員会に参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 坂野局長端的に言ってください。

第59回国会 建設委員会 閉会後第3号(1968/11/12、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) それではただいまから建設委員会を開会いたします。  派遣委員の報告に関する件を議題といたします。  まず、先般当委員会が行ないました委員派遣について、その調査報告を各班の派遣委員からそれぞれ承ることにいたします。  最初に第一班、日本万国博覧会施設及びその関連施設の建設状況の調査を御報告願います。上田君。
【次の発言】 次に第二班、東名高速道路及び中央自動車道建設状況並びに関連道路の整備状況の調査を御報告願います。山内君。
【次の発言】 次に第三班、東北地方における建設事業の調査を御報告願います。沢田君。
【次の発言】 以上で報告を終わります。

第60回国会 建設委員会 第1号(1968/12/11、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会といたしましては、今期国会開会中、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行なうこととし、その旨の調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三により議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日は、これにして散会いたします。   午前十一時四十五分散会

第60回国会 建設委員会 第2号(1968/12/17、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。去る十二月十一日、村上春藏君が委員を辞任され、その補欠として平泉渉君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、本日の委員会に参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、人選につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第60回国会 建設委員会 第3号(1968/12/20、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行ないます。  請願第九九号都市再開発法案に関する請願外三件を一括して議題といたします。まず専門員から説明を聴取いたします。  速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こして。  これより請願について採決いたします。  第二百四十三号の請願は、願意おおむね妥当と認め、議院の会議に付するものとして、内閣に送付するを要するものとし、請願第九十九号、第百号及び百八十四号は保留とすることに決定して御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、報告書の作成につきましては、……

第61回国会 外務委員会 第17号(1969/07/01、8期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっとこの際大臣に。  先ほど軍縮会議について大臣が、基本方針は核兵器の絶滅という問題だと、しかし、理想論ばかり言っておられないので、現実の問題に取り組まなければならない、こう言われたのですが、その真意はどこなんですか。要するに、一応、初めに参加した軍縮会議においては、いま言ったような、憲法のもとに日本が原爆の最初の洗礼国でございますという意味において、核兵器絶滅ということについて軍縮会議でやるような措置をとられているわけですが、これは理想論だけで言っておられないということで、現実にどうするかという問題があると思うのですが、この点がやはり羽生さんが言ったように、はっきり基本方針を……

第61回国会 外務委員会 第19号(1969/07/10、8期、日本社会党)

○岡三郎君 これは一つの意見にも関係してくると思うのですが、いわゆる中国との関係ですね。これは軍縮会議において論じても始まらない話なんですが、私は、最近非同盟国が第三勢力という問題を論議して、やはり世界の平和という問題とのからみ合いの中において、いまジュネーブで持たれておる軍縮会議そのものは、結局中国を横目でにらみながら米ソのデモンストレーション、その中に日本とかモンゴルが新しくアクセサリーとして参加しておる程度の問題であって、具体的には米ソとの間に協調がどう保たれていくかということがこの一つの大きな目的だろうと思うのですが、しかし、それをいつまで続けても軍縮そのものというものは何にもならない……

第61回国会 外務委員会 第21号(1969/07/17、8期、日本社会党)

○岡三郎君 初めに、政府の提案それから補足説明の中で、北朝鮮への渡航については申し込みがなかったということで、そういうことはいままでもちろんそういうわけだから旅券は出してないという説明があったのですが、衆議院の旅券法改正に伴う参考人の陳述の中において、具体的に言うと、日朝貿易会の専務理事の相川さんという人が、旅券の申請をしたけれども申請は受け付けられないとして拒否されている現状であるということを言っているわけなんです。つまり、旅券課の窓口で、北朝鮮への渡航については上部の承認がない限りだめだと、こう言って断わられた。ところが、ここの席における答弁としては、そういうものがなかったということで済ま……

第61回国会 決算委員会 第9号(1969/06/13、8期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと一つか二つ聞きたいのですが、国有財産の最終的な管理の責任者はだれですか。文部省でもいい、会計検査院でもいい。東京大学なら東京大学の建物の国有財産というもの、これを管理、保全する最終責任者はだれですか。これは会計課長でも、大学局長でも……。
【次の発言】 国有財産の管理というものを学長にさしている以上、法的根拠はどこにありますか。
【次の発言】 委任しているんだから、最終的には文部大臣にあるのではないんですか。委任行為において学長に保管の責任があると言われるけれども、委任するところは文部大臣とすると、文部大臣にあるんじゃないですか、国立大学の場合ですよ。それはどうなんですか。

第61回国会 決算委員会 第10号(1969/06/18、8期、日本社会党)

○岡三郎君 冒頭に国会、裁判所、法務省の四十二年度決算についていま会計検査院から結果の報告があったわけですが、特にこれらの関係ですが、裁判所等について、国会等について違法または不当がないということは、当然だとはいっても、こういう問題についてりっぱにやられたことについて、まず先に敬意を表しておきます。  次に、法務当局につきまして一、二お伺いしたい点がございまするので、質問いたしますが、第一番に、法務省所管の監獄法ですね。この監獄法が明治四十一年に成立して以来、種々の問題を含んで、その改正の必要性がいろいろ叫ばれてきておりますが、まだ改正されておらない。最近においては昭和四十一年の十一月一日に法……

