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井野碩哉 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

井野碩哉[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは井野碩哉参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。井野碩哉参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 外務委員会 第24号(1953/08/06、3期、緑風会)

○井野碩哉君 これはドイツとスイスだけですか。アメリカその他とはこういう協定はないでございましようか。

第16回国会 予算委員会 第19号(1953/07/21、3期、緑風会)

○井野碩哉君 私は三つの問題を総理並びに関係大臣にお尋ね申したいと思うのでありますが、その一つは人口食糧問題であり、その二つは貿易関係問題であり、第三は戦犯に関する問題でございます。私は総理からは大綱の御答弁を頂けば結構でありまして、細かいことは各関係大臣からお答えを頂き、ただ総理の時間を選びましたのは、私の申上げるのを総理によく聞いておいて頂きたい。いいことがありましたならば、是非今後の施策にお取入れを願いたいという意味において、この時間にこの問題を取上げたわけでございます。  先ず第一に人口問題でございますが、我が国は御承知の通り太平洋戦争の敗戦によりまして、朝鮮、台湾を失い、又満洲という……

第16回国会 予算委員会 第20号(1953/07/22、3期、緑風会)

○井野碩哉君 私は昨日政府に対しまして、この狭き国土におて人口が年々百十万人ずつ殖えて行くという重大な事実に対して政府はいかなる政策を持つかということを伺い、又それに対して産児制限はとるに足らず又移民も期待できないということになりますれば、どうしても食糧増産を計画的にしなければならないということを申上げ、総理の大体の御了承を得たつもりであります。又統制問題についても、主食については今統制を外すべき時期でないということを申上げ、大体これも総理の御了承を得たと私は了解しておるのでありますが、これに関連しまして、食糧増産の見地から最もやはり大切であるいわゆる農民の増産意欲を高揚し、且つ農村の福祉を増……

第16回国会 予算委員会 第22号(1953/07/24、3期、緑風会)

○井野碩哉君 只今木村委員その他の御発言の問題でございますが、この問題は私が委員会の当初、総括質問の際に大蔵大臣に対してお尋ねをいたし、大蔵大臣の御答弁と三浦改進党の政策委員長の説明とが食違つておりますから、そこは政府は折角三派修正案に対して同意をしておる以上、三派修正案の意見通り一つお取扱いを願うように御答弁願いたい、それが今日政局安定のゆえんではないか、最も捷径な方法ではないかということを申上げたのであります。そうしてそのときにはまだその問題が三派の問題で一応の話合いができておつても、まだはつきりしない点があつたのではないか、だからそこはよく政府と三派の間で話合いをつけて、そうしてこの委員……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第4号(1953/11/04、3期、緑風会)

○井野碩哉君 見えますまで御質問いたします。二号台風が入りますと農林省と、建設省どのくらいふえますか。
【次の発言】 ちよつとお伺いいたしますが、只今お話の六月上旬の二号台風でやられて又その次の台風でやられたという所、併し六月の上旬の二号台風だけでやられてあと台風のなかつた所、それにまで及ぶ御趣旨でありますか。それは六月はないがあとあつたものだけに今度の改正で適用する、こういうふうにお考えでありますか。又農業施設は上旬の二号台風のものはすでに処置してしまつた。そうして六月下旬からのは処置していないからやるのだと。こういうお舌でありますが、処置したものにまでこの改正によつて及ぼされるお考えであつ……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第5号(1953/11/05、3期、緑風会)

○井野碩哉君 只今の御説明で関係のものは全部了解いたしましたが、今度三重、愛知の海岸提防の復旧改良事業に対しまして、現在予算としては二十余億組んでおります。あと三十億今年に要るわけでありますが、それは融資によつて賄うという政府当局の御説明でありますが、それに対する利子補給は今御説明の中に入つておるのでございましようか。これは別途考える、今と同じような方法で考えるということでございましようか。その点を一つ……。

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第7号(1953/11/07、3期、緑風会)

○井野碩哉君 今三浦委員の修正意見としてお読みになりました点で、先日おきめ頂いた趣旨と少し違うように思う点ができたのですが、それは海岸堤防の所で五条の二の一番おしまいのほうなんですが、「その事業費のうち堤防等の施設につき被害のある箇所に係る部分についてはその十分の八」とありますが、そうすると被害のあつた所だけしか十分の八とならないで、蒿上等改良工事が入らないように思うのです。ですから、施設につき被害のあつた堤防についてはその十分の八、その他の堤防についてはその三分の一を出す、こうして頂かないと、ここできめた御趣旨と違うようでございますから、その点御訂正願いたいと思います。

第19回国会 内閣委員会 第41号(1954/05/22、3期、緑風会)

○井野碩哉君 私は二つの問題について伺いたいと思いましたが、いま一つは岡田委員の御質問で大体の御意見はわかりましたので省略いたしまして、第二の問題は、構成の面で通商産業大臣が入つておりますが、なぜ農林大臣をお入れにならないかという問題であります。これは太平洋戦争が始まりました時、最高戦争指導会議というものがありまして、その時に最高戦争指導会議のメンバ治は文官大臣としては外務大臣、大蔵大臣、それから企画院総裁三人であつた。通産大臣は無論入つていなかつたのであります。今度はそういつた軍事優先の立場でなしに、文民優先の政治優先の立場からこの構成を考えるということで私も結構と思いますが、食糧問題がこう……

