このページでは近藤信一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。近藤信一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○近藤信一君 河川局長にちよつとお尋ねしますが、先ほどから要綱の中にもいろいろございますが、この河川法を改正しなければならんという答弁がしばしばなされております。そこで今度の要綱の中にも河川の管理の強化、河川愛護運動と、こう出ておりますが、現在河川法の改正ということは第十三回国会でもこれは問題になつたそうですが、なかなかこれは各省のセクヨナリズム的な関係からまとまらない、そうするとこの河川法というものは改正しなければならんという要望も出ておるのですが、いつになつたら改正できるかということは甚だ遠いと思うのです。そこで当面問題が河川を中心にして各省においていろいろ起つておるわけなんですが、それに……
○近藤信一君 先ほどのあれで、二十八年度の貸付が五万一千五百戸、こう出ておりますが、この前ラジオで聞いておりますと、第二次でしたか、この前の受付は、第二次の受付に対して水害関係で資材の値上りによつて相当数が権利を放棄した、こういうことがラジオでも放送されたのですが、その点一体……ここに数字は五万一千五百戸とあるが、放棄した数字、そういうようなものに対して調査ができておるかどうか、一応お尋ねしたい。
【次の発言】 今のお話、説明で聞けば、約七〇%が現在済んでおる状況のようですね。併し七〇%、それは全体的に見ましてもまだそのあと三〇%というものは権利を放棄するというこういう形になつて出て来るわけで……
○近藤信一君 河川局長に、二、三御質問しますが、これは先ほどの小笠原委員の質問と関連するかもわかりませんが、十三号台風で河川局長もこの間愛知県の現地視察に行かれてよくわかつていると思いますが、これはやはりあの海岸線一帯がずたずたにされまして、そうしてこれは原状復旧と、こういうことでなければ到底いけないということは、先ほど河川局長も言われたわけでございますが、それと同時に今度の災害の大きかつたことは、あの知多、三河、更に伊勢のほうに対しては地盤沈下の問題、それと関連して今度特に災害が大きかつたのじやないか。将来これを原状復旧すると同時に、地盤沈下に対する対策、これらを併せてどのようにお考えになつ……
○近藤信一君 先ほどの説明によりますると、第二台風によつて被害を受けた点で、急を要する所は早急にこれを復旧させなければならない、こういう御報告でした。その急を要する地域は一体どのような所があるのか、具体的に御説明願いたい。
更に大蔵省への要求が、全体的の被害の報告に対するところの約一五%というふうにして、それだけを要求しているわけでありますが、それだけで秋の台風を控えて、それまでに完全に復旧ができるかどうか、この点について御説明を願いたい。
【次の発言】 熊野川水系紀の川、吉野川及び宮川等の建設事業について、去る八日から十三日までの六日間に亙り飯島委員と私が課査いたしました。その概略について……
○近藤信一君 この住宅法案の五条の第二項に「集団的に建設されるように努めなければならない。」と、こうございますが、この集団的に建設されなければならないという意味は、社宅を、いわゆる会社の社宅を建てるということを意味しておるのかどうか、この一点について……。
【次の発言】 そうすると、例えば現在或る会社に働いておつて、そしてこの融通資金を受けまして家を建てる、それからその会社をやめてよそに今度建てようとする場合、最初に申込んだときには会社にいたが、今度建てるときになりまして会社をやめておつた場合に、これに対しての変更があるかないか。
【次の発言】 個人に貸付けることを目的にしておるわけですが、そ……
○近藤信一君 この申請は一方の側から申請すればこれで斡旋にすぐかかれるようになつているが、そうすると一方の側の利害をふみにじるという危険性があるが、この点についてどう考えておられますか。
【次の発言】 この前も質問されたと思うのですが、やはり事業家がここで事業をしようというときに、事業認定がない先に斡旋を申請した場合に、そうすると片方はここに事業をやることによつて利益を得る、片方はここでやつてもらつては困るということで飽くまでも反対した場合、これは困つても困らなくても、一方のあれによつてどんどんと進行する、期間が過ぎれば准行できることになつていますが、この点はどうですか。
○近藤信一君 私は只今の田中君の修正案に対して賛成するものであります。
○近藤信一君 先ほど次官がまあ締切は済んだと言われたけれども、一応それは私この十月二十五日にまだ現場を見て来たばかりですが、例えば愛知県の幡豆郡の吉田、平坂、あの地方は第二堤防のほうの締切は済んでおつて、海岸堤防のほうはまだ済んでいないのですね。
【次の発言】 住宅局長にちよつとお尋ねしますが、本年度一般会計から二十二億円削減されておるのですが、それで一体、今年度の全体の二十八年度の予算が八十億円、八十億円の中で二十二億円の削減があつて、果して現在の住宅難の時代に今後如何なる方針で住宅問題を解決されて行くお考えであるかどうか、その点ちよつと。
○近藤信一君 関連して……。昨日答弁がありましたけれども、昨日の答弁では、今石井委員が言はれました風水害によつて資材がずつと高くなつて来た。そこでそれに対する貸付金額に対する考慮があるべきではないかという質問に対して、昨日の答弁では、罹災地の住宅問題については何とか一つ考慮して行きたいというお話でございました。併し資材の値上りというものは罹災地だけで値が上つているのではなくて、やはりこれは都市並びに都市以外でも全般的にずつと上つて来ているわけなんであります。従つて前に申し入れしてあつた人たちでも、都市において資材がぐつと上つて来ているので建築半ばにしているところも現在大変あると思うのであります……
○近藤信一君 報告に対する質問とは若干違いますが、大臣がおられますのでちよつと御質問したいと思いますが、これは県道の改良工事による土地収用の問題について若干の質問をいたします。 昭和二十九年の一月二十一日付で建設大臣が事業認定しております山形県の北村山郡楯岡町大字楯岡地内、それから西郷村の河島地内、これに跨るところの県道の改良工事の事業認定がされております。これを見ますると、現在県道がございますけれども、その県道が、あとで又理由を申しまするが、いろいろと狭いとか何とかで、どうしても新らしい道路を建設せなきやならん。そのために土地収用をすると、こういうようなことで現在事業認定になつておるわけで……
○近藤信一君 田中君から言われました昨年の四億の予算の下に二十万坪の土地造成の問題、その後の申込の率、若しくは申込があつて、どういう方面からその点は主にどれだけ実際資金の申込があつたか、この点がわかつておつたら御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 そこで新聞でちよつと見たのですが、その申込の主なものに殆んど私鉄会社というふうに私見たのですが、その内訳についてわかりませんか。一般、それから私鉄会社、そういうような内訳ですね。
○近藤信一君 十七条のアラビア数字の六、「公庫は、特別の事由に因りやむを得ないと認められる場合に限り、」とある。「この特別の事由」というのは一体どういう意味ですか。
【次の発言】 今地下一階、地上一階という話ですが、例えば地上二階、三階を住宅にして、併し二階、三階の住宅が狭くて例えば押入や倉庫などが使えない、そういう場合に地下を倉庫にした場合、これはどうなるのですか。
【次の発言】 一階は店鋪にすると、二階、三階が住宅に使うけれども、例えば押入などを節約してたくさん部屋を作る。そういう場合に各家庭には物置なんか必要なんで、そういう場合に地階を住宅の延長として使うわけですね。物置や自転車置場や、……
○近藤信一君 二、三御質問するわけですが、先ほどの参考意見にもありましたが、だんだんと土地が郊外に伸びて行くのだということも考えなければならんのですが、日本の場合には土地が限られておりまするし、郊外に伸びることもいいと思いますが、初年度においては安く土地が収用できるかもわかりませんが、併し土地所有者という者は殆んど土地の価額の上つて来るのをまあ待つておるというような状態である。そういうときに郊外に土地を求めてそうして初年度の計画は立てたと仮定して、その初年度の土地を手に入れた価額が次年度に果して又その価額で手に入るかというと決して入らないと思います。そうした場合に初年度だけの計画で次年度からの……
○近藤信一君 十六条の但書の中の「それ以前の定期金についても満期後特別の登記をした」という特別の登記というのは何を意味するのか。
○近藤信一君 私もこの修正案並びに修正案を除く原案に賛成するものでございます。 そこで私はやはり損害補償をこうむるところの地元の人たち、更に漁民に対しては、今田中君が言われましたように、政府では一応の補償は言明されるのであるが、なかなかそれが実現に対しては困難な情勢が今までも例があるのでございまするが、この場合におきましては早急にそれらの不安というものをなからしめるような方法を講じて頂きたい。そういうことを政府としては適切にやつて頂きたい、こう私は条件を附けまして、私も原案に対して賛成をするものであります。
○近藤信一君 関連して。今緒方副総理が吉田総理の渡米については皇太子の渡米のときのお礼やら、それからいろいろなあれだと言われるのですが、新聞には一億二千万ドルかの借款に行つて、その金によつて弾丸道路とそれから愛知用水のダム、これに使うところの費用の借款に行くのだ、こういうことが新聞にでかでかと出ておるのですが、そのことについて政府はくそ隠しのように何のために行くかはわからんのですが、あの新聞が書くというからには、火のない所に煙は立たないと、こう昔から言われておりますから、何かそこにあるのじやないか、こういうふうに我々感ずるのですが、この点緒方副総理はどう感ぜられるのですか。
○近藤信一君 先ほどの質問にもう一遍帰りますが、失業者の救済に対する問題なんですが、大体失業者を六〇%くらい吸収しようと、こういうことになつているようでございますが、問題は私はこういうことを考えられているかどうか、先ほども言われましたように、重労働に耐え得るような物を使つて行こう、こういうことになりますと、給料の問題は従来の失対事業に対する給料と同じ給料で、そういうような失業者を吸収して行くのかどうか、先ず給料の問題はどう考えておられるかという点……。
【次の発言】 従来のあの失業労働者は、働かない、働かないといつて、いろいろあれがあるのだか、その問題はやはり、根本的な問題は給料に絡んでいると……
○近藤信一君 関連して。今大臣が大倉君の質問に対して、アメリカ側と日本側と両方の誤解があった、こういうようなことを言われましたけれども、会計検査院の報告によりますと、これは二十八年の十月外務省から軍のほうに代替施設の使用についての意向をただしたところが、そのときにはアメリカ側は現在のと同じように改修するということを条件として返事をして来ておる。ところが調達庁においては同じことに改修するということになれば、非常にたくさんの金がかかる、こういうこともわかっておったはずなのだと私は思うのです。ところがその建物がたくさんの金がいるということは、もう最初からわかっておるにもかかわらず、それが代替施設とし……
○近藤信一君 先ほどの大谷委員の質問に関連しますが、大臣から黄変米の問題について、これは一般的な食糧としては配給しないで、政府としては加工をして配給するというような御答弁があったのであります。しからばその加工は政府が直接加工して黄変米の処置をするのかどうか、もしそれを加工に回わして販売した場合、黄変米による赤字は一体どのくらいになるか、この点を承わりたい。
○近藤信一君 この前、地方の専売公社の名前でちょっと広告を見たのですが、ここにこうたばこが売れ過ぎたとか、売れないとか、先ほどから問題になっていますが、ちょっと新聞の広告を見まするとピースを十個買った者に対して、何かマッチを一つくれる、そのマッチに番号が入っておりまして、それが抽せんをやりまして一等か特等に当った者は一年分のたばこを差し上げる、こういう広告が出ておったのですが、日本専売公社としてはこれを全国的にやらしておられるかどうか。
【次の発言】 はっきりとそこには地方専売公社の名前が出ておったのですが、もしそう地方の専売公社でやっておる場合には、日本専売公社は何かそれに対する責任を持たれ……
○近藤信一君 今の町長さんではわからないかもしれませんが、この沈没したと称せられる船は、これは海上保険に入っておったかどうか、その点わかりますれば……。
【次の発言】 この沈没しなかった船が写真によって査定をせられたわけですが、県の方ではこの否定を見られたわけだと思うのですが、はっきりとこの船であるかどうかということの判別がつかなかったんですか。
【次の発言】 判別つかなかったって一体専門的な人が査定したんじゃないんでしょうか、その点どなたが査定されたんでしょうか。
○近藤信一君 私は石井委員と八月二十二日より二十七日まで、北海道地方の災害状況及び建設状況を視察して参りました。 日程並びに視察個所などについては、お手元にお配りした別表をごらん願いたいと思います。 まず八月二十三日に札幌の北海道庁におきまして、道庁並びに開発局当局から、北海道の全般的建設状況と本年度災害の状況などについて聴取いたしました。次いで翌二十四日、石狩川沿川の治水工事及び災害状況を視察し、二十五日には旭川―苫小牧間の国道、苫小牧の防寒住宅並びに同港修築状況などを視察いたしました。 まず北海道における建設行政機構でありますが、御承知のごとく、昭和二十五年北海道開発法が成立いたしま……
○近藤信一君 大臣が来られたので、せっかくですから、ちょっとほかのことですが、質問したいと思います。 それは、第一次鳩山内閣が政権を担当されると間もなく、鳩山内閣はマージャン、ゴルフを追放して、そうして官紀の紊乱したのを今後戒めていきたい、こういうような声明がなされたのです。その後、私どもがずっといろいろあれしておりますると、四月の十日の日に、これは日曜でございますが、しかも建設省の某局長、某課長の車、さらに他に一台の車、この三台の車で、そこにゴルフの道具もうんと積み込んで、ゴルフに行かれたそうです。それはまあ日曜でございまするから、これが単なる家族のレクリエーションとこういうことであれば、……
○近藤信一君 先ほど杉村教授が指摘されまして、私も質問やったのですが、いわゆる公団が独立したような形に見えるけれども、実際においては大臣に大きな権限がある。そういう点で将来公団が独立して総裁なんか置かれても、やはり大臣が大きな権利を持っておるから、これがもし将来政権が変わるたびに、建設大臣かそれそれ一番大きな権限を持つのだから、そうすると政争の具に供せられるような危険が将来生まれると私は思うのですが、そういう点、先生はどうお考えになっておられますか。もう少し突っ込んで、ただ権限が大き過ぎるということでなしに、将来の見通し、御意見があれば御意見を聞かしていただきたいと思います。
○近藤信一君 ちょっと逐条審議に入る前に、質問というか、要望というか、ちょっとお伺いしたいのですが、実は雨季になりますと、非常にため池なんかがたくさんございまして、二十八年、土十九年には、ため池決壊等で相当大きな被害を受けておる。そういう点から考えれば、やはりこの湖沼、ため池など、これらに対するところの水防活動も相当強力になされなければならぬと私思うのです。そういう点については、河川などには水防活動が非常に強力になされるが、そういうため池などに対しては、おもに今までの例などを見ますると、夜中にぱっと来て人命的な被害も受けておる。こういう事実もございますので、これに対するところの何か予防というの……
○近藤信一君 本年度の計画で行きますと、高層建築、あれがなくなったですね。地方ではたとえば去年高層建築法ができまして、そのために今年度高層建築を建てようとしていろいろと予定いたしまして、造成計画なんかもずっとやってきたのですが、それが今年度の計画でこれがなくなったということで、今まで手入れした費用なんかも本年度だめになってしまうのですね。そういうものに対して建設省は何かの方法で、もし昨年度のあれで計画していって本年度それがだめになった場合には、何かそれに対するあれがあるのですか。
【次の発言】 先ほど石井委員からもちょっと質問しておられましたが、今度公団で建てられる家が六坪の狭小アパートがたく……
○近藤信一君 関連して……。今の官房長の御説明によると、もっと早くやりたかった、こういうことで非常にあせっておられるようですが、そのあせっておられるというのは、早くやらなければ政府の公約の四十二万戸が建たないから、そのようにあせって早くやられたのですか。
【次の発言】 今日の新聞を見ますと、三回以上申し込んだ者は今度は優先的に貸し付けると、こういうようなことが出ておりましたが、そういう慣例は今までにあったのですか。
【次の発言】 棄権されるものを見込んでということは、これは、先ほど石井委員が言われましたように、融資率が下ったので申し込みがないだろうということを見込んでやられたと理解してよろしい……
○近藤信一君 家賃の問題が盛んに論ぜられておりますので、私もちょっとお聞きしたいのですが、公団住宅についてですが、結局これは国民生活と相マッチした家賃というものが考えられなければならないと私は思うのです。そういう点からいくと、私はやはり幾ら低額者の人でも家がなければ困るのですから、低額者の人ほど私はよけい住宅に困るのではないかと思う。そこで私がちょうど昨年ルイスビルの市営住宅に行きましたときに、そこの住宅で、これは公営住宅なのですが、やはり家族数によって家賃が一応減額される。いわゆる家族の多い者ほど生活が苦しいのであるから、家族の多いほどだんだん、二人、三人、四人と多くなっていくほど家賃が安く……
○近藤信一君 一点だけ。
【次の発言】 住宅家屋の増築、改築はもちろんのことでありますが、ここに修理もしくは模様がえにも今度は金を貸すと、こういうふうになっているのですが、これは事実ですか。その通りですか。
【次の発言】 そういたしますと、これはよくあることですが、これは基地などによくあるのです。納屋を直したり、鶏小県を直して、住まうようにいたしまして、そうして女の人に部屋貸しをするわけなんですが、そういうものにも貸し出しすることになるのでしょうか、どうでしょうか。(笑声)
【次の発言】 これは先ほどのアパートの営利的な面にも貸すということになるのですから、これは事実どんどん基地にあるわけなん……
○近藤信一君 討論を省略して、直ちに採決をしていただきたいと思いますが……。(「賛成」と呼ぶ者あり)
○近藤信一君 先ほど高橋委員の質問に対する鈴木総務部長が答弁された中に、非常に重大な点がございますので、若干さらに質問をいたします。 あの答弁の中に、大体名古屋市民はこの町村合併に対して非常に無関心である、そしてその例をば選挙に例をあげられましたが、従来名古屋市の市内の県会議員は社会党両派合せまして、選挙前には八名でございました。ところが過日の選挙ではそれが一躍十三名になったのでございます。さらにその中で左派社会党は従来一名であったのが一躍市内では六名になった。そういうふうにふえてきておりますし、減ったのは一体どこかというと、やはりこれは自由党の諸君であり、民主党の諸君がこれは落ちているから……
○近藤信一君 国鉄から配布された資料を見ますと、ことに部外団体に対する定義のようなものが表題の裏に簡単に書いてあるのですが、一体国鉄の実際の外郭団体と称する定義というものをいま少し詳しく御説明が願いたいと思います。
【次の発言】 やはりこの資料の中に、この十九番の協力団体の中に日本通運というのがございまして、さらに二十五号のところに通運業関係と、こうなっておるのですが、これは通運業関係と日本通運と、ここでこう二つに分けられた点は、何か特に日本通運として部外団体としての協力が通運業という関係から離れておるかどうか、こういう点お分けになった点を一つ御説明を願いたいと思います。
○近藤信一君 一つ、二つちょっと質問したいのですが、公団も発足して工事に着手されたのですが、そこで問題になりますのは、これは昨年の国会のときから相当論議の中心になったのですが、一応のめどがついた以上は、賃貸料の点も一応めどがついて、いろいろと計算されておると思うのですが、一体どれほどの家賃で入居できるような現在の見通しですか、その点。
【次の発言】 昨年の国会で私ども大臣に、いろいろとその点を心配いたしまして、少くとも四千円から五千円ぐらいの家賃になるのじゃないか、そうすれば、それは今日一般の、住宅に困窮しておるといいますか、勤労者階級を対象としたものではないだろう、これはやはり高級生活者を対……
○近藤信一君 社会党としましては、商工委員長は社会党でなっておりますが、自民党さんの方で連合審査を申し入れるということであれば、私の方としてもそれもいいだろうということで、連合審査申し入れということに関しては反対ではございません。
○近藤信一君 検査院から指摘しておりますように、大体施設工事が完成しておるのにかかわらず、関係各機関の連絡調整が不十分であった、これは単なる不十分であったということで私は許されないと思うのです。そこでこういう大体施設工事が完成しておって、関係機関の連絡調整が不十分なために一億八千万円というところの大きな国損を招いておるわけなんです。そこで私はここに指摘されておりまするように、ただここで連絡調整が不十分であった、そういうことで済ますのでなくして、やはり一体これはもっと具体的にどういう事例でこういうふうになったか、こういうことを具体的にお示しが願いたいと思います。
○近藤信一君 私は裁判所は人をさばく裁判所で、ここに指摘されたようなこういう不正行為が行われたということは驚かざるを得ないのでございます。そこでいろいろと現在まだ審理中の方もあるわけでございまするが、この報告を見ますると、結局一番まあ処罰をされておりまするところの方々は比較的もう下級官吏の方が多い。上級責任者の方はそれぞれほとんど審理中でございますが、この審理中になっているこれらの上級責任者といいますか、こういう方々が現在それぞれのまだ現職におられる方もございますし、さらに転勤された方もあるようでございますが、一体どういう理由でこの審理がおくれているか、この点を一つ明らかにしていただきたいと思……
○近藤信一君 ただいま法務省側から詳しい釈明報告がございましたが、まず二、三お伺いいたしますと、このさく井工事に当って、三百尺を掘さくすれば六千石の飲料水が得られるであろうと、こうお考えになられて、そうして工事に着手されたのでございますが、結局三百尺では足らず、さらに百尺を掘らなければならぬ、こういうことでさく井をされたのでございます。ところが四百尺掘ったところが予定量より三千石くらいよけい水が出た。しかし水はたくさん得られたが、水質が、結局鉄分や雑菌が含まれておって、飲料水にならなかったというような結果でございますが、一体最初からもっと科学的な調査といいますか、そういうことができなかったんで……
○近藤信一君 八木委員の国有財産の問題について関連してちょっと若干質問いたします。
現在加賀山之雄氏の住んでおられる世田谷松原町四丁目百四十六番地のこれは土地と住宅でございますが、これは昭和二十四年の八月九日付で国鉄の所有の登記になっているわけなんですが、その後これが現在加賀山之雄氏の所有に――これは昭和二十八年三月十八日付で登記が済んでおりまするが、所有が渡っておるわけなんでございますか、これはどういういきさつで国鉄の所有のものが加賀山之雄氏の所有になっておるか、このいきさつについて若干の質問をいたします。
【次の発言】 そういたしますると、交換された下代田の家、この家の土地の面積と、それ……
○近藤信一君 資料をいただきましたのですが、資料について一応御説明をお願いいたします。
【次の発言】 今の御説明によりますると、下代田町の加賀山さんが買われた家、この家は加賀山さんが住んでおられた前はどなたが住んでおられたのですか。
【次の発言】 そうすると、鈴木ちよさんという人は家主さんですか。
【次の発言】 そうすると、加賀山さんは買う前はどこにおられたのですか。
【次の発言】 加賀山さんが松原町の国鉄の公舎におられて、それから二十六年の八月二十五日に退任されたので、退任されてからしばらく松原町におられたわけなんですが、それからこの下代田の方には、いつお入りになったのですか。
○近藤信一君 過日の質問に対しまして国鉄当局の答弁で若干疑問の点がございますので質問いたしますが、下代田の現在の公邸でございます交換した公邸、これを加賀山君が買われたのに対しまして、私どもは国鉄でだれか、これはそれに対してあっせんしたのじゃないか、こういう質問をいたしました。ところが国鉄はそういうことに対して関係がありません、こういう御答弁でございましたが、その後私どもの調査によりますると、当時、東鉄局の管理局長が森田義衞君であり、そのもとに営繕局長である今井四郎君という方がおられまして、東鉄局の営繕局長今井君がこれのあっせんをした、このように聞いておりまするが、本日ここに今井君の御出席があっ……
○近藤信一君 きのうの加賀山君の不信任に対する賛成討論のときの問題だと思いますが、そこで私は、両君の言われることは、はなはだおかしいと思う。きのうは何も決算委員会としての報告をやったのではなくて、たまたま加賀山君の不信任、いわゆる戒告、解任決議案に対する賛成討論の中で、私どもが資料を要求して、その資料の中に出てきた現実の問題としてこれを取り上げたわけなのです。これは決算委員会としてあすこに報告するというならおかしいかもしれませんが、私は現われた事実の中でこういうような事実があるのだ。こういうふうな事実のある者が現在の文教委員長になっておることは好ましくない。私はそれを賛成討論の中に、私個人の意……
○近藤信一君 この際ちょっと大臣にお尋ねしますが、この前もちょっと新聞に出ておりましたが、海岸法を作るというようなことがちょっと新聞に出ておりましたが、その海岸法について大臣はどう考えておられるか、そうして今度の国会でこの問題、海岸法というようなものを出されるかどうか、そういう意思があるかどうかということを、質問いたしたいと思います。
【次の発言】 そういう、今運輸省それから農林省などと相談して早く出したい、こういうお考えでございますが、実際は、私どもが災害の跡をずっと視察してみますると、やはりまだ二十五年災も残っておる。こういうような状態では非常に困る。また台風でもあればすぐやられる、こうい……
○近藤信一君 道路公団ができれば、今石井委員が言われましたようないろいろなことを公団でやられるわけなんですが、今都市として非常に困っておるのは平面交差の所ですね。あれは県でも、市でも、非常に平面交差の問題については、何とか立体交差にしようということが、なかなか実現しない。そういうことに対して道路公団はやるようなお考えはないのですか。
【次の発言】 橋梁の場合なら的確性だということで、どうも公団でも考えておられるようですが、都市なんかも交通がひんぱんで、三十分ぐらい立ち往生させられることがしばしばあるのですが、ああいう件なんかでも、私は有料にして、下の方に行くとか上に行くとか、そういう構想ができ……
○近藤信一君 これは五カ年間の時限立法として、三十一年度を最終年度としてこれを制定されたのですが、ところが、この報告を見ますると、事業の進捗状況が関係県では五分の一、それから内閣総理大臣が決定した事業計画については三分の一、こういう三分の一、五分の一というようなわずかの事業しかできなかったが、これに対するおもなる原因は一体どこにあるのですか。
【次の発言】 さらに五カ年間これを延長して、先ほど何億とかという話でしたね。この五カ年間延長して、この五カ年間で残事業全部完成するお見込みですか。
【次の発言】 そうすると、今後五カ年間でこの事実が、見通しが何とかやりたいという見通しですけれども、できな……
○近藤信一君 一カ所ほどお尋ねしますが、この五条の三、項に「公園管理者以外の者が公園施設を設け、又は管理する期間は、十年をこえることができない。」と、十年と規定した基礎はどこにあるのですか。
【次の発言】 地方自治法の第何十条……。
【次の発言】 現在まあ現存しておる施設ですね、それもおおむね十年ということに規定になっておりますか。
【次の発言】 「こえることができない。」とはっきりとうたってあるから、もし既存のもので十年以上経過しておる施設もあるだろうと私は思うのですが、そういう点はどんな処置が講ぜられておるのですか。
【次の発言】 そうすると、既存のものでも契約期間が長期にわたっておる場合……
○近藤信一君 ちょっと関連して。今の石井先生の質問にお答えが若干ございましたが、今までこの法律が発効になってから、効果の実績といいますか、今学校の話がちょっと出たのですが、その実績は一体どれほど今まで上っておるのでしょうか、その点伺いたい。
【次の発言】 やはりこの法律ができても、何らかの規制というのですか、そういうものがなければ、法律が幾らできても、それぞれ各庁各省で営繕があるので、どんどんと仕事をやっていく、こういう結果になると思うのです。そういう点、この法律がもっとはっきりしたものでなければ、法律を作っても、また改正しても、それが繰り返されるというような危険性はないでしょうか。
○近藤信一君 今、西岡さんから質問がございましたが、非常に現在間借り、それから家賃でも、統制令があっても、やはりやみ家賃とか、それからやみの間借り、そういうのは、局長、知っておられると思うのです。これは全国至る所にあると思うのです、そういうやみ家賃ややみの間借りは。または地代の点もあるのだが、もしこの法律改正で家賃を合法的に上げるということになると、それにやはり準じてまたやみ家賃が上っていく、そういう危険があると思うのですが、どうですか。
