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秋山長造 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

秋山長造[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP100(参)
53位
委員会発言歴代TOP100(参)
90位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
148位
委員会出席(無役)歴代TOP100
58位
委員会発言(議会)歴代TOP500
320位
委員会発言(非役職)歴代TOP100
82位
各種会議発言歴代TOP50
50位
各種会議発言(非役職)歴代TOP50
44位

3期委員会発言TOP25
20位
3期委員会出席(無役)TOP25
24位
3期委員会発言(非役職)TOP25
19位
3期各種会議出席TOP10
8位
3期各種会議発言TOP10
6位
3期各種会議出席(無役)TOP10
6位
3期各種会議発言(非役職)TOP5
4位
4期委員会発言TOP50
41位
4期委員会発言(非役職)TOP50
41位
5期委員会発言TOP50
46位
5期委員会出席(幹部)TOP50
39位
5期委員会発言(非役職)TOP50
43位
7期委員会発言TOP50
43位
7期委員会発言(非役職)TOP50
43位

このページでは秋山長造参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。秋山長造参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 地方行政委員会 第3号(1953/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ちよつとお尋ねをいたしたいのですが、まあいろいろなお立場の方からいろいろなお話を聞きまして、まあ大体事件の外貌というようなことはわかつて参つた気がするのでありますが、併しながら細かい点に至りますというと、特に重要な十三日の当日の暴力行為の状態等に関しますというと、皆さんのお話が相当開きがあるように思うのであります。まあ大多数の方は東京へおいでの方でありまして事実その場所に居合わされた方というのは田辺書記長お一人ではないかと思うのでありますが、先ず田辺書記長にお尋ねをしてみたい。  十三日の日に五百名ばかりの農民が二十数台のトラックに分乗して押しかけて来たということでありますが、こ……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1953/09/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 小委員会案の内容をお尋ねする前に、これを作られた地方制度調査会の運営方法等について詳しいことを主張された柿沢さんなり又石村さんにお尋ねしたいと思います。只今石村委員のお話によりますと、この間の小委員会の運営或いはその後の部会の運営等は、非常に何といいますか、少数独善的な運営のやり方というようなお話だつたのですが、財政部会についてだけでもそういうことで、小委員会の案についても議論百出で何ら結論は出ておらない、だから今後改めて部会をやられましても、なかなか一回でまとまるかどうかわからないというようなお話なんでして、まあそれでは我々がこの小委員会案を中心にして余り突込んだ議論をここでや……

第16回国会 地方行政委員会 第4号(1953/06/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 それに附加えまして、この顔ぶれを見ると、まあ結局、一番問題は警察の暴力行為があつたか、なかつたかというようなことが、一番焦点になつて来ると思うのですが、その場合に、やはり暴力を受けたという相手方がここへ一人も出ていないので、まあこの前の資料によりますと、二十五名かの負傷者が出ているということが医者の診断書が付いて出ておつたのですが、やはり被害者といいますか、負傷者といいますか、そういう人の代表を一人や二人は呼ぶべきじやないかということを思うのです。  それからもう一つは、まあ協連の代表、或いは農民側の代表、だんだん出ているのですが、組合側の代表としては委員長一人しか出ていないので……

第16回国会 地方行政委員会 第5号(1953/06/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 先ほどの長官が席をはずされる前に問題になつておりました地方の赤字の問題でありますが、その問題につきましてもう少し長官のお考えを聞いておきたいと思うのですが、先ほどいろいろ御議論がありましたように、いずれにいたしましても、地方が非常に赤字で困つておるということは事実なんですが、その赤字の根拠につきまして、まあ自治庁のほうでは、先ほど財政部長の答弁でも、府県が大体単独事業をやり過ぎるというようなところ、或いは又中央に比して使途を贅沢に使い過ぎるのではないかというようなところに地方の赤字の最大の原因があるというようなお考えのようでありますが、併し又我々は必ずしもそう考えないで、むしろ私……

第16回国会 地方行政委員会 第6号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 最初の理事会での話合いが、結論をつけるということになつていたかなつていなかつたか、我々承知していないのですけれども、それはいずれにいたしましても、ああやつて二日間に亘つて、相当長時間連合委員会まで開いて、いろいろ調査をやつて、そしてその結果、まだ我々としては特に警察権のあの場合の行使のやり方というものが必ずしも適当であつたかどうか、相当疑問を持つ。又国警長官とそれから警察隊長更に現地の指揮に当つた署長というような、この三者の証言内容にも相当食い違つておる点もある。又当局者同志の間で意思の疎通を欠いている点もあるし、いろいろ問題は残つておると思うのですけれども、これを今後更に三回目……

第16回国会 地方行政委員会 第8号(1953/07/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 先ず第一にお伺いしたいのは、三条の関係ですが、まあさつきお配りになつた政令案を見ますと、三条にいう消防施設の内容は消防ポンプと通信施設及び水利施設ということになつておりまして、水利施設とは防火水槽ということのようでありますけれども、更にこのほかに例えば火の見櫓であるとか或いは又狭い意味の消防施設とは言えないかも知れませんけれども、やはり消防の完璧を期する上から言いますと、密集地帯の道路の問題或いは又上水道ですか、水道の問題というようなものも、この消防施設の強化促進ということから行きますと相当重要な要素になつて来ると思うのでありますが、そういう点につきましては、国の財政の建前上、道……

第16回国会 地方行政委員会 第9号(1953/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 大体この前いろいろ御質問したのですが、最後にもう一点だけ、ちよつと法律的な問題について御質問いたしたいと思います。と申しますのは、この強化促進法を立案された根拠といいますか、これはやはり消防組織法の二十五条に「市町村の消防に要する費用に対する補助金に関しては、法律でこれを定める」という規定があるところに基いておるのでしようか。
【次の発言】 そういたしますと、二十五条の規定は、結局、第八条で「市町村の消防に要する費用は、当該市町村がこれを負担しなければならない」とはつきりと書いてあるために、それに対する例外的な措置として、国が補助を出すのだから、一応法律に謳つておかにやいかんとい……

第16回国会 地方行政委員会 第11号(1953/07/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ちよつと中井委員長にお尋ねしたいのですが、只今おつしやつたことはなるほどお気持はわかるのですけれども、併しあえて理窟を申しますと、じやこれだけを特例に認めて、今後は認めないということも私はおかしいと思うのです。なぜならば我々は常に国の政治たるや、飽くまでもすべての人間に対しての取扱いは、平等公平でなければならんと思つておりますにもかかわらず、この場合に対しては特例を認めるけれども、今後仮にこれ以上の逼迫した事情にある自治警から、転移の事期を早めてくれという要求が出ないとも限らない、そういうときに、もう特例は一回限りであとは認めないというようなことを言い切ることが、果して我々として……

第16回国会 地方行政委員会 第14号(1953/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 実は昨日欠席しておりますので、昨日或いは御質問なさつたかたと重複する点があるかも知れませんけれども、二、三お伺いしたいと思います。  先ず第一条の自治大学設置の理由の説明が書いてあるんですが、それを少し小切れにして当局へ御質問をしてみたいと思うわけです。先ず初めに、「地方公務員の資質を向上し、勤務能率の発揮及び増連を図り」ということが書いてあるのでございますけれども、この資質を向上し勤務能率の発揮、増進を図るという、これらはやはり現在の地方公務員の資質は低いし、勤務能率も低いという前提に立つて、こういう文言を使つておられるのだろうと思うのですが、そう了承していいですか。

第16回国会 地方行政委員会 第16号(1953/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 これは結構なんですが、これを法務委員会べ出されて、そのあとの扱いはどういうことになるのですか。法務委員会のほうで、又何かこちらへ返事を寄こすということになるのですか。
【次の発言】 そういたしますと、こちらの申入書には全会一致を以て強く要望するという非常に強い申入れをするわけなんですけれども、衆議院のほうの状況はああいうことですし、法務委員会のほうで地方行政委員会のほうの希望は希望として、この際適当にやつておこうじやないかということで握り潰されれば、もうそのままになるわけですか。
【次の発言】 そういたしますと、百九十三条の問題については、今のところ参議院の法務委員会のほうでは何……

第16回国会 地方行政委員会 第17号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 国警長官にお伺いいたしますが、大体当委員会で二回に亘りまして参考人のかたにも来て頂いて、いろいろ問題を糾明したわけでありますが、この前の労働委員会との連合委員会におきまして、大体はつきりいたしたところによりますと、先ず現地の熊本県警察隊長におかれましても、又国警の本部の長官におかれましても、やはりこの問題について、あの場合二百人という警官隊を動員した動機は、決して最初から一方的にピケを破るとか何とかいうようなことではなくして、やはり労農衝突というような不祥事件が万一起ることのないようにという厳正公平な立場から出動したという趣旨であつたにもかかわらず、現地の警察署長の公述されたとこ……

第16回国会 地方行政委員会 第18号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ちよつと税務部長にお尋ねしたいのですが、税法の第百十四条の二の三項ですね。国際観光ホテル整備法の規定によつて登録を受けたホテルは運興飲食税を免除するという規定ですが、これは何ですか、どういう理由でこういう規定ができているのですか。
【次の発言】 まあそのような御答弁だろうと思つていたのですけれども、現在この条文によつて免税になつておる額というのは年間どのくらいの見当ですか。
【次の発言】 この程度のものが、結局都道府県の収入になるべきものがなつていないということになるのですが、こういう規定を設けなければ、日本へやつて来る外客が減るという心配があるのですか。

第16回国会 地方行政委員会 第20号(1953/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 私は社会党を代表いたしまして、本改正法律案に賛成するものであります。提案者の御説明にもありましたように、この改正案は従来警察が一方的に運転免許の取消し或いは停止というような重大な処置をやることがしばしば行き過ぎになりまして、そのために運転免許をとられる側から考えます場合には、相当重大な基本人権の侵害というようなことになりかねなかつた弊害を救済するための処置でございまして、妥当な改正案だと思います。  ただ併し、この際改正案に賛成するにつきまして、併せて警察側に対しまして強い希望を一つ申上げたいと思いますのは、今日命令の定めるところによりまして、運転免許証の有効期間が僅か二年という……

第16回国会 地方行政委員会 第21号(1953/08/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 今の関連ですけれども、さつきもお話が出たですけれども、財政部長のお話から自治庁長官のお話、而も自治庁長官のお話も、しまい頃になつて、いろいろ政府がおつしやるように、単位費用を再検討なさるのかどうかですね。又それを法律でやられるのかどうか、結局やられるのですか。
【次の発言】 国会中におやりになるのですか。
【次の発言】 さつきやつていないということを……。
【次の発言】 先ほど若木さんのおつしやつたように、やはりこういう問題は、政令なんかでやるべきものではなくて、飽くまで法律ではつきりきめることが本筋だという原則は、はつきり御確認になるわけですね。

第16回国会 地方行政委員会 第22号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 私は、この前の二十七日の最後の委員会のときに、委員長なり又各委員のかたから、いろいろお話がありまして、又国警隊長からも、国警本部長官からも、最後の御挨拶が縷縷ございまして、そのお話に私も虚心担懐に耳を傾けまして、斎藤長官の意のあられるところを或る程度納得をしておつたのであります。又只今も内村委員長なり、西郷委員なりの御意見に対する長官の御答弁によりまして、長官のお考えもよく了承したつもりでおるわけでありますけれども、併しながら、ただ、先ほどからいろいろお話がありますように、この委員会でこれだけ長い時間と労力を費やして、更に労働委員会との連合委員会まで開いて慎重に調査して来た問題が……

第16回国会 地方行政委員会 第23号(1953/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 本件は、政府の原案におきましても、現行地方税法の相当重大な改正を含んでおり、而もそれについての質疑等につきましても、何ら十分なされておらない状態のところであり、更にこの衆議院の修正案が送付されて来たわけでありまして、この衆議院の修正案は、政府原案に比べまして、一層重大な修正案で、各方面に対する影響も相当大きなものがあると考えます。従いまして、この審議は余ほど慎重に慎重を期する必要がありますので、本日は只今の提案理由を聞いたところで一応打切つて頂いて、後刻改めて慎重に審議してもらいたいという動議を提出いたします。

第16回国会 地方行政委員会 第24号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 衆議院のほうからの修正案が来ているのですが、これについて御説明をお願いしたい。
【次の発言】 衆議院のほうが修正したの、だから……。
【次の発言】 附帯決議は平衡交付金法で、自治法のほうは衆議院が修正決議だ。
【次の発言】 修正責任者がお出でになるまでの間、当局にちよつとお伺いしたいと思いますが、第六条の教育長の問題ですが、これについて少し数字をお尋ねしたいと思うのです。昨年の十一月一日に市町村教育委員会が発足いたしまして以来、今日までの間に専任の教育長を設置しておる市町村が幾つあるか、その点を先ずお尋ねしたい。それからその次には、助役が教育長を兼任しておる市町村が幾つあるか。そ……

第17回国会 地方行政委員会 第1号(1953/10/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 私はこの委員会の運営について希望を申上げたいのですが、この前の国会中から、今日の委員会にしても、この国会の正式の委員会に対する政府側の出席が非常に悪い、大体我々としては、或いは大臣なり、次官なり、少くとも正式の政府委員などが出て来て、そしていろいろな問題について責任ある問答が交されるのが当然だと思う。にもかかわらず、忙しいのかどうか知りませんが、この我々の委員会に関する限り、政府側の出席なり、又この委員会に対する態度というものが、極めて不十分だと私は思う。その点については、一つ委員長から、厳重に政府に対して警告を発してもらいたい。例えば今日の奄美大島の問題でも、これは当然外務省の……

第17回国会 地方行政委員会 第2号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 次官にお伺いしますが、まあ大体今までの御答弁で多務省のやつて来られたことはよく了解するわけですけれども、事柄の性質上もう少し突込んでお尋ねしてみたい。と申しますのは、八月八日にダレスがやつて来てああいう声明をやつたのですが、あのときの声明の中に、たしかアメリカ政府の決定によつてこの声明をやるというような意味のことがあつたと思う。又当時のいろいろな情勢から考えましても、ただダレス長官がやつて来て行き当りばつたりああいう声明をやられたものでは決してないと思う。やはり出発前に当然、政府の部内で奄美群島を日本に返還しようということについて十分論議が交わされ、意見の調整を図られて、政府とし……

第17回国会 地方行政委員会 第4号(1953/11/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 関連をするというよりも、まあ、同じケースで一層ま新らしい問題ですが、竹島の問題ですね。竹島は恐らく島根県の隠岐郡に属しておる無人島だと思いますが、自治庁の御見解を先ず承わりたい。
【次の発言】 それでは外務大臣にお伺いいたしますが、竹島の問題はこの春先から起りまして非常にま新らしい問題である。最近は李承晩ラインの問題に押されて、やや影が薄くなつているような問題ですけれども、あの竹島の問題についてのその後の外交交渉の経過、或いはこの領土権についての外務大臣の御見解を先ず承わりたいと思います。
【次の発言】 まあ竹島の問題は、そもそも竹島問題が起つた動機は、あれは去る五月でしたか、こ……

第17回国会 地方行政委員会 第5号(1953/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 私はどうも昨日来の外務大臣の御答弁なり、只今の副総理の御答弁を聞きまして承服できない点は、昨日外務大臣の御答弁によりますと、八月八日にダレスの声明があつた直後から、外務省としては、政府としては具体的な交渉に入つて、そうして先ず第一に問題になつた点は、奄美群島の範囲をどうするかという点であつたけれども、それも大体八月一杯に片付いた。そうして九月からは更に軍事施設の留保乃至今後の拡張の問題だとか、更に又通貨の問題、或いは沖繩在住民の取扱いをどうするかというような問題、更に又刑を受けておる受刑者の受渡しをどうするかというような事務的な問題に手間取つておるために、未だはつきりした目途が立……

第17回国会 地方行政委員会 第6号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 今度の災害予算についてやはり一番問題になつておる点は、衆参両院の予算委員会等で論議されておりますように、やはり三党協定のあの内容の点だと思うのでありますが、その中でも今次災害の国庫負担分を千五百六十五億と見込んで、初年度に三百億を計上する、そうしてその残余の百五十七億でありますか、その程度のものは資金運用部資金等から融資をするという、漠然とした協定に基いて修正予算が提出をされておるわけでありますが、その百五十七億の融資の点につきしまして、大蔵当局といたしまして、それを資金運用部資金で賄うだけの準備があるのかどうか、その点について先ず御質問いたします。

第18回国会 地方行政委員会 第1号(1953/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ちよつとそれに関連して、  今の加瀬委員の御質問ですが、私もそういうことを聞いているので実は先ほど十二億では若干実情にそぐわないと言われましたが、これは若干でなく、大いにそぐわないと思うのです。これはまあ言うまでもないのですが……。で、自治庁のほうでは文部省等といろいろ打合せをされて、ぎりぎりのところ十五億という原案を作つておられたところへ、あとから保安庁のほうから強力な割込みがあつて、結局十二億程度に譲歩をして、三億を舗装道路のほうに譲つたというような裏話を聞くので、合せて御答弁願いたい。

第18回国会 地方行政委員会 第2号(1953/12/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 話が元に返りますが、大体この間の臨時国会のときにも、次官なり外務大臣直接に出席されて、我我の遅れている理由についての質問に対しての御答弁では、大体軍事基地の問題がどうとか、B円の処理とか、或いは刑を受けた者の取扱というようなことが問題として残つているというような答弁だつた。今日お伺いしましても、依然としてそういう問題はどうもひつかりになつているようなお話なんですけれども、どうもあれからすでに早一月以上たつた今日、なお、同じような問題が残つておつて、而もそれについての御説明も、何ら新らしい進展はしておらないので、やはり同じような御説明を繰返しておられるのですが、そうすればどうも我々……

第18回国会 地方行政委員会 第3号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 そういたしますと、地方団体から随分この税の見積りは無理だという声が上つておるのですけれども、自治庁のほうでお考えになるところによると、これで十分やれるという確信があるわけですね。
【次の発言】 まあ昨年の場合と様子が違うので、今年は昨年の奈良県のような場合はなかろうというお話で、我我も多少安心をするわけなんですけれども、併しやはり平衡交付金の性質上、これを地方団体があえて自治庁の趣旨とは異なつた方面にこれを使つてしまつて、そのために年末手当等について欠くるところができるというような場合が万一あつた場合、自治庁としてそれに対してどういう処置をおとりになるか。

第18回国会 地方行政委員会 第4号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 この前加藤委員から提案の説明を承わつたのでありますが、もう一歩突つ込んで少しお尋ねしてみたいと思うのですが、この法案を出された動機は、やはり最後にくつ付けてある十カ町村の住民投票の結果に基いて、この特例法をお作りになつたわけですか。
【次の発言】 この十カ町村お取上げになる場合に、それぞれの町の自治警の内容と申しますか、実情、特にこういう問題が起つて来るのは主として財政的な理由が多かろうと思うのでありますが、そういう点について十分に御検討になつたんでしようか。
【次の発言】 この前の十六国会のときにやはり同じような問題が出まして、中井委員長並びに加藤委員長御出席なさつて、やはり同……

第19回国会 大蔵委員会 第16号(1954/03/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(秋山長造君) ちよつと地方税の関係のことについて一、二点お伺いしたいのですが、先ほどお話を聞いておりますと、入場税と遊興飲食税と二つを国税に移管して、それによつて地方財政の偏在を是正すべきであつたにもかかわらず、遊興飲食税が府県税にとどまつて入場税だけ国税に移管したために、その偏在是正という目的が極めて中途半端なものになるというようなお話を承わつたのであります、で、私も勿論この二つのものは、そのいろんな面から言つて、これは一体的なもので、政府が最初二つの税金を国税に移管する方針でおつたにもかかわらず、遊興飲食税だけもとに戻して、入場税だけ取上げて、而もその遊興飲食税をもとに戻すに……

第19回国会 地方行政委員会 第3号(1954/02/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 今日議題になつております財政計画なり、地方税法の改正という問題を扱う場合の大きな前提になる問題だと思うのですが、昨年の暮あたりから思いついたように、吉田総理は知事の官選論というものをあちこちぶつて廻つている。それと相呼応するかのごとく、塚田自治庁長官も又にわかに知事官選論を唱えて廻つておる。特にこの間全国の知事会でも、正式に塚田長官として知事官選論を大いにぶたれたということが各新聞に大きく報道されている。この行き方に対しては、我々は地方自治を今後ますます育成強化して行くという任務を負つた自治庁長官として、誠に重大なこれは発言だと思います。(「その通りだ」と呼ぶ者あり)而もその御見……

第19回国会 地方行政委員会 第4号(1954/02/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 今の松澤委員の御質問に問題するのですが、只今の次長の御答弁によりますと、結局、この非常に大きな問題になつている臨時職員の問題の根本的な解決は、自治法を改正して待命制度を設けることによつて減らして行くのですか。
【次の発言】 まあそうだろうと思うのですけれども、併し先ほど来の徹底的な縮減の通達というような話を聞きますと、やつぱり整理することを以て最も根本的な解決だと考えておられるようにしかとれない。最初委員長から聞かれましたときに、自治庁としても現在の臨時職員、の問題は非常に重視しているので、で、この問題の解決策としては、先ず第一にはこれは根本的な解決策を考えなきやならん、併しそれ……

第19回国会 地方行政委員会 第5号(1954/02/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 只今の両委員の御質問に関連いたしまして、更にお尋ねしたいと思いますが、一方においては臨時職員の徹底的な縮減を図るということを謳われておるし、更にその後の通牒では、今後は一般的な人員整理ということをパーセンテージまで示して謳われておるわけでありますから、これはまあ両々相待つて非常に人員整理という面について強いこれは効果を予想した通牒だと思うのです。そこでその具体的な運用の問題について、いろいろな会合の席上誤解のないように話合いをなさるというお気持は結構なんですけれども、併し実際問題としてはその程度の手を打つたのでは、結局臨時職員の問題は解決は付かないのではないかと思うのです。そこま……

第19回国会 地方行政委員会 第6号(1954/03/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 この促進法ができまして、めざましく町村合併が捗つておることは結構なんですが、この促進法に規定されたいろいろな特例があるわけなんですが、それらの特例が忠実に履行されておるかどうかということを実情に照してお尋ねしたいと思うのです。特にお尋ねしたいのは国有林野の払下げの問題なんです。これも全国的なことは私もよく知らないのですけれども、私の郷里の岡山県なんかでは、この町村合併促進法に基いて、合併関係町村から営林署に対して国有林野の払下げの申請をいたしましても、なかなか営林署のほうでこれに応じないのです。その応じないという理由はまあいろいろあるようでありますけれども、やはりその根本的な考え……

第19回国会 地方行政委員会 第7号(1954/03/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 先ほどの島村委員の御発言に関連するのですが、普通の場合なら地方自治法の単なる一部改正というような問題と税法と財政法なんという問題とは切離してやつても大して差支ないという場合もあると思うのです。ところが現在伝えられている自治法の改正の内容というのは相当重大な内容が伝えられているのです。特に先日の委員会でもちよつと長官の御見解を質したように、地方自治の一番中心と言いますか、根幹と言いますか、それほどの比重を持つている知事の公選制を廃止するとか、或いは廃止しないまでもそれへの足固めくらいは今度の自治法改正でやつておくのだというようなことさえも伝えられているし、又その他中央の行政改革の問……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第7号(1954/10/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 町村合併の問題で今委員長のお話もちよつと出たのですが、大阪だとか名古屋だとか、その他いわゆる大都市の周辺町村の合併という問題ですね。これはもう御承知のようにどこでも府県会と市町村会の決議とがいつも食違つて、そのために又紛争が紛争を生んでいるというようなことを繰返している。この問題は結局例の大都市問題、あの特別市の問題の解決、つけない限りは、これはいつまでも続くと思う。ただ自治庁のほうでこういう問題に対して何か一つの指導方針というようなものを持つておられるのかどうか。聞くところによると、名古屋なんかの場合はその問題で名古屋市と愛知県とが対立をして、そうしてそれに対して自治庁の意向と……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第8号(1954/10/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 今の地方制度調査会の答申ですが、去年の地方制度調査会の答申は、大体二十九年度の予算編成なり或いは法律案の準備なりというような考慮から、十月に答申が出ておる。今度の地方制度調査会は何かそういう時期的な目途を以てやつておるか、その辺はどうですか。
【次の発言】 ところで任期中ということになると、今年一ぱいですか。
【次の発言】 政府のほうとしては、現在進行しておる地方制度調査会の審議というものは、別に来年度の予算編成なり、或いは次の通常国会に提出されるであろうところのいろいろな法律案というようなものとは一応切り離して進めておられるということですか。

第19回国会 地方行政委員会 第9号(1954/03/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 今7自は大臣は見えないですか。
【次の発言】 実はこの財政計画について、いろいろ新年度は大きな改革もあり、問題が多いので、自治庁長官としてのいろいろなお考えを少し徹底してお尋ねしたいと思つていたのですが、只今のお話のように御病気で見えない。まあその点は一つ後日次の委員会において改めてお伺いしたいと思うのですが、是非次の委員会には大臣の御出席をお願いしたい。
【次の発言】 大臣へお尋ねする点は一応保留にいたしまして、少し地方財政計画の細かい点についていろいろお尋ねをしてみたいと思います。  先ず第一の点は、これまでしばしば問題になつておつた、この地方財政の規模をどう修正すべきかとい……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1954/10/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 鈴木さんなり、佐藤さんなりに一つお尋ねしたいのですが、先ほどからの皆さんの説明を聞いておりますと、或る人は日鋼の第一組合は殆んど暴力的な団体であるというような極めて激烈な批判があり、又何か地域人民闘争の線で踊らされておるのではないかというような、組合にとつては誠にこれは重大な発言もあつたわけであります。これらの点について私どもがやはり事態を正しく判断する必要がありますので、あなた方のほうから、それらの御意見に対するあなた方の偽わらざる御説明をお願いしたい。どちらからでもよろしゆうございます。
【次の発言】 熊野さんにお尋ねしますが、警察のほうは六月に争議が起つてから大体九月の半ば……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第10号(1954/11/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 三者の実態調査の結論が五十三億円だつたのですか。
【次の発言】 三者の調査になつた資料が手許にないんで、計数を追つて質問ができないのですけれども、この前の委員会でも自治庁のほうからこれは五十三億円の不足額についてはどうでもこうでもこの補正予算で、これは当然政府としてやらなければならない、穴埋めしなきやならない数字だから、職をかけても塚田長官は貫徹する意気込みだという強い御発言もあつたので、恐らく五十三億円というのが計数的には最も合理的であり、実態に即した確実な数字であつたのだろうと思う。今大蔵省のお話では、それを更に検討した上で四十億という数字が出たという、この検討というのは結局……

第19回国会 地方行政委員会 第12号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 それから今の財政白書の問題に関連しまして、この前の委員会で自治庁の当局の説明によると、しばしば地方団体の赤字は、地方団体が極めて放漫な財政支出をやつていることに大きな原因があるというお話があつたので、その点我々としてよく実情を調査する必要があると思いますから、赤字団体の代表的な県なり市なりの代表者を一応呼ぼうということになつている。その具体的なことについては理事会でよく相談をして頂くということになつていたんですが、その御相談はできたんですか。
【次の発言】 その点についてちよつと聞いたところによりますと、県のいろいろな面で模範的な赤字県として石川県が一応挙げられるのです。丁度石川……

第19回国会 地方行政委員会 第13号(1954/03/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 本年度の地方財政計画につきましては、ずつと前にこの委員会でも塚田長官から一通りの説明を承わつたわけですし、又先だつての本会議でも長官に同じ問題についていろいろお尋ねをしたわけなんですけれども、併しやはりどうも結論として簡単に納得ができない点が少くないので、この機会にもう一度長官の御答弁を頂きたいと思うのですが、先ず第一に、二十九年度の地方財政計画をお立てになる場合のまあ前提として挙げられている点は、国庫予算のしわが地方財政に及ばないようにするということ、それから地方制度調査会の答申を極力尊重して、その上で更に国庫予算に即応して財政規模の縮減を図るという、この三つの前提の下に立てら……

第19回国会 地方行政委員会 第16号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ちよつと石川県知事へお願いしたいと思うのですが、この頂きました資料の別表第一の二十一年度以降の収支額調べというところを……。そこの三十五年度までは赤字が出てなくて、二十六年に急に一億一千一百三十四万七千円、こういう赤字が出ているのですが、二十七年度の五億四千万円という赤字については、先ほどいろいろその原因について承つたのですけれども、二十六年度の一億一千万円の赤字ということは、その原因はどういうことなんでしようか。
【次の発言】 そうすると、このシヤウプの税制改革による収入というものが物価の上昇に伴わなかつたということですか。

第19回国会 地方行政委員会 第22号(1954/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 この表の候補者一人当り公営費用負担額として書いてあるのですが、これは、予想される候補者数とさつき言われたのですが、この予想されるというのは幾らですか。
【次の発言】 千葉県の参議院補選のところですね、これもやはり新らしい法律によつて計算をした数字が出ているのですか。
【次の発言】 それじや上のほうの数字と千葉県の場合とは全然別なんですね。

第19回国会 地方行政委員会 第24号(1954/04/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 去る三月十八日より四日間に亘りまして、院議に基き、伊能委員並びに石村委員と共に長野県、愛知県両県の視察に現地調査に参りました。で、このうち長野県につきましては伊能委員と私、それから愛知県につきましては石村委員と私が現地調査に当つたわけでありますが、その調査結果につきまして簡単に御報告申上げます。  先ず町村合併の問題でありますが、長野県につきましては、御承知の通り長野県は非常に山の多い所でありまして、従いまして小さい町村が非常に多い。で、県下三百七十五町村のうち人口僅かに四千に満たない町村がその大半の百九十九を占めておるというような状態でございます。で県におきましては、すでに町村……

第19回国会 地方行政委員会 第26号(1954/04/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ちよつと関連して。長官のお話を聞いておりますと、やはり今の地方制度というものに対して相当批判を持つておられる。この府県と市町村の二段階ということには無理がある。何とか遠からざるうちにこれを改めたいという御意見のようです。そういうお考えでやつておられながら、他方においては今回の税制改革のこの五大方針の一つとして、この住民の負担分任というような建前から道府県民税を新たに起される。而もそれも本来長官がよつて以て最も基本的な自治団体だとおつしやつておる市町村民税の中から、その反対を押切つて百七十億というものを道府県星税に吸い上げるという行き方は全然これは矛盾しておるのではないかと思うので……

第19回国会 地方行政委員会 第27号(1954/04/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ちよつと今の問題に関連しまして、従来の配付税なり交付金なりの長所ばつかり集めて、交付税を作つたということで、自治庁としても非常に自信を持つておられるようなお話なんですけれども、併しこの間から新聞なんかで大蔵省と自治庁との間でいろいろ意見の相剋を聞いておりますと、自治庁自身これは完璧な制度であるということを考えておられんように思うのですけれども、その点はどうですか。
【次の発言】 制度としての問題と、それから率の問題は別だとおつしやるのですけれども、併しこの際はやはり従来相当長期間に亘つてやつて来た交付金制度をやめて、新しく交付税制度というやはりこれは一つの画期的な制度だと思います……

第19回国会 地方行政委員会 第29号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 今度の地方税の改正に当つて、塚田長官の御説明によりますと、大体五つの方針の下に行われておるようでありますが、その五つの基本方針について若干御質問をしてみたいと思います。  先ず第一の点は、基正本方針の第一に、今度の税法改正によつて地方団体の自主体制の強化に資するため独立財源の充実を図つたということが謳われておるのです。で、成るほど数字を見ますと、結局六百三十四億円の独立財源の増長ということになつておるのでありまして、その歳入総額に占める税収入の割合についても従来の三二%乃至三三%から三九%程度まで引上げられておるということになつておる。ただ併し、実はこのパーセンテージの数字、形式……

第19回国会 地方行政委員会 第30号(1954/04/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 これは増税にならんという御答弁なんですけれども、大体理窟から言つても、又経験上から言つても、新税を創設するということがもう第一増税の緒を切開くものだということは、これはまあ常識なんですが、この道府県民税につきましても、どうせ今後国家財政の見通しを考えてみた場合、まあ防衛関係費を初めとして今の方針で進んで行く限りは、地方財政に対して今後これ以上更に地方財政に国のほうから持ち込むという余地は余りないんじやないか、そういつた期待を持てないんじやないか。而も地方財政はますます苦しくなつて赤字が嵩んで来るということになると、赤字対策をも兼ねて、今度折角道府県民税という新しい税金ができている……

第19回国会 地方行政委員会 第31号(1954/04/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 事業税の中で一番問題になるのはやはり個人事業税だと思いますが、個人事業税のこのかけ方につきまして、従来非常に零細業者に重い負担になつておつたために、いろいろと納税者とそうして徴税側との間で紛争の種になつておつたわけですが、それをよくまあ考えて見ると、大体二つのことが問題になるのではないかと存ずるのであります。先ず第一は、法人になれば自家労賃が損金の形で落せるのに対して、個人の場合にはそういうものが一切落せないで、そのために零細個人事業者というものが非常に苦しい。それから又第二には、この所得の決定について、国の決定をそのまま使うということになる場合に、国のほうの所得税のほうは仮に少……

第19回国会 地方行政委員会 第33号(1954/05/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 私は只今議題となつておりまする地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案並びに緑風会の出されました修正案に対して反対をいたすものでございます。  先ず第一に、地方財政平衡交付金制度を地方交付税制度に切替える理由が明らかでない点であります。地方財政平衡交付金制度の調整作用を通じまして、地方財政の計画的運営の保障に果して来た役割は、政府自身も認めておられるにもかかわらず、而も交付金制度では総額の決定について地方団体と国との間に種々紛争が絶えない、又地方財源としての性格が薄くて中央依存の弊を助長するという二つの理由を以て、交付税に切替える理由とされておるのでありまするけれども、併しなが……

第19回国会 地方行政委員会 第34号(1954/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 この改正案は議員立法ですけれども、只今のお話で自治庁のほうもこれは全面的に御賛成のようですから、金丸選挙部長にお尋ねするのですが、勿論公明選挙運動で選挙管理委員会が常時選挙民の啓発に当るということは、これは非常に重要なんですけれども、併しそれの前提として更に選挙管理委員会としては棄権を防止する意思味からも、その管轄内に住んでおる有権者に対してできるだけ投票をやるような便宜を図るということも先ず必要だと思う。その点についてあなたが昨年の六月に出された通牒ですね、学生の選挙権についてのあの通牒は非常に全国の学生に大きな衝撃を与えると同時に、全国の選挙管理委員会にも又非常な混乱を起させ……

第19回国会 地方行政委員会 第35号(1954/05/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ちよつと簡単なことをお尋ねしたいのですが、本年度はこの常時啓発の経費は交付金でやつているということなんですが、そうなりますと、本年度は不交付団体へは国からの金は行かないわけですね。
【次の発言】 そういたしますと、さつきの大蔵次官のお話で、本年度更にこの法律が出たからといつて特別な金を追加して出すというお気持もないようですから、結局この法律を作つたところで、この二百六十一条の二には都道府県及び市町村へ洩れなく国のほうが財政措置をとるということになつている。少くともこの中には都が、都というと東京都は抜けるでしようし、又大阪だとか何とか富裕府県というようなのは抜けるのでしよう、如何で……

第19回国会 地方行政委員会 第36号(1954/05/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 警備部長にちよつと伺いますが、今の消息不明の八十二隻、乗組員六百十八人というのはさつきの遭難中のもの五十三隻というのとは別ですか。
【次の発言】 そういたしますと、とりまとめた所が別品ですから、ダブつておる面もあるかも知れないですね。
【次の発言】 長官の余裕はどのくらい……。
【次の発言】 そういたしますと時間の余裕は殆んどないようなんですが、項目は極く僅かなんですけれども、一応やはりこの問題の前提として地方自治制度全体の問題になるから、やはり一応はお尋ねしたいと思うけれども、中途半端になるものですから、いつそのこと次回にでも長官への一般質問は廻して頂いたほうがいいんじやないか……

第19回国会 地方行政委員会 第37号(1954/05/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 質疑に入る前に、この間の話合いでは、この緑風会から出された法案の委員会としての扱い方について先ず話合いをしようということになつていたのですが、やはりそういうような運び方をして頂いたほうがいいのじやないかと思いますが……。
【次の発言】 選挙違反のうち、特に買収、饗応が悪質違反だということになつておりますが、統計的にみて国会議員の選挙によるまあ買収と、それから地方選挙による買収と、数はどういうことになつておりますか。
【次の発言】 そういう質問をする理由は、今ここで問題になつているのは、主として衆議院なり参議院の選挙にからむいろいろな問題なんですが、やはり同じような問題が地方選挙に……

第19回国会 地方行政委員会 第38号(1954/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 この衆議院修正の説明をちよつとついでにしておいてもらつたほうがよいと思います。
【次の発言】 四条の二の問題ですが、年度間の調整の点について、「基準財政需要額を著しくこえる場合」というのは、何か段階があるのですか。
【次の発言】 併し特にこういう規定を新らしく設けて地方財政の計画的な運営を確保しようという大きな目的を持つている以上は、何らかの面でやはり地方財政のやり繰りというものに対して、例えば自治庁のほうで絶えず見ておつて、助言なり或いは指導をされるというようなおつもりがあるんじやないのですか。
【次の発言】 その点、全般的に基準財政区需要額を著しく超えるというような現象が起き……

