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松沢兼人 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

松沢兼人[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは松沢兼人参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。松沢兼人参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 地方行政委員会 第5号(1953/06/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 只今若木君から御質問がありましたが、塚田長官がいろいろ努力されたけれども、力足りないでというお話であつたのでありますが、私たちが知りたいと思つておりますことは、まあ折衝の結果、こういうふうになつたということでなくして自治庁案と申しますか、自治庁としてはこの程度のものが平衡交付金なり或いは起債なりとして必要であるという一応の目安というものがあつて、折衝されて力足らずと、大変謙虚な気持でおつしやつておられる、その力が足りないために、こういう結果になつたのだ、でありますから、最初持つておいでになりました自治庁案というものがわかりますと、そうすると確定したものとの間に、どこがどういうふう……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1953/10/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 次の議題に入る前に、私やはり国へ帰りまして、県の選管などから、常時啓発に関する費用を見てくれというような陳情を受けたわけなんです。ここで資料としても頂いておりますし、これは行政府のほうにおいて、予算を組んで頂くということは、勿論当然して頂かなければなりませんが、法律改正とかというようなことはどうなんですか。何かをお考えになつていらつしやるのですか。二百六十二条の所に常時啓発に関する費用とか何とかいうようなものをお入れになるというようなことをお考えになつていらつしやるのですか。
【次の発言】 そうですが、じや私から強くお願いしておきたいのは、六条に選挙管理委員会の仕事があつて、それ……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第6号(1953/10/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 最近職員の定員を減らす、すでに何割定員を減少するというような話が出て来たようですが、これは行政改革の点から出て来たのか、或いは一般的に財源が不足しているので行政費を節約するというような点から出て来たのか、その点ちよつとはつきりしないのでお聞きしたいと思う。
【次の発言】 その話は、大体まあ反対か賛成かということは別として、順序としてはそういう方法をおとりになるのが適当だと思うのであります。併しすでに天引きということが出て来ているようであります。ところが、行政機構の改革については、まだ殖やさなければならない、例えば情報機関であるとか、或いは科学技術振興であるとかといつたような、殖や……

第16回国会 地方行政委員会 第8号(1953/07/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 これは私もやはり奥野君から渡されたあとのほうの書き方が本当だと思います。前の書き方だと、町村合併前の区域を以て存続し云々といつて、その区域を以て存続した、存続の間における、何といいますか、それがどういうような形式で、その後人口の増減があつたり学校の配分が変つても、これで計算しなければならんのであります。これで見ますると、存続した場合において集計されたる額のといううとでございますから、私はやはりこの十四条の書き方は、こういうものの地方財政平衡交付金法の精神から言えば、こういうふうなほうが適当じやないかと、こう思つております。

第16回国会 地方行政委員会 第9号(1953/07/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 この前の委員会でお聞きしておりますところと重複するところがあるかも知れませんけれども、簡単に質問さして頂きます。  大変結構な法律でありますけれども、先ほど秋山委員からお話がありましたように、やはり中央集権的な傾向に行きはしないかということを非常に心配しているわけでありまして、その点、第一に内閣総理大臣というふうな形をとつているのはどういうわけなんですか。
【次の発言】 国家公安委員会というようなところに持つて行くわけにいかなかつたのですか。
【次の発言】 従来も消防器具に対する検定ということは行われているわけでありますが、今度は基準というものを捕えて、その基準に適つたものを購入……

第16回国会 地方行政委員会 第11号(1953/07/17、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 私は社会党の第二控室を代表いたしまして、止むを得ざるものとして、今回の法律案に対しまして賛成をいたします。  政府が警察法の改正というようなことを立案いたしまして、非常に自治体警察に対して動揺を与えているという事実は見逃すことができないと思うのであります。従つて警察法の改正の問題については、別にこれを議論しなければならないと思いますが、折角地方に分轄されて民主的に運営されている警察制度が、政府の思いつきの政策の変更によりまして、下部の警察が動揺しているということはこれは非常に残念なことであります。我々としましては、こういう弱小町村或いは弱小市町村における警察維持の問題については、……

第16回国会 地方行政委員会 第12号(1953/07/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 これは鈴木次長にお伺いするのですが、一般職の職員というだけの規定をやりまして、ほかに事務職員であるとか、或いは補助職員であるとかといつたようなものもあるのじやないかと思うのですが、一般職の職員だけを引継ぐということで、いわゆる町村役場の吏員といつたもの、或いは職員というものの全部がこれで尽きておることになるのですか。
【次の発言】 町村の場合にそういうことがないかもわかりませんけれども、例えば町で乗合バスを経営しておる、或いは又水道を経営しておる、こういう場合に一般職の職員というだけで、果してそういう人たちが身分を保障されるかどうかということなんです、如何でしようか。

第16回国会 地方行政委員会 第14号(1953/07/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 鈴木さんにお伺いしますが、私午前からずつと欠席しておりまして重複したところがあるかもわかりませんが、第一にこういう制度を設けることは、結局国の方針によつて自治行政までを縛るのではないか、いわゆる官治的なものを中心として教育が行われるのではないかということを懸念いたしますが、この点についてはどういうお考えで自治大学校というものを運営せられるかということが第一にお尋ねする点であります。
【次の発言】 法律の条文を見ますと、校長が諮問した場合に、そういう運営審議会というものが開かれ、その諮問に対する答申を出すという形になつておるのでありまして、どこまでも運営は大学校自体がこれをやつて行……

第16回国会 地方行政委員会 第22号(1953/08/04、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 もう結論になつたから、私は何も申しませんけれども、どうも先ほど警備部長の話を聞いていますと、こちらから連絡があつたという話でありますが、そういう連絡の仕方というものが、どういうことになつておるかということに問題を解く鍵があるのじやないか、こう思うのですが、連絡の内容というものを誰かが起案をして、部長なり或いは国警長官なりというものの決裁を求めて連絡するのか、或いは個人が大体上から聞いた内容で、多少の主観もそれに附加えて連絡するのか。そこに問題があつて、自分の見た感じを連絡の場合に普通に話をするように話をしたとすれば、或いは新聞の記事のようなことになるかも知れない。併し誰かが起案し……

第16回国会 地方行政委員会 第23号(1953/08/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 最初の政府の案とこの修正の予算とを比べてみて、増減の内訳、それを一つ出して頂きたいと思います。
【次の発言】 関連して。それでは塚田さん、結局私はざつくばらんに言つて、当然単位費用というものは変る、特に或る給与費なら給与費というものの面において変る、併しできないのである、現実にできない。法律をもう一度撤回して再提出するということもできない、結局政令かなんかでやりたい、変るならばやりたい、こういうお考えじやないんですか。ざつくばらんに言つて。
【次の発言】 そこで実際に計算をして見なければわからんということは、よくわかるのであります。勿論それは正確に計算しなければいけないと思うので……

第16回国会 地方行政委員会 第24号(1953/08/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 実際教科書の値段が下るということは期待できるんでしようか、それはどうなんですか。
【次の発言】 そうしますと、税制を変えて行くということの主なる狙いはどこにあるのですか。教科書の値段が下らないというのでは……。
【次の発言】 併し形態からいえば、結局本屋さんなんです。それから本屋さんといつても、地方における相当大きな本屋で、むしろ独占的な配給権を持つておるというふうに実態は言えるんじやないですか。それを特に保護しなければならないというところがどうもわからないのです。
【次の発言】 外観的に考えてみれば純然たる営業であつて、他方一定の時期に品物を揃えて生徒に渡さなければならないとい……

第16回国会 予算委員会 第4号(1953/05/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 大蔵大臣にお伺いいたします。  国家財政がこういうふうに暫定的にこま切れ的になつておりまして、国家財政もさることながら、地方財政は非常に窮屈な状態になつております次第であります。これは府県知事会或いは市長会或いは町村会、各方面から政府に対しましても陳情が出ておるはずでございまして、四月、五月及び六月の暫定予算を通じて見ましても、収入不足が百五十七億ということになつておるから、こういう状態でございますと、全く地方財政の運営ということが極めて困難な状態になり、更にその上七月予算が暫定であるということになりますと、年度半ばにおいて地方財政は殆んど破綻に瀕する状態になることは必至であると……

第16回国会 予算委員会 第7号(1953/06/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 只今の質疑応答で、大略明らかになつたのでありますが、併し意見を尊重するとか或いは善処するとかいう言葉は、大変都合のいい言葉でありまして、我々の知りたいと思つておりますことは、如何なる予算的な措置を講ずるかという問題でありますし、或いはその率はどのくらいにするのであるか、或いは支給の時期はいつであるかという点を確認いたしたいと存ずるのでありますが、もう少し詳細に大蔵大臣の御見解を表明して頂きたいと存じます。
【次の発言】 重ねてお伺いいたしますが、問題はやはり一般職の給与法を改正しなければ、法的な根拠ができないかと考えられるのでありますが、若し国会におきまして給与法を改正いたします……

第16回国会 予算委員会 第10号(1953/07/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 新聞の伝えるところによりますると、人事院では勤務地手当を三段階にしてこれを給与準則に入れるという報道があつたわけですが、私はその新聞を見て、そういうことは不可能であつて、実際上できることではないと、こう考えておつたわけでありますが、先ほど給与局長のお話を聞きまして大体了承をいたしたのでありますが、一時は人事院にそういうお考えがあつたのかどうか、或いはそういうことが果して可能であるかどうかということについて御説明を願いたい。
【次の発言】 私の質問の中には、もう一つ三段階に勧告をする場合に、直ちにこれを給与準則の中にそのいう点を含めて勧告できるかどうかという点があつたのでございます……

第16回国会 予算委員会 第19号(1953/07/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 まだ打切りでないのですから……。先ほどの小笠原大蔵大臣からお話があつて、小林君から質問のありました供米完遂奨励金の場合でありますが、修正者の意見と政府の意見と食い違つた場合には、国会において決定されて、それに従つて政府としては善処するというようなお話であつたように承わつたのであります。そういたしますと、そこで小林君のような心配も起ると同様に、又別の心配も起つて来るのではないかと、こう思うのでありますが、その一つは、国会でどう決定しようと、決定した以上は修正者の意見がどうあろうと、それはかまわないでいいのかどうか、こういう問題が一つ起つて来るのであります。折角修正者が別個の意図を持……

第16回国会 予算委員会 第21号(1953/07/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 吉田総理にお伺いいたしたいのでありますが、最近新聞紙上におきまして総理が近く外国へ行かれるというお話が伝えられているのでございますが、総理自身にもそういう意向があるようにも新聞は伝えておりますが、この辺の点について総理はどのようにお考になつておられますか、承わりたいと存じます。
【次の発言】 先般は平和条約の締結に対しまして大変御老体御苦労であつたと思うのでありますが、内外の情勢を考えて見ますと、この際総理が外国へ行かれまして、いろいろの懸案について少くとも話合いをなさることが誠に適当ではないかと、こう思つております。勿論内政の問題や或いは国際的な問題、必ずしも総理が外国へ行かれ……

第16回国会 予算委員会 第22号(1953/07/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 先ほどの理事会におきまして決定をされましたことについて、いろいろ疑義があるようでございますが、この点につきましては私もその会合に出席し、私も発言いたしましたので、私の見るところを申上げたいと存じます。  先ず政府より統一したところの見解を発表してもらう、ただ併し政府だけでは果して修正提案者がその通りであるかどうかということがわからないから、同時に修正提案者の出席を求める、私の申しましたことは、三派で修正されたその修正提案者の代表という意味で申したのでございました。それが図らずもこの席にはただお一人しか見えておらないのであります。これは委員長がただお一人でいいから出て来てくれと仰せ……

第16回国会 予算委員会 第23号(1953/07/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 議事進行について。加藤さんが只今のような御発言でありますならば、我々としては了承いたします。併し今日のような状態でありますと、それぞれ現在各委員会において重要な法律案がかかつておるのでありますから、この委員会の都合で予算委員会に出席できないということになりますならば、我々といたしましても、予算の審議に対しましては重大な決意をしなければならないと思うのであります。従いまして、今後委員長におきましては、全部というわけには行きませんが、できるだけ努力して頂いて顔を揃えて、審議に支障のないようにして頂きたいと思います。

第16回国会 予算委員会 第24号(1953/07/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 今の亀田君の、質問に関連して、労働大臣に簡単に……。
【次の発言】 労働大臣にお伺いしますが、只今基本労務契約の問題につきまして、これを延期するというお話がありました。MSAの問題やいろいろの関係から急速に基本的な労務契約を今締結することがいいか悪いかということは重大な問題でありますので、慎重にこれを延期して考慮せられるということは賛成でございます。そこで一言お伺いいたしたいことは、大体において今日政府と駐留軍の労務者の間に、或いは軍との間に労務契約というものができている。ところが場合によりますと、軍の一方的な見解で、この従来承認せられておりました労務契約というものを変更せられる……

第16回国会 予算委員会 第26号(1953/07/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 塚田行政管理庁長官にお伺いいたしたいと思います。  最近行政機構の改革と申しますか、或いは行政整理と申しますか、そういう問題が非常に大きな話題となつているようでありますが、行政管理庁長官として、或いは政府として、どういう構想で行政機構の改革なり又は行政整理などをなさろうとするお考えでありますか、承わりたいと思います。
【次の発言】 私は現在行政管理庁長官が、或いは政府が持つておられる行域改革に対する構想を承わりたい、こり申上げたのであります。それでそういうものがあるならばここでお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 結構でございますけれども、私に自治庁長官が来たから、自治庁長……

第16回国会 予算委員会 第27号(1953/07/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 議事進行について。先ほど永井君の質問に対しまして、委員長は一般質問兼分科会という意味で各党の割当をなすつたようでありますが、この点については多少異論もありますので、改めてこの時間の割当等お打合せ願うことはできませんでしようか。
【次の発言】 関連して、只今小澤君から御説明のありました先ほど田中君が説明をされたことは、現段階におきましては全然田中君がおつしやつたことは問題になつていない。結局小澤君が只今説明されたこと及び自治庁長官が説明されたことだけが残つていて、ほかのことは一切誤りであるというふうに了解してよろしうございますか。

第16回国会 予算委員会 第28号(1953/07/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 私は社会党第四控室の佐多君と同様、現在の状況の下におきましては政府原案及び修正予算案に対しまして、ここで賛否の意見を表明することを保留いたしまして、ただ議事進行について誠に遺憾な点がございますので、この取扱いの点について十分なる反対の意見を開陳しようと考えておるのであります。(「そうだ」と呼ぶ者あり)御承知のように今の予算は誠に異例の予算でありまして、政府原案の上に衆議院において修正がかぶさつて来ておるものであります。我々はこの修正せられた予算案を、参議院の予算委員会において如何にこれを取扱うかということは誠に重大な問題であると考えるのであります。これを若し誤つて変な前例を作りま……

第17回国会 予算委員会 第4号(1953/11/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 第一に大蔵大臣にお伺いいたしたい。  これは各議員からも、又私からもすでにお伺いした点であるのでありますが、まだ十分に納得の行かない点がありますので、改めてお伺いいたしたいと存じます。と申しますことは、我々が現在審蔵しておりますものは、いわゆる水害、冷害の予算でありまして、枠から申しますと、五百十億という、金額から申しますとさほど大きい金額でもないのであります。併し、我々が最も考えなければならないのは、本年の予算は御存じのように最初からこま切れ的な予算でありまして、その都度その都度の予算はわかるのでありますけれども、併し全体を把握することが非常に困難であります。二十八年度予算が八……

第17回国会 予算委員会 第5号(1953/11/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 総理大臣にお伺いしたいのでありますが、最近国際政局が非常に変つて参りまして、特に先ほど来問題となつておりました池田・ロバートソン会談の協同コミユニケが発表されたり、又その全部でありますか、一部でありますか、とにもかくにも新木大使に対して東京会談を開くことを訓令したというようなことがありまして、国内的にも我々が心配しておりますことが徐々に具体的な形をとりつつあるのであります。すでにこの国会におきましても、保安隊を軍隊と呼べば呼べないこともないというような話もあつたほどでありまして、これに処する政局安定の途というものが大きく議題となつて来ていると考えるのであります。そこで現在のような……

第18回国会 地方行政委員会 第3号(1953/12/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 只今若木君から御提案がありました点については、私も期末手当の財源として考えられております自然増収の点で多少不安が考えられるわけでありまして、恐らく自然増収はあるにいたしましても、すでに何かの財源に充てられているというようなことも想像されますし、この要望書に対しましては賛成をし、政府において若し万一財源が枯渇して思うような自然増収が期待できないとか、或いは又すでにそれが他の事業なり或いは他の行政費に充てられているというような場合においては、財源措置を講じてもらいたいこと、及び折角各種財政上の措置が講ぜられているにもかかわらず、いろいろの理由から財政難を理由として同一の取扱いをしない……

第18回国会 地方行政委員会 第4号(1953/12/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 この問題につきましては、私どもは根本的に警察法全体の問題として考えなければならない問題があると思うのでありますが、漸次町村における警察維持が財政的な困難を感じて来ているという事実は、十分認められるのでありますが、併し一方におきましては、警察法を改正して国家地方警察一本にしようというような動きも見えておりますし、我々はそれに対して自治警の維持、及びこの育成ということについて、根本的な考え方を持つておりますので、警察制度を全体として国家警察一本にするということには反対の意向を持つているわけであります。且つ又現在問題となつております町村警察維持に関する責任転移の点につきましても、しばし……

第18回国会 予算委員会 第3号(1953/12/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 第一に総理大臣にお伺いいたしたいことは、最近予算の編成が非常に困難になつて参りまして、大蔵大臣は来年度予算の見通しなどにつきまして、衆議院で大体の見当だけは申されたようであります。こういう予算の編成が困難であるということと同時に、又国会におけるいわゆる与党勢力と申しますか、予算を成立せしめる側の勢力というものが非常に不安定な状態にあるのでありまして、この問題はこれから開かれます通常国会及び予算の編成については非常に危険な状態に逢着するのではないかと考えております。従つてお伺いいたしたいことは、来年度予算を成立せしめるために、総理大臣としてはどういうお考えを持つておられるか、政局を……

第18回国会 予算委員会 第5号(1953/12/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 只今大蔵大臣がお話なさつたことは、誠に日本経済の前途に対して重要なことだと思います。二十九年度予算については非常な決意を持つてこれを圧縮するということは誠に御尤もなことなのであります。併し二十八年度予算が、災害ということがあつたということは別にしまして、だんだん大蔵大臣の持つていらつしやる決意が崩れて来たということは、これは否定できないと思う。そこで二十九年度には、将来我が国の貿易を有利にし、大いに物価を引下げるという点に御努力あることは誠に結構だと思いますが、これは二十九年度予算というものだけを考えて、私は日本経済の自立ということは非常に困難じやないかと思う。そこで私どもは或る……

第19回国会 水産委員会 閉会後第1号(1954/07/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 簡単に矢部さんにお伺いしますけれども、今回の調査では、海水の汚染程度というものが非常にはつきりしたわけなんですが、これはあれでしようか。一回の実験でこうなつたものか、或いは数回の実験で、それが積み重なつてこの程度になつたのかということは、調査の結果今すぐにはおわかりになりませんか。継続実験した結果であるのか。或いはまあ一回実験すればこの程度の汚染程度というものは出るであろう、そういうことは……。
【次の発言】 逆に言いましてこれで暫らく実験がないとしまして、半年なり或いは何カ月か先に、もう一回この調査をやれば、どの程度まで汚染されているものが減つて来たかということはわかるわけです……

第19回国会 水産委員会 閉会後第3号(1954/07/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 先ほど劈頭に安藤国務大臣がおつしやつたことは今の言葉でよくわかつたのですが、結局申入れをする場合にはいろいろこういうことも考えてというお話であつて、委員会で今後あの近所で水爆、原爆の実験をやめるように申入れて欲しいということ、そういう意向はまだ閣議としても取上げていないし、いわんやアメリカに対して申入れはしていない、こういうわけですね。
【次の発言】 それで先ほど大臣がおつしやつた技術的には海域の関係とか、或いは海流の関係であるとかいうようなことをいろいろ考えなければならないし、実験がなされるものか、或いは又いつなされるかということもよくわからない。それから政治的な立場から言えば……

第19回国会 水産委員会 閉会後第4号(1954/07/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 今のことについてこの点は安藤国務大臣のお考えは如何ですか。昨日のいろいろお話を聞いておりますと、やはり国内で早く政府が補償するというような形をとると外交交渉にも差支えがあるというような御意向のようにも承わつたのですけれども、只今外務大臣のお話では、国内で補償してもそれは実際日本政府としてそれだけの被害を認めた。外交交渉に一向差支えない。こういうお話なんです。若し外務大臣のおつしやるようなれば、早速に差迫つておるまぐろ、かつお業界に対する補償はやつても外交交渉にはそれが少しもマイナスにならないということであれば、これは早急に農林省なり、或いは通産省なりを中心として国内の業者に対する……

第19回国会 水産委員会 閉会後第15号(1954/10/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 今の質問に関連するわけですが、災害の実情がまだ十分にまとまつていないというお話でありますが、この資料の一番初めのところですね、青森それから鹿児島などが十五号台風のいわゆる漁港の被害が全然ないようになつておりますが、これはもう全然ないということでここに出してあるのでありますか、或いは報告が未着であるというのでありますか。
【次の発言】 青森の場合は漁港、共同施設、その他の被害がある、それから鹿児島のほうはその点はまだ明確にわかつていない、こういうことでございますか。
【次の発言】 それからこれはただ地方から報告になつたものを集録しただけでありますか、或いは実地調査をやられてこういう……

第19回国会 水産委員会 閉会後第18号(1954/11/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 そこではつきりしたのですけれども、協力するということがただ一外務大臣のまあ国会における答弁という形になつておりますね。別に向うからビキニで水爆の実験をやるんだからそれに対して協力してくれという申入れもない、ただ国会の中でいろいろ議論があつて質問されて、今後も協力したいと思うということを言つた、その国際法的な根拠というものは只今大平さんの発言で私はそうだろうと思うのですが、小田さんそういう点は如何ですか。何ら向うから申入れもなく、ただ一方的で発言したという場合ですね。
【次の発言】 結局我々が常識的に考えてそういうふうに協力するというふうにまあ日本の外務大臣が言う場合には少くとも前……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1954/08/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 どうしますか。
【次の発言】 じやちよつと……。この先ほどの公述及び公述の要旨を読んでみまして、いろいろなまあ赤字があること、よくわかるわけなんですが、併しまあ全国あたりの点から言いますと、二十億も赤字を持つておるところもありますしれ或いは十億程度の赤字を持つておるところは殆んどざらじやないかと思うのであります。今度の分割払いということをせざるを得なかつた面接の最も重要な原因というのは、結局今年度の最初において前年の繰越しのために一時借入金をしたと、その返済がうまく行つていないうちに収入が思うように行かないで資金繰りが困難になつたという一点に尽きるように思うのですけれども、ここに……

第19回国会 地方行政委員会 第2号(1954/02/04、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 結局今お話を聞いておりますと、現実の認識といいますか、或いは起るべき事態の認識が欠けているということと、或いは状況に対処する皇居の中と外の警備の連絡が不十分ということに尽きるのじやないかと、こう思うのです。結局皇居の中とか、皇居の外ということは、地理的にどこかで一線を画しておるということになると思うのですが、それは二重橋の外ですか。
【次の発言】 ああ、そうですが。先ほども質問があつたわけですけれども、従来と非常に違つた情勢があつた、それに対する十分な将来起るべき事態の認識ということは誰が一体なさるのですか。末端の門の所におる皇宮警察官とか、何とか、そういう人が認識されるわけなん……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1954/09/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 先ほど来いろいろご苦労をかけて説明して頂いたのですけれども、以上の点は大体まあ現行選挙区の下において考えられたものであつて、それが一人一区というような形になると、相当前のほうの選挙運動とか或いは公営であるとかいうような問題が変つて来るのじやないかと思うのですが、それはちよつと概略言つて今まで前に十書いてあるものが小選挙区を採用するようになると、そのうち五くらいは何とか又別の考え方をせねばならんだろうと思う。或いはたかだか二か三くらい変えればやつてゆけると思うというのか、その点について御意見は如何ですか。
【次の発言】 そうしますと、選挙区制が変つて来るともう一度最初からやり直さな……

第19回国会 地方行政委員会 第4号(1954/02/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 二つ三つお伺いしますが、只今都のほうから御説明がありました封書の宛名書きとか、或いはDDTをまくとかいうような、本来の意味における臨時的なもの、これはまあ日給で日額幾らというようなまあ取扱も或いはあるかも知れないと思うわけですが、すでにお話のごとく一年未満の者が三分の一で、それ以上の者がまあ三分の二あるわけですね。そうしますと、そういう人たちは結局DDTをまいたり、或いは封書の上書をしたりというような本来の意味からいう臨時職員じやなくて、恒久化された臨時職員と言つてもいいと思うのですが、こういう人たちはやはり一定の期限を切つて更改して採用するという方法をとつていらつしやるのですか……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1954/09/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 これは手続の問題ですけれども、こういうふうな書類を出されるときに、出所を明らかにして頂かないと、どういう性質のものかわからないのです。先ほど要綱をお読みになりましたときに、これは緑風会の案を要綱の形にまとめたのだということでありますから、これはわかるのです。ここに又小選挙区制についてというのが出ておりますが、これは緑風会のお考えなのか、或いはどこかほかの所で考えられたのか、どこどこの試案だとか、或いはどこどこの案だとかということを書いて頂かないと困るわけです。これはどういう性質のものですか。
【次の発言】 小林さんからお話がありましたけれども、私小林さんに実はお伺いしようと思つて……

第19回国会 地方行政委員会 第5号(1954/02/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 只今結論的な若木君の自治庁に対する希望があつたわけであります。私はそういう措置を講ぜられるということは誠に結構でありますが、この際やはりこの予算に対する通牒と、それから人員整理に対する通牒との間の食違いというものに対して、やはり自治庁がこの通牒を出した理由であるとか、或いは解釈であるとかいうものを出す必要があるのじやないか。こういうふうに考えるのですが、と申しますことは、予算に関する通牒はこれはいつでも同じことでありますが、人員整理をやる国の場合でも地方の場合でも同じですが、併し実際その人は要るのだ、政府なり或いは行政改革本部ですか、そういうところの要求があるから仕方なく数を合せ……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1954/09/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 僕は前に一遍この問題について申上げたことがある。まあ私は選挙のことでどうのこうのということは何も言いたくない。併し四月選挙のときに、村の消防団が皆出て、消防の出初式でもないでしようけれども、訓練をやる、ひどいことになると、淡路の北のほうの消防団がやつぱり自動車に乗つて洲本からまだ南のほうまで行つて訓練と称してやつておる。今頃やるのはおかしいじやないか、こつちはトラックに乗つて田舎に行けば、どこの田舎でもやつている。昔風の皆で挽いて行くやつから、それからちよつとした市になると、ガソリン自動車で、それで団長が上で兵隊式に敬礼をして総動員でやつている。そういう人たちは別に消防団から出て……

第19回国会 地方行政委員会 第6号(1954/03/04、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 ちよつと二、三承わりたいと思います。只今の説明で市が非常にたくさんできるということと、市ができることにいろいろ問題があるというお話でありますが、町村合併促進法によらない市というものが最近に三月末までに市を新設しなければならないという関係で相当多く出ているようでありますが、町村合併促進法によらない市というものはこの表からわかるのでございますか、或いはこの表の別でございますか。
【次の発言】 そういう意味でなくて、今まで町であつたもので一定の規格に合致している、それで四月一日から先では人口やなんかの点で困るから今のうちに町から市になりたい、こういう希望のものはこの中には入つていないの……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第6号(1954/09/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 鈴木部長は今日は来ないのですか。
【次の発言】 石村政務次官にお尋ねいたしますけれども、やはり財政問題と関連することなんです。以前やはりこの委員会で問題にしたことがあります臨時職員の問題なんですがね、この点昨年の暮の二十八年、二十九年度の予算の編成方針で臨時職員というものはできるだけ早く整理してしまつて財政上の負担を軽減しなければいけないというような趣旨の通牒をお出しになつた。それが直接関連していますかどうですか、最近どこでも地方公共団体は又財政上非常に窮屈になつて来たものですから、先ほどお話のありました定期昇給の停止だとか、或いは臨時職員の整理だとかという形をとつて来ていると思……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第7号(1954/10/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 何か要綱は前にお出しになりましたか。
【次の発言】 従来の衆議院で審議されて来ましたいわゆる議員提出の形式の再建整備法案と、今町の自治庁で考えているものとの著しい相違点というものを、この要綱に従つて説明して頂いたらと思います。
【次の発言】 今のに関連して。大体今柴田君がおつしやつたのは、たばこ消費税の減収ということ以外には大体歳出の問題だと思うのですが、税収の見込というのはどうなんですか、やはり相当期待できるのでございますか。
【次の発言】 もう一つ入場税の足らない分が、これは国で予算的に措置するのか、補正予算を組まなければならないのか……。

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第8号(1954/10/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 塚田国務大臣午後からおいでにならないそうですから、主として塚田君にお伺いしたいと思いますが、地方制度調査会は現在再出発して、数回会合を開いておるようでありますが、今回の地方制度調査会で主として解決しなければならない問題というものは、どういう問題ですか。大体お考えをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 自主的に地方制度調査会が問題をきめておやりになることとは思いますけれども、差当つて解決しなければならない問題はいろいろあると思うのですが、その中心はやはり府県制の問題ですか、或いは道州制の問題、或いはそういうことが成る程度固まつて来れば、大都市制度というようなものも出て来るかと……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1954/10/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 その点ですね。相当の警察官が来るであろうということは、立入禁止区域の中に入るからということであるのか、或いは又は積出し阻止ということで、警察が積出しをさせるということであるのかということは、そのときにはわからなかつたのですか。両方であつたのか。
【次の発言】 そうしますと、そのときの決定は立入禁止区域の中に組合員が入つて、そして積出しの阻止をやる、それは当然警察からまあ制約を受ける。併しそれにもかかわらず積出しは阻止しなければならない。そういう確信でまあ警察と抗争したということになるわけですか。
【次の発言】 この問題は非常にデリケートな問題で、まあ第二組合は必ずスト破りだ、或い……

第19回国会 地方行政委員会 第21号(1954/04/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 それは大体二十三日に所要の金額というのはどのくらいなんですか。ぎりぎりのところですよ。
【次の発言】 若しこの交付税法案がうまく行かないというときにはどういうことになりますか。ほかに処置する方法があるのですか。
【次の発言】 そういうことはできますか。国の予算の中にはちやんとはつきり交付税として盛つてあるわけでしよう。それを平衡交付金として出すということはできますか。法律の裏付というのは結局今問題になつている法律が通らなければその予算の支出ができないということになるのじやないのですか。

第19回国会 地方行政委員会 第23号(1954/04/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 今問題を整理して考えてみると、先ず普通一泊幾らという、一泊二食付き幾らという料金の規定方法を変えまして、部屋代が幾ら、朝飯が幾ら、晩飯幾らと、こういうふうにすることが先ず第一だと思うのであります。そして部屋代の部分に対しては七百円までは免税する、そしてその次の問題は、晩飯と朝飯とを幾ら幾らと、こうした場合に、その全額に課税するのか、或いはこれを遊興的な意味のない単に大衆食堂における食事と同じようなものとして、百二十円なら二十円までは免税するというようなとにするのか、どうも床次君の御意がよくわからないのですけれども、館の食事も下に大衆食堂みたいなもがあつて、そこで一食百二十円の食を……

