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市川房枝 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

市川房枝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは市川房枝参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。市川房枝参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 労働委員会 第8号(1953/07/08、3期、各派に属しない議員)

○市川房枝君 ちよつと労働省の当局の方に伺いたいのですが、日雇労働者の方、殊に女の方からの訴えを実は伺つたんですが、手帳をまあ取られるといいますか、退職させられるといいますか、こういう人たちは殆んど女が多い。尤も男の方の中にもあるんだけれども、男の方たちは腕力といいますか、奪い返す方が多いので、結局女は弱いから取られてしまうんだ、こういうことなんですが、そういう事実があるかどうか。  それからそういうことがありとすれば、一体その理由はどういう理由になつているか、それからなおもう一つは、一つの世帯からは一人という仮に規定があるとしますれば、そうすれば一人の場合、先ほどからお話が出ておりまする通り……

第18回国会 労働委員会 第2号(1953/12/04、3期、各派に属しない議員)

○市川房枝君 この頃新聞などで東北並びに北海道地方なんかの凶作地帯におきましていわゆる人身売買が行われかけておる。いわゆる職業安定法によらざる仲介人が青少年を前借或いはその他の方法によつて紹介するというような事態が発生する心配があると言われておりますが、その実態がどうであるか、或いはまあ現在はまだそれほど表に出ていないとしましても、将来どういうふうな見通しを政府として持つておられますか。それについての政府の対策というようなものを伺いたいと思います。  この人身売買が冷害、水害等によつて殖えているのじやないかというような御質問でございます。私どもといたしましても、水害が始まり冷害が始まりましてか……

第19回国会 地方行政委員会 第8号(1954/03/09、3期、各派に属しない議員)

○委員外議員(市川房枝君) 只今議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につき、その提案理由及び内容のあらましを御説明いたします。  政界の腐敗は、政治と金との結び付きに由来し、そして、選挙のために巨額の運動費用を調達しようとすることが、このような結び付きの生ずる大きな原因の一つをなしているのであります。そこで、金のかからない選挙ということが前から唱えられて来ましたが、残念ながらその実が上つていないのであります。これは根本的には選挙民の自覚の如何にかかる事柄ではありますが、ここに公職選挙法を改正して、いわゆる連座規定を強化し、併せていわゆる公民権の停止を厳しくして、法律の面から選挙を公……

第19回国会 地方行政委員会 第44号(1954/05/25、3期、各派に属しない議員)

○委員外議員(市川房枝君) 私どもが提出いたしました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、提出者といたしまして先般提案の理由の御説明だけは申上げたのでありまするが、そのとき御質問もございませんでしたし、なおその後の委員会における審議の経過に鑑みまして、提出者として一言申上げたいと思います。そのことを委員長に申上げましたところが、今皆様がたの御許可を頂きましたので、簡単に申上げさせて頂きたいと思つております。  私どもの提案いたしました法案は、御承知の通りに連座制の強化をまあ主とした極めて簡単な内容を持つておるものでございます。でこれを提案いたしました理由はこの前申上げましたけれども、な……

第19回国会 労働委員会 第3号(1954/02/09、3期、各派に属しない議員)

○市川房枝君 この間の労働大臣の御所信の中に婦人、少年の福祉向上については、その啓蒙調査活動を更に活発化してこれに対処する所存でありますとございましたのは、大変に私どもとして嬉しいと思いままが、併し活発化するためには予算並びに人員の問題があると思いますが、その問題についてどうなつておりまするかお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 そのあとに地方の婦人少年室に協働員を置いて大いにやるということを伺つたのでございますが、この問題は地方婦人少年室の府県への移管の問題と関連があると思うのです。これは婦人少年室ばかりではなくて、基準監督局の問題も一緒になつて来ると思いますけれども若し地方委譲になりま……

第19回国会 労働委員会 閉会後第3号(1954/08/05、3期、各派に属しない議員)

○市川房枝君 簡単にちよつと二、三の点だけ労働大臣にお伺いしたいと思いますが、失業者がだんだんたくさん出て来ます場合に、しわ寄せは一番弱い婦人に来るのです。女教員の首切りの問題、女子だけの停年制の問題とか、或いは共稼ぎの場合やめさせるというような事態もすでに出て来ておるようですが、併し婦人も食わなきやならない、いや未亡人なんかの場合には夫に代つて子供たちまで養育しなけりやならんという責任を持つている場合がたくさんありますけれども、その問題について労働省としてといいますか、労働大臣としてどんなふうなお考えを持つておるのでありますか、お伺いしたい。  それからもう一つは、失業者がだんだん出て来ます……

第19回国会 労働委員会 閉会後第4号(1954/08/06、3期、各派に属しない議員)

○市川房枝君 昨日ちよと労働大臣に御質問したのですが、時間が十分ありませんので、細かいことは直接の担当のかたから伺うほうが適当かと思つて、今日に延ばしたのでありますが、私まあ心配しておりますことの一つは、失業者がだんだん殖えて来て、頂きました資料、最近における雇用、失業状況を拝見しましても、完全失業者の動向のところでも殖えて来ております。まあ公共職業安定所の求人の状況でも殖えて来ておりますが、その数字がまあ男女両方の合計の勿論数字となつておりますが、性別のこの数字はちよつとわからないのでございますが、これは安定局長に伺いたいと思います。

第19回国会 労働委員会 閉会後第6号(1954/09/10、3期、各派に属しない議員)

○市川房枝君 労働大臣に二、三の点についてお伺いをしたいのですが、先ず第一の問題は、この間八月の三十日に、労働大臣から任命されました中央労働基準審議会の委員の問題であります。今まで基準審議会には婦人の委員が一人ずつと入つておりました。今度御任命の名前の中には婦人の委員が入つておりません。これは一体どういう理由によりますか。この基準審議会では、いわゆる基準法に関する問題を審議することになつておるようでありますが、今度の新らしい基準審議会には、安全衛生規則の改正の問題或いは事業附属寄宿舎規則の改正に関する事項が労働省のほうから提案されておるようでありますが、そういうふうな規則は、非常にこの婦人の働……

第19回国会 労働委員会 第21号(1954/05/11、3期、各派に属しない議員)

○市川房枝君 女子年少者労働基準規則改正要綱に対する答申案の中の第十一条の二の関係の問題ですが、「新聞及び放送の事業における取材員並びに放送又はテレビジヨンの事業におけるプロデューサー、アナウンサー及び美粧職の業務」、この項目は最初の諮問事項の中には入つていなかつたと思いますが、何かどこかから要求があつてお加えになりましたかどうか、それを先ず伺いたいと思います。
【次の発言】 直接この規定の適用を受けます婦人記者といいますか、或いは放送のほうの関係者、そういう人たちからの意見をお求めに、何か陳情か何かございましたでしようか。
【次の発言】 この条項については、私は個人的にはこういう機能的な職業……

第22回国会 決算委員会 第6号(1955/05/20、3期、第十七控室)

○市川房枝君 平田長官に滞納のことについてちょっとお伺いしたいのですが、実はせんだってから地方議会の議員の人たちに相当滞納者があるということが新聞に出ておりました。そこで自治庁は地方自治法の改正案をまあ今国会に提出されるらしいのですが、その原案の中で、滞納者は職務を停止するという案が原案として入っておる。ところが与党の政務調査会でそれは削られたのだ、こういうことが新聞に出ておりました。その納税は、それこそ国民の義務でありまして、議員はまっに国民としての義務を当然果すべきだと思うのです。従って自治庁の原案の中にそういうのを挿入されたということは私としては大賛成なわけですが、地方議会の議員に滞納者……

第22回国会 決算委員会 閉会後第6号(1955/11/19、3期、第十七控室)

○市川房枝君 ただいまの食糧庁長官の御説明で、滞貨になっております黄変米を主食として配給しない、そういうことに御決定になったことを伺いまして、私どもとしては安心といいますか、知らないうちに黄変米が配給されるんじゃないかという、まあ消費者の心配が解消されるわけでうれしいと思うんですが、その滞貨になっております黄変米をみそ、しょうゆ、あるいはお酒、お菓子等に回すということについて、先ほどから厚生省の方からもいろいろ御説明を伺ったんですが、少量ならば害毒はないという御説明を伺ったんですけれども、あるいは厚生省の方での有害であるかどうかという調査の経過といいますか、状態もさっき伺ったんですが、私ども消……

第22回国会 決算委員会 第8号(1955/05/25、3期、第十七控室)

○市川房枝君 長官にちょっとお伺いしたいのですが、防衛庁、保安庁が非常な予算を取っておいでになるといいますか、その費用は、これは国民の税金でありますが、そのことについて国民の中に相当多数まだ納得していない者があるということは長官御自身御承知の通りだと思いますが、その防衛庁の予算の使い方について会計検査院から批難されました事項、それに関連しての金額というものが相当の額に上っている。前の委員会で会計検査院から御指摘もありましたけれども、三百数億の中で国損が八億以上に逃しているという状態、その一つ一つの内容は報告書の中にある通りでありますが、このことが国民にはっきり具体的に一つ一つ知らされるとします……

第22回国会 決算委員会 第11号(1955/06/01、3期、第十七控室)

○市川房枝君 皆さんからお話しがありましたあとで、また同じことを伺うことになるかもしれませんけれども、先はどからのお話を承わっておりまして、非常に不満に思うわけであります。さっき主管課長は、それで裁定の通知があれば、それを郵便局へ持っていけばすぐ支払いが受けられるんだとおっしゃいまして、またあとで御訂正になりましたが、それはあとで、裁定のあったと同じころに、別な郵政省の関係方面を経由して郵便局に行くんだ、それが同じく一カ月ぐらいかかるので、ちょうど裁定の通知があったのを持っていけば受け取れるんだと、こういうふうにさっき御訂正になっているんですが、私は主管課長がそういう手続を直接御存じなかったと……

第22回国会 決算委員会 第23号(1955/06/30、3期、第十七控室)

○市川房枝君 御坊市長にちょっとお尋ねしたいのですが、災害が発生してから、国庫の補助の申請あるいは査定、いろいろな段階によって補助金が交付されることになるのでありますが、その間にそれぞれいろいろな方面からの現地調査にお見えになる人たちがある。そういう人に対して、何とかいいますか、一応のまあ儀礼的な会合といいますか、何かもなすっておるのじゃないかと思いますが、あるいは市長初め市会議員その他有力者の方が県庁に、あるいはまあ農林省といいますか、中央の方に補助金のことについて幾たびか上京もなさっておるのじゃないかと思います。そういう費用、つまりこの補助金をもらいますために市当局としてお使いになりました……

第22回国会 決算委員会 第32号(1955/07/26、3期、第十七控室)

○市川房枝君 私もただいま議題となっておりまする会計三案に対して、承認に賛成をいたします。ただ先ほど小林議員が仰せられました通りに、私も不満ながら賛成を申し上げたいと思います。  この機会に、決算委員として審議に参加しましたことから、感想あるいは官庁の方々に対しての希望を、少し申し述べさしていただきたいと思います。私は今度初めて実は決算委員になりまして、具体的に会計検査院の指摘されました検査報告によって、いわゆる批難事項、不正不当事項の審査をやったわけであります。それを拝見しますと、全く国民の一人々々の立場から憤慨にたえないことばかりでございます。国民たちが汗水をたらして納めておりまする税金が……

第22回国会 逓信委員会 第3号(1955/03/29、3期、第十七控室)

○市川房枝君 直接予算に関連した問題ではございませんけれども、予算を審議するに際して、平生から疑問に思い心配しております点一二をこの際お伺いしたいと思うのですが、それはまず大臣に対してお伺いしたいのですが、私ども放送に関連して心配なことは、放送そのものが事実を伝えておるかどうか、あるいは不偏不党ではなくて多少片寄っている、あるいはまた政府の宣伝というものがだんだん入って来るんじゃないかというようなことを、これは過去の事実から実は心配をしておるわけであります。もっともこれは放送法の第一条でもって「放送の不偏不党、真実及び自律を保障する」云々という条項があるわけでありますが、この第一条に掲げられて……

第22回国会 法務委員会 閉会後第1号(1955/10/14、3期、第十七控室)

○市川房枝君 先ほど来の藤原、赤松両委員と法務大臣との質問応答を伺っておりますというと、法務大臣は、出す、出そうという意思はありますけれども、常識によって、決定に従わなければならぬといまではおっしゃいませんけれども、御趣旨はどうもそういうふうに聞えるのです。まあ率直に言いますというと、あまりお出しになりたくないので、結局党に押しつけるというか、責任を党に転嫁するというようなふうに実は受け取れるのですが、しかしこの問題は、一法務大臣の意思というか、そういう問題ではなくて、鳩山内閣自身の問題だと思う。いや、内閣に設けられました売春対策協議会、これは自由党内閣のときにできましたけれども、しかし鳩山内……

第22回国会 法務委員会 第5号(1955/06/09、3期、第十七控室)

○市川房枝君 協議会についての関連質問で……。今法務大臣から伺っておりますると、法務大臣は内閣の売春対策協議会の答申を待って考える。協議会に対して非常な期待を持っておいでになるように伺ったのでありまするが、聞くところによりますと、その協議会に対しては予算が一つも計上されていない。関係各省が、この協議会に関する経費をそれぞれ分担して、持ち寄っている。いや、その協議会の委員に対しての委員手当なども、関係各省がそれぞれ分担して支払っている、こういう状態であるということを漏れ聞いているのです。そこでいわゆる事務当局の方では、一体政府自身が本気でこの問題を取り上げる意思があるかどうか。その協議会に対する……

第22回国会 法務委員会 第7号(1955/06/21、3期、第十七控室)

○市川房枝君 今の宮城さんと局長の問答を伺っておりまして、私は法律にはきわめてしろうとでございますから、あるいは見当違いのことを申し上げるかもしれませんけれども、今の十四条の「連れ戻すことができる。」という、それだけを見ますというと、どうしてもこれは強制とは思えないのです。もしこの法律のほかに、この条項のほかに今局長のおっしゃいましたように裁判所で判決があったのだ、その少年がまあ逃亡した場合にこれを連れ戻すといいますか、逮捕するというのは当然だ、それはわかりますけれども、その場合にだれが一体連れ戻すか、それは警察官が当然やるのだ、こういう規定がこの条項のどこかにあって、そうして警察官とは別にこ……

第22回国会 法務委員会 第18号(1955/07/19、3期、第十七控室)

○市川房枝君 実は今日の参考人の一人として、ジャーナリストの方にお願いをしたいということで、人選を新聞協会の方にお願いをして、先生に出席をしていただいたわけですが、まあ私ども新聞のこの法案に対する態度といいますか、論説あるいはまあ「天声人語」とか「余録」とか、いろいろそういうところで御批評をいただいておるのを実は拝見をしております。読売、まあ朝日とか毎日三社を比べますと、私ども拝見しておるところでは、朝日と毎日は賛成をしていただいている。この法案にはいろいろ欠陥がある、しかしながら現段階においては、やはりこれを通すべきだ、こういうふうな御意見のように伺っているのです。読売は、いわゆる更生施設も……

第22回国会 法務委員会 第22号(1955/07/28、3期、第十七控室)

○市川房枝君 今中山委員からお話もありましたけれども、提案者の方から資料、これによって起き得ると想定される件数といいしますか、そういうことについての資料というものは参っておりませんでしょうか。
【次の発言】 そういうものをやはりいただきたいと思います。
【次の発言】 家庭局長にちょっとお伺いを申し上げたいのですが、売春業者つまり全国性病予防自治会という赤線業者の全国的の組織がございますことは局長よく御存じと思いますが、その会が売春等処罰法に反対することを目的として、女たちの実態調査あるいは特飲業の実態調査なるものをすることを決定をして、今調査に着手しておるわけでありますが、その調査は家庭局の事……

第24回国会 決算委員会 第9号(1956/03/15、3期、第十七控室)

○市川房枝君 私は二十二国会で二十八年度の決算報告の承認に対するその採決の際に、私承認に賛成の討論をいたしましたが、その討論の中で、実はどうもお役所の会計というものは信用できないけれども、まあ辛うじて会計検査院だけは信用できるんじゃないかということを実は申し上げておるわけであります。もっとも、そのときに私そこへつけ加えて、その会計検査院の内容はよくわかりませんかと、まあちょっとつけ加えてはおりますけれども、私としては会計検査院に対して相当程度の信頼を実は持っておったわけであります。ところがせんだって来衆議院の決算委員会においてあるいは新聞紙上等において、その会計検査院の綱紀が紊乱をしておる幾つ……

第24回国会 法務委員会 第8号(1956/03/12、3期、第十七控室)

○市川房枝君 「することができる。」という問題で先ほど宮城委員からお話がありましたが、私も二十二国会の少年院法の問題のときに法制局長に御質問申し上げたところ、「することができる」という文字には、先ほどからお話に出ておりましたねばならないという意味と、そうでなくて、たとえば改正になります前の国会法の第五十六条に「すべて議員は、議案を発議することができる。」とありまして、このときのお答えでは、これはねばならぬではなくて、それは発議してもしなくてもいい、こういう意味があるのだということを実は伺ったわけです。先ほどからの宮城さんの御質問に対しての局長の御答弁では、私はこの家事審判法の改正に掲げられてお……

第24回国会 法務委員会 第21号(1956/05/18、3期、第十七控室)

○市川房枝君 関連質問。今赤松委員から御質問になりましたその婦人相談所の所管の問題でありますが、行政機構からいって、一応厚生省の所管になる、地方のこの保護更生関係の部門が一応これを担当するということも、まあ当然といえるかもしれないと思うのですが、ただ私も赤松委員と同じような心配を実はするわけです。で、この法案は単に婦人の救済保護だけでなく、婦人の人権といいますか、それが目的の主要な部門になっているわけであります。婦人の人権保護という面からいきますというと、これはむしろ法務省の中にもそれこそ人権擁護局があり、それから今お話の出ております婦人少年局の婦人課が、その婦人の地位の向上の問題を取り扱って……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1957/08/30、4期、第十七控室)

○市川房枝君 今度の私鉄の値上げの問題は、実はこの前国鉄の運賃の値上のときから心配をしておったことでございます。国鉄の運賃を値上げをすれば、当然それに続いて私鉄が値上げをするであろう。従って、この一般の国民といたしましては、国鉄の値上げによってそれだけ家計の支出がふえるだけでなく、また私鉄の方の値上げによって支出がふえる、こういうことで国鉄の値上げに反対をいたしましたのは、まあその一つの理由でもありますけれども、国鉄の値上げしましてから、この四月から私鉄の値上げがどの程度実際に行われたか、今監督局長のお話によりますと、三十二年は三十六社ということでございましたが、せんだって私が官報を偶然に見ま……

第26回国会 運輸委員会 第5号(1957/02/26、4期、第十七控室)

○市川房枝君 第一班の報告を申し上げます。  松浦清一氏と私二人でございます。私どもは名古屋、四日市地区の運輸事情、特に港湾事情に重点を置いて、二月十日の夜行で東京を出発し、十一日、四日市港及びこれに関連する鉄道事情、十二日、名古屋港及び名古屋市を中心とする鉄道事情、十三日、小牧空港及び名古屋地下鉄工事現場を視察し、調査して十三日に帰京いたしました。  まず四日市港より申し上げます。四日市港は特定重要港湾でありまして、三重県が管理者であります。戦後繊維工業を中心とする生産力の回復と、臨港地帯、特に旧海軍燃料廠跡に進出した各種近代工業の躍進もあり、港勢はとみに発展し、昭和三十年度の入出荷量は二百……

第26回国会 運輸委員会 閉会後第5号(1957/09/28、4期、第十七控室)

○市川房枝君 時間ももうありませんので、私ただお願いだけしたいのですが、それは三十三年度の運輸省の重要施策の中で、今高良さんがちょっとお触れになりました交通安全と災害の防止の問題でございますが、これは国民の立場からすれば、直接生命に関する問題でありますから、非常に重要な問題だと思うのです。で、政府としては災害が減るように――だんだん毎年ふえているのでは困るので、減るような具体的な施策――まあここにあがっておりまするけれども、もう少し具体的にこれを私伺いたい。ことにいただきました資料の中で、高良さんもちょっと御引用なさいましたけれども、自動車関係の事故の数字が出ているんですが、これを見て多いとい……

