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鈴木強 参議院議員
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鈴木強[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは鈴木強参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。鈴木強参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
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■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

4期(1956/07/08〜)

第25回国会 逓信委員会 第2号(1956/11/26、4期、日本社会党)

○鈴木強君 これは委員会の運営にも関係あるんですが、私ちょっと申し上げておきたいんですが、きょうはあらかじめ大臣の御出席を願うように前回の委員会でお願いしておったわけです。そうしたらまだ始まって三十分か四十分で出られるというようなことになると、非常に運営自体が困るんです。私は、もちろん緊急閣議か、閣僚の話し合いですから、おいでいただくことはけっこうですけれども、やはりきょうにしても一時というのが一時過ぎになってもまだ大臣が見えないというようなことで委員会の開会ができないんですよ。多数の人たちがやはり時間を厳守して委員会を開くように一これはわれわれの責任ですけれども、やらなければいかぬという、そ……

第25回国会 逓信委員会 第3号(1956/11/28、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。私は一昨日の郵政大臣の所管事項の説明をお聞きしまして、それぞれ郵政、電通、電波、放送、国際、それぞれの各企業が非常に前進を見ておりますことをお聞きしまして、非常にこれは大臣以下関係各位の、職員を含めての努力のたまものと思いまして、日夜を分たぬ御献身に対しましては、深く敬意を表するものでありますが、ただ非常に残念に思いましたのは、今の横川委員の質問に関連がありますが、しからば近代産業を経営する場合、やはりそこに働く職員、その人たちの勤労意欲の問題にかかってくると思うのです。ですから、特に年末を控えて各企業ともすでに争議的な問題も起きておる段階でありますので、実は郵政、電通を初め……

第25回国会 逓信委員会 第4号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣に御質問申し上げます。まず郵政事業についてですが、大臣の所管事項の説明の中にも述べられておりますように、特定局制度の問題ですが、全国に約一万三千近い特定局があるのですけれど、これの運営については、とかく長い歴史的な経過の中でいろいろと問題があったことを私たちは十分に承知をしております。戦後制度の改革もございまして、普通直轄局と同じような形に移行しつつあることは非常に御同慶にたえないのですが、現に今制度上問題になっているのは、私は、この局舎が借り上げになっていることだと思うのです。もう一つは、そこに働く特定局の職員が局長の自由任用によってなされる、こういうようなことが一般普通局に……

第25回国会 逓信委員会 第5号(1956/12/03、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連すると思いますけれども、ちょっと。山田さんの言われておることについて私も同感の点もあるし、またちょっと考え方の違っておる点もあるのですけれども、この際明確にしておく必要があると思うのです。というのは、私二十九日の本委員会でこの問題について質問をいたしましたが、電電公社に移行する経緯、さらに国際に移行する経緯は、私は院外から、労働組合の委員長をしておったものですから、十分に経緯は知っておる一人だと自負しておりますが、今でも、そのとき申し上げたように、国際電信電話株式会社というのは、すみやかにこれは電電公社と一本の経営の中でやるべきだということを、私は今でも確信しておるのです。とこ……

第25回国会 逓信委員会 第6号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと委員長関連して質問。これはただ単に東那須野と黒磯だけでなしに、市町村の合併に伴って全国にいろいろなケースがあると思うのです。で、今の郵務局長の御説明を聞いておりますと、若干明確を欠くので、私はこういう角度からちょっと郵政省の基本的な考え方をお聞きしておきたいのです。なるほど区分の関係とか、あるいは逓送の駅の受け渡しの問題とか、いろいろあるでしょう。しかしながら原則的にこのサービスを低下する、要するに配達のサービスを低下する、たとえば毎日まあ八時か九時ごろ手紙が来るところが統合によってたとえば十時になり十一時になる、これは明らかにサービスの低下なんですね。私は少くとも市町村合……

第25回国会 逓信委員会 第7号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○鈴木強君 この際、私は決議案を緊急動議として提案申し上げたいと存じます。  本委員会の開会以来、われわれは大臣に対し、さらにまた関係の皆さんに対して、質疑の中で申し上げておりますように、今日郵政当局と全逓信従業員組合、また日本電信電話公社と全国電気通信労働組合との間において、調停案の具体的な実施について、当事者が不満ながらも調停案を受諾し、その解決に今後団体交渉の中で努力しようということで、それぞれ協定、覚書等結んでおるのでありますが、これらの覚書等を中心にして労使間の紛争がきわめて重大な段階に私は来ていると存ずるのであります。このことはすなわち、電気通信事業、さらに郵政事業の年末年始の繁忙……

第25回国会 逓信委員会 第8号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○鈴木強君 事務次官、ちょっとあなたに質問。私は、電気通信事業のオートメーション化、さらに合理化の問題について、これは大臣に質問したかったのですが、大臣が熱が出て出られないということですから、次官にお尋ねしたいのですが、まあ日本の産業が、最近アメリカからいわゆる生産性向上運動というのが入ってきて、それときびすをそろえてオートメーション化、合理化の方向に向っていると思うのですが、その中で特に郵政省が監督をしておる電気通信事業も、石炭産業あるいは電気産業と同じように、むしろ一番進んでいるかとも私は思うのですが、このオートメーション化が進んでおると思うのです。そこで公社では第一次五ヵ年計画を設定して……

第26回国会 決算委員会 第15号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して、答弁を求める前に聞きたい。今の問題で私たち非常に奇々怪々に思うのですが、国鉄の契約工事に対する内部牽制組織というものはあるのですか、ないのですか。たとえば指名入札なり競争入札なりする場合に、最終的に契約を認証するのはだれがやるのですか。当該の課長なら課長にやらしているのか、あるいは局長なり、最終的には総裁まで行っているのか、そういう最終的にはどういうふうなシステムになっているのでしょうか。こういう点を今、岩間さんの処罰問題というのがあるので、さっきお話を聞くと、総裁はそれぞれの人たちに対してはそれぞれ処分をしておる、そういうふうにおっしゃっておったのですが、こういう工事に……

第26回国会 逓信委員会 第3号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私、発言するつもりではなかったのですが、ちょっと食い違いがあったように思いますので、関連して質問したいと思いますが、答弁を聞いておりますと、次官は、郵政事業の最繁忙期を切り抜けるためには、どうしても紛争解決は十五日ごろにめどをおいてやらなければならないということを言われているのですが、それは私たちもその通りだと思うのです。しかし人事部長の答弁を聞いていると、やはり全逓の内部事情、中央委員会の状況やA号戦術の行使の問題にからんで、どっちみちA号戦術であろう、だから打つ前にほんとうの腹を出してもだめなんだから、打ったあとに解決のめどを求めたというように私はとれるのです、強く言って。そう……

第26回国会 逓信委員会 第4号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連質問です。私は、今の前田委員のおっしゃったことは、きわめて偏見な見方であると思うのです。もともと簡易保険制度ができて、加入者に対して特別なサービスといいますか、そういう意味から簡易保険の診療所が私はできたと思うのです。ですから、その診療所がただ単に予防医学的な行為だけに終ったのでは、これは私はいけないと思うのです。むしろ国全体がもっと安く病気のときに済むような施設を拡充していく段階が来たらいいと思いますけれども、なるほど、まだ国民健康保険も全部が入ってないというような段階において、簡易保険に入れる人たちはきわめて、階層からいえば、勤労階級とか、そういう人たちが多いのです。そうい……

第26回国会 逓信委員会 第5号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○鈴木強君 その問題に関連して、私も前田委員と同じような法律解釈をしているのです。監理局長の御説明だとわれわれには全く納得ができないのですが、そこで、放送協会の会長さんのこの前の御報告を聞きますと、さらにその国際放送の拡充を政府から要請されたと私は思うのですが、特に最近の国際関係からして、新たに国際放送を拡充するという御意見で、ソ連向けと東亜向けの送信開始をするということで予算を組んでおるわけですが、こういう問題について、今の前田委員の言われた本質論がわれわれには全く納得できない中でさらに国際放送を拡充しようということなんですが、一体何ですか、この国際放送の聴取の状況等は、政府として責任あるこ……

第26回国会 逓信委員会 閉会後第5号(1957/10/10、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私午前中の横川委員の質問をされた牛の郵政事業の労使関係について、大臣にちょっと質問したいと思います。七月二十三日の本委員会において、大臣就任されて初の所見の発表を聞いたのでありますが、私ども、郵政事業の今後の発展は、そこに働く職員がほんとうに事業に対して協力するかしないかにかかっていると思います。従って、いろいろと問題がある労務対策に対して、大臣も、私も非常に苦労してきているのでよく気持はわかる。従って、誠心誠意話し合っていきたい、こういうことでしたから、非常にわれわれ期待を持っておりました。もちろん、大臣は若いというお話もあるのですが、これはもう非常にけっこうなことであって、たと……

第26回国会 逓信委員会 第6号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して大臣と総裁の方に質問をしておきたいのでありますが、御承知の通り今度の春の賃上げ闘争は、二千円の要求を組合は出しておるわけでありますが、労働委員会に調停を申請したわけです。ちょうど十一日から第三波の合法的実力行使をかけるという状態の中で、労働委員会も慎重に配慮していただいて、九日の四時ごろですか、調停案が出たわけです。この調停案に対して、組合側としていろいろ検討したようですが、結局、結論的には、条件をつけて受諾の態度をきめております。これはおそらく現在の労働組合としては、りっぱな結論を出したと私は確信を持っているわけです。すなわち、いろいろ問題はあるでしょう、不満な点もあるで……

第26回国会 逓信委員会 閉会後第6号(1957/10/11、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私はこの際、電電公社の公企体の問題について、ちょうど監理官もおられますしするので、公社の方とそれから郵政省の方からお考え方を一つ教えていただきたいと思うのです。御承知の通り、岸内閣が公共企業体の再検討論を取り上げて、今、審議会を持たれておるようでありますが、私たちは、ことしの第二十六通常国会で公社の企業問題が非常に問題になりましたときに、いろいろと政府の方として現在の公共企業体に対して再検討をするんだというお話を聞いておりましたが、その際、岸総理は、まあもちろん明確な考え方はないのだが、国有に戻す、あるいはもっと民営に近づける、あるいは現行でいくか、こういった三つ程度の考え方がある……

第26回国会 逓信委員会 第7号(1957/03/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(鈴木強君) ただいまより委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。本日、三木治朗君が委員を辞任され、補欠として藤田進君が委員に選任されました。
【次の発言】 次に、簡易生命保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。  御質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 一つ委員長関連して。公社側の答弁を聞いておったのですが、私十四日の本委員会において、北九州五都市の自動化の問題について同じようなケースが出ておりますが、いろいろ計画をお聞きしたのですが、第一点として、今計画局長もお見えになっておるのですが、副総裁にお尋ねしたいのは、私はこういう自動化改……

第26回国会 逓信委員会 第8号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連質問。今の新谷委員の海外特派員の問題ですが、任務についてはわかりましたが、大体この報道担当と技術担当とどの程度、どういう方向に出ておられますか。
【次の発言】 そうしますと現在六名ということでございますか、その担当は別として、特派されている特派員の方は。
【次の発言】 そこで、新谷委員の指摘した中で、確かに会長の言われたような任務を持って行っておられると思うので、私は非常にけっこうだと思うのです。しかも、その行かれている特派員の方々が特にニュース関係で、新谷さんの言ったように主観を交えて祖国に対して、日本に対して報告するというようなことは、これはちょっと私はおかしいと思うので、……

第26回国会 逓信委員会 第9号(1957/03/20、4期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。今の新谷委員の質問は、結論から言うと、来年なり再来年なりに値上げをしなければやれないのじゃないか、そういうふうな趣旨の質問だと私は思うのですが、なるほど事業内容を見てみますですから、これは会長が言われたように、協会の一番大きな問題になると思いますが、そこでラジオとテレビですね、こういうまあ二つの形になっておるのですが、もちろんその料金の適正化ということは、あらゆる角度から考えなければならぬと思うのですが、たとえば国際放送なんかを、国が命じておきながら、その費用は半分も出していないというような矛盾もあると思うのです。ですから公共性のある事業で、相当国が制約を加えてい……

第26回国会 逓信委員会 第10号(1957/04/01、4期、日本社会党)

○鈴木強君 去る三月二日における委員会の決定により、北九州地区の自動電話化に伴う対策につきまして、その実情を調査するため、剱木委員長並びに私が福岡県に派遣され、詳細に調査をして参りました。その概要について簡単に御報告いたします。  まず、福岡市において九州電気通信局長より、北九州の電話自動化に関する説明を聞き、さらに組合側から、この自動化に伴う諸問題について種々の公社側に対する要求及び意見を聴取いたしました。さらに、このたび自動化される折尾、八幡、小倉、大里及び門司の各局の施設を視察し、現場における当面した諸問題について、当該各局長並びに職員側より意見を直接聴取いたして参りました。  まず、北……

第26回国会 逓信委員会 第11号(1957/04/03、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、この公衆電気通信法の一部を改正する法律案について二、三質問をしたいと思いますが、まず第一点として、日本の電気通信事業は国が独占をし、その経営は電電公社がやっていることは御承知の通りでありまするが、私は電信電話事業を国が長い間国有、国管の形でやって参り、さらに今日も公共企業体という形態の中でやっております理由は、今さら申すまでもないと思いますが、そういう事業であるだけに、原則としてこの事業は機械設備にしても、あるいは建設計画にしても、すべて公社みずからの手によってやるということが建前であると思うのです。今提案されています公衆電気通信法の一部を改正する法律案の中で、当初この法案が……

第26回国会 逓信委員会 第12号(1957/04/09、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、前の委員会で大臣から説明になりました提案理由の説明に対しまして質問したのですが、どうも納得できないので、今日は総裁もお見えになっていますから、大臣と総裁から基本的な問題について一つ御回答願いたいのであります。今度の法律改正の内容は、単独電話と共同電話の電話回線に接続する付属機器についても自営の道を開こうと、こういうことでありますが、前回の質問で私は公衆電気通信法の第一条、第二条、これらの精神を考えてみても、当然電電公社が責任をもってこれらの設備をやるのが妥当であるし、正しいという解釈はいささかも変っていないのです。もちろん今までも一部自営の道が開かれておったことはこれは事実で……

第26回国会 逓信委員会 第13号(1957/04/11、4期、日本社会党)

○鈴木強君 今三十年度の決算報告を見せていただいたわけですが、協会の皆さんが非常に予算執行上努力を尽されておることについて、私はまず感謝をささげたいのですが、二、三質問をしてみたいと思います。ちょっと、しろうとですから、ピンぼけなことを言うかもしれませんが、その点は親切に答弁してもらいたいと思うのです。  まず第一番に、放送法第四十条に「協会は、毎事業年度の財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書を作成し、当該事業年度経過後二箇月以内に、郵政大臣に提出しなければならない。」「郵政大臣は、前項の書類を受理したときは、これを内閣総理大臣を経て内閣に提出しなければならない。」「内閣……

第26回国会 逓信委員会 第14号(1957/04/23、4期、日本社会党)

○鈴木強君 直接NHKの決算に関係はしておりませんが、ちょっと質問を二つばかりしたいのですが、大臣がおらないので政務次官に御質問をしたいのです。  今回、政府が約五千万円の予算を使って、民間放送を利用して政府の時間というのを作ったようなんですが、私のまずお聞きしたいのは、すでに二十日から始まっておりまして、私も第一回のを聞いてみたのですが、最初ですから、今後の放送のやり力なんかについて、いろいろ石田官房長官以下お話をしておったようですが、まず策一点として、総理府の官房の広報参与室というのでこれを企画するらしいのですが、私はやることはいいと思うのです。ただねらいがどこにあるかということを非常に心……

第26回国会 逓信委員会 第15号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連しますが、私、初めて国会に入って参りまして、今官房長官から今度の広報活動についての構想を聞いたのですが、まあ新聞にも伝えられておりますように、今あなたのおっしゃったように、政府としては行政施策上の告示とか、あるいは解説をするのだ、こういうことや言っておられるようですが、お話の中で幾つか私は矛盾を感じましたので、大へんお忙しい時間でしょうが、この際明らかにしておきたいと思います。  まず、今の政党政治が、いわゆるあなたは確かに党の役員をやっておらないが、極端にいえば、岸総理大臣は党の総裁でもあるわけです。そういう点からいうと、この施策上の告示なり解説というものに限っておっしゃるけ……

第26回国会 逓信委員会 第17号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私も法律案の内容を見ましたが、ほんとうに政府や公社が現在の無電話部落の解消なり、あるいは町村合併に伴う電話の統合なりについて本腰を入れておるということが考えられておるならば、私もその質問をやめておこうと思ったのですが、本法律案をここで審議するに当って、きわめて重要な問題でありますから、大臣がおらないことは非常に残念ですが、先に関連質問でやりたいと思いましたが、ここではっきり考え方を聞いておきたいと思います。  私は、松田監理官がこの法律案を提案するに際して、今後の農山漁村の問題についての考え方をきわめて重要視しておったのですが、お述べになりましたその考え方は、非常に機械的に、ほんと……

第26回国会 逓信委員会 第18号(1957/05/15、4期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣にお尋ねをいたします。私は大臣から提案理由の説明をお伺いしたわけでありますが、その中で「近時、農山村等におきましては、通話装置を付置した有線放送設備による簡易な電話に関する需要が増加しつつありますが、現行の有線電気通信法の規定によりましては、その適正な規律が困難でありますので、」云々、こういうふうに説明されておるのでありますが、そこで、今横川委員の要望にも関連いたしますが、本来、この有線放送設備というものは、有線放送業務の運用規制に関する法律というものに準拠して、この規定にもありますように、はっきりと有線放送をする内容について明記してありまして、たとえば、どこの放送局の放送事順……

第26回国会 逓信委員会 第20号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○鈴木強君 本請願につきましては、前回の臨時国会においても出されておったのですが、私たちは電話加入権の問題とも関連して、この三十八条において、現に質権を目的とすることはできないと、こういうふうに禁止されていることは、事が公共事業でありますから、自分の確かに所有権ではありますが、そのことを勝手に譲渡したり、あるいは質権を設定したりすることについては、やっぱり問題があるということで、公衆電気通信法の第三十八条が設定されていると考えます。従って、そういう意味からこれは慎重に考えなければならないということで保留になっておるのでありますが、公社当局並びに郵政省当局においては十分検討されて、その後さらに今……

第26回国会 予算委員会 第28号(1957/05/11、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私関連ですから、今の問題についてちょっと大蔵大臣に質問したいのですが、岸総理も完全実施というこういうことを言われておるのですが、言明されておるのですが、出された仲裁についてもちろんこれは解釈のとり方について異議がありました。しかしながら問題になりましたのは、第一の確定と第二の確定とに分れると思うのですが、少くとも藤林委員長は衆議院の社会労働委員会において三分の一の問題についての質問に対して、将来これを調整したいということは今回引くべきではないということをはっきり言ったはずなんです。それは私は仲裁委員会のほんとうの真意だと思うわけです。しかし次の日の予算委員会には、政府がそういう措置……

第26回国会 予算委員会 第29号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私はこの際、公労委の藤林会長に三つほど質問を申し上げたいと思いますが、その前に公企体労働組合の紛争問題につきましては、先生には特に熱心に御努力いただいておりまして、このことは私たちひとしく感謝にたえないところでありまして、深くお礼を申し上げます。  質問の第一点は、御承知の通り現行の公労法が昭和二十三年のマッカーサー書簡によって一つのヒントを与えられ、昭和二十七年の第十三国会において制定されたものでありますが、その後本法の運用上の問題につきまして、ことに十六条、三十五条の、予算上、資金上の問題がからみまして、幾たびか紛争を重ねておったことは事実の通りであります。そこで本法の改正が問……

第27回国会 逓信委員会 第1号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。先般の郵政省の人事異動につきまして、私は個々の問題には触れようとは全然考えておりませんが、ただ関連して聞きたいのは、大臣のおっしゃっている中に、考え方の矛盾を犯していると思いますが、その点を一つ聞きたい。というのは、なるほど現業官庁ですから、私たちはほんとうに現場の郵便局長なり電報、電話局長なり、何十年でも長くやられて、そうして現場の実情をよく知った上に立って利用者と密接する中に立って運営していくということが一番いい。この点は横川委員のおっしゃったように、また大臣も認めているんです。ただ、新陳代謝、後進に道を譲るというのは確かに一つの方法でしょう。しかし、大臣のお……

第27回国会 逓信委員会 第5号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。今、大臣の御答弁ですと、電電公社と監理官室と国際との間の三者のまあ対策委員会を持たれているという話ですが、そうであるならば、その委員会をもう作ってあるのですか。もし作ってあるとすれば、これは非常に重要な問題ですから、具体的な構想ですね、具体的というか基本的な構想といいますか、どういうふうな方法でやるのか、今山田委員の言われた資金の問題とかいろいろあると思いますから、そういう点ここで差しつかえなかったら構想を発表していただきたい。
【次の発言】 靱副総裁が見えておられるのですが、戦争前にグァムまで海底ができておりましたね。それの所有権というものが、日米行政協定ですか……

第27回国会 逓信委員会 第6号(1957/11/14、4期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣は大へん時間を急いでおるようですが、今日で臨時国会が終りますから、ぜひ一つ大臣に強く要望しておきたいのです。だから大臣の答弁も簡単に、そうだと言ってくれればいいのです。第二次の電電公社の計画を見せていただきまして、十分検討してみましたが、一番問題になるのは建設資金と要員関係だと思いますから、この際、特に私は大臣に強くお願いしておきたいのは、今ちょうど予算の編成期にもなっておりますので、たびたび本委員会においてこの問題については大臣のお考え方を聞いておるのでありますが、できるだけ一つ資金を取るように配意したいということでありますから、それを信頼しておりますが、特に三十三年度の予算……

