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野村吉三郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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このページでは野村吉三郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。野村吉三郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

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委員会発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第22回国会 外務委員会 第2号(1955/04/11、3期、第十七控室)

○野村吉三郎君 私は専門家でもありませず、お尋ねすることは常識的なところだけでございますが、国家の非常に大事なことだと考えております。日本は独立自主、その外交をやるということは当然と思いますが、独立自主というものも絶対的なものではない。日本の国情がいろいろこれを制限しておる、こう思っておるのであります。日本は八千万人の国民に対して国内でできる食糧も衣料も不足しておるし、原料も足らない。自給自足できない国柄であります。どうしても貿易を盛んにならしめねば国民は飢餓に陥る。日本はその貿易の、トレード・ルートを大いに発展せしめなければならんのですが、まあ世界のいろいろな生産の状況、その分布しておるあり……

第22回国会 外務委員会 閉会後第2号(1955/09/14、3期、第十七控室)

○野村吉三郎君 先ほど外相がハリマンの言を引用されてお話がありましたが、ハリマンの言を待つまでもなく、私は日本としては、外交においては一元的でやってもらわなければならぬ。民主党の政府であろうが他の政府であろうが、国民に対して責任をもっている政府を支持して、挙国一致で外に向うのは当然であって、だんだんそういうふうになっていかなければならぬというふうに感じております。それにはやはり政府においてもまちまちのような感を与えるようなふしが時に新聞に現われるのは、私らは国民の一人として迷わざるを得ない。私は対ソ問題は非常に大きな問題だと考えております。領土問題、それからして帰還の問題をやっているのですが、……

第24回国会 外務委員会 第6号(1956/03/28、3期、自由民主党)

○野村吉三郎君 私は超党派外交を信じているもので、反対党の羽生さんその他の御意見も始終謹聴しておるのです。どうしてもそういうふうに持っていかなければならぬ。この日ソ交渉に関して私の見るところでは、今の政府の案はまあ最低の要求だと思う。何となれば、ソビエトの方が法律を犯して侵略してきたんだ、日本は被害者である、そして今まであの有為有能なる松本全権があそこで交渉してあそこまで話がやってきた、それを見てみると、こっちの方ばかりが譲っておって、向うの方は占領した区域より一歩も退いておらぬ。賠償の相互キャンセルといったって、日本は満州とか樺太あたりから数十億米ドルに達するものが、戦利品だといって取られて……

第24回国会 予算委員会 第9号(1956/02/29、3期、自由民主党)

○野村吉三郎君 九千万人の同胞が乗っている日本丸の舵をとっておられる総理大臣に対して、二つの点で総理大臣のお考えを伺いたいのであります。時間を割当てられておって少ししゃべりますが、お答えはもう簡単でけっこうでございます。  私は長い年月の間国家の禄をはんでおったのでありまして、戦後は祖国が再建され、りっぱな国になることを望んで、それに微力ながら協力できて国恩に報じたいと思っております。戦後に採択された民主主義は、これは私はよいと思って、これを玉成すべきことが国民の利益だろうと思っております。政府は国民全体の政府であって、国民の選んだ人たちが政府の衝に当っておる、国民全体の幸福を向上する、これが……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 外務委員会 第5号(1956/11/28、4期、自由民主党)

○野村吉三郎君 外務大臣に対しまして領土問題のみについて御質問いたしたいと存じます。  日ソ共同宣言等はすでに衆議院を通過した以上、憲法によって、参院の態度いかんにかかわらず、おおむね三十日以内に成立するものと考えております。私は外相が日本御出発前に公私の席上で悲壮の御決意をお述べになったのを拝聴しまして、大いにこれに信頼していましたが、領土問題について先方で御交渉になると、直ちにソ連のいう通り歯舞、色丹の引き渡しのみで妥結せんとせられ、その理由として、世界の大局を云々せられたのを見て私は実は驚いたのであります。これはおそらくは先の悲壮のお言葉は、はなはだ失礼でありますが、単に国内向けの宣伝で……

第26回国会 外務委員会 第13号(1957/04/04、4期、自由民主党)

○野村吉三郎君 時間もありませんから簡単にお尋ねしたいと思いますが、私は大体岸外交の理想はけっこうだと思っております。反対すべき理由はないと思います。また総理大臣がアメリカ、東南アジアその他の国へお出かけになるということも、これも御苦労であるけれどもけっこうなことだと思っております。国際連合を中心として外交を進めていくということもけっこうですが、今の国際連合はまだ発達の道程にあって、その中にはいろいろのブロックもある、それで日本の安全保障のことを一つどういうお考えでおるかをお尋ねをしたいのですが、中ソ同盟があって、それが日本及び日本と結びついておる国を目標として、日本ということを明らかに書いて……