第26回国会 運輸委員会 第13号(1957/03/27、4期、第十七控室)

○市川房枝君 運輸大臣並びに国鉄総裁にお伺いしたいのでありますが、この間の二十三日の国鉄の抜き打ちストの問題でございます。あの日私、自分の家で友人を少し夕食に呼んでおりましたが、あの事故のために、そろいましたのは夕方八時過ぎになってしまいました。そういう人たちから、各駅でのいろいろな状態の報告も受け、一般の大衆の人たちがどんなに憤慨していたかということも実は聞いたわけであります。その程度の被害は大したことありませんけれども、しかし、全国的にいってずいぶん、あのために大衆の受けました被害というものは相当大きかった、いや、実際的な被害といいますよりも、心理的なといいますか、非常な憤慨をし、ついに一……

第26回国会 運輸委員会 第14号(1957/03/28、4期、第十七控室)

○市川房枝君 運輸大臣にお伺いいたしますが、国鉄は運輸大臣の監督のもとにあるわけでございますか。その運輸省としての国鉄に対する監督の内容といいますか、そんなことを一応伺わせていただきたいです。
【次の発言】 きのうのどなたかの質問のときに、運輸省当局からの御答弁の中に、私鉄に対してはずいぶん、法的に監督権が非常に強いと、まあ実際は、その監督権がどの程度発動されているかどうかということは、これは問題でありましょうけれども、その際に、国鉄とは違って、私鉄にはずいぶん運輸省の監督権が強いというようなふうに私は受け取れたのであります、それから国鉄の、今お話がありました運輸大臣の監督権を直接所管なさるの……

第26回国会 運輸委員会 第18号(1957/04/16、4期、第十七控室)

○市川房枝君 定員の問題について、少し運輸当局に伺いたいのでございます。同僚委員からもいろいろ御質問がありましたが、同じような事件が、相模湖の問題があった、あのときにやはり定員をこして乗せたということがあの事故の大きな原因であったと思います。おそらくその当時この問題は国会で問題になり、運輸省としてはきょうと同じような質問応答があったと思うのですが、あの事故以後今日までに運輸当局として、ことに船の定員の問題について、何らかの対策をおとりになったかどうか、それを具体的に伺いたいと思うのです。
【次の発言】 定員のきめ方の問題が一つあるだろうと思うのですが、これは専門的な問題になるのでしょうけれども……

第26回国会 運輸委員会 第21号(1957/05/07、4期、第十七控室)

○市川房枝君 ちょっと簡単に今の問題に関連してお伺いしたいと思うのです。相澤さんがちょっとおっしゃったんですが、春闘処分の発表になっておりましたときに、新聞に、二十三日の抜き打ちストは責任が組合だけでなく、国鉄にも運輸省にもあるというか、国鉄や運輸省にも手落ちがあったのだと、だからその抜き打ちストの分は処罰をしない、春樹だけについてするのだと、こういうふうな記事が出ておりましたのですが、まあ一体それが事実かどうか、といいますか、そういう記事が出る根拠が一体どこにあるのかということを、これは運輸大臣並びに国鉄の副総裁からも伺いたいと思います。この記事といいますか、かりに、それが新聞記事だから全部……

第26回国会 運輸委員会 第23号(1957/05/14、4期、第十七控室)

○市川房枝君 前の委員会ですでにお話が出たかもしれませんけれども、このモーターボート競走法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を拝見いたしますると、このモーターボート競走は類似競技の競馬、競輪と同様に、射幸業務として社会的に悪影響を及ぼすおそれがありますので、こう出ておりますが、そのおそれがあるというのと悪影響があるというのとはちょっと違うように思うのですが、政府当局はその点をどういうふうにお考えになっておりますか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 今のお説ですと、悪影響を及ぼしていることをお認めになっているように聞えたのですが、私どもは、婦人側といいますか、ああいう競走に行っておる人……

第27回国会 予算委員会 第4号(1957/11/11、4期、第十七控室)

○市川房枝君 まず、総理及び法相に対して眞鍋氏の事件に関してお伺いしたいと思います。  売春汚職容疑で逮捕されていた眞鍋儀十氏に対しまして検察当局はまだ捜査すべきことが残っているので、勾留延長を主張しておりましたが、九日それを撤回して起訴いたしました。それで同氏は一両日中に釈放されて出所されるようでありますが、この決定に対し各新聞は、政界の圧力が加わった結果で売春汚職捜査は壁にぶつかり、うやむやに終るのではないかと申しております。また戒能通孝教授は十日の毎日新聞の紙上で、法務大臣が指揮権を発動する以前に、検察首脳部がなんかして第一線の捜査を押えたことになり、汚職捜査打ち切りとしてはきわめて露骨……

第28回国会 運輸委員会 第16号(1958/04/01、4期、第十七控室)

○市川房枝君 航空法は民間航空機の航行の安全と発展をはかることがおもな目的となっております。従って、操縦士とか航空士とか、機関士等の技能証明なんかについては詳細な規定があるわけです。しかし、客室乗務員であります、主としてスチュワーデスでありますが、何も規定がないようであります。しかし、航行の安全及び発展については、スチュワーデスの役割もある程度私はあると思うのですが、大臣はスチュワーデスについてどういうふうにお考えいただいておりますか、伺いたいと思います。
【次の発言】 日本航空会社は盛んにサービスの向上を宣伝しておいでになり、その結果、このごろ日本航空の業績もだいぶ上って、株の値段も上ってい……

第28回国会 法務委員会 第34号(1958/04/23、4期、第十七控室)

○委員外議員(市川房枝君) 先ほどの亀田委員からの御質問に関連しまして、ちょっと補足をさしていただきたいのでありますが、恩赦制度は、終戦後新らしい憲法のもとで、芦田内閣総理大臣の時代に恩赦制度審議会というものを設けて、そこで新たに恩赦制度の検討をしているようであります。そうして二十三年の六月に、恩赦制度審議会委員長、法務総裁鈴木義男氏から総理大臣に対して答申が出ております。意見書が出ております。それに従ってまあ現在の恩赦法が制定された経過をとっているわけでございます。それで、その鈴木法務総裁の名で出されております意見書を拝見しますると、その中に、恩赦の権限は、先ほどからお話しがあります通りに、……

第28回国会 予算委員会 第7号(1958/03/07、4期、第十七控室)

○市川房枝君 岸総理に対しまして、まず、売春汚職の問題についてお伺いいたします。  売春汚職の捜査は、昨年の暮に大した発展もいたしませんで終ってしまいました。総理初め、ほっとなすった方がだいぶんあったろうと思いますが、国会としても体面上、あまりボロを出さないで、あの程度で済んでよかったと言えるかもしれません。しかし国民は、造船汚職、全購連汚職等と同じように、また途中で消えてしまったと、非常な不満を持ち、国会に対しての不信を深めております。どうして売春汚職が、いや、その他の政府、国会関係のありまする汚職が途中で消えてしまうのか、少くとも国民にはそういう印象を与えておりまするが、どこに原因があるの……

第28回国会 予算委員会 第11号(1958/03/14、4期、第十七控室)

○市川房枝君 先般の総括質問の際に残りました社会教育に閲する問題について伺いたいと思います。それも時間をいただきましたので、少し詳しくお伺いをしようと思っております。この問題は非常に重大な問題と存じますので、実は岸総理にも伺いたかったのでありますが、きようは文部大臣にお伺いをいたします。  まず最初にお伺いしたいことは、この社会教育というものについての大臣の御所信と申しますか、あるいは御信念と申しますか、それを伺いたいと思うのであります。私は社会教育は学校教育とともに非常に重要である、考え方によりまするというと、学校教育よりも重要だ、こう言ってもいいかと思います。社会教育の対象は社会教育法に規……

第29回国会 運輸委員会 第4号(1958/06/27、4期、第十七控室)

○市川房枝君 参考人にお伺いしたいのですが、国鉄の経営しておりました志免炭鉱を切り離して民間に譲渡する、いわゆる払い下げとでも申しましょうか、ということは、国民の側からいいますと、国民の税金で買い入れというか、経営してきた財産を民間に払い下げるということになるわけですが、これはこの問題だけでなく、そういう場合には、実はいろいろなことが行われている、不公正なことが行われているということを国民は心配をしていると思います。今度の国鉄の問題なんですが、国鉄も今までは少くとも国民からある程度非常に信用されておいでになったとは言いかねるようなことも相当あると思いますが、それで今度の問題は、そういう意味から……

第29回国会 予算委員会 閉会後第1号(1958/07/31、4期、第十七控室)

○市川房枝君 第五班の視察につきまして御報告を申し上げます。第五班は塩見俊二、坂本昭、市川房枝の三名をもちまして、去る七月十七日から八日間にわたり、香川、愛媛の両県下を視察いたしました。  まず日程を申し上げますと、七月十七日夜、東京を立ち、十八日の午後、高松の四国財務局において、同財務局及び四国通産局の各担当部長より管内の一般経済並びに財政、金融事情の説明を聞き、次いで香川県庁におもむいて、県及び市町村の財政概況並びに雇用、失業情勢等につき事情を聴取いたしました。翌十九日は坂出市役所において、坂出を中心とする香川県製塩業の実情について、関係業者及び専売公社高松地方局の担当官より説明を聞いた後……

第30回国会 運輸委員会 第4号(1958/10/20、4期、第十七控室)

○市川房枝君 バス、私鉄の値上げについて、簡単に運輸大臣にお願いを申し上げたいと思います。  私、一般のバス、私鉄の利用者の立場から申し上げてみたいと思いますが、先ほどからもお話が出ておりますように、中村前運輸大臣のときには、一度上げそうになって、それでこの委員会でだいぶ論議をして、その後、これは政府の方針として上げないということになって、ずっと今日まできたのですが、永野運輸大臣が御就任になりましてから、地方などで、バス、私鉄運賃は値上げをしなきゃならないというようにとれる御発言をなすったので、一般の人たちが、実はびくびくして心配をしておるといいますか、いつ、バスや運賃が上るのだ、こういう心配……

第30回国会 運輸委員会 第5号(1958/10/29、4期、第十七控室)

○市川房枝君 運輸大臣に、国会議員の特急の無賃乗車のことについてお伺いしたいと思います。  運輸省の方で、国会議員日本国有鉄道無賃乗車令の改正を去る二十四日の内閣に御提案になりまして、そこで可決されたようでございます。その政令はもう出ましたか。あるいはいつ出ますか。実施期日は、いつからになっておりますか。それから、内容は、どういうふうになっておりますか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 一等の特急券も、そうですか。
【次の発言】 この改正について、運輸大臣は、二十四日の朝日新聞を見ますと、当りまえのことなんだ。閣議では何の反対も出なかった。こうおっしゃっておりますが、当りまえのことな……

第31回国会 運輸委員会 第2号(1958/12/22、4期、第十七控室)

○市川房枝君 私鉄運賃の値上げの問題でありますが、これは先ほどお話しがありましたように、これは運輸大臣の権限でありまして、国会はこれに対する何ら権限を持っておらないことはよく承知しております。しかし、問題は非常に国民に関係の深い問題でありますので、この問題については岩間さんと同じように、もう少し委員会で早く時間をとっていただきたかったと思うわけであります。もう値上げがほとんど決定されているような段階でいろいろ申し上げても、何にもならないのでありますけれども、まあ私どもは、消費者の側からこの問題については相当な陳情を受けております。やはり値上げは困るというので。  簡単に伺いたいのでありますが、……

第31回国会 運輸委員会 第5号(1959/02/05、4期、第十七控室)

○市川房枝君 行政管理庁の方にちょっと伺いたいのですが、許可、認可の問題は、申請をいたします個人といいますか、会社といいますか、あるいは団体と申しますか、許可される、認可されることによって非常な利益を得る、こういうふうに了解されるのですが、従って、国民一般の間にあるこれは常識と申しますかは、許可、認可されるときには、やはり一種の関係者に対しての供応といいますか、あるいは金品の授受といいますか、金品の方なんかはっきりすれば一種の汚職になるのかもしれませんが、それはつきものなんだというようなふうに思われていると思います。それで、監察の結果のさっきの御報告を伺いますと、非常に認許可がおくれている、あ……

第31回国会 運輸委員会 第17号(1959/03/27、4期、第十七控室)

○市川房枝君 詳しい質問は、この次と思いますが、さっき警察庁の保安局長から、箱根での調査の数字を伺ったんですが、あれを伺っていると、長距離トラックに対しては、取締りも何もないような、無政府状態のような感じを実は受けたのでありますが、その資料ですね、さっき伺ったんですけれども、何か数字的なものとして、一ぺんそれをいただきたいと思います。  それから事故に対しての補償ですね、これはトラックと、それから普通のタクシーと両方でありますが、これら両方の補償のことの調査を一つほしいと思います。  それから、さっきトラック協会が五月一杯を正しいトラック運送月間としてなさるように、さっきお話し伺ったのですが、……

第31回国会 運輸委員会 第18号(1959/04/27、4期、第十七控室)

○市川房枝君 志免炭鉱の問題は前にこの委員会で青山委員長からお話を伺いました。で、そのときに私質問を申し上げたんですが、私は志免炭鉱が黒字なんだ、もうかっておる、それならば何も払い下げる必要はないじゃないか、結局国民の財産なんですから、国民が納得した上でないとそういう処分はしない方がいいじゃないか、ということを実は申し上げたことを記憶しております。その後しかしだんだん進みまして払い下げることに決定をされ、しかも払い下げの期日ですかなんかもおきめになっておるようなんですけれども、きょう問題になっておる埋蔵量が青山委員会は八百万トン、ところがこの委員会の委員の方々が調査においでになりましたときには……

第31回国会 予算委員会 第5号(1959/03/05、4期、第十七控室)

○市川房枝君 私は、岸総理に実は貸しがあるわけです。といいますのは、昨年秋の臨時国会の予算委員会で、総理は、私の質問の直前に、御不浄に行くとて逃げ出しておしまいになりまして、とうとう私は質問ができなくなってしまいました。もっとも、その御不浄においでになるということは、総理御自身がおっしゃったのではなくて、当時の与党の理事の方がおっしゃったわけなんです。そういうわけで、きょうの私の質問に対しては、一つ明確にお答えを願いたいと思います。第一に、参議院のあり方ということについて、総理のお考えを伺いたいと思います。昨年秋の臨時国会は、ただいま申しましたように、参議院の予算の審議中に、衆議院における会期……

第31回国会 予算委員会 第18号(1959/03/30、4期、第十七控室)

○市川房枝君 恩赦の問題につきましては、午前に森委員から御質問がございましたが、私にはどうも納得できない点がございます。総理が大赦と個別恩赦とを混同しておった、こうおつしゃいましたけれども、総理が御存じのないはずはないと思います。何だか、そこには少しごまかしがあるような気がいたします。私が三月五日の総括質問で、この恩赦についてお伺いしましたとき、総理はこういうふうに答えて下さいました。過去の皇太子御成婚の場合にも選挙違反は「含めておりません。私は十分に各方面の情勢等も勘案して、最後の決定の決定をいたしたいと思っておりますが、しかし、選挙違反の問題を特にこれに含めるということはこの際として適当で……

第31回国会 予算委員会 第20号(1959/04/07、4期、第十七控室)

○市川房枝君 何度もここに立ちますのは、少し面はゆい感じがいたしますが、時間をいただきましたので、前から総理に、ぜひお伺いしたいと思っておりました婦人に関する問題についてお伺いしたいと思います。  その前にちょっと、先ほど恩赦についての、また論議がございまして、森委員の御質問に対して、総理は、まだ最後的に決定してない、だから、もう一へん考慮するというようなことをおっしゃったように私受け取れましたのですが、今、新聞に発表されておりますよりも、幾らか内容が縮少されるといいますか、変更されるような希望を幾らか持ってもいいかどうですか。
【次の発言】 何かよくわからないのですが、今、この前からの総理の……


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 決算委員会 第17号(1959/12/17、5期、第十七控室)

○市川房枝君 補助金等の適正化に関する法律がございますが、これは私前に決算委員をいたしておりましたときに、大蔵省の非常な熱心な主張で提案され、参議院の決算委員会がそれを支持してできたものだと記憶をしております。実施されてから三、四年間になりますが、法務省からいただきました資料によりますと、件数が少ないことはけっこうなんですけれども、確定しました犯罪の量刑といいますか、ほとんど執行猶予であって、罰金も非常に少ないのでありますが、果してそれに相当するようなものであったかどうか、といいますか、どうも補助金の適正化に関する法律の施行に対しての熱意といいますか、それが少し足りないんじゃないか。果してこの……

第34回国会 法務委員会 第9号(1960/03/25、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 今お話を伺いますと、登録税はすぐ納めなくてもいいわけですけれども、その台帳が固定資産税のやはり台帳になるのですね、今度のは。それは税金はやはりすぐ払わなければならないのですね。
【次の発言】 私は法律に全く無知でありますし、それから登記所にあまり関係がないので、なかなかこの法律はむずかしくて、せんだってから参考人並びに委員の皆様方のお話を伺って参ったのでございますが、一元化というのは国の立場あるいは、自治体から言えばよさそうなんですが、国民の側から申しますと、あるいは現在働いておる人たちの立場から言うと、どうも望ましくないという点があるような実は感じを受けておるのですが、そんな点……

第34回国会 法務委員会 第13号(1960/04/07、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 今売春問題を担当しておられます方々からお話を伺いましたのですが、そのお話と関連して、少しお伺いしたいと思っております。  婦人補導院の問題につきまして、局長さんにお伺いしたいのですが、さっきの御報告ばかりでなく、前から私ども伺っておったのですが、補導院に収容しております婦人たちの半数が精薄なんです。非常に知能が低いのだという事実ですね。しかも、それ六カ月間だけで社会へまた出されておる。実際問題としてはもう少し短いでしょうね。はたしてこれで補導院の目的が果されるか。結果として五〇%くらいは普通の生活に復帰しておるように報告を伺ったのですが、補導院というところは何だか精薄を入れておく……

第34回国会 法務委員会 第20号(1960/05/17、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 今度の時間延長は、家庭裁判所の調査官にも適用されると思うのでございますが、家庭裁判所の調査官は、仕事の性質上、婦人が多いのではないかと思いますけれども、男子と婦人との割合はどのくらいになっておりますか。それから婦人の中で既婚者と未婚者の割合がどんなふうになっておりますか、付いたいと思います。
【次の発言】 全国の数字はわかりませんが、私の手に入りました東京の家庭裁判所の調査官だけについて見ますと、調査官二十四名のうち既婚者が十九名、未婚者五名ということになっておりますが、既婚者が多いという現実、ほかの裁判所でもそうではないかと思いますが、時間延長ということが、婦人、ことに既婚者に……

第34回国会 予算委員会 第17号(1960/03/19、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 まず、自治庁長官にお伺いしたいと思います。問題は、地方議会議員の報酬の値上げの問題でございます。この問題は小さいように見えますけれども、地方議会の議員及び地方自治に対する国民の信頼の問題に関係いたしますので、私は非常に重大な問題だと考えております。自治庁長官は、この問題について、去る二月二十四日に、全国知事会及び全国都道府県議会議長会の事務局長をお呼びになりまして、報酬値上げを自粛するようにと勧告をなすったことを承知いたしておりまするが、どういうお話し合いがそこでできましたか、またそれに対してどんな、まあ効果があったか、きき目があったか、それをまずお知らせを願いたいと思います。

第35回国会 法務委員会 閉会後第3号(1960/09/06、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 売春対策について法務大臣並びに関係当局の方からお伺いしたいと思いますが、参考人として御出席下さいまして菅原先生がお急ぎのようでございますから、先に一つお伺いしたいと思います。  この売春関係で重要な役割を持っていると私ども考えております売春対策審議会の件でありますが、先生はその会長でおいでになりますが、その会長に御就任になったときには、たしか牧野法務大臣のときであったと思います。牧野法務大臣から特別に御依頼をお受けになって御就任になったと思いますが、そのときの一つ事情を伺いたい。  それからその次に、昨年でありましか、政府の方で審議会を整理をしようというので、行政管理庁の方の委員……

