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平林剛 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

平林剛[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
197位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
345位
委員会発言(議会)歴代TOP500
292位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
193位

4期委員会発言TOP10
5位
4期委員会出席(幹部)TOP10
2位
4期委員会発言(非役職)TOP10
5位
4期各種会議出席TOP10
10位
4期各種会議出席(幹部)TOP5
1位
5期委員会発言TOP50
44位
5期委員会発言(議会)TOP25
12位
5期委員会発言(非役職)TOP50
49位

このページでは平林剛参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。平林剛参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

3期(1953/04/24〜)

第20回国会 大蔵委員会 第3号(1954/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 ちよつと大蔵省のほうに御質問いたしますが、地方財政における赤字がたくさんあるということは私ども承知をいたしておりまして、地方財政の健全をいつも希望いたしておるわけでありますが、今回の場合におきまして関係をいたしますから、念のために現在の地方財政の赤字につきましてお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 地方財政の赤字が大体実質的にも四百数十億円もあるということはよくわかりましたが、その内訳についてちよつとお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 今度出された警察制度の改正によるものもやはり赤字の原因になつておるのですか。

第21回国会 大蔵委員会 第1号(1954/12/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 今のことに関連をしてお尋ねをするわけでございますが、これは大臣でなくてもようございます。  昭和二十九年の年末の賞与に対する所得税の臨時特例に関する法律案の影響が七十五億円の減収になるというお見込を立てられたようでありますが、私は減収の見込に対する基礎をお伺いいたしたいのであります
【次の発言】 今の基礎にされたのは、昨年における一つの実績に基いておると思うのですが、今年は極めてデフレの影響を受けまして、年末手当は払い方が非常に悪いわけであります。七十五億円になるというようなことが、どうもその点は今日の現状から見て、すぐには納得できないのであります。今年に準じて考えてみてそういう計……

第22回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1955/10/18、3期、日本社会党)

○平林剛君 理財局長にお尋ねいたします。大蔵省の理財局で、百円の硬貨を鋳造するという方針がうわさの種になっている。こいつは本格的に決定をしたものであるのか、それとも目下検討中のものであるのか、まずこの点についてお伺いをしておきたいと思います。またもしかりに現在の情勢のもとでいけば、次の通常国会あるいは臨時国会で立法措置をとる、そんなところまで進んでいるものかどうか、その点を明らかにしておきたい。
【次の発言】 そういうことであれば、もう少しこまかいところまでお聞きをしておいた方がいいと思います。お尋ねしますが、あなたの方で百円硬貨に転換をするということが適当ではないかということで、これを検討し……

第22回国会 大蔵委員会 第2号(1955/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 ちょっとそのことに関連してお尋ねをしたいんです。先ほど政府の御説明を聞いておりますると、大体税制の根本的な問題を改正するために七月には政府の考え方を明らかにするというお話も聞きました。その場合に関税の問題については十分考慮を払うというお答えがあったわけですが、今、岡委員が言われるように、最後になると不明瞭なんですね。実際今度の措置は六月でおしまいにするのか、または再び継続をするというような考え方になるのかという点を、もう一度念のためにお答え願いたいと思うのです。
【次の発言】 私どもとしては、一般の勤労者とか、農民、中小企業者に対する税金の軽減をするという財源が少いために、まあ大し……

第22回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1955/10/19、3期、日本社会党)

○平林剛君 今の課税対象の各層に対する比較権衡がどうなっておるかということは、大いに議論があることであります。あなた方も非常に困っておることだと思うのですが、私も今度地方へ出てみまして、各税務署の資料を集めてみたのでありますが、どうしてもわからない。つかめないわけであります。気持としては給与所得者が非常に税が重いということはわかるのだけれども、数字としてなかなかつかめないわけであります。問題は今お話しのように、税率なぞにおいてはそれぞれ権衡が保たれるようになっておると御判断をなすっておられるようですけれども、私が得た実態では、やはり大蔵省は数字に頼っておるだけに、長い間、数字に頼っておるだけに……

第22回国会 大蔵委員会 第3号(1955/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 私は補助金等の臨時特例に関する法律案が、十九国会ですか、これが成立したときの経緯から見まして、特にその期限を限ったということは、これはまあ特例として期限を限ったということでありますから、そういう意味では、またこれを再び四月、五月にいたしましても、延ばすということは、先回国会における結論に対して反することになるんではないか、こう思うのですが、どうでしょうか。
【次の発言】 まあ何と弁解されようとも、私はこれは政府が国会の結論というものに反した法律案を出して来たという現実は否定できないと思うんです。しかもその理由は、選挙があったとかということでありますが、それが一般社会に、鳩山政府は自……

第22回国会 大蔵委員会 第4号(1955/03/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 私はこの法律案に対して反対をいたします。  この反対をする理由は、輸入の重油とか原油等に対する課税の特例は、大体において三月をもって打ち切るというのが私どもの考え方であります。特に輸入原油、重油などに対しましては、これに課税をすることは国内産業を保護するという趣旨にもなりますが、同時に、これに基本税率を課した場合には、国は約七十九億円程度の税収を上げることができるわけであります。この議題となった法律案の提案説明の中でも明らかになりましたように、政府の税制改正に対する大綱は、たとえば利子所得だとか配当所得に対する所得税の軽減もしくは免除に対しては、かなり優遇の措置を講ずる考え方が含ま……

第22回国会 大蔵委員会 第5号(1955/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 資料の要求をいたします。租税に関する特別措置を講じた法律の成立した時期と、大体その特別措置を講じたために減収になる見込みの数、あるいはそれ以外のものでもよろしゅうございますが、そういったものを一目で見てわかるような一覧表を御提出願います。

第22回国会 大蔵委員会 第7号(1955/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 私もこの租税の特別措置による減税額の推計の表でお尋ねしますが、この間私が要求いたしましたすべてがこれですか。
【次の発言】 これは主要なもので多額な減税推計になるものをあげたと言われますが、それ以外のこまかいやつを集めたらこれもかなりの額になっているのじゃないのですか。それからたとえばこの中に昨年の国会を通ったお医者さんの所得に関する特別措置などのことが何か書いてありますか。
【次の発言】 この特別措置法についてはいろいろ政府の中でも検討を続けているというお話を聞いておりますが、今日までの進展状況ですね。また今日における政府として検討した何かの結論があればそういうことについてお聞か……

第22回国会 大蔵委員会 第9号(1955/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 租税特別措置法の一部を改正する法律案に関連をしてお尋ねいたしますが、先回の委員会でも政府委員の方から説明がありましたが、どうもよくわかりませんので、もう一度あなたに質問いたします。  租税特別措置法全般につきまして政府では再検討なされておると思うのであります。これは先回の国会においても大蔵大臣は、税制全般について検討を加えるつもりでありますと答えておるわけであります。今日の税法の中で特に一般からも批判をされておりますのは租税特別措置法であります。政府は多分このことについて検討を加えておられると思うのでありますが、先回の委員会でお尋ねしたときには、別にその具体的なお答えがなかったので……

第22回国会 大蔵委員会 第14号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 今日は大へん時間が遅くなりまして、十分質疑が尽せないときにはまた別の機会にお願いすることもありますから、あらかじめ御了承願っておきたいと思います。  私は、日本専売公社法の一部を改正する法律案と、たばこ専売法等の一部を改正する法律案に関して若干の質問を行いたいと思うのであります。  日本専売公社法の一部を改正する法律の中で、第九条関係についてであります。今回、政府が御提出になりましたのは、その第四項中「葉たばこ」を「たばこ」に改めるというだけでありますが、この条項は、御承知のように、専売事業審議会に関してのことであります。私はこの専売事業審議会というのは、「学識経験のある者、葉たば……

第22回国会 大蔵委員会 第16号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 これは委員長にお尋ねしたいのですが、この間、砂糖の会社を見学してみようというお話がありましたが、あれは中止になったのでありますか。それとも適当の期日を選んでその計画を実行に移すつもりでありますか。この点をお尋ねしておきたい。
【次の発言】 今のように、原糖がなくなって工場が操業を停止しているというお話でありますが、これは大蔵委員会として砂糖の会社を視察をしたいというので、日を立てたのでありますが、たまたま原糖が不足をしているために操業を停止されているということで、一時さたやみになったわけであります。こういうことがありますと、この砂糖の価格についてどういう影響があるか、私もまだよく全……

第22回国会 大蔵委員会 第17号(1955/06/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 証券取引法の一部を改正する法律案について、二、三点お尋ねしておきたいと思います。  今回の法律案によりますと、「証券金融会社は、資本の額が五千万円以上の株式会社でなければならない。」という工合に、自己資本の増加をこの法律で規定をしておるようであります。しかも現在の証券金融会社の資本を見てみますと、非常に小額な資本の会社が多い。これを、この法律では、六カ月間の期間を設けて、その間にこの法律の目的とするところに持っていくように書かれてあるわけでありますが、もしこの六カ月以内に証券金融会社が五千万円以上の株式会社にならなかったような場合には、どういうふうな措置をとるのか。

第22回国会 大蔵委員会 第18号(1955/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 私も今の森下委員の意見に対して賛成です。それで今の零囲気のままで午前中に採決に入るというのは適当でないと思います。昨日私が質問いたしました五千万円以下の金融会社の措置を今後どういうふうに指導し、または措置をするかということについても、統合、もしくは別な措置があるようなお話も聞いて、私もちょっとこの法案について明瞭でないところが、瞬間が一つ生れてきておりますから、すぐに採決ということでなくて、この際休憩をして、午後にでも回してもらう。そうして今の森下委員のような取扱いでも、また別個の措置でも委員長の方においてお取り計らいを願いたいと思います。

第22回国会 大蔵委員会 第19号(1955/06/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 資料の請求をいたしたいと思います。資金運用部資金の財政投融資の一覧を欲しいのであります。昭和二十八年、二十九年、三十年、三年間ぐらいのもの、それからこの計画は今回の予算の組み替えで若干変更になったのではないかと思うので、できればその組み替え以前のものと以後のやつの二つをお願いをいたしたいと思います。  それから資金運用部資金の構成内容、これは三十年は無理であろうから二十七年、二十八年、二十九年の三年間のもの、それからそれの運用の内訳、これだけをなるべく早い機会に提出をしていただきたいと思います。

第22回国会 大蔵委員会 第20号(1955/06/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 この所得税法の一部を改正する法律案のうちで、税額控除のことでありますが、十五条の二から十五条の五までの税額控除の方の四千円から五千円に引き上げた何か基礎がございますか。さっき、あなたの御説明では、この税額控除は低額者に対する措置と考えておって、今までの税制改正のときには行われなかったから、この際これを何とか引き上げるというような御説明があったわけでありますけれども、何か数字的な根拠というものがございますか。
【次の発言】 抽象的な根拠というよりか、政治的な根拠と(笑声)こう言った方が早いかもわからない。  もう一つお聞きしたいと思うのでありますが、今度の選択控除の問題ですが、社会保……

第22回国会 大蔵委員会 第22号(1955/06/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 同僚議員の菊川委員から全般にわたって質問がありましたから、私はおもに選択控除の件についてのみ質問をいたします。これは今前尾議員から御説明がありましたように、新しい試みとして政府の減税法案のほかに修正をされたものとお聞きしたわけでありますが、大体社会保険料が、今度の選択控除の中で、今まで勤労者の一つの恩典としての社会保険料の味というものが今回なくなってしまった、とまでは行かなくとも、半減をしてしまったことは争えない事実であります。現在までの税金の負担につきましては、それぞれ国民各層が権衡をとりながら負担をしてきたのでありますが、今まで勤労者を例にとってみると、かなり社会保険料の控除と……

第22回国会 大蔵委員会 第23号(1955/06/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 私は国税徴収法の一部を改正する法律案に若干の質疑があります。この法律は結局いろいろ納めなければならぬ税金を滞納した場合、滞納に対する延滞加算税の軽減をはかるということになると思うのでありますが、現在の延滞の税額、全般的にどのくらいの今額に達しておるのでありましょうか。
【次の発言】 そうすると、今の執行停止というものも全部含めて一千億になる、その期間を経過した後の分が大体七百億あるという勘定になるわけですか。
【次の発言】 滞納税額についてはわかりましたが、これは三月末の調べによると、大体法人税というのが九六・一%、再評価税が九丁五%、物品税で九四・七%、所得税の申告分で八六・四%……

第22回国会 大蔵委員会 第24号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 簡単なことを一つだけお尋ねしておきます。  補助金等の臨時特例法等に関する法律の一部を改正する法律案というの一は、閣法九一号と閣法五〇号の二つによって審議が行われておりますが、これを一つにできなかったのでありますか。なぜこれは二つに区分をしなければならなかったか、特別の理由があったらお答え願いたいと思います。
【次の発言】 先ほどの菊川委員の御質問に対して文部大臣から答弁がありましたが、私はそれをもう少し砕いてお尋ねしたいと思います。明年度には、新たに入学する児童に対する教科用図書の給与に関する法律関係の今回の措置をぜひあらためて実現をしたいというお答えがありまして、その内容につい……

第22回国会 大蔵委員会 第25号(1955/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 ちょっと大蔵省でも専売公社でもいいですが、資料を要求しておきます。専売公社が取り扱っておる葉タバコ収納所の地方局別の数、それからその収納所の賃貸先別、どういうところから借りているのか、学校とか耕作組合で買って建てたやつを借りるとか、いろいろあると思いますが、その種類別、もしかりに学校など買うわけにいきませんけれども、耕作組合が先に自分たちの金を納めて建てたものを買収するとしたならば、大体どのくらいかかるかという予算額、これを一つ一覧にしたものを提出願いたい。  それから委員長にお願いしておきますが、私は収納所の問題についても、またたばこ関係のことについても、若干の質問があるわけであ……

第22回国会 大蔵委員会 第26号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 私は衆議院の大蔵委員長に一つと、それから政務次官に一つ念を押したいことがございますから、お尋ねをいたします。  最初に大蔵委員長にお尋ねをいたしますが、この関税定率法の一部を改正する法律案について、政府から法律案が提出されておりましたが、諸般の事情からこれを一カ月取りあえず延長して、その間に慎重な審議を行いたいというただいまの議題でありますが、御承知のように今回の国会も、昨日会期の延長が三十日間行われることになりました。これは、いろいろ重要な審議が残つておることでもありますが、同時にまた、それだけ精力を使つて審議を継続せよという意味にもなると思うのであります。従って今日まで、関税定……

第22回国会 大蔵委員会 第27号(1955/07/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 前回聞き漏らした点がありますから、若干質疑をいたします。第九条に関係してでありますが、旧軍用財産のうちの機械器具ですね、陸軍省や海軍省などの所管に属しておった機械器具について、当初はどのくらいの価格のものがあって、今日までそのいろいろな点で交換をした価格はどのくらいに相当しているか、その点について説明をお願いしておきたいと思います。
【次の発言】 価格の点については……。評価額ですね。評価した価格の点では大体どのくらいになっておりますか。
【次の発言】 もう一つ数字の点で聞いておきたいのでありますが、軍用財産の機械、器具について、設備改善による企業の合理化を推進するために、それぞれ……

第22回国会 大蔵委員会 第31号(1955/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 さっきの総合燃料対策のことに関連をしてお尋ねをいたしますが、今まで議論を聞いておるというと、小林委員の質疑もそうですが、石炭かあるいは石油かという面だけが議論されておるように思うのですが、むしろ私は国内資源確保という点からも、国策としては十分検討していかなければならぬ問題だと、そういう角度から関税の問題も考えてよいと思っておるわけであります。  そこで国内の原油の生産量が、質疑を通じてわかりましたように・現在年間国内需要量の五%にしか当っておらない。そうして他は全部輸入原油に依存をしておるわけであります。これは今後産業の復興に伴って石油の需要量が増大して参りまするというと、ますます……

第22回国会 大蔵委員会 第34号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 私もちょっと聞いておかないと、このまま賛成するわけにいかないのですが、政府に念を押す意味で聞きますけれども、大体これは基本米価をきめることに無理があったものだから、それでこういうような臨時特例をおまけにつけて何とか処理をするという政治的な意味を私は強く感ずるわけですが、政策的に見れば、生産者から事前売り渡し申し込みによる集荷による所要数量を確保するということが必要であるということは、私ども認めるわけでありますけれども、その半面税に対する考え方が非常に便宜的に陥っておるように思うのであります。主税局長は割合とその点良心的だから、あまりょい方法ではないということをお認めになっておる。私……

第23回国会 大蔵委員会 第2号(1955/12/07、3期、日本社会党)

○平林剛君 私から専売事業に関することで君子の質疑がありますから、当局の方からのお答えを願いたいと思います。  年末を控えまして、中小企業者が金融難に陥っておるということは御承知の通りであります。その一つとしてたばこの小売店が同様に年末にあたってかなり金融難を訴えてきております。特に先に専売事業全般に関する事情をお聞きした場合、本年度においては専売益金が非常に赤字となるということから、専売公社当局ができるだけその成績をあげるために販売政策を強化しておることをお聞きいたしましたが、その影響もありまして、特に全国十六万のたばこ小売人の中には、年末売り抜きに協力するという意味で、金融措置に困難を感じ……

第24回国会 社会労働委員会 第22号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○平林剛君 私は公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案の改正の時期について、最初にお尋ねをしたいと思うのであります。戦後、労働組合法の改正につきましては、何回となく試みられて参りましたけれども、常にそのときの社会情勢によって、その労働法の改正がいろいろ議論せられることが多かったと思うのであります。この議題となっている公共企業体等労働関係法が当初制定された当時におきましても、やはり占領軍によって、その意図がどこにあるかということは識者も承知しておるところだと思うのであります。特にこの公労法は、占領下早急の間に立法されまして、その内容がいわゆる翻訳立法の最たるものであるという批判もかなり強い……

第24回国会 社会労働委員会 第23号(1956/04/13、3期、日本社会党)

○平林剛君 関連して……。今の久保委員の質問に対して政府当局から答える前に、私はこの点を明らかにしておきたいと思う。専売公社法や国鉄に関する法律の中で、二カ月以内の期間を定めて雇用される者を形式が整えば、半年でも、一年でも、二年でも、繰り返し繰り返しやってもよいのだということが従来の解釈だというお答えは、私の記憶によると、先回国会を通過したところの決議に反すると思う。形式が整えば、半年でも、一年でも、二年でも、ここにいう二カ月以内の期間を定めて雇用される者だという解釈は、法を曲げておるものだと私は思う。先回、私の記憶によると、行政機関における定員法の一部を改正する法律案に対して全会一致をもって……

第24回国会 大蔵委員会 第4号(1956/02/23、3期、日本社会党)

