このページでは鈴木一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。鈴木一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○鈴木一君 私この間ラジオの放送を聞いたのでありますが、首相がアメリカに行くについて旅費の工面中だというようなお話を聞いて、これは新聞記者のほうが間違つたか、官房長官のほうが選挙違反で頭が少し変になつたのじやないかという、そういう感じを持つたのですが、一国の首相が外国に行くについて旅費の工面中だというようなふざけた発表などはないと思うのですよ。問題は小笠原君の発言で尽きていると思うのです。もう少しはつきり問題の所在点を国民に知らせるのが政府の使命だと思うのですが、今後こうしたやり方については、議員の一人として、又国民の一人として、非常な不満と言いますか、あきれ返つたというような感じを私は持つて……
○鈴木一君 台湾の輸出問題も一緒に聞かして下さい。
【次の発言】 輸出した場合に赤字になつておると一般に言われておりますが、本当に通産省として赤字であるという事実を各メーカーごとにはつきりと突きとめておるかどうか、そういう点についてはつきりした資料を出してもらいたいと思いますがね。
【次の発言】 この法案を見ておりますと、メーカーのほうが勝手に赤字だ赤字だという宣伝をして、そうして輸出会社を作つて、輸出会社のほうは今のようなコストであつたら将来五年間で、この間聞いたら十五ドル下るというお話ですけれども、私ドイツだつて、イタリーだつてもつともつと国際競争に勝つために合理化するでしよう、結局この会……
○鈴木一君 御報告いたします。去る十日八日から六日間に亘りまして、戸叶委員並びに竹中さんと三人で視察したのでありますが、新潟県におきましては地元の清澤委員、それから又小林議員も一緒に視察を願いましたし、又長野県におきましては、宮本委員からも一緒に視察を願つたのであります。 大まかに見て、本年のこの地方の稲作が梅雨の期間が非常に長かつたために、軟弱徒長によつて葉「いもち」の大発生を来たしましたこと、殊に八月中旬以降の異常な低温寡照並びに多雨によつて平坦地帯では全般的な穂首「いもち」が蔓延し、山間高冷地では青立現象を呈したことは他の凶作地帯と大体同一の現象であります。特に山間高冷地におきましては……
○鈴木一君 今回の冷害、災害でいろいろ農業政策の矛盾というふうなものが出て来たわけであります。それに対する根本的な解決の方法というものはこれは大いに検討しなければならないと思いますが、取りあえずこの冬をどう越すかというふうな困つた立場にある農家に対して、是非暫定措置として救済の手を伸べて行くというような問題に先ず重点を置いて審議して、行くというふうな議事の運び方をしてもらいたいと思うのですが……。
○鈴木一君 これに関連したことでありますが、日本の農業で一番遅れているのは収穫以前の作業でありますが、従つてこの法案で行きますと、耕萩整地、肥培、調製加工その他農作業というようなことが書かれてありますけれども、先ず第一に耕耘整地、肥培、管理ということに最重点を置いて、先ほど北委員からも酪農その他のこともお話がありましたけれども、先ずそれはこの次にして、取りあえず、この耕耘整地、肥培管理ということに最重点を置いて、これだけをやつて行くというようなことで進まなければ、限られたる予算或いは又助成金融資ということでは大した効果が上らんのじやないかというような感じを受けるわけであります。それから農業の機……
○鈴木一君 若しこの法案が通るといたしまして、「なたね」その他も食管の管理の中に入るわけでありますけれども、従来食管が管理している農産物の放出と言いますか、払下と言いますか、そういうような点でいろいろ噂も聞くわけでありますが、そういう点で長官としては具体的なデーターを出して見ても、そういう非難に対しては絶対自信があるというようなお考えがあるかどうか。というのは、最近カクテルその他が実質上認められているような恰好になつておりまして、繊維とか、電気とか、船舶というふうなものが、相当大きな政治的ないろいろな取引の施策がなされておるわけであります。こういうものに食い付いて政治資金を出すとか何とかという……
○鈴木一君 只今のお話は、今後こういうふうな政府預託資金があつた場合は、こういうふうな運用をしたいというふうなことだと思いますが、今までの分についてこれと同じようなケースがあつた場合には遡及して全販にお返しになるのか、その点をお伺いしたい。
○鈴木一君 私たち、はなから見ていると或いは違つているかも知れませんが、金庫には金庫なりの業務の運営の方針があると思うのです。県とか、各県の出張所、支所というものは中間経費は省くという意味でやめて、県の信連にそういうものを委託する。そういう点から余つた経費というものは指導連の事業に融通するとか、銀行の金利を年末には、期末には負けてやるとか、そういうわけに行かないものでしようか。
【次の発言】 この法案が、金融機関の固定しました債権の回収にばかり終つてしまいまして、真にこの法案の目的であるところの事業機関の整備促進のためにならないという決議がありますので、附帯決議を附けて賛成するものであります。……
○鈴木一君 官房長官の話を聞いていますと、できたらしたくないと、併し、しろと言えばするというような、非常に悪く解釈すればズルズル考えられるのですが、そうでなく飽くまで堂堂と、今楠見さんの言われたように積極的に、政府のほうから説明するというような挙には出られないのですか。
【次の発言】 今の決定に異議はありませんが、成るべく早くやりたい、時間を短縮したいという気持で私のほうは譲歩したのでありますが、もともと時間につきましては、もう少し会期を長くすべきだという考えを持つていたわけであります。そういうものから制約されるのは困ると思うので、十分でも私のほうは発言の機会を与えられたいというように主張した……
