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高野一夫 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

高野一夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは高野一夫参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。高野一夫参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 議院運営委員会 閉会後第6号(1953/10/28、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと伺いますが、式辞というのは陛下じやなくて議員に対して議長が読むのであつて、我々がこういう気持で行こうじやないかというような指示になるのですか。

第16回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1953/10/12、3期、自由党)

○高野一夫君 私途中から失礼したいので、先に四、五点について、山下委員の御質問に関連して参りますが、お尋ねしてみたいと思うのですが、それは一方において粉食を奨励し、一方において人造米を奨励し、又一方において強化米を奨励する、こういうようなことはみんな人が好き好きだからパンを食いたい人はパンを食わせる。それから米粒に執着するものには人造米、強化米を食わせるというようなことはやつてやれないことはないかもわからないけれども、これは副食物とか嗜好品とかいうものとは違つて主食物でありますから、私はこれは又別個に考えなければならないものじやないかしらと私は思うのですが、そういうような非常に多岐に亘つた奨励……

第16回国会 厚生委員会 閉会後第2号(1953/10/22、3期、自由党)

○高野一夫君 私ちよつと伺いたいのですが、先般も私は東北線の三等車に乗つて、闇米を運んで、いろいろ取締を受けるところを見たのですが、誠に非常に陰惨な感じを持つのですが、結局は我々考えますところは闇米を運んだり、運ばせたり、売つたり、買つたり、又それを我々が買つて家庭生活に使わなければならん世の中では、誠に政治が行われていないような世の中だという感じを持つのですが、それで取締に当つておられるかたがたいろいろ売るところ、買うところ、悪質、良質、いろいろありましようけれども、ぶつかつていらつしやるわけですから、何と申しますか、一番事情がおわかりだろうと思うのですけれども、これをただ取締をどうこうする……

第16回国会 厚生委員会 第10号(1953/07/07、3期、自由党)

○高野一夫君 先ほど検査手数料だけ払えば旅費なんか要らずに検査をするというお話でしたが、これは簡易と場における検査ですか。自家用と殺の場合も検査の必要がありますか。
【次の発言】 自家用と殺の場合は検査の必要はこれは全然ないんですか。
【次の発言】 このと場外の自家用と殺に、どうして検査の必要がないということを言えるんでしようか。
【次の発言】 私は手数料ばかりのことを言つておるのじやないのですが、と場外自家用と殺をする場合強制的に検査をしなくてもよろしいというそのことはどうか。検査をしなくても別に不安がない、危険がないようなお考えなんでしようか。

第16回国会 厚生委員会 第11号(1953/07/08、3期、自由党)

○高野一夫君 先ほどの榊原委員、山下委員の質問に関連してお尋ねしたいのでありますが、第五条に「患者又は患者と疑うに足りる相当な理由がある者を診察させることができる。」ということになつておりますが、「患者と疑うに足りる相当な理由がある者」というのは、どういうふうにして発見するのですか。
【次の発言】 この顔貌から見ても、どうもらいじやないかということはよくわかるのでありますが、若しこれが被服を着ておつて現われない、着物やずぼんをつけておつて、その中に症状があるということで、曾つて医師の診療を受けたことがないという者に対してはどういうふうにして発見し、どういうふうに措置されるのですか。

第16回国会 厚生委員会 第14号(1953/07/13、3期、自由党)

○高野一夫君 参考人に二、三お尋ねしたいのですが、三条を適用することについて躊躇された一つの問題として外出の許可証を持つておつた、こういうふうなお話でありますが、どういう外出の許可証を持つておつたか、十分お調べになつたわけですか。
【次の発言】 私の申上げたいことは、この外出許可証の、外出の目的を偽わつてはしないかという懸念がある。そういう点について法の三条を適用することについて外出の許可証を持つておつたから適用することについて、一応考え直した、三日の日ですか……。というような説明があつたように私は聞いてメモをとつたのですけれども、そういう点については別にお調べになつたわけではないのですね。

第16回国会 厚生委員会 第19号(1953/07/23、3期、自由党)

○高野一夫君 私は健康保険のこの給付期間の延長ですね、これに関連しまして、給付費というのは、国庫負担ということを附帯決議で出したいという、私は個人的には、そういう気持を持つております。ところがどれくらい金がかかるかというと、百億くらい金がかかるということですから、予算の見込がつくか、つかないかということを調べてみる必要があると思います。見込のないものを幾ら決議しても仕様がないと思いますから、少しそれを調べて、明日でも意見を述べたいと思いますから、或いは質疑をするかも知れませんから、健康保険の問題は、今日はこのくらいで打切つて、明日にでも延ばして頂きたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第16回国会 厚生委員会 第20号(1953/07/24、3期、自由党)

○高野一夫君 ええ、関連してちよつと大臣にお尋ねしたいことがあるのです。私は先ほど来藤原さんの御意見を伺い、質問の材料としてお述べになることを伺つておつて、そうして大臣にお尋ねになつたことで、多少事実と相違している点があると思うのです。それを私は事実を申上げて、私は改めて大臣にお尋ねしたいことがあるのです。やはりあなたの御質問に関連したことで、先般参考人を呼んで、その呼んだ参考人の或る人が、納得ずくで収容しなければ収容の実績が上らないということを言つた。それは只今藤原委員のお話の一つになつておるけれども、大事なところが藤原委員のお話では落ちているのであります。その参考人の言うのには、納得ずくで……

第16回国会 厚生委員会 第21号(1953/07/27、3期、自由党)

○高野一夫君 この法案に直接関連のないことですが、関連してちよつとお伺いしたいと思うのですが、厚生省に、医務局側でもいいですが、これらにおきましては看護婦、医師、歯科医師の特例がこれで出るわけですが、薬剤師のほうはそういう希望者はないかどうか御存じございませんか。
【次の発言】 質疑打切の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は政府原案に、このまま原案に賛成でございます。そのように皆様の御承認を私も願いたいと思うのでございますが、ついては原案をそのまま承認する代りに、附帯決議を付して頂きたいと思いますが、案文を申上げてよろしうございますか。私の考えております案文は  健康保険法第五十七条の三……

第16回国会 厚生委員会 第23号(1953/07/29、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと青柳委員長にお伺いいたしますが、この一番最初の二十二条の救助の種類、これは水害対策特別委員会で考えておるのがそのまま全部入つておりますね。
【次の発言】 これを生活保護階級のものだけに限つた、災害にかかつた住宅ということになれば、今回又西日本、中国方面に対して臨時措置の立法をやるについては、生活保護階級でなくとも災害にかかつた住宅の修理ということは全部入れたいという考えでおるわけですが、そうするとそのほうに別に入れておかなければ不完全ということになりましようか。
【次の発言】 同じ与党同志で質問するのもおかしなものでありますけれども、この「当分の間、」ということになると、……

第16回国会 厚生委員会 第25号(1953/07/31、3期、自由党)

○高野一夫君 動議に反対じやないですが、私にも一言言わして下さい。私は小委員でもないし、理事でもないから、別の立場で申上げたいと思うのですが、昨晩、今日の会議のやり方をおきめになつたのは、小委員会でなくして、小委員と常任委員長と理事との懇談会で、今日のことをきめようということのお話でおきめになつたと思うのです。それで正十時に開会して、そして小委員長の報告を求めて、それから大臣においで願つて、いろいろ私はお質しするべきを質問するということで決定になつたと私は理解して、今日は実は正十時に参つたわけであります。(「その通り」と呼ぶ者あり)話がいろいろこんがらかりましたが、そこで先ほど来山下委員のお話……

第16回国会 厚生委員会 第26号(1953/08/01、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと細かい点ですが、この第五の「強制診断、強制入所の措置については」云々ということは、これは誠に結構だと思いますが、これは何もわざわざ強制という文字を付けなくても、「診断、入所の措置については」としたほうが、柔らかくていいんじやないでしようか。どうせあとで「人権尊重に基き」納得してやつたらいいという希望ですから、外の条文はともかく、ここではどんなものでしようか。
【次の発言】 私は先般第五条について、この強制診断について患者がいろいろ訴えて来るので、当局に伺いましたところが、あの文章の中には確か「診察させることができる。」となつておる。それではその診察に応じない場合はどうする……

第16回国会 厚生委員会 第27号(1953/08/04、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと保険局長に伺いますが、この表を見ますと、事務費の全額が三億となつておりますが、給付費は結局総額幾らかかるということになりますか、大体見当は……。大よそでいいですから、七十八億とか八十億とかその辺ですか。
【次の発言】 一カ年ですね。
【次の発言】 局長にちよつと伺つておきたいのは、現在は金がないからしようがないですが、将来、仮に来年度、再来年度でなくても、できるだけ近き将来において事情が許すならばこの年間の給付費の何%かを国庫負担にする、したいというような御希望でも厚生省はお持ちでしようか、それは好ましくないとお考えなんですか。

第16回国会 厚生委員会 第29号(1953/08/06、3期、自由党)

○高野一夫君 今の湯山さんのお話に関連します。私は衆議院の青柳議員に伺いたいのですが、むしろこれは特殊法人なんだから、やはり役員というのは大臣が任命することに特色があるので、それで若しもこれが大臣が任命しないような役員というような形をとるならば、財団法人とか社団法人とか何とかいうことになつて来る。そうするというと、それに対する監督官庁が、徹底的に監督を発動することはできない、そういうこともいろいろ考え併せますと、これはとにかくいろいろな話も出ようかと思われるので、やはりどうも会長、幹事まで任命するということもおかしいようなものですけれども、十分業務を監督するという立場から行けば、やはりこれでな……

第16回国会 厚生委員会 第30号(1953/08/07、3期、自由党)

○高野一夫君 財団法人日本遺族会に、若しもこの法律が通過して、無償貸付をやつたあとの運営の方法について多少ここに厚生省関係の監督の条項があるようですけれども、これはどういう程度に監督ができるでしようか、「法令、法令に基いてする行政庁の処分又は寄附行為に違反した場合において、その役員を解職すべき旨を勧告すること。」ができる。それからそのほか予算が不適当である場合というようなことがあるようでありますが、この経営の方法について、仮りに会計上の問題、予算の編成、いろいろの使い方の問題、そういう点について厳正なる監督批判を厚生省はやり得ることになりましようか。厚生省からの御答弁を願います。

第16回国会 厚生委員会 第31号(1953/08/08、3期、自由党)

○高野一夫君 私はこれについて私として最初にして最後の質問をたつた一つだけ申上げたいと思います。私、席を外しておつたので、すでに御質問があつて御答弁があつたかも知れませんが、そうであつたらば御勘弁願いたいと思うのですが、この法律を通さなければ厚生省の仕事に非常な支障を来たす、例えば今度日雇労務者或いはそのほかにいろいろな社会保険関係の法律も改正通過させましたが、そういうのを通過さしたところで、これがなければやはり死文に終つてしまう。ただの支障とか不便とかいうことでなくして、これがなければ仕事ができなくなるのだというような点がございましようか。それだけ一つ。

第16回国会 厚生委員会 第32号(1953/08/10、3期、自由党)

○高野一夫君 私は只今の中山委員の動議に賛成いたしております。
【次の発言】 先ほどの湯山委員のお話も御無理のないような点も感じないでもない点でありますが、率直に申上げて、一応この間も藤原委員なり湯山委員にしても、十分私はこの法案そのものに対する直接的な御質疑は十分お出しになつたのじやないかと思つておる。それであとから引つかかつて参る、引つかかつておるとおつしやる問題は、湯山委員の私案、こういう考え方を以て、これに対してどう思うか、こういうふうないわば討論に亙るような御質疑でありまして、直接間接関係がないとは申しませんけれども、直接的にこの法案に対する質疑は一応あのときにおやめになつて、そうし……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第3号(1953/09/16、3期、自由党)

○高野一夫君 厚生大臣に概括的のここで結構ですからお伺いしたいのですか、我々が臨時国会を早く希望したリ、予算措置を早く希望したりいたしましても、その前提といたしまして各地における被害実態を把握することが根本問題だと思う。それに対しては地方から報告されている、或いはそのほか各方面からの調査をもとにして、それに対して各省がそれぞれの所管において検査し、査定をされなければならないと思うのです。ところで厚生省からはいろいろ資料が出ておりますが、この資料を私は要求する前に建設省のを見ましたところが、その査定の進捗状況が頗る遅々としているようであります。非常にこれは各地方、各町村に亘つた災害であるから、こ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第4号(1953/09/17、3期、自由党)

○高野一夫君 私は最近和歌山県の御坊における中小商工業者の切実な訴えを受けましたのですが、御承知の通り、御坊は和歌山県の災害の一番中心地です。そこでその中小商工業者の立場を訴えて来ているわけです。それは中小商工業者に対して国民金融公庫或いはそのほかの金融機関から、災害復旧の融資を受けられるということになつているわけだが、その説明もいろいろ聞いた。金融機関から聞かされたけれども、その条件、手続き等は何ら普段のときと毫も変らないものを要求されている。従つて緊急の災害を受けた商工業者が、特に商店などが急いで金を借りるということには到底間に合わない。そこで結局、金を借りられるような人は金のある有産階級……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第6号(1953/09/19、3期、自由党)

○高野一夫君 この間、私がお願いして置きました資材に関する統計面の数字ができているのじやないかと思うのでありますが、できておりましたらお配り願いたいと思います。
【次の発言】 私は先般もお尋ねをし、且つ申上げたのですが、我々は、金々と言つて、金さえ間に合えばすぐ災害対策はできるかのごとく、とかく考えがちになつてしまうのですが、金だけで災害対策ができる面もあるけれども、それはむしろ極めて一部分であつて、その金で以て使用しなければならない資材がある。その資材が揃つて初めて災害復旧工事ができるということでありますならば、仮に今年百億要求して、もらつたけれども、鋼材もセメントも木材も間に合わないという……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第7号(1953/09/26、3期、自由党)

○高野一夫君 この静岡県の損害の総額というのはどれくらいのものですか。
【次の発言】 その会社の一つの実情を……、何という名前の会社ですか。
【次の発言】 資本金はどのくらいのものですか。
【次の発言】 これだけの県を指定して災害対策に援助しようというのに、会社の実体くらいはおわかりになりそうなものだと思います。
【次の発言】 あまりこればかりに時間をとるのもどうかと思いますから、間単に二つばかりお尋ねしたい。静岡は大井川だけですか。
【次の発言】 これがないと、今度のとにかく特別措置法にはちやんと条件があるのですから、何か交通関係或いは産業上の関係に非常に障害が起るのですか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第13号(1953/10/14、3期、自由党)

○高野一夫君 これは今のお話だと、私立学校が市町村単位のほうの基準に則つてという意味の御説明ですか。そうするとこの政令案には県が書いてありますね、これはどういうわけですか。公立学校はただ略して何も書いてなくて私立学校は県が指定してある。給食も県が書いてある。
【次の発言】 そうするとこの私立学校の地域指定は、それではこれは文部省の原案になつていないわけですね。まだきまつていないわけですね。委員会に提出される案ではないわけですね。我々に廻されたのは県が明らかに書いてある、こういうふうにこれは変更修正されるわけですか。
【次の発言】 そうすると、この学校給食と私立学校の復旧工事とは県が指定してある……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第25号(1953/08/06、3期、自由党)

○高野一夫君 この第八の問題ですが、これは昨日の参議院における委員会では、すでに前以て政府に申入れした事項でもあるし、それをただ法文化したに過ぎない案であるからということで、第一読会第二読会何ら異議なく満場一致できまつて、そうして今日午後の打合会に持込んでもらうということにきまつておつたのであります。そうして今日午前のほうの相談で残されたものは、昨日多少疑議のあつたところ、保留されたものが残されたものであつて、この第八、そのほか一、二のものはすでに昨日何らの異議なくきまつたものである。それが今日の委員長理事及び小委員長の連合会の合同打合会において、薬局を削るということにきまつたならば、これは多……

第17回国会 厚生委員会 第2号(1953/11/02、3期、自由党)

○高野一夫君 覚醒剤の取締の件は、この委員会が議員立法で改正案を作るということになつておつて、選挙前の厚生委員会で御相談になつたのですが、その後の選挙後の前国会において私の手許で試案をまとめるということになつておつたのであります。相当まとめてもらつたり、私も吟味したのですが、なかなか非常にむずかしいので、そこで前国会に間に合わなかつたので、次の通常国会までにまとめて、そしてこの厚生委員会の皆さんに御相談申上げるということに御了解を願つておりますが、現在の法律によつて取締のこともやらなければならんと思いますけれども、一応改正案をまとめるということもございますから、覚醒剤のことは通常国会において私……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第4号(1953/11/04、3期、自由党)

○高野一夫君 議事進行。大体この辺で相当いろいろ質疑応答でごしやごしやになつたようでありますが、或る程度鮮明にされたと思いますので、この辺で質疑を打切つて討論を省略し、採決することの動議を提出いたします。
【次の発言】 私はこの法案の審議について今助炭を提出したので、先ほど賛成もあつたのですからこの動議は動議としてお取上げをお願いいたします。

第17回国会 予算委員会 第4号(1953/11/06、3期、自由党)

○高野一夫君 時間がたちましたので簡単に大蔵大臣にお尋ねいたしたいと思います。  今回の災害復旧に対しまして、政府が考えておられる国庫負担額とそれに地方負担額を加えますと、相当な金額に上ります。千八百億乃至千九百億になるかと思います。ところでこの大部分は復旧工事費に使われると思いますが、これは私が申上げるまでもなく金だけで工事ができるものではないことは何人にもわかることだと思うのでありますが、そこで水害対策委員会におきましては政府の当局から種々資料を集めまして一応の推定をいたしましたところが、一応人的動員或いは資材、そういう面におきまして人的のほうは別にしまして、資材の鋼材、セメント、木材につ……

第19回国会 決算委員会 閉会後第6号(1954/09/04、3期、自由党)

○高野一夫君 私はこれは農林大臣にお伺いすべきか、厚生大臣に伺うべきか、まあ厚生大臣にお伺いするのが当然だろうと思うのですが、大体学説というものに、いろいろさつきからお話が出ますけれども、仮にアインシユタインの学説にしても、その他の学説にしても、関係学者が百人が百人一致した学説というものは、私はどこにもないと思う。そこで厚生省なら厚生省が正規の機関に諮つて、そこで関係学者、技能者が集まつて、仮に今度の問題でも、一%以下なら差支えないというような判断ができたなら、差支えないものとして考えていいのではなかろうか。だから、一%以内は差支えないという判定が下だされたならば、私は食つていいのではないか、……

第19回国会 決算委員会 閉会後第9号(1954/10/05、3期、自由党)

○高野一夫君 私第二局長さんが見えておりますので、通産関係のことで一つ伺つておきたいのですが、輸入物資のことについて外貨の割当を通産省でやることに、私が問題にしたいというよりは伺いたいのは、日本の輸入産業の大宗である繊維工業の原料というものが、化学製品は別といたしまして、羊毛にしても原綿にしても原料は全部輸入、その輸入は外貨割当の形でやつておるわけなんですが、これが適正にその割当が行われているかどうか、こういう点についてはやはり会計検査院でお調べになりますか。

第19回国会 決算委員会 閉会後第18号(1954/11/08、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと通産省に伺いますが、この保管させていた機械の分ですが、或る会社でへん取された機械総計六十一台、次に一台、それから「ほしいままに処分」というのはどういうものか知らんけれども、機械総計二十九台、こういうふうに非常に莫大な機械が処分されたわけですが、こういうような貸付けとか保管させている機械に対する定期的な監督かなんかされることになつているわけですか。ただ現在監督不行届であつたと言えば、それつきりだけれども、定期に、例えば何ヶ月に一回とか一年に一回とか、必ず検査監督に行くんだというような、きまりにもなつておりますか、どうですか。それを一つ伺つておきたいと思う。

第19回国会 決算委員会 閉会後第20号(1954/11/10、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと闇たばこのことで伺つてみたいのですが、これは担当官の方で結構ですが、現在日本における闇たばこの取引の本数、それから金額がおわかりであるか。大体見当がおつきであるか。仮にその損害額が十億なら十億ということにいたしました場合に、その闇たばこを完全に防渇することができたとすれば、その十億だけ取引されている金は、それだけ内地のたばこを喫つて、専売公社の販売高というか益金の中に入り得ることになるのか。それとも、それだけのものは防渇しても、やはり内地のたばこに振り向けられる分はその中の何パーセント、何十パーセントの程度であろう、こういうことになるのか。その辺のところをちよつと伺つてお……

第19回国会 厚生委員会 第2号(1953/12/11、3期、自由党)

○高野一夫君 只今長官の御説明では、私はまだ途中の案で、目下検討中だということでございますので、お尋ねするのもどうかと思いますし、我我も党内で特別委員会を作りまして目下検討しておる問題でございますが、折角厚生委員会で審議を始めるということになつたのですから、厚生省の関係として意見を申上げて、お聞きおきを願いたいと思います。  それは、こういうような行政機構改革ということは、事務簡素化、或いは予算の削減そのほか能率を上げる点、いろいろ効果を伴うことを目的とするものだと思いますけれども、然らば仕事の本質について私はよく吟味をした上で、統合すべきは統合し、分けておくべきは分けておくべきものじやなかろ……

第19回国会 厚生委員会 第5号(1954/02/09、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと局長に伺いたいのですが、実は遅れて来たので説明があつたのかも知れませんけれども、この癩研究所の新設についての予算が組んであるのですが、この癩研究所は大体どこに設置するという想定の下に、これは予算を組まれたのですか。
【次の発言】 癩療養所は東京近郊にもあるし、各地方にもあるわけですが、これについて私希望を申上げておきたいのは、これは従来医学的にも薬学的にも癩というものに対するいろいろな治療上の研究をしておるという学者がいるかいないかということが、場所を選定される上において非常に大事な問題じやないかと思う。その点は一つ十分考慮してそうしてこの研究所設置の場所は早急に一つおき……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第5号(1954/10/04、3期、自由党)

○高野一夫君 私高木さんと石和さんに一つずつ伺つてみたいと思うのですが、先ほど吉沢さんのお話の中に、今度帰すという場合には、きわめて短時間前に通告されたのが多い、例えば半日とかどうとかいうようなところが多かつたように思うと、従つて跡始末もろくにできなかつたのじやないか、こういうふうな意味のお話があつたように思うのでありますが、それは帰す人を選定するのに中共側で手間取つたのか、わからなかつたのか、それがどういう事情によるものかというようなことを高木さんのほうで何かお感じになつたか、お調べになつたかどうかということを一つ伺つてみたいと思います。

第19回国会 厚生委員会 第6号(1954/02/11、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと伺いますが、これは僅かですけれども薬用植物栽培・費というのが殖えておりますが、これは何か特殊の計画があるんですか。
【次の発言】 重複するならば結構です。私あとで又別に伺いますから。
【次の発言】 ちよつと伺いたいのですが、それに関連したことですが、例の大麻の問題ですが、これは農林省関係では大麻を栽培しなければならない。先ほど或る会合の席で大麻法は一つやめてもらいたいという議論が出ておつたりして、我々はその必要性を強調しているのですが、これに対して農林省側と厚生省側の栽培の取締の関係、又取締上何か特別の予算がどこかに組んでおるものかどうか、そういう点について概略伺いたいと……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第6号(1954/10/06、3期、自由党)

○高野一夫君 この記第一、中央社会保険医療協議会の運営に関する小さい数字の6のところに、協議会の委員の構成のことについて要望があるわけでありますが、療養担当者代表委員の増加を図ること、この点については私も小委員会に出ておつて異存はないのであります。ただ、ここで特に考えておかなけりやならん点は、この療養担当者代表委員に出すべき特殊の一つの団体からの代表委員が半数を占めるというようなところまで増加をするということがありますれば、協議会の運営は意味をなさないことになろうかと、こう思いますので、この点について根本的には賛成であるけれども、増加の内容については十分検討すべきであろうと私は考えますが、この……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第7号(1954/10/08、3期、自由党)

○高野一夫君 私も山下委員の御質問に関連して一、二伺つておきたいと思いますが、私も実はゆうべ東京新聞の記事を見まして非常に驚いておるわけでありますが、先ほど閣議の内容についてのお話も出ましたが、きのうの新聞を見ても多少意外に感じた次第であります。しかし、これに対する厚生大臣の釈明並びに今後の方針についてのお考えは、明確にただいま伺うことができましたから、それについては私は重ねて質問はいたしませんが、ただ、こういうような記事が、しかも大々的にこういうふうに大きな文字で書かれるということになりまするというと、いかにこれが誤報であつてあとで取り消されましても、取り消したことは一向わからんのでありまし……

第19回国会 厚生委員会 第8号(1954/02/16、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと伺いたいのですが、この十四枚目の裏のところ、国民健康保険助成、その(2)の保険者補助金、それに三通り御説明があつたように思うのですが、その中にこの指導員とか、第三番目は保健婦でしたか。
【次の発言】 そういうような健康指導とか、保健婦というものの活動に対して保険者に補助を与えるというわけなんでしようが、その健康指導とか、保健婦の活動とかいうようなことは、この国保のほかに保健所とか何かでやはりそういう面を担当している面があるわけですね。そうして更になお又例えば市町村とか、或いはこの別な組合とかいうものがそういうものをやる、それに対して補助をするというようなことは一つのケース……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第8号(1954/10/19、3期、自由党)

○高野一夫君 関連して……。私はこの新体系の資料の審議に当る前に確認しておきたいことが二、三あります。それはただいま榊原委員から御質問がありましたから、そのことについて臨時診療報酬調査会のことと、それから今の御答弁になつた調査会その他のことについて、私の立場から榊原委員の質問に関連してお尋ねしておきたい。このお出しになつた資料はまだよくわからんが、だいぶんよく読んで見ましたが、それは榊原委員のおつしやつたように臨時診療報酬調査会の答申通りの新体系でないことはこれは事実である。しかしながら医務局長がお話しになつたようにその精神を汲んでその方向に向かつたものであるということは私は納得できる。ところ……

第19回国会 厚生委員会 第9号(1954/02/19、3期、自由党)

○高野一夫君 この訂正した浮浪児給与品補助金、これがなくなつたというのでありますが、今後こういうようなものが必要に迫られた場合にはどういうような措置をおとりになりますか。
【次の発言】 その場合に県庁とか或いは町村で十分そういう浮浪児の面倒を見てくれるようなふうにやつてもらえるでしようか。それと厚生省の児童局関係との何か仕事上の連絡と申しますか、十分そういうものについて面倒を見てくれということについて、本当に緊密なる連絡がとれましようか。
【次の発言】 中共あたりから引揚げて来た孤児に対する面倒は児童局でその仕事に当られるわけですか。それとも引揚援護庁か何かでおやりになるわけですか。

第19回国会 厚生委員会 閉会後第9号(1954/10/21、3期、自由党)

○高野一夫君 私は大臣にお伺いしたいと思うのですが、今日新医療費体系なる言葉によつていろいろな論議がだいぶ交されておるわけでございますが、質問が出ているわけでございますが、私の考えでは、ここに新医療費体系なるものが二つ考えられると思つております。一つは、我々が曾て臨時診療報酬調査会できめまして厚生大臣に答申しましたいわゆる広範囲な、基本的な、本当の新医療費体系、それから今度のような極めて限局された暫定的な、いわゆる分業に直接関係のある部分だけ摘出したような新医療費体系、これも新医療費体系として出されておりますから、その言葉を使うわけでありますが、この二つが出ておる。そこでこれは混同して私は考え……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第10号(1954/10/25、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと伺いますが、この医療器械の償却費の所に、器械の個数ですか、回数ですか。これは個数と回数と両方の意味ですか。
【次の発言】 回数とは違うのですね。
【次の発言】 今日までの資料を一応点検してみまして、他に私が欲しい資料がこの中にないのが多少あると思うので、見てみなければわかりませんが、一応見てみて、次回かその次くらいには、四つ五つ私の資料を請求することになるかもわかりませんから、厚生省のほうでも御承知置きを願いますし、委員長のほうでも御了承を願います。今日は請求いたしません。

第19回国会 厚生委員会 第11号(1954/02/25、3期、自由党)

○高野一夫君 私はよくこれは知らないのですが、現在登録料を払つておりますね。あれは各地方の収入になるのとは違いますか。
【次の発言】 このちやんと正規に飼つている犬で繋留されていない犬を薬殺する場合は、狂犬病の蔓延するとかというような憂えのある期間に限るわけですか。そういう憂えのないふだんに放し飼いしてあるのも、保健所なら保健所のほうから行つて、どんどん捕獲して殺してしまうということはだめですか。
【次の発言】 現在各地によつて情勢が違うようですが、東京あたりでは放し飼いしているのはどんどん持つて行つてしまう。それであとからあわてて保健所あたりにそれをもらい下げに行くというような場合が頻々とし……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第11号(1954/10/26、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと私伺いたいのですが、これは私、この前の決算委員会で、我々この問題を扱つていて、まだその過程にありますので、この間も私は聞いたのですが、一体現在厚生省がこういうふうな試験をして、まだいずれなりとも結論が出てないというふうなことの今日の報告に私は受取つておりますが、一番最初に、厚生省がいろいろ試験の結果、例えば或る基準以内なら差支えない、或る基準以上は有毒であるとか、有害であるとか発表したことが、国民に不必要な不安感、恐怖感を与えたことになるのじやないか、こういうふうなことについては、私は相変らず、特にこの食糧問題については、どうも厚生省と農林省との連絡といいますか、協調点の……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第12号(1954/11/05、3期、自由党)

