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小林武治 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

小林武治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは小林武治参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小林武治参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1953/08/17、3期、緑風会)

○小林武治君 法理論というか、住所と書いてある住所の法律的解釈を文理的にすれば、或いは民法上の今のお話のようになると思いますが、非常に不便になつた、こういう印象ですね。又変な言葉で言えば恐らく棄権を非常に招来するだろう。そういうことになることはこれは必ず事実なると私ども考えまするが、それで選挙人名簿の調製が非常に面倒になる。今のお話のようになると、田舎で作らなければならない。親の住所において自然名簿を作るということになる。それが人名簿の今の登載漏れというようなものが相当出て来はせんか。即ち要するに選挙権があるべくして漏れるものが相当出て来るであろうということと同時に、選挙権のある者も行使が、無……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1953/08/18、3期、緑風会)

○小林武治君 今の長官のお話は非常に結構ですが、私ども直接現地で出先機関を見ておると、非常に無用の、全く廃止していいと思うものが数多くあるので、これは本当に思い切つておやりになれば、相当国の経費の節約になる。一々例を挙げなくてももう御存じと思いますが、いろいろ今残つておる出先機関で殆んど必要のない、従つてまあ職員がどうして時間を暮すかというようなことに非常に気の毒のようなことをしておると思うものさえあるので、十分一つ目を光らして処置を願いたいというふうに思います。
【次の発言】 只今の長官のお話では、勧奨、奨める、こういうふうなことを言つておられますが、或る程度法律事項ででもやれると思うのであ……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1953/09/08、3期、緑風会)

○小林武治君 柿沢さん、竹内さんどちらでもいいですが、府県単位の警察では自治体警察にならんという御意見は、どういうところからでありましようか。どちらでもいいですから……。
【次の発言】 そういうようなことです。
【次の発言】 柿沢さんのお考えでは、そうするともうすでに府県は自治体じやないから、その単位の警察は自治体警察じやない、もうすでに府県は自治体じやないと断定してかかつておるわけですな。
【次の発言】 今の高橋さんの質問の関係ですが、地方義務教育費の国庫負担の調整の法律が不成立となつた。従つて今後、今度の補正予算にあの交付の予算が組まれる、こういうふうに思うわけですが、それについて、これは……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1953/09/09、3期、緑風会)

○小林武治君 ちよつとお伺いいたしたいのでありますが、この固定資産税の課税客体といいますか、対象を例示されるか、列挙されるか、その点はどういうふうにされるかお伺いをいたします。
【次の発言】 この課税の客体につきましては、この法案の修正の際から我々非常な関心を持つておるのでありますが、本日は実は私ども或る程度の内容もお聞きできると思つて参つたのでありますが、かような状態においては殆んどまだ決定されていないことで、従つて今後におきまして政令で定める場合に我々の意見を聞くと申しますか、我々に多少の報告をして下さる、我々に意見を述べる機会をお与え下さるかどうかこれを伺つておきたい。

第16回国会 地方行政委員会 第6号(1953/07/08、3期、緑風会)

○小林武治君 私もあの参考人の供述をお聞きしたのでありますが、どうも両方のいうことに相当の食い違いがあるし、委員会で結論を出すということは私は極めて困難だと思うのです。あれだけ参考人を呼んでいろいろの事情をお調べになつたことだけでも、私は相当な効果があると思いますし、この上結論を出すことは恐らくこの委員会としてなかなかできない。こういうふうに思う。というのは、両方の供述にとにかく相当の食い違いがあります。従いまして私はあの程度でとどめられておいたほうがいいんじやないかというふうに考えます。

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第6号(1953/10/10、3期、緑風会)

○小林武治君 十六国会の地方税法の改正は殆んど施行された、今のその鉄道とか今御説明の関係以外は、もう施行されたんですか。
【次の発言】 それで実は私はこの税法改正の関係の政令は一括して出されると、こういうふうにまあ考えておつたわけですが、従つて今の麺類関係或いは国鉄等の関係も一括してやられる、こういうふうに予想しておつたところが、麺類関係を先に出された、こういうことでありますが、この問題につきまして、私どもが麺類食を少しでも減税しようとしたのは、今のような食糧事情からしまして、できるだけ粉食も奨励したい、従つてこれらを低価格に止めたい、これらの考えもあつてやつたんだが、お出しになつた政令を見ま……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第8号(1953/10/20、3期、緑風会)

○小林武治君 ちよつとお尋ねですが、固定資産という言葉は、内容はどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 ここにある言葉は全部そうですか。
【次の発言】 そうすると、例えばこの一条の十六の二にある「病院及び診療所の用に供する家屋」と、こうなつておりまするが、土地からはとるという意味ですか。
【次の発言】 何か発電所関係は、いわゆる家屋と償却資産を別にしておると、こういうことですか。
【次の発言】 それからこの三の「職員の団体以外」としておりますが、職員の団体以外というのは、例えば鉄道弘済会に貸付けておるというのは、どういうような考え方ですか。

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1953/10/21、3期、緑風会)

○小林武治君 先ほど高橋さんからお話があつたのですが、全く農村地方では今の新らしい金融機関なんかが流行病みたいになつておりまして、私も信州の田舎ですが、村中がそれに入る。これはさつきのお話のように、欲が深い、なんとかして高い利息を取ろうとする。そこにうまい網を張つておるものですから、皆ひつかかつてしまう。そこで、先ほどのような啓蒙運動も必要でありますが、何しろ啓蒙運動だけではいけない。それだから、どうしても元を取締らなければならん。私は大蔵省当局の先ほどお話のような程度では困ると思う。これは入る者が悪いなんということは、これは以てのほかの話でありまして、ああいうものが特に東北、或いは北海道、北……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第11号(1953/10/23、3期、緑風会)

○小林武治君 ちよつと伺いたいのですが、今度の災害の市町村の税収減の大体見当はつきましたか。
【次の発言】 冷害も入りますか。
【次の発言】 そうしますると、この四十億分は全部起債を認める、こういうことになるわけですね。
【次の発言】 そうしますると、この分が大体四十億円とありまして、これの利子補給をされるわけだと思うが、三百億円の災害対策費の中にはそれが入つておりますか。
【次の発言】 そうすると、今の関係はどこへ出て来ますか、平衡交付金の中に入らんとすれば……。
【次の発言】 僅かかどうか知らんが、これは特別平衡交付金で操作しないで、何か別枠できめると、第二次の補正予算か何かに出る、こうい……

第16回国会 地方行政委員会 第12号(1953/07/20、3期、緑風会)

○小林武治君 初めのほうにも「会長及び委員は」と書いてあるのですね。二項はそれと同じなんでしよう。
【次の発言】 だからして第三項でも委員として加えるでしよう。
【次の発言】 だから非常勤なんていうことは要らないのじやないですか。
【次の発言】 一体協議会に常勤なんていうものがあるのですか。
【次の発言】 そうすると、その二項の委員の中にはもう非常勤はあるのですか。
【次の発言】 私は私の持論として、成るべく短いほうがいい、差向き三カ年にして頂きたいということです。
【次の発言】 今から計画する必要はない、延ばさないように努力しましよう。

第16回国会 地方行政委員会 第14号(1953/07/22、3期、緑風会)

○小林武治君 松澤さんのに関連して。今の関係はもう自治大学校設置というものは、定員法には全然関係ないですか。
【次の発言】 これは一つの組織になるのですが、この組織には何も人はいないのですか。
【次の発言】 そうすると、今の校長というのは将来も、例えば総理府事務官が校長になるのですか。校長は職名でしようね、これは……。
【次の発言】 それから先ほど松澤委員からお話のありました、運営審議会は勧告したり意見を述べたりすることはできないのですか。ただ諮問がなければ何も言えないのですか。
【次の発言】 松澤委員のお話のように、この学校を民主的に運営するというのには、むしろやはりこの運営審議会に勧告とか……

第16回国会 地方行政委員会 第15号(1953/07/23、3期、緑風会)

○小林武治君 衆議院の第五条一項五号中の修正というのは何も趣旨は変りませんですね。
【次の発言】 公用施設の中の例示はどういうものでありますか。
【次の発言】 公用施設として主として目当てにされておるものは何ですか。
【次の発言】 ちよつとお伺いいたしたいのですが、今年から簡易保険特別会計の積立金が地方債の引受けをなし得るということになつておるのでありますが、これは窓口が二つになると、郵政省は自由にその地方債の選択ができるかどうか。町村と交渉してですね。
【次の発言】 そうするとその団体と郵政省との折衝につきましては、大蔵省とか地方庁からは干渉といいますか、そういうものはないと、こういうことな……

第16回国会 地方行政委員会 第18号(1953/07/28、3期、緑風会)

○小林武治君 当面適用されるのはどこですか。
【次の発言】 熊谷市は確定したのですか。
【次の発言】 これは衆議院ですか。
【次の発言】 例えば佐野市というようなものがあれば、これは又その上行くのですか。
【次の発言】 参議院についてはまだ相当将来の問題だと考えていいわけですか。
【次の発言】 それから例を佐野市にとつて申上げますれば、この場合はこの前の全国区の候補者は全部選挙やるわけでございますか。
【次の発言】 そうすると仮定で先ほどお話がありました当選人の当選を失わない、こういう修正を若しここでするとしますれば、選挙運動をなし得る者は、当選を失わない人は当然選挙には入らない、選挙をやらな……

第16回国会 地方行政委員会 第21号(1953/08/03、3期、緑風会)

○小林武治君 ちよつと伺いますが、この基準財政需要額をいつ計算しますか。
【次の発言】 そうすると、この単位費用を年度内に変更することはありませんか。
【次の発言】 そうすると、もう法律はいじらない、こういうことですか。

第16回国会 地方行政委員会 第24号(1953/08/07、3期、緑風会)

○小林武治君 衆議院の修正で国有鉄道の本来の業務に用いている施設以外のものには、固定資産税をかける、こういうふうに修正されておりますが、国有鉄道の所有する発電所に課税するかどうかということについて、多少疑問があるようでありますが、この点はどういう御解釈でおきめになりましたか。
【次の発言】 これは実は鉄道の信濃川発電所の問題がいつでも問題になるのですが、電力会社の発電所と続いて鉄道の発電所がある。その場合に電力会社の発電所は建物の固定資産税はとれるが、鉄道のほうはとれない、こういうことは非常におかしいじやないか。又話によれば、その償却資産を入れておく側に対して、建物に対しては課税できるが、中の……

第16回国会 予算委員会 第10号(1953/07/07、3期、緑風会)

○小林武治君 簡単なことを一つお聞きしたいのですが、都道府県の人事の問題でありますが、現在の制度では、自治庁におきましてはこれについて何らの権限がない、こういうことになつておりますが、御承知のようにこの自治法が布かれましてから、都道府県の高級職員が殆んど異動ができない、即ち停滞しておる。このことはいろいろの弊害も生ずるし、又行政の能率まで非常に阻害しておる、又士気にも非常に関係しておるのでありまするが、これらにつきまして自治庁が何かの方法でこれらを世話してやると申しますか、或いは逆コースというかも知れませんが、自治庁を強化してさような方法をとることはできないか、特に現在におきましては、地方の財……

第16回国会 予算委員会 第27号(1953/07/29、3期、緑風会)

○小林武治君 これは例えば今の永井君のやつでも約五分超過しておるのですよ、永井君の持時間より。併し委員長は全般的な計らいで、質問の進行中で、それは継続が必要と見ればそういうような意味で十分計らつているのですから、これはやはり質問を継続せられて、そうしてその質問の内容によつて僕は委員長において適当に考慮されたらいいと思うのです。(「その通り」と呼ぶ者あり)

第17回国会 地方行政委員会 第5号(1953/11/06、3期、緑風会)

○小林武治君 郵便電信電話はどういうふうになりますか。
【次の発言】 長官に伺いたいのですが、これらは郵政直轄でなさいますか。
【次の発言】 これは郵便関係はもともと熊本逓信局の所管でずつとやつておりましたし、それから従つて又これを内地に移管するにしましても、一番簡単明瞭に行くのじやないか、そのまま私は行き得る、又その仕事の運営の上から言つても、そのほうがよいのじやないか、こういうふうに思いますし、それから貯金、保険などは相当の問題があると思うのですが、これはどういうふうになさるか。或いは保険などは相当の加入者があるのだろうと思うのですが、これらの仕事は支庁ではとてもできない。そこで通信連絡で……

第17回国会 予算委員会 第1号(1953/10/30、3期、緑風会)

○小林武治君 第四班は白波瀬、棚橋両議員並びに私が水谷調査員と共に八月下旬山形、福島両県を視察いたしたのでございますが、これらの視察結果は他の農業県等と殆んど大同小異でありまするので、その詳細は報告書に譲ることにいたしまして、この際特に二、三の点について御報告申上げたいと存じます。  それは先ず東北方面の特異の状態といたしまして二十八年度予算が暫定予算を以て七月まで推移したということが、これらの地方における公共事業の執行に非常に大きな障害を及ぼしているということはもとよりであるのでありまするが、日本は南北に亘り非常に気候風土が異つておるのでありまするが、特に信越或いは北陸、東北、北海道等におき……

第18回国会 地方行政委員会 第2号(1953/12/05、3期、緑風会)

○小林武治君 この際、討論を省略して採決されるよう動議を提出いたします。

第18回国会 予算委員会 第3号(1953/12/06、3期、緑風会)

○小林武治君 私はこの際、吉田総理に対しまして極く平凡なことを平凡にお尋ねいたします。気楽にお聞きとりの上、端的に且つ率直にお答を願いたいのであります。  現在我が国で自衛のための戦力を持つか、又これがために憲法の改正をするかということは、国を挙げての重大問題であるのでありまするが、これにつきまして、総理は一貫して再軍備はしない、憲法の改正もしないと言明されておるのでありまするが、併しこの言明は、果して今日まで政府の行なつて来たことを本当に裏付けするものであるかどうかということを、私どもは疑つておるのであります。即ち吉田総理は或いは国民をごまかしておるのではないか、ごまかしておるという言葉が若……

第19回国会 議院運営委員会 閉会後第6号(1954/10/13、3期、緑風会)

○小林武治君 臨時国会に関する先ほどからの問答を聞いておりますと、誠にもどかしい。幾ら続けても仕ようがない。私はこの辺でこの論議を打切りたいと思いますが、ともかく我々の会派におきましても、臨時国会を是非召集すべしということを政府に申しているのでございます。  先ほど臨時国会は総理がお帰りになつてからと、こういうお答えでありまして、総理は普段でも余り国会にお出にならんから、私は総理がおらんでも一向差支えないというふうに考えるのでありますが、官房長官は、総理が帰つてから成るべく総理を出さしたい。誠にしおらしい答弁でございまして、それも二つの筋の通つたお話であると思うのであります。  従いまして私ど……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1954/08/02、3期、緑風会)

○小林武治君 ちよつと伺いたいのですが、今の佐賀県知事の陳述に対する自治庁の御所見というようなものが承われるかどうか。今おつしやつておることについて戒にその通りであるとかいうふうなことは伺えるかどうか。
【次の発言】 私は今地方団体で給料の遅配というような問題があることを非常にお気の毒に思うのでありまするが、これはもう実は民間の企業等におきましては、もうしばしばこれを見ておるのでありまして、かような事態も或いは或る程度避くべからざる事態であつたと思うのでありますが、併しまだ私は府県の財政の運営等におきましては相当な無駄がありはせんかということを具体的にも私どもは見ておるのであります。無論金額の……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1954/08/03、3期、緑風会)

○小林武治君 私は寺本委員と、三重、和歌山を視察したのでありますが、極く簡単に意見を申述べておきます。  新警察制度の実施の問題でありますが、この問題につきましては、最も大きな問題は経費の問題でありまして、いわゆる自治庁指示の財政計画による算と実際に地方議会において議決した予算との間には相当な開きがあるのでありまして、例えば三重県におきましては、自治庁の指示が三億五千八百万円、これに対しまして県会の決定が一四億八千五百万円、その差が一億三千万円あり、又和歌山県におきましても同様約五千七百万円の超過、自治庁見込額に対して超過予算の成立を見ておるのでありまして、これらを全国的に累計いたしますれば、……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1954/09/14、3期、緑風会)

○小林武治君 これはまあ一つ一つおやり頂くがいいと思いますが、私はこの第一の小選挙区の問題について一応申上げておきたいのでありますが、このいわゆる選挙区制の問題は、各党の態度として決定すべき重要な事項でありますので、今回におきまして、この内合を多少修正すれば採用できる、こういうことであるならば、内君についてつぶさに審議するのも意味があろうと存じまするが、恐らく現在の段階におきましては、多少の手直しをして然るのちにこれを採用するとかいうふうな段階に私はないであろうと、こういうふうに考えておるのでありますが、それでも委員各位がとにかく委員会の態度を先がけてきめられる、こういう御趣旨であればこの審議……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1954/09/15、3期、緑風会)

○小林武治君 これは別なことで参考に伺うのですが、消防団と政治活動というのはどういうふうにお考えですか、これは事実問題に副うて一つ……。
【次の発言】 今の問題は、消防団というのと、例えば消防団長協議会連合会、或いは消防協会、こういうふうないろいろの団体がありまするが、お話のは消防団であつて、例えば消防協会、或いは消防団長会議、こういうようなものが候補者の推せんをするというのはどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 例えば、公然と団長の会議が成る候補者を推せんした、それを公表した、こういうふうな場合には、何かこれに対する、これを抑制するという適当な手段があるのか。ただそれがよくないと……

第19回国会 地方行政委員会 第7号(1954/03/08、3期、緑風会)

○小林武治君 私二、三伺いたいのですが、この地方財政計画というものは非常に結構にできておりますが、大体これは言つてみれば自治庁の独りよがりでこれを作つておると言うても差支えないのじやないかと思うのですが、例えば節約をこれだけしてもらうということが計画に入つておりますが、これらのことが多少地方によつて実行される目途があるかどうか、こういうことを一つ伺つておきたいと思います。
【次の発言】 これは二十九年度の例えば経常費の減をお出しになつておりまするが、この中には人件費がどのくらい入つておるかというようなことを地方にお示しになつておりますか。

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第7号(1954/10/26、3期、緑風会)

○小林武治君 こういう法律を用意されるということは私ども原則的には賛成するものでありますが、これにつきまして二十八年度決算というものがもうすでに出たと思うが、その全貌というものは何か数字を頂きましたか。
【次の発言】 それでは、その中で大体この法律の適用を受ける見込の数字はどのくらいになつておるか。
【次の発言】 評しいことは又あとにいたしたいと思いますが、私どもとしては、この法案そのものは是非を言うわけでもありませんが、この赤字を過去において出したということについては、無論国の責任も相当部分ある。併し又一面地方別体が財政が放漫であつた、或いは浪費が多かつた、或いは人件費その他において不当な膨……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第8号(1954/10/27、3期、緑風会)

○小林武治君 今の関連ですが、私は先ほど自治庁長官は地方制度改革にはむしろ消極的なようなお話を聞いたのでありますが、行政部長のほうではむしろもつと積極的な今一応の腹案のお話があつて、細かいところはとにかくとして、私は原則的にはああいう考え方で是非やつて欲しい、こういうふうに思つておるのでありまするが、むしろ私はこの通常国会等においては政府は積極的に地方制度の改革ということを、或いは昨日もお話したように根本的なものでなくても、とにかくできるものからやると、こういう考え方で是非お進み願いたいというふうに思つております。なおそれについても、先ほどは副知事、出納長等について触れない。日本はアメリカ製の……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1954/10/28、3期、緑風会)

○小林武治君 柳さんにお伺いしたいのですが、最前柳さんのお答えでは、注文先から半製品のままでいいからもう送つてくれ、こういうようなお話があつたんでそうしたんだという御答弁があつたように私ども聞いたんですが、そうすると、それは注文先からの話ではこのままにおいては契約期限が過ぎていたり、或いは非常に製品の作成が遅れる。遅れることによつて損害を生ずるというようなことが考えられたのか。そのへんの具体的な内容も伺いたいことと、今鈴木さんが協定書の覚書を読まれたうちに、第三者に損害を与える虞れがある場合には搬出してもいいのだというように私は鈴木さんの読まれた中からは解釈したんですが、そうするとどうも協定違……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第10号(1954/11/25、3期、緑風会)

○小林武治君 今まあ資料をこれからお出しになると思いますが、この警察費の各県別の不足の表ができておるでしようれ。認定された不足の表が……。
【次の発言】 それがなければ、四十億の積算というものは、これはちよつとできないと思うのですが、どういうふうにしておやりになつたか。
【次の発言】 私どもがこの問題について要求したのは実態調査であつて、あなたのおつしやるような大量観察を我々はお願いしたのではない。従つて前に五十三億という数字を出された以上は、恐らく各県別の数字があつて五十三億が出ておると、こういうふうに思つておりますが、その五十三億の数字はありませんか。

第19回国会 地方行政委員会 第21号(1954/04/12、3期、緑風会)

○小林武治君 今の問題は我々も経験上あることなんです。(笑声)どうしてもいいと思うからして、一つ遠慮なしにお調べ願いたいということと、同時に今の交付税の繰入れの率を百分の二十から百分の二十五にすると、この問題については、新聞等では自治庁はむしろこれを歓迎しているんじやないかというふうなことまで言われておるのでありまするが、果してさような事実があるのかどうか。大蔵省に対する腹いせをそんなところでやるようなことがあるとすれば、私ども心外に思うわけでありますが、如何でございましよう。
【次の発言】 三十年度以降のことを問題とすれば、徒らに法案の提出が遅れるということは我々予想しなければなりません。私……

第19回国会 地方行政委員会 第23号(1954/04/16、3期、緑風会)

○小林武治君 衆議院の修正の中の遊興飲食税の問題ですが、その中の宿泊料に関する問題で、一人一泊の宿泊料金が四百円から七百円までの金額の範囲内で当該旅館のこれこれと、それには遊興飲食税を課すことはできない。この意味が私どもには理解しかねるのでありますが、要するに四百円乃至七百円までの宿泊料は完全に免税になるということでございましようか。
【次の発言】 そうすると、七百円以上になるものは、いわゆる基礎控除のようなものは全然なくて、全部について課税するのですか。
【次の発言】 この辺の書き方が私ども非常に理解しにくいし、又徴税上も非常に困るのじやないかと思いますが、そういたしますと、基礎控除というよ……

第19回国会 地方行政委員会 第24号(1954/04/19、3期、緑風会)

○小林武治君 私はこの際、只今採決されました法律案につきまして、次の附帯決議をいたしたく動議を提出いたします。案文を朗読いたします。   昨年十月一日町村合併促進法が施行せられて以来去る四月一日までに実に合併件数三四〇、合併関係町村一、三〇〇以上に逃する合併の実現を見たのである。   政府がこれら新合併市町村の育成、なかんずく、その新市町村の建設計画の実現のため優先的に援助すべきことは同法の精神とするところであり、これら合併町村に対する政府の措置は、今後の町村合併の促進に至大の影響があるのみならず、実に地方自治の将来を決するものであることに深く思いをいたし、政府各省はよろしく一体となり、各種補……

第19回国会 地方行政委員会 第26号(1954/04/23、3期、緑風会)

○小林武治君 私は自動車局長に伺つておきたいのでありますが、自動車の税金のことで、バスとハイヤー並びにトラツク輸送、この点につきまして、このたびの改正案では、一方は外形標準課税をそのままにし、一方はこれを外したと、こういうことになつておりますが、これについて運輸行政の面からはやはりさようなことがよろしいと、どういう意見を持つておるか、ちよつとお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 トラツクとバスとの運賃の認可と申しますか、これらについては何か差違があるかどうかを伺いたい。
【次の発言】 そうすると、運輸省ではバスとトラツクとの間に課税の標準をどこへおくかということについて差別をつける何も……

第19回国会 地方行政委員会 第29号(1954/04/27、3期、緑風会)

○小林武治君 長官に伺います。今競輪等は今後許可しない、成るべくしない、誠に結構で、私どももああいうものは大反対。あんなことは要するに寺銭で地方財政を維持するということは本当に邪道だと思うのでありますが、又最近モーター・ボート競争、こういうものがほうぼうに話があるのですが、これも同様に扱われるつもりかどうか、伺つておきたい。
【次の発言】 今の許可はこれは通産省か何かでやつておると思いますが、自治庁は協議を受けますか。
【次の発言】 若し協議を受けるなら、そういう趣旨で以て私は新規の許可はやめるべきだ、こういうふうに思うのでありますし、又既存の施設につきましても、弊害のあることはむしろお役所は……

第19回国会 地方行政委員会 第30号(1954/04/28、3期、緑風会)

○小林武治君 今のお話は、地方税に関する限りは六日に持ち越すということはもう我々のほうの話合いではできないと、こういうふうに思いますが、委員長適当にお諮り願いたいと思います。
【次の発言】 お話は今日お聞きするならいいが、ともかく我々のほうは我校のほうのあれもあるし、もう少し早くお申出願うと大分好都合だと思うのですが、余り差迫つてのお話ですが、その点はどうも私ちよつと遺憾に思うのであります。とにかく日も差迫つていることでありますから、そのつもりで一つ処理せられたい、こう思います。
【次の発言】 私に希望を申上げるわけでありますが、今のようなお話ですと、合同審査というような形をとらんでも、建設委……

第19回国会 地方行政委員会 第31号(1954/04/30、3期、緑風会)

○小林武治君 関連して……。秋山さんのおつしやつているようなことは、実際問題として私は必要じやないかと思うので、とにかく今度は個へ事業者が一番恐れているのは、いわゆる完全な所得税附加税的な恰好になつてしまう。従つて地方で以て特殊の事情があつても府県には裁量の余地がない。こういうことをまあ非常に心配しておりますが、何か私は今年の問題でどうしようとか、こういうことでなくてもいいのですが、そこに多少の斟酌の余地を与えるような法制上の措置がとれないであろうか、こういうことを一つお聞きしておきたい。
【次の発言】 個人事業税の滞納が非常に多いが、その調査はありますか。

第19回国会 地方行政委員会 第32号(1954/05/04、3期、緑風会)

○小林武治君 関連して……。ちよつと念のために伺つておきたいが、交付税の率が百分の二十から二十五になつた、あの際に恐らく地方の今年の税の減収による財政計画というものが出されたに違いないと思うが、その村政計画は大蔵省と自治庁でお話合いの上で出たものかどうか、それを伺つておきたいといます。
【次の発言】 そうすると、それは衆議院が一定の財政計画の基礎に従つて直したと、こういうふうには政府では見ておらないのですか、というふうにとつてよろしいのでございますか。
【次の発言】 そうすると、その数字には自治庁は関与しなかつた、こういうことになりますか。

第19回国会 地方行政委員会 第33号(1954/05/08、3期、緑風会)

○小林武治君 只今議題の地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案につきましては、従来の平衡交付金制度を変えて一定金額を地方に交付する交付税の制度に改変することが骨子であるのでありますが、この制度そのものにつきましては、私どもこれに賛成するものであります。従いまして衆議院送付案はおおむねこれに賛意を表するものでありますが、その一部につきましては、この際我々として修正案を提出いたしたいと存じます。  その故は、衆議院におきまして、政府が交付税の内容といたしまして所得税、法人税及び酒税の百分の二十をその内容とするというのが政府原案であつたのでありまするが、この原案につきまして衆議院におきましては百……

第19回国会 地方行政委員会 第35号(1954/05/12、3期、緑風会)

○小林武治君 参第十二号、公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由並びにその内容の概略を御説明申上げます。  正しい民主政治確立の基礎として選挙制度が大きな役割を持つていることは申すまでもありません。これがために国会においては衆議院に公職選挙法改正に関する調査特別委員会、参議院地方行政委員会に公職選挙法改正に関する小委員会が設置されて、それぞれ慎重に審議を続けられておりますが、何分問題が広汎多岐に亘つておりますために、未だ成案を得るまでに至つていない現状であります。然るに最近の政治情勢に鑑み、政界粛正のために最も緊要且つ効果的と思われる部分についてだけでも重点的に公職選挙法の改……

第19回国会 地方行政委員会 第37号(1954/05/15、3期、緑風会)

○小林武治君 もうこの問題は大分論議されて来ている問題だから、特に逐条的に説明申上げるという必要もあるまい。又この前の提案理由の説明の中でも一応の説明はいたしておりまするから、特に一つ御質問があればお答えする、こういうことにいたしたいと思います。
【次の発言】 選挙費用というのは、要するに最大公約数をきめる、こういうことになるのでありまして、上は限りがない。従つてその最低の選挙費用がどの程度でやれるか、こういうようなことの一応の見当でこれをきめる。併しこれを結論的に実際これだけかかるからというふうなきめ方もこれは如何かと思うんです。一応現在の物価の値上りとか、或いは労賃の値上りとか、そういうも……

第19回国会 地方行政委員会 第38号(1954/05/17、3期、緑風会)

○小林武治君 全体としては復活しない……。

第19回国会 地方行政委員会 第41号(1954/05/21、3期、緑風会)

○小林武治君 杉村先生に一つ伺いたいのですが、先生は最初この法案は今時期尚早だ、こういうことをおつしやつておられるし、又地方自治法を変えて、或いは府県の国家的性格を強くする、こういうようなことをおつしやつておられるのでありますが、然らば果して時期が尚早でない時が来るかどうか、この法案でやれるときが来るかどうか、こういうことを伺つておきたいのであります。他のお二方の議論は極めて明確にお聞きしたのでありまするが、先生の意見は私どもお聞きすると、極めて割切れない感じを持つておるのでありますが、その点時期尚早とかでなくて反対かどうか、或いは私が重ねて申上げるように、この法案が適当となる時期が来るものか……

第19回国会 地方行政委員会 第42号(1954/05/22、3期、緑風会)

○小林武治君 今の、実はこの委員会の議論がまるで教育委員会が絶対必要だというような議論になつておるんでありますが、私の聞くところによれば党の中には反対のかたもおられる。従つてどうも議論が変な恰好に考えられておる。私としては市町村の教育委員会には絶対反対するものであると、即ちこの委員会必ずしも委員会の存続を全部が賛成しておるものではないということは、私は政府当局も心得ておいて頂きたい。従つて大蔵省におきましてもこの委員会が皆教育委員会の存続を希望しておるというような考え方ではなくて、私はやはり大蔵省は大蔵省の立場として、世間の声も聞いて、この問題については文部省と相談される必要がある。こういうふ……

第19回国会 地方行政委員会 第43号(1954/05/24、3期、緑風会)

○小林武治君 私どもの主張は決して百八十度の転向をいたしておりません。実は提案者としましては、全部が一括して通ることを希望するのは当然であります。ところがこれを提案した当時の状況としては社会党の左派も反対である、小選挙区には反対である、自由党もこれは態度を保留せざるを得ない、こういうことになつて、当時の事情としては全体を含めたものが参議院を通過する見込が薄い、こういう状態にあつたのであります。従いまして、私どもはこの全体の、或いは大部分でも通ることが通らないよりかいい、こういう主張であるのは当然であるのでありまして、小選挙区だけが問題になつて全体がストップする、こういう事態であるならば、選挙区……

第19回国会 地方行政委員会 第44号(1954/05/25、3期、緑風会)

○小林武治君 私も二、三質問をいたしたいのでありますが、私もこのたびの警察法の改正というものは、現在の自治体警察その他の実情から見まして、或る程度適宜な、時宜に適した改正である、こういうふうに考えておるのであります。即ち二十二年の警察制度の改正というのは警察を民主化するというきれいな名前は使つておるのでありますが、その真意が必ずしもその名のごとくあつたとは考えられないのでありまして、恐らく日本の治安状態を悪くする、という言葉はどうかと思うのでありますが、警察の弱体化を狙つた、こう思わざるを得ないのでありまして、私ども常に当事者といたしまして、この点痛感いたしておつたのでありまして、その意味から……

第19回国会 地方行政委員会 第46号(1954/05/28、3期、緑風会)

○小林武治君 私は宮崎参考人に一つ伺つておきたいのでありますが、あなたは先ほどの言明で、あなたの部下の警部補からあの報告を受けたと、こういうことになつております。その結果については、あなたは重大なことで、又場合によれば漂然とするようなことであると思つたと、こういうふうに言われておりまするが、これらつのことについて反対だとあなたは思つて、かような教育をやめるように国警長官に申入れたことがあるかどうかを先ず伺つておきたい。
【次の発言】 それで昨年二月からの講習の話をされておりましたが、その後も講習生をあなたは派遣しておられたかどうかを聞きたい。

第19回国会 地方行政委員会 第48号(1954/06/01、3期、緑風会)

○小林武治君 ちよつと関連してお尋ねいたしておきます。その指定市の警察本部長は恐らくいわば警視正以上のものだと思いまするが、これは国家公務員として国家公安委員会が任命される、そういうふうに了解していいわけですか。
【次の発言】 従いましてその市警の本部長は当然府県の警察本部長の部下として単に事務を分掌するに過ぎないと、こういうふうに了解しておりますが……。
【次の発言】 これは差挾んで大変恐縮ですが、一つ伺つておきたいのであります。  それはこの二、三日実は自治警のかたがたがおいでになりまして、給与のことについていろいろの配慮ができておることは誠に有難いが、ただこの退職した、今後退職する者の恩……

第19回国会 地方行政委員会 第51号(1954/06/09、3期、緑風会)

○小林武治君 質疑いいですか。
【次の発言】 この譲与税に関連しまして、地方財政のことをちよつとお尋ねいたしたいと思いまするが、今年度は交付税の成立、或いは税法の成立等によつて年度当初における地方財政が非常に金繰り、資金繰り等の困難を来たしたということでありますが、その後の情勢はどういうふうになつているか、一応御説明を願つておきたいと思います。
【次の発言】 どうも説明がたどたどしくて私の頭に入りにくいが、一つ至急表をお作りになつてそれをお示し願いたい。もう一つ伺つておきたいことは、国会の審議が遅れたために地方が資金等に非常にお困りになつた、従つてどういうふうな措置をとられたか、それを一つお伺……

第19回国会 地方行政委員会 第52号(1954/06/10、3期、緑風会)

○小林武治君 私はもう少し根本的なことを伺つてみたい。一体これは議員立法であるが、政府はこの法案をどういうふうに思つているか。これはむしろ大臣に聞きたいくらいの問題ですが、この法律を本気で扱おうとしているかどうか。この心構えを伺つておきたいと思います。
【次の発言】 普通の考えから言えばこの法案の構えば少し大き過ぎるぐらい大きい、こういうふうに思つておるのであります。奄美大島が全部で十二万町歩の面積と、又人口二十万、こういう建前からすれば、この法案の構えというものは非常に大きくできている。構えば構えとして、構えだけで終つて内容が非常に乏しいというふうなことに私は心配がありはせんかということを憂……

第19回国会 地方行政委員会 第54号(1954/06/14、3期、緑風会)

○小林武治君 私はこの法案は機宜を得た法案として賛成をするものでありますが、この際是非御注意を申上げておきたいことは、かような計画はとかく構えが大き過ぎて内容がこれに伴わない、こういう傾きがあるのでありまするが、この実施に当りましては、できるだけ適切な計画を立てて、而して適切な実施をするようにということをくれぐれも御注意を申上げておきたいのであります。即ち徒らに厖大な或いは不要な計画を立てて悔を後日に残さないように初めからできるだけ実効を挙げるような計画を立てて、そしてこれを忠実に実施する。このためには計画がばらばらになつてはこれらの円満な実施を妨げる。即ち自治庁はそう力が大きいものとは思わな……

第19回国会 予算委員会 第12号(1954/03/13、3期、緑風会)

○小林武治君 私は政府に対して二、三質問を申上げたいのでありますが、本朝は私は副総理の出席を要求しておいたのでありますが、副総理が無断で外出をされた、こういうことでありまして、誠に遺憾に存じます。今後さようなことのないように特に一つ御留意を願いたい。その点委員長から御注意を願いたいと存じます。私は質問につきましては極く地味な質問でございまするが、政府のほうにおきましても、どうぞ一つ予算委員会の質問などというものは、五分か十分熱いお湯へ入つているつもりでおればそれで済む、こういうふうなお考えでなくて、まじめにお聞きの上に一つお考えを願いたい、こういうように冒頭に申上げておきます。  最初に私がお……