○鈴木一君 災害の実情に鑑みまして、速かに災害関係の予算を通すということに異議がない。三日でいいかどうかということについては相当疑問を持つておるわけであります。同時に両社会党から出ております仲裁裁定の問題、ベース・アップの問題その他重要問題につきまして、国会で十分論議を尽すという建前から、一月の延長ということを私どもも主張いたします。
【次の発言】 この履歴書は、本人が出したのですか。それとも厚生省のほうから……。
【次の発言】 本人の意思で特に省いてもらいたいというようなことであれば、問題は非常に悪質だと思うのですが、そうでない限り過去の追放の問題についてはさつき松浦さんが言われたように、す……
○鈴木一君 私のほうは無所属クラブですが、ときどき委員長のほうで第一クラブというようなことを言いますが、ついでに訂正して頂きます。
【次の発言】 木村禧八郎右の日中貿易促進に関する質疑も、同様の趣旨であると思いますので、御確認願いたいと思います。(「その通り」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私のほうの木村禧八郎君の緊急質問は、一応取下げます。但し小笠原君の発言にありましたように、後段の問題については、杉山君から意見の開陳があつたと思いますが、一応、してもこれ以上発展しないというような見通しであるかどうか知りませんけれども、一応、本会議で正式に取上げて質疑をする。国民の前にその事態を明らかにすると……
○鈴木一君 昨日説明があつたのですが、はつきりした説明はなかつたのですが、十九頁の(7)の水稲健苗育成費が二十九年度の予算には出ておるわけでありますが、今度の補正予算では大体五億が組まれておりますが、それの関係はどうなつておりますか。
【次の発言】 そうしますと、これは非常にいいやり方だと思うわけでありますけれども、二千万坪、大体今年予定しているのは……、その二千万坪は大体そういう需要があるものだというふうに農林省ではお考えになつておりますか。
【次の発言】 そうしますと、現在全購連のほうで手当しているのは大体一千二、三百万坪を目標にしてやつて来たわけです。それに対する資金の手当も、御承知のよ……
○鈴木一君 人事院の勧告というものは、なかなか実行されないような状態にありますし、又今の小笠原君の質疑にもありましたように、人事院をやめるというような噂も出ておりますが、そういつた状態でありますので、私たちの推測では、御本人としても相当嫌気がさしておるのではないかというような気がするわけでありますが、御本人は積極的にやるというような、むしろ気持であるかどうか。そういう点、或いは余計な点であるかも知れませんが、伺いたい。聞くところによりますと、官舎を引払うとか引払わないとかいうような噂もあるようでありますが……。
【次の発言】 色気はあるのですね。
○鈴木一君 三公社五現業というふうな建前にしたそのことが、この独立採算特別会計ということに対しまして能率を上げるということが建前でおつたと思うわけであります。林野の場合におきましては、この従業員が一致協力いたしまして相当に収益を上げておるわけでありますし、又林野の現行ベースというふうなものが三公社五現業のうち最も低位にあるというふうなことからいたしましても、或いは又先ほど戸叶委員から発言がありましたように、法の精神を飽くまでも守るというふうな建前から、私は仲裁裁定の完全実施を要求する清澤委員の動議に賛成いたします。
○鈴木一君 常任委員長の更迭の問題なんですが先ほど理事会でいろいろお話合いしましたことと関連するのですが、加藤君からも会期末あたり改めて委員長の更迭と言いますか、差換えと言いますか、やるというふうなことが諮られて、一応その点について我々了解したのでありますけれども、委員長のほうから、もう一回その点を了解しておいてもらいたいと思います。
○鈴木一君 私のほうでは、いろいろ打合せをしたわけでありますが、各委員会がそれぞれ活動してやるということが可能なわけでありますけれども、従来のいきさつもありますし、又先ほど承われば、案件もたくさんありますので、この際国会みずからの権威をつけるというような観点からいつて、特別委員会を作つて衆議院の審議に並行してやるべきだ。そういうふうな意見であります。
○鈴木一君 時間もありませんので、多弁はしないつもりでありますけれども、理由につきましては、先ほど菊川君が言われましたような理由で加藤君の意見には反対です。
○鈴木一君 先ほど政府側の答弁では、幹事長の逮捕によりまして、重要法案の審議に影響があるというふうな御説明であつたのでありまするが、これは与党の幹事長の地位にある、或いはそれ以上の地位にある者が逮捕された場合には、内閣は総辞職しなければならない。従つて総辞職しなければならないために、重要法案の審議ができなくなる。そういうふうな意味合いで発言されたと思いますが、お伺いいたします。
【次の発言】 私は従来、吉田内閣のやり方を見まして、一幹事長の地位がそれほど重いというふうな気はいたしておりません。併しそれ以上のことは申上げませんが、この重要法案の問題につきまして申上げますが、参議院としては重要法案……
○鈴木一君 この問題は、今回初めてであれば、私も衆議院の議長が参議院の議長に対して遺憾の意を表したということで一応了解するわけですけれども、この前十六国会の際、会期を延長する際に同様のことが起つている。それでその際、両院の理事会を開いた際、こういうような一方的なことを、両院の法規を無視するようなことがあつては困るということをこちらのほうから強く主張したところが、そのときの衆議院のほうの言い分は、一応衆議院のほうとしては、意見をまとめなければ他院と相談できないから、一方的にきめたような形になつたのだというような話があつたので、それでは困るので、一応衆議院の意向をきめるということはいいけれども、そ……