第28回国会 逓信委員会 閉会後第1号(1958/05/31、4期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長、ちょっと関連して。
【次の発言】 私は質問するつもりはなかったのですが、やはり委員会の中で事務次官が御答弁になるような意見を聞きますと、そのままにしておくと認めたことになりますから、そういう意味で質問をするのです。あなたは二十二年に郵便法の七十九条が修正された当時の立法府の意思というものは十分に承知しておる、こういう立場に立って答弁されておりますが、そうであるならば、当初横川委員の質問されているように、少くともストライキ行為ができた当時の二十二年から今日までの、たしか公務員法なり、公労法なりに変ってくるまでの歴史的な経緯というものがあります。ありますが、少くとも立法当時の精……

第28回国会 逓信委員会 第3号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○鈴木強君 放送法の一部改正法法律案要綱案というものがここにきておるのですが、拝見したのですが、これはさっき山田委員のいろいろな質問の中で、私も同じように感じておったんですが、なるほど要綱を見ますと、改正の趣旨という所に書いてあることは現行放送法はすでに八年もたっておりますので、その後にいろいろとNHKも大きくなったのでしょうし、特に民放も相当発展しておりますから、時宜に即した改正をやろうといことは私もそう思うのですが、しかしその提案された要綱の内容を見てみますと、どうもNHKに対しても、会長を定員からはずしてしまうというようなことがありますし、それから監事とか理事とか、こういった数もふやして……

第28回国会 逓信委員会 第4号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。大臣に明確にしていただきたい点は、今のお話ですと、わしは過去就任以来だいぶんプラスとマイナスの関係でなければならぬということでやってこられた、それを認めましよう、私たちは。そこで急に今度の郵政局の団体交渉をやろうとすれば、今言った警察官を動員してくるというようなことになりますと、これはやはりわれわれ国会から見ておりましても、従来の大臣のお考えが変ったようにも思うのですよ、私率直に言って。質問してみたらそうでもなさそうなんですが。そうしますと、ここで聞きたいのは、きのうですか、全電通という組合がありますでね、公社の組合が。調停委員会の調停がだいぶん進行してきたので一……

第28回国会 逓信委員会 第5号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○鈴木強君 まず最初に大臣に一つ二つ質問を申し上げますが、中華人民共和国との直通無線電話の開設の問題についてお尋ねしたいと思いますが、現在電信は、終戦直後からずっと東京と北京間無線連絡がやられているのですが、電話は中断されております。今日二つの中国が現実にあるわけですが、台湾政権との間にはむろん電信電話はそれぞれ連絡がとれておりますが、電話が今日中共との間に連絡がとれない実態にあるわけですが、これについては二つの中国という立場に立ってものを考える場合には、非常にむずかしい問題でしょうが、しかし少くとも郵便事業もそうですし、こういった電気通信事業も当然そういったものを乗り越えて、一日も早く開通す……

第28回国会 逓信委員会 第6号(1958/03/05、4期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっとこまかい事務的なことになって恐縮ですが、今度新しく日本電電公社に委託をして電信為替の業務が行われるわけでございますが、今、局長のお話ですとちょっとわかりませんから聞いておきたいのですが、頼信する際には、電電公社の電報電話局から電報を打ちますが、たとえばおくやみで、つつしんでおくやみ申し上げますと、それに対して千円の香典を送るということになってそれが行くわけですね。着信をした電報電話局でこれを郵政の郵便局へ持っていくわけですね。そして郵便局では為替の証書を発行して、速達の形で受取人に持っていくわけですね。その際おくやみの電報はどうなりますか。それを一緒にくっつけていかなければ……

第28回国会 逓信委員会 第7号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、前回の委員会において、電電公社の工作工場の経営方針について質問をしたのでありまするが、時間の関係で途中で中断をしております。従って、非常に大事な問題でありますから、きょうはまず最初に、その工作工場の経営方針についてお伺いしたいと存じます。  前回の委員会で、私たちが非常に長い間、工作工場の基本的な経営方針について公社が明確にこれを決定すべきである、こういう立場に立っていろいろと意見も出しておったのでありまするが、その結果、公社が、先般一応工作工場の長期経営方針というものを決定したようでありますが、前回の委員会における梶井総裁の御答弁によりますと、工作工場の採算等その他から考え……

第28回国会 逓信委員会 第10号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○鈴木強君 実は私、予算委員会との関係がありますから、二つだけ大臣に質問をいたしますが、最初の質問は、前回の委員会で森中委員からも質問がありまして大臣からお話があったチャンネル・プラン、これに伴う予備免許の問題でありますが、お話によりますと、あと二、三社を残してあなたの方からお示しになった条件によって、競合になっている問題はそれぞれ話し合いがついて準備にかかっておる、こういうことでありますが、そのことは私けっこうだと思います。ただ私非常に心配するのは、あなたも力説されておりましたように、放送の独占といいますか、言論の独占といいますか、そういったことに対して極度に私たち警戒をしておるわけです。で……

第28回国会 逓信委員会 第14号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。定員問題については第三分科会で相当突っ込んで大臣に質問しておったのですが、郵政省の考え方は一応私納得したのじゃないですが、経過はわかりましたが、そこで電波監理局の方に、具体的資料を、ちょっと一緒に今すぐ取れると思いますから。ことしの定員増は、あなたの方ではどの程度要求されたのですか、最初事務当局としては。それがまあ郵政大臣のところで査定があったかどうか知りませんが、具体的に大蔵省との折衝の中で減らされた経過もあると思うのです。ですから、われわれは委員会でいつも事務量がふえているにかかわらず、人がふえないという事実を訴えられてもおったし、また現場へ行って現実に長野や金沢を見……

第28回国会 逓信委員会 第15号(1958/04/02、4期、日本社会党)

○鈴木強君 今度の予算で二千六百二十八人の増員になっておりますね。それで、現在この常勤職員、要するに定員外の常勤職員、これはほとんど定員と同じように扱っているらしいですが、その人員は何名おりますか。
【次の発言】 人事部長からでけっこうです。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 この四百八十七名というのは、まあおたくの方の定員のあれを見てみますと本定員の方と、それから要するに常勤的非常勤というんですか、身分は一般公務員とほとんど変らない者がおりますね。それと臨時定員外職員、こういうふうに分かれていると思うんです。そこで私の聞いているのは、最初の常勤的非常勤職員、こういうのが四百八十七名とい……

第28回国会 逓信委員会 第16号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○鈴木強君 山田委員の提案に私は賛成をいたします。特に、放送法の慎重なる審議を期するためにも、ぜひともこれは公聴会として意見を聞くようにしていただきたいと思います。そうしてその人選その他については、理事会に一任をいたしますから、理事会において慎重御検討の上御決定いただきたいと、こう思います。
【次の発言】 議事進行について。私は委員長に協力します。それで、今までの経過は、きょうの委員会は、ラジオの物品税の問題と公聴会を開く問題についてやりたいということで、私たちはそれを了承しておりますから、これはもう両党の理事の間でお話があることですから、われわれはそれについて協力をいたします。それについて発……

第28回国会 逓信委員会 第19号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に私は、大へんお忙がしい中を法務省の一方からお見えになっておりますので、その点からお尋ねいたしたいと思うのでございますが、今回電波法が改正になりまして、今いろいろ御質疑の中にありましたように、現状に即した改正をやる、こういうことになっておりますが、特に法務当局に対してお尋ねしたいのは、電波法にはいろいろと法上の罰則が規定されておりまして、それぞれの刑事罰が課せられるようになっておりますが、そこで、具体的に問題をお尋ねしたいのでありますが、電波法第四条ないし第五条、国際電波は外国人が発射してはいけない、また外国人には一切その免許を与えない、こういう規定がございます。それに違反した……

第28回国会 逓信委員会 第20号(1958/04/16、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、ただいま議題となりました電波法の一部を改正する法律案並びに電波法の一部を改正する法律案に対する修正案に対して、以下申し上げる希望条件を付して賛成したいと存じます。  私たちが長年主張をして参りました無線通信士の免許更新の点につきましては、従来五カ年に一度更新の手続があったのでありますが、今回の法改正によりまして、この点が削除され、無線通信士にとりましては、非常にけっこうなことになりまして、この点私は非常に敬意を表する次第であります。  ただ、第一点として強くこの際、今後の法運営についてお願いしたいのは、改正法百四条の二であります。この点につきましては、昨日の質疑応答において大……

第28回国会 逓信委員会 第21号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは最初の審議でありますから、この法律案の基本的な考え方について、大臣にお尋ねしたかったのでありますが、大臣がお見えになっておりませんのでこれは後に譲りまして、きょうは事務的になるかと存じますが、電電公社の方が見えておりますから、公社の方に質問を申し上げたいと思いますが、今度の公衆電気通信法の一部改正案の内容を見ますと、新しく加入電信と地域団体加入電話の提供条件を、従来試行しておったものを法制化しようと、こういうことだと思うのでありますが、その前提になりまする、特に私問題にしたいのは電信政策でありますが、第二次五カ年計画を見ますと、公社のこの冊子がございますが、三十九ページにや……

第28回国会 逓信委員会 第22号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○鈴木強君 山田委員の質問で、かなりの点がわかりましたが、さらに私からも数点について質問をしておきたいと思います。  ます今回、公衆電気通信法の一部改正法律案を出して参ったのでありますが、現にこの加入電信と地域団体加入電話の二つの業務は実施をしておるのであります。もちろんこの実施ということは試行ということでありまして、これは公衆電気通信法の六十八条に基いて試行をしておるのでありますが、しかし今回の法律の内容を見ますと、やはり電気通信業務の役務の試行ということが、現行の法例上若干明確を欠いておるわけですから、おそらく今度ははっきり十二条の二に試行的な公衆電気通信役務ということを規定してきたと思う……

第28回国会 逓信委員会 第23号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣にちょっとお尋ねをしておきますが、一度あなたの御意見を承わったことがあると思いますが、電信の赤字対策ですね、電信の赤字解消対策、それは今もいろいろとお話がありましたように、電話が非常に需要供給のアンバランスがありまして、バランスがとれていないということから、非常に大きな問題になっておるのでありますが、そういう中で、電電公社の事業会計というものが、とにもかくにも百億という電信の赤字を背負ってやっておるという事実があるわけです。ですから、これは、国の政策上料金の値上げということが容認できない事業であるし、まあ原価計算してみても、赤字の出る事業ですから、私は、もう少し政府自体が、直接……

第28回国会 逓信委員会 第24号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣の言われていることは私たちはわかりますし、できるだけ協力をするということはその通りだと思います。ただ、現実問題として、衆議院がきょう散会をしております。不信任案はきょう提出を完了いたしました、従って、明日は本会議を開くということになりますと、当然不信任案が最重点になりますので、他の一切の法案は上らないと思います。かけられないと思います。ですから、もちろん参議院段階で議了をして、参議院の意思を決定するということは私はけっこうだと思います。しかしながら、この法案が本国会において成立しないということも、これはあまりにも明らかだと。思うんです。ですからそういう点、会期が二日あるので、大……

第28回国会 予算委員会 第4号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。
【次の発言】 これはちょっと予算の冒頭に当って私たちの理事の方から申し上げておりますように、ほんとうに誠意をもって政府はこの審議に参画していただきたいと思う。  岸総理大臣にお尋ねしたいのですが、今あなたは事務的にこの問題について検討を加えているということですが、現に衆議院の予算審議の過程において、第四分科会における田中郵政大臣の御答弁等承わっておりましても、政府においてはこの問題について検討を加えておる、しかしまだ結論は出ておらない、従って、もし結論が出ないとしても郵政省関係はやるのだ、こういう明確な御答弁があるわけなんです。ですから私は少くとも、今予算的に四十二億が……

第28回国会 予算委員会 第7号(1958/03/07、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連質問。今、同僚の吉田委員の方から質問でありましたのは、淺井さん、こういうことなんです。あなたは人事官として主として公務員全般の問題についていろいろとお骨折りをいただいておるわけですが、今回あなたの給料が会計検査官と同じように、従来から見ると国務大臣に準じて待遇されておったのが、差別がつくことになる。それでもあなたは、それに対しては意見がないのかということを聞いているわけです。だから、科学的に政府にも聞きたいのだが、政府はどういう意味で科学的な事情をもってこれをつけてくるのか、この点は、一つ政府からもこの際答弁していただきたい。そういうことを言うのですから、逃げないで、あなたの所……

第28回国会 予算委員会 第8号(1958/03/08、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。今の御答弁ですと、地方自治体にまかせて適切な措置をとらせるというようなことなのですが、われわれが言わんとするのは、国の国策に基いて仕事をされていくわけですから、積極的に政府がこれらの法律の改正が必要であれはやってもらいたいし、そうでなくて、行政的に、今日でもたとえば家が焼けてしまったというような場合には減免の措置ができることになっておりますから、そういった条項が適用されて、特に離職者に対する減免の措置を積極的に政府は考えてもらいたい。そういう意思があるかということをわれわれは聞きたいのです。その点をはっきりしていただきたい。(「大蔵大臣が答弁してくれ」と呼ぶ者あり)

第28回国会 予算委員会 第9号(1958/03/10、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。今の点でございますが、私は、天皇は新憲法下において国の象徴でございますから、もっと、天皇陛下のほんとうの気持というのは、ざっくばらんに国民に接したいというお気持が、私はあるのじゃないかと思うわけであります。ところが、私どもたまたま、天皇の誕生日に宮中にお招きを受けて行きましても、何かしら昔と同じように、ちゃんと事前に、陛下が来ますから、その際には立って下さいと、予行演習みたいなことをやって、きわめて窮屈なことをやっておる、陛下が入ってこられて、やあ、今日はと言って、お気軽にわれわれとお話をしたいのじゃないかと思うのですが、どうも宮内庁あたりの役人が、矢嶋委員も触れておった……

第28回国会 予算委員会 第10号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、まず最初に会計検査院長に質問をいたしますが、三十一年度の決算の検査の報告を拝見いたしますと、千百二十八件、二十五億の驚くべき批難金額があるのでありますが、この内容はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 内容はわかりましたが、少くとも国民の税金で支弁されておる国費の中から、このように批難金額が検査院から指摘されたことは非常に残念に思うのでありますが、会計検査院としてはこういう間違いの起る原因、こういったものを分析、検討したことがございますか。
【次の発言】 石井行政管理庁長官が何か都合でお急ぎのようでございますから、一たん会計検査院長に対する質問を打ち切りまして、ほん……

第28回国会 予算委員会 第11号(1958/03/14、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。今大臣の御答弁ですと、教育勅語の中にあるいろいろ古い考え方を押しつけるというようなことは、全然考えておらない、これははっきりしました。そうすると、その道徳教育を特に時間を設けてやろうということなんですが、高田委員の質問は、どういう道徳教育を必要とするのかということを聞いておるわけですが、その点が何か研究しているそうでありますが、しかし、重大な問題ですから、少くともこういう特設科目を設けてやろうというからには、あなたは道徳教育というのはどういうことを教えようとするのか、そのことはおわかりでしよう。そのことをやはり明確に、しないと、非常に誤解を受けると思います。そのことを一つ……

第28回国会 予算委員会 第12号(1958/03/15、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。国際観光事業が非常に大事なことであることは、藤山外務大臣も今おっしゃった通りでありますが、そこで私はこういうことを一つ考えてみたらどうかと思うのです。富士山はこれは世界的に非常に有名な山なんです。富士箱根国立公園にも指定されておりますが、何せ東京から非常に近いのですけれども、そのふもとの方にはオネスト・ジョンが飛んで非常に問題になつたのですが、米軍がやっと引き揚げた。ところが今度はそのあとに自衛隊を持っていこうという計画もあるようですが、そういうことでなしに、富士山を平和な山に私はしたらどうかと思うのです。そして山登りも歩いていくのもいいでしょうが、外国から人が来た場合に……

第28回国会 予算委員会 第13号(1958/03/17、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。防衛庁長官に、私は、北富士演習場の問題についてちょっとお尋ねしておきたいと思います。前回私の質問のとき、あなたどこか行ってしまって、質問をついにできなかったんですが、北富士演習場は、今のお話にもありましたように、一時はオネストジョンが持ち込まれて、平和な富士山の横っ腹にオネストジョンが打ち込まれた。これに対して日本人が、自分の心臓に刀を刺されたような気持を持ちました。当時、アメリカにおいても、日本の富士山にそういうオネストジョンを打ち込むことはやめたらどうかという世論の起きたことも、御承知の通りであります。そういったいろんないきさつがありましたが、とにもかくにも、今回米軍……

第28回国会 予算委員会 第15号(1958/03/19、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。
【次の発言】 今のお話の中で明確にならない点がありますから、ちょっとお尋ねいたしますが、あなたは最後にポケットに手帳を入れるときにちらっと見たところが、党員手帳と書いてあった。そこでどっかの政党の関係だと、こうおっしゃったのですが、少くともその身辺の開示を求める前に、本人の持参しておった荷物ですね、それば全部中を厳重に調べておるはずだと思うのです。宮良さんは社会党の大会に来ておるし、いろいろな資料が中に入っていたはずなんです。ですから荷物を見れば、すでにそのときには社会党に関係のある方だなということはわかっておったはずだと思うのですよ。ところがあなたは最後にポケットに手……

第28回国会 予算委員会 第18号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は最初に岸総理大臣にお尋ねをいたしますが、昨年の十二月二十五日、公共企業体審議会の会長右坂泰三氏よりあなたに宛てた公共企業体審議会の改善要項が出ておるのでありますが、この中を拝見しますと、非常にわれわれが重大な関心を持つ点が二、三ございます。まず、国鉄経営についてでございますが、少くとも将来民営化の方向を打ち出しておりまして、とりあえず公社制度を強化する。こういう点でありますが、これがます第一点であります。  それから第二点は、専売公社については、国鉄以上に積極的に民営移管を示唆しておるのでありますが、この問題、それと電々公社につきましては、電話料金の引き下げをやるべきだ。こうい……

第29回国会 逓信委員会 第2号(1958/06/20、4期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいまの資料提出の件ですが、なるほど百四条の法解釈から言いますと、私は松平委員のおっしゃる通りだろうと思うのです。しかし、その運営については、今日まで現実に、今委員長もおっしゃったように、その即座の場合として各委員から資料の要求をお願いして、大体当委員会においては――私二年近い短かい期間の経験でございますが――出していただいておるのです。そういう従来の慣行からこの問題をやはり取り上げていただきたいと思いますから、また、他の委員会等においてそういうことがあったかもしれませんが、本委員会としては、委員長の御判断で、いつも委員会できめたという形でやっておると思うのです、格好としては。で……

第29回国会 逓信委員会 第3号(1958/06/26、4期、日本社会党)

○鈴木強君 新大臣を迎えてきょうは第二回目の委員会だと存ずるのでありますが、現下の諸情勢からいたしまして、私たちは新しい大臣に期待するところが非常に大きいと思います。従って、就任以来いろいろと御苦労され、また比較的大臣が国会における御活躍の中でも電気通信事業等につきましては比較的関心を持たれておりましたので、そういう意味からいたしまして、いろいろと御抱負もあろうかと存じます。私、実はここにも新聞を四種類くらい持っておるのでありますが、いろいろと大臣が就任以来新聞記者の方々ともお会いしておるようでありますが、新聞によりますと、その内容が若干ニュアンスも違っているようにも思いますが、どうもはっきり……

第29回国会 逓信委員会 第5号(1958/07/01、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、議事進行にも関連すると思うのでありますが、まあ、われわれが参考人を呼んで、さらにあらゆる角度から意見をお聞かせいただいて、よりわれわれ国会の審議を万全にしようということから、参考人を呼ぶことが認められておると思うわけであります。ですから、森中委員の要求したことに対して、委員長理事打合会においては、その考え方を否定しておらない。従って、時期的に非常に問題だということでありますが、この点は、今、森中委員も発言の中で、必ずしも今国会ということを固執しておらないのでありますから、ですから、ここで無理に多数をもって与党の諸君が、この委員長からお諮りした案を押し切っていくというなら、それ……

第29回国会 逓信委員会 第6号(1958/07/03、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。一緒に答えてもらいたい。私は退職懲悪の問題については、非常に今人事部長のお話では、聞いておりまして、新しい人たちに道を開ける、こういうまあ美しい言葉になっておりますが、それでは三十年なり四十年なり勤めた人たちがやめていくというその胸中をどう考えておるのか、おそらく、今森中委員の指摘にもございましたように、百万なり百二十万なりの退職金をもらっても、これは私は何年間実際生活できるかということは保証できないと思うのですよ。ですから、そういうな美名のことでなしに、もっと私はやめさせられる人たちの優遇措置というものを十分考えて、その上に立って、同僚であった、長いこと自分の人生というもの……

第30回国会 逓信委員会 第2号(1958/10/07、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、きょう大臣の所管事項の説明をお聞きする中に、少くとも公社の正副総裁が更迭されたわけでありますから、そのことに触れられると思っておりました。ところが、最初に御紹介がありまして、全然大臣からそのことについてお触れにならなかったということは、やはりこの問題の根幹になっていると思います。少くとも正副総裁がおかわりになったわけですから、大臣としては、一身上の御都合によっておやめになったらなったということぐらいは、私は親切にわれわれに報告してしかるべきじゃなかったかと、こう思います。ただしかし、森中委員のおっしゃることは、少くとも世上いろいろ新聞紙上等にも伝えられておりますように、何かし……

第30回国会 逓信委員会 第3号(1958/10/16、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、電電公社の問題について二、三お聞きしたいと思います。  最初にお尋ねしたのは、工作工場の問題についてでありますが、本年三月六日の当委員会において当時、電電公社がお考えになりました工作工場の廃止、その他縮小問題については一応撤回をされました。その際、いろいろ今後のやり方につきましては、総裁から、準備行動はしたい、こういうようなお話がございましたが、その準備行動についても明確にしておかなければならぬということで、少くとも二割近い要員の配置がえがあるわけですから、そういったふうな問題について、ただ単にペーパー・プラン的な調査をされることは、これはまあ事務上やむを得ないでしょうが、少……

