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伊能芳雄 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

伊能芳雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは伊能芳雄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。伊能芳雄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1953/08/17、3期、自由党)

○伊能芳雄君 関連して……、今の営業免許税というのは、何か免許税というのですけれども、免許するときに税をとつて、それで、いつまでもそのままになつておるように聞こえますが、やはり毎年継続的にとる考え方ですか。
【次の発言】 そうすると、毎年やはり事業税のように、非常に繁昌して収入が多くなるとか、或いは初めの考えよりもうまく行かなくて、経営がうまく行かないというようなときには安くするとかというような、そういうような考えが事業税のように織込まれるのですか。
【次の発言】 堀家さんにちよつと伺いますが、この第一の表で、税収入が府県のほうが五百三十億、市町村のほうが二千六百六十億、これに対して歳出が書か……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1953/08/18、3期、自由党)

○伊能芳雄君 只今の地方庁に対すること、府県に対することですが、一般事務の関係もさることながら、一番府県の人件費の負担を多くしているのは何といつても教員の問題です。即ち教員については、文部省が小学校については一・五、中学校については一・八、こういうような一つの高い目標を掲げて、教育の重要性からというので主張して曲おります。それに成るべく近付けなければいけないというので努力しておりますから、このために非常に従来の財政的な人件費の圧迫は多く来ている。この点も、成るほど教育の重要性もさることながら、財政逼迫で苦しんでいるのは大部分はこのために苦しんでいるのですが、この点も一つ教育の重要性と財政の上の……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1953/09/08、3期、自由党)

○伊能芳雄君 今の災害に関連してですが、災害による被害者の税の減免について当然団体の減収を来すわけですが、その減収の分は平衡交付金の基準財政収入の面に現われて来ますか。
【次の発言】 特別立法の分は限定されておりますから、特別立法の適用のない範囲のものは一般の例で扱うわけですね。

第16回国会 地方行政委員会 第4号(1953/06/18、3期、自由党)

○伊能芳雄君 農民代表というのはどうして選定したですか。
【次の発言】 それからもう一つ農協連の会長ですな。会長か専務理事が適当であるかどうか。会長と専務理事というのは実際こういう問題に参本当に一体になつてやつておると思うのです。会長又は専務理事といつて呼出しておいて、都合のいい人、一番事情を知つておる人に来てもらつたらどうですか。会長又は専務理事、どつちも責任者としてですね。そうでなければ、会長を建前にしておいて、会長はとにかく責任者ですから、会長としておいて、やむを得なければ、適当と認めれば会長が自分のいわゆる代理として専務理事をよこすというような呼び方にしたら。専務理事を呼んで会長を呼ば……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1953/09/09、3期、自由党)

○伊能芳雄君 松岡さんでしたかな、国の出先機関の廃止は余り積極的に賛成しないというような御趣旨ですか。
【次の発言】 その場合に、その出先機関を廃止した国の出先機関の事務を、県に持つて来られるのは困る、こういうような御意見がございましたが……。
【次の発言】 そうすると、国家事務を機関委任にしては困るということですか。

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1953/10/09、3期、自由党)

○伊能芳雄君 それは全部ですか。

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1953/10/21、3期、自由党)

○伊能芳雄君 去る十四日の院議によりまして、地方自治に関する参考に資するための実情の調査の目的を以ちまして、私と秋山長造委員とが出席を命ぜられたのでありますが、秋山長造委員は病気のため欠席いたしましたので、私一人出席して参りました。十九日から神戸商工会議所で全国市長会、及び東京市政調査会共催の下に行われました第十五回全国都市問題会議に本委員会を代表いたしまして出席いたした次第であります。出張期間の関係上、会議の第一日に出席いたしましたのみでありますので、当日の会議の模様を概略御報告申上げます。  開会当日は予定の日程通り午前十時に開会、全国市長会長中井光次氏、及び東京市政調査会長前田多門氏、御……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第10号(1953/10/22、3期、自由党)

○伊能芳雄君 町村合併についてこの前の委員会で各省の協力ということを非常に要望しておつたのであります。殊にわざわざ予算を組まなくても既定の予算の中で大蔵省がこの本予算の繰廻しで町村合併に協力してもらいたいというようなことは、特に財政の非常に困難な時だと思いますが、その予算を伴わない非常にいいえさ、えさといつては語弊もありますが例の国有林野の払下の問題がある。あれは合併促進法の法案の中にも最後まで問題になつた個所の一つであります。事実国有林野整備法で現在合併の伴わないものをどんどんやつておるわけであります。あの合併の伴わないものをすでにやつておるが、あれをできるだけ農林省で町村合併を応援してやろ……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第11号(1953/10/23、3期、自由党)

○伊能芳雄君 財政部長に御答弁願いますが、今までの従来の取扱い、これは起債についてですが、年次償還をしておりますが、それは平衡交付金の場合における標準支出として当然計算されるわけですね。
【次の発言】 起債はみなそうでしよう。
【次の発言】 そうじやない。起債になつている以上、単独事業も同じじやありませんか。
【次の発言】 単独事業の起債もやつておりますがね。同じ取扱いをして……、起債になつている以上はどつちでも……。
【次の発言】 そこで今度の特例法によるのは元利を見るということになつておりますが、今度の年度において、今まででも平衡交付金の標準支出に入れておつたけれども、今度元利を見るという……

第16回国会 労働委員会 第13号(1953/07/16、3期、自由党)

○伊能芳雄君 二、三の点について政府に質問したいと思います。先ず政府に今回の規定された内容についてすでに違法であるということをしばしば言つておる。違法であるということについては非常に自信があるようでありますが、それほど自信があるなら、わざわざこういうむずかしいことの手続を経てやらなくても、今までの違法であるという根拠によつて十分なる目的を達し得るのではないか、こういうふうに考えるのでありますが、この点について政府の御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 そういう明確な問題を同時に又明確でない問題がある。明確でない問題というのは、今後いろいろな場合に判例が出て来ればはつきりするので、それを待……

第16回国会 労働委員会 第16号(1953/07/23、3期、自由党)

○伊能芳雄君 白土さんにお聞きします。さつきの公共の福祉のほうのこの調整の問題のときに、九〇%の労働者の利益をこの法案が成立すれば侵すというような、そういうような言葉がありましたが、私の聞き間違いですか、それを伺つてから……。
【次の発言】 そうすると、国民の九〇%が労働者であるというお考えですか、国民の九〇%が労働者であるというところから今の意見が出ておるのか。
【次の発言】 それはどういう統計でお出しになつたか、その出所を私はお聞きしたい。
【次の発言】 私はどうも国民の九〇%が労働者であるという考え方は、それは働くということが労働者であることに定義すれば、これはあるかも知れませんよ。いわ……

第16回国会 労働委員会 第17号(1953/07/24、3期、自由党)

○伊能芳雄君 磯田さんに憲法の十八条の問題に関連しまして、二つだけお伺いしたい。第一点は現在の緊急調整の制度は、憲法第十八条に違反しないかどうか。それから強制仲裁制度というのはしばしば論議されておりますが先ほどもお触れになりましたけれども、これに賛否をお聞きするのでなくて、現在の憲法下において、十八条に強制仲裁制度は違反するかどうか、これを伺いたい。

第16回国会 労働委員会 第26号(1953/08/03、3期、自由党)

○伊能芳雄君 今田村委員からお話の時間の積算の参考のために私らも見たいと思いますが、十三日以降どういうふうにやつたか、謄写版か何かで刷つてもらえませんか。

第17回国会 地方行政委員会 第1号(1953/10/31、3期、自由党)

○伊能芳雄君 今の伊藤専門員から御説明になつた範囲でありますが、特に租税制度、それから貨幣の制度、円なら円というものが、現在どういう価値のものであるか、それから食糧事情、この点は特にもう、直接その日から必要なんですから、その点は特に詳しくお願いしたいと思います。

第17回国会 地方行政委員会 第5号(1953/11/06、3期、自由党)

○伊能芳雄君 この選挙の問題ですが、国会議員は臨時に定員より殖やす、それから市町村会議員は一応このままと今もなつておるのですが、県会議員のことは何にも謳つてないのですが、必要ないとお考えなんでしようか、それとも政令のほうに譲るというお考えでしようか。
【次の発言】 国会議員も市町村の議員も、一応これはこの次の選挙までの暫定的措置ということになつておるのですから、今、沖繩の立法院議員にこの群島では八人出ておりますが、少し多いかも知れないけれども、丁度県会議員の数がそれに近い、大体六、七人くらいに恐らくなるだろうと思うのですが、そうすると、暫定的にはそれを利用しておつたら選挙を一回省けたのじやない……

第17回国会 地方行政委員会 第6号(1953/11/07、3期、自由党)

○伊能芳雄君 刷物のしまいのほうの「人事上善処の措置」というのはおかしいですね。
【次の発言】 「善処の措置」というのはおかしいでしよう。善処でいいでしよう

第18回国会 地方行政委員会 第2号(1953/12/05、3期、自由党)

○伊能芳雄君 今度のこの改正で、標準準財政支出を八十億殖したというのですね。
【次の発言】 その八十億殖して、七十六億は平衡交付金で、そのあとの四億はどういうふうに見ておられますか。
【次の発言】 平衡交付金の行かない東京、大阪などを考えると、もつと殖していいのじやないですか、八十億円をもつと殖して、そういうところの財政支出というものは、標準支出というものは相当多くしていいのじやないか、そういうわけですから、九十億とか百億の数字でやつて行つたらいいのじやないか、そうして東京、大阪に件かないということであれば、よそはもつとうまく行くのじやないか、八十倍にしておくことによつて保留が大分残るのじやな……

第18回国会 地方行政委員会 第3号(1953/12/07、3期、自由党)

○伊能芳雄君 国井君に、今の青色申告のお話ですが、つまり国税の場合も青色申告が当然認められておるから、それによつて非常に有利になつておるのですが、事業税にそれを使われると、今度は青色申告を出した人が不利だというのですか。それを使えれば…
【次の発言】 それが実際だというなら行政訴訟で当然勝ちますよ。そんな馬鹿のことはないと思うが、そんなことを全国的にやつておつたら問題になりますよ。陳情の時にだけそう言われるのでは困るが。
【次の発言】 そうすると、事業税は、二十七年度分は予算に対して出納閉鎖期の五月までに何パーセント納まりましたか。

第18回国会 地方行政委員会 第4号(1953/12/08、3期、自由党)

○伊能芳雄君 ちよつと今のに関連して、ここに今並んでおる自治警が全部仮にまあ早くは一月或いは二月に繰上げるというようなことがあつたとした場合、大体国警の予算で財政的措置はできますかどうですか。その点お調べになりましたか。
【次の発言】 そうすると、今手続きした場合に、財政的面から内閣総理大臣が承認をしないというようなことはあり得ない、こう解釈していいのですね。今の具体的問題としてはそういうわけですね。
【次の発言】 内閣総理大臣の承認というのは大体実際問題はどうなんですか、国警本部でやるわけですか。
【次の発言】 これは今までも随分やつておつたので、私も少し迂闊でありますが、町村長が直接国家公……

第18回国会 予算委員会 第3号(1953/12/06、3期、自由党)