第19回国会 内閣委員会 第43号(1954/05/25、3期、緑風会)

○井野碩哉君 この二法案につきまして一番根本的に問題になりますのはやはり憲法との関係でありまするが、この論議はまあ衆議院以来しばしば繰返されておりますが、併し国民は、保安庁長官の御説明で、自衛隊というものがやはり軍隊と言つてもいいんだという御私見を述べておられるようであるので、そこにやはり非常な疑いを持つて来るのであります。私見で軍隊と言つてもよろしいと、こうおつしやつた。その御趣旨をもう一度はつきり御説明願いたいのであります。
【次の発言】 軍隊という定義が憲法その他の法律でどこにもないというお話でありましたが、私は憲法九条の二項を読みますと「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、……

第19回国会 内閣委員会 第45号(1954/05/27、3期、緑風会)

○井野碩哉君 今長官は警察行動を平和のほうへお入れになりましたが、平和というのは国際関係の問題で、むしろ国の安全のほうへ警察の目的をお入れになつたほうが、いいのではないでしようか。
【次の発言】 今矢嶋委員が言われるように、保安庁の中に抜けているからどこに入つているかと言えば、むしろ国の安全のほうに入つておるように法律にあつたほうがはつきりするのじやないか、こういうふうに思つたから伺つたのです。

第19回国会 内閣委員会 第51号(1954/06/09、3期、緑風会)

○井野碩哉君 一点だけ。これは予算に関係あると思いますが、予算は幾ら計上してございますか。
【次の発言】 ちよつと高橋さんにお尋ねいたしますが、衆議院の修正のために予算的にどのくらい殖えるのでございますか。
【次の発言】 今古内さんのお答えの、表面的にはそうするのだというお話でありますが、表面的でなしに、実際に恩給を支給する場合においても、巣鴨におる戦犯者に直接渡すということはいたさないで、家族に渡して行くという方法をおとりになれば、外国に出しても立派に申開きができると思うのですが、その点は如何ですか。
【次の発言】 それならば表面的でなしに、裏面的にも本人には行かないで家族にこれが行くもので……

第19回国会 内閣委員会 第52号(1954/06/10、3期、緑風会)

○井野碩哉君 この法律の附則を見ますと、「この法律は、昭和二十九年四月一日から施行する。」、こう書いてございますが、現在の状態でこれをこのまま公布するわけには行かんと思いますが、これは恐らく修正しなければならんと思いますが、これを仮に公布の日から施行するということにいたしますと、附則の九項と十項の関係でございますね、これはどういうふうになるのでございましようか。「各行政機関の職員の数は、昭和三十年七月一日において新法第二条第一項の定員をこえないように、昭和二十九年四月一日から昭和三十年六月三十日までの間に、整理されるものとし、」とありますが、これを今多少変更を加えないと無理ができると思うんです……

第19回国会 予算委員会 第10号(1954/03/11、3期、緑風会)

○井野碩哉君 私は第一に憲法改正に関する問題についてお伺いしたいのでありますが、私も暫らく国会を離れておりましたので、国防問題とこれに関連する憲法改正の問題についてしばしば国会でいろいろの論議がされておりました点につきまして、十分承知をいたしておらない点もございますので、或いは重複してお尋ねをいたし、又蛇足を加えることがあるかも知れませんが、その点はあらかじめお許しを頂きたいのであります。  私が総理に対してお尋ねいたします前に、憲法の解釈につきまして法制局長官に一言お尋ねをいたしておきたいのでありますが、憲法改正の発議権の問題でございますが、憲法改正の発議権は憲法九十六条によりますと、国会が……

第19回国会 予算委員会 第23号(1954/03/30、3期、緑風会)

○井野碩哉君 私は先ず第一に本予算に対しまして賛否をきめます上において、この予算の財源に関しまする法律案が四月一日の施行期日を持つているにかかわらず、未だ衆議院の議を経ず、本院に送つて来られないということは、これは衆議院の責任でもあり、又政府の責任でもあると私は考えるのであります。そこで総理並びに大蔵大臣にお伺いしたいのでありますが、先ほど岡田委員の御質問に対しまして、大蔵大臣は入場税の国税委譲の法律案も、又繊維奢侈税の法律案も、これは必ず通るものと思う。であるから、その通らん場合の財源的措置を考えんというお話でありましたが、併し今日この衆議院の状況を見ておりまして、四月一日の期日が規定してあ……

第19回国会 両院法規委員委員会 第1号(1954/06/15、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(井野碩哉君) 只今委員長より委員長辞任願が私のところに提出されましたので、私よりこれをお諮りいたします。委員長の辞任を承認することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますので、これを承認することに決定いたします。  なお、後任の委員長を互選いたさなければならないわけでありますが、都合により暫時休憩し、その後お諮りいたしたいと存じます。  休憩いたします。    午前十時三十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き委員会を再会いたします。  委員長の互選を議題といたします。互選の方法は先例により私より指名いたすことにして御異議ございませんか。