第30回国会 予算委員会 第2号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は今朝方から委員長の議事進行についてずっと拝見しておったのですが、たとえば委員の名前を呼ぶ場合でも、あるいは答弁者の名前を呼ぶ場合でもきわめてあいまいで、そこで坐っておられるのですけれども、ちょこちょこ口を動かすだけで全体の運営に対する委員長の発言は聞きとれないのですよ。先ほども、要するにもうすでに豊田委員に対しては剱木理事が耳打ちをして、そうして総理がいなくなるけれどもどうだという個人的な取引をしている。それで豊田委員は、最初に総理が用事があるそうだということを前提にして、一括質問されたのです。しかしわれわれはそういうことを知らない。しかし少くとも社会党の理事でさえ知らない、そ……

第31回国会 議院運営委員会 第23号(1959/04/02、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、この最低賃金法というのは、内容はとにかくとして、まあ画期的な意義があると思うのです。ですから、この法案を二月二十六日に本院に回付されたとしても、これは慎重の上にも慎重を尽してやるというのが、これが私は民主国会の建前だと思うのですよ。しかも会期は五月二日まであるのですよ。ですから、これが会期があさって、しあさってになったなら、これはわかりますよ。ある程度理屈は成り立つと思うのですよ。しかし、まだ一カ月も会期があるのに、なぜ急いでこういう重要な審議を打ち切ろうとするのか。私はきのう傍聴してみましたが、少なくとも、わが党の委員からいろいろ質問があります。まだずいぶんあるのです。通告……

第31回国会 逓信委員会 第2号(1958/12/16、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、電電公社の副総裁に、工作工場の問題について御質問申したいと存じます。  工作工場問題は、何回か本委員会におきましても問題になつたのでありますが、特に総裁、副総裁がおかわりになって、新副総裁に十月十六日の日に私その後の経過をお尋ねしておったのでありますが、その後さらに組合との交渉等も持たれたようでありますが、どんな経過になっておりますか、その大要を一つお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 概括的な御説明はわかりましたが、むしろ非常に広範囲ですから、もう少し基本的な問題について二、三、項目別に御質問をしたいと思いますが、まず最初に、決定を見ました長期運営計画、工作工場の……

第31回国会 逓信委員会 第4号(1959/02/06、4期、日本社会党)

○鈴木強君 今の問題ですがね、私も今度大阪方面を視察してみましてつくづく感じたのですが、今、横川委員のおっしゃったように、昔は逓信省の中で同じようにやってきた職員なんです。それが二省分離前にああいう形で総理府に持っていかれたりして、電波関係は非常に紆余曲折を経てきているんですが、現実に現在の電波職員の待遇の面を見ますと、約二、三千円の差があるんです。定員その他の措置についても、われわれが口をすっぱくして言うんだけれども、事業量は何倍もふえておっても、定員措置は逆に減ってきているという現実が出てきている。最近における電波行政を懸命に努力しておる諸君に対して、ほんとうに相済まぬと私たちは思ったので……

第31回国会 逓信委員会 第5号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣に最初にお尋ねしたいのは、電電公社の制度のあり方についてでありますが、私は今回大臣の概況の説明を伺いました。さらにまた、大橋総裁の説明を聞いたのでありますが、特に電電の場合でありますが、公社が発足をしてすでに七年目に入つたのであります。この間、新しい経営形態を日本に、先輩の国鉄とあわせて電電公社が取り入れまして以来、本来の立法精神、要するに公社法の精神というものが私は最近くずれつつあるというふうに考えざるを得ない。特にこれらの点につきましては、すでに昭和二十九年に、町の吉田内閣に対して、公共企業体合理化者議会から答申が出されておりますし、さらにまた、昭和三十二年の十二月二十五日……

第31回国会 逓信委員会 第9号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○鈴木強君 時間の関係で、午後から公聴会も予定していますから、二つほど電電公社の当局にお伺いをしておきたいと思います。  その一つは、たびたび今回、本委員会におきまして問題になりました工作工場の基本方針についてでありますが、前回私が、その後の交渉経過は、どうなっておりますかお尋ねをした際に、九項目の了解点に達して、組合側と電工三号の問題については妥結をした、そして今後具体的な問題について団体交渉に入っていく、こういうお話でありました。そこで私は、非常に何回か問題になりました問題が、労使の妥結を得た限りにおいては、われわれはそれを了承いたしますが、問題は、今後の工作工場の長期基本的な通常方針とい……

第31回国会 逓信委員会 第11号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は個々の改正条文に入ります前に、一つこの際郵政大臣の御所見を承わっておきたいことがございます。それは前回の委員会で森中委員からも御発言があったようでありますが、今回の放送法改正に至るまでの経緯について、吉田内閣の末期ごろよりこの放送法改正の問題が出て参りましたが、そのねらいは諸般の情勢から当時放送に対する政府の監督権を相当に強化していこう、こういう基礎があったと思います。その後臨時の放送法改正審議会等が持たれまして、政府としても慎重に扱い方を検討したようでありますが、一変、三変、四変と変りまして、二十八国会に提案されたものがさらにまた修正されて今回出て参りましたが、今のところきわ……

第31回国会 逓信委員会 第12号(1959/03/11、4期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣がまだお見えになっておりませんので、その間NHKの理事者の皆さんに御質問を申し上げたいと思います。  その一つは、今回の法改正によりましてNHKの理事がふえて参ります。この点について私また大臣にもご質問申しますが、一応そのNHK側のこれに対するお考えをお尋ねしておきたいと思いますが、現在まで三名の理事の方々で相当膨大な放送業務をあずかっていただいておるわけですから、御苦心もあったと思いますが、しかし今回大幅に理事をふやすことになるわけでありますが、その際今予定をされる理事は何名になりますか。原案が修正されて七人以上十二人までになっておりますね、従って、その幅が多少そこにあるわけ……

第31回国会 逓信委員会 第14号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、電電公社当局さらに郵政大臣に対して、二つの問題について御意見を承わっておきたいと思います。  その一つは、今日、日本に駐留する米軍基地内における電話のサービスを、行政協定さらに労務協約に基き公社が提供しております。この問題をめぐって最近新聞紙上等にも報道されているような、米軍が公社職員をシャット・アウトするという重大問題が出ておりますので、この問題について、一つ意見を承わりたいと思います……今外務省アメリカ局長がお見えになっておらないようですからこの問題はあと回しにします。  その次に、公社が今日公社の経営上の御都合であろうかと思うのでありますが、その点が非常に不明確でありま……

第31回国会 逓信委員会 第17号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○鈴木強君 NHKの予算の承認を求める案件がていあんされておるわけでありますが、特に、ことしの場合は、ラジオの聴取料金の値上げが出されておりまして、非常に国民としては、重大な関心を持っておるところと私は思います。  従って、最初にお尋ねしたいのは、現在のNHKの資産の現況ですね、まあわれわれも非常にNHKの経営状態が、きわめて困難な状態にあることは率直に認めておりますが、特に料金値上げを今回するに際して、国民、NHKの資産の状況がどういうふうになっているかということに、非常に関心を持っておると思います。ですから、一つ現実をここへさらけ出していただいて、どういう状態かを、まず御説明いただきたいと……

第31回国会 逓信委員会 第19号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○鈴木強君 大へん大蔵大臣お忙しい中を恐縮でございましたが、本委員会は、目下三十四年度のNHKの予算の審議をいたしておりまして、月末も近くなっておりますので、審議の促進をはかる意味におきましても、御出席をいただいたわけであります。非常に時間――お忙しいようですから、私簡潔に三点だけお伺いをいたしますが、まず第一番にお尋ねをしたいのは、国際放送についてでありますが、御承知の通りNHKは、放送を通じて日本の政治、経済、文化とあらゆる各般の実情を世界に認識をせしめ、放送を通じて国際親善に寄与する。さらにまた全世界にたくさんおります邦人に対して、なつかしい祖国の事情に触れしめる、こういう意味から参りま……

第31回国会 予算委員会 第5号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行について。  私は、この際、本予算案の審議の態度について、政府と並びにその与党に対して反省を求めたいと思います。  昨日から総括質問の審議に入ったのでありますが、実は私、昨日の冒頭に、政府に対しても注意を喚起したいと思っておったのでありますが、実は遠慮しておりました。御承知の通り、昨日は十時半から開会をするという予定になっておりましたにかかわらず、総理以下政府の皆さんが出席ができないために、十五分間開会が延びております。なお、きのうの議事進行を見ておりましても、矢嶋委員からも御意見がありましたように、政府の予算に対する態度が、もうすでに衆議院を通過している段階で、何かしら参……

第31回国会 予算委員会 第8号(1959/03/09、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。ただいまの荒木委員の質問に対して、総理並びに労働大臣から、ILO条約八十七号を批准すべきである。従って現在の公労法四条三項は、これは廃止しなければならない。こういう御意見を承わりました。そこまでは、私は非常に政府の態度は明確だと思うのですが、しからば、先般緑風会の田村委員からも質問がありまして、労働大臣からお答えがあったので、私はちょっと納得できないのは、少くともILO八十七号の批准については、すでに一九四八年ですね、この条約が決定されて以来十年間というものは、日本政府が批准をサボっておった。特に一年前から、この問題については非常に熾烈な要望になり、今日どうしても批准しな……

第31回国会 予算委員会 第9号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○鈴木強君 五日間の総括質疑を通じて、きわめて重大な憲法第九条にからむ国防問題、なかんずく核武装の問題と海外派兵の問題につきまして政府部内の不統一、さらにまた憲法第九条の疑義を私たちは持っております。従いまして、この際私は総理、防衛庁長官、官房長官、外務大臣、これらの方々に質疑をいたしたいと思います。  その一つは、去る九日の本委員会において伊能防衛庁長官はわが党矢嶋委員の質問に答えて、着弾距離が四十キロ程度のオネスト・ジョンは核弾頭をつけても、自衛のために、攻撃的なものでなくて防御的なものとして使用し得る、こういうふうにまあお述べになったのであります。これは私非常に重大な発言だと思うのであり……

第31回国会 予算委員会 第11号(1959/03/16、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して……。今、西田委員から、国鉄の五ヵ年計画に対して御質問がございましたが、私も西田委員と全く同じ考え方を持っておりますが、当初出された五ヵ年計画が国会の承認を得て逐次まあ遂行中でありますが、東海道新幹線の問題は、これはもう当時から予想され、その必要性は国民が認めておったものでありますので、当然今お話に出てくるのはわかりますが、少くともその五ヵ年計画遂行途中においてこういう問題が出て参りますと、非常に最初に出ました国鉄の五ヵ年計画に対する国民の疑義というものが出てくるわけだと私は思うわけであります。そこで今お話中でわかりましたのは、五ヵ年計画は五ヵ年計画として推進していく、しか……

第31回国会 予算委員会 第14号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長、議事進行。
【次の発言】 今、高田委員から委員長に要求しておるのは、さっき荒木委員の質疑の中で、高田委員は関連質問を要求したわけです。委員長がそれをなぜ許さないかということを聞いているわけだから、委員長はそこで弁明しなさいよ。そうしなければ議事は進行しませんよ。
【次の発言】 関連。
【次の発言】 簡単に御質問申し上げますが、二つあるのですが、その一つは、先ほど荒木委員の御質疑の中で、自衛権の問題で、自衛権は憲法で認められておる。従ってその自衛権を行使する場合、これは緊急の場合にこれを排撃する実力だと、こう言っておる。荒木委員は武力ではないか、こういう質問をしたのですが、あ……

第31回国会 予算委員会 第15号(1959/03/20、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連……。
【次の発言】 電電公社が発足をして、七年たっております。今、経営の実態は、総裁から、また郵政大臣から御説明があった通りだと、私は信じております。  そこで、大蔵大臣にちょっと、私は大へん僣越ですけれども、申し上げておきたいことは、第一次五ヵ年計画が、約四千百億の資金計画で発足しました。ところが、その計画を国会で承認する際に問題になりましたのは、現在の設備負担法は、時限立法でありまして、三十五年度には、これは切れます。しかもこの立法は、一度延期をいたしまして、今後、こういうことのないようにという強い国会の意思表示で、付帯決議として加えられて通過したわけであります。  です……

第31回国会 予算委員会 第18号(1959/03/30、4期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行。  ただいまの問題につきましては、われわれが、本予算を審議する過程におきまして、自衛権の問題をめぐって、憲法第九条の解釈は、何回か政府と激突してきて参っておるわけです。少くともこの問題が、従来、政府が主張して参りました考え方と、全く相反する判決の要旨になっている以上、われわれとしては、この予算審議は、そういった基本問題が明確にならぬ限りにおいては、応じられない。  そこで私は、この愛知法務大臣は、なるほどそういう権限もないでしょう。しかし事は、その東京地方裁判所で、けさ十時に開廷されて、そこで言い渡された判決でありますから、こういう重大な問題に対して報告する義務があるとか……

第31回国会 予算委員会 第19号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○鈴木強君 関連です。
【次の発言】 今、わが党の羽生委員からお話がありましたように、私も冷静に笹森先生の御意見を承わっておりましたが、その根底を流れる思想が、やはり日本国民の悲願である対中共との国交回復に対する理解が私はないというふうな判断をしたのであります。従って、そういう今羽生委員の質問でありますが、この際、岸総理に私は明確に伺っておきたいのでありますが、なるほど日華の間に国交が回復をされておりますが、しかし、今御発言がありましたように、六億の人口を有する中共は、名実ともにただいま中国として現存しておるわけです。これに対して国交の回復をし、貿易の再開をしようというのは、これは全国民の悲願……

第31回国会 予算委員会 第20号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。一つだけ総理にお尋ねをしたいと思いますが、非常に問題になっております砂川基地の東京地裁の判決に対する政府の態度でありますが、今度跳躍上告ということを正式にきめたようであります。で、私たち考えまするに、現在の三審制度をこういう問題こそ生かされて、できるだけ一審、二審、三審と順を踏んで、事が重大であるだけに、その判決を求めていったらよかろう、こういうようなのが私は国民の大多数の考えておることだと思うのですね。ところが、いろいろ見方もあるようでありまして、あるいは、こういう問題ですから、できるだけ早い機会に一審をくつがえす結論を出して、安全保障条約の交渉やあるいは選挙等……

第31回国会 予算委員会 第21号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長、関連質問。
【次の発言】 総理に、さっきの戦闘機種決定の問題についてお尋ねしておきたいんですが、総理の御答弁を聞いておりますと、国防会議の議長として当時おきめになったのグラマンの機種決定は、内定であるということをおっしやるので、それならば内定ということでしょうが、しかし、内定という言葉が非常に軽く私には受け取れてしょうがない。少くとも、いろいろ問題である機種の決定をするわけですから、かりにそれが内定でありましても、将来幾つかの問題点が不明確である場合に、そういう問題がかりに克服できるとすればこれにしようと、こういうことをきめる場合もあるでしょう。しかし、もっと徹底的に、どう……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 逓信委員会 閉会後第3号(1959/09/10、5期、日本社会党)

○鈴木強君 これは午後から大臣に私質問しようと思っている点でありますので、NHKの皆さんに質問するのはどらかと思いますけれども、関連性があるからちょっとお尋ねしておきたいと思いますが、ことしの五月の末にアメリカのATTと日本のKDDの間に太平洋横断の海域同軸ケーブルの敷設に対する八項目の意見一致した点があるようでございます。おそらくごらんになっていると思いますが、これの是非について私たち別に意見がありますが、ただNHKにちょっとお尋ねしておきたいのは、カラーテレビの今の問題とも関連があると思いますが、将来対米、対欧、世界的なネット・ワークの中に日本のテレビジョンも入っていく、こういう構想は当然……

第32回国会 逓信委員会 閉会後第4号(1959/10/09、5期、日本社会党)

○鈴木強君 今度の台風の被害は、特に伊勢湾台風、さらにそれに先だって参りました六号、七号の台風等の被害が非常に甚大になっておるわけでありますが、もちろん台風は天災でありますから、人為的にこれを防ぎ得るということについてはいろいろ問題があるでございましょうが、大きく言うと、平素日本の治山治水が政策的に非常に欠除しておった、こういうことが言えると思います。私はきょうそういう問題をここで論議しようとは思いませんので、とりあえず、今御説明のありました中の電気通信関係と電波関係について二も三質問をしておきたいと思います。  その前に、私たち現地をつぶさに視察してみまして、特に電通関係の災害復旧については……

第32回国会 予算委員会 第2号(1959/07/03、5期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行について一言委員長にお願いしておきます。われわれは従来の慣習として委員の質疑に対して関連的に質問は許されておりました。われわれは議事進行上質問者の終了するまではじっと聞いておって、なおかつ不明確の場合にはお聞きしようと思いまして私は手をあげたのです。委員長はさっきのあいさつにもありましたように、できるだけ公平にやるということでありますが、私は絶対にこれは公平にやってもらいたいと思いますし、議事進行についてはそういう配意をしていただいて、一つ認めていただきたいと思います。  それでこの安保条約の改定の問題は今国民の一大関心事になっておるわけであります。この論争は長いこと国会で……

第33回国会 外務委員会 第18号(1959/12/15、5期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、ベトナムの貼償問題に非常に関係があると思われます二つの問題について、藤山外務大臣以下に御所見を承っておきたいと思います。一つは、南ベトナムにおいて米軍の軍事顧問団が極超短波による無線通信設備を設置するために、その測量調査を日本電電公社に依頼した、この問題であります。それから、もう一つは、ビルマとの賠償はすでに済んでいるわけでありますが、本年四月に再度ビルマから再検討の要求が出ておりますが、その問題に関連をしてお尋ねをしたいと思います。  最初に、極超短波の南ベトナムにおける施設の問題でありますが、これは藤山外務大臣も一つ十分にお聞き取りをいただきたいと思いますが、昭和三十二年……

第33回国会 逓信委員会 第2号(1959/11/12、5期、日本社会党)

○鈴木強君 電電公社の質問をする前に、ただいま郵政大臣から所管事項の説明がなされたのでありますが、私は今光村委員からもお話がありましたように、少なくとも国会に臨むに際して、郵政大臣の所管事項の説明ということは、前例から見ましても、非常に重大な全逓との現在の紛争等のことについてもお考え方が今まで述べられておったわけでありますが、今回は故意かどうかわかりませんが、全然触れられておりません。その中で今二百五十円の問題も出たのでありますが、国民が非常に心配をしておりますのは、きのうですか、新聞等に発表されましたように、非常勤三百万人かを動員してやるというようこともいわれておりますし、それから産経新聞な……

第33回国会 逓信委員会 第5号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○鈴木強君 一つだけ、基本的な問題で協会側にお聞きしておきたいと思いますが、三十二年度協会の予算を審議する際に、御承知の通り当時NHKの経営全体が財政的に非常に困難な時期であったと私は思うわけであります。料金値上げも、その当時まだ具体的に出ておりませんでしたし、そういうわけで、われわれ予算を審議する際に、減価償却も十分見られないというような予算でありましたから、非常に心配しておったわけでありますが、幸い協会の会長以下、皆さんの御努力で、どうにか支障のないようにやっていただいたと思いますが、しかしその間、相当な御不便もあったと思うわけであります。ですから個々の問題を問う前に、この報告をなされるに……

第33回国会 逓信委員会 第6号(1959/12/02、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連をして、私は大臣に申し上げたいと思います。  大臣の説明が、私は気に食わぬのです。食わぬと言うと、大へん失礼ですけれども、少なくとも今お話のあるように、二度も、あなた方が提案したものが、審議未了になって今日にきている。  なるほど、予算は、私も参画しましたか、その当時から、問題がたくさんあったんだが、最初は、官房長のランクはなかったのです、予算書の中に。どこに入っているかというと、局長の中に入っているということは、ずさんきわまりないです。それで当時、官房長の性格を私たちは委員会で質問しておるのです。どういう性格でどういう仕事をするのかということを説明を聞いたのです、今大臣のおっ……

第33回国会 逓信委員会 第7号(1959/12/03、5期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣、御就任になられて以来、郵政事業並びに電気通信、電波等のお仕事に対して、いろいろ御検討いただいていると思うのですが、きょう私は、あなたに最初にお尋ねしたい点は、前回にもちょっと触れましたが、日本電信電話公社が発足をして、ちょうど満七年を経過いたしました。その間、公社の経営が、公社法上に基づいて熱心にやっておるわけですが、いろいろな隘路もございまして、今も総裁から、第二次計画の拡大修正をしなければならない経緯について、さらに御説明があったわけでありますが、まことにごもっともな御意見だと、私たちは思うわけであります。  しかしそういう拡大修正をかりに公社が踏み切ったとしても、政府全……

第33回国会 逓信委員会 第8号(1959/12/09、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。大臣にお尋ねしたいのですが、せんだっての森中委員の本会議における質問に対して、今質疑のありました三六協定を締結した局の数、パーセンテージでお示しになったのですが、そういう意図がちょっと私はわからなくなってしまったのですが、大へん大臣は自信のきわめてある答弁をされたわけですが、年賀郵便は絶対に大丈夫だと、こう国民に安心を与える意図をもってやったのだと思いますが、しかし、われわれ静かに本会議で大臣のお気持を伺っておって、非常に心配したことは、はたしてほんとうに、あなたが言明をされるように、例年通り元日に年賀はがきがくるかどうか、それに対しては大臣はそうおっしゃるが、わ……

第33回国会 逓信委員会 第9号(1959/12/10、5期、日本社会党)

○鈴木強君 本日は、アジア通信協力会の近勝理事長に、お忙しい中をおいでいただきまして、厚く感謝を申し上げます。当委員会として、従来しばしばわが国の国際通信政策のあり方について、郵政当局の意見をただして参ったのでありますが、この点についてはまだ郵政大臣から、その基本的な政策のあり方についても御意見を発表されることになっておりますが、今日までなさっておりません。きょうは幸い佐藤政務次官もおいでいただいておりますが、ちょうど大臣がITUの会議に御出席で、この委員会においでにならなかったときも、この問題についてかなり論争いたしましたが、佐藤政務次官の方から、たって大臣も御不在であるし、事は重大であるの……

第33回国会 逓信委員会 第10号(1959/12/17、5期、日本社会党)