○伊能芳雄君 インフレ抑制の問題は各方面から力強く推進されまして、政府の施策におきましても着々と実行に移されるという大蔵大臣の非常な強い御言明に対しまして、敬意を表するものでありますが、このインフレの財政面からする一つの因子である補助金問題について、先ず私は緒方副総理の御決意を伺いたいと思うのであります。  勿論補助金はそれぞれの使命を持つて行われているものであり、従つて相当の効果をもたらしておることは当然であります。中にはだんだんこれが弊害の面ばかり大く出して参りまして、弊害のほうが多いというようなものもないではないと思うのであります。これを個人の場合に考えますというと、これによつて依頼心を……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1954/08/02、3期、自由党)

○伊能芳雄君 知事さんに伺いますが、職員の給与の実情ですね、これなんかも一つどこかの表にあるのであろうと思いますが、いわゆる理論給与とどのくらい違いますか。
【次の発言】 県庁の定員三千三百人ですか、それから教員が八千ですか、これはいつ頃からこのくらいの数になつておりますか。
【次の発言】 中小学校の教員の一学級に対する率ですね、今どのくらいになつておりますか。
【次の発言】  一・一八……。
【次の発言】 私がここにこういうことを申しますのは、あんまり人件費の率が高いように思うのです。非常に高いように思うので、ベースが高いか或いは県の力に不相応な数字を持つておるのじやないか、こう思つたので申……

第19回国会 地方行政委員会 第2号(1954/02/04、3期、自由党)

○伊能芳雄君 この二重橋のほうの書き方が、国警長官と宮内庁次長はこれは参考人じやないのですか。
【次の発言】 そうすると国鉄のほうの関係者はここに六人ですね。
【次の発言】 六人全部参考人なんですね。いういろいろな何ですが内容はよくわかりませんが、総評がやつたんですか、国鉄の労組がやつたのですか。
【次の発言】 そういう意味ですか。
【次の発言】 まあ理事会できまつたことですから……。
【次の発言】 我々がこういうところでこういうことを扱うということは、畢竟過去のことに対する責任を問うとか何とかという性格のものではないと思うのであります。どこまでもこういう事件を起したということについては、その……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1954/09/13、3期、自由党)

○伊能芳雄君 二、三伺いたいと思いますが、先ずこの選挙運動費用を、ずつと基準額を四円から十円まで挙げておりますが、どの辺に大体落着きそうな空気だつたですか。
【次の発言】 この問題もそうですが、緑風会からすでに法案が出ておるわけです。縁風会の法案にも、この選挙費用の問題を扱つています。こういう問題は、緑風会の法案に出ておるような問題にぶつかるごとに、緑風会の法案に対してはやはり相当参考に考えておつたのですか。それとも全然縁風会の法案というものは、参議院が継続審議中だから棚上げにしておいて、我我は純粋に選挙の全般の問題について考えようと、そういう全体の問題で行つていますか。

第19回国会 地方行政委員会 第4号(1954/02/23、3期、自由党)

○伊能芳雄君 今日の委員会は、実はこの前の署長の発言について多少不穏当とかいうようなことを質問されるように聞きましたので、この委員会の性格として、それではほかの人の言動はそのまま容れましていいかというこを考え及んだときに、私はこんなことを取上げようとは思わなかつたのですが、そういうことになつたので、少し私は二、三質問申上げたいと思います。時間も遅いことでありますから、極く簡単に要点だけお答え願いたい。  先ず木村参考人にお伺いいたしますが、あなたの陳述の中に、生活保護費が減つてしまうとか、或いは自由労働者の働く時間が少くされるように予算が削られるとか、各種の社会保障費が減らされてしまうというよ……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1954/09/14、3期、自由党)

○伊能芳雄君 町村の国有林の経営能力というものはおのずからあるだろうと思うのですが、普通の場合どのくらいまでを、整備法によつて最高どのくらいまでを大体考えておられるか。又町村合併をした場合においては、その普通の町村に対して整備法でやつておる枠よりも大きいものをやるというような考えでやつておられるかどうか、この点を伺いたい。
【次の発言】 つまり別に標準というようなはつきりした、ものはないから、個々具体的な問題によつて出願している町村がそれだけの能力がありや否やという判定を下してやつておる、こういうことなんですか。
【次の発言】 そうすると、町村合併ができれば合併のできただけ能力がだんだん大きく……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1954/09/15、3期、自由党)

○伊能芳雄君 理事補欠互選につきましては、成規の手続を省略いたしまして、委員長に理事の指名を御一任することの動議を提出いたします。
【次の発言】 災害補償の問題では、町村の共済組合というか保険制度ができているわけですね。その普及状態はどうですか。
【次の発言】 今の問題、まあ消防の問題としては一番大切な問題だと思うのです。大体団長というのは非常に名誉職で、あれは制服を着て歩いたり、いろいろ大会などをやるときは非常にいいし、又火災予防だといつて消防車に乗つて景気よく歩いたりするときはいいんですけれども、実際指揮能力がないということはこれは誠に残念なことなんです。自分のところだけでも大変なのに、い……

第19回国会 地方行政委員会 第6号(1954/03/04、3期、自由党)

○伊能芳雄君 二千八百五億円の地方債の枠は殖やさないと言つておつたのですが、結局殖えるのですか。四億何がしというのは地方起債の枠を殖やすわけですか。
【次の発言】 大体資金運用部資金か何かで出すとこういうのですね。

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第6号(1954/09/16、3期、自由党)

○伊能芳雄君 時間がないから簡単に質問申上げますから、簡単にお等え願います。先ほど実態調査ということを言われましたが、昨日お話の警察と一緒にやる実態調査とは別に一般地方財政事情の調査をやつている、こういうふうに理解していいのですか。
【次の発言】 そうすると、今まで地方団体の二十八年度までの赤字総額大体四百億ということを言つておられますが、この内容等について調査しているわけですか。
【次の発言】 その調査には大蔵省は全然タッチしていないのですか。
【次の発言】 この四百億の赤字というのは、原因はしばしば言われるように、国の見方が十分でないためにできた分も一部あり、一部は地方団体の責任、放漫な財……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第7号(1954/10/26、3期、自由党)

○伊能芳雄君 前例によつて委員長指名でお願いしたいと思います。
【次の発言】 町村合併の状況を見ておりますと、市を作れといつて、市を作れそうな所は非常に早くできて市を作つてしまう。ところが健全なる農村の合併ということになると迎々として進まない。今進んでいるのはむしろ市の周辺の町村を市に持つて行こう、合併して行こうというようなことはまだかなり熱心に続けられますが、どうも健全なる農村という気持がだんだん失われないかということを私ども町村合併促進法を作り上げた上で一番心配している点なのです。この点は一つ自治庁のほうで特に指導上御留意願いたいことと、殊に市というのはややもすれば財政上多少自由財源が、幾……

第19回国会 地方行政委員会 第8号(1954/03/09、3期、自由党)

○伊能芳雄君 ほかは予備審査ですか。

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第8号(1954/10/27、3期、自由党)

○伊能芳雄君 再建整備の問題を是非やらなければならんという非常に強い御説明で、私どももそれを希望し、又再建整備のいい法案の出されることを希望しているのでありますが、今年度の予算の審議の際にも長官のこの委員会における発言では、二十八年までのものはいずれかの機会に再建整備の法案を出して解決して二十九年度は赤字を出さないように措置するというような御意見だつたのであります。事実はこれに反して今のような情勢では赤字が出る、このままでは赤字が出るというような見通しになつておられるようであります。これはまあいろいろな予期せざる事情が生れて来たので、この問題について私は別に責任を問うという考えは毛頭ありません……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1954/10/28、3期、自由党)

○伊能芳雄君 池浦助役さんに先ず伺いたいと思うのですが、実は私どもは池浦助役さんに来て頂きたいと思つたのは、先ほどあなたが発言されたように、市民が経済的に非常に困るので早く解決を希望している、これはもうわかり切つたことなんで、そういうことではないので、市の立場におられて、争議というのは、普通の場合は労使というものが当事者ですが、これが労組のほうが二つに分れた。而もその指導が総評と全労のほうの系統から来ているというように複雑になり、而もその間に警察が介入したというようなことで、いろいろ当事者がたくさんに複雑になつて来た。そこで市のほうから見て、又あなた自身の考えを言いにくければ、市民がこんなふう……

第19回国会 地方行政委員会 第15号(1954/03/27、3期、自由党)

○伊能芳雄君 藤田教授にお伺いしますが、一番初めに自治団体の性格をはつきりさせないで税制をいじつてもいいのだというような御意見でありましたが、現在の段階においてはそうすると、現在の税制そのまま置くほうがいい、こういうことになりますか。
【次の発言】 藤田教授に、はかり恐縮ですが、もう少し……。藤田教授はさつきからお話の中で地方財政は相当逼迫しているということをお認めのようですが、今参考人のかたがた皆言うように、これはいい地方税制だと言う人はないようです。皆これは免税点を引上げろ、或いは廃止しろというような御意見が多いのですが、そこで藤田先生自身も事業税の免税点を上げろという御意見もあるようです……

第19回国会 地方行政委員会 第21号(1954/04/12、3期、自由党)

○伊能芳雄君 これもさつき堀委員からも触れた問題ですが、地方財政の監査というのは国から持つて行くという考え方も一つあるのですが、今の国の会計検査院というものはああいうふうな独立した非常に強力なものになつているわけですが、あの地方自治体における監査委員制度というものは非常に弱体なんですね。もう少しこれをてこ入れをして強化して行かないと、実際地方財政の監査というものはなかなか行なつておらないのがこれが実情なんです。これはこの前も私予算委員会でもちよつとこの問題に触れて長官からもお答えがあつた。その時分はまだ別にそれに対する強化する考えもないという御返事だつたのですが、どうも私はこの辺に地方財政の弱……

第19回国会 地方行政委員会 第23号(1954/04/16、3期、自由党)

○伊能芳雄君 修正案の提案者に伺いたいと思いますが、遊興税とからんで修正案を出されたように承わつておりますが、少くともこの修正案のできたことによつて、平年度において九十二億円、二十九年度において十六億円という減収になるわけです。これについては提案者の考えとしては、これはどういうふうにして処理すべきであるかというふうにお考えですか。
【次の発言】 入場税を国税に移管しなければ、他方税の分については成るほどバランスがとれるようになるかも知れませんが、結局減税をしたということについては、国税、地方税を通じて減税をしたことは事実なのでありますが、減税したものが国税、地方税を通じてどうしてもそれだけ減収……

第19回国会 地方行政委員会 第29号(1954/04/27、3期、自由党)

○伊能芳雄君 昔不動産取得税というのがあつたと思いますが、県と市町村と分けた時代がある。あのときやはり市町村が最つておる。もつと前に所得税の附加税時代には、やはり市町村側が県から最つておると思いますが、そのときにどのくらいの徴税費を払つておつたか。それが一つの今度きめる場合に多少参考になると思うのでありますが、今ここではわからんでしようが、調べておいたら幾分参考になると思います。不動産取得税のときなんかは幾らも実際やつてなかつたと思いますが、調べておいて是非参考にしたらいいと思います。
【次の発言】 中川委員長に御質問申上げますが、固定資産税の問題ですね、これは地元にあるというので地元の町村、……