第35回国会 法務委員会 閉会後第4号(1960/10/10、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 先ほど高田委員の御質問に関連しての竹内刑事局長の御答弁に関連して伺いたいと思いますが、法律の励行が必要だ、そのことの反省をしたいというお話で、私もそういうふうに考えておるのでありますが、この間十月一日に弁護士連合会あるいは法務省なんかで法の日ですか、何かの会合がおありになったように伺ったのですが、私はさしつかえがあって出席さしていただけませんので、ちょっと秘書をかわりにやったのです。そのときの報告をちょっと聞いたのですが、これは正しく合っているかどうか知りませんが、最高裁長官なりあるいは法務大臣ですか、何かのお話の場合に、つまり法が守られていない、その守られていない実例として集団……

第37回国会 予算委員会 第5号(1960/12/21、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 十三日の本会議で伺い漏らした幾つかの点につきまして、池田総理並びに関係閣僚にお尋ねを申し上げたいと思います。  第一は、選挙法の改正の問題でございます。十三日の本会議での社会党の小酒井議員、同志会の杉山議員及び私の選挙法改正についての質問に対し、池田総理の御答弁は、あまりはっきりせず、何だか熱意がなさそうな印象を受けまして、はなはだ遺憾に存じました。総理は、あのとき、私の最後の質問に対して、私は、経済の発展、国民生活の向上もさることながら、この政治のあり方をよくし、日本の政治を信用してもろうようにすることが一番大きい問題だと考えておりますとお答え下すったのですが、ほんとうにそうお……

第38回国会 地方行政委員会 第19号(1961/04/27、5期、無所属クラブ)

○委員外議員(市川房枝君) 提案者の一人として、先ほどからの小笠原委員の御質問に関連しまして一言ちょっと申し上げたいと思います。この酔いの程度、めいていというのはどの程度を言うかということが先ほどから問題になっておりましたが、これは私どもが立案する前に、専門家に来ていただきまして、さっき竹内刑事局長がちょっとおっしゃいましたが、いろいろなことを伺ったのです。それから初め、これは酔っぱらいと称しておりましたが、一体どの程度かという御質問をしばしば受けましたし、私どもずいぶん問題にしたのです。それでこの話し合いました結論は、酔うということは、その環境なり、その人の体質によっていろいろな個人差がある……

第38回国会 法務委員会 第3号(1961/02/14、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 大臣に売春の関係の問題でお伺いしたいと思います。  昨年の十二月中ごろのことだったと思いますけれども、私のところへ二、三の人から電話がかかって参りまして、そうして売春防止法は廃止になるのですか、こういう質問がきたのです。それから私は、そんなことはないのだ、どうしてそんなふうに思うのかと言ったら、雑誌に出ています。それからその雑誌というのは、週刊公論の一月二日の新年号です。それと週刊文春の一月二日の新年号、その両方に出ているわけです。週刊公論の方はショッキング十大ニュースという、つまり三十六年におけるニュースの予想として十項目出ておるのですが、その第七番目に売春防止法廃案というのが……

第38回国会 法務委員会 第4号(1961/02/21、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 文部省の社会教育局長は見えていますか。
【次の発言】 文部省の社会教育局長にお伺いしたいと思います。  売春防止法の実施が必ずしもよくできていないといいますか、あるいは現在の社会教育行政で売春関係が非常によくないということは、一方からいえば、性犯罪が非常に多いということもありますが、そういう関係で、やはり青年男女といいますか、あるいは国民一般に純潔に関する考え方が変わってきたといいますか、あるいは低下してきたと申しますか、そういうことも言われておりますが、純潔に関する教育は、学校教育でも行なっておりますが、まあきょうは学校教育のことは別にしますが、少なくとも青少年あるいは一般の成……

第38回国会 予算委員会 第28号(1961/05/27、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 私は去る五月十二日の本会議で、選挙制度審議会設置法案に関連しまして、池田総理及び安井自治大臣に質問を申し上げましたが、お答えいただけなかった点がございますし、なお納得のできなかった点がございましたので、きょうは主としてそれらの問題について伺いたいと思っておりまするが、その前に簡単に婦人関係の問題二、三について総理及び関係閣僚の方にお伺いをしたいと存じます。  最初に外交の問題と婦人の役割について小坂外務大臣にお伺いしたいと存じます。  五月十三日の東京新聞に、外務大臣がわが国最初の婦人大使の任命を考慮しておいでになるという記事が出ておりました。そうして候補者の名前まで出ておりまし……

第39回国会 大蔵委員会 第9号(1961/10/30、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 この間委員会に配付になりました、租税特別措置による事項別平年度減収額累年比較表という資料について、まずちょっと伺いたいのです。この表は、これは租税の特別措置に関するもの全部がこの表に載っているのでございますか。あるいはここに載っていないのもございますか。
【次の発言】 全部とおっしゃいましたね。措置法以外のものでも、措置をしているものを全部あげてありますか。
【次の発言】 この表で落ちていると思われるものもあると思うのですが、それはあとで伺うといたしまして、この表の中で三十三番の交際費課税の特例というのがございますね。これは三十六年度では六十億。これは三角じるしですから、国のほう……

第40回国会 大蔵委員会 第14号(1962/03/13、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 お酒のほうの石川さんに伺いたいのですが、今度まあ酒税が幾分減税になりますけれども、私のところへは減税に反対してくれという陳情があるのです。それで、これはまあ禁酒団体といいますか、そういう団体なんでありますけれども、陳情まで来なくても、家庭の主婦の中では酒の税金が安くなって、幾らかでも酒が安くなれば、それだけ消費が上がるから、家庭としては困るというふうな声もあるのでございますけれども、安くなることによって消費量はもちろんふえるとお考えでしょうが、どのくらいふえるとお考えでしょうか。
【次の発言】 今度の減税の問題とは、これは直接関係はないのですが、今までも酒を飲み過ぎていわゆるアル……

第40回国会 大蔵委員会 第22号(1962/03/31、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 法人税法に関連してちょっと伺いたいのですが、法人税法の第九条にあります寄付金の損金算入の問題ですね、あれはいつからそういう規定ができたのでございましょうか。
【次の発言】 終戦後に新しくそういう規定を設けられたのかどうかしら。その設けられた理由というものも伺いたいと思います。
【次の発言】 今の御説明の第二と第三については私納得がいきますが、第一のは、これはどういう理由で設けられているのですか。
【次の発言】 今御答弁の中に、社長の郷里に寄付をするといいますか、あるいは会社の私用のことに対する費用の出所がないというようなお話でしたが、それは交際費というのは別に租税特別措置であるの……

第40回国会 予算委員会 第11号(1962/03/12、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 おそくなりまして、皆さんお疲れだろうと思いますが、しばらくごしんぼうをお願いします。  私は、公職選挙法の改正の問題を中心に、まず総理大臣及び自治大臣にお伺いしたいと思いますが、まず最初に、岩手二区の選出で前通産大臣をしておられました椎名悦三郎氏の奥様が、選挙違反で、つい四、五日前の三月八日に懲役八カ月の求刑がございました。それについて総理の御感想を伺いたいと思うのですが、椎名さんの奥さんが、新聞にございましたとおり、総括主宰者夫婦を三年五カ月生活費を出してかくまわれたことに対する違反でありますが、椎名さん御自身がこれを御存じなかったということは、私はあり得ないと思うのです。それ……

第40回国会 予算委員会 第19号(1962/03/24、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 最初に委員長に資料の提出のことについてお願いをいたします。これはこの間もお願いしたのでございますが、三十六年度の国から補助金、負担金、交付金、補給金、委託費、資本金、基本金、国から利子補給を受けているものから融資を受けた会社その他の法人についての調査をできるだけ早く各省庁から提出させていただきたい。府県、市町村は必要がございません。
【次の発言】 まず、文部大臣にお伺いしたいと思います。この間の総括質問のときに伺いたいと思いましたが、時間がございませんでしたので、まあきょう譲ったわけでございます。  昨年の暮に、選挙制度審議会から池田総理に提出しました答申案の中に、文部大臣の所管……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号(1962/11/30、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 今、小林委員から選挙制度審議会について御質問があったのですが、私も同じような疑問を持ち、それを伺いたいと思いました。それだけ申し上げまして、また次の機会にお伺いしたいと思います。

第41回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1962/08/31、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 大臣何か会議があるそうですから、適当なときにお帰りいただいてもけっこうです。  最初に、選挙費用の届出の問題を伺いたいのですが、届出の期間は選挙後十五日でしたね。もう全部、これは候補者それから政党及び政治団体と両方ありますけれども、届出の状態はどうなんで、こざいましょうか。選挙局長でけっこうです。
【次の発言】 これは候補者の場合にも、それから今の政党あるいはその他の政治団体の場合も届け出ない場合がありますね。届け出ない場合の処罰は何もないのですね。
【次の発言】 その罰則は適用されたことありますか。
【次の発言】 そうすると、届け出なくてもかまわぬということになりますね。もう少……

第41回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1962/10/10、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 麻薬の取り締まりに関するといいますか、あるいは麻薬に関係のある官庁というのは厚生省と警察庁だと思いますが、きょうその両方からおいでいただいておりますので、それぞれの官庁で麻薬に関してやっていて下さいます仕事の内容を一ぺんちょっと伺いたいと思います。どちらからでもけっこうです。
【次の発言】 警察庁は八月の十八日に厚生省に対して、医療関係者による麻薬の不正使用やルーズな管理が麻薬禍を横行させる原因の一つであるというので、医療関係者に対する監督と処分を強化してもらいたいという要請をお出しになったということを新聞で拝見しましたが、その警告の内容といいますか、あるいはその警告をなさるに至……

第41回国会 地方行政委員会 第4号(1962/08/28、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 地方公務員共済組合法案の第二条に、「常時勤務に服することを要しない地方公務員のうちその勤務形態が常時勤務に服することを要する地方公務員に準ずる者で政令で定めるものを含むものとする。」ということ、これは具体的にはどういうことになりますか、御説明願います。
【次の発言】 具体的にいってどういう者がおりますか。私具体的にひとつ伺いたいのは、売春防止法の第三十五条で、婦人相談員というものを売春防止法によって置くことになっておるのでありますが、これは全国約五百人ぐらいございます。それで法律の第三十五条の第四項には、「婦人相談員は、非常勤とし、社会的信望があり、かつ、前項に規定する婦人相談員……

第42回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1962/12/19、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ちょっとお伺いしたいんですが、一応これは選挙局長からお答えいただいてもけっこうです。  自治省のほうで、今度の地方選挙に対する公明選挙運動のために、地方選挙公明化推進本部というものをお作りになったようでございますが、 それは一体どういうふうな機構、あるいは運動の内容というのですか、そういうものをちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今伺いますと、選挙される側、候補者といいますか、議員側と執行側、つまり選挙官理委員会、そういう方たちに対しての選挙の公明化を推進するための組織だと、こう伺ったのですが、これは私、たいへんけっこうだといいますか、今までそういう人たちを対象にして……

第42回国会 地方行政委員会 第4号(1962/12/20、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ガス税撤廃ということなら賛成ですね。ないほうがいい。

第43回国会 建設委員会 第19号(1963/05/30、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 今審議されております基準法の改正案と直接の関係はございませんが、基準法に関連して少し伺いたいと思います。  建築申請をいたしましたときに、関係の当局から確認書がおりるわけでございますが、その確認というのはどういう意味でございますか、それをまず伺いたいと思います。
【次の発言】 これは許可とは違いますか。これは、許可、不許可という意味ではないのだ、だから確認というのは大したことじゃないのだ、こういうことを言う人もありますけれども、その点いかがですか。
【次の発言】 そうすると、確認というのは非常に弱い、許可は強いというふうに今伺ったのでございますが、しかし確認は、基準法に合致してい……

第43回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号(1963/06/28、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 公明会の中尾さん、ちょっとお伺いしますが、先ほどの小林委員の御質問に対して、衆議院は政党化でなくちゃならぬ、しかしまあ参議院は、政党でない、前の緑風会みたいな存在、そういうものがいいという御意見を伺ったのですが、政党というのと政治団体というのと少し違うかと思うのですが、今の公明会は政治団体でいらっしゃるのですね。そうしますと、公明会が参議院だけの政治団体でおいでになる間はいいけれども、もしこれ衆議院もということになると、これは御趣旨に反することになりますね。その点、ちょっとお伺いしたい。
【次の発言】 選挙局長にちょっと伺いたいのですが、この間の地方選挙でも、これは、東京地区にお……

第43回国会 地方行政委員会 第2号(1963/01/29、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ちょっと関連して伺いたいのですが、先ほどからの厚生省の環境衛生局長あるいは自治省の財政局長、あるいは行政局長の、この問題についての御答弁を伺っておりまして、私ども非常に不満に思うのですが、ちょうど鈴木さんからお話がありましたように塵埃の問題は、ことに私どもの家庭の主婦から見ますと非常に大きな問題なんでありまして、この問題、これは下水の問題なんか関連してきますけれども、そういう方面が非常におくれているといいますか、あまりそのことに深い関心が払っていただけなかったということは、これはまあ台所をあずかっております主婦の発言が弱かったということの結果から来ているのじゃないかと思うわけなん……

第43回国会 地方行政委員会 第12号(1963/03/12、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 「三十七年の火災の実態と消防の現況」というものを拝見したのですが、その中でちょっと気がついたことですが、火災による被害のうち一番痛ましいのは死傷者の問題だと思います。この火災の死傷者はだんだんふえておるようなんですが、これは三十六年は出ていますね、三十七年の実数がおわかりでしょうか。
【次の発言】 東京での死傷者はときどき新聞に出ております。それを拝見しますと、カフェーなんかの女給さんだとか、あるいは工場あるいは商店などで働いておる若い人、特に女の子が、職場の二階あるいは三階に泊まっておりまして、そうして焼け死ぬというような場合が相当にあるような気がしますけれどもいかがですか。

第43回国会 地方行政委員会 第20号(1963/05/16、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 今度の地方自治法の改正の中で、監査委員の問題と、納税者の訴訟の問題について少しお伺いしたいと思います。しろうとでございますから、あるいは少し見当違いのことをお伺いするかもしれませんが、それをひとつ御了承願いたいと思います。  今度の改正の中で、監査委員についての改正は、「地方財務会計制度の改革に関する答申」によって御改正になったと伺ったのですが、その答申と、この改正案と幾らか違うようですが、どの点が違うか、その点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 答申案では、監査委員の任命については学識経験者に重点をおいた。ところが改正案ではむしろ議員に重点をおおきになったようにうかがうの……

第43回国会 予算委員会 第10号(1963/03/09、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 最初に、自治大臣及び総理大臣にお伺いしたいと思います。  地方議会の議員の方々に対する報酬及び国会議員の歳費についてのことに関してちょっと伺いたいと思います。  近く国会議員の歳費が大幅に上がるようでありますが、そうなりますと、これにならって地方議会の議員の方々の報酬も値上げされることは、これはいつもの例で、はっきりしております。前の自治庁長官でありました石原さんに、三十五年の予算委員会で私伺ったのでありますが、この地方議会の議員について大幅に値上げされることは望ましくない。だから府県議会議長会の事務局長を呼んで警告をしたとおっしゃったようなことがございましたが、もしそうなりまし……

第43回国会 予算委員会 第19号(1963/03/29、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 前回に続いて、選挙及び政治と金の問題、売春問題、女子の労働問題等について伺いたいと思っておりますが、その前に、現在行なわれております都知事選挙について、ちょっと自治大臣にお伺いしたいと思います。  私の関係しておりまする婦人団体が、青年団体と一緒に、告示の日に、東、阪本両都知事候補者の事務所を訪問いたしまして、公明選挙をやって下さいという申し入れに参りました。そのとき入口で、「応援弁士資料」という謄写版刷りのものを三枚もらって参りました。これは、道を通る人にも配っておいでになっていたそうでありますが、それには「応援弁士資料」とは書いてありまするけれども、やっぱりこれは文書違反では……

第43回国会 予算委員会 第21号(1963/06/11、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 第一番に、子供の営利誘拐の事件に関連いたしまして、厚生大臣にお伺いしたいと思います。  警察当局の努力並びに国民の協力にもかかわらず、誘拐されました吉展ちゃんの消息がまだ不明でございまして、御両親はもちろん、国民全体が非常に心配をいたしております。私ども国会に議席を持っておりまする婦人議員といたしましては、党派にかかわらず、特に全国のお母さんたちの代表といたしまして、この種の子供の問題の解決に努力をすべきだと考えまして、先般来、会合を持って話し合いをいたしております。そして、吉展ちゃんが台東区の児童遊園地に遊んでいて誘拐されたという事実から、まず児童遊園地の問題を取り上げ、児童遊……

第44回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1963/10/18、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 簡単に、一、二の点についてお伺いしたいと思います。  最初に、自治省の当局にお伺いしたいのですが、選挙制度審議会からは、議員定数の不均衡は一日も早く是正する必要があるというので、次の総選挙から実行できるようにという答申が出ているわけなのですけれども、しかし、解散、総選挙が早くなって、間に合わなかったということで、この特例法が出たのだと思うのですけれども、その問題については、自治省当局はどうお考えになっておりますか。それを伺いたい。
【次の発言】 公職選挙法の改正案として出るわけなのですか。
【次の発言】 それは、今の特例法には入っていないのですか。

第44回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第2号(1963/11/28、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 長野局長にちょっと伺いたいのですが、選挙の執行費といいますか、公明選挙費用を含めて、そのお金はどのくらいですか。ちょっと伺っておきます。
【次の発言】 十一月十日の毎日新聞を拝見いたしますと、公明選挙の費用は三億五千九万三千円と出ておりますが、前に伺っておったのとちょっと違うのですけれども……。
【次の発言】 公明化推進に必要な経費の内訳を、きょうでなくてもよろしいですけれども、あとでいただきたいと思います。  それから、警察庁のほうにちょっとお伺いしたいのですが、さっきからいわゆる背番号候補の問題が出ておりましたが、ああいう候補者がたくさん今度立ったということについての原因とい……

第45回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1963/12/12、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 まず、自治省の当局にお伺いしたいと思います。  けさ午前に、今度の総選挙に対しての表彰式というものがございまして、ちょっと傍聴したのです。あれはどういう理由ですか。はっきりした理由がついていなかったのですけれども、全体にどういう理由ですか。まずお伺いをいたします。
【次の発言】 表彰された人たちに、そういう理由がそれぞれ書いてないですね。みんな同じですね。あれをもらった人は、自分は何でもらっているかということはわかっているのですか。何か、はたで見ていて、そんな感じをちょっと持つのですが、それはもっとはっきり書いたらどんなものですか。

第45回国会 予算委員会 第2号(1963/12/16、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 まず、総理に選挙に関することを伺いたいと思います。  この間の総理の所信表明の中には、選挙に関することが一言もございませんでした。三十五年の選挙のあとの特別国会、三十七年の参議院の選挙のあとの臨時国会では、総理が選挙に関することをおっしゃっておりましたが、どうして今度はおっしゃらなかったのか。選挙は民主主義政治の基本でございますので、やはり総理からそれに対する感想があってもよかったのではないかと思って、遺憾に存じております。  この間の選挙の投票率は七一・一四%で、二十二年の総選挙に次ぎ投票率が悪かった。それから違反は、先ほど自治大臣がおっしゃいましたように、違反の件数も人数もこ……

第46回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1964/02/27、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ちょっと関連質問。選挙局長に伺いますが、いまの投票時間の延長について、世論調査は延長に賛成をしておる、府県の選管関係はあまり賛成していないと、こういう数字が出ているわけなんですが、私のほうで、東京都内で六百人の婦人有権者についてやはりこの点を調べたんですが、世論調査をしたんですが、そこでも時間延長のほうに賛成という声が出てきております。だから、選管関係、それから私ども地方へ行ったときに、各団体の方にももちろんお目にかかって御意見を伺ったんですが、そういう方々の御意見も、比較的時間延長にはあまり御賛成が少なかった。私参りましたのは大阪と岡山でしたけれども。これは、時間延長によってお……