○高野一夫君 私は曾田医務局長の御説明は、どうも私の気に入らないのですが、これは先ほど榊原委員が御質問になつたことは、ただ静かに黙つて聞いていると、誠に無理からぬ御質問だと思つているわけです。そこで今答申の文章も読んでみましたが、専門学会に諮問しなければならんということは、決議の中にはないようでありますが、そのときに話の中には確かに出た。そこで技術料をきめる、医者の各診療行為、殊に調査会の答申はすべての診療項目についての技術料をきめる、従つて技術指数をきめるという考え方であつたために、内科、小児科、婦人科、すべての各学会の意見を聞く。併し各学会の意見を聞いたのみでは横の連絡がないから、学会同士……

第19回国会 厚生委員会 第13号(1954/03/11、3期、自由党)

○高野一夫君 私ちよつとそれに関連して同じことをさつきから考えておつたのですが、生活保護の中で医療扶助のパーセンテージが非常に増大して来た。ますます殖えつつあるというこの根本の原因ですね。それを深く掘り下げて分析されて、こういう結果だ、こういう事情からそれが増大を見つつある、今後まだ続くだろうとか、或いはここでこの程度でとどまるだろうとかというようなことについて、何か分析された結果があるならば、併せて今の堂森委員の御答弁に合せて説明をお願いしたいと思います。

第19回国会 厚生委員会 閉会後第13号(1954/11/08、3期、自由党)

○高野一夫君 榊原委員の質問に関連してお尋ねしたいと思うのですが、私が先般来厚生省に対して、二十六年と二十八年との間の医療費増額八百二十四億の内容の調査で資料を要求しておりますが、未だに出ません。そこで二カ年の間に八百二十四億殖えておるということについて、それにやはり関連して只今榊原委員から御質問があつたわけでありますが、これは被保険者が殖えて保険のほうだけが殖えるというなら別ですけれども、それならば自費診療が減らなければならんのですが、これは両方合せての医療費の増額でありまして、それが八百二十四億、二カ年に殖えておる。それが仮に結核であるかないかわからんけれども、私はこういうふうに考えるので……

第19回国会 厚生委員会 第14号(1954/03/16、3期、自由党)

○高野一夫君 関連して……。多分湯山委員の御質問と同じだと思うのですが、育成医療といい更生医療といい、なぜこんなものをあつちこつちに置かなけりやならんのか。こういうものを一つにまとめる方法はないのですか。それからもう一つ、育成医療の対象者はどのくらいいるのか。ここに金は書いてあるけれども……。
【次の発言】 そうしますとあなたのおつしやることはですね、この手帳がない場合も、子供をこういうふうにしてやるのだということになる点が一点あつたと思うのですが、それはどういうふうにして発見しますか。まだ現在そういうような症状が現われていない肢体不自由児で、盲にもならない或いはつんぼになるかも知れん、ならん……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第14号(1954/11/09、3期、自由党)

○高野一夫君 私も大臣に四、五点お伺いして、御見解を伺いたいのですが、今日はもう時間がありませんので、次回の十二日の委員会には、大臣の御出席を願えましようか、どうでしようか。
【次の発言】 それじや次回に。

第19回国会 厚生委員会 第15号(1954/03/18、3期、自由党)

○高野一夫君 一つだけ……、湯山委員の質問に関連すると思いますが、伺いたいのですが、その魚を廃棄処分にする場合は、食品衛生法に引つかかるだろと思いますが、廃棄処分された魚の損害というものは莫大なものだろうと思います。場合によつては……。それはどういうふうになりますか、損害賠償か何か方法がございますか。本人の全部損害になるわけですか。
【次の発言】 そうすると今度のような場合は、殆んど何百貫とかいうようなまぐろとか、さめというものが、折角はるばる向うで漁撈して来て、それが全部廃棄処分されるということになると、その損害というものは数十万、数百万になる。それはその漁撈に当つた人たちの全部負担と申しま……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第15号(1954/11/12、3期、自由党)

○高野一夫君 午後の小委員会には、どうしても農林省も来てもらわんとまずいと思うのですが、一つ御連絡願うことにして、午後の小委員のために一つ資料を要求しておきたいと思いますが、それは今のお話の高温殺菌と低温殺菌の栄養価の比較、衛生科学的な詳細なデータを一つ、それからもう一つは、これに処理業者六〇%は低温殺菌と書いてありますが、この処理業者の大企業的のものと中小企業的のもの、そういうふうに大体区別できるならば区別して、それの全国的な配置の工合を知りたいのです。それからもう一つは牛乳としての生産の分布状況を知りたい。例えば都市並びに都市周辺にどうとか、農村にどうということのパーセンテージと数量、それ……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第16号(1954/11/15、3期、自由党)

○高野一夫君 ほかの委員のかたがたの御質疑もあろうと思いますので、先ず最初一、二私からお尋ねし、御意見に参考人の方々から伺つておきたいと思いますが、先ず高橋さんに伺いたいのですが、私は学問のことであなたの似意見をはつきりと聞かして頂きたいのであります。丁度医師会も分業になると、あなたは分業論に御反対になりましたから申上げるのですが、分業になるというと責任の分離が行われて困る、いわゆる医療の責任が持てない。処方箋は間違つていたらわかるだろうが、調剤が間違つたら、薬剤師の調剤の適否はわかりにくい。こういうようなお話があつたわけであります。これは日本だけでなく、外国いずれのところも然りでありますが、……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第17号(1954/11/16、3期、自由党)

○高野一夫君 桐原さんにちよつとお伺いいたしますが、さつき新医療費体系の資料を検討する場合は、関係者、関係団体が納得するところまで行くことが必要であるというお話がありました。これは誠に尤もだろうと思うのですが、若しもこういうような場合に、関係団体の一つでもいわゆる拒否権を発動して、これに協力をしないというような場合があつたときは、結局一つの団体はいつまでもこれを納得させることができなくなるわけですが、そんなような場合はどうですか。例えばここに五つなら五つの団体がありまして、これの会議の上でいろいろ資料を作り、調査をし、体系なりデータを出すということが最も望ましいことで一番合理的なものが出ると思……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第19号(1954/11/25、3期、自由党)

○高野一夫君 斎藤長官にお伺いしたいのですが、私どもが十九国会でこの覚せい剤取締法の改正を企図したわけは、従来どうも刑が軽いというので、刑を非常に重くして而も密造、密輸を衝くというほかに、所持使用、これも密造、密輸と同じような重い刑を科するということに主眼をおいて、改正をしたわけでありまして、先ほど江口総監からお話があつたのですが、この違反に対する処分結果を見ますと、これは昭和二十七年から二十八年のでありますから、この改正後のがわからんのですが、従来のものを見ますると、みんな刑が軽い。それで多くが執行猶予だ。こんなことじや何にもならんからというわけで、刑を重くしたわけなんですが、この改正以後に……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第20号(1954/11/29、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと委員長、速記をとめて。
【次の発言】 私は従来医薬分業実施問題につきましては、一分私としては意見を申述べ尽したつもりでございますから、今日の段階においてくどくどと申上げません。併しながら私が最後に申上げておきたいことは、もとの第十国会におきまして、この現在の問題になつておりまする昭和三十年一月一日から施行されることになつておりまする三法律が国会を通過したゆえんのものは、当時の自由党、改進党、分裂前の社会党が各党とも党議を以てきめられて、そうして衆参両院におきまして全会一致を以て通過した法律でございます。これがいろいろの理由もお持ちでございましようけれども、私はその理由が極……

第19回国会 厚生委員会 第21号(1954/03/30、3期、自由党)

○高野一夫君 私ちよつと一点だけ伺いたいのですが、この修学資金と文部省の育英会の資金とは性質的にどういうふうに違うわけですか。
【次の発言】 両親が揃つていても、経済的に能力がない場合であつて、且つ優秀なる者に対して金を借すと、出すというのがあります。こつちはまあ多少前置きが違うわけだが、若しも育英会のほうを改正をいたしまして、そうしてこういうようなものを内容を育英会のほうに盛ると、そうして修学資金として出すならば、同じ一本の線で行くということは考えられませんか。

第19回国会 厚生委員会 第23号(1954/04/06、3期、自由党)

○高野一夫君 先般三月三十三日付け参議院の通産委員長から申入れがありました件については、何か討議が始まつたのでしようか、説明でも、まだお聞きになりませんですか。
【次の発言】 この通産委員長からの申入れの是否は別として、一応折角文書で申入れがあるんですから、委員長かどなたか適当な人においでを願つて、この説明はここで結論をお出しになることについて、実はどういう考え方でされたか、いろいろなことを聞いてみたらどんなものでしようか、その必要もございませんか。

第19回国会 厚生委員会 第24号(1954/04/08、3期、自由党)

○高野一夫君 只今の質問に関連した問題ですが、先ほど堂森委員の質問に対して、今部長から多量の汚物の処理、それから特殊の汚物の処理ということについて政令で考えている、なるべく支障のないようにしたいつもりだということの御答弁があつたわけですが、それは今あなたがたが考えていらつしやるだけなんですか。それともどこかそういうことが出ておりますか。
【次の発言】 その両方の場合について政令で以て定めるということを入れて置かんでいいのですか。それは実際問題としてそうやつてもらえるだろうけれども、第七条、第八条について折角通産委員長から異議申立の機会を与えてくれという申入れがあつたわけなんですが、あなたのおつ……

第19回国会 厚生委員会 第25号(1954/04/09、3期、自由党)

○高野一夫君 私は勉強してないので、変な質問かも知れませんが、麻薬取締官、麻薬取締員とあへん監視員というものの関係はどうなりますか、例えば麻薬取締官があへん栽培者なんかの所へ行つて取締ることができるかどうか。又あへん監視員があへん監視のためにたまたま麻薬違反のいろいろな事件にぶつかつた場合にその取締りができるかどうか。その辺の関係は何かはつきり区別しておりますか。
【次の発言】 そうすると、その中からあへん監視員を特別に選定するとすれば、例えば一方において麻薬取締官であり、一方においてあへん監視員になる、こういうわけですか。或いは一方において薬事監視員であり一方において又あへん監視員になる、こ……

第19回国会 厚生委員会 第26号(1954/04/12、3期、自由党)

○高野一夫君 一つだけ伺いたいのですが、これは署名国を見ますと中共が入つてないし、中共を承認しない国が大部分だから当然かも知れませんが、中共を除外した場合に、密輸出関係の取締りということが非常に支障を来すようなことはないでしようか。入れるほうでこの条約に基いた方針で以てやればいいということだけれども、出すほうは勝手に出せるということになつた場合には、その辺が相当支障を来すのではないかと思いますが、どんなものでございましよう。
【次の発言】 そうすると従来相手国の政府を承認しておつて、その政府を承認した国が締約国に入らない場合と、全然承認しない国が締約国に入らない場合と二つあると思うのですが、そ……

第19回国会 厚生委員会 第28号(1954/04/15、3期、自由党)

○高野一夫君 簡単に一つ通訳の方を通して伺いますが、アメリカで、まあ日本でもそうでありますが、受胎調節の方法に器具を使つたり、薬品を使つたり、いろいろな方法がございましようけれども、アメリカみたいな西洋式の家屋に住んでおつて、そうしていろいろの方法を実行する場合と、日本みたいな家屋、部屋の構造において同じ方法を実行する場合とでは、その受胎調節の効果と申しますか、そこは同じ方法であつても非常な差異があるのじやないか。先ほど通訳の方の通訳を伺いますと、九八%効果があるというお話がありましたが、それは何か一つの方法が九八%なのか、いろいろな方法をひつくるめて、総合した結果統計をとつてみて九八%の効果……

第19回国会 厚生委員会 第29号(1954/04/16、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと伺いますが、この間狂犬病登録手数料が総額一カ年六億というお話があつて、各市町村で狂犬対策に使うというお話でしたが、大体大都市を除けて小さい町村あてに振り当てて見ると四、五万円程度になりはしないか。一カ年にそうすると四、五万円になるか、少くなるか多くなるかわかりませんが概略見てみてそういう感じがするんですが、そうすると市町村における狂犬病対策の費用というものは大体どれ位かかるか、その足りないところは国庫補助か何かどういうふうにされるつもりか、それをちよつと聞いておきたい。
【次の発言】 楠本部長に伺いますが、先般もお尋ねしたのですが、国立癩研究所のその後の経過はどういうふう……

第19回国会 厚生委員会 第30号(1954/04/19、3期、自由党)

○高野一夫君 これは私欠席したときにすでに質問が出たかも知れませんが、この追跡中の犬を捕獲しようとして人の家に入るには、「合理的に必要と判断される限度において」というのは大体どういうことになりますか。
【次の発言】 これは私は実際にこういうときにたびたびぶつかつておるのでお伺いするのですが、人の家へ逃込むのですね。ところがそれは石の塀でもありまして取囲まれるのならいいんだけれども、どこからでも、こつちから入つて向うのほうの庭の隅から逃げられるというような場合に、その屋敷に入る、人の家へ入る場合に協力してくれないとなかなか捕らないのです。そういうような場合に一々家人に尋ねて、そして何とかして出し……

第19回国会 厚生委員会 第34号(1954/04/30、3期、自由党)

○高野一夫君 この間これは久下さんの御説明だつたと思うのですが、五十年後の受給者の総数、その内訳老齢、遺族、障害の年金受給者の人数の説明を伺つたのですが、五十年後までこの法律が存続するとも考えられないし、又我々生きているわけでもないから、これはわからんし、いろいろ世の中の状態も変つて来るわけでしようが、取りあえず五年後と十年後における受給の総数、この二つの内訳と、それに該当する金額、それを政府案による場合と衆議院の修正案による場合との推定数字がありませんか。なければ三年後、七年後でいいですから……、大体五年後、十年後くらいのところで二通りに分けて……。

第19回国会 厚生委員会 第35号(1954/05/06、3期、自由党)

○高野一夫君 一つだけ私、総括的なことですが、保険局長に伺つておきたいのですが、先年、二十五年、二十六年の二回に亘つて私当時委員をしておつたのですが、社会保障制度審議会から社会保険関係のことについて政府に強い勧告を出しておるわけです。そのポイントは、私が御説明するまでもなく御承知のはずですが、いろいろな社会保障関係の法律もたくさんあるし、又糸口もたくさんあるんで、それを例えば医療とか公衆衛生、公的扶助というふうに大体調整統一して行くべきだという案を出してあるんですが、今度なんかでも例えば厚生年金、船員一保険、それもいいのですが、それから今度交渉法というような曾つて類例もないような法案まで作らな……

第19回国会 厚生委員会 第40号(1954/05/13、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと伺いますが、今あなたのほうで御発表になつて、又葛西副社長からも伺つた数字は、大体名簿にある者或いは名簿にないけれども所在並びに氏名が判明した数とありましたが、我々の感じでは、軍官民で相当向うに引張られて行つて相当多数の人が行方不明といいますか、調査のしようがないという人があるかと思いますが、そういうような数字が概略どのくらいのものとお考えになつておりますか。
【次の発言】 これは今日お伺いすることになつておりませんので数字も別に伺わなくとも結構ですが、事柄として一言伺つておきたいのですが、このソ連地区に引張つて行かれて中共のほうに廻された者、或いは最初から中共地区に残留し……

第19回国会 厚生委員会 第41号(1954/05/15、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと関連して、この幼児の一日七円十銭というのは幾ら要求されたのですか。
【次の発言】 ちよつと太宰局長に伺いますが、現在の国庫補助は総額幾らになつておりますか。

第19回国会 厚生委員会 第42号(1954/05/20、3期、自由党)

○高野一夫君 理事補欠互選の方法は、成規の手続を省略して、’委員長の御指名とせられることの動議を提出いたします。
【次の発言】 この放射能の問題について私もいろいろ質問を申上げたいのでありますが、今日の質疑応答は速急であつたからかして厚生省の調査はまだ不十分であると思うのです。そこで先ほど有馬委員からお話がありましたように全国、鹿児島あたりでも出ておるようですが、北海道そのほか調査資料を十分集められて、そうして測定の方法もまちまちでありますからして、どういうふうに統制したらいいかというような厚生省の考えもまとめられて、それから又谷口委員のお話のようなその別なプラスの面があるかも知れないというこ……

第19回国会 厚生委員会 第43号(1954/05/21、3期、自由党)

○高野一夫君 今の御説明に関連して、今の医務局長のなには総括的の意見なんであつて、これは総医療費のうちのいろいろな分析でありますが、剤薬分業を全国的に実施した場合にはこういうふうになるかも知れん。併しこれから地域を限定するとか、いろいろな方法を限定するということになれば、而も病院というものは今すでに剤薬分業をやつておる。そうして病院をオミツトして今度は診療所だけということになれば、そうして診療所であつても、なお且つ分業を実施する地域と実施しない地域もあるので、その実施地域における診療所のみということになれば、この影響力というものは僕は更に細かい数字になるのじやないかと思うのですが、そういうこと……

第19回国会 厚生委員会 第44号(1954/05/24、3期、自由党)

○高野一夫君 関連質問……。薬務局長に伺いますが、今無診投薬ということが出ましたけれども、正式に政府で定めた公定書というものがあつて、いわゆる国民医薬品集、これの一部にあるわけですが、これによつて調剤、投薬……、調剤になるか、投薬になるかわかりませんが、その国民医薬品集の処方に従つて、薬を製剤して調合して渡すということは、これは正規の方法として許されているはずだと私は考えますが、そこで今までの、例えば谷口委員の御質問による政府委員の御答弁というものでは、どうもその辺が何となく明確を欠くような感じがいたします。この国民医薬品集による調合、投薬といいますか、これはどういうふうになりますか。

第19回国会 厚生委員会 第45号(1954/05/25、3期、自由党)

○高野一夫君 私から小委員会の様子を報告を申上げたいと思います。  この小委員会は去る四月十人目に覚せい剤取締りに関する小委員会として設置されまして、常岡、藤原、堂森、有馬、谷口、湯山各委員に私が加わりまして、七名の委員が選任されて調査立案を命ぜられたわけであります。爾来小委員会は私が小委員長に選ばれまして、各委員熱心に慎重審議を重ねて頂いた結果、重要事項に対する一応の基本的の調査を完了いたしまして若干の結論に到達することができましたので、ここに概略の報告を申上げたい次第でございます。  本問題の調査に関しましては、五月六日、十一日、十三日、十五日、二十四日並びに本日と前後六回に亘つて小委員会……

第19回国会 厚生委員会 第46号(1954/05/26、3期、自由党)

○高野一夫君 只今議題となりました覚せい剤取締法改正案について提出いたしまする理由を説明を申上げたいと存じます。  覚せい剤の濫用による弊害を防止しようとして、第十国会に議員立法により覚せい剤取締法が制定されましたことは御承知の通りであります。然るに取締法の制定後においても覚せい剤の濫用による弊害は、一層甚だしいものがあり、覚せい剤の常用者は百万乃至百五十万人であるといわれていますが、極く内輪に見積つても七十万には達するのが現状であります。而もこれらの常用者は、多く直接間接に犯罪とつながりをもつものであり、この濫用の傾向は、都市のみではなく農漁村を通じて全国的なものとなつております。  更に注……

第19回国会 厚生委員会 第50号(1954/06/01、3期、自由党)

○高野一夫君 一つ二つ部長に伺いたいのですが、この第三条ですね、水質基準、ここに異常な酸性、異常なアルカリ性、異常な臭味ということがございますが、尤も第二項で、「省令で定める。」ということになつておりますけれども、これは相当精密なのがこれに基いて省令で定められるわけですか。それと同時に、これは専任の責任者が置かれるわけでありましようけれども、どこか適当な試験をするような機関というものが設けられるのかどうか。各地の衛生試験所とか、或いは厚生省の衛生試験所とか、そういうところできめるのかどうか。それを簡単で結構ですから、伺つておきます。
【次の発言】 この回数を定めて施設者が試験した結果はどこか報……

第19回国会 厚生委員会 第51号(1954/06/03、3期、自由党)

○高野一夫君 関連して……、藤原委員が奄美大島のことをいろいろ御心配下さるのは我々非常に有難いことだと思つて感謝しております。御承知の通り奄美大島は鹿児島との商取引がなければ全然立ち行かない所です。従つて約十年間鹿児島との交通の杜絶、商取引の杜絶によりまして、非常に困窮に陥つております。漸く復帰いたしましたけれども、まだ数カ月経つか経たんのでありまして、大島に対するいろんな対策というものは目下鹿児島の手において考究、研究中であります。御承知の通りにすでに県会議員もこの春きまりまして、衆議院にも一人議員が出てこられまして、そこで県会議員の六名にもつぶさに奄美大島の実情を県会に報告いたさせまして、……

第20回国会 厚生委員会 第2号(1954/12/07、3期、自由党)

○高野一夫君 私、正示次長に伺いたい。先ほどから伺いたいことが、山下委員、高良委員のお話の中ではつきりして参つたわけでありますが、私もその点を伺いたかつたが、第二条に「予算の範囲内において貸付金を貸し付ける」ということになつて、第四条に「年利五分五厘の元利均等年賦の方法により、政令の定めるところにより償還する」ことになつておるわけであります。そこでこの問題について今お話を伺うと、大蔵当局が何らの相談も受けていない、こういう御説明でありますが、今青柳さんのお話では、一億四千四百万余りの金を大体想定をしておられるということであるわけでありますが、そこで予算に関する問題がとかく議員立法で出されるとい……

第22回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1955/11/11、3期、自由党)

○高野一夫君 関連して……。私はいま一つこういうことを申し上げたいわけでありますが、横山委員の御質問、まことにごもっとも……。ところが日本の現在の食品衛生界を見ますというと、まったく百鬼夜行ともいうべきもので、これは、森永事件のようないろいろな不祥事件が起るべき状態にある、日本の食品界の現われの一つである。単なる現われにすぎないじゃないかと思っておる。そこでこの牛乳問題、乳製品の問題、これを解決するためには、そのほかの食品問題についてはやはり研究する必要がある。たとえば牛乳並びに乳製品ということについても、定義からして私どもは第一気に入らない。非常にあいまい模糊たる定義であり、そのために私が調……

第22回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1955/11/17、3期、自由民主党)

○高野一夫君 今阿具根さんの御報告を伺ったわけでありますが、なお当局としてはいろいろ調査中でもあろうし、結末もつきかねる点もあるのかとも思いまするが、率直にいって一体最近北九州、北海道にガス爆発事件がひんぴんとして起っておる。これは阿具根委員のおっしゃる通りです。ところでその原因は一体どこにあるのかということなのですが、これは土質や鉱山の性質は別問題として、企業者側の監督なり、注意というものが不十分なのか、鉱夫の注意が不十分なのか、それがともに両方とも不十分なのか、あるいはお話にもありました監督官庁の監督指導なり、注意が不十分なのか、それらの点がすべて総合された不十分さがあるのかどうか。これは……

第22回国会 社会労働委員会 第5号(1955/05/12、3期、自由党)

○高野一夫君 皆さんのだんだんの御苦労になりましたお話を伺って、いたく感銘いたしましたが、二、三藤田さんと福田さんにお伺いしておきたいと思うのでありますが、先ほど福田さんは、一般の人たちの間にまじって、社会人としての御生活の御経験があるように伺いましたし、また結婚に関する話もちらと伺ったように思いますが、この結婚問題につきましては、多くは日本人の女が向うの現地人の男と結婚した例の方が多いんだろうと思いますが、またロシヤの女と日本人の男と結婚した場合も相当にあるものかどうか。そうしてまたその双方において、あるいは比較的平穏な生活が行われているものか、それとももう仕方なしに、生きんがためにあきらめ……

第22回国会 社会労働委員会 第8号(1955/05/19、3期、自由党)

○高野一夫君 大臣にちょっとお伺いしたいのですが、大臣のこの間の御説明によりますと、労働問題をお考えになるについては、経済問題と総合的関連を持って解決しなければならないという考え方で考えている。殊に労働大臣自身経済閣僚の一人として、経済的に各省と連絡のもとに総合的な経済施策、それから労働施策の調整ということを必要として、現に努力しつつある。こういう御説明を伺ったように記憶しておるのであります。ところでこのことはまことにけっこうなことで、われわれ異議の差しはさむべき余地はございません。大いに賛意を表する次第でございますが、そこで今労政局長からちょっと問題にお触れになったようでありますけれども、こ……

第22回国会 社会労働委員会 第9号(1955/05/23、3期、自由党)

○高野一夫君 その間にちょっと伺いますが、今大臣は公報を見て、今日の委員会のあることを承知しているというお話でありますが、これは委員長にお伺いしますが、今日午後一時から社会労働委員会を開くことについて、大臣が御出席ができるかどうかということをお確かめになって、約束ができて委員会を開会するということにきまったものでありますか。それとも公報だけで大臣が御承知になるというような仕組みになっておったか。
【次の発言】 大臣に別にいやがらせを申し上げるわけではありませんが、大臣は今日午後一時からの委員会は御承知であったはずだし、先ほども予算委員会のあることは承知しておった、こういうお話だったけれども、こ……

第22回国会 社会労働委員会 第11号(1955/06/02、3期、自由党)

○高野一夫君 質問はしませんが、私は大臣に相当突っ込んだお尋ねをしたいと思いますが、午後一つぜひ。
【次の発言】 私は厚生行政全般の問題について、相当の数の項目にわたって大臣にお尋ねしたいわけなのでありますが、最初私だけ時間をとってもほかの委員に御迷惑でありましょうから、今日はとりあえず七つか八つ、十くらいの項目について御所見を伺いたいと思います。こまかい点はいずれ後日政府委員から聞かしていただき、またお尋ねする機会もあると思いますので、根本の問題だけお尋ねしてお見解を伺っておきたい。  まず第一に、最近国民健康保険が相当昨年来全国市町村に普及したのではないかと考えているのでございますが、これ……

第22回国会 社会労働委員会 第12号(1955/06/07、3期、自由党)

○高野一夫君 議事進行。今の山下委員の議事進行の問題について。この附添婦の問題は明後日参考人を呼ぶことだし、それからこれについてのいろいろ質問等もあるので、今日は附添婦の問題はこれで一つ打切っていただきたいと思うのであります。あと政府に対するほかの質問があれば、その方に移っていただきたいのであります。明後日これはやることになっておりますから。

第22回国会 社会労働委員会 第13号(1955/06/09、3期、自由党)

○高野一夫君 私は、しばらく各位に御辛抱願いたいと思います。一連の問題について、村田さん以外の各参考人から御意見を聞かしていただきたい。最後に厚生省の政府委員のはっきりした明快なる御答弁を要求したいと思います。  これはつき添い婦の廃止に反対をするか、その廃止が是であるかということでなくして、その是非をきめる前の基本の問題だと私は考えております。それに重要なる関連を持つ問題であって、どうしても私が理解しておきたいと、こう思うことがございますので、まず千種さんと松島さんに伺いますが、それは今日午前中の参考人のお話にもあったわけでありますが、先ほど千種さんのお話にもあったように思っている。それはど……

第22回国会 社会労働委員会 第14号(1955/06/13、3期、自由党)

○高野一夫君 ちょっと簡単に高橋さんにお伺いしたいですが五万人の学童にこれだけの注射をするのに何名の医者が動員されたか。そして五万人に医者がそれぞれ何カ所かに分れて注射されたわけでしょうが、そういう場合の注射器の消毒なんというものは、どういうような措置であったか。
【次の発言】 この注射の場合に、よく看護婦なんかに代行させる場合がしばしば起るわけでありますが、この場合はどうであったのですか。
【次の発言】 もう一つ高橋さんに伺いたいのですが、ただいま厚生省の予防課長ですか、御説明によると、製品は予研の製品であったということであるし、先ほどあなたが、武田の光工場の製品であるというようなお話であり……

第22回国会 社会労働委員会 第15号(1955/06/14、3期、自由党)

○高野一夫君 私は、また各委員にしばらくごしんぼう願って、四、五点の問題について、大臣の御意見を伺いたいと思うわけですが、これは前々の国会でございましたか、この参議院の厚生委員会で決議をした事項の中に入っておるわけでございますが、それは日本の医療制度を健全な明朗なものにするために、各医療関係の団体を作ることに法制化する必要がある、こういうような考え方から、たとえば医師会法、歯科医師会法、薬剤師会法、こういうような法律を作って、団体設立につてい一つの規制を設ける必要がある、こういうことをこの厚生委員会で決議をしたことがあるわけですが、その後、これについて、厚生当局はどういう準備を進められたか、あ……

第22回国会 社会労働委員会 第16号(1955/06/16、3期、自由党)

○高野一夫君 私は、前回に引き続いてつき添い婦の問題と覚醒剤取締法の問題を伺いたいのですが、大臣の御出席は……。
【次の発言】 やはりそれに関連したことですが、私は前国会に、厚生省の政府委員に文句を申し上げておいたのだが、一向に実行されていない。厚生省から社会福祉、児童問題、医療統計などいろいろな統計、資料がたくさん出ている、ところが議員には一冊も配布されない。そこで厚生省に要求したところが、公文書でもって要求してくれと、こういうことだったから、私は、何を言う、そんなばかなことがあるか、そんなことを言うなら、厚生省関係のいろいろなことをわれわれは相談しないぞ、こう言って怒ったことがあるのですが……

第22回国会 社会労働委員会 第17号(1955/06/20、3期、自由党)