第19回国会 地方行政委員会 第31号(1954/04/30、3期、自由党)

○伊能芳雄君 関連した質問なんですが、私どもの聞いているところでは、今秋山委員のお話になつたように、納税と車体検査とは別で支障がないというように聞いているのです。従つて法律改正の際に落ちたというようにも承知しておりますが、今回何か特にこれを入れなければならん事情、納税の確保については、自治庁のほうでも別の資料で自動車税については非常に納税の成績がいいように出ておりますが、それを特にこういうようにしなければならなくなつたいきさつについて、御説明頂ければ大変有難いと思いますし、且つこうしますと、例えば東武鉄道とか東京急行電鉄とかというような一つの会社が七県、八県に跨がつている所では、経理上納税した……

第19回国会 地方行政委員会 第32号(1954/05/04、3期、自由党)

○伊能芳雄君 高橋委員から御質問のありましたことに多少関係があるのですが、本年度の百分の一九・六六に所得税と法人税をしたその理由はどういうわけですか。この半端を作つたのは……。
【次の発言】 この一九・六六にしたために、本来の二〇%の場合とどのぐらい差ができたのですか。
【次の発言】 この考え方というのは、今の平衡交付金の出し方と同じような算定をして出した、こういうことですね。
【次の発言】 この十六億ぐらいの金を余り組かくやるために一九・六六というような数字を出すことは、今後やつぱり平衡交付金のような考え方で算出して来たら、又半端を、来年すぐこの税制を変えやしないかという非常な疑念を持たされ……

第19回国会 地方行政委員会 第33号(1954/05/08、3期、自由党)

○伊能芳雄君 私は今回の地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案の大要については賛成いたすものであります。  地方財政平衡交付金制度と今回の地方交付税の制度とを比較をして見ますると、いずれも一失一得は免れないところでありますが、交付税のほうはすでに地方制度調査会並びに税制調査会におきましても慎重審議の結果、これを支持しており、私どもも又地方自治確立の上に、地方財政確立の上に一歩を進めるものであるという見地から交付税制度をとるものであります。この交付税制度は、国の重要な税に対して一定の割合をリンクする考え方でありまして、国と地方とが共歓同苦して行こうという考え方でありますので、この見地からこの……

第19回国会 地方行政委員会 第35号(1954/05/12、3期、自由党)

○伊能芳雄君 関連して、先ほど紐付きにしろという御意見なんですが、大体この自治庁がこういう普遍的な、各府県市町村の事業に対して一般的な一般財源にしようという考え方こそ、これは地方自治の自主性を高めるゆえんなんです。これがむしろ本当の行き方なんである。議員が骨を折つて金を作つたのだからこれは紐付きだ、それは農林委員会へ行つても、通産委員会へ行つても、文部委員会へ行つても、厚生委員会へ行つても、労働委員会へ行つてもそれは非常に多い。それをやられるのは実際は地方自治の一体自主性を高めるゆえんでないのだと私は思います。だから地方が今までそういう態度で来たことは地方の自主性を高める意味においてよかつたと……

第19回国会 地方行政委員会 第37号(1954/05/15、3期、自由党)

○伊能芳雄君 知事の二期だけを認めて三期を認めないという趣旨、これは一応わかるのでありますが、地方自治法の建前は地方団体の首長という言葉を使つて、市町村長も同じように扱つておるのですが、なぜこれを知事に限つたか。
【次の発言】 提案者に伺いますが、先ほどこういう制限は成るべく狭くするのがいいという趣旨は当然だと思います。そういう観点から言つて、このうちで一つどうも腑に落ちないのは、知事又は副知事が全国区の参議院議員の候補者に立候補できないような点でありますが、知事、副知事というのは自分の県はともかく、よその県に不当な権力を行使するということはあり得ないことなんであります。この点についてはどうお……

第19回国会 地方行政委員会 第40号(1954/05/20、3期、自由党)

○伊能芳雄君 高橋先生大変お帰りがお急ぎで誠に恐縮でございますが、少し根本の問題をお聞きしたいと思いますが、お急ぎの関係上極く簡単なことだけ二、三伺いたいと思います。  先ず自治警と国警との併立のために非常に、どういうお言葉をお使いになりましたか忘れましたが、直接働く警察官よりもいわば管理するほうの部門が非常に多くなつておる。この二つを解消することによつて人事能率上、或いは経費の上に非常に節約になる、このお考えよく拝承したのでありますが、今回の改正にいたしましても、中央の部分におきましては非常に多いように思うのでありますが、この点について如何でございましようか。  第二点は、現在の都市警察と国……

第19回国会 地方行政委員会 第41号(1954/05/21、3期、自由党)

○伊能芳雄君 中井さんにお伺いいたしますが、今まで府県警察或いは市町村警察という問題で大分論じ合つて来ておるのですが、現在の段階におきましては、ともかくも私どもは衆議院から送付された改正案を中心として審議しておるわけであります。そこで私、一番中井さんの立場として、中井さんの立場において是非お聞きしたいのは、衆議院修正案の中で、五大都市は政府原案通り廃止するが、一年間その実施を延期する。これについては五大府県の知事並びに五大都市の市長というのは最も私は関心を持つておられると思うのです。その点について余りお触れになりませんでしたが、この一年延期するについての御見解を伺つておきたいと思います。

第19回国会 地方行政委員会 第43号(1954/05/24、3期、自由党)

○伊能芳雄君 議事進行。今のお話を聞いておりますと、選挙小委員会の審議の模様について多少食い違つておるようですが、とにかくそういうことではいつまでやつておつてもなんですから、内容の審議に速かに入られんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 議事進行。  本案は小委員会においても相当審議を尽して参つたことであり、且つすでに実費的には審議が進んでおり、同じ質疑を幾度も繰返しておる状況に鑑みて、この程度で質疑を打切り、(「反対反対」「賛成」と呼ぶ者あり)討論に入られんことの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり、秋山長造君「無茶を言うな、そんな馬鹿なことがあるか」加瀬完君「質疑の続きじやな……

第19回国会 地方行政委員会 第44号(1954/05/25、3期、自由党)

○伊能芳雄君 先ほど緊急事態の問題が御討議ありましたが、保安庁法による国家非常事態というのは、まあ大体昔の戒厳期というふうに理解するのですが、そういうふうな場合には警察もやつぱりこれに応じて緊急事態の布告をしなければならないんじやないか、要するにそうすると保安隊のほうと警察とが両方同じように、一方は非常事態、一方は緊急事態というような状態に入る場合があり得ると思いますが、国警長官のこの場合における見解をお伺いしたい。
【次の発言】 今度非常事態と緊急事態と言葉を変えたのは、専ら保安庁法の国家非常事態という言葉と紛らわしい言葉である、これを避けるために、混同しないようにするために用語を変えたとい……

第19回国会 地方行政委員会 第45号(1954/05/26、3期、自由党)

○伊能芳雄君 関連して……。次長にお伺いしたいのですが、最前から秋山委員、松澤委員がいろいろと官庁の組織と責任の問題について御質問があつたようですが、今回の国家公安委員会の機構、その下部機構、その下部機構である警察庁長官、更に下部組織であるところの地方公安委員会、そういつたものについて従来の国家行政組織と特別に違つた構成がされておられるのかどうか。或いは従来の官庁組織の形態と違わないのかどうかという点についてお伺いしたい。
【次の発言】 それからもう一つ地方公安委員会、府県公安委員会の仕事と警察庁長官の指揮監督の関係について最前から御質問があつたのですが、いわゆる府県会安委員会と国家公安委員会……

第19回国会 地方行政委員会 第51号(1954/06/09、3期、自由党)

○伊能芳雄君 そうすると、今の道路局長の御説明によりますと、国道については都道府県の負担を求めませんか。五ヵ年計画は、国道については……。
【次の発言】 都道府県道についての五ヵ年計画に対する補助金と都道府県の負担分の割合はどういうふうになるお考えでございますか。
【次の発言】 この四十八億は、その数字にちやんと見合うように五ヵ年計画はできているわけですか。
【次の発言】 つまりですね、五ヵ年画計に対する実施については補助金の形で国から出るでしよう。それに対して県が負担するのには、四十八億で足りるように計画ができている、こういうことでございますか。

第19回国会 地方行政委員会 第54号(1954/06/14、3期、自由党)

○伊能芳雄君 提案者でも或いは自治庁からでも結構でございますが、憲法九十五条との関係をどういうふうに扱われるお考えか、承わつておきたいと思います。
【次の発言】 自治庁のほうでも大体そういうような同じ御意見ですか、或いは何か違つた御意見をお持ちですか。
【次の発言】 これは条文の解釈の問題ですが、もう一つ付いたいのは、先ほど木村委員からもちよつと触れられましたが、第九条の一項、二項、県の教育委員会はこのどつちのほうへ入りますか、或いは両方へ入りますか。
【次の発言】 二項のほうには扱えないのですか。
【次の発言】 第九条のほうは、県の段階を主として考えたと思うのですが、市町村も一緒に総理大臣が……

第19回国会 予算委員会 第3号(1954/02/25、3期、自由党)

○伊能芳雄君 今お話の中で警察費が本年度の予算では殖えているというようなお言葉がありましたが、どういう資料でそれは殖えておりますか。
【次の発言】 地方の費用を入れなければ実際警察費というのは全部出て来ませんが、国の財政の面だけでは国家地方警察の費用が全然削られて、そして新らしく警察費というのが入つて、それを相殺するとむしろ減つておるというのが今の国の財政になつておると私は考えております。そういう点はどういうふうにお考えでございますか。
【次の発言】 まあ反対を先に出して言われないで、数字から一……。国の財政の上ではとにかく六十億ほど減つているように出ております。

第19回国会 予算委員会 第17号(1954/03/19、3期、自由党)

○伊能芳雄君 農林大臣にちよつと関連質問したいのですが。
【次の発言】 一言でいいのです。
【次の発言】 只今農林大臣から十五日の配給米は確保したいような、まあ本会議でもそういうようなお答えでありましたが、政府が耐乏生活を説く以上は食生活の上においても米の率を下げるといつても、これは終戦直後のあの時代とは違つて、麦で十分童を確保してそして耐乏生活の一環として米の率を下げるというくらいな御決意が望ましいと思うのでありますが、米の輸入が多ければ多いほど町が悪くなつて値段が高くなるということは、これは米のようなものにあつては当然なことなのであります。政府が耐之生活を説くこの意味において国民も十分納得……

第20回国会 地方行政委員会 第2号(1954/12/04、3期、自由党)

○伊能芳雄君 積雪泥濘の場合にトラツクを使うわけですが、これは誰の判断ですか、積雪、泥濘で乗用車、小型では困るというのは誰が判断してきめるのですか。
【次の発言】 そうすると、各自の候補者の判断でやられるのですか。
【次の発言】 トラツクに常時人を乗せて歩くというときには、何か警察の選挙法以外の自動車取締法の関係の許可が要るのじやないですか。
【次の発言】 そうすると今後協定によつて、こういうものは認める認めないということは、もつと細かく協定によつてきめて、警察としてはそういうものは許可してくれるなということを委員会から申入れて抑えるという手はあるのですね。

第20回国会 地方行政委員会 第3号(1954/12/06、3期、自由党)