第61回国会 決算委員会 第12号(1969/06/27、8期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと関連。いまの問題でね、道路厚生会から道路施設協会のほうに設立のときに千五十万円いろんな問題で基本財産として寄付したと。寄付行為のいわゆる還元という意味と、先ほど言ったですがね、これはどういう意味にとられるか知らぬけれども、実質的に道路厚生会というものが一応互助組織あるいは公益事業部というものがあるとしても、互助組織として千分の五を取る、これに道路施設協会という財団法人が金を回すということ自体、公共事業じゃないんです。公益事業じゃないんでしょう、あくまでもこれは。もしも道路厚生会にやるとすれば、道路公団として予算を出して補助する。そして、たとえば市なら市で補助していろいろと職……

第61回国会 決算委員会 第13号(1969/07/02、8期、日本社会党)

○岡三郎君 本日は、会計検査院について質問することになっておりますが、これとの関連で、行政管理庁のほうに少しお尋ねしたいことがあるわけです。  最近におけるいろいろな不当事項について、会計支出上の問題点が指摘されている部分が比較的減少してきている。しかし、一面において行政上において、いわゆる会計上における予算の執行という問題ではなくして、権限の問題の中から、いろいろと問題が惹起されてきておる点がかなり多いと思います。その中においては、一応ここにも「行政監察の概況」として行政管理庁のほうから印刷物が出ておりますが、この中に「許認可事項の整理」とかいうふうな点について、許認可の監察とか、こういう問……

第61回国会 建設委員会 第1号(1968/12/27、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会といたしましては、今期国会開会中、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三により、議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午前十時二十一分散会

第61回国会 建設委員会 第2号(1969/02/20、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る一月二十七日、内田芳郎君、平泉渉君、浅井亨君及び藤原房雄君が委員を辞任され、その補欠として大森久司君、柳田桃太郎君、二宮文造君及び宮崎正義君が選任されました。
【次の発言】 理事の辞任についておはかりいたします。  米田正文君から都合により理事を辞任したい旨の申し出がありました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めさよう決定いたします。  この際理事の補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の欠員は、先ほど御報告いたしました委員の異動及びただいまの辞……

第61回国会 建設委員会 第3号(1969/02/25、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  今期国会開会中において、建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、必要な場合は住宅金融公庫、日本住宅公団、日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団及び水資源開発公団の役職員を参考人として随時出席を求めることとし、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日は参考人として、日本道路公団常任参与三野定君、を呼んでおります。

第61回国会 建設委員会 第4号(1969/03/18、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  都市再開発法案を議題といたします。  まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。坪川建設大臣。
【次の発言】 この際引き続き、補足説明を聴取いたします。竹内都市局長。
【次の発言】 本案については本日はこの程度とし、質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  前回に引き続き、昭和四十四年度の建設省関係、北海道開発庁、首都圏整備委員会、近畿圏整備本部及び中部圏開発整備本部の施策並びに予算に関する件について質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願いま……

第61回国会 建設委員会 第5号(1969/03/20、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) それではただいまから建設委員会を開会いたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 次に、都市再開発法案を議題とし、これより質疑に入ります。  質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、本日はこの程度にとどめておきます。  本日は、これにて散会いたします。    午前十一時十八分散会

第61回国会 建設委員会 第6号(1969/03/25、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日、柳田桃太郎君が委員を辞任され、その補欠として鬼丸勝之君が選任されました。
【次の発言】 都市再開発法案を議題といたします。  前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 大臣はよろしゅうございますね。――ではどうぞ。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 じゃもう一ぺん質問してください。
【次の発言】 ちょっと速記やめて。
【次の発言】 それじゃ速記つけて。  本案に対する質疑は、本日はこの程度にとどめておき……

第61回国会 建設委員会 第7号(1969/04/03、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) それではただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る二十六日、鬼丸勝之君が委員を辞任され、その補欠として柳田桃太郎君が選任されました。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  まず、国または公団等の建設工事における起工式等の挙式に関する件について質疑を行ないます。  質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 見えてます。
【次の発言】 来てますよ。
【次の発言】 ちょっと聞きますが、いま大臣が主管するところの行事をどうするかという……

第61回国会 建設委員会 第8号(1969/04/08、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  都市再開発法案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 都市再開発法案を議題とし、質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 それで、いま田中委員のほうからは次回という要求があったが、いま竹内……

第61回国会 建設委員会 第9号(1969/04/10、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  都市再開発法案を議題といたします。  本日は、本法案審査のため、皆さまのお手元に名簿を配付してございます三人の方々に、参考人として御出席をいただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多忙中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  本案につきましては、最近特に都市への人口の集中化等から各方面に広く関心が持たれておりますが、当委員会におきましても、この機会に本案に深い関係をお持ちになっておられる参考人の方方から、それぞれの立場から忌憚のない御意見をお伺いし、審査の参……

第61回国会 建設委員会 第10号(1969/04/15、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  昨十四日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として占部秀男君が選任されました。
【次の発言】 前回に引き続き、都市再開発法案を議題とし、質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと局長に聞きますが、その場合の生活保証的な面で、営業権というものはどこかに書いてありますか、商売上における営業補償。
【次の発言】 ちょっと速記をやめてください。
【次の発言】 速記をつけて。  本件に対する質疑は、本日はこの程度といたします。