第19回国会 地方行政委員会 第39号(1954/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 只今自治庁のほうから東京都の財政状態についての資料が配付されておりますので、実はこの問題は新聞等にもかなり大きく扱われておりますし、我々としても特に首都の財政実態というものをつかみたいとかねがね思つていた矢先でありますので、この資料について一応御説明をお願いしたらと思います。
【次の発言】 この財政勧告に対して都側の反響はどういうことになつておりますか、その点ちよつと伺いたいと思います。
【次の発言】 この勧告の中に二十八年度に都側は三十一億の赤字が出る、それから自治庁のほうの見解では、そういう赤字は出るはずがない、これが一番大きな食い違いだろうと思います。この点について私新聞で……

第19回国会 地方行政委員会 第40号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 お三方から縷々貴重な御意見の御発表を聞かせて頂きましたが、大体どなたの御意見も国警一本よりは自治警のほうがよろしいという大原則においては一致しておるようであります。ただその自治警察の内容ということになりますと、桑原知事、或いは高橋さん、又高橋雄豺さん、それぞれ異なつておるようでありますけれどのも、少くとも国警一本よりは自治警がよろしいという点においてはこれは一致しておる。そこで問題は、やはり今私どもの前に提案されておりますこの警察法案に盛られた内容が果してその自治警の線に沿うたものであるかどうかということを我々は慎重に検討して見なければならないと思う。そこで先ず最初に桑原愛知県知……

第19回国会 地方行政委員会 第41号(1954/05/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 東京大学の杉村先生にお尋ねをしたい。先ほどのお話で先ず第一の点として、現在の憲法なり、自治法なりの建前からできておる現在の警察制度を改めるためには、やはりその前提として今の憲法なり、自治法なりが考えておる地方自治の性格というものを変えた上でなければ本末顛倒だ、こういうお話が第一にあつたわけであります。その点につきまして、先生の御見解として日本の地方自治の今後のあり方、又特に府県のあるべき姿というようなものをどういうふうにお考えになつておるか、それを先ずお尋ねしたい。
【次の発言】 そこでこの地方自治行政のいろいろな事務の中の一つとして、警察事務という問題があるわけなんでありますが……

第19回国会 地方行政委員会 第42号(1954/05/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ちよつと関連して……。今の問題はこの法案を審議する上において一番これは重大なポイントだと思つて私も聞こうと思つたのですが、協議をしたと言うけれども、これはやはり誰かが言い出したことだろうと思う。そこで端的に一体この問題は誰が言い出したのかということを若木委員は尋ねているので、私もその点を率直なところをお尋ねしたい、誰が一体言い出したか。
【次の発言】 これは困るのですよ。結論になつたことはわかつているのです。こういう結論になつたからここへ出て来ているのですから、それは聞くだけ野暮なんですけれども、誰が最初言い出したのかということ、或いは文部省から言い出したものか、大蔵省から言い出……

第19回国会 地方行政委員会 第43号(1954/05/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 只今の御報告でありますが、非常に簡単で内容に亘つての御報告が何にもない。従いまして、小委員会におきましてどういう点が論点になつたのか、或いはどういう点で意見がまとまらないのか、そういう点についてもう少し補足して御報告を願えませんか。
【次の発言】 今の小委員長の御報告で大体わかります。再度お伺いいたしますが、結局この小選挙区制度の問題にしても、或いは連座制の問題にいたしましても、小委員会におきましては時間の関係その他から来る制約も勿論ございますし、又細かい内容に亘つて審議をするというところまで行かないうちに、要するに小選挙区制そのものについて意見が非常に続出をして、そのために何ら……

第19回国会 地方行政委員会 第44号(1954/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 今ちよつと簡単だつたらやつてもらつたらどうでしようか。
【次の発言】 今の点について私も堀委員にちよつとお尋ねしたいのですが、二十七、八、二日のどちらかには必ず出席できるのですか。
【次の発言】 実は私先ほど聞いたのですが、総理は今日午後二時半から法務委員会に出られるという話です。
【次の発言】 吉田総理が……。
【次の発言】 二時半から出られるということです。でそういうところを以て想像すると、総理も国会に出られることをそういやがつてもおられんように思う。秘密保護法のこの質問に答えようと言つて積極的に出て来られるそうです。でもう秘密保護法も非常に重要な法案ではあるけれども、分量か……

第19回国会 地方行政委員会 第45号(1954/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 緒方副総理に御質問申上げます。  今回の警察法の改正は、実は一口に警察法の改正と、あたかも従来の警察法を一部改正したに過ぎないというような感じの言葉で言い慣らされておりますけれども、法律そのものを見ましても、従来の警察法を廃止して、全然新しい警察法を作ろうという建前になつておりますし、更に法律の内容をいろいろと検討してみますというと、相当従来の現行警察法の建前とは、ただこれは技術的に異なるというだけでなしに、そのよつて立つところの建前、或いは根本精神といいますか、根本方針というものも相当異なつておるようであります。即ち従来の現行警察法はその前文なり、或いは一条なりに書いてある通り……

第19回国会 地方行政委員会 第46号(1954/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ちよつと議事進行についてお願いがある、意見がある。只今までの三人の参考人の御陳述は今度の警察法改革についてのそれぞれのお立場からの御意見、それからあとに残された三人の参考人のかたの御意見は、陳述は今度の警察法の中に勿論盛込まれておる警察大学の教育の内容についての御陳述ではありますけれども、多少趣きが異なつております。相当もう最初の陳述から時間が経過もいたしておりますので、能率的に議事を運んでもらいますために一応ここで一区切りにして頂きまして、そうして以上三人のかたの御陳述に対して質問を許して頂きたい。
【次の発言】 了承。

第19回国会 地方行政委員会 第47号(1954/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 私は先日来の総括質問を続けてお願いしたいのですが、その前に昨日の参考人の陳述に関連をいたしまして、先般来新聞紙上でも警察大学のいわゆる特高教育の講習内容につきまして、いろいろな意外な事実が明らかにされておりますので、先日我々の手許に配付されましたこの警察大学の教科課程、教育内容という資料につきまして先ず国警当局の御説明を頂き、更にその上でいろいろこの内容について御質問を続けたい、こう考えます。先ず資料の御説明をちよつとお願いいたします。
【次の発言】 警察大学の講師ですね、講師は大体専任になつているのですか。それともどこかと兼任になつているのですか。そういう講師の陣容についてちよ……

第19回国会 地方行政委員会 第48号(1954/06/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ちよつと関連して……只今の御答弁で、現在の制度では政府の治安に対する考え方は全然反映する途がない、こうおつしやるのですけれども、併しそういうことはないので、例えば今国警担当大臣という制度がありまして、そうして警察関係の予算、法律、制度というようなことを受持つてやつておられる。この予算を握つているということは、これは実に考えようによつては強大なる統制力になるわけなんで、現に地方自治体なんかにおきましても、町村議会なり或いは府県議会なんかが、町村長なり府県知事に対して非常に発言権を持つているというのはつまり予算を握つておるから、国会が政府に対して強い統制力を持つているということも、や……

第19回国会 地方行政委員会 第49号(1954/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 三点お伺いしたい。只今の柴田総務部長の若木委員に対する御答弁によりますと、国務大臣たる国家公安委員も当然この三条の「すべての職員」というものの中に入れていいものだけれども、国務大臣たるものが不備不党会平中正にその職務を遂行するのは、これは当然のことなので、特に宣誓の義務を課する必要はないと考える、こういう御答弁なのですが、その点担当大臣どのようにお考えになりますか。
【次の発言】 政党内閣の国務大臣であつて、政党内閣というものはそれぞれの政党の主義政策を政治の上に反映させて行くというのが建前でありまする以上は、国務大臣が不偏不党、公平中正にその職務を遂行するということは期待できな……

第19回国会 地方行政委員会 第50号(1954/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 そうおつしやると、私もちよつと公安委員長にお尋ねしなければならないのですが、この国務大臣を国家公安委員長に据える理由は、別に他意はなくて、ただ政府と無関係に公安委員会が運営されていて、そうして政府が何を考えておるかわからんよりはわかつたほうがいい、又政府自身としても公安委員会が何を考え、何をやつているかということを知らずにいるよりは知つたほうがいいという程度の極めて消極的な、お言葉のような理由にとどまるものならば、何もこの法案に書いてあるように、わざわざ民主的行政委員会の原則を崩してまで国務大臣を、委員ならさる国務大臣を公安委員長に据える、そうしてその人が表決権こそ打たないけれど……

第20回国会 予算委員会 第3号(1954/12/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 質問に入ります前に自治庁長官、或いは大達文部大臣の出席を要求しておりましたが、大達文部大臣は何か急病で出て来られない、これは不可抗力で止むを得ない。自治庁長官については止むを得ない事情があるということだけであつて、それ以上に一体病気なのか、或いは出張しておるのか、家におられるのか、そういうことが未だ以て自治庁に聞いても、或いは誰に聞いてもはつきりしない。この問題は今朝ほども農林大臣の問題に関連して河野委員から強硬な追及があつた。この問題について副総理の御所見をお伺いしたい。
【次の発言】 今回の補正予算につきましてはその最も重大なポイントの一つは、地方財政の問題になるのであります……

第21回国会 地方行政委員会 第4号(1955/01/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 そういう御議論を長官が持つておられるならば、せめて自由党だとか、社会党だとか、他党の候補者を束縛するということはできぬでしようけれども、せめて与党である民主党、あるいは民主党系の知事だけでも、こういう繰り上げ辞職で繰り上げ選挙というようなことを自粛すべきだと思うのです。にもかかわらず昨年の暮から今日まで民主党、あるいは民主党系の知事の方々がどんどん辞職して、そうして早手廻しに再立候補の準備が整わない間に再選、三選をねらつておる例が全国的に相当ある。そういうことについて自治庁長官は、ただここで口で抽象的に自覚を待つとかなんとかいうことでなしに、自分から、与党から始められたらどうです……

第22回国会 地方行政委員会 第2号(1955/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 それから期間は三ヵ月ですか。
【次の発言】 大臣はしばらくここで……。
【次の発言】 ただいま長官からごあいさつをいただいたのですけれども、予算委員会でもこの地方財政の問題は一昨日来各委員ほとんど口を揃えて質問されている非常に重大な問題だと思います。この地方財政、特に四百六十億の赤字を政府としてどうされるのかという問題を中心に長官の一つ今日の地方財政に対する御方針を承わりたいと思います。
【次の発言】 長官の御抱負は、われわれとしてもこれは双手を上げて賛成したいと思うのであります。問題はやはり実行していただきたいということであります。それでまず第一点についてお伺いしたいのですが、……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1955/09/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 今の調査課長の赤字の御説明なんですが、ただいまの御説明によりますと、二十九年度に形式的な赤字が百八十五億円ふえて、実質的には二百三十七億円もふえているということなんです。ところが先ほど財政課長の説明された資料によりますと、二十九年度の赤字は大体百二十四億円程度だろうということを書いてあるのです。これは同じ自治庁の数字でこんなに違うのはどういうわけですか。
【次の発言】 これは少し前といっても、あなたの方は九月十二日付の資料でしょう。八日しか違わない。
【次の発言】 そうすると、明年度の地方財政計画をこれから立てていかれるわけですが、その資料として基礎数字として使っておられるこの二……

第22回国会 地方行政委員会 第3号(1955/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 自治庁にお伺いしたいのですが、この四月十五日の官報第八千四百八十五号附録資料としての「地方選挙について」という自治庁の書類ですが、これは一体自治庁長官が責任を持って出されたのでありますか。
【次の発言】 選挙部でお作りになったものでございますか。
【次の発言】 実はあなたではどうかと思うので、私長官に聞きたいと思っておったのです。この選挙人の心がまえとしていろいろなことが書いてあるのですが、その中に、党よりも人だということを非常に強調して書いてあるんです。一体そういうことまで自治庁が指導するべき筋合いのものであるかどうか、どうですか。

第22回国会 地方行政委員会 第4号(1955/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 それはいいですが、その前におとといのこの委員会で選挙の実施状況についての調査案件の問題で私の質問を保留しているのです。ちょうど長官が見えているので、そう時間をとらぬ問題ですから、これを先に質問を片づけさせていただきたい。いかがですか。
【次の発言】 川島長官にお尋ねしたいのです。実は一昨日この委員会がございまして、そのときに自治庁の方へ過ぐる地方選挙の実施状況の問題についてお尋ねしたのですが、そのときに選挙部の課長が一人しか見えていなかったので、重要な問題について質問を保留せざるを得なかった。と申しますのは、ちょうど地方選挙が行われておりました四月十五日付の官報に、地方選挙につい……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1955/09/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 何分くらい……。
【次の発言】 じゃ、もうごく簡単に要点だけお尋ねしますから、一つ詳しく御答弁を願いたいと思います。  自治庁の方へお尋ねしたいのですが、この財政再建促進特別措置法の不成立に伴って、あの法案に予定されたおった再建債百十億円のその後の取扱いということについて二、三点お尋ねしてみたい。自治庁が八月の十五日に次長通達で各府県知事へ出された書類によりますと、大体百十億円、その中には再建債の五十億円とそれから退職手当充当債の六十億円というものが含まれておるわけです。百十億円は一応手つかずで保留するということになったようでありますが、しかしその後の実情を調べてみますと、保留し……

第22回国会 地方行政委員会 第5号(1955/05/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ただいま大臣からお気持の御発表があったわけですが、第一の点の管理課の課長補佐から課長の承認を得、課長から部長の承認を得て官報に掲載したということなんですけれども、しかし、この資料そのものは自治庁という名前で官報に載せられているのです。こういう場合の、この文書についての最終的な責任というものは、結局どなたがおとりになるのですか。その点……。
【次の発言】 もう一つは、長官はこの資料を自治庁として発表したことは、明らかにこれはもう文句なしに行き過ぎで間違いだという御意見だそうです。ところがどうも、まあ個人的ですけれども、自治庁の方のお話をいろんな機会に聞くところによりますと、長官がお……

第22回国会 地方行政委員会 第8号(1955/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ただいままでのお話では、教員の関係のお話があまり出なかった。教員の関係について先ほど小平さんから、小学校一・五、中学校一・八というのはあまりぜいたくだというようなお話が出ておった。栃木県は何ですか、まあその御意見は御意見として、実情はやはりこの一・五、一・八という基準定員は確保されておるのですか。その点はいかがですか。
【次の発言】 岩手や群馬はどういうことになっておりますか。
【次の発言】 岩手の場合はそういたしますと、なんですね、栃木なり群馬なりよりはうんと教員定数が少いわけですか。
【次の発言】 先ほど岩手の知事のお話しで、まあ経費の節減の有力な方法として、二十九年四月から……

第22回国会 地方行政委員会 第9号(1955/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ちょっと関連して…。ただいまの鈴木総務部長の御答弁なんですが、先般衆議院の地方行政委員会で今のような話があったということなんですが、そうならば当然これはお帰りになって、川村何がしという者が愛日地方事務所の職員としておったかどうかということをお調べになるほどの御誠意が、私は当然あってしかるべきだと思いますが、その点いかがですか。
【次の発言】 先ほど鳥海町の近藤町会議員から、当時水谷町長の近藤議員に対するお言葉として、名古屋市の方から水谷町長に対して毎晩々々ずいぶんあの手この手をもってするところの働きかけがあったというお話があった。この点について名古屋市当局並びに水谷町長から、そう……

第22回国会 地方行政委員会 第11号(1955/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 長官にちょっとお尋ねいたします。昨今の新聞を読んでおりますと、毎日のように地方財政の破綻ですね、特にこの人件費の問題に関連して、昇給、昇格の停止であるとか、あるいはさらに夏季手当の返上であるとか、まあそういう問題が毎日出ている。これは一体自治庁としてこのままほっておいていいものか。それとも何らか手を打つべきじゃないかというふうに思うのですが、長官はどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 再建整備法でやるのだという御答弁なのですけれども、一体再建整備法を実施して、そうしてそれによって地方財政の健全化をやるというお話なのですけれども、しかしその再建整備法の内容を検討し……

第22回国会 地方行政委員会 第12号(1955/06/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 今の問題なんですが、これはまあざっくばらんな話なんですけれども、警察が犯罪捜査をやられる場合に、赤線区域とか特飲街だとかいうような所をですね、犯罪捜査の手がかりなり、あるいは情報の聞き込みなんということに利用される機会が非常に多いと思う。そういう関係からして、いつとはなしにまあ因縁といえば語弊があるけれども、多少ともそういうものが醸成されてきて、そのためにそういう所を舞台に行われておる人身売買というような問題に対する取締りの手がおのずから鈍りがちになってくるというようなことはないかどうか、その点。
【次の発言】 その件については、長官も率直に絶無ではないということをお認めになって……

第22回国会 地方行政委員会 第15号(1955/07/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 この間私ちょっと休んだのですけれども、何か警察の方から資料が出ましたかどうですか。
【次の発言】 そうですか。実はこの間予算委員会の分科会のときに、警察庁の警備課長に資料の配付方についてお願いしておいたのですが、予算委員会の方で出なかったから、おそらくこちらへ出ているのじゃないかと思っていたのですけれども、実はこの警察に対する寄付の問題については、昨年の警察法の審議のときに、やはりこの委員会で相当問題になったんですが、そのときに政府の方の説明では、そういうものも警察制度が改正になれば全然必要がなくなる、むしろ警察制度の改正によって九十億程度の節約になるくらいだから、警察寄付なんか……

第22回国会 地方行政委員会 第17号(1955/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ただいまの大麻国務大臣のお話を聞いておりますと、結局この実質は何らそう早急に改善される見込みはないような印象を受けるのですが、一応悪いことであるけれども、今すぐ全廃したら、かえって逆の弊害が出るかもしれないから徐々にやる、そんな不徹底なことではわれわれ委員会としては了承できぬのです。逆な弊害というのはどういうことをおっしゃるのか、お尋ねしてみたいのです。
【次の発言】 それは一応お聞きしておくわけですけれども、ただこれから実情をお調べになるとおっしゃいますけれども、さっきの大臣の御あいさつでは、就任以来この問題にとにかく昼夜頭を悩まして来た問題だとこうおっしゃる、だけれども、十分……

第22回国会 地方行政委員会 第18号(1955/07/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ちょっと三十ページの中で、国庫補助負担率という欄がありますね。それは前年度と比べてふえたり減ったりしておるところがあるのかどうか、変ったところがあれば承わりたい。
【次の発言】 一般は。
【次の発言】 定と書いてあるのは。
【次の発言】 離島もそうですか。
【次の発言】 今財政課長の説明を途中まで聞いたわけなんですけれども、今聞いたところだけでも、補助金について廃止されたものもあるし、新設されたものもある、その数は大体同数くらいだと、補助率については前年よりもよくなった数よりも補助率が悪くなった数の方が非常に多い。この点は額にして増減はどういう結論になるのか、その点をお尋ねしたい……

第22回国会 地方行政委員会 第23号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 これで大体団体にせよ個人にせよ、われわれが問題にしてきた警察寄付というのは一応とまることになるのだろうと思うのですが、たとえば毎年正月に警察の方でやっておりれる武道初めなんかにも相当盛大な行革がある、それからその他秋の運動会だとか、いろんな競技会やなんかをやっておられるわけです。こういう臨時的な催しに対して、さっきのお話にも出ましたが、いろんな業者あるいは地方の実業家、そういうような方面から寄付を集めてやっておられるのが大体慣例になっている。そういうものもやはりこれによってとめられるのかどうか。
【次の発言】 これは寄付をとめる方は一応手をお打ちになるわけですが、大体今までの寄付……

第22回国会 地方行政委員会 第25号(1955/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ちょっと関連して部長にお尋ねしますが、今の百二十円の免税点を三百円に持っていくと、まあ倍になるのですね。それが多少の行き過ぎだという程度ならば、じゃ多少の行き過ぎでないといったら、二百五十円ぐらいだったら行き過ぎでないということになりますか、一応伺っておきたい。
【次の発言】 これは遊興飲食税の考え方は、まあ大体戦争中のぜいたくを押えるという考え方の惰性で行われていることだと思うのですがね、業者の方でいつも言われることは、遊興ということと飲食ということをくっつけられては迷惑だという非常に強い意見があるわけですね。で、遊興と飲食とはぜひこれは全然別個なものだから一つ引き離してもらい……

第22回国会 地方行政委員会 第26号(1955/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 今の通牒は、いつどういう通牒を出されたのか、ちょっと読んでいただきたい。
【次の発言】 質問をする前に、大臣にちょっと伺いたいのですが、ただいま事務当局の方から裁判所、検察庁関係の寄付についての通牒を読み上げられたわけですが、その中に、二十三年の一月にすでに一部の抑制をやるという閣議決定があった。ところがそれが守られていない。昨年の八月にもう一度通牒を出すということになった。二十三年の閣議決定があって、昨二十九年の八月再通牒を出されるに至ったまでの間に、この法務省の関係で寄付がどのくらいあったのか。件数、さらに金額がまとまっていれば一応お示し願いたい。

第22回国会 地方行政委員会 第28号(1955/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 府県知事ですか。

第22回国会 地方行政委員会 第29号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 私は社会党第四控室を代表いたしまして、本改正案に反対をするものでございます。  反対の理由を簡単に申し上げますれば、今回の改正案の内容自体は、現在の交付税率二二%というワク内における単位費用の改訂、その他のいわば事務的な改正点を盛り込んであるわけでございますが、われわれ社会党としては、今の交付税の税率の二二%というものが、今日の地方財政の実情と全くかけ離れた、きわめて非現実的、しかも不合理なものであるという根本的な立場に立っておりますので、その方面からもまずこの改正案に対しては反対をせざるを得ない。現に本年の地方財政計画の策定に当りましても、その経過をわれわれが見ておりまして、い……

第22回国会 予算委員会 第12号(1955/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 国立大学のことをちょっとお伺いしたいと思います。全国にいろいろ大学があるのですが、国立大学がたくさんあるのです。その国立大学の建設がまだほとんどこれは建設過程であって、完成しているところは少いのじゃないかと思う、新制大学は……。その国立大学の建設費について、地方の県なり市町村なり地元負担と言いますか、地元寄付というものを建設費の中にはっきりと予定をして、そうして建設計画を立ててやっておられるだろうと思のです。そうなりますと、今地方財政がどこも非常に苦しい。そこで今度の国会でも地方財政再建促進特別措置法というような法律を出されるようです。それからまたそのほかにも地方財政法等の改正を……

第22回国会 予算委員会 第16号(1955/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 関連……。ただいまの農林大臣の御答弁では、今後少くとも数年間くらいはこれを続けてやってもよろしい。むしろやった方がよろしいというくらいな非常に積極的なお考えを持っておられる。ところが経済計画の総元締めをあずかっておられる経審長官の方はそうではなしに、ことし輸入するのも大体日本の国のためにいいかどうかわからんけれども、とにかく入れてからよく検討してみて、あらためて次の年度からのことを考えるというような、きわめてこれは非計画的な確信のない御答弁なんです。むしろ私は農林大臣と経審長官とお二人そこに並んでおられれば、経審長官の方は今後の二年なり三年なり先までの見通しをもっとはっきり御答弁……

第22回国会 予算委員会 第18号(1955/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 私は先般の防衛分担金の交渉のいきさつ、あるいはまたその結果、発表された日米共同声明というような問題が、やはり本年度の予算審議の中心問題であると思う。またこれを含めた防衛問題というものが今後の日本の財政問題のやはり中心問題だと思います。従いましてこの問題は、これはいくら論議しても、論議し過ぎるということはないと思う。それほど重要な問題だと思いますけれども、しかし時間が非常に限られておりますから、その方は本予算の審議のときに譲りまして、ただいまはこの日米共同声明の中にうたわれておる防衛分担金という言葉の意味について、外務大臣その他の担当大臣にお尋ねをしたいと思う。  まず第一に、この……

第22回国会 予算委員会 第21号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 私はけさほどからの政府側の答弁を聞いておりまして、きわめて人ごとのような無責任きわまる答弁だと思う。大体「自由党と民主党が御相談になりまして」というような敬語までおっしゃって言っておられる。(「いいじゃないか」と呼ぶ者あり)しかし民主党というのはあなた方自身じゃないか。政府自身じゃないか。その民主党と自由党との共同修正ということは、とりもなおさず民主党内閣と自由党との共同修正ということになると思う。で、それにもかかわらず、その民主党の最高責任者であり、民主党内閣の最高責任者である総理大臣も大蔵大臣も一切そういうことは知らぬということはこれは通らぬと思う。これは通りません。こういう……

第22回国会 予算委員会 第24号(1955/06/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 総理大臣は衆議院の予算委員会におきましても、また参議院の予算委員会におきましても、従来この防衛分担金に関する日米共同声明は、現在の政府は拘束するけれども、将来の政府に対しては拘束力はない、こういう説明をしてきておられる。ところが、ただいまの説明では、現在の政府をも拘束するものではない、ただ一方的な政策の表明だと、こういう御説明に変ってきたのですが、私はこれは常識論ではなしに、これは法律論として、ほんとうにこれは法律的な拘束力があるのかないのか、もっとはっきりしていただきたいと思う。  それと、それからもう一つは、ただいま高田委員が安保条約、行政協定の改訂ということを総理が従来言っ……

第22回国会 予算委員会 第28号(1955/06/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ただいまの佐多委員の質問に対する外務大臣の御答弁ですが、八億ドルというけれども、これは新聞情報で必ずしも正確でないというような御答弁を伺ったのですが、われわれはあの新聞情報は正確だというふうに思っておったのですけれども、それが正確でないというのは、どういう根拠があってそういう御答弁があったのか、外務省の方へは八億ドルとは別な情報があるのか。さらにもう一点は、すでに十五日にネリ大使の方からマニラにおるト部事務所長代理、あのト部所長代理の方へこの八億ドルの賠償請求について非公式に申し入れがあったということも報道されておるわけです。それが事実であるのか、それともそれも新聞情報にすぎない……

第22回国会 予算委員会 第29号(1955/06/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 まず、防衛長官にお尋ねしたいのですが、政府は従来この防衛問題について、いつも国力に相応した自衛力の漸増というような、きわめてばく然とした言葉でもって、この防衛問題というものの説明をしてきておられるのですが、この国力相応の自衛力という、この言葉についてもっと具体的にはどういうものを国力相応の自衛力と考えておられるのか、まずその点をお尋ねしたい。
【次の発言】 そうすると、自力衛の漸増ということは本来の軍事のみから見た面と、それから国民生活という面から見た場合と、この二つの矛盾した面から出てくる結論だろうと思う。その結論は具体的にどの程度の兵力なり、あるいは戦力と申しますか、自衛力と……

第22回国会 予算委員会 第30号(1955/06/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 今のに関連して……。ただいまの官房長官の御答弁の中に、大蔵大臣は外務農林の連合委員会へ出ておるというお話でございましたが、私は官房長官は出でおられるのを実際に自分の目で見てこられたのかどうか、お伺いしたい。大蔵大臣はいないはずです、あの連合委員会に。午後二時半ごろにちょこちょこと出て、どこかへ行ってしまわれた。
【次の発言】 それは今入ったのです。
【次の発言】 重なった大臣は、そう数はよけいおらぬじゃないか。重なり合ったのは三人。あとの大臣は重なっておるわけじゃない。

第22回国会 予算委員会 第33号(1955/06/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 私の質問はこま切れになってしまいまして、持ち時間がごくわずかしか残っておりませんので、ごく簡単に項目だけお尋ねしますから、一つ御答弁の方はできるだけ詳細に、反問の必要のないように一つお願いします。  まず第一に、去る二十二日に日米原子力協定が仮調印されたわけですが、この仮調印というものの法律的な効力について御説明を願いたい。なお、先般の本会議でも、外務大臣は、仮調印だからあとから自由に修正ができるというお話があったのです。しかし、それには当然米国側のこれは同意が必要なわけでありまして、国際慣行上、仮調印したものの修正というものが実際問題としてできないのではないかというように思うの……

第22回国会 予算委員会 第35号(1955/06/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 今の教科書の問題は、私はもちろんこれは安いに越したことはないけれども、安い高いといっても、これは限度の問題で、やはり一番大切なことは、その支払う金よりも教育の内容、あるいは教科書の実質だと思うのです。安いに越したことはないと思うがと言われますけれども、しかしこれも考えようで、では教科書ばかりが高くてほかのものは安いかと申しますと、あるいはPTAの会費であるとか、あるいはその他いろいろな学校の施設拡充等についての寄付金、こういうような問題について一般父兄が悩んでおられることから比べまするならば、この教科書の問題についてこれが悩んでおるといっても、これは悩みようがだいぶ軽いと思う。む……

第22回国会 予算委員会 第41号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 関連して。農林大臣にお尋ねしたいのですが、先ほどの御答弁でも、アメリカへ余剰農産物の交渉にお回りになるというお話があった。実はこの間、十八日の夕刊各紙に一斉に報道されておったのでありますが、大臣が横浜のホテル・ニューグランドで開かれた神奈川県農政懇談会に出席をされた際、こういうことを語っておられる。外遊の際米国余剰農産物について交渉をするが、二百億円のうち百億円を日本農業に使わせねば、余剰農産物の買付は全面的に断わる。また農相の職を今年一ぱいでやめるが、保守合同は絶対にやる。こういう報道をされておるのです。  これが事実かどうかということをまずお尋ねした上でなければ、次のお尋ねが……

第23回国会 内閣委員会 第7号(1955/12/15、3期、日本社会党)

○秋山長造君 今の御説明はどうも納得できないのですがね。これはただ単に強いとか弱いとかいう問題じゃないと思うのです。それは全然法律的な性質が迷うのじゃないですか、運輸審議会とこの原子力委員会は……。これは第一、今おっしゃる運輸審議会は、運輸大臣の諮問に応ずるわけでしょう。そうしてその諮問に対する答申が出た場合にそれを尊重しなきゃならぬ。ところがこれはそうじゃないのです。諮問機関じゃない。総理大臣が何か項目を示して諮問してこれに答申するのじゃないのでしょう。自分自身が自主的に活動して自主的に決定するのです。だからこれはただ少し強い諮問機関だとか、弱い諮問機関だとかその強い弱いの問題じゃなしに、こ……

第23回国会 内閣委員会 第8号(1955/12/16、3期、日本社会党)

○秋山長造君 私は昨日以来の正力国務相と各委員との質疑応答を聞いておりまして、どうもよくわからない点が数々ある、それらを時間的な制約とにらみ合せながら逐次確かめておきたい。  まず第一の点は、今回のこの原子力委員会設置法と、それから従来学術会議が掲げてきたいわゆる自由、民主、公開という原子力の三原則ですね。しかもしばしば政府自体もこれを尊重するということを声明してこられた、この三つの原則と、今回のこの原子力委員会設置法との関係は、どのようになっているのか、その点まずお聞きたい。
【次の発言】 まずその民主的な保障ということについて、もう一歩進んでお尋ねしたいのですが、これはなるほど合議制にはな……

第23回国会 文教委員会 第3号(1955/12/08、3期、日本社会党)

○秋山長造君 今の大臣の御答弁の「しかしながら」からあとはちょっときのうと違っていると思う。きのうは懇談でいろいろやりまして、大臣はここまで言われたのですよ。われわれの方からじゃ〇・二五のうち半額の〇・一二五に当る十二億ですね。十二億出されるのですから〇・一二五出される。そしてそのあとの〇・一二五を地方が仮に出さない場合にも国の方から出す〇・一二五だけは必ず出されるのですね、と言ったら、それはもう地方が出す出さぬにかかわらず国の方の十二億、〇・二五は必ず出します、こうおつしゃった。そうして緒方さんや会計課長はそばでやはり肯いておられた。私はきのうここにいて、これはもう実に疑う余地のない、まこと……

第23回国会 文教委員会 第4号(1955/12/12、3期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっとその前に、この前の委員会で理事会に一任されておった例の教員の年末手当の問題についての決議ですね、あの問題その後どうなっているか御報告願いたいと思います。
【次の発言】 今の問題に関連して、もう少し目先の具体的な問題をお尋ねしたいと思います。  今度、ただいまおっしゃるようなことのために、臨時教育制度審議会を殺げられると、何か昨日の文部省議で決定されて、閣議なりあるいは与党の方に持ち込まれ、大体これは遠からずして設置されることになると思うのです。そこで臨時教育制度審議会、まあ仮称ですけれども、こういう審議会をお作りになって、大体その審議会は諮問機関だろうと思います。で、どう……

第24回国会 文教委員会 第1号(1955/12/20、3期、日本社会党)

○秋山長造君 そういたしますと結局県教委としては既定線はあくまでくずさないということですね。そうなると、今おっしゃったようにこれを実施するについて、世論をよく聞くとか、あるいは教育予算を減らさないようにするとかというような希望的な意見は出るにしてもですね、結局これは決定的なものではないんで、何か県教委の既定方針をあくまで貫くということでなしに、まあ既定方針は既定方針として一応あるけれども、ここまで世論が沸騰してきているんだから、県の既定方針と、それから市側の言っていることとの中間にですね、何らかの妥協線というようなものを見出せるというような余地はないものですか、その点どういうふうに思いますか。

第24回国会 文教委員会 第2号(1956/02/09、3期、日本社会党)

○秋山長造君 今の派遣地についてですが、一班は山形、秋田。二班は島根、鳥取ということのように承わったのですが、これは山形、秋田というのと島根、鳥取というのとはどちらも大体似たようなところじゃないかと思うのです、大体農村でもあるし、むしろやっぱり少し一班と二班で行く先を変えた方がいいんじゃないか。まあ一班の方が山形、秋田ということならば、二班の方はむしろ都会地を中心にした方がいいのじゃないかと思うので、この鳥取、島根という方は距離的にも遠いし、むしろもう少し手前の兵庫、和歌山あたりにされた方が学校の数も多いし、それからまた教育委員会と一口にいっても、大都市から農山村の小さい教育委員会に至るまでい……

第24回国会 文教委員会 第5号(1956/02/28、3期、日本社会党)

○秋山長造君 おそくなって恐縮ですけれども、二、三点ちょっとお伺いいたします。さっきも技術研究所を京都大学に設けられるというようなことがありましたが、どういう理由ですか、京都大学に設けるというのは。
【次の発言】 私は今国立学校設置法をずっと初めから読んでみたのですけれども、どうもこの表を見ますと、大体国立大学は非常にたくさんあるのですが、学部の構成から言っても、また附属研究所の数から言っても、東京と京都が断然集中しているのですね。東京と京都、あと北海道だとか仙台それから福岡というような昔の帝大、旧制大学に若干、それから戦後新しくできた国立大学は全然絶無、こういう形になっているのですが、これは……

第24回国会 文教委員会 第11号(1956/03/20、3期、日本社会党)

○秋山長造君 これはちょっと問題が違いまするが、先般来、日本ペンクラブで来年度の世界ペンクラブの大会を東京でやりたいという話が出ております。ところがその経費が二千百万円相当かかるので、その経費の点でちょっと難関に突き当っておるような状況なんですが、このペンクラブの日本での大会ということについて文部省の方で何か御相談を受けられたことがあるのか、またその点について文部当局としてどういうお考えを持っておられるか。
【次の発言】 非公式な申し入れで公式の申し入れということでもない、これはいずれペンクラブの人から公式に文部省に対して援助方の申し入れがあると、かように聞いておりますが、やっぱり問題は問題だ……

第24回国会 文教委員会 第13号(1956/03/29、3期、日本社会党)

○秋山長造君 それでは大蔵省が見えるまで、ちょっと数字的なことをお伺いしておきたいと思います。さっきお話しのありました当初三億四千万円を要求されたということですが、これは何人分として要求なされたのですか。
【次の発言】 そういたしますと、二十四万という数字は、保護を与えるべき児童の数ということよりも、現に市町村で保護を与えておる児童の実数の集計、それが二十四万、こういうことですか。
【次の発言】 文部省は大体まあこのいろいろな意味での、要保護児童じゃない、準要保護児童ですね、準要保護児童を大体何人ぐらいと考えておられるのですか。今の予算要求は二十四万で出されたようですけれども、これには含められ……

第24回国会 文教委員会 第15号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○秋山長造君 この問題は何ですか。文部省で個々の具体的な事例について、一々今局長がおっしゃるような見地から、その当、不当を審査されて補助金を出されるのですか。その点どうでしょうか。
【次の発言】 その点に私は多少疑問を持つのですが、文部省としては府県の教育委員会からの申請を大体そのまま認めていかれるということなんですけれども、ただ教育委員会の関係事務ではあるが、しかし権限はあくまで市町村が持っておるわけですね、この学校の統合という問題については……。そうすると市町村の方はどうしても教育的な見地、さっき矢嶋さんのお話しになった教育的な見地というようなことを第一義に考えるよりも、やっぱり町村合併と……

