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亀田得治 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

亀田得治[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧質問主意書

亀田得治参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



9回
34555文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

13回
40907文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

3回
21400文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

6回
37253文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

9回
57161文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

3回
16981文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字



参議院在籍時通算
43回
208257文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 参議院本会議 第29号(1953/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私は、日本社会党を代表して、本案に反対する理由を簡単に申上げたいと存じます。その理由は二つに要約することができるのであります。  第一は、内容の点でございます。本案の中で、例えば百九十九条の改正規定のごときは人権擁護の立場から見て実に立派なものであります。本案が成立した暁におきましては、捜査機関の逮捕状請求に対し、裁判官は必要性の判断につき積極的に取組んで行かねばなりません。そのためには、関係機関において、必要な人的配置、予算措置をも考えるところまで今後行く必要があると存じまするが、この改正規定を実効あらしめるためには、関係者の今後の一層の努力に待たなければなりません。このように……

第16回国会 参議院本会議 第30号(1953/07/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 この重大な案件に関しまして、不当にも趣旨説明の時間を十分に制限されましたことは、先だつてからの自由党諸君のやり口をそのまま再びここで繰返しておるのでございます。(拍手)併しながら、この趣旨の説明には必ずしも十分間を要しないのであります。あのような議事の進行が如何に不当なものであるかということは、私が十分間も説明しなくても、恐らく国民大衆は目で見て知つでおるのでございます。(「その通り」と呼ぶ者あり)私は徒らにこのようなことで、けちな時間を稼ごうなどとは考えておりません。自由党の諸君や、政府の諸君や、青木委員長や、こういう諸君と、この問題について論じ合つても無駄である。(「やめろ」……

第19回国会 参議院本会議 第23号(1954/03/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私は日本社会党を代表して秘密保護法案に関し重要な点について質問をいたしたいと存じます。私の質問は十一点に亘るのでありますか、そのおのおのについて一つ項目別に明確な御答弁をお願いしたい。限られた時間でありますから、できるだけ私のほうの意見は避けまして進めたいと思いますので、さよう御了承願います。そこで第一の点でありますが、この法律は日本の憲法に違反しておる。私はこの点について確かめたいのであります。現在吉田内閣が進めておるいわゆる自衛力増強の方針、これは明らかに忍法を事実上破壊して行く。こういうことは今日社会の常識になつております。そういう憲法上許されないような粗織、この保安隊、自……

第19回国会 参議院本会議 第30号(1954/04/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私はこの際、汚職問題に関する犬養法務大臣の態度につきまして緊急質問をいたしたいと思います。
【次の発言】 私は日本社会党を代表いたしまして、汚職問題に関して犬養法務大臣がとつておられる態度、この点につきまして重要な点を二、三質問をしたいと存じます。  今回の造船の汚職を中心としたたくさんの汚職、これは生長期にある日本のデモクラシーにとつて非常に大きな危機を招来しておる。こういうことは、日本の国内の輿論だけでなく、海外の論調においてもそういうことが認められておる。そういう意味で心ある国民なり、或いはまじめな政治家がこの問題を非常に心配をしておる。そういう立場から、こういう汚職問題に……

第19回国会 参議院本会議 第37号(1954/04/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私はこの際、法務大臣の検察行政指揮権並びに犬養国務大臣より国警担当を解いたことに関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表して法務大臣の検察行政指揮権並びに犬養国務大臣より国警担当を解いたことに関しまして、若干の質問を吉田総理に対していたしたいと存じます。  汚職の問題の処理が如何に重大であるかは、今更改めて論ずるまでもございません。今やそれは、内外注視の的となつておるのであります。検察側の追及も漸く最後の段階に達し、国民はこぞつて、この際問題の根源を明るみに出し、その責任の所在を明らかにしてもらいたいと望んでおるのであります。このときにあたり、去……

第19回国会 参議院本会議 第51号(1954/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○亀田得治君 私は日本社会党第四控室を代表して、日米相互防衛援助協定に伴う秘密保護法案に対し、反対討論をいたしたいと存じます。細かい点は省略をし、大きな問題を五つの点にまとめて反対の理由を申上げて見たいと存じます。  その第一点は、本法は憲法違反の法律であるという点であります。即ち、本法によつて保護しようとする法益は、保安隊、自衛隊の使用する装備品等の秘密でありますが、その保安隊、自衛隊が憲法第九条違反であることは殆んど世論の常識であります。吉田内閣のみがひとり憲法違反でないと強弁しているに過ぎません。日本が敗戦後現在の平和憲法を作つたときには、いわゆる外敵に対する組織的抵抗力、即ち、軍隊とい……