第61回国会 建設委員会 第11号(1969/04/17、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十六日、占部秀男君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  都市開発法案の審査のため、日本住宅公団理事稗田治君を、参考人として本日の委員会に出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定します。
【次の発言】 公営住宅法の一部を改正する法律案(閣法第二六号)(衆議院送付)及び予備審査のため送付されております公営住宅法等の一部を改正する法律案井上普方……

第61回国会 建設委員会 第12号(1969/04/22、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。去る十八日、山本敬三郎君、井川伊平君及び鬼丸勝之君が委員を辞任され、その補欠として、小山邦太郎君、柳田桃太郎君及び米田正文君が選任されました。
【次の発言】 公聴会の開会承認要求に関する件についておはかりいたします。  公営住宅法の一部を改正する法律案は、一般的関心及び目的を有する重要法案であります。よって、本案につきましては、公聴会を開き、利害関係者及び学識経験者等の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第61回国会 建設委員会 第13号(1969/04/24、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  公営住宅法の一部を改正する法律案の審査のため、必要な場合、住宅金融公庫及び日本住宅公団の役職員を参考人として随次出席を求めることとし、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 前回に引き続き、公営住宅法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。  質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。

第61回国会 建設委員会 第14号(1969/05/08、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。昨七日向井長年君が委員を辞任され、その補欠として高山恒雄君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  公営住宅法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に東京都財務局長萩本俊助君及び同住宅局長伊藤節三君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 地価公示法案を議題といたします。  まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。坪川建設大臣。

第61回国会 建設委員会 第15号(1969/05/15、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) それではただいまから建設委員会を開会いたします。参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。公営住宅法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に東京都住宅局管理部長松丸清君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 前回に引き続き、公営住宅法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 この際二宮委員にちょっと申し上げます。御要請の大蔵省から斉藤総括課長、法務省から新谷民事局長、それから厚生省から福田庶務課長が来……

第61回国会 建設委員会 第16号(1969/05/20、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  昨十九日阿部憲一君及び柳田桃太郎君が委員を辞任され、その補欠として宮崎正義君及び鬼丸勝之君が選任されました。
【次の発言】 地価公示法案を議題といたします。  本法案は、去る五月八日に提案理由を聞いておりますので、これより質疑に入ります。質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記をつけて。  暫時休憩いたします。    午前十時四十六分休憩

第61回国会 建設委員会 第17号(1969/06/05、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) それでは、ただいまから建設委員会を開会いたします。  前回に引き続き地価公示法案を議題とし、質疑を行ないます。  質疑のある方は、順次御発言を願います。林田君。
【次の発言】 次に、続いて鬼丸君。
【次の発言】 本案に対する質疑は、本日はこの程度とし、これにて散会いたします。   午後零時三十九分散会

第63回国会 運輸委員会 第4号(1970/03/10、8期、日本社会党)

○岡三郎君 関連ですから簡単に伺いますが、いろいろと大臣から言われましたが、私はいまのタクシー行政の中で、根本問題は何かということは、運転手の質の増強と言っても、量が確保されなければこれは何ともならぬという現状にぶち当たっているのじゃないか。だから、第二種免許を持っている優良な運転手を増強するということによって悪循環が絶てると思うのですよ。いろいろなことを言う前に、それじゃ優良なる運転手をどう確保するのかということになるというと、そこにいろいろな施策が出てくると思うのですが、この点について真剣に考えておられると思うのです。しかし、おられるけれども、何ともならぬ。ということは過去においてはこうい……

第63回国会 運輸委員会 第5号(1970/03/12、8期、日本社会党)

○岡三郎君 関連して。  大臣、まあ私自体もあそこの三本のルートを調査に行ったわけですが、具体的にそのときの認識は、児島―坂出間は鉄道併用橋だと、これは連絡船があるということです。それで、明石―鳴門のほうは実態的にはこれは無理ではないかということで、これはやるとすれば道路専門でいくんだというふうな、それから広島のほうから行くところの線も、これも併用橋ということよりも、四国―中国をつなげる道路という形でこれは推進するんだと、こういうふうな一つの常識論から、いま藤田さんのほうから、おのずから併用橋ということになると児島―坂出というものが浮かんでくるんではないかというふうにとられたと思うんです。だか……

第63回国会 運輸委員会 第9号(1970/03/31、8期、日本社会党)

○岡三郎君 私、どうもふしぎに思うのは、日本刀ですが、日本刀というから、どのくらい長いものかちょっとわかりませんけれども、日本刀を隠して入るというのは、これは警備課長、どういうふうにできるのか。まあ短いものなら別にして、日本刀と称せられるやつはちょっと長いものだろうと思うのですがね。これを結局、荷物にしてやれば、あれは機内のどっかに別に入っちゃうでしょう。自分でどこか携えていくものは別にしていくわけです。そうすると、結局どの中に入れたのかどうかわかりませんが、問題はやはり一番端的にいって十四ないし十五人というものが、どういう年齢層か知りませんが、若いと見れば、そういう人が何の用で行くかというこ……

第63回国会 運輸委員会 第11号(1970/04/07、8期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと関連。  そこで私はその点について非常に疑問を持っているんですよ。これは運航部長もおりますから聞いておいてもらいたいのですが、この三十一日の事件が発生した当時、総理がこう言っているのです。総理ですよ。これは戸田君の質問に答えて「まず一つはっきりしておきたいことは、両国政府間の問題でないこと、政府が関係しておらないということ、これだけははっきりしておるようでありますから、そこで政府間に誤解があってはならないと、かように思っております。」こういうことを言っているわけだ。「どうも北鮮の上空から南下を始めたと、飛行機が南下しつつあると、こういうような話でもございます。とにかくいまの……