第19回国会 予算委員会 第19号(1954/03/22、3期、緑風会)

○小林武治君 関連して。今農林大臣のお話だと非常に重要な仕事であるから地方もこれに協力しなければならん。こういうお話でありますから、そういたしますと土地改良のごときものは非常に大切だ、地方も協力しなければならん。こういうようなことになつて今後予算が窮屈になつて来たら国もやるけれども地方ももつと協力せいということで、補助金は大幅にその交付率というものが削限されるというお含みでおつしやつておるのですか。

第19回国会 予算委員会 第20号(1954/03/23、3期、緑風会)

○小林武治君 私は副総理の出席も要求しておるのですが…。(「小林君やめろ」「恰好だけはつけなきやいかん」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私は先ず本予算案が提案されたことを極めて遺憾に存ずるものであります。というのは、政府は前二回に亘まして、本予算を不用とするための法律案を国会に出されたのでありまするが、いやしくも一旦政府が不用として決定したものを軽々しくこれを変更するということは極めて政府の不見識を暴露するものでありまして、何故に三度この法案を出さなかつたか、その理由を一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これらの法律が審議未了になつたということにつきましては、私ども極めて不明朗な空気を看……

第19回国会 予算委員会 第21号(1954/03/26、3期、緑風会)

○小林武治君 私はこの際本予算成立後の執行につきまして政府の見解を伺つておきたいのであります。即ち本予算案は畢竟いたしますに、昭和二十八年度における義務教育費国庫負担金の不足分を追加補正したものであるから、この二十七億八千万円の予算の執行に当りましては、すでに国庫負担金の概算交付を受けたる府県のうち、著しくその不足を訴えつつある事実にも鑑みまして、本予算の支給の対策を東京、大阪、神奈川等の三都府県に限定しないで、既定予算と合せて一本としてこれを府県間に公正に配分交付すべきものと思うのでありますが、このことにつきまして文部大臣の考え方を伺つておきたいのであります。

第19回国会 予算委員会 第27号(1954/04/23、3期、緑風会)

○小林武治君 私はこの際二、三事務的のことを政府に何つておきたいのでありまするが、この只今議題になつております特別会計でありますが、私はかような少額のものをあえて特別会計にする必要はないではないか、かように考えるのでありまするが、若し併しこの援助がなお今後も数年継続されるとするならば意味があると思うのでありますが、その辺の見通しを一つお伺いしたいのであります。
【次の発言】 この援助資金の使用の対象でありますが、これにつきましては昨日まだ政府部内において議がまとまらない、こういうのでありますが、これを使用するにつきましては、又これは汚職その他の原因にもなり得る、従つてこれの融資等につきましては……

第19回国会 予算委員会 第28号(1954/04/24、3期、緑風会)

○小林武治君 只今本田さんから原爆被害の質問がありましたが、これに関連して一つ伺つておきたいと思いますが、この被告の問題は、安藤国務大臣が主官に当つておるそうでありまするが、この被害を受けた第五福岡丸のその後の処置を如何なされたかということをお伺いしたい。
【次の発言】 打上は結構でございますが、もう相当期間も過ぎておりますし、焼津の現世におきましては、船がそのまま繋留されておるということは漁業その他に非常に支障を来たしておるし、又焼津の市民といたしましてもいろいろな問題を起しおるのでありまして、折角買上げられたならば、これを適当の場所に曳航するなり、解体するなり、その処置をしなければ非常な迷……

第20回国会 地方行政委員会 第1号(1954/12/03、3期、緑風会)

○小林武治君 私は、このたび中田先生を地方行政委員会の委員長としてお迎えしたことを非常に歓迎するものであります。委員長の該博な知識と、又立派な会議運営の能力とによつて、この委員会が円満に運営されることを特に希望するものでありまするが、この際一言申上げておきたいことは、私が申すまでもなく地方行政委員長は国会の委員長である、こういうふうなことは特に一つ御認識の上で、大局的立場に立つて本委員会を円満に、そして又適当に運営されることを特に希望を申上げておきます。

第20回国会 地方行政委員会 第2号(1954/12/04、3期、緑風会)

○小林武治君 もう相当詳しく説明を聞いたですが、あと質問でもあつたらそういうふうにして……。
【次の発言】 まあこの法律案は、大体選挙運動の方法が主となつて、実質的に一番大きな問題は連座規定の問題だと思うのですが、この連座規定の免責規定を除くということは我々の強い主張でありまするが、それについて今度の法案には珍しく「おとり」などという言葉を使つて、そうして或る程度の又抜け道を作ると申すか、そういうような方法を講じた。この点は我々としてもむしろ不満足に思うのですが、これは法制局にお聞きしたいのですが、「おとり」なんという言葉が一種の法律規定の言葉としてあるのですか。

第20回国会 地方行政委員会 第3号(1954/12/06、3期、緑風会)

○小林武治君 本案につきましては、当委員会としてはしばしば協議懇談を重ねた結果でありまするので、この際本案についての質問討論等は省略いたして、直ちに採決に入ることの動議を提出いたします。
【次の発言】 緑風会を代表して本案につきましては賛成をいたすものでありますが、それにつきまして、二、三我々の希望を申述べておきたいと思います。  今回の改正は、私どもから見れば極めて不満足だとこう言わざるを得ないのでありまして、改正そのものにつきましては選挙運動法方等、形式的なものが多くて、選挙の粛正というふうなことについての実質的の規定が極めて乏しいということを遺憾とするものであります。又選挙運動方法につき……

第21回国会 地方行政委員会 第1号(1954/12/15、3期、緑風会)

○小林武治君 選挙期日は自治庁できめるということはできないですね。大体の標準を示すとか、希望を示すとか、こういう程度でしようね。それは如何でしようか。
【次の発言】 今の問題で、法律等を出す意向があるかどうかということは。
【次の発言】 そうすると、その選挙期日をきめるという場合には、その法律を選挙期日からどのくらい前に出さなければならない、こういうふうに思つておられるか。
【次の発言】 現在の政治情勢で予想し得るところは、もう今後恐らく一月中に解散がある。従つてそれを実施する法律の通る余地がない。新しい国会はおそらく三月になる。従つてその法律が直前に出るということは非常に困難でありまするが、……

第21回国会 地方行政委員会 第2号(1954/12/20、3期、緑風会)

○小林武治君 今のに関連して伺つておきたいのですが、二十国会で公職選挙法が改正されて、特に公務員の事前運動については普通の人の事前運動よりか刑罰を倍加する、こういう規定がまあできたわけです。で、これについて公務員の事前運動というのは多少普通の人の事前運動とは変つた向きもあろうかと思うのですが、この法律を運用されるについて、公務員の事前運動というものを具体的にどの程度のものを自治庁等はこの法律解釈として考えているかということを、もし伺えればけつこうですが。
【次の発言】 いまの例えばその本人が、又何人かが具体的に立候補するまでは取締りの途がない、こういうことはいろいろな支障があるのですが、例えば……

第21回国会 地方行政委員会 第4号(1955/01/24、3期、緑風会)

○小林武治君 この附則の五の適用を受けると予想されるようなものがあるかどうか、伺つておきたい。
【次の発言】 なお、政府側に伺つておきたい。大臣からお聞きしたいが、もしこの案が成立をしないという場合には、この附則五の関係はどういうふうになるかを伺つておきたい。
【次の発言】 何か解散の関係もあつて、政府が、この法案がもし通過しない場合には、緊急集会を求めるというふうに流布されておるのであります。その点は、あなたに聞くのも無理かもしれぬが、大臣はかわつて一つお答え願いたい。
【次の発言】 その点は、私どもまだよく研究しておりませんが、緊急集会で処置できると、こういうような解釈になつておりますか、……

第22回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1955/07/31、3期、緑風会)

○小林武治君 先ほどからのお話がありますが、郡委員長がここの小ぜり合いで負傷した、あるいはけがをしたということは、これはまぎれもない事実であります。あなた方はそばにおってわからないと言いますが、私はこちらで見ていれば、郡委員長は相当こずき回されたと申しますか、相当突かれたり押されたりしておったことは事実であって、私はああいう、いわば暴力でないとするならば、実力と申しますか、腕力と申しますか、そういうものによってああいう負傷が出たということは、まぎれもない事実であります。従いまして私はかような事実については委員会としては大いに反省もし、また委員会として郡君をお見舞することをきめても一向差しつかえ……

第22回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1955/09/08、3期、緑風会)

○小林武治君 関連して。  今、官房長官のお話でありまするが、伊能君が言われたように、われわれとしては今の財政再建措置法が通れば、当分の、しばらくの地方財政のしのぎはできる。従って今おっしゃるような税制関係やら、あるいは交付税関係などというものを待つ必要はない。それは当然通常国会の議題に相なるべき問題で、あなたがそうおっしゃっても、今のような問題を臨時国会にお出しになるとは、われわれは考えておらない。従って交付税の問題にしましても、これは特に臨時国会でやらなければならん問題であるとは思わない。今の財政再建法の問題が当面の問題でありまして、これが今お話のように十一月末に開かれる、こういうことであ……

第22回国会 議院運営委員会 閉会後第4号(1955/09/10、3期、緑風会)

○小林武治君 この間の話が出た冷房装置のことは、別段変りありませんか。その後衆議院の意向を聞くとか、あるいは私が前に本会議の議場の冷房などやめたらどうか、こういうようなことも申し上げておきましたが、その点は一つ、ぜひお考え願いたいと思います。
【次の発言】 この間説明聞いたから、大体済んでおりまするが、この委員部で人をふやすという案があったですね、これらも私ども内容よくわかりませんが、できるだけ人員の増加はしないでほしいということを重ねて希望だけしておきます。
【次の発言】 こればお聞きするところによると、この図書館の運営とか、予算の問題は、理事会で一応お調べになるということをおきめになったと……

第22回国会 議院運営委員会 第22号(1955/06/08、3期、緑風会)

○小林武治君 私は、今回の予算の修正につきましては、内容も相当重大である。従って政府はむしろ自発的にこれを本会議で説明した方が、政治道義の上から言うて好ましいと思います。(「異議なし」「その通り」と呼ぶ者あり)これらの点につきましては、私は、政府の良識に待つべきものといたしまして、私どもがあえて要求をして、これを求めるということには反対をするのであります。

第22回国会 議院運営委員会 第49号(1955/07/30、3期、緑風会)

○小林武治君 私の方は、加賀山委員からすでに発言がありましたように、この問題は外務委員会等で十分審査すべきである。従って委員会審査省略そのことに反対している。こういうことでありまするから、この上理事会等で案文の相談をするということは適当でない。こういうふうに考えております。  しこうして今松岡君からお話がありましたように、もう相当本会議に上程すべき議案も輻湊している、こういうことでありまして、その方の関係はどういうふうになさるか、その点を一つ伺っておきたい。
【次の発言】 かれこれ申し上げているのではありません。質問をしているだけでありまして、とにかくわれわれはこの問題に対して審査省略をするこ……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1955/09/21、3期、緑風会)

○小林武治君 臨時国会のお話が出ておりまするが、私は長官の御返事を聞いていると多少気強く思いますが、私は長官は必ずおっしゃった通りにはできない。すなわち臨時国会におきまして、根本的な財源措置などということをあなたがやろうといってもできないと思います。ことに先ほどから問題になっておる二十九年度の赤字はどういうふうにして始末されるつもりであるか。現在われわれが継続審査中の再建措置法案は二十八年度までの赤字しか出ておらぬ。従ってもうすでに百八十何億二十九年度の予算に赤字が出ておる。これをどういうふうに措置するかが一番の問題じゃないかと思います。二十九年度についてはどういうふうにお考えでありますか。

第22回国会 地方行政委員会 第3号(1955/05/17、3期、緑風会)

○小林武治君 警察の問題で残った問題、今後問題になることは、この六月一ぱいで五大市の警察がなくなる、こういうことになっておりまするが、それの移管と申しまするか、こういうことについての準備はどんなふうになっておりますか。
【次の発言】 今の問題につきまして、私どもうわさに聞きますれば、この五大市の警察がまた実施を延長しよう、こういうふうな動きが相当ある、こういうことも聞いておりますが、これらについては何かお聞きになっておるかどうか、それを伺っておきたい。
【次の発言】 今の問題、私どもは一ヵ年ああいう臨時的措置をすること自体にも相当不満があったのでありますが、従いまして、これらの存続ということは……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1955/09/22、3期、緑風会)

○小林武治君 遊興飲食税のことなんですが、公給領収証は法が成立してから非常に反対が強かった、このことについてある政党の関係者は次期の国会において直すからがまんしろ、こういうようなことを言った、また業界新聞によれば、そういう趣旨で引き下ったというようなことが書いてある。自治庁ではこれらの点について何か聞き及んでおるかどうか、お聞きしたい。
【次の発言】 私どもはこの公給領収証を出すということが遊興飲食税の把握ということのためにぜひ必要で、また正しいやり方だと思ってこういうふうに支持してやっておりますので、自治庁としてはこれを一つ適正に施行するという心がまえをくずさないように特に希望しておきます。……

第22回国会 地方行政委員会 第4号(1955/05/19、3期、緑風会)

○小林武治君 先ほどからお話しが出たのでありまするが、地方財政計画というようなものは私は大して意味がないと思う。ことに今までおそらく何年も財政計画を出しましたが、初めから赤字を見込んだ財政計画を出したことがない。ところが、ことしはとにかく我々ほとんど公式的に百四十億の不足のある財政計画を発表されたと、こう断定していいと思うのですが、これは私は自治庁としましては、ふてくされた考えである、こういうふうに言わざるを得ない。あるいは大蔵省に対する一つのレジスタンスというか、こういうふうに考えるのでありますが、こういう百四十億も足りないということは、大臣が承知して発表されたものであるかどうか、この点の一……

第22回国会 地方行政委員会 第5号(1955/05/24、3期、緑風会)

○小林武治君 今説明がありましたが、要するに二つの府県にまたがる合併、こういう問題について、自治庁の基本的な考え方と申しますか、これを奨励するか、あるいはしばらく保留したいのか、その点どういうふうに考えておられるか、伺いたい。
【次の発言】 ただいまの問題は調停委員に付されておると、こういうことでありまするが、あの結果の扱い方は法規的にどういうことになりますか、その点を伺っておきたい。
【次の発言】 お話のように調停というのはあくまで調停で、両者の妥協、話し合いができなければ調停は効果を現わさない、こういうことになるのですか。
【次の発言】 その場合のことを、あと何かお考えがありますか。

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1955/10/11、3期、緑風会)

○小林武治君 私は小柳委員とともに愛媛、香川、徳島の二県下における地方行政の実情、特に財政を重点として調査したのでありまするが、これらの結果につきましての詳細は書類をもって御報告を申し上げまするので、さよう御了承をいただきまして、右につきまして二、三の視察の結果についての感想を一つ申し上げておきたいと存じます。  大体のところ、これらの三県の中で愛媛県並びに徳島県が赤字県であります。また香川県は多少の黒字を出しておる、こういうふうになっております。すなわち愛媛県は約二十九年度においては五億数千万円の赤字が出る見込みであります。香川県は二十七年度は一億数千万円、また二十八年度におきましては七、八……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第7号(1955/10/13、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(小林武治君) 理財局長の方からこの前のことに関連して、何か御発言ございますか。
【次の発言】 ただいまの主計局長の説明並びに理財局長のお話に対して御質疑ございますか。
【次の発言】 最後に私、一つお聞きしておきますが、臨時国会で……これは大蔵大臣に伺うのが相当ですがおいでにならぬ、従って主計局長、事務当局に伺っておきますが、三十年度の地方財政に対しては、財源措置を臨時国会でする必要がないと、こういうふうにお考えになっているかどうか、それをお聞きしたい。
【次の発言】 そうすると補正予算はお出しになる意向はないと、こういうことにわれわれとしては考えるべきでしょうか、こういうことを一つ伺い……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第8号(1955/10/14、3期、緑風会)

○小林武治君 自動車局長がおいでになったので、ついでと申しては悪いのですが、県に陸運事務所というのがありまするが、陸運事務所の機能が果して十分発揮されておるかどうか、たとえば免許の条件として自家用自動車というものが貨物自動車などがあって、これが営業的な行為をし、しばしば人を殺しておる、これら取締りもできておらないということで、要するに自動車運送の混乱を地方では来たしておる。すなわち陸運事務所は十分役に立っておらない。あるいは場合によっては廃止してもいいのじゃないか。要するに余分な役所がある、こういうような考え方を地方で相当持っておるのであります。その点についてはどういうふうにお考えになっておる……

第22回国会 地方行政委員会 第9号(1955/06/03、3期、緑風会)

○小林武治君 先ほどからの総務部長の答弁を聞いておりますと、私もきわめて遺憾に思います。しかしながら、これは事実問題でありまして、この席でもってお互いに言い合うということは、これ以上はむだだ、こういうふうに思うので、この問題はわれわれがまた独自に調査する機会もあると思う。要は、これはわれわれ委員としていかなる心証を得るか、こういう問題で、厳重な糾明というものは事実上できません。従いまして、私はこの問題はこの程度に打ち切っておきたいと思うのでありますが、それにつけましても、これは午前中栗山君から知事の出席しないことは不都合である、こういう発言があったのでありますが、私もこれは同感に思うのでありま……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1955/10/15、3期、緑風会)

○小林武治君 きのう行政部長が、町村合併で熱海の泉区のことについての情勢のお話があったのでありますが、あれにつきまして、泉区の関係の紛争を調停委員に付したのが三月の末、それから今日までじんぜんとして調停案が出ない。これはどういう事情によるものか、一応一つ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 現地はお話のような調停案が出るためには平静に帰るべし、こういうお話で、さような情勢に今なっておる、こういうことでありまするが、従いまして調停は一日も早く出されるのが然るべきだ、こういうふうに思いまするが、これは行政部長に聞くのはどうかと思うが、これらが一体いつごろ出されるようなお見込みであるか、あるい……

第22回国会 地方行政委員会 第10号(1955/06/14、3期、緑風会)

○小林武治君 この法案の形式のことでありまするが、銃砲刀剣類等所持取締令、これを法律の題名を変更することができませんか。令なんということを言わないで……。
【次の発言】 今お答えがありましたが、これはまあ要するにポツダム政令というもので、こういうものの結果だと思うのです。そういうものが早くなくなる、こういう意味からも私は新例を開いて取締法とはっきりした方がいいじゃないかと思うのでありまするが、いけないという根拠はありますか。
【次の発言】 大臣に伺っておきたいが、私たちは令というようなことはなるべくなくしたい。こういうふうに考えておりまするが、そういう新例を開いたらどうかと思いますが、どうです……

第22回国会 地方行政委員会 第12号(1955/06/21、3期、緑風会)

○小林武治君 この法律の名称についてこの前質問をしたのでありますが、これはいろいろの都合で今直せないということでありますが、私どもが考えるには、この所持取締令というのはポツダム政令から出ておる。ポツダム政令というのは、どなたがお考えでもわかるように、占領政策を実施するために出た政令で、臨時的なものである。従ってこれの存続期限というものはおのずからその臨時的と、こういうふうな制限があるべきものと思います。こういうふうに考えておりまするが、このたびの改正のように、飛び出しナイフあるいはあいくち等、ほとんど恒久的の立法でもっていたすべき当然の私は規定である、こういうふうに思うのでありますが、そのゆえ……

第22回国会 地方行政委員会 第13号(1955/06/23、3期、緑風会)

○小林武治君 私どもは、特に交通事業についてこういう感じを持っているのでありますが、交通事業なんかは普通の民間の営利事業として経営されておる。ところがこういう公営事業につきましては、事業税も払わぬし固定資産税も全然払っておらぬ、こういうことであるからして、いわばそのコストが非常に安くなる。こういう関係であるから、普通の営利事業が営むのに比べて料金等も低廉であってしかるべきだ、こういうふうに思いまするが、この料金の認可などについては、自治庁は全然関与されておらぬ、こういうことですか。
【次の発言】 これはまあ自治庁としては、住民の利益、こういうものについては関心を持つべきでありますが、いやしくも……

第22回国会 地方行政委員会 第15号(1955/07/05、3期、緑風会)

○小林武治君 今の問題に関連して、警察庁からこういうふうな協力団体は解散をできるだけしたらどうかと、こういうふうな通牒を出す意向はありまんか。
【次の発言】 今のような連絡をされたなら、その書面を一つこちらに出してもらいたい。それから財政部長は大体やれる、こういうお話しでありまするが、大体警察費も交付税の算定基礎で相当配付されておる、どうですか、今国からやる費用のほかに純粋な都道府県の地方費の負担になるというふうなのがどのくらいあるか、これを一つ伺いたい。
【次の発言】 昭和二十九年度はあとで四十億補給したとこういうことで、府県の計上の警察費予算とあなたの方でもって財源措置をしたものとの比較は……

第22回国会 地方行政委員会 第17号(1955/07/08、3期、緑風会)

○小林武治君 私は大麻国務大臣のお答えで大体了承いたしますが、この国会中にでも警察庁の措置について御報告下さいますか。
【次の発言】 先ほどからお話にありましたが、この間の警察庁の答弁というのは、われわれとしてはきわあて不満であったということをよくおわかりになったと思います。要するに、国家公務員として予算が足りないから寄付をもらってやるんだ、こういう考え方はもう絶対に払拭しなきゃならぬというふうに考えております。足らなければ取る、予算がなければ使わない、これがもう役所の建前であることはよく御承知になっておると思います。ただいま秋山委員からお話がありましたように、そういう考え方はぜひやめてもらわ……

第22回国会 地方行政委員会 第23号(1955/07/21、3期、緑風会)

○小林武治君 こういう通牒を出されたのはけっこうですが、これの実施状況はどういうふうにお調べになりますか。
【次の発言】 期限を付せというのは無理かもしれませんが、そういうものはこの際はない、そういうふうに承知すべきですか。

第22回国会 地方行政委員会 第24号(1955/07/22、3期、緑風会)

○小林武治君 井藤先生にお伺いしたいが、先ほどのお話のように、一体自治体というものは行政を自主的にやる、こういうことはある程度の財政の独立、こういうことと必ず伴わなければならぬじゃないかと思いますが、今のように全国のうちの七つの県の税金が一割にもならない、こういうようなものでもいわゆる自治体であるのかどうか、すなわち大部分国庫に依存している。それでも自治体であると言っていいのか、また自治体と称していいのか、こういうことについてはどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 そうすると、結論といたしまして、まあどれほどの財政援助を受けても今はこれはりっぱな自治体として強化をさせていくと、こう……

第22回国会 地方行政委員会 第27号(1955/07/28、3期、緑風会)

○小林武治君 大蔵大臣に伺っておきたいのでありますが、私は昨今の状態を見まして、地方財政というものが全く破局的な様相を呈しておると思っております。従いまして、この問題はいつも申すように、一自治庁長官だけの問題ではなしに、内閣自体がほんとうに取り組むべきであると、こういうふうに考えておるのですが、これについて大蔵大臣は地方財政をどういうふうに思っておられるか、こういうことをまず伺っておきたいと思うのであります。ほんとうに困っていると思うか、何とかやれると思っているのか、その点を一つお伺いいたします。
【次の発言】 私はもう始終申しておるのでありますが、この赤字の原因というものは必ずしも中央だけの……

第22回国会 地方行政委員会 第28号(1955/07/29、3期、緑風会)

○小林武治君 自治庁当局はこの法案についてどういうふうに考えておられますか。
【次の発言】 ここに政府の監督というふうなことばが書いてありますが、事実はどこで監督されますか。どういうふうな方法で。
【次の発言】 その政令は、やはり総理大臣と大蔵大臣と共管の政令、こういうことになりますか。
【次の発言】 実際上どの程度の監督をされるのか、こういうふうなことはどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 提案者に伺いますが、これを拝見しますと、出資は債権である。従って債権の形において保証ということが一体どれたけできるか、あるいはその回収見込み、この方法によってどういう効果が上げられるか、こういう……

第22回国会 地方行政委員会 第29号(1955/07/30、3期、緑風会)

○小林武治君 こういうのがもう年中行事のようになって出てきておるので、何か毎年こんなものを出さぬようにしたらどうかと、こういうふうに私は思っております。とにかくこれでどのくらい一体起債が予定されておりまするか、それをまず伺っておきたい。
【次の発言】 そうすると、起債全体がこれによって異同を生ずることはない、こういうことですか。
【次の発言】 今の、先ほどお話しのように、要するに今年の年度の起債のワクでもってまかなえる、こういうことになるか、その起債のワクをまた別に広げなければならぬことになるかということが非常に大きな影響がある問題ですが、しかしこの災害については大方見当くらいはおつきになって……

第23回国会 地方行政委員会 第3号(1955/12/08、3期、緑風会)

○小林武治君 この選挙法の改正法律案は、主として参議院議員の選挙運動についての規定でありまして、前回も委員会提出として衆議院へ送付したものをほとんどそのまま送付する、こういうことでありまするので、この委員会におきましてもこの案をそのまま認めて参りたい。ただこの法律案の施行期日の問題につきましては、今後の実施の都合からこれを昭和三十一年二月一日にする、こういうふうな手直しをすると同時に、漁業法並びに農業委員会等に関する法律、この関係の選挙運動の関係上、事務的の追加をいたしてこれをまとめて、委員会の審査を省略して、委員長提出で本会議に諮ったらどうか、こういうふうに思います。この点を一つお諮り願いた……

第23回国会 地方行政委員会 第6号(1955/12/12、3期、緑風会)

○小林武治君 私は 順次質問いたしますが二、三主なことを伺っておきたいのは、先ほどから議論になった今年の財源措置の百六十億円は、単位費用の改訂の点から見ても消費的な経費にこれを充当しないということが政府当局の意向でありまするが、この金がもし政府の期待するような方面に流れないで、そうして消費的経費に多く流れたというふうな事態の起った場合には、自治庁はどういうふうに措置されるか、この点大臣から一つ。
【次の発言】 これはもう心配を持っておられることはけっこうでありますが、事実生ずるということをわれわれはもう予感をしておるのでありまするが、そのときのことをお聞きしておるので、これはないということはあ……

第23回国会 地方行政委員会 第7号(1955/12/13、3期、緑風会)

○小林武治君 再建措置法の関係でありますが、二十九年度の赤字に対する処理の問題が今まで少しも明らかになっておらない。これは前回の委員会の際に前の長官に尋ねましたところが、二十九年度の赤字は大体百八十億前後、従ってこれの処置は再建措置法に追加して措置すると、こういうお話でありましたが、二十九年度分として二十八年度までの赤字にどれだけの追加をされるつもりであるか、その点をまず明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 今年度内に処置する金額がわからない、これはある程度そう言えるかもしれませんが、少くとも二十九年度の単年度分として、どれだけのものがたな上げ公債の対象にしなければならぬかという……

第23回国会 地方行政委員会 第8号(1955/12/14、3期、緑風会)

○小林武治君 私はこの際ちょっと関連の問題だけ一つお尋ねしておきたいのでありますが、町村合併の関係に伴う郡の問題、この問題を自治庁長官は何か始末する必要があると思っておるかどうか。郡は今行政区画でありませんが、選挙の区域その他に非常にたくさん使われておる。ところが市がたくさんできたために郡が支離滅裂になっておる。これを何とかすることがやはり行政能率を高める上においても必要だと思いますが、これについてどういうお考えを持っておるか、ちょっと伺っておきたいと思います。
【次の発言】 今の問題、実は私ども選挙制度、選区画の問題、現にいろいろ研究中でございますが、どちらかと申せば県会議員の関係もあるし、……

第23回国会 地方行政委員会 第9号(1955/12/15、3期、緑風会)

○小林武治君 議事進行とちょっと申し上げたいのですが、大体申し合せの都合もありまするが、委員長としては、まあわれわれ委員会の申し合せによって議事を運営するのがその責任であろうと思います。で、今これからどうしようと思っておられるか、その点伺いたい。
【次の発言】 私は緑風会を代表して、ただいまの両法案に賛成するものであります。ただし今回の臨時国会は地方財政を再建する、このために開かれたのでありますが、提案された法案はいずれもこれは一時的のもの、応急的な弥縫策にすぎない。すべての問題は後日に譲られておるということを非常に遺憾とするものであります。しかしながら現在すでに地方等の窮状はきわめて深刻なも……

第23回国会 予算委員会 第4号(1955/12/09、3期、緑風会)

○小林武治君 私は特に鳩山総理に対しまして、総理は外交問題について非常に御熱心であることはまことにけっこうであるのでありまするが、外交も私どもは足元が固まらなければ十分な効果は発揮できないというふうに考えておるのでありまして、ただいま日本の地方行財政というものはまことに重大な時期に立っておる。従って総理にとの方面にさらに重大な関心を持っていただきたい、こういう趣旨から私はあえてこの質問を申し上げるのであります。私どもは総理に各委員会に出ていただくということは不可能でありますので、この席をかりて特に申し上げておくのであります。  すなわち政府はこのたび三十年度の財政の赤字見込みに対しまして百八十……

第24回国会 議院運営委員会 第4号(1956/01/21、3期、緑風会)

○小林武治君 私どもは、この措置は適当な措置であるとして、賛成いたします。

第24回国会 議院運営委員会 第9号(1956/02/03、3期、緑風会)

○小林武治君 官房長官に一般的の要望をしておきまするが、いつも御承知のように参議院は、会期宋に法案が殺到する、こういうことで非常に迷惑するのでありますけれども、この中で相当参議院先議で出せる法案があると思うのでありますが、これが従来慣例的に、どうも衆議院に余分に出される、こういう傾向がありますが、できるだけ一つ差支えないものは、参議院先議で出す、こういうふうにぜひ取り計らっていただきたいと思うのですが如何ですか。
【次の発言】 今のその点については、きまりましたら、早く一つ、どういう法案をこちらに出すかということをお示し願いたいと思います。  それからなお、小さな問題でありますが、これはここに……

第24回国会 議院運営委員会 第11号(1956/02/08、3期、緑風会)

○小林武治君 総理府関係の地方自治法の一部を改正する法律案というのは、一応「参」と書いてあるのを、これをまた「未」にしたのはどういうわけですか。
【次の発言】 この種類の法律案は、参議院の先議にして一向差し支えないと思いますし、特に地方行政は、非常に法案が多い、これが会期末にまた殺到する、こういうことになりますのでこの法案だけは、ぜひ一つ私の方の先議にしてもらいたいということをあなたから内閣に伝えてもらいたいと思います。

第24回国会 議院運営委員会 第13号(1956/02/13、3期、緑風会)

○小林武治君 ちょっとお尋ねしておきたいのですが、この案は、参議院の先議で出されたものでありますが、撤回後の法案はどういうふうになさいますか、その点を一つ。
【次の発言】 それは、政府でおきめになりましたのですか。

第24回国会 議院運営委員会 第14号(1956/02/15、3期、緑風会)

○小林武治君 私は異議がありません。

第24回国会 議院運営委員会 第18号(1956/02/20、3期、緑風会)

○小林武治君 先ほどからお聞きしておりますると、大体の反対される方の御意見も尽きたというふうに思いますが、この程度で一つ進行されてはどうかと思いますが、提案いたします。
【次の発言】 私、先ほどの動議を一応保留いたします。ただこれにつきましては、一つ今後の議論というものは重複のないように希望するものであります。それらがあるようになったら委員長において適宜に計らっていただきたいと思います。

第24回国会 議院運営委員会 第24号(1956/03/07、3期、緑風会)

○小林武治君 この審議会は、法律では特に国会議員を入れろと、こういう規定がないのでありますが、どういう事情で国会議員を入れるようになったか、その説明をしていただきたい。
【次の発言】 今のお話のように、そんなに国会議員を入れてもらいたければ、初めから法律に書いておけばいいじゃないかというように思うのですが、なぜこそこそするような格好にしたのですか。
【次の発言】 売春対策に関し識見があるとは、どんな識見か。それから国会議員以外でどういう方を入れるか。
【次の発言】 国会議員以外で識見のある方は、どういう方がお入りになりますか。
【次の発言】 私が、国会議員以外の委員の人のことを伺っておるのは、……

第24回国会 議院運営委員会 第25号(1956/03/09、3期、緑風会)

○小林武治君 先ほど官房副長官は、政府の失態をここで陳謝した、こういうことでありますが、これがもし前回ああいうふうな保留にならなかったならば、政府は一そう困ったことになったと思います。私が一つお聞きしておきたいのは、今のこの政令の関係でですね、こういうふうな民間の人たちを入れる場合には、大体学識経験と、こういうふうにお書きになっておりまするが、今度はその書き方を変えたのはどういうわけでありますか。
【次の発言】 今の天田君の質問に関連しまして、この売春対策審議会というのは、政府の説明だと恒久的な機関だと、こういうことをいっておりますが、それにつきましてのまず立法のことが主題になる、こういうお話……

第24回国会 議院運営委員会 第28号(1956/03/19、3期、緑風会)

○小林武治君 今の藤田君の言うことは全くごもっともで、政府はこういうことがしばしばあるという点において、ぜひ気をつけていただくように私から注意をしたいと思います。
【次の発言】 今の点は、田中副長官に私どもは注文、文句を言うわけじゃありませんが、内閣に一つ、あなたから特別通じてほしい。

第24回国会 議院運営委員会 第45号(1956/05/09、3期、緑風会)

○小林武治君 先ほどから緑風会がいろいろ引き合いに出されましたが、私どもは、この際副議長は緑風会としては出さない、こういうことを決定しております。またわれわれの方の考え方としましては、参議院は議長が第一党で、副議長は第二党でなければならぬ、こういう考えも持っておりません。従ってわれわれがなぜ出さないかということは、多くの人の考え方は、第一党の自由民主党が責任を、両方お出しになってお持ちになるがよかろうと、こういうような考え方からして、われわれは出さない、こういうことをきめたのであります。しかして副議長選挙につきましては、私どもの会派としては、どの会派にも別に同調するという考え方は持ちません。こ……

第24回国会 議院運営委員会 第47号(1956/05/12、3期、緑風会)

○小林武治君 私は寺本君の提案に賛成いたします。

第24回国会 地方行政委員会 第3号(1956/02/21、3期、緑風会)

○小林武治君 私は今の議題に入る前にちょっと緊急なことを質問しておきたいのであります。国体の地方持ち回りのことにつきましては先般来当委員会で問題になったことがございますが、その後政府においても種々見解を発表し、閣議等においても取り上げられておる。こういうふうに承わっておりますが、昨日の衆議院の地方行政委員会におきましても、この問題が取り上げられ、結論的には、政府は持ち回りは当分の間これは見合わせる、こういうふうな決定をされたように承わっておりまするが、きのうの衆議院の地方行政委員会のお話でも、必ずしもさようでないような新聞報道が出ておるのでありまするが、これについての持ち回りをするのかしないの……

第24回国会 地方行政委員会 第4号(1956/02/22、3期、緑風会)

○小林武治君 簡単に一つ大体の概要だけをお聞きいたしたいと思います。この恩給組合は発足してからすでに二年余になると思いますが、この組合の積立金というようなものはどういう状態になっておりますか。
【次の発言】 今のいわば恩給基金と申しますか、これの保管は各府県別にやっておる、こういうことなんでございますか。
【次の発言】 全国的のものはどうなっておりますか。
【次の発言】 そうすると府県別に運用されておるということで、従来はその基金あるいは積立金というものが福祉事業等には使用されておらずただこれを保管しておった、こういうことですか。
【次の発言】 そうすると共済組合とどういうふうな共同というか、……

第24回国会 地方行政委員会 第5号(1956/02/24、3期、緑風会)

○小林武治君 この法案の内容ではありませんが、この法律が施行されてから約二年、この間における状況を、ごく簡単に伺うことができましょうか。
【次の発言】 今保証協会の資金がどのくらいで、保証をどのくらいしておるか、一つお伺いいたします。
【次の発言】 こないから質問したのです。
【次の発言】 南方連絡事務局は今関係はありませんか。

第24回国会 地方行政委員会 第6号(1956/02/28、3期、緑風会)

