国会議員白書トップ参議院議員亀田得治>委員会発言一覧(全期間)

亀田得治 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

亀田得治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは亀田得治参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。亀田得治参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 外務委員会 第22号(1953/08/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 やはり逐条審議を最後ですからして頂きたいと思うのです。細かくやはり見たいと思うのです。そして逐条審議の途中で、そういうものに関連して外務大臣なり或いは通産大臣に来てもらいたいというふうな問題が起りました場合にはすぐ連絡をとつてもらいたい、そういうふうなことで進めたらかえつて早いのじやないかと思います。前後しないで。
【次の発言】 大体そういう取扱でいいと思いますけれども、特に今すぐ聞かなければならないという問題はそんなになかろうと思うので、まとめておいて、あなたがおつしやるように適当な時間にやるように……。
【次の発言】 今委員長からそのようなお話がありましたので、簡単に一つだけ……

第16回国会 外務委員会 第23号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 第二項の自由職業ですね、これは範囲はどの程度でございましようか。第一項にいろいろな業種が書いてありますが、この範囲と同じという意味でしようか。
【次の発言】 それは何か日米両国間でそういう内輪の取りきめでもできておるわけでしようか。
【次の発言】 了解と今おつしやつたのですが、交渉の経過で一応そういうお話が出て大体そのような職業ということで一種の了解が成立つておるわけですか。
【次の発言】 それから第三項ですが、これは私実は非常に重要な規定だと考えております。第三項によりますと、学術、教育、宗教、慈善関係の活動、これは殆んど日本人と同じような活動をアメリカ人に与えなければならない……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第8号(1953/10/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 大蔵大臣に御質問いたしますが、大体今月末で予算のめどがつく、こういうお話だつたと思うのですが、直ちに国会はお開きになる予定でしような。
【次の発言】 それは勿論大蔵大臣は補正予算を作ればいいのです。ところが今問題になつているのは、補正予算がどう出て来るか、これが臨時国会を開くか開かんかの焦点なんです。そういう意味で実は端的にあなたに聞いたのです。月末までに補正予算の、方針と今言われましたが、方針じやなしに、補正予算があなたのほうでできなければ政府のほうで開こうと思つてもできないわけですね。月末までに方針じやなしに具体的にちやんと数字ができますか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第17号(1953/10/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 これはほうぼうで今の問題は関係があると思います。それで早く結論を出してもらいたいと思います。その結論の出し方如何によつて、やはり当然特別立法ということが考えられると思います。ただ先ほどからも問題になつておるように、大蔵省のそのような解釈、これは金を出したくないからというような無理なやはり解釈です。やはり解釈そのものは合理的にして、金の問題はこれは又別の問題でありますね。そういうことでやはりやつてもらいたいと思うのです。誰が考えたつて、水が抜けなければ本復旧することはできない。金のことは別ですから、解釈そのものはやはり筋が通るように、どうしてもそれができなければ立法しなければならな……

第16回国会 法務委員会 第2号(1953/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 先ほどの提案理由の説明の中に「その後この指紋押捺制度に関する一部外国人の誤解」こういうことが書かれておるのです。この一部外国人というのは、これは表を見ると随分たくさんあるようですが、どういう外国人ですか。  それからもう一つお尋ねしたいのは、これはもう一年経つたら実行するつもりでかかつておられたのか。若し実行するつもりでかかつておるとすれば、先ほどの説明から言いましても、相当具体的な啓蒙活動がなされておらなければならない。このままでずつと行けば随分対象が多いし複雑なんですから、再び又無理が来る、そういうことになろうと思うのです。そういうことは若し何も予想されていてこういう引延ばし……

第16回国会 法務委員会 第3号(1953/06/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 三の法廷警備を強化するに必要な費用ですね。この中で九百十一万一千円、これは主としてどういう費用ですか。細かく……。
【次の発言】 警備手当というのは普通の給料のほかに出すわけですか。
【次の発言】 洋服が破れた場合はわかるですが、そういう実害がなくても一応出して行つているわけですね。
【次の発言】 それでは大体年間何名ぐらい延べで予定されておりますか。
【次の発言】 もう一つ、ステノタイプライターですが、これの経費が出ておりますが、これは今年ぱいに全部研修をさせて、そうして来年から何かこう逐次切換えて行く。そうしてその備品も揃える。何かそういうふうになつているのですか。

第16回国会 法務委員会 第6号(1953/07/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 改正案によりますと、市町村長が定数の人権擁護委員だけを推薦して来る、こういうことになります。これは従来のように定数の二倍を推薦して来る、それに対し法務大臣が選択するという余地がなくなるわけでありまして、この点に相当問題があろうかと考えます。推薦された人が法務大臣から落された、これは成るほど落された人にとつては面目ないとか、そういつた感情的なことはあろうかと思いますが、定数の倍数を推薦して来る、そこから法務大臣が選ぶということのほうが質的にはやはりいいのじやないか、こういうふうな感じがいたします。そして特に心配されることは、やはり今度の改正案のようなやり方になれば、実質的にはもう市……

第16回国会 法務委員会 第8号(1953/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 初めに人権擁護局のほうから何か御説明願つたほうがよければ御説明頂きましようか。
【次の発言】 それでは印刷物は見ておりますから、できるだけ印刷物について御質問することにいたします。  この書類によりますと人権擁護部或いは人権擁護課、こういうものが置かれたのは昭和二十四年以後となつております。それから又擁護委員の数が殖えて来たのは昭和二十四年以後になつているようです。それと私人権侵犯事件の数と比較してみましたところ、今里げたようなういういろいろな機関が設けられたのに並行して侵犯事件の数が非常に殖えて来ております。私はこれはあなたのほうではどういうふうに解釈されておるかわかりませんが……

第16回国会 法務委員会 第11号(1953/07/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 質疑に入ります前に刑事訴訟法改正案を決定されるに至りました経過ですね。これをもう少し具体的に御説明を承わりたいと思います。そうしてこれは主として法制審議会で作業をやられたと思うのですが、その議事録なんか揃つておりますれば、委員会にも御提出願いたい、こう思います。
【次の発言】 この法制審議会刑事訴訟法関係の部会ですね、部会或いは小委員会といいますか、何回くらい開いておりますか。
【次の発言】 それからこの法制審議会の意見のきめ方ですが、これはどういうきめ方ですか、採決の仕方とかそういう点は……。
【次の発言】 これは場所によつて違うと思いますが、この法制審議会の国会に出されておる……

第16回国会 法務委員会 第12号(1953/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 総括質問といたしまして、本日は主として刑事訴訟法の改正と憲法との関係ですね、こういう諸点について細かい点は抜きにして、大きな点について一つお尋ねしたいと思います。  先ず最初に法制審議会の諮問要綱を見ますと、「刑事訴訟法運用の実情にかんがみ、早急に改正を加えるべき点についての諮問」とこういうことに名称からなつております。この題目だけを言葉通りにとりますと、極めて何か当面運用して困るというような、末梢的と言つては少し語弊がありますが、そういう実務的なことが非常に前面に出ておるような感じがするのです。併しながらそういう立場から刑事訴訟法を再検討するにいたしましても、恐らく改正法と憲法……

第16回国会 法務委員会 第13号(1953/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 大蔵省のかたが見えておりますから一言だけちよつと御質問申上げます。恐らくよく答弁ができないのじやないかと思いますので、これは一つ大蔵大臣なり局長ともよく相談されて責任のある御算弁を適当な機会にこの委員会にお願いしたいと思います。それは大蔵省全体の予算に対する見方がどうも何か直接生産に関係のあるものとか、そういうようなことに非常にかたより過ぎておるのではないか、そういう方面の話はよくわかる。いろいろな大きな産業資本家なり、そういうところからの要求、そういうことは非常に呑込みがいいようです。併しどうもいろいろな科学技術の問題とかそういう方面はまだものわかりがいいと思うのですが、こうい……

第16回国会 法務委員会 第14号(1953/07/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 第九条の二箇月という問題ですが、これは先ほど訓示規定であるという御答弁でありましたが、こういう訓示規定的なものをこういう法律の中に設けるのはどうかと考えるのですが、この通り守らなくても仕方がないのだということを初めから予定されておるようなものを書くことは非常に考えものじやないか。やはりそういう意味のものであれば、裁判所の規則の中に判事に対する一つの指示として書く、そういうことのほうが適当ではなかろうかと思うのです。やはり法律を作つた以上は、それを守らなければいけないし、ただそれが守られない場合には、これは相手方を拘束しておるわけですから、拘束されておるほうからやはり我々の常識と違……

第16回国会 法務委員会 第23号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 この刑訴の質疑に入ります前に二、三、丁度法務大臣が来られましたからお聞きしたい問題がございますがよろしいでしようか。
【次の発言】 今度の予算案の修正で、例の裁判所関係の費用ですね、これも一律に削られて来ておるんです。これは当然予算委員会の分科会あたりで問題になるべき問題なんです。予算委員会としては今一般的ないろいろな問題に触れておりますから、そういう問題にまではまだ入つて行つておりませんが、併しこれは法務委員会としては特に検察関係或いは裁判所関係の仕事がうまく進むようにということについては、絶えず配慮しておるわけですから、これは重大な問題だと実は思つておるんです。それで今まで法……

第16回国会 法務委員会 第24号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 それでは昨日に引続きまして、一応私の疑問としておるような点について、成るべく早く一通り触れてみたいと思います。  そこで「二百八条ノ二」ですね、これを一つ対象にいたします。これは原案よりも非常な改正になりましたが、原案では余りにも五日間延長の対象になるものが多う過ぎるということで、被告人の立場を守るために、これは大幅修正が行われたものかどうか、どういう考え方でこれが出て来て結論がついたか、これを少し詳細にお答え願いたい。
【次の発言】 それで法務省の考えとしては、このことによつて人権の尊重が非常に強くなつた、こういうふうにお考えですか、被告人の立場が有利になつておるとお考えですか……

第16回国会 法務委員会 第25号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私は今回の刑事訴訟法の一部改正に、結論として反対をいたします。でその理由といたしましては、大きく申上げて二つのことを申上げたいと考えておるのです。  でその一つは手続上の問題になろうかと思いますが、今回の改正案が出されるに当りまして、成るほど政府は法制審議会をはじめ、いろんな関係方面の意見を徴されたこういうふうに私ども承わつておりましたが、併しそれらの意見が十分に調整されておらない。そういう状態でこれが出されて来たことは、もう審議の経過を見ても極めて明白だと考えております。でそういうことの結果が、私は今までの法律案で殆んど前例を見ないような大修正を国会で行わなければならないような……

第16回国会 予算委員会 第6号(1953/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私は日本社会党第四控室を代表いたまして、吉田内閣の綱紀の問題について、若干お尋ねしたいと考えます。細かい点については、いずれ別の機会に、関係の大臣に詳細にお聞きしたいと思つておりますが、本日は大綱について総理の大体の考え方を特に承わつておきたいと思うのであります。これは、話の途中には、個人の名前も出て参りますから、甚だお答えにくい問題もあろうかと思いますが、決して個人の問題ではなく、日本の政治の道義を高めて行くという観点から、丁寧にできるだけお答えをお願いしたいことを初めに要望いたします。そこで、総理もよく綱紀粛正ということを品にされます。これは私も誠に同感であります。ただ、こう……

第16回国会 予算委員会 第7号(1953/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 初めに法務大臣にお伺いいたします。本論に入ります前に、刑事訴訟法の一部改正が一これはずいぶん反対の意見も私ども各方面から聞いておりますが、この国会に出される予定であるかどうか。
【次の発言】 内容に入つた議論は本日はいたしませんが、刑事訴訟法としては随分大きな改正でありますから、今度のような短かい国会には甚だ不適当じやないか。取扱方として、賛成反対は別としてそういうふうに思うのですが、この点如何ですか。
【次の発言】 それでは一つ本質の問題に入ります。選挙違反の問題でありますが、問題がたくさんございます。二つだけ私はお尋ねしたいのです。  一つは福永官房長官に関する問題です。これ……

第16回国会 予算委員会 第9号(1953/07/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 中共貿易の問題ですね、総理大臣とか通産大臣なんかが意見を吐くときには、随分政治的な立場の要素が入つて来る。それでそういう要素を抜きにして、これは恐らく事務当局としては大事なことですから、いろいろ検討されておると思うのですが、日本の通商貿易というものを拡大して行く立場から見て、一体どのように評価されておるのか。詳しくお話になればきりのないことでしようが、政府の方式の、ものの言い方は随分政治的で歪められておるのです。純粋な貿易政策の立場からどういうふうな考え方を基本にして考えられておるか、それが直ちに今年或いは来年実施できないものであるかも知れない、純粋のそういう立場から見てどのよう……

第16回国会 予算委員会 第11号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 今中山委員からお尋ねになつた点ですね。実際上もらつたものと、これは解釈していいのですか。使用料も払わないし、別にそれが損傷を受けても文句を言われるわけでもない。実際上はもらつたことと解釈しては違いますか。
【次の発言】 大体その武器ですね。これは中古品ですか。どういう品物なんです。
【次の発言】 関連して。補完的ということの意味ですね、数量的にいつて側パーセントになりますか。現在持つておられる分に対して大体の見当でおつしやつてもらえば、私どももよくわかるのですが。
【次の発言】 それじや補完的にしては随分数が多いように感ずるのですか、あれは何ですか、使つている間に全然駄目になつて……

第16回国会 予算委員会 第12号(1953/07/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 この自立計画の中で、一番重要な国際収支の問題ですね。この点について、主として先ほど来質疑応答があつたのですが、審議庁の答弁によりますと、年度別の相当具体的な計画、或いは地域を対象にしたところの或る程度具体的なもの、こういうものが極めて漠然としておる。私はこういうことでは、単なる一つの希望ですね、こういうふうにあつたのだというふうなものでしかないのじやないか、これくらいに思うのですね、恐らく実際は……。併しそれは遠慮して、そういうふうにおつしやつているので、或る程度の地域別年度別の作業というのはなされている。やはりこれは非常に大切な点ですから、十分これはまとめておらないものであつて……

第16回国会 予算委員会 第17号(1953/07/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 理事会は先ずこういう重大な問題について余りにも軽卒過ぎると私は考える。先ほどからたくさんのかたから極めてこの稀に見る、こういう事案ですから性格を明確にしてから責任ある審議に入りたい、これは私当然だと思う、私も同じ考えを持つております。是非これは委員長のほうで然るべく取計らつてほしい。それからなおこれは重大な憲法問題も含まれておりますし、今後の前例にもなると思います。従つて是非この吉田総理の出席を私願いたいと思う。これは去る六月三十日の予算委員会であつたと思いますが、総理は自分のおらないところの政府委員なり、国務大臣の発言には責任を持てないという意味のことを言つている。私はこの問題……

第16回国会 予算委員会 第18号(1953/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 本日は政府側の見解を我々としては一応囲いたわけです。随分まだ明確でないところもたくさんあります。で有権的な解釈としては、これは政府よりも我々自身が明確にこれは一致させなければならない問題だと思うのです。で、参議院の予算委員の中で見解が分れていたのでは、案自体の扱い方が大変困ると考えます。そういう渋味で一応ここで理事会を開いてもらつて、理事会としてこの問題をどう取扱うか、或いはここですぐ解釈が出ればよろしいですが、そういう点について、やはりこれは慎重に御審議を理事会でやつてもらいたいと思います。そういう意味で、只今の中田氏の御提案に御賛成願つて、然るべく御審議を願いたいと思います。……

第16回国会 予算委員会 第19号(1953/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 ちよつと議事進行について。政府の見解を聞く前に必要なので……。  政府から改めてこの重要な問題について見解を聞かれる、そういうことに理事会がきめた、これは甚だ適切だと思うのです。昨日の政府の見解では随分不明確な点もありましたので、それを整理されて改めて発表される、大変適切だと思いますが、一つ念を押しておきたいことは、これは重要な先例ともなり、憲法上の問題でもありますから、少くとも私どもは総理の出席があつて、その前でなさるべきものだと考えております。これは総理の従来の言明から私どもが推測いたしましても、当然これはそうあるべきものであります。政府が今発表されようとしておられる緒方副総……

第16回国会 予算委員会 第21号(1953/07/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 関連して、ちよつと補正予算のことでお尋ねしておきますが、七月の十八日だつたと思いますが、人事院の勧告が出ました。それに関連して補正予算ということをお考えになつておりませんか。これは公務員としては非常に重要な実は状況になつておるわけです。

第16回国会 予算委員会 第22号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 それに対して私も実は本日一般質問をする予定で準備をして参りました。ところが只今木村委員から発言された問題を新聞で拝見いたしまして、こういうことでは私どもが夜遅くまで準備をしていろいろ聞きたいところを質そう、それに対して如何なる答えを頂きましても駄目なんです。私は木村委員から出されておる動議、これは極めて当然だと思いますし、筋の通つた動議だと考えます。恐らく、昨日委員長を中心として理事会を開かれましても、今朝の新聞にこのような記事が載ろうとは、理事の皆さんがたもお考えにならなかつたでしよう。従つて先ほどのような一応二十八日までの議事の日程が作られたようでございますが、併し私どもがこ……

第16回国会 予算委員会 第23号(1953/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 昨日、供米完遂奨励金の問題について政府の立場を明確にしたのちに私は質疑に入りたい、こういうことを申上げておいたのでございますが、これは後刻政府に提出を要求した資料もございますし、それらが揃つたのちに更に明白にすることにいたしまして予定通り各般の質問をいたしたいと考えます。  本日は順序としては調達庁、次に保安庁長官、その次に関連して外務大臣並びに通産大臣、経審長官、こういうふうな考え方で私特に調達庁には一番初めにいたしたいからということで連絡を電話でしておいた。にもかかわらずすでに私は一時間近くここで待たされた。第二番目に予定しておりまする木村長官、これは勿論二番目ということは申……

第16回国会 予算委員会 第24号(1953/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 関連して。労働大臣に昨日も一部これはお聞きしたのでございまして、なおもう少し基本的に聞きたいと思つておつた点なんですが、例えば駐留軍労務者に労働三法が守られない、こういう基本的な問題ですね、これをどういうふうにお考えになつているか。つまり私の聞きたいところは、行政協定の十二条では労働関係法規を尊重する、こういうことが明確に書かれておる。従つて私は一番日本政府として反省しなきやならないのは、日本政府自身が労働者の基本権というものを本当に尊重しておるかどうか。アメリカの政府はこれを見ておるのじやないかと思うのです。日本政府が大いにそれを尊重しておるのなら、それを尊重する。ところが日本……

第16回国会 予算委員会 第27号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 今永井君が聞いておるのですから、それに委員長が答弁するのは当り前でしよう。まだ湯山君の発言を許していないのですから……。
【次の発言】 時間が大変僅かのようでございますが、委員長の先ほどの取扱い。委員長の発言に関連いたしましてお聞きいたしたいことが非常にたくさんあるのでございます。併しこれは今申上げましたように瞬間とも睨み合せまして、今後の議事の進行の過程におきまして同じような不公平なことが出ました場合に、その際にもつとはつきりといたしたいと思いますから、本日のところは一つの点についてだけ、先ほどの委員長の報告に対し委員長の本当の肚の中を一つお聞きをしたい。それはいわゆる分科会の……

第17回国会 法務委員会 閉会後第1号(1953/11/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 民事局長からさつきこの保全経済会の法律的な見解を言われたのですが、私も大体八、九分過りまでそういうふうにこの問題に考えておるのです。これは見解ですから見方の相違はあろうと思いますが、やはりこの商法の匿名組合というものが保全経済会がやつておるようなものを意図しておるものではない、これは明確だと思うのです。やはり法律解釈はあくまでもその実態とマッチしたような解釈が正しいかと思います。私実はあなたがそういう明確な考え方を持つておりながら、なぜそれが大蔵省のほうに通じていないのか、大蔵省のほうは何かお話によりますと刑事局長を通じて法務省の見解を聞いておる、こういうようなことのようですが、……

第17回国会 法務委員会 第2号(1953/10/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 提案された改正案については、現行法に比較して非常によくなつておると私ども考えておりますが、二、三今後も適用上においても重要な関連があると思うような点について一つお尋ねしたいと思います。先ず第一に公務の執行中ということが、例えば行政協定第十七条第三項のaの二、こういうところも使われております。そのほかにもありますか、これは取りようによつては随分広くも狭くも解釈されますので、この点に対する論議はこれらの両国の問でなされたと思いますので、抽象的じやなしに、いろいろ具体的な例なんかも挙げられて御説明願えたら非常に結構じやないかと思います。その点お尋ねしたいと思います。

第17回国会 法務委員会 閉会後第2号(1953/11/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 この資金関係ですね、こういう点はどういうふうにあなたのほうでつかまえておりますか。右も左も……まあ主として左のほうから…。
【次の発言】 右のほうはどうですか。
【次の発言】 例えば中共からの援助、これなんかどういう形で来るのですか、形式は……。
【次の発言】 例えばドルならドルを持つて来ればすぐ使えます。そういうことで又何か取引が幾らか行われておりますが、貿易、そういうものを通じて事実上こちらに金が送られるような形態で行つておるのか、そういつたようなことがわかつておりますか。
【次の発言】 それから総評との関係ですが、これは共産党でも労働組合が一番重点においておる。それから恐ら……

第17回国会 法務委員会 第3号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 只今上程されました法案の基礎になつております議定書の点につきまして一、二点だけ基本的な問題についてお伺いしておきたいと思います。それはアメリカ軍の場合と違いまして、国連軍の場合には今回初めて正式にはこういう条約ができる、こういう関係になるわけであります。そこで日本の憲法の建前から言いますと、日本と相手方とが約束をしてそうしてできるならば正式の約束をする前に国会に諮る、承認を求める。併しそういう時間的な余裕がないという場合には事後の承認を求める。こういうことに憲法はなつておるわけです。ところがその場合におきましても、憲法は事後の承認を求めるという場合であつても、効力がすでに発効され……

第17回国会 法務委員会 第4号(1953/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私は日本社会党を代表して、本案に反対する理由を簡単に申上げたいと存じます。  刑事特別法の一部改正法案を旧法に比較するならば、確かに日本側に有利になつておることは私どもも認めるのであります。併しながら我が日本社会党は、日米間の安全保障条約は、日本の独立を侵害し、世界の平和に有害であるとして反対の態度をとり、従つて同条約第三条の規定から引出された行政協定及びそれに伴う刑事特別法についても、否定的態度をとつて来たことは、今更改めて説明の要はないのであります。このような立場に立つ場合、全体から見るならば、単にその一部分に過ぎない枝葉の規定が改正されたとしても、その部分だけを切離して賛成……

第17回国会 法務委員会 第7号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 法務大臣にお伺いいたしたいのですが、大変世間の注目を惹いております松川事件ですね、これについて二、三お聞きしたいと思いますが、これは重要なケースでもありますし、大臣のほうでもいろいろ資料等によつてつかんでおられると思いますが、この事件そのものについてどのような感じなり、お考えを持つておられるでしようか、先ずその点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これは法務大臣もいろいろ資料を集めておられるようですから、私から内容的なことについて特に申上げる必要はございませんが、非常にこの問題が重要だというのは、例えば弁護士の陣容、約百七十何名おりますこれらの顔ぶれを私ども見ましても、この……

第17回国会 予算委員会 第2号(1953/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 議事進行について。私は法務委員会がありましたので本日出席が遅れたのですが、小林委員から先ほど委員長が冒頭に報告されたことを開きますと、何か予算の審議は六日の午前中で終るようにしたい、そのために私ども社会党議員団に対する時間もお話があつたようです。まあ、時間はないようですが、これは内々聞いている時間ですが、ところがこれは私どもとして御再考願いたいと思います。私どもは一日も早く予算案が成立することを望んでいることにおいては変りがない。従つて会期を更にどうこうというような考えは少しもありません。併しですね、内示されているような時間の程度ではこれはどうしても審議が尽せません。で、いわゆる……

第17回国会 予算委員会 第4号(1953/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 今回の補正予算案で質したいことがたくさんございますが、重複を避けて保安庁関係を中心にお聞きしたいと思います。最初に長官から一つお答えを願いたいのですが、保安庁関係経費の今年度に入つてからの使用の状況は、どういうふうになつておるかお尋ねいたします。
【次の発言】 十月二十日現在の残りは幾らですか。
【次の発言】 そうすると、この四月から十月までの使用状況は、只今の数字から行きますと、一カ月に割当てますと、大体四十億前後ですか。そんなものですね。
【次の発言】 その毎月の支出はまあ一カ月約四、五十億ですが、大体平均にこれは出ておりますか。どうなつておりますか。むらがありますか。

第18回国会 法務委員会 第3号(1953/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 中山委員と一松委員から御意見も含めての御質問があつたのですが、法規上の問題はいろいろな委員会なり、適当な場所で相当論議もやられておりますし、又簡単にここで議論しても解決するような問題ではなかろうと思う。ですからそういう点は触れませんが、政府のほうの考え方を一、二点お尋ねいたしたいのは、そういう細かい点ではなしに、何か今度の全体の動きに腑に落ちないものがあるのじやないか、割り切れないものがある。それは今争議といいますか、いろいろな交渉をやつておる諸君は、平素かう法規によつて仕事をしておる人たちが多い。知的にも非常に高い労働者です。こういう諸君がいろいろ法規を調べて、そうして法規に触……

第18回国会 法務委員会 第5号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 一松委員からおつしやつた点は私も非常に同意見です。この委員会外でもちよつと申上げておつたのですが、特に直接この改正案に関係のある点は、最高裁のほうをそのままにしたというのは、やはり非常に悪いと思うのです。理由等は先ほど述べられておりましたから繰返しませんが、これは是非一つ成るべく早い時期に検討してもらいたい。そういう一つ希望を付けて御説明を了承いたします。

第18回国会 予算委員会 第5号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私は日本社会党を代表して、昭和二十八年度第二次補正予算に対して反対するものであります。以下その理由の大綱について述べたいと存じます。  補正予算の中心課題は、公務員並びに公共企業体職員の給与の問題であります。元来公務員並びに職員に対しては法律で争議行為を禁止したのでありますが、その代り彼らの給与については人事院の勧告、仲裁委員会の裁定の制度が設けられ、これによつて公務員や職員の給与が不当に圧迫されないようにできておることは、今更改めて申すまでもございません。そのような次第で、すでに一般職の国家公務員については民間の賃金や生計費等の事情を考慮して昭和二十八年七月十八日、人事院の国会……

第19回国会 決算委員会 閉会後第18号(1954/11/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 只今のことに少し関連するのですが、そういうふうに被害額がはつきりして来た場合には、どういうふうに処置をされる方針なんでしようか。
【次の発言】 専門員室から配布された資料ですね、あなたのほうお持ちですか。これを見ますると、千五百十六号の件につきまして機械類の保管ですね。管理の問題について全般的な事件が少し書いてあります。そのところをずつと見てみますと、現在までに約五百台ですね。五百台のものが「所在不明又は盗難その他により亡失したものとなつている」、こういうふうなことが書かれているのですが、これは相当な数字になるわけですが、これに間違いないわけですね。これは二十七年だけじやなしに、……

第19回国会 決算委員会 閉会後第19号(1954/11/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 先ほどの千五百十九号の第二項の問題ですが、本部長の吉田が辞表を出したのはいつですか。そしてそれを受理したのは、承認したのはいつですか。
【次の発言】 保安庁当局としてはその辞表を認めた理由はどういうところにあるのですか。お尋ねの要旨は、単なる監督不行届きであつた、そういう意味なのか。或いは木戸なり西山などとやはり関係があつたのではないか、そういう立場で辞表を受理したのか。どちらなのですか。
【次の発言】 先ほどの御答弁の中で、木戸が西山とか或いは総務部長に対しても相談をしたと言つたことを陳述しているという意味のお話があつたようですが、それはいつ木戸がそういう陳述をしたのですか。

第19回国会 決算委員会 閉会後第23号(1954/11/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 国鉄のほうに最初お聞きしますが、鉄道会館の問題で、これは相当国会でも審議され、私としてもいろいろ聞きたいことがありますが、先ず基本的な問題として、どういう考え方を持つておられるかお聞きしたいのですが、つまり今最後に御説明があつたように、これは公法上の契約だと、こう言われておるわけですね。結局その内容は、使用承認である、そういうことと、一つの営利的な目的を持つた会社が、一時的に使用するのじやなしに、非常に長期に亙つて固定的な財産をその上にはつきり持つ、これは私、法律的に矛盾した法概念じやないかと思うのです。いやしくも公けの施設なり土地の内部に一時的な承認という形式はとつておるが、実……

第19回国会 内閣委員会 第22号(1954/04/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(亀田得治君) 只今、議題となりました人権委員会設置法案につきまして、提案者を代表いたしまして、その提案の理由を御説明いたします。  日本国憲法第十一条には、「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げらなレ。この冠注か国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。」と規定し、又、第九十七条には、「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試練に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。」と規定しております。これらの規……

第19回国会 内閣委員会 第27号(1954/05/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(亀田得治君) 現在の擁護局ではなく、新らしい機構にしたらどういう。プラス面が基本的にあるのかと、こういう非常に重大な点ですが、これはいろいろその点在考えられますが、人権擁護という仕事の内容ですね、具体的に考えてみると、例えば警察官によつて国民が拷問を受けたと、そういつたような問題が間々あります。そういう問題が起きますと、当然最終的には裁判所に持つて行つて、職権を濫用した者を処罰してもらうと、こういうこともできます。又一つの、何と言いますか、民事上の損害賠償の請求等もできます。併しまあこれは一つの訴訟手続を経て、厳格な証拠を集めてそうして結論を出して行くと、こういう仕事になるわけで……

第19回国会 法務委員会 閉会後第1号(1954/09/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 その点に関連して被疑事件に関する審議の日が十六、十七、二日間で四名呼ぶわけですから、時間的には非常に短いと思うのです、従つて今小林先生から言われたような点を参考にされて、明日、明後日の間に質問等について委員長のほうで一つ適当に、あまり制約してもいけませんが、適当に整理をされて委員会に臨まれる、このことは私も非常に適当なんじやないかと思うのです。私もいろいろ問題を持つておりますが、私自身としても、これは衆議院等で究明しておる、或いはほかの委員会で究明しておることなどとあまり重複しないように、法務委員会本来の立場からの直接の問題にやはり集中して行く、そういうふうなつもりでおります。私……

第19回国会 法務委員会 第2号(1954/02/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 未提出のもの数件、大体予定されるものがおわかりになつていたら件名だけでいいですから明らかにしてもらいたい。
【次の発言】 機密保持に関する法律といいますか、その関係のものはどういうふうになつていますか。
【次の発言】 只今の機密保持の問題は、保安庁の関係で出るのじやないかというお話ですが、その法律が適用される対象は人権という問題に関連する重要な問題であると思います。それでただ兵器の秘密だから保安庁関係でやるんだというのは、考え方としては了解できる点もあるが、結果から見て少しおかしいように思うのですね。だからその取扱う委員会なり又提出の責任の省ですね、こういうところは少し検討する必……

第19回国会 法務委員会 閉会後第2号(1954/09/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私の具体的な質問の前にもう少し御説明願いたいと思いますが、衆議院における本件の審議ですね、これは最高裁のほうも説明等に出られているはずなんですが、そしてある程度結論を出しておるようですが、その間の事情を知つておれば詳しく、これはまあ衆議院の人から御説明願うのが筋合かと思うのですが、まあ後ほどちよつと質疑をする都合がありますので、知つておられるならば説明願いたいし、それに対する最高裁の御見解等も聞ければ結構だと思います。
【次の発言】 それでは私のほうからいろいろお聞きしたいことありますが、二つの点だけお尋ねしてみたいのですが、一つは衆議院なり弁護士会等で相当出ておる意見はいわゆる……

第19回国会 法務委員会 閉会後第4号(1954/09/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私は法務大臣に対して、指揮権発動の問題と、もう二つは、七月三十日の検事総長の汚職事件に関する発表、この二つに関してお尋ねしたいのでありますが、時間の関係等も考慮いたしまして、検事総長発表の問題から一つお聞きをして行きたいと思います。これにつきましても、衆議院等でいろいろ質問も出ておるのでありますから、なるべく重複等を避けまして、具体的に一つ問題を拾い上げて行くようにしたい、こう考えております。  先ず最初、七月三十日に検事総長から今回の汚職事件の捜査の全般的な経過並びに結果の発表がありましたが、この発表はおそらく法務大臣もタッチされておられると思いますが、発表前にこの発表に対して……

第19回国会 法務委員会 閉会後第5号(1954/09/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 時間がちよつと予定より過ぎておりますので一点だけ、と言いますのは、岡田委員に御質問をお願いしたわけですから、やめておこうと思つていたのですが、ただ当の犬養さん自身があの処置は適法であり、そうして妥当であつた、こういうことを繰り返してここで言われる。そういうことになりますと私としてもここの席にいる以上は、一言これは言つておかなければならない。もちろんくどくどしたことは言いませんが、あなたが指揮権を発動したのは二つの理由が先からの説明の中にある。ところがほとんどの日本の法律学者はあの二つの理由というものを成り立たん、専門的に検討してそういう結論を出しておる。これはあなたも御存じでしよ……

第19回国会 法務委員会 閉会後第6号(1954/09/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 時間がもうほとんどないようでありますから、私は検事総長に対して、実は七月三十日の検事総長談話に関連する問題とか、相当お尋ねしたいことがたくさんありますが、それらの点は一つ次回の法務委員会に別に譲りたいと思います。  で、この際ぜひ二、三だけ一つ簡単にお聞きして、結論だけを一つ簡単に総長のほうからお答え願いたいと思います。それは問題になつておる検察庁法十四条のただし書ですね。これはまあいろいろな角度から説明が、いろいろな人によつて、今までされて来ておるわけですが、こういうふうな解釈に立つてやつておるというふうに、検事総長の考え方を判断していいかどうか。それをお聞きするわけですが、こ……

第19回国会 法務委員会 閉会後第7号(1954/10/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 鳥取のあの秘聴器事件は一日、二日と地元の人たちの意見を聞くわけですが、結局これは全般的な問題でもありますので、できれば引き続いて国警長官に対していろいろ質疑をしてみたいと考えます。単に鳥取だけではなく、全国的にこういう品物をどのように一体扱つているか、また扱い方の方針、いろいろあろうとを思いますので、その点三日が祭日ですから、あるいは四日、五日でもけつこうですが、御了承願いたい。

第19回国会 法務委員会 閉会後第8号(1954/10/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 ただいまの御報告に対して、まずこの事実関係の点幾らかお尋ねした後に法律的な点について御質問してみたいと存じます。まず事実関係ですが、当日の乱闘の現場における双方の人数ですね、こういう点、もしおわかりでしたら概略でいいですがお答え願いたい。それから労働組合側のほうでは、おそらくそういうことはないと思いますが、何か武器に類似するようなものは持つていたかどうか。それから第三には、これもないと思うのですが、MPの側では何か軽微な傷でもあつたのかどうか。そういう三点について、もしわかつておりましたらお答え願います。
【次の発言】 ただいまの三点のお答えによりまして、大体当日の現場における対……

第19回国会 法務委員会 第9号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私の質問いたしたいことは、主として刑事訴訟法の三百二十一条二項に規定されてある検察官の面前で被告人以外の人がしやべつたことを録取した書類ですね。この書類の閲覧の問題について法務当局の御見解を明らかにしてもらいたい、こう考えております。で、私どもの見解では、被告人以外の人で検察官の取調の段階において証人として調べを受けた。その調書は起訴があつた場合には、直ちにこれを被告人並びに弁護人に見せて行かなければならない。こういうまあ結論としては考え方を持つております。ところがこの問題について現在訴訟の実際におきましては、検察官の態度が各地でまちまちで非常に迷惑をしておるわけです。で、或る場……

第19回国会 法務委員会 閉会後第9号(1954/10/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 一括して報告していただきましよう。
【次の発言】 御質疑のおありの方は御質疑をお願いします。……私からちよつと一、二点お尋ねしますが、まず第一の点ですが、ただいま各団体の動向等について御説明がありましたが、調査庁自身としては、そういう動向に対してどういう対策をとつておられますか、この点をまずお聴きしたいと思います。
【次の発言】 ただいまのこの調査と言われたのですがね、その調査というのは、これは法的にはどういう条文でおやりになるのですか、破防法の二十何条にある調査ですか。
【次の発言】 この破防法二十七条の調査は、破防法「第三条に規定する基準の範囲内において、必要な調査をすること……

第19回国会 法務委員会 第10号(1954/03/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 どれからでもいいですね。
【次の発言】 先ず犯罪者予防更生法の一部改正案、これについて若干御質疑を申上げたいと思います。私どもも只今御説明がありましたように、戦争犯罪のために拘神されておるその人たちの赦免、減刑、仮出所、こういうことについて政府が考えておられる気持ちは勿論了解しておるわけです。ただ、その点は了解できるのですが、併し、そのためにここに出されているように、委員の数を殖やす必要があるかというようなやはり問題だと考えているのです。  それで政府に一つお聞きしたいことは、例えば審査会の委員三人を五人に改める、こうなつているのですが、現在具体的にどれだけ手不足なのか。俺のほう……

第19回国会 法務委員会 閉会後第10号(1954/10/20、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(亀田得治君) 順序はかまいませんから、一つ適当に御発言をお願いいたします。
【次の発言】 中途でございますが、午後さらに質疑を続行することにいたしまして、午前の委員会はこれで終了することにいたします。午後は二時から開会することにいたしたいと思います。これで休憩いたします。    午後零時三十五分休憩
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 では速記を始めて。  それではこの際法務大臣官房経理部の司千深長羽山忠弘氏に一つ、少年院関係の予算の問題ですね。特に問題点について一つ適当に御説明を求めることにいたします。
【次の発言】 私二、三点だけ……、この午前からの実際仕事をやつておられる……

第19回国会 法務委員会 第11号(1954/03/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 この資料をよくまだ見ておりませんが、この事務の分類の中で一番手不足なのはどこです。
【次の発言】 私も結論としては本案に賛成いたします。  ただ、前回の委員会で質疑を申上げたときにも述べましたように、現在は一方では人員の整理をする、こういう時期でありまするので、人選その他については、十分この法律の趣旨に副うように一つ御努力を願いたい、こういう点を一つ希望だけ申上げて賛成いたします。
【次の発言】 突然でございますが、現実に起つている問題がございますので、刑事訴訟法の三十九条ですね。この第三項、これはつまり起訴前の被疑者に対して弁護人が画会に行く、それに対して検察官が捜査のため必要……

第19回国会 法務委員会 閉会後第11号(1954/11/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 上山さんのほうで盗聴器の現物を持つておられますね。
【次の発言】 ちよつと参考までにそれを出して、複雑なことは要りませんから簡単に田中さんのほうにはこうついていて、これが中村さんのほうにこういうふうに引いてあつた、その格好だけちよつと示してくれませんか。
【次の発言】 まず竹本さんからお尋ねしますが、各民主団体でこの問題を取り上げて、警察に質問等をされた経過は午前中聞いたわけですが、その結論としては、警察は捜査の必要上これをやつた、こういうことを最後には言つているようですが、それではいかなる捜査の必要に基いてやつたのかという点について、皆さんのほうではおそらく質問をされたと思うの……

第19回国会 法務委員会 第12号(1954/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 本案の提案理由は説明書によつても書かれておるわけでありますが、私お尋ねしたいことは一般の行政官庁で整理をやる、その釣合い上裁判所職員の関係もやらなければならん、こういうことでこれは出て来ておるようにも実際は感ずるのですが、その間の事情は如何でしようか。
【次の発言】 私がお聞きしたかつた点は、一般の行政事務と少し違つたやはり性格もありますので、他方が縮減するからこちらも縮減する、おつき合、こういうことは筋としてはやはり通らないと思います。そういう立場から聞いたのですが、そこでもう少しお聞きしたいのですが、昨年の十月二十二日の参議院の内閣委員会の行政整理関係の小委員会のときの発言の……

第19回国会 法務委員会 閉会後第12号(1954/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 ちよつと関連して……。ただいまの神田君のその答弁ですね。はなはだ私腑に落ちないのです。それで重ねて岡田委員からお尋ねになつておるのだが、あなたが先ほどおつしやつたようなことだと、犯人がいつ出て来るかわからない覚せい剤の……。それが挙つても、なおあと検察庁に送る等のために時間がかかる、こういうことをおつしやるのですが、私も在野法曹としていろいろな事件には、あなたとはまた違つた面からタッチしておることですが、そういうことは通りませんよ。そんな言い分は……。それはすべて警察機構にしろ、検事にしろ、たつた一日か二日重要な国政調査の立場から必要だから実情を聞かしてもらいたい。こういつて来て……

第19回国会 法務委員会 閉会後第13号(1954/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 それでは私警察庁長官にまず最初全般的な問題としてお話を聞き、さらにそれが終つたあとで鳥取県の問題について、長官としての立場からの見解をお聞きしたい、こう考えるのです。まず全般的な問題として、盗聴器というものが、全国の警察でどの程度使われておるのか。私ども今度の事件で、まあたまたまそういう実際に使用されておる現実を知つたわけですが、全国的な状況ですね。こういう点についてまず一つお話を聞きたいと思います。
【次の発言】 総数にして三、四十ぐらいじやないかと思うということでありますが、こういう捜査手段というものは、一方では人権を侵害しないでこれを使うということは、これはまた非常にむずか……

第19回国会 法務委員会 閉会後第14号(1954/11/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私からも一、二点付け加えてお尋ねいたしますが、朝鮮人問題は、起きて来る問題が非常に多種多様なんですね。先ほどのお答えにもあつたように、問題によつて所管がみんなばらばらになつているわけですね。しかし受取るほうの朝鮮人としては、これは切つても切り離せない関係のある問題なんですね。こういう状態の場合には、かもう少し問題の処理の仕方を変えるべきじやないか。生活の問題があれば厚生省に行け、取引の問題は通産省、学校の問題が起きたら教育のほうだ、だから非常に統一がとれないのですね。窓口が変れば当然人間の常として取扱いの態度も幾らか違う、こういう点は普通の外国人の場合と少し違うわけですから……。……

第19回国会 法務委員会 閉会後第15号(1954/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 ちよつと関連して一点だけ、法務大臣にお聞きしておきたいのですが、先だつて警察庁長官に質疑をしたときには、特殊な犯罪に対してこれを用いたのだ、そのほかのたとえば選挙違反、そういつたようなものに対しては用いませんと、そういうことを言明する機会をたまたま質疑の機会に与えられたことを、非常に自分としては幸いであると思うというような答弁を、はつきりしておりました。で、特殊な犯罪に対してだけ特殊な方法を用いるということは、また一つの問題でありますが、その点は今差しおきまして、少くともそのほかの犯罪に対してはこういうことは使わないとはつきり言われたのですが、この点法務大臣あるいは国家公安委員長……

第19回国会 法務委員会 第16号(1954/04/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 菊非先生にちよつとお伺いいたしますが、只今日本弁護士連合会の御意見と食い違つた点でございまするが、本来上告審が判断すべきことを、特定な問題に限つて原裁判所が判断する。而もその場合に原裁判所の中でも、違つた裁判官じやなしに、以前にその事件を取扱つた人にその判断をやらせる。これは今御指摘があつたように、私どもも非常に危険性のあることであるというふうに考えるんですが、便宜から言いましたならば、このほうが便利かも知れませんが、非常に危険性のあるという点についてはどのようにお考えになるか、それが一つと、それから調書の問題ですね。この調書なり判決の方式が、今度の改正案によると殆んど全部最高裁……

第19回国会 法務委員会 閉会後第16号(1954/11/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 去る十月の上旬に、名古屋並びに福井の方面に検察並びに裁判の運営に関する調査に出かけましたその結果の報告を簡単にいたしたいと思います。  今回の議員派遣の目的は、本委員会の継続調査事項で、あん「検察及び裁判の迎運営に関する調査」の一環としての裁判所制度に関し、裁判所の機構、審級制度及び裁判官の任用制度などの基本調査として、地方における下級裁判所及び検察庁の意見を聴取し、検察及び裁判などの実情を視察、調査し、もつて将来の法案審議に資するとともに、先に設けられました裁判所の制度に関する小委員の基本調査に資する点にあります。  すなわち本委員会は東北、中部及び九州の三班に分れ、共通の調査……

第19回国会 法務委員会 第17号(1954/04/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 この民事訴訟法の一部を改正する問題で、総括的に大きな点だけをお聞きいたしたいと思います。それで先ずお聞きしたいことは、法制審議会の司法制度部会、ここで裁判所の構造なりいろいろな問題を全般的に扱つておられる。ただ、その結論を待たないで、今回の改正は取りあえず特例法の廃止に関連して必要な問題を中心にして出して来た、こうなつておるのですが、その事情は一応了解できますが、司法制度部会で全般的な構造について横討をされておるその状況、これはやはり取りあえずこの点をこうするのだというふうな部分的な改正案を考える際にも、やはり呑み込んでおく必要があるのではないか、こう私どもは考えるのです。部分的……

第19回国会 法務委員会 第18号(1954/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 只今の規則の御説明に関連して少しお伺いしたいのでありますが、規則の制定が相当広汎に行われておるようでありますが、先だつては時間がありませんでしたので極めて簡単に一、二点だけお聞きしたような結果で終りましたが、この際少し聞いてみたいと思うのです。先ず一つの問題はですね、規則というのは先だつての説明では勿論法律が規則よりも優先するのだ、こういうふうに言われておるんですが、規則できめる事柄ですれ、これは憲法の七十七条に四つばかり項目が書いてあるわけですが、単に裁判所の或いは訴訟法上の内部の事柄ということじやなしに、一般の国民の権利義務なんかに影響して来るような事柄ですね、そういう事柄は……

第19回国会 法務委員会 第19号(1954/04/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 これは質疑というよりも、これに対して少しいわゆる質疑をしても、又前回の繰返しのようなことにもなる点もできるかと思いますので、折角委員長のほうで各条審議に入ろうということで先ほど了解を得たわけですから、各条審議の際に、もう少し具体的にこの原則に照して又質疑をしてみたい、こういうふうに考えます。そういう意味で一応この質疑は保留しておくような恰好で御了承願つておきたいと思います。
【次の発言】 私もこの二十二条につきまして少し御質問いたしたいのですが、この改正法が実行されますと、実際上、例えば離婚の訴えとかそういつたようなものは二十万一千円とこういう訴訟価額をこれは原告が出して来る、今……

第19回国会 法務委員会 第21号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 百九十三条、只今中山さんから御指摘があつたのですが、私もこの点は現行のままでいいのじやないかと実は考えるのです。只今の御答弁によりますと、規則を作つても大体同じような内容になる、こういうことなんですが、それであればなお更そういう点からしてもこのままでいい。それからもう一つの点は、成るほど規則を作る際には、現行法と同じようになさるかも知れませんが、この規則というのはいつでもこれは国会を通じないで変えることができるわけですから、これを三週間内とか四週間内とか何かそういうふうに裁判所の御都合で又お変えになるかも知れん、こういうことも予想されるわけですね、なかろうかと思いますけれども…………

第19回国会 法務委員会 第23号(1954/04/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 先ず民事訴訟決算の一部を改正する法律案についてお尋ねをして行きたいと思います。その第百四十三条について伺いたいと思うのです。百四十三条並びL百四十四条は、私どもこの条項をずつと見ますると、これは是非この調書の中にこの程度は書かなければならない事項、そういう事項ばかりだと思うのですね。従つてこの新らしく予想される最高裁規則では、何か削除されるものがあるのかどうか、或いはこれに対して追加されるものがあるのかどうか、この点についてお伺いしたい。
【次の発言】 百四十四条の第四号、「裁判長ノ記載ヲ命シタル事項及当事者ノ請求二因リ記載ヲ許シクル事項」、これは規則においてはどういうふうになる……

第19回国会 法務委員会 第24号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 大竹さんに二つばかりお伺いしたいのですが、この防衛関係に携わつておる当局者、この立場をもつと重要視しなければならない、この点私も非常に同感なんです。そういう立場から考えますと、第三条の第一項の第三号或いは第四条、こういうころに一般の場合少し違つたような規定がしてある、その意味と了解しておる、こういうわけなんですが、どうもこれだけでは足らんのじやないか、こういう私、感じがするのです。例えば業務上防衛秘密を知つていて、それを洩らしたと、こういう場合には普通の人よりも非常に刑罰つてそのものをもつと重くするとか何かそういうことが考えられていいのじやないか。普通の場合には私ももつと軽くして……

第19回国会 法務委員会 第25号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 この事物管轄の点ですが、簡裁と地裁との境を二十万円というところに置かれたわけですが、どうも事件処理ということに少しとらわれ過ぎているのじやないか。事件のこの裁判所への配置、配分、そういうことにとらわれ過ぎて、少し上げ過ぎているのじやないか、そういうような御批判も相当あるわけなんですが、例えば、この日弁のほうなんかでもいろいろ検討の結果、やはり十万円程度で線を引くべきだ、こういう意見が出ておるのは御存じの通りであります。で、私も十万円が妥当かどうか、一番妥当かどうかということは、必ずしも直ちに断定はできないと思うのですが、二十万円に一挙に持つて行かれるのは、少し飛躍し過ぎるのじやた……

第19回国会 法務委員会 第26号(1954/04/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 本法案につきましてはいろいろ問題点がたくさんございますが、組かい点は後に譲りまして、本日は最初でありますので、特に重要な点について直接の担当の大臣から考え方を質してみたい、こう思います。  先ず最初に本法案とMSA協定との関係について一つ質したいと思います。その第一点はMSA協定の第三条の一項によりますと、第一項の終りのほうに、「両政府の間で合意する秘密保持の措置を執るものとする。」こういう言葉がございます。恐らくこの言葉に基いてその後のいろいろな措置がとられたものと考えますが、これはほかの委員会でも、幾らか論議があつたようでありますが、私としても重ねて、これは明白にしておきたい……

第19回国会 法務委員会 第27号(1954/04/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 前回に引続きまして基本的な点についての御質問を続けて行きたいと思います。前回、丁度木村長官の御都合で休憩になつたわけですが、あのとき問題になりました点についてもう一度お答えを願いたいと思うのです。それは念のため繰返して申上げますが、MSA協定の第三条の第一項、「両政府の同で合意する秘密保護の措置を執る」こういうふうに条約がなつておるが、こういう日本の国内の立法、或いは行政措置、これを外国がそに対して同意を与える、こういうことは極めて例外的なことです。従いまして普通は政府としてはそういうことをする権利はないと思います。ところが普通はそういうことはできないのだが、この条約で初めてそう……

第19回国会 法務委員会 第29号(1954/05/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 法務当局に二、三この際緊急に御質問をいたしたいと思います。  一つは、検察庁法十四条の問題ですが、これは従来から参議院の本会議においてもしばしば質疑応答がなされて来ておる問題ですけれども、本会議の性質上、細かい問題に詳細に入つて行く、こういうことがどうしてもできません。議運等でも相当細かく論議はされておるようですが、併し問題の性質上参議院の法務委員会において詳しくこれは一つ検討して見る、こういうことが非常に必要ではなかろうか。恐らくこの問題は今後類似の問題が起きた際に、第十九国会における取扱いなり議院の考え方はどうだつたのだ、こういうことが必ずこれは出されて来る。そういう意味では……

第19回国会 法務委員会 第31号(1954/05/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 民事特別法に関連して先ず第一点として伺いたいのは、国連軍の過去における不法行為、それに対しても今度の議定書なり、或いはそれに基く民事特別法によりますと、日本国が責任を負うと、こういうことになつておりますが、この点は、独立国の体面から言つても非常に余りにも行過ぎじやないかと考えるのですね。よく法律等で遡つて適用されるということがございますが、それはやはり一般的に認められる合法的な行為なんですね。こういう許されないことをやつた、その問題について遡つて国が責任を負つてやりましよう、これは私非常に不都合だと思うのです。議定書がそういうふうになつておるから、実はこれは法務当局としては仕方が……

