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阿具根登 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

阿具根登[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP50(参)
47位
委員会発言歴代TOP100(参)
88位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
134位
委員会出席(無役)歴代TOP50
49位
委員会発言(議会)歴代TOP50
42位
委員会発言(非役職)歴代TOP100
100位
各種会議発言歴代TOP50
30位
各種会議発言(議会)歴代TOP100
100位
各種会議発言(非役職)歴代TOP50
31位

3期委員会出席TOP50
41位
3期委員会発言TOP50
49位
3期委員会出席(無役)TOP25
15位
3期委員会発言(非役職)TOP50
46位
4期委員会発言TOP50
30位
4期委員会出席(幹部)TOP50
29位
4期委員会発言(議会)TOP10
2位
4期委員会発言(非役職)TOP50
43位
4期各種会議発言TOP20
17位
4期各種会議発言(非役職)TOP20
18位
5期委員会発言TOP50
29位
5期委員会発言(非役職)TOP50
29位
5期各種会議出席(幹部)TOP5
5位
5期各種会議発言(議会)TOP5
4位
6期委員会発言TOP50
27位
6期委員会発言(非役職)TOP50
27位
8期委員会発言(議会)TOP25
20位
8期各種会議出席TOP20
17位
8期各種会議発言TOP20
15位
8期各種会議出席(無役)TOP10
8位
8期各種会議発言(非役職)TOP10
10位

このページでは阿具根登参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。阿具根登参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第3号(1953/07/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 ちよつとこれは私の見損ないかも知れませんが、今日見た新聞の中で、一戸当り一万円とか何とかという対策資金が出ておる。或いはこれは地方の新聞だつたかも知れませんが、今日私は外で新聞を見ましたから、今それをここに持つて来ておりませんからはつきりわかりませんが、そういうような対策が出ておるのかどうか。地方の人は、罹災者はもう生活には心配ないのか、或いはもう立上るだけの準備ができておるのか、私はこれが一番大切だと思います。六億出しても十億出しても、これは公共事業の対策の一端であつて、緊急に、食もなく、家も流されてしまつた方々の対策は十分できておるかどうか、これを私は第一にお聞きしたい。その……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第4号(1953/07/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 今の御説明でちよつと御質問いたしますが、つなぎ融資が二十億になつておりますが、つなぎということは何に使う金ですか。
【次の発言】 そうしますと、その二十億の中で、今度の十億まで合して二十億ですがね、災害救助も全部含んでおると、こういうことなんですね。
【次の発言】 そうすると、まあ九州には大野国務大臣が行つて非常にいいことを言つて張切つてやつておられるようだけれども、事実は今日の新聞なんかで見ても、何も罹災者には渡つておらない。却つて政争の具に供されておるというようなことが言われておるわけなんですね。このくらいの金額でこの厖大な災害の緊急処置ができると考えておられるかどうか。我々……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 私はこういう緊急対策委員会ができて、これを今のような姿で行くならば、何のための緊急対策委員会かと疑がわざるを得ないのであります。政府が大野国務相を九州の本部長にしてやつた際に、大野国務相は何と言つておるのか、あなたが今おつしやつたものと全く反対のことを言つておる。あなたはそういう手続とか或いは法制のみにこだわつておられる、そうして判を捺して、持つて廻つたようなことをしなくとも、今までのような官僚主義ではなくして、そうして自分は思切つてやる、こういうことを言つてやつておる。それが私は緊急対策だと思う。それをその金額で、私たちはそれで十分だとは思つておらない。まだ我々は、それにもかか……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第7号(1953/07/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 知事さんにお尋ねいたしますが、今度の水害で大変御心配だつたと思いますが、中央でも御覧のように参議院のほうでも毎日会議を開いておりますが、只今非常に御不満のような声がありましたので、三千万円の問題は別といたしまして、現神私たちが政府から聞いております答弁では、二十億の繋ぎ融資を出しておるから現地市町村は大丈夫だと、こういうふうなことを聞いておるわけでございます。ところが私たちは、例えば衆議院から派遣せられておるかたがたの情報を聞いておりますと、もう市町村の復旧事業に従事しておる人夫の賃金さえも払えない。而も罹災者が懐中無一文で途方にくれておる。人心が非常に不安であると、こういうこと……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第9号(1953/07/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 今愛媛が入つていなかつたようでありますが、愛媛はどうなりましたか。
【次の発言】 ちよつとお尋ねいたしますが、私たち今まで政府からお聞きしたのは、繋ぎ用資金二十億で十分潤つている、こういうことを今まで聞いているんです。それに対しまして私たちは、少くとも大野国務相が言つておる三十億円出すべきだということを主張し続けて、やつと昨日二十億出るようになつたんですが、繋ぎ融資がそんなに必要であるか、二十億で潤つておるかどうかということを一つどなたかからお聞きしたい。
【次の発言】 佐賀県知事にお尋ねいたしますが、知事さんの最初の御説明では少し行き過ぎておつたかも知れないけれども、知事の責任……

第16回国会 労働委員会 閉会後第1号(1953/09/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 初めに組合のほうにお尋ねいたします。三者会談で調印まで行つたその問題につきましては別に申すといたしまして、先ほどの具体例の中から一、二御質問いたしたいと思いますが、トラツク暴走とか、その他で負傷者が出ておりますが、その処理はどうなつておるか。例えば三週間の足首を折つた、こういうような人もおるようですし、或いはその他負傷した、一週間、十日というような人も五、六人おるようですが、そういう人たちの処理はどうしておられるか、それをお尋ねいたしたいと思います。  それから全駐労の田端副委員長ですか、盗難防止のためにX光線を使用しているということをお聞きしたのですが、その中で月に十数回も同一……

第16回国会 労働委員会 第2号(1953/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 大臣、時間がないようでありますから簡単に御質問申上げたいと思いますが、只今の御挨拶の中に、労働者の生活の安定と福祉の増進、これがあつて初めて労使関係の安定もできるというようなことを言われたと思いますが、今度そのあとに、前国会からの引継ぎであるスト規制法案を出さねばならないというようなことを言つておられますが、生活の安定、福祉の増進がなされるならば、そういう御心配はないと思いますし、而も去年の暮の闘争のことをお考えになりまして、澎湃たる輿論の下にということを言われましたが、私も公聴会に出ましたが、この公聴会そのものが非常に時期がなくて、本当の輿論を聞いておらない。地元の輿論を聞いて……

第16回国会 労働委員会 閉会後第2号(1953/09/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 関連して……、今第二組合の組合長に御質問がございましたので、又市警のほうにも御質問がありますけれども、関連してお尋ねいたしますが、私ども組合の内部干渉ということは全然考えておりません。併しやはり今堀さんが述べたように、組合が二つになるということ非常な相手にとつてはいいことであるし、組合にとつては不幸なことである、こういうように感じます。この中で特に私たちが関心を持ちますのは、組合に民主性がなかつた、闘争についても非合法の手段をとつた、こういうことが言われておりますので、日産の決議機関の状態等を併せて御説明願いたい。どこの組合でも決議機関で満場一致というようなことは殆んどあり得ない……

第16回国会 労働委員会 第4号(1953/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 赤羽の問題は、この前の委員会におきまして、まあ座談の形ではありましたけれども、十分片一方のほうからは聞いておるわけです。聞いた結論に従つて相手方の意見も十分聞かなければできないということに委員会でも結論が出ておる。今から又詳細にとおつしやるならば、又この前のやつを繰返さなければならん。この前の委員会で聞いたことを又聞かなければならないという結果になつて来ると思うのです。それで理事会で決定されたよりには実施できるかできないかということを今ここで論議されておると、こう思うのです。この点で進めてもらいたいと思うのです。
【次の発言】 まあ食い違いがあるということを言つておられますけれど……

第16回国会 労働委員会 閉会後第4号(1953/10/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 監督課長さんですか。今の報告に非常にあいまいなところがあるようですが、私が調査して参りました範囲内におきましては、非常に解釈の間違いによつて問題が起きている。而もそれが直接給与に関係する面が非常に多いので、表面に現われておらないということが実態である。かように考えております。例えば佐世保の問題にいたしましても、今日まで八時間労働をやつて、そうしてたばこを喫う休憩時間もない。只今の話では、休憩をしているように言つておられましたけれども、食事をする時間でも仕事の手を休めずに食事をする。こういうことになつておつたのであります。まあ私行つて関係の皆さんと会つた結果、只今言われたような解決……

第16回国会 労働委員会 第5号(1953/06/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 今の前田君の陳述を聞いてそれに対してあなたの今のお答えでは、何かこうピントが合わんように聞えるのです。前田君の陳述では、以前は昼休等は集会も許されたが、最近は十人ぐらいの人が集つても解雇になつた、こういうことを言つておられるわけです。そういう点について会社は、今あなたの言葉では労働三法は完全に実施されておるのだ、こういうようなことをお聞きすると、全く違つたような感じを我々受けるのです。それについてどういうふうに会社はお考えになつておるか、こういうことをお聞きしておるわけです。
【次の発言】 そうすると三宅さんの言うのは、何もその上の米軍からのどうこうでなくて、あなたのところの家風……

第16回国会 労働委員会 閉会後第5号(1953/10/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 責任者の渉外課長もおられますので、恐らくその解釈が正しいと私今聞いてわかるのですが、それではそういう解釈が当初からされておつたとするならば、今まで長い期間、八時間も一遍の休憩も与えずに使つて来たものに対してどういう措置をされて来たか。この問題が起きて我々は初めて知つたのであります。恐らく局長のところでは当然ずつと前から私はわかつておつたと思う。いつ頃そういうことを御存じになつたか、お聞きしたい。
【次の発言】 現地に行つて見ましても、これは皆さんの解釈では、労働の途中に与えなければいけないということを解釈されておりますが、現地の米軍そのものですら、労働が終つたあとで与えてもいいの……

第16回国会 労働委員会 第6号(1953/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 こういうことですな、今の問題は、本問題はいろいろ国際的の問題もあるし、法的の問題もあるから、法律学者等の方々からも十分意見を聞いて、そして政府当局の方々の意見も十分聞いて、七月一日の改訂に対する考え方をまあやると、こういうことなんですね。
【次の発言】 いいでしよう。
【次の発言】 これに対する見解はどう思つておられるのですか。

第16回国会 労働委員会 第7号(1953/07/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 今の問題、向うは来られないということになつておりますから、こちらといたしましてはこの前の決定通り、一応向うのことを聞きたいのですが、今の場合としては、被害者のほうは十分聞いておりますので、やはり公式な文書を以て明確な答弁を聞くべきだ、かように私は思います。

第16回国会 労働委員会 第8号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 今の問題と同じなんですが、いわゆる最初の質問と、それから今まで答弁された答えというのは同じ答えですね、これからこれ以上進んでもどうもできないが、これで終つたらどうしようもない、それで委員会としてどうあるべきか、どうすべきかという結論を出して頂いて、例えば夏季手当はどのくらい出すべきだ、賃金は上昇すべきだ、こういうことを一つ一つ見て、決定するなら決定して、予算委員会なら予算委員会へ持つて行つて動かさなければ、このままじやどうにもしようがない。もう時間もないのだからそういうふうに集約してもらいたい、こういうように考えます。
【次の発言】 ちよつとそれに関連して……。これもまあ陳情を受……

第16回国会 労働委員会 第11号(1953/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 質問中に誠に申訳ありませんが、私もまだ質問を持つておるんですが、昨日でしたか、私が炭鉱の水害の問題について御説朗申上げましたときには、まだ仕度不足でありますのと、私も実情を知らないので、皆様もおわかりにくかつたと思いますし、今日幸いに陳情に見えておられます方が、九州の炭労の委員長と福岡県の労働金庫の理事長、二人が見えておりますので、実情を要点だけでもお聞き願いたい、こう思いますのでお諮りを願います。
【次の発言】 ええ、三人です。九州の炭労委員長は山本經勝、福岡の労働金庫の理事長江口義美。
【次の発言】 私もこういう問題の出ているときにたまたま見えたのを、突然出すということは、恐……

第16回国会 労働委員会 第12号(1953/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 私は今の寺本さんの意見とちよつと違うのですが、正式に決定する前に、十三日の試案を出されて来たときに、この雑件の問題等は相当ここで論議してあるはずだ。ただそういうやつは十分その中に含められて現地出張もきめたわけですから、委員長が言つておられるのは、その中で雑件もやるけれども、労働情勢一般もやるということを言つておられるから、而もそのとき皆さんも御発言になつており、現地出張までにこの雑件を上げるのだ、こういうことを言われてやつておるので、何も今ここでそういう問題を出されることはないと思うのですがね。
【次の発言】 あのときの空気では、皆さんのお考えもそうだつたと思うのですが、成るべく……

第16回国会 労働委員会 第16号(1953/07/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 私はそれでもいいのですが、やはり藤田君の場合は、藤田君云々と指名されてあるから、大体私は符に発言があるのじやないかと思つているから、特に認めてやるべきだと思うのです。そういうふうに考えます。  それでは質問に入ります。旭化工の三段崎さんが忙しいようですから御質問申上げますが、只今の公述の中で、末弘博士の話を引用して頂きまして、非常に参考になつたわけなんですが、末弘博士は御承知のように日本の民主花のために非常に努力された学者でご己いますので、只今の引用はこういうふうにとつてよろしうございますか。例えば今の日本の民主化を非常に憂えられて、日本の労働組合は与えられた労働組合をやつておつ……

第16回国会 労働委員会 第17号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 飯田さん、遅くなつて恐入りますが、ちよつとお尋ねしたいと思いますが、私飯田さんの御意見今日まで三回ほど聞いたと思うんですが、私の聞き誤りだつたら取消しますけれども、街頭録音でお聞きしたときは、本問題についてたしか仲裁制度を強調されておつたように私記憶しておりますが、その点只今の御意見では仲裁制度は全く問題にならんというようなお話を聞いたんですが、どつちでしようか。
【次の発言】 そういうふうにお聞きしたのですが、それではストライキが長くなつたから、長くならなかつたならば、そういうような話合いができておつたならば、仲裁制度を主張しておつたけれども、長くなつたから非常に公共の福祉を害……

第16回国会 労働委員会 第18号(1953/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 私は井上さんがいつから政府委員になられたかお伺いしたい。まだ政府は返事をしておられん。あなたはいつから政府委員になられたか。これだけの資料が欲しいと言つておられるのに、まだ資料をこれはできるとかできんとかいうことも言つておられんのに、あなたは代弁しておられるのは、いつから政府委員になられたかお伺いしたい。

第16回国会 労働委員会 第19号(1953/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 関連して御質問申上げますが、今労働大臣が、かかる状態が起らないように労使双方の話合いできめてもらいたい、こういうことを言われたと思うのです。どこの労働組合でもああいう問題の起ることを誰も好んでおる者はございません。再三言われておるように労働組合員、労働組合は一日でも一時間でもストライキをやることは避けておる。それがああいう大きなストライキにならなければならなかつた原因を探究されたことがあるかどうか。ただ現状のみを見て、そうして輿論だということをおつしやつておりますが、輿論につきましては、只今の質問にもありましたように、又まだ質問も持つておりますからあとに廻すことにいたしまして、労……

第16回国会 労働委員会 第22号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 それでは質問に移ります。  要求大臣のかたがお見えになつておりませんが、労働大臣に質問いたします。それから通産大臣に質問いたします。今日の毎日新聞で、労働大臣はスト規制法は輿論次第で拡大される、こういうようなことを言われたようでありますが、予算委員会でそういう発言があつたかどうか。それから本委員会でしばしば言明されておりますので、或いは重複いたすかも知れませんが、非常にはつきりしない点がありますので重ねて御質問申上げます。  労働大臣は本法案の提案理由の説明において、「公共的性質を有する産業は、ひとり電気産業及び石炭鉱業に限るものでないことは申すまでもないところでありまするが、い……

第16回国会 労働委員会 第29号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 時間が余り長くかかりますといけませんので、田畑君に申訳ないのですけれども、質問しますが、先ほど炭労の副委員長がそういつたという質問のお答えの中で、自由主義経済の現政治の下では、この枠の中であるからどうも仕方ないのだ、こうおつしやつて、如何にも炭価は二割五分は引下げなければいけない、炭価を引下げるのは至上命令であつて、どうしても引下げる、こういうことを言つておられますが、今まで政府のとられた措置は、いわゆる二十六年度ですか、三千六百万トン、その次に四千万トンが要るんだ、その次には四千五百万トンというような指示を出されておいて、そうして高炭価になつたからこれを下げろ、輸入炭その他の方……

第17回国会 労働委員会 第2号(1953/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 この請願の趣旨は、いま上條君の言われた通りですが、政府がやつておられる身体障害者の職業補導とか、斡旋、或いは援護とかいうことは、会までもやつておられますが、御承知のように結核患者の治つたかたの仕事というものは殆んどないと言つていいぐらいこれは民間にはない。それで幹旋とか、或いは就職の世話とかいうような考え方では、恐らくこの請願の意味と全く違うものだと思うのです。何ぼ幹旋をされても……それはそのうちの何十パーセントかぐらいは或いはほんの一時ぐらいはあるかも知れませんけれども、実際にほかの結核療養所を見ましても、或いはこの診療所のある和歌山ですか、このほうで考えておるのもそんなもので……

第17回国会 労働委員会 第3号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 長官にお尋ねしますが、まあ組合の要請によつて年末年始を控えての人員整理に対して御努力願つておることは、只今のことで一応わかりますが、基本協定と、どういう考えを持つておられるのか。基本協定が全部結ばれてはおらないようでありまするが、これにははつきり発効に先立つて或る部分については事前措置をして行くというような行為がなされておるのでありまするが、それによつて交渉がなされて行くかどうか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは基本協定の人事管理はすでに協定されておると思うのですが、その部分については採用しなくて今までの交渉をやられた、こういうことですね。

第18回国会 労働委員会 第2号(1953/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 婦人少年局長に今の問題に関連してちよつとお尋ねしたいことがあるのですが、十月の初めだと思いますが、糸島郡に十六才未満で放火したというような事件があつたようです。而もそれは放火したのではなく、未成年だから罪が軽いのだということで非常に強制された。こういうようなことが一部に書かれておつたようですし、あの実態を調べて見れば、十六才未満の人が農家に、親のほうで金は取つて働きにやつておる、こういう違法行為をやつておるようでありますが、これについて何か地方のほうから報告が来ておるかどうか。こういう事態が起つたことは、恐らく来ておると思いますが、只今の人身売買の点につきましても、何かそういう実……

第18回国会 労働委員会 第3号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 それでは一般勤労者の平均が一応出されておるのが一万三千五百円、そうすると日雇労働者が五千七百七十五円、これをどのくらい考えておられるのか。いわゆる一般産業よりも少し下廻るという数字はどのくらい考えておられるのか。現在約三分の一、二・五分の一しかもらつておらないことになつておるのでありまするが、それを一般産業よりも少し下廻つた数字だとお考えになつておるかどうか。
【次の発言】 職種に対する賃金の平均を現わした、その幾分下廻る数字だと、こういうことになりますね。職種における平均賃金、それからその何割を考えておられるか、そをお尋ねいたします。

第19回国会 議院運営委員会 閉会後第4号(1954/09/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 私は只今の加賀山委員の動議につきまして、我が党の立場を表明したいと思います。  すでにこの四日間に亘つて我が党からは小笠原委員から詳細に討論し尽されておりますので、更にくどくど申上げることはやめたいと思いますが、この四日間の間に福永官房長官、緒方副総理の答弁を聞いてみましても、何ら誠意の一点も認められないのであります。而も福永官房長官は、当委員会に出席する前に、新聞等で拝見いたしてみますと、すでに吉田首相と話合の上どの委員会にも出席しないということを話合つた末に、当委員会に参りまして、いつもの調子でのらりくらり答弁にならない答弁をいたしておる。なお、次に見えました緒方副総理に至り……

第19回国会 議院運営委員会 第45号(1954/04/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 今の答弁に関連して、大臣にちよつと伺つておきます。  只今小笠原委員の質問に対して、大臣は、今までに類例のない再調査をやつた。こういうことを言われている。とすれば、それはいわゆる加藤氏の逮捕許諾請求が二日おくれたのは、関係者の書類がまだ十分にできていないという理由に何して、類例のない二日というものを調べた。こういうことになつて来るのじやないかと私は思う。類例のない再調査をしなければならなかつた加藤君に対する理由は、どういう理由であるかお聞きしたい。
【次の発言】 私は、それを言つているのじやなくて、小笠原委員の質問に対して、今までこれで五人目のかたであります。類例のない再調査をや……

第19回国会 議院運営委員会 第57号(1954/05/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 私は前に戻りますが、先ほどの委員長の弁明で了解はいたしておりますけれども、まだほかに御意見があるかと思つて聞いておりましたが、そのまま進んで行つておりますが、委員長は先ほど、大勢が休憩を考えておる。こういう考えで休憩を宣したとおつしやいましたけれども、私は、そういうふうに感じません。委員長は、まだ他の委員の発言中に突如として休憩を宣しておる。そこから、いわゆる悪い言葉で言えば逃げ出された。他の者が皆休憩を願つておるならば、ああいう態度をとられる必要は毫もなかつたと思う。ところが今、そういうことを言われる。我々が審議しておるのは、国会法に照らして、国会法にどうあるかという重大な問題……

第19回国会 議院運営委員会 第72号(1954/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 重複しないようにお尋ねしたいと思うのですが、官房長官の御答弁を聞いておりますと、重要法案の前に、いつということも、すでにもうきまつておるのに、いつというその見込を申し上げるのさえも、非常にこれは何か申訳ないと、こういうようなことを言つておられるようですが、そうしますと、重要法案と吉田総理の外遊は、どちらにウエイトを置いておられるのか。御質問申上げたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、先ほど藤田君の質問の場合に、重要法案が通らなかつた場合には、外遊は取やめにするのかという御質問の場合に、それはそうまではつきりと申上げられないと、こういうことを言われたのですが、どちらですか。

第19回国会 労働委員会 閉会後第1号(1954/07/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 非常に簡単な御説明でちよつと唖然としたのですが、十日分のまあ要求をされておる。それに対して何か決定されておるようでありますが、どういうことで何日間に決定されておるのか、又そのほかにこれに関連して七、八月の完全就労とか、有給休暇とか、或いはあぶれをなくして首切りをしてくれるなということも、これをも含めて陳情要求されておると思いますが、それについてもつとはつきりと御説明されたいと思います。
【次の発言】 只今の御答弁でもありましたように、まあ必然的にこれは失業の問題に入つて行つたわけでありますので、基本的な質問になつて来るのですが、今の答弁を聞いておりますと、何か失業者が政府の施策の……

第19回国会 労働委員会 第2号(1954/02/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 折衝しておる数字がそれじやないのですか。
【次の発言】 労働週報か何かに一億三千万とか一億一千万とか出ておつたというのは、やはり労働省から出ていると思うのですが、大体言われることとやつておられることは、当時私たちもが心配していたように、美唄岩見沢で予算の枠の奪い合いつこで、変でこな問題が起つて来るという考えを持つのですが、それはどういうふうた比率でいるのか。それがなかつたら大蔵省と折衝ができないと思うのです。美唄に対してどういうふうに考えられているか、岩見沢に対してどのくらい考えているか、お聞きしたい。
【次の発言】 一口追加しておきますが、けい肺を主体とするということは、北海道……

第19回国会 労働委員会 閉会後第2号(1954/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 昨日私質問しておつたのですが、次官の御説明を只今お聞きいたしましても、労働省のその政策が如何にも行き当りばつたりである。いわゆる先ほども言われたように保合だと思つておつたのが非常に殖えて来た。こういうことを言つておられるが、その当時各委員からもかくなることを相当深刻に追及されておる。それにもかかわらずいろいろな資料を示されて、そうして失業者はこれより殖えないのだということを盛んに言つておられたわけなんです。而も話の内容ではちつとも深刻な状況を言つておられずに、やはり非常に楽観的なことを御説明になつておると私は思うのです。それではそういう行き当りばつたりでなくて、はつきりした対策が……

第19回国会 労働委員会 第3号(1954/02/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 関連して。労働大臣の説明を聞いておりますと、又この前のご説明を聞いておりますと、私たちと出発点が違うようです。例えば物価と賃金の問題につきましても、すでにバランスが取れておつて、そうしてこれから先もまあ従来の惰性によつてベース・アップを目標にしてストライキを繰返しているというようなことを言われておりますが、今の労働者の賃金で、果して大臣が言われておられるように楽な生活をしておるかどうかという問題についてどういう分析をしておられるか、お尋ねしたいと思います。  一例を申上げますと、私たちのところの資料で見ますると、或る炭鉱の実態生計を調査してみるならば、約九千人の一つの炭鉱を対象に……

第19回国会 労働委員会 閉会後第3号(1954/08/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 関連して。或いは重複するかもわかりませんが、私はこの問題について一応三つに分けて御質問申上げたいと思います。それは米軍撤退に伴う解雇の問題、これにつきましては、只今言われました解雇された人の失業の問題が第一なんです。それに対してはいわゆる生業資金を貸付けるとか或いは就職の斡旋をするとか、或いは技術の訓練をするとか、いろいろ言われておりますが、これはまあ駐留軍だけでなくて、相当な失業者も出ておるので、労働省としても失業対策としては十分考慮すべきであろうと思いますし、調達庁とも十分話合つてやられるものと私は思つておる。それが一点と、それから先ほども言われておりました退職金の問題、特別……

第19回国会 労働委員会 閉会後第4号(1954/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 約束の時間が非常に迫つておりますので端的に質問申上げます  通産大臣に同じような御質問を申上げたくないのでありますが、第一回第二回、第三回と通産大臣の答弁を聞いておれば、その都度その都度希望を持たせるかのごとき御答弁であり、その後に現われた問題は一つも希望を持つておらない数字である。極端に申上げるならば、当初御質問申上げたときには、石炭四千八百万トン使用するということを断固としてやるということを言い、その次には、それは自分の、はつきりした数字をつかんでおらなかつたので誤りである。そうして重油に対しては五百三十七万キロ・リツトルという数字は架空のものである。石炭が四千八百万トンは使……

第19回国会 労働委員会 第5号(1954/02/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 私は本日こういう質問が出て、又それに対して非常に喜んで、すでに準備おさおさ怠らずその回答を書いておられるような答弁を聞きまして、非常に私は残念に思います。なぜかならば、今労使双方がその紛争の渦中にあります。それをかかる公式の場所における労働大臣の今の言葉は、一体誰の勝利を意味するものか、いわゆる誰に肩を持つておる言葉であるかということを考えます場合、非常に一方的な言葉だと私は思うのであります。なお田村議員の御発言の中にもございましたが、国際経済の問題云々ということはわかりますけれども、然らば、例えば一つのストライキをやつた場合にはスト規制法というような法律を出されて、今度はそのた……

第19回国会 労働委員会 閉会後第5号(1954/09/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 一、二お尋ねします。労働大臣が最初言われた今の労働法はまあアメリカから与えられたものであつて、非常に日本の実情にそぐわないというようなことを言つておるのでありますが、この点について、確かにこれは占領政策によつて与えられた労働運動であつたことは私も認めます。併し民主主義の国家として労働運動を発達させるならば、このくらいのことは当然やらねばできないものだと、当然こういう労働法に向つては進んで来ておるものと私は思う。そうすれば政治、並びに政府の考えておられるその考え方がそこまで追い付いて来ておらない、自分たちが遅れておるんだと、こういう結果になつて来ると思うのです。よ子の労働運動のこと……

第19回国会 労働委員会 第6号(1954/02/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 井上委員の御発言を封殺するようですけれども、砂糖の問題は勤労者の生活、一般国民の生活に非常に大きく浮び上つていることは御承知の通りであります。而も労働大臣の本年度の労働行政の中に実質賃金の低下ということを大きく打出しているわけであります。生活に直結する食糧の問題は、これは本委員会に重大な影響があるものと私は考えます。
【次の発言】 井上委員は、時間が遅いから成るべく早く繰上げろと言つておられますけれども、私は吉田委員の質問に対して関連した質問をたくさん持つているわけです。私は時間のことなんかはどうでもいいと思うのです。国民の生活はもつと深刻だと思うのです。而も私たちが質問している……

第19回国会 労働委員会 閉会後第6号(1954/09/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 これは雇用関係は政府となつておるわけですね、そうすればアメリカのほうがどうしても組合の要求に対して要求を容れることができない、こういつた場合に、政府はただアメリカ側が組合の要求を容れないから仕方ないのだ、こういうような態度でおつていいかどうか、その点も少し詳しく説明を願いたいと思うのですが……。
【次の発言】 まあ長官のお考えを聞いておりますと、二十三年に一般公務員よりも優遇するようにしたのだ。それでまあ一般公務員並みに八割増の特別退職金を要求することは少し無理だ。なお米軍のほうでは失業保険にも入つたので差は大きくなつているのじやないか。それで組合のほうの言うのが少し無理じやない……

第19回国会 労働委員会 第7号(1954/02/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 参考人のことでお諮り願いたいと思います。  簡単に申上げますと、去る十六日に労働大臣が、現在闘争中の炭労の問題につきまして、賃金カツトは妥当であるというようなことを行政解釈として申されまして、非常な波瀾を生じておりますが、当委員会といたしましては、ただ行政解釈のみを聞いたということでなくて、事実闘つておる双方、或いは学者の人をお願いして、参考人としてお聞きしたい、かような考えを持つたわけであります。  それからもう一つお願いしたいと思いますのは、職安法の施行規則の第四条の改正によりまして、非常に組合が動揺しておる。而もこれはもう請負のほうに廻されているということは、この前吉田委員……

第19回国会 労働委員会 閉会後第7号(1954/09/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 時間がありませんので簡単に御質問申上げます。川崎さんの御説明で早急実現を望む二点の問題は全く同感であります。併し一言お伺いいたしますのは、政府が考えておるのは非常な高炭価を第一の原因に挙げられております。としますと、今のようなあり方で、或いは外国との比較をしました場合に、今中小企業炭鉱の現実を見ましても、恐らく赤字で出炭されておるとかように思います。とするならば、それが政府が考えておるように諸外国と太刀打ちができる炭価になし得るかどうか、この問題であります。例えば昔のように、十五年も二十年も前のように、或いは十年も前のように、奴隷的な労働をやらせるということになれば、それは可能か……

第19回国会 労働委員会 第8号(1954/03/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 ちよつと関連して参考人にお伺いいたしますが、請負に切り替え、即首切りをやつておらない、但し病気をしたらば、首になるというふうなことが言われておりますが、そうすると仕事は殖えておるのだというふうに解釈されるわけなんですね。そうした場合に、あなたがたがやつておつた場合と、請負でやつた場合の比較があると思うのです。請負でやつた場合には相当低賃金で働く労働者ができて来ておると、こういうふうに解釈するのですが、その実態がありましたら教えてもらいたいと思うのです。
【次の発言】 非常にわかりにくいようですが、私はこういうふうに解釈したのですが、松永さんに聞いて頂きたいと思うのです。今度の職安……

第19回国会 労働委員会 閉会後第8号(1954/10/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 只今の説明の数字はこの前長官から聞いた数字とちよつと違つているようでありますけれども、その点については今は申上げないとして、この前の委員会でも問題になつておりました組合の要求に対して調達庁は、この八割増というのは無理である、とても軍と折衝の段階に入るような数字ではない。それで調達庁が独自の案を作つた。これに対して組合も反対である。そうするならば組合が反対しておるような案を軍と折衝する場合に調達庁としては本当の折衝はできないのであろう。それで組合がこれを了解するかどうかという問題については、組合と十分話合いをしたい、そうして組合の了解を得たい。こういうことを長官も盛んに言つておられ……

第19回国会 労働委員会 第9号(1954/03/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 井上委員のお説も一応わかるんですけれども、我々はそれでは労働大臣の意見を聞き放しにしておいて、その影響がどういうふうになつておつても、それに対する訂正ができない。或いはそれに対して学者の意見を聞いて、それは賛成の方もあつた。併し賛成の方も労働大臣の言つておる言葉と違う意味を多分に持つておられる。反対の方は、これはいわゆる働かして金を払わない泥棒だと、こういうところまではつきり言つておられる。こういうときに……、これが当事者双方が争つておらないときならば、私は又考え方もあるだろうと思う。ところが非常な微妙な段階にあつて争つておる。今、田畑委員が言つたように、当の相手すらもこれははつ……

第19回国会 労働委員会 閉会後第9号(1954/10/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 職安局長の説明はこの前の委員会で聞いたのと殆んど変つておらない。何ら見るところはない。ところが失業者はこの前言われたよりもぐんと殖えておることは、今御説明のように、戦後最大の七十一万というような数字が出ておる。それに対して何ら変つた対策は一つもとつておられない。而も最後に言われた地方的に財源的に非常に困つておる所は何とかするということは、この前から言つておられるけれども、その地方から市長なり議員、なり或いは自由労務者が陳情に東京へ続々と上つて来ておる。こういうことまでに現在なつておるのに、抽象的なことばかり言われて、地方ではちよつとも心配しておらないようなことで、こういうことに本……

第19回国会 労働委員会 第11号(1954/03/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 今の労働大臣のお答えは、委員会の質問にお答えになつておらんので、その当時は今大臣が、品われた通りの申入書に対する回答があつたわけであります。それを吉田君が動議に出して委員会としては動議を引込める代りに、労働大臣は争議に介入する意思はなかつたんだ、ないん、た、なお又労使双方の団体交渉に対しては何ら干渉も圧力も加えない、こういうことを言つてもらいたい、こういうことを言われたつもりなんですが、それにお答えないとすれば逆に取つていいわけですか。労働大臣は労働紛争に介入するんだ、或いは団体交渉に対しても我我介入するのだ、こういうように解釈するようになつて来ると思いますがね。

第19回国会 労働委員会 第12号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 この法案が議員立法で出されてから、十六、十七、十八、十九と四つの国会にかかつておるわけであります。殆んどもう関係者のお話も伺つたでありましようし、現地視察もされて、あのなまなましい現実も御覧になつたことでもあります。相当時日も経つておりますので、一応の目途をやはりこの委員会において一つ立てて頂いて、そうしてそれからどういうような審議方法をやるとか、打合せをやるとかいうようなことをやつたらいいのじやないかと思います。

第19回国会 労働委員会 第13号(1954/03/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 そのお答え聞く前にちよつと関連して御質問申上げたいと思うのですが、簡単ですから総裁にお答え願いたいと思います。  十七条の一項に該当すると、こういうことで馘首を申渡しておられますが、これには、正常な業務の運営を阻害したと、こういうことになつておると思います。とすれば、組合の只今の話を聞いておれば、正常な運営でなくて、法に違反したことを今までサービス労働としてやつていた。それでそれを守るための闘争をやつたのだ。いわゆるサービス労働を取つただけだとするならば、正常なる運営というのは、そういうサービス労働まで含めた、或いは鉄道法ですか、この法に違反したような行動まで含めたものが、正常な……

第19回国会 労働委員会 第14号(1954/03/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 調査庁に御質問申し上げますが、約一カ月ほど前に衆議院の委員会でも一応法務大臣の御説明があつたように思つておりますが、それと同時に各新聞で日共白書というのが出されたわけでありますが、調査庁にはこういう日共白書というものがあるのかどうか、それをお伺いするのと、もう一つは天下の公党である日共をどういう面でそういう調査をされておるのか、これは共産党に限らず、社会党或いは改進党、自由党等に対してもこういう調査をされておるのかどうか。されておるとするならば、どういうことを調査されておるか、その内容をお伺いしたい、かように思います。
【次の発言】 白書としては公表したこともそういうこともないと……

第19回国会 労働委員会 第16号(1954/04/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 関連して大臣に質問しますが、旧皇室苑地運営審議会で昭和二十四年の四月二十日に、皇居前の広場は広く国民の福祉に寄与するという根本方針が樹立されておつたわけであります。すでにそのときには三回のメーデーがあそこで行われている。而も四月の二十日といえば四回のメーデーに使用するためにすでに政府にこの申請が出されているときであります。そのときにおいてそういう決定をなされて二十四年も許可されている。二十五年も許可されている。五回のメーデーがあの広場で行われているのであります。それが六年、七年を不許可になつて、七年にああいう事件が起きて、そして今度厚生大臣のお話では、国家的行事でなければできない……

第19回国会 労働委員会 第21号(1954/05/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 この審議会の委員の選考はどういうような径路でどう選考されたか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 倍数の中から労働大臣が委嘱したとおつしやるけれども、それは労働大臣が一人できめるのでなくして、次官、局長が当然参加されておると思いますが、この労働者の代表一つを見ましてもあなた方もこれはおかしいとお思いになると思う。日本全国の労働組合の中から選ばれたのでありますが、金属関係から二名、国鉄から二名出ておる。ところが今審議されたその内容をお話になりましたが、第二十四条関係だけでも、これは炭鉱労働者にとつては実に重大な問題である。ところが今の説明を聞いてみると炭鉱の何たるかを知らない……

第19回国会 労働委員会 第22号(1954/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 通産省の意見を聞いておれば、料金は上げるかもわからない、上げんかも知れないと、非常に逃げておりますが、今日の新聞でははつきりと七%上げるというようなことを言つておられると私は思う。何か含みがあつてここでわざと答弁しておられるように私には聞えてしようがない。七%七月以降に上るということをはつきり書いてある。それから今までの答弁を聞いてみますと、通産省は一月に景気料金の値上の申請を受けておる。その中にはそれから旬日を経ずして要求された賃金額は入つておらない、こういうことを言つておられる。ところが中労委の調停はすでに四月の十四日には組合は、呑んでおる。その呑んでおる内容は、六%の賃金値……

第19回国会 労働委員会 第23号(1954/05/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 大臣がお見えになりましたので御質問したいと思うのですが、まあ今まで大臣のお言葉を聞けば、非常にまじめで労働委員会会にも出席しておるというお言葉でしたけれども、私が昨日調査した範囲内では、昨日まで労働委員会が二十一回あつておると思います。大臣の出席はこの間五回でございます。連合委員会に一回、この間大臣の御出席を願わなくてもよかつたのが六回か七回これはあつたと思います。  とすれば大臣はまあこちらには御出席なされずに、結局総理大臣から非常に暇があるから、優秀だからということで国警担当にまあおなりになつて、それから漏れ承われば国警のほうには極めて熱心に朝早くから夜遅くまでやつておられる……

第19回国会 労働委員会 第24号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 まあ資料を頂いておるのですが、今吉田委員が言つたように、もつと資料以外にも相当な件数があると私たちは思うのです。失業者のほうを見ますと、昨年の十一月以降随分落着いて来たのが、三月以降又ぐつと殖えて来ておる。又基準局長のお話を聞けば、炭鉱の三県だけでも一億五千万からの不払賃金が出ておる。その解決がうまく行つておらないところに非常にこのたびのむずかしさがあるのだ、こういうことを言つておられるのですが、この前私たちが質問しましたのも、そういうむずかしい中にあつて労働省としてはどういう対策を持つておられるかということをお聞きしたわけなんです。それで当然これに連なつて労働省としてはどういう……

第19回国会 労働委員会 第25号(1954/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 時間がありませんので簡単に御質問を申上げます。特に造船問題については素人でありますので、ピント外れかも知れませんけれども、今まで政府当局のお話を聞きますと、二十九年度では今までの需要量二十二万トン、それから計画造船の十七万トン、これを考えても十六万トンくらいしか作業ができないようになるといよいよ失業者も出て来る。こういうのに対して対策はどういうふうに考えておるかという質問に対しまして、船価を下げることだと、或いは運賃を下げると、或いは業者の不当競争をやめさせると、こういうようなやつが三つ四つ列べられておりますが、今まででさえもそういうような政府自身から業者の不当競争があつておつた……

第19回国会 労働委員会 第26号(1954/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 只今委員長の報告の中にもありましたが、けい肺法案を審議すること国会四回も経まして、すでに本国会も残り僅かになりましたが、この際この法案に対する労働大臣の御所見を承わつておきたいと思います。
【次の発言】 次官にお尋ねしますが、政府おいてはいろいろ諮問機関は持つておられると思うのですが、今までのどの法案或いは法律を作る場合の心がまえを見ましても、政府が最初話題を投げかけておいて、一応の政府の考え方を出しておいて、諮問機関に諮問しておられるというのが通例ではないかと思うのです。このけい肺の問題につきましては、正式に審議してから一年になるし、政府は政府なりの肚ができておらなければならな……