○鈴木強君 簡易郵便局法に関連をして、特定局制度全般に対する今後の基本的なあり方ですね、こういう問題は当然考えておると思うのですが、たとえば田中角榮大臣当時に出た四等郵便局制度なんていうのもございました。われわれは、特定局制度自体に対して非常に問題があるわけでして、将来もう少し基本的に、政府が普通郵便局と同じような経営にしていただくように念願をしておったわけでありますが、先般制度改正に対する調査会等も持たれていろいろ御審議をいただいたようでありますが、一体この特定郵便局、簡易郵便局を含めて、将来制度をどういうふうに持っていこうとしているのか、この際お尋ねしておきたいと思います。

第33回国会 法務委員会 第5号(1959/12/11、5期、日本社会党)

○鈴木強君 法務大臣に最初にお尋ねしたいと思いますが、容疑者になった場合とか、あるいは被疑者の場合ですね。皆さんもそうですが、その人たちに対して呼び捨てにしているのですね、たとえば鈴木なら鈴木、呼び捨てにして、名前を、容疑者、被疑者に対する、あなた方の方では何々と呼び捨てにしているわけです。それはどういう根拠に基づいてやっているのですか。
【次の発言】 たとえば……。
【次の発言】 こういうことですよ。たとえば小倉警視総監もさっき答弁の中で、まあたとえば山花秀雄氏と言って、氏ということを、あとの方は皆呼び捨てにしているのだ。だから容疑者とか被疑者になった人に対して何々というように呼び捨てにする……

第33回国会 予算委員会 第4号(1959/11/17、5期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長、要求大臣、全部来ておりますか。
【次の発言】 私はおもに災害関係について質問いたしたいと思います。  最初に、審議の参考にしたいと思いますので、先般、総理は各国を視察されましたが、それらの国々において、特に防災政策と申しますか、そういった点についてどういうふうにやられておりますか、お調べになりましたら一つお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 非常に残念に思います。少なくとも、外遊される場合に、いろんな目的もあると思いますが、特に、日本のような災害の多い国では、従来からその点が指摘をされておったところですから、ぜひ見て来ていただきたかったと思うわけでありますが、これ……

第33回国会 予算委員会 第5号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行。委員長、要するに、亀田委員が十六日に発言した質問の中で、極東の範囲について藤山さんに質問したわけですね、そのときに藤山さんは、亀田委員が中共の奥地あるいはソ連等も含まれるかと、こう聞いたのです。そうしたら、その通りだと答弁したのですよ。そこで今、私はそう答弁していないと藤山さんはおっしゃっておる。だから食い違いが出てきておるから、その点を明らかにすること、こういうふうに秋山委員が要求しておるのです。それで、藤山さんのほんとうの真意がどこにあるかということが、外務省から出した声明の中にはっきりあるのです。これは幹事長が書いたそうですが、ここにこう書いてあるのです。「すなわち……

第33回国会 予算委員会 第6号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。通産大臣の御答弁は今度の総括質問の中でも非常に不親切ですよ。慎重論をとられることはわかります、その点についてはようわかりますが、しかし、もう少し日本の経済の今後の見通し等に十分触れられて、そうしてその具体的な御答弁をいただきたいと思うのですがね。私は三日間こう聞いておって、非常にぶっきらぼうに一言二言言って引っ込んでしまう。そういうようなことではわれわれは審議ができませんから、もう少し親切に答弁してもらいたいのです。  そこで、あなたの本会議における石炭問題に対するわれわれの質問に対して、現在の炭主油従政策は堅持していく、こういうことをあなたはおっしゃっている。それならば、炭……

第33回国会 予算委員会 第7号(1959/11/20、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。原子力が非常に発達をして、これが軍事的な方面に使われておるわけでありますが、それと同時に、平和的な利用の方向にいっていることは非常に喜ばしいと思うのでありますが、そういう場合にどうしても放射能の洗礼を受けた日本の場合ですと、そういう人的な影響をなくするような方法を積極的にとらなきゃならぬと思うわけです。実は今度この原子炉が入ってくるということになりますと、有事の場合は、いろいろな問題がありますから、できるならばヨーロツパあたりでもある国ではもうすでにちょうどキリスト教の人たちが十字架をかけているように、首に放射能防止の何か標式をつけておるのですね。そして放射能が、……

第33回国会 予算委員会 第8号(1959/11/21、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。文部大臣ですね、被災地の学童の健康状態をわれわれは心配しているのですが、特別に健康診断をおやりになりましたか。やらぬとすれば早急にやる意思があるのか。
【次の発言】 やったかどうか。やってなければやるか。
【次の発言】 私はね、この保安検査の点で先ほど質疑がございましたが、非常に通産省の答弁が無責任だと思うんです。きのうも、検査を十分にして、その結果、施設その他については問題ない、こういう答弁を秋山さんに言われた。しかし、その検査も五月にやったというようなことで、非常にずさんです。もしその検査が完璧であるとすれば、どうしてこういう空前の大惨事が起きたか。きょういただいた資料を……

第33回国会 予算委員会 第9号(1959/11/25、5期、日本社会党)

○鈴木強君 私はきのうのこの委員会の運営について、院の権威にもかかることですから、委員長に一応所信を承っておきたいと思うのです。御承知の通り二十一日の土曜日の日に委員長がそこでお読み上げになりまして、この委員会で確認されておりますように、少くとも昨日は午前中外務大臣の御出席をいただいて、終了を目途にしてやるということが確認されておった。ところが昨日はわれわれは十時から始めるつもりでおったところが、こういう両党の話し合いと委員長がそれに基づいて確認したことが実際には実現できなくて、とうとう災害予算が一日間ブランクになった。この責任は私は非常に重大だと思うのですよ。私はこの院の権威として、委員長が……

第34回国会 逓信委員会 第2号(1960/02/25、5期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣が今席におらないようでございますが、私の質問は大臣に関係がございますので、御出席がないとちょっとできないのですが……。
【次の発言】 で、その前にごく簡単な問題ですが、一つ、二つ、太平洋海底同軸ケーブル以外の問題で質問いたしたいと思います。
【次の発言】 電電公社の方にお尋ねをいたしますが、現在公社では指定管理職に対して月額調整手当として支給しているようでございますが、それはどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 それは公社の内規といいますか、一つの通達といいますか、そういうものによって支給されているのてございますか。

第34回国会 逓信委員会 第3号(1960/03/03、5期、日本社会党)

○鈴木強君 私、十分間くらい時間をいただきまして、テレビジョンの問題はあとにいたしますが、電電公社の方にちょっとお尋ねをしておきたいと思います。  総裁、われわれ国会で電電公社の事業について調査をしておるわけでありますが、そういう際に、この委員会で調査事項としてあげられた問題で委員の希望条項とか、いろいろな意見が出て参りますが、そういうものは公社は尊重をする建前をとっておられるのでございますか。
【次の発言】 でき得るかぎり尊重するという御方針であることがわかりましたが、そこで、ちょっと私ふに落ちないのは、二十五日の委員会で、電電公社が今行なおうとしておる就業規則の改正と、これに伴う労働協約の……

第34回国会 逓信委員会 第7号(1960/03/17、5期、日本社会党)

○鈴木強君 本日は電電公社の経営委員長古野さんには、公私御多忙のところ御出席をいただきましてまことにありがとうございました。  なおまたこの機会に委員長としてたえず電電事業の拡充発展のために御尽力をいただいておりますことについても、深尽の感謝を申し上げておきたいと思います。  きょう私は電気通信事業の経営一般について質問をいたさんとするものでありますが、最初に吉野委員長にお尋ねをいたしたいのでありますが、御承知の通り日本の電気通信事業が明治二年発足以来、終始国有、国営として運営されて参ったのでありますが、昭和二十七年の八月一日、国鉄、専売に次いで公共企業体の経営方式に移行いたしました。自来八年……

第34回国会 逓信委員会 第11号(1960/03/30、5期、日本社会党)

○鈴木強君 協会に一つだけ伺いたいのは、昨年法律改正をいたしまして、この放送協会の理事と経営委員をふやしたのですがね。その後こういうような措置をしてから、協会の業務運営上どういうような長所、利点がございましたか。それをちょっと簡単でいいですから。

第34回国会 逓信委員会 第12号(1960/04/06、5期、日本社会党)

○鈴木強君 私もこの際、ただいまの野上委員の発言に関連をして、ぜひ郵政大臣の率直な意見を承っておきたいと思います。  もちろん、今度のNHK予算、さらにまた、電信電話設備拡充の暫定措置法案等が軌道に乗りませんことは、大臣も今言われておったように、少なくとも大臣の基本的な心がまえが、三権分立の上に立って、国会の審議権というものを尊重していくという立場に立つと思うのですが、その際に、大臣の態度が非常に国会軽視というふうに、われわれが残念ながら断定しなければならぬような態度が往々にしてあるわけです。私は、予算委員会でもあなたに、カラーテレビの本免許に踏み切る場合、自由民主党の内部ではどうなんだ。政策……

第34回国会 逓信委員会 第13号(1960/04/07、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。職員局長のさっきの御答弁の中に、郵政職員等の給与の問題について野上委員から質問があったわけでありますが、その際どうもようわからぬ答弁をされたので、一つ念のために伺っておきたいと思いますが、きのうも公社職員の給与のあり方については質疑がございました。  で、第三十条は、ここにも書いてありますように、「職員の給与は、その職務の内容と責任に応ずるものであり、且つ、職員が発揮した能率が考慮されるものでなければならない。」、「前項の給与は、国家公務員及び民間事業の従業者の給与その他の事情を考慮して定めなければならない。」、こう書いてあるわけですね。ですから、私は第三十条とい……

第34回国会 逓信委員会 第14号(1960/04/08、5期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に総裁にお尋ねをいたしますが、今第二次五カ年計画の拡大修正に公社が踏み切りまして以来、そのかなめをなす資金調達の面、さらにまた、それとあわせて、そこに働く職員の労働条件の向上ということが、この法案を拝見してみた場合、どうも職員の労働条件の向上ということがほとんど見られないように思うわけであります。今、組合からも要求が出されて、公社も団交を進めておるわけでありますが、不幸にして昨日も交渉が妥結をしておらない、こういう状況にございます。そこで私たちも非常に東大関心を持って問題の解決を見守っておるわけでありますが、どうも昨日の交渉後の組合の動き等について、公社はかなり強い態度で、弾圧……

第34回国会 逓信委員会 第15号(1960/04/12、5期、日本社会党)

○鈴木強君 今、大臣から昨年以来の保留になっておった二つの点の御答弁がなされたのですが、何というのですか、経過報告みたようなもので、郵政大臣としてどうあるべきかという御所信ははっきりしないのですね、これは私は非常に不満です、その点は。ですから少し質問をしてみたいと思いますが、まず対外通信政策についてでございますが、通信のオペレーションの方ですが、オペレーションの方については、これからまあ十年なり十五年先を見越した場合に、現行の短波による通信連絡というものがどういうふうな形になっていくのでございますかね。それで今度有線の海底同軸ケーブルを布設するということは、そういうこれから先の通信網というもの……

第34回国会 逓信委員会 第16号(1960/04/13、5期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは最初に公社の拡大計画の修正に伴って今後工事態勢がどのようになってきますか、お伺いをしたいと思いますが、御承知の通り公社も成立以来非常に努力をされて、電話の今日の需要供給のバランスのとれません点を、積極的に施策の面に反映をして、解消の方向に努力をしていただいているのでありますが、年度決算を拝見してみますと、どうしてもその工事が翌年度に持ち越されるという事実がございますので、もちろん、数百億の建設資金でございますから、ある程度の繰り越しはわれわれとしても了解できるのでありますが、少なくとも百億近い繰り越しのあることについては、予算を通して、われわれから見るとどうも納得のいかぬ点……

第34回国会 逓信委員会 第17号(1960/04/14、5期、日本社会党)

○鈴木強君 今の久保委員の質問に関連して、資料を一つ作っていただきたいと思うのですが、それは昨日、米沢さんお見えになっておらなかったものですから……。一つの研究をされて、そして、これはたとえば、たとえばの話ですが、IBMならIBM、電子計算機なら電子計算機を研究する、これに要した費用、研究のために使った費用、それが幾らになるか。これは大きなやつだけでいいです。幾つか例をあげていただいて、それから今度は、それをメーカーに公開をして品物を作ってもらうことになると思うのです。その際に、パテントの使用料にかわるような形で、何か三%くらいの、年間通じて総発注量に対して、パテント料というか、そういうふうな……

第34回国会 逓信委員会 第18号(1960/04/19、5期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律案の原案と、ただいま自民党の鈴木委員から提案のございました修正部分に対し、絶対反対の立場を明らかにして、討論を行なわんとするものであります。  まず私は、具体的な反対理由を申し述べる前に、公共企業体経営の問題点について指摘し、政府に対し、厳重なる警告と反省を求めておきたいと思います。  御承知の通り、わが国の電通事業は、明治二年に国有国営の形態をもって発足し、昭和二十七年八月に日公共企業体経営に移行されたのであります。しかしながら、今静かに過去八年間の歩みを振り返ってみるときに、公共企……

第34回国会 逓信委員会 第21号(1960/05/19、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいま議題となりましたその公社法の一部改正法案であります、が、すでにこの七十二億の外債の募集については、予算総則で予算委員会の際に通っておるわけでありますが、予算委員会においてこの問題に対して詳しく質疑ができませんでしたので、私二、三質問をしておきたいと思いますが、まず、大臣にお尋ねいたしたいのは、日本のこの電信電話事業というものが、公社発足以来もうすでに八年たっておりますが、かなりの実績をおさめつつも、なおかつ需要供給のバランスがとれないという事態にあることは私たちもよく認識しております。そこで今年の予算の編成に際しましても、御承知の通り、自由民主党、社会党、それぞれ特別の委員……

第34回国会 予算委員会 第3号(1960/02/09、5期、日本社会党)

○鈴木強君 今、視察の報告を伺ったのでありますが、きょうはたまたま衆議院の予算委員会がございまして、政府関係者は一人も見えておらないわけです。本来なら政府関係者の御出席をいただいて報告をし、視察の結果、政府当局に要望をされる点もたくさんあるわけですから、そういう点も聞いていただきたかったのでありますが、それもできませんので、一つこれらの詳細な報告もあとから出ると思いますので、問題点として政府に要望されている点等につきましては、一つ機会を改めて政府当局の御見解等も承りたいと思うのです。そういう点を一つ委員長の方で時期を見て善処していただくようにお願いしておきます。

第34回国会 予算委員会 第4号(1960/02/17、5期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長……。
【次の発言】 委員長、発言を求めてい  るのです。
【次の発言】 委員長、おかしいじゃな  いか。議事進行。
【次の発言】 今こちらから要求しておる資料に対して、主計局長と大蔵大臣からお答えがあったのですけれども、われわれ実際審議する場合に、明細がないとやりにくいと言っておるのです。ところが、あなたの方では資料が膨大なので、質疑を通じてできるだけその内容を明らかにする、こういうことをおっしゃっているのです。しかし、われわれはそれをほしいのです。きょうとあしただけの審議ですから、大蔵省が人手がなくてどうにも間に合わぬというなら、こういうときにはアルバイトを雇って下さい。……

第34回国会 予算委員会 第5号(1960/02/18、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。今の日ソ共同宣言の中の極東という地域を、どういうふうに解釈しているかということを聞いているわけですね。それで、それをやはり一つ明らかにしてもらうことが大事だと思うのです。それから、私はそれに関連をして、総理大臣と外務大臣にお尋ねをしたいのですが、今度の新安保条約の締結に際して、皆さんはアメリカ側と十分連絡をとって、極東の範囲についてもおきめになった。こういうことで、日米間においては、その見解に相違はない、こう今総理もおっしゃったのですね。ところが、われわれが奇異に感ずるのは、一月の十九日に調印をされてお帰りになった後の衆議院段階における質問を聞いておりましても、最初は沿海……

第34回国会 予算委員会 第6号(1960/02/29、5期、日本社会党)

○鈴木強君 あとで一括して。
【次の発言】 ちょっと質問したいのですが、昨年の災害時に、各省庁の皆さんが大へん御苦労いただいたことについて、私改めて敬意を表しますが、今御説明をいただきました中で、二、三質問したいと思いますが、その一つは、山本河川局長にお尋ねいたしますが、山梨県のあの富士川と、それからあの早川の合流地点の中富町というところがありますが、そこの被害がかなり――耕地が約二町歩ぐらい流れているのです。堤防も決壊しまして、私もきのうちょっと現地を見てきたのですが、非常に他の場所と違って工事がおくれているのですね。で、対岸の宮木というところはかなり補修ができまして、それからその向こうの早……

第34回国会 予算委員会 第7号(1960/03/04、5期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行について。政府にただしたいことがございますので……。三つほどありますから、逐次一つお答えを願いたいと思います。  その一つは、すでに衆議院において予算が通過をしておりますが、予算に関係をする法律案の提出が非常におくれております。これはまことに私は遺憾なことだと思うわけでありますが、今残っている予定法案は幾つなのか、そしてそれはいつ国会に提案するのか、その時期をはっきりしていただきたいということです。  それから二つ目には、御承知の通り内閣が予算の編成権を持っておりますが、その毎会計年度の予算の提出については、財政法二十七条によって、「前年度の十二月中に、国会に提出するのを常……

第34回国会 予算委員会 第8号(1960/03/05、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。この問題は非常に重大でありまして、私は昨年の三月のこの委員会で岸総理大臣に所見をただした。ところが今聞いてみますと、赤城防衛庁長官とは食い違いがあるのです、考え方に。私はあのときに、事前協議と海外派兵の問題で岸総理に質問しました。具体的に例を引いて、たとえば日本が奇襲された、これに対して報復的に出て行く。最初それではIRBM、ICBMでもって日本が奇襲を受けたときの基地をたたくときは、これは海外派兵になるかといったら、ならぬと言った。戦闘機でもって敵地の上空まで行つやることはどうだと言ったら、それはならぬとあなたは最初に言った。最後の総括質問のときに、あなたはあれは間違ってお……

第34回国会 予算委員会 第9号(1960/03/07、5期、日本社会党)

○鈴木強君 この際、私は議事進行について政府にただしたいことがありますが、その前段として、まず松田文部大臣にお尋ねいたします。あなたは土曜日の日はどこへ行っておりましたか。
【次の発言】 国会においては大事な三十五年度の予算が総括質問の段階にあることは御存じだったでしょう。私はその公務出張の場合でももちろん事前に十分日程を組んで、どうしてもその日に行かなければならないという重要な問題であれば、あえてそれを行くなとは私は申しません。ただ国会の中では関心の大きい予算を審議している段階ですから、多少そこはお差し繰りを願って、少なくとも総括質問の段階においては、全閣僚がこの委員会に出席をしていただく、……

第34回国会 予算委員会 第11号(1960/03/09、5期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行について。私は議事進行について発言をいたしますが、その一つは、先般予算委員長、理事打合会において、日米合同委員会における合議に達した事項に対して、各省と連絡をとってすみやかに出していただくと、こういうことになっておるのでありますが、総括質問も明日で終わりまするので、審議の都合上、これはいつごろ出せますか、模様を一つこの機会に承りたいと思います。  それからもう一つは、これは提案でございますが、委員長、私はこの際吉田元総理大臣を証人としてこの委員会に出席をしていただくように提案をいたしたいと思います。その理由は、一つは先般から問題になっております一九五二年の初めに、日米両国政……

第34回国会 予算委員会 第12号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行をかねて。今の論議の前提になる経済企画庁長官と大蔵大臣との認識の相違が多少あるように思うのです。大蔵大臣は、そういうことを言っているから、誤解だという意味に答弁されました。だから、その所得倍増計画というものが、菅野長官のお話ですと、三十五年度を基準にしてスタートしてやるということをはっきり言っているわけです。ところが、経済審議会で今検討中だと、こういうふうに言っているわけです。だから、問題は、大蔵大臣はこれは財政担当ですから、私はあなたには質問しようとは思わない。隣にすわっている益谷国務大臣は給与担当大臣になったんですから、これはお株を奪わないように、益谷国務大臣の方にそう……

第34回国会 予算委員会 第13号(1960/03/11、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。きのうの岸総理大臣の御答弁と、今の藤山外務大臣の答弁では明らかに食い違います。今、前段で佐多委員が主張しております日本の軍事力の増強ということは、これは歴史的に見ましても、第五次の吉田内閣の当時に、当時の岡崎外務大臣はこう言っているのです。MSAを受け入れるか受け入れないかということが論議になったときの国会の予算委員会です。昭和二十七年の四月十六日の予算委員会で、MSAによる武器援助を受けるとなれば、日本は将来直接侵略に対するための防衛力増強という新しい義務を負うことになる、こういうふうに当時の岡崎外務大臣ははっきり答弁している。従って、MSA協定を締結することによって、……

第34回国会 予算委員会 第14号(1960/03/12、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。今の質疑の中でちょっとわからぬ点がありますから、防衛庁長官にお尋ねしますが、自衛隊本来の任務が有事の場合の国土防衛にあると同時に、白木委員も指摘していますように、年々来襲する不時の招かざる敵台風に対する防衛ということも任務である、こうおっしゃっている。で、戦争が勃発した場合の自衛力に対する平素の訓練というのはよく新聞で見ますけれども、昨年あたりの風水害に際して、自衛隊に出動していただいておりますが、どうもああいう風水害に対しての自衛隊の心組みといいますか、平素の訓練というものがいろいろ批判を受けておるわけですね。ですから、そういう台風等の襲来に対しての日常の訓練という……

第34回国会 予算委員会 第15号(1960/03/14、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。この所得倍増計画というやつが、一昨年でしたか自由民主党がスローガンとして掲げたのだと思うのです。その当時、池田さんが月給二倍論というのを出されまして、それ以来国民の関心が所得倍増論にかなり集中していると思うのですね。ところが、国民の側から見ると、少なくとも羽生委員がおっしゃったように、三十五年度の予算の中に、具体的にそういった方向が出てくるだろうという期待を持っておったことは事実だと思うのです。ところが、今になってまだ経済審議会にかかって、佐藤大蔵大臣のおっしゃるように、閣内においてもまだ意識が統一しておらない。そういうことに対する責任を、あなた、経済企画庁長官は感じ……