第24回国会 参議院本会議 第36号(1956/04/16、3期、日本社会党)

○亀田得治君 私はこの際、検察権並びに警察権の不当行使と人権侵害に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、目下問題となっておる京都五番町の傷害致死事件、以下京都事件と言いますが、この事件を中心として、検察権、警察権の不当行使並びに人権侵害問題について鳩山総理以下に質問いたします。  京都事件とは、御承知のごとく昨年四月十日夜、木下治、当時二十才なる者が、路上で傷害を受け、間もなく死亡したのであります。警察並びに検察当局は、本件の宋ほか三名、計四名の少年を犯人とにらみ、これを取り調べ、起訴し、京都地方裁判所において公判を続行してきたのであるが、今年四月四日、真犯人佐藤なる者が……

第24回国会 参議院本会議 第38号(1956/04/20、3期、日本社会党)

○亀田得治君 委員長報告に対し賛成いたします。  本件で特に問題となりましたのは、衆議院において、政府原案に対し十五条の二に、「権利者の申出があるときは、」、この字句を挿入するかしないか、この点であります。この点に関し、私ども委員会においておのおの論議はいたしました。この問題は理論的に考えますと、賛否おのおの相当な理由があると私ども考えます。しかしながら、われわれが立法上一番大事なことは、自己の持っている理論よりも、現実にそれがふさわしいかどうか、こういう点であろうかと考えます。こういう立場からこの問題を見ますると、第一に、もし衆議院修正のごときやり方で、「権利者の申出があるときは、」という字……

第24回国会 参議院本会議 第60号(1956/06/03、3期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま上程になりました請願に対する委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。  法務委員会におきましては、慎重に審議を重ねた結果、請願第十六号ほか三十六件の請願は、いずれも願意おおむね妥当なるものと認め、院議に付し、内閣に送付するを要するものと決定いたしました。  なお、人権擁護事業予算増額に関するもの二十件、大阪拘置所移転に関するもの五件及び長野県伊那警察署の不当取調べに関するもの一件の各請願につきましては、政府に対し、請願の趣旨を徹底ないしは適切なる処置をとるよう、それぞれ意見書案を付した次第でございます。  以上、御報告申し上げます。(拍手)


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 参議院本会議 第15号(1956/12/12、4期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま議題となりました請願十件につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  内閣委員会は、付託の請願十四件を審査いたしました結果、地域給に関する請願四件、農林省農地局勤務の定員外職員の定員化に関する請願一件、建設省勤務の常勤労務者らの定員化に関する請願一件、元外地鉄道の職員に関する恩給法等の特例制定に関する請願三件及び国家公務員等の旅費に関する法律の一部改正に関する請願一件は、いずれも願意おおむね妥当なものと認め、院議に付し、内閣に送付するを要するものと決定いたしました。  なお右のうち、元外地鉄道の職員に関する恩給法等の特例制定に関する請願につ……

第25回国会 参議院本会議 第16号(1956/12/13、4期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま議題となりました旧軍人等の遺族に対する恩給等の特例に関する法律案ほか二件につきまして、内閣委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、旧軍人等の遺族に対する恩給等の特例に関する法律案について申し上げます。本法律案は、衆議院議員大平正芳君ほか十一名より提出せられたものであります。  まず、本法律案の内容を御説明いたしますと、旧軍人または旧準軍人の死亡につき、特別弔慰金の支給を受けた者がある場合において、その旧軍人等が昭和十六年十二月八日以後、同二十年九月一日までの間に、本邦を初め、満州、朝鮮、台湾、樺太など、戦地に指定されなかった地域における在職期間内……

第26回国会 参議院本会議 第18号(1957/03/25、4期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま議題となりました雇用審議会設置法案及び労働省設置法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  まず、雇用審議会設置法案について申し上げます。  政府が今回この法律案を提出して、雇用審議会を設ける理由として、政府は、完全雇用の達成を施策の重要な目標として掲げ、雇用問題の解決に努めているが、この雇用に関する問題点を的確に把握し、完全雇用達成の目標に向って諸施策を運営して行くがためには、各方面の有識者の意見を徴することがきわめて必要であると考え、従来、総理府に設置されていた失業対策審議会を改組、強化して、雇用審議会を設置する……