○鈴木一君 大体先ほどの藤田君の意見に同様でありますが、私のほうでも、重要法案の審議をしております内閣、地方の両方に委員を送つておるわけであります。延長するのは、重要法案を審議するための延長でありますので、この法案の審議をするために相当の時間が要るわけであります。延長するならば慎重に審議できるだけの十分な時間がほしい。こういうことであります。首相の外遊というようなことと関連を持たされたかどうか知りませんが、そういつた意味の一週間なり十日ということでは甚だ迷惑だ。こういうふうに思います。
○鈴木一君 誤解のないようにしておきたいと思いますが、私のほうとしても、会期延長するとういことについては、原則として反対です。ただ併し、どうしても延長するということであるならば、九日間とか、一週間とか、そういう中途半端なことでなしに、十分慎重審議ができるような時間が欲しい。それで、最低の線として改進党の三週間に賛成、こういうことでありますから、誤解のないように……。
【次の発言】 若しどうしても延すということであるならば(笑声)止むを得ず賛成します。而も首相は必ず出席するということを条件にしてですね。
【次の発言】 官房長官に申上げますが、防衛と二法案と警察法案が本会議に上程されて、政府側が説……
○鈴木一君 関連して……。
二十八年度の豊凶計数による追加払は、確かに今政務次官が言明されたと反対の形をとつておつたと思うのですが、その点如何ですか。
【次の発言】 今の問題に関連するわけでございますが、米価審議会の役割というものは、非常に大きいと思うのです。成るべく米価は安くというふうにきめたい場合もあるし、高くきめたいという場合もあると、こういうふうな機関がなければ、非常に簡単にどつちみちきめられるようなことになると思うのですが、こういうものがあるために、いろいろ問題の所在明らかになり、消費者の立場も、農民の立場も、それぞれの立場から擁護されると思うのですが、折角こういう機関を作つても、……
○鈴木一君 私は、会期三日延長に反対いたします。 その理由は、両社会党のほうから申されておりますので繰返しません。ただこの前の会期延長の際は、一応反対でありますけれども、どうせ延長するならば、慎重審議をするだけの時間が欲しいというので、改進党と同じく三週間を主張したのでありますが、今となつて見て、只今の議長の報告からいたしまして、常任委員長の懇談会の結果からいたしましても、我々の意見が非常に正しかつた。何ものにも担われない立場から純粋に考えて我々の立場は非常に正しかつたということを確認しておるわけでありますが、今後我々の小会派の意見も、十分尊重せられることを希望いたしまして、反対いたします。
○故府委員(鈴木一君) これは我々のほうから申しますと必要ないように思うのでありますが、やはりその港に例えば工場がございまして、硫安工場があつて硫安の製品を積出すというような、そういう産業的な立地条件からそういう港に船が出入りするようになるわけでございまして、まあ我々のはうはその実績のあとを追つて行くというような関係がございます。又昨日も議論のありましたように敦賀のごときは、最初出入があると思つて指定しましたにかかわらず船が入つて来ないということもございますので、これは法律のほうがあとを追つかけるような恰好になりまして多少そのずれがあろうかと存じます。
○鈴木一君 九番は何ですか。
○鈴木一君 資料のことですが、たびたび今まで肥料問題に関しては資料も頂いておりましたが、私も十分検討して参りましたが、決定的にこの法案がいいか悪いかというふうな判定の材料になるような資料が今まで一つもなかつたように思いますが、農林省としてもこの法案を出す以上、若しこの法案が通つたあとは、大体どの程度に価格が安定するか、特に需要期、不需要期とかなり価格の差がありますから、かなりと申しましても大した差ではありませんが、そういつたような価格の形と言いますか、どういう形に価格がなつて行くか、この価格の内容がどの辺なのか。この点について一応の試算があると思いますが、メーカーのほうが頑固で生産費はなかなか……
○鈴木一君 砂糖問題に返るわけでありますが、肥料問題と同じように、役所の方々に詰め寄つてみても、実際こうしたいという気持が、いいほうに持つて行きたいという気持が十分あつても、いろいろな業界なり或いは政界などの圧力のために思うようにできないというようなことも、十分私ども想像できるわけでありますが、特に砂糖の問題についてはそういう問題が強く受けるわけであります。私が聞いたのでよくわかりませんけれども、我々としてはこの前から綱紀粛正委員会というものを作つて、特にこういう問題について国会みずからが徹底的に究明すべきだという立場をとつて来ましたが、それが否定されまして、それが各委員会でそういう問題をやろ……
○鈴木一君 関連して……。私も去年の夏、会計検査院から人が来て、ぎゆうぎゆう言わされて困つているから、余りひど過ぎるから何とかならんかということも事実聞いたこともあります。その人たちの言う言い分としましては、今町村財政なり県財政が逼迫しているために、そういうような工事もあえてせざるを得ないというようなあれだというように聞いているのですが、私ども実態を見ておりませんからわかりませんが、そういつたような大きな理由というふうなものがあつて、こういう不正工事をやらせるのじやないかというふうな気もするのですが、そういう点の監査はどうですか。
○鈴木一君 私もそのばか者の一人なんでございまして農業協同組合で働きながら飯を食つて来たばか者の一人なんですが、今の政府委員のかたが、外部々々というふうな、外部との対照上、比較上協同組合に課税はせざるを得ないというふうなお話ですけれども、協同組合の実態そのものは、先ほど河野委員から言いましたように、この資本主義経済の中で成り立たない農家の人たちが、自己防衛のために作つた組織なんです。現在自分が作つたものの値段を自分がきめられないなんというふうな生産者というのはどこにもないと思う。砂糖の問題でも、繊維の問題でも、皆それぞれ作つた連中は、この値段はこれだけだというふうに消費の値段を生産者がきめてお……