第34回国会 予算委員会 第17号(1960/03/19、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。法務大臣と文部大臣にちょっとお尋ねしたいのですが、今市川委員からの御質問の中に、法定の選挙費用というものがあるわけですね。その上に各人が金を使って買収行為をやり、選挙違反が摘発されて、そういう事実が明らかになって、法定選挙費用のほかに確かに買収費を使ったという事実が明らかになった場合に、票を減らすなんということでなしに、自動的に候補者が失格する。そういうふうに制度上はっきり書いたらどうかという質問であったと思います。そうしましたら、あなたは、それは酷だというお考えですが、酷だということはどういうことなんですか。公営にしても、とにかくなかなか取り締まりがむずかしいのです……

第34回国会 予算委員会 第18号(1960/03/21、5期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行について。  内藤さん帰りなさい。この委員会が始まるときに小林委員からも議事進行で強く意見が出て、総理大臣は、明らかに質問があった場合には、大臣が答弁できないものは、大臣が政府委員をして説明させますと、こう断わってから委員長は指名することになっておる。何も大臣がそういうことを言わないのに出てくるのはおかしい。今後注意してやって下さい。
【次の発言】 大蔵大臣、下手な答弁しない方がいいと思うのです。主計局長が言っているように、電話か口頭か知りませんが、今口頭と言っておったのですが、決裁が済んでおって話をした、こういうのですね、話で。しかし決裁をする場合には、大蔵大臣の承認を得……

第34回国会 予算委員会 第19号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。農林大臣は、米が不足すると、絶対数量が。年々歳々今お話のような豊作が続くかどうか保証できない、こういうお話なんですが、ネズミが日本の米をどのくらい食い荒らしているか調べていますか。ネズミが何億匹いるか知っておりますか。
【次の発言】 それでは、ちょっと私の調べたところでネズミが日本には三億匹いる。それで年間に米を食い荒らすのは百万トンです。あなた方農林省でこういうネズミを退治して百万トンも米を食い荒らすというようなことをやめていけば、ビルマやタイや、台湾や、朝鮮から三万トン、五万トンという米を買わなくても済むのです。そういう対策を持っておりますか。ネズミが米を幾ら食うかわ……

第34回国会 予算委員会 第21号(1960/03/29、5期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、今非常に重大段階に参っております三井三池の争議についてお尋ねをいたします。この問題について、政府は今日の事態にどう対処しようとしているのか、まず、この点を伺います。
【次の発言】 それでは、具体的にお尋ねをいたします。この三井三池の生産再開については、御承知の通り、もしこの再開を強行すれば不測の事態が起きるということは明らかにわかっておったはずであります。従って、炭労も三鉱連に対してぜひその事態を認識して、もうしばらく待ってもらいたいという申し入れをしたようであります。にもかかわらずかような強引な再開措置がとられたために、今労働大臣からもお述べになりましたような不測の事態が……

第34回国会 予算委員会 第22号(1960/03/30、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連質問。今、文部大臣から海外移住の基本政策にちょっと触れられましたので、さすがは文部大臣だと思うのです。あなたは非常に苦心されておりますから、そういう意見を一つ日本政府の、あなたも閣僚の一人ですから、閣議でもう少し検討していただきたいと私は思うのですよ。これは私も昭和三十二年にちょっとアメリカに行きまして、あれは農務長官とか何とかいう向こうの人に会ったときに、向こうで一番先に言ったのは、日本人は島国根性を持っているというのですね。要するに出かせぎ的な移住を戦前やってきた、そういうことがアメリカでいうならば、きらわれている原因になっている。だから日本人がもう少し腰を据えて、アメリカ……

第34回国会 予算委員会 第23号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○鈴木強君 問題は、日本が自主的に中華民国政府を承認するという態度に踏み切ったかどうかということが問題であります。回顧録によると、イーデンはそうでなくて、やはりダレスの圧力が加わって、米英間の了解されておった日本の自主的に二つの中国を選ぶというその問題が、台湾政権に変わったんだと、こういうようなことになっておるのでありまして、その間の経緯を知っておるのはやはり吉田総理だと私は思うのですね。ですから藤山さんはその御答弁をなさいます前に、前から問題になっておりましたから、吉田総理とお会いになって経過をお聞きになった上で御答弁なされておりますかどうか、その点が一点ですね。  それから池田通産大臣にち……

第35回国会 逓信委員会 閉会後第2号(1960/08/31、5期、日本社会党)

○鈴木強君 今度の台風十六号が近畿、四国を中心にして、かなり被害があったようでございます。幸い電電公社は手回しがよくて被害の状況の御報告をプリントでいただいておりますので、大かた被害の内容がわかったのでありますが、この復旧対策は、大体どんなようでございましょうか、それをちょっと、先に承っておきます。
【次の発言】 大きく分けて、通信の被害と職員の被害とに分かれると思いますが、大体あれですか、比較的規模が小さいという工合に把握されているわけですか。そして何日くらいで、これは全部復旧できる見通しですか。それから職員に対するいろんな救援対策といいますか、そういうものが、どうなっておりますか。

第37回国会 逓信委員会 第2号(1960/12/15、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。最初に議事進行で委員長に伺いますが、政務次官は今ここであいさつをされて帰っておられるんですわ。もちろん他に所用がある場合には、われわれは何もここにくぎづけしょうとは思いませんが、そういう場合には委員長にあらかじめ御了承を得て行っておりますか。
【次の発言】 年末の紛争についての事項の中で一つ関連してお尋ねしたいのでありますが、それは基本ベースの引き上げでございます。御承知の通り、人事院勧告が一二・四%で出まして、政府はこれを完全には尊重しておりませんが、とにかく十月一日から実施すると、こういうことで補正予算措置をとっておりますが、それに関連をして公企体職員ですね、郵政職員……

第37回国会 予算委員会 第3号(1960/12/19、5期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長、議事進行について。私は、審議に先だちまして、補正予算の提出をされております中味の中で、財政法上から疑義があると思います点がありますので、この際明らかにしていただきたいと思います。  それは、提案をされております公立中学校の校舎整備費の約四十億の経費でございますが、この中味を拝見しますと、明らかに三十五年度、六年度、七年度、各中学校の児童数が非常に多くなるということは、文部省が策定をしております五カ年計画の中味を見ましても明らかであります。従って、私は、財政法第二十九条にいう当初予算作成後に生じた事由により必要避けることのできない経費に限り補正追加ができる、こういう建前から申……

第37回国会 予算委員会 第4号(1960/12/20、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。今、大竹委員の御質問に対して、日韓の国交は回復されておりますが、さらに親善友好の方向に対する努力をされていることはわかりますが、どうもわれわれ国民が見ておりますと、韓国に関する限りは、非常に感情の外交になっていると思うのです。そう思われるのです。そういうことに対して外務大臣はどうお考えですか。
【次の発言】 それで私は、大臣にもこの機会にちょっと御要望申し上げておきたいのですが、この日韓の感情的なしこりの残っていることは、どうも日本の統治当時、朝鮮民族というものに対するやり方が、もちろんいい点もあったと思いますが、向こうの立場から見ると、思わしくないというように考えられる点が……

第37回国会 予算委員会 第5号(1960/12/21、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。農林大臣にお尋ねしたいのでありますが、たしか総選挙前に、あなたの前の農林大臣は、消費者米価の引き上げをするというような意見を一度発表したことがあるのです。その後、池田総理大臣は慎重論をとっておられるようですが、現段階において消費者米価の値上げは絶対やらないという方針ですか。
【次の発言】 議事進行。答弁が的確にできないのだから……。
【次の発言】 委員長、議事進行について。
【次の発言】 今のあなたの話は、ちょっと私は、この国会における審議の過程ですからね。少なくとも、この審議の終わるまでにはその回答をするということでなければいかぬと思うのです、もっとむずかしい問題なら別です……

第37回国会 予算委員会 第6号(1960/12/22、5期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長関連して……。総理の慎重なお考え方は私はわかります。そこで、今度国鉄が大幅に旅客と貨物の運賃の値上げをしようという前提になるのは、何といっても公共性を強く主張される国鉄経常が、ほんとうに国民が納得でぎるような形になっているのかどうかという、この根本問題を解決することが前提にならなければならぬと私は思います。そういう前提に立って、はたして公共性を強く要求される国鉄中業が独立採算の立場でいく場合、料金引き上げに依存するのか、あるいは政府の対策によってそこをカバーしていくのか、そういう基本的な対策を立てなければ、私は料金を上げるか上げないかの問題については、結論が出ないと思います。……

第38回国会 社会労働委員会 第12号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと一つだけ。今、労政局長のお話の中で、一つお聞きしておきたいと思いますのは、この法律が施行されて、二年ぐらいしかたっておらないわけですが、この間、ここに、資料の中にありますように、二十七万程度の人が加入されておるのですが、お話によると、まだ百人未満ないしは三十人未満という中小企業の、零細企業の人たちのほとんど多くが加入をされていないと思うのですが、ですから、こういう改正をしていただくことも、私も趣旨としてはけっこうだと思いますが、問題はこの法律制定の趣旨からかんがみて、少なくとも強制適用でなくても、行政指導の面でできるだけ指導してやるという、そういう努力はどうなっておるのでご……

第38回国会 逓信委員会 第2号(1961/02/07、5期、日本社会党)

○鈴木強君 一般的な質問は、私はあらためてお出ししたいと思いますが、きょう特にお尋ねしたいのは、大臣から御説明のありました今国会への提出予定法案であります。まあ幾つかこの中に書いておりますが、特に第一点としてお尋ねしたいのは、ちょっと、私しばらく前の新聞紙上で拝見したのでありますが、郵政省に電務局を設置するという構想でございます。これはもう御承知の通り、すでに二度提案されまして、そのつどこれは廃案になっておるのでありますが、これについては新聞の報道は誤まりだったのでございましょうか。まあここには書いてありませんのでお出しにならないと思いますが、そのいきさつをちょっと大臣から伺いたいと思います。……

第38回国会 逓信委員会 第4号(1961/02/16、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと議事進行について。
【次の発言】 七日に大臣から所管事項の説明を伺いました。その中で、特に従来から本委員会で問題になっておりました国内外の通信の基本政策について、遺憾ながらお触れになっておりませんでしたので、この機会に、私はまず基本的な問題について二、三大臣の所見を承っておきたいと思います。  その一つは、御承知の通り、郵政大臣の所管事項は非常に広範にわたっております。私は、逓信省以来長い歴史がありますから、そういう歴史を無視することはできないと思いますが、塊状の電波行政の飛躍的な発展、さらにまた国内における電電事業の飛躍的な発展、こういう点から考えまして、特にまた国際的な……

第38回国会 逓信委員会 第5号(1961/02/21、5期、日本社会党)

○鈴木強君 前回に引き続いて大臣に対して質問をいたしますが、一つこの際、委員長以下皆さんに御了承いただきまして、再度大臣に質問をいたすことになりますので、御了承いただきたいと思います。  それは、十六日の本委員会において、私が正力構想に基づくカラーテレビの問題について大臣の所見をただしたわけでありますが、この問題が一部に非常に誤解されております。特に十七日の読売新聞の朝刊を見ますと、あたかも私が正力構想を強く支持をして、これに対して政府の協力を求めるがごとき記事が出ております。また大臣は、これに対して協力をするというようなお話でありますが、これは議事録を詳細に検討してみましたが、明らかに事実に……

第38回国会 逓信委員会 第6号(1961/02/23、5期、日本社会党)

○鈴木強君 協会のただいまの議案につきましては、会計検査院からの御指摘を見ますと、別に批議事項等はございませんようでして、非常に私けっこうだと思います。ただ、昭和三十三年のこの年度は、非常にNHKの経営状態が窮屈な時代でありまして、委員会としても、当時予算編成に対してかなり意見を加えて承認をしているわけであります。従って、私、内容的に意見もございますが、きょうは議事進行上委員長に協力しますが、いずれ新しい年度の予算等も提案されると思いますので、その際加えてそういった点も御質問したいと思いますので、そういう意味できょうは私はこれを承認したいと、こういうことですから、一応含んでおいていただきたいと……

第38回国会 逓信委員会 第7号(1961/02/28、5期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、二十七日に南九州一帯を襲いました地震の被害についてお尋ねしたいと思いますが、資料を出していただきましたので、大よそわかりました。  そこで、郵政省の方に先きにお尋ねしますが、この局舎の被害、宮崎県に一局、鹿児島県に一局ございますが、これは業務執行にはあれでございますか、直接支障はない程度の被害でございましょうか、もしその支障があるとすれば、どういう方法で……。
【次の発言】 しかしその局舎の修復等については、すみやかにやる必要はあるのでございましょう。それはどういうふうになりますか。
【次の発言】 そうすると、この二つの高城と大崎の局ですが、これは被害の程度というのは、その……

第38回国会 逓信委員会 第9号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行について。大臣にお尋ねいたしますが、電電公社は電話と電報とを取り扱っていると思うのですがね、それで私がかねて本委員会を通じて電報料金制度の根本的な改革ですね、電信制度をどうするかということについて、何回か私は意見を出しておるのですが、せっかくここにこういう改正案が提案されることになったと思うのですが、内容は私はきょう触れませんが、どうして、電報料金の方について、われわれの委員会における趣旨を十分理解されて、抜本的な電信事業のあり方、それに伴う料金制度というものをきめてここに出さなかったのですか、無線電報料を無償にするというような根拠規定を置くというだけで、ほとんど電報につい……

第38回国会 逓信委員会 第12号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○委員外議員(鈴木強君) ちょっと大臣にお尋ねしておきたいですが、かねて問題になっておりました電電公社法の一部改正の中で、大臣の当初の所管事項の御説明の際に、あらかじめ本国会に提案を予想される事項の中に、例の国庫預託制度の改正が入っておったと思うのです。これについてもう、きょうは三月の二十三日でございますがね、どういうふうな見通しでございましょうか。
【次の発言】 どういうところが問題なんですか。今国会に必ず出すというふうに私は判断をしておるのですが、大臣の御説明の中にあったわけですから、そういう期待をしておりますが、それは間違いございませんか。この二つ。

第38回国会 逓信委員会 第13号(1961/03/24、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。春日局長の御答弁ですと、協会の財政その他の見地に立って、減免の措置については、今回提案をされているものをもって限度としたい、こういうお話でございますが、ちょっと関連をしてお聞きしたいのは、すでに問題になっておりますラジオ、テレビの両方を聴取している方に対する料金の減額措置と申しますか、衆議院段階でも、また本委員会でも昨日問題になったようでございますが、大平官房長官等の発言はどうかと思いますが、少なくも主管の大臣の意見として出されるならばわれわれもわかりますが、そうでない限りにおいては、ちょっと私は行き過ぎだとわれわれ思っているんですが、そういう一連の動きが片方にあるわけで……

第38回国会 逓信委員会 第14号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。この前の委員会で、これからの今問題になりましたテレビ、ラジオの両方の視聴者あるいは受信者が、料金の関係でだんだんと減っていくだろうという予想を立てておるわけですね。そうして昭和三十六年から四十年までの大よその構想をお聞きしたんですが、それによりますと、四十年末で六百十二万ですか、減るという勘定になりますね。ところが、私はどうもわからないのは、今光村委員からもお話があったようですが、実際には最近のメーカー方面の調査をしてみますと、トランジスターなんかの製造能力というものはかなりふえておりますし、外国向けが八割としても、相当数が国内で販売されておると思うのですね。ですから実際……

第38回国会 逓信委員会 第15号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○鈴木強君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりました放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件に対し、以下二、三の希望条件を付して賛成の意見をお述べしたいと思います。  日本放送協会は、片や民間放送が最近拡充をして、それと相呼応して特殊な放送法に基づく協会としての任務を達成していただいているわけでありますが、私ども、放送協会が厳正中立の立場に立って、あまねく公平に日本国民に文化の享受をなさっていることについては、深く敬意を表するものでありますが、問題は、今日の段階において放送協会が経営の基礎を十分に確立することが非常に大事だと思います。ラジオ、テレビの並立をされてお……

第38回国会 逓信委員会 第16号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○鈴木強君 この政治というのは、民主主義に基づいてやるんだと思うのです。そこで郵政審議会というものがあって、そこで、りっぱな答申をされているんですね。だから自主運営をするために、やはり全部郵政省に戻して、今のような低利預託でなくて、もっと株式なり、社債なりの高率なものを取得して、高率な資金の運用をする、こういうふうな答申が、三十四年の十月三十日に郵政大臣に出されているのですが、こういう諮問機関の意見というものが、全然尊重されてないではないか。今、お話を聞きますと、四十八年になると、大体返ってくるということですから、そうすると、その四十八年になると、完全に郵政省の、答申に基づく自主通常ということ……

第38回国会 逓信委員会 第17号(1961/04/11、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。大臣、おそらく私の聞いている範囲では、解雇とか停職処分の程度では、それはそういうことはないと思うのです、大体調査されておりますから。ただ戒告処分な人かの場合ですと、あなたの方では職場大会に参加した者は全員解雇処分にする、こういう方針をきめておるようですが、そういう場合に、実際には出ていないのです、職場大会に。何か病気で休んだ者もあるでしょうし、実際出ていない、そういう者が処分を受けておる。これは調査が不十分だと私は思うのです。ですから、非常に最初の処分なんというのは早目に出しましたね、電光石火に。ですからそういう点で調査不十分のために御当人に対しては大へん名誉を棄損したよ……

第38回国会 逓信委員会 第18号(1961/04/13、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいま議題となりました日本電信電話公社法の一部を改正する法律案の提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  昭和二十七年八月、電信電話事業の合理的かつ能率的経営体制を確立するとともに、設備の拡充強化を促進し、サービスの改善をはかるために、公共企業体として日本電信電話公社が成立いたしました。  しかしながら、公共企業体の性格に対する理解が不十分であるため、八年以上を経過した現在、なお官営時代の制約が払拭されず、経営の自主性の確保及び職員に対する待遇改善については種々の問題を残しております。  すなわち、経営の自主性については、現行の予算制度は、わずかに弾力条項の発動による弾力性……

第38回国会 逓信委員会 第20号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。大臣に、これは直接の労務管理は公社総裁ですから、そういう点を私はあなたには質問しませんが、それを監督する大臣の立場から一考していただきたいのは、当、不当の点はきょう私は言及しませんが、具体的に出ておる処分の内容を見ますと、非常に誤認が多いのですよ。私全般的にまだ調査しておりませんけれども、関東通信局管内だけを見ましても、関東、東京ですね、約三十一名。それからそのほか、ちょっと私が今現在手元にあるだけでも二十名以上の人が事実誤認をしておるわけですね。私はこれは非常に重大問題と思うのです。今あなたがおっしゃったように、再調査もし、不当なものは、間違ったものは直す、これは当……

第38回国会 逓信委員会 第23号(1961/05/11、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと私、参考人の方に大へん失礼でございましたが、離席をちょっといたしまして、あるいは前の方がお聞きした点かもしれませんが、お許しをいただきまして、岡井参考人それから江尻参考人にお聞きしたいと思いますが、岡井さんはさっきお話の中で、ここ十年近く郵便料金というものは上がっておらん。他の公共料金は、かなり上がっておるという立場から、むしろ理論的な値上げであるというような、こういうような御趣旨であったと思うのですが、私は、他の公共料金が上がったから郵便料金も、それに伴って当然上げなければならぬという理屈じゃないと思うのですね。それは郵政事業の経営者諸君が、いろいろ工夫され、合理化もされ……

第38回国会 逓信委員会 第24号(1961/05/12、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。七月から料金改定をしたとしまして大体六十七億円の増になっておりますね。私はきのう郵政省が御発表になった長期郵政政策というのですか、それを拝見しまして、われわれ長い間大臣にだいぶお願いしておったのですが、それが出て参りましたので、それを拝見しました。それとの関係でちょっとお尋ねしますのは、六十七億の増収ということは、あの長期白書の中によりますと、これが取り扱い数約五億と書いてありますね。年間五億増ですね。ですから、ことしの問題は七月、多分六月になりましょうけれども、どの程度の物の増を見込んで六十七億という増収になるのか、これはどういう算定になっておりますか。

第38回国会 逓信委員会 第26号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○鈴木強君 簡単にお聞きしますが、さっき森中委員の御質問になりました学術関係の書籍のことですが、前回も私質問したのですが、これは大臣も検討していただくという御答弁いただいておりますが、この学術関係といいましても、約二千七百程度の種類があるそうでございまして、これを今直ちに、私もできれば、法律の修正ということも考えてみたのですが、なかなか数も多いし、それを選択するのに大へん困難だと思います。従って、この二千七百種類の中には、まあ同窓会の会誌に属するようなものとか、あるいは日本のあらゆる学界の、それこそ資料として必要なような、営利を目的としないような、そういう書籍もかなりあるようなんです。ですから……

第38回国会 逓信委員会 第27号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと議事進行について。きょうの議題に日本電信電話公社法の一部改正法案というのが出ております、社会党の提案で。それはどうなるのですか。議題に上げてないのですか。
【次の発言】 どういうわけです。
【次の発言】 日本電信電話公社法の一部改正法案は、これは非常に大事な法案だと私は思いますが、すでに参議院先議で提案してあるわけですがね。ですから、これを議題に全然上げないということは、ちょっと納得できないと思います。
【次の発言】 私はきょうは質問を差し控えるつもりでおったのですが、今の大臣の御答弁もございましたので、一つ関連をしてこの際伺っておきたいと思います。  この三月十六日の全電……

第38回国会 逓信委員会 第29号(1961/06/02、5期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、高橋参考人、阪本参考人、及川参考人の三人の方に質問したいと思います。他の委員の方の御都合もあると思いますので、簡潔に伺います。  まず、高橋参考人にお尋ねしますが、あなたの言われているように、今提案をされておる料金改定については、完全なものではないと思う、やがてもう一ぺんやる必要がある、こういう御意見だと思います。そこで現実に、今回の料金体系の是正に際して、一番忘れられているのは、さっき薄参考人のおっしゃったような、加入区域の調整ですね、こういった点がなされておらないと私は思うのです。たとえば、いなかに行きましても、現行普通加入区域、特別加入区域、それから区域外と、こう三つに……