第24回国会 文教委員会 第18号(1956/04/24、3期、日本社会党)

○秋山長造君 今労働大臣の御説明を聞いておりまして、どうも堂々めぐりみたいなことになって、一番肝心なところがどうもはっきりしないのですが、私簡単に項目に分けて御質問しますから、一つ明瞭にお答え願いたいと思います。労働大臣というよりも、政府のお考えでは、結局家族手当であるとか、勤務手当であるとかいうような、要するに生活給、そういうものの既得権を尊重しつつ給与体系を整備する、こういうことは間違いございませんか。
【次の発言】 考慮に入れるということは、この既得権はそのまま尊重するということに解釈していいのだろうと思うのですが、それでよろしゅうございますか。

第24回国会 文教委員会 第19号(1956/04/26、3期、日本社会党)

○秋山長造君 私は戦後の教育はただいま総理がおっしゃったように個人の価値、あるいは人格の尊厳の確立、こういうことを理想としておると思う。そうしてすべての教育立法にしても、あるいは教育制度にしても、この目的のもとに今日までつちかわれてきていると思いますが、総理の御見解をお伺いします。
【次の発言】 戦後教育の方針がこういうことになったことについては、いろいろ私は理由があると思うのですけれども、最大の理由はやはりあの大きな戦争の犠牲とそうしてその戦争に対する深刻な反省に出発している。こう考えるのですが、その点総理の御見解を承わりたい。
【次の発言】 総理大臣は戦後の教育については、私の申し上げるこ……

第24回国会 文教委員会 第20号(1956/04/27、3期、日本社会党)

○秋山長造君 今の矢嶋さんの御発言は、私ぜひそういうように取り計らい願いたいと思うのです。日比賠償の問題にしても、あるいは武器輸出の問題にしても、これはお互いが聞きのがすことのできない重大な問題であるし、またこの機会に、政府の最高責任者から、これらの問題について重大な意思表明がなされるということを承わっておりますので、一つ委員長の方で、若干の時間ですから、ぜひしかるべくお取り計らい願いたいと思います。お願いいたします。
【次の発言】 初めから関連質問を持っているのだけれども、御指名がないものだから、今まで待っていたわけです。荒木君よろしゅうございますか。

第24回国会 文教委員会 第21号(1956/04/28、3期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連して。鳩山総理はそういたしますと、日本を強くするということは、国民対政府という関係において、政府の権限を、権力を非常に強くする、こういうことと同一のことだというようにお考えになっているんでしょうか。
【次の発言】 それはただいまの笹森さんのせっかくの御意見ですけれども、慎重審議ということを大上段に振りかざされて、そうしてもう一時間やろうということは、大へん筋が違うと思う。それは筋が違うのです。慎重審議ということは、会議を運営していく根本原則ではあるけれども、それが直ちにだからあの理事会で、ついおとといの理事会で、土曜日は午前中、正午までということは、もう繰り返し皆さん……

第24回国会 文教委員会 第22号(1956/05/04、3期、日本社会党)

○秋山長造君 これはやはりまあ懇談に懇談を重ねたとおっしゃるけれども、実はそれほど重ねているわけじゃない。これは問題がむずかしいのは、これは当りまえのことです。これだけの重要法案を審議するのですから、それがたんたんとして、大道を目をつぶって進むようなわけにいかんことは、これは当然な話しです。だからこそ、理事会というものがあって、そうしてその理事会において十分に話し合うという努力を根気強くやらなきゃいかんと思うのです。だからこの問題についても、できることならば、われわれはやはり理事会でもっともっと話し合っていただきたいと思うのですけれども、しかし今委員会が開かれましたので、一つ願わくば、湯山委員……

第24回国会 文教委員会 第24号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○秋山長造君 市町村の例も問題ですが、その前に、今御答弁で、府県の中で五つそういう例があるというお話ですが、その県側と教育委員会とがそれぞれの予算案をもって対立した場合ですが、その結末がどういうふうについているのか、その点もあわせてちょっとお伺いしたい。
【次の発言】 しまいのところをはっきり……。
【次の発言】 今顕著な例の御説明があったのですが、今承わったところでは、これは特に地方行政の不調和を来たしているということには当らないのではないかと思うのです。(「そうだ」と呼ぶ者あり)この程度の問題は、これは地方政治の上においては何も教育の問題に限らなくても、県会をめぐって始終ある問題でして、大……

第24回国会 文教委員会 第26号(1956/05/10、3期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと資料の点でお尋ねするんですが、せんだって矢嶋委員の方から要求した資料が、この初めの新聞の論説だと思うのです。これはこの法案に対する誤解があるということを大臣がおっしゃったので、じゃそういう資料があればということからこの資料の提出となったんだと思いますが、同時にその場合、われわれの方から要求したことは、積極的に今度の法案を支持するような日刊新聞の論説があったら、それも提出してもらいたいということがあったんですが、それはこの前の提出の資料にも、今度の資料にもないのですが、これは結局積極的に支持する論説というものはないですか。その点はどうですか。

第24回国会 文教委員会 第28号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○秋山長造君 数点お伺いいたします。林さんが二月に全国地教委連絡協議会の会長をおやめになったそうですが、これは何ですか、おやめになったのは、ちょうど任期がきたのでおやめになったのですか。それとも何かほかに事情があっておやめになったのでしょうか、その点。
【次の発言】 じゃ、ちょうど任期も来たし、それから個人的ないろいろな事情もあって、ちょうどまあ切りがついたということでおやめになったというように了承してよろしいですか。
【次の発言】 その後ですね、会長をおやめになった後は、連絡協議会とはもうどういう……全然御関係はないのですか、何か御関係があるのですか。

第24回国会 文教委員会 第29号(1956/05/18、3期、日本社会党)

○秋山長造君 今文部大臣のおっしゃっていることはこれは全く抽象的な理屈のための理屈であって、これは具体的に地方行政において教育委員会の中立性という、この自主性ということが問題になることは、文部省自身が教育委員会法についての解説書なんかを書いておられるのをごらんになっても、はっきり書いてあるのですよ。その教育委員会の自主性、自主性というのは抽象的な概念です。そこでその内容としてもういかなる場合にも、まず第一にあげられているのはこの予算の送付権、この予算の送付権というものが、もうこれはいの一番の教育委員会の自主性の具体的な内容としてあげられているのです。その他にあるいは条例の原案送付権というものも……

第24回国会 文教委員会 第30号(1956/05/19、3期、日本社会党)

○秋山長造君 私は二、三点、委員長にお伺いします。まず第一点は、せんだっての十五日の午後開かれた理事会におきまして取り上げられた問題は、せんだっての公聴会における林参考人の公述をめぐる参考人の喚問という問題、これは一昨日この委員会において実現を見たわけであります。もう一つの問題は松澤一鶴氏の問題です。この問題については、その日の理事会でも林参考人を呼ぶ問題とは一応切り離して、そしてできるだけ早い機会に拡大理事会を、委員長のこのお言葉によれば、拡大理事会のようなものを開いて、そうしてその席でやろう、こういうお話がありまして、そしてこれはもう全員それでやりましょうということで納得し、確認を得ておる……

第24回国会 文教委員会 第31号(1956/05/21、3期、日本社会党)

○秋山長造君 簡単に……。今有馬さんのようなお話でありますと、私はさっき委員と委員長との間に質疑応答があったのをちょっと聞いておりまして、私社会党の理事から承知しておったことと、だいぶ食い違いがあるので、けげんに思っておったので、有馬さんの最後におっしゃったようなことは、私は全くどうも、一体どういうことなのかという感じを持つのです。特にこれは委員会の審議もだんだん終末に近づいてきた今の段階では、先ほど委員長がおっしゃったように、やはり委員会審議のルールをしいておくということは、これが一番基本的な問題だと思うのです。ところがその問題についてあれだけ長い時間をかけて、しかも十分に円満に話し合われた……

第24回国会 文教委員会 第32号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○秋山長造君 私は今朝来の文部大臣の御答弁を聞いておりまして、全く承服できません。まことに私はもう遺憾のきわみだという感じを持っているのです。事実を認められたのやら、認められぬのやら、また、それに対して悪かったというお感じを持っておられるのやら、持っておられぬのやら、全く文部大臣の御心境をはかりかねているのです。こういうもうはっきりした事実に対して、文部大臣が常に口にされるごとく、男と男ということを口にされておりますが、こういう明々白々たる事実に対してこそ、ほんとうにお言葉通り男らしく私は事実は事実、悪かったら悪かった、こうおっしゃるが私は当然だと思う。これが日本の道徳です。これが男の道徳だと……

第24回国会 文教委員会 第33号(1956/05/23、3期、日本社会党)

○秋山長造君 取り運ばれることにつきましては、私も党の理事の方から承わっておりますので、異議はございませんが、ただ、委員長の御報告の最初の点でありました、松沢一鶴氏が酒気を帯びていたという文部大臣の発言は誤まりだった、実は酒気を帯びていなかったのだということだけは、満場一致御確認になったという御報告でございますが、委員長にお伺いしたいことは、ただ文部大臣が誤まりだったということを理事会で確認されて、そうしてただいまのような形で御報告をされて、それでもうその点は済みだ、ケリがついたというように委員長はお考えになっておるのかどうかということが第一点であります。  それから第二点は、酒気云々の点以外……

第24回国会 文教委員会 第34号(1956/05/24、3期、日本社会党)

○秋山長造君 議事進行……。この問題は、これは今法制局長がおっしゃる通り、法制局長はこの立法者でないのですから、責任者でないのですから、やはり立法の責任者である法制局長官をこの席に呼んでいただいて、そうしてこれは責任をもって明確にしていただくべきだと思いますので、一つさようにお取り計らいを願いたいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 今委員長のせっかくのお言葉ですけれども、これはやっぱりこれだけの重要法案ですからね、これは何も法制局長官を呼ぶことを遠慮することはないので、法制局長官にすぐ来てもらって、すぐ隣りの部屋におるのですから、一つ来てもらって、責任を持って解明をしていただき……

第24回国会 予算委員会 第5号(1956/02/15、3期、日本社会党)

○秋山長造君 資料の要求なんですが、すでに幾つかの資料要求が出ているのですけれども、いまだに資料は何も出てこない。きょうあすの審議ですから、一つこれを極力急がして、少くとも午後再開までには相当の資料を出していただくように督促願いたい。
【次の発言】 ただいまの質問の、官房長官なりあるいは防衛庁長官が、ラジオあるいは新聞紙上において、事と場合によったら自衛隊を出動するというようなことを言ったという事実を総理大臣は御承知になっておるのかどうか、その点をまず聞きたい。  それからまた、そういうことがあり得ることかどうか。総理大臣として一つ責任ある御答弁をこの際聞かしていただきたい。

第24回国会 予算委員会 第7号(1956/02/18、3期、日本社会党)

○秋山長造君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となっております昭和三十年度一般会計予算補正(第1号)、同じく特別会計予算補正(特第4号)及び政府関係機関予算補正(機第1号)の三案に反対するものであります。  第一に、三十年度の予算補正は、これで三回目でありますが、今回の予算補正による一般会計歳出の追加額は三百五十五億円、歳入の増加額は二百十九億円で、その差額百三十六億円を既定予算の節約、繰り延べ等で相殺してつじつまを合わせたものでありますが、その結果、三十年度の予算規模は一兆百三十三億となり、一兆予算厳守という鳩山内閣最大の公約は大幅にくずれ去ったわけであります。  鳩山総理や一萬田蔵相……

第24回国会 予算委員会 第10号(1956/03/08、3期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連して。どうも外務大臣のおっしゃることがはっきりしないのですが、まず第一点としてお伺いしたいのは、外務大臣は、従来私としては、あるいは私どもはアジアの民族主義というものを念願してやってきたということをおっしゃる。これはときにより私としては、という外務大臣個人の表現を使われ、またさっきは私どもというあたかも外務大臣を含む当時の外務省なり、あるいは日本の政府としての見解を述べられたようにも聞えるのですが、その点ただ個人的に頭の中でアジアの民族主義を尊重していくべきだということを個人的に考えながら、宮仕えの悲しさで日本の政府のやはり一外交官として心ならずもそれとは別の方向に引……

第24回国会 予算委員会 第11号(1956/03/09、3期、日本社会党)

○秋山長造君 議事進行について……。ただいまの亀田得治君と鳩山総理の質疑応答を聞いておりますと、鳩山総理は、亀田君の質問に対して、全然答えておられません。亀田君は昨日の鳩山総理の、「私は憲法の成文には、自衛隊を持つということは憲法の成文には合致しないと思います。この疑いがある。」そこで亀田君がもう一度念を押したところが、依然として、「疑いがある」ということをきっぱり言い切っておられる。その点について亀田君は繰り返し質問をしている。ところが総理大臣は、その質問点には全然答えないで、質問も何もしていない、まるで別なことを答弁しておられる。こういうずるいすりかえ答弁では、われわれは満足できない。どう……

第24回国会 予算委員会 第12号(1956/03/10、3期、日本社会党)

○秋山長造君 最初に二、三点疑義を確かめておきたいと思います。一昨日からきのうにかけての亀田君の質問に対する鳩山総理の御答弁は、総理自身が速記録をごらんになってもすぐにはわからない。いわんや聞いているわれわれには、支離滅裂で何をおっしゃっておるのか了解に苦しむ点が多々ございます。しかし、しいて総理のお気持を推測いたしますと、結局かつては自衛隊は違憲であったけれども、自衛隊法ができたので違憲でなくなった、合憲になった、こういう御見解のように承わるのでありますが、その御見解はその通りでございますか。
【次の発言】 解釈を変えたとか、変えぬとかということでなしに、かつては違憲であったけれども、自衛隊……

第24回国会 予算委員会 第17号(1956/03/16、3期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連して。今の点でちょっとお尋ねしたいのですが、この砂糖のような、まあいわば塩と砂糖ということで、まあこれはもう絶対欠くことのできない必需品で、しかも国内生産が、これはもうほとんど皆無と言ってもいい。これを安定させていこうという政策と、それから砂糖を投機の対象にして取引をやるということを手放しで許していくということは、どうも矛盾しているように私は思うのですが、この砂糖を投機の対象にしておるということについては、農林大臣はどのようにお考えになりますか。
【次の発言】 実は昨年農林大臣に御就任早々に、砂糖の専売ということを言われたことがある。あのお気持は、私がこの農林大臣のお……

第24回国会 予算委員会 第19号(1956/03/23、3期、日本社会党)

○秋山長造君 関連して……、総理大臣は憲法改正調査会ということを口癖に言われるのですけれども、これは一体どちらがほんとうなのですか。ときによると憲法改正調査会で案ができたら国民に諮る、まるでもう憲法改正の草案を今度の憲法改正調査会で作るようなことをいつも繰り返されるのですが、まあときによると、いや、あれは憲法改正をやるかやらぬかをあれで研究してもらうのだというようなことにしごく軽く逃げられたり、これは重大な問題ですからね。もっと総理大臣はっきり責任のある言葉を使って答弁をしていただかぬと……、憲法改正調査会だったら大へんですよ。
【次の発言】 だからそれをはっきり言って下さいよ。まあしばしば言……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 内閣委員会 第2号(1956/11/22、4期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっとその前に、今、総裁のお読みになったその印刷物ですね、配付していただけませんか。こまかい数字なんかが入っておりますが、ざっと読み上げられたのを聞いておっただけでは、どうもよくわからぬ点があるのですが……。
【次の発言】 関連して……。先ほど田畑君の御質問に対する御答弁で、実施の時期を書かなかったのは、国家財政という立場からだというようなお言葉があったのですが、これは私は、人事院の性格から考えて、非常に重大な御発言だと思うのです。一体人事院勧告というものは、財政的な見地から行われるものですか。私はそうじゃないと思うのですね。まあ財政ということになると、読んで字のごとく、これは……

第25回国会 内閣委員会 第3号(1956/11/27、4期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと、議題に入る前に、委員長にお伺いしていいのか、調査員の方にお伺いしていいのか、現在参議院で継続審査になっているのは、国家公務員共済組合法の一部を改正する法律案一件だと思いますが、衆議院の方で継続になっているのが数件あるように聞いております。いずれ、衆議院の方で継続になっているものも、こちらの委員会に関係を持ってくる案件ですから、だから、衆議院の方でどういう案件が今継続審査になっているのか、そうしてその状況は大体どういうことになっているのか、そういう点をちょっと承知した上で、今日の問題に入りたいと思うのですが……。

第25回国会 内閣委員会 第4号(1956/11/29、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(秋山長造君) よろしゅうございますか。
【次の発言】 ちょっと一言だけお尋ねしたいと思います。先ほどの高田委員に対する御答弁の中で、自衛隊は爆撃機は持たない、こういう御答弁があったのですが、これは過去、現在並びに将来において爆撃機は持なないという御方針であると受け取ったわけですが、その通りですか。
【次の発言】 その今の、近いというのを小声で言われたわけですけれども、近い将来というのはどういう意味ですか。さっき高田委員に対する御答弁では、このわが国の自衛隊というものは、憲法の精神に照しても、あくまでこれは純然たる国土の自衛という限度にとどまるべきであるから、従って爆撃機は、その証拠には……

第25回国会 内閣委員会 第5号(1956/11/30、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(秋山長造君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員長からの委託に基きまして、本日は私が委員長の職務を行いますから、御了承をお願いいたします。  委員の変更について御報告いたします。本日付高野一夫君及び古田法暗君が辞任され、野本品吉君及び横川正市君が補欠に選任されました。
【次の発言】 それでは、国の防衛に関する調査のうち、昭和三十二年度調達庁関係予算に関する件を議題に供します。  政府側からは、調達庁長官、次長ともに余儀ない差しつかえのため、説明員として、調達庁総務部長真子伝次君及び総務部会計課長福村知躬君が見えております。本件に関し、まず当局から御説明をお願いしたいと存じます……

第25回国会 内閣委員会 第7号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○秋山長造君 私はこの際、先般来本委員会で、公務員給与の問題について種々調査を進めて参りました経緯にかんがみまして、この際、公務員給与の改善をすみやかに実施すべきものと考えまして、次のような決議案を提出したいと思います。  その案文を朗読いたします。    公務員給与の改善に関する決議  政府は、公務員給与の現状と、人事  院勧告の趣旨に鑑み、速かに給与の  改善につき措置すべきである。  以上でございます。

第25回国会 内閣委員会 第9号(1956/12/12、4期、日本社会党)

○秋山長造君 その点、今永岡君の質問に関連してお尋ねするのですが、いつから実施するのだといわれれば、やはり責任ある当局としては、それはその時期ははっきりできないとおっしゃるのは、これはわかるのですけれども、しかしそれにしても、人事院勧告が夏出て、それでそれ以来鋭意検討中だ検討中だと、すみやかに成案を得てという答弁を何回となく繰り返しこの委員会で承わってきておる。そこでいつから実施するというほど固まったお考えは伺えないにしても、大体人事院の勧告を検討するなら検討するで、大体いつごろまでに検討を終るのか、いつごろまでにそれに基いての作業を終るという一つの目標というか、めど、目途というものはあるはず……

第25回国会 内閣委員会 第10号(1956/12/13、4期、日本社会党)

○秋山長造君 私は、社会党を代表いたしまして、本法律案に賛成いたします。  第一に、この法律案は、旧軍人軍属等で、本邦を初め満州、朝鮮、台湾、樺太などの戦地に指定されなかった地域において、その職務に関連して死亡した場合、これを公務によって死亡した場合に準じて取り扱い、これらの方方の遺族に対して遺族年金または公務扶助料を支給しようとするものでありまして、太平洋戦争の様相、規模等から考えて、妥当な措置と考えるものであります。  第二に、元来本法律案のごときものは、その趣旨から考えても、当然政府の責任において提案さるべきものでありまして、今後政府において格段の善処をお願いしたいと思います。  第三に……

第26回国会 内閣委員会 第5号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○秋山長造君 今の松岡さんの質問は、これは法律的な扱いがどうなっておるのかという質問だと思うのです。こういう場合の許可不許可の扱いをする場合に、あなたの方と、それから運輸省の方との合意を必要とするのか、それとも合意はなくても、勝手に運輸省だけで許可できるのかどうかということを聞いておられるので、ところが、あなたの御答弁は、その点はどうもあいまいで、ただ結果として、そうされたのは、あなた方の立場としては不都合には思うけれども、結果的にはまあ大したこともないので、まあ我慢できぬこともないというような、便宜論みたいな御答弁があったのですけれども、まあそれはちょっと受け取り方が違っているのじゃないかと……

第26回国会 内閣委員会 第6号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連して。局長に私ちょっとお尋ねしますが、あなたは日米合同委員会の日本側の委員なんですね。
【次の発言】 この問題は、合同委員会の本会議といいますか合同委員会で話し合いをしたけれども、なかなか込み入って話し合いがつかないから、分科委員会におろして、その結果を待って、あらためて本委員会でやるという順序になるのですか。それともこれは問題が刑事事件だから、その方の専門家で構成した分科委員会へ初めからおろしてしまって、その結果を見るという順序になるのですか。
【次の発言】 先ほど法務大臣のお話では、従来この分科委員会で解決した先例がたくさんあるというお話があったのですが、こういう……

第26回国会 内閣委員会 第8号(1957/03/12、4期、日本社会党)

○秋山長造君 雇用の問題について、いろいろな点の御質問をしてみたいと思うのですが、その前に、今ここに、われわれに配られた「最近の雇用失業情勢について」という資料、これは、政府からの資料だろうと思うのですが、これは、はなはだ不親切なやり方だと思う。この雇用審議会設置法案というのは、二月十九日に出ているのですね。ところが、今までは、こういう資料は全然何も配らんでおいて、きょうこれから質問しようという直前になって、こんなものを手元に配られて、しかも、内容はきわめて不鮮明な印刷で、たくさんの数字があげてある。内容をよく見ると、これは、やはりこの法案を審議するについては非常に重要な資料のように思える。と……

第26回国会 内閣委員会 第9号(1957/03/15、4期、日本社会党)

○秋山長造君 お急ぎのようですから、簡単に。先ほどの長官のお言葉の中にもありましたが、なぐったりけったりしたということの説明で、これはなぐるとかけるとかいうことでなしに、まあ激励が少し度が過ぎたというような御説明があった、これは前にも、人事局長からそういうお話があったと思うんですけれども、これは、ただ単に激励が過ぎるということとは質の違う問題じゃないかと思う。長官は旧軍隊時代の軍隊生活をされたかどうか知りませんが、まあ私自身四年ばかり兵隊勤めをやった経験から考えた場合、これはもう回りくどい説明でなしに、こういうことを聞いただけで実にぴったりくるんですよ。全く手に取るようにその場面の光景というも……

第26回国会 内閣委員会 第10号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○秋山長造君 労働省に官房長を置くということになっているのですが、これは政府の方で各省に官房長を置いたり、置いてなかったりされているのは、何か一つの基準があってそうなっているのですか、どういうことなんですか。
【次の発言】 四つの局があって、それを調整してゆく必要があるということはよくわかるのですが、これは大体今までなしにやってこれだということは、政務次官のほかに事務次官というものがあるわけですから、事務次官の手元でこういう機能が十分果せてきたのじゃないか、また事務次官というものの仕事がそういうことが主たる仕事じゃないかというように私は思うのですけれども、事務次官との仕事の面での関係はどうなり……

第26回国会 内閣委員会 第11号(1957/03/22、4期、日本社会党)

○秋山長造君 ごく簡単にお尋ねいたしますが、ただいまの田畑委員との質疑応答を聞いておりまして、政府の掲げておられる完全雇用という内容が、ますますぼやけてわからないことになったのですが、先ほどの労働大臣の御答弁のように完全雇用ですと、これは結局内容的には何らこれといったものがなくて、ただ表面的に数字づらで失業者を減らしていくということだけに限られているような感じを受けるんですがね、私は、やはり欧米のように職業構成からいうて、いわゆる雇用者の比重というものが圧倒的に多くて、そうして自営業者だとか家族労働者だとかいうようなものがほとんどいないという所では、完全雇用といえばとにかく一人でもよけい雇うと……

第26回国会 内閣委員会 第12号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと参考にお尋ねしておきたいのですが、全世界を地域別に分けますと、結局欧亜局とアジア局とアメリカ局、この三つの局で三分して担当するわけですね。それぞれの担当地域にある日本の在外公館の数、それからそれに関連してのそれぞれの地域の人員の総計、これはちょっと数字は出ませんか。
【次の発言】 もう私欲を言いませんが、この前も申し上げたように、どうも日本はアジアの国で、しかも今後ますますアジア外交ということを積極的に推進しなきゃならぬ立場だし、しかもアジアそのものが、かつて戦前のような、もうほとんどがヨーロッパの植民地、ヨーロッパの出先というようなことで、ヨーロッパにある本国とさえ大体……

第26回国会 内閣委員会 第13号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○秋山長造君 大臣へ簡単にお伺いしますが、この前の委員会で片岡委員から、国立精薄児施設について非常に詳しい、まあ希望をまぜての質問があったわけでありますが、精薄児の膨大な数からいいましても、それからまた聾唖者の数からいいましても、これは国立とはいえ、百人程度しか収容されないものを一カ所ということでは、あまりにも貧弱なことは、これはわかり切ったことでしょう。おそらく大臣がこの前おっしゃったように、やっぱりこれはまあいわばモデル・ケースとしておやりになること以上の効果を期待することは、一カ所だけでは無理だと思う。そこで、片岡委員は、今後これをモデル・ケースとして、皮切りとして、年次計画をもって少く……

第26回国会 内閣委員会 第14号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○秋山長造君 私は、昨日の本委員会におきまして、大阪府堺市の金岡団地にあります日本住宅公団の住宅建築のきわめて不完全というよりも、これはもう全くでたらめきわまるあの建築の問題について、若干具体的な事例をあげて、建設大臣並びに建設当局に対して質問をしたわけでございますが、建設大臣におかれましては、早急に事実を調べて、そうして今日の、ただいまの委員会に報告したい、こういうお約束があったわけでございますので、まず、質問を展開していく前に、本件についての建設大臣の御説明を一応承わった上で、質問したいと思います。
【次の発言】 では、加納総裁にお尋ねしますが、私の質問しておる問題は、もう十分お調べになっ……

第26回国会 内閣委員会 第16号(1957/04/03、4期、日本社会党)

○秋山長造君 文部省のことでちょっとお伺いしたいのですけれども、管理庁から配付された一月一日現在の定員表を見ますと、文部省には欠員が千三百六十二人ありますね。この千三百六十二人の欠員の内容と、それからその欠員と今度の定員増との関係はどういうことになるのか。その点二点、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、こう了解してよろしいのですか。千三百六十二人の欠員は四月一日現在では相当減っているだろうということがまず第一点。それからもう一つは千三百六十二人の欠員とはダブらない別の専門の増員を今度三百六十一名、専門の違う、その欠員とは性質の違う増員なんですね、この三百六十一名は。ということと……

第26回国会 内閣委員会 第17号(1957/04/04、4期、日本社会党)

○秋山長造君 大臣お急ぎのようですから、きわめて簡明に御質問したいとます。  極端にお伺いしますが、大臣は、前々回の本委員会で問題になりました堺市の金岡にある日本住宅公団の住宅の問題について御承知でございましょうか。
【次の発言】 実は、もう私詳しいことは申し上げませんが、新聞紙上によりますと、行政管理庁の方でも、同庁の原田弘成監察官を専任監察官として、大阪管区監察局に同公団大阪支所の資料調査を命ずることになった、こういうことが書いてある。これはその通りと了承してよろしゅうございますか。
【次の発言】 あの問題は実は私ども現在われわれとしても究明中ですし、また建設省あるいは住宅公団においても真……

第26回国会 内閣委員会 第19号(1957/04/09、4期、日本社会党)

○秋山長造君 質疑をする前に、この間公団の方から文書で簡単な報告書が出ておりますので、私ども一応は拝見したのですけれども、さらにこの報告書についてあるいは補足するということもあるでしょうし、総裁は自身現地を見られたわけですが、それらを含めて説明を一応聞き、それからさらに建設省からも専門の方が調査に行かれたようですから、それらについても一応報告を聞いた上で質疑をしたいと思います。
【次の発言】 質問に入る前に、先だって公団からいただいている資料について計数的なことをちょっと確かめた上でと思う、それはこの資料の報告書のあとにつけてある別表の一ですね。金岡団地工事の請負業者名、工事請負金額、この工事……

第26回国会 内閣委員会 第20号(1957/04/11、4期、日本社会党)

○秋山長造君 宇田国務大臣に、当面の原子力問題について若干御質問したい。承ず第一点は、先般来非常に問題になっておる原子力委員会の運営、あるいは責任、権限、というような点が、どうも最近いろいろな雑音によってぼやかされておるような印象を非常に強く受けるのです。大臣は、原子力委員会の委員長をされておるわけですが、この原子力委員会というものを、日本の原子力政策を推進していく上において、どういうようにお考えになり、また今後、この原子力委員会の運営について、どういうような構想を持っておられるか、その点をまずお伺いしたい。
【次の発言】 今承わつたようなことは、これは法律を読めば書いてあることですけれども、……

第26回国会 内閣委員会 第21号(1957/04/16、4期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連して。今の点ですが、われわれ新聞で見たり、あるいはいろいろな所から耳にしたところによりますと、岸総理がアメリカへ行かれるについて、日本の防衛計画というものをやはり準備しなければならないということで、防衛庁の事務当局に対してそれを一つ早くまとめてもらいたいという命令があったやに聞いておるのですけれども、そういうことは今の答弁では全然ないというようなことですが、どつちがほんとうですか。
【次の発言】 特にアメリカに行くからという頭書きはついてないにしても、とにかく早くまとめてほしいということは、言われておるわけでしよう。

第26回国会 内閣委員会 第22号(1957/04/18、4期、日本社会党)

○秋山長造君 衆議院の法制局の方から逐条的な説明を聞いた方がいいと思いますか……。
【次の発言】 ちょっと関連して。今の永岡君の質問しておられる町村合併に伴う不均衡ですね。これに該当する件数は全国でどのくらいあるのかということと、それからこの不均衡を完全に是正するためにどれだけの財源が要るかという問題ですね。これは地方公務員も含めて。ここでわかりましたら、ちょっと御説明いただきたい。
【次の発言】 約でなくて、三十一年九月末現在における正確なところを一つ。
【次の発言】 二百も残るのですが、その二百残ったものを完全に解消するためにどれだけ財源が要りますか。

第26回国会 内閣委員会 第24号(1957/04/23、4期、日本社会党)

○秋山長造君 渡邊さんでも吉居さんでもどちらでもいいですが、この政府の原案でいきますと、国立病院の総婦長は一等級になりますね。それでこの一等級で最高給が三万五千百円なんですが、この三万五千百円に達するのは、年令にして幾才くらいになりますか、現状。
【次の発言】 私の質問がちょっと悪かったのです。私のお尋ねしておるのは、皆さんの現在の実情を、この政府案の表に当てはめてお答えを願いたい。

第26回国会 内閣委員会 第25号(1957/04/24、4期、日本社会党)

○秋山長造君 まず第一にお伺いしますが、総理は、国会が終了次第、東南アジア、アメリカ等の訪問で、相当長期間留守にされるわけですが、副総理をお置きになるべきではないかと思うのですが、その点いかがですか。
【次の発言】 次に、総理は外務大臣を兼任されて、ずいぶん御多忙のように見受けるのですが、国務の渋滞ということもなきにしもあらずと思いますので、専任外相をこの際お置きになるべきではないかと思うのです。それとも、あくまで総理大臣の兼任でお進みになる御意思であるかどうか、その点お伺いいたしたい。
【次の発言】 総理大臣は、この前の本委員会で田畑君の質問にお答えになって、アジアの緊張緩和に努力することが……

第26回国会 内閣委員会 第26号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○秋山長造君 ただいまの長官の御発言は、これは、先ほどもこの原文をだいぶ長い間読んでみたのですけれども、どらもはっきりわからない点があるので、あらためてお尋ねしますが、この途中にある「そうとすれば」という言葉ですね、「そうとすれば」というのはどこにかかるのですか。はなはだむずかしい日本文になっているので、どうも……。
【次の発言】 そうしますと、前置きとして、われわれとしては、核兵器なるものの全容というものもわからない。日本にもないし、また日本で使うつもりもないし、また、日本に外国から持ってくるつもりもないということを前提として、さらにこの文章がくるわけですね。だから、手っ取り早く、わかりやす……

第26回国会 内閣委員会 第27号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○秋山長造君 今の局長のお話なんですが、看護婦の定員はあってもなりてがないために欠員が相当ある。これは今でもそういう状態が多少残っているというお話だったのですが、これは多少でなしに相当あるのではないかと思うのです。特に結核療養所あるいは、らい療養所その他の特殊な療養所、こういうものは第一その所在地が非常にへんぴな所が多い。それからその病気の内容というようなことも関係あるでしょうが、年ごろの若い娘さんはなかなか来てくれない。それも俸給でもよければあるいはもうちっと希望者があるかもしれない。俸給はさっき来の話でおわかりの通り非常に悪い。もうまるで雑役婦と同じようなことでこき使われるというようなこと……

第26回国会 内閣委員会 第28号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○秋山長造君 私は核兵器と憲法の問題についてごく率直にお尋ねをいたします。まず第一にお尋ねしたいことは、一体日本の自衛隊が核兵器を持つということは日本の憲法に違反するものである、こう私考えるのですが、総理大臣の御見解を伺いたい。
【次の発言】 総理大臣は、核兵器というときわめてばく然としたでたらめな名称のように、呼び名のようにおっしゃるけれども、核兵器という以上はおのずからその性格なり範囲などというものはきまったものだと思う。何でもかんでも核兵器といえるものではない、核兵器だから核兵器だ。現に政府自身がイギリスやソ連、アメリカに対して核実験の中止の申し入れをなさったり、あるいは実験の禁止につい……

第26回国会 内閣委員会 第29号(1957/05/08、4期、日本社会党)

○秋山長造君 大臣にお伺いしますが、先ほども御質問がありましたように、われわれは、大臣の提案説明を聞いたときには、とにかくこの問題の全般を見きわめるとか、強力な調査審議会を設けるというような、非常に意気込んだ御説明があったので、もうてっきりこれは、恩給制度そのものの再検討というところまで掘り下げていかれるものと思っておった。ところが、昨日恩給局長からお話を聞いてみると、そうではなくて、そう根本的なものではない。ただ当面、現在の恩給制度のワク内でのいろいろな問題を片づけよう、いわば非常に技術的といいますか、事務的な問題をねらっておられるようです。そこで、やっぱり今永岡君から御質問がありましたよう……

第26回国会 内閣委員会 第32号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○秋山長造君 今の点、人事院にお伺いしますが、文部省側の答弁でいいのですか。
【次の発言】 そういたしますと、この備考は、大学院を置く大学の教授のみに適用するというのは、意味としては、大学院の教授のみに適用すると、通俗的に、大学院の教授のみに適用すると、こういう意味に解したらいいのですか。
【次の発言】 だから、ここには「大学院を置く大学の教授のみに適用する。」大学院を置く大学と、こう書いてあるから誤解が起り得るのです。院さえあれば、自分は大学院を教えてなくても、その大学に勤めておればこの適用を受けるという、こういう誤解が起り得るでしょう。だからこの意味は、通俗的には、大学院を置く大学というこ……

第26回国会 内閣委員会 第33号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○秋山長造君 人事院へちょっとお尋ねしたいのですが、養護学校ですね。養護学校の教員については、第三表の適用があるのだろうと思うのですが、そう了解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 この俸給表の適用範囲案という今御指摘のところを見ますと、第十条の二号のところに、「国立大学の学部に置かれる附属の盲学校又はろう学校に勤務する云々」で、養護学校ということがないのですが、これは、養護学校はあるのじゃないですか、養護学校という正規の名前のついた学校があるのじゃないですか。それは、この本を見ておると、私今ちょっと何ページにあったか見つからぬのだが、これありますよ、たしかこの中に。あちこちに養護学校と……

第26回国会 内閣委員会 第36号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○秋山長造君 この法案の二十三ページをちょっと……。付則の七項ですな。あの付則の七項のところ、そこの四行目ですが「その者の切替日後における最初の昇給」というのがありますね。その「切替日後」ということと、それから付則八項の「切替日以降における最初の昇給」という言葉がありますね、これはどう違うのですか。ここのところちょっとよくわからないのですが、説明していただきたい。
【次の発言】 実際にそういう場合はたくさんあるのですか。
【次の発言】 そういたしますと、どうも私そこのところがよくのみ込めないのですが、八項に「旧俸給月額が五万七百円をこえる職員の」云々と、こういう規定がありますね。七項の方は、俸……

第26回国会 内閣委員会 第37号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○秋山長造君 大久保長官に若干の点をお伺いしたいと思います。  今度の改正で、政務次官を二名置かれるということですが、そうしてこれがトップ・マネージメントの機構を強化するということにもなり、また、政府の考えておられる行政改革の重要な一環ということになっておるんですが、従来鳩山内閣あるいはその前の吉田内閣当時から、行政改革の問題は、これはもう歴代内閣の重要な懸案になっておるので、しかも、その行政改革の大体の方向としては、やはり戦後急激に複雑になった行政機構というものをできるだけ簡素強力化していく、こういう方向が示唆されてきたと思う、歴代内閣で。で、今回の岸内閣にしても、やはり歴代の内閣の、その機……