第46回国会 地方行政委員会 第7号(1964/02/18、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ただいま議題となっております風俗営業等取締法の一部を改正する法律案につきまして、国家公安委員長にちょっと伺いたいと思います。  今度の改正案で、深夜喫茶が禁止し得るようになったことはたいへんけっこうだと思います。ただ、その禁止が都道府県の条例によって禁止の場所を決定するようになっております点が少々心配なんでございますが、なぜこの法律の上ではっきりと深夜喫茶を禁止することを規定されなかったのか、その理由をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 たとえば東京都をとりますというと、一体東京都内ではどの程度禁止されるか、これはまあ、もちろん都議会で決定することになりましょうけれども、……

第46回国会 地方行政委員会 第8号(1964/02/20、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 関連。いま、公安委員長と辻委員の質問応答を伺っておりまして、早川公安委員長は、ヌードスタジオはそんなに悪いものとは思っていない、取り締まりもあまりできない、禁止もできない、アメリカから戦後来てああいうものは、いいじゃないか、そうお考えになっているような印象を私は受けたんですけれども、それは、私はとんでもないことだと思います。
【次の発言】 わいせつ行為をやっていないとすればとか何とか言うんですけれども、そういうおそれがあるということは、この問の警察当局のお答えでも十分わかるし、私ども見にいってもそう思うんです。表向きの名目だけで、そうしてそれは、悪いことはやっていないんだから、そ……

第46回国会 地方行政委員会 第9号(1964/02/25、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 堀切先生に伺いたいのですが、堀切先生は東京都の公安委員長でおいでになりますが、今度の風俗営業等取締法の一部改正案の中で、政府側は、新聞などで今度は深夜喫茶は禁止されるのだと、こう盛んにおっしゃっておりますが、法案を見まするというと、ひとつも深夜喫茶を禁止するとは書いてない。全部地方条例によって深夜の飲食店営業の場所、時間等々を規制、制限することができると、こうなっておるのです。そこで、この法律がかりに参議院を通り、衆議院を通りまして法律になった場合に、東京においては東京都議会がこの東京都内における深夜喫茶を、場所を指定して禁止するといいますか、そういうことを条例できめていただかな……

第46回国会 地方行政委員会 第10号(1964/02/27、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 関連質問をちょっと。さっき長官から、風俗営業というものを慣習として条例にいままでまかせてきていることにしているということでしたが、大体深夜喫茶は風俗営業ではないわけであります。これは「風俗営業等」という「等」の中に入るものだと了解しているのですが、だから、ほかの風俗営業と同じように考えなくてもいいのじゃないかと思いますが、まずその点いかがですか。
【次の発言】 今度の改正案の中に、「年少者に関する禁止行為」というものが出ているのですが、そうして具体的に年齢を示して禁止する場合が出ている。これはいままでは条例にあったのですね。本法になかったものを今度は本法にちゃんとお書きになった。……

第46回国会 地方行政委員会 第12号(1964/03/05、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、原案に反対し、修正案に賛成するものでございます。  原案は、青少年非行の温床になっている深夜喫茶を禁止しよう、こういう趣旨の改正が主なる点でございますが、その趣旨はけっこうだと思います。しかし、その趣旨ならば、原案で規定しているような、地方の都道府県議会が条例によって場所を指定して禁止する、こういう原案では、私は、ほんとうの深夜喫茶を禁止しようという趣旨は実現できないのじゃないかと思います。これは、この委員会で参考人としておいでをいただきました東京都の公安委員長から、この法案が成立したときに、東京都としては、二十三区における深夜喫茶を禁止するつもりだ、こういう御意見がござい……

第46回国会 地方行政委員会 第20号(1964/03/31、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 今度の地方税法の改正によりまして、固定資産税の無税になる範囲が拡大されますね。その固定資産税と、それから公益法人ですね、公益法人の場合に、固定資産税というものは一体どういうふうになっているのか、ということを伺いたいと思います。
【次の発言】 公益法人で、いまのお話しになりましたような、公社とかなんとかいうのではなくて、しかし、内容においては同じように公益のために建物を使っているというような場合に、減税になっている場合があるのでございますか。あるいはその建物の公益に使うスペースとそれからそうでないスペースというような多少区別をつけて課税をしておるようなんですけれども、そういうような……

第46回国会 地方行政委員会 第24号(1964/04/14、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ちょっと簡単に一、二伺いたいと思います。今度の改正案の要綱の一つは、交通違反の罰則を強化されたことだと思いますが、ひき逃げに対して、いままで一年以下の懲役または五万円以下の罰金だったのを三年以下の懲役または十万円以下の罰金ということに重くされたようなんですが、これでひき逃げがある程度少なくすることができるのでしょうか、その点はどうお考えになっておりますか。
【次の発言】 ひき逃げ罰則の強化以外のひき逃げ防止方法はどんなことをお考になっておりますか。
【次の発言】 いままでひき逃げしてつかまらなかったのはどのくらいの割合になりますか。

第46回国会 地方行政委員会 第41号(1964/06/25、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 地方議会議員の報酬の問題につきましては、六月五日の予算委員会で自治大臣及び総理にお伺いいたしましたが、時間がなくて伺い足りない点もございましたので、ここで少し伺いたいと思います。もっとも、きょうもあまり時間がないようでありますから、ほんの一つ、二つだけ伺いたいと思います。  ちょうど私、質問が先週の火曜日ということで、そのつもりでおりましたら、その日ちょうど私、朝日新聞を朝見ましたら、ここに新聞を持っているのですが、この日だけ特に地方議会の議員に関する記事が多かったとも思うのですけれども、その同じ社会面に四つもあるのですね。「区議会役員に二重ボーナス、葛飾区」これは社会面のトップ……

第46回国会 予算委員会 閉会後第2号(1964/10/30、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 最初に吉武自治大臣に、自民党の総裁選挙についてお尋ねしたいと思います。  大臣は、政治の常時啓発、公明選挙運動の施行、推進を担当しておいでになるわけですね。そのお立場で、この七月に行なわれました官民点の総裁選挙は、公明選挙であったとおっしゃることができますか、どうですか。それをまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 なるほど、総裁の選挙は、これはまあ自民党の党内の問題でございまして、これには公職選挙法の適用がございませんから、それは買収、供応勝手次第ということには、それはなるわけでありましょうし、そこには選挙違反というものはないわけでありましょうけれども、しかし、その総裁が総……

第46回国会 予算委員会 第21号(1964/03/30、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 まず総理にお伺いしたいのですが、総理は来たる七月の自民党総裁の選挙にお立ちになると思いますが、自民党の総裁が総理におなりになるのでありますから、国民は非常に関心を持っております。買収供応かって次第、何億という金をばらまいて、金のある方あるいは財界から金を集め得る方が当選されるというのでは、総理として尊敬もできませんし、また、国民のためのよい政治も行なわれないと思います。公職選挙法の適用はないのでございますけれども、それに準じた公明選挙でやっていただきたいと思います。総理のお考えを伺います。
【次の発言】 立候補されるかもしれないといううわさにおのぼりになっておられます佐藤長官、立……

第46回国会 予算委員会 第22号(1964/06/05、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 最初に、この総理府設置法で新設を予定されております国民生活局、それから青少年局が削除されそうだということについて、宮澤経済企画庁長官と総理に伺いたいと思います。  この二つの新しい局は、予算もすでに成立しております。で、生活局のほうは局長まですでに発表されておりますのに、最近の新聞によりますと、削除されることになったと報じておりますが、これは事実でありますかどうか。なお、その理由は一体どういうわけか。これは長官から御説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 いま長官から理由を伺ったのですが、私が調査しましたところによると、反対は何か与党の中にあるらしく、それも長官の物価の値上げ反……

第47回国会 予算委員会 第3号(1964/12/09、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 佐藤総理は、このたび日本の政治の最高責任者である総理並びに自民党総裁におなりになりました。まことに御苦労さまだと存じます。  私は、まず総理に敬意を表したいことが二つございます。国民の多数が反対しておりました国会議員の歳費の値上げが一年間ストップするらしいのでありまするが、これは主として総理が、国民感情を尊重してお骨折りをくだすった結果だろうと私は思っております。それからなお、四十年度の予算の編成に際して、いままで心ある国民のひんしゅくをかっておりましたいわゆる圧力団体をおたしなめになったこと、これもたいへんけっこうであったと思っております。この二つとも、前の池田総理にはできなか……

第48回国会 地方行政委員会 第5号(1965/02/11、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 今度の銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案の内容の一つとして、原則として拳銃等の輸入を禁止することになっておりますね。これはこれでけっこうだと思うのですが、拳銃とよく似ており、また、ある程度犯罪にも使用されており、被害もあるようないわゆる、玩具といいますか、おもちゃといいますか、そういうものが相当あるわけです。この警察庁のお出しになりました「警察の窓」の十号に出ておりますが、玩具の拳銃の取り締まりということが出て、それをちょっと拝見したのですが、そういうものについては、この法律は全然関係はないわけですね。
【次の発言】 警告を発したことがあるということをおっしゃいましたけ……

第48回国会 地方行政委員会 第19号(1965/03/30、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 今度の地方税法の改正で、ボーリングに対して娯楽施設利用税というものがかかることになったわけですが、いままでも課税をされておりましたね。いままではどういう形で課税されていましたか、それを伺いたいのです。
【次の発言】 地方の条例で課税されているときの課税のしかたですね。私がちょっと聞いているところでは、いわゆるレーンですね。一レーンに対して幾らと、こういうきめ方のところもあった、こういうのですが、今度のは利用料金の百分の三十ですか、ということになるわけですけれども、その地方の条例でのきめ方はどういうものがあったのですか。
【次の発言】 私どもよくわからないのですが、外形課税のほうが……

第48回国会 地方行政委員会 第21号(1965/04/08、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 簡単に一、二の点についてお伺いしたいと思います。  今度の改正で、新たに消防設備士というものができるわけですね。それで、東京都においては、すでに三十七年以来消防設備士というものを置いて、一級、二級ということで試験をして免許状を与えておるようですが、その東京都の設備士との関連はどういうことになりますか、伺います。
【次の発言】 設備士の受験の資格なんかは、この法律の条文で、いろいろとこまかく出ておりますが、東京都の設備士の場合に、必ずしもそれが当てはまらないだろうと思うのです。まあある程度の便宜をはかってくださるということは、いまの長官のおことばでありましたけれども、試験なしですぐ……

第48回国会 地方行政委員会 第23号(1965/04/22、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 警察庁長官にお伺いしたいと思います。  今度の道交法の改正は、内閣に設けられました交通基本問題調査会の答申の中にいろいろな事項が掲げられておりますけれども、そこの中の警察庁所管全般にわたって御検討になった結果御決定になったことを法改正として御提案になったかどうか、まずその点伺いたい。
【次の発言】 とりあえず必要なこととおっしゃっておりますが、提案の理由の中に、人命の尊重といいますか、交通事故の減少といいますか、それを主にしてお考えになったということが出ておりますけれども、そういう点から見ると、今度の改正だけでは非常に私は不満なんですが、昨年三十九年中における交通事故は、事故件数……

第48回国会 地方行政委員会 第28号(1965/05/18、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 衆議院における修正に関連いたしまして幾つか質問をしたいと思います。  提案者に伺いたいのですが、お差しつかえだそうでございますから、政府当局からお答えを願いたいと思います。  最初に伺いたいのは、地方議会の議員の年金の収支の会計といいますか、どういうことになっておりますか。その現状を伺いたいと思います。
【次の発言】 その赤字は、公共団体から穴埋めをすることになりますか。
【次の発言】 いま局長からちょっとお話がありましたけれども、この制度ができるときは互助年金制度の趣旨といいますか、議員がお互いに助け合う、こういう趣旨でできたわけですね。ですから公共団体というか、県あるいは市町……

第48回国会 地方行政委員会 第30号(1965/06/01、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私はこの特例法案に対して必ずしも根本的に賛成ではないのですけれども、しかし、東京都議会の腐り切った今度のような状態で、非常に都民が憤慨をしておる現状から見まして、私自身も東京都民として、一日も早く都議会を解散して、そして都民の意思を選挙に反映せしめることが東京都政の立て直しに必要だと思いますので、衆議院の地方行政委員会での三党の一致の修正案に対して賛成をするものでありまして、一時間でも一早くその成立を願うものでありますが、この法案の内容については、先ほどからいろいろ御質問がありまして、私重ねての重複は避けたいと思います。ただ、この法律がいよいよ成立をする。そうすればこの法の中の条……

第48回国会 法務委員会 第20号(1965/05/13、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 関連して。いまのヒモの問題ですが、さっき西村さんからお話のあったヒモが内縁の夫というのが相当あるんですね。現在ではそれはどういうことになりますか、前田先生。
【次の発言】 「親族関係」というのは、現在の法律でもありますね。親族の中に内縁の夫は入らないんでしょう。そうすれば、今度の改正でも入らないということになってしまいますね。
【次の発言】 「身分」の中に入りますか、内縁の夫というのは。
【次の発言】 そうすると、「身分」ということばが入ればいいわけですね、この中に。
【次の発言】 松原先生にお伺いいたします。  先ほどから参考人の方々の御意見を伺っておりますと、売春防止法が制定……

第48回国会 予算委員会 第8号(1965/03/10、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 まず最初に総理に、参議院の政党化の問題についてお尋ねしたいと思います。  緑風会に所属されております四名の方々が全員今度立候補をお取りやめになったことから、一時九十六名の多数を占めておりました同会が自然消滅するというので、このところ参議院の政党化が新聞あるいはラジオなどで論ぜられております。緑風会が消滅いたしますれば、現在の参議院における中立無所属は事実ほんの一、二塩、二、三名ぐらいになり、全く衆議院と同様の政党化するということになるわけでございますが、総理はそういう現状をどういうふうにお考えになりますか、御意見を伺いたいと思います。

第48回国会 予算委員会 第15号(1965/03/23、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 最初に外務大臣から実は辻政信氏のことを伺いたいと思っておりましたが、厚生大臣がお急ぎだそうでございますので、最初に、厚生大臣から伺うことにいたします。  三月九日の各新聞紙に大きく取り上げられておりました碑文谷マンションの件は、特にろうあ者の福祉施設でありますし、国会議員が関係しておるというので、国民は非常な疑いの目をもって見ておるようであります。  そこで私は同僚議員の名誉のためもありますし、この際、大蔵、厚生両大臣から、事の真相を伺いたいと思いますが、まず大蔵大臣から、新聞のいう福祉施設に払い下げた国有地がマンションに化けるということについて、まず説明していただきたいと思いま……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 地方行政委員会 第3号(1965/08/11、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 東京都議会の議長交際費の問題について最初にちょっと伺います。  東京都議会の議長交際費は非常に問題になりましたが、このことについて主婦連合会が監査請求いたしまして、監査委員会からの報告があったわけでありますが、それによりますと、議長交際費として使ったものの受け取りは全部焼いてしまってない。なお、その調査をしていたら、受け取りは全部焼き捨てよという議長の――これは建部議長の名前だそうですが、その命令書の写しが出てきた、こういうことなんですけれども、一体議長交際費というものは受け取りなんかなくていいんですか。それは法的には何も規定がないんですか。

第49回国会 予算委員会 第3号(1965/08/10、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 まず、佐藤総理に、先般の参議院議員選挙に関連して、一、二お伺いしたいと思います。  七月五日の開票日の夕方、東京地方区の結果が判明しましたときに、総理はNHKのテレビで、唐島氏との対談をしていらっしゃいましたね。ちょうど自民党の方が二人とも落選されたので、だいぶごきげんが悪かったのでありますか、共産党や無所属を出して一体どうなる、東京都民の政治意識を疑うといったような意味の御発言があったということで、私の多数の支持者から、だいぶ憤慨して知らせてまいったのでありますが、事実そういうことがございましたかどうか、まず伺いたい。

第49回国会 予算委員会 第4号(1965/08/11、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 農林大臣にまず生鮮食料品の物価並びに供給の問題について一、二伺いたいと思います。  佐藤内閣の唯一の具体的な物価対策として提案されました食料品の総合小売市場管理会法案が前国会で審議未了となったことは、生鮮食料品の物価荷で困っております私ども一般消費者には全く了解に苦しむところでございます。どういう理由で流れたのか、農林大臣からお伺いします。
【次の発言】 まあ、いまの経過も私も存じ上げておるわけでございますが、私どもから見ると、ちょうど参議院選挙を控えての小売り商や中政連なんかの反対に出会ったので、未組織である一般消費者を無視して、そうしてぶん流してしまったのだ、ときがなかったの……

第51回国会 地方行政委員会 第4号(1965/12/28、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私はどうも数字に暗いのですが、住民の立場から簡単に二、三、大臣にお伺いしたいと思います。  今度の法案によって地方の公務員の人たちの俸給のベースアップを借金によって支払う、三百億円借りるということになっておるようですが、これは常識的にいっても、どうも借金によって月給を払うということはおかしいといいますか、住民の立場からいいますと、やはり自治体のいろいろ世話をしてくれる、骨を折ってくれる公務員の人たちの月給を借金で払っていると、どうも住民とのつながりが少し薄くなるといいますか、やはり住民の払う税金で公務員の人たちにベースアップをしてあげる、そうすれば、住民のことも一生懸命やってもら……

第51回国会 地方行政委員会 第16号(1966/04/12、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 時間がだいぶ進んでおりますので、簡単にお伺いしたいと思います。  今度の銃刀法の改正の一つとして、銃砲の所持の許可の年令を二十歳にお引き上げになっておりますけれども、それの理由ですね。それについて、どの程度の効果を期待しておられるのか、まず伺いたい。
【次の発言】 引き上げたことは私はいいと思うのですけれども、ただ未成年者で猟銃を持っているのが、全体で約五十万丁くらい持っている人がいますね、その中でわずかに三百二十九丁にすぎない、それだけの人の禁止をするわけですね。それだけで一体効果があるかどうかといいますか、あのときの青年は精神異常者ではなかったということになりますか、あれは。

第51回国会 地方行政委員会 第32号(1966/06/27、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 衆議院の地方行政委員会で自民、社会、民社、三党でお話し合いの上で、このいわゆるトルコぶろを規制するための風俗営業等取締法の一部を改正する法律案を御提出になり、参議院に回付されたわけでございますが、その御努力には感謝をしますが、その内容については、私ども婦人議員としては少なからず不満な点が実はあるわけでございます。しかし、三党でお話し合いになりましたので、まあ婦人議員も党派に属する方々は、それぞれ党の御決定にお従いになるわけでございます。その点、私は自由な立場でございますので、ほかの方々の御意見も含んで提案者並びに取り締まりの衝にお当たりになります警察及び厚生省に対して、許されてお……

第51回国会 法務委員会 第21号(1966/05/26、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 売春対策に関する件についてはいろいろな問題がありますが、きょうはトルコぶろの問題をまっ先にまず伺いたいと思います。  私どもは、婦人議員の有志と、民間の各種婦人団体で、五月二十四日に売春防止法制定十周年の記念の全国集会を開いたわけでありますが、その際に、各地にトルコぶろの申請が出ており、それに対する反対運動の報告がございました。そこで、大会の決議の一つとして、トルコぶろ等赤線の復活とみなされる業態を禁止されたいということを政府当局に要求することにきめてそれぞれ陳情したわけでございますが、トルコぶろは厚生省が所管しておいでになるところでありますが、きょう厚生大臣においでいただけない……

第51回国会 予算委員会 第14号(1966/03/19、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 最初に、国会議員の手当と税金の問題について大蔵大臣に伺いたいと思います。今度は国会議員の歳費、手当等がお手盛りではなく、第三者による調査会に諮問したことは一歩前進でありまして、国民の心を幾らかなごやかにしたと思います。もっとも答申案の内容は必ずしも国民感情を反映したものとは言えない。私自身も納得しがたい一、二の点がございます。その一つは、通信交通費を五万円値上げをして十五万円とし、これだけは無税とするというのですが、大蔵大臣はその承認をお与えになったのでございますか。
【次の発言】 必要欠くべからざる経典ということは言えるかもしれませんけれども、しかし、支給の形式は、いわゆる実費……