第30回国会 外務委員会 第2号(1958/10/07、4期、自由民主党)

○野村吉三郎君 私は、外務大臣に安保条約について二、三のお尋ねをしたいのであります。もうすでに詳しい質疑応答があったのでありまして、私は交渉の内容を伺おうというのではなくて、外務大臣は私のただいまお尋ねせんとする点について、どういう腹がまえでいらっしゃるかということを伺いたいのであります。  条約改正は戦後十三年、国情の変遷に伴って改正の必要を認むるのは当然だと私は思います。まあ馬祖島あるいは金門湾の事件がある、ですからして考えられる点もありますけれども、反対する理由はないと思っております。わが国は自由国、民主国となっておりますが、私はこれは別に自由民主党の国だというのではなくて、九千万人の国……

第31回国会 外務委員会 第9号(1959/03/12、4期、自由民主党)

○野村吉三郎君 これは新聞の報道でありまして、外務大臣お気づきになっているかどうか。また、これは新聞報であるから、どれだけ信頼していいかわからぬのでありまして、私はどっちを批評するという意思ではございませんが、一昨日のジャパン・タイムスに、アメリカは共通の敵であるという、これはまあ新聞社が出した見出しでありましょうが、淺沼さんが言ったということを書いて、これは共同通信でありますが、その内容はこういうことを言われたのかどうかということ。台湾はシナのものなのにかかわらずアメリカが占領しておると、沖縄は日本のものなのにかかわらずアメリカが占領しておると、そういう観念からして、共通の敵であるということ……

第31回国会 外務委員会 第11号(1959/03/19、4期、自由民主党)

○野村吉三郎君 今のに関連をして。私はカナダのヴァンクーヴァーのスチーヴンソンなんかに行ったことがあるのでありますが、あそこのものが引き揚げてきて、和歌山の御坊市の近所に集団帰ってきまして、アメリカ村というておるのでありますが、そこのものが絶えず陳情にくるのでありますが、厚生省の方でもこのごろだいぶ御研究になって、同情ある御検討を下さっておる。それは、外務省の方で私ども聞いておるのは、当時領事か領事補くらいやっておった方がこのごろ外務省にお帰りになって、当時の事情はだいぶ詳しくなっておるということを聞きましたのですが、どうか一つ好意ある御調査の上、しかるべくお取扱いのほどを切望いたします。絶え……


5期(1959/06/02〜)

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第1号(1960/03/16、5期、自由民主党)【議会役職】

○仮委員長(野村吉三郎君) ただいまから日米安全保障条約等特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る三月十一日、石黒忠篤君の補欠として杉山昌作君が選任されました。昨十五日、亀田得治君が委員を辞任され、その補欠として久保等君が選任されました。本日、曾祢益君、石田次男君及び加藤シヅエ君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として向井長年君、千田正君、高田なほ子君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 栗山君。

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第5号(1960/06/10、5期、自由民主党)

○野村吉三郎君 すでに同僚の各位から質問せられまして、私は多少重複しまして、二番せんじのところが多々あると思いまして、御迷惑でもあると察しますが、しばらくがまんを願いたい。  私は防衛に関して一般的に必要なる事項四問題を選びましてお尋ねしたいのであります。私は、この国の安全、治安というような問題に非常に関心を持っておりまして、日本にも思想の対立がありますし、こいねがわくは、思想の三十八度線ができないことを熱望している次第でありますが、最近はむしろそういう方面に向こうように思って、非常に憂慮にたえないのであります。この懸隔は同じ日本人だからして、これはどうしても埋めなければならぬと思いますが、そ……



各種会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第24回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1956/03/19、3期、自由民主党)【議会役職】

○假主査(野村吉三郎君) ただいまより第二分科会を開会いたします。  規則第七十五条第三項によりまして、年長者のゆえをもって私が正副主査互選を管理いたします。  これより正副主査の互選を行います。互選は、先例により、管理者にその指名を一任されたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、私より、主査に吉田法晴君、副主査に豊田雅孝君を指名いたします。(拍手)

第24回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1956/03/20、3期、自由民主党)

○野村吉三郎君 関連して一つ私伺いたいのですが、そうすると、艦艇の予算というのは船体、機関だけの予算であって、たとえば駆逐艦にしろあるいは潜水艦にしろ、兵器だとかエレクトロニックの機械なんかは向うの予算にあるわけなんですね。船の灘価というのは、MSAの予算とここに出してあるやつを合せないというと、一つの駆逐艦の値段あるいは潜水艦の値段が出ないわけですか。
【次の発言】 私ちょっと佐多委員のさっきの質問と関連して質問したいのですが、さっきのいろいろ部隊のお話があったうちに、パラトループはどこにあるのですか、落下傘部隊というのはどこにあるのですか。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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