第26回国会 参議院本会議 第19号(1957/03/27、4期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま議題となりました外務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  今回の改正は、外務省機構に関するものでありまして、第一に、外務省本省において、欧米局を廃止し、アメリカ局及び欧亜局を設置し、第二に、在外公館の一つとして、在ジュネーヴ国際機関日本政府代表部を設置することの二つの点であります。  以上二点の改正の理由として、政府の説明するところによりますると、まず、改正の第一点につきましては、現在、外務省において地域別の政務を担当する局としては、アジア局と欧米局の二局だけあって、欧米局が欧州、米州、アフリカ、中近東、……

第26回国会 参議院本会議 第20号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま議題となりました厚生省設置法の一部を改正する法律案及び建設省設置法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審議の経過並びに結果を報告いたします。  まず、厚生省設置法の一部を改正する法律案について申し上げます。  本法律案の改正の要点を申し上げますと、その第一点は、社会保障制度の著しい進展に伴いまして、厚生省の所管する事務が量、質ともに著しく拡充されたが、これらの事務を一体的に処理するとともに、官房事務の効率的な運用をはかるがため、大臣官房に官房長を置く点であります。  その第二点は、身体障害者福祉法に規定するろうあ者を収容し、その更生に必要な治療及び訓練を……

第26回国会 参議院本会議 第23号(1957/04/05、4期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま議題となりました行政機関職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本法律案は、昭和三十二年度における各行政機関の事業予定計画に即応して、事務の増加に伴う所要の増員を行うとともに、業務の縮小に伴う余剰定員の縮減を行い、そのため行政機関職員の定員に改正を加えんとするものでありまして、今回の改正により、各行政機関の職員の定員を新たに四千三十八人増員するとともに、他方において千九十二人の減員を行い差し引き二千九百四十六人を増加し、結局、行政機関職員の定員の合計は六十四万三千九百七十四人となるのであります。今回の定……

第26回国会 参議院本会議 第25号(1957/04/10、4期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま議題となりました国家公務員等退職手当暫定措置法等の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  まず、本法律案の改正の要点を申し上げますと、その第一点は、二十五年以上勤続した国家公務員等の退職手当についてであります。現在、国家公務員等に支給される退職手当の最高率は、定員の減少または組織の改廃その他これらに準ずる事由により過員または廃職を生ずることにより退職した場合にのみ適用されることとなっておるのでありますが、今般、諸般の情勢を考慮して、勤続期間二十五年以上にわたる長期勤続者が事務の都合により勧奨を受けて退職する等の場合に……

第26回国会 参議院本会議 第26号(1957/04/17、4期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま議題となりました科学技術庁設置法の一部を改正する法律案及び法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  まず、科学技術庁設置法の一部を改正する法律案について申し上げます。政府が、今回この法律案を提出する理由として説明するところによりますと、原子力の平和的利用は、ここ二、三年の間に急速な進展を遂げ、近く日本原子力研究所において、わが国最初の原子炉が運転を開始し、来年は引き続き第二号炉が設置せられんとしておる状況にあり、また、他方アイソトープについても、その研究と利用とは急速な発展を遂げ、官民の多数の試験研究機関……

第26回国会 参議院本会議 第30号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま議題となりました防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審議の経過並びに結果を一括して御報告いたします。  まず、防衛庁設置法の一部を改正する法律案の改正の要点を申し上げますと、その第一点は、防衛庁の職員の定員を八千四百九十八入増加して、現在の定員二十一万五千三人を二十二万三千五百一人に改正せんとする点であります。この八千四百九十八人の増加分の内訳を申し上げますと、六千九百二十三人が自衛官で、残りの千五百七十五人が自衛官以外の職員でありまして、自衛官の増加分ば、千四百三十人が海上自衛官、五千四百九十一人が航空自衛……

第26回国会 参議院本会議 第33号(1957/05/10、4期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま議題となりました臨時恩給等調査会設置法案につきまして、内閣委員会における審議の経過並びに結果を報告いたします。  まず、本法律案が提出せられた趣旨を申し上げますと、戦後における退職公務員及びその遺族に対する恩給上の処遇については、従来、合理的かつ公平な給与が行われるよう逐次改善されてきたが、現在なお検討を要する問題が多々残されておるので、この際、これらの問題の全般に対して適切なる対策を立てるがため、ここに強力なる恩給などの調査審議機関を設けんとするのが、今回この法律案が提出されるに至った理由であります。  次に、本法律案の内容を申し上げますと、臨時恩給等調査会は総理府の付……