第19回国会 法務委員会 第34号(1954/05/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私は日本社会党を代表いたしまして、本法案に反対いたします。反対の理由はたくさんございますが、主な点は今申上げる三点でございます。  その第一は、この法案が日本の国内に外国の軍隊を置くことを前提としておる。我が党は国内に外国の軍隊を置くことが、今日の情勢から見て、決して日本の有利には発展しない。却つて日本の独立と世界の平和に有害である、こういう考え方をとつておりまする関係上、外国軍隊の駐留を前提とするあらゆる法案に反対しておるわけでありまするが、その一つとして本法案にも又反対せざるを得ないわけであります。  それから第二の点は、国連軍の構成員による不法行為の損害の負担につきまして日……

第19回国会 法務委員会 第38号(1954/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 本日私がお尋ねしたいのは、政令案の取扱に関してお尋ねしたいと思う。先ず最初に佐藤長官わぎわざ予定変更して来てもらつたのですが、お尋ねしたいのですが、この本法案の第一条によりますと、秘密保護上必要な措置と行政上の措置というものが挙げて政令に委任される、こういうまあ形をとつておることなんです。でこの点についていろいろ御質疑をしたいわけですが、先ず第一にお聞きしたいことは、現在の法体系の下における委任命令の限界ですね、これをどういうふうにお考えになつておられるか、その点から先ず質して行きたいと思います。
【次の発言】 その点に関する私の考え方は少し実は疑問があるんです。でそれはどういう……

第19回国会 法務委員会 第39号(1954/05/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 昨日に続きまして第三条の業務という点に関して質問を続けたいと思います。それから昨日の質問の最終の段階のときに、政府委員のほうでも答弁がありましたが、それによりますと、いわゆる報道機関の推測記事は本法に該当しない。この点は極めて明確な答弁を得ておるのですが、但しですね、但書がその答弁にはついておつたと思うのです。但しこのいろいろな合法的な材料を基にして推測をしたのだけれども、最後に確かめたいと思つて保安庁の誰かに聞き出した。まあこういう場合には引つかかる場合もあり得るというような趣旨のことを最後に言われておりますが、これは私そうなりますと非常に具体的な場合における判断がむずかしくな……

第19回国会 法務委員会 第40号(1954/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 最初にお尋ねいたしますのは、こういう問題を含んだ法律でありまするから、やはり普通の例に従つて本法の目的並びに濫用禁止の規定ですね、たとえそれが注意的な効果しかないというふうなことでありまして、そういう点を明確にしておくことが、この種の法案としては適切じやないかというふうに私どもは考えるわけです。勿論その現わし方はいろいろあるでしようが、例えば私が一つの例として考えてみましたのは、この法律は日米相互防衛援助協定及び船舶貸借協定に基いて供与される装備品などの秘密を守ることを目的とするものであつて、その解釈適用に当つてはいささかその人権侵害に亘ることなきよう注意しなければならない。まあ……

第19回国会 法務委員会 第41号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 副総理にお尋ねしますが、私が聞いておるのでは、内閣委員会における総括質問は、あとそんなに時間がかからないように聞いておる。従つて少し無理をして頂ければ、内閣委員会を終了して直後にこちらのほうに来てもらうようなことはまあできないことはないと思うのです。但し若し体がお疲れになつておるというふうなことであれは、一時間なり御休憩されて、そうしてやつてもらつてもいいと思うのです。私ども法務委員会としては午後の日程は勿論あるわけなんですが、若し総理大臣のほうで、そういうふうに重要法案だから俺も一つ出ようということになれば、これは当然私どもの日程もこれは各委員で相談をいたしまして本日の終了の時……

第19回国会 法務委員会 第42号(1954/05/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 一点だけちよつと御参考にお聞かせ願いたいのですが、私はこの修正案は現在の段階としては妥当だと思うのですが、ただ一つお聞きしたいことは、先ず管轄の関係で二十万円という標準を十万円に切下げられている。この結果政府がといいますか、裁判所側が予足していたよりも、その関係で最高裁の取扱う上告事件というものが多いということが予想される。それからもう一つは特例法よりも上告理由というものが広くなるわけですから、そういう点からもいくらか増加が予定されるわけです。そういうふうな立場から、これは政府並びに最高裁側でもその結果がどうなるかというふうなことを考えておるのではないかと思うのですが、恐らく修正……

第19回国会 法務委員会 第43号(1954/05/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私も本案に賛成いたしますが、ただ資疑の過程で明らかになりましたように、原案が修正されて可決されたことによりまして、最高裁判所における上告事件の処理の問題とか、或いは上告制度一般に関する再検討、最高裁の機構の問題、そういつたような諸問題につきまして質疑の過程でいろいろ政府側からも意見が出たし、又衆議院側からも御意見がありましたが、ああいう線に沿つて一つ参議院の法務委員会としても小委員会等を設けて善後措置を誤りなく一つ処理する、こういう努力を一つすることを条件にいたしまして私どもも賛成をいたします。

第19回国会 法務委員会 第45号(1954/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私はこの際秘密保護法の質疑の最終に当りまして、吉田総理に対し、私どもが本法案に関連して、危惧しておりまする三つの問題について、お尋ねをいたしたいと存じます。時間が非常に短かく限られておりまするので、あらかじめ私がお尋ねしたいと思います三つの問題を、全部提示をしてみたいと思うのであります。その第一の点は、本法の制定がありました場合に、国会議員の審議権に影響を及ぼすことはないかという点であります。この点に関連いたしまして、少し細かいことになりますが、三つの点についてお聞きしたいと思います。  その一つは議院に於ける証人の宣誓及び証言等に関する法律第五条の「国家の重大な利益」というのは……

第19回国会 法務委員会 第46号(1954/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私は社会党第四控室を代表いたしまして、本修正案を含めて、原案全部に反対の意見を表明いたしたいと存じます。  反対の理由は非常にたくさんあるわけでございますが、時間が大変短いので、要点をまとめて申上げてみたいと存じます。その第一点は、この法律は明らかに日本の憲法に違反をしておる法律である、こういう点でございます。これはいろいろな角度から申上げなければならない問題ですが、単的に言いまして、この秘密兵器を使うところの保安隊なり、或いは新らしくは自衛隊、この組織そのものが、日本の憲法第九条とは相矛盾するものである。このことは殆んど世間の常識になつておるのでありまするが、ただ吉田内閣だけが……

第19回国会 法務委員会 第48号(1954/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 時間が余りありませんので、大事な点だけを拾つて御質問申上げたいと思うのですが、先ず最初にこの警察制度を今度全面的に改正された。これは緒方副総理も一昨日でしたか、六年間の実行の経験に鑑みてこういう結論を出したのだというようなこともおつしやつていたのですが、抽象的ではなく、こういう実は困つた問題があつたのだがという点を一つ二、三御披露願いたいと思います。
【次の発言】 従来の警察法といえども、私は抽象的に考えた場合には、憲法の精神に従つて来られたものだという説明をされると思うのです。このことは否定されない。今度の警察法の御説明を聞いていても、その点はやはり通つておるわけです。そういた……

第19回国会 法務委員会 第53号(1954/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私はこの裁判所職員定員法等の一部を改正する法律案、これに反対をいたします。  反対理由はいろいろありますが、端的に申上げまして、只今楠見委員も指摘されましたように、裁判所職員の減員という点について、提案者が考えておるのは、検察審査会の事務官を減らす、こういうところに考え方をきめてこれは出しております。で、こういう考え方で立案されたこの法律案は、根本的に間違つておる。こう考えるものです。これはもう多くを申上げるまでもなく、検察審査会の果すべき任務というものは非常に重い、国民が例えばいろいろな各種事件について検察官から十分な取扱いを受けない。それに対する一種の再審の制度です。でこれは……

第19回国会 予算委員会 第14号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 藤原委員の要求した大臣が一人も来ておらない、こういうのは少し不手際過ぎると思います。若しそういう状況であれば、藤原委員が発言をする前に、これは委員長から適当に御相談あつて然るべきだと思う。そうすれば藤原委員の発言を或いは次に譲るとか何とかする理事会で又相談の余地があろうと思います。全然抜き打ちに誰も来ておらん、そういうような行き方はどうもいかんと思います。大体次官のかたとかそういうものは、大臣の答弁の補助ですよ。我々が考えておるのは、大臣で細かいことがわからん場合に、ただ付いて来ているわけなんですね。我々は飽くまで大臣を中心にして質疑をしたい。これは藤原委員だけに関連する問題じや……

第19回国会 予算委員会 第19号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私の質問は主として法務大臣に直接いたしたいと考えていたのですが、病気で欠席だということでございますので、法務大臣自身にお答え願わなければならない問題は後日の機会に留保しておきたいと思います。  そこで、先ず刑事局長にお尋ねいたします。今回のたくさんの汚職事件ですね、この取調べは検察当局で現在進めておりますが、これは相当その捜査が進歩しおると私どもいろいろな情報から判断できるわけです。ただそのことに関連して私どもが重大な関心を持つておる一つのことは、相当不浄な金が多数の政治家に渡されたということははつきりしておるのですが、ただその金を受取つた人が職務権限を問題となつておる事項につい……

第19回国会 予算委員会 第23号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 さつき法制局長官が法律問題でない……、緒方副総理に答弁を私どもは求めたのは、単なる政治問題だがら副総理に出しなさい、こういう意味で言つたのではない。そこを法制局長官が勘違いして、仰せの通り法律問題でないのだというふうなことで先ほど答弁を始められましたが、これは非常な間違いなんです。我々がこれは法律問題ではあるが、非常に大きな基本的な法律問題だから、単なる一法制局長官じやなしに、緒方副総理が、このくらいのことははつきり肚に据えて置いてもらわなければならない。そういう立場からこれは副総理の答弁を実は促した意味なんです。大変そこを勘違いされましたが、先ずこの点を一つ今後こういう勘違いを……

第22回国会 決算委員会 閉会後第3号(1955/10/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 ちょっと今のお答えに関連して。  ただいま総裁から、国鉄の労働組合の人が砂川の問題で当日二十数名出ていた、遺憾だと言われたのですが、これは私取りようによってはいろいろ非常に誤解を与えると思うのです。で、ああいう事件が起きたことが遺憾だというのか、あるいはその非番の労働組合の人が、自己の政治的な自由、そういう立場から一つの信念に基いて一定の行動をとる、そういうことを批判された意味なのか、どちらかであるということを、これは一つ明確にしてもらいませんとはなはだ誤解を与える。一つ明確にしていただきたい。

第22回国会 決算委員会 第12号(1955/06/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私ちょっと中座するということになりそうですから、一点だけ大臣に直接お伺いします。  先ほど農林大臣から非常にたくさん農林省関係で不当事項が出ている。これに対する今後の取扱い方等についての基本的な考え方を一応聞いたわけですが、私は、大臣が言われるようなやり方で、今までの補助金の流し方等をもっと変えるなり、実情に即したものにしていくというふうなこともこれは必要ですが、もう一つやはり何か欠けておるものがあるのじゃないかという感じを、これは農林省だけじゃないですが持っている。それは公金に対する考え方ですね、これがどうも少しルーズな感じがするのですがね。何か災害が起きた、金を取っていく、政……

第22回国会 決算委員会 第24号(1955/07/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 ちょっとだけ聞いておきます。いろいろな不当事項がたくさん並べられていて、一々について通産大臣は内容をよく御存じないかもしれませんが、処分の結果、国定公務員法等による懲戒処分、そういうものが一つもこれにはないのです。逆に考えますと、そういう国家公務員法のいかなる懲戒にも値しないのだというふうにとれるわけなんですね。これだけの具体的なことがいろいろ並べられておるすべてのことについて、こういう処分の結果というものについて、大臣自身もそれでいいのだというふうなお考えであるか、そういう点だけを一つ承わつておきたいと思います。
【次の発言】 私の聞きましたのは、国家公務員法による懲戒処合です……

第22回国会 決算委員会 第26号(1955/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 先ほど、総理大臣のお答えによりますると、今国会中に政府より適当な法案を提出したい、こういう言明がありましたが、私は率直に言って、なぜもっと早くこういう法案が出されないのか、ただいまの総理大臣の答えの中で、閣内ではあまり異論がないようなことを言われましたけれども、相当やはりそこに積極論、消極論、いろいろなこともあって、今日まで延びておるのじゃないか、こう感ずるのです。あなた御承知のように、すでに第十九国会に、政府提案で一度補助金の適正化に関する法案が出たことがございます。当時は審議未了になっておりますが、その当時に比較いたしますると、先ほど委員長から概略昭和二十八年度の結果について……

第22回国会 決算委員会 第30号(1955/07/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 先ほど総裁からの説明がありました中で、経営委員会は五名であるが、全部非常勤であるので、専任の者を五名くらい増加するように考えたい、こういう説明があり、さらにこの職員といいますか、国鉄に勤めておる労働者の代表、これをも入れたいというふうに言われたようでありますが、私はそういう趣旨には賛同できる面が相当あるわけですが、ただその運用なり入れ方に相当問題があろうかと思うのです。それで、その点について少しくお開きしたいのですが、労働組合の代表者を入れる場合には、どういう方法でその入るべき人を決定されるか、そういう点についての何か具体的なお考えがまとまっておればお聞かせ願いたいと思います。

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1955/08/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 さっきのお答えの中のことだけをちょっと意味を聞いておきたいと思う。先ほど清沢委員の質問に対して、アジア局長からアメリカの態度等について若干触れられたのですが、アメリカはむしろ日本の立場がよくなるように考えておるというふうな意味のことをおっしゃった。一つは政治的ないろいろの問題は、今委員長お取り計らいの通り後日にこれは私ども聞きますが、全く事務的にあなたの方で知っておられる点があれば、そこの意味を若干つけ加えてもらいたいと思っております。というのは、私はこれだけ不都合な問題が起きておるわけですから、当然今の政府の外交方針から言うならば、アメリカにこの問題は訴えておるはずだと思います……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1955/08/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 ちょっと文句を言う格好になると思いますから、速記をつけて下さい。  そこで、これは少し忘れられておるような問題じゃないかと思うのですが、先ほどたまたま三浦さんからも同じような質問が出て、それと同じような事柄なんです。それはおそらく農地局長も知らないかもしれぬと思うのですが、農地に関する、あの農地解放に関する訴訟ケースですね、これがずいぶんだくさん残っているのです。それで、ほとんどそれがだんだん解決がついていくというふうな状況には私どもは見えないのです。むしろ、そういう状態にあるのに、どうも農林省全体の動きを見ておると、何かもうみながそれを敬遠してしまって、ほったらかしにしてしまう……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1955/08/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 この取引所の問題は、すでに関係方面においては相当実態がだんだんわかり、そうしてまたそれに対する関心も従って非常に深まって来ております。で、本件に関する不当行為ですね。たとえば五月十二日の後場以後の立会いができなかった、あるいは五月二十五日に非常に不当な強制解け合いが行われた、あるいはその後にこの千八百万円という金が非常に不明朗な形で買手側に渡されたといったような問題が出ておるのですが、まあこういう問題につきましては、これは取引所の責任者なり、あるいは責任者が不明確にいたしましても、理論的にこういう問題については、相当事柄の真相をはっきりでき得る問題です。従って本日おこしになりまし……

第22回国会 農林水産委員会 第8号(1955/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 まず福島県の農地の取り上げ問題について質問をいたします。昨日農林省で作成された農地取り上げ問題に関する実地調査の報告書、これを専門員室を通じていただいたのですが、前回の十二日の農林委員会でしたか、その際に管理部長から一応の見解の表明があったようでございますが、この資料に基きまして、もう一度、今問題になっておる多くの福島県の取り上げ問題、これについてどう考えておるか、もう少し詳細にまず見解を明らかにしていただきたい、その上で私の質問を続けることにしたいと思います。
【次の発言】 実地調査をおやりになった結果、これは一つ一つの案件について本来ならば議論しなければはっきりしないわけであ……

第22回国会 農林水産委員会 第13号(1955/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 けっこうです。この鏡石の立ち入り禁止の問題について、最高裁判所から責任者に来てもらって質問をしたいと思ったのですが、本日は出れぬようですから、管理部長の方に、この直接の仮処分の関係ではなく、すでに耕作者から訴願書が出ておりますので、この点についてだけ若干確かめておきたいと思うのです。訴願書が出ましたのが五月十日と、こういうふうに私承わっております。前回私が質問をしたときには、五月の十九日、まだ仙台の方に書類があるのではないかと、そういうお答えでありましたが、これはきわめて重要であるから至急諸般の手続を進めて、そうして結論を出すようにしてもらいたい、こういうふうに要求しておきました……

第22回国会 農林水産委員会 第14号(1955/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 農地の仮処分に関する一般的な取扱い方について若干お尋ねしたいと思います。まず最初に、おそらく資料を準備して来られたと思うのですが、農地に関する仮処分の事件を処理する際に、口頭弁論または審尋を必ず開いてやっておられるのかどうか、その点どうなっておるか、一つお伺いしたい。
【次の発言】 この不動産の仮処分が約一万件ということですが、このうち農地に関するものはおよそですが、どの程度になっておるとお考えでしょうか。
【次の発言】 それから口頭弁論並びに審尋をする数は三百と六百とおのおのわかりましたが、そのあとの分は審尋ではないが、双方の当事者に来てもらって事情を聞くのが、ほとんどやられて……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第14号(1955/11/11、3期、日本社会党)

○亀田得治君 今年の水稲の所得の予想並びにそれによる税収ですね、これはすでにあなたの方じゃ相当多く取れるという見込みを立てておるのですか。あるいはそういうことを少しも立てないで、ともかくこういう基準だけを下に流して行く、こういう立場で純粋に技術的にやっておられるのか、これはどっちなんですか。
【次の発言】 実はそこが非常にポイントなんで、主計局がいろいろな計画を立てるのは当然なんですが、今あなたの方じゃ、そういう点は白紙で考えるというように説明になったのだが、農林省の収穫予想ですね、三〇%増、何かそういうものをつけて出した。私はそれがやはり一つの、下部に対しては指示になるのじゃないかと考えるの……

第22回国会 農林水産委員会 第18号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 ちょっと一般問題について、先ほどの小林君の質問に関連したことを一、二点だけ大臣に、もし先に帰られるのならお聞きしたいと思いますが……。

第22回国会 農林水産委員会 第19号(1955/06/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 ちょっと林野の方にお尋ねしますが、従来専門に狩猟する人たちの間では、空気銃というのはどの程度使われておりますか。つまり私の聞きたいのは、専門家の間では大体銃砲を使つていて、空気銃というのはあまり使われておらぬと、そういうふうに思いますが……。
【次の発言】 そうすれば、私もその点でもう結論が出そうだと思うのです、ともかく危ない道具なんですから。銃砲であれば、これは猟だけにしか使えないわけですね。猟にも使えるが、ほかのいたずらもできやすいと、そういう本来性質を持っているわけです、空気銃は。これはだれでも認める。しかもそれが実際に猟そのものを楽しんだり、あるいはそれを仕事にしておる人……

第22回国会 農林水産委員会 第22号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 追って大臣も呼ばれるというわけですが、鉱山局長の態度がはなはだこの国会の意見を無視したやり方をとっておられる。こういうことについては私やはりわれわれの前でそういうことが言われておる以上は一本くぎをさしておきたいと思うのです。そこで鉱山局長にまずお聞きするのですが、衆議院、あるいは参議院の通産委員会等におきまして全漁連に対してそういう油の割当をしてはならない、そういう一体決議があったのかどうか、その点まず伺いたい。
【次の発言】 そうすれば全漁連の問題について決議をしておるのは結局はこの衆参の農林委員会だけなんです。先ほどから局長が農林大臣に対して意見を述べておるときに自分の意見だ……

第22回国会 農林水産委員会 第24号(1955/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 二つほどちょっとお伺いします。第八条の第二項ですね、「会社は、前項第一号の渡航費の貸付の事務を外務大臣の指定する団体に委託することができる。」、こうなっているのです。で、この渡航費の貸付という問題は、この法案の中では重要な部門であり、また大蔵省においてもずいぶん注目をしておる部署なんです。そういう重要な問題を何か外務大臣の指定する団体に委託する、こういうふうなことがなぜ一体必要があるのか、せっかくこういう会社を作って、先ほど次官が説明されたようなメンバーをもってやるということであれば、十分それはもう会社だけで私はやれると思うのです。これはどういう意味でこういうことが書かれたのか、……

第22回国会 農林水産委員会 第28号(1955/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 この補償の問題が出ておるのですが、私どもも単に愛知用水だけではなく、いろいろな場合によくぶつかるものであります。ところがこの公団は相当いろいろな意味で画期的なものを持っておるということでありますが、もしそういうことであれば、補償問題等についてももう少し真剣な取っ組み方をしてもらいたいと思います。従来、もかく家を建てて水道はつけたけれども、便所をつけるのを忘れた、こういったようなやり方が間々あるわけなんです、で、今農林省から一応の説明がありましたが、そういうことは単なる農林省の実際上の行政措置に従っておらないわけなんですね、その考え方がいけないと思います。私はこういうことをやる以上……

第22回国会 農林水産委員会 第29号(1955/07/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 この資金計画表の一番終りですね。ここに農地担保金融二十億という項目がありますが、この点に関して若干尋ねておきたいと思います。それで、これは少しあげ足をとるようなあれですが、私はまあこういう資金計画表をお作りになるときには、農地担保金融と、こういう項目じゃなしに、やはり自作農維持創設のための資金というふうな表現が一番適切ななにじゃないか。こう考えているんです。やはり使い方の内容を明確にしてほしいと思うのです。それはどうですか。ちょっとあとの質問に関係があるから、なぜこういう特に農地担保金融としたか。
【次の発言】 二十億ですよ。なぜ自作農維持創設の資金、こう書かないかということです……

第22回国会 農林水産委員会 第30号(1955/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 簡単にしてくれと言うから一つ簡単に聞きますがね。百二十三条のこの第六項を削除する、こうなっておるのですが、これはどういう意味でこういうふうにされたわけでしょうか。第六項を削除しましても、百十条によってやはり総会は開かなければならないことになっているわけですが、その点の関係はどうなりましょうか。
【次の発言】 百二十三条の第六項ですね。総代会がある場合でもこの総会を開かなければならない、こういうふうに現行法はなっているわけですね、それをこの改正法では削除する、こうなっておるわけですね。それだけを見ますると、総代会がある場合には総会にかわって森林組合の経営を進めていくことができるよう……

第22回国会 農林水産委員会 第31号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 この森林法の一部改正の中で、百二十三条に総代会の規定がありますが、現行法では百二十三条の第六項がありまする関係上、たとえ総代会が一定の組合について設けられましても、第百十条による年一回の定期総会、これは必ず開催しなければならないということに非常に明確になっておるわけであります。ところがこの一部改正によりますと、この第六項を削除してしまう、こういうことになっておるのでありますが、ところが第百十条は、理事に対する義務規定として、ちゃんとそこで明確に、年一回の定期総会の開催を義務づけておるわけですから、この削除いかんにかかわらず、第百十条によって必ず一同の定期総会は開かなければならぬの……

第22回国会 農林水産委員会 第33号(1955/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 これから続いて愛知用水、それから何をやるわけですが、時間が非常におそくなってしまっているのですが、私どもは基本的な問題について少し突っ込んでいろいろ大臣から直接聞きたいと思って期待を持ってきたんですが、この点委員長はどういうふうにお取り計らいされますか。
【次の発言】 時間が大へん少いようですから、基本的な問題について二、三お尋ねをしたいと思います。  まず農林大臣にお聞きしたいのですが、この愛知用水並びに今度の機械開墾という二つの問題が出てきておる。このことは今後の日本の食糧増産計画、こういうものについてどういう影響を持ってくるのか、そういう立場を私ども非常に実は関心を持ってお……

第22回国会 農林水産委員会 第34号(1955/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 時間がだいぶ少いようですから簡単に聞いて行きますから、答の方も一つ簡略にやってください。  この十二日の後場ですね、これを再開して行くべきだ、こういう意見がその当時たくさんあった。このことは理事長の木谷さんもお認めになりますか。
【次の発言】 説明は要らないのです。そういう意見を持っている人がたくさんあったことを認めるかというのです、開いてやるべきだということを。あった事実、あなたの意見じゃない。
【次の発言】 意見の人じゃなしに、そういう意見の人がたくさんあったということを認めるか、一人や二人のことを言っているのじゃない。

第22回国会 農林水産委員会 第36号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私は先ほどから小林委員等のお聞きになったのは、今年豊作の予想がある、そういう立場に立って、あとから出てくるものをどうするかというお話があった。私は逆の場合について一点だけ大臣の考え方を、こまかい点については事務当局に聞きたいと思うのですが、それは豊作だというようなことになると、これはややもすると自分の実力以上に予約の申し込みをする、こういうことも反面考えられると思います。もちろん日本全体としては豊作になるかもしれません、こういう天候ならば。しかし部分的に考えたら必ずしもそうは行かない。あるいはさらにこれから出来秋までのいろいろな台風等の関係もあるでしょう。そういう点を考慮すると、……

第22回国会 農林水産委員会 第37号(1955/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 いや、それは必要だ。
【次の発言】 今年は入植の戸教からいきますと、昨年よりも相当数減っておるわけですね。これはどういう理由でそういうふうになったのか。そうしてまた来年度もやはり入植戸数はもうふやさないというふうにはっきりとした考え方なのか、その辺……。
【次の発言】 従来の入植方式は、だんだん縮めていく、そうしてこういう新しい方式にマッチする条件のそろうような所だけを取り上げていくのだとか、そういうような考え方が相当強くなってきているのではないですか。
【次の発言】 まあそういう点は一つ十分こういう新しい方式を進めながら検討してほしいと思います。ただ私はそういう際にこういう新し……

第22回国会 農林水産委員会 第38号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 もう時間も御承知の通り相当おそくなっているし、農林省あるいは提案者の言われている数字等に食い違いがあるようです。この委員会々開く前に委員長の方で、ともかく各党において考え方をまとめて出席を願いたいというようなことも言われていたような関係もありまするし、この際一つ休憩して理事会を開いてもらって、この委員会としての取扱い方々至急協議して、そうしてなお適当な部分についてだけさらに質疑々するというのであれば、まとめてするというように、何とかしてもらいませんと、本会議もさらに重大なものがもうだんだんとかかる時間になろうかと思いますし、適当にそこは委員長の方で時間の都合もありますので、処理し……

第23回国会 農林水産委員会 第8号(1955/12/16、3期、日本社会党)

○亀田得治君 東京都の北多摩郡村山町農業委員会に起きました小作地の不当取り上げ問題についてお尋ねしたいと思いますが、本日は聞くところによりますと、相当時間がつまっておるようですから、なるべく大事な要点だけを一つ聞くようにしたいと思います。  ちょうど今年の三月から十月までの間ですが、この間に村山町農業委員会で約九十件に上る大量の集団的な小作地の取り上げ事件が起きておるわけです。これは農林当局ではすでに御存じかと思うのですが、要するに農業委員会委員が地主からしかるべく依頼を受けて、そうして農業委員会の書記が勝手に書類を作成して小作人に押しつけた、こういうことなんです。しかもその小作地を取り上げた……

第23回国会 法務委員会 第3号(1955/12/15、3期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっとお聞きしたいのですが、問題が少し違うかもしれませんが、裁判官弾劾制度ですね、こういうことについて何か意見でもありましたですか。
【次の発言】 ちょっと一つだけ。弁護人の被告人との接見所に鏡を置いてあったわけですね。その点もう少し詳しくどういう状況になっていたのか御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 鏡とかおっしゃいましたが、聞き違いですか。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 時間も急いでおるようですから、簡単にいたしますが、一点だけお聞きしたいと思います。  それは、もし法務省の方が来ておればそちらの方でもいいのですが、本件のような事態は非常に緊急を要する……

第24回国会 議院運営委員会 第30号(1956/03/26、3期、日本社会党)

○亀田得治君 いろいろな私どもの一事不再議に対する考え方等は後ほどにいたしまして、その前提としていろいろな事実関係をもう少しはっきりしてもらいたいと思います。それは三月十五日に改正の現行法と現在提案された法律案、この二つを比較しまして、形式的な観点から見て同一事項というものがどれとどれであるか。ただいま二つだけは一応形式的には同一事項というふうな趣旨で言われたように思うのですが、その全部について、まずその点、重要度とか、そういう考え方は抜きにして、形式的にどれとどれが同一事項か、その点をまず見解を明示していただきたい。
【次の発言】 ちょっと藤田委員の御発言ですが、もしお許しいただければ……。……

第24回国会 議院運営委員会 第32号(1956/03/28、3期、日本社会党)

○亀田得治君 簡単に。昨日の朝日の記事ですか、前の法制局長官の佐藤さんが、まあ一事不再理という問題もこの辺で一つ適正なルール、こういうものを確立してほしいというような趣旨の記事がちょっと載っておりました。私もまあそういう意味で、これはぜひ真剣にお互いに考たいと思うのです。結局形式的に同一事項をいかなる場合に扱い得るのかという問題に帰するわけですが、今、藤田君からも、本日出されたこの資料についてわれわれの意見を述べられたわけですが、私は政府の説明は非常に違ったものを二つ一緒にされておると思うのです。と言いますのは、目的、趣旨、事情、これらを総合してと、こういうふうに絶えず説明されておる。ところが……

第24回国会 議院運営委員会 第44号(1956/05/04、3期、日本社会党)

○亀田得治君 請願の問題で、先ほど事務当局からの御説明によりますと、十日前で締め切る慣例だ、こういうことですが、そういうことはしかし一般の国民は必ずしもよく知っておりません。従いまして、十日締め切り後に到着した書類をいかように扱われるわけなんですか、この点……。
【次の発言】 その議員が紹介議員になるというのは、これは単なる一つの手続であります。しかし国民の方は、ぜひこの国会にこういうことを請願したい、こういう要求を持つ場合がたくさんあるわけです。そうしてその権利は、これはもちろん憲法上保障されておる請願権である。だから議員のところへあれが持って行かれる、これは議院の内部の取りきめで十日前でな……

第24回国会 建設委員会 第12号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいまの田中委員の質問に少し関係のあるものですが、提案者の方では何名がいいんだと、こういう見解は、その点はどうなんです。
【次の発言】 私の気持では、一つの新しい団体を作って、その団体がどれだけの仕事をするかということが大体予想がつくわけですから、それだけの仕事をするには何名の最高首脳部が要るか、こういうことが非常に大事血ことであって、それははっきりきめるべき問題だと思うのですね。だから、もし七名なければこの運営が実際上できないというはつきりした根拠があるのであれば、私はその点はむっと強くこの法案の中に盛られてこなきゃならないと思うのです。何名でむいいというようなことは、いやし……

第24回国会 社会労働委員会 第20号(1956/03/30、3期、日本社会党)

○亀田得治君 議題が二つあるわけですが、最初の板付基地に関する問題は当委員会においてもすでに若干御質疑があったようです。ただし私が本日特にお尋ねしたいのは、その後の事態が相当変って参りましたので、未解決の状態の中において一そう新しい事態になり、しかもそれがはなはだ憂うべき状態だというふうに感じますので、特に再度この点についてこの委員会で関係の責任者にお尋ねをしてみたい、こう考えたわけです。そこで一応簡単に、大臣もすでに今日までの経過を御了承のことと思いますが、現在までのところ、本件についてどのような処置あるいは解決の手ですね、そういうものを打ってこられたのか、そういう点について若干まずお伺いし……

第24回国会 内閣委員会 第26号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○亀田得治君 先ほど二回繰り返されたのだから間違いないと思うのですが、全般的には防衛だが、その防衛の中に攻撃も跡御も含まれておると、ただし、全般的には防衛だと、こういうふうな考えになっているようですね、だから、個々にいうと攻撃の血も含まれておる、こう理解していいわけですか。
【次の発言】 そんなに完全にまとまったものでなくて結構ですよ。ある程度まとまっておれば参考に、ともかくも正式なものは防衛庁長官がないという、だから若干でもいいからまとまったものがあれば、私ども見れば非常に参考になる。それで結構ですから出してもらいたい。
【次の発言】 これは私は防衛庁長官はわざわざ隠されると思うんですがね。……

第24回国会 内閣委員会 第27号(1956/04/13、3期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと委員長、今のに関連して。まあ時間がないからはなはだ何ですが、ちょっとお聞きしますがね。あえて資本主義などを守るつもりはない、こうおっしゃるのですが、それならば社会党が政権を取って社会主義の政策を実行する。そういう場合であっても自衛隊というものはその社会主義体制を守っていく、とにかくそのときの政治体制を守っていくのである、こういうことが断言できますか。そういう建前をとっているということですか。
【次の発言】 私は自衛権の問題にしぼって若干お尋ねしたいと思うのです。で、昨日来船田長官の答弁を聞いておりますと、自衛隊が動き出すのは具体的な日本に対する攻撃、こういうものがあって動……

第24回国会 内閣委員会 第33号(1956/04/26、3期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して。ただいまの吉田委員から要求された速記録についての山崎さんの答弁ですが、衆議院で飛鳥田君が要求されて以来、同じような答弁をされておる。で、事務総長において、法的な検討をされておるというような趣旨のようですが、どういう点を一体検討されておるのか。私どもとしてはですね、飛鳥田君が要求したのは今年の二月末ごろだったと思うのです。それ以来ずいぶんたっておりますし、私どもの旧議院法なり現在の国会法の秘密議事録、秘密会における議事録の取扱いに関する規定の検討では、決してそんな差しつかえがあるというふうには考えておらないのでございます。なぜ一体そんなにひまがかかるのか、どこを一体どんな……

第24回国会 内閣委員会 第35号(1956/04/30、3期、日本社会党)

○亀田得治君 私は本法案に関する基本的な問題を若干総理に直接お聞きしたいと思います。  その一つとして、まず世論という問題ですね、デモクラシー憲法政治の基本は、やはり一番大事なのは私は世論という問題だと思うんです。で、これに関して現在の政府の態度、一体どういうふうに考えているのか、こういう点が私どもはなはだ納得のいかない現象がたくさん起きてきているわけです。そういう意味で世論というものの尊重、これを鳩山総理はどういうふうに考えているか、率直な心境を一つ、お聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 思っているだけではだめなんで、絶対にこれは尊重しなければいけないわけです。そこで私は具体的にお聞きし……

第24回国会 内閣委員会 第37号(1956/05/04、3期、日本社会党)

○亀田得治君 私はこのただいまお答えになった採決の点ですね。この点だけを一つ確かめておきたいと思います。といいますのは、この速記録によりますと、挙手少数と、こう書いてあります。これは委員長がそうおっしゃったからでしょう。ところが実際は挙手はだれもしておりません。そういうものが聞えるような状態じゃなかったのです。だから私もう一度聞きますが、この挙手少数というふうに言われたのは、委員長がはっきりと議場全部を見て確認をしてそうして言われたものかどうか、この点です。ほかのことに触れないで、実際に議場全部を確認しておやりになったかどうか。
【次の発言】 あなた重大なことをおっしゃるのですね。私の見た限り……

第24回国会 内閣委員会 第48号(1956/05/21、3期、日本社会党)

○亀田得治君 先ほど吉田委員からちょっと尋ねられた点ですが、砂川の問題がこじれてきた場合には、地方自治法の百四十六条による罷免の措置ですね、こういうことも辞さないという意味のことが新聞に若干載っているわけです。で、今大臣はさようなことは考えておらないとおっしゃったが、私はもちろんその通りであるべきだと思うのですが、しかし全然そういう考えのないものが、ああいう記事になって出てくるというふうなことも想像されないで、たとえば収用問題でも、強制措置はなかなかやりませんと言っても、最後にはやはり出てくるわけです。だからこういう問題も、もちろんそういうことは考えておりませんが、どうしても言うことを聞かなけ……

第24回国会 農林水産委員会 第8号(1956/02/17、3期、日本社会党)

○亀田得治君 本件につきまして若干当局に質問をいたします。  これは、正規に請願書も出ておることでありますから、いずれ当委員会において最後の御決議をお願いできると思いますが、ただいま地元の人から陳情もありましたように、本件は途中で刑事事件等まで起きまして、非常な複雑な経過をたどっておるのであります。これは詳細な質問をいたしますと、はなはだ時間もとり過ぎると思いますので、ただ私はこの問題を最近に知りまして、そうして非常に当局のやり方が法を無視しているんじゃないか、こういうことを二、三痛感いたしました点があるのです。そういう点だけに一つしぼりまして、質問をしてみたいと思う。  まず第一に、土地改良……

第24回国会 農林水産委員会 第31号(1956/04/19、3期、日本社会党)

○亀田得治君 漁船の建造の検査に関する件ですが、この漁船を作る場所なり、あるいは船主等において、現在の漁船の建造検査が二重になっているということで、ずいぶん不便を感じておる問題があるのです。そろいう点でいろいろお聞きしたいわけですが、二重検査になっているというのは、一つは運輸省が検査をする、さらに水産庁が検査をする、こういうやり方ですが、一体こういう必要があるのかないのか。これは相当前から始められておるようですが、その辺を何かこう惰性でやっておるようなことなら、早くやめてしまった方がいいことだし、どういうことなのか、少し詳しく説明してもらいたい。

第24回国会 法務委員会 第2号(1956/01/31、3期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっとただいま委員長から御説明がありましたが、誤解があっちゃいかぬと思いますのでつけ加えたいと思いますが、本日議題にするのは、議題にして、そしてその死刑廃止法案そのものに賛成を願う、そういう意味ではないんです。委員長の報告、ちょっとそういうふうにとられたかもしれぬと思いますが、そういう意味じゃなしに非常に重要な問題だから、そして一部の人が熱心にこれについて検討を加えておるから、一つその事情を全員に正式に諮ってもらって、そうして一部の人がそういう問題について正規に取り扱っていく。そういうことを、案そのものに対する賛成反対は別個にして一つ御了承を願う。しかしこれは了承するせぬもない……

第24回国会 法務委員会 第3号(1956/02/16、3期、日本社会党)

○亀田得治君 本件は大阪の国会議員のうちで、特に一松先生が中心になっていろいろお骨折り願っておる問題ですが、私もこの問題の取扱いについて、法務省側の態度について若干この際聞いておきたいと思うのです。いずれ委員会でも、先ほど実地調査をするということになっておりますから、いずれ最後の委員会としての結論が出ると思いますが、若干その前に法務大臣の考えを聞きたい。その前に、私のこういう問題に対する考え方を若干申し上げておきたいのですが、それは、こういう拘置所だから持ってきてもらっては困るとか、そういう考えは私はありません。持ってきて困るようなまた作り方をしてもいけないし、どこで作るにしても、大いに歓迎さ……

第24回国会 法務委員会 第9号(1956/03/27、3期、日本社会党)

○亀田得治君 若干板付の報告事項に関連して政府側に質問いたします。こういう事件が起きた根本は板付関係のアメリカ軍が日本の法律を尊重しない、そういうところに私は根本的な問題が横たわっておると思うのです。事実関係といたしましては、この基地の労働者が一般の日本の労働組合の人がやっておるような、労働組合員としての活動をやっていた。それだけに過ぎないのである。この問題をもっと追及するには、しからばどういう行動をやったかというところまで明確にしていかなくちゃならないわけですが、単にそれだけの点に対してアメリカ軍の方でこれを曲げて、そういう行動を観察する。こういうことがおそらくなされたのだと私どもは考えます……

第24回国会 法務委員会 第10号(1956/03/29、3期、日本社会党)

○亀田得治君 一昨日の当委員会におきまして板付基地の質疑をいたしたのですが、当日は政府側の方において十分準備がなかったようでありまして、本日は十分検討をしてこられるということでありましたが、まずその検討の結果を最初に御報告を願いたいと考えます。
【次の発言】 そういうおかしな御返事を聞こうと思って私はきょう出てきたのではないのです。裁判の判決があったことはせんだっての委員会で私から申し上げておるのであります。だからあなたの方は公式に最高裁判所を通じなければ実際にそういうものがあったかどうか、その検討をするわけにはいかないという意味でおっしゃっておるかもしれませんが、せんだって御説明申し上げたよ……

第24回国会 法務委員会 第12号(1956/04/06、3期、日本社会党)

○亀田得治君 私も提案者の一人といたしまして、この法案が審議される当初に当って、若干希望等も含めて申し上げてみたいと思うのです。  それは内容等の点につきましては、委員長並びに羽仁委員から、かいつまんで御説明がありましたから、私はそういう点には触れません。ただ扱い方の問題について若干希望を申し上げたいわけですが、ともかくこの法案は日本の刑罰体系という上から見たら、非常に画期的な、重要な問題だと思います。私どもの所属しておる社会党においては、そういう立場から数回党内で論議をいたしました。法規対策委員会なり、代議士会なり、あるいは国会対策委員会、最後には中央執行委員会、こういうところで議論をしたわ……

第24回国会 法務委員会 第13号(1956/04/10、3期、日本社会党)

○亀田得治君 若干お聞きしておきたいと思うのですが、この宗という少年以外は、本件犯行は全部ずっと否認しているということですが、この宗少年は公判廷においてはどういう態度をとっているのか、おわかりでしたら……。
【次の発言】 そうすると、公判廷においては警察の自白をその通り維持しているかどうか、これはわからないですかまだ……。
【次の発言】 それからこの四人の少年は現在もずっと拘束を続けておるわけでしょうか。
【次の発言】 全部出ておるわけですね。
【次の発言】 この四人の少年並びに木下等は全部お酒等でも飲んでいたわけですか。そういったようなこまかい点はまだわかっておりませんか。

第24回国会 法務委員会 第14号(1956/04/12、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(亀田得治君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 この法案によりますと、幼児の定義として七才に満たない者、こういうように線が引かれておるわけです。七才、これは何か特別な理由等でもあったのかどうか、この点をまずちょっと御説明を願いたい。
【次の発言】 まあ未成年者の中でも特に意思能力のない人、こういう点をねらっておられるわけだと思うのですが、そういたしますと、もう少しこの年令を高めるということの方が実際に合うのじゃないか、まあもしこの法案を成立させるとする場合にですね、そう思うのです。で、その十数回の例、私一々こまかくは知らないわけですが、それはどうなんでしょうか、ほとんど七才以下だと……

第24回国会 法務委員会 第16号(1956/04/18、3期、日本社会党)

○亀田得治君 私も宮城委員の修正案に日本社会党を代表して賛成いたしまして、簡単に理由を申し上げたいと思いますが、この問題になりました申し出によりという点をどうするかという点については、論理的にはいろいろ検討の余地があろうと私も考えております。ただ問題は、多少の論理のために関係者の意向を踏みにじったり、あるいは現実にふさわしくない、こういう事態を招来させることは、私は立法府の最も大きな警戒すべき点だと考えておるのです。そういう立場から考えますと、第一に申し出すら遠慮する弱い立場に立っておる婦人の地位が原案通りでは守れなくなる、こういう点が一つです。  それからもう一つは、現在家庭裁判所では適当に……

第24回国会 法務委員会 第17号(1956/04/24、3期、日本社会党)

○亀田得治君 私、法務省の記録並びに警察庁の記録を拝見いたしました。それで法務省の調査のねらいですね、これは私非常に正鵠を得ていると思うんです。まず第一に起訴という取扱い、それが妥当であったかどうか。それから取調べの過程における人権じゅうりんの事実、ここに重点を置いてやられた、これは私非常に正鵠を得ていると思うんですが、ただ報告の結果は、私どもがやはり危惧していたように、何といっても検察官の立場、あるいは警察の立場が擁護され過ぎている、こういう感じをまず私は抱いております。で、もちろん皆さんの方はそういうお気持でやっているんじゃないでしょう。それは正当に公平なる立場でということでしょうが、結果……

第24回国会 法務委員会 第20号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○亀田得治君 最初に原案の提案者の御意見を概括的にお伺いしたいのですが、ただいま出されておる修正案ですね。これに対してどういうような御意見でしょうか、若干お伺いいたしておきます。
【次の発言】 それでは本法はやはりちゃんと修正案が成立する、こういう見通しでありますので、その前提に立ってこの法律が施行された場合のことを若干考えて、二、三お聞きしておきたいと思います。これはあるいは法務当局の方で補足的に御説明願うかもしれませんが、一つは修正案によりますと、「相当な賃借権の設定の対価」というものが賃借を回復する場合に出てきておるわけです。でこの場合の「相当な」という問題ですね。これをどういうふうにお……

第24回国会 法務委員会 第22号(1956/05/22、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(亀田得治君) これより委員会を開会いたします。  命により私が委員長の職務を代行いたしますから、よろしくお願いいたします。  議事に入る前に委員の変更について報告いたします。五月十八日付上原正吉君が辞任されまして、中川以良君がその補欠として選任されました。五月十九日付最上英子さんが辞任されまして、佐藤清一郎君がその補欠として選任されました。五月二十一日付佐藤清一郎君、西岡ハルさん、菊田七平君、亀田得治君、赤松常子さん、藤原道子さんがそれぞれ辞任して、その補欠として井上知治君、岩沢忠恭君、大屋晋三君、菊川孝夫君、山本經勝君、小林亦治君がそれぞれ選任されました。本日付菊川孝夫君が辞任されま……

第24回国会 法務委員会 第23号(1956/05/29、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長代理(亀田得治君) これより法務委員会を開会いたします。  議事に入る前に委員の変更について御報告いたします。  五月二十五日付中山福藏君、小柳牧衞君、井上知治君がそれぞれ辞任せられ、その補欠として岸良一君、小幡治和君、池田宇右衞門君がそれぞれ選任せられました。五月二十六日付で小幡治和君、池田宇右衞門君、島津忠彦君がそれぞれ辞任せられ、その補欠として小柳牧衞君、井上知治君、泉山三六君がそれぞれ選任せられました。五月二十八日付で亀田得治君、井上知治君、一松定吉君がそれぞれ辞任せられ、その補欠として菊川孝夫君、森田豊諸君、大野木秀次郎君がそれぞれ選任せられました。本日付菊川孝夫君、森田豊壽……

第24回国会 法務委員会 第24号(1956/05/31、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより法務委員会を開会いたします。  議事に入ります前に委員長としてのあいさつを述べさしていただきたいと思います。  大へん私若輩未熟の者ですが、今回法務委員長をやれということで、この任につかしていただきました。自分としては人権擁護ということについてはあくまでも正しい立場で仕事をしたいと思っております。しかし何分にも自分の経験なり、あるいは識見、いろんな面から見ても欠点の多い人間ですから、どうか一つ皆さんの方から忌憚なく悪い点は御指摘いただいて、この委員長の仕事が滞りなく全うすることができるように、最初にこの機会にお願いをして、一言ごあいさつといたしたいと思います。(……

第24回国会 法務委員会 第25号(1956/06/03、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより法務委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  従来より当委員会において調査して参りました検察及び裁判の運営等に関する調査を、閉会中も引き続き行い得るよう本院規則第五十三条によりまして、議長に継続調査要求書を提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたします。  なお要求書の内容及びその手続き等は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。  次にただいま決定いたしました検察及び裁判の運営等に関する継……

第24回国会 予算委員会 第9号(1956/02/29、3期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。政府側の九十六条に対する見解は了承はできませんが、一応それを認めるという立場に立って総理大臣の考え方を聞きたいと思う。鳩山総理は結局、国会への憲法草案の提案は、国会議員並びに政府おのおのができる、こう言い切っておるわけです。そこで法律上はたとえそういうふうに解釈できるといたしましても、実際問題として、重要な憲法草案を国会に出すのはだれが適当か、私は今の憲法における国会の地位という立場から考えるならば、これはだれが考えたって、事実上は、国会議員みずからが適当な形でこれを出すということが一番最適であろうと考えるのです。その点に対する考え方はおそらく御同感と思うがどう……

第24回国会 予算委員会 第10号(1956/03/08、3期、日本社会党)

○亀田得治君 最初に私は、本日の午前中に外務大臣が答えた中で、はなはだ不穏当な点がありますので、この点について質問をいたします。速記録によりますと、重光外務大臣は、こういうふうに答えられました。「私は日本はアジアの民族主義に貢献したという意味において、日本人としてもややその点においては満足感を持つものでございます。」と、こういう答弁をされております。私は外務大臣がこういうことを言われるのは、はなはだ誤解を内外に与えると思うのですが、外務大臣の私は取り消しを実は求めたいと思っているのです。所見をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 アジアにおける民族主義の発達、こういうことはこれは歴史的な必然……

第24回国会 予算委員会 第11号(1956/03/09、3期、日本社会党)

○亀田得治君 昨日の鳩山総理の憲法と自衛隊との関係に関するこの委員会における私の質問に対する答弁、これは総理においてもすでに速記録によってその内容を詳細にごらんになったと、私、考えますが、その結果によりまして、まず最初に総理がどのように昨日の答弁をお考えになったか。私どもから見ますると、全くこれは支離滅裂、しかも政府の本当の意図というものがそこにときどき顔を出しておる、そういうふうにとっておりますが、まず総理の昨日の答弁に対する全般的な一つ感じ、考え方、これをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そういう答弁では納得いきません。あなたは自分の速記録の都合のいいところだけをとっておる。(「……

第24回国会 予算委員会 第12号(1956/03/10、3期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。防衛出動の中で、総理大臣がせんだってから、特殊な場合に外部に対して敵の基地をたたく、攻撃する。それは特殊な場合に可能だ、こういうことをおっしゃっております。そういう場合を予想しますると、それはおそらくこの今問題になっている自衛隊法七十六条のただし書きですね、ただし書きに該当する場合であろうと思います。つまり非常に急迫な事態、そういう場合には、ただし書きによりますと、国会の承認を要らない、こう書いてあるわけであります。それで、この点は総理大臣はどういうふうにお考えでしょうか。私は、普通のゆるい事態の場合には国会の承認を受ける、ところが非常に急迫してきて、その場合に……

第24回国会 予算委員会 第17号(1956/03/16、3期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して。肥料の値下げについてあくまでも計数的にやりたい、そういうふうに農林大臣おっしゃった、まことにその通りだと思うんですが、ただその際の生産費計算なりそういう点が肥料会社から出てくる資料、それが基準になって審議されているのじゃないかと思うのですが、そうじゃなしに政府自身で会社の経理についてどの程度まで突っ込んで調べてそうして検討しておるのか、そうであればもう少し具体的に説明してもらいたい。

第24回国会 予算委員会 第18号(1956/03/17、3期、日本社会党)

○亀田得治君 外務大臣はまだですか。
【次の発言】 それでは先に農林大臣にお聞きします。例の農業団体の再編成の問題、これは非常にいろいろな経過をたどってきたわけですが、この経過を私ども見ておりまして、農林大臣は大いにやりたいと言う、ところが他方与党の内部においては、なかなかそれに対するチェックがある、そういうことで何回も行ったり来たりして、そうして最終的な結論に到達したようですが、その間のいきさつをざっくばらんに一つ御説明をまず願いたいと思います。
【次の発言】 一両日中に提案したいと言いますのは、おそらく農業委員会法の一部の改正だと思いますが、これは単なる市町村の区域の拡張なり、そういうこと……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 内閣委員会 第1号(1956/11/20、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  議事に入る前に、ちょっと一言ごあいさつ申し上げたいと思います。私今回、大へん未熟な者でありますが、内閣委員長を仰せつかりまして、私としては、公正にこの委員会を運営していきたいと思っております。どうか一つ、皆さんの何分の御協力をお願いいたしまして、私のあいさつにいたします。(拍手)
【次の発言】 委員の変更について御報告いたします。  十一月十六日付をもちまして、大谷藤之助君が辞任され、その補欠として西岡ハル君が選任されました。同じく十九日付をもちまして、寺本廣作君が辞任され、その補欠として高野一夫君が選任されました。

第25回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1956/12/19、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。十二月十五日西岡ハル君が辞任され、その補欠として大谷藤之助君が選任されました。
【次の発言】 国の防衛に関する調査を議題に供します。まず防衛庁当局から、自衛隊の現況について御説明を願いたいと存じます。  ちょっと速記を止めて。    午前十時三十九分速記中止
【次の発言】 速記をつけて下さい。  この際未了報告書提出の件についてお諮りいたします。  国家公務員共済組合法の一部を改正する法律案の審査、国家行政組織に関する調査、国の防衛に関する調査及び国家公務員制度及び恩給に関する調査は、それぞれい……