第19回国会 地方行政委員会 第24号(1954/04/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 ちよつと私も提案者の一人に入つておりまして、こういうことをお伺いするのも変なんですか、まあ石村委員及び自治庁のかたにちよつと聞いてみたいと思うのですが、第一には今回の改正法律案で、教育委員が四人を下らないという、四人ということになつているわけであります。それから合併町村かたくさんになつてくれば、その合併町村の数だけというふうになつているのですが、結局二町村が合併した、或いは四町村が合併したというときに、教育委員の数が四人しかない、従つてまあ二方町村が合併したときにはこの三分の一しか実際においては救われないという結果になるのですか、これはまあ四人が適当であるかどうかという問題で、も……

第19回国会 地方行政委員会 第30号(1954/04/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 今の府県民税の問題ですが、ほかの委員からも御質問あつたと思うのでありまして、これがきつかけになつて将来非常に増税される心配はないか、負担分任ということで始まつた住民税というものは、今まで相当市民なり或いは住民の負担限度を超えたような状態になつておるわけなんで打けれども、今度きつかけとしまして、従来の市町村民税の枠の中で取るということになつておりますけれども、併し将来はやはり府県財政が非常に苦しくなつて来れは漸次こういうところに財源を求めるということが始まつて来て、現在自治庁で考えているよりも非常に重い負担が住民にかかつて来るという心配があると思うのです。この点は絶対に将来現在住民……

第19回国会 地方行政委員会 第31号(1954/04/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 この質問に対して答弁をしないということですが、只今の答弁を聞いておりますと、大体まあ質問であるとか、或いは調査であるということはうまく行つていると、又うまく行くことを望んでいるということでありますが、併し実際まあ我々もそうですが、あなたのほうとしても、こういう零細な事業というものに対して御経験もないし、又余り深い事情もお知りでない。答弁をしない、結果においてしない人は、できない人もあろうし、或いは又はできてもしたくない人もあるでしようし、若い吏員がたたみかけて二、三質問すれば、当然もう行詰つてしまつて答弁できなくなることはこれは当然なんです。それでむずかしい法律の二つ、三つ言われ……

第19回国会 地方行政委員会 第33号(1954/05/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 私は衆議院から送付になりましたこの法案及び只今小林君から提案のありました修正案に対して反対するものであります。  地方財政の窮乏は、政府自身の発表によりましても、相当深刻なものであります。国の財政においては、実質決算剰余金が八百五十九億あるにかかわらず、地方財政におきましては実費不足が百八十五億というふうに報告されておるのであります。而も最低不足団体は一千六十九団体、前年に比較するならば一倍半、その歳計不足額が百五十四億でありまして、これも前年に比べますならば二倍四ということになつております。更に国の税収入の割合は七八%であるのに、地方税の収入は僅かに三六%を占めておるに過ぎない……

第19回国会 地方行政委員会 第35号(1954/05/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 只今堀委員から御質問のあつた同じことなんですが、こういう選挙の常時啓発という仕事がまあ国家の仕事であるか、或いは市町村、或いは府県の仕事であるかということについてはいろいろ考え方あると思うのですが、それを本当に民主政治を確立するということ、国及び地方の選挙に対しても民主主義の理念を徹底するということから言えば本来国の義務ではないか、こうも考えられる。そうすれば当然必要なだけは国が見てやらなければならない、こういう論議になつて来ると思うのです。そこで私ばかりでなく皆さんやはり何とかして国から常時啓発に必要である十分にして確実な国家の財政的な措置を要望しているわけなんです。現在国の財……

第19回国会 地方行政委員会 第39号(1954/05/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 ちよつとこの分について簡単に、これはあれですか、これがもう全部なんですか。これよりもうちよつと詳しい具体的なものの数字などを出したものがあつて、東京都に対してはそれを渡してあり、併し一般の発表はこういう概括したものということになつておるのか、これがもう一緒なんですか。
【次の発言】 そこで、非常に要約してあるわけであつて、これは自治庁の考え、これがこういう結論になるということはまあいいことだろうと思うのですが、併し実際に行政を運営して行く立場から言えば、こういうふうに通知せられましても、必ずしもその通り行かれないということもあると思う。そういう意見の調整といいますか、それはただ反……

第19回国会 地方行政委員会 第40号(1954/05/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 お急ぎのようでありますから、簡単に一つだけお伺いしたいと思います。  実は私御質問申上げようと思つておりました点は、今高橋さんから最後にお述べになりました点で、府県の性格なり或いは府県の職能なんというものに非常に大きな期待を持つておられるということを只今初めて承りました。実は高橋さんのおつしやることは府県の完全自治警ということであろうとこう思つておつたのでありますが、そこで問題は、少しこれは警察そのものとはそれるわけでありますけれども、府県の性格の問題でございまして、先ほど高橋さん、奥さんのほうから、やがて或いは知事の官選ということが行われるかも知れないというような、こういうよう……

第19回国会 地方行政委員会 第41号(1954/05/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 只今小林委員から御質問がありまして、この法案は時期尚早であるという御答弁でありました。そうしますと、現在の府県の性格と相容れないものである。或いは将来府県が性格を変えたならば改正警察法というものを実施するのが適当な時期である。従つて現在のままの段階においてつまり府県というものの現在ある状態及び改正警察法が現状のままであるとすれば、もう一つ先の結論は大体反対とお聞きしてよろしうございますか。現在の時期においてこういう警察法なり、或いはこういう府県というものと比べてみて警察を考える場合には、反対と解釈できるように思うのですけれども、その辺如何ですか。

第19回国会 地方行政委員会 第42号(1954/05/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 只今植木大蔵政務次官が、地方制度調査会の答申の中に地方教育委員会は廃止するのがいいという答申があつたから、大蔵省としてはその地方制度調査会の答申を尊重して廃止したらどうかという意向を文部省のほうに申入れたというお話がありましたが、これは実際でございますか。
【次の発言】 文部大臣としてはそういうことをお聞きになつておりますか。地方制度調査会の答申を尊重する意味において地方教育委員会は廃止せよ、廃止したほうがいいということを大蔵省からお聞きになりましたか。
【次の発言】 大蔵当局は予算を総括的に按配するという、そういうことがあることはよくわかります。併しながら、地方制度調査会のその……

第19回国会 地方行政委員会 第43号(1954/05/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 私も小委員の一人でありますから、できるだけこの小委員会から本委員会に移すということになれば、小委員会の問題は発言しないつもりでおりましたけれども、只今若木委員から松澤もおることだからというお話でありましたので、私の小委員会に出ておりました感じを申上げたいと思います。それはこの法案の問題につきましては、最初市川さんの案が出て来た、そうしてこれを含む緑風会の案が要綱として示され、そうしてそれは大変結構であると、それじやそれで行こうということになつて参りましたところ、今度は突如として選挙区制の問題が一体となつたものが出て来た。そこでこの問題については、私は提案者であります小林君に対して……

第19回国会 地方行政委員会 第44号(1954/05/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 その問題については私ども党内の相談をした結果申上げなければならぬこともあるのですが、委員長どうなんすか。市川さんの御発言をこのままにしておいて、それで議事進行的なことに入りますか。どちらがいいですか。
【次の発言】 どうですかね。市川さんが発言しつ放しで、これをこのままにしておいていいかどうかですね。委員会としては、委員長からでも適当の機会に改めて市川さんの案を取上げて、その取扱についてはどうするかということを委員会に諮つて相談してお答えするという御発言があれば、市川さんのほうも納得できると思うのです。ただ希望だけ言われただけで、委員会としてこれをこのままにしてしまつておく、それ……

第19回国会 地方行政委員会 第45号(1954/05/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 関連……、簡単に、最近小坂国務大臣なり、或いは又緒方副総理なりのお話を聞いておりますと、都道府県警察は自治警察であるということを非常に強調されているのであります。この問題につきましては、秋山君或いは又は加瀬君などから質問が行なわれているのでありますが、併し現在のいわゆる府県警察というのは、現行法で言われている市町村の自治体警察というものと比較して見て非常に権限が制限せられておりますし、その意味では現行の市町村警察というものに比べて、どちらかといえば比較的自治体警察、こういうふうに考えられるのじやないかと思う。従つて府県警察が自治警察であるということをはつきり言明されるとするならば……

第19回国会 地方行政委員会 第46号(1954/05/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 只今の最後の村松君の問題につきましては、後刻更に詳細に承わりたいと思いますが、最初警視総監まで三人のかたがた宮崎君の発言も大体都市警察存置、若しくは従来の国家警察の誤まりということに大体意見が集中されておると思いますので、そういう点につきまして二、三御質問申上げたいと思います。  第一に、山下佐敷町警察署長にお伺いいたします。大変興味のある御発言を聞かして頂きまして、我々も非常に感銘いたしました。我々も実はその当時の警察の被害者でありまして、いつもそういう警察のいろいろ内輪的な事情から我々は弾圧を喰つて来たのであります。併しお話のような警察の内輪話、裏話というようなことは、実際に……

第19回国会 地方行政委員会 第47号(1954/05/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 警察大学校は国警本部に附設してある、或いは附置してあるということになつております。それで警察大学校の教科はお出しになりました資料によつて明らかであります。今回問題になつておりますものは、これは警察大学校の教科でも訓練でも何でもない。その点はよくわかる。それで、只今秋山君が質問した人の信書を開けるとか、或いは鍵を開けるとかというようなことはやつておらないということを国警長官としてはつきりそういう点は言明できるのですか。
【次の発言】 そうしますと、そういう特別の警備訓練というものは、一々警察大学校長、或いは斎藤国警長官の手許までその計画を報告と言いますか、或いは決裁を求める、その限……

第19回国会 地方行政委員会 第48号(1954/06/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 関連質問……。小坂国務大臣は警察作用と申しますか、或いは警察権というものは国の統治権である、或いは基く、こういうふうにまあ一括して言われるわけです。併しながら我々はやはり地方自治法にある公安を維持するとか、或いは秩序を維持するとか、或いは防犯の活動を条例で定めるとかいうことは、やはり市町村なり府県、と言つてもいいでしようが、固有の事務である、こう考える。ところが改正法の場合に、府県に対して団体委任をする、警察権の一部を団体委任をする。その警察権は統治権に基く、或いは統治権であるという理窟は成立つと思うのです。併し現行法におきまして、市町村が持つている固有の秩序維持の権限というもの……

第19回国会 地方行政委員会 第49号(1954/06/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 私も昨日この第一条とそれから現行法における前文なり、或いは第一条なりについて質問したのでありますが、加瀬君も大体同じような立場からこの第一条について質問をしているようであります。特に改正法の中において、能率的にその任務を遂行するという点が強調されている。これは強調しているのじやない、民主的理念を基調とする警察の管理運営というものと、能率的にその任務を遂行するということとはまあ二本建である、こう言われるのでありますが、併し我々はやはり立法的な立場から考えて見ますと、現行法になかつたものを新らしい改正法律案の中に入れるということには、そこに非常に大きな何か納得するに足るような理由がな……

第19回国会 地方行政委員会 第50号(1954/06/03、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 今の問題で二、三質問申上げますけれども、小坂国務大臣、斎藤国警長官のお話を聞いておりますと、これは政府側の考え方でありますけれども、最後の採決権というものは持つておる。併し一々は投票しないのだ。従つて委員長の意思で委員会を拘束することはない。こういう点で委員長が国務大臣になつても公安委員会というものは政治的に中立であり、或いは厳正公正であるということになるのだというお話でありますところが委員でない委員長が国家公安委員会を代表するということは、これはどんなに説明されても納得行かない。と申しますことは、委員長の意思というものは委員会に影響がない、影響がないからこの委員会において決定さ……

第19回国会 予算委員会 第5号(1954/03/05、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 総理に対する総括質問に入る前に、この修正予算案の経緯なり或いはその背景なりについて大蔵大臣にお伺いいたしたいと存じます。  只今、御説明のありましたところで、大体の筋は承知したのでありまして、これに対する政府の政治上の責任であるとか、或いは修正経費の妥当であるかどうかという問題につきましては、後刻改めて御質問申上げることにいたしまして、取りあえずこの修正に至りました経緯につきまして、重要な点を二、三御質問申上げたいと存じます。  この修正は、申すまでもなく三党の共同の修正でありまして、たびたびこういう形をとりまして参議院に修正を伴う予算案が廻つて来るのであります。今回は、政府がこ……

第19回国会 予算委員会 第6号(1954/03/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 議事進行について。
【次の発言】 私に発言させないでどうして木村君に許すのですか。僕はさつきから発言を求めている。中田君に発言を許しているから許さないと言つて、どうして木村君に許すのですか。
【次の発言】 昨日修正案ができました経緯や或いはその内容について、私は理事会の御承認を得て質問したのでありますが、我々の了解するところでは、昨日の大蔵大臣への質問によつて先ほど来問題になつておりました、新らしく修正案によつて変更されました費目についてはその使途まではつきりわかつているという了解で私は簡単に質問を終つたわけであります。本日中田君の質問なり或いは又はその他の人々の質問によりまして……

第19回国会 予算委員会 第7号(1954/03/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 最初に私申上げましたように、総理は国会の審議を促進するということを非常に強調されているのであります。併し予算審議も衆議院を通過して参議院に廻つて来たとこういう段階において、二十九年度予算の最も大きな支柱である自衛或いは防衛の問題に対する政府の確固たる所信が明らかにされておらない要綱を受取りましてからいろいろ検討してみましても、重大な点においてまだ三党間に話合もついておらないし、政府との関係においても調整ができておらない、こういう要綱によつて我々が審議するということであれば誠に我々としては審議のしようがないということになるのであります、あの要綱によつて質問いたしましてもその後法律案……

第19回国会 予算委員会 第9号(1954/03/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 第一に総理にお尋ねいたしたい。最近政府の施策を見ておりますと何か憲法の各条文が空文化されてくるのではないかという点、非常に疑問に思うのでありますが、総理の我が国の民主主義を擁護するという、その点についての御信念を先ず第一にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 民主主義を守つて行こうとする信念……。
【次の発言】 個々の政府の施策を見て参りますと、再軍備の問題にいたしましても、或いは基本的人権の問題にいたしましても、個々の法律や或いは制度によつて漸次民主主義がゆがめられて来る、そういう事実が現われて来ているのでありますが、こういう個々の法律というものを一つ一つお考えになりまし……

第19回国会 予算委員会 第11号(1954/03/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 関連して……。開発銀行の資金計画ですが、議決の対象でないから改めて出さなかつたというこの最後の頁で訂正されている、こういうお話であるのであります。併し問題は本年度貸付計画の圧縮という言葉を使われているのです。圧縮ということであればほかの部面も多少の変更があるのではないか、こういうふうに見えるのであります。他の資金計画にも異動が生ずる。つまり圧縮が行われるとすれば、やはりそれのことも説明して頂かなければならないじやないか、こう思います。その点を伺います。
【次の発言】 只今通産大臣のおつしやつたことは、場合によつては学術会議等の意見も聞いて審査するというお話でありましたけれども、学……

第19回国会 予算委員会 第15号(1954/03/17、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 私も第五福龍丸の緊急性に鑑みましてその点を第一にお尋ねしようと、こう考えておりまして、併しまだ政府のほうから副総理或いは官房長官その他見えておりませんから、この点は保留いたしましてもよろしうございます。併し適当な時期に、私なり或いは私のほうの委員の中にも、緊急に質問したいという人がございますので、そこで適当のときに一つ集中的にこの問題を取扱うように、少くとも時間をお与え頂ければ非常に結構だと思います。この点如何でしようか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 若し委員長お一人でそれが決定できなければ、理事会を開いて頂きまして、(「異議なし」と呼ぶ者あり)一時間なり或いは三時……

第19回国会 予算委員会 第16号(1954/03/18、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 昨日理事会で決定いたしまして、委員長から政府に対し第五福龍丸の問題については早急にその真相と漁民に対する補償、救済の問題について報告を願うということになつておりまして、この点につきましてはいつ報告して頂けますか。委員長何かお聞き及びのことがありますか。
【次の発言】 只今外務大臣が報告されるということは、政府の統一された意見として報告されるのでありますか、或いは外務大臣としての報告でありますか、その点をはつきりして頂きたい。
【次の発言】 と言いますのは、例えば農林省でありますとか、海上保安庁でありますというような関係で協議された結果としてその真相を報告され、或いは対策を報告され……

第19回国会 予算委員会 第20号(1954/03/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 簡単に大達文部大臣にお伺いいたします。文部大臣は町村教育委員会の育成については非常に熱心に努力せられておりますが、今後もやはり町村教育委員会というものは存続してこれを育成するというお考えであるかどうかを第一点に伺います。
【次の発言】 教育委員会の狙いというのは、勿論これは教育委員会法に謳つてあるところだろうと思うのであります。教育委員会の最大の狙いというものは、恐らく教育を不当の支配から解放するということにあるのではないかと、こう思うのでありまするが、実際町村教育委員会におきましては、こういつた目的が現実にうまく適切に実行されておるかどうか、その点お伺いいたします。

第19回国会 予算委員会 第21号(1954/03/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 私は日本社会党を代表いたしまして、只今提案になつております昭和二十八年度一般会計予算補正第三号につきまして、反対の意見を申述べたいと存じます。  この第三次補正予算は、東京、大阪、神奈川等のいわゆる富裕三都府県に対する義務教育費国庫負担二十七億八千万円を支出するために、各省の予算を削つてできているものでありますが、これは政府が先に二回に亘つて提案をして参りました義務教育費国庫負担法の臨時特例に関する法律案が、憲法第二十六条の義務教育無償の原則と教育の機会均等の原則を無視した悪法であるという強い世論の反撃に会つて流産をいたしました結果、補正予算を組まざるを得ない結果になつたのであり……

第19回国会 予算委員会 第22号(1954/03/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 議事進行について…。これまで参議院の予算審議の状況は委員長も大変御熱心であり、又各党とも大体定められました日程に従つて今日まで来ているのであります。この調子で行けば大体三十日に討論採決をやりまして、三十一日に本会議上程、こういう順序に至極円満に十分に審議を尽して行われるということになつていたのであります。かねて私どもは総理が最後の締めくくりの総括質問のときに、果して出席ができるであろうかどうかという点について多少の心配をしていたわけであります。ところが我々の心配がその通り杞憂でなくて、実際に本日になりましてから総理が出席できたいということになつたのでありまして、このことは単に私ど……

第19回国会 予算委員会 第23号(1954/03/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 その問題に関連して、ちよつと私委員長にお伺いいたしたいと思つておりましたことは、只今委員長から御報告のありましたことは、どういう公式の性格を持つ御報告であつたかということであります。結局森委員の発言は、委員長から議長を通じ、向うの議長を通じて衆議院における問題の法律案の審議状況というものを、聞きたいということであつたと思うのであります。そういういわゆる公式のルートを経て御入手になりました報告であるのか、或いは個人的に委員長が衆議院のどなたかにお聞きになりまして、得られた報告でありますのか、その報告の性格というものを先ず第一にお伺いしなければならない、こういうふうに考えておつたので……

第19回国会 予算委員会 第24号(1954/03/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 参議院における予算審議の段階はいよいよ最終的なものに入つて来たのであります。我々は二十九年度予算を三月三十一日まで参議院を通過させるということに協力して参りました。このことは政府も或いは委員長においても、或いは他の委員においても明確に承認できることだと思うのであります。ただ誠に残念なことは、政府及び与党が衆議院における法案審議に一つの大きな力を以てこれを運営して行くことを怠つたために、我々が最終段階において予算の審議をする場合において欠くべからざる条件である法案の成立を見ないという形を見ているのであります。今回の入場税は、政府が総額において百九十二億、その中の一割を中央に保留して……

第19回国会 予算委員会 第26号(1954/04/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 議事進行。いつも木村町君が質問すると総理は馬鹿に御機嫌が悪くなつてしまいますけれども、併しこういうところで、審議を尽すことがやはり国会の使命だと思うのです。委員長から御注意して頂いて十分に質疑応答ができるようにして頂きたいと思います。(「総理答弁」呼ぶ者あり)

第21回国会 地方行政委員会 第1号(1954/12/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 それであれですか、地方選挙の統一の問題ですけれども、まあそういうことだつたら結局間に合わないということになるんじやないですか。それであなたのほうではぜひ出して、財政計画もどうなつておるのか、ぜひ至急に立案してそれでお出しいたしまするから、一つ御審議願いますと、そういう格好で出て来なければ、あなたのほうでは何を出すか出さないか、それもわからないし、こつちは自然休会になつてしまうので、もう再開後であつたら何もできない。やる意思があつたら何とかあなたのほうで態勢を固めておかなければならないということになるが、至急そういうことができないといつても、できないと思うが……。

第21回国会 地方行政委員会 第3号(1954/12/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(松澤兼人君) 僕は委員外議員ですが、ちよつと……。この前に特にお話申上げましたように、これを9回明け早々に出すということであれば、相当に政治的に衆議院なり、或るいは参議院の議運なり、或るいはそれぞれの党派に連絡しなければむずかしいだろうということを申上げましたが、その点長官は何か民主党なり或いは又衆参の議運なりにお話合いをなすつたということがございますか。
【次の発言】 これはまあ民主党自身でも国会対策委員長などが、二十一日かまあ二十二日に再開して、開会式をやつて、それから総理大臣なり或いは大蔵大臣の施政方針、財政演説をやつて、それから代表質問をやつて、予算がそれまでに出たとして……

第22回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1955/10/18、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 この数字を見ますというと、三十年は月ごとに滅っておるわけなんですね。こういう事態というのは、これは銀行の方はふえているけれども、郵便貯金はこういうふうに毎月毎月前年に比べて減っているということは、何か根本的なものがあるのではないかと思うのですが、農村と都市と比べて、やはりこういうふうに滅っておるのですか。
【次の発言】 今競争を調整するとか、あるいは競争の限界とか、あるいは競合という問題が出てきているわけなのですが、それに対して適当な手を打つ必要はもちろんあると思うのですが、われわれはもう少し具体的に、この郵便貯金の減少の趨勢といいますか、これを検討をしてみる必要があると思うので……

第22回国会 大蔵委員会 第2号(1955/03/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 二十九年度の歳出歳入決算見込額というのがあるのですけれども、これが三十年度においてどういう収支になるかということ、その数字を概略でもいいからお示しになる方が審議の都合がいいのじゃないかと思うのです。まだはっきりどのくらい競馬会から国の方に入って来るか見通しがつかないというお話でありますが、まあ開催日数が現状のままであるとすればこういうこと、それからまあ人件費その他でどういうことになるのかというような歳出歳入の関係ということが、一応見込みでもお示しになる方がいいのじゃないかと思うのです。それはきょうは駄目なんですか。
【次の発言】 今まで国営競馬があったときに、やっぱり国の職員がど……

第22回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1955/10/19、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 いつも大蔵大臣にお聞きすることは、来年度予算の編成の方針などについてお伺いしているわけなんですけれども、だいぶ各省の予算要求も出そろっているようですから、この時期に、どんな方針で編成なさるのか、大蔵大臣の御見解を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 どうもしかしもう少し大蔵大臣として何か御方針を示してもらいたいと思うのですが、たとえば規模はどのくらいか、あるいは減税のためにどのくらいの収入が、歳入が減る見通しなのか、あるいは国民所得がふえるということでどの程度まで増収の見込みがあるのか、プラス、マイナス両方にわたってふえる要素と減る要素というものを考えて、規模は大体このくらい……

第22回国会 大蔵委員会 第4号(1955/03/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 私も大体平林君の意見と同様であります。私どもは税制改正の基本的政策というものの全体の見通しを政府がきめてから個々の問題について手続をとるべきであると思います。もちろん期限の定めのある租税の問題に限定されているという特殊な問題はあるにいたしましても、われわれは、たとえば軽減するものがある、で、他のものはどうなるかということについては一応疑問を抱かなければなりません。またこの中には物品税の問題があげられているのであります。われわれの基本的な態度といたしましては、奢侈的な物品税は除きまして、一般の物品税は減免税の措置をとるべきであるという基本的な態度をとっておる。また先ほどお話のありま……

第22回国会 大蔵委員会 第27号(1955/07/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 政令案の要綱というものは、ある程度まとまっているのですか。

第22回国会 大蔵委員会 第31号(1955/07/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 ちょっと二つ三つ、ちょっと関係がないのですけれども、先ほどいろいろ各委員からのお話を聞いておりますと、石炭等の関係においては、やはり相当の関税をかけなければならない。しかしそれが物価にしわ寄せされるということは避けなければならない、こういうことなのでありますが、すでにいろいろお話がありましたように、石油精製業者というものは相当大幅な利益を上げている。これに対してはわれわれも何か措置をしなければならないと思うのですが、その一つの関連した問題といたしまして、たとえば石油精製業者のある者が大型タンカーの申請を出して、しかもこの石油精製業者に対しては過去開銀から相当の資金を、石油精製の設……

第22回国会 大蔵委員会 第34号(1955/07/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 議事進行について。こっちが質問するといなくなるのは、何か時間の約束でもあるのですか、委員長。

第22回国会 地方行政委員会 第8号(1955/06/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 ただいま北野さんからお話がありました制度におけるいろいろな改革のお考えを聞いたのですが、常任委員会あるいは普通の各委員会などの整理ということは、ほとんどすべての人々がおっしゃることなんですが、県議会の構成、あるいはその運用について北野さんどういうお考えですか。先ほど小平さんからは相当詳しくお話があったのですが。
【次の発言】 簡単に……。今の話を聞いておると、やはり自治庁とそれから府県の関係と、それから自治庁と大蔵省の関係がここに出ているんじゃないかと思います。その点はどうなんですか。これはまあ考え方においては、実際の財政需要と合せていくということも一つの考え方だとこう言っている……

第22回国会 地方行政委員会 第9号(1955/06/03、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 ただいま委員長と行政部長との間でいろいろ話がありましたが、大体われわれもその判断というものができるわけであります。ただしかし、私は町村合併の実際的な指導としては、有利な点はこうである、不利な点はこうである、その判断は住民にまかせるということがほんとうの指導ではないか。すべて結論を主観的に先に作っておいて、そこへもって行く条件をそれぞれ列記しておるという方針は、これはもう指導でなくして、一種の目的に対する強制であろうと、こう考える。そとで先ほど委員長からもお話がありましたが、指導として私は地方事務所で出した「町村合併のしおり」というものはどうしても妥当でないという考えを持つのであり……

第22回国会 地方行政委員会 第10号(1955/06/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 今の三十九ページの数字なんですが、第一の表を見ましても、日本刀が八十六で、日本刀以外の刃物類が千四百四十四、そういたしますと、以外というものが非常に多くて、この中にどういうものが含まれておるかということをもう少し詳細に説明しないと、統計の用をなさないのじゃないかと思います。それから第二の表を見ましても、日本刀以外の刃物としておのとか、これはひ首といいますか、あいくちですか、ほうちょう、その他というのがやはり四十三もある。そうしますと、八十九のうちほとんど半分はその他ということになる。やはりその他の説明がないと、ほかのものが全体のうちでどの程度の比重を占めておるかということがよくわ……

第22回国会 地方行政委員会 第11号(1955/06/17、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 一つだけお伺いしたいのですが、先ほど秋山君からお話のありました再建促進特別措置法、まあこの問題はいずれ議題となると思います。そして現実の問題としては夏季手当の問題がある。私はこの三十年度というものは地方財政にとってまことにもう生きるか死ぬかの問題だろうと思うのですが、これは国務大臣の決意の問題でもあり、国会としてもこの問題は総合的に取り上げる必要があると思う。そういう形式のものが考えられるかどうかということは別として、たとえばある国会は救農国会という特別の性格を持った国会をやったことがある。そういう名前じゃありませんけれども、災害とか農村関係とかということに重点を置いた、中心にし……

第22回国会 予算委員会 閉会後第1号(1955/11/21、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 委員派遣の報告は、時間の都合もありますので、口頭報告を省略して、会議録に掲載されたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第22回国会 予算委員会 第5号(1955/03/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 第一にお伺いいたしたいことは、鳩山民主党総裁、あるいは総理大臣は、現在の国会における民主党の弱勢ということを痛感しておられると思うのです。民主党からは自由党に向いまして、本予算編成の事前に自由党と折衝をして、本予算国会通過に対して自由党に協力を求めるという方針を立てておられるようでございますが、それはどういう理由でそういうことをお考えになって、党から党へ申し入れをされたのか、この間の事情について説明していただきたいと思います。
【次の発言】 それは見方によりますと、保守連携、あるいは保守合同ということの前提のようにも考えられます。しかしそうではなくして、単に予算に限って事前折衝を……

第22回国会 予算委員会 第18号(1955/05/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 最初に大蔵大臣にお尋ねいたします。  参議院におきまして現在暫定予算が審議されておるのでありますが、一方、三十年度本予算につきましては、現在民主党と自由党との間に予算の修正の折衝が行われているようであります。そこでお尋ねいたしたいことは、どの程度までこの修正あるいは組みかえの折衝が行われているのか、あるいはさらにその折衝が果して大蔵大臣の了承できる程度のものであるかどうか、この点についてお伺いいたします。
【次の発言】 しかし、あなたも政党に所属しておられるし、かつまた、実際の折衝の過程はそのつど大蔵大臣までは一応報告なり了解なりを求めることが行われておると私は思いますし、また一……

第22回国会 予算委員会 第20号(1955/06/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 私は議事進行のために、一応は昨日来いろいろと議論しておりました予算の修正に対する政府の説明を聞くということになったのであります。私どもは、この問題は本会議において上程すべきであるという基本的な信念を持っておりますので、むしろ議運の決定を待って、参議院の審議を運んでいくべきが妥当である、かように思っておりましたので、従って総理が議運に行かれたということも、また私は決してこれは鳩山総理を責めるべき筋合じゃない。一応自由党の理事諸君が委員長及び理事打合会において了承して帰ったのに、(「了承しておりません」と呼ぶ者あり)ここでまた問題を蒸し返すということは、こういうことをやっていたら、そ……

第22回国会 予算委員会 第21号(1955/06/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 関連。ただいまの御答弁を伺っておりますと、結局責任は二つある、でき上った二百十五億というものに対しては責任を負う、しかしその経緯については自分は関知しない、こういう大蔵大臣の御答弁のようであります。これではわれわれが二百十五億という数字を審議する場合におきましても、ただでき上った数字の今後の財政及び経済に与える影響というだけが問題になって、どういう理由でその二百十五億というものが出てきたかということについては、われわれが質問しても大蔵大臣はお答えにならない、こういうことでありますならば、われわれはこの審議をこれ以上続けるわけにゆかないのです。(「その通り」と呼ぶ者あり)  そこで……

第22回国会 予算委員会 第24号(1955/06/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 ただいま木村委員から御質問申し上げたのでありますが、木村君も以前申し上げておったと思うのでありますが、民主党と自由党との間に、将来の予算に関連して尾をひくような申し合せがあるやに聞いているのであります。このたとえば石油の採油の調査をするのが、これは補助金という形になっているわけであります。しかしそれがたとえば新らしく採鉱のための株式会社ができる場合に、そっくりそのままやってしまうとか、あるいはビキニマグロの補償についても考慮するとかいうような問題がまだ陰にあるようであります。たとえその金額が三億なりあるいはまた五、六億なり、そういうものが民主党と自由党との申し合せの結果補正予算を……

第22回国会 予算委員会 第25号(1955/06/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 関連して、この問題はまことに重要でありまして、社会党の米価審議会委員がどういうことを言ったか私は知りません。しかしそれは前後の話の状況を詳しく御説明されれば、おそい方がいいという意見で申したのではなかろうというふうに考えるのであります。ただその点だけをさされれば、米価をきめるのは、九月末でもおそくないという印象を受けるかもしれないのでありますが、しかしそれが結論であるのか、それが前提であって、何か別の結論があるのか、その辺のことを明らかにしていただかないと、私も社会党に属する者でありまして、大へん迷惑いたしますので、その点を明らかにしていただきたいと思います。