第28回国会 参議院本会議 第6号(1958/01/31、4期、日本社会党)

○亀田得治君 私は日本社会党を代表し、防衛、文教、農業の諸問題について岸総理及び関係閣僚に質問いたします。  まず、防衛問題でありますが、岸内閣は、歴代政府の方針を受け継いで日米共同防衛の立場に立ち、米軍に軍事基地を提供しております。しかし米軍の力は自衛隊に比して圧倒的に強力であります。このような状況下にあっては、日本の運命は米軍自体のあり方によって左右されること必然的であります。ことに昨年七月一日より、米国は、米国の西海岸からアジア全域をハワイの太平洋軍司令部の統括下に置いたのであって、日本の運命は一そう強く米軍の一般的動向によって左右されるようになったのであります。なかんづくソ連におけるI……

第28回国会 参議院本会議 第15号(1958/03/19、4期、日本社会党)

○亀田得治君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりました刑法の一部を改正する法律案中、まず、刑法第百九十七条の四、すなわち、あっせん収賄罪の点について、質疑をいたしたいと存じます。  初めに、三点、岸総理にお尋ねいたします。第一点は、総理は、今国会中に、必ずこの法案を通す決意をお持ちかどうかという点であります。総理は政権担当以来、三悪の一つとしての汚職の追放を唱え、そのためあっせん収賄罪の規定を設けることを約束してきたのであり、国民は一日も早くその立法化を望んでいます。このように急がれている法案を、会期もすでに半ばを過ぎた今ごろ、ようやく提出するごとき態度は、はなはだ不適当であると存じ……

第31回国会 参議院本会議 第12号(1959/02/13、4期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、この際、警察による人権侵害に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表して、警察による人権侵害に関し、大阪府警のスパイ工作事件を中心として質問いたします。  昨年末、大阪平野警察署の警備係長辻井警部補は、忘年会の帰途、警備関係書類を紛失したのであるが、その書類が大阪府会議員三谷秀治君に届けられ、今年一月二十一日公表されました。それは、作業報告書綴等、合計十三点であるが、その中に書かれている警察のスパイ活動は、明らかに憲法の基本的人権を侵害するものであり、しかも、かかる警察の活動は、ひとり本件に特有な例外現象ではないのであり、昨年広島大学で起き……


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 参議院本会議 第17号(1959/12/21、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、最高裁判所の違憲審査権並びに憲法第九条第二項の戦力等に関し、緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表して、最高裁判所の違憲審査権並びに憲法第九条第二項の戦力等について、若干質問いたします。  政府は、去る十二月十六日最高裁の砂川判決が出たので、鬼の首でも取ったように喜んでいるようでありますが、しかし判決は、原則として安保条約のごとき問題についてはタッチしたくないという態度をとり、その反射的効果として、それが違憲にはならないというにすぎぬのであり、いわんや、国策として見た場合の安保条約の当否については、何ら判断していないのであります。かえって反対に……

第38回国会 参議院本会議 第34号(1961/06/05、5期、日本社会党)

○亀田得治君 初めに決議案を朗読いたします。  本院は、農林水産委員長藤野繁雄君 を委員長の職より解任する。  右決議する。(拍手)  簡単に趣旨の説明を申し上げたいと存じます。  藤野委員長は、個人的にはまことにりっぱなお人柄であるということは、皆さんも御存じの通りであります。(拍手)平素は、宿舎におかれましても、植物をみずから植えられ、わずかの土地を使って農にいそしんでおられると聞いております。私たちは、こういう委員長を持っていることを、個人的には大へんうれしく思うのであります。ただしかし、残念なことには、今回の農業基本法案の扱い方につきましては、私たちは委員長のやり方に同意するわけに参ら……

第38回国会 参議院本会議 第35号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となっている政府提出の農業基本法案に反対するものであります。反対の理由は、はなはだ多岐にわたるものでありますが、特に重要と思われる四つの項目について申し述べたいと存じます。  まず第一に、本法の目標が不明確な点であります。すなわち、国の農業政策の目標を規定した第一条には、農業従事者が他産業従事者と均衡する生活を営み得るようにする旨規定いたしております。委員会においては、ここにいう「他産業」の意味についてしばしば質疑されたが、結局、明確にされなかったのであります。政府は、他産業のどこを均衡の基準としてとるのかを具体的に示すでもなく、また、他産業……