第25回国会 内閣委員会 第2号(1956/11/22、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  議事に入る前に、委員の変更について御報告いたします。  十一月二十一日付松本治一郎君が辞任され、その補欠として横川正市君が選任されました。
【次の発言】 これより国家公務員制度及び恩給に関する調査のうち、人事院勧告に関する件を議題に供します。  まず人事院総裁から、勧告の内容について御説明をお願いいたしたいと存じます。
【次の発言】 それでは、本件につきまして御質疑のおありの方は、御発言をお願いいたします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。

第25回国会 内閣委員会 第3号(1956/11/27、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。委員の変更について御報告いたします。  十一月二十六日付横川正心君が辞任され、その補欠に松本治一郎君が選任せられました。今日付松本治一郎君、田畑金光君が辞任され、横川正市君、山下義信君が補欠として選任されました。  以上御報告申し上げます。
【次の発言】 去る二十二日の委員長及び理事打合会の経過について御報告いたします。  十一月二十七日午前は、国家公務員制度及び恩給に関する調査のうち、旧軍人等の恩給関係、午後は、給与関係、十一月二十九日午前は、国の防衛に関する調査のうち、基地関係を除く一般防衛関係、午後は、国家公務員共済組合法の一部……

第25回国会 内閣委員会 第4号(1956/11/29、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) それでは、これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更を御報告いたします。十一月二十八日付横川正市君が辞任され、松本治一郎君がその補欠に選任されました。また、本日付、松本治一郎君及び山下義信君が辞任され、吉田法晴君及び高田なほ子君がそれぞれその補欠として選任せられました。  以上御報告いたします。
【次の発言】 それでは、国の防衛に関する調査を議題に供します。まず来年度防衛関係予算について、防衛庁当局から御説明を承わりたいと存じます。
【次の発言】 けつこうです。
【次の発言】 暫時休憩いたします。    午前十時三十七分休憩

第25回国会 内閣委員会 第6号(1956/12/04、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告をいたします。十二月一日付高田なほ子君及び秋山長道君が辞任され、その補欠に大矢正君及び森下政一君がそれぞれ選任されました。十二月三日付野本品吉君、横川正市君及び大矢正君が辞任され、佐野廣君、松本治一郎君及び片岡文重君がそれぞれその補欠に選任されました。本日付森下政一君及び佐野廣君が辞任され、その補欠に秋山長造君及び大野木秀次郎君が選任されました。  以上御報告いたします。
【次の発言】 まず、理事補欠互選の件を議題に供します。理事の秋山長造君が一時委員を辞任されましたのに伴いまして、本委員会の理事が一名欠員……

第25回国会 内閣委員会 第7号(1956/12/06、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  請願を議題に供します。  速記を中止して。    午前十一時二十二分速記中止
【次の発言】 それでは速記を始めて。  次に請願を議題に供します。  お諮りいたします。請願第百四十三号、第二百九十四号、第二百九十五号、第二百九十六号、第三百十八号及び第三百二十四号、以上六件の請願はいずれも採択し、議院の会議に付するを要するもので、内閣に送付するを要するものとし、請願第二百六十二号、第三百十四号、第三百二十号、第三百十三号、以上四件については、それぞれ意見書案を付して採択し、議院の会議に付するを要するもので、内閣に送付するを要するもの……

第25回国会 内閣委員会 第8号(1956/12/11、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。十二月十日付で片岡文重君が辞任されまして、その補欠に、田畑金光君が選任されました。
【次の発言】 国家公務員制度及び恩給に関する調査のうち、公務員の給与に関する件を議題に供します。本件に関して、最初に政府側の説明をお願いいたします。
【次の発言】 本件に関し御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記やめましょう。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 ちょっとお伺いいたします。地方公務員の関係、三公社五現業、大体閣議決定の線に沿うと、金額はどの程度予想されるの……

第25回国会 内閣委員会 第9号(1956/12/12、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  国家行政組織に関する調査を議題に供します。  本件に関連して、行政管理庁の業務内容について、当局から御説明をお願いいたします。
【次の発言】 本件について御質疑のある方は、順次御発言を願います。速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと、私からお聞きしますが、勧告ですね。これは、過去において何回ぐらい出ているんですか。回数は、何かこの資料に載っていますか。
【次の発言】 勧告はですね。やはり監察の結果少し直すべき点がある、そういう点が発見されて初めて出るだろうと思いますがね。そうしますと、この取り上げた項……

第25回国会 内閣委員会 第10号(1956/12/13、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) それでは、これより内閣委員会を開会いたします。  旧軍人等の遺族に対する恩給等の特例に関する法律案を議題に供します。まず提案理由の説明をお願いいたします。大平正芳君。
【次の発言】 本法律案について、御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて下さい。  他に御発言がなければ、質疑は尽きたものと認め、これより討論に入ります。  御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 他に御発言がなければ、討論は終局したものと認め、これより採決に入ります。  本案を原案通り可決することに賛……

第25回国会 法務委員会 第2号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○委員外議員(亀田得治君) それではただいま議題になっておる問題につきまして若干私の意見も申し上げ、法務当局の考えもただしてみたいと思います。  本論に入る前に、すでに法務当局では工事に着工されたようでありますが、現在の計画ではそれは何年間でやり遂げる計画で着工されておるのか、来年はどの程度の予算等々考慮されておるのか、そういう点を具体的にまずお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 先ほど一松委員から意見書の意味につきまして法務当局が披瀝された見解、それははなはだ間違っておるという点を御指摘されたわけですが、その点私も同感であります。特にこの請願等が問題になったときに議論になりましたのは……

第26回国会 大蔵委員会 第17号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○委員外議員(亀田得治君) ちょっと内閣委員会を今休憩して参りましたので、簡単に私のぜひ確かめておきたいという点を一、二点お尋ねしてみたいと思います。  それは、本日の午前中からの質疑等は、私、拝聴しなかったわけですが、しかし、これは厳密に、今問題になっている、いわゆる法人格なき社団とその収益事業という問題を検討してきますと、その主体の面においても、あるいはその事業活動の面においても、はなはだこれは不明確な点が多い。その点の質疑を私もしたいのですが、これは非常に時間をとると思いますから、不明確であるという点だけは、これはおそらく提案者みずからも認めておられると思うのですが、ところがその不明確な……

第26回国会 内閣委員会 第1号(1956/12/20、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。  十二月十九日付藤田藤太郎君が辞任され、その補欠に田畑金光君が選任せられました。  二十日付大野木秀次郎君が辞任され、その補欠に寺本広作君が選任せられました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  国家行政組織に関する調査、国の防衛に関する調査、国家公務員制度及び恩給に関する調査について、それぞれ調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により議長に提出することとし、承認要求書の案文作成及び手続等は、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。

第26回国会 内閣委員会 第2号(1957/01/21、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。本日永岡光治君が委員を辞任されまして、その補欠として横川正市君が選任せられました。
【次の発言】 国家行政組織に関する調査を議題といたします。  まず宮内庁当局から、宮内庁の業務運営の現状について御説明を願いたいと存じます。
【次の発言】 御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 この点は、ほかの委員の方も要求があるようですから、委員長からそういうふうに取り計らいたいと思います。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 委員長の方で適当に取り計らいます。ちょっと速記をやめて。

第26回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1957/07/08、4期、日本社会党)

○亀田得治君 それでは私砂川問題につきまして若干質問をしたいと思います。  私もけさ八時まで現場にいて、政府のやり方等を実地にいろいろ見て、この委員会に間に合うように帰ってきたわけでありますが、最初にまずお聞きしたいのは、本日測量にかかる、何も問題が起らない当初から、大規模な武装警官を動員されて仕事をおやりになったのですが、この今朝動員された警察官の数ですね、その責任者とか編成とかそういうことが、防衛庁長官なり調達庁の方でわかっておればまずその点を明らかにしてほしい。本日は先ほど委員長にもおくればせでしたが警視総監を呼んでもらいたいと思いましたが、一昨日はまだこういう事件が起きておらないときで……

第26回国会 内閣委員会 第3号(1957/02/07、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。委員の変更について御報告いたします。  一月二十二日付田中啓一君、横川正市君及び吉田法晴君が辞任され、その補欠として苫米地義三君、永岡光治君及び秋山長造君がそれぞれ選任されました。二月六日付、寺本広作君が辞任され、その補欠として榊原亨君が選任されました。本日付榊原亨君が辞任され、その補欠として寺本広作君が選任されました。以上御報告いたします。
【次の発言】 次に理事辞任の件を議題に供します。井上清一五が二月六日付文書をもって今般外務政務次官就任により、本委員会の理事を辞任いたしたい旨のお申し出がございました。申し世の通り許可することに……

第26回国会 内閣委員会 第4号(1957/02/12、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  まず、委員の変更について御報告いたします。  二月八日付、高橋進太郎君が辞任され、その補欠として井村徳二君が選任されました。二月九日付、寺本広作君が辞任され、その補欠として近藤鶴代君が選任されました。本日付、井上清一君が辞任され、その補欠として小沢久太郎君が選任されました。  以上御報告申し上げます。
【次の発言】 それでは、国の防衛に関する調査として、相馬ケ原演習場事件に関する件を議題に供します。  本件に関し、警察当局及び法務省当局より、その後の経過について御報告願いたいと存じます。

第26回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1957/08/16、4期、日本社会党)

○亀田得治君 大へん私ども今意外なことを聞いて非常に心外に思うのですが、内閣委員会は、何べんも今まで委員長が言ったように出席を要求している。なぜ官房長官から岸総理大臣にそのことを伝えて、伝えた上でいろいろな事情があってだめだというのであれば了承もできるのですが、伝えることをすらしなかったその理由、これは官房長官の私は大きな責任だと思うのです。まきかそんなことになっているとは私どもは予想もしていなかったのです。なぜ伝えることすらもしなかったのか、理由をはっきりしてもらいたいと思うのです。諸般の事情というようなことでは了解できない。
【次の発言】 若干の手違い、食い違いということは一体具体的にはど……

第26回国会 内閣委員会 第5号(1957/03/05、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。二月二十三日付近藤鶴代君が辞任され、その後任として、寺本広作君が選任されました。
【次の発言】 それでは、これより理事の補欠互選を行います。  本委員会の理事が一名欠員のままになっておりますが、その指名を委員長に御一任願うことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、理事に秋山長造君を指名いたします。
【次の発言】 次に、派遣委員の報告を議題に供します。  先般、当委員会が行いました委員派遣について、派遣委員から報告を願います。まず、茨城県調査班の御報告を願います。

第26回国会 内閣委員会 第6号(1957/03/07、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  まず、派遣委員の報告の件を議題に供します。  九州班の派遣報告につきましては、委員長である私も参加いたしましたので、派遣委員を代表して、便宜私から報告させていたたきたいと存じます。  竹下委員、松岡委員と私の三名は、内閣委員会の決定に基きまして、二月十九日より同月二十七日までの九日間、福岡、大分及び宮崎各県下の飛行場基地及び国の出先機関の業務運営等の実情を調査して参りました。視察先は、福岡管区監察局、福岡調達局、板付飛行場、九州大学、福岡県庁、築城飛行場、第七管区海上保安本部、八幡製鉄所、大分県庁、大分地方監察局、宮崎地方監察局、……

第26回国会 内閣委員会 閉会後第6号(1957/09/21、4期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま御説明の労務計画の中に、二ページの公共事業に従事する職員等の実態調査、農林省が対象機関に入っておりますが、これは地方の方も選ぶようですが、どういうところを対象にされておりますか。
【次の発言】 それはわかりますが、つまりどこの府県のどこの事業所を調べようとしているか、とり方によって非常に違う点があると思いますのでそれも参考に伺いたい。
【次の発言】 幾つぐらいですか。まだそういう具体的には場所等がきまっていないわけですか。

第26回国会 内閣委員会 第7号(1957/03/08、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案両案を便宜一括して議題に供します。  まず提案理由の説明を願います。
【次の発言】 本件に関し御質疑のおありの方は順次御発言を願います。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記をつけて。  本日の委員会はこれにて散会いたします。    午後三時一分散会

第26回国会 内閣委員会 第8号(1957/03/12、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  行政機関職員定員法の一部を改正する法律案を議題に供します。  まず、提案の理由の説明を願います。
【次の発言】 本案の審議はこの程度にいたします。ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 次に、雇用審議会設置法案を議題に供します。政府当局より、本案の逐条説明を願います。
【次の発言】 本案につき、御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと委員長から念のために申し上げますが、この資料は、法案の説明がありました日に、伊藤委員の方から要求された資料なんです。委員部を通じて労……

第26回国会 内閣委員会 第9号(1957/03/15、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  国の防衛に関する調査のうち強行軍による自衛隊員の死亡事件に関する件を議題に供します。  まず本事件の責任者に対する処分について当局から御報告願います。
【次の発言】 御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 本件に関する質疑はこの程度にいたします。
【次の発言】 それでは次に、外務省設置法の一部を改正する法律案を議題に供します。  本件について御質疑のおありの方は、順次御発言を願いま……

第26回国会 内閣委員会 第10号(1957/03/19、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。三月十五日付寺本広作君が辞任せられ、その補欠として西岡ハル君が選任されました。三月十八日付小沢久太郎君が辞任せられ、その補欠として島山三六君が選任せられました。以上御報告申し上げます。
【次の発言】 まず建設省設置法の一部を改正する法律案を議題に供します。建設大臣より提案理由の説明を願います。
【次の発言】 本法律案につきましては、本日はこの程度にいたします。速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。次に、公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律案を議題に供します。  まず政府側より提案……

第26回国会 内閣委員会 第11号(1957/03/22、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  まず、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案を議題に供します。  政府より提案理由の説明を願いすす。
【次の発言】 別に御発言がなければ、次に、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題に供します。  まず、政府より提案理由の説明を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。  次に、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題に供します。  政府より提案理由の説明を願います。
【次の発言】 別に御発言がなければ、次に、国家公務員等退職手当暫定措置法等の一部を改正する……

第26回国会 内閣委員会 第12号(1957/03/26、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告申し上げます。  本日付、松本治一郎君が辞任され、補欠として片岡文重君が選任されました。
【次の発言】 それでは、まず外務省設置法の一部を改正する法律案を議題に供します。  本案について御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 それでは議事の中途でございますが、委員の変更について御報告いたします。  本日付、西岡ハル君が辞任され、横川信夫君がその補欠に選任されました。  以上、御報告いたします。  他に御発言がなければ、質疑……

第26回国会 内閣委員会 第13号(1957/03/28、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。三月二十七日付横川信夫君が辞任され、その補欠として西岡ハル君が選任されました。
【次の発言】 まず、厚生省設置法の一部を改正する法律案を議題に供します。本案についてなお御質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて、
【次の発言】 他に御発言がなければ質疑は尽きたものと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 他に御意見がなければ、討論は終局したものと認めます。……

第26回国会 内閣委員会 第14号(1957/03/29、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより委員会を開会いたします。  委員の変更について報告いたします。本日付片岡文重君及び手島栄君が辞任され、その補欠に藤原道子君及び苫米地義三君がそれぞれ選任せられました。以上、御報告申しあげます。
【次の発言】 それでは、まず、国家公務員制度及び恩給に関する調査のうち、共済組合制度に関する件を議題に供します。本件に関し、各参考人から御意見を承わりたいと存じますが、議事の都合上、発言時間は、一人十五分程度でお願いいたしたいと存じます。最初に、公務員共済組合対策委員会副会長堀江信二郎君にお願いいたします。
【次の発言】 次に、非現業共済組合員代表協議会幹事長沢田俊政君に……

第26回国会 内閣委員会 第15号(1957/04/02、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告をいたします。三月三十日付上原正吉君及び八木幸吉君が辞任され、その補欠に松野鶴平君及び鮎川義介君が選任されました。四月一日付松野鶴平君及び鮎川義介君が辞任され、その補欠に上原正吉君及び八木幸吉君がそれぞれ選任されました。以上御報告申し上げます。
【次の発言】 まず理事補欠互選の件を議題に供します。上原正吉君の一時委員の辞任に伴い、本委員会の理事が一名欠員になりましたので、その補欠互選を行いたいと存じます。互選の方法は、成規の手続を省略してその指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第26回国会 内閣委員会 第16号(1957/04/03、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。本日付、荒木正三郎君が辞任され、その補欠に北村暢君が選任されました。
【次の発言】 行政機関職員定員法の一部を改正する法律案を議題に供します。  本案に関し、御質疑のおありの方は順次御発言を願います。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を起して下さい。次に農林省の方に移りたいと思います。
【次の発言】 官房長はちょっとお差しつかえがありまして、今農林大臣官房文書課長の松岡さんが来ております。農林大臣も要求はしてあります……

第26回国会 内閣委員会 第17号(1957/04/04、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) それではこれより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。本日付迫水久常君が辞任され、子の補欠に井上知治君が選任されました。
【次の発言】 まず行政機関職員定員法の一部を改正する法律案攻議題に供します。本案について御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めて。
【次の発言】 森中君ちょっと。総理が来ましたから、ちょっと保留しておいて下さい。
【次の発言】 それじゃ質問の途中ですか……。  それでは始めます。定員法に関連して岸総理大臣に対し、公務員制度に関する全般的な問題につ……

第26回国会 内閣委員会 第18号(1957/04/05、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。本日付、北村暢君及び森中守義君が辞任され、その補欠として荒木正三郎君及び松本治一郎君が選任されました。
【次の発言】 それでは法務省設置法の一部を改正する法律案を議題に供します。  法務大臣より提案理由の説明を願います。
【次の発言】 別に御発言がはければ、本案については本日のところこの程度にいたします。
【次の発言】 次に、国家公務員等退職手当暫定措置法等の一部を改正する法律案を議題に供します。まず、政府委員より本案の逐条説明を願います。

第26回国会 内閣委員会 第19号(1957/04/09、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。  四月五日付、井上知治君が辞任され、その補欠として迫水久常君が選任されました。
【次の発言】 まず、国家公務員等退職手当暫定措置法等の一部を改正する法律案を議題に供します。本案について御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 永岡君まだかかりますか。
【次の発言】 一つ大体まとめて下さい。
【次の発言】 他に御発言がなければ、質疑は尽きたものと認めます。……それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方は……

第26回国会 内閣委員会 第20号(1957/04/11、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。まず科学技術庁設置法の一部を改正する法律案を議題に供します。本案について御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 他に御質疑がなければ、質疑は尽きたものと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。  別に御発言がなければ、討論は終局したものと認めます。  それでは、これより採決に入ります。科学技術庁設置法の一部を改正する法律案を問題に供します。本案を原案通り可決することに賛成の方の挙手を願……

第26回国会 内閣委員会 第21号(1957/04/16、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) それでは内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。四月十一日付井村徳二君が辞任され、その補欠に平島敏夫君が選任されました。十二日付平島敏夫君が辞任され、その補欠に井村徳二君が選任されました。以上御報告いたします。
【次の発言】 防衛庁設置法の一部を改正する法律案、及び自衛隊法の一部を改正する法律案、両案を一括して議題に供します。まず両案について政府委員より細部の説明を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 御質疑のおありの方は順次御発言を願います。

第26回国会 内閣委員会 第22号(1957/04/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。本日付井村徳二君が辞任され、その補欠として木島虎藏君が選任されました。右、御報告いたします。
【次の発言】 一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案  特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案  防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案  以上、三案を便宜一括して議題に供します。まず、政府当局から逐条の説明をいただき、引き続き、衆議院修正点について、修正案の提出者から御説明を願いたいと存じます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第26回国会 内閣委員会 第23号(1957/04/19、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案、両案を一括して議題に供します。両案について、御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 田畑君の質問をちょっと集約するようにしていただきたい。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  委員会は、これにて散会いたします。    午後三時九分散会

第26回国会 内閣委員会 第24号(1957/04/23、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について報告いたします。四月二十二日付西岡ハル君が辞任され、その補欠として小滝彬君が選任されました。本日付で小滝彬君が辞任され、その補欠とし平島敏夫君が選任されました。右報告いたします。
【次の発言】 一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案。特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案。防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案。以上三案を一括して議題に供します。  三案について御質疑のお有りの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 その内訳わかりますか、三百億の――国家、地方。

第26回国会 内閣委員会 第25号(1957/04/24、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) それでは、これより内閣委員会を開会いたします。  防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案、両案を一括して議題に供します。両案について御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 伊藤委員、もう時間です。
【次の発言】 以上をもって内閣総理大臣に対する質疑は終了いたします。  ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 この点は若干微妙な点もありますから、委員会終了後の理事会で相談してみます、扱い方を。そういうふうに一つ御了承願って、次の方に質問を進めてもらいたいと思います。ちょっと速記をとめて下さい。

第26回国会 内閣委員会 第26号(1957/04/25、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。  二十四日付、前田佳都男君が辞任され、その補欠として江藤智君が選任されました。  右、報告いたします。
【次の発言】 防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案を一括して議題に供します。両案について御質疑のおありの方は、順次御発言を願いますが、その前に、昨日の質疑に関連して、小瀧防衛庁長官から発言を求めておられますから、この際発言を許可いたします。
【次の発言】 ただいまの要求は、ちょっと各理事の意見等も聞いて、しかるべく取り計らいたいと思います。質問は続けていただく……

第26回国会 内閣委員会 第27号(1957/04/26、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。四月二十五日付、江藤智君が辞任され、その補欠として谷口弥三郎君が選任されました。本日付、松本治一郎君が辞任され、その補欠として横川正市君が選任されました。  以上、御報告いたします。
【次の発言】 まず、臨時恩給等調査会設置法案を議題に供します。  本案提案の理由につき、御説明を願います。
【次の発言】 本案の審議は、本日はこの程度にいたします。  速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。  それでは、次に国家公務員共済組合法の一部を改正する法律案(参第三号)を議題に供します。  本案提案の……

第26回国会 内閣委員会 第28号(1957/05/07、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。四月二十六日付、成田一郎君及び木島虎藏君が辞任され、その補欠として植竹春彦君及び井村徳二君が選任されました。四月二十七日付、井村徳二君が辞任され、その補欠として前田佳都男君が選任されました。四月三十日付、横川正市君が辞任され、その補欠として松本治一郎君が選任されました。五月六日付、谷口弥三郎君が辞任され、その補欠として井村徳二君が選任されました。以上御報告いたします。
【次の発言】 これより国の防衛に関する調査を議題に供します。本件について御質疑のおありの方は順次御発言を願います。

第26回国会 内閣委員会 第29号(1957/05/08、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  臨時恩給等調査会設置法案を議題に供します。本案について御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 じゃ速記を起して。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して下さい。
【次の発言】 速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記を起して。質疑はこれにて尽きたものと認めます。これより討論に入ります。御意見のおありの方はそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。

第26回国会 内閣委員会 第30号(1957/05/10、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。本日付、平島敏夫君が辞任され、その補欠として大谷贇雄君が選任されました。  本日の委員会は、都合によりこれにて散会いたします。    午後四時四十五分散会

第26回国会 内閣委員会 第31号(1957/05/11、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) それではこれより内閣委員会を開会いたします。  一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案、三案を一括して議題に供します。  三案について御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 永岡君、医務局長は退席しなければならない時間ですから、あと次長が残っておりますが、いいですね、――じゃ、どうぞ。

第26回国会 内閣委員会 第32号(1957/05/13、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) それでは、これより内閣委員会を開会いたします。  一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案、三案を一括して議題に供します。三案について御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  この研究職俸給表の適用の対象になる国家公務員は、何名ぐらいを予想せられておるわけですか。おおよその概数でけっこうです。あとから表にしてでも出してもらいたいと思いますが……。

第26回国会 内閣委員会 第33号(1957/05/14、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案、以上、三案を一括して議題に供します。  御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。  ちょっと速記をやめて下さい。    午前十一時九分速記中止
【次の発言】 速記を起して。  それじゃ、地域給関係に入る前に、昨日の関連した点で、秋山君からちょっと質問したいということですから、それを済まして、それから移ることにしますから、御了承願います。

第26回国会 内閣委員会 第34号(1957/05/15、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。本日付、井村徳二君が辞任され、その補欠として森田豊壽君が選任されました。
【次の発言】 国家行政組織法の一部を改正する法律案、内閣法等の一部を改正する法律案、両案を一括して議題に供します。  まず、同案について提案理由の説明を願います。
【次の発言】 引き続き、両案における衆議院の修正につきまして説明を求めます。
【次の発言】 両案に関する審議は、本日はこの程度にいたします。  委員会は、これにて散会いたします。    午後四時五十二分散会

第26回国会 内閣委員会 第35号(1957/05/16、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。本日付植竹泰彦君が辞任され、その補欠として泉山三六君が選任されました。
【次の発言】 まず、地方自治法第百五十六条第六項の規定に基き、放射線医学総合研究所の設置に関し承認を求めるの件を議題に供します。まず、本案提案の理由について御説明を願います。
【次の発言】 本案の審議は、本日はこの程度にいたします。
【次の発言】 次に、恩給法第十一条第一項等の金融機関を定める法律案を議題に供します。まず、発議者から、提案理由の説明を願います。
【次の発言】 本案の審議も、本日はこの程度にいたします。  ちょ……

第26回国会 内閣委員会 第36号(1957/05/17、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について報告いたします。本日付をもって木村篤太郎君、大谷贇雄君及び森田豊壽君が辞任され、その補欠として平島敏夫君、佐野廣君及び堀本宜実君がそれぞれ選任されました。以上報告いたします。
【次の発言】 一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案、以上三案を一括して議題に供します。  御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。

第26回国会 内閣委員会 第37号(1957/05/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。五月十七日付泉山三六君が辞任され、その補欠として植竹春彦君が選任されました。本日付堀本宜実君が辞任され、その補欠として中野文門君が選任されました。  以上、報告いたします。
【次の発言】 一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案、以上、三案を一括して議題に供します。  別に御発言がなければ、質疑は尽きたものと認めます。  これより討論に入ります。三案について御意見のおありの方は、それぞれ賛否……

第27回国会 内閣委員会 第2号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して。防衛庁長官の説明を聞いていても、全く四、五年前から防衛庁の当局が言うているようなことを少し尾ひれをつけて説明している、そういう感じでしかない。それで質問者は、ともかくICBM等の出現によって大きな変化というものが当然考えられる、そういう立場からの質問ですね。全くその次元が違っているのです。そこで私具体的にちょっと聞きたいのですが、ソ連のICBMなり人工衛星の成功によって、米側では相当大きな戦略的な構想の変化をやっておるやに私どもは若干感ずるし、幾らか聞く。そういう点は、共同防衛の立場であるから、当然防衛庁長官としても敏感につかんでおらなければならない点だと思うのですが、……

第27回国会 法務委員会 閉会後第2号(1957/12/19、4期、日本社会党)

○亀田得治君 先ほど一松委員から発言された点に関連してちょっと要望しておきますが、次回の委員会の際に、この陸運局の資料を、自動車を許可するについての最近、先ほど御発言があったその審議会の資料、これがやはり事前に私どもに配付してほしいのです。その後の運輸大臣に対する私どもの質問が具体的にできていいと思いますので、資料として、その日議題になったものを全部を一つ目録として出していただきたい。許可になったもの、ならぬもの、全部これを要求しておきます。それから、できれば、陸運局長もおそらく来られるでしょうが、一緒に来てもらいたい。  それからもう一つは厚生省の関係ですね。私ども調査に行っておるときでした……

第27回国会 法務委員会 第3号(1957/11/08、4期、日本社会党)

○亀田得治君 売春防止法の問題に関連して起きておりまする例の売春汚職の問題、この点について若干法務大臣以下に御質問いたしたいと思いますが、最初に私ちょっとお断わりしておきますが、この事件は現在検察庁当局でお調べ中です。従って、私の方もそういう点は考慮に入れて質問をいたしたいと思います。ただ捜査中だということだけで、必要以上に私の質問に対してぼやかしていくというふうなことのないように実はお願いしたいんです。まあ具体的な点等になれば、あるいは見解の相違が若干あるかもしれませんが、できるだけ私はやはりこういう問題こそ可能な範囲において正規の機関を通じて当局の材料なり、あるいは見解等を明らかにしていく……

第27回国会 法務委員会 第4号(1957/11/11、4期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと私売春汚職問題の事件で要望しておきたいと思います。  新聞等にもすでに出ておりますように、眞鍋代議士の拘置延期の問題等が若干紛糾した結果、結論としてはある程度問題をあきらめたような印象を与えかねないやり方で、一部分だけを起訴する、こういうふうになっております。これは、だれでも、もうこれでだめになったのじゃないかというふうな印象を受けております。私はその間のいきさつ等も聞きたいし、また、ああいう経過をたどって出された最後処分については、法的にもちょっと納得がいかない点が相当ございます。私、今日緊急に、法務委員長のもとに、特に質問をしたいからということで申し出たわけですが、ほ……

第27回国会 法務委員会 第5号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○亀田得治君 眞鍋代議士の勾留の延長等をしなかった問題、これに関連した前後のいきさつというものが、いろいろ報道されるに従いまして、国民の中では、やはり今度の売春汚職事件も結局何らか大きな圧力によってうやむやにされるのじゃないか、こういう気持を率直に表明しております。そういう立場から、私どもとしても重大な問題として、放置できませんので、昨日委員長に要求して、本日質問の時間をいただいたような次第です。  最初に、まず眞鍋代議士になお余罪があるのに、どうしてこの勾留の延期を求めなかったか。余罪のあること自体は検察当局ももちろん知っておるし、そういう事態であれば、普通は当然勾留の延期を求める。その間の……

第28回国会 農林水産委員会 第24号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○委員外議員(亀田得治君) 大へん法案等の審議で忙しいときに、委員外発言を許していただきまして、感謝いたします。  問題は二つあります。一つは解放農地に関する訴訟の問題です。これは最近に新しい現象といたしまして、旧地主から、解放を受けた農民に直接訴訟が出てくる、こういう形態が若干新しく出てきております。今までは、御承知のように国なりあるいは農業委員会等を相手にして、いわゆる行政訴訟、こういう形態で農地訴訟が起されていたわけですが、最近の現象として、今申し上げたような事態が起きてきておる。そうすると、形式上は行政官庁が訴訟の当事者にならないで、とにかく民間の旧地主対小作、こういう形式の訴訟になっ……

第28回国会 法務委員会 閉会後第1号(1958/06/07、4期、日本社会党)

○亀田得治君 時間がだいぶんおそくなりましたので、要点をしぼってお尋ねをしたいと思うのです。この全逓の幹部に対する逮捕、こういう問題は、最近の岸内閣の非常に反動的な労働政策、そういうものの一つの現われであると私ども解釈しております。そういう観点に立った広範な徹底的なこの問題の取り上げ方というものは、また別の機会にいたしたいと思いますが、本日、特に私どもがお尋ねもし、追及もいたしたいのは、警察当局なり、検察当局が最近全逓の諸君に逮捕状を請求した。それに対して、結局裁判所は任意捜査でいくべきだということで、検察官の拘置請求の段階においてすべきこの検察当局の意向というものを退けておる。ところが、それ……

第28回国会 法務委員会 第2号(1957/12/21、4期、日本社会党)

○亀田得治君 時間があまりないようですから、大事な点だけ二、三、まとめてお尋ねしたいと思います。  先ほどから両大臣のお話を聞いておりますと、駐留軍労務者の場合には閣議で優先取扱いということを決定した。しかし、この売春業者の場合にはそこまでいっていない、こういう意味のことをおっしゃっておる。しかし、私はこれは根本においてそういう考え方で両大臣がこの問題に対処されるということははなはだ間違っておるのじゃないかと実は考える。その理由は第一に、売春禁止法というものは単なる一閣議の決定ではない。これは国会の承認を得て、しかも国民のほとんどの人の賛成のもとにこれはできておる。売春禁止ということは同時に転……

第28回国会 法務委員会 第7号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。こういう問題が起きた場合、時間的に責任関係を早くする、こういうことが非常に大事だと思います。以前の、たとえば五番町事件の当時でも、国会の法務委員会で何回にも催促して、ようやく国会の幕の切れる直前に、検察当局なりの処置というものがはっきりしたのです。で、あれはおそらく、国会があまりやかましく言わないでおれば、国会終了後になる。そうすると、またそういう責任関係を明確にする時期がずっと延びてしまったのではないかと、私ども非常にその当時何回もそういう心配をして、委員会で何度も法務大臣その他に要求したものですから、記憶がはっきりしておりますが、今回の場合でも、これほど世論……

第28回国会 法務委員会 第11号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○亀田得治君 去る二月十二日でありますが、大阪の府警当局が、大阪府の堺税務署の所得税係の岡田君というのを国家公務員法第百条、「秘密を守る義務」の違反の疑いということで逮捕いたしております。その後、さらに大阪国税局関係の税務官吏の高田君というのを逮捕して今日に至っております。  問題の点は、両君が昭和三十二年営業、庶業所得標準率表、もう一つは昭和三十二年度所得業種目別効率表、この二つを国家公務員法百条に違反して外部に漏らした、こういう問題のようであります。  ところが、この問題は、一度新聞等に発表されまするや、実際は官公庁の皆さんには非常な衝撃を与えているのです。  それで私は二、三点この問題の……

第28回国会 法務委員会 第21号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○亀田得治君 それは事務移転というような、そういう事務的な解釈はできないと思うのですが、それは間違いなら間違いで訂正するとか、国会中ですから、そういう機会もあるわけだし、ちょっと事務移転というような簡単なことで納得できないのですが、どうなんです。
【次の発言】 初めから全然ないはずですね、都島には。初めからあちらへいっているのじゃないですか、東区に。だからたとえば大水が出たとか火事があったとかして、一時こちらへ事務を移しておく、そういうことはあり得ても、初めから全然いかんものを、これは私も実際はどうしてこういうことになっているのかなといつも疑問に思っていることなんです。だからおそらくこれは間違……

第28回国会 法務委員会 第22号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○亀田得治君 あのみなす公務員については、いずれ資料を出されるということでしたから、それを拝見したいと思いますが、この特別刑法で収賄関係の規定を設けておるものですね、これも資料を一ついただきたいと思うのですが、大体幾つくらいあるのですか。
【次の発言】 そうしたら、その資料をお作りになるときに、刑法のどの部分を使っておるかという、簡単な一行でいいですから……。それと刑ですね。どの程度の刑にしておるか付記して一つ資料をお作り願いたいと思います。
【次の発言】 大川委員の言っているのは、普通の取締役ですね、こういう場合も含めて質問されていると思う。それでその場合はどうなのですか、普通の平ですね、そ……

第28回国会 法務委員会 第23号(1958/04/04、4期、日本社会党)

○亀田得治君 最初に新しいケースである大阪府の忠岡町の問題についてお尋ねをしてみたいと思います。  質問に入る前に、なぜこういう問題を取り上げるのかという点について、考え方を若干申し上げておきたいと思うのですが、それは、従来警察と一般の人民との間にいろいろないざこざがあることがございます。そういう場合に、ややもすると、警察が自分の権力を利用して、そうしてしっぺい返しをする。こういう話はときどき私も聞くわけです。しかし、その警察の権力の行使自体は、形の上では合法的でありますから、これは相当悪意を持ってやっておるということがわかりましても、なかなかその点をはっきりさせることができないわけです。警察……

第28回国会 法務委員会 第24号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○亀田得治君 私の方からその点についての疑問を残しておいた関係上、若干御報告に対して確かめておきたいと思うのですが、この都島簡裁の件ですね、裁判所法三十八条の事務移転に法律上はなる、こういうことですが、このままの状態で今後もいかれる方針なのか、あるいはあそこにある場所はもう明らかに東区ですから、名称等を変える方針であるのか。そういう点はどういうふうになっておるんでしょうか。
【次の発言】 とにかくこの前にも申し上げましたように、これは初めから違った場所に置かれておるわけで、はなはだこれは裁判所法第三十八条の趣旨からいっても、少し筋が通っておらぬと思います。だから、やはり至急に、今の場所に置いて……

第28回国会 法務委員会 第27号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○亀田得治君 最初に、植松教授にお伺いいたします。  私もこのあっせん収賄罪に関する条文のいわゆる請託という点について、非常に疑問を持っておるわけです。で先ほど御説明がありましたように、提案者の方では、判例等を引用されるわけですが、それは現行法に関する判例であるから、単にものを頼むということでいいのだというふうなことが出るのであって、ここでこういうふうに職務上不正の行為というしぼりをかけてきた場合には、当然請託というものは、そういう内容のものであるべきだと、そのことがいい悪いは別として、法文上はどうしてもそういうふうに私は感じておるのです。しかし、そういうふうになりますと、請託自体がなかなか立……

第28回国会 法務委員会 第28号(1958/04/16、4期、日本社会党)

○亀田得治君 事件の概略等につきましては、前回、警察庁当局からその後の調査の報告がありました。最初はあいまいな説明であったのですが、一応、この前は具体的な説明があったわけです。それに関連いたしまして、現場を担当しておられる参考人の方に対して、一そう真相を明らかにしてもらいたいという立場で、若干お尋ねをしてみたいと思います。  最初に、中村さんにお尋ねいたしますが、ちょうど、十月四日の夜に寺見が丸の内署の留置場に入って来たわけですが、その際、あなたはどこにおられましたか。
【次の発言】 そして、この事件が起きまして、おそらくあなたの方へ連絡があったと思いますが、それは自宅へ御連絡を受けたわけでし……

第28回国会 法務委員会 第29号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○亀田得治君 私、昨日の東京医療少年院の脱走事件について若干聞きたいと思ったのですが、ただ質疑を聞いている過程でいろいろ疑問を持った点が出ましたので、まずちょっとその点について先にお尋ねします。それは先ほどから問題になった規則十二条、ああいう方法で入ってきた少年を調べる方が適当であるというようなことは、法務省の役人の方が考えられたのか、あるいはそういう規則を作るときに、教育学者なり、心理学者なり、そういう点の検討を十分やられてできたものか、私もどちらがいいかどうかという、これちょっと見当つかない点があります。この規則できまっておる方法にはなかなか私は疑問を持っております。疑問は持ちますが、絶対……

第28回国会 法務委員会 第30号(1958/04/18、4期、日本社会党)

○亀田得治君 昨日問題になりました点、刑事局長の方で請託の問題について、検察当局の方も大体了承しているというふうな趣旨の御発言があって、ちょっとそれは私としては変だというふうに思っておりまして、実は家に帰りまして、法制審議会の議事録を直接私もう一度拝見をしてみましたが、法制審議会ではやはりこの請託というものは、検察側の立場から見ると非常に問題であるということを、これはもうはっきり明言しておる。昨日の刑事局長の言われたこととまるきりこれは反対です。もう一度見てもらいたい。その点が特に触れておりますのは、十七回の刑事法部会の速記録です。それの二十三ページから四ページにわたって、東京地検の検事正の野……

第28回国会 法務委員会 第31号(1958/04/19、4期、日本社会党)

○亀田得治君 きょうから暴力関係の規定について質問いたしますが、こまかい条文の問題は次回にいたしまして、きょうはその前提といいますか、総括的な問題として、二、三の問題についてただしておきたいと思います。  その第一は、これらの刑法なり、刑事訴訟法なり、刑事訴訟法の改正をした理由は、暴力団、ぐれん隊あるいはチンピラ、そういったようなものに対する規定だ、こういうことです。その対象につきまして、私、きょうは少しくいろいろな点を明らかにしてもらいたいと思うのですが、せんだって、岸総理に、暴力団の数などはどうなっているかお聞きしたところ、暴力団のセンターが約三千、所属員が六万ぐらい、こういうふうなお答え……

第28回国会 法務委員会 第32号(1958/04/21、4期、日本社会党)

○亀田得治君 一昨日お願いいたしました資料がここへ出てきておりますが、これについてちょっとお尋ねいたしますが、これは検挙人員となっておりますが、結果的に起訴された者は、これに対してどういう数字になっておるか、お聞きしたいと思います、三十二年だけでいいですから。
【次の発言】 この刑事局からいただきました青少年、暴力、汚職、売春関係の統計表ですね。これでは検察庁が扱ったのと、その起訴の数が出ておるから非常に参考になるのですが、大よその数字だけでもわかりませんか。扱ったのは結果的にどういうふうに処理されておるのか。その点が非常に大事なわけですね。三十二年だけについてお答え願っておきます。そのうち、……

第28回国会 法務委員会 第33号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○亀田得治君 刑事訴訟法の八十九条の五号の問題についてまずお伺いしておきますが、従来「充分な理由」というふうになっていたために、検察官自体が五号をあまり利用したがらない。そうして四号などで裁判所に対して意見を出すといったようなことなどが相当あったのではないか。やはり五号そのものともっと取っ組んで「充分な理由」をやはり疎明するように努力するというふうな点に相当欠けているんじゃないかというふうな気持もしておるのですが、ともかくこの前の昭和二十八年の法律改正で、八十九条第五号というものが付加されたわけですが、まあそのときにも「充分な理由」か「相当な理由」かというような意味で、相当議論をやったわけです……

第28回国会 法務委員会 第34号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○亀田得治君 政府の方にお聞きいたしますが、もしこういう十一名の増ということが通った場合の予算的な措置ですね、これは今までに国会を通っておるそのままのものでまかなえるのかどうか、そういう点についての御見解を承わりたいと思います。
【次の発言】 実際の費用はどれくらいふえることになるのですか。どの程度……。ほんのわずかだと思いますが、そうしてその幾らかふえる、それをどこから持ってくるということになりましょうか。
【次の発言】 ずいぶんふえるのですね。従来定員外のものとして給料を払っていた。結局それに対する、定員化されることによって正規の手当等が出たりして、幾らか増になるというふうに私ども思ってい……

第28回国会 法務委員会 第35号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○亀田得治君 最初に企画庁の方にお尋ねいたしますが、新聞で例の官庁スパイ事件といわれておる問題につきまして、あなたの庁の矢島、林という両君が逮捕されているわけですが、まあ問題に入る前に、お二人の方のポストというものと、企画庁にお勤めになっていた年限、そういったものについてちょっとお聞きしておきたい。
【次の発言】 調査員ですか。
【次の発言】 お勤めばどれくらいになるのですか。お勤めになったのは……。およそでいいです。
【次の発言】 最初に、経済建設五カ年計画要綱についての問題点という方の文書についてお尋ねいたしますが、これが一つ問題になっている文書ですが、これの作成された理由はどういうことだ……

第28回国会 予算委員会 第5号(1958/03/05、4期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して。先ほど森委員から、蚕を使って放射線の障害についてやりたいと、それに対しての予算の問題について御質問があったのです。それに対して予算請求の過程においては費目を明記して要求したが、結局は削られた。それでこの予算作成の過程を見れば、だれでも、政府はこれはそういう予算に対して反対なんだと、こういうふうにやはり一応とるわけです。ところがそれに対して総理大臣から、そうではない、科学技術研究という大きなワクの中から使うつもりだと、こういうふうに先ほどおっしゃっている。しかしこれは総理がそうおっしゃるだけでははなはだ心もとないわけです。ほんとに使うつもりであれば、何もこれは削る必要がな……

第28回国会 予算委員会 第6号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○亀田得治君 政府側の答弁に関することは、これは後ほど理事会等で論議を委員長がするにも、そういうことを考えているとしたら委員長の大へんな間違いだと思います。理事会等でやってもらいたいと思いますが、その前に、委員長からはわざわざ総理大臣並びに官房長官の御意見を、本日おくれたことについて求められたはずです。それに対して副長官がのこのこと出てきて、それで済まされるようなことでは、これは委員長の権威にも関する。だからこういうところはもっとぴしっとやってもらわぬと困る。そういう態度でおるから、委員長と政府側との約束等が無視されたりする一つのまた、原因にもなる。私はそういう意味で、委員長がそういう発言をさ……

第28回国会 予算委員会 第10号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○亀田得治君 今のに関連して労働大臣に……。これは、具体的にあなたがああいうことを言われたのは、私は聞き捨てならないと思っている。その五人という標準は一体どこから出されたのです。全くおかしいですよ。もう一つは、あなたはさっき五人以上は絶対会わないと言った。そういうことでは全く非常識ですよ。六人になったら会いませんか。そういうことを……。もう一つ。それからあなたは二、三百名の方々が労働省に行かれた、ああいう形を強訴と言われた。何が強訴なんです。二、三百名の方があっちこっち重大な問題について陳情に行くことはたくさんあるでしょう。そういうことをあなたは全部強訴、強訴というのは、これは特別な意味を持っ……

第28回国会 予算委員会 第13号(1958/03/17、4期、日本社会党)

○亀田得治君 あとの扱い等については、適当にお話があると思いますが、先ほどの答弁を聞いていて、はなはだふに落ちない。もう一度審理課長からはっきりこれはお答えを願いたいのですが、先ほど岡田さんの質問に対して言えるだけのことをおっしゃったようでありますが、一つは、そういう電話があったときに、審理課長は、その百万円を持ち出すという人はどんな人ですか、こういう質問をしましたか。ほかのことは要らんですから、その質問をしたかどうか、電話主に対して。
【次の発言】 そういうばかなことは普通考えられません。これは必ず私はしているに違いない。先ほどあなたは――大蔵大臣も当然こういう問題については相手の立場という……

第28回国会 予算委員会 第15号(1958/03/19、4期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。ただいま委員長から申された問題に関連いたしまして、若干質疑をいたしたいと存じます。  この問題は、もう時期的には、大蔵大臣としてのとるべき責任ある措置、そういうものが明確になってこなければならない問題であると考えております。その点は最終的に私の見解も申し上げ、御意見を聞きたいと思いますが、順序といたしまして、その前に事実関係について、きょう現場から御出頭願った皆さんに若干お聞きしてみたいと思うのです。私は、まあ時間も節約する意味で、質問はきわめて簡単に申し上げますから、一つ答える方も私の問いに対して簡潔に一つ答えていってもらいたいと思います。

第28回国会 予算委員会 第18号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○亀田得治君 私は先ほどから石井長官の郵便法七十九条に関する解釈、若干聞いていたわけですが、あのような自信のない答弁であれば、現状においては郵便法七十九条に基くを前提とした捜査ですね、こういうことは当然一般の捜査の原則からして打ち切るべきだということをお聞きしたいのです。現在一方では問題になっておるこの労働問題があるわけですね。そういうさなかに、あまり自信のないような根拠で、そうして調べを始める。これははなはだ不適当だと思うのです。だからその点に対する見解を一つ聞きたい。果してそういう自信のないようなことで、問題の起きている渦中で調べをやつておるかどうか、一般的に……。一般的にはそういうことは……

第28回国会 予算委員会 第19号(1958/03/28、4期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。簡単にお聞きしますが、例の岸・アイク共同声明の中の配備の問題です。本会議で私もこの点尋ねたのですが、時間等に制約されて十分な質問ができておりませんが、この際ちょうど話題になっておるので、さらに確かめたいわけですが、私は、総理の、共同声明の中の配備、ディスポジションという文字に対する解釈は、非常に無理だと思うのです。これは、私は内輪のことを言っちゃ何ですが、外務省の専門家の諸君にも若干聞いてみた。やはり私の考え方です。これは、私の聞いた人のでも、どんなにこれは検討したって、あなたのおっしゃる解釈そのものは非常に無理だ。無理だが、しかし岸さんとしては、私はこう考えるということで……

第28回国会 予算委員会 第20号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。ただいまの点についての詳細な資料を午後までに一つ出すようにしてもらいたいと思います。要求いたします。
【次の発言】 関連して。
【次の発言】 行政上の処分だから申し上げられぬというようなことをちょっとおっしゃったように思うのですが、これは私ははなはだおかしいと思う。行政上の処分であったって重要な問題について質問者が尋ねておるときに、それだけのことで答えられない、そんなことはないと思う。重要な行政上の処分だからむしろ私ども答えを求めておるわけです。もっと何かほかに理由があれば、それをおっしゃっていただきたい。あれだけでは私ども納得できない。

第29回国会 法務委員会 第2号(1958/06/18、4期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。警察官を多数動員された理由の一つとして、何か、参議院の常任委員会の方に陳情に来たときに、何か割ったというようなことをおっしゃっておるのですが、私どもこれは今初めて聞くので、今専門員室の方に、管理者の方に問い合せてもらっておりますがね、しかし、どうもそういうことははたから聞いておると、はなはだこう警察一流のやり方で、一つの理由をことさらつけておるという感じがする、と言いますのは、この参議院の方に陳情に来て、おっしゃるようなことは私どもないと思うのですが、もしあったとしてもそれは単なる過失ですね、何も参議院自体に対して漁民の方が敵意を持っているわけでも何でもないので……

第29回国会 法務委員会 閉会後第2号(1958/08/01、4期、日本社会党)

○亀田得治君 実は、前国会中に起きました全逓の事件に関して、特別抗告が検察側から最高裁になされた。これは日本で初めてのケースでありますが、再三、勾留が却下され、また抗告も却下され、それに対して、なおかつ特別抗告と、こういうことまでされたわけですが、これは、一般に与えた印象としては、検察庁がはなはだ感情的に、意地になってやっておる、こういうふうな印象を与えていたわけなんです。従って、私どもも、大所高所から考えて、そんな特別抗告までして争うべき問題ではなかろうということで、そういう手続の取り消しを実は委員会で求めたわけですが、大臣としては、そういう指揮はする必要がないということで、まあ断わられた。……

第29回国会 法務委員会 第3号(1958/06/20、4期、日本社会党)

○亀田得治君 新任の愛知法務大臣にいろいろお伺いしたいこともたくさんありますが、それはまた別な機会に譲りまして、端的に本日は、全逓と日教組の問題、この二つに限って一つお聞きをしたい。時間も午前中ということで、あまりありませんので、すぐ本論に入りたいと思いますが、法務大臣は、これは前国会当時からの懸案の問題でありますから、十分この二つの事件については御存じと思います。で、私がまず聞きたいのは、私は日教組、全逓の問題、それ自体の解決とか、また、そういう動きに対する見方、こういうことは別として、こういう問題を刑事事件として取り扱ってきておる、こういうことに非常な私、不満を持っておる、そうして法律的に……

第29回国会 法務委員会 第4号(1958/06/27、4期、日本社会党)

○亀田得治君 最初に、事務総長の見解を聞きますが、本日最高裁の長官の出席を要求しておいたのです。裁判の問題について、私たちが長官の出席を求めているのじゃない。自分の部下といいますか、そういうものに対する行政上の処分について、私たちが今は問題にしておるわけです。裁判と違う。当然これは司法行政上の重大な問題なんですから、それに対して責任者の出席を求めておるのに、どういう理由できょうは出席されないのか、その点をまず明確にしてほしい。
【次の発言】 これは、私は非常に強く要望しておるのであって、第一、その理由がなっていませんよ。長官が今まで国会に来たのは、最高裁の機構問題について説明をする、そういうと……

第29回国会 法務委員会 第5号(1958/07/02、4期、日本社会党)

○亀田得治君 質問に移る前に、この前、最高裁長官の出席の問題で、前回の法務委員会は一応実質的な審議に入らないで散会したような格好になっております。この問題は非常に重要でありますので、ちょっとだけ私見解を申し上げて、委員長の御努力もお願いしたいと思いますが、憲法第六十二条の例の「国政調査権」。――今回起きているような、これは純然たる司法行政上の問題です、そういうものも当然国会としては調査権の対象にできると、これはもう何らの異論が学者間にございません。政府の法制局長の意見もこれは同じです。まあそういう点が私基本的に一番大事だと思っております。しからば、国会がその国政調査権を行使する場合にどういう手……