○高野一夫君 私は前回の質問に関連して伺いたいのでありますが、大臣からでも保険局長からでもどちらからでもけっこうでありますが、それは先般来私が問題にしているのは、年々四、五百億ずつの医療費の激増を見ている。この問題を取り上げているのである。そこでその内容については明日私は資料をもって質問をし御答弁も願いたいと思っておりますが、そのために不正に請求され、不当に支出される各種の医療費、この問題を何とかして防止しなければならぬ、こう思っているわけです。そこで先般私は石川県における保険医監査の、病院監査の問題についてお尋ねいたしたわけでありますが、それに関連して今日は一言だけ伺っておきます。  それは……

第22回国会 社会労働委員会 第18号(1955/06/21、3期、自由党)

○高野一夫君 私はただいまのお話にもありました通りに、この保険医の監査の内容について資料をもって御説明を願いたい、こう実は頼んであるわけです。と同時に、さらに最も大きな問題といたしまして年々数百億の医療費が激増しつつある。このままで行けば、果てしない医療費の地獄に陥るわけでありますが、これを何とかしなければならない。そこでどういうわけで一カ年に四百億前後も医療費が激増していくのか、この内容について分析して一つ資料について御説明を願いたい、こう思って、これも要求してあるわけです。  ところで、ここで「健康保険年度別医療給付の診療種類別諸率」、これがその一部の資料のつもりでお出しになっているのだろ……

第22回国会 社会労働委員会 第20号(1955/06/27、3期、自由党)

○高野一夫君 この第一の「野外接種に用うる法定外予防ワクチン」、これはどういう意味でありますか。これだけではどうも要点をつかみにくいので、一応この点についての説明を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 今の榊原委員の御説明によりますと、この「法定外」なる言葉は、結局まだ薬事法によって正式に製造許可を一般に許されていないものと、こういう意味に解されるわけでありますが、しからばこの辺の文句を「野外接極に用うるものであって、いまだ薬事法による製造許可を与えられていない予防ワクチンを製造する場合は」と、こういうふうに直していただいたらば、榊原委員の御説明の通りになりゃしないかと思うのでありますが、……

第22回国会 社会労働委員会 第22号(1955/07/01、3期、自由党)

○高野一夫君 議事進行。私は、先般来現内閣の経済六ヵ年計画と労働力の問題について資料を要求し、質問継続中でありますから、きょうは本会議の振鈴が鳴りましたから、取りやめますが、引き続きこの総括質問を次の機会にお許しになるようにどうか御了承おき願いたいと存じます。

第22回国会 社会労働委員会 第23号(1955/07/07、3期、自由党)

○高野一夫君 今の山下委員の御質問に関連して参るわけですが、あるいは先ほど来話が出たのかもしれませんけれども、おくれて来ましたので重複したらお許しを願いたいと思うのでありますが、なぜ女子に限らなければならないかという理由を一つ伺いたい。実際問題として女子に限られておる、あるいはできるだけ女子の職業として与えようということはわかるけれども、この法律の原則として、なぜ女子に限らなければならないかということを一つ端的に御説明を願いたい。
【次の発言】 そうすると看護婦の仕事をさせるというところまで拡大した場合に、便宜はいいかもしれないけれども、看護婦の立場から、自分たちの仕事が侵されるとか何とかいう……

第22回国会 社会労働委員会 第24号(1955/07/11、3期、自由党)

○高野一夫君 そのただいまの色盲の問題ですが、この薬品やら化学的な学問をやる学校では、学科の試験に合格し、そのほかの一切の健康診断の結果合格いたしましても、色盲である限りは、たとえば赤と緑なら赤と緑だけの色盲であるという場合にも、一切許可しないということですか。薬学なんかでも、色盲である場合には絶対に入学を許しません。それは単なる二つの色の錯誤を起す色盲でありましても、やはり非常な支障を来たすのでありまして、これは化学薬品を扱う資格がない。特殊毒物などについては、十分お調べになって、厳格におやりになることを私は希望する。とんでもないことが起ります。

第22回国会 社会労働委員会 第25号(1955/07/12、3期、自由党)

○高野一夫君 薬務局長に伺ってみたいのでありますが、この猛毒の作用を持った農薬関係、この取扱いあるいは監督と申しますか、取締りと申しますか、そういう面について厚生省と農林省との間に何かいろいろ方針に食い違いが起るようなことがないものかどうか、その辺のところは円滑に行っておりますかどうかということを一つお伺いしたい。
【次の発言】 そうすると猛毒物の農薬の取締りは、すべて毒物及び劇物取締法一本で取り締ることになっておりますか、また農薬関係の取扱いについて、農林省で別個の法律か規則か何んかありはしないかと思うのですが、農林省の方でそういう血の所管の局があるようでありますけれども、農薬として取り締る……

第22回国会 社会労働委員会 第26号(1955/07/14、3期、自由党)

○高野一夫君 政府委員にお尋ねいたしますが、私が前回お尋ねした点なんでありますけれども、この附則に特例技工士なるものがあり、特例技工所なるものがあるわけであります。そこでこの条文を読みますと、いかにも過去の業務をやっている者に対する既得権を認め、そうしてその年限内において試験をやれば正規の歯科技工士になる、こういうようなふうに解せられるような感じがいたすのでありますが、しからば、特例技工士でなくして、やはり歯科技工士としての資格を認め、その業務を認めることになると思うのであります。ところが、この間政府委員の御答弁によるというと、これは特例技工士とか、あるいは特例技工所なるものを、特別のそういう……

第22回国会 社会労働委員会 第27号(1955/07/18、3期、自由党)

○高野一夫君 この法案は議員立法になっておりますが、私は政府当局にちょっとお尋ねして材料を知らしていただきたいことがあるわけでありますが、それがこの法案の審議の都合上必要と考えますので、そこで政府委員の方にお伺いいたしますが、一体現在全国の市町村の六〇%、四千六百、それから被保険者が二千六百万人、こういうことになっておるようでありまするけれども、ここで二割の国庫補助とかどうとかいうことを算定する基礎にもなるわけでありますが、この全国の四千六百なら四千六百の国民健康保険において使うところの療養費の総額――単位当り、一組合当りでなくてけっこうですが、総額として。それから事務費の総額、それは一カ年に……

第22回国会 社会労働委員会 第29号(1955/07/21、3期、自由党)

○高野一夫君 ちょっと伺いたいのでありますが、小学校入学前の者を除き全国民というのは、どれくらいになりますか。そうして同時にこれを定期的に政令で健康診断の回数を定めるということになっておりますが、大体一年に一回とか何とかいうような、どういう見当をつけておられますか、それを、一応伺っておきたいと思います。概略でけっこうです。
【次の発言】 小学校入学前の者を除いて全国に拡大するわけですが、それはわずか千百万人ですか。
【次の発言】 その七千六百万人の国民に対する健康診断をどういうふうにおやりになるわけてありますか。各種の私立の病院、診療所が動員されることでありましょうけれども、保健所その他も動員……

第22回国会 社会労働委員会 第30号(1955/07/22、3期、自由党)

○高野一夫君 私はこの改正案の実際的の立案に当られた中原法制局第一課長に伺ってみたい。それは私も不敏であるからよくわからぬけれども、いろいろ法律の改正案を調べてみると、今度の優生保護法の一部改正法律案ほどまことにいわゆる暴論暴挙をもってした法案というのはないような感じがする。一条ぐらいでもって、ここで別個の法律の除外例をつけるというのならば、これは従来もあり得ることである。ところが徹頭徹尾ことごとく薬事法なる法律の改正案である。これは昨日も相馬委員並びに山下委員から強くこの点を指摘された質問が出ているわけでありますが、こういうようなことは徹頭徹尾薬事法の改正が優生保護法の改正の名において行われ……

第22回国会 社会労働委員会 第31号(1955/07/25、3期、自由党)

○高野一夫君 大臣でも、大臣でなくても政府の方でけっこうでございますが、皆さんの質疑が出てからいろいろまた質問いたしますが、表題について伺いたいのでございますが、外傷性脊髄障害をけい肺と並べてこの法案の中に入れたことについては、どういうようなお考えがあってのことでしょうか。それを一つ伺っておきたいと思います。
【次の発言】 労働者が業務に従事しておる間に不治の病気の障害をこうむるというのに、けい肺もしかり、外傷性脊髄障害もしかりと、こういうようなことに今のお話からはなるわけでありますが、このほかに――まあ私医学のことはわかりませんから存じませんが、労働者が業務に従事して不治の疾病にかかり、障害……

第22回国会 社会労働委員会 第32号(1955/07/26、3期、自由党)

○高野一夫君 私はこの法律の実務に当られる政府委員にお考えを伺いたいのでありますが、それは三カ年の補償打ち切りをやりましてからあと二カ年の療養給付、場合によっては休業給付を与えることになっておりますが、もしもその二カ年の療養給付を与えた後に、その人がなおかつ全快しないで、しかも実際問題としては何らの仕事にもありつけないような廃人同様の状態に置かれた場合に、これに対してどういうふうにお考えになるか。
【次の発言】 二カ年の療養給付をやって、なおかつ完癒しないで、全快しないで、しかも、廃人同様の状態に置かれた。これに対しては生活保護法でも適用し得るような場合ならば生活保護法でも適用すると、それ以外……

第22回国会 社会労働委員会 第33号(1955/07/27、3期、自由党)

○高野一夫君 政府委員にお伺いしておきたいと思いますが、政府の原案ではあん摩師の中にカッコして「マッサージ、指圧を含む」ということになっておりますが、これは試験の問題はあとで伺いますが、試験を受けてあん摩師の免状をもらうのだろうと思うのですが、カッコの中にある人たちもすべてあん摩師の免状をもらうことになろうと思うのでありますが、そのときの免状は、あん摩師の免状はもらうけれども、自分はマッサージを専門にやる、指圧を専門にやる、あん摩を専門にやるという場合に、たとえば指圧の場合、マッサージの場合にあん摩ということを看板に掲げないで指圧あるいはマッサージ、こういうようなふうに看板に掲げたり、あるいは……

第22回国会 社会労働委員会 第34号(1955/07/28、3期、自由党)

○高野一夫君 提案者に伺いたいのでありますが、従来覚せい剤の取締りにつきましては、参議院の厚生委員会で立案をせられ、昨年また相当期間慎重調査を重ねた結果、同法改正案の議員立法を出して、衆参両院を通過したわけであります。そこで今回の改正案を見まするというと、非常な広範囲にわたっての改正案である。しかもその内容は、われわれがかって参議院ですでに調査済みあるいは検討済みの点があらためてこの改正案の取り上げられておるわけです。そこでそういう点について私は伺いたいのでありますが、私の伺うのは、一つ一つここに法務省関係がおいでになって、そうして提案者の御説明を聞いて、それに対する法務省の昨年改正した後の経……

第22回国会 社会労働委員会 第35号(1955/07/29、3期、自由党)

○高野一夫君 私は提案者代表の大石さんにまず伺っておきたいと思うのでありますが、あなたは昨年は衆議院に遺憾ながら議席をお持ちにならなかったのでありまするけれども、昨年休会中から引き続いて臨時国会にかけまして、この医薬分業の実施の問題が、衆参両方の委員会で慎重に審議されたわけであります。そのときに実施を目前に控えながら一年三カ月の延長が決定された。その延長が決定されるときにいかなることが両方の委員会において討論において、あるいは質疑において最も強く希望されたかということを御承知でありますか。ちょっとあなたはいろいろな医師である議員の方々とともにいろいろ御相談なさって、今回の改正案を衆議院にお出し……

第22回国会 社会労働委員会 第36号(1955/07/30、3期、自由党)

○高野一夫君 報告を申し上げます。  去る十八日の本委員会におきまして、そ族昆虫類駆除に関する小委員会が設置せられて、委員長より七名の小委員が指名せられましたが、二十二日の小委員会において私が小委員長に互選せられました。  二十六日に開催せられました第二回の小委員会におきましては、そ族昆虫類の実害に関する現状資料並びに高野試案にかかる立法案についての構想を説明いたしまして、小委員会の審議運営について各委員の意見の交換を行なったのであります。  次いで、三十日の第三回小委員会におきましては、会期末のことでもありまするし、十分なる審議を尽すことができませでしたが、本問題の重要性にかんがみまして、小……

第23回国会 議院運営委員会 第5号(1955/12/06、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は歯の治療中で発音ができんものですから、しゃべれないのですが、一言だけ意見を申し述べたいのですが、この虚礼廃止ということは、全く同感でありまして、何らこれに反対するものではないのであります。ただどういう点が虚礼の理由になるか、こういう点についてもう少しよく吟味してみる必要があるのじゃないかと思います。たとえばいろいろなポスターとかカレンダーとか、あるいは議員であるがゆえに新聞広告を出し、雑誌広告を出し、金を出して放送をするというようなこと、お歳暮だとか冠婚葬祭とかいうようなことは、これはもう無意味の虚礼になるかもしれない。そういうものは取り上げていいと思います。ただ私の考えるの……

第23回国会 社会労働委員会 第4号(1955/12/13、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は大臣の御見解を伺いたいのでありますが、大臣が御就任前のことに引っかかっておりますので、一応その前に政府委員の方に伺って、あとで大臣の御見解を伺いたいことが二、三ございますので、しばらく時間をちょうだいいたしたいと思います。  まず先般来森永事件に関連いたしまして、食品衛生法の不備欠陥並びに食品衛生監視員の素質向上の問題、こういう点についていろいろ本委員会で検討を加えておったわけでありますが、先般休会中のこの委員会に、厚生省から食品衛生法の改正要綱案なるものが出されて、それではとうていわれわれ了承することができないきわめて小範囲のものである、こういうふうに考えておりますので、私……

第23回国会 社会労働委員会 第6号(1955/12/16、3期、自由民主党)

○高野一夫君 大臣、時間があると思いますが、私ちょっと一問だけ簡単に逢坂さんにちょっと伺いたいのですが、これは向うの様子じゃないのですが、あなた方が日本にお帰りになって、そしていろいろな日本の様子をごらんになると、たとえば銀座あたりをお歩きになったかどうか知らぬけれども、その華美華麗なる様子とか、あるいは内地に生活している者のいろいろな服装、そういうものを、生活状況をごらんになって、何か反感でも感ぜられたことはなかったか、あるいはそれとも、これは日本の内地がこれだけ生活が安定してきて、国力が充実してきた反映だと、頼もしくお考えになったかどうか、そういう点について何か御感想があれば伺いたい。

第24回国会 議院運営委員会 第29号(1956/03/22、3期、自由民主党)

○高野一夫君 その事柄には、もちろんまことにけっこうで異存ございませんが、ただ一つ表彰文については、この文字の使い方と、なお言葉の使い方について、十分一つ議を練っていただく必要がありはしないかと思うことがございますので、理事会において十分練っていただくことをお願いいたします。

第24回国会 議院運営委員会 第44号(1956/05/04、3期、自由民主党)

○高野一夫君 関連して。  ここでこの問題は、結局今度初めて起った問題じゃなくして、毎回々々やっていることなんです。これはそれで、毎回々々やって毎回議運の問題になったのかどうか、私不敏にして知らないのですが、それでまあ社会党の皆さんも、十分このことは御理解になって、今まですでに実行なさったことなんですから、この辺で話はわかっておるので、私はいいと思うのですが、これは社会党の皆さんに御相談かたがた、今までこの問題について議運でこういうようなふうに長く議事を持たれたような、質問がかわされたことがありますか、これをあわせて私は伺ってみたい。

第24回国会 社会労働委員会 第1号(1955/12/20、3期、自由民主党)

○高野一夫君 その休会中の委員会の開会日取りなどについては、これは委員長に御一任したいと思うのですが、いかがでしょう。委員長理事打合会もなかなか開く機会もないと思いますので、適宜出席の可能率を委員部にでも調べていただいて、委員長が適当と思われる時期にお開き願った方が一番いいと思います。

第24回国会 社会労働委員会 第2号(1956/01/20、3期、自由民主党)

○高野一夫君 医務局長に伺いますが、あなたは今大臣が三十六日以後に委員会を開いてくれという要望であるというようなお話があったのですけれども、先ほどどなたか連絡員のお話では、二十四日の午後ないし二十五日の午後ならば差しつかえなさそうなお話をちらっと聞いたのだけれども、そういうお話は御承知ないわけですか。そうしてその二十六日以降というのは、はっきりと厚生大臣と打ち合せされての話であるかどうか。二十四日午後ないしは二十五日午後に出席が、各関係局長並びに大臣、政務次官出席不可能であるために二十六日以後という御発言があったのかどうか、その点をはっきり一つ確めておきたい。

第24回国会 社会労働委員会 第3号(1956/01/26、3期、自由民主党)

○高野一夫君 ちょっと今までの質問に関連して……。私は山下委員並びに榊原委員の御質問なり、政府側の御答弁を静かに拝聴しておったわけでありますが、そこでいろいろな印象と申しますか、一つの考えを持ったわけであります。これが果して政府側のお考えにぴったりくるものであるかどうか、一応まだこの資料等のなまなましいうちにこれを確かめておきたいと思います。それは新体系を利用することによって医療費の総ワクが減るとか減らぬとかいうことに関連して、これは二つの面に分けて考えるべきものじゃないかということであります。この点は先ほど高田局長が触れられたやにも思うのでありますけれども、現在政府が支払っている総ワクの中で……

第24回国会 社会労働委員会 第4号(1956/01/30、3期、自由民主党)

○高野一夫君 ちょっと速記をとめていただきたいのですが……。

第24回国会 社会労働委員会 第8号(1956/02/16、3期、自由民主党)

○高野一夫君 丸山さんに伺いたいのですが、新医療費体系というのは、お互い十分承知しているつもりなんですが、これは厚生省の考え方でなくしてあなたも十分御承知の通りに、当時昭和二十五年から六年にかけての厚生省の臨時診療報酬調査会で答申をしたそのものが新医療費体系だと思っております。そのときに、日本医師会の各代表員がこぞってこの新医療費体系の作成に参画されて、全部賛意を表せられた。従って今日私は、新医療費体系の個々の問題についてはいろいろ修正したい希望もあるだろうけれども、先ほど神崎さんから新医療費体系そのものには反対でないというお考えを聞きましたが、新医療費体系の考え方には現在あなた方は反対をなさ……

第24回国会 社会労働委員会 第9号(1956/02/17、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私ちょっと一点だけ確かめておきたいのですが、湯川さんにお伺いしたいのですが、あなたのお話の中にワクの問題があって、そのワクが増大するということには賛成できかねるが、昨年の三月現在におけるワク、それが正しいか、いなかは研究問題である。十年もの混乱時代を経て今日相当ふくれ上ったワクであるというふうにも考えられる、こういうようなお言葉があったように私は記憶しておるのですが、そこで私伺いたいのは、私も三十年三月、また現在においてもワクの操作というものがだいぶ審議会で問題になっているわけです、御承知の通り。そこでそのワクというものについては、私も多分に疑問をもっているわけです。適正であるか……

第24回国会 社会労働委員会 第10号(1956/02/23、3期、自由民主党)

○高野一夫君 議事進行。やはり最初の質問者が本質的な問題にずっと触れていこうとしておるのですから、関連質問はなるたけ簡単にするように希望いたします。

第24回国会 社会労働委員会 第11号(1956/02/24、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は今日の政務次官の御発言を聞いて、非常に意外な感に打たれたのであります。それは、われわれは委員でありますから、委員として、個人として自由な意見を述べて質問して一向に差しつかえない。政府側からおいでになる方々に対しては、保険局長は高田さん個人としておいで願っているのじゃなくて、保険局長としておいで願っている。曾田さん個人でなくて、医務局長の曾田さんとしておいで願っている。小林さんもおいで願えば、厚生大臣としておいで願います。山下さんも、厚生省の政務次官、政府委員として御出席を願って、そうして政府委員の立場からわれわれの質問に対して見解を述べ、答弁をなさる筋合いのものだと私は思う。……

第24回国会 社会労働委員会 第12号(1956/03/01、3期、自由民主党)

○高野一夫君 山下さんの今のは個人の御意見ということでありますが、前回も個人の御意見が出まして、この委員会に非常な波紋を投じた。そこでわれわれは政府委員としての、よくお打ち合せになった上での発言でないと困るということはそれなんです。ことにわれわれ与党でありますから、あまり深く追及したくないと思いまするけれども、今の御発言を聞いておっても、先ほど来の保険局長の御発言を聞いておってもますます私はわからなくなる。それでしからば一つ伺いたいのであります。中央社会保険医療協議会にはどういう意味で御諮問なさったのか。今の考えであるならば、直ちにその諮問を取り消さなければならない。撤回しなければならぬ。その……

第24回国会 社会労働委員会 第13号(1956/03/08、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は実はおわびを申し上げなければならないのでありますが、先ほど、すぐ大臣が見えるからお待ちを願いたいと、このことをお願い申し上げましたのは、大臣が衆議院の方へ行かれるので、すぐ済んでこっちへおいでになるということであったので、すぐ見えるまでと思って、実はお伝えをしてお待ちを願うような発言をいたしたわけです。盛んにいろいろ衆議院の方へ行って交渉をして参りましたが、今審議の途中になってしまって、いまだにまだ席をはずされないというような状態になってしまった。まことに、私がそういう点を申し上げたことについて、今までお待ちを願ったことについては、十分私おわびを申し上げます。あしからず。

第24回国会 社会労働委員会 第14号(1956/03/09、3期、自由民主党)

○高野一夫君 今の質問に関連して、私実は時間も切迫しておるので、議事進行を出したいのですが、せっかく山本さんが質問されておるので議事進行を出すのは遠慮しますが、要するに私も労働省、調達庁のあり方について少しおかしい点があると思う。先ほど来山本委員が質問されておるその重要なる資料になっておる印刷物、それが社会党の山本委員の手元にはあって、労働省、調達庁には来ていないとおっしゃるのか、あるいは事実来ていないのか、どうもその点はっきりしない。しかも先ほど倉石労働大臣は、せっかくその文書があるなら借りて見たらいいじゃないかと言われるけれども、だれ一人見せて下さいといって文書を手にとって見る人が一人もい……

第24回国会 社会労働委員会 第15号(1956/03/15、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私もただいまの山下委員の御発言の通りに、厚生大臣の釈明の問題については、後刻理事会で適当に御相談を願うといたしまして、引き続いてこの席においては、新医療費体系の問題ついて審議を進めていただきたいと思います。私も八日の衆議院の社会労働委員会における、大臣その他の御発言に対してただしたいところもありますし、さらになお不明確な点について、十分御見解を伺っておきたいと思うことがございますので、この機会に引き続いて新医療費体系の審議にお移りになるように、私も同様にお願いを申し上げます。
【次の発言】 私は最初の山下委員のお考えと大体同じで、先ほど申し上げた通りであります。それは衆議院におけ……

第24回国会 社会労働委員会 第18号(1956/03/27、3期、自由民主党)

○高野一夫君 ちょっと大臣に伺いたいのでありますが、この暫定案は、厚生省が案を作ってすでに協議会に諮問された結果の答弁ではなくして、先般の委員会でもお話しがありまして、山下委員からも追及があったようでありますが、全部投げかけてしまって、協議会で案を作ってそれを厚生省に入れる場合、建白といいますか、何かの形で出された、こういうわけでありますか。  ところで非常に急いでおられたのでありましょうけれども、この協議会の今井案なるものをこの協議会がきめて厚生省に報告した、その材料をそのままうのみにして告示しなければならなかったものであるかどうか。多少なりともこの中に不合理な点について少くとも所管官庁、責……

第24回国会 社会労働委員会 第19号(1956/03/29、3期、自由民主党)

○高野一夫君 葛西さんにちょっとお伺いいたしたいのですが、この北鮮の方で、抑留所に収容されておる日本人あるいは一般市民の中にまじって生活している人たちの生活状況ですが、これは先般来、ハバロフスクの収容所に収容されている人たちのいろんな生活待遇状況をしばしば非常にいいようなふうのみやげ話を聞かされて、しかも昨年末ハバロフスクから引き揚げてきた人たちのほんとうの話を聞いて非常に差のあることがわかったのです。それで北鮮の方からのたよりも、新聞に出るのは、音楽をやって楽しんだり、あるいはダンスをやったり、安来節を踊ったり、ピンポンをやったり、いかにも愉快そうな生活をしている写真が出て、そのほか非常に待……

第24回国会 社会労働委員会 第20号(1956/03/30、3期、自由民主党)

○高野一夫君 速記をとめてちょっと懇談を……。

第24回国会 社会労働委員会 第23号(1956/04/13、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は自由民主党を代表いたしまして、政府原案に賛成、修正案に反対の討論をいたしたいと思います。  ここで私が申し上げるまでもなく、三公社五現業の仕事が、国家公共の立場からいいまして非常に大事な企業であるということは申し上げるまでもないことであります。従って、これらの公共企業体の運営が適正に円滑にいくべく各関係者が特に注意し、留意しなければならないことも当然であります。ところで、それはどこに私は主眼があるかというと、私の考えを申し上げますれば、一口に言って、企業体側とその企業体で働くところの労働者側との間において心と心との相通ずるものがあり、かつ意思の疎通が十分に行われることでなけれ……

第24回国会 社会労働委員会 第25号(1956/04/19、3期、自由民主党)

○高野一夫君 委員長ちょっと速記をやめて下さい。
【次の発言】 環境衛生部長に伺いますが、私はほんとうはまず第一に、この第一条の目的についてただしたいのでありますが、これはあらゆる質問をしましたあとで最後にお尋ねすることにしたいと思います。  まず第二条の「添加物」、「化学的合成品」、こういうものについて、並びにこの条文の解釈の仕方についてお尋ねしたいと思います。元来、食品衛生法は専門家が承知していればいいというものではなくて、しろうとの食品を製造する者、販売する者、すべての人がわかりやすい法律でないといけないと思うのですが、どうもいろいろ読んでみますると、わかりにくい点がたくさんあって、非常……

第24回国会 社会労働委員会 第26号(1956/04/20、3期、自由民主党)

○高野一夫君 昨日竹中委員の御質問に対して、小林厚生大臣から御答弁があったのでありますが、その中で、あとで精査いたしまして多少意味が不明確であり、また多分に誤解を招くような言葉でもあるやに感じまするので、この際、緊急にこの点についての大臣の御見解を明確にしておいていただきたいと考えたわけであります。  それは竹中委員の質問に対して大臣の方から「できるだけ公的医療機関の諸君の御協力を仰ぐことはもちろんでありますが、また他面におきましては、医療費払い等の処置によりまして、国民の皆さんにはできるだけ御不便をかけないようにいたしたいと考えております。」こういうお言葉があったわけであります。そこで、この……

第24回国会 社会労働委員会 第27号(1956/04/24、3期、自由民主党)

○高野一夫君 関連して……。大臣の御答弁になる前に、私の質問のことが中心になっておりますので、一言私が質問した気持を申し上げ、それに対して大臣が御答弁になった点について、あらためて私は確認しておきたい意味において、お尋ねしておきたいと思うのですが、先ほど来、竹中委員並びに相馬委員からお話があった通りに、竹中委員に対する大臣の答弁と、それから私が確かめたところによって得た大臣の御答弁とは、結果的にみて私は矛盾がごうもない、こういう感じを実は受け取ったわけです。それは竹中委員に対する大臣の御答弁は、療養費払いの点が、あまりに大ざっぱな言葉であったために、これは非常に誤解を招くのじゃないか、こういう……

第24回国会 社会労働委員会 第28号(1956/04/26、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私はこの水爆実験で汚染されたマグロなんかの処分について多少疑義があるので、これは食品衛生法の審議のときに詳しくお尋ねしたいと思っているのですが、基本の問題としてこの機会に一点伺っておきたいのは、先年、これはこれからも起ることであろうと思いまするけれども、水爆実験みたような特殊の場合に、汚染されたああいうマグロの処分は厚生省がお当りになったわけですが、何によってなされたのであるか、多分食品衛生法に基いた処分と思うけれども、何らか一定の、たとえば放射能の検出量についての規格を設けて、新たに作られて処分をされたのかどうか、そのほか特殊な場合として、この食品衛生法に基かずに、法律に基かず……

第24回国会 社会労働委員会 第29号(1956/04/28、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(高野一夫君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 だいぶ時間もたちましたので、参考人各位に対する意見聴取並びに質疑はこの程度にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  参考人の各位に一言お礼を申し上げたいと思います。  本日は午前から午後にわたりまして、長時間にわたって、貴重なる御意見を聞かしていただき、かつわれわれ委員側の質問にお答えを願いまして、まことにありがとうございました。委員会を代表いたしまして心から厚くお礼を申し上げます。  ……

第24回国会 社会労働委員会 第30号(1956/05/02、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は本日のこの委員会で、朝日新聞社の事業に対しましてるる聞かしていただきましたこの機会に、政府の所信を二、三ただしておきたいと考えます。  ただいまも参考人の方からお話が出ました通りに、児童憲章が作られましてからすでに五周年を迎え、終戦後に児童福祉法が制定されましてからすでに八年を経過いたしております。われわれが国会におきまして、あるいはまた、政府当事者は政府行政官庁におかれまして、児童の福祉について果して遺憾なきを得たであろうかどうかという点について、大いに反省してみる必要があるのではないかと考えます。全国至るところ、ひんぴんとして親子心中が続出しておりますが、これをどうしてと……