第63回国会 運輸委員会 第12号(1970/04/23、8期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと関連して。  大臣に聞きますが、この問題については、当初の予定を変更して成田へ持っていったところにかなり問題が私はあると思う。しかし、それにはそれなりの理由があったとしても、しかし、霞ケ浦なりあるいは西北の台地、ああいうふうな点については百里の基地の問題等でかなり紆余曲折して成田になった。だから、成田の農民がこの問題について、ずばり言ってここが一番いいところなんだということで始まったことでなく、つばつけたやつがだめになって次にこうきた。いろいろの政治的な経緯をいま加瀬さんがずっとやられたと思うのですが、端的に言って、きょう羽田に行ってきたのですが、羽田空港自体、いまB滑走路……

第63回国会 運輸委員会 第13号(1970/04/27、8期、日本社会党)

○岡三郎君 私はきょう過密地域の輸送力の増強問題、特に出身県が神奈川県ですから、神奈川に重点を置いて質疑をしたいと思いますが、一番最初に、鉄監局長に聞きたいのですが、現在の国鉄の財政状況ですね、特に運賃引き上げ後予定されている工事の進捗状況と見合って一体国鉄の財政自体がどうなっておるのか、これは監督をする運輸省の立場として一応説明を願いたいと思います。
【次の発言】 結局、その穴埋めというか、工事費に対する支出その他、計画を遂行するために四百億も、そのほか支出増ということによって――その点をもう少し正確に、大体どのくらい四十四年度において不足が生じているのか。で、その不足はそのままにしておいて……

第63回国会 運輸委員会 第15号(1970/05/06、8期、日本社会党)

○岡三郎君 ちょっと関連で。  いまの答弁の中で、大体三千車両動かないと。その中に、たとえば、動いている車の中で臨時運転手とかそういうものがどの程度使われているかどうか。要するに、稼働しておっても正規ではなくして臨時運転者というものによって運行されている車があるのかどうか。どうなんですか。これは陸運局のほうで通達を出しておいても、臨時運転者の概念の把握がなかなかむずかしい。この点、どういうふうに調査してありますか。
【次の発言】 いまの答弁、少しあいまいなんですがね。現実にタクシー会社が車を休ましておったんでは商売にならないわけだ。それがしかも一割から一割五分あるということになれば、それだけ遊……

第63回国会 運輸委員会 第18号(1970/05/13、8期、日本社会党)

○岡三郎君 いまの点ですね、結局予防策というのが飛行機に比べて非常にむずかしいという点が一つあると思うんですがね。この点について、具体的に今度の場合については単独犯行に近い。途中一人を使ったということを言っておりますが、本人の行動である。しかし、これが計画的になされて数多く、たとえばハイジャックと同じように、九人なり十人なりというものが計画的に船を乗っ取って、そうしてよその国に亡命するとかいういろいろな事件というものを想定したときに、私は端的に言って、これに対する予防法というものを十分考慮すると同時に、これに対する対応策というものを緊急にやはりつくらにゃいかぬと思うんです。それで、先ほど橋本さ……

第63回国会 予算委員会 第8号(1970/03/26、8期、日本社会党)

○岡三郎君 きょうは、大体、総理の施政演説中の、民主主義擁護の問題と教育問題について重点を置いて質疑をしようと思います。  まず、この質疑に先立って、先般衆議院で問題になりました国連大学の建設の問題についてお伺いしたいと思うのですが、山中議員の質問に対して、総理、文相並びに外相等から、その趣旨等については十分わかったし、これに対して政府としても対処していきたいというふうな御回答があったと思うのです。特に、私、質問にあたって、総理の施政演説をずっと通読をさしていただきましたが、非常に格調が高くて、七〇年代に対処する日本国政府としての方針が、いわゆる軍事大国ということになるのではなくて、率先して世……

第63回国会 予算委員会 第14号(1970/04/03、8期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。私いまの点について基本的にお尋ねすることなんですが、非常に都市が急速に発展して過密状態になって、基地は従来郊外にあったけれども、それが町の中に含まれてしまっている。こういうところの基地の開放という問題について、基本的にこれは、その地域における民衆のための開放、こういう方針が立てられない限り、自衛隊とか米軍の基地に対する地域住民の反感というものは絶えないと思うのです。つまり、現在においても十分なるその使用がなされておらないにもかかわらず膨大な土地が占拠されている、占有されている。それで、国の方針として、大蔵省等は、すぐ国有財産のこれは特別会計とかなんとか言って、その中で売り払っ……

第63回国会 予算委員会 第15号(1970/04/04、8期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。関連ですから簡単にいたしますが、昨年私建設委員会の委員長をしておりましたが、そのときに都市再開発法の法案を審議したときに、東京都の建築局長に東京における大震災の場合の防災計画というものは一体どうなんだということを聞いたときに、これはほとんど手がつかなくなるんではないか、規模にもよるけれども。とにかくその一番の問題点は避難場所がほとんどない、あってもこれは問題にならぬのではないか。いまの都会の、いわゆる大東京の人口の密集ぶり、この京浜地帯の人口の状況、道路の状況から見て、まず自動車だけをとってみても、もう道路は通行困難になってしまうだろう。そうして自動車全部が油をためております……