第22回国会 予算委員会 第26号(1955/06/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 ただいまお話しになりましたのを聞いておりましても、やはり社会党のある者が言ったという事実はこれ自身は否定されておらないと思う。(「その通り」と呼ぶ者あり)ただ、六月にきめるという場合に、九月論の社会党の人のことを引用しても一向差しつかえないのだと、これは九月に延ばそうという場合であるならば、そういう人の名前を引用したということはいろいろ問題があるかもしらぬが、しかし九月を主張している社会党の人があっても、しかし自分は六月にきめようとしているんだから一向差しつかえがないじゃないか、こういう議論のように考えられます。しかし、私どもは、やはり米価は早期にきめなければならないし、またその……

第22回国会 予算委員会 第34号(1955/06/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 政府原案の予算及び民自両点の共同修正の問題につきましては、これまでもいろいろ論議されたものでありますが、大蔵大臣に第一にお伺いいたしたいことは、来年度予算の規模、あるいはその見通しについて現在どのように考えておられるか、この点をまず第一にお伺いいたしたい。
【次の発言】 具体的な問題についてはもちろん見通しをつけまして、現在の段階としてこれをお尋ねすることも適当であるとは考えておりませんが、しかし大体の見当というものは、一兆円のワクを堅持していこうと考えておられるのか、あるいは来年度においては一兆円を多少上回るような予算に触るのではないかというようなことは、この際大蔵大臣として見……

第22回国会 予算委員会 第35号(1955/06/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 ただいま官房長官からお話がありましたピース・ワークをやっておるとか、あるいは季節的なもの、こういうことはもうわれわれは百も承知なんです。問題は、永岡君は常雇的非常勤と言っておりますが、常動的非常勤、全く仕事は本採用の人、定員のワクの中の人と同じ仕事を、しかも長期にわたってやっているんです。こういう人々に対してはどこからその給料というものが出ているかといえば、これはもう御承知の通り事業費からであります。この出し方も私はけしからぬと思うのです。そうしてまたこういう人々は本採用の人と同じことをやっていて、しかも長期にわたって相変らずその地位、身分は非常勤職員である。こういう規定がいけな……

第22回国会 予算委員会 第36号(1955/06/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 先ほど佐多君の質問に対しまして、この六カ年計画なり、あるいは現在問題となっております初め三カ年の構想というものを国民の支持を得てこれを実現に移していきたい、こういうことを経審長官は述べておられるのであります。実際に国民の支持を得るという基本的な構想は、どういうところにおいておられますか、これをまず第一に承わりたい。
【次の発言】 ただ、経済審議会ですか、これを通じて目で見えるような形において国民を啓蒙したい。こういうことだけではおそらくこういう重要な問題は国民に浸透していかないと思う。第一国民が持っておりますところの疑惑というのは、これは鳩山内閣の六カ年計画という点にあると思うの……

第22回国会 予算委員会 第37号(1955/06/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 第四分科会の審議の経過を御報告申し上げます。  本分科会は六月二十八日午後まず法務省予算の審議を行い、花村法務大臣より同省所管予算の大要説明を聴取いたしました。三十年度法務省所管経費要求額は、衆議院における修正増三百万円を加え総計二百二億三千六百九十九万余円でありまして、前年度より五億二千八百四十二万円の増加となっております。その内訳は省略させていただきますが、これに対し「人権擁護関係の予算が削られているのはいかなる理由か。公安調査庁の予算が大幅に増額された内容及び理由は何か」等の質疑がありましたが、花村法務大臣より「本年度予算は営繕費の増額に主力を注いだので、人権擁護の経費が若……

第22回国会 予算委員会 第38号(1955/06/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 今の大久保国務大臣のお考えは全然間違っていると思います。永岡君が質問しているのは、人事院が勧告を出した、これを尊重しなければならないということは、これは鳩山総理も大久保国務大臣もよく御存じであるし、尊重すると言っていらっしゃる。ただしかし問題は、公務員制度調査会において、地域給の問題について、地域給をつける必要がないといったような答申があった場合に、片方は人事院の法律による勧告を出している、片方は公務員制度調査会という政府の諮問機関で地域給をつける必要はないというような御結論を出した場合には、どうするかという問題であります。これは全然答弁になっていない。  そこで問題は公務員制度……

第22回国会 予算委員会 第42号(1955/07/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 ただいま議題となりました昭和三十年度特別会計予算補正特第一号につき、日本社会党第二控室を代表して反対の意思を表明いたします。  われわれは経済自立の最も基本的な条件として食糧自給を考えるのでありますが、政府は安易な方法により米国余剰農産物を受け入れ、その見返りとして国内産業の開発に使用せんとしているのであります。もとより農業開発、電源開発の必要性についてはわれわれも賛意を表するものでりますが、そのためわが国食糧政策に重大な問題を投げ入れていることは考慮を要するところであります。われわれの根本的な立場は余剰農産物の受け入れそのものに反対でありまして、米国が余剰農産物を提供するその真……

第23回国会 地方行政委員会 第4号(1955/12/09、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 その二十八億のやつがちょっとわからないな……。

第23回国会 地方行政委員会 第6号(1955/12/12、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 関連質問。今友末さんのおっしゃった二百億、百八十八億ということのほかに、友末さん自身ですか、あるいは六団体ですか、補正を要する金額というものをおっしゃったですね、六十何億……。
【次の発言】 その内容を大体お話し願えないですか。
【次の発言】 後藤君どうなんですか。
【次の発言】 そうしますと六十二億という金額は別として、やはり正確にと申しますか、あるいは厳密に計算すると友末君のおっしゃるようなある程度の補正というものは将来必要だというふうに了解してよろしうございますか。
【次の発言】 そうしますと六十二億というのはやはり給与費の問題は別にはずしたわけでございますか。

第23回国会 予算委員会 第8号(1955/12/16、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 私は日本社会党を代表いたしまして、議題となっております昭和三十年度特別会計予算補正特第二号に反対し、その理由を述べるとともに、われわれ日本社会党の持っております昭和三十年度予算補正方針を明らかにいたしたいと思います。  地方団体における財政窮乏は年を追うに従ってはなはだしくなり、本年は特にその解決を根本的になさなければならないときであったのであります。国会においてはこのため、いくたびか決議がなされ、政府の善処を要請したのでありますが、本年当初においては何らの措置がなされず、いたずらに地方団体の職員の首切りと経費の節約の基礎の上に地方財政計画が打ち立てられ、その破綻はついに年度中途……

第24回国会 商工委員会 第40号(1956/05/30、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより会議を開きます。  今回まことに不敏なものでございますけれども、当委員会の委員長に選任されまして、皆様方の御協力を得て運営をしていきたいと存じております。よろしく御指導のほどをお願いいたします。
【次の発言】 これより電源開発促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。  一言ごあいさつ申上げます。  本日突然参考人をお呼びいたしまして、はなはだ御迷惑をおかけしたと思いますが、参考人の方々には御多忙中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  御承知のように、当委員会としましては、目下電源開発促進法の一部を改正する法律案を審議して……

第24回国会 地方行政委員会 第22号(1956/04/16、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 大臣から答えなければ。税務部長が答えることと違うのです。機構改革の問題をやってるんだから。

第24回国会 地方行政委員会 第24号(1956/04/19、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 ちょっと病気で休んでおりまして、重複するところもあるかと思います。まあ数点ちょっとお尋ねしてみたいと思うのです。まあ中心は税法の問題ですけれども、私いつも不思議に思っておりますことは、自治庁で作っております地方財政計画の策定といいますかの問題ですが、従来は、こういう地方財政に対する計画というようなものはなかったように思うのです。もちろんある意味におきまして、基準財政収入あるいは支出というものを大きく把握するということは必要なことですけれども、特にそういうことをすれば、地方財政というものの自主性が失われますし、ある程度までは地方の自主性にまかせておいていいんじゃないか、こう思います……

第24回国会 地方行政委員会 第25号(1956/04/20、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 関連。ただいま長官のお話を聞いたのですが、具体的に今、小笠原君に対する答弁で、果して今後一年間に実際転嫁が行われないかというはっきりとした保証というものはどういうようにして――まあ大臣の言明を信頼するという以外にどういう具体的な措置――財政的には先ほどお話になりましたが、しかし、まごまごしているうちに、結局公共団体で転嫁するという現象が起るかもしれない、私はそれを非常に心配するのですが、そういうことの起らないように措置するなり、あるいは指導するなりということを自治庁としてはお考えでございましょうか。
【次の発言】 それじゃそういう指導をなさる、それでも財政上の都合で、地方公共団体……

第24回国会 地方行政委員会 第26号(1956/04/23、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 ただいま上程になっております地方税法の改正法律案と、それから国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律案、この二案に対しまして、社会党の立場を説明いたしまして、反対の意思を表明いたしたいのであります。  もとより私どもは、地方団体に対しまして、十分なる自主的財源を賦与しなければならないという点につきましては、毎年繰り返して申し上げているところでありまして、この点については、委員すべてのかたがたの意見が一致していると思うのでありますが、ただ多少違うところは、自主財源というものの範囲をどこまで拡大し、逆に国の税として考えられているものをどの限度まで認めるかという、国と地方との財……

第24回国会 地方行政委員会 第28号(1956/04/26、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 中田君がさっきから言っている資料ですね、その資料もやはりそういうことなんですよ。それが出ていれば質問する必要はない。申し出の赤字がトータルして四百億なら四百億、大体のところでいいからそういうのを知りたいというのじゃないですかなあ。  それからいろいろ委員長もおっしゃったのですけれども、定員をどのくらい減増するとか何とかいうようなことですね、そんなことはまあむずかしいですから、全部のものを計算するというのはむずかしいでしょうけれども、代表的にいって、三府県と、それから数都市と、そのくらいのものを拾って、こういう方法で再建しよう、少くとも赤字の額がここに書いてあって、合計できるような……

第24回国会 地方行政委員会 第29号(1956/04/27、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 そこで関連してお伺いするのですけれども、きのうでしたか、後藤部長は、大体今申し出ている府県市町村合計の申し出の額はこれこれであるから、ちっとも心配することは要らない、こういうお話があったように思うのです。そこで承わるのですが、ここに二百六十三億というものが出ているのですね、合計いたしましてそこでこの程度ならば何でもないということでお考えのようですが、かりにいってみて、たとえば兵庫県が二十四億の赤字があるということは、その赤字まるまるをここに計上して締めたらこういう金額になるのですか、その点いかがです。
【次の発言】 そこで問題なんですが、この京都も兵庫県も二十四億何がしかという数……

第24回国会 地方行政委員会 第31号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 行政部長は、小林君の質問に何かやっぱり誘導的にかかって、そういうことが事実ならば何とか考えなければならぬ、こういうお話なんです。これは、小林君のは、あくまでも仮定に立っているのですね。あるいはうわさを聞いたということを根拠にして言っていることなんです。そういう実数がわかっておるかどうかということは、これはだれも今のところ確かめていないのです。だから小林君がかりにそういうことを聞いたといって、行政部長が、もしそれが事実ならばとか何とかということで開き直って、多いものは削ってしまうというようなことを言われることは、これは私はいかぬと思うのです。権限があるものはやはり教育委員会なんでし……

第24回国会 地方行政委員会 第33号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 関連して、委員長のおっしゃる前にちょっと。全く小笠原君の意見に同感なんです。なるほど先ほどの委員長理事打合会は、決裂したような形になっておりますけれども、果してこれを決裂と考えていいかどうか。さらに話し合いの機会を持ったならば、あるいは話し合いがつく段階であったかもしれない。一応私どもは、わが党の森下理事からその経過を報告されまして、まさかこれが最終の段階であって、委員長の腹として、公職選挙法を先議しようという、そういう腹がきまったとは私は報告を受けていなかったのであります。従って、この委員会が正式に開かれるならば、委員長理事打合会の経過報告があって、そしてどちらを先議するかとい……

第24回国会 地方行政委員会 第35号(1956/05/21、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 先ほど来加瀬君が、地方の自主性というものには結局財源的な措置が必要である、それが十分にされていないで、国だけが健全財政というか、均衡予算といいますか、合理的な予算を組んでいて、そうしてその結果のしわというものがどうしても地方に押しつけられる。そういう点がどうかということをいろいろ言ってるんですね。で、まあ長官は国の財政ということからいえば権威者である、ということもわれわれは敬服するわけなんですけれども、しかし今の説明を承わっておりましても、やはりまあ地固めとかいろいろの点は、まあ予算の性格としておっしゃるわけなんですが、しかし根本的に言って、国の予算にはいわゆる国債というものはと……

第24回国会 地方行政委員会 第36号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 長官にお伺いいたします。今度の改正では普通地方団体というものを非常に明快に二つに分けて、都道府県と市町村というものに分けて、そして片方は地方団体の基本的なものとし、そして片方は包括的かつ広域的なものというふうに分けられたということは、非常にすっきりしているのでありますが、しかしまだそれで根本的な問題が解決されたと私どもは思わないのです。で、今後地方制度特に地方団体の性格あるいは権限、職能というものが、どういうふうになっていかなければならないかという見通しなり、あるいは構想なりというものを持っておいでになりますか、今後の改革の見通しについて。

第24回国会 地方行政委員会 第37号(1956/05/23、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 昨日、十六項目の審議の際に、場合によっては参考人を呼んでいただきたいということを、私か森下君の発言のときに申し上げておきましたが、これもあわせて、参考人を呼ぶということが委員長・理事打合会などで話が出ましたときにはお含みの上善処していただきたい。
【次の発言】 なお、ただいまのお話は、主として自治法の改正法律案に関する件だったと思いますが、公職選挙法の場合におきましても、ただいま太田自治庁長官及び修正者の説明を聞きまして、これから質疑に入るわけでありますけれども、われわれとしましては、質疑に入る一つの格好をつけていただきたいということを申し上げたいと思います。それは必ずしも、予算……

第24回国会 地方行政委員会 第38号(1956/05/24、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 第一にお聞きいたしたいことは、先ほど、小林委員から、大きな問題として、総理が選挙法の改正に非常に熱意を持っておられることは、憲法改正の前提としてこれを考えておられるのじゃないか、われわれは、総理は他の場所においてこの問題について発言されたことを非公式ながら見たり聞いたりしておるのであります。これは、世間が選挙法の改正の問題について非常に心配しておるということは、別に党利党略ということ以外に、この選挙法の改正が憲法の改正に結びつくのじゃないか、この道を用意するのじゃないかということを非常に心配しておるわけでございます。重ねてこの点について、この問題は憲法の改正とは関係がない、あるい……

第24回国会 地方行政委員会 第39号(1956/05/25、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 今回衆議院の修正で、薪炭手当というものが手当の項目に追加されることになったのです。これは、支給の範囲あるいは支給の率等につきまして、どういうことになっておりますか。
【次の発言】 これは、結局総理大臣がその支給の区域、それから支給の率等を決定するわけです。つまり人事院の勧告によって国家公務員の場合は決定される。そして地方公務員の場合も、その人事院の勧告によって法律化された薪炭手当の率あるいは支給の区域というものが決定される、こういうわけですか。
【次の発言】 そうすると、これは特別に薪炭手当に関する法律というような形にならずに、指定地域、それから率等は政令できめるということになる……

第24回国会 地方行政委員会 第40号(1956/05/26、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 まあこれはさっきから早川政務次官などの間に話があって、私も横から聞いていて感ずることは、やっぱり違ったカテゴリーのことを結果だけ、金を出すという結果だけにとらわれて議論をされているという感じが私すると思うのです。先ほど政務次官が言われた、たとえば官公労の労働組合が社会党に献金する、それはまあ税金であるところの国家の金を賃上げとかあるいはベース・アップとかいうところに回してもらいたいといったような目的も持っているのだから、結局会社から献金することによって何か国家の政策上の利益を得ることと同じような結果になるのじゃないかといったようなお話があったように思うのです。私が誤解ならそれでよ……

第24回国会 予算委員会 第4号(1956/02/04、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 ただいま主計局長が不交付団体と交付団体に分けて交付団体は特別交付金というようなことは考えられる。不交付団体に対してはどういう形式で交付されるお考えでございますか。その点はっきりと、まあ法律改正の必要があるのかどうかその辺のところをはっきりとしていただきたいと思います。


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 商工委員会 第4号(1956/11/27、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ちょっと途中でございますけれどもごあいさつ申し上げます。  過日私商工委員長に再選されましてさっそく出席いたしましていろいろ審議しなければならないところ、先月の末からインドに行って参りまして、少し無理がたたりましたか、帰ってきて少し寝ついてしまいました。まことに欠席ばかりしておりまして申しわけございません。どうにか登院できるようになりました。今後皆様方の御協力を得まして商工委員会の運営をやっていきたいと思います。何とぞよろしくお願いいたします。  ただいま問題になっております税制改正に対する通産省あるいは大蔵省の御意見に対する質問はございますか。……一応この程度にいたし……

第25回国会 商工委員会 第5号(1956/11/29、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) 大へんおそくなりましたけれども、これから委員会を開きます。  一昨日、委員会が終了いたしましてから、委員長理事の打合会を開きまして、今後の日程を大体御相談申し上げました。その結果、お手元に差し上げておりますような予定を作りまして、大体これによって今後委員会の運営をしていこうということになりました。この点御了承願いたいと存じます。
【次の発言】 それから本日は、その予定に従いまして、公報で御通知申し上げておりますように、経済の自立と発展に関する調査ということを議題としまして、中小企業の問題を取り上げることにいたしました。との問題につきましては、いろいろと議論がありまして、……

第25回国会 商工委員会 第6号(1956/12/04、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより商工委員会を開会いたします。  まず、前回以後の委員の異動について御報告いたします。  去る十一月二十九日大谷賛雄君が委員を辞任されましたが、十二月一日再び委員に復帰されました。また、本日阿部竹松君及び阿具根登君が委員を辞任され、海野三朗君及び藤田藤太郎君が委員に選任されました。以上報告申します。
【次の発言】 それでは、これより本日の議事に入ります。前回に引き続き、経済の自立と発展に関する調査を議題といたし、本日は公報をもって御通知申し上げた通り、原子力政策と予算に関する件を取り上げることとなっております。  当委員会におきましては、第二十二国会に原子力基本法……

第25回国会 商工委員会 第7号(1956/12/06、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより商工委員会を開会いたします。  本日は公報でお知らせしました案件のうち、請願九件の審査から始めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 請願の件名は、お手元まで印刷して配付してあります。その内容について、順次専門員をして説明させます。
【次の発言】 この問題につきましては決議もいたしましたし、内容は皆さんよく御承知の通りと存じますけれども、何か御意見がございましたらどうぞ。  それではこれを採択して内閣に送付することに御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさように決定いたします。
【次の発言】 御意見ございますか。

第25回国会 商工委員会 第8号(1956/12/13、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) それではこれより商工委員会を開会いたします。  去る十二月十日山下義信君、藤田藤太郎君及び木下友敬君が辞任され、その補欠として藤田進君、阿部竹松君、阿具根登君がそれぞれ委員に選任されました。  また、去る十二日勝俣稔君が委員を辞任され、郡祐一君が委員に選任されました。  以上御報告申します。
【次の発言】 それではこれより本日の議事に入ります。  まず理事補欠互選の件についてお諮りいたします。阿具根登君が一時委員を辞任されておりましたが、ただいま御報告いたしましたように、委員に復帰されましたので、同君を再び理事に選任することに御異議ございませんか。

第26回国会 商工委員会 第1号(1956/12/20、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。去る十二月十五日郡祐一君が委員を辞任され、その補欠として小幡治和君が委員に選任されました。従ってただいまの委員のメンバーは、前国会当初において選任されましたときと同一のメンバーとなっております。以上御報告いたします。
【次の発言】 なお、閉会中継続審査の報告書につきましては、未了の旨の簡単な報告書を委員長において作成の上、昨日付をもって議長あて提出いたしました。御了承をお願いいたします。
【次の発言】 それではこれより本日の議事に入ります。  まず、調査承認要求の件についてお諮りいたします。前……

第26回国会 商工委員会 第2号(1957/02/05、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開きます。  本日は休会明け再開後初めて委員会を開くのでございますが、前回の委員会で決定いたしました委員派遣の件も、三班出張いたしましたが、滞りなく一月中に終りましたので、その御報告をお願いしようと思っております。しかし、順序といたしまして、ただいま通産大臣、政務次官が就任されましてお見えになっておりますし、衆議院における質問等の関係がございまして、本日はごあいさつだけにとどめて退席されたいというお考えでございますので、この際水田通産大臣からごあいさつをしていただくようにいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは政務次官に長谷川四郎君が御就任になりま……

第26回国会 商工委員会 第3号(1957/02/12、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) それでは商工委員会を開きます。  先ほど、開会前に委員長理事打合会を開きまして、今週及び来週の日程につきまして御了承を得たわけでございます。お手元にお配りしてあります日程で運んでいきた心と存じますが、具体的に申しますと、木曜日は、日本石油精製の問題と日産自動車の工場を見学するということでございます。十五日は、委員会を開きまして、経済企画庁及び科学技術庁を中心とする政策及び予算の問題について説明を聴取し、質疑をするということでございます。この点御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なければさように決定いたします。  本日は、大臣が見えまして、政策大綱に関する説明、施政……

第26回国会 商工委員会 第4号(1957/02/15、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより商工委員会を開会いたします。本日は、公報でお知らせ申しましたように、経済企画庁、科学技術庁を対象として調査を進めることになっております。本日も前回と同じように、政府側から説明を求め、終ってから質疑をいたしたいと存じますが、さよう御承知を願います。  宇田国務大臣は経済企画庁長官、科学技術庁長官二役をやっておられます。これから宇田国務大臣の御説明を願うことにいたします。大臣の御都合で、十二時から閣僚懇談会がございますので、別々にやらないで経済企画庁と科学技術庁の説明を引き続いて同時に行いたいという御希望がございますので、さよう取り計りたいと思います。では宇田国務大……

第26回国会 商工委員会 第5号(1957/02/19、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開会いたします。  委員会に入ります前に、委員長理事打合会で御相談申し上げたのでありますが、本日輸出検査法案が参議院先議で付託され、なお、工業品検査所移転の承認を求めるの件が予備審査で提案になっております。で、これを本日まず上程いたしまして、提案理由の説明だけを聞きまして、審議は後日に譲ることに決定いたしましたので、さよう御了承を得たいと思います。  本日、通産大臣は閣議でおくれるということと衆議院の商工委員会が開かれておりますということで、長谷川通産政務次官より説明をいたしたいという申し出がございましたので、これより両法案につきまして、長谷川通産政務次……

第26回国会 商工委員会 第6号(1957/02/21、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより商工委員会を開きます。  本日は、前回に引き続きまして調査を行う予定になっております。  その前に、通産省官房長から発言させてほしいという申し出がありますので、これを許します。
【次の発言】 御異議ありませんか。
【次の発言】 ただいまの訂正について、御異議がなければ、さよう訂正いたします。
【次の発言】 なお、先般委員会で決定しておりました電源開発株式会社の総裁内海清温君は、診断書を添えまして病気のため本日欠席いたしますが、代理者として副総裁岸田幸雄君を推薦して手続を終了し、本日出席をされております。この点御了承願いたいと思います。  それでは電源開発の実情及……

第26回国会 商工委員会 閉会後第6号(1957/09/12、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 さっき相馬委員あるいは島委員からお話しのありました、その点のちょっと締めくりみたいな質問なんですが、通産大臣は、臨時国会か、通常国会かわからないけれども、中小企業の年末金融については万全の策を講ずるということをはっきり言明なすったように思うのであります。そこで、補正予算の問題ですが、補正予算の問題を中小企業の年末金融に差しつかえないような時期に考慮するというふうに私どもは了解したわけでございます。これは六月でありますか、政府が総合施策というものの実施をされたときに、中小企業にはなるべくしわを得せないようにする。私は、中小企業優先の原則と申しますか、その点は政府も、あるいは自民党の……

第26回国会 商工委員会 第7号(1957/02/28、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより商工委員会を開会いたします。  本日の日程に入る前に、一昨日委員長及び理事打合会を開きましたが、その結果について申し上げます。  主として今後の委員会の日程案について御協議申したのでありますが、特別の支障のない限り、お手元に差し上げましたような日程で参りたいということに決定いたしましたので、御了承を願います。
【次の発言】 本日の議題は、公報でお知らせ申しましたように、貿易事情に関する調査、輸出検査法案及び地方自治法第百五十六条第六項の規定に基き、工業品検査所の出張所の設置に関し承認を求める件の三件でございます。都合上地方自治法第百五十六条第六項の規定に基き、工……

第26回国会 商工委員会 第8号(1957/03/05、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開きます。  本日の日程は、公報でお知らせいたしました通りでありますが、午前中はガス事業における危険防止に関する件を調査し、午後の日程で、貿易事情の調査並びに法案の審議を行う予定であります。  閉会に先立って委員長理事打合会を行う予定でございましたけれども、都合によりこれを後刻に延ばしまして、直ちに議題に入りたいと存じます。  ガス事業における危険防止という問題は、御承知のように最近ひんぴんとしてガス中毒死の問題が起っておりますので、その原因を調査し、対策を考究するという目的であります。原因につきましては、ガス使用者の不注意も、もちろんあることと存じます……

第26回国会 商工委員会 閉会後第8号(1957/10/07、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 最初に大綱的なことについて二、三御質問申し上げたいと思います。  御承知のような経過をとりまして、中小企業団体の組織に関する法律は、前国会におきまして継続審査になりました。この点につきましてはいろいろ御批評があると思います。けれども、それはなぜ通さなかったという御非難とともに、また慎重審議するために継続審査にした方がよかったんだというような御意見もあると思っております。で、早急にあの国会においてこの法律案が通過しなかったということは、意識的には別といたしまして、ある程度の反省なり、あるいは考慮の期間を与えたということは、決してマイナスではなかったというふうにもいえないことはないの……

第26回国会 商工委員会 第9号(1957/03/07、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開きます。  本日は公報でお知らせいたしました通り、三法案を議題として審議することになっております。まず、日本科学技術情報センター法案について宇田国務大臣より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 輸出検査法案については、すでに内容の説明も聞いておりますので、本日直ちに質疑に入りたいと思いますが、質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 式田検査課長から足らないところを説明してもらいます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第26回国会 商工委員会 閉会後第9号(1957/10/08、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 通産大臣に対しましてはいずれまた御質問する機会があると思います。きょうは経済企画庁長官として河野国務大臣に、二、三お尋ねしたいと思います。時間に制限があるのをよく承知しておりますので、いろいろと私の方から意見がましいことは申し上げない。率直に河野国務大臣の、経済企画庁長官のお考えを承わりたいと思います。  第一点は、経済企画庁長官はガットの会議においでになるということであります。そこで私この問題について中小企業、あるいは通産行政に関連のある問題について一、二お伺いしたいと思います。  第一点は、ガットの会議ができまして、わが国の貿易の伸張のために、あるいは公正なる国際競争のために……

第26回国会 商工委員会 第10号(1957/03/12、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開きます。  先ほどの委員長理事打合会におきまして、今後の日程は大体お配りいたしましたような順序に従いまして進めるということになりました。この点いろいろ変更はあると思いますが、大体においてそういう日程で、今後の議事を進めていくことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたします。  なお、これも先ほどの委員長理事打合会におきましてお諮りいたしたことでございますが、委員派遣の問題であります。今後原子力関係その他重要な案件が本委員会で審議されることになりますので、茨城県東海村の原子力研究所及び日立製作所視察の件につきまして、か……

第26回国会 商工委員会 第11号(1957/03/14、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより会議を開きます。  議事に入る前に、一昨日当委員会で決定いたしました委員派遣の件は、昨日議長の承認を得ましたので、予定通り十五、十六の両日に実施することになりますから、御了承願いたいと思います。
【次の発言】 本日は、公報記載の通り法案審議を行います。
【次の発言】 委員長が事務当局をして出席を要求しておりましたことは、この前も申し上げた通りでありまして、その後、外務省の国会担当の関係の者からの話によりますと、参議院における予算審議の進行の状態を考えて、大体、本日予算委員会の総括質問が夕方終る、で、四時から先ならば、からだがあくようになるかもしれないという話を聞……

第26回国会 商工委員会 第12号(1957/03/19、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。去る十八日藤田進君が辞任され、三木治朗君が委員に選任されましたが、本日三木治朗君が辞任されまして、藤田進君が委員に復帰されました。
【次の発言】 議事に入る前に、先般の委員派遣に関する件と、ただいま委員長理事打合会の模様を報告いたします。  まず、委員派遣の件でありますが、先般この委員会で決定し、議長の承認を得ました委員派遣につきましては、予定通り去る十五、十六日にわたり、茨城県に行って参りました。  派遣委員は議長承認の六名に、特別参加の二名が加わりまして、合計八名となりました。すなわち、西……

第26回国会 商工委員会 閉会後第12号(1957/10/22、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 他の同僚委員の方からいろいろ御質問が出ておりまして、私二、三の点において確かめておきたい点がございます。  第一点は、いよいよ政府与党は十一月一日から時国会を召集する。しかし、その会期の問題については今のところまだ何らの決定もなされていないようでございますが、私どもとしましては、この団体組織法の問題をかかえておりまして、周囲の状況から審議を促進しなければならない状態になっているのであります。しかし御承知のように、この前の国会のときから、私どももこの成立については種々苦慮をいたして参りましたけれども、相当に閉会中も審議いたしましても、まだ逐条の審議に入っていないという状態でございま……

第26回国会 商工委員会 第13号(1957/03/22、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開きます。  第一に、輸出保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。大体質疑は終了したような状態でございましたけれども、特に御質疑のおありの方は順次御発言を願います。……別に御発言もなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。……別に御発言もなければ、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか、
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより採決に入ります。輸出保険法の一部を改正する法律案全部を……

第26回国会 商工委員会 第14号(1957/03/26、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開きます。  先ほど委員長理事打合会を開き、今後の日程について協議をいたしましたが、四月一日施行を予定している法案を先に審議する方針に決定いたしました。で、現在この委員会に付託されております法案は、お手元に差し上げております六つの法案であります。この中で衆議院を通りましてこの委員会に本付託になっている法律案は、商工中金法の一部を改正する法律案と日本科学技術情報センター法案の二つの法案であります。信用保証協会法の一部を改正する法律案は本日ぐらいに衆議院を上りまして、こちらの方に来る予定でございます。大体先ほど申しましたように、四月一日から実施を予定しており……

第26回国会 商工委員会 第15号(1957/03/27、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより商工委員会を開会いたします。  本日の議題は公報でお知らせしてありまするような各種の法案でございますが、とりあえず先日来審議しております商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案、信用保証協会法の一部を改正する法律案、この二法律案を中心として審議を進めたいと存じます。  なお、大蔵省からは、理財局長河野君、財務調査官大月君が出席しておられます。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午後零時五十七分散会

第26回国会 商工委員会 第16号(1957/03/28、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより商工委員会を開会いたします。  本日の日程は、公報をもってお知らせいたしました通りであります。まず、前回に引き続きまして商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案及び信用保証協会法の一部を改正する法律案を一括議題として審議を進めたいと存じます。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと関連してですけれども、今担保の問題が出ておりましたけれども、保証協会によりますというと、調査費というものが相当大きな負担になるという非難を聞いておるところもある。大体調査費というものは、どのくらいの見当であるべきか。あるいは現在のような調査費というものが適当……