○平林剛君 関連して。大臣に、私はこれは一万円札と百円銀貨の件につきまして御意見を聞いておきたいと思うのです。特に私が一万円札と百円銀貨の件について最近感ずることは、大蔵当局が全般の意見を聞かないうちに自分勝手にものを進めるという傾向が強くなってきておる、私はそれを指摘したいのです。まあ百円銀貨についても、あるいは一万円札の発行についても、国民経済やあるいは国民の生活にとても大きい影響を与えるということは、どなたも異論のないところだと思います。ところがこういう国民生活や経済に影響を与える大きな問題について、大蔵省当局だけで物事を判断して強引に進めるという傾向がある。たとえばこの間も百円銀貨の発……

第24回国会 大蔵委員会 第13号(1956/03/27、3期、日本社会党)

○平林剛君 きょう私は専売事業に関しての緊急質問を行おうといたしまして、大蔵大臣と売公社当局の責任者を本委員会に出席するように要望したわけであります。委員長からいろいろ御手配をいただきましたけれども、いまだにおいでにならぬ。大臣は三時に来られるという話ですが、一時間半待ちました。私もほかにも質問がありましたが、なるべく遠慮して待機しておった。結局、これは私の見解でありますけれども、当事者が本委員会に対する出席を渋っておると私は思うのであります。  今度の専売事業の中における職員の賃金問題に関して紛争が起きておる。せっかく調停案が出されたが、それがなかなか解決できない。このために紛争が長引いてお……

第24回国会 大蔵委員会 第14号(1956/03/29、3期、日本社会党)

○平林剛君 私もちょっと修正点についてお伺いをしたいのでありますが、大体初め提案をしておりましたところを、期間を限って九月末日にした。これは準備の都合ということでありますが、具体的にいうとどういうことでありますか。
【次の発言】 まだ明確でないのですが、初めこの政令で期間を定めるようにしておいて、大体九月末日にした。それは諸般の準備、こういうふうに表現をされたのですが、具体的にいうとどういうことですか。
【次の発言】 この修正案を出す前には、大体政府当局としてはいつごろと考えておったのですか。
【次の発言】 もう一度お聞きしますけれども、さっきのお話ですと、社会党が提出した四月一日、社会党が言……

第24回国会 大蔵委員会 第16号(1956/04/10、3期、日本社会党)

○平林剛君 この北海道開発公庫の目的は第一条に書いてあるのでありますが、きわめて抽象的であってわからないから、具体的な北海道の開発事業計画について明らかにしてもらいたい。それがないというと公庫を立てるというのは二の次ということになるわけですから、まずその資料を提出してもらいたいと思います。  それからきょうは質問は……。
【次の発言】 それからもう一つは業務方法書ですね、北海道の開発公庫については政令で定めるように書いてあるし、業務開始の際に作るということになっておるのだが、これはできてないということはないと思うのですね。この法案を出す以上は、ある程度一つの成案があって、またある程度の構想があ……

第24回国会 大蔵委員会 第26号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○平林剛君 僕はその点で少し聞いておきたいと思ったのだがね。岡さんの質問に関連してお尋ねしますが、大体この国際金融公社に加盟する国は現在までのところどのくらいになっているのですか、それを最初に聞いておきたい。
【次の発言】 希望を漏らしたのはずいぶん数多いようだけれども、実際に今、日本の議会で議論しているように加盟の承認を与えたというのは何カ国になりますか。
【次の発言】 一番この国際金融公社ができることによって対象となるべき未開発地域の、特に東南アジア関係ではどのくらいの国がこれに対する加盟手続をとっておるか。
【次の発言】 対象となる国、未開発地域あるいは低開発地域に属する国というものはわ……

第24回国会 大蔵委員会 第28号(1956/05/24、3期、日本社会党)

○平林剛君 余剰農産物の件で、先回、同様の法案が出ましたときに、政府当局の方の御答弁で結末がついていないのがあるから、ちょっとお尋ねしたいのです。  タバコの輸入の件について、先回お尋ねしたときには、葉タバコ輸入について最終的な契約の結論がついていなかったので、私は政府に対して、第二次協定の際に購入価格あるいは購入量目等についての希望を申し上げておいたわけでありますが、私の希望がどういうふうに達せられたかということをお尋ねいたしたい。
【次の発言】 それではすぐ来てもらえますか。
【次の発言】 それでは私の質問はちょっと保留しておきます。

第24回国会 大蔵委員会 第29号(1956/05/28、3期、日本社会党)

○平林剛君 余剰農産物に関するこの法律案については、私、若干質疑を残しておるわけで、委員長も御承知の通りであります。特に葉タバコの輸入のことに関して関係責任者からの責任ある答弁を聞きたいと思っておりますが、この件につきましては、皆さんの御了承を得て、のちに関係者に質問をするということを保留をしておきたいと思う。ただし本日はこれをもって採決に入ることには了承いたします。
【次の発言】 私はこの法律案については反対の意見を表明いたします。  理由は、さきの大蔵委員会で述べたのと同様の理由でありまして、この余剰農産物の受入れに関する協定そのものに社会党は反対をいたしておりますので、この特別会計法の一……

第24回国会 大蔵委員会 第30号(1956/05/29、3期、日本社会党)

○平林剛君 金融制度調査会設置法案につきまして若干大蔵大臣に質疑がありますので、それを行います。  今度提出をされました金融制度調査会設置法案の内容によりますと、この調査会は、大蔵大臣の諮問に応じて、いろいろな必要な事項を建議するようになっておりますが、今回この法案が提出せられるに当りまして、大蔵大臣としてはどういう事項を諮問しようと考えておられますか。その諮問の今考えておられる概要につきまして明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣が大体諮問しようとされておることは、今のほかに、衆議院の大蔵委員会でいろいろ平岡議員や石野議員と質疑応答されたことで大体私も見当はついておるわけ……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 大蔵委員会 第3号(1956/11/30、4期、日本社会党)

○平林剛君 ちょっと……。きょうの二つの法律案については、次回になお保留したい質疑がありますから、きょうのだけだということに了解しておきます。  それで、私、次回に専売事業の運営等に関しまして、日本専売公社総裁の出席を求めて、見解を伺いたいと思いますから、委員長においてその旨よろしく取り計らっていただくようにお願いいたします。
【次の発言】 もう一つ、一万円札の発行の問題につきまして、本委員会でも昨年から議論がありまして、これは国民生活に及ぼす影響も大へん大きいわけであります。最近も銀行懇談会や、あるいは一般の世論等におきましても関心が深まっておりますから、当委員会としても、この際、政府の委員……

第25回国会 大蔵委員会 第4号(1956/12/03、4期、日本社会党)

○平林剛君 きょうは一万円紙幣の問題で大蔵大臣に質疑がありましたが、おいでになりませんから、初めに大衆たばこの販売制限政策に関して専売公社総裁に若干お尋ねをしたいと思います。  最近たばこの小売屋さんから新生やバットなどのいわゆる下級品が姿を消しておる、特に地方へ参りますと、一般の国民層が新生を買いにきても新生がない。そこで仕方ないから「いこい」や光を買って帰る。そういう買い方ができない人はそのまま帰ってしまう。このことから、多くたばこを愛好しておる国民の中で、どうも呼出公社は安いたばこを売り惜しんでおる、そして高いたばこを押し付けているという声になってきておることは、総裁においても御承知であ……

第25回国会 大蔵委員会 第6号(1956/12/05、4期、日本社会党)

○平林剛君 資料の要求だけしておきますが、提案者というよりも政府の方から出してもらいたいと思っておりますが、最近の租税収入の状況、特に自然増がわかるようなものを委員会に提出していただきたいと思います、来年三月末までの推定を含めて。

第25回国会 大蔵委員会 第7号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○平林剛君 今お話しになっていますけれども、二つの問題点があるんですよ。一つは、葉タバコの材料について、さっき椿委員が心配をされたように、あなたの説明だと、何年か後には新生やバットの材料がなくなっちまうことになるんでしょう。それにもかかわらず、専売公社の葉タバコの耕作面積の中においては、必ずしも下級たばこの産地がどんどんふえていくというような政策がとられず、全般的に減反の方向にいっておる。そういうことになれば、昨日来から総裁の方から新生、バットの増大についても努力をしたいと、こう言っていることと逆になってくるわけです。そこに政策の矛盾があるわけですよ。われわれとしては、新生、バットを要望してい……

第25回国会 大蔵委員会 第8号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○平林剛君 今の御説明で少し足りない点があったのです。所得税と法人税、印紙収入などが昨年の同期と比較してふえている理由はどこにあるのか、その点をちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 概略、今の御説明でわかりましたが、自然増というのは、そうすると大体現在の見込みでは本年度約五百億円くらい、そういうふうに今お話を聞いたのですが、さらに税目に区分けすると、どういう方面に多い見込みか、その点をおわかりになっておればお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 その自然増は本年度五百億、来年度一千億は確実にある。なお、十一月ごろの見込みにおいて、昨年の同期から比較してくればまだある程度ある、今の……

第26回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1957/06/28、4期、日本社会党)

○平林剛君 議事進行について。大蔵大臣はこの委員会に見えますか。その点委員長においてはっきり来られる時間等を考えまして適当に議事進行をお願いしたいと思うのです。
【次の発言】 午前中、政府の方から国際収支の関係について若干の説明がありまして、昨年の秋から赤字が出て、昨年の末で十四億、この一月から四月までさらに三億ドル、五月で九千七百万ドルと、こういう工合に収支の面で悪化の状態が続いて参ったという御説明があったわけでございます。きょういただいた資料を見ましても、輸入の先行きを示す輸入信用状の設定から見ますと、赤字はまだ当分続くのではないだろうか、こういうことが想像されるわけであります。最近政府か……

第26回国会 大蔵委員会 第2号(1956/12/24、4期、日本社会党)

○平林剛君 ちょっとお尋ねしますが、臨時税制調査会は、まあ閣議できめられて、それに基いて設置をされた委員会でありますが、この委員会における政府の役割、それはどの程度あったものか、そういう点について御説明を願っておきたいと思います。
【次の発言】 私も新聞の報ずるところによって、大体主税局長も大いに今までの体験を生かし、お考えを述べられて、大へんに今度の臨時税制調査会に対しては御協力をなさったという記事は読みました。そういう意味では政府の方針あるいは政府の考え方というものも、大体十分議論を尽されたものと理解をしてよいと思うのでありますけれども、この結論、が総括的にいって、事務当局としては大体妥当……

第26回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1957/09/11、4期、日本社会党)

○平林剛君 今の江田委員の質問に関連してお尋ねをしますが、あなたに答えてもらいたいのは、審議会で検討して、新しい各等級の値段が変更になったわけであります。当初諮問をされた公社の案を、答申をされて変更になった。三等、四等、五等等において十円ずつ上った、その差ですね。予算上で一つ説明してもらいたい。つまり三等、四等、五等等において、それぞれ十円ずつ価格を変えた結果、専売公社は幾らの予算増になったのか、こういうことを数字で示してもらいたいと思います。同時にこれは共葉巻による労力に対し、昨年までは若干の援助費を出しておった、それが廃止をせられたわけであります。去年その共葉巻に対する労力報償として与えて……

第26回国会 大蔵委員会 閉会後第3号(1957/09/12、4期、日本社会党)

○平林剛君 私からは、昭和三十二年度における税収の見込みについて、政府の見通しをきょうはお尋ねしておきたいと思います。  最近の金融引き締めその他によりまして経済界にいろいろ変動がございます。そのために、今後の税収見込みがどうなるだろうかということは、私ども関心を寄せておるところであります。同時に、政府が明年度の予算をいち早くその大綱だけにいたしましても検討を始めている段階でありますが、その前提として税収がどうなるかということの見きわめが大事なことは言うまでもありません。大蔵大臣として、今年度における税収の見込みをどういうふうに立てられておるか、その点を一つ最初にお尋ねをいたしたいと思います。

第26回国会 大蔵委員会 第4号(1957/02/14、4期、日本社会党)

○平林剛君 今御説明がありまして少し触れられておりましたけれども、この法律が昨年の十二月三十一日で切れておった。当時は臨時国会、通常国会もあったわけです。もっと早くこの法律が提出をされてよかったのではないか。臨博税制調査会の審議が継続されていたということはわかりますけれども、少し政府としては手落ちがあったのではないかと思える。なぜこういうふうに中間を置かなければならなかったのか、その点をもう少し詳しく説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 今の国税当局はそうでなくても忙しいときです。それにもかかわらず、いろいろな事情があったにしても、こういう結果になって、このために手続もよけい煩瑣な……

第26回国会 大蔵委員会 閉会後第4号(1957/10/02、4期、日本社会党)

○平林剛君 今自己輸入の制度に関連して、専売公社としては、この再開は、戦前にはあったけれども、あまり賛成しなかったのだ、しかし政府の方針であるからこれに従った、しかも専売公社はそれにとやかくいう権能はないというお答えがありましたけれども、専売公社は日本専売公社法によって経営をしておられるのでしょう。専売公社法には、はっきり専売公社は塩専売法やたばこ専売法に基いて国の専売事業を行う機関になっているわけです。法律に基いて、やはりこの問題については専売公社が一番発言権を強くしてがんばらなければならん点じゃないですか。特に自己輸入の制度について、私は塩専売法の建前からいっても大きな疑問を感じておる。塩……

第26回国会 大蔵委員会 第7号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○平林剛君 この政府貸付金の償還に関して、ただいま御説明のような法律が提出をされたのでありますが、少し疑問に思いますのは、昨年度までは貸付金の償還の期限を延期してもらいたいという法律が出され、今回は大体借りたものは返すのだという建前に立って、この法律案が提出をされておるのであります。今までの国鉄の事情について私は詳しくはありませんけれども、印象としては今回の運賃法が改正をされる、それによって政府貸付金の償還についても誠意のあるところを示そう、こう感ぜられるのでありまするけれども、昨年の考えとことしの考えがこういうふうに変ってきた事情について少し御説明をしていただきたいと思います。

第26回国会 大蔵委員会 第10号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○平林剛君 今の栗山委員の資料要求のほかに、私少し補足しておきますが、北海道開発の五カ年計画、また先の国会で議論せられたときに、五カ年計画がしっかり立っていないのに、北海道開発公庫が発足したわけであります。それから九カ月たったわけでありますから、当然北海道開発に関する五カ年計画はこまかく立てられているものと思いますから、この際提出を願いたい。  同時に、栗山委員がお話になったように、東北地方の開発計画については、先回国会でも大へん批判のあったところでありますから、今度は十分御準備ができておることと思いますから、それについても、その意味で出してもらいたいと思っております。これがないようでは、法律……

第26回国会 大蔵委員会 第12号(1957/03/13、4期、日本社会党)

○平林剛君 ただいま議題となりましたたばこ専売法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  現在、たばこの専売事業は、たばこ専売法に基いて実施されているのでありますが、たばこ専売法による現行専売制度の建前は、すでに御承知の通り、たばこの生産過程のうち、公社の直営するのはその製造事業に限定することとし、たばこの耕作は公社がみずからこれをなさず、国民をしてこれをなさしめるのを原則としているのであります。  しかして、専売事業の目的を達成するため、これに対しましては、種々の制限を設け、国家が広範囲において、たばこの耕作に関与することとといたしておるのであります。すなわ……

第26回国会 大蔵委員会 第13号(1957/03/15、4期、日本社会党)

○平林剛君 この法律案については提案説明があっただけで、まだこまかいことの説明がありませんでしたから、二、三お尋ねをいたしたいと思うのであります。  第一に、昭和三十一年三月現在の国民貯蓄組合によるところの預金総額が八千二百億円になっていると説明がありましたけれども、この機会に全金融機関の預金総額の詳細について知りたいと思います。できれば金融機関ごとに分けて御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この銀行の預金総額三兆八千百二十五億円というのは、今租税特別措置法の方で問題になっております、いわゆる名義貸しというようなものも含まれておるのですか、おらないのですか。

第26回国会 大蔵委員会 第14号(1957/03/20、4期、日本社会党)

○平林剛君 所得税法の第六十一条に関連してお尋ねをいたします。先の委員会で、この新たに、業務に関連して他人のために名義人として配当所得の支払いを受ける者の当該配当所得についても支払い調書を出すということに関連をして資料を要求しておいたわけであります。まだ御提出になっておりませんが、その後どうなっておりますか。まず最初にそれについてお尋ねをいたします。
【次の発言】 これは大体この名義貸しそのものがなかなかつかみにくものですから、完全なものの資料の提出は困難だと思いますが、私は今、これは理財局や主税局の関係から聞いたのですけれども、大づかみではありますけれども、何かこれに関する資料があると、それ……

第26回国会 大蔵委員会 第16号(1957/03/25、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は大蔵大臣に対して先回質疑を残しておりました点をきょうはもっとこまかくお聞きしたいと思います。それは所得税法第六十一条関係の、いわゆる名義人の支払い調書を提出する限度額についてであります。先回、大臣にこの点をお尋ねいたしましたところ、まだ政府の考えがまとまっておらない。下僚において検討中であるから、まとまったら、いずれ考えをきめる。そういう趣旨のお答えがありました。そのあとで主税局長とこの問題について若干の質疑を行いましたところ、大体きょうあたり政府の検討した結論がまとまるというお話しがあったのであります。そこで政府の検討した結論がまとまったかどうか。各界から注目されておる点であ……

第26回国会 大蔵委員会 第17号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○平林剛君 関連して。今大矢委員の人格のない法人についていろいろ御質問があって、これが一群肝心なところだと思うのです。これがはっきりしないというと、あとのことはなかなか審議が進まない。結局法人でない社団というものの定義があるいは規定というものがきまらないで、法律をただきめてしまうということになりますというと、今日までの税法上の疑問が生まれてしまう。従来われわれが、一般の国民が税金を取り立てられるには、法律に基いて税を取られる。そういうのが租税法定主義というわけですが、ところが今度はその法律の中に抽象的な、法人でない社団ということを、ただ人格のない法人というような抽象的なことでいくことになります……

第26回国会 大蔵委員会 第18号(1957/03/27、4期、日本社会党)

○平林剛君 私はこの法律案について反対をいたします。反対の理由を簡単に申し上げます。  この法律案について私は質疑を省略しましたのは、何回も繰り返して政府に要望してきておる補助金の整理合理化について、もうあとは政府の方で具体的に実行に移し、もっと努力して補助金の整理合理化を検討し、早く結論をつける、こういうことだけに尽きるからであります。元来昭和二十九年の春、政府の方では、いわゆる一兆円予算、権衡予算ということで、補助金の整理を行いましたけれども、大へんそれがずさんで、急場のがれの整理が行われました。中には整理すべきでないものも整理をする。また中には当然整理しなければならぬものも残してある。こ……