○小林武治君 ちょっと承わっておきたいのですが、地方公務員関係で停年制をしくということは私はもとより賛成をしておるのでありますが、これに関連して国家公務員をどうされるか、あるいは国家公務員関係とこの点について協議されたかどうか、その点について承わりたい。
【次の発言】 地方公務員が先がけてこれをやるということについて、その権衡の問題はどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 停年制はまあ条例で各地方団体がやる。これは適当であると思うのでありますが、その条例の内容等について自治庁がひな形あるいは大体の条件を示す意向があるかどうか。
【次の発言】 そのひな形は単に形でなくて、規定の内容についてお……

第24回国会 地方行政委員会 第8号(1956/03/06、3期、緑風会)

○小林武治君 なお二、三点お尋ねしておきたいのでありますが、先ほどからお話があるように、停年制というものを施行することはなかなか重要な問題であると思いますが、これを実施する場合に、条例等において多少の猶予期間を置く、あるいは置けというふうなことについては何かお考えがありますか。
【次の発言】 その考えさせるべきだということはどういう手段をおとりになりますか。
【次の発言】 今の猶予期間について何か具体的なお考えがありますか。
【次の発言】 今のようなことは事前にこの委員会にお諮りになる、あるいはお示しになることはありますか。
【次の発言】 先ほど特殊な職種については年令について多少のしんしゃく……

第24回国会 地方行政委員会 第9号(1956/03/08、3期、緑風会)

○小林武治君 議事進行について。大臣が見えておられるからほかの方でも大臣に質問があればなるべく大臣に集中されるように希望します。

第24回国会 地方行政委員会 第10号(1956/03/09、3期、緑風会)

○小林武治君 今のお話でありますが、国会議員の選挙の執行経費のその法律は、この参議院提案の法律案と同時に進行すべきものである、そういうふうになっておりますが、それにつきまして私一応ここで伺っておきたいのは、選挙経費の関係でありますが、何か衆議院でありますか、選挙運動の方法として立会演説会を廃止するというような説がありますが、私どもは立会演説会の現在の性格からこれは絶対に廃止すべきものでない、こういうふうに確信いたしておりますが、この点について衆議院側あるいは政府側の意向を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 今の点は、これは非公式かもしれませんが、自民党でもその説があるということですが、現……

第24回国会 地方行政委員会 第11号(1956/03/13、3期、緑風会)

○小林武治君 私は本法案に賛成するものであります。しこうしてこの法案の中の停年制につきましては、職員の身分に重大な影響を及ぼすことでありまするので、これが実施に当っては特に慎重を期してほしいと、こういう趣旨からいたしましてこの法案に付帯決議を付したいと存じます。付帯決議案を朗読いたします。    附帯決議案   停年制の実施に当っては左記事項につき政府は格別の考慮を払うべきである。   一、教職員については、その特殊性にかんがみ、停年制の急激な影響を避けるため予め特別の考慮を加え、本制度の実施により教育を阻害することなきよう努めること。   二、条例の実施については相当の猶予期間を置くこと。 ……

第24回国会 地方行政委員会 第12号(1956/03/20、3期、緑風会)

○小林武治君 この法律は時限法になっておりますが、今の予想で五年たったらどうするか。
【次の発言】 今の交付税の関係ですが、交付税は合併後五カ年と、こういうことになっておりますね。この点は今まで自治庁にもいろいろ陳情があったと思いまするが、五年で打ち切られるとは非常に酷であると、従ってこの点について何らかの緩和手段をお願いしてほしいと、こういうことでありますが、何か方法ありますか。
【次の発言】 今の合併後の五カ年と、この法律が今後五カ年効力があるからそれをプラスされたものになる、こういうお話ですか。そういうことになるのでしょうか。
【次の発言】 今の点が私了解できないが、附則の五ですね。附則……

第24回国会 地方行政委員会 第15号(1956/03/29、3期、緑風会)

○小林武治君 今の問題ですね。なるべく使用者に税金が転嫁されないようにする、こういうふうな注意をするお気持はありませんか。
【次の発言】 ちょっと念のために、今の問題伺いますが、東京都ですね。東京都の関係は、固定資産税は都税ですね。従って都営の住宅については、今の交付金なんという観念は起きないと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 今の問題は、現実に起きた場合らしいのですがね。要するに私は、東京都には固定資産税がない。要するに固定資産税に該当する交付金がない。従ってそれを理由として家賃を上げるというようなことはあるべきでないと思いますが、その点いかがですか。

第24回国会 地方行政委員会 第18号(1956/04/06、3期、緑風会)

○小林武治君 横須賀の海軍交付金、助成金ですか、これは何年からどのくらい支給されておりますか。
【次の発言】 最近のです。最後は何年で幾ら……。
【次の発言】 最後の年における市の財政規模はどのくらいかわかりますか。
【次の発言】 国鉄に伺いますが、専売公社も同様ですが、従来の厚生施設は、初年度からですが、これは本来の固定資産税として徴収することにしたのでありまするが、従って課税価格等も今度の場合と違い、一括すれば、どんなふうな御希望を持っておりますか、課税価格も違うのです。それからして本来の固定資産税として課税しておったものと、今度はそうでない、こういうことになっておりますが……。

第24回国会 地方行政委員会 第19号(1956/04/12、3期、緑風会)

○小林武治君 税務部長に、今度の電電公社の納付金のことを少し尋ねたいのです。電電公社から納付金をする、この納付金の地方団体に対する配分の方法は、どういうふうにきめておられるのか、まずお伺いしたい。
【次の発言】 この納付金は、公社にとっても相当な負担でありますが、納付金をするために、公社の従業員を増加するというようなことは、極力これは避けなければならぬと思いまするが、この配分方法あるいは評価方法いかんによっては、相当の人を増さなければならぬ必要も起きてくると、こういうふうに思いますが、われわれの希望としては、人員の増加をせないでこれの実施のできるように、特に一つ郵政省と話し合って、自治庁の総理……

第24回国会 地方行政委員会 第20号(1956/04/13、3期、緑風会)

○小林武治君 自治庁長官、お見えになりませんので、やむを得ず税の内容について運輸大臣に一つお尋ねをいたしますが、運輸省の自動車局では、今回のこの軽油引取税について賛成でない、こういうふうな書面が出ておるのでありまするが、この書面は、一月六日付で自動車局から出ておりまするが、この考え方は、今でもお持ちになっているかどうかということをお伺いいたします。
【次の発言】 私は、今回のこの軽油引取税というものはきわめて適当でない、こういうふうに考えております。ことに軽油につきまして、これを目的税としたということは、反面から申しますれば、ただ自動車にのみ課税するためにかような苦肉の策をとったのではないかと……

第24回国会 地方行政委員会 第22号(1956/04/16、3期、緑風会)

○小林武治君 自治庁長官がこの委員会においでになることができなかったことは、きわめて遺憾に存じます。それで、前回私は、今度の税法改正案の中で、最も疑問のある納得しがたい税として、軽油引取税について、運輸大臣に質問をしたのでありますが、この質問の結果、従来政府は、ガソリン車に比べてディーゼル車が非常に有利である、こういうことで、これの製造使用を政府として奨励して参ったのであります。しかるに、今回突然軽油について、一キロリットルについて六千円という過大な税の負担をかけることは、このディーゼル車優位をなくするものである。従って、政府の政策に矛盾をきたしておるのじゃないかということともに、今回の税が目……

第24回国会 地方行政委員会 第24号(1956/04/19、3期、緑風会)

○小林武治君 今のに関連の点ですが、これは去年も一昨年もこの委員会で問題にして、消防庁の反省というか注意を促しておりますが、何か具体的に消防庁として行動というか指示したことがありますか、今のことについて。
【次の発言】 今のことですが、一体消防本部というものは、消防団員が団員として今の選挙運動をすることはいけないと思いますが、そういうことについて何か力がありますか。あなたの方は何か処置する道がありますか。

第24回国会 地方行政委員会 第25号(1956/04/20、3期、緑風会)

○小林武治君 軽油引取税の関係でもって、予定収入額を確保するということに重点が置かれている、こういうお話でありまするが、そういたしますると、まあ関係者の話しによると相当な量がある。従って今の予定収入額を上回るであろうということを言うておりますが、大臣のお話によれば、そういう様子がわかれば年度内においてもこれを何か是正する、そういうふうなことをしてもいいようにさえ思われますが、その点はどうですか。
【次の発言】 今の関係で、事務的なことを伺いますが、軽油の消費というのは時期的に相当な移動があるかどうか、その点はどうですか。
【次の発言】 それで私は今自治庁に注文しておきたいのでありますが、軽油引……

第24回国会 地方行政委員会 第26号(1956/04/23、3期、緑風会)

○小林武治君 私は、この地方税法の改正案並びに国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律案に賛成するものでありまするが、その内容につきましては、必ずしも私ども賛意を表しがたい点があるのであります。特に軽油の引取税等の新税は、いわば悪税の一つとして、強くこれに反対したいのであります。すなわち、これが目的税としたために、消費税のような性質を有する軽油についての差別課税ということは、これは徴税上種々な混乱を来たし、またわざわざ犯罪を作るというふうな結果にまで相なっておるのでありまして、かような税の仕方については、必ずしも賛成し得ないものがあるのであります。すなわち、われわれの希望としては、これ……

第24回国会 地方行政委員会 第27号(1956/04/24、3期、緑風会)

○小林武治君 きょうは大臣おりませんが、政務次官、一つ大臣みたいな答弁をしていただきたい。  今度の交付税の引き上げ、まあこれはやむを得ないと思うのでありまするが、一体この地方財政は、今年は前年度に比べて五百億近くふえておる。今後これがもっと増していくのか、大体この程度でとめてもらうのか、これは交付税にも関係するし、増税にも関係する。財政規模についての一応の見通しと申しますか、考え方はどうです。これは大臣としての答弁を一つ。
【次の発言】 私も同感でありまして、交付税等は、今後みだりに増額すべきでない、こういうふうな考え方を持っているのでありますが、さればというて、一体この地方の税の負担の限度……

第24回国会 地方行政委員会 第28号(1956/04/26、3期、緑風会)

○小林武治君 ちょっと今のに関連。今の義務教育の職員が、県によると町村費の負担の教員がいます、それは御存じなんでしょうね。それはどういうふうに見ておられるか。
【次の発言】 今の問題は、文部省の問題かもしれませんが、要するに義務教育費は半額国庫で負担する、こう法律できめてあるんで、いわば市町村で負担の要る教員を置くということはやみ教員だ、こういうふうに言うてもいいと思いますが、これを置かざるを得ないということについては、財政当局としてもまた考えなければならぬことがありゃせんかと思うのですが、これを一つ文部省等と相談して、ある程度しぼってみるというふうな気持はありませんか。やみでこういうことをや……

第24回国会 地方行政委員会 第29号(1956/04/27、3期、緑風会)

○小林武治君 大蔵大臣に伺いますが、三十一年度の地方財政計画は、大蔵省も勉強してもらったと申しまするか、多少格好がよくなった、こういうふうに思っておりまするが、この地方財政計画の膨張の状況は、国の膨張に比べてなお急激である、こういうふうに思いますが、この財政規模の伸び方あるいは今後の膨張、こういうものについてどういう考えをもっておるか。すなわちこの程度でなければならぬ、こういうふうに思っておられるかどうか、その点まず伺います。
【次の発言】 私が申すまでもなく、地方財政と国の財政とほとんど同じ、また本年度においては、もう国の財政を上回っておる。こういう大きな財政規模でありまするので、むろん大蔵……

第24回国会 地方行政委員会 第30号(1956/04/30、3期、緑風会)

○小林武治君 私は地方交付税法の一部を改正する法律案ほか二件に賛成いたしまするが、この際希望を申し述べておきます。  地方財政は今年度また非常な膨張を来たしており、これ以上の膨張はゆゆしい問題であると思いまするので、少くともこれが拡大を防止すべきであると思うのであります。しかして交付税そのものにつきましては、この二五鬼はすでに限界にきたものと思うのでありまして、財政調整も全収入の一六%にも及んでおる、こういうことでありますので、これはあくまでもこの程度にとどめて、他の方法を講ずべきであると思うのであります。しかして地方税におきましても今年はある程度の新税を設けられておりますが、この新税の負担も……

第24回国会 地方行政委員会 第31号(1956/05/08、3期、緑風会)

○小林武治君 今の関連でありまするが、福岡県の県会が、予算が審議未了に終ったということは異例の事実、きわめてこれは遺憾としなければならぬと思うのでありまするが、その原因は、要するに義務教育職員の定数について、教育委員会と知事との間に意見の相違をきたした。しかして知事は、教育委員会の要求する教職員の数が過大である、こういうふうな見方からして、この要求に応じなかったように聞いておる。従って、これらは実際問題として、従来どこの府県でも教育委員会の要求をそのまま基礎にして予算を組んでおった。こういう傾向があるのでありますが、教職員の定数増加につきましては、当然就学児童その他の増加、こういうものが基礎に……

第24回国会 地方行政委員会 第33号(1956/05/17、3期、緑風会)

○小林武治君 今、森下君のお話がありましたが、私どものこの審議期間は、きわめて限られておることで、こういうような事情からも、私はこういう手続などにあまり多くの時間をついやすべきでないと、もっと実質的の審議をしたいと、こういうように考えるのでありまするが、今の問題につきましては、私の一つ見通しとしては、これは平行線をたどって、なかなか話し合いがむずかしい。従って、私のおそれるのは、時間を空費するのを一番おそれる。また審議の実質でなくて、つまらん形式あるいは手続のために時間を使うということを極度に私はおそれておりますが、従いまして、これが話し合いがつく等というふうな見通しがあれば別ですが、もしそれ……

第24回国会 地方行政委員会 第36号(1956/05/22、3期、緑風会)

○小林武治君 私、今の特別市の関係のことで、私どもの考えをお聞き願いたいこともありますが、これは、結果的には特別市の規定を削除したことに私は賛成いたします。それは何かと申せば、行政部長も言っておるように、現在の府県制のもとにおいては、かようなものを実施することはきわめて困難である、こういうふうに思うし、今でももう日本の府県が四十六にも分れて、細分化しすぎておる。ここへまた、ほとんど府県的なものが幾つかふえるということの趣旨にも、私どもは賛成できない。しかし、今小笠原君が言われるように、私はこのことはほとんど政府の発案ではなかったと思う。すなわち事務委譲のことがやられても、特別市の規定を全部削除……

第24回国会 地方行政委員会 第37号(1956/05/23、3期、緑風会)

○小林武治君 私も、今宮澤君が言われたように、われわれのこの委員会に付託されているのは、衆議院から送付された案だ。従って、今のもう削除されてしまった、すなわちわれわれに託されておらないこの区画等について深入りをするということは、私は、この委員会の職務ではないと、こういうふうに考えまするので、その点は、私の意見としては、一つ御注意申し上げておきたいと思います。

第24回国会 地方行政委員会 第38号(1956/05/24、3期、緑風会)

○小林武治君 私は、この公職選挙法の問題に関連することだけを二、三お尋ねをいたします。  私は、先般の本会議におきまして、鳩山総理に対して、この区割案は果して公正なものであるかどうかということをお尋ねしたのでありますが、今回政府は、衆議院のこの大修正に賛成したと、こういうことである以上は、政府案が、不公正であったということをみずから認めた結果であると、こういうふうに思うのでありまして、政府としては、私はきわめて不見識なことである。こういうふうに思うのでありまするが、その点について総理は何らかの責任を感じていないか、まずこういうことをお尋ねしておきます。

第24回国会 地方行政委員会 第40号(1956/05/26、3期、緑風会)

○小林武治君 政治資金の規定がないということについて、今いろいろの論議ありますが、私も選挙制度調査会に出ておりましたから、この間の事情を若干一つ御参考までにお話してみたいと思います。  この問題は、先ほど選挙部長がお話になりましたように、何とかしなければならぬということは委員もみな考えたのでありまして、これは英国にも政治資金規正法というものは例がありまして、これらを採用すれば一応まあ何か格好はつくであろうと思いますが、これらの問題について選挙制度調査会では深く検討して、そしてその具体的結論を出すひまがなかった、まあできなかった、こういうことは事実であります。従いまして、先ほど読み上げられたよう……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 外務委員会 第10号(1956/12/04、4期、自由民主党)

○小林武治君 議事進行。私はこの際、議題各案に対する質疑を終局し、直ちに討論、採決に入るべしとの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は参議院自由民主党を代表いたしまして、日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言の批准について承認を求めるの件ほか三件は、それぞれ承認を与えるべきものであるとの意見を表明するものであります。  戦後十一年、日本とソ連との間には依然として戦争状態が続いておりまするが、これはいかにも不自然なことであり、両国の関係を正常なる状態に引き戻すことは、世界平和への大なる寄与であるのであります。今回の共同宣言ほか三件は、これによって両国の関係が正常化されるのでありまし……

第25回国会 地方行政委員会 第6号(1956/12/13、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(小林武治君) これより委員会を開きます。  委員長が欠席いたしておりますので、理事の私が委員長の職務を代理いたします。  本日はまず参考人の出席を要求する件についてお諮りいたします。当委員会の調査事件である地方行政の改革に関する調査につきまして、先般の委員会におきまして今期国会閉会中も継続して調査を行うことを御決定を願っておるわけでありまして、いずれ本日の本会議においても議決されることと思います。そこで、この調査事件に基きまして、ただいま調査の途中にありますところの愛媛県における職員の給与問題の件につきまして、今後いかように取り扱って参るかということでございますが、委員会開会前に委員長……

第26回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1957/07/11、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(小林武治君) それでは、これより本日の議事に入ります。  まず、静岡県における教育関係職員の人員整理に関する件を議題といたしますが、速記を省略いたしまして、懇談を申し上げたいと存じます。    午前十一時速記中止
【次の発言】 それでは、速記を始めて。ただいま、静岡の問題につきましては、御懇談を願いまして、その取扱いを委員長理事打合会におまかせを願いましたので、次の議題に移りたいと存じます。
【次の発言】 次の議題は、地方公務員の給与の切りかえ措置に関する件であります。まず、藤井行政部長から、この実施状況について説明を承わります。

第26回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1957/07/12、4期、自由民主党)

○小林武治君 今の問題はむろん緊急を要し、どうしても政府の善後措置を必要とするわけでありますが、先般自治庁の田中長官も現地を調べて、そしてこれらの財源措置その他について相当確約されてきたということも聞いておりますが、そういう向きについては、事務当局には指示があったかどうかということと、今の問題について、要するにとりあえずの給水その他の処置に対する費用、この費用を特別交付税等に持っていくか、あるいはどういうふうにするか、こういうふうなこととそれから起債の問題と、これらは政府部内の取扱いとしては、どういうふうな範囲において相談をされれば結果が出るか。要するにできるだけ早く結論を出さなければならぬ問……

第26回国会 地方行政委員会 第3号(1957/02/19、4期、自由民主党)

○小林武治君 第二班の鈴木委員と私は、一月十三日から十九日まで、熊本県と宮崎県に出かけまして、地方行政の諸問題について調査を行なって参りましたが、そのうちごく二、三の点につきまして、簡単に御報告いたします。  第一は、熊本県の財政再建についてであります。同県は、地方財政再建促進特別措置法によりまして、昭和三十一年度から三十七年度まで、七ヵ年にわたる財政再建計画を実施中であります。今回現地におきまして、当事者から詳しくその実情を聞きまして感じましたことは、このような長期計画におきまして、その間の情勢の変化が全く見込まれていないために、実情に即しない、いわば机上の計画に堕する心配が出始めておるので……

第26回国会 地方行政委員会 第5号(1957/02/26、4期、自由民主党)

○小林武治君 当委員会として、過日、基地等の交付金の関係もありまして、横須賀を視察したのでありますが、今回、基地等交付金が設けられることになったことは、きわめて適当な措置と、こういうふうに思うのでありまして、その金額は、とにかく初年度五億円が計上されておるのでありますが、これについては、何か積算の根拠があるかどうかということを、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、自治庁は、この五億円は大体半年分と、こんなふうに了解されていますか。
【次の発言】 そうすると、年額十億円でありまするが、自治庁あるいは大蔵省が考えておる、この交付金の対象となる土地物件は、どういうものを予定してお……

第26回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1957/09/11、4期、自由民主党)

○小林武治君 今の財政再建計画の手直しという次官通牒を出しておる。この通牒は、大蔵省とどの程度了解をつけたか、あるいは閣議決定によるものか。というのは、手直しということのために、いかにも地方財政がある程度ゆとりができてきた、こういう印象を世間にも与えておるし、大蔵省にも与えておる。そういうふうな誤解を除くためのどんな措置がとられておるか、こういうことを長官に聞いておきたい。
【次の発言】 今のは閣議決定ですか、どうなっておりますか。
【次の発言】 それから、さっきの財政規模の問題でありますが、私は、ことしの地方団体の財政規模が一兆一千四百億か、ちょっと国家財政を上回る、ところが来年度は、一・五……

第26回国会 地方行政委員会 閉会後第6号(1957/10/11、4期、自由民主党)

○小林武治君 消防制度の改正、この答申の中でありまするが、これは県と、今の市町村と、どの程度の関係を持たせようという考えですか。今はほとんど関係ないようなんで、たとえば消防の行動について、県知事が多少でも指示とか、そういうふうなことができるようになるのか、その点はどうですか。
【次の発言】 それで何か、次の通常国会で法制化しようとでも思っておるのですか。そういう用意をされておりますか。簡単に一つ答えて下ださい。
【次の発言】 今の問題は主として、答申は消防の組織あるいは消防の行政的の運営、こういうことになっておりますが、消防行動に対する知事の指示とか、あるいは総合的な活動をうながすとか、たとえ……

第26回国会 地方行政委員会 第8号(1957/03/07、4期、自由民主党)

○小林武治君 今の委員長のお話の前に、差し迫っておる問題と思いまするから、一つこの前の基地交付金の関係を立法する、こういうことを自治庁長官はお約束なさっておりましたが、その後の状況はいかが相なっておりますか。
【次の発言】 そういうお話じゃ非常にけっこうだと思いまするが、もう一つ当面の問題としまして、自衛隊の飛行場とか演習場とかは、これは入るのか入らないのか、この点いかがですか。
【次の発言】 そういたしますと、今年度分の五億円というものは、これは自治庁の予算として所管されると、こういうふうに了解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 そうすると、自衛隊の飛行場、演習場等も中に入るとすれば……

第26回国会 地方行政委員会 第19号(1957/04/02、4期、自由民主党)

○小林武治君 関連して。今の、大臣がたとえどんな自然増収が決算に出てきても、税率を変えるつもりはないなんて、非常におかしいので、自然増収が出れば、一体税というものは、見込みだけ取れればいいことです。そういうために税ができているのであって、それが、政府がずさんな見積りをしたために、自然増収があるというなら、当然それを調整するために、税率を下げるのは当りまえなことじゃないか。一体政府というものは、初めから自然増収を見込んで作っておる、こういうことになりますか。その点私は、政府が今年減税するというのも、自然増収が多いから減税しておる。これは当然だと思う。課税というのは、政府が見込んだ税さえ取れればい……

第26回国会 地方行政委員会 第20号(1957/04/03、4期、自由民主党)

○小林武治君 自治庁長官にお尋ねしますが、先般、予算委員会で、私が地方の知事または市長等が、営利会社あるいはその他の団体の長を兼務して、行政上支障がある、これらに対して自治庁はどういうふうな考え方を持つか、こういうことをお尋ねしましたが、その際、長官も、それらは非常に不適当であるというふうに御答弁があったのでありますが、この問題は、ある程度実態調査の必要もあると思うのでありますが、それらの点を明らかにされたい。まず、その点をお伺いします。
【次の発言】 今の問題は、むろん私は、知事あるいは副知事も同様な問題がある、こういうふうに思うのでありますが、その後、いろいろ聞き及ぶところによりますると、……

第26回国会 地方行政委員会 第21号(1957/04/04、4期、自由民主党)

○小林武治君 今要するに油に対する税金の値上りが運賃にどういう影響を及ぼすか、こういうような主として関係ですが、軽油引取税について昨年六千円のが一応通っておる、その六千円はその後原価計算の中へ入れたのですか。
【次の発言】 最終的にと言うが、最終的も何もないでしょう、現に六千円取られてしまっているのです。それを原価に入れない、それで運賃を考えておるなんということは、運輸省はもともとこの問題には甘すぎて話しにならぬ。自治庁なり大蔵省が取るというのは幾らでも取るものはかまわぬと、まるで、世間でいえば、これくらいふがいのない、たよりにならない運輸当局はないと、こういうことまでも世間は申しております。……

第26回国会 地方行政委員会 第26号(1957/04/18、4期、自由民主党)

○小林武治君 先般、この委員会の席上、知事、市町村長が各種の役員を兼ねておる、この問題について、自治庁でもって調査をされたはずでありますが、その調査の結果はどういうふうに相なっておりますか、伺っておきます。
【次の発言】 この前の委員会では、大体今月中ごろまでに資料が整うはずだ、こういうことを長官ははっきりおっしゃっておられます。大体調査も集まったことと存じますが、その中で特に顕著な事例と、こういうものが認められるかどうか、こういうこといかがですか。
【次の発言】 そういたしますると、この前も、大体の資料のそろったところで、政府と申しますか、自治庁の態度もきめたいと、こういうふうなお話がありま……

第26回国会 地方行政委員会 第27号(1957/04/19、4期、自由民主党)

○小林武治君 関連して。
【次の発言】 今の点は伊能委員から言われた通りで、私はまあはなはだしい言葉をもってしますれば、汚職の種を自治庁みずから作った、こう言うていいと思うのであります。これは地方における議員その他の政治運動の一番大きな対象になっています、あらゆる怪しげな金融機関にまで県の預託金をさせるということについて狂奔をしておる。こういう状態であるので、私はこの際もうこういう事態を考慮して預託の先を、ああいうふうなほとんど無制限に拡張するというような道をふさぐ必要がぜひあると思うのでありますが、その点について一つ長官はどういうふうに考えておられますか。

第26回国会 地方行政委員会 第31号(1957/05/07、4期、自由民主党)

○小林武治君 ただいま委員長からお話がありましたように、地方公共団体の長は、住民の総意を体現し、全体の奉仕者として最も公正な立場にあるべきものでありますから、一部の私の利害と結ぶこと、あるいは結ぶがごとき進退が常に排斥さるべきは、当然のことであります。特に知事、市長等が金銭的な利害と直接的につながる関係に立つことは、その地位の性質上最も不適当であり、厳にこれを戒めなければならないものと考えます。この意味から、現行の地方自治法におきましても、知事、市町村長等につきましては、請負人等となることができないばかりでなく、また、当該団体と請負関係を持つ会社の役員等になることを禁止いたしておるのであります……

第26回国会 地方行政委員会 第32号(1957/05/08、4期、自由民主党)

○小林武治君 これによって対象人員はどのくらいふえるつもりですか、この基金の対象になる人は……。
【次の発言】 それから基金の状態は、私はまあ始終出ておるわけじゃございませんが、この委員会に報告ありましたか。今の消防共済基金の現況というものについて報告されましたか。
【次の発言】 詳しくなくてもいいが、せっかくわれわれが苦労して作ったのだから、その後一年たってどのような状況になっておるかということを報告されるのは、あなた方の義務じゃないか。また、私どもは経済状態等も悪ければこれを補完するためのお手伝いもしたいと思っておりますし、たとえば今のこの基金では総額どのくらいになっておるか、それからこの……

第26回国会 地方行政委員会 第36号(1957/05/17、4期、自由民主党)

○小林武治君 ちょっと関連して。今の中田委員の質問については、この付帯決議ができる際のいきさつからいうて、長官からもはっきり返事しておいてもらいたい。私どもも、今の交付公債に対する利子をただにする、こういうふうな問題は残ることに了解しておるが、公債問題全般の処理は一応これでケリをつけたと、こういうふうな含みで話し合いを進めておったということは、この際長官も、もうはっきりされておいたらどうか、こう思います。
【次の発言】 今の問題ですが、これは私は、田中長官のために弁ずるわけではないが、実は、田中長官が自分でこういう主張をされたのではありません。率直に申せば、三十三年度分からこのような率にするこ……

第26回国会 予算委員会 第8号(1957/03/12、4期、自由民主党)

○小林武治君 議事進行について。  私どもは、予算の早期成立を期待しておる国民の要望にこたえるために、予算の審議にはきわめて精励をいたしておるつもりであります。今朝も昨日の委員長の宣言通り、われわれは十時からここに質問者とともに一時間すでに待機しておるのでありまして、予算の審議が政府の出席のないためにおくれるということはまことに遺憾であります。政府でもいろいろの御都合はあろうと思いますが、予算審議の重要性にかんがみまして、われわれの出席要求については特にこれを尊重してもらいたいと思います。その向きにつきまして本日はまことに遺憾にたえません。どうぞ委員長より政府に、出席方について特に注意を促して……

第26回国会 予算委員会 第10号(1957/03/14、4期、自由民主党)

○小林武治君 私は内政の諸問題につきましてお伺いしたいと思います。  まず、地方財政問題であります。地方財政は御承知のように年々膨張をいたしまして、昭和三十二年度におきましては一兆一千四百数十億、国家予算が一兆一千三百数十億、こういうふうな状態でありまして、来年度におきましては、国家予算をすでに百億も超過する、こういうふうな状態にあるのでありまして、従いまして、地方予算というものがいかに重要な問題であるかということがおわかりになると思うのであります。しかるに国会におきましては、地方予算はどちらかといえば、国会の片隅において論議されておる、こういう傾向は、私は日本の予算の半分以上を使う地方予算に……

第26回国会 予算委員会 第20号(1957/03/31、4期、自由民主党)

○小林武治君 第四分科会の審査の経過を御報告申し上げます。  本分科会に付託されました案件は、昭和三十二年度予算三案中、労働省、厚生省、内閣所管のうち、人事院文部省及び大蔵省に関するものであります。  分科会におきましては、去る二十九日から昨日今日と三日間にわたり、それぞれ所管当局より順次説明を聴取し、慎重に審査を行なったのでありますが、ここでは質疑応答のうち主なるもの若干につきまして概要を御報告いたします。  まず労働省所管予算につきましては、最低賃金制と生産性向上の問題をめぐって活発な質疑がありました。すなわち政府は明年度百十万円の予算をもって最低賃金制度の促進に乗り出すようだが、これによ……

第27回国会 地方行政委員会 第1号(1957/11/02、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  私、このたび委員長に就任いたしましたので、各位の一そうの御協力をお一願いいたしましてごあいさつといたします。
【次の発言】 これより本日の議事に入るわけでございますが、その前に、まず委員の異動について報告いたします。  国会閉会中の去る十月三十日小柳牧衞君が辞任されまして、酒井利雄君が一補欠選任されましたところ、翌三十一日酒井利雄君が辞任され、小柳牧衞君が再び委員になられました。  また、同じく三十一日に吉田萬次君、安井謙君が辞任され、成田一郎君、佐野廣君がそれぞれ補欠選任されました。  さらに、昨一日には加賀山之雄君が辞任され、岸良一君が……

第27回国会 地方行政委員会 第2号(1957/11/05、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これから委員会を開きます。  きのうの委員長及び理事打ち合せの結果について御報告いたします。この会期中の開会日は五日、七日、十二日、この大体三日間で、もし必要があれば臨時に願う、こういうことにしたいと思います。  それから、委員会の予定の議事等は、印刷物を御配付申し上げておりますので、それによって御了承を願いたいと存じます。  次に、本日の議題でありまするが、まず派遣委員の報告、次は、昭和三十三年度地方財政計画並びに地方債計画に関する件、昭和三十三年度自治庁関係の予算に関する件、期末手当等に関する件、次が、本年七月及び八月発生の九州地方における風水害その他本年度の災害対……

第27回国会 地方行政委員会 第3号(1957/11/07、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  本日は、まず次期国会における自治庁関係提出予定法律案に関する件を議題にいたします。自治庁当局より説明を聴取いたします。
【次の発言】 ただいまの説明に対して質疑がございましたら、御発言願います。
【次の発言】 あとで参ります。
【次の発言】 それでは、ほかにこの点について御発言がなければ、一応本件はこの程度にいたします。
【次の発言】 次に、本年七月及び八月発生の九州地方における風水害その他本年度の災害対策に対する件を議題にいたします。  まず最初に、農林省当局から、被害状況並びに災害対策の現況について説明を聴取いたします。

第27回国会 地方行政委員会 第4号(1957/11/14、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る八日吉江勝保君が辞任され、川村松助君が補欠選任されました。十一日には小柳牧衞君が辞任され、小沢久太郎君が新たに委員になられましたところ、十二日に川村松助君、小沢久太郎君が辞任され、林屋亀次郎君、小柳牧衞君がそれぞれ補欠選任されました。また、昨十三日には大沢雄一君が辞任され、井村徳二君が委員となられました。さらに、本日伊能繁次郎君、大和与一君、井村徳二君が辞任され、西郷吉之助君、吉田法晴君、大沢雄一君が委員となられました。  以上、報告いたします。

第28回国会 地方行政委員会 第1号(1957/12/20、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、委員の異動について御報告いたします。  閉会中の去る十八日、吉田法晴君が辞任されまして、大和与一君が補欠選任されました。
【次の発言】 次に、調査承認要求についてお諮りいたします。  本委員会といたしましては、従来通り、地方行政の改革に関する調査につき、議長の承認を求め、今期国会中、各般の調査を行なって参りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、お手元に議長に提出する調査承認要求書の案を配付いたしてございますが、この案の通り、要求書を委員長から提出いたしたいと存じますが、御異議ございませ……

第28回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1958/06/06、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、今期閉会中の委員の異動を御報告いたします。  五月二十九日、三木治朗君が辞任され、久保等君が補欠選任されました。翌三十日、伊能芳雄君が辞任され、佐藤清川郎君が補欠選任されました。また、本月三日には松野鶴平君、佐藤清一郎君が辞任され、佐野廣君、伊能芳雄君がそれぞれ後任として選任されました。  以上、御報告いたします。
【次の発言】 本日は、地方行政の改革に関する調査として、今次の衆議院議員総選挙の執行状況に関する件を議題に供します。  まず、関係政府当局より説明を聴取いたします。

第28回国会 地方行政委員会 第2号(1958/02/06、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) それでは、これより委員会を開きます。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る一月二十日、大和与一君が辞任せられまして、松澤兼人君が補欠選任せられました。また、三十日には林屋亀次郎君が辞任されまして、森田豊壽君が補欠選任せられました。  以上でございます。
【次の発言】 次に、理事の辞任についてお諮りいたします。  本日、理事の成瀬君より、書面をもって、理事を辞任いたしたい旨のお申し出がございました。成瀬君の理事の辞任を許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めてさよう決定いたします。  なお、この際、引き続き理事の補欠互選を行いたい……

第28回国会 地方行政委員会 第3号(1958/02/11、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、連合審査会の開会についてお諮りいたします。  昨十日、法務委員会から、銃砲刀剣類等所持取締法案並びに遺失物法等の一部を改正する法律案について連合審査会を開かれたい旨の申し入れがありました。本件につきましては、先ほど理事会におきまして協議をいたしたのでありまするが、法務委員会の申し入れ通り、両案について連合審査会を開くこととして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、さよう決定いたします。  なお、連合審査会の開会日時等は、両委員長で協議いたすこととなっておりますので、これらにつきましては、便宜、委員長におまかせ願いた……

第28回国会 地方行政委員会 第4号(1958/02/14、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、委員の異動を報告いたします。  昨十三日、森田豊壽君が辞任されまして、松岡平市君が補欠選任されました。  以上でございます。
【次の発言】 次に、銃砲刀剣類等所持取締法案を議題といたします。  前回に引き続きもし質疑のある方は、御発言を願います。
【次の発言】 では、他に御発言がなければ、本案に対する質疑はこれにて終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、本案に対する討論、採決は、都合により次回に譲ることといたします。  暫時休憩いたします。    午後零時十五分休憩