第26回国会 文教委員会 第33号(1957/05/19、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) これより文教委員会を開会いたします。  本日は、会期が一日延長されたわけでありますが、種々の事情で本日委員会を招集するに至りませんでした。先刻理事会を開き、本委員会に残っております諸案件の取扱いについて協議を行なった結果、一応の結論を得ましたので、異例ではございますが、委員会を開会することにいたした次第であります。その旨御了承をお願いいたします。  まず、委員の異動について報告いたします。五月十八日大野木秀次郎君、松澤靖介君、加賀山之雄君が辞任され、補欠として木島虎藏君、秋山長造君、岸良一君が選任されました。また本日、岡三郎君、岸良一君が辞任され、補欠として松澤靖介君、……

第27回国会 文教委員会 第1号(1957/11/01、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日、最上英子君、左藤義詮君、有馬英二君が、また本日岸良一君が辞任され、その補欠として川村松助君、郡祐一君、森田豊壽君及び加賀山之雄君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、有馬理事が委員を辞任されましたので、その補欠互選を議題といたします。互選の方法は、先例により、委員長から指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは委員長は、理事に野本品吉君を指名いたします。
【次の発言】 次に、昨日開きました、委員長及び理事打合会の成果……

第27回国会 文教委員会 第2号(1957/11/05、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、一日に開会いたしました委員長及び理事打合会の経過について御報告いたします。  教職員の勤務評定に関し、今期国会開会中に関係者及び学識経験者に参考人として出席を求める件について協議を行いました。その結果、勤務評定問題の重要性にかんがみ、本委員会として参考人の意見を聴取することの必要性については意見が一致したのでありますが、これを今直ちに今期国会開会中行うことについては時期的に意見の一致を見るに至らず、次回通常国会において、文部省の勤務評定案の結論が出されるに先だち、なるべく早い機会に参考人の意見聴取を行うことを確認して、今回は……

第27回国会 文教委員会 第3号(1957/11/07、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) これより文教委員会を開催いたします。  委員の異動について御報告いたします。昨日左藤義詮君が辞任され、その補欠として森田豊壽君が選任されました。また本日森田豊壽君が辞任され、左藤義詮君が選任されました。  本日の理事会において高田委員から要求のありました宇都宮市第二操縦学校周辺各学校の騒音問題につき、現地調査の件を協議しましたが、本件は後日適当な機会に譲ることにいたしまして、とりあえず本日の委員会において高田委員から政府当川に対して質問を願うことにいたしました。  なお、先般来懸案となっております岸総理大臣の出席につきましては委員長並びに与党理事においてさらに努力中であ……

第27回国会 文教委員会 第4号(1957/11/09、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。昨日川村松助君が、また本日林屋亀次郎君が辞任され、その補欠として吉江勝保君及び植竹春彦君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、七日開きました委員長及び理事打合会の経過について御報告いたします。本日はまず、教育公務員特例法の一部を改正する法律案について提案理由の説明を行い、これに対する質疑は本日は短時間にとどめることにいたしました。大学関係予算については大学制度と一括して本日集中的に質疑を行うことといたしました。なお、昭和三十三年度文教予算については、当委員会として熱心に審議を続行……

第27回国会 文教委員会 第5号(1957/11/12、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。昨十一日、植竹春彦君、近藤鶴代君が辞任され、その補欠として林屋亀次郎君、田中茂穂君がそれぞれ選任されました。また、本日林屋亀次郎君、郡祐一君が辞任され、その補欠として川村松助君、後藤義隆君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過について御報告いたします。前回の委員会ですでに御報告いたしました教育予算確保に関する決議の件及び新たに提案されました高等学校の定時制教育及び通信教育の振興に関する決議の件についてそれぞれ協議を行いました。その趣旨には各派とも賛成でありまし……

第27回国会 文教委員会 第6号(1957/11/14、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。十一月十二日下條康麿君がまた十三日には中野文門君、田中茂穂君、後藤義隆君がそれぞれ委員を辞任され、補欠として松岡平市君、大野木秀次郎君、近藤鶴代君、郡祐一君が選任されました。また本日大野木応次郎君が辞任され、その補欠として西岡ハル君が選任されました。
【次の発言】 まず、継続調査要求についてお諮りいたします。教育、文化及び学術に関する調査については、今期国会開会以来、教職員の勤務評定、明年度文教予算等について鋭意調査を行なって参りましたが、会期中に調査を完了することは困難でありますので、本院規則……

第28回国会 地方行政委員会 第33号(1958/04/21、4期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連。今の選挙運動期間の問題ですが、一体、政府は運動期間は何を基準に、運動期間をおきめになるのは何を基準にきめられておるのですか。
【次の発言】 まあ常識的には、やはり選挙区の広さというものが、いわゆる一つの基準になるのではないかと思うのだが、もちろん選挙運動のやり方も、昔のようにてくてく歩いてやっていたときと、今のような自動車でスピーディに運ぶ時代とは違いますけれども、しかし何といっても、やはり選挙運動は、これは選挙運動を通じてこの選挙区のすべての選挙民に、できるだけ候補者の人柄なり、あるいはその政見なり何なりを周知徹底して、そして十分批判の材料、判断の材料を与えるとい……

第28回国会 文教委員会 第2号(1958/02/13、4期、日本社会党)

○秋山長造君 資料をちょっとお願いしたいと思うんですが、その第一は、この資料ですね、今の配付されておる予算説明の資料の一ページの一番下のところに、教職員数の算出という項目に児童生徒数の増減推計、それから学級数の増減推計、それからその次のページへいって教職員の増減推計、この三つ載っているのですが、これを三十四年度以降五カ年間くらいな間の推計表がほしいと思うのですがね。これはやはりすし詰め学級の解消にしても、文部省の方で年次計画をもってやられると、それで三十三年度が初年度だという説明を従来聞いているので、やはり今度の予算を検討する場合に、三十四年度以降の数字というものがどうしても必要なんです。あま……

第28回国会 文教委員会 第6号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○秋山長造君 内藤局長に関連してお伺いいたしますが、この教育課程審議会の審議の内容は公開すべき性質のものではないというさっきの御答弁があったのですが、公開すべき性質のものではないと私は思えないのですが、これはどういうわけで公開できないのですか。大体審議会というものは、事を民主的に運ぼうということで審議会というものが設けられていると思うのです。従ってその審議会というものはこれはもう当然公開主義でやられるのが私はほんとうだと思うのです。こういう審議会だとか、調査会だとかいろいろな機関が政府関係、各省関係設けられておりますが、今おっしゃるような審議会の内容を公開すべき性質のものではないというような審……

第28回国会 文教委員会 第7号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっとお尋ねしますが、この前の委員会で理事会の決定について御報告があった中に、勤務評定の問題について、全国都道府県教育委員長協議会あるいは教育長協議会の代表者を呼んで質疑をするという話がありましたが、そのときの話しでは、適当な機会にというように非常にぼやけた話だった。この適当な機会にといいましても、これは時期的に非常に緊急を要する問題だと私は思うのです。にもかかわらす、その点について、きのうの理事会で協議がなかったのかどうかお尋ねします。
【次の発言】 実は一週間前の委員会に先だった理事会におきまして、今月の十八日に呼ぶということにきまったという報告を、私どもは私どもの理事から……

第28回国会 文教委員会 第8号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○秋山長造君 ただいまの委員長の報告の中で、勤務評定の問題ですが、勤務評定の問題は、この前も私、委員長報告に対して多少の質問をしたんですが、この前たしか今月の三日だったと思います。三日の理事会で、三会派とも一致して、十八日に関係者を呼ぶということをきめておったと思う。それがその後になりまして、何かもやもやした理由で、その十八日という点がぼかされた。その点についてこの前質問をしたんですけれども、私も十分に納得できないままで済んだわけです。ところが今度は、また日にちを延ばす理由が別の理由になってきている。年度末多忙というような理由が出てきた。これは一体延ばすために作り出した私は理由じゃないか、こう……

第28回国会 文教委員会 第9号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○秋山長造君 今の松永委員の質問に関連してですが、アジア・オリンピックは一体どこが中心になってやるのですか、その主体はどこですか。
【次の発言】 そういたしますと、日本ではどこですか。
【次の発言】 そういたしますと、文部省の方はどういう立場になりますか
【次の発言】 その点はきわめて明確なんですね。
【次の発言】 そこで、条文についてお尋ねしますが、十一条のところに役員の欠格条項がきめてあるのですが、その二の「政府又は地方公共団体の職員」これについては、附則で十月一日まで適用除外ということになっておるのですが、その理由を……。
【次の発言】 そういたしますと、一の方の欠格条項はそのまますぐ四……

第28回国会 文教委員会 第10号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○秋山長造君 この席で説明申し上げます。ただいま議題となりましたへき地教育振興法の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表いたしまして提案の理由を御説明申し上げます。  へき地教育振興法は、憲法に規定されております教育の機会均等の趣旨にかんがみまして、はなはだしくその発展を阻止されておりまする僻地における教育を振興する目的をもって、積極的な対策を講ずるために制定されたのであります。  しかるに、本法施行以来、すでに四カ年になんなんといたしておりますが、僻地におきましては、小規模の学校が多く依然として、その施設、設備の整備等は不十分であり、しかも、教職員を確保することも容易でないといで現状……

第28回国会 文教委員会 第11号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○秋山長造君 福田局長にお伺いしますが、他にいろいろあるというのは、たとえばどういう点ですか。その主要な点をちょっとお示し願いたい。
【次の発言】 そのベルヌ同盟からブラッセル規定、ローマ規定というつながりは、ちょっとさっきのなんでよくわからなかったのですが、これはベルヌ同盟に日本も加盟して、そしてベルヌ同盟で大体きめられた、いわば基準のようなものを日本もそのまま採用しておった。それがそのブラッセル規定に変り、ローマ規定に変って行って、そしてローマ規定というものに日本も加盟しているということですか、そこのつながりをもう一ぺん御説明願います。

第28回国会 文教委員会 第13号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○秋山長造君 若干大臣へまずお尋ねしたいのですが、大体この国立学校設置法の一部を改正する法律案は、ついこの間参議院へ回ってきたばかりで、きょう初めて審議するわけですが、先般来文部省の方で、四月一日施行という、この施行日が間近に迫っておるということで、まあ非常にうろたえられてそれで、やいのやいのと言って、私ども出し抜けにどうもえらいハッパをかけられて、きょう特に定例日でもないのに、特別に委員会を設けて、どうでもこうでもきょうの本会議に間に合さなければいかぬというような、非常にどうも、火のついたようなせき立て方で、いささか面くらっておるのですが、大体二日や三日、四月に食い込んだからといって、実際そ……

第28回国会 文教委員会 第14号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○秋山長造君 私はこの問題がこういう問題を起すというのは、私はそもそも、いわばこれは文部大臣の旨を忠実に受けて、忠実に服務しなければならぬ文部官僚、内藤局長筆頭に文部官僚が、大体最近いろいろな問題で、やれ通達だとか行政措置だとかいって、そういうものをあまり乱用して、そうして実質的には、教育基本法だとか、何だとかいうものを全く空文化してしまって、そうしてあまり通達行政を乱用し過ぎていると思う。これは全く目にあまるんですよ、大臣。私ども率直に言って目にあまるんです、そのやり方というものは。で、大体ついこの間まで今度の道徳というものは、道徳という時間の特設であって教科じゃない、独立教科にはしないとい……

第28回国会 文教委員会 第17号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○秋山長造君 その点は非常に疑義があると思うんです。疑義がある。まあ、どんなに譲歩をしたところで疑義がある。われわれは法律違反だと思うけれども、まあ若干譲歩をしても、疑義があることは確実です、現に、二月の二十日の衆議院の予算委員会で、門司委員の質問に対して、松永文部大臣は、こういう答弁をしておられます。「今仰せになりました教育課程の内容等につきましては、文部大臣の職責でありますから、やはり文部大臣の通牒においてやることができるというふうに考えております。ただしかし」、ここからが大事なんです。「ただしかしこの問題については、多少の疑問もありますのであらためて法律を改正してもらうというふうに、今準……

第28回国会 文教委員会 第18号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと簡単に二、三点お尋ねしますが、今度の法律は、御説明を聞いておりますと、一体従来の線から実質的にどれだけ前進しておるのかという疑問を持たざるを得ない。なるほどいろいろな臨時的な法律が幾つかあったのが一本にまとまっておりますから、われわれが文部法令なんかをめくる場合に、あっちこっちめくらぬでも一カ所めくれば全部わかる、そういう意味では確かに便利にもなったし、一歩前進には違いないと思うのですが、それ以上に実質的にどれだけ前進になっておるのかということを一つまずお伺いいたします。
【次の発言】 もう一つ、根本の問題をお尋ねしますが、義務教育費ということをまあ一口に言いますが、この……

第28回国会 文教委員会 第20号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○秋山長造君 この参考人を呼ぶという問題は、今日まで私ども割り切れない気持を持ったままでずるずるべったりにきておるわけです。まあ、だれが考えても、もうきょうあたりが最終段階だと思うわけですね、呼ぶとすれば。私はこういうことを思うにつけてやはり三月の十八日にこれはもう理事会でも委員会でも満場一致の決定によって、そして教育委員長なり教育長を呼ぶということが確定しておったのです。それがきわめて不可解な事情によって十八日が流れた。そのときに私は、その間の事情に対してどうしても納得できないということで、ありたけの不満を委員長に対してぶっつけたわけです。しかし、その後私どもがいろいろな筋から聞くところによ……

第28回国会 文教委員会 第21号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと、私この際、文部大臣に緊急質問を申し上げたいと思うんです。と申しますのは、先般来この委員会でも、あるいは高田委員、あるいは大和委員等から御質問があって、勤評問題その他いずれにいたしましても、教育関係の問題に対して警察権を行使するというようなことは、もってのほかだと、こういう御質問に対して、文部大臣も、また、先般の岸総理大臣も、絶対にさような意思はない。いやしくも事教育問題に関して警察権を行使するというようなことは絶対にいたしません、というこういう御答弁があった。で、昨日岩手県におきましてこの勤評問題について組合と教育委員会とがいろいろ話し合いをやっておったようでありますが……

第29回国会 文教委員会 第2号(1958/06/19、4期、日本社会党)

○秋山長造君 今度の岸新内閣の組閣に当りまして、岸首相は組閣の最も重要な人事は大蔵大臣と文部大臣の選任である、こういうことを組閣に先だって表明をされたわけです。大蔵大臣と文部大臣の人選に最重点を置くという方針で組閣をされました結果、灘尾文部大臣がその選に当られてそして新しい文部大臣に就任されたわけでございますので、その責任と申しますか、お立場というものは特に重要視されておると思います。その意味で私どもも灘尾新文部大臣の一挙手一投足と申しますか、これからおやりになることに対しましては、重大な関心を持たざるを得ないわけです。それだけに新大臣とされましても、十分御自愛になって御健闘をお願いしたい、こ……

第30回国会 文教委員会 第2号(1958/10/07、4期、日本社会党)

○秋山長造君 勤評問題についての参考人を呼ぶということは、大体三月からこれはもう繰り返し確認をされてきておることだと私は記憶しておるんです。ただ、いろいろな口実のもとにその時期がずれてきたことと、それからもう一つは、その後半年の間に、この問題をめぐる天下の情勢がいろいろ変遷をたどってきておるために、その参考人というものの具体的な人選等について、多少変ってきておるだけの話です。これはもうこの問題についてしかるべき参考人を呼んで、そうしていろいろ意見を聞かしてもらうという大筋の話は、もうこれは半年前からきまっているんですから、だからもういいかげんにやはりきちっとやるだけのことをやっていただいて、そ……

第30回国会 文教委員会 第4号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○秋山長造君 ただいまの委員長報告の前段の方にありました勤務評定についての参考人の問題ですが、これは何回も理事会の報告として、きまるに至らず次に、ということで見送られてきているのですが、もういいかげんにケリをつけたらどうですか。どういう事情できまらぬのですか。もう少し内容を御説明願いたい。
【次の発言】 すべてわれわれが参考人を呼んで意見を聴取する場合には、問題になっている案件について、賛成、反対、そうして第三者的な立場、こういう三者の意見を聴取するというのが、大体これは常識であり、また、慣例でもあるわけです。特に勤務評定の問題のように、非常に社会的な大きな問題になっている案件については、なお……

第30回国会 文教委員会 第6号(1958/10/28、4期、日本社会党)

○秋山長造君 今の前段の、この間から問題になっておった勤評の参考人の問題について、自民党側から拒否の回答があったという簡単な御報告なんですが、一体どういう事情で拒否されたのか、そこら辺について理事会でもう少し立ち入った話し合いが当然あったのだろうと思うのですがね。その点をもう少し詳細に御報告願わないと、ただイエスかノーで、ノーと言われたからという報告だけでは、これだけ何回も何回も理事会をやり、あるいはこの委員会の席上でも論議をしてきた問題でもあるし、また、この前の委員会でもこの委員会の席上でわれわれの方からもいろいろと希望を付しての意見を表明し、また、自民党側の方からもそれに対して必ずしも頭か……

第30回国会 文教委員会 第7号(1958/10/30、4期、日本社会党)

○秋山長造君 今の大臣の御答弁を聞いておりましても、一向ぴったりこぬ点があるのですがね。私はやっぱり社会教育法の中で、ほかの条文にもいろいろ問題はありますが、しかし、この十三条は、ただ何でもないほかの条文をただ不要だから削るというような、こういう簡単なことでなくして、やっぱり憲法上の疑義があるという意味においては、また一そう重大な規定だと思うのです。だからこそ文部省でも、こんな法制局の意見書なんかをわざわざ取り寄せられたりなんかされるくらいだろうと思うのですがね。だから、これだけのものをとにかく削るというのですから、よほどそれには何か具体的な理由がなければいかぬと思うのです。ところが、そういう……

第31回国会 建設委員会 第4号(1958/12/25、4期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょとお尋ねいたしますが、下水道の起債は前年度幾らでしたか。
【次の発言】 それからもう一点、道路公団補助金の五十五億円というところをもう一度説明して下さい。要求額にないものが内示額で五十五億円出ているといういきさつです。
【次の発言】 ちょっとダムのことをお伺いしたいんですが、新規は全然認められていないんですが、新規要求は、個所にして何個所くらい、金額はどのくらい要求されたのか、ちょっと御説明願いたい。

第31回国会 建設委員会 第7号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○秋山長造君 それに関連して、ちょっとお尋ねいたしますが、建設省でやられる児童公園というのは、どの程度の規模のものなんですか。何か一つの規格があるのですか。  たとえば厚生省あたりで、児童遊園地というものをずいぶん作っておりますね。あれより規模は大きいと思いますが、規格といいますか、規模といいますか、それをちょっとお伺いしたいのです。
【次の発言】 広さは、どのくらいですか。
【次の発言】 子供の野球といいましても、児童といいましても、十八才以下は、全部児童なんですが、十七、八才くらいになった子供の野球というと、相当広くなければならないし、五つか六つの子供の野球なら狭くてもいいのですが、どのく……

第31回国会 建設委員会 第10号(1959/02/19、4期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっとお尋ねしますが、この法律は、ただ人口増大を防ぐということだけなのですか。
【次の発言】 人口増大を防ぐということになりますと、ここには大規模な工場とか学校がその主たるものという規定がしてあるのですけれども、事実上そうでしょうかね。たとえば中小工場あたりなら、やはり工場ができればそれだけ人口も相当ふえるということがあり得るけれども、最近のようにオートメーションになってしまえば、これはもう大規模な工場ほど逆に人は余りふえない。むしろ総体的には従業員等は減っていくということじゃないかと思うのですね。学校は、それは確かに人がふえるけれども、私はむしろ東京なんかのような大都市の人口……

第31回国会 建設委員会 第20号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと資料をお願いをしておきたいのですが、従来この委員会で問題になっているのですが、西銀座の高迷道路ですね、あの高速道路についての詳細な資料を提出していただきたい。あれは当初都知事に対しては公有水面の一部使用ということで申請が出て、それがその後埋め立てに変り、そうして今日のような形に発展してきているわけです。相当いろいろ紆余曲折がある。この当初の公有水面の一部使用ということで申請が出て以来の、たとえばいろいろな申請書類の写し、それからそれに対する許認可書類の写し、そういうものはぜひ提出していただきたいと思うのですが、さらにその他この経過をたどる上に必要な書類、資料、それを建設省……

第31回国会 文教委員会 第1号(1958/12/11、4期、日本社会党)

○秋山長造君 斎藤さん見えておりますが、ちょっとお願いをしておきたいのですが、先月の末にもぐり入学のことで文部省から通達が出されましたが、aの資料を次の機会にでも御配付願いたいと存じます。
【次の発言】 もう一つ。特別国会で、各派共同提案でべき地教育振興法の一部改正をやりましたね。あの実施が来年度からになっているのですが、ちょうど今予算の編成期でもありますし、あの僻地教育の重要性ということにかんがみまして各方面から相当あの法律改正の結果がどう現われてくるかということは注目されておるわけなんです。われわれも非常に関心を持っているのですが、話に聞くと、どうもなかなかあの法律改正に盛られた趣旨という……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 文教委員会 閉会後第3号(1959/09/01、5期、日本社会党)

○秋山長造君 議題に入る前に。今の委員長の発言ですが、そうすると、大蔵省は欠席のままで議題に入るのですか。
【次の発言】 今おっしゃったのは、きのうのことですか。
【次の発言】 ちょっと今の大臣の御答弁にお尋ねしたいのですが、大臣はそうすると、職員団体の団結権の内容というものは、どういうふうに考えておられるのですか、団結権と言ったらただ何々教員組合という看板をおろすだけの自由ですか、団結権というものの具体的な内容をどういうように考えておられるのか、説明していただきたい。
【次の発言】 職務だとか給与だとかいうような問題について交渉する権利とおっしゃる、それも団結権の内容の一部だろうと思う。しか……

第33回国会 農林水産委員会 第5号(1959/11/12、5期、日本社会党)

○秋山長造君 今の秋山さんの御希望ですね、外務大臣なり農林大臣なり、これはけっこうですが、やはり沖縄だけでなくして、全国にある問題ですから、これはもう日本の国土の周辺の全部の漁場についての問題について、両大臣を呼んで少し委員会として時間をかけて真剣に討議をすべきじゃないかと私は思うのです。その点もあわせて一つ取り上げていただきたい。

第33回国会 農林水産委員会 第14号(1959/12/17、5期、日本社会党)

○秋山長造君 議事進行について、ちょっと。せっかく小笠原さんの御質問の途中ですけれどもね、さっきの大臣が読み上げられた補足説明とおっしゃったもの、それは局長あたりがやられる単純な補足説明ではないと思うのですがね。これは相当やはり、私も一々は覚えておりませんがね。さっと読み上げられたから。このわれわれの聞いた提案理由の説明に対するある程度の変更を含んでおるんじゃないかと思う。まあいずれにしても、書いたものを読み上げられるくらいですから、大臣も相当重大な内容のものだと思っておられるに違いないと思うのですが、一応このままで進まないで、その今読み上げられた補足説明なるものを、印刷をしてわれわれに配って……

第33回国会 予算委員会 第3号(1959/11/16、5期、日本社会党)

○秋山長造君 今の委員長の理事会の御報告の関連質問は努めて自粛するという言い方は、ちょっと私理事会での話し合いとは少しそれているのじゃないかと思う。努めて自粛するというのは、どういう意味でおっしゃったのか知りませんが、もし関連質問はできるだけしないようにするという意味でおっしゃったなら、これは理事会の申し合わせとは全然違うと思うのです、趣旨が。もう一度その点誤解のないように、正確な御報告を願っておかないと、やはり重要なことですから、困ると思うのです。
【次の発言】 それでけっこうです。だから結局関連質問の趣旨をはずさないように気をつけることだろうと思います。

第33回国会 予算委員会 第5号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○秋山長造君 議事進行。ただいまの亀田委員と外務大臣とのやりとりは、これはこの間のやりとりの速記録を十分に調べてそして正確な基礎の上に立ってやりとりをやらなければ、今の外務大臣のような……、この問、奥地まで行くということを確かに言われた、われわれもはっきり耳に残っている、それを、そんなことを言った覚えはないというようなあいまいなことから出発して幾ら問答を続けても無意味だと思う。事がきわめて重大ですからね。だから、この間の速記録を取って、つぶさに検討した上で、あらためてこの問題を究明していただきたい。委員長、一つそのように善処をお願いします。

第33回国会 予算委員会 第8号(1959/11/21、5期、日本社会党)

○秋山長造君 関連。今の軽工業局長の十月に出張命令を切ったというお話ですが、これは何ですか。五月に大体保安検査を定期のをやって、さらに十月にまたもう一度やろうとされたわけですか。何か問題があったのですか、どうですか。新聞の報道するところによると、五月の二日に定期の保安検査をやられた直後、六月の十二日に小さい爆発事故があって、二人の死傷者を出したという事実を承知しておる。まあそういうことがあったりしたので、これは五月に一度定期の保安検査をやったが、もう一度見ておかなければちょっと不安だということで、出張命令を切られたのじゃないかと思うのですが、そこらのところもう一度御答弁を願います。

第33回国会 予算委員会 第9号(1959/11/25、5期、日本社会党)

○秋山長造君 議事進行。今、木村委員の質問はきわめて具体的な事実をあげて明確に質問しているわけですから、大臣の方はただ記憶ではっきり覚えていないということでなしに、議事録がきちっとあるでしょう。日米合同委員会なんか、いつ幾日どういう問題についてどういう話し合いをしたという記録が、きちっと残っているのだから、その記録に基づいて具体的にはっきりした答弁をしていただきたい。そうでなければ意味がない。はっきり覚えていないというような答弁は、これは答弁にならぬですよ。記録があるはずですから、記録を見てはっきり答弁して下さい。

第34回国会 社会労働委員会 第5号(1960/02/16、5期、日本社会党)

○秋山長造君 時間がないようですから、私、一言だけちょっと労働大臣にお尋ねしておきたいのですが、この前の委員会のときに、労働大臣の新年度における労働政策の基本方針を承ったわけです。その中で問題のILO八十七号条約の批准の問題についての方針もあわせて承ったわけですが、その直後、十二日の閣議で、労働大臣の御主張で、この国会中に批准承認の手続をとるという方針をきめられたように承っているのですが、事実かどうか、それを伺いたい。
【次の発言】 実は今の大臣の御答弁聞いて、私もちょっとまた多少どうも早合点し過ぎたと思うのですが、ただしかし、この前――一週間前に大臣がここでしゃべられたこの文章を読み返してみ……

第34回国会 社会労働委員会 第23号(1960/04/07、5期、日本社会党)

○秋山長造君 せっかくここへ貸付条件、償還期間、据置期間、利率、備考とそれぞれ該当した欄を作っておいて……。

第34回国会 社会労働委員会 第29号(1960/04/28、5期、日本社会党)

○秋山長造君 今のいただいた最初の資料ですね。各国薬剤師数・薬局数比較表、これも参考になるのですが、これにさらに、お医者さんと、それから歯医者さんですね。これのやっぱり同じような各国の比較表がついていると、比較対照して非常に参考になるのですが、それはできませんか。
【次の発言】 できればそれもあわせていただきたいですね。

第34回国会 社会労働委員会 第32号(1960/05/12、5期、日本社会党)

○秋山長造君 関連。今の無薬局地区についての対策ですが、実は私、せんだってから皆さんがこの問題についても触れられていろいろ質問されているのをじっと聞いておったのですが、それに対する厚生当局の確固たる計画というか、方針というか、そういうものはあるのですかないのですか。――厚生白書を最初の三十一年度からずっと私、読んでみたのですが、三十一年度の第一回の厚生白書には、その問題について相当字数を費やして、根本的な無薬局町村対策をやらなきゃならぬということを相当力を入れて書いておられる。それが年次を追うてだんだん字数が少なくなりまして、とうとう三十四年度の厚生白書の同じところを読んでみますと、三十一年度……

第34回国会 予算委員会 第5号(1960/02/18、5期、日本社会党)

○秋山長造君 私は、ただいま議題になっております昭和三十四年度予算補正第三号及び特第二号に対し、日本社会党を代表して賛成の意を表するものであります。  今回の予算補正は、総額百三十九億二千九百万円であって、そのうち災害復旧関係六十六億五千五百万円のほか、失業保険費国庫負担金、地方交付税交付金、食管特別会計繰入金等、法令に基く義務的経費の追加を行なうものであります。  昨年中わが国土は、しばしば台風の来襲を受け、その都度各地に甚大な被害を出したのであります。特に七月の局地的豪雨に始まり、八月の山梨、長野地方の風水害に続いて、九月下旬、中部日本を襲ったいわゆる伊勢湾台風は、伊勢湾沿岸の高潮被害を中……

第34回国会 予算委員会 第7号(1960/03/04、5期、日本社会党)

○秋山長造君 木村委員の質問の始まる前に、木村委員の質問の前提として一つ解決していただかなければならぬ問題がありますから、議事進行で私から申し上げたいと思います。それは木村委員の質問のためにも必要だが、同時にこの予算委員会の審議のためにどうしても必要だと考えて、私どもは幾つかの資料を今日まで政府に要求してきておるわけです。その幾つかの資料の中で一番問題にされておるのは日米合同委員会に基づく各省別の日米合意書の資料ということが一つと、それからもう一つは、安保条約の審議にからんで非常に問題になっております極東というものを地図の上で明示してもらいたい。新安保条約で言っておるところの極東というものを、……

第34回国会 予算委員会 第9号(1960/03/07、5期、日本社会党)

○秋山長造君 議事進行について。この問題は、せんだって衆議院で問題になりました今度新安保条約における極東の範囲に金門、馬祖が入るとか入らんとかいう問題、これは最近与党の内部でも相当問題になっておるようですが、こういう問題よりも、もっともっと根本の大問題だと思う。これは大問題ですよ。ですから、今のようなあいまいなことでやり過ごすのでなしに、当時の外務大臣の発言その他は、速記録を取り寄せればすぐ間に合うわけですから。それからまた、イーデンの回顧録にしても、これは回顧録そのものはそれはまで届かんかもしらんけれども、二十八日のAP電報で相当詳しい内容が各新聞に報道されておるんですから、これは外務省にも……

第34回国会 予算委員会 第11号(1960/03/09、5期、日本社会党)

○秋山長造君 議事進行について。小林委員の質問されていることはきわめて簡単明瞭なことなんです。アクトということについて、日米交渉の過程の中でどういう話し合いをし、また、双方でアクトということを具体的にどういうように解釈することにしたのか、こういうことを聞いているのですから、それについて御答弁を願ったら先へ進むのじゃないでしょうか。
【次の発言】 関連して。共同行動せずに同時に行動するということができるのかね、実際。
【次の発言】 関連して。その点は政府側の方がちょっと小林委員の質問を誤解されている点があるのじゃないかと思う。こういう質問が出るのはなぜかというと、小林委員は、こういうことを心配し……

第34回国会 予算委員会 第17号(1960/03/19、5期、日本社会党)

○秋山長造君 議事進行について。今の問題は、加瀬君の質問は、具体的な数字まであげて、きわめて明確です。しかも、加瀬君の論点は、会計検査院の答弁でも裏づけられているのですから、文部大臣が先ほど来おっしゃるように、何とかであるならばというような仮定のもとに弁解されるような形では、私はまずいと思うのです。文部大臣は、その当時の事情を全然知らないし、また現に今も知らずに、ただ当面を糊塗するような角度から答弁をしておられるから、われわれにはピンときません。問題はきわめて重大な問題をはらんでいると思いますので、だから、事実を文部大臣自身も十分お調べになって、あらためて責任のある明確な答弁をしていただきたい……

第34回国会 予算委員会 第18号(1960/03/21、5期、日本社会党)

○秋山長造君 議事進行。  先ほどの防衛庁長官の、島委員の戦時における中立の問題に対する答弁の補足説明ですが、これは、まあ名前は補足説明ですけれども、なかなか重大で、複雑な内容をもった御発言だと思います。ぜひ一つ、これを早急に資料にして、われわれにお配りを願いたい。ちょっと委員長の方でも、その辺をお取り計らい願いたい。(「異議なし」と呼ぶ者あり)よろしいか。
【次の発言】 基地についての見解を、きちっとしたものを刷りものにして出してほしいと言うんだから、そうしてもらったらどうですか。別に拒む理由はない。
【次の発言】 議事進行について。外務大臣にちょっと申し上げるのですが、去る四日に、予算審議……

第34回国会 予算委員会 第19号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○秋山長造君 関連して。今の点ですが、外務大臣は、先だってもしきりにアメリカとこの竹島の問題については話し合っておるとか、アメリカも了承しておるはずだとか、また日本としてはアメリカと十分協議をしていくのはあたりまえだとかいうようなことを、抽象的には繰り返しおっしゃっておるがただ問題は、今千田さんの提出しておる問題は、これは竹島というものが日米安全保障条約のこの条約区域にもなっておるが、同時に米韓相互防衛条約の条約区域にもなっておる。つまり両方の条約区域が重なったような恰好になっておるが、きわめて微妙ではあるが、具体的な現実の問題を提出されておるのですから、それに対して、ただアメリカと抽象的な、……

第34回国会 予算委員会 第21号(1960/03/29、5期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと。今の四月上旬を目途とされるという総理大臣の方針ですね。これはその後、今も鈴木君から質問がありましたように、われわれは直接間接、政府部内のこと、あるいは自民党の党内の意見、いろいろまちまちなうわさを聞くわけです。そのために、総理大臣がせっかくああいう積極的な言明をこの委員会でなさったにもかかわらず、われわれとしては相当不安を持っているわけです。疑問を持っておる。そこで、もう一度この機会に総理大臣から、四月上旬を目途としてぜひともこれを批准へこぎつけたいのだ、こういう総理大臣の確たる方針を、もう一度ここで再確認していただきたい、一つその点もう一度はっきり言明をお願いしたい。

第34回国会 予算委員会 第23号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと、公安委員長は何分したら来ますか。
【次の発言】 労働大臣へお尋ねいたしますが、この問題は、今目先に起こっておるトラブルだけを何とか解決しようという、小手先のことをやってもだめだと思う。やはり相当長期間、この問題は続いてきているわけですからね。だから、この際、やはり権威ある機関が何か大きく手を打って、局面をはやり転換しなけりゃだめだと思います。そういう意味で、先日来、中労委の藤林会長があっせんに乗り出したということは、やはりその一つのきっかけだと思うのです。だからそういう意味で、私は政府としてもこれは中労委というものがその中心になるのはもちろんですが、政府としても、やはり……

第36回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1960/11/28、5期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連して。  そういたしますと、生活保護費は今後長期計画で年々上がっていくわけですか、長期計画をもって。その初年度として二六%ということでおやりになっておるのですかどうですか。その点をはっきり。
【次の発言】 それはおかしいと思うのですがね。これは政府の所得倍増というのは、ただムードとして、気分的なことを言うておられるわけじゃないのでしょう。十年間で、年々経済成長率を何パーセントに見ていって、そして十年間でほぼ倍にする、こういう相当の具体的な、しかも根拠を持ったことを言っておられるのだと思うのですよ。そういうようにこの間の選挙中も池田総理以下が言うて回られたと思うのです。……

第38回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1961/06/15、5期、日本社会党)

○秋山長造君 今の問題とは違うが、運転免許の試験ですね、あれは県によってずいぶん差があるんじゃないですか。たとえばこれは個人的なことを言って恐縮ですけれども、私の方の岡山県なんかというのはむずかしいということで定評があるのですね、運転免許の試験。ところが、たとえば兵庫県あたりは非常にやさしいというので、取りいいというわけですね。岡山で何回も受けてどうも合格できぬのが、神戸へ行って簡単に取ってくるというようなことが、あるいは海を渡って香川へ行って取ってくるとか、だから向こうをむずかしくせいというのじゃない。どっちがほんとうなのか、岡山の方がむずかし過ぎるのじゃないかと思うのですがね、神戸のような……

第38回国会 地方行政委員会 第6号(1961/03/02、5期、日本社会党)

○秋山長造君 今の人件費の比率のことですが、市と町村は今おっしゃったのですが、県はどのくらいをお考えになっているのか聞いておきたい。それからもう一つは、そういう指導を大体自治省としてしておられるという話ですが、これをされるについては、ただ見当で市は四〇くらいだ、県は何%くらい、町村は何%くらいというような抽象的な見当で指導されておられるのじゃないと思う。それ相当のやはり根拠を示して指導されておられるのだと思います。たとえば、口頭で指導するというようなことでなしに、やはり何か相当な書いたものを示して指導しておられるに違いないと思うのですが、そういうものを一つ参考資料としてこの委員会に出していただ……