○鈴木一君 勿論異議はないのですけれども、恐らく緊縮財政の折から実現できないというふうな、政府の原案通りだというふうなことになると思うのですがね、そういうふうな場合にどうするのですか。
【次の発言】 関連して……。私は従来防疫課の御指導、監督を受けておる立場でありましたし、農薬の行政につきましては、いろいろ私なりに意見も持つておつたわけでありますが、まあそういつた立場におつた私がこの問題についてとやかくやることは、とかく主観と言いますか、自分の主観的な意見が強過ぎるために、却つて公正を欠くというふうなことも懸念いたしまして、本日まで農薬に関しましては一言も発言しないでいたんですが、たまたま先般……
○鈴木一君 政務次官が見えておりますので、或いは政務次官としては関係したことでないというふうなことがあるかも知れませんが、一、二お尋ねしてみたいと思います。今度の国会の初まりに愛知さんが物価問題について一言触れたのですが、その際大体物価は五%くらい下るだろう、平均しましてですね。そういつたふうな演説があつたのですが、私たちは態度も非常に立派だし、内容も非常にいいし、感心をして聞いた一人でありますけれども、それが硫安に関してどういうふうな関連があるか、物価が下ると申しましても、主要な国民経済、国民生活に直接、間接関係のあるものが下るのでなければ物価が下つたということは言えないと思うのでありますが……
○鈴木一君 米価審議会の運営と言いますか、性格についてお尋ねしたいのですが、メンバーになつておるかたがたは一応斯界の、立場はそれぞれ違うと思いまするけれども、相当の権威者であると私たちも思つておりますが、この人たちが相当長い時間を費やして出た結論に対して、そのまますつぽり尊重するわけには行かないものかどうか。勿論これに対する財政的な裏付もあるわけでございまするけれども、今回の減収加算の問題なんか僅か金額にして十億ぐらいのものだと思いますが、こういうふうな僅かの金額の問題、而もこれを出すことによつて、先ほど河野委員からいろいろお話があつたように、政府としても国民としても有利な点もたくさんあると思……
○鈴木一君 アイデアとしてはなかなかいいと思うのですけれども、実際の取扱いの仕方がさつぱり明示されていないと思うのですが、指定された農林水産のこの石油について、買う者はどこへ、特約店といつたつてたくさんあるわけですね。それから又農協なり、水産組合なり、協同組合もたくさんあるわけですが、どこへ行つて買えばいいのか。特約店に行つた場合、いや、それはおれのほうは数量が少いから扱つていないと断わられることもあるでしようし、看板でもかけて、行政指導されたものを扱つておるという看板でも掲げていればごまかしようもないので、手に入ると思うのですけれども、そういうふうに指示をしていなければなかなか入手がむずかし……
○鈴木一君 開銀の融資を仰ぐ場合の資料というやつはそう簡単なものじやないと思うのです。農林省のほうがこうであるとか、或いは通産省のほうがこうであるというふうな推定の資料じやなくて、メーカー自身が自分のほうの工場の内容はこうだ、生産されておるのはこうだ、販売はこうだと、実に厳密な調査資料を出して、それを更に開銀が何度も何度も検討した上で……、今あなたの言われたことは全然私は違うと思うんだ。その資料に対して農林省なり、通産商が認承と言いますか、間違いないとか、この通りだとかいうような証明をするのであつて、あなたのほうが主体になつてそんな資料を出したんじやないと思うのですよ。
○鈴木一君 その前にちよつと聞きたい。先ほどこの表に基いて開銀の融資の対象になつておる六工場の名前が出たわけでありますが、その六工場を通産省のほうで、開銀へ推薦した根拠と言いますか、そういうことについて伺いたいと思います。それで自由競争のためにコストを引下げようということは各メーカーの熱望するところだろうと思いますし、又輸出があのような出血というようなことでありますので、恐らく各メーカーとも開銀の融資を熱望するだろうと思います。硫安工業協会のほうで、本年度はこれとこれだというような申合せと言いますか、統制をして、そこだけにするものか、或いは各社がばらばらで出したものを、通産省のほうで六工場なら……
○鈴木一君 開発銀行のほうから資料として文書を出してもらうということは私は異議はないのです。と同時に、問題は開発銀行にまで関係と言いますか、ここに来て頂くようになつたそのそもそもの原因というものは、通産省のほうで資料を出すことを拒否したということに私はあると思うのです。この間、これは非公式の席上だからどうかと思いますけれども、平野農林政務次官と話したときに、通産省には各社の、十七社のコストを調べたものがあるのだ、併し肥料行政が農林省と通産省の両方に跨がつておるためにそういうものを出せない。通産省のほうの一方的な考えで出せないというようなことを言つておりましたので、とにかくこれだけの国家資金を使……
○鈴木一君 長官にお尋ねしたいのですが、先ほどから、又従来の審議の過程でも、メーカーの育成というようなことに非常に砂糖問題については重点が置かれているような感じもするわけなのでありますが、勿論国民経済上どうしても必要だというようなものの育成は考えなければならんというのは当然のことだと私は思うのでありますが、名古屋精糖の問題ですね。戦後全然なかつたのですね。それがあれだけまあ大きくなつた。割当の仕方なんかも名古屋精糖では神戸の工場が完成するのを待つて割当をきめるかのごとき印象を我々は受ける。而も名古屋精糖の役員の構成を見ますと、日銀からも入つておるし、大蔵省からも入つておるし、東海銀行からも入つ……