第24回国会 社会労働委員会 第31号(1956/05/04、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は厚生省側に伺いたいのでありまするが、これは大臣の御就任前のその前、二代前の大臣の藤代のときからの話でありますから、御承知なければ政府委員、担当委員から御説明願いたい。今回衆議院で三志会の法制化、法的性格を与えるということを打ち出されたことは非常にわれわれ賛成なんであります。実は、われわれはこの参議院の前の厚生委員会においては、すでに三年前にこのことは政府がこの法制化をはかるべきであるというりっぱな決議をいたしまして政府に勧告をしてあるのであります。自来何事も、一向政府の方からこれについて研究したとも、むずかしいともむずかしくないとも御返答がない。そこで、昨年でありましたか、山……

第24回国会 社会労働委員会 第32号(1956/05/08、3期、自由民主党)

○高野一夫君 先ほど竹中さんの御意見の中にあったことで、一点だけ私は保険局長に伺っておきたいと思うのですが、先ほど竹中参考人のお話の中に、相かわらず保険医に対する支払いがおくれる、こういう話が出て、それらはしょっちゅうわれわれも聞かされる話なんですが、これはどういうわけなのか、非常に事務が多いので、書類審査に非常に手間取ると、こういうのか、それならばその事務が多いわりに職員が少いのか、職員をふやせば、ふやしたいのだが、あまり金がかかり過ぎてとうてい見込みがないのか、何か現在一、二ヵ月もおくれるということはよくないと思うのですが、このおくれることの一番根本の原因、それから何かこの打開策がないもの……

第24回国会 社会労働委員会 第33号(1956/05/10、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私藤本議員に、午前中の各委員の御質疑に対する藤本議員の御答弁で確かめておきたい点があります。明確に伺いたいのでありますが、それは五億六千五百万円の衆議院の修正によってそれだけのマイナスができた。それはいろいろな保険医療の経済問題に関する合理化といいますか、科学的にやることによって十分浮び上ってくる見込みがあるというようなことの御答弁を中心にして、どうもその見込みではいいとか悪いとかというような話があったと思いますが、このことについては、われわれお互いに与党の政調会においても十分相談をし合った問題であって、なおまた、衆議院の社労のあなた方の委員会においても、数十回にわたってたしか委……

第24回国会 社会労働委員会 第34号(1956/05/14、3期、自由民主党)

○高野一夫君 政府側の方に、事務当局でけっこうですが、伺いますが、この法案はきわめて簡単だと思いますので、大体様子はわかっているのですが、一、二の点について簡単に伺いますから、御答弁はきわめて簡潔にお願いしたいと思います。  この第一条で、へい獣という文字が変っているのは、これはどういうわけですか。点々がなくなったのは、何か最近のこれが流行か、あるいは文部省の規定がこういうふうになっているのですか。
【次の発言】 わかりました。このへい獣の取扱場また化製場というものは、これは第三条によれば、都道府県知事の許可ということになっておりますが、省令の定めるところによりというただし書きがついているのだ……

第24回国会 社会労働委員会 第35号(1956/05/15、3期、自由民主党)

○高野一夫君 これは保険のことは結局いろいろな経済問題が中心になるし、その質疑応答をこの大ぜいの委員会で繰り返すというと、こっちの方も十分な資料を持っておらない場合もあるし、答弁される方でもとりあえずの資料がない場合があるので、そこで先ほど山下委員のおっしゃった通りに、いろいろ審議の促進また適正を期するため、小委員会で十分の資料を持ち寄って検討しよう、こういうことになっておりますので、今動議が出ましたように、それで小委員会で十分検討願った上でその結果を本委員会に移していただいて、そこで小委員長から御報告を願い、その結果またいろいろ疑義があれば質問をするということの方が、非常に適正なる質疑、また……

第24回国会 社会労働委員会 第36号(1956/05/17、3期、自由民主党)

○高野一夫君 ちょっと関連して。よく医学者が言われているのですが、ペニシリンをしょっちゅう使うというと、体内に抵抗ができる。抵抗の物質ができるのかどうかしりませんが、抵抗ができる。しかもだんだんペニシリンがきかなくなる、こういうことを言われておる。ところが最近、ただいま田村先生から、乱用、多用の弊害がないかというお話がありましたが、ちょっとかぜで熱があってもペニシリンを打つ。私は最近その経験を二回持っておる。旅行先で、昨年非常に発熱いたしました。これはかぜですが、すぐペニシリンを打った。ことしも郷里に帰っていて、かぜをひいて、発熱してすぐペニシリンを打った。かぜくらいですぐペニシリンを打つ。け……

第24回国会 社会労働委員会 第37号(1956/05/21、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は保険局長に伺いたいのでありますが、この次年度の保険財政予算を立てられるに当って、過去の何年か――かりに三年としておきましょうか、三年分のいろいろなデータをもとにして予算を編成する、こういうような今のお話である。ところで先ほどから小委員長や皆さんからもお話があった通りに、過去の三年間といたしますれば、その最初の二年間ははっきりした数字がきまっているわけなんです。あとの前年度は一応見込みを立てていくより仕方がない。ところで今回は、たまたま予算にひっかかったこの問題が、三十一年度に入って前年度たる三十年度の決算がわかったためにここにいろいろな論議が沸騰してきた。昨年まではたとえば三……

第24回国会 社会労働委員会 第39号(1956/05/24、3期、自由民主党)

○高野一夫君 今の山下委員の御発言に関連して大臣に……。私は五カ年計画に対する問題も非常に基本の、厚生省にとって重大なことだと思います。そのいろいろな資料の内容が過去において厚生省の役人からいろいろ発表があったということもあり、こういうことはそのほかに新聞記事にいろんなのが出てしまったり、再三あることです。そこでこれはいろんな、企画室か保険局かどこか知らぬけれども、そういうところでは随時いろいろ勉強を続けられていろんな材料をお集めになっているはずだと思っているので、その経過なり、その材料なり、そういうものが随時あるいはほかの新聞雑誌へ出ることはあろうかと思います。しかしながら、厚生省として先ほ……

第24回国会 社会労働委員会 第40号(1956/05/25、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は自由民主党を代表して、簡単に本案に対する賛成の討論をいたしたいと思います。  本法案は第一に、現行の審査制度のもとにおいて、労災保険については、第一審、第二審とも地方にあって、また失業保険については、第二審は中央の労働省に設けられているのでありますが、労災保険につきましては、ことに中央に審査機関がないためにややもすれば同一事案にかかわらず審査がまちまちとなり、審査の統一性が失われがちであったので、労災保険についても中央に審査機関を設けることとし、従来から中央にあった失業保険審査会を、これと統合して、労働保険審査会を設置しようとするものであります。  第二に、労災保険も失業保険……

第24回国会 社会労働委員会 第41号(1956/05/26、3期、自由民主党)

○高野一夫君 関連。私は与党側ですから、できるだけ発言を遠慮して差し控えておるわけでありますが、大臣に今の問題に関連して希望を述べ、御見解を伺っておきたいことを簡単に申し上げたいのでありますが、今の御答弁の中にお触れになりましたが、社会保障制度審議会が創設以来数カ年にわたって、この八項目にわたる、もっとありますが、いろいろな問題について研究協議しました結果、二十五年の十月に政府に対して、当時の吉田内閣に対して勧告を出しておる。これは各業界、関係団体の代表、あるいは超党派的に各党の代表の議員、衆参両方の議員、それから労使各方面の代表、ほとんど相一致しましてできた案であります。社会保険の動向、その……

第24回国会 社会労働委員会 第44号(1956/06/03、3期、自由民主党)

○高野一夫君 これは高田さんに伺いたいのですが、第五条を見ますと、先ほど藤原委員から利子の問題が出ましたが、第五条の第三項には、各七種類の資金について据置期間があるが、今度だけ据置期間を置かなくてこれを落されたわけですが、何か目的があって、お考えがあって据置期間を置かなかったのですか、その点だけ伺っておきたいと思います。


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1957/06/10、4期、自由民主党)

○高野一夫君 関連質問。私は部長に伺いたいのでありますが、あなたの御説明でどうしても納得できない点が二、三ある。そこで、先ほど山本委員からも盛んに御質問が出ているのだが、核心に触れた答弁が聞かれないように思うのだが、今年の三月末に事件が発見されて、そうして今日まで厚生省がほとんど手を打っておらない。これは聞き違いかもしれませんが、あなたの御答弁では、それは現地からのいろいろな連絡がなかったということ、県、市の問題であればまず県と市が責任をもってやるべきである、こういうような御答弁があった、これはどういうわけですか。私は一つ一つ伺いたい。昭和三十二年の三月末に発見されたこの事件を、厚生省のあなた……

第26回国会 社会労働委員会 第2号(1957/02/08、4期、自由民主党)

○高野一夫君 この機会に、労働省に資料をお願いしておきたいと思うのですが、売春問題対策費が計上されておりますが、すでに従業婦の更生保護については、三十一年度も各府県にわたって多少なりとも手をおつけになっていると思うのです。各府県の従業婦の数もすっかりわかっているわけでありますから、どういうような保護更生方法を講ぜられたかという点に主点をおいての資料を要求いたします。  それから次に家事サービス、それから簡易家事サービス、そのほか総合職業補導所、あるいはいろいろな職業補導所がございますが、夜間職業補導、それから身体障害者職業補導、これの全国の数が書いてある。さらにまた、新設の予定も書いてあります……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1957/07/04、4期、自由民主党)

○高野一夫君 前回の委員会におきまして、山本委員から御提案になって、本委員会で審議されました福岡市の井戸水問題につきまして、山本委員と私と現地に参りまして、六月十四日精細なる調査をいたしたのであります。審議の都合もございますので、調査の概要をこの席で申し上げてみたいと思います。  私ども両名現地に参りまして、なお、厚生省から山口公衆衛生局長が同行されまして、そこでまず、県当局、市当局者から、今までの経過、実情について概略伺った上で、関係者御一同とともに現地をしさいに調査をいたしたのであります。そうして、その日の午後、市当局、市議会、あるいは県議の一部、県当局、大学関係者、関係団体の代表、地元代……

第26回国会 社会労働委員会 第4号(1957/02/28、4期、自由民主党)

○高野一夫君 私はこの際、本日の議題に問題を追加いたしまして、奄美大島群島関係の戦没者にかかる葬祭料未払いに関する件がございますので、それを問題に供せられるように動議を提出いたします。
【次の発言】 まず私は、引揚援護局の事務当局から経過並びに実情について説明を願って、あとで大臣がおいでになりませんから、大臣にかわって中垣政務次官から、これに対する見解の表明を願いたいと思うのでありますが、この件は、私は最近初めて知りまして、実にびっくりしている事件でございまするが、それは奄美大島群島は御承知の通り、二十七年ですか、ようやく日本の行政権内に復帰して参った関係があるわけでありますが、この奄美群島出……

第26回国会 社会労働委員会 第5号(1957/03/05、4期、自由民主党)

○高野一夫君 ただいま委員長からお話の通り、この問題はずいぶん長い期間にわたって継続審議になっておったわけでありますが、国民の朝晩の食品のことでございますので、質疑の材料は数々あるわけで、十分、時間をさいて質疑したかったのですけれども、この前の、昨年この問題がかかりました通常国会でも、健保あるいは新医療費体系等の問題について時間がつぶれて、ほとんどこれの審議を続行する余裕がなかったと考えております。臨時国会においては、御承知の通りに、継続になったままほかの問題に集中して、これを審議する余裕もなくて、今回久しぶりに初めて上程せられたようなわけであります。そこで、私としてもこの問題については十分に……

第26回国会 社会労働委員会 第6号(1957/03/07、4期、自由民主党)

○高野一夫君 私は一応質問は打ち切ったわけでありますが、大臣がせっかくお見えになっておりますので、先般楠本部長と中垣政務次官にお願いかたがたお伺いしておいた点について、あらためて大臣にお願いかたがたお伺いしてみたいと思うのでありますが、ここに本日資料が出ておりますが、食品衛生管理者を置く予定の業種、こういうものを指定するという資料が出ている。これは先般山下委員の御要求によったものだと記憶いたしております。これを見ましても、この間の楠本部長の御説明のごとく、管理者を置かなければならぬとする業種は、きわめて一と二だけのこの狭い範囲に限られておる、これは私は非常に不本意でありまして、いろいろ不良食品……

第26回国会 社会労働委員会 第7号(1957/03/09、4期、自由民主党)

○高野一夫君 食品衛生法の一部改正案に対しまして、質疑が終りましたこの機会に、修正案を提出いたしたいと思います。  この修正の作成につきましては、各党と十分連絡調整をいたしまして、各会派関係の意向をまとめてここに盛ったものでございますので、この点をあらかじめ御了承願っておきたいと思います。修正案の案文がお手元に差し上げてございますが、一応読み上げます。    食品衛生法の一部を改正する法律案に対する修正案   食品衛生法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第二条の改正規定の前に次の改正規定を加える。   目次中「第四章 標示」を「第四章標示第四章の二 食品添加物公定書」に改……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第8号(1957/10/12、4期、自由民主党)

○高野一夫君 今公衆衛生局長の御説明があったわけでございますが、これは私、山本委員と二人が調査団になりまして、現地をつぶさに視察してきて、その結果並びにわれわれとしての結論等については前の委員会で申し上げた通りであります。それで、今公衆衛生局長のお話では、応急対策に要した費用、この問題についてまだ自治庁あるいは大蔵関係と話がつきかねておる、こういうお話であって、私としてはしばらく委員会に出てなかったのでその後の様子を知らなかったわけでありますが、まことに意外な感じがするのであります。そこで、われわれ、山本委員と私と参りまして、現地の状態をつぶさに調査いたしました結果、当時応急措置として市が支出……

第26回国会 社会労働委員会 第9号(1957/03/14、4期、自由民主党)

○高野一夫君 今の山下委員の御提案は、まことに適切だと思います。当然われわれの委員会で吟味すべきだと思いますが、しかし、いつごろの委員会でどういう形で取り上げるかということは、委員会の運営に関することでありますから、その辺のことは、委員長理事打合会に御一任を願いたいと思います。問題を取り上げることについては異存ございません。

第26回国会 社会労働委員会 第14号(1957/03/26、4期、自由民主党)

○高野一夫君 先ほどの松澤先生の御質問に関連があると考えますので、法律の条文の解釈になりますから、政府委員の高田保険局長に御説明願いたいのでありますが、それは、保険医あるいは保険医療機関が不正をなした場合に、医療機関としての、あるいは保険薬局としての指定を取り消されることがある。また一方、保険医あるいは保険薬剤師の登録を取り消されることがある。そこで、取り消される場合を両方比べて見まするというと、ほとんど同じ場合があげてあるのであります。たとえば資格の指定を取り消される場合といたしましては、療養の給付、担当責務を怠ったときと書いてある。それから、監査を拒否したとき、それから、社会保険、国保によ……

第26回国会 社会労働委員会 第15号(1957/03/27、4期、自由民主党)

○高野一夫君 関連して。私は今の木下委員が、教育の中に、社会保険関係その他の法規制度を教えることの必要というお説に対しては、全く私も同感で、全幅の共鳴を感ずるわけです。ところで、先ほど来、高田保険局長の御説明が多少あいまいな点がありましたが、私が承知しておる限りにおきましては、医科大学においても医師法規を随意科目としてやっておるはずです。それから薬科大学においても薬事法規制度をこれも必須科目でなくしてやっておるわけです。ところが、御承知の通りに、医科とか薬学とかというような、理科系統の学問の好きな学生が、どうもしちめんどうくさい社会保険その他の法律の勉強をしたがらない、興味を持たないので、せっ……

第26回国会 社会労働委員会 第16号(1957/03/28、4期、自由民主党)

○高野一夫君 私は条文解釈上の疑義についてお尋ねしたいので、保険局長の説明を求めたいと思うのでありますが、四十三条の三の医療機関指定の問題であります。この医療機関指定の問題について、病院あるいは個人開業の診療所の場合と、いろいろ実情としては違う場合があると思うのでありますが、衆議院においてもすでに付帯決議において、個人単独で診療所を開設している場合の指定の更新については、特別の手続簡素化をはかられたいというような意思表示が決議されております。そこで、この問題については、われわれも一人の保険医師が診療所を開設する、こういうような場合に、三年ごとの更新について特別に手続が煩瑣にならないように、きわ……

第26回国会 社会労働委員会 第17号(1957/03/30、4期、自由民主党)

○高野一夫君 今議事進行で発言のお許しを得ましたので申し上げますが、ただいま議題となっておりまする健康保険法等の一部改正案ほか二件についての質疑はこれをもって打ち切って、直ちに討論に入られるように動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、ただいま議題となりました健康保険法等の一部改正案、船員保険法の一部改正案、厚生年金保険法の一部改正案、以上三案に対しまして、ただいま谷口委員から御提案になりました修正案並びに修正案を除く原案に対しまして、自由民主党を代表して賛成の討論をいたしたいと思います。  これらの三案につきましては、すでに多少の内容、条文は違っておりまするけれども、数国会にわたりまして……

第26回国会 社会労働委員会 第22号(1957/04/16、4期、自由民主党)

○高野一夫君 関連して……。このホテル、それから旅館についての構造設備の基準を政令で設けるということになっているわけですが、このホテルと普通の和式と混同して半々にあるとか、あるいは七分三分とかいうような構造である場合は、どちらの方に入れるのですか。私はこの各県別のホテルの数を見て、これは適正なる数ではないように私は思うので、伺いたい。
【次の発言】 この許可の基準が洋式と和式で違うということは当然でありますが、そこで、先ほどの榊原委員のこの配置の問題についての御質問にも関連してくると思うのでありますが、たとえば京都、大阪はホテルは三つずつになっておりますが、こういうことは絶対にありませんので、……

第26回国会 社会労働委員会 第23号(1957/04/18、4期、自由民主党)

○高野一夫君 簡単でけっこうですから、局長から説明求めたいのですが、厚生省から資料が出ておりますが、この資料を見ますというと、精薄児の概数が出ている。全国で十八才未満のうちで精薄児の概数が約九十七万人、そこで最後の表を見ますると、全国で現在施設が公立、私立合せて八十五カ所、そしてその収容者が総計わずかに四千六百九十六名、そうすると、現存あると推定される九十七万に対しまして、現在入所している精薄児はわずかに、今計算してみましたが、〇・四八%にすぎない。これはどういうことになるわけでありますか。希望者は多いんだけれども、施設が足りないという意味なのか、施設を作っても入りたがらないという意味なのか、……

第26回国会 社会労働委員会 第24号(1957/04/20、4期、自由民主党)

○高野一夫君 この法律案は各省に非常に関係が深く、またがっているようでありますので、時間の関係もありますから、きわめて簡単に、各省関係の問題点について私は伺ってみたいと思います。  まず第十七条に特別地域の指定がある。その地域においてはいろんな制約を受けることになっております。その制約はいろいろここに上げてありますが、まずそのうちの代表的なものとして鉱業権の問題がある。そこで地域内にすでに鉱業権を設定しておってそれを取り消される場合、あるいは採掘が許可にならない場合、こういう場合が出てくるわけであります。それは三十五条によって損失の補償をするということになっているのでありますが、この点は従来国……

第26回国会 社会労働委員会 第25号(1957/04/23、4期、自由民主党)

○高野一夫君 私も吉川先生にちょっと一、二点伺ってみたいと思うのですが、先ほど午前中に参考人に御出席願った阿部さんのお話があったのですが、一体学校の周辺だけ清純な環境地帯にすればそれでいいのか、住宅地の隣にいかがわしい宿がある、それはほっておいて、学校の周囲だけそういう旅館が建たないようにすればそれでいいのか、こういうような御意見があった。そこで、学校の周辺に宿が建っても、先ほどの阿部さんの言葉を借りれば、門の前に旅館があっても、ちゃんとした旅館ならば差しつかえないじゃないか、こういうようなお話。そこで、住宅地の、学校と関係のない回りに住んでいる所にいかがわしい宿があるというこのことも、学校の……

第26回国会 社会労働委員会 第26号(1957/04/25、4期、自由民主党)

○高野一夫君 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま榊原委員提案の修正案並びに修正部分を除いた原案に対して、数項目にわたる希望を付しまして、賛成の意を表したい次第であります。  ただいまの榊原委員の御説明による二カ条にわたる修正は、原案と対比いたしまして、最も適切なる修正であると考えますので、これは今御説明を聞いた通りでございますから、これ以上触れません。  そのほかの原案につきまして希望を申し上げたことは、この旅館業法の改正案全体を見まするというと、今回は相当旅館営業に対して適正なるあり方にあらしめるために、十分の指導、監督がなされるように改正されているやに見受けるのでございます。そこで……

第26回国会 社会労働委員会 第28号(1957/05/07、4期、自由民主党)

○高野一夫君 各会派共同の修正案を提出いたした次第でございますが、修正案の正文につきましては、美容師法案に対する修正案の全文について御参照を願いたいと思います。そこで修正案の要点について簡単に説明を申し上げたいと思います。  まず第一点は、無免許営業を行なった者または違反行為による免許の取り消し処分を受けた者には免許を与えないことができることとした点であります。現行法及び原案にはこの規定を欠いているために、被処分者が再び免許の申請をしてきた場合に拒否できるかどうかについて疑義を生じ、免許の取り消し処分が事実上骨抜きとなるおそれがあると考えたからであります。  第二点は、美容師の本法違反行為に対……

第26回国会 社会労働委員会 第30号(1957/05/10、4期、自由民主党)

○高野一夫君 参考人の方に、時間がございませんので、簡単に一、二の点について御意見を伺いたいのでありますが、要点だけ、簡単でけっこうでございますから、私がお尋ね申し上げた方は、きわめて簡単に一つ御答弁を願いたいと思います。  まず中林さんに伺ってみたいのでありますが、あなたの先ほどの御意見の中には、生協の員外者に対する施設利用、あるいは販売行為というものを、こういうことはやらぬように努力しておるつもりだというような御説明があったように思う。ところで、私もそのような米子、そのほか主要なるところの生協を見て参った。ところが、もう一般東京あたりの百貨店とごうも変らないようなやり方だ。そこで、いかにも……

第26回国会 社会労働委員会 第31号(1957/05/13、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(高野一夫君) ただいまの議案に対して、まず提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 お諮りいたします。審査の都合上、本案に対する質疑は、次回後にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 それじゃなおさら提案者からその辺の趣旨を明確にしておいてもらいたい。私が聞いたところでは……。

第26回国会 社会労働委員会 第32号(1957/05/14、4期、自由民主党)

○高野一夫君 私は野澤衆議院議員、本日説明役においで願っているので見解を伺っておきたいと思うのでありますが、昨日山下委員の御質問に対しまして、説明役でお見えになった亀山衆議院議員の御答弁の中に、ともすれば誤解を招くおそれがあるような文句があったように私は感じたので、その点を明確にしておきたいと思います。山下委員のお尋ねは、環境衛生関係の同業組合と中小企業団体組織法案による組合との差別、そういうものについての、たしか御質問ではなかったかと思うわけです。それに対する亀山議員は、この環境衛生同業組合は任意加入であるけれども、中小企業の方は強制加入であるというような意味の御説明があったと思う。これは考……

第26回国会 社会労働委員会 第34号(1957/05/16、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(高野一夫君) ただいまのところ、環境衛生部長、医務局次長が出席しております。
【次の発言】 私はこの際、保健所強化に関する別紙のような決議を本委員においてなされんことの動議を提出いたします。案文を朗読いたします。    保健所強化に関する決議案   公衆衛生に関する業務が逐次増大しつつあるにもかかわらず、その実施機関たる保健所の人的物的の整備充実は一向に進歩せず、ためにその業務の遂行に大きな支障を生じていることは、国民生活上まことに遺憾である。   よって政府はすみやかに、保健所に勤務する全職員を国庫負担対象とするとともに、保健所に関するすべての経費に対する国庫負担率を二分の一以上に引……

第27回国会 決算委員会 第1号(1957/11/09、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから第二十七回国合第一回決算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更を報告申し上げます。十月二十九日付矢嶋三義君辞任、赤松常子君補欠選任、十月三十一日川口為之助君辞任、高野一夫君補欠選任、十一月一日中野文門君、江藤智君、三浦義男君、近藤鶴代君辞任、宮田重文君、手島栄君、最上英子君、増原恵吉君補欠選任、十一月二日最上英子君辞任、松村秀逸君補欠選任、十一月八日奥むめお君辞任、豊田雅孝君が補欠選任されました。
【次の発言】 理事中野文門君並びに奥むめお君が委員を辞任されましたため、理事に欠員を生じましたので、補欠選任を行いたいと思います。  従来の慣例もございます……

第27回国会 決算委員会 閉会後第1号(1957/12/19、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更を御報告申し上げます。  前の第二十六国会中の変更でございますが、十一月十二日豊田雅孝君が辞任されまして、奥むめお君が補欠として選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についてお諮りいたします。  奥むめお君は理事でありましたが、委員を一時辞任されましたため理事が一名欠員となっております。つきましては理事の補欠互選を行いたいと存じますが、従来の慣例もあることでありますので、委員長が指名することに御一任願いたいと存じますが、御異議ございますまいか。

第27回国会 決算委員会 第2号(1957/11/11、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから第二十七回国会第二回決算委員会を開会いたします。  まず、皆様に報告申し上げたい事項がございまするが、本日の委員長理事打合会におきまして申し合せた事項について報告を申し上げます。  実は本日の議題に、太田川の河川改修工事に伴う補償金に関する件を議題に供する予定であったのでございまするが、諸般の都合上、これを本日は取りやめにいたしまして、次回に延ばしたいと思います。  それから、本日は従って池袋民衆駅に関する調査事件並びに今後の継続審査、調査要求等に関する件を議題に供して御相談を申し上げたいと思います。  右、御了承を願いたいと思います。

第27回国会 社会労働委員会 第2号(1957/11/02、4期、自由民主党)

○高野一夫君 これは私は米田政務次官にもう少しはっきりした御答弁を願わなければならないのでありますがわれわれはこの間申し上げた通りに、現地を社会党の山本委員と一緒に私は調査したわけです。これが軍しか使っておらなかったということも事実の物体であり、しかもそれが人口三万人くらいが住んでいる広大なる地域に、相当深く地下水の中に浸透して、そうして広がっていることも事実である。だから、かりにどこか穴の中に埋めてあって、山を掘って埋めてあって、それをだれか盗み出してどこか川にでも流したのか、池にでも流したのび、沼にでも流したというのなら話はわかる。ところが、非常に深いところの地下水の中にこれは浸透していっ……

第27回国会 社会労働委員会 第3号(1957/11/06、4期、自由民主党)

○高野一夫君 水津さんにちょっとお伺いいたしたいのでありまするが、あなたに対する当委員会における僕の質問は、あるいは非常に幼稚な質問かもしれませんが、この生産施設のいろいろのやりかえ、改善、あるいは、輸出その他のためのコストの引き下げ、そういうこともはからなければならぬというお考えは、これはもっともだと思うけれども、先ほど西口さんのお話によれば、平均して一カ月に三十ないし三十五時間の残業、早出の時間があってそれに該当すべき報酬が大体五千円見当だ、こういうようなお話があった。これはおそらく全鉄鋼業の平均数字かと思いますが、私が北九州方面のこういう方面の状態を調査しました結果によれば、それは所と性……

第27回国会 社会労働委員会 第4号(1957/11/07、4期、自由民主党)

○高野一夫君 一つ確かめておきたいと思います。先ほど米山政務次官から明年度というお話がありましたが、何か言葉のお間違いじゃないかと思いますけれども、その点を、もしお間違いならば御訂正を願いたいと思います。

第28回国会 決算委員会 第1号(1957/12/20、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更を報告申し上げます。  本日岸良一君が辞任されまして、後藤文夫君が補欠選任されました。
【次の発言】 次に先ほど委員長理事打合会をいたしましたので、その申し合せ事項について報告を申し上げたいと思います。  まず、本日の委員会には、調査承認要求書のことをきめていただきたいのでございまするが、委員派遣の問題が残っておりますので、大体来月の一月十五日以降におきまして、近畿方面と東海方面の二班に分けて、昭和三十年度の決算調査という名目でおいでを願う。そこで近畿の方は五名、大阪、京都。中部が二名、静岡、愛知。近畿は……

第28回国会 決算委員会 閉会後第1号(1958/05/31、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更を報告申し上げます。  五月一日付をもって鈴木一君が議員辞任のために委員を辞任されまして、片岡文重君が補欠選任されました。
【次の発言】 本日の委員長及び理事打合会において申し合せました事項を報告申し上げます。  本日の委員会においては、特別国会に入りましてからの審議の順序等をきめることにいたしたいということで申し合せをいたしたのでございますが、さような順序で審議を進めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めてさように決定いたします。  そこで前回までに済みました昭和三十一年度の決算審議は……

第28回国会 決算委員会 第2号(1958/02/07、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) これから本日の決算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更報告を申し上げます。  昨年の十二月二十日付、杉山昌作君が辞任されまして、竹中恒夫君が補欠選任されました。引き続いて十二月二十三日、後藤義隆君が辞任、井上清一君が補欠選任。  また、本年の一月二十日、鈴木一君、阿具根登君、赤松常子君、片岡文重君、高田なほ子君が辞任、竹中勝男君、相馬助治君、東降君、岡三郎君、清澤俊英若君が補欠選任、一月三十一日付、久保等君が辞任、大矢正君が補欠選任されました。
【次の発言】 ただいま御報告申し上げました通りでございまするが、理事後藤義隆君、鈴木一君、久保等君が委員を辞任されまし……