【次の発言】 幾ら取り締ると言ったって、それがほんとうに取り締られておるのだったら、現在やみ家賃というものはないはずです。ところが、幾らでもあって、学生なん……
○近藤信一君 これは基本的な問題ですが、一つ質問をしておきたいと思います。ただいまも田中委員から言われておりました、老朽化してきたのだから、大修繕に対しては家賃の値上げを認めるのだ、こういうようなこの間からの答弁もあったわけでありますが、大体この現行法というものは借家人を擁護するための法律ですね、そうでしょう。第一条の目的にちゃんと書いてある。第一条に、「この勅令は、地代及び家賃を統制して、国民生活の安定を図ることを目的とするる。」こういう目的のもとに、第八条には「都道府県知事は、左の各号の一に該当する場合には、建設省令の定めるところにより、職権又は借主の申請により、地代又は家賃の停止統制額又……
○近藤信一君 先回の委員会に私欠席しましたから、先回質問された委員の方と重複するかもしれませんが、その点は一つ御了承を願いたいと思います。
このたび首都圏整備法案が提出されましたが、従来首都建設法という法律があったわけなんでございますが、その首都建設法と今度の首都圏整備法案との関係、いわゆるその首都建設法が従来首都建設のためにやって参りましたが、そこへもってきて今度首都圏整備法案という何か重複するような法案が出されたわけなんですが、このいきさつについて若干の説明が願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、従来の首都建設法ではですね、ただ東京都だけの問題を中心にしてやってきた、しか……
○近藤信一君 ただいま議題となっております首都圏整備法案、これをさらに強力に推し進めていく上において、付帯決議をつけたいと思うのですが、その点、動議を提出いたします。 付帯決議の案を読み上げます。 附帯決議 政府は、本法制定に伴い首都圏整備に関する事業の強力な推進を図るため、昭和三十二年度以降の事業計画に係る予算は、首都圏整備委員会の予算に一括計上し、その実施に当つては、これを関係各省に移し替える措置を講ずること。 以上でございます。
○近藤信一君 私、しろうとであまりわかりませんので、二、三、ちょっとお尋ねしたいと思います。 現行法の建設業審議会で紛争処理を今までやってきた。そうして若干の成果をあげてきたが、現在の建設業審議会では十分なる処置ができない。これは審議会ではあっせんだけができるので、あとの調停だとか仲裁というようなものは現行の審議会ではできないのだと私は思うのですが、それで今度新たに紛争処理機関を設置して、あっせん、調停または仲裁もできるようにしたのだ、こういう御説明があるわけなんですが、これはやはり従来の建設業審議会の紛争に対する処理としては、あっせんだけがなされておって、あとの仲裁だとか調停ということはで……
○近藤信一君 「審査会は、委員十五人以内をもって組織する。」この十五人以内ということに限定されたその十五人という、これは「以内」ですから、十人でもいいのか、十五人きっちりと出すのか、その点が一点と、 それから二項の「人格が高潔で識見の高い者のうちから」、今御説明がございましたが、一体人格が高潔で識見の高い者のうち、どのような人を現在予定されておるのか。予定されておるのであれば、その人をどういう面からということを、もう少し具体的に一つ御説明が願いたい。 それから五項に、「職務を代理する。」、これは「委員のうちからあらかじめ互選された者がその職務を代理する。」という、代理することなのですが、こ……
○近藤信一君 私は、ただいま議題となっております東北興業株式会社法の一部を改正する法律案について、日本社会党を代表いたし、賛成の意見を述べるものであります。 東北興業株式会社は、東北地方の総合的開発と産業の振興をはかり、民生の安定のための使命を持っておる会社であります。発足後百に近い事業を計画して、多方面の事業を興し、ある程度の成果を上げて廃業の振興に努力をしてきたのでありますけれども、結果的にはあまりおもしろくない事業もあって、現在では二十九の事業所に整理されております。これはその大半が事業の行き詰まりのため譲渡されまたは解散するというような状態で、多くの事業の失敗を重ねてきたのも事実であ……
○理事(近藤信一君) 速記を始めて。
【次の発言】 大臣は若干の質問をいたしますが、池袋の駅に関した問題であります。昭和二十三年の初めごろに運輸百の施設局から東京都に対しまして、地表の駅が近い将来上信越が延びることになっておるから、池袋の地区の発展のためにこれは計画すべきだ。そこで駅前の広場をゆったりとして理想的な駅を作る必要があるので、従来運輸省が所有していた土地に接続した土地を七百七十六坪ぐらい必要だから、これを一つぜひとも運輸省の方に分けてもらいたい、こういうことで区画整理委員の方に割当を申請したそうでございますが、そのような事実ございますか。
○理事(近藤信一君) ほかに質問ございませんか。……他に御発言もなければ、本日はこれにて散会いたします。 午後三時十八分散会
○近藤信一君 この表を見ますと、百貨店法が施行されて以来、許可になったものがずいぶんたくさんあるのでございますが、これは百貨店法が国会に出ますると、それぞれ各百貨店は増築改築等の工事にどんどんかかりまして、その後に工事が完了したので、いろいろと今後、備考のところに書いてありますように、工事を完了したのでまた新設等々、これが施行後にむぞうさにたくさん許可されたという、その許可された基準というのは何かあるのですか。
【次の発言】 審議会では商工会議所の意見を聞かなければならないということになっているわけでございますが、これは各地でもそうだと思うのですが、商工会議所では百貨店の問題等、中小企業者との……
○近藤信一君 時間がだいぶ迫っておりますから一点だけ一つお尋ねいたしますが、近く日ソ共同宣言が批准されようとしておるわけでございますが、そこで過日も日ソ関係四案件の提案理由の中で説明されたように思いまするが、それを見ますると、この宣言の中の内容は十項目にわたってなされておる。その第七項目に通商に関する条約、または協定の締結のための交渉開始につき定めておりますと、この第七項がございます。ここの第七項に基いてさらにこれと同時に通商に関する条約または協定の締結交渉開始の規定に関連して、これらの条約または協定の締結されるまでの経過措置として、相手国の産品の輸入及び自国の産品の輸出並びに港湾における相手……
○近藤信一君 関連して……。今島委員が言われましたのですね、年末金融に対しては非常にこれは零細企業家が必要とするので、非常に時間的にも急ぐわけなんです。ところが今までの例からいくと、事務の手続上、非常に複雑でなかなか簡単にこう早く借りられないと、こういう点で中小企業は非常に年末なって、それぞれまあ金融が忙しくなってくるから非常に困る。でこれはどういうふうな手続をしなければならぬかということは、いろいろありますが、これはもっと何か事務的な簡素化ということを考えて、そして早く中小企業者の手に年末の金融ができるようなそういう方途を何か考えておられるかどうか、その点一つお聞かせ願いたいと思います。
○理事(近藤信一君) ただいま正力国務大臣が御出席になりまして、ちょっと時間の都合上、一応の説明だけをいたしまして、若干の質問はいいそうですが、十二時から何かよそで会合がある、こういうことでございますから、その会合が終ってから出席してもよろしいというような大臣のお言葉ですが、それでよろしいですか。……そういうことにいたしまして正力国務大臣から提案の説明を伺います。
【次の発言】 若干の時間はよろしいそうでございますから、御質疑のある方は順次発言を願います。
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。去る五月の二十日小西英雄君が委員を辞任されましたが、本日付をもって小西君は再び委員に復帰されました。また五月の二十一日杉山昌作君、後藤義隆君、五月二十二日に三浦義男君が辞任され、その補欠として廣瀬久忠君、大谷贇雄君及び小津久太郎君がそれぞれ委員に選任されました。
以上、御報告いたします。
【次の発言】 本日の議題は、公報でお知らせいたしました通り、調査に関するもので、電気料金の改訂に関する件、貿易政策に関する件、委員派遣に関する件であります。
まず、電気料金の件でありますが、御承知の通り、……
○委員長(近藤信一君) これより商工委員会を開会いたします。
まず前会以後の委員の異動について御報告いたします。去る六月七日海野三朗君が辞任され、加藤シヅエ君が選任されましたが、七月三日付にて海野三朗君は本委員会に復帰されました。六月二十六日廣瀬久忠君が委員を辞任され、その後任として、井野碩哉君が選任されました。また七月六日付にて、相馬助治君が辞任され、伊藤顕道君が補欠として選任されましたが、七月八日付にて相馬君は再び本委員会に復帰されました。以上御報告いたします。
【次の発言】 ではこれより議事に入ります。
まず理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。ただいま御報告いたしました通り、……
○理事(近藤信一君) 一応大臣なりその他の関係の方々の御説明が終りましたので、質疑に入るわけでございますが、御質問のおありの方は順次発言をお願いいたします。
ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 私は、もう時間があまりございませんから、若干の質問をいたしますが、中小企業の問題について二、三御答弁願いたいと思います。
中小企業の対策につきましては、石橋内閣の重要な政策の一つでございまして、これに対しましては、全国の中小企業者が非常に大きな期待を持っておったのでございます。ところが、中小企業者にとって一体どれだけの施策が今度講じられておるかそういう点を考えてみますると、なるほど従来中小企……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開きます。 本日は中小企業金融を議題として調査を進めます。 本日は特に金融の実情を聴取するため、参考人として全国銀行協会連合会専務理事水田直昌君、全国地方銀行協会専務理事吉橋鐸美君、商工組合中央金庫理事加藤八郎君、中小企業金融公庫理事江崎千準君の四名の方々の御出席をわずらわしました。 参考人の方には御多忙のところ、まことにありがとうございます。 そこでお諮りしますが、まず参考人の方から中小企業における金融逼迫の実情及び各金融機関でとっておられる対策について御説明を願い、それを中心として委員から質疑を行なったらどうかと思いますが、それでよろしゅうご……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開きます。先刻委員長及び理事打合会を開きまして、本日及び明日の委員会運営などにつき協議いたしましたので、御報告かたがた御了承を得たいと存じます。 本日の日程では、総合経済政策並びに通商産業基本政策に関し通産大臣及び企画庁長官に対し質疑を行う予定でありましたが、経済企画庁長官は所用あり、旅行中とのことで出席できない由でありますので、経済企画庁に対する質疑は後日に譲り、通産大臣に対する質疑を中心とすることを申し合せました。従って新通産大臣並びに新通産政務次官のあいさつに次いで、通産大臣から通産基本政策に対する所信を伺い、これを中心に質疑を行う予定にしてあり……
○近藤信一君 ただいま大竹委員も指摘しておられましたように、科学技術庁の今年度の予算は、昨年から比較すると非常に膨大な予算になっているわけであります。そこでただいまも言われましたように、その中で特に四十億に近い予算というものが、原子力の平和利用研究のために組まれておるわけで、私どもは各国とも現在原子力の問題につきましては、アメリカにいたしましても、イギリスにいたしましても、ソ連にいたしましても、平和利用のためにこれは研究するんだ、こういうことでいろいろ各国が平和利用ということを目標に、原子力というものが進んできておるわけなのであります。ところがこれがだんだんと研究されていきますると、従来まで行……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開きます。 きのうの申し合せにより、本日は午前午後にわたることになっておりまして、午前中は、公正取引委員会と外務大臣に対する質疑を行います。 外務大臣が閣議に出席しておりまして、終り次第こちらに来ると、こういうことでございます。従いまして外務大臣の質疑は外務大臣出席後にしていただきまして、現在、政府側から出席しておるのは、公正取引委員会委員長横田正俊君、公正取引委員会事務局長坂根哲夫君、中小企業庁振興課長堀合道三君、重工業局電気通信機課長重見通雄君であります。 質疑のおありの方は順次発言を願います。 その前に公正取引委員会委員長横田君から説明をし……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。 きのう委員長及び理事打合会を開きまして、委員会の運営に関し協議いたしました。 まず、昨日の委員会とりやめの件に関してでありますが、日程としては公報でお知らせ申し上げましたように、きのうも委員会を開き、経済政策の基本方針並びに通商産業政策に関する件を議題として、前回の委員会において御出席を得られなかった河野企画庁長官から今後の経済見通しについて説明を聴取し、質疑を行う予定でありましたが、急に河野長官から出席できない旨を通知して参りましたので、理事の皆様と協議の結果、昨日は委員会をとりやめることにいたしたのであります。委員諸君に御迷惑を……
○近藤信一君 新聞を見ておっても、何か器具の関係でもう寝ておるうちに、けっ飛ばすか何かしてはずれて、よく中毒を起して死んでおるんです。ですから技術関係からその機械の取り扱い方何かに対するあれが徹底しておるかどうか、それからどういうところに不備があってああいうような現象が起るか、こういうようなことも一応知るために、そういう技術屋というのか、器具係というのか、そういう人も一人呼んでいただきたいと思うんですね。
【次の発言】 技術者でも、これはもう器具の方の技術者を呼んでいただかなければ……。
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開きます。 先ほど委員長及び理事打合会を開きまして、本日の議事の順序並びに今後の委員会日程等につき打ち合せをいたしました。 まず本日の委員会を開くに至った経過でありますが、前回の委員会において、河野企画庁長官の委員会出席日程の申し出を待って委員長理事打合会を開き委員会の日取りをきめることになっておりましたが、今回は青柳理事より河野長官が三十日午後に出席する旨の通知があり、期日も迫っておりましたので、正式の委員長理事打合会を開くことなく委員会日程を公報で御通知申し上げたので、この点につき理事諸君の御了解を得ましたが、委員諸君におかれても御了承を賜わりた……
○近藤信一君 ただいま豊田委員の御質問がありましたが、器具の問題、先ほど社長が従業員を戸別訪問させて、そうして非常に指導等に当って感謝されておると、こういう御意見を話されましたが、現実の問題は、だいぶん違っておる問題もあるのじゃないかというのは、今もお話しになった通り、犬が、け飛ばした、猫が、け飛ばした、ネズミがどうこうしたということで、器具が簡単に口がはずれてしまう。そうして寝ている間に死んでしまうということが、新聞等にもしばしば報道されている。戸別訪問されて指導に当られるということがあれば、そういう点などを十分に指導すべきじゃないか、こう思いますし、問題は簡単にあくような機械、これは元せん……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
まず前回以後の委員の異動について御報告いたします。去る十月四日松平勇雄君及び高橋衛君が委員を辞任され、後任として小幡治和君及び増原恵吉君がそれぞれ選任されました。
また本日加藤正人君が辞任され、後任として梶原茂嘉君が委員に選任されました。以上御報告いたします。
【次の発言】 それではこれより議事に入ります。
この前の委員会で決定いたしましたように、本日から開かれまする四日間にわたる委員会におきましては、前国会から継続審査になっておりますところの中小企業団体法案、中小企業団体法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案、中小企業等協……
○近藤信一君 私も二、三の点について質問いたしますが、従来は自家表示による制度であったが、そこで今度はこれを完全な輸出品ということに重点を置かれました検査法が提案されたわけであります。そこで、従来の自家表示による制度、これによってどれほどのまあ粗悪品であり、それが返品になった、こういうような例、実例のもとに、この検査法というものが出てきたと思うのですが、一体このパーセンテージはどんなものになっておりますか。
【次の発言】 従来まあ五五%、まあ半分以上がそういうような状態になっておる。そこで、今あげられました品目は、万年筆だとか、玩具だとか、幻灯セットとか、こういうふうにあげられましたのですが、……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
きのうに引き続き中小企業団体法案、中小企業団体法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案、中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案を一括して質疑を継続いたします。
なお、ただいま衆議院から小平衆議院議員及び春日衆議院議員、政府側から小笠通産政務次官、川上中小企業庁長官、小沼公正取引委員会経済部長が出席されております。なお、前尾通産大臣は閣議終了次第出席される予定であります。
それでは御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記やめて。
【次の発言】 速記を始めて。
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
先ほど理事諸君との打合会を開きましたが、その際に今明日の委員会終了後、閉会中に再度委員会を開くこと、九州へ現地調査のために委員を派遣することなどを申し合せましたが、その細目については、あらためて本日の委員会終了後に委員長及び理事打合会を開き協議することにいたしました。右御了承を願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告いたします。
本日増原恵吉君が辞任され、後任として上田国太郎君が委員に選任されました。
【次の発言】 次に、先日委員長に一任いただきました名古屋における現地調査会の派遣委員の選定につきましては、その後各派……
○近藤信一君 先ほど同僚相馬委員からの質問に対しまして、農林政務次官は、農林水産委員長からの要望書というものを、これを妥当と考えておると答弁をされましたのでございますが、ただいまいただきました資料によりますると、過去一カ年間のクレイムが約六〇%近いものがある。その中で、一番多い数字を占めておりますのが農水産物、こういうことになっております。特に、品質不良の点では、相当な件数があがっておりまして、こういう点からいきますると、この従来の輸出品が自家表示による輸出であった、そういう結果から、このようなクレイムが過去一カ年間にたくさん出ておる。こういう点から考えると、今度輸出検査法が制定されることは、……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
昨日散会後委員長及び理事打合会を開きまして、今後の委員会の運営について御協議願いましたが、それにより十月二十二日から三日間委員会を開き、二十二日午後は岸総理の出席を求め、これを内諾を得ておること、十月二十六日福岡で現地調査会を開き、名古屋の例に準じて委員五名を派遣すること、以上を申し合せましたが、そのように取り計らうことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければさようにいたします。
なお、派遣委員の人選等は、慣例により委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
○近藤信一君 私は日本社会党を代表しまして、ただいま提案になっておりまする輸出検査法案について、白井委員外三名提出の修正案並びに修正部分を除く原案に賛成の意見を申し上げます。 従来わが国の輸出貿易は、自家表示を建前としてやられておりました関係上、精密なる検査が欠けていたように思われます。これは質疑の過程から、過去一カ年のクレームが約六〇%近いものがあったということでありますが、このような状態では、海外におけるわが国の産業発展は、とうてい望み得ないものと思われます。輸出貿易の振興をはかるには、責任ある優秀なる物品を輸出して信用を得るということが第一条件でなければなりません。従って今後の輸出貿易……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
まず、前回以後の委員の異動について御報告申し上げます。去る十月十六日、大谷贇雄君が辞任されましたが、翌十七日再び委員に復帰されました。また、昨二十一日、小瀧彬君が辞任され、後任として高野一夫君が委員に選任されました。以上御報告いたします。
【次の発言】 次に、先日委員長に御一任をいただきました福岡における現地調査会の派遣委員の選定につきましては、その後各派の推薦に基きまして青柳秀夫君、土田國太郎君、相馬助治君、それに私の四名が現地におもむくことになりましたので、御報告をいたします。
それではこれより議事に入ります。
まず、去る十月……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
まず、委員の異動についてでありますが、本日高野一夫君が辞任され、後任として小滝彬君が委員に選任されました。以上御報告いたします。
【次の発言】 次に、昨日委員会散会後、委員長及び理事打合会を開き、団体法案等の審議方法を協議いたしました。昨日まで三つの法案を一括して議題として、従来の例に従いまして総括とか、逐条とか区別することなく質疑をいたして参りましたが、格別に支障もありませんようですから、今まで通りの方法で進めていくことを申し合せました。それでよろしゅうございますか。
【次の発言】 阿部理事のただいまの発言の点も昨日の申し合せにござ……
○近藤信一君 私はまことにしろうとで、ピントのはずれた質問かもしれませんが、今回の商工組合中央金庫法の一部改正は、その目的はやはり中小企業の強化と育成、そのために考えられた一部改正法案であるわけなんです。そこで問題になりますのは、私どもがこれを見まして考えた場合に、中小企業金融公庫への政府資金の投入は、投融資が二百億で昨年より六十五億まあ増加しておるわけなんです。今般の商工中金への出資は十五億円でありまして、そのほかに商工債引受金が二十億円、合せまして三十五億円でございまするから、昨年よりは二十五億円ふえたことに相なるわけなんであります。そこで、この要綱の中にもございまするように、今度は構成員……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
中小企業団体法案、中小企業団体法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案、中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 本委員会の閉会中における審査及び調査の報告書についてお諮りいたします。
本委員会におきましては、前国会に引き続き中小企業団体法案ほか関係二法案及び経済の自立と発展に関する調査につきまして、今閉会中においても別に審議を尽して参った……
○近藤信一君 本日はもう時間もあれですから、これで散会したらどうかと思いますが……。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○理事(近藤信一君) 他に御発言ございませんか。
○近藤信一君 先ほど大竹委員も質問されましたが、中共貿易の問題でございますが、昨年、総理も御承知のように、北京において日本の見本市が開催され、さらに、東京と大阪におきまして中共の見本市が行われたのでございます。現在、民間の各団体がそれぞれ中共貿易については非常な熱意を持って現在いろいろと運動を進めておるわけなんです。私どもは、やはりこういう民間の経済交流というものがなされて、初めてそこに国交の回復というものが促進されてくるのではなかろうかというふうに考えるのです。さらに、今年度は、中共の見本市が、名古屋とたしか福岡だと思うのですが、この二ヵ所で行われる予定に相なっておるわけなんです。そこで、こ……
○理事(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
まず、先刻理事会を開きまして、今後の日程等を協議いたしましたが、その結果について御報告いたします。
今後の日程といたしましては、付託法案も多いことでございますので、与党委員の御出席が今後良好であるということを前提といたしまして、一応今週中は今明日の二日間午前午後開会することにいたし、来週は二十三日火曜日から二十六日の金曜日まで、連日開会予定とすることに意見が一致いたしました。
【次の発言】 それではこれより本日の議事に入ります。
まず、きのう先議で付託になりました輸出入取引法の一部を改正する法律案を議題として政府の提案拠出の説明を聴……
○近藤信一君 大臣お急ぎのようでございまするから二、三の点について御質問を申し上げます。私は日本科学技術情報センター、非常にいい構想だと思っております。それからやはり日本科学技術情報センターという大きな構想のもとに発足されるに当って当初予算が、先ほども大竹委員が言っておられましたように、政府が四千万円、それから補助金が三千万円、これと同じ額が民間から出されて最初の予算が組まれておるわけなんです。これぐらいの予算で将来りっぱなものをお作りになるという構想なんでございまするが、こんなもので、りっぱなものができると大臣はお考えになっておられますか。その点を一つ。
○近藤信一君 本法の改正で、通商産業大臣を主務大臣に読みかえるわけですが、この中に「造船関連工業の一部及び鉄道車両部品工業等の業種につきまして」云々と、こうございますが、これがいろいろと―この造船関係と車両関係が、今度これが運輸省関係になっていく。機械工業の中には、その他たくさんの業種があると思うのですが、たとえば、農機具あたりは農林水産関係になって、それから漁業船舶の機械というものは、これは運輸省じゃなくて、やはり農林水産の関係になってくる。そういう関係になっていくと、それぞれの機械部門に対して、たくさんの業種がある場合に、別々全部がそれぞれの主務大臣にかわっていくわけだと私思いますが、その……
○理事(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
委員長所用のため、ちょっと席におられませんので、私がかわって行います。
まず電子工業振興臨時措置法案を議題といたします。
本案につきましては、昨日内容の説明を聴取いたしましたので、これより本案の質疑に入ります。ただいま通産省から御出席になっておりますが、追って公正取引委員会からも出席される予定であります。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
○理事(近藤信一君) ただいま豊田委員から小沼経済部長に、公取委員長によく伝えてもらうことと、それからこの次の委員会にはぜひ一つ出てもらって、十分なる答弁を用意していただく、その点を一つ伝えていただきたい。……。他に御質問ありますか。
【次の発言】 そういうことにいたします。
ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 二、三の点について質問したいと思いますが、日本の電子工業は、欧米諸国に比べまして非常に立ちおくれていることは、重工業局長も言っておられますように、非常にその点わが国の産業分野においても、電子技術というものが非常に重要視されてきている。しかも、それが今後基幹産業として、どうしてもこれ……
○理事(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。委員長御所用のため、その委託によりまして、私が本日の会議を司掌いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。本日付で武藤常介君が委員を辞任され、その補欠として勝俣稔君が選任されました。
【次の発言】 それではこれより本日の議事に入ります。
まず電子工業振興臨時措置法案を議題として質疑を継続いたします。御質疑のおありの力は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記を起して下さい。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
○理事(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