○伊能芳雄君 只今上程せられました町村合併促進法の一部を改正する法律案の提案の理由を御説明申上げます。  昨年当委員会におきまして、党派を超越した全員の共同提案により成立を見ました町村合併促進法は、施行後一年余の時日を経過いたしたのでありますが、この間における町村合併の進捗は見るベきものがあり、本年十一月一日現在において町村合併による町村数の減少は、二千二百余を数え、今後もいろいろと問題はありますが、全体として合併は着々と進む機運にあるのであります。これはひとえに町村合併促進法が世論の求めるところに合致し、且つ適切な内容をもつて制定せられたが故にほかならないものと思われるのであります。  当委……

第21回国会 地方行政委員会 第1号(1954/12/15、3期、自由党)

○伊能芳雄君 後藤部長は、さつき加瀬委員に対する答弁の中に、一・二五は出すのが適当だ、一・二五を出すのが至当であるというようなことを言われたが、そういう頭で自治庁は指導しちやよくないので、財政計画はそういうふうにしてあるのだ、出したいと思えば国家公務員並みに出せる財政計画を通してあるというだけのことが必要なんで、それ以上このくらい出すのが適当だということで指導するのは適当じやない。余計出しても構わない、少なくても仕方がない。これは少くとも今日の自治法の建前はそういう建前なんで、一・二五を出すのが適当だ、至当だというようなことで地方公共団体を指導するのは、今日の自治法の建前から言つて地方自治庁と……

第21回国会 地方行政委員会 第3号(1954/12/21、3期、自由党)

○伊能芳雄君 次長でも選挙部長でもいいですが、この前総選挙の期日の問題がここで議題になつて、来春の国会明けに法案を出したいというお話だつたけれども、来春の国会明けでは実際落ち着いて審議できるかどうかわからない。だから成るべく年末のうちに間に合わせろと言つたけれども、とうとう間に合わなかつた。どういうふうに取扱われる考えで、そしてどういうような内容を持つものにしたいということに決定されたか、伺いたい。
【次の発言】 今のその期日について都道府県側と市町村側とによつて意見の食い違いがあるというお話ですが、その同じ団体の中で、又今度は機関別によつて又意見が違つておるということが又あるのじやないのです……

第21回国会 地方行政委員会 第4号(1955/01/24、3期、自由党)

○伊能芳雄君 まず政府に伺いますが、昨年の臨時国会のときに大体事務当局ではこの成案を得ておつた。そこでわれわれはこのことがぜひ必要であるから、自然休会に入る前に成立するように準備して努力しろということをこの委員会でも言つたのでありまするが、ついに政府は自然休会まで出さないで今日に至つてこういう案を出した。なぜそれを出せなかつたか、政府の考えを伺いたい。
【次の発言】 十五条の二の選挙期間中の特例は、衆議院、参議院、都道府県の議会の議員というふうに限られておりますが、この場合、知事もそういう問題が起り得るということは、自治庁もあるいは提案者の側もお考えになりませんでしたか。

第22回国会 地方行政委員会 第2号(1955/03/30、3期、自由党)

○伊能芳雄君 補助金の問題でもう一つ。補助金の問題で地方団体に直接行く、直接というか、通る補助金がありますね、下へ行く、たとえば農村へ行く補助金であるとか、あるいは水道なら水道というものがある、あるいは義務的に、県なら県の補助金をつけなければならんという義務を負った補助金がありますね。あれは実際は迷惑なんで選択もできないで条件付になっている。そうすると実際受ける人は、条件になっている以上は当然それにプラスされる、つまり五割を国から出す場合には残りの五割を、半分を県がつけて出す、こういうような条件になっているのがありますね。ああいうのを一つ、国がそういう施策をとるのはけっこうだけれども、地方団体……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1955/09/21、3期、自由党)

○伊能芳雄君 来たるべき臨時国会が地方財政の問題を中心として開かれなければならないということは、野党側の要求もそうでありますし、官房長官自身もすでにラジオあるいは新聞等においてそれを認めておるかのように拝見しておりますが、そうだとすると、前国会において再建促進特別措置法ですか、この法案、これが審議未了になった、継続審議になったということは非常に残念だったことでありますが、これの成立ということは、ひとり政府が希望するばかりでなく、国会もひとしく希望しておるので、ただ参議院における時間の関係上審議の余裕がなかったということが継続審議に持ち込まれた理由なんでありますが、従って早ければ早いほどこの法案……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1955/09/23、3期、自由党)

○伊能芳雄君 今の河野理財局長の御答弁では、再建整備法案が通らない場合には、長期的な何らかの措置を講じなければならぬと思っておるということを、言われましたが、もしこの再建整備法が通らないという見込みがついたときには、何か単行法でも出す、地方財政法に関する特別の単行法でも出そうというお考えなんですね。

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1955/10/11、3期、自由党)【議会役職】

○理事(伊能芳雄君) 第二班の報告を小笠原君から。
【次の発言】 御質問でも……。
【次の発言】 新潟県の二十九年度単年度はどれくらいの赤字でしたか。
【次の発言】 実は昨年の九月ほかの用務であそこへ行ったときに、県庁へ寄って、当時やはり二十億近い赤字を出しておった。それでどうするんだと言うと、副知事が一名いなくて一名だけ出てきて、財政課長がもっぱら計画しておるところで、ぜひその線でやっていきたいということで財政課長の説明を聞いてくれというので、財政課長の説明を聞いたら、五年間で二十億近い赤字を解消するという非常にりっぱな計画だったんです。で今のお話のように後進性を取り戻すために事業をやり過ぎ……

第22回国会 地方行政委員会 第6号(1955/05/25、3期、自由党)

○伊能芳雄君 地方自治法の改正という問題がいろいろ論議されておる。しかも地方自治法の改正は、主として地方財政の確立という上からの狙いが、今の焦点であると思うのです。実際今の地方財政の赤字というものは、まあ病膏肓に入って、どうしてもこの辺でとめて、必死な努力をしなければならない段階に来ていると思うのです。それにつきまして、政府の所見を伺いたいと思うのですが、まずきわめて簡単なところから入ってみたいと思いまするが、最近地方議会の改選があった機会に、条例によって議員が歳費の二重取りをしておる。地方財政がこんなに苦しいときに、そういう事実があるということを新聞が盛んに伝えておる。条例の定め方がそういう……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第7号(1955/10/13、3期、自由党)

○伊能芳雄君 ただいま主計局長から説明のあったこの地方財政の現況の後段ですね、「未だ不確定な要素が多く」云々と、この一番しまいが「ことが一部にいわれている。」と逃げているということは、これはあなた方はまだこれを事実を認めているのじゃないので、そういうこともうわさされているというような、非常に客観的な無責任な態度でこれを見ているわけですか。
【次の発言】 さっき森下委員からの、地方財政と取り組んで大蔵省がこれを解決しなくちゃならんという気魄が足りないというお叱りがあったのですが、どうもこういうようなところにそういう片りんが見られる、こういう感じが起きるのです。この点はやはり大蔵省は財政問題を、国……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第8号(1955/10/14、3期、自由党)【議会役職】

○理事(伊能芳雄君) 高橋君どうですか、大臣の方から特に聞きたい点は……。
【次の発言】 森下君どうですか。あなたの御質問はぜひ長官に聞きたいことですか。
【次の発言】 ほかに御質問ございませんか。  速記をとめて。
【次の発言】 じゃ速記をつけて。  行政部長の方から町村合併のその後の状況を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 前回官房長官にこの委員会の席上、官庁における寄付金の抑制について御質問申し上げ、また御注文申し上げて、その節ぜひ実行するという御確約になった。そのときにあわせてそれらに関してどういう措置をとったかというような書類をできるだけ集めて、この委員会に御提出になるようにと……

第22回国会 地方行政委員会 第12号(1955/06/21、3期、自由党)

○伊能芳雄君 飛び出しナイフの犯罪に利用された統計が出ているのですがね。その大きさによっての統計というのは別にないですか。小さいものは利用されないとか、この統計じゃちょっとその寸法などの出たものがないように思うけれども、何かそういう調査統計の結果が出たものはないですか。
【次の発言】 そうすると概して言うと、ですから五センチ、六センチというような程度のものはまあ生産の関係もあるが、犯罪に利用された件数が少いと、こういうことが言えるわけですな。
【次の発言】 この法案はここで可決されましたが、あいくちの解釈というものは非常にデリケートな問題のようですが、警察がただ取締りの上で勝手な解釈をしないで……

第22回国会 地方行政委員会 第13号(1955/06/23、3期、自由党)

○伊能芳雄君 改正案の中に五、六カ所が政令に委任していますが、政令の内容の大体腹案があるんですか。
【次の発言】 よその団体――会社ですかに料金の徴収を委託する場合、これは大体回数券など店で売らしたりなんかする、そういう考え方ですか。回数券などを休憩所なんかに引き受けさせて売るようにする、そういう考え方ですか、どういう考え方からしたのです。
【次の発言】 そういうことだとすると、この逆の場合が考えられるわけですね。そういうことは現在できるのですか、それとも今度の改正案でできるのですか。逆のつまり連絡の場合には、私鉄の方も含めて市の方で切符を売る、定期券あるいは回数券を売る、こういう場合はこれは……

第22回国会 地方行政委員会 第14号(1955/06/30、3期、自由党)

○伊能芳雄君 今年の百三十五億、財政計画に出しておるこの百三十五億は、二十九年度の実績から見て自治庁も納得して、このくらいは確かに入るという自信があるのですか。
【次の発言】 昨年は一割の徴税費を一応大蔵省が保留した、今年はそれを投げ出してしまって全部よこす、これは地方財政に対してはそれだけありがたいわけだけれども、今度は裏を言うと、一割徴税費を取るということは、税務職員にすれば、一応われわれが取ってやって国にも幾分か入るのだという気持がある。今年は全部地方のために取ってやるのだ、この金は全部今度はのしをつけて地方に行ってしまうのだという感じが、税務職員が徴税する上において熱意を失わせるのじゃ……

第22回国会 地方行政委員会 第15号(1955/07/05、3期、自由党)

○伊能芳雄君 ありますよ、条文の中に。
【次の発言】 西田前長官は本会議ではっきり堂々と、一般的にそういう自治団体の寄付金を禁止するということを明言したことがあるのです。そのことはお聞きになっていますか。
【次の発言】 これはほんとうは川島長官と西田大臣と二人に聞きたいのですがね。その問題は一体ほおかむりでやめてしまったのか、あるいはやるつもりなんだけれども法案が整わないのか、どうなんです、今の段階は。
【次の発言】 そうすると、今の段階では西田長官のあの大みえはもうあなた方事務当局のいろいろの意見によって変更されている、こういうふうに考えていいのですか。

第22回国会 地方行政委員会 第17号(1955/07/08、3期、自由党)

○伊能芳雄君 ただいま提案者から玉突場がそういう射幸心をそそるような危険があれば、第一条第三号の「その他設備を設けて客に射幸心をそそる虞のある遊技をさせる営業」、これを指すのですか。
【次の発言】 そうじゃなく、これを除いても末項の「その他」というところで取締れるし、及び刑法犯で取締れるからということを言いましたから、その末項の「その他」というのは第一条第三号の「その他」云々というところを指しているわけですか。
【次の発言】 しかし、それは実に器用な話で、そんなことが一体警察の取締りでできますかね。いろいろ許可したりなんかするときに、初めから射幸心をそそるおそれがあるというので、ある特定の玉突……