第52回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1966/10/11、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ちょっと委員長にお願いがあるのですが、五十一国会で成立しました風俗営業等取締法の一部改正に従って、この九月から十月にかけて全国の各都道府県会で、いわゆるトルコぶろに関する規制の条例をつくったはずですが、それに関連して相当地方で問題が起こっております。警察庁から、どういうふうにその条例ができておるかという全国的な調査をひとつもらいたいと思うのですが、その上で適当な機会に質問をしたいと思います。

第52回国会 予算委員会 第3号(1966/07/21、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 総理は、いままでしばしば、政治の姿勢を正すとおっしゃっており、きのうもきょうむ、清潔な政治、正しい選挙の実現に努力したいとおっしゃっておりまして、総裁選挙で金が非常に要った、しかし自分はそれは使わない、身をもって範を示すということをおっしゃいまして、私はたいへんうれしく拝聴をいたしました。ぜひ、それを実行をしていただきたいと思います。そういう総理のお立場から見ますと、どうも、きのうから問題になっております小林さんの事件に対する総理の立場は、あまりはっきりしていないのです。なぜ小林議員を除名をなさらなかったのか、あるいは、検察審査会にかかっていることがはっきりしておるのに、自民党へ……

第55回国会 地方行政委員会 第13号(1967/06/08、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 簡単にちょっと伺いたいのですが、この住民基本台帳と選挙人名簿との関係がどうなるのか、そのことを伺いたいのです。
【次の発言】 そうしますと、住民基本台帳が実施されれば、あとはもう選挙管理委員会への届け出はもう必要ない。住民基本台帳への届け出をすれば、自然に選挙人名簿のほうも訂正されるということになるのだ。しかし、それが実施されるまでは両方へ届け出、片方でもいいけれども、両方やってもよろしい、こういうように了解していいのですか。
【次の発言】 あわせて行なってもいいのですか、片方だけでもいいのですか。
【次の発言】 そうしますと、住民基本台帳が実施されるようになると、選挙人名簿とい……

第55回国会 予算委員会 第12号(1967/05/12、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 最初に、ILO条約百号の批准と働く婦人の問題について、関係当局に伺いたいと思っております。  労働大臣は去る四月の十二日の全国婦人会議の開会式の席上で、ILOの百号の条約を批准するために、国会にその承認を要求する案件をこの国会にお出しになると言明されたそうですが、いつ御提出になりますか。また、その内容、趣旨を簡単に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この内容は、労働基準法の第四条の規定と同じなわけですね。それだから特にその条約を承認する、批准するに関連して国内法を改正する必要はないと、こういうわけですか。
【次の発言】 そうだとしますと、もっと早く批准をなさってもよかったと……

第57回国会 予算委員会 第4号(1967/12/19、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 まず、人権の問題について総理並びに外務大臣にお尋ねしたいと思いますが、総理はついせんだって、国際人権年に対するメッセージをお出しになりましたね。これは世界人権宣言二十周年を記念しての来年一カ年にわたっての行事で、まことにけっこうだと思います。ただ、国費を使って形式的なお祭りに終わったんではならないと思います。具体的に人権に関する条約を承認するとか、あるいは国内の人権擁護局を強化するとか、あるいは沖縄の同胞の人権をじゅうりんされておりますことに対しての、はっきりした処置を講ずるといったようなことをしてほしいと思います。沖縄の人たちの人権の問題については、総理はこの間アメリカであまり……

第58回国会 逓信委員会 第8号(1968/03/30、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 まずNHKの当局に簡単に伺いたいのですが、NHKの聴視者は男性、女性というふうに分けましたら、女性のほうが多いんじゃないかと思うのですけれども、どうですか。何かそういう御調査といいますか、そんな数字はございましょうか。
【次の発言】 女性の聴視者が相当多いというお答えをいただいたんですが、そこで、いま時間の割りによる編成の話があったんですが、特に婦人の要求といいますか、それを番組の上に反映させるようになさるために、何かNHKの中で特別な配慮といいますか、努力といいますか、それを払っていただいておりましょうか。
【次の発言】 NHKには中央番組審議会と、それから各地方地方に番組の審……

第58回国会 逓信委員会 第13号(1968/04/23、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 さっき西村委員がちょっとお触れになりましたが、ミニ・レターのことについてちょっと伺いたいと思います。  郵政大臣は四月十日の参議院の決算委員会でこの問題にお触れになりまして、九千万枚残っておる、印刷費二億円かけたけれども捨ててしまいますと、いともあっさり郵政大臣なんというような新聞記事が出ておりまして、私もびっくりしたのですが、これを読んだ国民ですね、私はずいぶんみんなびっくりしているように思います。その後新聞の投書欄なんかにも出ておりますし、私ども周囲も、国民の人たちもみんなびっくりしているといいますか、びっくりだけでなくて、一体郵政省はそんな売れないようなものをそんなにたくさ……

第58回国会 逓信委員会 第16号(1968/05/09、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 電電の事業は、古くからの婦人の特殊な職場でございます。現在も婦人の勤労者が相当たくさんおるようでございますので、その勤務状態あるいは労働条件について若干質問を持っているわけでございますので、この機会に簡単に女子の従業員の問題について二、三伺いたいと思います。  まず、男女の従業員の現在の数、それから男女の問の給料の平均をちょっと伺いたいと思います。
【次の発言】 いまの三万八千円というのは婦人の平均の給料ですか。
【次の発言】 それで、婦人と男子の平均は。
【次の発言】 それではまたあとで伺うことにしたいのですが、私にちょっとこういう心配があるんですが、どうですか、いま、とにかく……

第58回国会 逓信委員会 第17号(1968/05/16、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 この法案で、いままで外郭団体といいますか、郵政省の外郭団体であった郵便募金管理会を解散して郵政省に移管をする、吸収をすると申しますかということになるようでありまして、これは私どもけっこうだと思っておりますが、その理由は、さっき大臣の御説明の一元化ということかもしれませんけれども、これは実はあれじゃないですか。行政監理委員会からこの団体は必要がない、存在する意義がないということで、これを整理することの決定を受けたから、こういう処置をなさるんじゃないですか。
【次の発言】 これを郵政省に吸収することによって、一元化といいますか、それはいい点かもしれませんけれども、経費で節約がある程度……

第58回国会 予算委員会 第10号(1968/03/30、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 来たる参議院議員の選挙と明るい選挙について二、三お伺いしたいと存じます。  まず、事前運動についてでありますが、この二十六日に未知の人から投書が参りました。しかし、そのまま信じてはいけないと調べてみましたところが事実だとわかりましたので、時間がちょっと惜しいんですが、原文のまま読んでみます。「去る二十日、九段の武道館において、マンモス校文化服装学院の卒業式が父兄をも加えて行われましたが、その際演壇に立った自民党迫水氏は、卒業生へのはなむけの言葉は何処へやら、事もあろうに、来る参院選に向けての、自分自身の宣伝にこれ努め、「皆さんに是非覚えていただく必要がある」として自分の名前の字の……

第58回国会 予算委員会 第11号(1968/04/02、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 質問に入ります前に、ちょっと申し上げたいと思います。  先般の暫定予算の審議における私の質疑中に、迫水久常氏及び小林章氏について述べた内容中、事実に反する点については遺憾の意を表し、これを取り消します。  私は政治姿勢あるいは政治資金の問題等、幾つかの国内問題について、関係閣僚に質問したいと思います。  最初に総理に、議員の報酬等の値上げについて伺いたいと思いますが、今度国会議員の通信交通費も三万円上がるようですが、地方の特別職議員の報酬が軒並みに大幅に上がったようであります。物価が上がれば幾分の値上げはやむを得ないかと思いますけれども、国民の間には、きのうから定期の値段が上がり……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1968/10/08、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 第二班の派遣報告をいたします。  派遣されました委員は、谷口委員長と私の二人であります。  派遣期間は、九月十六日から二十日までの五日間で、京都、鳥取、島根の各府県を回り、現地における国鉄の運営状況、運輸省地方機関の管内事情等の聴取並びに港湾施設、空港施設等の実情を視察調査してまいりましたので、これら調査事項のうち、国鉄の運営及び海上保安業務等を中心に、各地の状況、要望事項等について御報告申し上げます。  まず、国鉄の運営状況について申し上げます。  国鉄関係については、関西支社、福知山、米子両管理局及び中国地方自動車局よりそれぞれ管内事情について詳細な説明がありましたが、関西支……

第61回国会 運輸委員会 第17号(1969/05/06、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 運賃値上げの問題は国民大衆にとっては重大な問題でございますので、全くしろうとの私なりの質問を少し申し上げたいと思っておりましたところ、幸いきょうその時間をいただいてとてもうれしく思っております。  なお、運賃の値上げはどうせ実現するといたしましても、連休が済んでからになったということは国民のためによかったと思っております。実は先日、お隣の磯崎国鉄副総裁から、こうして待っている間も一時間に二千万円ずつ損をしているんですよというお話がございました。国鉄としてはさもあろうと思います。ことに一カ月半近く延びたのですから、いまもお話が出ておりましたけれども、だいぶ損をされたことと思いますが……

第61回国会 運輸委員会 第18号(1969/05/08、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ただいま議題となっております国鉄の運賃値上げ及び財政再建促進特別措置の二法案に対し、私は、政府当局及び国鉄当局の苦心のあとは認めますが、国民の立場として不満、心配があり、賛成いたしかねます。  私は、国鉄の問題に対してはしろうとでありますが、この委員会での各委員と政府及び国鉄当局との質疑や、私自身の質疑を通じての感想を一言で申し上げますと、国鉄が気の毒だということでございます。もっとも、国鉄といいましても、前には感心しないいろいろなことがありましたし、経営も親方日の丸でルーズな点があり、国鉄の今日の苦境はその結果と思われます。しかし、前総裁の十河さんの時代から幾らかよくなり、特に……

第61回国会 運輸委員会 第22号(1969/06/12、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 この法案は、外航船舶建造のための融資の利子補給に関する法律を改正するというものでありますけれども、この改正によって、幾ら国民の税金を船会社にやることになりますか。国民にわかるように、ひとつ、御説明を願いたい。海運局長からでけっこうです。
【次の発言】 まあ十数年にわたるけれども八百八十八億という、国民から見ますと非常に膨大なお金を船会社にやることになるわけでしょうが、船会社へ利子を補給するといいますというと、国民は、昭和二十九年に造船汚職というようなものがございましたが、それをすぐ思い出すわけでございます。今度も、このようにたくさんの金を船会社にやることになるということになります……

第61回国会 運輸委員会 第23号(1969/06/17、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 樋口参考人にちょっと伺います。先ほど欠陥車の内容としてブレーキだとか、ハンドル関係等々についてのお話がございましたが、そういう構造上の不良のために事故を起こして死傷者を生じた割合、これはさっきの御答弁でなかなかわからぬというようなお話があったんですけれども、しかし、構造上の欠陥のために事故が起こり、死傷者も生じているということは肯定なさいますでしょうか。  それが一つと、それから欠陥車という名称ですね、私どもしろうとにはちょっと何か、一体どこからそういう呼び方をするのか。欠陥車というとあまりそう悪いように聞こえないみたいですけれども、しかし、それが事故を起こし、死傷者も出だすとい……

第61回国会 運輸委員会 第26号(1969/06/26、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 指定整備工場の問題で石塚さん、川又さんにちょっとお伺いしたいと思うのですが、一昨日のこの委員会で、いま御質問ございました加瀬委員から、実はその指定工場についての実態といいますか、メーカーは指定工場に対して、修理をユーザーが持ってきてもなるべく修繕をしないようにして返せ、こういうことを内命をしているらしい、それで、もし修繕をした場合には七五%ぐらいしか払ってくれないのだ、だからあんまり完全な修理はできないのだ、こんなふうなことが実情だと聞いたのだが、そういう事態があるかどうかということを、これは運輸省の自動車局長でしたね、にお尋ねになったのです。そうしましたら、局長も初めのうちは、……

第61回国会 運輸委員会 第32号(1969/07/17、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 新国際空港ができ上がり、内外の飛行機がここを使用するようになりますのには、まだ少し時がかかりますが、そのときのために、現在問題となっております飛行機の乗員の問題について少し伺いたいと思います。運輸省は、船員の問題についてはいろいろのことを扱っておいでになりますが、航空機の乗員についてはどの程度行政的に関与しておいでになりますか、まずお伺いいたします。
【次の発言】 いまお話の乗員はパイロット、そういう資格を要する人たち、乗員のことですね。乗員としてスチュワーデスというのがございますが、そういうのは直接運輸省としては関係はない、航空会社にまかせると、こういうことでございますか。

第61回国会 予算委員会 第4号(1969/02/22、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 政府当局に対してお伺いしたいことが幾つかありますけれども、それは本予算の総括質問に譲りまして、きょうは労働行政の機構改革にしぼって総理並びに関係当局からお伺いしたいと思います。  その前に、まず総理にちょっとお礼を申し上げたいことがあります。昨年の十二月の十三日であったと思いますが、各党派の婦人議員が十三名で総理にお目にかかりまして、二つのことをお願いを申し上げたのです。その一つは、地方で働いておりまする保健行政、福祉行政に参加しておる職員、おもに婦人でございますが、その人たちの人件費の国庫補助を打ち切るという御計画を大蔵省でお立てになりましたので、私どもは、それをぜひやめてほし……

第61回国会 予算委員会 第12号(1969/03/13、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私の発言に関連して、皆さまお待たせしたこと、相すまなく思います。時間がずいぶんおそくなりまして、皆さんもお疲れでしょうし、私も少し疲れたので、私の個人の意見を言わせていただけるなら、あしたに延ばさせていただきたい、こう申し上げたんですが、自民党の理事の方が、どうしてもきょう続いてやってほしいということと、そして私は、各理事が一致して私にやれとおっしゃれば、いやだけれどもしようがないからやりましょう、実はこう申したのです。中には腹が痛いとか言ったらいいじゃないかというようなお話もありましたけれども、あいにく私、健康なものですから。  そこで、皆さんにたいへんお疲れのところを恐縮でご……

第63回国会 地方行政委員会 第6号(1970/03/17、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 先週の木曜日の委員会で、自治大臣に対し、選挙資金の届け出の問題とギャンブルの問題について伺いたいと申し上げておりましたが、きょうは時間の関係上ギャンブルの問題だけについて自治大臣に伺いたいと存じます。それもギャンブル全体でなく、去る三月十日の東京新聞に出ておりました「23区に肩代わり――都営競馬の半減分」という記事が出ておりましたが、それに関連する点だけをきょうはお伺いして、その他はほかの機会に譲りたいと思います。  自治大臣は、去る三月七日に倉石農林大臣、岡崎自民党都連幹事長と会合されて、前に八王子、三鷹がやめた大井の競馬場の開催を二十三区の特別競馬組合に許可する、それもこの二……

第63回国会 地方行政委員会 第12号(1970/04/07、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 交通の安全、交通事故の減少というのは、現在の日本において非常な大きな国民的な課題だと思います。したがって、この道交法の改正に関連していろいろ伺いたいことがございますが、時間の関係がありますので、まあ二、三の点について伺いたいと存じます。  最初に、交通反則金の問題について伺いたいと思いますが、交通反則金の歳入の予算というものをお立てになっているようですが、ほんとうはこれは常識的に考えますと、何だかおかしいみたいで、交通事故、交通違反があることを予想して、そして予算をつくるというわけなんで、ちょっとおかしいと思うのですが、まあ、しかし、一応予算をお立てになっているようですが、どのく……

第63回国会 地方行政委員会 第16号(1970/04/23、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 初めに自治省の当局に、今度の法案を提出されるまでの経過を伺います。
【次の発言】 ここまでくるのに自治省当局としては御苦労なすった模様なんですけれども、その経過の中で、局長からもちょっとおことばがありましたけれども、いままで開催権を持っているといいますか、開催していったところは一つの既得権になってしまっている。それでもう容易に放さないといいますか、出さないような態度が強いのだということをお感じになっただろうと思うのですが、これは今度ですけれども、今後もやっぱりこれはなかなかむずかしい、もっとむずかしくなるんじゃないか。額が多くなればなるほどやっぱり出すのがいやになるでしょう。それ……

第63回国会 地方行政委員会 第19号(1970/05/11、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 磯村局長にちょっと伺いますが、東京都が五月にさかのぼってベースアップを実施すると言いましたときに、自治省が、もしそういうことをすれば地方債の認可を希望どおりにしないと、こういう意向を表明したことは、新聞で当時も見たのですが、文書で東京都の当局のほうへそういうことを意思表示したのでしょうか。
【次の発言】 それからその前、去年のいまごろでしたか、都知事がギャンブルをやめるということを表明しましたときに、自治省がそんなに金があるなら、地方債を認可しないぞということを言っていると、これも当時新聞で見たのですが、これは別に文書ではなかったですか。あるいは口頭ででもそういう意思表示があった……

第63回国会 地方行政委員会 第20号(1970/05/12、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私の質問はいつも一番おしまいでありまして、採決のすぐ前になるものですから、延び延びになっちゃって、つい質問を放棄したり、あるいは時間も迫ってまいりまして、十分な質問ができなかったのでありますが、きょうもあと四時から本会議がある。それに緊急上程をすることになっているらしくて、なるべく短くという御希望を理事からいただいたわけであります。しかし、最初から三十分とお願いしてございましたので、時間励行で、その間だけ簡単に二つの問題にしぼって伺いたいと思います。それでお答えのほうもひとつ簡潔に正確にお願いをしたいと思います。  自治大臣は去る三月の中旬に伊勢神宮参拝においでになりましたが、そ……

第63回国会 予算委員会 第4号(1970/03/04、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は三つの問題について伺いたいと思っておりますが、まず、昨年末に行なわれました総選挙に関連して総理並びに自治大臣に伺いたいと思います。  去る二月二十四日の衆議院の予算委員会で西宮議員が閣僚の皆さんに法定選挙費用をお尋ねになりましたが、どなたもお答えができなかったようであります。総理はその後お調べになりましたか。あなたの選挙区山口県の第二区の法定額とお届けになりました支出額をお伺いしたいんです。
【次の発言】 そのとおりでございます。私は山口県の一月三十日の県報で実は拝見をいたしておるわけでございます。  東京都内で当選されました三十九名の方の届け出の支出を調べてみますと、法定額……

第63回国会 予算委員会 第22号(1970/04/17、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 最初に国税庁の長官と総理に納税問題でお尋ねしたいと思います。  この三月十五日には四十四年所得の確定申告が締め切られましたし、この五月一日には五百万円以上の高額所得者の発表があるはずなので、大臣、議員の方々の所得額が新聞紙上に掲載され、論議を呼ぶことと思います。そこでこの機会に四十四年に国会議員で税務署から修正の申告を要求された方の人数と、申告漏れの金額、税金等を長官から伺いたいと思います。
【次の発言】 いまの長官の御説明ではちょっと納得できかねるのです。いまお話にも出てきましたけれども、四十二年には申告の修正を要求された国会議員の数は五十名、申告漏れの所得は一億五千四百二十二……

第64回国会 予算委員会 第1号(1970/12/15、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 佐藤総理、私は、十月の二十一日、ニューヨークの国連二十五周年記年総会であなたの演説を拝聴いたしました。態度はりっぱでしたし、お声もよかった。内容もまずまずと拝聴いたしました。しかし、出席者が直前のグロムイコ・ソ連外相に比べれば少なかったし、翌日の新聞にもほとんど出ていないんでまことに残念でございました。日本の総理のおっしゃることは大体アメリカと同じだからというので注意を引かなかったのでありましょうか、世界第三位という日本の経済的地位を持っているのに、また、国連中心の外交を堅持しておいでになるのに、国連での日本の評価は低いように私は感じましたが、総理はいかがお感じでしょうか。  な……