第22回国会 運輸委員会 第28号(1955/07/28、3期、緑風会)

○井野碩哉君 今の一松委員の質問に関連しているのですが、大蔵省の主計局次長が言われたように、私は本来一般会計で負担すべき性質のものではないと思う。現在半額を国鉄は負担している、その半額の負担まで一般会計でこれを全部負担させるという御趣旨はどういうわけなのですか。現在半額負担さしているのですから、かりに一歩を譲って一般会計に負担さしても、半額でいいのじゃないか。全額負担さすという御意思があるかどうでしょうか。
【次の発言】 かりに全額あげるのはいいとして、障害者のうち傷庫軍人として三割の人は五割国鉄が負担しているのでございましょう。無賃で乗車させているのでしょう。その分は一般会計で負担することは……

第22回国会 運輸委員会 第29号(1955/07/30、3期、緑風会)

○井野碩哉君 運輸大臣、今のお言葉でありますが、現在においては政府部内において調整ができていない。多少時日をかせば調整の余地がおありになるのでしょうか。なぜかと申しますと、筋からいくと、運輸大臣のお話の中に国鉄がサービス的に持つのが筋であります。今お話のように、財源の面から国家にある程度持たせるということになりますが、一般会計でこれを持たせることがいいかどうか私はよほど議論があると思うのです。時日をかせば政府部内において何か財源の点について話し合いがついて、目的達成に政府が積極的におやりになり得ることができるかどうか、その点をお伺いいたします。


4期(1956/07/08〜)

第27回国会 外務委員会 第2号(1957/11/07、4期、自由民主党)

○井野碩哉君 マラヤ大使館の設置につきまして予算措置はどうなっておりますか。
【次の発言】 それからソ連の大使館の俸給の問題でございますが、先ほど佐藤委員から専門的な御質問があったのですが、私どもよくわからないのです。二割減俸になったということは、現在の通り支給したらよさそうなのにどうして減俸になったか、その減俸という観念がはっきりしませんので。

第27回国会 外務委員会 第4号(1957/11/09、4期、自由民主党)

○井野碩哉君 それに関連しましてお尋ねしたいのですが、日本品のみに課せられました差別待遇は、これはどういう品目になっているのですか。それからまたその中で、これがはずされましたために、非常に利益を受けます品目はどういう品目でございますか。

第29回国会 予算委員会 閉会後第1号(1958/07/31、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(井野碩哉君) これより委員会を開会いたします。  開会に際しまして、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  私、このたび予算委員長に選任されましたが、もとより浅学非才、この重責を全うし得るやいなやを深く憂慮いたしておりますけれども、幸い皆様の平素の御好意によりまして、皆様の御支援を待って、公正なる運営が全うし得ますれば、私といたしましてもまことに幸いに存ずる次第であります。どうか何分よろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 委員の変更について御報告申し上げます。  七月二日、八木幸吉君辞任、市川房枝君補欠。七月三日、小幡治和君辞任、西川彌平治君補欠。塩見俊二君辞任、森田豊壽君……

第29回国会 予算委員会 閉会後第2号(1958/08/30、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(井野碩哉君) これより委員会を開会いたします。  まず、委員の変更につきまして、御報告いたします。  八月一日、内村清次君辞任、佐多忠隆君補欠。八月十四日、市川房枝君辞任、八木幸吉君補欠。八月二十一日、八木幸吉君辞任、市川房枝君補欠。八月二十八日、大川光三君辞任、石原幹市郎君が補欠に選任せられました。
【次の発言】 理事の補欠互選についてお諮りいたします。  理事佐多忠隆君が委員を辞任し、再び委員に復帰せられましたので、成規の手続を省略して、私より佐多忠隆君を再び理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。

第29回国会 予算委員会 閉会後第3号(1958/09/01、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(井野碩哉君) これより、委員会を開きます。  委員派遣の報告を議題といたします。近畿、中国班の報告を願います。
【次の発言】 この際、本日の委員の変更について報告いたします。藤原道子君辞任、光村甚助君補欠。吉田法晴君辞任、横川正市君補欠。佐藤清一郎君辞任、植竹春彦君補欠。木島虎藏君辞任、高橋進太郎君補欠。本多市郎君辞任、草葉隆圓君補欠。小山邦太郎君辞任、平井太郎君補欠。以上選任せられました。
【次の発言】 次に中部班の報告につきましてお諮りいたしますが、やむを得ない事由によりまして、派遣委員のお方が御出席になっておりませんので、この報告を会議録に掲載することとして、御了承を得たいと存……

第30回国会 予算委員会 第1号(1958/10/02、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(井野碩哉君) それではこれから委員会を開会いたします。  まず、委員の変更について御報告いたします。九月十一日高橋進太郎君辞任、武藤常介君補欠。北村暢君辞任、吉田法晴君補欠。九月十九日横川正市君辞任、安部キミ子君補欠。光村甚助君辞任、藤原道子君補欠。九月二十七日石原幹市郎君辞任、大川光三君補欠。堀末治君辞任、小山邦太郎君補欠。平井太郎君辞任、鶴見祐輔君補欠。草葉隆圓君辞任、本多市郎君補欠。九月三十日田中啓一君辞任、横山フク君補欠。岸良一君辞任、西田信一君補欠。以上それぞれ選任せられました。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。予算の執行状況に関する調査……