第63回国会 予算委員会 第16号(1970/04/06、8期、日本社会党)

○岡三郎君 質疑に入る前に、きょうにわかに質問の内容を変更されましたので、当初予定の文教問題を中心にする質疑が変更されたことについて、たいへん待たせたり、いろいろとぐあいが悪いことがあって申しわけないと思うのですが、この点御了承願っておきたいと思います。  最初に国家公安委員長に質問いたしますが、三十一日の亀田議員並びに戸田議員の質問に対する答弁で「抜かった」ということばを使われたわけですね。この情報ということを、どういう点が抜かったのか。「週刊現代」という雑誌の中身をちょっと見たわけですが、これはよくまだ見ておりませんけれども、この中では、すでに過激派学生が飛行機を乗っ取るということを、一月……

第63回国会 予算委員会 第17号(1970/04/09、8期、日本社会党)

○岡三郎君 それは、いま横川さんが言っておりまするように、通産あるいは建設、各責任官庁の方が出てきてもらわなければいかぬと思うんですが、私は一番痛感するのは、原因を調査するということ、これはもっともですが、ところが、大体こういう事故の経過を見るというと、非常に時間がかかって、長期的になって、この前の全日空の問題についても、あの惨事を起こした事故というものについてはいろいろな問題点があるけれども、長期の時間をかけて、国民の関心がほとんど薄らいだころにならなければ、原因がわからない、結論が出ない、というのがいままでの結果です。それで、東京に起こった事故、あるいは大阪、大都会に起こった事故についても……

第63回国会 予算委員会 第18号(1970/04/10、8期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。私は端的に言って、敗北論とかいろいろなことを言いますが、とにかく実質的に恩給、年金生活者が現実に悲鳴をあげてきている。これを救済するといって実効は上がってないのですよ、問題は。それで政府のほうの経済政策そのものが、これだけ経済を成長させるんだということが一ぺんもその限度というものを守ったためしがない。実質経済成長というものが予定よりもどんどんきているわけです。ですから、私はその経済成長というものに対して、予定よりも行き過ぎたら、ほんとうにそこを修正して、物価というものを経済企画庁が言っているようにきちっとそれを次は押える、ことしは失敗したけれども、来年については必ずこの政策的……

第64回国会 運輸委員会 第3号(1970/12/10、8期、日本社会党)

○岡三郎君 本日は、最近、米軍基地の返還の問題についていろいろの報道があるわけですが、全般の問題については時間の問題がありまするので、きょうは厚木飛行場の返還にしぼって、それに付属する問題とあわせて質疑を申し上げたいこ思います。  まず、この問題については、運輸省のほうとして、大臣の記者会見において、これを民間の飛行場として使用したい、それを受けて反駁する形の中で、八日の記者会見で内田海幕長が、これを自衛隊の用に供するという主張をしているわけです。この問題について、まず第一に、明年の夏ごろまでに返還されるという談話ですが、いずれもこの問題についてはそれぞれ担当部局において詰めが行なわれていると……

第65回国会 運輸委員会 第8号(1971/03/23、8期、日本社会党)

○岡三郎君 一つだけ、私、定員の問題でちょっと大臣に聞きたいのですが、いまちょっと答弁にあった、この自動車の検査員の、異常な自動車の台数の増加に伴う人員等の問題、それからもう一つは、航空機の異常な発達に伴う、いわゆる空港要員ですか、こういうものが従来の定員法のワクというものの中で非常に融通がむずかしくなってきている、こういう問題に対して、やはり新しい時代に即応した画期的なそういう面についての強化策というものを講じないと、従来のいわゆる形を押してきただけの問題の中でやりくりをしておる、こういう問題になってきますと、非常に異動そのもの自体が窮屈になってきている。こういう点で、新しい時代に即応する定……



各種会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 人事・地方行政連合委員会 第1号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 関連質問……、先ほど一番初めに昨日いわれました高等学校はできないけれども、中、小学校はできる、それを今日は誤解されては困るというので、言い換えられたわけですね。で、その点について、この免許法では、先ほど東大の例が公述人から引かれましたけれども、新制大学を出た者は、小学校の教員には正規の免許証を持つて行けるか行けないかということについては、いけないのです。つまり先ほど言われたように、中学校、高等学校の先生を全部やめたら、中学校に行けるか、高等学校にいた人は中学校に来て正規の授業を教えられるかということになると、それは専門職といつてもいろいろありまして、幾ら高い専門的な勉強をしても、教……