第22回国会 地方行政委員会 第18号(1955/07/12、3期、自由党)

○伊能芳雄君 農業改良普及員の人件費の補助というのは、これは多分旅費が入って血いのですね。ですから三分の二という補助になっておるけれども、旅費を含まほいのですね、あれは。ああいうのがほかにもあるのじゃないか、活動しねければ何もできない、ただ俸給は三分の二補助だ、しかし旅費は全然つかないのだ、そうすると今高橋委員が言ったよう血問題が出てくる。三分の二補助というと体裁はいいけれども、実際活動をするということになると、人件費の半分もないということになる。そういう問題がほかにもあるのじゃないですかね。これは農業改良普及員は多分そうなんだ。ほかにもそういうものがあれば、人件費の三分の二といって体裁はいい……

第22回国会 地方行政委員会 第23号(1955/07/21、3期、自由党)

○伊能芳雄君 さっき小幡委員から質問がありました臨時の施設の寄付金の場合、現在進行中のものがあるだろうと思います。寄付金をすっかり集めてしまった場合、あるいは建築に着手してしまった場合、竣工にほとんど近い場合、いろいろのケースがあるだろうと思います。そういうものはどういうふうに経過的に処理されますか。
【次の発言】 さっき少し長官の答弁は味を残して、地元が非常に熱心なら受けるというようなことを言いましたが、それは今日の市町村にしても一般にしても非常に苦しいときで、だれも進んでほんとうに持ってくるなんという人は実際にないですよ。そういうふうに持ってくるのは本部長か署長のところへ実際にそういうふう……

第22回国会 地方行政委員会 第24号(1955/07/22、3期、自由党)

○伊能芳雄君 井藤先生にお伺いしますが、勤労者の給与所得に対しては税が高いという説があるが、先生も御肯定なさるような御意見のようでしたが、これは勤労所得は正確に把握できる、その他の申告所得は十分把握ができないというつまりそこにアンバランスがあるから高いと、こういうお考えでしょうか。それとも勤労所得自体に高い本質的なものがあるかどうか、この点お伺いします。
【次の発言】 それから違う問題でお伺いいたしたいと思いますが、荻田さんからも話がありましたが、大体地方税をできるだけ税源を与えようとすれば、どうしても偏在の税源になってくる、その調整方法としてはやはり交付税よりほかには適当な――先に譲与税とい……

第22回国会 地方行政委員会 第26号(1955/07/27、3期、自由党)

○伊能芳雄君 法務大臣は、すでに閣僚として、今日の地方財政というものが非常に苦しいところへ追い込まれているということは、よく御承知だと思います。そこで法務大臣に希望したいことは、従来の検察庁の建物、あるいは地方法務局の建物というようなものについては、ほとんどまあ例外なしに地方団体の寄付金を集めてやっておる。これは本来国で当然やるべきものを予算が十分でないとか、あるいは予算の範囲内では十分なる機能を発揮するような建築ができないというようなことで、貧弱な市町村の財政にしわ寄せしておるというのが、これは事実なんです。これはお調べになればおそらくよくおわかりになると思う。そこで先般この問題は、警察の問……

第22回国会 地方行政委員会 第27号(1955/07/28、3期、自由党)

○伊能芳雄君 今年度の地方財政計画について、これは一つの推計にすぎないといえばすぎないのですが、この計画が相当無理な計画をしておるということは、このことは大蔵大臣も十分御承知だと思うのですが、従って地方団体としては非常に苦心をしておりますが、それにもかかわらず、また政府の御希望にもかかわらず三十年度も赤字を出さざるを得ない、客観的にはどうしても赤字を出す必然の運命をたどっておると思うのでありますが、大蔵大臣はどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 そこで、今までも何回もやったようでありますが、今回も相当大規模の給与の実態調査を自治庁、大蔵省協力してやっておられる。その結果が九月ごろには出て……

第22回国会 地方行政委員会 第28号(1955/07/29、3期、自由党)

○伊能芳雄君 鳩山総理が新しい感覚でいろいろ進めておられることについては敬意を表しておるところでありますが、地方財政の問題につきましても、非常な関心を持って解決したいという御熱意があることを私どもは感謝しておるのであります。そこで私は鳩山総理にこの地方財政の赤字問題、これを解決するためにぜひやっていただかなければならない、しかもそれは総理の腹をきめられればやれるという例の寄付金の問題、国の施設あるいは事業に対して地方団体に寄付を求めておる、これを一切禁止していただきたいということをまず申し上げたいのでありますが、それについて二、三逐次申し上げて、お答えを願いたいと思うのであります。  去る一月……

第22回国会 地方行政委員会 第29号(1955/07/30、3期、自由党)

○伊能芳雄君 第一条の二項「政令で指定する。」予定になっておる。これはおそらく提案者と了解がついておると思いますが、どちらからでも、どこを本年度この法律を適用されますか、お伺いしたい。
【次の発言】 事務当局はわからないですか。
【次の発言】 二十八年度にこれを一応出して、二十九年度も多分出しておりますが、三年目だと思う。大体全体の構想ばほとんど同じですか、どうですか。
【次の発言】 地方債のこの原資ですが、資金運用部、それから簡易生命保険、郵便年金、これらの方から持ってくるというのですが、これは今まで地方債のワクとして、取っている以外に出すという意味ですか。それとも地方債の中で、地方財政法の……

第22回国会 予算委員会 第4号(1955/03/30、3期、自由党)

○伊能芳雄君 まず私は防衛分担金の減額交渉の問題につきまして、鳩山総理の御見解を承わりたいと存じます。  先般各新聞紙が書いておりましたから、恐らく事実だと思うのでありますが、総理は新聞記者との会談の機会に、防衛分担金の減額の分を住宅対策の費用に向けたいということを言っておられたようでありますが、現在もこの心境にお変りないかどうか、この点を簡明にお答え願いたいと存じます。
【次の発言】 そういうお考えは、大蔵大臣が先般発表されました三十年度予算編成の構想、この中には、防衛庁経費と防衛分担金とを合せたものを全体の防衛費とするというお考えが盛られておりますが、この問題と矛盾して来ないかという点を大……

第22回国会 予算委員会 第8号(1955/05/11、3期、自由党)

○伊能芳雄君 商品の広報宣伝とあわせて観光の宣伝は一緒にやっているのですかどうですか。観光宣伝は観光宣伝、商品の広報宣伝は広報宣伝というふうに、はっきり別々にやっているのか、この点を伺いたい。
【次の発言】 政府の助成がありますと、商品の宣伝について助成をすると、その面には力を入れるが、観光のほうの助成は違う部面だからというので、力を入れないというようなことが役所の仕事にはありがちなんですが、こういう点は一つ両方あわせて非常に効果的な宣伝をされることを特に希望したいと思います。

第22回国会 予算委員会 第13号(1955/05/24、3期、自由党)

○伊能芳雄君 地方交付税の性格について大蔵事務当局の御見解を伺っておきたい。平衡交付金制度と違って、財政需要と財政支出、それを比較して足りないだけ出す。毎年そういうふうにするという考えではないけれども、とにかく地方交付税も一応標準財政支出はどのくらいある、収入はどれだけあるという積み重ねをして、それが二十九年度においては、一応千二百十六億円くらい足りないというので、あの数字が、交付税率が出たものだと私どもは考えるのであります。そこでさまつの変動があっても、これはそう年々変えて行くのではない、この考え方はわかるのですが、この積算していった基礎が、政府の施策によって変って来た場合には、当然政府が交……

第22回国会 予算委員会 第25号(1955/06/14、3期、自由党)

○伊能芳雄君 鳩山総理はしばしば独立の完成を目ざして、占領中の自主性のなかったいろいろな法制、制度を整備したいということを言っておられます。その第一に言われるのは憲法の問題、これにつきましては今回の予算措置におきましても一歩踏み出した、いろいろな問題はありましても、一応そう言い得ると思うのであります。また労働法規につきましては、先般この委員会におきまして、労働大臣から労働審議会というようなものを作って、労働法規を改正すべきやいなや、改正するとすればどんなふうに改正するかということを、その審議会において十分審議を尽してもらって、その結果に待ちたい、こういう御答弁があったのでございます。私はここに……

第22回国会 予算委員会 第28号(1955/06/20、3期、自由党)

○伊能芳雄君 水道の問題につきましては、従来建設省と、厚生省とが非常な醜いなわばり争いをしてきております。このために水道施設計画をし、実施する方面では、非常に悩まされておるのでありますが、これに対しまして鳩山内閣は早急に解決する御決心がおありであるかどうか、伺いたいと思います。
【次の発言】 それは私初めて伺いますが、いっそういうお話がまとまっていつから実施しておられますか。念のために伺っておきたいと思います。

第22回国会 予算委員会 第35号(1955/06/27、3期、自由党)

○伊能芳雄君 関連。ただいま田中委員の質問の中で、予約の期限をいつころにするかという質問に対して、どうもお答えがはっきりしないのですが、この点を一つ伺いたい。
【次の発言】 もう一つ。予約の優遇の問題は、前渡金の二千円ぐらい、そのほかには予約奨励というような別にそういう考え方はないのでございますか。つまり予約して売っても予約しないで売っても全部条件は同じ、そういうことでございますか、その点伺たい。
【次の発言】 関連して。明日米価審議会が開かれるそうでありますが、米価審議会はこれはもちろん諮問機関でありますから、拘束をされないことは承知しておりますが、あしたのその結論を待たずに、政府はもうその……

第22回国会 予算委員会 第38号(1955/06/30、3期、自由党)

○伊能芳雄君 鳩山内閣は組閣後非常にたくさんな公約をされて、今回のこの当初予算が初めてこの公約を果すべき使命を盛ってくれた予算であります。従って各公約について非常に気を配られたあとは私は認むるところでありますが、それだけにややもすれば非常に弱いぼけた感じを受けるのであります。ことにこの予算の一番弱いところは、何と申しましても多年叫ばれてきました、そして行き詰ってしまった地方財政の問題であると思うのであります。地方は一方には再建促進特別措置法案を出し、また地方自治法の改正法案を出しておられますが、総理が施政演説に述べられた中央、地方を通じての財政の健全化という点におきまして、一体この措置ぐらいで……

第23回国会 地方行政委員会 第4号(1955/12/09、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 あの問題で、警察学校の生徒が出ているというようなことが御報告にありましたが、私がちょっと聞いた話では、警察学校の生徒が、今言うように、こういうことに非常に不なれなものが第一線に立っておって、そのために不祥事件を一そう大きくしたのではないだろうか、こういう批判をしておった人がありますが、その点はどうだったでしょうか。
【次の発言】 ただいま自治庁長官から提案理由の説明がありましたが、これは速記ができるのを待っているとおそくなりますので、なるべく早い機会にそれを整理して要旨を御配付願いたいと思います。