第26回国会 商工委員会 第17号(1957/03/29、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより商工委員会を開きます。本日の日程は、公報でお知らせしてあります通りでありますが、まず、自転車競技法の一部を改正する法律案、小型自動車競走法の一部を改正する法律案について、長谷川政務次官より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 両案につきましては後日質疑することにいたします。ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をとって下さい。それでは引き続きまして、経済外交の基本方針に関する件につきまして質疑を行います。岸内閣総理大臣兼外務大臣が見えておりますので、質疑のおありの方は、順次発言を願います。

第26回国会 商工委員会 第18号(1957/04/02、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまより商工委員会を開会いたします。  先ほどの委員長及び理事打合会におきましては、大体次のように決定いたしました。  ただいま本委員会に提案されております法案は、公報をもってお知らせいたしました通りでございますが、このうち本委員会に木付託になっております法案は、日本科学技術情報センター法案及び技術士法案の法案であります。この二法案を中心として今後審議を進めて参りたいというふうに決定をいたしました。  なお、本日放射性同位元素による放射線障害の防止に関する法律案が予備審査で提案されましたので、この説明を聴取いたすことにいたします。  今後の日程につきましては、非常な……

第26回国会 商工委員会 第19号(1957/04/11、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開きます。  前回の申し合せでは、特別の事情が生じない限り、委員会をしばらく休んで、十二日に委員会を開くことにいたしておりましたが、新聞でごらんの通り、一昨日夕張市にある北海道炭鉱汽船の清水沢炭坑で坑内火災の際、坑山保安の必要から、二名の坑内夫が生死の確実に判明しないまま密閉されるという事件が起りましたので、この調査ばきわめて緊急を要するものと認めまして、本日委員会を招集した次第でございます。右御了承願います。  次に、委員の異動についてでありますが、去る四月四日青柳秀夫君が辞任され、森田豊壽君が補欠として選任されましたが、四月九日森田君が辞任されて青柳……

第26回国会 商工委員会 第20号(1957/04/16、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。去る四月十二日大倉精一君、山本經勝君、木島虎藏君がそれぞれ辞任され、島清君、藤田進君、及び西田隆男君が委員に復帰されました。
【次の発言】 それではこれより本日の議事に入ります。  本日の案件は公報をもってお知らせいたした通りでありますが、その前に、去る十一日委員会散会後、委員長及び理事打合会を開きまして、次のことを決定いたしました。  第一は北海道の北海道炭汽船船株式会社清水沢本坑の坑内火災事件に関し、委員派遣を行うことにするが、その時期については後日改めて協議すること。  第二に、日本科学……

第26回国会 商工委員会 第21号(1957/04/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) 今豊田委員から質問がありまして財政当局から何か指示があって、こういう形になったのじゃないかという質問があったのですが、原子力研究所の先例があったというお話しですけれども、今度の法案を作成するに当って大蔵当局あたりの意見を聞いて、その力の強い要望からこういう形、利益を予期して経理するという形のものが出てきたのじゃないかという質問に対してはっきりした答弁がなかったように思うのです。その点はいかがですか。
【次の発言】 質問はまだおありと思いますけれども、それでは暫時休憩いたします。    午後零時二十八分休憩

第26回国会 商工委員会 第22号(1957/04/19、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開会いたします。  別に報告する事項もございませんので、これより直ちに本日の議事に入ります。  まず、前回に引き続き、日本科学技術情報センター法案を議題としてその質疑を継続いたします。ただいま科学技術庁当局のほか、中根国会図書館副館長、大蔵省から鳩山主計官が出席されておりますので、御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 ちょっとお尋ねしますのですが、法案の中には、この科学技術情報センターは、国会図書館、その他関係機関と協力しなきゃならないし、また逆に言ってそういう関係機関は科学技術情報センターと協力しなきゃならな……

第26回国会 商工委員会 第23号(1957/04/23、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開会いたします。  まず、前回に引き続き、日本科学技術情報センター法案を議題といたします。  本案につきましては、前回すでに質疑の終局を決定しておりますので、本日はこれより本案の討論に入りたいと存じます。  御意見のおありの方は賛否を明かにしてお述べを願います。なお、付帯決議の御意見は討論中にお述べを願います。
【次の発言】 ほかに御発言もなければ、討論は終局したものと認めて、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこれより採決に入ります。  まず第一に、科学技術情報センター法案全部を問題に供します。本案を衆議院送付の原案通り……

第26回国会 商工委員会 第24号(1957/04/24、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) 速記を起して。午後、電子工業関係の視察を行う関係もありますので、残余の質疑は次回に譲ることといたしまして、本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十一分散会

第26回国会 商工委員会 第25号(1957/04/25、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開会いたします。  まず、前回に引続き電子工業振興臨時措置法案を議題として質疑を継続いたします。ただいま通産当局のほか、公正取引委員会から小沼経済部長、その他が御出席になっております。鈴木重工業局長から先般保留となっております豊田委員の御質問に対する答弁のため、発言を求めております。これを許します。
【次の発言】 じゃ今相馬君から午後の日程について緊急質問があるし、通産大臣の出席を求めること、それでただいま休憩するということの動議があったようであります。御異議はありませんか。
【次の発言】 じゃさよう取り計らいます。  午後は一時半に再開することにして休……

第26回国会 商工委員会 第27号(1957/05/06、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより商工委員会を開会いたします。  まず委員の異動について御報告いたします。去る二月二十七日勝俣稔君が辞任され、西田隆男君が再び選任されましたが、五月二日西田君は委員を辞任され、その補欠として三浦義男君が選任されました。また、本日付にて白川一雄君及び大谷贇雄君が辞任され、高橋進太郎君、後藤義隆君がそれぞれ委員に選任されました。以上御報告いたします。
【次の発言】 本日は、東北電力及び北陸電力の電気料金改訂に関する調査を行う予定になっております。その参考人について最初内定いたしましたところと、若干変更がございましたので、御報告いたします。事業連合会長菅礼之助君は病気の……

第26回国会 商工委員会 第29号(1957/05/08、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) 委員会を開会いたします。  日程といたしましては、特需産業対策に関する調査を行うことになっております。本件に関しまして、特に参考人に御出席願って、その御意見を伺うことになっており、その人選を委員長に一任されましたので、委員長は、理事諸君とも御相談の結果、公報記載の通り、特需自動車工業会理事長藤田譲次君、関東地方特需労働組合協議会事務局長近藤誠君にお願いすることとし、すでに御出席になっております。この点、御了承を願いたいと存じます。  参考人の方には、御多忙の折にもかかわらず、本委員会のためにわざわざ御出席下さいまして、ありがとうございました。参考人の方に御意見を伺いたい……

第26回国会 商工委員会 第30号(1957/05/10、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより、委員会を開きます。  まず、委員の異動について御報告いたします。本日付をもって紅露みつ君が辞任され、小西英雄君が委員に復帰されました。
【次の発言】 それでは、これより本日の議事に入ります。  まず、先日委員長の指名に一任となっておりました請願に関する小委員につきましては、この際、小幡治和君、後藤義隆君、近藤信一君、阿部竹松君及び加藤正人君を指名いたします。
【次の発言】 去る七日、予備審査のため付託になりました、小売商業特別措置法案につきまして、政府から提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本案の審議は後日に譲ることにいたします。

第26回国会 商工委員会 第31号(1957/05/11、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開会いたします。  まず、輸出入取引法の一部を改正する法律案を議題といたします。御質疑がおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 私もそういう話を聞きまして、もし私に話をしてくれた人の言葉の通りであれば、はなはだ残念だと思っております。今、通商局長は、ただ単純に法案の説明に行っただけであるというお話しであれば私も安心します。前にも文教委員会か何かで証人を呼びますときに、あらかじめ文部省から連絡をして、こういうことを、言ってくれという発言について注文したというようなことを聞いて、非常に問題になったことがある。これはやはり参考人の意見を聞くという押……

第26回国会 商工委員会 第32号(1957/05/13、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) 委員会を再会いたします。  本日付をもって小西英雄君が委員を辞任され、草葉隆圓君が選任せられました。  以上、御報告申し上げます。
【次の発言】 それでは、これより自転車競技法の一部を改正する法律案及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  両案につきましては提案理由の説明を聞いたのみでありますので、本日はまず両案の内容について説明を聴取いたします。
【次の発言】 それではこれより両案の質疑に入ります。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 近藤君が言わんとするところは、選手であるとか、あるいは振興会であるとか、あるいは……

第26回国会 商工委員会 第33号(1957/05/14、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開会いたします。  まず、自転車競技法の一部を改正する法律案及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  昨日に引き続き、質疑を継続いたします。質疑に入る前に、鈴木重工業局長より昨日の答弁につき、発言を求めております。これを許します。
【次の発言】 一年を通じて出なかったけれども、出たときだけの平均を取ればそういうふうになる。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。  暫時休憩いたします。    午後零時五十四分休憩

第26回国会 商工委員会 第34号(1957/05/15、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開きます。  本日は、公報でお知らせを申し上げました通り、中小企業関係の諸法案につき、参考人の御意見を拝聴する予定になっております。参考人につきましては、その人選を委員長及び理事の協議に御一任願っておりましたが、時日切迫のため、最初の御希望の通り運ばず、臨機に交渉いたすような結果となり、最後にお手元に差し上げました印刷物にある通りになったのでありますが、この点は御了承願います。  参考人の方々に申し上げますが、本日は、御多忙のところ、当委員会のため御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。お忙がしいところを、遠路御出席をわずらわしながら、御……

第26回国会 商工委員会 第35号(1957/05/16、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開きます。  昨日に引き続き、中小企業関係法案について、参考人の方々から御意見を伺い、質疑を行うことになっております。  参考人の方々には御多忙のととろ、当委員会のために御出席下さいましてありがとうございました。特に松崎参考人には昨日質疑を残して、本日また御出席願うことになりまして、まことに恐縮でございます。一応松崎参考人に対する質疑が残っているわけでありますが、まず東原、次家御両人から御意見を伺い、その上御三人に対し質疑を行うことにいたしたいと存じます。  束原、次家両参考人に申し上げますが、遠路をわざわざ御出席わずらわしましてありがとうございました。……

第26回国会 商工委員会 第36号(1957/05/17、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日付をもって藤田進君が辞任され、海野三朗君が委員に選任されました。
【次の発言】 それではこれより本日の議事に入ります。  まず請願に関する小委員長から、請願審査の経過並びに結果について御報告を願います。
【次の発言】 小委員長の報告に対し、質疑あるいは御意見のある方はございませんか……。別に御発言もなければ、商工委員会に付託された請願の取り扱いにつきましては、小委員長の報告通り処理することに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。なお、小委員長の報告中にあり……

第26回国会 商工委員会 第37号(1957/05/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより委員会を開会いたします。  まず継続調査要求の件についてお諮りいたします。本委員会の調査案件であります経済自立と発展に関する調査につきましては、前国会に引き続き、今国会におきましても、政府の基本方針を初め、産業経済各般の問題につきまして鋭意調査をいたして参ったんでありますが、本調査はその対象が広範多岐にわたり、常に内外情勢の変転に即応して一貫した調査を行う必要があると存じますので、この際閉会中も継続して調査を行いたいと存じます。この旨継続調査要求書を議長あて提出することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたします。

第26回国会 商工委員会 第38号(1957/05/19、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 こちらに本審査となっておりますものは、御承知のように中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案、それから中小企業団体法案、及び中小企業団体法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案でありますが、根本的に通産大臣にお伺いいたしたいことは、やはり中小企業の振興という問題は、単に個々の法律を制定して、これを実施するということではないと思うのですが、法的措置の必要なものは、もちろん法的措置によらなければならない。しかも、そのほかにやはり行政的な措置というものは必要と思います。  まず第一にお尋ねいたしたいことは、現在この段階において、通産省において考えておられる中小企業振興という問題の……

第27回国会 商工委員会 閉会後第2号(1957/12/10、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 そうすると大体わかったような気がするんですけれども、この代表部の人数とか、あるいは指紋の問題というものは、全然白紙になってしまったというふうに考えてよろしいんですか。五人プラス・アルフアというのが残っていて、そうしてそのアルファをどのくらいにするか、十人以上では困るという話が残って、そこまで話し合いができて、その話し合いならばできるということでお帰りになったのか、全然これはもう白紙になってしまって、あらためて何らかの措置をしなければ、代表部を認めるとか、何人にするとかいうことは、新しい話になることになるわけですか。
【次の発言】 それでは逆に申しますと、非常にこの交渉はお急ぎにな……

第27回国会 商工委員会 第4号(1957/11/07、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 簡単にお伺いしますが、金澤教授が先にお帰りということでありますから、最初お伺いしたいと思いますが、経済法といたしまして今回の中小企業団体組織法というものは、ただいま問題となっております五十五条を中心といたしまして相当画期的な法律であることは私たちも認め、また、金澤教授も認めておられると思うのであります。元来こういう大きなと申しますか、俗な言葉で言えば、一つの大きな網をかけて、そうして何もかもその網の中に入れてしまうという法律の形式をとるのが、この事態を救うのに適当であるのか、あるいは中小企業安定法のような形の個別に指定していくような形をとるのが適当であるかということは、われわれも……

第27回国会 商工委員会 第5号(1957/11/09、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 関連して。今川上長官からお話がありました。しかしこれは長甘口のお言葉とも考えられないのです。それは別に出しておられる小売商業特別措置法でありましたが、あの中で市場の規制を最初は考えておられる。ところが、市場の規制ということは憲法に抵触する疑いがありまして、それで市場を許可制にはできなかった。届出制をとるようになった。しかし、市場業者は乱立して参りまして、あなたは、あるいは通産大臣もおっしゃるように、大へん困っておる実情がある。ですからして市場の設立については許可制にしてもらいたいということが非常に強い要望だったと思うのです。ところが、これは憲法に違反するという疑いがあるということ……

第27回国会 商工委員会 第7号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 加入命令が発動された後に、最初入るときにはあえて反対でもなかったけれども、その後組合の運営についていろいろ反対の立場に立ちまして、この運営に不満であるから脱退したい、こういう場合が起り得るのではないかとこう思うのですが、それに対しても、やはり脱退ということはできないのかどうか、あるいは加入のときには認証という制度がありまして、入らないでもいいということになっておりますが、運営が著るしく予期に反して不満である、不満足であるというような場合には、どういうことがあり得るであろうか、どういうふうにしたらいいかという点は、いかがでございますか。

第28回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1958/06/06、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 ちょっと兼子選挙局長に伺います。さっきお話がありました、新人が今年の選挙で一八・七%という当選率で、期間の短縮ということがさほどこたえていなかったのではないかという御説明があったのですけれども、この中でほんとうの新人と、それから前回出て落選された人、これを分けてみたらどういうふうになるのですか。
【次の発言】 逆を言って、当選した人が、前回立候補して、次点かその次か知れないが、落選しているというものは比較的調べやすいと思うのですが、そうして見れば、前回立候補していないという人と、それから全然の新人、それから前回立候補して負けたという人を分けられるのじゃないかと思うのですが、それを……

第28回国会 地方行政委員会 第3号(1958/02/11、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 これは国務大臣の提案趣旨説明の中にあるわけでありますが、結局、こういう法案をお出しになったという根本的な理由は、今までの取締令を法律の形にするということが一つと、それから、暴力団等が所持の態様について十分な規制がないために、出入りのときに刀剣やあるいは拳銃を持ち出すということがあるから、これを取り締らなければならぬ、こういうことのように考えられるのですが、しかし実際に、この法律を見まして、これで果して暴力団の許可なくして所持しているものを取り締るということができるかどうかということは、非常に消極的な結論にならざるを得ないのですけれども、この五条の欠格条項ですか、これを見ましても、……

第28回国会 地方行政委員会 第8号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 昨年の給与の切りかえの実態に関する資料というのがありますか。
【次の発言】 大体五・二%で横すべりをやっているのだろうと思いますが……。
【次の発言】 今、そうするとそういうものの資料というものはないわけですか。ある程度の資料があれば、それを一つ見せていただきたい。合併後、合併町村の中で調整をやっている分があるのじゃないかと思いますが、そういうようなこともわかるように、給与の切りかえ、調整、そういう資料がありましたら見せていただきたいと思います。あるいは公務員課かもしれませんが、連絡していただきたいと思います。

第28回国会 地方行政委員会 第15号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 今、長官のおっしゃった、札幌に方面公安委員会なり、方面本部を置くということは、しばらく様子を見るとか、あるいは暫定的にそれを認めたんだというようなこと、法文上そういう話があるのですか。あなた方どういうふうに考えたか知らないけれども、やはり五方面に置くということは、置く相当の理由があって置いたので、あなた方そういうふうに了解されているということは、ちょっとおかしいんじゃやないですか。
【次の発言】 経済的な問題、人員あるいは経費の問題、そういうために統合するという、直轄にするということは考えられないでもないのですが、鈴木君が言っております、つまり同じような方面同士が統合されるという……

第28回国会 地方行政委員会 第27号(1958/04/09、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 いろいろ聞きたいことがあるわけですが、国の方にも資金のたな上げということがあったようで、それと関連して、地方でも積立金制度というようなものを作るという、何かそういう大蔵省の方から話しがあって、こういうふうな積立金制度というようなものをこしらえたんですか。
【次の発言】 直接関係がないかもしれないですけれども、しかし、やはり大蔵省というか、あるいは政府の一部に、この積立金制度を確立していくという、そういう気持があったんじゃないかと、こう思うんですが……。金をやるから、やはり何か縛らなけりゃならないと、こういったような、やっぱり中央の支配というものを地方に押しつけていくという、そうい……

第28回国会 地方行政委員会 第31号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 関連して。今のお話なんですけれども、自民党の中には、立会演説会の回数をできるだけ少くしようという考えがある。それと今の人口四千というワクをはずしてしまうことは、郡長官そうおっしゃるのでせけれども、しかし現実にはやはり立会演説会の回数というものが順次減るという心配があるように思う。その点は絶対にそういうことはありませんか。
【次の発言】 この現行の百五十三条というものを読んでみますと、選挙管理委員会に四千以上の町村に対しては義務づけている。必ずしもそうじゃないかもしれませんが、ある程度義務づけているように思うのです。人口のワクをはずしてしまうと、選挙管理委員会では、四千のところはや……

第28回国会 地方行政委員会 第32号(1958/04/18、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 このいただきました班別組織ですか、立会演説の班の組織、この表を見ますというと、いかにもこれは各都通府県の選挙管理委員会の自性にまかしてあると、こういうのですけれども、いろいろこう基準というか、あるいは規格というか、そういうものが違っておりましてこういうことで果していいものかというちょっと疑問が起るのですけれども、たとえていってみますと、山梨県は十二人候補者があって、これは一班になっておるわけです。これはまあ全県の一区だからこういうことになるのかもしれませんが、そんなら同じ全県一区の鳥取県では、七人の候補者が二班に分けられておる。そういうことで、全県の一区ということを考えてみまして……

第28回国会 地方行政委員会 第33号(1958/04/21、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 ちょっと関連して。秋山君の御質問で、四日目くらいから立会演説会が開かれる、こういう話でしたが、そうしますと、先ほどもいろいろ議論があったのですが、第一日目、公示があれば、届出が終って、そこからいわゆる街頭演説等の選挙運動が始まるわけですね。それで個人演説会の手続さえ済めば、四日より早くやってかまわない、そうですね。それで、じゃあなたの方のスケジュールを一つ、平均的なものでしょうけれども、教えていただきたいと思うのです。届出期間の締め切りだとか、それから投票は、一日公示ならば二十一日になるとか、二十二日になるとか、大体あなたの方で現在考えておられるようなスケジュールをお知らせ願いた……

第28回国会 予算委員会 第6号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 冒頭に委員長にちょっと御注文申し上げたいと思います。  さっき私は動議でもなく、議事進行でもなく、まことに不規則な発言をいたしましたけれども、これは委員会としましては重大な問題でありまして、この問題については、後刻理事会等でも十分審議して、その方針がいいのか悪いのか、この点を明らかにしていただきたいと思います。委員長の御所貝を承わりたいと思います。
【次の発言】 第一に、昨日八木委員の質問につきまして、総理大臣は、日中貿易協定の問題に国旗掲揚等の条項がそのまま入っているならば、これは容易に同意しがたい、非常に同意は困難であるということを言われたのでありますけれども、この点は代表団……

第28回国会 予算委員会 第9号(1958/03/10、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 関連。私ちょっとお伺いしたいんですけれども、国の方からめんどうをみると、こうおっしゃいますけれども、しかし末端の町村にいきますというと、厚生省側はもちろん国保を振興拡張していけ、こういうことで、一般会計から国保特別会計へ繰り出しということを大いに奨励していらっしゃる。ところが自治庁の系統からいけば、年に一般会計から国保特別会計への繰り出しは減少しなければいけないという指示を出している。しかも一戸当りおそらくは二千八百円、三千円近いくらいの国保税というものを出している。その負担にたえられないばかりじゃなくて、現実の町村の会計から申しますというと、毎年どうしたって繰り出しをしなければ……

第28回国会 予算委員会 第10号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 議事進行について。今の意見の開陳を聞いておりますと、やはり集団で陳情することが強訴である。強訴という意味は必ずしも法律的な意味で使っているのじゃない。あるいは五人の問題にいたしましても、どうも口先だけで何か言っているのじゃないかというような気がするのです。それが信念ということであれば、立場が違いますから、そう言われることもけっこうだと思います。しかし集団陳情をおしなべて強訴であるという断定を下されるということは、これは非常に不穏当な言葉だと思います。そこで私は委員長に申し上げますけれども、速記録をよく見まして、集団陳情がことごとく強訴であるという一方的な断定を下されたといたします……

第28回国会 予算委員会 第14号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 関連して。この点は、はっきり自転車競技の問題につきましても、新設をやらないという方針なんです。だったら、モーター・ボートも、これは新設は絶対にやらないという態度を、はっきりここで表示すべきだと思う。なるほど申請は出てない、出たときにどうするかという問題、これは、やはり先ほどから森君が言っているように、もう新設、拡張ということは一切やらないのだという政府の方針を、あるいは運輸大臣の方針を、明確にすべきだと思う。どうです。
【次の発言】 これは院議はきまっているのです。だから、もし国会の意見を尊重するということであれば、その方針を尊重して、この新設または拡張は一切やらない、これが政府……

第28回国会 予算委員会 第15号(1958/03/19、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 東京の審理課長から電話をお聞きになったときに、これは、たとえば関税法の第何条によってそういう指示を受け、第何条によって身辺の開示を求めなければならないとお考えになりましたか。これはどういう法文の規定によって、そういうことをするのだということを、電話をお聞きになって、すくお感じになりましたか。そういう措置をする法的な根拠というものは、条文のどういうところからきておるとお考えになりましたか。
【次の発言】 議事進行。ただいまの小笠原君の質問に対しまして、一萬田大蔵大臣は、いろいろまあ個人として十分陳謝するとか、釈明するとかいうことを言っておられるようであります。われわれが過般からこの……

第28回国会 予算委員会 第17号(1958/03/26、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 第四分科会の審査の経過を御報告申し上げます。  本分科会に付託されました案件は、昭和三十三年度予算三案中、文部省、日銀及び大蔵省、厚生省並びに労働省所管に関するものであります。  分科会におきましては、去る二十日から二十四、二十五の両日及び本日の午前中と、四日間にわたり、政府当局より、それぞれ所管予算の説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。以下、それらの質疑応答のうち、おもなるもの若干につきまして、概要を御報告申し上げます。  まず、文部省所管予算につきましては、今国会に法案として提出されておりまする小、中、高等学校長の管理職手当問題をめぐって活発な質疑がございました。すなわち……

第28回国会 予算委員会 第20号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 第一に、先ほどの佐多委員の質問の最後に問題となりました東北と北陸の電力料金の値上げにつきまして、少しお伺いしたいと思います。この問題は、いろいろ複雑な内容を持っておりまして、私どもの立場から申しましても、また、政府としましても、こういう引き締めの時期において、電力料を値上げすべきではないということはよくわかるのであります。問題は、いわゆる行政上の措置というものが途中で変更されるということに対する申請会社に対する財政上のいろいろの影響、この問題として考えなければなりませんし、もう一つの問題は、昨年もいろいろ議論を戦わせました料金値上げが妥当であるかどうかと、こういう問題と二つに分け……

第28回国会 予算委員会 第21号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 議事進行について発言いたします。  予算は、いよいよ本日をもって討論採決の段階に入るようになったのであります。私は、質疑終局前に、ぜひとも総理に対して伺っておきたい点があるのでありますので、明快な御所信の発表を願いたいと存じます。  言うまでもなく、予算は、これと関連する各種の法律案が成立しなければならない。予算と関係法律案とは、一体をなしていなければならないのであります。でありますから、予算成立と同時に、関係法律案が成立するということが、理論的にいって正しい形式であると考えられるのであります。特に歳入関係の法律案は、予算の前提をなすものでありますから、予算が成立しておる以前に、……

第29回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1958/08/29、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 簡単に二、三点だけお伺いしたいと思うのです。  先ほど加瀬君の質問によって、法的根拠が十分でないということ、及び法律でそうはっきり規定していなくても、権限の問題でできるのだと、こういう内藤局長のお話もあった。しかし、考えてみますというと、やはり問題は、たとえそれは文部省で作ったものでないにいたしましても、一応は文部省が指導して、教育長協議会というような形において各府県に勤評の実施を指導したということはいえると思うのです。ところが、お話がありました国家公務員の場合には、人事院という権限のある機関がありまして、立案をしたり、あるいはまた記録をしたり、その他適当な仕事を人事院自身がやり……

第29回国会 予算委員会 第2号(1958/06/30、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 議半進行。質問者にそういうことを一々注文をつけることはいかぬですよ。委員長は大へん老婆心でいろいろなことを心配されておるようでありますけれども、しかしそれは、ある程度質問者の自由にまかしていただかなければ、特定の問題について質問するということであるならば、ほかの委員会との関連があるから困るというようなことを言われて、そうしてきょうやれとか、あしたにしてもらっては困るとかというようなことを委員長として発言されるということは、質問者に対して、自由の制約になると、こう考える。私は、亀田君にそういうことを答弁させるということは、少し酷じゃないかと思います。そういう問題は、やはり理事会にお……

第29回国会 予算委員会 第3号(1958/07/01、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 議事進行。先ほど委員長が理事会でもってお話があって、了承したというようなお話があったのですけれども、この点は理事会では、私、特に発言いたしまして、委員長の方針で、文教委員会には法案がかかっておるのだからそれは優先だと、こういう方針を示されるということは、私としては了承できない、こういうことを申し上げまして、その委員長のいわゆる御方針というものは、一応はたな上げと申しますか、取り消しになったようなことで、あとは時間の調整がつけば出席してもらえるというふうに私は了承しているわけなのでこの点はただいまの委員長の御発言は、前段だけはたしかなのですけれども、後段のところは私ちょっと違ってお……

第30回国会 地方行政委員会 第5号(1958/10/16、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 速記をとめてちょっと懇談したらどうですか。

第30回国会 地方行政委員会 第6号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 適用のあるやつは、二十二号台風だけに限るのか、十七号からずっと続けてやるのか。
【次の発言】 関連。今、中小企業金融公庫やあるいは商工中金は、災害のために償還年次を繰り延べるというようなお話があったのですが、きょう新聞に出ておりました三十億というのはその金額ですか。
【次の発言】 きょうの新聞には、中小企業金融公庫と商工中金と合せて、三十億程度を災害のために出すということが新聞に載っていた。それとは別個なんですね。
【次の発言】 そうしますと、これは、先ほど森君から質問がありました本年度の台風ということでなくて、二十二号台風の特に伊豆地方に対する中小企業の金融分として、まあ金額は……

第30回国会 地方行政委員会 第8号(1958/10/24、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 ちょっと公安委員長に二つ、三つお聞きしたいのでありますが、第一点は、この改正法律案の規定と、それから都道府県条例の関係であります。これは、第一条五号でルクスの問題が出ております。第一条六号で広さの問題が出ております。第四条の二で時間の問題が出ておるわけであります。これは、法律で十ルクスと規定して、そのカッコの中を削ってしまって、十ルクスだけということにするとか、あるいは第六号の場合には、五平方メートルに満たない広さをきめた場合には、その広さとするということで、法律で基準を設けて、都道府県条例をそれにならわせるということはできないものですか。

第30回国会 地方行政委員会 第11号(1958/10/31、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 まことに、いろはから先に質問するわけなんですが、地方財政計画の中において、職員の給与という点はどういう種類のものを計上されていられるのですか。その点から一つ。
【次の発言】 その府県職員でもいいし、市町村職員でもいいのですけれども、それでは、給与の項目と申しますか、給与及び諸手当、これはもちろん公務員法の中に書いてあるのですが、これをどの程度まで見ておられるかという問題です。
【次の発言】 そうしますと、もし条例で、この中の一部を支給しないという条例をこしらえたとすれば、財政計画の中では落ちるわけですか。それとも全般的な問題として、こういうものは当然計上してあるものですか。その点……

第30回国会 地方行政委員会 第12号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 自治庁長官が見えられましたので、先日も行政局長にちょっと御質問申し上げたのでありますが、ちょうど新市町村建設促進法の一部改正法律案が審議されて、本日委員会決定になるという前でありますので、最後に、町村職員の給与の問題について二、三お伺いしてみたいと思うのであります。この問題は、実際に新しい町村ができまして、その給与の実態が、昨年の給与改訂に従って、改善のあとが見えてきているのでありますが、今が非常に重要な時期でありまして、自治庁がどういう指導方針を持っておられるかということによって、今後の町村職員の地位、身分、給与が重大な影響を受けるということになりますので、特に長官のお考えをお……

第30回国会 予算委員会 第2号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 議事進行。総理は退席されるのですか。そういうことを委員長御了解ですか。
【次の発言】 議事進行。先ほども矢嶋君から強い要望があったわけですけれども、総理は生理的な要求にこたえて行かれたのか知りませんけれども、しかしもう時間はだいぶ経過しております。先ほど岸総理がお立ちになる格好を見ますというと、確かに呼びにこられてお立ちになった。これは他に非常な目的があるというふうに解釈するより仕方がない。しかも、うわさによりますと、会期延長が決定されたとか、されないとか、そのために総理が退席されるというようなことは、われわれ予算委員会を侮辱するものである、こう言っても差しつかえない。で、私ども……

第31回国会 商工委員会 第25号(1959/04/01、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 今二千万円だけジェトロに対して、ジェトロからひもつきで、軽機械類の輸出振興に充てると、そういうことですか。
【次の発言】 別にそういう特別ワクとして出さなくても、ジェトロ自身の活動として海外における貿易振興という仕事はできないのですか。ジェトロ固有の仕事として、当然軽機械類の輸出振興という仕事はあるわけではないのですか。
【次の発言】 そうしますと、二千万円を限度とするわけですが、この二千万円で、特に軽機械の輸出振興ということのために、どういう仕事をお考えになっておりますか。
【次の発言】 なるべく簡単に質問いたします。  第一に、団体組織法ができまして、団体組織法によっていわゆ……

第31回国会 地方行政委員会 第6号(1959/02/05、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 予定法律案ですけれども、大体この程度であつて、これ以上問題のあるような法律案を予定されていないということですか。
【次の発言】 地方公務員制度に対するいろいろ問題は聞いているのですけれども、この国会ではそういうものをお出しにならないのですか。