第26回国会 大蔵委員会 第19号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○平林剛君 大蔵大臣に最初お答えを願いたいことは、所得税法第六十一条のいわゆる名義貸しの支払調書の提出限度額についてであります。これは再三催促申し上げておったのであります。大体私の意見では、限度額をきめることも適当ではない、しかし先般大臣の御見解があったように、諸般の事情を考えて、限度額を定めるにしても、それは国民一般が納骨できる限度でなければならぬ、しこうして、これをいつまでも延ばしておるということはよくないから、すみやかに委員会にもその考え方を明らかにしてほしいということを要望しておいたわけであります。三月も末になりまして、大体証券金融業界に与える影響なども相当すでに権利落ちもしたことでも……

第26回国会 大蔵委員会 第20号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○平林剛君 最初に法律の形についてちょっとお尋ねをしますが、税関部長ではどうも困るのですがまあいいでしょう。どうも関税定率法の一部を改正する法律案だの、関税定率法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、ああいうのはほんとうにわれわれ困る、ときどきこれはもうどっちだったかなということになってしまって、一つ忘れてしまったり、書類に閉じ込むときにも困るし、大体物事を判断する場合にも、私はなかなか判断がしにくいことがあるのじゃないか、これはどうして一つにまとめないのですか。何か特別な理由があるのですか。これは税関部長に聞いてもわからないでしょうか、あなたは答弁をするつもりでそこに座ったのだから、一……

第26回国会 大蔵委員会 第21号(1957/03/30、4期、日本社会党)

○平林剛君 あなたがさっきお話しになった中で、法律論としては一応筋を通してお話ししたが、いろいろ政策上のこともあってこういうことの措置をとったと、こうお話しになったんですが、その答弁の中で、たとえば減税をもう少しやったらどうかというような声がある。そういうことをやろうと思えばできないことはないのだというような意味のことをおっしゃられたように思ったのですが、そうですが。
【次の発言】 これは結局、昭和三十一年度に政府が考えていたより、税金の自然増収がたくさんあった。それでこれをみすみす剰余金に回してしまうのはどうも分別のないことだ。こういう機会だから何かやろう。こういうことが動機だと私は思うので……

第26回国会 大蔵委員会 第24号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○平林剛君 大矢委員が、関連質問の他の委員につぶされておるから、基本的な質問をやっておる御本人が座を立っちゃった。これはやっぱり少し考えてもらわなければならぬことだと思います。それでちょうどいないから、わたしも一つ二つ関連質問をします。(笑声)  希望を申し上げておきますが、あとで一つ大矢委員に本格的な質問をしてもらうことにして、(「だれでも本格的に質問しているんだよ」と呼ぶ者あり)そこで大蔵大臣にお尋ねしますけれども、最初の揮発油税の税率を考えられたときから、衆議院の段階において、第一次修正、第二次修正、そして第三次修正があって、とどのつまりは五千三百円だ、しかるにこれだけ変化があったにかか……

第26回国会 大蔵委員会 第26号(1957/04/05、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は社会党を代表して、ただいま杉山君から提出をされた修正案に対して、賛成の討論を行いたいと思うのであります。  今日まで政府から提出をせられてきました揮発油税法案、地方道路税法案について、いろいろと審議を加えて参りましたけれども、私どもとしては、この政府提案に対しても、また、この二つの法律案が議会において審議中の段階におきましても、政府がとられた態度はまことに遺憾に存じておるわけであります。その一つは、院議を非常に軽視をしておるということであります。揮発油税につきましては、今日でも一キロリットルに対して一万一千円、地方道路税を含めると一力三千円という高い負担になっておる現状でありま……

第26回国会 大蔵委員会 第29号(1957/04/16、4期、日本社会党)

○平林剛君 さっき天田委員からお尋ねがありましたけれども、過誤払いが起きてくる本質的な原因について私まだ釈然としないものがあるのです。とにかく一年間に二億三千六百万円といえば、かなり大きな額になる。パーセントは非常に少いように見えますけれども金額としては多い。今これに対する責任の問題がありましたけれども、一体過誤払いがこういうふうに起きてくる根本的な理由はどこにあるでしょうか。
【次の発言】 そこで私は政務次官の今のお答えは少し的を射ていない。私は、過誤払いが起きる根本的な理由は支払い機構の点にあるのじゃないだろうか。ただ官吏の怠惰とか、それから過失とかということでなく、それでは何ともなし得な……

第26回国会 大蔵委員会 第30号(1957/04/18、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は、ただいま議題となりました法律案に関連をする具体的な問題について、政府当局から意見を聞きたいと思います。  私のお尋ねいたしたいのは、東京都内江戸川区の小岩一丁目、旧陸軍高射砲陣地跡の土地、六万坪の土地と建物の所有権に関する疑問であります。この問題の土地は、元陸軍の高射砲陣地を構築した地域で、小岩一丁目、上篠崎町などの一部で、約六万坪といわれております。そして、終戦後今日まで、この土地と建物をめぐって紛争と疑問が続いているということであります。私の得た資料によりますと、この土地と旧兵舎が、終戦とともにいろいろな形で処分をされ、また戦災で住居を焼失した困窮者が昭和二十一年一月、当……

第26回国会 大蔵委員会 第31号(1957/04/19、4期、日本社会党)

○平林剛君 今、横須賀、呉、佐世保、舞鶴の旧軍港市を平和産業、港湾都市として再出発させるために、旧軍港市の転換法が制定をされておる。そこにも旧軍港市の国有財産の処理審議会があるので、この法律できめる地方審議会とどういう関係になるかの経緯をお答えになったわけでありますけれども、どうしてこの法律にそのことを明確にすることができなかったのでしょうか。今の説明だと、特別法と一般法とで区分をされておって、特別法であるから当然優先的に運営される、こういうお答えがありましたが、一般法の中にそれを明記することがなぜできなかったか。私は聞くところによると、大蔵省部内においても、どうも旧軍港市の転換法に対する審議……

第26回国会 大蔵委員会 第33号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は社会党を代表して、北海道開発公庫法の一部を改正する法律案に対して基本的な不満を持っておりますが、諸般の事情から見て賛成をするものであります。しかし賛成をする機会に若干の意見を付して、政府当局に対して猛省を促したいと思います。  第一は、北海道開発公庫法の一部を改正する法律案は、政府が国土総合開発の計画に対する企画性の欠除を示すものだと思うのであります。未開発地域に対する総合的な計画が進まぬので、地域的にとりあえず実施するために、北海道の開発計画は十分練られないまま北海道開発公庫が出発をしたのであります。これに対して昨年の議会におきましては峻烈な批判をしたにもかかわらず、今回の提……

第26回国会 大蔵委員会 第34号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は国有財産法の一部を改正する法律案と国有財産特別措置法の一部を改正する法神業、まとめてお尋ねをしたいと思います。最初に順序が逆になりますが、国有財産特例措置法の一部を改正する法律案について、先般駒沢の実地検証を行いましたときに、一つ、二つお答えを願って、もう少しこの法律の内容を承知いたしたいと思っておりましたから、そのことについてお尋ねをいたします。  駒沢の現地視察をいたしましたときは、大へんけっこうな構想だと思いました。ただあのような場所がその他にどの程度あるだろうか、こういうことを感じたわけであります。先ほど大矢委員からお尋ねがありましように、あなたは全国に相当あると言われ……

第26回国会 大蔵委員会 第36号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は専売公社の塩脳部長に、四国の香川県の下笠居の塩田、それから坂出周辺の塩田等におきまして、流下式の枝条架による塩害問題についてお尋ねしたいと思うのであります。私、先般四国の香川県に参りまして実際にその実情を見て参ったのでありますが、最近製塩方法が変って流下式になりましてから、その付近一帯に対していわゆる塩害問題が発生しているわけであります。これは新しい製塩方法によって海水をだんだんに落下させながら塩分を濃化させていくというやり方のために、海岸の風が強く吹くというとそれが近所に飛んでいってしまう。そうして付近の果樹園が荒廃をする。果樹もせっかく実っても落ちてしまう。その他農作物にも……

第26回国会 大蔵委員会 第37号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○平林剛君 この二つの法律案については、いろいろ今日まで質疑が続けられて参りましたので、私は、最終的な意味で二、三の点をお尋ねしておきたいと思います。  一つは、国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法案は、結局、私どもが批判をすれば、特定庁舎等特殊整備計画のないままに庁舎等調整審議会にすべてをまかせることになりまして、今後の実行について、議会としてどの程度責任を持ったらいいかという点に不安があると思います。それから今日まで政府の方から提出をされました資料についてもきわめて不十分でありまして、実行上にまだかなりの疑問を残しておるわけであります。  そこで私がお尋ねいたしたいのは、この批判にこた……

第26回国会 大蔵委員会 第38号(1957/05/15、4期、日本社会党)

○平林剛君 更級さんに二つばかりお尋ねをしたいと思います。あなたの御意見をお聞きいたしますと、たばこ耕作組合法の第八条の事業に関連をして、農協との業務と競合する点があるので、この点について無用な摩擦、競合をせないように努力してもらいたい、こういう御趣旨であったと思うのです。私はそこで、さらに突っ込んだ御意見をお聞きしたいのは、競合することによって、農民の立場から見ると、たばこ耕作者の立場から見ると、一体どういう損失があるのか。肥料のあっせん、肥料の購入、あるいは資材の共同購入、こういうことをたばこ耕作組合がやる、また農協もやる。この二つの競合の結果、農民の側からいえば、たばこ耕作者の側からいえ……

第26回国会 大蔵委員会 第39号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○平林剛君 この臨時通貨法にからんで最初にお尋ねをいたしたい点は、この法律案の成立を望んでいる団体が私のところへしばしば陳情に来られます。ぜひ一つ今度の議会で臨時通貨法を通してもらいたい、こういう要望が造幣局の職員の側から強く行われておりまして、私もその角度からこの法律についていろいろ検討したこともあります。これらの諸君の希望は、もし今回百円銀貨の鋳造がないと、造幣局の仕事がなくなってしまう。だからぜひ一つ、造幣局の仕事がなくなってしまえば、工場閉鎖あるいは首切りというような問題に発展をしてくるおそれがあるから、何とかして通過成立さしてもらいたいものだ、こう言われておるわけでありまして、百円銀……

第26回国会 大蔵委員会 第40号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○平林剛君 今の池田大蔵大臣の発言で、私、なるほどなあと納得する点が一つあったわけであります。経済情勢に対応して、金利を引き上げるということよりも、むしろ準備預金制度ということの活用で調整をはかる、こういうお考えが率直に述べられた。私も最近の経済事情を見ておりますというと、今回政府が御提出になった準備預金制度に関する法律案のようなものはこれはどうしても必要だ、そういう意味では腹の中で賛成をしておるものであります。そこでこの機会に、時間も十分ありませんけれども、私がかねがね疑問に思っておりました政府の金融政策についてのことをお尋ねしたいと思います。この間、日銀の金利政策が発表されて、私もそれをし……

第26回国会 大蔵委員会 第41号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は臨時通貨法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたしたいと思います。初めに事務当局の方から予備的なことを、知識を得ておきたいと思います。先般お尋ねをした続きでありますから、そのつもりでお聞きとりを願いたいと思います。  この通貨法によって百円銀貨が国民の通貨として発行されることになっておるわけでありますが、その銀貨一枚の目方は何グラムになるのですか。それから直径は何ミリですか。銀貨の大きさは何ミリにする御計画でありますか。この点について事務当局の方からお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 今まで試験的に鋳造しているものがありますか。それは目方は何グラムになっており、直径……

第26回国会 予算委員会 第25号(1957/05/08、4期、日本社会党)

○平林剛君 関連。今この委員会で審議をされておる予算補正が通過をすれば、そのまま裁定問題については解決するという御説明でありましたけれども、私はその点はもう少し慎重に御検討をなさる必要があるのじゃないか。こういう事例は初めてのことでありますし、与党、野党にかかわらず、労働問題の紛争解決に当って少しでも傷がないようにする、その取扱いは、今のような御説明だけでは私は納得ができないものがあるわけであります。なぜかといえば、今度の予算補正の解釈についてはまだ大きな解釈の相違がある、それから疑義がある。こういう疑義が十分尽されない間に、通過をしたからといってそのまま裁定問題が消滅するということは私はない……

第26回国会 予算委員会 第27号(1957/05/10、4期、日本社会党)

○平林剛君 今度の処分問題に関連し、また仲裁裁定の処理をめぐって、政府の方には少しも責任がない、あるいは経営者の方には少しも反省する余地がないなどという答弁は、私は納得できない。(「ずうずうしすぎる」と呼ぶ者あり)少くとも今回の春闘に当って、あるいは仲裁裁定の取扱いをめぐって、政府は三つの責任を負わなきゃならぬ。一つは仲裁裁定を完全に実施することです。これがなかったならば、政府はいばって、法に照らして労働組合の幹部を処分するなんということは言えないはずです。だから私は、少くとも政府は仲裁裁定についてはこれを完全に実施をする責任がある。これについては後ほど私はお尋ねしますけれども、少くともこれを……

第26回国会 予算委員会 第28号(1957/05/11、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は今回の春闘の処分と仲裁裁定の取扱いの問題に関連をして、主として総理大臣にお尋ねいたしたいと思うのです。  昨日岡田委員から、春闘処分に対する政府の責任の追及がありました。これに対する総理のお答えは、また政府関係者の答弁は、私にとって大へん遺憾なお答えがあったのであります。本日は公共企業体の職員が、朝からこの政府の態度に対する抗議の集会を始めている。もし政府にこの事態について賢明な処置と反省がない限り、紛争は拡大していくのではないか、こう思うのであります。春闘処分は、結局政府の労働運動に対する弾圧、挑戦として、総評を初めとする労働者は受け取るに違いない。そうしてこの処分反対の戦い……

第26回国会 予算委員会 第29号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○平林剛君 藤林委員長は、今度の公共企業体の紛争に当って、大へん御苦労なさった上に、さらに議会にたびたびおいでになって、仲裁裁定の解釈にりきいろいろ御意見をお聞かせ願いまして、大へん御苦労なことと存じます。きょうは実は、先般来から政府と野党との間に、仲裁裁定の解釈をめぐって、対立がございます。そこで、この対立点について、仲裁裁定をお出しになった委員会の御見解をお伺いし、紛争を円満に解決したい、こういう趣旨でお答えを願いたいと思っておるわけであります。  政府は今日まで仲裁裁定については誠意をもってこれを尊重してきたと、こういうお答えがありました。しかして、誠意をもって尊重するということは、裁定……

第27回国会 大蔵委員会 第3号(1957/11/11、4期、日本社会党)

○平林剛君 この輸出所得の特別控除制度は、昭和二十八年に創設されたものだと御説明がありましたが、提案理由にありますように、輸出の振興をはかる措置だと聞いたのでありますが、創設されてから今日まで、提案の趣旨が具体的にどういうふうに現わされているか、それぞれの理由通りに生かされているとすれば、このような特例が今後も考えられていいと思うのでありますが、果して具体的にそれが説明できるだろうか、そういうことにつきましてこの機会に御説明を願っておきたいと思います。
【次の発言】 この輸出所得の特別控除制度の効果を具体的に確認をすることが大へん困難であるということは私もわかるのでありますけれども、とにかく、……

第27回国会 大蔵委員会 第4号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○平林剛君 大蔵大臣が見えましたから、ただいまの法律案につきまして若干質問をいたしたいと思います。  最初に大蔵大臣にお尋ねいたしますが、政府には輸出振興政策としてどういうものがあるか、所管大臣ではありませんけれども、大蔵大臣として政府の枢要な地位におられるわけでありますから、輸出振興政策の概要について御説明を願いたいと思います。なぜ私がこんなことを申し上げるかというと、ただいま提案されている法律案は、輸出振興のための措置であると説明をされておるわけであります。しかし私どもが今議会でこの法律案を検討いたしてみますと、輸出所得の特別控除制度は昭和二十八年に創設されましてから何回か拡充をされて、今……

第27回国会 大蔵委員会 第5号(1957/11/13、4期、日本社会党)

○平林剛君 昨日私の質問に対して大蔵大臣と通産大臣の答弁が若干の食い違いがございました。昨日の理事会におきましても、このことについては、あらためて政府の方から説明を求めるということになっておりますから、この機会に通産大臣からその点についてあらためてはっきりしたお答えをお聞きし、それをもって今後の議事を進行していただきたい、こう思います。
【次の発言】 私は租税特別措置法等の一部に改正する法律案に対し、社会党を代表して若干の要望意見を付し賛成をいたします。  初めに、この法律案に対する批判を録第五号申し上げますと、第一には、政府の輸出振興政策において今日までの質疑応答の中ではその根本策に見るべき……

第28回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1958/06/09、4期、日本社会党)

○平林剛君 私はこまかい数字を説明されればもっとはっきりする問題があると思いますが、大づかみに今度の大衆酒値上げで一番疑問に感じているのは、先般四月のときは清酒二級であれば約二円程度、あるいは合成であれば五円程度という話で、減税と同時に値上げをさしてもらいたいという話が政府からあった。これは議会で結局差しとめることになったわけでありますけれども、今度は政府の値上げをしようとする幅は、その当時から見ると二倍以上になっている、それぞれですね。これはちっともわからないんですよ。先ほどくどくどと国税庁の間税部長が説明した数字に二つあるのか、それとも同じやつを、選挙前は清酒二級であれは二円程度で、選挙が……

第28回国会 大蔵委員会 第3号(1958/02/13、4期、日本社会党)

○平林剛君 江田委員が強調されましたように、根本問題については、いずれ機会をあらためて政府の責任者からお尋ねをするつもりでありますけれども、同僚の大蔵委員の諸賢に対しても、この事情を認識していただくために私は若干の質疑をいたします。  私としては、政府がさきの国会に提出をしたたばこ専売法を一たん引っ込めて、そしてあらためてこの委員会に新しい法律案として提出をしてきたことは、今までの政府の態度から見て、一歩前進であるからその点においては了としておるわけであります。しかし、それは政府が一歩前進したのではなくて、今までの専売法が明治三十七年に作られてから、あまりにも古い思想と観念で規定をされておるこ……

第28回国会 大蔵委員会 第4号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○平林剛君 国税庁の長倉に若干お尋ねいたしたいことは、日本経済新聞にも掲載されておりますが、二月十二日に大阪国税局の岡田某が警察によって逮捕されたという事件がございます。新聞の報ずるところによりますと、まだ明確を欠いておりますけれども、徴税行政に対する疑問、あるいは逮捕理由に対する疑問が生じて参りましたので、この点についてあなたの方の見解を聞きたいと思うわけであります。この逮捕事件についてのこまかいことについて、何か警察当局からあなたの方に御連絡があったかどうか、これが一つ。それからこの逮捕の理由は、新聞紙の報ずるところによると、所得額査定の基準となる効率表と、標準率表を外部に示したことが秘密……