第29回国会 法務委員会 第6号(1958/07/07、4期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、今日は時間が中途発端で、しり切れトンボになってもいけませんので、大体二つのことに問題を集中して、若干お聞きしたいと思います。  第一は、裁判官が裁判をしておらない問題、最高裁はいろいろ説明はされるのですが、相当ある。そういう点の指摘を少し具体的にして、こういう事情でもなおかつそういうことがないとおっしゃるのかどうか、そういう点等をもう少しお聞きしたい。いずれこれは、休会中、皆さんの方の、一つ協力も得て、実地に調べさしてもらうわけですが、もう少しこの点を質疑したいということと、もう一つは、結果起きてきた処分についての今後の扱いについて、もう少しお尋ねしておきたい。  まず第一……

第29回国会 予算委員会 第2号(1958/06/30、4期、日本社会党)

○亀田得治君 関連……。
【次の発言】 ちょようど中田君が聞きましたから、私から簡単に一、二点お聞きしておきますが、この建物に三十六年度から電電公社が入る予定だとそういうことになっているようですが、そこに入る条件ですね、これはどういうふうになっているのですか。契約書に明記してあるのかどうか、その点。それから、賃料は一応坪二千四百円ということのようですが、この賃料の改訂条項というようなものがきまっているのかどうかというのが第二、きまっておったら、その点お知らせいただきたい。それから第三点は、相当膨大な予算のかかる建物のようですが、公共建物自体がやっておる、こういうふうに御答弁になっているが、この……

第29回国会 予算委員会 第3号(1958/07/01、4期、日本社会党)

○亀田得治君 昨日、全司法の問題につきまして、私、最高裁長官の出席を求めたわけでありますが、いろいろ要求通り問題がうまく進行しないようです。ただし、現在控えておる全司法の不当弾圧の問題自身の調査を全然放棄するというわけにも参りませんので、私はこの程度で本日は一応質疑を続けたいと思います。  ただし、ここで委員長に特に申し上げて、御善処を願いたいと思いますことは、昨日も申し上げましたように、憲法第六十二条の国政調査権は、明らかに、今回のような司法行政に関する問題の調査権を明確に含んでおるのであります。最高裁は、常日ごろ憲法の番人だ、こういうことがよく言われる。私は最高裁こそ憲法に最も忠実でなけれ……

第30回国会 地方行政委員会 第6号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○亀田得治君 これは、警察の方にお聞きしたいのですが、私は、よくこの点がわからない点がありますが、これは、各府県の条例等に現在はまかしてある。そういう形になっているのでしょうか。
【次の発言】 それはわかっております。時間ですよ。
【次の発言】 多分そうだと思ったわけですが、そこで、現実は、各府県の条例がどういう状態になっているのですか。また、それに対して警察として何か指導といいますか、基準的なものでも出して指導をしているのかどうかということが聞きたい点ですね。
【次の発言】 そうすると、大体東京都のやつも、大体各府県とも、現状はどこで時間は打ち切っているのですか。

第31回国会 法務委員会 第4号(1959/02/03、4期、日本社会党)

○亀田得治君 警察庁は……。
【次の発言】 私は、まず一月三十一日に大阪において行われた片山君外十五名、合計十六名の大阪教職員組合の諸君の逮捕の問題、これについて逮捕権が非常に乱用されておる、こういう角度から若干お尋ねをしたいと思います。  これは、逮捕はされましたが、こういう身柄の拘束はいけないということで、昨夜おそく全部釈放され、問題はすでに終了しておるわけですが、しかし、こういうやり方が教育に及ぼす悪影響、あるいは今後再びこういうことがあってはならない、そういう角度から、この事件の過程において問題になった重要な点についてお聞きしたいと思う。  まずその第一点は、今回の一月三十一日における……

第31回国会 法務委員会 第5号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○亀田得治君 私ちょっとこの前警察庁に要請いたしまして出していただきました書類について、再度一つ警察側で調べることをこの際求めておきたいと思います。それは大教組の事件について、二月一日授業の打ち合せに行った際にそれを会わさなかった問題ですが、警察側の報告文書によりますと、同日午後四時ごろ教頭が弁護士と一緒にやってきた、こう書かれておる。この点が私は非常に大事だと思うのです。事実関係が私が報告を受けておるのとは全然違う。こういう報告書にあるようなことであれば、これは相当事情が違った判断が出てくると思います。しかし当日は、真相は朝早くから東成署に行っておったのです。時間が全然違う。これは重要なこと……

第31回国会 法務委員会 第9号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○亀田得治君 毎年裁判所の定員の問題が出るわけですが、あるいは若干質疑がすでに済んでいるかもしれぬですが、今回の法案として出ておるのは、判事補の二十名、これをふやすということになっておりますが、そういうふうに落ちついた経過ですね。おそらく大蔵当局と相当折衝されてそういうところに落ちついたものと思いますが、その辺の少し詳しい説明をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 現在裁判官の定員の不足、これが相当ありますが、まずそれを充足させて、それをやってからだ、そういうことを大蔵当局がおっしゃっているわけですか。
【次の発言】 いや、困難になるから、それで裁判所の方針は、その欠員になっているところをど……

第31回国会 法務委員会 第10号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○亀田得治君 附帯決議を附帯して、原案に賛成いたします。  附帯決議案を朗読いたします。    裁判所職員定員法の一部を改正   する法律案に対する附帯決議   (案)  今次の判事補の増員をもっては、審理の促進、合議の活用等に寄与するに必ずしも充分でないものがある。よって、最高裁判所及び政府は、今後裁判官の充足、庁舎法廷等諸施設の充実に努力し、特に、司法修習制度及び判事補制度の改善並びに判事補及び裁判所補助職員の適正な増員等についても、その方策を積極的に検討されたい。  右決議する。  以上でございますが、附帯決議をつける理由につきましては、これは、本案の質疑応答の中で十分明確になっておると……

第31回国会 法務委員会 第11号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○亀田得治君 最初に不動産登記と土地台帳、家屋台帳の一元化ということをやるには、これは当然法律の改正ということが必要になるわけですが、不動産登記法の改正をしておらない現在の段階において、何かそういうものはすでに改正されたような前提に立って、いろいろな行政措置を進められておる、こまかい問題はいろいろあるわけなんですが、この点私は非常に遺憾だと考えております。これは私本日は、当初大臣にまずこの点を聞きたいと言っていたのがそういうことなんですが、そういうやり方ですね、やり方自体が一体正しいと考えておるかどうか、まず局長から一つその点お伺いしておきたい。


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第7号(1959/10/12、5期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して……。  これは、われわれも農林大臣にお願いしたいと思うのですが、政府の方では、どうも売り渡しの状況が順調だ、だからおれの方は大体たくさん買い取っておる、こういう感じが一方で多少おありのようだと思うのです。それは確かにそういう状況であることは間違いないのですがね。だから、それだけに、部分的に災害等でそれに間に合わない、これは非常にアンバランスになるわけですね。だから、そういうところを見てもらいたい、こういう気持なんです。これは実際に地方に行ってみると、いろいろな、われわれの思わざる原因で間に合わなかったとか、そういうのがやはりあるわけなんです。これはやはり第一期が一番問題……

第32回国会 法務委員会 閉会後第3号(1959/09/02、5期、日本社会党)

○亀田得治君 だんだんに問題点についてお聞きいたします。  最初に、警察の介入の違法性、次に塙きんの死亡の問題、こういうふうに二つ分けてお聞きをしていきたいと思いますが、ただいま椿委員からも御質問があった点が実は非常に重大な点ですが、裁判所がこの事件の扱いとしては、まだ、強制力を持って出荷をきせる、そういう決定をすべき段階でない、このことは、もう判決自体から明確です。もちろん、その強制力というのは、そこに警察を含むか含まないか、そんなことは書いておりません。しかし、ともかくまだこれは話し合い、任意でやるべき段階だ、こういう意味であることは間違いない。これは、仮処分決定には、単にこういう事件だけ……

第32回国会 予算委員会 第2号(1959/07/03、5期、日本社会党)

○亀田得治君 先ほど、佐多委員から、協議事項の問題について、総理並びに外務大臣に質問がありましたが、両方から答弁があったわけですが、実際の直接アメリカ側と交渉されておるのは外務大臣で、お二人の答弁を聞いておると、多少私はニュアンスを感ずる。非常に大事なところです。協議をして、そして日本側が断わる。その場合に、アメリカは押し切ってやれないと私は思う――こういうふうにあなたははっきり「私は思う。」と、そう加えられた。岸総理の方は、もう少しその点が、少し強くおっしゃっておる。おそらく、アメリカ側と直接交渉されておる外務大臣が感じ、その点を強く実は見なきゃならぬと考えておる。これはだれでも疑問を持って……

第33回国会 運輸委員会 第6号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○委員員外議員(亀田得治君) 私、個人タクシーの問題に関連して起きておる取り締まり関係といいますか、そういり点について若干不適当なものが相当あるのじゃないかという点を主としてお聞きしたいと思ってきたわけですか、その前にちょっと、私、あまりそういう方面は詳しくないわけですが、少し基本的な問題について若干お聞きしておきたいと思うのです。おそらく委員の皆さんは専門の方ですから、そういうことは当然すでに審議済みのことかもしれぬと思うのですが、一つはタクシーの増車の方針というものがすでに当局できまっておる、それが非常におくれておる、巷間いろいろうわさされるわけですが、どういう理由でそれが非常におくれてお……

第33回国会 農林水産委員会 第13号(1959/12/15、5期、日本社会党)

○亀田得治君 滋賀県の愛知川ダムの件ですが、これはさきに、昭和三十一年でしたか、一度当委員会で質問したことがありますが、最近国の方でこの起工式をやって工事に取りかかる、こういう段取りにまでなってきておりますが、依然として、この水没者で作っておる愛知川ダム反対委員会、この委員会との話し合いがつかないで紛糾しておる、こういう現状にあります。こういう状態では再度非常に不祥なことが起こるんではないかといったような感じも私どもいたしますので、そういう立場から若干お尋ねをしてみたいと思っております。  そこで、最初にお尋ねしたい点は水没者との了解がつかないで紛糾が続いておる、この原因ですね、これをどういう……

第33回国会 法務委員会 第4号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○亀田得治君 それでは、最初に京都の都市交通の事件につきましてお伺いしたいと思います。  これは、中内広君外七名にかかる政令二百一号違反事件ということで、非常に長期に裁判が行なわれている問題ですが、法務省としては、この問題に対してどういうふうな関心といいますか、態度、見方をしておられるのか、このままにほうっておいていいという考えでずうっとおられるのかどうか、その辺のところをまず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 まあ大まかなところをお聞きしましたが、逐次少しこまかい点についてお尋ねをした上で、最終的にこちらの要望もいたしたいと思っておりますが、まず、地方公営企業労働関係法の附則の三号……

第33回国会 予算委員会 第3号(1959/11/16、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、主として外交、防衛に関する質問をいたします。  最初に総理にお伺いいたしますが、けさの朝日新聞の報ずるところによりますと、安保改定の調印は、来年の一月十日から十五日、その間にワシントンにおいて行なうと、こういうことが日米間で大体了解をされたやに報ぜられております。そして、岸総理もそれに出かけると、こういうふうに報ぜられておりますが、真相のほどをお伺いしたい。
【次の発言】 調印の日につきましては明確でないようでありますが、これは年末から年始にかけてというのであるから、大体の見当はつきます。私はこの際、岸総理に対して要求いたしたいと思うのは、はっきりこの際、新条約の締結を急ぐ……

第33回国会 予算委員会 第5号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○亀田得治君 外務大臣に対してお尋ねいたしますが、一昨日の私に対する米軍の行動範囲に関する答弁、それと昨日、外相の真意ということで出されましたものとの内容、これが非常に食い違いがある。そういう立場で、私はこの際、若干質問をするわけですが、時間がきわめて制限されておりますので、これまでのような不明確なことじゃなしに明確に問いに対してばっぱっと答えてもらいたい。  最初に、昨日のような、外相の真意という声明が出された経過、これを明確にしてほしい。
【次の発言】 この声明文を出す前に、米国側との打ち合わせでもされたんですか。
【次の発言】 声明文の文章はあなたがお作りになったものですか。

第33回国会 予算委員会 第6号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。永岡委員は首を切るぞと、こういうことをおっしゃる方があると言うのです。首を切るのは、これは行政府の長ですからね、そでこの部署の。これは明らかに干渉じゃありませんか。これは単なる、ほかの立場で一つの意見を述べているとか、そういうものじゃない。干渉ですよ。これは明らかに首を切ると、こういう表現は、岸総理はそれはそれでも干渉じゃない、そういうふうにおっしゃるのかどうか、ちょっと確かめておきたい。われわれもそういうことを聞くのです。
【次の発言】 関連して。ただいま郵政大臣は自分の方にも法規違反がある、はっきりあなたは今おっしゃった。岸さんそういうことでよいのですか。郵政大……

第33回国会 予算委員会 第7号(1959/11/20、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。ただいま農林大臣のお話ですと、どうも大蔵大臣の方は、自作農資金には積極的じゃないような感じを受けたんですが、私たちこれは地方に行きましても、この資金の増額については、非常に農民から絶えずいろいろな意味で要求を受けるわけです。増額だけじゃなしに、そのいろいろな条件等についてもやかましくこれは注文をつけられる。それほどと要求のあるものについて、大蔵大臣は何でそんな消極的な立場でおられるのか、その理由を一つ大蔵大臣から説明をしてもらいたい。
【次の発言】 そのもんちゃくがちょいちょいあるという点ですね。そこをもう少し、あなたがそういう気前がよかったら、もんちゃくがあるはず……

第33回国会 予算委員会 第8号(1959/11/21、5期、日本社会党)

○亀田得治君 一緒に六つばかりちょっとお尋ねいたします。  この災害防止に関する基準が、通産省令でこまかく書かれておると思いますが、それを再検討しておるということのようでありますが、その現在の規定はいつきまったのか。途中で変更があったとしたら、いつ変更があったのか、その点をまず一つお聞きしておきたい。  それから、今度の省令の再検討の際に、製造工場における火薬の貯蔵量というものについての基準というものの変更を考えておるのか、おらないのか、これが第二。  それから第三は、工場からの距離の関係ですね。これも省令できまっているようですが、たとえば国宝とか学校とか民家とか、おのおのについて違った距離の……

第33回国会 予算委員会 第9号(1959/11/25、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと議事進行。  こういう数字を、そんな間違ったものを簡単に言われちゃ、こちらは戸惑いします。だから、前の数字と今発表した数字と違うのは、どことどこが一体違ってそういうことになるのか、そこを明確にしてもらいたい。前の数字も正しい、今の数字も正しいという意味のことをおっしゃるのだから、どことどこが違うのか、はっきりしてもらいたい。
【次の発言】 厚生大臣、さっきのやつ、中身を説明して下さい。どうして違うのか。
【次の発言】 ちょっと……。また同じような答弁を繰り返されますと、質問者が大へん迷惑するのだ。御承知のような順序で進行しておるわけですから、だから、もっと質問者の問いに対……

第34回国会 議院運営委員会 第17号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は この前の質問の際に保留しておいた点について若干お尋ねをしたいと思います。提案者の方でも、この前は少し御準備がなかったようですが、十分準備されてると思いますから、一つ詳細にお答えを願いたい。まず最初に道路交通法案ですね、これが成立いたしますと、それなりに、いわゆるデモ行進等にもこの法律が適用される、そのことはどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 どうもお答えがはっきりしませんが、適用はされないのですか。適用されないなら関係は出てきません。どういう考えですか。
【次の発言】 法律は、これは提案者なりの考え方自体が明確であることが大事です。そういう補助者の意見がどうとかいっ……

第34回国会 地方行政委員会 第14号(1960/03/30、5期、日本社会党)

○委員外議員(亀田得治君) 実は、法務委員会の方でも、本件を特に法務の専門の立場から連合審査等をお願いしたい希望は持っていたのですが、まあそういう機会が得られなかったものですから、特にそういう立場からの必要な一、二点のところだけを確かめておきたいということで、おじやましたわけです。委員会の事情がいろいろおありの中をお許しいただきまして、委員長に厚くお礼を申し上げておきます。  その第一点は、百四条の聴聞会に関する規定のところの第四項に、当事者が正当な理由がなく出頭しないときは、聴聞をやらぬで免許の取り消しなり効力の停止をできる規定があるわけです。私から申し上げるまでもなく、こういう処分は、実際……

第34回国会 農林水産委員会 第7号(1960/02/18、5期、日本社会党)

○亀田得治君 関連質問。伊関局長にちょっとお聞きしますが、第五八幡丸の問題で韓国側に出した抗議書といいますか、その中身は、もう一度繰り返してほしいのですが、どういう中身ですか。文章の通りでなくてもいいのですが、文章があれば読んでもらってもいいです。
【次の発言】 それに対する回答というものは、いつまでに出せと何か要求はしてあるのですか。
【次の発言】 その抗議文の内容は一応了承できるが、今回のやつは、説明を聞きますと、李ラインから非常に離れておる所ですね、場所が。だから、そうして沈没しておることも事実です。そういう二つの事実というものはそんなに時間がかかるわけじゃありません、調査に。だから、従……

第34回国会 農林水産委員会 第23号(1960/04/07、5期、日本社会党)

○亀田得治君 時間がきわめてわずかですから、簡単に問題点をお聞きをしたいと思います。特に私がお聞きしたいものは、四月四日に、食糧庁長官のもち米加算等について、こういう発表がありました。これは生産農民に非常な誤解、不安を与えております。中身について若干後ほどまた聞きたいと思いますが、同日の発表は農林大臣も十分承知をされて行なわれたものだというふうに伝え聞いておるわけですが、その点は間違いないでしょうか。
【次の発言】 時間がありませんので、できるだけ一つ答弁の方も簡単に。生産農民が不安にかられたといいますのは、発表の内容から見て、結局は生産者米価を引き下げてくるのではないか、こういう点についての……

第34回国会 法務委員会 第8号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○亀田得治君 加藤さんと伊藤さんの意見の結論といいますか、だいぶ違う点があるわけですが、それで、私もこの問題は相当慎重にかまえていく必要があるんじゃないかと思っておるものですから、お聞きしたいのですが、もしこの改正法案のようなものができ上がったとした場合の登記簿の法的な性格ですね、これは学者がそのうちにいろいろ説明するだろうというようなお話もありましたが、そうじゃなしに、あなた方の意見として、どういうふうにそこを現在お考えになっておるか、御参考までに聞かしてもらいたいと思います。特に表題部と、何といいますか、あとの権利の関係、これは同じ一つのものと見ているのか、二つと見ているのか、法的な性格と……

第34回国会 法務委員会 第9号(1960/03/25、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。登録税の点は同じようですが、罰則の点は、現行法と違うことになりますね。
【次の発言】 現行法で増築の場合には罰則は台帳関係ではないでしょう。
【次の発言】 増築の場合にやはり罰則を適用しますか。
【次の発言】 罰則はあるが、増築の場合には罰則の適用の対象にならぬでしょう。
【次の発言】 増築の場合は十四条になるのでしょうか。六条になるのと違うんですか。家屋の異動ということで、第六条の場合はどういうことになりますか、第六条であれば義務はあるけれども、罰則までの対象にはならないと思う。
【次の発言】 いろいろ問題がたくさんありますが、二、三しぼってお尋ねします。  ……

第34回国会 法務委員会 第16号(1960/04/26、5期、日本社会党)

○亀田得治君 各条の内容については、相当こまかい質問があったのじゃないかと思いますから、なるべく重複するようなことは避けるようにしたいと思いますが、まず最初に、非常に私疑問に思うのは、不動産窃盗についての立法の要求、これはいろいろな方面からずいぶん聞いていたわけです。しかし、この境界をこわすことについての立法ですね、こういう法案が出てくるまでは、私たち実はいろいろ視察をして回ったりしても、そこまでは聞いておらない、で、どういういきさつでこういうものが入ってきたのか非常に疑問に思っておるわけです。その点まず説明して下さい。
【次の発言】 法制審議会等では、専門家の意見というものは、簡単にこれはま……

第34回国会 法務委員会 第18号(1960/05/10、5期、日本社会党)

○亀田得治君 前回、本件に関連して、神戸の白石事件についてお尋ねをしたわけですが、その後法務省なり関係の向きにおかれてもこの事件の調査をされたことと思います。お三人の方の御出席を願っておるわけですが、大体先だって私が申し上げたようなことで、真相はそんなに違っていないはずですが、その点は刑事局長の方でどういうふうに調査の結果受け取っておられますか。あるいは若干違う点等があれば御指摘を願ってもいいと思いますが、どうでしょう。
【次の発言】 法務省からの文書による報告書は、ただいま簡単にちょっと拝見したところですが、内容については、警察並びに裁判所の方から民事局長が来ておられて、大体御存じになってい……

第36回国会 法務委員会 閉会後第2号(1960/12/01、5期、日本社会党)

○亀田得治君 本論に入ります前に、若干その捜査の形式的な点についてお尋ねをしたいと思います。これは刑事局長でけっこうです。  関係者をずいぶんお調べになったようでありまして、その関係者の人数などがどの程度になっておるか、その中のおもなる人、どういう人を調べておるか。
【次の発言】 事件になったものは資料がありますから、これはよろしいのですが、背後関係を追及するということがきわめてこれは社会的にも要望された事件でありますから、直接法律的な関係がなくっても、多少でも関係があるのではないかといったようなものは一切やはりお調べを願いたい。だからその辺の検察庁の実際の取り組み方を私たちは知りたいわけなん……

第38回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1961/06/30、5期、日本社会党)

○亀田得治君 一番あとの、肥料並びに鉱石についての七月末までの据え置きというのは、あと一カ月なわけですが、その後はどういう予定ですか。
【次の発言】 関連して。  これは私は横で聞いていて、なるほどそういう欠陥があるのかというふうに感じたのですが、しかし、考え方としては、官行造林の場合は国で一切めんどうを見ましょう、こういう建前になっているわけですから、地元の皆さんが持っておる部分、持ち分ですね、官行造林法によると持ち分がきまっておりますね、その部分については、官行造林費用の一部としてやはり国が保険をかけてやる、そこまでの世話を当然しておくべき問題なんじゃないですかね。これがもし民間の人なり公……

第38回国会 農林水産委員会 第2号(1961/02/08、5期、日本社会党)

○亀田得治君 この四ページの自作農資金のところの説明で言われたのですが、従来の貸付の基準を変えると、変えるといいますか、全部白紙にするというような説明だったのですが、そうじゃないので、この大きい農家にだけ集中して貸していると、そういう考え方を実際は持っておるのじゃないですか、この予算編成の過程では。
【次の発言】 やはりこれは、きょうはわずかしか時間がありませんから、いずれゆっくり聞きたいと思いますが、農業構造の改善計画等に関連して、地方の府県等では大体私が今申し上げたような考え方を、すでに何か既定の方針のようなことで宣伝している向きがある。農業委員の諸君なんかでは、もう従来のようなやり方はこ……

第38回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1961/07/01、5期、日本社会党)

○亀田得治君 四日市の問題は、これは私も二回ばかり質問申し上げ、その結果の報告を実は待っておる問題です。これはぜひ森委員の御希望もありましたが、できるだけ早くやっぱり結論をつけてもらいたい。その報告を私としても聞きたいと思いますので、要望しておきます。
【次の発言】 ちょっと関連して。さっきの農地課長の報告ですと、四月に一件実力行使があった、こういう報告があったわけですが、これは農林省の見解が明らかにされた後でありまして、こういうことははなはだごり押し過ぎると思うのですね。だから、こういうのに対しては、やはりちゃんと関係方面で告発の手続をとるとか何とか、そういうことをやってほしいと思いますね。……

第38回国会 農林水産委員会 第3号(1961/02/09、5期、日本社会党)

○亀田得治君 試験研究の関係を非常に系統だてるという点はいいと思うのですが、そうしてその研究の中には、いろいろな共同の問題として基礎的な問題等に取っ組んでおられるようですが、大学関係等の機関ですね、そういうところとの関係と、それから私たちよく地方へ行くのですが、どうも農林省というものは、農民自体がいろいろな体験から一つの考え方を持っても、なかなかそれが尊重せられない。科学的に検討して、それがそんなに価値のないものも私はたくさんあろうと思うのですが、そこら辺のところまで、もっと総合されて、大きなかまえを作る必要があるのじゃないか。内部のことはこういうふうに非常に今度整備されるようですが、そのまん……

第38回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1961/08/31、5期、日本社会党)

○亀田得治君 河野大臣のお考えにつきましては、すでに新聞なりいろんなもので拝見をいたしております。で、本日は大して時間もありませんので、こまかいことはまた別な機会にお尋ねするといたしまして、当面問題になっております食管制度の改正の問題、これにつきまして、一つこれの特に基本的な問題点、そういう点についてだけ若干お尋ねをしてみたいと思うのです。  第一の点は、今度の食管問題に対する河野構想、これは決して現在の食管制度の根幹を変えるものではないと、こういう説明が大臣初め関係者からなされておるわけなんです。しかしながら、言葉ではそういうふうに言われましても、ともかく今までの食管制度の柱といえば、国が一……

第38回国会 農林水産委員会 第5号(1961/02/14、5期、日本社会党)

○亀田得治君 お尋ねする点が三つございます。いずれも、関係の法律案等を審議する際に、詳細に掘り下げてやるべき問題であると思います。本日は、その中の特に大事だと思われるような原則的な点を、若干確かめたいと思います。時間がきわめてわずかに制限されておりまするので、最初に三つの問題とも一括して問題を出します。一通り一つお答えを願いたい。なるべく簡潔に一つお願いしたいと思います。  その第一は、いわれておる農業基本法の実施、あるいはそれに基づく農業構造の改善計画の進行、これと関連して中小農、なかんずく小農ですね、これに対して農政上差別扱いをすることが現われてくるんじゃないか。それで、切り捨てるとか切り……

第38回国会 農林水産委員会 第8号(1961/02/21、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。こういう問題はまあときどきあるわけですが、結局魚族が減っておること自体は、これはもうはっきりしているわけですね。そうすると、減る以前の状態との間で相当莫大な損害が出ている。これ自体もこれははっきりしているわけです。ただ原因が不明なんですね。不明というか、ばく然とはわかっていても、いわゆる損害をきちっと責任を負わすというような立場での明確さというものは欠けておるかもしれない。そこでこれはいずれ明らかになることですね。で、明らかになれば、これは当然その工場なりそういうところは責任を持たなければいかぬわけですね。だから、その漁民の方に渡るべき損害に当たるものは、いずれ……

第38回国会 農林水産委員会 第10号(1961/02/28、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと資料について若干質問しておきますが、この最後の森林火災国営保険法の方の六ページですね、これは今までの支払いの実績ですね。
【次の発言】 そこで、一万円以上というのは一番下に七百九十七件、こうなっているわけですが、これをもう少しこまかく分けて、といいますのは、金額の少ない方はずいぶんこまかくなっているのだが、実際千円や二千円もらったって仕方がないので、だから相当まとまった金が出ておるような、そういう支払いというものは、どんな程度あるのか、そこら辺のところをもう少し知りたいと思います。
【次の発言】 それをあとから資料でいただきますが、たとえば一番最高はどの程度支払いされてお……

第38回国会 農林水産委員会 第11号(1961/03/02、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。病虫害の被害ですね。先ほど長官のお答えになったのと何かだいぶ違うような感じを今受けたのですが、その点はどうなんですか。
【次の発言】 私のやつは、今度まあ法律改正をされるわけですが、同じく法律改正をされるなら、もう少し現行法を基本的に研究をしてもらって、被保険者が喜ぶような、そういう格好に思い切ってしてもらったらどうかという感じを持っているのです。で、この保険の加入率が非常に悪いといったようなこともいろいろ論議がされておるわけですが、私もいろいろなところに欠陥があると思う。たとえば、ちょっと国営保険法を見てもらいたいのですが、それの十九条ですね、今度の改正では何……

第38回国会 農林水産委員会 第14号(1961/03/10、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連してお聞きいたしておきますが、この十九条に関する御説明がただいまあったわけですが、この法律の本文によりますと、「政府ハ命令ノ定ムル所二依リ保険契約ノ解除ヲ為スコトヲ得」、この手続について命令に譲っておるわけですね。従って、何かそこら辺を活用して、どういう場合に契約の解除をする考えなのか、そういう点を明らかにするというような方法は考えられないのか。もし、そういうことができるとしたら、特に十九条を改正するまでのことは要らぬわけですね。もし、命令によって、この十九条というものが今御説明のあったようなダムの現場ができるとか、着弾地ができるとか、そういう場合をさすんだ、こういっ……

第38回国会 農林水産委員会 第15号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○亀田得治君 この前、農地局長は開拓の審議会では一応近傍の中庸農家ですか、そういうものをめどにしておる、将来の育成の基準というんですか、そういうことでそういうふうなことをちょっとおっしゃったようですが、その中庸ということの中身ですね、もう少し具体的に説明してほしい。
【次の発言】 その際の近傍の、この前は中庸農家といったと思うんですが、今近傍の専業農家とおっしゃっておるわけですが、これは基本法でいう自立経営にまで達しないものですか。
【次の発言】 これはまあ議論ですから、局長の意見じゃないのだから、あまり人の意欲について質疑しても、多少筋違いかと思いますので、この程度にしておきますが、もう一つ……

第38回国会 農林水産委員会 第16号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私はあとから来て、よく河野さんの質問の中がわからなかったのですが、運輸省は帰ってしまっておるのですか……。さっきのあの質疑を聞いておりますと、一応値上げ法案は閣議決定通り通して、ただし農産物の関係、肥料等の問題等について何かこの考慮する、研究するというふうなこともおっしゃったわけなんですがね、しかし、そこですよ問題は。ほんとうに考慮するのかどうか。ただ、そういうあいまいな言葉でともかくお茶を満して、いつの間にかずっと引きずって行ってしまう、そこら辺のところがはっきりしないから、河野さんのおっしゃるような意思統一ができておらない、こういうことなんです。それは私もはたで聞いていて、確……

第38回国会 農林水産委員会 第17号(1961/03/17、5期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して。結局、齋藤局長の先ほどの回答からいきますと、「共同」も「協業」も同じ意味で、この共同というのは経営の共同まで含まっておる。法人でなくとも個人としていわゆる任意組合的なものまでが含まれておるのだから、従って部分的な共同のほかに経営的な共同まで含まっておる。非常に広い意味の共同とおっしゃるのだから、基本法についてのこまかい説明は受けておりませんが、今までの、政府がいろいろとしゃべっておるところから見ても、大体これは同じ意味だ、そう解釈していいでしょうか。
【次の発言】 今の説明はちょっとことさらに共同と協業を違えようと思って、無理やりに説明しているようですね。結局社会党の方……

第38回国会 農林水産委員会 第18号(1961/03/22、5期、日本社会党)

○亀田得治君 社会党を代表いたしまして、簡単に意見を申し上げます。本案に賛成をいたします。  ただ、関連して意見を二、三申し上げるわけですが、この振興特例措置法の中には、当然取り上げるべくして取り上げられておらないものが非常に多い。もちろん、そのことを政府も全部無視しているという意味ではなかろうと考えるわけですが、この法律成立後、さらにやはり検討を続けてもらいたいと、こういうふうに考えるのです。  第一点は、果樹園の拡張に関連して、どうその土地を準備するのかという点です。私はこれはただ乱雑に、成長産業だからどこでもただどんどんやったらいい、そういうことでは日本全体の狭い土地の利用としては、はな……

第38回国会 農林水産委員会 第19号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○亀田得治君 飼料の需給状況が非常に逼迫いたしておりますので、特にそういう点にしぼって御質問を申し上げたいと思うのですが、その前に、農林省の方でせっかく資料を準備されて配付いただきましたので、要点だけ一つ、ちょっと資料についての御説明を先にいただいて、それから質疑に入りたいと思います。
【次の発言】 相当詳しい資料についての説明があったのですが、二、三重要な点をお聞きしたいわけですが、まず、本論に入る前に、ただいま配付された飼料の価格関係資料というのがありますね。これが、三十二年度を基準にして、パーセンテージが書かれております。もちろん、前年比も書いてありますが、特に三十二年度というものをここ……

第38回国会 農林水産委員会 第21号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○亀田得治君 昭和三十六年度における公庫の貸付予定計画額が六百億となっておりますが、それのできるだけ詳しい内訳ですね、できておると思いますが、資料としてお願いしておきます。
【次の発言】 ちょっと関連して。昭和二十九年は、利回りが特に低くなっておるわけですが、これは何か特殊な事情があるのですか。説明して下さい。

第38回国会 農林水産委員会 第22号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○亀田得治君 先だって関係の資料を若干出していただきましたが、ちょっと、簡単でいいですから、ポイントだけ御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 若干御質問をいたしますが、まず最初にこの給与水準に関する資料についてでありますが、その中の(1)ですね、「一職員当り給与」という表が出ておりますが、ここでは平均数字で全部が出ておるわけですが、この三百戸未満というのが月額平均にすると一万七百円。で、お尋ねしたいのは、実際の額としては最低、最高いろいろあると思いますが、最低というのはどういうのが出ておるか一つお聞きしたい。
【次の発言】 これは皆さんが知っておるのでは、どういうのがありますか。

第38回国会 農林水産委員会 第23号(1961/03/31、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま櫻井委長から提案されました決議案に対して、社会党を代表して賛成の意を表したいと存じます。  畜産が成長産業として今後伸びていかなければいけないということはこれはもう今日では与野党あらゆる諸君の一致した意見であると思います。このことは基本法の成否、そういうことに関係なしに断定していい問題であると思います。ところが、そういうときに畜産農民がえさの問題で大へん困る現象が発生しておるわけです。私は政治というものは何よりもお説教ではなしに、やはり具体的に適切な手を打つと、こういうことが一番大事なことだと思います。畜産を成長させようと思うものであれば、畜産農民が非常に困っておるという……

第38回国会 農林水産委員会 第24号(1961/04/03、5期、日本社会党)

○亀田得治君 時間がきわめてわずかでございますので、一日の連合審査と重複しないように、私は二つの問題だけをこの際確かめておきたいと思います。  その第一点は、今回の運賃改訂は、国有鉄道運賃法の第一条第二項のどの条項によっておやりになったのかお伺いをしたい。
【次の発言】 私は、時間がないから、もう端的に大臣の見解を確かめますが、この運賃法第一条第二項には、運賃をきめる原則というものを四項目にわたって書いております。そのうちの第一点は「公正妥当なものであること。」これは私はどんな場合だって、公正妥当でなければならないのであって、こんなものは具体的な原則にはならない。問題は二、三、四であります。二……

第38回国会 農林水産委員会 第26号(1961/04/06、5期、日本社会党)

○亀田得治君 漁場施設ですよ。
【次の発言】 大体河野委員から問題点をお触れになったから、私は簡単に一つだけお聞きいたします。それは、この今度農協への直接の払い下げをお考えになった分量は、おおよそ二十万トン、こういうふうに長官の方からは聞いておるわけです。で、もちろんこれは下部の団体からきっと要求が出てきて、要求がそこまでいかなきゃ、もちろん問題ないわけですが、それをこえてきた場合ですね、この精麦業者への渡すものを減してでも、この際は農協の方に渡してやるべきじゃないか。まあ理由を申せば、これはいろいろあるわけですが、ちょうど先ほど河野委員から御質疑があって、その中でも明確になったように、精麦業……

第38回国会 農林水産委員会 第27号(1961/04/07、5期、日本社会党)

○亀田得治君 本案では災害に対する補助面を拡大する、そういう面でもちろんわれわれとしては賛成しているわけなんですが、経済効果が少ないということで、災害があったものに対して補助対象から落とすことに法律がなっております。  それらの経済効果が少ないということの具体的な規定としては政令の中では若干書いているわけです。その点についての疑問が一、二ありますので、ちょっとお尋ねしたいと思うのですが、これは政令の第九条に書いてあるものですが、その中の第一番目の傾斜が二十度をこえる農地、こういう規定がしてあるわけですが、傾斜度だけで実際にはそこを回復してやるべきだと、だれが見ても思われるものを、二十度をこえて……

第38回国会 農林水産委員会 第28号(1961/04/11、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。この問題は、私たち林業全体のあり方の問題として非常に重視しているわけですが、北村君が予算委員会等で質問した経過等から私たち聞きますと、この覚書、了解事項は、両大臣が知らないうちにどうもできているようです。あるいは多少知っておったかもしれないが、文章それ自体はよくごらんになっておらない、でき上がる過程において。で、まあ当然盛らるべき中身のものが盛られておるのなら、これはそういうこともあっていいと思うのです。ところが、一方でこの基本問題調査会でお互い相当専門家が検討して、公有林についての考え方を出しておるわけですね。相当明確に出しておる。もちろん、これは基本問題調査……

第38回国会 農林水産委員会 第29号(1961/04/13、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと一点関連して聞いておきますがね。この三十一年の法改正のときの官行造林の計画、十九万町歩と十一万町歩というものは、結局その後の政策変更によってやはり計画が組みかえられているわけなんですか。まあ組みかえられた中身は、今あなた資料がなければ答えられぬかもしれぬが、三十一年のままの計画がずっといっているとすれば、そのときの計画を拝見すれば大体わかるわけです。途中でどうもこう切りかわったようですね。その点はどうなんですか。
【次の発言】 もう一点。三十二年度にそういうふうに政策変更があるとしますと、まあその政策変更に基づいてこの実施計画の数字が変わってきたのだと思いますね。おそらく……

第38回国会 農林水産委員会 第30号(1961/04/14、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっとそれに関連して。ただいまの漁業協同組合で、既得の個人の権利などは全部買い上げているわけですか、それ以前にやはりあったわけでしょう。漁業組合は、それは全部買い上げの形で、対価を支払って、そうしてそういうものを消滅させて、漁業協同組合に新しく漁業権を集約した、そういう経過なんでしょうか。
【次の発言】 そうすると、資本参加した人と漁業協同組合との間で何か契約があるわけでしょうね、契約書のようなものが。
【次の発言】 そうすると、やはりそういう中身の実態をまだつかんでおらぬようだが、多少これは私の権利の問題に相当入り込むような格好になりますが、しかし、そのことのために漁業協同組……

第38回国会 農林水産委員会 第31号(1961/04/18、5期、日本社会党)

○亀田得治君 チップは非常に毒性が強いが、毒性が早くなくなる、それで特定毒物にしておらんということのようですが、この取り締まりはそういう毒物、劇物が正規に使用されるということばかりを予定しておらんわけでしょう。予定しておらないからこそ、こういう取締規則というものが必要であるという面も加わってこれはできているのでしょう。だから、農薬として使わないでいきなりこうほかの用途に使うという場合は非常に危険があるわけでしょう。だから、その辺はちょっと間違っているのじゃないでしょうか。
【次の発言】 ちょっと関連して。その取り締りの関係に関係のあることですが、先ほどいただいた表ですね、まず自殺の点ですね、こ……

第38回国会 農林水産委員会 第32号(1961/04/20、5期、日本社会党)

○亀田得治君 田畑さんにちょっと引き続いてお伺いしますが、本年の春植えの予定であった四百町歩、これは現在どういうことになっておりますか。
【次の発言】 そういうことをお聞きしているのじゃなしに、まだ法案が通っておらぬわけですから、従ってこれは従来の契約が生きているわけですし、従来の契約が続いているわけです。だから法案が通っても、あなたの方で解約をするのをいやだと言えば、従来通り植える、こういうふうに国会審議の過程ではなってきているわけです。だからそこら辺のことをお聞きしているのじゃなしに、あなたの方の春植えといいますと、いつまでにこれはやらなければならぬのか、その点をお知りでしたら明らかにして……

第38回国会 農林水産委員会 第34号(1961/04/24、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。時間がないが、ちょっと同じ問題で、長官の説明を私は一応前提にしてお問いするわけですが、あなたの説明の通りとして。で、そういたしますと、この森林法における保安施設事業は、民有林については実行されないのだ、今後はこういうことになる、あなたの説明からいくと、三十四年からそうなりますね。これは大臣、そうなりますかな。そこで疑問が起こるのは……。ちょっと待って下さい。それはもう何べんも私は説明を聞いているのだから、そういうふうに理解している。そうしますと、そういう大きな政策変更をおやりになるには、やはり森林法の一部改正をやりませんといけないのじゃないか。これは私、大臣に一……

第38回国会 農林水産委員会 第35号(1961/04/25、5期、日本社会党)

○亀田得治君 きのうの委員会終了後、ちょっと理事会で多少問題になった点があるので確かめておきたい。それは昨日あなたの答弁では、昭和三十四年以降は、この私有林の水源林については、保安施設事業ですね、これはもうストップなんだ。そして、あげて官行造林、今度は公団の事業、こういうことになっていくわけだ、こういう説明があったわけなんですが、それはその通りなんですか。
【次の発言】 そういたしますと、造林すべき山を持っておる個人の人が、公団から話があっても、いや、おれはもうちょっと考えが違うからほっといてくれ、こういうことを言われた場合に、これは国全体の保安林計画というものに、こう、ひびが入ってくるんじゃ……

第38回国会 農林水産委員会 第36号(1961/04/26、5期、日本社会党)

○亀田得治君 この漁業権に関するいろんな形の紛争があるでしょうが、それはどれくらいあるのですか。つまりそれは漁業権の侵害として、あるいは裁判問題になっているのもあったりするでしょうが、そういうことだけじゃなしに、たとえば現在、漁業権をおのおの与えられた者が持っていますね。これはどうもその後の情勢の変化からいっておかしい、この漁業権は公平を欠くとかそういったようなことで、その地方として政治的な問題になったりいろいろしておるものがあるのだろうと思いますがね、そこら辺の実情を少し知りたいのです。
【次の発言】 もうちょっと具体的に……。
【次の発言】 これは漁業権内部で起きているやつですが、先ほど次……

第38回国会 農林水産委員会 第37号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○亀田得治君 きのう途中で質問を中止したわけですが、その続きをいたします。  昨日もちょっと問題に出ました例の三重県の伊勢湾における問題ですが、あれば前回に質問を申し上げたときには、まず県庁の方で一つしかるべく解決に努力をしてもらう。それを待っておるのだというふうな趣旨のお答えがあったはずですが、その後どういうふうに実際はなっておるのか。県の努力の結果、話がまとまったんならまとまったと、その辺の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 それは文章によって報告がきておるのだと思いますが、結局その原因はどういうふうに その調査では結論が出たのですか。

第38回国会 農林水産委員会 第38号(1961/04/28、5期、日本社会党)

○亀田得治君 昭和三十四年の三月から、公共用水域の水質の保全に関する法律並びに工場排水等の規制に関する法律、こういう二つのものができまして、そうして汚水の問題についての対策を一歩前進させる、こういうことに相なっておるわけですが、この問題についての全般的な責任官庁は、企画庁のようですが、その辺のところをまずお聞きしたいわけですが、だれからでもいいです。
【次の発言】 そうすると、せっかく法律ができたけれども、まだあまりその法律の中できめられたことが進んでおらぬようですが、そういう点について若干問題点を聞きたいわけなんですが、まず、この問題についてのこの基本計画、調査のための基本計画を企画庁が作る……

第38回国会 農林水産委員会 第43号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと速記を。
【次の発言】 あまり混乱するといけないから、関連質問はしないようにしているのですが、ただ第一条の今問題になっておる点は、やはりこの法律の最大の限目だと思う。その点についてのいろいろな考え方があるということは、たびたびわれわれ聞かされるわけです。そうしてそういう考え方は、法律ができた後に、審議会等においても議論をなされるだろうといったようなことも、たびたびこれは衆議院以来聞かされるわけです。しかし、それではやはり多少順序が逆じゃないか。せっかくこういう基本法を作るわけなんだから、それらのいろいろの考え方があっても、政府としてはこうなんだ、こう考えるのだということは……

第38回国会 農林水産委員会 第45号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○亀田得治君 これは事務的なことじゃなしに、非常に大事な点ですから、ちょっと例外として関連質問するのですが、国会の論議等、補償とかあるいは責任とか、そういう使い分けをすれば、これは強弱の度合いというものは、おのずから委員の諸君にはわかるわけです。だけどね、外に出て農民の皆さんなどに政府のえらい人が責任を持ちます、こう言えば、これはもう補償と同じ意味ですよ。私は不幸にしてその大事なあなたのなにを聞き漏らしたわけですが、それはそういうふうにとります。その際、これは補償ではありませんよ、責任ですよというふうにまさかお断わりになっておるとは思わない。それは議論のときは補償だ、責任だと言ってやっているか……

第38回国会 農林水産委員会 第46号(1961/05/19、5期、日本社会党)

○亀田得治君 発言中ですが、議事進行についてちょっと……。大へん発言中に恐縮なんですが、審議のやり方としては逐条審議をやろう、こういうことが理事会で申し合わせをされてこれは進行しているのです。ただ、逐条審議自体の進め方についての意見は、これはいろいろおありになる。ところが、逐条審議自体を何か打ち消されるような発言が前提になって進行されるということになりますと、ちょっとそういう印象を受けたのです。これは私は議事の進行の方法としては委員長自体の方で、これは少し疑問を解いてもらわないと困るんじゃないかと思うのです。決して仲原さんのおっしゃるような立場での質問が、無意味だと私は申し上げるのじゃないので……

第38回国会 農林水産委員会 第48号(1961/05/26、5期、日本社会党)

○亀田得治君 あらためてこれは一つ理事会で相談するということにいたします。
【次の発言】 関連。同じことなんですけれども、これは政府の方があまりにもこだわり過ぎていると思うんです。政府の協業というものも、何べんもあなたから御説明があったように、二つあるわけでしょう。協業だけでは説明が尽くさないわけでしょう。協業経営と協業組織と二つを含んで協業と言うてるわけでしょう。ところが、共同の場合にも、つまりわれわれの共同の場合にも二つあるわけです。共同経営と――この法案の第十条で書いてあるのが「農業経営の共同化を促進する」、これは、つまり共同経営です。しかし、何もこれしかないと言ってるわけじゃない、社会……

第38回国会 農林水産委員会 第49号(1961/05/27、5期、日本社会党)

○亀田得治君 第四章の農業構造の改善に関する点について御質問をいたします。当然この構造改善の問題は、農地の移動ということが随伴して起こるわけですが、これもたびたび問題が取り上げられておりますが、農地の移動に関しては、当然価格というものが非常に重要な問題になって参ります。そこで農地価格の将来の見通しですね。これをどういうふうに持っておられるのか。まず、この点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 将来に対する的確な見通しがないようですが、これは私将来の構造改善の見通しに大きな関係があると思うのですね。だから、相当これははっきりとしたやっぱり見通しを立てるべきだと思う。見通しを立てて、従ってそれ……

第38回国会 農林水産委員会 第50号(1961/05/29、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。今の倍増計画のその数字をおっしゃったわけですが、その点の考え方は、大体農林省も一緒ですか。
【次の発言】 もちろん、農林省としては本法ができた後に新しい立場で見通しを立てるわけですが、倍増計画のあの数字も、やはり農業関係の専門家の諸君が検討した結果出したわけですから、私は何もその一分一厘間違いないかといったようなことを申し上げているわけじゃないのでして、大体あの生産の見通しというものは、是認されていいのかどうかという大まかな気持で聞いているのですがね。
【次の発言】 大臣の今の最終の答弁ですが、農業者が農業者以外との相互扶助の関係があっていい、理論的には、抽象的……

第38回国会 農林水産委員会 第51号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○亀田得治君 議事進行について。文部大臣は、けさ十時から十一時まで御出席願う、こういうふうに社会党の方は聞いておりました。そうしてその時間に合わすように質問者の段取りをつけていたわけなんです。きょうは七人の大臣を呼んでいるわけでして、最初が狂いますと、大へんあとの段取りが違ってくるわけなんですね。十時から御出席願うということになっていたのですが、どういうことでこんなにおくれたのか。十一時までというと、もうすでに三分の二過ぎてしまっているわけなんです。その点と、それからもう一つは、当然おくれた分ですね、時間を延ばせるのかどうか。この点も一つ社会党として、ぜひ質疑に入る前に確かめておきたいと思いま……

第38回国会 農林水産委員会 第52号(1961/05/31、5期、日本社会党)

○亀田得治君 社会党を代表して質問いたします。農基法についてはいろいろ問題点が多いわけですが、委員会における審議の経過にかんがみまして、特に総理から考え方を聞いておきたいという点等にしぼって一つお尋ねしたいと思います。農林大臣等の御意見はたびたび聞いてもおりますので、多少こまかいことにわたるかもしれませんが、しかし農民にとっては具体的に非常に関係の深い問題点でありますので、率直に総理の考え方をただしておきたいと思います。  第一は、第一条の農業政策の目標という点です。第一条には、他産業従事者と均衡する生活を目標とすると、こういうふうにうたっております。で、この点もたびたび委員会で質疑いたしまし……

第38回国会 法務委員会 第19号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○亀田得治君 委員長、ちょっと途中ですが、説明書あるのですか、あれば配って下さい。
【次の発言】 これは今回の立法だけではありませんが、どういう場合にも、刑罰法規を作る際には、何か具体的に起きている現象に対する目標があるはずなんですね。それなくして立法しようなんていう、そういうことが起こるわけがない。で、そういう場合に、何か必要性を感じて作らなきゃならぬのだ、そのことにとらわれすぎますと、やはり作られるものは、これは抽象的な条項になってくるわけです。しかしながら、そういう現象は千変万化なんですから、その隣り合わせのようなところが大へん問題になってくるわけですね。従いまして、社会党にもああいう立……

第39回国会 運輸委員会 第7号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○委員外議員(亀田得治君) 初めに、お忙しい中をわざわざ委員外発言を許可していただきまして、委員の皆さんにお礼を申し上げます。  お尋ねいたしたい問題は、京阪神急行電鉄の京都市内乗り入れに関する問題です。この問題につきましては、現在会社と地元の間におきまして、地元の沿線住民の間でいろいろ紛糾も起きておるのでありますが、そういう問題の起こる根本の原因につきまして、私たちとしては、運輸当局の地方鉄道法の運用においてやはり間違いがあるのではないかというふうな感を持っておるわけです。問題点につきましては後ほどお尋ねいたしますが、初めに本件の延長線について、地方鉄道法の十二条の免許ですね、それから十三条……

第39回国会 農林水産委員会 第3号(1961/10/06、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して一点だけ。河野方式につきましていろいろ御質疑があったわけですが、ちょうど私が八月三十一日に御質問を申し上げたことの中で、それは一つよく検討してみようと農林大臣がおっしゃった点があるわけですが、その点についてだけちょっと確かめてみたいと思いますが、現在であれば、約一千万石のやみ米がある、これをどうするか、これを何とかしなければならないということは、これは私たちもそう思います。その処理の仕方につきまして、生産者側並びに消費者側にもおのおの問題がある。それを自由米にする、現在の状態をそのまま認めていく、大体、そういうことの前に検討すべき点があるんじゃないかという立場から……

第39回国会 農林水産委員会 第4号(1961/10/10、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。こういう災害に関連して、私のほうは大阪のほうですが、相当補正の要求を持っているわけですね。まあ、以前と事情が違いますから、補正要求などに対しては、そんなに農林省のほうもこだわらないと思いますが、その点ちょっと関連してお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 先ほどから論議になっていた点ですが、この災害なり、思わざるこういう現象が起きてきた場合に、期日をある程度変えるということは、これは農民のほうからいいますと、農林省にそのことを要請するような格好に今なっておりますが、しかし本来からいうならば、これはもう当然なことなんじゃないかという感じがしておるのですがね。……

第39回国会 農林水産委員会 第6号(1961/10/13、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私のほうから要求いたしました取引法の違反件数などについての資料が本日出たわけですが、これを拝見いたしますと、取引法違反による検挙件数というものは、きわめて数が少ないようであります。この数字だけを拝見いたしますと、非常に家畜取引法というものがスムーズに運用されておるかのごとくにも思われるのですが、若干その点について確かめてみたいと思います。  まず、この資料によりますと、三十三年、三十四年、三十五年と、この三カ年だけのものがありますが、この法律は、三十一年から施行されておるわけでして、三十一年、三十二年はわかっておらないのか、あるいは全然そういう違反件数というものがなかったというこ……