第31回国会 地方行政委員会 第15号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 これは、自治省設置だけでなくて、いろいろこういう、自治法はもちろんですが、総理大臣とあるべきところをみな直してありますね。これは、こういう法律的な手続をこの際おやりになるのですか。読みかえか何かを自治省設置法の中でうたっておいて、それで、総理大臣とあるところを自治大臣というふうに読みかえるという一条でも置いておやりになるのですか。その辺はどうですか。
【次の発言】 そういうことになりますと、これは自治庁を自治省に昇格させるというか、機構上の問題としては簡単かもしれませんけれども、しかし、今まで自治法とか、あるいは自治法関係のあらゆる地方自治に関する法律というものを、自治省設置法で……

第31回国会 地方行政委員会 第19号(1959/03/20、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 先ほども、市長さんのお話の中にありましたけれども、県とかその他の団体からの割当寄付ですね。これはやっぱりお調べになったものがあるわけですか。
【次の発言】 お宅の場合なんかは、予算に計上される場合ですね。何件、どのくらいの金額というようなことは、おわかりにならぬでしょうか。
【次の発言】 県立の高校は……。
【次の発言】 そうすると、お宅には県立の高等学校はないにしても、やっぱり県立の高等学校へ通っておられる方がたくさんあるわけですな。そういう場合には、習志野市でない、よその高等学校の改築とかいうことに対しは、割当が来るのですか。

第31回国会 地方行政委員会 第22号(1959/03/27、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 関連して。今の森委員からの質問に対しまして、青木長官はお答えになって、大体これでわかったわけなんですが、最後に森委員から念を押されたことではっきりしたわけでありますが、その前提には減収というものがありまして、そのために、必ず三十五年度から免税点を引き上げることができるかどうか、多少私どもも疑わしく思っていたのです。しかし、最終的に念を押して、その点ははっきりいたしました。  もう一つ、問題は、地方制度調査会の答申の中で、やはりこの問題を議論したことがあります。それは、ちょっと私たちがいろいろと注文をつけましたために、字句の修正という形で、言葉が少しやわらかくなっておりますので、私……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 地方行政委員会 第1号(1959/07/02、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 同様なことですが、地方公務員制度並びに給与ということをこの中に入れたらいいと思います。と申しますことは、当然最近の機会に地方公務員の退職年金の問題など出てくるのですね。もちろん、それは財政の問題でもあるし、行政の問題でもありますけれども、しかし、公務員制度という一つのうたい文句をこの中に入れることによって非常にはっきりするのじゃないかと、こう思うのです。直していただけるならば、地方公務員制度並びに給与ということをどこかに入れていただきたいと思います。
【次の発言】 了承しかねるようであるけれども、了承します。
【次の発言】 自治庁長官にお伺いしたいと思っておりましたことは、国の臨……

第32回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1959/07/04、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 新任早々で、いろいろとお話を聞いたのでありまするが、この委員会で一つ懸案になっております地方税の問題に関しては、遊興飲食税の問題がある。これは、前国会におきまして、免税点の引き上げということをいろいろ議論をいたしまして、この四月から引き上げてもらいたいというわれわれの意見だった。それでは財政上困るからというので、結局三十五年度から実施しますということを固く青木国務大臣がおっしゃっておられた。この問題は、自治庁における一つの義務というか、負い目になっておると思う。この点は、この際はっきりしていただいて、これからいろいろ三十五年度の地方税制ということを検討されると思うのでありますが、……

第32回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1959/09/10、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 自治庁の方としては、繰り出しはやってはならない、やるべきじゃない、そういう指令を出していらっしゃいますか。
【次の発言】 これは、二、三年前ぐらいだと、もう軒並み繰り出しをやっていたようですが、最近は、そういう事情のために、繰り出し額なりあるいは繰り出し団体なりというものが減っているという傾向があるんですか。
【次の発言】 また逆に考えますと、一方では、自治庁が繰り出しをしないようにという指導といいますか、注意を与えることによっていわゆる保険税というものが逆にだんだん高まってくるという、結局、組合員の負担がそれだけ大きくなってくるということもあるようですが、私もちょっと聞いて四千……

第33回国会 地方行政委員会 第3号(1959/11/05、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 ちょっと関連して、今の局長の御説明を聞いておりましても、どうも都道府県共済組合に自治庁の職員が入るということの理由が納得できないのです。まあかりに理屈があるといたしまして、これは将来の問題ですけれども、都道府県職員共済組合からもし都が抜けてしまうというようなことがあったといたしますと、そうすると、都が抜けた府県職長共済組合にあなた方はお入りになるのですか。その点はどうなんです。
【次の発言】 それでは、これはあれですか。そういう確固たる方針でなく、へりくだったというか、へりくだったお考えで、入れてもらえればそこへ入れてもらった方が都合がいいというぐらいのことで、どうしても入る、そ……

第33回国会 地方行政委員会 第5号(1959/11/17、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 そこのところだよ。伊勢湾対策というのと、それからほかの、伊勢湾でないところの激甚地の緊急治山、緊急砂防というものが含まれていると、こういう響き方になって……。
【次の発言】 そういうものを合わせたものが二十四億になったわけですね。だから、緊急治山、緊急砂防というものは、伊勢湾沿岸でなくとも、被害の激甚地の市町村だったらもらえるというわけですね。
【次の発言】 もう一つ。それからさっき占部君がお聞きになった、二枚目の歳入欠陥債のところですが、これは、さっき局長の御説明ですと、災害の激しいときとおっしゃったように思うのですけれども、結局これは、法律あるいは政令による被害激甚市町村とい……

第33回国会 地方行政委員会 第8号(1959/12/08、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 議事進行。
【次の発言】 こんな形で委員会をやってもいいのか。初めにお断わりしてあったですか。
【次の発言】 私の方の理事も承知しておられるのならそれでいいです。
【次の発言】 さっき長官がおっしゃった言葉、はっきり私も記憶しておりませんが、「淺沼君が一隊を指揮して」とか、「一隊の指揮者として淺沼君が」、という言葉を使われたと思う。この一隊という言葉が重要でありまして、「一般の大衆の中の一隊の指揮者として淺沼君が」、という言葉を使われると、そうすると、乱入の問題にも関連してきます。そこで、「淺沼君が一隊の指揮者として」とか、「一隊を指揮して淺沼君が」、という言葉の意味ですね。この……

第33回国会 地方行政委員会 第11号(1959/12/22、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 関連。奥野君にちょっと伺いますけれども、四月に、国家公務員の人事院勧告に従って、地方公務員に対しての一般的な給与改訂を行なうということなんですが、これは、人事院の給与局長なりあるいは自治庁の公務員課長なりにお話を聞けばわかることなんですけれども、その改訂の方針というものはあろうと思う。その方針に従って、地方公務員もこれに準じて改訂を行なうということであって、この問題と、低いベースの地方公務員に対するベース・アップといいますか、あるいは給与の是正という問題とは、明らかに違った問題だと思う。それで、奥野局長がどんなに四月の給与是正に際して低い者を上げていこうとしても、国の方針というも……

第33回国会 予算委員会 第7号(1959/11/20、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 現在この委員会におきまして審議の対象になっておりますものは、言うまでもなく三十四年度の補正予算でありますが、しかしわれわれといたしましては、三十四年度の当初予算と補正予算とを加えたもの、これが三十五年度になりましてどういう伸び方をしていくのか、あるいはその財政規模がどうなるのかということから、いろいろと質疑をいたしていきたいと考えるのでございます。新聞によりますと、党の中におきましても、そろそろ来年度の予算編成方針等が固まってきているようでございますけれども、もちろん現在の事態におきまして、大蔵大臣に、この問題につきましても明確な方針というものは、お答えできないかもわかりませんけ……

第34回国会 地方行政委員会 第2号(1960/02/09、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 今、消防本部の予算を承ったのでありますが、増となった部分は、この(三)の(2)、消防研究所物件費の内容のうち、増となったものの合計は二百五万七千円……。
【次の発言】 それから一番下の(七)のところが三百五十六万四千円、二つ合わせた数字ですが、これが五百六十二万一千円、そういうことになりますか。
【次の発言】 それが五百六十二万一千円ですか、二千円ですか。
【次の発言】 ちょっと御注意だけれども、ここに「消化技術」なんて、こんなへんな字が書いてあるのはおかしいですよ。まん中のところ、(七)の下のところに、「消化技術の近代化に関する研究費」、僕のプリントの字は違っているのだけれども……

第34回国会 地方行政委員会 第8号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 今、鈴木君からいろいろお話があったのですけれども、問題は、そういうふうに危険物類の運搬取り締まりというものが改正されるならば、その関連においてこの道路交通法が改正、修正される、今審議中ですから、別個に改正法律案を出すことはおそらくないと思いますけれども、それがそちらの方の委員会の固まりによって、審議中であるならば、僕らの間で修正案として出すわけですね。その必要があるかないかということです。もちろん、危険物の取り締まり法律の改正案が出れば、それ自身がずっと、危険物の運搬までこういうふうにしなさいという規定ができて、そしてそれを監督、取り締まる権限を持っておるものは、公安委員会とかあ……

第34回国会 地方行政委員会 第10号(1960/03/17、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 一つ関連してお聞きしますけれども、この義務づけられた場合には、やはり公安委員会としては、新しい道路交通法に基づいて道路標識なり、道路標示なりしなければならない。そうすると、やはり予算の面で、この法律により新しい道路標識なり道路標示をするというと、やはり各府県の公安委員会がこれを持たなければならないわけですが、これは何か、新しい年度でそれだけの予算を取っているのですか。
【次の発言】 もう一つ。今、鈴木君からいろいろお話がありましたのですけれども、道路管理者と、それから公安委員会の権限の問題なんですけれども、やはり法文の中へでも、何か協議をしなければならぬといったような規定をどこか……

第34回国会 地方行政委員会 第18号(1960/04/12、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 今、占部委員との質疑応答で、大体三十五年度から地方税の全般にわたって減税ができないということがよくわかったわけなんですが、大臣からお話がありました、いろいろの減税の問題がからみ合ってというお話でありましたけれども、政府といいますか、あるいは自民党の中といいますか、そういうところで、減税に関して議論のあって、最終的に残った問題はどういうところですか。
【次の発言】 お伺いしますけれども、消防施設税の問題は議論にならなかったのですか。
【次の発言】 そうしますと、今申されたような地方税の軽減なり、あるいは非課税の撤廃の問題や、あるいは消防施設税の問題も、やはりあとに残っておるというこ……

第34回国会 地方行政委員会 第19号(1960/04/14、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 過日も私、石原国務大臣に申し上げたのですけれども、速記を見ますというと、初めて石原国務大臣が自治庁長官として参議院のこの委員会に御出席になりました三十四年七月四日の委員会で、いろいろと地方財政の問題につきまして御見解の表明があったわけであります。そのときに私は、新任の石原国務大臣に対しまして、従来参議院の地方行政委員会と自治庁の間にこういう約束ができているのであるから、これはもうのっぴきならない約束であるということを申し上げまして、石原国務大臣も、その趣旨に沿うてできるだけの努力をする、こういう言明があったわけであります。そこで、先ほど来鈴木委員から申されておりましたことは、非常……

第34回国会 地方行政委員会 第20号(1960/04/19、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 先ほどからお話がありましたが、憲法の問題、これはほかにも同じような業態がありまして、それには強制加入ということがあるから憲法違反にはならないと、こういう御意見のように考えられるのでございます。御説明を聞いておりますというと、こういう強制設立、強制加入という法体系を作ることの目的が、行政書士の行なっている業務の改善というところにねらいがあるのか、そうでなくて、現状のままであれば、行政書士会というものが会員が少ない、会費が集まらない、従って、会が不活発であるというところにねらいがあるのか。その点が明確でないのです。もちろん、最終のねらいというものは、公共性のある業務であるから、一般利……

第34回国会 地方行政委員会 第21号(1960/04/21、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 それでは、ちょっと行政局長にお尋ねしたいのですが、われわれが国政調査に地方に参りましたときに、まだ合併が十分できていないで、財政上も非常にごたごたしたり、さらには徴税の滞納をしているというような話をときどき聞くのでありますが、まあ全国的に見まして、合併の問題が未解決になっている、処理できていないというような町村の数というものはどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 この百カ町村の未合併というのは、実際上府県に対する自治庁としての推進というものは今後も続けていかれるお考えでありますか。
【次の発言】 そうしますと、百カ町村のAグループの未合併の町村につきましては、別に期限をつ……

第34回国会 地方行政委員会 第22号(1960/04/26、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 ちょっと関連して。鈴木君が言うように、もしあまりきびしい態度で自治庁長官がこの規定の適用をしないということであれば、こういう規定を設けるということの理由がない、そういうことじゃないですか。
【次の発言】 今、あらかじめ干渉するということはない、こういうふうなお話です。しかし、地方団体で、余裕財源を必要やむを得ない事業のために使う、議会の議決を得たという場合に、地方団体は、必要やむを得ないという理由を、いろいろ地元の部落々々との関係だとか何だとか、まあこの間も話がありました市町村の合併とか何とか、非常に地元からやかましく言われるから、これは何か建設事業のために必要やむを得ないという……

第34回国会 予算委員会 第9号(1960/03/07、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 第一に岸総理にお伺いいたしたいことは、総理も御自分でそういうことを言われておりますが、また、新聞論調などを見ましても、新しい安保条約ができて、日米の間には一つの新時代、日米新時代が来たというようなことを言われているのであります。日米新時代ということは、言葉は非常に美しい言葉でありますけれども、われわれが危惧いたしております点は、申すまでもなく、もし日米新時代というようなことが、安保条約の改定という問題にからんで、そういうことが言われ、また、そういう概念ができ上がっているとすれば、これは重大な問題であります。    〔委員長退席、理事館哲二君着席]日米修好百年という記念すべき年であ……

第34回国会 予算委員会 第10号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 昨日の質問の冒頭におきまして新しい安保条約が、いわゆるわが国の自主権をどの程度に回復したかという問題から、米軍基地の問題に発展してきまして、いろいろと審議が中断されたのであります。本日は基地の問題につきましては、資料が提供されております。しかし、四件、七件、八件あるいは九件くらい、十件以内の施設要求拒否の概要という書類では、私どもとしては納得いかないのであります。また同時に、昨日も質問の通告を追加しておいたのでありますが、一九五七年の岸・アイク共同声明によりまして、米軍のすみやかなる撤退、あるいは漸減の方針、これを時期といたしまして、前と後における在日米軍の基地の件数、あるいはそ……

第34回国会 予算委員会 第11号(1960/03/09、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 答弁の前に関連がある。関連して一緒に答えてもらいたい。今、条約局長が、そういう武力攻撃という事態があればともに行動するとこうおっしゃった。ともにです。条約のどこにともにと書いてあります。共通の危険ということは書いてある。行動する場合にともにということは書いてない。この問題は重大です。共同作戦ということになるじゃないですか、そういう意味でおっしゃっていらっしゃるのですか。
【次の発言】 あとで同時にとおっしゃったけれども、さっきはともにとおっしゃった。
【次の発言】 そんな答弁はありません。

第34回国会 予算委員会 第12号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 先ほど鈴木君が、まことに丁重に暫時休憩していただきたいということを申し上げました。その事情ということは、自民党の諸君も、あるいは委員長も、よく御存じだろうと思う。われわれは、この事態で、最悪な状態にならないように、委員長にも自民党の委員諸君にもお願いいたしまして、議員総会の開会等を会長の方から依頼して参ったので、暫時、ほんとうに二十分ばかり、われわれとしましても、議員総会に籍を置いている関係上、呼ばれれば顔を出さなければならぬわけです。そういうわけですから、採決というようなことでなしに、今、委員長はこのまま続行するということでございますけれども、その事情もよくお考えいただきまして……

第34回国会 予算委員会 第13号(1960/03/11、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 今までの質疑応答を聞いておりまして、肝心なところだけ一つはっきりした御答弁をいただきたいと思います。  佐多君が最後に外務大臣にお聞きしましたことは、自主的に軍備の縮小をするというようなことはできないのではないかと、こういう点にあったと思うのであります。それに対しまして、今外務大臣及び防衛庁長官のお話を聞きますと、国際連合その他国際的な取りきめができた場合には、日本はもちろん防衛力の減少をすることができると。防衛庁長官は、アメリカが軍縮をやった場合に、話し合いの上で日本の軍縮ということは当然やれる。ただしかし、問題は、最後に残りました、日本だけが、日本の立場から、かりにゼロにする……

第34回国会 予算委員会 第17号(1960/03/19、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 私の質問は、外務大臣及び防衛庁長官というふうに考えておったのでございますが、きょうは御両人とも欠席でございますので、外務省及び防衛庁に関する質問は後日に保留いたしまして、出席しておられる各国務大臣に御質問申し上げたいと思います。  第一に申し上げたいことは、この前にも御質問いたしたのでございますけれども、今回の政府の自由化というものが、きわめて思いつきというふうに考えられる節がある。総合対策というものが必要であるということは、財界方面からも強く出ております。時期の問題もそうでございますけれども、政府は、たとえば、三十五年度予算におきましても、十分なるこの対策というものができていな……

第34回国会 予算委員会 第20号(1960/03/28、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 第一分科会における審査の経過を御報告申し上げます。  第一分科会の担当は、昭和三十五年度予算三案中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府(防衛庁、調達庁、経済企画庁、科学技術庁を除く)及び法務省所管並びに他分科会所管外事項であります。  本分科会は、三月二十三日、二十五日、二十六日、二十八日の四日間にわたりまして、各所管予算につき順次説明を聴取し、質疑を行ない、慎重に審議を重ねて参りました。  以下質疑のうち、おもなるものにつきまして、その要旨を簡単に御報告申し上げます。  まず、皇室費、宮内庁関係予算に関連いたしまして、皇太子並びに同妃両殿下の米国その他御訪問の問題に……

第37回国会 予算委員会 第6号(1960/12/22、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 私は、主として地方行、財政の問題について質問しようと考えていたのでありますが、本日の新聞を見ますと、国鉄運賃の値上げの問題が非常に大きく取り上げられております。これは現在の段階におきましては、政府そのものの施策、あるいは方針というわけではございませんけれども、従来からこの予算委員会におきましていろいろと所得の倍増や経済の成長につきましては、議論を戦わして参ったわけであります。その根幹とするところは、政府あるいは池田総理が発表されました経済の高度成長ということを中心にして議論がなされたのであります。本日の新聞によりますと、国鉄当川から自民党のそれぞれの機関に対しまして運賃の値上、げ……

第38回国会 法務委員会 第16号(1961/05/23、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 先ほど警備局長からお話しがありました。当局としては当然そうだろうと思うのですけれども、新聞を読んで、われわれが受けた感じというものは、何かこうちゃんとそういうことを所管する役所があるのに、そのほかに警察だけが先走って、一方では取り締まりを厳重にするということを言ってみたり、一方ではクーデーターによるところの政治的な亡命者に対しては、大所高所からこれを取り扱うというお話しなんですが、この問題のいきさつというものは一体どういうことなんですか。どうしてそういうニュースが出たのですか。
【次の発言】 それでは、お話しの中でちょっと聞き漏らしたのですが、そういう政治的な亡命ということを申請……

第38回国会 法務委員会 第17号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 今提案理由の説明を聞いたばかりで、それに対しての僕は大川理事の方から御希望があって修正意見を拝育したわけですが提まだ委員会においていろいろと意見の調整をやっているという段階らしいのです。私たちもまあ社会党の方面としましていろいろと意見があるように考えるのです。ちょっとこういう修正に対するまとまったものでないのをここで聞くこともどうかと思うのですが、これ以上ちょっと今の段階で直ちに私は質疑に入るということもどうかと思うのですが、もう少しまとまったような形になってから質疑をやった方が、たとえば今のスパイ行為というようなことが原案のままであれば、これは重大な問題として私たち論議しなけれ……

第39回国会 法務委員会 第4号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 今のに関連いたしますけれども、私がお願いいたしまして、産交労働組合告発事件の調査状況について最後に捜査状況というものがございます。この中で亀田君も触れられているわけでありますが、必要な関係者のうちにすでに現地を離れているという事情が書いてあるわけなんですが、このことは先ほど亀田委員が申されましたように、会社側としては会計あるいは経理というものの中枢にいた人たちをあるいは共済会の方へ配転したり、あるいは地方のバスの事業所へ転勤させたりして、できるだけ関係のところから遠く離して、検察庁が実際調べたりするのに不便であるというようなところに配置転換をしているのでありまして、その前歴を考え……

第39回国会 法務委員会 第6号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 議事進行。ちょっと委員長にお伺いするんですけれども、この原案は、自民党と民社党の共同提案なんです。今、自民党のほうの提案者が見えておって、民社党のほうの提案者が見えておらない。そうすると、質問をしましても、やはりそれぞれ自民党のお考え……。
【次の発言】 まあ見えたんですけれども、やはりこういうことはきちっとけじめつけてもらわないとしょうがない。
【次の発言】 ごく概論的な問題から質疑に入って参りたいと思うのですが、前回同僚の加瀬委員からもいろいろと質問がありました。裁判官の報酬あるいは検察官の俸給というものが一般職と別建てになっております。特に裁判官の報酬の問題について、一般職……

第40回国会 地方行政委員会 第5号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 さっき運輸大臣が、型は規制してないと言われたが、製造するほうは通産省、輸入もまたそうだろうと思う。しかし、営業車に外車を割り当てること、これは運輸省の権限なんでしょう、この点はどうですか。
【次の発言】 それで、輸入外車に対する割当は運輸省でやっていらっしゃる。それは厳重な基準があって割り当てられるだろうと思うが、ホテルとか料亭から呼ぶ場合には、たいがい大型の営業車が来ているわけでしょう。日本人でもです。こういうことはおかしいじゃないですか。さっきあなたがおっしゃったことと目的が違ったように、いわゆるハイヤーという形で外車の大型車が使われている。そういうのはどうなんですか。そうい……

第40回国会 地方行政委員会 第31号(1962/05/02、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 久保田さんにちょっとお伺いいたします。  今加瀬君からお話がありました高級公務員の立候補の制限、答申の中では「離職後最初に行なわれる参議院全国選出議員」と、こういうふうに書いてある。この程度の条件がついていれば、必ずしも私憲法違反というような問題が起こらないのじゃないかと思いますが、御専門の立場から外国の事例などひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 日本でもそうですけれども、外国などでも、特定の行政官になる場合には特定の営業はやめなければいかぬとか、財産の処分をしなければならぬとかいうような、いろいろの制限がついておる事例がございますね。そういう問題は、憲法違反の問題とは関係の……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 地方行政委員会 第2号(1962/08/16、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 ちょっと関連して大橋大臣にお伺いしたいのです。先ほどから占部君からもお話があり、大臣からも御答弁があったのですが、昨年は臨時国会があったからそれに間に合わせることができた。ことしは臨時国会があるかないかわからない、こういうお話であります。そのときに占部君から、われわれとしては臨時国会を開くことを希望している、こういう話もございました。首相の外遊の問題もございますから、技術的にそれが可能かどうかということは別としまして、少なくとも臨時国会を開くようになったら、その臨時国会に、この勧告の実施に関する財政的あるいは法律的なそういう措置をとるように大臣としては御努力なさいますか。

第41回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1962/11/30、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 私は小林武治委員とともに去る十月十一日より十五日まで五日間、地域開発、地方税財政並びに災害復旧状況等の実情調査のため、新潟、長野両県に参りましたので、その概要について簡単に御報告申し上げます。  調査は、両県庁をそれぞれ訪れて、県知事、関係市長、議会葬長その他当局者より調査事項の説明を受け、かつこれに関する要望を聴取し、次いでそれぞれ両県下の実情を調査いたしました。  長野県におきましては特に林虎雄委員がオブザーバーとして参加せられ、調査室から鈴木室長が同行いたしました。  まず、新潟港を中心とした地域開発及びその関連事業、地盤沈下の状況等について申し上げます。  第一に、新潟工……

第41回国会 地方行政委員会 第4号(1962/08/28、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 関連してちょっと。ただいま問題になっております衆議院の附帯決議の中にあります今問題になっておりました地方職員共済組合等の理事、これは法律用語としましては、府県職員、それから公立学校の職員、警察職員、こういうことになっているのだと思いますが、衆議院の修正した纐纈さん、この三つを含んでいるという意味に解釈してよろしゅうございますか。
【次の発言】 問題は、今占部君がおっしゃった点なんですけれども、この中に道府県の職員、それから公立学校、それから都道府県警察の職員というふうに、非常に性格なり、あるいはまた職員団体などの取り扱いが他の法律によって違った規定をされているものがあるわけであり……

第42回国会 予算委員会 第4号(1962/12/21、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 私は、ただいま議題となっております昭和三十七年度補正第一号外二件につきまして、日本社会党を代表して反対の討論を行なおうとするものであります。  討論に入る前に一言触れておきたいことは、この参議院の予算委員会で明らかになりましたように、われわれは衆議院における自民党の一方的な強行方針によって多大の被害を受けているわけであります。われわれは予算委員会におきましていろいろと政府を追及いたしましたけれども、政府は知らぬ存ぜぬと言うだけでございまして、われわれに対しまして何ら問題の核心に触れる答弁をしておらなかったことは、皆さんすでに御承知のとおりであります。われわれが、かりに新聞記事を中……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1963/02/07、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 提出が予定されております法案は、科学技術庁関係では科学技術庁設置法の改正案、原子力船開発事業公団法ですか、それとこれは長官の所信表明にありましたが、原子力科学技術基本法ですが、そのほかにありますかどうかということ。それから、それぞれ提出を予定されております法案の提出時期、これについてちょっと……。
【次の発言】 それで、その提出時期、基本法については当分まあ出ないようなふうに承りましたけれども、この通常国会に間に合うかどうかということ、間に合わないならば間に合わない、それと、原子力船の開発事業公団法、それから科学技術庁の設置法改正案はいつごろお出しになるのか。

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1963/02/28、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 先日、長官の所信表明をお聞きいたしたわけでございます。その重要な所信の柱について、今後、この委員会が開かれます間、長官にお尋ねいたしたいと考えておりますが、第一に、国際的な科学技術の交流という点で、現在、科学技術庁関係の、いわゆる科学アタッシェというようなものが、各国に、どの程度出ておりますか。その予算が、どのように計上されておりますか。その点からお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、三十八年度では、フランスの一名が、正式に、フランス二名というふうになりますか。他の一名は、やはりオーストリアですか、そこに戻るわけですか。

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1963/03/14、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 今のに関連質問ですけれども、今、局長のおっしゃったようなことは、何か書類が出ているはずなんですが、委員会にまだ配布してないと思います。お配りになったのですか。まあ言ってみれば、原子力第一船何とかいう、開発計画とかいうものをお配りになったのですか。
【次の発言】 ここにあります二月にお配りになってらっしゃるのが、原子力開発利用について、それから「原子力第一船開発計画について」、最近に出たのは「国会提出資料、「原子力船関係」」、これも二月ですけれども、それ一応お配りになっていらっしゃるわけですね。
【次の発言】 いつお配りになったか御記憶がございますか。

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1963/05/22、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 第一に、多少この法案の審議が手間取りまして、予定の三十八年度早々から実施ができないという結果になりました。正確にいいまして約二ヵ月ずれたわけでありますが、この二カ月のズレは、全体の原子力船開発の計画のスケジュールにどういう程度の影響を及ぼすかという点を御質問申し上げたいと思います。
【次の発言】 第一に、この法律ができ上がりますと、開発事業団の発起人と申しますか、あるいは設立準備委員というようなものをつくって、それから役員の選考の手続を進めていくのではないかと思います。そういう人事の点につきましては、すでにどこかで選考の手続をとっていらっしゃるのですか。

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1963/05/31、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 たいへん委員の皆さんがお急ぎになっていらっしゃるようですから、野上委員もまだたくさん質問したいことを持っていらっしゃるわけですが、いろいろ御都合もあると考えますので、ごく簡単に――これは最終の質問になると思いますが、二、三の点についてお伺いいたしたいと思います。  第一に、この法律の所管の問題であります。これは法案によりますと、内閣総理大臣と運輸大臣が共管をしているという形であります。そうして、内閣総理大臣が科学技術庁長官に権限を委任しているものは第三十九条によって明らかになっておるわけであります。この点は、私ども法律のしろうとの立場からいいますと、非常におかしいことだと思うので……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1963/07/06、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 ただいまの鹿島君の動議に賛成いたします。

第43回国会 商工委員会 第2号(1963/01/26、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 一つお伺いしますけれども、原因はガス漏れであるということはわかるのです。第一の現場と第二の現場とはもちろん直接の原因は、火を使ったとか何とか、そういう別々の原因である。そうすると、もし、他の場所でも火を使えば第三の事故が起こるというような可能性もあったんですか。

第43回国会 商工委員会 第5号(1963/02/07、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 いろいろと御都合があるようでございますが、ごく簡単に大きな問題だけお尋ねいたしまして、詳細についてはまた後日に譲りたいと思います。  第一の問題は、最近いろいろ新聞で問題となっておりますスーパー・マーケットに関する問題であります。スーパー・マーケットの性格とかあるいは定義とかというものはいろいろと非常に多岐にわたっております。私どももそれを正確に把握することは非常に困難に感じております。特に最近大きな問題となっておりますのは、外国資本によるスーパー・マーケットが日本に進出する、こういうことでありまして、本日も中小企業の団体の諸君が東京に集まりまして、特にこの問題を中心として論議が……

第43回国会 商工委員会 第10号(1963/02/28、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 今ちょうど近藤委員から御質疑のありました点から質問していきたいと思いますけれども、先ほどるる書類でもって説明のありましたのは、プラント輸出が成約できたという・件を順次読み上げられたのだろうと思うのです。そうしますと、件数にしてどれくらいになるわけですか。この法律ができましてから補償という関係なしにブラント輸出が成約できたというのはどれくらいになりますか、件数、金額は。
【次の発言】 それで具体的にその百三件、かりに百三件と見まして、コンサルタントの事故というものはどのくらいあったことになりますか。
【次の発言】 それは金額にしてどのくらいになりますか、その三件の金額……。

第43回国会 商工委員会 第12号(1963/03/07、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 まだ本案は本審査になっておりませんので、内容を具体的に質問するという段階でもないと思います。前提となるような二、三の問題について御質問いたしまして、さらに詳細な点は法案が参議院に回って参りまして本審査の段階にいたすことにいたしまして、二、三質問をいたしたいと思います。  第一にお伺いいたしたいことは、各府県にあります信用保証協会の業務の内容についてでありますが、申すまでもなく各地の信用保証協会なりあるいは中小企業信用保険公庫の性質なりから考えまして、一応は自分の信用で金融機関から金が借りられない人たちに対しまして、信用保証協会がその保証をするということによって金融機関からの借り出……

第43回国会 商工委員会 第13号(1963/03/12、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 もう一つ。これは後日に答弁をお願いしたわけではないのですけれども、全国では保証料のあるということで利子を安くしておるとかいうような事例があるというお話があった。それは後日調べてくれとは申さなかったのですけれども、わからないからというお話だったんですが、それわかりますか。
【次の発言】 この前の御答弁では、全国の保証協会の中には、そういう便宜をはかっておるところがあるとおっしゃったので、それではどこかというふうにお尋ねいたしましたところ、今の答弁でははっきりしないわけです。今、長官が言われましたように、当然調査の手数もないし、それから未回収になった場合でも銀行は貸し倒れになる心配も……

第43回国会 商工委員会 第14号(1963/03/14、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 今回の計量法施行法の一部改正法律案というのは、簡単に言って、今まで政令で規定していたものを法律のほうに移すということのように考えられるのですけれども、どういう必要でこれまでは自由裁量の余地のある政令に委任していたものを、法律という形に移さなければならないのか、根本的にこの点からお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 政令の部分を法律で規定するようになるのじゃないですか。今まで政令事項といいますか、そのうちの四つですか、これを取り上げて、法律の中で規定するようになったのじゃないですか。
【次の発言】 ですから、私言いましたように、本来ならば今までの現行法どおりであれば、今度法……