第38回国会 逓信委員会 第31号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○鈴木強君 資料を。一応本法律案の慎重審議を期するために資料が必要ですから、ちょっと要求しておきます。  一つは、この改正が第三次五カ年計画以降の計画にどういう影響があるのか、ちょっと私わかりませんので、四十七年の、長期計画を公社はお作りになっているわけですから、その線に沿って第三次五カ年計画の概要はどうなっておるのか、これを一つお出しいただきたいと思います。その際に特にほしいのは要員措置でございますがね。六千八百局もある特定局が、郵政の委託業務を含めて五百ぐらいになるという大まかな線が出ておるようです。従って、それとの関係もありますから、郵政とも連絡をとって、大よそ委託をされている特定局の電……

第38回国会 逓信委員会 第32号(1961/06/07、5期、日本社会党)

○鈴木強君 新谷委員の御質問にお答えいたします。  私はお答えする前に、一つ現在の日本電信電話公社の経営形態、公共企業体という性格についてちょっと触れておかなければならぬと思うのでありますが、御承知の通り、国有国営から、昭和二十七年の四月、公共企業体に移行いたしましたが、その際、一番問題になりましたのは、私は当時の国会の議事録等も詳細に拝見させていただきました。私は当時議席がなかったわけでありますが、その経過をよく勉強させていただきましたが、その際、一番大きくいわれているのは、公共企業体というのは国有であるが、その経営については経営の自主性を認めていく。で、大幅に政府の干渉を排除して、機動的に……

第38回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1961/09/11、5期、日本社会党)

○鈴木強君 僕はちょっと席をはずしておったので、ぼけておったら委員長注意して下さい。私が不思議に思うのは、今のような不動産部長のお話は、調達庁でも長官が確認されておるようです。しからば、さっきも長官がお話になったように、入会組合が四つあるんだが、そのうち忍草組合は言うことを聞いてくれぬ、こういうような手前勝手なことを言っているんですが、その忍草部落の住民が、今日決死隊を組織して反対しているという事由の中に、やはり私は、前の前の長官ですか、江崎長官が、返そうという約束を天野さんという人とやっているんですよ、部落の代表と。ところが、それ以後ちっとも進展がない。進展があるどころか、逆にまた来て演習を……

第38回国会 予算委員会 第23号(1961/04/01、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。自治大臣、今の運輸大臣の答弁に関連しまして、三公社の場合は四年くらい前に納付金制度でとられておりますね。私は、これは今の論議のあったように問題があると思いますが、特に今度地方税の改正にあたって三公社の場合、自動車税これを今まで免税になっておりますのを新しくこれをとろうとしている。そうしますと、今運輸大臣がおっしゃったように、できるだけ今の納付金も少なくしてもらいたいというような意見もあると思うのですがね。逆に地方税で取り上げるというようなことは、これは少し過酷じゃないかと思うのです。そういうのはどういうわけでとるようにしたのですか。

第39回国会 逓信委員会 第6号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと野上さん、違うことになりますなら、ちょっと定員問題について関連して。  定員法がはずれたということは、郵政のような事業官庁に定員法を当てはめておくということは不合理だということだと思いますね。したがって、私は、今野上委員の質問に対してお答えになりましたが、なるほど、三十六年度予算編成当時に定員法というものがありますから、これにどうしても縛られてしまう。したがって、定員法の改正がない限りにおいては定員増ということも不可能だ、こうなるのですが、ところが、今度は撤廃されたということで、それだけ郵政事業の自主性なり独立性というものが私は認められたんだと思うのです。したがって、今度は……

第39回国会 逓信委員会 第9号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○鈴木強君 電電公社にちょっと最初に……。来年度の予算の編成は、大体終わったようでございますが、特に建設資金の面で、政府引き受け債と公募債と外債、合わせて四百十三億円を予定しているようでございますが、この内訳はどんなふうになるんでございますか。この三本を含めて四百十三億というふうになっておるようですが、もし内訳がおわかりでしたらお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 わかりました。そこで、特に外債の点については、公社として、本年は二千万ドル入って参っておりますが、引き続いてその程度のものを入れたいというふうに強く期待しているのでございましょうか、その点は……。

第39回国会 逓信委員会 第10号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○鈴木強君 いま少しね、政府側のほうの答弁をはっきりしてもらいたいのですけれども。全然だめだとおっしゃるのか。要するに、基準は一応あるでしょう。あるけれども、何かそっちへ近づくような時期がきたらやろうというのか、今見通しは全然ないというのですか。その辺の、多少弾力性があるのならいいけれども、ないものなら、これは採択したってしょうがない。
【次の発言】 この前もたしか請願が出ましたね。それから郵便料金の改正のときの審議でもこういう意見が出まして、私も要望をして、たしか郵政大臣が当時お答えになったのを記憶しています。何かこう一つ調査機関というか、そういうふうなものを作ってやってみようじゃないかとい……

第40回国会 逓信委員会 第4号(1962/02/13、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して局長にお尋ねしたいのですけれども、お話の中にあった睡眠貯金というものについてでありますが、十年たつと時効になる。その額が、たしか数億になっておる。この前の委員会で、私は、それの払い戻しについて、何か申し出ればいいそうでありますから、一応国庫――国庫というか、期限が来まして時効のような形で取っておるけれども、申し出があるならばそれでよろしいということだし、ですから、そういう周知をしていただきたいということをお願いしておったのですが、その後、私も、個人的に周知の方法については御相談を受けたのですが、その後の効果の面はどうなんでしょうか。多少そういう御配慮をいただきまして……

第40回国会 逓信委員会 第10号(1962/03/06、5期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。ちょっと私意外に感ずるのは、今の電波監理局長なり、気象庁長官なりのお考えを伺って不思議に思うのは、この法律は政府提案になっておりますね。気象庁長官の言われることもよくわかります。私は、確かに完全な予報を発し、警報を発する場合には、どうしても一番ベターな資料が必要でしょうから、気象庁の立場からいえば、おっしゃるとおりだと思います。無理ないことです。だからそういう点が、この法改正によって三年間の猶予期間はあるにしても、問題はやがて出てくる。それに対して、まだ三時の時点におけるそういう問題について、委員会に対して明確な政府の態度が表明できないということは非常に遺憾だと思います。  ……

第40回国会 逓信委員会 第11号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○鈴木強君 きょう私はおもに電電公社関係について関係の皆さんから御意見を承りたいと思いますが、今、国会に提案されております三十七年度の電電公社予算、それからさらにそれに引き続いて第三次五カ年計画が実施される予定になっておりますが、これらの画期的な長期計画を実施するに際して、私は、自来自分の持論として何回もこの委員会でも申し上げて参りましたように、はたして、こういう長期の大規模の計画をやる場合、現行の公社法上の中で、はたして十分な成果があげられるのかどうなのか、そういうことに対して非常に疑問を持っているわけです。ですから、私は最初にこれらの問題について、特に郵政大臣、郵政当局の御見解を承りたいと……

第40回国会 逓信委員会 第14号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣にお尋ねしたいのですが、今の新しい教育放送の学校設置等に関連をして、大臣は、今、非常に適切な措置ですから認可したい、こう言っておりますが、私は、もうちょっと考えてみなければならんのは、まあテレビが発達しましてこういうことになったと思いますけれどもね。国民の教育問題ですから、だからNHKでおやりになることは私はいいと思うのですが、そういった文部省との関係とか、あるいは対政府との関係からしまして、助成金をどういうふうにするのか知りませんけれどもね、おそらく政府は出すというような方針でないようですから、NHKの自前でおやりになるように伺うわけですが、こういう画期的な仕事が、NHKの事……

第40回国会 逓信委員会 第16号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○鈴木強君 今の答弁でちょっと聞きたいのですが、ほかに移っていくわけですか。ちょっといいですか。  板野局長の御説明ですとね、期末手当の点で、国家公務員が三・四カ月分、郵政職員は三・二五カ月だというのでしょう。二千円から六千円くらいの業績手当というものが郵政職員の場合にはあるわけですね。そうすると、この公団に行く人たちは、三・四カ月の期末手当がもらえるということになるわけでしょう、そうすると三・四カ月ということは、たしかに予算上三・二五と三・四と比べた場合には、なるほど多いのですね。期末手当というものがあるのだから、それを加えれば、むしろよくなったということは言えるのじゃないですか。

第40回国会 逓信委員会 第17号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと議事進行について、委員長に質問があるんですが、きょうは運輸大臣もお見えのようなんですけれども、この法案は職員法との関係もありますから、当然御質疑いただくことはいいんですけれども、ただ、これは、理事会のほうへの質問になるのか、よくわからないんですけれども、委員長として、運輸委員会等との連合審査も私どもは実は考えておったんですけれども、そういうふうな関係のことは、これはどうなりますか、ちょっと質問しておきたいんです。
【次の発言】 了解。
【次の発言】 ちょっと関連して……。斎藤運輸大臣に、今の新谷委員の御質問に対して答弁がありましたが、その中で特に気象通報を、現在船舶に依頼を……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 オリンピック準備促進特別委員会 閉会後第1号(1962/09/13、6期、日本社会党)

○鈴木強君 今度のアジアのオリンピック大会が暑い赤道直下で開かれたので、津島さんたいへん御苦労様でした。しかし、非常に御報告にもありましたように変則的な大会になりまして、ちょっと心配しておったわけですが、三十一日の日にとりあえず東さんがお帰りになりまして現地の状況を伺っておきましたが、きょうは最高責任にあるあなたがおいでになっていただきましたので、そこで二、三私は質問をしてみたいと思いますが、まずIOCがこの憲章に基づいて各地域大会を開催する場合には、あらかじめその承認を得てやるというのがならわしだそうですね。憲章によって二年半前にその準備の状況を報告する。そういうことについて第四回アジア大会……

第41回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第3号(1962/08/17、6期、日本社会党)

○鈴木強君 川島国務大臣にちょっとお尋ねしますが、政府としても、東京オリンピック大会を成功させるためにあらゆる努力をしようと、非常に力強い御発言がありまして、私、意を強くするのでありますが、しかし、具体的に今御説明を聞きまして、幾つかの問題があると思いますが、私は、きょうは時間の関係もありますから、一つだけ伺いたいと思います。  それは、まず資金計画についてですが、最後に当面する問題の中でもお述べになっておりますように、早急に全年度の資金計画をつかみたい、こういうお話で、大体百三十億というように言われているのですが、一体これは、今の資金財団のほうからの御報告も聞きましたが、問題はこの計画を立て……

第41回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第4号(1962/08/24、6期、日本社会党)

○鈴木強君 この東京大会と直接関係ないのですけれども、今ジャカルタで、きょうですか、開会式をあげようとするアジア大会の開会の問題ですね。われわれまあ新聞報道等のほか知ることができないのですけれども、台湾、イスラエル等の選手の入国問題にからんで、非常にごたごたしているようでございますね。今、川島国務大臣、津島組織委員会会長が向こうに行っておられるようですが、最近の情報はどんなことになっておりますか。政府のほうで、もしお知りになっておったら、国民もあれだけの選手団を送っておるだけに、東京大会に続く大会でございますから、相当関心を持っていると思います。ところがどうも開かれるのかどうなのか、ちょっとそ……

第41回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第5号(1962/08/31、6期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいま、東京大会を成功させるためにはきわめて重要な関係にある通信報道関係の準備のの状況を伺いまして、非常に熱心に御協力をいただいております電電公社、NHK国際電電各位に非常に私は感謝をしたいのでありますが、一、二この機会に承さたいと思います。  その一つは、国際電電の場合もそうでしょうが、特に電電公発の場合は御承知のとおり今百万近い電話の申し込みがたまっておりまして、これをはかせるためにたいへん御努力をいただいております。来年からは第三次五カ年計画に入るような段階にあるわけですが、そういう中で、なおかつオリンピックの成功のためにということで御努力をいただいておるわけですが、建設資……

第41回国会 逓信委員会 第2号(1962/08/23、6期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいま議題となりました公衆電気通信法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容を簡単に御説明申し上げます。  昨年春の通常国会における公衆電気通信法の改正により採用されることになりました新しい電話料金体系は、料金課金方式の大幅な変更を伴うものであるにもかかわらず、その内容に関する周知が徹底されておりません。  さらに、新電話料金の実施にあたりましては、次のような問題が存しますので、準備に相当の時間をおくべきであります。  第一に、市外通話料金の請求にあたっては、請求書に通話内訳の記載をしなくてはなりません。特に長距離にわたる自動即時化にあたっては……

第41回国会 逓信委員会 第3号(1962/08/28、6期、日本社会党)

○鈴木強君 郵政大臣に二、三お伺いしておきたいと思いますが、その一つは、すでに衆議院のほうでも御質問があったかと思いますが、日曜郵便の廃止という意見が全逓のほうからも出ているようでございます。これに対して、長い日本の伝統でもありますから、非常に至難な問題であろうと思いますが、最近の国内事情あるいは国際的にも日曜の配達をやめている所もあるようでございますから、これに対して郵政省としても検討されていると思いますけれども、外国などの様子も多少ひとつ伺いたいと思いますし、それから、それに対する大臣としてのお考え方はどういうものなのか、まずその点をひとつ伺いたいと思います。

第41回国会 逓信委員会 第4号(1962/08/30、6期、日本社会党)

○鈴木強君 その前に参考人のことでちょっと質問がある。国際電電の皆さんお忙しいと思いますけれども、特に海底同軸ケーブルの布設の問題をめぐって、かなり計画も進んでおるようでございますから、われわれ国会側としても、ぜひ現在の進行状況等を伺いたいと思って、実は浜口社長の御出席を私は要求しておった。今の委員長の報告ですと、社長はお見えにならないようです。一体どういうわけなんです。
【次の発言】 政務次官、ちょっとお尋ねしますが、電電公社の第三次五カ年計画の内容ですね、これは郵政省のほうにはもう電電公社から伝達済みだと思いますけれども、この内容をごらんになっていますか。

第41回国会 逓信委員会 第5号(1962/09/01、6期、日本社会党)

○鈴木強君 この有線放送電話に関する法律等関係法律の改正等に関する請願というのは、私ども公報では、見ておりますけれども、実際内容がわからないのです。どういうものか、この表題だけでは。ですから、具体的にちょっと専門員からでも請願の内容を読み上げていただきたい。私わからぬのです。
【次の発言】 この種の請願は、たしか前の国会でも出たと思います。私は、その際にもたしか意見を述べておいたと思いますけれども、最近は特にこの請願が多い、これを見ますとね。猛烈に請願が出ているようですが、これは自民党さんのほうがほとんど紹介議員になっておりますね。われわれは、原則的に、現在の公衆電気通信法、電電公社法、あるい……

第42回国会 逓信委員会 第2号(1962/12/13、6期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。  最初に大蔵省の主計官にお尋ねいたしたいのですが、先ほど約二億の出資を海外事業団にしておるというお話でございましたが、この事業団はどういう事業団ですか。
【次の発言】 最初、アジア通信協力会議というものがございまして、これはたしか財団法人だったと思いますが、これと関係はないのですね。
【次の発言】 ちょっと通産省のほうの資料がはっきりしていないようですから、あとでいいですから、アジア通信協力会議、後ほど海外電気通信協力会というふうな名前に変わりましたが、これに対して援助金が出ているはずです。ですから、それを年度別にどの程度か、ひとつお調べを願いたいと思います。 ……

第42回国会 逓信委員会 第3号(1962/12/20、6期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、郵政当局のほうにお尋ねをいたしますが、前回も私申し上げましたように、今度の臨時国会は非常に短期でございまして、そういう関係で、郵政大臣からの郵政事業全般に対する報告を伺うことができなかったのでありますが、引き続いて二十四日から通常国会が召集されております。われわれは、今日までの委員会の審議の経過等からしまして、次期通常国会に提出を予定されておりますそれぞれの法律改正案、そういうものが一体何かということを実は知りたいのでございます。したがって、まだコンクリートされておらぬものもあると思いますけれども、およそ次の通常国会に予定をしておりますそれぞれの法律改正案はどういうものがご……

第43回国会 決算委員会 第5号(1963/05/31、6期、日本社会党)

○鈴木強君 官房長官おいでいただきましたが、私は、直接この決算の内容についてのお尋ねではなくして、この前の委員会にあなたの御出席をいただき、相澤委員から総理大臣の出席を強く要求したことに関連して、私は政府の態度を聞きたいのでありますが、すでに二月の二十二日から私どもは委員会として三十六年度の決算に対する総括の審議を始めようということで準備を進め、総理の御出席を強く要求して参ったのでありますが、今日まで総理大臣の出席がないわけであります。まことに遺憾に存じます。これは、日本の決算制度そのものに対する根本的な政府の態度に非常に私は疑義を持ちます。疑義を持つという内容は、要するに、決算を軽視している……

第43回国会 決算委員会 第6号(1963/06/07、6期、日本社会党)

○鈴木強君 建設政務次官が何か時間をお急ぎのようですから、今の相澤委員の御質問に関連をして私は少しく御質問申し上げたいと思います。  今度の補正の中に災害復旧関係の予算がありますが、それに関連をして、私、建設省からお出しになっております災害復旧事業に関する不当事項を減少させるために従来行なってきた処置並びに今後の対策、こういう書類を拝見いたしました。農林省からも同様な不当事項発生防止対策という書類をいただきまして、詳細に内容を拝見させていただきましたが、もちろん今次官のおっしゃったような御見解があるかとも思います。しかしながら、私は、会計検査院は第三者中立的な立場に立って国の会計を検査する任務……

第43回国会 社会労働委員会 第24号(1963/06/18、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより委員会を開会いたします。  この際、私から一言あいさつを申し上げさせていただきます。(拍手)  今次通常国会も、その会期をわずかに残すに至りましたが、このおり、不肖私が、はからずも皆様方の御推挙により、本委員会の委員長に就任することに相なりました。思えば、まことに光栄に存ずるとともに、その責任の重、かつ、大なるを痛感し、身の引き締まる思いで一ぱいでございます。申すまでもなく、当委員会の所管は、厚生、労働の両省にわたり、非常に広範囲なものでございます。しかも、きわめて重要問題を多々含んでおるのでございます。幸いにして、委員各位におかれましては、その道にとうとい御……

第43回国会 社会労働委員会 第25号(1963/06/20、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。本日、加瀬完君が委員を辞任され、その補欠として藤原道子君が選任されました。
【次の発言】 生活環境施設整備緊急措置法案及び清掃法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行ないます。御質疑のある方は、順次御発言を願います。  なお、この際、皆さんにお諮りいたします。委員外議員田中一君より発言を求められております。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  では、最初に田中一君。

第43回国会 社会労働委員会 第26号(1963/06/25、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  老人福祉法案を議題といたします。前回に引き続いて質疑を行ないます。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 本法案に対する質疑は、本日のところはこの程度にとどめます。
【次の発言】 次に、職業安定法及び緊急失業対策法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、提案理由の説明を求めます。大橋労働大臣。
【次の発言】 本日は提案理由の説明聴取のみにとどめ、これにて散会いたします。    午後四時四十六分散会

第43回国会 社会労働委員会 第27号(1963/07/06、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより会議を開きます。  老人福祉法案を議題といたします。質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もございませんようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御意見もないようでございますが、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、これより採決に入ります。  老人福祉法案を問題に供します。本案を原案どおり可決することに賛成の方の挙手を願います。……

第43回国会 逓信委員会 第2号(1963/01/31、6期、日本社会党)

○鈴木強君 電電のほうは先ほど総裁からかなり詳細な御報告がありましたけれども、なお市内電話の加入者の被害というのは、線の関係でいいと思うのですが、全然ないのか。それからもう一つは、電報の配達の滞溜が大体どういう方面でどの程度あるのか、もしわかっておりましたら、ちょっと御報告いただきたいと思います。

第43回国会 逓信委員会 第3号(1963/02/05、6期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、この際、新大臣に対して、特に電気通信、電波、放送等を重点的に質疑したいと思います。  大臣の前委員会における所管事項の説明の中に、今国会に提案を予定されております法律案件が六つほどございます。そのうち、電波法についてはすでに国会に提案がなされておりますが、その他の五法律案につきましては、すみやかに国会に提出するように目下検討中であるという御説明でありましたが、一体これはいつごろ提案なさるようなお見通しでございますか、これをまず第一番にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 二月上旬ということですが、もうすでに提案をすべき内容等については全部御決定になっておるのですね、手続的に……

第43回国会 逓信委員会 第4号(1963/02/07、6期、日本社会党)

○鈴木強君 きょう私は冒頭に郵政大臣に七、八点の質問をしたいと思っておりましたが、衆議院の予算委員会との関係で大臣が御出席になれないようですから、この点は後日にまた譲ることといたしまして、公社関係について質問をいたしたいと思います。  最初に伺いたいのは、第三次五カ年計画のいただいております白い表紙の二十ページにございます資金調達計画の表でございます。三十八年度の予算は、今、国会に提案されておりますが、これによって、ひとつ、すでに提出をされました、ここに書いてある数字を訂正してもらえませんでしょうか。
【次の発言】 比較というよりか、この数字は予算案と違っているでしょう。予算案に出ている数字に……

第43回国会 逓信委員会 第5号(1963/02/12、6期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。  今の四国放送の場合は、出発から非常に問題があったのですね。で、昨年の六月、再免許をする際に、そういうふうな複雑怪奇な経理内容であったために、もう少し私は慎重な、再免許にあたっての調査や研究というものがあってしかるべきだと思うのですが、一体皆さんは、当時電波審議会にこの再免許の可否について諮ったとき、どういうふうな報告をしておるか。その資料を、後ほどでけっこうですから、ひとつ出していただきたいと思います。  それからもう一つ伺いたいのは、再免許に際して、前川という社長は、進退について善処するということを言っておるわけですね。そういう誓約書が入っておったのですから、昨……