第38回国会 地方行政委員会 第9号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○秋山長造君 二点お尋ねしたいのですが、今の消防協会の委託費の問題は、鈴木委員からだいぶ御質問があったんですが、私も全く同じ感じを持つ、まあ相当各事業項目の間で流用も行なわれているに違いないと思う。また、人件費等に相当出ているのじゃないかと思いますが、その中で事業費の最後の方の世論調査というのは、どういうことをやっているのですか。世論調査、百二十五万ですか。
【次の発言】 まあどう思っているかというようなばく然としたことを言われても、これははっっりしないのですが、毎年同じような経費をかけてやっておるのですが、どういうことをねらってやっているのですか。ただばく然と、国民が消防をどう思っているかと……

第38回国会 地方行政委員会 第11号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○秋山長造君 自治省と文部省と両方へお尋ねしたいのですがね、問題は、市町村の教育長の恩給通算の問題についてなんです。その法律関係は、ちょっと私も調べてみたんですけれども、なかなか法律がややこしくてわからぬのですがね、率直に言って。具体的な例を申し上げて、そしてお答えをいただきたいと思います。  三十四年の法律改正で、恩給権のついている公務員をやめて、市町村の教育長になった人が教育長をやめた場合、恩給が通算されるということになっておる。ところが、その結果、特に町村の教育長の場合ですが、町村の教育長の場合には俸給が非常に低いために、通算されるために、恩給の計算のときに不利な結果になってくるのですね……

第38回国会 地方行政委員会 第27号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○秋山長造君 関連して。その件で委員長に重ねてお尋ねしたいのですが、あの当日の鈴木理事さんの委員長に対する申し入れは、決して出席を社会党が拒否するとかなんとかいうような、そういう不穏当な内容を持ってはおらなかったと思うのです。その点は委員長も認めておられると思いますが、あの日は、前日来の内閣委員会における運営の仕方の適不適、特に委員長不信任案の取り扱い方というようなことで非常に問題になりまして、そしてその結果、その扱いをどうするかということで両党間の幹部の間で話し合いが行なわれ、さらに議長、副議長もこれは内閣委員会一個の問題でなしに、院全体の運営の問題だ、各委員会に通ずる院全体の運営の問題だか……

第39回国会 地方行政委員会 第2号(1961/10/03、5期、日本社会党)

○秋山長造君 関連。政務次官にお尋ねしたいのですが、せんだって私は新聞で読んだと思うのですが、何か文教関係の問題についての関係政務次官会議というのがありますね。あの政務次官会議で、学校給食を全面的に実施するために、義務制にしようというふうな方針がきまったらしい。それは事実ですか。
【次の発言】 その方針が、私、新聞で見たか、人つてに聞いたか、ちょっとはっきり覚えがないのですが、現内閣の新政策として、特に文教関係の新政策の大きい柱としてやはり来年度から義務制にするというように固まりつつあるように聞いているのです。もしそういうことになりますと、今の占部君の御質問になった学校給食婦ですね、学校給食婦……

第39回国会 地方行政委員会 第4号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○秋山長造君 簡単に一、二点お尋ねしたいのですが、この九条の三の三項の規定ですが、三項の規定をざっと読むと、今までは市町村の申請がなければどうもできなかったのですね。今度はそれを知事のほうが主導権を持って乗り出して、そして関係市町村の同意を求めて、裁決する、こういうことに一歩前進した、こういう話なんですが、その三項の中に二つありますね、都道府県知事が職権によって自治紛争調停委員会ですかにかけて、それできまればよし、それでなお確定しない場合は、知事はこれを裁定することができる、その場合の「若しくはすべての関係市町村の裁定することについての同意」というのは、それは必要ないわけですか。

第39回国会 地方行政委員会 第5号(1961/10/19、5期、日本社会党)

○秋山長造君 大臣、時間がちょっと半端になるかとも思うのですが、できるだけお答え願いたいと思うのですが、せんだって新聞で拝見したので、すけれども、自治省は来年度の重要施策ということで数項目大きな柱を立てて強力な予算折衝を展開されているようですが、その重要な項目として、地方財政を画期的に強化して、そして行政水準の飛躍的な向上をはかるということになっている。その問題を初めとして――全部がその問題に含まれるところなんですけれども、自治省としての来年度におけるもろもろの施策について、その具体的な方針のようなものを御開陳願えたらと思います。
【次の発言】 今おっしゃた中で、特に今非常に大きな問題になって……

第39回国会 地方行政委員会 第6号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと今の質問の関連ですが、県によって技葉のほうで多少違っているということ、私も今、成瀬委員が質問されたような感じを持つのですが、たとえば、さっき話が出ました愛知県の公安条例なんかを見ますと、同じ県内で名古屋市その他六つの市だけは五十人で線を引いて、その他は五百人で線を引くということは、人情、風俗というような問題とは違って、あまりにもこれはおかしいと思うのですが、これはどういうわけで名古屋市その他六市だけは五十人で線を引いて、その他は五百人で線をするというような、こういうことをやったのですか。
【次の発言】 それは通り一ぺんの御説明だと思うのですがね。愛知県には市はたくさんある……

第39回国会 地方行政委員会 第7号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○秋山長造君 私は、社会党を代表して、ただいま議題となっております昭和三十六年度分の地方交付税の単位費用の特例に関する法律案に反対をするものであります。  本法案は、本年八月行なわれた人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に見合う地方公務員の給与改定に必要な財源措置及び生活保護基準の引き上げに伴う地方負担分の財源措置として、二百十億円を地方団体に交付するための単位費用の改定であります。すでに先般、給与法案の本会議質問において、わが党代表が明らかにしたとおり、今回の人事院勧告は、本年四月現在の統計資料を基準にして、五月以降の物価、生計費の大幅値上がり、民間給与の大幅上昇を何ら考慮していないため、……

第39回国会 地方行政委員会 第9号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○秋山長造君 先ほど来の同僚議員の質問で漏れている問題で若干御質問したいと思うのですが、地方には中央防災会議に準じて府県の防災会議、市町村の防災会議ができるわけですが、府県の防災会議の構成を見ますと、議会関係は一切オミットしてあるわけですね。中央でも各大臣をもって構成されるわけですから、まあ議会関係はオミットされているわけですが、そのかわりに第九条でその防災に関する計画及び防災に関してとった措置の概況を政府は毎年国会に報告する義務を負っておる。地方の防災会議については、この構成メンバーに議会関係は一切オミットされておるだけでなしに、さらに中央においては国会に報告するというようなことがあるのです……

第39回国会 地方行政委員会 第10号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○秋山長造君 私は、日本社会党を代表いたしまして、災害対策基本法案に賛成をいたすものです。  賛成はいたしますが、先日来の本委員会の審議を通じましても、この災害対策基本法については、相当問題点があることは皆さん御承知のとおりであります。また、担当大臣であります安井自治大臣あるいはまた、先だっての本会議における池田総理大臣の御答弁等の端々にも、本災害対策基本法案は、必ずしも現在の時点において考えましても、これは完備したものではない、今後さらに十分整備していきたいというようなお言葉があったところからも、この問題点についてはうかがい知れる節があろうかと思うのであります。年々わが国に頻発する各種の非常……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○秋山長造君 先ほどの小笠原さんの御質問の、科学技術庁の所管事務のことについてちょっとお尋ねしたいのですが、気象庁ですね、気象庁は現在運輸省にあるわけです。われわれ考えて、どうも運輸省に気象庁がなければならぬという理由がのみ込めない。それからやっぱり今の日本の場合、それは原子力あるいは宇宙科学というようなものも、きわめてこれは重要な問題ですが、同時に現実の目先の問題として年々まあ二千億、三千億というような膨大な損害をもたらしている台風その他の災害ですが、こういうものに対処していくところの防災科学というものは、これはもうきわめて現実的な、しかも重要な問題だと思います。にもかかわらず、科学技術庁が……

第40回国会 地方行政委員会 第3号(1962/02/01、5期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと今の関連。今の過去五カ年間の警察官の定員の表というのは、それと、ついでに五カ年間よりも、もっとさかのぼって、今の警察法ができて以来のにしていただきたいと思います。そのほうがいい。

第40回国会 地方行政委員会 第5号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○秋山長造君 私、何点か具体的なことを政府にお尋ねしたいんですが、まず第一点として、交通の混雑の原因は、もちろん車の数が多過ぎるということでしょうけれども、多過ぎると同時に、車の型が全く大小、複雑、多種多様で、非常に交通の混雑の大きな原因になっていると思うんですが、一体日本では車の型について何か規制措置というものはないんですか、とられているんですか、どうですか。
【次の発言】 道路の関係の規制は、今お尋ねしているのとは別のことですけれども、私のお尋ねしているのは、車そのものが全く御承知のように多種多様なんですね。これはやはり、こういうものをあまり政府の手で幾種類かに規制してしまうということは、……

第40回国会 地方行政委員会 第6号(1962/02/13、5期、日本社会党)

○秋山長造君 三十年度の公債費の比率は。

第40回国会 地方行政委員会 第7号(1962/02/15、5期、日本社会党)

○秋山長造君 本筋の御質問は次回にしたいと思いますが、ちょっとこの説明書ですね、このあとについている資料の点について若干ただしておきたいと思うのですが、六十ページ、そこの拳銃のところですが、拳銃の検挙総数、三十四年四百七十件、三十五年五百二十八件ですか、こういうように出ているのですが、現在の法令では、拳銃については特別な人以外の一般的な所持は許されていないわけですね。そういうように銃砲の中でも特に拳銃の場合は、非常に限定されているにもかかわらず、拳銃の不法所持が非常に多いというのはどういうわけなんですか。
【次の発言】 法令で所持を許されておる拳銃の数は……。

第40回国会 地方行政委員会 第8号(1962/02/20、5期、日本社会党)

○秋山長造君 市原先生にお伺いしますが、二十四条の二の御説明の中で、もしこういう場合に強制ならば、「本人の意に反しても」という文言を入れるのが通例だというお話があったのでございますが、そういう例がありましたらお教え願います。
【次の発言】 私、精神衛生法の内容をちょっと今わかりませんのですが、こういう今の銃砲刀剣類の取締法のような警察法規ですね、こういう警察法規について、何かそういう例がありますか。
【次の発言】 私も精神衛生法まだよく承知しないのですけれども、われわれがこの委員会あたりで警察法規を取り扱って参った経験からいいますと、通例の場合、こういう法規で、特に本人の意に反しても提示させる……

第40回国会 地方行政委員会 第9号(1962/02/22、5期、日本社会党)

○秋山長造君 恐縮ですけれども、ちょっと希望を若干申し上げて御見解を承っておきたいと思います。  先ほど矢嶋委員からるる御質問が出たので、大体それで尽くされておると思うのですが、長官がお見えになっておるので、特に長官に私はお願いしておきたいと思うのです。先ほど質問がありましたように、率直に申しますけれども、率直に申しまして三十四年に企画庁に離島振興課ができて予算が一本化されたということは、確かに大きい前進だったことをわれわれは認めるのですけれども、ただしかし、その後の実際の実質的な離島振興対策というものを見ておりますと、やはり依然として離島振興対策審議会あたりにまかせっ切りにしたような格好らし……

第40回国会 地方行政委員会 第10号(1962/02/27、5期、日本社会党)

○秋山長造君 この法案の内容にも関係するのですが、交通問題が非常に重要になってきておるときですから、この交通局の新設ということは時宜に合った措置だとは思うのですが、ただ、実はせんだって都内の交通視察にあたって、あちこちの警察署あたりに立ち寄って、実情を聞いたのですが、たとえば大森の警察署の署長の話を聞きますと、あの警察署のところの京浜国道を一日通る自動車の数は十六万何千台というような、これは膨大な交通量なんです。ところが、大森の警察署の交通係の警察官はわずかに十人で、その中で、街頭へ出て実際に交通警察官として動けるのは六人だという話を聞いたのですがね。警視庁全体としても何万という警察官がいるわ……

第40回国会 地方行政委員会 第11号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○秋山長造君 川島長官にお伺いします。この前のこの委員会に御出席を願って、交通問題についてお尋ねしたときに、今問題になっておる大型乗用車の問題ですが、大型乗用車の問題について、政府は、一方では官庁の大型乗用車を規制するということを手始めに、今度の陸運局から出ている車種別の規制の問題にしても、大型乗用車というものを相当重く見ておるようですが、そういうことを一方でやりながら、一方、税金の面では、逆に、大型乗用市の税金を五〇%から四〇%に税率を引き下げて、そして大型乗用噂に非常に便宜をはかるようなことをやった。こういう矛盾したことを、まずやめてもらわなければ困るという御質問をしたのです。それに対して……

第40回国会 地方行政委員会 第13号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○秋山長造君 私は、社会党を代表いたしまして、本案に反対の討論をいたしたいと思います。  近年、暴力犯罪、特に銃砲刀剣類等を用いての悪質犯罪がますますふえつつある現状にかんがみますとき、今回の改正が、飛び出しナイフその他危険な刃物の規制を一そう強化し、銃砲刀剣類の所持許可年令を引き上げるとともに、その譲渡に制限を設けようとしていることは、十分首肯し得るところであります。また、来たるべき東京オリンピック大会に備えて、射撃競技用拳銃の所持許可や射撃場の指定に関する規定の整備をはかっていることも、時宜を得た措置と考えるのであります。しかしながら、今回の改正案が、第五条第三項において、銃砲刀剣類の所持……

第40回国会 地方行政委員会 第14号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○秋山長造君 十七条の第二項の改正について、流質期限を一カ月に短縮しても、別に質置主の保護に欠けるおそれがないという御説明があったのですが、さらに一カ月に短縮したほうがかえって質置主の利便をはかることになるという説明まで追加されておったのですけれども、かえってそのほうが質置主の利便になるという理由、それを、この前説明があったかもしれませんけれども、もう一度ひとつ御説明願いたい。
【次の発言】 事実営業者でそういう電気器具だとか、みそしょうゆのようなものまで入質する例がふえているのですか。
【次の発言】 それはいつごろからの傾向ですか。

第40回国会 地方行政委員会 第15号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○秋山長造君 きょうせっかくあの地図を作って持ってこられたわけですから、あの説明をまず聞いた上で質疑をしたいと思うが……。
【次の発言】 本案の質問に入る前にお尋ねしておきたいのですが、この審議会の名簿を今ちょっと見たのですけれども、これはこういう顔ぶれで、この街区町名地番の制度の改革というようなことにこれはふさわしい顔ぶれですか。一々いいとか、悪いとかというつもりはないのですが、ちょっと見た感じですけれども、これはそれぞれやっぱりこの問題についての権威者というか、学識経験者なんですか、この顔ぶれは。
【次の発言】 これだけの人が大体精勤に出席されてこれをやられたのですか。

第40回国会 地方行政委員会 第16号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○秋山長造君 戸塚さんにちょっとお伺いしますが、住居表示は、つまり市街地の従来非常にややこしい所だけを当面の目標にしているのです。そのほかに、そういう所でなくても地名の非常にむずかしい、かながつけてなければこれは相当の人間でも読めぬような地名がずいぶん多いのですね。それと、それから非常に長たらしい町名がございますね。たとえば自治省からもらった資料の中にも例示してあるのですが、台東底浅草上平右衛門町、浅草新吉原揚屋町、港区赤坂青山権田原町、それから港区芝西久保明舟町というようなのは非常に長いですね。こういう非常にむずかしい長たらしい地名、ちょっと一挙に言おうとすれば舌がもつれるような地名が非常に……

第40回国会 地方行政委員会 第17号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○秋山長造君 遠藤さんに御意見を聞かしていただきたいのですが、われわれ地方税の問題と取り組む場合に、いつもこれは大きな矛盾に突き当たるのですがね。一方では非常に税金が重いということは、税制調査会の答申でも、再三強調されていることなんで、したがいまして、減税ということは、内容によっては多少の問題はありましても、一般論として、これはもう至上命令だと思うのですね。ところが、国税については、減税をしても、だれも困る者もないし、怒る者もないのですけれども、地方税については、もう減税を喜ぶ者と困る者と、二通りできるのですね。いつもそのために、特に県知事だとか市町村長だとかいうような、地方行政の責任者の立場……

第40回国会 地方行政委員会 第18号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○秋山長造君 大蔵大臣、端的にお尋ねいたしますが、今度の税法改正――国税、地方税を通じてですが、税法改正は、税制調査会の第二次答申の線で行なわれたということを聞いておるわけですが、まず、素朴な質問になりますけれども、今の税負担が国際水準なり、あるいは戦前の状態と比べて重いとお考えになっているのですか、それとも軽いとお考えになっておるのですか。
【次の発言】 税制調査会の答申を見ましても、やはり今、大蔵大臣がおっしゃったと同じような意味でわが国の税負担は今なお非常に重い、したがって、これを軽減していく必要があるということを繰り返し述べられておるので、大蔵大臣もほぼそれと同じ認識を持っておられる。……

第40回国会 地方行政委員会 第19号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○秋山長造君 大臣にちょっとお尋ねをしておきますが、今度の交付税の改正の中に、税外負担の解消に百億円交付税で見られております。この百億円は市町村の税外負担の解消にねらいが置かれておると思うのですが、国から府県に対してやはり同じような税外負担が非常にかかっている面が多々あると思う。で、一番端的な例は、今度国立の工業高等専門学校が全部で十二校新設されることになっているわけですが、この国立工業高等専門学校の設置に伴って実に膨大な地元負担がかけられておる事実を御承知でしょうか。
【次の発言】 実は地方団体においては、新年度当初予算がもう交付の団体はすでに決定しておるわけです。そのすでに決定を見た地方団……

第40回国会 地方行政委員会 第20号(1962/04/03、5期、日本社会党)

○秋山長造君 現業、非現業両方で……。
【次の発言】 とりあえず資料を要求したいのですが、自治省のほうへお願いしたいのは、昭和二十八年十一月に人事院から出された退職年金制度に関する勧告、それから三十年十一月に公務員制度調査会から出た答申。それから本年の三月一日に社会保障制度審議会から出た答申。それからさっきの資料の中の九ページの組織図がありますね、今度の共済組合に移行するあの数字が、対象人員の数字がずっと書いてあるのですが、その数字の内容についてもう少し小分けをした資料がほしいのです。たとえば職員が幾ら、雇用人が幾ら、これを。  それから文部省にお願いしたいのですが、公立学校共済組合の対象人員……

第40回国会 地方行政委員会 第21号(1962/04/05、5期、日本社会党)

○秋山長造君 自治省にお尋ねしますが、第三条の三項ですね、「都道府県知事は、第一項の規定により市町村が自治大臣に提出する総合整備計画に関し、当該都道府県が当該市町村に協力して講じようとする措置の計画を定め、これを自治大臣に提出するものとする。」、これは、手続としては、市町村から総合整備計画を作って自治大臣に直接出すわけですか。その前に都道府県知事と協議しなければならないということにはなっているのですが、手続としては、協議はした上でということになりますが、提出するのは直接提出する、こういうことになるのですか。といいまするのは、三項に今読み上げたように書いてあるので、「都道府県知事が当該市町村に協……

第40回国会 地方行政委員会 第22号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと今のに関連するのですが、文部大臣、衆議院の本会議の御答弁の速記録を私は拝見したんですがね。この問題についての衆議院の本会議の御答弁では、男だろうと女だろうとりっぱな先生なら五十五才まで勤まるはずだという、まことに私の口をもって言えば乱暴きわまる御答弁で突っぱねられておるのですね。まさか文部大臣がほんとうにそういうようにお考えになっておるとは思いませんけれども、現実の問題としては、やはり各教育委員会で、先だっても一斉に人事異動が行なわれたわけですが、女教員というのは四十五才が限度になっている。それぞれの教育委員会は退職基準を作って、その退職基準には女の先生は四十五才、もう限……

第40回国会 地方行政委員会 第23号(1962/04/12、5期、日本社会党)

○秋山長造君 瀧木さん見えておる機会だからちょっとお尋ねしますが、この二十八年に出されました国家公務員退職年金制度に関する人事院勧告、これ以後、この退職年令の問題について、人事院は何か勧告されるとか、あるいは見解を発表されるとかいうようなことは、今日までありましたか。
【次の発言】 そういたしますと、国家公務員共済組合法ができるときに、強く政府に申し入れ等をされたというのですが、その内容は、三十八年の勧告に沿うた内容ですか。
【次の発言】 それでよくわかりましたが、そういたしますと、人事院としてのこの問題についての見解というものは、まあ長い将来のことはいざ知らず、今までのところは、やっぱりこの……

第40回国会 地方行政委員会 第27号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○秋山長造君 今の点ですがね、今度の改正で、「人格が高潔で、政治及び選挙に関し公正な識見を有するもの」ということが入るわけですが、特にこういうことを今あらためて入れなければならぬという何か事情があるのですか。
【次の発言】 別に入れて悪いことではない、まあ当然のことなんですけれども、特に「公正な識見」という点ですが、この「公正な」ということは、抽象的には言えるけれども、なかなか実際にはむずかしいと思うのですね。何を公正というか、これは一党一派に片寄るというようなこととは同じなんですか、別な概念なんですか、公正というのは。
【次の発言】 私は、選挙管理委員の場合は、選挙管理委員個人々々についての……

第40回国会 地方行政委員会 第28号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○秋山長造君 私は、社会党を代表いたしまして、この改正案に賛成するものであります。  この改正案は、選挙管理委員会の組織、地方公共団体が出資、債務保証、損失保償等をしている法人、いわゆる公社、公団等に対する地方公共団体の関与の方法、それから地方公共団体の職員の退職手当の通算、指定都市の指定に伴う経過措置等について規定を整備する必要から行なわれるものでありまして、いずれも妥当な改正と認め賛成をするものであります。  ただしかし、これらの点についても、いまだ不十分のそしりを免れない点が幾つかあるのでありまして、まず第一に、選挙管理委員の兼職禁止の点についてでありますが、今回の改正で、地方公共団体の……

第40回国会 地方行政委員会 第29号(1962/04/27、5期、日本社会党)

○秋山長造君 私は社会党を代表して、本法律案に賛成するものであります。本法律案は、さしあたっては北九州五市合併に適用されるものでありますが、私どもはこの際、同合併問題が幾多の紆余曲折を経ながら今日の段階に到達した経緯を顧み、関係各方面の方々の御労苦に敬意を表するとともに、今後関係者が本法律案の趣旨並びに本委員会における審議の内容に十分留意されて、関係地域住民の声に謙虚に耳を傾けつつ、地域経済の発展と住民福祉の向上のため、円満かつ民主的に合併計画を進められるよう一そう努力されることを願ってやまないものであります。  なお、本法律案は、今後の地方自治の動向に種々重大な影響を及ぼすことが予想されます……

第40回国会 地方行政委員会 第30号(1962/04/30、5期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと、今の十一ページじゃないですか。局長のほうから言っておるページ数とわれわれのと違うじゃないか。
【次の発言】 今、大臣の御答弁ですが、その程度の理由で簡単に修正に賛成したような御意見を吐かれることは、私は了承できぬ。その程度のことなら、これは法案を作り上げるまでに当然議論にもなり、また、自治省としても、そのくらいのことは気づかれなければならぬことなんで、そういう議論もあり、そういう点もあるが、しかし、この答申案の精神からいっても、政府自身がお考えになっても、これは当然この程度の――事前運動を無制限に許すというのじゃないのですから、この程度のものはやはり許すべきだ、こういう……

第40回国会 地方行政委員会 第31号(1962/05/02、5期、日本社会党)

○秋山長造君 三人の参考人の方に端的に御意見をお伺いしたいのですが、まず第一に、阿部さんにお尋ねしたいのですけれども、先ほどの御公述で政府原案は十分ではないけれども、とにもかくにも一歩か半歩か前進だからというお話のように承ったわけですが、その政府原案はともかくとして、衆議院で最終段階に四点にわたって悪評さくさくたる修正がなされたわけですが、あの衆議院修正に対する忌憚のない御意見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私はちょっとおくれてきたものですから、もう一度……。
【次の発言】 現行法より悪くなってないとおっしゃるのですが、たとえば選挙運動員に対する報酬ですね、こういう点はどうですか。今……

第40回国会 地方行政委員会 第32号(1962/05/04、5期、日本社会党)

○秋山長造君 総理、無理ですよ。今になってこんな重要なものを持ち込んで、やれやれと言ったって、それは物理的に不可能をしいるものですよ。

第40回国会 地方行政委員会 第34号(1962/05/06、5期、日本社会党)

○秋山長造君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になっております両法案に反対をいたすものであります。  第一に問題にしなければならないのは、本選挙法の改正経過についてであります。そもそも民主政治の根本が選挙にあり、しかもきれいな選挙にあることは申すまでもありません。年来公明選挙が叫ばれて久しいのでありますが、選挙の実態は回を重ねるごとにますます悪質になり、いわゆる物量選挙の色が濃くなってきているのであります。特に一昨秋の総選挙は、わが国選挙制度が始まりまして以来の空前の腐敗選挙だと言われておるのであります。だからこそ、その選挙後、ごうごうたる選挙粛正要求の世論が盛り上がりまして、……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1962/08/24、6期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょうど自治省と警察庁と両方の方が見えておりますのでお伺いしますが、今度の改正選挙法を使って初めて選挙をやってみたんですが、選挙をやった結果、やっぱりいろいろ当局のほうでも、やってみての経験を集約されて検討をされているんじゃないかと思うんです。一口に言って、今度の改正選挙法をやってみての利害得失といいますか、利害得失について自治省のほうと警察庁のほうでまとめられたところを、率直なところを述べていただきたい。
【次の発言】 今せっかく大臣の御答弁いただいたんですが、私のお尋ねしたのはそういう趣旨じゃないんです。それは今表をもらっていますから、選挙違反の状態はわかっておるんです。そう……

第41回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1962/08/31、6期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと。投票率の高いところは、賞金を出したりなんかしたような例がありますか。
【次の発言】 金そのものを出さなくても、何か金にかわるようなもの、単なる表彰状とかなんとかいうことでなしにもつと裏づけのあるですね、何か出したような例があるんじゃないですか。週刊誌あたりで、名前は言いませんけれども、そういうところがあるような話も聞くし、それからまた、今の一割ふえたということは、これは抽象的には、棄権が多いよりは投票率の高いほうが、それは好ましいということは、一応はそのとおりですけれどもね、しかしまた、その内容をこまかく検討してみると、必ずしもそれがほんとうに本質的に、ただ機械的に無関……

第41回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1962/10/10、6期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連して二、三お伺いしますが、これは推定数になると思うのですけれども、麻薬のいわゆる中海者、それから中毒までは行っていないがその一歩手前くらい――常用者というのですか、そういう者、それから最近問題になっている麻薬衆力団、こういうものの推定数はどのくらいあるのですか。
【次の発言】 この検挙した暴力団ですが、これは警察が手入れをした後はどうなっているのですか。大体そのままもう解散してつぶれてしまっていますか、どうですか。
【次の発言】 その手入れした後の、事後の監視等は以前どおりやっているのですか。
【次の発言】 麻薬天国なんかという木まで出ているくらいですからね、国際的に……

第41回国会 地方行政委員会 第2号(1962/08/16、6期、日本社会党)

○秋山長造君 税務局長にお尋ねしますが、所得税を府県民税に委譲するというやり方は、これは成功だったと思っておられるのですか、失敗だったと思っておられるのですか。私はこの前の国会でもその点を前の後藤田さんにだいぶ質問したのですが、安井さんにも質問したわけですけれども、所得税を地方税に委譲するといえば、いかにも何か財源を地方へやるのだというような、まことに体裁がいいんですけれども、見方を変えて言えば、国のほうは減税だ、減税だといって、減税した、減税したといっていい顔しておって、地方の団体のほうは増税の責任を一手に引き受けさせられたような格好になって、地方の責任でもない、国のほうの都合で法律改正をや……

第41回国会 地方行政委員会 第4号(1962/08/28、6期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連。今の点は、自治省としてはきわめてすなおに、フランクに人選をしていく方針だというように了解していいですね。
【次の発言】 衆議院の方にお尋ねしますが、衆議院修正の第四点ですね。その者の事情によらずして引き続いて勤務することを困難とする理由により退職したもの……、この、その者の事情によらずという意味は、まあ大体勧告退職なんかの場合を含めておられるんだろうと思うんですが、一口に勧告退職といいましても、ずいぶんいろいんな態様があると思うんですよ。したかいまして、この点はまあある程度修正者の御意向というものをはっきりつかんでおきたいと思うんですがね。どういう趣旨か、あらためて……

第41回国会 地方行政委員会 第5号(1962/08/29、6期、日本社会党)

○秋山長造君 関連して。この法律ができまして、何か今までばらばらだったのが非常にまとまってぴしゃぴしゃっと事が運ぶような感じを受けておったのですけれども、いろいろ聞いておると、一体金の計算をどこでやって、どういうように取りまとめて、どういうように地方へ渡すのかというようなこと、非常に何かごたごたした感じを受けるんですがね。私の言い方もきわめて大ざっぱな感じを言うのですけれどもね。一体この災害が起こってから金の計算をいろんな方式でまとめて、そうして地方でやるのに何年とはかからぬだろうけれども、何カ月ぐらい一体かかるのですか。
【次の発言】 そうすると、この法律の所管は総理府で、したがって総理府が……

第41回国会 地方行政委員会 第6号(1962/08/30、6期、日本社会党)

○秋山長造君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております両法案に賛成いたします。  本法案は、地方公務員の生活と福祉とに重大な関係と影響を有することにかんがみまして、私どもは、前国会以来、真剣な審議を続け、多くの問題点を指摘して参ったのであります。特に政府側の提出された資料もきわめて不整備であり、最短年限、掛金、年金率、若年停止方式等を含めてのいわゆる既得権、期待権の尊重、組合の民主的運営の保障、積立金運用の自主性の確保、所要財源に対する国の責任分担、追加費用の内容等々について、きわめて不十分、不明確、不徹底な点が少なくないことははなはだ遺憾であります。私どもとしては、こ……

第43回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1963/06/06、6期、日本社会党)

○秋山長造君 さっきの成瀬さんの御質問の記号式投票ですが、これはどれくらい件数があったか、わかりますか。それから、ついでにお尋ねしますが、非常に好成績をおさめたというお話ですけれども、私らが聞いているところでは、それはよかったところもあるだろうが、同時に、やはり記号式の場合、印刷の順序なんかによってやはり非常に有利不利の差が出てくるのじゃないかというような批判も聞くのですがね。そういうことは別にないですか。
【次の発言】 候補者が非常に少ない場合、候補者が二人とか三人とかいうような場合には、それはおっしゃるとおりだと思うのです、おそらく。しかし、たとえば都知事選挙に十何人も出ると、同じような名……

第43回国会 地方行政委員会 第10号(1963/03/05、6期、日本社会党)

○秋山長造君 これは字句のことですけれども、大臣の読み上げられた提案説明の二ページ目に「明年度への繰越額は百億円程度にとどめる」ということが書いてあるんですが、この法案のほうは「百億円以内の額」と書いてあるんですが、これは「程度」と「以内」というのは同じことですか。
【次の発言】 「程度」というと、百億円を多少こえても「百億円程度」になる。「百億円以内」といったら絶対百億円をこさぬ。「百億円程度」といったら大体百億円くらいの見当で多少前後するという意味が含まれておる言葉じゃないですか。そうじゃないですか。
【次の発言】 そうすると、実際には百億円を多少はみ出すということもあり得るということが含……

第43回国会 地方行政委員会 第11号(1963/03/07、6期、日本社会党)

○秋山長造君 今の鈴木君の御質問ですが、交付税の性格については、これはもう今、鈴木君がおっしゃった大蔵省的な解釈は間違いだ。やはり今ここで大臣の確認されたような性格のものとして、これも一応疑う余地はないと思うのです、交付税の性格は。それからまた、この交付税の配分方法等についても、行政上は、これはもう何ら疑問の余地はないと思うのです。きわめて明確な基準に従って公明に配分されておると思うし、また、そうあるべきだと思うのです。ところが、それを妙な恩恵的な解釈をするのは、実は大蔵省ばかりじゃないので、行政的、理論的にははっきりしておることではあるけれども、特に地方選挙なんかにからんできますと、何か、い……

第43回国会 地方行政委員会 第15号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○秋山長造君 交付税法の改正案について若干御質問します。法律の一般的なことについてはまた別な機会に御質問しますが、ただいまは、交付税法の十二条の第二項の表の改正について端的にお尋ねしたい。この改正によって、教職員定数というものが、従来のやり方とどういうように変わってくるのかということをまずお尋ねいたします。
【次の発言】 まあ、従来の経緯は今財政局長のおっしゃるとおりだろうと思うのですが、ただ、今の御答弁の中にありました密度補正を相当荒くやっておったということで、今度のような、今あちこちで起こっているような問題が起こらずに来ていたという点もあったかもしれません。つまり、実学級数を使うが、しかし……

第43回国会 地方行政委員会 第16号(1963/03/28、6期、日本社会党)

○秋山長造君 奥野さんにお尋ねしますが、去年の財政計画で地方の税外負担を解消していくということで、交付税を百億円ですか、組んでいましたね。その百億円組んでやってみた結果はどういうことになったかわかりますか。
【次の発言】 去年の財政需要計画が出たときにも私だいぶしつこく御質問したのですが、今おっしゃったのは三十六年度です。なるほど五十億ばかり前年度より税外負担が減っていることは数字に出ているのであります。ところが、三十六年度はかりにおっしゃるとおりだったとしましても、高校急増対策などの問題が出てきたのは三十七年度からですね、大きく具体化してきたのは。去年の三十七年度で高校新設その他についての費……

第43回国会 地方行政委員会 第17号(1963/05/07、6期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連。その点ですが、まあ委員長も局長も頭から否定されるわけですけれども、従来この委員会でも警察行政の問題が論議されるたびに、われわれはいつも同じような質問を繰り返しているわけです。それに対していつも同じような御答弁があるわけですが、しかしまあかりに吉展ちゃん事件にしても、中田善枝さんの事件にしても、これだけ天下の関心をそばだてるような事件が、かりに警備警察の面で起こったとした場合、一体どれだけの人員を警察当局はそれにつぎ込むかということを考えてみますと、おそらく機動部隊や何かといってトラック何台とつぎ込むと思う。ところが先ほどの御報告によりますと、吉展ちゃんのときには六人……

第43回国会 地方行政委員会 第19号(1963/05/14、6期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと今の大臣の御一答弁に疑問があるのですが、先ほど来一百万都市、百万都市ということをしきりにおっしゃって、地方開発事業団は百万都市を建設するためのものだというふうな御答弁があったのですけれども、大臣がおっしゃる百万都市というのは、どういう意味でおっしゃっているのですか。単数の一つの都市という意味で百万都市ということをおっしゃっているのですか。
【次の発言】 それはいいんです。それは大臣の個人的なお考えとして十分成り立つお考えだと思う。だからそれをとやかく言うんじゃないんだけれども、百万都市を作るための事業団とおっしゃるから、それはちょっと違うんじゃないかと思う。百万都市という……

第43回国会 地方行政委員会 第20号(1963/05/16、6期、日本社会党)

○秋山長造君 今の市川さんの御質問とダブるのですけれども、これはまあ少し別な角度から御質問したいと思います。  最初、自治法で監査委員制度ができたときから見ますと、これは法文の上でも相当充実してきたし、それからまた地方団体の実態から見ましても、事務局の整備を初めとして、相当一応充実してきたことは、これは認めます。それから同時に、今度の改正案で、さらにそれを何とか強化していこうという態度をとられておることも、これは十分了とするのですが、ただしかし監査委員制度――現行の監査委員制度というものが、もうここらでひとつ頭打ちになっておるのじゃ、ないかという感じがするのです。と言いますのは、今まで必置でな……

第43回国会 地方行政委員会 第21号(1963/05/21、6期、日本社会党)

○秋山長造君 今の西田さんのお尋ねの点ですが、参事官のほうから一応の御説明があったのですけれども、そういう御説明にもかかわらず、なおかつ、この起債を収益事業だけに限って、あとの公共事業的なものは設置団体それぞれの負担金でまかなうという建前ですが、なぜそういうめんどうなことをやらなければいかぬのかということですね、せっかく事業団を作るんだからね。それで、この前の話で、この開発事業団という制度を作るそもそものきっかけというか、さしあたってのねらいは、新産業都市の区域指定という問題だと、新産業都市建設のためということが大きなねらいなり、きっかけになっているという話があったんですが、新産業都市法には、……

第43回国会 地方行政委員会 第23号(1963/05/28、6期、日本社会党)

○秋山長造君 簡単にちょっと二点ほど御質問したいのですが、今度のこの高等学校の建設費を住民に負担させてはならぬということは、これはもう当然でもあるし、この委員会でも年来言ってきたことでもあるし、これはもう趣旨は全く賛成なんですけれども、ただどうもやっぱり感じとして抜け道が残っておるのじゃないかという気がするのですね。たとえば「負担を転嫁してはならない。」という、その負担を転嫁するという意味ですが、自発的な寄付は、これは負担の転嫁ということには入らぬのだろうと思うのですがね、その点いかがですか。
【次の発言】 市町村の場合はどうですか。