第43回国会 商工委員会 第16号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 委員長は昨日認証式を終わられて、新しく公取の委員長になられて、今もごあいさつもあったのですけれども、ひとつ方針というようなものを何かお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 これは新聞記事ですから、はっきりと、どういうことがよくわからんが、本日の朝日新聞によると、二十八年の改正で制定当時の独占、カルテルが基本的に悪とする考え方から、非常に大きな変化をしてきているということを言っているが、これは一つの問題だと思うのです。その大きく変わっているということと、それから独占やカルテルが基本的に悪であると従来は考えたけれども、今はそうじゃない、悪でないというふうに受け取れるのですが、これ……

第43回国会 商工委員会 第23号(1963/05/16、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 今委員長から申されましたように大臣も政務次官も出席しておらないということは、委員会の審議をスムースにやる場合において非常に残念なことだと思います。将来こういうことのないようにひとつ委員長から御注意をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 それでは質疑に入りますけれども、この採石業という特殊の産業の実態はよく私らにもわからないんですけれども、たとえば同じような建築材料とかあるいはまたは土木事業の材料とかいうものを考えてみまして、採石業のうち砂利の採取とそれから特に砕き石というんですか、これとがお互いに競合しておるようなふうに考えられます。砕き石をもって、砂利をできるだけ採取を少な……

第43回国会 商工委員会 第35号(1963/06/26、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 簡単に高橋さんにちょっとお伺いいたしたい。  他産業から商業への人口の流入の問題もやはり取り上げていらっしゃるようですから、その対策として登録制ということを一言おっしゃったと思うんです。しかし、これは商業の全分野にわたって登録制を採用するということは非常にむずかしいことじゃなかろうか。場合によりましては、たとえば市場を設置する場合に許可制にしてもらいたいというような意向もだいぶありましたけれども、憲法の問題と関連して許可制ということではちょっと困るというようなことで、現在のような法律の建前になっている。そこで、商業への人口の流入ということ、どういう形の登録側というものによって阻止……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1964/03/27、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 たいへん先生お急ぎのようでございますから、簡単に二、三お尋ねしたいと思います。  実は先生のお話を承らない前から、大学においてこの情報サービスというものが、どの程度まで現実に利用されているかというところに、多少私疑問を持っておりましたので、御質問申し上げたいと、こう思っておりましたところ、先生から、大学方面ではあまり利用されておらない、特に先生が所属されている理学部の方面では、ほとんど利用されていないんではないかというお話を承ったわけであります。これはその原因として、提供される情報サービスというものが、現実に大学等における研究に適合していないということであるのか、あるいはまた、こ……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1964/05/08、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 では、最初に佐藤大臣にちょっとお伺いしたいと思います。  正確に申しますと、水戸ナイキ射爆撃場というのですが、これが東海村の原子力者施設と隣接しておりまして、相当、地元といたしましても、また原子力関係の方々としましても、何とかこの射爆撃場の移転なり、あるいはまたは射爆撃場そのものの返還を要請するという声が相当高まっているわけなのです。長官として、また国務大臣として、そういうお話を聞いておいでになりましたならば、どういう措置をとられておるかということを、まずもってお伺いしたいと思います。
【次の発言】 御交渉なすった御苦労に対しましては十分了解するところであります。結局、米軍が言う……

第46回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1964/07/31、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 新聞なんかで見ますというと、どうも消防の指揮がまずかったのじゃないかと、あの現場の状況というものをよく知らないで、何というのですか、普通の火事のように対処して、消火のために猪突猛進するという、そういう指揮のとり方が誤りがあったのじゃないかというような、新聞の書き方なんですが、長官としてはどんなふうにお考えですか。
【次の発言】 私も新聞で読んだだけですし、あとからそういうことを言っても始まらないことなんですけれども、しかし、そうした硝化綿があったことは、消防としても考えて、そういう場合には、爆発する危険があるものを爆発させて――させてというのはおかしいですけれども、――あまりそば……

第46回国会 地方行政委員会 第2号(1964/01/28、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 前年度比較の増減をあなたはおっしゃいますけれども、そういう数字を出していただけませんか。これは大きな項目だけでけっこうですから。

第46回国会 地方行政委員会 第16号(1964/03/24、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 いま占部さんからもお話がありましたようにこういった問題はなかなか重要で、この次官通牒というものは、そう簡単なものとは私たちは考えていなかった。次官に通牒を出してもらえば、それである程度はそれによって効果は十分に期待できるというふうに考えているのですが、一般の民間人としては。ところが、それは内輪のものだ、たいしてそうこだわる必要はないというふうな言い方をされますと、いろいろ問題があると思うので、そのところをひとつ大臣からも慎重にお答えを願いたい。

第46回国会 地方行政委員会 第25号(1964/04/21、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 いまのことに関連して。いま局長個人の意見ということで前提にしておっしゃったようです。もちろんこれは、大都市は大都市としての行政をやっていかなければならないと思うんですが、そうだからといって、いなかから働きにきているからといって、それを法人に何かの形でもって負担させるといいますか、配分を考えるということも、それは都市はそれでいいでしょうけれども、そうであったからといって、いわゆる貧弱市町村、そのほうは全然解決にならないんじゃないですか。そのほうはやはり別の考えでもって何かの解決の方法を考えなければならないんでしょうが、全体としてはどうですか。都市の場合をおっしゃればそうであるかもし……

第46回国会 地方行政委員会 第31号(1964/05/14、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 いま鈴木委員からいろいろ御質問があったわけですが、環境衛生局としては、都道府県知事に条例の改正なりあるいは新設なり、そういとを期待しているという点は、トルコぶろということに重点を置いて条例の改正をやっもらいたいということなんですか。
【次の発言】 そうしますと、この記の第一ですけれども、「営業者は」というのは「トルコぶろの営業者は」と、こういうことを考えておるのですか。それとも「公衆浴場の営業者」はということなんですか。
【次の発言】 変なことばを使うことになりますが、男の一般のふろ屋ですね。男の掃除したりなんかしている人がいますが、これなんかも、女の目から見たら、ずいぶんいかが……

第46回国会 地方行政委員会 第34号(1964/05/26、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 提案者の代表の方に二、三御質問を申し上げたいと思います。  改正法律案は、非常に簡単なものでありまして、衆議院におきましては各派の共同提案として成立したものでありまするので、内輪のいろいろの話はあったかもしれませんが、委員会として別段これという掘り下げた御質問はなかったと思うのです。拝見いたしまして、こういう簡単な法律案でありますから、参議院におきましてもできるだけ迅速に結論を出したいという考えはあるわけであります。ただ、この中には、相当重要な問題も含まれておりますので、御質問して御答弁を得たい、こう思います。衆議院における行政書士法の一部を改正する法律案が委員会として提案されま……

第47回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1964/11/09、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 ただいまの江藤智君の動議に賛成いたします。

第48回国会 地方行政委員会 第19号(1965/03/30、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 いま鈴木君が中心に質問しているわけですけれども、時間の制約もありますので、簡単に二、三お聞きしたいと思います。  第一は、いろいろ財政事情を見てみますると、極端に小さいいわゆる農村あるいは漁村、山村というところ、それから大都市、二つの極端が非常に財政事情が悪くなっているように思う。それにはいろいろ事情もあると思うんですけれども、地方財政計画などで見ますというと、自主財源といいますか、特に町村税、地方税というものは非常に多く見積もられているようでありますけれども、実際私が知っておるところなどでは、まあ町ですけれども、町税という固有のものが一二%くらいしかないということで、それだけで……

第48回国会 地方行政委員会 第20号(1965/03/31、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 日本社会党を代表いたしまして、提案になっております地方交付税法の一部を改正する法律案につきまして反対の意思を表明したいと思います。  反対の理由はきわめて簡単でございますが、根本的に地方団体の行財政を確立するには、税及び財政の面において確立のできるようなささえを与える必要があるのではないか。小さな町村におきましては非常に交付税交付金に依存しているところが多いのでありまして、それではいつまでたっても地方団体の自主独立ということが不可能である。そこで根本的にやはり税の再配分というようなことを考えて、自主的な財源で自主的な行政が運営できるようにすべきではないか。そういう問題は、いま急に……

第48回国会 地方行政委員会 第30号(1965/06/01、6期、日本社会党)

○松澤兼人君 関連。いわゆるこの法律の一番弱いところは、「世論の動向」ということ、この内容といいますか、あるいは条件といいますか、これが不十分なところにあると思うのです。いまの小林委員なりあるいは松本委員なり、質問がありましたように、住民がリコールを始めたということが、これが解散の必要な要件であるというように言われておりますけれども、しかし、これはやってみなければわからぬことじゃないですか。いま申しました少数の人がやって、成功しない場合もあるし、また、多数の人がやって成功しない場合もある。ただ、そういうリコール運動が始まったという時点で、それが「世論の動向」だということを判断することは、これは……


7期(1965/07/04〜)

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第1号(1965/12/20、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらず、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1966/01/28、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、委員長に横山フク君を推選することの動議を提出いたします。

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1966/02/18、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 いまの開銀融資と同じページの「三億円(予定)(新規)」とあるのは、これはどういうことですか。
【次の発言】 予算全体としては、この十億円というのが、どこかに計上されてあるわけですね。そのうち、公害関係は、ここに書いてある大型重油火力発電所開発の分、これが幾らになるかわからぬけれども、十億円の中で三億円程度予定して金を取っておこうと、こういうことですか。

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1966/02/25、7期、日本社会党)【議会役職】

○理事(松澤兼人君) ほかに御発言もなければ、本件に対する質疑は、この程度にとどめたいと思います。  本日は、これにて散会いたします。

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1966/03/18、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 いま柳岡君から、回数について質問があったわけなんですが、私は、その議題――どういうことが議題になったか、それがどういうふうに処理されたか、今後この連絡会議というものの活動が期待できるかどうか、そしてまた、それがもし順調にいかないならば、これにかわるべき内閣としての機構を考えていくべきじゃないか――もちろん長官からでなくとも、幹事か事務局長みたいなものがいらっしゃるはずなんですから、一々議題となった点を、そしてどういうふうに処理されたかという点を明らかに、まあ事務的でけっこうですから……。
【次の発言】 いま厚生省の関係で公害審議会という問題がありました。もちろん厚生省が、厚生大臣……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1966/03/25、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 産業公害のこの特別委員会の中で、現実の問題と、それから将来どうあるべきかという二つの問題を中心として議論しているわけなんです。安井長官の話を聞いておりますと、やはり現状において各省庁に仕事がまたがっている。それを安井長官のもとにおいて推進連絡をすると、これが当面あるいは現実的な解決策であろうということであります。しかし、この委員会におきましては自民党の方々は、あまりそういう基本的、あるいは根本的な問題について御発言がありませんけれども、しかし現在のように、各省庁にばらばらに分かれているんでは、産業公害を防止するというその目的を達成することはできない、こういう御意見を持っていらっし……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1966/04/15、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 大臣、お忙しいところを出ていただきまして、感謝いたします。衆議院の本会議が開会されるまで、基本的な問題について、二、三お尋ねしたいと思います。  先般の新聞によりますというと、厚生大臣、いよいよ公害基本法の制定ということを目途として積極的な検討を省内に指示したということでございますが、当時新聞で報道されているような、たとえば次期国会に提出するということをめどとして基本法の立案に入られたのかどうか、その辺のところを、ひとつ最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま大臣の御答弁を承りますと、大体において、公害審議会というものを中心にして、その諮問事項の中に「公害に関する基本的……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1966/06/03、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 先ほど瀬谷委員から、いろいろ各省にわたって、騒音の問題を主として資料の要求がありまして、それぞれ御協力いただくことになりました。私は、まあ瀬谷君も考えておられることだと思うけれども、たとえば、土木建築などのくい打ちだとか、あるいは電気シャベルだとかという、いろいろ付近の住民にとって迷惑と思われるような騒音を出している場合があるわけでして、この騒音を規制する法律、あるいは県条例、あるいは市町村条例、こういったものが、どの程度につくらているかどうかということに対する資料の要求をいたしたいと思います。建設省のほうにひとつ御連絡いただきまして、瀬谷君の要求された資料等と同時に出していただ……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第12号(1966/06/24、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 委員各位の御同意を得て公害対策の推進に関する決議案の御提案を申し上げたいと存じます。  この会期を通じまして、本委員会の審議は十二回を重ねてまいりましたが、その間各派のすべての委員から熱心な質疑が行なわれてまいったのであります。そうしてその質疑の対象はきわめて多岐にわたりまして、第一に、基本的な問題として、公害行政に関する機構の欠陥が取り上げられ、総合体制整備の必要性が特に強調されたのであります。  続いて、公害三法の効果の究明及び未規制の公害発生要因がもたらす被害状況を明らかにして、これらの予防措置及び監視体制の必要性が強く要請されたのであります。  さらに、公害に対する関係者……

第51回国会 地方行政委員会 第5号(1965/12/29、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 大体ここで金額が出ておりますけれども、地方的な分布ということからいったらどんなふうになりますか。たとえば指定市を持っている県、それからあるいは島根とか岩手とかといというようなところと比較してみて、どんな数字が出ておりますか。
【次の発言】 逆の場合ですね、たとえば島根の場合、鳥取とか、あるいはまあ東北のある県とかいうところの台数はどうですか。
【次の発言】 これはどういうことですか。このガスの供給所があるからそういうふうに台数が非常にふえる。一方少ないところではLPGを手に入れることが困難だから台数が減るということなんですか。それとも全体の自動車は、もちろん少ないことはわかります……

第51回国会 地方行政委員会 第12号(1966/03/24、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 ちょっと長官にお尋ねします。  この見取り図を拝見しますと、新館二階平面図というのがありますね。ここで見ますというと、右側の二部屋が燃えてない。三階へいきますと左側の三部屋が焼けていない。これはどういう火の回りの状況なんですか。
【次の発言】 この三階の平面図を見ますと、焼けてないところでたくさん人がなくなっているようなことになっております。焼けているところは、三百八号というのが十人のうち一人なくなっている、ほかは全然なくなっていない。焼けてないところでたくさん死んでいる、こういう状況はどうなんですか。
【次の発言】 それは窒息で死ぬということもよくわかりますけれども、しかし右側……

第51回国会 地方行政委員会 第13号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 ちょっと関連。いま鈴木委員からいろいろお尋ねしているわけですけれども、私もやはりこれ一部持っているわけですが、相当たくさん出ているわけですね。全然税務局としても固定資産税課としても御存じないと言う。しかし、この書類が一般に流布されているということは御存じなかったんですか。いつかそういうものが出ているということを、何かの機会にだれかから尋ねられたとか、あるいは見せられて、そんなものが流れているということをお知りになったことありますか。
【次の発言】 重ねてですけれども、それは衆議院でこの修正の話ができた前ですか、あとですか。

第51回国会 地方行政委員会 第15号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 ちょっと関連しますが、いまの地代、家賃に固定資産税の増徴がはねかえらないということは、衆議院の附帯決議の中にもあるわけです。その借地人なりあるいは借家入の所得も向上してくるから、大して影響はないだろうという、そういうお考えのようですけれども、現実に昨年二割上げるということだけでも、ある地主さんはそれに便乗しまして、従来非常に地代が安かったので、この際、七割、八割くらい地代を上げてほしいという要求を借地人に申し出てまいります。これはたいへんな社会問題であるというので、借地人のほうは非常に団結をしまして地主に当たったわけですが、そういうことで、二割上げるのにも地主のほうでは七、八割値……

第51回国会 地方行政委員会 第16号(1966/04/12、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 関連してちょっと聞きたい。いま鈴木委員からいろいろとまあ精神異常者といいますか、精神病者といいますか、そういう者と銃砲刀剣等による事故、その危険性ということについてお話があったのです。お話を聞いておりまして、ちょっとふしぎに思いますことは、まあ警察に御質問申し上げたいのですが、合法的に所持の許可を得ている者が、まあ精神異常者といいますか、あるいは精神病者であって事故を起こしたものの件数、それからその所持者は正常であるけれども、家族に精神異常者、精神病者があって、それがおやじか兄貴か知らないけれども、正常な所持者の銃砲刀剣を持ち出してまあ殺傷したと、事故を起こしたというもの、そうし……

第51回国会 地方行政委員会 第17号(1966/04/14、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 いま加瀬委員からお話がありましたけれども、保管の問題ですけれども、みずから保母しなければならないし、そうしてまた、装てんしていてはならない、こういうことなんです。装てんしないで銃を保管している場合、みずから、保管するということは、法律的にはどういう内容のことをいっているのですか。
【次の発言】 法律的にはそのとおりかもしれませんですけれども、実際上の問題として、みずから毎日毎夜、銃がどこにあるかということを責任をもって保管するということが、実際上の問題として、はたして実効が期待できるかどうかということなんですけれども、いままではそういうことはなかったから、これを入れれば一段の進歩……

第51回国会 地方行政委員会 第25号(1966/05/31、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 返事をいま調べておる前に。……いま鈴木委員からお話がありましたことは、法律でそういうことをきめても、だれが経済事情の変化とか、あるいは地方公務員の給与の問題とか、生計費とかいうようなものが著しく高騰したという、そういう判断をするのか。その権限ある機関は一体だれだ。自治大臣なら自治大臣、あるいは恩給制度調査会ならそれでもよろしい。どこかによりどころがなければ、いわゆる空文になってしまうおそれもあるし、また、これが精神規定だ、訓示規定だということになってしまう。ですから、公務員の給与の問題については人事院が報告をし勧告をする。それから地方公務員の給与については、地方公共団体が責任を持……

第51回国会 地方行政委員会 第26号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 要求といいますか、議事の進行といいますか、ここに地図は近畿圏の地図があるのですけれども、首都圏のほうもやはり地図がないとあれなんで、場合によっては大きな地図でどういうふうになるのか、これも説明していただかないと、ちょっと納得がいかぬということもありますし、それからもう一つは、いま鈴木君が言われましたように、近畿圏あるいは首都圏の中における工特あるいは新産というようなものの重複の関係とか、あるいは財政計画という、こちらの側の財政上の総額なり、あるいは事業別の年次的な資料、鈴木君の資料要求でわかるようなものがあればけっこうですけれども、やはり事業別だとか、あるいは法律別、首都圏、近畿……

第51回国会 地方行政委員会 第31号(1966/06/25、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 修正者に一つだけ聞いておきたいと思うのですが、何か、大蔵大臣と話をされて、これを修正することに大蔵大臣も同意を与えたという話でありますが、この点は月曜日にまた鈴木君から大蔵大臣に対して最後的な質問をされ、その意見を聞くことに予定をしているわけであります。その修正者が、大蔵大臣に話をつけていったときには、「政令に定める基準により、」ということばが入っていたのですか。あるいは、大ざっぱに、大蔵大臣はよろしいということで、その後法律のていさいから考えてみても、どうしても「政令で定める基準」というものを入れなければいけないということで、入ったのですか。その辺はどうですか。

第51回国会 地方行政委員会 第32号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 亀山小委員長にちょっとお伺いしたいのですがね。まあ、いろいろ社会的な要請がありましてこういう法律改正をなさったということよくわかるのですけれども、外部的な影響もさることながら、この既設のいわゆるトルコぶろにおける料金形態とかあるいはまたは女子従業員の賃金形態、労務契約というものが非常にあいまいであって、まあ、ほとんど前近代的と言ってもいいんじゃないかと思うのです。そういうものの実態を御調査になりましたか。もし調査されたとすれば、どういう実情でございますか。
【次の発言】 もう一つ御調査があれば承りたいのですが、この法律ができましても、古くからのやつは従前のとおりと思われるのですが……

第52回国会 産業公害対策特別委員会 第1号(1966/07/11、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第52回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1966/10/31、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 ちょっとひとつ。特に町村の職員の低給与の是正という問題が出ましたが、私どもも最近聞いたことなんですけれども、今回のベースアップでは、妻の扶養家族手当が六百円から千円に引き上げられることになっています。それはけいへんけっこうなんです。しかし、実際町村の扶養家族手当が、ある面では金額で押えられ、たとえば、二千円とか二千四百円というところで押えられたり、あるいは扶養家族の人数で押えて、五人以上は何も出さないといったようなことが各町村でとられているようです。国に準ずるということであれが、やはりそういった国の扶養家族の取り扱いをやはり町村の職員にも均等にさせてやるのが当然だと思います。こう……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第5号(1967/05/27、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) それでは、一言ごあいさつ申し上げます。  成瀬前委員長のあとを受けまして、私、皆さん方の御推選によりまして委員長の重職をけがすことになりました。まことに感謝にたえません。全くふなれでございますので、皆さん方の御援助、御指導をいただいて、この委員会の成果をあげたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、理事の補欠互選についておはかりいたします。  委員の異動に伴いまして、現在、当委員会の理事が欠員となっております。この際、理事の補欠互選を行ないたいと存じます。互選の方法は、成規の手続を省略いたしまして、便宜、その指名を委員……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第6号(1967/06/02、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、本日は交通対策に関する件について調査を行ないたいと思います。  質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にしまして、午後一時から再開いたします。それまで休憩いたします。    午後零時十二分休憩
【次の発言】 ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  午前に引き続き、質疑を行ないます。柳岡君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第7号(1967/06/07、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、前回に引き続き、交通対策に関する件について調査を行ないます。  質疑のおありの方は順次御発言を願います。原田君。
【次の発言】 林君。
【次の発言】 戸田君。
【次の発言】 本日の調査はこの程度とし、これにて散会いたします。    午後二時十五分散会

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第8号(1967/06/09、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、小平芳平君が委員を辞任され、その補欠として矢追秀彦君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選についておはかりいたします。  ただいまの委員の異動に伴いまして、理事が欠員となっております。この際、理事の補欠互選を行ないたいと存じます。  互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に原田立君を指名いたします。

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第9号(1967/06/16、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから、産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十二日、矢追秀彦君が委員を辞任され、その補欠として小平芳平君が選任されました。  また、昨十五日、中野文門君及び野々山一三君が委員を辞任され、その補欠として楠正俊君及び加藤シヅエ君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 公害対策基本法案(閣法第一二八号)、公害対策基本法案(衆第一一号)、公害の顕著な地域等における公害防止特別措置法案(衆第一二号)、公害対策基本法案(衆第二四号)、公害対策基本法案(衆第一六号)  以上五案を一括議題といたします。  坊厚生大臣。

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第10号(1967/06/21、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、交通対策に関する件について調査を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。大倉君。
【次の発言】 先ほど開会に先立ちましてお話し申し上げたのですが、去る六月十四日に行なわれました本委員会の視察の結果につきまして、理事会及び委員会の懇談会において次のような話し合いが行なわれました。  視察につきましては、各省庁等の関係者各位の熱心な御努力によりまして、交通安全の点で漸次改善を見ていることは喜ばしいことだと思います。ただその中で、小岩小学校前の通学横断歩……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第11号(1967/06/23、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから、産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、産業公害対策に関する件について調査を行ないます。  質疑のおありの方は、順次発言を願います。
【次の発言】 ただいま大倉君から御発言がありました、次回には総理府から担当する人に出てきてもらいまして、また大倉君からその際、要請することと思いますが……  速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 簡単に御質問申し上げたいと思います。  新幹線、特に山陽新幹線の建設について、地元からいろいろと国鉄当局に対しましても意見なり要請が出ておりますことは……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第12号(1967/06/28、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  交通安全基本法案(衆第二五号)を議題といたします。  まず、提案理由の説明を聴取いたします。発議者、衆議院議員久保三郎君。
【次の発言】 本案に対します質疑は後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、交通対策に関する件について調査を行ないます。  質疑のおありの方は順次御発言を願います。大倉君。
【次の発言】 本日の調査はこの程度とし、次回は六月三十日に開会し、産業公害を議題とする予定であります。  これにて散会いたします。    午前十一時三十二分散会

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第13号(1967/06/30、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  船舶の油による海水の汚濁の防止に関する法律案を議題といたします。  本案につきましては、すでに提案理由の説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のおありの方は、順次御発言を願います。柳田君。
【次の発言】 本案に対する本日の質疑はこの程度といたします。
【次の発言】 産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、産業公害対策に関する件について質疑を行ないます。  質疑のおありの方は順次御発言を願います。成瀬君。
【次の発言】 いま見えておるのは、橋本公害課長と大塩計画課長でございま……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第14号(1967/07/05、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、交通対策に関する件の調査を行ないます。  質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 本日の調査はこの程度とし、これにて散会いたします。    午後三時五分散会

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第15号(1967/07/12、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  通学路に係る交通安全施設等の整備及び踏切道の構造改良等に関する緊急措置法案を議題といたします。  まず、提案理由の説明を聴取いたします。発議者・衆議院議員古川丈吉君。
【次の発言】 衆議院議員山田耻目君。
【次の発言】 本案に対し、質疑のおありの方は、順次御発言を願います。石井君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めてください。  他に御発言もなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第16号(1967/07/14、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  船舶の油による海水の汚濁の防止に関する法律案を議題といたします。前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のおありの方は順次御発言を願います。柳田君。
【次の発言】 柳岡君。
【次の発言】 大倉君。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、質疑は終了いたしました。  本案に対する審査はこの程度といたします。
【次の発言】 次に、産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、産業公害対策に関する件について調査を行ないます。  ……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第17号(1967/07/19、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、産業公害及び交通対策に関する件について調査を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。加藤君。
【次の発言】 瓜生君。
【次の発言】 原田君。
【次の発言】 原田君のただいまの御要望につきましては、前回も委員長理事打ち合わせ会におきましていろいろ慎重審議いたしました。重ねての御要望でございますので、後日、委員長理事打ち合わせ会で協議いたしまして、参考人を呼ぶ必要があれば呼ぶように善処いたしたいと思います。  本日の調査は、この程度といたします。  暫……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第18号(1967/07/20、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  公害対策基本法案(閣法第一二八号)を議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。戸田君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 本案に対する質疑は、本日はこの程度といたします。
【次の発言】 次に、土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法案を議題といたします。  まず、提案理由の説明を聴取いたします。発議者・衆議院議員古川丈吉君。
【次の発言】 本案に対する質疑は明日に譲り、本日はこれにて散会いた……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第19号(1967/07/21、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、瓜生清君が委員を辞任され、その補欠として向井長年君が選任されました。
【次の発言】 まず、請願の審査を行ないます。  第三五三号、横断歩道橋設置のための予算大幅増額に関する請願外十三件の請願を一括して議題といたします。  これらの請願につきましては、委員長及び理事打ち合わせ会におきまして慎重検討いたしました結果、請願第三五三号及び第四〇四三号は採択することに意見が一致いたしました。  右理事会一致のとおり、この請願は、議院の会議に付するを要するものにして内閣に送……

第55回国会 地方行政委員会 第3号(1967/03/30、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 書類はできてあるんですか。
【次の発言】 この委員会の審議中というか、それにできるようだったら、ちょっと委員長のほうに連絡して、お昼ごろというか、委員会開会中に届くようにしていただきたいと思います。
【次の発言】 税収としてこの退職金の問題、地方財政計画をつくる場合には、減税ということで計画を策定されるわけですか。
【次の発言】 そうしますと、もう当然こうなるということで、退職金は、先ほどあなたがおっしゃったように、これだけ減税になる、これだけしか取れないという計画で税収を計算し、それに見合う財政計画をお立てになる、こういうことですか。

第55回国会 地方行政委員会 第6号(1967/05/16、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 ちょっとこの前、補足説明を承りまして、大体法案の内容につきまして、一応了承を得たわけですけれども、実際上の数字などに基づきまして、さらに御説明をいただきたいと思うのですけれども、地方公務員の一般職、それから船員、現業とか、あるいは特別職、つまり地方公務員の補償の対象になる職員の――職員ともいえないわけですが、地方公務員の実際の数字、ちょっとお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 この数字の中には、常勤的非常勤といいますか、そういう人も入っておりますか。
【次の発言】 その表はこのうしろに、さっき御説明のありました五一ページの備考の欄ですか、常勤の一般職地方公務員の数は二百二十……

第55回国会 地方行政委員会 第7号(1967/05/18、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 大臣のあいさつの中に、過密過疎現象というものが生じているから「長期的視野に立った地域政策を推進してまいる必要があると存ずるのであります。」というふうにおっしゃっているわけでありますが、実際上の問題としては、自治大臣あるいは自治省として、この過密過疎の人口の流入流出の問題についてどのようなことを考えていらっしゃるのか。
【次の発言】 理屈としてはそのとおりだと思うんですけれども、四十二年度の地方財政計画あるいは予算の中で計上されているだけのものであっては、私は根本的な解決にはならないと思うんです。これはやはり長期的な視野で、もちろん自治省だけではいけない、全体として国の人口をどうい……

第55回国会 地方行政委員会 第8号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 いまのこと、なかなかむずかしいので、私もちょっとその問題触れたんですけれども、局長はたんたんとして、あたりまえのようなことにお答えになっておるんですが、一つの考え方としては、そういう熟練の人を基金でもらってしまう。全然基金の公務員というか職員にしてしまって、でなければ、身分は市のほう、地方団体のほうに置いておって、一定期間出向してもらう。そうすれば身分とか、あるいは権利義務の関係ははっきりすると思うんです。身分は地方に置いたまま基金の仕事をするということですから、そこにおかしいことが起こってくると思うんですよ。そんなことは万一にもないと思いますけれども、市長がこうしろと言うのに、……

第55回国会 地方行政委員会 第9号(1967/05/25、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 ただいま議題となっております地方公務員災害補償法案について、日本社会党を代表して反対の意見を申し述べます。  法案の内容としては、本委員会の審議の過程におきまして、政府はその提案理由の中におきまして、一、地方公務員法に基づき条例で補償の制度を定めることができるようになっているが、その数がきわめて少ない。二、特別職のあるものについては法律による補償の制度がない。三、国家公務員災害補償の制度が改善されて、地方公務員の補償との間にアンバランスが生じてきたこと。四、補償の実施体制においてもばらばらであることなどの点をあげて、この法案の必要性を力説していたのでありますが、ある面では地方公務……

第55回国会 地方行政委員会 第10号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 地方財政の問題で二、三お尋ねしたいと思います。  いろいろ各委員から質問がありまして、明らかになったところは明らかになったようでありますが、明らかにならないところは、やはりそのままで、全く見当がつかないという状態であります。たびたびこの委員会としても、あるいは衆議院の地方行政委員会としましても、国と地方の税の再配分とか、あるいはまた、特に大都市に対して税源あるいは財源の措置を講ずるように要望をしているわけでありますが、決議をする場合には、いつも大臣は、決議の趣旨を尊重して十分検討しますと言った切りで、それが少しも実際にあらわれてこないということで、もう今回もこの税法を通す場合にお……

第55回国会 地方行政委員会 第13号(1967/06/08、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 この法律自身、別にどうこうということはないんですけれども、どうも大臣の前でたびたびそういうことを申しても恐縮なんですけれども、何か印象として、やはり中央の一つの住民行政の管理方式を画一的にする、あるいは中央の指令どおり、型どおりの地方行政の運営をしていくんじゃないかという、そういう懸念あるいは心配というものが、非常にこの法律に関して感じられるんですけれども、そういう一貫したいわゆる地方自治に対する中央介入という声がありますけれども、それに関連したというような底入れもあってこういう法律案が提出されたものかどうか。
【次の発言】 この法律が、どちらかというと、外から自治体の中にあるセ……