第65回国会 地方行政委員会 第9号(1971/03/09、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 拳銃なんかの密輸のことがときどき新聞なんかで報ぜられていますけれども、その密輸の状況及び国内でどういうふうにさばかれているか、実態を伺わせていただきたいと思います。
【次の発言】 当局で検挙したのはそれだけの数ですね。しかし、実際にはまだもっとあるんだろうということが予想されるんですが、そういうものを取り締まる、防ぐといいますか、発見のためにどんなふうな努力をしていらっしゃいますか。
【次の発言】 それはいまもちょっとお話に出ましたけれども、無許可で所持しておる者がそういう中にあるわけですね。無許可で所持している人たちの数といいますか、あるいはそういう職業といいますか、それの実態……

第65回国会 地方行政委員会 第12号(1971/03/18、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 時間がありませんので簡単に、常識的な問題を二、三伺いたいと思います。毎年国税も地方税も軽減をされるということになってきておりますが、今度は地方税で特に一般個人の住民税、事業税、料飲税、あるいは電気ガス税等で八百五十二億円、平年度九百六十八億円減税になることになっているようですが、一般の国民からいいますと、国税のほうは少し安くなっても地方税は逆に高くなっている。で、結局は国民の税負担としては、やっぱり高くなってくる、こういう感じを持っている人が多くて、私どもそういうことをしょっちゅう言われるのですが、そうではないんだというんでしたら、一般の国民にわかりやすくそういう点を説明すること……

第65回国会 地方行政委員会 第22号(1971/05/24、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 この法案については委員の皆さまからだいぶ具体的な御質問がありましたので、私はおしまいのところですので、大臣に御意見を、少し抽象的なことになりますけれども、伺いたいと思っておりました。ところが大臣が御出席できないということでございますので、非常に不本意ですけれども、政務次官並びに局長からお返事をいただきたいと思います。  いままでいろんな問題が現行の地方自治制度と関連して討議されてきましたけれども、主管大臣といいますか政務次官並びに局長としてはどんなふうにお感じになっておられますか。いや、どういう点が当局として参考になり、あるいは検討すべきだというふうにお考えになったかをまずお聞き……

第65回国会 予算委員会 第12号(1971/03/12、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 きょうは婦人の地位の問題、公明選挙、財界と政治献金、消費抑制といった項目につきまして、総理及び関係当局にお伺いしたいと思います。  まず総理に対して、婦人参政二十五周年記念日の十二月十七日に内閣総理大臣談話を発表してくださいましたこと、婦人参政実施二十五周年の来たる四月十日には記念切手の発行、記念式典、レセプション等の計画を進めていてくださるようでございまして、それに対してお礼を申し上げたいと思います。  しかし、超党派の婦人議員の懇談会として、この二十五周年を機会に中央官庁には現在婦人局長一名、課長七名しかいないが、これをもっと増加するよう具体的な措置を講じられたいというお願い……


10期(1974/07/07〜)

第74回国会 地方行政委員会 第1号(1974/12/21、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 地方交付税に関連して、簡単に一つ二つお尋ねしたいと思います。  地方交付税の税額の決定は、自治体の収入からいわゆる基準財政需要額を差し引いた残りの額ということになりますね。そうですか、その交付税の決定、各自治体の決定。
【次の発言】 その収入にはどんなのがございますか。
【次の発言】 そうすると、自治体によってギャンブルの収入というものがございますわね。それはいまのお話だと、一般的にというおことばがありましたから、これは一般的ではないと言えばないんですけれども、入っておりませんね。それについてはどうお考えですか。
【次の発言】 ギャンブルの収入というのは相当額なんで、それを全然考……

第74回国会 予算委員会 第3号(1974/12/23、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 総理、お疲れでしょうが、私の時間は十分でございますから、もう少しごしんぼうを願いたいと思っております。  私は、最初に総理の政治姿勢について幾つか伺いたいと思います。  三木総理の意見あるいは御熱意には前から敬意を表しておりましたが、この党役員あるいは閣僚の御選任あるいは国会でのいままでの論議、あるいは自民党の動きなんかを拝見しておりますと、総理の主張が少し弱くなっておいでになったような感じを受けるのでございます。これで、はたして国民の期待にこたえていただけるかどうか、少少心配になってまいりました。まあ金脈、人脈後の自民党もあんまりお変わりになっていないように思うのですが、これで……

第75回国会 決算委員会 第2号(1975/01/21、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 政治資金規正法の運用と、暮れに自治省に設置されましたきれいな選挙国民運動推進本部について数点、自治大臣に伺いたいと思います。政治資金の問題は、最近政府、財界をはじめ各方面で取り上げられて、国民も非常に関心を持ってまいっておりますが、自治省ではこの問題を専門に扱っておいでになる事務官は一人もいらっしゃらないと、必要なときにみんなかり集めてなさるみたいなふうに伺っているんですけれども、そうなんですか。そんなことで一体いいのかどうか伺いたい。
【次の発言】 五人の定員って、それだけじゃないでしょう。ほかのことをやっていらっしゃる方がそれも兼ねているわけですね、そういうふうに聞いてるんで……

第75回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号(1975/06/25、10期、第二院クラブ)

○委員以外の議員(市川房枝君) 委員外発言をお許しいただいてありがとうございました。  最初に自治大臣に伺いたいんですが、いま内藤さんと自治大臣の間でいろいろなお話がありましたが、私はそれを聞いていて、最初に、労働組合だけ何か特別な扱いをしておいでになるんじゃないんですか。政治活動を行う団体と、つまりそういったものでもない、政治団体でもない、政治活動を行う団体として選挙中に政治活動をすれば罰せられるという規定が今度新しく入っているわけですけれども、労働組合も、それから婦人団体あるいは消費者団体、そういうのはみんな同じじゃないですか。同じことで、みんなそういう団体が今度のこの改正を心配をしてこの……

第75回国会 地方行政委員会 第13号(1975/06/19、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、主としてきれいな選挙運動を中心として少し伺いたいと思います。  選挙部長はおいでにならないですね。選挙部管理課長さんですか、それから政務次官。――選挙をきれいにする国民運動が始まりましたのは、昨年の暮れでしたね。あれからもう半年たっておりますが、その運動はどんなぐあいに進展しておりますか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 大体いま伺いましたけれども、特別にこの運動として、いままでと違った運動というものがございましたか。
【次の発言】 若干のとおっしゃいましたけれども、若干の内容を具体的に伺いたいんです。
【次の発言】 具体的な内容を伺いたいと思ったんですけど、やっぱり……

第75回国会 法務委員会 第8号(1975/05/13、10期、第二院クラブ)

○委員以外の議員(市川房枝君) 委員外の発言を許していただきまして、ありがとうございました。  さて、御承知のように私は無所属でございますけれども、選挙の際に、民主主義、平和、基本的人権の尊重を主軸としております現憲法を守り、私の行動の基準とすることを約束をしてまいりました。したがって、みずから私は革新無所属を名のり、反自民党の立場を堅持しております。  私が反自民党と申し上げる理由の一つは、自民党が現憲法を改悪し、昔の封建的な、軍国主義的な日本に引き戻そうとしておいでになるからです。これはいま三木首相と和田さんとの間にいろいろ問答がありましたけれども、一般の国民には、私どもにはそういうふうに……

第75回国会 予算委員会 第15号(1975/03/25、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ことしは国際婦人年でございますので、きょうは婦人についての問題、四点でございますが、それは国際婦人年、内閣の婦人に関する諸問題の総合調査の結果について、三番目には売春対策審議会とトルコ売春問題について、四番目に文部、労働、農林所管の婦人関係の問題をそれぞれの関係当局からお伺いしたいと思います。  三木総理は、一月二十四日の国会での施政方針の演説の中で、ことしは国際婦人年だから婦人の地位の向上に一層努力する所存でありますとおっしゃいましたし、その後、国際婦人年に当たってという声明を発表されたようでございますが、それからいままで二ヶ月ほどたっております。総理はこの問題についてどんなこ……

第75回国会 予算委員会 第18号(1975/03/28、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私の持ち時間は往復で十三分でございますので、伺いたいことを最初に一度に申し上げます。  私は公営ギャンブルには反対の立場をとっておりますが、きょうは、ギャンブルの収入が自治体の基準財政の収入に加えられていないために、公務員の給与を初め、行政の内容にはなはだしいアンバランスを生じている点を中心に、自治大臣に四点伺いたいと思います。  実は私は、四十四年、四十五年、四十六年のころにこの問題を取り上げ、予算委員会あるいは地方行政委員会で当時の自治大臣に質問しましたが、自治省からも一般社会からもほとんど問題にされませんでした。ところが、去る三月十五日の当委員会の公聴会で、法政大学の伊東光……

第75回国会 予算委員会 第23号(1975/06/12、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、三木総理に対して、まず、ただいま本院で審議中の公職選挙法、政治資金規正法の改正案についてお尋ねをしたいと思います。私どもは小会派なので、九日の政府提案の説明に対しての質問を実は許されなかったからでございます。  第一に伺いたいのは、今度の改正案は、議会制民主主義の基本である議員定数のアンバランスを、衆議院では二・九の倍率まで訂正したことはいいのですけれども、五・八の倍率になっている参議院の地方区の方がそのままに残されているということ、これはどうもどういう理由かはっきり納得できないのであります。それからまた、次の参議院選挙までに全国区と絡めて是正をするとおっしゃっておりますけ……

第76回国会 地方行政委員会 第4号(1975/11/12、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 時間がありませんので、一つだけ自治大臣に伺いたいと思います。  五十年度の予算で決定しております地方交付税額は、財政投融資資金からの借り入れでそのまま支出されることがわかりました。しかし、地方自治体は別に地方税がはなはだしい減収となりますので、非常に苦しいことと思います。ところが、ギャンブルをやっております自治体には、別にその利益がまるまる収入となっておりますね。そこで、ギャンブルをやっていない自治体との間の不公平が、いままでになく私ははっきりするんではないかと思うんです。私は、前にも申し上げておりますように、自治体がギャンブルをやることには全面的に反対でございますけれども、しか……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1976/05/19、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ただいまからロッキード問題に関する調査特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの矢田部理君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に剱木亨弘君を指名いたします。(拍手)

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第1号(1976/05/27、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、三木内閣の閣僚でおいでになりますお二人に対して、ロッキード問題についての政治姿勢とでも申しますか、そんなことを二、三お伺いしたいと思います。  三木総理は、御承知のとおりに一昨日の経団連の総会で、また昨日の新聞記者会見で、あくまでも総理としてロッキード問題の真相究明に努力する、政権交代についての話し合いなら椎名副総裁と会見しないとおっしゃったようでありまして、これは当然のこととして私どもは評価しておりますが、稻葉法務大臣、宮澤外務大臣は閣僚としてどういうふうにお受け取りになっておりますか、伺いたいと思います。法務大臣どうぞ。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第13号(1976/07/07、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、往復で六分間いただきましたんで、三木総理に対して、ロッキード問題に対しての政治姿勢について伺いたいと思います。  第一番には、総理がロッキード問題に対して政治生命をかけて真相を究明すると何回も力強く声明されましたことに対して、私は多くの国民の方たちとともに期待し、椎名副総裁を中心とした三木総理の辞職要求に対し、ロッキード隠しだとして総理を支持しました。総理に対しての辞職要求が一時ストップしたのは、国民のこの支持があったことも大きな原因でないかと思いますが、総理はどう受けとめておいでになりますか。
【次の発言】 いまの総理のお答えとちょっと私は期待を別にしていたんですが、国民……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第23号(1976/08/17、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 最初に井出官房長官に、三木総理あるいはまた三木内閣のロッキード問題に対する政治姿勢について二点ほど伺いたいと思います。  田中前総理の逮捕、起訴は、国民はかねてから予想しておりましたことですが、ここに至るまでの検察当局の努力と、約束を守って指揮権を発動せずにこれを実現した三木総理と稻葉法相に対して国民は敬意を表しております。しかし、これだけでは困るんで、前からおっしゃっておりまするように、徹底的に解明すると、民間の大物もあるいは残っている高官も逮捕し、大掃除をしてほしいと、こういうのが国民一般の希望でございますが、三木総理はこの問題についてどうお考えになっていますか。前にも伺いま……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第24号(1976/08/18、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 福田自治大臣に対しまして政治献金問題についてお伺いしたいと思います。  三木総理は一昨日の八月十六日の自民党の顧問会議で自民党の自己改革の方向として五項目を発表されました。その中の第一項目としては「金権政治を打破し、清廉な政治の確立」ということを挙げておられます。この問題は自治大臣の所管ですね。まあ三木総理は具体的な内容には全然お触れになりませんでした。いままた前の田渕さんの御質問に対して福田副総理がこれと同じような答弁をなさいました。その場合もそれほどまあ具体的ではなかったんですけれども、自治省としてはある程度具体案をお持ちになっているんじゃないですか。それを伺いたいんですが。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第25号(1976/08/25、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 最初に法務大臣に一、二お伺いしたいと思います。きのう、きょう新聞で伝えられております自民党内の内紛、権力の争奪戦といいますか、それは自民党だけの問題ではなく、自民党が日本の政権を担当していられる政党でございますので、国民としては非常な関心を持ち、いろいろな疑問を持っております。  第一は、三木内閣の閣僚二十一名の中で十五名の方々が反三木の議員総会に御出席になったと。いや、特別に集まって御相談をなすったというのはずいぶんおかしいというふうに映ります。法相は中曽根派でおいででありますので、もちろんこの議員総会には出席してはおいでになりませんが、それだけに三木内閣の閣僚としてこういう事……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第26号(1976/08/27、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 質問に入ります前に、午前の審議について委員長にちょっと申し上げたいと思います。  私は午前の審議の最後に十分間割り当てをいただき、福田、大平両氏に質問を用意しておりました。ところが、岡本理事から、予定の時間を超過しているから午後に回してほしいというお申し入れをいただきました。お二人は午前だけと承知していましたけれども、午後も出席されるのかと思いまして承諾をしました。ところが、私の福田、大平氏に対しての質問は行方不明になってしまいました。これも小会派のせいかと、まことに不満でございます。そこでお願いをしたいのは、次の総理または副総理の出席の場合に、二院クラブの委員に十分間追加をして……

第77回国会 決算委員会 閉会後第3号(1976/06/16、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 労働省は婦人労働問題はもちろんのこと、婦人問題も担当しておいでになりますので、そうした問題について労働大臣並びにに婦人少年局に三、四の御質問を申し上げたいと思います。労働基準局長も伺いたいと思ったんですけれども、差し支えがあるようで、私が約束をしておかなかったので会合がおありになるということで、差し支えありませんでしたら、ちょっとの間お残りいただけたらありがたいと思います。  最初に伺いたいのは、内閣にありまする婦人問題企画推進本部について伺いたいと思います。この本部は昨年の九月二十三日の閣議で決定されましたんで、労働大臣はもちろんそれに参加しておいでになると思いますが、まあ本部……

第77回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1976/05/10、10期、第二院クラブ)

○委員以外の議員(市川房枝君) 私は四月十四日の最高裁の違憲判決を引き出した市民団体の「日本婦人有権者同盟」「理想選挙推進市民の会」の関係者の一人としまして、あの判決を政府、国会、各政党がどうお受けとめになるのかということに対して特別な関心を持っておるわけでございます。きょうの午前からの各政党代表と自治大臣あるいは法制局の長官との間の質疑を伺っておりますと、政府あるいは自民党は参議院地方区の定数のアンバランスは憲法違反ではないと、現状のままでいいんだというふうにお逃げになっているような感じを受けるんであります。また、そういう立場から最高裁の判決の御解釈もそれに都合のいいようにしておいでになるん……

第77回国会 地方行政委員会 第6号(1976/05/12、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 まず、山本参考人にお伺いしたいんですが、宮城県の県及び県内の自治体でギャンブルをやっているところがございますか。  それで、やっているところとやっていないところでは、地方財政が今日のように窮迫してきますと非常な不公平になってきているわけですけれども、それをどういうふうにお考えになっているかという点。  それからお二人の先生方には、自治体のギャンブルの収入が終戦後三十年間、地方財源の一つとして今日まで来ておるんですが、今度さらに地方財政法の改正によって、五十四年度までというのがまた六十年度までに延長になるわけなんです。これは公営企業金融公庫へその自治体のギャンブル収入の一部を納付す……

第77回国会 地方行政委員会 第7号(1976/05/13、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 最初に大臣にギャンブルのことを伺いたいのです。ときどきギャンブルのことを私も申し上げるのですが、結局同じことになるのかもしれませんけれども、まあ十何年来私がこの問題についてどうも納得がいかないのでお伺いをしているのですけれども、今度の地方財政法の改正で、またギャンブルをお延ばしになりましたね。十年納付金の期限をお延ばしになったのですけれども、それはどういう意図ですか。まずそれから伺いたい。
【次の発言】 それはそのことは書いてないけれども、納付金をちゃんと期限まで延ばせば、それまでギャンブルを認めるということでしょう。大臣は前に、ギャンブルはこれは一時的なものなんだということをし……

第77回国会 予算委員会 第7号(1976/04/30、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私の持ち時間は二十分ですが、皆さんお疲れでしょうから、答弁をお願いしております方々はお残りいただいて、あとはどうぞ御自由になすってくださって結構でございます。  まず、国会の空白について総理に伺いたいと思います。国会の長期空白について、国民の間には政治不信、国会不信、政党不信がさらに強まってまいっております。私のところへ、その空白の間の議員の歳費を返上するように骨を折れなんというようなことだの、いろいろなことを言ってきております。この空白は政府だけに責任があるのではなく、国会自身にもあると私は思うのでありますが、総理・総裁として今後こういうことがないようにするにはどうしたらいいの……

第78回国会 決算委員会 第1号(1976/10/13、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、きょうは総理府所管の一つであります婦人問題だけについて、西村総務長官にお伺いしたいと思います。  西村総務長官は、三木内閣での婦人問題の担当者に今度おなりになったわけですね。昨年は御承知のとおり国際婦人年で、それに関連して昨年の九月に政府が特別の機関をつくり、植木総務長官が約一年間担当してこられました。植木さんは婦人問題もよく勉強し、わりあいによくやってくださったと思っております。この婦人問題は、日本の人口の過半数を占める婦人の問題であるばかりでなく、子供の問題であり、男子の方々にもかかわりの深い重大な問題と思います。  まず最初に、総務長官にこの婦人問題に対しての基本的な……

第78回国会 地方行政委員会 第3号(1976/10/21、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、自治大臣及び建設省の当局に対して次の二つについて伺いたいと思います。  一つは、自治大臣の所管事項であります選挙の施行について、いま一つは、建築基準法の改正に関連して地方の公共団体が現在実施しておりまする日照権についての指導要綱及び条例はどうなるのかということをお伺いいたします。  そこで、まず選挙についてでございますが、衆議院の選挙はもう約一カ月半の後に迫っております。関係者の方々はすでにその準備で大変なようでありますが、この選挙について私が一番心配しておりますのは、また今度、四十九年の参議院選挙と同様に莫大な金が投入される、いわゆる金権選挙となるのじゃないのか、本当によ……

第80回国会 決算委員会 第2号(1977/03/16、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、文部省が担当しておいでになる学校教育及び社会教育の中で、男女の差別がむしろ拡大していると思いますので、その現実について大臣並びに関係当局の方から簡単に伺いたいと思います。  まず、文部大臣に伺いたいのですが、教育基本法では、第三条で、男女の教育における機会均等であるべきことと、それから性別によって差別をしてはならないということがありますし、第五条では、「男女の共学は、認められなければならない。」と、こう規定しておりますが、この二つの条項は厳格に守られているといいますか、それをまず伺いたいと思っております。
【次の発言】 大臣は、いま申しました二つの項目は守られていると、そう……

第80回国会 決算委員会 第6号(1977/05/11、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 最初に、マルコスフィリピン大統領夫妻の来日について大臣からちょっと伺いたいと思います。  日本の政府は、四月の末に国賓としてフィリピンの大統領夫妻をお招きになりました。ところが、その夫妻がマニラに帰国された直後の四月三十日のマニラのデーリー・エクスプレスという新聞が、日本は、フィリピンの政治上の非常に実力者であるイメルダ夫人を単なる大統領の夫人扱いをした、こういう批判をしているということを同地の朝日の特派員からの通信が本紙に出ておりました。私どもはこの記事とは実は別に、フィリピンに近い人たちから、イメルダ夫人は、日本の待遇に憤慨して新聞記者会見にも出なかったし、予定より一日早く帰……