第19回国会 労働委員会 第27号(1954/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 四十九条に関連して……。就業規則を会社から示される場合に、就業規則の点で両者一致することは殆んどないのです。それで組合の意見を付して監督署に出すのであるが、監督署はそういう場合に殆んど、まあ私は全組合を見ているわけではありませんけれども、私が今までタツチしたこの問題につきましては殆んど意見付きのまま監督署は全部許可しておられる。こういう実態であるが、その点どうですか。
【次の発言】 そこで就業規則を作る場合には、会社が一方的に作つて組合の意見を聞く。この意見がなかなか一致されないから、ぎりぎりになつて意見書を添えて監督署に出す。監督署はただそれを受理しただけであつて、何の意見も言……

第21回国会 労働委員会 第1号(1954/12/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 今の問題に関連してちよつとお尋ねいたしますが、私は人命という問題からついて取締りは強化してもらいたいと思う。その点は何よりも自分の子供が死んだ、怪我したという人の立揚になつて見る場合に、私は一概に取締りを軽視することはできないと思うのです。併しその取締りそのものが非常に私は間違つておるのではないか。例えばこの前課長の話を聞いたのですが、東京の主要道路であつたならば三十二キロですが、その他は四十キロかになつておる。ところがそれではそれで走つておる人がおるかというと一人もおらない。こういうことなんですね。そういうことがあつたならば常識としては四十キロなら四十キロ、或いはその他のところ……

第21回国会 労働委員会 第2号(1954/12/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 局長だけ見えておりますから基準局長に御質問いたしますが、もう二回ほど本委員会でも自動車の運転手の問題で審議しておりますが、その中からわかつたことは、特に年末を控えて非常に事故が多い。その事故を防止するために罰を以てやつておる、いわゆる罰金を課するとか或いは免状を取上げるとか、まあそういうことをやられるので、そういう罰を受けた人は自分の生活を守るために再びそういう違反を犯すような原因を作つておる、こういうことになつて来たわけなんです。ところがそれではそういう罰を犯さなければならないような生活環境であるかどうかということをその原因を調査してみると、基本給が二千円乃至三千円、そうしてあ……

第21回国会 労働委員会 第3号(1955/01/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 局長にお尋ねしますが、うわさであったらば、それでうわさということにしてもらいたいと思うのですが、私たちが聞くところによりますと、駐留軍の労働者に対してスト規制法を考えておられる。今のような姿で、非常に駐留軍のほうから何かストを規制するような考えを持って折衝されたように聞き及んでおるが、それはどうであるか。それから、そうでない場合には、現在今御質問があったような直接雇用にするか。今調達庁を通じて間接雇用をしておるから非常に工合が悪い。直接軍が雇用して、そうしてクラブなんかでやっておるような態度をとる、こういうようなことも聞いておりますが、この二点については、何かお聞きになったことが……

第22回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1955/07/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 私は委員長のこの意見をお聞きして、それに対する考え方をまとめて行くということになれば、原因をまず探求して行かなければならない、こういうことになって来ると思うのです。そうすれば、まず内閣委員会の運営のあり方は正常であったかどうかというようなことになって参りますならば、この委員会では遺憾ながら私はそういうことは論議することはできない。事実その場におった人はおったにしろ、私はなかなかできない。結果から見れば、まことに遺憾なことであった、そういうことは言えると思いますけれども、ただそれのみをとって、それで詮議をされるというならば、そのよって起った原因をまず探求しなければならない。なぜかな……

第22回国会 議院運営委員会 第5号(1955/03/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 もうほかに発言もないようですから、私から発言いたしませんけれども、(笑声)いや発言しますけれども、各種委員の任命をされる場合に、それはだれでも任命に最も都合のよいようなことを書かれると思うのですけれども、たとえば非常にその人の箔をつけるというのですかするために、非常に多くのものを書いておられる。ところが、それでは非常に通りそうもないようになったところが、それは削られた。先ほど午前中のやつで通っておったならば、私たちはうその履歴を了解して通したことになるわけです。こうしたことになるならば、今までの各種委員は全部この場を通りよいようにするように書いておられる。たとえば出席の問題なんか……

第22回国会 議院運営委員会 第22号(1955/06/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 私は国会法第五十六条の二により、本委員会は、本日送付された修正予算案が、総理の施政方針及び大蔵大臣の財政演説と異なることを認め、本会議において修正予算案の説明を聴取することの動議を提案いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第22回国会 議院運営委員会 第24号(1955/06/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 運輸審議会委員は、どの審議会の委員も非常に重大な委員でございますが、私はその資料によって見ましても、特に重要な委員会だと思うのでございます。  それで、このたび推薦された三名の方の推薦の経路、そういう点を御質問申し上げたいと思います。それから太田三郎氏は、先年の十二月十六日に辞任されたと言われておりますが、その辞任の理由は、任期期間、どのくらいの任期を勤めておられたか。それからやめられた木村隆規氏ですか、この人を推薦しなかった理由。  以上三点をまず質問申し上げます。
【次の発言】 三人の方の推薦された経路……。
【次の発言】 三選反対というようなことは、私もまあ根本から否定する……

第22回国会 議院運営委員会 第31号(1955/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 私は、社会党の第四の意見を申し上げます。  三十日の会期延長に、反対いたします。その理由は、ただいまの質疑の中にも明かにされておりますように、すでに明日に控えた会期の今日、百三十六件の法律案のうちに、わずか二十八件の決定をみておる。こういうことを国民は何といっておるか。自由党の諸君がそこで私語をやっておるようでありますが、そういうのは問題にいたしませんけれども、国民が、たがのゆるんだ国会だといって非難をしておることは御承知のはずであります。われわれも満席を持っておる一人として、私は責任を痛切に感じながら、この反対の意見を申し上げておるのでございますが、その原因は何にあったかという……

第22回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1955/11/11、3期、日本社会党)

○阿具根登君 私も同じ問題なんですが、当局の答えが化学的な分析をやっておらなかった、細菌学的な分析をやっておった。ただいま横山委員から指摘されたように、最近それだけのことがありながら、それを見逃している、そうすれば何のために監視をしているのかわからない。監視員は何をやっておるのか。これは農家一軒々々の問題もあって、六千七百万もある細菌を見のがしておる。今言われた通りなんです。そうすれば監視は何を監視しておるのか、こういう責任は当然あると思う。それからもう一つ、徳島工場で監視されておった方はどういうことをされておったか。これだけの大きな社会問題を起した人を、どういう処分をしたか、どういうやり方を……

第22回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1955/11/14、3期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいまの答弁に質問もございますが、現地に行かれた質問者の御当人がおいででないので、先に進ましていただきたいと思います。現地を十分調査されておる榊原委員がおいでになりますならば、まだ私たちの質問以上な突っ込んだところを御承知だと思いますが、その当の質問者である榊原先生が見えておりませんので、本問題はあとにしてもらいたいと私は思います。
【次の発言】 関連して。この前の委員会でも言いっぱなし聞きっぱなしみたいになっておりましたが、私はそれに対する的確な御答弁があるものと思って聞いておりましたが、ただいま松岡委員から指摘されたように、まだこの前のような答弁をされておる。松岡委員の言わ……

第22回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1955/11/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 去る十一月一日、北海道赤平市離別炭鉱鉄道株式会社茂尻鉱業所の坑内において発生したガス爆発事故による労働災害に関しまして、その実情を調査するため、三日から六日間、私と横山議員は委員会から現地に派遣されて調査して参りましたので、その概況を御報告申し上げます。  事故の発生した雄別炭鉱鉄道株式会社は東京に本社を有し、資本金四億円、大手十社の一つに数えられ、問題の茂尻鉱業所のほか、離別鉱業所、尺別炭鉱をもっております。茂尻鉱業所は労働者数、鉱員一千九百五十三人、職員百九十四人で合計二千百四十七人、出炭量は月平均二万五千トン、良質の弱粘結性瀝青炭で、カロリーは六千五百ないし七千カロリーであ……

第22回国会 社会労働委員会 第5号(1955/05/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 お疲れのところ非常に恐縮ですが、鹿養さんにお尋ねいたしたいのでございますが、鹿養さんのただいまのお話の中に、中国における間は生命、生活は保障するけれども、日本に帰ったら生命その他の保障はできないというようなことを再三言われたと、こういうようなことをお聞きしたと思うのですが、どういう意味でそういうことを言われたのでしょうか。それをちょっとお聞きしたいのです。
【次の発言】 それではそのあなたの仕事の関係からそうであったのであって、向うに残っておられる日本人の方にそういう印象を皆に与えたということはありませんですか。
【次の発言】 どうもありがとうございました。それから丸田さんまこと……

第22回国会 社会労働委員会 第8号(1955/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 関連して質問いたしますが、相馬君から先ほども言われたように、要求額については、相当大臣の方でも考慮されているようでございますが、今年の三月の失業者は八十四万であった、戦後最高だということを言われている。去年の三月から比べるならば倍近くにふえている。ところが今度の予算では、人員にして五万人あるいは特別失対で三万人、こういうことも言われているようでありますが、五分の四に引き上げればもっとこれは減るものだと私は思うのです。そうでございますならば、八十四万人にふえた失業者に対して、民主党が国民に公約したのは、失業者を極力減らすということであったが、その公約と相反して失業者は端極にふえてき……

第22回国会 社会労働委員会 第9号(1955/05/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 同様な意見なんですが、今山本君の質問は、そういう場合に金を貸してあげる金は仮にあったとしても、これは払う見込みがないから貸さない。そういう場合に国が損失補償か何かしてくれる何かあるか。こういうことを国で何かしてくれというのが山本委員の意見だと思うのです。これに対しまして西田労働大臣はどうお考えになっておるか。
【次の発言】 そこが山本委員の当初からの質問の焦点だと私は思うのです。先ほども言っておったように、賃金不払い、遅配、欠配で、そうして人身売買までやって問題になっておるじゃありませんか。そういう人に対して労働金庫もあるんだ。それで組合も会社も一緒になってそれから借りたいと言っ……

第22回国会 社会労働委員会 第13号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 今のに関連して、二つの面から考えてみたいと思うのです。たとえばつき添い看護婦さんは八時間勤務で、今の給与が保障されて、そうして首切りがなかったならば、こういうことがいいと思われるのか。今度は別な面から、たとえばこれは患者に聞くのが一番いいと思うのですけれども、患者の方が手術をして寝ておって、目がさめるたびにつき添い婦さんが変っておるというのは非常にさびしい感じをされるから、やはりその一番ひどいときには同じ人が最初から、一番詳しい人がきたないところの掃除から何からしてもらうのが一番気がねもしなくていい、こういうような面があるのかないのか、どちらを重視しておられるのかということをちょ……

第22回国会 社会労働委員会 第19号(1955/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 関連して御質問申し上げますが、大臣の御説明を聞いておりますと、内閣がいつも言っておる合理化をこれに考えておるような気持がするのです。いわゆる病院の合理化か、看護の合理化か、こういうような考え方から理路整然と六つの項目をあげられておる。なるほど、机上で考えればそういうことも言われると思うのですが、ただいま清瀬あるいは埼玉の療養所の仕事に携わっておる責任者の方あるいは患者の方等の御意見を伺ってみましても、今御説明になったことと全く相反しておる。たとえば、外国等でよく言われておる、乳飲み子に一日にお乳は何回やればいいのだ、おむつは何回変えればいいのだというようなことを念頭に置いて治療と……

第22回国会 社会労働委員会 第22号(1955/07/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 大臣のお話を聞いておりますと、通産省の所管であるから、具体的なことはわからないということが、言外に言われておる。なおまた労働組合の協力を得なければできないということを言われておりますけれども、先ほど山本委員が質問申し上げましたように、労働省が労働組合に対して説明もできないようなことで、四千万円もの予算をなぜ組まれたか。ただ漠然と四千万円あれば、生産性向上本部を作って運営ができると、こういうことであるか。四千万円という予算を組まれた以上、これはどういうことをやるのだということもすっかり織り込まれておるはずだ、そういう点を明らかにしてもらいたい、こういうことを質問しておると思うので、……

第22回国会 社会労働委員会 第24号(1955/07/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 ちょっと今の答弁はおかしいのです。まず、僕も簡単に質問しますが、この歯科衛生士を作られる場合には、医師のほかに予防士としてこれを作って、そのほかにまた看護婦は従前通りおる。ところが看護婦が集まらないようになる、当然です。婦は口の中に手を入れることはできないでしょう。そうすると、看護婦はおらないようになるのだと思うのだが、今のやつでは科をやってもいいということに言われたのです。ひっくり返していえば、看護婦は三年間の教育を受けてきて看護婦になってきておる。ところが限られた歯科だから行き手もない。またその上に一年間学校へ行った衛生士がおったならば勤めるのもおもしろくないだろう。そこで考……

第22回国会 社会労働委員会 第27号(1955/07/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 関連。今の榊原委員の質問に賛成ですが、それとあわせて、八年間も余裕をいただいて、あらゆる科学的な私は検査をされたと思う。そうすればそのときの光線なり電気なりの療法は人体にいいのであるか悪いのであるかという結論が出ておるはずと思います。悪いのであるからこういうことは認めないということになっておるなら、あと三年間もなぜ黙って見過すのか。悪いということを考えておりながら人間の生命を左右するようなこういう治療をなぜ三年間も延ばさなければできないのか。また悪いのでないというならば、なぜこれの治療を認めないようにするのであるか。そういう点も科学的な今までの八年間の研究の結果があると思うので、……

第22回国会 社会労働委員会 第28号(1955/07/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 私、特別異議を申し上げるのではございませんけれども、まああらゆる法案の場合に、こういう参考人の方をお呼びすることはあると思いますが、九人というのは私は非常に多い数ではないかと思うのです。そうしますと、これが前例になりますと、今後の法案の審議に非常に私は差しつかえるのではないか。九人を選ばなければできなかった理由が私によくわからない。これはたとえば業者の代表の方があるいは三人とか四人とかいうのならわかるけれども、九人というのは多過ぎるように思いますが、それをちょっとお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 了解。

第22回国会 社会労働委員会 第30号(1955/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 修正の点が個所だけ御質問申し上げたいと思いますが、第三十九条で「当分の間」というのが入っておりますが、これはこの趣旨の目的を貫徹するまでといろ意味ですか、どういう意味かお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、この一部改正案にしましても、ただいまの修正案にしましても、国策の線に沿って産児制限をやらなければならないけれども、その実効が非常に上っていないためにこういうことが出されたと思うのです。そうすると実効が上らない原因は何かということを考えなければならないと思うのです。私はいろいろあると思うのですけれども、表面に考えられることは、この種の薬品を買うということは非常に恥……

第22回国会 社会労働委員会 第31号(1955/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 ちょっと関連して。先ほどの松岡委員の問題に関連してお尋ねしますが、保険局長にお尋ねします。先ほど労働大臣の答弁では、厚生年金の問題も十分審議会においても、あるいは衆議院においても論じられて、その厚生年金法を認めた上においても、これだけのことをしてやらねばできない、こういうことを仰せられたと思まいす。私もこういう問題を論ずる場合には、かりに厚生年金をもらえば二重になるというような議論があるならば、厚生年金をいじるのでなくて、本法律案をいじるべきであると思うのでございますが、先ほどの保険局長の話では、何か一線を引くようなことを言われたと思うのでありますが、保険法の精神として、保険を結……

第22回国会 社会労働委員会 第34号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 御質問申し上げますが、本改正案を出された趣旨は、あくまでも赤字によるものかどうか、赤字によるものであって十億の金を浮かすための法律案であるとするならば、現在まで二百六十億からの黒字があった場合は、何らこういう懸念もされずに、たまたま十億の赤字があったからといってこういう法の改正々出しておられますが、数百億に上るこういう黒字は、そういう場合に使用するのが第一の私は目的だと思うのでございます。そうすれば二十九年度の十億の赤字を、この二百六十億からのかしたとしても、まだ二百五十億からの金が浮いておるはずである。それをなぜ急にこういう法律の改正をしなければならなかったか、この点をまず第一……

第22回国会 商工委員会 第34号(1955/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(阿具根登君) 委員外の発言をお許し下さいまして感謝いたします。委員外の発言でございますので、なるべく簡単に御質問申し上げたいと思います。鉱業会の理事の国崎さんに御質問申し上げますが、昭和二十五年から二十六年、七年にかけて、朝鮮動乱のために非常に、石炭のブームと言われておって、石炭が非常に一番好況にあるということを言われ、あるいは指弾されてきたこともございますが、それから急転直下非常な石炭の苦しい事情になってきたと、こういうことになっておりますが、朝鮮動乱の際に朝鮮にわが国の石炭はどのくらい輸出されておったか、ここで数字が示されるならばお示し願いたいと思います。

第22回国会 商工委員会 第36号(1955/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 議事進行について。私もまだ質問は全然しておりませんが、相当残っておりますし、小松さんの質問もこれで打切りだとは思っておりませんが、時間も相当たっておりますので、一応休憩に入って、午後から審議を再開してもらいたい、こう思います。

第22回国会 商工委員会 第37号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 大臣に御質問申し上げますが、きのう相当長時間質問があっておりますので、あるいは重複するかもわかりませんが、一、二納得のできない点がございますので、具体的に御答弁を願います。昨日同僚議員の海野君からの質問がありまして、いわゆる関税は縮少しておいてそうしてこういう法案を作るととは、中小企業にしわ寄せを持ってくる。たとえば石炭にいたしますと、終戦直後のあの混乱時代に工員を集めるために、あるいは社宅を作る、あるいは施設を作るということで、鐘、太鼓で工員を集めておいて、そうして今度は一部の人は最高所得者になるというような批判まで受けてきて、その結果はたくさんの労働者が首を切られるような結果……

第23回国会 商工委員会 第2号(1955/12/12、3期、日本社会党)

○阿具根登君 第一条の問題について私は今日は御質問申し上げたいと思っておりますが、河川法との関係を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、この法律のこういうものを書く場合には、必ずこういう条項になると思いますが、電気事業とかそういうものであったら、私はこういうものもあると思うんですが、第一条、逆からいけば、「公共の福祉の増進に寄与する」それば「河川の保全等」ということになっているわけです。そうすると、これは河川法で完全にこれは守られる。こういう法律を作る必要はない、こういうことにこれだけではなってくるわけであります。そうすると、残ってくるやつは、「採取の事業の健全は経営の」……

第23回国会 商工委員会 第3号(1955/12/13、3期、日本社会党)

○阿具根登君 私のきのうの質問にお答え願いましたが、これだけあるたくさんの法律の中から二つだけ経営というのがあったことを一今引き出してもらっておりますが、両方見てみましても、片一方は価格安定法です。価格を安定するのです。それだったら当然な言葉になってくるわけです。片一方の輸出水産物振興法は、これは輸出の振興をするためにいろいろな合理化及び日本の水産業の発展のことをこれは十分前にうたってやっておられることなんです。この砂利採取法案を比較した場合に、そういうものではないのです。砂利採取法案はただ事業の健全な経営を確保するということにしてあるし、十一条に至っては経営の立場を考慮をすべきこと、考慮せよ……

第23回国会 商工委員会 第4号(1955/12/14、3期、日本社会党)

○阿具根登君 関連して一つ質問しますが、官房長の答弁を聞きますと、その答弁の中からはっきり事務官と技官というのは技官の方が勉強が足りないのだと、かえって何かひねくれているのだという言葉を聞くようですが、まあ表現としては公正ということを言っておられますが、その中に鉱山保安局の局長も技官であるとおっしゃいましたが、鉱山保安局が通産省に属し得るようになった経過を一つここで説明して下さい。
【次の発言】 一番大切なことを一つお忘れになっているから、だからこういうことになってくるのです。その当時、労働省にあるべきか、通産省にあるべきかということは、相当論議された。しかも出されたものは労働省関係から出され……

第23回国会 商工委員会 第6号(1955/12/16、3期、日本社会党)

○阿具根登君 失礼な御質問になるかもわかりませんけれども、二、三日前の新聞に四人のさむらい、いわゆる政治家の四人のさむらい、そのさむらい大将ここにおられるようですが、この四人のさむらいがあばれ回って、そして学者がそれに引きずられたと、こういうようなことがついておったと思いますが、ただいま御意見をお伺いいたしまして、まあ三原則が入っておるから賛成だというような御意見を拝聴したと思うのですが、政治的な問題をお聞きして非常に失礼になるかもわかりませんが、そういうことがあったかどうか。まだ先生方にここで、不安な点はあるのだけれども言っておらないところがおありになるかどうか。そういう点、できましたらお聞……

第24回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1956/07/20、3期、日本社会党)

○阿具根登君 一点だけ質問申し上げますが、今の質問を両方聞いておれば、とりあえず開かなければできないということで、そうなっておれば員外発言でもいいじゃないか、こういうことで出ておられる。しかしこれをどういうわけで開かれないのだということは言っておられないと思う。去年解散で開かれておりますのも、院の機構を固めるためにも、それだけでも開けと、こういうことを言っておられる。それは早急に開けということです。ところが官房長官は早急に開くことはできません、政府の責任において開きますと、こういうことを言っておられる、開けばどこが悪いのか、開かれない理由は何であるかということははっきりされておらない、その点を……

第24回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1956/07/25、3期、日本社会党)

○阿具根登君 関連して御質問申し上げますが、今の問題はこの前から続いておるものと思っておりますが、そうすれば、すでにきょうは日ソ交渉についての全権が出発される。ところが官房長官はこの前の議運においては、日ソ交渉については二十四国会ですでに政府の態度は表明しておるから開く必要はないのだ、こういう御答弁をここで述べられたと思っているのです。そうなりますと、今、藤田理事と質疑応答をされたその問題と非常に変ってくると思うのですが、官房長官としては、この前のあの答弁は間違っておったということになりますか、それともこの前の答弁の通りだということになりますか、御質問いたします。

第24回国会 議院運営委員会 閉会後第4号(1956/09/22、3期、日本社会党)

○阿具根登君 私はただいま非常に重要な答弁をお聞きしたと思うのですが、それでは憲法の五十三条の解釈をお願いしたい。官房長官は憲法五十三条をどう解釈されておるか。――もう一度おわかりにくかったら私から申し上げますが、憲法五十三条によって臨時国会の召集を政府に要求しているその理由は那辺にあるか、憲法五十三条によって臨時国会を要求する場合には、その案件を政府には通知しておるはずです。それは日ソ交渉の調印後に再開してくれというのではない。それは要求しなくても、当然批准の形でも政府は国会を開かねばできないと、そういうお考えであったならば、五十三条の線によって要求する必要は何もないのです。そのために国会は……

第24回国会 議院運営委員会 閉会後第6号(1956/11/10、3期、日本社会党)

○阿具根登君 長官に一言御質問いたしますが、わが党から臨時国会の要請をやって、その後二回ここで議運を開いたと思うのです。そのときに長官は、議席の指定あるいはその他問題がたくさんあるので、これをいろいろ準備研究するに時間がかかるから遅れるのだと、こういう御答弁が私はあっておったと思うのです。そうすると、その準備は何もできておらないと思う。先ほどのお話では大蔵大臣の所信表明もやらない、こういうことをお聞きすれば、その当時の長官の答弁はみんなうそであったのかと、こう思わざるを得ないのですが、その点はどうですか。
【次の発言】 そうすれば、わが党から憲法で定められた所定の手続をして要請した臨時国会の召……

第24回国会 議院運営委員会 第12号(1956/02/09、3期、日本社会党)

○阿具根登君 さっき言った九時四十分に始めるか始めないか、それを九時四十分に始めるなら始めるということをここできめて、いかなることがあっても始める。そうして始めた上において、ちょっとなかなか片づかぬことなら、理事会にもっていくということにきめればいいけれども、一ぺん開かないことには困る。本会議でも始まったら、開けぬでしょう。

第24回国会 議院運営委員会 第20号(1956/02/27、3期、日本社会党)

○阿具根登君 時間が非常に迫っておりますので、簡単に御質問申し上げますが、一昨日のあの陳情に対しまして、これは御承知のように、いまだかってない、いわゆる戒厳令と言われるまで、国会の周囲は警官に包囲されてしまったわけであります。国会の周囲を包囲されたということは、都条例でやったのかもしれません。しかし、国会内に数十輌の車輌を入れて、そうしておそらく数百名の警官隊が武装して、いや乱闘服を着て待機されて、しかもあちらこちら走り回られたということは、おそらく議長さんの御指示があって曲るものと思いますが、その点を第一にお伺いいたします。  それからおとついは、もちろん本会議も委員会もございませんでしたが……

第24回国会 議院運営委員会 第21号(1956/02/29、3期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと今の問題ですがね、売春対策審議会に関する法案が今出ておる。そうすると、これも相当時間をかけると思うのですが、それに売いん防止法案をかける、作ってもらう、こういうことになれば、政府が予定しておられる三月の下旬にこれはできますか。本国会に出す自信がありますか。
【次の発言】 これはすでに法案として出されたこともありますし、相当もまれておる問題であって、これを政府が、もう出す間際になって、こういう売春対策審議会を作ることは、屋上屋を作ることであり、かえって法案が遅れることになる。政府の考え方では、遅れるために出されたのではないんですか。この対策審議会は……。

第24回国会 議院運営委員会 第35号(1956/04/06、3期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいま委員長の釈明の中に、疑惑という言葉が二回強調されたと私は思っているのですが、疑惑ということは、どういうことか御説明を願いたい。
【次の発言】 先までお答えを願っておるようでありますが、私は、疑惑と言葉をお聞きしましたのは、そういう先までのことでなくて、議院運営委員会を開かなかったことに対して、そういうような言葉をお使いになっておるが、私がお聞きしたいのは、あの場合に議院運営委員会は開くべきであったはずだと思うのです。たとえば理事会において決裂しましょうとも、あるいは話し合いがつきましょうとも、理事会は何の権限もないものだと私は思う、法的には。それはこの議運に諮ってこそ、初……

第24回国会 議院運営委員会 第36号(1956/04/10、3期、日本社会党)

○阿具根登君 これは、ただいまお聞きしたので、今までの例によりまして、各会派に持って帰って相談して、後日の機会にお願いしたいと思いますが、一つだけ御質問申し上げたいと思いますのは、この両人ともきわめてりっぱな方でございますが、特に電波監理審議会委員の丹羽さんのごときは、現職においても相当重要なところを九カ所も持っておられる、こういうことになってくると、いつもの問題にもありますが、ほとんど重要なところを担任しておられるので、かえって御迷惑になりはせんかと思う。ほかのところにも差しつかえはせぬかと思うのでございますが、こういう非常に多忙な人でなくて、ほかに適任者はだれもないとおっしゃるけれども、そ……

第24回国会 議院運営委員会 第41号(1956/04/24、3期、日本社会党)

○阿具根登君 これに関連してですが、こういうような場合はどういうようにお考えになるのですか。  提案の理由の説明者が説明をしておって、そうして、すみやかに御可決あらんことをということを全議員に訴えておって、しかもその原案を修正された案を出された場合、これは法的には長官の言われる通りかもしれません。しかし修正案に賛成したということは、全議員に対して、これはうそを言ったことになる。これが一番正しいということを初め言われておる。それに持ってきて、自分が提案したやつに反対をして、修正されたやつに賛成するということは、政治道徳から見て私は全く許せないものと思うのですが、その点どうお考えになりますか。政府……

第24回国会 議院運営委員会 第45号(1956/05/09、3期、日本社会党)

○阿具根登君 私も寺本さんに御質問いたしますが、実は過半数を得るために緑風会さんに働きかけたと言われたけれども、政党政治である以上、政策によってやられるのは私はかまわないと思います。ところがそれを、ポストを与えて、自分のところに近寄っていただく、緑風会というのは、今まで言われておるように右に偏せず、左に偏せずといってやっておられたので、あなた方は自分たちのものだと、こういうふうなことを考えておられるのか、それがどうであるのかというのが一つと、緑風会から人を侮辱するなというような考え方があるのじゃないかと思うが……。  もう一つは、議会政治における議院運営をあなた方が責任を持つ、そうすれば社会党……

第24回国会 議院運営委員会 第46号(1956/05/11、3期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと時間がないから……、速記をとめていいですか。

第24回国会 議院運営委員会 第47号(1956/05/12、3期、日本社会党)

○阿具根登君 議長に御質問申し上げますが、常任委員会の委員長の意見をお聞き下さって、ただいま御発表になりましたが、その中に、商工委員会、社会労働委員会等は委員長でなくして、しかもその委員長の属しておる会派の理事でなくて、与党の理事を呼ばれておりますが、それはどういう理由ですか。
【次の発言】 それはもちろんそうなっておりますが、そういうことが予期されてもおらないときに、わずか短時間のうちに抜き打ちに集めるということはどうであるか、何時間それに余裕があったか。われわれそれを聞いてかけつけたときには、すでに済んでおった。しかもその間一時間も時間はたっておらない。そういうことをどうしてそんなに急がね……

第24回国会 議院運営委員会 第53号(1956/05/21、3期、日本社会党)

○阿具根登君 一つだけお聞きしますが、久保田万太郎君については何ですが、金沢次郎君は本月の二十四日に任期満了になるようになっておりますが、この出席表には金沢次郎君のことがついておらない。私が承わるところによりますと、あまり出席がよくなかったと聞いておりますが、これを落しておられる理由、やはり後任者を得る場合には、いつもこの人以外にはないということで政府は持ってこられるので、どうしてこの金沢次郎が書いてなかったのか、ちょっと気づきましたので質問申し上げます。
【次の発言】 われわれはこういうものを、資料を請求して見せてもらう場合に、いつも悪いところは隠したやつが出てくるわけなんです。私が指摘いた……

第24回国会 商工委員会 第3号(1956/02/03、3期、日本社会党)

○阿具根登君 今資料をもらって聞いたので、もう少し勉強さしてもらいたいと思うのですが、一、二質問いたしますと、ただいまの説明にもありましたように、三十年度は国際的な経済の伸長もありましたでしょうし、国内的には未曾有の豊作でもあった。にもかかわらず、国民所得のふえ方は非常に少い。また言われておる完全雇用という立場、就業機会の増大、この面からいってもわずか三万、こういうことになっているのですね。そうすると、三十一年度は農水産等は約六%の減少まで見込んでおられるのだと思うのです。それに対して二万の減少になっておる。こういうことがあり得るかどうか、その点一つ詳しく御説明願いたい。  それからもう一つは……

第24回国会 商工委員会 第4号(1956/02/07、3期、日本社会党)

○阿具根登君 砂利採取法案につきまして先国会からいろいろと問題になっておりました修正の試案をただいまお手元に配付いたしましたが、まだわが党といたしましてもこれが決定を見ておりませず、ほんの試案でございますので、その点御了承の上お聞き取りを願いたいと思います。  砂利法案につきましては、先国会でも相当論議のありましたごとく、小工業者の圧迫になる利権法案でないかということが非常に大きく論議されたわけでございますが、この点につきまして修正しました点を御説明申し上げますと、まず一部に言われましたようなそういう利権法案のにおいのある字句をまず取り去るべきである、かような考えからいたしまして、業者あるいは……

第24回国会 商工委員会 第5号(1956/02/09、3期、日本社会党)

○阿具根登君 これは実際から申し上げますならば、第六条で、第三条の公益の保持というものをうたっておる。これを管理しなければならないということになっておりますが、第五条の見出しから、これが採取管理者ということになれば、一応これは官庁の命によってやっておるものだというようなことに考えられるわけであります。しかもそれをまあ命令するものはこれは業者である。そういう二足のわらじ的のことをやったならば、今までやられておる他の法案でも見られるように、政府が考えておる、この法律が考えておるその精神のほかに、その人たちの生活は業者から与えられておる。そうすれば業者の言うことだけしか聞かない管理者というのは考えら……

第24回国会 商工委員会 第7号(1956/02/24、3期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと関連して……先ほどの答弁にちょっと関連して御質問したいのですが、能力ある技術者は引き上げたい、こういうことを言われた。それから今の答弁では公平にということを言われた。おそらく今まで数回の国会で公平でないと、いわゆる事務官優先にというようなことはだれもお考えになっておられないと思うのです。そうすると任命権者は大臣だ、大臣は能力のある技術者は公平にこれを見なければできないということになってきますと、今まで公平にやってきて能力のある技術者はおらなかった、このバランスから見て能力のある技術者というのはおらなかった、こういうことになると私は思うのです。その点が一点。それから公平とい……

第24回国会 商工委員会 第8号(1956/02/28、3期、日本社会党)

○阿具根登君 今のに関連のあることですが、作業主任者と、先ほど販売主任者というようなことを言われておりましたが、それはどういう関係がありますか。法律では、第六十八条に作業主任者とあるが、販売主任者というのはついておらぬようであるが、それも何か規定を設けるようなことになるのですか。作業主任者が販売にまでタッチして、そうして販売人の責任を負って回るのかどうか、そのために販売主任者というのがおるならば、それは法的にどういうような権限を与えられるのか、どういう権利を与えられておるのか、それをお尋ねしておきます。
【次の発言】 この五十八条を読んでみますと、作業主任者というのは、いわゆるガスを詰めかえる……

第24回国会 商工委員会 第9号(1956/03/01、3期、日本社会党)

○阿具根登君 少しくどいようになりますが、作業主任者、あるいは取扱主任者という問題につきまして、この前ずいぶん質問したのですが、どうも私の考えとぴったりきてないようなんですが、この考え方は、この主任者の指揮監督によって作業を行うものであると、私はこう解釈するのです。ところがこれを見ておれば、主任者の資格がなからねばそれの仕事に従事することができない、こういうふうに考えられるのですが、どちらですか。
【次の発言】 私もそうだと思うのですが、そうすれば今までの法案で大体私らが政府の説明を聞いたものではその責任者をたとえば業者が指名する場合はこれを政府に具申して、そうしてこの許可を得なければならない……

第24回国会 商工委員会 第11号(1956/03/08、3期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣に御質問いたしますが、三十年度にも炭鉱のガス爆発で陳情なり、お願いをいたしたことがございますが、すでに本年に入りまして三月もまだ半分にも満たない今日、大四体件のガス爆発が起きており、三十名の人が死んでおるということを記録しております。で、炭鉱の状態は御承知のように、この一、二、三月というものは一番ガス爆発等は少いときでございます。今のままでいくならば、せっかく年々八百名から九百名の犠牲者にとどまっておった炭鉱の災害は、もっともっとふえるであろうという懸念をせざるを得ないのでございます。特に梅雨期から梅雨あけどきの炭鉱災害というのは非常に大きいものがございますので、その点につい……

第24回国会 商工委員会 第19号(1956/04/06、3期、日本社会党)

○阿具根登君 堀越さんに御質問申し上げますが、ただいまの御意見では、私は全企業に対してこれを適用すべきであると、こういうような御主張であると私は考えておるわけなんです。それにつきまして、興業銀行の方からは、そういうことはまだ時期尚早である、こういうことで、適用範囲のことを言われておりますが、その中で、たとえば、経済が安定しておらないということは、これはわかりますが、法を軽視するというようなこともあったと思うのです。こういうことを考えてくる場合に、借る方の立場は非常にこういう法律ができてくれば簡単になっていいかもわかりませんが、事業をやる場合には、貸す方の人のことをまず考えなければ私はうまくいか……

第24回国会 商工委員会 第20号(1956/04/13、3期、日本社会党)

○阿具根登君 次官に御質問いたしますが、企業担保法について、この前参考人の方々からも聴取いたしましたが、その参考人の中からも、一部、四十億円以上の大企業を対象にする、あるいは二十億以上というようなことを考えられておったようでございますが、この点についてどういうふうに次官は考えられておるか。そういう大企業の意見だけを聞いて企業担保法を作ろうとしておられるのか、あるいはそれ以下の、ほんとうに困っておる人たちの意見を聞いて企業担保法を作ろうとしておられるか、その点をはっきり御説明願います。
【次の発言】 そうしますと、法務省の方で立案されておる、あの企業担保法を支持される考えであるか、それとも金融界……

第24回国会 商工委員会 第21号(1956/04/17、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(阿具根登君) ただいまから委員会を開きます。  まず、委員の異動について報告いたします。四月十六日大谷贇雄君及び西川彌平治君が委員を辞任され、その補欠として泉山三六君、岩沢忠恭君が指名されました。さらに本日泉山三六君、岩沢忠恭君及び上原正吉君が辞任され、その補欠として大谷贇雄君、西川彌平治君及び深水六郎君がそれぞれ指名されました。以上報告いたします。  なお、右の異動の結果理事一名が欠けることになりました。ついてはこれより理事の補欠互選を行うわけでありますが、その方法は成規の手続を省略しての指名を委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。

第24回国会 商工委員会 第22号(1956/04/19、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(阿具根登君) それではただいまから委員会を開催いたします。  原子力関係三法案について参考人から意見を聞くことに御異議ございませんか。   「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、参考人の人選及び日時等は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 なお、日程に追加いたしまして、通商行政一般に対しまして、海野三朗君より質問の申し出がございますが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。

第24回国会 商工委員会 第23号(1956/04/20、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(阿具根登君) それではただいまから委員会を開きます。  日程に追加して、経済自立方策に関する調査の一環として産業金融に関する件を議題といたします。  本件に関しましては、事務局の手落ちで、本日の公報に記載漏れとなっておりました。委員長としては、まことに遺憾に存じますが、御了承願いたいと存じます。  なお、本件については、かねてより海野委員より開発銀行総裁の御出席方を毎々御要望になっておりましたので、本日開銀総裁の出席をわずらわしました。小林開銀総裁を参考人とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではそのように決定いたします。  海野委員に申し上げますが、小林参考人は、本日……

第24回国会 商工委員会 第25号(1956/04/26、3期、日本社会党)

○阿具根登君 お急ぎのようですから……。先ほど白川委員の質問の中で、運営によってということで御了解されたように私はお話を承わったのでございますが、政府の説明なり新聞の解説なりを見ておりますと、国立にならなかった原因の重大な一つとして、わが国の原子力研究が諸外国に比べて非常におくれている、十年もおくれている、それを今から研究をやっていくには国立では非常にひまが要るそれで民間の協力を得て特殊法人にした方が早くいけるのだと、こういうようなことがいわれていると私は思っているのであります。そうすれば、当初先生の言われた国立にしなかったことは非常に残念だということは、そういう意味合いから特殊法人としての行……

第24回国会 商工委員会 第26号(1956/04/27、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(阿具根登君) ただいまから委員会を開きます。  まず委員の異動について申し上げます。本日、木村守江君が辞任され、寺本広作君が指名されました。  以上報告いたします。
【次の発言】 原子力三法案を議題に供します。質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 海野委員に申し上げますが、正力国務大臣から答弁を願いますか、先ほど座談の中で出ましたように原子力委員の石川一郎君がお見えになっておりまして非常に時間が短かいようでございますから、次から石川一郎君に対する質問を早目にお願いいたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。

第24回国会 商工委員会 第29号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○阿具根登君 能勢さんに御質問申し上げますが、今デパート側と中小企業者側から御意見を伺いましたが、いずれも抽象的でございまして、法案の細部には言及されなかった。かように考えておりますが、能勢さんの先ほどの御意見の中にもデパートというのは一応その限界にきておるのだと、そうひどくならないのだ、こういうことをこの前の二十二国会でも申し上げて、現在もその通り思っておる、こういうことをおっしゃったと思います。なおまたただいまの向井先生のお話をお聞きしておると、デパートというのはもう一応限界にきておるのだと、こういうように私はお聞きしたのであります。ところが先ほどの能勢さんのお話では、昭和十三年から三十年……

第24回国会 商工委員会 第30号(1956/05/10、3期、日本社会党)

○阿具根登君 最初から私は質問していきたいと思いますが、第二条でですね、百貨店業というものをここにうたわれておって、大都市において三千平方メートル、あるいはその他の土地で千五百平方メートルのものを対象にしてあるようでありますが、それではこれは同一資本系の人がやっておって、たとえば資本は同じであっても、名義は変るとか、あるいはそうでなくて、そういうような形態の人が、その付近にこれ以下の百貨店を作る場合はどうなのか、その点を御質問申し上げます。
【次の発言】 二つに分けて御説明がありましたが、前者のやつは私もそれで肯定いたしますし、そうでなければできないと思いますが、後者の方の解釈、たとえば千五百……

第24回国会 商工委員会 第31号(1956/05/15、3期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣がおいでになりましたので御質問申し上げますが、衆議院において付帯決議案が出ておりますが、これを可決される場合に政府からおそらく政府の考えを申し述べられたと思います。まだ私読んでおりませんが、この付帯決議案について委員会の決議を尊重してそういう気持でやるということであると思うのですが、そうですか。
【次の発言】 それでは付則の方から御質問申し上げますが、現在起きておる問題として、経過規定が一番大きな問題になっておるのじゃないかと思うのです。この法案その中にずばりと踏み込んでみてですね、そうした場合に、付則の第三条の末尾に「工事の施行の程度を考慮して許可するかどうかを決定しなけれ……