第23回国会 地方行政委員会 第5号(1955/12/10、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 自治庁当局にお伺いしたいのですが、この衆議院修正によりまして、自治庁長官の勧告が二条の場合並びに十八条の場合、自治庁長官の勧告ということが削られたんですが、実際は自治法による地方財政に関する一般的な勧告の規定がありますので、この規定をとっても大した実際上の問題としては非常に地力が自主的にやれるということにならないのじゃないかと思いますが、どうですか。
【次の発言】 非常にひどい赤字団体でこの手続をしないという団体があった場合に、法律による勧告権がないからというのでほうっておきますか、それとも自治法による勧告を行うことがありますか、どうですか。

第23回国会 地方行政委員会 第6号(1955/12/12、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 今の主要改訂事項の1から5までありますね、その1から5までの各項目ごとの大体の数字はわかっていますか。
【次の発言】 主要改訂の1から5まで、大体の額ですね。
【次の発言】 どうですか、1からやってもらったら。1から5まであるのですから。
【次の発言】 合計幾らですか、もう一回。

第23回国会 地方行政委員会 第8号(1955/12/14、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 地方財政再建特別措置法案、この法案に即して少しお伺いしたいと思います。第一は、十五条の衆議院修正案によりまして「政令で定める基準」という言葉を使っているのです。「政令で定める基準による」と。これはおそらくこの気持は、一般起債は六分五厘の利子を払っている。この赤字の整理のために一ぺんに三分五厘に下ると、この間に非常なる不均衡が生ずるから、この不均衡を政令である程度まで緩和しようというねらいであろうと私は思うのですが、この政令はどんな内容を持つものを作ろうとしておるか、これはぜひ伺っておかなければならないと思うのですが、いかがでしょうか。

第23回国会 地方行政委員会 第9号(1955/12/15、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 私はこの両法案につきまして、一つ一つ分けて賛成討論をいたします。  まず地方財政再建促進特別措置法案でありますが、この法案の中には、審議の過程にいろいろ現われて参りましたように、私どもといたしましても、不徹底と思われるもの、あるいは多少適切を欠くと思われるものはどを見出すのでありますが、法の成立を急ぐために小異を捨てて大同につくという見地から賛成するものであります。成立の上実施に当っては、特に赤字を生じたことが、この団体の運営のつたなさがあったにいたしましても、戦後の重大課題である地方行政民主化への途上において、やむにやまれず受けたところの所産であるということに思ひをいたしまして……

第23回国会 地方行政委員会 第10号(1955/12/16、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 これを施行することによって、予算関係は本年度及び平年度においてどんなふうになりますか。
【次の発言】 一年度間で……。それを完成年度まで何カ年計画でやるのですか。
【次の発言】 台風常襲地帯のただいまの御説明は、災害があったときに、その年に特別交付税でみるということはいいが、これを制度化することは適当じゃないと、こういうのでしょう。常襲地帯だからというのでそういう制度をこしらえるのは適当でない。この請願の趣旨は、そういうものをこしらえろというのですね。だからこれは一部採択できるというものじゃないのじゃないですか。

第24回国会 地方行政委員会 第2号(1956/02/09、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 私は一月十二日から六日間にわたりまして、小林武治君と岡山、島根両県下に調査に参ったのであります。二、三の点につきまして御報告申し上げ、別に計数を含めた文書の形式に取りまとめたものを委員長の手元まで提出いたしますので、適当にお取り計らいを願いたいと存じます。  まず岡山県、島根県の財政事情でございますが、御承知のように両県ともに財政的には恵まれた県ではありません。岡山県は税収、交付税おのおの二十八、九年度を通じて二十億内外でありまして、島根県のごときは、税収は七―八億、交付税は十七億内外で一般財源中に税収の占める比率をとりますと、島根県は全国府県中最下位に位する県の一つであります。……

第24回国会 地方行政委員会 第7号(1956/02/29、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(伊能芳雄君) 政府委員は今見えておるのは人事院総裁だけで、あとは説明員です。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  本日はこの程度にて散会いたします。    午後零時四十七分散会

第24回国会 地方行政委員会 第11号(1956/03/13、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 私は本案に対しまして、現在の地方制度の運営の状況または地方財政の状況等から考えまして賛成いたすものであります。ただ停年制の実施に当りましては、小林委員から付帯決議が付されましたが、なお老婆心から申し上げますならば、この停年制の実施によりまして若朽の者が安定してしまうというようなことがあっては、五十五才なら五十五才という停年ができたというので、五十五才まではほとんど安定してしまって、若朽の者がどうにもならないというような事態に至らないように、運営上指導に御注意願いたいということであります。この点はさらに小林委員の付帯決議に付するというほどのことでもありませんが、運営指導上政府の御注……

第24回国会 地方行政委員会 第12号(1956/03/20、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 小林委員から問題になりました、この二十三条の、総理府令でやることになっておりますが、こういうものは大てい政令でやるのが例になっているのですが、総理府令でやるというのは何か理由があるのですか。「総理府令で定めるところにより、」というのは……。
【次の発言】 総理府令にはどんな内容のことを考えておりますか。
【次の発言】 そこで今の六十億円という数字が出ましたが、合併促進法の十五条によって、特例によって、本来ならば減るべきものを減らさずにおる額ほどのくらいあるのですか。
【次の発言】 今までにそれが一番大きい額なんで、これは五年たって、前にやったやつは五年たつともとに戻って来るわけで……

第24回国会 地方行政委員会 第16号(1956/03/30、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 二、三質問あるいは注文申し上げたいのです。  第一は、農林省の新農村建設計画でしたが、そういう今計画が農林省で進められております。一方ここでせっかく町村合併ができて、新町村が、どんどんこれから建設促進法ができれば、これによって進められるわけです。そういう場合に、この両方の計画がマッチしないと、せっかく合併したのが、今度これは新農村計画の方では、前の町村の区域で計画を立てるというようなものになってくると、この合併というものに水を差されるというような感じを受けると思う。この点については、農林省と十分なる打ち合せを遂げて、そういうことのないように、新農村計画においてもされるように自治庁……

第24回国会 地方行政委員会 第19号(1956/04/12、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 この第九条の、「締結するものとする。」という書き方は、これは、各市町村は必ずこの基金とこの契約を結ばなくちゃならぬと、一つの義務制にしてあると、こういうふうに考えていいですか。
【次の発言】 つまり、市町村は契約をしなければならない義務がこれによって義務づけられると、こう考えていいのですね。
【次の発言】 そうすると、全国の消防団員を対象とする契約ができると、こう考えなければならないので、従って十一条によるこの政令によって、団員一人当り幾らとか、あるいは人口一人当り幾らというような基礎が出れば、全部でどのくらいの掛金が年間集まるということがもうはっきり数字で出てくるわけですね。そ……

第24回国会 地方行政委員会 第20号(1956/04/13、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 目的税の問題が非常に問題になったあとですが、同じ目的税の中で、地方制度調査会からの答申によれば、消防施設税というのを取るべきであるということになっておる。この方はなぜ落したのか、その理由をまず早川政務次官から伺いたいと思います。
【次の発言】 その納付金というのは、今まで、二十九年度でも三十年度の実績でも、どのくらい出しておって、それをどういうふうに使われておったのか、説明できませんか。
【次の発言】 それは国から出している補助金をどういうふうな使い方をしておったのですか。
【次の発言】 その関係、主税局長あるいはほかの大蔵省の政府委員あるいは説明員で、もっとよくおわかりの方があ……

第24回国会 地方行政委員会 第22号(1956/04/16、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 近ごろ地方団体から、特に府県の方から発電税をやりたいというので、だいぶ騒いであることがあります。あれについて大臣はどういうふうな御見解ですか。
【次の発言】 この前に小林委員からも御意見があったかと思いまするが、今お話の通りへいろいろの形で府県には入っておるのですが、府県の方から見れば、非常にいい材料になるというところから、もうこの府県の財政ということだけから見て、そういう傾向を持ってくるのですが、これはよほど慎重にお考えになりませんと、発電というものは今非常に重大な国策になっているときに、すでに固定資産税についても相当コストを下げるために遠慮しておる、税法の方でも遠慮しておるも……

第24回国会 地方行政委員会 第23号(1956/04/17、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(伊能芳雄君) 委員会を再開いたします。  委員長がちょっと所用で出席できませんので、委員長の委託によりまして理事の私がしばらくの問委員長の職務を行います。  午前に引き続き地方税法の一部を改正する法律案、国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律案の二乗について質疑を行います。質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。    午後一時五十八分速記中止

第24回国会 地方行政委員会 第25号(1956/04/20、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 私はこの法案が消防団員の士気を鼓舞する上においてきわめて適切なる法案であると考えまして賛成いたすものであります。ただこの機会に基金の運用に当って、二、三の希望を付したいと思います。この点については十分当局は考慮してもらいたいと思います。  第一は、基金に対する国の補助金の問題につきましては、これは予算にもないことであって、きわめて珍しい例でありますが、先般国家公安委員長は、この委員会で積極的に発言されて、本年度四千万円ぐらいの補助金を、何らかの方法で責任をもって予算措置をすることにするのだという強い言明をされましたので、私どもはこれを信頼してこの法案に賛成するものでありますが、こ……

第24回国会 地方行政委員会 第26号(1956/04/23、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 私は、この法案が政府の地方団体に財源を賦与する一連の問題の重要な一環として、特に自主的財源を与える措置として、全体としては賛成いたすものでございます。ことに、ただいま小林委員からも述べられましたようないろいろな点はございますが、私どもも、そういうような点につきまして、相当満足し得ない面もございますが、何と申しましても、非常に成立がおくれて参りまして、当院の方の責任ではございませんのですが、非常におくれておりますので、地方団体側では、何としても早くこの法案の成立を待っております。ただいまの立場といたしましては、巧遅よりもむしろ拙速を尊ぶという見地から、この法案に賛成するものでござい……

第24回国会 地方行政委員会 第29号(1956/04/27、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 ちょっと関連。その問題は自治庁の方から、一体ここに表を出されておるのだけれども、この表を今説明しかけたところでしたけれども、これがだんだん大蔵省に交渉して、すでに大蔵省との話し合いで、話し合いというか三十年度は何か二百億のワクがあったわけです。これはもうずんずん三十年度は過ぎておるのですから、もう償還しなくちゃいかんことだし、さらに三十一年度も、ことしも多分二百億だったと記憶していますが、合計四百億というものがあるのですから、この四百億のワクのうちでどんどん困っている所は償還してもらわなくちゃならんと思うのですが、そこは自治庁の方でこの問題はどんなふうに今まで持っていってこれをま……

第24回国会 地方行政委員会 第30号(1956/04/30、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 地方財政の再建等のための公共事業に係る法律案、この法律案は、内容はもちろん国の負担率を多くして地方団体の負担率を少くするということでけっこうなんですが、大体これを地方制度調査会が答申したのは、再建のための臨時措置ではなかったので、国と地方団体との負担区分のい問題として答申してあるのであります。なぜこういうふうに臨時特例というような形で扱ったのか、事情を伺いたい、これは政務次官から。
【次の発言】 そうすると自治庁の立場としては、地方制度調査会の答申のような努力をしたけれども、さしあたりは再建のためにもうしばらく臨時特例でやって、そうして将来恒久的なものを考えたい、こういう趣旨です……