第43回国会 地方行政委員会 第25号(1963/06/04、6期、日本社会党)

○秋山長造君 関係資料をもらっているのですが、これは今沢田さんもしきりに言っておられた「再建整備措置要領」ですか、そういうものだとか、それから収支の状況――三十六年度の決算でございますか、今一番新しいのは。簡単なものでいいのですが、公営企業の収支の状況がわかるような、そういうものも、こういうものをせっかく作られるなら、やはりあわせて提供をしてもらいたいと思うのですが、これはあさっていただけますか。

第43回国会 地方行政委員会 第26号(1963/06/06、6期、日本社会党)

○秋山長造君 資料を二ついただいたわけですが、この自治省のほうから公営企業の運営方針という資料を出されたのですか、四月の終わりか五月の初めごろに。
【次の発言】 地方公営企業に対する自治省の何か地方へ出されたものというのは、これだけですね。
【次の発言】 ちょっと簡単でいいのですが、この資料の説明をしていただけませんか。
【次の発言】 ありがとうございました。そうしますと、この前の審議でも出ておりましたように、交通事業、それから病院事業というものが主としてこれに該当するのだろうと思うのですが、大体そういうことになりますか。
【次の発言】 この再建計画をやる場合に、自治大臣にあらかじめ協議し、ま……

第44回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1963/10/18、6期、日本社会党)

○秋山長造君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、委員長に小柳牧衞君を推選することの動議を提出いたします。
【次の発言】 さっきの林委員のポスターの御質問について、関連してちょっと念を押す意味でお尋ねするのですが、これも、提案者というよりも、もう選挙を実際やられる局長のほうへお尋ねしたほうがよいかと思います。これは検印はなくなるわけですか。
【次の発言】 なくなる。そうすると、具体的な話になって恐縮ですけれども、これは具体的な必要から生まれているのだから、これから解散になってね。まあ二十三日あたり解散になるという説がもっぱらあるのですが、かりに二十三日解散ということになったとし……

第44回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第2号(1963/11/28、6期、日本社会党)

○秋山長造君 長野局長にお尋ねいたしますが、特例法をつくりました、あの特例法についてのあなたの立場からしての率直な御意見でいいのですが、反省事項といったようなものがあったら述べていただきたい。特例法についての選挙を執行してみての反省事項ですね。  それから第二は、特例法といわず、現行の選挙法全般についての何か反省事項はないか。これは、長野局長の御答弁をいただくと同時に、警察庁の立場から見ての何か反省事項があったら、あわせて聞いておきたい。
【次の発言】 長野局長にお尋ねしますが、今の選挙のいろいろな項目についての調査が進行中だというお話ですが、これは、大体いつごろまでにまとめるつもりなんですか……

第45回国会 地方行政委員会 第3号(1963/12/17、6期、日本社会党)

○秋山長造君 早川自治大臣に若干この前の大臣の施政演説についての御質問をしたいと思います。  私はこれを拝見しまして、なかなかけっこうだと思うのです。今までここ数代の自治大臣で、大臣が自治省の行政についてまとまってこれだけずっと将来の構想を示された例はなかったと思うのです。だから、そういう意味では内容の是非はともかくとして、とにかく大臣の構想をこういうふうにまとめて委員会に提示されたということは非常にけっこうだと思うのです。今後いろんな問題について、こういう態度で、こういう方針でひとつやっていただきたい。まあ内容については、相当部分は、これから通常国会あたりに具体的な法案の形をとって出てこられ……

第46回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1963/12/20、6期、日本社会党)

○秋山長造君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、委員長に小柳牧衞君を推選することの動議を提出いたします。

第46回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1964/02/18、6期、日本社会党)

○秋山長造君 いまの御報告についての質問じゃないんですけれども、これについては、いずれ速記録ができてから、よく目を通した上でお尋ねしたいと思うんですが、この機会に、選挙局長にちょっとお伺いしたいんです。これは、早川自治大臣に聞くことかもしれないので、これは答える筋でないとおっしゃれば、答えてくださらないでもよろしい。私は、答えられる点があれば答えていただきたい。  それは、昨年の暮れからわれわれが聞いてきたところによると、衆議院の選挙の特例法の相当部分を本法に盛り込むような選挙法改正をやるということで、大臣もそのつもり、自治省の事務当局でもそのつもりで、いろいろ事前の作業を続けてこられたように……

第46回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1964/02/27、6期、日本社会党)

○秋山長造君 いまの投票時間の延長については、都道府県、選管のほうの意見と世論調査とは、全くこれは真反対の結論が出ているようですが、こういう場合には、これは、自治省のほうとしては、どういうように考えていられるか。というのは、せんだって国政調査の報告があったわけですが、大体第一班、第二班、第三班、どの班の報告を聞いても投票時間の延長はおよそ無意味だ、現行法に認められた程度の、二時間程度伸縮できるという幅が認められているわけですが、あれを活用する程度でいいんじゃないかということに、もうほぼ一致していたと思うのですが、われわれの出かけていって聞いたのは、必ずしも選管関係者だけの意見じゃないので、一応……

第46回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第8号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと議事進行。  先ほど来、大臣にしても青木さんにしても、選挙制度審議会でやっている、やっていると言って、いま審議中のようなことばかり言っておられますが、選挙制度審議会は現在存在しないじゃありませんか、昨年の暮れ以来。だから、そこいら辺をきちっと答弁をしておかなければ、速記録を見たら、選挙制度審議会でいま審議中のような答弁ばかりしておられる。
【次の発言】 私はそんなことを言っておるのではない、別にとがめておるわけではない。この法案を上げることもけっこうなんだけれども、ただ事実問題として何かずっと鋭意審議中だというような答弁をしきりにしておられるから、その点はやはり事実と異な……

第46回国会 文教委員会 第4号(1964/02/06、6期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連して。私はあまりかた苦しく申し上げるつもりじゃないのですけれども、ただ感じとして、これはいまのいろいろな重要問題が山積している文部行政に、これから取り組んでいこうという灘尾さんが、これは文部大臣としての所信表明というのがどうも一枚紙では、幾ら何ぼ何でもあまり、にべもつれもないと思う。これは私の率直な感じです。これはいわば、俗なことばで言えば時候のあいさつみたいなものです。寒中御見舞いみたいなものです。文部行政について、まあ私らが、ぜひ灘尾さんから伺いたいと思うのは、いま豊瀬君からもいろいろ具体的な何項目かについてのお話がありましたが、そういうことも含めて、これは灘尾文……

第46回国会 文教委員会 第7号(1964/02/18、6期、日本社会党)

○秋山長造君 ただいま議題となりました日本育英会法の一部を改正する法律案について、提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。  日本育英会法は、戦時中の昭和十九年に制定され、戦後の学制改革、経済事情の変動等により幾たびか改正されましたが、なお根本的に改正を要する点が多いと思います。すなわち、学資の貸与を受ける者の範囲、貸与額の内容及び貸与金の返還業務等、現在、政令にゆだねられている事項は、むしろ本法の骨格をなすきわめて重要な部分でありますから、当然、法律事項に移さるべきものであると考えられます。しかしながら、さしあたってこれらの点は、政府において十分な考慮をめぐらし、新しい時代における人材の……

第46回国会 文教委員会 第8号(1964/02/20、6期、日本社会党)

○秋山長造君 関連。いまの小林さんの御質問、ことばをかえて言えば、最近、非常に地方どこでも盛んな地域開発の問題と、それからこの埋蔵文化財だとか、史跡の保存だとかいうようなこととがかち合う面が出てきているという問題だろうと思うのです。新産業都市だとか、あるいは工業開発地域の指定だとかいうようなものがその最たるものだと思います。これは全国的にどこの府県にいっても、市町村にいっても、ものすごい地域開発ブームといいますか、非常なものですね、工場誘致熱だとか。ですから、いま小林委員の質問されておるようなことは、これは今後も至るところに出てくることが予想されるわけです。ですから、この点については、ただ何か……

第46回国会 文教委員会 第11号(1964/03/03、6期、日本社会党)

○秋山長造君 いまの御質問の点は、私ども従来から幼稚園の問題を扱う場合にいつも突き当たる一つの重要な問題なんですが、幼稚園は幼児に対しまして学校教育を施すことが目的であり、保育所は保育に限る児童の保育ということを目的としておるのでありまして、おのずからその機能は異なっておるわけでございます。ただ、しかし、従来の実態からいいますと、内容そのものにどうもはっきり区別のつかないような点もあり、それからまた一般の人の認識についても、幼稚園と保育園を混同しておるような傾向もございまして、いつも問題になるわけでございますが、この点については、三十八年十月二十八日に文部省の初中局長と一厚生省の児童局長との連……

第46回国会 文教委員会 第12号(1964/03/05、6期、日本社会党)

○秋山長造君 この質疑の前にちょっと文部当局に対して御注意と御要望を申し上げたいと思います。といいますのは、先ほど開会前に各委員からいろいろ懇談的に御注意があったので、お考えにはなっていると思うのですが、大事なことですから、あらためて申し上げたいと思います。といいますのは、文部省提出の資料についてでありますが、実はこの国会が一月休会明けになりました当初だったと思いますが、豊瀬委員から文部省に対して、文部省関係の資料の提出が非常に消極的だ、二回も三回も要求をしてやっと出てくる程度で、自発的にいろいろ文部省から資料を出されたことがあまりないじゃないかという強い発言があったことを私記憶しておるのです……

第46回国会 文教委員会 第13号(1964/03/10、6期、日本社会党)

○秋山長造君 これはなかなか複雑にして困難な大きな問題ですから、どうしたらよろしいかということを一言で御答弁をするというようなことは困難だと思う。ただ、これは学校のほうを整備し、あるいは教育を受けるいろいろな機会を整備充実していくという方面からの手当、それからもう一つは、やはり家庭の事情、その他いろいろな事情のために、進学したくとも進学できないで就職しているという者も非常に多いわけですから、そういう者に進学でき得るような機会と条件を与えるということ、つまり広い意味での社会保障制度、その他の経済的ないろいろな対策を十分拡充をして、そうして進学できやすいような条件を生活面からつくっていく、この両方……

第46回国会 文教委員会 第14号(1964/03/12、6期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと。今までの小林委員の御質問に関連して、ちょっと文部大臣の御所見を伺いたいのですが、さっきも、審議官もおっしゃったように、大学の問題は、質の問題と量の問題と両方あるので、一そうむずかしい点があると思うわけですが、ただ、全国に、さっきも駅弁大学というようなお話があったのですが、いずれにしても、そういう悪口を言われるような非常に施設設備の不十分な、一体、大学といえるのかどうかというような国立大学がたくさんあることは、これは申すまでもないことですが、これから、この新年度から国立学校の特別会計法が実施になるとすれば、やっぱり国立大学というものは全部特別会計にもちろんなる。その特別会……

第46回国会 文教委員会 第17号(1964/03/24、6期、日本社会党)

○秋山長造君 小林委員の引き続いての御質問に入る前に、私ちょっとさっきも開会前に話がありましたが、資料のことですがね。実はこの前の委員会のときに、村山審議官が見えていたのですが、国立学校施設整備五カ年計画云々の話が出ておりましたので、その五カ年計画なるものを資料として提示してもらいたいということをお願いしたわけです。それに対して配られたのが、この一枚紙に書いた五カ年計画ですがね。私この一枚紙を見てはなはだ不愉快な感じを持っているんです、実は。というのは、国立学校の五カ年計画というて、ことごとしく答弁なんかにしゃべっておられて、その内容は何ぞやと言ったら、これだけぽんと出されて、これで納得する人……

第46回国会 文教委員会 第31号(1964/06/09、6期、日本社会党)

○秋山長造君 大臣にちょっとお伺いしますが、文部省の関係で大臣の権限と、それから文化財保護委員会の権限とがどういう仕組みになっておるかというような問題もありますけれども、しかし、そういう問題は、いわば外部から見れば単なる行政官庁内部の問題だと思うのです。やはり一国の文化財保護行政ですから、終局的にはこれは文部大臣のところへ問題が持ち込まれてくることになるだろうと思うのです。そうでなければ、また文化財保護委員会だけでやれと言われましても、それもいろいろな面からいって非常に弱体だと思うのです、気の毒だけれども。御承知のように、いまどこもかしこも開発ブームで、しばしば狂気じみた開発ブームですね、日本……

第46回国会 文教委員会 第33号(1964/06/16、6期、日本社会党)

○秋山長造君 一つだけ関連して。先ほど小林局長から、豊瀬君の育英会法の適用云々の問題について御答弁があった。あの御答弁は、いまのところ、いろいろな事情から非常に困難だというようにおっしゃったわけですが、これは今後のあなた方の心がまえとしては、これは問題にならぬ、だから、もう別に手をつけないでほっておくということでなしに、いまのところ非常に困難だから、約束はできぬが、しかし、趣旨はもっともなんで、今後さらに積極的にあなたのほうで研究をしてみたいということのように受け取っておきたいと思うのですが、その点いかがでしょうか。

第48回国会 文教委員会 第4号(1965/02/18、6期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっといまのに関連して。いまの特昇の問題ですが、小林さんの御質問のようなおそれも多分にあると思うのですけれども、反面、またすでにこういうことをやっている県も若干あるのじゃないかと思うのですがね、その県でどういうことをやっておるかというようなことはわかりますか。どこの県でどういうことをやっておるか。
【次の発言】 すでに県でこういうことをやっている、まあ僻地へ赴任するときに一号俸上げるというようなことをやっているところ、そういうところに対して、今度この文部省の措置が出ますと、いままで県がやっているものへさらにこれを上積みしていってくれれば一そういいと思うのだけれども、逆に、地方財……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1965/07/30、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) 一言ごあいさつさせていただきます。  ただいま、皆さま方の御推挙によりまして委員長の重責をになうことになりました。はなはだ微力でございますので、皆さま方の格別の御協力をいただきますよう、切にお願い申し上げます。(拍手)本日は、これにて散会いたします。  午後三時十二分散会

第49回国会 科学技術振興対策特別委員会 閉会後第1号(1965/09/30、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  九月十日、向井長年君が委員を辞任され、その補欠として高山恒雄君が選任されました。
【次の発言】 派遣委員の報告に関する件を議題といたします。  先般当委員会が行ないました科学技術の振興状況並びに研究施設等の実情調査のための委員派遣について、派遣委員から御報告願います。源田君。
【次の発言】 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。  別に御発言もなければ、派遣委員の報告は、これをもって終了いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午前十時五十二分散会

第49回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1965/08/04、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  昨三日、大谷藤之助君、小野明君、加瀬完君、加藤シヅエ君、亀田得治君及び川村清一君が委員を辞任され、その補欠として、鹿島俊雄君、光村甚助君、伊藤顕道君、戸田菊雄君、森勝治君及び森元治郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の互選を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に、江藤智君、鹿島俊雄君、光村甚助君、森……

第49回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1965/08/11、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  継続調査要求についておはかりいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本院規則第五十二条により、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件について、おはかりいたします。  ……

第49回国会 文教委員会 第2号(1965/08/05、7期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっとその前に、政府委員の答弁の前にちょっと関連して。さっきのお二人の委員の御質問に大臣から御答弁があったわけですが、大臣の委員会向けの御答弁であって、これは卒直に申しまして、大臣は結局それほどこまかいことをお聞きになったわけでもないし、また、特にこの問題にそれほど研究をされたわけでもなしに、やはり参議院選挙のさなかではあるし、ただ下からそういった文書を起案して持ってきたから判こをつかれたということにすぎぬのじゃないですか、これは卒直な話ですけれども。
【次の発言】 あとのことに響きますから、もう一ぺん念を押しますがそうすると、大臣は、この問題については、問題の発端からこういう……

第50回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1965/12/13、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  継続調査要求についておはかりいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本院規則第五十三条により、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午後五時五十六分散会

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1965/12/20、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいま皆さま方の御推挙により、前回に引き続いて委員長の重責をになうことになりましたが、はなはだ微力でございますので、皆さま方の格別の御協力をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の互選を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に、江藤智君、鹿島俊雄君、光村甚助君、森元治郎君を指名いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午前十一時二十四分散会

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1966/02/16、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  二月三日、江藤智君が委員を辞任され、その補欠として青木一男君が選任されました。  また同月四日、青木一男君が委員を辞任され、その補欠として江藤智君が選任されました。
【次の発言】 光村甚助君から、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、おはかりいたします。理事が二名欠員になっております。つきましては、直ちにその補欠、互選を行ないたいと存じます。  互……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1966/02/24、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十三日、江藤智君及び横山フク君が委員を辞任せられ、その補欠として、石井桂君及び平島敏夫君が選任されました。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査として、昭和四十一年度科学技術振興基本施策及び予算に関する件を議題といたします。  御質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 質疑は次回に続行することとし、本日はこの程度にとどめたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  本日はこの程度にとどめまして、これにて散会い……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1966/03/10、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  核原料物質開発促進臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。上原科学技術庁長官。
【次の発言】 本案に対する質疑は、これを後日に譲りたいと思います。
【次の発言】 次に、科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行ないます。  御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記をつけて。  他に御質疑もございませんようですから、本件につきましては、本日はこの程度にとどめ……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1966/04/14、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  核原料物質開発促進臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本法案に御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと申し上げますが、政府側の出席者、科学技術庁関係のほかに、通商産業省公益事業局技術長藤波恒雄君が出席されておりますので、お知らせいたします。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御意……

第51回国会 文教委員会 第6号(1966/03/17、7期、日本社会党)

○秋山長造君 いまの千葉委員の資料要求に関連してお願いしたいんですが、いまの千葉委員のおっしゃったのでけっこうなんですが、それをも含めたことになるんですけれども、大体、小中高等学校における養護教諭の配置状況全体について、ちょっと一目でわかる一覧表をつくってもらえればありがたいと思うんですが、それもあわせてお願いしたい。
【次の発言】 ちょっと大臣のお答えの前に、小野さんへちょっと……。この資料ですが、これの中学校何年生かということと、それから一つこの中に、一番右の「問題程度」、◎、△、〇とありますね、そういうあれがどういうことをあらわしているのか、ちょっと気のつく点を御説明しておいていただきた……

第51回国会 文教委員会 第8号(1966/03/24、7期、日本社会党)

○秋山長造君 ただいま補足説明のありました本法律案、これはもうきわめてさしあたりの応急措置でございまして、問題は非常に簡単な問題ですけれども、法律の条文にまとめますと、まことに複雑でわかりにくいわけで、まあここまでまとめられた当局の御苦労には敬意を表さざるを得ない。 まあこの問題に関連して若干御質問してみたい。  まず、今度の改正の適用によって一学級当たりの生徒数が五十人になる、あるいは五十三人になるという府県がどこどこかということの現在の実情についてちょっと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 もしこの改正が行なわれなかった場合、現行法のとおりでいった場合には、相当大量の高等学校教職員の……

第51回国会 文教委員会 第13号(1966/04/14、7期、日本社会党)

○秋山長造君 ただいま議題となりました高等学校の定時制教育及び通信教育振興法の一部を改正する法律案について、提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。  最近、技術革新を機軸とした社会改革が急激に進行する中で、国民の資質及び能力の展開向上に対する期待が一そう高まり、教育の責任はいよいよ重大になってきております。  すなわち、義務教育はもとより、後期中等教育、大学教育の拡充整備が切実な課題として取り上げられております。特に、後期中等教育については、高等学校、各種学校、その他の教育訓練施設に学ぶ青少年の就学率が年々高まっており、いまや後期中等教育の義務制化が真剣に論議される段階となりました。この……

第51回国会 文教委員会 第18号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○秋山長造君 香取さんか、中車さんにちょっとお尋ねしたいんですが、国立劇場が自分の手で俳優を養成するというようなことは、これは考えてみると全く歴史的、画期的なことだと思う。だけども、これ実際問題となると、これはなかなかたいへんな問題だと思うのですよ。まあそのことについて、この委員会でもこれから審議の過程で、文部当局のいろんな将来計画というものをよく聞いてみたいと思っているのですが、その参考にする意味でお尋ねするんですが、先ほど来お話があったように、歌舞伎の保存、あるいは発展というようなことは、ほとんど松竹の手でやってこられておる。なるほど半面営業ではあったかもしれぬが、また他面においては、その……

第51回国会 文教委員会 第19号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○秋山長造君 私はちょっとしばらく休んでおりましたので、前にどういう質問があったかということ詳しくわかっていない点がありますから、多少重なる面があるかもしれませんが、ひとつお許しを願いたいと思います。簡単に数点お尋ねしたいと思います。  国立劇場がいよいよ近くでき上がるということは、何といってもやはり私どもにとって大きな喜びだと思う。ややもすれば、うっとうしくなりがちな文部行政の中でやはり明るいニュースであることは、これはもう否定できぬと思う。まことにけっこうなんですが、ただ、この間も参考人の皆さんの公述を聞いておりましても、やはり相当議論になっておりましたように、当初、私どもが期待をしておっ……

第51回国会 文教委員会 第20号(1966/06/09、7期、日本社会党)

○秋山長造君 これは全日制、それから定時制全部の……。
【次の発言】 手元に持っておりませんので、文部当局のほうから答弁していただきたいと思います。
【次の発言】 それはいろいろな事情があると思うのですけれども、やはり根本の事情としては、国全体としてこの勤労青少年教育というものに対する理解あるいは認識というものが、まあ口では一応いわれるけれども実質的にまだまだ不十分ではないかということがまず根本としてあると思います。したがって、その根本の認識が不十分だといことから具体的なものとして出てくるのは、どうも全日制の高等学校に対して定時制の高等学校というものの評価が自他ともにこう低い。したがって、それ……

第51回国会 文教委員会 第23号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと議事進行についてお尋ねしたいんですがね。こういう場合の提案説明のしかたというのはこれが正しいんですか。いま総務長官が読み上げられた提案説明の中には、修正案の説明左で入ったようなかっこうになっているんですがね。私、この修正案というのは、別に政府の原案じゃないんで、衆議院で修正されたわけですから、修正案の説明ば衆議院の修正責任者が説明をされるべきであって、政府のほうの説明は原案の説明ということであってしかるべきじゃないかというように私は思うんですけれどもね。そこらはどういうことになるんですかな。いま総務長官の読み上げられたのは、原案と修正案と両方の説明みたいな説明で、その上さ……

第51回国会 文教委員会 第24号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○秋山長造君 直木参考人にちょっとこの機会に教えておいていただきたい。さっきお話がありました讖緯説とか、辛酉茶命の思想だとか、こういうお話が盛んに出たのですが、これは中国において、あるいは日本においてこういう思想が一体どういう事情で出てきたのかということ、それが当時の国家体系だとか、社会機構といいますか、経済機構といいますか、そういうものと何か関連がある思想なのかどうか、それからこういう辛酉革命というような思想が一体歴史的にいつごろまで支配した思想なのか、こういう点についてちょっとお尋ねしておきたいと思います。

第51回国会 文教委員会 第25号(1966/06/24、7期、日本社会党)

○秋山長造君 いまの御質問ですが、御質問にありましたとおり、労働基準法にも産前産後各六週間ずつ休暇が取れることになっておりますことは御存じのとおりです。ただ、労働基準法のは、産前六週間、産後六週間と、こう区切ってあるわけです。したがいまして、本法の休暇はそうでなしに、産前産後通じてということになっております。前後通算できることになっております。基準法のほうは通算ができなしことになっているんですね。そのためにどうも出産の予定日というものがあっても、これは必ずしもその予定日にほんとうに出産をするかどうかということは保障がない。だから、しばしば食い違っておくれることのほうが多いんじゃないかと思ってお……

第52回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1966/11/21、7期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連して。  いまの山本委員の質問にお答えになる前に、私もその山本委員の質問に関連して申し上げて、一緒にお答えしていただきたい。山本委員のいまの御質問は、過去においてどういうことをしたかということを中心の御質問ですが、その過去においてどういうことをしたかについての御答弁をいただくと同時に、せんだって――まあこれは新聞で私拝見したにすぎぬのですけれども、十一日の閣議、外遊をなさる前の閣議で、総理大臣から特に、例の公取委員会の電気製品に対する、あるいはプロパンガス等に対する積極的な抑制措置に関連して、どうも肝心の通産省が、業界の立場にややもすれば立って、一番至上命令である物価……

第52回国会 文教委員会 閉会後第1号(1966/08/30、7期、日本社会党)

○秋山長造君 先般、人事院勧告が例年の例で行なわれたわけでありますが、そのこまかい内容的なことは一応さておいて、この人事院勧告の実施の時期、その他人事院勧告の実施をめぐるいろいろな問題についてお尋ねをしたいと思います。従来、私どもいつも不可解かつ苦々しく思ってきたのですが、この人事院勧告という制度があって、そしてその制度のできた事情、経緯等についてはもういまさら繰り返す必要がないわけでございますが、とにかく、その法律的な権威を与えられた人事院勧告が行なわれながら、いまだかつてこれが忠実に実行されたことはただの一回もなく、大体十月実施とか、最近は九月実施というようなことで、いずれにしても、そうい……

第52回国会 文教委員会 閉会後第4号(1966/11/15、7期、日本社会党)

○秋山長造君 いまの御報告について簡単に政府側の御見解を聞きたいのですが、学校統合によって交付税ががた減りする問題ですが、これは私らも現地に行って聞いてみて、どうもうかつだったなという感じを持ったのですが、これは全国的にもあることでしょうし、すでに文部省でも当然問題にされているはずなんですが、文部省にちょっと御見解をお伺いしたい。
【次の発言】 目下ということですが、目下でも何でもやっておられることはけっこうでありますが、ただ、学校統合を奨励され出したのはだいぶ前からと思うので、当然そういうことを計画されるときに、いの一番に問題になってしかるべきだったと思うのですよ。ですから、その点についてど……

第55回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1967/05/31、7期、日本社会党)

○秋山長造君 資料要求が出ましたので、私あわせてこういう資料をお願いできるかどうか。選挙を終わりますと、出納責任者から収支報告を出しておりますね。自治省のほうで、こういうものをまとめておられるのですかどうですか、全国の。
【次の発言】 それを自治省で取りまとめる、やろうと思えばできると思うのですが、これは一度、早い機会にやっていただけませんかこの一月の総選挙ですね、冬選管へ届け出が行なわれておるわけですから、それを自治省は取り寄せれば全国の集計はできるわけですね。一月の衆議院選挙に要した費用の総額というものは出てくるわけでしょう。それと、それからもう一つは、それだけではほんとうのことはわかりま……

第55回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1967/06/07、7期、日本社会党)

○秋山長造君 自治大臣に大局的なことをまずお伺いをした上で、いま提案されておりますこの法案の内容について、政府委員のほうにお伺いしようと思っておったのですけれども、自治大臣が差しつかえでまだ出ておられませんので、ちょっと順序が逆になりますけれども、この法案の内容について若干お尋ねをいたしたいと思います。  この法律はしばしば改正をされておるわけですが、この前この選挙費の単価の改定をやられたのはいつですか。
【次の発言】 じゃ前回は四十年度に改正されたわけですね。
【次の発言】 単価の改正を、そのときは。
【次の発言】 この提案理由を拝見いたしますと、この改正の最大の理由は、現行の単価が実情に即……

第55回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1967/06/21、7期、日本社会党)

○秋山長造君 いまの鈴木委員の御質問は、演説会の経費についての御質問だったのですが、これはいまちょっと調べてみますと、演説会だけでなしに、投票所の経費にしても開票所の経費にしても、みな同じような区と市と町村によって差別がつけられているのですが、これはみな、さっき局長の御説明のような基準でこういう区別ができているのでしょうね。
【次の発言】 いまの鈴木委員の御質問は、何かこの法律の極端な例外的なケースについての御質問でなしに、これはもうこの法律のすべてに共通した、ごく常識的な御質問だと思うので、やはりこれでは何じゃないですか、この法案をここで審議する以上は、いまの点について少し時間をとって、当局……

第55回国会 文教委員会 第5号(1967/05/16、7期、日本社会党)

○秋山長造君 著作権法の一部改正法律案について若干お尋ねをしたいと思います。  著作権法は明治三十二年にできたままで、ほとんど手つかずでずっと今日まできているわけですが、大体こういう法律は珍しいのではないかと思うのです。日露戦争の前ごろにできた法律がそのまま戦後までずっとほとんど手つかずで適用されてきているという例は珍しいのではないかと思うのですが、これはどういう事情でそういうことになっておったのか。また、この間、著作権法の根本的な改正というようなことについての要望といいますか、世論といいますか、そういうものはなかったのかどうか、そういう、この法律が明治三十二年にできて以来今日までの経緯という……

第55回国会 文教委員会 第6号(1967/05/18、7期、日本社会党)

○秋山長造君 議題に入ります前に、ちょっと資料を要求したいと思うんですが、その第一は、先般来、東大の宇宙航空研究所の経理、あるいはその運用等をめぐって、乱脈じゃないかという問題が、会計検査院からも指摘をされ、また、予算委員会等でもずいぶん問題になってきているわけです。  それからもう一つは、アメリカの陸軍から、物理学会、あるいは各大学研究所等へ資金援助が相当長期間にわたってあったという事実が明るみに出まして、またこれも新聞等でも大きく取り上げられたり、さらに、予算委員会等で現に質疑が続けられておる。特に、その資金を受けておる研究の内容が軍事目的に利用されるんじゃないかという疑惑が非常に持たれて……

第55回国会 文教委員会 第7号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと議事進行について。先ほど来の倫理綱領の問題ですが、これはこの問題が出るたびに堂々めぐりするようなことになる。そこでね、やはりもっと、もう一歩ここまで来たら突っ込んで、一体その倫理綱領のどの点とどの点がこういうように問題なんだということを、大臣のほうの言い分を具体的なことを指摘して、資料を出してくれませんか。それでやはり端的に議論したほうが議事の進行上いいと思うので、それをお願いしておきます。それで小野さんの質問を……。

第55回国会 文教委員会 第8号(1967/05/25、7期、日本社会党)

○秋山長造君 私は社会党を代表いたしまして、ただいま楠君御提案の修正案に賛成をいたします。  この賛成の理由は、ただいまお述べになりました修正の理由とほぼ同様でございますが、元来、この暫定延長の措置は新しい著作権法の確定するまでのいわば暫定措置として行なわれたものであり、すでに過去二回、暫定延長の措置がとられてきて、今回は三回目の暫定延長ということになっておるわけでありまして、そのこと自体がこの種の扱いとしてはいささか異例のことに属すと思います。それだけ新しい著作権法にいろいろ問題が多く含まれておるということであります。今後、一日もすみやかに諸般の事情を勘案され、いろいろな問題点を調整されまし……

第55回国会 文教委員会 第9号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連して。いまの医師の養成の問題ですが、そうすると、何ですか、これはまあ所管から言うと文部省と厚生省とでまたがった問題で、へたをすると、いわゆるなわ張り争いというか、権限が抵触するような、ちょうど接点にある問題で、また、そういう行政的な扱いとしても非常に複雑さがあって、おそらくあなた方のほうも非常にてこずっておられる問題だろうと思うのです。ですから、医師の養成と一口に言っても、医師の養成の途中までは文部省でやる、それか一定のところは厚生省でやるというようなかっこうになっておりますね。そこで、非常に端的に私お尋ねするのですが、国家試験を受ける直前までは文部省の医師の養成とい……

第55回国会 文教委員会 第10号(1967/06/01、7期、日本社会党)

○秋山長造君 若干お尋ねしますが、青少年の宿泊研修の場ということになっておるのですが、これは宿泊と研修というのはセットになっているんですか、宿泊あるいは研修と別々な場合も想定されておるんですか。
【次の発言】 この第一条の目的ですね、この趣旨からいいますと、「青少年の心身の発達を図り、もって健全な青少年の育成に寄与する」と、こういうことであります。それからいたしましても、単なる宿泊ではほとんど意味がないんじゃないか、研修の内容がどうかということは別として、いずれにしても、研修を伴わなければその目的の大半が失われるというように私は思う。そういたしますと、もちろん室内の研修ということもこれは考えら……

第55回国会 文教委員会 第11号(1967/06/06、7期、日本社会党)

○秋山長造君 資料で、関連。佐藤事務総長にちょっとお伺いしますが、昨年の秋、私ども現地を見せてもらったんですが、あのときの話では、恵庭の滑降競技場、とれの建設については厚生省所管の国立公園、これと抵触するために何か困っておるんだという話があったわけですが、それは、その後うまくいったのですか。

第55回国会 文教委員会 第14号(1967/06/20、7期、日本社会党)

○秋山長造君 今回の改正内容は、いまも御説明がありましたとおり、相当広範囲にわたって重要な改正点を含んでおるわけでございます。したがいまして、いきなり法案の内容に入って各条文について御質問する前に、現在の高校教育をめぐる幾つかの重要な問題について、簡単に文部大臣あるいは当局の御見解を承っておきたい。  まず第一にお伺いしたいのは、中教審の問題です。中教審の委員の任期が切れて、新しい委員の任命が行なわれたと思うんですが、新委員の任命はもう終わりましたですか。
【次の発言】 いままでの委員のうち、ほとんどの方が任期切れになっているそうでありますが、この任命は何ですか、一人一人任命していくのでなしに……

第55回国会 文教委員会 第15号(1967/06/22、7期、日本社会党)

○秋山長造君 ただいま議題となりました日本育英会法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。  日本育英会は、昭和十九年、日本育英会法に基づいて設立されまして以来、国家的な育英奨学事業として、人材の開発と教育の機会均等に大きく貢献してまいりました。しかし、その事業等については今後なお一そうの充実改善をはかることによりその発展を期待しなければなりませんが、当面、特に急務と考えられる次の諸点について改正を施そうとするものであります。  まず、その第一は、日本育英会の学費の貸与及び貸与金の返還免除の対象に、文部大臣の指定する養護教諭養成機関及び教員養成機関に在学……

第55回国会 文教委員会 第17号(1967/06/29、7期、日本社会党)

○秋山長造君 きょうはこの法案の内容に少し入って質問したいと思うのですが、まず、今度の改正案を拝見しましても、昨年の秋に出されました中教審のこの後期中等教育の拡充整備についてという答申と相当関係があるように思いますので、この答申との関連で若干お尋ねをしたいと思います。  この後期中等教育の拡充整備についての答申は、今後の文部行政、特に後期中等教育に関係した文部行政の上でどういう位置を占めるのか、どういう位置づけになるのかという基本的な問題について、大臣の御所見をまずお伺いしたい。
【次の発言】 そういたしますと、文部大臣としては、この答申を全面的に受け入れて、今後の後期中等教育に関する文部行政……

第55回国会 文教委員会 第19号(1967/07/06、7期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連……。いまの定時制のことですが、私はもういまの鈴木委員との質疑答弁を聞いておりまして、一そうその感を深くするのですけれども、定時制ができて二十年ですね、二十年間もう率直に言って、私は定時制教育というものはもう全くマンネリズムになってしまって、このまま放っておいたら、もうこれは幾ら勤労青少年の教育が大事だと言ってみても、事実上は大勢として衰微していく。一部の夜間高校とか何とかいうようなものは別ですけれども、特殊な地域におけるそういうものは別ですけれども、全般の傾向としてはもうだんだん衰微していくよりしようがないと思います。そこへ、幸いにして昨年の中教審の答申が出て、あの……

第55回国会 文教委員会 第20号(1967/07/11、7期、日本社会党)

○秋山長造君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となっております公立高等学校の設置、適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律の一部を改正する法律案に遺憾ながら反対の意思を表明するものであります。  そもそも本法は、いわゆるベビーブームによる高校進学者急増に備えて、去る昭和三十六年、主として財政的見地から制定されたものであり、高等学校の整備、教職員定数の確保と教育水準の維持のために、応急的な役割りを果たして今日に至ったのであります。しかしながら、いまやベビーブームの波も去り始め、高校教育本然の姿に立ち返って、その根本的な整備充実をはかるべき時期が来たと思うのであります。しかのみならず、今日……

第55回国会 文教委員会 第21号(1967/07/13、7期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連。いまの学校医の報酬のことですが、これは職務の内容についてはこれは施行規則に準則がきちっと書いてあるのですが、その職務の執行の裏づけになる報酬については、これは文部省に何も準則のようなものはないのですか。
【次の発言】 その点がどうなんですか。まあ全国一律ということを一挙にやるわけにはいかぬにしても、少なくとも府県単位ぐらいでは、大体府県の教育委員会で指導して、大体こういう線を合わせてやるというくらいのことにはなるべきじゃないかと思うのですがね。そうでないと、せっかく学校保健法というような法律ができていても、何か一番肝心なところが抜けたようなかっこうになるのじゃないか……

第56回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1967/07/27、7期、日本社会党)

○秋山長造君 委員長の互選につきましては、投 票の方法によらないで、委員長に高橋文五郎君を 推選することの動議を提出いたします。

第56回国会 文教委員会 第1号(1967/07/28、7期、日本社会党)【議会役職】

○理事(秋山長造君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る七月二十一日、林塩君が委員を辞任され、その補欠として市川房枝君が、また同月二十六日、鬼丸勝之君が委員を辞任され、その補欠として重宗雄三君が、それぞれ選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会といたしましては、今期国会開会中、教育、文化及び学術に関する調査を行なうこととし、との旨の調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要……