第16回国会 人事・文部連合委員会 第1号(1953/08/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 現実に、只今文部大臣がお答えになつたように、研究されねばならんという問題どころではなくて、現にここに法案が出ているわけです。この法案が、仮に決定すれば、直ちにその影響があるはずなんです。こういうわけで、非常に陳情その他があるわけであります。それから更に、この法案は、ここに書いてあるように、国家公務員の職員の給与が基本的なものになつたわけです。そうすると、国家公務員に属する教師というものはどういう部面にあるか、特に小中高というのはどういう部面にあるかといえば、各教員養成学校の、各学芸学部その他の学校には、附属高等学校、附属中学校、附属小学校というものがあるわけです。それから今言つた聾……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第1号(1954/02/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 ちよつと小峰さんにお尋ねとお教えを願いたいのですが、先ほど専門員が言われたように、まあ不当不正のことをして、そうしてそれがわかつた場合には、その金額を返せばよろしい。まあ、わからなければそのまま、結局悪いことをしなければ損だという言葉があつたと思うのですが、私は適切にそうだと思う。これは単にこういう会計検査だけでなくて、日本の選挙そのものがそうだと思うのです。法定選挙費用というものを堂々と作つておきながら、これを守つて落選する馬鹿がいるか、天下の大臣以下この範を垂れているのだから……。ところがそれを連座制にするかという声が出るというと反対するのですね。どことなく反対する。そういうこ……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第2号(1954/02/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 小峰局長にちよつと伺いますが、各省の不当事項なり或いはその他の事件について、まあ終戦以来の一応の傾向があると思います。それに対して建設省関係は、最近においては相当改善されたように聞いておる。大体会計検査院で当つたいわゆる感じというと非科学的のようでありますが、そういつた点についての所感をちよつとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この小委員会も、今、小峰局長が言つた趣旨に応じて大局的に補助金関係の経理をまあここで一応調べております。今、建設省のほうでいろいろと言われた中において、まあ制裁の問題なり、或いはこれを直接に監督をしたり、或いは間接にやつたり、これはいずれがいいかという……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第3号(1954/02/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 只今会計検査院のほうから指摘された事項の中で、その年度のいろいろな特徴点もあるとしても、非常に事件の件数が増加して来ておる。この点について、先ほど山田委員のほうからこれに対処する方策ですね。こういつたことを質問されたときに、招致して話をした、そのような程度で実績が挙るものかと我々のほうは考えるわけです。本当にこういつた事件を防止して行くという考え方があるならば、もう少し真剣に何らか対策を講じて然るべきものと思う。そういう点について、先ほど言つたような、関係者を招致して話をしたというふうな程度なんですか。
【次の発言】 今の方式で行けば、不当事項は或る程度抑えられるというふうにお答え……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第4号(1954/03/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 随分聞いているというと、人が大分少くてできないということがポイントなんです。それで一体どういう事務的構成になつているのか、そのあらましの局課、今御説明になつたそれの中で、例えば農地局なら農地局の下に、どれだけの課があつて、大体どういう仕事をして、それに大体どのくらいの配当をしている、今人員整理が行われようとしているけれども、実際においてどのくらい本年要求しなければ完成できないとか。私はそういうものが出されなければ補助金関係なんかは任せられないと思う。そういう点で農地局、林野庁、それから水産庁こういつた系統の中で業務と人員構成と、大体どのくらいの推定人員があつたら、これらの仕事は完成……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第7号(1954/03/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 昭和二十七年の補助金の問題については明許繰越ができるようになつて、問題の処理が非常にやりやすくなつたと書いてあるのですか、先ほど質問が出たように、いろいろと災害その他、非常に緊迫した問題の中で、補助金を具体的にどう出して行くかという問題は、非常にこれむずかしいと思うのですよ。で、我々も文部省等へ行つて、陳情団が非常に来ておるのも具体的に見ておる。あの中で公正に実態に即して真に緊急なものから、これがやられておるかどうかということについては、非常に関心を持つておるわけであります。だからその点について昭和二十七年のまあ具体的な事例がここに出ておりますが、これは先ほどの御説明によるというと……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第8号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 大体問題点については先ほど専門員から十分に御説明があつて、問題の所在が分明したと思うのです。それで先ほど言われたように、建設と厚生二省の共同管轄になつているこの問題が、基本的には問題だろうと思うわけです。そこで厚生省のほうにお伺いしたいことは、両省で管理しているということが工合が悪いとするならば、これを建設省のほうにまとめるのか、或いは厚生省にまとめるのかという問題になつて来ると思う。問題の所在は、その場合に上下水道の問題については衛生を重点に考えなくてはならないと思うけれども、殊に建築土木に関することであるから、我々素人から言うと、どこに集約していいのか、これは両省からそれぞれ聞……

第19回国会 地方行政・文部連合委員会 第1号(1954/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 自由党のほうは一旦ここでやめても、これは又やりたいと思うのだろうけれども、この本案は本来から言うと文部委員会の法案なんで、この法案の通過ということは我々からいうと、官選制、任命制の第一歩だと思つているわけなんです、私たちは。これは大達さん幾らひん曲げたつてそんなことは知つたこつちやない、そういうふうに私は本筋からとつているわけだ。結局そのために費用のほうの問題もあるけれども、それと絡み合つて行く。で本質的な教育委員会制度の問題で、今後この変革によつて単に選挙が二年延びるということだけではなくて、総合的に教育行政そのものがいろいろと考えられて来るというふうに考えているわけです。これは……

第19回国会 文部・地方行政連合委員会 第1号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 大臣に、専門員室から出た資料の中で一つだけ聞いておきますが、「教育の中立性」という二十八年の七月十六日の「日本教育新聞」、この中の事柄ですが、「さいきんの占領下教育の修正にあたつてややともすると教育勅語を持出すが如き逆コースの傾向は、文部省自体に中立性を欠くが如き傾向が現はれているのであつて、教職員の中立性を求めると同時に、教育政策そのものにも中立性が要求される。いわば、教職員の現場教育における中立性と、教育政策そのものに対する中立性が絶対に必要なのである。さもなくば、中立性の要求は一方的であり、教職員ばかりを責めることは苛酷であり、その理想を達成することはむずかしい。教育はすべて……