第30回国会 予算委員会 第2号(1958/11/04、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(井野碩哉君) これより委員会を開会いたします。  まず、委員の変更について報告いたします。  十月四日、千葉信君が辞任し、その補欠として中田吉雄君、十月三十日、中田吉雄君が辞任し、その補欠として羽生三七君、十一月四日本多市郎君が辞任し、その補欠として小柳牧衞君、同日、田村文吉君が辞任し、その補欠として中山福藏君が選任せられました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についてお諮りいたします。  現在、理事が三名欠員となっておりますので、この互選の方法は、成規の手続を省略して、私より小柳牧衞君、塩見俊二君、及び鈴木強君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第30回国会 予算委員会 第3号(1958/11/24、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(井野碩哉君) ただいまより委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告申し上げます。十一月四日千田正君辞任、高良とみ君補欠。十一月七日矢嶋三義君辞任、柴谷要君補欠。十一月二十四日泉山三六君辞任、榊原亨君補欠、大川光三君辞任、梶原茂嘉君補欠、苫米地義三君辞任、木暮武太夫君補欠、三浦義男君辞任、紅露みつ君補欠、一松定吉君辞任、山本米治君補欠、中山福藏君辞任、田村文吉君補欠、以上それぞれ選任せられました。
【次の発言】 理事の補欠互選についてお諮りいたします。  理事一名が現在欠員となっておりますが、この互選は成規の手続を省略して、委員長より小柳牧衞君を理事に指名いたしたいと存じま……

第31回国会 予算委員会 第1号(1958/12/11、4期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(井野碩哉君) これより委員会を開会いたします。  委員の変更について報告いたします。十一月二十四日高良とみ君が辞任し、その補欠として千田正君が、十一月二十五日柴谷要君が辞任し、その補欠として矢嶋三義君がそれぞれ選任せられました。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  予算の執行状況に関する調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお要求書の案文の作成及び手続等は、これを委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 法務委員会 第1号(1959/07/02、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 今回はからずも法務大臣を拝命いたしました。法務行政につきましては、今まで私はあまり深い関係を持っておりませんでしたので、従って、皆様の御支援と御鞭撻によりまして大過なきを期したいと存じておりますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)

第32回国会 法務委員会 閉会後第2号(1959/08/31、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) ただいま法務省関係におきまして重要問題と考えられます事柄は、最高裁の機構の問題、少年犯罪に関する問題、また売春法の適用の問題、そのほかに総合研究所の運営の問題等がございます。これらにつきまして、簡単に私から所信の一端を申し上げたいと存じます。  まず、少年法の改正の問題でございますが、これは、私、法務大臣に就任いたしましてから一番大事だと思いましたのは、少年犯罪が最近非常に激増して参りまして、しかも、その犯罪の性質が非常に悪化しているように思いまするので、この点に関しまして、第二国民として次の国家を背負う意味におきましても重要問題であり、自民党自体も、青少年対策は重要……

第33回国会 地方行政委員会 第5号(1959/11/17、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 地番は、御承知の通り、土地台帳法によりまして登記所が定めることになっておりますので、法務省の所管でございますから、私からお答えを申し上げることにいたします。  地番の非常に混乱しておりますことは、小林委員の仰せの通り、最近いろいろの問題になっておりますし、国民も非常に迷惑をこうむっておる点もございますので、何とかいたしたいという気持は十分に持っておるわけでありますが、従って、この問題につきまして法務省の考えをお話いたしますのに、三つの点に分けて申し上げてみたいと思うのであります。  まず第一は、地番整理の必要性でございますが、この地番をきめました当時は、地租の徴収を主……

第33回国会 地方行政委員会 第6号(1959/12/01、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 今まで検事長会同等においてそういう訓示をいたしたことはございません。これは、各検察庁のいろいろの事情によって、その検察庁がそういう判断をしてやっておるのであります。法務省としては、そういう問題にはタッチしない方針でやっております。

第33回国会 地方行政委員会 第8号(1959/12/08、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 大学構内の二人の学生の逮捕問題につきましては、今警察庁長官からお答えした通り、私も同様に考えております。学生が、憲法二十三条によって、学問の自由ということを保障されておりますことから、大学構内が治外法権のような気持を持った、間違っておる学生もあるのではないかと思うのでありますが、大学構内は治外法権の場所でございませんので、犯罪があれば、また捜査の執行状が出ておれば、当然逮捕しなければならぬと思うのであります。しかし、大学の自治ということは、あくまでやはり尊重しなければならぬと思いますので、警察当局が大学の総長といろいろ話し合いをして、自治的に犯人を差し出すという行き方……

第33回国会 地方行政委員会 第10号(1959/12/15、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 町名地番の整理は、急を要する問題であることはもちろんでありまするが、前回の委員会で申し上げました通り、町名地番の整理につきましては、これに関連する多くの問題がありますので、法務省といたしましても、土地台帳、家屋台帳及び不動産登記事務の所管庁として、関係各省とも十分に連絡の上、実情に即した適切な措置を講ずることによって、御要望の趣旨を実現して参りたいと考えております。