第28回国会 大蔵委員会 第5号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○平林剛君 今、国税庁長官から政府の見解か説明されましたけれども、私としてはこれは納得できない。所得税算定の基準となる効率表、標準率表の委員会に対する提出は、むしろ当然のことであって、今のようなお答えでは、われわれとしても引き下るわけにいきません。特に先回私が指摘したように、効率表や標準率表を中心にしているいわゆる秘密行政は、現行税法の建前に反している。自主申告制度と根本的に反するのじゃないだろうか。昨年の議会でも、お知らせ制度を廃止するときに議論をした趣旨でも、こういうことが存在すること自体がむしろおかしいという趣旨は了解されてあるはずだと私は思うのであります。一昨日も指摘したように、効率表……

第28回国会 大蔵委員会 第6号(1958/02/21、4期、日本社会党)

○平林剛君 この法律は、毎年々々ここ二回か三回続けて提出されてきておるのですが、毎年同じようなことを繰り返すのですけれども、何かこの措置が特に必要であるとするならば、もっと長い目で見てどうするというようなお考えはあるんですか、あるいは、今説明されたように、ことしだけである、来年はどうするのだということになるのですか。この点がどうも毎回同じように提案をされてくるので、政府もしっかり長い目で臨時特例でないようなことを考える必要があるなら考える、そうでなければ、別途の合理的な解決をはかるべきで、こういう点をもう少し説明をしておいていただきたい。

第28回国会 大蔵委員会 第7号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○平林剛君 たばこ専売法の一部を改正する法律案につきましては、先般政府の責任者である大蔵大臣と質疑応答をいたしまして、今後の取扱いについては私ども了承はいたしましたが、本日は若干の質疑を行いまして、今後の検討の資料にいたしたいと存じますから、簡単に各点について政府側の見解をお尋ねしておきたいと思います。  そこで第一の問題は、第五条に加える法律用語として、今回、政府はたばこの値段を定める場合に「生産費及び物価その他の経済事情を参酌して、耕作者が適正な対価を得ることができるように定めなければならない」、こう提案をされておりますが、この点について私どもが前に結論を出しました「再生産を確保する」とい……

第28回国会 大蔵委員会 第8号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○平林剛君 ちょっと。今大矢委員が道路上で拾ってきた資料に基いて、全部あなたにそれをしゃべらせれば公開したと同じことになるのだな。それで全部税明すれば、効率炎の率までについて質問していけば、率の説明をしなければならぬようになってくる。そういうことになってくると、これは私らが全部しゃべらせることになってしまう。そこで私はあなたの今までの答弁、政府側の答弁から聞いていっても、委員会に提出をしてはいかぬという法律的根拠がちっとも明確になっていないのだね。法律的根拠がどこにあって、あなた方が私らにこんな手間をかけているのか、法律的根拠を一つ示してもらいたい、あまり手間をかけないで。

第28回国会 大蔵委員会 第9号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○平林剛君 この標準率表と効率表の提出については、私から要求をしたものでありますけれども、本日その大体のものが出されましたが、当局の方からは何か説明はないのですか。
【次の発言】 まず最初に申し上げておきますが、大体私がこの標準率表とか、効率表を要求してから、大まかなことを説明するまで幾日かかっていると思いますか、議員の要求に対してだね。われわれは先般来から主張していたように、審査する必要があるから提出をしなさいということに対して、   席今日までそのあらましについても説明をしない、こういうことではあなた方の徴税行政についていろいろな誤解も生むし、秘密行政という批判も受ける結果になる。国税庁長……

第28回国会 大蔵委員会 第10号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○平林剛君 この法律案の提案説明を前の国会で受けて、だいぶん古い話になったので、今すぐ、説明を聞いても具体的な質疑ということははなはだ困難に感じますから、きょうは若干の資料の要求をいたしておきまして、後日この資料の提出がございましたならば、その際に政府と質疑を行いたいと思います。  そこで、ただいま御説明のありました中で、今後の審議に必要なものとして、第一にはこの接収の法律的性格を検討するために、先ほど御説明のあったポーレー大使の公式な言明、それから極東委員会対日貿易十六原則の内容、国際法規における関係、これらを一つ文書にして御提出を願いたい。  それから第二に、管理中占領軍がとられた措置のこ……

第28回国会 大蔵委員会 第12号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○平林剛君 今、栗山委員の議事進行についてはいずれ政府から提出をされた考え方に基きまして理事会でも検討いたしたいと思います。そこで今議題になっておる法律案は継続審議の案件でありますが、予算執行には直接関係のない法律だと存じますが、内容が重要でありますから、慎重な審議を行いたい。その審議にまだ若干必要な資料が欠けておりますから、本日私からは引き続き政府に対して資料の要求を行いたいと思います。昭和三十一年の十月一日東京地方裁判所民事部に弁護士の永井元という人が国を相手にして銀、地金返還請求の訴訟を起しておられます。その後この地裁の審議も進められたと思いますが、この人の要求は銀の地金一万八千百五十三……

第28回国会 大蔵委員会 第13号(1958/03/12、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は税金の問題について若干お尋ねをしようと思っておりましたが、今栗山委員から大事な点については質問がございましたから、簡単に、時間もありませんから、大臣の所見をお聞きしたいと思います。  最初に、私は政治を行う場合に、やはり一般の国民にわかりやすい政治が行われなきゃならぬ。そういう意味で、この大蔵委員会に籍をおきまして、今日までいろいろな仕事に携わって参りましたけれども、この委員会の法律案が非常に多過ぎる。大へん他の常任委員会に比べましてどうも法律案が多過ぎるし、法律案の内容は比較的数字が多くて難解でございます。そういう意味で、私はこの委員会に入ってからでも、一般の国民が一体大蔵委……

第28回国会 大蔵委員会 第14号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○平林剛君 たばこの新製品を発売するにあたって承認を求めておるわけでありますが、「ホープ」でございますね、これはただいまの御説明をお聞きいたしましても、フィルター付の紙巻たばこが最近なぜ世界的に流行するかについてのうわさは下火になりましたけれども、私の承知しておるのでは、大へんアメリカはたばこを吸う人に肺ガンが多く、そこでその肺ガンにおそれをなしている国民が、その被告を少くするためにフィルター付で防止をしよう、こういうことで、アメリカ等においては非常な流行を来たしておると承知いたしておるわけであります。提案理由の説明の中にもありますように、国内においても強い発売の、要望があったと思いますけれど……

第28回国会 大蔵委員会 第15号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○平林剛君 この法律案についてこまかい説明がありませんね、もう少し現在の国債の状況あるいは整理の進み工合等につきまして概括でけっこうでありますから御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 総額五千八百十九億、大まかの御説明がありましたけれども、もっとこまかいことを私ども知りたいわけであります。内国債の内容、外国債の内容、借入金の内容・・、ここで御説明してもなかなか私どもわかりにくいから、わかる程度に御説明を願って、あとは資料で一つ出してもらいたい。  それからもう一つは、一体これだけの内国債、外国債の返還は総合的にどんなふうにして返していくのか、今返していく方法については、制度についてはわか……

第28回国会 大蔵委員会 第16号(1958/03/19、4期、日本社会党)

○平林剛君 ただいま議題となった法律案の中で、合衆国軍隊の構成員等の用に供するため免税で輸入されておる物品、その物品にはどういうものがあるか、かなり多岐にわたることは承知いたしておりますが、概略おもなる物品について御説明を願いたい。  第二に、もし年間これらに課税されるとしたらどの程度の総額になるか。全般的なことを把握するため、課税額としてその総額が幾らになるかの御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 今説明になりました数字は、本来課税をされる税額として説明をされたのでございますか。その点が明瞭でありませんから、もう一度。
【次の発言】 もう一つお尋ねをいたしますが、この法律によりますと、……

第28回国会 大蔵委員会 第17号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○平林剛君 私ども今審議の対象にしておるのは合衆国軍隊の構成員等の用に供するため免税で輸入された物品並びにその免税額、こういうことをお尋ねしているので、一般的なものを全部含めてというのではなくて、この法律に関係のあるものに限ってお尋ねしているわけでございます。もう一度先ほど大矢委員の質問の趣旨通りにお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 関連して。今事前に話し合うという根拠で、免税で輸入することを認めた理由というのは、さっき言ったような行政協定だけれども、かなりはっきりしているのじゃないですか。たとえば軍で必要な場合とか、これはまああまりこちらからいろいろ文句をつけるわけにはいきませんけれ……

第28回国会 大蔵委員会 第20号(1958/03/26、4期、日本社会党)

○平林剛君 本日は総裁か専売公社の責任者にもおいでを願うようにお話をしておいたのでありますが、とりあえず専売監理官に若干最終的質問を行います。  第一は、たばこ耕作審議会の委員の選任の方法についてであります。先回私もこの点についてお尋ねをいたしておきましたが、監理官の答弁は、これに対して耕作者を代表する委員については耕作団体の推選する者をこれに充てるというお話がございました。ただそこで若干疑問に思いますのは、今回その構成数の半数程度が耕作者の代表として選任をせられるわけでありますが、そのとき耕作者団体が、九名であれば、四名を推選をしてきてそれをそのまま認めるか、かりに今検討されておるような十一……

第28回国会 大蔵委員会 第23号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○平林剛君 酒税法に対する質疑は私どもまだ十分にしておりませんから、参議院の大蔵委員会として政府のとった態度が妥当であるかどうかについてはまだわかりません。わかりませんが、大体今のお話をお聞きすると、どうも衆議院の大蔵委員会でつけた付帯決議に対して政府は実質的にこれを尊重しておらない、あるいにそれに沿うた態度をきめておらない。こういうことだけは明らかであります。私どもとしてはそのために重要な所得税法を初め、各関係税法の質疑ができないということはまことに遺憾に存じます。それで今白井政務次官が何と答弁しようと、あなたの態度を衆議院は認めていない。いいですか。衆議院は政府の態度を認めておらないわけで……

第28回国会 大蔵委員会 第24号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○平林剛君 関連。今大矢さんの質問に対して、今後この自然増収というのはあまり大きなものを考えることはできない、もちろん経済の伸長があればこれは別でありますけれども、そうでない限りは自然増収に対して大きな見込みを立てることは困難だというお話しがありました。先ほど減税についての基本的態度をお尋ねしたそのときは、財源があるときに減税をするというのが政府の一貫した考えだ、経済の伸長がない限り財源の余裕はないように思うというお答えもあったわけであります。そうすると、私は政府のただいまの言明は、将来の展望に立って、ここしばらく減税ができないという結論に一足飛びにはいかないけれども、そろいうことになっていく……

第28回国会 大蔵委員会 第25号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は先般、酒税法にからんで、ビール製造業者に関する疑問を発しておきました。私の疑問とするのは、ビール会社が、二月分の酒税について、その申告を行う場合に、約二〇%の脱税を行なっているのではないかという疑いであります。しかも、それだけではなくて、その脱税と思わしきものについて、国税局の方から指示がいっているのではないかという疑いについて、質問を留保いたしておきました。本日は、それを、その事実を確かめるために、長官あるいは関係者にお尋ねをいたします。  そこで、まず最初に、先般要求しておきましたビール会社別の庫出石数、それから二月分の課税石数、この二つについて、資料の要求をいたしておきま……

第28回国会 大蔵委員会 第26号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○平林剛君 四月三日の大蔵委員会で、ビール会社の確定申告数に誤りがあるということを指摘いたしましてから、その後当局の説明をいろいろ検討しましたが、なお幾つかの疑問があるわけで、本日はその疑問点について確めて参りたいと思いますから、そのつもりでお答えを願いたいと思います。  最初に、この問題の発展は、三月七日国税局からビールの工場のある各税務署に対して電話指示がいったところから問題が起きたのでありまして、この電話指示については、先回の委員会でまさしくさような電話の指示をした、誤り伝えられたか、あるいはそれが何か別の理由であるか、それは別にいたしまして、とにかく電話の指示をしたことについては間税部……

第28回国会 大蔵委員会 第27号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は、ただいま議題となったたばこ耕作組合法案に対しまして若干質疑を行います。  その前に、このたばこ耕作組合法が議会に提出せられましてから、衆議院においては、社会党並びに自由民主党か慎重に審議をなさった結果、先回御説明があったようにおおむね妥当な修正をせられた。その努力に対しましては感謝を申し上げておるのであります。ただその修正過程におきまして若干二、三将来において検討すべき問題かあるように存じますから、その点について提案者から御説明をお願いいたしたいと、こう思うのであります。  最初の一つは、この法律案の制定の理由の大きな理由は、たばこ耕作者の経済的社会的地位の向上をはかるという……

第28回国会 大蔵委員会 第28号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○平林剛君 外国為替及び外国貿易管理法についていろいろ研究をしてみたのでありますが、専門外のことで、なかなかよくわからぬ。ただ今回の一部改正の法律案に限定することでなくて、全般の法律から若干政府当局の見解を聞いておきたいのでありますが、本法は昭和二十四年に制定されたもので、当時と現在とでは国の外貨の保有高も違うし、貿易量も違っているし、私の聞くところでは、本法は原則として全面的禁止の建前をとり、多くを政令や省令、告示、通牒で緩和しているという話を聞いたのであります。それこれいろいろ考えてみますというと、この際、法律全般についても根本的改正を行う必要があるのではないかという意見などもございまして……

第28回国会 大蔵委員会 第33号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○平林剛君 相続税法の改正につきましては、課税方式の変更や控除額の引き上げあるいは税率の引き下げ等による税負担の軽減や、遺産の分割の状況による税負担の不権衡の是正など、いろいろの改正点が加えられておりまして、私ども各般にわたっていろいろお尋ねをいたしたいところでありますが、本会議のベルも鳴りましたから、今回衆議院で改正になった点だけをとりあえず簡単にお尋ねをしておきたいと思います。  衆議院の大蔵委員会において修正をせられましたものは、妻の相続税に対する控除の修正であるという御説明がございました。具体的には第十九条の二の、配偶控除の金額を政府提出では「三分の一」とありましたのを「二分の一に相当……

第29回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1958/09/18、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は、ただいま議題となった専売公社の労働問題に関して、公社当局からその事情をお尋ねをいたしたいと思うのです。本日の中心は、高松地方局に起きた、いわゆる機械化政策から起きる労使の紛争についてでありますが、それらを取り扱う公社の労務政策について、私も専売公社の労働組合に長い間関係をしておりましたから、どうも妥当でないところがあるように思います。最近、専売公社の労務政策は、原さんが中心になって行なっておられるようでありますけれども、まだ、あなたは専売公社のことについて明るくない。私は、少くとも専売公社の労働問題については十年以上の経験を持っておるから、あなたのやっていることがいいか悪いか……

第29回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1958/07/31、4期、日本社会党)

○平林剛君 若干専売事業の運営についてお尋ねをいたしたい件がございますから、初めにさきの国会で成立をいたしましたたばこ耕作組合法、これはなかなか国会においても議論の多かったことでございますが、その後この法律に基いて新たな耕作者の団体が再組織をされていっておるものと思うのであります。そこで、この新しい耕作団体の切りかえが、具体的にはどのように実施に移されているか、これを初めに専売公社の方から御説明をいただきまして、その状況に基きまして質疑を行いたいと思いますから、委員長において公社側の説明を求めるようにお取り計らいを願いたいと思います。

第29回国会 大蔵委員会 第2号(1958/06/20、4期、日本社会党)

○平林剛君 資料の要求については、なお検討いたしまして次回行いたいと思います。ただ、この際、委員長にお願いをいたしておきますが、今回の特別国会は、大蔵委員会における法律案が最も重要な法律案として政府が提出いたしておるところでありまして、従来の国会と比較するとその提出数も比較的少ないことになっております。そこで、私どもかねがね主張いたしておりましたが、委員会の審議においては、なるべく担当大臣が出席をされて責任ある審議を行うということが望ましいと思うわけであります。幸い今回は法律案も少ないのでありますから、私どもとしては、委員会の審議には必ず大蔵大臣が出席をされて、そうしてわれわれの審議に応ずるこ……

第29回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1958/08/01、4期、日本社会党)

○平林剛君 外務省の答えの前にもう一度端的にお尋ねするのですが、三十一億五千万ドルの輸出目標について、おそらく今後の国際情勢その他から判断をして、修正をしなければならぬことになるのではないか。そして政府も当初の目標については、中国貿易の途絶あるいは国際経済全般の悪化のために、これは目標を引き下げざるを得たかったということにお話が出てくるのではないか。そのときにこの中近東の情勢も影響いたしまして、なんということを、一つの理由として上げるほどの、現在はわが国の経済に与える実損というものはない、こういうふうに判断していいかどうかということを私は端的に聞いたわけです。将来、おそらく政府が貿易の状況につ……

第29回国会 大蔵委員会 第3号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○平林剛君 ただいまの資料のことで、私もお願いをいたしたいと思います。それはインドネシアの焦げつきが結局一億七千六百九十一万ドル、これになるまでの経過ですね。当初昭和二十七年四月現在では六千万ドルだけしがなかったのに、その後、一年を経ることに、七千二百万ドル、あるいは一億六千二百万ドル、一億七千七百万ドル。そして結論をつけるときには、一億七千六百九十一万ドルと経過をしてきたわけであります。しかし、現在まで、いろいろ会議録その他で承知いたしたところによりますと、その結論だけしか出ていないのです。この結論は、結局、わが国からの輸出と先方の国からの輸入の差がただいま列記した数字になったわけであります……

第29回国会 大蔵委員会 閉会後第3号(1958/09/25、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は、もう時間もだいぶ経過しましたから、次の機会に必要な資料を若干要求しておきたいと思います。臨時国会も間近でありますから、なるべく早くそろえていただきたいとお願いをいたします。  金融関係の資料は、一つは、全国銀行のオーバー・ローンの推移、もう一つは、全国銀行の貸出の状況と大企業会社と中小企業金融の額及び比率、それから預金及び貸出金利の推移、また全国銀行の有価証券保有状況、次には、全国銀行の預金の推移状況、全国銀行の自己資本の充実に関する資料、それから銀行の資産の活動性に関する資料、銀行の収益性に関する資料、銀行のコストに関する資料、それから最後に、これは金融関係とは別ですが、東……

第29回国会 大蔵委員会 第4号(1958/06/27、4期、日本社会党)

○平林剛君 ただいま政務次官からお話がありましたけれども、そういうやり方は左ことに適当ではない。私は了承できません、そういうことは。当委員会は、本日は大蔵大臣から財政金融全般について意見を聞くことになって、午前十時にこの委員会に御出席願うことになっていた。それは、法律案を成立させるために、衆参両院それぞれ都合があるかもしれませんけれども、やはり当委員会に十時までに出てきて、そしてわれわれに必要な説明を行い質疑に答えるというのが建前でなければならない。今、私ども、理事会でも相談しておりましたけれども、衆議院の大蔵委員会が開かれたのは、十時少くとも四十分か五十分程度である。少くとも、四十分でも五十……