第28回国会 地方行政委員会 第5号(1958/02/18、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  本日は、まず銃砲刀剣類等所持取締法案を議題といたします。  本案に対する質疑は、前回をもって終局いたしておりますので、これにより討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。なお、修正意見等がありましたら、討論中にお述べ願います。
【次の発言】 他に御発言ございませんか。御発言がないようでありまするから、討論は終局したものと認めて、これより採決に入ります。  まず、討論中提出されました大沢君の修正案を問題に供します。本修正案に賛成の諸君の挙手を求めます。

第28回国会 地方行政委員会 第6号(1958/02/20、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  本日は、まず遺失物法等の一部を改正する法律案を議題に供します。  前回に引き続き、質疑を行います。質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言がなければ、質疑は終局したものと認めて、直ちに討論、採決に入ることとして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、これより討論に入ります。  御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べ願います。別に御発言もなければ、討論は終局したものと認めて、これより採決に入ります。  遺失物法等の一部を改正する法律案を問題に供します。本案を原案通り可決することに賛成の諸君の挙……

第28回国会 地方行政委員会 第7号(1958/02/27、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  本日は、まず本月十九日、予備審査として付託になりました公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案を議題に供します。  これより政府の提案理由の説明を聴取します。
【次の発言】 次に、同じく本月の二十二日、予備審査として付託されました地方税法の一部を改正する法律案について、提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 ただいま説明を聴取いたしました両法律案に対する質疑は、他日に譲ります。  ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 次に、水道事業に対する起債の許可に関する作について、加瀬君から発言を求められております……

第28回国会 地方行政委員会 第8号(1958/02/28、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、地方交付税法の一部を改正する法律案(予備審査)を議題に供します。  これより提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本案に対する質疑は、他日に譲ります。
【次の発言】 次に、昭和三十三年度地方財政に関する件を議題といたします。  本計画について、まず政府の説明を聴取いたします。
【次の発言】 次に、政府委員より詳細説明を聴取いたします。
【次の発言】 本件に関する質疑は、次回に譲ります。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。次回は、三月四日午前十時より開会いたします。    午後零時三十一分散会

第28回国会 地方行政委員会 第9号(1958/03/04、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  前回に引き続き、昭和三十三年度地方財政計画に関する件を議題に供します。  これより質疑を行います。質疑のおありの方は順次、御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 私ちょっと今の問題に関連してお尋ねしておきたいのですが、先ほど加瀬委員が、地方公務員も国家公務員並みの給与基準けよろしい、こういうことにお答えがあったのでありますが、国家公務員以上の給与基準あるいは昇給その他を定めたということが前からあるが、この問題について自治庁は地方に引き下げを求めておる、こういうことでありましたが、その経過あ……

第28回国会 地方行政委員会 第10号(1958/03/06、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  委員の異動について報告いたします。昨五日、久保等君が辞任され、三木治朗君が補欠選任されましたので報告いたします。
【次の発言】 本日は、まず奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案を議題に供します。  本案の趣旨説明はすでに聴取いたしておりますので、これより直ちに質疑に入ります。質疑のおありの方は、順次、御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  西郷君の質問に対しては、追って答弁を求めることにして、次に移ります。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第28回国会 地方行政委員会 第11号(1958/03/07、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  本日は、前回に引き続き、奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案の審査をお願いいたすのでありますが、その前に、この法律案に関連のある請願が一件付託されておりますので、法律案の審査の参考とする意味におきまして、この請願を議題に供したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  第二百十号、奄美群島産業開発基金制度に関する請願を議題に供します。  まず、専門員より内容の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本請願について政府側で御意見があれば発言願います。

第28回国会 地方行政委員会 第12号(1958/03/11、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  本日は、まず理事の補欠互選を行います。  去る五日、久保等君が委員を辞任されましたので、理事に一名欠員を生じておりましたが、久保君がその後再び委員となられました。よって久保君を再び理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、今後の本委員会の運営についてでございますか、先ほど理事会を開きまして協議いたしました結果、本日、警察法等の一部改正案が衆議院から送付して参りますので、これを今週及び来週一ぱいを目途として御審議を願うことといたします。また、本日は、大……

第28回国会 地方行政委員会 第13号(1958/03/13、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、委員の異動について報告いたします。  昨十二日、成田一郎君が辞任されまして吉田萬次君が補欠選任されましたが、さらに本日、吉田君が辞任されまして、郡祐一君が補欠選任されました。  以上、御報告いたします。
【次の発言】 本日は、まず、地方税法の一部を改正する法律案(予備審査)を議題に供します。  政府委員の詳細説明を聴取いたします。
【次の発言】 本案に対する質疑は他日に譲ります。
【次の発言】 次に、警察法等の一部を改正する法律案を議題に供します。  本案に対する趣旨説明、逐条説明はすでに聴取しておりますので、これより直ちに質疑に入り……

第28回国会 地方行政委員会 第14号(1958/03/14、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、委員の異動を申し上げます。  本日、郡祐一君が辞任され、成田一郎君が再び後任として選任されましたので御報告します。
【次の発言】 これより昨日に引き続いて警察法等の一部を改正する法律案を議題とし質疑を行います。  質疑のおありの方は順次、御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 では、速記をつけて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。    午後四時十三分散会

第28回国会 地方行政委員会 第15号(1958/03/18、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  先ほど委員長及び理事打合会を開きましたので、まず、その経過について御報告いたします。  第一に、連合審査会の開会の件でございますが、ただいま建設委員会で審査中の道路法の一部改正案外二件は、当委員会としても関係がありますので、連合審査会を開きたいということであります。  第二に、警察法等の一部改正案でございますが、これは本日から二十日まで質疑を行い、別段の事情のない限り、二十日の午後に討論、採決を行い、二十四日の本会議に上程いたすことに 一応意見がまとまりました。  第三に、地方税法の一部改正案でございますが、本件につきましては、大体、二十六……

第28回国会 地方行政委員会 第16号(1958/03/19、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  前回に引き続き、警察法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のおありの方は御発言願います。
【次の発言】 それでは、本日はこれにて散会いたします。    午後三時四十二分散会

第28回国会 地方行政委員会 第17号(1958/03/20、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。まず、委員の異動を申し上げます。本日、久保等君が辞任されまして、三木治朗君が補欠選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についてお諮りいたします。久保君の委員辞任に伴いまして、理事に一名欠員を生じましたので、この際、理事の補欠互選を行います。互選は、成規の手続を省略し、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。理事に鈴木壽君を指名いたします。
【次の発言】 次に、本日の理事会の経過を申し上げます。第一に、警察法等の一部を改正する法律案は、本日午前中に討論、採決を行う……

第28回国会 地方行政委員会 第18号(1958/03/25、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  本日は公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案を議題に供します。  本案は去る十四日、衆議院において修正の上、参議院に送付されたものであります。よってこの際、まず衆議院の修正点について説明を聴取いたします。
【次の発言】 これより質疑に入るのでありますが、その前に、公庫の業務の現状について、便宜政府より説明を聴取いたします。
【次の発言】 本案について、これより質疑を行います。質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 私から念のために伺っておきますが、今は大蔵省なり自治庁の意見を伺っておりますが、この修正について政府として意見を……

第28回国会 地方行政委員会 第19号(1958/03/26、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  本日は、まず昨日に引き続き、公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のおありの方は御発言願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は本日はこの程度にいたします。  これにて休憩いたします。    午前十一時二十七分休憩
【次の発言】 委員会を再会いたします。  午後は地方税法の一部を改正する法律案について、参考人の方々の御意見を伺います。  議事に入ります前に一言、参考人各位にごあいさつ申し上げます。  本日は御多用中のところ、本委員会のために御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。議事の都……

第28回国会 地方行政委員会 第20号(1958/03/27、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案を議題に供します。  本案につきまして、昨日、大蔵委員長より、委員会の決議を経て、文書をもって申し入れがございましたので、御報告いたします。申し入れの内容につきましては、お手元に配付いたしました申入書の写しによって御承知置きを願います。  本件につきましては、質疑は終局いたしたものと認めて差しつかえございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  よって、これより討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べ願います。付帯決議案等がございましたら、その際にお述べを願います。

第28回国会 地方行政委員会 第21号(1958/03/28、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、連合審査会の開会についてお諮りいたします。  道路整備緊急措置法案、道路法の一部を改正する法律案、日本道路公団法の一部を改正する法律案、以上、三案についての建設委員会との連合審査会は、先般一応終了したのでありまするが、その後、さらにもう一度連合審査会を開かれたい旨の委員各位からの御要望がございましたので、委員長において建設委員長とも協議いたしましたところ、建設委員会としても再度これを開くことに意見の一致を見たということでございます。従いまして、当委員会としまして、建設委員会に対し、三法案について再び連合審査会の開会申し入れを行うことに……

第28回国会 地方行政委員会 第22号(1958/03/31、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、去る二十九日付託されました地方財政法及び地方財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案(本院先議)を議題に供します。  政府より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、前回に引き続き、地方税法の一部を改正する法律案  地方交付税法の一部を改正する法律案  以上、両案を便宜一括して議題とし、質疑を行います。  質疑のおありの方は、順次、御発言を願います。  速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記とめて。

第28回国会 地方行政委員会 第23号(1958/04/01、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  本日は、まず地方税法の一部を改正する法律案及び地方交付税法の一部を改正する法律案の審査の参考とする意味におきまして、これら両法案に関連のある請願の審査を行います。  請願第二号、昭和三十二年度地方交付税に算定された地方債の特例に関する請願外三十八件を便宜一括して議題に供します。  お手元に配付いたしました一覧表に従いまして、まず専門員より説明を聴取いたします。
【次の発言】 ただいまの各、案件につきまして、政府側で何か御意見がありますか。
【次の発言】 請願の審査は一応この程度にいたします。各請願の願意を参酌の上法律案の審査を願います。

第28回国会 地方行政委員会 第24号(1958/04/02、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  本日は、地方自治法の一部を改正する法律案を議題に供します。  まず、政府より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 補足説明ありますか。
【次の発言】 この際お諮りいたします。  今案は昨日衆議院において修正の上、本院に送付記されたものでありますが、これらの修正点は、すでに委長各位のよく御承知の事項でありまするので、衆議院側の説明は便宜省略すること、に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、質疑に入ります前に、便宜、本法案関係の請願を議題に供します。  請願第五十三号、町村……

第28回国会 地方行政委員会 第25号(1958/04/03、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  本日は、地方税法の一部を改正する法律案を議題に供します。  本案は、一昨日衆議院において修正の上、本院に送付されました。衆議院の修正は、本案の施行期日について、政府原案が「四月一日から施行する。」といたしておりましたものを「公布の日から施行する。」と改めたのみでありますので、衆議院側の修正点の説明聴取は便宜省略いたして、審査を進めたいと存じますから、その点、御了承を願っておきます。  それでは、これより質疑に入ります。  質疑のおありの方は御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。

第28回国会 地方行政委員会 第26号(1958/04/08、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、委員の異動を御報告いたします。  四月三日、佐野廣君、大沢雄一君が辞任され、中野文門君、木村篤太郎君がそれぞれ補欠選任されましたが、翌四日、佐野君、大沢君が再び委員となられました。  以上、報告いたします。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についてお諮りいたします。  ただいま報告いたしました通り、大沢君が委員を辞任されましたので、理事に一名欠員を生じましたところ、大沢君が再び委員となられました。よって、大沢君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、さよう決定いたします。

第28回国会 地方行政委員会 第27号(1958/04/09、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  前回に引き続き、地方財政法及び地方財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案を議題に供します。  質疑のおありの方は御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 質疑は次回に続行することとして、本日はこれにて散会いたします。    午後三時十八分散会

第28回国会 地方行政委員会 第28号(1958/04/10、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、委員の異動を報告いたします。  昨日、小柳牧衞君、西郷吉之助君が辞任されまして、土田國太郎君、左藤義詮君が補欠選任されました。また本日、館哲二君が辞任せられ、三木興吉郎君が選任せられました。  以上、御報告いたします。
【次の発言】 昨日に引き続き、地方財政法及び地方財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案を議題に供します。  御質疑のおありの方は、御発言願います。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 それでは速記を始めて。  質疑を続行します。
【次の発言】 速記をとめて。

第28回国会 地方行政委員会 第29号(1958/04/15、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。まず、委員の異動について報告いたします。  去る十日、土田國太郎君及び左藤義詮君が辞任され、西郷吉之助君、小柳牧衞君がそれぞれ補欠選任せられました。  また、十一日には三木與吉郎君が辞仕され、館哲二君が再び委員となられ直した。以上、御報告いたします。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についてお諮りいたします。去る九日、理事の小柳牧衞君が理事を辞任されましたので、理事に一名欠員を生じておりましたところ、ただいま委員の異動で報告いたしましたように、小柳君が再び委員となられました。よって、この際、同君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ござい……

第28回国会 地方行政委員会 第30号(1958/04/16、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、委員の異動を申し上げます。  本日、成瀬幡治君、占部秀男君が辞任され、山口重彦君、相馬助治君が、それぞれ補欠選任されましたので報告いたします。
【次の発言】 これより本日の議事に入ります。  まず、公職選挙法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題に供します。  政府より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 次に、政府委員より、本案に関する詳細説明を聴取いたします。
【次の発言】 次に、本案は、衆議院において修正のうえ送付されましたので、右修正点について衆議院側より説明を聴取いたします。  衆議院公職選挙法改正に……

第28回国会 地方行政委員会 第31号(1958/04/17、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開会いたします。  委員の異動を申し上げます。  本日、山口重彦君が辞任されまして、成瀬幡治君が再び委員となられました。
【次の発言】 本日はまず内閣提出、衆議院送付の公職選挙法の一部を改正する法律案を議題に供します。  質疑のおありの方は、順次、御発言を願います。  なお、衆議院からは、修正案の提出者である青木衆議院議員が出席されるはずであります。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 午前はこの程度で休憩いたします。  午後は一時より開会いたします。     午後零時六分休憩

第28回国会 地方行政委員会 第32号(1958/04/18、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。まず、委員の異動を申し上げます。本日、木村篤太郎君が辞任され、佐町廣君が後任として再び委員となりました。
【次の発言】 これより議事に入ります。  内閣提出、衆議院送付の公職選挙法の一部を改正する法律案を議題に供します。  昨日に引き続き、質疑を行います。質疑のおありの方は、御発言願います。
【次の発言】 長官、今のお話ですが、始終あるのです。二人の候補者の場合に、一人が立会演説会に出ないために演説会ができなくなっちまう。これはまあ非常に私も不合理だと思うのです。これはまあ私は、代理も出せるのですから、せめて代理でも出さなければならないというふ……

第28回国会 地方行政委員会 第33号(1958/04/21、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、委員の異動を申し上げます。  本日、中田吉雄君が辞任され、秋山長造君が補欠選任されました。
【次の発言】 これより本日の議事に入ります。  内閣提出、衆議院送付の公職選挙法の一部を改正する法律案を議題に供します。  前回に引き続き質疑を行います。質疑のおありの方は御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちよっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。

第28回国会 地方行政委員会 第34号(1958/04/22、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。まず委員の異動を報告いたします。  本日、吉江勝保君、佐野廣君、伊能芳雄君、相馬助治君、秋山長造君が辞任され、伊能繁次郎君、松野鶴平君、高野一夫君、占部秀男君、中田吉雄君が、それぞれ補欠選任されました。
【次の発言】 本日は、まず、行政書士法の一部を改正する法律案を議題に供します
【次の発言】 本案に対する質疑は次回に譲ります。
【次の発言】 次に、請願の審査を行います。  請願第一号、自主財源団体の財政措置に関する請願外二百四件を議題に供します。  審査は、便宜お手元に配布いたしました一覧表の順序により行います。  まず、行政関係の百三十二件……

第28回国会 地方行政委員会 第35号(1958/04/23、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、高野一夫君が委員を辞任され、伊能芳雄君が再び委員になられました。
【次の発言】 この際、継続調査要求についてお諮りいたします。  当委員会におきましては、今期国会開会中も従来通り地方行政の改革に関する件について、議長の承認を得て、諸般の調査を行なって参ったのでありまするが、本調査は、今期国会中も引き続いて行いたいと存じますので、本院規則第五十三条により、議長に対しこの旨の要求書を提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第29回国会 地方行政委員会 第1号(1958/06/10、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を聞きます。  まず、委員の異動を報告いたします。  閉会中の昨九日、久保等君が辞任せられ、松澤靖介君が補欠選任せられました。
【次の発言】 本日は、調査承認要求についてお諮りいたします。  本委員会といたしまして、従来通り、地方行政の改革に関する調査につき、議長の承認を求め、今期国会中、各般の調査を行なって参りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、さよう決定いたします。  なお、要求書の内容は、便宜、委員長に御一任願うことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、さよう取り計らいます。  本日は、こ……

第29回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1958/07/30、4期、自由民主党)

○小林武治君 自治庁の町村合併のことについて伺っておきますが、行政局長が地方課長を集めて会議をされたということでありますが、合併問題を今、森委員の報告のように、速急に打ち切られるということは非常に困るという声がむしろ地方には非常に強い。今の米子と日吉津村の合併、城崎と豊岡の合併、これらは私どもが見ても合併した方がいい。ところが、一方的なわがままで合併をしないというふうな傾向があって、このままただ打ち切られてはあとの収拾も困るし格好もつかない。こういうことでありますから、これらの取り扱い方について、先般自治庁長官は、適当なときにある程度打ち切りたい、こういうことを言っておられたのですが、今のよう……

第29回国会 地方行政委員会 第2号(1958/06/17、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、委員の異動を報告いたします。  去る十日、成田一郎君、松澤靖介君が辞任されまして、郡祐一君、阿具根登君がそれぞれ補欠選任されました。  また、十二日には、佐野廣君が辞任され、平井太郎君が補欠選任されました。
【次の発言】 本日は、参考人の出席要求についてお諮りいたします。  先ほど理事会を開きまして協議いたしました結果、本州製紙江戸川工場における警備警察に関する件につきまして、来たる二十日、金曜日、午前十時より委員会を開き、関係者を参考人として出席を求め、実情について種々聴取いたすことと決定いたしました。理事会決定通り取り運ぶことに御……

第29回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1958/08/29、4期、自由民主党)

○小林武治君 私、遊興飲食税のことを一つとくとお聞きしておきたいのですが、それは御承知のように遊興飲食税は現在まあ百数十億収入がある。ところが税が非常に偏在しておる。特に私、静岡県ですが、静岡県なら熱海、伊東というようなところに非常に税が偏在しておる。しかも税そのものは町の施設からあがってきておる。ところがこれがすべて県税になっておる。そして町としては県から大した恩恵を受けない。こうことになっておるので、遊興飲食税を一つ一部分その市町村に保留すると申しますか、あるいは遊興飲食税を分割して、たばこ消費税のように県と市町村とに分ける、こういうふうな方法がないかどうか。還付税あるいは譲与税等の制度が……

第29回国会 地方行政委員会 第3号(1958/06/20、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、委員の異動を報告いたします。  昨十九日、平井太郎君が辞任され、森田豊壽君が補欠選任されました。
【次の発言】 本日は、地方行政の改革に関する調査として、本州製紙江戸川工場における警備警察に関する件を議題に供します。  前回の委員会の決定に基きまして、お手元に資料を配付しましたように、参考人として五名の方々にただいま御出席を願っております。議事の進め方といたしましては、まず、最初に参考人各位の御意見を伺い、そのあと質疑に入りたいと存じますので、この点あらかじめ御了承を願います。  それでは、これより参考人各位の御意見を伺いますが、その……

第29回国会 地方行政委員会 第4号(1958/06/26、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開きます。  まず、委員の異動を報告いたします。  去る六月二十日、森田豊壽君が辞任され、永野護君が補欠選任されました。さらに二十五日に永野護君が辞任され、成田一郎君が再び委員となられました。また本日、阿具根登君が辞任され、片岡文重君が後任として選任されました。以上、御報告いたします。
【次の発言】 次に、連合審査会の開会についてお諮りいたします。  本件は、先般の理事会におきまして協議したのでありますが、市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案につきまして、文教委員会に対し、連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。

第29回国会 地方行政委員会 第5号(1958/07/04、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) それではこれより委員会を開きます。  まず、委員の異動を報告いたします。  去る七月一日、館哲二君が辞任され、大野木秀次郎君が補欠選任されましたが、翌二日、大野木君が辞任されまして、館君が再び委員になられました。  また、昨日、伊能芳雄君、大沢雄一君が辞任され、田中茂穂君、左藤義詮君が、それぞれ補欠選任されました。  さらに本日、田中君が辞任され、大沢君が再び委員になられました。
【次の発言】 この際、理事の補欠互選についてお諮りいたします。  昨三日、理事の大沢君が委員を辞任されましたため、理事に一名欠員を生じましたところ、ただいま報告いたしましたように、大沢君が再び……

第30回国会 地方行政委員会 第3号(1958/10/07、4期、自由民主党)

○小林武治君 このたびの二十二号台風による伊豆地方の災害は、未曽有のものでありまして、予想外の惨状を呈しております。これにつきまして、参議院におきましても、委員を派遣することになり、私も、当委員会を代表しまして、現地を視察調査いたしたのでございまするが、まことに目をおおわしめるような惨状でありまして、これが善後措置につきましては、各位の格段の協力を得なければならぬと存ずるのございます。これにつきまして、政府当局におきましても、いろいろの善後措置を講ぜられておるのであります。ことに自治庁におきましては、いち早く交付税の繰り上げ支給というようなこともされておるのでありますが、これらの点につきまして……

第30回国会 地方行政委員会 第4号(1958/10/15、4期、自由民主党)

○小林武治君 この前の委員会で、特別交付税等のことを若干伺っておいたのでありますが、なお、この点をもっと具体的に一つお聞きしておきたいと考えます。  それにつきまして、特別交付税が、本年は全体の六%で百三十四億が予定されておる、こういうことでありますが、この百三十四億の中で、税収入等の減収の期待される分を補てんする、たとえば木材引取税の取り分不足、こういうことのために使われると、こういうような費用のために相当部分が取りのけられておるということでありますが、その額はどれくらいになっておるのですか。
【次の発言】 そうすると、特別交付税の額は、百億前後というふうに大体予想しなければならぬと思います……

第30回国会 地方行政委員会 第5号(1958/10/16、4期、自由民主党)

○小林武治君 昨日、政府当局に対して、二十二号台風による静岡県の狩野川のはんらんによりまして、田方郡の平野数十町歩の地域にわたって、流木あるいは家屋の流出破壊による廃材が堆積しておる。従って、これの処理につきまして、単に水難救護法の通常の規定によるのほか、これの処分あるいは搬出等について何らかの特例を必要としないか、こういう質問をいたしたのでありますが、これにつきまして、所管の官庁につきまして必ずしも明確でなかったので、本日運輸省海運局が出られて来たところを見ますと、海運局の所管と思われるのでありますが、私のお尋ねしたようなこれらの流木の処分ということについて、何らか特例を設ける必要があると私……

第30回国会 地方行政委員会 第6号(1958/10/21、4期、自由民主党)

○小林武治君 ただいま山口大臣のお話でありますが、私は、水難救護法を正面から読むと、これのただし書きの規定を適用するというようなことは、きわめて困難なことであると思う。しかし、とにかく緊急を要するし、これをこのまま放置することができない、従って、何とか処置しなければならぬと思います。で、お話のような処置をすれば、通常の場合は必ず後日に問題を起すことである、あるいは場合によると、刑事事件というようなものにも発展しかねない、こういうふうにも思いますので、地方がお話のような処置をするについても不安があるというふうに思いまするが、政府の有権的な――当局からこういう扱い方をしていいという積極的の指示をな……

第31回国会 地方行政委員会 第5号(1958/12/23、4期、自由民主党)

○小林武治君 私は、本法案の提出を多とするものであります。ことに、昭和三十三年の風水害には、その甚六な市町村等におきましては、その善後処理に忙殺され、かつ苦痛を感じておったものでございますが、この法律によっていささかその愁眉を開いた、こういうことが申せるのでございます。特に、今回衆議院において修正されました農地等の小災害にかかる地方債の問題につきましては、関係市町村等が最も苦慮しておったことでありまして、これができるかどうかということは、今後の町村運営、町村財政の運営そのものにも非常な影響があり、被害罹災民等はもとよりのことでありまするが、今回衆議院においてかような修正をなされたということは、……

第31回国会 地方行政委員会 第12号(1959/02/26、4期、自由民主党)

○小林武治君 人員の関係はどうなんですか。
【次の発言】 機構はどういうふうになりますか。
【次の発言】 今の機構は、どんな形で出るのですか。機構は内規ですか。
【次の発言】 今の機構の問題ですが、これは実施がいつか。今の人員の配置ですね、何かだいぶさっきの説明じや大がかりのようなものに思えるが、今の増員の必要ですね。それで間に合うのか、あるいはよそから兼務させるとか、こういうふうなことを言っておりますが、それで間に合うのですか。
【次の発言】 私は、しばらく欠席しておりまして、つまびらかにしておりませんが、全体の増員というものは、今年は大体十分取れたのですか、警察庁の問題ですが。それは御説明……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1959/08/10、5期、自由民主党)

○小林武治君 地方起債のことについて伺いたいのでありますが、昭和三十四年度の成立した起債の大体の今までの割当、そういうものはどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 その事業別の金額は、ここでもってお聞きできますか、どういうふうにおきめになったか。
【次の発言】 起債の割当はなるべく早くしてもらいたいということは、当然の希望でありまするが、あと残っておるものも、最近のうち決定できますか。
【次の発言】 過年度の災害復旧関係の起債の問題ですが、これはどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 今の問題は、みんな工事がそれぞれ進行しておるわけですが、いつごろおきまりになりますか。大体去年……

第32回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1959/09/10、5期、自由民主党)

○小林武治君 今の問題ですが、これはもう数年続いておるのですが、毎年もう相当の精算額なんですね。この金額が少なければ地方団体は文句を言わない、ところが、経験的に、数年統計的に続いて出ている。数年精算額の差額の大きい金額が……。そこで、地方がこう言うのは、何百万円という小さい金額なら文句は言わないが、相当、何千万円あるいは億というような金になっておるから、そういう、統計的に見ても、もう当然足りないということはわかる。従って、今お話のように、翌年度の予算を組む際には、そういうものを参考にして、予算額をふやすというようなことはできませんか、ほんとうに。しかも、翌年度の補正予算に組むから、支払いがどう……

第32回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1959/10/09、5期、自由民主党)

○小林武治君 警察庁のいろいろのお話がありましたが、外部からの災害に対する応援といいますか、そういうようなことはどうなっておりますか、実情は。
【次の発言】 応援の問題ですが、こういうようなものは、警察の仕事は、やはり災害に対処するというふうな仕事が非常な大きな仕事であって、今後も応援の問題はやはり起きると思うのですが、そういうものについて何か計画とか、あらかじめ考えておるというような、そういうことはありませんか。  それからもう一つは、応援なんかの経費はどういうふうになりますか。
【次の発言】 もう一つ、装備の問題ですが、やはり警察も災害関係等をある程度予想して装備をこれからさせる、ヘリコプ……

第32回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1959/10/10、5期、自由民主党)

○小林武治君 新市町村建設及び地方公務員の給与に関する小委員会は、七月以来四回にわたり小委員会を開き、新市町村建設と地方公務員の給与の問題につきまして、関係当局との間に質疑応答を重ね、埼玉県加須市、吉見村について現地調査を行い、また岐阜県美濃加茂市長渡辺栄一君ほか関係者より意見を聴取する等、各般の調査を進めて参りましたが、新市町村建設の問題に対しては、新建設強化を重点として、法律の有効期間の延長を考えるが、その内容については、未合併町村の処理との関係もあり、なお検討の必要があるということになりました。  ついては、来たるべき臨時国会においても小委員会を設けて、本問題の調査が続行されることを希望……

第33回国会 地方行政委員会 第4号(1959/11/10、5期、自由民主党)

○小林武治君 今の起債の関係ですがね。今年既成立の分が三十五億円ある。また新しいものが百六十億円、これと既往災害との起債の関係はどうなりますか。
【次の発言】 そうすると、今残っている三十五億円というのは、ことし生ずるであろうために予定しておいた。従って、既往の災害に対しては何らの影響がない、こういうことですね。

第33回国会 地方行政委員会 第5号(1959/11/17、5期、自由民主党)

○小林武治君 町名地番が非常に不ぞろいである。このために一般社会生活あるいは行政上あるいは郵便電報の配達あるいは公益事業の遂行、これらの点において非常に大きなロスがあることは、御承知の通りでありまして、この問題は、しばしば国会その他においても問題になっておるのでありますが、この町名の問題は、これは自治庁の所管で、また地番の問題は法務省の法務局の所管、こういうふうな関係になっておりますが、これらの不ぞろいを調整するという問題について、法務当局あるいは自治当局はどういうお考えを持っておるか。あらためて一つお聞きをいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいまのお話でありますが、法務省の関係の土地台……

第33回国会 地方行政委員会 第7号(1959/12/03、5期、自由民主党)

○小林武治君 今の問題に関連して、課税の対象は公給領収証のみによってやっておるかどうか、ある程度見込み課税あるいは割当課税をやっているかどうか、その点も一つお聞かせいただきたい。
【次の発言】 今の遊興飲食税の問題で、大衆飲食等については、組合を何か課税上利用しておりますか。今、個々の業者に全部調定を別々にやっておりますか。
【次の発言】 今のように、七〇何%くらいしか公給領収証を使っておらぬ、こういうことになると、相当程度の脱税を認めておる、こういうことになりまするが、これは、この公給領収証を出せと言うても出さないのが相当あるということになれば、東京都も、脱税があるとすれば、その脱税を防止す……

第33回国会 地方行政委員会 第9号(1959/12/10、5期、自由民主党)

○小林武治君 新市町村建設促進特別委員会では、新市町村建設促進法が三十六年に終わると、従って、小委員会としては、これをなお延ばしてもらいたいと、こういうふうな希望を持っておることが今までの論議で出た。ただし、これについては、いろいろ申し合わせ、決議等はいたしておりません。それから、ただいまの交付税の合併補正、あるいは地方税の特例の問題についても、これは延期してもらいたい、こういうふうな希望を持っておると、こういうことだけ申し上げておきます。

第33回国会 地方行政委員会 第11号(1959/12/22、5期、自由民主党)

○小林武治君 自治庁長官にごく要点だけ伺っておきたいのでありますが、地方公務員の定年制の問題は、御承知のように、昭和三十一年に政府提案でもって国会に提出されて、参議院は通過して、衆議院で審議未了になっておると、こういう状態にありますが、地方団体のいろいろな要望も、幾つか解決されてきておりますが、この問題だけはいまだにそのままになっておって、しかも地方団体、ことに市町村の理事者の間でこれほど強い要望のある問題はない。先般も、全国市長会の代表が本委員会に出てきて陳情をされておる。国家公務員と地方公務員と、その性質も違うと、従って、ぜひ一つこの際地方公務員の定年制の根拠法だけでも作ってもらいたいと、……

第36回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1960/12/01、5期、自由民主党)

○小林武治君 今のことしの集中豪雨その他の災害でですね、今、自治省なり建設省の答弁を伺っておると、われわれが期待しているよりか非常に心細いような気がするのですが、私どもはもっとこの際、特別立法等について考慮してもらえると、こういうふうに考えておったわけでありますが、周東大臣も先ほどお話がありましたが、やはりある程度特別立法を一つ建設省関係においても考えてもらわなければなるまいと、こういうふうに思っておりますので、今折衝の最中だと思いますから、そういうおつもりで一つぜひやってほしい、ぜひ前例をできるだけ取り入れてやってもらいたいと、こういうふうに注文をしておきます。

第37回国会 地方行政委員会 第3号(1960/12/21、5期、自由民主党)

○小林武治君 今の起債の特例を認める該当町村ですね、わかりますか。今ここでお聞きすることできますか。
【次の発言】 だから、その市町村を具体的に示すことができますか。
【次の発言】 しかし、起債の総額も大体あなたの方で予定し、従って、それを積み上げたものだと思うから、予定はあるのだろうと思うのですが、どうですか。
【次の発言】 今の町村はいつごろきまりますか。
【次の発言】 大体の数は今二十とかいった、その程度ですか。

第37回国会 地方行政委員会 第4号(1960/12/22、5期、自由民主党)

○小林武治君 質屋営業法の一部改正に関する件についてでありますが、この件につきましては、私も内容等若干今後改正する必要がある、こういうふうに思っておりまするが、承りますれば、警察庁部内におきましても、この問題について小委員会を設けて検討中であるということでございますので、私としましては、警察庁がこの問題について、すみやかに検討をして結論を得ることを期待することにして留保に賛成いたします。

第38回国会 地方行政委員会 第10号(1961/03/23、5期、自由民主党)

○小林武治君 今の調査費ですね、一般会計でとったんですか。
【次の発言】 そうすると、接続をすると、こう言っても、違った体系をつなぐ、こういうことと、電話を電電公社の系統の一つとして統合すると、こういうこととあると思うのですがね。ただ、つなぐというようなことはちょっとできない。つないでそうしてほかとの公衆通信ができるというようなことはちょっと考えられないと思うのですが、つなぐという以上は、電話を電電公社の組織の中へ入れてしまう、こういう方向に当然持っていくべきだと思いますが、どうですか。今のように有線放送同士を別につなぐなんということは考えられないことじゃないかと思う。われわれとしては、今の通……

第38回国会 地方行政委員会 第15号(1961/04/18、5期、自由民主党)

○小林武治君 自治省にお伺いし、ますが、公営企業についての監督とか監査とか、こういうようなことはどうなっておりますか。
【次の発言】 公営企業をやる場合には、ふだん届出とか、あるいは事業の執行、経理等については、何か届出をすることになっていますか。
【次の発言】 公営企業は、企業であるからして、採算というような問題について自治省は当然関心を持ち、注意をしていかなきゃならぬと思いますが、そういう経営の内容については、どの程度関与しておりますか。
【次の発言】 自治省としては、公営企業が採算的に成り立つ、また成り立たなければならぬ、こういうことについての関心というか、そういうことはしっかり持ってお……

第38回国会 地方行政委員会 第16号(1961/04/20、5期、自由民主党)

○小林武治君 地方税法の改正案を出されたのでありますが、この改正案を作るについての基本方針と申しまするか、一貫したお考えがあれば、この趣旨を簡潔に伺いたいと思います。
【次の発言】 税の全体を見ますると、国税と地方税との配分につきまして、いろいろの問題があるのでありますが、今の状態では、国税が非常に重くて、それで地方税がむしろ少ないと、従って、地方の独立財源の確保がきわめて不十分であると、こういうことがいわれておるのでありますが、今後この税の配分、すなわち地方税制をもっと強化すると、こういうふうな事柄について、今おもな方針として何かお考えがあるかどうか、そういうことを伺っておきたい。

第38回国会 地方行政委員会 第17号(1961/04/25、5期、自由民主党)

○小林武治君 ちょっと伺っておきますが、公営企業に対する課税はどうなっていますか。たとえばガス事業とか電車の交通事業とか、地下鉄とか、こういうものに対して、市営でやってるものは県税の問題があるし、県でやってるものは市町村税の問題がある、国税の問題もある――国税はかからぬかもしらぬけれども、課税は現在どうなっていますか、そういうふうないわゆる私企業と競合しているような交通事業なんかに対する。
【次の発言】 それは何か法律で書いてあるのですか。
【次の発言】 バスとか水道はともかくとして、自動車税、たとえばそういうようなものは全然取っておりませんか。

第38回国会 地方行政委員会 第22号(1961/05/18、5期、自由民主党)

○小林武治君 ただいま議題となりました昭和三十七年における参議院議員選挙の選挙運動等の臨時特例に関する法律案の提案理由とその要旨を御説明いたします。  公職選挙法は、今日までの施行の実情などから見まして、選挙運動に関する規定を初めとして若干の改正の必要を感じて参った次第であります。しかし、公職選挙法の抜本的な改正は、今国会においてすでに審議されております選挙制度審議会設置法案によって設置される同審議会での結論を待って行なうべきであると考えますし、また、一方、御承知のごとく昭和三十七年の参議院議員の通常選挙が明年に迫っておりますので、この際抜本的な改正は行なわず、とりあえず同選挙を対象とした所要……