本日委員長御所用のため、その委託によりまして私が委員長の職務を行います。
まず、委員の異動について御報告いたします。本日付にて小西英雄君が委員を辞任され、補欠として紅露みつ君が選任されました。
【次の発言】 それではこれより本日の議事に入ります。
まず、中小企業関係法案、その他本日までに付託されました法律案のうち、いまだ提案理由の説明を聴取していない法案について、順次その提案理由の説明を聴取いたします。
まず、内閣提出にかかる中小企業団体法案及び中小企業団体法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案について御説明を願います。
○近藤信一君 まず参考人に一、二の点についてお尋ねいたしますが、この資料によりますと、特需は工業機械や材料、備品、消耗品、こういうものを米軍が供給されておる、需品の特需と、それから労務を提供しておるところの役務特需の二つがあるわけです。そこで私お尋ねしたいことは、役務提供は全面的に特需に依存しておるという立場におかれておりますから、ことに、これは基地内に修理作業会社があるわけです。そこでこの修理作業会社が米軍側との契約がもし打ち切りとなった場合、事業所の閉鎖または事業所がその基地から立ちのくということになるわけであります。そういうような条件にありますので、米軍側と契約する場合は、たとえばたたく……
○近藤信一君 質疑に入る前にちょっと通産省の当局にお尋ねしたいことがございますが、本法律案につきましては、五月の七日に参考人を呼んで意見を聴取したわけでございます。ところが、聞くところによりますると、この参考人の意見を聴取する前に、通産省当局の課長並びに通商局長らが、参考人の方々にお会いしたいという申し入れをいたしたり、それからある人にはお会いして、いろいろと意見が通産省の方から述べられたというふうに聞いております。そうして参考人の言おうとする点が曲げられたようにも私は聞いておるのであります。もし、こういうようなことがあるならば、参考人の意見について政府当局が何らかの圧力を加えたというように私……
○理事(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
午前中、委員長御所用のため、その委託によりまして私が委員長の職務を行います。
まず、東北興業株式会社法の一部を改正する法律案を議題といたします。本案につきましては、さきに提案理由の説明及び内容の説明を聴取いたしましたので、本日はこれより本案の質疑に入ります。経済企画庁、建設省及び大蔵省から関係者が出席されておりますから、御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 建設省の澤田監理官がきておられますので、澤田君から答弁してもらいます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
○理事(近藤信一君) 次に、小売商業特別措置法案につきまして内容の説明を願います。
○理事(近藤信一君) 大へんどうもありがとうございました。
【次の発言】 この際、委員の異動がございましたので、御報告いたします。本日付をもって草葉隆圓君が辞任され、大川光三君が委員に選任されました。
【次の発言】 それでは次に、株式会社島津製作所社長鈴木君が御用事がおありとのことで先にお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。
次に、全日本中小企業協議会中央委員長五藤斎三君にお願いいたします。なるべく時間がありませんので、簡単にお願いいたしたい。
【次の発言】 ありがとうございました。
次は、全国消費者団体連絡会会長中林貞男君にお願いいたします。
○近藤信一君 昨日請願に関する小委員会を開きまして、小委員長互選の結果、私が選任されましたので、私より小委員会における請願審査の経過並びに結果を簡単に御報告申し上げます。 今国会において商工委員会に付議されました請願の件数は、三百六十一件の多きに及んでいますが、同じ趣旨の内容を持つものを取りまとめますと、約四十件あまりに分類されるわけでございます。 小委員会におきましては、政府側より通産省並びに経済企画庁の関係官の出席を求め、これら請願を順次慎重に審査して参りました。その結果、採択すべきものと決定した請願の件数は、総数が九十一件ありまして、その請願番号及び件名については、会議録に記載するこ……
○委員長(近藤信一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 議事に先だち一言ごあいさつを申し上げます。 本日常任委員長の改選がございまして、はからずも私が委員長に選任されたのでございます。私は浅学非才でその器でないのでございますが、皆さん方のあたたかい御支持と御協力によって、円滑かつ公平なる委員会の運営に当っていきたいと思うのでございます。前委員長は非常に温厚篤美な委員長でございましたが、私も前委員長並みに一つ皆さん方の御支持によって、私の今後の運営に御協力をお願いいたしまして、私のごあいさつにかえる次第でございます。どうぞよろしく。(拍手)
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十八日豊田雅孝君が辞任され、補欠として前田久吉君が選任ざれましたが、本日前田君が辞任されて、杉山昌作君が委員に選任されました。また、本日付にて小林孝平君が辞任され、岡三郎君が選任されました。
以上御報告いたします。
【次の発言】 それではこれより本日の議事に入ります。
まず、自転車競技法の一部を改正する法律案及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。両案につきましては、昨日質疑を終局いたしておりますので、本日はこれより両案を一括して討論に入ります。御意見の……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。 まず、本委員会の運営につきまして、一昨二日及び本日の二回にわたって開かれました委員長及び理事打合会において意見の一致した事項について、御報告いたします。 まず、委員会は中小企業団体法案外二件の審査を主として、さしあたり本日午前中並びに五日、六日、七日に開会することにいたしまして、特に明五日午前十一時から午後一時まで総理の出席を求め、団体法案関係の質疑を行うこととし、その際の質疑の御通告をあらかじめ委員長までお申し出いただくことにいたしました。また、十一月七日午前中、団体法案と憲法との関係について参考人及び横田公正取引委員会委員長の出……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。去る十一月十五日梶原茂嘉君が辞任され、その後任として加藤正人君が委員に選任されました。
【次の発言】 それではこれより議事に入ります。
まず参考人の件についてお諮りいたします。最近続発いたしておりますガス中毒の問題につきまして、本日午後一時、東京瓦斯株式会社社長本田弘敏君を参考人として本委員会に出席を求めたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 それでは本日は経済の自立と発展に関する調査の継続調査といたしまして、今後の通商産……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開催いたします。
中小企業団体法案、中小企業団体法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案及び中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案を一括して議題にいたします。
岸内閣総理大臣が御出席になりましたので、これより総理に対する質疑を行います。質疑の御通告に基き、順次御発言を許可いたします。
【次の発言】 これにて暫時休憩いたします。
午後一時九分休憩
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
前回最終決定を委員長に御一任になりました日中貿易協定に関する件の参考人といたしましては、公報に御案内の通り、日本国際貿易促進協会常任理事田尻愛義君、日中輸出入組合副理事長似田博君、日中貿易会専務理事鈴木一雄君の三君に、本日午後一時本委員会に御出席を願うことにいたしました。御了承お願いいたします。
それでは、これより議事に入ります。まず、前回保留になりました鉄鋼需給に関する件を議題といたします。海野君から質疑の御要求がございますので、これを許します。
【次の発言】 速記をとめて。
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
まず、参考人の件についてお諮りいたします。団体法案と憲法との関係について明七日午前中参考人から意見を聴取する件につきましては、すでに先日委員会の御承認を得ているのでございますが、この参考人として一橋大学教授田上穰治君、北海道大学教授金澤良雄君の両君に御出席を願うことにしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めさよう決定いたします。
【次の発言】 次に、通商産業省関係の明年度予算の編成方針について通商産業大臣に御説明を願います。
【次の発言】 御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開きます。 前回に引き続き、中小企業団体法案、中小企業団体法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案、中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案を一括議題として審議を進めることにしますが、本日は特に団体法案と憲法との関係につき、法律学者の見解を聞くことになっておりまして、参考人として一橋大学教授田上穰治君、北海道大学教授金澤良雄君に御出席を願っております。 参考人の方に申し上げますが、本日は御多忙のところを、本委員会のために特に御都合下さいまして御出席下さり、まことにありがとうございます。 次に、議事の進め方でありますが、まず、参考人の方の御意見……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。 一昨日の午後から本日午前まで数回にわたり、委員長及び理事打合会を開き、本委員会の運営につき協議いたしました。右の打合会におきましては、主として中小企業団体法案に関して社会党、緑風会、及び大竹委員から非公式に修正意見が述べられ、これらについていろいろ協議いたしましたが、団体法案等についての質疑はまだ残っているので、本日午後委員会を開くことを決定、その後の委員会運営については、後ほど協議することにして、ただいま開会の運びに至った次第であります。右御了承願います。 それではこれより議事に入ります。前回に引き続き中小企業団体法案、中小企業団……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
まず委員の異動について御報告いたします。本日高橋衛君が辞任され、後任に中原善一君が委員に選任されました。
【次の発言】 それではこれより議事に入ります。
前回に引き続き中小企業団体法案、中小企業団体法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案及び中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと待って下さい。委員の異動がありますから。ただいま小沢久太郎君が委員を辞任されて、後任に小柳牧衞君が選任されました。以上御報告いたします。
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。昨日委員会休憩後委員長及び理事打合会を開き、高橋進太郎君から文書をもって提出されました質疑打ち切りの動議の取扱いを中心として今後の本委員会の運営について協議いたしました結果、本日は中小企業団体法案ほか二法案について特に内閣総理大臣及び大蔵大臣の出席を求めて残余の質疑を行い、引き続き討論採決を行なって、これら三法案を議了することに意見の一致をみたのであります。右の申し合せに基き、高橋君提出の質疑打ち切りの動議は、同君からこれを撤回せられました。右御了承を願います。なお、総理大臣及び大蔵大臣は、ともに本院の本会議終了後御出席になる予定でありま……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。本日小山邦太郎君が辞任され、後任として小沢久太郎君が委員に選任されました。
【次の発言】 それではこれより議事に入ります。
まず、継続調査要求の件についてお諮りいたします。
本委員会の調査案件であります経済の自立と発展に関する調査につきましては、今期国会の会期も短かく、かつは中小企業関係法案の審議に忙殺されましたため、十分な調査を行うことができなかったのでありますが、本調査は今後とも常に内外情勢の変化に即応して、一貫した調査を行う必要があると存じますので、閉会中も継続して調査を行いたいと存……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。昨十九日大谷贇雄君が辞任され、その後任として郡祐一君が委員に選任されました。
【次の発言】 次に、第二十五回国会以来調査を続けて参っております経済の自立と発展に関する調査につきましては、本国会においても引き続き事宜に応じて調査を行うために、この際前国会と同一の要領により、調査承認要求書を議長あて提出することにいたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の案文の作成及び手続等は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御……
○委員長(近藤信一君) これより商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十九日赤松常子君が辞任し、その補欠として海野三朗君、木村篤太郎君が辞任しその補欠として大谷賛雄君、三木與吉郎君が辞任しその補欠として高橋衛君、また本日、海野三朗君が辞任しその補欠として江田三郎君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 それから、去る二十八日小滝彬君が逝去されました。同君は御逝去の時には、当委員会の委員ではなく、臨時的に建設委員になっておられましたが、第二十八回国会中は商工委員として精励されておりましたので、私どもとしては特に感慨無量であり、まことに哀悼の至りと存ず……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開きます。
公報でお知らせ申し上げました通り、調査をいたしますが、まず通商産業基本政策に関する件を議題といたします。ただいま政府側から、法務大臣、法務省刑事局長、通産省鉱山局長が出席になっております。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 法務省に対する御質疑はこの程度にいたしまして、次は通産省の鉱山局長に対する質疑の通告がありますから御質疑願います。
【次の発言】 なおこの際ちょっと申し上げますが、通産大臣はこの席に三時半までしかおられない由ですから、大臣に対する御質問は優先的にいたします。なお、御質問は簡単に願います。
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三日伊能芳雄君が辞任し、その補欠として西田信一君が選任され、また、去る四日西田信一君が辞任し、その補欠として西川彌平治君が選任され、さらに去る六日亀田得治君が辞任し、その補欠として岡三郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、調査報告書の件についてお諮りいたします。
本委員会におきましては、今閉会中経済の自立と発展に関する調査を行なって参りましたが、閉会中の期間も短く、なお調査すべき問題も多々ございますので、さらに次期国会において調査を続けることにいたしまして、この際本院規則の定めるとこ……
○委員長(近藤信一君) これより商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。去る一月二十日松澤祐人君が辞任され、その後任として椿繁夫君が、また、同月三十日河野謙三君が辞任され、その後任として豊田雅孝君が、それぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、先日委員長・理事打合会を開きまして、今週の日程につき協議しました結果、本日は通商産業省及び科学技術庁関係の政策及び予算について説明を聴取し、質疑を行い、あすは、このたび公表されました新長期経済計画を中心に経済企画庁の政策及び予算について説明を聴取し、質疑を行うということでございます。なお、通産省関係については、本日のみ……
○委員長(近藤信一君) これより商工委員会を開会いたします。 先日、委員長及び理事打合会を開き、協議いたしました結果、委員会運営の大体の方針として、今後当分の間毎週火曜日と木曜日を委員会の定例日とし、また必要に応じては金曜日にも開くことを申し合せましたので、さよう御了承を願いたいと思います。 本日は、計量法の一部を改正する法律案、及び輸出保険法の一部を改正する法律案が参議院先議で付託され、なお、企業合理化促進法の一部を改正する法律案が予備審査で付託になっておりますので、以上三案をまず上程いたしまして、提案理由の説明だけを聞きまして、審議は後日に譲り、引き続き経済の自立と発展に関する調査を行……
○委員長(近藤信一君) これより商工委員会を開会いたします。
まず、理事辞任の件についてお諮りいたします。
本日付をもって高橋進太郎君から、都合により理事を辞任いたしたい旨の辞任願いが提出されました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
つきましては、直ちにその補欠互選を行いたいと存じますが、互選の方法は、慣例により、委員長の指名に一任願うことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは理事に古池信三君を指名いたします。
【次の発言】 本日は、日本貿易振興会法案、中小企業信用保険公庫法案及び中小企業金……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開きます。
まず、先ほど委員長及び理事打合会を開きまして、今後の委員会運営につきいろいろ協議いたしましたが、その結果、ただいま法務委員会で審査中の企業担保法案に関し、その法案の性質上当委員会で連合審査を申し込むことを申し合せ、本日は計量法の一部を改正する法律案、輸出保険法の一部を改正する法律案の二つの本付託法案について審議し、次回において北海道地下資源開発株式会社法案以下三法案について提案理由を聴取することを申し合せました。右のように取り運ぶことを御了承願います。
【次の発言】 それでは、まず連合審査会の件につきお諮りいたします。
本院規則三十六条に……
○委員長(近藤信一君) これより商工委員会を開会いたします。 本日は午前中輸出保険法の一部を改正する法律案及び計量法の一部を改正する法律案の質疑を行い、午後からの再開劈頭には、公報掲載の通り、北海道地下資源開発株式会社法案外三件について、それぞれ所管の大臣から提案理由の説明を聴取し、審議は後日に譲り、午前に引き継ぎ輸出保険法の一部を改正する法律案及び計量法の一部を改正する法律案の審議を行いたいと思いますので、この点御了承願います。 それでは計量法の一部を改正する法律案を議題に供します。御質疑のある方は、順次御発言願います。 速記をとめて。
○委員長(近藤信一君) これより商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る八日、大谷贇雄君が辞任され、その後任として西岡ハル君が選任され、また、本日、西岡ハル君が辞任され、その後任として紅露みつ君が選任されました。
【次の発言】 次に、先日、委員長及び理事打合会を開き協議いたしました結果、本日は、まず、計量単位の統一に伴う関係法律の整備に関する法律案及び工業用水道事業法案について、それぞれ提案理由の説明を聴取した後、まず、計量法の一部を改正する法律案及び計量単位の統一に伴う関係法律の整備に関する法律案の審議を行い、次いで輸出保険法の一部を改正する法律案を……
○委員長(近藤信一君) これより商工会員会を開会いたします。委員の異動について御報告いたします。本日付をもって紅露みつ君が辞任され、その後任として大谷贇雄君が選任これました。先日、委員長及び理事打合会を開き協議いたしました結果、本日は、午前中にまず輸出保険法の一部を改正する法律案を審議し、そのあとで日本貿易振興会法案の審議も行いたいと思います。なお、午後は一時三十分から企業担体法案について法務委員会と連合審査会を開きますので、これらの点についし御了承を願います。
【次の発言】 それでは、これより輸出保険法の一部を改正する法仲案を議題に供します。御質疑のある方は順次御発言を願います。――別に御発……
○委員長(近藤信一君) これより商工委員会を開きます。
本日はまず企業合理化促進法の一部を改正する法律案を審議し、そのあとで合成ゴム製造事業特別措置法の一部を改正する法律案を審議いたします。
それでは企業合理化促進法の一部を改正する法律案を議題に供します。
まず、本案の内容について説明を聴取いたします。
【次の発言】 それではこれより本案の質疑に入ります。御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 先ほどの豊田委員及び椿委員の御発言中にありました御要望については、委員長において適当に取り計らうつもりでありますから、さよう御了承願います。
それでは、午後一時半まで暫時休憩いたし……
○委員長(近藤信一君) これより商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
岡三郎君が辞任され、その後任として竹中勝男君が選任されました。
【次の発言】 次に、先ほど委員長及び理事打合せ会を開き協議いたしました結果、本日の議事順序は、午前中まず合成ゴム製造事業特別措置法の一部を改正する法律案を審議し、午後からは大竹委員よりの要求により、日本と台湾との貿易問題について所管大臣に質疑を行い、そのあとで理化学研究所法案を審議することとし、大蔵委員会の連合審査申し入れに応ずることを申し合せました。右御了承願います。
○委員長(近藤信一君) 次に、衆議院における修正点について御説明を願います。
【次の発言】 それでは本案の質疑に入ります。御質疑のおありの方は、順次御発言願います。
【次の発言】 前田衆議院議員は御都合で長くここにおれないので、修正点の質問がありましたならば、それからお願いをしたいと思います。
【次の発言】 海野君、前田君に対する質問を先に……
【次の発言】 もう時間だからどうですか。
【次の発言】 午前中は、この程度にして政府側に対する質疑は後日に譲り、休憩したいと思いますが御異議ございませんか。
【次の発言】 それではこれより暫時休憩いたします。
午後零時二十四分休憩
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。 昨日、委員長及び理事打合会を開き協議いたしました結果、本日は午前中まず計量法関係二法案を審議し、そのあとで合成ゴム製造事業特別措置法の一部を改正する法律案を審議いたします。なお、午後からは、企業合理化促進法の一部を改正する法律案及び中小企業信用保険公庫法案について大蔵委員会と連合審査会を開会いたします。また、明日も委員会を開きまして、午前中は企業合理化促進法の一部を改正する法律案を審議し、午後からは日本貿易振興会法案について参考人を呼んで意見を聴取することにしておりますから、これらの点につき御了承を願います。 それでは、これより計量……
○委員長(近藤信一君) これより商工委員会を開会いたします。
先ほど委員長及び理事打合会を開き協議いたしました結果、本日午前中は本会議の関係で開会できませんので、ただいまからまず日本貿易振興会法案について参考人の方から御意見を聴取したいと思います。参考人の人選につきましては、委員長及び理事の協議に御一任願っておりましたので、お手元に差し上げました印刷物にある通りに決定いたしました。この点御了承願います。
なお、本日はこのあとで企業合理化促進法の一部を改正する法律案を審議いたしたいと存じますので、この点も御了承願います。
【次の発言】 それではこれより参考人の方から御意見を拝聴いたしますが、……
○委員長(近藤信一君) これより商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。三月二十九日大谷贇雄君が辞任し、その後任として大野木秀次郎君が選任され、同月三十一日大野木秀次郎君が辞任し、その後任として紅露みつ君が選任され、また、四月一日紅露みつ君が辞任し、大谷贇雄君がその後任として選任されました。
【次の発言】 次に、先月三十一日委員長及び理事打合会を開き協議いたしました結果、本日は午前中まで理化学研究所法案を審議し、午後からは石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案の提案理由の説明聴取及び日本貿易振興法案の審議をいたしたいと存じますので、さよう御了承願います。
○委員長(近藤信一君) これより商工委員会を開会いたします。
まず、理事の辞任の件についてお諮りいたします。古池信三君から都合により、理事を辞任いたしたい旨の申し出がありましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。
つきましては、直ちにその補欠互選を行いたいと存じます。この互選の方法に成規の手続を省略して、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、私より高橋進太郎君を理事に指名いたします。
○委員長(近藤信一君) これより商工委員会を開会いたします。
本日は、公報でお知らせしましたように、中小企業信用保険公庫法案外二法案を議題とし、参考人の御意見を伺い、参考人並びに政府当局に質疑を行い、審議を進めることとしております。参考人については、その人選を委員長に御一任願つておりましたので、お手元に配付の印刷物のごとくになりましたので、さよう御了承を願います。
【次の発言】 参考人の方には、御多忙中わざわざ本委員会のため御出席下さいまして、まことにありがとうございます。
参考人の方の御意見を伺う前に、まず中小企業庁長官から三法案の内容につき説明を願います。
○委員長(近藤信一君) これより商工委員会を開会いたします。
昨日、委員会散会後、委員長及び理事打合会を開き、協議いたしました結果、本日は、午前中中小企業関係の三法案を審議し、午後工業用水道事業法案及び石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案を審議いたします。明十一日も、午後一時から委員会を開き、理化学研究所法案を審議いたしたいと存じますので、さよう御了承願います。
【次の発言】 それでは、これより中小企業信用保険公庫法案及び中小企業信用保険公庫法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案を議題といたします。衆議院の修正点の説明についてですが、衆議院からまだお見えになっておらないので、……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。去る十一日、秋山長造君が辞任し、その後任として岡三郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、先ほど委員長及び理事打合会を開き協議いたしました結果、本日は、まず工業用水道事業法案、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案を審議し、ついで中小企業金融公庫法の一部改正法律案を審議いたしたいと存じますが、この点御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 それでは、これより工業用水道事業法案を議題といたします。御質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(近藤信一君) これより商工委員会を開きます。
委員の異動について御報告いたします。昨十六日、相馬助治君が辞任しその補欠として占部秀男君が選任され、また同日小幡治和君が辞任し、その補欠として黒川武雄君が選任されました。また本日、黒川武雄君が辞任し小幡治和君がその補欠として選任され、岡三郎君が辞任され吉田法晴君がその補欠として、それぞれ選任されました。