第43回国会 逓信委員会 第6号(1963/02/15、6期、日本社会党)

○鈴木強君 きょう私が、特に、予定の委員会開催でなかった日に委員会を開会していただきましたのは、二月の十七日から東京――大阪間の市外電話が一部自動化になるという問題がございます。これにつきまして、ぜひ公社の御意見を承りたいと思いまして、実はきょうお願いしたわけでございます。  郵政大臣に対する御質問はもちろん格別ございますが、最初に、公社のほうは、ゆうべ団体交渉等もありまして、たいへんお疲れと思いますけれど、特においでいただいておりますので、公社のほうからお尋ねいたしますが、第一点は、東京――大阪間の市外通話が、十七日から一部自動改式になるというお話を承っておりますが、具体的には、どういうふう……

第43回国会 逓信委員会 第7号(1963/02/19、6期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいま三法案についての提案理由の説明をお聞きしましたが、政務次官、この大臣が約束をしておる公衆電気通信法及び有線電気通信法の一部を改正する法律案と、それから電話設備の拡充計画の円滑な遂行に資するため、郵政省または電電公社の職員であって、電話の自動化によって退職を余儀なくされる電話交換要員に対して特別給付金を支給することを内容とする電話設備の拡充計画による電話交換方式の自動化のための暫定措置に関する法律案、それともう一つ、郵便貯金関係ですね、これの見通しはどうなりますか。
【次の発言】 この電話設備の拡充計画による電話交換方式の自動化のための暫定措置に関する法律案というのは、そうす……

第43回国会 逓信委員会 第8号(1963/02/21、6期、日本社会党)

○鈴木強君 きょう私は、NHKの会長がおいでになっておりますので、一つだけお尋ねをしておきたいと思います。  それは、来年度東京オリンピック大会がいよいよ開催される運びになっておりますが、つきましては、全世界から集まって来られる各国の報道陣を受け入れる場合におきましても、何がしかのNHKの放送設備の拡大を考えなきゃならぬことは、私たちもよくわかります。そのために、私は、昨年の暮れ、会長からちょっと御報告を受けましたときに、例のワシントン・ハイツの跡に放送センターを設置することについていろいろと折衝をしておったが、非常にその見通しが出てきたということで御報告を受けたことを覚えているのであります。……

第43回国会 逓信委員会 第9号(1963/02/26、6期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、電話加入権を質権の目的にすることができるこの法律案の一部を改正する幾つかの問題点について御質問を申し上げたいと思います。  御承知のとおり、明治二十三年にわが国に公衆電話が設置されまして以来、電話加入権を質権の目的にするということは固く禁止されておったのでありますが、昭和三十三年八月五日から、このことが、一つの制約をつけておりますが、可能になったわけであります。この目的は、あくまでも中小企業者等の電話加入者の非常に強い要望もありましたので、それらの方々の金融に資すると同時に、それらの方々を保護する、こういう目的をもって法律が定められたものと私は思います。自来五カ年間、この法律……

第43回国会 逓信委員会 第10号(1963/02/28、6期、日本社会党)

○鈴木強君 前回この点についてはかなり時間をとって質疑をしまして、最終的に私は大臣の答弁で納得しておったんですけれども、今久保委員と皆さんとの質疑を聞いておりますと、ちょっと私は疑問に感ずる点が出てきましたので、まあ即答できなければ、あとでけっこうですけれども、こういうことになると思うんです、需要供給のバランスがとれる時期がすなわち加入権が担保権として価値のなくなる時代である、こういうことですね。しからば、需給のバランスのとれる時期はどうかという二とですが、私は、公社のお出しになった電信電話拡充第三次五カ年計画の中にも、その基本方針で触れられておるように、「昭和四十七年度に加入電話の申込には直……

第43回国会 逓信委員会 第11号(1963/03/05、6期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは、中小企業庁の加藤振興部長さんに、お忙しい中をおいでいただきましてありがとうございました。この委員会で、電話加入権質に関する特例法の審査をいたしておりますが、この電話加入権を質権の目的とするという法律ができましてからちょうど五年間たっておりますが、中小企業庁として、今日までこの法律の趣旨を円滑に運営し、目的を達成するためにいろいろな御配慮をいただいているわけでありますが、しかし、問題が問題であるだけに、いろいろな矛盾を来たしたような点もあったと思いますが、きょうは、特に皆さんのほうで行政指導をされた御経験等を十分お聞きしてみたいと思います。  最初にお尋ねしたいのは、昭和三……

第43回国会 逓信委員会 第12号(1963/03/07、6期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうたいへんお忙しいなかを、東京都の経済局石丸組織課長さんにおいでいただきまして、どうもありがとうございます。  課長さん、組織課長さんになられたのはいつでございますか。
【次の発言】 三十六年の二月十七日に、三六企庁、第一五〇号という、中小企業庁振興部長から都道府県あての「電話加入権を質権の目的として金融事業を行なう事業協同組合の運営の指導について」という通達が参っておりますが、このことは御存じでございましょうか。
【次の発言】 実は 前回の委員会で加藤振興部長においでいただきました。それで、この行政指導を出しました目的、並びにさらに現実に起きております具体的な事例等についてお……

第43回国会 逓信委員会 第13号(1963/03/12、6期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、大臣にお尋ねしますが、放送協会の収支予算、事業計画、資金計画に対して、あなたは意見書を出されておりますが、この意見書は、放送法第四十八条の二号の手続は経ておりますか。
【次の発言】 この中に、特に、ラジオ、テレビジョンの放送網の建設計画については、周波数の割当方針との関連において、変更の必要が生ずる場合もあると考えると、こういうふうに意見を述べておられますが、これは、おそらく協会のほうで今考えられております事業計画の中で、柳岡委員から今御質問のありました難聴地域の解消のために、いろいろと電力の増力や放送局の新設、中継所の新設等を考えておるようですが、その中に、FM放送局十七……

第43回国会 逓信委員会 第14号(1963/03/14、6期、日本社会党)

○鈴木強君 予算書の中に、給与費として百十九億九千四百九十六万三千円計上されておりますが、NHKでは、職員の給与について御説明を伺いますと、社会水準を保ち得るように措置する、こういうふうに御説明されておりますけれども、一体、類似の新聞とか民間放送、そういうところの職員と比べて、NHKの給与は私は下のほうにあると思うのですね。したがって、各民間放送局なり、新聞関係の給与ベース等の資料はお持ちでございますか。もしありましたら、参考のためにちょっと知らしてもらいたい。
【次の発言】 これは政務次官、各新聞報道関係の現在の給与水準というものがどうなっておるかということは、政府として調べられないですかね……

第43回国会 逓信委員会 第16号(1963/03/20、6期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは、長浜教育局長においでいただきましたが、最初に、教育放送番組の拡充をはかる方針をNHKはとっておられますが、三十八年度における番組編成、教育放送の基本方針というものをひとつ示していただきたいと思います。
【次の発言】 私は、あなたが、どの記者だかわかりませんが、会見をされたときに、番組編成方針について、今あなたが言われたような方針は、すべて人つくりということを重点に置いて推進していくんだ、こういうふうに言われたらしいのですが、人つくりというのは、一体どういうことを言っておられるんですか。池田さんが言っておられるような人つくりということでございますか。

第43回国会 逓信委員会 第17号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣の御説明によりますと、この臨時措置法案は、昨年の五月、閣議において決定をしたということでございますが、当時、この閣議で決定をいたしました臨時措置法制定の趣旨というのは、一体どういうものでございましたですか。これをお尋ねしたい。
【次の発言】 そういう一般的なことはわかるのですけれども、一体こういう電電債券の需給調整のための資金を設定する、しかもその具体的なことについては、もちろん閣議ですから、そこまで御決定はなかったと思うのですが、特に電電債券の需給調整をやろうとするその意図ですね。私は不思議に思うのは、たしか昭和三十四年の電電公社の決算書を見ますと、当時郵政大臣は、約四十億円……

第43回国会 逓信委員会 第19号(1963/03/28、6期、日本社会党)

○鈴木強君 私、前回この法案に対して一通り質問を申し上げましたが、なお理解しがたい点もございますので、きょうは特に大蔵省からもおいでいただいております。  最初に、少しそういう観点から、理財局長さんが来られませんので、国庫課長さんが見えておりますので、ちょっとお尋ねしたいのですが、御承知のとおり、電電公社が発足をしてすでに十一年、この間、この公社法に基づいて、電電公社が電信電話の拡充のために努力されていることは御承知のとおりです。かねてから、私たちは、公社法全体について、国鉄公社あるいは専売公社等の過去経営をして参りました経験に徴し、なおかつ、電電十年の経営に徴しまして、是正すべき点が公社法上……

第43回国会 逓信委員会 第20号(1963/03/29、6期、日本社会党)

○鈴木強君 船員局長が他の委員会の関係でお急ぎのようですから、先に局長に対する御質問を申し上げます。  今の船舶職員法によって定められている通信士の定員は、何名になっておりますか。
【次の発言】 それを合わして、一級無線通信士、二級無線通信士に分けて、何名になりますか。
【次の発言】 それは今一種、二種甲、二種乙のそれぞれのトン数によって船別がきまっております。それから乗組員もきまっております。そういう基準によって計算した場合、定員法上の定員は何名おるかという質問ですけれども、そうすると、一級通信士ですね、あなたのほうでいうならば。その人が千九百名で二級通信士が千三百名の定員だ、こういうことで……

第43回国会 逓信委員会 第21号(1963/05/16、6期、日本社会党)

○鈴木強君 今度の国会に提案を予定しております法律案、あと二件あると思うのです。一つは、例の電話設備の拡充計画による電話交換方式の自動化のための暫定措置に関する法律案、もう一つは、郵便貯金法の一部を改正する法律案及び運用範囲の拡張等を内容とする改正、保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案、この二つがあるわけです。これはどうなりますか。
【次の発言】 皆さんは、国会に提出すべき法案は早く提出をして審議を仰ぐというのは、これは筋です。国会が休会しようとどうしようと、政府当局は、できるだけ約束をしておるその法律案の提案については、もっと真剣に、すみやかに出すようにしてもらい……

第43回国会 逓信委員会 第22号(1963/05/28、6期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、郵政大臣にお尋ねいたします。  電電公社の経営委員のうち、二名は、今月の十九日にたしか任期が参っておると思うのです。当然、これは直ちにどうするか、政府として御決定にならなければならないと思うのですけれども、まだ聞くところによりますと、そのあとがまがきまっておらないように伺っております。これはどういうようないきさつになっておりますか。
【次の発言】 これは、国会の承認を当然必要とすると思いますが、その手続はどうなっていますか。まだそこまでいっていないのですか。
【次の発言】 この経営委員の再任ということは、これは妨げないですね、法律の上で。ところが、何か、何回やったらもう交代……

第43回国会 逓信委員会 第23号(1963/06/04、6期、日本社会党)

○鈴木強君 NHKの三十六年度貸借対照表等の国会提出説明資料、これは大臣からこの前説明を伺いましたが、それからあなたのこの意見書との関係で、私は大臣にひとつ最初に伺いたいことがございます。  それは、この意見書の最後に、協会の財政、資産総額が三百七十一億三千八百四十万円ある、こういうふうに書いてありますが、問題は、三十六年度の事業収入と支出とを差し引いて剰余金というものが五十一億六千四百三十五万円であって、「財政の状況はおおむね健全である。」、こういう郵政大臣の意見書を拝見しました。あなたの意見書に対する説明の中に、この「剰余金につきましては、その大部分が建設費、長期借入金返還等の資本支出に充……

第43回国会 逓信委員会 第24号(1963/06/06、6期、日本社会党)

○鈴木強君 文部省から視聴覚教育課長さんと中等教育課長さんにお忙しいところをおいでいただきまして、ありがとうございました。  最初に、視聴覚教育課長の小川さんにお尋ねいたしますが、あなたの、ほうで、視聴覚の教材の効果的利用を進める上の資料を得る目的で、先般、ラジオ、テレビ等の小学校あるいは中学校、僻地学校、それから青年婦人学級等における利用の調査をなさったように聞いておりますが、最初に、その結果をひとつ簡明にお知らせをいただきたいと思います。
【次の発言】 文部省として、テレビ、ラジオの教育放送をどういうふうに活用し、利用していくか、教材としてどう活用していくかというような、そういう基本的なお……

第43回国会 逓信委員会 第25号(1963/06/11、6期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。  私は、今の郵便貯金法の一部改正法案が提案されたので、私はこのことについて、ちょっと本会議との関連で、大臣に伺いたかったのですが、ちょうど今運用審議会の点が出ましたから、関連してお伺いします。  六月七日の本会議に、郵便貯金法の一部改正法が提案され、わが党光村委員が質問をいたしておりますが、その中で、大臣もあのときは御列席であったと思いますが、田中大蔵大臣は、資金運用審議会の構成についてこう答弁している。「法律的にも、御承知のとおり、資金運用審議会の構成は、会長が総理大臣であり、郵政大臣及び大蔵大臣が副会長になっておるのでございまして、学識経験者の十分な審議を経……

第43回国会 逓信委員会 第26号(1963/06/13、6期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは、大蔵大臣と大蔵省の理財局長にもおいでをいただいておりますが、最初に私は、今大臣からも御訂正の御発言がございました資金運用審議会の運営についてまず最初にお尋ねをしたいことがございます。  御指摘のとおり、資金運用部資金法は三十六年三月三十一日に改正されまして、七人の学識経験者によって審議会が構成されることになりました。そこで私は、その光村委員のあのときの御質問も、やはり郵政大臣なり大蔵大臣が直接審議会に入っておったほうが、より郵政省なりの意見というものが審議会の中に反映できるんじゃないか、こういうふうな、貯金を含めた運用部資金の運用について私は質問があったと思うのですね。確……

第43回国会 予算委員会 第15号(1963/03/19、6期、日本社会党)

○鈴木強君 官房長官にお伺いしますが、今国会に提出を予定しております法締案のうち、まだ未提出になっている法律案がたくさんあると思いますが、大体いつごろまでに御提出のめどが立っておりますか。
【次の発言】 非常に政府の提案がおくれているために、国会の審議との関係で問題が出てくると思うのですが、宮居長官は、ことしのこれからの国会の見通しの中で、はたして十分に五月二十二日までの会期中に審議ができると思われますか、何か対策は立てておりますか。
【次の発言】 御審議を賜わりたいと言ったって、提出時期がおそくなれば審議ができないのですから、ちょっと矛盾を感じませんか。

第44回国会 社会労働委員会 第1号(1963/10/16、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会といたしましては、今期国会開会中、社会保障制度に関する調査並びに労働情勢に関する調査を行なうこととし、その旨の調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三により、議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十七分散会

第44回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1963/10/24、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。  十月十九日、松野孝一君が委員を辞任され、その補欠に佐藤芳男君が選任されました。  ちょっと速記をやめてください。
【次の発言】 速記をつけてください。  これにて散会いたします。    午前十時二十四分散会

第44回国会 社会労働委員会 第2号(1963/10/18、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、竹中恒夫君が委員を辞任され、その補欠に松野孝一君が選任されました。
【次の発言】 本日は継続調査要求に関する件についておはかりいたします。  社会保障制度に関する調査並びに労働情勢に関する調査につきましては、本院規則第五十三条によりまして、閉会の場合におきましても、その調査を継続するため、継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたします。  なお、要求書の作成その他の手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じ……

第44回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1963/11/14、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  開会に先立ち、今次三井三池の鉱業所における爆発事故によってとうとい命を失われました四百五十一名の犠牲者の皆さん、それから、国鉄鶴見事故によって同様とうとい命をなくされました百六十一名の皆さんに対し、委員会として黙祷をささげ、これより御冥福を祈りたいと存じます。どうぞひとつ御協力いただきたいと思います。  では、黙祷。
【次の発言】 黙祷終わり。
【次の発言】 委員の異動についてお知らせいたします。  本日、村尾重雄君が委員を辞任されまして、その補欠として、天田勝正君が選任されました。

第44回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1963/11/29、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  まず、委員の異動についてお知らせいたします。  十一月二十七日、吉武恵市君が委員を辞任され、その補欠に山本杉君が選任されました。十一月二十八日、天田勝正君が委員を辞任され、その補欠に村尾重雄君が選任されました。
【次の発言】 派遣委員の報告に関する件を議題といたします。  先般当委員会が石炭対策特別委員会とともに行ないました三井三池鉱業所三川坑爆発事故に関する実情調査のための委員派遣について、派遣委員からの御報告を願います。阿具根君。
【次の発言】 ただいま御報告がございました阿具根委員からは、別途文書をもって派遣報告書が提出されております……

第44回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1963/12/03、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  御承知のごとく、十一月十四日の本委員会におきまして、三池炭鉱爆発事件に関する決議を行なった次第でございますが、本決議に関し、藏内労働政務次官より発言を求められておりますので、この際、これを許します。藏内労働政務次官。
【次の発言】 ちょっと速記やめて。
【次の発言】 速記をつけて。  別に御発言もなければ、本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十九分散会

第45回国会 社会労働委員会 第1号(1963/12/04、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。十二月三日、林塩君が委員を辞任されまして、その補欠に市川房枝君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会といたしましては、今期国会開会中、社会保障制度に関する調査並びに労働情勢に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三により、議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございま……

第45回国会 社会労働委員会 第2号(1963/12/17、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  審議に先立ちまして、大橋労働大臣及び蔵内労働政務次官並びに小林厚生大臣及び砂原厚生政務次官より発言を求められておりますので、順次これを許します。
【次の発言】 次に、委員の異動についてお知らせいたします。  十二月十六日、加瀬完君が委員を辞任されて、その補欠に大倉精一君が選任されました。十二月十七日、小平芳平君が委員を辞任されて、その補欠に牛田寛君が選任されました。
【次の発言】 生活環境施設整備緊急措置法案(閣法第九号)を議題といたします。  まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。

第46回国会 決算委員会 第8号(1964/04/24、6期、日本社会党)

○鈴木強君 昭和三十六年の三月三十一日、国会を通過し成立いたしました沖繩における模範農場に必要な物品及び本邦と沖繩との間の電気通信に必要な電気通信設備の譲与に関する法律に基づきまして、本土と沖繩間にマイクロウエーブの建設が計画をされ、その工事が進んでおったのでございますが、お聞きいたしますと、大体昨年の十月二十六日に琉球政府の電波法に基づく落成検査に合格をして、十一月の三日、文化の日に放送を開始しよう、  こういう段階に参っておったようでございますが、不幸にしてその後四カ月を経過いたしておりますが、料金分収率の問題をめぐって日本電信電話公社、琉球電信電話公社の相互間の意見が合いませんために、せ……

第46回国会 社会労働委員会 第1号(1963/12/20、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。  十二月十八日、牛田寛君が委員を辞任されまして、その補欠に小平芳平君が選任されました。  十二月二十日、大倉精一君が委員を辞任されまして、その補欠に加瀬完君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会におきましては、今期国会開会中、社会保障制度に関する調査並びに労働問題に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を、本院規則第七十二条の三により、議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第46回国会 社会労働委員会 第2号(1964/01/28、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る十二月二十三日、加瀬完君が委員を辞任され、その補欠とじて藤原道子君が選任されました。
【次の発言】 次に、委員阿具根登君から、都合により、理事を辞任いたしたい旨の申し出がございましたが、これを許可すること御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第46回国会 社会労働委員会 第3号(1964/01/30、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。本日、市川房枝君が委員を辞任され、その補欠に林塩君が選任されました。
【次の発言】 労働問題に対する調査を議題といたします。  まず、労働大臣より、労働行政の基本方針についての所信を聴取いたします。
【次の発言】 次に、今期国会における労働省関係提出予定法案について、政府より説明を聴取いたします。
【次の発言】 次に、昭和三十九年度労働省関係予算について説明を聴取いたします。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ありがとうございました。  本日は、これにて散会いたし……

第46回国会 社会労働委員会 第4号(1964/02/13、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  審議に入るに先立ち、御報告いたします。本委員会における定例日につきましては、従来どおり火曜日及び木曜日とし、火曜日は厚生関係、木曜日は労働関係の審査及び調査を行なうことと十一日の委員長及び理事打合会において申し合わせいたしました。
【次の発言】 次に、労働問題に関する調査中、労働行政の基本方針に関する件を議題といたします。質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 議事の進行は、委員長の許可を得てやってください。
【次の発言】 なお、藤田委員の質疑の中にありました資料につきましては、御要求がございましたので、先ほど有馬職業安定局長か……

第46回国会 社会労働委員会 第5号(1964/02/18、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  予防接種法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。小林厚生大臣。
【次の発言】 本日は、本法律案に対する提案理由の説明聴取のみにとどめます。
【次の発言】 次に、社会保障制度に関する調査中、厚生行政の基本方針に関する件及び昭和三十九年度厚生省関係予算に関する件を議題といたします。  質疑のある方は、逐次御発言願います。
【次の発言】 だから、幾つ事業場があって、そのうちあなた方は、年度計画で幾つずつ監督をしていく、その監督をした結果が、三十七年度幾つやって、そのうち三七%あったという、そう……

第46回国会 社会労働委員会 閉会後第5号(1964/09/30、6期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、ただいまより公務員給与に関して質問いたしたいと思いますが、増原給与担当大臣と大蔵大臣の出席を要求しておったわけでありますが、いまお見えになっているのは石田労働大臣だけですが、これはどうなりますか。あとから来ていただけますか。
【次の発言】 非常に重要な段階にきていると私は判断をしてきょう質問に立ったわけでありますから、大蔵大臣が見えないということは私は非常に困る。さらにひとつ大臣の出席方を委員長のほうから強力に要請していただきたいと思います。
【次の発言】 石田労働大臣には、大臣就任以来、ILOの実情調査調停委員会等に御出席いただきまして、東奔西走、たいへん御苦労さんに存じま……