○鈴木一君 関連して……。この前の懇談会の席上で、柿手さんに合理化のメーカー別の大体のプランを示してもらいたい、勿論これは資金計画も伴うわけでありますが、それは出しますというふうなお話でありましたけれども、そういう資料は用意されておるのかどうか、今の江田さんの質問に関連してお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それ以上は出せないのですね、この前の資料以外には最近のこの新らしい事態に即応した計画というものは出せないわけですね。
【次の発言】 それでは不満足だから要求したのですけれども、それが出せなければいいですよ。
【次の発言】 輸出をすると赤字だ、出血だという前提に立つての議論だと思います。……
○鈴木一君 簡単なことなんですが、十三条の二項に、最高価格の決定に関して生産費を基準にするというふうに書いてあるのでありまするが、生産費の問題というのは、今まで長い間審議してもなかなか真相がつかめなかつたわけでありまするし、恐らくメーカーのほうでもはつきりしたものを、裸のものを出して来るというふうなことは我々としても考えられないのです。併しいろいろこの法案が通つたあとで、審議しても今まで辿つたような経過を私はまあ迫るのじやないかというふうな懸念がありますので、これは飽くまでも生産費を参酌するというふうな考え方で行くべきじやないか。メーカーのほうからこれだけの生産費であるというふうに出されて、ま……
○鈴木一君 質問してもいいですか……。今の附帯決議の提案者に対して、内容について質問していいですか。
○鈴木一君 いろんな委員が出ておりますけれども、委員のやる内容は、それぞれ委員会で違いますから違うわけですけれども、委員としての仕事の仕方は、大体似たりよつたりだと思うのですけれども、それにその給与の支給の仕方が、相当差異があるのはどういうわけなんですか。例えば社会保険審査会なんかは、この後の表を見ますと、月に四日くらいしか審理の期日がないわけですよ。それでも月額支給して、更に又恩給までもらつている。こういうふうなのは、一体どういうわけなんですか。どうしてもその家庭のというか、収入の状況などを見て、こういうふうにしてやつているのか。そういう点どうですか。
○鈴木一君 私も見舞をするということについては異議がございません。従って理事会なり、相談をして、適当な措置をとってもらいたいと思います。それからまたあの事態に対する善後措置でありますけれども、多少の冷却期間をおいて、そして各党の本当の立場と申しますか、そういうところで大所高所から多少の冷却期間をおいたあとで、今後こういうことがないようなふうに、十分一つ御協議を願って、今後の問題には対処してもらいたい。今ここで十二時間たったかたたないかというような、こういうようなときにやっても、結局今、阿具根さんからも出たように、ああいう事態になった原因、結果まで調べなきゃならないというようなことになります。こ……
○鈴木一君 こういったせっかくの機関があるわけでありますけれども、この選挙前の肥料価格の値下げにつきましては、農林大臣が直接メーカーと交渉されておるようですが、そういう関係はどうなんでございましょうか。
【次の発言】 それはあとで農林委員会なり、しかるべきところでお尋ねしましょう。
○鈴木一君 この臨時肥料需給安定法案の審議に際して、私も農林委員の一人として審議に参加いたしまして、衆議院の場合は存じませんが、参議院の場合は農林委員会の殆んど大半がこの問題で費されたと言っても過言ではないと思いますが、その結果生まれた審議会、この運営に対して、農林大臣はどういうふうなお考えを持っておられるか、また今までどういうふうな運営をされたか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 農林大臣が肥料の値下げ問題について、非常な熱意を持っておられるし、また示されたことに対しては敬意を表するものでありますけれども、せっかくこういったような委員会が多大の時間を費してできたわけでありますから、こう……
○鈴木一君 阿具根君の動議に賛成します。理由は天田氏から申されておりますので、繰り返さないことにいたします。
○鈴木一君 関連してお尋ねいたしますが、御本人には事前に交渉されて内諾を得てあるんですか。それともこれからここできまれば交渉するということなんですか。
○鈴木一君 今度の国会は、開会以来今日まで、十分の期間はあったと思います。しかし審議が非常に長びきまして、その理由はともあれ、だらだらと今日まできて、ここでさらに延長するということは、国民に対してはなはだ相すまないというような気持をもっております。従って、筋を通すという立場からすれば、ここで一応閉会して政府はもう一回臨時国会でも開いて出なおすというのが正しいあり方だと思うのでありますが、しかし諸般の事情からいたしまして、そういったような原則論を並べておりましても実際問題の解決にならないと思いますので、今回、一月延長したあとは絶対に延長しないということを強く希望いたしまして、不本意ながら、やむを……
○鈴木一君 矢嶋委員からの趣旨については、私たちも賛成です。ただしかし出された文章については、いろいろ改めたいというふうな気持もあり、私の方ではその文章を用意もしたわけでありますから、できたら理事会でも開いていただいて、そんなに時間はかからないと思いますから、そこでもう一問お諮り願いたいと思います。
○鈴木一君 承知しております。 総理にお尋ねいたします。公職選挙法の一部を改正する法律案の提案理由の中に、「思うに現在のわが国の政治において最も必要なことは、政局を安定せしめ、国民多数の支持を保つ政党を基盤とする政府が、責任をもって内外にわたる政策を遂行することにあると信じます。しかして政府と致しまして小選挙区制の採用こそこの目的を達成する最大の要件であると考えるのであります。」こういうふうに言われておりますけれども、もちろんこの政局の安定、不安定に対する考え方は、いろいろ相違もあるかと思いますけれども、少くとも国民の側からすれば、現在政局の不安定の最大の、原因というものは、対立する両政党の……