第56回国会 文教委員会 閉会後第2号(1967/10/12、7期、日本社会党)

○秋山長造君 いまの文部大臣の御答弁を聞いて、私もちょっといささか音心外に思っておるのですが、では、超勤手当の問題はもう捨てたのですか。まあおことばとしては、何か給与の抜本改定と超勤手当と両々並行的に研究していくようなおことばですけれども、しかし、もう事実上超勤手当はお捨てになったという感じを受けるのですがね。いままであれだけの経緯があり、われわれとしては来年度の予算からでも超勤手当を実施されるというように受け取っておった。それから、大臣自身もおそらくその意気込みをもってつい最近までこられたのではないかと私は信じておったのです。どうもいまの小林委員に対する御答弁を聞いておりますと、もう事実上超……

第56回国会 文教委員会 閉会後第3号(1967/11/09、7期、日本社会党)

○秋山長造君 教職員の超勤手当の問題について、端的に大臣の御所見を伺いたいと思います。もうこの問題は過去長い経緯のあることですから、こまかいことは申しません。  最近予算編成がだんだんと押し詰まってきたり、また内閣改造というようなうわさがだいぶ出てきておるような情勢の中で、われわれお互い文教行政上の最大の重要な懸案として取り組んできた超勤手当というものが、どうも最近影が薄くなってしまって、一体超勤手当というものはどうなるんだろう、どうされるおつもりなのかということについて、非常に大きい疑惑といいますか、不安といいますか、そういうものを感ぜざるを得ない。そこで、この重大懸案である超勤手当の問題が……

第57回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1967/12/04、7期、日本社会党)

○秋山長造君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、委員長に高橋文五郎君を推選することの動議を提出いたします。

第57回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1967/12/22、7期、日本社会党)

○秋山長造君 留保という結論に理事会でなったそうですが、その理事会の結論は結論管しまして、この在宅投票制度復活に関する請願というのは、おそらく室長、十数万の身体障害者の署名を集めて出していると聞いておるのですが、そうですか。――その点はまた後刻お答えいただきますが、せんだって、この身体障害者の諸君が、おそらくもう全国会議員のもとを訪れて、この問題について陳情されたのではないかと思うのです。私はそう聞いております。そうして全国十数万の身体障害者の署名をとって出しておる請願だというように承っております。実は私、正確な記憶はないのですけれども、十年ぐらい前だったと思うのですが、あるいは六、七年前だっ……

第57回国会 文教委員会 第2号(1967/12/14、7期、日本社会党)

○秋山長造君 私は一つだけ申し上げたいのですが、大臣の腹はどっちともきまっていない、また、それについてイエスともノーとも発言したことは今日までない、こういうお話ですけれども、いずれにしても、御承知のとおり、これはもう従来の経過、経緯というものが、動かしがたい経緯というものがずっと積み重ねられてきておるわけですからね。文教行政については、特に前の劔木さんもよくおっしゃっておりましたように、大臣がかわったからといって、これだけの経緯のある問題が白紙になるという性質のものではない、やはり文教行政としては続いていくのだということをおっしゃっておりましたが、また新大臣も、就任早々の何回かの御発言を聞いて……

第58回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1968/04/03、7期、日本社会党)

○秋山長造君 いろいろお伺いしたいと思っておったのですが、もう遠慮しますが、一問だけ。  この政治資金規正法にしても、それから、いま準備されている自由化を内容とする選挙法にしてもですね、それ、いつ出すいつ出すということは、結局は、参議院選挙に間に合うかどうかということになってくると思います。参議院選挙の期日はいつになるのですか。
【次の発言】 それはもう書いてあるから、別に局長に答えてもらわぬでもいいのですが、それはこの選挙法に書いてあるわけですけれども、いま一生懸命運動しているこの選挙ですよ、いつにきめるつもりですかということを聞いている。

第58回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号(1968/04/10、7期、日本社会党)

○秋山長造君 三点お伺いします。  まず、第一点は、御承知のように、最近交通規制が非常に全国的に徹底をした関係で、どこの都市に行きましても、駐車禁止地域というものがもう非常にふえておるわけなんです。特に選挙という面からいいますと、およそ街頭演説に適当な場所というものは、もうすべて駐車禁止区域になっておると言っても言い過ぎじゃないと思います。これは選挙運動の面から言うと重大な障害になると思うのですがね。これに対しては、短期間のことでもありますし、政府として何か例外的に配慮さるべきではないかと思いますが、御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 道交法の四十五条におっしゃるような規定がありま……

第58回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号(1968/04/24、7期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと二、三。局長、これは大体これと同じものを周知徹底用に配られる御予定ですか。
【次の発言】 これでちょっと誤解が起こると思うのは、右側の政治活動用ポスターのスローガンの例の一番上の、「あなたの一票〇〇党(候補)へ」、こう書いてある。あなた方のおつもりでは、〇〇党へ、あるいは、〇〇党候補へ、こういう意味だろうと思うんですが、これだと、党のかわりに候補と書いてもいいと、したがって、社会党へでもよし、あるいは、秋山候補へでもよし、こういうように受け取られるおそれがある。現に、野上君にしても、私にしても、おかしいな、そうだろうかなというちょっと疑問を持ったのです。これは地方の人はお……

第58回国会 災害対策特別委員会 第8号(1968/05/23、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) 一言ごあいさつをさせていただきます。  ただいま皆さまの御推挙をいただきまして、小酒井前委員長のあとを引き継ぎ委員長に就任いたしました。  時あたかも十勝沖地震の災害対策が急がれている際であります。今後皆さまの特段の御協力をいただき、その責を果たしたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは継続調査要求についておはかりいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本院規則第五十三条により、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第58回国会 災害対策特別委員会 第9号(1968/06/03、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず委員の異動について報告いたします。  一昨一日、片山武夫君が委員を辞任され、その補欠として高山恒雄君が選任されました。また本日、白木義一郎君が委員を辞任され、その補欠として宮崎正義君が選任されました。
【次の発言】 次に、本日の理事会の結果について御報告いたします。  本日の議事につきましては、まず請願の審査を行ない、引き続き激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の政令緩和並びに昭和四十三年十勝沖地震の経過措置等について総理府から説明を聴取した後、昭和四十三年十勝沖地震の災害対策に関する件について質疑……

第58回国会 社会労働委員会 第14号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○秋山長造君 このいただいた資料の一五ページのところで二、三点お尋ねしますが、すでに今度の福岡の施設を合わせて五カ所できるわけですが、この規模は大体どこも同じですか。
【次の発言】 東京の光明寮ができて二十年になりますね。この二十年間に、いままであった四カ所、まあ今度で五カ所になるわけですが、これらの施設を出た人の累計はどのくらいになりますか。大体のことはわかるんですがね、ざっとした数字は。
【次の発言】 これらの人の、さっきちょっとお話が出ておりましたが、出所したあとの手当てといいますか、アフターケアといいますか、追跡調査といいますか、出た人のあとの状況をずっと調査しておられるのですか。

第58回国会 法務委員会 第5号(1968/03/07、7期、日本社会党)

○秋山長造君 大臣に若干お尋ねをしたいと思います。  この間法務行政に対する大臣の所信を伺いましたので、その点についてまずお尋ねいたします。  大臣は、所信表明の冒頭におきまして、就任以来一貫して法秩序の維持と国民の権利擁護のために努力しておる、今後もそのために全力を傾けると、こういうことをおっしゃっておりますが、その「法秩序の維持」とおっしゃることは、もう一歩突っ込んで言えば、結局もろもろの法律の一番基本であります憲法秩序ということと同じだと私は思う。そこで、先般来、衆議院の予算委員会等におきましても、憲法問題があらためて論議を呼んだわけです。特に、俗に法の番人だと言われておる法務大臣として……

第58回国会 法務委員会 第7号(1968/03/28、7期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっとお伺いしますが、これは幼稚な質問かもしれませんけれども、いまお聞きのように、この法律案の提案説明は法務大臣がやられた。それで内容は、法務省とは関係ない裁判所の定員法について審議をするわけですけれどもね。これはまあそういういまのたてまえになっているから提案権がないと、したがって法務大臣がやられるということになっておるのですけれども、これはどうもぴんときませんね。それで、予算の提案なんかについても、裁判所は二重予算の提出権を持っておられるようでございますね。これは、いまの法制上から言えば、やむを得ないからそうなっているのだろうと思うのですが、これは何が根拠になってこういう形に……

第58回国会 法務委員会 第10号(1968/04/16、7期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連。三十七年の改正で証人の日当千円になったわけですね。その前幾らだったのですか。
【次の発言】 そうしますとね、鑑定人のほうは三十一年の改正で七百円になったわけですね。だから、三十一年から三十七年に至る六年間というのは、逆に鑑定人のほうが七百円で、証人のほうは三百円だったわけですね。いまの現行法になると、今度証人のほうは物価だけでなしに賃金ということも考慮して鑑定人よりだいぶ高くしてある。その三十七年以前は逆に証人のほうが鑑定人の半分以下ということになってます。それは何か、当時といまの基準のとり方といいますかね、事情が全然変わったわけですか。

第58回国会 法務委員会 第11号(1968/04/18、7期、日本社会党)

○秋山長造君 刑法の改正案についてお尋ねをするわけですが、その前にちょっと一言だけ法務当局の御見解をお尋ねしておきたいと思うことは、きのうきょうの新聞にも大々的に報ぜられているから御承知だと思うのですが、例のもめておりました朝鮮大学校の問題について、きのう美濃部都知事が各種学校としてこれを認可するという決定を下されたわけですが、で、それをきっかけに賛否の議論がまた巻き起こることは、これはまあやむを得ぬと思いますが、ただ遺憾なことは、いわゆる右翼団体等がこの問題について非常にエキサイトしまして、そしてはなはだしきは知事個人の身辺すらあぶないというような、非常に緊迫した情勢下にあるやに聞くんですが……

第58回国会 法務委員会 第12号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○秋山長造君 前回の質問の続きで若干お尋ねしたいと思うのですが、よく重大事故重大事故ということを言われるのですが、あるいは悪質重大事犯というような、この重大重大ということばが使われるのですが、この重大事故ということについて、何か一定の定義といいますか、どの程度のものを政府のほうで重大事故と言っておられるのか、何かきまったものがあるのですか。
【次の発言】 このいただいた資料の一一三ページ以下に、重大な人身事故の具体的実例ということが載っております。これによると、大体重大事故というものは、一審の判決が二年以上というところで一つ線を引いて、百七十九例あげてある。大体量刑の点から言えば、二年以上の刑……

第58回国会 法務委員会 第13号(1968/04/25、7期、日本社会党)

○秋山長造君 前回に引き続きまして、きょうは副長官に来ていただいておりますので、交通問題の政府としての総合的な対策というようなことを中心に若干お尋ねしたいと思うのですが、ただ理事会にちょっと時間がかかり過ぎましたので、十分なお尋ねもできないのですけれども、時間の許す限りお尋ねしたいと思います。  四十二年――去年一年の交通事故のうち、人身事故といわれるものだけでも五十二万一千四百八十一件から発生しております。そのうち死者一万三千六百十八人、負傷者六十五万五千三百七十七人というような膨大な数字になっていることは、御承知のとおりでございます。こういう人身事故ももちろん含めての交通事故全部についての……

第58回国会 法務委員会 第14号(1968/05/07、7期、日本社会党)

○秋山長造君 関連。労働省へちょっとお尋ねしますが、総理府から出された四十二年度版の交通白書、その一七〇ページの上に表がありますね。その表は四十一年度まで出ているのですが、四十二年度の数字がわかりますか。
【次の発言】 監督を実施された事業場の数は、この三十九年、四十年四十一年、四十二年度、こう急激にふえておるわけで、それだけ事業場の監督に力を入れておられるということにはなるだろうと思うのですけれども、ただ、その違反者の比率というのはちっとも減ってないわけですね。むしろ労働時間にしても年々急カーブでふえている。それから休日の違反はまあ横ばい、割り増し賃金も横ばいで、ほとんど改善のあとがこの数字……

第58回国会 法務委員会 第15号(1968/05/09、7期、日本社会党)

○秋山長造君 もうちょっと時間がございますから、宮原さんに、実務とそれから研究面と両方やっておられるのでお尋ねするのですが、確かにさっきおっしゃったように、未必の故意でやられるんじゃないか、悪質な者はどうも立証に手数がかかるので、安易な道を選んで上限を上げるということにいっているんじゃないか、私もそういうような感じがするのですが、それほど何ですか、これだけ学閥も進み、同時に実際上の経験を積んでいるわけですが、にもかかわらず、未必の故意の立証というのがそれほど不可能に近いくらいれずかしいのですか。
【次の発言】 いま幾つか未必の故意を立証した実例をおあげになったのですが、私の想像では、そういう立……

第58回国会 法務委員会 第16号(1968/05/11、7期、日本社会党)

○秋山長造君 関連。いまの外国の例ですが、私、去年だったか――ローマからナポリまで、いわゆる太陽道路といわれる、たんたんと走っておりますね。ごらんになったと思いますが、あの沿線にあちこち相当りっぱなドライブインがある。全然酒を売ってないようですね。ほかのものは売ってますけれども、酒は全然売ってない。いま局長のおっしゃるように、自発的に売らぬということなんでしょうけれども、それはなんですか、自発的に売らない。日本の場合には、自発的を待っておったら、われ先にと、われもわれもと、こうなるということでしょう。これは全然自発的ということなんですか。何か、形は自発的でも、相当強い行政指導か、何か、そういう……

第58回国会 法務委員会 第17号(1968/05/14、7期、日本社会党)

○秋山長造君 私は日本社会党を代表して本改正案に対し次の四点にしぼって反対の意思を表明したいと思います。  まず第一に、本改正案は、現行の禁錮刑に新たに懲役刑を加えようとしておりますが、過失犯に懲役刑を科することは、破廉恥罪には懲役刑、過失犯、政治犯等には禁錮刑という現行刑法の大原則をくつがえすものであります。最近の交通事犯に未必の故意と紙一重の悪質重大事犯がふえているということでありますが、真に悪質なものについてはこれを故意犯として処罰することも可能でありますし、現にその判決例も少なくありません。ただ、未必の故意は立証がむずかしい場合が多いことは否定いたしませんが、だからといって、いきなりこ……

第58回国会 法務委員会 第18号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○秋山長造君 亀田質問に関連して二、三点簡単にお尋ねしますから、簡単にお答えいただきたい。  執行官の数が全国で三百六十人というお話だったのですが、これはやはり一般公務員と同じように定員がきまっているのですか。
【次の発言】 定員がないということになると、あれですか、どれだけの執行官が要るとか、どれだけ執行官が足らぬとかというようなことは、どこでだれがきめるのですか。
【次の発言】 どうも私らもこういうお話は初めて聞くわけですけれども、さっきの亀田君との質疑応答を聞いておりまして、ちょっとどうもぴんとこぬのですが、いまどきこういうようなことがあるんかいなと思うて私は聞いておるのですが、そうする……

第58回国会 法務委員会 第19号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○秋山長造君 相川の簡易裁判所を佐和田町に移されるわけですね。まあ、たとえば警察の駐在所を一つ移すにしても地域的にはずいぶん問題が起こるわけですが、この簡裁を相川から佐和田に移すわけですから、相当地元で問題があったと思うんですが、そういう問題は一切すっきり解決をした上で今回の改正ということになったのでしょうね。
【次の発言】 いままであった相川町の庁舎と今度の佐和田町にできる庁舎との直線距離はどのくらいあるのですか。
【次の発言】 今後もこの移転の是非をめぐって何か紛争が起こるとかあるいは何か問題が出てくるということも一切ない、もうきれいさっぱり何らの問題を残さずに解決したわけですね。


8期(1968/07/07〜)

第60回国会 予算委員会 第1号(1968/12/16、8期、日本社会党)

○秋山長造君 いきなり総理大臣に本論に入ってお尋ねいたします。  日米共同声明から早くも一年以上たったわけでございますが、この共同声明で合意された継続協議なるものは今日までに何回ぐらい行なわれて、どういうお話し合いの段階にあるのか、お答え願います。
【次の発言】 その話の内容について。
【次の発言】 結局、この一年間、沖繩の返還問題について相互の間には何ら実のある話し合いは行なわれていなかったということになると思うのです。共同声明に言うところのこの両三年、この両三年のうちの第一年目です。きわめて貴重な一年目だったと思うのですが、少なくとも双方の主張の基本線くらいは出し合われて話し合いがある程度……

第61回国会 文教委員会 第13号(1969/05/06、8期、日本社会党)

○秋山長造君 一問だけお伺いします。現行法の第七条に表がありますね。それから第八条にも同じような表がついているのですが、このそれぞれの下の欄に掲げてある数字、これはいずれもコンマ以下二けたになっているわけです。それが今度改正案ではそれぞれ三けたに改正になっている。これはどういう理由ですかということと、それから二けた、三けたにしたらどういう効用があるかということをちょっと簡単に説明してください。
【次の発言】 一問だと言ったけれどももう一度お伺いしたい。それは三けたになって、三けた目に何か新しい数字が出てくればいまおっしゃっているようなことがわかるんですけれども、七条なんかただ零を一つつけただけ……

第61回国会 文教委員会 第16号(1969/06/05、8期、日本社会党)

○秋山長造君 ことしもまた毎年の例にならって若干の学部、学科、大学院が新設されるわけであります。これは何ですか、文部省に国立大学全体についての一つの基本計画のようなものがあってやっておられるのか。それともそれぞれの大学なり地元なりからの要望が出たり陳情があったりして、まあ、いいことばで言えばケース・バイ・ケース、悪く言えば出たとこ勝負で認めておられるのか、どっちなんですか。
【次の発言】 よく大臣は国立大学が七十五もあって云々ということをおっしゃるのですが、国立大学が七十五あるというのは、これは多過ぎると思っておられるのですか。まだ少ないと思っておられるのですか。この点イエスかノーか。

第61回国会 文教委員会 第22号(1969/07/08、8期、日本社会党)

○秋山長造君 まず坂田文部大臣にお尋ねしたいんですが、およそ教職員の給与改善ということは、これはもうきわめて必要なことでもあり、また望ましいことである。これは論議の余地はないと思います。ただしかし、それはあくまで公平、平等、普遍的な内容を持ったものでなければいけないと、こう思うんですが、それについての御見解をお伺いしたい。
【次の発言】 ところがいま岡山県で実は大問題が起こっておる。岡山県教育委員会が去る六月の十日に突如として、校長教頭に限り、四月にさかのぼって一斉一号の特別昇給を決定した。そのことをめぐって非常な混乱が起こり、教育委員会がどうしてこの時期にこういう形で、そうしてこういうへんぱ……

第61回国会 文教委員会 第23号(1969/07/15、8期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連。私もいまのお話を聞いておって、どうもよくわからないのですが、これ一部改正でやってもいいわけなんですか。これは一部改正でやってもいいが、一部改正では、どうも今回の改正の意義が浮き彫りにならぬので、単独立法やったのだ。単独立法やることによって、この画期的な改正だという意義を大いに顕揚しておるのだ。こういう趣旨のお話でしょうか。たとえば、これ、地方交付税法なんていうのは、地方財政にとってはきわめて重大な法律。しかも、その中で一番ポイントは税率ですわね。所得税、法人税、酒税の三税の何%という、そこが地方交付税の一番核心だと思う。ところが、地方交付税、いまおっしゃる論法ていけ……

第61回国会 法務委員会 第6号(1969/04/15、8期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連して。この機会にお伺いしておきたいんですが、私は国会図書館で、ローカル新聞のつづりがずいぶんありますが、あれをときどきめくってみて、依然としてこの種の差別事件あるいは差別問題を中心にしたいわゆる刑事事件的なものがあちこちありますね。これは実際、お互いにはなはだ遺憾だし、実に悲しい気持ちがいつもするんです。いまの問題についても、先ほど松本、亀田両委員からいろいろな角度からお尋ねがあったんですが、尾崎議員の差別的発言、なるほどこれは物理的な暴力じゃないかもしれぬけれども、しかし質からいいますと、これは一つや二つ頭をなぐられたよりもつらいんですよ、こういう差別的な発言を投げ……

第61回国会 法務委員会 第7号(1969/04/22、8期、日本社会党)

○秋山長造君 若干お尋ねをいたします。この法律はあくまで臨時措置法ということですが、この法律は昭和十九年にできたわけですから、もう二十五年たっておるわけです。この間何回か改正をされ、さらに今回の場合は、去年改正されてまたここで改正されるわけですが、まあ今後のことを考えますと、物価、賃金等の変動によるということが改正の理由になっておるわけですから、まあ毎年同じような改正が今後も行なわれることが予想されるわけです。この臨時措置法というような臨時立法が、これだけ長く続いて、しかも毎年改正されるという状態は、私は好ましい状態じゃないのじゃないか、正常な状態じゃないかと思う。これは一体、今後もこの臨時措……

第61回国会 予算委員会 第3号(1969/02/21、8期、日本社会党)

○秋山長造君 関連というよりも議事進行ですが、いまの野上君の質問されておる前提になるあの当時のアメリカ政府の行動、それからキューバなり、それからソ連側の行動、それからさらに、アメリカ側の行動に対して日本の政府に承認を求めてきた事実の有無、さらに、それに対して日本政府が承認を与えたかどうかの事実の有無、これについて野上君のほうはきわめて明確なんですけれどもね、政府側のほうが明確でないわけですから、だから政府側の明確なやっぱり認識をした上で議論をしていきませんと、これは決着はつかぬと思うので、ひとつ政府側はその点について至急に明確な前提を整えて、そうして野上君の質問に対して答弁していただきたい。

第61回国会 予算委員会 第4号(1969/02/22、8期、日本社会党)

○秋山長造君 いまの点は了承いたしますが、従来の例を見ておりますと、しばしばこういうことがあるのですね。国会で総理大臣が明確に言明されたことが、どうもその意味のふえんなり、あるいは補足なりという形で官房長官との記者会見が行なわれるんでしょうが、しかし、報道されるところは、あたかも総理大臣の国会の場での言明を否定したり、あるいは取り消したりというような意味で報道されていることがしばしばあるのです。だから、そういう点については今後厳にひとつ注意していただきたいと思うのです。二度とそういうことがあってはならぬと思うのですが、官房長官いかがですか。あなたが一番記者会見をよくやられるのですから。

第61回国会 予算委員会 第5号(1969/03/05、8期、日本社会党)

○秋山長造君 関連。いままでの話を聞いておりますと、結局政府の腹が白紙ですから、態度が白紙ですから、いまのところ、だから今日までのところ外交ルートを通じての沖繩返還問題に対する具体的な話し合いというものは全然進んでいないということになるわけですね。もちろん態度が白紙なんですからね。そこらはどうなっているのですか。共同声明に基づいて継続協議をやるということになっていますね。で、去年の夏、三木さんとジョンソン大使と一回やられました。そのときは、日本側が全然方針がきまっていないということで、ただ顔合わせした。去年の暮れの予算委員会で私が聞いたときには、愛知外務大臣は、何か近日中に、年末に、第二回目を……

第61回国会 予算委員会 第6号(1969/03/06、8期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連。あのときの経過を冷静に振り返ってみる必要が私はあると思うんです。先ほど総理大臣は、八千人もの人が集まってああいうことをやったのは大体異常だと、非常に非難をこめた御発言があったんですが、しかしそれは事実と違うんじゃないですか。あのときは政府自身も、一人でもたくさんあの秩父宮ラグビー場の集会に集まってほしい、こういう気持ちじゃなかったんですか。したがってあの八千人から集まったということは、一応の成功だったという感じをあなた方はあのとき持たれたはずだ。また、そういうような意味の発言を政府筋、与党筋からだんだん責任者がなさったと思う。それから文部大臣自身も、第一あのラグビー……

第61回国会 予算委員会 第7号(1969/03/07、8期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連。ただいまの事務当局のこの説明も、これはきわめて不十分だと思う。しかし、いまそんなことは問題じゃないと思う。これは大体容易ならぬ大問題だと私は思う。単なる源田さんの個人的な発言とか、放言だとか、私言だとかいう性質のものではないんですよ。これは言うまでもなく現職の参議院議員であって、この憲法を擁護し尊重する責任を持っておるということは、これは言うまでもないが、しかし、その前に元の航空幕僚長なんです。ですから、防衛庁に対する影響力というものも非常にある、現実にある。しかもその上に、政府与党の最も重大なポストであるところの国防部長をやっておられんでしょう。第三次、第四次防衛……

第61回国会 予算委員会 第8号(1969/03/08、8期、日本社会党)

○秋山長造君 関連。屋良主席が東京に来られて、政府筋――外務大臣も会われたと思うのですが、政府のまあ幹部と会われて、六月ごろ撤去されるのじゃないかという感触を持って帰られたことは、御存じのとおりだと思います。ゼネストの問題等とも関連して六月ごろの感触ということが、非常な重大な要素になっていると思うのですがね、その点はいかがですか。私は、屋良さんがただ自分の根拠のない感じとして、ああいう責任ある立場にある人がそういう発言をされたはずがないと思うのです。やはりあなた方と会われた上での相当根拠のある発言だと思う。そういう意味では、ただ硫球政府の主席の発言ということだけでなしに、日本政府、あなた方のほ……

第61回国会 予算委員会 第10号(1969/03/11、8期、日本社会党)

○秋山長造君 関連。ちょっとはっきりしておいていただきたいのですが、先ほど長官は自主流通米の価格は、結局需給相対できまるだろうとこうおっしゃった。つまり需給関係できまる。そうすると、いわゆるやみ米とどこが違うのですか。やみ米の価格は何できまるのですか。やっぱり需給関係できまるわけじゃないですか。どこが違うのですか。ということと、一体同じことならば、自主流通米と名前はつけるけれども、実質的にはやみ米と同じことじゃないか、ただあえて区別をすれば、公認やみ米だということになるかもしれませんけれども、実質は変らぬのじゃないですか。
【次の発言】 これは、関連ですから、もうこれでやめますが、秩序正しくと……

第61回国会 予算委員会 第11号(1969/03/12、8期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連。いまの羽生委員の御質問の中にあった一九二五年の毒ガス使用禁止に関するジュネーブ議定書、これ日本で批准してないというのは、どういう事情でそうなっておるのか、ちょっと参考にこの機会に聞かせておいていただきたい。

第61回国会 予算委員会 第13号(1969/03/14、8期、日本社会党)

○秋山長造君 新聞記事あるいはテレビ報道等については、もう繰り返しません。しかし、いずれにしても、一般国民に与えた影響は実に甚大だと思う。おそるべく甚大だと言っても言い過ぎじゃないと思う。これによる政治不信というものはばく大なものだと思うんですね。これはもう幾ら強調しても強調し過ぎるということはないほどだと思います。とにかく報道においては、報道によって国民の受け取った印象は、国会議員の中に少なくとも六十八人の人間が、九千二百万円――一億円近い脱税をやったんだ、ごまかしをやったんだと、もうずばりこういう印象を与えていることはぬぐえぬです、これは。そういう印象を与えておるあとに、ただいまの長官なり……

第61回国会 予算委員会 第16号(1969/03/20、8期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連して。ただいまの政府側の御答弁にしても、法制局のほうの法律解釈にしても、いま中村君が言い、野上君が質問されたように、どうもこれをいまの食管法でやるということは相当の無理があるのじゃないか。まあかりに百歩譲って、違法だとか不当だとかとはあえて言わぬまでも、こういうやり方が最善の方法だとお思いになりますか。どうですか。これは外務大臣と法制局の両方からお答え願いたい。この食管法の政令をいじくってやるこういうやり方が最善の方法だとお考えになるかどうか。
【次の発言】 ちょっと関連。これは、好機であるかどうかということは主観的な判断にもよることですから、一がいには私は言えぬと思……

第61回国会 予算委員会 第18号(1969/03/24、8期、日本社会党)

○秋山長造君 関連。いまの防衛庁長官の御答弁の初めのほうに、攻撃的な核を持ち込むことは憲法上問題があるけれどもというおことばがあったと思うんです。この辺もう一度重ねてお尋ねしておきますが、それで間違いございませんか。

第61回国会 予算委員会 第21号(1969/03/31、8期、日本社会党)

○秋山長造君 第三分科会における審査の経過を御報告申し上げます。  第三分科会の担当は、昭和四十四年度予算三案中、農林、運輸、郵政及び建設の四省所管に属するものでございます。  分科会は、一昨二十九日及び本日の二日問開会し、慎重に審査を行なってまいりました。以下質疑の概要を簡単に御報告申し上げます。  まず、建設省所管におきましては、建設工事に関連した爆発事故防止問題、有料道路の無料開放の問題、市街地改造法の適用問題、児童公園の設置問題等について質疑が行なわれました。このうち児童公園の問題につきましては、国有農地を児童公園に転用することについて、建設省はどう考えているか、との質疑に対し、建設省……

第63回国会 文教委員会 第14号(1970/05/06、8期、日本社会党)

○秋山長造君 午前中杉原君がいろいろ質問されましたんですが、私できるだけ繰り返しになるようなことは避けたいと思いますが、どうもこれは問題一つなんですから若干重複する点はお許し願いたい。  まず第一は、目的ですが、目的を読んでみまして、字句の問題にもなりますけれども「日本私学振興財団は、私立学校の教育の充実及び向上に資し、あわせてその経営の安定に寄与するため」とこう書いてある。「ため」というんですから、そこまでが目的だろうと思って読んでみると、最後にまた別の目的が書いてあるんで、こういう書き方があるのかなと思って何回も読んでみるんですけれども、これはいかがでございますか。

第63回国会 文教委員会 第16号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○秋山長造君 ただいま議題となりました児童生徒急増地域等に係る小学校及び中学校の施設の整備に関する特別措置法案につきまして、提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  最近十年間におけるわが国の経済成長及び社会構造の変化に伴い、人口移動が非常な勢いで起こっていることは御承知の通りであります。昭和三十五年及び四十年の国勢調査を見ましても、この間の人口集中地区(一平方粁あたり人口五千人以上の地区)の増加率は一五・八%に達し、国民の半数が人口集中地区に集まり、七十%は東京、大阪、名古屋の三大都市圏に集中し、なお札幌、仙台、広島、北九州、福岡等の中核都市及び県庁所在地でも人口増加が目立ちました。……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1971/07/20、9期、日本社会党)

○秋山長造君 委員長の選任は、主宰者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第66回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1971/07/24、9期、日本社会党)

○秋山長造君 大臣、政務次官の御就任に敬意を表します。非常に大臣はお急ぎのようですから、私は一言だけお尋ねしてみたいと思います。  第一点は、佐藤総理が機会あることに政治資金規正法の改正はあくまでやるのだということを言ってこられて、実際には何もやれない。この間の本会議でも社会党の加瀬君の代表質問に対して、また重ねて政治資金規正法の改正はあくまでやるつもりだという御答弁があったわけですが、実際こういう実のない御答弁を繰り返されてきておるのですが、今度自治大臣も新しく新進気鋭の渡海さんが御就任になったわけですが、総理大臣から何か御就任にあたって規正法の改正についてお話があったかどうか、またあなた自……

第68回国会 文教委員会 第9号(1972/06/08、9期、日本社会党)

○秋山長造君 ごく簡単に若干の御質問を申し上げます。  最初に、文部大臣にお尋ねしますが、私学の振興ということは、もういまさら多く論議をする余地のない時代の要請でもありますし、また、現内閣としても大きなキャッチフレーズの一つとして常に掲げてこられておることは、これはもう申すまでもないことであります。この私学の振興の是非について論議をするつもりはありません。いま、政府として、あるいは文部大臣として、私学の振興について具体的にどういうことをお考えになって、何をやっておられるか、また、何をこれからやろうとしておられるのかということをごく要点だけでよろしいですから説明願いたいと思います。

第71回国会 災害対策特別委員会 第7号(1973/06/22、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆さまの御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました。まことに微力でございますが、皆さまの御協力を得ましてこの職を全うしてまいりたいと存じます。どうぞ今後ともよろしく、格別の御協力をお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 なお、前委員長からごあいさつを受けたいと思います。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午前十一時四十八分散会

第71回国会 災害対策特別委員会 第8号(1973/06/29、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る六月二十五日、塚田大願君が委員を辞任され、その補欠として星野力君が選任されました。  また、本日、宮崎正義君が委員を辞任され、その補欠として藤原房雄君が選任されました。
【次の発言】 次に、災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  この際、桜島等の火山活動による災害及び個人災害等の対策に関する小委員長から小委員会の調査の経過並びに結果について報告いたしたい旨の申し出がありますので、これを許します。柴立小委員長。

第71回国会 災害対策特別委員会 第9号(1973/07/11、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十日、藤原房雄君が委員を辞任され、その補欠として宮崎正義君が委員に選任されました。
【次の発言】 活動火山周辺地域における避難施設等の整備等に関する法律案を議題といたします。  まず、提出者、衆議院災害対策特別委員長大原亨君から趣旨説明を聴取いたします。大原君。
【次の発言】 こよれり質疑を行ないます。  質疑のおありの方は順次御発言をお願いします。――別に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。これより討論に入ります。  御意見のおありの方は賛否を明らかにして……

第71回国会 災害対策特別委員会 第10号(1973/07/13、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、桜島等の火山活動による災害及び個人災害等の対策に関する小委員長から、小委員会における調査の経過並びに結果について報告いたしたい旨の申し出がありますので、これを許します。佐藤小委員長。
【次の発言】 以上で小委員長からの報告は終わりました。
【次の発言】 次に、災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律案起草の件を議題といたします。  本草案の趣旨、内容につきましては、ただいまの小委員長の報告にありましたので説明を省略さしていただきます。  本草案に対し質疑……

第71回国会 災害対策特別委員会 第11号(1973/08/24、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十三日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として前川旦君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  災害対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に水資源開発公団の役職員を参考人として出席を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、台風第三号及び昭和四十八年七月三十一日未明の九……

第71回国会 災害対策特別委員会 第12号(1973/08/31、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  災害対策樹立に関する調査を議題とし、島根県における干ばつによる災害対策に関する件について質疑を行ないます。  質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 本件に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時四十四分散会

第71回国会 災害対策特別委員会 第13号(1973/09/12、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として成瀬幡治君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  地震対策に関する件について、本日の委員会に東京大学理学部教授浅田敏君を、また、来たる十四日の委員会に東京都立大学人文学部教授詫摩武俊君及び東京大学工学部助教授伊藤滋君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第71回国会 災害対策特別委員会 第14号(1973/09/14、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十三日、成瀬幡治君及び中村英男君が委員を辞任せられ、その補欠として松本英一君及び戸田菊雄君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題とし、地震対策に関する件について調査を行ないます。  本日は参考人として東京都立大学人文学部教授詫摩武俊君及び東京大学工学部助教授伊藤滋君の御出席を願っておりますので、これより参考人の方々から御意見を承ることにいたします。  この際、参考人の方に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は御多忙中のところ本委員会に御出席を……

第71回国会 災害対策特別委員会 第15号(1973/09/19、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十四日、戸田菊雄君が委員を辞任され、その補欠として中村英男君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についておはかりいたします。  委員の異動により、理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中村英男君を指名いたします。

第71回国会 災害対策特別委員会 第16号(1973/09/26、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員表(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  請願第一五九一号桜島火山爆発に伴う災害対策に関する特別措置法の制定に関する請願外一件を議題といたします。  本委員会に付託されております二件の請願につきましては、先ほど理事会において検討いたしました結果、保留とすることに意見の一致を見ました。つきましては、理事会の申し合わせどおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についておはかりいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の……

第71回国会 地方行政委員会 第20号(1973/08/30、9期、日本社会党)

○秋山長造君 公務員の腰痛症の関連で、ちょっと簡単に御見解を伺いたいと思うのです。  御承知のように、最近、養護学校だとかあるいは一般的な身体障害者の収容施設、こういうところの仕事に携わっておる職員の腰痛症の問題が、非常に大きい社会問題になっていることは御存じのとおりだと思うのですが、ただ、この腰痛症というのは腰が痛い痛いというので、この法律の別表へずっと列挙してあるように目に見えぬものなんですね。ちょっと外部からわかりにくいもので、しかしとにかく痛いということで、もうほとんどこういう施設の職員というものは例外なしに慢性的な腰痛症を訴えておる。にもかかわらず、症状がはっきりせないものですから、……

第72回国会 災害対策特別委員会 第1号(1973/12/01、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆さまの御推挙によりまして、重ねて委員長の重責をになうことになりました。委員の皆さまの御協力をいただきまして、この職責を全うしてまいりたいと存じますので、今後とも格別の御協力をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございますが、都合により本日は二名を選任いたします。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中村英男君及び上林繁次郎君を指名いたし……

第72回国会 災害対策特別委員会 第2号(1973/12/19、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る七日、高橋雄之助君及び伊藤五郎君が委員を辞任され、その補欠として川野辺静君及び桧垣徳太郎君が選任されました。
【次の発言】 これより理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございますが、二名が欠員となっておりますので、欠員の理事の選任を行ないます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に川野辺静君及び佐藤隆君を指名いたします。