第80回国会 地方行政委員会 第4号(1977/03/24、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 最初に自治大臣に対して、昨年十二月五日に施行されました衆議院議員の選挙の結果についての御感想を伺いたいと存じます。  あの選挙は自治省の提案されました公職選挙法の改正、政治資金規正法の改正による初めての選挙でございました。自治省としてはあるいは自治大臣としてはいろいろな御感想があるはずだと思います。本当は細かくいろいろと伺いたいんですが、時間がありませんので、まず総括的なといいますか、御感想を大臣から伺いたい。
【次の発言】 いま選挙の施行に関してのいろいろなことを伺ったんですが、私が伺いたいのは選挙の結果ですね。まあ言うまでもなく保革逆転といいますか、接近といいますか、いままで……

第80回国会 地方行政委員会 第9号(1977/04/19、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私はきわめて常識論なんですが、国民の生活と言いますか、考え方、そういうことを法で規制し、ことにこれを取り締まりの対象にすることには賛成できないのですが、今度の問題については、さっき神谷委員もちょっとおっしゃいましたけれども、それから島田参考人が婦人団体の意見なんかも聞いたとおっしゃっておりましたけれども、母親の立場からは、子供におもちゃとしてそういう武器といいましょうか、ピストルばかりじゃない、銃砲あるいは刀なんていうようなものも本当はおもちゃとしては望ましくないという考えを一般的に持っておるわけなんですけれども、島田先生、婦人団体として意見をお聞きになったときのことを少し伺いた……

第80回国会 地方行政委員会 第14号(1977/05/19、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 提案者の方にお伺いしたいと思います。  この改正案で、いままで特別区の人口百五十万人基準になっておったのを百万人にお抑えになりましたね。一体百五十万人とか百万人とかという数字は一体どこから来ているのか。これは、実はこの法律を四十四年に、いま御説明があったように新しく設けられたのですね。そのときに私伺ったんですけれども、やっぱりどうしても納得できなかったのですが、どういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 大変提案者が正直におっしゃいまして……。  私も、大体いまお話しのように、結局百三十人という制限があるので、その以内の数字で落ち着くような数字をいろいろこね合わせてといいま……

第80回国会 予算委員会 第13号(1977/04/05、10期、第二院クラブ)

○市川房枝君 皆さんお疲れでしょう。もう一時間ぐらいごしんぼうをお願いいたします。  最初に、近く行われるはずの参議院の選挙と金のことについて総理並びに自治大国に伺いたいと思います。  参議院の選挙はもう二カ月近くに迫っておりまして、立候補予定の方々は一生懸命運動しておいでになるようですし、お金もずいぶん要るらしく、五当四落、すなわち五億円ならば当選するけれども四億円では落選するということが言われております。大阪の地方区から社会党の公認で立候補されておりました佐々木静子さんが、この間社会党の大阪府の支部から選挙費用として九千九百五十万円出してほしいという申し入れがあって、とてもその金は出ないと……


11期(1977/07/10〜)

第81回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1977/07/30、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの秦豊君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に秦野章君を指名いたします。

第82回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1977/10/03、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの上田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に秦野章君を指名いたします。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  理事の選任は、委員長が行うことになっておりますが、委員長が欠席のため私がかわって行いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第82回国会 予算委員会 第8号(1977/11/10、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 きょうの審議の主な題目は円高問題についてでございますが、これは非常に重大な問題でございますけれども、それらはいままで各党の同僚委員の方々がお取り上げになりましたので、私は、消費者の立場で、円高による利益を特定の企業、団体等に独占させないで、一般消費者に還元してほしいと、そういうことについて簡単に関係当局の方にお伺いしたいと思います。  この問題については、総理の指示があったろうと思いますけれども、すでに十月十四日に企画庁が各省の物価担当官会議で、この円高の差益を消費者に還元するために六項目からなる値下げを行政指導するということに決定して発表になりました。どういう基準でこの外国たば……

第83回国会 決算委員会 閉会後第2号(1977/12/16、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 文部大臣は今度新たに御就任になりましたので、この機会に、私は、前から疑問に思っていた文部行政についての幾つかの点をお伺いしたいと思います。ただ、時間が短いので、伺うことも意を尽くさないでありましょうし、お答えも簡潔にお願いをしたいと思っております。  第一は、文部行政というのは婦人に最も関係が深い部門だと思いますが、その文部行政の政策決定にはほとんど婦人が参加していない、させられていない、こう言っていいと思います。その具体的なことはいま省きますが、はっきりした一つの例として申し上げたいのは、一年置きに開かれておりまするユネスコの総会へ婦人の代表は、坂西志保さんが前に一度おいでにな……

第84回国会 決算委員会 第2号(1978/01/18、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 最初に私は、消費者の立場で実は輸入牛肉について伺いたいと思っておりましたけれども、いままでに同僚議員の方から質問がありましたのでそれは省いて、婦人に関係の三つの問題だけについて、農林大臣及び事務当局からお答えをいただきたいと思います。  第一番目は、現在の日本の農業は、五十一年の農林省の調査によりますと、農業従事者の六二・二%が婦人ですね。さらに基幹的農業従事者の五四・八%、これが婦人になっている。したがって、婦人が日本の農業を支えていると、こういうことになると思いますが、一体そんな国はほかにありますか。農林大臣はもちろんこのことは御存じだと思うんですが、まずこのことについての御……

第84回国会 決算委員会 第15号(1978/06/07、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 総理、日本は、国際連合を初め、その関係機関に対して分担金とか審付なんかを払っておりますが、その全額が非常に少ないですね。特に、人道的な問題、子供や婦人関係は少ないんです。それで、いままで日本の代表として国連の会議に出席しました人たちはみんな恥ずかしい思いをしていたようです。ユニセフに対しては日本は五十二年度には二百四十万ドルで九位だったんです。五十三年には二百六十万ドルにふえ、来年の国際児童年に対して二十万ドル寄付することになっているらしいので、幾らか順位が上がるかもしれませんが、まだこれでも足りないと思います。  難民救済については、五十二年には中東のパレスチナ難民について六百……

第84回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1977/12/19、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの秋山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に秦野章君を指名いたします。(拍手)

第84回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1978/06/07、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、いま議題となっております公職選挙法の改正については、最高裁の判決の結果に従ったものであり、その内容は、現状のままで特に費用がふえるわけではないので、賛成をするつもりでございます。ただ、念のために提案者及び政府当局に対して一点何っておきたいと思います。  私は、いわゆるうずくい嬢の行動は、最高裁の解釈どおり、労働者ではなく選挙連動者だと前から考えております。この判決に対して、衆議院の選挙法改正特別委員会がいち早く改正案を提案されたことに敬意を表しますが、これは政府当局、自治省当局が提案をなさるべきじゃなかったのかとも思いますけれども、その辺の経緯がどういうことになっております……

第84回国会 大蔵委員会 第2号(1978/02/09、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、きょうは法律や予算と関係なく、消費者、特に消費を担当しています一般婦人の立場で大蔵大臣に幾つかの質問を申し上げたいと思います。  第一は、七%の経済成長の目標はアメリカとの約束なので、いやそうじゃないとおっしゃるんだろうけれども、達成されなければならぬと思うんですが、そのために、大臣は消費者である婦人に対して何を期待しておいでになりますか、それをまず伺いたい。  それから、一般婦人にわかるようにGNPだのあるいは七%の内容についても簡単にちょっとおっしゃっていただきたい。
【次の発言】 いま私が大臣に伺ったのは、消費者としての婦人と伺ったので、何も母親としてとか主婦としてと……

第84回国会 大蔵委員会 第6号(1978/03/23、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 この委員会でのいままでの御質問と重複するようですけども、こういう問題についてほとんど知識がありません。素人の私に納得できない点が三、四点ありますので、それをお伺いしたいと思います。  まず、有価証券取引税法の一部改正についてでありますが、今回の法改正の主要な目的は、深刻な財政危機、つまり歳入欠陥対策としての増税であると理解しててよろしいでしょうか。
【次の発言】 有価証券、特に株券の所持者は大企業であったり、ある程度豊かな個人である場合が多いと思われるのでありますが、増税のためにはその税率をもっと大幅に上げたらいいんではないか。五〇%程度では少し低過ぎるという気がしますが、このパ……

第84回国会 大蔵委員会 第12号(1978/04/11、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 いままで質問なさいました方と重複するかもしれませんけれども、消費者に関係のある点二、三点だけをちょっと伺いたいと思います。  今度石油税が新設されますと、結局税額分だけが石油製品の価格を押し上げて消費者の負担になるのではないかということを心配するんですが、その点いかがですか。
【次の発言】 いまの局長の御答弁ですと上がらないと言うんですけれども、本当にそうですか。どうもちょっと信用ができない。
【次の発言】 局長は三月二十二日の衆議院の大蔵委員会で、石油税は本来の性格として消費者負担になるべきものであると、そうおっしゃっているんですが、それでいまの御答弁なんか伺いますと、どうも安……

第84回国会 大蔵委員会 第14号(1978/04/18、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、アルコールの入ったものはいただかないことにしていますけれども、しかし禁酒論者ではございません。疲れをいやしたり元気を出したりするためのお酒には賛成ですが、飲み過ぎて体を壊したり他人に迷惑をかけるお酒には反対をしてきております。  その立場で、三十六年に酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律というのを、自民党の紅露みつさんを中心に婦人議員が超党派で提案をいたしまして、男子の議員の方々の御賛成を得て成立し、今日に至っております。  この立場で、まず大蔵当局に二、三お伺いしたいと思いますが、酒税は今度の値上げで一兆四千百六十億円ですか、収入があるはずですが、もしお酒……

第84回国会 大蔵委員会 第19号(1978/05/09、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 総理のアメリカ訪問に関連したことは委員の皆様方から御質問が出ていましたので、私は毎日の生活で苦労している中産階級の主婦の立場で、きわめて常識的な問題について首相に幾つか伺いたいと思います。  総理初め各閣僚の方々は、国民の生活をよくするためにいろいろお骨折りをいただいておると思いますが、多くの主婦の人たちの間には現在いやなこと、心配なことがいろいろあるわけでございます。  第一の問題は、五十三年度の予算は、言うまでもなく非常に莫大な三十四兆何ぼというような予算、しかもそのうちの三二%といいますか、三七%は公債、借金している。この状態を主婦の立場から見ますと、主婦はそれぞれ自分の家……

第84回国会 大蔵委員会 第20号(1978/05/11、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、大蔵大臣及び当局に対してきわめて常識的な二、三の点についてお伺いしたいと思います。  第一番は、皆様から御指摘がいままでしばしばありましたように、この、五十三年度の予算は三七%か国債に依存している、すなわち三分の一は借金でやりくりする国の財政でありますが、一般の国民、特に一家の生計の責任を負っております正婦は驚きまた心配しております。まず、この国債はいつどうして返済されるのか、国民にわかるようにひとつ説明していただきたいと思います。
【次の発言】 いつまで。
【次の発言】 結局、その借金を返すためにまた借金をするというようなふうに聞こえたんですけれども、いままで、五十三年度……

第84回国会 大蔵委員会 第21号(1978/05/25、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 まず大蔵大臣にお伺いをしたいと思います。  五十三年度の予算を見ますと、東南アジアを中心としてのいわゆる国際経済協力の総額が六千四百億円前後に上っている、このことは国民として大体賛成だと思うんですが、ただ納税者として、この金が相手国の一般の庶民にまで及んでいるかどうかという点で心配をしておるわけです。いままでに伝えられているところで見ますと、仲介に立った企業あるいは相手国の政府あるいは企業のふところに入ってしまっている、そういうようなことがあるので心配をするわけですが、大臣のこの問題についての御感想をまず伺いたいと思います。

第84回国会 大蔵委員会 第23号(1978/06/01、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、進学ローンを借りたいと思う庶民の立場で大蔵大臣及び当局に二、三伺いたいと思います。  子供の教育費の質料がだんだん重くなって困っております一般庶民としては、今度の進学ローン制度が発表されましたときにはみんな非常に喜んだんです。ところが内容が発表されたのを見て、これでは利用できないと失望している人がたくさんおります。  その主な点は、委員の皆様からもすでに指摘されておりますように、金利が高過ぎる、返済期間が高校または大学の在学中に限られているということだと思います。私は今度の進学ローンは、いわゆる育英資金制度を低所得者までに拡大したものと受け取っておるわけでありまするが、その……

第84回国会 予算委員会 第18号(1978/03/25、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 まず稻村総務長官にお伺いしたいと思います。  長官は、国際婦人年に際して内閣にできました婦人問題企画推進本部の副本部長を今度なさることになったわけでございます。それから総理府にいま婦人問題担当室というものができまして、そこも長官の指揮下にあるわけでございます。そこで、私どもは、長官の婦人に対する態度といいますか、あるいは婦人問題に対する基本的な方針というものを伺っておきたいと思います。
【次の発言】 次に長官にお伺いしたいのは、数日前の記者会見で、長官は、婦人の日を祝日とすることについての世論調査をして、そして早急にそれを祭日にするということの決意をお持ちになっているように伝えら……

第85回国会 大蔵委員会 第3号(1978/10/19、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 最初に、大臣及び大蔵当局に対して、公益法人であり婦人の社会教育施設である婦人会館についての税制について伺い、関連して自治省当局に対して、婦人会館に対しての地方税について伺いたいと思っております。  まず、公益法人一般に対しては国税として税制上どういうふうになっていますか、当局から伺いたいと思います。
【次の発言】 公益法人の中に婦人会館というのがありますが、大臣なり大蔵当局はそれはどういうものか御存じでしょうか。昨年、埼玉県に国立の婦人教育会館というのができまして、これは国費七十億円ぐらい出て建った実にりっぱなものができておりますから、あるいはそれはごらんになって、あるいは覚えて……

第86回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1978/12/06、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ただいまからロッキード問題に関する調査特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの野田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に二木謙吾君を指名いたします。(拍手)

第87回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1978/12/22、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ただいまからロッキード問題に関する調査特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの野田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に二木謙吾君を指名いたします。(拍手)

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第2号(1979/04/16、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、法務、自治両大臣並びに関係当局に対して二、三の質問をしたいと思います。  最初に刑事局長に伺いたいんですが、ロッキード問題に続いてグラマン・ダグラスの事件の進展に関して私は関心を持ってきておりましたが、特にその中心人物と見られる日商岩井の元副社長の海部氏の行動あるいは人物について注目をしてまいりました。最近彼は逮捕されて、ただいま取り調べ中だと思いますが、その取り調べは順調に進んでおりますかどうか、おっしゃれるだけの範囲内で結構でございますけれども、伺いたいと思います。
【次の発言】 次には、法務大臣に伺いたいと思います。  大臣は、五十一年二月十九日に三木内閣の閣議の口頭……

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第4号(1979/05/25、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 いままで御質問になりました委員の方々の内容と重複するかもしれませんが、私は私なりの常識的なことを二、三伺いたいと思います。それも、去る四月十六日のこの委員会での私の発言と重複するかもしれませんが、今度明らかになった松野前防衛庁長官の、日商岩井から五億円という莫大な金をもらったというのに、地検の捜査は名前も発表されず罪にもならないと、こういうのを国民一般は非常に怒っております。それで、時間をいただきましたので、そういうことに関連して、法務、自治、国税当局に対して、国民の立場で簡単な質問を二、三伺いたいと思います。  法務当局に対して、まず法務省刑事局長さん、先ほどからいろいろお疲れ……

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第5号(1979/05/28、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 松野証人に対して、私が第一に伺いたいのは、五月二十四日の衆議院での証人の質問で、あなたが答弁された態度、あなたの答弁の内容について、マスコミを初め一般国民の間に非常な反響を呼んでおりまして、私のところへも、全国の有権者から感想や抗議が電話や手紙で参っております。翌二十五日の朝日の社説では、「怒りと空しさの松野氏喚問」という社説書いておりますし、毎日では「うっ積する航空機疑惑への不満」、読売では、「政治献金の壁に隠れた松野証言」といったように、国民のこれらは大部分の気持ちを代弁しているんだと思いますが、お読みになったでしょうかそういうものを。特に朝日の社説の中に、「証人喚問が終わっ……

第87回国会 大蔵委員会 第3号(1979/02/15、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 金子大蔵大臣には、大蔵委員会でお目にかかって質問をする機会を与えられましたので、この機会に、大臣に対してまず政治資金に対する課税について伺いたいと思います。  去る二月五日、東京地裁の刑事部で開かれましたロッキード事件の全日空ルート公判の際に、全日空の若狭前社長が、有力な政治家には盆暮れに百万円ずつ二百万円ぐらい配っているのはもう慣例なんだと、それで一年にはやっぱり四、五千万円そのためにかかっているというか、それはまあ全日空のことでなく、一般的にということでおっしゃっておったようですが、このことは各新聞にも大きく伝えられ、実は、国民はそういうことはあるんだろうということは知ってい……

第87回国会 大蔵委員会 第10号(1979/03/29、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は最初に、この租税特別措置法についての私の到達した考えを申し上げて、大蔵大臣または大蔵当局からそれについての御意見を伺いたいと思います。それから交際費について少し伺い、ついでに、所得税法になりますけれども、寄付金についても伺いたいと思います。  今回の租税特別措置法の改正案は多様な問題を含んでおりまして、これを理解するのに私としては骨が折れました。同僚議員の方々の御質問を初め、大蔵当局の方からも御説明を伺いましたし、また友人たちからも意見を聞きまして、私なりの解釈をいたしたわけでございます。  医師優遇税制の手直し、あるいは有価証券譲渡益の課税の強化や交際費課税の強化等、国民か……

第87回国会 大蔵委員会 第12号(1979/04/10、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 いままでの各委員の方々の御質問と重複いたしますけれども、私は、一般家庭の主婦たちが持っている、きわめて常識的な疑問の幾つかを、大臣及び関係当局の方から伺いたいと思います。  きょうの各新聞によりますと、大蔵省はきのう、この四月発行予定の五十四年度の分の国債のうち、市中消化分をゼロにする、これは売り出さないということなんでしょうね、ことを決定されたと出ておりますが、それはどういう理由でございましょうか。  新聞によりますと、四月六日には額面百円の国債が、大口売買で八十八円六十九銭に値下がりして売れなくなったと、こういうんでしょうか。私どもは、これは大変なことになったと実は思いますが……

第87回国会 大蔵委員会 第16号(1979/05/08、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、五月一日に発表された五十三年分の一千万円以上の高額所得者の問題について、大蔵並びに自治省当局に二、三お伺いしたいと思います。  五月二日の新聞は、一日の発表を大きく各紙とも報道しておりますが、その中で、国会議員の申告所得の異常な低さが強調されております。  毎日新聞は、「政治家の所得ほどハッキリしないものはない。」、「今年もまた、税金のかからない巨額な〃政治資金〃のベールに包んだ〃不正直申告〃がまかりとおったようだ。」と言っておりますし、読売新聞は、「首をかしげたくなるような国会議員の納税実態」、「重税にあえぐ国民には、どうにも割り切れない税の不公平」と言っております。また……

第87回国会 大蔵委員会 第21号(1979/05/31、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 いままで御質問なさいました各党派の委員の方々と重複をいたすかもしれませんけれども、たばこの値上げに関連しての幾つかの問題について大蔵大臣並びに関係当局にお伺いしたいと存じます。  現在、国民、特に一家の生計を担当しております婦人は、物価が非常に高くなっていくということを心配しております。大平内閣発足以来公共料金が相次いで引き上げられましたが、特に最近の国鉄の運賃の値上げは近距離地区が特に大幅であったということで国民は不満を大きくしており、大平インフレ内閣というような声まで出てきているようであります。  また、イランの政変を契機として原油の価格の上昇に加えて、アメリカのスリーマイル……

第87回国会 内閣委員会 第14号(1979/06/05、11期、第二院クラブ)