第24回国会 商工委員会 第32号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○阿具根登君 この工業用水法案につきましては、この前建設委員会の合同委員会において相当突っ込んだ質問もされて、当局は説明もできなくて、そうして内閣としての責任者を出せということを言われておったが、それから何か報告があったかどうか。政務次官どうです。
【次の発言】 この法案では、いわゆる過度の水の使用のために塩水とか、あるいは没落があるとか、こういうことを言われておりまするが、現在は工業用水の井戸を掘るのは無制限に許可されておるのかどうか、その点一局長から伺っておきたいと思います。
【次の発言】 そうするとですね、現在まで問題が起きておらないのがおかしいのであって、私どもが地方におる場合に、住宅……

第24回国会 商工委員会 第34号(1956/05/23、3期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣が今この質問にしっかりした基本方針を立てると言われておりますけれども、たとえば砂糖の問題にいたしましても、これは日本でよく言われておるように、日本の政治家が、あるいは業者か知らないけれども、砂利をやれば砂利を食うと、鉄道を敷けば線路を食うと、こういうことまで日本では言われてきておる。そういう日本で、砂糖なんかというと、甘いやつだからアリのたかるようにたかってくると思うけれども、これでべらぼうにもうけておる連中がおって、それを需要者の方に回すようになってくれば安く入ってくると、こういうところに欠陥がある、一部のところに膨大な利潤がいくと、こういう問題があって、だから抜本的な対策……

第24回国会 商工委員会 第35号(1956/05/24、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(阿具根登君) ちょっと速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記を起して下さい。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時五十分散会

第24回国会 商工委員会 第38号(1956/05/28、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(阿具根登君) ただいまから委員会を開きます。  まず委員の異動について申し上げます。  五月二十六日西川彌平治君が辞任され、その補欠として川村松助君が指名されました。五月二十八日石坂豊一君、重政庸徳君、秋山俊一郎君、関根久藏君、青山正一君、川村松助君及び中山福藏君が辞任され、その補欠として苫米地義三君、笹森順造君、高橋衛君、古池信三君、上原正吉君、西川彌平治君及び北勝太郎君がそれぞれ指名されました。
【次の発言】 次にお諮りしたいことがございます。現在理事が一名欠けておりますので、その補欠一名の選任を行いたいと存じますが、その方法は成規の手続を省略し、その指名を委員長に御一任願いたいと……

第24回国会 商工委員会 第40号(1956/05/30、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(阿具根登君) ほかに御発言もなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 他に御意見もなければ、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  これより採決に入ります。  電源開発促進法の一部を改正する法建案を問題に供します。本案を原案通り可決することに賛成の方は挙手を願います。
【次の発言】 全会一致でございます。よって本案は全会一致をもって原案通り可決すべきものと決定いたしました。  なお本会議……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 議院運営委員会 第1号(1956/11/12、4期、日本社会党)

○阿具根登君 そこで、寺本委員が今言われましたが、先例を重んじ、慣習を重んずるこの参議院においてですよ、(「新例を作るのだ」と呼ぶ者あり)新例はあとだ。副議長の話を聞けば、自分が出したかったけれども、議長が出したから、自分まで出しては工合が悪いだろうということらしいのだな。その線で行くならば、二十五年の佐藤議長は、副議長がおらないときに何で辞表を出せますか。佐藤議長の心境としては、半数改選になって自分は議長席にすわるということをいさぎよしとしないと、そういうはっきりした心境で出しておられる。とするならば、議長が出した場合も、副議長が辞表を出せないという理由はどこからも成り立ってこない。佐藤議長……

第25回国会 議院運営委員会 第2号(1956/11/13、4期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいまのに関連いたしますが、議長の御答弁を聞いておると、私は非常にこれに矛盾を感ずるわけです。たとえば議長は公平に、円満にやると、そういうことを言われた。党人であっても党から何らの制肘も受けない。これだけをとってみれば党人である必要はごうもないわけなんです。また言葉じりをとらえるわけではございませんけれども、ただいまのように、党人なるがゆえにわが党は無理も言われるというようなことになった場合は、これは公平とは言えない。これは自分の党籍を利用してわが党に対して無理を言ったことになる。またこれの逆の場合も考えられる。そうすると、公平とおっしゃったのと、党人なるがゆえにかえってプラス……

第25回国会 商工委員会 第1号(1956/11/16、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(阿具根登君) それでは委員長の委託によりまして私がこの後の会議を主宰いたします。まず大臣がお見えになっておりませんが、川野政務次官がお見えになっておりまして、発言を求めておられますから、これを許します。
【次の発言】 次に、調査承認要求の件についてお諮りいたします。本委員会におきましては、第二十二国会以来経済自立方策に関し調査を続けてきたのでありますが、今期国会におきましても、引き続きわが国経済の自立と発展をはかる目的をもって、本委員会所管の各般の事項について調査を行うため、この際お手元に配付の要領によって経済の自立と発展に関する調査承認要求書を議長あて提出することにいたしたいと存じま……

第25回国会 商工委員会 第2号(1956/11/20、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(阿具根登君) それではこれより商工委員会を開会いたします。  松澤委員長が御病気のため、委員長の委託によりまして、私が本日の会議を主宰いたします。  まず、委員の異動についてでありますが、昨十九日小幡治和君が委員を辞任され、その補欠として勝俣稔君が委員に選任されました。以上御報告申し上げます。
【次の発言】 それではこれより本日の議事に入ります。  まず、前回の理事互選に当り、二名の理事の指名が保留されておりますので、この際、理事に西川弥平治君、及び白川一雄君を指名いたします。  次に、去る十六日議長に対し調査の承認を要求をいたしました経済の自立と発展に関する調査につきましては、即日議……

第25回国会 商工委員会 第3号(1956/11/22、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(阿具根登君) それではこれより商工委員会を開会いたします。  本日は勝俣稔君が委員を辞任され、その補欠として小幡治和君が委員に選任されました。以上御報告申し上げます。
【次の発言】 それではこれより本日の議事に入ります。  本日は前回に引き続き調査を進めます。公報でお知らせ申しましたように、通商産業施策と予算に関する件を議題とし、まず石橋通産大臣から政策大綱について説明をお願いいたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 では御質問ございませんか。

第25回国会 商工委員会 第4号(1956/11/27、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(阿具根登君) これより商工委員会を開会いたします。  まず委員の異動についてでございますが、去る二十四日、小幡治和君が委員を辞任され、その補欠として勝俣稔君が委員に選任されました。また本日藤田進君が委員を辞任され、補欠として木下友敬君が委員に選任されました。  以上御報告申し上げます。
【次の発言】 それではこれより本日の議事に入ります。前回に引き続き、経済の自立と発展に関する調査を議題といたし、本日は公報で御通知を申し上げた通り、産業資金計画と財政投融資に関する件、並びに産業と税制改正に関する件を取り上げることになっております。産業資金計画も財政投融資も政府の最終の決定がまだできてお……

第26回国会 決算委員会 第10号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○阿具根登君 問題は非常に金額は少いのでございますが、不当事項として指摘されましたただいまのブリキ板の購入に当りまして、内藤部長にお尋ねいたしますが、先ほどの説明では、桃山を作るということであったと思います。そうすると桃山を作るために一枚十八面取りで都合よかったのか、それから箱の内側に張るということが書いてありますが、箱の大きさはどのくらいであるか、一つ御説明願いたい。
【次の発言】 私がお尋ねしようと思っておるのはそういうことでなくて、検査院から指摘された問題に対しまして、金額の多少でなくて、あなたの説明では、桃山を作るとか、あるいは箱の内側に張るためにこの規格のブリキを買ったのだと言われる……

第26回国会 決算委員会 第11号(1957/02/22、4期、日本社会党)

○阿具根登君 今の問題一番大切な問題だと思いますし、企業局長はよく御存じだと思うのですが、あの百貨店法ができるときに、ターミナルを作ってはいけないというようなことが付帯決議にされておったはずです。そのために熊本、宮崎等の百貨店は計画を変更されておる、こういう実情もあるはずです。で、それを池袋だけあの駅の駅舎の上に百貨店を許したということは、通産省だけの考え方、局長に言えばおそらく、百貨店審議会でこういう審議がありましたから、だからそれでこうしたのだというようなお答えがあると私は思うのです。しかし法の精神は、多数の人をバスあるいは車等でそこへ横づけして、そこで百貨店を開くとすることになれば、周囲……

第26回国会 決算委員会 閉会後第11号(1957/09/12、4期、日本社会党)

○阿具根登君 これはもう半年も前のことでございまして、決算委員の性格として今やっておるのですが、前のことをむし返すということでなくて、この間にも自治庁としては相当な調査も進んでおるし、対策がたてられておるものと私は期待いたしておりました。ところが大蔵省の説明を聞いても、自治庁の説明を聞いても、六月十六日に九千万の金が返ったから、だから県には一切損害を与えておらないのだと、こういう結論になってくるかと思います。これはこういう事件が起らなかったならば、おそらくまだこれは続いておる、こういうことになると思うのです。こういう事件が起って、非常に大きく批判を浴びたので、これは私どもが現場へいって調査いた……

第26回国会 決算委員会 第16号(1957/03/08、4期、日本社会党)

○阿具根登君 簡単に関連して質問しますが、ピース、光、富士、これに外国産葉を入れる比率は大体どのくらしですか。
【次の発言】 そうすると、先ほどの岩間君の質問ではないけれども、非常にわかりにくくなってくると私は思うのです。外国産葉が年間三千キロ要る。国内産業が一億九千キロくらい、こういうことになっておるわけですね、この比率でいきますと、たとえば三十一年度を見ますと九億三千六百万本ですか、このうちの今言ったピース、光、パールというのはごくわずかですね。七十、七十六、十六、そのうちの二五%、十%、七%というならば、ごく少数であるべきだ。それが三千キロも要るというのがどうもわからないのと、少し多目と……

第26回国会 決算委員会 第23号(1957/04/12、4期、日本社会党)

○阿具根登君 それでは大臣にお尋ねいたしますが、その前に、産業計画会議の、北海道の開発はどうあるべきかに対する意見として、北海道の開発庁からそれに反駁をされておりますが、産業計画会議とはいかなるものであるか、それに対して開発庁としての、こういう意見を出しておられる考え方はいかなるところにあるか、まずこれをお尋ねいたします。
【次の発言】 それでは産業計画会議のやつだけを教えて下さい。
【次の発言】 それでは大臣に御答弁願いますが、そういう民間の組織からこういう意見が出た場合に、政府の開発庁として、こういう反駁文を出すことが当然であるのかどうか、その点を第一にお尋ねいたします。

第26回国会 決算委員会 第24号(1957/04/13、4期、日本社会党)

○阿具根登君 簡単にお伺いいたします。  私は本問題につきまして角度を変えてお尋ねしたいと思うのですが、多久島事件にいたしましても、この事件にいたしましても、一課長補佐あるいは係長が自由にこういうことをなし得るようになっておる。そういたしますと、この上には課長もおりましょうし、部長もおる、局長もおる、こういう人たちは能力がないのではないかと思うんです。そういう方たちに能力がないからこういう莫大な事件を、しかも全購連の汚職ということを出してあるけれども、新聞等で見てみれば、この汚職の根源は、海内という課長補佐が金を巻き上げて、あるいは飲食を強要する、こういうことでついにこういう汚職に発展したんだ……

第26回国会 決算委員会 第29号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○阿具根登君 井本刑事局長が見えておられるようでありますが、その後相当発展があっておると思いますし、新聞等でも相当発表が出てきておりますが、局長の方から詳しく御説明を願いたいと存じます。
【次の発言】 時間もありませんし、本問題については、衆議院並びに参議院の地方行政委員会においても、相当審議されておりまするので、簡単にお伺いをいたしたいと思いますが、いやしくも県の最高幹部である方々が、県民、国民の血税である金を不正預託をして、そうして一千万円からのリベートをとって、新聞等で見てみますならば、今度は議会の与党の議長である小林喜利君に対して三十万円の金を渡して、そうしてそれを与党工作に使った。県……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1957/06/10、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動を報告いたします。五月の二十日付をもって、西田信一君及び早川愼一君が辞任され、その補欠として、小西英雄君及び高良とみ君が選任されました。  五月二十一日付をもって、斎藤昇君及び武藤常介君が辞任され、その補欠として、谷口弥三郎君及び鈴木万平君が選任されました。  五月二十七日付をもって、小西英雄君が辞任され、その補欠として、草葉隆圓君が選任されました。
【次の発言】 派遣委員の報告を議題といたします。  去る五月の下旬、中共地区からの引揚者の実情調査のため、委員派遣を行いましたが、その報告をお願いいたします。

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1957/07/04、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) それではただいまから委員会を開きます。  委員の異動を報告いたします。六月十日付をもって、高良とみ君が辞任され、その補欠として、中山福藏君が選任されました。七月三日付をもって、藤原道子君が辞任され、その補欠として、大矢正君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度に関する調査を議題といたします。  前回の委員会において決定いたしまして行いました派遣委員の報告をお願いいたします。
【次の発言】 福岡市水道に関する件を問題に供します。  ただいまの派遣委員の報告にあわせて御質疑をお願いいたします。政府側の出席者は、中垣厚生政務次官、山口厚生省公衆衛生局長、尾村環境衛生部……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1957/08/09、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。七月の二十六日付をもって高野一夫君が辞任され、その補欠として、野本品吉君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度に関する調査の一環として、西九州地方の水害対策に関する件を議題といたします。本件について厚生当局から概況の御説明を願います。その前に、厚生政務次官の米田吉盛君から一応ごあいさつがございます。
【次の発言】 次に、一昨日の岐阜県及び愛知県における豪雨による災害の状況をお知らせ願います。
【次の発言】 御質疑を願います。質問のおありの方はどうぞ。

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1957/08/10、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 開会いたします。  派遣委員の報告を議題といたします。  去る八月一日、舞鶴に上陸いたしましたソ連地区引揚者実情調査のため派遣されました委員から御報告をお願いいたします。
【次の発言】 ただいまの報告に対しまして御質疑はございませんか。――御質疑もないようですから、本報告はこれにて終了することにいたしまして、次に移りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、厚生労働行政実施状況調査の派遣委員の報告でございますが、その調査は、かなり広範にわたっており、報告の内容も複雑をきわめておるので、便宜上、口頭報告を省略して委……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第5号(1957/09/11、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 開会いたします。  委員の異動を報告いたします。八月十二日付をもって野本品吉君及び大矢正君が辞任され、その補欠として、高野一夫君及び荒木正三郎君が選任されました。八月十五日付をもって荒木正三郎が辞任され、その補欠として、藤原道子君が選任されました。九月十一日付をもって木下友敬君が辞任され、その補欠として、松永忠二君が選任されました。以上報告いたします。
【次の発言】 次にお諮りいたします。理事榊原亨君から、都合により理事を辞任いたしたいとの申し出がございます。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、辞任を許可することに決定いたしました……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第6号(1957/09/12、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 開会いたします。  委員の異動を報告いたします。九月の十二日付をもって片岡文重君、占部秀男君、松永忠二君が辞任され、その補欠として、坂本昭君、森中守義君、木下友敬君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度に関する調査の一環として、一般厚生問題に関する件を議題といたします。  生活保護に関する件を問題といたします。質疑を願います。
【次の発言】 本問題に対する本日の調査は、この程度にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、広島厚生事業協会経営の精神病院に関する件を問題といたします。質疑を願います。

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第7号(1957/10/11、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまより社会労働委員会を開きます。  委員の異動を報告いたします。  九月二十一日付をもって坂本昭君及び森中守義君が辞任され、その補欠として、片岡文重君及び藤原道子君が選任されました。  十月九日付をもって藤原道子君及び片岡文重君が辞任され、その補欠として、松永忠二君及び赤松常子君が選任されました。  十月十日付をもって山下義信君が辞仕され、その補欠として片岡文重君が選任されました。
【次の発言】 労働情勢に関する調査の一環として、一般労働情勢に関する件を議題といたします。本件に関しましては、二階堂政務次官、亀井労政局長、辻法規課長、今枝公務員課長がお見えになってお……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第8号(1957/10/12、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) それではただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動を報告いたします。十月十二日付をもって赤松常子君、木下友敬君、藤田藤太郎君、大矢正君が辞任され、その補欠として、山下義信君、竹中勝男君、松澤靖介君、坂本昭君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度に関する調査の一環として、福岡市水道の四エチル鉛による汚染に関する件を議題といたします。  政府側の出席者を申し上げます。堀木厚生大臣、山口公衆衛生局長、山野理財課長、内閣法制局第二局長野木新一君、以上の方が出席しておられますので、お含みの上、御質問を願います。

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第9号(1957/10/31、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 委員会を開きます。  委員の異動を報告いたします。十月十四日付をもって、松澤靖介君、竹中勝男君、坂本昭君が辞任され、その補欠として藤田藤太郎君、木下友敬君、藤原道子君が選任せられました。十月二十一日付をもって、高野一夫君が辞任され、その補欠として小滝彬君が選任せられました。十月二十三日付をもって、小滝彬君が辞任され、その補欠として高野一夫君が選任せられました。
【次の発言】 理事補欠互選についてお諮りいたします。前理事早川愼一君の委員外転出に伴い、欠員中の理事補欠互選を行います。その方法は、成規の手続を省略して、委員長の指名といたしたいと存じますが、御異議ございませんで……

第26回国会 社会労働委員会 第35号(1957/05/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  議事に入ります前に、一言ごあいさつを申し上げます。本日の本会議におきまして、はからずも社会労働委員長に選任されまして重責をになうことになった次第でございますが、御承知の通り、委員会の取り扱っております事項は広範多岐にわたり、重要な問題が多いのでございます。私のようなものが果して完全に重責を全うし得るかどうか自信もございません。また、議事の運営にも非常に不なれでございますが、この際、同僚先輩各位の御協力をいただきまして、職責を全うさしていただきたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

第26回国会 社会労働委員会 第36号(1957/05/19、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動を申し上げます。  五月十九日付をもって、奥むめお君、千葉信君、大川光三君が辞任され、その補欠として、田村文吉君、木下友敬君、横山フク君が選任されました。
【次の発言】 南方同胞援護会法案を議題といたします。御質疑を願います。
【次の発言】 ほかに御質問ございませんか。――他に御発言もございませんようですから、質疑は尽きたものと認めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。修正意見がおありの方は……

第26回国会 商工委員会 第3号(1957/02/12、4期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと関連して質問いたしますが、今中共貿易の問題が出ましたが、大臣の説明では、中共に対する輸出だけを主張していて、六千五百万ドル程度の輸出が見込まれると、こういうことや言っておられますが、貿易の場合には相手からの輸入ということをまず考えなければできないと私は思うのです。特に共産圏においては輸出超過ということも非常に考えておられるようでございます。そうなれば日本は中国からどれだけの輸入をしたらいいのだと、そうしてその見返りとしてどれだけの輸出をしたらいいか、六千五百万ドルというのはどういうところから割り出したということがはっきりしなければだめだと思います。そういう点について大臣の……

第26回国会 商工委員会 第4号(1957/02/15、4期、日本社会党)

○阿具根登君 こういうことが前例になって、これが常態だということになったら、大へんだと思うから。

第26回国会 商工委員会 第5号(1957/02/19、4期、日本社会党)

○阿具根登君 先ほどの申し合せによりましてですね、私は科学技術庁の長官に対する質問の前に、経済企画庁の長官として御質問申し上げたいと思いますが、先般の長官の説明によりますると、これは石橋内閣の一枚看板でもありますが、生活水準の向上と完全雇用の達成ということを強く強調されております。そうして三十二年度は国民所得が八兆千八百億円になる。就業者数は四千三百三十四万人になる。こういう数字を御説明になったものと思っております。そういたしますと、現在の従業者数はどのくらいであるか、また、十カ年計画等を考えておられるようでありますが、その計画はどういうふうになっておるか。また、それをとられた基礎になる数字は……

第26回国会 商工委員会 第6号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○阿具根登君 運輸大臣に対しまして、他の委員からも質問があるようですし、非常に忙しいようですから、私は簡単に企画庁の長官に、二点だけお尋ねいたしたいと、かように考えております。先般の委員会においても、長官の意見を聞いて見ますと、原子力の問題については、まだ見通しはついておらない、こういうことを言っておられるが、その反面には、二十四トンのウランを入れれば、石炭の七千万トンの発電ができるんだと、しかも、アメリカにはあり余った油があって、アメリカにはそういう必要がないから、非常に有望だということを言っておられるのに、こういう計画をされる場合に、この原子力という問題は全然考えておられない。われわれは四……

第26回国会 商工委員会 第8号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○阿具根登君 参考人の方の御意見をお聞きしておっても、あるいは今度は事業局長のお話を聞いておっても、一つもこれはということはないんであります。たとえば参考人の方の御意見を聞いておりますと、英国において、あるいはドイツにおいて一酸化炭素はまだ多いんだ、日本は一八%になって戦前の倍であるけれども、まだ少いんだ、こういうような意見をお聞きいたしますと、外国の家庭と日本の家庭とは比較にならないんであります。寝ておるうちにほとんど死んでおるということを考える場合には、私はそういう考えではいけないと思うのであります。そうしてまた、局長のお話を聞いてみても、一番大事な一酸化炭素の問題については、何にも手が打……

第26回国会 商工委員会 第9号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっとくどくなるようですけれども、輸出検査法と企業の合理化、生産性の向上というのは、どういう関連があるのか、この輸出検査法が成立すれば、企業の合理化を促進し、生産性を向上しという理由になっておるが、検査法が通れば、どうして企業の合理化がされるか、あるいは生産性が向上するのか、今の点でちょっと食い足りなかったから、はっきり教えてもらいたい。
【次の発言】 風が吹いておけ屋がもうかるということになっているようでございますが、それは、検査法を実施すれば、それに伴う何か保護政策を考えておられるのかどうか。そうしなければ、検査が厳重になればなるほど、生産性という問題も一応考えられないでは……

第26回国会 商工委員会 第12号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○阿具根登君 両法案一括審議でございますから、両法案に関係のある点について先に御質問申し上げますが、まず、この特鉱が二十五年にできまして、それから五年の時限立法であったのが二年間延期され、さらに今度一年延期ということになっておりますが、特鉱の場合は戦争による乱掘を原因としての被害でございますが、現在の生産量から見てみますと、通産省が先年あるいは先々年計画しておった計画ですら、四千八百万トンから四千九百万トンであったと思いますが、それが五千三百万トン掘らなければならない、こういうことになってきますと、炭鉱の合理化がいかに進んだとはいいながら、炭鉱はこれは地底のことであるし、坑外のように機械の合理……

第26回国会 商工委員会 第14号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○阿具根登君 一つだけ質問いたしますが、私はよくわかりませんので質問するんですが、この信用保証協会というものは中小企業、特に零細企業等で、自分が他の銀行から金を借る場合に、担保能力のないような方々を相手にするのが主目的である、こういうふうに解釈しておりますが、そうであるかどうか御説明を願います。
【次の発言】 そういたしますと、ただいまいただきました資料を見ますと、まあ私どもが常識的に考えて一応五十万以下、特に二十万、十万という金額を借られる零細な方々が一番主要な対象になるべきものであると私は思う。ところが件数はなるほど多いのですけれども、十万以下の総貸出高を見れば七十二億四千万円、五十万円に……

第26回国会 商工委員会 第15号(1957/03/27、4期、日本社会党)

○阿具根登君 大蔵省の方が見えておりますので、この際、商工中金に関連いたしまして、相互銀行の点についてお尋ね申し上げたいと思います。  御承知のように、きょうの新聞で、福岡県の副知事が総務部長をやっていた時代に、経理部長と話し合って、一億の金を相互銀行に預けた。そうして裏利子を一千万取って、何か、政治資金かあるいは個人の機密費に使った、こういうことで逮捕状が出ておるわけでございます。私どのが今まで耳にする非常にいやな声は、相互銀行等については再三聞いておる。ところが、こういう問題が起ってくるとしますと、私ども自体が銀行に対して不安を持ってくる。今度も十五億の金を国から預けるということになってお……

第26回国会 商工委員会 第16号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○阿具根登君 信用保証協会法の一部を改正する法律案について、あと二、三点御質問申し上げたいと思います。まず、融資保険と保証保険についての考え方、いわゆる資料をいただいたもので見てみますと、融資保険が半数をこえておるようでございますが、私どもの考え方としては、保証保険に重点を置いていって、将来は保証保険がその主体になっていかなければならない、かように考えておりますが、長官のお考え方をお尋ねいたします。
【次の発言】 それで考え方はわかりましたが、保証保険の方が非常に実施されたのがおそいので、現在はそういうこともわかりますが、そのほかに保証保険が融資保険よりも非常に少いという何か原因があったら、お……

第26回国会 商工委員会 第17号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○阿具根登君 時間がありませんので、三点について御質問申し上げます。まず、完全雇用、エネルギー対策、社会保障に関する考え方、この三つに対しまして、商工委員の立場から御質問いたしたいと思います。いわゆる政府の宣伝か何かわかりませんが、神武以来の好景気だということが盛んに言われて、一般国民に手も届かないような高価な品物が、続々と出回っておることは事実でございます。その半面、一千億の減税を鳴り物入りでやられたけれども、その減税の恩恵に全く浴することのできない人が、これまた国民の大部分であることは御承知の通りでございます。それにもかかわらず、鉄道の運賃は四月一日から上る、私鉄も上りましょう、バスも上り……

第26回国会 商工委員会 第19号(1957/04/11、4期、日本社会党)

○阿具根登君 あまり詳細なことがわかっていないようですから、非常に説明を聞いておっても、わかりにくい点が多いのですが、なるべく時間をとらないように端折って御質問したいと思います。ただいまの説明を聞いておりますと、事故が起ったのが四月九日の四時三十分、救護隊が入ったのが零時十五分、非常に救護隊の時間がひま取っている、こういうことが一点。四時三十分に事故が起っているのに、救護隊はその日のお昼の零時十五分。もう一つ私がわからないのは、救護隊が入る前に、その一時間以上前の十一時には、すでに家族を呼んでもう死んでいる、やむを得ないから水を入れるのだ、密閉するのだと、こういう相談をしておられたということに……

第26回国会 商工委員会 第20号(1957/04/16、4期、日本社会党)

○阿具根登君 加藤参考人にお尋ねいたしますが、加藤参考人のお話を承わっておりますと、科学国立図書館を作るべきである、こういうことを言われておったと思うのです。今のお話しでは、国立図書館では情報が非常におそい、こういうことも言われておりますので、今の国立国会図書館でなくて別個の科学国立図書館を作れ、こういう意思であるかどうか、それを一つ。
【次の発言】 中根国会図書館副館長にお尋ねいたしますが、先ほどの御説明では二億数千万円の金を使って、年間三千万円の金が科学技術に使われている。その他は年間一千六百万しか使われておらない。しかもこれは国内のやつが主要であって、海外に対しては三百万円くらいの金しか……

第26回国会 商工委員会 第21号(1957/04/18、4期、日本社会党)

○阿具根登君 図書館の方から見えておりませんので、その点は答えられるだけお答え願いたいと思いますが、先日の参考人の話を聞いてみましても、加藤教授の話では、これは科学専門の図書館にすべきである、こういうのが第一だったと思うのです。図書館側の話を聞いてみますならば、科学情報センターという、こういうのは図書館でやるべきだ、こういうような主張をされておったと思います。そこで、極端に申し上げるならば、屋上屋を作るような感じがしないでもない。図書館でなぜやれないのか。なぜ、これが独立してやらなければならないのか、一応説明の中には入っておりましたけれども、その点お尋ねいたします。

第26回国会 商工委員会 第22号(1957/04/19、4期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣がお見えになりましたのでお尋ねいたしますが、長官ということよりも、国務大臣としての宇田さんにお尋ねいたしますが、こういう公共性のある情報センターというものは、これは国家的の見地から非常に大きな立場で考えなければならないと私は思うのですが、そうした場合に、まあ科学技術庁としてはこういう情報センターをお作りになる。そうすれば防衛庁としては、防衛の立場からこういうことを考えるのではなかろうか、また、文部省においては学者の立場からこういう情報本部みたいなものが必要になってくる。農林省は農林省としてそういう問題が必要になってくる。こういうことに対しては、どういうようなお考えを持っておら……

第26回国会 商工委員会 第23号(1957/04/23、4期、日本社会党)

○阿具根登君 私は日本社会党を代表いたしまして、日本科学技術情報センター法案に対しまして、賛成の意を表するものでありますが、審議中にもしばしば同僚議員からも質問の中で意見を申し上げましたように、本法案が成立いたしますと、各省のいわゆるなわ張り争いになる、ぶんどりというようなことが非常に心配されるのが一点と、それから国立国会図書館の機能がこれによって非常に減殺されるおそれがある、いわゆるこういう情報センター類似のものが各省にできた場合は、おそらく国会図書館はそういうところの古い書類を蔵書するだけの任務になるおそれがあると同時に、これが予算等の削減もおそれられるものであります。こういう点を考慮に入……

第26回国会 商工委員会 第26号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○阿具根登君 質問が、どなたからかおありになっておりましたら、御答弁の必要はないと思います。あとで議事録を見せていただきますが、この法案を決定するに当りまして、試作補助金が一億三千万円出されるようになっておるのでありまして、どういうところを対象にこれを出そうとしておられるか、たとえば一昨日視察させていただきました日立の中央研究所等は、年間五億の研究費を使っておるということでございます。五億の研究費を使っても、あのくらいであったということになれば、一億三千万円くらいの試作の補助金を出したところで、これはまことに微々たるものであろうし、その点どういうところにこういう交付金を出そうとしておられるか、……

第26回国会 商工委員会 第29号(1957/05/08、4期、日本社会党)

○阿具根登君 時間がないので簡単に質問いたしまするが、まず藤田参考人にお尋ねいたしますが、「米軍と会社の契約」というものを資料にもらっておりますが、会社とは何を指すのか。現在の七社を指すものであるか、それともそれ以外のあらゆる社も含めたものであるか、その点を一つ御質問申し上げます。
【次の発言】 八社となりますと、競争入札ということになっておりますが、先ほどの近藤参考人の御説明にもありましたように、ほとんど見積りの九〇%は人件費、いわゆる技術であります。ほかの競争入札というようなものは、原料から、資材から、あらゆる面を考慮して入札をするのでございますが、これは技術であり、人であるわけです。一番……

第26回国会 商工委員会 第31号(1957/05/11、4期、日本社会党)

○阿具根登君 輸入組合についてお尋ねしたいと思うのですが、まあ、今度の改正は輸入協定の条件を拡充することも、僕は一つのねらいであろうと思っております。なおまた、アウトサイダーの規制を輸入組合にも行わせるようになっておるが、輸入組合というものは一つもない。どういうわけで輸入組合ができないのか、先ほど大竹委員からバナナの問題も出ましたが、輸入業者というものは非常にもうかってしょうがない。だから輸入組合はできないのではないかという意見も出ておるようでありますが、輸入組合が一つもできない。輸出組合は三十四組合もできておって、輸入組合というものは現在まだ一つもない。それはどういう理由か、その点を一つお聞……

第26回国会 商工委員会 第32号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○阿具根登君 私はきょうは時間もございませんので、質問はいたしませんが、その前に資料の要求をいたしたいと思います。二十四国会だったかと思いますが、東北興業株式会社の問題につきまして審議いたしました際には、きわめて膨大な資料をいただいたのでありますが、本日の審議に当りましては、ごく簡単な資料だけしかもらっておりません。そこで、資料を詳細にわたって出していただきたいと思います。  まず、現在までの東北興業株式会社の業績、政府の出資、融資総額、会社幹部その他の変遷、特に業績につきましては、詳細なものを出していただきたい、かように思います。その資料が出ましてから、私は質問を続けたいと思いますので、次々……

第26回国会 商工委員会 第33号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○阿具根登君 関連して……。今ちょっと非常に大事なことを阿部委員質問で、それに対して局長の答弁があまりなかったので関連して質問しますが、十三条、十四条、まあ十三条の方についての説明で、選手の出場に関する適正な条件の確保ということを言われているのは、これは選手の待遇その他だという御答弁があったと思いますが、それでは今まで阿部委員が質問しました選手の今の待遇は、適正な条件の確保にかなっておると思うかどうか。適正な条件の確保とはどういうことか、その点一つすっきりさせていただきたい。第十四条の方は阿部委員から指摘されたようにこれは全然別個です。十三条だけに選手の適正な条件というのが入っているのは……。……

第26回国会 商工委員会 第34号(1957/05/15、4期、日本社会党)

○阿具根登君 稲川参考人が何かお帰りのようですから、御質問申し上げたいと思います。  先ほどの御意見の中に、労働者の待遇がよくなればそのしわ寄せが中小企業に寄ってくる、こういう御説明があったと思いますが、どうもそれだけでは少しわかりにくいので、詳細に御説明願いたいと思いますが……。
【次の発言】 もう一点御質問いたしますが、そういう理由で、大企業の中小企業者の方に対するしわ寄せということは、これはわかりましたが、そうした場合に、おそらく稲川さんは中小企業の業者の立場だろうと思うんですが、お使いになっている労働者に対する考え方はどういうふうにお持ちになっているか、その点お聞きしたいと思います。

第26回国会 商工委員会 第35号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○阿具根登君 今の問題で関連して御質問申し上げますが、きのうの松崎さんの御説明をお聞きしましても、中政連というのは中小企業の安定をはかるためにできたのであって、いわゆる団体法はその一環である、こうおっしゃったと思うのです。私もそうでなかったならばおかしいと思うのですが、これは純然たる政治結社であると私は思うのです、中政連という名前から見ましても。そういたしますと、今中小企業者が一番困っておる問題、きのうも十四人の方からお聞きしたのですが、大企業の圧迫だということを口をそろえて言っておられる。われわれもそれを認めてこういう審議をしておるわけなのです。ところが、この国会でも一番問題になる下請代金支……

第26回国会 商工委員会 第36号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○阿具根登君 関連して……。関連の関連でおそれいりますが、今相馬委員が御質問した中に、何か首脳部の間にいろいろ問題が起きているようだと、首脳部の間に意見の相違等がある、あるいはそれにひれがついたのかどうか知らないけれども、それに対して政治的な動きも相当加わっている、こういう非常な醜いことがわれわれの耳に入っている。大臣のお言葉はそこまで触れるのも、なかなかむずかしいと思うのだけれども、大臣にも相当なことが耳に入っていると思う、大臣の構想はあると思うのです。それを今のような普通の通り一ぺんな答弁でなくて、もっと、これはもっとえぐり下げて、もっと掘り下げて、そうしてほんとうにどうあるべきであるとい……

第26回国会 商工委員会 第37号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○阿具根登君 資料に出ておるかもわかりませんが、私どもは今まで通産省では化学工業振興法、あるいは基礎化学振興法、こういうようなことが計画されておるということは、聞いておったわけなんですが、本国会も非常に末期になってから唐突としてこの合成ゴムの法案を出された。これは一体どういう理由があったのか、今これをこの国会の末期に、しかも、法案の内容はあとで御質問申し上げますけれども、非常に私どもが納得のしがたいような法案の内容で出されておるということになれば、どういう理由があったのか、政治的な何か配慮があったのか、それとももっと広範なものを考えておられたけれども、まあ、国会も末期になってあわてて出されたの……

第27回国会 社会労働委員会 第1号(1957/11/01、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまより委員会を開きます。  委員の異動を報告いたします。十月三十一日付をもって寺本廣作君が辞任され、その補欠として有馬英二君が選任せられました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  社会保障制度に関する調査、労働情勢に関する調査、右の調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三により、議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、要求書の案文の作成並びに手続等は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第27回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1957/12/19、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 開会いたします。委員の異動を報告いたします。  十一月十三日日付をもって、坂木昭君及び紅露みつ君が辞任され、その補欠として藤原道子君及び松村秀逸君が選任されました。十一月十四日付をもって松村秀逸君及び西岡ハル君が辞任され、その補欠として紅露みつ君及び大野木秀次郎君が選任されました。十一月十六日付をもって、大野木秀次郎君が辞任され、その補欠として西岡ハル君が選任されました。
【次の発言】 労働情勢に関する調査の一環として、神田青果市場組合の労働賃金未払い問題を議題といたします。本件について、関係当局から説明を願います。

第27回国会 社会労働委員会 第2号(1957/11/02、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) では開会いたします。  社会保障制度に関する調査の一環として、福岡市水道の四エチル鉛による汚染に関する件を議題といたします。  質疑願います。
【次の発言】 大蔵省から白井政務次官並びに鳩山主計官が見えておりますので、お含みの上、ご質問願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 白井政務次官に私からも御注意申し上げたいと思うのですが、ここで数名の方が質問されておる。その根本は国の責任であるかどうか、国の責任であるということを皆さん言っておられる。しかも厚生省もそれを肯定されておる。だから、それをはっきり大蔵省で認めてもらわぬこと……

第27回国会 社会労働委員会 第3号(1957/11/06、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 委員会を開きます。  委員の異動を報告いたします。十一月五日付をもって榊原亨君が辞任され、その補欠として木島虎藏君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。  理事山本經勝君から、都合により理事を辞任いたしたいとの申し出がございます。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よって山木理事の辞任はこれを許可することに決定いたしました。  この際、理事補欠互選についてお諮りいたします。委員会定数に伴う欠員中の前理事高野一夫君及びただいま辞任を許可いたしました前理事山木經勝君の補欠互選を行います……

第27回国会 社会労働委員会 第4号(1957/11/07、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 委員会を開きます。  委員の異動を報告いたします。十一月七日付をもって横川正市君が辞任し、その補欠として坂本昭君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度に関する調査の一環として、紀南病院に関する件を議題といたします。質疑願います。
【次の発言】 本問題に対する本日の調査は、この程度にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、一般厚生問題に関する件を議題といたします。まず厚生省関係、昭和三十三年度予算について、官房長から説明を求めます。
【次の発言】 速記をとめて。

第27回国会 社会労働委員会 第5号(1957/11/11、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 委員会を開きます。  委員の異動を報告いたします。十一月八日付をもって坂本昭君が辞任され、その補欠として藤原道子君が選任せられました。
【次の発言】 労働情勢に関する調査の一環として、昭和三十三年度労働省関係予算に関する件を議題といたします。  まず、労働省当局から説明を願います。
【次の発言】 労働省側から石田労働大臣、ただいま説明しました松永会計課長、亀井労政局長、堀労働基準局長、谷野婦人少年局長、百田安定局長が見えておりますので、お含みの上、御質疑を願います。
【次の発言】 本件に対する本日の調査はこの程度にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

第27回国会 社会労働委員会 第6号(1957/11/12、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 開会いたします。  委員の異動を報告いたします。十一月十二日付をもって、藤原道子君が辞任され、その補欠として坂木昭君が選任されました。
【次の発言】 次に、請願についてお諮りいたします。本委員会に付託せられた請願は七十五件でございます。その審査については、委員長及び理事において下審査を行いまして、五十二件を採択し、二十三件は保留することに協議いたしました。保留いたしましたのは、第三百九十号、第三百九十一号、第三百九十二号、五百八号、五百五十号、三十三号、四百六十八号、三百九十三号、三百九十四号、五百四十八号、五百四十九号、四百九十五号、五百四十五号、五十六号、十六、三十……

第28回国会 社会労働委員会 第1号(1957/12/20、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 委員会を開きます。  調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  社会保障制度に関する調査、労働情勢に関する調査、右の調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により、議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、要求書の案文の作成並びに手続等は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、件が議長の承認あった場合、調査事件に関連して、委員派遣を行うときの人選、手続等については、委員長に御一任願いたいと存……

第28回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1958/05/31、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまより社会労働委員会を開きます。  委員の異動を御報告いたします。  五月十六日付をもって斎藤界君が辞任され、その補欠として大谷贇雄君が選任されました。  五月二十九日付をもって大谷贇雄君が辞任され、その補欠として斎藤昇君が選任されました。  五月三十一日付をもって西田信一君が辞任され、その補欠として有馬英二君が選任されました。
【次の発言】 労働情勢に関する調査の一環として、一般労働問題に関する件を議題といたします。  まず、中興鉱業株式会社江口炭鉱の災害について、関係当局から説明を聴取いたします。
【次の発言】 質疑のある方ばお願いいたします。

第28回国会 社会労働委員会 第2号(1957/12/23、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  労働情勢に関する調査の一環として、炭鉱災害に関する件を議題といたします。  本日は、本件の調査上参考に資するため、貝島炭鉱株式会社大之浦鉱業所新菅牟田坑における爆発による災害について、参考人各位の御出席をお願いいたしまして、意見を拝聴することになっております。  参考人の各位には、お忙しいところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。これから御意見の発表を願うのでありますが、時間の関係もございますので、一応実情について簡単に御説明を願い、次に、各委員の質疑にお答えを願います。どうぞよろしく願います。  次に、……