第38回国会 地方行政委員会 第25号(1961/05/30、5期、自由民主党)

○小林武治君 ごく簡単に御質問申し上げますが、この法案が実施されると、当然市町村等においては報酬の変動が行なわれる。すなわち、場合によっては高い方への平均化運動が行なわれる、こういうことが起こってくると思うんですが、この際、地方議員の報酬をある程度標準をきめるとか準則を作るとか、そういうふうな御意見は自治省にありませんか。
【次の発言】 どうしても私は町村等にこの制度を実施することは多少時期が早いというような気がいたしますが、たとえ任意の制度でありましても、実施されればどこの町村も当然入る、入ればこの給与の平均化運動が起るというふうに考えざるを得ない。それでそのために給与をまた方々で上げて地方……

第38回国会 地方行政委員会 第27号(1961/06/06、5期、自由民主党)

○小林武治君 ただいまの飛び出しナイフの問題でありますが、今度五・五センチメートル以下は禁止する、こういうことについて、業者に対する影響というものはどういうふうに考えていらっしゃいますか。
【次の発言】 今の、相談しておるとか、通産省とお話しになっておるとかいうことでありますが、具体的にどんな影響があるかと、こういうふうなことはおわかりになっていますか。
【次の発言】 そこで、この問題について、衆議院は何か附帯決議をつけられて、そして当局の方ではまあ善処でもするような答弁があったように聞いていますが、善処とはどういうことをされるつもりなのか、その点を一つ……。

第39回国会 地方行政委員会 第7号(1961/10/26、5期、自由民主党)

○小林武治君 今度災害基本法案を提案されたのでありますが、この法案は、読んでみると非常に抽象的なものでありますので、この法案の具体的の効果、こういうふうなものを、もう一度一般的にわかりやすくひとつ、これによってどういう効果が災害対策上、上げられるか、そういうことをまず説明してもらいたい。
【次の発言】 従来の災害に関する法律というのは、主として起きた災害にどういうふうに対処するか、こういうふうなことが、おもになっておりますが、今度の基本法は、その災害の結果に対する処置と災害を予防する、防災といっておるようですが、そうこととどっちに重点が置かれておるのか、こういうことはどうですか。

第39回国会 地方行政委員会 第8号(1961/10/27、5期、自由民主党)

○小林武治君 ちょっと伺っておきますが、この法律と自衛隊の出動の関係ですか、こういうものはどういうふうになるのですか。
【次の発言】 そうすると、別段の規定はしないで、現行どおりでいくと、こういうことになると思いますが、自衛隊はその指定の行政機関としてそういうものがないと、そういうことですか。
【次の発言】 そうすると、自衛隊は独自の考え方で行動するということですか。
【次の発言】 そうすると、対策本部長というものができるのだが、その本部長あるいは知事等の指示とか、勧告とか、そういうものは受けないわけですか。
【次の発言】 これは従来もある問題ですが、自衛隊が出動するために相当の経費を要してお……

第40回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1962/07/06、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  五月九日付をもって委員山口重彦君が辞任され、補欠として鈴木壽君が委員に選任され、五月十四日付をもって委員野上進君が辞任され、補欠として堀本宜実君が委員に選任され、五月十五日付をもって委員加瀬完君が辞任され、その補欠として占部秀男君が委員に選任され、六月九日付をもって委員郡祐一君が辞任され、その補欠として横山フク君が委員に選任され、六月十一日付をもって横山フク君が辞任され、その補欠として郡祐一君が委員に選任され、本日付をもって委員松永忠二君が辞任され、その補欠として藤田進君が委員に選任されまし……

第40回国会 地方行政委員会 第2号(1962/01/30、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  私、このたび地方行政委員長になりましたので、何分よろしく御協力をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十二月十四日付をもって委員加瀬完君及び小笠原二三男君が辞任され、その補欠として松澤兼人君及び矢嶋三義君が委員に選任されました。
【次の発言】 次に、委員会の定例日について申し上げます。  当委員会におきましては、先ほどの理事会におきまして、今期国会におきましても従前の例にならいまして、当分の間は毎週火曜及び木曜日を定例日として、必要に応じて金曜を追加するということに申し合わせが……

第40回国会 地方行政委員会 第3号(1962/02/01、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  まず、警察法の一部を改正する法律案、公営企業金融公庫法等の一部を改正する法律案、昭和三十六年五月の風害若しくは水害、同年六月及び十月の水害、同年七月、八月及び九月の水害若しくは風水害又は同年八月の北美濃地震による災害を受けた地方公共団体の起債の特例等に関する法律の一部を改正する法律案、以上三案を便宜一括して議題といたします。  まず、各法案について提案理由の説明を聴取いたします。安井大臣
【次の発言】 以上の三案の質疑は、後日に譲ります。
【次の発言】 よろしゆうございますか。

第40回国会 地方行政委員会 第4号(1962/02/06、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  本日は、昭和三十六年五月の風害若しくは水害、同年六月及び十月の水害、同年七月、八月及び九月の水害若しくは風水害又は同年八月の北美濃地震による災害を受けた地方公共団体の起債の特例等に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。御質疑の方は御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  本件についての質疑は、本日はこの程度にいたして、次の議題に移ります。
【次の発言】 次は、地方行政の改革に関する調査を議題とし、選挙に関する件について質疑を行ないます。

第40回国会 地方行政委員会 第5号(1962/02/08、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  理事の補欠互選についてお諮りいたします。  過般、私が委員長に就任いたしましたため、理事一名が欠員となっておりますので、この際、その補欠を互選いたしたいと思いますが、便宜その指名を委員長に御一任願うこととして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、館君を理事に指名いたします。
【次の発言】 まず、銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。安井国務大臣
【次の発言】 本案の質疑は次回に譲ります。
【次の発言】 次に、昭和三十六年五月の風害若しくは水害、同年六月及び十月の水……

第40回国会 地方行政委員会 第6号(1962/02/13、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  初めに、委員の異動について御報告いたします。  二月八日付をもって委員西田隆男君が辞任され、その補欠として野上進君が委員に選任され、九日付をもって委員天坊裕彦君が辞任され、その補欠として小柳牧衞君が委員に選任されました。
【次の発言】 市の合併の特例に関する法律案、昭和三十六年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律案の両案を、便宜一括議題として、提案理由の説明を聴取いたします。安井自治大臣。
【次の発言】 両案の質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 地方行政の改革に関する調査を議題にいたし、昭和三十七年……

第40回国会 地方行政委員会 第7号(1962/02/15、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  理事の辞任許可及び補欠互選についてお諮りいたします。  館君から、都合により理事を辞任したい旨の届出がありましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。  つきましては、ただちにその補欠互選を行ないたいと存じますが、便宜、その指名を委員長に御一任願うこととして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、野上君を理事に指名いたします。
【次の発言】 旧沖繩県の地域における公職選挙法の適用の暫定措置に関する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。参議……

第40回国会 地方行政委員会 第8号(1962/02/20、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、お手元にお配りいたしてございますとおり、お二人の方に参考人として御出席いただいておりますので、これより本案について御意見を承りたいと存じます。  参考人の方に一言ごあいさつ申し上げます。  両参考人の方には公私御多用のところ、わざわざ当委員会のため御出席下さいましてまことにありがとうございます。これより御意見をお述べ願うわけでありまするが、順序としまして、まずお一人約十五分程度で御意見をお述べ願いまして、後刻さらに委員の質疑にお答え願うことにして進めたいと……

第40回国会 地方行政委員会 第9号(1962/02/22、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  離島振興法の一部を改正する法律案を議題として、前回に引き続き質疑を行ないます。
【次の発言】 矢嶋さん、長官は退席されるそうですから……。あと秋山君もあるそうですから。
【次の発言】 大臣よろしゅうございます。
【次の発言】 これにて質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。   「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議ないと認めます。  これより討論に入ります。  御意見のある方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御意見もなければ、これにて討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。

第40回国会 地方行政委員会 第10号(1962/02/27、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  初めに、委員の異動について報告いたします。  二月二十四日付をもって委員西田信一君が辞任され、その補欠として増原恵吉君が委員に選任されました。
【次の発言】 理事の辞任許可についてお諮りいたします。  理事の館君より、都合により理事を辞任したい旨の届出がありました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決しました。  つきましては、直ちにその補欠を互選いたしたいと存じますが、ただいま報告のとおり理事の西田君が委員を辞任されましたことにより、別に理事一名が欠員となっておりますので、この際あ……

第40回国会 地方行政委員会 第11号(1962/03/01、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  質屋営業法及び古物常業法の一部を改正する法律案を議題といたします。  政府委員から補足説明を求めます。柏村警察庁長官。
【次の発言】 以上で補足説明を終わります。  御質疑のある方がありましたら御発言願います。――それでは本案に対する質疑は、次回に行ないます。
【次の発言】 次に、警察法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き質疑を行ないます。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 この際委員の異動について御報告いたします。  本日付をもって郡祐一君が辞任され、その補欠として……

第40回国会 地方行政委員会 第12号(1962/03/06、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) それでは、ただいまから委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  三月二日付をもって委員大泉寛三君が辞任され、その補欠として郡祐一君が委員に選任されました。
【次の発言】 住居表示に関する法律案を議題といたし、提案理由の説明を聴取いたします。大上政務次官。
【次の発言】 本案の質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案を議題といたします。御質疑のある方は御発言を願います。
【次の発言】 本案の質疑はこれにて終局したものと認めて御異議ございませんか。

第40回国会 地方行政委員会 第13号(1962/03/08、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  まず、銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の質疑は前回をもって終局いたしておりまするので、これより直ちに討論に入ります。  御意見のある方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 ただいま委員の異動がありましたので報告いたします。  本日付をもって委員郡祐一君が辞任され、その補欠として堀木鎌三君が委員に選任されました。
【次の発言】 本案について、他に御意見もなければ、これにて討論は終結したものと認めて御異議ございませんか。

第40回国会 地方行政委員会 第14号(1962/03/13、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を閉会いたします。  質屋営業法及び古物営業法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 それでは、本案の質疑を中断いたしまして、公営企業金融公庫法等の一部を改正する法律案及び昭和三十六年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律案の両案を一括して議題といたします。  両案の質疑は前回の委員会において終局いたしておりますので、これより各案について討論、採決を行ないます。  まず、公営企業金融公庫法等の一部を改正する法律案について討論に入……

第40回国会 地方行政委員会 第15号(1962/03/15、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) それではただいまから委員会を開会いたします。  初めに委員の異動について報告いたします。  三月十四日付をもって委員基政七君が辞任され、その補欠として中村正雄君が委員に選任され、また、本日付をもって委員中村正雄君が辞任され、その補欠として基政七君が委員に選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選についてお諮りいたします。  ただいま報告のとおり、基君が一たん委員を辞任されたことにより、理事一名が欠員となっておりますが、基君が再び委員に選任されましたので、基君を再び理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第40回国会 地方行政委員会 第16号(1962/03/20、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  初めに、委員の異動について御報告いたします。  三月十九日付をもって委員笹森順造君が辞任され、その補欠として小幡治和君が委員に選任されました。
【次の発言】 住居表示に関する法律案を議題といたします。  本日は、お手元にお配りいたしてございますとおり、四人の方々に参考人として御出席いただいておりますので、これより本法律案について御意見を承りたいと存じます。  参考人の方々に一言御あいさつ申し上げます。本日は、御多用中のところわざわざ当委員会のため御出席下さいまして、まことにありがとうございます。当委員会におきましては、第三十三回国……

第40回国会 地方行政委員会 第17号(1962/03/22、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  地方税法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、お手元にお配りした印刷物のとおり、お三人の参考人の方から本法律案について御意見を承ることになっております。  参考人の方々に申し上げますが、皆様には御多用中お出でをいただきまして、まことにありがとうございました。順序といたしまして、まず、お一人約二十分程度で御意見をお述べをいただきまして、後刻、委員からの質疑にお答えをいただくことにいたしたいと存じます。何とぞよろしく御協力のほどをお願いいたします。  まず、遠藤参考人からお願いいたします。

第40回国会 地方行政委員会 第18号(1962/03/27、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  前回に引き続き、地方税法の一部を改正する法律案を議題といたします。  御質疑の方は、御発言を願います。
【次の発言】 大蔵大臣はこの委員会にあまりおいでにならぬので、私からひとつ御要望申し上げておきますが、地方行政の立場から見まして、どうも大蔵省と地方財政とが対立するような傾きもある。これは申すまでもなく、大蔵省が国全体の財政をまかなっているのでありますから、大蔵大臣または大蔵省の役人の方は、地方に銭を取られるという考え方であることはあるまいと思いますが、地方財政と国家財政とをあんばいするのが大蔵省の役目であると、こういうように思……

第40回国会 地方行政委員会 第19号(1962/03/29、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  初めに委員の異動について御報告いたします。  三月二十八日付をもって委員石原幹市郎君が辞任され、その補欠として小幡治和君が委員に選任されました。
【次の発言】 まず、地方公務員共済組合法案及び地方公務員共済組合法の長期給付に関する施行法案の両案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。安井自治大臣。
【次の発言】 両案の質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 地方交付税法の一部を改正する等の法律案を議題といたします。
【次の発言】 それでは午後一時半まで休憩いたします。    午前十一時五十六分休憩

第40回国会 地方行政委員会 第20号(1962/04/03、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  初めに、委員の異動について報告いたします。  三月二十九日付をもって委員増原恵吉君が辞任され、その補欠として西田信一君が選任せられ、三月三十日付をもって委員西田信一君が辞任せられ、その補欠として増原恵吉君が委員に選任され、本日付をもって委員松永忠二君及び鈴木壽君が辞任され、その補欠として小笠原二三男君、加瀬完君が委員に選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選をお諮りいたします。  ただいま御報告のとおり、理事増原恵吉君が委員を辞任されたことにつき、理事一名が欠員となっておりましたところ、再び増原恵吉君が委員に選任せられました……

第40回国会 地方行政委員会 第21号(1962/04/05、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  初めに委員の異動について報告いたします。  本日付をもって委員占野秀男君が辞任され、その補欠として山本伊三郎君が選任されました。
【次の発言】 辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。
【次の発言】 藤山長官がほかにいろいろ用事がございますので、ただいまおいでになりましたから、御質問がありましたらお先にどうぞ。
【次の発言】 加瀬君、時間が時間ですから、ひとつよろしくお願いします。
【次の発言】 まだだいぶありますか。

第40回国会 地方行政委員会 第22号(1962/04/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) それではただいまから委員会を開会いたします。  地方公務員共済組合法案、地方公務員共済組合法の長期給付に関する施行法案の両案を議題といたします。  御質疑の方は御発言願、います。
【次の発言】 ちょっと申し上げますが、大蔵大臣はやむを得ない所要があるそうで、時間になっておりますが。
【次の発言】 それでは大臣、簡明にお答えになってお帰り下さい。大体時間をお約束になっているから。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時二十二分休憩

第40回国会 地方行政委員会 第23号(1962/04/12、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  地方公務員共済組合法案及び地方公務員共済組合法の長期給付に関する施行法案を議題といたします。  本日は、お手元にお配りいたしてございまするとおり、五人の方々に参考人として御出席いただくことになっておりますが、参考人の皆様に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は御多用のところ、わざわざ当委員会のため御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。これより順次御意見をお述べいただくわけでありまするが、午前中は、御出席のお三人の方から、お一人約二十分程度で御意見を承り、後刻さらに委員からの質疑にお答えいただくことにいたしたいと存じ……

第40回国会 地方行政委員会 第24号(1962/04/17、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開会いたします。  初めに、委員の異動について御報告いたします。  四月十三日付をもって委員野上進君が辞任、その補欠として吉江勝保君が委員に選任、四月十四日付をもって委員吉江勝保君が辞任、その補欠として野上進君が委員に選任、また四月十六日付をもって委員占部秀男君が辞任され、その補欠として山本伊三郎君が委員に選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選についてお諮りいたします。  ただいま御報告のとおり、野上君が一たん委員を辞任されたことにより理事一名が欠員となっておりましたが、野上君が再び委員に選任されましたので、この際、同君を再び理事に指名いたしたい……

第40回国会 地方行政委員会 第25号(1962/04/19、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより委員会を開会いたします。  地方公務員共済組合法案及び地方公務員共済組合法の長期給付に関する施行法案の両案を一括議題として、前回に引き続き質疑を行ないます。  御質疑のある方は御発言を願います。
【次の発言】 加瀬さん、都合で一時十分前に休憩に入りますから、御了承願います。
【次の発言】 午前はこの程度にいたしまして、午後二時まで休憩いたします。    午後零時五十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  両案について質疑を続行いたします。
【次の発言】 次回は二十日十時開会とし、本日は散会いたします。    午後四時六分散会

第40回国会 地方行政委員会 第26号(1962/04/20、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  この際、お諮りいたしたいことがございます。  公職選挙法等の一部を改正する法律案審査のため、参考人の出席を要求いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。参考人の人選及びその他の手続につきましては、委員長及び理事に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 前回に引き続き、地方公務員共済組合法案及び地方公務員共済組合法の長期給付に関する施行法案の両案を議題といたします。

第40回国会 地方行政委員会 第27号(1962/04/24、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  初めに委員の異動について報告いたします。  四月二十一日付をもって委員井川伊平君、佐野廣君、北畠教真君が辞任され、その補欠として小柳牧衞君、小幡治和君、郡祐一君が委員に選任されました。本日付をもって委員山本伊三郎君、中尾辰義君が辞任され、補欠として占部秀男君、白木義一郎君が委員に選任されました。
【次の発言】 地方自治法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。  何か説明ありますか。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めて。

第40回国会 地方行政委員会 第28号(1962/04/26、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  初めに委員の異動について報告いたします。  四月二十五日付をもって委員白木義一郎君が辞任され、その補欠として中尾辰義君が委員に選任されました。
【次の発言】 市の合併の特例に関する法律案を議題といたします。  まず、衆議院における修正点について説明を聴取いたします。衆議院議員渡海元三郎君。
【次の発言】 ただいまの説明及び修正点以外の原案について御質疑のある方は御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第40回国会 地方行政委員会 第29号(1962/04/27、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  道路交通法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、提案理由の説明を聴取いたします。柏村警察庁長官。
【次の発言】 次いで衆議院における修正点について説明を聴取いたします。衆議院議員小澤太郎君。
【次の発言】 これより質疑に入りますが、なるべく修正点についての質疑を先にお願いいたします。
【次の発言】 これは矢嶋委員のおっしゃるとおりでありまして、常に大臣の出席を要請いたしておるのでありますが、本日は、当方の多少時間の都合もあり、なお大臣が閣議のためにまだお見えにならぬ、こういう都合、しかも警察庁には政務次官がありません……

第40回国会 地方行政委員会 第30号(1962/04/30、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日付をもって委員小幡治和君、郡祐一君、小柳牧衞君が辞任され、その補欠として野本品吉君、米田正文君、村上春藏君が委員に選任されました。
【次の発言】 まず、新産業都市建設促進法案を議題といたします。  衆議院における修正点について、説明を聴取いたします。衆議院議員岡本茂君。
【次の発言】 矢嶋君の御意見ごもっともと存じまするが、何しろ早々のことでありまして、十分のさような時間的余裕がなかったので、御了承願いたいと思います。  なお、これからでも当然のことでありますが、調査室その他において、しか……

第40回国会 地方行政委員会 第31号(1962/05/02、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  初めに、委員の異動について御報告いたします。  五月一日付をもって委員米田正文君、村上春藏君が辞任され、補欠として郡祐一君、小柳牧衞君が委員に選任され、さらに五月二日付をもって委員小柳牧衞君、郡祐一君が辞任され、補欠として北畠教真君、井川伊平君が委員に選任されました。
【次の発言】 本日は、公職選挙法等の一部を改正する法律案について、参考人の意見を聴取することになっております。参考人の氏名はお手元に差し上げてございますとおり、午前中に三人、午後二人の方にお願いいたしております。  参考人の方々に一言あいさつ申し上げます。  本日は……

第40回国会 地方行政委員会 第32号(1962/05/04、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  公職選挙法等の一部を改正する法律案及び国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案、両案を議題とし、質疑を行ないます。
【次の発言】 私は、本日は本会議と並行審査の希望を出しましたが、認められなかった。しかも本会議にはガリ・タイ等の上程があるので、総理は本会議の関係上午前中は来られない、こういうことでありますので、御了承願います。午後三時から当委員会に約五時まで来ることに相なっております。で、本日の委員会は、ただいま審議をいたしまして、本会議が始まりますれば休憩をいたしまして、散会後引き続き開きたいと、かよう……

第40回国会 地方行政委員会 第33号(1962/05/05、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  初めに、委員の異動を報告いたします。  五月四日付をもって委員米田正文君が辞任され、その補欠として鍋島直紹君が選任され、本日付をもって委員野本品吉君、谷村康治君が辞任され、その補欠として井川伊平君、村山道雄君が委員に選任されました。
【次の発言】 公職選挙法等の一部を改正する法律案、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案、以上両案を一括して議題といたします。
【次の発言】 暫時休憩します。    午後零時十分休憩

第40回国会 地方行政委員会 第34号(1962/05/06、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日付をもつて委員井川伊平君、村山道雄君が秤任され、補欠として野本品吉君、小柳牧衞君が委員に選任されました。
【次の発言】 公職選挙法等の一部を改正する法律案、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案、以上両案を一括して議題といたします。  質疑の通告がございますので、これを許します。松永君。
【次の発言】 十分審議を尽くしたいからして、休みも返上し、また夜までもやりたい、しかしてわれわれ国会の役員としては、与えられた会期内にできるだけ議了することがわれわれの責任であ……

第40回国会 地方行政委員会 第35号(1962/05/07、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) ただいまから委員会を開会いたします。  継続調査要求について、お諮りいたします。  当委員会におきましては、地方行政の改革に関し、従来どおり、今期国会閉会中も、引き続き調査を行なうため、本院規則第五十三条により、継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成は、委員長に御一任願うこととして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。  速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号(1962/11/30、6期、自由民主党)

○小林武治君 選挙運動期間の問題ですが、選挙局長が、その必要を認めないと、こういうふうなことをちょっと言われておるが、私どもは、多少減してよろしい、また減してやるべきだ、こういうふうに思っておりますが、だからして、今のような法制技術的の問題で、一般法でなきゃできないというならば、それも一つの見方だと思うんですが、これを減らす必要がないんだというふうなことでなくて、ひとつ近い将来に検討してもらいたい、こういうふうに思っております。  それから、今北海道とか長崎県みたいな所もありますが、そんなら一日延ばしたらいいかといえば五十歩百歩、また一目減したところで五十歩百歩、どっちにしたところでたいした問……

第41回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1962/08/24、6期、自由民主党)

○小林武治君 警察庁に伺いますが、「違反取締状況」の中に「公務員の地位利用」というのがありまするが、これは事例としてはどういうふうなことが「公務員の地位利用」として取り締まりの対象になっておるか、こういうことを伺います。
【次の発言】 公務員が選挙運動をしてはならぬということは従来からあったのでありまするが、そういう違反があまり今まで摘発されておらぬと思うのですね。今度はこういうことでたくさんの検挙が行なわれておりまするが、どうしてこんなに違ってきたのか、こういうことを伺っておきたいと思います。
【次の発言】 これはほんとうに単純な地位利用ということでこれだけのものが出ておるのか、あるいはその……

第41回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1962/08/31、6期、自由民主党)

○小林武治君 一つ伺っておきますが、不在投票の問題ですね。選挙局長、今病院では不在投票をやっておるが、その後老人ホームというのが非常にふえるですね。規模も大きくなっておる。しかも、病人等が多くて外出不能の者が多いんで、いわばある程度病院に似てきたものがあるんですが、これに不在投票を認めるというふうなことはどうでしょうか。
【次の発言】 今の場合、私が特に申し上げておるのは、老人ホームにそういう必要が非常に多くなってきたから、特にこの問題をひとつ検討してもらいたい。ほかにもあるかもしれぬが、老人ホームの問題を、不在投票を認めることがいいかどうか。できたら認めてほしいと、こういうことなんです。

第41回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1962/10/10、6期、自由民主党)

○小林武治君 関連して。この新産業都市建設促進法というものは前の国会で非常に無理をして、政府のほうもお急ぎになるからして、われわれのほうも相当無理をして通したわけです。当時においては、当時の長官は相当早く指定をするような答弁もあったのです。今までおくれておるということは、われわれを急がせて無理に通させた政府の手前からいっても、私は非常に不本意な態度であると、こういうふうに思っております。  もう一つの問題は、あの当時十ぐらいにしぼるというふうなお考えであったとは思わない。われわれも相当数のものが指定される、あるいは欲をいえば、一県に一つぐらいは考えてもらえるのだと、このくらいの考えをわれわれ持……

第41回国会 地方行政委員会 第2号(1962/08/16、6期、自由民主党)

○小林武治君 鈴木さんからいろいろお話がありましたが、地方税が非常に高くなった。私は三崎になるとは思っておらなかったのですが、大体三倍になったようなところが府県民税にある。これは予想とどうであったかということですね。要するに、所得税を振りかえたためにある程度上がるということは考えておったが、二倍、三倍になる……。それからもう一つは、所得税の減税の恩典に浴さないものまで非常に府県民税が上がったと、こういうものもあるのじゃないかと思うのですが、いずれにしろ、市町村は府県民税が上がったために、よくその区別もわからないために、自分の税金が上がったような錯覚で、非常に市町村民税で非難を受けた。いずれにし……

第41回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1962/11/30、6期、自由民主党)

○小林武治君 文部省と、それから自治省の方にちょっと伺いたいんですが、学校の医者ですね、学校医というものは義務的に置かれておりますが、聞くところによると、この学校医の待遇とか身分とか、こういうものが非常にあいまいで、こういう必要な人に対するやり方が非常に薄い、あるいは、まるで陰の人にしておるような状態でありまするが、この学校医の手当、こういうものは交付税の対象として入っておるとか聞きまするが、どの程度の単位を入れておるか、まず、これをお伺いしたい。
【次の発言】 これで文部省は適当な待遇と思っておられるかどうか。
【次の発言】 いかに奉仕的でも、今、医者が必ずしも、もとのような考え方でおやりに……

第41回国会 地方行政委員会 第3号(1962/08/24、6期、自由民主党)

○小林武治君 纐纈さん、せっかくおいでですから少しお聞きします。私は今回の修正にはにわかに賛成し難い、それは、運営審議会や組合会の人の数を増すとかというようなことは、これは数理に関係ないからいずれでもいいというふうに思います。これが民主的に運営される一つの手段であってもけっこうだと思いますけれども、給付の内容を変えられた、こういうことは、これは先ほど来のお話のように共済の関係は保険数理に基づいてやっておる。したがって、これはある程度の計算の積み重ねの上にできているのでありまして、これをただ御都合で、机上の議論でもって給付内容を変えるということは、私はとるべき態度ではないんじゃないか、こういうふ……

第41回国会 地方行政委員会 第4号(1962/08/28、6期、自由民主党)

○小林武治君 大臣に一つお聞きしておきますが、非常に大事な問題ですが、実は組合の資金の使用問題、組合の資金は組合員の福祉の向上あるいは行政目的の達成、こういうふうに書いてありまするが、これらの具体的内容について例示でもされるつもりであるか、どうか、その点はどうですか。
【次の発言】 ですからこういうものということを具体的にお示しになるつもりであるか、どうかということです。
【次の発言】 そこで伺っておきたいのでありますが、政令の内容になるかもしれませんが、行政目的の達成、こういうことについては地方債の引き受けとか、あるいは公営企業金融公庫の債券を引き受けるとか、そういうことかできるかどうか。

第41回国会 地方行政委員会 第5号(1962/08/29、6期、自由民主党)

○小林武治君 どうもわからぬが、たとえば指定なんかどこがやるのです。たとえば指定公共団体なんという指定ですね。
【次の発言】 政令ですると言うけれども、たとえば衆議院でこういうふうな附帯決議がつけられたのですが、そんなことはどこできめるのですか。たとえば今の標準税収入で割ってみるとしても、災害は各省にまたがっているものをどっかでもって足して、そしてその全体を出した上で、全体を標準税収入で割るというふうなことをやるのだが、そういうことはどこでやるんですか。
【次の発言】 主管大臣というものはこの中にいっぱい出ておるのですが、主管大臣は何をやるのですか。そういうただ総理府の連絡調整だけですか。主管……

第41回国会 地方行政委員会 第6号(1962/08/30、6期、自由民主党)

○小林武治君 今のに関連して。今鈴木委員の希望的質問は、これは単に野党の質問ばかりでなく、私どももさような考え方を持っているということを申し上げておきますから、ひとつ今後の扱いにおいて御注意を願いたいと思います。

第42回国会 地方行政委員会 第3号(1962/12/19、6期、自由民主党)

○小林武治君 今のことに関連して、今の問題は、松本さんの質問は、非常に私は適切な問題だと思うのです。今度のベース・アップの手当を国からする。しかし、公営企業は全然対象になっておらぬ。ところが、公営企業も一般財政の一つですね。並んで執務しておる人に上げなければならぬ、こういう問題が当然起きてきておるわけですね。ところが、国が一つも手当をしてくれない、特別会計でもなかなか持ち切れない。こういう問題で因っておるのが現実の問題なんですね。だから、今の御質問のように、まあ建前はそうであっても、現にそのために赤字が出ると、こういう状況ができてきておるわけですね。だからして、今のお話しのように、独立採算制だ……

第43回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1962/12/24、6期、自由民主党)

○小林武治君 委員長の互選につきましては、成規の手続を省略して、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第43回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号(1963/06/28、6期、自由民主党)

○小林武治君 二、三伺いますが、先ほどから戸別訪問の問題がありますが、私も、その後いろいろの人に尋ねてみたり、相談をしてみたりすると、どうもこの段階においては好ましくないというふうな意見が非常に強い。はっきり言えば、反対の意見が強い、こういうことになっておりまするが、よく選挙に人海戦術ということを言っておりますが、この人海戦術というものが非常な弊害を来たすし、事実上金が非常にたくさんかかる、こういうことになっておりまして、実際は、人海戦術で相当の戸別訪問を行なっていることは、まぎれもない事実でありますけれども、これを公認するということになると、ほんとうに日本人は、割合にそういうところに野放図に……

第43回国会 地方行政委員会 第9号(1963/02/28、6期、自由民主党)

○小林武治君 関連。自動準教習所ではただ運転の技術だけで、運転の道徳というものは全然やっていないのですか。
【次の発言】 私は、だいぶ前の経験ですが、外国ではもうモータープール等も発達しておるから、機械の構造なんというものはあまり教えない、それから今のルールなんというものもあまりやかましく言わないので、それで大体運転技術が上手になれば免許する。日本の運転免許は非常に簡単なんですが、非常に変な――規則とか、あるいは機械の構造とか、そんなことに非常に重点を置き過ぎておるんじゃないか。日本は、運転技術よりもそういうことに重点を置いておる。今に自動車が発達すればもう運転者は機械の構造なんかあまり知らな……

第43回国会 地方行政委員会 第10号(1963/03/05、6期、自由民主党)

○小林武治君 川島長官にお伺いしますが、昨年三月、警察法の一部改正案の採決をいたしました際に、この委員会で附帯決議をいたしまして、その中で、第一に「道路交通に関する強力な総合行政の実現を図るため、交通関係行政を一元化する有効適切な措置を講ずること。」、こういう附帯決議をいたしまして、当時川島大臣もおいでになったと思いますが、この点に関しまして、その後どういうふうな取り運びになっているか、お伺いいたします。
【次の発言】 今、あまり支障のないようなお話でございますが、道路交通の関係においては実際上ほとんど改善されておらないと、こういうふうに私どもは見ております。その中でも、この行政の問題がやはり……

第43回国会 地方行政委員会 第11号(1963/03/07、6期、自由民主党)

○小林武治君 私は、ただいまの昭和三十七年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律案につき、次に朗読する各派共同の附帯決議案を付して賛成いたします。    附帯決議(案)  地方交付税は最近三箇年度に亘り、毎年度一〇〇億円以上を翌年度に繰越使用している。予算補正の時期との関連において特別の事情は認めるが、地方行政水準、地方財政の実情あるいは地方交付税制度の性質にかんがみ、政府は次の点を検討し、努めてその年度内において交付し、地方財政運営に支障を生ずることのないよう特段の配慮をなすべきである。  一、基準財政需要額は必要額を充分に算定し、急激に進展する社会状勢の変化に対応する行政水……

第43回国会 地方行政委員会 第14号(1963/03/19、6期、自由民主党)

○小林武治君 今、鈴木さんからお話がありましたが、どうも電気ガス税については自治省も無方針で困る。それで何か根本的に考え直すと言っても、さっぱりいつのことかわからぬし、毎年毎年引きずられて、そしてことしの問題でも僕は初めからやかましく言って、市町村税としてこんた大事な税はないんだ、これをまるで人のものをかっ払うような格好でみんな減していく、それで自治省は何か大した強い態度をとらないということで、ほんとうに私は困ると思っておるのですがね。ことしなんかも、とにかく新聞等で見ると、今の織物や紙まで免除にしよう、何のことだ――こういうまるで思いつきなんですね。一つの産業をとっつかまえてこいつをやってや……

第43回国会 地方行政委員会 第16号(1963/03/28、6期、自由民主党)

○小林武治君 組織委員会の職員の数がどのくらいになっているか、それからして国家公務員から出向する者と地方公務員から出向する者がどのくらいの数になるか。それからして組織委員会からまた元の職に戻る時期はいつごろになるか。まずそういうことをお尋ねします。
【次の発言】 そうすると、地方公務員でこの法律の適用を受けるものの数はどのくらいの見込みですか。
【次の発言】 これが、この法律ではまた地方公務員に帰った場合に適用する。たとえば帰らない者はどうなるのですか。
【次の発言】 そのときの年限といっても、要するに通算されるかされぬかという問題をお聞きしているわけです、帰らない場合に。

第43回国会 地方行政委員会 第17号(1963/05/07、6期、自由民主党)

○小林武治君 ただいま二件につきまして、公安委員長の説明があったのでありまして、公安委員長は率直に、警察当局の不手ぎわだと、こういうことを言われておるのでありますが、私どもはこの事件ばかりでなく、どうも最近における警察当局に対して強い不満を持っておるものであります。それは、先般も私は、公安委員長が出席されない際に、大分県の警察官殺害事件、あるいは帝国ホテルにおける外人殺害事件、あるいはにせ札事件等の捜査状況、あるいは見通し等についてお尋ねをしたのでありまするが、これらについても、まだ何らの手がかりも出ておりません。そこへまた、このたびかような事件が二つも起きまして、しかもこれについては、率直に……

第43回国会 地方行政委員会 第21号(1963/05/21、6期、自由民主党)

○小林武治君 今のに関連して。金融機関の指定というものが、乱用にわたっては、非常に弊害が多いということは、自治省もわかっているんじゃないかと思うんですが、今、沢田さんが言われたように、指定はできるだけ慎重にやらんければなるまいと思うんですね。まだきまっておらんというようなことですが、なるべく慎重に手続をとる、こういうふうな考え方を持ってもらいたいと思いますが、どうですか。

第43回国会 地方行政委員会 第25号(1963/06/04、6期、自由民主党)

○小林武治君 今の、たとえば東京都以下のバス事業が非常に赤字で値上げを申請しておるが政府は許さないと。しかも経済企画庁等は、人件費が非常に民間企業に比べて高いと、したがって、これについてある調整でもしなければ許さないというようなことを言われておりまするが、この問題について自治省はどんな考えを持っておるか、また、何にもこれについては、あなたのほうは発言しておらぬのだろうか、その点どうですか。
【次の発言】 私は、前にも沢田さんが言うたように、交通事業などはなるべく、特別な大投資を要するもの以外は私企業にまかしたらどうか、こういう考え方を持っておりますが、しかし、現在はとにかくやっておる。それで、……

第43回国会 地方行政委員会 第30号(1963/06/28、6期、自由民主党)