【次の発言】 それでは、これより理化学研究所法案を議題といたします。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に発言もなければ、この辺で質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十八日小幡治和君が辞任し、その補欠として松野鶴平君が選任され、上原正吉君が辞任し、その補欠として木村篤太郎君が選任され、また、昨二十一日椿繁夫君が辞任し、その補欠として山口重彦君が選任され、また、本日、占部秀男君が辞任し、その補欠として相馬助治君が選任され、また、松野鶴平君が辞任し、その補欠として小幡治和君が選任され、また、山口重彦君が辞任し、その補欠として椿繁夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選を行います。
去る十六日、相馬理事が委員を辞任いたしました結果、理……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。本日海野三朗君が辞任し、その補欠として赤松常子君が選任され、また岡三郎君が辞任し、その補欠として野溝勝君が選任され、また西川彌平治君が辞任し、その補欠として三木與吉郎君が選任されました。
【次の発言】 それでは、これより中小企業信用保険関係の二案を議題といたします。
まず、衆議院における修正部分につきまして衆議院側から説明を聴取いたします。
【次の発言】 以上で説明は終りました。修正点について御質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 それでは、衆議院側に対する質疑はこの程度にし、引き続……
○委員長(近藤信一君) これより委員会を開会いたします。 先ほど、委員長及び理事打合会を開いて協議いたしました結果、本日は、まず請願小委員長の報告を行い、次いで北海道地下資源開発株式会社法案の審議を行い、そのあとで、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案の審議を行うことといたしますので、さよう御了承願います。 先ほど、請願審査に関する小委員会を開会いたしました結果、私が小委員長に当選いたしましたので、私から小委員会における審査の経過並びに結果を御報告いたします。 今国会において本委員会に付託された請願は、六十六件でございますが、小委員会におきましては、政……
○近藤信一君 三十三年度の六月三十日までの返還になったうち、愛知県の守山キヤンプがこれに含まれているのですが、この守山キヤンプにつきましては、今、その後の使用の問題について何か調達庁の方でお考えあるのですか。
○近藤信一君 小牧の飛行場の問題について、若干の質問をいたしますが、小牧の飛行場は、かつては、これは米の産地として平和郷と称せられたのでございます。ところが、米軍が進駐いたしまして、あそこに米軍の軍事基地か置かれまして、それ以後というものは、小牧の町が、売春婦が集結し、非常に町の空気も紊乱していたのでございます。ところが、売春婦は売春禁止法によってだんだんとなくなっていさ、さらに米軍の撤退に従いまして、小牧の飛行場の付近の住民はここにほっと一息ついたというような形であるのでございます。 そこで、聞くところによりますると、この小牧の飛行場から米軍が撤退した場合に、この飛行場が、当然これは国の財……
○近藤信一君 ただいま防衛庁長官から次期戦闘機の選定について、詳しく御説明がございましたが、この問題につきましては、後日また私ども詳しく御質問いたしまするが、その前に私は国の防衛問題について二、三の点について防衛庁長官に御質問を申し上げたいと思います。 それはまず第一番に、明年度の自衛隊の増強計画の問題でございますが、防衛庁長官が長官に就任されまして間もなく、私どもは新聞でこれを見ましたが、来年度自衛隊の一万名の増員計画、こういうようなことが新聞に出ました。その後防衛庁長官のまたお言葉によると、来年度の一万名の自衛隊の増員というものは見合せなくちゃならぬ。こういうようなことが新聞に出ておった……
○近藤信一君 今大臣から簡単な御報告がございましたが、今度の十五号台風の被害の大きいことは、今大臣みずからも言われました通りでございますが、特に四日市、桑名、名古屋の南部地帯、それから岐阜県の中津川、多治見、この方面が最も被害が大きいといわれております。特に名古屋の南部地帯は、大工場はもちろんのことでございますが、中小企業の工場の密集地帯であるという関係で非常に大きな損害を受けておる。特にまだ今大臣も言われましたように、中小企業のほとんどが水中にあるというような状態にあるわけなんです。そこで十分なる調査もできないと今大臣も言われましたが、実際十分なる調査もまだむずかしいことは当然でございますが……
○近藤信一君 先ほど同僚大竹委員から若干御質問がございました水害の問題でございますが、このことは特別委員会でも十分論議されると思いまするけれども、やはり当委員会として、二、三の点、大臣にお尋ねをしておきたいと思うのでございます。先ほど大臣が御答弁の中に、繊維関係について、いわゆる被害を受けた工場に対しては、封鎖機械を解除してそして操業にあたっておるという御答弁でございました。なるほど、これは適宜に処した方法であったと思うんです。しかし、これは大企業に対しては、なるほど封鎖機械を解除したということは適切な方法であったと思うんです。これは大企業は、やはり工場が、水害地域以外に工場がありまして、そこ……
○近藤信一君 関連して。先ほど二十日も水につかっているという問題がありましたが、二十日ぐらいでなくて四十日も五十日も水没しておりまして、それがその潮の潮流によって引いたり満ちたりする。その場合に土台がほとんど荒らされてしまっておる。その場合に、やはり今度水が引きまして排水しましたところが、たとえば土台石と家とずれてしまっている。そういう場合に、水が引いてももとの位置にきちっとこれがおさまればいいけれども、おさまらぬ場合は、やはり家が傾いてしまうと、こういう現象が起きているわけなんです。これを半壊として扱った場合には、これはなかなか十五万円や十八万円で直るわけないのです。根本的にこれをもう一ぺん……
○近藤信一君 農地部の土地改良指導の方見えてますか。
【次の発言】 私は、まだ発言があと残っておるようでございまするから、簡単に一、二点をお尋ねしたいと思います。
それは、今度の伊勢湾台風の大きな特色としては、海岸線から離れて七キロも十キロも後背地が大きく冠水しておる。この事実は一体どこからきたかというと、これはやはり海岸堤防が完全に工事がなされておれば問題はないといわれるかもしれませんけれども、それはだんたん干拓をやっていくうちに、第二堤防、第三堤防というものが土地改良のためにだん、たんと削られてしまって、これが低とんど今ではもう低くなってしまっておる。そういう点が私は後背地における大きな……
○近藤信一君 長官がお見えになっておりますので、御質問をいたしますが、いわゆる今度の伊勢湾台風の被災を大きく受けておる東海地区でございますが、あそこでやはり今度の災害復興に対して、まあいろいろと政府からも補助があるが、財源が足りない、こういう点で今いろいろと問題になっておりまするいわゆる競輪の問題が出てくるわけなんですが、そこで新聞の報ずるところによりますると、岐阜市におきましても名古屋市におきましても、あの台風で被害を受けた競輪場を、数百万円も、また一千数百万円もかけてこれを改修してそしてこの競輪を続行して財源を求めよう、こういう計画が今なされておるのですが、ところが一方においては長官も御承……
○近藤信一君 関連。今、向井君の質問に対して、岸総理が、今後科学的な研究をして、いわゆる海岸堤防なんかもしっかりとして、再び災害を起こさないようにしなきゃならぬと、こういう意思を表明されましたが、徳川時代にできた堤防が、総理もヘリコプターの上から見られてよくわかっておると思うのでありますが、徳川時代の堤防が今度の伊勢湾台風では切れずに、科学的に研究して作ったはずのあの海岸堤防がずたずたに切れておる。こういう状態でこのたくさんの地域が冠水しておる状態なんです。そこで今、科学的科学的と言われるが、私は科学的にどう研究しても、やはりその地形と、それから特に先ほども質問の中にありましたように、地盤沈下……
○近藤信一君 中部班の概要について御報告申し上げます。 中部班は、片町委員と私が参加いたしまして、一月二十日から二十二百までの、三日問にわたって伊勢湾台風による災害の復旧状況、工場立地の問題を中心にして、名古屋、四日市地区の産業事情並びに火薬工場を視察して参りました。 視察個所を申し上げますと、中部電力の新名古屋火力発電所、高野精密工業本社工場、日本油脂の武豊火薬工場、東海製鉄の建設予定地、日本合成ゴムと、三菱油化の四日市工場等でありまして、その間、名古屋通産局において、台風被害の復旧状況と今後の工場立地対策等につき説明を聴取するとともに、東海製鉄の関係者から、その建設計画の説明を受けたの……
○近藤信一君 私もこの際二、三ちょっとお尋ねしたいと思うのですけれども、今栗山委員からいろいろと詳しい点のお尋ねがあったわけですけれども、その中で私が一点まずお尋ねしたいことは、この提案説明書の中にもありますように、中小企業の助成といっても、中小といわれるいわゆる小でも、まだ零細企業に対するところの施策というものが、私はまだ徹底していないんじゃないかと思う。それから事業協同小組合が一体現在どれほど組織されておるか、今その現状はどういうように運用されておるか、その点がおわかりだったら、まずお尋ねしたいと思う。
【次の発言】 三十三年の四月から、この組合ができることになっておりますが、今の御報告を……
○近藤信一君 過日の委員会でも中小企業庁の長官にちょっとお尋ねしたわけですが、きょうは大臣が御出席になっておられますので、大臣にちょっとお尋ねしておきたいと思います。中小企業協同組合の問題でございますが、ちょうど協同組合に小組合の設立ができるようになってから今日まで、過日長官からの答弁によりますると、一年有余にわたってわずか四組合しかできていない、設立されていない、こういうことでございまするが、やはりこれに対しては、中小企業協同組合の小組合の指導方法というものが非常に欠けておるのじゃないか、こういうふうに私は判断するのですが、その点いかがですか、大臣から御答弁を願います。
○近藤信一君 これは説明書の中にございますように、今度の改正のねらいというものが、従来の例外規定としてあるところの弁護士たるの資格を持っておる者とか、それから高等試験の行政科試験または司法科試験に合格した者、それから特許庁において高等官に在職して二年以上審判または審査の事務に従事した者というふうに従来はあったと、それからこの制度がなくなって、これは現在認められていない。そこで改正の問題が出てきたわけなんで、そこでそういう規定が失なわれて、特許庁に長く務めていても、弁理士としての資格がないことは、もう将来の励みがないと思うのですよ。そこで今度そういう改正が出てきたと思うので、私は法律改正はいいと……
○近藤信一君 まず、アジア経済研究所法案の質疑の前に、今の委員長理事打合会の報告に対してちょっとお尋ねしますが、この委員長理事打合会では、次の三十一日にアジア経済研究所の法案をあげるのですか。
【次の発言】 それではアジア経済研究所の所管問題について、ちょっとお尋ねしたいと思いますが、アジア経済研究所の所管をめぐりまして、通産省と外務省の間に何か深刻な権限争いというふうなものがあったように伝えられておりますが、そのいきさつについて、どういうような状態であったか、まず政務次官にちょっとお尋ねいたします。
【次の発言】 今、政務次官のお答えだと、その点は閣議できまったようでございますが、大体この所……
○近藤信一君 休憩して昼から……。
【次の発言】 質問はあるんですが、休憩して昼からにしたい。
【次の発言】 ちよらどこの石油並びに可燃性天然ガス問題については、私ども新潟、秋田に視察に行つたとき、いろいろお聞きをしましたが、その問題として、ちよらどこれは石油化学それからガス化学、こういうところでは非常に期待を持たれておつたわけなんです。
ところが、昨年、地盤沈下という問題から、通産省においては規制をされた、こういう点で、今地盤沈下については通産省、それからその他の関係でも、いろいろと研究をしておられるようなわけなんですが、その後の一体地盤沈下の状況というものについて、どのような結果が出てい……
○近藤信一君 中小企業庁が発足してから、もうすでに十年以上になるわけですが、この十年以上も経過した今日、やつと中小企業の業種別の実態を調査して、それからその実態に即した振興方策を立てようというのは、きわめて私はゆうちようなことではないかと、こういうふうに思うのですけれども、従来業種別振興策として、一体中小企業庁はどのような対策を講じてこられたのか、またその必要性を認めずに、何らの業種別対策というものを今日まで講じていなかったのか、この点お尋ねしたいと思うんですが。
【次の発言】 私は通産省で、中小企業庁では中小企業の重要性ということは常に言っておられるわけなんです。しかしそれが今まではただ業種……
○近藤信一君 きのう途中で質問をやめまして、きょうに残っておるわけですが、中小企業業種別振興法という法律によって指定業種を選定されるわけでございますが、中小企業は、貿易の自由化によりまして、特に影響を受ける点が大きい業種であると思うわけであります。さらに、輸出に関連する業種であることも間違いないわけであります。比較的に日の当たっている業種、あるいはまた、その反対に日の当たっていない業種、こういうふうに、まあいろいろとあるわけでございますが、一体、今度の法案によって、何を重点的に中小企業庁では考えておられるのか、また、どういうふうな基準をもって指定業種というものを選定されていかれるのか。その基準……
○近藤信一君 この商工会法が提案されまして、さきに私は本会議で池田通産大臣に御質問を申し上げましたので、あまり重複しないようにいきたいと思いまするが、中には重複する点があるかもわかりません。 そこで、私はこのたび商工会の組織等に関する法律案というものが提案されたいきさつについて若干お尋ねしたいと思います。この法案を提案されましたいきさつについては、いろいろとございまして、私どもが漏れ聞きまするところによりますると、これは特に池田通産大臣という実力者てあり、特にまた次期総裁ということがいろいろとうわさにも出ておる。そういうふうな布石として中小企業の組織を完成して、そうして中小企業の方々に対して……
○近藤信一君 今、名参考人からそれぞれ御意見が述べられたわけです。 私どもが、いろいろと政府に対して昨日も質問をしたわけでございますが、私が感ずるに、今いろいろと参考人の方々から御意見を述べられまして、その参考人が、やはり、きよう来ていただいた参考人の中でも、同じような団体、中小企業団体中央会とか、また中小企業団体連、それから商工連合会、商工団体連合会、こうたくさんございまして、やはりこういう団体が今、日本にたくさんあるわけであります。 そこで、政府のねらいとするところは、これらの中小企業団体を再編成するというところに、一つの大きなねらいがあるんじゃないかと私は思うのであります。まあいろい……
○近藤信一君 ただいま提案説明がございました自転車競技法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、この改正案に対する私は基本的な問題で通産大臣に若干の質問をいたします。 まず問題といたしまして、私どもは競輪の存廃について大臣の所信を承りたいと思うのです。それはなぜかと申しますならば、競輪廃止という問題が各地方自治体においても、それぞれ決議されたところもございますし、大体競輪の社会悪ということが非常に叫ばれまして、順次その廃止の方向へ各地方も進んできておるのではないかと思うのです。大臣も御承知のように、競輪によるところの弊害というものは非常に大きいものがあるわけなんです。この競輪によるいろい……
○近藤信一君 先ほど大臣から御報告がございましたが、ソビエトにおける日本の見本市は成功的に進んでいると、こういうことでございますし、またソ連側としても将来の日本との貿易については前途非常に明るいと、こういうふうなことも言われたそうですが、私はやはり先ほど阿具根君が質問しましたように、ただ日本の見本市をソ連で開いてみんな見てくれ、こういうことだけでなくして、やはり向こうで見本市をやったというその基本的な問題は、やはり日本とソ連との将来の貿易を強化していこう、こういうところに目的があるんじゃないかと思うのです。そういうために向こうで見本市が開かれたのだが、そこでただこれを見てくれるだけではなくて、……
○近藤信一君 私は、昨年の伊勢湾台風における復旧問題、特に農林省関係の水産庁の方にまず最初に御質問を申し上げたいと思います。 ちょうど昨年の九月二十六日には伊勢湾を襲いましたあの未曽有の台風がございました。このことはまあ地元である田村建設次官もよく御承知のことと思うのであります。あの台風で相当の被害を受けております特に愛知県、三重県、この両県にわたって大きな被害があったわけであります。その後いろいろと被害が大きかったので、特に臨時国会が開かれて、しかもこれが災害国会だと、こういうことで国会が召集されたのであります。国会が召集されましていろいろと災害に対する特別措置法ができまして、これによって……
○近藤信一君 さる七月三日に、愛知県の西加茂郡猿投町森本鉱山で発生した爆発事件について若干お尋ねをいたします。 そのいきさつというものは、同鉱山の十八坑、三十メートルぐらい奥で、従業員の江口君というのが、ガスの臭いがするからこれはおかしいということで、従来の慣例になっておったのでマッチをすった、そうしたところが、たまたまメタンガスが発生をしておって、引火して爆発した、そこで近くにいた従業員数名が重傷を負った。それで今地元の豊田警察署においては、その江口君を業務上過失致傷罪、こういうことで取り調べをしているわけなんです。そこで、これは粘土鉱なんですね。それで、問題は、メタンガスが沈滞しておった……
○近藤信一君 過日通産大臣からの御説明によりますると、今年度は昨年度より通産関係の予算が非常に多くとれた、いわゆる具体的に言えば五十五億ふえておる。特に今年度は通産関係におきまして、中小企業の育成振興ということに重点を置いておる、こういう御説明があったわけなんです。このことは歴代の通産大臣が、いつも中小企業振興については、特に重点を置いて、そうして計画をしていきたい、こういう御説明があるわけなんですが、一向に中小企業が経済上の上に優位を占めたという実情というものが現われてこないのじゃないかと思うのです。その点について通産大臣は、今後どのように考えておられるか。今年度の特に中小企業に対する大臣の……
○近藤信一君 中小企業金融公庫が昭和二十八年に発足してから、中小企業金融公庫を利用する利用者というものは、もう年々ふえてきておることも御承知の通りでございますが、特に私どもが中小企業金融公庫、それから国民金融公庫、この利用も非常に増大してきておると思うのです。しかしこの借り方が増大してきておりまするけれども、この利用者の要求を満たすということがなかなか困難に私はなっていっておると思うのです。それは資金源が非常に少ないということが一つの原因になっておるのでなかろうかと私は思うのです。これらの機関の資金源というものが毎年若干ずつふえておりまするけれども、急にこう需要者がふえておる現状において、需要……
○近藤信一君 今般、政府は、中小企業、中小工場団地の造成を促進するために、中小企業振興資金助成法改正案を提案されましたが、この改正案のねらいというものは、いわゆる低開発地域に中小企業の工場団地を造成することについて、そうしてこの提案がなされたのか。それとも現在市街地にある工場を、市街地に密集しているからということで、これを郊外の方に移して、中小工場の発展をはからなければならぬということで、その郊外に一定の土地を造成して、それに移転をさせる、こういうことに重点が置かれているのか。この点、どのように考えられておられるのか。その点を一つお聞かせ願いたいと思います。
○近藤信一君 まず最初に、私は中島さんに伺いますが、日本の航空工業界を再検討いたしました場合に、おくれて再出発いたしました日本の航空機工業は、技術水準や生産規模などから見ましても、世界的に一体どれくらいの地位にあるかということでございます。そうした立ちおくれたわが国の航空機工業を無理やり振興せんとする経済的、産業的な意味と、それから追い着こうとする目標はどんなところに置かれているかについてお伺いしたいのであります。
【次の発言】 特殊会社でありまする日本航空機製造株式会社は、日本航空機工業界においては、いわば頭脳的な立場にあるものと思われますが、お宅の仕事の直接的な対象でない戦闘機の組み立てや……
○近藤信一君 五月九日の毎日新聞の夕刊に、大きく取り上げられて、国民の疑惑を買っておる問題で、輸出品検査をめぐりまして、汚職事件が摘発されておる。特にこの問題が発展していくならば、通産省にも波及するのではないか、こういうような見出しで報道されているわけなんです。特に通産省関係においては、汚職問題に対してはいろいろと世間の疑惑を今日まで買ってきておることも事実でありまして、今度、特に機械、金属関係についての輸出関係で、こういう問題が新聞で暴露された。一体これらの全貌について、通産省は明らかにする必要があるのじゃないかと私は思うのであります。そうして、国民のやはり疑惑を一掃する、こういうことでなけ……
○近藤信一君 今回、政府が提案いたしました改正案では、商工会連合会を設けるということですが、商工会の設立状況は、現在どのような状況になっているのか。本年二月末までに、この表を見ますると、千六百五十四で、これは今年度中に約二千三百に達するとのことでありますが、政府が初めに予想した通りの設立状況なのですか。また設立されたことと活動していることとは別問題であって、実際には、商工会の設立だけされて、活動ということについては十分でないのではないか。それが私は心配なので、その状況もあわせて御説明を願いたいのであります。
【次の発言】 この表を見ますると、特に大都市、東京、大阪、愛知――愛知は比較的数があり……
○近藤信一君 御修正の理由は、御説明によってよくわかりましたが、なお、若干の点についてお考えを承っておきたいと思います。 まず、この修正案の第四案の中に「所有権の移転に関する定めがあるときは、その内容」を加えると、こうございますが、私は、従来この点が、一つの問題であっただろうと思うのであります。それはなぜかと申しますると、往々にして、割賦販売をやる場合に、契約書を取りかわす。その契約書の内容を購入者の方が十分に見ることなく、捺印して契約書をかわす場合が、従来の問題が起こった一つの点であろうと思うのであります。そういう点で、ここに「その内容」を加えるということをお入れになったのは、そういうふう……
○近藤信一君 本法律案につきましては、去る三月本会議におきまして質問したので、なるべく重複しないようにと考えておりますが、若干の重複はお許し願いたいのであります。
政府は提案理由の中で、割賦販売業者と購入業者の間に紛争が生じやすいなど、いろいろの問題があると申しておりましたが、この法律案ができないとどんな支障が起きるのか。また現にあるところの紛争等をお示しを願いたいのであります。
【次の発言】 そういたしますると、裁判問題になっておるというのは、これは年々九百件ですか。
【次の発言】 まあ、裁判問題になっていない潜在的な紛争の問題については把握できないと私は思うんですが、これらの潜在的な紛争……
○近藤信一君 ただいまいろいろと報告をお聞きいたしまして、特にその中で朝鮮人の不法入国というものが昨年から若干増加しつつあるという傾向でございます。特に私は、五月十六日に韓国でクーデーターが行なわれまして、韓国における政治情勢というものに若干の変化を来たしておるというのが今日の状態であるので、特にこのクーデーターによる韓国の経済的な情勢というものも私は大きな変化があると思うのであります。そういう点いろいろと考えますると、今日はまだ戒厳令下にある韓国でございまするから、今直ちにということは私はないかとも思うわけでありまするけれども、やはりだんだんとこれが落ちついて参りますると、そこに私はいろいろ……
○近藤信一君 本法の改正案については、しばしば本委員会でも問題になっておる法律案でございまして、特に審議会の答申案にもあるように、一部に弊害があるということはこれは審議会として認めておられるわけなんで、そして昨年の審議会ではこれを廃止するかどうかということは三年後にさらに検討しようと、こういう結論が出て答申されておるわけなんです。その審議会の構成はどちらかというと、これは関係する側の委員が多いわけなんです。自転車競技の方に関係する委員が多いわけなんです。そこで出される結論はもう言わずもがな、わかっておると私は思うのですが、その審議会ですら一部の弊害ということは認めておるわけなんです。それが三年……
○近藤信一君 先日の本委員会で審議会とそれから調査会の答申案についてお尋ねいたしましたが、昨年の三月に審議会では競輪の存廃に関する答申を出し、さらに今回調査会の答申が出されたわけですが、この審議会の答申とそれから今回出された調査会の答申と一体どういう関係になっているのか。この一点、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 そういたしますると、前の審議会の答申は今回の調査会の答申にいろいろと問題を反映さしておると思うのです。そこで今回の答申で前の審議会の答申というものは一体無用になるものであるのか、それともまた今後は今回の調査会の答申を中心にして改正法案というものがなされていくのか、この点についてど……
○近藤信一君 この自転車競技法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案さらに小型自動車競走法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、この両案に対しましては、今回の改正案は、ただこれが九月末日で切れておる法律でございまして、これの一ケ年間延長ということが今度の改正案になっております。しかし、私どもは、この競技法に対しましては、基本的な問題で反対すべき法律案でございます。いずれこの競技法に対する根本的改正案というものが次国会に提案され、そこで根本的な論議がされると思うのでございます。私どもは基本的な点から考えまして、この両案に対しましては反対の意見を述べる次第です。
○近藤信一君 今いろいろと各局部にわたる御説明をお聞きしましたが、その中で二、三点ちょっとお尋ねしたいと思います。
計画局の関係でまずお尋ねしますが、非常に今国際的に科学技術の問題は重要な点になってきておりまして、特に今宇宙科学の問題が国際競争みたいな形で各国でなされておる。この中にも今御説明がございましたように、宇宙科学の研究費による気象観測だとか、または人工衛星の計装に関する委託研究、こういうようなことがございますが、一体わが国においてこの点、どの程度まで今日研究が進んでおるか、この点についてお尋ねいたします。
【次の発言】 御承知のように、やはり今ソ連、アメリカでは人間衛星が打ち上げら……
○近藤信一君 ただいま両案の内容の説明がございましたが、私は内容の質問はまた後刻あらためてすることにいたしまして、それに入る前に、一点お尋ねしていきたい点がございます。 それは今国会に両法案を提案されましたが、今年は参議院の選挙があるということも関連しておると思うのですが、なるべく法案を整備して国会へ出されたような感があるのです。そこで若干疑義があることは、商工組合中央金庫法等の改正案、これは何か二つを一つにしたような形になっておる。実質的には商工組合中央金庫、それから中小企業信用保険公庫法、こういう二つに法律の内容ははっきりとしておると思うのですが、それにまたかてて加えて中小企業信用保険法……
○近藤信一君 先回の委員会で両案の内容の説明をお聞きいたしまして、その中で資本金の増加の問題についてひとつお尋ねしたいと思うのですが、商工中金に今度は二十億円と、それから保険公庫のほうに二十五億円、いずれも資本金の増加があるわけなんです。そこで、商工中金へは産業投資特別会計から二十億、それから保険公庫へは一般会計から二十五億円と、こういうふうな出資ということになるわけなんです。そこで出場所が違っておるわけですね。なぜこの出場所がこんな工合に違っておるのはどうか、それからそういう二つの形の効果は、どんな違いが一体そこに生じてくるのか、この点まずお尋ねいたします。
○近藤信一君 中小企業団体の組織に関する法律案は、その成立の過程からして多くの問題といきさつをもった法律であることは大臣も御存じのことと思います。この法律が生まれるときは衆議院先議で、それが参議院で継続審査となりまして、それから次の国会で参議院が可決して再び衆議院へ送付されて成立したという過程があるわけなんです。今回これを参議院先議とされましたゆえんというものは一体どこにあるのか、この点まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 今度この改正では予算が伴わないということでこちらのほうが先議ということになったようにも思われるわけですが、本来ならばこれは一つの重要法案として、いろいろとこれが成立した過……
○近藤信一君 今回の改正で商工組合は同業組合的性格を持たせるようになると思いますが、わが国では、戦前、重要輸出品同業組合、それから重要物産同業組合、そうしたものがあったが、これらと今度生まれようとするところの商工組合とは一体どんな点が違って、またどんな点が同じであるか、まず、この点からお尋ねいたします。