第28回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1958/06/09、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから社会労働委員会を開きます。  委員の異動を報告いたします。  六月四日付をもって坂本昭君が辞任し、その補欠として木下友敬君が選任されました。六月九日付をもって木下友敬君が辞任し、その補欠として坂本昭君が選任されました。
【次の発言】 次にお諮りいたしますが、派遣委員の報告を議題といたします。  五月中二回にわたり、中共地区からの引揚者の実情調査のため委員派遣を行なったのでありますが、その報告は、口頭報告にかえて書類による報告を委員会会議録に掲載してごらん願うということにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第28回国会 社会労働委員会 第3号(1958/02/06、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから、社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動を報告いたします。  昭和三十二年十二月二十五日付をもって藤原道子君が辞任され、その補欠として亀田得治君が選任されました。昭和三十三年一月二十日付をもって亀田得治君が辞任され、その補欠として松澤靖介君が選任されました。一月二十三日付をもって小西英雄君及び西岡ハル君が辞任され、その補欠として鈴木万平君及び後藤義隆君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度に関する調査の一環として、昭和三十三年度厚生省関係予算に関する件を議題といたします。  まず、厚生大臣から大綱について御説明を願います。

第28回国会 社会労働委員会 第4号(1958/02/07、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 開会いたします。  社会保障制度に関する調査の一環として、昭和三十三年度厚生省関係予算に関する件を議題といたします。前回に引き続き、質疑を願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記を起して下さい。
【次の発言】 紅露委員からのただいまの申し入れでありますが、あとで理事会を開きまして、理事会の問題といたしまして取り上げることにいたします。
【次の発言】 午前中はこれくらいで休憩いたしたいと思いますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 休憩いたします。    午後零時三十六分休憩
【次の発言】 再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を続行いた……

第28回国会 社会労働委員会 第6号(1958/02/14、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 開会いたします。  労働情勢に関する調査の一環として、昭和三十三年度労働省関係予算に関する件を議題といたします。質疑を願います。
【次の発言】 本件に関する本日の質疑は、この程度にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか
【次の発言】 御異議ないと認めます。  本日は、これにて散会いたします。    午後三時五分散会

第28回国会 社会労働委員会 第7号(1958/02/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 開会いたします。派遣委員の報告についてお諮りいたします。本年一月中二回にわたって、樺太からの引揚者実情調査のため、委員派遣を行ったのでありますが、その報告は、口頭報告にかえて、書類による報告を委員会会議録に掲載して、ごらん願うということにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさよう決定いたしました。
【次の発言】 社会保障制度に関する調査の一環として銀河丸の遺骨収集と無名戦没者の墓に関する件を議題といたします。  本件調査のため参考人の出席を求め、意見を聴取することといたしまして、参考人の人選、手続その他については、委……

第28回国会 社会労働委員会 第8号(1958/02/20、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 開会いたします。  労働情勢に関する調査の一環として、昭和三十三年度労働省関係予算に関する件を議題といたします。  まず、資料が出ているようでございますから、資料の説明を願います。
【次の発言】 何か資料について質問がございましたら、お願いいたします。
【次の発言】 それでは、予算関係に関する件について御質疑を願います。
【次の発言】 本件に対する本日の質疑は、この程度にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、駐留軍の撤退に伴う労務者の離職対策に関する件を議題といたします。御質疑願います。

第28回国会 社会労働委員会 第9号(1958/02/27、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 開会いたします。  初めにお諮りいたします。けい肺対策に関する件について、調査の参考に資するため、参考人の意見を聴取することにいたしたいと存じます。日時、人選、手続等は、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よって参考人から意見を聴取することに決定いたしました。  なお、本日午後一時から、けい肺対策審議会関係の参考人の出席を求めることといたします。
【次の発言】 次に、労働情勢に関する調査の一環として、一般労働問題に関する件を議題といたします。  労働省当局に対する質疑がございましたら、順次質疑を願います。

第28回国会 社会労働委員会 第10号(1958/03/04、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 委員会を開きます。  委員異動を報告いたします。二月二十八日付をもって大矢正君が辞任され、その補欠として山下義信君が選任されました。
【次の発言】 理事補欠互選についてお諮りいたします。  委員外転出に伴い欠員中の前理事山下義信君の後任理事補欠互選を行いたいと存じます。その方法は、成規の手続を省略して、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、理事に山下義信君を指名いたします。
【次の発言】 社会保障制度に関する調査の一環として、国民年金に関する件を議題といたします。質疑願います。

第28回国会 社会労働委員会 第11号(1958/03/06、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 委員会を開きます。  委員の異動を報告いたします。三月五日付をもって秋山長造君が辞任し、その補欠として松澤靖介君が選任されました。
【次の発言】 職業訓練法案を議題といたします。提案理由の説明を願います。
【次の発言】 本案の質疑は次回以後にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 次に労働情勢に関する調査の一環として一般労働問題に関する件を議題といたします。  まずILOの問題について質疑を願います。

第28回国会 社会労働委員会 第12号(1958/03/11、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 委員会を開きます。  委員の異動を報告いたします。  三月八日付をもって西岡ハル君が辞任され、その補欠として大谷贇雄君が選任されました。三月十一日付をもって紅露みつ君が辞任され、その補欠として西岡ハル君が選任されました。
【次の発言】 身体障害者福祉法の一部を改正する法律案を議題といたします。提案理由の説明を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、次回以後にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
【次の発言】 次に、社会保障制度に関する調査の一環として、厚生年金保険に関する件を議題といたします。質疑を願います。  ……

第28回国会 社会労働委員会 第13号(1958/03/13、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから委員会を開きます。  委員の異動を報告いたします。三月十三日付をもって大谷贇雄君が辞任され、その補欠として紅露みつ君が選任されました。
【次の発言】 日本労働協会法案を議題といたします。提案理由の説明を願います。
【次の発言】 本案の質疑は、次回以後にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、最低賃金法案を議題といたします。  提案理由の説明を願います。
【次の発言】 本案の質疑は、次回以後にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第28回国会 社会労働委員会 第14号(1958/03/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまより委員会を開きます。  社会保障制度に関する調査の一環として、一般厚生問題に関する件を議題といたします。  まず、結核予防について質疑を願います。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 途中でございますが、委員の異動を報告いたします。  三月十八日付をもって高野一夫君が辞任せられ、その補欠として榊原亨君が選任せられました。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
【次の発言】 予算委員会に出ておりますから……。
【次の発言】 本問題に対する本日の質疑は、この程度にいたしたいと思いますが、御異議……

第28回国会 社会労働委員会 第15号(1958/03/20、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 委員会を開きます。  委員の異動を報告いたします。  三月十九日付をもって片岡文重君が辞任され、その補欠として荒木正三郎君が選任されました。三月二十日付をもって荒木正三郎君が辞任され、その補欠として片岡文重君が選任されました。
【次の発言】 労働情勢に関する調査の一環として、一般労働問題に関する件を議題といたします。まず、ILOの問題について質疑を願います。
【次の発言】 ちょっと、委員長が質問するのもおかしいのですけれども、今、十九条の(b)の点で御説明になった、政府の意見を付して報告されるということは、これはわかっておるが、それでは、(c)の点はどういう手続をとられ……

第28回国会 社会労働委員会 第16号(1958/03/25、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 開会いたします。  衛生検査技師法案を議題といたします。発議者から提案理由の説明を願います。衆議院議員八田貞義君。
【次の発言】 本案の質疑は、次回以後に譲りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、社会福祉事業法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を願います。
【次の発言】 速記やめて下さい。
【次の発言】 速記を起して下さい。  休憩いたします。再開は、一時半にお願いいたします。    午後零時四分休憩
【次の発言】 再開いたします。  午前に引き続き、社会福祉事業法の一部を改正する法律案を議題とい……

第28回国会 社会労働委員会 第17号(1958/03/27、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから委員会を開きます。  労働情勢に関する調査の一環として、一般労働問題に関する件を議題といたします。  まず、ILOの問題について質疑を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 参考人の出席要求についてお諮りいたします。ILOの問題について、参考人の出席を求め、意見を聴取したいと存じます。その人選、日時、手続等については、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと存じます。委員長は、理事と協議の上進めることといたします。

第28回国会 社会労働委員会 第18号(1958/04/01、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから委員会を開きます。  委員の移動を報告いたします。  三月二十八日付をもって片岡文重君が辞任され、その補欠として小林孝平君が選任されました。三月二十九日付をもって小林孝平君が辞任され、その補欠として片岡文重君が選任されました。三月三十一日付をもって紅露みつ君が辞任され、その補欠として高野一夫君が選任されました。
【次の発言】 母子福祉資金の貸付等に関する法律の一部を改正する法律案、児輩福祉法の一部を改正する法律案、以上二案を議題といたします。提案理由の説明を願います。
【次の発言】 両案に対する質疑は、次回以降に譲りたいと存じますが、御異議ございませんか。

第28回国会 社会労働委員会 第19号(1958/04/03、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまより社会労働委員会を開きます。  委員の異動を報告いたします。  四月一日付をもって榊原亨君及び有馬英二君が辞任され、その補欠として寺本広作君及び斎藤昇君が選任されました。
【次の発言】 労働情勢に関する調査を議題といたします。  ILOの問題について、本日は参考人の御出席を願い、御意見を拝聴することになっております。各参考人には、お忙しいところ御出席を願いましてありがとうございました。これから御意見の御発表を願うのでありますが、時間の都合もございますので、一応あらかじめ御連絡いたしておきました事項について、御意見の発表を願い、次に、各委員の質疑にお答えを願いた……

第28回国会 社会労働委員会 第20号(1958/04/08、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから委員会を開きます。  予防接種法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を願います。
【次の発言】 ほかに質疑ございませんか。――他に御質問もございませんようですから、質疑は尽きたものと認めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。なお、修正意見等おありの方は、討論中にお述べを願います。  他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、予防接種法の一部を……

第28回国会 社会労働委員会 第21号(1958/04/10、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  駐留軍関係離職者等臨時措置法案を議題といたします。  提案理由の説明を願います。
【次の発言】 御質疑を願います。
【次の発言】 非常に開会がおくれました理由もその辺にあったのでございます。特に総理、外務大臣に対しましては、山本委員、藤田委員より強硬な申し入れが再三あっておりましたにかかわらず、本日出席のできないのを、委員長として非常に申しわけなく思いまして、ただいままで折衝をいたしておる次第でございます。で、はっきりいたしましたことは、外務大臣は、日韓交渉のために席をはずさなければならない、こういうことでございますので、……

第28回国会 社会労働委員会 第22号(1958/04/11、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) これより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動を報告いたします。  四月十一日付をもって松澤靖介君が辞任され、その補欠として坂本昭君が選任されました。
【次の発言】 児童福祉法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、本案審査上の参考に資するため、参考人の出席を願い、御意見を拝聴することになっております。  参考人の各位には、お忙しいところを御出席下さいまして、まことにありがとうございました。なお、長時間お待たせいたしまして、まことに御迷惑をおかけいたしております。当委員会は、ただいま児童福祉法の一部を改正する法律案の審査中でございますが、その参考に……

第28回国会 社会労働委員会 第23号(1958/04/15、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまより社会労働委員会を開きます。  委員の異動を報告いたします。  四月十一日付をもって鈴木万平君が辞任され、その補欠として西田信一君が選任されました。
【次の発言】 保健婦、助産婦及び看護婦等の産前産後の休暇中における代替要員の確保に関する法律案を議題といたします。提案理由の説明を願います。
【次の発言】 本案の質疑は、次回以後にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
【次の発言】 次に、日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。  提案理由の説明を願います。

第28回国会 社会労働委員会 第24号(1958/04/16、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 開会いたします。  委員の異動を報告いたします。四月十六日付をもって最上英子君が辞任され、その補欠として、有馬英二君が選任されました。
【次の発言】 委員派遣要求に関する件についてお諮りいたします。近く数回にわたり帰省いたします中共地区からの引揚者実情調査のため、委員派遣を行うことといたしまして、派遣委員の人選、日時、手続その他については、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと存じます。よって委員長は、理事と協議の上、進めることにいたします。
【次の発言】 参考人の出席要求についてお諮りいたします。日本労働協会法案審査上の……

第28回国会 社会労働委員会 第25号(1958/04/17、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 開会いたします。  委員の異動を報告いたします。四月十六日付をもって木下友敬君が辞任をされ、その補欠として田中一君が選任されました。
【次の発言】 駐留軍関係離職者等臨時措置法案を議題といたします。  質疑を願います。  別に御発言もございませんようですから、質疑は尽きたものと認めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。なお、修正意見等おありの方は、討論中にお述べを願います。  別に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めることに御異議ご……

第28回国会 社会労働委員会 第26号(1958/04/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 開会いたします。  委員の異動を報告いたします。四月十八日付をもって木下友敬君が辞任され、その補欠として田中一君が選任されました。
【次の発言】 けい肺及び外傷性せき髄障害に関する特別保護法の一部を改正する法律案、労働基準法等の一部を改正する法律案、右二案を一括議題といたします。  質疑を願います。
【次の発言】 この説明があったと思いますが、提案者の方からは、初年度、二年度は、ほぼ確実な数字をつかんで出しております。あとのやつは、調査の方から出ておるようでございますが、これは、労働省が出されたものを基礎にして出されたものである。こういうことを今大矢君が言っておるのでご……

第28回国会 社会労働委員会 第27号(1958/04/21、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまより社会労働委員会を開きます。  委員の異動を報告いたします。  四月十九日付をもって田中一君が辞任され、その補欠として木下友敬君が選任されました。
【次の発言】 日本労働協会法案を議題といたします。  本日は、本案審査上の参考に資するため、参考人の御出席を願い、御意見を拝聴することになっております。  参考人の各位には、お忙しいところ御出席下さいまして、まことにありがとうございました。当委員会においては、日本労働協会法案の審査中でございますが、その参考に資するため、各位の御出席をお願いして、御意見を拝聴いたすことになりました。法案の内容等につきましては、お手元……

第28回国会 社会労働委員会 第28号(1958/04/22、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまより社会労働委員会を開きます。  委員の異動を報告いたします。四月二十二日付をもって井上清一君が辞任され、その補欠として横山フク君が選任されました。
【次の発言】 母子福祉法案を議題といたします。  提案理由の説明を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は次回以後にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、調理師法案を議題といたします。提案理由の説明を願います。
【次の発言】 御質疑を願い  ます。
【次の発言】 それではただいまの山下君が提出になりました質疑を打ち切り、討論を省略して直ちに採決……

第28回国会 社会労働委員会 第29号(1958/04/23、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまより社会労働委員会を開きます。  委員の異動を報告いたします。四月二十三日付をもって横山フク君が辞任され、その補欠として井上清一君が選任されました。
【次の発言】 けい肺及び外傷性せき髄障害の療養等に関する臨時措置法案を議題といたします。  提案理由の説明を願います。
【次の発言】 これより質疑に入りますが、本案は予算を伴うものでありますので、国会法第五十七条の三により、内閣に対し意見を述べる機会を争えなければなりません。よってこの際、内閣からの意見を聴取いたします。
【次の発言】 内閣の意見に対する質疑をも含めて質疑を願います。――他に御発言もございませんよう……

第28回国会 社会労働委員会 第30号(1958/04/25、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 開会いたします。  委員の異動報告をいたします。四月二十四日付をもって井上清一君、塩見俊一君、木下友敬君が辞任され、その補欠として横山フク君、西田信一君、坂本昭君が選任されました。四月二十五日付をもって有馬英二君が辞任され、その補欠として西岡ハル君が選任されました。
【次の発言】 結核医療法案を議題といたします。
【次の発言】 本案に対する質疑は、次回以後にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、社会福祉事業等の施設に関する措置法案を議題といたします。  本案は、第二十二回国会において提出され、継続審査の……

第29回国会 社会労働委員会 第3号(1958/06/26、4期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと、今の問題に関連して。  言いたいことをみな言っておるようであるけれども、大臣の答えはぴんときておらないと思うのですよ。それは、生産性向上については、政府は口を開けば言われる。しかも、莫大な金まで出しておられる。それと呼応する、雇用の問題、労働者の待遇の問題は、生産性向上が上ったならば、労使間できめなさい。これじゃ片手落ちじゃないかと思う。生産性向上にそれだけ力を入れられるならば、それと車の両輪のごとく、これに連れ立って、労働問題はどう解決すべきだということを言うべきじゃないか。それを、一方の生産性向上の方については、相当な資金も注ぎ込んで、政府がうしろから大いに応援して……

第29回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1958/08/26、4期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣のお話を聞いておりますと、二十九国会で質問してまあ御答弁願ったのと、ちっとも進んでおらない。こういうことになってきますと、今の大掛の話を信用して作業を行なった場合どうなるか。たとえば経済政策の振興、こういうことをおっしゃって、その中から失業者を救済していく、こういうことになって参りますと、それでは経済政策が非常に伸張して失業者が非常に減った、こういうことになりますと、たとえば石炭を一つとってみましょう。政府がかねや太鼓をたたいて五千六百万トン出して下さいと、これだけの燃料が要りますということをやったから、それに応じてそれだけの態勢を整えた。ところが、今度は五千三百万トンでよろ……

第29回国会 社会労働委員会 第6号(1958/07/04、4期、日本社会党)

○阿具根登君 まず、労働大臣にお尋ねいたしますが、労働大臣すでに御承知のように、前回の大臣のときにガス爆発が非常に相次いで、労働大臣の責任所管ではないけれども、労働者の責任者として、基準局長をして鉱山保安局長に勧告をされたことがあったと思います。昭和三十一年二月の二十四日であったと思います。それから、災害は減ることもなく、非常に続いておるのであるが、その勧告後、大臣として通産当局に対して、そのとった処置その他をお聞きになったことがあるかどうか。あったならば、どういう回答に接しられておられるか、その点、まず質問いたします。
【次の発言】 労働大臣がそのくらいの御認識しか持っておられないので、災害……

第29回国会 社会労働委員会 第7号(1958/07/05、4期、日本社会党)

○阿具根登君 冒頭、通産大臣が釈明をされましたので、出鼻をくじかれたような感じがするわけでございますが、四時から五時までと言われる時間はわかりますが、その前からすでに委員会は開かれておるし、委員会を開く前から、通産大臣には相当強く出席を願っておったはずです。しかも、きのうの委員会では、通産大臣の所管の問題でございます。それも商工委員会があっておるならいざ知らず、商工委員会もあっておらない。なおまた、商工委員長の方には、久保委員長の方からもその件を申し入れてあった。それでは、一時から始まるのに、四時までの間でも出られるはずです。私は、きのうの問題をどう考えてみても、大臣が忙しいということはわかり……

第29回国会 地方行政委員会 第3号(1958/06/20、4期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいまの御質問、前にさかのぼるのですが、ただいま言われた通りだと私は思うのです。それでこの問題を考えてみると、すでに二カ月前にこの問題は根を発している。その場合に都に私はお伺い一、二するわけですが、都の方には四月の六日ごろから、こういう悪水が出てきたということを漁民の方からすでに陳情があっている。しかも五月の二十二日には都の方から、この悪水を、水質の検査の結果を見なければ希望に沿うことができない、こういう御返答があっているようですが、どうやら都としては、その水質の結果がわかるまでは、現在被害を受けておる漁民から陳情があっても、これをとめることができなかったのであるかどうか。会社……

第30回国会 商工委員会 第8号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣の言質を取るのではないのですけれども、私は先般、この委員会において鉱山保安の問題について御質問を申し上げた。そのときには、大臣は、人命尊重を第一に考えなければならない。このためには、たとえば従業員の中から保安調査団を出すことすらも拒むことはできないであろう。お互いの生命をお互いが守るためには、そういうこともあり得るでしょうということをはっきり言明されたと私は思っておりますが、ただいま聞いておれば、保安監督員について時期尚早だ、こういうことを言われたと私は思うのです。そういたしますと、大臣は、実際数十人の人が坑内で生き埋めになって死んでいる。そういうときに、肌で感じたあなたの言……

第31回国会 社会労働委員会 第11号(1959/02/17、4期、日本社会党)

○阿具根登君 国立病院の統合廃止に関する問題で、筑紫病院と福岡病院の統合、和歌山病院の廃止、埴生療養所の廃止、こういうことが現在非常に問題になっておるようですが、まず基本的な考え方ですね、統合廃止に関する問題でございますが、統合して縮小する腹なのか、あるいは統合してそれを整備拡充する考え方なのか、それが第一点。  それから特にこの福岡の統合の問題でありますが、福岡の統合をされる場合に、時間がないので結論から申し上げますが、何でわざわざ狭いところをお選びになったのか、そういう点について、一つ基本的な考え方を一応お聞きしたいと思います。
【次の発言】 その最初の考え方で、結核の病人は減るのだという……

第31回国会 社会労働委員会 第18号(1959/03/18、4期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣に最賃法について御質問申し上げますが、本論に入る前と申しますか、これは直接関係がございますので、一つ賃金というものにつ  いての考え方、定義と申しますか、賃金というものは一体どういうものであるか、こういう点について自民党内でも一番労働問題の詳しい大臣にうんちくを傾けた一つ御説明を願いたいと、かように思います。
【次の発言】 それだけですか、そういう考え方で賃金というものをお考えになっておるのですか。
【次の発言】 私は賃金というものは、これは正常な労働の対価として支払われるものであるけれども、賃金というものは労使の間において、そしてその労働の対価としての話し合いができて、それ……

第31回国会 社会労働委員会 第19号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○阿具根登君 関連。第五表の名目賃金と国民所得は、一応バランスはとれておるように見えるのですけれども、実質賃金が非常に差が縮まってきておる、しかもこれは食料購買力ということで表示してございますから、これは各国の食糧事情も多分あると思うので、これはカロリー計算で出しておられると思うのですが、そうですか。
【次の発言】 そういう比較でなくて、為替換算比較で見て、日本が一の場合にアメリカは九・一と、英国は二八と、これが出ておって、為替換算では完全なる賃金の対比はできないということを大臣も言っておるので、だからそれでは購買力はどうだということになったわけです。それを食料の購買力で表わしていただくならば……

第31回国会 商工委員会 第15号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○阿具根登君 非常に重要な問題、今、島君が質問されておるわけです。ちょっと私も関連して質問したいのですが、問題になっておりますのは、組立業者だけを非常に考えられておられる。いわゆる言われるように組立業者だけであれば、何も施設も要らないし、わずかな器具で組み立てできる。だからこれがまあ問題になっておるのであるけれども、この組立業者の下部には非常に大きな部品業者があるはずでございます。これは相当な設備をもって部品を作っておるに違いない。この部品業者に対する中小企業団体法、これを適用するとかあるいはこれを改正するとか、こういうようなことは考えられたことがあるかどうか、これを一つお伺いします。

第31回国会 商工委員会 第24号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○阿具根登君 参考人の方に一、二御質問申し上げますが、先ほど参考人の方も言われましたように、非常に重要な時期でもございまして、御多忙だということも、よく私ども承知しておりますので、なるべく簡単に、要点のみを御質問申し上げたいと思います。  まず、大槻さんに御質問申し上げますが、先ほどの御意見の中で、政府は動力省というものでも作って、エネルギー対策を抜本的にやるべきである。しかもその御意見の中には、たとえば重油に対する規制とか、それから関税とかというようなことも、ずいぶん含まれておったと思います。私も、よその国の課税その他も調べておりますので、よく承知しているつもりでございますが、それにいたしま……

第31回国会 商工委員会 第25号(1959/04/01、4期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいまから石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案の提案の理由及び要旨を御説明いたします。  現在、石炭業界は千百万トンに上る未曾有の過剰貯炭を擁して、これが解消に種々手を尽しておりますことは周知のところであります。ところで、石炭鉱業は、他の基幹産業と比較して、景気の変動に対しきわめて弾力性が乏しいというきわめて不利な特性を持っております。石炭鉱業が地下を掘さくするという原始産業としての性格、それはまた、同時に機械に頼る部分に比較して労働者に依存する分野の相当大であること等が、これを裏づけていると思われます。すなわち、現在、石炭鉱業のかかえている過剰貯炭のよって来たるとこ……

第31回国会 商工委員会 第27号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○阿具根登君 きょうの新聞で、合理化臨時措置法によって通産省は大臣の命によって三十二年度の実績の八〇%に本年度の出炭を押える、こういう指示をされた、こういうことがついておりましたが、それは三十二年の実績をどれだけとふんでおられて、八〇%が何千万トンになるのか、これは局長の方からお答え願います。
【次の発言】 一般炭を含めて四千八百万トンというのは、すでに一月前に業者間の中で決定されておるものだと私は考えておる。  そうすると、一体、通産省は石炭業界の指示によって、逆に動いておるように私は考えるわけなんです。通産省自体が、総合エネルギー対策と現実の問題とを見比べて、これだけの出炭でなければできな……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 社会労働委員会 第2号(1959/07/03、5期、日本社会党)

○阿具根登君 私は代々の労働大臣の施策の中で今日まで労働問題を審議して参りましたが、まず一点お聞きしたいことは、石田労政の場合は、いわゆる片手でむちで片手であめだ、こういうことを言われました。いわゆる法律や慣行は双方が守らなければならない、こういうことで労働行政を進めてこられたと思っております。次に、倉石さんのときになりますと、法律は、あるいは慣行は、労働者がまず守らなければならない、こういうようにニュアンスが少し変ってきたと思うのです。今度松野新大臣は、労働大臣としてどういう観点からやっていこうと思われるのか、同じ岸内閣の中ですから極端なことはできないと思いますが、労働者が一番よりどころにす……

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1959/08/11、5期、日本社会党)

○阿具根登君 第二班の調査につきまして労働関係の所見の主要なるものを御報告申し上げます。  福岡県における主要産業である石炭鉱業は、目下きわめて不振であり、これに伴うて多数の離職者を生じ、その失業対策、生活保護並びに関係地方団体に対する影響は、はなはだ重大なる問題となっているのであります。これがため県においては、県失業対策本部、県議会においては、石炭産業合理化に基く失業対策特別委員会を設けて、問題の処理に当っておるのであります。  七月二十九日、福岡県庁において県庁幹部並びに福岡労働基準監督局長より一般所管行政について説明を聞きました後、さらに当面の石炭鉱業関係失業対策等につきまして県の労働、……

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1959/09/08、5期、日本社会党)

○阿具根登君 水俣奇病の問題につきましては、本委員会でも再三取り上げられたものでございますが、最近の新聞を見てみますと、さらに一、二発生をしておる、こういうことが言われておるし、委員会からは特に現地視察まで昨年は行って、そうしてつぶさに状況を調査して参ったものでございます。ところが、最近の新聞では、日窒水俣工場の廃液、無機水銀によるこれは中毒である、こういうことが発表されておる。ところが、工場側の医師の方からはそれに反対をされておる。その反対の理由の一つは、こういう工場は日本各地にたくさんあるが、そういうところから発生しておらないのに、水俣だけが発生したというのは理由にならない、こういうことが……

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第5号(1959/09/09、5期、日本社会党)

○阿具根登君 私は、一般労働問題について、大臣の所見をお伺いいたしたいと思っております。  今日まで、再三委員会が開かれましたが、非常に時間が短かくて、大臣の労働行政に対する政策をはっきり聞く機会が少かったのでございますが、最近の新聞等で散見いたしますと、委員会に、今までお諮りにならなかったことが次々と新聞で発表せられておるように私ども拝聴いたしております。それで、その一般問題といたしまして、雇用問題についてどういう考えを持っておられるか。なおまた、非常な失業者が出て、塗炭の苦しみを味わっておるのでありますが、統計的に発表された数字は、必ず多い数字は出しておられない。しかし、事実失業問題は非常……

第33回国会 社会労働委員会 第2号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ベンゾール問題につきましては、審議会等からそれぞれ意見が出ておるようでございますが、現在までの経過をその責任にある方から御報告願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、ベンゾールが五%以上入っておるものを使用することも禁ずるのか、そういう製品を作ることを禁ずるのか、その点をはっきりしてもらいたい。作るのを禁ずるのであれば、これは労働省でできるのかどうか、使用するのを禁ずる場合は、これは労働省でいいだろう、こういうことも起こってくるかと思う、それに対する厚生省側の一つ見解もお聞きしたい。その点が一つと、家内労働について非常に関心を持っておられるようですが、実際これは新聞に出……

第33回国会 社会労働委員会 第4号(1959/11/24、5期、日本社会党)

○阿具根登君 午前中あまり時間がございませんので、簡単に質問申し上げたいと思いますが、ただいま局長の説明でアウトラインだけはわかったんですが、これは現在の失業者のものであるか、今後も含めた、失業者を含めた対策であるか。これを一つ労働大臣にお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 予算と法律を分けられて、予算は現在のものだ。法律は今後五年間こういう傾向があるかもわからないということできめられておる。こうしますと、この法律の趣旨からみれば、今後出るのだ、こういうことになると私は思います。そうでなかったら、初めがあって終りが五年後になっている。三十年の九月一日以降であって、現在だけであるならば、……

第33回国会 社会労働委員会 第8号(1959/12/10、5期、日本社会党)

○阿具根登君 非常に有益なお話を承りましたので質問が非常にたくさんございますから、端折って質問を申し上げたいと思います。  第一に、ただいまの問題でございますが、石炭が縮小の運命にあるということを言っておられると思いますが、私は石炭の縮小ということでなくて機構の縮小、品質の改善を言っておられるのではないかと思うのです。諸外国をつぶさに研究して参られました萩原さんにこういうことを言うのは失礼でございますが、米国で三億数千万トン、英国でさえも二億一千万トン近く、西ドイツで一億三千万トンの石炭を使っておる。ただし日本は水力というものに恵まれておりますが、水力はすでに限界が来ておるものと私は思います。……

第33回国会 社会労働委員会 第9号(1959/12/11、5期、日本社会党)

○阿具根登君 きのう質問の途中で、関係官庁の方々が見えておられないので保留になっておりますので、その点を御質問申し上げたいと思います。自治庁からどなたかお見えになっておりましたようですね。
【次の発言】 この法案で、第二章の筑四条の第三項で、五分の四を国が補助するということになっております。ところが、地方自治体からの切なる要望は、これだけの炭鉱離職者をかかえた反面には、非常に膨大な出炭減がある。鉱産税、固定資産税の非常な大きな減収と相待って、五分の一の地方自治体の負担にはたえられない、こういう非常に切実な陳情がきておるわけでございます。これに対して、自治庁の方ではどういう対策を考えておられるか……

第33回国会 社会労働委員会 第14号(1959/12/24、5期、日本社会党)

○阿具根登君 去る二十一日に起こりました福岡県の三井山野鉱、三菱新入鉱の爆発の件についてお尋ねいたしますが、私どもが現地で調査した範囲内によりますと、山野におきましては、いわゆる特免区域、全然ガスがない、しかもその周辺には火薬庫も存在しておる、そういう状態の中で爆発が起きて、七名の人が死亡し、二十数名の人が重軽傷で入院いたしております。そういたしますと、どういうところにその欠陥があったのか、原因がわかっておればどういう原因であったのか、これをお知らせ願いたいと思います。それから新入につきましては、御承知のように、四名の死亡者を出して、しかも十八名の行方不明者が現在まだ切羽に残っておる、そうして……

第33回国会 予算委員会 第6号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○阿具根登君 私は、石炭問題につきまして、総理以下関係閣僚に質問申し上げますが、まず労働大臣に質問申し上げます。  今回出されました離職老対策法案は、現在非常に労使血みどろの戦いをやっております炭鉱の問題と別に、今までの炭鉱の失業者の対策である、かように考えますが、どうですか。
【次の発言】 そうだとすれば、その原因は何にあるかということを考えてみますと、この離職者対策臨時措置法案にも言われておりますように、三十年九月一日以降の炭鉱離職者ということになっております。そういたしますと、当時合理化法で二万六千名の人が失業している、そういう対策が非常に不完全だったということになりますが、そう了解され……

第34回国会 社会労働委員会 第9号(1960/03/01、5期、日本社会党)

○委員外議員(阿具根登君) 委員外発言を許可していただきましてありがとうございます。委員外でございますから、皆さんの審議におじゃまにならないように簡単に要点のみ御質問申し上げたいと思います。  ただいままで坂本委員からいろいろ夕張のガス爆発について御質問があり答弁があっておりましたが、私、本朝皆さんの手元に、九州で私が調査しました資料を差し上げておるはずでございます。ただいまの論争のありましたその焦点は、ガスが一・五%以上あった場合の処置、あるいは二%以上あった場合の処置、こういうことで保安局長から御答弁があったようでございますが、私の調査によりますと、いかにそういう法律案を作っておっても何に……

第34回国会 商工委員会 第3号(1960/02/10、5期、日本社会党)

○阿具根登君 九州班について御報作申し上げます。  九州班の派遣委員は、大竹、井川両委員と私の三名で、吉川、川上両委員が現地参加として行動をともにされました。  一月二十一日の朝、福岡市に集合し、三日間にわたり五炭問題の調査を中心に、北九州における産業事情について順次説明聴取、懇談、現地視察、記者会見等を行なって参りました。  訪問先、視察先は、福岡通商産業局、石炭鉱業整備事業団九州支部、九州鉱害復旧事業団、福岡県知事、整備事業団の買い上げた高陽炭鉱、員島大之浦炭鉱、遠賀川沿岸の鉱実地、八幡製鉄所、若松港、門司市等でございます。この間、大手、中小石炭業界、鉱業関係市町村、炭鉱関係労働組合とそれ……

第34回国会 商工委員会 第5号(1960/02/16、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいまの調査団の報告をお聞きいたしましても、たまたま日曜日であって六十二名の方が坑内におって、そしてこの事故で四十名死んだ、こういうことになるわけです。そういたしますと、これが通常の日であった場合、調査団の報告でも三千名と言っておられますから、私どもの常識で考えれば一番方であったならば千三百名くらいの人が下っておると思うのです。そこでこの爆発の事故が起こったとするならば三分の二、八百名からのまことに目をおおうような悲惨な状態が起こっておる。  なお、通常の日の二番方、三番方であっても、最低見積もって四、五百名の死傷者が出ておる。かような観点から、四十名の罹災者ということでなくて……

第34回国会 商工委員会 第12号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと、この内容に触れるのじゃないけれどもね、わからぬところがあるのですがね。七条ノ四ですな。これは今栗山さんから言われたこの付則のひらがなの中に、また七条ノ四というのが「三千円ノ登録税ヲ納ムベシ」とあるのですね。これはどういうふうになっているのですか。
【次の発言】 そうすると、このあとのやつですな。「第七条ノ三の次に次の一条を加える。」、第七条ノ四でしょう。「弁理士登録簿二登録ヲ請フ者ハ金三千円ノ登録税ヲ納ムベシ」と、そうすると、こっちの第七条ノ四はどうなるのですか。
【次の発言】 それでわかりました。そうしますと、旧七条は登録であったのがこれが違ってきたというわけですな。……

第34回国会 予算委員会 第18号(1960/03/21、5期、日本社会党)

○阿具根登君 企画庁長官にお願いしておったわけですが、お見えでないようでありますから通産大臣に質問いたします。(「企画庁長官、政務次官は」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 まず、通産大臣に御質問いたしますが、私、昨年の十一月、臨時国会におきまして、この席上から石炭政策について御質問申し上げましたところ、通常国会において合理化法の一部改正の法律案を出すに伴って、石炭政策について十分なる回答をする、こういう約束を企画庁長官並びに通産大臣にいただいておりましたので、この際、二十一億四千万円の政府出資による今度の合理化に対する問題と石炭政策全般に対する見通しについて通産大臣の御意見をお伺いいたします。

第35回国会 商工委員会 閉会後第2号(1960/08/31、5期、日本社会党)

○阿具根登君 長官にお尋ねいたしますが、私、本委員会で年度末あるいは当初におきまして、いつも質問いたしますが、今日まで確たる御答弁がなくて計画を進められておるようでございますので、この際、池田内閣が発足いたしまして、ただいま御説明のように、非常な経済の伸びとかあるいは所得倍増論とか、こういうものを中心にした政策を立てておられるようでございますので、経済の伸びの基礎になるものは、おそらくエネルギーであろうと思うのです。このエネルギーの総合対策について、どれだけの対策を立てておられるか、それをお聞きしたいと思うのです。  まず総合エネルギーを経済の伸びとともに、十年の計画ならば、この十年間でどれだ……

第35回国会 商工委員会 閉会後第3号(1960/09/01、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいま各国の御報告をお聞きしたわけですが、まあ質問が無理かもしれませんけれども、私どもの感じでは、まあ通産大臣は外務大臣ではないので、そういう問題を追及するということでもないし、あるいは農林大臣でもないので水産関係を追及するということでもないのですけれども、現職大臣で、しかも一番大物の石井さんがソ連に行かれて、ただいまの報告を聞いてみますと、もちろん目的はそれであったかもしれませんけれども、ただ見本市が盛会だったと、今後漸次製品その他を積み重ねていって貿易が大きくなってくるだろうと、まあこういうような非常に儀礼的にただ行かれただけだと、こういうふうに聞こえるわけなんです。そうい……

第35回国会 商工委員会 閉会後第4号(1960/10/15、5期、日本社会党)

○阿具根登君 去る九月二十日午前一時ごろ、福岡県田川郡上尊鉱業豊州炭鉱において、出水のため、作業中の鉱員二百二十名のうち、六十七名が遭難するという戦後最大の炭鉱事故が発生いたしました。剱木委員長、岸田委員と私の五名は、九月二十六日、七日の両日にわたってさっそく現地調査を行なって参りましたので、その概況を御報告申し上げます。  日程は、二十五日の夜、東京発、二十六日昼ごろ博多に着き、ただちに福岡通産局を訪れ、通産局長及び鉱山保安監督部長より、災害状況について詳細な説明を聴取し、翌二十七日、現地を視察いたしました。その結果、知り得ました災害の状況は次の通りであります。  豊州炭鉱は、現在上田尊之助……

第36回国会 商工委員会 第2号(1960/10/24、5期、日本社会党)

○阿具根登君 通産大臣に御質問申し上げますが、経済の伸びが九%もあるんだ。これは局長、長官に質問をしてからの方がよかったのですけれども、しかも鉱工業の伸びが本年度で二一%も伸びる、こういうことが言われているわけであります。そういたしますと、それに連れてエネルギーの伸びも相当量伸びるものと私は考えるわけなんであります。基礎産業であるエネルギーが伸びないわけはないので、これは必ず伸びるんだ、それに持ってきてそれに見合うだけの石炭の伸びというものはほとんど考えておられない。炭主油従という政策はもうおやめになったのであるか。それとも今後石炭の伸びをどれだけお考えになっているか、そういう点を御説明願いた……

第37回国会 商工委員会 第3号(1960/12/19、5期、日本社会党)

○阿具根登君 先ほどの吉田委員の質問に関連して、ちょっと電力問題で御質問申し上げたいと思います。  あるいは前委員会でお聞きになったかもしれませんが、ただいま調べてみたんですが、今はございませんですが、昭和二十九年度までは燃料費が五%でしたか、そこまで下がった場合には、電気料金は値下げするのだ、こういう法律まであったわけなんですよ。それが二十九年度の値上げに、これは廃止になったと思うのです。そういうのが根本に流れておりながら、今度の石炭政策によって石炭の値下げを強力にやられた。さらにきょうの通産大臣の所信表明を聞いてみましても、低廉なエネルギーを豊富に供給するということがうたわれておるわけです……

第37回国会 商工委員会 第5号(1960/12/22、5期、日本社会党)

○阿具根登君 輸出入銀行の鈴木理事にお尋ねいたしますが、私、しろうとでよくわかりませんので、御説明を願いたいと思うのですが、この基金法案を銀行側としての立場から見られた場合に、どういうお考えてあるか。政府から多額の出資をされるということは、銀行自体は非常にこれは望ましいことであって、しかも、銀行は自分の所管でやりたいというのが銀行の本心であろうと思うのですが、それが極端にいえば、輸出入銀行から離れているけれども、つかず離れずの形である。事実はたった総裁と理事三人でこれは行なわれる。その一人の理事には輸出入銀行の理事でなければできないということが、はっきり明記されているわけなんです。そういたしま……

第38回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1961/07/15、5期、日本社会党)

○阿具根登君 杵島問題について、ただいま概況報告いただきましたが、労使間の問題にここで立ち入ろうとは思いませんが、杵島を中心にして、杵島、日炭高松、新屋敷、仁保等が労使争議の形態に入っておる。この原因を調べてみますと、今、杵島で言われましたものと大同小異であって、いずれも賃下げと労働者の解雇に端を発しておるわけです。ただいまいただきましたこの「労働経済の分析」労働白書ですか、この労働省が書かれておる労働白書を見てみましても、これは三十五年度でございますか、三十五年度においてすでに一〇・九%の所得水準の大幅な上昇が認められておる。そうして池田内閣は所得倍増を一枚看板にしておる。一方では所得倍増で……