○鈴木一君 大蔵省側にお伺いいたしますが、こういう払い下げとか、こういう問題に際して直接当事者が来ないで、大ていまあだれか紹介者、たとえば具体的に言えば、国会議員あるいは政党の幹部とか、大臣とか、そういったところの紹介なんか来るものだから、自然そういうもののために誘惑されて、公正な判断ができない。実情としては事務当局者としてはいろいろな不安な点がありながらやってしまうというようなことが、こんな事態が起る一つの原因じゃないかと私は考えるのですが、そういうことはございませんか。
【次の発言】 これ以上は申し上げませんが、先に戻りますけれども、五十四号の例の東京電力の土地の問題ですけれども、私たち、……
○鈴木一君 大体いつごろまでにこの資料はできますか。今まであったことをそのまま大体書けばいいことが多いのですから、できたところで現地調査をする。こういう段取りの問題じゃないかと思います。
【次の発言】 できたら、この次の国会が二十日に始まるわけですから、始まってから休会に至るまでに資料を出してもらう、こういう段取りが大体妥当じゃないかと思います。
【次の発言】 一週間くらいで……。
【次の発言】 全部ないというのはどういうことですか。
【次の発言】 出したもの全部ですよ。
○鈴木一君 これを実施してから十年もたってこのような状態になると、やっぱり制度そのものは非常にいい制度であるけれども、またむずかしい制度だと思います。これを完全に実施するということはなかなか困難だと思いますけれども、一々農林省が全国の一万幾らにわたる村の組合を指導するということはできない。結局、これは府県を通して指導して行くということになるだろうと思いますけれども、どうも私たち見たところで、府県の方は厄介視して、皆さんたちには必ずしもそういう顔はしないかもしれませんけれども、実際、共済問題については、あまり熱を入れていない、力を入れていないというように私たち把握しておるのですけれども、そういう……
○鈴木一君 人事部長さんにお尋ねしますが、この前に鳩山内閣の当時、先ほど問題になりました特定局長の身分の変更の問題が、内部で取り上げられておったようなふうに承わっておりますけれども、これの郵政行務上の利害得失というか、そういう――どういう角度からあの問題が取り上げられたのか、事情をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 ええ、そうです。
【次の発言】 それじゃ与党の方でああいう問題が取り上げられただけであって、郵政省の内部では与党から命令を受けるか何らかの形で、そういう問題は取り上げられたことはないのですね。
【次の発言】 まあ、内閣がかわって大臣もかわったのでありますが、今の大臣からそういう……
○鈴木一君 検査報告書の六十七ページの国有財産の管理、防衛庁の関係でありますが、検査院が三十年度の決算について検査したときに、大体一割くらいしか所管がえ手続をしてなかったというように書いてありますけれども、その後半分ぐらいのものが手続中だと答弁書には出ておりますけれども、実際会計検査院の報告がうるさくいうからしぶしぶやったというような感じを私たち受けるのですが、一割くらいしか処理していなかったということは全然やってなかったと言っても過言じゃないと思うのですけれども、特に防衛庁に関しては急激に膨張したということもあるかもしれませんけれども、大蔵省は税金の取り立てやそういうことについては仮借なくや……
○鈴木一君 資料を要求したいのですけれども、今のこの利子補給の問題について、この次の三十年度のときでけっこうでございますから、そのときまでに今までおわかりになっている資料を、わかりやすく一つ提出してもらいたいと思います。なるべく詳しくですね。
【次の発言】 そうです。それに関連した一切の資料を三十年度のときでけっこうですから、それまでに間に合うように出していただきたいと思います。
○鈴木一君 ただいまの問題に関連するのですが、一年々々決算をして事業を進めていくわけでございますから、事業の当初においては何をどの程度作る、何本作るということは、一応事業もくろみとか事業計画があると思う。それに立てば、それに見合ったように、葉タバコも少いものは生産する、あるいは輸入するということになると思います。今までの話を承わっておりますと、そういうふうな計画というのは全然、全然ないとは申しませんが、一応ばく然とはあると思いますが、はっきりしたものはなくて、行き当りばったりで、売れるものをよけい作っていこうというような、いろいろ計画性のないような感じを受けますけれども、今の荒木さんの質問に関……
○鈴木一君 大臣にちょっとお願いしますが、先ほどの御答弁で、民衆駅なんて最近に聞いたばっかりなのでよくわからないと、はなはだざっくばらんで、私はけっこうだと思いますが、しかしわれわれは、きのうもこの民衆駅の問題を取り上げるということは、日程にも上っておりますし、もう少しやはり大臣としても、あるいはまた大臣を補佐する側でも、こういう問題に対して十分検討されてここに出てきていただかなければ、当日の審議も進まないだろうと思うんです。いずれまた検討して研究してということで、そのうちまあ内閣も変ってしまう、そうしてわれわれが疑問に思っておるような事実がどんどんそのまま進んでゆく、結局国民も、政治なんとい……
○鈴木一君 関連。むしろ個々の人に対する配分の計画ができなければ、建設省の方としても金の支払いをしないというくらいまでやっていかなければ問題が起るだろうと思う。問題がむしろ起るような形において建設省は金を払っておるというふうにわれわれは見ているのですけれども、個々の金を受け取る人たちに対して配分計画ができて、そこで払うのが至当だと思うのですよ。それを内訳を公表すれば配分計画に支障を来たすというのはちょっとおかしいと思うのです。