【次の発言】 そこで過去の同業組合が、戦時中の商工組合は非常に統制的な色彩が濃厚でございまして、したがって、今回商工組合が同業組合的性格を持つようになりますと、統制色が非常に強くなる危険性があるんじゃないかと思うのです。戦時統制のような形にいくようなことで心配がされることも当然だと思うのです。……
○近藤信一君 今回の法改正によって、これまで不況の場合にしか認められなかった商工組合が不況の場合でなくても設立できるようになるので、協同組合と商工組合が制度の上で重複する面が出てくるのではないかと思うのであります。そこで協同組合と商工組合の性格の相違点をどこに求めているのか、この点からまずお尋ねします。
【次の発言】 この改正案によれば、商工組合を単なる不況対策としての組織でなく、経常合理化の事業もできるようになる、積極的活動する商工組合にするようになるわけでございますが、従来は、中小企業を組織化していくための重点的な方策として協同組合を作るよう指導してこられたと思います。今後は組織化対策とし……
○近藤信一君 大臣の出席がございませんので、法案の内容について局長にお尋ねをいたしたいと思います。この法案は、第一条の目的にもあるように、一般消費者の利益を保護することにあります。消費者保護のための法的措置として通産省関係の法律を見ますと、JISマークの工業標準化法、それからティーマークの電気用品取締規則、さらには割賦販売法、不正競争防止法がございます。また通産省と直接関係がございませんが、独禁法があります。公正取引委員会では、独禁法との関連法案として今国会に不当懸賞広告防止法案の提出を予定されていると聞いておりますが、これら一連の法律とこの家庭用品品質表示法案とは、法域なり規制の方法なりが異……
○近藤信一君 この前の委員会で詳細に質問をいたしましたけれども、なお二、三の点について簡単に政府の意見をただしておきたいと思いますから、政府のほうも簡単明瞭にひとつ御答弁をお願いいたします。 その一つは、商工組合というのは、元来中小企業者が不況事態を克服するために作ったものでありまして、製品価格の暴落を防ぐとか、それからサービス過剰を制限するとか、そうしたことが目的とされていたのであります。したがって、価格の引き上げを来たし、それから消費者に若干の悪影響のあることは免れないのでありますけれども、今度法改正によって、合理化のためには不況でなくとも協定して、各種の制限ができることになってみると、……
○近藤信一君 ただいま自転車競技法等の一部改正案が議題となりましたので、この際、自治省にお伺いいたしたいと思います。 競輪が自転車産業の振興、地方財政面に寄与した面は、決して少なくなかったと思います。しかし、もう今日では大かたその本来の目的というものを達していると、こういうふうに私は判断するのです。そこで現在地方財政が全歳入のうち、どのくらいを競輪収入に頼っておられるのか。これをまた昭和二十四、五年ごろと現在とを比較すると、競輪の収入、地位がだいぶん下がってきているというふうにも思うわけでありますが、実際数字で見るとどんな工合になっているのでございましょうか、この点お示しを願いたいと思います……
○近藤信一君 前回、この委員会でいろいろと選手並びに従業員の待遇の問題について御質問をいたしましたが、一二の点について、ちょっと補足質問がしたいと思います。 三十九回の臨時国会で日本競輪選手会から、選手制度の改善等についての請願書が五項目にわたって出されておるのであります。それはもう御承知のことだと思うのですが、この五項目に対して、何らかの御処理をお考えになられたかどうか。さらに請願書の中に、日本競輪選手会の法制化、それから選手の訓練及び養成の選手会業務の法制化――いわゆる法制化してもらいたいというおもなる請願書だったと思うのですが、あなたのほうで、これが法制化がむずかしいと、こういうことで……
○近藤信一君 私は下請代金支払遅延等防止法案がただいま議題になりましたので、まずその点から御質問いたします。 下請代金遅延等防止法は、資本主義社会で弱い立場にあるいわゆる下請業者、そうした弱いものの利益を守るための立法であることは大臣も御承知のとおりだと思います。しかし、この法案が従来ざる法だといわれておる。これはわが党でも幾たびか改正意見を述べていたものでございます。今回公取で幾分強化するような改正案を出されまして、衆議院ではこれが三派共同修正、こういう形で一段と強めることができたこの努力に対しましては、私ども敬意を表するものでございますが、これらの改正や、修正でも、ほんとうに下請業者の利……
○近藤信一君 昨日に引き続いて若干質問をいたしますが、若干重複する点があるかもしれませんが、その点は御了承願いたいと思います。 今回の改正で、下請事業者の利益を保護するために親事業者の守らなければならない事項として新しく三項目を追加しております。改正案の第四条第五号で「下請事業者の給付の内容と同種又は類似の内容の給付に対し通常支払われる対価に比し著しく低い下請代金の額を不当に定める」といういわゆる買いたたき防止のための規定を設けているが、この中で「著しく低い」とか、また「不当に定める」とか、きわめて抽象的な表現を用いております。このようなことでは、法の運用にあたってはなかなかむずかしい問題も……
○近藤信一君 私は、ただいま議題となっておりまする商店街振興組合法案について、まず、法案の内容の質疑に入る前に、二、三の点について提案者にお尋ねをしたいと思うのであります。 それは提案者も御承知のように、商店街の諸君が、この振興法案が一日も早く成立することを非常に期待しておられることは、これは事実でございまして、私どももこの法案に対しては賛成をするものでございまするが、ただしこの商店街振興組合法が、衆議院段階におきましてわずか三十分でこれが成立したということが新聞にも報道されておりますし、特に議員立法がそうした会期末にほんのわずかの時間でこれが国会をまかり通る、政府から提案された中小企業のい……
○近藤信一君 私は貿易の自由化について若干の質問をしたいと思います。 政府は業界の反対も相当ございましたけれども、それを押し切って予定どおりに十月の一日から、目標は九〇%ということで多数の品目について自由化に踏み切ったのでございます。それは目標の九〇%ということが不可能のような結果で八八%というようなことになりました。私どもは、国内の産業事情から見て九〇%の自由化は多少無理じゃないか、こういうふうに思っておったものでございますが、その間の調整に政府が苦心されたことはまあどちらかといえば、けっこうなことであったと思います。しかし、実際には政治力の強い品種が自由化を延期され、政治力の弱い部門が自……
○近藤信一君 時間もあまりございませんから、私も二、三の点について御質問をいたしますが、それはアメリカの輸入陶磁器の関税引き上げの問題についてでございますが、その前に、対米輸出の先行き不安ということについて、大臣から一点御答弁を願いたいと思います。 そこで、わが国の対米輸出は、ことしの一月から六月までの累計を見ますと、昨年の同期に比べまして約一億九千万ドルほど増加している。一応これは好調のようにも考えられるのでありますが、これは三十六年度の日本の対米貿易が十億二千万ドルに及んでおりまして、輸入超過であること、このことを考慮いたしますると、一向にこれは楽観できる問題じゃないと思うのです。そこで……
○近藤信一君 私は前回の委員会で、米国において陶磁器の輸入関税を引き上げるなどの方法で輸入を抑制しようとしているという問題について質問いたしましたが、その問題はなかなか重大な影響を持つもので、ぜひこれを阻止するよう政府が万全の努力をしてもらいたいという意味の決議をしたいと申したのであります。この件に関しまして、幸いに各派の御了承を得まして、各派共同提案として、米国における陶磁器の輸入制限問題に関する決議案の草案を得ましたので、ここで朗読をいたします。 米国における陶磁器の輸入制限問題に関する決議(案) 米国の関税委員会において、目下検討しつつある陶磁器製食卓用品及び台所用品の関税引き……
○近藤信一君 私は一点お尋ねいたしますが、公正取引委員会の業務は元来公正取引を確保するための措置を中心とすべきだが、実際の業務を拝見いたしますると、中小の業者の共同行為を取り締まることに熱心であるように思われる。先般業務概況を御報告になりましたが、共同行為の取り締まり状況を見ても、中小の組合のものが多いようでありまして、中小のものが強くなるにはどうしてもこれは団結の力によらなければならないのだから、その実情を見まして中小の共同行為を見るべきだと思います。先日も、名古屋でデパートが電気器具を安売りいたしました。そこで、中小の小売業者の生活権を脅やかすような事件でございましたので、その際に小売商は……
○近藤信一君 アメリカの綿製品の輸入制限問題が新聞でも盛んにやかましく言われておりますので、大臣にきょうはこの点を二、三御質問いたします。その他、若干雪害の問題、スモッグの問題について簡単に質問をいたします。 通産大臣の所信表明を拝見しますと、輸出を通じて経済の発展へと、こういう方向を経済運営の基本とするとのことであります。まことにごもっともなことと思いますが、しかし輸出には相手方がありまして、その相手方が輸入しないというのでは、せっかくの方針も実現できないわけであります。この問題は中共やソ連に対する輸出にまで関連する重大な問題でありますが、ここでは差しあたりアメリカがきわめて最近に日本から……
○近藤信一君 私は先日本委員会におきまして、アメリカにおける日本の綿製品の輸出制限問題について質問したのでありますが、きょうは重工業品の輸出につきまして、若干の質問をいたしたいと存じます。綿製品の輸出も大切な問題ですが、機械やプラントのような重工業製品の輸出は、日本の貿易構造の将来をきめる重要な問題だと思います。先進国と称せられるものは、いずれも重化学工業品の輸出割合が多くなっていることも事実であります。日本では今どんな段階でございますか、というのは、私がこう申しますのは、日本の輸出品構成の中で、重化学工業の占める比率というものが非常に大きくなってきているのであります。一体現在どのくらいの割合……
○近藤信一君 この資料は鉱業審議会の答申だと思いますが、審議会の答申と、政府の政策との関係はどういうふうになっているか、もう一度御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまのお話でもございましたように、これは自由化に伴いまして金属鉱山が相当に休山それから閉山をしなければならぬようでございますが、その休閉山はどの程度になるのか。審議会ではどんな調査が行なわれておるのか。
それから石炭では炭田別にこれが計画を立てるようでございますが、金属鉱山の場合にはどんな形でこれをやられるのか、この点いかがですか。
【次の発言】 これは法案審議のとき、私はもっと詳しくお尋ねしますけれども、これは北海道地……
○近藤信一君 先般阿部委員、それから向井委員が特に大臣の出席を要望しておりますので、この点は大臣が出席されてから質問をいたすことにしたいと思います。
【次の発言】 先般来、本委員会におきまして、同僚阿部委員から電気ガス税に関し通産大臣に質問いたしましたところが来年度から一%下げて八%にするとのことでした。電気ガス税の軽減ないし廃止について各方面から要望があったことは大臣も御承知のとおりです。実は一%だけの転減ということではかなり失望した次第でございます。きょう同僚阿部委員がおりませんので、かわりまして二、三の点について大臣に伺っておきたいと思います。
まず、昨年、東北電力の料金改定問題が起こ……
○近藤信一君 プラント類輸出促進臨時措置法の一部改正について若干の質問をいたします。輸出入銀行の三十八年度予算の内容の説明は、この前の委員会でもお聞きいたしましたし、またプラント輸出についての資金量の確保については不足させないようにするという説明があったのでありますが、この輸出入銀行の融資のうちに占めるプラント類についての割合、それから額はどれくらいになっておりますか。また輸出保険でプラント類が利用した額はどれくらいになりますか。まず、この点からお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 昨年、ブラジルのウルブプンガの発電設備の国際入札で、わが国の日立それから、東芝、三菱電機の三者連合によ……
○近藤信一君 私ちょっと運営上の問題で大臣にお尋ねしたいんだが、これは一点だけです。 実は、参議院の先議案件として予定されている法律案が四法案あるわけなんです。ところが今日までまだ一件も、これは先議案件であるけれども、参議院にかかっていない。その法律案は、計量法施行法の一部改正と、高圧ガス取締法の一部改正、工場立地調査法の一部改正、それから採石法の一部改正と、この四法律案が参議院先議ということになっておるんですが、参議院先議であるけれども、これは後議になってしまうというような結果で、一体閣僚会議でこの点はまだ何にもおきまりになっていないのか、もしきまっているならば、これはいつごろ本院に提案を……
○近藤信一君 今度の改正案ではヤード・ポンド法の使用の特例について、現行規定どおりだとことしの十二月三十一日までで期限切れとなるわけですが、当分の間延長するものと、それからこれを整理して分けているようでございますが、ただ法文と提案理由の説明だけでは具体的にちょっとわからない点があるので、二、三質問いたしますが、現行施行法第六条の第一項カッコ書きの中に、武器の製造又は修理に関する計量その他政令で定める計量、こうございますが、現行法の政令では、三十三年の第三百二十九号として現行法の政令が出たわけなんですが、この政令を見てみますと、一号から十四号まであるわけでございますが、いろいろな意味でヤード・ポ……
○近藤信一君 関連。向井委員が販売業者の問題でお尋ねしているのですが、既存の販売業者に対する何か処置、たとえばいろいろと、ほかの産業でもあるのですが、新しく免許制度にする場合には、既存の業者に対するところの緩和ということが考えられているわけなんですが、今度の場合には、そういう点はどう考えておられるのか。既存の業者でも新しく試験を受けさして、そして許可をするのかどうか。この点どうですか。
【次の発言】 今の御答弁でございますると、大口のお話でございますが、たとえば、これは小売のほうの販売関係も今度は規制されるわけでございましょう。そういたしますると、やはり小口の販売主任というものが資格をとらなき……
○近藤信一君 締めくくりの質問をする前に、ちょっと一、二点お伺いしたいのですが、不当景品類及び不当表示防止法が、昨年の八月に施行されまして以来、きょうまでに十六件違反した事件があったように、今もらったこれに出ておるのですが、私はその不当景品並びに不当表示という問題は、新聞やチラシだけが対象になっておるように思われるのだが、しかし、今テレビなんかでも非常に普及して参りまして、テレビ等にいまわしい、まあこれは類似するのじゃないかと思われるような広告が盛んになされておるのですが、これらに対するところの問題は、どういうふうにあなたのほうでは処理をしようと考えておられるのか。また、テレビの問題は、この範……
○近藤信一君 先ほど阿部さんからも質問しておったんですが、協業によるスーパー・マーケットの問題ですが、先ほど長官も言っておられますように、ちゃちなものではだめだというようなことを先ほどちょっと言われたのですが、そういたしますと、大体百坪ということは、これは例として言われたわけですが、この建坪の基準というふうなものを――そういうふうなものがあるのですか、これ以上のものには貸すとか、これ以下のものには貸せないとか、こういうような基準を設けてあるのですか。
【次の発言】 最低七十坪くらいだと、上のほうの問題については十分考えてやると――大よその見通し、あんまりでかいものでもあなたのほうでは困ると思う……
○近藤信一君 今の問題に関連するのですが、協同組合を作っておる事業というのはどれくらい現在あるんですか、その点おわかりであったらひとつ。
【次の発言】 任意組合は、これは方々であると思いますが、協同組合は、今の局長もはっきりとわからぬという答弁ですが、私も、その採石事業の協同組合というのはあまり聞いたことがないわけなんで、それからいま一つ、阿部さんからも言われた砕くほうの石というのは、これはおおむね中小企業じゃなくして、たとえばダム工事を請け負う鹿島なら鹿島、それが採掘権というのか、その権利というものをその山に設定するわけですね。したがって砕く石のほうにおいては、私はもちろん協同組合があるとい……
○近藤信一君 ちょっとお尋ねしておきたいのですが、今度鉱業法の改正がございますると、酸性白土やそれからベントナイトとともに、陶石も鉱業法の法定鉱物に追加されると、こういう話だということですが、今まで採石法の対象になっていた陶石が、鉱業法の改正によりまして鉱業法に移されると、今度鉱業権を付与されなければ採掘することができないと、こういうことになりますが、これはいうまでもなく陶石は陶磁器の原料でございますから、鉱業法の対象鉱石と、こういうことになったために、今度採掘についての取り締まりが厳重になってくると、こういうふうに思うのですが、そうしますと、採掘しにくくなることは当然でございますし、原料もだ……
○近藤信一君 速記をとめて下さい。
○近藤信一君 まずお伺いいたしまする点は、現行のばい規煙制法が全然動いていないという点です。言うまでもありませんが、昨年の第四十回国会でこの法律が成立して、同じく十二月の一日に施行令が制定されたにもかかわらず、肝心の指定地域や排出基準がきまらないからということで、今年の二月十二日、私がこの商工委員会で通産省の佐橋局長に、いつごろきまるのかと質問いたしましたところが、そのときに、局長は、三月中に具体的な政令を出そうと、こういう答弁をされておる。それがいまだにきまらないということですが、一体いつごろこれをおきめになろうとしておられるのか。まずこの点お尋ねいたします。
○近藤信一君 ばい煙排出規制法に関連して、ちょっと水質保全の問題について御質問をいたします。
昨日、調布の東京重機工業会社のメッキ工場から毒性の強い青化ソーダと青化銅液が大量に多摩川に流れ込んだ事故がございまして、給水を一時中止したり、それから井戸の使用を禁止した事件が発生しておりますが、このことについて十分な調査をされましたか、また聞いておられますか、この点お尋ねいたします。
【次の発言】 新聞の記事から拝見いたしますると、工場の設備が不完全といいますか、ホースをタンクロに接続していた止め金が腐食しておって、それからホースがはずれて、何か毒性物が流出したと、こういうふうにあるわけなんですが……
○近藤信一君 この際、ちょっと大臣にお尋ねしておきたいのですが、ただいまも金属鉱業等安定臨時措置法案が提案されましたのですが、会期も七月の六日で終わるのでございますから、もうあと一カ月ちょっとしかない。ぼつぼつと法案が次から次へと出てくるわけなんですが、一体これから政府がまだ予定しておる法律案というふうなもの、いわゆる提案を予定されておる法律案、こういうものは何件くらいあるのか。そうしてそれを今国会で提案されるお考えであるのか、この点をちょっとお伺いしていかなければ、残余の法案の審議の問題等でいろいろ私は複雑になってくると思うので、この点ちょっとお聞かせ願いたい。
○近藤信一君 過日の委員会におきまして、私、やはり中小企業投資育成株式会社法案の概要についてちょっとお尋ねしたわけでございまするが、そのときに長官からも御答弁がございましたけれども、いま一度詳しく御説明をお願いいたしたいと思います。それは、この法案と、ただいま本委員会にも提案されておりますところの中小企業基本法、この中小企業基本法との係関は一体どういうところが大きく違っておるのか、また、そう大きな違いはないということであるのか、そういう点いま少し詳しく御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 今の御説明でよくわかりましたけれども、毎年、歴代の内閣、政府におきましては、中小企業対策ということで……
○近藤信一君 前回に引き続いて若干の質問をするものでありますが、法案の第十六条を見ますると、中小企業公庫は投資育成会社に対しまして、「その事業に必要な長期資金を貸し付けることができる。」、こういうふうになっておるんですが、これは一体どういうふうな資金をお考えになっておられるのか、もし貸付資金が投資のために会社が必要とする資金であるならば、投資育成会社を通じないでも中小企業金融公庫みずから投資することができるはずなんです。これは投資に必要な資金ではないだろうと思うんですが、この点はどうですか。
【次の発言】 そういたしますると、公庫から貸し出しをする以外に、さらに投資育成会社では必要なところに公……
○近藤信一君 まず磯部参考人にお尋ねをいたしますが、中小企業と大企業とのこの格差というものは、現在のままでいきますと、これはますます開きが大きくなっていくということは、もうこれは当然だと私は思うのです。そこで基本法その他を実施いたしましても、今までの政府のやり方では、その格差を縮小することは非常に私はむずかしいのではないかとこう思うわけなんです。そこで私どもの考えからいくと、縮小の方向でなくしてこれはますます開きが拡大していくというふうなことも反面考えられるわけでございますが、少なくとも現在のこの関連法案といわれているものは、これは出ておるわけなんですけれども、この関連法案を見ましても、これは……
○近藤信一君 ただいまの御説明をお聞きいたしまして、修正されました点について、もちろん私どもは異議はないわけでありますが、修正は大体におきまして適当だとも思われるわけでございますが、一応修正者のお気持がどこにあるかという点で、一、二点お尋ねをしたいと思うのです。 まず、前文及び第一条中、ただいま御説明ございましたように、「不利を補正」を「不利を是正」と、こういうふうに改められたわけでありますが、補正と是正というこの区別というものはどういうところにあるのか、この点をまずお尋ねいたしまして、また第三条の五号にも「不利を補正する」と、こうありまするが、その点は修正がされていない。前の二カ所の点と最……
○近藤信一君 私は、中小企業問題を中心として御質問を申し上げるのであります。 その前に、まず鉄鋼問題について若干お尋ねをいたしますが、鉄鋼産業の大企業が、雇用とか、また、関連企業に対してどのような地位と責任を持つべきかという点について、通産大臣の考え方をまずただしておきたいのであります。 今さら申し上げるまでもございませんが、池田内閣の所得倍増計画は完全に失敗したものと、私は判断しておるのであります。少なくとも、実際、計画よりも早過ぎる面と、それからおそ過ぎる面、この両面がございまして、経済の安定的な発展を著しく妨げたのでございます。これは、十年後の目標だけを示して、年次計画を示さなかった……
○近藤信一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、締めくくりの総括質問をいたします。 まず最初に、池田総理にお尋ねするわけでありますが、昭和三十五年七月に池田内閣が発足しまして、今日まで内閣改造もしばしばございまして、四十八人の大臣が今日まで任命されておるわけです。そこで、今までの内閣で、実力者の内閣だと、こういわれた時期もございました。また現在の各大臣、大蔵大臣を初め優秀な、りっぱな大臣ばかりでございまするけれども、なかんずく、その中で、河野建設大臣ほどいろいろと特異な注目をあびておる大臣はなかろうかと思うんです。これはジャーナリズムや、それから一般的にも、非常に河野建設大臣の行政手腕とい……
○近藤信一君 私は、中小企業金融の問題について若干関連して、まあ時間がございませんから、簡単に一、二点御質問しますが、これは、本来ならば通産大臣にお尋ねするわけですが、通産大臣は予算委員会のほうへ行っておられるので、政務次官から御答弁を願いたいと思います。 最近伝えられるところによりますと、中小企業の手形割引を円滑にするために、信用保険公庫に資金を投入して、これを信用保証協会の手形割引に使わせようという案があるようでございますが、その詳細については私も十分存じませんが、従来、手形割引については中小企業の組合は非常に骨折っておるのであります。それに対して商工中金でも努力していることは次官も御承……
○近藤信一君 産業災害について、本来ならば、大臣の出席のもとに御質疑をいたすわけでありますが、閣僚会議があるそうでございまするから、大臣の質問の点を避けまして、関係当局に若干の質問をするわけであります。 昭和電工川崎工場の爆発につきましては、当委員会も当時爆発のありました翌日さっそく政府から説明をお聞きいたしますると同時に、同僚議員からいろいろと監督行政の一本化の問題や、あるいは犠牲者に対する補償の問題等を中心といたしまして、論議が展開されたのでありますが、政府においてもその当時善処したいという態度が表明されておりますので、本日は重複を避けて、一連の災害についての面に対して若干質問するわけで……
○近藤信一君 私は、この際に毛製品の国際協定締結に関しまして若干御質問をしてみたいと思います。 アメリカでは毛織物の輸入制限をしようとする動きが以前からありまして、米国毛織物業界といたしましても、米国政府へ強い働きかけをしてまいりました。それが昨年の二月ごろからは、かなりはっきりした動きとなってあらわれてまいりましたが、昨年の七月、ケネディ大統領がドル防衛を打ち出したのとちょうど時を同じくいたしまして、アメリカの大統領の諮問機関である上院のパストール委員会が毛製品の輸入制限を行なうべきである、こういう結論を出したのでありますが、そうして今年の三月になって、アメリカの毛織物業者とヨーロッパ、そ……
○近藤信一君 私は、特にきょうは下請代金の問題についてお尋ねをいたしたいのですが、その前段として、今日非常に新聞等においてもいろいろと言われておりますように、中小企業の三月危機ということが叫ばれております。昨年の十一月の倒産件数が、新聞の報ずるところによりますると二百九件で、戦後の最高を記録しておると、こういうふうに言われておりますし、本年一月には二百八十二億円という負債額もこれまた戦後最高だと、こういうふうに言われて、新聞等においては、三月の年度末決算を控えておりますし、特に金融の引き締めが今後続くということになりますれば、さらにこれは見通しとしては悪化していくと。そうすると今日、新聞等で非……
○近藤信一君 まず最初に、大臣にお尋ねいたしますが、アジア経済研究所は昭和三十三年十二月に発足いたしておりますが、私どもこの研究所の「案内三十八年度版」というのをいただいて、この内容を若干拝見いたしましたが、三十三年以来、この研究所には政界、財界、官界、あらゆる人を網羅して活発にやっておられるようでございまするが、今日まで一体どのような活動がなされたか。この案内だけでは私はあまり深く知ることができないのでありますが、この点について大臣から若干の御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 アジア地域の一般的な経済問題は調査研究されておるようでございますが、その具体的な問題について、調査された……
○近藤信一君 前回の委員会で、私が中国の研究についてお尋ねいたしましたところ、局長から御答弁がございましたが、この研究所は通産省が直接関与しているわけではないので、局長にお尋ねするのはどうかと思いますが、中国と日本との貿易に関する研究についていま少し詳しく御答弁を賜りたいのであります。
【次の発言】 いま御答弁がございまして、各分野にわたりまして、それぞれのテーマを持って研究しておられることはもう事実でございますが、過日私どもが要求しまして一応配付していただいた書籍の中を見まして、特に中国の対外貿易は、貿易構造及び制度、それから組織の面で、政府それから特に党の戦略、戦術によって大きく左右される……
○近藤信一君 一、二点最後にちょっとお尋ねしておきますが、今度のこの法案の改正内容は、単に理事一名をふやすということのみでございまするが先日来、いろいろと同僚委員から御質問がございまして、その中にもいろいろと御答弁がございましたが、実は、このアジア経済研究所の職員がこの報告書によりますと、百八十一人、こういうふうに出ているわけでございます。一方、同じように、理事の増員の問題でいま議題になっております電源開発会社の理事の増員というものが必要とされて、本委員会にかかっているわけなんです。これを対照してみますと、電発の全職員は三千百三十一名、約三千名なんですが、そこで今度理事を三名ふやしたといたしま……
○近藤信一君 関連して。質問じゃないんですが、これは資料要求なんですが、三十四年の提案説明を、ちょっと当時言われておることによって見ますると、ミシンの輸出が二十三年ごろには二十二ドルもしておったが、それが三十四年ごろには十四ドルになった、さらに双眼鏡の点でいうと、やはり二十三年ごろ二十三ドルもしておったそれが二十七年には十四ドルになり、さらに三十一年には九ドルになり、三十四年には八ドルと、こういうふうにだんだんと切りくずされてきた、だから法案が必要だということになっておるのだが、先ほど阿部先生も言われましたように、十四ドルや八ドルで輸出しておるのが、売りになりますと、二十ドルから百ドル、こうい……
○近藤信一君 若干お尋ねしておきたいと思うのですが、いなかったので重複する点もあるかもしれませんが、そういう点は簡単に御答弁をしていただきたいと思います。 この法律の改正といいますか、法律の目的といいますのは、やはり登録制によって品質を向上するということが第一のねらいでございますが、一体、先ほども参考人からいろいろと意見を聞いておりますると、たとえば香港あたりも相当技術的には前と違って進歩してきておる、まあこういうことも言われておりますし、そういたしますると、はたして日本の双眼鏡の品質と香港の品質というものが一体現在はどのような違いがあるか。先ほどの参考人が言わわれましたような、いわゆる市場……