第24回国会 地方行政委員会 第32号(1956/05/10、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(伊能芳雄君) 委員会を再開いたします。午後委員長が所要のため委託を受けました理事の私が委員長の職務を行います。午前に引き続いて地方自治法の一部を改正する法律案、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案、以上二案を一括議題に供します。これより質疑に入ります。質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。  両案に対する質疑はさらに次回に行うこととして本日はこれにて散会いたします。次回は明十一日本会議散会後から開会いたします。    午後二時四十七分散会

第24回国会 地方行政委員会 第33号(1956/05/17、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 この政府提案の初めの法律は、非常に時局からして早くしなければならないというので提案された法律であることは、今あなたのおっしゃる通りです。それが非常に重要な点が除かれて、修正案になったということは、衆議院の意思によっての修正であると、こう思うのですが、この衆議院の修正は、この法律ができて公布された日以後の最初の通常会の召集の前日までにいい成案を得て、内閣総理大臣に提案しなければならない。調査会に義務づけられるわけであります。これはすぐやらなければならない。この法律が通ったら、すぐそういう準備をして、そうして次の常会までにはりっぱな、国民が納得されるようないい案を作って出すべく準備を……

第24回国会 地方行政委員会 第35号(1956/05/21、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 この間資料の要求で二十二国会に出した法案と今度の法案との相違点が配付されております。大体今度の法案が、前回のものから見ると、非常にいい改正がみんな取られてしまって、かすみたいになった改正案という批判が相当あると、われわれもそういう声をずいぶん聞くのです。そこで長官からごく要点だけでけっこうですから、二十二国会に出したものと今度の相違、これを大体出された資料によって簡単に一つ要点と理由を御説明願いたい。
【次の発言】 前回のものとの比較について内容を承わったのでありますが、私は今度の改正がまるっきり骨抜きだという批判がありましても、私は必ずしも当っているとは思いません。ことに総則に……

第24回国会 地方行政委員会 第39号(1956/05/25、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 今の私立学校の補助の問題ですが、これは国の問題でもあるのですが、大体これは憲法八十九条に違反するのではないかと思うのですが、どうですか、その点はどういうふうに解釈しておりますか。
【次の発言】 政務次官どうですか。  (小笠原二三男君「憲法解釈上はいけないということになっているものを国会で通したんだよ、極言したら法的に違法ではないか」と述ぶ)

第24回国会 地方行政委員会 第41号(1956/05/29、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 私は自由民主党を代表いたしまして、この法案に賛成するものでございます。  さきに政府は交付税法の改正あるいは地方税法の改正をはかられまして、それぞれ必要なる財源付与を行なったのであります。地方団体側にしてはでき得る節約は当然しなければならない、これを法規化したものがこの自治法の改正案である、かように存ずるものでありまして、必要なる財源は付与する、また一面において節約できるのは節約しなければならない。こういう両面から見なければならないのでありまして、どうしても地方税法の改正、地方交付税の改正と当然うらはらをなして、この法案が成り立たなければならないものである、かように考えるものであ……

第24回国会 予算委員会 第19号(1956/03/23、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 けさの本会議におきましても、またただいまの当委員会におきましても総理並びに外務大臣は今回の日ソ交渉の最近の自然休会につきまして楽観もしないが悲観もしていないと、まあこういうふうな要約すればお答えがあったように思うのであります。私どももその感じには同感でございますが、ただ総理がこの交渉に入るときの、何となしに印象というものは非常に早く解決できるかの印象を国民に与えたのじゃなかったろうかという点を私どもは今顧みるのであります。実際私どもはそんなに簡単にこの交渉が妥結するものとは考えなかった。おそらく国民の大多数はそう考えなかったと思うのです。しかしながら今最近における総理の御言動はや……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 社会労働委員会 第2号(1957/02/08、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能芳雄君) 一月三十日をもちまして労働政務次官を拝命いしました。まことに不敏でございますが、誠心誠意努力いたしたいと存じますので、格別な御協力をお願い申し上げます。
【次の発言】 労災病院は、今まで御承知のように、労災協会が経営を委任しておった……。
【次の発言】 それは労災病院の経営とそれから総合職業補導所、これは現に委託してやっております。労災病院の方は労災協会、この形が非常に国がやる上において無責任な形になっていやしないかと、こんなように考えて、これらの総合した運営をする機関を作りたい、かように考えてただいま着々準備を進めておるのでございますが、近く法案として提出して御審議……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1957/07/04、4期、自由民主党)【政府役職】

○説明員(伊能芳雄君) まことにごもっともな御意見だと思いますけれども、鉱山の問題は直接には通産省の管轄でございますが、労働省といたしましても、こうした災害については、決して今まで関心を持たないのではないのでありまして、いつもこうした大きな災害があるごとに災害のあと、共同で研究検討いたしまして、少くとも同じような事故は再び繰り返さないようにというような共同研究の結果を事後において実施するというような方法でやってきておるのであります。ただいまのような御意見もございますので、さらに一そう、鉱山関係だからというので私の方が無関心だということはなく、一そう新工夫をこらし、新機軸を出して、さらに災害の防……

第26回国会 社会労働委員会 第27号(1957/04/27、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能芳雄君) 労働省といたしましては、労働行政の立場から好ましくないとは存じますけれども、使用者の方の立場もありますので、使用者としてそういう場合にやむを得ない。でそういうことをやる場合には、それぞれの手続を経てやられることについて、好ましくはないけれども、やむを得ない、こう言わざるを得ない立場にあるわけでございます。
【次の発言】 通常の労使関係におきましては、もちろんそういう前に必ず労働行政の関係の方でかねて知る場合には、その場合において適切なる指導をし、あるいは首切りを防止するというような話し合いもしてみることもありましたが、何分にも地方公共団体の場合でありますので、そういう……

第26回国会 社会労働委員会 第28号(1957/05/07、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能芳雄君) ただいま議題になりました労働福祉事業団体法案について、その提案理由を御説明申し上げます。  御承知のごとく、政府におきましては、労働者災害補償保険事業及び失業保険事業の一環といたしまして、昭和二十四年以来労災病院、傷痍者訓練所その他の労働者災害補償保険施設を、また、昭和二十八年以来総合職業補導所、簡易宿泊所その他の失業保険施設の設置及び運営を行なって参ったのでありますが、これらの保険施設は、逐年増加の一途をたどり、現在その数は、未完成のものも含めて、労災病院二十四カ所、傷痍者訓練所二カ所、総合職業補導所二十三カ所、簡易宿泊所十二カ所の多きを数えるに至っておるのでありま……

第26回国会 社会労働委員会 第29号(1957/05/08、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能芳雄君) 片岡委員の御質問まことにごもっともに思います。労災病院の方は、この提案説明にもありましたように、労災病院を二十四カ所も経営しておるのでありますが、この経営を特別会計である政府が直接運営すべきでありますが、今まで実際はそういうことには非常に不なれな点もありますので、その運営を労災協会という民間団体――財団法人に委任しておった。この財団法人はわずか二十万円の資本金でやっておるという団体でありまして、一番初め二つくらいの労災病院を当時の進駐軍からの勧奨もあって始めた。それを運営するためにこれが適当であろうというのでやったのでありますから、その後二つの病院が二十四にもなってい……

第26回国会 地方行政委員会 閉会後第6号(1957/10/11、4期、自由民主党)

○伊能芳雄君 地方債計画は、今の話だと、ワクが三十二年度より上回るのではないですか。そうすると、今までの考え方が、公営企業の方はふやしていくが、一般会計の分はだんだん漸減させようという方針を考えておったのでしょう。どうですか、今までの考え方と、この一、二年の考え方と、矛盾してきやしませんか、この全体の考え方が。

第26回国会 地方行政委員会 第27号(1957/04/19、4期、自由民主党)【政府役職】

○伊能芳雄君 関連して。地方団体の預託金の扱いについて数年前われわれは、多数は反対だったのですが、政令ですか省令ですかで金庫以外のものに預託してもよろしいというような道を開いた。これはしかし行政内容のことなんで、委員会は多数は反対の気持だったのです。そういう省令の改正をやって、極端に言えばどこへでも預託できるような形をとった、私どもはこれは危険だというようにその当時警告したのです。警告したのだけれども非常に金融機関の運動に動かされたか何かして、自治庁の方でそれをやってしまった。多分省令でしょう。それをわれわれはいかぬということをずいぶん強く言ったのにやってしまった。今日考えるとやはりこれに胚胎……

第26回国会 内閣委員会 第8号(1957/03/12、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能芳雄君) まことにごもっともな御要望でありまして、今後十分注意いたしまして、こちらで適当だと思われる資料はお出しすることにいたしますが、なお、委員側で御要求がありましたら、御遠慮なく御要求を願いたいと思います。
【次の発言】 失業対策審議会の答申につきましては、あとで申し上げることにいたしますが、この結果、答申に基きまして、政府が逐次実現して参りましたものも、その中には相当あるのでございます。ただ、諸種の事情、ことに財政上の事情から、実現できないでおるものもございます。こういうものも、ずいぶん当局としては気にはかけておりながら、実現できないというような事情にあるのでありまして、……

第26回国会 内閣委員会 第10号(1957/03/19、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能芳雄君) この前行政機構の相当大きな改革をやりましたときに、局も非常に多いし調整すべき事務が多いという省だけ置いたのでありますが、当時労働省は局は四つしかないし、各局の間の調整も大したことはないというので、官房長を置くことの省から除かれたものと考えておりますが、その後御承知のように、労働行政も非常に複雑広範になって参りまして、調整の事務も多くなってきたといちところから、今回この法案を提案したのであります。今回今まで除かれておって提案いたしておりますのは、御承知のように、厚生省と労働省二省において官房長を置くことにして提案しておる次第でございます。

第26回国会 予算委員会 第19号(1957/03/28、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能芳雄君) 失業対策事業の日雇いの問題だと思いますが、今回二百八十二円から三百二円に、二十円上げて、幾分でもこの神武以来の景気に浴せしめたいという気持でやったわけでございます。これは昨年九月の賃金調査に基きまして、これがちょうど当時三百三十六円という数字が出ておりますので、従前の例にならい二十円、七・一%上げたというわけであります。また夏季あるいは年末の手当ということがありましたが、失対事業は申すまでもなく、日々雇われるという法の建前でありますから、これに手当を出すということは、法の性質上から許されないものでありますが、ただ実態に即して、ここ二、三年来、夏季あるいは年末に賃金の増……

第26回国会 予算委員会 第24号(1957/05/07、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能芳雄君) その問題につきましては、(「労働大臣どうした」と呼ぶ者あり)政府としては、当時の問題を考慮するというようなはっきりしたことは言っておらなかったというふうに聞いております。

第27回国会 地方行政委員会 第3号(1957/11/07、4期、自由民主党)

○伊能芳雄君 地すべり対策の問題がだいぶ問題になりましたが、この負担区分の問題、いろいろ場合が違うと思いますが、建設者、農林省からおのおの負担区分が――国がどういう割合を持ち、県がどういう割合を持ち、市町村がどういう割合を持つというような、負担区分の関係をお示しいただきたい。事業費の負担区分、何割を国が補助していって、県がどれだけ持つかということです。
【次の発言】 地すべりの所でございます。
【次の発言】 これはもう一律に建設省の方では三分の二国が負担して、そうしてそのあとの三分の一はどこが負担するのですか。
【次の発言】 三分の二というのは、大体普通の災害復旧よりは率が悪いということになり……