第39回国会 法務委員会 閉会後第1号(1961/11/30、5期、日本社会党)

○亀田得治君 各点にわたってたいへん詳細な御報告があったわけですが、若干納得できない点につきまして、少し確かめておきたいと思います。  まず、告発人に今年の一月に担当の苑田検事から、二月になれば本件の捜査に着手する、こういうことを言った点でありますが、ただいまの刑事局長の報告を聞いておりますと、検察庁全体としては、二月になれば手がすくのではないかというような意味であって、必ず着手するというふうに言ったのではないというふうな趣旨のように聞いたわけですが、しかし、告発人側から見れば、必ずとか、その検察庁全体としてはとかいうようなことを実際に言うたのか言わぬのかわかりませんが、必ずという言葉が入って……

第39回国会 法務委員会 第4号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○亀田得治君 九州産業交通株式会社の労働組合、九州産交労組というのですが、ここから出ておる告発事件についての熊本検察庁の扱いの問題について若干お尋ねをいたしたいと思います。もちろん、事件としては捜査中に属する事件でありますから、事件の中身につきましての白黒といったような問題などになるべく立ち入らないようにしてお尋ねをしたいと思います。  本件は、法務省の刑事局から捜査状況についての御報告もいただいておりますが、昭和三十五年十二月二十七日に九州産交労組の今村委員長から告発し、さらにその後三十六年七月二十五日、株主の森武徳、この人からさらに告発をした。二つがまあ重なっておるわけですが、内容は、同会……

第39回国会 法務委員会 第6号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して。最高裁長官の談話の問題ですが、ああいうものは、ちゃんと長官のほうで原稿をお作りになって、そうして記者会見をされる、こういうふうなことになっておるのでしょう、どうでしょう。
【次の発言】 裁判所と警察というのは、いろいろな意味で非常に関係が重要なわけでして、警察のやったことを裁判所がさらに上から、大所高所から見ていくといったような性格も一面にあるわけですね。そういう立場にある者が警察官の力を借りて裁判をやる。それは、なるほどそれだけの理由が若干あるでしょうが、これは容易にちょっと発言してはならぬことなんです。どういう事情があろうと。発言する以上は、すべての人がやはり納得す……

第39回国会 法務委員会 第7号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、政防法に関しまして、本日初めて質問をいたすわけでありますので、きわめて総括的な問題につきまして若干お尋ねをいたしたいと思います。  ただ、これに関連いたしまして、法務大臣に特にお尋ねを申し上げたいことがあります。それは、本年の十月二十二日に、事件といたしましては昭和二十八年の十一月から十二月にかけて起きた事件でありますが、その事件でやくざの一人が殺された、やくざ仲間のけんかでありますが、そのとき殺されました和田善次という人の追悼供養北信越五県選抜相撲選手権大会、こういうものが十月二十二日福井市で行なわれたわけでございます。ところが、この大会のあいさつ状に、植木法務大臣の名前……

第39回国会 法務委員会 第8号(1961/10/27、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと、これは予定ではなかったのですが、ちょうど鈴木さんから昨日の私の質問に対するお答えがありましたのでちょっと聞きますが、鈴木さんのお答えでその点は了承いたしますが、昨日富田さんのほうは、ひとつ検討してみるという意味のことを言われて終わっておるわけですが、これは一日しかありませんが、御検討なり、あるいは自民党としてのその辺についての考え方、こういうことが今表明できました明らかにしてほしいと思います。

第39回国会 法務委員会 第10号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○亀田得治君 社会党を代表して簡単に反対の討論をいたします。  特に私は、裁判官の給与につきまして触れておきたいのでありまして、第一の問題は、現在の裁判官の報酬制度というものは、裁判官の特質に合うように根本的に検討をし直すべき時期に到達しておると考えます。例をとって申し上げますと、裁判官の職務と責任といったようなものは、ほかの職域におけるほど差がないのでありまして、したがって、たとえば審級、あるいは裁判長であるとか陪席であるとか、そういったようなことによって多少の差異がありましても、それほど差等を設けるべき性質のものでもありません。そういったような問題、あるいはまた、法曹一元ということが、司法……

第40回国会 建設委員会 第25号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は最後のようでありますが、これまで本法律に関連いたしまして、いろいろ政策的な立場に立った御質疑等が大体終わっておるように聞いておりますが、私は罰則の点だけで若干確めておきたい。こういうふうに実は考えておるわけです。で、新法の罰則のところをごらん願いたいわけですが、三十七条によりますと、「次の各号の一に該当する者は、六月以下の懲役又は三万円以下の罰金に処する。」こうありましてその第一号は「第八条第一項の規定による土地の立入りを拒み、又は妨げた者」というふうになっております。つまり本法の施行者が事業実施の事前調査等のために必要だからひとつ入りたいと言ってきた場合に、それを拒むことに……

第40回国会 大蔵委員会 第28号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、鈴木自動車株式会社の脱税問題につきまして、若干御質問をいたしたいと思います。  鈴木自動車株式会社というのは、代表取締役は鈴木俊三、本社は御承知のように静岡県でありますが、この会社は、昭和三十四年三月十六日に軽四輪自動車スズライトTL型、これを貨物自動車として運輸大臣より認定をとっております。ところが、その後鈴木自動車が実際に製造し販売しているスズライトTL型は、座席後方のストッパーをはずしております。したがいまして、昭和二十九年九月一日あるいは同三十五年九月三十日の通達等に照らしましても、明らかにこれは乗用車と見るべきものだと考えます。鈴木自動車のほうは、結局、乗用車を実……

第40回国会 法務委員会 閉会後第1号(1962/06/01、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は徳島新聞社並びに四国放送の不正事件につきまして、若干問題点について当局に確かめたいと思うのでありますが、本件は、刑事事件の対象になっておるというだけではないのでありまして、この四国放送と徳島新聞社の関係というものは、実質上は前川静夫という同一人がこれを支配しておる。こういう関係から見まして、現在のこの無線局の免許基準というものに反しておる、こういう実は重大な問題もともにこれはからんでおるわけなんです。単なる刑事被疑事件ということとは違うわけでして、考えようによりましては、むしろそういう言論、放送機関を独占しているということ自体、このことは、現行法では固く禁じておる建前になって……

第40回国会 法務委員会 第3号(1962/01/30、5期、日本社会党)

○亀田得治君 こまかい質疑はまたあらためていたしますが、ちょっと一、二点だけとりあえずお尋ねいたします。それはただいま御説明のありました裁判所関係の予算の中の最後のほうで説明された点ですが、前年度計上された庁舎等特別取得費四億五千万円の減額、こういうことになっておりますが、これは例の書記官研修所に関する件だと思いますが、この書記官研修所を作るために、例の旧岩崎邸のところを処分して、そうしてこちらに新設するという計画であるわけですが、昨年もこれは問題に多少なったと思いますが、その後これはどういうふうにこの処理が進んでおるのか、ちょっとお聞きをしたいと思います。

第40回国会 法務委員会 第4号(1962/02/01、5期、日本社会党)

○亀田得治君 この前、さらにもう一点調べてもらいたいと申し上げていた点ですが、野田検事正が三十六年の七月八日に、三井鉱山あるいは九産交の重役と一緒に宿泊をしておるわけですが、その際、翌日三千円戸上という人に渡した、こういうことが答えられておるのですが、事実そういうものが渡されたとしても、はたしてそれが適正な金額と言えるのかどうかというふうな点についても、全体を調べないとこれはわからぬわけでして、その点も調べてもらいたい、こういうふうに私申し上げたはずですが、その点はどうでしょう。
【次の発言】 そういうことですと、これはまた再度もう少し調べてもらわなければならぬことになろうかと思うのです。  ……

第40回国会 法務委員会 第5号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して。予定以外に自家菜園等から補給されるのは、全体の何パーセントになりますか。
【次の発言】 もう一つ。物価指数は、さっき何か卸売物価指数とかおっしゃったようですが、実際とはだいぶ違うんでしょう。どうなんです。
【次の発言】 しかし、最低がつまり卸売物価指数で抑えられているわけですから、小さい所はそれにプラスする。そうすると、大きい所はこの最低のところから削ることになるんですね。いずれにしても、その予算単価が卸売物価にプラス・アルファというものがあるのなら、今おっしゃったような調整ができると思いますが、ちょっとこう結果は、全体として幾らか、そうすると低いところに下がる。そうし……

第40回国会 法務委員会 第8号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○亀田得治君 定員法について若干質問をいたしますが、最初に、今回法律の改正で増員になります数は、この前の提案説明で一応お聞きしたわけですが、最高裁としては、今度の定員改正にあたりまして、どれくらい裁判官なりあるいは裁判官以外の職員の増加をすべきだという考えを持っていたわけでしょうか。
【次の発言】 書記官の増員に対する態度についても御説明願っておきます。また、書記官だけでなしに、裁判官以外の職員についても……。
【次の発言】 新論がどうなりましたか。
【次の発言】 例の前々から問題になっております代行書記官の書記官への組み入れの問題ですね。この経過を御説明いただきたいと思います。

第40回国会 法務委員会 第9号(1962/03/06、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私から、関西の現地調査の結果を御報告いたします。  私たちは、大谷理事、青田委員と私とが奥村調査員及び大関参事を伴いまして、二月二十日から五日間にわたり、大阪府、兵庫県において交通事件の処理などに関する問題等、四項目について現地調査を行なって参りました。  今回の調査は、集中方式をとり、まず二月二十一日午前は、大阪高等裁判所に、大阪、神戸の各法曹の参集を求め、交通事件処理などの問題及び暴力問題につき調査、会談し、午後は、近畿管区警察局に、大阪府、兵庫県の各警察本部の参集を得て、交通、暴力、少年犯罪の三項目について調査会談を行ないました。翌二十二日は、現地視察の日とし、大阪簡易裁判……

第40回国会 法務委員会 第11号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○亀田得治君 本件に関連いたしまして、共産圏関係における戦犯者の扱いにつきまして、わかっている範囲において御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 本来のものを聞いているんじゃない。向こうで戦犯として扱ってとめられているといったような関係です。
【次の発言】 そうすると、残るのは中共関係十三名、十三名のうち一名が近く釈放ということが正式に連絡が来ているということですから、十二名ですが、その十二名の方の刑期などは、最初どういう刑期で、その後何か、それに対して減刑等がされたりして変化があるのかないのか、そこら辺の点、わかっておりましたら、ちょっとお答え願いたいと思います。

第40回国会 法務委員会 第12号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○亀田得治君 若干御質問をいたしたいと思いますが、現在までの日当なり、宿泊料の与え方、つまり最高額がきまっておるわけですが、たとえば日当ですと、現在は三百円以内、改正額ではそれが千円以内、こういうふうになっておりますが、今日までの実績ですね。それはどの程度に支給されておるのか、そういう点をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 おそらくこの証人の日当につきましても、予算上の見積もりというものがあるのだろうと思いますが、そういったような人数の上の見積もり違い、そういうふうな点等の矛盾などは、今までは出てきておらぬわけでしょう。
【次の発言】 今回、証人の場合ですと千円以内、こういうふうに改正……

第40回国会 法務委員会 第13号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○亀田得治君 この基準試案によりますと、別表を作られておるわけですが、各庁においてはこの基準試案をもとにしてまた各庁ごとの案を作る、こういうふうになりますと、具体的には、結論として言えることは、各庁において違った基準額というものが考えられるわけですね。予想できるわけですな。
【次の発言】 この基準の一番基礎になっているのが、尋問に要した時間、この点ですが、これはまあ非常にはっきりした客観的な基準です。ところが、そのほかの出頭所要時間、裁判所における待ち合わせ時間、これも客観的に割合はっきりしていることですわね。そのあとの当該地方の実情というのは、これはきわめてあいまいですが、そういう客観的にち……

第40回国会 法務委員会 第14号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○亀田得治君 一部改正に入ります前に、ただいま井川委員から御質問があった点を若干ただします。  民法の改正に関する作業を法制審議会でおやりになっているようですが、根本的な立場といいますか、それはどういうことになっておるのですか。
【次の発言】 法律の改正は皆そういうものでしょうけれども、そういたしますと、現在の民法と合わない現実のある部面ですね。そういうところを拾い上げて、現状に合うように検討していく、そういう理解でいいわけでしょうか。
【次の発言】 そういう際に、たとえば、家族制度の廃止があったから現状に合わないような面が出ているわけでもないわけでして、先ほどから御指摘になったような問題は、……

第40回国会 法務委員会 第16号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○亀田得治君 まあいろいろ井川委員や、また連合審査等を通じまして、大事な点についての御質疑がだいぶあったようでありますから、できるだけ重複を避けて、疑問の点についてお尋ねしたいと思います。  ちょっと遠いですな。聞えますか。
【次の発言】 まずこの第一条の点ですが、「一むねの建物に構造上区分された数個の部分で独立して住居、店舗、事務所又は倉庫その他建物としての用途に供することができるものがあるときは、」となっておるわけですが、たとえば、普通の鉄筋住宅のような場合には、別に疑問は起こらないわけですが、木造のアパートのような場合、客観的に見ると、あまり独立性はないのだが、しかしそこに住んでおる人た……

第40回国会 法務委員会 第17号(1962/04/03、5期、日本社会党)

○亀田得治君 いろいろ重要な問題点について御意見をいただいたのですが、特に私たちのほうで関心を持っておる点について、もう少しお聞かせを願いたいと思います。  その第一点は、例の「総理大臣の異議」の問題でありますが、参考人三人とも意見が違っておるのです。澤さんははっきりこれは要らないという点に重点があったようですし、平峯さんはだいぶ否定的ではありますが、結論的には置くと、こういうふうに修正をすべきじゃないかというふうな御意見に拝聴しました。雄川さんの御意見は、大体これでいいじゃないか、こういうふうにお聞きしたわけですが、これはまあ私の意見としては、かくのごときものは要らない、実はこういう意見を持……

第40回国会 法務委員会 第18号(1962/04/04、5期、日本社会党)

○亀田得治君 三人の方々から、たいへん専門的な、大事なポイントについてのお教えを受けたわけですが、まあ私たちもなかなかこういう方面には暗いわけでして、あるいは質問がたいへんわかりきったことじゃないかというようなことになるかもしれませんが、若干ひとつ補足して御説明をいただきたいと思います。  最初に、鈴木さんにお尋ねいたしたいのは、貸借対照表の公告の問題でありますが、まあ現行法を変えまして、御説明がありましたように、登記所に提出をする、一般の人がいつでも見れるようにする、現在の制度でありますと、新聞などうっかり見過ごしておるとわからない、こういうわけでして、これを改めるという点は確かに必要だし、……

第40回国会 法務委員会 第19号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○亀田得治君 商法の一部改正について、相当いろいろ問題点がたくさんあると思います。関係資料等をいろいろ拝見いたしておるわけですが、企業会計原則ですね。こういう言葉が使われ、また、せんだっての参考人からも、企業会計原則というものを重視していかなければならないという意味のことが出ているわけです。大よそはわかるわけなんですが、正確に説明すると、これはどういうことになるのですか。
【次の発言】 二十四年、調査会において一応そういう案を作りまして、安本に答申された。それは法律あるいは規則といったようなものではないかもしれませんが、どういうふうに使用されているのですか。どういうふうに活用されているのですか……

第40回国会 法務委員会 第21号(1962/04/17、5期、日本社会党)

○亀田得治君 前回、井川委員から主として法律的な観点からの御質問が多多あったわけでありますが、私は、主として、法律論、憲法論といったような問題よりも、現在の制度が関係者が納得いくようなものであるかどうか、実際上。そういう角度からひとつお尋ねを進めていきたいと思います。  おそらく裁判所のほうでも、現在臨時措置法によって国家公務員法の規定を準用してやっているわけですが、こういう格好は適当なものではない、こういうことだけははっきりお考えになっておるはずなんですが、その辺の基本的な考えをまず確めておきたいと思います。
【次の発言】 こういう臨時措置法で準用しておるという格好は思わしくない、しかし、国……

第40回国会 法務委員会 第22号(1962/04/19、5期、日本社会党)

○亀田得治君 最初に官房長官にお尋ねいたします。  今回、この調査会を内閣に特に置きました理由につきましてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 この調査会を非常に重視されておるという意味におきまして、私たちもこの扱いには賛成するものです。ただ、そういう立場で置かれました以上は、実際の運営面におきましても、あるいは調査会の調査の結果出て参りまする答申に対する扱いにつきましても、やはり調査会を設置したときと同じような気持でやってもらいたい、こういうふうに考えるわけですが、この点は、どういうふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 まあ本問題は総合的に検討する必要がある。官房長官は、ただいまその……

第40回国会 法務委員会 第24号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、この際、東京都の山崎護謨工業という会社の労働組合並びに会社当局間の問題につきまして、検察関係の問題に関し若干御質問をいたしたいと思います。  警察当局では、すでにお調べによっておわかりだと思いますが、この職場は、従来から労働基準法違反が、それが摘発されたされないは別といたしまして、非常に多い。休みも月一回しかないといったようなことで、暗い職場であったわけですがそういう点を明るくしたいということで、今年の一月二十五日に組合が結成をされたわけです。そういたしますと、その以前からも若干そういう傾向もあったわけですが、会社のほうが、組合の結成ということに対しまして非常な妨害的な態度……

第40回国会 法務委員会 第25号(1962/04/27、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、この際、昨年度未における国鉄の労使間の紛争の問題に関しまして若干お尋ねいたしたいと思います。  最初に、今回の年度末手当に関する紛争の特色といいますか、そういう点についてただしたいと思うわけです。今回の年度末手当の交渉が国鉄と労組との間で何回も行なわれてきたわけですが、ちょうど三月二十六日にそれが起きまして、そのころ国鉄当局は国労を出し抜いて、動力車労組あるいはその他の小さな組合と先に妥結をするのではないか、こういったような情報等が流れたわけです。そこで、当日は、午後九時から二十七日の午前零時ごろまで団体交渉が行なわれていたわけですが、その団交を終わるにあたりまして、私が今……

第40回国会 法務委員会 第26号(1962/05/04、5期、日本社会党)

○亀田得治君 本法案の第三条でありますが、これは、抗告訴訟についての例示的な規定だと、こういう説明を受けておるわけですが、普通、そのような意味であれば、たとえば私が今申し上げるような規定の仕方、こういうことのほうがもっと適切ではないかと思うわけですが、第三条として、この法律において抗告訴訟とは次のものをいうと、こういたしまして、二項、三項、四項、五項、こういうふうに並べて、その最後に六項をもう一つ起こしまして、その他行政庁の公権力の行使に関する不服の訴訟、こういうふうにやっていただきましたほうが非常に明確になるわけですが、なぜそういうふうな形にされなかったわけですか。ここら辺に多少疑問を持つわ……

第40回国会 法務委員会 第27号(1962/05/07、5期、日本社会党)

○亀田得治君 質疑の時間があまりありませんので、きわめて要点のみについて触れていきたいと思います。  例の本法案の総理大臣の異議に関する問題でありますが、この点は、前回にもすでに若干質問をいたしましたが、その際にも申し上げましたように、この制度のできた沿革というものは、これはもう当時の資料によって明白であると思います。なお、前例等から見ましても、世界に類のない、現在の日本だけにある制度である、こういうことも明白である。また、六名の参考人の意見を参議院では承ったわけですが、ほとんどの方が、この制度には消極的な意見を述べておるわけです。したがって、私も当然この制度には反対をしておるわけですが、かり……

第40回国会 予算委員会 第4号(1962/02/14、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、きわめて残り時間がわずかでありますので、韓国米の買付問題についてだけお尋ねをいたしたいと思います。  初めに外務大臣並びに農林大臣にお聞きいたしますが、総理には最後に見解を承りたいと思います。まず外務大臣から、この韓国米買付の結論を出しました経過を一つ承りたいと思います。
【次の発言】 五万トンの買付は決定しておるわけでしょうか。
【次の発言】 韓国の要求は十万トンと私たちは聞きます。外務当局は、おそらく日韓会談等を考慮に入れての話だと思いますが、その十万トンを大いに支持されておる。しかし、農林当局はできるだけそれを少ない線で押えたいというふうに、意見の食い違いがあるようで……

第40回国会 予算委員会 第5号(1962/03/05、5期、日本社会党)

○亀田得治君 議事進行。委員会の冒頭に委員長に要望もし、意見を伺いたいのです。従来、予算委員会では、ともすると政府側の人数がそろわない、こういうことで時間がおくれる等の事態がよくありまして、そういうことが逆にまた質疑を終わる夕方の時間がおくれるといったようなことにもなるわけでして、これはたいへんだらしないと思うのです。こういう点は今回は絶対ないように、きちんと政府側の各大臣がそろう、こういうことに委員長としては努力をしてもらいたい。また、そろわぬ場合には、したがって審議を始めないと、こういうことも明確にしておいてほしい。よく持ち時間――たとえば三十分、四十分ある。その中で数名の大臣をわれわれの……

第40回国会 予算委員会 第7号(1962/03/07、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっとお尋ねいたしますが、委員長は、外務大臣の退出に対して許可を与えたのですか。私は、こういうことがあろうかと思いまして、この予算委員会の審議が始まる冒頭において、どうもいろいろな雲行きがおかしいですから、そういうことにならぬように、きちっとしてもらいたい。委員長は、亀田君の発言はごもっともだ、こういうふうにはっきりおっしゃっているのです。そうすれば、せめて退出のときは、委員長の許可ぐらいは私は得ていかなければならないものだと思いますが、退出を認めるわけではありませんよ、ありませんが、一体その手続の点はどうなっているのですか。黙って出たのか、あなたの許可を得られたのですか、どっ……

第40回国会 予算委員会 第8号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。昨日官房長官が、この問題について記者会見をして談話を発表しておる。はなはだこれはあいまいです、私たちが読んでみましても。ともかくキャラウエーの発言は、池田・ケネディ会談において米国の政策を確認した、アメリカの政策を認めたと、こうなっておる。この点は、政府もキャラウエー発言に関連して書類等を取り寄せてお調べになったようですが、そういう発言のあったこと自体はやはりお認めになっておるようです。ただいまの総理のお答えを聞きましても、沖縄の施政権返還問題についてケネディと池田両者の間で意見の対立のままになっているように相変わらずお答えになり、官房長官の談話でもそういう意味のこ……

第40回国会 予算委員会 第9号(1962/03/09、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は憲法問題を中心に質問するのでありますが、初めに農林大臣に対しまして若干御質問いたします。  去る六日の閣議におきまして、農林大臣の発案により、ことしから米価審議会を公開しない、こういうふうにきめたようでありますが、これは全国の農民に非常に大きなショックを与えております。なぜこういう決定を突然におやりになったのか。その理由を明確にしてもらいたいと思います。
【次の発言】 農林大臣から、米価審議会に諮問する仕方を変えよう、米価そのものはしないんだ、こういうお考えのようですが、この点はまた、時間もありませんから、別個な機会に問題にいたしましょう。ただ、会議の持ち方自身は、今まで昭和……

第40回国会 予算委員会 第10号(1962/03/10、5期、日本社会党)

○亀田得治君 委員長。先ほどからのめどという、中身というものが少しも明白にされないわけですが、私がお聞きしたいのは、こういう段階まで来れば、やはり総理大臣のほうで一つの方針というものを明確に持つべきではないか。これは私の提案でありますが、公労法なり、地公労法の関係は、これは矛盾する部分でありますから、これを直すということは当然であります。ILOの批准を早くしろ、こういうことは再々勧告が来る。だれもこれは認めておる点――そういう完全に意見の一致しておるところだけをまず処理する、この腹をきめるべき段階ではないか。政府の考え方を私たちは聞いております。政府の考えでいけばそれだけでは足らない。しかし、……

第40回国会 予算委員会 第11号(1962/03/12、5期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して一つ。
【次の発言】 一点、簡単に関連してお伺いいたします。  で、交通事件がたいへん激増いたしまして、その司法的な跡始末、処理というものがたいへんな負担になっておるわけです。そこで、有力な意見として、チケット制でやったらどうか交通違反の現場で警察官がチケットを違反者に渡して、そうして罰金をその場で徴収していく。もちろん、それに対する異議の申し立てなり正式裁判の要求等の制度はくっつけられるわけでしょうが、そういう考え方というものが相当出てきておる。これは、交通事件が激増して、それに対して検察庁なり警察なり裁判所側の処理する能力というものがだんだん限界がきておる、こういう実……

第40回国会 予算委員会 第12号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○亀田得治君 委員長。
【次の発言】 私は、高柳会長に一言お尋ねいたします。  それは発案権はどこにあるかという問題につきまして、私たちは国会議員に発案権がある、政府にはない、こういう考え方を持っております。これはいろいろ論争されておるわけですが、われわれのような考え方を、それは概念法学だ、こういうきめつけをなされたことだけは、これは少し行き過ぎじゃないかと私は考えております。双方いろいろな学説が対立しておることも知っております。しかし双方の学説を検討してみましても、いずれが概念法学に近いかといえば、私は政府側の考え方がむしろ近いというふうに考えております。  そういうふうに考えているときに、……

第40回国会 予算委員会 第13号(1962/03/14、5期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。厚生大臣に端的にお聞きしますが、第一審判決に対する上告の理由、これをもう少し具体的に説明してほしい。ともかく今の裁判制度からいきますと相当やはり時間がかかるわけでして、このことは病人にとっては耐えられぬことである。そんなこともわかっていてあえて控訴をされる、具体的に一つもう少しはっきりとお答えを願いたい。
【次の発言】 そのことをもう少し具体的に説明して下さい。そんな抽象的なことじゃいかんよ。質問に対する答えになっていないですよ。裁判官の言うことに対して不服だったから、そんなことは最初の答弁と一緒です。なぜ不服なんだと、それを明確に。

第40回国会 予算委員会 第17号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。一点簡単にお伺いいたします。この韓国政府が国際的にも認められておる、というふうに政府が解釈しておる根本の出発点は、一九四八年の例の国連決議にあるはずです。私はこの根本が一番問題ではないかと考えるのです。この国連決議が指摘しておる点は、韓国政府は選挙民の自由意思の有効な表現だということを一応認めて、その根拠の上に立っておるわけなのです。従来政府もこの点を韓国政府の性格としてやはり基本的に強調してきているわけなのです。そして勇大統領はその自由選挙による大統領、その国の一番トップの人が、ほかはいろいろ問題はあるが、ともかくトップのポストというものがこの国連決議の趣旨につな……

第40回国会 予算委員会 第19号(1962/03/24、5期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。ただいまの問題ですが、これは総理がおられればきわめてはっきりすると思いますけれども、しかし、当時はすでに日本の再軍備政策というものが始まっておるわけでして、当然それは進行していれば再軍備をとる者の立場としては艦船などのごときは考慮の中に入ってくるはずです。だから、普通ならばともかく質問者からそういう問題を出されて、そのときになってみなければわからぬとかといったような答えがあるはずです。ただいまの大森君の追及されておる点は、そういう答えになっておらぬところに問題がある。だから再軍備政策を始め、それを推進しておる当の責任者が艦船のごときものを全然その当時考慮に入れておらぬ、そん……

第40回国会 予算委員会 第20号(1962/03/26、5期、日本社会党)

○亀田得君 最初に農林大臣にお伺いいたします。  自民党の農地問題調査会は、三月二十二日の総会で、世論の非難の的となっている農地被買収者に対する交付金法案、中身としては四千億とか六千億といったようなことがいわれておりますが、こういう法案を議員立法として提案することをきめました。これにつきまして、三月二十四日の自民党役員会では、河野農相らの発言もありまして、今国会には提出しない、こういうふうにきめ、扱っておるようでありますが、その経過なり真相はどういうふうに扱われておるのか、明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 大臣の発言につきまして、新聞でいろいろ書いてあるわけですが、非常に重要な問題……

第40回国会 予算委員会 第21号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○亀田得治君 第一分科会における審査の経過を御報告申し上げます。  第一分科会の担当は、昭和三十七年度予算三案中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府(防衛庁、調達庁、経済企画庁、科学技術庁を除く)及び法務省所管並びに他分科会所管外事項であります。  本分科会は、三月二十七日より本日まで三日間にわたり、各所管予算につき説明を聴取し、質疑を行ない、慎重に審議を重ねて参りました。以下質疑のうちおもなるものにつきまして、その要旨を簡単に御報告申し上げます。  皇室関係予算につきましては、宮殿造営について造営費の額並びに完成見込み年次等について質疑が行なわれましたが、宮内庁次長から、宮殿の設……

第40回国会 予算委員会 第23号(1962/03/31、5期、日本社会党)

○亀田得治君 議事進行。委員長からただいま所信なり御説明をいただきましたが、これはどうしても納得いきません。私は黙っていようと思ってきたわけですが、その説明を聞いておるうちに、こういうことが前例となるといけないと思いまして、発言を求めたわけです。といいますのは、社会党の態度あるいはそれに関連いたしまして質問者の態度、そういうことについていろいろ委員長が想像をたくましゅうされるわけですが、そうしてまた、その想像がほぼ当たっておるというふうな見方もできるでしょうけれども、そういう場合でありましても、やはり今までと違ったことをやる、委員長が職権でそういうことをやるという場合には、だめだと思っても一応……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1962/09/21、6期、日本社会党)

○亀田得治君 本件につきまして小柳委員から主要点の御質問がございましだから、私は補足的に一、二点確かめておきたいと思います。  私も現場をせんだって見てきた一人でありますが、最初に労働省のほうに伺いたいわけですが、まあこの争議は今までに例を見ないような非常に特殊な内容を持った争議だというふうに私たち見てきたわけです。そこで、先ほど政務次官並びに大島局長からは、現在地労委等であっせんが進行中だから見解の表明を避けたいという趣旨のお話もあった。なるほど事態をスムーズに進めるのにはそういうことも一つの考え方であろうと思います。しかし、私は四年間の安定賃金、ストライキの放棄ということを含んだこの特異な……

第41回国会 社会労働委員会 第3号(1962/08/23、6期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、この際、国税庁における労働組合の問題に関して、長官に御質問をいたしたい思います。いろいろ具体的な問題がたくさんあるわけですが、その具体的な問題に入る前に、基本的な態度についてひとつお伺いしたと思います。  それは、国税庁では、御承知のように、全国税という労働組合があったわけですが、それに対して第二組合的なものがいろいろ生まれておるわけであります。こういう組合に対して、国税庁としてはどういう基本的な態度を持っておるのか。たとえば第二組合が育つように考えておるのか、あるいはそういう点は全く組合独自の問題であって、自分ほのうは白紙だというのか、そこら辺の基本的な考え方をまず明らか……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1962/10/10、6期、日本社会党)

○亀田得治君 報告について、厚生省のほうにちょっと一点だけ聞きたいことがあります。ちょっと中座しますので――いいですか。
【次の発言】 厚生省のほうにお聞きするわけですが、私は、大阪の地区だけの調査に参加してきたわけですが、この麻薬対策の重要性というものを現地を見てさらに痛感した一人ですが、ただ、その中で非常に奇異に感じた一つのことは、大阪に近畿地区麻薬取締官事務所、こういうものが厚生省の出先機関としてあるわけですね。二府四県をこれが管轄しているわけです。神戸に分室が一カ所ある。ここで自動車が二台しかないわけですね、この近畿地区事務所に。二台とも大阪の事務所にあるわけじゃないので、一台は神戸の……

第41回国会 社会労働委員会 第6号(1962/08/30、6期、日本社会党)

○亀田得治君 時間が足りないようでありますから、できるだけ重点的に問題をしぼってお尋ねをいたします。  その第一は、昭和三十五年以来、国鉄の不当労働行為に対する救済命令の問題といたしまして、公労委では取り上げて審査をしてきた問題でありますが、御承知のように、これが七月三日に救済命令が出まして、それに対しまして、国鉄当局から行政訴訟を起こして、その救済命令を争っておられることは御承知のとおりだと思う。そこで、私たちの気持としましては、ともかくストライキ権を奪われておる国鉄労働組合、こういうものに関しましては、特に公労委といったようなものが出す決定、こういうものは相当重要な意味を持つものだというふ……

第41回国会 大蔵委員会 第2号(1962/08/21、6期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、去る四月二十四日の大蔵委員会におきまして審議されまして、継続審議になっておりました鈴木自動車の脱税問題につきまして、この際お伺いをいたしたいと思います。  国税庁当局に最終的にお尋ねすることになりますが、その前に、前回の委員会におきまして、運輸当局に対し質問した事項に関連し、当時答弁が保留等になっていた点がありますので、それらの点についてまず先に確かめておきたいと思います。  まず第一点は、スズライトTL型の最初の型式の認定ですね。これは昭和三十四年の九月であるわけですが、その際における運輸省側のその認定をするために実地にTL型をごらんになった人ですね、だれが一体これを見た……

第41回国会 法務委員会 第2号(1962/08/21、6期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、前国会から継続審議になっております四国放送並びに徳島新聞社の不正事件に関する問題につきまして、若干お尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 次回にしましょう。
【次の発言】 本件は、こういう公共的な事業における不正問題として、徳島地方では、一体この成り行きはどうなるだろうということで、非常に関心を持っておるわけであります。前回お尋ねをしたときには、捜査の途中であるという刑事局長のお話等もありまして、私もあまり突っ込んだことは適当に控えていたわけでありまするが、私も、その後徳島にさらに行って見たわけでありまするが、大体調べは終了しており、もう最終的な判断を出す時期に来てお……

第41回国会 法務委員会 第3号(1962/08/28、6期、日本社会党)

○亀田得治君 前回に問題になっております交通切符に関して、竹内刑事局長から、その当時三者間でできておりまする案につきましての御説明があったわけですが、その後さらに再検討されたような点等もあろうかと思うのですが、そういう点について、まず補足的な御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 この別紙第一に、交通切符の書式があるわけですが、これは実物大ですか。
【次の発言】 結局、今度の切符制度でいきますと、違反の現場において事実関係というものが確定するわけでありますが、現場の警察官が違反したと思われる人に自分の見解を押しつける、こういうことがありますと、その際にチェックされて事実が確定してしまい……

第41回国会 法務委員会 第4号(1962/08/30、6期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、今年の七月、ソ連におけるピオネール・キャンプに参加しようとして、十名の中学生、高校生などが旅券の申請をしたわけですが、結局政府はそれを許さないという問題があったわけでありますが、具体的な問題としては、その件につきまして若干お聞きしたいと思うのですが、その前に、多少一般的な問題につきまして、旅券法の運営に関してお聞きをしたいと思います。ちょうど法務大臣がお忙しい中、わざわざお越しになっておりますから、お答えを願いたいと思うのですが、昭和二十六年に旅券法が制定されたわけでありますが、当時旅券法が制定されるにつきまして、法律の十三条の五号の規定に関しまして、国会においてもいろいろ……

第42回国会 予算委員会 第2号(1962/12/19、6期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。総理のお答えに私たちはなはだ納得いかないものを感ずるわけです。その第一は、一昨年のテレビ放送の点でありますが、あの放送を聞きまして、私たちも含めて国民の皆さんは、池田さんは単独審議を簡単にやる人ではないんだと、こういうふうに受け取っているわけです。なるほど今、総理も御指摘がありましたように、あの対談の中で、あなたは社会党に、もう審議拒否とか、退場とか、そういうことのないようにということはおっしゃっております。しかしながら、最終的に司会者が、単独審議はやらないんですかという問いに対しましては、あなたは、そういう条件をつけないで、単独審議はいたしませんと答えたと私は記憶している……

第42回国会 予算委員会 第3号(1962/12/20、6期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。委員長はきょうはどうかしてるんじゃないですか。きのうはあれだけ、なるほど重要な問題だということで関連質問を許しておりながら、きょうは一度も許さぬというようなばかなことがあるものですか。私はまあ、その文句を言うのはこれくらいにして、池田さんの答弁をお聞きしまして、はなはだ残念な点がある。現在はこれは政党政治なんです。理屈はあまり言いません。自民党の総裁だから、あなたが総理大臣になっている。したがって、党間の約束というものは、これはもう非常に重大なものだ。約束もほとんど完了した状態までいっているわけだ。だから私たちがその事実を重大視しているわけなんだ。党間の約束ですよ。あなたは……

第42回国会 予算委員会 第4号(1962/12/21、6期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、詳細な不信任の理由につきましては、ただいま藤田君から御説明がありましたので、私はその中で、特に今回の委員長のはからいについて遺憾な点について一点触れてみたいと思うのであります。  それは、政党間の約束はきわめて重要でありまして、簡単にこれを破ることは許されないのであります。ところが、先だって来の審議の過程においても、やや明らかになりましたごとく、あるいは世上においては、大体わかっておることでありますが、今回石炭の問題についての自民党、社会党間の話し合いというものが、ほとんど妥結の状態において、わずかのことにへ理屈をつけまして、そうしてこれが破棄された事実があるわけであります……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1963/03/19、6期、日本社会党)

○亀田得治君 私はこの際、太平電子株式会社社長榎本雅道君が持っておるゲルマニウムダイオードに関する問題につきまして若干質疑をしたいと思います。  これは榎本氏が昭和二十八年以来研究を続けて、ようやく発明の域に達したものでありますが、専門家筋では非常に特色のある発明として高く評価されておるのであります。私はそういう科学技術のことに関しては十分な知識はないわけですが、聞くところによりますと、アメリカのベル研究所の電子工学に関する発明といったようなものに匹敵するものだというふうな評価がされておるようであります。そういうことから、すでに内外の特許も多数おりておるわけですが、科学技術庁初めあるいは東京都……

第43回国会 農林水産委員会 第5号(1963/02/08、6期、日本社会党)

○亀田得治君 先ほど官房長から、ことしは二年度を三とした、四を三。三年目はそのときになって考える、こういう趣旨にお答えになったと思います。そうすると三年目は三・三・四になる。ことしは三にしてしまったからじゃあ三年目は五を四にするか、こういうふうに私たちは善意に解釈しておったのだが、どうもお答え方からしまするというと、三年目は三くらいにして少しまた残る。悪くいけば予算上の都合だというようなことをいって二くらいにして三、三、二くらいに延ばしてしまうというような多少実は懸念を感じたわけなんです。農林大臣は大いに短縮してでもやりたいのだというような意気込みは示されておるわけですが、官房長官の先ほどのお……

第43回国会 農林水産委員会 第7号(1963/02/14、6期、日本社会党)

○亀田得治君 打ち合わせ外かもしれませんが、ちょっと追加資料をお願いしておきたいと思います。  狩猟法の一部を改正する法律案の関係ですが、まず最初に、鳥獣審議会の答申の要旨というものが出ているわけですが、これを全文お願いしたいことと、それから、できましたら、議事録を出してほしい。それから、現在の鳥獣審議会のメンバーが二十五人あるわけですが、肩書などをつけてひとつ名簿を出してほしい。  それから、現在の狩猟免許者の、先ほど統計をいただきましたが、その年齢別の仕訳をひとつお願いしたい。  それから、現在の禁猟区ですね、これを全部ひとつ表にしていただきたい。それと、現行の二十一条以下の罰則並びに八条……

第43回国会 農林水産委員会 第9号(1963/02/19、6期、日本社会党)

○亀田得治君 いずれ、本法律案につきまして、各本条につきましてお尋ねをしたいと思うのですが、本日は、総括的に基本的な問題について若干お尋ねするわけです。  で、私かねがね考えておることでありますが、この現在の狩猟法の体系というものは、原則としては狩猟家が全国どこで狩猟をしてもよろしい、一定の場所に対してだけ、例外的に、できない、あるいは制限した場所というものを作っている、こういうことになっておるわけですが、実はこの点を逆にすべきではないか。原則として狩猟は勝手にできないのだ、狩猟をする場合には特定な場所を、これはまあ法律に基づいていろいろ規定を作ったり、行政上の措置も必要になろうと思いますが、……

第43回国会 農林水産委員会 第11号(1963/02/22、6期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと大森君の意見と違うような格好になるのですが、参  と議論するつもりもないわけですから、もう少しお気持を念のために確かめたいと思うのです。  一つの問題は、基本的な問題としてお二人の方にお聞きするわけですが、現行法ではどこでも狩猟ができる、できない所はこことここだと、こうなっておるわけです。この原則と例外を逆にすべきじゃないか。幸い答申ではその点に踏み切っておられる。これは鳥類保護関係の方も、ハンターの側の方も、その点を理解されて、踏み切っておられるわけです。私はその非常に大事な点が法案の中に表われてこなかったという点が、この法案の致命的な欠陥じゃないか。現行法に比較しての……

第43回国会 農林水産委員会 第27号(1963/05/21、6期、日本社会党)

○亀田得治君 固定資産税の問題について若干質疑をするわけですが、昭和三十九年度からの新しい徴税方針というものが、政府部内ですでにきまって、その準備作業が進んでおるわけですが、その作業の状況ですね。どこまでできておるのか、現状につきましてまずお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 この試案を私たちもいただいておるわけですが、これはいずれ確定案として正式に市町村に通知をする、こういう手続を法律上はとらなければいけないわけだと思うのですが、それはどういうふうに今後やるわけですか。
【次の発言】 今私たちが試案として手にしておるものは相当、相当といいますか、幾らか変わる可能性があるものですか。

第43回国会 農林水産委員会 第34号(1963/06/13、6期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。協会の役員の数なり、職員数。それとこの役員の報酬ですね。これはどういうふうになっていますか、三点。
【次の発言】 会長はどうなっておりますか。
【次の発言】 会長はそんな無報酬でやれるわけですか。正規の報酬じゃなしに別途にあるわけでしょう。
【次の発言】 そのほかのほうが多い場合もあるわけだからね。それはちょっと調べて下さい。形式上報酬という項目になっておるおらぬは別として、会長に対する手当としてどういうふうに経理がされておるのか、この点を一つ。それから常勤役員というのは何名ですか。
【次の発言】 一名というと、どういうポストですか、具体的におっしゃって下さい。

第43回国会 農林水産委員会 第36号(1963/06/20、6期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して。局長が今、国家補償について財源的な問題にちょっとお触れになった際に、国家補償の場合だと財源を十分確保できないのじゃないか、それに比較すると、現行制度のほうが、計算上きちっと政府は必ず責任を持たなければならぬ、こういうことになってゆくので、そういう面から現行制度のほうがいいのじゃないだろうかというふうな考えを持っておられるように、私ちょっと聞いたわけですが、しかし、そういう取り方は、それは国家補償制度を主張しておる人たちの真意をやっぱりつかんでおらぬわけでして、国家補償制度を樹立する以上は、もちろん、そこに損害評価等の、そういう手続も入るわけですが、そういう手続を踏んで出……

第43回国会 法務委員会 第3号(1963/02/05、6期、日本社会党)

○亀田得治君 まず、郵政当局に四国放送並びに徳島新聞の問題に関して質問をいたします。  この四国放送の問題は、前々国会からも委員会で審議されておるわけですが、郵政大臣は就任早々であるわけですが、この問題は概略事務当局からお聞きになっておりましょうか。
【次の発言】 それでは、そういう前提に立って、まず、大臣のほうに少し聞いてみたいと思います。  その一つは、六月一日の委員会でも質疑をいたしまして、そのときは、電波監理局の石川次長が来ておられたわけですが、この放送免許に関する基準ですね、こういうものが郵政当局の行政の指導方針としてあるわけですが、その解釈につきまして若干質疑をしたわけです。で、そ……

第43回国会 法務委員会 第4号(1963/02/21、6期、日本社会党)

○亀田得治君 司法修習生に被疑者の取り調べをさせておるという問題は、かねがね非常な疑義のある問題であったわけです。で、司法修習生自身がこの点に相当疑問を持っておる人がたくさんあるわけでして、すでに過去におきまして第一期の司法修習生の中に一名そういう方がありました。あるいは十二期の田口君、それから現在行なわれておる十六期の分につきましても、名古屋なり、あるいは現在問題になっているのは札幌、こういうところでは、そのような違法な修習はできないということで拒否をしておるわけなんです。これはまあ拒否というふうにはっきり態度を打ち出しておられるのは四名くらいであったかと思いますが、しかし、このことについて……

第43回国会 法務委員会 第7号(1963/03/07、6期、日本社会党)

○亀田得治君 例の四国放送の問題に関連いたしまして、前回の質疑に引き続き若干問題点を明らかにしていただきたいと思います。  いろいろたくさん問題がありますし、特に今月の四日に四国放送の前川社長が社長だけはやめたといったような問題等もありまして、その点につきましても後ほど若干お聞きしたいわけですが、しかし、それは最後に回しまして、その前に、前回の質疑の中に出た事柄で明確になっておらないこと、そういう点についてまずただしたいと思います。  その第一は、前回石川部長でしたか、お答えになった中で、伊藤課長補佐が昨年の八月徳島に出張した際澄屋旅館に泊まったが、旅館代は払っておると本人が言っておると、こう……

第43回国会 法務委員会 第15号(1963/05/28、6期、日本社会党)

○亀田得治君 それでは、民事局のほうにまず公証人役場の問題につきまして若干お聞きしたいと思うのです。  問題点の質疑に入ります前に、現在の公証人の数なり、あるいは公証人のいわゆる合同役場、こういうものの設置状況、あるいはいまそこで使われておる書記の数、あるいはその給与の状態といったようなことにつきましてまずお尋ねをいたします。
【次の発言】 合同役場はどういうふうな状況ですか。
【次の発言】 きのうそれは調べておいてくれと言うておいたのだが、まだわかりませんか。
【次の発言】 先ほど公証人の数が三百四十名と言われたわけですが、どうですか、半分くらいは合同役場で仕事をしておるという見当になるので……

第43回国会 法務委員会 第23号(1963/06/27、6期、日本社会党)

○亀田得治君 法案についての審議は相当なされておるわけでして、なるべく重複しないようにお聞きしたいと思うんですが、今出ておるような法案の中身並びにこういう法案が作られた背景は、これは私は当然なことだと思うんですね。で、なぜこういうことを今まできちんと整理しないでほうっておいたのか。最高裁判所の判決が出なければ気のつかない問題では私はなかろうと思うんですね、法律の専門家から見れば。だから、そういう点について実は非常な疑問を持つわけなんですが、疑問はあるけれどもこれでやっとけということでやってこられたものか、全然そういう疑問もなかったものなのか、そこら辺のところをまずお開きしたいわけです。

第43回国会 法務委員会 第24号(1963/07/06、6期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して。知っているか知らぬかということを確かめたのか、その根拠を言うてくれ。どういう理由で今のような答えをしているのか。本人に確かめて来ているのか。
【次の発言】 それなら、先ほどのお答えは取り消さなければいかんでしょう。知っていたと、こうお答えになっているわけでしょう。どうですか。いいかげんなことをおっしゃっては困る。
【次の発言】 関連ですから、そう長くは申し上げませんが、ともかく知らないことは、われわれのほうで調べた結果、大体わかっているわけなんです。そうでないような場合にはあなたのようなごまかしの答弁が通っていくことになるでしょう。人から指摘されてはじめてそういうものを……

第46回国会 運輸委員会 第7号(1964/02/25、6期、日本社会党)

○委員以外の議員(亀田得治君) 私は、個人タクシーの問題につきまして、若干関係者にお尋ねをしたいと思います。  いろいろ問題点があるわけですが、最初に個人タクシーが実施されました以後どういう推移をたどっておるかという点をお聞きするわけですが、その中で特にいま交通上非常に重要な問題となっておるのは、事故が多いということですね。そういう点について、個人タクシーといわゆる法人タクシーとの比較というものがどういう数字になってあらわれておるか、こういう点をまず明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 概要はわかりましたが、このいまのお答えだけから見ましても、事故率が圧倒的に違う。東京、大阪いずれも法……

第46回国会 決算委員会 第10号(1964/05/15、6期、日本社会党)

○亀田得治君 私は綱紀粛正の問題につきまして総括的に質問をいたしますが、一応総括的に問題点をお聞きしたあと、通産関係のことにつきまして若干具体的にお尋ねをしてみたいと思っております。  公務員の綱紀粛正の問題は、たびたび世論の批判の対象にもなり、けさの「読売新聞」等を拝見しても、社説で特にこの問題を取り上げて最近の状況について批判をしております。その記事の一部にもあるわけですが、戦後公務員の犯罪が非常にふえる一方だ、過去十五年間の間に約三倍になっておる、こういう記事があります。そこで、法務当局にまずお聞きするわけですが、最近のこの公務員の起訴された犯罪、この数字を一度ここで御披露願いたいと思い……

第46回国会 商工委員会 第3号(1964/02/04、6期、日本社会党)

○亀田得治君 昨年の秋、名古屋の繊維取引所において、毛糸の十一月限相場が非常に暴騰しまして、十一月十五日には千八百四十円という高値が出たわけですが、このあと始末に関連して取引所の渡辺副理事長が買い方に味方をして、売買保証金調達のために銀行筋に働きをかけ、さらに、結局保証金の納入がきめられた日時よりも相当おくれたわけですが、結局違約処分ということをやらないで処理をしたわけです。この問題は中立公正であるべき取引所の理事者の行動としてははなはだ私たち遺憾な態度であると考えておるわけです。したがって、また取引関係者間でも大きな非難、批判が出ているわけです。今後こういうことがさらに行なわれるということで……

第46回国会 商工委員会 第6号(1964/02/20、6期、日本社会党)

○亀田得治君 前回に引き続きまして質問をいたします。  その後、通産当局では、現地のほうに行かれまして、実地に諸般の調査をされたようですが、どういうふうなやり方で御調査になったか、最初にその点を答えてほしいと思います。
【次の発言】 取引所の役員の方にはどなたから意見を聴取をされたわけでしょうか。
【次の発言】 たとえば伊藤忠から出ている脇理事とか、十八日の処分について必ずしも同意しておらない考え方をとっている、そういうふうな方からは意見は聞いておらなかったのか。
【次の発言】 そうすると、取引所側ではだれとだれですか、役員にお会いになったのは。

第46回国会 法務委員会 第3号(1964/02/06、6期、日本社会党)

○亀田得治君 本件は、前からずっと数回質疑を重ねてきておる問題でありますが、その後、徳島の検察審査会が職権でこの問題を取り上げ、審議して結論を出したわけでありますが、最初に最高裁のほうからこの審査会の経過並びに結果をひとつ御報告願いたいと思います。
【次の発言】 非常に多岐にわたる報告であったわけですが、その報告の中で、前川に関する部分ですが、前川の宅地購入のために新聞社のB勘定から金が出ておるという御指摘があったわけですが、この点をもう少し差しつかえない程度に詳しく御報告願いたいと思いますが。
【次の発言】 それから、前川の宅地に関する点ですが、ただいまのは一丁目の一の一ですが、一丁目の一の……

第46回国会 法務委員会 第5号(1964/02/13、6期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。これはわれわれもいま稲葉君から質問しておる点で非常に迷惑を受けている問題があるわけです。それは、おおよそ報酬をもらったりして選挙運動をやるという立場でないことの明らかな人に実際は若干金が出ているわけですね。これは報酬とかそういう意味じゃないのです、明らかに。しかし、そういうものがともかく何かまとめて出ておるというふうなことで買収という範疇に全部入れてそして処理しているものがたくさんある。もっと具体的にいいますと、労働組合等が人を動員する場合に、いままで日当をちゃんと出すわけですね。職場を休んで、したがってそれだけ賃金が減るわけですから、いろんな意味でそういう損害……

第46回国会 法務委員会 第11号(1964/03/12、6期、日本社会党)

○亀田得治君 不動産登記法の一部改正に関して若干お尋ねをしたいと思います。  稲葉委員はじめ非常に詳細に御質問があったはずでありますので、税通関係と登記所の統廃合の問題につきまして少しお尋ねをするつもりです。  その前に、これもすでにこまかな質疑があったと思いますが、しかし、基本的に重要なことですから、かたがた大臣もお越しになっておりますので、重ねてお伺いするわけですが、最近登記事件というものが年々非常にふえてきているわけですが、しかし、その関係の職員はたいしてふえない。増員されないわけです、結果において。現在すでに相当負担過重になっておるわけでして、こんな調子で行ったんでは登記関係の仕事とい……