第33回国会 内閣委員会 第9号(1959/12/10、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 国家公務員より地方公務員の方が上回っただけで違法性を持つとは私は考えておりませんが、何かその地方に条例等の規定がございまして、それに違反して出しているというような場合には、違法性が起こり得る場合もあろうと考えられます。
【次の発言】 条例である基準をきめておりました場合に、市の当局者がそれ以上の給与を出した場合には、違法性の起こり得る場合もございます。
【次の発言】 これは個々の事件に当たって見ませんと、抽象的にこうということを申し上げるわけにいかぬと思いますが、条例に違反すれば違法性は起こり得るわけであります。従ってその具体的の事実によって検察庁は判断をしていくこと……

第33回国会 法務委員会 第4号(1959/11/19、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 京都の事件につきましては、私ども、あまり詳しく事情を聞いておりませんが、きょうそういう御要求でありますれば、初めから来て実はお話を伺えばよかったと思いますが、御要求がなかったもんですから、宮中の公使の信任状の捧呈式に立ち会ったようなわけで、大へん申しわけなかったと思います。しかし、事情はよく両局長にお話しのようでございますから、伺ってみます。聞きまして、また十分研究いたしますが、今、亀田委員のお話のような事情ですと、まことに私も気の毒なような気がする、伺っただけでは。ですから、十分研究はいたしますが、何か別に指揮権を発動しろというお話もございましたが、裁判にかかってい……

第33回国会 法務委員会 第5号(1959/12/11、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) お答え申し上げます。まず、第一の基本人権の問題とデモの関係の調和点はどこにあるかという御質問でございます。これはただいまお尋ねの通り、国民としましては集会、結社その他の自由を憲法によって保障されておりますが、その保障されております自由につきましても、ある制限のありますことは、憲法十二条に明らかにされておるところでございまして公の福祉に反しない限度においてそういうものが認められており、これは大審院の判例もそういうふうになっておりますので、すでにわれわれとしてもその通りだと考えております。でございますから、デモ、集会というものは、憲法によってその自由を認められておりますけ……

第33回国会 法務委員会 第6号(1959/12/17、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) ただいま御質問の点でございますが、私も、あの各方面の方々の御意見を述べられた際には、ちょうど本会議がございまして欠席して、おりまして拝聴いたしませんでしたが、後に速記録を詳細に読みまして、いろいろの御議論のあることも十分承知をいたしました。もちろん私としましても、今日の刑事政策というものは昔の刑事政策とは違いまして、かなり報復主義というようなことから離れて、その犯罪面をしてできるだけ社会の適順性を可能ならしめるような刑事政策に変わってきております。これは、おとなに対してもそうであります。まして子供は、単なる社会悪からこれを防衛するというだけでなしに、むしろ保護的な見地……

第33回国会 予算委員会 第3号(1959/11/16、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) ただいま青木委員のお話しのように、非常に一般の被災者が困っておるときに窃盗行為をやるというようなことは、社会道義から見ましても許すべからざることでございまして、これに対して厳罰をもって臨むことは適当であると考えまして、私、名古屋の被害地へ直後に参りましたときに、検事長初め関係官を集めまして、そういう方針のもとに処理に臨むように指令もいたしました。その結果、現在百八十件ほどの事件を受理しておりますが、そのうちもう過半は処理をいたしまして、その中でも、新聞等に出ておりますように、三百円くらいの盗難事件に対して二年の懲役にしたというような事犯もございまして、相当厳罰主義をも……

第34回国会 内閣委員会 第2号(1960/02/09、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 法務省設置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を説明いたします。  この法律案の要旨は、長野刑務所の位置を長野市から須坂市に変更するとともに、村を町とする処分等に伴い、法務局及び地方法務局の管轄区域並びに少年院の位置等を定める法務省設置法の別表三及び五について所要の整理を行なうことの二点であります。  ます、長野刑務所の位置を長野市から須坂市に改めることについてでありますが、御承知のように、現在の長野刑務所の舎屋は、明治十六年十二月、当時長野県監獄本署の舎屋として建設されたものを引き継いで今日に至っているのでありまして、その老朽はなはだしく、かつ、著しく狭隘のた……

第34回国会 内閣委員会 第3号(1960/02/16、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 国会の承認を得る時期に誤りがあるというのは、ちょっと私その趣旨が了解しかねるのでございますけれども、設置法を改正しなければ地位というものは変わりませんから、いよいよでき上がりまして変えようというときに設置法を提案いたしましたことは時宜を得ておると思っておりますが……。
【次の発言】 おそらく長野市から須坂市に移すという場合に、予算措置を講じて国会の御承認を得ておると思います。予算でこれこれの金を土地買收費に要る、またこういう金が建設費に要るということを予算で国会に御承認を得た上で実行したものと私は考えております。