第29回国会 大蔵委員会 第5号(1958/07/02、4期、日本社会党)

○平林剛君 大蔵大臣に対し、財政金融全般について若干の質問をいたしたいと思いますが、その前に、大蔵委員を代表して大蔵大臣に遺憾の意を表しておきたいと思います。大蔵委員長は大へんお気持が湖のように広いものでありますから、冒頭あなたに対し御注意を申し上げませんでしたけれども、大臣が就任以来、この委員会に呪われましたのはきょうで二回目であります。第一回はきわめて簡単なごあいさつ、それ以来、私どもはこの委員会こそ財政金融全般について新しい大臣のお考えをお尋ねする唯一の場所であると考えておりましたが、本日に至るまで御出席がございませんでした。私どもとしては、与党の理事委員とお話をいたしまして、先月の二十……

第29回国会 大蔵委員会 第7号(1958/07/04、4期、日本社会党)

○平林剛君 今回の特別国会は、本日をもって会期が終ることになっておるわけであります。重要な法律案として経済基盤強化のための資金及び特別の法人の基金に関する法律案が提出をされまして、きょうじゅうにもし終了しなければ審議未了ということに相なる。しかるに、ただいまこまかい説明はありましたが、政府側の出席がございません。関係大臣は一人として出席なさっておらない。これはまさしく政府が今開期中にこの法律案を成立させるという御意思をなくしてしまったか、させる意思がないかという判断をせざるを得ない。私ども質問をいたしたくとも、これでは質問ができません。委員長は関係大臣の出席を求めるか、あるいは質問は後刻に譲る……

第29回国会 大蔵委員会 第8号(1958/07/05、4期、日本社会党)

○平林剛君 今の栗山委員の要求は、委員長がその責任において交渉することも当然の措置でありますが、大蔵大臣は一体、やはり積極的にこれは最高責任者から出席をしてその説明をするというお約束をする義務が私はあると思う。前回のお答えと栗山委員が指摘をしたこのこととはかなり違っておる、少くとも政府の態度に積極的な意思が見えるように思いますから、あなたも一つこの機会に、それでは政府の考えを明らかにするから、総理も出席するように努力するということを、あなたからも一つ約束をしていただきたい。

第29回国会 大蔵委員会 第9号(1958/07/07、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は総州大臣がこの委員会においでになった趣旨に基いて、二、三お尋ねをいたしたいと思うのであります。  一つは、先ほど、栗山委員の質問に対して、九月の中旬ごろ臨時国会を召集したい、会期の点についても、あるいはその議会に提案をなさる大体の構想についてもお話がございました。そこで、先ほど来無責任な幹事長がいたり、どうも総理の、あるいは総裁としての統制以外の発言を自由になさっているので、私は総理大臣に対して疑問を持つのではありませんけれども、きょうあなたがそういう希望を持っておるというお話は、これは総裁としての所信であるか、それとも総理大臣として、閣議において各閣僚にもその構想をお話しにな……

第29回国会 大蔵委員会 第10号(1958/07/08、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は、昨日質問を続行中の外国為替資金特別会計法の一部を改正する法律案について質疑を行います。昨日このインドネシアの焦げつき債権を為替資金の損失として全額整理することは、結局政府の輸出政策の失敗であり、それを国民の負担に肩がわりさせることだ、その結果政府は国民一人当りにすると幾らの損害を与えたか、こういう質問に対し、政府当局からは、国民一人に対して六百一十八円の損害を与えた、こういう答弁があったのであります。これは聞きっぱしにすると大へん重大な答弁であり、また関係大臣も幾人かおられたにかかわらず、一言もこのことについて触れず、その後の質疑が続けられたことは、私は政府の国民に対してとる……

第30回国会 大蔵委員会 第3号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○平林剛君 ただいまの問題は、これは本論から少しはずれたのですけれども、重大な内容を含んでおりますから、やはり委員長においても善処する必要がある。先ほど栗山委員が指摘されたように、公務員としては政治的に中立でなければならぬという原則をはずれた事実が報道せられているわけであります。これは事実でない。先ほども副総裁のお話を聞きますと、新聞に間違ったことがときどき報道されるし、言わないことが報道されて迷惑を受けている。こうなりますと、新聞が誤まりなんだということで、これは日本の有数な機関紙に対して、副総裁のただいままでの御意見は大へん独善的なことになる。副総裁も、ぜひそのことはお取り消しになる必要が……

第30回国会 大蔵委員会 第4号(1958/10/28、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は一つだけこの機会にお尋ねしておきたいことがあります。それは、四国の高松市の下笠居地区周辺における塩害の問題と、塩専売法の解釈について、この機会にお尋ねしておきたいと思います。  御承知のように、四国の沿岸におきましては、専売公社の塩製造方法が流下式枝条架架設の製造方法に変りましてから、この地域周辺に塩の害が起りまして、果樹園、農地その他一般市民の生活におきましても、影響を受けているのであります。昨年、私はこの委員会でこれに関する専売公社の対策をお尋ねいたしたのでありますが、今日に至ってもなお解決しておらない。これは結局、塩専売法に対する公社の考え方がやはり影響しているのではない……

第30回国会 大蔵委員会 第5号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○平林剛君 接収貴金属等の処理に関する法律案は、今日まで政府から何回か提案をされておるのでありますが、本臨時国会に提出をされた法律案は、従来の法律案と比較検討いたしますと、一カ所だけ相違する点がございます。あるいは前の委員会で御説明があったかもしれませんが、付則第七項に、「大蔵大臣は、政令で定めるところにより、連合国占領軍から政府に引き渡された第二条第三項各号に掲げるもののうち、昭和二十七年四月二十八日からこの法律の施行の日の前日までの間に返還したものの明細を、この法律の施行後すみやかに、公告しなければならない。」とあります。付則第七項が特に追加されているのでありますが、この条項を特別に添加し……

第31回国会 大蔵委員会 第3号(1958/12/18、4期、日本社会党)

○平林剛君 外貨債の発行の問題が検討され始めましたのは、政府の説明によりましても、一萬田大蔵大臣の時代でありました。そのときのねらいは、一部新聞紙におきましても報道されたように、東南アジアに日本が借款を与えて市場の確保をはかろうとする場合、国際収支の上に現われるマイナスを補おうとするものである、こう見られておったのであります。従って、その額も、一説には五億ドルというような大幅な額を期待しておったようでありますけれども、今回政府から提案をされましたものは、昭和三十三年度において三千万ドル、百八億円、しかも、その目的は電源開発事業等の推進をはかるためと、かなり性格が異なっておるように感ぜられるので……

第31回国会 大蔵委員会 第4号(1958/12/19、4期、日本社会党)

○平林剛君 専売の労働政策について、私もたくさん質問がある。今、椿委員が指摘をされたように、専売公社の八月以来のやり方については、専売行政全般を検討いたしまして、まことに憂慮にたえません。そこで、あなたに対してこれから何時間でも質問を続けなければならぬわけでありますけれども、お話によると、公社の方でも今までの総決算をするという意味で、労使双方話し合いを進める段階に来ていると言われます。これからすぐ団体交渉が始まるのですか。もしそういう気がまえで、この委員会、あるいは衆議院の大蔵、社労等でも要望されておりますように、すみやかに解決をするために交渉したいというならば、私はこれ以上質問は続けない。特……

第31回国会 大蔵委員会 第6号(1959/02/12、4期、日本社会党)

○平林剛君 ただいま議題になった法律と直接関連はありませんけれども、この機会にお尋ねをいたしておきたいと思います。先般、私と土田國太郎議員の両名が、大分県、宮崎県の経済事情視察に参りましてその際に特に税務関係当局から要望された事項で、この法律にも若干関係したことがございますから、お尋ねをいたしたいと思います。  その一つは、租税特別措置法の第三十条の山林所得の概算についてでありますが、その経費率を適用する場合に確定申告書にその旨を記載することになっておりますが、期限後の申告書に記載をしても、経費率を適用することができるようになっておる。これはどうも適当でないから、経費率の適用は提出期限までに来……

第31回国会 大蔵委員会 第7号(1959/02/17、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は、先般のこの法律案審議に際しまして、資料を要求をいたしておいたのであります。それは四件ありまして、第一は、接収貴金属の中で民間の所有権を侵害しないとみなされるものがどれだけあるか。政府の御答弁によりますと、若干ある、あるいは少からぬ数量があると答えておりましたが、後にこれを推計で提出をするという答弁をいたしております。従って、この資料の御提出がないようでありますが、どうなっているか。  第二は、同じく私から要求いたしたものでありますが、敗戦の結果、わが国が旧連合国に支払つた賠償の総額についてただしたのに対して、資料の持ち合せがないから後に答弁すると言つたままになっております。こ……

第31回国会 大蔵委員会 第8号(1959/02/19、4期、日本社会党)

○平林剛君 私も二つばかり参考人の御意見をお聞きしたいと思うのでありますが、今議題になっておる法律案の成立によって、一般の投資家に与える影響は一体どうなのか、それが一つであります。  ただいまお話がありましたように、日本経済の体質改善は行われなければならぬ。資本構成の正常でないこと、自己資本と借入金の比率などをいろいろ考えてみましても、これは何とか解決せねばならぬ。しかも、お話のように、自律的に、自分でも自主的にそれをやらなければならない。ところが、この解決のためには、増資をするとかあるいは長期の社債を発行せねばならぬ。しかるに、今回のような措置になりますと、体質改善の目標たるべき方向に対して……

第31回国会 大蔵委員会 第9号(1959/02/24、4期、日本社会党)

○平林剛君 ただいま議題となった法律と最近の株高との関係についてお尋ねをいたしたいと思います。先般、当委員会に参考人をお呼びして御意見を聞きましたところ、最近の株高に対してもこの法律は一つの影響を持つことになろうというお話でございました。しかし、最近、株式市場にブームが来ているのは、いろいろな理由があると思いますけれども、私は、まだ、この法律が何か関係あって株高を押えるような役割を果すということについて、ぴんとこなかったわけであります。そこで、提案者側の政府の方から、一体どういう関係が生ずるかという点について、御説明をいただきたいと思います。

第31回国会 大蔵委員会 第10号(1959/02/26、4期、日本社会党)

○平林剛君 きよう、私は黙つているつもりでいたけれども、今、土田理事とそれから山本理事の発言に対して答弁をしたことに不服な点がありますから、関連して質問をいたしておきます。  先ほど、民法上の取扱いからこの法律案を見たとき、民法上の取扱いにしたならばどういう不合理が出るかということに対する御説明がありました。質問の設定がそこにあったのでありますから、答弁も限られたものと思いますけれども、あたかも、政府当局の説明は、少数の所有権者に対して、裁判所における処理困難の理由を説明をされて、法律の合理性を述べられたのでありますが、私は、この問題の全般的な見地から立って、なぜ政府が少数の所有者だけに特に親……

第31回国会 大蔵委員会 第11号(1959/02/27、4期、日本社会党)

○平林剛君 ちょうどいい機会でありますから、私も大蔵大臣に若干お尋ねをしておきたいと思います。全般的な経済政策につきましては、いずれまた予算委員会でこまかくお尋ねする機会もあると思いますから、きょうはその予備的な知識を得るという意味で、大臣の所見を承わっておきたいと思います。  最初、一度、大蔵委員会に来られてこういう話をしたとき、聞いてみたいと思っていたことがあるのです。それは、昨年の臨時国会で補正予算を提出したときから、政府、特に大蔵大臣が、日本経済の体質改善という言葉をしきりに使い始めた。まあ今経済政策を議論すると、必ずこの体質改善論というのがだれの品からも出てくるわけです。一体体質改善……

第31回国会 大蔵委員会 第13号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○平林剛君 それじゃ、私は、本格的質問はまたあとでやりますから、きょうは事務的なことを、調べていてちょっと疑問に思ったものがありますから、お伺いをしておきます。それは、接収貴金属の保管については、現在あなたの方でおやりになっておるわけでありますが、その総額が、今までの資料では七百三十億六千八百万円となっておったのであります。このことはあとで聞きますけれども、私の聞きたいのは、平和条約の発効によって日本政府に返還をされた以前において、占領軍が略奪品として認めてそちらで処分をしてしまったものがございましたね。この資料を前にいただいて、私も、たとえば金塊とか、ダイヤモンドとか、銀貨、銀塊その他の貴金……

第31回国会 大蔵委員会 第15号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○平林剛君 接収貴金属等の処理に関する法律案は、御承知のように、その第一回目の政府案が昭和二十八年十二月から開催された国会に提出をせられたのであります。それから今日まで約五カ年、五回にわたって継続審議、審議未了という形になっております。その間、この法律案は今日までずっと同じ内容の法律案になっております。一部変ったところはあります。それは付則がつけられまして、政府が百円銀貨の地金に使うたときや、今後予想されておるIMF等の出資金に使えるような措置を、使っても差しつかえないような備えを法案の中につけ加えられただけでありまして、ずっと同じ内容のように私は記憶しておるのでありますが、何かはかに変ったと……

第31回国会 大蔵委員会 第16号(1959/03/13、4期、日本社会党)

○平林剛君 この二つの法律は、国と国との条約になっているわけですから、こういうことを進めるときに、やはり国家としてこういう条約を結んだ方がお互いに望ましいことはわかっておるけれども、多少相手国によっては利害が違ってくるような場合がある。この二つの国とのバランスにおいてはわが国はどういう立場に立つかということを、これは結局税額の比較になるんですが、その点を一つ伺いたい。
【次の発言】 まあお話のように、国と国とがこういう条約を結ぶときは、やはりある点で一致点を見出さないと歩み寄ることが困難である。そこにまあ外交というものがあると思いますが、この二つの問題については、たとえば船舶についての免税措置……

第31回国会 大蔵委員会 第18号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○平林剛君 輸入糖の関税を含めた価格、幾らですか。
【次の発言】 国内で砂糖が販売されるときは、幾らになっておるのですか。
【次の発言】 私の初めの質問は、現地で買い入れるときの価格です。それは幾らかということです。今の七十一円というのは、国内で販売されるときの価格でしょう。外国で買い付けるときはどのくらいか。
【次の発言】 比較できるように答えてもらいたいのだな。ちょっと血のめぐりをよくさせなければいかぬと思うので……。
【次の発言】 これは相手国、輸入する国によって違うけれども、買付のときは十九円合四十銭で国内で販売されるときは七十一円になる、こういうふうに理解していいのですか。

第31回国会 大蔵委員会 第22号(1959/03/27、4期、日本社会党)

○平林剛君 まず最初に、私は租税特別措置法についてお尋ねをいたしたいと思います。きのうの委員会で租税特別措置による減収額試算資料の御説明がございましてなお、租税特別措置による国家の減収額は九百九十億円に達するという御説明があったのであります。租税特別措置は大へん国民から批判を受けておる法律案でありましてしかも、その数が大へん巨大であるということは、私どもとしても重要視しておるわけであります。  そこで、この九百九十億円ですが、これは同時に、県民税や、市町村その他の地方団体にいろいろなはね返りがあるわけです。私は、今までただ九百九十億ということだけでございましたけれども、地方全般にはね返った場合……

第31回国会 大蔵委員会 第23号(1959/03/30、4期、日本社会党)

○平林剛君 国会が最高の審議機関として、政府の提案する法律案を修正することは、国民の代表として許された行為であることは私認めます。しかし、衆議院の大蔵委員会において、問題の多い物品税法の改正に当り、特別にゴルフとか弾丸等について手直としたという政治的な意味ということは、これはやはり重大な問題だ。私は、今お話しのようなゴルフなどが、製造課税のものを小売課税にすることの利害、お話のような脱税防止だとかいうようなことは、これはもっと慎重に検討してみなければ、ただいますぐにお話を聞いただけで議論をすることは差し控えますけれども、少くとも今回の物品税法の改正を政府が提案をしたときは、各方面の意見を相当聞……

第31回国会 大蔵委員会 第24号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○平林剛君 最初に、小野参考人にお尋ねします。今回の揮発油税の増徴について、政府の考えは、これは道路をよくする、あるいは、先ほどお述べになりましたように、税率が諸外国と比べて低いということ、また、先般も揮発油税を増徴したけれども、今回においても影響は微々たるものだというようなお話が述べられました。しかし、もう一つ政府は理由があるのではないか。これは先般も資料を調べてみますと、自動車業者の利益率、それが全産業と比較して高い、これはなかなか有力な考え方になっておるように見受けるのでありますが、たとえば、全産業が昭和三十一年上期にあげた利益率は三・九三%、下期で四・三九%である。昭和三十二年の上期に……

第31回国会 大蔵委員会 第25号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○平林剛君 大蔵大臣が他の委員会に出席することについては、委員長と理事の打合会で了承しておりますから、あまり時間をとらないで、少し小酒井議員の質問に関連してお尋ねをいたしたいと思います。  さっきからの基本的な考え方についての質疑応答では、あげ足をとるわけじゃありませんけれども、大蔵大臣の答えは答弁になっていないのです。たとえば、自民党の公約を無視をしている結果になっているのじゃないかという指摘ですね、揮発油に対する課税は若干引き上げるけれども、別途これと同額程度の額を一般財源から支出するということと反しているのではないかという質問に対して、大蔵大臣は、この申し合せば、一般財源をしぼるという意……

第31回国会 大蔵委員会 第26号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は、ただいま議題となりました物品税法の一部を改正する法律案に対し、社会党を代表して、反対の討論をいたしたいと思います。  反対の第一の理由は、現行物品税法は依然として戦時中における遺物であるという点であります。その内容におきましても、なお大衆課税的な性格を含み、国民生活に与える影響も少くありません。私ども社会党は、現行法の根本的性格を改めるために、物品税を廃止して、新たに奢侈品税を創設することが適当であると考えまして、今日まで政府に全面的な検討を要求して参ったのであります。しかるに、今回の改正案には、この国民的な要求を参酌した考えが含まれておらない。反対をする理由であります。  ……

第31回国会 大蔵委員会 第27号(1959/04/28、4期、日本社会党)

○平林剛君 この法律案の審議に入る前に、先般の委員会で私どもが政府に要求した資料の提出がまだないのでありますが、われわれもしばらく議会を留守にしておったので、手元に届いておるのかどうかよくわかりませんが、委員会でお願いをした資料の提出がどうなっておるのか、これをまず最初に一つ確かめておきたいと思います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 連合国財産の返還等に伴う損失の処理等に関する法律案の具体的内容はこれからお尋ねしますが、その前に、現在でもこれと同じような事案が残っておる、国際的紛争の案件として残っておる問題が二つあると、こういう提案理由の説明になっておるわけでありますけれ……