第55回国会 地方行政委員会 第20号(1967/07/04、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 いま問題になりました十号ですか、事務という、これはどういうことを予想しておるのですか。十八条の二、他の法律、これはどういうことを予想しているのですか。
【次の発言】 それでは、これは別段どういう法律ということを予定しているわけでも何でもないわけですね。一般的に権限を受けるということだけ規定しておるわけですね。
【次の発言】 今度の改正法律案をここで受けるという意味でもないのですね。
【次の発言】 そうしますと、長官が言われたごく例外的なものだから、それをここではっきりと書くことは、市町村本来の消防の権限を害するという、そういうことから書かなかったのだというのですけれども、ほかの法……

第55回国会 地方行政委員会 第21号(1967/07/06、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 二、三ちょっとお聞きいたしたい。  救急業務の問題ですけれども、救急業務というと、字で書いてみるとすぐわかるわけなんです。本来、法律的な用語として、救急業務は、どういう現場の現象といいますか、対象といいますか、そういうもの、法的に考えますと、どういうことをさしているのですか。
【次の発言】 具体的な問題というと、高層建築で火事が起こった、どうしても人命救助といいますか、救護、そういうことで消防活動がある、それは本来の消防活動で、いわゆる救急業務でないと考えてもいいわけですか、それと同時に、水害なんかでけがをしているかどうかということは別としまして、中州に取り残されている人を消防隊……

第55回国会 地方行政委員会 第22号(1967/07/11、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 いまほんとうに概略の報告をいただいたのでありますが、おそらく本会議でもこの問題が取り上げられて、状況やあるいは対策等について熱心な質問あるいは意見があると思います。  そこで、私は、今回の集中豪雨の被害につきまして二、三お尋ねいたしたいと思います。その第一の問題は、今回の災害が必ずしも天災でないという感じを持っているのであります。それはなぜかと申しますと、一定時間に相当多量の豪雨があったということは、これは明らかに天災と言うべきだと思います。しかし、たとえば九州方面におきましては、主として中小河川のはんらんであります。あるいは広島、呉、神戸などにおきましては、そういう都市的なとこ……

第56回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第1号(1967/07/27、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。  このたび、重ねて私が委員長に互選されましたが、前国会におきましては、委員各位の御支援によりまして無事重責を果たすことができましたことを厚くお礼申し上げます。  今国会におきましても、前回同様、委員各位の御指導、御協力をいただきまして無事に委員長の責任を果たしたいと考えております。何ぶんよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続きまして理事の互選を行ないます。  本特別委員会の理事の数は五名でございます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第56回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 閉会後第1号(1967/11/09、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  まず、派遣委員の報告に関する件を議題といたします。  先般、当委員会が行ないました産業公害の現状とその対策の実情調査のめたの委員派遣について、派遣委員から御報告願います。宮崎君。
【次の発言】 ただいま御発言のありました詳細な報告書につきましては、本日の会議録の末尾に掲載することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように取り計らいます。  派遣委員の報告は、これをもって終了いたします。
【次の発言】 次に、産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、昭和四十三年度公害対策関係予算……

第56回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1967/08/18、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  まず、請願の審査を行ないます。  第五七〇号、塩化ビニール電線の廃線処理施設設置に関する請願を議題といたします。  この請願につきましては、委員長及び理事打ち合わせ会におきまして検討いたしました結果、保留することに意見が一致いたしました。  右理事会の決定のとおりとすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 継続調査要求についておはかりいたします。  産業公害及び交通対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本院規則第……

第56回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 閉会後第2号(1967/12/01、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、昭和四十三年度交通対策関係予算について、総理府から総括的な説明を聴取いたします。宮崎陸上交通安全調査室長。
【次の発言】 来年度の交通対策関係の予算につきまして、総理府から総括的な説明がありました。  御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 なお質疑は継続中でございますが、運輸大臣が見えられ、発言を求められておりますから、これを許可いたします。運輸大臣。
【次の発言】 総理府総務長官が出席され、発言を求められております。これを許可します。

第56回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1967/09/08、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 いま占部君からいろいろお話がありました。自治省のお考えはよくわかります。あまり人情がある措置をとられれば、結局再建等はできないと思いますが、しかし、端的に言って給与は上がらない。それから労働は強化される。そういうところに若い人がくるかどうかという問題です。それから年とった人だって、もうこんなに窮屈なんだ、やめるということになるんです。電車は撤去はするわ、バスはワンマンになって強化されるわ、それだったら再建計画はできても、結局そういう交通とか水道とかといったような公営企業というものがなくなってしまうということを考えなければならないと思います。私もこの前ワンマンバスというやつに乗りま……

第57回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第1号(1967/12/04、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。  このたび、重ねて私が委員長に互選されましたが、前国会におきましては、委員各位の御支援によりまして無事重責を果たすことができましたことを厚くお礼申し上げます。  今国会におきましても、前回同様、委員各位の御指導、御協力をいただきまして無事に委員長の責任を果たしたいと考えております。何ぶんよろしくお願い申し上げます。 (拍手)
【次の発言】 それでは、引き続きまして理事の互選を行ないます。  本特別委員会の理事の数は五名でございます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第57回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1967/12/15、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る五日、野上元君が委員を辞任され、その補欠として藤田藤太郎君が選任されました。  また、本日、小平芳平君が委員を辞任され、その補欠として矢追秀彦君が選任されました。
【次の発言】 産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、神通川流域のイタイイタイ病対策に関する件の調査を進めます。  本件につきまして、本日は四名の参考人の方々から御意見をお伺いいたします。  参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多忙中にもかかわりませず、本特別委員会に御出……

第57回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第3号(1967/12/22、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十八日、矢追秀彦君が委員を辞任され、その補欠として小平芳平君が選任されました。
【次の発言】 まず、請願の審査を行ないます。  第三六〇号、むちうち症等交通事故被害者対策確立等に関する請願外五件の請願を一括して議題といたします。  これらの請願につきましては、委員長及び理事打ち合わせ会におきまして慎重検討いたしました結果、第三六〇号、第四三四号、第四三五号及び第四八九号のむちうち症等交通事故被害者対策確立等に関する請願、第四四一号の京都府城陽町における山砂利採取に……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第1号(1967/12/27、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) 一言ごあいさつを申し上げます。  本日重ねて、私が委員長に互選されましたが、前国会におきましては、委員各位の御支援によりまして無事重責を果たすことができましたことを厚くお礼を申し上げます。  今国会におきましても、前回同様、委員各位の御指導、御協力をいただきまして無事に委員長の責任を果たしたいと考えております。何ぶんよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 引き続き、これより理事の互選を行ないます。  本特別委員会の理事の数は五名でございます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその御指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1968/02/28、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一月三十一日、塩見俊二君及び丸茂重貞君が委員を辞任され、その補欠として菅野儀作君及び山内一郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、おはかりいたします。  石井桂君、宮崎正雄君、大倉精一君及び柳岡秋夫君の各理事から文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がありましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じます。互選は、投票の方法によ……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第3号(1968/03/06、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る三月一日、秋山長造君及び大橋和孝君が委員を辞任され、その補欠として中村順造君及び柳岡秋夫君が選任されました。
【次の発言】 産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、昭和四十三年度交通対策関係予算及び交通事故の概況に関する件について、総理府から説明を聴取いたします。宮崎総理府陸上交通安全調査室長。
【次の発言】 それでは、説明は以上で終わりました。質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日はこの程度とし、これにて散会いたします。    午……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第4号(1968/03/13、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害乃び交通対策特別委員会を開会いたします。  産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、産業公害対策に関する件につき調査を行ないます。  まず、通商産業大臣より所信を聴取いたします。椎名通商産業大臣。
【次の発言】 次に、運輸大臣から所信を聴取いたします。中曾根運輸大臣。
【次の発言】 それでは産業公害対策に関する件について、質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  本日の調査はこの程度とし、これにて散会いたします。    午後二時十六分散会

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第5号(1968/03/28、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日、小平芳平君が委員を辞任され、その補欠として矢追秀彦君が選任されました。
【次の発言】 まず、産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、産業公害対策に関する件について調査を行ないます。  厚生大臣より所信を聴取いたします。園田厚生大臣。
【次の発言】 本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 次に、公害防止事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から提案理由の……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第6号(1968/04/03、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  一昨一日、矢追秀彦君が委員を辞任され、その補欠として小平芳平君が選任されました。
【次の発言】 産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、交通対策に関する件について調査を行ないます。  国家公安委員会委員長より所信を聴取いたします。赤澤国家公安委員会委員長。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  次に、総理府総務長官より所信を聴取いたします。田中総理府総務長官。
【次の発言】 御質疑のある方は順次御発言を願います。

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第7号(1968/04/10、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、産業公害対策に関する件について調査を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 では、本日の調査はこの程度とし、これにて散会いたします。    午後三時八分散会

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第8号(1968/04/17、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、交通対策に関する件について調査を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御質疑ございませんか。――本日の調査はこの程度とし、これにて散会いたします。    午後二時三十六分散会

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第9号(1968/04/24、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る十九日、中津井真君が委員を辞任され、その補欠として佐藤隆君が選任されました。  また、今二十四日、柳岡秋夫君が委員を辞任され、その補欠として木村美智男君が選任されました。
【次の発言】 産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、産業公害対策に関する件について調査を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいまの木村君の御要望の点につきましては、理事会で御相談いたしまして、御要望におこたえする方途を考えてみたいと思います。  ……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第10号(1968/05/15、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公審及び交通対策特別委員会を開会いたします。  大気汚染防止法案(閣法第一〇五号)(衆議院送付)及び騒音規制法案(閣法第一〇六号)(衆議院送付)、以上両案を一括して議題といたします。  まず、政府から順次提案理由の説明を聴取いたします。園田厚生大臣。
【次の発言】 次に、両案につきましては衆議院において修正議決されておりますので、この際、両案に対する衆議院における修正点について、衆議院産業公害対策特別委員長から説明を聴取いたします。
【次の発言】 これより両案の質疑に入ります。両案に対し質疑のある方は順次御発言を願います。

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第11号(1968/05/17、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  本日、原田立君が委員を辞任され、その補欠として小平芳平君が選任されました。
【次の発言】 産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題といたします。  質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について報告いたします。  本日、矢追秀彦君が委員を辞任され、その補欠として北條窩八君が選任されました。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。  本日の調査は、この程度にとどめます。

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第12号(1968/05/22、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  一昨二十日、北條雋八君が委員を辞任され、その補欠として原田立君が選任されました。  また、本日、藤田藤太郎君が委員を辞任され、西村関一君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選を行ないます。  委員の異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、この際、その補欠互選を行ないたいと存じます。  互選は、投票の方法によらないで委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第58回国会 地方行政委員会 第4号(1968/03/12、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 先般の大臣の所信表明を承りまして、いろいろと読んでみたのでありますが、この所信表明の中に盛られておりますことは、きわめて大ざっぱであって、非常に表面的な問題ばかりでございまして、さらに大臣との質疑応答の中でいろいろとわれわれが知らなければならない問題が非常にたくさんあると思うのでありますが、ほぼ大臣のごあいさつの内容に従ってお伺いいたしたいと思います。  第一には、大臣は非常に広域的な地方行政ということで、都道府県合併特例法にこだわっている。また、これを非常に大きく取り上げているように考えられるのでありますが、これには自治省としていろいろといきさつがあったわけでございまして、府県……

第58回国会 地方行政委員会 第7号(1968/03/30、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 大臣もお見えのようですが、三月の二十八日に衆議院で税法を上げる場合におきまして附帯決議ができたのでありますが、これはおそらく大臣としましては、決議の趣旨を尊重して善処するというお答えがあったものだと考えますが、具体的に、たとえば第三の「大都市については、その財政の実態にかんがみ、税源の充実を検討して明年度において具体化に努めること」、「明年度において具体化に努める」ということはずいぶん具体的であるし、また、明確な決議になっているわけでありますが、どのようにして税源の充実を検討して具体化するというお考えでしょうか。まず、そこら辺からお聞きしたいと思います。

第58回国会 地方行政委員会 第8号(1968/04/04、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 鈴木君のいま言っている後段の、どうしたらいいかということは別にしまして、表を――いま聞きますと、警察の場合がいま非賞に多いと。多い理由は、たとえば福岡の警察官が命令によって佐世保に行ったとかいうようなことで、公務災害を受けるというようなことがあるんじゃないか。それですから、事故の発生場所と、それから所属している警察との関係を何か表にして出していただけば、はっきりわかる、そういうことはできませんか。福岡県の警察官がよそへ出張して行って、それはもちろん命令によってでしょうけれども、よそへ出張して行って、どのくらい災害にあったかという、勤務地と、それからその事故の発生場所と、それを調べ……

第58回国会 地方行政委員会 第9号(1968/04/09、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 きょうは初めてこの参考資料をいただいたのですが、法案のあがるのがきょうであって、どうにもならぬので、利用の方法も何も、初めに法案を出していただくときに、もっと詳しい、これにも関係資料がありますけれども、もっと詳しいやつを出していただきたかったのです。まあ鈴木君からいろいろこの前質問がありましたので、御質疑になったのかもしれませんけれども、これだけりっぱなものが前から手に入ったならばまた質問のしかたもあると思いますけれども、それで、いまいただいたばかりでその内容を私よく読んでおりませんで、この資料の中にあることを質問するかもわかりませんけれども、これはもしそういう場合がありましたら……

第58回国会 地方行政委員会 第12号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 お二人の参考人の方には、たいへんお忙しいところ来ていただきましてありがとうございました。  二、三お尋ねしたいと思いますが、今回提案されております消防法及び消防組織法の一部を改正する法律案の問題につきまして、新しく問題が起こってまいりました超高層建築あるいは地下街、あるいは、このほかの危険と考えられるような個所の問題等が出てまいりましたが、どうも私どもしろうとの立場からすると、こういう超高層の建築物ができてまいりますと、現在の消防力あるいは消防能力の範囲内では非常に防火、消火に困難ではないかということを考えるわけでありますが、先ほども消防総監からお話がありました、やはり機械的な限……

第58回国会 地方行政委員会 第14号(1968/04/26、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 すでに鈴木委員なり原田委員から、地方財政計画及び交付税制の問題につきましてたくさん質問がありましたので、なるべく簡単にお尋ねいたしたいと思います。  質疑の中で明らかになりましたように、地方財政計画の中における重要問題は、一方で大都市問題、過密の問題、それから一方では後進地域の問題、過疎問題、この二つの両極端といいますか、人口が急激にふえるところ、また人口が急激に減るところ、この問題は、新産都市とかあるいは工特地域とかというようなことで何とかならして、中堅都市と申しますか、産業の地方分散なりあるいは新産業都市の建設によって後進的な地域の振興、経済の開発発展をはかるという考え方もあ……

第58回国会 地方行政委員会 第16号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 特に本日この委員会で区長公選の問題を取り上げていろいろ質疑をしようということは、私たち東京に住んでおります間に、いわゆる都内版という新聞の面を見ますと、いろいろの区におきまして、区長の選任がなかなか行なわれていない、あるいは行なわれないという実情があるのであります。問題となっております区長が退任し、もしくは死亡した、そういうところにおきまして、その区長の選任が行なわれていないという区は幾つあって、かつまた、どういう理由で今日まで選任がおくれているのか、これをまずお伺いしたい。
【次の発言】 区長がそのように長期にわたって職務をとることができないということの、行政上のいろいろなむず……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第1号(1968/08/03、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第59回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 閉会後第1号(1968/08/26、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 ただいまの総務長官からの報告で、ほぼ概要はわかったわけであります。しかし、政府の各省庁の間における連絡、あるいはまた責任の問題について、ただいまの報告だけでは十分でございませんので、簡単に質問をいたしたいと思います。  まず、建設省でありますが、四十一号国道ということでありまして、名前は国道でございますけれども、しかし、はたして国道と呼べるかどうかという国道認定の基準あるいは規格という問題が、あらためてここで取り上げられるのではないか、そのように考えているのでありますが、国道四十一号線というのは建設省の所管する国道のうちにおきまして、どのくらいの規格――点数でいえば六十点とか、あ……

第59回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1968/08/09、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 大臣が来られましたら、また大臣に対して質問いたしますが、緊急と申しますか、先日の地震によりまして貯油場の油が海に流れ出たという、その実情を報告するために、消防庁から係官の方に来ていただいておると思うのですが、その現況をまず御報告願いたいと思います。
【次の発言】 タンクに貯油されていた油が流れ出るということが、幸いに火災にならないでけっこうだったと思うわけであります。はたしてこの事態自身が産業公害及び交通対策特別委員会の調査の対象になるかどうかということは、なかなかむずかしい問題だと思います。先般の国会に油による海水汚濁の問題というものが出ておりました。これは、おもに船舶が投棄す……

第59回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 閉会後第2号(1968/11/22、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 御指名によりまして、先般の委員派遣に関する報告を申し上げます。  公害対策視察の取り組み方については、二つの側面が考えられます。一つは、すでに公害が激化した地域について、発生源の除害措置と被害者の救済措置を視察する行き方でありまして、前回の派遣は、この側面から、四日市地区を重点に選んで視察をいたしました。  今回は、視点を変えまして、現在は公害に悩まされてはいないけれども、その開発計画から見て発生のおそれが予想される地域を対象に、事前の防止対策を主にした視察をしたいと計画したのであります。  選んだ地域は、郡山常磐新産都市を持つ福島県と、鹿島工特地区を持つ茨城県の二県であります。……

第59回国会 地方行政委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 いま赤澤大臣が言われました去年並みということにあんまりこだわられますと、ちょっと問題が起こるんじゃないかと思います。やはり国に準ずるということでいっていただかなきゃならぬと思う。それで、和田君がいろいろ言っておりますことは、かりに国がいま予備費の中で確保している原資で足らない場合はどうするかという問題ですけれども、これは大蔵大臣はあんまりいい返事はしておらないようですけれども、総理大臣は本会議の席上で、絶対に補正しないということではありませんと、こういうふうに言っておるわけです。そこに含みがあるように思う。だから、国がもしそういう財政的な措置を講ずるようならば、地方公務員の場合に……

第59回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1968/10/22、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 ただいま国家公安委員長から概略の報告があったわけですけれども、まず第一に、警備の状況というものについてもう少し詳しく説明していただきたいと思います。従来のこういう問題と比較してはたして警備体制が十分であったのか、あるいはなかったのかというような点に問題があると思うわけであります。
【次の発言】 警備の人数とかあるいは体制とか、いろいろな機密に属することもあるかと思いますけれども、機動隊なり、あるいは各警察署の警察官あるいは私服をフルに動員したものと見えますけれども、こういう体制上の欠くるところがなかったかどうかという点をお伺いしたいと思います。

第59回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1968/11/19、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 二日に火災が起こりまして、きょうまで相当の日数を経過しているわけでありまして、こまかい点についてああだこうだと言うことよりも、今後の問題についてわれわれも考え、また消防当局も決意のほどを示していただきたい、こういう趣旨で御質問申し上げたいと思います。  まず第一に、当時の状況から御報告願います。それについてまた質問をさせていただきます。
【次の発言】 二年ぐらい前でしたか、水上温泉のやはり事故がありまして、そのときにもこの委員会で同僚の松本賢一君が中心になってこの問題を取り上げまして、委員会としましても、また消防庁としましても、再びこういう大災害は起こさないようにするという言明が……

第60回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第1号(1968/12/10、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 委員長の選任は、主宰者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第60回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1968/12/20、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 きょうは大臣も御退席でありますし、会期末でもございますので、交通問題の根本的なことは次の機会に譲りまして、この間から国会におきましても、また国会の外部におきましてもいろいろと問題となっておりますいわゆる交通遺児の問題について、御質問をしたいと思うのであります。  いろいろ数字も私ども拝見いたしておるのでありますが、本年五月一日でございますか、その数字をお示しいただいて、その後また新しい数字でもありましたら、それをまずお聞かせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 この数字は、先般来からいろいろと国会の中でも明らかにせられておりますし、新聞等においても発表になっている数字であります。……

第60回国会 地方行政委員会 第2号(1968/12/19、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 関連して。細郷局長にちょっとお伺いしておきたい。ただ国家公務員に対する人事院勧告そのままいわゆる病院、公立病院等の職員に提供することはできぬというお話ですけれども、国家公務員のベース改定の中には、たとえば医療職員に対する初任給の引き上げだとか、特別のそういう給与の是正をはかるかというようなことがあるわけです。ところが、もし人勧そのままの準用はいけない。特に公立病院等は独立採算でやらなければいけないということになれば、新しいお医者さんをとることもできないでしょうし、国立のほうは、そういう特別に医療職員に対しては改善をはかっていく。そうすると、公立の病院からそっちのほうへ行ってしまっ……

第60回国会 地方行政委員会 第3号(1968/12/20、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 二、三御質問申し上げたいと思いますが、掛け金の算定の基準となっております給料月額の頭打ちの問題でありますが、いま十一万円ということになっているようですが、物価高やいろいろベースアップの関係から、これは低いんじゃないかというような意見も出ているようなんです。自治省としましては、急にこれをお変えになるようなお考えはございませんか、あるいはまたは今後検討するというようなことになりますか、その辺のところを、いろいろ利害得失というようなものをお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 かりに十一万円を十五万円くらいに引き上げたとして、共済会計全体が非常に大きな狂いを生ずるかどうかという問題……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1969/02/07、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 これは水産庁の公害関係も入っておるわけですね。
【次の発言】 もう一つは悪臭の問題ですけれども――家畜のふん尿とか畜産経営に伴うような悪臭に関連しておると思うのですけれども、水産加工物はなんかで、非常に悪臭を放つ工場がありますけれども、こういうものに対しては、何かこの予算の中にどこか入っておりますか。
【次の発言】 排水はわかるんですけれども、水産加工物なんかで非常に悪臭がきついというような苦情のあるところがあるのですけれども、そういう悪臭に対しまして別段何もないわけですか。
【次の発言】 あとでいいのですけれども、公害関係の地方税の減免措置ですが、どの程度の範囲に予定されている……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第3号(1969/02/21、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 きょうの新聞に出ておりましたから見ればわかりますけれども、先ほども説明のありました三カ年計画の概要の費用ですね。道路管理者分が七百三億ですか、それから公安委員会分が四十六億、それからその他地方負担分、これが幾らとおっしゃったのですか。
【次の発言】 いまおっしゃった七百四十九億と、それから先ほど言われました建設省分が二億五千万円ですか、全体の予算調書からみると少なくなるかもしれないという、その関係は――ありませんのですか。

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第4号(1969/02/28、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 総理府総務長官に、交通対策の問題と、それから公害の問題と、両方、所管の範囲内において質問申し上げたいと思います。  たいへん時間の制約がございまして、十分に意を尽くすことができないかと思いますけれども、まず第一に、先般、総理府総務長官の交通安全対策につきましての所信の表明を伺ったわけであります。しかし、長官も言われておりますように、昨年の死者が一万四千二百五十六人、負傷者が八十二万八千人ということで、死者の場合をとりましても、あるいは負傷者の場合をとりましても、史上最高だということであります。この交通事故の趨勢というものは、道路の状況あるいは交通環境の現状なりから考え、さらに経済……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第6号(1969/03/31、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 大臣にちょっとお伺いしますけれども、ごく概略的なことでけっこうなんですけれども、従来の計画の消化度と申しますか、あるいは進捗度。それから、今後三ヵ年でどの程度まで進捗して――この大臣の説明にもありましたけれども、もし道路の安全施設が整備されていたならば交通事故がこんなにも起こらないでも済むであろうということが大臣の提案理由の説明の中にあったわけなんですけれども、この計画が今後三年間続くとして、交通全安のために、あるいは交通事故防止のためにどのくらい役立つかというごく概略的な、あるいは政策的なそういう所見をまず第一に伺いたいと思います。

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第7号(1969/04/09、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 いま米の問題が出てまいりました。自然の状態において米自体にカドミウムが含まれていると考えられるのですけれどもカドミウムが多いか少ないかということによりまして非常に人体に対する影響があると思います。普通の場合、玄米でどのくらいカドミウムがPPMで含まれているか。
【次の発言】 重松先生にちょっとお伺いいたしますが、工場で主たる原料としてカドミウムを使っている、そういう場合に、その排水からカドミウムが流れていって、それが農作物なりあるいはそれを利用した場合、何か人体に影響がございますか。
【次の発言】 私の質問のしかたも悪かったわけなんですけれども、いままでお話を聞いておりますと、神……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第9号(1969/06/04、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(松澤兼人君) 加藤君。
【次の発言】 渡辺参考人が三時にお帰りになられますので、黒木君から渡辺参考人に御質問があるそうでございます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第10号(1969/06/06、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(松澤兼人君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  加藤委員長から、委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を行ないます。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨五日田中寿美子君が委員を辞任され、その補欠として瀬谷英行君が選任されました。また、本日木島義夫君、千葉千代世君及び小平芳平君が委員を辞任され、柳田桃太郎君、沢田政治君及び多田省吾君が選任されました。
【次の発言】 委員長辞任の件についておはかりいたします。  ただいま申し上げましたように、加藤委員長より委員長辞任の願いが提出されております。これを許可することに御異議ございま……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第11号(1969/06/13、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 きょうは法務省の矯正局長に出席していただいておりますので、ほかの委員の方からはおそらく質問はないと思いますが、私が済んだらいつまでもいていただかないでもよろしいですから、さきに矯正局関係の質問をいたしたいと思います。  この間新聞で拝見いたしましたが、千葉県の市原ですか、交通刑務所が、いわゆるかきねのない刑務所として、非常にクローズアップされているという事実を拝見いたしました。これは、私前からそういうことを聞いておりましたし、はたしてかきねのない刑務所というようなものが成り立つかどうか、あるいはまたは、はたして付近の方々がどういうように受け取るだろうかという問題について、いろいろ……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第12号(1969/06/27、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 ひとつ関連して。木曽川の例の、通産省御存じの三興製紙の汚水ですが、あの問題はどうなっているのでしょうか。私先般愛知県に参りましたが、いまだにまだ三興製紙がパルプの廃液を出しているということです。あそこに調査に行きましたのは二年ぐらい前だと思いますが、一時は何か秋田県のほうに移転するというような話もしておりました。従来のように、あるいは従来以上にパルプの廃液が出ているということを今般また聞いたわけなんですが、ずいぶん時間がかかっているのに前と同じことだと思います。これについて、通産省にしても、あるいは経済企画庁にしましても、どうも何をしているのかという疑問を持つわけなんですが、この……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第15号(1969/07/18、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 戒能先生から初めに質問しようと思っておりましたけれども、いまちょうど好美先生からそういうことばがありましたので、好美先生からお伺いしたいと思います。  先生もお使いになっておりましたし、また政府案の説明でも、あるいは衆議院における審議の過程でも、この医療救済の問題は社会保障的な行政措置であるというようなことがしばしば言われているようであります。ことばはまことに私も同感するところがあるのでありますけれども、社会保障的ということばの持っております反対の意味は、社会保障でないということと、それから社会保障であるという形容詞的な考え方と両方あると思うんです。どうも私は社会保障的行政措置と……

第61回国会 地方行政委員会 第4号(1969/03/18、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 時間もだいぶおそくなりましたので、二、三お伺いしておきたいと思います。  この法律は、公布の日から実施することになっておりますが、自治省としては、大体いつごろをめどとして法律の実施を考えておられますか。
【次の発言】 なるべく早くということでありますけれども、政令をきめなければならない個所が二、三あるように思うんですけれども、その政令の内容というものは、すでに自治省では腹案を持っていらっしゃいますか。
【次の発言】 その政令をつくるという作業にどのくらい必要だとお考えですか。
【次の発言】 そしてその手続としては、最終的にやはり政府の態度をきめて、公示と言いますか、告示と言います……

第61回国会 地方行政委員会 第5号(1969/03/20、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 大臣が見えられましたら、二、三大臣に対して所見を伺いたいと思いますが、それまでちょっと数字の問題等について質問をいたしたいと思いますが、先ほども林委員から質問がありましたように、一つの奄美群島における住民の生活水準ということを考える場合には、農業所得の変遷とか、あるいは農業外の一般の島民の所得の増減の傾向、あるいは生活保護世帯なりあるいは要生活保護世帯、こういったものがその指標になるのじゃないかと思いますけれども、過去、復興計画なりあるいは振興計画なりずっとやってこられまして著しい改善が見られたという点がありましたら、その点についてお答えを願いたいと思います。

第61回国会 地方行政委員会 第8号(1969/04/08、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 最後になりました。簡単に御質問申し上げますが、国会におきましては衆参両院とも、都市、特に大都市あるいは指定市の税財源の確立ということは数次にわたりまして附帯決議をつけられているわけでありますけれども、四十四年度では道路譲与税の計算の基礎の是正ということはよくわかりますけれども、そのほか控除の引き上げ等の関係で相当苦しくなるんじゃないかという感じがするんですが、四十四年度におきまして、特に大都市の税財源の拡充という点でお考えになっていらっしゃることはほかにございますか。
【次の発言】 地方税の減税等によって歳入欠陥が生ずるおそれもあるわけでありまして、差し引きどういう結果になるか。……

第61回国会 地方行政委員会 第10号(1969/04/17、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 いま和田君から質問がありましたように、自治大臣は、ただ起債を別ワクで認めたり、あるいは地方公共団体がする仕事に対して国が援助をする、そういう財政的な面だけの責任を持っておられるのでありまして、中部圏なり、あるいは首都圏、あるいは近畿圏計画全体については、あるいは国務大臣として当然参加することでありましょうけれども、しかしこれを一つ考えてみましても、自治大臣のお考えになっておられる、また推進しておられるたとえば広域市町村圏の計画ということとどういう関連があるかということが少しも明瞭にならない。まあ建設省を中心としたこういう計画ができている。ところが一方自治省では、広域市町村圏という……

第61回国会 地方行政委員会 第11号(1969/04/22、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 前回御質問申し上げたのでありますが、そう言っては悪いんですけれども、まあ国家的な計画というものが、いろいろの立場なり、あるいは省庁の関係で、それぞれ開発計画なり、あるいは整備計画なりというものが出ております。大臣もおられないし、またそういうことを言ったって、答弁の責任ある立場におられない方が出席されておりますので、満足な御答弁も得られないかと思いますけれども、前回申し上げましたように、国では新全総計画というものを考え中でありますし、その他各種の開発、整備計画というものが、各省別にあるわけでありますが、どなたからでもいいのですが、一体どういう種類の開発あるいは整備計画というものがあ……

第61回国会 地方行政委員会 第15号(1969/06/05、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 簡単にお尋ねいたしますが、先日公労協のベースアップの問題について仲裁裁定が出まして、これを閣議で決定されるときに、野田大臣がまあいろいろと慎重に検討してほしいということを言われたと新聞に出ております。その真意はどういうところにありますかお尋ねいたします。
【次の発言】 その発言は前向きなんですか。あるいは、国鉄は再建団体であるのにベースアップするのはけしからんというような趣旨なんですか。その辺のところが問題だと思うのですが。
【次の発言】 どうもはっきりしませんけれども、再建団体の国鉄が、ここに切り抜きがありますけれども、ベースアップ八%プラス千円で五千二百五円、それから定昇を入……

第61回国会 地方行政委員会 第16号(1969/06/10、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 第一に大臣にお尋ねしたいのでありますが、この法案の提案に至ります経緯あるいは背景ということについてお教え願いたいと思うわけです。すでに数回にわたって衆議院に提案されておりますが、いずれもあるいは審議未了、廃案等の結果によって参議院のほうに回ってこなかった、そういう点があるわけでありますが、立案あるいは法案提案に至りますまでの経緯というものをまず第一にお伺いしたい。
【次の発言】 いま大臣がお答えになりました点は、法案提出の趣旨だと思います。立案に至ります過程、突如として自治省においてこういうものがいいとお考えになって立案、検討されたものではないと思います。私はそれを聞きたい。