第28回国会 決算委員会 第3号(1958/02/10、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  去る七日の委員長及び理事打合会におきまして申し合せました事項がごさいますので、御了承願うために御報告を申し上げたいと思います。  まず第一に、定例日に関する件でございますが、決算委員会といたしましては、毎週月曜日と水曜日を定例口といたしまして、また必要に応じては、あと一回、木曜日または金曜日のごときに固く、こういうことに申し合せをいたしました。  第二には、本日の日程でごさいまするが、午前中に日本国有鉄道の経理及び財産管理状況に関する件の調査をいたしまして、午後、農林百の部の審議を行うことに申し合せをいたしました。  以上のご……

第28回国会 決算委員会 第4号(1958/02/12、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  本日の委員長及び理事打合会において申し合せました事項について御報告申し上げます。  本日は、午前大臣その他に総括質問を願って、午後一般会計に対する質問に入る。午後はさらに、政府関係の関係者以外、御要求がありました農林漁業金融公庫、農林中央金庫、全国購買農業協同組合連合会の各代表者が参考人として出席されることになっております。なお、次回は、来週十七日月曜日と、十九日水曜日に開会いたします。以上の申し合せ通り決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさように決定いたします。

第28回国会 決算委員会 第5号(1958/02/17、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更について御報告を申し上げます。  二月十三日付、鈴木一君が辞任されまして、岡三郎君が補欠選任されました。
【次の発言】 本日の委員長及び理事打合会において申し合せました事項について報告を申し上げます。  本日の委員会は午前は特別会計を主として審議を進め、午後は特別、一般あわせて審議を進める。農林大臣には午後御出席を願う。こういうようなことに申し合せましたが、さように決定して御異議ございませんか。
【次の発言】 さように決定いたします。  昭和三十年度一般会計歳入歳出決算  昭和三十年度特別会計歳入歳出決算……

第28回国会 決算委員会 第6号(1958/02/19、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまより本日の決算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更について報告申し上げます。  二月十八日付をもって、塩見俊二君、小山邦太郎君、大沢雄一君、野本品吉君、後藤義隆君が辞任されまして、西岡ハル君、井上清一君、永野護君、林屋亀次郎君、吉江勝保君が補欠選任されました。なお、本日付をもちまして、吉江勝保君、林屋亀次郎君、宮田重文君、大倉精一君が辞任されまして、仲原善一君、勝俣稔君、稲浦鹿藏君、鈴木一君が補欠選任されました。
【次の発言】 本日の委員長及び理事打合会におきまして申し合せました事項について御報告申し上げます。  次回は明後二十一日午後一時から太田川の河……

第28回国会 決算委員会 第9号(1958/03/05、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  本日の委員長及び理事打合会において申し合せました事項について報告を申し上げます。  先般来日本農工株式会社に対する農林中央金庫等の融資状況に関しまして一応証人を喚問したわけでございますが、さらに継続して質疑をしたいために、この証人を再度喚問するかいなかという点につきましては、委員長並びに理事打合会に御一任を願っておったわけでございまするが、本日の打合会におきまして来週の月曜日、三月十日午後一時から再び証人として出頭を求めまして、前回に引き続きその証言を聴取することにいたしました。元農林中央金庫理事長湯河元威君、尤農林中央……

第28回国会 決算委員会 第10号(1958/03/10、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更を御報告申し上げます。三月七日付で清澤俊英君が辞任されまして、鈴木一君が補欠選任、三月八日付で大谷贇雄君が辞任、石坂豊一君が補欠選任、三月十日付で石坂豊一君が辞任、大谷贇雄君が補欠選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選を行いたいと存じます。大谷贇雄君が委員を一時辞任されましたため、理事に欠員を生じております。従来の慣例もございますので、理事の互選は、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。大谷贇雄君の補欠として大谷贇雄君を理事に指名いたし……

第28回国会 決算委員会 第11号(1958/03/12、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更を報告申し上げます。三月十一日付、大谷瑩潤君、宮田重文君が辞任されまして、松村秀逸君、手島栄君が補欠選任されました。また、本日付をもって、竹中恒夫君が辞任、千田正君が補欠選任されました。
【次の発言】 本日の委員長及び理事打合会におきまして、申し合せました事項を報告申し上げます。次川は三月十四日金曜日午後一時から開会いたしまして、農林中金の融資問題について政府当局に対する質疑を行います。その次は来週月曜日、三月十七日午後一時から開会いたしまして、国鉄に関する決算審議を行います。以上の通り決定することに御異……

第28回国会 決算委員会 第12号(1958/03/14、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更報告を申し上げます。  三月十三日付、大谷贇雄君が辞任、青柳秀夫君が補欠選任、また本日付、青柳秀夫君、千田正君が辞任、下條康麿君、竹中恒夫君が補欠選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選を願いたいと思います。  大谷贇雄君が一時委員を辞任されましたために、理事に欠員を生じております。従来の慣例もありますので、理事の互選は委員長の指名に御一任願いたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  大谷贇雄君の補欠として堀本宜實君を理事に指名いたします。  暫時休憩いた……

第28回国会 決算委員会 第13号(1958/03/17、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  まず委員の変更を報告申し上げますが、三月十七日付をもって竹中勝男君が辞任、鈴木壽君が補欠選任されました。
【次の発言】 本日の委員長、理事打合会において打ち合せた事柄でございまするが、先週農林大臣の出席を求めまして、農林中金等の融資状況について質疑を行う予定でございましたが、赤城農林大臣が出席不可能となりましたので、休憩のまま散会いたしたのであります。本日は諸般の事情を委員長、理事打合会において考慮いたしました結果、三回にわたる参考人の陳述並びに証人の証言等につきましては、十分これを把握するために、詳細にわれわれの方で調……

第28回国会 決算委員会 第14号(1958/03/19、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから、本日の決算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更報告を申し上げます。  三月十九日付をもって、下條康麿君が辞任されまして、森田豊壽君が補欠選任されました。
【次の発言】 昭和三十年度一般会計歳入歳出決算 昭和三十年度特別会計歳入歳出決算 昭和三十年度国税収納金整理資金受払計算書 昭和三十年度政府関係機関決算書 を議題といたします。  本日は、農林漁業金融公庫の部を審議いたします。検査報告批難事項は第二千百八十三号から第二千百八十五号までであります。  まず、会計検査院から説明を願います。
【次の発言】 次に、農林漁業金融公庫の側から説明を願います。

第28回国会 決算委員会 第15号(1958/03/26、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の委員会を開会いたします。  まず、委員の変更を御報告申し上げます。三月二十六日付をもって、堀本宜實君、手島栄君、森田豊壽君、松村秀逸君が辞任されまして、宮田重文君、仲原善一君、武藤常介君、大谷贇雄君が補欠選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選を行いたいと存じます。堀本宜貴君が委員を辞任されましたために、理事に欠員を生じております。従来の慣例もございますので、理事の互選は委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。堀本宜實君の補欠として、仲原善一君を指名いたします。

第28回国会 決算委員会 第16号(1958/03/28、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更を報告申し上げます。本日付をもって竹中恒夫君が辞任、千田正君が補欠選任せられました。
【次の発言】 本日の審議に当って、住宅金融公庫、愛知用水公団、日本道路公団の責任者から説明を求めるため、参考人として出席を求めることといたしたいと思います。人選その他手続は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さように決定いたします。
【次の発言】 昭和三十年度一般会計歳入歳出決算、昭和三十年度特別会計歳入歳出決算、昭和三十年度国税収納金整理資金受払計算書、昭……

第28回国会 決算委員会 第17号(1958/03/31、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  まず委員の変更を報告いたします。三月二十九日付千田正君、館哲二君が辞任、竹中恒夫君、小山邦太郎君が補欠選任、本日付をもって小山邦太郎君が辞任、森田豊壽君が補欠選任されました。
【次の発言】 昭和三十年度一般会計歳入歳出決算、昭和三十年度特別会計歳入歳出決算、昭和三十年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和三十年度政府関係機関決算書を議題といたします。  本日は午前中専売公社、国民金融公庫、午後に中小企業金融公庫、日本開発銀行、日本輸出入銀行を審議することにいたしたいと考えております。  まず専売公社の部を審議いたします。検……

第28回国会 決算委員会 第18号(1958/04/02、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  まず委員の変更を報告申し上げます。四月一日付をもって森田豊壽君、松岡平市君が辞任され、大谷贇雄君、稲浦鹿藏君が補欠選任されました。
【次の発言】 昭和三十一年度一般会計歳入歳出決算、昭和三十一年度特別会計歳入歳出決算、昭和三十一年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和三十一年度政府関係機関決算書を議題といたします。  本日は、概要の説明を聴取いたしました後に、総括質疑を行います。まず大蔵大臣から御説明を願います。
【次の発言】 次に運輸省から、昭和三十一年度日本国有鉄道の決算について、概略の御説明を願います。

第28回国会 決算委員会 第19号(1958/04/04、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  まず委員の変更を報告申し上げます。本日付をもって石井桂君が辞任、井上清一君が補欠選任されました。
【次の発言】 昭和三十年度一般会計歳入歳出決算、昭和三十年度特別会計歳入歳出決算、昭和三十年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和三十年度政府関係機関決算書、昭和三十年度国有財産増減及び現在額総計算書、昭和三十年度国有財産無償貸付状況総計算書を議題といたします。  去る三月三十一日をもちまして、各省別の質疑は終了したのでありますが、その後委員長、理事打合会において相談の結果、審議の締めくくりといたしまして、当委員会としては、た……

第28回国会 決算委員会 第20号(1958/04/14、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更を御報告申し上げます。四月七日付仲原善一君が辞任、林田正治君が補欠選任、四月八日付林田正治君が辞任、仲原善一君が補欠選任、本日付をもって林屋亀次郎君が辞任、石井桂君が補欠選任せられました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選を行いたいと存じます。仲原善一君が委員を一時辞任せられましたので、理事に欠員を生じております。従来の慣例もあることでありまするから、理事の互選は委員長の指名に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、仲原善一君の補欠として仲原善一君を理事に指名い……

第28回国会 決算委員会 第21号(1958/04/16、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を議題といたします。  本日は、農林中央金庫等の融資状況に関する件を調査いたします。  なお、本件に関し説明を求めるために、農林中央金庫理事長楠見義男君を参考人とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、さように決定いたします。  御質疑のある方は順次御発言を願います。  なお、政府委員席には、会計検査院の中川第四局長、同じく上村第五局長、楠見参考人、瀬戸山農林政務次官、農林省の渡部農林経済局長の諸君が御出席であります。

第28回国会 決算委員会 第22号(1958/04/18、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  昭和三十一年度一般会計歳入歳出決算、昭和三十一年度特別会計歳入歳出決算、昭和三十一年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和三十一年度政府関係機関決算吾を議題といたします。  本日は建設省の部を審議いたします。検査報告難事項は、第一千八十三号から第一千百四号でであります。まず会計検査院から概要の説明を願います。
【次の発言】 次に建設省から概要の御説明を願います。
【次の発言】 以上をもって説明は終了いたしました。  御質疑のある方は順次御発言を願います。  なお本件に関しましては、会計検査院から石渡第三局長、建設省の富樫道……

第28回国会 決算委員会 第23号(1958/04/21、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  昭和三十一年度一般会計予備費使用総調書(その2)、昭和三十一年度特別会計予備費使用総調書(その2)、昭和三十一年度特別会計予算総則第十条に基く使用総調書、昭和三十一年度特別会計予算総則第十一条に基く使用総調書、昭和三十二年度一般会計予備費使用総調審(その一)、昭和三十二年度特別会計予備費使用総調書(その一)、昭和三十二年度特別会計予算総則第十三条に基く使用総調書を一括して議題といたしまして、予備審査を行います。以上、七件につきまして、質疑のある方は順次御発言を願います。  なお、本日は、白井大蔵政務次官、瀬戸山農林政務次……

第28回国会 決算委員会 第24号(1958/04/23、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。昭和三十一年度一般会計予備費使用総調書(その2)、昭和三十一年度特別会計予備費使用総調書(その2)、昭和三十一年度特別会計予算総則第十条に基く使用総調書、昭和三十一年度特別会計予算総則第十一条に基く使用総調書、昭和三十二年度一般会計予備費使用総調書(その1)、昭和三十二年度特別会計予備費使用総調書(その1)、昭和三十二年度特別会計予算総則第十三条に基く使用総調書を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと申し上げますが、大蔵省からは佐藤主計局次長、柳津司計課長、末廣主計官、木村税関部長がお……

第28回国会 社会労働委員会 第12号(1958/03/11、4期、自由民主党)

○高野一夫君 関連して。私は、今山下委員の御質疑、御意見、なるほどもっともだと思います。これは、一般の、農林省とかそのほか自治庁あたりで補助金を出すとか、起債のワクを与えるとかというようなものと違いまして、おっしゃる通りに、厚生年金の本質からかんがみまして、これの融資については、特段の審査状況、別な方法があってしかるべきだと考えるので、この点は、私の方からも一つ厚生省に対しまして、何か適確なる審査機関を設けるとか、審査方法についてあらためて研究おきを願いたい。私も、この点について要請をしておきたいと思います。

第28回国会 社会労働委員会 第18号(1958/04/01、4期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、基本の問題について、衆議院側の八田先生、山口公衆衛生局長に私の見解を申し上げて、かつ、あなた方の御見解を確かめておきたいのであります。  それは、この法案の第二条に、衛生検査技師なるもののなすべき検査の仕事が掲げてあるわけなんです。これは明確に、細菌学的、病理学的の範囲に限局されている。この病理学的、細菌学的の範囲に限局されたるものに、衛生検査技師なる広範なる名称をつけたというところに、私は問題があると思う。従って、一番最初に、福田衆議院議員が衛生検査技師法案を国会にお出しになった。これに対しましては、私どもは、その内容について疑義を持ったので、これに反対をして、そしてわが……

第28回国会 社会労働委員会 第19号(1958/04/03、4期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、きわめて簡単なことで一点だけ、まあ伺うというよりは、御意見を聞かせていただきたいのでありますが、先ほどいろいろ御説明、御意見を伺っておったわけでありますけれども、このILOの国際的の機関に日本側から代表が出て、それで、政府代表、労働者代表、使用者代表として出て、そうしてそれぞれの立場でいろいろ議論をなさる。それから、各国ともそうやって、労働界なら労働界、使用者界なら使用者界の階層、こういうことで、いろいろ横の連携を持ちながら話を進めていかれるということは、これはILOの性格だろうと思うのでありますが、ただそこで、先ほどのお話を伺っても、かりに百七の決議、条約ができて、日本が……

第28回国会 文教委員会 第8号(1958/03/18、4期、自由民主党)

○高野一夫君 私の質問は多少専門的にわたるので大臣の御答弁をわずらわす必要はないと思いますから、担当政府委員から御説明をお願いしたいと思います。すでに前回の質疑であるいは各委員から御質疑が出たかもしれませんので、その点があったらばさようにおっしゃって下さればあとで速記録を見ますからけっこうであります。  二、三順を追うて伺ってみたいのでありますが、確かめておきたいわけであります。この法律ができるということについてはすでにおそきに失した観がございまして、全面的に私は賛成でありまして、何とかしてこういうような保健体系ができることを渇望しているわけでありまして、そこで順を追うてお尋ねしますが、まず第……

第28回国会 文教委員会 第10号(1958/03/25、4期、自由民主党)

○高野一夫君 先ほど竹中さんが私の顔をじろじろ見て御質疑があったので、私は一応文部省の方の説明を求めておいた方がいいと思うのは、学校医並びに学校歯科医というのは、どういう仕事をするかということは、これはもう説明をするまでもなく、常識的にわかるわけです。ところで、学校薬剤師がどういう仕事をするかということについておわかりにならぬ方が私は大多数多いのではないかと思います。そうしてたとえば学校に薬を売るとか、殺虫剤をまくとか、そういう仕事がその学校薬剤師の仕事であるというように考えられておる面が多いのではないか。そこで、学校薬剤師の学問が衛生科学とかいう以外ような、科学的に別に医学の学問をやっておっ……

第29回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1958/08/18、4期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、去る六月二十六日の当院の決算委員会におきまして、この問題を取り上げて、美土路社長は当時お見えになりませんでしたが、副社長、業務の方々、日航の代表者もおいでになって、強い警告をわれわれ委員会から出しておるのであります。それで、それにつきまして社長にお伺いいたしたいのでございまするが、今度の、ただいまの美土路社長のお話を伺いましても、結局、ただ、まことに済まなかったというごあいさつであり、事後処置をどうする、香典をどうする、弔慰金をどうするというお話であって、会社として、社長として、そぞれれの担当責任者からまず資料でもお集めを願っておいでになって、そうして肝心かなめの、どういう……

第29回国会 決算委員会 第1号(1958/06/11、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更を報告申し上げます。  六月十日付をもちまして、大谷贇雄君が辞任されて、高橋衛君が補欠選任されました。
【次の発言】 本日の委員長及び理事打合会において申し合せました事項について御報告を申し上げて、御了承を得たいと思います。  ただいま皆様のお手元に配付してございますような、江戸川における汚水放流による漁業の損害に関する件を緊急に当委員会の議題に供して、事態を明瞭にして、一刻も早く解決策を講じたい、こういうような考え方から、明日当委員会を開きまして、参考人を呼んで、この問題の審議を開始したいと思います。さ……

第29回国会 決算委員会 閉会後第1号(1958/07/09、4期、自由民主党)

○高野一夫君 この問題は、私が先般委員長在任中に出た問題でございまして、当時この問題についての質疑をされた相澤委員が、本日は欠席であります。その相澤委員の質疑に対して、防衛庁側と検査院側の御答弁が食い違っておって、しかも防衛庁側の御答弁がまことにあいまいもことしておったために、私は委員長席からいささか憤激の語調で文句を申し上げたわけであります。そこで、今の御答弁であれば、一応まあ手違いであったということで、あとで、あとでそれを訂正する方法をとられたということで、われわれ委員側としても、ある程度了承できますけれども、前回のように、とにかく相澤委員がおっしゃったことは、入札に参加して、そして五回目……

第29回国会 決算委員会 第2号(1958/06/13、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  まず委員の変更を報告申し上げます。六月十二日付をもって後藤文夫君が辞任され、田村文吉君が補欠選任せられました。
【次の発言】 去る十一日付をもちまして、奥むめお君から理事を辞任する旨の届出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、許可することに決定いたしました。  理事の互選を行わなければなりませんが、都合によりまして次回にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、さように決定いたします。

第29回国会 決算委員会 第3号(1958/06/20、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更を報告申し上げます。六月十九日付をもって、高橋衙君が辞任されまして、白井男君が補欠選任されました。
【次の発言】 本日は、理事の補欠互選を行いたいと存じます。  理事二名が欠員と相なっております。互選の方法は、従来の慣例もございますので、成規の互選の手続を省略いたしまして、便宜上、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、さように決定いたします。  それでは、西岡ハル君の補欠として西岡ハル君、奥むめお君の補欠として増原恵吉君を理事に指名いたします。

第29回国会 決算委員会 第4号(1958/06/26、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから、本日の決算委員会を開会いたします。  まず、委員の変更を報告申し上げます。六月二一四日付をもって田村文吉君が辞任されて、後藤文夫君が補欠選任、同じく二十五日付をもって永野護君が辞任、井上知治君が補欠選任せられました。
【次の発言】 国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を議題といたします。  本日は、まず日本航空株式会社の管理運営状況並びに航空交通事業に関する件を審議いたします。  本件に関しまして、参考人として、日本航空株式会社の松尾副社長、同じく湯地常務取締役、全日本空輸株式会社の山本常務取締役、同じく鳥居常務取締役の各位に御出席を願っております……

第29回国会 決算委員会 第5号(1958/06/30、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから、本日の決算委員会を開会いたします。  本日の委員長及び理事打合会において申し合せました事項を報告いたします。  当委員会は明日をもって本国会中の最終の委員会といたします。なお、休会中の委員会開催につきましては、本国会の終了いたしましたる翌日に開会をいたします。  本日は、先般来予定されておりました通りに、江戸川汚水問題について審議をいたします。それを終りましてから、防衛庁の決算審議をいたします。  なお、休会中に当委員会から各地の決算状況につきまして議員派遣を行いたいと思います。  まず今回は、九州班と北海道班と東北班の三班、九州班は四名、八日間、北海道班……

第29回国会 決算委員会 第6号(1958/07/01、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の決算委員会を開会いたします。  昭和三十一年度一般会計歳入歳出決算、昭和三十一年度特別会計歳入歳出決算、昭和三十一年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和三十一年度政府関係機関決算書を議題といたします。  本日はきのうに引き続きまして防衛庁の部を審議いたします。検査報告批難事項第一号から第十三号までであります。  これから質疑に移るわけでございまするが、本日は左藤防衛庁長官、山下経理局長、小山装備局長、山本人事局長、山田建設本部長、武内調達実施本部長、調達実施本部の三原副本部長、防衛庁技術研究本部の小笠原総務部長、会計検査院保岡第二局長、各位が御出席でご……

第29回国会 建設委員会 第4号(1958/06/24、4期、自由民主党)

○高野一夫君 本州製紙の問題と、それからそれをもとにしまして一般的の問題は、われわれ決算委員会でも討議を進めておるわけですが、先般来も、近き将来に水質汚濁防止の法案を出すことが必要じゃないか、という各委員の質問に対しては、各官庁がすべてその必要があるということをお認めになっておる。しかし先ほど来も稲浦さんからお話がありました通りに、各省のほんとうの考え方というものは非常に食い違っておるのじゃないかと思う。そこでこの調整の法案を提出するということは、非常にわれわれとしては急ぎたいのでありますが、そのために先ほど西村水産庁次長のお話にもあった通りに、かえってこれが悪用されて、そうして漁民側の被害な……

第29回国会 社会労働委員会 第4号(1958/07/01、4期、自由民主党)

○高野一夫君 大臣に一つ見解を伺っておきたいと思うのですが、各委員会で汚水問題が非常にやかましく取り上げられておる。私の方は、決算委員会でさきに取り上げて、きのう結論を出したわけなんでありますが、きのう厚生省から政府委員を呼んで私が質問をしたところが、その答弁はまことに意外なる答弁で、私もいささか憤慨したのでありますが、あとで聞きますと、食品衛生課長が実情を知らないでおって答弁をされたのじゃないかとも思うので、昨日はもう結論が出たあとですから当委員会におきまして、訂正なら訂正をされて、厚生省がどういうことをされておるかということを明確にされておくことが必要なんじゃないか。  それは御承知の通り……

第30回国会 決算委員会 第5号(1958/10/24、4期、自由民主党)

○高野一夫君 今相澤委員の御質問にやはり関係してくることなんですが、一点だけ伺っておきたいのは、やはり価格にも影響しましょうし、決算収益に非常な影響があると思いますが、現在たばこの小売販売業者のマージンというものが、まあ八分ですか、それを引き上げてもらいたいという声が非常に強いわけで、この審議はいずれ正式には予算委員会等でやるわけでしょうが、かりに八分を九分に上げる、ないし一割に上げるということにして、そうして現在の価格のままでそういうようなふうにマージンの引き上げができるものか、できないか。そうすると、かりに一分なら一分引き上げる。二分引き上げる、こういうことによってどの程度決算上と申します……

第30回国会 社会労働委員会 第2号(1958/10/07、4期、自由民主党)

○高野一夫君 私はちょっと社会局長に伺いたいと思うのですが、けさNHKのラジオ放送でこういうことを申しておった。これを一つ伺ってみたいと思うのですが、非常に雨が降って冷え込んできて、寝具に困り、一枚の毛布に数名の家族がくるまって寝る。それで足りなくて付近の農家からむしろを供出してもらってむしろにくるまって寝ておる。こういうようなことがけさ報道されてこれを聞きますと、僕なんか与党ですから、非常に先ほどのお話じゃないけれども、何か政府も県の方も何もやっていないじゃないかという印象を深く一般民衆に与えたような気がしまして、非常に肩身の狭い思いをしたわけなんです。これは今の社会局長のお話では、食糧、衣……

第30回国会 社会労働委員会 第6号(1958/10/28、4期、自由民主党)

○高野一夫君 局長に伺いますが、要するに結局、健康保険の方と今度のやり方が違う、それで健康保険法の方では、登録と指定とありながら、登録をやらないで、指定だけはそっくりそのまま持ってきたというところに、榊原委員のおっしゃるいろんな疑義が出てくるのだろうと思うのです。  そうすると、今、私は、もう一つその前に伺いたいことがあったのだが、今あなたの御説明でどうしても伺わなければならぬのは、そういうような、登録の方は、健康保険法の方であっておるから、準用することができるのだ、大勢の影響はないということならば、この指定だって必要がないわけです。健康保険の方が利用ができやしないかと思う点が一つと、それから……

第31回国会 決算委員会 第2号(1958/12/18、4期、自由民主党)

○高野一夫君 私が申し上げるまでもなく、当委員会においては本州製紙の汚水問題については一つの決議をいたしておったわけであります。ところでこの決議に対しまして、組合側も会社側もそれから東京都、千葉県ともに責任をもって解決に当らなければならないような内容の決議になっておった。それでただいまもるるお話しがございましたが、この春からの問題が年をもう越さなければならぬという、最近の十二月も押し詰って、まだなお解決をされないでおってそのめどがつかない。こういうことを知りまして、私どもはぜひとも皆さんにおいでを願って、それで様子を伺わなければならぬと、こういうことに相なったわけでございます。  そこで私はま……

第31回国会 建設委員会 第17号(1959/03/17、4期、自由民主党)

○高野一夫君 平山さんにちょっと伺いたいのですが、今田中さんのお話の前段に関係してくるのですけれども、あなたのお話の、設計をした国がどこであるかということは一番の、第一の問題であるというお話なんですが、これは当然であろうと思うのです。そこで技術者であろうとコンサルタントであろうとを問わず、とにかく建設業務に明るい人を日本の大公使館、総領事館に、参事官あるいは書記官として駐在させて、ちょうど通産省あるいは農林省あたりからも派遣をされて在外公館にきている、そうしてそれぞれの業務を調べ調査をして日本の進出に利便を与えるようなことをやる、そういうような意味において建設省方面から建設業務に明るい人が在外……

第31回国会 商工委員会 第25号(1959/04/01、4期、自由民主党)

○高野一夫君 私は奥さんとはちょっと変った考えを持っていますので、この生協、購売会、マーケットなどが不当な逸脱した行為を行なって、そのために不当な圧迫を小売業者は受けるという場合は、あくまでもこれは避けさせなけりゃならぬという考え方については、最初の政府原案の精神に全く賛成です。そこで衆議院側と大臣に、政府側に伺いたいのは、かつてないような修正が衆議院において行われたのでございます。生協のあり方について規制をする第三条、第四条ほとんど全部削除であります。そうしてこれがおしいまいの方の、多分消費生活協同組合法の改正ということでまあ補ったことになっておるのだろうと思うのであります。これはどういう意……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 決算委員会 閉会後第1号(1959/10/19、5期、自由民主党)

○高野一夫君 専売公社に伺いまするが、製造たばこの輸入の統計は今御説明になってここにも出ておりますが、やみたばこの輸入状況についてはお調べの結果はどういう状況になっておりますか。
【次の発言】 それはいいですから、やみたばこがどういう状況になっておるかのお調べの結果だけでほかのことは要りません。
【次の発言】 やみですから大体の見当がつきかねるかもしれないけれども、専売局で相当干渉されておるはずだから、一万何千件は摘発された違反のはっきり表面に現われた事件の数でしょう。大よそここにたとえばいろんな正規の製造たばこの輸入調べが出ておりますが、こういうのと比べてどの程度ぐらいの本数のものが輸入され……

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1959/08/10、5期、自由民主党)

○高野一夫君 議事進行。私はこういうことを皆さんにお願いしたいのですが、事は外交的折衝の段階にあるし、しかも話が円満にまとまる最後の段階にきているわけでありますから、当委員会は速記をやめて祕密会でもありますれば、いかなる質疑あるいは答弁を願ってもけっこうかと思いますけれども、速記をつけ、かつ大勢の傍聴者のいる前で、やはりわれわれとしてこの席に発表して差しつかえがあることがあるかもしれないと思いますので、その辺のところは適宜一つ委員長の方で御裁量を願うことが適当じゃないかと思います。
【次の発言】 私ども第二班は、加藤委員長、阿具根理事、私を加えまして一行三名、二十七日に香川県、二十八日に岡山県……

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1959/08/11、5期、自由民主党)

○高野一夫君 労働大臣に御見解を聞かしておいていただいた方がいいと思いますが、私も離職者のいろいろの状況について調査もし、話も聞き、実態も見たわけでありますが、焦眉の急を要する対策と、恒久的対策の必要性を現地の人も盛んに言われたわけであります。その必要があると思います。ところが、焦眉の急といたしまして、それじゃ現在一万余りの離職者をどういうふうに仕事に吸収できるかということになると、実際問題としてなかなか容易ならぬ点があろうと思います。それはまず家族ぐるみできるだけ現地を離れたくない。集団的の生活はこのまま続けたい、こういうようなこと、それから期間を限らなければならないかもしれない。年令的に調……

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1959/09/08、5期、自由民主党)

○高野一夫君 きょうは御質問がたくさんあるようですから、私は予定しておりました質問のうちのまた二、三に限りまして、きわめて簡単に申し上げたいと思います。あとは他日の機会に譲りたいと思います。青少年問題についてですが、この間も実はわれわれ調査団で岡山その他の教護院等を視察して回ったのでありますが、最近全国の教護院に収容されている者がどれくらい男女合せてあるか、さらに実際もっと収容しなければならない数がさらにあふれているかどうか、あるいは十分収容し切れているかどうか。それが一つと、それから各公立の教護院において男女一緒に収容しているわけですが、国立の方は一つ女子教護院ができたわけだけれども、この公……