第38回国会 社会労働委員会 第29号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○阿具根登君 先ほどの答弁の中に、医療法との関係もあり特別な処置はとられない、こういう答弁があったと思うのです。それはどういうことか一つ説明していただきたい。
【次の発言】 八年、三年、三年とのんできて、まだ結論が出ないということは、医業類似行為であるから、医療法との関係で困るというのでしょう。それでは、社会福祉なら社会福祉にこれを割り切るなら、そういうものは関係ないようになってくるでしょう。盲人だけに対して、たとえば極端に言えば、あん摩というものは、日本古来から考えてみれば、これは盲人のためにできた職業なんですね、そうでしょう。そうすると、今の憲法で職業の選択の自由があるからそれでできないと……

第38回国会 商工委員会 閉会後第2号(1961/08/01、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと関連して質問しまますが、よくわからなかったのですが、鉱業権者は租鉱権を設定しておらないから、その法違反の責任は鉱業権者にあるが、今度の事故の責任者は代理人にある、こういうことなんですか。
【次の発言】 先ほど言っておられたように、鉱業権者が直接掘らなければならないのだと、そうでない場合は租鉱権を設定して、そうしてその人にやらせるというのが建前であるけれども、租鉱権も設定しておらなかった、直接本人も掘っておらない。そうして一般いわゆる下請のような格好で粘土を掘っておったというようなことになると、今度の問題の起こった直接の責任は一体だれにあるかというようなことになってきますと……

第38回国会 商工委員会 第14号(1961/04/04、5期、日本社会党)

○阿具根登君 運輸大臣お見えになりましたので、まず、運輸大臣に質問をする前に、通産大臣に御質問申し上げたいと思うのです。  通産大臣、政府の指示によって石炭の単価を千二百円下げるという、至上命令ですね、ところが今度の所得倍増によって国鉄運賃も値上がる。それにつれて、資材、機材が上がってくる、それで運賃が上がるためにトン当たり幾ら値上がりするのか、そのために資材、機材の値上がりが幾ら値上がりするのか、その点一つの通産大臣にお尋ねしておきます。
【次の発言】 人件費の値上がりはどのくらい織り込んであるか。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 千二百円値下がりは政府の指令したときは所得倍増はなかった……

第38回国会 商工委員会 第17号(1961/04/13、5期、日本社会党)

○阿具根登君 一、二点御質問申し上げたいと思うのですが、この法案によりますと、大体家庭が主になっているようですが、いただいた資料を見てみますと、電気用品による全国出火件数の中で、モーターによる出火件数が大体三番目くらい、非常に大きい数字を示しておるわけです。電気こんろ、電気ストーブ、火ばち、アイロンというのがその対象になると思うのですが、その次に大きな件数になっておるモーター、いわゆる大きなやつですね、こういうものについてはどういうようなお考えがあるのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 それでは、家庭用の小さいモーターだけを一応ねらいとされておるということで了解して進めますが、そうしますと、……

第38回国会 商工委員会 第18号(1961/04/18、5期、日本社会党)

○阿具根登君 時間がずいぶん過ぎましたから一点だけ中島さんに御質問申し上げますが、いろいろ御説明をお伺いしてもわかりますが、日本航空は職員全部で百二十三名ですね、ただいまいただいた資料では。またこの性質からいっても、これはほとんど組み立てか、研究その他くらいのものですね。これは実際に作るのは三菱重工業かあるいは川崎なんですね、そういうととろだけ作っておると思うのですよ。またそういう方々の重役の方々が日本航空機の重役にほとんどなっておられる。今度通産省とこういうことになっておるわけですね。研究機関で最高のスタッフだからやむを得ぬとは思いますが、たとえば三菱重工業でジェット機を作っていますね。ジェ……

第38回国会 商工委員会 第19号(1961/04/20、5期、日本社会党)

○阿具根登君 両案を一括して審議ということですから、その基本的な点を一、二お伺いしておきますけれども、両案の説明を聞きますと、聞くほどどうもわからなくなってくる。たとえば事業団の方は、理研に事業部があって初めて私は開発部というのが生きてきたと思うのです。ところが、もう研究されて、そうして企業に移すために、非常にそれがむずかしいから、その企業に移す間の仕事をするのだ。そうなってくると、すでにもう科学技術庁の手を離れたものになってくるのじゃないか。今度は逆に、ただいまの組合法を聞いてみますと、ここは研究をやるのだ。そうしてまた実施をやるのだ。これであったら、これは理研の関係じゃないか。どうも衆議院……

第38回国会 商工委員会 第20号(1961/04/25、5期、日本社会党)

○阿具根登君 一言だけ質問いたしますが、今国会に出されております法案を見てみますと、新技術開発事業団法案、それから鉱工業技術研究組合法案と、いずれもきょう出されておりますこの航空機工業振興法の一部を改正する法律案と非常に似ておるわけなんですね。同じような性格のものなんです。ところが、たまたまこれを見てみますと、この役員に選ばれている方は直接その利害関係のある方々ばかりでございます。そうでしょう。実際にこの航空機を作っておられます、日本の航空機の会社の重役をやられた方々が大部分、それから通産省のお役人、こういうことになっておるわけなんです。それかあらぬか、本法の中を見てみましても、非常に収賄とか……

第38回国会 商工委員会 第21号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○阿具根登君 先日、ここで決議されました航空機法案のときにもちょっと申し上げましたが、同じような法案が三つ続けて出されておる。しかもこの事業団と技術組合法案は、ほとんど私は性格は一緒だと思うわけなんです。この前もその点は質問いたしましたが、中断されておりますので、その続きをまあ質問さしていただくわけなんですけれども、たとえば事業団の方にも政府の手厚い保護があって、しかも研究組合の方にもある。一つの研究されたものを企業に移すために、開発事業団の方にそれが移される。そういたしますと、開発事業団は自分のところでこれを研究あるいは企業化する仕事をするわけじゃない。どこかの企業に対してそれを委託するわけ……

第38回国会 商工委員会 第27号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと関連して、一問だけ御質問申し上げますが、もう参考人の方の時間も相当過ぎましたし、かえって御迷惑かと思いますから、金沢先生と一柳さんに御質問いたしたいと思います。  私どもさっき出ましたけい肺病を防止するために、けい肺病は職業病として、原子力時代になってくれば、おそらくこういう障害が起こるだろうということで、けい肺法を審議する場合には、原子力の問題も一応頭に浮かべて論議にも入ったわけです。そうした場合に、たとえばけい肺の場合は、けい肺のおそれのある場所で働く人は一年に一回とかあるいは二回とか、あるいは三回とか、こういう身体検査を、精密検査をするようになっておるわけなんです。……

第38回国会 商工委員会 第29号(1961/06/07、5期、日本社会党)

○阿具根登君 一、二点質問いたしますが、生活協同組合、それから農業協同組合、何々協同組合、会社の売店、こういうようなものが、これから除外されておりますが、これはどういうふうに考えておられますか。
【次の発言】 そうしますと、大きな商社が非常に安い値段で、割賦でしかも直接これを販売する機構を持ってくる。そういたしますと、こういう共同機関は、ほとんど締め出しを食ってくる。結局、私はそのために、今日までやっておる営業が非常な大きな打撃を受けてくる、こういうことが考えられると思うのですが、どういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 では小売業者と割賦販売業者との間の不合理を取り除くのだと、こうお……

第38回国会 予算委員会 第4号(1961/02/16、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいまの質問は委員長になされておるのです。議事運営についての質問なんです。それを大臣に御答弁を求められているのはおかしいのです。そしてまた、委員長が単独にそこでそういう発言をされるのもおかしいと思う。こういう事態の違った、しかも非常に疑問があるということを、質問者が質問に入る前に出されたならば、理事会なら理事会を開いていただいて、そこで検討すべきものじゃないかと思うのです。何も大臣に答弁してもらう必要はない。そこは、委員長が独断で、そこでそういうふうな答弁をされるのも困る。大臣に答弁してもらうのも困る。だから、理事会を開くかどうかという答弁をはっきりしてもらわなければ困るのです……

第38回国会 予算委員会 第8号(1961/03/06、5期、日本社会党)

○阿具根登君 関連。さきの問題に関連してですが、非常に気にかかる問題がございますので御質問申し上げます。先ほど総理は、松平発言について派兵はできないが、それにかわるために分担金をふやす、こういう言葉を申されたと思うのです。そういたしますと、日本の憲法は、派兵はしないけれども、他国の派兵に対しては日本が分担金をふやしてもよろしい、援助してもよろしいという結果になる。もう一つは、国連の方から派兵を要請されているのか。派兵を要求されておるのに、それができないから分担金をふやす、そうすれば松平発言というものを、舌足らずであったとか、あるいは肩身が狭いということにならない。結論から申し上げますと、松平発……

第38回国会 予算委員会 第9号(1961/03/07、5期、日本社会党)

○阿具根登君 もう草案ができておるとするならば、ただいま前書を読んだだけでも、私どもが黙って聞き捨てにすることのできないものをたくさん含んでいると思う。これは正しいものであるかどうか、はっきり委員長は責任を持ってここでさしなさい。
【次の発言】 議事運営について。私は、先ほど発言したのですが、この草案が正しいものであるか、正しいものでないかということがはっきりしておらないのに、この内容について答弁を行なっておられるわけです。質疑をやられておられるわけです。これは正しいやり方ですか。これを自衛隊で作った草案だとお認めになって、ここで論争されておるならば、私は審議を進めてもらってもいいと思うのです……

第38回国会 予算委員会 第12号(1961/03/11、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと今の点について。舌足らずがありますから、私から補足いたしますが、荒木文部大臣が言われました宮城前ということは、これはもう十年くらいになると思うのですが、宮城前のメーデーのことを指しておられると思うのです。これは現在公訴中でございます。そうすると、それを例に引かれて、日教組が集団暴力で法を認めないというようなことをやったということになれば、その結論が出ておらない出ておるは別として、それと同じようなことを日教組がやったかどうかという問題が問題になってくるわけなんです。  もう一つは、まだ裁判の決定が出ておらないのに、これが集団暴力だというきめつけが正しいのかどうか。二つの点が……

第38回国会 予算委員会 第13号(1961/03/13、5期、日本社会党)

○阿具根登君 関連。  先ほどの高田さんの質問に対して、岩間君、占部君から関連質問があっていましたが、適切な答弁でないので、さらにお伺いいたしますが、日教組の中に三千名の共産党員がおる。おそらく社会党員もおるでしょう。自由民主党の党員もおるでしょう。私はそういうものだと思うのです。そういたしますと、その中に一部の共産党員がおるからだということになれば、教員の中からそういう政治的な意識を持っておる人は排除していく、こういうことになるわけなんです。だから荒木さんは、学校の先生はそういう思想を持ってはできないのだ、五十万の中に三千名おるからこういうことになるのだということになりますと、そうすると、社……

第38回国会 予算委員会 第15号(1961/03/15、5期、日本社会党)

○阿具根登君 関連。労働大臣と通産大臣に関連して御質問を申し上げますが、労働大臣が先ほどの答弁で、災害の率は減ったけれども、雇用の増大、生産の増大によって、災害の量はふえた、こうおっしゃっている。私はその点においてはそうだと思うのであります。それから炭鉱におきましては、政府の政策によって、この二年余りに四万名以上の人が減っておる。二十九万おったのが二十五万しか今いないわけなのです。減って災害がふえてきた、これは一体どういう意味か。  それから通産大臣は、本会議の私の質問に対しては、保安要員は減らしておらないとおっしゃった。保安要員は減らさなくて生産要員を減らして、そうして生産が上がりますか。保……

第38回国会 予算委員会 第18号(1961/03/22、5期、日本社会党)

○阿具根登君 議事運営について。私どもは理事会で、今の武藤さんにしても三十分やられるということでいろいろと相談をしてきたんです。ところが、まだ十分余っておるんです。やられなかったらなぜ二十分とそのとき言われないんです。ぺてんにかけておるじゃありませんか。一分でも過ぎたら、あなた、一分どころか秒まで数えて、過ぎたやつは差し引きなさるでしょう、何分何秒まで。そういう厳格なあなたが、理事会でやるときは三十分と言っておられて、ここで二十分しかやらないなら、そういう時間こっちへいただいていいですか。私の方は質問したいことがたくさんあるんです。何ですか、この審議の仕方は。あなたは過ぎると十秒でも十五秒でも……

第38回国会 予算委員会 第20号(1961/03/24、5期、日本社会党)

○阿具根登君 建設大臣と通産大臣にお尋ねいたしますが、水資源開発についてそれぞれ二つの公団ができるように、きょう新聞で発表になっておりますが、この法案を今国会中にお出しになるのかどうか、一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 新聞にも出ておりますが、ただいま大臣の発言でも、すでに自民党内の総務会で決定した、こういうことですが、そういたしますと、今月中に提案される、こういうことになっておりますが、間違いございませんか。
【次の発言】 そうしますと、予算は一体どういうふうになっておりますか。
【次の発言】 大卒官房長官は政府の窓口と見てよろしゅうございますか、政府の代弁者と見てよろしゅうございます……

第38回国会 予算委員会 第22号(1961/03/31、5期、日本社会党)

○阿具根登君 先日の私の質問に対しまして、水資源開発公団につきまして、政府閣僚の中に意見の相違がございました。総理がお見えになりましたので、総理の所信を承りたいと思います。
【次の発言】 趣旨はわかりますが、そういたしますと、本国会にこの法律案をお出しになるのかどうか、もしも、お出しになるとするならば、補正をお組みになるのかどうか、これをお聞きしたい。
【次の発言】 私、時間が非常に少ないので先を急ぎますが、それでは、幸い総理も見えておりますし、分科会でも質問がありましたけれども、外相の答弁に対しまして釈然といたしませんので、総理の見解をただしたいと思います。  ニューヨークにおきまして、福島……

第38回国会 予算委員会 第23号(1961/04/01、5期、日本社会党)

○阿具根登君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和三十六年度一般会計予算等三案に対しまして、反対の討論をいたしたいと思うのであります。  昭和三十六年度予算は、池田内閣として組んだ最初の本予算で、政府は所得倍増計画の第一年度予算であると、公約満腹予算とか、超デラックス予算とか、そのほかいろいろの言葉で自画自讃されておるのでありますが、私は以下次の諸点より本予算の不当であることを指摘して参りたいと思います。  その第一は、本予算の持つ過度の刺激性と日本経済の置かれておる内外の情勢についての政府の誤まれる見解について、第三は高度成長政策と物価の矛盾について、第三は予算……

第38回国会 予算委員会 第28号(1961/05/27、5期、日本社会党)

○阿具根登君 議事運営について。理事会を開けば委員長は開口一番きょうは四人、きょうは五人ということを言われますが、きのうからきょうまでにかけて政府側の出席状態をどう考えますか。あなた委員長の責任としてどういうふうにお考えになるか。何時闘われわれを待たせるのです。きのうもそうでしょう。きのうも当然午前中でも開かれるやつを三時に開いたのでしょう。きょうもまた二十分超過しておる。あなたは自分の職責を全うしようとするならば、もっと政府に対して強く出べきじゃないですか。あなたの態度は何ですか。委員会、理事会では強いことばかり言って、政府には何も言い切らぬじゃないですか。どうしますか。

第39回国会 予算委員会 第5号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○阿具根登君 関連して。あとでまた関連でお願いいたしますが、今の問題だけに限って総理大臣、通産大臣に質問いたしますが、将来の問題はエネルギー総合対策部会に諮問をしている、こういうことを言っておられるわけなんです。ところが政府が作っておる総合エネルギー部会では昭和三十一年に二十カ年の総合対策を立てておる、その場合、石炭六千五百万トンと答申されている、さらに昭和三十二年には七千二百万トンの石炭が要るだろうという答申がされておる、その線に沿って従ってきたところが、それから二年もせんうちに五千五百万トン、こうなってきた、大体そういう審議会を作って答申をさせてその線に沿っていくのか。朝令暮改で次々にこう……

第40回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1962/06/04、5期、日本社会党)

○阿具根登君 きょうの委員会というものは、もうすでに十五日も前に通告をしてあるということを聞いております。そうして、休会中でございますから、一カ月一回、しかも選挙を前に控えて、国際的なILOの問題で福永労相自身が、かつてない記者会見で声明まで発表しておるとするなら、常識的に考えても、きょうはどういう質問があるのだということは、これは政府当局はわかっておるはずです。それを、大臣初め、課長に至るまで庁舎におらない。もちろん政務次官は公務でILOにきょう行かれたのだから、これはわかっておりますが、それだけに、一番重大な時期なんです。今ここで与野党の公式な委員会において、今日加藤政務次官が出発しておる……

第40回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1962/07/13、5期、日本社会党)

○阿具根登君 速記をとめて下さい。
【次の発言】 次の通常国会に法律の改正を出すとおっしゃるから、それはそれで了解いたしますが、今の御説明を聞いてみても、実際今の法律で取り締まられるのは十分の一か二十分の一ぐらいしか今判明しない。これが新聞等で見てみましても、日本は麻薬の天国だといわれておる。で、社会主義の国には麻薬とか何とかいうものはないと思うのだが、もしもあったらどういう罰則があるのか、資本主義の国ではどういう罰則があるのか。特に日本は島国でもあるし、今おっしゃったように、外国から入ってくるのが多いと思う。第三国人の手によってこういう麻薬が入ってきて、日本の厚生省がお手あげしなければいかん……

第40回国会 社会労働委員会 第6号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣、忙しいようですから簡単に質問いたしますが、本国会の大臣の基本方針の御説明がありましたが、その説明の中から二、三御質問申し上げたいと思うのです。藤田君、さっきちょっと触れたようにも思いますが、まず第一、第二は、石炭問題に関連しておりますから、あとで法案のときに質問いたしますが、第三から質問いたしますと、「経済の繁栄と民主主義の発展とは、健全な労働運動の進展」によりと、あるいは「労働慣行の確立に負うところが」大だ、こういうことを言っておられるわけですね。労使慣行と言われる場合に、「健全な労働運動」ということを言われるけれども、今度は一方の経営者については何も触れてない。そうする……

第40回国会 社会労働委員会 第7号(1962/02/13、5期、日本社会党)

○阿具根登君 まず、住宅問題から質問いたします。  炭鉱労働者のアパートを名古屋、大阪地方に建てていただいたですね。その場合に、炭鉱労働者を収容するということであったわけなんです。ところが、それは一年後には、雇用者が住宅を建てなければいけない、一年たったら出ていけと、こういう条件付なんですね。だから、実際今度いよいよ雇用されていくようになって参りますと、雇用者が一年たって家を建てるだけの資力がない。また、意欲がない。また、新しく採用した人に家を建ててやる前に、古くからおる人に家を建ててやらねばならない。そういうことで、非常にこれが隘路になっておる。まあこういうアパートに一ぺん入れたが最後、何十……

第40回国会 社会労働委員会 第10号(1962/02/27、5期、日本社会党)

○阿具根登君 参考人の方が時間が相当必要だろうと思いますので、ちょっと両博士に御質問申し上げます。非常に重大な問題だと思うのです。この問題を当委員会で論議されて、双方の権威ある専門家の方の意見が違っておる、実際中性洗剤というものは、全国の各家庭で使っておる非常な問題だと思います。だから、私は両専門家の方の意見の違っておるところに私なりに質問を申し上げたいと思います。たとえば柳沢博士の研究では、静脈注射の場合に、ウサギの下肢の運動が麻痺をしたと言われるし、池田博士は、静脈注射の場合は、他の例を引いて有害は当然だということを、それは認めておる。ところが今度は、池田博士のほうでは、米国の文献等による……

第40回国会 社会労働委員会 第12号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいま萩原さんから、非常に適当な御意見を拝聴いたしまして、私ども非常に同感とするところが多いのでございますが、時間がないようでございますので、三点ばかり御質問申し上げたいと思うのです。  ただいま言われましたように、名目的にはたくさんの人が就職しておる。しかし、実際問題として非常に生活に苦労しているし、その後の失業についても何も手を打っておらない、もう少し実のある、実際の生活が安定してできる職場、安定したものを世話することである、全くそのとおりだと思います。しかし、そういたします反面、政府並びに国民の税金等でこれを考える場合に、ただこれには相当制約がなければいけぬと私は思う。そ……

第40回国会 社会労働委員会 第14号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○阿具根登君 私も、内容的には触れないように質問を一、二点申し上げたいと思っているのですが、次官がおいでになった理由は、ILO八十七号条約の批准がおくれている理由を説明に行かれただけですか、どうですか。
【次の発言】 そうしますと、次官がおいでになったときと、内閣の態度があるいは変わったかもしれないが、予算委員会では、総理大臣初め労働大臣は、今国会に批准をしてもらうように、極力早い期間に提案いたします、こういうことを言っているわけですね。それは御承知でお行きになりましたか、それとも、今国会ではあるいは上程できないかもしれないという空気の中でおいでになりましたか。

第40回国会 社会労働委員会 第16号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○阿具根登君 簡単に御質問申し上げますが、この法案の趣旨はどちらにあるのか。たとえば現在までに貸付申請に対する決定件数では大体七〇%金額では六〇%ということになっておると思うのですが、このワクを広げて、できるだけ多数の申請者に貸そうとするのが出資金をふやした理由であるのか、それとも、貸付基準の緩和によって、たとえば非常に最近建築資材が高くなってきた。だから個人の貸付のワクを広げるのか、どこに重点を置いておられるか、そうしてそれが前者においておられるとするならば、大体申請に対するどのくらいのワクを取ろうとされておるのか。これは後者に考えておられるならば、一体基準をどのくらい引き上げようとされてお……

第40回国会 社会労働委員会 第18号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○阿具根登君 概要ですけれども、あまりに簡単な概要ですね。何を言ったのか、十万件であって、こうしたとかという詳細な説明をしませんか。書いたものを見て短いものを説明したところで、それは説明になりませんよ。
【次の発言】 これは予算書を持ってきておりませんが、予算をどのくらい要求されて、どのくらいとれていますか。
【次の発言】 件数は。
【次の発言】 そうすると、これは員数ですね。先ほど今日まで十万件とおっしゃったですね。十万件で、数は……。
【次の発言】 いや、一方を児童数でおっしゃるし、一方は件数でおっしゃるから、数をこちらではじくのに非常に都合が悪いのです。人数でいったら人数、件数でいったら……

第40回国会 社会労働委員会 第19号(1962/04/12、5期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣に質問する前に、私が要求しておきました資料をいただきましたが、この資料を少し説明していただきたいと思うのです。特にわかりやすく、外国の貨幣じゃなくて、日本の貨幣に直して、そうしてどうなっておるか、御説明を願います。
【次の発言】 そうすると、大臣にお伺いをしますが、今まで御説明になりましたイギリスを一つとってみましても、これはILOの精神に沿って全所帯を適用されておる。そうして第二子は週に四百三円、第三子は週に五百四円、こういうことになっておるわけですね。そうすると、日本との差額はあまりにもひどいじゃないか。日本は福祉国家だ社会保障制度だというのを、今の内閣は三本の柱の一番最……

第40回国会 社会労働委員会 第20号(1962/04/17、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと今の修正の点について一つだけ……。  修正の第二番目の、六カ月未満のものであってという御説明の中に、もっとこれを縮めろという意見もあったが云々という御説明を今聞いたと思うんですが、これは、本法とこれを今ちょっと比較してみておるんですが、本法は六カ月以上のものとなっているわけですね。そうすると六カ月以内ということは全部ということですか。

第40回国会 社会労働委員会 第21号(1962/04/19、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいま議題となりました炭鉱労働者遺族補償特例法案の提出理由及び概要を御説明申し上げます。  石炭鉱業は、最近におけるエネルギー資源需要の世界的変革に伴い、企業の急速な合理化を迫られているところであります。企業においては合理化促進のためとして、大量の人員整理を行ない、労働を強化し、また、保安要員の削減など、坑内保安軽視の傾向にあることが憂慮されるのであります。中小炭鉱、特に租鉱権炭鉱にあってはこの傾向が著しく、また、合理化事業団に買い上げ申請中、あるいは近く閉山予定の鉱業所における坑内保安はきわめて憂慮すべき状態にあります。  このような情勢を反映して、各地の炭鉱においては、重大……

第40回国会 社会労働委員会 第22号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣がこの前お見えになりませんでしたから、藤田委員の質問のお答えが残っておると思うんです。その御質問を要約してみますと、国民年金ができてまだ日が浅いので、やむを得ないところはあるけれども、政府の考え方が一貫しておらない。だから、一体今後の見通しとしてどういう考えを持っておるのか。その点を明らかにしてもらいたい、こういうことが要約すれば藤田君の質問であったろうと思うのです。この点について詳細にひとつ御説明を願いたい。大臣の今後の考え方、国民年金はかくあるべきであるという考え方をひとつお示し願いたいと思います。
【次の発言】 大臣の考え方としてはわかりますが、国民年金というものの国民……

第40回国会 社会労働委員会 第23号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○阿具根登君 恩給局長に質問しますが、この戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案ですが、軍人であって援護法の適用を受けねばならないというのは、一体どういう意味なのか。軍人であるなら、当然恩給法の適用を受けるはずです。軍人が戦傷なり戦病なりした、そういう人を恩給法からはずして、何で援護法で援護しなければならぬのか。また、軍人がどのくらい一体おるのか。恩給法からはずされて、そして援護法で援護されておる者は一体どのくらいおるのか、その点をひとつ知らせて下さい。
【次の発言】 そうすると、恩給を受けておる人ですね、これはどのくらいですか、数は。それは援護局じゃなくて、恩給局のほうから。

第40回国会 社会労働委員会 第26号(1962/05/04、5期、日本社会党)

○阿具根登君 時間がございませんので、簡単に武見会長に御質問申し上げます。中央医療協議会で、あるときには医師会がお出にならない、今度は保険組合のほうがお出にならない、そしてあるときには自民党と医師会の方々がお話しをされて話がきまる、あるときは政府と組合側が話をされて何かきまる。そうすると、国民と私ども国会議員がこういう問題について一番知らないような気がいたしますから、もちろんその知っておらない立場に立って御質問を申し上げたいと思います。  先ほど少し私中座いたしましたので、非常に失礼いたしましたが、武見会長のお話を聞いておりますと、こういうものができて、生活の内容まで立ち入るということはけしか……

第40回国会 商工委員会 閉会後第3号(1962/07/31、5期、日本社会党)

○阿具根登君 時間がありませんので、石炭局長、鉱山保安局長、鉱山局長の三方、労働省から基準監督局がお見えになっていると思いますので、御質問申し上げたいと思いますが、基本的なことは後日に譲ります。  まず、石炭局長にお伺いいたしますが、石炭の今日に対処して緊急対策を講ずるために、銀行筋に対して今日までいろいろ努力をされたことは感謝いたしますが、新聞で見る面では非常に疑問が多いので、折衝をされました局長から、緊急対策に対する考え方と、折衝をされた内容について御説明願います。
【次の発言】 そうすると、これは緊急対策だから、やむを得ない、現実問題だということになるのですが、先般の炭労の争議に対して政……

第40回国会 商工委員会 第23号(1962/04/18、5期、日本社会党)

○阿具根登君 他の委員からの質問もあると思いますし、参考人の方もお急ぎと思いますから、両参考人の方に一点ずつだけ御質問申し上げます。  萩原会長の御説明の中で五千五百万トンで頭打ちされておるのに能率を上げねばいけないから、ますます整理をしなければならぬと、これが私どもの一番焦点だと思っておるわけです。そうすると、今の状態から将来の見通しを考えて、今の石炭業界で何千万トンが妥当だとお思いになるか、今の設備機構あるいは人員あるいはさらに設備は革新されていくと思うのですが、何千万トンまで日本で出せるか、この点をお聞きしたいと思います。  それから長岡参考人に御質問いたしますが、最後のほうで油を、無税……

第40回国会 予算委員会 第3号(1962/02/13、5期、日本社会党)

○阿具根登君 総理が工合が悪くて急いでおられるようですから、総理の質問を先にしたいと思います。  私は補正予算の中の炭鉱問題を主にして御質問申し上げたいと思います。これは衆参両議院で前国会において炭鉱の問題を決議いたしておりますが、その中で総合エネルギー対策をまず樹立すべきだということが決議されております。ところが、総理の衆議院での答弁を見てみますと、総合エネルギー対策も大切だが、まず各企業の実態、あるいは民間の状態等を見るべきだというような答弁がされておるようでございます。もちろんそれも大切であろうと思いますが、私はそれよりも、長期政策で四十五年度までの総エネルギーの量も出してある、だからま……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 エネルギー対策特別委員会 第1号(1962/08/10、6期、日本社会党)

○阿具根登君 委員長の互選につきましては、成規の手続を省略して、委員長に堀末治君を推選することの動議を提出いたします。

第41回国会 エネルギー対策特別委員会 第2号(1962/08/24、6期、日本社会党)

○阿具根登君 先ほどエネルギー供給の構成という問題について局長からお話になりましたが、日本と類似しておる西ドイツのエネルギーの構成、それについてひとつお知らせ願いたい。
【次の発言】 それではあとで、西ドイツだけではなくて、アメリカ、イギリス、フランス、西ドイツ、こういうところのエネルギーの供給の構成、見通し、それから単価、あるいは石炭対策、詳細の資料を出していただきます。  そこでご質問申し上げますが、先ほど御説明のように、三十六年は電力が二三%、石炭が三六・八%使っておりますが、石油はその際大体二六%、そうするとそれが四十五年になりますと、電力が一九・五%、石炭が二八・七%、石油は約五〇%……

第41回国会 エネルギー対策特別委員会 第4号(1962/08/31、6期、日本社会党)

○阿具根登君 きょうは大臣も時間がないようですから、簡単に質問いたしたいと思うのですが……。
【次の発言】 先ほどの大河原君の質問の続きになりますが、EECの問題は大臣詳しいようですから、御質問申し上げたいのですが、EECの中のフランス、西ドイツ、ベルギー、これだけとってみても、総エネルギーに対する固体燃料、いわゆる石炭の使用率は、フランスで六五・一%ですよ。西ドイツは八〇・七%使っております。ベルギーは七六・六%使っておるのですよ。日本は幾ら使っておるかというと、輸入炭を入れて三六%、こういう実態の中にあって、……五九年です。
【次の発言】 今の場合でも一割ないし多くても二割ですよ。今後の見……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第6号(1962/11/13、6期、日本社会党)

○阿具根登君 私は、水俣問題について御質問申し上げたいと思いますが、その前に、現在約半年、労使の紛争が続いておりますが、現在どういう情勢になっておるか、御報告願いたいと思います。
【次の発言】 本委員会で数回質疑が行なわれておりますので、それにあまり重複しないように質問をいたしたいと思いますが、基本的な問題で御質問申し上げたいと思います。  会社側が出した要求書をながめてみますと、たとえば昭和三十七年度は同業会社六つあげてございますが、同業会社の平均賃金の妥結より五百円減じた額、昭和三十八年度はその妥結額に五百円を加算した額、あるいは四十年、四十一年は同じく千円を加算した額、こういうことは一体……

第41回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1962/10/02、6期、日本社会党)

○阿具根登君 私、一つ二つ、関連して質問をいたしますが、私どもしろうとが考えても、飛行機を運転したことのない人がジェット機を運転して、それが成功できるというようなことは、私らしろうとでは当然考えられない。当委員会の中で専門家の方もおられますが、その点についてどういうようにお考えになっておるか。先ほども聞かれたということはお聞きしましたが、実際一回も、プロペラも運転したことのないそういう人が、ジェット機を運転するということは、これは自殺行為だと私は思うんです。そうすると、その二曹ですか、その人は自殺行為を考えておったのか、あるいは整備をそれだけやれば、自殺行為とまでいかなくてもたとえば、ハルピン……

第41回国会 内閣委員会 第3号(1962/08/16、6期、日本社会党)

○阿具根登君 私の聞き漏らしだったら御訂正願いたいのですがね。今の問題、新聞等で拝見しておりますと、北海道の演習基地は、自衛隊の演習場に数年前から検討しておったのだ、それを駐留軍に使わせるということはこれは困ったもんだというようなことがあとで訂正されておったと私どもは記憶しておった。ただいま志賀長官の話を聞いておれば、北海道は北海道に駐留している自衛隊だけの演習場である、富士は富士として自衛隊で使いたい。そしてまあ駐留軍が使わしてくれといった場合には使わせるということを条件で譲ってもらいたい、こういう考えのようですが、それが事実であるのか。それとも富士のすそ野は自衛隊としても、あのくらいの広さ……

第41回国会 内閣委員会 第8号(1962/08/30、6期、日本社会党)

○阿具根登君 くどいようですがね、非常に長官が誠意をもってお答え下さっておるのはわかりますけれども、何かニュアンスが違うようなんですね。極端に申し上げますと、これがもとに復旧されればあるいは作業量が減ってくるかもわからない。そうすると整理されるのじゃないかと、それに対しては整理をしないのだ、整理しないかわりに今度はこれは配置転換をしなければならない、その配置転換の場合も無理をしてやるんじゃないのだ、こういうことだと思うのですが、それでいいのですか。

第42回国会 予算委員会 第2号(1962/12/19、6期、日本社会党)

○阿具根登君 関連でちょっと質問いたしますが、あなたが新聞で害われたように、単独審議はやらない、いわゆる話し合いでやっていきたいというならば、今までの話を聞いておりますと、その長い間の交渉のやりとりはほとんど御存じない、そういうことで何らか断を下される。かりに断を下すとすれば、最後の場合には、双方の党首会談でもやって何とかまとめるように努力して、それができなかった場合ならばわかります。それも拒否した。ということは、円満に解決するということでなくて、あなたはもう単独審議を頭に入れてやられた。だから、石炭特別委員会では、わずか十五分の質問で打ち切り動議を出したじゃありませんか。どう考えますか。この……

第42回国会 予算委員会 第3号(1962/12/20、6期、日本社会党)

○阿具根登君 議事進行について。今、総理は、私は出ておらないからその当人から聞いたらいいでしょうとおっしゃった。そうすると、ここに連れてくる以外にないじゃありませんか。先ほどの関連質問で出ておりました双方の当事者をここへ来てもらう。この二つを直ぐやってもらいたい。

第43回国会 社会労働委員会 第2号(1963/02/05、6期、日本社会党)

○阿具根登君 厚生省から、ただいま資料をもらいましたけれども、まだ目を通しておりませんが、福岡県の三瀦郡の荒木駅のすぐ筋向かいにあります三光化学株式会社、この工場でPCPとBHCの農薬が製造されておりますが、それについて、人体に非常な影響があるという陳情を再三にわたって受けております。厚生省もこの陳情をお受けになったと思いますし、厚生省からは上田教授を派遣して調査をされたことがあるはずでございますが、その上田教授の調査の結果、あるいはその後の対策等について、厚生省から詳細報告を願います。
【次の発言】 その県からの措置をとったというのは、去年の十二月ですか、今の話ですと去年の十二月ですね。

第43回国会 社会労働委員会 第9号(1963/03/12、6期、日本社会党)

○阿具根登君 内容に入る前に、内容としましては、五十五億が八十一億になる問題でございまして、その運営の仕方によっては、まことにけっこうだと思います。  その前に、大臣に御質問申し上げたいのは、私、長い間国会の議席を汚しておりますが、歴代の大臣が、いつの国会でも、医師法の問題につきましては、それぞれの態度が変わってきておる。特に私が覚えておりますのは、坂田道太君が大臣をやったとき、それ以降古井さん、灘尾さん、それぞれ医療報酬調査会の問題については、国会に出して、政府はかくあるべきだという信念を出しておられながら、次々の大臣が変えていく。一体どういうお気持なのか、池田内閣には一貫した筋の通った厚生……

第43回国会 社会労働委員会 第10号(1963/03/14、6期、日本社会党)

○阿具根登君 大木課長のほうに質問いたしますが、ただいまの藤田君の質問で、銅はこの三月から自由化するが、関税は三万円かける、こういうことですが、その答弁の中で、外国から輸入される電気銅は二十三万五千円ぐらいで入ってくる、こうことであったと思うのです。日本の銅はおそらく二十八万円前後で私は生産されておると思うのです。そうしますと、三万円の関税をかけてもこれは追いつかない、こういうことになってくるわけですね。そうすると、これに対してどういう対策をおとりになっているか、その点ひとつ詳しく御説明願います。
【次の発言】 考え方はこうですね。需要を考えて国内産を優先するんだ、国内産では足らない、国内産は……

第43回国会 社会労働委員会 第12号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○阿具根登君 局長さんでけっこうですが、この第三十五条を見てみますと、カッコの中で「銅鉱、鉛鉱その他」云々とありまして、「附属する選鉱、製錬」と、こういうことになっておるわけなんです。そうすると、山によっては、その山に付属した製錬所がありますけれども、また、ある山においては製錬そのものが独立しているわけなんです。そうすると、そういう独立したところは一体どうなるか。たとえば三井ですと、日比とか三池とかございますね。三菱は直島、秋田、大阪。同和は岡山。古河は大阪、こういう独立した製錬所も同じ合理化の波を受けているわけなんです。あるいは自由化の波を受けているわけなんです。こういう独立した製錬所はこの……

第43回国会 社会労働委員会 第13号(1963/03/28、6期、日本社会党)

○阿具根登君 一、二点ひとつ。この法律で対象になる方々は約四十四万人ということですが、対象にならない、いわゆる今日まで不幸にして死亡された方々、未亡人、その数はどのくらいありますか。
【次の発言】 私も数字をつかんでおらないから、これで論争はできないけれども、私はそういう人数ではないと思う。対象にならない者については非常に研究が不足しておる、こういうように私は考える。  それから、大臣にお尋ねいたしますが、これは未亡人に対する慰謝だ、慰謝料だ、その気持は私はわかります。それは階級のいかんにあろうと、一心同体である夫の死亡で妻に与えた打撃というものについては、私は甲乙をつけるべきじゃない、そのこ……

第43回国会 社会労働委員会 第15号(1963/05/14、6期、日本社会党)

○阿具根登君 一点だけ質問をいたします。総務長官のお話を聞いておりますと、国有財産の払い下げ、あるいは企業に対する金融の融資、そういうのが非常にうまくいっておる、こういうことを言っておられますが、私が駐留軍関係の離職者を調べてみますと、そういう恩典に浴したというのは、政府の責任で仕事をされたというのは、当然そうなすべき条件が備わっておるわけです。いわゆる炭鉱や金属と違って、非常に技術屋が多い。そういう技術屋が、いわゆる自動車とか、あるいはその他の機械ですね、トラクターやその他の技術者が多い。そういう技術者が企業組合を作る、そういう場合に金を貸してくれとか、あるいは機械を払い下げてくれ、こういう……

第43回国会 社会労働委員会 第18号(1963/05/23、6期、日本社会党)

○阿具根登君 じん肺、せき損につきまして御質問申し上げますが、きょうは少し細部に至って御質問申し上げますので、あまり細部の点は大臣は御承知でないと思いますから、専門の方にひとつ御答弁願って、そのあとで総括的な御答弁を大臣にお願いしたいと思います。  まず、第一番に、労災保険の収支の状況をお知らせ願いたいと思います。三十六年、七年、八年をお願いします。
【次の発言】 そうすると、総計でどのくらいになりますか。
【次の発言】 そうしますと、労災で現在までいわゆる黒字といいますか、残っている金が二百七十億から二百八十億ある、まあこういうことでございますが、さらにお尋ねいたしたいのは、ただいまもらった……

第43回国会 社会労働委員会 第19号(1963/05/28、6期、日本社会党)

○阿具根登君 皆さんの意見を聞かしてくれという大臣の御意見ですから、私も少し申し上げたいと思うのです。  これだけ世論が高まって参りましたので、政府も非常な強腰で五十万円が五百万円というようなこと、一年に十年が、三年に無期だというようなことを出しておられますが、この法律のきまったのは十年前です。十年前だと土地だって今日は十倍になっております。何もこれは強いのでないのです。そして調べてもらうとわかるように、私今ちょっと調べてみたのですが、十万円の罰金を打たれた人は、この十年間一人もないのです。最高が八万円しか打たれてない。おそらく今のままでいったら、水ぎわでどんなに皆さんが苦労して押えられても、……

第43回国会 社会労働委員会 第20号(1963/05/30、6期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいま議題となりましたじん肺法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び概要を説明申し上げます。  金属鉱山、炭鉱及び窯業等、粉じんを発散する事業所に働く労働者は、現在の医学をもってしても治癒の方法のないじん肺という職業病におかされることは御承知のとおりであります。このじん肺の大部分であるけい肺並びにこれと同じように治癒の方法のない業務上の外傷性脊髄障害については、第二十二回特別国会において特別保護法が制定され、次いで第二十八回国会において臨時措置法を制定してその保護期間が延長され、さらに、第三十四回国会においてこれらの法律を根本的に改正して、新たにじん肺法が制定され、保……