第31回国会 予算委員会 第12号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○平林剛君 ごく最近、東京のある新聞が、上野の不忍池周辺に、都心の新球場建設、いわゆる屋根付の球場を建てる計画が進められていることを報じております。この中心人物は、元大毎オリオンズの黒崎貞治郎氏、及びこれにタイ・アップする人たちでありまして、正力松太郎氏の新宿球場の構想を押えてこれが実現することは、大へん野球ファンの関心を呼んでおると、その実現が決定的な話として書かれておるのであります。私は、このことに関連をいたしまして、国有財産の処理をめぐる国民に知られざる予算、官僚だけが知っている予算につきまして、質疑を行うことにいたします。  大蔵大臣は、国有財産法第七条によりまして、国有財産の総轄をす……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1959/08/31、5期、日本社会党)

○平林剛君 私からは、第三十一国会で成立した法律で、塩の需給を調整するため約三十万トンの塩田の整備をする法律、これが成立しましてから、その後具体的にどういうふうに状況が進展をしているか、その概要をお聞きしながら、その中における問題点を指摘いたしまして、政府並びに公社側の見解をお尋ねいたしたいと思うのであります。  まあ、私、大体のことは承知いたしておりますから、適宜、状況の概要については副総裁並びに塩脳部長から積極的にお話をいただくことにいたしまして、最初に聞きたい点は、塩業整備の臨時塩業整備審議会がその後発足されておりますが、その委員七名は総裁が委嘱することになっております。具体的にはだれで……

第32回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1959/09/01、5期、日本社会党)

○平林剛君 私は、佐藤大蔵大臣の渡米の問題に関連をして、若干疑問の点をお尋ねいたしたいと思うのであります。  大蔵大臣が九月二十三日羽田を出発して、世界銀行、国際通貨基金の年次総会に日本代表総務として出席をされることは、新聞その他でもって承知をいたしておるのであります。その目的につきましても、大体幾つかの報道がせられておりますけれども、この機会に、この渡米において大蔵大臣がどういう役割を果してこようと考えておられるか、まず総括的にお話をいただきたいと思います。
【次の発言】 今日まで新聞その他で報ぜられるところによりますと、アメリカの財界人あるいは官界の人と懇談をして、いろいろ当面の問題につい……

第32回国会 大蔵委員会 閉会後第3号(1959/10/19、5期、日本社会党)

○平林剛君 私は、むしろ使い道の方に重要な疑問を感じているのです。これは金額がきまらないから使い道を今から言うのはおかしいという考えもありましょうけれども、むしろそこに今後の不安を感じているのです。今お話によりますと、日米両国の共同目的に沿って使用するということについては理解のある態度を示した、あるいはそういうことについて話し合って、向うも十分理解してくれたようだというような趣旨のお話がありました。それでは、百米両国の共同の目的に沿って使用するということは一体何だということに、疑問を感ずるのであります。たとえば、先ほど私がお尋ねしたように、東南アジア開発資金に、開発に使いたいということの主張の……

第33回国会 大蔵委員会 第3号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○平林剛君 ちょっと私、関連してお尋ねをいたしますが、結局、この法律についていろいろ質疑をやっておるのだけれども、はっきりしないことがある。それは実施の時期ですね。今、酒の基準価格、販売価格、制限販売価格とか、いろいろ議論しているけれども、この法律が一体成立してから公債制度が廃止されるまでに、酒類行政を一体どういう順序で、どういうおぜん立てで行なわれるかということがはっきりしていないのですね。だから、これからの酒類行政をいろいろな目的をもってやられることはわかりますけれども、法案が成立してマル公が廃止されるというようなとこまで進む過程ですね、大体どんなような構想でいくのかということを、まずはっ……

第33回国会 大蔵委員会 第4号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○平林剛君 ただいま議題となっておる法律について、全品までいろいろと質問を繰り返して参ったのでありますが、公債制度が廃止される場合に備えて、酒類の新しい価格制度を設けようとしている。この内容については、酒税の確保とか、あるいは業界の安定に対する配慮が加えられながら、今後の酒類行政に前進的の改革を試みている、そういうことにつきましては、ほぼ理解することができたのであります。しかし、この法律がほぼ恒久的の酒税に関する法律あるいは酒類行政の憲法的存在という説明を加えながら、消費者に対する配慮、消費者に対する保護という面で欠けているのではないか。これが現在まで審議をしてきた中で私ども感じている点であり……

第33回国会 大蔵委員会 第5号(1959/12/01、5期、日本社会党)

○平林剛君 ちょっと関連してお尋ねしますが、生島塩田に対する解決について、私もこれ大へん関心を持っておるのであります。昨年来から、この問題について、専売公社として法律改正の検討や根本的解決を要望して参りましただけに、お話のように、十万円の補償金を出すということで解決したというのは、これはもうほんとうに常識で信ぜられないのであります。そこで、今小林塩脳部長のお話は、単に南原専務の話をわれわれに紹介なさったのか、けさ出がけにこういう話が南原専務の方からありましたという紹介をなさったのか、それとも、あなたはやはりこの問題について直接参与せられ、いろいろ事情もおわかりのことでありますから、専売公社の塩……

第33回国会 大蔵委員会 第6号(1959/12/14、5期、日本社会党)

○平林剛君 私は、たばこの代行配給業務の問題について、詳細に若干お尋ねしておきたいと思うのでございます。  この間の大蔵委員会において、公社からおいでを願って、主として私からお尋ねをいたしたのでありますが、現在試行中のたばご配給の代行業務は、一体専売公社の政策としてその指導を行なっておるものか、それともたばこ販売協同組合の方からそういうことをやらしてもらいたいという要請から出発をして試行されておるものか、この点について若干疑問が残ったのであります。しかし、私としては、現在の進行状態をながめておりますと、公社の指導のもとにこれが行なわれておるように理解をされるのでありますが、この点はいかがなもの……

第34回国会 大蔵委員会 第2号(1960/02/11、5期、日本社会党)

○平林剛君 期限のある法律案は、この中でどれですか。
【次の発言】 たとえば、三月三十一日までに審議をしなきゃいかぬとか、そういう特殊な期限のあるやつは……。
【次の発言】 予算の関係のやつだけで、特に急ぐというやつはないのですね。
【次の発言】 もう、あと予定の法律案がないというと、日銀法の改正も今度の国会には提出にならない、こう理解してよろしいのですか。
【次の発言】 医療金融公庫法案、これはどこの委員会に付託されるのですか。
【次の発言】 これは社会労働委員会にかかるというのは、もうきまっておりますか。そうじゃないでしょう。
【次の発言】 これはわれわれも重大な関心があるから、まだどこに……

第34回国会 大蔵委員会 第3号(1960/02/18、5期、日本社会党)

○平林剛君 今お話があった、なぜ減税ができないかということについて、主税局長は、平たくいえば一般の経済情勢、具体的にいえば伊勢湾台風の歳出増が予定以上あった、あるいはその他の災害復旧、国土保全などの要求を満たすためにできなくなった、こういうお話があった。これは、じゃあ、逆説的にいって、伊勢湾台風のような災害なかりせば今年は政府が減税をやったかということになりまして、これはあなたを幾ら責めても仕方のないところで、いろいろわれわれとしては議論のあるところです。これは別にして、大蔵大臣は、われわれのなぜ減税しないかということに対して、今年は仕方ないけれども、来年はやります、こう言っているんですね。明……

第34回国会 大蔵委員会 第5号(1960/03/01、5期、日本社会党)

○平林剛君 さっき大矢さんが質問していたことに少し関連をするのですが、この法律は、税制の立場から見ると、きわめて適当でない内容なんであります。税制調査会における見解でも、漸次これは廃止をすべきだという議論があって、われわれも国会に提出されるたんびにいやな感じがするのであります。農家の所得を高めるということは、別な方向で考えればいいことで、税制でいつまでもこういうことを続けるというのは適当でない。政府の方も、毎年々々、どうも安易にこれを提出しておるような傾向にあるので、これは私は大へん遺憾に思うのであります。  そこで、これはすでに、こういう措置をとってもとらなくても、今お話しの通りに、国内産に……

第34回国会 大蔵委員会 第8号(1960/03/17、5期、日本社会党)

○平林剛君 今度の法律は、合成清酒の一級、二級の級別を廃止して合成清酒と称する、これも入っているわけですね。販売価格は三百八十円ということですけれども、今までの合成清酒の一級、二級、これはそれぞれ一キロリットル当たり幾らでしたか。
【次の発言】 合成清酒一本に今度はなりますと、その販売価格は幾らになるのですか。
【次の発言】 これで大体、清酒の特級が販売価格一千七十五円で、一級が八百三十五円、準一級が六百五十円、二級が四百九十円、合成清酒が三百八十円ですね。大体、酒の価格の面においてもバランスがとれているというわけなんですね。しかし、私は別な角度でちょっとお尋ねしておきたいのですけれども、それ……

第34回国会 大蔵委員会 第9号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○平林剛君 補助金の問題についてちょっとお尋ねいたします。今度の三十五年度の予算の編成において、補助金を若干整理、合理化したと思われますが、これはどのくらいですか。
【次の発言】 これは先般、政府として学識経験者などに委嘱いたしまして、そうして十何項目かにわたって意見を徴した結果、補助金の整理が行なわれたというふうに新聞その他で承知いたしておるわけでありますけれども、あれは政府の方から案を出したのですか、それとも全般の補助金をこれら学識経験者にお見せして、つまり資料を提供して、それでその中から、これこれは不要だ、あるいは合理化すべきだということで結論が出たのか、どっちなんですか。

第34回国会 大蔵委員会 第10号(1960/03/29、5期、日本社会党)

○平林剛君 私は一つだけお尋ねいたしておきたいと思うのですが、後進国開発を促進するための技術協力指導、こういう措置は現在世界各国が競ってやっておることで、わが国もおそまきながらこれらの措置をとろうとしておると思われるのでありますが、私は、こういう経済、特に技術協力のための措置について大事なことは語学だと思うのであります。向こうへ行ってみましても、日本の技術は確かに高く評価されておるのです。けれども、向こうへ行く日本の技術者が、語学が十分でないために、自分の意思をしっかり相手に伝えることができない。このため、たとえばイギリスの方が語学が達者ですから親切だ、日本人はどうも不親切だというような印象を……

第34回国会 大蔵委員会 第12号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○平林剛君 関連。私は去年、この税関の定員の問題を取り上げて、政府に増員を要求しておいたのでありますか、ことしは、先ほどのお答えの中に、税関の方で要求した何分の一にもすぎなかった、百三十五名が。というお話がありましたが、実際に、あなたが今日の仕事量、これからの仕事ということを考えたら、どの程度定員を必要となさっておるのか。ことしの予算において要求された数字、これを一つ明らかにしておいていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの、税関当局が考えても六百名、七百名の増員が必要だというのを、わずか百三十名くらいの増員でこれから仕事をしようというのだから、私はこれは容易なことではないと思うので……

第34回国会 大蔵委員会 第14号(1960/04/14、5期、日本社会党)

○平林剛君 私は、減税問題について少し政府の考えを聞いておきたいと思うのです。ことしの予算案のときに、われわれが最も政府に攻撃を加えたのは、相当の自然増収がありながら減税をしなかったという点でありました。きょうは、予算委員会で大蔵大臣に質問して、なお足りなかった点を主としてお尋ねしようと思っておりますが、問題は、ことし政府としては、自然増収を二千百五十億円見込んでおった。この自然増収の測定についてはいろいろの見方がありますけれども、政府として二千百五十億円という見込みを立てたのは、どういう根拠に基づくものであるかという点を、お伺いをいたしたいと思います。

第34回国会 大蔵委員会 第18号(1960/05/12、5期、日本社会党)

○平林剛君 ちょっと関連して。今のお話を承っておったのですが、まだ政令としてはきまっていないように聞こえるのです。一応の考え方であるとか、もし政令がきまればということが説明の中にありましたが、まだきまっておらないわけですね。それで、たぶんきまっていないのじゃないかと思うのでありますが、それをきめるまでの間に、あなたの方としてはどういう方面の意見を聞いて結論を出すか、何かそういう考えがあるかどうか。今木村さんからもお話があったように、非常に判断に苦しむ、非常にむずかしい問題でありますから、やはりその取りきめ方については慎重でなければならないのじゃないか。われわれは従来から、物品税法において政令に……

第34回国会 予算委員会 第9号(1960/03/07、5期、日本社会党)

○平林剛君 関連して私は、ただいまの政府の答弁というのは非常に無責任だと思う。イーデン外相の回顧録を読む読まないというのは、これは別の問題にしても、前の岡崎外相が答弁をしたことが政府を代表して答弁をされておる。それと現在の総理大臣、外務大臣の答弁とは明らかに食い違っておるわけだ。前に政府を代表して外務大臣が責任者として答弁をしたことと、現在政府を代表して外交の衝に当たる責任者が答弁したということが食い違っておるということは、これは、その当時こうだろうああだろうという推測で答弁をされておるだけでは解明できないんです。政府の責任として一体どっちがほんとうだということをはっきりしてもらいたい。それが……

第34回国会 予算委員会 第11号(1960/03/09、5期、日本社会党)

○平林剛君 私は、昭和三十五年度予算の隠れたる性格と問題点に触れながら、総理大臣初め関係閣僚に対し、主として経済問題を中心に若干の質問をいたしたいと思います。  第一は、岸内閣の唱える日米経済協力の中で、特に外資導入政策、これがわが国経済に与える影響、第二に、ガリオア、イロアのいわゆるアメリカの占領中における対日援助の意味を、第三は、弾力性を失っておる国家予算の中身における疑問、最後に国民が待望しております減税問題について論ずるつもりであります。  第一に、お尋ねいたしたいことは、新安保条約に掲げられたいわゆる日米経済協力、外資導入との関係につきまして、政府の考えておる点を明らかにいたしたいと……

第34回国会 予算委員会 第12号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○平林剛君 議事進行ぐらいのことは、速記をとめてそこで相談なさいよ。
【次の発言】 関連。ただいま所得倍増の問題について議論が行なわれているわけでありますが、たとえば昭和二十五年から昭和三十三年までの間に、確かに国民所得は二倍になっているわけです。昭和二十五年に約四万六百五十九円であった一人当たりの国民所得が九万二千二百二十円になっているのですから、私は過去においても、そういう所得倍増が行なわれたということを認めるわけです、この数字では。  ところが国民といっても、ピンからキリまであるわけで、所得別、階層別に分けていかなければ、公平な、国民全般が所得を倍増していくというわけにいかないわけですよ……

第34回国会 予算委員会 第15号(1960/03/14、5期、日本社会党)

○平林剛君 関連して。国民所得を十カ年間に倍増する、そういう方向については、政府の見解は一致しておる。先ほどからお聞きしておりまして、なるほど大蔵大臣の言うことも、経済企画庁長官の言うことも、通産大臣の言うことも、大体その方向に向かっています。問題はその方向、その中身にあるわけです。同時に私は、言葉じりをとらえるわけではないけれども、池田通産大臣は、現在の成長率七・二形を維持する、そうして十年たてば倍になる、これはだれでもできることだ、こういうお話をなさった。ところが、経済企画庁長官と大蔵大臣の方は、七・二%の経済成長率を維持するということでも、相当努力を要すると、こう言われておる。特に大蔵大……

第34回国会 予算委員会 第19号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○平林剛君 私は、今国会の審議の焦点となっている新安保条約の性格あるいは条約の解釈をめぐりまして、展開された質疑応答を静かに観察をいたしまして、今後の見通しを含めた政府の考えと、御答弁の底を流れる認識の中に、何となくのどもと過ぎて熱さを忘れたという印象を強く受けているのであります。そこでこの際、政府の注意を喚起する意味と、若干の疑問をただすために、賠償問題を取り上げることにいたしました。  第二次世界大戦━━当時の日本的表現によりますと、大東亜戦争によって、わが国の失ったものは、台湾、朝鮮などの領土権、沖繩、小笠原諸島、千島列島などの施政権、それに二百十八億八千万ドル、邦貨で換算をいたしますと……

第35回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1960/08/31、5期、日本社会党)

○平林剛君 実は、きょうの委員会は、政府において八月二十日ごろまでに新政策の方針や歳入歳出の見通しを得ておられるということを期待して、開いてもらったのです。お話によると、九月五日ごろまで延びるということになっております。私どもとしては、この委員会で新任の大蔵大臣にそれらをよく聞いて、いろいろな御意見を申し上げたいと思っておったのであります。一週間ほど延びるということは、まことに残念であります。ただ、九月五日に最終的に決定をするというお話であれば、あと一週間程度であります。  そこで、私が聞きたいのは、現在、二十日ごろにまとめられるという見通しが来月五日ぐらいまで一週間ほど延びるという理由、これ……

第35回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1960/09/01、5期、日本社会党)

○平林剛君 ただいまのお話で、ちょっとお尋ねしておきたいことは、政府は、貿易の自由化の計画について、一定の期間を設け、計画的にこれを進めようとしているわけですね。今お話しの、関税率についてのいろいろな検討は、それに対処するための目的があるわけでありますが、貿易自由化のテンポと関税率全般の検討とが、どちらかと言うと、関税率の検討の方がおくれるということが予想されるのじゃないか。今お話にあったように、日本としては、いろいろ今後の事情を考えて、関税率を上げたいと希望しても、その代償に困るというような工合に、具体的な問題に入っていくと、そこでいろいろな時期的な食い違いが出てくるのではないかということが……

第35回国会 大蔵委員会 閉会後第3号(1960/10/15、5期、日本社会党)

○平林剛君 租税特別措置の減収額一覧表について今御説明をいただいたのでありますけれども、この表によると、昭和三十五年が一千四百七億円となっているのですが、そこで、これらの措置は昭和二十五年からたんだん制度化されて追加され、今日のように膨大な租税特別措置を行なうようになったのでありますけれども、制度ができてから今日まで、国家が租税特別措置として減収をした総額の累積、これは幾らになっていますか。
【次の発言】 後日文書で一つ御提出をしていただくようにお願いをいたします。  それから、もう一つ、私は、池田総理の自慢しておるように、今日の日本の経済というのは昭和三十年においてほぼ一定の段階に達し、あと……

第36回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1960/12/01、5期、日本社会党)

○平林剛君 関連して。大蔵大臣、非常に楽観的な観測をしておりますけれども、アメリカに行っている日本の大使などの報告などからは、もっと大きな影響があるという報告書なども来ているという話を私は聞いているわけです。選挙のときは影響ないということで切り抜けるかもしれませんけれども、やはり相当の準備がなければ、これからの政府のいろんな政策にも影響が出てくると私は見ているわけです。そこで、今、木村議員からは、長期的な見通しで、ドルの切り下げというところでしぼったような質問になっていますから、あなたは影響がないとかということを言っておられるのじゃないでしょうか。  そこで、私は、貿易の自由化とか、あるいは特……