第46回国会 法務委員会 第15号(1964/03/31、6期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して。ちょっと一言お聞きしておきますが、松川事件に関する検察側の責任という問題で法務大臣はきわめて慎重にいま多少補足的に答弁をされたわけですが、内容的なことについては、私も別な機会にまたいずれお聞きしたいと思っておるんですが、検察の首脳部としては、どういう点を責任の有無について検討をしておるのか、問題点だけをひとつここで御披露願いたいんです。その問題点についての白黒と適不適といったようなことの判断はあるいは延びておるかもしれませんが、どことどこを一体問題点として取り上げておるのか、その点だけをひとつお聞きしておきます。

第46回国会 法務委員会 第16号(1964/04/02、6期、日本社会党)

○亀田得治君 例の中国経済貿易展覧会が近く行なわれることに関連いたしまして、中国のほうから南漢宸の一行が訪日をされる、こういう段取りになっておるわけでありますが、日本への入国という問題につきまして、特にこの随員の一人である呉学文氏の入国につきまして相当紛糾しておるようでありまするので、この点につきまして特にお聞きをしたいと思います。  で、ぼつぼつ問題点は後ほど聞きますが、最初に、ひとつ当局のほうから、いままでの経過、どの点で一体問題がこじれておるか、そういう点について明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 問題点を後ほど聞きますが、その前に、今度一行十二名が来られるわけですが、その正式……

第46回国会 法務委員会 第21号(1964/05/07、6期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと資料要求を……。政治犯の問題が非常に重要なわけでありますので、次回までに資料をひとつ出してほしいと思います。それは、いままでに日本政府として外国に対して引き渡しを要求した案件、それから日本政府が要求された案件、両方全部ひとつ一覧表にしてもらうと同時に、その中で、これは政治犯であるということでこちらが断わったのがどれくらい、まあなければないでいいわけですが、あるいは外国から断わられたのがあるのかどうか。さらに第三点は、そういう点について両者の見解がなかなか合わないで非常にもめた案件も多少あろうかと思うんです。その第三の件についてはどういう点で見解が合いにくくてもめたか、そう……

第46回国会 法務委員会 第23号(1964/05/14、6期、日本社会党)

○亀田得治君 逃亡犯罪人に関する法律につきまして若干質疑いたしますが、その中で政治犯という問題につきまして若干お尋ねしたいと思います。  稲葉委員からもすでに相当この点は質問があったようでありますが、あるいは若干重複するかもしれぬと思いますが、まず第一に確かめたいのは、その前提として、人権に関する世界宣言、本件に関係があるのはその第十四条になるわけですが、この世界人権宣言というものについては、日本政府としてはこれはどういう立場でおられるわけでしょうか。これは国連の決議であるわけでして、国連に日本政府が後に加盟されたという立場にあるわけですが、人権宣言そのものに対する、かたいことばで言えばそれを……

第46回国会 法務委員会 第27号(1964/05/28、6期、日本社会党)

○亀田得治君 議事進行について。けさからの議事の進め方、私は稲葉理事のほうから経過は聞きましたが、あまりこまかいことを申し上げると委員長のかんにさわってもいけませんから、中身は申し上げませんが、もう少し委員長理事懇談会で話を詰めて、そうしてスムーズに行くように検討をしてもらいたい、これが趣旨です。いま理事なり国対関係にも若干正式に申し込みはしたわけですが、そういうかっこうでひとつ委員長の善処をお願いしたいわけです。

第46回国会 法務委員会 第29号(1964/06/04、6期、日本社会党)

○亀田得治君 議事進行。
【次の発言】 大臣はどうしたんですか。

第46回国会 法務委員会 第31号(1964/06/10、6期、日本社会党)

○亀田得治君 委員長。
【次の発言】 ちょっと関連。それは新潟刑務所長ですね。
【次の発言】 それはいつやめたのですか。名前はだれですか。
【次の発言】 じゃ、いま調査されるそうでありますが、当然、それは数年前――一、二年前のように私は聞いておるわけですが、数年というと相当前のようですが、そうじゃなしに、わりあい新しくやめた。で、そういう者が暴力団の相談相手というか、一緒に仕事をするような関係になるということは、おそらく新潟刑務所長をやっておるころにすでに暴力団と密接な関係ができておるというふうにわれわれは考えるわけなんです。だから、そういう点もあわせてひとつこの問題については調べてほしいわけ……

第46回国会 法務委員会 第32号(1964/06/11、6期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと委員長、関連。
【次の発言】 三十五年が三件で三人と言われましたが、三池は三十五年のはずですね、これだけでも七十何名あるとおっしゃったわけですが、その統計というのは何かいいかげんなものと違いますか、それが一つ。  それと、もう一つは、三十八年ですね、こういうことは、暴力問題を非常に注視しておられるのであれば、ちゃんと握っておってもらわないといかんわけですが、それは全然数字的なものは集計されておらぬのでしょうか。
【次の発言】 はなはだ法務省の態度が暴力問題に対して消極的だと思うんですよ。そんなあなた、このテンポの早い時期に六カ月ごとでなければわからぬというようなあり方です……

第46回国会 法務委員会 第33号(1964/06/16、6期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。
【次の発言】 あとのほうは二十九年は間違いないんですか。
【次の発言】 ともかく、問題は、ポイントがはずれていますね、聞いていて。こんなに何回も犯罪をやっていて、少しも刑が重くならぬわけです。重くしようと思えばできる法定刑があるわけでしょう。これは一体だれの責任ですか。裁判所も来ているはずですがね。立法府の責任じゃないでしょう。いまあなた第一の例をあげると言うから、よほど何かいい例でも出てくるのかと思ったら、それを聞いておれば、これがまた何べんでもこんなことを重ねて、しかもあなた執行猶予中にさらに執行猶予を受けるというような報告を長官が平然として、これはおかしいと気がつか……

第46回国会 法務委員会 第34号(1964/06/17、6期、日本社会党)

○亀田得治君 本論に入ります前に、もちろん本法にも若干関係があることでありますが、法務大臣の六月十二日の広島談話につきまして一言お尋ねをしておきたいと思います。  それは、新聞でも報道されましたように、外国の元首、使節などの要人に対して特別の法的保護措置を講ずるように事務当局に法務大臣が検討を命じたと、こういう記事を拝見いたしたわけであります。大臣がそういうことを考えておられるということではなしに、具体的にそういう検討を命ずる段階になっておるのかなあというふうにこの記事を見て受け取ったわけでありますが、一体、大臣は、どういう理由があってそのような考えを持たれ、さらに具体的にこの検討を命ずるとい……

第46回国会 法務委員会 第35号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○亀田得治君 どのくらいか、具体的に説明してください。
【次の発言】 一問だけ。これは経過だけちょっと聞きますが、私たち要請を受けているのは、商工団体というようなところから受けているわけです。そうすると、裁判所自体としては、何かこういうものをつくったほうがいいんだといったようなことが部内であったのかどうか、また、そういう点が法務省がおつくりになるのならそういうものもいいだろうというふうなことなのか、ちょっと経過だけおっしゃってもらいたい。

第46回国会 法務委員会 第36号(1964/06/26、6期、日本社会党)

○亀田得治君 新聞で拝見いたしますと、松葉会なり住吉会なり、なかなか中心人物に手をつけておるようでありますが、その辺につきまして実情を若干御報告願いたいと思います。
【次の発言】 これはいずれも恐喝でおやりになっておるわけですね。
【次の発言】 それから最近錦政会ですか、この関係も若干おやりになっておるようですが、事案の内容を明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 何か新聞で見ると、団員の者が就職をして、そしてそれが会社から何らかの理由でやめさせられた、そういう事態に自然になるのか、あるいは何か問題を起こしてなるのか、はっきりしませんが、そういうことを理由にして開き直って恐喝をしたという……

第46回国会 予算委員会 第7号(1964/03/05、6期、日本社会党)

○亀田得治君 私は憲法、日韓、国鉄の問題等について質問をするわけでありますが、その初めに、昨日総理並びに外務大臣が、日中問題に関するわが党の羽生委員の質問に対しまして、従来衆議院その他で総理が答えていた答弁をずいぶん後退させておるわけです。で、いままでは総理の答弁、外務大臣の答弁いずれにいたしましても、いわゆる友好国の意思というものを考えて、日中国交回復を結論づける、こういったようなことは言っておらなかった。それまでは、国連総会で加入承認があった場合には当然中国との国交回復承認ということは考える、これははっきり言っておるわけです。それをわずかの期間の間にこれほどはなはだしく後退させるということ……

第46回国会 予算委員会 第8号(1964/03/06、6期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。一点ちょっと基本的な問題について、お尋ねしたいわけです。ことに私、農地の関係についてお尋ねするわけですが、農地につきましても、新しい評価を売買方式でやろうというのが調査会から出まして、そして政府も、その方針でずっとやってきた。それに対して農業団体関係からは、それは困る、基本的にその考え方は、やはり従来の収益を基礎にした考え方をとってもらいたい。ことに今後、農業の発展ということを考えるならば、特に、その必要があるんじゃないか、こういう主張がなされてきたのですね。これは私当然ですね、この農地の収益はそれほど上がらないのに、実際は、いろんな要素で売買時価のほうが先行していっている……

第46回国会 予算委員会 第10号(1964/03/09、6期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。先ほど矢部さんがお答えになった中で、調査会の報告をする際に憲法改正賛成、反対というのは、論拠だけを示しておるとおっしゃった。この前、私の質問にもそういうふうにお答えになりまして、私はこれは非常に筋の通った立場だというふうに考えておりますが、そこで、そういうことが憲法調査会の中で筋として立てられてきておる背景ですね、これを私、お聞きしたいのでありますが、その問題点は、つまり端的に言って、現在の憲法調査会というものは、憲法の改正反対という立場からいたしますと、片寄っておる。あの調査会の構成というものが世論とはマッチしておらないと、こういうところがやはり土台となって、良心的な学者……

第46回国会 予算委員会 第11号(1964/03/10、6期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。
【次の発言】 非常に重要な経営面積の拡大の問題が出ているわけですが、基本的な問題として一点お伺いしたい。  それは、経営面積を拡大しなければならぬ、過小農経営を何とか解消しなければいかぬ、これは立場のいかんにかかわらず、ほとんどこれはきまった議論だと思うんです。しかし、それをやるには、一つは所有権の移動をやる。しかし、これはなかなかいろいろな条件に制約される。それから、もう一つは賃貸、これもなかなかその条件等についてむずかしい。そこで信託制度といったようなことを始められたけれども、これもなかなか利用されておりません。そこで、これは社会党は以前から、多少立場は違うわ……

第46回国会 予算委員会 第17号(1964/03/23、6期、日本社会党)

○亀田得治君 私は日韓会談の重要な問題点についてお尋ねいたしたいと思います。  最初に外務大臣にお尋ねいたしますが、韓国の金鍾泌氏はどういう資格で来日されておるのか、明らかにしてほしい。
【次の発言】 たとえば朴大統領の関係とか、あるいは国会の議決とか、そういったようなものとは関係が今回はないのですか。
【次の発言】 先ほど何か議長とおっしゃったのはどういう意味でしょうか。国会の議長としてという意味ですか。
【次の発言】 そうすると、目的はこれは何でしょうか。
【次の発言】 まあお話ししたことは後ほどまた聞きますが、だから、来られた目的というのはどういうことなんでしょうか。

第46回国会 予算委員会 第22号(1964/06/05、6期、日本社会党)

○亀田得治君 最初に私は、自民党の総裁公選問題に関しまして若干お尋ねをいたしたいと思います。すでに七月の中旬にその公選が迫っておるわけであります。第一次的には、もちろん自民党の行事でありますが、しかしこれは同時に、日本の最高の政治上の責任者を決定していくということにもなるわけでありまして、われわれ社会党はもちろん、全国民が関心を示しておるところであります。したがって、この問題が合理的に進められるかどうか、間違えばやはり政党全体に対する不信というふうな問題にも結びつくものであると考えるわけであります。そういう立場から、われわれも大きな関心を持っておるわけでありますが、この問題は、従来ややもすると……

第47回国会 法務委員会 第2号(1964/12/03、6期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して一、二点確かめておきたいわけですが、女子のからだを調べる場合に、女子の方に調べさせるということをきちんとはっきり確立すべきなんじゃないですか。その点は警察内部で検討されておるでしょうかどうでしょうか。私が実はいろいろ心配するのは、やむを得ない事情のある場合に身体捜索をするというふうに先ほどから警察は言われておるわけですが、そのやむを得ない場合の認定というものはなかなかむずかしいわけです。そういう非常に重要なことを末端の警察官がその場で認定をするわけですから、私は必ず間違いがあると思うのです。間違いのない人もあるでしょうが、多数のことですから、善意であっても間違うわ……

第47回国会 法務委員会 第5号(1964/12/15、6期、日本社会党)

○亀田得治君 今回の山陽線の列車妨害事件は、非常に広範な各種の問題を含んでいるわけですが、私がぜひ質問をしなければならないというふうに考えた、動機を最初に明らかにしておきたいと思うのです。  それは、私は十一月八日に国鉄労働組合の大阪の事務所に用件があって参ったわけですが、その際、世間で問題になっている今回の事件につきましていろいろな角度から説明を聞いたわけであります。私もそれからだいぶじっくり検討もし、考えたわけですが、この事件は部外者がやっている事件だという確信に近い考え方を持ったわけであります。ところが、経過を聞いてみますると、警察はまず部内説、こういう立場に立たれたようであります。国鉄……

第48回国会 大蔵委員会 第29号(1965/05/18、6期、日本社会党)

○亀田得治君 農林大臣に最初にお尋ねいたします。  農林大臣は、この法律案が通ったと仮定して、この法律に基づく報償金を請求する意思があるかないか。
【次の発言】 もらわぬということですか。
【次の発言】 せっかくこれだけ紛糾しながら、しかも、政府が閣議決定だとしてこれはぜひ要るものなんだ、こういうことで出されておる。農林大臣もその閣僚の中の有力な閣僚なんです。有力者なんです。その人も参加してきめて、自分はもらわない、そういうことなら、その閣議において堂々と反対すべきじゃありませんか。そこら辺の理由をもう少し明確にしてもらいたい。
【次の発言】 いや、それは別じゃないです。あなたが賛成されたのは……

第48回国会 大蔵委員会 第30号(1965/05/25、6期、日本社会党)

○亀田得治君 前回の十八日に本件に関する質疑が打ち切られたというふうに自民党のほうでは言われておるわけですが、ただいまの委員長の宣言の中にはその点が何も触れておられないわけでありますが、私たちとしてはああいう質疑打ち切りのやり方ははなはだ不当であるというふうに考えておるわけですが、その間の事情は一体どういうことになっておるのか。これは先例にもなりますので、打ち切られた質疑が何もあいさつがなくここで始められるということでは、多少われわれこの委員会に参加している者として無責任のそしりを免れないわけであります。理事会で何か案文を検討されたようでありますが、その案文について意見がまとまらなかったのか知……

第48回国会 法務委員会 第5号(1965/02/18、6期、日本社会党)

○亀田得治君 昭和三十九年の十二月五日に、「登記の申請書の補正を命ずる場合とその方法について」と、こういう民事局長の通達が法務局長、地方法務局長あてに出されておるわけですが、それに関連して本日は若干御質問をいたしたいわけですが、まず最初に、この通達が出されるに至った経過並びにその理由を一通り御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 その三十四年、三十七年に通達が出されたというのは、どういう通達でしょうか、中身は。
【次の発言】 その通達をひとつ資料として後ほど御提出願いたいと思うのですが、いいですね。
【次の発言】 それから本件については民事行政審議会に諮問されたわけでしょうか。

第48回国会 予算委員会 第3号(1965/03/04、6期、日本社会党)

○亀田得治君 私は日本社会党を代表いたしまして、防衛、外交に関する質問をいたします。  最初に三矢問題につきましてお尋ねするわけですが、その前に、佐藤総理の姿勢をお伺いしたいと思います。民主国家においては、軍に対するシビリアン・コントロールというものがきわめて重要な要素でありますが、この点について総理はどのような考え方を持っておられるか、はっきりとお答えをお願いいたします。
【次の発言】 重要であることはだれも異存がない。総理はその重要なコントロールをどのようにして実行されておるのか、その点を具体的に説明を願いたいわけです。
【次の発言】 自衛隊内部でいろんな作業が行なわれておるわけですが、総……

第48回国会 予算委員会 第4号(1965/03/05、6期、日本社会党)

○亀田得治君 昨日に引き続きまして、三矢問題につきまして質問をいたします。  研究課題として二十四あるということは、昨日、答弁で明確になっておるわけでありますが、時間の関係等も考慮いたしまして、その中のナンバー一〇並びにナンバー一二、この点についてだけ私が持っておる資料によりましてお尋ねをしたいと思います。  その資料によりますと、ナンバー一〇の研究課題というのは、読み上げます。「七月二十日までの状況に対し、逐次とった統幕、各藩としての措置ならびに防衛庁及び政府レベルにおいてとらるべき措置について、主要事項を列挙し、その骨子を述べよ。」、こういうものであります。ナンバー一二は「七月二十一日臨時……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 予算委員会 第2号(1965/08/09、7期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。外務大臣並びに総理の答弁は全く承服しかねる。外務大臣は、ただいまの羽生さんの質問に答えて、日韓間の条約について、両国の解釈が違いが出ておる、そういうことをいま認めましたね、認めた。で、そこで私はお聞きしたいわけですが、一体条約と、解釈というものは一体のものなんです。枝葉末節のことについての解釈の違いじゃありません。いま出ておりまするのは、非常に重要なポイントについての解釈が出ておるわけであります。その解釈の違いの出ておることは、外務大臣がいま総括的にお認めになった。そこで外務大臣の認識としては、どの点とどの点が一体両国の解釈の食い違いとしてこの時点で出ておるのか、あなたの認……

第49回国会 予算委員会 第3号(1965/08/10、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと資料について。藤田君の質問が一区切りつきまして、別な問題に移るようでありますから、この際、先ほど外務省のほうから配付されました資料につきまして、ひとつその性質その他につきまして、まず、御説明をさしてほしいと思います。
【次の発言】 ちょっと事務的な点をまずお伺いをしておきますが、韓国の国会の会議録というものは公開されておらぬのでしょうか。何かそういう印象、感じのするようなお答えがあったわけですがどうなんでしょう。
【次の発言】 会議自体は公開されておるわけですから、したがって、その会議録が努力をして手に入らないというふうなものでは私はなかろうと思います。それは直接政府間で……

第49回国会 予算委員会 第4号(1965/08/11、7期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。文部大臣がこの一つの政治的な立場に立って先だってのユネスコの勧告に対して対処されておることは、われわれは政治的な角度から見てわかるのです。しかし、ユネスコの専門的な立場で事務を扱っておられる方がそういう態度では、委員の小林君が言うまでもなくわれわれも了承できない。一体あなたは、先だってのユネスコの勧告、それに対する日本政府の意見、これはすでに発表されておる。端的にいって、どちらが一体正しいと考えておるのか。政府の意見は、国の特殊性といったようなことを強調して、基本的にはユネスコの勧告を拒否する、結論はそういうことなんでしょう。私たちはそういうふうにあれを読んでおります。が、……

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第1号(1965/11/20、7期、日本社会党)

○亀田得治君 議事進行について。  委員長のまず所見をただしておきたい。衆議院で御承知のような採決と称するものがやられた。委員長はどういうふうにこれを考えておるか。違法、不当であるとわれわれは考えておるわけなんです。委員長は公平にやるとかなんとか美辞麗句を言われますが、そういうことはもうことばなどはどうでもいいんで、具体的なああいう採決と称するやり方についてどう思っておるか、これによって私たちは判断ができるわけです。率直に委員長のひとつ見解を明らかにしてほしい。それを聞いた上でさらに申し上げたい。
【次の発言】 じゃ次に一緒にひとつ答弁をしてもらいますが、具体的にもう少し申し上げましょう。衆議……

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第2号(1965/11/22、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。委員長の土曜日のあいさつからいたしまして、本日の事態は、先ほど藤田君から御指摘になったとおり、私もはなはだ遺憾であると考えております。で、委員長が先ほどお答えになったことをじっと聞いていたわけですが、一つは、現在の事態の全体に対する認識の狂いがあるのじゃないかという感じを持っておるわけです。この点がやはり考え方を改めておいてもらいませんと、これから毎日の委員会運営でたいへん困るのではないかと思います。  その第一は何かといいますと、衆議院を本件が通った――通ったと自民党は称しておられるわけですが、まあこの問題は水曜日にわれわれお聞きしたいと思いますが、委員長の考えか……

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第3号(1965/11/24、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。最初総理が藤田理事にお答えになった中に、他院のことであるけれどもということを少し言われました。しかし、私はこの点はひとつ根本的に総理としては考えを改めてもらいたいと思う。現在の衆議院のあの事態、これはひとり衆議院だけではなしに、全国民が注視をしておるわけであります。いわんや参議院は同じ国会であります。これを他院のことだからというふうな考えがいささかでもあったら、現在の事態に対する根本的な国民の苦しみというものが総理にはわかっておらない証拠じゃないかというふうに私は思うわけです。本日はそういう立場でわれわれも、これは他院のことだということは、形式的にはそんなことは十分……

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第4号(1965/11/25、7期、日本社会党)

○亀田得治君 総理は先ほど北との関係等について、そのつど適切な処置をしてきたと、こういうふうにきわめて概括的に言われました。まあその点について抽象的な問いを私は申し上げることは控えまして、具体的に一つ聞きたいのは、これは当時すでに非常に問題になったことですが、ことしの十月に、御承知のIEC――国際電気標準会議の開催が日本でありまして、これに対して北朝鮮の代表が入国の申請をしておりまして、政府はこれを結局は認めなかった。そのつど適切な処置をしてまいりましたと先ほど総理は白々しくおっしゃるわけでありまするが、あの入国を認めなかった措置というものは、どのように評価をしても、あれが適切であったというこ……

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第5号(1965/11/26、7期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して。北鮮の領海三海里の点でありますが、この領海は、日本政府としては北鮮の領海として理解しておるのか、韓国の領海として理解しておるのか、どっちなんです、農林大臣。
【次の発言】 ただいまの説明ですと、北の政権を認めておる。単に権威を認めるというのじゃなしに、やはり朝鮮民主主義人民共和国というものを認めなければ、そのような意味での領海というものは出てこないように思うのですが、それはどういうふうに理解したらいいでしょう。 農林大臣どうです、基本問題なんだから。どういう理解のしかたをするのか。事務的なことじゃないでしょう。農林大臣、坂田さん、あなたお答えなさい。大臣答えなさい。

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第6号(1965/11/27、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。どうも先ほど外務大臣の答弁を聞きまして、ふに落ちない点がありますのは、オールレディが入っても入らんでも、ともかく実害とか、実効とか、そういったような面では別に関係がないんだ。むしろこういう条約、条文があってもなくても事実は同じなんだというような何か意味のことをおっしゃったように聞いたんですが、そうなんでしょうか。もう一ぺんちょっとおっしゃっていただきたいですが。大臣がさっきちょっと何かお答えになった意味ですね。
【次の発言】 どうもそういう理解は、はなはだ間違いじゃないかと思う。なるほど請求権に関しては別個な協定によってその処理がついておりますが、いわゆる韓国が言う……

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第8号(1965/12/02、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。稲葉君も何べんも同じことを質問されていて、たいへん質問者としても困ると思うのですが、ただいまも総理は、こういう声明がある以上、北から何かをやろうとしておるというふうな感じを受けるのでこわい、やはりそうおっしゃるわけだ、声明の背後に別な行動というものをさらに考えておる、だからこれはたいへんな重要なことであって、隣国の総理が隣の国に対してそういう考え方を持っておれば、いろんな面でわれわれの政策というものがやはり変わる可能性が出てくるわけです。そういう立場から総理にお聞きするわけですが、何かをやろうとしておるというのは、それは武力侵略の意味でおっしゃっているんですか。北の……

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第9号(1965/12/03、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと資料について。  委員のほうから、いままで再三にわたってこの資料要求をやり、そのつど毎日の理事会におきましても要請をしておるんですが、本日の段階に至っても、なおかつ出さないというものが多々あるわけでございます。こういうことは、ひとつ総理、外務、各責任者としては、十分反省をしてもらいたいと思うのです。  たとえば、政府が提出できないと言うているものの中に、韓国から要求された文化財返還の目録というものがあります。それで、これは韓国から日本政府あてにきた全文をそのまま出せないのであれば、何と何を要求されたか。その項目だけでも資料として出すべきだ。こういう要求をしておるのでありま……

第50回国会 法務委員会 第2号(1965/10/21、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。職員側からの委員ですね、四名とさっき言われましたが、この方は、運審に出て自分の意見を言うだけになるのでしょうな、その背景に組合も何もないのですから。
【次の発言】 自分の意見と同時に所属する庁の意見といいますと、それはどういう方法でその意見を集めるのですか。その人は、そんなことはやらずに、ただ出てきて自分の意見だけ言うて、そしてほかの人も大体同じだろう、そういうふうなことでやられているのと違いますか。
【次の発言】 それは想像でしょう、あなたの。
【次の発言】 その辺が大事なことでして、これはお互いの待遇といいますか、広い意味のそういう勤務条件に関連したことをき……

第51回国会 社会労働委員会 第4号(1966/02/03、7期、日本社会党)

○亀田得治君 最初に、会社のほうに少しお聞きいたします。  会社のほうでは、この十三日に北川運輸への依頼等で、多数の者が凶器を持って押しかけてきたわけでありますが、この依頼を北川運輸にされたのは一体いつなんです。
【次の発言】 それははっきりしないのですか。
【次の発言】 そうすると、工場長である赤城さんがこの北川運輸の社長に直接会ってお願いしたわけですか。
【次の発言】 それは場所はどこですか。
【次の発言】 それは工場長と、ほかに課長も随行して行かれただろうと思いますが、それと、それから、相手は北川運輸の社長だけですか。ほかに一緒に来た者があれば、その点を明らかにしてほしい。

第51回国会 商工委員会 第29号(1966/06/09、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、商品取引所法の改正問題につきまして、少しお尋ねをいたしたいと思います。この問題は、いろいろな方面から意見が出、問題点等の指摘もされておるわけでありまするが、通産大臣として、どういうふうに処理をしていくつもりでおられるか。こまかいことは、後ほどまた局長等にお聞きをいたしますが、大局的な立場で、まずお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 商品取引所法は、御存じのとおり通産省、農林省と両者にまたがっているわけですが、私どもが聞くところでは、通産省のほうがわりあい積極的な姿勢で考えている。どうも農林省のほうが必ずしもそうでないようだ。しかし、問題はあるのだから、一応通産省の態……

第51回国会 商工委員会 第33号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○亀田得治君 すでにいろいろ詳細な質疑があって、したがってまた重複し、多少蛇足と思われるというふうなことになるかもしれませんが、私なりに若干疑問を持っておるところを端的に聞きます。  まず第一は、万博の責任、これもたびたび各方面で言われたことでありますが、私はこれは対外的には政府が一切の責任者だというふうに、はっきり断定しなければならぬ問題だ、こういうふうに考えておるんですが、その考え方でいいのかどうか。三木大臣からひとつ……。
【次の発言】 そういたしますと、たとえば万博の事業に関連して、主催国のほうで約束に反したことをやったために加盟国が損害を受けたとか、そういったような問題等が発生した場……

第51回国会 文教委員会 第23号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○亀田得治君 こういう重要な修正部分の説明をするのに、ちゃんと印刷物を普通は配付して、そうして提案説明を願うわけですが、何で配付しないのですか。しかも、ここに修正……。
【次の発言】 していない。配付してあるのは違うんじゃないですか、いま説明したのと。
【次の発言】 ことさら文句を言うわけ、じゃないのだが、重要な修正について印刷物をあらかじめ用意しないなんというのはおかしい。おかしいだけじゃなしに、ここに修正部分として何かこういう文書があるわけですが、これをお読みになるのかと思っていたら、まるきり見出しから違うわけです。三党を代表して云々、これは非常に重要なことばです、三党を代表するというのは……

第51回国会 文教委員会 第24号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○亀田得治君 末富さんにちょっと言だけお尋ねしますが、神武紀元についてのいままで言われていることはこれは事実じゃない、そういうことはあなた自身もお認めになり……。
【次の発言】 で、それにもかかわらず、やはり二月十一日でいいんだ、建国記念日の日を……。
【次の発言】 私の言うのを最後まで聞いてください。私のお聞きしたいのは、建国記念の日をどうするかということについての考え方はたくさんあるわけですね、いま国民の中に。二月十一日がいい、その理由づけもいろいろかわっているようです。きょうはお二人の意見を聞きましたが、二人ともやはり若干違う。また、それに反対されている方の御意見もきょうは三人聞きました……

第51回国会 法務委員会 第13号(1966/04/07、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は新潟の昨年の知事選挙に伴う非常に注目されておる問題につきましてお尋ねを若干いたしたいと思います。  せんだって予算委員会においてもお尋ねをいたしましたが、時間がございませんので、十分な質疑はできておりません。その後、私、新潟にも一度参ったわけでありますが、本件に関して特に新潟では非常な関心が持たれておることをあらためて私としては痛感したわけであります。そういう立場から、どうも今回の塚田前知事の選挙違反に関する検察庁の扱いというものが何か不明朗なものがあるのではないかということを感ずるわけです。これは新聞等でも、当時はっきりしていたことですが、新潟の検事正はじめ、本件は十分起訴……

第51回国会 法務委員会 第15号(1966/04/14、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私から若干お尋ねいたします。稲葉委員からも先ほど来臨司の関係について問題点の御指摘と質問があったわけですが、私も臨司の一委員としてこの審議に参加した立場もありまするし、非常にそういう立場から納得できないという面がございますので、お尋ねをしておきたいと思います。  これは法務大臣に──大臣はどこですか。
【次の発言】 事務総長にまずお尋ねをしますが、臨司の「意見書」というものを最高裁としてはどういうふうに考えているのか。どういうふうにというのは、つまり、まあこれは最高裁の人も参加して御承知のとおりでき上がったものですが、これを尊重していく立場を持っているのか、単なる一つの参考意見と……

第51回国会 法務委員会 第17号(1966/04/27、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は近江絹綜の問題につきまして質問をいたすわけでありますが、本件につきましては、衆議院の法務委員会等で相当論議等もあったわけですが、参議院の法務委員会としては本日が初めての質疑のように思います。そういう事情がございますので、出発は少し古いことになるわけでありますが、最初のころのことにつきましてお尋ねをまずいたしたいと思います。  それは、最初の告発問題が起きましたのは、昭和三十七年、当時の社長の丹波氏に対して出ているわけであります。引き続いて高見社長に対しても告発が出るといったようなことであったわけでありますが、それらのものが、三十九年の十月末に、起訴しない、こういうことに一応検……

第51回国会 法務委員会 第19号(1966/05/12、7期、日本社会党)

○亀田得治君 二、三お尋ねしたいと思いますが、三戸岡さんに伺いますが、証券会社の買取引受のことなんですが、判決があったりいろいろしてこういう改正案が出てきておるわけですが、証券会社が一括して会社から引き受けてそうして一般のお客さんを集める、これは実質は証券会社の引受ではないのですね、正直にそのことを判断すると。
【次の発言】 そこで、私は三戸岡さんの意見を聞きたいのは、証券会社が別に株そのものを引き受けるのではなくて、中間の仕事をするだけなんですね。したがって、証券会社の業務としてそのような仕事ができるように法律上規定すればいいように思うのですが、何かこう実際と法律の規定というものがきちんと合……

第51回国会 法務委員会 第20号(1966/05/24、7期、日本社会党)

○亀田得治君 前回に引き続きまして、近江絹絲の問題につきましてお尋ねをしたいと思います。  最初に、刑事局長にお尋ねをいたします。  先日、五月十二日だったと思いますが、刑事局長から、資料として「近江絹絲紡績株式会社の各期決算粉飾状況」、こういう一覧表を出していただきましたが、以下この表につきまして若干お聞きしたいと思うのですが、その前に、この表は、大阪地方検察庁で作成されたものそのままのものか、あるいは、大阪地検からの報告を受けてそうして法務省の刑事局で作成されたものか、そういう点についてちょっと確かめておきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、大阪地検からはもっと詳細な報告説明……

第51回国会 法務委員会 第21号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○亀田得治君 最高裁のほうにちょっと聞いておきたいんですが、法務省の考え方に対していろいろ意見のあることはわれわれも聞いておるわけですが、最高裁自体としてはもちろん機構として意見の結論を出したものはないというふうに聞いているわけですが、いずれにしても、最高裁の皆さんの立場から見て、現在の少年法でやっていけるんだという考え方に立っておるのか。そうじゃないんで、やはりいままで取り扱った経験上、いろいろやはり問題点がある、この辺に手をつけなければならぬというふうな考え方に立っておるのか。ともかく、法務省の出したものを批判するということもよろしいが、本来私は主体は裁判所のほうになければならぬと思ってお……

第51回国会 法務委員会 第22号(1966/05/31、7期、日本社会党)

○亀田得治君 商法の一部改正案につきまして、若干御質問をいたしたいと存じます。各条文に入る前に、平素私が疑問に思っておる点につきまして少しお尋ねをしたいと思うわけです。  その第一は、株式会社に関するいろいろな研究等が専門家によって行なわれているわけですが、どうも研究の主体というものが近代的な大企業というようなものに片寄り過ぎておるというふうな印象を受けているわけであります。株式会社自体は実態はきわめて多種多様であるわけですが、どうも理論的な面の研究というものが、その中の一部の大きな企業というものを対象にして理論研究が進められておるやに思われるわけです。もちろん、それだけというふうに申し上げる……

第51回国会 法務委員会 第23号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○亀田得治君 国税庁にわざわざ来てもらった意味は、個人会社といいますか、個人企業と大して変わらないものが会社の形態を持っておる、そういうふうなことからして会社の数が非常に多いわけなんですね。こういうことが、株式会社法という一つの法律の中で、大きなものから小さなものまでいろいろこう扱わなきゃならない、こういう事態を生んでおるわけです。現にそういう状態があるわけだから、株式会社の法律としては何とかそれに合わすように努力しなきゃならぬわけなんですが、まあそれは別問題として、そのような現象が起こる一つの大きな理由は、税法上の問題がやはりからんでおるというふうに私たちは見ておるわけなんです。  これは、……

第51回国会 法務委員会 第24号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○亀田得治君 結論は、稲葉、瀬谷両君の質問にお答えいただいたので、まあ私もそれでけっこうだと思うのですけれども、ちょっと質疑の過程で多少気になる問題が出ておりますので、確かめておきたいと思います。  それは、二人の方が警察のほうから二人の記者の行動を見ていたと、こうなっているんですが、この二人というのは、本庁からつけてあるわけですか、あるいは地元の神奈川県警なんですか。
【次の発言】 その方は、常時このお二人の方の、まあ身辺保護という立場のようですが、常時ついておられる方でしょうか。
【次の発言】 私、常時と申し上げたのは、これは二十四時間ぶっ通しという意味ではなしに、これは、当然交代しなけれ……

第51回国会 法務委員会 第28号(1966/06/25、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。それは期限の部分については借地借家法を排除する、そういう意味なんですか、少なくとも。期限の部分についても排除されないものもあるということなんですか。
【次の発言】 そうすると、そういう和解ができるまでの状態とその後の状態の継続性の問題といったような問題はあると思いますが、結果としては排除されるということになるのですか、借地借家法の関係は。そこに書いてあるとおりだという理解になってしまうわけですね。もちろん、基本的な契約という概念そのものについては、それは適用があるといえばあるかもしれませんが、問題点については、結論としては、これは排除をされるので、書いてあるとお……

第51回国会 予算委員会 第2号(1965/12/25、7期、日本社会党)

○亀田得治君 議事進行。質疑に入ります前に、議事の進行に関連しまして、委員長にこの際要望をいたしておきたいと思います。それは、今回の補正は御承知のとおりたいへん重要な内容を持っておるものでありまして、われわれとしても十分この問題について審議をしなきゃならないというふうに考えておるわけです。ただ、審議を十分するといいましても、無限にやるわけにはもちろんいかないわけでありますが、従来の慣例からいいましても、衆議院でかけた日数は、参議院も使うという慣例になっておるわけであります。それからもう一つは、今回の補正を扱うにつきまして、与野党の理事の間におきまして、衆議院と同じ日数をとる、こういう事前の約束……

第51回国会 予算委員会 第3号(1965/12/26、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。教育局長がどのような教育が具体的に行なわれておるか、よく知らないような答弁をされるのは、たいへんこれは了承できない。それが一つ。それから、もう一つは、防衛大学で使っておる教科書なり教材、これはいまのお話だと、防衛庁長官のお答えは、はっきりしなかったんですが、あることは間違いないようでございます。そういうものは何も秘密でも何でもない。協議するまでもなく、委員長から提出をはっきりと要求すべきものだと私たち考えるわけです。国の費用で、そうして秘密でも何でもない、常々と使っておる教材でありますから、これはもう即刻提出をひとつ委員長から求めてもらいたい。これは要求します。

第51回国会 予算委員会 第4号(1965/12/27、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、この補正予算案に対しまして、社会党を代表して反対をいたします。  詳細な討論は本会議のときに譲りますが、反対の第一の理由は、この予算案が公債政策を新たにここに導入してまいったということであります。重要な財政法の第四条の精神を踏みにじるものである、こういう立場から絶対了承し得ない点であります。  第二の問題点は、この補正予算案で各種の国民生活にとって必要な経費も計上されておりまするが、はなはだこれは不十分であります。たとえば公務員の給与に関する点をとってみましても、人事院勧告というものが全く無視されておる――全く無視されておると私は言いたい。政府はあるいは四カ月しかおくれてい……

第51回国会 予算委員会 第8号(1966/03/07、7期、日本社会党)

○亀田得治君 大事な問題でありますので、二つの点につきまして関連して総理並びに運輸大臣にお尋ねをいたしておきたいと思います。  安全航空という立場から考えますと、いろんな要素が完全にいくことが大事だと思います。たとえば、パイロットの訓練の問題、あるいは飛行機自体の設計などの問題等もまず重要なことであります。しかし、政府として最も考えなきゃならぬのは、やはり気象関係あるいは飛行場の整備、そういったような点ではなかろうかと思います。そういう立場から、あとの二点につきまして忌憚のないひとつ御意見をこの際承っておきたいわけであります。  その第一は、気象条件の関係です。私たちが、これらの事故がありまし……

第51回国会 予算委員会 第10号(1966/03/09、7期、日本社会党)

○亀田得治君 委員長。それはちゃんと、農林大臣、答弁しなければだめですよ。あなたは、それも一つだと。そのほか何かと聞いているのだから。この間、新聞によると、藤山さんは、答える場合にはこういう要領で答えるのだといったようなことを言ったらしいが、そういうことをまねしちゃだめですよ。そのほかは何か……。あなたは、簡単にはいかぬと言うが、質問があるのだから、詳細でもいいから、それはやってもらわなければだめです。
【次の発言】 ちょっと関連。矢山君が自分の一番大事な点について質問をされておるわけでありまして、農林大臣もおそらくよくおわかりになっているのでしょうが、やはり実態をどう把握するかという点がこれ……

第51回国会 予算委員会 第11号(1966/03/10、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと委員長、関連して。  これは法制局長官にお尋ねしますが、私は、国政に参加させようと思えば道はあると思うんです。そういう制度をつくることは可能だと思います。総理の考え方はどうもはっきりしませんが、可能であってもそうさせたくない、まだ時期尚早だとか、そういう意味なのか、させたいとは思っているんだが、そういう道をつくり上げることが制度上むずかしい、こういう、どちらなのか、総理にまずその気持ちを聞きたいわけです。総理に、まずね。
【次の発言】 長官、ちょっと制度上の可能性の問題について。
【次の発言】 あなたに聞いているのは、そういう政治的な立場を聞いておるのじゃなしに、専門的な……

第51回国会 予算委員会 第12号(1966/03/11、7期、日本社会党)

○亀田得治君 後ほど鈴木君からも、さらに他の委員からもこの問題について質問、意見等が出ると思いますが、それらの質問、意見の対象をはっきりさせるために、昨日の議事録を総理に見てもらいたいわけです。ただいま総理は何か誤解があるように私たちに言われましたが、決してわれわれは昨日の総理の発言を誤解などはいたしておりません。正確にこの速記録によりまして総理の発言を検討した結果、これは従来の政府の見解とはなはだしく異なってきておるという考えを持っておるわけであります。鈴木君時間の御都合等もありまして、問題点の要約を指摘されたわけですが、議論を進めるためにもう一度昨日の言及された点を明らかにしたいと思います……

第51回国会 予算委員会 第13号(1966/03/16、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと……。非常に重要な突発事件でありますので、二点だけ確かめておきたいと思うのです。それは、日韓条約が締結されて、その際漁業協定に関する合意議事録が同時にできております。その3の(a)によりますと、こういう記載になっておる。もう一度思い出してほしい。「一方の国の監視船上にある権限を有する公務員は、他方の国の漁船が現に暫定的漁業規制措置に明らかに違反していると信ずるに足りる相当の理由のある事実を発見したときは、直ちにこれをその漁船の属する国の監視船上にある権限を有する公務員に通報することができる。当該他方の」、つまり通報を受けた、「他方の国の政府は、当該漁船の取締り及びこれに対……

第51回国会 予算委員会 第14号(1966/03/19、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。ちょつと確かめておきたいのですが、初年度の請求権の金額につきまして、韓国政府は九千五百万ドルとして、そうして、いま御説明があったように、日本政府と内交渉をしておるようですが、大体それがまとまった内容、内諾を得たということを向こうは報道しておる。単にそれだけならいいのでありますが、九千五百万ドルとして韓国の国会に予算を出した、こういうふうに報道されておるわけなんです。そうしますと、韓国の国会の予算と、日本の側の予算の金額が、明らかに倍近く違うわけですね。非常に大きなやはり矛盾だと思うのです。単なる内交渉の程度であればいいのですが、大体了解を得たのでとして国会へ出してお……

第51回国会 予算委員会 第15号(1966/03/22、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。だんだん問題が、新聞等を見ておりますと明らかになってきておりますが、いままでの交渉の結果で、もし以下に述べる点が明らかであればここで説明をしてほしいと思う。その一つは、この韓国の警備艇が計器類を積んでいたのか、いないのかということなんですね。で、これはいままでの説明ですと、いないようだというふうな説明でありますが、この点は非常に重要なんです。で、外務省のほうですでに先方と折衝しておるわけですから、その点はおそらく確かめておると思いますが、一体それはどうなのか、こちらからその点を主張されて、ああそうだ、わがほうの船はそういうものは積んでおらぬけれども、しかし、目測でだ……

第51回国会 予算委員会 第16号(1966/03/23、7期、日本社会党)

○亀田得治君 昨日外務省の事務当局に対して、二点についてこの事実関係の確認を求める努力をぜひやってくれと、こう要求しておきました。一つはこの計器が問題になっておる巡視船にあったかどうか、これが一つ。それからもう一つは、伝えられるような調書というものが、船長によってつくられたのかどうか、これは私は確認しようと思えばすぐできることだと思います。それができたかどうか、この点をはっきりひとつお答えを願いたい。  それからもう一点。昨日は外務大臣並びに局長も、韓国の漁業資源保護法につきまして、日韓条約の審議がなされた国会における答弁とは、はなはだ消極的な態度でお答えになりました。前の日韓国会においては、……

第51回国会 予算委員会 第17号(1966/03/24、7期、日本社会党)

○亀田得治君 同じことをずいぶん繰り返すようなかっこうになっておりますが、加瀬君の指摘しておるのは、地元において現にある現象ですね、それをつかまえて指摘しておるわけなんです。ところが、航空局のほうはそういう悪い現象のときには飛ばさないのだと、どうもこういう意味のようであります。そうでしょう、はっきり言うたら。だからしたがって、そう差しつかえないんだというような意味のようでありますが、しかし、せっかく飛行場をつくって、そうしてそういう悪い日が年間通じて非常に多いと、こういうことになれば、これはたいへん問題になるわけです。これはそうでしょう。だからそういう現象が地元において具体的に指摘されている以……

第51回国会 予算委員会 第18号(1966/03/25、7期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。全然そういうものを適用したこともないし、第一、法律の解釈が、質問が出て初めて考えているようなことで、それはそういう答弁じゃだめですよ。それで、したがって、非常に多いということが先ほどから答弁の中にあるわけですから、十二条の適用の問題というものについてはもっと真剣に考えてもらわぬといかぬ。おそらく、何でしょう、横須賀とか佐世保とか、そういうところは一般よりも多いじゃないですか。そこまで調べてないのですか。当然、そうすれば、この十二条というものが発動されてしかるべきなんです。しかも、十二条が、ずっと見ますると、その十二条の指定に基づく健康診断等を拒む場合には、その罰則まで設けて……

第51回国会 予算委員会 第20号(1966/03/28、7期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。もっと明確に答えてほしいのですが、厚生業務と言うから、これは公のものであることはどうもお認めになっておるようですが、これをつくる予算はどこから出ておるのか、これをひとつ明らかにしてほしい。厚生業務の中の予算のようにいま聞いておるわけですが、明確にしてほしい。それから、先ほど編集委員会を設けてやっておられると言いましたが、その編集委員のメンバー、これを全部ここで明確にしてほしい。人名とその階級を明らかにしてほしい。  以上、この二点を具体的にここではっきりしてください。それからさらに聞きます。
【次の発言】 国費と共済と二つあるというふうに言われましたが、一体どっちなんですこ……

第51回国会 予算委員会 第22号(1966/04/01、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は日本社会党を代表いたしまして、最後の質問を総理以下にいたしたいと思います。  今回の予算委員会におきましては、以前の委員会にも増して重要な外交、防衛に関する質疑がありました。したがって、私も本日は第一にその点について、諸般の角度からお尋ねをし、引き続いて政治の姿勢等に関する諸問題について総理に主としてお尋ねをしたいと思います。  まず第一の問題でございますが、具体的に入りまする前に、総理の考え方をお聞きしたいわけですが、御承知のとおりアジアには現在非常に緊張した状態、そういうものが幾つか存在しておるわけでありますが、私は日本政府としては、これらのアジアの緊張を緩和していく、そ……

第51回国会 予算委員会 第23号(1966/04/02、7期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。答弁は要らないというたいへん議事進行に協力した発言のようですが、非常に重要な問題でありますので、こまかいことは抜きにして、これはもう正式に附帯決議がつけられてずっときている問題でありまして、附帯決議の趣旨は尊重されるかどうか、これを総理からひとつお答え願いたいと思います。
【次の発言】 私は日本社会党を代表して、四十一年度予算三案に反対するものであります。  政府は不況打開の名のもとに、一般会計では七千三百億円の国債、財政投融資では四千億の政保債を含めて、一般会計で前年度比約一八%増、財政投融資で二五%増の大型予算を編成したが、これは放漫な物価値上げ政策とともに、一そうのイ……

第52回国会 法務委員会 閉会後第2号(1966/10/03、7期、日本社会党)

○亀田得治君 去る九月十七日の午後三時過ぎ、突然朝鮮民主主義人民共和国の漁船平新艇が下関に入港して以来、いわゆる平新艇事件というものが起きたわけであります。日本政府がこれをどう処理するかということが非常に影響するところが大きいわけでありますが、政府としてはすでにこの事件に対する態度を決定して実行に移されたわけでありますが、しかし、われわれから見ますると、その処置につきまして納得できない点が多々あるわけでありまして、それらの点につきまして若干本日質問いたしてみたいと思う次第であります。  その第一点は、平新艇乗り組み員十三名のうち関庚泰ら四名、これを韓国に引き渡したことは間違いではないかという点……

第52回国会 予算委員会 第2号(1966/07/20、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、北朝鮮の技術者の問題並びにベトナムの問題について質問をいたしたいわけでありますが、その前に、同僚のことで、たいへん申しにくいわけでもあるわけですが、今朝の新聞によりますと、昨日、検察審査会で、小林章君を起許すべきだと、こういう決定をされたことが明らかになりました。この決定は、まさしく世論にこたえた決定であろうかと思います。これに対して、政府はどのような態度をとろうとするのか、明らかにいたしてほしいと思います。
【次の発言】 総理からひとつ……。根本問題ですから。技術的なことじゃないんですから、法務大臣の技術的な扱いじゃない。

第52回国会 予算委員会 第3号(1966/07/21、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっといまのに関連して。重要なポイントについての質疑応答がなかなかうまくかみ合わないようですが、しかも、非常に大事な点ですが、アメリカも、佐藤総理の考えも、北爆を六月二十九日強化したと、こういうことによって押えつけて、そうして話し合いの場に引き出していこう、こういう考えであったんでしょう、この北爆強化の直後には。その考えが非常にこれは問題なんです。あとの処理について。単に南のほうへの浸透とか何とかいろいろなことを言われますが、ともかく現実に起きておる北爆の強化というものは、これは北を話し合いの場に出させるに役立つと、こういう立場でアメリカは考えたようですね。その点、ラスク長官と……

第55回国会 決算委員会 第11号(1967/06/14、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  この際、委員長として一言ごあいさつを申し上げます。  今回、私は院議によりまして決算委員長の重責をになうことになりましたが、どうか皆さんの御協力、御鞭撻によりまして責任を果たしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について報告いたします。  五月二十四日、春日正一君が委員を辞任され、その補欠として岩間正男君が選任されました。五月二十五日、中沢伊登子君及び山高しげり君が委員を辞任され、その補欠として瓜生清君及び石本茂君が選任されました。五月二十七日、竹田現照君が委員を辞任され、亀……

第55回国会 決算委員会 第12号(1967/06/21、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  昭和三十九年度決算外二件を議題といたします。  本件につきましては、前回に質疑を終局いたしておりますので、これより討論に入ります。  なお、委員長及び理事打ち合わせ会で協議いたしました昭和三十九年度決算についての本委員会の議決案は、委員各位のお手元に配付いたしましたとおりでございます。  これより専門員にその案文を朗読させます。池田専門員。
【次の発言】 討論の通告がありますので、順次発言を許します。大橋君。
【次の発言】 中村君。
【次の発言】 二宮君。
【次の発言】 委員の異動について報告いたします。  本日、高橋文五郎君……

第55回国会 決算委員会 第13号(1967/06/28、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  理事の辞任及び補欠互選について、おはかりいたします。  二宮文造君から、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございましたので、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に黒柳明君を指名いたします。

第55回国会 決算委員会 第14号(1967/07/05、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  六月二十九日、竹中恒夫君が委員を辞任され、その補欠として高橋文五郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の辞任及び補欠互選についておはかりいたします。  大竹平八郎君から、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第55回国会 決算委員会 第15号(1967/07/19、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  山崎検査院長及び白石検査官から発言を求めておられますので、この際、これを許します。山崎会計検査院長。
【次の発言】 白石検査官。
【次の発言】 この際、理事の補欠互選についておはかりいたします。  委員の異動に伴いまして、理事が一名欠員となっておりますので、この際、その補欠互選を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に黒柳明君を指名いたします。
【次の発言】 この際、御報告いたします。  去る七月十七日の委員長及び理事打ち合わせ会におきまして、昭和四十年度決算外二……

第55回国会 商工委員会 第9号(1967/06/08、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、今回の商品取引所法の改正案は現行法に比べて一歩前進という評価をしておるわけですが、そういう立場から総括的な質問を本日はいたしたいと思います。  最初に、大臣にお聞きいたしますが、今度の法改正のねらいですね。根本的なねらいはどこにあるのかという点をひとつ明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 特に委託者の保護という立場を重く見ておられるようであります。そこで今度の改正案ができる経過の中で、相当重要な問題が多岐にわたって論議されたはずでありますが、この改正には間に合わなかった、しかし今度とも引き続いて検討していきたいといった問題があるはずだと思いますが、その点についてひと……

第55回国会 商工委員会 第10号(1967/06/13、7期、日本社会党)