第34回国会 内閣委員会 第4号(1960/02/18、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) お説の通り、全国の刑務所を監察させております。大体二年に一回で今まで何らの支障なく参っております。
【次の発言】 刑務所内の衛生につきましては、極力所長をして注意さしております。まあ前橋は、御承知のように非常に占い刑務所でございまして、あの当時から、ああいう場所に作りましたために、そういった点が、部屋が暗いとか、いろいろの欠点がございます。そこで、先般もお答え、申し上げましたように、あれは前橋の中心にもございますし、いずれ移転さした方がいいとわれわれも考えておりますので、移転の場合にそういう点についてはまた十分考慮いたしたいと、こう考えております。

第34回国会 内閣委員会 第5号(1960/02/23、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 調査部長からお答え申し上げましたように、現在の状態では収容人員の方が定員よりは超過しております。従ってまあ、犯罪の情勢を見まして適当に拡張計画も立てていかなければならぬと思いますが、予算の制約もございまして、なかなか法務省の思うようにいかないことだけは残念に思っております。この点前橋はこれから新しい刑務所を今度移転して作るわけでございますが、現在の収容人員を十分考慮に入れましてその移転計画を立てたい、こう考えておりますので、御質問の要点もそこにあると思うのです。これからできるものに非常に不足な設備を作ってはいかんじゃないか、こういうお尋ねだと思いますが、その点は十分に……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第6号(1960/06/11、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 木村委員のお説の通り、最近、安保審議をめぐりまして、あるいは日教組、あるいは全学連、総評というような団体が、デモと称して、デモの範囲を逸脱した暴力を用いてその行動を推進しようとする傾向がありますことは、まことに遺憾に存じております。検察当局としては、その検挙にあたりまして時日を遷延することなく、直ちに逮捕し、直ちに起訴をいたして、今日、相当数の起訴者を見ておるような次第でございます。ことに、昨日の羽田の外国使臣に対する暴行事件につきましては、私も、国際信義の上から今までの暴行以上の重大性を考えまして、さっそく検事総長を呼び、最高検としての検察方針を確立するように命じま……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第7号(1960/06/12、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 代表者を立ち会いせしめる権利を認めておりますが、代表者は単に立ち会いでありまして、裁判の審判と公判に立ち会うというだけで、弁護人やもしくは補佐人の資格を持っておりませんし、単なる傍聴者というふうに御理解いただきたいのであります。
【次の発言】 今回の新しい協定におきまして、非常に民事関係で従来の規定よりよくなりました点は仲裁人制度の問題であります。従来は合同委員会にかけ、合同委員会で話し合い、きまらぬときには外交交渉によっておったのでありますが、今度は仲裁人を設けまして、その仲裁人の裁定というものが両国を拘束することになりましたので、非常に強くわが国にとっては有利な立……

第34回国会 法務委員会 第3号(1960/02/16、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を説明いたします。  この法律案の改正点の第一は、第一審特に地方裁判所における訴訟の適正迅速な処理をはかる等のため、下級裁判所の裁判官の員数を改めることにした点であります。  政府におきましても、つとに第一審の充実強化のため種々努力を重ねて参り、その第一歩といたしまして、去る昭和三十二年以来、判事補の職権の特例等に関する法律の一部改正及び前後二回にわたる裁判所職員定員法の一部改正により、第一審における裁判官の充実のための措置をとりましたことは、すでに御承知の通りであります。このたびの改正は、この第一審充実強化方策……

第34回国会 法務委員会 第4号(1960/03/03、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野拓哉君) ただいま議題となりました不動産登記法の一部を改正する等の法律案につきまして、提案の理由を説明いたします。  現行制度におきましては、不動産の権利関係を明確にする公簿、すなわち登記簿と権利の客体である不動産自体の現況を明らかにする公簿、すなわち土地台帳及び家屋台帳とが分離しておりますため、ひとしく登記所において所管いたしております登記制度と台帳制度がそれぞれ別個の制度になっているのであります。しかしながら、この二つの制度は、相互に密接不可分の関係にあるのでありまして、本来ならば不動産登記簿だけで不動産に関する権利関係のみならず、権利の客体である不動産の現況をも明確にする……

第34回国会 法務委員会 第9号(1960/03/25、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) ございません。

第34回国会 法務委員会 第10号(1960/03/29、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を便宜一括して説明いたします。  政府は、人事院勧告の趣旨にかんがみ、一般の政府職員の給与の改定を行なうこととし、今国会に一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を提出し、御審議を仰いでおりますことは御承知の通りであります。この裁判官の報酬及び検察官の俸給に関する両法律案は、一般の政府職員の給与の改定に伴い、一部の裁判官及び検察官の報酬または俸給の各月額を改正しようとするものであります。以下、改正の要点を説明いたします。  まず第一に、一般……

第34回国会 法務委員会 第11号(1960/03/30、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 裁判官の待遇につきましては昨日お答え申し上げました通り、憲法七十九条、八十条において、裁判官というものはほかの官吏と違って優位な待遇を憲法としては考えておることはこれはその通りでございまして、従いまして、それに基づいて、法律上におきましても裁判官の待遇というものが他の官吏よりは優位に規定をしておることは御承知の通りであります。ただ、この今お示しになりました裁判官の報酬等に関する法律の第二条の二というのに、他の官吏の俸給に、一般官吏の例に準じてという言葉を使ってございますが、これは特別号俸とか手当の問題については一般官吏に準じた規定を置いておりますけれども、俸給に対しま……