第37回国会 大蔵委員会 第2号(1960/12/14、5期、日本社会党)

○平林剛君 私は、この法律案に関連いたしまして、葉たばこ収納価格の件につきまして専売公社にお尋ねをいたしたいと思うのであります。ただいま三十六年度における葉たばこの収納価格を決定するためのたばこ耕作審議会が開催されておりまして、専売公社はこれに対しその価格決定についての諮問をされておることを承知いたしておるのであります。しかし、私は、今回公社が定めようとする収納価格の算定の考え方、その運営の方法などにつきまして、若干疑問な点がございますので、この機会に、公社が現在たばこ耕作審議会に諮問なされようとしておる考え方につきまして、初め大綱的な御説明をいただきたいと思うのであります。事は緊急の問題であ……

第37回国会 大蔵委員会 第3号(1960/12/19、5期、日本社会党)

○平林剛君 私は、前回の委員会に引き続きまして、たばこ耕作審議会の答申案を中心にして、若干、専売公社側の見解とその後の取り扱い方につきまして、お尋ねをいたしたいと思うのであります。  さきの委員会におきまして、私は、十三月十三日から開催されたたばこ耕作審議会に諮問をされた専売公社側の諮問案が法律に照らしまして適当でないという旨の見解を述べておきましたけれども、その後、たばこ耕作審議会は十五日の午前一時に公社の諮問案に対する答申を決定せられたようであります。私も、その答申案につきまして一応これを検討してみたのでありますけれども、今回の答申案は従来の答申と比べまして異例の措置であります。従来は、こ……

第37回国会 大蔵委員会 第4号(1960/12/20、5期、日本社会党)

○平林剛君 法律案につきましてお尋ねする前に、政府にこの際資料の要求をしておきたいと思います。  金融業者が産業資本会社の株式を一〇%以上持ってはならぬ、これはいかなる方法をもってもいけないということは、公取法第十一条に定めがあることは御承知の通りであります。しかるに、最近金融業者、特にかなり大きな銀行筋におきまして、この規定に違反をして株の取得をしておる実情があります。中には、事業団体に多くの役員を送りまして、実質的にその経常権を支配をしていこうとする考え方もうかがえる実例もありまして、私ひそかに関心を強めておるのであります。きょうはこの実例は申し上げませんけれども、銀行におきましてこういう……

第37回国会 大蔵委員会 第6号(1960/12/22、5期、日本社会党)

○平林剛君 国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律案につきまして、簡単に二、三お尋ねをいたしておきたいと思います。  この法律によりますというと、わが国としては百二十億九千二百四十万円、これを出資をするということになっているのでありますけれども、国際開発協会が発足いたしました理由、あるいはこれからの低開発諸国への開発援助が国際的な問題になっているなどから考えまして、かなりこれからもこれらに関する問題は世界あるいは国民の関心になっていくに違いないと思うのであります。ただ、後進国の開発あるいは低開発諸国の援助という点について、特段にわれわれも異論があるわけでありませんけれども、やり方はいろいろ……

第38回国会 文教委員会 閉会後第1号(1961/07/31、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。  去る六月十七日、山本杉君が委員を辞任され、その補欠として田中茂穂君が委員に選任されました。また七月七日、最上英子君が委員を辞任され、その補欠として迫水久常君が委員に選任されました。また七月二十六日、田中茂穂君が委員を辞任され、その補欠として堀本宜実君が委員に選任されました。  以上であります。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過について御報告申し上げます。  開会前、理事会を開き協議いたしました結果、本日は、当面の文教政策について調査を進め、明日は、五島美術館を視察すること……

第38回国会 文教委員会 第2号(1961/02/07、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) これから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  去る十二月二十六日、岡三郎君及び加瀬完君が委員を辞任され、その補欠として米田勲君及び矢嶋三義君が委員に選任されました。また、一月三十一日、米田勲君が委員を辞任され、その補欠として平林剛君が委員に選任されました。また、二月一日、清澤俊英君が委員を辞任され、その補欠として米田勲君が委員に選任されました。また、二月二日、相馬助治君が、同三日、二見甚郷君が委員を辞任され、その補欠として中村正雄君及び田中茂穂君がそれぞれ委員に選任されました。  以上であります。

第38回国会 文教委員会 第3号(1961/02/09、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過につき御報告申し上げます。  一昨七日の本委員会散会後、理事会を開会し、種々協議いたしました結果、本日は、まず、昭和三十六年度文教関係予算につきまして文部大臣及び文部省当局より説明を聴取いたしました後、文部大臣より本委員会に予備付託となっておりまする政府提出法案二件の提案理由の説明を聴取いたし、なお、その後、教育公務員の給与問題等、当面の文教政策に関して大臣、政府当局に対し質疑を行なうことと決定いたしました。  以上、理事会決定の通り、審査または調査を進めて参りたいと存じますが、御異議ございません……

第38回国会 文教委員会 第4号(1961/02/14、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。前回の委員会終了後、理事会を開会し協議いたしました結果、本日は、昭和三十六年度文教関係予算及び日教組のILO提訴に関する件を議題とし、調査を進めることとし、調査の順序については、文部大臣の出席を勘案して適宜定めることに決定を見ました。なお本日、文部大臣は、午前中、衆議院予算委員会、午後、本委員会に出席いたすことになっておりますので御了承願います。従いまして、本日は、まず昭和三十六年度文教関係予算について調査を進め、午後、文部大臣の出席を求めてILO提訴に関する件につき調査を……

第38回国会 文教委員会 第5号(1961/02/16、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。一昨十四日の理事会で協議いたしました結果、本日は、まず、昭和三十六年度文教関係予算につき質疑を行ない、次いで当面の文教政策に関し調査を進めることに決定いたしました。  以上、理事会決定の通り、調査を進めたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、昭和三十六年度文教関係予算を議題といたします。  質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、当面の文教政策に関する調査もあわせて議題といたしますので、御了承願います……

第38回国会 文教委員会 第6号(1961/02/21、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、理事の補欠互選についてお諮りいたします。委員の異動に伴いまして、当委員会の理事が現在一名欠員となっております。互選は慣例によりまして、成規の手続を省略し、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、委員長より野本品吉君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。  去る二月十六日の理事会におきまして協議の結果、本日は前回に引き続き昭和三十六年度文教関係予算及びその他当面の文教政策に関し調査を進めることに決定を見……

第38回国会 文教委員会 第7号(1961/02/23、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過について御報告いたします。  理事会におきます協議の結果、本日は、まず文部大臣の出席を求め、当面の文教政策につき調査を進め、引き続き昭和三十六年度文教関係予算の調査をいたすことに決定をいたしました。以上、理事会決定通り調査を進めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう進めて参ります。
【次の発言】 それでは、当面の文教政策に関する件を議題とし調査を進めます。  質疑の通告がありますので、この際発言を許します。

第38回国会 文教委員会 第8号(1961/03/02、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文 教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告申し 上げます。  去る二月二十四日、西田隆男君が委 員を辞任され、その補欠として平井太 郎君が委員に選任されました。また、 翌二十五日、平井太郎君が委員を辞任 され、その補欠として井川伊平君が委 員に選任されました。  以上であります。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。開会前の理事会におきまして協議いたしました結果、本日はまず、国立学校設置法の一部を改正する法律案、学校教育法等の一部を改正する法律案及び国立工業教員養成所の設置等に関する臨時措置法案、以上予備付……

第38回国会 文教委員会 第9号(1961/03/09、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。去る三月七日、井川伊平君が委員を辞任され、その補欠として杉原荒太君が委員に選任されました。以上であります。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過につき、御報告申し上げます。  開会前の理事会におきまして協議の結果、本日は、まず、一昨七日本委員会に予備付託となりました教育職員免許法等の一部を改正する法律案につき文部大臣より提案理由の説明を聴取し、次いで当面の文教政策に関し調査を進めることといたしました。  なお、明日は午後一時より委員会を開会し、就学困難な児童及び生徒のための教科用……

第38回国会 文教委員会 第10号(1961/03/10、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  就学困難な児童及び生徒のための教科用図書及び修学旅行費の給与に対する国の補助に関する法律の一部を改正する法律案、盲学校、聾学校及び養護学校への就学奨励に関する法律の一部を改正する法律案、以上二法案を便宜一括して議題といたします。  なお、両案は去る二月九日趣旨説明を聴取いたしております。質疑の通告がありますので発言を許します。
【次の発言】 一括議題にいたしておりますから。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  他に御発言もなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。

第38回国会 文教委員会 第11号(1961/03/14、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告申し上げます。  去る三月十一日、杉原荒太君が委員を辞任され、その補欠として井川伊平君が委員に選任されました。以上であります。
【次の発言】 この際、委員長より政府文部当局に対し御注意を申し上げたいと思います。  委員会に対する出席の時間が大へんおそくなりまして審議に支障を来たしてはなりませんので、次回より出席時間につきましてはこれを厳守するように御注意を喚起いたします。これは全委員からの希望でありますから、かわってお伝えいたします。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過について御報告申し……

第38回国会 文教委員会 第12号(1961/03/16、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。  開会前の理事会におきまして協議いたしました結果、本日は昭和三十六年度文教関係予算に関する件及びその他当面の文教政策に関し、調査を進めることに決定をいたしました。  以上、理事会決定通り、調査を進めて参りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう進めて参ります。  質疑の通告がございますので発言を許します。野本品吉君。
【次の発言】 吉川説明員が出席しておりますから、それに答えさせます。

第38回国会 文教委員会 第13号(1961/03/23、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。開会前の理事会におきまして協議いたしました結果、本日は、まず昭和三十六年度文教関係予算及びその他当面の文教政策につき調査を進め、次いで国立学校設置法の一部を改正する法律案の審議を進めることに決定いたしました。  以上、理事会決定通り審議を進めることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう進めて参ります。
【次の発言】 それでは昭和三十六年度文教関係予算及びその他当面の文教政策を議題といたします。質疑のおありの方は順次御発言を願います。

第38回国会 文教委員会 第14号(1961/03/28、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員長と理事打合会の経過につき御報告いたします。  開会前の理事会におきまして協議いたしました結果、本日は、まず本委員会に新たに付託となりました学校教育法の一部を改正する法律案、日本育英会法の一部を改正する法律案及び市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案、以上三案につきまして趣旨説明を聴取いたし、次いで、科学技術者養成計画に関する件等、当面の文教政策に関し調査を進めることに決定をいたしました。  以上、理事会決定通り審議いたして参りたいと存じますが、御異議ございませんか。

第38回国会 文教委員会 第15号(1961/03/30、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過について御報告いたします。  開会前の理事会におきまして協議いたしました結果、本日は、まず当面の文教政策について調査を進め、続いて国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題とし審議をいたすことに決定を見ました。  以上、理事会決定通り審議いたして参りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう進めて参ります。
【次の発言】 それでは当面の文教政策に関し調査を進めます。  質疑の通告がございますので、この際発言を許します。矢嶋三義君。

第38回国会 文教委員会 第16号(1961/04/04、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。  開会前の理事会におきまして協議いたしました結果、本日はまず、日本育英会法の一部を改正する法律案を議題とし審議を進め、次いで当面の文教政策に関する調査をいたすことに決定を見ました。  以上理事会決定通り審議いたして参りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう進めて参ります。  それでは、日本育英会法の一部を改正する法律案を議題といたします。  なおこの際、本案審議のため日本育英会会長田中義男君を当委員会に参考人として招致し、意見を聴……

第38回国会 文教委員会 第17号(1961/04/06、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。  去る四月四日、小幡治和君が委員を辞任され、その補欠として石原幹市郎君が選任されました。  また昨四月五日、石原幹市郎君が委員を辞任され、その補欠として大谷藤之助君が委員に選任されました。  以上であります。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過について御報告申し上げます。  開会前の理事会におきまして協議いたしました結果、本日はまず、当面の文教政策について調査を進め、次いで日本育英会法の一部を改正する法律案を議題とし審議をいたすことに決定を見ました。  以上、理事会決定通り審……

第38回国会 文教委員会 第18号(1961/04/11、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。  開会前の理事会におきまして協議いたしました結果、本日はまず、学校教育法の一部を改正する法律案、学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案及び女子教育職員の産前産後の休暇中における学校教育の正常な実施の確保に関する法律の一部を改正する法律案、以上三法案を議題とし、提出者及び発議者からそれぞれ趣旨説明を聴取し、次いで当面の文教政策について調査を進め、さらに日本育英会法の一部を改正する法律案を議題とし審議を続けることに決定を見ました。  以上、理事……

第38回国会 文教委員会 第19号(1961/04/13、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。開会前の理事会におきまして協議いたしました結果、本日はまず、義務教育諸学校施設費国庫負担法等の一部を改正する法律案を議題とし、発議者より趣旨説明を聴取し、次いで、当面の文教政策に関する調査を行ない、さらに、国立工業教員養成所の設置等に関する臨時措置法案の審査を進め、なお時宜によっては、日本育英会法の一部を改正する法律案の審査をいたすことに決定をいたしました。  以上、理事会決定の通り審議を進めて参りたいと存じますが、御異議ございませんか。

第38回国会 文教委員会 第20号(1961/04/18、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。  開会前、理事会を開き協議いたしました結果、本日はまず、日本育英会法の一部を改正する法律案を議題とし審査を行ない、次いで、国立工業教員養成所の設置等に関する臨時措置法案を議題とし審査を進め、さらに、当面の文教政策について調査をいたすことに決定を見ました。  以上、理事会決定通り審議いたして参りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう進めて参ります。
【次の発言】 まず、日本育英会法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の……

第38回国会 文教委員会 第21号(1961/04/20、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。  去る四月十八日、大谷藤之助君が委員を辞任され、その補欠として二見甚郷君が委員に選任されました。  以上であります。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。開会前の理事会におきまして協議の結果、本日はまず、学校図書館法の一部を改正する法律案を議題とし、発議者より趣旨説明を聴取いたしました後、当面の文教政策に関する調査を進め、次いで、国立工業教員養成所の設置等に関する臨時措置法案及び日本育英会法の一部を改正する法律案の審議を行なうことに決定を見ました。  な……

第38回国会 文教委員会 第23号(1961/04/27、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。  本二十七日、平島敏夫君及び野上進君が委員を辞任され、その補欠として、二見甚郷君及び安部清美君がそれぞれ委員に選任されました。  以上であります。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。  開会前、理事会を開き協議いたしました結果、本日はまず、市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案を議題として調査を進め、次いで、国立工業教員養成所の設置等に関する臨時措置法案の審議を行ない、なお、その後、女子教育職員の産前産後の休暇中における学校教育の正常な実施の……

第38回国会 文教委員会 第24号(1961/05/09、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  国立工業教員養成所の設置等に関する臨時措置法案を議題といたします。  まず、本案につき、参考人として全国工業高等学校長協会理事長小野軍操君、東京大学教授勝田守一君、北海道大学学長杉野目晴貞君、東京工業大学教授進藤益男君、以上四君より御意見を拝聴いたすことにいたします。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多忙中のところ、本委員会に参考人として御出席いただき厚くお礼申し上げます。つきましては、ただいま本委員会において審査中の国立工業教員養成所の設置等に関する臨時措置法案につき、この際、各位から忌憚のな……

第38回国会 文教委員会 第25号(1961/05/11、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。  去る五月十日、小沢久太郎君及び鳥畠徳次郎君が委員を辞任され、その補欠として二見甚郷君及び田中茂穂君がそれぞれ委員に選任されました。また、本日、二見甚郷君及び下條康麿君が委員を辞任され、その補欠として小沢久太郎君及び村松久義君が委員に選任されました。  以上であります。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。  開会前の理事会におきまして協議いたしました結果、本日はまず、国立工業教員養成所の設置等に関する臨時措置法案を議題として審査を行ない、次いで、朝霞の……

第38回国会 文教委員会 第26号(1961/05/16、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。  去る五月十二日村松久義君及び小沢久太郎君が委員を辞任され、その補欠として下條康麿君及び二見甚郷君がそれぞれ委員に選任されました。  以上であります。
【次の発言】 それでは、愛媛県の教育行政に関する件を議題とし、調査を進めます。  本調査につきまして、本日は、前回の委員会で報告いたしました通り、愛媛県教育長大西忠君、南宇和郡教職員組合委員長梶原英明君、城辺町教育委員浜見勝一君及び久良中学校教諭本田南城君の四参考人から御意見を承ることになっております。  この際、参考人各位に一言ごあいさ……

第38回国会 文教委員会 第27号(1961/05/18、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。  一昨十六日及び本日、開会前、理事会におきまして協議いたしました結果、本日はまず、教育職員免許法等の一部を改正する法律案、次いで、女子教育職員の産前産後の休暇中における学校教育の正常な実施の確保に関する法律の一部を改正する法律案を順次議題として審査いたして参ることと決定を見ました。  なお、明日は定例日ではございませんが、協議の結果、委員会を開会いたすこととし、開会時刻につきましては、後刻相談いたすことに決定を見ました。  以上、理事会決定通り運営して参りたいと存じますが……

第38回国会 文教委員会 第29号(1961/05/23、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。去る五月二十日、山本杉君及び後藤義隆君が委員を辞任され、その補欠として井川伊平君及び田中茂穂君が委員に選任されました。また、昨二十二日、田中茂穂君が委員を辞任され、その補欠として山本杉君が委員に選任されました。  以上であります。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。  開会前、理事会を開き協議いたしました結果、本日はまず、公立の盲学校、聾学校及び養護学校の幼稚部及び高等部の整備に関する特別措置法案、学校給食法の一部を改正する法律案、夜間課程を置く高等学……

第38回国会 文教委員会 第30号(1961/05/30、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。  去る五月二十四日、鍋島直紹君及び後藤義隆君が委員を辞任され、その補欠として井川伊平君及び宮澤喜一君がそれぞれ委員に選任されました。以上であります。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。  昨日及び本日の開会前に理事会を開会し、種々協議いたしました結果、本日は、まず教育職員免許法等の一部を改正する法律案を議題とし、審査をいたして、これを議了いたしました後、女子教育職員の産前産後の休暇中における学校教育の正常な実施の確保に関する法律の一部を改正する法律案、……

第38回国会 文教委員会 第31号(1961/05/31、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  なお、ただいま委員の異動がありましたので、御報告いたします。  下條康麿君が委員を辞任され、その補欠として鍋島直紹君が選任されました。  以上であります。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。  昨日及び本日の理事会におきまして協議の結果、本日はまず、スポーツ振興法案及びオリンピック東京大会の準備等のために必要な特別措置に関する法律案を議題とし、提出者よりそれぞれ説明を聴取いたしました後、学校教育法の一部を改正する法律案及び学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案、……