第22回国会 大蔵・決算委員会連合審査会 第1号(1955/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 今この法律案について、いろいろと今後これが審議未了になるか、これが可決されるか別にして、一応こういう建前を大蔵省が打ち出していくということについて、相当重大なる決意を持たなければ、これは、やはり実効が期せられないと思う。というのは、結局昔からのずっと政治を眺めてみても、厳格にやる場合については、それに対応する裏づけの策というものがないと、これは逆に、その政治がよいとしても、世人がこれを受け付けないという……まあ徳川時代においても、水野のいわゆる相当な厳格な施政というものは、逆に反撥を受けたということもあるわけです。それは、どこからくるかといえば、結局独善に陥るということが問題じゃな……

第22回国会 内閣・決算委員会連合審査会 第1号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○岡三郎君 これは前に白井委員からも出たのですが、決算を取扱っていて、非常に決算に委員会として非常に審議にひまがかかるという点もあるのですが、この報告がやはりおくれるきらいがあって、これは検査院に責任があるか、政府に責任があるかといえば、これはやはりその内容をつぶさに検討しなくてはならんと思いますが、だいぶおくれてくる、二年くらい前のやつをやるので、その当時の責任者といいますか、それらの方が大体別の役職へ移ってしまって、ここへ出てくるときには当時者じゃない方が多いわけなんです。従って相当程度まで追及をされても、まあ自分のことではないということになりますから、割合に責任を感ずるといっても、それに……

第23回国会 商工・建設委員会連合審査会 第1号(1955/12/16、3期、日本社会党)

○岡三郎君 今御質疑の途中でございますがね、商工委員会の方は重要な原子力基本法を抱きかかえて今審議の過程にある、それでもちろんとの砂利採取法案が、それに比較して有無を言うべき筋を、私は申したいつもりはないのですが、運営上、やはり原子力基本法の方を急がなくてはならんという考えで私はいるわけであります。従いまして、この法案、現在連合審議中のこの砂利採取法案はまだ建設委員会の方もいろいろ問題等もある様子にみられますので、一応原子力基本法の方を先にやらしていただくように、まあお願いしたい、そのために一応この連合審査を、無理ですけれども、打ち切ってもらいたいと私は思うんですがね。

第24回国会 内閣・文教委員会連合審査会 第2号(1956/04/04、3期、日本社会党)

○岡三郎君 補足説明でなされたと思うのですが、第二条の所掌事務の中で「現行制度に検討を加え」云々と書いてあって、「緊急な重要政策を総合的に調査審議する。」まあそういうふうな点については提案理由の説明の中にばく然と書いてあるわけですが、具体的にこれはどういうことをやるのですか、具体的に。
【次の発言】 そういうふうに御説明になるというと、それではだいぶん抽象的で、緊急な重要政策ということについては、まことに内容的にいうと緊急であるかどうかわからぬような問題がまだ一ぱいあると思う。それはそれぞれの考え方があるのですから別にしても、提案理由の補足説明ですね、この要旨はそうなるというとまことにこれは不……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 内閣・地方行政・文教委員会連合審査会 第1号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○岡三郎君 これは田中自治庁長官の所見ということで承わったのですが、それはそういう方針が閣議で一応大体の方向として認められておるのかどうか、ということは、早晩、田中さんは有能だからこれは別かわからぬが、閣僚の異動その他等も言われておるわけです。そうすると、従来の例にかんがみると、当時は非常に抱負を述べられておるが、やめられるというと、そのあと杳として影はなしということになる実態が相当あったと思うのです。それで、その点については、長官の言明として非常にわれわれとしては率直に受けなければならないと思うのですが、その点で不渡り手形になる心配があるので、その点どういうふうに順序立ててこれが実施されるか……


6期(1962/07/01〜)

第46回国会 運輸委員会鉄道事故防止対策に関する小委員会 第1号(1964/05/12、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) それでは、ただいまから鉄道事故防止対策に関する小委員会を開会いたします。  国鉄の事故防止対策について調査を行ないます。  まず、提出されております資料について、運輸省及び日本国有鉄道当局から説明を聴取いたします。  参考までに、現在、運輸省側から深草鉄監局国鉄部長と、国鉄側から川上常務理事が出席しております。
【次の発言】 深草国有鉄道部長。
【次の発言】 ちょっと速記を止めて。
【次の発言】 速記をつけて。  御質疑のおありの方は順次御発言願います。  この際おはかりいたします。  相澤重明君から小委員外発言を求められておりますが、これを許可することに御異議ございませ……

第46回国会 運輸委員会鉄道事故防止対策に関する小委員会 第2号(1964/06/17、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) それでは、ただいまから、鉄道事故防止対策に関する小委員会を開会いたします。  前回に引き続き、国鉄の事故防止対策について調査を行ないます。  まず、昨十六日に発生いたしました新潟地震による鉄道の被害状況について報告を求めます。初めに運輸省深草国鉄部長。
【次の発言】 次に川上常務理事。
【次の発言】 次に、私鉄関係について、運輸省の岡田民鉄部長から事情聴取をいたします。
【次の発言】 質疑は次回に譲ることといたし、本日はこれにて散会いたします。    午後二時散会


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 閉会後第4号(1965/09/01、7期、日本社会党)