第34回国会 法務委員会 第12号(1960/04/05、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を説明いたしまする  この法律案は、土地の状況、市町村の廃置分合等により、簡易裁判所の名称、所在地及び管轄区域を変更する等、下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律に所要の改正を行なおうとするものであります。以下簡単に今回の改正の要点を申し上げます。第一は、簡易裁判所の名称及び所在地の変更であります。すなわち、大阪地方裁判所管内古市簡易裁判所の所在地層ある大阪府南河内郡南大阪町について、同町を南大阪市とする処分及び南大阪市の名称を羽曳野市に変更する処分が行なわれたのに伴い、同簡易裁判所の名……

第34回国会 法務委員会 第19号(1960/05/12、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) お説のように、住宅問題は非常に大きな政治問題として今まで扱って参りました。庶民階級の人が住むところがないということから起こってくるそういった事犯は、これは否定できないと思います。しかしその点につきましては内閣として、いわゆる住宅政策を今度拡充いたしまして、できるだけそういう庶民の住宅をこれは政治問題として解決して参ります。しかし今御審議願っておりまする刑法の方は、これは犯罪として、犯意を持ってやった場合に罰するのでございますから、いかなる場合でもこういうことはよくないことでございますし、ことに最近ふえたかどうかというお話でございましたが、この法務委員会で、亡くなられま……

第34回国会 予算委員会 第8号(1960/03/05、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 適用は受けません。
【次の発言】 沖縄から入国する場合には、沖縄人は、日本人と同じように扱っておりますから、その適用を受けないと……。
【次の発言】 その点は、政府委員から説明させます。
【次の発言】 そういう事実が、今までありませんから。
【次の発言】 管理令に書いてあります通りやっております。
【次の発言】 日本の領土になっておりません。
【次の発言】 領土とは申しません。行政権が及んでいないということです。
【次の発言】 そういう趣旨で規定しております。
【次の発言】 お答えいたします。  その当時私もおりませんし、また政府のすべての方針がそういうふうにやってお……

第34回国会 予算委員会 第9号(1960/03/07、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 破防法の問題でございますから、私からお答え申し上げます。破防法の適用につきましては、法律の性質自体慎重に処置しております。最近において各種反民主的活動が破防法に当たるかどうかということにつきましては、公安調査庁として十分に慎重に調査をされております。まだ今の状態において適用されるということはございませんが、今後その活動のいかんによっては厳然たる処置をもって臨むつもりでございます。

第34回国会 予算委員会 第10号(1960/03/08、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 教職員の職務を離脱しました行為につきましては、ただ刑罰をもってこれに臨むだけでは私はいかぬ、やっぱり文部行政の上からいろいろの手段を講じていくべきだと思います。しかし、事いやしくも法律に違反して刑に当たる者につきましては、検察庁としては今までも検挙いたしております。そうして起訴もいたしております。現在昭和三十三年、四年の統計を見ましても受理件数の三三%を起訴いたしております。これは一般の刑罰が四〇%の起訴率を持っておりまするのと比べまして、決して教職員だからといってこれを甘くしたりしておるというようなことはございません。

第34回国会 予算委員会 第12号(1960/03/10、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 最近の青少年犯罪の状況は御指摘の通りであります。ほかの犯罪は横ばいでございますが、青少年犯罪は、遺憾ながら多少ふえております。その原因につきましては、今お話しのような点もございましょうし、また、その他教育の点から、あるいは家庭の点から、いろいろの点から犯罪がふえてきているのでございますので、そういう点につきましては科学的に十分調査して、未然にそういうことのないように、法務省としては措置いたしておるわけでございます。
【次の発言】 お説のように、もちろん、環境あるいはその他教育方面をよくしていくことにおいて、非常に犯罪を防止できると思います。しかし、法務省としましては、……

第34回国会 予算委員会 第17号(1960/03/19、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 私も自治庁長官がお答えしたような考えを持っております。
【次の発言】 法定選挙費以上に費用を使いますれば、これは当選に影響してきますことは、御承知の通りであります。ただ、その裏金が、候補者の自分の考えで出ている場合もありまするし、またそうでない場合もあって、一がいにその金をすぐ法定選挙費に加えて当選無効にするという行き方は少し酷じゃなかろうか、その点につきまして、いろいろ今度、選挙法改正で、出納責任者の責任、あるいは総括主宰者の責任というものと結び合わせてそういう問題は検討していくべき問題で、ただ数字的にすぐ合わせて無効にするという行き方はなかなかむずかしいのじゃない……

第34回国会 予算委員会 第21号(1960/03/29、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 鶴岡の亀屋ホテルの事件に関しましては二十五日に新聞に出ておりましたので、二十六日に鶴岡の法務局に調査を命じまして、十人ほどの係官を呼んで現在調査をしております。事実は相当人権問題に深い関係を持ちますので、私の方としては十分調査の上、新聞に出ておりますことが事実でございますれば適当な措置をとって参りたい、かように考えております。