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第6号(1959/10/01、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私は今片岡さんの最初の御質問のときにひそんでおった御意見に非常に共鳴しておるわけです。それがただ仕事で特に学校を出た者のことを言うのですが、仕事にありつければそれをもって就労が完全にできたという、こういう考え方は確かに誤まりだと思います。日本の現在の状況から考えまして、理工科の学問の振興、科学技術の振興を考えておるわけでありますが、たとえば現在でも専門の技術、学問をおさめてそれが自分の専門の仕事に果してありつけるかどうかということは疑問に思うのです。農芸化学をおやりになった方で、仕方なくほかの石けん会社なんかに勤めていく、また一方、染料化学をおやりになった方が、染料会社に就職でき……

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第7号(1959/10/02、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私は災害現地を視察しまして一昨晩帰ってきたばかりでございますので、厚生大臣そのほか関係各局長にお尋ねするというよりも、むしろここで研究をしてみたいというような気持で質問をするわけでございます。  まずその前に、この災害現地に対する厚生省側がお立てになった救助対策というものはきわめて機敏であって、そして、その内容がさすがに災害救助の本家本元だけあって、その点まあおほめいたしまするが、内容が適切であるという点については、その通り私は感じて、深く敬意を表した次第であります。  ところが、実際において現地を見ますると、かつてわれわれが――私も台風常襲地帯に育っている一人でございますけれど……

第33回国会 決算委員会 第4号(1959/11/09、5期、自由民主党)

○高野一夫君 資材関係の方にちょっとまくら木のことで伺いたいのですが、一ヵ年にまくら木をどれくうい買い上げられるか、新設あるいは改修に要するまくら木は一ヵ年に大体平均してどれくらいになりますか。ざっとでいいです。
【次の発言】 資料がなくとも概算で、新設あるいは改修するのに一ヵ年に要するまくら木はこれは相当なものだと思います。国鉄としては非常に重要な資材でしょう。それが一ヵ年平均して大体どのくういのものを買い上げなければならないのか、それくらいわかるでしょう。
【次の発言】 金額では。
【次の発言】 総額では幾うになりますか、私は総額を聞いているのです。

第33回国会 決算委員会 第6号(1959/11/14、5期、自由民主党)

○高野一夫君 海上保安庁の方に経過をお伺いして大臣の御見解を伺いたかったのでありますが、まだ関係者が見えないようでありますから、大体大臣御承知と思うので伺いたいのでありますけれども、海難の発見救助ということに航空機を各地に配置して使っておられるかどうか。もしもそういう事実があるならばどこどこに配置されておるかという点について、実は保安庁の方に伺いたかったんですが、どなたか大臣以外の方でも御承知の方ありませんか。そうすると大臣に対する質問がきわめて簡単なんですが。
【次の発言】 こまかいことを大臣に伺うこともどうかと思いますけれども、特に北洋とかあるいは東シナ海、奄美大島、沖縄方面にかけての救難……

第33回国会 社会労働委員会 第2号(1959/11/18、5期、自由民主党)

○高野一夫君 関連して。今の御説明でちょっと私不思議に思うのは、毒劇物の製造販売については、厚生省で法律に従ってやっているはずですが、そのうちの一部のものが労働関係の法規によって製造販売の禁止、許可の処置ができるものかどうか、変に思うのですが、厚生省側は薬務局長かだれか見えておりますか。
【次の発言】 そうすると、毒劇物の取締法によって製造販売の処置は厚生省でやると、そうするならば、労働関係の法律でその製造の禁止の手続をするというか、何かする、それは少しおかしいと思うのです。だから、もしべンゾールのりというものがいけないということならば、これは厚生省関係の毒劇物の営業法によって発売をとめるとい……

第33回国会 社会労働委員会 第3号(1959/11/19、5期、自由民主党)

○高野一夫君 関連して。私は途中から来ましたので、坂本委員の御質問の内容をよく承知しておりませんが、ただいま通産省側の御説明にあった日本以外にあまり例がない、こういうことが日本の水俣病発生を判断するについて有力な材料になろうとは私は考えておらないのであります。なぜかなれば、外国においては私はよく知らぬけれども、一応いろいろ聞いたところによりますと、工場の汚水処理、廃水処理ということについては、相当厳重にやっているはずなんでありまして、それを日本は一向やっておらない。つい昨年ようやく法律ができたばかりでございますから、その汚水処理を化学工場あるいはバルブ、そのほか主要なる工場について、汚水処理を……

第33回国会 社会労働委員会 第6号(1959/12/01、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私はきわめて簡単に坂本委員の御質疑に多少関連をして感じているので、官房長に伺いたい。実は今坂本委員の御質疑を聞いておりますと、実によく御調査になっていることに対しては、御意見の是非は別として深く敬意を表したいと思う。ところで、厚生省から、結核にいたしましても、公衆衛生にしても、それからあるいは保険行政、社会局の行政、国立公園行政、引揚援護、その他そういうような各厚生省の部門の行政を、一般国民あるいは関係者は十分利用してもらうためのいろいろな資料、刊行物の作成をやっておられると思うのでありますが、どういうようなものが主として――こまかいものはいいけれども、お出しになっているかを官房……

第33回国会 社会労働委員会 第7号(1959/12/08、5期、自由民主党)【議会役職】

○理事(高野一夫君) それではこれより委員会を開会いたします。  まず最初に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  炭鉱離職者臨時措置法案の審査のために、参考人から意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  参考人の人選及び手続その他につきましては、委員及び理事に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、さように決定いたしました。
【次の発言】 社会保障制度に関する調査の一環として、一般厚生行政に関する件を議題といたします。  御質疑を願います。

第33回国会 社会労働委員会 第9号(1959/12/11、5期、自由民主党)

○高野一夫君 これは、こういうふうに考えられませんか。阿具根さんのおっしゃること、もっとものようにも思うけれども、四十五条も四十六条も、三万円が最高であって、三万円以下となっている。そうして共通の点は、四十五条の場合でも、違反して報告をしなかった、もしくは虚偽の報告をしたということ、それが四十六条と同じ条項になっている。ところが、四十五条には、さらに検査を拒んだり、妨害したり、忌避したりする場合が規定されている。だから四十六条で、報告をしなかったり、虚偽の報告をした場合は、二万円、二万五千円の罰金になるかもしれない。しかし四十五条の場合、それに該当するような、報告をしなかったり、虚偽の報告をし……

第33回国会 社会労働委員会 第12号(1959/12/17、5期、自由民主党)【議会役職】

○理事(高野一夫君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  お諮りいたします。本問題に対する本日の質疑はこの程度で終了したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  本日は、これで散会いたします。    午後二時三十九分散会

第34回国会 社会労働委員会 第2号(1960/02/03、5期、自由民主党)

○高野一夫君 ちょっと森本官房長に確かめておきたいのですが、今薬事法の、さっきのお話では、間に合えば出す予定であるというお話があったけれども、すでに厚生大臣が薬事審議会に諮問をして、その答申決定も部会においては見られたのでありますから、これは間に合うように通常国会に必ず出す、この方針を確定してもらわぬと困ると思います。ただあやふやに間に合えば出すというようなことでは、われわれ委員会としても、それから政府側としても、それは困ることだろうと思います。

第34回国会 社会労働委員会 第4号(1960/02/11、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、今わが委員会から北海道の炭鉱問題の調査においでになった代表として、坂本理事からまことに陰惨なる報告を拝聴いたしましてそのあとを受けて、医療用薬品についての、また、考えようによってはきわめて陰惨なる事態について質疑を申し上げなければならないことをきわめて遺憾に思っております。  まず、厚生省に伺いたいのでございますが、最近日々ラジオ、テレビあるいは新聞等によって大きく扱われ、大きな社会問題として取り扱われておりまする池袋西口の三共薬品、もう一つはこれに対抗する組合が対抗運動としてやった三協、この二つの店が猛烈なる乱売競争をやっておる。昨日見に参りましたが、想像に絶する状態でご……

第34回国会 社会労働委員会 第6号(1960/02/18、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、先般医薬品の乱売問題等を中心にいたしまして審議をして各委員からも非常な強い御発言がありましたので、その後の経過を政府委員から承り、かつ公正取引委員長にきょうおいで願っているのでありますから、質疑をした上で、最後に大臣にただしたかったのでありますが、今予算委員会の御都合もあるようでありますから、最初に大臣の御決意といいますか、御見解だけ一応伺って、あと政府委員に対する質疑に移りたいと思います。順序は逆になるのでありますが、やむを得ないと思います。  そこで、来年度昭和三十五年度の厚生省の予算の中には、厚生省所管の中小企業者の育成指導ということについても、多少の予算が確保できて……

第34回国会 社会労働委員会 第8号(1960/02/25、5期、自由民主党)

○高野一夫君 先般当委員会においてお尋ねしてまだ十分論議を尽くしていませんので、引き続いて質疑を行ないたいと思うわけですが、まず一つ解釈をお願いしたいのは、この独禁法の中の二条七項による特殊指定、この中にソース、カレー粉等いろいろなものが入っております。ただ一つだけ新聞業に関する特殊指定だけが価格の点が明確に入っておるわけです。これだけが入って、ほかのものには価格の制限が入っておらずに、ただ饗応そのほかの特定の顧客引きつけ方法等を禁じておるだけなのですが、この新聞業だけが価格を守るべきことが規定してある。これはどういうわけですか、ほかには見当たらぬようですが。

第34回国会 社会労働委員会 第10号(1960/03/03、5期、自由民主党)

○高野一夫君 直接予算関係じゃありませんが、至急にただしておきたいというよりは、報告を聴取しておきたいことがあります。それは先般私どもが視察に参りました国立の予防衛生研究所で、屠殺場における肉類について何か新事実が学問的に発見されたとか、研究されたとかいうようなことをちらっと耳にしたのでありますが、それの概略、どういう事柄であるのか、一応公衆衛生局長から報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 簡単に一、二伺いますが、そうしますると、屠殺場で獣医が来て判こを押しますね。そのときに発見しやすいでしょうか、場合によってはこれはあまり発見されないということだとすると、そういうような肉類が市場に出……

第34回国会 社会労働委員会 第11号(1960/03/08、5期、自由民主党)

○高野一夫君 関連して、この就職とか就業というのはどういう意味ですか。学校を出た者が何らかの仕事について、それで自営でもあるいは雇われでも月給をもらう、あるいは経営していく、それが就業でしょうかね。私は実はそう思わぬので、たとえばそれぞれ特に科学振興と関連して私は考えたいので、これは労働省それから今後通産省というのが連繋して雇用対策を立ててもらいたい。ということは、せっかく専門の学問をおさめても、自分の専門の畑で仕事ができないで、やむを得ず専門の学問を殺す別な会社へ勤める、これも就職率の中に入るのですよ、それは私はおかしいと思う。たとえばせっかく長い何年かかかって染料化学をやる、ところが、染料……

第34回国会 社会労働委員会 第12号(1960/03/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○理事(高野一夫君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 坂本さん、まだだいぶありますか。
【次の発言】 あと一つくらいでいいでしょう。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記をつけて。
【次の発言】 ちょっと委員長、速記をとめて……。
【次の発言】 ただいま小柳委員の御質問に対しての医務局長の御答弁では、整備計画が、この公庫法案の審議について、関係があるのかないのかの御意見がはっきりわからなかった。ただ参考には一応資すべきであって、参考に出したのだから、この公庫法案の審議に際してこれに重点を置いて御審議願う必要はないのじゃないかという……

第34回国会 社会労働委員会 第14号(1960/03/17、5期、自由民主党)

○高野一夫君 尾村局長に伺いたいんですが、今度の今、坂本委員の御質疑になった問題について、責任の所在がはっきりしないとか、責任者がいるような、いないようなお話なんですが、いなければ別として、はっきりとした責任者が出た場合、これに対して処罰する方法が、はっきりした刑事罰みたような処罰する方法がないようなお話なんだけれども、刑法その他何かありませんか。  それからもう一つは自分の飼い犬が狂犬病になって、そうして近所の犬をかんだ、あるいは子供をかんだ、そういうような場合に、その飼い犬の飼い主には何も責任がないのか、また、それを処罰する法律的のよりどころはないのかどうか、こういうことは狂犬病予防法のほ……

第34回国会 社会労働委員会 第18号(1960/03/28、5期、自由民主党)

○高野一夫君 委員長、速記をとめて下さい。
【次の発言】 私は、労働大臣がおいでになる席で、政府委員並びに労働大臣に確認しておきいことがありますが、この四法案の施行に要する経費がどうなっておるか。ことに日雇労働者健保法の改正については、衆議院で修正をされた段階もありまするし、そのときに、衆議院の社労委員会で、おそらくこの修正案によって予算がふえたことになるだろうと想像いたしますが、その辺のところは、社労委員会において、どういうような審議があったか。またふえたとすれば、そのふえただけの金は、どういうように始末ができるようなことになっておるかどうか、それを一つ、まず政府委員から……。

第34回国会 社会労働委員会 第19号(1960/03/29、5期、自由民主党)

○高野一夫君 今坂本委員の御質疑の間に条文を読んでおって痛感したことは、第十一条の文章、第十三条の文章、第十四条、第十五条、ことに第十五条の三項、この文章を読んで、これは普通の人がよく直ちにのみ込めるでしょうか、こういうような書き方は、これは法制局の書き方かもしらぬけれども、もう少し私はわかりやすく書ける方法があると思うんですね。これ時間的余裕があるならば、参議院で断然これは修正したい。たとえば第十一条はまだいいとして、第十三条を見てごらんなさい。一般の「雇用主は、労働者の雇い入れについては、常時使用する身体障害者である労働者の数が、常時使用する労働者の総数に、事業の種類に応じて労働省令で定め……

第34回国会 社会労働委員会 第20号(1960/03/30、5期、自由民主党)

○高野一夫君 今のお話で、粉じんの発生する工場で、粉じんの発生を抑制するが、粉じんを吸わないような状態に、工場のいろいろな機能、設備、構造等を改正する方法、これは実際問題として大企業においてもむずかしいし、中小企業においてはなおさらむずかしいことだと思う。それよりも、川崎の労働衛生研究所で国費をかけて研究した結果、粉じんを防護する、粉じんを吸入しなくてもいいような優秀なるマスクができたことを御承知ですか。すでに特許もとられて試作中、そうすると、ほとんど不可能に近いような抑制法を工場に講じさせるよりも、それを吸入しなくてもいいような優秀なるマスクができたのならば、しかも国費をもって研究したマスク……

第34回国会 社会労働委員会 第21号(1960/03/31、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、この際、ただいま議決せられました本案に対しまして、次のような附帯決議を付することの動議を提出いたします。  案文を朗読いたします。   精神薄弱者福祉法案に対する附帯   決議案  政府は、本法実施にあたっては特に次の諸施策の実現に努力すべきである。  一、精神薄弱者の実体を明らかにするため積極的に調査を進め、その発生予防、援護、更生のための総合的対策を速やかに確立すること。  二、精神薄弱者の援護施設の収容力が入所必要者の数に比し著しく不足している現情にかんがみ、国立施設の増加、公私立施設に対する国庫負担の増額等積極的対策をはかること。  三、児童福祉法と成人たる精神薄弱……

第34回国会 社会労働委員会 第22号(1960/04/01、5期、自由民主党)

○高野一夫君 政府側適当な機関にお尋ねいたしますが、少し事実が古くなっておりますけれども、今後のこともあるのでこの機会に確かめておきたいわけであります。  最近の事例といたしまして、三月十四日付で海上保安庁の方から警報が出まして、特に南九州方面に警報が出て、そして台湾を含む広大なる地域、東経百十八度から百二十五度、北緯十八度から二十五度に至る、地図を見ましてもきわめて広大な地域において、海域において大規模の軍事演習が行なわれる、その辺に出漁している漁船は警戒をするように、こういうことで警報が出たわけなんであります。これは米軍の軍事演習でありますから、注意しろということも言いかねることと思うけれ……

第34回国会 社会労働委員会 第24号(1960/04/13、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私、藤田委員の質問に関連して申し上げてみたいと思いますが、私もちょうど藤田委員と同じような質問をかつて五年くらい前に、西田さんが労働大臣のときにずいぶん食い下がったことがある。どうしても私は納得できなかった。当時西田さんは、高野は何かおれに含むところがあっていじめるのじゃないかと言われたくらいですが、そういうときは、雇用問題を中心にして、自営も含めて大きな就業の問題で、計画的の対策を聞いたのだけれども、これが全然われわれの納得する説明がなかった、その後、労働省はわれわれ与党になってしまったから、私もそのままほうったらかしておいたんですけれども、正直なところほうったらかしておいた。……

第34回国会 社会労働委員会 第25号(1960/04/14、5期、自由民主党)

○高野一夫君 きょう公衆衛生局長は見えておりませんか。――それでは一つ官房長に頼んでおきます。一つ注文を出しておきます。  新聞で御承知の通りに、本所のクリーニング屋の火事で、従業員が四名焼死をした。その記事によりますと、ボイラーの真上が従業員の寝室になっておったと、こういうことである。それでクリーニングは、環境衛生関係の法律などもあるし、いろいろクリーニング屋、床屋、美容院というものは、厚生省が環境衛生的立場から、いろいろな制約を加え、取り締まらなければならない対象だと思います。そういうような危険な状態にあるクリーニング屋に対しては、警告を発するとかあるいは未然にそういうことを、さっきの養老……

第34回国会 社会労働委員会 第26号(1960/04/21、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、当委員会関係の各党各会派共同一致をもちまして、ただいま議決せられました本案に対しまして、次のような附帯決議を付することの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。   母子福祉資金の貸付等に関する法   律の一部を改正する法律案に対す   る附帯決議  一、母子家族は、本来社会保障施策   の重要問題として取扱うべきであ   り、国がその生活の保護資金の貸   付のみでなく、年金その他の支給   金の増額によって行うことを建前   とすべきであり、政府は此の際母   子家族対策をその生活実体に即し   て立てるべきである。  二、貸付金の徴集については、母子  ……

第34回国会 社会労働委員会 第27号(1960/04/26、5期、自由民主党)【議会役職】

○理事(高野一夫君) これから、本日の委員会を開会いたします。  まず、委員の異動を報告いたします。四月二十六日付をもって藤原道子君、山口重彦君、秋山長造君が辞任されまして、その補欠として松永忠二君、吉田法晴君、安田敏雄君が選任されました。
【次の発言】 労働情勢に関する調査の一環として、三井炭鉱三池鉱業所における労働争議に関する件を議題にいたします。  ただいま政府委員側から御出席の方は、警察庁の江口警備局長、通産省の小岩井鉱山保安局長、厚生省の大山児童局長、運輸省の石河自動車局整備部長、以上の方がお見えになっております。質疑のある方は、順次御発言を願います。

第34回国会 社会労働委員会 第28号(1960/04/27、5期、自由民主党)

○高野一夫君 だいぶ広範な改正案で、厚生省の御苦労を多といたしまするが、今後の当委員会審議の過程において、各委員からおそらくこういう質疑が出るであろうと想像せられる点、また、私自身も審議をしたいと思う点を、あらかじめ、今、薬務局長の説明の中から私が感じて、おそらく各委員からの質疑はこういう点が出るであろうというふうに予想せられることについて、列挙してみたいと思います。それはなぜかというと、審議を円滑に、かつ促進せしめるために、あらかじめ厚生省当局においても、十分答弁の用意をされておかれるべきであると思うからであります。  まず、薬剤師法について、問題になるであろうととりあえず考えられている第一……

第34回国会 社会労働委員会 第29号(1960/04/28、5期、自由民主党)

○高野一夫君 昨日私もいろいろ意見を述べたのでありますから重複を避けますが、まずこの登録と許可の相違についてはただいまの薬務局長の説明は昨日より一段とはっきりして参ったと考えます。そこで、何としてもこの許可制度ということは繰り返し繰り返し申し上げる通りに、一般に放任をしておけば公共の危害を生ずるおそれがある、そういう行為について一般的には完全に禁止するのだということが第一の前段の建前だ、そうして特定の条件を備えた場合のみにその禁止を解除する、ここに許可制度のほんとうの真髄があると思いますので、たとえ登録制度に登録の基準という条項がありましても、その意味とこれとは格段の相違が出ておる、従って、せ……

第34回国会 社会労働委員会 第30号(1960/05/09、5期、自由民主党)

○高野一夫君 ただいま問題となりました引揚者給付金等支給法の一部を改正する法律案の草案につきまして、これを提案いたした理由を説明申し上げたいと思います。  引揚者及びその遺族に関する給付金の支給につきましては、昭和三十二年に引揚者給付金等支給法が制定され、ほぼ三カ年間を経過いたしまして、その大部分が手続を終了いたしましたことは、すでに御承知の通りでございます。しかし、引揚者給付金及び遺族給付金を受ける権利は、三年間行なわないときは、時効によってその権利は消滅するように規定されてありますので、昭和三十二年にこの法律が制定されましたときに権利を有していた人たちは、本年の五月十六日がその権利を行使で……

第34回国会 社会労働委員会 第31号(1960/05/10、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、先般来質問をいたしまして厚生省に研究おきを頼んでおいたのでありますが、いろいろ問題点がありますが、まず第一番に、卸売と小売の区分の問題について質疑をしなけりゃならぬ。この薬事法では医薬品の販売業については卸も小売も何の区別はありません。そこで、現在、一体医薬品の卸売業の実態というものがどうなっておるかということを一つ御説明願いたい。それは、卸専門の卸、あるいは卸と小売兼業のもの、そういうものがどういうような比率になっているか。かつて薬事協議会から伺ってびっくりしたことがありますが、厚生省が調べられた全国の医薬品の卸売業者の数字と、卸売業の組合の連合会が調べられた全国の医薬品……

第34回国会 社会労働委員会 第32号(1960/05/12、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私は薬事法に関しまして、この機会に自治庁長官に御見解を伺っておきたいことは、第四条に、都道府県の知事の諮問機関として地方に薬事審議会を置くことになっておりまするが、薬事審議会での答申ではこれは置くことにすると、いわゆる必ず置かなければならぬ必置制、こういうことであったし、厚生省当局も大臣初めその御希望であったやに聞いておりましたが、自治庁の強い反対があってこれが置くことができると、こういうことに訂正された法案にはなっておるわけなのでありますが、この辺のところが地方の知事の諮問機関とのいろいろな振り合いもあるのかもしれませんが、一つこの委員会において、置くことができるようにぜひ一つ……

第34回国会 社会労働委員会 第33号(1960/05/17、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、この機会に通産大臣の御見解をぜひ聞かしておいていただきたいことは、現在当委員会において薬事法の審議をいたしておりますけれども、この薬事法の中に、製造業者と販売業者がありますが、販売業者の中に卸売業と小売業の区別が全然行なわれておらない。ところが、御承知の通りに、医薬品の販売業におきましては、卸におきましては九〇%弱が卸と小売を兼業いたしておる。そのために常に卸と小売業との間に紛争が絶えないのであります。しかもまた、このことが全国各地における医薬品の乱売の全部とは言いませんが、一つの大きな原因になっておる、こういうふうに判断をいたしております。ところで、通産関係の小売商業調整……

第34回国会 社会労働委員会 第34号(1960/05/19、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、ちょっと厚生省に伺いたいのですが、今の無医地区、無薬局地区の解消の具体的な対策はほとんど厚生省がお持ちにならないという点については、先般の審議以来はっきりしているのでありまして、われわれ非常に不満に思います。ところで、この貸付条件の基準、いろいろありますが、これは一体どういうことになるのですか。本年度にたとえば病院の新築、改造あるいは施設の改善、診療所のそれ、薬局のそれと、あるいは運転資金と、そういうものに一体幾らどれくらいずつのワクを考えておられるのか。  それからまた、同時に、今度は各都道府県地域ごとに、北海道から鹿児島に至るまで各都道府県に対してどれくらいのワクを一つ……

第34回国会 社会労働委員会 第35号(1960/05/28、5期、自由民主党)【議会役職】

○理事(高野一夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動を報告いたします。五月二十八日付をもって山本杉君及び徳永正利君が辞任されましてその補欠として、近藤鶴代君及び斎藤昇君が選任されました。
【次の発言】 この際、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。チリ地震津波による被害の実情調査のため、委員派遣を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、委員派遣の件を決定いたします。  つきましては、派遣の日時、場所、派遣委員、その他手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第34回国会 社会労働委員会 第36号(1960/06/09、5期、自由民主党)

○高野一夫君 ちょっと委員長、速記をとめておいていただいて……。
【次の発言】 今の佐藤さんの御質問に関連して私も大臣にはっきりしておいていただきたいことは、医療金融公庫は災害対策でなくして、やはりあくまでも公庫法にのっとった線に沿うての融資であるべきだ。万一今後、来年度以降、医療金融公庫の対象となるべきものが災害を受けた場合に、こういうようなふうに中小公庫なり国民金融公庫あたりから融資ができるかどうかということになると、これは非常に問題になってくる。従って、その場合はほかの場合と同様に、特別立法をやってそして医療金融公庫の災害対策のワクを別に特別立法によって取って、そして医療金融公庫の方から……

第37回国会 社会労働委員会 第2号(1960/12/15、5期、自由民主党)

○高野一夫君 今藤田委員、小柳委員、田畑委員の御質疑に対する丸山長官の御答弁でわかったことは、ドル防衛策の影響としては、まだ全くわからない。それで在日米軍当事者が、本国に目下照会中だ、打ち合わせ中である。だからその結果がわかればわかると、こういうことだ。それで、それはそうだろうと思うのですが、そこで在日米軍当事者としては、本国との打ち合わせの結果、その具体的な結論が出せるのは大体いつごろになるという見通しぐらいはあるだろうと思うのですが、そういう点について、調達庁に何か連絡がありましたか。もしもないとすれば、調達庁の方として、大よそいつごろには、向こうから結論が聞かれるだろう、こういう見通しを……

第37回国会 社会労働委員会 第3号(1960/12/20、5期、自由民主党)【議会役職】

○理事(高野一夫君) 私から申し上げますが、政務次官は昨日から病気で一週間請暇を申し出ておられるそうであります。
【次の発言】 ただいま予算委員会で審議しておりまする三十五年度の補正予算の中で大学付属病院の医療費の問題が六億三千七百万出ております。この内容についてわが党の政調でも調査したいと思ったが、一向資料をよこさぬのであります。そこでやむなく医療費の問題は当委員会で非常に重要な問題でありますから、あえて厚生省に限らず、どこの省であろうと問わず、問うて十分の吟味をしたい。そこでこの内容がどういうものであるか、何に備われるのか、それを一つ局長から御説明を願いたい。

第37回国会 社会労働委員会 第4号(1960/12/22、5期、自由民主党)

○高野一夫君 赤十字の問題で、さっき小柳委員から私の名前が出たので、私も、厚生省にもあわせて要望しておきたいのですが、私の言うのは、さっき坂本委員がおっしゃったように、全国的社員組織である日赤が、業務を遂行、経常する上において、東京の場合、高知の場合、鹿児島の場合に、区別があるという考え方がいかぬと、こういうことで、その点は、私はこの問も葛西さんに話したのであります。でありますから、九十幾つある地方支部の開設、管理に属する日赤の病院、診療所が、ある診療所、ある病院は黒字になり、ある病院は赤字になる。黒字になったところば多少の待遇改善もできる。赤字になったところは、やりたくてもそれができない。こ……

第38回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1961/07/31、5期、自由民主党)【議会役職】

○理事(高野一夫君) それではただいまから本日の委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告をいたします。  七月十八日付をもって阿具根登君、占部秀男君が辞任されまして、坂本昭君、久保等君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選を行ないます。ただいま報告申し上げました通り、坂本理事が一時委員を辞任されましたために、理事に欠員を生じております。この際、理事の補欠互選を行ないたいと存じますが、従来の慣例に従いまして、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは坂本昭君の補欠に坂本昭君を指名いたします。

第38回国会 社会労働委員会 第4号(1961/02/14、5期、自由民主党)

○高野一夫君 ちょっと坂本さんのに関連して。  今、官公立関係の問題が出ましたが、要するに、結局医療費の問題で紛糾する一番の原因は、一番最近のほんとうの実態調査ができないということだろうと思う。これはどうしても医師会または歯科医師会が協力していただかないことには、政府としても病院、診療所の一般の??国立、官立は別として、一般の民間の実態調査はできない。従って、昭和二十七年なんという、今から六、七年前のものをもとにして、そうしてそれに指数をかけて割り出すと、これよりほか現在ない。まことにこれは私はここのところに一つの問題点があるのだと思うのですけれども、しかし、それもまあ現実においてはやむを得な……

第38回国会 社会労働委員会 第6号(1961/02/21、5期、自由民主党)

○高野一夫君 今公共料金の問題が出ましたが、これは右か左かはっきり割り切れぬというような大臣の答弁だけれども、私はこれは明確に公共料金ではないと思うのです。これははっきり今後の報酬の算定に大事なことですから、はっきりしておいていただかなければならぬ。公共料金というのは常識で言ってもわかる通りに、公共の一つの企業体があって、たとえば公社のごときものがあって、その料金をみんなが、それを利用した者が払うのが、そういう公共団体の収入になる、これはもう常識論ですが、それから医師その他の医療費の場合は、それがそれぞれの個人のふところに入る収入となる。それは、当然私は社会保険の医療においては公の性格を多分に……