○小林武治君 私からも事務的なことを二、三伺っておきますが、地方行政連絡会議というのは、常設の一つの組織体と、こういうふうに考えられますが、この会議が主宰する会議というものがある。だからしてその間混淆される。地方行政連絡会議という常設の組織体がある。それからもう一つの会議というのは、これはもう開くつど成立する会議で、ふだんあると了解できないか、どうですか。
【次の発言】 そうすると、一体議長というのはふだんあるのですか、ないのですか。
【次の発言】 そうすると、連絡会議というのは、今言うように二つに分けて私は考えられると思うのです。いわば静的の会議と動的の会議と。それで議長というものは会議を開……

第43回国会 予算委員会 第15号(1963/03/19、6期、自由民主党)

○小林武治君 最初に厚生大臣にお伺いいたしますが、御案内のように、昨年地方公務員共済組合法というのが成立をしたのでございまして、それに関連して同様の類似の仕事をしておる地方の六団体あるいは国民健康保険団体の従業員にも共済組法合を適用しよう、こういう説がございまして、昨年衆参両院の委員会でも附帯決議をつけておるのでございまして、私どもはことしはこれをぜひひとつ実施してやりたい、こういう考え方を持っておるのでありまするが、これについて厚生大臣はどういう御意見を持っておるか。
【次の発言】 昨年もそういうお話しになって一年延ばしておる。ことしはぜひやりたいというような、また同じようなことを言うて、ま……

第45回国会 社会労働委員会 第2号(1963/12/17、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 私、先般厚生大臣の任についたわけでありますが、この委員会でごあいさつ申し上げる機会を持たなかったのであります。このたび再び厚生大臣の任につくにつきまして、一言ごあいさつを申し上げます。  厚生行政が非常に重要な問題をたくさんかかえており、解決が急がれているということは、皆さんもよく御承知のとおりでありまして、私としましても、再びこの職につくにあたりまして、決意を新たにいたしまして、厚生行政を国民の要請にこたえ、一そう前進させるよう、最大の努力を払ってまいりたいと考えております。当委員会におきましては、従前から厚生行政に非常な御協力を賜わっておりますが、今後とも各位の変……

第45回国会 予算委員会 第2号(1963/12/16、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 最近、水道料金の値上げを行なっている都市がありまするが、ことしに入ってから値上げをした都市で届け出のあったものが、上水道が約一千カ所中、名古屋、横浜、神戸、尼崎、塩釜等、十都市であります。これによれば一割から五割の範囲で値上げが行なわれておるのでありますが、これは最近特に大都市におきまして人口がふえたということと同時に、一人当たりの使用水量が急激に増大をしておる。このために水道施設の拡張工事がどうしても必要になって資本費が非常にふえた。そうしてその建設費が現在起債によっておるために、その償還費が非常に増加した。また、ほかに人件費あるいは電力費等の管理費の増大等もありま……

第46回国会 決算委員会 第11号(1964/06/10、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 北九州のクリーニングの問題についてでありますが、私どもの担当しておるこのサービース業というものは、合理化あるいは機械化の余地がきわめて少ないと、こういうことでありますが、クリーニングの問題につきましては、その中でも一番機械化の余地があると、合理化の余地があるとこういうことでありまして、一部の業者が相当大規模の機械化によって相当の低料金で一部の商品についてこれを行なっておる。それで多くの零細な業者が非常な打撃を受けて赤字を出しておるということでありますが、このいわゆる規制命令を出すということは、一面から申せば、多少一部の業者が値上げをしなければなるまいと、こういうふうな……

第46回国会 社会労働委員会 第2号(1964/01/28、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 第四十六回国会における社会労働委員会の御審議に先立ち、この機会に厚生省所管行政に関し、所信の一端を申し述べ、各位の御協力と御指導を得たいと考えます。  現在、厚生行政は、社会福祉、社会保険、公衆衛生のそれぞれの分野におきまして、さまざまな外的諸要因、たとえば経済の高度成長、地域開発の進展、国民生活水準の急上昇、人口構造の革命的変化等に伴い、大きな影響を受け、新たな角度からのその一そうの進展が望まれているわけでありますが、国民の要請に十分にこたえるためには、なお改善の余地が多く、その水準を西欧諸国の水準にまで引き上げるには多大の努力を要するのであります。政府といたしまし……

第46回国会 社会労働委員会 第5号(1964/02/18、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいま議題となりました予防接種法の一部を改正する法律案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  従来、予防接種法による急性灰白髄炎の予防接種には、不活化ワクチンを用いていたのでありますが、経口生ポリオワクチンの効果及び普及性にかんがみ、不活化ワクチンにかえて経口生ポリオワクチンを用いることにいたしたのであります。  これに伴い、予防接種を実施するにあたっての定期に関する規定を改正することとした次第であります。  以下、簡単に法案の内容を御説明申し上げます。  従来、急性灰白髄炎の予防接種の定期は、不活化ワクチンにより、第一期を生後六月から生後二十一月に至る期……

第46回国会 社会労働委員会 第7号(1964/02/25、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいま議題となりました社会福祉事業振興会法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  社会福祉事業振興会は、社会福祉事業施設の経営に関し、必要な資金の貸し付けその他社会福祉事業に関する必要な助成を行なうとともに、社会福祉施設職員退職手当共済制度を運営している特殊法人であり、社会福祉事業の振興に多大の寄与をいたしておりますことは、御承知のとおりであります。  この振興会の行なう貸し付け業務につきましては、従来、国の一般会計からの出資金をもって事業を行なってまいりましたが、振興会の貸し付け資金に対する需要は、最近著しく増大してお……

第46回国会 社会労働委員会 第11号(1964/03/10、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいま議題となりました社会保障研究所法案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  御承知のように、わが国の社会保障制度は、経済の高度成長、国民生活の向上に対応して、近年かなりの整備拡充が行なわれ、制度的には一応国民皆保険、皆年金の体制が確立を見るに至ったのであります。しかしながら、その内容をしさいに検討いたしますと、各種制度間に著しいアンバランスが認められるなど、いまだ解決を要すべき問題は少なくありません。今後西欧先進国の水準への到達を目ざして、社会保障制度の計画的、合理的な発展をはかるためには、すみやかに社会保障制度全般を根本的に検討することが必要となって……

第46回国会 社会労働委員会 第13号(1964/03/17、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 局長からお話があったと思いますが、ひとつ督励をして早く出すようにいたします。
【次の発言】 お話のように、きわめて不十分であります。私も、ことしはほかのことに非常な力を注いだために、この面の予算の増額というようなことについては十分な成果をあげ得なかったのでありますが、それでも、まあ前年に比べて一億円近くぐらいふえた。もとが少ないからして、ふえても知れたものでありまして、私も地方におりまして、国立公園ほど、いばって、そして実質的な利益を何も与えぬものはない、こういう感じを強くしておるわけであります。道路その他の施設にしましても、ほとんど観光業者はいろんなものをしたいと言……

第46回国会 社会労働委員会 第15号(1964/03/24、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいま議題となりました毒物及び劇物取締法の一部を改正する法律案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  毒物及び劇物取締法は、主として毒物または劇物の製造、輸入及び販売について規制することにより、保健衛生上の危害防止をはかっているのでありますが、最近における毒物または劇物による事故は、それらを原料として使用する等の業務上毒物または劇物を取り扱う者の取り扱いまたは管理が適当でないことに起因するものが多い状況にかんがみ、毒物及び劇物取締法の一部を改正して、業務上取り扱い者についての規制の強化等をはかるとともに、毒物及び劇物の取り扱いに関する規定を整備しようとする……

第46回国会 社会労働委員会 第17号(1964/03/31、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいま議題となりました国民年金法及び児童扶養手当法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  国民年金法は、昭和三十四年の第三十一国会で成立以来今日まで数回の改正が行なわれ、現在では、拠出年金の被保険者は二千万人、福祉年金の受給権者は三百万人を擁する制度に成長しているのであります。しかしながら、本制度の発展と内容の充実をはかるためには、なお一そう努力しなければならないところであります。  また、児童扶養手当法につきましても、昭和三十六年の第三十九国会において成立して以来、手当額の引き上げ、支給制限の緩和等の改善が行なわれてきたのであり……

第46回国会 社会労働委員会 第19号(1964/04/07、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これは、私は原案の修正に反対しておったのであります。三年とか二年とかの問題ではない。私としては、この際は政府案でひとつ願いたいということを強く述べております。したがって、二年とか三年とかという問題に私は何もこだわっておりません。
【次の発言】 考えていなかったといって、これは御承知のように、政府提案するには、いろいろの手続を経て出ておるので、政府案として決定しておりますから、私ども提案者としては、政府案でこの際は通してほしいという希望を述べるのは当然のことだと、私は改正にはあくまでも反対しておったのであります。

第46回国会 社会労働委員会 第22号(1964/04/21、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 毒物、劇物というのは、これは一般法だ、したがって、いまのようなものは製造とか、あるいは販売とか、こういうようなものは、私は、やはり毒物、劇物法に入るのがいい。それで、農薬そのものは使用方法がありますから、いまの購買とか、あるいは保管とか使用方法というものは、これは農業に独自性があるからして、そういう先のほうの取り締まりは、私は農薬取締法でいいと思うが、もとのほうの毒そのものとしての製造とか財売とか、こういうようなものは、私はこの中へ入るのがほんとうじゃないか、こういうふうに私は思っております。したがって、そういう向きでこれからも検討して、政府部内でひとつ話し合いをしよ……

第46回国会 社会労働委員会 第23号(1964/04/23、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これはお話のとおりでございまして、何と申しますも、公衆衛生、予防衛生、あるいは国民の健康管理、こういうことの中枢的な仕事をしておるのが保健所でありますが、保健所は医者の充足も多少不十分、あるいは保健婦が足りない、あるいは昨今問題になっておる精神病等についての何らの人的な要素が入っておらぬ、いろいろ不十分な点がありまして、これらを根本的に改組、整理したい、こういう考え方をもちまして、ただいま厚生省関係で保健所の運営に関する協議会というものをつくって、全体の問題をいま協議してもらっておりますが、この協議会が来月には結論を出される、こういうことでありますので、この答申を待ち……

第46回国会 社会労働委員会 第25号(1964/05/12、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 国民年金が魅力がないと、こういうお話でありますが、いままでの経過にかんがみてそういうことが言えるのであります。その一番大きな原因は、年金の額が少ない、したがって老後の保障をするに足りないと、こういうことが一番大きな理由。また、もう一つの問題は、せっかくいま掛けておっても、スライドがなければ将来十分な給付が受けられないと、こういうふうなことがいわれておるのでございまして、一番の問題は、年金の給付額が少ない、こういうことであります。で、国家公務員共済組合その他におきましては、ある程度年金の給付額が相当に多くなっております。こういうものとの関係もありまして、国民年金の給付も……

第46回国会 社会労働委員会 第27号(1964/05/26、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) いまの年金なり保険なりを何を中心とするか、こういうことでありますが、これはもう抽象的に申せば、社会保障だから、国民全部一本にやるのが当然であります。ただ、将来の目標はそこにありますが、過渡的ないろいろな原因があって一本にはできない。それで、たとえば医療給付の保険の問題にしましても、私どもはいまのところ、地域保障、職域保障、この二本立てで当分やる以外にない。で、これの理想としては一本でいくのが当然でありますが、それは将来の課題として、やはり二本立てにしておって、その間のバランスをできるだけとっていく、こういう方向をとって、ほんとうのバランスがとれたら一本でやれる、こうい……

第46回国会 社会労働委員会 第29号(1964/06/02、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいま児童局長が申したように、来年三月からその実現をいたすことに衆議院で答弁をいたし、この際、そのことを確認いたしておきます。
【次の発言】 いまのたてまえとしては非常な無理があるように申しておりますが、しかし、お話のことも私は理屈が合うと、こう思っております。ひとつぜひ検討したいと思います。
【次の発言】 この問題は、私率直に申して、厚生省の行政の一つの弱点であると、こういうふうに思っております。従来のような、多くを売血にたよっておるという制度は適当でない。したがって、こういう行き方を改めて、そして、少しでも世間が安心できるような制度に移行させなければならぬ、こう……

第46回国会 社会労働委員会 第31号(1964/06/09、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) この問題は、国会におきましても、小住宅、低所得者向けの住宅というのは、単に住宅としてよりか、社会保障の面を加味して考えるべきである、こういうふうな御意見がありまして、私も、この小住宅の問題につきましては、やはり社会保障の面から検討をしなければならぬ、また、計画もしなければならぬ、こういう考え方を持っております。その向きの意見を他の場合にも述べたことがありますが、厚生省の中でいろいろ相談した結果、この際としては、これらの問題の移管に入るよりか、実際問題としてそういう効果をあげる方法がないか、こういうふうな相談をいろいろいたしまして、おそらくお手元にお配りしたと思いますが……

第46回国会 社会労働委員会 第35号(1964/06/25、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいま議題となりました厚生年金保険法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  厚生年金保険は、昭和十七年に発足して以来今日まで二十有余年を経過し、千七百万人にのぼる民間被用者を包含する年金制度でありますが、現行の給付体系、すなわち、定額部分と報酬比例部分の二本立てによる年金給付の体系が整えられたのは昭和二十九年の改正によるものであります。その後、昭和三十五年には、給付及び保険料について若干の手直しを加えたのでありますが、この改正がきわめて幅の小さいものであったため、厚生年金保険の給付水準は、昭和二十九年以後の著しい経済成長、これに伴う生……

第46回国会 社会労働委員会 第36号(1964/06/26、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 輸血の問題が社会問題、政治問題として非常な注視を浴びることになったことを私はしあわせであると思います。私は、二十三日の閣議で、この問題の対策がおくれておることを厚生省としては反省をしております、そういうことを申したのでございまして、できるだけ早くいまの出張採血等の対策を講じたい、そういう方針に踏み切っていきたいということについて閣議の了解を得たのでございまして、早い機会にそういうことの実現できるようにしたい。それで、この問題につきましては、まだいろいろ細部の検討を要するのでありまして、厚生省も、また、関係の識者との相談を進めておりまするし、また、この出張採血をするとい……

第46回国会 地方行政委員会 第10号(1964/02/27、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) この問題は、先般社会労働委員会でもお話がありまして、私もひとつ一度実地を見た上で考えをまとめたい、こういうふうに申し上げておきましたが、最近見にまいるつもりでおりますが、まだ参りませんので、その点ひとつお許しを願いたいと思います。  なお、公衆浴場法で多少風紀的なことを書いてありますが、これは男女の混浴をさせてはならぬ、こういうような趣旨で風紀的なことを書いてありますが、その以上の取り締まり問題につきましては、警察の問題にまたなることがあり得ると思うのでありますが、さしむき個室の問題につきましては、これは廃止しろと、こういう御意見もあるし、中には、大ぜいで入るより一人……

第46回国会 内閣委員会 第4号(1964/02/06、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいま議題となりました厚生省設置法の一部を改正する法律案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  改正の第一点は、大臣官房国立公園部を廃止し、国立公園局を新設することであります。  国民の生活水準の向上、生活革新と呼ばれる生活態度の変化等に伴い、余暇を自然のもとで過ごす人々の数は、近年著しく増加しておりますが、このような事情にかんがみ、国民の健康で文化的な生活を保障するため、自然の景観を保護するとともに、その利用の増進をはかり、健全なレクリエーションを推進するための行政はますます重要の度を加えております。このため、現在大臣官房国立公園部が所掌する行政を総合的……

第46回国会 内閣委員会 第24号(1964/04/16、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 近代的の社会保障というものは終戦後非常なテンポをもって始められておるのでありまして、社会保障としましての三本の柱があって、生活保護の問題と、それから健康保持のための医療保障、それから老齢者の所得保障のための老齢年金と、この三つのものが三本の柱となって社会保障をいたしておる。そういうことで、最近におきましては、三年ばかり前から国民の皆保険というものが行なわれて、医療保障が一応整ってきた。次に国民年金が昭和三十四年から始まりまして、そうしてすべての国民は年金を受けられるようにする、こういう制度が整ってきたのでありまして、現在一応国民年金、厚生年金、船員保険、国家公務員共済……

第46回国会 内閣委員会 第38号(1964/06/09、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) まあ扱いの経過からいけば、一応部をなくして局をと、こういうことになりますが、実質的には部というのを局に直す、こういうことでありまして、予算的にもあるいは定員的にも変化がない、こういうことで、実質的にはただ名前を直していただく、こういうふうなことでございます。どうも名前を直すくらいそんなに急がぬでもよいじゃないかというお話もありますが、やはり役所の組織としては、いろいろの対外問題にしましても、部よりも局のほうが通りがいいと申しまするか、いろいろの折衝に便宜がある。また、同じような仕事をしておるのに、運輸省に観光局というのがありますが、これも過去において観光部であったのが……

第46回国会 内閣委員会 第39号(1964/06/11、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これはお活のとおりでありまして、現在第二種公営住宅と称する小住宅もいま建設省の所管になっております。これはだいぶ前に厚生省の所管であったことがあるのでありますが、住宅の建築とか、資材とか、いろいろな面からこれらを統一的に運用するということで、現在建設省の所管にはなっておりますが、私は最近、もう小住宅というものを社会保障的の面において考慮しなければならぬと、こういうふうに考えまして厚生省のこれらの問題に対する発言権を強化しなければならぬ、こういう考え方を持っておるのでありまして、所管自体につきましても、これからいろいろ論議があると思いますが、とりあえずお話のように、母子……

第46回国会 内閣委員会 第40号(1964/06/16、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 局長が答弁して、私がここにおって了承している以上、私の答弁と同じである、こういうふうにひとつお考え願います。
【次の発言】 規模とか内容とかについてはあのままということにいくかどうかわかりませんが、とにかく必要に応じてそれは継続されなければならぬのではないか、こういうふうに考えます。
【次の発言】 いま申し上げましたように、研究の進行の程度もございましょうし、しかし、これはなかなかもう何年で片のつくという問題でもあるまいと存じますから、いま申し上げましたように、規模とか程度とかこういうものは別にいたしまして、もし将来そういう事態になるならば、日本政府としてもこれをある……

第46回国会 内閣委員会 第41号(1964/06/23、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 先般来いろいろお話がございましたが、国家行政組織法第八条に基づかない打合会等につきましては、従来から当委員会で御意見があり、また、重ねて先般来のお話もありましたので、厚生省といたしましては、御指摘のありました打合会等につきましては、その内容を個々に検討いたしまして、早急に廃止をするなり、または法制化するなりを決定することといたしまして、その具体的措置につきましては、行政管理庁とも十分協議の上善処することといたしたいので、御了承を願いたいのであります。  なお、問題となっております医療費基本問題研究員の点についてでありますが……。

第46回国会 予算委員会 第3号(1964/02/12、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 生活保護費は八十何億の補正をお願いしておるのでありますが、これの原因は生活保護人員が、ただいまお話のような産炭地等におきまして相当に増加したのであります。すなわち実人員で五万人余も増加した。こういうことと、もう一つは、医療費が内容的に非常に上がってきた。すなわち各人の医療を受ける機会が非常に多くなって、医療扶助が非常に大きくなった。すなわち大半は、医療扶助の増加である。もう一つは、老人福祉法というものが、四月から施行されるはずになっておったのを、国会の修正で八月になった。こういうことで、そちらの老人福祉による措置にかわるべきものがそのまま生活保護に残っておる。この三つ……

第46回国会 予算委員会 第4号(1964/02/13、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 医療担当者が少ないのではないか、こういうお尋ねでございますが、私どもはまあ絶対的に医者が不足しておるという、こういうことよりか、医師が偏在しておる、こういうふうなことが大きくまあ響く、こういうふうに思うのでありますが、医師が自由職業である以上は偏在をできるだけなくしたいと思いまするが、なかなか困難な問題だと思います。したがって、私どもは僻地にもお医者さんが行かれるような施設をしていきたい、こういうふうに考えております。なお、看護婦さん等は、いまのところあちこちから不足を訴えられておりますが、これはまあ一般的に弱年労働者がいま不足しておる、こういうふうな影響もあるし、ま……

第46回国会 予算委員会 第6号(1964/03/04、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 従来、児童の福祉というものは、大体において心身に障害のある者、あるいは保育に欠ける児童、要するに要保護児童の対策を主にし、これとともに一般の健全な児童に対しましても、たとえば児童遊園をつくるとか、児童館を整備するとか、あるいは地域の子供会を育成するとか、こういうふうな方策をとってきたのでありまするが、これらの方策は、主として児童の家庭外における状態に対する育成指導であると、こういうことであったのでありまするが、最近における児童の問題は、児童の家庭外の問題よりも、さらに家庭に入っての問題が非常な大きな問題になってきた。すなわち、児童を健全に育成するためには、健全なる家庭……

第46回国会 予算委員会 第7号(1964/03/05、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これは、先年、審議会の意見が合わないので、医師会が委員を出さなかった。こういうようなことのために中断いたしておりましたが、昨年の六月かお話がととのいまして、いずれの側からも委員が出て審議会が再発足したと、こういう状態でありました。それから昨年国会を通りました医療費の地域差撤廃あるいは結核の治療指針、こういうようなものが委員会の協議がととのいまして実行をいたしておる。昨年九月から医師会いわゆる診療担当者側から再診料というものをひとつ取り上げてほしい、こういうのが私ども厚生省と関係なしに医療協議会の中でそういう論議が行なわれて、私どもも自発的にこれらの協議が行なわれるとい……

第46回国会 予算委員会 第9号(1964/03/07、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 国民健康保険は、昨年十月から、世帯主は七割の給付をする、しかし、この二割増加した分につきましては、国が四分の三の補助をすると、こういうことで、わずか四分の一しか被保険者の負担にならないと、こういうふうな方法を講じておりますし、また、ことしの予算では、家族も五カ年計画で七割給付をしよう、そのやはり二割増加分については、同様四分の三は国の補助でやろうということで、これらの負担がそう重くならないようにと、こういうふうな方法を講じております。したがいまして、なお三十八年度におきましては、低所得者の健康保険料の増加が大きい、負担が重いと、こういうことで、これらも数十億円を出しま……

第46回国会 予算委員会 第11号(1964/03/10、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) お話しの児童手当の問題でありますが、わが国では児童関係の制度としては、あるいは生活保護の関係、あるいは税の控除、あるいは母子手当とか、あるいは生別母子扶養手当とか、こういうふうな特殊なものはいま行なわれておりますが、一般的な問題としての児童手当の制度はいまない。しかし、この問題はお話しのようなことで諸外国にも相当行なわれておりまするし、また、わが国としましてもこの問題を検討する要がある、こういうことを考えまして、昭和三十六年度以来中央児童福祉審議会に児童手当部会というものを設けてこれを検討していただいておるわけでございますし、一方、政府当局としましても、いろいろの社会……

第46回国会 予算委員会 第12号(1964/03/11、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいまのお話でございますが、私ども医療行政として一番大きな問題は、山村僻地における医療が十分に普及しない、こういうことでありまして、その根本的な原因は、いま医師というものが自由業である、したがって、ある程度の採算を考えなきゃならぬということで、山村僻地にはいまのところ参りません。やむなくこれらは公の施設として、ある程度の措置をしなければならぬ、こういうことを考えておりまして、お話のような国民健康保険の直営診療所というものがどうしても僻地においては必要でありまして、現在でもすでに約二千八百の診療所があるのでありますが、これらの診療所におきましても医師の配置ができないと……

第46回国会 予算委員会 第13号(1964/03/16、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) いわゆるボーダーラインと称せられるものが最近の調査では約五百五十万人くらいの結果が出ております。これは昭和三十年ころの同じ調査では大体九百万人くらいあったのが、漸次低下して、いまでは五百五十万人くらい、こういうふうに統計が出ております。これらの問題につきましては、お話のように減税の恩典もない。したがって物価騰貴というふうな波をまともにかぶる、こういうことがいわれておりまして、これらに対しては社会保障の制度でもってできるだけ補っていきたい。従前の方法としましては、国民年金だとか、あるいは結核だとか精神病の場合の費用を軽減するとか、あるいは健康保険料を減免するとか、あるい……

第46回国会 予算委員会 第14号(1964/03/17、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) まず一日当たり診療費、これを政府管掌の健康保険だけについて申し上げますと、昭和三十年が二百十二円、三十一年が二百十五、三十二年が二百二十五、三十三年が二百四十四、三十四年が二百六十三、三十五年が二百七十五、三十六年が三百二十七、三十七年が三百七十五、こういうふうに逐年顕著な増加をいたしております。これが一日当たりの診療費でありますが、一件当たりを申し上げますると、これが三十年が千三百四十三、三十一年が千二百八十六、三十二年が千三百四十五、三十三年が千五百二十九、三十四年が千五百七十三、三十五年が千五百八十三、三十六年が千八百二十二、三十七年が二千六十五、これが被保険者……

第46回国会 予算委員会 第15号(1964/03/18、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 社会保障というものは、できるならまあ国民全体が一本で受けられるようなのが私は理想の姿じゃないかと思います。日本の社会保障そのものは、そのときの必要によってぼつぼつできてきた、こういうことでありまして、将来の方向としては、社会保障の総合調整、あるいは統合、こういう問題が長い将来には問題になると思うのでありますが、それまでいかなくても、現在でも健康保険組合の中に給付の格差がある。また、共済組合の中にもそういうものがあり得る。しこうして、一番この問題になるのは、せっかく共済組合あるいは健康保険組合に入っておっても、定年になればその組合から何も見てもらえないと。そして、何かう……

第46回国会 予算委員会 第16号(1964/03/19、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これは午前中、文部大臣からもお話がありましたが、厚生省の関係としては一応学校に行くまでの子供の世話をする、こういうことになっておりまして、その児童の中にも健全な児童と健全でない児童、こういうふうに分かれておりまして、健全でない児童、たとえば精神薄弱児の問題とか、あるいは身体障害の問題、こういうようなものはそれぞれの施設あるいはまた対策を講じておるわけでございます。それから保育に欠ける問題が一番大きい問題でございます。これは保育所というものが、不足ながら、これに対応してできておるわけでございます。それから最近におきましては、また乳幼児の問題、幼稚園にしても保育所にしても……

第46回国会 予算委員会 第17号(1964/03/23、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 医者の養成が私立学校に依存する部分が相当ある、こういうことでありますが、これはある点は伝統と申しますか、従来からのしきたりでそういうことが出てきておる。これをどうするかという問題は、なかなかこれは大きな問題ですが、文部省あるいは厚生省と相談しなければなりませんが、これをいま大きく変えよう、こういうふうな考え方は持っておりません。ただ、国立の学校、公立の学校等に定員を、昨年度また明年度増加する、こういうふうな方向をとっております。内容は現在三千百人ぐらいの卒業を全体でしておりますが、三十八年度に二百二十名、定員の増加をいたし、また、三十九年度で百六十人か増加する、国立関……

第46回国会 予算委員会 第18号(1964/03/24、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいまのように国民健康保険は市町村が保険者である、しかし国民年金は完全に国の仕事である。したがいまして、それの事務費が適正に配分されるということはあるべき姿でありまするが、現在までのところ実際問題として現実の支払いに対して赤字がだいぶ出ておる、こういう状況でありまして、毎年少しずつ改善はいたしております。それで、年金の問題でありますが、昭和三十七年度は事務費が二十一億七千万円、それから年金関係の印紙売りさばきの手数料として七億、合計二十九億円、この際の一人当たりは百十五円が昭和三十七年に払われたのでありますが、昭和三十八年にはこれを少し上げまして、被保険者一人当たり……

第46回国会 予算委員会 第20号(1964/03/28、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これは総理からもお話がありましたように、最近の産業が、急速に発達した、こういうことのために、公害というようなものが非常な緊急の問題になって課題として出てきたのでありますが、これは何ぶんにも産業と生活の調整と、こういう問題になるのでありまして、公害防除のために多額の費用を使えば、一方においては、産業が成り立たなくなる、採算がとれなくなる。また一方においては、生活を守る人体を守る、生活環境をよくする、こういうことと衝突をするのでありまして、この矛盾をどういうところで調整するかということが、全体としての大きな問題であります。  最近におきまして公害が非常にひどくなったという……

第48回国会 地方行政委員会 第30号(1965/06/01、6期、自由民主党)

○小林武治君 ちょっといまの関連ですが、そうすると、いま「運動を開始するなど」、「など」ということは要らないじゃないのですか。そういうことは、たとえばリコール運動だけをさすのですか。
【次の発言】 そうすると、この説明の中に二開始するなど」の「など」は要らぬですね。
【次の発言】 ちょっといまの問題、こんないいかげんな文章の抽象論の法律なんかあまり見たことはありませんが、「世論の動向」とは何か、もしあなた方がリコール請求の開始だけだということなら、それだけはっきり書けばいいじゃないか、全くこれじゃだれが判断するんですか、「世論の動向」ということを。


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1965/07/30、7期、自由民主党)

○小林武治君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第49回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第2号(1965/10/04、7期、自由民主党)

○小林武治君 いまここに漏れていますがね。今度公営掲示板ができて、そこへ違反文書がときどき張られる。全国区の人が張ったりする。そいつを選挙管理委員会は、その市町村なりの責任者がいないから、通知するとかなんとかいったって通知もできないし、結局そのまま何とか放置する、こういうことになってしまう。また、選挙管理委員会で、違反文書は自分で処置できるようにならぬものか、配慮が私は必要だと思うのです。現にわれわれもそういうようなものを幾つか見ていますが、いつまでたってもはがない。それを選挙管理委員会が実質的には処分できない。責任者に通告するなんて、責任者がいない。結局いつまでも違反文書がそのままになってし……

第51回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1966/01/28、7期、自由民主党)【議会役職】

○理事(小林武治君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  石井委員長から、委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を行ないます。  委員長辞任の件についておはかりいたします。  ただいま申し上げましたように、石井桂君から委員長辞任願いが提出されております。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、新谷寅三郎君が辞任されまして、その補欠として川野三暁君が選任されました。

第51回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1966/04/19、7期、自由民主党)

○小林武治君 いまの公報の関連で、私の考えを述べてひとつ大臣のお考えをただしておきたいと思います。選挙公報の目的というものははっきりしておると思うのですが、それはどういうことですか。
【次の発言】 いま、まだ政党選挙なんということは少し飛び過ぎるかと思うのですが、現在の選挙制度を土台にしての考え方からいけば、私は大臣、かおっしゃるように、選挙公報の目的というものは、個人なら個人の経歴なりあるいは個人のいままでのいろいろの考え方、あるいは政策、あるいは政見、こういうものを選挙民に知らせる、こういう意味で公報というものが行なわれていると思う。したがって、現在までどうも選挙管理委員会は、表現の自由だ……

第51回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1966/05/11、7期、自由民主党)【議会役職】

○理事(小林武治君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。公職選挙法の一部を改正する法律案(閣法第一三一号)を議題といたします。  本案につきましては、前回までに提案理由の説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案についての本日の審査はこの程度にいたします。  次回は、明後五月十三日午後一時に開会する予定であります。  これにて散会いたします。    午後四時十四分散会

第51回国会 地方行政委員会 第3号(1965/12/27、7期、自由民主党)

○小林武治君 関連。私もいま占部君と同意見であることを申し述べておきます。

第51回国会 地方行政委員会 第5号(1965/12/29、7期、自由民主党)

○小林武治君 関連。いま原田委員が、プロパンガスの家庭用には課税すべきでないと、こういうお話がありましたが、私も課税せぬほうがいい、こういうふうに思いますが、これは都市ガスとの関連があって――現在同じような効用を持っているプロパンガスと都市ガスは半々、同じくらいの量になっていますので、都市ガスだけ課税されてプロパンだけ課税せぬということは権衡を失する。しかし、私はプロパンには課税しないほうがいいと思う。ですから、都市ガスについても、これからの問題として、電気ガス税からはずしてしまう、家庭用のガスは免税にしたらいいじゃないか、こういう意見が相当にあるのです。私も、プロパンガスの関連からいって、都……

第51回国会 地方行政委員会 第14号(1966/03/30、7期、自由民主党)

○小林武治君 ちょっと迂遠なことを両先生に伺いますが、地方税とか地方制度とか地方行政、そういうことは大学では何か講座で扱っておられますか、どういうふうな名前でお扱いになっておりますか。
【次の発言】 そうすると、地方財政は独立した講座としてあるのですか。
【次の発言】 そうすると、いまの税制とか交付税とか、こういうふうなことは、お扱いになりますが、地方自治とか地方制度とか、こういうふうな問題については、行政法の一部として何かお扱いになっている、こういうことですか。
【次の発言】 一つ伺いますが、先ほど木村先生は、どうも特別財源を持たすといっても限度があるし、交付税も必要で、どうしていいか、いま……

第51回国会 地方行政委員会 第16号(1966/04/12、7期、自由民主党)

○小林武治君 いまのこの問題でございますが、五年の始期はいつですか、始まるのは。いつから五年計算するのですか。
【次の発言】 いまの更新はいいんだが、古いものからということがいま法律で書いてあるのか、古いものから……。
【次の発言】 更新を受けないものはそれで無効になる、無効になるということは、もう所持ができない。したがって、不法所持にいつからなりますか、不法所持ということに。
【次の発言】 失効した場合はどうなんですか。不法所持ということによると、それは没収するとか、それはどうやるんです。さっきから鈴木さんが心配した、失効したらどういう手続をとるんですか。

第51回国会 地方行政委員会 第19号(1966/04/21、7期、自由民主党)

○小林武治君 いま鈴木委員がお話しになっているように、どうもやはり私も民有林と比較して非常に安いということはわれわれもよく感じているし、それから所在市町村でも始終そういうことを言っている。ことに私のほうは静岡県ですが、静岡県などは、いまあなたの回答するような北海道なんかと違って、相当利用度の高いところにあるのに相当安い、その市町村では交付金を上げてもらいたいということを始終言っておりますから、私はやはりこれからも随時価格の評価がえということをやってもらいたい、そうして少しでも民有林との権衡が、バランスがとれるようにしてもらいたいと、そういうふうに思いますから、その点は私からもひとつ特に要望して……

第51回国会 地方行政委員会 第29号(1966/06/21、7期、自由民主党)

○小林武治君 自治大臣に伺いますが、最近どうも地方公共団体の特別職の者が私企業等の兼職が非常に多い、こういう傾向を聞いておりますが、これについて大臣どうお思いになりますか。
【次の発言】 自治大臣は、最近地方団体がむやみに何か出資をするとか、公社をつくるとか、そういうふうなことを盛んにやっていて、それに対してはいろいろ役員を出しておる。私はこれは非常に弊害が多いので、兼職そのものは私は禁止しろとは申しませんが、ああいう傾向はよろしくない。県が当然やるべき仕事を、やれ何とか社、何とか団というものをつくって、そしてそこへ県から直接役員を派遣する、こういうようなことは、県の責任を明確にする点からいう……

第51回国会 地方行政委員会 第30号(1966/06/23、7期、自由民主党)

○小林武治君 私はこの公営企業法の修正について二、三質問をいたします。特に提案者である与党の方から御答弁を得たいと思いまするのは、これは私が申すまでもなく、政府提案というものは与党と政府が責任を持って提出した案でありまするから、中途において与党からみだりに修正などはすべきでない、こういうことはよく御存じのはずであります。さような意味からいたしまして、このたびの修正がどういういきさつで修正になったか、この経緯をひとつ伺っておきます。
【次の発言】 だから、その経緯を聞きたい。中には相当重大な修正を加えております。特に政府部内でいろいろお話もあろうし、また、大蔵省関係のことも、この法案を提出するま……

第52回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1966/09/10、7期、自由民主党)

○小林武治君 いま両大臣のごあいさつがございましたが、私も一言注文を申し上げておきたいと思います。  行政管理庁あるいは自治省、それぞれたんのうな、また誠実な方を迎えたことを、われわれは非常に多といたしておりますが、この際、私は一つの注文を申し上げたい。  それは、やはり綱紀の粛正、こういうことをひとつ厳にやってほしいと、両大臣はこれを厳正にやる資格を十分に持っておると、こういうふうに私は思うのでありまして、地方団体等におきましても、むだを省く、浪費を戒める、こういうふうな方面においても十分ひとつ注意していただきたい。  これにつきまして私は先般、地方の知事とか副知事とか、あるいは出納長の特別……