【次の発言】 さっきの次長さんのお話を聞いていますと、大体この件についてはどれだけの補償金を出すというつかみ金を与えておいて、あと配分は下の方にまかせるというようなこと……
○鈴木一君 この連合会は、各土地改良区からぜひこういうものを作ってもらいたいという要望が強くて、それにこたえてやられたのですか。
【次の発言】 実際、この下部の土地改良区の会員になっている農民は、なお一そう金のかかるようなこういうものができることは、決して私は望んでいないだろうと思うのですよ。技術の確保とか援助とかいうようなことは、当然これは国なり、県なり、市町村が積極的にやるべきで、今の陣容が足りなければそれだけの予算措置もしてやるべきであって、それを全部またこの農民の方にしわ寄せしていくというようなことは、少くとも私は下部の農民は要望なんかしていないだろうと思うのですね。だから、こんなもの……
○鈴木一君 公取の方で問願にしていられる点は、酪農振興法というようなものと、それから独禁法というものは、別に抵触はしない。ただし、中心工場に指定された工場に集乳する場合に、農民に対して県なりあるいはまた農協が強制を加えたというそこが問題なんですか、公取が問題にしている点は。
【次の発言】 私も大体読んでありますがね。
【次の発言】 それじゃ質問を変えまして、今のこういうことが問題になった場合、農林省側としてはこの問題に対してどういうような見解をとられるか。
【次の発言】 地区指定がもめておるために、一年延ばそうかというふうな話もあったと言われておりますが、実際今局長のお話を伺って、むしろ早くや……
○鈴木一君 干拓に関してですけれども、早くやるようになったから、農民の負担も多少多くなってもいいじゃないかというような説明ですけれども、少くともこれは農林省としては早くやるのは当りまえで、従来おそかったのは悪いのだ。早くやるような努力をすべきである。しかも、農民の負担というものは従来よりも安くするか、やむを得なかったら従来通りにするというのが、私は建前だろうと思います。どうも財政関係からして、大蔵省にギリギリ押されて、やむを得ずこういったような言いわけをしているような感じがする。それならば、農林省は何も要らない。建設省なんかにやってもらう方がよほどいい。農林政務次官から一つ意見を聞きたいと思う……
○鈴木一君 先ほど佐藤委員の質問に際して、大蔵大臣が、国際価格にさや寄せするというようなお答えがあったと思うのですが、確かに今の日本の農産物の価格は、米にしろ、麦にしろ、また酪農製品にしろ、国際価格から見たら相当高いということは、周知の事実でありますけれども、これを、どういうふうにしてこの高いコストを引き下げていくかということについて、本来ならば、これは当然農林大臣にお伺いするところでしょうけれども、あえて大蔵大臣にお伺いするのは、大蔵大臣の手腕力量からしても、当然近き将来総理になられる方でもあるし、現内閣においても副総理級の人と確信しておりますので、大蔵大臣から、どういうふうにしたならばこの……
○鈴木一君 三十年度の農林省関係の決算報告書を拝見しまして、多久島事件以外に特に前年度、あるいは前々年度と変ったものというのはないような姿でありますが、その中で一つ特殊なケースのように考えられますのは、批難事項の千九百十二の林野庁関係の不当事項でありますが、これを拝見してみますと、会計検査院の方の調査だけでは私たち事情を詳細わかりかねるような面もあるわけでありますが、どういうわけでこういう常識では考えられないような事態が発生したのか、何かこれに対して当局の方からもっと詳しく事情を説明するようなことがあったらばお伺いした上で、もう一度質問してみたいと思います。
○鈴木一君 ただいま相澤委員からいろいろ御質疑があったわけでございますが、まあ安田さんはなかなか答弁がお上手だから、はっきりは言わないかと思いますけれども、私の見るところでは、要するに愛知用水の事業そのものが、技術の面でも、あるいは資金の面でも、あるいはまた地元負担金の問題でも、まだまだ十分な調査が行きわたらないうちに、地元の政治力に強引に押されて、無理な公団の発足をしたというところに、今度の大きな問題があるのだろうと思います。で、この公団にかつぎ出された浜口総裁以下の方々は、私としては非常にお気の毒だと当時思っておりました。必ず今日のような、工事ができないような、遅滞するような事態が発生する……
○鈴木一君 先ほどのなわ延びの問題について、くどいようですがお伺いしますが、われわれ巷間聞くところによれば、統計調査部の方で十三万町歩あるということを発見された。そのうちの二割くらい三十三年度の課税の対象にしていけというふうに、画一的にそういう指示が国税庁の方から末端まで出ておるということを私たちは聞いて――もちろん今聞いても、そんな事実はございませんと言うだろうと思いますけれども、どうもそういうものが流れているというようなことを、各所で私たち耳にするのです。それやっぱりあなたたちの方の出先機関が、それらしき行為を方々でやるので、そういうことが私たちの耳に入るのだろうと思うのですけれども、まあ……
○鈴木一君 農林大臣にお伺いします。今度の国会に、たしか二十九年だと思いましたが、国会を通過して施行されております臨時肥料需給安定法の一部改正の問題がたしか出ておると思います。しかしまあ、この問題については、局部的な問題でありますから、いずれまたそのときにお伺いするといたしまして、あの法律が施行されたあとの肥料行政全般について大臣の御見解を承わりたいと思いますが、われわれとしては、あの法律が国会に上程されたときに、いろんな角度から検討いたしましたし、当時の農林委員会はほとんどあの法案の審議に大部分の時間をつぶしたといっても過言じゃなかったわけであります。私の感じといたしましては、ああいうような……