○近藤信一君 大臣に一、二点御質問をいたしたいと思いますが、この法律は、昭和三十四年に制定施行されたときから、五年の限時法でございますが、この五年間において、これまでの質疑応答におきまして、その効果というものはある程度認めることができるのでございます。しかし、どうも現行法の運用において政府の行政指導に十分なものがなかったのではないかと、こういうふうに感ずるわけです。参考人を呼んでいろいろと意見も聞きましたが、特に双眼鏡の業界にはすっきりしない面があるように思われるのです。そこで、今後五年間本法を延長しようというわけだが、私はむしろ五年の期限内といえども、業界体制が整備するならば、これを廃止する……
○近藤信一君 修正者に一点だけお尋ねするわけでございますが、公庫の監事の職能を強化することはたいへんけっこうなことだと思うんです。しかし、今回、ほかにも公庫法が出ておると思うんですが、そういう公庫法についても、同様に監事の職能を強化する改正案が出ているのも、出ていないのもございまするが、国民公庫の場合には改正案のようにそれがない。監事の強化はない。それから原案は皆「総裁を通じて」云々というふうな文字がありますが、これはいずれも修正することになっているのかどうか。それから同じ商工委員会に付託されておる中小企業の法案で、まだこちらへきていないものもございますが、衆議院のほうで現在御審議されておるの……
○近藤信一君 韓国の対外貿易について若干質問をいたしたいと思います。 通商白書によると、一九六二年の韓国の対外貿易は輸出が五千五百万ドルで、輸入が四億二千七百万ドル、これは輸入超過が三億七千二百万ドル、こういうふうなアンバランスがあるわけなんです。輸入は輸出の約八倍という状況でございますが、この大幅な貿易収支の赤字は、ほとんど米国の援助によって補われていると言われております。ところが、米国の援助は漸次減少の傾向にありまして、一九六二会計年度における援助供与額は二億ドルほどになっていると、こういうふうに書かれております。ただし、これは開発のための借款が増加しているのでございますが、現在韓国はど……
○近藤信一君 いま提案されましたこの三法案を見ますると、いろいろと説明の中にもございますが、特に中小企業関係の法律案の中に、字句の問題で、どうも私ども、解釈に迷うような点が相当あろうかと思うのです。といいますのは、今度提案されております近代化促進法でも、また、近代化資金助成法でもいろいろと字句が違う点がある。それは近代化という点もありまするが、さらにまた、高度化というふうな文字を使ってあるところもある。また、別に合理化というふうな字句もあるわけなんです。一体近代化というのと高度化というのと、また、合理化というもの、ところどころでちょいちょいと違っておるので、これは一体どういうわけでこういうふう……
○近藤信一君 いま「中小企業の「近代化」「合理化」「中小企業構造の高度化」について」の印刷物が配付されましたが、これは過日の委員会で私が質問したときに、後ほど印刷物で報告します。こういうことでございましたが、これがいま配られましたので、長官からひとつ説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 関連して。いま椿委員からお尋ねになったのは、近代化促進法と近代化資金助成法、この法律で、近代化促進法のほうは鉱業も三百人になっておりますが、資金助成法を見ますると、これは定義の問題で、五千万円以下、千人、こういうふうになっておるのです。この同じような法律でなぜ、その一方は鉱業――鉱山の鉱業、これも同……
○近藤信一君 ちょっと関連して。いま阿部委員から海外駐在員の問題でお尋ねがございましたが、私一点お尋ねしたいことは、この「JETROの歩み」という本の中の「海外商品見本の収集」というところにずっとございまして、「繊維、家具、陶磁器、雑貨、軽機械など多くの種類」云々とこうあるのです。こうした商品を日本でデザインや何かをあれすると同時に、機械のあっせんなんかもやると、こういうことになるわけなんですが、私は実は東ベルリンにある機械で非常に優秀な機械、それがぜひ買いたいからということで、すぐその調査、買う方法、こういうことをジェトロにお話しした。ジェトロで、ではすぐ向こうに駐在員がおりますから、すみや……
○近藤信一君 ちょっと関連。先ほど阿部さんの質問に対して、海外駐在員の給与がいま杉理事長は一割ほど上がるということでございますが、一割上がって、在外公館の職員とどのくらいの差があるのが平均になっているのか、この点どうですか。
【次の発言】 一割値上げをしてもさらに二割の差が現在ある、こういうことでございますか。
【次の発言】 それからいま退職金の問題でも御答弁がございましたが、この退職金の問題では特に通産省から出向社員が行っているということで、退職したらまた通産省に帰るのだ、こういうふうな気持ちがあるから、退職金なんかどうでもいいのだと、こういうようなふうにも考えられるのですが、その点どうです……
○近藤信一君 まず、政府にただしておきたいことは、昨年の二月ごろから、非常にアメリカで日本の綿製品輸出制限に対するいろいろな問題があったわけなんです。特に昨年のいまごろだったかと思うのですが、磯野局長は直接アメリカに行かれまして、アメリカ側と取りきめ問題等について話し合ってこられた。その後まあ新聞等によれば、一応解決したかのごとくに私ども聞いておるわけなんですが、当時アメリカで局長がいろいろと折衝されましたいきさつ、それから取りきめ、こういう問題についてお聞きしておきたいと思うのですが、これは大臣おられないので、局長が実際向こうで当たられたのですから、局長からこの点御報告をしていただきたい、か……
○近藤信一君 法案の審議に入る前に、委員会の運営上の問題について、ちょっと一言発言しておきたいと思うのです。それは、国会も四十日間延長になりましたし、法案もまだこれから十分審議しなければならぬ。そこで、私は国会法に基づきまして、やはり過半数以上がなければ委員会を開くことができない、この原則は守っていただきたい。しかし、それもただ開会のときだけ頭をそろえばよろしいということでなくして、やはり国会議員として皆さんも出てきておられるのだから、やはりこの委員会で十分審議していただく必要があると私は考えるのです。そこで、社会党といたしましては、定数が不足したならば委員会を休憩せよと、こういうふうなことも……
○近藤信一君 時間も普通ならば昼食時間をはるかに過ぎておりまするけれども、これは私ども委員会としては重要な問題であり、せっかく参考人に来ていただいたので、昼食もまだ先に延ばして、参考人の皆さんにいろいろ質問するわけなんですが、本来ならば委員長から弁解をしていただくわけですが、私は端的に皆さんにそれぞれ御質問を申し上げますので、皆さんもひとつ御協力を願って、簡単に御答弁をいただきたいと思います。 まず、私は三木参考人にお尋ねをいたしますが、現行法の改廃問題が論議されておりました当初から、綿紡――紡糸機ですね、紡糸機を規制の対象からはずすことにつきましては、天然繊維関係の業界、特におたくは倉敷紡……
○近藤信一君 私はこの際、ただいま審議しておりまする法律案とは直接関係ないのでございまするけれども、国連貿易開発会議と日本繊維製品の輸出問題、さらに繊維機械の問題について若干お尋ねをしておきたいと思うのであります。 去る三月二十三日からジュネーヴで国連貿易開発会議が開催されて、目下その各種委員会で審議が進められております。六月十五日には閉会になるということでありますが、この会議は、低開発国を中心にして、百二十一カ国の大会議であることは大臣も御承知のとおりであります。伝えられているところによりますると、低開発国側の先進国側に対する要請が予想外に強くて、日本もOECDなどへの加盟で非常に無理をし……
○近藤信一君 本法の改正がさらに衆議院で修正されまして、衆議院の方から説明は来られませんので、この点、修正部分について長官から若干説明をしていただかなければならぬのじゃないかと思うのですが。
【次の発言】 まず内容に入る前にお尋ねをしておきたいと思うんですが、この法律案は昭和三十二年に成立を見ております。その後昭和三十七年にやはり一部改正をやりました。これは不況条件というものがございまして、なかなか商工組合の組織が困難であった、こういうことでその不況条件というものを緩和しよう、なくしようということで改正になったと思うんです。なかなか中小企業の組織化ということは困難であることは私どもよく存じてお……
○近藤信一君 日本電気計器検定所法案につきまして、まず最初にお尋ねいたしたいことは、計量器の検定につきましては、国民の日常生活、さらに取引関係の上におきましても密接な関係を持っていることは大臣も御承知のとおりでございます。したがいまして、この検定にあたりましては、最も厳正に行なわなければならないものであると私は思うのであります。計量法に基づく計量器は、通産大臣または都道府県知事が行なっていくこととなっておるのでございまして、このことは計量器の検定が公正な立場に立って行なわれなければならないことを意味しておるものと思うのです。今回の電気計器の検定につきましては、わざわざ特殊法人をつくって検定業務……
○近藤信一君 ことしは、特に上半期におきましての倒産は非常に繊維関係に多かったのでございまして、ところが一月から二月、三月、四月、五月と、倒産の件数が毎月記録を更新した、こういう状況でございまして、特に下半期に入ってからは金属関係にも相当倒産が出てきておる、こういうふうにも報じられておるわけでございまするが、今日のこの不況ムードの中で、いわゆる不況十業種といわれているものの筆頭にあげられておりますのが、特殊綱業界でございます。業界でも戦後最悪の事態であると言われていることもまた当然であると思います。これはここ数年間にわたる設備投資の行き過ぎから、過剰設備をかかえて、激しい過当競争を行なってまい……
○近藤信一君 私はこの際、輸出振興と行政指呼の問題について若干の質問をしたいと思います。
一昨日の本委員会におきまして、中小企業倒産の質問の際にも、中小企業を振興させるためには輸出の振興が大切だという話が同僚議員からも出たわけでありまするが、この輸出振興に対して大臣はその重要性というものを認めておられるのかどうか、まずこの点をお尋ねしておいて、内容に入っていきたいと思います。
【次の発言】 いま大臣が貿易振興についての重要性ということをお話になったのですが、ところが、その重要な輸出を妨げるような行政が行なわれておるようなことがございまして、そのために倒産した会社や、それから夜逃げをした零細企……
○近藤信一君 委員長、ちょっと速記を……。
【次の発言】 本来ならば、通産大臣に御出席願って御質問するところでございまするけれども、予算委員会で通産大臣が余儀なくこちらに出席できない、こういうことでございまするから、後ほどまた通産大臣の御出席を願っていろいろとお尋ねする点もございまするが、とりあえず私は若干の質問をいたしたいと思います。
そこで、まず法案に入る前にただしておきたいと思うのですが、これは私の意見も交えて御質問をいたしたいと思います。去る七月七日の経済閣僚懇談会で、佐藤総理は、不況対策として産業界の自主的な調整の促進をやらなければならぬ、こう言って指示をしております。これに基づい……
○近藤信一君 第二班の派遣報告を行ないます。 第二班は近藤英一郎委員、阿部委員、向井委員と私の四人で、九月十三日から十八日までの六日間にわたって、仙台、八戸の両火力発電所、八戸新産都市、小坂、花岡、松峯、釈迦内の各鉱山、金属鉱物探鉱促進事業団の探鉱現場、石油資源開発会社の申川工場、帝石八橋等を視察してまいりました。 まず、八戸新産都市は食料品、鉄鋼、化学、紙パルプ等の工業が中心で、現在これら工場の建設、港湾の整備が進められており、市全体に活気を呈しておりました。東北地方におきましては、仙塩、常磐、八戸、新潟の指定、秋田の指定予定等、新産都市の指定個所が比較的多かったことは、開発のおくれてい……
○近藤信一君 ただいま通産大臣からいろいろとごあいさつがございましたが、若干の御質問をしたいと思います。 大臣は、輸出の振興が大切だということは常々言っておられますし、また、日本のような国としては、輸出を大いに伸ばしていかなければいけないと思うのです。それが国民生活の水準を向上することにもなってくると思うのですが、そこで、輸出の相手国として、ソ連、中共、こうした国に対しては、決して軽く見るという態度はとられないと私は思うのです。大臣の就任以来、大胆がしばしば言っておられることからも、このことは十分うかがい知ることができると思うので、非常に私どもとしては力強く思っておるわけなんです。また、大臣……
○近藤信一君 ただいま新委員長から、ごりっぱな所信の発表がございました。しかし、このりっぱな所信の表明がございましたが、それをいかにして生かしていくかということが私は問題でなかろうかと思うのであります。やはり従来公取委員長から、新委員長が言われましたように、何回もそのような所信の御発表がございましたけれども、いろいろと今日までに問題が多々起こっておることを新委員長も御承知のとおりだと思います。 そこで私は、新委員長に望みたいことは、これらのいろいろいま所信表明されましたごもっともな御意見、これをどのようにして実践的に効果をあらしめるようにするか、これは私はことばの上では簡単に言えるけれども、……
○近藤信一君 関連して。 いま柳岡委員からも言っておりましたが、三十九年三月にこの連絡会議が発足した。そして、もうこれ二年になるわけなんです。そういたしますると、その間の連絡会議は一回やって、あとは幹事会をやっておる。しかし、これは対策だけであって、二年かかって、まだ具体的な対策は立っていない。これまた私はおかしなことじゃないかと思うのです。今日、産業公害ということは、もういま始まった問題じゃないと思うのです。これはもう、産業が発展してくれば、だんだんとそういう公害が出てくることは必然的なことでございまして、通産省ではやはり通産省としていろいろと対策を立てられておるのですが、たとえば地下水の……
○近藤信一君 関連。関連質問で瀬谷委員がどこかへ吹っ飛んじゃうようなんですが……先ほどからの瀬谷委員の煙突問答じゃないけれども、いま長官は煙突を高くすることも一つの方法だと、こう言われたけれども、私は煙突というものは、そんな簡単なものじゃないと思うのですよ。たとえば前には、石炭が相当利用された場合には、ばい煙が残って、煙突はなかなか問題になった。今度は石炭を使わずに重油を使うようになったら亜硫酸ガス問題――煙突を高くすればいいということになった。高くすれば、その周辺はいいかもしれませんけれども、高くなれば高くなったで、今度はほかのほうへ影響が与えられる。たとえば四日市で亜硫酸ガスが煙突からどん……
○近藤信一君 ただいま補足説明がございましたし、特にいま問題になって、おります二法案は非常に急を要する問題もございますし、審議の日程も、年末のことで長くもかかっておれないという点もございまするから、この際、二法案に関連する資料の要求をいたしまして、その資料が提出されましたならば、その資料内容を御説明いただければ、審議もすみやかに進むのじゃないかと考えますので、私は七点一ほどにわたりまして、資料の提出方の要望をするわけであります。 その一つといたしましては、最近における倒産に関する統計でございまするが、過日の委員会でも私が御質問いたしましたが、いわゆる民間機関による倒産調査というものは相当進ん……
○近藤信一君 本来ならば、大臣の御出席を願って、大臣から御答弁を願いたいのでありまするけれども、大臣は予算のほうに呼ばれておられますし、なかなか時間的にも逼迫しておる問題もありまするので、優秀な政務次官もおられますから、私が一応質問をしたいと思うのですが、まず、今回提案されました二法案、この二法案を出さざるを得なくなった背景というものがあると思うのです。やはりなぜ二法案を出さなければならなかったか、これにはいろいろと現下の不況という問題が深刻になってきておる、こういうことから特に中小企業にそのしわ寄せがきておる、一体なぜそういう結果になってきたか。特に産業界で言われておりますることは、政府が七……
○近藤信一君 実は、きょうは大臣がきておられれば相当突っ込んでいろいろと質問をいたしたいと考えておりましたけれども、大臣が衆議院の予算の分科会のほうへ出席されて、こちらへ出席されない、こういう連絡がございましたので、一点だけ質問したいと思うのですが、これは特に昨年の暮れ本委員会で審議いたしまして、中小企業の問題に関して倒産関連会社に対する法律案が審議されました。一体、その後倒産関連の中小企業に対する対策というか、指定、こういうことは一体どういう経過になっておるか、長官から若干説明が願いたいと思います。
【次の発言】 いま御答弁がございましたように、現在調査中であるということでございますが、播磨……
○近藤信一君 関連して。いわゆる尺貫法が昭和三十三年の十二月でこれは禁止になっておる。その場合にはヤードボンドは三十八年までですか、猶予を見る。それからさらに土地、建物は昭和四十一年の三月まで見ると、こういうことで、一応尺貫法の事実上の禁化というのは三十三年の十二月でこれは禁止しているわけです。それと同時に、製造販売も中止させているわけですね。ところが、今日までひそかにこれがつくられて売られておるという事実が私はあると思うんですよ。これらに対して両大臣そういう事実を知って、みえるかどうか、この点お伺いいたします。
【次の発言】 通産大臣から答弁があっただけでいいです。いま通産大臣言われましたよ……
○近藤信一君 過日、本委員会で大臣が所信表明をされまして、それ以後予算委員会で、大臣が本委員会へ出席される機会というものがなかったのでございますが、幸い、きょうは公聴会で、大臣もこちらに御出席されましたので、若干の質問をいたしたいと思います。 まず私は、特振法が、一昨年だったと思うのですが、国会で廃案になった。しかし特振法が廃案になりました後、通産省としては、いろいろと多くの業種にわたりまして行政指導というものが行なわれておる。この行政指導につきましては、過ぐる日にも本委員会で大臣にいろいろと御質問を申し上げた次第でありまするが、特に私は行政指導というものは、法律によらない通産省の指導である……
○近藤信一君 関連。ちょっとお尋ねしますが、最終的には規格の表示というものは調査会で決定されるわけですね。そこで調査会の委員というものが法律で二百四十名以内、これは第四条に二百四十人以内ということがはっきりと示されておるわけなんです。だから人員に対して、ここに規定されておりまする今度の各部門に対する、特に金属関係の加工部門に対する規格の調査というものがふえてくるものなんですが、これに対して人員の改正は何ら法律には出ていないわけなんですが、この二百四十人以内の人員で、新たにできるところの加工部門に対するところの調査というものができるかどうか、この点いかがですか。
○近藤信一君 この際、ちょっと関連して御質問申し上げておきたいと思うのでありますが、工業技術院におきましてはいろいろと研究を重ねておられまして、今日では高度な技術が発展していっていることも事実でございます。特に今回の法案でメッキそれから金属熱処理、金属表面処理、こういうようなものに対して新しく表示をしよう、こういうことでございまするが、たとえばメッキ等の技術というものも非常にこのごろ高度な技術をもちまして、いろいろな面にメッキがなされておるわけなんです。たとえばトランジスターの外箱などはプラスチックにメッキがなされておる、こういうプラスチックその他いろいろなものにメッキがなされて、これからもい……
○近藤信一君 前回質問を申し上げましたが、途中で中断いたしましたので、それに引き続いて若干の質問をいたします。 昭和三十四年の新聞代一斉値上げの際に、私どもやはり本委員会でいろいろと公取委員会の御意見も聞き、いろいろと議論もいたしました。私どもの考え方といたしましては、これは当然独占禁止法違反になるのじゃないかというふうに考えて、当時議論をしたわけであります。ところが、公正取引委員会は当時の状況判断の上に立って、拘束性ある申し合わせでなかったという結論で、この新聞値上げ事件というものが不問に付されたことがあるのです。また昨年ですね、やはり新聞料金の値上げがなされて、そのときには国会での議論も……
○近藤信一君 ただいま提案されましたところの法律案でございますが、本来ならば、大臣にずっといていただいて御答弁を願いたいと思いまするけれども、予算の分科会等で大臣非常にお忙しいようでございまするから、まず最初に大臣に対する質問だけをいたしまして、残余の問題、質問につきましては、中小企業庁または政務次官に対して御質問することにいたします。 この三案を一括して質問するわけでございますが、まず最初に、近代化促進法の問題について若干お尋ねをしたいと思います。近代化促進法では、業種別に近代化計画というものを立てて、そしてこれを円滑に実施しよう、こういうものでありまするが、私どもの心配しているのは、その……
○近藤信一君 昨日に引き続いて若干御質問を申し上げますが、今度の改正案の中で「小売商業連鎖化計画」というものがあるわけなんでございますが、これとレギュラー・チェーンと一体どのように内容的に違っておるのか、この点を一応御説明願いますと同時に、この目的とするところは一体どこにあるのか。たとえば経営近代化を考えて、この目的達成のためにこういうふうなことを計画されておるのか、この点お尋ねいたします。また組織、機構についての構想、こういう点についてもあわせて御答弁願います。
【次の発言】 ボランタリー・チェーンは共同仕入れ機構とどのように差異があるのか。またボランタリー・チェーンのほうがその組織なり共同……
○近藤信一君 関連。いまの御答弁の中で、計量器の販売のことが触れられましたですが、これは計量器販売に対しましていろいろと疑問の点があって、昭和三十三年の改正のときに、特に同僚阿部竹松委員から、この点を、時の局長、岩武さんが重工業局長、それから前尾通産大臣、このお二人からの答弁の中で明らかになっておるのですが、薬事法によると、やはり販売は登録が必要である、しかし、これを広く普及するためにおいては、たとえば農業協同組合だとか、または生協とか、その他の厚生団体でもよろしいし、こういうところで販売のあっせんをする、こういうのに対しては登録の必要はない、こういうことを明らかに答弁をしておられるのですが、……
○近藤信一君 ちょっと関連。先ほど永岡委員から土地・建物計量法のことでちょっと質問があったのですが、本委員会で、これは四月一日から施行になるから、ぜひこれを四月一日施行できるようにやってもらいたい、こういうことで本委員会におきましても積極的にあの土地・建物計量法については成立をみるべく努力をしてきた。ところが、先ほど永岡委員が言われましたように、やつてみたら今度はこれが結果的には四月一日から間に合わない、これは登記の点でおくれているから間に合わないということであって、併記することを認めるというふうなことが衆議院の委員会において質問の点で明らかになり、そういうことをしなければならぬような結果にな……
○近藤信一君 この際大臣が御出席されておりますので、若干の御質問をしたいと思うんですが、いま審議しておりまするところの金属鉱物探鉱促進事業団法の改正案でございますが、私どもが長年にわたって本委員会において審議してまいりました法案の中で似通った法案というものがありまして、またそれぞれの法案に基づいてそれぞれの会社が組織されておるわけなんです。それは何かというと、同じ地下資源開発の線で現在ございますのは、石油資源開発株式会社 これがありますし、北海道地下資源開発株式会社、これが存在しております。それに金属探鉱促進事業団と同じような地下資源を求めるこの会社、事業団というものがあるわけなんです、似通っ……
○近藤信一君 機械工業臨時措置法改正に伴いまして、若干の質問をするわけですが、先般、機械類賦払信用保険臨時措置法の改正が本委員会で成立を見たのでございますが、これは臨時措置法を恒久法にしようと、そういう考えのもとにあの措置法というものが成立したわけであります。この機振法は、さかのぼって考えまするならば、過去二回、昭和三十一年に五年間の臨時法としてこれが制定されました。その後三十六年にさらに五年間これが延長されて今日に至ったわけであります。ここで今般また改正が出されまして、さらに三度目の五年間これを延長しようという考えからこの法律案が出されたわけでございますが、この三回も延長するというふうなこと……
○近藤信一君 一昨日に引き続きまして若干質問いたしますが、一昨日御質疑いたしました銅の生産の問題で、だいぶ払底してきておるというふうなことで私質問したのですが、一昨日の新聞を見ますると、国際的に銅が非常に高値を呼んでまいりまして、国内の銅も一これを値上げせなければならぬというふうなことで、これが一両日中に大幅な値上げがされるであろう。さきにトン当たり四万円の値上げがありまして、それを今度は、現在トン当たり四十二万円でございまするが、これを一両日中に五十二万円前後に引き上げるような見通しだ、こういうことが新聞に出ておるわけなんです。一トン当たり約十万円の値上がりということになりますると、この銅を……
○近藤信一君 参考人の方々にきょうは出席願って御意見を聴取するわけですが、もし参考人の方で印刷物でもございましたならば、ひとつ委員の全員に御配付願えれば幸いだと思いますので、その点ひとつ委員長から取りはからってください。
【次の発言】 それでは持ってみえる人はお願いいたします。
【次の発言】 参考人の方々からは、たいへん貴重な御意見を承ったわけでございますが、これから若干の質問をいたしたいと思いますが、その前に通産省に一、二点お尋ねしておきたいと思います。
ただいま参考人からいろいろグループ化の御意見がございまして、ちょうど十七日の日本工作機械自動盤協議会の結成によりまして、現在十グループが……
○近藤信一君 大臣が他のほうに所用があって退席されるそうでございますから、その前に一点だけちょっと大臣にお尋ねをしておきますが、これは機械工業の不況の問題でございますが、昭和三十六年末をピークといたしまして、非常に機械工業に対しては不況になってきた。特に工作機械業界におきましては、受注も頭打ちになってずっと下降線をたどってきておる。それから三十八年以降は、これははっきりと大臣も御承知のように、不況色に塗りつぶされたというような形になって今日になっているわけです。そこでその原因といたしましては、基本的には金融の引き締めによりますところの一般経済界の沈滞、これがございますけれども、やはり何といいま……
○近藤信一君 中小企業団体が長年にわたって官公需の発注の問題を要望しておられたので、これが今度政府案、さらに社会党、民社党案として審議されておるわけで、間もなく今国会でこれは私は成立をみると思うのですが、そこで、私は問題になると思うのは、まあこれは完全なものではないから、やはり将来またこの改正等についても考えていかなければならぬと私は思うのです。そこで、いままで各参考人の方々から御意見を拝聴しておりますると、先ほど小柳委員が御質問をいたしましたように、官庁では現金で支払う、ところが、下請の皆さんのところには今度は手形でくる、こういうような問題がある。これは受注するほうも、官庁の仕事は安いけれど……
○近藤信一君 この際、大臣に若干の質問をいたしますが、私はいま汚職問題というのが、非常に官庁における問題になっておるので、この点についてお尋ねするわけですが、内閣が生まれるたびに、いつも綱紀粛正ということが言われておりますし、また官紀の振粛ということも盛んに言われてきております。特に佐藤総理も今国会の施政演説で、公務員は一そう厳正な規律の保持と、行政の能率的運営につとめ、国民に対する義務を忠実に果たさなければならない、こう施政演説に言われておるわけなんです。しかし官吏の汚職問題といいますか、これはなかなかあとを断つに至っていないわけでございます。特に通産省におきましても、朝日新聞を見ますると、……
○近藤信一君 私は日本社会党を代表いたしまして、本法案に賛成するものであります。 自民党政府は、口には中小企業対策の重要性を唱えておりますが、その実体はいつも大企業擁護でありまして、中小企業庁の調査では、昭和三十八年度の中央官庁の官公需調達の相手方は大企業が六七・三%、中小企業が三一・九%という実績が出ておるわけであります。こういう状態が政府の真の姿であります。これを改善して、中小企業に相当部分の発注を確保することこそ国がなすべき最も手近な政策と言うべきであります。わが党はこの点にかんがみまして、すでに第四十六国会に官公需の中小企業者に対する発注の確保に関する法律案を提案し、また今国会にもそ……
○近藤信一君 私は日本万国博覧会の法律案に対して質問をするものでありますが、きょうは衆議院の予算委員会のため、担当大臣がこちらにお見えになっておりませんから、大臣に対する質問に対しましては、大臣御出席の後に御質問を申し上げたいと思います。 そこで、その担当局長である企業局長が御出席になっておられまするが、まず最初に私がお尋ねしておきたいことは、御承知のように、第五十一国会は明後日六月二十七日で終わるわけであります。しかも委員会といたしましては、従来の慣例からいくならば、最終日はどこの委員会も、定例日でなくてもやるという慣例があるわけでございまするから、本委員会におきましても、最終日の二十七日……