○委員以外の議員(市川房枝君) まず最初に、委員長並びに委員の方々にお礼を申し上げたいと思います。二院クラブは内閣委員会に席を持っておりませんので、先般、議員一同で話しましたところ、委員外発言をもしお許しいただけるならということでお願いをいたし、私が担当することになりましたのを、皆さんで御相談の上お許しをいただいて、ありがとうございました。  委員会でのいままでの質疑を伺っておりませんので、同じことをお聞きするかもしれません。また、きわめて常識的な質問を申し上げることになるかもしれませんが、それもあらかじめ御了承いただきたいと思います。  最初に伺いたいのは、本案の提案の理由として、国民の多数……

第88回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第1号(1979/08/30、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ただいまから航空機輸入に関する調査特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの野田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に二木謙吾君を指名いたします。(拍手)

第89回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第1号(1979/10/30、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ただいまから航空機輸入に関する調査特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの中尾君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に二木謙吾君を指名いたします。(拍手)

第91回国会 決算委員会 第11号(1980/04/23、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は緊急を要する婦人関係の問題、二点について総理に伺いたいと思います。  第一は、家庭の日を国祭日とし、来る参議院議員選挙直前である六月の第一土曜日から実施しようとする国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案の要綱を、この二、三日前に衆議院の内閣委員会に提示され、各党の意向を打診をしておいでになるようです。この問題については、今年早々内閣に家庭の日に関する懇談会を設け、各方面の有識者二十名で三回にわたって協議をされましたが、参加していた婦人委員四名の中から強硬な反対の意見があり、とうとう統一見解が出されませんでしたね。また、去る四月十二日に開催されました民間の全国的な組織を持……

第91回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第1号(1979/12/21、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ただいまから航空機輸入に関する調査特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの中尾君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に森下泰君を指名いたします。(拍手)

第91回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第2号(1980/05/14、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 まず、法務大臣に伺いたいと思います。  昨年の五月二十八日に開かれました本委員会で、元防衛庁長官松野頼三氏を証人として喚問、委員の皆様方から質問がありました。ここで松野氏は、ダグラス、グラマン社から約五億円もらったが、届け出もしなかったし、税金も払っていたいし、自分の正しいと思ったことに使ったと言明されました。検察当局からは告発もされず、名前も発表されませんでした。もちろんその理由があったでしょうけれども、しかし、これに対して一般国民は非常に憤慨をし、昨年十月の総選挙で選挙区の有権者によって松野氏は裁かれ、落選されました。このことについての法務大臣の御感想をまず伺いたいと思います……

第91回国会 大蔵委員会 第4号(1980/03/04、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 まず、大蔵大臣にお伺いしたいことは、一月三十日に行われました本会議で、国務大臣の演説に関する代表質問というので、二院クラブ代表の青島幸男氏の、政治家個人に対しての政治献金の税法上における扱いについての大臣の答弁について伺いたいと思います。  大臣は、あのとき第一に、政治家個人に対して税制上の特別な義務を付することは一般国民と差別することが問題であるとおっしゃっております。それから第二番目には、税法上守秘義務を課されている税務署への届け出にするとガラス張りにはならないということをおっしゃっておるし、そこで引き続いて政治資金規正法の領域の問題として検討していくべき課題だろうと思うと、……

第91回国会 大蔵委員会 第8号(1980/03/27、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、この税理士法の改正案について二、三お尋ねをしたいと思っております。  きょう傍聴席に税理士の方が多数おいでになっているようですが、私は納税者としての立場から率直に申しますと、本当は税理士の方はなくてもいい、納税者自身が簡単に申告できるというように税法を簡素化し、手続を簡単にするということが望ましいのではないかと、こう思いますけれども、大蔵当局はどういうふうにお考えになっておりますか。  納税をしますときに、申告に行きますときに、税務署では税理士の方の手を通った申告は簡単にわりあいに受け付けられるけれども、納税者自身が持っていったのは何だかいろいろめんどうな手続だというふうに……

第91回国会 大蔵委員会 第15号(1980/05/06、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、いま議題となっております二法案について、大蔵大臣及び関係当局に二、三お伺いをしたいと思います。  日本は、昨年のサミットで五%の石油消費量の節約を約束をしましたが、五十四年度の日本の節約量は一体どれだけであったか、それをまず伺いたい。
【次の発言】 私は、四月一日の日経新聞をここに持っていますが、これをよく読んでみましたら、いまのお話の五%というのは大体目的を達しているというお返事でございましたけれども、それはいまもちょっと話が出てきておりましたけれども、五十四年度に増加すべきそれを需要する量を見て、そしてそれと比較して五%になるので、実際の石油の五十四年度の消費節約量は〇……

第91回国会 大蔵委員会 第16号(1980/05/08、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、長橋さんと清水さんにお伺いしたいと思いますが、時間が限られておりますので、一緒に申し上げますから、後で簡単にお答えをいただきたいと思います。  まず、長橋さんに伺いたいんですが、日本は昨年のサミットの会合で石油の五十四年度の消費の節約を五%するという約束をしたと思うんですが、それは日本としては実現できたかどうか。政府に伺いますと、それは実現できたんだとおっしゃいますけれども、一方ではそうじゃない、それは悪い言葉で言えば少しインチキで、実際は〇・五%しか節約になっていないんだと、こういう意見もあるんですが、その点はどうお考えになりますか伺いたい。  それから、清水さんに対して……

第91回国会 予算委員会 第18号(1980/03/28、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私がいただいております時間は、江田さんと同じように往復で十二分でございますので、私の発言は約六分ぐらいしかございません。しかし、いままで各党派の代表の方がいろいろな婦人問題を御質問になっておりますので、私は現在問題となっております点二点だけを簡単に伺いたいと思っております。  まず労働大臣に伺いたいんですが、婦人少年室の府県移管の問題についてでございます。労働大臣はこの問題について、きょう午前の石本委員の質問に対しまして、婦人少年室の活発な活動を認め、これを存続し強化したいとお答えになりました。私も婦人少年室が三、四人ぐらいの小人数でありながら地域とよく連絡をとり、働く婦人、一般……

第91回国会 予算委員会 第21号(1980/04/04、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 最初に、政治の倫理化について大平総理に伺いたいと思います。  ここ数日来、三木、福田、中曽根三氏から浜田幸一議員問題についてはっきりとしろという申し入れがあったようです。それから自民党の有志の方たちで党刷新連盟というのが結成されたということを伝えられております。ますますひどくなってまいりますこの政治のといいますか、政治家の腐敗に愛想を尽かしている国民はこの傾向を喜んでおられます。もっともこれらは反主流派の何かの思惑もあるらしいですけれども、それは別として、私は、国民は喜んでおると思いますが、これに対しての総理の御感想あるいはそれにどう対処なさるか、伺いたい。


12期(1980/06/22〜)

第92回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第1号(1980/07/17、12期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ただいまから航空機輸入に関する調査特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの村田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に上田稔君を指名いたします。(拍手)

第93回国会 法務委員会 閉会後第1号(1980/12/18、12期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、徳島のラジオ商殺し事件に関連して、三、四法務当局に向いたいと思います。  前回の法務委員会で申し上げましたように、私は市民団体である「富士さんの無実を明らかにする市民の会」というものの会員の一人といたしまして、前から請求人や、あるいは弁護団の方々等と連絡をし、そのために努力をしてまいりましたので、去る十二月十三日には徳島地裁に行き、この再審開始決定の受領に立ち会っておりますし、それからその後、検事総長にもお目にかかりまして即時抗告をしないように陳情をいたしました。  ところが、十六日の夜、フジテレビのニュースレポートの時間で、キャスターの某氏がその中で、多分私が検事総長に会……

第93回国会 法務委員会 第3号(1980/11/20、12期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、いまこの委員会で議題となっております裁判官及び検察官のベースアップの法案に賛成するものです。一般の公務員のベースアップがあれば、当然裁判官、検察官のベースアップもあるべきだと思いますから。  ただ、裁判官及び検察官は、法の厳格な施行に努力していただいておりますが、一方、被告あるいはその家族あるいは国民一般から見ますと、冷酷で血が通っていないと思われるようなケースもたまにあることを遺憾に思います。その一例として、この機会に再審の問題について、最高裁及び検察当局に若干の質問を申し上げたいと思います。  第一に、最近十年間ぐらいでよろしいが、再審の申請の件数がどれくらいあったか。……



各種会議発言一覧(参議院)

4期(1956/07/08〜)

第28回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1958/03/20、4期、第十七控室)

○市川房枝君 この間の一般質問のときに伺いましたことで、ちょっと納得のできないこと、あるいはそのとき残りましたことを少し伺いたいと思うのであります。  この間の一般質問のときに、文部省の社会教育局の、社会教育に関する講師のブラック・リストがあるということを申し上げたのでありますが、大臣はそのときに、ちっとも知らない、初めて聞いたとおっしゃっておりました。福田社会教育局長からは、ブラック・リストを使用しているなんというようなことは全然ない。こうお答え下さったのですけれども、どうもそれで納得をいたしかねるのでありますが、大臣はあのあと、事務当局にその点について何かお調べをいただきましたかどうか、そ……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1958/03/25、4期、第十七控室)

○市川房枝君 簡単に一つだけ保健所の問正題で伺いたいのですが、御承知の通り、昨年の国会で、旅館業法が改正になりまして、従来は公衆衛生の立場に立ってだけ監督しておられたのですが、あの改正によって、善良なる風俗という言葉が加えられたので、これは売春防止法の実施に関連しての改正であったと了解しております。ところがその保健所で、たとえば東京で聞きますと、保健所で旅館の方の監督をしておる方は一人しかいらっしゃらない、それで、実際問題としては、ほとんど旅館なんかを回っては歩けない、実際上は何にも監督していないのだということを聞いたのですが、この法律の実施以来、何か保健所としてそれに対する対策を、人あるいは……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1958/03/26、4期、第十七控室)

○市川房枝君 事務当局の方からでけっこうですが、婦人少年局の海外会議に出席の費用として、ここ数年来毎年七十万円計上されてきたはずなんですが、三十三年度にはそれが入ってないやに聞くんですけれども、その事実を伺わしていただきたいと思います。
【次の発言】 どうしてそれは少くなったわけなんでしょうか。
【次の発言】 労働省婦人少年局の方は費用は幾らかふえておりますし、それから大臣はしきりにふやしたふやしたと、漸増だ、そうおっしゃっておりますけれども、婦人少年局の予算でなくて、そのほかの費目の中での婦人少年局の関係の予算が、いつの間にやら削られておる。今の御説明は、ちょっと納得いたしかねるが、これは大……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1959/03/24、4期、第十七控室)

○市川房枝君 文部大臣、それから緒方大学学術局長、福田社会教育局長にお伺いしたいと思います。おそくなりまして皆さん大へんお疲れでしょうけれども、私はどうせしろうとでございますし、きわめて常識的なことしかお伺いしませんから、どうぞお楽な気持で一つ……。
【次の発言】 大体六時ちょっと過ぎくらいで終るようにしたいと思っております。  大臣にお伺いしたいのでございますが、行政庁の中で特に婦人や子供を対象とした部署、あるいは婦人の職員が適当だと思われますような部署には、きわめて少数でございますけれども婦人の局長または課長が任命されております。ところが文部行政では、社会教育その他で非常に婦人に関係が深い……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1959/03/26、4期、第十七控室)

○市川房枝君 私は労働省の会計課長、それから婦人少年局の局長代理、大蔵省の担当主計官に簡単に少しお伺いしたいと思うんですが、労働省の予算の中で外国旅費として千二百八十一万七千円が計上されておりますが、その中で婦人少年局関係の予算がどれだけ今まれているか、三十二年度、三十三年度と比較して、労働省の会計課長かち御説明をいただきたいと思うんです。
【次の発言】 その前の予算は幾らであったか、ちょっと説明していただきたい。
【次の発言】 今会計課長のお話しのように、七十万円国連の婦人の地位委員会へのオブザーバーとして予算が計上されているということは私も承知しています。それが三十二年度だけでなくてもう数……


5期(1959/06/02〜)

第40回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1962/03/27、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 自治大臣にこの間から伺い漏らしました点を幾つか伺いたいと思います。  選挙制度審議会の答申の中に、選挙運動費用及び政治資金の収支報告及び公表方法の合理化ということが出ておりまして、今度の改正案には領収書をつけて出すというように入っていると思うんですが、合理化というのはそれだけでしょうか。もっとも法によらない、規則による規定もあるわけですけれども、それをまず伺いたい。
【次の発言】 その方向は、具体的なことはまだはっきりしておりませんか。
【次の発言】 その規則によるものは法律によらなくていいですし、それから、今度の改正案がもし成立しないとしても、これは自治省のお考えでできますね。……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1962/03/28、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 たいへん時間がおそくなりましたが、十分か二十分ぐらい、簡単にお伺いをいたしたいと思います。  この間、アメリカの国務省の広報担当の、国務副次官補という肩書きでありますが、ミセス・ロックハイムという方がおいでになりました。大臣はお合いになりましたか。
【次の発言】 閣僚の奥様方とお会いになったそうですが、私ども婦人議員、それから婦人のジャーナリストあるいは婦人団体の幹部とか、婦人の文化人もそれぞれお目にかかったのですが、広報担当というのですけれども、お目にかかっていろいろ伺ってみますと、ケネディ大統領が外交上においても婦人の御意見を非常にお伺いになっておる。今度初めてこういう役割を……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1962/03/29、5期、無所属クラブ)

○市川房枝君 科学枝術についてはまことに弱いのでございまして、あるいは見当違いのことを伺うかもしれませんけれども、一般大衆ことに国民生活の根拠である家庭生活を担当しております婦人の立場から、長官にちょっと簡単に伺いたいと思います。  先ほど御説明いただきました科学技術庁の予算、あるいはその予算を使ってのお仕事なりはすべて国の発展、国民の福祉増進の基礎となるものだということはわかりますけれども、直接に日常の生活に科学技術庁はどういう関係のあることをやって下さるかどうか、そういうことは望むほうが無理でございますか、長官にちょっと伺いたいと思います。


6期(1962/07/01〜)

第46回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1964/03/25、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 選挙局長に伺いたいのですが、三十九年度の選挙の常時啓発に関する費用は五億五千万円で、前年度よりも五千万円増額しておるようでありますが、大体のその内容と、それからふえたというのは、どういう点でおふやしになりましたか、それを伺いたい。
【次の発言】 三十八年度の常時啓発費は五億円ということになるのですか、衆議院の選挙がありましたから少しふえましたね。それを加えると六億ではなかったのですか。今度は選挙はありませんね。それは入ってないだろうと思いますが、その関係はどういうことになりますか。
【次の発言】 そうすると、両方加えると六億どころでない、総計何億でありますか。

第46回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1964/03/26、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は、公衆浴場法の運営について、大臣並びに関係の部局に簡単に質問を申し上げたいと思います。  大臣も御承知のように、先般の地方行政委員会で、風俗営業等取締法の一部を改正する法律案の審議の際に、トルコぶろの取り締まりについて、厚生省と警察庁の間で意見の対立がございました。すなわち、警察庁は、トルコぶろの取り締まりは公衆浴場法を担当している厚生省がすべきだと言い、厚生省のほうは、風紀に関することは警察庁がやるべきことだ、厚生省の所管は、公衆浴場法の第三条に「風紀」ということばを使っておりまするが、それは男女混浴を禁止する意味で、それ以外の風紀の取り締まりにあらざることという通牒が出て……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1964/03/27、6期、第二院クラブ)

○市川房枝君 いま野本委員から、青少年勤労者の問題が出ましたので、そのことを最初にちょっと伺いたいと思います。  ちょうどいま年度末で、地方から中学などを卒業しました勤労者が東京へ出てきておりますが、それの数はどのくらいいますか。そうして、そういう人たちは住み込みだと思うのですが、それがどのくらい居つくか、その率など、おわかりになっておりましょうか。
【次の発言】 その一応の職安としては御紹介をなさいますね。そのあと、その子供たちが、そこに居ついているのか、あるいは、どこかへかわってしまったのかというか、あるいは行くえ不明になっているのか、そういう調査――まあ、そういうところまで目をおつけにな……


7期(1965/07/04〜)

第51回国会 予算委員会公聴会 第1号(1966/03/17、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 羽間先生にお伺いしたいと思います。  いま物価の問題についていろいろ御意見を聞かしていただきましたが、物価の問題の根本はやはり政治の姿勢を正すことにあるという御指摘は、私も全面的に賛成なんであります。一つ伺いたいのは、これは非常にしろうとの考えでございますが、いままで卸売り物価というものが横ばいなんです。これは池田さんの時代から物価の問題が国会で議論されましたときに、いつも池田さんは、卸売り物価は横ばいだからいいじゃないか、小売り物価が上がるのは、サービス料が上がるから上がる、こういうことをおっしゃっておられるのですが、その卸売り物価が下がらないというのが、どうも納得がいかない。……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1968/04/11、7期、第二院クラブ)

○市川房枝君 最初に厚生省が監督をしておいでになりまする三悪追放協会について伺いたいと思います。この協会に対しての四十二年度の予算は、補助金としての予算は六千六百七十五万一千円であったと思いますが、四十三年度も補助金が予算に出ているようですが、金額はどれくらいでしょうか。これは大臣でなくて窓口である公衆衛生局長からでもけっこうです。
【次の発言】 これは昨年私の同僚の議員であったかと思いますが、この補助金は毎年続いてお出しになるでしょうかと伺ったときに、そのときの情勢とあるいは運動の成果によって、とお答えがあったかと思うのですが、本年度も引き続いて補助金を御決定になった。その経過といいますか、……


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1969/03/29、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。  分科担当委員の異動について報告いたします。  本日、予算委員異動に伴う欠員の補欠として、阿具根登君、鈴木強君、私市川房枝が本分科担当委員に選任されました。  また、内田芳郎君が本分科担当委員を辞任され、その補欠として塚田十一郎君が選任されました。
【次の発言】 本院規則第七十五条により、年長のゆえをもちまして、私が正副主査の選任につき、その議事を主宰いたします。  これより正副主査の選任を行ないます。  正副主査の選任は、投票によらないで、主宰者にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第63回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1970/04/13、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。  本院規則第七十五条により、年長のゆえをもちまして、私が主査及び副主査の互選につき、その議事を主宰いたします。  これより正副主査の選任を行なます。  正副主査の選任は、投票によらないで、主宰者にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、主査に足鹿覺君、副主査に柳田桃太郎君を指名いたします。
【次の発言】 この予算分科会で農林大臣のお顔を見ました以上、全国の台所を担当しております主婦を代表して一言申し上げたいと思います。それはいまの野菜物の値上がり、特にダイコ……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1971/03/25、8期、第二院クラブ)

○市川房枝君 私は三月十二日の予算委員会の総括質問で、消費者行政に関する問題の一つとして、アメリカのネーダー氏から佐藤総理に提出された公開質問状の回答をお出しになったかどうかを総理にお伺いしました。公開状の内容は、アメリカで欠陥車として回収されていた日本の自動車が日本の国内では公表されていないといったようなことであったようなんで、公開状は運輸省に回されており、運輸大臣からいろいろ御答弁をいただきました。そしてネーダーさんが、もし御希望であれば、私のほうの見解をお知らせすることにやぶさかではない。こうおっしゃってくださって、それからなお委員会が済みました直後、大臣から私に早く返事を出しましょうね……


11期(1977/07/10〜)

第91回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1980/03/29、11期、第二院クラブ)

○市川房枝君 ただいまから予算委員会第四分科会を開会いたします。  本院規則第七十五条により、年長のゆえをもちまして私が主査及び副主査の選任につきその議事を主宰いたします。  これより主査及び副主査の選任を行いますが、選任は投票によらず、主宰者の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、主査に亀長友義君、副主査に原田立君を指名いたします。
【次の発言】 私は、まず選挙違反の問題について警察当局に伺いたいと思います。  昨年十月七日に行われました衆議院議員選挙の選挙違反の件数といいますか、あるいは内容といいますか、それを伺いたい。……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

市川房枝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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