○岡三郎君 いま審議会の結論はもう少したってと、四回審議が行なわれておる報告があったわけですが、大体日時にしてどのくらいに予測されるわけですか。
【次の発言】 そうするというと、時間的にいって、総会にかけられて、具体的に河川敷自体というものはもう一ぺん再検討して用途をきめていくという段階はいつごろになるのですか。
【次の発言】 そういった場合に、河川敷は行政財産ですから、国としてこれを引き上げる場合ですね、これは簡単にできると思うのですが、この点はどうなるのですか。いわゆるいま占有しているというものが、今度は河川敷の問題についていろいろと論議があって、これが審議会の議を経て報告されて、そして審……

第51回国会 運輸、農林水産、商工、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1966/03/01、7期、日本社会党)

○岡三郎君 関連。私本来の委員会のときにやろうと思いましたが、この前の機3号をやったときには本日じゃなかったわけですよ。少なくともいま国鉄の副総裁が言っておるように、二十八日分まではあるような答えを総裁にさして、あの段階で機3号というものをあげてきたわけです。機3号はあげられないものなんです、ほんとうは。いわゆる確定をしないのですからね。あなたのことばを聞けば、どういうふうに運賃値上げの日どりがきまるかわからぬから、その歳入補てんはわからぬということをいま言っているわけです。ところが、あの場合は大体二十八日をめどに置いて、一応五十億というものを無理算段国鉄にさせることによって何とかつじつまを合……

第51回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1966/02/28、7期、日本社会党)

○岡三郎君 いまの説明でだいぶわかってきたのですが、先ほどの公述の中においては、料金が上がらないために死人を出している、それで自己の生命の安全を守るため料金を上げることが必要なんだ、こういうふうに言われたと思うのです。そこからいって、いま各委員が言っているように、つまり通勤、通学の割引が一般乗客にかかっている、通勤、通学の割引が一般乗客にかかっているから、通勤、通学のほうの割引率を低くして、それで一般乗客にかからぬようにしなければいかぬ、こういうふうに前田さん言われたと思うのです。つまりこの中には公共負担というものについて、これは当然独占事業であるということもあるが、企業性といいますかいわゆる……

第55回国会 運輸委員打合会 第1号(1967/04/04、7期、日本社会党)

○岡三郎君 いま鉄監局長から説明があったわけですが、大臣は視察現場で倒れたと、こういうことで了承できるわけですが、政務次官はどうしているわけですか。
【次の発言】 新聞によるとですね、福永官房長官がこれについて何か動いていると、こういう情報があるわけですね。いまの話によると、衆議院の予算委員会に入っているということで、実際に言うて、きのう衆議院のほうは予算委員会ですでにやっておるわけです。ということになれば、きょうの委員会のここへ来て、一応やはり報告をして、そうして衆議院の予算委員会に入るなら入るというふうな手続をとってもらわないと、衆議院の予算委員会があるから、そこへ全部入ってしまっておると……


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 建設委員会公聴会 第1号(1969/05/06、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(岡三郎君) ただいまから建設委員会公聴会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。  本日、高山恒雄君が委員を辞任され、その補欠として向井長年君が選任されました。
【次の発言】 本日は公営住宅法の一部を改正する法律案について、皆様のお手元に名簿を配付してございます八名の方々に公述人として御出席をいただいております。  この際、公述人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。本日は御多忙中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。本法律案は、国民生活に密接な関係を有する重要な法案でございまするので、本委員会においても、慎重な審査を進めておる次第であ……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1970/04/13、8期、日本社会党)

○岡三郎君 時間が少ないので、個々にわたらざるを得なくなっていると思うのですが、大臣は冒頭に、過密地域における学校の建設に非常に苦しんでおるということは文部大臣も十分御了承のところと思います。先般の総括質問の中で、文部省、それから自治大臣並びに大蔵大臣、佐藤総理にこの点を尋ねたわけですが、そのときに、大体、政府の考え方としては、一番重要な用地費の問題については地方交付税で処置するということが根幹になっているという答弁がありましたが、私は文部省として、この問題については明確にいまの状況の中においては緊急措置として、これは臨時的なものでけっこうでございますから、つまり人口が増加しているこの際でござ……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1970/04/14、8期、日本社会党)

○岡三郎君 初めに、この労働省の施策の中における労働力不足に対する積極的対策ですね。その労働力不足というものを七〇年代を通してどういうふうに労働省として見通しておるか、まずその点をお伺いしたい。
【次の発言】 いまのことで、七十年代に対して、労働力の不足の状況というものを、どういうふうに見通しているのかということから、それに対応する対策、施策というものが裏づけになって出てこなければいかぬと思うのです。その基礎的な資料――大体これから先を見るというと、いままで高度経済成長の十年間、この間においてどのくらい、どうなってきておるかということをもう少し詳細に、いままでの経験を通して、十年先をどう見通し……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1970/04/15、8期、日本社会党)

○岡三郎君 きょうは時間が五十分でありますので、選挙に関してお尋ねをしたいと思います。  予算委員会の総括で、私は、やはり民主主義を擁護するという総理の施政方針に対して、民主主義の一つの根幹である選挙の公正、これが国民に疑われておったのでは、肝心かなめのものが欠けているというふうに強く考えているわけです。そこで初めに、現在の選挙費用のいわゆるたてまえとして、最低と最高、現在の制度の中においてですね、これをまずお尋ねいたします。
【次の発言】 私はおかしいと思うのだが、いま選挙区が幾つかあるが、その中で、法定選挙費用の最高、最低、どの程度になっているかくらい、これは常識じゃないのかな、自治省の専……


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データ更新日:2022/12/09

岡三郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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