○近藤信一君 まず最初に堀田参考人にお尋ねするわけでありますが、私のノートに、博覧会国際事務局長バルティエ氏のことばとして、「日本万国博は、何よりも東洋と西洋とを結ぶ友情を深め、世界平和に貢献するものと思う。」と、こう書いてあるわけなんです。いつ言われたのかちょっと覚えておりませんが、とにかく西洋と東洋、言いかえればアジアを結ぶものである。したがって東洋に貢献するということも相当大きいであろうと、こういうふうにもまた言われておる。この点は、私も同感でございます。堀田さんはその西洋を博覧会のことでずっと視察してこられたと聞いておりますが、この西洋と東洋とどんなふうに一体これが結びつけられたらよい……
○近藤信一君 電気製品の問題について若干の質問をするわけでありますが、去る八月の二十四日の衆議院大蔵委員会で、わが党の平林委員が、閣議でも問題となった工業製品、特にカラーテレビの国内販売価格と輸出価格の相違について問題にしております。 そのときの質問の中心点は、十九インチのカラーテレビがわが国の国内向けの小売り価格で大体十九万八千円前後だ、メーカーからの卸売り価格にいたしましても十五万円前後でありますのにかかわらず、輸出FOBの価格は平均六万五千円程度というようでございます。この点の違いは一体どこにあるのか。さらに、カラーテレビだけでなく、他の電気製品や自動車、たとえばブルーバードが、国内価……
○近藤信一君 本日は、業界の方々や労働組合の方々に御出席願いまして、いろいろと貴重な御意見を承ったわけでありまするが、まず質問に入る前に、私の私見を一言申し上げまして、それから順次御質問を申し上げたいと存ずる次第であります。 繊維新法が施行されましたのが昭和三十九年の十月でございます。この繊維新法は、御承知のとおり過剰設備をかかえて慢性的操短体制下にあった紡績業の構造を打開するとともに、複合繊維の増加、労働需給の変化に対処して、わが国繊維産業を今後とも輸出産業として確立していくために、企業の自由な創意を発揮し得る基盤を造成するということでつくられたものであります。ところが、こういう目的でつく……
○近藤信一君 産業公害ではいろいろと問題になっているのです。この産業公害ではやはり国会にも特別委員会が設けられていろいろと議論をするわけです。政府としても産業公害に対しては相当苦労をしておられると思うのです。国家百年の計といいますが、いまこれを見ますと公害百年と、こういうことにもなろうかと思うのです。そこで問題はやはり工業がだんだんと発展してまいり、そうするとやはり公害問題がいろいろといろいろの面に出てくるわけですね。それで、じゃ公害を絶対に出さぬようにできるかというと、そのきめ手というものは私はいまないと思うのです。しかし昔と違っていまでは相当技術も高度化していっているし、近代化をやればある……
○近藤信一君 本日は、いま委員長が言われましたように、企業合併の問題からお尋ねしたいと思うんですが、今後の経済成長あるいは資本の自由化などに対処するためには産業界の新しい体制づくりとか、また産業再編成ということがいろいろと論議されるとともに、それはすでに現実の動きとしてあらわれてきているのであります。わが国の産業が国際競争力を強化するためには、いろいろとそこに無理な問題が出てくるのでなかろうかとも思いますし、もはや、いままでのやり方では立ちいかないというふうな見方もあるわけであります。そこで経済全般の構造改革が必要であることでございますし、ことに、ここ一、二年企業の合併ということがいろいろと行……
○近藤信一君 いままでの繊維政策についての通産省の姿勢について若干申し上げまして、それから順次御質問を申し上げたいと思います。 答申案についての質問に入りまする前に、今日まで通産省の繊維政策について若干の反省を促しておきたいのであります。通産省が昭和三十九年に立案し成立しました繊維新法、あるいは織布業に対するところの団体法による設備規制、生産調整政策は、たまたま産業界全体の不況と相まって、もうどうにもならない、こういうところまできてしまったことはもう局長も十分御承知のとおりだと思います。今日出ました答申によりますると、構造改善対策を行なおうとするのでございますが、日本の繊維工業というものがこ……
○近藤信一君 まず、内容に入る前に若干質問をしておきたいと思うのですが、きょう大臣が、一時から委員会という公報でありましたけれども、それが理事会で二時になった。私のところには朝参事官が参りまして、内閣委員会が終わったらすぐこちらのほうに入るというお話でしたが、いま聞きますると、何か商工会の大会があったからそちらのほうへいらっしゃったので時間が一時間延長になったと私聞いておるんですが、それはいかがですか。ほんとうですか。
【次の発言】 大臣は、いま長官が補足説明の中でも言われましたように、六月一日からこの法律施行ということでございますが、この六月一日といいますると明後日でございます。委員会も、い……
○近藤信一君 ちょっと関連。いま局長から答弁がございました経過措置の中でだんだんと確立していく、ところが、今度の受託保証金というものが本店につきましては六十万円から九百万円と、こう大きな幅があるのですよ。それはいまあなたが言われました大中小とこうある、こういうことにもなろうかと思いますので、そこでいま仲買い人は一定の数というものがきめられているのですね、現在の取引所に対して。そうすると新しくやろうとしたらなかなかこれはできない。そこでどうしても権利金を出して権利を買う。仲買い人に私の知っている人があるのです。事実権利を買うにはその権利金が二百万や三百万じゃない、何千万という権利金が必要なんです……
○近藤信一君 中小企業信用保険法の改正に対して御質問するものでありますが、その前にちょっとお尋ねしておきたいことがございます。これは昭和四十年の十二月に臨時措置法、こういうことで成立をしたわけであります。当時の参議院の附帯決議の中にございまする問題に関連して若干お尋ねをしたいと思います。それと申しまするのは、特別小口保険の普及徹底、こういうことが附帯決議の中に書いてございましたが、この附帯決議を尊重して、当局としてはいろいろとこれの普及のために努力をされたものと私は思っておりまするけれども、実際にはこの中小企業者の中にはこの問題について、まだ存じておられない方も多々あるのじゃないかと私は思うの……
○近藤信一君 私は、まず中小企業団体法と小規模企業共済法、この二つの法律案の内容に入る前に、一言大臣に注文をしておきたいと思うのです。 それは、大臣がいつも提案説明の場合にも言われることばで、慎重審議をやってもらいたいということでございますが、いつも会期末になると参議院のほうに、わが委員会でもどんどんと法律が来て、私どもが慎重に審議する実際の時間というものは少ないと思うのですよ。いままで本委員会では予備審査ということをやったことはないのです。その慣例を破って、今度は委員長・理事の協力で、予備審査をやろうということで、非常に協力的に参議院ではやっているわけなんです。それと申しますのも、やはり衆……
○近藤信一君 関連。いま高山委員から織布の零細企業といいますか、その問題について質問がありました、私それに関連しまして、本委員会に提案されております、あとから御審議になる団体法の改正による協業組合の問題があるわけなんです。おおむね織布業におきましては、いま高山委員も言われましたように家内工業的な零細企業が非常にある、これは各産地にあるわけなんで、団体法が改正されました暁に協業組合ができるわけなんですね。その協業組合と産地組合との今後のかね合いの問題、それをどういうふうにやっていくか、これは将来大きな問題として各織布業においていろいろと各地にできてくるだろう、こういうことを私は想像しましてお尋ね……
○近藤信一君 前に若干御質問をいたしましたが、小規模企業共済事業団の問題について、引き続いて質問をいたします。事業団ができましてからもう二年というものを経過しておるわでございますが、いろいろと資料をいただきますると、この二年間でこれを利用したというのは比較的少ないんじゃないかと思うんです。この前もこの利用状況の資料をいただいたのです。これを見て私非常にふしぎに思ったのでございますが、特に中小企業の多い都市における利用者というものは、非常に少ない。比較的中小企業の少ない地方のほうがこれの加入者が多い、私どもからこれを見ますると、非常に変則的なように思われるわけでございまするけれども、一体こういう……
○近藤信一君 ちょっと関連。いま竹田委員からも質問がありましたけれども、これはまだ私は修正案を見ていないからわかりませんよ、私は原案でいくんだから。ところがいまも竹田委員が言っておられましたように、何か衆議院の委員会で修正が加えられた。しかも内容の修正ということについては、しばしばいままで従来もありましたけれども、この法律案の題自体、貿易大学校法案というのが、今度は全然変わっちゃったらしいんですね。内容はまだ私は修正の案を見ておりませんが。で、一体この委員会の審議を通じて題まで変えねばならなかったというふうな、そんなに通産省は自信がなかったのかということ、そんな権威のないものをよくもどうして国……
○近藤信一君 私は、貿易問題について大臣に若干の質問を申し上げたいと思いますが、特にわが国の貿易環境というものは、英国のポンドの切り下げ、また米国の輸入制限、こういう非常にきびしい動きに対して、いろいろと対処していかなければならぬ、こういう状況のもとに、日本の貿易の拡大ということは、これは市場の多様化ということをまず考えていかなければならぬでなかろうかと思うのです。特にわが国は、米国との貿易に対しましては三割というものが依存されておるわけでございます。ところが、米国経済の変動がございますと、すぐこの変動が日本に直輸入されておる。これが日本の今日の貿易の現状ではないかというふうに私は思うのです。……
○近藤信一君 ちょっと関連して。いま阿部理事から一言苦言がございましたが、これはいま阿部理事も言っておられましたように、貿易大学の法案審議の際に、私からあれは口がすっぱいほど言ったんです。それはいままでもそうでございましたが、何か往々にして衆議院で長い時間審議しておりまして、そうして最後に参議院へ持ってきて、何とかこれをわずかの数時間足らずの時間で審議をしてくれ、上げてくれと、このことは、非常に参議院を軽視していることじゃないか。これでは参議院の運営上に対しても今後困る。だからわれわれに十分審議期間をひとつもらいたい、こういうことを私はくどくあのときに注文をいたしました。大臣はおかわりになった……
○近藤信一君 電気用品取締法の内容の質問に入る前提として、ちょっとお尋ねをいたしまして、お尋ねをしながら資料もあわせて要求しておきたいと思いますので、そのつもりでひとつお願いをしたいと思います。 いろいろと今度の電気用品の取締法、これの説明書等々を拝見いたしますると、非常に今度の改正案で、何が一体重点になっておるか、こういうことを検討してみますると、まず冒頭に書かれておりますることは、電気用品による火災だとか感電等の危険及び障害の発生の防止、こういうことが重点的のようにも考えられるわけでございますが、このような説明を、私どもお聞きしまして感ずることは、第一に、最近これは二、三年のことでいいと……
○近藤信一君 いま参考人の方々からるる御意見を拝聴いたしましたが、私どもがこの法律の改正案を審議するにあたりまして、若干御意見に基づいてお尋ねをしておきたいと思います。 昨年でしたか、行政管理庁から消費者保護のための行政監察の問題がございまして、電気用品の取り締まりに対しまして、次のような勧告が通産省に行なわれたのでございますが、いまも内容お話がございましたような〒マークがついていても不良品があり、それが不良品であっても〒マークがあるために販売、使用が禁止されていない。そこでこういうものに対しまして立ち入り検査を強化することと、また業者に対して不良品の回収義務を課することを検討せよと、こうい……
○近藤信一君 私は、去る七日の本委員会で、アメリカの輸入課徴金制度創設の問題について通産大臣に質問を申し上げたのでありますが、その際に、大臣のお答えは、大体において課徴金制度が創設されると、わが国の受ける打撃というものは著しく深刻なものがあり、何とかしてこれを阻止いたしたいということでございました。そのときに私は、この問題に対する国会の意思を何らかの形で表現すべき時期がきているのではないかと、こういうことを委員長に申し上げたのでありますが、今回各派の御賛同を得て、委員会で決議案を議決しようということになりましたので、ここに提案申し上げる次第であります。 まず、案文を朗読いたします。 米……
○近藤信一君 三時半ごろまで大臣がおられるというお話ですから、私からまず中小企業信用保険公庫法について御質問いたします。 公庫が設立されました後、毎年融資基金は追加出資を行なってきたのであります。保険準備基金の追加出資は行なっていなかったということでございまして、保険準備基金の追加出資を今度の改正によりましてやるわけでございますが、四十二年度は信用保証協会の代位弁済というものが非常にふえたので、これは公庫から保証協会に支払う保険金が多くなりました。そこで公庫の準備基金が大幅に減少したのでございます。そこで、四十三年度に保険公庫は九十五億円を出資するうち二十五億円を保険準備基金として充てようと……
○近藤信一君 私は、本案と直接関係はございませんけれども、昨日来非常に問題になっておりまするアメリカ原子力潜水艦のソードフィッシュによる放射能の問題について、この際、若干緊急性がございますので、御質問をしておきたいと思います。 まず第一に、今度の場合、いま専門的な学者の皆さんが寄って、いろいろと結論を急いでおられるようでございますけれども、やはり原潜寄港の際に、放射能の測定を、科学技術庁として、あるいは専門機関がやらなかったというところに今度の問題の中心があるのじゃないか。こういうふうにいろいろといわれておるわけなんですが、この点は科学技術庁としてどのような措置をとっておられたのか。この点を……
○近藤信一君 簡単に二、三お尋ねしたいと思うのですか、まず堀参考人からお尋ねをするわけでございますが、割賦販売の現状では、割賦販売業者は自己資金や、それから自己の信用ということを基礎にしていろいろ借り入れ金などをやって、そして割賦販売ということをやっておる。しかし、今後割賦販売に対する社会的需要というものが高まってくる、そういたしますと、早晩割賦資金の逼迫ということが考えられるんじゃないかと思うわけでございますが、割賦資金の円滑な供給のためにはどんな方策というものがあるか、具体的にもしあるならば、この点をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 これは両先生とも、先ほど来この割賦金融の問題、……
○近藤信一君 関連。先ほどから答弁聞いておりますると、長官が責任を持つ、責任を持つと、こう言っておられますが、従来われわれもずいぶんそういう責任を持つという答弁を聞いておりますけれども、参議院選挙が終われば内閣改造があるやにもまた聞いておりますし、内閣改造を終えて、長官がまた長官になられればこの責任も全うできますけれども、やはり大体お役所仕事は、かわればあとは自分の問題じゃない、こういうことで、いままでずいぶん私ども苦い経験をなめさせられてきておるのです。その点、長官がもしおかわりになっても、必ずあなたがいまお約束された問題について、これを実現するのだ、こういうことをはっきりと私は誓っておいて……
○近藤信一君 総理に若干質問をいたしますが、私どもの商工委員会では、なかなか総理の姿も見ることがまれでございまして、会議録を見ますると、衆議院の商工委員会にはしばしば出席しておられるけれども、本院の本委員会にはなかなか御出席していただけません。私の記憶によると、これで、五十八国会は二回だと思うのです。万国博覧会といまの法案と二回なんですが、そこで、まず私は基本的な問題について総理に一言お尋ねしたいのですが、昨日も、私、担当大臣の御所見を伺ったわけでございまするけれども、総理も御承知のように、この法律案は非常に重要法案であると、こういうことで三月に国会に上程されたわけなんです。ところが、本委員会……
○近藤信一君 私がまず申し上げたいことは、国会でいろいろといつも問題になりますのは、バノコンといいまして、バナナとノリとコンニャク。これがしばしば国会でも問題になって、いつもこれが黒い霧のうわさの種になっている、こういうことでいつも問題になるわけでございますが、なぜかというと、それらの三点については、何かもうかるものということで、政治家の圧力なんかもいろいろと加わって、業界がいろいろと混乱しておる、こういうふうなことも私聞いておりまするけれども、この問題は、私は消費者行政の立場からものを考えて、いろいろと御質問を申し上げたいと思うのであります。 この春以来、ノリの異常高ということで非常に消費……
○近藤信一君 菅野経済企画庁長官が長官に就任されて、最初の所信表明を本委員会でされたわけでありますが、非常にこの内容を見ますると、大臣、意欲的なかまえで取り組もう、こういう決意をしておられる。その決意に対しては私は大いに敬意を表するものでございます。しかし、先ほど同僚の向井議員が言われましたように、歴代の長官がまず物価の安定をはからなければならぬと言って、私どもの前に所信を披瀝されるわけなんです。大臣も同じように意欲を持って国民生活の安定のためには、まず物価の安定をはからなければならぬ、こういう力強い表明をしておられるわけでございますが、だからといって、先ほど来同僚の議員の諸君が言っておられる……
○近藤信一君 ちょっと関連。 いま八幡と富士の大型合併の問題について小柳君が質問されておるのですが、通産大臣はえらい遠慮し、低姿勢だとこういうことですが、通産省のほうの任務というものは行政指導する、監督でしょう。あなたのほうが行政的に監督して、こうやったほうがいいと、こういう一定の方針を出される。いまの集中排除法のあれで公取でやっておる。しかし、私は政府がいい面だけをこうPRして、大型合併についても、八幡と富士の合併はいいだろうというふうなこともしばしば新聞に出ておるわけなんだ。ぼくはそこに問題があると思うのです。国際競争力に打ち勝っため、また国際競争力の中で日本の産業が伸びていく中ではこう……
○近藤信一君 私たち議会運営の衝に当たっておるものといたしましては、なるべく本会議等についても簡潔に早くこれを処理しようと、こういうことで質問者の時間もそれぞれ各党が話し合って、いろいろと時間を自主的にきめて質問を行なってきております。こうした質問者の時間をきめるということは、私たちが議会を円滑に運営していこうというたてまえで、こういう取りきめをやっておる。ところが、しばしば言われておりますように、大臣の答弁が非常に長時間にわたってなされてきておる。せっかく私どもが時間をきめて質疑をやっておるにかかわらず、答弁側が非常に長いということは、政府みずからがこの議会運営に対する非協力なたてまえをとっ……
○近藤信一君 当委員会におきまして一応議長にお尋ねしようとしておりました件でございますが、それは昨日夜明けに、正確な時間で午前三時何分とかいうことですが、衆議院におきまして議院運営についての議長の取り扱いについて疑義があるという点で、その点について議長にお尋ねをしようと思っておりましたが、仄聞するところによると、衆議院の議長、副議長が辞表を提出された、こういうことを聞きましたので、本日ここで私が質問しようと思っておりました件については、これを本日は取りやめ、後日問題が出てきた場合にはまた質問をしたいと思いますので、本日のところは保留して、取りやめておきます。
○近藤信一君 私は、自動車の資本自由化問題についてお尋ねするわけですが、実はきょうは大臣の出席を願って質問をする、こういうことでございましたが、衆議院の分科会の関係で大臣が出席されない。それで、まあ局長がお見えになっておるわけでございまするが、大臣に対する問題は若干留保する点もあろうかと思います。その点ひとつ十分了解されて答弁を願いたいと思います。 特に自動車の自由化の問題につきましては、本委員会でもいわゆる反対の立場で質疑がなされたことが数回あります。しかし、押し迫った今日の自由化問題から考えまするならば、やはり通産省また業界等でいろいろとこの自動車の自由化の問題に対して協議をされておられ……
○近藤信一君 私は、自転車競技会に対する通産省の指導監督、そうした問題についての通産省のあり方について緊急質問をするわけでございます。 自転車競技会は、わが党としては、基本的には、これは競輪廃止ということで、基本的な問題はきめられておるわけでございまするけれども、やはりこれが存続する以上は、これらに働らく職員の問題等について毛やはり考慮していかなければならぬと私は思うのです。この問題につきましては、衆議院の商工委員会でもさきにいろいろと詳しいことの質疑がなされたことでございまするが、私は、基本的な問題について数点ほどお尋ねしておきたいに考えます。 まず、競技会に対する包括的な監督権は、これ……
○近藤信一君 時間がございませんし、特に本日衆参両院議長の招待によりましてソ連最高会議の民族会議議長のバレッキス氏が十二時半に羽田に着かれるので、それを迎えに行かなきゃなりませんので、各参考人に簡単に御質問を申し上げまして、そして質問のしっぱなしになるかもしれませんが、その点ひとつあしからず御了承願いたいと思います。 まず最初にずっと一ぺんに私質問しておきますので、あとで御答弁をひとつしておいていただきたいと思いますが、紡績協会、化繊協会の有田さんと宮崎さんに御質問を申し上げるわけですが、アメリカではニクソン大統領が就任されましてから、わが国における心配というものは、特に繊維業界におけるとこ……
○近藤信一君 私は、川口市におけるオートレースの紛争の問題について若干質問をいたしたいと思います。
一昨日の六日、川口市のオートレース場に起きました騒乱事件は、事件そのものといたしましては社会的な大きな問題でございますし、またこの種の競技全体から考えましても、ぼくはきわめて大きな影響があると思うんです。事件の経過について、新聞でこれは報道されておりましたけれども、監督官庁である通産省として、この事件について一応御報告をしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま大臣から御報告がございましたように、この騒乱の発端と申しますのは、やはりレースのあり方に対する不満から爆発したというふうに新……
○近藤信一君 前回に引き続いて御質問をいたしますが、中小企業の構造改善を実施する場合に、業界が自主的に構造改善計画というのを作成いたしまして、これを主務大臣が承認する、こういうことでございます。したがって、個別企業のワクを越えたところの業界ぐるみの構造であるということでありますが、政府といたしましても、業界の将来あるべき姿を想定いたしましてこの計画をされるわけであると思います。構造改善の目標を、しからば一体どこに置いておられるか、こういう点が問題になろうかと思いますので、この点について見解を承っておきたいと思います。
【次の発言】 個別企業のワクをこえて業界ぐるみの構造改善を進めていきます場合……
○近藤信一君 大臣が出席していないが、どうなんですか。
【次の発言】 大蔵委員会に出ていることはいいが、何時ごろこっちに来るのか、きょうは衆議院はないはずなんで、こちらは朝から大臣が出ることに、ほんとうは従来の慣例からいけば、なっておるが……。
【次の発言】 自動車の資本自由化の問題につきましていろいろと新聞等にも伝えられておりますが、このことにつきましては、当委員会でも再三論議されたことでございます。私も資本自由化の問題につきましては、この委員会でお尋ねしたわけでございます。先日新聞等で報ぜられるところによりますると、三菱重工とクライスラーとの合弁会社設立ということが大きく報道されまして、こ……
○近藤信一君 私は自動車の欠陥車の問題についてきょうはお尋ねするわけでございますが、まず最初に安全管理とその対策についてお伺いするわけであります。 最近新聞等に欠陥車の問題がほとんど毎日報道されておりまして、これは衆議院の運輸委員会でもいろいろと御質問がなされて、通産当局もこれに対していろいろな答弁をしておられるわけでありますが、わが国の代表的な小型車に対し、人命にかかわるような重大な構造的な欠陥というものがあることが指摘され、そしてこれがいまでは社会問題と化しておることも大臣御承知のとおりでございます。 で、欠陥車は別に最近特にこれが出てきたというととでなく、新聞等の報ずるところによりま……
○近藤信一君 私は、今年半ばごろから非常に問題になっておりまする繊維の自主規制問題について、いろいろと御質問を申し上げたいと思います。 そこで、十月にアメリカに繊維雑貨局長、前局長の高橋局長が行かれまして、アメリカ側といろいろ交渉されたわけなんです。このことは新聞紙上にも発表になってはおりまするけれども、いろいろとアメリカ側のきつい要求があり、これはアメリカの国会でも一つの大きな問題として取り上げて、そうして何としてもこの問題については日本側に自主規制をやってもらわなければ困る、こういうことで、いろいろと強い圧力が加わっておるやに私聞いております。したがいまして、アメリカに行かれましていろい……
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を再開いたします。
委員の異動について報告いたします。
本日、永岡光治君が委員を辞任され、その補欠として近藤信一君が選任されました。
【次の発言】 そこで、委員長に就任いたしましたので一言ごあいさつを申し上げます。
あいさつに先立って永岡前委員長の今日までの御労苦に対し厚く感謝を申し上げます。
このたびはからずも私が逓信委員長に選任されましたが、郵政事業には全くのしろうとでございますが、選任されました以上、きわめて微力でございまするが、皆さま方の御協力をいただきまして、その職責を全うしてまいりたいと存じます。今後一そう御指導、御鞭撻をいただ……
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
これより郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
本件に関し質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言がなければ、本件に関する本日の質疑はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午前十一時二十八分散会
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
去る二月五日鈴木強君が委員を辞任され、その補欠として永岡光治君が選任されました。また、二月十四日西村尚治君が委員を辞任され、その補欠として菅野儀作君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についておはかりいたします。
鈴木強君及び西村尚治君の委員異動に伴い、理事が二名欠員となっておりますので、この際その補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長に、その指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(近藤信一君) ただいまから通信委員会を開会いたします。
まず、派遣委員の報告に関する件を議題といたします。
先般、当委員会が行ないました郵政事業、電気通信事業及び電波監理並びに放送に関する実情調査のための委員派遣について、それぞれ派遣委員から御報告願います。
まず、第一班からお願いいたします。松平勇雄君。
【次の発言】 次に、第二班にお願いいたします。長田裕二君。
【次の発言】 次に、第三班にお願いいたします。塩出啓典君。
【次の発言】 ただいま御報告がございました各班から別途詳細にわたる報告書が提出されておりますので、これを本日の会議録の末尾に掲載することに御異議ございません……
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
これより郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
まず、郵政大臣から郵政省の所管事項について説明を聴取いたします。郵政大臣。
【次の発言】 この際、小渕政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。
【次の発言】 これで郵政大臣の説明を終わりまして、次に、日本電信電話公社総裁からの日本電信電話公社の事業概況について説明を聴取いたします。米沢日本電信電話公社総裁。
【次の発言】 両件に関する質疑は、あらためて行なうこととし、本日は説明聴取にとどめたいと存じます。
別に御発言がなけれ……
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についておはかりいたします。
長田裕二君の委員異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、この際、その補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは理事に長田裕二君を指名いたします。
【次の発言】 次に、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
本件に関し、質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