6期(1962/07/01〜)

第42回国会 参議院本会議 第7号(1962/12/22、6期、日本社会党)

○亀田得治君 たいへん疲労が激しいものですから、静かに賛成討論をいたしたいと思います。皆さんが静かに清聴していただければ、九分五十九秒くらいで終わるようにいたしたいと思います。ただし、私の時計が少し安物なものすでから、ときどき、こう、とまることがありますので、その際はひとつ御了承願いたいと思います。  先ほど藤田君から、提案趣旨の詳細な説明があり、それに対して同僚諸君から質問がありまして、との提案がなされました理由というものが、ほぼ明らかになってきたようであります。その結果によって判断いたしますと、予算委員長は、たいへん人物はりっぱな人のようであります。提案者の藤田進君もそれに劣らないわが党内……

第43回国会 参議院本会議 第29号(1963/06/29、6期、日本社会党)

○亀田得治君 先ほど鈴木社労委員長から報告があったわけでありますが、私は、あれが国会法第五十六条の三の中間報告と認めるわけにはいかないと思うのであります。すなわち、本件は、いまだ同条にいう「審査」に至らなかった経過の事実的な報告を聞いたにすぎないと思うのであります。(拍手)私は、この事実経過というものがいかに不当なものであるかということをさらに明確にしたいと思って、そういう立場で質疑をしてみたいと思うのでありますが、これはあとから問題にもなろうかと思いますから、そのような立場で質疑をしていくことを議長においてまず御了承を願いたいと思うのであります。(拍手)私の今の立場は認めていただけるわけです……

第46回国会 参議院本会議 第12号(1964/03/25、6期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、日本社会党を代表して、ただいま趣旨説明のありました暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、総理大臣並びに法務大臣に対し、質疑をいたします。  以下、質疑の便宜上、現行暴力行為等処罰に関する法律は単に暴力法と言い、改正法案を新暴力法案と呼ぶことといたします。  本論に入るに先立ちまして、私は、ライシャワー大使が昨日十九歳の少年に襲われ負傷されたことに対し、心から遺憾の意を表するものであります。(拍手)わが国においてこのような事件が起こることは、全く残念なことでありますが、しかし、これは近視眼的な刑罰法規の問題ではなく、わが国社会の体質の問題として真剣に取り組……

第46回国会 参議院本会議 第30号(1964/06/20、6期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、日本社会党を代表して、新暴力法案に対し質疑を行ないます。  御承知のとおり、本法律案に関する法務委員会の審議は、先ほど来御承知のとおり、途中で強引に打ち切られたわけであります。ただすべき事項がたくさん残ったままになっているわけであります。私は、それらの中で特に重要な問題につきまして、やや詳細に具体的にお尋ねすることにいたしたいと思います。したがいまして、答弁も明確にお願いをする次第であります。  で、本論に入ります前に、昨日、東京地裁において言い渡されました六・一五事件に関する民事判決について、総理の所信を承りたいと存じます。  この事件は、昭和三十五年の新安保条約反対運動……

第48回国会 参議院本会議 第22号(1965/05/27、6期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、ただいま議題になっている動議に反対をするものであります。  先ほど来の質疑応答を聞いておりますと、提案者のほうでは、中間報告を求めて、その報告を聞いた上で自後の問題が発展するという趣旨のことを言われているわけでありますが、これは全くしらじらしい答えだと思うのであります。この中間報告を求めている真意というものは天下周知のことでありまして、ここで直ちに採決にかけて、そうして多数で強行していこう、これが自民党の真意なのであります。私は、そういう「うそ」を言わないことのほうがいいのではないかと思います。(拍手)それで私は、この際、自民党の諸君がそういう態度で中間報告を求めていること……

第48回国会 参議院本会議 第23号(1965/05/28、6期、日本社会党)

○亀田得治君 まず最初に、五月十八日のいわゆる質疑打ち切りの性格につきまして、委員長の見解をお尋ねいたしたいと思います。ただいまもこの点についての報告がありましたが、事実は、五月十八日午後八時ごろ委員会が非常に混乱をいたしまして、事情がよくわからない状態になりまして、速記録によりますと、「佐野委員 議事進行」、「委員長 休憩」、こういったようなことがあるだけでございまして、一体どういうことがその際起こったのか、少しもわからないのであります。委員長のそばで委員長の行動を十分見ておりましたわが党の議員の諸君から聞きますと、委員長は十分ことばを発せられなかったのが、どうも事実のようであります。速記録……