○鈴木一君 今いろいろ御説明がありましたけれども、具体的にどういうふうな率に使用料を上げて、その収入はどのくらい年間あるのだ、そうすると、穴埋めがどの程度の時間がかかってできるかという、具体的なスケジュールも示してもらいたいと思います。
【次の発言】 そうすると、大体まあ五カ年で一億が穴埋めできるというような御説明でありましたが、そうすると、その年その年の収入によって分割払いをするのですか、それとも何か都の方で財政措置を講じて、一応一億のものは前払いというか、全部払っておいて、あとでそれを埋めていくのか、そういう具体的な問題はどうでしょう。
○鈴木一君 先ほど江田さんからいろいろ質問があったのですが、渡部局長はかすんでいるというような話もありましたが、非常に渡部さんには気の毒だと思っております、もちろん監督するといっても、微に入り、細に入り、そばについていて監督するわけじゃありませんし、とにかく協同組合で起った不始末は、監督官庁である渡部さんが最高責任者として呼び出されて、決算委員会なり、農林委員会なりでいろいろとっちめられておる。最近特にそういう事件が多いので、渡部さん自身には気の毒だと思っておりますけれども、しかし、何といっても農林省の立場が今のような現状では、特に協同組合に対して非常に大きな指導的の役割も果すわけでありますか……
○鈴木一君 今の問題に関連してですか、現在、自作農の資金は、実際貸している者に対する実際の申し込みは、各県によっても異なると思いますけれども、三倍ぐらいあるんですね。これはもう奪い合いのような状態で、審査もかなり厳重で、なかなか現在の自作農ですら借りられないような状態にあるわけですね。そうすると、担保力も何もない開拓者が、ルートだけは開かれておるけれども、実際これを借りるなんということは、まず不可能じゃないかというような気も、実際の運営の面からして私感ずるわけでありますが、開拓というその特殊な条件からきた借金か大部分であって、町へ行って道楽をしたとかそういうふうなことじゃなくて、営農からくる利……
○鈴木一君 関連。食糧庁長官の通達を見ますと、コカコーラ飲料の販売個所追加承認についてというので出ておりますけれども、これは間違いありませんか。
【次の発言】 今松岡さんのお話を聞いていると、従来の販売のやり方がいろいろな点で不明確であったから、それをはっきりした基準を立てて整備するのだというふうに受け取れるのです。それならば、コカ・コーラ飲料販売個所許可規程の整備とか、そういうふうな形で通達が出されれば私たちも了解しますが、ちゃんとここに、販売個所追加承認についてという通達を出しておいて、決してそうじゃないのだといったところで、われわれ一体これをどういうふうに読めばいいのですか。
○鈴木一君 年々国内の需要が伸びていますから、計画的にこれを処理するということはなかなかむずかしい、かえって計画をやったがために消費者価格が上ったり何かして、消費者にまた迷惑をかけるというようなこともあると思いますが、少くとも、ここまで畜産行政がくれば、毎年の需要計画というふうなものについて、国内において供給し、それからまた輸入はどの程度ぐらいするのだというようなめどは、大体つけて仕事にかかったらどうだ。今のところ、お話を聞いておると、全く野放しで、前の総理の吉田さんの、出たとこ勝負だというような感じを受けるのですが、これじゃちょっと国内の畜産を圧迫するのじゃないかというような懸念も、不安も出……
○説明員(鈴木一君) 私、企業市場課長でございます。経済局長が衆議院の方の年金法の会議に出席しておりますので、私がかわって御説明をいたしたいと思います。まず御配付いたしてございます資料につきまして、先に御説明したいと思います。一番初めに、関係の要綱とか、そういうものを入れました中央卸売市場法の一部を改正する関係資料がございます。その次に、中央卸売市場の関係資料というのがございます。もう一つは、中央卸売市場の卸売人の要覧というのがございます。もう一つは、類似市場要覧というのがございます。それに昨日御配付いたしましたガリ版刷りの書類がございます、それらのものを一応の関係資料としてごらんいただきたい……
○鈴木一君 波部局長に伺いますが、一たんこの制度に加入して組合の経営が非常に困難で、どうしても掛金もかけらえれないという事能が生じないとも限らないと思います。現在の組合の状態では、そういう場合の措置はどうなりますか。
【次の発言】 そういう悪循環でなく、いい循環ができれば非常にいいのですが、実際問正題として、もうとても掛金をかけることができないというような状態になってかけない。滞納だからといって強制執行するかもしれませんが、しかしそれでもかけられない場合はどうなりますか。
【次の発言】 そういう自信がありますか。
【次の発言】 確かにその通りで、これは渡部さんに聞くのは少し的はずれだと思います……
○鈴木一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になっております農林漁業団体職員共済組合法案に賛成するものであります。 多年にわたる関係者の宿題が、まさに達成されようとしておるのでありますが、これと同時に、農山漁民に対する社会保障及び福利厚生の制度、施設が確立されることを心から願うものでありまして、これがすやかなる実現を期し、あわせて今回の共済制度の運営に対して、政府の善処を求めるために、次のような付帯決議を行うことを提案いたします。付帯決議の案文を朗読いたします。 附帯決議(案) 一、政府は、速かに、農山漁民に対する年金制度等社会保障制度を確立するとともに、福利厚生施……
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