第34回国会 予算委員会 第23号(1960/03/31、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 先ほど委員長からお答えいたしましたように、今調査の段階でございまして、警察庁としましても、令状をすでに執行して、現地においては犯人を捜査しておりまするから、そういう点につきましても、十分指導をして参りたいと考えております。
【次の発言】 今回の事件につきまして、最高検から公安部長を派遣し、また法務省からも公安課長を派遣して今調査しておりますが、その第一段の報告としましては今の刑法二百八条ノ二の持兇器集合罪、これによって令状を発付したようであります。

第38回国会 運輸委員会 第17号(1961/03/29、5期、自由民主党)

○井野碩哉君 さきほど公労委の裁定と鉄道の新計画について、運輸大臣は、目下検討中だというお答えでありました。もちろん検討中でありますからその内容についてどうという結論を伺うわけでございませんが、ただ新計画を変更しないという御決意と、その財源については新計画の方には影響を及ぼさないというようなお答えのように聞いたのであります。これはもちろんそうなくちゃならないので、新計画がもしも今度の裁定をいれて財源を今度の計画から出せるというならば、運賃値上げはもっと低くできるじゃないかという議論を必ず私は誘発すると思うんです。ですからどうしても今の計画に対しては、今度の裁定等は全然予想していなかった裁定であ……


6期(1962/07/01〜)

第43回国会 運輸委員会 第12号(1963/03/19、6期、自由民主党)

○井野碩哉君 関連質問。漁港法との関係はどうなっておりますか。
【次の発言】 さっきの政令にまかせるという問題なんですが、政令で勝手にこうやられて、漁港法の区域に深入りするというような心配はないのですか。



各種会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第19回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1954/03/24、3期、緑風会)

○井野碩哉君 通産大臣に貿易の問題についてちよつとお尋ねしておきます。  私がお尋ねします問題についての前提について二点を先ず伺つておきたいのですが、一つは外貨予算が大体今日おきまりになるようでありますが、外貨の保有量、これが大体輸入総額の三分の一以下になるというと、国際信用が非常に落ちるということを世間で言われておりまするが、通産大臣としては、どの限度が先ず外貨保有の限度かという点をお伺いしたいのであります。  もう一つは、今日貿易が不振であります一つの大きな原因は、為替レートの問題だと思いますが、ポンド為替の切下げを先般おやりになりましたために、市場ではドル為替の切下げを又やるんじやなかろ……

第19回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1954/03/25、3期、緑風会)

○井野碩哉君 二つの点だげちよつとお伺いしておきたいのですが、昨日外貨予算がきまりまして、上半期十億五千万ドルとなつたのですが、従つて外米の輸入量が百十万トン維持できないと思いますが、どのくらいになりましたか恐らく百万トン以下になつたと思います。そこで本年度の米食率は十五日と声明しておられますが、供出も二千百万石はなかなかむずかしい、こういうことになつて来ますと、どうしても変えなければならんと思いますが、その点はやはり変えずに行かれるという確信がおありになるかその点を。
【次の発言】 消費県と生産県と米食率は違いましたね。この点を統一されるお考えはございませんか。


5期(1959/06/02〜)

第34回国会 議院運営、地方行政、法務委員会連合審査会 第1号(1960/02/23、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) お答えいたします。  公安条例の件につきましては、むしろ公安委員長からお答え願った方が適当かと思いますが、ただ、私の所見を申し上げますれば、国民の人権に関するいろいろの規制というものは、できれば法律で規制するのがいいと思います。しかし、いろいろのいきさつから、現在できている公安条例が最高裁に行きましても合憲であるという判決があり得ることでございますから、その内容によりまして違憲なりや合憲なりやが違ってくる。公安条例そのものが違憲だということではないのでございます。また最高裁では、国民の権利義務も公共の福祉に反しない限りにおいて最小限度に規制されても仕方がないという判決……

第34回国会 議院運営、地方行政、法務委員会連合審査会 第2号(1960/02/25、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 国会乱入事件に関しまして、公安調査庁といたしまして、これを破防法が適用される団体として、指定団体として指定したということはございません。これは何も法律に指定団体ということはございません。ただ全学連の雑誌なりあるいは機関紙なり、あるいはその他の行動等につきまして、破防法に抵触する疑いがございますので、調査をいたすことにしたのでございます。それを新聞等で指定団体だと、こういっておる次第でございます。現在の状態におきましてはまだ破防法に抵触するような容疑はございません。
【次の発言】 あの当時の機関紙なりあるいは配布文書を見ますると、相当に不穏当の言葉がずいぶん使われていま……

第34回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1960/03/26、5期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(井野碩哉君) 昭和三十五年度法務省所管予算の内容につきまして、その大要を御説明申し上げます。  昭和三十五年度の予定経費要求額は二百八十六億九千七十九万三千円でありまして、これを前年度の予算額二百六十五億四千百三十一万一千円に比較しますと二十一億四千九百四十八万二千円の増額でございます。  増減の詳細は別途の資料により御承知願いたいのでございますが、増額分についてその内訳を大略御説明いたしますと、第一に、人件費関係の十七億五千五百二十七万二千円でございます。これは人事院勧告に基づく期末手当〇・一ヵ月分増額支給に伴う、職員特別手当及び給与ベースの改訂並びに昇給等に要する職員俸給等が増……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

井野碩哉[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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