第43回国会 社会労働委員会 第22号(1963/06/11、6期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣が御存じないと思いますから、お待ちしておったのですが、医業類似行為に関する件につきまして、三年前にこの法律案が改正されたときに、すでにこの法律案は三十年に成立して、三年、三年と六年を経過しておる。この経過を見てみると、この法律の期限ぎりぎりになって政府は出しておって、漫然としてこの法律を延期させるだけである。これを三回も延期させるということになったらば、国会の権威はどこにあるか、こういうことはまかりならぬ。だから、このたびは早急にこれを改正すべきである、こういう点が審議され、衆参両議院の附帯決議にもその意味が盛られております。そのときに大臣からの答弁で、特に政務次官の答弁では……

第43回国会 社会労働委員会 第23号(1963/06/13、6期、日本社会党)

○阿具根登君 私は一、二点の問題についてお尋ねいたします。ほとんど同僚議員から質問になっておりますから、もしも重複したら簡単にお答え願います。  今日、非常な世間の人を驚かしているこの種の麻薬の問題につきまして、それぞれの所管で非常に注意をしていただいていることはわかりますが、私ども過去を振り返って見る場合、戦時中、あるいは戦争前、陸海軍は緊密な連携のもとに云々ということをいつも言われたけれども、戦後になってみると、陸海軍が一番意思が疎通しておらなかった、いわゆる所管争いといいますか、これは大体日本の政治形態の中で、一番今も各省の所管争いというのが世上のうわさに上っているとおりでございます。そ……

第43回国会 社会労働委員会 第27号(1963/07/06、6期、日本社会党)

○阿具根登君 大体において私は賛成ですが、一点だけ提案者に質問いたします。  戦傷病者のこの種待遇につきましては、当然のことだと思うのですけれども、今の説明の最後のほうに援護の種類の拡張あるいは援護水準の向上等についても今後検討を加えるといっておられますが、この範囲についでどう考えておられるか。たとえば原爆で今日なお立つことのできない方々、あるいは国内におって被爆してこの種災害を受けておる方々が同じ病室で、同じ病気で苦しんでおられる方々、こういう方々は一体どのように今後処置するつもりか、その点だけ一点お尋ねしておきます。
【次の発言】 厚生大臣に今の問題で質問いたしますが、今後どういうお考えを……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1963/02/15、6期、日本社会党)

○阿具根登君 中野局長おわかりと思うのですが、前国会ですか、衆議院のほうでも出たのですが、石炭の関連産業の引き取り価格、これはできることと思うのです。それを出してもらいたいことと、油の引き取り価格、非常に現在油が高くなっておる、こういうこでとがいわれているのですが、基幹産業、電力等では幾らで引き取っているのか、一般C重油、B重油は幾らで引き取っているのか、そういう点をつけ加えていただきたいと思います。

第43回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1963/03/14、6期、日本社会党)

○阿具根登君 関連して。柳岡君の質問は、それはわかっている。それはわかっているけれども、強化ということは多数決を先にうたっておられるということになれば、おそらく議事運営で議事は民主的にやるというけれども、おそらく最終の場合には力で押し切るような心配があるのじゃないか。だから、これを原則的には満場一致、運営の面においてやむを得ないときには多数決にするんだという、逆なようにすれば非常に強化できるじゃないか。数の問題を言っているわけじゃないんです。根本の問題を言っているわけです。その点を質問しているのだろうと私は思います。
【次の発言】 その考え方に一つだけ違うわけなんです。使用者側と被使用者側が同……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1963/03/19、6期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと関連して一つだけ聞いておきます。どうせまた二十二日にお聞きしますけれども、石炭の単価の問題で、これは石炭局長も認めておられるが、東京でトン当たり一万一千円以下の石炭はない、こういうことを言っておられた。そのとおりなんですね。ところが、政府の計画は、もともとこれを立てられたのは、重油八千四百円に対して石炭のコストが高いから、だから千二百円コストを下げるのだと、こういうことでやられたわけです。そうして私どもがもらっている資料では、電力会社等には二千五百五十六円で引き取ってもらっているわけですね。そうすると、二千五百五十六円で大会社は引き取ってくれるけれども、一般市中の石炭を必……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1963/03/22、6期、日本社会党)

○阿具根登君 質問が少し飛び飛びになると思いますが、時間が限られておりますし、約束のものもございますので、答弁は十分親切にお答え願いたいと思います。  まず第一点は、先般、大矢委員から通産大臣に質問された中で、五千五百万トンは、これは努力目標である、こういうことを言われたのが会議録にはっきり残っているわけなんです。そうしますと、お互い公党が約束して、この国会が、しかも石炭問題が今日まで非常にスムーズに審議され、今日で終わらんとしておるのですが、五千五百万トンが努力目標だという通産大臣の見解であるならば、私どもは、今日までの約束はほごにされたものだ、こういうように考えざるを得ないわけです。あの約……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1963/05/29、6期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと質問しますが、従業員は何名でしたかね、先ほど聞き漏らしたですが。
【次の発言】 石炭局長にお尋ねいたしますが、九百四十名といえば、これは中小炭鉱ではそう小さいほうじゃないと私は思うのです。九百四十名のうちに二百六十何名の請負夫がおった。これが実態であるならば、こういうことが許されるかどうか。  それから、一九・五トンの個人能率だと、今日これほど合理化が進んで参りまして、四千六百カロリーの石炭を一九・五トン出して採算がとれるかどうか。とれるとするならば、この従業員の給与形態はどうなっているか、どのくらいの給与をもらっているか。この炭鉱は、合理化で買い上げる炭鉱の指定にはなっ……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1963/06/21、6期、日本社会党)

○阿具根登君 二点だけ質問をいたします。一点は、あるいはそれは労働省だとおっしゃるかもしれませんが、三十六年から今日まで、ただいまのお話では五十三炭鉱、八十七万五千トンの山をつぶした。そうしますと、それによって出ました失業者はどのくらいであるか。また、失業者のその後の就業状態はどうなっておるか、その点をひとつ御説明していただきたい。
【次の発言】 そうしますと、合理化法で整理された方々に対しては、会社も相当責任を持って就職に当たっておる。保安法でつぶされた山は、もう経営者がおらぬわけです。しかも、これは一応先ほどの説明でもわかりますように、多いところで六万トンくらいのところだと、そうすれば中小……

第44回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1963/11/14、6期、日本社会党)

○阿具根登君 なくなられました多数の方々の御冥福を祈りながら御質問申し上げます。  きょうは通産大臣が現地に行かれておられますので、本席においででございませんが、きのう十分質問もできずに現地に立たれましたので、それも含めて御質問申し上げたいと存じます。  まず第一に、今度の大災害の起こった、直接でなく、この要因は何であるかということと、直接の原因が、今日の新聞で見ますと、炭車暴走だということに断定されておるというような実情でございますが、それに対する考え方、あるいは、ただいま大臣から申されました遺家族の就職、住宅、生活の問題につきまして具体的なことを質問申し上げていきたい、かように思います。 ……

第44回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1963/11/29、6期、日本社会党)

○阿具根登君 三池炭鉱災害に関する派遣委員の報告をいたします。  三池の災害がきわめて重大なる事件であることにかんがみ、前回の委員会におきまして、委員を現地に派遣することになり、その人選並びに日時については委員長に御一任になりましたが、委員長の命により、私が十一月十五日から四日間の日程で派遣されることになり、別に石炭対策特別委員会から派遣された岸田、剱木、前田、阿部、石田、田畑の諸君と一緒に現地へ参りましたが、そのほかに、現地で小柳、小宮両君が現地参加してくださいましたので、九名が行動をともにすることとなりました。  一行は、十五日に福岡に到着、福岡鉱山保安監督局長から災害状況を聴取、大牟田市……

第44回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第1号(1963/11/13、6期、日本社会党)

○阿具根登君 私は汽車も飛行機もなかったので、いま来たのですから、だから通産大臣の説明も監督局長の説明も聞いておりません。しかし、私は、事故と同時に九州に飛んで三池におりましたから、現場に一番最初から一番長くおった者だと私は思う。しかも、私が長年つとめたところで、私の近親もなくなってしまった。それに、こういう大きな事故が起こるたびにこういう委員会が開かれて、そしてああでもない、そうでもない、責任は経営者にあるの、あるいは保安は生産を優先するのということを言っておられるのです。しかも、新聞で拝見いたしますと、通産大臣は、三池においては自衛隊の要請がおそかったからこれがおくれたんだ、こういうことを……

第45回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1963/12/18、6期、日本社会党)

○阿具根登君 直接の原因はわかっておりませんようですから、全般的な問題を一、二質問して、時間がありますなら、直接の原因まで御質問申し上げたいと思います。  糒炭鉱も乙種炭鉱だと聞いておりますが、乙種炭鉱ですか。
【次の発言】 そうすると、先般の三池も乙種炭鉱。乙種炭鉱というのは比較的ガスがないのだ、ガスに対する設備が簡単でよろしい、保安上の資金が非常に要らない、そういうことで、業者はほとんど乙種炭鉱に申請するわけです。これを通産省で許可している。そうすると、現在までの炭鉱の爆発を見てみると、先般御質問申し上げましたように、乙種炭鉱がほとんど爆発している。これは通産省の責任ですよ。何でこんなもの……

第46回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1964/08/01、6期、日本社会党)

○阿具根登君 私は関連ですから簡単に、時間がないですから……。  局長の話を聞いていると、水が足らぬのがあたりまえじゃから、しんぼうせいということを言っているわけなんですよ。雨が降らないのだ、計画どおりにいっていればそんなことはないのだ、需要が多くなったから足らないのだ、ちっとも東京都は悪いことはないということを言っておられるわけですよ。そうではないのですよ。これは水道局が計算されたように、何も住民がだれも水不足になっていなかったらこういう問題は出てこないわけだ。いかに計画されておっても、今日のこの事態を引き起こしてきておるというこの現実に立って、住民は非常な不安と不満を持っているわけです。あ……

第46回国会 社会労働委員会 閉会後第5号(1964/09/30、6期、日本社会党)

○阿具根登君 労働大臣は、この前ジュネーブに行かれる前に、社労委員会でILO問題で私が御質問申し上げましたところが、国際会議に出る前でもあるので、国際的に非常に微妙な関係もあるし、党内の微妙な関係もあるので、臨時国会においてこれを解決するということだけで答弁はかんべんしてくれ、こういう話であった。だから、今度お帰りになりましたので、一体どういうお考えなのか。新聞等で見ますと、あるいは池田総理の病気のためにこれを臨時国会を一週間か二週間程度に開いて通常国会に回す、あるいは自民党内で批准と国内法は切り離すんだというような、前通常国会で非常な問題になりましたことがまた繰り返されておるようなことが新聞……

第46回国会 社会労働委員会 閉会後第6号(1964/10/01、6期、日本社会党)

○阿具根登君 これはきのうの委員会でも言われたように、これだけでは全部に質問があります。だから、これの細部にわたってどうなるか、詳細に資料を出してもらわないと、これは一日かかっても二日かかっても、みんな質問がありますよ。この詳細な資料をつけてもらって、それから質問するようにしたいと思います。
【次の発言】 きょうは大臣を要請しておりましたが、何か緊急な用事でお見えにならないようですから、医療費問題について質問があまりできないわけなんですが、一点だけ質問しておきたいと思いますのは、現在、有沢さんのほうから答申が出ております。その答申に対して神田構想なるものが打ち出されておる、こういうことなんです……

第46回国会 社会労働委員会 閉会後第7号(1964/10/09、6期、日本社会党)

○阿具根登君 医療費の問題につきまして、神田厚相になりましてから、神田厚生大臣の構想なるものが伝えられておりますが、その神田構想なるものを詳細に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、大臣のお話を聞いておりますと、厚生省と医師会側が非常な摩擦がある、こういう点が第一点に考えられておる。そうして、ただいまの発言を聞いておりますと、政治的にこれを解決しようとされていると思います。いま三点述べられましたけれども、入院料、あるいは初診、往診料等の医療費は上げなさいということが答申されているわけなんです。残るのは一カ月ごとの診察料ですね、そう見てみますと、これだけを神田厚生大臣は政治的に……

第46回国会 社会労働委員会 第8号(1964/02/27、6期、日本社会党)

○阿具根登君 同じようなことだから伺いたくないのだけれども、政府にいま聞いていると、六千名という数字はもうつかんでいるわけですね。そうして配備計画は相談しておられる。その六千名はどこからはじいた数字ですか。それが最後はわからぬなんておっしゃっても、そんなことは通りませんよ。六千名はどこがどのくらい出るから大体六千名になるということになっているわけです。六月末に六千名の整理をするとおっしゃるのだから。そうすると、どの地方からどれだけの失業者が出るのだということが一応計算されておるはずです。新聞等にもちょいちょい出たこともございます。私のつかんでおる数字が誤りであるかどうかということで私は質問して……

第46回国会 社会労働委員会 第12号(1964/03/12、6期、日本社会党)

○阿具根登君 一つだけ労働大臣に御質問いたしますが、この資料を見てみますと、平均年齢が男で五十一・五歳、女で四十六・三歳、年齢別構成を見てみますと、五十歳以上で五一・六%になります。全失業者の半数以上が五十一歳以上の人だと、こうなるわけです。そうしますと、その要因は何なのかということを考えねばならぬと思うのです。そうしますと、これは大正時代から民間は五十五歳の定年制というのがあるわけです。だから、この五十五歳以上という人が非常にふえている。そうしますと、その当時は年齢も、人生わずか五十年だったが、いますでにもう七十年になろうとしておる。それにもってきて依然として五十五歳だ、しかも、労働力が足ら……

第46回国会 社会労働委員会 第15号(1964/03/24、6期、日本社会党)

○阿具根登君 先生方に御質問申し上げますが、たしか一昨々年であったと思います。非常に小児麻痺がはやりまして、日本の母親をはじめ、国民が非常な心配をいたしました。そのときにソ連あるいはカナダから生ワクチンを入れてもらって、特に総評等はソ連から十万人分の生ワクチンを入れたというときには、ほとんどの人が生ワクチンを早く飲ましてくれと、こういう意見だったと思うのです。ところが、その当時は厚生省がきわめて慎重であった。しかも、ソ連よりもカナダが安いからといって、カナダのワクチンが入ってきた。いま皆さんの御質問なり諸先生方の答弁を聞いておりますと、どうも私はふに落ちないことがございますが、これだけは皆さん……

第46回国会 社会労働委員会 第17号(1964/03/31、6期、日本社会党)

○阿具根登君 関連して。その場合、生活保護を申請する場合は、日本のような民生委員の手を通じて生活保護を申請されておるのか。それとも、韓国人なら韓国人、あるいは北鮮系なら北鮮系の民団を通じて申請をされておるのか。  また、もう一つお伺いしたいのは、この予算は、これは日本人を対象にした予算であるはずであるから、そうすると、これは日本人としての取り扱いをきれておるとするのか。それとも、これは別ワクで考えられるのか、その点はっきりしないのですが、その二点をひとつ答えてください。
【次の発言】 もう数年前になりますので、私もはっきりした記憶じゃないのですけれども、その当時、同じこの社労委員会で質問申し上……

第46回国会 社会労働委員会 第19号(1964/04/07、6期、日本社会党)

○阿具根登君 議事進行についてちょっとおはかりを願います。  いままでの質問、答弁を聞いておりますと、この法律について、厚生省も、これはあまり好きでないらしい、あまり急いで通してもらいたくないらしい。また、修正されておる衆議院のほうからも、これは自分の意に反した修正になっておるようでございます。質問されておる自民党の方の質問を聞いておっても、非常に不満があるようでございます。私どもは私どもでそれ以上の不満がありまして、相当時間もたっておりますし、午後は他の委員会もございますので、私は質問を保留いたしまして、次回に質問さしていただきたい。だから、どういうふうに理事会でおきめになっておるかわかりま……

第46回国会 社会労働委員会 第20号(1964/04/09、6期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょうどいい機会でございますので、労働省と事業団に一、二質問を申し上げたいと思います。  離職者の住宅が非常に急ピッチで進んでおりますのは、まことにけっこうなことでございますが、場所によっては、せっかくおつくり願った住宅に非常に入居者が少ない。こういうことを考えてみますと、あまりにも機械的に考え過ぎておられるのじゃないか。たとえば六畳、三畳というのは、これは絶対的な問題であって、これが日本国じゅうどこでも建っておる。そうしますと、これは家族の四人も五人もおる人はなかなか困難だ。また、一方、まあそういうことはしんぼうしてもらうにしても、数を多くしたほうがいいのだという理論も成り立ち……

第46回国会 社会労働委員会 第21号(1964/04/14、6期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいまの加藤君の御意見は御意見として聞きますが、提案者は相当な審議をいたし、この生活保護に対してきわめて熱心に審議をされ、あるいはきわめて深い関心を持っておられ、しかも、現実の生活保護者がいかに社会の片すみに追い込まれているかということに対する現行法の恨みを述べられているものと思います。それはお互いの論争の中で論ずることはけっこうでございますが、提案者の提案したものをこの場で削除するということについては、私は反対いたします。そういう問題については、十分理事会なりその他で論議すべきものでありまして、提案者のことばそのままをとって、直ちにここで動議提出の形にして削除するということは……

第46回国会 社会労働委員会 第22号(1964/04/21、6期、日本社会党)

○阿具根登君 一点だけ質問というか、意見というか、申し上げておきますが、まあ要は厚生省なり通産省なりの良心的な心がまえだと思うのです。こういう法律案が通らなければ取り締まりはできぬ、こういうようなことをいっておられますけれども、一昨年、御承知のように、福岡県のある化学工場でPCPの問題で非常にくしゃみが出る、涙が出るという住民の訴えがあった。ところが、この法律案で見れば、これがなかったからできなかったのだというような解釈になるわけです。ところが、当時通産省は非常によくこれに対処しまして、現在行ってみれば、全然そういうことがないように・住民の方に聞いてみても、現在は全然そういうことがありません、……

第46回国会 社会労働委員会 第31号(1964/06/09、6期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと関連質問しますが、母子相談員は、社会的に信望があり、職務を行なうに云々と書いてあるんだが、母子相談員にそういう該当する家庭の人を持ってくるという意思があるか、どうか。母子相談員となるならば、母子の方が一番その環境なんかわかっておるはずなんです。よそから持ってこないで、そういう方を相談員にするのが、まず母子家庭が救われるでしょう。そういうことをどう考えておられるか、その点。
【次の発言】 そういう専門家の方も必要ですが、たとえば炭鉱離職者が何十万と今度出た、その協力員は離職者でなければならないということがはっきり書いてあるわけです。その離職者がはっきり調査員となって、相談員……

第46回国会 社会労働委員会 第32号(1964/06/11、6期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣が御用がございますそうですから、一、二点質問いたします。  この労働災害の防止に関する法律案、これを見てみましても、何か災害のあとを追っかけておるというような感じがするわけなんです。それから、もう一つは、もちろん企業をやる人、まあその人の責任ではあるが、政府が責任を非常にのがれて、そして関係する人に対する責任を非常に押しつけておるというような感じが一つするのです。それから、一つは、こういう災害資料を見てみましても、減ったとはいえ、七十四万五千人からの人がけがをしておる、六千四、五百人の人が死んでおるということになるならば、一日約二十人近くの人が死んでおる、そして、また、二千数……

第46回国会 商工委員会 第34号(1964/06/12、6期、日本社会党)

○阿具根登君 岡委員の質問と、ちょっと一緒の問題ですが、いま答弁されておりました問題について一、二質問したいと思います。  プロピレン・オキサイドというのは、これは高圧法に入りますか、高圧ガス取締法の定義の中に入っているか、入っておらぬか。
【次の発言】 私は専門家でないからわからないのですが、圧力云々の中のこれはどのくらいになりますか。
【次の発言】 そうしますと、新聞等でこの原因が大体三つぐらいあげられておるわけです。正常な状態ならタンク内の圧力が非常に増大しても、安全弁があるから云々。しかし疑問とするところは、タンク内で圧力が非常に大きくなって爆発したのじゃないかという疑問が一つなんです……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1964/02/13、6期、日本社会党)

○阿具根登君 私も大臣の所信表明について、一、二点御質問申し上げます。  まず第一に、「総合エネルギー政策の基本的方向を検討し」云々ということが主張されておりますが、一体総合エネルギー政策の考え方、基本的方向、四十七年までの対策というものがあったら、詳細に承りたいと思います。
【次の発言】 いや、それじゃなくて、総合エネルギー対策としての御質問を申し上げたわけなんです。たとえば総合エネルギー対策があっておりながら、油の問題では出光興産が出るの出ぬのと、通産省が盛んに仲に入って規制をしておるようです。ところがその規制に応じない、一方ではどんどん新規事業を申請されておる、油業界は非常な混乱を起こし……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1964/03/12、6期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣は御承知でしょうけれども、局長にお尋ねしますが、いまのいわゆる有沢調査団の答申による古河好間はビルド炭鉱ですか維持炭鉱ですか、それともこれは閉山予定炭鉱ですか。
【次の発言】 通産大臣にお尋ねいたします。有沢調査団が出して、そうして維持群だといってきて補助までしておる炭鉱が、何でいまじぶんにつぶれるのですか、これはつぶすのを許可するのですか。調査団の答申は間違っておったと、そうなら労働者は安心して働ける。維持炭鉱だからこそ、いままで営々と働いてきておったはずです。それがいまさらになって閉山というのは、これは聞こえませんね、何としても。そういうものを受け付けますか、どうです。

第46回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1964/04/02、6期、日本社会党)

○阿具根登君 原因は調査中でまだわからぬということですから、一、二質問したいと思うのですけれども、新聞で拝見した限りでは、罹災者は組夫だということになっておったと思うのですが、そうですが。
【次の発言】 そこで、お尋ねしますが、採炭に組夫が従事してよろしいのですか。これは撤収作業だからということで言われておるけれども、組夫を採炭に使っていいのですか。
【次の発言】 撤収作業にしても、これは撤収作業の場合、あるいはワクを撤収するとか、あるいはレールを撤収するとか、機械を撤収するというのならわかりますよ。しかし、撤収の場合でも、採炭をするというのは生産なんですよ。炭鉱のこれは商品なんです。あれだけ……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1964/04/07、6期、日本社会党)

○阿具根登君 この前、質問をいたして中断しておりましたので、そのあと少し質問してみますが、この前の質問で明らかになりましたのは、政府出資が三億円と供託金移管分が四億八千万円、積み立て金が三億八千万円を財源として、まあ十億三千万円の貸し付けを行なうという予定で三十八年度が発足した、こうなっておりますが、当初の計画のとおりに資金が三十八年度は集まったかどうか。また、現段階において貸し付け額が大体六億円程度ということであったと思うのですが、計画との差がずいぶんあるようですが、どういう理由によるのか、基金の業務の現状とあわせてひとつ答弁を願います。この前質問いたしましたのと少し重複しておりますが。

第46回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1964/05/08、6期、日本社会党)

○阿具根登君 参考人の方、御苦労さまでございます。  一、二点質問申し上げたいと思いますが、まず、橘内市長さんに御質問申し上げますが、私、産炭地問題で九州方面を回っておりましたところが、非常に失対事業が少なくて、そうして生活保護者が多い、こういうことに気づいたわけなんです。私らの考えでは、失対事業が非常に多くなってくるのじゃないかと、こういうように思っておりましたが、失対事業者は案外少なくて、生活保護のほうが非常にふえてきておる。こういうことを見てみますと、国の補助率が違うので、各市町村はなるべく安易な道をとっておられるのじゃないか、いわゆる失対事業で働かせるよりも、生活保護に回したほうが国の……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1964/06/09、6期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣がお見えになっておりますので、ひとつお尋ねしたいと思います。  最近の新聞で、五千五百万トンの出炭が非常に可能性が薄らいできた、五千三百万トンもいかがか、そのために新鉱開発も考えねばならぬ、こういうのが出ておりました。もちろんそうだと思うが、その第一の原因は、今日、鉱山保安法の改正案の趣旨説明にもありますように、三池の大爆発があってから、特に人員の減少が目立ってきたというのですね。そして、もう実際三十九歳ぐらいの平均年齢に炭鉱労務者はなっておらないだろうか。特に北海道の一部では、ビルド鉱でありながら、労務者不足のために閉山しなければならぬようになってきた、こういう実態になって……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1964/06/26、6期、日本社会党)

○阿具根登君 一、二点だけ質問します。  先般六月九日の委員会で、私、通産大臣に、この保安法に関連して、有沢調査団長の出された答申から今日までの経過を見て、すでに再調査をしなければならない時期に立ち至っているではないか、こういう御質問をしたわけです。ところが、大臣に、いまの場合そういう考えは持っておらないし、もうしばらく経過を見てみたい、こういう御返事があったはずであります。ところが、その翌日の新聞では、こういう調査団の名前まで書いて調査をするのだということがでかでかと新聞に出たわけなんですが、一体これはどういうことなのか。ここで私が公式な場所で、こういう事態に立ち至った――いま牛田君から質問……

第46回国会 予算委員会 第7号(1964/03/05、6期、日本社会党)

○阿具根登君 まず最初に、有沢調査団の答申後の問題について御質問申し上げます。  答申は、一昨年の十月十三日になされたはずでございますが、答申によりますと、四十二年度までに千二百円の炭価の切り下げ、人員が十二万人、個人能率が大体四十二年に三十八トンということであったと思います。現在、個人能率はすでに三十四、五トンになっておると思います。人員は十二万七千名程度と思っております。そうしますと、合理化のみが先に立って、そうして残された労働者が、当時の有沢団長の考え方と全く反した姿になっている。こういう状態に対して、総理大臣はどういうお考えなのか。  もう少し進めて申し上げますと、いまのままでまいりま……

第47回国会 予算委員会 第3号(1964/12/09、6期、日本社会党)

○阿具根登君 まず最初に、政治姿勢の問題について総理のお考えをただしたいと思います。  時間が限られておりますので、簡単に質問していきますが、池田内閣で寛容と忍耐ということを言われたわけです。佐藤内閣になってから忍耐は寛容の中に入っているのだと、だからうたう必要はないのだということを言われておる。まあことばじりをとるわけじゃございませんが、それならば、なぜ池田内閣は忍耐ということを強く打ち出しておったかという問題が一点。あなたはそのかわりに調和ということを言っておられる。そうずると、そういう解釈でいくならば、調和ということも寛容の中に入ってくるものである。なぜ忍耐というものを調和に変えなければ……

第48回国会 社会労働委員会 第4号(1965/03/09、6期、日本社会党)

○阿具根登君 去る二月二十二日発生した、北海道炭礦汽船株式会社夕張鉱業所における爆発災害を調査するため、社会労働委員会から私が派遣されることとなり、石炭対策特別委員会から派遣された小柳委員長、阿部、堀、浅井、田畑の各委員とともに、二月二十四、二十五の両日現地の実情を視察してまいりましたので、その結果を報告いたします。  初めに視察日程を簡単に申し上げますと、二十四日夜札幌に到着、直ちに通産省札幌通産局並びに札幌鉱山保安監督局及び労働省北海道労働基準局から説明を聴取しました。翌二十五日朝、夕張におもむき、災害発生坑口で花環をささげて犠牲者の冥福を祈り、次いで夕張炭礦病院を訪れ、有賀院長から負傷者……

第48回国会 社会労働委員会 第10号(1965/03/30、6期、日本社会党)

○阿具根登君 だめだ。そんな一年生に言う答弁じゃだめですよ。直営でないものは何なんです。市が責任を持てないで委託する場合がありますか、ないでしょう。
【次の発言】 それはわかる。委託と直営の別です。それは市の責任ではなくてそういう業者のやる場合もあるだろう。

第48回国会 社会労働委員会 第13号(1965/04/13、6期、日本社会党)

○阿具根登君 日鉄鉱業株式会社伊王島炭鉱の災害に対する委員派遣につき報告申し上げます。  去る四月九日六時ごろ発生した日鉄伊王島炭鉱の爆発災害を調査するため、石炭対策特別委員会より小柳委員長、阿部、鬼木の両理事、二木、田上の両委員及び社会労働委員会より私が派遣され、災害発生の当日である四月九日出発、現地の実情を調査して昨十二日帰京、本日取り急ぎ報告いたします。  初めに、視察日程を簡単に申し上げますと、四月九日羽田より空路福岡到着、直ちに福岡通産局並びに福岡鉱山保安監督局より資料の提出を求め、翌十日朝福岡出発、長崎の伊王島に急行いたしました。現地において宇野日鉄伊王島鉱業所長、川原通産省鉱山保……

第48回国会 社会労働委員会 第14号(1965/04/22、6期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいま議題となりました一酸化炭素中毒症に関する特別措置法案の提案理由と、その内容について御説明いたします。  昭和三十八年十一月九日、三池炭鉱における炭じん爆発は近代的な産業災害としては稀有のものであり、炭鉱合理化政策の強行中に発生した労働災害としては、あまりにも悲惨な事件であります。日本一の優良鉱といわれた三池三川坑の人気口より、わずか千メートルの地点で大爆発を起こし、大量の一酸化炭素ガスを発生し、これが三川坑の全坑内、各切り羽に侵入、充満し、坑内の労働者は一瞬にして倒れ、四百五十八名のとうとい人命を奪い去り、八百名にのぼる一酸化炭素中毒患者を出すという大災害に発展したのであ……

第48回国会 社会労働委員会 第20号(1965/05/18、6期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣が四時から出て行かれるそうですから、大臣にちょっとお聞きしたいのですが、端的に質問を申し上げますが、この改正案によって遺族補償年金の場合、妻が百分の二十五と、こう規定されているわけです。一体妻というものをどうお考えになっておられるか。諸外国で主人が不幸労災で死んだ場合にどういう処遇をされておるのか、さらに、妻以外ですか、遺族一人当たりについて百分の五ということを書いておられて、これが大体百分の五十と、こういうことを考えておられると思うんです。一体それはどういうことなのか、その説明をひとつお聞きしておきます。
【次の発言】 その考え方――金額はわかるから、妻に対する考え方、率直……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1965/03/03、6期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと関連して。政務次官の答弁に私はどうしても聞き捨てならぬ答弁があるから、関連して質問いたしますが、あなたは保安のことは詳しいかわかりませんけれども、現在のこういうガスのある炭鉱で、マッチを持っていったり、たばこを持っていったりするというような感覚をお持ちであったらたいへんなんです。そういうことは全然あり得ない。それをあなたが常識的に昔のこととか、あるいは新聞の一部の問題を取り上げて、あるいはマッチを持っていったかもしれぬ、たばこを持っていったかもしれぬというような感覚でいまの炭鉱を見ておられたら、それは認識不足もはなはだしい。これは取り消しておいてもらわないと、何かこういう……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1965/03/30、6期、日本社会党)

○阿具根登君 一、二点質問したいのですが、大臣がおられれば当然大臣に御質問せねばいかぬのですが、最近、新聞で御承知のように、この問題に触れて、北海道は五十円上げろ、九州は百円上げろ、その他云々ということが出されて、非常な批判といいますか、問題が出ておる。どうも大臣が思いつきで言ったのじゃないと思うのです。そうすると、そういう考え方が石炭局の中にあるのかどうか、プールすれば一体どうなるのか。それから、事務局のほうに一ぺんに質問しておきますけれども、プールの問題について、もう少し詳細に話してくれませんか、プールをやるそのお考えについて。関税について、いままで関税がどういうふうな形で還元されておった……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1965/03/31、6期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣が見えてから私質問したいのが一点ございますので、それまできのうの質問を続けて、資料を要求しておきましたが、出ておったらひとつ見せていただきたいと思いますが、現在重油はどのぐらい輸入されているか、関税の対象になっておる重油は一体どのぐらいですか、それをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 その関税の六%の対象になる数量はどのぐらいですか。
【次の発言】 そうすると、今日まで二十七億近くの関税が取られておった、その配分はどうなっておるのですか。
【次の発言】 そうすると、その残金はどうなっておるのですか、国に返るのですか。

第48回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1965/04/22、6期、日本社会党)

○阿具根登君 同僚大矢委員の質問に対する答弁の中で、非常に重要な問題をお聞きしたと私は思うのです。それは、私どもも調査団に加わりまして、実際爆発の現場はD九号の掘進の個所だというようなことも聞いてまいりましたが、そのあと調査された範囲内で、同じ状態を再現したところが、許容範囲外のガスがたまる、こういうことを言われたわけです。確かにそれは、私たちは推定として、そのガスがなかったら爆発しないのだから、あっただろう。それはおそらく五馬力の局部扇風機というものがほんとに役目を果たしておったのか、あるいは仕事後にどういうふうに移動したのかという問題があると思ったのですけれども、それを実際にやってみて、現……

第48回国会 予算委員会 第4号(1965/03/05、6期、日本社会党)

○阿具根登君 関連。総理の答弁の中で、たびたび政府が責任を持てないということを言っておられるわけです。いまの答弁でも千四百十九ページに及ぶものを一々見ておらないけれども、これはまあ必要なところを全部見たけれども、政府は責任を持てないものだということがわかったと言われる。政府が責任を持てないものを、政府の管轄内でやっておる場合に、どういう処分をされるのか、政府が責任を持てないということを、あなたの指揮下にある自衛隊が研究をやっておるということに対しては、あなたは最高責任者としてどういう考えをお持ちになっておるのか、この点をお聞きしたい。

第48回国会 予算委員会 第7号(1965/03/09、6期、日本社会党)

○阿具根登君 まず農林大臣にお伺いいたします。時間がありませんので、質問は簡単に申し上げますが、現在、農相の交渉段階の過程でございますので、詳しく御説明願いたいと思います。六日の農相会談において、漁獲量の問題が相当問題になっております。どういう状態であるのか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その隻数は双方どういう主張をされておりますか。
【次の発言】 隔たりがあることは新聞で知っておりますが、日本はどのくらい考えておられるのか、それによって漁獲量ということも考えておられると思うのです。相手はまたどのくらいの隻数を考えておるのか、その隻数によって漁種の問題も違ってくると思うのです。どう……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 商工委員会 閉会後第1号(1968/10/08、8期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣の時間がないようですから、簡単に質問いたしますが、公害問題につきまして、水俣病、奇病といわれましたこの水俣病が、今日やっと公害だということが政府の統一見解として園田厚生大臣から発表になった。十数年間、これは国会でも問題になったものでございますが、なぜ今日まで結論が出るのに時間がかかったか、その点をひとつ大臣にお尋ねいたします。
【次の発言】 当時皆さんは責任の衝におられなかったのでそういう御答弁でございますが、それは知っておられてそういう答弁しかできなかったと私は思う。その当時私は社会労働委員長でございました。現場に数回行っております。そうしていま政府の出された結論をそのまま……

第59回国会 商工委員会 閉会後第2号(1968/10/29、8期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと関連して。  長官の御答弁聞いておりまして、少し私わからない点がありますので、関連で御質問申し上げますが、たとえば一億枚のノリを凍結するということは、四十億ものノリができておるのに、これは業者に対する考え方のほうが先行しているんじゃないかというような質問がいままでなされてきたわけです。ところが、ただいまの答弁聞いておりますと、このノリをまだ見ておらない、ノリを見なきゃならない、どういうノリかまだ見てもおらない、そうして今度は価格をきめなきゃならない、こういうことを言っておられるわけです。そうすると、一体これはどういうことなんだろうか。凍結をするもせぬも、まだ水産庁のほうは……

第59回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1968/08/03、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆さま方の御推挙によりまして、本委員会の委員長の重責をになうことになりましたが、何ぶん微力でございますので、皆さま方の格段の御協力を賜わりまして、本委員会の円滑な運営をはかり、わが国石炭産業の安定施策樹立のため、皆さま方とともに努力を重ねてまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 (拍手)
【次の発言】 おはかりいたします。ただいまから理事の互選を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。

第59回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第1号(1968/09/26、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査を議題といたします。石炭鉱業再建施策に関する件について調査を行ないます。  まず、石炭鉱業審議会の答申の件につき、政府から説明を聴取いたします。中川鉱山石炭局長。
【次の発言】 本件につき質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 保安については、このあとでまた当局の報告があって、それについて質問時間もございますので、含めておいていただきたいと思います。
【次の発言】 それはあとでもうすぐくると思いますから……。 ……

第59回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1968/08/07、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査を議題とし、先般、当委員会から派遣いたしました北海道炭砿汽般株式会社平和炭鉱における坑内火災事故の実情調査のための派遣委員から報告を聴取いたします。鬼丸君。
【次の発言】 次に、北炭平和鉱の事故について政府側から説明を聴取いたします。藤井通産政務次官。
【次の発言】 質疑のあります方は順次御発言を願います。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  理事会において協議いたしました結果、北炭平和炭鉱における坑内火災事故調査のため、次回八月九日の委員会に参考……

第59回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第2号(1968/10/28、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 個人的な質問はやめてください。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。  本件についての質疑は、本日はこの程度にとどめたいと存じます。本日はこれをもって散会いたします。    午後零時五十八分散会

第59回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1968/08/09、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査を議題とし、前回に引き続き、北海道炭砿汽船株式会社平和炭鉱における坑内火災事故に関し調査を行ないます。本日は、お手元に名簿を配付してございます参考人の方々の御出席を願い、本件の調査を進めます。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。  参考人の方々には、御多用中にもかかわらず、本委員会のために御出席くださいまして、まことにありがとうございます。厚くお礼申し上げます。  なお、本日の議事の進め方でございますが、最初に原参考人及び我妻参考人から今回の事件に関し御発言をいただき、そ……

第59回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第3号(1968/11/11、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査のため、本日、参考人として、石炭鉱業審議会会長植村甲午郎君の出席を求め、その意見を聴取することにしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  ここで、一言ごあいさつを申し上げます。  植村参考人には、本日きわめて御多忙中にもかかわらず、本委員会に御出席くださいまして、まことにありがとうございました。
【次の発言】 それでは当面の石炭対策樹立に関する調査を議題とし、石炭政策基……

第59回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第4号(1968/11/30、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査を議題とし、石炭政策基本問題に関する件について調査を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 非常に答申がおくれて、新聞で見れば、やれ十一月の終わりには出るだろう、あるいは十二月の初めには出るだろう、こういうことで再三委員会を開いておりますが、なかなか答申案が出てこない。しかも答申案の出てこない原因は、植村甲午郎会長と通産省の間の意見が食い違っておって、そうして答申が出ない、まあこういうことが盛んに新聞で言われておるわけなんです。しかも、大蔵省は見えてないようです……

第60回国会 商工委員会 第2号(1968/12/17、8期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと関連して長官にお尋ねいたしますが、本会でもそういうような質問が出ておりましたが、確かに経済企画庁が非常に諸般の調査をされて、一応年度の物価対策はどうするのだということを出されるのは、私はりっぱだと思うのです。しかし力がないですね。力がない。各省の大臣がそれについてこない。だから言われても、これは言うだけで広報課長が言っているようなものだと、こういうことまで悪口を言われているわけです。経済企画庁の長官がどれだけの力を持っているか、これを総理大臣に認めさして、その線でぴしゃっと各省やるのだというならいいけれども、そうじゃない、だから物価の問題、米の問題だって、農林省のほうがワ……

第60回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1968/12/10、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆さま方の御推挙により、本委員会の委員長の職務を行なうことになりました。石炭鉱業審議会の答申の提出も近日中に予定されており、職責の重きを痛感しております。何ぶん微力でございますが、皆さま方の格段の御協力を賜わりまして、本委員会の円滑な運営をはかり、わが国石炭産業の安定施策樹立のため、皆さま方とともに努力を重ねてまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 おはかりいたします。  ただいまから理事の選任を行ないます。  本委員会の理事は四名でございます。理事の選任につきましては、先例により、委員長……

第60回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第1号(1968/12/26、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  この際、原労働大臣から発言を求められておりますので、これを許します。原労働大臣。
【次の発言】 当面の石炭対策樹立に関する調査を議題とし、石炭対策基本問題に関する件について調査を行ないます。  まず石炭鉱業審議会の答申について説明を聴取いたします。中川鉱山石炭局長。
【次の発言】 ただいまの説明に対し、質疑のある方は順次御発言を願います。先ほど御相談申し上げましたように、通産、労働、両大臣の時間は非常に少のうございますので、大臣に対する発言をお願いいたします。