これより郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
本件に関し質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 青島君、いいですか。――他に御発言がなければ、本件に関する本日の質疑はこの程度にとどめます。長時間にわたりまして、たいへんありがとうございました。
本日はこれにて散会いたします。
午後五時五十六分散会
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として阿部憲一君が選任されました。
【次の発言】 郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
本件に関し、質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけてください。
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
これより郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
本件に関し質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 それでは午前はこの程度にとどめて、午後の一時三十分まで休憩いたします。
午後零時十四分休憩
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
これより郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
本件に関し質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
午前はこの程度にとどめ、午後二時まで休憩いたします。
午後零時二十八分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。
日本放送協会昭和四十二年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書を議題といたします。
本件に関し、質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
日本放送協会昭和四十二年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書を議題といたします。
本件に関し、質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。
午後零時三十六分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、日本放送協会昭和四十二年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書を議題といたします。
本件に関し質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。
まず、郵政大臣から趣旨説明を聴取いたします。井出郵政大臣。
【次の発言】 次に、日本放送協会会長から説明を聴取いたします。前田日本放送協会会長。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
本件に対し、質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言がなければ、本件に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後二時四分散会
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。
本件に対し、質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にとどめ、午後二時三十分まで休憩いたします。
午後一時三十三分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。
本件に対し質疑……
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。
本件に対し質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 他に御発言がなければ、本件に対する本日の質疑は、この程度にとどめます。
本日は、これにて散会いたします。
午後四時五十分散会
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
昨三十日、森勝治君が委員を辞任され、その補欠として鈴木強君が選任されました。
【次の発言】 「放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件」を議題といたします。
本件に対し質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 では速記をつけて。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記つけて。
【次の発言】 委員の異動について報告いたします。
本日、鈴木強君が委員を辞任され、その補欠として森勝治君が選任されました。
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
簡易郵便局法の一部を改正する法律案を議題といたします。
郵政大臣から、本法律案の趣旨説明を聴取いたします。
井出郵政大臣。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
これより質疑に入ります。本法律案に対し、質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言がなければ、本法律案に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時三十分散会
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件について、おはかりいたします。
郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のため、国際電信電話株式会社の役員を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 簡易郵便局法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本法律案に対し質疑の……
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
昨十三日菅野儀作君が委員を辞任され、その補欠として大谷藤之助君が選任されました。
【次の発言】 簡易郵便局法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本法律案に対し、質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記をつけてください。
午前中の質疑はこの程度にとどめ、午後二時まで休憩いたします。
午後零時五十六分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再会いたします。
休憩前に引き続き、簡易郵便局法の一部を改正する法律案を議題といた……
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十五日、大谷藤之助君が委員を辞任され、その補欠として菅野儀作君が選任されました。
【次の発言】 これより、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
まず、国際電信電話株式会社取締役社長から、国際電信電話株式会社の事業概況について、説明を聴取いたします。靱参考人。
【次の発言】 本件に関し質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記ちょっとやめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 参考人の方に一言お礼申し上げます。
本日は、御多忙……
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
昨二十二日、久保等君が委員を辞任され、その補欠として横川正市君が選任されました。
【次の発言】 簡易郵便局法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本法律案に対し、質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にとどめまして、午後二時まで休憩いたします。
午後零時四十一分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。
委員の異動について報告いたします。
本日横川正市君が委員を辞任され、その補欠として久保等君が選任されました。
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
簡易郵便局法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本法律案に対し、質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言がなければ、本法律案に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。
本日は、これにて散会いたします。
午後四時散会
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
郵政大臣から本法律案の趣旨説明を聴取いたします。井出郵政大臣。
【次の発言】 本法律案に対する質疑はあらためて行なうことにいたし、本日は説明聴取にとどめたいと存じます。
【次の発言】 簡易郵便局法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本法律案に対し、質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
他に御発言がなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。……
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
去る四月二十八日、長田裕二君が委員を辞任され、その補欠として石原慎太郎君が選任されました。
また四月三十日、石原慎太郎君が委員を辞任され、その補欠として長田裕二君が選任されました。
昨六日、長田裕二君が委員を辞任され、その補欠として井川伊平君が選任されました。
また本日、井川伊平君が委員を辞任され、その補欠として長田裕二君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についておはかりいたします。
長田裕二君の委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、この際、その補欠選任……
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
日本放送協会昭和四十三年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書を議題といたします。
本件に関し、質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言がなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。
――別に御意見もないようでございますが、討論はないものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより採決に入りま……
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本法律案に対し、質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時五十五分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本法律案に対し、質疑のある方は順次御……
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行ないます。
まず、第二五号、有線放送電話の試験接続県外通話の期限延長に関する請願外十件を議題といたします。
本請願に関し、専門員からその趣旨について説明を聴取いたします。
【次の発言】 本請願に関し、御発言はございませんか。
【次の発言】 それでは、本請願は保留と決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、第六五号、滋賀県に県域ラジオ・テレビ放送局設置促進に関する請願を議題といたします。
本請願に関し、専門員からその趣旨について説……
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件を議題といたします。
本委員会といたしましては、今期国会開会中、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により、議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十一時八分……
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
本件に関し、質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
他に御発言もなければ、本日はこれにて散会いたします。
午後零時十一分散会
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
本件に関し、質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
本日、森勝治君が委員を辞任され、その補欠として鈴木強君が選任されました。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本日はこれにて散会いたします。
午後一時十分散会
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
昨九日、鈴木強君が委員を辞任され、その補欠として森勝治君が選任されました。
【次の発言】 郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
本件に関し、質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 簡単に願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本日はこれにて散会いたします。
午後一時十五分散会
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について申し上げます。十二月十五日、塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として浅井亨君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行ないます。
まず、第一八号、水戸市千波町、笠原町地域の郵便物取扱いに関する請願を議題といたします。
本請願に関し、専門員からその趣旨について説明を聴取いたします。
【次の発言】 本請願に関し、御発言はございませんか。
【次の発言】 それでは、理事会の決定どおり、本請願は議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものと決定することに御異議ございませんか。
○近藤信一君 私は、これは主管が総理府の所管でございまして、過日総理府総務長官から所信表明がされました。この所信表明について質疑をするわけでございますが、きょうは総務長官が欠席しておられるのですが、どなたか出ておられますか。
【次の発言】 それでは御質問申し上げますが、いま世上でいろいろ言われておりますことは、交通戦争だということが言われております。戦争にもいろいろございまして、武力戦争あり、冷たい戦争あり、経済戦争あり、日本ではいま交通戦争で人の命が非常に危険にさらされておる。こういう状況の中で国民が安心して歩行ができる、こういうことが一番望ましい点でございますが、これがなかなか今日できない……
○近藤信一君 大臣が一時半に御出席されるようでありまするから、また大臣からも御答弁を願うことになろうかと思いますが、私は、特にきょうお尋ね申し上げたいことは、中小企業の倒産とそれに対する金融問題について若干お尋ね申し上げたいと思います。 最近、非常に新聞等の報道によりましても、この中小企業の倒産という問題が取り上げられまして、だんだん、だんだんときびしくなってくるんじゃないか。そして一月の統計によりますると、名古屋あたりの統計は、やはり昨年からの最高を示しておるというふうにも報じられておりまするから、このままで推移していきますれば、一体、この三月の決済期を迎えてさらに倒産状況というものが増大……
○近藤信一君 関連して。いま田渕委員の質問にちょっと関連して一点お尋ねをするのですが、田渕委員が心配しておられるように、自動車産業に対する影響が、自由化になれば相当大きく影響してくると思います。 このことにつきまして私も三年ほど前に当委員会で質問したんですが、当時、私がやはり自動車の自由化ということになれば相当下請企業に対する反響というものはあるだろう。で、当時私が質問したときに、自由化の時期という問題について私質問したんですが、その当時、自由化の見通しというものは一九七二年の年度末になればやっとその見通しが立て得るだろうというふうな御答弁だったと思うのです。ところが自由化がいま田渕委員から……
○近藤信一君 私は、中小企業信用保険法の一部を改正する法律案に対して若干の質問をいたしますが、その前に一点お尋ねしておきたいことがございますので、ひとつお尋ねいたします。本来ならば大臣ですが、大臣はきょうは都合が悪いようでございますから、中小企業庁長官でけっこうでございます。 いろいろと三、四月の危機がささやかれております中で、いよいよ中小企業はまさにやみの谷間にさまようというふうな状況でございます。スタミナの弱い中小企業を得意先としておりまする相互銀行や信用金庫、この筋では、一部には三、四月の危機は史上空前のものである、やはり三、四月には企業倒産がぐっと増大するであろう、こういうことで警戒……
○委員長(近藤信一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
本日、村尾重雄君が委員を辞任され、その補欠として中沢伊登子君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件を議題といたします。
本委員会といたしましては、今期国会開会中、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行なうこととし、その旨の調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により、議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御……
○委員以外の議員(近藤信一君) 委員長のお許しをいただきまして、一言ごあいさつ申し上げます。 昨年一月、不肖私が逓信委員長に就任いたしまして以来、一年の長きにわたり、逓信関係の事情にうとい委員長にもかかわらず、逓信委員会の理事をはじめ、委員の皆様方並びに関係各位の御支援、御協力によりまして、大過なく委員長の職責を全うすることができました。これもひとえに皆様の御懇情あふるるたまものと、厚く御礼申し上げる次第でございます。 これからは、私に課せられました部署において、国政に一そう努力いたしたいと思いますので、今後とも変わらざる御指導、御鞭撻を賜わりますようお願い申し上げます。どうもありがとうご……
○近藤信一君 先ほど政務次官が官庁の尊厳を保つために云々ということを言われましたが、尊厳を保つために、或いは民間人を犠牲にしなければならんという理由は、どこにあるのですか。
【次の発言】 先ほど赤木委員も述べられましたが、現在生業を営んで生活をしている。そうして新たにこの法案によつて、これらが強制的に土地を収用される。こういうことになりますと、犠牲は非常に大きいが、これに対する考え方、それに対する補償の考え方など、どのように考えておられるか。
○近藤信一君 水道行政の現状について厚生、建設両省並びに中央地方の権限の配分についてちよつとお伺いしますが、水道行政の運営においては水道条例によりまして建設、厚生両省の権限配分については内務、厚生両省間の覚書を主として基礎として行われていると聞きますが、今回の政府の提案の内容としては、前記現行水道条例時代に内務、厚生両省の覚書によりまして運営する水道行政の実情に対して、著しい変化を加えるものであるか、又加えようとする意図を持たれているのか、どちらであるか、この点伺いたい。
【次の発言】 次に簡易水道或いは事業用水等のような、従来法律の対象とならなかつた施設を新らしく法律的規制の下に置いて、且つ……
○近藤信一君 先ほどの御答弁の中に、上げたって二割か四割じゃないか、大したことない、こういうような御意見ですけれども、これは、政府が公務員の給料に対しては何ら物価が上っていないのだから、これは上げることはないといって、ベース・アップに対しては、政府がこれを認めない。そのあとで、今になってこういう公営住宅が二割なり三割上ることは、私は、大したことないどころか、非常に大きな影響があると思う。そして国のこういうような、また、公営住宅が値上りするということになれば、従ってその他の物価の値上りの一つの口実にもなろうかと私は思うのですが、この点どのようにお考えになっておられましょうか。
○近藤信一君 まだ私ども質問がございますけどもが、先ほど安井君からも議事進行の提案がございまして、午前中ということでございますから、私どもは本日まだ質問がございますけどもが、協力しまして、それで本日の質問はやめることにいたします。しかし、今後の機会に、社労の方で機会があるかないかわかりませんが、もし機会がございますれば、もう一度連合審査を一つやっていただくようにお願いしたい。これを一つ社労の理事会でも十分考慮していただきたい、この希望意見を申し上げます。
○委員長(近藤信一君) これより商工・大蔵委員会連合審査会を開会いたします。
慣例によりまして、私が本日の会議を主宰いたします。
連合審査会の議題は、企業合理化促進法の一部を改正する法律案及び中小企業信用保険公庫法案についてでありますが、まず企業合理化促進法の一部を改正する法律案について審議いたします。政府側から本案の提案理由を簡単に御説明願います。
【次の発言】 それではこれより質疑に入ります。大蔵委員から質疑の要求がございますので、その方の質疑を先にしていただきまして、商工委員の御質疑のある方は関連質問以外は大蔵委員の質疑の終了した後にしていただきたいと思います。それでは順次御発言を願……
○近藤信一君 ただいま議題となりました企業担保法案について、最初に二、三の御質問を申し上げたいと存じます。 まず、この法案が出て参ったいきさつでございますが、私ども商工委員会といたしましては、過去に幾たびか日本製鉄株式会社法廃止法の一部を改正する法律案という変な法案を審議したことがあるのであります。廃止法の一部を改正するというのは、はなはだおかしいことでございますが、この廃止法は、主文はただ日鉄法を廃止するというだけであるけれども、これには、附則が九項もついておるのでございます。その附則の中には、日鉄解体によってできた八幡製鉄と富士製鉄、これらについては、日鉄法が廃止されても、なお日鉄時代と……
○近藤信一君 長期にわたる湛水ということが予想されまして、その事業所がなかなか事業再開の見通しがない、そうした場合に、これはやはり水没した所から機械の移動などをして、一時他に工場を借りて、そうして事業を再開するわけなんです。そういう事実もあるわけなんですが、そうした場合に、いわゆる事業所が違ってくるわけです。ここに水没地域の事業所としてあるわけだ、しかし、一時臨時に他の水没していない所に工場を借りて、そこで事業を再開する、その間一ヵ月やそこらきてしまうと思う、そういう場合に、今度の失業保険が適用されるかどうか、その点いかがですか。事業所の所在地が変わる場合ですね。
○近藤信一君 私は、商工委員会の立場から、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案に対して、若干の質問をいたします。 私ども商工委員会では、かねてから貿易自由化の伸展に備えまして、主要物資の国際競争力を培養し、強化するために、産業の合理化による価格の引き下げに対しまして、鋭意努めてきたのであります。今回の国鉄運賃の値上げは、これが商工物資に及ぼす影響を考えますると、ある種の産業にとっては、相当大きな打撃でありまして、今後の激しい国際競争に耐えられない部門も出ていくと思われるのであります。この運賃値上げは、池田内閣の所得倍増に先がけて、物価倍増の根源となるおそれも大いにあるわけであります。 国鉄……
○近藤信一君 金子さんに一、二点お尋ねしますが、先ほどまあ中小企業では非常に若年の労務者の雇用が非常に困難だ、こういうことで御説明なられましたが、実際今、中小企業で若年の労務者を採るのに非常に困難を感ずる。それで、しばしば委員会でも、私は政府当局にもその点を何とか対策を立てなければならんじゃないかと、こういうことで私も主張しているのですが、そういうとき、いつも政府は中小企業と大企業とのいろいろな設備関係が違う、娯楽施設等においてもしかり。そこでまあ、大体中小企業にそうした若年の労務者が喜んで来るようにするためには、まずそういう面から改葬していかなければならんじゃないか、こう言うのですけれども、……
○近藤信一君 まず通産関係からお尋ねするわけでありますが、通産省の行政で最も大きな動きは貿易の自由化だと思うのであります。過去二十数年間、貿易が全く政府の統制下にあったと言ってもよかったが、それが自由化されるのだから、通産省としてはその変化に応じて行政の面でも大きな変更をしておると思うのであります。自由化によって割り当て行政や統制的な行政が要らなくなったところもあるのじゃないか。そのかわりまた保護助成、助長行政が加わったというところもあろう。部局でいえば一体どこがひまになってどこが忙しくなるか、また管理の部局の増減はどういうふうになるのか、この点まず大臣からお答え願いたいのであります。
○近藤信一君 関連。災害の善後措置に関連して通産大臣に一、二点質問いたします。 大牟田市、荒尾市等の中小企業者は、今回の災害の間接的被害者であると私は思うのです。聞くところによりますると、数年来の炭鉱不況によりまして、三井鉱山の会社の下請会社に対する支払いが非常に悪いと、こういうふうに私聞いております。特に災害の前でも、このように悪いのでございますが、今度の災害によって、ますますこの状況というものは強くなるのじゃないか。特に災害前でも支払い状況が、六、七カ月たたなければ支払えなかったのだ、こういうふうにも聞いておるわけですが、今度の大災害にあって、中小企業はこの下請に対する支払いで非常に今後……
○近藤信一君 国有鉄道運賃制度の改正は、この値上げが国民生活全般にわたりまして非常に大きな影響力を持っておるのでございます。したがいまして、あらゆる角度から十分にこれを検討する必要がある、こういう意味で、私ども商工委員会としても連合審査をお願いしたわけでございまして、この連合審査に運輸委員長並びに運輸委員の諸君がこれを了とせられまして、この連合審査になりましたことを私は厚く感謝いたします。 そこで私は、運輸行政に対しましては非常にしろうとでございまするから、運輸委員の諸君が質問されたことと重複するかもわかりませんが、また、とんちんかんな質問が出るかもわかりませんが、その点はひとつ御了承を願い……
○近藤信一君 私は当面しておる問題で若干質問するのですが、朝通告しました時間が、だいぶ協力しなければならぬということでございますから……。 問題は当面しておる緊急の問題だけにしぼって若干質問いたしますが、まず最初に、中小企業の倒産問題でございますが、これは昨年来、私ども商工委員会でもしばしばこの点については政府当局にもいろいろと忠告をしてきたわけでございますが、東京商工興信所の調査によりますれば、昨年一カ年間の倒産が八千百九十二件という大きな数字を示しておるわけなんです。このことは過去十数年来最高の記録をつくったということになる。そこで、私どもは四十三年になればさらに倒産の件数というものはふ……
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