○亀田得治君 時間の都合もありますので、お三人の方に若干ずつ一度に質問を申し上げたいと思います。  最初に向井先生にひとつお伺いしますが、最後に触れられた役所の体制ですね、これは私もまあ実は問題にしている点なんでありまして、今度の法律改正によりますと、いままで以上に権限が強化されることになる。実際にその強化された権限を正しく使うということになると、役所自体においても相当改革すべき点があるのではないか、たとえばこの二省三局四課と、こういうふうに分かれておりまして、そして全部の人数を聞いてみますと、三十名程度になります。これじゃ私はなかなかたいへんだと思います。だからせめてこういうものは一ヵ所に集……

第55回国会 商工委員会 第11号(1967/06/15、7期、日本社会党)

○亀田得治君 前回客が預けた保証金で取引所に取引員から預けられておるもの、それにつきまして、たとえば仲買い、まあ新法では取引員、これが店の状態が悪くなるといったような場合に、当然客のほうは取引所にある金に対して請求権を発動しておる、こういう問題に関しまして若干質疑がありましたが、どうもその答えが納得できないという点がありまして、法務省当局からも本日は来てもらったわけですが、つまり問題は、そういう状態になった場合に、先に取引所に来て請求権を行使した者が勝ちだ、早い者勝ちだというふうな意味の御答弁があるわけなんですが、それでは非常に不公平ではないか。しかも、現実に現在まで取引所等で行なわれておる実……

第55回国会 法務委員会 第2号(1967/03/23、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、本日福岡地方検察庁における綱紀に関する問題並びに韓国軍人の亡命事件、この二つにつきまして質問をいたしたいと考えております。  最初に、福岡地検に関する問題を取り上げることにいたします。この問題は、なかんずく福岡地区におきましては、法律を公正に執行するはずの検察庁においてこのような問題が起きておるということで、非常に世論の注目を浴びておるところであります。したがいまして、そういう立場から、私もこれらの問題について若干ひとつ明らかにしてほしいと考えておるわけです。  問題が三つほどあるわけですが、まず第一に、福岡地検小倉支部の元検察事務官嶺崎忠氏が、是沢芳光から収賄をして、そし……

第55回国会 法務委員会 第6号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○亀田得治君 大体いろいろな角度からこの法律案も質疑がやられてしまったあとだと思いますが、私からも若干この際確かめておきたいと思うのです。  順序として、今度の増員の中の職員四十七名、これの配置、内訳ですね、これをちょっと――この点もすでに御説明があったのだと思いますが、いまからの質問を続ける立場から、ちょっとおっしゃっていただきたいと思います。
【次の発言】 職員がこれ全部で四十七名じゃなかったのですか、もうちょっとありますね。
【次の発言】 そうすると、いま説明されたもののほかにまだないといかぬですね。
【次の発言】 そこで、今回は、速記官ですね、  これはふえないのですね。どうなんですか……

第55回国会 法務委員会 第7号(1967/06/06、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、三月二十三日の法務委員会で、小倉地検の嶺崎事務官が是沢より収賄をして、そして収監を延ばしていたという問題についてお尋ねしたわけですが、本日は、法務大臣の出席を得まして、重ねてこれに関連する問題を若干お聞きしたいと思います。初めに、昭和四十一年八月二十九日の日豊線汚職事件に関する判決、この判決の中で、嶺崎事務官に対する贈賄事件、こういうものがあったことが指摘されたわけでありますが、その判決を見ますると、単にそれだけじゃなしに、非常に重大なことが指摘されております。それは小倉警察署に留置されておる是沢に対する異常な当局の扱いという問題でありまして、その該当の部分を若干読んでみた……

第55回国会 法務委員会 第9号(1967/06/20、7期、日本社会党)

○亀田得治君 二、三点ちょっとお聞きしておきたいと思います。  今度の法改正のねらいですね、これはどこにあるのか。ただ現在ある司法書士会法人格を与えてて、そのほうが便利だ、そういうことが書いてあるわけですが、単にそれだけのことなのか、もう少し司法書士制度に対する基本的なことを考えておるのか、その辺をまず御説明願いたいと思います。
【次の発言】 司法書士会に入らなくても、この司法書士の営業はできるのですね。現行法上はそういうことでしょうね。
【次の発言】 これは現行法でそういうふうになっておるものであれば、いままでに当然こう法人格を与えていなきゃおかしいですね。私は、いままでそういう法人格じゃな……

第55回国会 法務委員会 第11号(1967/06/27、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、内河氏に対するソ連におけるスパイ事件の判決、この問題に関して、本日はまあ主として資料をお願いするという立場から若干質疑をしておきたいと思うのです。  最初に、内閣の調査室としても非常にこの事件は注目をされておると思いますが、新聞で拝見いたしますと、判決文の要旨が外務省に届いたようでありますが、当然調査室のほうにもその写しが回されておると思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 その要旨は、内閣調査室のほうにはもらっておらないのですか。
【次の発言】 内容は聞いておりますか。
【次の発言】 問題点がいろいろあろうと思いますし、いずれ判決の全文も見る段階が来れば、その段階で……

第55回国会 法務委員会 第13号(1967/07/11、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、昨日の春闘共闘委員会の十一日、十二日の国会周辺デモに対して東京都公安委員会がそのコースを変更した、それに対してそのコースの変更の執行の停止という決定を東京地裁民事二部がいたしたわけですが、これに対して総理大臣の異議が出されまして、この点につきまして短時間ですが若干ひとつ見解をただしたいと思います。  政府は、今回は、前回の六月十日の場合と違いまして、相当詳しい意見書なりあるいは資料なども裁判所に提出されたようです。裁判所におきましても、それらの資料をよく検討されまして、それでも政府の考えを認めるわけにいかないということで停止決定をやられたようであります。私は、こういう経過を……

第55回国会 法務委員会 第15号(1967/07/18、7期、日本社会党)

○亀田得治君 この改正案は非常にたくさんの問題を含んでおりますが、その中で特に私たちの立場から明らかにいたしたいという点にしぼりまして、若干お尋ねをいたしたいと思います。  その第一は、預かり金、社内預金の点でありますが、この点に関して今回の改正を見ますると、労働者にとって現状よりも不利益になる、こういう点が明らかに出ておるわけでありますが、この辺につきましての経過をまず御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いろいろな角度から御説明があったんですが、多少分析してお尋ねしてみたいと思う。その第一は、本質的に預かり金あるいは社内預金というものの性格ですね。法務省の説明等を拝見いたしますと、賃金……

第55回国会 法務委員会 第16号(1967/07/20、7期、日本社会党)

○亀田得治君 若干最後に主要な問題点について御質問をいたしたいと思います。  その第一は、更生手続の乱用の問題に関することですが、従来、労使間の交渉で人員整理の協議が成立する、その結果使用者が退職手当の支給を約束する、そういうふうになった後に突如として使用者側が、退職手当の請求権をたな上げする、そういう目的で会社更生手続の開始の申し立てをするというふうな事例があったわけでありますが、こういう場合は明らかに更生手続の乱用だと思われますが、そういう点に対する対策という点についてお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 それから第二は、保全管理人の問題について若干お聞きします。  その一つは、保全……

第55回国会 予算委員会 第3号(1967/03/30、7期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して。法務大臣にただいまの質問、答弁に関連して三点ばかりお聞きしたい。  それは、重政代議士に対して新友会なり共和製糖グループから約三千八百万のものが出ておる。これはもう手続の済んでおる、おらぬ、それは別です。手続があったって、この法案審議等に結びついておればいかぬわけでして、ともかく三千八百万程度のものは出ておる、こういうことが明確になっておる。世間では、このばく大な金が、重政代議士の地位からしても、法案審議などと無関係と、こういうことは常識的にはだれも考えないわけです。考えられません。で、その点は一体どういう究明がされておるのか。一体、そういう立場でこの重政代議士が直接、……

第55回国会 予算委員会 第4号(1967/03/31、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。時間がおそいから私は遠慮しておこうと思っておったが、ただいま総理が、発起人になっておるかどうか知らない――これは国費を使ってやっているのでしょう。普通の私的なことであれば、いつの間にか名前を使われていた、親しい間柄だからよろしいということでも済むと思う。国費を使われてやっておるものについて、知らない、発起人になることがある、おそらくほかの閣僚の方もそうじゃなかろうかと思うというふうな意味のことをちょっとおっしゃったわけですがね。これは私は、六千六百万円というお金が厚生省を通じて出ておる、そういう団体についてまことにけしからぬことだと思う。そんないいかげんなことを、一……

第55回国会 予算委員会 第5号(1967/04/01、7期、日本社会党)

○亀田得治君 議事進行。これはきわめて突然でございますが、ただいま党本部から連絡がありまして、美濃部候補の政連車――候補者の乗っているやつじゃなく、政治活動の政連車、これに対して荻窪団地で演説中に発砲された。そうして、マイクを持っている、これはお茶の水の女子大生ですが、負傷をしたわけです。この注目の東京都知事選につきまして、すでにいろいろなことが言われているわけですが、重ねてこういう問題が起きてくると、社会党としては、これはもう放置できない問題だと考えております。あとわずか三分しか党としての持ち時間がありませんので、この際警察庁長官をすぐ呼んでもらいたい。あとの三分間で、小林君のほうからその間……

第55回国会 予算委員会 第6号(1967/05/04、7期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。ちょっと関連して総理に、これからもあることですから確めておきたいと思います。  それは、総理が各種の選挙に応援に行かれる、特に地方自治体の問題、そういう際にやはり総理の地方自治に対する政策上の考え方、これをどんどん出されて演説をされることはこれはけっこうだと思うのです。あるいは自由民主党の総裁としての立場で、自民党の立場から地方行政についての考え方、ただそれだけじゃなしに、国政あるいは全般についてやられてもこれはけっこうなんです。しかし、当然にこの反対党のものは、その総理に対する考え方をやはり演説の中で批判もする、単に地方自治だけじゃなしに、これは当然みんなからんでおるので……

第55回国会 予算委員会 第7号(1967/05/06、7期、日本社会党)

○亀田得治君 議事進行について。  いまの資料の問題ですが、質問者のちゃんと予定の質問時間があるわけです。まだほかに質問が重要なやつが残っておる。同じことをああいう質疑を続けられると非常に迷惑する。だから、要するに日本人として日本国籍を認めておるというふうな言い方をしているわけですから、それに対する積極的な裏づけとなるものを資料として出してもらいたい、これを要求しておきます。出せますな。そういう主張をしている以上は、空に言うておるわけではないんですから、これは外務大臣に念を押してください。
【次の発言】 ここでもうそれがはっきりしませんと、岡田さんまた何か言わなければならぬ。アメリカが沖縄の住……

第55回国会 予算委員会 第8号(1967/05/08、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと議事進行ですが、政府のほうではどうもこの問題をことさらに論議の対象にしないようにするという感じが先ほどからいたしておる。その一つは、私たちの聞くところでは、なるほどこの主導権は研究者なり学者がきめてやっておることだろうが、そういうことについての報告というものは出ておる、政府に、というふうにわれわれは聞いておる。何かそういう点もことさらに、まだ知らぬようなことを言われますが、どうもそれがふに落ちない。これは話にならぬ、進みっこがないわけでして、そういう点が一つ。それからもう一つは、文部大臣が、アメリカ側の調査は、日本側のやつをしてからまた照らし合わすためにやりたいというふう……

第55回国会 予算委員会 第9号(1967/05/09、7期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。外務大臣は沖縄の問題について、解釈等の問題ではないと、そういう点については、これはもうほとんど明確なことであるという意味のことを言われておる。しかしこれはもう前回の通常国会でありましたか、あるいはその前でありましたか、この予算委員会におきましても私も総理に考え方を聞きました、その点につきまして。相当この点は政府が言われるほど明確ではないのです、これは。これは単に私だけが、われわれだけが指摘するだけでなしに、沖縄のアメリカの現在の施政の現状、これを合法的と見るかどうかということは、これは相当疑いがあるわけなんです。これは日本の学者の中でも、多数の方がこの点はすでに指摘しており……

第55回国会 予算委員会 第10号(1967/05/10、7期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。ちょっと確かめておきたいのですが、われわれもけさの新聞を見て、非常に行管の問題について奇異に感じております。ただいまこの行管長官は、あの文書は班長がひとつの草案として出したものだと、こういう意味のことを言われておる。非常にこれは軽い文書だというふうな意味だと思います。しかし、文書に書かれている内容自体は、答申において取り上げられた機構につきまして、これは存続してよろしいとか、あるいはこれは内容、運営などを多少変えて、そうしてやっていけばいいんだとか、非常に具体的なものなんですね。だからそういう具体的な内容を、ただ一班長が一体文書に書けるものかどうか、そういう意味で非常にさっ……

第55回国会 予算委員会 第11号(1967/05/11、7期、日本社会党)

○亀田得治君 議事進行。まあ、速記を見てさらに確かめたいという意見もありますが、いずれにしてももう少し総理としてもざっくばらんな答えを願いたいと思うのですね。いや、これはざっくばらんに答えているとおっしゃるのだけれども、とにかくテレビにしても新聞にしても最大のニュースとして取り上げている、御存じのとおり。それは知事と野党とが政策問題等でぶち当たったといったような問題じゃないわけですね。だから常識的にまあ、そういう自分の代理者をきめるということなら、特に欠点がなければ大体通してもらえるもんだ、これが普通の常識です。その常識に反する事態が出たことは、これは間違いないのですよ。しかも、この経過が新聞……

第55回国会 予算委員会 第12号(1967/05/12、7期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。非常に重要な点でありますので、ざっくばらんに長官に聞きますが、この共同演習は、潜水艦に対する共同演習。中身は、目的はそういうふうに言われておるわけですが、共同演習の目的はそういうものかということが一つ。  それから、なぜこういう問題が一体起きたのかということのほんとうの原因を、どう見ておるかということを聞きたいわけです。関連質問ですから、私の意見も申し上げて御意見を聞きたいと思います。  私は、単に公海上で日米が合同演習をやっておる、それをただいたずら半分に妨害するとか、そういうものじゃないと思う。根が深いと思うのです。その深い理由は、この演習がソ連のウラジオにおける潜水艦……

第55回国会 予算委員会 第13号(1967/05/13、7期、日本社会党)

○亀田得治君 公取委員長、いまのような場合に公取等ではどういう罰則がついているんですか。
【次の発言】 これ、不当表示というふうな立場で考えておりますと、何か私は間違うんじゃないかと思う、扱い方について。明らかに実質はこれは詐欺ですわね。詐欺なんです。誇大広告だとか、不当表示だとか、そういうきれいなことばを使っておると、少し行き過ぎたというふうなことに考えられて、で、それを直させるのがまず行政の目的とか――、そういうふうな感覚が私はもう間違いだと思うんです。で、ずっといろいろ行政上の措置をとって、なおかつ、それに対して従わないという場合には、審決に従わないものとして懲役二年だというんですね。と……

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/05/15、7期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。せんだって問題を起こしたところも、土地は、私有地には関係ないのでしょう、歩道橋つくる。ちょっと新聞でそういうふうに読んだように記憶するのですが。
【次の発言】 いや、せんだってのところは、私有地には関係ない、公の場所だけを使ってやれるところのはずです。だからそういうところについて、多少反対があるからというて、工事をするほうがぐずぐずしておる、そういう態勢ではよくないと、こういうことをわれわれ感じておるわけなんです。それを聞いておるわけなんです。だから、せんだってのやつはどうだったかということを確めたいのと、それから、ことし一千カ所ですか、先ほど申されましたのは。これもおそら……

第55回国会 予算委員会 第15号(1967/05/18、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。  国土地理院から来ておりますね――。この地図の現物、持っていませんか、いま。持っていたら、ちょっと、そこへ出してください。
【次の発言】 ちょっと見せてください。それに基づいて質問するから。
【次の発言】 いまかりに一枚だけちょっと見せて、そこにあるやつを……。  そうしたら、ただいま見せていただきました二枚の地図、一方のほうが特定で一方のほうが市販されておるほう。この特定のほうにあって、そうして一般のものにないもの、それは何と何か。いま出された広島県の海田市ですか、その地図の部分についてひとつ説明してください。

第55回国会 予算委員会 第16号(1967/05/19、7期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して。占部君からの質問で問題点が非常にはっきりしてきておるのですが、政府のお答えを聞いておると、こういう感じがする。国内法の関係、これが先に腹がきまり、それからILOだ。それなら別にILO条約の批准の意味というものはこれはたいしてなくなるわけです。そうでしょう。そうじゃなしに、ILOと各国の国内法関係が一致しないところがある。できるだけILOに近づけてもらいたい、そういう立場があるので、この批准をお互い非常に重大視しているわけなんです。ILOが求めているのは、やはりそういうところにあるわけです。国内関係法規がきちっとそろってしまえば、それはもう要らないことなんですよ、逆に極端……

第55回国会 予算委員会 第17号(1967/05/20、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。大学が米軍から補助金を受けてですね、そうして研究をやるという場合に、大学の施設はもちろん使うわけです。また、大学で月給をもらっておる研究者の補助員、これがたくさんおる。これらの人ももちろんその月給は国から出ておるわけです。それから、米軍から出ておるのはこれは補助金なんですね。補助金、必ずしもその研究に要する費用の全部ということにならないかもしれない、研究全部を検討して見ると。だから、そういう状態の中で、大学の研究者が発明したものを全部、あげて米軍のほうに権利を譲ってしまう、こういう契約をしておるわけなんですね、こういう契約を。これは私は単なる、その研究者個人の問……

第55回国会 予算委員会 第19号(1967/05/25、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は日本社会党を代表して、最終の総括質問を行ないます。  順序としては、財政、外交、防衛、政治関係、そういう順で簡潔にお尋ねをいたしていきたいと思いますが、最初に、注目の的となっておる政治資金規制の問題、これについてお尋ねをしたいと思います。それは、政府は、これまでたびたび第五次選挙制度審議会の答申を尊重する、こういうことを繰り返して言われていたわけですが、最近、自民党の中では非常な異論もあって延びておる。総理としてはどうこれに対処するのか、態度を明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 これは会期の関係もあるわけでして、早急に出してくれというのが世論だと思うのです。自治大臣……

第55回国会 予算委員会 第20号(1967/05/26、7期、日本社会党)

○亀田得治君 役所の費用でやっている会議でしょう。あんたらが私費で非公式にお茶を飲みながら聞いておるという、そんなものじゃないでしょう。しかも二日間もかけて。二日間で合計何時間です。はっきりしてください。それと中身。中身についてその要点だけでもここで明確に報告しなさいよ。報告を断わるという理由は成り立ちませんよ。相手方とそういう約束をしたと言うかもしれぬが、そんなことは一方的な約束ですよ、皆さんの。国会でしゃべらないためにわざとそういう約束をする。そんな約束は必要がないことでしょう、第一。何も語らないと、そんなばかなことはないですよ。二日間の時間と中身、ちゃんと項目的にやってください。それと会……

第56回国会 決算委員会 第1号(1967/08/01、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和四十年度決算外二件を議題といたします。  まず、昭和四十年度決算及び昭和四十年度日本専売公社の決算について、概要説明を聴取いたします。水田大蔵大臣。
【次の発言】 次に、昭利四十年度日本国有鉄道の決算について、概要説明を聴取いたします。大橋運輸大臣。
【次の発言】 次に、昭和四十年度日本電信電話公社の決算について、概要説明を聴取いたします。小林郵政大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院より、昭和四十年度決算検査報告に関する概要説明を聴取いたします。山崎会計検査院長。

第56回国会 決算委員会 閉会後第1号(1967/10/23、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  九月一日、佐田一郎君が委員に選任されました。十月二十一日瓜生清君が委員を辞任され、その補欠として片山武夫君が選任されました。また、本日、戸田菊雄君が委員を辞任され、その補欠として大橋和孝君が選任されました。
【次の発言】 これより昭和四十年度決算外二件を議題といたします。  本日は、午前国会、最高裁判所及び法務省の決算について、午後は会計検査院、宮内庁及び北海道開発庁の決算について審査を行ないます。  この際、おはかりいたします。  当委員会に提出されております国会、最高裁判所及び法務省の……

第56回国会 決算委員会 第2号(1967/08/03、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  この際、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  昭和四十年度決算外二件の審査のため、本日の委員会に世界政経調査会の関係者の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、人選等は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 これより昭和四十年度決算外二件を議題といたします。  本日は、前回に引き続き総括質疑を行ないます。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。

第56回国会 決算委員会 閉会後第2号(1967/10/24、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより、昭和四十年度決算外二件を議題といたします。  まず、昨日、審査を予定しておりました会計検査院の決算について審査を行なうことといたします。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
【次の発言】 次に、外務省及び文部省の決算について審査を行ないます。  この際おはかりいたします。  当委員会に提出されております外務省及び文部省の決算の概要につきましては、口頭による説明を省略し、これを本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じまするが、御異議ございませんか。

第56回国会 決算委員会 第3号(1967/08/09、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日、大橋和孝君が委員を辞任され、その補欠として戸田菊雄君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠互選についておはかりいたします。  ただいまの委員異動に伴いまして、理事が一名欠員となっておりますので、この際、その補欠互選を行ないたいと存じます。  互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に岡三郎君を指名いたします。

第56回国会 決算委員会 閉会後第3号(1967/10/25、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和四十年度決算外二件を議題といたします。本日は、防衛庁及び防衛施設庁の決算について審査を行ないます。  この祭、おはかりいたします。当委員会に提出されております防衛庁及び防衛施設庁の決算の概要につきましては、口頭による説明を省略し、これを本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、会計検査院の検査報告についても説明を省略し、後日文書をもって提出願うことといたし、これらの報告につきましても、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存……

第56回国会 決算委員会 第4号(1967/08/18、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  継続審査及び継続調査要求についておはかりいたします。  昭和四十年度一般会計歳入歳出決算、昭和四十年度特別会計歳入歳出決算、昭和四十年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和四十年度政府関係機関決算書、昭和四十年度国有財産増減及び現在額総計算書、昭和四十年度国有財産無償貸付状況総計算書並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお審査及び調査を継続することとし、本院規則第五十三条により、継続審査要求書及び継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第56回国会 決算委員会 閉会後第4号(1967/10/27、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日、岩間正男君が委員を辞任され、その補欠として須藤五郎君が選任されました。
【次の発言】 これより昭和四十年度決算外二件を議題といたします。  本日は、運輸省及び日本国有鉄道の決算について審査を行ないます。  この際、おはかりいたします。  当委員会に提出されております運輸省及び日本国有鉄道の決算の概要につきましては、口頭説明を省略し、これを本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、会計検査院の……

第56回国会 決算委員会 閉会後第5号(1967/11/13、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  十一月八日、片山武夫君が辞任され、その補欠として瓜生清君が選任されました。
【次の発言】 これより昭和四十年度決算外二件を議題といたします。  本日は、午前に大蔵省、日本専売公社及び国民金融公庫の決算について、午後は、自治省の決算について審査を行ないます。  この際おはかりいたします。  当委員会に提出されております大蔵省、日本専売公社、国民金融公庫及び自治省の決算の概要につきましては、口頭による説明を省略し、これを本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第56回国会 決算委員会 閉会後第6号(1967/11/14、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和四十年度決算外二件を議題といたします。  本日は、建設省、住宅金融公庫、日本住宅公団、日本道路公団、首都高速道路公団及び阪神高速道路公団の決算について審査を行ないます。  この際、おはかりいたします。  当委員会に提出されております建設省、住宅金融公庫、日本住宅公団、日本道路公団、首都高速道路公団及び阪神高速道路公団の決算の概要につきましては、口頭による説明を省略し、これを本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、会計検査……

第56回国会 決算委員会 閉会後第7号(1967/11/15、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和四十年度決算外二件を議題といたします。  本日は、農林省及び農林漁業金融公庫の決算について審査を行ないます。  この際おはかりいたします。  当委員会に提出されております農林省及び農林漁業金融公庫の決算の概要につきましては、口頭による説明を省略し、これを本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、会計検査院の検査報告についても説明を省略し、後日文書をもって提出願うこととし、これらの報告につきましても、本日の会議録の末尾に掲載……

第56回国会 決算委員会 閉会後第8号(1967/11/16、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和四十年度決算外二件を議題といたします。  本日は、厚生省及び労働省の決算について審査を行ないます。  この際、おはかりいたします。  当委員会に提出されております厚生省及び労働省の決算の概要につきましては、口頭による説明を省略し、これを本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、会計検査院の検査報告についても説明を省略し、文書をもって提出願うことといたし、これらの報告につきましても、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じま……

第56回国会 決算委員会 閉会後第9号(1967/11/17、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和四十年度決算外二件を議題といたします。  本日は、午前通商産業省、中小企業金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行、午後、郵政省及び日本電信電話公社の決算について審査を行ないます。  この際、おはかりいたします。  当委員会に提出されております通商産業省、中小企業金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行の決算の概要につきましては、口頭による説明を省略し、これを本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、会計検査院の様査報告に……

第56回国会 法務委員会 閉会後第1号(1967/10/16、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、本年の九月十五日ストライキ中に大阪の全港湾関西地方本部所属の関光分会の分会長脇田智男君が関光汽船株式会社の車両部門を下請しておりました原田組の者に殺害されたその事件につきまして、関係当局にただしたいと思います。  最初に、警察当局より、この事件の経過、現在の取り扱いの状況、これを概略御説明を願います。
【次の発言】 詳細は追ってさらに具体的にお聞きするわけですが、起訴の状態はどうなっておりますか。
【次の発言】 検察関係、法務当局に対して後ほど詳細質問をするわけですが、その前に運輸省の関係ですね、これはこの事件をお調べになりまして、運輸省所管の法規、これにも反しておるという……

第57回国会 決算委員会 第1号(1967/12/14、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  十二月四日、石本茂君が委員を辞任され、その補欠として沢田政治君が選任されました。十二月九日、岡本悟君及び大竹平八郎君が委員を辞任され、その補欠として佐藤隆君及び高橋雄之助君が選任されました。また、十二月十一日、内田芳郎君が委員を辞任され、その補欠として菅野儀作君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会といたしましては、今期国会開会中、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行なうこととし、その旨の調査承認要求書を本院規則第七十四条の三……

第57回国会 決算委員会 第2号(1967/12/15、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和四十年度決算外二件を議題といたします。  本日は、昨日に引き続き締めくくり総括質疑を行ないます。  質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 総裁にちょっとお伺いしますが、ともかくきょうもこれ一時間やったが、次元の違った質問と答弁と、こうなっているわけです。公団のほうは一括して自分たちは土地代金を払ったので、その先についてはかれこれ言う筋合いじゃないんだと、そういう立場からずうっと前回からも続けてやっておられるわけです。だから、もう一般にたいした問題も起こっていない場合にはそのとおりでいいと思うんで……

第57回国会 決算委員会 第3号(1967/12/21、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  十二月十八日、二宮文造君が委員を辞任され、その補欠として北條雋八君が選任されました。十二月十九日、須藤五郎君が委員を辞任され、その補欠として岩間正男君が選任されました。十二月二十日、黒木利克君が委員を辞任され、その補欠として田中茂穂君が選任されました。また、本日、田中茂穂君、横井太郎君及び岡三郎君が委員を辞任され、その補欠として黒木利克君、和田鶴一君及び光村甚助君が選任されました。
【次の発言】 ただいまの委員の異動に伴いまして、現在理事が欠員となっておりますので、この際、その補欠互選を行……

第58回国会 決算委員会 第1号(1967/12/27、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  十二月二十一日、岩間正男君が委員を辞任され、その補欠として春日正一君が選任されました。十二月二十二日、和田鶴一君が委員を辞任され、その補欠として横井太郎君が選任されました。十二月二十五日、北條雋八君が委員を辞任され、その補欠として二宮文造君が選任されました。また、十二月二十六日、光村甚助君及び中村波男君が委員を辞任され、その補欠として岡三郎君及び佐野芳雄君が選任されました。
【次の発言】 ただいまの委員の異動に伴いまして、現在理事が欠員となっておりますので、この際、その補欠互選を行ないたい……

第58回国会 決算委員会 第2号(1968/02/28、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  一月二十六日、春日正一君が委員を辞任され、その補欠として岩間正男君が選任されました。一月三十一日、川野三暁君及び仲原善一君が委員を辞任され、その補欠として田村賢作君及び平泉渉君が選任されました。二月一日、山本茂一郎君が委員を辞任され、その補欠として楠正俊君が選任されました。二月二日、岩間正男君が委員を辞任され、その補欠として須藤五郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の辞任及び補欠互選についておはかりいたします。  中村喜四郎君から、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございましたが……

第58回国会 決算委員会 第3号(1968/03/01、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和四十一年度決算外二件を議題といたします。  本日は、行政管理庁及び会計検査院の決算について審査を行ないます。  行政管理庁長官から発言を求めておられますので、これを許します。
【次の発言】 一昨日の理事会の決定に基づきまして、午前は、昭和四十一年度決算外二件の審査に資するため、まず、行政管理庁から、行政改革、特殊法人の整理等について説明を聴取し、引き続き会計検査院から、昭和四十一年度決算報告について補足説明を聴取し、午後質疑を行なうことにいたします。
【次の発言】 それでは引き続いて行政監察局長。

第58回国会 決算委員会 第4号(1968/03/06、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和四十一年度決算外二件を議題といたします。  本日は、建設省、住宅金融公庫、日本住宅公団、日本道路公団、首都高速道路公団及び阪神高速道路公団の決算について審査を行ないます。  これより質疑に入ります。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと稗田さんお聞きしますがね、これは決算委員長あてにこういう陳情書が来ているんですが、七百十八万五千七百五十円という金額ですね、先ほどの説明ですと、第九次の買収までにいろいろな関係で不足金等が出た。それらにあてるものだという意味のお答えがありましたが、この不足……

第58回国会 決算委員会 第5号(1968/03/08、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  昭和四十一年度決算外二件を議題とし、日本住宅公団の花見川団地の用地買収について審査を行なうことといたします。  参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。  本件につきましては、本委員会はこれまで五回にわたり審査を重ね、用地買収の実態を明らかにするためつとめてまいりましたが、去る六日の委員会で、川口参考人から、去る二月三日付の内容証明で、金八百九十三万九千二百六十三円也が日本庄宅公団に戻入されたことが明らかになりました。この金額はどういう性質のものか、どうして生じたものか、決算委員会としてはこの点を明らかにしなければなりません……

第58回国会 決算委員会 第6号(1968/03/13、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和四十一年度決算外二件を議題といたします。  本日は、農林省及び農林漁業金融公庫の決算について審査を行ないます。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 詳細については……、ちょっと聞こえなかった。
【次の発言】 検査院来ておりますね。
【次の発言】 ちょっとそれは答弁はいいんですが、私から一、二関連して聞いておきますが、先ほど四十一年現在で一七%という数字を言われたんですが、その一七%の実際の状況は、一件一件、現況はいろいろなんだろうと思うが、いわゆる粗放だということに当たるのか、あるいは未利用だ、……

第58回国会 決算委員会 第7号(1968/03/15、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  三月十四日、片山武夫君が委員を辞任され、その補欠として瓜生清君が選任されました。
【次の発言】 これより昭和四十一年度決算外二件を議題といたします。  本日は、通産省、中小企業金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行の決算について審査を行ないます。  質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 沢田君、時間が来ましたので質問をまとめてください。
【次の発言】 それは大臣ですか。
【次の発言】 それは大事な問題ですから、きちっと正確に答えてください。

第58回国会 決算委員会 第8号(1968/04/03、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  三月二十三日、二宮文造君が委員を辞任され、その補欠として矢追秀彦君が選任されました。三月二十五日、矢追秀彦君及び中村喜四郎君が委員を辞任され、その補欠として鈴木一弘君及び森田タマ君が選任されました。三月三十日、佐藤隆君が委員を辞任され、その補欠として、白井勇君が選任されました。四月二日、田村賢作君、黒柳明君及び須藤五郎君が委員を辞任され、その補欠として斎藤昇君、宮崎正義君及び岩間正男君が選任されました。本日、白井勇君、斎藤昇君及び宮崎正義君が委員を辞任され、その補欠として佐藤隆君、田村賢作……

第58回国会 決算委員会 第9号(1968/04/05、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  四月四日、鈴木一弘君が委員を辞任され、その補欠として二宮文造君が選任されました。
【次の発言】 これより昭和四十一年度決算外二件を議題といたします。  本日は、運輸省及び日本国有鉄道の決算について審査を行ないます。  これより質疑に入ります。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 午後二時二十分まで休憩いたします。    午後一時二十二分休憩
【次の発言】 ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、昭和四十一年度決算外二件を議題といたします。  運輸省……

第58回国会 決算委員会 第10号(1968/04/10、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  理事の補欠互選についておはかりいたします。  委員の異動に伴いまして現在理事が一名欠員となっておりますので、この際その補欠を互選いたしたいと存じます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に田村賢作君を指名いたします。
【次の発言】 これより昭和四十一年度決算外二件を議題といたします。  本日は、郵政省及び日本電信電話公社の決算について審査を行ないます。  これより質疑に入ります。質疑のおありの方は、順次御発言……

第58回国会 決算委員会 第11号(1968/04/12、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  四月十一日、小野明君が委員を辞任され、その補欠として柳岡秋夫君が選任されました。
【次の発言】 これより昭和四十一年度決算外二件を議題といたします。  厚生省の決算について審査を行ないます。  これより質疑に入ります。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと時間がおそくなって恐縮だが、さっき大橋君から五万リットルが日赤の地下に眠っている。いまあなたの説明だと四千リットルですか、何か数字が非常に違うようですが……。

第58回国会 決算委員会 第12号(1968/04/17、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  四月十五日、黒柳明君及び岩間正男君が委員を辞任され、その補欠として北條雋八君及び春日正一君が選任されました。四月十六日、柳岡秋夫君及び森田タマ君が委員を辞任され、その補欠として小野明君及び中村喜四郎君が選任されました。本日、北條雋八君が委員を辞任され、その補欠として黒柳明君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選についておはかりいたします。  ただいまの委員の異動に伴いまして、現在、理事が一名欠員となっておりますので、この際、その補欠互選を行ないたいと存じます。  互選は、投票の方……

第58回国会 決算委員会 第13号(1968/04/19、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和四十一年度決算外二件を議題といたします。  文部省決算について審査を行ないます。  これより質疑に入ります。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 それ百二十八……。
【次の発言】 名前はあとから資料で出してもらいましょうか。
【次の発言】 岡君、どうですか。
【次の発言】 それでは午後一時二十五分まで休憩いたします。    午後一時五分休憩
【次の発言】 ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、昭和四十一年度決算外二件を議題といたします。  外務省及び文部省の決算について審……

第58回国会 決算委員会 第14号(1968/04/24、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。四月二十二日、佐藤隆君が委員を辞任され、その補欠として鬼丸勝之君が選任されました。四月二十三日、春日正一君が委員を辞任され、その補欠として須藤五郎君が選任されました。
【次の発言】 これより昭和四十一年度決算外二件を議題といたします。  総理府(宮内庁、警察庁等)及び自治省の決算について審査を行ないます  これより質疑に入ります。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 もう少し作業の現段階における模様を、いろいろな意見が出ているのだろうと思いますが、文書等にして、正確も期さな……

第58回国会 決算委員会 第15号(1968/04/26、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和四十一年度決算外二件を議題といたします。  国会、法務省及び最高裁判所の決算について審査を行ないます。  この際、委員長より御報告いたします。  参議院営繕工事の請負に関し、前委員部長において、公私混同があったという事件について、先刻理事会において、宮坂事務総長より事情を聴取いたしました。それによりますと、競争入札にあたって、世間一般から疑惑を持たれるようなことは、道義的にきわめて遺憾であるとして、議長の同意を得て、昨日、同人の辞表を受理し、その責任を明らかにしたとの事務総長の報告があり、総長としても、このような事……

第58回国会 決算委員会 第16号(1968/05/08、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  五月七日、鬼丸勝之君が委員を辞任され、その補欠として佐藤隆君が選任されました。
【次の発言】 これより昭和四十一年度決算外二件を議題といたします。  まず、伊豆の保安林について、林野庁長官から発言を求めておられますので、これを許します。
【次の発言】 これより締めくくり総括質疑を行ないます。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 田中さん、できるだけ簡潔にひとつ、非常に時間もきまっておりますので。
【次の発言】 委員長からも、ただいま質疑、非常に重要な内容を持っておると思……

第58回国会 決算委員会 第17号(1968/05/10、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和四十一年度決算外二件を議題といたします。  本日は、前回に引き続き、締めくくり総括質疑を行ないます。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけてください。
【次の発言】 稗田さん、いまの点。
【次の発言】 委員長から発言して何ですが、その委任の形式というのはいろいろな形式があります。多少形式に欠ける場合もある。しかし実際上自分が代理ということを認めて行動しておれば、多少形式的に瑕疵があってもそれは追認されたようにみなされる場合もある。ただいろいろ紛糾すると、正……

第58回国会 決算委員会 第18号(1968/05/15、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  昭和四十一年度一般会計予備費使用総調書(その2)外三件、及び昭和四十二年度一般会計予備費使用総調書(その1)外二件を一括して議題といたします。  まず、概要説明を聴取いたします。二木大蔵政務次官。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 委員の異動について報告いたします。  本日、佐田一郎君、横井太郎君及び野知活之君が委員を辞任され、その補欠として近藤英一郎君、和田鶴一君及び青田源太郎君が選任されました。
【次の発言】 これにて暫時休憩し、本会議散会後直ちに再開いたし……

第58回国会 法務委員会 第3号(1968/02/27、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、本日、農薬問題について、人権を守るという立場から若干質問をいたしたいと思います。  実は、昨年の七月、私が社会運動の関係で非常に親しくしておる、大阪の松本さんという方がおるんですが、その方のおいに当たる方が、これは十八歳の高校生ですが、農薬の中毒で死んだということが和歌山県で発生いたしました。このなくなられた松木悟君というのは、非常に健康な方でありまして、小学校のころには二十日ほど学校を休んだことがあるようですが、それ以来、中学校も高等学校も無欠席、それから無遅刻といったような、非常な健康でもあるし、精勤な方であったようです。この人が、七月の十日に、おとうさんと一緒に、ミカ……

第58回国会 法務委員会 第4号(1968/03/05、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、本日、二つの点についてお尋ねをいたします。その一つはF104に関する秘密保護法に基づく捜査の問題、もう一つは川崎一等空佐、すでに身柄を拘束されておるわけですが、この人に関連して防衛庁の機密という問題について少し突っ込んで御質問をいたしたいとこう思っております。  初めに、先ほど私聞いたのでありますが、山口空将補が今朝玉川上水に入水自殺をされた、こういうことをお聞きしたわけでありますが、こういうことは実際にあったのでしょうか。
【次の発言】 遺書のようなものはあるんでしょうか。
【次の発言】 この山口さんの自殺問題が質問の重点ではありませんからこの程度にいたしますが、もう一点……

第58回国会 法務委員会 第5号(1968/03/07、7期、日本社会党)

○亀田得治君 治安関係の問題がずいぶんたくさん昨年から今年にかけて起きておるわけでして、そのつど私も政府の見解をただしたいと思っていたわけですが、いろんなことでその時間が延びてきたわけです。で、本日は、もう抽象論はよして、端的にこの問題点を指摘していきますので、そのものずばりでひとつお答えを願いたい。  警察のほうから聞きたいと思ったんですが、公安委員長の出席がおくれるようでありますから、その関係はあとに回すことにいたします。法務省の関係としては、破防法の関係並びに持凶器準備集合罪、あるいは持ちものの検査の問題、そういったようなことについて聞いてまいりたいと思います。  最初に、ただいま秋山委……

第58回国会 法務委員会 第6号(1968/03/14、7期、日本社会党)

○亀田得治君 前回の法務委員会でも一度破防法の適用問題についてお尋ねをしたわけですが、前回特に主管の責任である赤間法務大臣――来ていらっしゃいますが、法務大臣は、慎重にこの問題は考えていく、こういうふうな答弁をされていたわけでありますが、どうもこの二、三日来の空気を見ておりますと、非常に適用を積極的に考えるんだ、こういう立場で仕事にかかっておられるやの印象を受けるわけであります。そういうことで、私も、これは初めての日本における破防法の適用の問題でもあり、質問をしなければならないという気持ちになって、本日御出席をお願いしたわけであります。新聞、テレビ等でも法務大臣の御所見なども見ておるわけであり……

第58回国会 法務委員会 第7号(1968/03/28、7期、日本社会党)

○亀田得治君 秋山委員から一般的に御質問がございましたので、私は重複を避けて、ひとつ関連する事項で、具体的な諸問題について少しお聞きをしておきたいと思うのです。  最初に、最高裁判所の調査官の問題ですが、従来、最高裁判所の判例につきまして、調査官室の名前で、「法曹時報」にですね、これに担当調査官による最高裁判例の解説というものをやってきております。そこで、ただいまお尋ねしたいのは、第十九巻の四号――これは昨年の四月のですが、これに、いわゆる宮操事件ですね、この事件の上告審の破棄差し戻し判決につきまして、担当調査官であった船田三雄さんがその解説をしておられます。ちょっとそこを読んでみますが、「右……

第58回国会 法務委員会 第8号(1968/04/04、7期、日本社会党)

○亀田得治君 大臣間もなく退席されるようですから、ちょっと一つだけお聞きしますが、いまの大臣のお答えですと、二人ほど出口さんを助けて自動車に乗せたということのようですが、平生から酒を非常に飲む、そういう人で、三日間拘置所におって、食事も十分――さっきの報告ですと、とってはいるが、十分とってはおらない。そうして、自動車に――普通は迎えの自動車が来れば喜んで飛び出していくわけですが、そうじゃなしに、二人の方に助けられて乗っている。そういうことを考えますと、やはり相当衰弱しておるというふうに、これはしろうとが考えても想像できるわけです、あなたのお答え自身からでも。だから、質問者のほうからのお話ですと……

第58回国会 法務委員会 第9号(1968/04/09、7期、日本社会党)

○亀田得治君 八海事件に入ります前に、一言日通のことにつきまして所信を伺っておきたいと思うのです。日通のこの不正事件は、世間では非常に注目しておるわけですが、いよいよ前福島社長までが逮捕される、こういう事態になっているわけですが、焦点は、多額の使途不明金が考えられる、それらが相当、いわゆる政治工作、そういう方面に回されたのではないか、こういう点の疑惑というものが持たれておるわけです。そういう点について、いままでの捜査の状況、あるいは今後の見込み、こういう点についてひとつ差しつかえない程度に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 まあ、きょうは他のことが主題で質問に入ったわけですから、もう一……

第58回国会 法務委員会 第10号(1968/04/16、7期、日本社会党)

○亀田得治君 まず最初にお聞きしたいのは、今回の改正では、当事者並びに証人の日当について、現在千円以内というのが千二百円以内、二百・円上がった。それから鑑定人などにつきましては、七百円以内というのが三百円上がって一千円以内、こうなっているわけですが、提案説明によりますと、物価指数その他諸般の事情を考慮してこのように上げた、こう言われているわけです。  そこで、最初に物価指数の問題ですが、これはどういうふうな基準でとられたものか、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 いま両方の御説明がありましたが、現在というのは、いつの時点ですか。

第58回国会 法務委員会 第11号(1968/04/18、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。ちょうどそういう質問が出たから私もお聞きしておきたいんですが、新聞記事等を見ると、知事のほうにいろんな手紙が来ておる。その中身としては、実力にも訴えかねない、そういう意味をも含んでおるようなものもあるようだというふうなことがちらっと載っておるわけですがね。まあそういうことになりますと、これは警察だけじゃなしに、検察庁自体としても事はきわめて重大なことであって、いろんな警備は警察にまかしておくというのじゃなしに、むしろそのような手紙を出しておること自体がすでに刑法その他の罰条に当たる場合もあり得るわけでしてね。新聞等にあのようなことが書かれている以上は、重要な地位……

第58回国会 法務委員会 第12号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○亀田得治君 前回、日当について当局のほうで考えをまとめて報告していただくということになっていたわけですが、まず最初に統一見解といいますか、御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 若干この点についてもう少し明らかにしておきたいと思いまして、二、三質問をしておきたいと思います。  たとえば、昨年の実績などを見ましても、鑑定人の場合には出頭すると七百円支給しておるというお答えであった。ところが、証人の場合は平均五百五十円。したがうて、それより安いのもあるし、高いのもある、平均にすると五百五十円、こういう御報告であったわけです。そういたしますと、証人の場合には二つの要素が並列的に考慮されてお……

第58回国会 法務委員会 第14号(1968/05/07、7期、日本社会党)

○亀田得治君 刑法二百十一条の改正についての質疑をいたしたいと思いますが、まあ質疑事項は相当多数にわたるわけです。まあ私としては、いわゆるこの交通政策という面につきましては、相当他の質問者との重複があろうかと思いますが、できるだけその点は避けていきますが、しかし、法案自体のこの法律的な検討という面に直接関連してくることがありますから、そういう点についても若干触れていくことになろうと思います。  で、二百十一条をどう改正するかという点についてのやり方ですね、これはいろいろ考えられると思うのです。その点についての私なりの具体的な案もあるわけですが、それはむしろ部分的な質疑を終えたあとに、最終的にひ……

第58回国会 法務委員会 第15号(1968/05/09、7期、日本社会党)

○亀田得治君 たいへんおのおのの立場で有益な御意見を拝聴しまして、われわれも、自分の立場は別として、謙虚に拝聴したわけですが、非常に参考になりました。それで、簡単に問題点を集約してお聞きしたいと思うのですが、交通事故に関する犯罪という問題について、これは社会的な非常な注目が集まっておる。そうして法律案がいま出ておる。これに対して、非常にこう激しい賛否の立場が対立しているわけですね。賛成論者から見れば、それは反対論のほうは少数だというふうに簡単に考えておられるかもしれぬが、なぜこのようなちょっと表面上見ればなるほどもっともだと思われるような問題について、反対が強く起きておるのかという点が、私は一……

第58回国会 法務委員会 第17号(1968/05/14、7期、日本社会党)

○亀田得治君 質問事項が非常にたくさんあるわけですが、ひとつ重要な項目からできるだけ簡潔にお尋ねをしていきたいと思います。  まず最初に、刑法改正問題についてお尋ねをいたしますが、現在まで刑法の改正が過去において八回行なわれたわけです。で、これらをずっと拝見いたしますと、具体的な社会の必要に応じた限度で改正をしてきておるわけです。これは私は改正の態度としては当然そうあるべきことだと思います。ところが今回のやつは、それに比べると、非常に範囲が広がっておるわけです。そういう意味では、従来の過去八回の改正に比べて、私は性格がだいぶん違う、こういうふうに考えるわけです。で、過去八回の刑法改正の特徴点で……

第58回国会 法務委員会 第18号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○亀田得治君 若干御質問申し上げたいと思いますが、最初に、執行官というのですか、正式の名称はね。この性格ですね、そういう点についてその所見を承りたいのですが。といいますのは、これは公務員であることは間違いないわけですが、公務員でありながらきまった月給がないわけですね。そうして、依頼者から頼まれたり、あるいは国のほうからの頼まれごとがあるわけですが、そういうものから入る手数料を土台にして生活をしていく。もちろん、ある程度一定の水準の収入がない場合には、国がこれを補給するというふうなことにはなっておりますが、それはまあ、あまりはやらない、仕事がない、そういうところの者であって、東京なり大阪、こうい……

第58回国会 法務委員会 第19号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○亀田得治君 今度相川の簡易裁判所を移すわけですが、新しい裁判所の建設費用並びに敷地の獲得、これは全部寄付などはなしにまかなわれておるわけでしょうか。  それと、今度相川のほうがあくわけですが、それはどういうふうに処理されるか、その一点だけちょっとお伺いをしておきます。
【次の発言】 それから関連して聞いておきますが、古い庁舎を建てかえるということが順次行なわれておるわけですが、最も大きいのは最高裁の建てかえ、それから大阪等でも建てかえる、こうなっておるのですが、これは古い建物をこわしてしまうのか、あるいはやはりその当時の一つの建築というものを代表的なものは残していくのだという考え方がとられて……

第58回国会 法務委員会 第20号(1968/05/23、7期、日本社会党)

○亀田得治君 刑事補償法の改正案に関して資料をいただいておりますが、ちょっとこの点について若干お尋ねしたいと思います。この資料の第二表ですね、これを拝見しますと、昭和三十九年が非常に多いわけですね。これは何か特別な事情でもあったわけでしょうか。
【次の発言】 三十九年から四十二年までの合計が出ているんですが、刑事補償を請求できる権利のあった者、これはどのくらいになっておるんでしょうか、現実に請求したのはそれに対してどの程度のパーセンテージになっているのか、その点について。
【次の発言】 請求できるということは、無罪になった者はみんな知っておるのかどうか。知る機会というものはどういうふうに――何……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 法務委員会 閉会後第1号(1968/10/15、8期、日本社会党)

○亀田得治君 本日は、井本検事総長の会食事件、このことについてお尋ねをいたしたいと思っておりますが、その前に、去る九月十四日の法務委員会が与党の皆さんが出席が悪く流会になったということにつきまして遺憾の意を表しておきたいと思うのであります。  私から申し上げるまでもなく、参議院規則三十八条によって、少数党が重要な国政問題についてどうしても委員会を開いてほしいという場合に、委員会の開会を保障しておるのがこの規定なんであります。開いた結果どういうふうに議事を処理するか、そういうことは当然多数決によってきまることになるわけでしょうが、開会自体をもできないというようなことは、はなはだ私は現在の国会法な……

第59回国会 法務委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○亀田得治君 それでは、私、人権擁護に関することで簡単に調査の要請をいたしておきたいと思います。御調査願った上で、必要があれば、また適当な機会に質疑をいたしたいと思います。本日は突然ですから、ひとつそういう順序で、本日のところは簡単に述べることにいたしておきます。  それは、六月十二日のことですが、大阪法務局の人権相談室へ川上卓男という人が持ち込んだ問題です。問題の内容というのは、上野初枝、これは女性、それから中吉克己、これは男性ですが、この二人の間の男女の関係のもつれといいますか、そういうことに関する問題なんです。川上さんは上野初枝の立場で事件を持ち込んだ。持ち込んだ中身は、長年中吉にもてあ……

第59回国会 法務委員会 閉会後第2号(1968/11/12、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、本日は、出入国管理令第二十六条の再入国の許可に関する運用の状況ということを若干お尋ねしてみたいと思っております。  そこで、最初に少し資料的なことをお尋ねいたします。戦後現在まで、朝鮮民主主義人民共和国――共和国というふうな言い方でいきましょう共和国向けの再入国申請の数及び許可、不許可の状況ですね、それを明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 次に、韓国籍の在日朝鮮人ですね、これの韓国向けの再入国申請、許可及び不許可の状況。
【次の発言】 それから次に、中国人ですね、中華人民共和国向けの再入国申請、その許可、不許可状況、どうなっていますか。

第60回国会 法務委員会 第2号(1968/12/20、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、人権問題に関して二つのことをお尋ねいたしたいと思います。  その第一は、茨城県の東海村の原子力研究所の関係のことですが、原子力研究所のすぐ横に動力炉・核燃料開発事業団というものが御承知のとおりありますが、その事業団が核燃料再処理工場というものを新しく設置したいという計画を進めておりますが、これに対して東海村はじめ地元では非常な反対運動が起きておるわけですね。その反対運動というものは、水戸射爆場の近くにこういう施設が現在あること自体が非常に問題になっておるのに、その射爆場の返還問題が片づかない状態でさらにこの再処理工場を設置するということは困るという立場から起きておることです……