第60回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1968/12/18、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査を議題といたします。  この際、大平通商産業大臣及び植木通商産業政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。大平通商産業大臣。
【次の発言】 植木通商産業政務次官。
【次の発言】 ただいまの通産大臣の所信表明に対し、質疑のある方は順次御発言を願います。  その前に、小委員会の原案ができて、ただいま部会に差し回されておるということを新聞等で触れておりますので、局長からその内容を御説明願います。中川鉱山石炭局長。
【次の発言】 時間の約束もございますので、質問はなるべく大臣に対し……

第61回国会 社会労働委員会 第3号(1969/02/25、8期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣がお見えになっておりますから、観念的ではありますけれども、関連した質問を申し上げたいと思うわけでございます。  いま薬の問題が話題になっておりますが、テレビを見ておれば、ほとんど薬屋さんの宣伝が大部分で、この薬を飲んだらあなたの胃腸は一ぺんになおりますと、医者も何も要らぬような宣伝がなされておる。そうすると、それが一つの薬ならいいけれども、胃腸病だって何十という薬が登録されておるわけであります。そうすると、胃腸に対しては極端に違う薬があるのだろうが、胃腸の悪い方には大体どういう薬だということがはっきりされておると思うのです。それが、どの胃腸病の薬でも、この薬を飲めばなおります……

第61回国会 社会労働委員会 第7号(1969/03/18、8期、日本社会党)

○阿具根登君 時間が相当過ぎておりますので、簡単に要点のみ質問いたしますので、答弁のほうもひとつはっきりと御答弁を願いたいと思います。  水俣病が発生してこれは奇病だということを言われたときから換算いたしますと、十五年になります。そして、熊本医大によってこの水俣奇病なるものは窒素工場の廃水から来る有機水銀の弊害であるということが出されてからでも十年になります。そして、十年たった今日、やっと厚生省がこれは公害であるという認定をされたわけなんです。だから、水俣の市民の方、患者の方々は、政府が公害であるということを認めた以上は、自分たちの生命は、自分たちの治療は、自分たちの生活は、これは安定したもの……

第61回国会 社会労働委員会 第27号(1969/06/26、8期、日本社会党)

○阿具根登君 労働災害の補償につきまして、二、三質問申し上げたいと思いますが、最近の重大災害で、たとえば、久留米のゴム工場の爆発事故、あるいは橋げたの基礎工事の水没事故、あるいは北海道における炭鉱の爆発事故、ビルの窓の清掃中のゴンドラ墜落事故、こういう事故で数十名の人がなくなっておりますが、これらの死亡者の平均補償額は幾らになっておるか。最低幾ら、最高幾らぐらいになっておるか。その点まずお尋ねいたします。
【次の発言】 年金額で平均をいま言われたので、大体二十五、六万が平均だと、こうとれると思うんです。そうしますと、最近の自動車の事故で、賠償責任保険では、死亡が三百万、九月には五百万に改定され……

第61回国会 社会労働委員会 第30号(1969/07/08、8期、日本社会党)

○阿具根登君 一、二点だけ短時間質問申し上げたいと思うんです。特別措置そのものに対しては、私は意見を持っておるんですが、今度の改正によりますと、三十一万人の被爆者のうちに、特別被爆者の二十五が八千七百八十六名に限って葬祭料を出す、こういうことなんですが、一般被爆者の五万四千三百七十五名ですか、この人たちが被爆による作用によって死亡した場合は、葬祭料一銭も出ない、これは一体どういうことなんですか。
【次の発言】 それでは距離を、四キロ以内の方は特別被爆者、それ以外は一般被爆者、こういうことで差をつけなくて、被爆者がその被爆が原因によって死亡した場合は葬祭料を支給する、こうすれば何でもないじゃない……

第61回国会 商工委員会 第10号(1969/04/15、8期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっといまの質問に関連して一言。いまの御説明聞いておりますと、日本の二次製品がソ連にいった場合は十七倍で売れる、こういう話聞いて、ちょっといまけげんな気がしたのですが、日本の二次製品は格別安く外国にいっておるんですか。大体輸出品は内地よりも安いことは知れわたっておるんですが、そんな気はしないんですがね、ぼくら見てみて。そうすると、よほど安くソ連にやっておられるのか、十七倍というのが、どうもぼくはぴんとこないので、ちょっと教えていただきたいのです。

第61回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1968/12/27、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 一言ごあいさつ申し上げます。  このたび皆さまの御推挙により、引き続き委員長の職務を行なうことになりました。  皆さま御存じのとおり、一昨二十五日、石炭鉱業審議会の答申も提出され、明春早々には政府の方針も決定するといわれております。かかる重大な時期に本委員会の委員長に御推挙いただきまして、職責の重きを痛感いたしております。  私は、皆さまのあたたかい御支援と御協力をいただきまして、委員会の円満なる運営をはかり、もって、わが国の石炭産業のために最善の努力を尽くしてまいりたいと存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

第61回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1969/01/09、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査のため、本日、参考人として、石炭鉱業審議会会長植村甲午郎君の出席を求め、その意見を聴取することにしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、当面の石炭対策樹立に関する調査を議題とし、石炭対策基本問題に関する件について調査を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと関連して御質問しますが、今度の予算で六十二億要求されてお……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1969/02/18、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。 本日、森元治郎君が委員を辞任され、その補欠として小柳勇君が委員に選任されました。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。大矢君から文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。理事の選任につきましては、先例により委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第61回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1969/02/26、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記ちょっととめてください。
【次の発言】 速記を起こして。  本日の調査はこの程度にとどめ、これをもって散会いたします。    午後三時三十二分散会

第61回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1969/03/17、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  産炭地域における中小企業者についての中小企業信用保険に関する特別措置等に関する法律の一部を改正する法律案について、通商産業大臣から提案理由の説明を聴取いたします。大平通産大臣。
【次の発言】 本件についての質疑等は、後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 次に、炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案について、労働大臣から提案理由の説明を聴取いたします。原労働大臣。
【次の発言】 本件についての質疑等は、後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、当面の石炭対策樹立に関する調査を議題といたします。質疑のある……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1969/03/24、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 本件についての調査は、本日はこの程度にとどめます。  本日はこれをもって散会いたします。    午後四時十三分散会

第61回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1969/03/31、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  産炭地域における中小企業者についての中小企業信用保険に関する特別措置等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府委員から補足説明を聴取いたします。
【次の発言】 続いて質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御意見もないようでございますが、討論はないものと認めて御異議……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1969/04/09、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することにしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱業再建整備臨時措置法の一部を改正する法律案……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1969/04/16、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査を議題といたします。  本日は参考人として、日本石炭協会会長大槻文平君に御出席をいただいております。  この際、大槻参考人に一言ごあいさつ申し上げます。本日は御多用中のところ、本委員会に御出席いただき、ありがとうございました。本委員会は新石炭政策樹立のため、現在石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案等の審査を行なっておるのでありますが、この際、日本石炭協会としての立場から御意見を承ることが必要であると考え、本日大槻参考人に御出席をお願いした次第であります。聞くところによりますと、協……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1969/04/23、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 当面の石炭対策樹立に関する調査を議題といたします。  貝島参考人から発言の申し出がございますので、これを許します。貝島参考人。
【次の発言】 別に御発言もなければ、本日の調査はこの程度にとどめます。  なお、ただいまの貝島参考人の発言にもありましたとおり、日本石炭協会においては、去る十六日の大槻参考人の発言について遺憾の意を表明し、不穏当な個所を削除せられたい旨申し出ております。よって委員長においては、後刻速記録を調査の上、適宜処置することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第61回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1969/04/24、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱業再建整備臨時措置法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、両案についての質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより両案を一括して討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。小野君。
【次の発言】 川上君。
【次の発言】 須藤君。
【次の発言】 藤原君。

第61回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1969/05/14、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。  本日はこれをもって散会いたします。    午後零時二十三分散会

第61回国会 石炭対策特別委員会 第13号(1969/06/06、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  六月五日、小林武君が委員を辞任され、その補欠として松井誠君が選任されました。
【次の発言】 一言ごあいさつを申し上げます。  昨年八月三日、委員長に就任以来、皆さまの格段の御協力を賜わり、皆さまとともに新石炭政策樹立のために全力を尽くすことができたことは、私の最も光栄とするところでございます。この際、委員長在任中の皆さまからのあたたかい御支援と御協力に心から感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

第61回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1969/06/11、8期、日本社会党)

○阿具根登君 関連。歌志内のガス突出につきまして、先ほどの報告の中にもちょっと触れておられたのですが、一点だけお伺いします。相当時日も過経いたしましたので、突出現場の取り明けば済んでおると思うのです。済んでないならばどういう理由で済んでないのか。私ども現地に行きましたときには、大体見通しとして五月中には取り明けば終わるのだと、こういう報告を聞いておったわけです。二千数百トンの炭が吹き出しておるということでございますから、そう簡単にはいかぬと思うのだけれども、しかし、取り明けがまだ済んでおらないというならば、一体どこに理由があるのか。取り明けが済んでおるというなら、あるいはもう大部分は終わってお……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1969/06/25、8期、日本社会党)

○阿具根登君 関連して。小野さんの質問に関連して一点だけ御質問申し上げたいと思うのですが、事件の発端になりました二人の逮捕の件について、通報によって逮捕されたのか、あるいは傷害罪という刑事事件によって逮捕されたのか、逮捕された理由は何なのか。それをまずお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 そうだと思うのです。そうすれば、相手側の組合のほうも四人のけが人が出ておる、診断書もとっておる、これはなぜ逮捕されなかったのかですね。こういう傷害の場合、集団でもみ合った場合に、小野さんのほうからも質問があっておりましたが、いわゆる一方的の証言だけとって逮捕されたのが正しいのかどうか、なぜ相手側の証言もと……

第63回国会 商工委員会 第4号(1970/03/12、8期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと関連して質問いたします。  ことしに入りましてからも、たとえば雄別の北星、つい最近は釧路の前の飯野炭鉱、こういう次々に石炭が閉山になっていきますが、そのつど通産省に相当お世話願っておりますが、一番これを心配し、一番守らなければならない石炭業界が何にもしない、一番冷たいということを考えてみる場合、組合は大挙して上がってきて、何とか石炭山を残してもらいたいということを大挙して陳情している。業者は賃金問題のときは結束してこれを押さえてかかっている。つぶすというようになったら、みんな横を向いてしまって、はようつぶれろというような態度をとっている。ここに私は一つの石炭政策の誤りがあ……

第63回国会 商工委員会 第9号(1970/03/31、8期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣の時間がないようですから、基本的な問題を一、二お伺いしたいと思います。  まず、万物が生きるためには太陽と空気と水が自然の恵みとして与えられております。しかし科学が進むにつれて、太陽の光線もさえぎられ、空気も濁り、水も汚濁しておる今日でありますが、きょうは公害問題ではございませんので進みますが、科学の進歩とともに人間の生活に欠くべからざるものとして電気がございます。さらにガスが今日問題になってまいりました。ところが御承知のように水や電気は国の強力な規制を受けておりまして、そして今日国民のあらゆる生活の部門に入っているわけです。ところがガスの浸透がおそかったとはいいながら、ガス……

第63回国会 商工委員会 第10号(1970/04/02、8期、日本社会党)

○阿具根登君 大臣に、この前質問が中断されておりますので、ちょっと変なかっこうになりますが、ちょっと皮肉になるかもしれませんが、このガス法案は前国会で出されて、そして衆議院のほうで修正になった法案が、今度はこれが原案として出されておる。そうなってくると、政府の考え方と本心というのは一体どこにあるだろうか、この点をお伺いしておきたい。
【次の発言】 まあ七十戸とか五十戸という問題でどちらが正しいかという問題は相当議論のあるところだと思うのです。しかし、何かこの法律案が通りさえすればいいんだということで妥協されたという考え方が私はしてならないのですね。変な立場でものを言うようなんですけれども、たと……

第63回国会 商工委員会 第11号(1970/04/07、8期、日本社会党)

○阿具根登君 質問が飛び飛びになって恐縮ですが、この前一応質問申し上げました「みなす」一般ガス事業につきまして、本体の導管を接続させる法的な手段あるいは期限内に接続しなかった場合の処置は、一体どう考えておられるか、この問題からお聞きしていきます。
【次の発言】 強力な行政指導をやってもできなかった場合はどういう処置をするかというのを私は聞いておったわけなんです。  大臣にお尋ねいたしますが、こういう場合、三年以内、こういうような期限を切っておられるということは、簡易ガス事業者にとっては非常にこれは大きな痛手であろうと思う。直ちに本管接続せいとみんなに言うのはこれは無理かもしれない。しかし三年間……

第63回国会 商工委員会 第15号(1970/04/23、8期、日本社会党)

○阿具根登君 もう持ち時間がないそうですから、私は関連して一問だけ質問いたします。  きょう新聞で、毎日あるいは読売で鉄建さんの工事になるアパートで、入居直前三十五カ所もガス管に穴をあけられておったと、これが殺人未遂の疑いで警察が調査しておるということが書いてある。さらに詳細読んで見ますと、ガス管の配管が終わったあとでガス会社が調査したときには異常はなかった、その配管をコンクリで塗りつぶしてしまって、いよいよ入居寸前になって空気を通してこの配管を調べてみたところが、空気の圧力が非常に少ない、だから、コンクリをはがして調べてみたところが、そのガス管に故意に穴を、のみをもってほがしたと思われるとこ……

第63回国会 法務委員会 閉会後第2号(1970/07/10、8期、日本社会党)

○阿具根登君 一つ関連してお尋ねしますがね、先ほど有給休暇はこれは国鉄の運営を円滑にするために与える休暇であって、いわゆる労働運動に対して与える休暇じゃないのだ、賃金カットは当然だ、こうおっしゃったわけなんですね。そうすると、有給休暇というのは当局の恩恵なのか、あるいは一年間を通じて労働の条件なのか。あなたの理論を展開すれば、たとえば有給休暇をもらっておった場合に安保闘争に参加した、沖繩返還に参加した、政府の反対するやつに出た、この行動に対し賃金を払う必要はないのだ、国有鉄道である、こうなっていくわけだ。もう一つ理論を展開すれば、前日、労働運動で徹夜しておった、翌日はどうしても体の疲労がひどく……

第65回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1971/05/19、8期、日本社会党)

○阿具根登君 物価問題について質問に入るわけなんですが、私は形を変えた質問をしてみたいと思うのです。  通常、物価高と言えば、生活必需品が主体になっておりますが、私は、より以上に、今日の状態の中で、社会保障も完備しておらない中で、一たん病気になった人が薬についての相当の出費をしておる、かように思うわけなんです。薬のことですから、宣伝しなければわからぬと思うのですけれども、膨大な宣伝費をかけて、そうして薬屋さんは高額所得のベストテンの中に入っておる。昔から薬九層倍と言うが、薬屋で損したものはないと言われておるのですが、今日の状態の中でもそういうことでいいのだろうかと、私はこう思うのです。  それ……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 商工委員会 閉会後第1号(1971/10/08、9期、日本社会党)

○阿具根登君 竹田委員の報告に対して、主として公正取引委員会並びに局長に質問申し上げます。  報告の中の京都の西陣織の視察の場合、非常に深刻な陳情を受けておりますので、その点について一、二点お伺いしたいと思います。  報告にありましたように、問屋とメーカーが約束をして品物を取引した場合、現金を支払う場合に、歩引きと称して数%の金を取られる。契約は双方きれいにやっておきながら、そして金を払うときには歩引きと称し、これが商習慣なりということで、金が支払われる。だから、帳簿には記載しておりながら、それだけの金がメーカーには入らない。金繰りに非常に苦労する。こういうことなんです。  時間がありませんの……

第66回国会 商工委員会 第2号(1971/07/23、9期、日本社会党)

○阿具根登君 大矢委員の質問に、私も少し補足して御質問申し上げたいと思うんですが、いずれにしても、ガスの突出だということがいわれておるが、それでは原因は一体何であったのか。なぜ突出したのか。そして、登川炭層というのは、私も一昨年行って見てまいりましたが、これは一番ガスの多いところで、一昨年の五月に爆発したときも、ちょうどこういう質問もし、回答もいただいたわけなんです。そうして学者の力もお借りして、ガス抜きも相当やっておったはずだと、これも十分承知しております。それにもかかわらず、こういうのが起こったというのは、一体何なのか。一トン炭を掘るのに、八十立米ですか、ということを言っておりますが、はっ……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1972/02/03、9期、日本社会党)

○阿具根登君 副総裁がお見えになっておりますからお尋ねしますが、東名高速道路は四十四年の五月二十六日に全線開通したとお聞きしたのですが、二年そこそこです。ところが昨年中の東名高速道路での交通事故は四千百七十件、そうして二千三百八十六名の死傷者を出しておる。そのうち静岡県内での事故が約半分、二千八十九件、死傷者が千二百十六人となっております。しかも東名高速道路の総延長三百四十六キロのうち、静岡県内が百八十五・五キロと、最も長い、こういうことが報告されておるわけなんです。そうすると、一年間で二千三百八十六人の死傷者を出した。しかも、その半分がこの静岡県内であったということになってくれば、これは道路……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1972/04/06、9期、日本社会党)

○阿具根登君 時間が非常にございませんので、簡単に申し上げますが、非常に大きな問題でございますので、その点、ひとつ十分お答え願いたいと思います。  二月二十九日から三月の十五日までくらいの間に、全日空の飛行機が故障を起こして、五回程度着陸したり、引き返したりしている。それで、その中で最たるものは、油圧装置の故障で、調査したところが、その部品が他の部品を使ってある、こういうことがいわれている。それから、続いて四回ほど事故があって、大惨事にはなっておらないけれども、この飛行機の事故が起こった場合、何十人、何百人という悲惨な事故になった場合には、国をあげて、そのつど飛行機に対して注意もいたしますが、……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1972/06/02、9期、日本社会党)

○阿具根登君 参考人の方々、いろいろとありがとうございました。  一つ、二つ質問さしていただきたいと思いますが、これは池尻さんでもいいし、斉藤さんでもいいですが、その他宮原さんでもいいですが、おっしゃっておることの内容の中で、トン数の制限、このことが強く言われておるようにお聞きいたしました。実際お触れになっておりますのは二百メートルだとか、大体三万五千トンぐらいから五万トンぐらいであると思っております。だから、これをどのくらいと大体お考えになっておるか、どなたからかひとつ教えていただきたいと思います。  それから吉田参考人に御質問申し上げますが、二百メーター以上の巨大船を持っておるのが四十二社……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1972/06/12、9期、日本社会党)

○阿具根登君 本法案の審査に資するための委員派遣の御報告をいたします。  派遣委員は、藤原委員長、二木委員、原田委員、柴田委員、橋本委員及び私の六人で、去る六月七日から二日間にわたり兵庫県並びに愛知県に調査を行なってまいりました。  現地におきましては、海上保安庁地方機関等における管内事情と、兵庫、愛知、三重の各県、漁業並びに海難防止協会関係者から要望を聴取したほか、本法案において予定されている明石海峡航路及び伊良湖水道航路を視察いたしましたので、その概要について申し上げます。  まず、第五管区海上保安本部の管内における四十六年の海難事故は、船位不確認、操船不適切等に原因する衝突、乗揚げ等の事……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1972/06/16、9期、日本社会党)

○阿具根登君 私は、ただいま可決されました海上交通安全法案に対し、自民、社会、公明、民社共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    海上交通安全法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行にあたり、左に掲げる諸点につき適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。       記  一、経済の成長に伴い石油需要が今後とも増大する情勢にあることにかんがみ、臨海工場の計画的再配置並びに中継基地及びパイプライン網による原油輸送システムの整備をはかり、内海における船舶交通の輻輳を緩和すること。  二、前項の施策の進捗とあいまつて、トン数制限を実施する等超大……

第68回国会 商工委員会 第11号(1972/05/18、9期、日本社会党)

○阿具根登君 清水先生に一点だけお伺いいたしますが、先ほど竹内参考人からも言われましたように、セールスマンと会社の関係はどう考えておられるかですね。確かに家庭の婦人だけおるところに、セールスを専門にしておる人が婦人に対していろいろな誘いをされて、それで契約するということが非常に多いと思います、男がいないのだから。ところが、それが違反した場合には、ほとんどの会社は責任持っておらないと私は見ていいと思います。極端な場合は、竹内さんから言われましたように、いや、あれはもううちにはおりません、このところにはおらぬと。そうした場合の会社の責任をどう考えておられるかですね。これはまあ割賦だからやむを得ぬと……

第68回国会 商工委員会 第16号(1972/06/01、9期、日本社会党)

○阿具根登君 質問に入ります前に、せっかく衆議院から武藤さんがお見えになって修正の御説明をいただきました。お忙しいと思いますので、冒頭に質問申し上げたいと思います。  いろいろ御審議の上に修正をされて、御説明いただいたのですが、第二点について、産炭地域振興の基本計画との調和ということで産炭地域を入れたのはまことにけっこうだと思うんです。しかしこの法律案見てみますと、近畿地区、関東地区、その他みんな入っておりますが、九州や四国というのは一言半句も入っておらないわけなんですね。おそらくこれは「その他法律の規定による地域の振興」云々と、これに入っているのだというお考えだと思うんです。しかし、せっかく……

第68回国会 商工委員会 第17号(1972/06/06、9期、日本社会党)

○阿具根登君 飯島参考人に一つお尋ね申し上げますが、先ほどのお話の中で、東京の三十六階の大きなビルが今後十年の間に百ぐらいできるだろうと、こういうお話でしたが、これに対しては一体どう考えればいいのか。それは工業じゃないんですよ。情報その他中枢機関が中央部に集まっている。全くそうだと思うんです。たとえば、工場を工業再配置で分散さしても、その本社というものは依然として東京に陣どられる。工場はまあいなかへ出ていった。しかし、これから先の工場というものは、工場の大きいわりに人は非常に少ない。そしてそれを監督し、指令しておる本社というものは依然東京に集まる、大阪に集まる、こういうことになってくるんだと思……

第69回国会 交通安全対策特別委員会 閉会後第1号(1972/09/28、9期、日本社会党)

○阿具根登君 まず最初に、運輸省からでもいいんですが、警察の局長が見えておりますから、最近の陸上の事故の大きなやつの御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 このバスの二件の大きな事故の中で川中島自動車会社の問題でもう少し詳しく、どういう状況であったか――私は私なりに調査しておりますが――報告願います。
【次の発言】 まだ捜査中でもございますし、運転手の方も負傷して調査もできないという状況でございますので、私たちがああだこうだと結果的に見て論争することはやめたいと思うんですけれども、いまの報告で見ますと、何も問題はない、運転者の運転の誤りだと、こういう結論にしかならないと思うんです。  私が……

第69回国会 商工委員会 閉会後第1号(1972/08/31、9期、日本社会党)

○阿具根登君 時間が非常に限られておりますので、抽象的な質問になりまして、具体的な質問は後日に譲りたいと思いますが、中曽根通産大臣に一、二点御質問申し上げます。  質問ということよりも、通産大臣の考え方を聞きたいんですが、八月十三日の新聞で報じておりますところによりますと、中曽根通産大臣は、九日の電気、一般機械産業界代表者との懇談会で、日本経済はいま円再切り上げか調整インフレかの選択を迫られている。結論として申し上げますと、大臣としては、調整インフレ政策をとるべきであるという発言をされたと、こういうことが報じられております。大臣の所信表明をいま聞いたばかりですから、その当時どういうお考えだった……

第70回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1972/11/10、9期、日本社会党)

○阿具根登君 国鉄の今度の事故につきましては、なくなられた二十九名の方に対して心からお悔やみを申し上げますとともに、ただいまの報告では、三百三十五名の方々がまだ治療を受けておられる。一日も早く全快されることを祈っておりますが、まずこの問題よりも前に、ハイジャックの問題で一、二質問を申し上げたいと思います。  新聞等でも報じられておりましたように、比較的、乗っておった方よりも、テレビ報道を見ていた国民の方々が非常な心配をされたというほどのものでございましたが、まあ、結果的に見まして、乗客の方あるいは乗務員の方々一人の負傷者もなくて、そして犯人も負傷もせずに逮捕することができたということは非常にり……

第70回国会 商工委員会 第3号(1972/11/13、9期、日本社会党)

○阿具根登君 御報告いたします。  十一月二日の当委員会の決定により、去る十一月二日、北海道空知郡奈井江町の石狩炭鉱狐沢坑において発生した災害の実情を調査するため、矢野理事、原田委員、柴田委員、須藤委員及び私の五名は、十一月十一日午前九時十分日航機で羽田空港を出発し、千歳空港の上空に達しました。ところが、おりあしく同地は激しいふぶきとなり、日航機は上空を旋回しながら一時間近く待機いたしましたが、ついに着陸不可能となりましたので、やむなく再び羽田空港に引き返しました。  機中、各委員と協議いたしました結果、会期中でもあり、時間の関係上、これ以上の調査の続行は不可能であると判断し、残念ではあります……

第71回国会 商工委員会 第3号(1973/03/29、9期、日本社会党)

○阿具根登君 通産大臣が本会議に行かれましたので、この間、公取委員長、おいでになったばかりですけれども、一、二質問申し上げたいと思います。  最近の新聞での不当景品類及び不当表示防止法に関する主婦連合会代表の不服申し立てに対する却下につきまして、その理由、経過を一応説明していただきたいと思います。
【次の発言】 そこなんです。おっしゃるとおりで、法律的にかたく解釈されればそうだと思うのです。しかし、実体的にはおっしゃったように、結果は主婦連の不服が一応満たされているという形になっておるわけなんですね。この場合でも中身は詳しく知りませんけれども、主婦連というものは一体なんであろうか。少なくとも消……

第71回国会 商工委員会 第5号(1973/04/17、9期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいま可決されました機械類信用保険法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、日本共産党の五党共同提案による附帯決議案を提出いたしたいと存じます。御賛同をお願いいたします。  案文を朗読いたします。    機械類信用保険法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行にあたり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。  一、リース業者の実態把握に努めるとともに、今後のリース事業のあり方について早急に検討すること。  二、リース業の健全な発展を図るため、とくに機械メーカーとの連けいの強化及び保守、修繕業務の要員確保等、リース業者……

第71回国会 商工委員会 第6号(1973/04/19、9期、日本社会党)

○阿具根登君 金属の二法案についてお尋ねいたしますが、まず、政策面からお尋ねいたします。  鉱業政策として現在のあり方に私は非常な疑問を持っているものです。第一に、地金の相場がロンドン相場できまっている、これは日本ではどうにもならない。こういうことが決定づけられてしまった形になって、その言うとおりに振り回されている。これに対して何か対策があるのかないのか。どうにもならないのだと、この地金の相場というのはロンドンできまる以外にはほかにきめるところもないし、日本の経済力からしてこれに立ち向かうことはできないんだから、日本は泣き寝入りでロンドン相場そのとおりにいくんだ、こういう考え方なのか、あるいは……

第71回国会 商工委員会 第7号(1973/04/24、9期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいま議題となっております法律案について、石炭対策小委員会における審査の経過を御報告いたします。  小委員会は、四月二十日開会し、中曽根通産大臣の中近東訪問の目的、石油業法の再検討、米国エネルギー教書の意義、石炭の再評価、三菱大夕張礦業所の閉山提案、五十年及びそれ以降の出炭目標、石炭対策のあり方、石炭管理体制、石炭企業の石炭生産部門分離問題石炭専焼火力発電所建設の可能性など、石炭対策の当面する諸問題について質疑を行ない、同日で小委員会の審議を終了いたしました。  質疑の詳細は会議録で御承知いただきたいと存じます。  以上、御報告を終わります。

第71回国会 商工委員会 第9号(1973/05/10、9期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいま可決せられました消費生活用製品安全法案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、日本共産党の五党共同提案による附帯決議案を提出いたしたいと存じますので、御賛同をお願いいたします。  案文を朗読いたします。     消費生活用製品安全法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行にあたり、消費者保護、とくに危害防止対策の万全を期するため、次の事項について適切な措置を講ずべきである。  一、定期検査等の効率的な実施により、製品の欠陥に起因する危害の発生を未然に防止するとともに、事業者等による事故報告システム化等により速やかなる事後措置をとること。  一、危害防止命令、……

第71回国会 商工委員会 第12号(1973/06/14、9期、日本社会党)

○阿具根登君 私は、大臣の発言の問題について触れる考えはありません。きのうも本会議でやりましたし、また内閣委でもあると思うんですが、私はその問題でなくて、当日は当委員会も開催いたす予定で、しかも先議案件を行なうことになっておったはずでございます。それをどうして内閣委に行かれましたか。大臣だけの責任ではないと思います、われわれも責任があると思いますけれども、先議案件がかかっておる当商工委員会で、理事会で決定されたものを出席もなさらず内閣に出席された。ということは、先議案件はわれわれは最も急がなければ、衆議院に送付しなければならない義務がございます。だから、一番最初にこれを掲げてやっておるのに、大……

第71回国会 商工委員会 第13号(1973/06/21、9期、日本社会党)

○阿具根登君 関連したかっこうになりますが、大臣に御質問いたします。先ほど三木長官の御説明でも、責任は環境庁だということを言っておられたのですが、私はどうもこれはあまり納得できないんです。予算もないし、機構も持ってない環境庁が、膨大な機構、予算を持っておる厚生省や通産省を押えていけるか、私は有名無実だと思うんです。  そこで通産省にお尋ねいたしたいのは、もう十四、五年にもなりましょうか、水俣病ということばが言われた当時、私は社労委員長をやっておりました。そして水俣も郷里でもございますし、数回私は帰って実態を見てきたわけなんです。そして熊本大学の所見もお伺いして、国会の場で論争いたしましたが、こ……

第71回国会 商工委員会 第16号(1973/07/03、9期、日本社会党)

○阿具根登君 牧野さんに最初お尋ねいたしますが、私ども、きょうからこの審議に入るんですが、非常にむずかしい問題だと思っております。ぜひ必要だということも考えておりますが、実際、皆さんから述べられたような非常に公正であって中立である、いずれにも偏しないというようなことがこれはほんとうに望まれるだろうか、こういうことを考えるわけなんです。  たとえば、いま公害問題が非常にやかましくなっております。ところが、これは十五年前、私が社労の委員長をやっておるときに問題になったやつなんです。そうすると、熊本大学ではこれは公害だということをはっきり言われた。それで大学の先生からいろいろ資料をもらって私は質問い……

第71回国会 商工委員会 第18号(1973/07/10、9期、日本社会党)

○阿具根登君 関連して一問だけ御質問申し上げますが、私は、この種の問題とかあるいは炭鉱とか水俣病というような場合にいつも疑問を感ずるわけなんです。それは何かと申し上げますと、たとえば今度の出光の問題でも、出光の技術者というのは相当の専門家がおられると思うのです。そして大学を出て専門的に何十年とこれに取り組んでおられる。ところが監視、監督の任にある役所のお役人の方々は、確かに勉強もされておるけれども、ずいぶん差があると思うんです。だから総合点検もけっこうだけれども――これはやってもらわなきゃなりません。ところが、点検に行く方のほうが技術が未熟なんです。経験がないんです。されるところのほうが経験は……

第71回国会 商工委員会 第24号(1973/09/11、9期、日本社会党)

○阿具根登君 中内さんにちょっとお尋ねいたしますが、三十一年にこの百貨店法ができます場合に、それまで二十年間で百貨店の売り場面積の拡張は一九%だった。それが百貨店法ができるというようになって、審議中にかけ込み増設ですか、三十数%一ぺんにふくれ上がってしまった、こういう結果が出ておるわけなんです。さらに、今度この法律案がかかっておるというようになりましてから、もちろんこれはスーパーが中心でございますが、スーパーでも、ちょうど百貨店のかけ込み増設のように、非常にいま大きな増設をやられておるということですが、これはいかがでしょうか。
【次の発言】 スーパーについては、もちろん、本法ができます場合はス……

第71回国会 商工委員会 第25号(1973/09/13、9期、日本社会党)

○阿具根登君 関連ですが、いまの逆の場合をひとつ考えてみたいと思うんです。民家なら民家、民有地なら民有地を買収して、百五十メートルなら百五十メートルに広げなさい、これは一応言えるかもしれません。しかし相手のあることで、売らなかった、どうしても売らないという場合は、そんなら既存の工場をこわしますか。こわした場合はどうなりますか。
【次の発言】 その場合、二十メートルの範囲内で、二十メートル以上ならつくっていいということで既存の工場はできておるわけなんです。政府が甘かったのですよ、実際。それを今日になって、これは甘かったから百五十メートルなければできないといったら、それは損害賠償に当たりゃしません……

第72回国会 商工委員会 第5号(1973/12/19、9期、日本社会党)

○阿具根登君 まず、通産大臣に御質問申し上げます。  エネルギー革命ということが叫ばれて相当な年数がたちました。その間私どもはこの委員会を通じ、あるいは本会議を通じて今日あることを指摘してきたことは御承知のとおりです。当時五千五百万トンの石炭を使用しておった。それを今日二千万トンにしてしまった。二十八万名の労働者を二万名に減らしてしまった。そのとき私どもは、産油国において動乱が起こった場合、戦乱が起こった場合、あるいは航路に支障を起こした場合、タンカーに事故が起こった場合、日本の経済は一体どうなるかと、日本の経済の大部分を、油でいうなら九九・七%を外国に依存しておる。そういうことであって、日本……

第72回国会 商工委員会 第20号(1974/05/31、9期、日本社会党)

○阿具根登君 技術的な問題は相当質問があったようですから、私は政策的な面を中心にして御質問申し上げたいと思います。  総合エネルギーに対してどういう計画を持っておられるのか、まずそれからひとつお伺いいたします。  私は、先般、中曽根通産大臣に、アメリカは短期、中期、長期と三つに分けてエネルギー対策を考えておる、日本では一体どういう考えを持っておるかという質問をしたことがございますが、的確な答弁もいただけませんでしたので、この機会に日本の総合エネルギーに対してどういうお考えなのか、短期、中期、長期に分けてひとつ詳細に御説明願いたいと思います。

第72回国会 商工委員会 第21号(1974/06/03、9期、日本社会党)

○阿具根登君 本日の石炭対策に関する小委員会において、当委員会に対し、左のとおりの決議案を各派共同により提案することとなりましたので、この際、これを御報告申し上げ、委員各位の御賛同をお願いいたします。  案文を朗読いたします。    新石炭政策の樹立に関する決議(案)   昨秋の中東紛争によつて招来された石油危機は、わが国従来のエネルギー政策の根本的な見直しを要請するにいたつた。なかんづく、石炭をはじめとする国産エネルギー源の供給力拡大および一定水準の確保は、わが国の経済ならびに国民生活の安定にとつて、重要かつ喫緊の課題となつている。   よつて、政府は、これまでの石炭政策を抜本的に再検討して……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 商工委員会 閉会後第1号(1974/09/18、10期、日本社会党)

○阿具根登君 関連して。  ちょっといまの問題で私も御質問申し上げたいと思うのですが、私企業だから秘密を守らねばならぬ、それもわかる。しかし、公共性のあるものを、委員会が、国会が要求したのに、その資料を出せないということは一体何を意味しているか。企業だけを考えておられる。公共性がこれだけあって、公益性があって、物価問題が中心になって、そうして今日国民が非常な不安と不満を持っておる。そういうときに値上げ申請を出された、それを通産省の一部の人だけが見て、そうしてこれは上げるべきである、上げるべきじゃない――上げるべきじゃないということはほとんどなくて、出されたやつの幾ぶんかを削ったというだけがいま……

第73回国会 商工委員会 閉会後第2号(1974/10/15、10期、日本社会党)

○阿具根登君 関連。  いまの質問、答弁を聞いておりますと、どうも私もふに落ちない。たとえば、公聴会を公示したから、物理的な何かなかったならばやめられないというような答弁が一つなされておる。それは一体何のことか、それを一つお伺いしたい。たとえばそれが反対であるし、実力行使であったならば、機動隊を出してこれをあくまでも排除すると、そういう精神なのか。たとえば公聴会を公示したによっても、そういう不測の事態が起こるかもしれない。しかも、そのためには議員が中に入ってでも、永久に延ばせというわけじゃないし、それを一日、二日延ばしてもらいたい、こういう状態も起こりますよと言っても強行するのがあなた方のやり……

第73回国会 商工委員会 閉会後第3号(1974/11/07、10期、日本社会党)

○阿具根登君 北海道瓦斯の熱量変更に伴う中毒事故に対する委員派遣について御報告申し上げます。  北海道瓦斯が熱最変更を開始した去る十月十六日以降、同月三十一日までに死亡七名、中毒九名、計八件のガス中毒事故がありましたが、その重大性にかんがみ、当委員会から須藤理事、福岡委員、竹田委員、桑名委員と私の五名が派遣されることになりました。なお、対馬委員が現地参加しております。  調査日程を申し上げますと、十一月一日、札幌に到着、まず、札幌通産局より事故の概況について説明を聞いた後、北海道瓦斯本社において事情を聴取いたしました。  翌二日は、北海道瓦斯が今回の熱量変更のために臨時に設けた南七条と伏見の両……

第74回国会 商工委員会 第2号(1974/12/25、10期、日本社会党)

○阿具根登君 きのう行なわれました三井砂川炭鉱災害の委員派遣の概要を御報告申し上げます。  派遣委員は楠理事、須藤理事、対馬委員、相沢委員及び私の五名であります。  日程は、砂川鉱業所へ行く途中のバスの中にて、札幌通産局、札幌鉱山保安監督局、北海道労働基準局から災害の概況、被災者の医療対策、労災補償についてそれぞれ説明を聴取し、現地砂川炭鉱において、会社、労働組合及び職員組合から災害の実情等について説明を聴取いたしました。  まず、災害の概況についてでありますが、すでに通産省から本委員会に報告がありましたので省略させていただきますが、きのう、残りの四名の遺体が収容されております。ここに、とうと……

第75回国会 商工委員会 第11号(1975/03/27、10期、日本社会党)

○阿具根登君 私は関連でございますが、時間がないので端的に質問申し上げますが、まず、飲食物及び嗜好物の発明、及び医薬の混合方法の発明、この点について御質問申し上げますが、医薬品について厚生省等はどういうふうな話し合いがされているのか。医薬品については、これは厚生大臣の許可がなければ使用することができないことになっている。医薬として許可されたものに対するトラブルは、すべて厚生大臣が全責任を負うことになっておる。こういうことになっておるわけです。だから、いままでは医薬品に限っては特許を与えることはできなかったわけなんです。今度それを、三十二条を撤廃する、直す。そして医薬品にも特許を与える、これを物……

第75回国会 商工委員会 第12号(1975/04/15、10期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと関連して質問します。  先ほどの防災装置の問題と保安統括者の問題についてお尋ねいたしますが、当然これは経営者側の方から統括者が出るのはあたりまえかもしれませんが、局長の話では、工場長が統括者になると、これは炭鉱なんかでも同じことですが、企業の責任者が保安と両方持つ場合に、企業を優先にするか、保安を優先にするか、いつの場合でも企業が保安の優先になっておるからいつも起こるわけなんです。そこに問題があるから、まあ対馬君の方から国家試験ということが出てきておると思うんです。これはお考えになればわかるように、企業を担当する人は企業が第一です。保安が第二になるんです。だから、企業の責……

第75回国会 予算委員会 第21号(1975/04/02、10期、日本社会党)

○阿具根登君 私は、提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました、日本社会党、公明党、民社党及び第二院クラブが共同提案しております昭和五十年度一般会計予算、昭和五十年度特別会計予算及び昭和五十年度政府関係機関予算の共同修正案につきまして、その提案の趣旨及び概要について御説明申し上げます。  昭和五十年度予算政府三案につきましては、すでに衆議院の先議、議決を経て送付されてきたものでありますが、参議院予算委員会における審議の経過の中で具体的に多くの部分にわたる予算の不備が明らかにされてまいりました。それらの中には、国民生活にとって実施の猶予の許されない緊急な事項も多く含まれております。  こ……

第76回国会 商工委員会 第6号(1975/12/16、10期、日本社会党)

○阿具根登君 北海道炭礦汽船幌内炭鉱災害に関する委員派遣の報告を申し上げます。  幌内炭鉱災害の委員派遣の概要を御報告申し上げます。  日程ば十二月五日、六日の二日間でありまして、現地では札幌鉱山保安監督局、北海道炭礦汽船株式会社、労働組合、職員組合、北海道、三笠市当局から、それぞれ災害の実情等について説明並びに要望などを聴取してきました。  派遣委員は、高橋委員、対馬委員、相沢委員、安武委員、三治委員及び私の六名でありましたが、小笠原委員が現地参加しました。  まず、災害の概況についてでありますが、すでに通産省から本委員会に報告がありましたので省略させていただきますが、罹災者三十一名のうち、……

第76回国会 商工委員会 第7号(1975/12/18、10期、日本社会党)