第38回国会 社会労働委員会 第8号(1961/02/28、5期、自由民主党)

○高野一夫君 ただいまのは一〇%引き上げについての積算の資料の問題だと思いますので、その点についての御相談をお進め願いたいと思います。時間もありませんから……。

第38回国会 社会労働委員会 第9号(1961/03/02、5期、自由民主党)

○高野一夫君 ちょっと伺いたいのは、定時にちゃんと就職している者と、先ほど藤田委員のお話の中にあったいわゆる臨時工みたいな者、こういう者を合わせて就業の統計の中に入っているということになりますか。これを区別した統計というものではできていないかということが一つと、もう一つは農村における不完全就業というか、あるいは潜在失業者というか、その辺の階層が約三百万あるということは四、五年前から言われておったのです。それが現在においてはどういうような数字になっているか、それは当然やはり労働省で調査した統計を出すべきだと思うのですが、そういう方面の調査ができているかどうか。まあきょうは詳しい数字は要りませんか……

第38回国会 社会労働委員会 第13号(1961/03/22、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私はただいま議決せられました法案に対して附帯決議を付することの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。    予防接種法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案   政府は本改正法の実施に当り、次の対策を強力に進めることを要望する。  一、脊髄性小児マヒの予防に使用する生ワクチンを含む各種ワクチン類については、更に応用上の研究と検定に十分合格し且つ低廉なる価格となるような製品の生産研究に対し、政府は十分の指導と監督をなすべきである。  二、ポリオビールスの感染経路の探求のために、政府は政府の機関において研究を進めると共に、その他の官公私立機関におけるその研究を助成す……

第38回国会 社会労働委員会 第14号(1961/03/23、5期、自由民主党)【議会役職】

○理事(高野一夫君) ただいまから本日の委員会を開会いたします。  まず、委員の異動を報告いたします。  三月二十三日付をもって坂本昭君が辞任せられ、その補欠として鈴木強君が選任せられました。
【次の発言】 労働情勢に関する調査の一環として、一般労働行政に関する件を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  本件に対する本日の質疑は、この程度にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。

第38回国会 社会労働委員会 第15号(1961/03/25、5期、自由民主党)【議会役職】

○理事(高野一夫君) どうもありがとうございました。  次に、全国社会保険協会連合会副会長の曾我さんにお願いいたします。
【次の発言】 どうもありがとうございました。  それでは次に、船員保険会の会長清水さんにお願いいたします。
【次の発言】 どうもありがとうございました。  以上をもちまして参考人お三方から御意見を御発表願った次第でありますが、これにつきまして委員側から質疑のおありの方は、順次御発言を願います。

第38回国会 社会労働委員会 第20号(1961/04/11、5期、自由民主党)【議会役職】

○理事(高野一夫君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  暫時休憩いたします。    午後零時三十五分休憩
【次の発言】 私もちょっと伺いたいのですが、予防接種を身体にして、そうして小児麻痺の発生を防ぐということもけっこうだと思うけれども、それは私が考えるのに、どうも末梢的な対策にすぎないような感じがする。なぜ感染経路を遮断しないのか、なぜヴィールスを根絶する方法を講じないのか、その方法はどうしてもだめなのかどうかということをちょっと聞かせていただきたい。
【次の発言】 たとえばコレラのごときは、これはヴィールス菌と違うのでしょうが、医学的なことは知らぬが、予防注射はあって……

第38回国会 社会労働委員会 第21号(1961/04/13、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、ただいまの藤田委員の御質疑に関連して質疑をしたいのでありますが、あるいは材料がなければこの次の機会までに資料として御提出願うか、詳しく説明を願いたいのは、今も安定所がお話のあった通り、本年度は財政投融資のワクの広がり、それで公共事業の拡大、また、今金融界で問題になっている通りに、設備投資に非常に金が使われるということは、民間産業の拡大が予想される。それで臨時に就業のできる者、恒久的に就業のできる者がおよそ経済企画庁なり労働省なり、通産省なり運輸、農林等と連絡をとればどの程度どういう方面の産業が拡大されてどの程度労働力が要るということの大よそ想定が私はできると思う。ただばく然……

第38回国会 社会労働委員会 第23号(1961/04/20、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、先般この各種産業の就業についてのおよその見通しを資料として要求しておったのでありますが、それは趣旨は、失業保険法をあらゆる角度から検討して、その改善をはかることも必要であるけれども、それよりももっと根本にさかのぼって働けるものにはことごとく仕事を与えるような産業経済の世の中にすることが政治だと考えるので、それで今後十年間にわたる日本の各種産業の動きはどうなるか、これに対する労働力吸収状況はどうなるか、この見通しを一応立てて資料を出してもらいたいと、こういうことでお願いをしたのであります。それは出ております。これは見ればわかるのですが、このうちで特に第三表農業就業者の動向、こ……

第38回国会 社会労働委員会 第29号(1961/05/18、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私は厚生省の事務当局に法律論の解釈をただしておきたいのでありますが、盲人その他の身体障害者に優先的に、それも抽象論でなくて、具体的の事項をあげて、優先的にあん摩師にするという問題、さらに突っ込んであん摩師になるのには盲人その他身体障害者でなければならないように法律上でするという場合を考えてみた場合に、それが憲法違反と考えられるか。そう考える必要がないと思われるが、いずれにしてもその理由を簡単に一つただしておきたい。時間がないですから簡潔に。
【次の発言】 盲人があん摩業をやる場合に危険を伴う場合があるなしは別問題に考えて、一、二の今後の論議の基点にするために法律論をただしたいわけ……

第38回国会 社会労働委員会 第30号(1961/05/23、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私は一点だけ国保の問題について厚生省の所見をただしておきたいと思うのですが、まず最初に、事務当局がどういう考えで進んでおられるかということが先ほど来質疑の根本になっておったようでありますけれども、現在無医地区がどのくらいありますか。
【次の発言】 私の方の調べも大体同じようでありますが、そこで国の責任において、直接間接国の責任において社会保険を行なう、それで皆保険にもっていくということになっておる今日、こういうような、たとえば国保が全体の中心になる、中核になるわけですが、先般六大都市の療養給付の割合を厚生省側から御説明があったところによると、これでも京都、大阪、名古屋、横浜、神戸……

第38回国会 社会労働委員会 第32号(1961/05/31、5期、自由民主党)【議会役職】

○理事(高野一夫君) 主計局次長を今呼びに行きましたから、すぐ参ります。
【次の発言】 私はこの際、ただいま可決すべきものと決定されました法律案に対しまして、各党各会派共同の附帯決議を付する動議を提出いたします。附帯決議の案文を朗読いたします。     雇用促進事業団法案に対する附帯決議(案)  一、政府は、すみやかに雇用基本法を制定し、適正な労働条件のもとの完全雇用に関する総合的、基本的政策を樹立するよう努めること。  二、業務運営の円滑適正を期するため雇用促進事業団に、労使を含む関係者を構成員とする運営協議会を設けること。  三、政府は、法第十九条第一項の事業団の行う業務に対し、一般会計よ……

第38回国会 社会労働委員会 第33号(1961/06/02、5期、自由民主党)

○高野一夫君 関連して。結局こういうことじゃないのですか。薬務局長に説明をしてもらいたいことは、医薬品がきわめて大事なもので、必要なものであって、ことに危険を伴うからということで、薬事法でこれを使用する、あるいは製造発売することを強い方法で制約を加えている。従って生ワクチンなるものを日本において製造発売さしていいかということになれば、それは厚生省だけではきめられない法律になっている。厚生省で作っている薬事法による薬事審議会にかけるはずです。そうでしょう。この薬事審議会は御承知の通りに、日本の一流の医学者とそれも基礎医学者、臨床医学者、薬学者、そういう人たちででき上がっている薬事審議会、そこにか……

第38回国会 商工委員会 第4号(1961/02/21、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私は簡単に伺っておきたいことがあるのですが、かねがね鉱業法の改正が必要であるということは政府当事者も認めているところであるし、また関係業界からも強い要望があった次第でありますが、なかなかむずかしいということで審議会を置かれた。すでに相当の時日がたっているように思いますけれども、この審議会がどういうふうにして開かれて、どういう経過をたどっているかを一応一つ聞かしてもらいたいと思います。
【次の発言】 そこで、あとまだ一年最初の予定よりは延ばさなければ結論が得られそうもないということであるようでありますが、もうすでに議題となった問題は、大体鉱業法をこういうふうに、まあ鉱業法の改正を必……

第40回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1962/05/08、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  本委員会においては、社会保障制度に関する調査、労働情勢に関する調査について、閉会中も継続して調査を行なうことになりましたが、今後の方針についてお打ち合わせをいたしたいと思います。ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  次回の委員会は、後刻委員長がきめまして御連絡をすることで御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。さよう決定いたします。  本日は、これをもって散会いたします。    午前十時四十一分散会

第40回国会 社会労働委員会 第2号(1961/12/12、5期、自由民主党)

○高野一夫君 私は薬務行政と環境衛生の問題について、一点ずつただしておきたいのです。今、坂本委員から、大阪のヒグチ薬局打ち合いの問題について話が出ましたが、それについてもう少し私は確かめておきたい。これは、私は現在の厚生省の薬務行政当局者が、新しい、われわれが審議してでき上った薬事法に対するものの考え方と、行政の措置というものについては、非常に私は適正な考え方なりやり方をお持ちになっていると信頼しておる。ところが、それが都道府県の末端の薬務行政、衛生行政当事者にはちっとも伝わらない。非常によく努力されていることは私も承知しているけれども、よくその意思が体得されている都道府県はきわめて少ない。東……

第40回国会 社会労働委員会 第3号(1962/01/30、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。昨年十二月二十四日付をもって相澤重明君が辞任をされ、阿具根登君が選任されました。一月二十五日付をもって徳永正利君が辞任をされ、竹中恒夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についてお諮りいたします。  坂本昭君から、都合により理事を辞任したいとの申し入れがございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  次に、ただいまの理事辞任に伴いまして、補欠互選を行ないたいと存じます。その互選の方法は、従来の慣例によりまして、委員……

第40回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1962/07/13、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  社会保障制度に関する調査の一環として、七月の梅雨前線豪雨による被害状況を議題として、厚生省当局からその説明を求めます。
【次の発言】 本件について御質疑ありませんか。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  別に御質疑もなければ、本件に関する問題はこれをもって終わりといたします。  速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 同じく、社会保障制度に関する調査の一環といたしまして、最近の麻薬患者の状態がきわめて社会不安を来たしておりまする実情につきまして、その経過並びに今後どうしたらばこ……

第40回国会 社会労働委員会 第4号(1962/02/01、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。本日付をもって永岡光治君が辞任されまして、森中守義君が選任されました。
【次の発言】 労働情勢に関する調査を議題といたします。  まず、労働省関係昭和三十六年度補正予算及び昭和三十七年度予算に関する事件について当局から説明を願います。住労働大臣官房会計課長。
【次の発言】 以上をもって労働省関係の予算の説明を終わります。  質疑のおありの方は、順次御発言を願います。(「質疑は次回」と呼ぶ者あり)それでは、質疑は次回以後に譲ります。

第40回国会 社会労働委員会 第5号(1962/02/06、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  二日付をもって吉武恵市君が辞任され、中野文門君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度に関する調査を議題といたします。  まず、最初に、厚生省関係の昭和三十六年度補正予算並びに昭和三十七年度予算に関する件について説明を求めます。今村会計課長。
【次の発言】 以上をもって予算に関する説明を終了いたしました。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
【次の発言】 それでは、厚生行政の基本方針に関する件並びに厚生省関係本年度の補正予算、三十七年度の予算に関する件についての質疑を行ないます。質疑のある方……

第40回国会 社会労働委員会 第6号(1962/02/08、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の社会労働委員会を開会いたします。  労働情勢に関する調査の一環として、労働行政の基本方針に関する件、並びに労働省関係昭和三十六年度補正予算及び昭和三十七年度予算に関する件を議題といたします。  質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記つけて。
【次の発言】 じゃ、ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  それでは、本件に対する本日の質疑は、この程度で終了いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。

第40回国会 社会労働委員会 第7号(1962/02/13、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) それでは、ただいまから本日の社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。二月八日付をもって中野文門君が辞任され、山本利壽君が選任されました。
【次の発言】 炭鉱離職者臨時措置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 それから、質疑の最中でございますが、この際、委員の異動を報告いたしておきたいと思います。本日付をもって森中守義君が辞任され、永岡光治君が選任されました。質疑の続行を願いま……

第40回国会 社会労働委員会 第8号(1962/02/20、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。二月十五日付をもって永岡光治君が辞任され、森中守義君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度に関する調査の一環として、厚生行政の基本方針に関する件並びに昭和三十七年度予算に関する件を議題といたします。  質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 見えておりません。
【次の発言】 それじゃ私から申し上げますが、筋道としては内閣委員会にかけらるべきものであると考えます。しかし、お話のごとく、問題の性質、経過から考えまして、当委員会で調査会法案を審議することが最も適……

第40回国会 社会労働委員会 第9号(1962/02/22、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) それではただいまから本日の社会労働委員会を開会いたします。  労働情勢に関する調査の一環として、労働者災害に関する件を議題といたします。  質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 運輸省関係お願いいたします。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 それでは本件に関する質疑は、本日はこの程度にいたしたいと思います。御異議ありませ……

第40回国会 社会労働委員会 第11号(1962/03/06、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  三月一日付をもって、村山道雄君、森中守義君が辞任され、近藤鶴代君、光村甚助君が選任されました。三月二日付をもって、近藤鶴代君が辞任され、村山道雄君が選任、また、五日付をもって、坂本昭君が辞任され、小酒井義男君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事補欠選挙を行ないます。  ただいまの報告中にもありましたとおりに、村山理事が一時委員を辞任されましたために、理事一名欠員を生じております。この際、理事の補欠互選を行ないたいと存じますが、慣例によりまして委員長の指名に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。

第40回国会 社会労働委員会 第12号(1962/03/08、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) それでは、これから本日の社会労働委員会を開会いたします。  労働情勢に関する調査の一環として、石炭鉱業合理化に伴う離職者対策に関する件を議題といたします。  本日は、本件に関しまして、調査上の参考に資するため、参考人の方々の御出席をお願いしております。この際、当委員会を代表いたしまして、一言参考人の方々にごあいさつを申し上げたいと思います。  まことに御繁忙のところ、曲げて当委員会に御出席いただきまして、まことに恐縮に存じております。石炭産業の合理化が漸次進められるにつきまして、諸般のいろいろな問題が伏在して参るのでございまして、当社会労働委員公ににおきましては、これら……

第40回国会 社会労働委員会 第13号(1962/03/13、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。  三月九日付をもって、泉山三六君、吉武恵市君、吉田法晴君が辞任され、山本杉君、竹中恒夫君、小柳勇君が選任されました。  三月十二日付をもって、小酒井義男君が辞任され、坂本昭君が選任。また、本日付をもって、永岡光治君が辞任され、光村甚助君が選任されました。
【次の発言】 医療金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――本日別に御質疑もなければ、次回は大蔵省から関係の政府委員の出席……

第40回国会 社会労働委員会 第14号(1962/03/15、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。  三月十三日付をもって坂本昭君が辞任され、小酒井義男君が選任されました。  また、本日付をもって小酒井義男君、光村甚助君が辞任され、坂本昭君、永岡光治君が選任されました。
【次の発言】 労働情勢に関する調査の一環として、ILO第八十七号条約の批准問題に関する件を議題といたします。  先般、加藤労働政務次官がジュネーヴに行かれまして、本条約批准の件について日本側の事情の説明等のために御出張になりました。つい最近お帰りになりましたので、諸般の事情についての経過報告をお願いして質……

第40回国会 社会労働委員会 第15号(1962/03/20、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) それではただいまから本日の社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。  三月十七日付をもって永岡光治君が辞任され、光村甚助君が選任されました。
【次の発言】 船員保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府委員から、本件に関する細部についての説明を聴取いたします。熊崎保険局次長。
【次の発言】 質疑に移ります。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 どなたか質疑ありませんか――運輸省から船員局長が間もなく着くはずなんですが、まだ見……

第40回国会 社会労働委員会 第16号(1962/03/27、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。  三月二十二日付をもって村山道雄君が辞任され、秋山俊一郎君が選任、三月二十三日付をもって秋山俊一郎君が辞任され、村山道雄君が選任、三月二十六日付をもって光村甚助君が辞任され、永岡光治君が選任、また、本日付をもって永岡光治君が辞任され、森中守義君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選を行ないます。  ただいまの報告のとおり、村山理事が一時委員を辞任されましたために、理事に一名の欠員を生じております。この際、理事の補欠互選を行ないたいと思いますが、その方法は、慣例によ……

第40回国会 社会労働委員会 第17号(1962/03/29、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) それでは、ただいまから本日の社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。三月二十七日付をもって村山道雄君が辞任、前田久吉君が選任、三月二十八日付をもって徳永正利君、前田久吉君、相馬助治君が辞任され、紅露みつ君、村山道雄君、片岡文重君が選任されました。なお、本日付をもって片岡文重君が辞任、相馬助治君が選任、同じく森中守義君が辞任、永岡光治君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事補欠の互選を行ないます。ただいま報告のとおり、村山理事が一時委員を辞任されましたために、理事に一名の欠員を生じております。この際、理事の補欠互選を行ないたいと……

第40回国会 社会労働委員会 第18号(1962/04/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。  三月三十日付をもって小山邦太郎君が辞任され、山本利壽君選任。三月三十一日付をもって相馬助治君が辞任され、片岡文重君が選任されました。
【次の発言】 児童扶養手当法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府委員から細部説明を願います。
【次の発言】 これから質疑に入ります。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 児童局長、できるだけ次回に資料を整備して来て下さい。  ほかにどなたか御質疑ありませんか。

第40回国会 社会労働委員会 第19号(1962/04/12、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまより本日の社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。  四月十日付をもって村山道雄君辞任、木村篤太郎君選任。四月十一日付をもって木村篤太郎君辞任、村山道雄君選任。本日付をもって片岡文重君辞任、相馬助治君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選を行ないます。  ただいまの報告のとおり、村山理事が一時委員を辞任されましたために、理事に一名の欠員を生じております。この際、理事の補欠互選を行ないます。慣例によりまして、委員長の指名に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。

第40回国会 社会労働委員会 第20号(1962/04/17、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について、報告いたします。本日付けをもって永岡光治君が辞任され、森中守義君が選任されました。
【次の発言】 国民年金法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 それでは、ほかに徳永さん初め、御質疑があるようでありますが、本件に対する質疑は明後日にしていただきたいと思います。  本案に対する本日の質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、御異……

第40回国会 社会労働委員会 第21号(1962/04/19、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の社会労働委員会を開会いたします。  四月十八日付をもって、阿具根登君が辞任され、椿繁夫君が選任され、山田節男君が辞任され、村尾重雄君が選任され、本日付をもって椿繁夫君が辞任され、阿具根登君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選を行ないます。  ただいま報告のとおり、阿具根登君が一時理事を辞任されましたため、理事に一名の欠員を生じております。この際、理事の補欠互選を行ないます。慣例によりまして、委員長の指名に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。阿具根登君の補欠として、阿具根登君を理事に指名いた……

第40回国会 社会労働委員会 第22号(1962/04/24、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。四月十九日付をもって鹿島俊雄君、村山道雄君が辞任され、西田信一君、手島栄君が選任、四月二十一日付をもって西田信一君、吉江勝保君、手島栄君が辞任され、鹿島俊雄君、勝俣稔君、村山道雄君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選を行ないます。  ただいまの報告のとおり、鹿島理事、村上理事が一時委員を辞任されましたために、理事二名の欠員を来たしております。この際、理事の補欠互選を行ないたいと思いますが、慣例に従いまして、委員長の指名に御一任願いたいと思いますが、御異議あ……

第40回国会 社会労働委員会 第23号(1962/04/26、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。  四月二十四日付をもって村山道雄君が辞任され、天坊裕彦君が選任。同じく二十五日付をもって天坊裕彦君が辞任され、村山道雄君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選を行ないます。  ただいまの報告どおり、村山道雄君が一時委員を辞任されましたために、理事一名欠員を生じております。この際、理事の補欠互選を行ないます。慣例に従いまして、委員長の指名に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは村山君の補欠として村山道雄君を理……

第40回国会 社会労働委員会 第24号(1962/04/30、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。  四月二十七日付をもって村山道雄君が辞任され、大谷藤之助君が選任。同じく二十八日付をもって大谷藤之助君、坂本昭君が辞任され、それぞれ村山道雄君、久保等君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選を行ないます。  ただいま報告のとおり、村山道雄君が一時理事を辞任されましたため、理事に一名の欠員を生じております。この際、理事の補欠互選を行ないます。慣例によりまして、委員長の指名に御一任に願いたいと思いますが、御異議ありませんか。

第40回国会 社会労働委員会 第25号(1962/05/02、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。四月三十日付をもって村山道雄君が辞任され、木村篤太郎君が選任され、五月一日付をもって木村篤太郎君が辞任され、村山道雄君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選を行ないます。ただいま報告のとおり、村山理事が一時委員を辞任されましたために、一名理事の補欠を生じております。この際、理事の補欠互選を行ないます。慣例に従いまして、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは村山道雄君の補欠として、村山道雄君を……

第40回国会 社会労働委員会 第26号(1962/05/04、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。五月二日付をもって村山道雄君が辞任され、永野護君が選任。同じく四日付をもって永野護君が辞任され、村山道雄君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選を行ないます。ただいま報告のとおり、村山理事が一時委員を辞任されましたために、理事に一名欠員を生じております。一この際、理事の補欠互選を行ないます。慣例に従いまして、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  村山道雄君の補欠として、村山道雄君を理事に指名いたします……

第40回国会 社会労働委員会 第27号(1962/05/07、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) ただいまより本日の社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告をいたします。五月五日付をもって村山道雄君が辞任され、谷村貞治君が選任されました。同じく六日付をもって永岡光治君、谷村貞治君がそれぞれ辞任され、木下友敬君、村山道雄君が選任。同じく七日付をもって木下友敬君が辞任され、鈴木強君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選を行ないます。  ただいま報告のとおり、村山理事が一時委員を辞任されましたために、一名理事の欠員を生じております。この際、理事の補欠互選を行ないます。慣例に従いまして、委員長の指名に御一任願いたいと思いますが、御異議あり……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 社会労働委員会 第2号(1962/08/21、6期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、一言だけ簡単に大臣に、質問でなくして、この委員会においてお願いを申し上げておきたいのでありますが、厚生省の各局課の仕事を見ますと、すでにそれぞれの担当の仕事で手一ぱいのように見受けます。それで、私がこれから申し上げることは、局課を離れて、大臣、政務次官において十分ひとつ御考慮を願って、政府部内で厚生大臣に音頭をとっていただきたいことであります。  結局厚生行政のポイントは民生安定にあろうかと思うのでありまして、医療保障、年金保障、あるいは母子対策、生活保護費の拡大、引き上げ、いろいろありましょうけれども、要するに、働ける者が働いて仕事にありついて、自分の腕でかせいだ金で暮ら……

第41回国会 社会労働委員会 第3号(1962/08/23、6期、自由民主党)

○高野一夫君 だいぶ文書による答弁の要求が多いようでありますから、私からも、国税庁並びに労働省からの答弁を求めたいけれども、あとで十分調査検討された上で、統一的見解を文書でもって答弁願いたい。  まず第一、これはあえて税務署関係のことではありませんが、政府の各種機関に対する問題であるけれども、ただいま税務署のことが話題になっておりますから、特にお願い申し上げたい。これは法制局のほうでも十分御検討を願いたい。  それは、国政調査権というのは、衆議院並びに参議院のいわゆるハウスに与えられたる権能であると私どもは解釈している。そこで、これまた法律家でないから、間違いかもしれないのでありますけれども、……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1962/10/10、6期、自由民主党)

○高野一夫君 厚生省からこういう点をこの際御説明願っておいたほうがいいと思うのです。当委員会においても麻薬の対策の決議をしたのでありますから、その後政府においてどういうふうな対策を考えられておるか、たとえば麻薬取締法の改正についてはこういう点を考えている、あるいは強制収容、中毒者の治療についてはこういうふうに考えている、なお、また、改正されるまでの間の暫定措置として何らか対策が考えられているかどうか、こういう点について薬務局長から概略報告を願っておきたいと思います。
【次の発言】 私、二点伺いたいのですが、麻薬アヘンに関する国際条約が、いい工合に各国によって履行されておるかどうかというようなこ……

第41回国会 社会労働委員会 第4号(1962/08/28、6期、自由民主党)

○高野一夫君 ちょっと法務省に伺いたいのですが、今までの麻薬関係の法令によって処罰された場合には、法律で許されている最高、いわゆる厳罰主義で臨んでおられるか、それとも、まあまあ主義で、この辺でよかろうというようなところで臨んでおられるか、その辺のところをちょっと聞かせてもらいたい。
【次の発言】 それで、先年覚せい剤取締法の改正がございまして、厳罰の強化をはかる、それから、各官庁も非常に協力していただいて、今日ヒロポン中毒者がほとんど絶無に近い状態である。麻薬取締法を改正いたしまして、さらにこの懲役の年数をふやす、罰金刑も数十倍に上げるというようなことを試みた場合に、それでもって絶無はできぬで……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第6号(1962/11/13、6期、自由民主党)

○高野一夫君 私は労働省がつかんでおられる情報の範囲について二、三まず確かめておきたいのであります。それは新労と旧労がどれぐらいの数になっておるか。現在新労が全部、一人残らずすでに就業、工場に入って作業に従事しておるかどうか。その点をまず労働省でお調べになった範囲で伺いたいと思います。
【次の発言】 その旧労の二千五百名ですか、その中でどの程度が水俣を中心としたいわゆる地つきの、ずっと前からあのかいわいにいる、工場付近に居住を持っている人たちであるかどうかのおおよその比率はわかりますか。私の聞くところでは、旧労の関係者は大部分がその土地の人である、こう聞いておりますが、大部分じゃ、わからぬので……

第41回国会 社会労働委員会 第8号(1962/09/02、6期、自由民主党)

○高野一夫君 本案につきましては、前第四十国会におきまして、本委員会提出の法律案として審議の上衆議院に送付いたしたものでありまして、したがって、今回は提案理由の聴取、質疑並びに討論を一切省略いたしまして、直ちに採決に入られんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、ただいま議題となっております医療法の一部改正案に対しまして、附帯決議を付することの動議を提出いたします。  私は、ただいまの医療法の一部を改正する法律案を原案どおり可決することに賛成の意見を持つものであります。その意見を表明いたしまして、各会派共同になる附帯決議案を提出いたしたいと思います。  案文を朗読いたします。皆さんの……

第42回国会 社会労働委員会 第2号(1962/12/13、6期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、これから医務局長、公衆衛生局長、環境衛生局長、薬務局長に、順次問題を提供して質疑をしたいと思います。係の方、すぐに厚生大臣出席されるように手配を願いたい。  まず、医務局に伺いたいのでありますが、私は、先般国立の中野療養所を参観いたしました、病気見舞いかたがた。あそこは、承りますと、全国の療養所のモデルになるべき所とされているそうであります。ところが、一部は非常に改造されてりっぱになっているけれども、ほんとうの病院の本体ともいうべきところ、特に患者の入院場所、部屋等は全く昔のままのぼろ屋、いわゆる何というのですか、バラックの、雨は漏らぬでしょうが、漏るような格好の状態にある……

第42回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1962/12/21、6期、自由民主党)

○高野一夫君 委員長、議事准行。  議題の四法案に対する質疑はこの辺で打ち切って、討論を省略し、直ちに採決に入ることの動議を提出いたします。

第43回国会 社会労働委員会 第12号(1963/03/26、6期、自由民主党)

○高野一夫君 ただいま議題となりました薬事法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を説明申し上げます。  医薬品の調剤または供給の業務が、国民の疾病治療ないしはその予防を目的として、国民保健の上にきわめて重要なる使命を持つものであることは申すまでもありません。したがって、医薬品は他の一般商品と異なり、生命の保持という特別の重要使命を持った特殊性を持つものと考えます。そのような特殊性を持つ医薬品であり、国民保健に関する責務を果たすべき特殊の業務でありますために、薬事法または薬剤師法、その他医薬品、薬業に関する一連の法律によって規制が加えられ、それらの規制を受けながら義務を果た……

第43回国会 社会労働委員会 第13号(1963/03/28、6期、自由民主党)

○高野一夫君 今、藤田先生の、この医薬品の生産状況の混乱といいますか、過当生産といいますか、類似品がたくさん出て、非常な宣伝合戦をやっているという点は、嘆かわしいとおっしゃる気持に対しては、私ども全幅同感するものでございます。ただ、長い間非常に多額の、何千万、何億の研究費を使い、学者を養成して、ある会社が新製品を研究します。それが薬事審議会の議にかなって発売されますというと、ほかの会社がこれをまねいたしまして、長い間の研究の労苦なくしてまねて、あとはマスコミの宣伝合戦で競争するというのが日本の製薬業界の実態でございます。これはつぶさに私どもよく承知して批判をしておるわけであります。ただ、これに……

第43回国会 社会労働委員会 第14号(1963/03/30、6期、自由民主党)