第55回国会 決算委員会 第7号(1967/05/15、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 郵政事業特別会計、郵便貯金特別会計、簡易生命保険及び郵便年金特別会計並びに一般会計の昭和三十九年度決算について、その概要と会計検査院から指摘のありました事項について申し上げます。  郵政事業特別会計の歳入予算額は三千一百二十八億二千一百余万円、歳出予算現額は三千三百六億二千二百余万円でありまして、これに対する決算額は、歳入では三千三百八億六千六百余万円、歳出では三千三百億余万円となっております。  この中には収入印紙等の業務外収入支出や借り入れ金、建設費等の資本的収入支出が含まれていますので、これらを除きました事業の運営による歳入歳出は、歳入では二千四百八十一億八千三……

第55回国会 決算委員会 第11号(1967/06/14、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) いまの要するに、九分に回さなければ約束の給付ができない、こういうふうな状態からいたしまして、互助会としましては、運用の利回りを有利にするために、いろいろな方法をとられておったわけであります。ところが、いわゆる志と違うというようなことで、子会社も赤字を出しておる、あるいは、中には、ある程度の不良と思われる貸し付けもないわけではない、こういうことでありますから、このままでいけば、あるいは給付について再考をしなければならない事態も来ないとは私は限らぬと思いますが、そういうことのないように、これからも注意をしていかなければならない、かように考えております。お話しのように、九分……

第55回国会 決算委員会 第12号(1967/06/21、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 郵政部内職員の不正行為につきまして、なおあとを断たないことはまことに遺憾に存じます。私どもは、平素業務運営の上におきましても、監察活動の面においても、犯罪防止に全力をあげておりますが、特に今後は、管理者の防犯意識の高揚をはかるとともに、犯罪の未然防止と早期発見につとめる等、実効ある防犯対策を実施することにより、不正行為の絶滅をはかるよう、一そうの努力をいたす所存でございます。

第55回国会 逓信委員会 第2号(1967/03/23、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 私は昨年十二月郵政大臣を拝命いたしたのでありますが、その後、適当の機会もなく、ごあいさつが延び延びに相なっておることをおわび申し上げます。どうぞこれからよろしくお願いをいたします。さて、所管行政の問題でありますが、御承知のとおり、郵政所管行政には、事業の近代化、電波、放送並びに衛星通信等、多くの重要な課題がございます。私は、全力を尽くしまして、これらの問題の解決に当たる所存でありますが、幸い、当委員会の各位は、郵政行政に精通されておられますので、御指導、御協力によりまして、この重責を果たしてまいりたい所存でありますので、あらためてよろしくお願い申し上げます。  この機……

第55回国会 逓信委員会 第3号(1967/03/28、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これはもう詳しく申し上げると、介入した事実もないし、また介入する意図もない。それから多少誤解を受けるようなことがあったかと思うが、誤解を受けることのないように気をつけたい、こういうことを申し上げたのでありまして、事実問題をもし詳しく申せと、こういうことであれば、また申し上げますが、そういうことでございますので、この際は以上にとどめておきます。
【次の発言】 これは事実をごく簡単に申し上げますれば、これは御承知のように、二月九日かに「現代の主役・日の丸」の問題についての放送があったと、こういうことで、その翌日の新聞に大きく――この放送については中止を求める、あるいは非難……

第55回国会 逓信委員会 第4号(1967/03/30、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいまのお話でありますが、昨年共同修正の案ができた、こういうことでありますが、あの共同修正そのものについて各党の間にまだ異論が出たために結局通らなかった、こういうことになるからして、あの共同修正案そのまま提案してしかるべきものかどうか、こういうことも考えなければなりませんし、ことに自由民主党の方面にあれに対する不満が相当強かったということは御承知のとおりであります。そういうことで、その点も考慮しなければならぬし、それから、いまの段階におきましては、実は要綱等も大体できたように聞いておりますが、まだ私ども省議としてこれを検討しておりません。したがって、今後それができて……

第55回国会 逓信委員会 第6号(1967/05/16、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これは横川委員がいろいろこういう御指摘をなさっておりますが、そのとおりだと思うのでありまして、郵政省の郵便局の建物がよその官庁の建物に比べて非常に劣っているということは、これは否定できません。やっぱり郵政省として一番大きな問題は、局舎問題であろう、従来ややもすれば、きたない建物があったら郵便局と思え、こういうことまで言われておる環境の悪いところでいい仕事をしようといってもこれは無理なんです。どうしても私は、従業員の保健衛生上はもとより、仕事の能率をあげるためにはよい環境をつくる、したがって、よい局舎をつくってやる、また、十分な局舎をつくってやるということが、郵政省とし……

第55回国会 逓信委員会 第7号(1967/05/23、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいま議題となりました日本放送協会の昭和三十九年度財産目録、貸値対照表及び損益計算書並びにこれらに関する説明書の国会提出につきまして、概略御説明申し上げます。  これらの書類は、放送法第四十条第三項の規定により、会計検査院の検査を経まして国会に提出いたすものであります。  日本放送協会から提出された昭和三十九年度の貸借対照表等によりますと、昭和四十年三月三十一日現在における資産総額は八百二億一千二百万円で、前年度に比し、百四十八億四千五百万円の増加となっており、これに照応する負債総額は三百五十三億三千万円で、前年度に比し、四十六億九千六百万円の増加、資本総額は四百四……

第55回国会 逓信委員会 第8号(1967/05/25、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 私はこまかい経過等につきましては存じておりませんので、電波局長が参りました際にひとつお答え申し上げたいと、かように考えます。
【次の発言】 趣旨から申せば、私も、電波というものがだいぶ公共的に利用されておると、こういうことからいって、あまり好ましくないと、こういうふうに思いますが、他との関連もありまして、今度はこういうものができると。しかし、この内容そのものは、これはいままでのものにはかけない、新規に開設されるもの、こういうものが対象になる。それからして、そのほかに、できるだけこれが一般的でないようにということを私ども希望しておるので、いま具体的の内容というものは政令……

第55回国会 逓信委員会 第10号(1967/06/06、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 電波の関係は、御承知のように、国際機関によって割り当てをきめておる。事態がどうあろうと、こういうことに影響なしにきめてある、こういうことでありますので、もしまた、直すことがあれば、毎年会議を開いておりますので、国際協議の上でもって適当な会議を持つ、こういうようなことでありますが、いまの問題については、さしむきの関係はないと、かように考えております。
【次の発言】 そういう計画のあることは知っております。しかし、これは政府段階のお話でございませんので、われわれ直接これにはタッチしておらぬ、こういうことでございます。

第55回国会 逓信委員会 第11号(1967/06/20、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 郵便募金管理会のことは、臨調の勧告があった。その後、また行政管理庁の何とか審議会から、置いてもいいような書面も出ておることは、巷間流布されておりますが、こういうことで私どものほうも行政管理庁の態度があいまいだというふうな気持ちを持っております。しかし、何か管理庁が新聞に出すつど、郵便募金管理会というのが載っているのでありまして、私もいろいろ考えまして、大局的にこれはやめたい。やめて、そして善後処置を講じたいと、こういうことで、私もそういうふうなことを郵政省の幹部にも申し伝えておるわけでありますが、いずれにしましても、私は毎々この委員会でもお話がありましたように、郵便に……

第55回国会 逓信委員会 第12号(1967/06/22、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これは逓信委員の各位も御承知のように、年々、郵政省で貸し付けをさしてもらいたいという予算の要求をいたしております。これは、大蔵省は資金のいわゆる統一運用と申しますか、そういうようなたてまえからして、容易にこれに賛成をされない。それで、毎年要求をしておりますが、そういう事情でこれが実現しておらない。いまお話しの簡易保険に比べれば、簡易保険は貸し付けも行なっている。また、加入者に対する還元という意味で、簡易保険事業団が保養センターとか、あるいは老人ホームとか、その他のいろいろの仕事をして、加入者に対して還元をしている。しかし、貯金は何もしておらないじゃないか、これは同じ募……

第55回国会 逓信委員会 第13号(1967/06/27、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これはもうお話のような問題があることは私もよく認識をいたしております。すなわち、これはもう保険思想の普及とかいうことから始まって、しかも、無診査で保険に加入させるということが特質であったのでありますが、いわゆる独占禁止と、こういうふうな思想からと思いますが、昭和二十二年に無診査保険が民間に認められた、こういうこと以来、いわば民間保険と簡易保険とがどこが違うのかというと、きわめて不明確になってきておる。そうして同じレベルにおいて競争をしなければならぬということで、いまの特徴は、ただ一番大きな特徴は、全国に窓口が二万近くもある、しかも、国家の直営である、こういうことが違っ……

第55回国会 逓信委員会 第16号(1967/07/06、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これは非常にごもっともなお話でありまして、私どもも、いまは、最も国営保険の特徴であった無診査保険というものが、昭和二十二年に独占でなくなった、こういうことが一番大きな時期でございまして、あの以後は、一体民保と比べてほんとうに違ったものがあるかというと、それは正直いえば、多少それはいろいろありますが、大きく見て、ない。結果的に見て、ただ契約が五兆円になって、一兆数千億円の積み立て金で国家財政において大きな役割りをしておる、こういうことが結果論として非常に大きな特徴になっておる。また、その特徴になっておるということは、募集に当たる郵政省が、運用権がきわめて狭いと、こういう……

第55回国会 逓信委員会 第17号(1967/07/11、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) いまのお話は、かなり常識的な国民の要望であろうと思いますが、実は、この厚生年金あるいは共済の養老年金等の、いわゆる強制的なものについても、ああいう規定は設けましたが、一体、規定を実施する条件が一切欠けておる。どれだけになったらやるんだ、どういう事態ができたらスライドするんだと、ああいうふうな一つの宣言はしておりまするが、実施についての各種の要件が全然示されておらない。こういうことになるから、事実上は、これはなかなか実現が困難だと、こういうふうな理解をわれわれもしております。それに対しまして、保険にしても、年金にしても、これは任意の契約であって、民間の保険、あるいは民間……

第55回国会 逓信委員会 第18号(1967/07/13、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これは一応の議論としてあり得ることであって、一般会計からある程度見てもらいたいということは、これは私どももやはりそういうことも一つ考えたのでございます。したがって、その向きと折衝も十分した、こういうことでございますが、しかし、この問題はこの問題だけで片づかない、他にいろいろ波及する問題がございまして、こういう特別会計でやっているものに一般会計からある程度の繰り入れとか、こういうような手段をとるということは、ほかのいろいろの問題に関係があるから、これだけの決定はできない、こういうことでいろいろ折衝いたしましたが、われわれとしても、この際、この問題の処理としてはもうやむを……

第55回国会 逓信委員会 第19号(1967/07/18、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいま議題となりました放送法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  放送法第三十二条第一項におきましては、日本放送協会の放送を受信することのできる受信設備を設置している者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならないと定めております。  この契約は、協力がその使命を達成する上に必要な経費の財源として徴収する受信料の基礎となるものであります。  現在、この契約に関し、協会におきましては、すべての種類の放送の受信について契約と、ラジオ放送のみの受信についての契約とに分けて締結しているところでありますが、最近における放送の普及発……

第55回国会 逓信委員会 第20号(1967/07/20、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) この法律を出したいきさつについては非常な御理解があって、私どもけっこうだと思いますが、これはどういうふうに理解されることもけっこうであります。ただ、これを理論的にどうこうということになると、私もあまり頭がよくないから、あまりはなやかな理論などということはなかなか私には考えられない。しかし、要するに、こういうものはきめ方の問題であるのです。こういうふうにきめる、ああいうふうにきめるということで、なぜとならば、私は前に申したように、NHKを経営するに受信料でやるということにきめただけであって、税金でやっているところもあれば、放送そのものについては商業放送もある。日本ではこ……

第55回国会 逓信委員会 第21号(1967/07/21、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) いまの問題、大きく見て、国家的に見て二重投資をすべきでない、同じようなものを、二つアンテナを建てるとか、そういうことをすべきでない、そういうのが根本の方針でなければならぬ。二重投資などのむだなことをすべきでない。したがって、いまのような場合においては、やっぱりお互いに協力するということが必要であり、また、われわれが必要と認める場合にはさようなあっせんをすることがよかろう、こういうふうに考えます。
【次の発言】 これはまあお話のように、いままで、放送法が根本的に改正できたらひとつやりましょうということでだんだん延び延びになってきておるが、それができないで、このまままたで……

第55回国会 内閣委員会 第9号(1967/05/18、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいま議題となりました郵政省設置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  この法律案は、郵政省の所管行政の合理的運営をはかり、及び地方管理組織の適正化をはかるための改正であります。  まず、改正の第一点は、大臣官房に特別な職として置かれる電気通信監理官を廃止して電気通信監理局を設置しようとするものであります。  電気通信監理官は、日本電信電話公社の監督のみを行なっているのではなく、電波監理行政を除いた電気通信行政全般を所掌するものでありますが、最近における電気通信行政は、国際的にも国内的にも、昭和二十七年の電気通信監理官制度発足当時予想もされなかっ……

第55回国会 予算委員会 第10号(1967/05/10、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 最近の調査では約千三百カ所ぐらいあると、こういうことでございます。
【次の発言】 これは北九州だけの問題でありません。やはり日本の全国を通じて調査をして、できるだけやはり一行政区域のものは市内通話にするのが私はあるべき姿であろうと、かように考えておるわけであります。最近、北九州についての御質問があったから北九州について御返事を申し上げた、こういうことでありまして、これだけの問題ではありません。
【次の発言】 行政区域と電話の通話区域が一致しなければならぬと、こういうような別段の法律の規定はございません。しかし、従前ともそういうことをやってきておる。ところが一方、とにか……

第55回国会 予算委員会 第11号(1967/05/11、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 私どもは、電電公社は、公社になってから非常な十分な機能を発揮して、わりあいに円滑な経営が行なわれておる、こういうふうに考えております。それは政府の監督等ももう比較的緩和されておるのでありまして、過去において臨時行政調査会から、監理委員会等設けて政府の監督を離したらどうかと、こういうお話もありましたが、電気通信というのは、国内だけの問題でない、どうしても国内、国際、いろいろの関係もあるのでありまするから、郵政省の監督からは解いて、そうして監理委員会を設けるということには必ずしも賛成できないと思います。こういうふうな考え方を持っております。

第55回国会 予算委員会 第13号(1967/05/13、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 最近には予定ありません。
【次の発言】 この問題は、もう昨年、御承知のようにいろいろな経緯を経て審議未了になっている。そういうことで、その後これらの問題の再調整につきましても十分な見通しがまだ困難である、こういうことで、この際率直に申し上げれば、おそらく、昨年のような放送法、電波法等の改正案を提案することは困難ではないかと、かようにいま考えております。
【次の発言】 これは、その後事情の変化により、御承知のような宇宙通信衛星、こういうふうな問題、これらの問題について新しく追加すべき事項がいろいろある。それからまた、昨年問題になったことにつきましてもなかなか調整の見通し……

第55回国会 予算委員会 第20号(1967/05/26、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 郵政省関係では、郵便募金管理会を中央共同募金に一緒にしたらどうか、こういうお話でありますが、募金管理会の募金そのものは御承知のように、郵便切手に付加された寄付金で特別なものでありまして、しかもその資金が共同募金は単なる社会福祉事業と、こういうふうに限定されておりますが、郵便募金のほうはガン対策とか小児麻痺とかあるいは原爆治療とかあるいは南方同胞援護とかいろいろのことをやっておりますので、その目的が共同募金会とは非常に異なっておる、こういうことでありますし、しかもこれらの寄付金を配分したところに対しては監査等のこともやっておるということで、共同募金に合併してもあまり経済……

第56回国会 決算委員会 第1号(1967/08/01、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 昭和四十年度日本電信電話公社の決算書類を会計検査院の検査報告とともに第五十四回国会に提出いたしましたので、その概要を御説明申し上げます。  昭和四十年度における日本電信電話公社の決算は、前年度に引き続き黒字決算となっておりますが、損益計算上の利益金は、事業規模の拡大等による資本費用、人件費等の増大のため、前年度に比べ大幅に減少し、三百五十一億円余となっております。  また、建設計画につきましては、補正予算で追加された三万加入を含め、加入電話百六万加入の増設をはじめ、予定の工程をおおむね順調に実施いたしました。  以下決算の内容を勘定別に御説明申し上げます。  損益勘定……

第56回国会 決算委員会 閉会後第9号(1967/11/17、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 誠意をもって答弁いたしておるつもりでありますし、その実行も御趣旨に沿いたいと、かように考えております。
【次の発言】 これは、私から基本的なことを申し上げますれば、それぞれの要望事項も出ておる。したがって、これを誠意をもって交渉に当たる、こういうことが基本的な態度でございます。
【次の発言】 年賀はがきは元旦に配達さるべきである、またさようになるようにわれわれも対処する、こういうことでいまのような投げやりのことは申しておりません。
【次の発言】 これは結果的にであれ、物理的にそういう事態が発生するということは、必ずしも絶対ないとは申せませんが、私どもも、そういうことの……

第56回国会 逓信委員会 閉会後第2号(1967/10/12、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 前回の当委員会には、私がやむを得ざる緊急の用事のために出席できなかった、こういうことにつきまして、この際遺憾の意を表します。
【次の発言】 閣議の問題につきましては、発表する問題、発表しない問題があります、この問題については、私が何らここで申し上げる自由がないと、こういうことを申し上げます。
【次の発言】 さようなことも申し上げられません。
【次の発言】 私は、知らないと申しているのじゃありません。そういうことについて私が申し上げる自由を持たないと、こういうことを言っておるのであります。閣議の発表の問題、これは官房長官の責任でございますから、私どもこの問題について、大……

第57回国会 決算委員会 第3号(1967/12/21、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 郵政犯罪の防止につきましては、省をあげて取り組んでおるのでありますが、いまだに職員の不正があとを断たない、こういうことは私どもの責任としてまことに遺憾に存じます。私どもは、今後ともさらに努力を重ねて、適時適切な防犯対策を実施して、かかる不正の根絶をはかる決意でございます。

第57回国会 逓信委員会 第2号(1967/12/19、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 私、続いて郵政大臣をいたすことになりましたので、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 私、ただいまのお話のような局の紛争等については報告を受けておりませんので、政府委員のほうから御説明申し上げます。
【次の発言】 局舎は本人が提供するか、あるいは国でつくるか、こういうことがござ  いますけれども、郵政省としては、とにかく本人  の名前のうちがあって、それを提供する。こういうことになれば、通常の順序を踏んだと、こういうことになっておりまして、特別の問題のない限りは、それのいろいろな内情に立ち入って調べるというようなことがなかったことと思います。まあさような問題におい……

第57回国会 予算委員会 第2号(1967/12/16、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 電報電話料金につきましては、電電公社では来年の十月から平均して二二%上げたいと、こういうことで八月末に大蔵省に概算を提出いたしております。しかし、その後いろいろの事情も変わってまいっておりまするし、また、物価問題等からも慎重に考えなければならない、こういうことでございまして、私どもとしては、なるべく来年度はできるだけ上げないでまいりたい、こういうことで検討をいたしております。
【次の発言】 行政区域が広がるに従って電話加入区域もなるべくこれに合わせる、こういうふうにするべきだと思っておりますが、北九州市につきましては、すでに相当長い間これらのことが行なわれないで、たい……

第57回国会 予算委員会 第5号(1967/12/20、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいまの経過をよく承りましたが、談合罪に当たる当たらぬという、こういうことは別といたしまして、いやしくも世間の疑惑を招くようなことはすべきでない。また疑惑があるとすればこれを解明する、こういうことにつとめるべきである。私どもは今後注意をいたしまして、さような疑惑を受けないようにひとつやってもらいたい、かように考えております。

第58回国会 決算委員会 第10号(1968/04/10、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) この答申は、すでに出て三年か幾らになりますが、私どもは、あれが結果的に見て全料金の二二%ほど、こういうふうなかっこうになっておりますが、私は、いまの料金体系がいけないと、時勢に合わないと、こういうふうに思っておりますので、たとえば基本料の問題にしても、市外通話料にしても、こういうふうなものをひとつ体系を変えてもらいたい。その結果どういう数字が出るか、これは別として、単なる従来の料金を何%上げろなんていう方法は、もうとりたくない、こういうふうに考えて、私どもまあ公社に対しては、料金体系をひとつ根本的に検討してもらう、ああいう古いものはそのままで置くことはいけない、そうい……

第58回国会 決算委員会 第18号(1968/05/15、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいま御決議のありました郵政省関係の諸点につきましては、警告の趣旨を体し、一そう留意、努力いたす所存であります。  なお、日本電信電話公社に対してもご主旨の徹底をはかり、指導監督につとめてまいりたいと存じます。

第58回国会 逓信委員会 第2号(1968/01/30、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 初めに、森中前委員長にはたいへん御苦労をいただきましてありがとうございました。お礼を申し上げます。  それでは、私から郵政省所管行政の概略について御説明申し上げたいと存じます。  最初に、昭和四十三年度予算案の概略について申し上げます。  まず、一般会計の予算でありますが、歳出予定額は五十三億二千四百万円で、前年度予算額に比較して四億八千二百万円の増加となっております。この予算には、人工衛星研究開発のための試験及び測定機器並びに衛星開発実験庁舎の新営に必要な経費として、国庫債務四億九千八百万円を含め十億九千七百万円が計上されております。  次に、郵政事業特別会計であり……

第58回国会 逓信委員会 第4号(1968/03/12、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これはお話のように、できるだけ会社当局の自主性と申しますか、創意くふうをこらして、そして自由濶達にひとつ通信線の開拓をしてもらいたい、こういう考え方に変わりございません。したがって、もう御承知のように会社設立当時は国が相当な株式を所有しておりましたが、これらはすべて開放いたした。こういう関係でありますから、財務関係等についてもまだ法律の規定にかかわらず、大蔵省等からの干渉と申しますか、牽制とか、こういうものはもう受けない、こういろことで、むしろ非常に自由にやってもらっておる、こういうことでありまして、お話のような趣旨は十分まあ具現したい、こういうふうに考えております。

第58回国会 逓信委員会 第5号(1968/03/26、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいま議題となりました日本放送協会の昭和四十三年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由につきまして御説明申し上げます。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定によりまして、郵政大臣の意見を付して国会に提出するものであります。  これら収支予算等についての概略を申し上げます。  まず収支予算につきましては、その規模は、収入におきましては九百九十八億五千百万円で、昭和四十二年度に比べますと二十五億六千三百万円の増加、支出におきましては一千四億五千百万円で十一億六千三百万円の増加となっており、このほか、前年度からの繰り越し金六億円を収入と……

第58回国会 逓信委員会 第6号(1968/03/28、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) いまの御質問の前に、提案がおそかった、これはもう私どもも十分な審議期間を両院において得ることができなかったということは、われわれも責任を感じ遺憾に存じております。これは実は三月十二日に国会に今度出しております。前例は、これは悪い前例を引いてたいへん恐縮でございますが、昨年は三月十四日だったそうでございます。そういうこともあるということだけ念のために申し上げておきます。それからNHKからは二月八日に郵政省に出しております。この間約一カ月になっておりますが、これは御案内のように、いまお話のような受信料に相当な変革があった、こういうことで郵政省も簡単にこれをそのままお取り次……

第58回国会 逓信委員会 第7号(1968/03/29、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これはお話のとおり、十分な審議期間がないということは、私どももまことに遺憾に存じます。NHKからももう少し早く出してもらうということをきのうもお願いしましたし、われわれもそれに応じてひとつ早く提出すると、こういうことをここに御約束申し上げます。  昨日は、実は与党議員からなぜおくれたかと、こういうお話があったからして、私はただ一部事実を申し上げてはなはだ御迷惑だったと思いますが、さような事情もあった。しかし、これらは言いわけにはならぬということも私はよく存じておりますから、お話のようにいたしたいと考えます。
【次の発言】 NHKは、国民の全体のための放送をする、要する……

第58回国会 逓信委員会 第8号(1968/03/30、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) いまの問題は他の委員よりお話がありまして、提出時期がおくれておると、十分な審議期間がないということは私ども大いに責任を感じておりますが、次の機会からはもっと早く出したい。したがって、NHK自身に対しても一月中にはもう予算は郵政省へ出してもらいたい。そうして郵政省でも、これは意見書その他でこれを検討する必要があるから、さようなはからいをしたいと思っておりますが、今回の事態におきましては、あしたは日曜日、万一これが通らない、こういうことがありますれば、あしたの時間もありまするし、急いでこれの編成もできますし、また電波監理審議会は持ち回り等も可能でありますから、一日にもしそ……

第58回国会 逓信委員会 第9号(1968/04/04、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) お話のとおりであります。
【次の発言】 労使関係はもう私が言うまでもなく一方的な問題ではない、相互の問題で、お互いの信頼と、だからしてお互いが十分の反省をしていくのが必要である。そういうことでありまして、私は郵政省がいろいろの面において厳正な態度をとっておる。それから郵政省自体が紛争そのものが、他の企業、公企業よりは多いのだとこういうふうに思うのでありまして、私は従来必ずしもこれらのことが緩漫に行なわれておったということを申すわけではありませんが、私は管理者がすべきことは誠意をもってすると、またこれに組合の方も十分に答えていただきたい、こういうふうに考えておるのであり……

第58回国会 逓信委員会 第10号(1968/04/09、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 国家公務員法によったものであります。
【次の発言】 この大船渡局は、最近衆議院の逓信委員会でも非常に種々論議があって、私も前々からどうも問題の局だと、こういうことを言っておりますし、いろいろのお話もあるから、私は人事局が直接係官をやって、そして双方のことをほんとうに調査してもらいたいと、こういうことを指示いたしております。いろいろ問題になったようなことは、現地でいわゆる第三者的な本省の係官がひとつ調べるようにと、こういうことを申しておりますし、また不当労働行為なんかは、何も大船渡局に限らず、どことでも明らかにそういう行為があったとするならば、これは十分管理者も戒むべき……

第58回国会 逓信委員会 第11号(1968/04/16、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいま議題となりました郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  郵便切手類及び収入印紙の売りさばき人に対して支払う現行の売りさばき手数料の率は、昭和四十一年四月に改正されて今日に至ったものでありますが、その後における労賃その他売りさばきに要する経費の増加等の状況にかんがみまして、適正なものに改めようとするものであります。  改正内容は、売りさばき人の買い受け月額のうち、十万円をこえ二十万円以下の金額に対する手数料の率を百分の一・五から百分の二・五に、二十万円をこえ五十万円以下の金額に対する手数料の率を……

第58回国会 逓信委員会 第12号(1968/04/18、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) いまのように理解されてけっこうであります。
【次の発言】 このことはいまおっしゃるとおり、われわれに明言できませんから御想像にまかせますが、それぞれみんなお考えになっているところがあろうと、常識的なものがあろうとかように考えます。
【次の発言】 あまり各人各様でもあるまいと思います、この問題は。
【次の発言】 これは、私は前に財投と申し上げましたが、今度財投が沖繩に支出できる法律をいま国会に提出しております。だから、ことし初めてそういう措置ができる、こういうことでありまして、たとえば、今度のマイクロウエーブの下り線の向こうの端局装置は財投でもって融通されると、こういう……

第58回国会 逓信委員会 第13号(1968/04/23、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) このお話は、衆議院の逓信委員会でもありまして、私どもも妥当だと思いますので、次の近い機会に、続いてひとつ十万円以下のものも改定したいということを私答弁をいたしておきましたから、その点申し添えておきます。
【次の発言】 私は、いままあ永岡委員の御意見などもしごくごもっともと思うんでありまして、これは郵便法でもって政令または省令に委任すれば十分やれるんじゃないかと思いますので、次の郵便法改正等の機会があったら、さようなひとつ措置をとることがよいのではないかと思いますので、その向きのことをひとつ積極的に検討いたしたいと、かように思います。

第58回国会 逓信委員会 第14号(1968/04/25、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいま議題となりました公衆電気通信法の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。  最近における経済の成長、社会開発の進展、国民生活の向上等に伴い、加入電話の架設に対する国民の要望は増大の一途をたどっており、申し込んでもつかない、いわゆる積滞の数は現在二百二十万をこえている状況であります。このような需要に対応して加入電話の増設を円滑に行なう必要がありますが、その新規架設に要する費用の一部に充てるため、加入電話の設備料の額を改定する必要があります。このため、一加入電話ごとに一万円となっている現行設備料の額を、単独電話及び構内交換電話の局線部分につきましては一……

第58回国会 逓信委員会 第15号(1968/04/27、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ことし、その設備料だけをなぜ出したか。これは非常に率直に申せば、これは設備料というのは一種の特殊料金、いわゆる反復したサービスに対する対価としての料金とは少し様子が違うのですね。一体純粋な料金と言えるかどうかわからぬくらい微妙なものであるから、これを別に扱っても、そうおかしくないと、特に公社の扱いは、これはもう普通の料金は必ず損益勘定の収入にしますが、これは損益勘定に入らぬ、すぐに建設勘定のほうのいわゆる資本勘定のほうに入る。すなわち、他人資本として扱われておる。そういうふうに性格的にも非常に違っておるから、これだけ取り出してやっても、別段これはそうおかしくないと、こ……

第58回国会 逓信委員会 第16号(1968/05/09、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 電話の料金を値上げをしたいというような意見がもうここ三、四年来あることは御承知のとおりでございまして、電電公社当局でも、この電話の需要を満たすためにはどうしても資金が足りないと、こういうことを言うておるのでありまして、この四十三年度の予算につきましても、電話料金を上げると同時にこの設備料も上げてもらいたいと、こういう概算を出したことは、御承知のとおりでございます。大体概括的に申せば、いまの電話の施設の範囲においては黒字経営ができると、こういう大体状態でありますが、何といたしましても、この熾烈な要望に対して電話をつけていくためには金が足りない、こういうことでありまして、……

第58回国会 逓信委員会 第17号(1968/05/16、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいま議題となりましたお年玉つき郵便葉書及び寄附金つき郵便葉書等の発売並びに寄附金の処理に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  この法律案は、寄付金の処理に関する事務を一元化するため、郵便募金管理会を解散し、その事務を郵政省において行なうこととするとともに、近時の社会的要請に応ずるため、寄付金の配分を受ける団体の範囲を広げ、また、お年玉として交付する金品の単価の最高限を引き上げようとするものであります。  改正の内容は、まず第一に、郵便募金管理会を解散して、同会が行なっていた寄付金の処理事務を郵政省で行なおうとするものであります。郵便募……

第58回国会 逓信委員会 第18号(1968/05/21、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 大体そのとおりでございます。
【次の発言】 私は、とにかく本州、北海道の全回線が二時間もとまったということは重大な問題でありまして、しかも、海底線がありながら海底線が使える状況になかった、こういうようなことについても、私は少し公社が安易にすぎたんじゃないかと、しかも事故発生後の処置についても私は必ずしも適正ではなかった、こういうふうに思うのでありますから、これらの事故てんまつ書というものを出してもらいたい、こういうことを要望いたしております。
【次の発言】 過般のこの参議院の本会議でも、この事態は政府としてもきわめて遺憾に思っておる、これをひとつこの機会に反省をして、……

第58回国会 予算委員会 第8号(1968/03/27、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) そういうような事実があります。子供保険局と、こういうようなものが全国で三百近くあります。
【次の発言】 実は、簡易保険におきましては、団体加入というのがありまして、団体で入ると、百分の七という保険料の割引があるのでありますが、学校のPTA等が、あるいは子供が加入して団体で加入することによって七%のいまの割引がある、こういうことがありまして、これらが学校で利用されておると、こういうふうな事実がありますが、これは実は学校がおやりになっておるのじゃなくて、PTAがおやりになっておって、そこの団体に割引があって、その割引を学校に寄付する等によって学校の教材その他に活用されてお……

第58回国会 予算委員会 第10号(1968/03/30、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これは前年も計上いたしておりませんが、今年も同様でございます。しかし、裁定がありますれば私どもとしては、予備費あるいは経費の節約、あるいは弾力条項による事業増加に対する増収、こういうものを充当いたしまして、でき得る限り裁定の完全実施をいたしたい、かように考えております。
【次の発言】 ただいまのお尋ねでございますが、私どもの関係におきましては、さしむきさようなことは考えておりません。
【次の発言】 機械化、合理化いろいろの問題がありますが、これが首切りにつながるというようなことは考えておりません。
【次の発言】 さようでございます。

第58回国会 予算委員会 第13号(1968/04/04、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) どの程度も関与できません。
【次の発言】 要するに、番組については、これらについてはわれわれは関与することができないと、こういうのが法のたてまえでございます。
【次の発言】 閣議ではいろいろな話が出ますが、これはまあ自由でございます。それぞれの考え方を述べる。これが行為に移らない限りは、それぞれの御感想を持ち出されることもございます。
【次の発言】 格別調べたということはありません。ああいう事実が新聞その他で出たからして、様子をお聞きした事実はございます。私がお聞きをした事実はございます。
【次の発言】 ああいううわさがありましたので、真相はどうかということを私が電話……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 逓信委員会 閉会後第1号(1968/10/29、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) いまの問題は、私、非常に重要な問題でありまして、とにかく見えるようにしてやるということはどこかのこれは責任である。アメリカにおける状況を見ても、有線放送でやっている事例はもうたいへんな発達をしておって、ほんとうの無線障害というものはこれしか解決策なしとさえ言われておるのでありまして、私は日本においてもこの問題はもう軽視できない。どうしてもいまのような微温的なものでは解決できない。したがって、この有線放送などというものはこれは真剣に検討すべき問題である。何といったっていま法規が不備でありますから、この法規を直すと同時に、私は、いまのような聴視困難なものを救済することは、……

第59回国会 逓信委員会 第2号(1968/08/10、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これはいま政府の方針として次の通常国会にはぜひ提出いたしたいと、かように考えておりますその内容は、もう前回国会提出されたものに若干の追加等をする、こういうつもりで現在与党の自由民主党と相談をしておると、こういう段階でありますから、具体的にどういうことが追加をされるかというようなことはまだわれわれとして内定を見ていないと、こういう状況でございます。
【次の発言】 いまの世界の通信衛星機構は、昭和四十五年に本協定ができるという、こういう段階で四十四年中にそれらの準備を完了する。こういうふうなプログラムになっておりますが、現在の段階においては、いまのその下の機構のKDDがそ……

第59回国会 逓信委員会 閉会後第2号(1968/11/13、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これは私が郵政大臣になってから、募金の配分のほとんど大部分をまるまる共同募金会にやっていることは非常に不合理だと思いまして、当時私は共同募金会に対しても多少不信の念を持っておりまして、そこで郵便局の局員があれだけ苦労して集めた金を大部分をただそのままお渡しておまかせするというようなことは、郵政省としては適当でないと、私がこれは考えた。むしろこの問題は私から起こったとさえ言える事柄でありまして、それで私は事務当局に、なぜこういうことをやっているのだ。郵便局というのは全国津々浦々にあって、社会施設についても一番みんなよく知っているのだ。それを全然ノータッチで、せっかく集め……

第61回国会 地方行政委員会 第22号(1969/07/03、8期、自由民主党)

○小林武治君 この法案の実質的審議にこれから入るわけでございます。この中に含まれている定年制の導入ということは、賛否非常なまあ論議を招いておるということは御承知のとおりでございますので、これらについてできるだけ真相をはっきりさせなきゃならぬというふうに思いますが、まずもって、私はごく簡単に申してこの定年制というものを地方公務員に実施せられた場合の利点、あるいはどうしてもこれを導入しなければならない理由、必要性と、こういうものについてひとつごくわかりやすいようにまず御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 公務員の問題は、まあ国家公務員も当然関係するが、地方公務員のほうをまずもってこういう規定……