第27回国会 地方行政委員会 第4号(1957/11/14、4期、自由民主党)

○伊能芳雄君 市町村立全日制高等学校教職員の在職期間通算に関する件、これは政府側では意見はないですか。
【次の発言】 これは、財政確立ということが主になっているのか。あるいは交付税を三〇にするとか、二八にするとかいうことが主になるかによって違うと思うんですね。地方財政を確立しろというんなら、これはまあいいんだけれども、例示的に三〇%にしろということが出ているのか、どうしても三〇%、二八%にしろというんだったら困るんだけれども。

第27回国会 予算委員会 閉会後第1号(1957/12/19、4期、自由民主党)

○伊能芳雄君 第二班は、森理事、松浦委員及び私の三名でありまして、十一月二十六日から一週間の日程をもって、高知県及び徳島県の二県につきまして、一般経済産業の現況並びに地方財政の状況等を調査して参りました。  高知、徳島両県とも、いずれもまず県当局から資料に基いて詳細な説明を聴取した後、商工、金融、農林、水産、各業界の代表者たちと懇談会を開きまして、民間の忌憚のない意見や要望等を十分に聴取いたし、なおまた、地盤沈下、護岸工事、漁港整備、工業地帯造成等の現場をも実地に視察いたしました。  詳細は別に報告書にまとめてございますので、以下きわめて簡単に、概括的な要点だけを申し上げるにとどめたいと存じま……

第27回国会 予算委員会 第5号(1957/11/12、4期、自由民主党)

○伊能芳雄君 自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和三十二年度予算補正三件につき、政府原案に賛成の意見を申し述べたいと存じます。  今回の補正は、一般会計、特別会計並びに政府関係機関の三件にあたったものでありまして、いずれも本臨時国会において緊急に措置することを要するものと認められる事項であります。  まず第一に、一般会計予算補正(第一号)は、国際復興開発銀行からの借款受け入れに関する交渉の進展に伴いまして、この借款受け入れに必要な予算措置として政府の行う債務保証の限度額等を定める条項を予算総則に加えようとするものであります。この借款によって受け入れられる資金は、日本開……

第28回国会 地方行政委員会 第7号(1958/02/27、4期、自由民主党)

○伊能芳雄君 この据え置いて年賦で償還する場合の利率が、これを見ると、最低四分五厘、最高六分五厘という差があるのですが、どういう関係で差があるのですか。林野庁でないとわからぬですか。

第28回国会 予算委員会 第9号(1958/03/10、4期、自由民主党)

○伊能芳雄君 私は自由民主党を代表して、ただいま上程されております昭和三十二年度予算補正第二号及び特第四号に対し賛成の意を表するものであります。  前者は本年度予算成立後に生じた理由により当面緊要となっておりました経費を支出しようとするものでありまして、これが財源として本年度増収を予定される法人税その他に求めようとするものであります。後者は、前者の法人税増収計上に関連して、地方交付税交付金増加額を一般会計から交付税及び譲与税配付金特別会計に繰り入れの措置をするものであります。いずれも適当な措置と認め、賛成いたします。(拍手)

第28回国会 予算委員会 第21号(1958/03/31、4期、自由民主党)

○伊能芳雄君 私は自由民主党を代表して、ただいま議題となっております、昭和三十三年度一般会計予算案外二案に対し、賛成の意見を述べるものであります。  戦後、わが国経済成長のテンポの早いこと、そうしてその率の高いことは世界驚異の的であったのでありますが、特に最近二、三年の経済成長率並びに生産規模拡大の度合いは、まさに世界の人々をして驚嘆せしむるものがあったのであります。しかしながら、このことはやがて投資並びに消費の増大を招来し、かつ、経済の過度の膨張の反動も手伝って、昨年初頭以来、輸入の急激な増加を招いて、外貨事情の著しい悪化を来たしましたので、政府並びに日銀は、昨年五月公定歩合を引き上げ、続い……

第30回国会 予算委員会 第2号(1958/11/04、4期、自由民主党)

○伊能芳雄君 今総理を探している段階ですが、探しに行っておりますから、従来でもこういう例はしばしばあったことであります。質問者の了解を得て、その済むまでに出てくるという例は今まであったので、従来の慣例によったものだと思います。早く来るように催促することにしてお進め願いたいと思います。(「どこにいる」と呼ぶ者あり)呼んでいます。「官房長官どこへ行ったのだ。総理も官房長官もいないのか」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 先ほど来、いろいろ社会党の諸君からも御意見がありますが、豊田委員の質問は、総理がいなくても続行するというようなことで始めたのでありますから、この豊田委員の質問だけは、このまま続行されるよ……



各種会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第19回国会 大蔵・地方行政連合委員会 第1号(1954/04/15、3期、自由党)

○伊能芳雄君 入場税の試算では百四十五億、当初の予定した数字より少ないこと四十七億という数字が出ておる。そこで百七十二億は政府としては保証しなければならない、十九億二千が歳入不足として出て来るというお話は受けましたが、全部繰入れても百四十五億しかないのですが、そこで二十七億入場税に関する限りこの試算では不足になるんですが、どういうふうに処理されるお考えですか。
【次の発言】 先ほど小林委員から触れられました従来の入場税を次第に逓減して行きながら、税込の入場料というものは殆んど下つていないというのが実情なんですが、先ほど主税局長はこれに対して何も対策を考えていないというような御返事でしたが、恐ら……

第19回国会 地方行政・建設連合委員会 第1号(1954/05/06、3期、自由党)

○伊能芳雄君 今の保留されたことは委員外質問ではいけないのですか。

第22回国会 予算委員会公聴会 第1号(1955/06/16、3期、自由党)

○伊能芳雄君 ただいま石原委員の質問に対するお答えの中で、あるいは私の聞き違いかもしれませんが、国の考えている給与費に対して、地方が実際は高い給与を出している。そのために、赤字になったことが一つの原因になっておる。しかしこれを戻すわけにはいかない。従って現実の姿で見てやらなければならない、こういうように聞えたのですが、そういうことにしますと、これは実際、理論的には非常にむずかしくなると思うのですが、そういう取扱いにしますと、結局、今あなたが税の取り立ての問題で言ったように、人気取りにどんどん給与を上げたものが十分見てもらって、非常に正直にぎりぎりに給与を見てきた団体は損をする、こういう結果にな……

第22回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1955/06/28、3期、自由党)

○伊能芳雄君 昨年の予算外国庫負担が八十何億あったですね。それは大体三十年度予算で支払いするようになるのですか。
【次の発言】 こういうふうに繰り越しが非常に多いと、繰り越し明許という制度をなるべく予算外国庫の負担に振り向けていけば大体使えるような予算ができるはずなんです。繰り越し明許をやられては非常に困るのですか。
【次の発言】 防衛庁では昔の工廠というような、直轄の工場の制度というものは今全然ないのですか。
【次の発言】 機密保護法と言いましたか、あの法律でMSAの貸与のものだけは一応機密が守られているわけですが、そのほかのものは全部機密はない。そこで予算額はもちろんのこと、どこにはどうい……

第22回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1955/06/29、3期、自由党)

○伊能芳雄君 関連して。二十九年度の予算に多分載らないものでしたが、競輪の納付金を何億か科研に出したはずですね。ああいう場合に研究の結果をどういう責任を持たせているか、また成果はどうであったか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 関連して。今の科研の問題ですが、今、科研だから特にやるのじゃない、適切な研究をやっておる研究機関にやるというお話ですが、ほかにそういう例があったかどうかということが第一。もう一つ、国からそういう補助金をやったときに、ややもすれば国から補助金をやりっぱなしになるということに往々にしてなりがちなんですが、ちゃんと何か報告でも徴して、そしてそれをどういうふうに処理して……

第24回国会 地方行政・文教委員会連合審査会 第1号(1956/03/01、3期、自由民主党)【議会役職】

○委員長代理(伊能芳雄君) これより連合審査会を再開いたします。午前に引き続き質疑を願います。  なお地方行政委員長松岡君が所用のため便宜理事の私が午後の会議を主宰させていただきます。政府側からは午前中の出席者のほかに稲田文部省大学学術局長が出席しておられます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 他に御発言はございませんか。他に御発言がなければ、本連合審査会はこれにて終了いたすことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めてさよう決定いたします。連合審査会を散会いたします。    午後二時五十一分散会

第24回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1956/03/19、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 公共事業費その他の国の負担率並びに補助率の引き上げによりまして、せっかく本年は四十五億増加をしておると言いながら、実際事業量はどのくらい減ってきますか。事業量としては減ってくるんじゃないですか。建設省の事業量は全体として。
【次の発言】 そうすると四十五億ぐらいふえたんではカーバーできない、実際事業量としては少し減るということになりますね。全体としては工事量は。
【次の発言】 治山治水事業については、二十八年のあの大災害にかんがみて抜本的な治山治水の計画を立てようというので多分一兆何千億でしたかの計画をしたことがありましたが、あの計画に対して本年の治山治水事業量の程度で進むと何年……

第24回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1956/03/22、3期、自由民主党)

○伊能芳雄君 町村合併促進対策と、それから新町村建設促進、こう二つの同じような性質のものが二つの系統になって出るわけですが、実際市町村に行った場合、あるいは県で事務に使う場合、これは一緒にして使ってしまうと思うのですが、どうですか。そういうことは考えていませんか。これは、はっきり別にしなくちゃいかぬというふうに考えておるのですか。
【次の発言】 市町村については違うと言いますが、合併関係町村に対して合併促進の方の関係の金が要る。合併のできた新町村に対して建設の方の計画の分が行く、結局同じ市町村に両方の別な費目で行く場合が相当あるということは言えるでしょう。これを一々区別して使えるかどうかという……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1957/03/29、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(伊能芳雄君) 今回提案されました、昭和三十二年度一般会計及び特別会計の予算中、労働省所管分につきましてその概要を御説明いたします。  まず第一に、一般会計におきましては、歳入において総額四億五百二十三万円でありまして、前年度の四億一千七百六万三千円に比較いたしますと、一千百八十三万三千円の減少となっております。この歳入のおもなるものは、国家公務員等退職手当暫定措置法に基き、退職した政府職員、日本国有鉄道、日本電信電話公社及び日本専売公社等の職員に対し、失業中の退職手当を支給するために必要な財源を、特別会計等から一般会計へ繰り入れまたは納付するための負担金であります。  一方、歳出に……

第28回国会 予算委員会公聴会 第1号(1958/03/11、4期、自由民主党)

○伊能芳雄君 同じく生糸の問題で少し伺いたいのですが、今度政府買い上げの生糸の資金が二十億予算に組んであります。今多分六十億の資金で政府が買っておるわけですが、一万数千俵持っておるわけです。そこにまた、二十億足してさらに政府で買おう、こういう気がまえでおるわけですが、このことは、国内農民、生産者、養蚕農家に対しては、これでおさまるのでありますが、生糸の輸出という観点から見て、どんなふうなお考えでしょうか、御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 地方団体の非常に財政上不均衡であるということにつきましては全くお話の通りでありますが、従ってそれに対して調整財源でできるだけならしてしまうというお考……


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データ更新日:2022/12/09

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