○高野一夫君 小山さん、さっき藤田委員から、例の市長会の研究会ですか、その正式メンバーになっておる、これは私は速急におやめになるべきだ。どんどん出て、意見を求められた場合に、行政官庁としてはこういう事情がある、こういう意見がある、これはもう積極的にお出になって発言していい。ということは、市長会、議長会、知事会というのは、あなたたちが考えられるような医療費の問題、あるいは国保の問題で多くの場合に非常に反対的陳情を受ける部署です。それで市長会あるいは議長会、知事会のそういう調査研究会に政府の関係の役人――局長なり課長なりが正式メンバーの委員になっておるのはおかしいですよ。それで、あなた方考えておる……

第43回国会 社会労働委員会 第15号(1963/05/14、6期、自由民主党)

○高野一夫君 大臣お急ぎのようですから、大臣は御退席願ってけっこうです。舘林さんに一つ伺っておきたいのですが、ここに入国の経路が書いてある、ボンベイ、デリー、パジャブ、カシミール、カルカッタ、いろいろなところが書いてありますが、これらの地名の中で、コレラの汚染地と考えられる地点がわかっておりますか。
【次の発言】 それじゃカルカッタ以外、ここに書いてある地名のほか、インド各地となっておって、この地名がわからない。園芸家だから、あちこち地方を回っておられると考えられるわけですが、そこでカルカッタにかりに寄らない場合、汚染地でなかったインドの各地に旅行したと考えられる場合、さっき大臣は、退席したか……

第43回国会 社会労働委員会 第23号(1963/06/13、6期、自由民主党)

○高野一夫君 この際、麻薬取締法等の一部を改正する法律案に対して、私は、各派共同提案にかかる附帯決議案を提出いたしたいと思います。  まず、案文を朗読いたします。  では簡単に、一つ一つではなくて、総論的に附帯決議の趣旨を御説明いたします。  先ほど来の質疑応答ですでに御承知のとおり、この麻薬取り締まりに関連する役所が、厚生省、法務省、自治省その他公安委員会、大蔵省、運輸省、総理府、国民の啓蒙のために文部省、いろいろな所管がございます。この連係をますます密接にされて、効果ある取り締まりが行なわれるようにしてもらいたい。なお、予算のことに関係するわけでございまするが、次年度以降におきましては、麻……

第43回国会 社会労働委員会 第27号(1963/07/06、6期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、この際、国民年金法及び児童扶養手当法の一部を改正する法律案に対して、各会派共同提案にかかる附帯決議案を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。    国民年金法及び児童扶養手当法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案   政府は国民年金制度の重要件にかんがみ左記事項につき、すみやかに検討すべきである。  一、左の大綱に従って改善を行なうこと。  1 各年金の年金額を大巾に引き上げることとし、厚生年金の改正との均衡をはかること。  2 老令年金、社会福祉年金の支給開始年令を引き下げること。  3 福祉年金の給付制限を緩和すること。  4 保険料、年金額、給付要件、受……

第46回国会 社会労働委員会 第5号(1964/02/18、6期、自由民主党)

○高野一夫君 いまの公害のお話で私はお考え願いたいことは、四日市の調査を始める、四日市にはすでに詳細なる科学的データが出ている。ですから、そういうものをどんどん生かしてもらう、それから尼崎も十分のデー々がとっくに出ている。だから、これから厚生省が保健所を使ってやるというのでなくて、せっかくそういう学問的データが出ているのですから、それをそれなりに信用して、信用すべき人たちがやったのだから信用して、結局データといっても、直ちにどうするかいう対策を講ずるか講じないか、一昨年私は国会で報告いたしましたが、朝日新聞の飛行機に乗って東京都から千葉近郊を空から大気汚染の状況を視察した。これは厚生省にも話し……

第46回国会 社会労働委員会 閉会後第7号(1964/10/09、6期、自由民主党)

○委員以外の議員(高野一夫君) 私は、委員外発言でいま委員長のお許しを得たわけでございますが、簡単に一点だけ大臣にお伺いしたいのは、医療費の内容については申し上げません。この中央医療協の答申が出されたのが四月十八日、あと十日たちまして十月十八日をもって六ヵ月になります。その間、大臣が更送されたのでございますから、新大臣として、新たなる角度から調査研究、あるいは政府部内の調整にお当たりになることで、それからスタートするようになったにいたしましても、すでに三ヵ月になんなんとしております。でありますから、このいろいろな調整は、たとえば三師会側の意見、意見の対立した保険者側の意見、その調整にも御苦心な……

第46回国会 社会労働委員会 第9号(1964/03/03、6期、自由民主党)【議会役職】

○理事(高野一夫君) 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 若松局長、学問的の説明が非常に時間がかかるようでしたら、資料にまとめて提出されて、この次さらにその資料に基づいて説明されてけっこうです。
【次の発言】 若松局長の学問的資料ですけれども、あまり学会で発表するような書き方ではわれわれわからないから、学問的であり、かつ、われわれしろうとにもわかりいいような資料にしてもらいたい。
【次の発言】 別に御発言もなければ、本件に関する質疑は、本日のところはこの辺でおさめたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  午後は篠田病院閉鎖事件につ……

第46回国会 社会労働委員会 第11号(1964/03/10、6期、自由民主党)

○高野一夫君 ちょっと関連して。公衆衛生局長と薬務局長に伺いたいのですが、非常に有効な注射なり薬品なりは多少副作用があるのは常識ですよ、残念ながら。われわれがチブスの予防注射をすれば必ず発熱する、これも一つの副作用。それから、かぜをひいて熱が出るとアスピリンを飲む、かぜのほうはなおっちゃう、けれど胃が悪くなる。かといって、九九%効力のあるそういう有効な医薬品なり注射を捨てるわけにはまいらない。で、生ワクのお話をだんだんに――私は途中で出たり入ったりしたけれども、伺っておると、ほとんど副作用というようなものの範疇に入らないじゃありませんか、そうでしょう。だから、厚生省はもっと勇敢に、国民に、特に……

第46回国会 社会労働委員会 第15号(1964/03/24、6期、自由民主党)

○高野一夫君 いまの徳永委員の質問の前提になることで、特に多ヶ谷さんの御見解を伺ってみたいと思います。先ほど来、久保さん、丸山さんお二人が相そろって、現段階においては実施面においてまだ調査不十分ということばをお使いになっている。したがって、母親の不安が解消しない、そのままこれを急いで実施に移すことは学問的なやり方とは考えない、こういう御意見に私は聞いておるのです。その点われわれは、ソビエトであろうと英国であろうと、ドイツであろうとアメリカであろうと、日本の医学研究、医学者のあり方、あるいは薬学研究というものは、世界の水準を抜くことがあっても、劣ることはないという全般的のわれわれ常識を持っておる……

第46回国会 社会労働委員会 第17号(1964/03/31、6期、自由民主党)

○高野一夫君 ちょっと関連質問で、私が承知しておる点を申し上げて伺ってみたいのですが、私が承知しておる限りでは、在日の朝鮮人は南北合わせて五十八万八千人、そのうちの五十七万が韓国、残り九千九百が北鮮、不明が約八千か七千ある。それで、なぜ韓国系、それから例の在日居留民団とか朝鮮総連とか、いろいろ分かれておりますが、分けているかというと、彼らの分け方は、南だ北だと分けているのは、その本籍による慶尚南道、あるいは慶尚北道、あるいは忠清、その本籍が三十八度線以北にある者は北朝鮮として朝鮮総連で扱っている。それから、三十八度線以南に本籍を持っている者は、居留民団で韓国人としての待遇を与えて扱っている、こ……

第46回国会 社会労働委員会 第19号(1964/04/07、6期、自由民主党)

○高野一夫君 小宮山さんにちょっと伺いたいのですが、免許の期限ですが、一年と二年ですか、この二つにお分けになったのはどういう意味になりますか。
【次の発言】 これに医師会側から何か三年にしてもらいたいというような要望が出ておったように聞いておりますが、これが二年が適当であって、三年は適当でないという点について何か説明を薬務局長から。
【次の発言】 これは法律がみんな違うわけですから、同じ法律の中で一年、二年、三年と区別するというのはまずいかもしらぬけれども、法律が違うから、一年であろうと二年であろうと三年であろうと、随時変えてもいいのではないか。別に統一しなくてもいいのではないか。ことに去年登……

第46回国会 社会労働委員会 第21号(1964/04/14、6期、自由民主党)

○高野一夫君 ちょっと政府委員のほうに伺いたいのですが、今度の改正の主眼は、毒液物を原材料として使っておる工場あるいは処理場の取り締まりという点にあるわけですが、それはこれのどこに、第何条にそれは該当しますか。
【次の発言】 よく工場からいろいろな血液物を含んだ汚水が河川、海などに放流されて、水産物、そういうものに非常な被害を与えるということはいままで、ままあったわけですが、従来は、この改正前はそれは取り締まることができなかったわけですか。従来のそういう点に対する取り締まりの方法ですね、ここに現行法の二十二条の準用をするということであるならば、これでやれたはずじゃないかと思いますが、その辺はど……

第46回国会 社会労働委員会 第22号(1964/04/21、6期、自由民主党)

○高野一夫君 薬務局長に御説明願いたいのですが・この資料をちょうだいしたのですけれども、毒劇物を使うどういうような製造業、工業があるかということで、ここに表が出ておりますが、これで今度の改正法がこれは適用されるのが大体五万件くらいというこの間お話しであったように覚えておりますが、ここに書いてあるこの表の全部が今度の改正法が適用される業態になりますか。
【次の発言】 この上の「業務上使用者概数」の中に、六番目に「化学工業」と書いてあるのはどういうのですか。これは化学工業全般ですか。
【次の発言】 この上のほうの四のパル、これは届け出を必要としませんか、どうですか。私は、どこでもパルプあるいは製紙……

第46回国会 社会労働委員会 第23号(1964/04/23、6期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、ただ一点だけ、あとくどくど質問いたしませんから、お伺いしておきたいのですが、それは保健所の制度がしかれてからすでに二十年余りになる。そろそろこの辺で保健所でやっておった仕事の効果を集めて検討をしてみる必要があるのではないか。それで、現在保健所でやっている仕事は、従来、多くが警察でやったおった。ところで、警察でやらしておったのがいけなくて、保健所でやることがはたしていいのかどうか。現在、行政の統一性ということからいけばいまのほうがいいような気もするけれども、しかし、私がいま保健所のあり方を見てみて、必ずしも昔警察行政でやっておったのが全面的に悪いという感じは持たない。この点に……

第46回国会 社会労働委員会 第34号(1964/06/23、6期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、ただいまの法案に対しまして、附帯決議案を提出いたしたいと思います。案文を朗読いたします。  読んで字のごとき内容でございますから、説明は省略いたします。

第46回国会 社会労働委員会 第35号(1964/06/25、6期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、局長に、きわめて幼稚な質問だと思うんですけれども、伺いたいんですが、今度の重度精神薄弱児というのはどういうふうにして見分けますか。知能指数がどうこうというような専門的な区別はもちろんあるのでしょうが、われわれが目で見て、この程度だからあれは重度だというような、具体的に、たとえばからだがどうなって、頭がどうなっているとか、足はどうなっているとか、何かこういうようなので、この人は重度の精神薄弱児だと、こういう、目で見て判定できる何か説明ができますか。
【次の発言】 全部でなくていいです。
【次の発言】 その中で、自分の町名が言えないとか伝達ができない、あるいは自動車なんかの危険……

第46回国会 社会労働委員会 第36号(1964/06/26、6期、自由民主党)

○高野一夫君 農薬に関する問題は、当委員会でしばしば議題にして審議を進めておりますけれども、私は、特に食品における残留農薬という問題について、厚生大臣はじめ、厚生省、農林省の関係者にただしてみたいと思います。  近年、米の増収、畑作の増収、あるいはナシ、リンゴ、かんきつ類等のすべての反当収穫量が非常に激増している。これはいろんな育成栽培の方法が研究されまして、そういうことも原因でありましょうけれども、最大の効果ある原因は農薬の使用にあるのだろうと思います。したがって、その農薬の使用につきましては、これはどうしても現在世界各国とも、農薬は使わなければならない時代にあると思いますけれども、日本の状……

第46回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1964/07/31、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) それではこれから本日の委員会を開会いたします。  まず、本日及び明日の委員会の取り扱いについて、委員長理事打ち合わせ会で相談をいたしました結果を報告いたします。  本日は、先般品川で起こりました勝島倉庫の爆発火災事件について消防庁から御報告を聴取することにいたします。  なお、吉武自治大臣、高橋政務次官から新任のごあいさつの申し出がございます。あわせて山陰地方等の豪雨災害に関する大臣の報告も聴取しなければなりませんが、閣議等の関係もございますので、これは明日に譲りたいと思います。御承知おきを願いたいと思います。  それでは宝組勝島倉庫爆発火災に関する件を議題といたします……

第46回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1964/08/01、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) それではこれより本日の委員会を開会いたします。  吉武自治大臣並びに高橋政務次官から発言を求められておりますので、この際、これを許します。
【次の発言】 次に、山陰地方等における豪雨災害に関する件を議題といたします。まず当局の報告をお願いします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  ただいまの自治大臣の御報告に対しまして何か御質疑がございましたら御発言を願います。――御質疑ございませんか。――別に御発言もなければ、本件に関する本日の質疑はこの程度にとどめておきたいと存じます。
【次の発言】 次に、昨日の委員会におきまして、千葉委員の質問……

第46回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1964/09/30、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) それではこれから本日の委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  八月十九日、竹中恒夫君及び天埜良吉君が辞任され、その補欠として徳永正利君及び重宗雄三君が選任されました。なお、九月十日、徳永正利君が辞任され、その補欠として紅露みつ君が選任。次いで十七日、紅露みつ君が辞任され、その補欠として重政庸徳君が選任されました。
【次の発言】 人事院勧告に伴う地方公務員の給与改定に関する件を議題といたします。
【次の発言】 ただいまの大臣の御説明に対しまして、補足説明があります。柴田財政局長。
【次の発言】 本件に関しまして何か御質疑はございませんか。

第47回国会 地方行政委員会 第1号(1964/11/09、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) これより本日の地方行政委員会を開会いたします。  委員の変更について報告いたします。  本日、辻武寿君が辞任され、その補欠として二宮文造君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会といたしましては、今期国会開会中、地方行政の改革に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三により、議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任いただきたいと存じますが、御異議ございませんか。

第47回国会 地方行政委員会 第2号(1964/12/03、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) それではこれから本日の委員会を開会いたします。  昭和三十九年度分の地方交付税の特例等に関する法律案を議題といたします。  まず、提案理由の説明を願います。吉武自治大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は次回以後に譲ります。
【次の発言】 次に、地方行政の改革に関する調査を議題といたします。  先般行なわれました地方財政並びに新産都市建設促進法及び地域開発関係諸法律の施行状況等についての実情調査につきまして、派遣委員から報告を聴取することにいたします。沢田委員。
【次の発言】 ありがとうございました。  ちょっと速記をとめてください。

第47回国会 地方行政委員会 第3号(1964/12/10、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) それではこれから本日の地方行政委員会を開会いたします。  委員の変更について報告いたします。  昨日、千葉千代世君が辞任され、その補欠として山本伊三郎君が選任されました。
【次の発言】 昭和三十九年度分の地方交付税の特例等に関する法律案を議題といたします。  本案は、去る七日衆議院から送付され、即日付託されております。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 人事院総裁がお見えになりませんが、どういう理由ですかということのお尋ねでしょう。何かの御都合がありますか。
【次の発言】 ちょっと私から伺いますが、当委員会開会中に間に合います……

第47回国会 地方行政委員会 第4号(1964/12/15、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) これから本日の地方行政委員会を開会いたします。  委員の変更について報告いたします。  去る十一日、山木伊三郎君が辞任され、その補欠として千葉千代世君が選任され、本日、重政庸徳君が辞任され、その補欠として竹中恒夫君が選任されました。
【次の発言】 昭和三十九年度分の地方交付税の特例等に関する法律案を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。――別に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御発言もなければ、討論……

第47回国会 地方行政委員会 第5号(1964/12/17、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(高野一夫君) これから本日の地方行政委員会を開会いたします。  委員の変更について報告いたします。  本日付をもって竹中恒夫君が辞任され、その補欠として重政庸徳君が選任されました。
【次の発言】 質屋営業の譲渡に関する請願外百八十八件の請願を、便宜一括して議題といたします。便宜調査室長から報告いたさせます。
【次の発言】 これは採択……。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  ただいまの御協議によりまして、お手元に配付いたしました請願の整理表のうち、行政関係の請願、地方議会議員退職一時金制度の法制化等に関する請願外三十八件全部、財政関係の請願、人事院勧……

第47回国会 予算委員会 第2号(1964/12/08、6期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、まず日韓問題、日韓会談問題、そのほか二、三の点について、総理大臣外関係大臣にお伺いしてみたいと思います。  現在すでに第七回の会談が開かれているようでありますが、しかし、二十六年の最初の予備会談を入れると、まさに大臣に及んでおる。実に十三年かかっております。その間、あるいは大平外務大臣、赤城農林大臣等が随時また会談をされて今日に至っているわけでございまするが、私は、この日韓両国が国交正常化をはかる会談をするのには、もうすでに始まったから言うのも少しどうかと思いますけれども、もう一つ予備的の行為がほしかったと思うんです。それは、両国政府並びに国民がよく理解の上に、それで両国の……

第48回国会 社会労働委員会 第13号(1965/04/13、6期、自由民主党)

○委員以外の議員(高野一夫君) 私は、いまの阿具根さんの御質問に関連して質問をするのですが、いずれ理学療法士法が正式に議題に供されたときに、あらためて私も審議に参加したいと思っている。そこで、ひとつ、あんまマッサージ指圧師の問題が出ましたが、その理学療法士が医師の指示を受けていろいろやる、電気療法、光線療法、それからマッサージをやる。端的に言って、従来十人のお客を持っておったところのあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師等に関する法律に基づいて試験を受けて免許をもらった指圧師なんかが十人のお得意を持っておった。今度は医者にかかって、医師の指示があるがゆえに理学療法士にかかる。そう……

第48回国会 地方行政委員会 第14号(1965/03/16、6期、自由民主党)

○高野一夫君 私ちょっと一つお尋ねしたいのですが、いま新潟の問題なんかは私もちょっと解せないが、たとえば北海道の場合、この第一条を見ても、地方公共団体が三つ以上なければ連絡会議を開かれないということにはなっておらない。地方公共団体と、特に国の地方機関、これとがみな総合して一つになって協議をする。それで北海道の場合に、これは北海道の道庁が財務局ともやり、あるいは陸運局ともやり、海運局ともやり、港湾局とも個々に折衝する。それは折衝するでしょう。しかし、その関係者が一堂に会して、そうして陸運なら陸運の、道路をつくる、あるいは鉄道をつくる、こういう場合に、港湾関係なり何なりといろいろなやっぱり関連が出……

第48回国会 地方行政委員会 第19号(1965/03/30、6期、自由民主党)

○高野一夫君 私いまの市川さんのに関連して細郷局長に伺いたいのですが、あなたがボーリングはスポーツでないというその理由は、現代の社会通念上スポーツとは考えられない、こういうさっき答弁を何回も繰り返された。それはどういうことですか。現在の社会通念上ボーリングがスポーツとは考えられないというのは、どういう社会通念になるのですか。ただ、社会通念だけじゃあいまいもことして、何のことかわからない。
【次の発言】 最近やや風紀は改善されつつあるというような話だけれども、従来からいろいろ深夜営業をやったり、あるいは青年男女のデートの場所に利用されたり、いろいろそういう週刊誌の材料に取り上げられたり、そういう……



各種会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 文部・厚生連合委員会 第1号(1953/07/30、3期、自由党)

○高野一夫君 私は多少堂森委員長のお話で或る分は尽きているかと思いますが、一言だけ伺つておきたいことは、これは先ほど社会保障制度のシステムの問題が出ましたが、社会保障制度は別問題といたしまして、少くとも健康保険関係で、このようなものが幾つもあつちこつちに窓口がたくさんあるということが、行政機構の簡素化ということから考えますると、極めて逆の方向に向つているように私は考えます。それで疾病の予防、或いは負傷、廃疾、死亡、分娩、そういうようなことに関する限りは、できるだけ窓口を統一して、こういうことを扱つている厚生省所管においてまとめてやるほうが、横のいろいろな給付の内容、或いは医料報酬、そういう点に……

第18回国会 厚生委員会国民生活改善に関する小委員会 第1号(1953/12/03、3期、自由党)

○高野一夫君 先ほど特許の問題は農林省側から御説明願いたいという参考人のお話でしたが、特許の内容は明細書でわかりますからお尋ねする必要もないと存じますが、最近新聞によく伝えられておる松浦式の特許というものと、現在の人造米の製造工場におけるその特許の利用関係、そういうふうなものについて、農林省側で御承知ならばちよつと聞かして頂きたい。
【次の発言】 政府のほうでは、食糧庁でも結構ですが、いろいろなパテントがあるうちで、特に松浦式パテントが最もいいというようなことで、人造米のメーカー方面にその方法を利用するようにどんどん奨励と言いますか、指導と言いますか、そういうようなことでもされておりましようか……

第18回国会 厚生委員会国民生活改善に関する小委員会 第2号(1953/12/04、3期、自由党)

○高野一夫君 参考人のかたに伺いたいのですが、強化米は私から申上げるまでもなく、人造米とは別な観点から来ておるのでありますけれども、どうして食わせるかということです。製品としてどこか米屋で売つておるのか、どこか配給所で売らせるのか、それとも、さつきのプエルト・リコのように法制化ができれば結構でありますが、それがまだない現在において、どうして買わせるか、希望者に一キロとか二キロとか買わせるのか、こういうところはこれを普及させる上において一番の問題の点だろうと思うのでありますが、これについて先ず丹沢さんはどういうふうなお考えでございましようか。

第19回国会 厚生・外務・文部・水産連合委員会 第1号(1954/03/30、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと私、朝永先生と、武谷先生にお伺いしたいのですが、我々こういうような問題については、全く素人で、お尋ねすることが極めて幼稚なんですが、この原子核の分裂というものを、何かこう例え話かなんかにして頂いて、もつと我々素人がわかるようなふうの解説をして頂けないものですか。それでよく原子力、原子力といいますが、その原子力ということの本体は、この核の分裂によるそのまあ発散するいろいろな力、それをまあ利用すると、こういう意味ですか。それが一つ。  それから原子爆弾とよく言いますが、その爆弾なるものは、例えばウラニウムならウラニウムを使うとすれば、それはすべてがウラニウムなのか。或いは純粋……

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第2号(1954/05/27、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと楠本部長に伺いたいのですが、要するに、水道行政の根幹的の仕事は厚生省がやり、部分的の仕事は建設省、又一部は通産に関係しているというようなことから、論議の中心点が所管の範囲とか、或いは重複とか、まあどの程度簡素化できるかとかいうようなことになるわけですが、ここでもガリ版に書いてあるところを見ましても、又人から聞くところによりましても、欧米においての水道行政が例外なく公衆衛生行政の一環としてやられておるということでありますが、そこで私はこの欧米の様子を少し詳しく聞かして頂きたいのは、先ほど計画局長からお話がありました通りに、水源地の問題とか、或いは貯水地、浄水場、配水装置、そ……

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第4号(1954/05/31、3期、自由党)

○高野一夫君 関連して、両局長に伺いたいと思うのです。両省に関係していると思うのですが、この水道法案に関連して整理しなければならない、或いは改廃しなければならない法律、政令というものは、両省関係でそれぞれ大体幾つくらいでありますか。
【次の発言】 十五、六というのは法律が十五、六ですか、政令も入れてですか。
【次の発言】 それは厚生省所管だけですか。
【次の発言】 その十五、六の関係法律は、やはりこの水道法案の決定如何によつて整理しなければならんわけでしようが、この水道法案をきめてないでおつて、このままの状態でおつて、この十五、六の法律の案を作つて、そうして一遍に睨み合せて我々が審議すると、こ……

第19回国会 厚生委員会国民生活改善に関する小委員会 第1号(1954/02/18、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと塩沢さんに一、二お伺いしたいのですが、その前に数字のことで釜井さんに確めたいのですが、この東京の二十三区のうち九十五というのは、二十二区にある学校のうちの九五%が実施しているということを意味しているのでございますか。
【次の発言】 そうすると郡部のほうは郡部にある学校のうちの三七%が実施している、こういう意味ですね。
【次の発言】 わかりました。  それじや塩沢君にお尋ねいたしますが、この要望事項の二より五まで、国庫負担、国庫補助という要望があるし、最後に給食物資の減免税という要望があつたわけですが、これは二、三、四、五というのは、大体どれくらいの金額になるか、推算をなさ……

第19回国会 厚生委員会社会医療関係の諸問題に関する小委員会 閉会後第3号(1954/08/30、3期、自由党)

○担当委員外委員(高野一夫君) 簡単にお尋ねしますが、結局いろいろお話を伺つておりますと、医師の保険による収入が足りないということが根本のことになつておるようですが、それで医師会のほうは食えないとおつしやる。曾田医務局長は、食えるか食えないかは生計費の実態調査がわからないから、何とも判断がつかないとおつしやる。そこでこれは結局医療費及び収入の中から医療に必要な経費を落したあとの生計費がどうなつておるかということに起因するだろうと思うわけです。そこで先年厚生省にできました診療報酬審議会に日本医師会の開業医の実態調査報告書が出ました。当時の情勢と今日の情勢とは違いますが、一応その数字を挙げて、私は……

第19回国会 厚生委員会社会医療関係の諸問題に関する小委員会 閉会後第4号(1954/08/31、3期、自由党)

○担当委員外委員(高野一夫君) 私ちよつと今井さんの御意見を伺いたいのです。実は先ほど山下委員の発言の中にも出たのですが、昨日医師の、特に開業医の生計維持ということについて昨日私は医師会長にお尋ねしたのです。それは医療は非常に大事な仕事であるということであつて、特に高度の生計費が必要である、こういうことで昨日もはつきり言つておられるわけです。そこであなたも我々も曾つて診療報酬調査会で一緒に参加して医療費の検討をしたことがあるのですが、そのときに医師会から出たデータにも、研究費や図書費なんかを全部差引いた純然たる医師の生計費というものが一般市民の生計費の二・七倍になつておつた。そこで医療が非常に……

第24回国会 社会労働委員打合会 第1号(1956/01/23、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は今日は何も質問しないつもりでおりましたが、ただいま資料の要求がございましたので、これに関連して一言申し上げておきたいと思います。先ほど来谷口委員、山下委員に対しまして、大臣並びに保険局長の御説明で十分相わかっておるのでございますが、私も保険医の一日休診あるいは総辞職決議などということは、非常な重大問題と思って深い関心を持っておるわけであります。ところがこういうような法律にきめ手がないかもしれぬけれども、あるのかないのかわからぬけれども、人間の生命を、国民の生命をあずかっているその医療行為によって、自分たちの意見が通るか通らぬかという、その運動をするのに、診察してやらぬ、診療し……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1956/11/30、4期、自由民主党)

○高野一夫君 いろいろな情勢を判断して、それで委員長、理事打合会であらゆる条件を総合して、そこでまとまったものだと私は考える。(「まとまっていないのだよ」と呼ぶ者あり)従って委員長理事打合会でまとまっておったものを、この委員会でまたくつがえす、新たに相談し直さなければならないということになると、打合会の必要はなくなる。従って私はせっかく打合会で話し合いがまとまっているのだから、その線に従って私は委員長において運営すべきだと思う。

第26回国会 社会労働・農林水産委員会連合審査会 第1号(1957/05/17、4期、自由民主党)

○高野一夫君 私は農林大臣にお伺いしたい。
【次の発言】 衆議院において議員立法で提出されて、そうして国会において、社労で、あるいは小委員会において審議され、その前においてわれわれ与党において正式にあるいは政調、総務会、われわれの機関において正式な議を経ておるわけである。その間において、大臣もあるいは大臣の部下も何も知らなかった、そうして衆議院の審議を経て参議院にきて初めてわかった。それは大臣初め大臣の部下といえども非常に怠慢であり、不勉強である。それをあたかも衆議院における社労の委員会が非常に軽卒なことをやったというような議論をされるということは私は当らぬと思う。そこで、これは農林大臣に伺い……

第26回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1957/03/25、4期、自由民主党)

○高野一夫君 私は近藤さんと清水さんと大塚さんに、すでに時間もございませんので、一点ずつ、きわめて簡単にお伺いいたしますので、お三方からもきわめて簡単に要点だけ御説明をお聞かせ願いたいと思います。  まず近藤教授にお伺い申し上げたいのでありますが、あなたが先ほど一部負担の問題にお触れになったときに、昭和二十五年になされた社会保障制度の審議会の勧告並びに現行制度についてお触れになったと思うのでありますが、その点について私も同感でありまして、当時私もあなたたちと一緒に委員をしておった。そこで当時の審議会の様子を見ますと、労組の代表、あるいは船員組合の代表、そのほか医師会、歯科医師会の代表、政党各代……


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 社会労働・商工委員会連合審査会 第1号(1959/12/09、5期、自由民主党)

○高野一夫君 議事進行について。ただいま労働大臣のお話もありましたから、双方ともに速記録を十分お調べになった上で、午後適当な措置を委員長、理事において取り計らうことができるようにして、この辺で午前の委員会を休憩にしてはいかがかと思いますので、お諮り願いたいと思います。


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データ更新日:2022/12/09

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