第63回国会 外務委員会 第8号(1970/04/23、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 裁判所の判決に従うあるいは尊重するのはこれは当然でありまするし、したがって、他の一般の事案についても、参考にすべきことと、こういうふうに考えます。
【次の発言】 これは、従来御承知のように、要するに、再入国の場合は、未承認国については、あるいは親族を訪問するとかあるいは墓参をするとか、そういうふうな主として人道的立場においてのみこれを認めた。先般の場合は、それを拡張して、経済問題についても、日本の国益に合うと、こういうふうなことについてはひとつそこまで拡張しようと、こういうことで認めたわけでありますが、その承認をされなかった者は、そういう趣旨から言うて、貿易の関係者で……

第63回国会 決算委員会 閉会後第3号(1970/07/09、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 司法修習制度に関する臨時司法制度調査会の意見というものは、要するに法曹一元化ということは、趣旨としてはこれが円滑に実施されるならばけっこうな一つの考え方である、ただこれを実施するに必要な基盤である条件が整っておらないと、こういうことを言われておりまするし、なお、これらの条件は、それでは今後整うかというと、その見通しもはっきり持てない、こういう事態であるが、こういうことを頭に置いて今後の運用にも当たるように、こういうふうにとっております。で私は、いままでの状態、過去二十年の経験から見れば、要するにこの報告にあるように、これらのことが実現されるための条件は整っておらないし……

第63回国会 地方行政委員会 第20号(1970/05/12、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 先ほど原田委員から、刑務所の事故が付近の住民に非常に迷惑をかける、そのとおりでございまして、ときどきあることは非常に私どもも刑務所の管理上残念なことだと、かように考えておりまして、できるだけもうそういうことのないように今後とも注意してまいりたいと思います。それから、もしそういう事故が起きたら、すぐに警察と共同してやる、当然なことでありますので、これらのことは十分注意してまいりたいと思います。  なお、刑務所の移転問題も全国的の問題でありまして、従来その市の郊外にあったものが、いまではもう市街地の中心になる。こういうことで、もう各全国の市におきまして、刑務所の移転という……

第63回国会 内閣委員会 第4号(1970/03/10、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案の改正点の第一は、矯正施設の移転並びに廃止及び設置についてであります。現在東京都豊島区にある東京拘置所は、首都圏整備計画の一環として、他地区へ移転させる必要があるため、これを東京都葛飾区の小菅刑務所の現在地へ移すこととし、これに伴い、小菅刑務所を廃止して、栃木県那須郡黒羽町に黒羽刑務所を設置しようとするものでありますが、同所の施設が完成いたしますと宇都宮刑務所の施設が不要となりますので、これを廃止することとし、また、いわゆる精神障害受刑者に対する処遇の充実をはかるため、岡崎市に岡……

第63回国会 法務委員会 第2号(1970/03/10、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 委員各位には、平素から法務行政の諸問題につきまして種々御尽力いただいておりますことに対し、この機会に厚く感謝いたす次第でございます。  本日は、法務大臣に就任いたしまして初めて当法務委員会に出席いたしましたので、私が日ごろ考えておりますことを申し上げたいと思います。  まず、私は、わが国の民主主義及び法治主義の基盤である法秩序を維持し、国民の基本的権利を保全、擁護して平和な社会生活を保障することが法務行政の使命であると存じておりますが、今後とも法務行政の最高責任者として全力を尽くしたい所存であります。このような観点から当面重要と考えております二、三の点につきまして申し……

第63回国会 法務委員会 第3号(1970/03/12、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 訴訟費用臨時措置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を説明いたします。  この法律案は、民事訴訟及び刑事訴訟の証人、鑑定人等の日当、宿泊料等の最高額をそれぞれ増額しようとするものであります。  第一点は、日当の増額であります。現在、民事訴訟における当事者及び証人並びに刑事訴訟における証人の各日当は、その最高額を千三百円と定められ、また、民事訴訟における鑑定人等及び刑事訴訟における鑑定人、国選弁護人等の各日当は、その最高額を千百円と定められているのでありますが、最近における経済変動等を考慮いたしまして、いずれもその最高額を引き上げることとし、当事者及び証人の日当に……

第63回国会 法務委員会 閉会後第4号(1970/10/13、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 協力するということは、日韓でああいう合意がある、そういう事実を周知する、こういうことが協力というふうに考えております。
【次の発言】 あの条約で、地位協定で、永住権を認める、こういうことになっておる。知らない方もあろうから、それをできるだけひとつそういうことの約束と申すか、そういう事柄があるということを周知させるということでございます。
【次の発言】 協力方が足りるとか足りないとかということは、これは向こうさんの見方であって、われわれはそうではないと、こういうふうに思っております。協力するための周知のしかたとしては、市町村役場へポスターを出したり、あるいはラジオでこう……

第63回国会 法務委員会 第5号(1970/03/24、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、裁判所における事件の適正迅速な処理をはかるため、裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、以下簡単にその要点を申し上げます。  第一点は、裁判官の員数の増加であります。これは、地方裁判所における事件の適正迅速な処理をはかるため、判事補の員数を二千人増加し、また、簡易裁判所における交通関係の業務上過失致死傷事件の増加に対処するため、簡易裁判所判事の員数を五人増加することにいたしております。  第二点は、裁判官以外の裁判所職員の員数の増加であります。これは、地方裁……

第63回国会 法務委員会 第7号(1970/04/02、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) お話のような大学の自治というふうなことは、御承知のように、憲法に正面からうたってない。ただ憲法の条章で学問の自由を認めるということでありますから、学問の自由に付随して大学の自由が認められておるというのがいままでの慣行であったと、こういうことでございます。したがって、学問の自由とは、学問の研究とか、あるいは発表とか、あるいは教育とか、いろいろこういうふうな純粋なそういうものに限定されておる、そういうものに関する範囲において大学の自治も認められる、こういうふうな考え方を従来とってきている、そういうことでございまして、したがって、これはもうだれも言うように、大学が治外法権の……

第63回国会 法務委員会 第8号(1970/04/07、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) いまお答えいたしたとおりでありますが、今日までおくれていることは非常に残念に思います。私はこの席で、次の通常国会にはこれを出す、提出をする、そういうことをひとつここで言明をして、事務当局もここでよくお聞きのとおりでございますから、そういうことをお答えいたします。

第63回国会 法務委員会 第9号(1970/04/09、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 沖繩の弁護士資格者等に対する本邦の弁護士資格等の付与に関する特別措置法案について、その提案理由を御説明申し上げます。  御承知のとおり、沖繩の弁護士等の大部分は、本土と異なる要件によって弁護士資格を取得した者によって占められているのでありますが、近く沖繩の復帰が実現されることとなりましたのに伴い、本土と沖繩との免許資格の一体化施策の一環として、これらの者に対して復帰前に本土の弁護士資格等を付与する特別の道を開き、弁護士資格等の一体化をはかることが相当と考えられますので、この法律案を提出することとしたのであります。  以下、この法律案の概要を申し上げます。  まず、沖繩……

第63回国会 法務委員会 第10号(1970/04/14、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これはもういろいろ分析をされるとお話のようなことになりまするが、要するに補助員というものがまあ実質的にある程度もうきまるということも言えるし、これが試験管理委員会のほうへ報告書を出して、そうしてその報告によってきまると、こういうことになりますが、衆議院におきましても、なるべくみな引き上げる――ということばは適当でありませんが、合格させるような配慮が必要だと、こういうふうな御意見もありますから、お話のような配慮もあり得ると、こういうことでございまして、要するに、最後の形式的の決定は試験管理委員会がやるが、それに実質的な報告その他の資料を提供するものはいまの補助者だと、そ……

第63回国会 法務委員会 第11号(1970/04/23、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 裁判所法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、近年における経済事情の変動にかんがみ、簡易裁判所が取り扱う民事訴訟の範囲を改定しようとするものであります。  御承知のとおり、簡易裁判所の取り扱う民事訴訟の目的の価額については、昭和二十九年の改正により、十万円をこえないものとされ、今日に至っております。しかし、その間わが国の経済は著しい成長を遂げてきたのでありまして、統計によりますと、国民の所得や消費にも著しい増大があったほか、物価についてもかなりの程度の上昇を見たことが知られるのであります。かような経済事情の変動を考慮いたしま……

第63回国会 法務委員会 第13号(1970/05/06、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 民事訴訟手続に関する条約等の実施に伴う民事訴訟手続の特例等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  民事訴訟手続に関する条約について承認を求めるの件及び民事又は商事に関する裁判上及び裁判外の文書の外国における送達及び告知に関する条約について承認を求めるの件がこの国会に提出されておりますが、これらは渉外的な民事事件に関し裁判手続の迅速化と当事者の利益の保護増進をはかることを目的とする条約でありまして、両条約の批准に伴う国内法上の措置としてこの法律案を提出したのであります。したがいまして、この法律案の内容は、渉外的な民事事件に関し、民事訴訟法、外国裁判所……

第63回国会 法務委員会 第14号(1970/05/07、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) この種の忌避は、訴訟手続上当然の権利でありますが、慎重にやるべしと、こういう御意見には、私も同調するのでございます。
【次の発言】 私どもはその件について十分検討をした結果の結論でございまして、慎重さにおいて欠けておったとは思いません。
【次の発言】 これはもうはっきり申し上げて、思想がどうのこうのなんということは書いておりません。これらの問題を総合して、公正な裁判をなすことについて外部的に疑いが持たれる、こういう趣旨であるのでございまして、彼がどういう思想だからどうということはこの面にも書いてないのでございます。また、青法協はどうのこうの、会員であるからということで……

第63回国会 法務委員会 第15号(1970/05/12、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これはもうお話のように、遠い原因と近い原因とあるということは当然でありまして、やはり主として青少年の健全育成の問題、あるいは社会教育の問題、あるいはおとなの反省の問題、いろいろのことがあると思いますが、全体としてやはりみんながひとつ反省をするということと同時に、やはり予防的な措置、これは直接の問題でありますが、十分気をつけていかなければならぬというふうに思います。大きく申せば、これはもう社会教育の問題にも十分な配慮をすべきである、かように思います。
【次の発言】 死刑の問題はいろいろ論議がされておりまするが、実は法制審議会におきましても論議の結果、死刑の廃止ということ……

第63回国会 法務委員会 第16号(1970/05/13、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 事務総長と同意見であります。
【次の発言】 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨にありますように、司法において適正に正義が実現できることは、ひとしく国民の望むところでありますので、政府としても慎重に検討してまいりたい所存であります。

第63回国会 予算委員会 第3号(1970/03/03、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 昭和四十四年度における日本への入国者数は、韓国から四万四千六百五十四人、北朝鮮から六人、中華民国から二万七千五百一人、中共からは十六人で、これが入国の状況でございます。またこの中にも再入国が入っております。  昭和四十四年度におけるいわゆる再入国許可件数は、韓国人に対しては二万八千八百三十九件、中華民国人に対し七千八百九十六件であり、北朝鮮向けの再入国許可は六件、中共向けの再入国許可は百三十九件となっております。

第63回国会 予算委員会 第4号(1970/03/04、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) いまのお尋ねのことでございますが、要するに働かないのに働いたとして賃金を受け取ると、こういうようなことがあったとすれば、私は詐欺罪を構成する疑いがある、かように考えます。
【次の発言】 検察当局は、犯罪の疑いがある端緒を得れば捜査をする、こういうことになっておりますが、犯罪がたとえば公務員あるいは官庁関係等において不正があるとするならば、その長が告発をするべきではないか、かように考えまするし、いずれにいたしましても、今日かようなお話がありますれば、私どもの関係当局からその所轄の検察庁に連絡をいたしてみたいと、かように考えます。

第63回国会 予算委員会 第5号(1970/03/23、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 人工中絶というものはよくないことだと、こういうことで刑法に堕胎罪の規定がございますが、優生保護法というものができまして、母体の保護以外に、経済上の理由によっても人工中絶ができると、こういうふうな規定ができましたために、刑法の堕胎罪は、要するにもう空洞化されたということでこの設定がそう意味がないということにまでいま変貌してきておるのでありまして、最近五カ年間におきましても、堕胎罪でいわゆる検察庁に来た者は、年に平均して十件もない、四十一件しかない、しかもそのうちの起訴は十一件しかないと、こういう状態でありまして、この問題に対する世論と申しますか、そういうものも相当変わっ……

第63回国会 予算委員会 第8号(1970/03/26、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) いま検察庁が警察から受理したものは、人数にして約一万七千余、その数字はいま公安委員長からお話しのように、前回に比べて八二%ということで減少いたしております。まだ最終数字はわかりませんが、先月末までのものを集計しますると、買収が起訴が六千二百六十五人、不起訴が五千七百二十八名。戸別訪問が起訴が五百五十三名、不起訴が二百七十六名。文書違反は起訴は百六十一名、不起訴が二百九十九名。不正投票が起訴五十二名、不起訴四十一名。その他の罪で起訴が七十五名、不起訴が百八十三名。こういうことになっておりまして、これは、一万七千人の中の処理をしたものがこれだけ。なお未処理が四千人おる。こ……

第63回国会 予算委員会 第9号(1970/03/27、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) いまのお話しのようなことは故意あるいは怠慢によってやっておる、こういうことによりまして漁民の人権をそこなう、こういう事実は私は適当でないと思いますが、私どもにおきましては、当事者からそういう事態の申告あるいは申し出があれば当然調査をいたすわけでございますが、いままでのところ、われわれの関係者にはそういうことがなかった、これからでもあれば調査をいたして善処いたします。

第63回国会 予算委員会 第10号(1970/03/28、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 公害というものが、経済成長に伴って非常に激甚になってきておる。したがってこれを防止するためには、第一次的には行政官庁の指導とか規制とか、こういうものにまつべきだと思いまするが、しかしそれだけでは十分でない。ことに、私ども見ておって、公害に関する法律が幾つか出ておりまして、その法律の中には基準を設けたりあるいは改善命令を出す、こういうことが規定されておって、これにそむいた場合には懲役または罰金を科する、こういう刑罰規定もありまするが、従来これが実行された例がほとんどない、こういう状態でございます。  しかして、いまの激甚の程度、あるいは世論、こういうものからして、公害と……

第63回国会 予算委員会 第11号(1970/03/31、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 公害問題は、御案内のように、第一次的には所管の行政官庁が指導あるいは規制する、こういうことがたてまえでありまするが、いまの段階では、それだけにまかしておけない。こういうふうなことになってきておると、こういうふうに思うのでありまして、しかも実は、行政法規の中にも、基準とか、あるいは改善命令等に従わないものは一応の罰則の規定がある、こういうことになっておりますが、それらの罰則も必ずしも適正でない。しかも現在のところ、これはいろいろお尋ねがあると思いまするが、これが有効に動いておらぬ、こういうふうに私どもは認めておるのでありまして、公害罪といえども無過失というわけにはまいり……

第63回国会 予算委員会 第15号(1970/04/04、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 今回のような凶悪な事件が発生したことは、まことに遺憾でございますが、お話しのように、今日までのところ、これに該当する刑事罰がありません。これらについては、つとにある程度考究を要した問題でありまして、刑法特別部会等においても一応の検討は済ましております。しかし、私は、今回の事件に対する世論あるいは国会方面のいろいろのお考えと、こういうものも勘案いたしまして、政府部内のまとめた意見としてではありませんが、法務大臣としましては、やはりこの際、早急に適当な立法措置を講じて、これらの事件の再発を防ぐ、こういうふうな気持ちを持っております。したがって、刑法の改正案というような草案……

第63回国会 予算委員会 第16号(1970/04/06、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 航空機の乗っ取りの防止、あるいはこれに対する刑罰、その関係のことは、私は四日のこの委員会で鈴木委員の御質問に対してある程度お答えをしたのでございますが、私どもとしては、純粋な刑事犯として、これを刑法犯として捕えると、したがって、今回私どもが国会側の御理解を得てできたら提出いたしたいと、かように考えておるのには、行政関係等の規定は一切排除しまして、純粋な刑事罰としてこれを捕えると、こういうことにしておりまして、これは実は前々から法制審議会等においても考究中でありますが、今回はこれらの成立を待ついとまがないと、こういう観点からして、われわれとしましては、単行の法律として、……

第63回国会 予算委員会 第19号(1970/04/11、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 私も内助の功と申しまするか、そういうものは高く評価をしておるものでありますが、財産的に見て必ずしもこれが実現されておると思いません。ことに、まあ実は、いま財産の区分は、妻が婚姻前に持っておるものは妻の財産であり、夫も同様であるが、婚姻をしたあとの財産は、どうも多くは夫の名義で取得されておる、こういうことであるのでございまして、実際問題としては共同財産みたいな運用をして、婚姻中は、継続中は、おりまするが、さような意味において私は必ずしも正当に妻の内助の功が評価されておると思いません。  私は、実は、こういうことを考えておるのでありますが、たとえば妻が婚姻中にある財産を取……

第63回国会 予算委員会 第21号(1970/04/16、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) この問題は、未承認国で相当入っておるものもありまするし、なかなか運びかねるものもあると。たとえば、東独の問題、あるいは中共等からはある程度入って来ておると……
【次の発言】 相手の国が日本に入ってもいいということをですか。
【次の発言】 この問題、実は、旅券の発給問題、出国の問題は、主として外務省がお扱いになると、こういうことでありまして、いまの入管で扱うのは、向こうから私のほうへ入るものについての取り扱いと、こういうことになりますが、やっぱりある程度相互主義においてこれらも考えていきたいと、かように思います。

第64回国会 内閣委員会 第3号(1970/12/09、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案の改正点の第一は、矯正施設の移転並びに廃止及び設置についてであります。現在、東京都豊島区にある東京拘置所は、首都圏整備計画の一環として他地区へ移転させる必要があるため、これを東京都葛飾区の小菅刑務所の現在地へ移すこととし、これに伴い、小菅刑務所を廃止して、栃木県那須郡黒羽町に黒羽刑務所を設置しようとするものでありますが、同所の施設が完成いたしますと宇都宮刑務所の施設が不要となりますので、これを廃止することとし、また、いわゆる精神障害受刑者に対する処遇の充実をはかるため、岡崎市に岡……

第64回国会 内閣委員会 第4号(1970/12/10、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これは端的に申せば、要するに確定判決を受けた者を社会から隔離して収容する。同時に受刑者がその適当な生活をする。そしてあとうならば社会復帰ができるような教育その他の面においても配慮をすると、こういうことでございまして、要は刑務所というものがあって、その刑務所の目的にかなう運用のしかたを監獄法できめると、こういうことでありまして、このお話しの、いままだ監獄法などということばを使わざるを得ないことを非常に残念に思いますが、そういうことでございます。
【次の発言】 何しろ明治四十一年の法律がまだ生きておると、こういうことでございまして、その後いまの受刑者収容のいろいろの量刑に……

第64回国会 内閣委員会 第8号(1970/12/18、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいまお話がありました前回の質疑に対して私の答弁が不十分であったと、こういう御指摘を受けまして、私もこれを遺憾と存じ、十分配意をいたしてまいりたい、かように考えております。  なお、ただいまのお話につきましては、その御審議の熱意に対しては心から敬意を表するものでございます。
【次の発言】 いま参考人の御意見を私が承りましたが、桑原参考人は経過の大体をお話しになり、また、いまの豊島区の助役さんのお話は要望の大綱を述べられたのでありまして、これらの要望をこの会社が受け入れて、そして実施をされるようにということを心から希望いたしておるものでございます。

第64回国会 法務委員会 第2号(1970/12/10、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案について、その趣旨を説明いたします。  この法律案は、最近における公害の実情にかんがみ、事業活動に伴って人の健康にかかる公害を生じさせる行為等について特別の処罰規定等を設けることとするものであります。  申すまでもなく、公害を抑止するには、まずもって、的確にして強力な行政諸施策の実施を必要とするのでありまして、刑事司法の関与する分野にはおのずから限界があり、その果たすべき役割りも補充的なものでありますが、現行の刑法の規定及び関係法令の罰則が公害の実態に照らして必ずしも十分なものとは言いがたい状況にあることにかんがみ、この際、新……

第64回国会 法務委員会 第3号(1970/12/15、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 裁判官の報酬等に関する法律等の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律等の一部を改正する法律案について、その趣旨を便宜一括して説明いたします。  政府は、人事院勧告の趣旨にかんがみ、一般の政府職員の給与を改善する必要を認め、今国会に一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を提出いたしましたことは、御承知のとおりであります。そこで、裁判官及び検察官につきましても、一般の政府職員の例に準じて、その給与を改善する措置を講ずるため、この両法律案を提出した次第でありまして、改正の内容は次のとおりで……

第64回国会 法務委員会 第4号(1970/12/17、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これは一番の問題は、公害を罰するということは、従来は単に行政の取り締りに違反したものを処罰する、こういうふうないわゆる行政罰といいますか法定罰と申しますか、そういうふうなものにとどまっておったものを、自然犯として、危険犯としてとらえるということは、少し極端なことばでいえば、やはりこれは一種の破廉恥罪にもあたる犯罪である。すなわち刑法上の犯罪ということによって、従来のようないわゆる公害が必要悪だとかいうふうな考え方を脱却して、それが一つの社会悪としてこれを弾劾する。こういうことによって関係者の意識をここで変革を求める。こういうふうなことによって公害を起こさせないようにす……

第64回国会 法務委員会 第5号(1970/12/18、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) いまの米の問題ですね、厚生省の見解によれば一・〇PPM以上のものは人体に害があると、こういう結論をお出しになっていると、こういうことになれば、米に一・〇PPM以上のカドミウムがあるとすれば、それは私はそのものがもう人体に対する危険の可能性があるということで、それだけで捜査の端緒は得られると、こういうふうに私は思っております。ただその後のいろんな手続、因果関係いろんな問題がありまするから、魚なり米なりが、そのものがもうそれをそのまま食すれば人体に障害があると、こういう結論が出ているとすれば、そういう魚なり米なりの状態によってこれは私は捜査の端緒にはなると、しかしこれが事……



各種会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第19回国会 大蔵・地方行政連合委員会 第1号(1954/04/15、3期、緑風会)

○小林武治君 大蔵大臣にお伺いしたいのでありますが、私ども今日初めてこの法案に接するのでありますが、地方税としましては、もう御承知のように事業税、遊興飲食税、入場税、この三税がまあ税の大宗であつたのでありますが、この際政府が入場税だけなぜ国税に移管するか。即ち、私どもの申したいのは、遊興飲食税と入場税は大体同じような性質であるのでありまして、この両者を大体同一扱いをするのが、私は税としては当然の措置ではないかと思うのでありまするが、その間の一つ事情を、前に御説明があつたと思いますが、私どもも承知いたしたいと、かように存じます。
【次の発言】 遊興飲食税につきましては、私ども非常に熾烈な運動があ……

第19回国会 地方行政・建設連合委員会 第1号(1954/05/06、3期、緑風会)

○小林武治君 今のお話はよくわかりましたが、地方行政としては他に急を要する法律案を抱えておりますので、そのほうを次の機会に先に付けて、その上で一つお運び願いたいと思います。

第19回国会 地方行政・建設連合委員会 第2号(1954/05/18、3期、緑風会)

○小林武治君 今石村委員がおつしやるように、私のほうの日程も非常に迫つておりますので、これが果してうまく日程の中に組めるかどうかという都合もあるからして、地方行政委員会としてお諮りを願つて一つ最後の決定はされるというふうになさつたほうが適当ではないかと私も考えます。
【次の発言】 私は実はこの問題を、揮発油譲与税というものは我々のほうは本当に単に形式的に法律を取扱つておるだけでありまして、五カ年計画というようなことは建設委員会がこれは実体的に審査すべき問題であります。実は我々のほうはさして必要でないので、五カ年計画がきまらなければ実際に支出ができない、こういうことに結果するだけでありまして、実……

第19回国会 地方行政・内閣・人事・法務連合委員会 第1号(1954/05/27、3期、緑風会)

○小林武治君 議事進行。私は連合委員会等の慣習等もよく知らないから、これは委員長にお伺いするのでありまするが、連合委員会というのは主としていろいろな委員会の所管にいろいろ関係あるからしてこれを開かれる、こういうふうに思うのでありますが、木村委員は恐らく内閣委員としておいでになつているのじやないか、こういうふうに思うのでありまして、只今お尋ねのような点は全く我々のところで以て十分審議できる問題であるのでありまして、よくわかりませんが、できますならば、是非一つ各委員会に特に御関係のあるような御質問をされることが適当ではないか、こういうふうに私は考えるのであります。間違つているかどうかを伺つておきた……

第19回国会 地方行政委員会公職選挙法改正に関する小委員会 第1号(1954/03/05、3期、緑風会)

○小林武治君 小委員長の互選につきましては、互選を省略いたしまして、座長の指名に一任することの動議を提出いたします。

第19回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1954/03/24、3期、緑風会)

○小林武治君 ちよつと伺つておきたいのですが、裁判所の新営費、これは場所はどことどこになつておりますか。
【次の発言】 私はちよつと御注意申上げておきたいのですが、どうも終戦後は最高裁判所の予算が独立した、これは非常に結構なことでありまするが、庁舎の新営に非常に大きなものが、これは威厳を示すためかも知れませんが、できておる。地方民の常識からみて、いわゆるどえらいものができておる、こういうふうな声をしばしば聞くのでありまするが、その点についてはどういうふうにお考えになつておるか。
【次の発言】 重ねて申上げておきますが、ともかく地方へ行きまして、どえらい建物がある、あれはなんだというと、裁判所の……

第24回国会 地方行政委員会公聴会 第1号(1956/05/28、3期、緑風会)

○小林武治君 飯島先生にお伺いしますが、先ほどのお話もありまするが、まあ私ども了解するところによりますれば、小選挙区制は理論的にも制度的にも絶対反対だと、こういう御意見じゃなくて、むしろその時期でない、こういうふうに承わったのでありまするが、お話のように、今度の修正案というものはいつ実施されるか、相当遠い将来のことをきめたり、または政策の宣言あるいは希望、こういうものを述べておる。従って、法律の形式あるいは実体は、極言すれば法律の体をなしておらぬと、こういうふうなことを仰せられたのでありますが、この点は私も同感いたしておるのであります。しかしこの中で、私は、実体的に最も意味のあるのは、衆議院の……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 商工・地方行政・大蔵委員会連合審査会 第1号(1957/05/16、4期、自由民主党)

○小林武治君 まずお伺いをいたしますが、この九ページに「地方公共団体」とこうありますが、これは何をさすのでございましょうか。
【次の発言】 この一つの県に一つしか作らぬ、これに対してもやっぱり市町村が支払いの保証をすると、こういうことをお考えですか。
【次の発言】 なるだろうでなくて、しなければ、都通府県と限られたらどうですか。突如としてここだけ地方公共団体と、こういうふうに言われたのはどういうわけですか。
【次の発言】 ここに結果だけ、地方公共団体が保証すると、私どもは地方公共団体というものは、もう御承知のように今赤字団体、特に都道府県などは、全国で黒字が三つか四つしかない、こういう状態にあ……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1957/03/29、4期、自由民主党)【議会役職】

○主査(小林武治君) それではただいまから付託された議題の審査に入ります。  当第四分科会の付託議題は昭和三十二年度予算中、大蔵省、文部省、厚生省、労働省及び人事院所管についてであります。なおこれらにつきましての審査は今明日中に終了したいと存じまするので、念のためお含みおき願いたいと存じます。  本日はまず労働省、人事院及び厚生省所管につきまして議題といたしたいと存じます。まず労働省所管について説明を求めます。
【次の発言】 ただいまのことはできるかできないかは別といたしまして、主査におきまして文部省と話をしてなるべく一つ出ていただきます。

第26回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1957/03/30、4期、自由民主党)【議会役職】

○主査(小林武治君) ただいまから第四分科会を開会いたします。  本日は人事院所管及び文部省所管を議題といたします。  それではまず人事院所管についての政府の説明を求めます。
【次の発言】 御質疑のある方は御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと申し上げますが、先ほど申しましたように淺井総裁の御都合もありますから、なるべく一つ総裁の質問を、ほかの方も集中していただきたいと思います。
【次の発言】 速記を止めて。

第26回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1957/03/31、4期、自由民主党)【議会役職】

○主査(小林武治君) ただいまから第四分科会を開会いたします。  本日は、前回に引き続き大蔵省所管の残余につき議題といたします。御質疑のおありの方の御発言を願います。
【次の発言】 それではよろしゅうございますか。
【次の発言】 それでは、ただいまにて第四分科会の付託議題の審査は、全部一応終了いたしました。別に御発言もなければ、これにて本分科会の審査は終了することとし、審査報告書の作成及び本委員会への報告の内容等については、主査に御一任願いたいと存じますが、いずれもきょう決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それではこれにて散会いたします。    午……

第28回国会 地方行政・大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/03/25、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより地方行政、大蔵委員会連合審査会を開きます。前例によりまして、地方行政委員長の私がこの会議を主宰いたします。それでは公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案を議題に供します。これより質疑を行いますが、質疑はなるべく大蔵委員の諸君に優先して許可いたして参りたいと存じますので、その点あらかじめお含みおきを願います。なお答弁者としましては、衆議院の修正点について、衆議院議員吉田重延君が出席されております。また、ただいままでの政府側の出席者は、小林自治庁財政局長、正示大蔵省理財局長、なお中島自治庁政務次官、白井大域政務次官が間もなく出席するはずであります。御質疑のおありの……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 地方行政委員会新市町村建設及び地方公務員給与に関する小委員会 閉会後第1号(1959/10/09、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより小委員会を開きます。  まず新市町村建設に関する件を議題といたします。自治庁当局から、新市町村建設のための問題点につきまして御説明を願います。
【次の発言】 これより質疑を行います。質疑のおありの方は御発言を願います。
【次の発言】 今の町村合併したために電話を統合してもらいたいという要上が非常に強い。これはまあ電電公社の当局もよく知っておる。しかしこの統合というものは電電公社の必要ということよりは、むしろこの一般の市町村合併という行政目的のために出てきた。従ってまあそれに対応するために、まあ公社としてはある部分やむなくこれをやらにゃならぬ。こういうことが、言え……

第33回国会 地方行政委員会新市町村建設及び地方公務員給与に関する小委員会 第1号(1959/12/03、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(小林武治君) これより新市町村建設及び地方公務員給与に関する小委員会を開きます。  本日は、新市町村建設に関する件について、政府に対して質疑を行ないます。  なお、質疑に入ります前にちょっとお諮りいたしますが、新谷委員長と鈴木君より、本件について質疑を行ないたい旨の申し出がありました。小委員以外の方々の発言は、御要求があった際に、小委員会に諮って許可いたすのが本則ではございますが、両君の発言につきましては、便宜の方法として、あらかじめ包括的に許可しておきたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、さよう取り計らいます。  これより質疑を行ないます。


6期(1962/07/01〜)

第44回国会 石炭対策特別委員会、社会労働、商工委員会連合審査会 閉会後第1号(1963/11/29、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) ただいまお話のように多少遺憾の点があったと思います。しかし、二十六日からは、この問題のために特別に医療保健委員会というものを作りまして、厚生省の九州地方医務局長が会長になりまして、そのもとに指導部会と対策部会という部会を作りまして、組織的にひとつ仕事を進める、こういうことにいたしておりますので御了承願います。  しかし、最初におきましても、対策委員会の中には、医療小委員会というものを作りまして、一応そこが指導をする、そうして所管の問題はいずれにしましても、私どものほうの医務局長が責任者としてこの問題を処理する、こういうことにいたしております。

第46回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1964/03/26、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 昭和三十九年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算案の概要について、御説明申し上げます。  厚生行政につきましては、日ごろ各位の御協力をいただき、逐年予算の増額を見、厚生行政の進展がはかられつつありますことはまことに喜ばしいことでありまして、この際あらためて厚く御礼を申し上げたいと存じます。  さて、昭和三十九年度厚生省所管一般会計予算における総額は、三千九百八十九億七千六百三十二万六千円でありまして、これを補正第二号後の昭和三十八年度予算三千三百二十三億四千二百四十五万七千円に比較いたしますと、六百五十六億三千三百八十六万九千円の増加と相なり、前年度予算に対し一九・七……


7期(1965/07/04〜)

第55回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1967/05/22、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 郵政省所管各会計の昭和四十二年度予算案につきまして、その概略を御説明申し上げます。  まず、一般会計の予算でありますが、歳出予定額は、四十七億一千百万円で、前年度予算額四十二億一千三百万円に比較して四億九千八百万円で一二%の増加となっております。  この予算には、宇宙開発体制の整備強化、すなわち、人工衛生開発研究に必要な諸施設費及びATSによる国際協同実験に参加するに必要な地上施設の整備費七億二千二百万円(国庫債務負担行為二億七千万円を含む)、電波監視体制の整備強化に必要な経費六千百万円が含まれております。  次に、郵政事業特別会計でありますが、この会計の歳入予定額は……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1967/05/24、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) この問題は前からの方針に変わりがありません。したがって、最近の機会においてこのラジオ単独の関係の受信料は取らないと、こういう趣旨の改正を放送法の料金の条文を改正することによっていたしたいということで、おそらく今月中には国会に提案をしたいと、かように考えております。
【次の発言】 お話のような配慮は十分した上で、これを提出するということはもう当然なことでございます。NHKが受信料あるいは聴視料で経営されると、こういう基本的な問題に融れるようなことはないようにむろん考えております。
【次の発言】 私は趣旨としてまことにけっこうじゃないか、できるだけそういう方向に向かってひ……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1968/04/12、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) 郵政省所管各会計の昭和四十三年度予算案につきまして、その概略を御説明申し上げます。  まず、一般会計の予算でありますが、歳出予定額は、五十三億二千四百万円で、前年度予算額四十八億四千二百万円に比較しまして、四億八千二百万円、一〇%の増加となっております。  この予算には、人工衛星研究開発のための試験及び測定機器並びに衛星開発実験庁舎の新営に必要な諸施設費として、国庫債務負担行為四億九千八百万円を含めて十億九千七百万円を計上いたしております。  次に、郵政事業特別会計でありますが、この会計の歳入予定額は五千七百四十二億八千五百万円で、前年度予算額四千八百七十九億七千四百……


8期(1968/07/07〜)

第63回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1970/04/13、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) これは、御案内のように、法制審議会のいわゆる草案の中に船舶が入っておった、こういうことでございまして、船舶にもこういうことはあり得るからこの際どうか、こういうお話もありまして、私どもも入れてもよかろうと、こういうことで、実は非公式に国会各党にも御協議申し上げましたところ、大体船舶は非常に定義がむずかしい、したがって、この際いろいろな議論を招くようなことはやらないほうがよかろうと、こういう御意思がほとんど各党の御意見のように承りましたので、きょう諮問はいたしましたが、国会に提出する場合にはこれを除いて出すかもしれぬ、きょう、審議会のほうにもさような趣旨の説明もしておいた……

第64回国会 公害対策特別委員会、地方行政委員会、法務委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、商工委員会、運輸委員会、建設委員会連合審査会 第1号(1970/12/11、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) この論議は非常にやかましく行なわれておるのでありますが、これはどなたも御承知のように、過失のないところに責任がないということは、もう何百年来も行なわれてきた民法上の原則である。しかし、今日のように非常にむずかしい化学工業その他によって公害が生ずる、その原因結果の証明あるいは過失の証明がきわめて困難、あるいは場合によっては不可能のような事態が生じておるからして、そういう伝来の過失責任、こういう原則についてある程度の例外を認むべきではないか、こういう議論が出てきておるのでありまして、しかし、これにつきましては、過失責任という大原則を動かすということは例外中の例外でなければ……

第64回国会 公害対策特別委員会、地方行政委員会、法務委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、商工委員会、運輸委員会、建設委員会連合審査会 第2号(1970/12/12、8期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(小林武治君) いま公害罪法のお話がありましたから、私からも一言申し上げざるを得ないと、こういうふうに思います。  実は、私は、今度のこの公害罪法というのは世界的にもあまり例のない法律である、したがって、初めから公害立法でなくて公開立法をやろうじゃないか、できるだけたくさんの人の意見を聞くために、むしろ公開をして、批判を仰いで、そして立法しようじゃないかということを、私、初めから申しておるのでありまして、この法案の用意というのは非常に早くできております。これはもう法制審議会から九月に出ている。その後の事情の変更もあると私はきのうこの席で申し上げたように、いわゆる直罰規定がはっきりして……


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データ更新日:2022/12/09

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