○阿具根登君 昨日の資源エネルギー対策小委員会において、本委員会に対し各派の共同提案にかかる決議案を提案することに決定いたしましたので、この際御報告申し上げ、委員各位の御賛同をお願いいたします。  案文を朗読いたします。 石炭鉱山の保安確保に関する決議(案)   鉱山保安の確保は、今次石炭政策答申において最も重要な柱として位置づけられているにもかかわらず、最近における重大災害の発生、なかでも北炭夕張新鉱、三井砂川鉱、三菱高島鉱、北炭幌内鉱等々におけるガス爆発が相ついだことは、わが国石炭産業の前途にあらためて憂慮すべき問題を提起するに至つている。  特に、北炭幌内鉱の災害は今なお十三名の行方不明……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第7号(1976/05/24、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 一言ごあいさつ申し上げます。  委員各位の御推挙によりまして、委員長の職務につくことになりました。各位の御協力をいただきまして任務を遂行してまいりたく存じます。何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)  前委員長の藤田君から発言を求められております。お願いします。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午前十時三十六分散会

第78回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第1号(1976/09/17、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ごあいさつ申し上げます。  委員各位の御推挙によりまして、前国会に引き続きまして委員長の重責を担うことになりました。何とぞ従前同様に皆様方の御協力をお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続いて理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に原文兵衛君、森下泰君、青木薪次君、小平芳平君を指名いたします。  速記をとめて。

第78回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1976/10/20、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る九月二十四日、森下泰君が委員を辞任され、その補欠として長田裕二君が選任されました。  また、九月二十五日、長田裕二君が委員を辞任され、その補欠として森下泰君が選任されました。
【次の発言】 委員の異動に伴い、理事に一名の欠員が生じております。この際、理事の補欠選任を行いたいと思います。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に宮田輝君を指名いた……

第78回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1976/11/02、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  この際、今泉環境政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。今泉次官。
【次の発言】 丸茂長官。
【次の発言】 非常に差し迫った現段階でもございますので、各党の御意見を集約いたしまして、私から厳重に御注意申し上げます。  十月二十九日、本四架橋の建設促進に関する岡山、香川両県の陳情団に対して、今泉環境政務次官は、交通量や大気汚染など、実際に環境庁が建設を認めるか否かを決定するアセスメントなどはまだ公団から出ていない段階でこのたびの次官の発言は、環境行政をあずかる政務次官として不穏当にして誤解を……

第78回国会 商工委員会 第5号(1976/10/28、10期、日本社会党)

○阿具根登君 関連で一、二点だけ御質問申し上げます。  こういう大災害が起きたときには、格段の援助をされることはこれはあたりまえで、やってもらいたいと思うんです。それで、いま百二十億と言われたんですが、総額で二百四億かかる。そうすると六〇%になる、ところが要望は七〇%のはず。だからこれは百四十億と読みかえていいのかどうか。いままで二十億出ておるわけだから百四十億と読みかえていいか。その問題が一つ。  それから、大災害が今後もまた起こったら大変だし、こういう場合は非常に困るので、何か特別な措置を考えたいと、こうおっしゃることも当然であるし、われわれもいままで要望してまいりました。だからそれは当然……

第79回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第1号(1976/12/24、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ごあいさつ申し上げます。  委員各位の御推挙によりまして、前国会に引き続きまして委員長の重責を担うことになりました。何とぞ従前同様に皆様方の御協力をお願い申し上げます。
【次の発言】 それでは、引き続いて理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に原文兵衛君、宮田輝君、青木薪次君、小平芳平君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時三十一分散会

第80回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第1号(1976/12/30、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ごあいさつ申し上げます。  委員各位の御推挙によりまして、前国会に引き続きまして委員長の重責を担うことになりました。何とぞ従前同様に皆様方の御協力をお願い申し上げます。
【次の発言】 それでは、引き続いて理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。  それでは、理事に原文兵衛君、宮田輝君、青木薪次君、小平芳平君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。   午前十時二十分散会

第80回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1977/01/31、10期、日本社会党)

○阿具根登君 私、このたび、本委員会の委員長を辞任いたすこととなりました。在任中、大過なくその職責を全うすることができましたことは、ひとえに皆様方の御協力のたまものと深く感謝いたす次第でございます。一言厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。(拍手)

第80回国会 商工委員会 第7号(1977/05/12、10期、日本社会党)

○阿具根登君 まず、二十五名の方が亡くなられまして、御冥福を祈りながら質問を申し上げたいと思いますが、先ほど委員長の報告にもありましたように、すぐにでも調査団が出られる、こういう状態でもございますし、また通産省の方でも、まだ時間も余りだっておりませんので詳細なことはおわかりになっておらないと思いますので、簡単に御質問申し上げたいと思うんです。  第一は、今度の事故もマイナス六百メートルのレベル、しかも一昨年の十一月幌内では一千メートル、そしてその遺体がまだ十三体が上がっておらない。こういう事態に深部で再びこういう災害が起こったということについて、深部掘進の対策を相当、委員会でも他の委員諸君から……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 外務委員会 第2号(1977/10/22、11期、日本社会党)

○阿具根登君 関連して、ちょっといまの日中問題につきまして、総理も外務大臣も、日中両国政府の満足のいく線でやりたいと、こういうことを終始答弁になっているわけです。そうすると、不満足の点はどこにあるのか、それは一つも言っておらない。どこが日本は不満足だからできないのか、日中共同声明を一体どうお考えになっておるのか、その点をひとつはっきりしていただきたいと思います。
【次の発言】 で、政府の考え方がそれではどうであるかということがわからないと、国民とのコンセンサスとおっしゃっても、国民は何も知らないんですね。それなら、その詰めをどこかで交渉されておるのかどうか、どこかで文章なら文章の詰めをやってお……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 エネルギー対策特別委員会 第4号(1980/11/12、12期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと関連して。いまの質問から答弁を聞いておって誤解があったらいけませんから、ちょっと関連で申し上げます。  それは、いまのやりとりを聞いておれば、今度の災害の責任を前社長はとったというように受け取れますが、この災害が起こったのはあなたが社長になってからですね、これは間違いない。そうして私が聞いておる範囲内では、すでにこの災害の前兆はあったと、火源はあったと聞いております。それをあの人事問題のごたごたで手入れが遅くなった、それで災害が大きくなったんだと。これは私もまた聞きだから、現場に行っておりませんから、それが正しいという主張じゃありません。しかし、そういうことが実際働いてお……

第95回国会 商工委員会 第3号(1981/10/27、12期、日本社会党)

○阿具根登君 私、質問の冒頭に当たりまして、委員各位とともに現場を調査いたしました一人といたしまして、被災された方々の御冥福と御家族に対する心からなるお悔やみを申し上げて質問に入りたいと思います。  いま、同僚上田委員から御説明のありましたとおりですが、私どもが一番感じましたことは、これだけの大災害が起こって、その原因が究明されない、あるいは会社に対してその責任の所在が明らかにされなかったとするならば恐らく炭鉱の再開というものは不可能だと思うのです。どこかに大きなミスがあった、欠陥があった、手抜かりがあった、そのためにこういう災害が起きたのであるということになれば、その欠陥を補うためにどうする……

第95回国会 商工委員会 第5号(1981/11/26、12期、日本社会党)

○阿具根登君 参考人の方御苦労さまでした。  いまアルミとパルプの御説明を伺いましたが、非常に深刻な状況であることはわかりましたが、非常に深刻であるとはいいながら、アルミの会社を考えてみますと、六社の会社で、しかもエネルギーが中心になって外国との問題で非常に苦しんでおられる。一方紙パルプの方を聞いてみますと、五百十社というたくさんの会社があって、しかもこれは、エネルギー問題も主にはなっておりますけれども国内需給が中心になっておって、国内需給の減退で大変なことだと。それで双方の話を聞いてみますと、深刻さはいずれも深刻であるけれども、よって来るところはずいぶん違うんじゃないか、こういうふうに考える……

第96回国会 商工委員会 閉会後第1号(1982/08/26、12期、日本社会党)

○阿具根登君 一問だけ。
【次の発言】 簡単に質問申し上げますが、いま対馬君の質問の中で一つ答弁が漏れておりますので、私が調査した範囲内で申し上げます。三井観光の代表取締役はだれだれかというお話でありますが、これは返事がございませんから私から申し上げます。三人おられますね。萩原会長、山本社長、それからあなたの子供さんの萩原次郎副社長、この三人が代表取締役です。これは、何も法に触れるわけでもない。一人だったら問題じゃない。三人とも代表取締役。その代表取締役の社長が書類で協力できないということを大澤管財人に今月の十三日に持っていかれた。こういうことになって衆議院でも非常な問題を引き起こしたわけです……

第96回国会 商工委員会 第5号(1982/03/25、12期、日本社会党)

○阿具根登君 お忙しいところ、お三方本当にありがとうございました。特に礒部先生は何か急ぎの御用があるそうでございますので、なるべく簡単に御質問申し上げたいと思います。  御三方の御意見を拝聴いたしましたが、御三方とも第七次答申を中心にした造詣深いお話をいただきまして本当にありがとうございました。  まず、礒部先生にお伺いいたしますが、今度の第七次答申の目玉であるというのは近隣鉱区の緩和であると、こう言われましたんですが、私は全くそれに賛成なんです。なぜかならば、朝日炭鉱というのがありましたが、これが閉山になります場合に、この鉱区が北炭の鉱区であったわけです。北炭の鉱区を譲ってさえもらうならば、……

第96回国会 商工委員会 第10号(1982/04/13、12期、日本社会党)

○阿具根登君 鉱害二法案につきましては、すでに復旧法案の方は三十年、賠償法案の方は二十年、こういう経過をたどっておるんです。そして前のを調べてみますと、二十七年に復旧法が制定されたそのときの説明、十年たってまた十年延期の説明、さらにまた十年の延期の説明、これを聞いてみますと全部同じ説明である。質問もほとんど同じ質問が繰り返されておるわけです。そうしますと、いつの場合でもこの十年間で鉱害は全部終了いたしますと。これはもちろんそういう気持ちでやらねばならないことはわかっております。そしてそれなりに成果の上がっておることもわかります。しかし、たとえば十年前の質問の中でもとってみますと、この十年間に残……

第98回国会 エネルギー対策特別委員会 第1号(1982/12/28、12期、日本社会党)

○阿具根登君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第98回国会 エネルギー対策特別委員会 第4号(1983/05/25、12期、日本社会党)

○阿具根登君 私の時間はございませんが、関連して。  さっきから山中大臣が水俣病の問題を言っておられます。いままた対馬君から相当突っ込んだ質問がございました。何もこれが道庁で決まったわけでも何でもないからこの点にしぼるわけじゃありませんけれども、去年の五月十七日、ちょうど一年前になりますね、水俣病に対しまして環境庁長官が、地方債は二百十億を超えた、これじゃ県議会がまとまらない、どうするかということになりまして、そしてこれはもしもチッソに不測の事態が発生した場合は県としては大変なことになる、だから心配のないように国がめんどうを見ます、こういうことを環境庁長官がちょうど一年前言っておるわけです。と……

第98回国会 商工委員会 第10号(1983/04/26、12期、日本社会党)

○阿具根登君 私は、日本社会党を代表いたしまして、特定不況産業安定臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、原案に反対、吉田君提出の修正案に賛成の討論を行うものであります。  以下、理由を申し上げます。  わが国の基礎素材産業は、産業構造を支える上で重要な産業であります。ところが、今日、二度にわたる石油危機の発生による原油の大幅値上げ等によって、重大な苦境に立ち至っており、今後これを放置するならば、国民経済に重大な打撃を与えることは明らかであります。したがって、基礎素材産業が陥っている構造不況の状態を打開し、再活性化することは、わが国経済及び産業構造上強く要請されるところであると考えます。……


13期(1983/06/26〜)

第99回国会 議院運営委員会 第1号(1983/07/18、13期、各派に属しない議員)【議会役職】

○副議長(阿具根登君) どうも大変お世話になります。私自身どういうことになったか、キツネにつままれたような気持ちもいたしますけれども、皆さんの温かい御声援をいただきまして副議長を務めさしていただきます。木村議長の補佐役とし てがんばりたいと思いますので、何分にも皆様の御指導を心からお願い申し上げる次第です。  どうもありがとうございました。



各種会議発言一覧

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 地方行政・労働連合委員会 第1号(1953/06/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 私は先ほどから陳述を聞いておりますと、まあ陳述の内容が何か労農衝突というようなことに集約されて行くような感じをするわけです。ところが実際陳述を聞いておればそうでなくて、一部のかたがたが、その折衝されたかたがたが、最も興奮されているのではないかというような感じを受けるわけです。なぜかなれば、田植を最も急いでおられる阿蘇郡の坂田さんの陳述をお聞きいたしましても、非常に困つたという考え方を持つておられた。それで来いということだから行つてみたところが、たくさんのかたがたが来ておられて、而も今度は前に行つたところが、ああいうことで労農衝突というようになつてしまつた。非常に残念だということを……

第16回国会 労働委員打合会 閉会後第1号(1953/10/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 中座しておりましたから、吉田さんの質問と重複しておつたらお答え願わないでもいいですが、今の問題でも、まあ労働省に入つておるのはそういうことを言つた覚えがないということが入つておるという話ですが、私たちが今日、昨日聞きましたところでは、御本人がそういうことを言つたことを謝つておられる。こういう実情があることは言つておることなのです。言つたからこれは悪かつたということを謝つてそれはおさまつておるわけなのですね。そういう逆な情報が労働省のほうに入つておるということは非常に私ども残念と思うのですが、それに関連して一つお聞きしたいのは、その明け方の三時か四時頃に六十人もの武装した警官が組合……

第16回国会 労働委員打合会 閉会後第2号(1953/10/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 基準局長に伺いますが、この岩屋の問題は基準局のほうで、天災地変により事業継続は不可能だということを認められているということを聞いておりますが、そうですが。
【次の発言】 昨日のことと或る程度或いは重複するかも知れませんけれども、今石炭局長のお話の中にもあつたように、炭況の不況から経営者が復旧の熱意がない、こういうことも言われておるわけですれ。而も当初六カ月間で復旧できるという見込が立つておる、こういうことも言われておるわけです。而も現実考えてみれば、二百八十名の復旧要員が三カ月足らずの間に、すでに二切羽、三切羽は作業可能だ、こういうことまで言われておるわけなんですね。そうすると、……

第19回国会 人事・労働連合委員会 第1号(1954/05/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 千葉委員から関連質問がありましたから、それの触れない点で関連して、能率給について質問いたしたいと思います。今度の給与改正につきまして、この案につきまして、アンバランスを是正するというのは私も賛成です。併しこの能率の問題が非常に大きく出されてあるのに、先にどの加藤大臣の言われたように、今の給与体系が必ずしも最良だということには私ども思つておりませんけれども、加藤大臣は戦前のことを考えておられる。いわゆる学歴、能率、経験、これだけで給与を考えておられるその一つの現われが、この法律となつてきておると思う。それは国家公務員法には能率の問題は入つておらない、勿論これは他の面で十分入つておる……

第19回国会 文部・労働連合委員会 第1号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○阿具根登君 私は関連してちよつとお伺いしたいと思うのですが、どうも大達文部大臣の話を聞いておればますますわからんようになるのです。例えば偏向教育でも自由党は絶対駄目だ、共産党でなからねばできない。こういうはつきりしたことだというようなことを言つておられるかと思うと、その半面今度は自由党の悪口は言つてはいけないというようなことを言つておられる。 それで私は問題になると思うのは、文部大臣は自分が今こういう法案を出しておられるから成るべく通りやすいように、成るべくむちやしないのだというような解釈をこれに下しておられる。併しその法案には全然そういうことはなつておらない。例えば偏向教育というものを一つ……

第24回国会 建設・商工委員会連合審査会 第1号(1956/03/20、3期、日本社会党)

○阿具根登君 先ほど申し上げましたように、政府委員の出席も非常に少いようですから、まずきょうはわざわざおいで願っております参考人の方の御意見を十分お聞きして、その参考人に対する質問があったならば、それを取り上げていただきたい。まあ審議はきょうで終るというわけではございません。まだ質問を持っている人もたくさんいると思いますから、そういうふうに進めていただきたいと思います。

第24回国会 建設・商工委員会連合審査会 第4号(1956/04/27、3期、日本社会党)

○阿具根登君 私どもは、与野党を問わず、こんな不明朗な法案を審議させられたことは初めてです。通産省に聞けば、これが確信のある事業でもないようであるし、しかもたとえ損失を覚悟の前でもこうしなければできないという確信があるならいざしらず、セメントは余っておるけれども、数字面では余っておるけれども、あるいは必要となってくるかもしれない。そういうところに何十億という全額損失補償をして、何のためにやらなければいけないか。たとえば会社に対しては、石井さんからもおしかりがあったように、こういうことがあるじゃないか、前に不明朗な点があるじゃないかと指摘されておっても、それに対する確たる返事もできない。何かもや……

第24回国会 商工・建設委員会連合審査会 第1号(1956/04/12、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長代理(阿具根登君) それではただいまより商工、建設両委員会の連合審査会を開きます。慣例によりまして商工委員長が司会いたすべきでありますが、将校委員長に事故がありますので、理事の私が代理することにいたします。よろしくお願いいたします。  工業用水法案を議題といたします。本法案は去る三月十四日提案され、衆議院においては三月二十八日委員会議決、同三十日の本会議において、原案通り可決され、同日本院に送付になったのであります。商工委員会においては、三月二十三日に提案理由の説明を聴取したのみで、いまだ全然審議に入っておりません。  以上が本法案に対する国会の審議の概要でありますが、いかがいたします……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 社会労働・商工委員会連合審査会 第1号(1956/12/03、4期、日本社会党)

○阿具根登君 まあ非常に関連する点が多いのでございますが、両大臣の答弁を聞いておりましても、どうしても焦点をぼかしておられるような気がいたしますので、まず通産大臣に当初お尋ねいたしますが、五カ年計画のエネルギー対策をお立てになりまして、先ほど石炭局長から言われましたように、三十年が四千三百万トン、三十一年が四千五百万トン、こういうふうに組んでおられますが、すでにことしは、四千八百万トンの線が出ておる。わずか一年目に、四千三百万トンを組んでおられる通産省の考え方が大きく五百万トンも開きが出てきた。こういうことはどこに原因を発しておるのか。こういうずさんな計画を立てられて、エネルギー対策が今後五年……

第25回国会 社会労働・法務委員会連合審査会 第1号(1956/12/01、4期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと関連して。牧野法相はえらいそこで力んで、労働者はとんでもないことをやる、こういうことを、法の最高の地位にある方が、国民を信用しないような御答弁を、大みえを切ってそこで言っておられる。どういうことをやったか、一つ例をはっきりと示していただきたい。
【次の発言】 あった。
【次の発言】 そういう考え方があなたの胸の中にあるから、こういう法律ができてくるのだ。労働者をほうおっておけばどういうことをしでかすかわからん、とんでもないことをしでかすのだ、こういうことがあなたの考えの中にあるということが、こういう法律になって現われてきておる。あなたの今の言葉を聞いて、日本の働いておる労……

第26回国会 社会労働・農林水産委員会連合審査会 第2号(1957/05/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) 休憩前に引き続き、連合審査会を開会いたします。  御質疑を願います。――質疑もないようでありますから、社会労働、農林水産委員会連合審査会は終了いたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よって連合審査会はこれにて終了することに決定いたしました。  これにて散会いたします。    午後八時二十九分散会

第28回国会 社会労働・大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/04/23、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから社会労働・大蔵連合審査会を開会いたします。  前例によりまして私が連合審査会の委員長の職を勤めさしていただきます。  それでは日本労働協会法案を議題といたします。  まず法案の大綱について、政府委員から説明を願います。
【次の発言】 質疑を願います。

第31回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1959/03/20、4期、日本社会党)

○阿具根登君 稲葉先生にお尋ねいたしますが、冒頭に言われましたように、お立場がお立場でございますので、あるいは一番最初の私の質問にはお答え下さらないかもわかりませんけれども、一言だけお尋ねしておきたいと思いますが、賃金審議会にこの問題を諮問された場合に、大臣の方からは業者間協定を中心にして何かお話があったと、そういうことになりますと、当初から業者間協定というのが一つの構想であって、その構想によって賃金審議会ではいろいろ審議されたのではなかろうかと、こういうような考えを持ちますので、もしもお答えがこの場で願えれば、お答え願いたいと思います。  それから次にお伺いいたしたいと思いますのは、ただいま……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○阿具根登君 ただいまの説明の中にも、産業基盤の強化対策等が相当組まれておりますが、なお、そのほかにも財政投融資の額等から考えまして、あるいは石炭合理化法案の改定等も出ておるようでございますから、この際、総合燃料対策について、大臣の御答弁をお願いいたしたいと思います。現在石炭関係を見てみますと、大体三年に一回大きな貯炭に悩まされておるようでございます。二十七年度を見てみますと、非常に貯炭が多くなりまして、約六百万トン程度の貯炭ができまして、そして非常に問題を起した大きなストライキもございました。それから三十年は御承知のように石炭合理化法案まで作らなければならないようになったわけでございます。さ……


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 社会労働・商工委員会連合審査会 第1号(1959/12/09、5期、日本社会党)

○阿具根登君 関連で質問いたします。今大臣が鉱業権者に対しては義務づけでやるということを御説明になったが、これは第六条を言われていると思うのです。これは義務規定であるかどうかはっきりしてもらいたい。
【次の発言】 報告をとって、その報告に違反した場合には罰則がある、これは当然です。しかし、第六条では、「炭鉱労働者の雇い入れについては、炭鉱離職者を雇い入れるようにしなければならない。」ということ、新規に炭鉱を開く場合あるいは炭鉱が雇用をやる場合には炭鉱離職者でなければできない、これははっきり義務づけていると考えてよろしいですか。
【次の発言】 そこで、第六条の二項が問題になるわけです。「炭鉱離職……

第38回国会 予算委員会公聴会 第1号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと一、二点御質問申し上げますが、並木さんの御説明の中で、自作農が減ってきて、借地農家が多くなってくると、いわゆる第二種兼業農家の場合でございますが、これについてもう少し詳しい考え方と、それから耕地が減って造成地がふえてくる、こういう二つを考え合わせる場合に、現在の農業のあり方のままで借地がふえてくる、しかも、造成地がふえて耕地が減ってくる、非常に逆なコースが進められておるような気がするのですが、そのためには一体国としてどういう考え方で進まねばならないか。いわゆる農民の数が減ってくるのに、残っている人は借地とそれから造成地――新しい地でやっていかなければならない、こういうこと……

第38回国会 予算委員会公聴会 第2号(1961/03/17、5期、日本社会党)

○阿具根登君 一点だけ御質問申し上げます。  平さんのお話では、日本に国内資源のないのは、かえって日本の貿易を伸ばし、幸いをしておる。また半面、今度は逆に、日本の米を日本で消化しなければ、外国に依存することは非常に危い、こういう矛盾したことがあったと思うのです。もちろん米の方は、生活というよりも、生命に直結しておると思うので、当然そうだと思うのです。私が心配しますのは、たとえば日本の資源が足りないから外国に非常に依存度合いが高くて、たとえば貿易自由化によって、フィリピンならフィリピンから鉱石をたくさん入れる。そうして日本で精練をやっておるが、それが今のままでいつまでも続くとは考えられない。おそ……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1961/03/27、5期、日本社会党)

○阿具根登君 田畑君の先ほどの質問のお答えに対して、ちょっと関連して質問いたしますが、局長は、来年度に電力が千八百万トンに鉄鋼が一千二、三百万トン、こういうことを言っておられるようですが、一昨々日ですか、植村さんが中に入って出されたやつは、はるかにそれよりも下なんですね。だから非常に業界は硬化してきているわけなんです。石炭業界ですよ、石炭業界の要求が、三十八年度に一千九百五十万トンの電力用炭ですよ。それから鉄鋼に対して一千万トンですよ。三十八年度にそうしてくれ、こう言っているわけなんですね。それができないので、植村さんが中に入ってえらい御心配してもらっているんですが、局長の話では、来年に鉄鋼で……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○阿具根登君 資料をきょういただいて、よく見ておりませんが、 エネルギー対策について御質問申し上げたいと思います。きょういただいた資料によりますと、昭和五十五年までのエネルギーの見通しが書いてあるようです。で、総エネルギーを見てみますと、三十三年度で一億一千万、四十五年、度で二億五千万というふうになっております。ところが電力は石炭に換算して三十三年度で四千万トン、それが四十五年度では一億一千六百万トンになっている。そうしますとどういう、もちろんこれは水力だと思うのですが、どういう計画があるのか、お知らせ願いたい。
【次の発言】 新しい数字では一億四千万トンですね、かえってふえているわけです。だ……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○阿具根登君 関連でちょっと質問いたしますが、外務大臣の言葉を聞いておれば、個人で発言したのであるから、公式の場合でないから云々と言われておりますが、それでは、こういう非常に大きな国際問題について、新聞に取り上げられるようなその場所で発言したものは個人の問題であって、そうして正式な場所でやる場合は公人だ。全く相反したことが出先で行ない得るかどうかという問題が第一点なんです。  それからもう一点は、かりに個人であっても、新聞等で大きく報道されて、しかも日本の国内事情をよく知らない諸外国では、おそらく日本の態度はこうであろうということをはっきり認識する、そういうふうに考えるのだと思うのですが、そう……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 エネルギー対策特別委員会、商工委員会連合審査会 閉会後第1号(1962/10/22、6期、日本社会党)

○阿具根登君 まず最初に、有澤団長さんに尋おねいたしますが、私ども、前国会でこの石炭の問題を審議いたします場合に、エネルギーの革命ということが各方面でいわれておるし、世界的な風潮だということであるならばあるだけに、総合エネルギーの立場から、総合エネルギー対策としてこれは考えるべきである、こう主張して参ったわけでございます。今日までの状態を私ども考えてみますと、この石炭合理化というのが出された三十四年の十二月には、やはり石炭は五千五百万トン、そうして能率は二十六・二トン、人員は十七万五千名、さらにそれから三年たちまして、三十六年の九月にこの計画を変更された。その場合も、石炭は依然として五千五百万……

第44回国会 石炭対策特別委員会、社会労働、商工委員会連合審査会 閉会後第1号(1963/11/29、6期、日本社会党)

○阿具根登君 時間が非常に限られておりまして、質問事項が非常に多いので、簡潔にお答え願いたいと思います。さらに大蔵大臣の時間が非常に少ないようですから、大蔵大臣にまず御質問申し上げます。  今次三池の災害において、事業団を通じて十億の金を出していただいたのですが、これは退職金や保険金の問題でありまして、その後の特別融資あるいは大牟田、荒尾に対し、あるいはその他の生産に対して、どういうお考えがあるのか、まずこれをお伺いします。
【次の発言】 今後の融資について、数字が考えられておるものと思っておりましたが、一応、腹案等もあるように聞いております。それを明らかにしてもらいたい。  それから融資を炭……

第48回国会 石炭対策特別委員会、社会労働委員会連合審査会 第1号(1965/02/24、6期、日本社会党)

○阿具根登君 いま局長その他を派遣されて原因を究明中だと言われておりますので、その原因そのものは今後明らかにされると思います。われわれも、許されれば直ちに現地に参りたいと、かように思っておりますが、その直接の原因ということよりも、今日炭鉱がこういう状態に立ち至っておる、しかも、一昨年三池で四百五十八人も死んだ場合の政府の考え方はどうであるかということをただしておったはずなんです。そして、その当時池田総理は、生産と保安は車の両輪でありません、保安が優先しますということを言っておったわけなんです。しかし、今日のこの災害を見る場合に、保安が優先しておったのかどうかということに対して非常な私どもは疑問……


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1969/03/29、8期、日本社会党)

○阿具根登君 まず、公団側に御質問申し上げますが、現在の有料道路で無料になった道路はどこどこなのか、さらに、無料になった道路のうちで、期間満了の道路と期間満了前に無料になった道路、そして期間満了前に無料になった道路の理由、それをお聞きいたします。
【次の発言】 そうしますと、期間満了前に非常に計画よりも多数の車が通って収入があがった例を示してくれませんか。どこの道路が建設費が幾らで何年にどのくらいの収入があって、そして償還はいつ済んで、さらに積み立て金は幾らあった。で、これは道路整備特別措置法の何条によってどういう理由で大臣に申請して許可になったか、ひとつ例だけ教えてくれませんか。

第63回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第1号(1970/03/20、8期、日本社会党)

○阿具根登君 時間がきわめて少ないようですから、十二時までという委員長の要請でございますから、一、二点だけ質問いたします。答弁もひとつ簡潔にお願いしたいと思うのです。  まず、本年度は三百万トンの閉山を予定されて、そうして百六十二億の予算を組んでおられる。四十四年度は何百万トンの計画であって、実際何百万トン閉山になったか、その点が一点。それから今年度の三百万トン閉山を計画すれば、大体本年度の出炭規模は何千何百万トンに予定されているか。その点を一点お聞きいたします。  それから増加引き取りの件については、いま大矢委員から質問もありましたので、これは重複しますから避けますが、たとえば原料炭について……

第63回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第2号(1970/03/27、8期、日本社会党)

○阿具根登君 参考人の皆さんお忙がしいところまことに御苦労さまです。  そこで時間もあまりありませんので、各参考人の方々に具体的な質問を一、二問ずつお伺いしたいと、かように思っております。ただいま堀さんいろいろ御答弁がございましたが、炭鉱の労働者に一番密接して個々の労働者を世話してもらっているのは、当然労働者関係でございますから雇用促進事業団でございますが、ただいまの発言でも、五万八千戸の住宅をつくった。それに三割ちょっとの炭鉱労働者の入居者がある。おそらくあると思うのですが、それが地方に分けた場合、どういう分散になっているか、たいてい各県に一つずつぐらいはできているのじゃないかと思うのですが……

第64回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第1号(1970/12/04、8期、日本社会党)

○阿具根登君 私も一点だけ質問したいと思うのですが、この答申を読んでみますと、昭和五十年度において九億二千二百万トンの原料炭が必要だ。そのうち七億九千六百万トンは輸入に仰ぐ。特に原料炭では八千万トン近い膨大な輸入を考えておるが、なかなか困難だということが書いてありますが、一般炭についてはきわめて抽象的に、低硫黄炭でなければいけないとか、あるいは脱硫がうまくいかないとか、こういうことにとどまっておるのですが、昭和五十年の九億二千二百万トンの総合エネルギーの中で石炭の占める位置はどのくらいなのか。一般炭はどのくらい含まれておるのか。来年は一体どういう計画なのか。その点ひとつ聞かしてもらいます。  ……

第65回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第2号(1971/03/18、8期、日本社会党)

○阿具根登君 産炭地域振興臨時措置法等の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聞いたのですが、実はこの質問に入る前に、石炭の現状及び将来の見通し、あるいは今次石油の価格引き上げによる日本のエネルギー対策の姿勢、そういうものを質問しなければこれに入っていけなかったわけです。しかし大臣がお見えでありませんので、これは次に質問することにいたしますので、委員長のほうでお取り計らいを願います。  それでは最初に、石炭部長もおいでですから、つい最近話題になっております日炭高松の問題、さらには常磐炭礦の問題さらには住友石炭株式会社の問題等の現状の報告を願い、それから質問に入っていきたいと思います。

第65回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第3号(1971/03/23、8期、日本社会党)

○阿具根登君 直接法案に関係がないかもしれませんけれども、大臣にお尋ねいたしたいのですが、最近重油戦争といわれるくらいに原油なり重油の問題が大きくクローズアップされてきた。非常に値上げをしてやってきた。それに対して、いままでこの対策に対しては、石油資源開発と申しますか、これに対してはほとんど民間が主導権をにぎって施策を行なってきた。ところが今度の値上げによって政府が特別会計まで制度をつくって、そしてこれを援助する、指導するというようなことが二転、三転して新聞では出ておるわけなんです。政府の考えが一体那辺にあるのか、一体エネルギー特別会計として、あるいは開発事業として特別な考えをお持ちなのか、石……


9期(1971/06/27〜)

第68回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第1号(1972/04/13、9期、日本社会党)

○阿具根登君 まず、通産省に質問いたしますが、いま大臣の所信表明がありましたように、日本では石炭が斜陽で次々に閉山をされておりますが、過般来英国では、炭鉱のストライキで数十万人の人が失業しなければならぬ、内閣もこれでゆすぶられた、こういうことがあって、内閣の総理みずからがこの解決に当たられたと、こういう状態が出ております。まことに大きな開きがあると思うのです。  そこで、英国の石炭政策は一体どうなっておるのか、また、発電所に対する石炭の使用量は一体どうなっておるのか、また、アメリカは一体どうなっておるのか、西ドイツ、フランスはどうなっておるのか、一応お知らせを願いたいと思います。

第70回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第1号(1972/11/07、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策に関する小委員会を開会いたします。  小委員の異動について御報告いたします。  本日、原田立君が小委員を辞任され、その補欠として中尾辰義君が選任されました。
【次の発言】 去る十一月二日、北海道石狩炭鉱において発生した爆発事故について、政府側から報告を聴取いたします。安田通商産業政務次官。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こして。  ただいまの政府側の報告に対し、これより質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本日の質疑はこの程度といたします。  今次の事故に関し、調……

第71回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第1号(1973/03/15、9期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策に関する小委員会を開会いたします。  小委員の異動について報告いたします。去る八日、欠員中の小委員の補欠として細川護煕君、若林正武君、小野明君及び峯山昭範君が選任されました。また、本日、峯山昭範君の委員異動により、その補欠として藤原房雄君が選任されました。
【次の発言】 三井鉱山株式会社上砂川鉱業所における災害に関する件を議題といたします。  本件に関し政府側から報告を聴取いたします。青木公害保安局長。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。  ただいまの報告に対し、これより質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発……

第71回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第2号(1973/04/20、9期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策に関する小委員会を開会いたします。  石炭鉱業合理化臨時措置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては、去る十七日の委員会の決定によりまして、本小委員会において審査を行なうこととなっておりますので、これより直ちに質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言がなければ、小委員会における審査はこの程度といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、商工委員会における小委員会の報告につきましては、これを小委員長に御一任願いたいと存じますが、御異……

第71回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第3号(1973/06/18、9期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策に関する小委員会を開会いたします。  小委員の異動について御報告いたします。  本日、欠員中の小委員の補欠として剱木亨弘君、細川護煕君、村田秀三君及び峯山昭範君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  常磐炭礦株式会社西部炭鉱における災害に関する件の調査のため、本日、参考人として常磐炭礦株式会社取締役社長中村豊君及び同社取締役西部鉱業所所長岡部元治君の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。

第71回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1973/04/05、9期、日本社会党)

○阿具根登君 非常におそくなりまして申しわけございません。  法務大臣にお尋ねをいたします。本問題に対してはただいままで厚生大臣並びに恩給局長にも質問をいたしてまいりましたが、もともと法の問題でございますので法務大臣のお答えをいただかなければならぬと思って御質問申し上げる次第です。  まず、第一に、字句の問題でなくて、終戦後の極東裁判と終戦後の軍事裁判についてどういうようにお考えになっておるか。あるいはいろいろな考え方もございました。当時も、一方では、敗者を勝者がさばくということはけしからぬぞというような考えもございました。しかし、極東裁判で相当の方が処刑された。日本の陸海軍刑法でも相当の方々……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1973/04/05、9期、日本社会党)

○阿具根登君 先般、あるアメリカの高官が日本に見えまして、GNP世界第二位と日本は誇っておりながら、日本の住宅環境、労働者の生活環境は一体どうだ、こういう非常な皮肉を込めて攻撃されたことを大臣よく御存じだと思います。なおまた、田中内閣も、今日の置かれておる立場、経済情勢の中で、企業優先から福祉国家にならなければならない、福祉優先だということを叫んでまいりました。そして、一応いろいろ意見はございますし、まだ審査にも入っておりませんが、厚生年金や国民年金等も引き上げるということになっておりますが、労働者のサービス官庁である労働省が労災法について何ら前進の姿を打ち出しておらないのは一体どういう意味な……

第72回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第1号(1974/06/03、9期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(阿具根登君) ただいまから石炭対策に関する小委員会を開会いたします。  小委員の異動について御報告いたします。  一昨一日、欠員中の小委員の補欠として竹内藤男君、細川護煕君、吉武恵市君、竹田現照君、藤井恒男君、須藤五郎君が選任されました。  また、同日、峯山昭範君が小委員を辞任され、その補欠として中尾辰義君が選任されました。
【次の発言】 石炭政策に関する件を議題といたします。  本件について御質疑のある方は順次発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本件に対する質疑は本日はこの程度にとどめます。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。  ただいまの御質疑の趣旨に……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 閉会後第1号(1974/10/24、10期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(阿具根登君) ただいまから資源エネルギー対策小委員会を開会いたします。  資源エネルギー対策に関する件を議題といたします。  増田資源エネルギー庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。増田長官。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 私に対します対馬君の要望につきましては、あとで各委員の御意見も承りますが、商工委員長と十分協議の上、実現するために努力いたしたいと思います。
【次の発言】 大永公益事業部長。
【次の発言】 須藤君から私に対します御要望は、御承知のように、先ほど対馬君からの意見がございました。みなさん……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1975/03/31、10期、日本社会党)

○阿具根登君 時間が限られておりまして、一応私の質問要旨はお届けしてあると思いますので、なるべく簡単に質問いたします。  まず、雇用保険法についてお尋ねいたします。これについては附帯決議がついておりまして、中小企業の倒産による不払い賃金の救済制度の確立を早急に検討する、こういうことになっておったはずですが、その政策が具体的にどのように今日取り扱われておるか、お尋ねいたします。
【次の発言】 雇用保険法審議の際には、今日のようなこの状態で一時帰休あるいはその他の失業に対してはこれで十分救えるんだというような御答弁があったと思っておりますが、現在、新聞の報ずるところでは、大体九十九万人の完全失業者……

第76回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 第1号(1975/12/17、10期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(阿具根登君) ただいまから資源エネルギー対策小委員会を開会いたします。  小委員の異動について御報告いたします。  本日、欠員中の小委員の補欠として、対馬孝且君、相沢武彦君及び藤井恒男君が選任されました。  また、須藤五郎君が小委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君が選任されました。
【次の発言】 北海道炭礦汽船株式会社幌内炭鉱における災害に関する件を議題といたします。  まず、本件に関し、政府側から報告を聴取いたします。宮本局長。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
【次の発言】 私に対する要望は了解いたしました。皆さんの質問が終わりました後に決議文をお願いしたいと思って……

第78回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 第1号(1976/10/19、10期、日本社会党)

○阿具根登君 ちょっと関連して御質問申し上げますが、萩原会長は八月の十三日の重役会に出ておられましたか、出ておられませんでしたか。私の知る範囲内では、あなたはその重役会に出ておられる。出ておって、この常盤坑の案に賛成されておる。それがその後に、二十日足らずの間に百八十度転回している。あなたも重役会に出ておられたはずです、八月の十三日。そうであったかどうであったか、あわせてお答え願います。
【次の発言】 そうでしょう。で、そのときは一つも全然発言されずに、あなたは、いま対馬君が言ったように、どちらが社長かわからぬぐらい実力のある方がそこでは全然発言されておらない。とするなら、あなたまで含めて重役……

第80回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 第1号(1977/04/12、10期、日本社会党)

○阿具根登君 まあ皆さんの意見聞いておりますと、わからぬでもないんです。しかし、経済はそういうものを待ってはおりません。一つの発電所をつくったならば、その火力に使う石炭はもう便々として、いまから天北を掘るの、調査をするのと言って待っておったら間に合わないんです。だから、もうすでに責任者は中国に行き、あるいは原料だったらオーストラリアに行き、それぞれ長期契約をどんどんどんどんしてくるんです。そうしなければ間に合わないんです。そうすると、やはり日本のこの狭いところで、さあ公害じゃ、資金だ、何だと言ってわあわあ言うよりも、少しでもそういう問題の煩わしさのないところから長期の契約をする、これが経済の私……


11期(1977/07/10〜)

第87回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 第1号(1979/05/29、11期、日本社会党)

○阿具根登君 まず参考人の方、御苦労さまです。  まず、通産省の方にお尋ねいたしますが、事故が発生したのは十五日の午後九時ごろ、そしてそれが保安監督局に連絡されたのが十時四十四分、それから局長以下九名の方が現場に急行されたと。そうすると、現場に何時ごろお着きになったか、お知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、第二次災害が一時だから、約一時間前に監督官は現場に到着されたと。その際はすでに救護隊は中に入っておったものと思います。その際の坑内の状況はどうであったか。まずガス突出であることは確実なようでございますが、その後には相当なガスが残っておるはず。ならば、救護隊に対してどういう指……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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