第61回国会 法務委員会 第2号(1969/02/25、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私はこの際、動力車労働組合の鹿児島支部の組合員八名でございますが、支部長の山内明君外七名、この八名の者が今年の二月十六日に突然逮捕された、こういう件につきまして若干きょうは緊急でありますから、大まかにお尋ねをしておきたいと思います。  これはですね、昨年来この動労の組合の鹿児島支部で、組合の分裂策動というものが行なわれまして、十一月二十八日に八名、二十九日に四名、三十日に三名と、合計十五名ですか、この脱退届け出が出たわけであります。何ぶんにも組織というものはどこにとりましても非常に重要な問題でありまして、鹿児島支部の皆さんは、同じ労働者でありながら一つの職場で二つ組合ができるとい……

第61回国会 法務委員会 第3号(1969/03/25、8期、日本社会党)

○亀田得治君 この犯罪者の予防更生法の中の恩赦の問題でありますが、最近、ずいぶんいろんな問題について、新聞等にも報道されたりしておるわけですが、現在当局に出されておる申請状況ですね、これはどういうふうになっているのか、まず概略から御説明願いたい。
【次の発言】 その中身といいますか、そういう点は大別してどういうふうになっていますか。
【次の発言】 それから、二千件を上回っておる申請に対して、結論を出した状況はどういうふうになっていますか。
【次の発言】 その千件の内訳というのはどういうことになりますか、選挙とその他に分けて言いますと。

第61回国会 法務委員会 第4号(1969/04/01、8期、日本社会党)

○亀田得治君 それでは、せんだっての質疑の中で若干尽くしておらぬ点につきましてお聞きします。  最初に、この書痙と頸肩腕症候群、この二つがいま問題になりますが、この違いですね、これをひとつどう見ておるのか、その原因、症状、治療法ですね、この三つに分けて見解を承りたいと思います。
【次の発言】 この書痙のほうは、まあ御説明があったように、神経的な素因というものが相当重要な要素で、したがってこの頸肩腕症候群の場合と違った取り扱をしなきゃならぬというふうにお答えになってるわけですが、私はまあそのとおりなんだと思います。そこで、したがって、どちらに認定をするのかということが非常に重要になってくるわけで……

第61回国会 法務委員会 第5号(1969/04/08、8期、日本社会党)

○亀田得治君 たいへん世間のほうで関心を持っておる犯人が、いま御説明のような経路でつかまったということについては、たいへん私たちもその御苦労に感謝をいたします。ただ、この問題がずっと昨日からマスコミによって報道されておる中で、若干、今後のこともありますので確かめておきたいというふうなことを二、三感じましたので、この機会にお尋ねをしておきたいと思います。  報道によりますと、盗まれた弾丸の数と、それから現在その少年が持っていた使い残りの弾丸の数、それらを計算してみますと、四カ所の殺人事件以外にも使われておるのではないかというふうな疑いがありますが、そういう点は現状ではまだ明確ではないでしょうか。

第61回国会 法務委員会 第6号(1969/04/15、8期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっとその前に自治省のほうに、辞職の許可を市会がした、これは全員一致ですか。
【次の発言】 当然、こういうことは重要なことですから、全員一致であるかないかというふうなこともわかっているはずだと思って、確かめるつもりでお尋ねしたのだが、どうもそういう点の姿勢が悪いですね。これは全員一致なんです、私たちが聞いておるのでは。しかし、自治省がそのことを認識しておるかどうか確かめるつもりでお聞きしたのだが、それはあなたに教えておきます。じゃ、どうぞ。
【次の発言】 ちょっと関連して。松本委員がお聞きしているのは、実質的な違法性の問題を指摘しているわけです。これは主として、普通は裁判所にお……

第61回国会 法務委員会 第8号(1969/05/08、8期、日本社会党)

○亀田得治君 訴訟費用臨時措置法の一部改正について若干お尋ねいたします。  この法律の改正は昨年も出されたわけであります。その際、証人の日当なり、鑑定人の日当なり、そのほか制度そのものの基本的な諸問題について相当お尋ねいたしましたので、まあ昨年と同じことをここで繰り返すつもりはありません。ただし、その際、私から幾つかの問題点を指摘しまして、当局においても十分これは検討してそうして成案を得るようにしたいというふうになっていたわけですが、そういうことがほとんどなされないままに、昨年に続いてことしまた、しかも百円ずつこう上限を引き上げる、こういうふうなきわめて、何といいますか、中途はんぱな粗雑な措置……

第61回国会 法務委員会 第9号(1969/05/15、8期、日本社会党)

○亀田得治君 本日は、国鉄の公安官の人権侵害の問題について若干お尋ねをしたいと思います。  元来、公安官という制度ですね、一経営者である国鉄、そういう国鉄に警察権を持ったものを置く、そういうものが国鉄の機能の中に入っておる。これは非常に制度的にも相当問題があると私たち基本的に平素から考えております。言うてみれば、国鉄の業務命令に服して、そうして守衛的な立場にあるものに、本来国家が行使すべき警察の捜査権というものを一部渡しておる、こういうところに根本問題が私はあると思います。で、そういう公安官の地位を乱用して、そうして労使の紛争に介入していく。こういうことになりますと、本来これが設けられた趣旨か……

第61回国会 法務委員会 第10号(1969/06/10、8期、日本社会党)

○亀田得治君 道路交通法違反問題の扱いについて若干お尋ねをしたいと思うのです。  最近、警察官自身がこの道路交通法を無視したり、しかもその中には非常に計画的な悪質と思われるようなものがあったりして、たいへんこれは私、交通問題がやかましく言われておるときに、そういうことが新聞やニュースで報道されるということは、与える印象がはなはだよくないと思うのですね。そういう点で、そういう事件が起きた直後、大臣も非常に恐縮した意味のことを言っておられましたが、おそらく交通局長としてもしかるべく措置をとられたと思いますが、その点につきましてどういうふうに措置をされたものか、まずお尋ねをしておきたいと思います。

第61回国会 法務委員会 第13号(1969/07/10、8期、日本社会党)

○亀田得治君 人権問題について若干質問をいたします。  前の委員会で人権擁護局に調査を依頼しておる件が二つあるわけですが、一つは茨城県の原子力研究所の問題、もう一つは京都駅における鉄道公安官による稲村弁護士に対する人権侵害の問題でありますが、二つとも相当日数がたっておりますので、その後の調査の進みぐあいですね、御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 六十一国会で取り上げられた問題ですから、八月五日の会期終了までに結論を出して、そうして報告をしてほしいというのがこちらの希望なんです。それは可能ですか。
【次の発言】 どうも人権問題の調査が時間がかかり過ぎるように感ずるんです。これは大臣もちょ……

第61回国会 予算委員会 第18号(1969/03/24、8期、日本社会党)

○亀田得治君 万博問題にしぼって質問をいたします。  最初に、この万博の準備状況、いろいろうわさされておるわけですが、間に合うのかどうか。そういう点について菅野担当大臣、また関連事業等について、建設、あるいは旅客――入場者の輸送問題、こういう点についてひとつ運輸大臣、それぞれお答えを願います。
【次の発言】 石坂万博会長が月の石を展示する、こういうことについて何かアメリカ、ソ連などと折衝されておるようですが、実情を明らかにしてほしいと思います。きょうは石坂さんに来てもらいたいと思ったんですが、鈴木さんでもけっこうですが。
【次の発言】 万博当局は何パーセントぐらい可能性を見込んでおるんですか。

第62回国会 法務委員会 第1号(1969/12/02、8期、日本社会党)

○亀田得治君 若干お尋ねをしておきます。  この法律の改正は、「人事院勧告の趣旨にかんがみ」というふうに提案の理由で言われておるわけですが、人事院勧告は五月実施、これが人事院勧告の趣旨なんです。で、特に今年は必ず五月実施に踏み切ってもらいたい、こういう要求が人事院のほうから特に出されたように伝えられておる。したがいまして、この提案理由の中で言っておる「勧告の趣旨にかんがみ」ということは、勧告の趣旨を、あいまいといいますか、ごまかしておるといいますか、曲げておると私は言わなければならぬと思うのです。で、はたして提案者のほうでは、この勧告の趣旨にかんがみてこの法律を出したという確信があるのかどうか……

第63回国会 外務委員会 第8号(1970/04/23、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、きょう、旅券法に関して、大きく分けて三つのことをお尋ねしたいと思います。その第一は、旅券行政の基本ですね、この点。それから第二の問題は、未承認国、特に朝鮮、中国との関係。それから第三点は、いわゆる数次旅券。この三つに分けて、若干ずつお尋ねをしていきたいと思います。  初めに、これからの私の質疑にも非常に関係するからお聞きをいたしますが、例の日中の共同声明ですね。非常にきびしいものが出まして、さらに、昨晩藤山さんがお帰りになってその記者会見等を聞いておりますると、非常に、こう、何といいますか、はっきりとした言い方で、日本の対中姿勢の是正を求めておるんですね。藤山さんは、こうい……

第63回国会 外務委員会 第9号(1970/04/28、8期、日本社会党)

○亀田得治君 時間がたいへん詰まっておるようですから、簡潔にお尋ねをいたします。  前回の委員会で、法務省のほうから、再入国の許可に関しましてこういう発言があったんですね。これは広州交易会のことですが、「個別審査の重点は、個々の人がこの交易会に出ることによって、積極的に貿易促進あるいは国の利益にどういうふうに役立つかということを積極的に調べたわけでございまして」と、こういうことがこれ、速記録に明確に載せられることは、はなはだ私も、今後のこともありますので、ぐあいが悪いと思いまして、念を押しておきたいと思うんです。つまり、この再入国の許可をするかせぬか、これは何といってもやはり国の公安なり利益に……

第63回国会 公害対策特別委員会 第6号(1970/04/24、8期、日本社会党)

○亀田得治君 割り当て時間が六十分ですから、大まかな大事な基本的な問題だけ長官に若干お尋ねしたいと思うんです。  その前に、今度の紛争処理法の提案理由説明の中にも書かれておるんですが、公害関係の紛争を裁判所に持ち出しても、なかなかはかばかしくいかない、こういうことがこの紛争処理法提案の一つの理由にもなっているわけですね。そこで、きょうは裁判所から民事局長来てもらったわけですが、かいつまんで言うと、どういうところに問題があるのかという点ですね、もちろん個々のケースによっていろいろ事情が異なるわけですが、大体一般的に議論されておる問題点というものはあるわけですね。その点について、まず局長からお答え……

第63回国会 法務委員会 閉会後第1号(1970/06/09、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、国鉄労働組合並びに組合員が憲法二十八条の団結権並びに団体行動権が国鉄当局によって侵害されておる事案が最近方々で起きておる、こういうことを放置するわけにはまいりませんので、この点につきまして若干国鉄のほうに質問をしてみたいと思います。  問題が非常にたくさんあるわけでして、あるいは本日は問題を指摘する程度に終わり、主としてそれに関連した資料等の提出を願って、自後にそれらの資料をもとにして具体的な論議をするということになろうかと思います。また、地域的に見ましても、ほとんど全国にわたっておるわけですが、その中でも、たとえば静岡だとか、長野、大阪、こういったようなところに非常にたく……

第63回国会 法務委員会 第2号(1970/03/10、8期、日本社会党)

○亀田得治君 このたび派遣されました委員を代表して第二班の調査の結果を報告いたします。  去る二月一日から四日間、近藤委員、山高委員と私が、大阪府及び兵庫県において司法行政及び法務行政等並びに出入国管理に関する問題等について現地調査を行なってまいりました。  大阪府においては、二月二日午前中、大阪高等裁判所に関係当局の御参集を得て、司法行政及び法務行政等の問題、なかんずく交通犯罪、選挙犯罪、公害及び登記の各事件の現況等の調査懇談を行ない、午後は、新築成った大阪弁護士会館においてこれら司法行政、法務行政等に関する諸問題につき在野法曹の意見等を聴取いたしました。また同日、大阪高等、地方裁判所新営工……

第63回国会 法務委員会 閉会後第2号(1970/07/10、8期、日本社会党)

○亀田得治君 前回、国鉄の職場における憲法二十八条問題に関する件ということで、若干具体的な問題点を指摘して、そうしてお尋ねをし、その私の質問に対して、国鉄のほうから文書で回答書を拝見しております。本日は回答書を基礎にして若干、さらに突っ込んでお尋ねをしたいと思うのです。  国鉄労働組合の脱退勧誘という問題について、この回答書を見ますると、管理者が職員と接触しておる事実は認めておるが、組合の脱退勧誘というような事実はないということで、その趣旨というものを結局は否定されておるということになると思います。  そこで私は二つばかり実例をあげてお尋ねしたいと思います。  その第一は、今年の二月五日のこと……

第63回国会 法務委員会 第3号(1970/03/12、8期、日本社会党)

○亀田得治君 先般、参議院の法務委員会で国政調査のための委員派遣がありまして、その際に現地においていろいろ要望もあり、またわれわれとしてもなるほどこういう問題は至急処理しなければならぬというふうな問題に若干ぶち当たったわけでありまして、そういう点につきまして具体的にひとつ指摘をして大臣ほか関係者の御意向を承っておきたいと思います。  これは、単に承るだけじゃなしに、何とか処理を一つずつしていってもらいたい、こういう趣旨でお伺いするわけであります。いろいろございますが、まず法務省関係から順次申し上げたいと思います。  法務省関係で、まず第一は、神戸市の法務合同庁舎、ここに暖房用の石炭燃料ボイラー……

第63回国会 法務委員会 第4号(1970/03/17、8期、日本社会党)

○亀田得治君 今度の戸籍法の改正は、出生並びに死亡についての届け出のしかたを非常に便利にするということで、これは一日も早くわれわれとしても成立させなきゃならぬと思っておるものなんですが、若干御質疑をいたしたいと思います。  その第一は、戦前の戸籍法では、いま改正案が出ておるような内容になっていたわけですね。戦前は、出生地、住所地、本籍地、いずれについてもこの届け出ができたわけでしょう。それをなぜ昭和二十二年新しい戸籍法改正の際に、出生の場所という一つだけに限定するような??私に言わせればこれは改悪だと思うのですね、そういうことをされたのか、その間のいきさつをまず御説明願いたいと思います。

第63回国会 法務委員会 第5号(1970/03/24、8期、日本社会党)

○亀田得治君 若干御質問いたします。  今回の増員でありますが、政府の先だっての裁判所関係の予算の説明の際にも承ったわけでありますが、学生集団事件などの適正迅速な処理をしなきゃならぬようになっておるというふうなことが一つの大きな原因になっておるようです。その点は間違いありませんか。
【次の発言】 そこでお尋ねいたしますが、いわゆる学生を中心とする集団事件の状況ですね、ずいぶんマスコミにもたくさん報道されておるわけですが、どの程度の状況になっておるのか、ひとつ概略御説明願いたいと思います。
【次の発言】 四十一庁全部おっしゃる必要はないと思いますが、件数の多い順番に、どの裁判所にどの程度受理され……

第63回国会 法務委員会 第7号(1970/04/02、8期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。さっき三井さん、七時ごろ学長のほうに電話したというその内容は、学長に立ち会ってほしい、もし学長不可能であれば他の人を立ち会わせてほしいと言うたところ、明確な回答がなかった、こうおっしゃったわけです。ここは非常にやはり大事なところです。刑事訴訟法の「責任者の立会」に関する第百十四条は、一項、二項これは区別しておりますが、しかし、警察としては、形式は私立大学であっても、これは単なる普通の私的なものというふうには思っておられないんですね。一方では、国立であろうが、私立であろうが、教育という立場から考えたら同じじゃないか、もっとそういう立場で今後考えなければいかぬじゃないかというふ……

第63回国会 法務委員会 第8号(1970/04/07、8期、日本社会党)

○亀田得治君 簡単に一点だけお伺いします。この訴訟費用臨時措置法の一部改正、これはたびたび国会に出るわけですが、そのつど、次の機会までには関係法規をひとつ整備して、一本化してわかりやすいものにつくりかえる、こういうことが言われ、特に前回の一部改正のときには、必ず次のときにはきちんとして出す、今回限りですと、こういう説明がされてきたわけですが、にもかかわらず、今回またこのような従来と同じようなやり方がとられておる。これは私は非常に遺憾だと思うんです、こういうことを繰り返すのは。一体関係法規の統一整備という作業がどういう状態になっておるか、この点をひとつ詳細に説明を願いたい。

第63回国会 法務委員会 第10号(1970/04/14、8期、日本社会党)

○亀田得治君 法務省からいただいておる参考資料ですね、これの一三ページに「沖繩の弁護士資格者数調」という一覧表が載っているんですが、これについてもう少しできるだけ詳しく、わかりやすくまず御説明を願いたいと思うんです。その上でお聞きいたしますから。
【次の発言】 沖繩の司法試験制度ですね、これは琉球法曹会試験局がやっているわけでしょうが、その実態はどういうことでしょうか。たとえば試験科目なり、その内容、質的な水準なり、そういう点はどういうふうにごらんになっていますか。
【次の発言】 二十名に一人といいますと、日本の場合に比較してどうなりますか。

第63回国会 法務委員会 第11号(1970/04/23、8期、日本社会党)

○亀田得治君 静岡の刑務所の問題でお聞きするわけですが、その前に、いま大森委員から取り上げられた問題でありますが、これは非常にせんだっての最高裁事務総長の談話とも関連して重要な問題であり、また非常な専門家の間でも関心が高まっておる問題です。これは短時間ではなかなかこまかい論議ができませんので、いずれ別個な機会で十分審議をしたいと思っておりますが、ただいま大森委員から法務省とのやりとりの中で、二つだけとりあえずこの点は確かめておきたいと思った点がありましたので、二点だけお尋ねをいたしておきます。  その第一は、長沼訴訟に対する支援活動という表現を使われておりますが、その中身はどういうことなのか、……

第63回国会 法務委員会 第12号(1970/04/28、8期、日本社会党)

○亀田得治君 それでは、本格的な質疑は次回に譲りまして、資料の要求だけいたしておきます。  その前提として申し上げておきますが、この法案が通りますと何といっても簡裁に非常な負担がかかることは当然です。そして、そのかかった結果が、場合によっては簡裁の質的な変化に発展をする、こういうことも予想されるわけです。そういう意味で、現在の簡裁自体がどういう状況にあるのか、このことがまずその前提として明確になってこなきゃいかぬと私は考えておるのです。そういう立場から、以下の資料を次回までにできるだけ早く整備して出してほしいと思います。  その第一は、簡裁の設置状況ですね、全国で五百幾つとかそういうのじゃなし……

第63回国会 法務委員会 第13号(1970/05/06、8期、日本社会党)

○亀田得治君 質問に先立ちまして、私、この法案に対する反対の請願書、これが非常にたくさん来ておりますので、この点について一言触れておきたいと思います。  ただいま私が持ってまいりました請願書は、在野法曹の方が中心につくられたものでありますが、大阪で阪東平君ほか六百五十名、東京で五百七十三名という数であります。これはみんな専門家の皆さんであります。一つの問題について専門家の皆さんがこれほど多数熱意を込めた請願書を持って来られるということはあまりないわけであります。私は、そういう意味で、ぜひこの法律案の審議と並行してこの請願書の審議もひとつお願いをしたいと思っておるのです。従来ややもすると、法律案……

第63回国会 法務委員会 第14号(1970/05/07、8期、日本社会党)

○亀田得治君 きょうはお忙しいところをわざわざ御出席いただきまして、ありがとうございます。  ただいま非常に専門的な立場から問題点の御指摘をいただきまして、たいへん参考になったわけでございますが、若干補足してひとつお尋ねをいたしたいと思います。  その第一は、経過は相当いろいろあったようですが、ともかく裁判所側とそうして弁護士会側との連絡協議が進んでいた、そういう状態の中で、一方的に法務省から国会に法案を提出する手続が進められていったその段階でも、なお連絡協議、最終は三月六日ですから、続いておるわけですね。そういう日時の関係等いま詳細承ったわけでございますが、それをお聞きしまして、昨日も最高裁……

第63回国会 法務委員会 第15号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○亀田得治君 これは、日本と外国との間の送達なり証拠調べなどについてお互いに協力し合おうと、こういうことですから、非常にけっこうな、当然な法案でありますが、若干念のためにお尋ねをしておきたいと思います。  この法律案のもとになっておる民事訴訟手続に関する条約、この締約国は現在どういう国になっておるでしょうか、締約なり加盟。
【次の発言】 それから、もう一つの民事または商事に関する裁判上及び裁判外の文書の外国における送達及び告知に関する条約、これはどうなっておりますか。
【次の発言】 これは、普通の条約に比べて、いわゆる政治的なものではないし、もう少し加盟の速度が早くてもいいと思うのですが、多少……

第63回国会 法務委員会 第16号(1970/05/13、8期、日本社会党)

○亀田得治君 最後のだめ押しの質問を若干いたしておきたいと思います。  まず最初に、地方裁判所における民事事件の中で、最近相当時間がかかるとされておるのが公害関係の訴訟であります。公害訴訟では、加害者である被告が問題になっておる事柄についての資料をたくさん持っておる。普通はなかなか経済力も大きい。ところが、原告である被害者は、突っ込んだ資料というものは自分では持っておらぬわけです。経済力も弱い。そういう状態で、お互いに攻撃、防御をやるわけですが、私は訴訟の公平、迅速という立場から見て、原告側がおおよその立証をすれば、あとはひとつ被告側に反証の責任を負わせる、こういう点をはっきり裁判上打ち立てて……

第63回国会 予算委員会 第3号(1970/03/03、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、きょうは、日米共同声明と、特にその中の朝鮮に関する部分について質問をする予定でありますが、本論に入ります前に、ただいま問題になっておる繊維の自主規制の問題、これについて若干お尋ねをしておきたいと思います。  吉野公使が帰国して、そうして、何らかの提案を日本としてはすべき段階であると思うと、こういうことを主張いたしております。外務大臣も当然、吉野公使からその内容なり理由、背景等についてお聞きになったと思いますが、この際、この場でひとつ詳細にその点を説明してほしいと思います。それに対して外務大臣としては一体どういうふうに対処しようとしておるのか、あわせてその態度についてもお伺い……

第63回国会 予算委員会 第4号(1970/03/04、8期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま委員長から吉野公使を呼ぶことについての結論の報告がありましたが、私としては非常に残念だと思います。本来こういう国民が非常に関心を持っておる問題、そういうことについて国会が十分審議を尽くしていこう、これが非常に大事なことなんですね。理事会の模様等を聞きましても、筋としては自民党の諸君も賛成をされたように聞いております。しかるにもかかわらず、それが実現できない。私は、こういうことをやっておるから政治に対する不信の――それだけではもちろんないと思いますが――やはり一つの大きな原因になっておると思います。やはり問題があればそれを深めていく。だれもそのことに異議がないわけですから、……

第63回国会 予算委員会 第5号(1970/03/23、8期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。朝鮮の問題で関連してお尋ねします。  一つは、先ほど総理のお答えを聞いておりますと、朝鮮でもし紛糾なり混乱があるとしたら、それは北からのしかけたものである、こういうふうに、これは仮定でしょうが、仮定して言われたようでありますが。しかし、私その答弁を聞いておりまして、どうも日本政府は北朝鮮に対して一つの偏見を持っているのじゃないか、あるいは北朝鮮の外交方針というものを十分消化しておらぬのじゃないかということを感じたわけです。これはわれわれ近くにおる者としては非常に大事な点だと思うのですね。日本政府のほうには韓国との接触が非常に多いものですから、どうしても韓国側の意見、主張とい……

第63回国会 予算委員会 第9号(1970/03/27、8期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと一つ関連してお聞きしますが、通産大臣にお聞きします。  食堂の値段が高いということで、大阪の地元じゃ非常な不評判であります。そのことにつきまして、先ほど通産大臣が、いろいろ調査したところ、デパートの食堂なり宝塚の遊園地等の食堂に比べて高いということがわかった。だから、これを改めさせるのがこれからの問題だというお答えをしておるんですが、その前に、そういう料金をきめる場合には協会とその業者が協議をしてきめると、こういうことになっておるという話なんですね。したがって、そうであれば、その高い値段で売っていたのは、一体その協議にかかっていたのかどうか。その点を明らかにしてほしいんで……

第63回国会 予算委員会 第11号(1970/03/31、8期、日本社会党)

○亀田得治君 最初に、けさ起きました飛行機の乗っ取り事件につきましてお尋ねをしたいと思います。  今朝羽田を立ちました日航機のことでありますが、これは日本の全国民に非常に大きなショックを与えたと思います。この経過と現状、どうなっておるかという点を、まず国家公安委員長から御報告を願いたい。
【次の発言】 この犯人は、爆発物などは持っている模様なんですか、どうでしょうか。
【次の発言】 これは、機長と外部との連絡というのは十分とれているわけですか。
【次の発言】 結局、警察の方針としては、時間をかけても死傷者を出さないで逮捕したい、こういうふうに理解していいわけですか。

第63回国会 予算委員会 第19号(1970/04/11、8期、日本社会党)

○亀田得治君 商品取引所における委託者と取引員との間の紛議というものが大きな社会問題になっております。衆議院でもすでに数回審議されたようでありますが、きょうは私、自分の持ち時間をほとんど全部使ってこの問題だけについてひとつお尋ねをいたしたいと思います。質疑の中で若干こまかい問題にも触れることになろうと思いますが、その際は政府委員の方からかわって御答弁さしていただくというふうにしてもらってもけっこうだと思います。  最初に、農林、通産両大臣に総括的立場から所見を伺うわけですが、最近のこの紛議並びにそれに対する社会的な批判というものをごらんになりまして、どのように大臣としてはお考えになっておるか、……

第64回国会 法務委員会 第5号(1970/12/18、8期、日本社会党)

○亀田得治君 まあ発言しないということで記者から叱責を受けておるので、一言……。  たとえば、こういう場合はどうなりますか。この第二条が適用される危険性というのは一〇〇だといたしますね、数字的に一〇〇。これに対して工場が五軒かたまっていると。その場合に各工場が三〇ずつ出しておると、そうすると合計一五〇になるわけだ。しかもそういう場合に、これは同時に出せば一五〇になるのですがね、そのことをお互いに工場同士は知っておると。こういう場合には私は五軒とも第二条によって当然これは対象にできる。これは、刑法総則の共犯理論によって当然これは対象にできなければいかぬ。普通、何何をした者はという場合、この「者」……

第65回国会 法務委員会 第3号(1971/03/11、8期、日本社会党)

○亀田得治君 それではただいまの報告に対しまして、若干質問をいたします。  この事件の全貌はまだわかっておりませんが、いずれ詳細全体が明らかになった段階でまとめて御報告願いたいし、また最終的な質問をその際にいたしたいと思いますが、しかし何ぶんにも本件は社会的に非常に大きな影響を与えておりますので、大きな点については、ひとつ大臣みずから所信を明らかにしてほしいし、また若干いまお聞きした中でも相当疑問点もありますので、それらの点について、局長のほうからさらにお答えを願したいと思います。  まず、ただいまの御報告の中で、昭和四十五年一月十五日の早朝の侵入の関係についてお聞きします。  外部からの通報……

第65回国会 法務委員会 第6号(1971/03/25、8期、日本社会党)

○亀田得治君 若干、執行官に関する現況について関連してお聞きしたいと思いますが、現在、執行官が年間扱っておる事件、どれくらいに達しておるのか。特に東京、大阪などと地方と非常なアンバランスがあると思いますが、その辺の状況を概略わかるように御説明願いたいと思います。
【次の発言】 何%になっているのですか、東京、大阪合計で。概略でいい。
【次の発言】 ちょっと待ってください。それ一々言われると時間かかるのですが、大よそのパーセンテージでいいですが、さっきおっしゃったのを合計するとどういう程度になるのですか、東京の場合。
【次の発言】 大阪はどういう程度ですか。

第65回国会 法務委員会 第7号(1971/05/20、8期、日本社会党)

○亀田得治君 お二人の方に大事な点だけお聞きいたしたいと思います。時間の関係もありますから質問事項を先に一緒に申し上げます。磯村参考人に対しては三点ほど聞きたいと思います。  まず最初に、法曹一元に対する見解ですね、率直にお話しがありましたが、この点は実は私もたいへん同感なんです。なかなか――そういう方向でやっているが、現実はなかなかうまく進んでおらないというのが御存じのとおりの状態です。したがってそういう前提のもとでひとつ御判断、お答えを願いたいと思います。  その第一は、司法研修所を出たら、すぐそれを全部採用する必要がない、出たからといって必要がないというふうな意味のことをちょっとおっしゃ……

第65回国会 法務委員会 第8号(1971/05/24、8期、日本社会党)

○亀田得治君 時間がありませんので二点だけお聞きいたします。  その第一点は、法案提出の経過でございます。御承知のとおり、六十三国会におきまして、裁判所法の一部を改正する法律案、これが国会を通るときに、本院において委員会の附帯決議をつけたことは御承知のとおりです。その第一項には、「今後、司法制度の改正にあたっては、法曹三者の意見を一致させて実施するように努めなければならない。」こういうことが書かれておるわけであります。もちろんこの附帯決議は当時裁判所側に、あるいは法務省側にも事前に提示して同意されたものであり、またこの会議の席上でも、正式に法務大臣もこの決議を尊重していくということをお答えにな……



各種会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 法務委員会売春対策に関する小委員会 閉会後第1号(1953/09/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 出席者のかたからの何か説明があつたら先きに聞きましよう。
【次の発言】 御質疑を聞いておりますと、問題点はそんなに余計ないように考えるのです。結局保護処分をどうするか、併行させるかどうか、この点に対する具体的な肚がきまれば、この問題は具体化するんじやないかと思いますが、これはあなただけでなしに、法務省のかたも、問題点がたくさんあるように何か言われるが、それしかないように私感ずるんですがどうなんです。
【次の発言】 刑事課長どうですか。
【次の発言】 例えば売春婦に転落しないような事前の措置とか、教育活動とか、そういうことは勿論私もわかるんです。併しそういうことを言い出せば、例えば……

第19回国会 地方行政・内閣・人事・法務連合委員会 第1号(1954/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 議事進行について……。只今委員長から御説明になつた本日の連合委員会の議題になる法案は、私ども法務委員会としては、これは特に関心を持つておる実は法案なんです。これは私どもの委員長を通じても十分な連合審査の時間を与えてもらいたいということは特に早くこれは決定をして申上げてあつたはずでございます。ところが本日ここでお聞きいたしますると、各種の委員会との合同の連合審査、こういうことになつておるのであります。これは私ども委員長のほうにすでに通告しておりまする時間だけから見ましても、甚だ以てこれは何といいますか足らないのです。それが僅か或る程度足らないというような程度なら、何とか質疑のやり方……

第19回国会 文部・人事・法務連合委員会 第1号(1954/04/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私のほうでも実は私どもは連合審査をして頂く際にはもつと時間がもらえる、こう予定をしていたんですが、聞いてみると人事と一結だ、而も何か午前中というふうなこともちよつと聞くのでありますが、それではもうとても十分なことは勿論できませんし、是非とも質さなければならない点だけでも不十分なんです。この点は一つ、どういうふうにお考えになつていらつしやるでしようか。委員長からその辺のおつもりを少し聞かして頂きたいと思います。
【次の発言】 適当に御考慮を願つて進めて行く、私どもの質問事項が非常にたくさんありますから、大体の見当を示してもらいませんと非常にこちらも都合が悪いわけなんです。

第22回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第2号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 時間が大へんおそくなりましたので、今までと重複しないようにして二、三確めておきたいと思います。  私はこの問題は、本件の会社とこの海外協会ですね、この二つが並立するような格好ははなはだまずいと実はこう考えておるのです。そういう角度から少し確めてみたいのですが、先ほど政務次官は、この事務委託費を相当潤沢に海外協会に流したい、そういう趣旨のことをおっしゃったのですが、これはどの程度の金額を予定されているのですか。
【次の発言】 さらに増額というのは、どの程度をめどにされておるか、概算でいいんですから……。
【次の発言】 合計ですね、増額されて、追加がですか。

第22回国会 大蔵・決算委員会連合審査会 第1号(1955/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 大蔵大臣に一つお聞きしたいことは、この法律によって補助金に関する不正をなくしようという全体の目的は、われわれは了承しますが、むしろこの出てきた法案では、果してその目的が全部達成されるのかどうか、また、ほかの法律と比較してこの法律が妥当かどうか、そういったような点について相当私は疑惑を持っているのです。しかし、これは主として法務大臣にのちほど聞いてみたい点でありますから、その点は別にしまして、大蔵大臣に対しては、ただいま説明もありましたように、この法律によってすべてをよくする、こういうことはおそらく考えておらないだろうと思う。やはりその根本になる、この法律とともに、もっと根本になる……

第22回国会 内閣・決算委員会連合審査会 第2号(1955/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 二つばかりお伺いしたいのですが、最初に、第十四条の改正条文の中で「合議で決するところにより、」と、こうなっておるのですが、合議と言いましても、これは検査官会議、三名ですから、一人ずつ意見が違う場合には、結局任命することができない、そういうふうに解釈をしていいわけでしょうか。
【次の発言】 今度の改正案の趣旨を拝見いたしますると、検査の機能を発揮する、そういうことが目的になっているようです。そのためにこういう局をふやしたり、あるいは検査の範囲を拡張するということが必要だということで、こういう改正案が出ているわけですが、これは私ども決算委員会等で、各省の決算報告なり、あるいは会計検査……

第22回国会 内閣・農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 簡単に二点ばかり補足してお聞きいたします。一つはこのサイロの件ですが、大体農林当局なり行政管理庁の方では、本日の質疑で、非常に現状は無理だという認識を持たれたように私は感ずるのです。ただ入江人事官の方はどうも答弁がはっきりしないのですが、関係当局からいろいろ検討があって、連絡があったら考えるというような、はなはだあいまいなことを言われるのですが、まあ普通のことはそういう答弁でも通るかもしれませんが、先ほどから具体的にこの勤務の状況なり、あるいはこの給与の条件、こういうことが示されてこの論議がされておるわけです。実際委員会として正式に実地の検査をして、そうしてそれに基く資料によって……

第24回国会 法務委員会公聴会 第2号(1956/05/10、3期、日本社会党)

○亀田得治君 簡単にお答え願いたいのですが、先ほど凶悪犯増加の傾向について、昭和二十一年から三十年までの統計をお示しいただいたのですが、こういうふうに、数字がずっとふえてきている理由ですね。これをどういうふうにごらんになっているか、もし死刑というものがなければ、これがもっとふえるというふうにお考えか、その二つの点について、わけて。
【次の発言】 死刑との関係ですね。
【次の発言】 わかりました。それで結論はわかりました。
【次の発言】 小野さんの方では、誤判ということはどういうふうにお考えになっておるか。私は、誤判だけで死刑廃止の理由に直ちにもっていくということは、もちろん問題だと思うのです。……

第24回国会 予算委員会公聴会 第1号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○亀田得治君 先ほどのお話の中で、結局日本としても仮想敵国といいますか、自衛力を増強するに当っての対象として残るものはソ連だ、こういうふうに私ちょっと聞いたのですが、まあ私そういう立場で、日本の自衛力増強ということは、これは財政的にはもちろん成立しないと思いますが、軍事的に見た場合にでも、その場合にはおそらく日本単独ではこれはやれない仕事なんで、結局米ソ戦争になっておる状態だと思うのです。そういうことを想定した場合に、これは私ども常識的に、日本の国内に対する爆撃、誘導弾による攻撃、そういったようなものは当然考えられる。単なる局地戦の場合であればあるいはそこまではいかないかもしれませんが、米ソが……

第24回国会 予算委員会公聴会 第2号(1956/03/07、3期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと一つお伺いいたします。  先ほど御説明がありましたように、今度の予算面において日本の農業政策が二兎を追うような形がはっきり出てきておる、それは私もその点は同感です。従来の食糧増産対策は一応政府としては堅持しながらも、実際の予算の組み方においてはそれがくずれてきておる、こういう形が出ておるわけです。そこでこれは大まかにお聞きしたい点ですが、予算面ではそういうふうになってきているという点だけの御批判があったわけですが、大内さん自身としては、日本の農業構造のあり方というものが果してそういう方向をとっていいものかどうか、あるいは、従ってそういう方向をとっては非常に将来まずいのであ……

第24回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1956/03/20、3期、日本社会党)

○亀田得治君 項目の第六ですね。ここのアジア諸国というのはどういう範囲なんでしょう。中国などは入っておるのですか、入っていないのですか。
【次の発言】 項目の第九ですね、これは北米、中南米、西欧、英連邦諸国となっておる。この西欧というのは東ヨーロッパが入っておりますか。
【次の発言】 東ヨーロッパが入っておるというのですか。
【次の発言】 そうすると、結局抜けるのはソ連だけが抜けることになりますね。私はこういう外交政策のいろんな基本になるような調査研究等は、国交が回復しておるおらぬにかかわらず、もっと熱心に予算も取ってやるべきだと思う。むしろ国交を回復しておらぬ国に対してこそ、いろんなこちらの……

第24回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1956/03/22、3期、日本社会党)

○亀田得治君 海上自衛隊の関係についてまず若干聞きたいと思います。  三十一年度の増勢計画が完成した後の勢力ですね。これは九万九千三百八トンということはわかっておりますが、その艦種別のトン数ですね、これはどういうふうになるのでしょうか。隻数別についてはすでに資料をもらっています。
【次の発言】 それのトン数別は出ておりませんか、今隻数別に説明があったのですが。
【次の発言】 このフリゲート艦というのはどういうふうに使うのですか、用途、ほかのものは大体名前でわかりますが。
【次の発言】 船団の護衛というのは、どういう船団を予想しているのですか。


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 内閣・地方行政・文教委員会連合審査会 第1号(1957/04/25、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(亀田得治君) これより内閣・地方行政・文教委員会連合審査会を開会いたします。前例によりまして、私が連合審査会の委員長の職を勤めさせていただきます。それでは、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題に供します。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 自治庁長官の方はよろしいのですか。では御苦労さまでした。
【次の発言】 大体質疑が尽きたようでありますから、内閣・地方行政・文教連合審査会は終了することに御異議ございませんか。

第28回国会 地方行政・法務委員会連合審査会 第1号(1958/02/13、4期、日本社会党)

○亀田得治君 第一条、これは旧法でも同じ規定になっているのですが、刃渡り十五センチメートル以上の刀あるいは五・五センチをこえる飛び出しナイフ、寸法をきちっときめてあるわけですが、これは、一センチでも、あるいは〇・五センチでも欠けておれば、これは自由という解釈になるわけですが、その点は、実情からいってそういうことでいいんでし上うか。
【次の発言】 あまり極端な制限をすると行き過ぎの弊害もあるという立場を大いに強調されるわけですが、そういう考え方を持っておられることは、私は非常に尊敬するのです。しかし、それは、こういう問題だけでなく、あらゆる警察の運営について私ども希望するところです。しかし、今そ……

第28回国会 法務・社会労働委員会連合審査会 第1号(1958/04/19、4期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して一点だけ。私は法務委員ですから、法務委員会のときに十分審議したいと思いますがチンピラを対象として毀棄罪を非親告罪にするという、盛んにそういうふうな御説明がありますが、私は現在のチンピラの大部分は、これは二三人でがたがたとやってきて、いたずらしてどこかへ行っちゃう。あるいは町あたりで会う場合でも、大体二、三人です。そういうことが多いのでありまして、従って、そういうものを取り締るには、暴力行為等処罰ニ関スル法律第一条、これによって大部分そういうものはまかなえるわけなんです。しかし、一人で来た場合と、こうおっしゃる意味のようですがね。だから、その点は、暴力行為等処罰ニ関スル法律……

第28回国会 予算委員会公聴会 第2号(1958/03/12、4期、日本社会党)

○亀田得治君 社会保障の立場で、軍人恩給に関して、私も当然そういう立場で考えておりますが、ちょっと今先生もお述べになったように、既得権との関係ですね。これに対するあなたの個人的な見解なり、それから社会保障制度審議会の中でも、そういう点についての考え方などは、若干の意見を交換されているだろうと思うのですが、まあ、結論的なものでなくていいのですから、考え方についてですね、私どもとしては何とかそういう既得権的なものの考え方を実はこわしたいと思っている、憲法上あるいは法律上。そういう余地があるかないか、一つ率直なことを伺いたい。


5期(1959/06/02〜)

第34回国会 議院運営、地方行政、法務委員会連合審査会 第1号(1960/02/23、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。これは私、午後から御質問申し上げますから、そのときでもいいんですが、ただいまの点にちょっと関連して聞いておかないと、これは非常に間違うと思うので伺います。集団示威運動等については、今指摘された遠足とか、こういうものもこの中に含まれているわけです、言葉自体には……。だから、ただいまの提案者の説明とはそれは矛盾するわけです。もしそれを除くのであれば、ここへ公安条例の第一条と同じように、ただし書きをつけなければだめでしょう。
【次の発言】 それは、提案者がそういうふうに主観的に日本語を勝手に解釈することはできない。つまり公安条例の第一条で、これこれのものを除くというこ……

第34回国会 議院運営委員会公聴会 第1号(1960/03/02、5期、日本社会党)

○亀田得治君 時間がないようですから、私、簡単に三点ばかりお尋ねをしたいと思います。  最初に毛利先生にお願いしたいわけですが、先生は、平生から大へん現行法の解釈等に詳しい方でありますからお聞きするわけですが、この法律の第六条、第七条、ここには、この法律の対象として「集団示威運動等」、こういう用語を使っております。で、この用語の定義は、第四条の初めの方に定義を下しております。そこで、この用語は、各種の公安条例においても使われておる用語でありますが、その公安条例におきましては、たとえば遠足、修学旅行、こういったようなものがこの「集団示威運動等」には入らないと、こういう点を明記しておるわけです。こ……

第38回国会 建設、地方行政、社会労働、農林水産、運輸委員会連合審査会 閉会後第1号(1961/08/01、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと今の報告…。この六月集中豪雨災害に対する対策と初めの文書で二枚目ですね。B今後の対策の中での、これは数字をおっしゃる以上ははっきりおっしゃってもらえませんと困るのですが、そこの今後の対策の(2)の中の(イ)の2市町村分、これは金額幾らですか。  それともう一つは(ロ)の中の2、これが八個所となつたのですが、金額は幾らですか。報告は八個所とおっしゃったですね。金額は四千万円というふうにおっしゃったようですが、ここでは四百万円と書いてある。もっと正確にやってもらいたい。
【次の発言】 (ロ)の2は。
【次の発言】 それはやり方がおかしいですよ。どうなっている。

第38回国会 地方行政、法務委員会連合審査会 第1号(1961/02/07、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、今までの同僚の質問と重複しないように、大きく分けて二つの点にしぼってお尋ねをしたいと思います。  一つは、今後の対策になりますが、これは最後に総理にお尋ねをしたいと思います。その前に、警察と右翼団体との関係、警察は右翼に対して非常に甘い、こういうことがほとんどまあ定評のようになっておりますが、そういう観点から、具体的に今起きている問題についてお尋ねをしていきたい。すなわち、現在小森が逮捕をされて調べを受けているわけですが、私たち専門家の目から見ますと、これほど世間が、背後に隠れたものがある、こういうふうに見ている問題について、どうして小森だけをつかまえて調べているのか、もっ……

第40回国会 予算委員会公聴会 第2号(1962/03/16、5期、日本社会党)

○亀田得治君 一点だけお尋ねいたします。ただいま、大内さんは、日本に対して取って食うやつはいない、しかし、ソ連と中国は別だというような意味のことを言われたわけですが、こういうものの言い方も、あなた自身が先ほどから非常に強調されておりました問題がさほどでもないのに、ことさらにこの問題を作って幻想を描いておるようですが、どうもあなた自身の一番排撃されたことに取りつかれておるような感じを受けたわけですが、実際にあなたとしてはそういうふうにお考えでしょうか。もしお考えであれば、ひとつ根拠ですね、そういう点をはっきり示してもらいたい。
【次の発言】 論争するつもりもありませんが、自由主義陣営で防衛態勢を……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1962/03/27、5期、日本社会党)【議会役職】

○主査(亀田得治君) 皆さんの御推選によりまして、私が主査を務めることになりました。皆さんの御協力をいただきまして、分科会の運営をスムーズに進めたいと存じます。
【次の発言】 議事の進め方についてお諮りいたしますが、本分科会の所管は、昭和三十七年度総予算中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府のうち防衛庁、経済企画庁、科学技術庁を除く部分及び法務省並びに他の分科会に属しないものを審査することになっております。  議事を進める都合上、主査といたし.ましては、本日、内閣、総理府関係、会計検査院、明二十八日は、裁判所、法務省及び総理府のうち国家公安委員会、明後日二十九日は、皇室費、国会とい……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1962/03/28、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、まず、主として右翼に対する取り締まりの関係等についてお聞きするわけですが、最初に、法務大臣並びに警察のほうから、基本的なこの問題に対する態度を伺いたいのでして、こまかい点は関係の局長にまたお聞きしますが、ともかく、警備警察なり公安調査庁としては、世論の要望に沿うために、もっともっと右の勢力に対するかまえというものに力を入れるべきではないか、こういうふうに根本的な大まかな立場から考え方をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 若干こまかい点につきまして、公安調査庁のほうに一応お聞きいたします。公安調査庁における公安調査官の数ですね、昭和三十六年現在における数、並びに、その……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1962/03/29、5期、日本社会党)【議会役職】

○主査(亀田得治君) これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  昭和三十七年度総予算中、皇室費を議題といたします。  まず、説明を求めます。小畑皇室経済主管。
【次の発言】 質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記やめて。
【次の発言】 速記つけて。
【次の発言】 以上をもって、皇室に関する質疑は終了したものと認めます。
【次の発言】 次に、国会所管を議題といたします。順次説明をお願いいたします。  それじゃ藤野衆議院庶務部長。
【次の発言】 次に、佐藤参議院管理部長。
【次の発言】 次は、隈井弾劾裁判所事務局長。


6期(1962/07/01〜)

第46回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1964/03/25、6期、日本社会党)

○亀田得治君 臨時司法制度調査会で、いま将来の裁判制度をどうすべきかということで、非常に熱心に討議が続いているわけですが、この夏一ぱいで結論を出し、予定どおり内閣に答申をする、そういう方向で作業をやっております。だんだんこの問題が具体化してきておるわけでありまして、それに関連して若干大臣と最高裁当局と並びに官房長官から御意見を聞いておきたいと思います。  最初に法務大臣のほうから、法曹一元化制度に関する大臣の考え方ですね。大まかでけっこうですが、お聞きしたいわけです。もちろん、法曹一元化といいましても、いろんな中身があるわけでして、そういう制度をとっておる各国の制度をみても、これはいろいろ違っ……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1964/03/26、6期、日本社会党)

○亀田得治君 最初に沖繩問題につきまして若干お尋ねいたします。  沖繩問題のために日米協議会を作るということは、もともとはアメリカ側から言い出したことであり、もうすでに二年以上にもなっておるわけですが、一体これはどうなっておるのか、その経過並びに現況をまず説明を願いたいと思います。
【次の発言】 約二年以上かかっておるわけですが、どういう点が問題点となって今日まで延びたのか、その点を明かにしてほしいと思います。これは総務長官のほうでわかっているのじゃないですか。総務長官は交渉の対象じゃないのですか。
【次の発言】 まあもともとアメリカ側から言いだして日本がそれに乗って、それではやろうとこうなっ……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1964/03/26、6期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、二つの問題についてだけ簡単にお尋ねいたします。一つは、厚生年金会館の問題、もう一つは、原爆被害者の援護の問題であります。  最初に厚生年金会館のほうをお聞きしますが、この厚生年金会館は、最初のものは東京ですでにつくられ、第二回目のものが大阪でつくられるというふうに承っておるわけですが、いろいろな事情等でこれがまだ最終的な結論が出ておらない。しかしながら、すでにその分の予算というものは昭和三十八年度に組まれておるわけですし、また地元の大阪におきましても、どこでも問題になるこの建設敷地の問題ですね、こういう点はすでに解決して、きれいな土地というものが待ち受けておるわけで、いろい……


7期(1965/07/04〜)

第50回国会 日韓条約等特別委員会公聴会 第1号(1965/12/01、7期、日本社会党)

○亀田得治君 関連、一点だけ。では、一つだけ。あらためてお聞きしますとたいへんかえって時間をとると思いますので、お聞きしたいと思います。  先ほど旧条約というものが平等の立場で結ばれたものではないという立場で、藤島公述人が意見を表明されました。それに対して佐藤総理はじめ平等の立場で普通の状態でやられた、こういう趣旨の意見表明を今日までされておることは周知のとおり。このことは、私は非常に大事な点ではないかと考えるのです。佐藤総理もせんだって、その点について再度この場所で委員から質問のあった場合に、あまり古い過去のことについてはさわらないほうがいいのじゃないか、そういう意味のことも言われました。し……

第51回国会 予算委員会公聴会 第2号(1966/03/18、7期、日本社会党)

○亀田得治君 たいへん実際の経験に基づいて御参考になる御意見を聞かしていただき、感謝いたします。  あなたのほうの生協ですね、場所とか、それから人数とか、それから取引の額とか、それからさっき税金のこともおっしゃいましたが、実際にその程度のなにでどれぐらいの負担をしておるものか。それから職員の状態、そういったようなことを少し参考に聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 その十八人の従業員ですね、これは給与などはどういう程度なんでしょうか。

第58回国会 建設、農林水産委員会連合審査会 第1号(1968/05/10、7期、日本社会党)

○亀田得治君 わずかの時間でございますので、特に農民の立場から非常に重要だと思われる二、三点につきまして、端的にお尋ねをしておきたいと思います。  その第一は、今度の都市計画区域内の市街化区域、この場所において農地転用に対する統制、農地法第四条のワクをはずす、こういうことが出ておるわけでありますが、これは非常に実際に合わない措置ではないかというふうに考えるわけです。で、まあ理由はいろいろございますが、たとえばそのような措置をとれば、まず第一に私はその地域における農地の売買行為、こういうものが非常に盛んになると思います。御承知のとおり今日ではいろいろな、本来は土地に関係のない会社が、たとえば不動……


8期(1968/07/07〜)

第63回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1970/04/13、8期、日本社会党)

○亀田得治君 若干お尋ねをいたします。  最初に、いわゆる航空機乗っ取り事件に端を発しまして、そうしてそれらに対処をする法律を早急につくるべきではないか、こういう世論で、また、法務大臣も非常に熱心に取り組まれまして、本日、法制審議会にその原案を諮問されたようでありますが、その内容を、まあおおよそはわかっているのですが、一応御披露願いたいと思います。
【次の発言】 その内容のおもな点だけ御説明願います。
【次の発言】 これはいずれ国会に正式に提案された後に、また詳細な質疑をする機会もあろうと思いますから、いさいはそちらのほうに譲っておきますが、問題は、船舶をこの法律の中に入れてきた点ですね。これ……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1970/04/15、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私三つばかりお尋ねいたします。  その第一は、非常に古い話ですが、昭和二十年十月七日に室戸丸が西宮沖で沈没した問題です。当時この沈没した個所が安全であったかどうかということを一番よく知っていたのは、船舶運航の責任を持っていた当時の船舶運常会だと思います。それから第二にはまた、運営会の監督官庁である当時の運輸省というふうに私考えます。したがって、乗客にはこれは全く責任のない問題なんですね。結果としては非常にたくさんの死傷者が出たわけですが、まあいろいろこれは関連する法規もありいたしますが、全体として冷静にこれを考えてみますると、私はやはり、責任の第一はこの船舶運営会であり、また運輸……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1970/04/13、8期、日本社会党)

○亀田得治君 時間三十分ということのようですが、簡単にお伺いいたします。  第一は、私の非常に親しい方の強い陳情を受けておる問題ですが、神経性の難聴ですね、耳が遠くなった神経性の難聴、これに対して保険の対象にしてほしいという要請があるんです。で、これは前々から若干厚生省にも陳情をいたしておりますが、他にもいろいろあるんでしょうが、名古屋で非常に耳にきくはりの治療をやっておるという先生がおるようです。しかしそれが保険の対象にされないものですから、途中でまたお金のない人はやめてしまうというようなことで、非常に気の毒なんです。何とかリューマチなどと同じように、保険の対象にしてもらえぬものだろうか、こ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

亀田得治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。