第38回国会 文教委員会 第32号(1961/06/02、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨一日、鍋島直紹君及び常岡一郎君が委員を辞任され、その補欠として下條康麿君及び加賀山之雄君がそれぞれ委員に選任されました。  以上であります。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。  委員会開会前、理事会を開き、協議いたしました結果、本日はまず、私立学校教職員共済組合法等の一部を改正する法律案及び公立高等学校の設置、適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律案を議題とし、提出者より趣旨説明を聴取いたしました後、国立、公立大学の入学試験に関する件を議題……

第38回国会 文教委員会 第33号(1961/06/06、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき、御報告いたします。  去る六月三日、鍋島直紹君が辞任され、その補欠として宮澤喜一君が委員に選任されました。また昨五日、加賀山之雄君及び宮澤宣一君が委員を辞任され、その補欠として常岡一郎君及び小柳牧衛君が委員に選任されました。  以上であります。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  現在、当委員会に本付託となっております女子教育職員の産前産後の休暇中における学校教育の正常な実施の確保に関する法律の一部を改正する法律案は、ただいま発議者全員より撤回したい旨の申し出がありました。この際、これを許可するこ……

第39回国会 文教委員会 第1号(1961/09/25、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。  去る八月十日、高橋進太郎君が委員を辞任され、その補欠として安井謙君が委員に選任されました。以上であります。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件につきお諮りいたします。  当委員会におきましては、従来から教育、文化及び学術に関する調査を行なって参ったのでありますが、今国会におきましても、本件調査の承認要求を行なうことにいたしたいと存じますが、さよう決定いたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。なお、要求書の作成及び諸般の手続につきましては、これを委員……

第39回国会 文教委員会 閉会後第1号(1961/12/08、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十一月一日、小柳牧衞君、鈴木恭一君、苫米地英俊君及び谷村貞治君が、それぞれ委員を辞任され、その補欠として安井謙君、加藤武徳君、宮澤喜一君及び青柳秀夫君が委員に選任されました。  また、十一月二十二日に野上進君が委員を辞任され、その補欠として堀本宜実君が委員に選任されました。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。  開会前、理事会を開き協議いたしました結果、本日は、まず、過日、当委員会が行ないました委員派遣につきまして派遣委員より報告を聴取いたし、……

第39回国会 文教委員会 第2号(1961/10/05、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。  去る十月三日、近藤鶴代君が委員を辞任され、その補欠として青柳秀夫君が委員に選任されました。また本日、千葉千代世君が委員を辞任され、その補欠として加瀬完君が委員に選任されました。  以上であります。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についてお諮りいたします。  委員の異動に伴いまして現在当委員会に理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠互選を行ないます。互選の方法は成規の手続を省略し、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第39回国会 文教委員会 第3号(1961/10/17、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず委員の異動につき御報告いたします。  去る十月十一日、迫水久常君が委員を辞任され、その補欠として加藤武徳君が委員に選任されました。  また、十月十三日、加瀬完君が委員を辞任され、その補欠として千葉千代世君が委員に選任されました。  以上であります。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過を御報告いたします。  開会前、理事会を開き協議いたしました結果、本日は、まず前国会におきまして審議未了となりました女子教育職員の産前産後の休暇中における学校教育の正常な実施の確保に関する法律の一部を改正する法律案を本委員会提出法案と……

第39回国会 文教委員会 第4号(1961/10/23、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。  去る十月十九日、野木品吉君が委員を辞任され、その補欠として青木一男君が委員に選任され、また十月二十日、青木一男君が委員を辞任され、野本品吉君がその補欠として選任されました。  また本日、青柳秀夫君、堀本宜実君及び加藤武徳君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として野上進君、村山道雄君及び上林忠次君がそれぞれ委員に選任されました。  以上であります。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についてお諮りいたします。  委員の異動に伴いまして、現在、当委員会に理事が一名欠員となっておりますので、……

第39回国会 文教委員会 第5号(1961/10/24、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。  本日、野上進君、村山道雄君及び上林委員を辞任され、その補欠として青柳秀夫君、堀本宜実君及び加藤武徳君がそれぞれ委員に選任されました。以上であります。
【次の発言】 次に、本日の委員長及び理事打合会の経過につき御報告いたします。  開会前、理事会を開き協議いたしました結果、本日は、まず、当面の文教政策に関する調査を進め、次いで、学校教育法等の一部を改正する法律案を議題にし審査を行なうことに活定を見ました。  以上、理事会決定の順序に従い、本日の委員会を運営いたして参りたいと存じますが、御……

第39回国会 文教委員会 第6号(1961/10/26、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。  本日、江田三郎君が委員を辞任され、その補欠として豊瀬禎一君が委員に選任されました。また、安井謙君及び堀本宜実君が委員を辞任され、その補欠として小柳牧衞君及び鍋島直紹君が委員に選任されました。  以上であります。
【次の発言】 この際、理事の補欠互選につきお諮りいたします。  委員の異動に伴いまして、現在、当委員会に理事が一名欠員となっております。互選は、慣例によりまして、成規の手続を省略し、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第39回国会 文教委員会 第7号(1961/10/31、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。去る十月二十七日、鍋島直紹君、小柳牧衞君、梶原茂嘉君及び豊瀬禎一君が委員を辞任され、その補欠として堀本宜実君、安井謙君、青柳秀夫君及び大森創造君が委員に選任されました。  また、二十八日、宮澤喜一君、青柳秀夫君、安井謙君、加藤武徳君及び堀本宜実君が委員を辞任され、その補欠として、苫米地英俊君、谷村貞治君、小柳牧衞君、鈴木恭一君及び野上進君がそれぞれ委員に選任されました。  また、本日、大森創造君が委員を辞任され、その補欠として豊瀬禎一君が委員に選任されました。  以上であります。

第40回国会 大蔵委員会 第5号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○平林剛君 今の税関の行政に携わる定員の問題について、私も二、三お尋ねしておきたいと思うのです。  現在あなたとしては、税関行政を担当するにあたりまして、昭和三十六年、四百名の定員増加、三十七年、四百名の増加ということで、十分であると考えておられますか。
【次の発言】 幾ら要求しました、大蔵省に対して。昭和三十六年のときは何ぼ要求して、三十七年には何人要求している、その結果こうなったということを、少し説明して下さい。
【次の発言】 あなたのほうで三十七年度に約千九百名要求されたということは、税関行政に携わっている当事者としては、それだけは最低限必要であるという見込み数だろうと思うのであります。……

第40回国会 大蔵委員会 第16号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○平林剛君 関連して。もう一つ、僕は、今の質疑応答で、認識の問題だけれども、あなたの認識の問題で、たとえば音楽会、バレー、それから能、文楽、こういうものの入場料金は高い。他の興行に比較して商い。それにもかかわらず、バレーを見に来たり、音楽を聞きに来たりする。だから、そういうものは税金を取ってもしようがないんだ、こういうお話ですね。そうして、高い料金にかかわらず見に来ているのだから、担税能力があるんだ、これは大蔵省理論ですよ。しかし、今そういう会場に入場する人たちの階層をあなたはごらんになったことがありますか。どういう人たちがそういうバレーとか音楽などを聞きに行っておるか、国民の層の中でどういう……

第40回国会 大蔵委員会 第17号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○平林剛君 参考人の御意見も伺えればけっこうですが、委員長にお願いしておきます。従来この純音楽、純舞踊という問題については、現行法において一応区分して税率をきめてきておったわけです。そういう意味で、法律の施行にあたっては、税務署のほうも国税庁のほうも、家際実務として取り扱う場合の通牒、あるいは国税庁長官かあるいは関係者の通達文書などがあると思います。多分今日まで長い間その実務上の区分が、通牒等によりまして支障なく税務行政が行なわれておったものと判断をします。一応区分されたものはあると思います。それを今後の参考のために委員会に提出してもらうように、委員長において取り計らってもらいたい、それが一つ……

第40回国会 大蔵委員会 第19号(1962/03/28、5期、日本社会党)

○平林剛君 僕は、数字は総理や水田さんほどうまいほうじゃないから、別な角度から、今の税の負担率を尊重する必要があるかどうか。今大臣が答弁をされているように、今度の減税案を中心に考慮をすると、それに固執されちゃ困るものだから、負担率なんていうそれは原則論というものがあって、所得が伸びていけば伸びていくものだくらいに考えているようですが、一体国民に対する課税、税金が重いとか軽いとかというのは、判断をするときに何を基礎にして今後考えていかれるのですか。私どうもそれが疑問なので、国民に今課している税法やいろいろな行政が、これは過酷であるかないかという議論をするときには、何を中心に議論したらいいのですか……

第40回国会 大蔵委員会 第20号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○平林剛君 昨日、私は大蔵大臣に対して、税法の関係から、今度の減税はたばこに及ばなかったという問題を取り上げまして、今後の善処方を要求をいたしておいたのでありますけれども、そのたばこに関連をいたしまして、若干質疑をお許しをいただきたいと思うのであります。  きょう専売公社の総裁においでをいただきましたのは、実はたばこの販売に関する問題についてであります。私の承知しているところによりますというと、昭和三十七年度からたばこの販売の小売手数料を変更するというお話を聞いているのでありますけれども、まだ確定したものとは考えませんけれども、公社として一体どういうお考えでその販売小売手数料の変更を考えるよう……

第40回国会 大蔵委員会 第22号(1962/03/31、5期、日本社会党)

○平林剛君 関連質問。ただいま村山さんの御説明を聞いておりますというと、この法律案が、内容複雑多岐にわたるのを整理して、その整理したものだけでも二百四十条に達するという御説明がございましたし、またこの考え方、構想について、税制調査会あるいは各方面の意見も聞いて長い間十分な検討をしたという御説明がございました。しかし、議会においての審議時間はまだきわめて短いのでありまして、そういう意味では、私ども十分これについて国民に安心してもらうほどの審議は、今始められたばかりにすぎません。  私は、その段階におきまして、政務次官にお尋ねをしたいと思うのであります。この法律案は、国民に一般的関心が持たれ、また……

第40回国会 大蔵委員会 第23号(1962/04/02、5期、日本社会党)

○平林剛君 この件に関しては、私が昨日委員長に要望いたしました。すなわち、国税通則法は、政府自体として、国民に一般的に関心を持たれる法案として、重要な法案であると考えるかどうかという私の質問に対し、政務次官から、これは国民の一般的関心を持たれるという意味では重要な法案であるという答えがあったわけです。いわゆるこれは重要法案である、そうお答えがあったので、国会法五十一条の例を私は引用して委員長にその処置をお願いしたわけであります。国会法第五十一条には、「総予算及び重要な歳入法案については……公聴会を開かなければならない。」、つまり「委員会は、一般的関心及び目的を有する重要な案件について、公聴会を……

第40回国会 大蔵委員会 第32号(1962/05/06、5期、日本社会党)

○平林剛君 今のガリオアとエロアの区分についての資料をどうしても出せない、こうおっしゃるんですか。
【次の発言】 そうすると、今まで政府はガリオア・エロアというふうに説明しておったんですけれども、今度はガリオアというふうに統一してしゃべることになったんですか。今までなぜガリオア・エロアというふうにしゃべっておったんですか。しゃべるということは、一応ガリオアとエロアと区分されておるから、総括してガリオア・エロアという表現を使っていたんじゃないですか。あなただって国会で答弁をするときに、ガリオア・エロアと言ってしょっちゅう答弁していたじゃないですか。外務省の中川条約局長だって、安藤さんだって、やは……

第40回国会 文教委員会 第1号(1961/12/09、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(平林剛君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  この際、調査承認要求に関する件につきお諮りいたします。  当委員会におきましては、従来より教育、文化及び学術に関する調査を行なって参ったのでありますが、今国会におきましても、本件調査の承認要求を行なうことといたしたいと存じますが、さよう決定いたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、要求書の作成等諸般の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。



各種会議発言一覧

3期(1953/04/24〜)

第22回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1955/06/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○平林剛君 私も一つだけお尋ねをしたいと思うのであります。今、先生からお話しがありました租税全般について、国民経済の角度から見て当を得ているかどうかという概論の御説明のときには、昭和十年、それから昭和二十四年、三十年をそれぞれ比較をされてパーセントをあげられたのでありますが、そのあとで現行の、今国会で行われる減税の比較においては、特に昭和二十五年を基準にしてお話しをされたのでありますが、この点は私は聞き方としまして、非常に今度の減税でも大へん勤労者あるいは中小企業者全般にとって前進したことには間違いはありませんけれども、全般の国民経済、あるいは実際の生活水準などから見ますと、決して軽減の方向に……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○平林剛君 先ほど先生のお話を聞きまして、大へん課税の仕方が大衆課税的な方向になっておるというお話がございました。主として面接税を中心にお話しになったのでありますけれども、全般的に見ましても、私は社会党の立場から見て、どうも政府の租税制度というものが大衆課税的になっている。結局、税制調査会においても、たとえば、租税特別措置法のような、税制を破った経済政策が強くなり過ぎて、その結果が、一部の人たちからの課税を免除してしまって、大衆に振りかかってきておる、こういう見解を持っておるわけであります。特に直接税につきましては、これはまあそれほどでないにいたしましても、先ほど先生がおあげになった数字から見……

第28回国会 社会労働・大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○平林剛君 全労働協会を発足させるということは、政府が自分でやるというのは適当でないというような御答弁をなされましたが、その意味で民間の中における一つの機関として設けたい、そういう趣旨のようにお聞きしたのでありますが、そうだとすると、この法律案の中に、労働大臣がいろいろな権限を持って、いろいろな監督上必要な命令を出すことができるという根拠は、一体どういうところから出てくるんですか、今のお話は。この法律案で労働大臣が監督をするということになっておりますれば、形を変えて民間でやらせることになりまして、今の御説明の趣旨とは全く反しているのではないだろうか、こう理解されるのでありますが、その点を一つ明……

第28回国会 商工・大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○平林剛君 私、少し角度を変えてお尋ねをしたいと思うのでありますが、企業合理化促進法の一部を改正する法律案の中身を読んでみますというと、租税特別措置法の中で規定すべきものがすべてであります。今回提案をされているものは、ほとんどその事務手続を定めたようなものでありまして、わざわざ、こういう法律案を提案をする理由が、重要性がどのくらいあるのかということに疑問を感ずるのであります。わざわざ、こういう法律案を提案をしてきた理由というのは、一体どこにあるのか、まず、その疑問についてお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 合理化促進法の法律としての目的、あるいは政治的な意味というものはよくわかります……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○平林剛君 私は、予算総則の第九条と第十七条、それから第二十六条の解釈について、政府当局からお答えいただきたいと思います。  ただいま指摘をした各条に、「特別の給与」という言葉が出ていますが、特別の給与とは何ですか。
【次の発言】 専門家でなければだめだろう……。私はきのうから、三十四年度政府関係機関予算の予算総則をお尋ねすると連絡をしておいたんです。
【次の発言】 質問できません。
【次の発言】 私は、昭和三十四年度政府関係機関予算、この予算総則について質問しますけれども、だれが答弁に当りますか。主計局長、あなたにお尋ねします。  この予算総則第九条、第十七条、第二十六条、それらの条項に「特……


5期(1959/06/02〜)

第34回国会 予算委員会公聴会 第1号(1960/03/15、5期、日本社会党)

○平林剛君 高木先生にちょっとお伺いいたします。本日は大へん貴重な御意見を聞かしていただいたわけでありまして、私も実は政府の説明のように、三十五年度の歳入面については二千百五十億円、専売益金を含めて二千百五十九億円ということを前提にいたしまして、減税を議論した一人なのであります。その点では、先生に教えられるところが大へんにあって、好漢惜しむらくは兵法を知らずということを、今しみじみと感じたのでありますが、かりに先生の御説のように限界租税函数あるいは租税弾力性、こういう兵法からいきまして、三十五年度については一つの示唆を受けたのでありますが、しからば同じ兵法をもって、昭和三十四年度を一つ立証して……

第34回国会 予算委員会公聴会 第2号(1960/03/16、5期、日本社会党)

○平林剛君 一点だけ。
【次の発言】 大へん時間もおそくなっておりますから、簡単に一つだけお尋ねをいたしたいと思います。それは、先ほど公述人の下村さんの御所見について、あなたの立場から見て、どういう御見解を持っておるかということであります。少し説明をいたしますと、下村さんは、現在の日本経済の成長率についていろいろお話しになりました。各国の例を引かれたり、あるいは成長率を今後伸ばしていく必要があるという根拠などを述べられたのであります。私は、その点に関する限りは議論はないのであります。ただ、結論としてわれわれが指摘いたしましたのは、成長率は確かに高いけれども、日本経済――国民生活全般を含めて日本……

第34回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1960/03/25、5期、日本社会党)

○平林剛君 私はこの方面はしろうとでありますから、特別に用意した質問がありませんでした。それで各委員の御意見を静かに長い時間聞いておりましたから、お許しを得まして、若干事務的なことですけれども質問をいたしたいと思います。  それは昭和三十五年度の予算を編成するときに、補助金の整理というのが問題になりました。それで大蔵省としては、ことしも若干の補助金の整理を行なったのです。その前提として、昨年学識経験者の人に調査を依来いたしまして、どういう補助金を整理すべきかという相談をしたときに、文部省の関係から青年学級運営費約七千万円、それから高校産業施設費三億九千万円、この二つがそのときの素材に上がったこ……

第34回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1960/03/26、5期、日本社会党)

○平林剛君 ただいま労働大臣の方から予算の御説明がございましたが、私、それを聞いておりまして少し奇異に感じましたことは、最近の国際情勢あるいは国内経済の動向から見まして、貿易、為替の自由化ということが当面の重要な課題になっておることは御承知の通りであります。この問題につきましては、あらゆる角度から政府部内においても検討が進められておると思うのでありますけれども、労働省所管のただいまの予算の御説明からいきますと、これに対処する労働省側から見た措置というものをうかがうことができなかったのであります。しかし、今日の貿易、為替の自由化は国内経済にとっても重要な問題でありますので、これの影響を受ける各産……

第34回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1960/03/28、5期、日本社会党)

○平林剛君 私は、簡単に医療金融公庫の問題についてお尋ねをしておきたいと思います。大臣がお見えになりませんから、初め少し事務的な問題についてお伺いをします。  私は、医療金融公庫の制度には批判的立場をとっておるのであります。しかし、これは別にいたしまして、今日までお医者さんが、中小企業金融公庫あるいは国民金融公庫などの金融機関を利用されまして、融資を希望されておったという実情はどうなっておるか。その具体的な数字などをたぶんおつかみになってこういう要求をなさったものと思いますから、具体的数字をあげて、状況を説明をしていただきたい。
【次の発言】 もう少しこまかくわかりませんか。ただいま三十三年度……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/10

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