第61回国会 地方行政委員会 第18号(1969/06/17、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 きょうは大臣も見えておりますので、大きな問題から大臣の御意見も承りたいと思います。この前もいろいろとお尋ねしたわけでありますけれども、広域行政ということは、社会経済の変動あるいは変化ということからいいますと、地方行政のどうしてもいかなければならない新しい道だと、こう思うのでありますけれども、その広域行政の方式と申しますか、あるいはあり方としてはいろいろ形があると思います。  で、今般は、府県が自主的に合併したいというところについては特例を設けて合併しやすいようにしていくということであります。  そこで実際に、たとえば阪奈和の問題にいたしましても、または東海三県の場合につきましても……

第61回国会 地方行政委員会 第19号(1969/06/24、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 磯村先生にちょっとお伺いします。  たいへん発想の根拠と申しますか、あるいは発想自身興味の深い、いわゆる社会学あるいは都市社会学の立場からりっぱな御見解と思いますが、しかし触覚的とか、あるいは視覚的とか、あるいは知覚的とかいうことは、先生がお考えになりました社会の一つの外にあらわれたというか、あるいは内在している特質というふうに考えまして、たいへんけっこうなんですけれども、必ずしもこれをもって多くの人たちに納得させるという理屈になりますかどうですか。この点はいろいろと私たちも検討をしなければならぬ問題だと思いますが、ただ、何といいますか、住民の接触性ということを重視するという考え……

第61回国会 地方行政委員会 第21号(1969/07/01、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 建設大臣お見えになりましたから、中心に御質問申し上げたいと思います。  実は、昨日連合審査会がありまして、私ども地方行政委員会所属の者は、建設大臣に対しまして質問をしよう、こう考えておりましたが、昨日の議事の運営は、主として建設委員の諸君が建設大臣あるいは自治大臣等に質問をするようにということで、その質問の機会がございませんでしたので、あらためてたいへん忙しいところを御出席いただきましてまことに恐縮でございます。  地方行政委員会に付託されておりますいわゆる都道府県合併特例法でありますが、このことについては建設大臣もすでに御承知のことでありますし、また昨日の連合委員会におきまして……

第61回国会 地方行政委員会 第23号(1969/07/08、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となっております都道府県合併特例法案について、反対の意見を述べたいと思います。  第一に、この法案は、都道府県の自主的合併の手続の特例を目的としておりますが、全国的に見て、現在合併を自主的に推進し、広域行政を実現しようとする都道府県が一つも存在していないことをもってしても、府県合併が住民、国民になじんでいない事実を証明しているものと思います。財界の一部に安上がりの行政の実現を求める意見があり、それが地方制度調査会によって取り上げられ、その答申を尊重して自治省が立案して、国会に提出したものであって、住民の意思が立案の過程でいささかも取り上げられ……

第61回国会 地方行政委員会 第24号(1969/07/10、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 局長ね、できないことがわかれば、これはこういう事情でちょっとできませんと、簡単なものならばできますけれども、御要望に沿えるかどうかわかりませんというようなことをやっぱり質問者に連絡すべきじゃないですか。いまのお話だと、コンピューターによる資料はあると、しかし一部はどうしてもむずかしいところもあると、それならそれで、質問者に連絡をして、これこれの部分はできます、これこれの部分はできませんというように、けじめをちゃんとしなければ、これで和田君はこの問題で質問しないでほかの道から入っていけば、この国会、定年制をやっておるのに、定年制の根幹に触れるような問題がとうとう資料提出しないままで……

第61回国会 地方行政委員会 第25号(1969/07/15、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 和田君の質問によって、そういうこともあり得ると、しかし、やったからといって、この専決処分が不当ではないと、不法ではないということになると、やはり可能性の問題ですから、やはりこの法律をきめる場合には、こちらに新たに条例でもって定年制をしくことにしたんだと、専決処分によってはやることができないという明文をこちらの法律の改正でうたっておかなければやられる可能性がある。そういう可能性をなくすためには、 法律改正の法律の中でそういう専決処分等によって、何歳になったからやめさせろというようなことをやっちゃいけないというような規定をうたっておかなければぐあいが悪いのじゃないか。大臣がどんな約束……

第63回国会 法務委員会 閉会後第1号(1970/06/09、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 前回、裁判所新築にかかる寄付受け入れの問題につきまして質問いたしました。その要点は、ある郡の競輪の益金の配分から二十五万円、裁判所の新築の祝い金として出されている。このほかに、ある市からは四十万円、ある郡からは三十五万円というふうに地方自治団体から約百万円の寄付が行なわれているということを質問いたしまして、その調査を最高裁判所に要請をしておいたわけであります。その内容といいますか、調査の結果についてまず第一にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私が問題を出しまして、最高裁が調査された結果の報告でございますが、大体私が言ったことがそう間違いがなかったということが確認されたようで……

第63回国会 法務委員会 第4号(1970/03/17、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 これはまあ、届け出件数とか、あるいはまた受理件数ということは、どこにいたしましても、総数では全然関係はないということですか。ということは、市町村に新たな仕事を??仕事といいますか、あるいは任務を付加するものではないかという、そんなふうにも考えられるのですけれども、それはもう全然同じことですか。
【次の発言】 そうしますと、いままでよりもどこかの市町村で余分に仕事をしなければならないということはありますか。全体としては変わらないけれども、特定の市区町村ですか、そういうところで余分の処理をしなきゃならぬということは出てきますか。

第63回国会 法務委員会 第12号(1970/04/28、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 いま、資料のこと、お話がありました。先ほども、後藤君からの質問で、新築あるいは改築というお話がありました。八割程度が改築不要というお話がありました。私がほしい資料は、四十四年度、あるいは四十三年度、継続したものもあるかと思いますが、最近における各裁判所別の新築あるいは改築、その件数、あるいはその工事費、そういったようなものをわかる資料をこしらえていただければ参考になると思います。お願いします。

第63回国会 法務委員会 第13号(1970/05/06、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 モラルということがどうもよくかからぬのです。それは規律という問題とは全然別なんですね。モラルというと、どうも簡単に使うけれども、なかなかむずかしい問題じゃないですか。
【次の発言】 今度は倫理規範とおっしゃったですね。じゃ、服務規程とか規律とかということとは別に、倫理概念というか、倫理的な要求でしょう。そういうものが特に裁判官には必要だとあなたおっしゃるのですか。
【次の発言】 倫理あるいはモラルということでは必要であるけれども、服務規程とかあるいはまた内規とかいうものでしばれないというわけですね。
【次の発言】 私わからないのは、最高裁の長官がおっしゃることは、最高裁の長官とい……

第63回国会 法務委員会 第15号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 いろいろお話を聞いてみて、それからまた各委員会などで速記をとっておるので見まして、いろいろ、赤軍派といいますか、あるいは過激派集団といいますか、人数の点について、あるいは十四人といい、十五人といい、ただいまの話では九人ということになっております。正確な数は九人ということでいいんですか。
【次の発言】 そうしますと、いままで山村政務次官などが十四人あるいは十五人と言っておるのは間違いないんですね。
【次の発言】 これはもう山村政務次官が衆議院の委員会で十五人ということをはっきり言っているんです。中に乗った人が十五人というんだけれども、警察のほうでは、九人ということで断じて間違いない……

第63回国会 法務委員会 第16号(1970/05/13、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 この請願の一八二三、これはすでに衆議院におきましても採択せられているのでありますが、この請願の一覧表の一番下覧にありますように、前回も、大阪矯正管区加古川刑務所について、交通事犯の刑務所――交通事犯専門の刑務所を設置してもらいたいという請願があったわけでございますが、そのときは審議未了になりました。先ほど言いましたように、衆議院におきましてはこれが採択になっているわけであります。今回あらためて名古屋矯正管区等六管区に交通事犯者集禁刑務所設置に関する請願として、前に請願のありました大阪矯正管区加古川刑務所に含めて、今後法務省としては交通事犯の専門の刑務所をつくってもらいたいという趣……

第64回国会 法務委員会 第3号(1970/12/15、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 提案理由の説明を承りましたけれども、もう少し補足的な説明があるんじゃないですか。
【次の発言】 今回は一般職の国家公務員に準じているわけでありますから、人事院勧告のいわゆる完全実施という形をとっているんだと思います。よく聞くことでありますけれども、最近における司法官の志望の減少ということは、実際にどういう程度に減少してるのか、あるいは裁判官あるいは検察官、そういう側から考えてみて、欠員あるいは欠員の補充等がどういうふうに行なわれているか、この辺から御質問したいと思います。
【次の発言】 最近における判事、あるいは検事、あるいは判事補、検事補といってさしつかえないかもしれませんが、……

第64回国会 法務委員会 第4号(1970/12/17、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 全く法律問題に暗いものですけれども、私庭山先生が最後におっしゃった法理論というものを、新しくといいますか、別個に考える必要があるということに非常に興味を持ったわけです。その法律はいろいろ社会の変動とかあるいは向上とかというものによって上下の関係で影響を受けることは事実だろうと思うのですが、公害というような新しい社会現象に対しては新しい法理論といいますか、そういう理念が必要だと思うのです。法学的に言いまして、こういう新しい社会の一つの、佐藤総理の言うことを引用すれば必要悪というようなもの、必要であるか必要でないか、あるいは予防できるか予防できないかという問題は別として、現実にそれが……

第64回国会 法務委員会 第5号(1970/12/18、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 いろいろと原論的な質疑がありまして、多少の進歩を見たという気がいたしますが、具体的な問題一、二をあげてこの公害罪法というものの適用が可能であるかどうか、またそれに伴う処罰というものが、はたして急速にできるものかどうかという点お伺いしたいと思うのであります。先ほど複合公害あるいは相乗公害といいますか、一つの工場では、別段人の健康あるいは生命、身体というものに対する障害はないかもしれないけれども、複合的に起った場合、あるいは相乗的に起った場合、はたしてこの公害罪法で処分ができるのかどうかということでありますが、先ほどお話を聞いておりますと、多少の進歩があったように思いますけれども、ま……

第65回国会 法務委員会 第3号(1971/03/11、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 さっきのガラスの話に戻ってまことに恐縮なんですけれども、普通の場合にはだれが――貴重品というか、特別に倉庫に置いておく重要な品だと思うのですけれども、普通の場合、その倉庫から出る人、最後に倉庫のかぎりをあけて、締めて外へ行く人は、どういう順序でやっているのですか。先ほどの説明を聞きますと、ガラスをこういうふうに斜めに切って手を入れてかぎをあけた、内からかぎは締めている――外には南京錠みたいなものがあるのでしょうけれども、その辺のところ、普通の場合にはどういうふうにして倉庫の責任を持っている人が締めて出ていくのか、そこのところを説明してください。

第65回国会 法務委員会 第4号(1971/03/18、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 裁判所に最初にお伺いしますけれども、前回亀田委員の質疑に対しまして行(二)の職員の定員というものが全然認められなかったということであります。それぞれ必要があって計算をし、概算要求したと思うんでありますが、九十七人の要求が全然大蔵省によって認められなかったということは、どういう理由に基づくものであるか、さらに認められないあとの行(二)的な仕事がどのようにして処理される見通しでありますか、これからお伺いしたい。
【次の発言】 局長が御説明されたのはむしろ大蔵省で認められない状態の中でこうやるということの説明で、本来は必要があるから行(二)職員の概算要求をしたのでしょう。認められなけれ……

第65回国会 法務委員会 第7号(1971/05/20、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 いま、亀田君が言われた下田裁判官のこと、勇気があってよろしいという話ですが、最高裁の裁判官が地方に出られ、裁判官会議に出席していろいろと訓辞といいますか、あるいは最高裁の意向というものを発表されることが例だと思いますけれども、それは最高裁の裁判官が地方へ行ったときに、結局憲法と良心のワクの中におさまっておれば、どういうことを発言してもかまわないということなんですか。
【次の発言】 そうすると、最高裁の裁判官として地方の裁判状況の視察、懇談というような席で発言されることは、全くその裁判官の個人的な意見と考えていいのですか。



各種会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 人事・地方行政連合委員会 第1号(1953/08/04、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 予算委員会におきましても赤城さんは、この三本建その他給与の是正のために三億六千万円とおつしやつた。その後、提案者のかたが来られて、三億六千万円というような金は全然聞いたことはない。発案者において最初そういう話があつたかも知らんけれども、その後、修正をまとめた場合には、三億六千万円というような数字は全然出て来なかつた。私は何も知らない。そこで結局幾らかといえば一億五千万円、先ほどの塚田君がおつしやつた一億四千六百万円という金である。これが最後に残つた金である。こういうふうに言つておられるのです。それぞれ私は計算の根拠があると思うのでありますが、赤城君が三億六千万円と計算された根拠と……

第16回国会 地方行政委員会町村合併促進に関する小委員会 第1号(1953/06/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 小委員長の互選は従来の慣例もありますので、座長から御指名をして頂いたらよかろうと思います。
【次の発言】 その問題について私も大分地域給の問題については衆議院で人事委員をやつておつたので経験があるのですが、合併をしたからといつて、地域給が下るということは全然ないのですから……。
【次の発言】 つまり段があるわけです。段があるということは、町村が合併して市になつても、なつたことによつて地域給が直ちに上るというふうには人事院としては考えていないわけでありますし。併し市になればなつただけ平均化しなければならんという考えは、人事院としては持つておると思うのであります。平均化するということ……

第19回国会 地方行政・内閣・人事・法務連合委員会 第1号(1954/05/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 只今連合審査は一日に限つて委員長、理事打合会できめたというお話でありましたが、私の了解では一日はきめましたけれども、時間をはみ出したりするようなことは別途又協議するというふうな決定であつたように思うのです。その点は如何でございますか。
【次の発言】 一日二十七日連合審査をやることはきめられた。それは確かです、私もいましたから。併しそのときに委員長もどこの委員会……、法務でありましたか、どこの委員会は三日も要求しているのだ、或いはどこは一日だというようなお話がありました。その点については自由党の堀委員から各他の委員長にもお願いする。それから委員長としては他の委員長ともお話合いで、一……

第19回国会 地方行政・文部連合委員会 第1号(1954/05/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 今のお話を聞いておりまして、概括的に言えば専任がだんだん殖えて行くというようなお話でありますが、それもやはり二、三の所、或いは数十の所において専任が殖えたということは或いは言えるかも知れませんが、併し逆に又専任が兼任になつたという所もあるのではないか、数字の根拠の上に立たないで大体の傾向がこうだということをおつしやることは受取れないのです。而も昨年十月から本年、少くとも年度末における専任、兼任の現在数というものは文部省として何か持つていなければならんと思うが、全然ないのですか。
【次の発言】 その傾向がどうのこうのということは、概括的に言えば殖えているとか減つておるとかいうことは……

第19回国会 文部・地方行政連合委員会 第1号(1954/04/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 先ほど来から、この法律が非常にその内容が不可解であるという点についていろいろ質疑があつたのでありますが、やはり我々が考えておりましても、その点のどういうことをすれば罪になるのかということが明瞭になつておらないのであります。文部大臣は結局一切どういうことが罪になるのかということは、裁判所の判決によつて明らかになるのだということであります。併し我々が現在の段階において必要な点は、何をしてはいけないのだということをはつきりと明確に教育公務員に対して指示を与えるということが、法律の最も適当なことではないかとこう思うのであります。従つて、先ほどのお話にありました教唆扇動ということも、一定の……

第19回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1954/03/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 私遅く来まして、すでに質問が済んだかも知れませんのですけれども、一つだけお伺いいたしたいことは、この現職の官吏が、現職という立場なり或いは地位なりを利用して選挙運動をやる、こういうわけですね。これはまあ服務規律とか、そういう面から抑えるということも考えられる。会計検査院として経理の検査をやつてそういうことがおわかりにならないかどうか。つまり国の経費で出張する。ところが実際はそれが選挙運動のための出張であるというようなことがままあるのです。そういう点は会計検査院のほうから見ておわかりにならないでしようか。
【次の発言】 簡単に……、に対する逮捕の請求でありますが、有田君だけがただ一……

第19回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1954/03/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 只今の話ですけれども、もとより協定というものがあつても、併し運輸省としては別の面から考慮して、特別の取扱いをしない、こういうお話でございますか。
【次の発言】 成るほど町村合併促進法には運輸省の関係としては、道路運送事業法なんかの特例法はないのですが、併し趣旨は運輸省としてもおわかりの通り、町村合併を促進するということは国の方針として内閣総理大臣もこの点については特に言明をされているわけですから、協力するというのならよくわかりますけれども、併し特例か設けられていないのだから、特殊の考慮はできないと、こうおつしやるのだつたら、私はちよつと異議がある。若しそういうことならば、やはり町……

第22回国会 予算委員会公聴会 第2号(1955/06/17、3期、日本社会党(第二控室・右))

○松澤兼人君 一つお伺いをいたしたいことは、近くまた三十年度の新造船計画が具体化してくるわけですが、この問題について、昨年のような方式がけっこうであるか、あるいはこの際新造船計画というものを何か違った角度からながめることがいいのかという問題でございますが、おそらく三十年度におきましても十八万トンか九万トンか、そうなりますと、造船能力というものとマッチしないということが当然予想されるわけであります。リンク制のあった場合、外国から輸出船の発注を受けるということが多少できたわけでありますが、それが今後どうなりますか。もし、今までのような条件で外国の船を受注することができないとすれば、これに対して何か……

第22回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1955/06/28、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○主査(松澤兼人君) ただいま御指名によりまして、私が第四分科会の主査に選任されました。まことに至らない者でございますが、何とぞ御協力下さいますようにお願いいたします。  それではただ今から付託されました議題の審査に入ります。  当第四分科会の付託議題は、昭和三十年度予算中法務省、文部省、厚生省及び労働省所管についてであります。なおそれらにつきましての審査は本明日中に終了の上、本委員会に報告することになっておりますので、念のためお含み置き願いたいと存じます。  本日は法務省及び文部省所管について議題といたしたいと存じます。  まず法務省所管について当局の説明を求めます。

第22回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1955/06/29、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○主査(松澤兼人君) ただいまから第四分科会を開会いたします。  本日は厚生省及び労働省所管について議題といたします。  それでは、まず厚生省所管について政府の説明を求めます。
【次の発言】 御質疑の方はどうぞ御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと……。川崎厚生大臣は、衆議院の社会労働委員会において赤痢ワクチン、黄変米について、緊急質問のために出席を要求されている。この緊急質問だけに限定してすぐ帰ってきていただけますか。
【次の発言】 こちらはやはり厚生大臣に来ていただかないと、今まで、きのうのやつも大臣には初めから終りまで出席していただきましたから、すぐ帰ってきていただくということを条件……

第24回国会 地方行政委員会公聴会 第1号(1956/05/28、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 今、小林委員と飯島さんの間のお話で、この修正案というものは全く体裁をなしておらない、先ほどのお話では、単なる申し合せ事項あるいは決議事項とすべきところを、修正案という法律的な形をとるというふうにお話を承わったのであります。私も実は、結局あれだけの大騒ぎしてでき上った修正案というものが、区画委員会設置法という形になった、こういう点は非常に、法律の体裁から考えてみましても、われわれとして遺憾の点があるのでありまして、結論として必ずしもこの法案の成立を急ぐ必要はない、あるいは、審議未了もしくは撤回という形をとった方がいいという結論が出たのでありますが、この点につきまして、もう一度最初の……

第24回国会 文教・地方行政委員会連合審査会 第1号(1956/05/14、3期、日本社会党)

○松澤兼人君 議事進行。今の加瀬君の質問はですね、まあ教育基本法を変えるという文部大臣の御意向のことについて一点聞いておるんですね。これは臨教審の問題に関連して文部大臣はそういうことをおっしゃったということを加瀬君は聞いておる。この点が一点だと思うのです。それからもう一点は、改正教育委員会法、簡単に教育委員会法といいますけれども、改正教育委員会法では、以前の旧法に「地方の実情に即した教育行政」ということをうたってあるのに、今度の新法ではそれをうたってない、うたってないということは地方の実情に即した教育ということを無視するんじゃないかという疑いが起ってくるが、新しい法律の中においてそれを無視する……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 商工・地方行政・大蔵委員会連合審査会 第1号(1957/05/16、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(松澤兼人君) これより商工、地方行政、大蔵委員会連合審査会を開会いたします。  慣例によりまして、私が本日の会議を主宰いたします。  連合審査会の議題は、中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案についてでございます。  まず、提出者側から提案理由の御説明を願います
【次の発言】 それではこれより質疑に入ります。  大蔵委員会からは宮澤委員、木内委員、青木委員、また地方行政委員会からは森委員から質疑の御要求がございますが、この方々の質疑を先にしていただきまして、商工委員の御質疑のおりの方は、関連質問以外は大蔵委員並びに地方行政委員の御質疑が終了した後にお願いいたしたいと存じます。  ……

第28回国会 予算委員会公聴会 第1号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○松澤兼人君 三十三年度では、三十二年度の輸出実績から一一%三引き上げることになっております。これが達成できるかできないか、それによって一億五千万ドルの黒字になるかならないか、まことに重要な問題だと思うのであります。先ほど予算の問題に関連しまして、なお十分ということはできないという御意見でございましたが、まあ国としましては、この一億五千万ドルの黒字を達成するために、あらゆる手を打たなければならないと思うのでありますが、昨年実績、三十二年度実績に比較いたしまして一一%三というものが果して可能な数字でありますかどうですかということと、もう一つは、アメリカ経済の現状というものは、相当深刻なように思い……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1958/03/20、4期、日本社会党)【議会役職】

○主査(松澤兼人君) ちょっとごあいさつ申し上げます。皆様方の御推選によりまして、私が主査をやらしていただくことになりました。まことにふなれでございますけれども、皆様方の御協力によりまして、これから第四分科会の運営を行なっていきたいと存じます。  審査に入ります前に、議事の進め方につきましてお諮りいたします。  当第四分科会は、昭和三十三年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算のうち、大蔵省、文部省、厚生省及び労働省所管について審査をいたすわけでありますが、本日は文部省、二十四日は労働省、二十五日午前日銀及び大蔵省、午後厚生省、こういうような大体予定で進行いたしたいと思っております……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1958/03/24、4期、日本社会党)【議会役職】

○主査(松澤兼人君) ただいまから第四分科会を開会いたします。  本日の日程は、午前に労働省所管を、午後文部省所管を審査する予定でございましたが、労働省所管に関しましては労働大臣の都合により二十六日の午前に審査することとし、今回は前回に引き続き文部省所管の残余につき議題にいたします。御質疑のおありの方の御発言をお願いいたします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 この際分科担当委員外委員の発言を求められております。これを許します。安部キミ子君。
【次の発言】 簡単に……。
【次の発言】 速記をとめて。

第28回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1958/03/25、4期、日本社会党)【議会役職】

○主査(松澤兼人君) ただいまから第四分科会を開会いたします。  委員の異動がございますので報告いたします。塩見俊二君が辞任され、その補欠として横山フク君が選任されました。
【次の発言】 本日は、午前中、日銀及び大蔵省所管について審査を願うことになっております。大蔵省からは政務次官白井勇君、日銀からは総裁が出席されております。日銀総裁は午前十時三十分から正午までということで出席されておりますから、あらかじめ御了承を願います。  まず大蔵省より説明を求めます。
【次の発言】 ほかに補足的な説明はございませんか。それではこの際、分科担当委員外委員の発言の通告がございます。これを許します。

第28回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1958/03/26、4期、日本社会党)【議会役職】

○主査(松澤兼人君) ただいまから第四分科会を開会いたします。  労働省所管を議題といたします。  まず、政府の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、質疑に入るわけでございますが、大体理事会の申し合せによりまして、分科会は午前中に終了いたしまして、午後からは、主査報告をいたすようになっておりますので、時間もあまりございませんが、質疑は、できるだけ簡単にお願いをいたしたいと思います。なお、分科担当委員外委員の発言の通告がございますから、これを許します。
【次の発言】 では、あとで……。
【次の発言】 ちょっと矢嶋君に申し上げますが、ほかの委員会も全部済んでおります。それで全体の委員会はここが……


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 地方行政委員会新市町村建設及び地方公務員給与に関する小委員会 第1号(1959/12/03、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 今、大臣がおっしゃったことも一つの理屈ですけれども、せっかく新市町村というものができまして、旧村意識というものが一体化して、新市町になってきているのに、郵便局が別だということで、かえって旧村意識というものを解消できないということがあるのです。実際、住民は一体化できるところを集めたのですから、割合に経済的、人事的な交流がある。ところが、新市町をこしらえても、その郵便局は、今、小林小委員長が言われましたように、部落の名前をつけたものがあっちにもある、こっちにもあるということで、そのこと自体が、逆に旧町村意識というものを強めてくるのです。ですから、やはりここは、思い切った計画と勇断とを……

第34回国会 議院運営、地方行政、法務委員会連合審査会 第1号(1960/02/23、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 ただいま委員長は、三委員会の連合審査会の委員長という資格だろうと思うのです。私は、議院運営委員長として高橋委員長にお伺いしたいのでありますが、われわれは、きょう初めて連合審査会というものに臨みまして、これまで議運においてどの程度の審査が行なわれたのか、その点、不幸にして明らかにしておらないのです。聞くところによれば、実質論に入らず、ただ、それこそ議案の周辺を審議しているという、そういう状況であったということであります。連合審査会を開く時期につきましては、国会法の中には何も規定されておりません。従いまして、いつ連合審査会を開くかということは、これはわれわれから申しまして注文をつける……

第34回国会 地方行政委員会新市町村建設及び地方公務員給与に関する小委員会 第1号(1960/03/03、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 自治庁の振興課長の方からいただいたこの資料の数字が合わないのはどういうわけですか。
【次の発言】 そうしますと、国庫負担の対象になるものと、単独事業として計画されている十二万六千坪ですか。それを合わせて四十六万ということですか。
【次の発言】 それじゃお伺いしますけれども、三十四年から始まるわけですが、むずかしいのがだんだん残るというような形になりますね。今でも相当もめている所があるようですけれども、そういう困難とか、見通しとかという問題はどういうふうですか。
【次の発言】 そういうむずかしい学校統合なんかの調整といいますか、妥結とかということは、文部省自身が都道府県か何かを通じ……

第34回国会 地方行政委員会新市町村建設及び地方公務員給与に関する小委員会 第2号(1960/03/11、5期、日本社会党)

○松澤兼人君 あの内輪なんですから……。それで、あなたの方針が、こういうことに反対であると、むしろ実質的に、先ほど言われましたように、建設の基盤を強化するという方向べ持っていった方がいいんだと、こういうふうにお考えになっていらっしゃる。こちらの方としては、まあ今まである特例というものを将来に生かしていったらどうだ、こういうことなんでして、これは新市町村建設ということを中心にして、どうやったら建設をまあ促進といいますか、あるいは今後も続けて発展させていくかという問題で、あなたの方は自治庁として今までの方針よりも変わった方針の方が助長しやすいのだ、その方がほんとうではないかというふうな考え方であろ……

第34回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1960/03/23、5期、日本社会党)【議会役職】

○主査(松澤兼人君) 皆さんの御推薦によりまして私が主査を勤めることになりました。まことに不なれなものでございますけれども、御協力をいただきましてこの分科会の運営を行なっていきたいと存じます。  審査に入る前に、議事の進め方についてお諮りいたします。本分科会の所管は、昭和三十五年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府のうち防衛庁、調達庁、経済企画庁、科学技術庁を除きました部分、及び法務省所管並びに他の分科会に属しないものを審査することになっております。  ちょっと速記をとめて下さい。

第34回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1960/03/25、5期、日本社会党)【議会役職】

○主査(松澤兼人君) これより第一分科会を開会いたします。  昭和三十五年度総予算中、内閣及び総理府を一括して議題といたします。なお、総理府につきましては、防衛庁、調達庁、経済企画庁及び科学技術庁は除外されております。  議事進行の便宜上、最初に総理府総務長官より全般的な御説明をいただき、午前中は、内閣及び総理府中、自治庁、北海道開発庁を、午後は他の総理府関係について審議することにいたします。  それでは、まず福田総務長官から御説明を聴取することにいたします。
【次の発言】 福田総務長官は、御差しつかえがあって、説明だけなさって、御退席されるそうであります。少しはいいんですか。

第34回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1960/03/26、5期、日本社会党)【議会役職】

○主査(松澤兼人君) これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  本日は先に裁判所を議題とすることになっておりましたが、法務大臣が所用のため、十二時ごろまでしか出席できませんので、便宜両者一括して取り扱いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  裁判所及び法務省所管を一括して議題といたします。  まず、裁判所所管につき、最高裁事務総長より御説明願い、次に法務省所管について法務大臣より御説明を願うことにいたします。
【次の発言】 その次は、法務省所管について法務大臣より御説明を願います。
【次の発言】 御質疑のおありの方は順次御発言を願います。

第34回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1960/03/28、5期、日本社会党)【議会役職】

○主査(松澤兼人君) これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  まず、法務省所管を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに法務省所管に関する御質疑がないようならば、質疑は終了したものと認めまして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、裁判所所管を議題といたします。裁判所につきましては、裁判所書記官の勤務時間延長に関する問題が残っております。御質疑のあります方は御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと関連してお伺いいたします。  非常に説明がこんがらかっていまして、そこで問題が起こってくるのだと思うのです……


7期(1965/07/04〜)

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会、地方行政委員会連合審査会 第1号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○松澤兼人君 関連して二、三ちょっと御質問申し上げます。  私も、いまの一の地方公共団体のみに適用される法律については、その地方公共団体の住民の一般投票をしなければならないという、これを質問の一つの項目の中に入れておいたわけであります。いま法制局長官の話を聞きますというと、まだ小笠原村というものが形成の過程にあって、いわゆる地方公共団体の形なり実体なりというものを備えておらない。だから、それに適用される特別法というものは住民の一般投票によらなくてもいいのだというような御答弁があったように思いますけれども、これは、この憲法の条文はいろいろ読み方があると思うのです。私もかつて経験したことがあります……


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、産業公害及び交通対策特別委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1969/04/23、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 議事進行について。  先ほど私語みたいな形で申し上げましたけれども、この連合審査会におきまして私たちが何を対象にして審議しているか、実はかわらぬわけです。いま配付になりました両法案に対する提案理由の説明というのがあります。これは配ったらいいというものじゃないと思うのです。ですから、連合審査会におきまして何を対象にして、その対象はどういう内容のものかということは一応御説明願うほうがいいじゃないか。これは必ずしも連合審査のときに提案理由の説明をやったというわけではない。やらないときもある。しかし、やったという前例もある。ですから、そこから始めていただきたいと思います。

第61回国会 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、産業公害及び交通対策特別委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第2号(1969/05/07、8期、日本社会党)

○松澤兼人君 私は公害交通特別委員会のほうから出席しておりますので、国鉄運賃値上げなりあるいは再建計画なりに直接関係がございませんけれども、しかし国鉄及び国鉄をめぐる公害の問題につきまして、この際特に質疑申し上げたいと思っております。  最初に、東海道新幹線の問題でありますが、いろいろ地元には新幹線公害といわれる騒音、振動、それから電波障害というような問題が取り上げられて、当面の苦情の持って行きどころといいますと、あるいは市であるとか、あるいは町、あるいは府県というふうに、住民の直接生活に密着しているそういう地方公共団体に対しまして苦情の申し出があるように聞いております。運輸省あるいは国鉄当局……


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データ更新日:2022/12/09

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