第72回国会 災害対策特別委員会 第3号(1974/02/15、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一月十九日、田中一君及び宮之原貞光君が委員を辞任され、その補欠として茜ケ久保重光君及び杉山善太郎君が委員に選任されました。  また、昨十四日、梶木又三君及び松本英一君が委員を辞任され、その補欠として山崎五郎君及び沢田政治君が委員に選任されました。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。  豪雪地帯における雪害の実情調査のため、委員派遣を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。

第72回国会 災害対策特別委員会 第4号(1974/03/01、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  昭和四十九年度における防災関係予算について政府当局からその概要の説明を聴取いたします。小坂総理府総務長官。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こして。  続いて、関係各省庁から補足説明を順次聴取いたします。石渡科学技術庁総合研究課長。
【次の発言】 ちょっと途中です  が……。ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 松本農林大臣官房審議官。
【次の発言】 大永通商産業大臣官房会計課長。

第72回国会 災害対策特別委員会 第5号(1974/03/06、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  豪雪被害対策に関する件を議題といたします。  本件に対し、質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 ただいまの宮崎君の御趣旨は、私としてはごもっともだと思いますが、後刻理事会にはかりまして、あらためてこの結論を出したいと思いますので、御了承願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  ただいま山崎五郎君が委員を辞任され、その補欠として梶木又三君が選任されました。
【次の発言】 なお、先ほど宮崎君から御要請のありました件は、ただいま委員長、理事協議の結果、文部、建設両者による調査が終わり次……

第72回国会 災害対策特別委員会 第6号(1974/04/26、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  この際、豪雪による学校の体育館倒壊の調査について、政府から発言を求められておりますので、これを許します。柏木文部省教育施設部長。
【次の発言】 続いて山岡建設省住宅局参事官。
【次の発言】 ただいまの報告に対し質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 じゃ速記とめて。
【次の発言】 速記つけて。
【次の発言】 次に、流氷による魚介類の被害対策に関する件について質疑を行ないます。  質疑のおありの方は順次御発言願います。

第72回国会 災害対策特別委員会 第7号(1974/05/10、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。  昨日の伊豆半島沖地震につきまして、その被害の実情調査のため委員派遣を行なう必要がありますので、その取り扱いは委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日は、これにて散会いたします。午前十一時四十三分散会

第72回国会 災害対策特別委員会 第8号(1974/05/17、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(秋山長造君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  一九七四年伊豆半島沖地震による被害対策について、本日の委員会に参考人として住宅金融公庫理事沖達男君及び環境衛生金融公庫理事河原輔之君の出席を求めて意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、一九七四年伊豆半島沖地震による災害等について政府から報告を聴取いたします。小渕総理府総務副長官。

第72回国会 災害対策特別委員会 第9号(1974/05/27、9期、日本社会党)

○秋山長造君 一音ごあいさつを申し上げさせていただきます。  昨年六月特別委員長に選任されまして以来、約一カ年にわたり理事並びに委員の皆さまの御協力により大過なく委員長の職責を果たさせていただきました。ここに厚くお礼を申し上げます。  災害の予防、災害発生後の救済に今後とも本委員会の御活躍を心から御祈念申し上げます。  どうもありがとうございました。(拍手)

第72回国会 地方行政委員会 第2号(1973/12/18、9期、日本社会党)

○秋山長造君 神沢さんの御質問にありました災害救助法のことに関連して、一言だけ厚生省、御質問したいのですが、この間熊本へ参りましたときに、まあ先ほど神沢さんの御質問の各項目について、ずいぶん各方面から強い要望があったわけですがね。その中に、一つこういうことがあったんですが、赤十字社が、ずいぶん持っておった毛布その他を思い切って放出したんだそうです。で、まあずいぶん赤十字が活躍したんだそうですが、ところで、その費用を一体どうしてくれるのかということが残っているのですね。で、この救助法の適用があれば、ここへ条文見出しにちゃんと書いてありますが、費用の補償という項目があるから、まあこれであと穴埋めは……


10期(1974/07/07〜)

第75回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1975/06/18、10期、日本社会党)

○秋山長造君 委員長、ちょっと議事進行について一言。  いま衆議院のお二方から修正内容についての御説明があったんですが、この内容が多岐にわたっておる、しかもそれぞれの問題が非常に重大な内容を含んだ修正でございます。したがいまして、これだけの修正について修正部分の説明の印刷物ぐらいは配ってくださらなければ、これはいま御説明されたことをただ耳でじっと聞いておって、それで全部頭にたたみ込める人は私はないんじゃないかと思うんですね。参議院へ回ってきてからもうすでに十日もたっているのにこれだけの印刷物を準備してないなんということははなはだ不満ですよ。審議をしていくのにこれ非常に困りますよ、質問するといっ……

第75回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号(1975/06/25、10期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと関連して。  いまの附則八条の、五年後に検討するということですが、これは、この法律の施行日が五十一年一月一日と、こうなっていますからね、それからまる五年たった五十六年の一月一日でちょうどまる五年になるわけですが、この五十六年一月一日が来た時点で検討を始めるという意味ですか。それとも五十一年の一月一日、まる五年たつまでにこの施行状況と照らし合わせながら並行して検討を進めて、そしてちょうど五年たった時点でその結論を出すという意味ですか。どっちですか。
【次の発言】 おっしゃるような意味の検討ならば、遅くともまる五年たつ時点までにはこの法律の再改正について何らかの結論を得る、得……

第75回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第8号(1975/06/27、10期、日本社会党)

○秋山長造君 私に与えられた時間は一時間しかございませんから、ごく整理してお尋ねしますから、できるだけ簡明率直にお答え願いたい。まず、総論的なことについて御質問いたします。  元来、選挙法というものは、その性格上、国民にとって一番わかりやすい法律でなければならぬと思う。ところが、選挙法の実態は一番わかりにくい法律になってしまっている。これは、国民に一番関係の深い税法等についても同じことが言えると思う。その結果、いわゆる選挙の玄人はもっぱら法網をくぐることに知恵を使う。また、いわゆる素人の方は――これが圧倒的多数ですが、素人の方は、君子危うきに近寄らず、選挙はこわいものだということになってしまっ……

第75回国会 文教委員会 第5号(1975/03/25、10期、日本社会党)

○秋山長造君 いま六人の先生方から御意見の表明があったんですけれども、ちょっと聞いておりましても、それぞれの試験をされる側、それから試験を受ける側、また国公立と私立、それぞれ微妙な食い違いがありますし、また、問題自体がそれほどむずかしいわけでございますから、これなかなか一口に質問することさえもなかなかむずかしいんです、正直に言いまして。だけど時間の関係とせっかく見えておるんですから、ごく簡単に二、三点お伺いしたいと思うんです。  まず、東先生早くお帰りになるので、ちょっと先に質問しますが、日教組案にも出ておりますけれども、大学の格差というところまでどうしても議論がさかのぼるわけですが、その格差……

第75回国会 文教委員会 第11号(1975/06/03、10期、日本社会党)

○秋山長造君 もう中村さん、中沢さんの両委員から相当詳しい御質問がありまして私の言うことはなくなってしまったんですけれども、せっかく質問の通告をしておりましたので、今後のこの法案の扱いについて一言意見を交えて御質問を申し上げたい。  この産休法ができましてちょうど二十年になるわけでして、ちょうど昭和三十年に議員立法でこの参議院の文教委員会で仕上げたわけで、そのとき私もその提案者の一人になっておった記憶があるんですけれども、自来二十年の経過がある。昭和三十年に産休法を議員立法でつくり上げるときにもずいぶん手数がかかりまして、さらに、そのときから何年かさかのぼったいろんな経緯があったことを記憶する……

第75回国会 文教委員会 第12号(1975/06/05、10期、日本社会党)

○秋山長造君 文化財保護法ができたのが二十五年ですから、ちょうど二十五年たっておるわけです。この間ときに応じて多少の局部的な改正はございましたけれども、大きな規模の改正は二十五年間全然なかった。それだけに開発ブームその他との関連もございまして、ずいぶん文化財保護行政に関連した問題はたくさん山積しておったわけです。これをとにもかくにもこういう形で相当大規模な改正案をまとめられたわけでありますが、河野さんを初め、衆議院の関係の方々の御努力に対しては、私もまた敬意を表するにやぶさかではございません。ただ、しかし先ほども提案者御自身がおっしゃったように、まだまだなかなか抜本的というようなところまではと……

第75回国会 文教委員会 第13号(1975/06/10、10期、日本社会党)

○秋山長造君 二、三点具体的なことを伺わせていただきます。  教育長協議会の宗さんに、先ほどの御発言については私、別にどうこう言うつもりはございません。ちょっと、お触れにならなかったか、あるいは簡単にお触れになったかもしれませんが、いま中心の問題になっておる五十七条の関係ですね。発掘調査あるいは土木工事等に当たっての届出制か許可制か、この問題は学者の皆さんにも非常に痛切な問題だと思いますが、また立場をかえますと、あなた方のような県段階で具体的な問題にタッチされておるお立場としては、また別な面で非常にこれ痛切な問題じゃないかと思うんですが、この点についてはどういうお考えを持っておられるんでしょう……

第75回国会 文教委員会 第14号(1975/06/17、10期、日本社会党)

○秋山長造君 本法律案の提案者内田さん並びに文部当局に若干御質問させていただきます。  今回の改正案の内容につきましては、これはもう私どもも全面的に賛成でございますが、今日の社会の中で占める図書館の役割りなりその重要性というようなことにつきましては、せんだって伺いました提案理由の中で相当詳しくお述べになったわけですが、やはりこの問題を議論する場合に、どうしても図書館というもののいまの社会の中で果たしておる役割り、また、その重要性というものをもっと掘り下げて、これをお互いに考えてみなきゃならぬと思うのです。その点について、ごく基本的なことでございますけれども、提案者から重ねてお伺いしたいと思いま……

第76回国会 文教委員会 第2号(1975/12/09、10期、日本社会党)

○秋山長造君 一言、先ほどの久保君の質問に対する大臣の御答弁に関連をして資料提出をお願いしたいと思うんです。  この主任制度の問題について大臣の御見解を出されるについて、文部当局で全国の学校現場の若干の実態調査をなさった。さらにまた、その他教育関係のある程度の団体から御意見もお聞きになったというお話がございます。これらについては、大臣は十分御承知でしょうけれども、私どもとしては全然承知しておりませんので、それらの資料をひとつぜひお出しをいただきたい。私どももそれに十分目を通して研究してみたいというように考えますので、ひとつ大臣お願いしたいと思います。

第77回国会 地方行政委員会 第4号(1976/03/31、10期、日本社会党)

○秋山長造君 ただいま議題となっております地方税法等の一部を改正する法律案に対する修正案について、日本社会党、公明党を代表して、その提案理由と内容の大要を御説明申し上げます。  不況下のインフレというかつてない経済危機の中で、地方財政は、深刻な危機に見舞われており、戦後地方財政制度の根本的な矛盾を露呈しております。大企業優先の高度成長の破綻が、いまやだれの目にも明らかとなっているとき、今後のわが国経済の進むべき道は、国民の所得水準の引き上げ、福祉、年金制度の充実など国民福祉の向上が経済成長を促進するいわゆる福祉優先の経済に転換する以外にありません。このような国民的要求を実現するに当たって、今後……

第78回国会 地方行政委員会 第5号(1976/10/28、10期、日本社会党)

○秋山長造君 大臣に対しまして、若干の基本的な問題についてお尋ねをさせていただきます。  先般大臣から所信表明の文書をいただきました。繰り返しこれを読ましていただいておるわけでございますが、この中に、いまの地方情勢問題について非常に重大な幾つかの点が指摘をされておるように思うのです。そこで、もう余り細かいことはお尋ねしません。それらの重要な問題についての大臣としての物の考え方をお漏らしいただければ結構です。  まず、この所信表明の第一ページのところに、いま地方行財政は大きな転換を迫られておるということが書かれておる。またそれに順応して地方自治の基盤の一層の充実を図らなきゃいかぬ、それからさらに……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 文教委員会 第1号(1977/10/25、11期、日本社会党)

○秋山長造君 もう時間が余りありませんからね、私もできるだけ簡潔にお尋ねしますから、お答えの方もできるだけ簡潔にひとつお願いします。  まず最初に、幼児教育について文部大臣の御所見を承りたい。幼児教育をどういうように考えておられるか。
【次の発言】 四十七年から始まった年次計画がありますね。ちょうどことしあたりがその中間になるわけですが、いまおっしゃるように、四、五歳児を全部収容できるのを目標に持っておられる。そこまで持っていった結果はそれでどうしようというお考えなんですか、文部省としては。まあたとえば幼稚園の義務教育化という話が始終あるわけですが、そういうものと関連をして、全部収容してそれで……

第83回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1977/12/07、11期、日本社会党)

○秋山長造君 委員長の選任は、主宰者の指塔に一任することの動議を提出いたします。

第84回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1977/12/19、11期、日本社会党)

○秋山長造君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第88回国会 議院運営委員会 第2号(1979/09/03、11期、各派に属しない議員)【議会役職】

○副議長(秋山長造君) 高いところから一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、加瀬君の後を引き継ぎまして副議長の重責を務めさせていただくことになりました。皆さんの格別の御厚情に対しまして改めて厚くお礼を申し上げる次第でございます。私自身は全くふなれなものでございまして、皆様方の一層の御支援と御指導をいただきながら、円満な民主的な参議院運営のために相携えて努力をしてまいりたいと考えております。どうぞ、今後格別よろしくお願いを申し上げたいと思います。  なお、昨日、議長のお供をして加瀬前副議長のお見舞いに行ってまいりました。大分よくなられつつございますが、いましばらく御療養を要するようでござい……


12期(1980/06/22〜)

第92回国会 議院運営委員会 第1号(1980/07/17、12期、各派に属しない議員)【議会役職】

○副議長(秋山長造君) また重ねて皆様の御好意によりまして務めさしていただくことになりまして、本当にありがとうございます。  もう何も格別申し上げるつもりはございません。練達な、老練な徳永議長、また、桧垣委員長初め議運の皆様方の格別の御指導と御援助とによりまして何とか誤りなく責めを果たしてまいりたいと思っております。どうぞひとつ今後相変わりませず一層よろしくお願いします。  ありがとうございます。(拍手)


13期(1983/06/26〜)

第102回国会 外務委員会 第6号(1985/04/09、13期、日本社会党)

○秋山長造君 若干時間をいただいて、安倍外務大臣に御所見をお伺いしたいと思います。  実を言いますと、きょうは何か夕方、対外経済政策並びに中曽根首相の特別声明が予定されておるようですから、それを拝見してからの方がよかったのですけれども、順序がこういうようになりましたから、ごく大筋のことについて若干お尋ねします。まあ外務大臣もひとつ総理大臣になったつもりでお答えいただきたいと思います。  私はごく素朴な質問をまず申し上げますが、大体中曽根内閣になって対米関係はかつてないほどよくなったという、総理大臣自身もそういう宣伝を随分やられて、そのためにある面では長老連中を怒らせたりされた面もある。それから……

第102回国会 外務委員会 第8号(1985/04/25、13期、日本社会党)

○秋山長造君 ただいまの議題に入ります前に、ちょっと一般的なことで御質問を簡単に申し上げたいと思います。  きのう、中国の彭真委員長の国会演説があったことは皆さん御承知のとおりですが、外務大臣も最前列で熱心に聞いておられたのを私拝見したわけですが、あの彭真さんの演説を聞かれて外務大臣はどういう御感想を持たれましたか。
【次の発言】 きのうの演説の中で「現在、中日両国の関係はこの百年近くの間において、最も良い状態にあります。」こういう言葉がありましたが、私は非常に印象深く聞いたんですが、同じような言葉は実は一月の再開国会劈頭、外務大臣の外交演説の中にも日中両国の関係は最も安定した状態にある、非常……


14期(1986/07/06〜)

第108回国会 法務委員会 第2号(1987/05/14、14期、日本社会党・護憲共同)

○秋山長造君 かねて敬愛をいたしております遠藤法務大臣、昨年御就任以来、法秩序の維持と国民の権利の保全ということを常に念頭に置かれまして、全力を傾注して、国民に親しまれ、真に国民の期待する法務行政の推進に努めてまいりたいと存じますと、こういう基本姿勢をもって熱心に法務行政に取り組んでおられ、心から全幅の敬意と信頼を表するものであります。  ただ、この所信表明の中でいろいろお触れになりました法務省関係の立法その他についての賛否の意見ということはまた別にこれはございますので、その点は御了承いただきたいと思いますが、その立法に対する賛否の意見については、また後刻その都度申し上げさしていただきたいと存……



各種会議発言一覧

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 人事・地方行政連合委員会 第1号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ちよつと関連して……。只今の松澤委員の御質問に私も同感なんですが、先ず第一にお尋ねしたいことは、いずれにいたしましても、三党協定の交渉のときに、三億六千万円という金を弾き出されたときに、どういう根拠によつて弾き出されたか。根拠があつたはずだと思うのです。ただ、つまんで、あてずつぽうに三億六千万円くらいだろうということじやなく、やはり数字的な根拠から弾き出されたものだと思うのです。そのことを御説明願いたいということと、それから、今、赤城さんのおつしやるのは、三億六千万円はどういうことであつたか知らんけれども、そのうち計算をしてみて一億五千万円だけについては、少くとも自分としては、は……

第16回国会 地方行政・労働連合委員会 第1号(1953/06/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 私は只今参考人の方々からいろいろお話を承わつたのでありまするが、先ず問題が複雑多岐に亘つておりまするので、できるだけこの委員会で取上げた本筋を外さないような方向で、関係者のかたにもう少し掘下げてお尋ねをしてみたいと思います。  先ず小林隊長にお尋ねをいたしますが、隊長もおつしやり、又はかのかたのいろいろおつしやつたところによりましても、警察のほうでこの問題はできるだけ穏便に、又労農の衝突というようなことを起さないように取計らいたいという、非常な誠意を以ておやりになつたというように承わつたのでありますが、そうでありますならば、更にもう一歩遡りまして、あれだけの長い期間に亘つた、相当……

第16回国会 地方行政委員会町村合併促進に関する小委員会 第1号(1953/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 町村合併の場合に、地域給なんかの関係はどうなんですか。例えば地域給のついている町村とついてない町村かあるという場合に。
【次の発言】 その場合に、この立案の過程において、その地域給なんかの問題について人事院のほうと話合いになつておられるのですか。
【次の発言】 まあ町村合併を行う場合には、県にしても国にしても、いろいろな機関が極力これに便宜を与え、協力をしなければいかんということは抽象的に謳つてあるのでありますけれども、その場合に人事院あたりじやなかなか地域給を上げてくれとか付けてくれとか言つても、これは捗らないのでありますが、ところがやはりこういう問題が小さい問題のようで、我々……

第19回国会 大蔵・地方行政連合委員会 第1号(1954/04/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 私只今の小林委員と大蔵大臣との質疑応答を承わつておりまして、腑に落ちない点が少くない。先ず第一は、先ほどもお触れになりました遊興飲食税の問題であります。大蔵大臣のお答弁はいろいろおつしやつておつたようであますりけれども、我々が承知しておるところによりますと、地方制度調査会の答申にしても税制調査会の答申にしても、勿論これを一体のものとして考えておつたことは間違いありません。それから又政府自身としてこの二つのものを一体のものと考えて、そうして同時に国税に移すという方針を持つておられたことも、これは確かです。而も同時にといううちに、事の順序から言いますと、遊興飲食税のほうが先ず準備過程……

第19回国会 地方行政・文部連合委員会 第1号(1954/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ちよつと今のに関連してお尋ねしたいのですが、只今の数字ですが、昨年の十六国会で、地方自治法の附則の六条に教育長の兼任を二十九年の三月三十一日までに期限を限つて暫定的に認めようという法律ができたわけであります。その当時我々地方行政委員会でこの教育長の問題を通じて、只今荒木委員がおつしやつたような問題について文部当局の見解を叩いたわけなんです。そのときに文部大臣以下当局のお話では、二十九年の三月一ぱいまでに極力專任の教育長をすべての町村が置けるように努力をしたい、大体三月三十一日までの暫定期間を認めてもらえば、それまでに相当この点の改善をする自信がある、又それに文部当局としても大いに……

第19回国会 文部・地方行政連合委員会 第1号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 議事進行について。只今文部委員長のお話によりますと、本日の連合委員会は教育二法案のうち、教育公務員特例法の一部を改正する法律案ただ一件のように承わりますけれども、実は我々地方行政委員会におきましてはこの教育公務員特例法の一部を改正する法律案と、もう一つ他の義務教育諸学校における教育の政治的中立の確保に関する臨時措置法案、この二つはいろいろな面で密接不可分の関連を持つたものであるからして、これを二つ共この連合審査の議題として取上げるという決定を満場一致いたして、そして本日のこの委員会に臨んだわけであります。ところが只今のお話によりますとその片一方だけということでありますが、この点の……

第19回国会 法務・地方行政連合委員会 第1号(1954/03/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 警視庁の津田部長に一点お尋ねしたい。先ほど羽仁委員から縷々御質問があつて、まあ私も一、一共鳴する点が多かつたのですが、更にそれに附加えてお尋ねしたいことは、警視庁で交通の取締りをやられる場合に、ここに交通事件が起つた場合に、ただそれが形式的に交通違反であるかどうかということたけの取調べにとどまつてしまつて、更にもう一歩つつ込んで、まあ先ほどお話がありましたように、例えば道路なり或いはいろんな交通関係の施設等に余りにも不十分な点がないかどうか。  それからもう一つは、更に最近の交通事情から我々がいろいろ見聞きしておるところによりますと、交通従業員といいますか、交通労働者といいますか……

第19回国会 法務・地方行政連合委員会 第2号(1954/03/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 国警の後藤田さんに若干お伺いしたいのですが、先ず第一は頂いておる資料についてですが、資料の昭和二十七年中交通取締結果対象別枚挙送致調という表がありますが、この表を検討してみますと、先ほど後藤田さんのおつしやつた交通警察の地域性ということが数字の形で非常にはつきり出ておると思うのであります。ただ併しこれは単なる交通警察の地域性というだけでなしに、更によく検討してみますと同じ法律を適用して取締をやつておるはずでありながら、地域によつて非常に地域性というようなこと以上に余りにもでこぼこが多過ぎるように思うのです。例えば東京管区の中の東京と神奈川を比べてみますと、自動車の検挙数において東……

第22回国会 予算委員会公聴会 第1号(1955/06/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 ただいまのお話の中に、政府は補正予算を組まないと言っておるけれども、これは必ず組まずには済むまいというお話がありました。稲葉さんのお考えになっておる補正予算を組まなければ済まないという要因ですね。要因はどういうものをお考えになっておられますか。

第22回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 この説明の三ページのおしまいに、本年度の増員計画として一方面隊、二混成団及びその他の部隊とあるのですが、このその他の部隊というものは具体的にどういうもの血のかということと、それから自衛隊の方面隊とか混成団とかいろいろな組織単位があるわけですが、そういう組織単位のある限りを一つ教えていただきたい。
【次の発言】 ちょっと待って下さい。これ、こういうことをあらかじめ申し上げておいた方がいいと思う。どうもわれわれの頭には昔の日本の軍隊があるのですよ。で昔の日本の軍隊だったら小隊、中隊、大隊、それから連隊、旅団、師団、方面軍、それから総軍と、こういう大体編成になっていますね、やっぱりその……

第22回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1955/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○秋山長造君 この問本委員会で長官は、日本での原子力発電は五年ぐらい後だというお話があった。われわれが政府からいただいておる原子力開発についてのこの計画書を拝見いたしますと、これは政府の方では工業技術院ですか、工業技術院がこの開発の問題については実施機関としてやってきておられる。この工業技術院が提出しておるその計画書を拝見し、またその計画書の説明を駒形院長からお聞きしたところでは、一応五カ年計画で原子力の開発計画というものを立てておられるようですけれども、やっと、極力急いで、五年間かかってこの天然ウラン、重水、その他の実験用原子炉が完成するところまでこぎつければ大成功だというように受け取ってい……

第24回国会 内閣・文教委員会連合審査会 第1号(1956/03/28、3期、日本社会党)

○秋山長造君 私は今議題になっておりますこの法案を審議していぐ前提の問題を一つまずお尋ねしたいのですが、総理大臣は先だっての予算委員会で質問に答えて、この国会の会期を延ばすつもりはない、また従って参議院選挙の時期をも繰り延べるつもりはない、こういう御答弁をされたのでありますが、この方針は今日ただいまもお変りないのかどうか、まずその点を伺いたい。
【次の発言】 実は、われわれ、もれ聞くところによりますと、また新聞の報道するところによると、さらにまた岸幹事長その他が旅先で語られたところによると、五月十七日に終る予定のこの会期を、六月三日の参議院議員の任期満了日まで繰り延べにする。従って六月の十七日……

第24回国会 文教・地方行政委員会連合審査会 第1号(1956/05/14、3期、日本社会党)

○秋山長造君 今のに関連して。岡山のことを言われたからちょっと関連して。文部大臣は、今教育予算の二本立の問題をめぐって、紛糾した例として岡山のことをおっしゃったですね。それは何年ですか、ちょっとお伺いしたい。
【次の発言】 実は二十四年当時、私、岡山で県会議員をしておったのです。文教委員をやっていたのです。それで今紛糾したという例にあげられたのですけれども、これは全然大うそです。紛糾も何にもしていない、ただしかし、形式的に県会に授業料値上げの問題がかかったのです。授業料値上げの問題、それで知事の方は上げるという、そうして教育委員会の方は現状据え置きといって、それでなかなか話がまとまらなかったの……

第24回国会 文教委員会公聴会 第1号(1956/05/11、3期、日本社会党)

○秋山長造君 今の矢嶋さんの質問と関連して、もうちょっとお伺いしたいと思うのですが、よく清瀬文相はおっしゃることなんですけれども、今の教育基本法はりっぱでいい、いいけれども、それはコスモポリタンとしてりっぱなんだ、日本人としての自覚ということが欠けておるのだ。だから現在の徳目、まあ徳目という言葉は語弊がありますけれども、人格だとか、勤労だとか、あるいは平和だとか、健康だとかいうそういういろいろな徳目にプラス愛国とか、あるいは日本人としての自覚、何かプラスアルファをやりたいんだ、こういうことを言っておられるのですが、私自身は日本人だとか、コスモポリタンとかいうように類型的に分けて、そうして何か別……

第24回国会 文教委員会公聴会 第2号(1956/05/12、3期、日本社会党)

○秋山長造君 友未さんに二、三点お伺いしたいと思いますが、この法案についての御質問を申し上げる前に、その前提として知事会の方の地方自治に対する基本的な考え方についてちょっとお伺いしたい。御承知のように今度の国会には教育関係については今問題になっている法案が出ておりますが、別に地方自治法の改正案が出ているわけです。その地方自治法の改正案を読んで見ますと、いろいろ技術的な点もありますが、見逃すことの輝きない重大な問題が含まれている。それは御承知の通り従来地方自治法において、府県と市町村というものは並列的な同じような基礎的な地方公共団体という規定がなされておる。ところが今度の改正案を見ますと、今まで……

第24回国会 予算委員会公聴会 第1号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○秋山長造君 二点ちょっとお伺いしたいのですが、第一点は、最後に御説明があった中に、三十一年度の予算規模が、果して妥当かどうか、健全であるかどうかということに関連して、前年度の三十年度の国民所得に対する予算規模の比率が一四・八%である。それから三十一年度も同じく一四・八%ということになっているので、大体健全財政だということを、政府の説明書にも書いてある。それに実質的な地方交付税の特別会計とか、その他実質的なものを加えると、もっと予算規模が大きくなるので、まあ実際には、その国民所得に対する予算規模の比率というものは、三十年度より三十一年度の方がふえている。だからそこにやはり不健全な要素を見出すこ……

第24回国会 予算委員会公聴会 第2号(1956/03/07、3期、日本社会党)

○秋山長造君 先ほどのお話で、まあ地方税の問題について、軽油引取税であるとか、あるいは都市計画税、こういう本来目的税でありながら、どうもその実態は普通の税金と混同されているような、あるいは故意に混同されているような点があるということ、まあそういう点についてもわれわれは疑問を持っているのですが、同時に今度の地方財政計画によりますと、三十一年度でこれらの新しい税金の税収は百十二億ばかりになっておるのですが、それとは別に、既存の税金でやっぱり自然増収を二百八十億くらい見ている。だから両方合せますと、まあほとんど四百億になる。国税の方は大体自然増収を五百億くらいに見ておられるようですが、どうもまあ国税……

第24回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1956/03/19、3期、日本社会党)

○秋山長造君 会議費というのは幾らですか。
【次の発言】 この予算書を見ますと、宮廷費のところに項目別に内訳が書いてあるのですが、この中で宮内庁の職員の俸給は、庁費に入っているわけですか。
【次の発言】 今、宮内庁の職員の定員はどういうことになっているか、ちょっと。
【次の発言】 特別職は具体的にはどういうものですか。
【次の発言】 この定員は、前年度とどうなんですか、増減は。
【次の発言】 その点はわかりましたが、この内訳表の中に出ておる常勤労務者ですね、常勤労務者の給与が千七百八十六万七千円という大きな額を占めておるのですが、常勤労務者というのはどういう労務者なんですか。

第24回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1956/03/20、3期、日本社会党)

○秋山長造君 内閣官房の予算の中で交際費ですね、交際費が前年度より一千万円実に重い切って増額をしてあるのですが、これは何か特別な事情があるのですか。
【次の発言】 そうすると外務省のやはり交際費がそれだけ減額されておるわけですか、外務省の方からね。
【次の発言】 外務省の交際費は減額されてない。外務省の交際費も相当増額されているんですがね、この予算書を見ると。
【次の発言】 そうすると今までは自腹を切って払っていたわけですか、外務大臣にしても、総理大臣にしても、今まで外務省で受け持っておったのを、今度は総理大臣の交際費にまとめたんだ、こういう説明なんです。だから当然それだけは外務省は、きっちり……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 社会労働・法務委員会連合審査会 第1号(1956/12/01、4期、日本社会党)

○秋山長造君 私三、三点ちょっとお伺いしたい。  この法律が三年前にできたときのこの立法者の立法理由というものを振り返って見ますと、これは二十七年の秋に行われた電気事業及び石炭鉱業におけるあのストライキ、こういう緊急事態というものに対して、緊急に対処するという必要から、この法律は実行されたものと、こう私は思う。その点について法務大臣はどのように解釈しておられるか。まず、その点をお尋ねいたします。
【次の発言】 法務大臣のお話しによると、緊急事態というようなことではなくして、どうも日本の労働者はこういうようなきわめてばく然とした一般的な動機から、この法律が作られたというような御趣旨のようですが、……

第28回国会 内閣・文教委員会連合審査会 第1号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○秋山長造君 私の方は前田さんに対する質問ではないのですがよろしゅうございますか。ほかに皆さん、前田さんに対する御質疑があれば、あとにいたします。
【次の発言】 正力国務大臣に若干お尋ねしてみたいと思います。大体、この科学技術庁ができるときに、先ほど官房長から説明があったのですが、科学技術行政が、あるいは文部省、あるいは農林省、あるいは通産省というように、各官庁に分散しておるので、これを総合的に運営しなければならない、いわゆる総合調整をやらなきゃいかぬ。だから、その総合調整をやるために総理府に科学技術庁という新しい役所を設けるのだ。だから、これができれば、今まで分散してばらばらになっておる科学……


5期(1959/06/02〜)

第34回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1960/03/23、5期、日本社会党)

○秋山長造君 ちょっと今のに関連して二、三お伺いいたしますが、こういうことは一体だれの意思できまるのですか。宮内庁長官の意思ですか。本人の意思はどの程度入るのですか。
【次の発言】 おいでになることについて、私は別にとやかくくちばしをいれるつもりも何もないのですが、ただ、今加瀬君へ答えられたように、たくさんの国を訪問されるという点は、まあ幾ら皇太子が若いといっても、そう精力的に回るというわけにもいかぬだろうと思うのですが、皇太子でなくても、たとえば義宮さんですか、ああいう人もいるのだし、高松、三笠というような、みな皇太子と別にそう格の隔たりのない人もおられるわけですが、そういう人で手分けをして……

第34回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1960/03/26、5期、日本社会党)

○秋山長造君 下山事件はあなたの方でやっておられるんですね。ちょっと下山事件のことについてお尋ねしたいんです。  あの当時、下山総裁が鉄道で死んだという事件がどれだけ満天下を驚かしたかということは、お互い、いまだにありありと覚えている。で、当時ずいぶんあの死因についていろいろな説が紛々としてあって、われわれは全く何が何やらわからないような気持で今日まできた。で、文芸春秋の新年号でしたか、松本清張氏の下山事件というのが発表されて、そして当時のこの事件を、推理作家特有な勘を働かせ、また、たんねんに現地につき事実について調べて、まあ相当詳しい、しかも相当信憑性のあるように思われる記録としてわれわれ読……

第34回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1960/03/28、5期、日本社会党)

○秋山長造君 鈴木さんおられますか。あの、この間の新聞に大きく出た事件ですが、山形県の鶴岡のホテルで高松宮さんが見えるといって、ホテルの従業員を四つんばいにして直接検便をやったということが非常に問題になっておりますが、これに対して新聞を見ますと、それぞれの関係者皆さん、どうもとんでもない非常識なことというような発言をしておられるのですけれども、ただ、こういう問題がたまたま新聞あたりで取り上げられれば、皆さんはそれぞれにとんでもないということで発言をされるのですが、やはり依然としてこういう問題が跡を断たないで、あちこちでうやむやのうちに済まされている場合も相当あるのじゃないかと思うし、また今後同……

第39回国会 建設、地方行政、社会労働、農林水産、商工委員会連合審査会 第1号(1961/10/27、5期、日本社会党)

○秋山長造君 建設大臣にお尋ねいたします。水資源の問題は、先ほど来各委員から質問がありましたとおり、その影響するところ、また関係の部面が非常に大きくて、複雑だということは申すまでもないわけであります。きょうの連合審査にしても、これだけ大規模な連合審査が持たれなければならぬということも、その一つの現われだと思います。法律の関係にしましても、従来これに類似した法律がずいぶんすでに出ているわけですね。国土総合開発だとか、あるいは電源開発促進法だとかいうようなものから、さらに議員立法で続々やりましたが、全国各地方に全部それぞれの開発促進法というものができて、すでにそれぞれの開発計画というものを立てて実……


6期(1962/07/01〜)

第46回国会 大蔵委員会文教委員会連合審査会 第1号(1964/04/02、6期、日本社会党)

○秋山長造君 この国立学校特別会計法案につきましては、われわれとして、その内容はもちろんですが、そもそも国立学校特別会計という制度が昨年の年末押し迫って予算編成の最終段階で突如として出てきたということにつきまして、実は全く寝耳に水という感じを受けたのであります。で、その後いろいろな方面からその間のいきさつを聞いてはみましたけれども、どうも得心のいくような話が今日に至るまで聞けないわけであります。  国立学校、特にその中でもこれは大学が圧倒的な比重を占めておると思いますが、大学の財政のあり方につきましては、これはずいぶん問題があるし、またその重要性ということから考えましても、これはもう多く説明を……


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 予算委員会公聴会 第1号(1969/03/17、8期、日本社会党)

○秋山長造君 尾関さんの先ほどのお話の中で、流通部門に適正な政策が必要だということがあったと思うのですけれども、流通部門に対する適正な政策ということは、具体的にあなたどういうことをやるべきだとお考えになっておるか。なかなかこの流通部門ということは、われわれもいつも口にはいたしますけれども、なかなかこれはほんとうに適切有効な、しかも実行可能な具体策というものが見当らないので、われわれ自身も率直に言うて悩んでいるわけです。こういう機会ですから、流通部門にどういうことをやったらいいかという案がありましたら、ひとつお教え願いたい。
【次の発言】 もう一間、これは力石さんに、ちょっとあと戻りしますけれど……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1969/03/29、8期、日本社会党)【議会役職】

○主査(秋山長造君) 皆さまの御推挙によりまして主査をつとめることになりましたが、御協力をいただきまして本分科会の運営を行なってまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いします。(拍手)  審査に入ります前に、議事の進め方についておはかりいたします。  本分科会は、昭和四十四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、農林省、運輸省、郵政省及び建設省所管を審査することになっております。三十一日正午から主査報告をいたす予定になっておりますので、主査といたしましては、議事を進める都合上、本日、建設省、郵政省及び農林省、明後日、月曜日は運輸省という順序で進めたいと存じますが、御異議ござい……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1969/03/31、8期、日本社会党)【議会役職】

○主査(秋山長造君) ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。  分科担当委員の異動について御報告いたします。本日、予算委員異動に伴う欠員の補欠として山田勇君が本分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 昭和四十四年度総予算中、運輸省所管を議題といたします。  まず、政府に対し説明を求めるべきところ、時間等の都合もあり、これを省略し、お手元に配付してあります資料をごらん願うこととし、その説明資料は本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  それではこれより質疑に入ります。御質疑のおあり……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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