7期(1965/07/04〜)

第50回国会 参議院本会議 第12号(1965/12/09、7期、日本社会党)

○亀田得治君 国会の慣例から申し上げまして、答弁をするほうには時間の制限がないわけでございまして、たとえば、総理大臣の答えに制約を加える、そういうことをしたのでは、審議を深めることにはならないのであります。もちろん、私は総理大臣ではございませんが、この議場におきまして質問をしたり、あるいは答弁をする立場に立つならば、総理大臣、国務大臣と少しも変わらないのであります。  私はそういう立場で、私が答えたいと思うことがちゃんと終われば、それが五分でありましても降壇をいたします。しかし、熱心な質問が私に対してわざわざなされているのに、それに対して不十分な答えをするということは、これは議員の職責を果たし……

第50回国会 参議院本会議 第14号(1965/12/11、7期、日本社会党)

○亀田得治君 先ほど草葉君から、寺尾委員長の代理として委員会の報告がありましたが、しかし、この報告書の最後の部分というものは、全くこれは捏造記事であります。寺尾委員長が入院されましたのも、最終段階で、ここの場所で読むことをきらって入院されたものと思います。私は、こういう重要な問題につきまして、全く事実に反することが、堂々とこういう場所で述べられることに対しまして、これを聞いておりながら、心の底から悲しく感じた次第であります。私たちは、この報告の最後の部分というものは、いかなる意味においても、絶対に認めるわけにはまいりません。(拍手)十二月四日の特別委員会の状況につきましては、総理も、当日はその……

第51回国会 参議院本会議 第4号(1965/12/27、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっておる各補正予算案に対し、反対を表明するものであります。  本論に入りまする前に、私は、二つの点について、佐藤内閣のきわめて重大な政治責任を追及せざるを得ないのであります。  その一つは、言うまでもなく、佐藤内閣が前国会に提出した第二次補正予算が不成立に終わったことであります。いやしくも、内閣がその施政の基本とする予算を国会に提出して、それが審議未了に終わったことは、当然、内閣総辞職に値する重大なる問題であります。(拍手)過去を振り返りますると、三回予算不成立という前例がありますが、しかし、それらはいずれも国会解散、その他やむ……

第51回国会 参議院本会議 第20号(1966/04/02、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました昭和四十一年度一般会計予算外二案に対し、反対の立場より討論を行ないます。  この予算については、多くの論ずべき問題が含まれておりますが、私は、公債と物価、減税、及び、外交、防衛問題にしぼって、反対の理由を申し述べることといたします。なかんずく、今年は、政府が公債発行に踏み切った年でありますので、特に公債の問題についてわれわれの意見を明らかにいたしたいと思います。  まず、今回発行を予定されている七千三百億の公債について、政府は、財政法第四条の規定により、公共事業費及び出資と貸し付けに充てるため発行されるところの建設公債だとしている……

第55回国会 参議院本会議 第12号(1967/05/27、7期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、日本社会党を代表して、昭和四十二年度予算三案に対し反対するものであります。  反対の第一の理由は、四十二年度予算の規模、性格が、四十二年度の経済に対して適正な予算ではないということであります。  政府は、四十二年度予算が中立予算である、すなわち、経済に対する財政の控え目な態度を示すものであるとし、その理由として、まず第一に、一般会計及び財政投融資計画の伸び率が前年度を下回っていること、第二に、国民総土産に対する一般会計予算の割合が、やはり前年度のそれを下回っていることなどを、いかにも有力な証拠であるかのごとく、あげているのでありますが、しかし、これらの伸び率などの相違は、き……

第55回国会 参議院本会議 第19号(1967/06/23、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま議題となりました昭和三十九年度決算関係四件及び国有財産関係計算書二件につきまして、決算委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  まず、昭和三十九年度決算関係四件は、昭和四十年十二月二十八日、国会に提出され、昭和四十一年三月四日、当委員会に付託されました。  当委員会は、本件決算の審査にあたりましては、会計検査院の検査報告中心の審査ということではなく、国会としての立場から、国民の声の反映としての批判を通して、国会が議決した予算及び関係法律が、適正かつ効率的に執行されたかどうかという点を主眼といたし、さらに必要ならば政策の批判にまでも及ぼうという心がまえで審査……

第55回国会 参議院本会議 第23号(1967/07/10、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま議題となりました昭和四十年度一般会計予備費使用総調書(その2)外三件、昭和四十一年度一般会計予備費使用総調書(その1)外二件の事後承諾を求めるの件、及び昭和四十一年度一般会計国庫債務負担行為総調書について、決算委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。  決算委員会におきましては、以上八件につきまして、去る六月二十八日、大蔵当局から説明を聴取した後、質疑に入りました。質疑におきましては、予備費使用に関し、ベトナム共和国における難民救済援助、国際会議等出席のための経費の増額、高級公務員に対する国家公務員等退職手当法第五条の適用、公社公団等特殊法人問題、住宅公……

第57回国会 参議院本会議 第6号(1967/12/21、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま議題となりました昭和四十年度決算関係四件及び国有財産関係計算書二件につきまして、決算委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  まず、昭和四十年度決算関係四件は、昭和四十一年十二月二十七日国会に提出され、昭和四十二年五月十七日当委員会に付託されました。  当委員会は、本件決算の審査にあたりましては、会計検査院の検査報告中心の審査ということでなく、国民の声を反映する国会としての立場から、国会が議決した予算及び関係法律が適正かつ効率的に執行されたかどうかという点を主眼といたし、さらに、必要ならば政策の批判にまで及ぼうという心がまえで審査を行なった次第であります。……

第58回国会 参議院本会議 第22号(1968/05/17、7期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま議題となりました昭和四十一年度一般会計予備費使用総調書(その2)外三件並びに昭和四十二年度一般会計予備費使用総調書(その1)外二件の事後承諾を求める件について、決算委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。  まず、本件の内容について概略を申し上げます。  昭和四十一年度一般会計予備費使用総調書(その2)外三件は、昭和四十二年一月から同年三月までの間に使用されたもので、その総額は百六十億四千万円余であります。  次に、昭和四十二年度一般会計予備費使用総調書(その1)外二件は、昭和四十二年四月より同年十二月までの間において使用されたもので、その総額は二百八……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 参議院本会議 第4号(1968/08/06、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、日本社会党を代表し、八月三日の総理の所信表明に関し、当面の財政・経済並びに外交・防衛に関し若干質問をいたします。  本論に入ります前に、本日は広島に原爆が投下されて二十三年目になりますが、私は、皆さんとともに、なくなられた多くの同胞の方々に心からの冥福を祈るとともに、現存被爆者の健康と生活を守るために、また全世界から核兵器をなくするために、全力を尽くしたいと思うのであります。(拍手)  財政・経済の分野におきましては、きわめて重要な諸問題が山積しておりますが、これらの問題を個別的に取り上げる前に、まず私はいわゆる総合予算主義に反省を求めたいと思います。  すなわち、去月以来……

第61回国会 参議院本会議 第20号(1969/04/23、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、日本社会党を代表して、ただいまの有田国務大臣の報告に関連し、政府の所信を伺いたいと存じます。  昨日の米国国防総省の発表によりますと、米国は、再開された北朝鮮近海の偵察飛行護衛のために、航空母艦四隻を主力とし、合計二十三隻から成る第七十一機動艦隊を新たに編成し、日本海に展開させているのであります。ベトナム戦争で大国の力の限界を知ったはずの米国が、相変わらず大国意識をもって、力で相手を威圧しようとしているのであります。私たちは、現在、米国と北朝鮮との間に起きておる事件の平和的解決を心から望んでおるのであります。しかるに、事件を平和的に解決するための努力をしないで、このような大……

第63回国会 参議院本会議 第11号(1970/04/10、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、共産党を除く各会派を代表して、四月八日の大阪のガス爆発事故につきお尋ねいたします。  初めに、私は、今回の事故により被害を受けられた方々、特に身内の者をなくされた方々に対し、つつしんでお悔やみ申し上げます。(拍手)  私も昨日さっそく現地に参り、時間の許す限り調査いたしてまいりました。今後再び絶対にこのような惨事を起こしてはならないとの立場から、これらの調査資料を参考にしながら若干質問をいたしたいと思います。  まず最初に、総理は、今回の事故に対してその政治責任を強く感じておられるかどうかという点であります。災害発生についての個々の問題点については後ほど関係大臣にお聞きいた……


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データ更新日:2022/12/09

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