第46回国会 社会労働委員会 第6号(1964/02/20、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  政府関係特殊法人等における労働問題に関する件の調査のため、雇用促進事業団理事長万仲余所治君を参考人として出席要求いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題といたします。  質疑の通告がございますので、順次これを許します。柳岡秋夫委員。
【次の発言】 速記とめてください。
【次の発言】 速記起こして。
【次の発言】 それと、ひとつ柳岡委員の先ほどからの質疑の中に言われておる「行政監察月……

第46回国会 社会労働委員会 第7号(1964/02/25、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  社会福祉事業振興会法の一部を改正する法律案並びに麻薬取締法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府より両案に対する提案理由の説明を聴取いたします。小林厚生大臣。
【次の発言】 本日は、以上両案の提案理由の説明の聴取にとどめておきます。
【次の発言】 次に、派遣委員の報告の件を議題にいたします。  先般、厚生及び労働行政実施状況調査のため委員派遣を行なったのでありますが、本日は、第一班の静岡及び山梨の両県及び第二班の滋賀県及び大阪府について藤田委員並びに村尾委員より御報告願います。第一班村尾委員。

第46回国会 社会労働委員会 閉会後第7号(1964/10/09、6期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、前回の委員会において、国家公務員の給与改善に対する人事院勧告の取り扱いについて政府の意見をただしたのでありますが、その後、なお実施についての御決定がないようでございます。これは私はきわめて遺憾に思いますが、きょうも労働大臣以下、六人の関係委員になっておられます方に御出席をお願いしたのでありますが、それぞれ御都合などがありまして、労働大臣と、大蔵省からは政務次官が見えておるだけでして、やむを得ない事情もあるようでありますから、お二人にお尋ねしたいと思います。  そこで、まず伺いたいのは、六日の日に六人委員会を開いております。これは石田労働大臣等たいへん御苦労いただいて開かれたの……

第46回国会 社会労働委員会 第8号(1964/02/27、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  まず、委員の異動についてお知らせいたします。二月二十六日、藤原道子君が委員を辞任されまして、その補欠に鈴木壽君が選任されました。
【次の発言】 次に、労働保険審査官及び労働保険審査会法の一部を改正する法律案を議題といたします。  政府より本案に対する提案理由の説明を聴取いたします。大橋労働大臣。
【次の発言】 本日は、本案に対する提案理由の聴取のみにとどめておきます。
【次の発言】 次に、労働問題に関する調査を議題といたします。本件に対して質疑のある方は、順次御発言をお願いいたします。

第46回国会 社会労働委員会 第9号(1964/03/03、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  唯生会篠田病院の閉鎖問題に関する件調査のため、参考人として、東京都衛生局医務部長斎藤三郎君、同民生局保護部長高鍋三千雄君の出席を求めて説明を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 医療金融公庫法の一部を改正する法律案並びに戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  右両案に対する提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本日は、右両案に対する提案理由の説明聴取のみにとどめ……

第46回国会 社会労働委員会 第10号(1964/03/05、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。三月四日、徳永正利君及び藤原道子君が委員を辞任され、その補欠に野村吉三郎君及び鈴木壽君が選任されました。  また、本日、野村吉三郎君が委員を辞任され、その補欠に徳永正利君が選任されました。
【次の発言】 おはかりいたします。徳永正利君の委員辞任に伴い、理事が一名欠員になりましたので、直ちに理事の補欠互選を行ないたいと存じます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは理事に亀井光君を指名いたします。(……

第46回国会 社会労働委員会 第11号(1964/03/10、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  委員の異動についてお知らせします。  三月五日、鈴木壽君が委員を辞任されて、その補欠に藤原道子君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  予防接種法の一部を改正する法律案審査のため、現行の生ワクチンの予防接種に関する問題について、参考人として社団法人北里研究所副所長笠原四郎君の出席を要求して、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、公害対策基本法案を議題といたします。  発議者、衆議院議員吉川兼……

第46回国会 社会労働委員会 第13号(1964/03/17、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  参考人の出席要求に関しておはかりいたします。  経口生ポリオワクチン製造等に関する問題について意見を聴取し、予防接種法の一部を改正する法律案の審議に資するため、参考人の出席を要求することといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたしました。  なお、参考人出席要求の日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、母性の保健及び母子世帯の福祉に関する法律案を議題といたします。  発議者……

第46回国会 社会労働委員会 第14号(1964/03/19、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律を廃止する法律案を議題といたします。  発議者衆議院議員吉川兼光君より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本日は、本案に対する提案理由の説明聴取のみにとどめておきます。
【次の発言】 労働保険審査官及び労働保険審査会法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は、どうぞ順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本日のところ、本案に対す……

第46回国会 社会労働委員会 第15号(1964/03/24、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  毒物及び劇物取締法の一部を改正する法律案を議題といたします。政府から、本案に対する提案理由の説明を聴取いたします。小林厚生大臣。
【次の発言】 本日は、本案に対する提案理由の説明聴取のみにとどめておきます。
【次の発言】 次に、保健所において執行される事業等に伴う経理事務の合理化に関する特別措置法案を議題といたします。  政府から、本案に対する提案理由の説明を聴取いたします。小林厚生大臣。
【次の発言】 本日は提案理由の説明聴取のみにとどめておきます。
【次の発言】 次に、医療金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本衆議院……

第46回国会 社会労働委員会 第16号(1964/03/26、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  労働保険審査官及び労働保険審査会法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、本法律案中、衆議院の修正にかかる部分についての説明を、修正案提出者衆議院議員西岡武夫君より聴取いたします。
【次の発言】 それでは、前回に引き続いて質疑を行ないます。質疑のある方は、どうぞ順次ご発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。

第46回国会 社会労働委員会 第17号(1964/03/31、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  国民年金法及び児童扶養手当法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府より提案理由の説明を聴取いたします。小林厚生大臣。
【次の発言】 本日のところ、本案に対する提案理由の説明聴取のみにとどめておきます。
【次の発言】 次に、重度精神薄弱児扶養手当法案を議題といたします。  政府より提案理由の説明を聴取いたします。小林厚生大臣。
【次の発言】 本日のところ、本案に対する提案理由説明聴取のみにとどめておきます。
【次の発言】 社会保障制度に関する調査を議題といたします。質疑の通告がございますので、順次これを許します。柳岡秋夫委員……

第46回国会 社会労働委員会 第18号(1964/04/02、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。四月一日、谷村貞治君が委員を辞任されまして、その補欠に山下春江君が選任されました。
【次の発言】 中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もないようでございますから、本案に対する質疑は、本日のところ、この程度にとどめておきます。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題といたします。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。柳岡秋夫委員。

第46回国会 社会労働委員会 第19号(1964/04/07、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  おはかりいたします。来たる九日の委員会に、雇用促進事業団の運営に関する件について意見を聴取し、質疑するため、雇用促進事業団理事長万仲余所治君を参考人として出席要求したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 麻薬取締法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案中、衆議院の修正にかかる部分についての説明を、修正案提出者、衆議院議員小宮山重四郎君より聴取いたします。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑のある方は、順次御発言願います。

第46回国会 社会労働委員会 第20号(1964/04/09、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。四月八日、牛田寛君が委員を辞任されまして、その補欠に小平芳平君が選任されました。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題といたします。質疑の通告がありますので、順次これを許します。  なお、本日は、雇用促進事業団理事長万仲余所治君を参考人として御出席願い、雇用促進事業団の運営に関する件について質疑を行なうことになっております。柳岡秋夫委員。
【次の発言】 阿具根登委員。
【次の発言】 藤田藤太郎委員。
【次の発言】 私も一言最後に要望しておきたいのですが、雇用促進事業団でおやりになっておる仕事は、本来……

第46回国会 社会労働委員会 第21号(1964/04/14、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。  生活保護法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、発議者、衆議院議員八木一男君より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本日は、本案に対する提案理由の説明聴取のみにとどめておきます。
【次の発言】 何ですか。
【次の発言】 それでは、お二人の発言もございますので、委員長といたしましては、理事の皆さんとも御相談いたしまして、いまお二人の意見の趣旨に沿うようにやってまいりたいと思います。
【次の発言】 日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案を議題と……

第46回国会 社会労働委員会 第22号(1964/04/21、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  原子爆弾被爆者の医療等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。まず一発議者中村順造君より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本日は、本案に対する説明聴取のみにとどめておきます。
【次の発言】 毒物及び劇物取締法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は、どうぞ順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  これより討論に入ります。御意見のある方は、賛否を明らかにしてお述べを願……

第46回国会 社会労働委員会 第23号(1964/04/23、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  保健所において執行される事業等に伴う経理事務の合理化に関する特別措置法案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は、どうぞ御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。  他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御意見もないようでございますが、討論はないものと認めて御異議ございませんか。

第46回国会 社会労働委員会 第24号(1964/05/07、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本日のところ、本案に対する質疑はこの程度にとどめておきます。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題といたします。質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 増森さん、「新しい管理者」というのを、ひとつ委員の皆さんに参考にしたいのですから、二十部委員のほうへひとつ配っていただけませんか、よろしゅうございますか、それをちょっと答えてください。

第46回国会 社会労働委員会 第25号(1964/05/12、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) これより開会いたします。  国民年金法及び児童扶養手当法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案中、衆議院の修正にかかる部分についての説明を衆議院社会労働委員長代理小沢辰男君より聴取いたします。衆議院議員沢辰男君。
【次の発言】 これより質疑に入ります。御質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと實本さん、質問の趣旨は違うんじゃないですか。さっきあなたの言われた二十歳で五十七万の人が国民年金の推定の加入対象者だ、ところが、そのうち十三万人しか入っていない、こういう御答弁がありましたね。ですから、二百万人の成年に達した人たちがおるわけでしょう。そ……

第46回国会 社会労働委員会 第26号(1964/05/14、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行ないます。質疑の通告がございますので、これを許します。柳岡秋夫君。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本日は、本案についての質疑はこの程度にとどめておきます。
【次の発言】 次に、労働問題に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに何かありますか。――他に御発言もなければ、本件に関する質疑は、本日のところ、この程度にとどめておきます。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時三十九分散会

第46回国会 社会労働委員会 第27号(1964/05/26、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  理事辞任の件を議題といたします。  亀井光君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたします。  つきましては、直ちにその補欠の互選を行ないたいと存じます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、理事に徳永正利君を指名いたします。(拍手)
【次の発言】 国民年金法及び児童扶養手当法の一部を改正する法律案……

第46回国会 社会労働委員会 第28号(1964/05/28、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまから開会いたします。  理事辞任の件を議題といたします。  徳永正利君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  つきましては、直ちにその補欠を互選いたしたいと存じますが、互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、理事に亀井光君を指名いたします。
【次の発言】 中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑……

第46回国会 社会労働委員会 第29号(1964/06/02、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまより開会いたします。  理事補欠互選の件を議題といたします。  亀井光君の委員辞任に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠互選を行ないます。互選の方法は、投票によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、理事に亀井光君を指名いたします。
【次の発言】 母子福祉法案、母性の保健及び母子世帯の福祉に関する法律案及び母性福祉保障法案を一括議題といたします。  まず、母性福祉保障法案について発議者衆議院議員吉田賢一君から提案理由の説明を聴取いたします。

第46回国会 逓信委員会 第28号(1964/06/04、6期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。横川委員の御質問にありましたように、七千万円の資金を投資するということは、現在の公社の建設財源等から見て無理ではないか、こういう横川委員の質問だと思うのです。私は、いまの大臣の御答弁ですと、ちょっと問題があると思うのです。というのは、けさ、私は朝日新聞を見ましたら、電電公社が昭和四十二年の第三次長期計画の年度末までに、電話、電報の料金の引き上げをしなければならない、こういう記事を見たわけです。もちろんこれは、もうすでに二年ちょっと前に距離別時間差法という新料金体系に改正になりまして、残っておるのは電報料金、これは百三十億も赤字がございまして、従来からの懸案でございますので、私……

第46回国会 逓信委員会 第30号(1964/06/11、6期、日本社会党)

○鈴木強君 私はまず郵政大臣にお尋ねをしたいのでありますが、今回、日本電信電話公社法の一部を改正する法律案を御提案なさいましたが、その内容を見ますと、われわれの意に反する、公社が本来行なわなければならない公衆電気通信業務の一部をさらに民間会社に委託をしてやる、そのために資金的な措置をするという内容でございまして、まことに私は、電気通信事業の一元化、公衆電気通信法あるいは電電公社法のねらっております電電公社が公衆電気通信事業を一元的にやっていく、こういう大方針に反するような御提案でありまして、まことに遺憾に思います。  そこで、お尋ねしたいのは、われわれが、年来、現在の電電公社法は、昭和二十七年……

第46回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1964/09/19、6期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。先ほどの小柳委員の質問で、私は増原給与担当大臣にお伺いしたいのですが、閣議の決定の尊重ということについて非常に不明確ですから、これは私は明確にしておいていただきたいと思うのです。私もずっとお伺いしておりまして、これは鍋島大蔵政務次官も、政府の基本方針は尊重である、こういうことを前提にして御答弁なさったわけですね。ですから、増原さんの言われたのは、この人事院勧告を尊重するということは、実施の時期を含めて尊重することである。で、いまさっきの御答弁ですと、そういうことを閣議で正式に人事院勧告が出たあときめる手続はまだなされておらない。しかしながら、従来とも政府が人事院勧……

第47回国会 社会労働委員会 第2号(1964/12/03、6期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいまの大臣の所信表明の中の一万円年金の実現のための厚生年金法の改正でございますね。これはできるだけ早い機会にその実現を期したいという御所存のようでございますが、聞くところによりますと、この改正につきましてはいろいろ御意見があるようでございますね。したがって、そう無理をなさって、ただ法案だけを国会へ出しましても、所期の目的を達成することは非常に困難だと思いますので、私は、希望意見ではございますが、願わくは、もう少し時間をかして、掛け金をやる労働者側ですね、こういう皆さんの御意見ももう少し慎重にお聞きになって、いわゆる佐藤内閣の調和の精神をもう少し出していただいてからのほうがよろし……

第47回国会 社会労働委員会 第3号(1964/12/17、6期、日本社会党)

○鈴木強君 きょう私は、公共企業体の当事者能力、特に給与、賃金問題についてお尋ねをしたいと思います。  まず、この当事者能力の問題につきましては、すでに国鉄、公社の発足いたしました昭和二十三年、これは専売も同時期でございますが、さらに昭和二十七年の電電公社の公共企業体移行、こういった当時から問題になっておったところでございます。もちろん日本の公共企業体経営全般に対する問題点は幾つかあると思います。きょうは三公社の総裁の皆さんにお忙しい中をおいでいただきましたが、実際に私は、現在の公社制度のもとにおいて、責任を持ってそれぞれの総裁の方々が国民の負託に沿うそれぞれの事業を正しく発展していくための御……

第47回国会 逓信委員会 第3号(1964/12/15、6期、日本社会党)

○鈴木強君 たいへん時間がおそくなりましたので、二、三の点だけお伺いします。  三十七年度の財産目録、貸借対照表及び損益計算書に関する説明書を拝見いたしました。同時に、この会計検査院から報告もございまして、たいへんりっぱにやっていただきましたことは、心から感謝いたします。ただ、郵政大臣に最初に私は伺いたいのは、あなたがお出しになっておるこの業務報告書及び郵政大臣の意見書を拝見しますと、意見書というよりも、むしろ説明書のようなものであって、具体的な意見があまり見えないのでございます。したがって、私は質問するのでありますが、郵政大臣としては、このNHKの決算報告書をごらんになりまして、一体この年か……

第47回国会 予算委員会 第6号(1964/12/12、6期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、最初に、公共企業体の当事者能力についてまず郵政大臣にお尋ねをいたします。  九日のこの委員会において、同僚永岡君から質問がございました。その際、石田労働大臣は、現行法を活用して、制度の中で労使間でやっていただきたいのだ、こういう趣旨の御発言をなさいました。郵政大臣はどうお考えになりますか。
【次の発言】 電電公社の総裁はどうお考えになりますか。
【次の発言】 郵政大臣、当事者能力があると、こうあなたは断定されました。しからば、具体的に、公労法あるいは公社法、予算総則等から、一体どこにあるのか。
【次の発言】 これは全然私にはわかりません。公労法第八条の団体交渉権と、公労法第十……

第48回国会 国際労働条約第87号等特別委員会 第2号(1965/04/22、6期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行。きわめて当然なことでございますが、私はこの際、委員長にお願いがあります。ただいま御説明を伺いましたが、政府側の説明に対して衆議院の修正案がございました。私は、衆議院の審議の経緯にかんがみて、この案件は国際的な信用問題もございますし、委員長におきましては、尽くすべきは尽くされ、本院におきましては、その良識において、慎重御審議いただけるものと確信をいたしますが、私は、当然の希望でございますが、一言委員長にお願いしておきます。

第48回国会 国際労働条約第87号等特別委員会 第7号(1965/05/13、6期、日本社会党)

○鈴木強君 労働大臣がまだ御出席をいただいておりませんので、最初に事務的な問題について労働省のほうに少しお尋ねいたします。ILOで現在までに採択をした条約、勧告、このうちで日本が批准をしております条約、勧告は大体幾つあるのでございますか。残りは幾つ残っておりますか。  それからもう一つは、八十七号条約の批准国は相当あると思うのですが、日本は第何番目になるか、この点を教えてもらいたいと思います。
【次の発言】 労政局長、百十二カ国あって、二十五・八だから平均並みだということは聞いていないのです。何番目になりますかと、こう聞いているのだから、そこを答えてもらいたい。わからなかったら調べていただけま……

第48回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1965/07/10、6期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと委員長、委員長のお進めのとおりでけっこうでございますが、現地視察をしていただいて適切な御指導をいただいたと思いますが、特に遺族補償、なくなられた方々のそれについては万全な措置をしていただくようにお願いをしてあるわけですが、それらについて、もし私は時間がそうかかるようでしたらどうかと思いますが、基本的な問題についてやられていることについて、簡単に要旨だけでも御報告いただけませんでしょうか。救済措置だけでいいです。
【次の発言】 組夫十八歳以下のまだ未成年の方々がおったのですが、これ等の労災はどうなんでございますか。何か特に問題があって補償ができなかった、そういうことはないので……

第48回国会 社会労働委員会 第11号(1965/04/08、6期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。いま小柳委員の質問に対して森さんお答えになっていますが、どうも二年間職員部長をやられているということですけれども、これに対する農林省の対策というのは非常に消極的ですよ。それではお尋ねしますが、人事院規則には「等」ということがない。労基法施行規則の三 十五条の十一項にはこれはいつ入りましたか。
【次の発言】 だから三十五年にそういう自動のこぎり機を取り入れて、それで白ろう病という該当する病気があらわれてきた、それもあなたは知っているわけですよ。三十八年の十月ですか、やっと対策のようなものを立て始めた。だから基準法上は道が開けておる。人事院規則上そういう病気があるかないか想定でき……

第48回国会 社会労働委員会 第14号(1965/04/22、6期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、あらかじめ関係大臣に御出席を要求してありますが、いまどことどこと来ておりますか。
【次の発言】 きょう私は、公労協の賃金紛争について関係の皆さんから御意見を承りたいと思いまして御出席を要求したのでありますが、郵政大臣のほかは、それぞれみんな代理で出てこられましたので、非常に私は遺憾に思います。問題は、二十三日に公労協が統一ストライキを計画をいたしておるのでありますが、これにはいろいろといきさつがございますし、すでにこの委員会でも、何回か問題の解決のために努力をしていただくようにお願いはしてございます。しかし、結論的に、この賃金紛争が長引いて、非常に遺憾な事態にいま立ち向かって……

第48回国会 社会労働委員会 第15号(1965/04/27、6期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、神田厚生大臣に日本の医学的リハビリテーションの根本方針についてちょっとお尋ねしたいのであります。  厚生大臣の官房企画室で、医学的リハビリテーションに対する現状と対策という問題について御研究なされて、これは省内の研究会のように思われますが、これの中間報告が出ておりますね、これは大臣は内容を全部ごらんになりましたか。
【次の発言】 私は、今回ここに提案をされております理学療法士及び作業療法士法案については賛成をするものでありますが、ただ単に理学療法士、作業療法士の身分法的なものを出しても、私は、日本のリハビリテーションの方向に対しては一歩前進であっても、その大きな土台が置き去り……

第48回国会 社会労働委員会 第17号(1965/05/11、6期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。ただいま未帰還者が六千六百七十七名おられるという大臣のお話ですが、もう戦争が終わって二十年間たっております今日、自分の肉親を失った家族の人たちはどんな気持ちだろうと私は思います。私も四年ばかり戦争にいってきましたが、生き長らえてきた一人ですが、そういうなくなられた人たちの最終的な姿を私は見ているだけに、何かしら心の中に六千六百七十七名まだ帰っておらぬのか、一体政府は何をしているのだという気持ちがわいてきたのです。まあ推定のお話ですからよくわかりませんが、そのうち半分は生存、半分は死亡というようなところまでつかんでいるわけですね。ですから、私は、もう一歩厚生省当局は……

第48回国会 社会労働委員会 第19号(1965/05/17、6期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、大臣にお尋ねいたしますが、医療金融公庫が設立をされましてちょうど五年になると思います。この間、関係皆さんの御苦労によって、およそその目的を達成しておると思いますが、大臣は、その公庫の五ヵ年間の運営について、後ほどまたこまかいことをお尋ねいたしますが、総括的にいってうまくいっているかどうかですね、そういう点についてのおおよそのあなたの見方を最初に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 たいへん大臣から、適切な御答弁だと思いますが、運営についての御処置も承りました。私は、すべて事業は人にありと、こういわれておりますが、問題は、いかに崇高な理想、目的を掲げましても、要は、そこに……

第48回国会 逓信委員会 第5号(1965/03/02、6期、日本社会党)

○鈴木強君 郵政省のことしの特別会計予算を拝見しますと、異例な予算が組まれているように思います。そこで、最初に伺いたいのは、歳入歳出で五十六億の出超は、どうしてこういう五十六億出超の予算を組まなければならなかったのか。郵政省始まって以来のことですが、これはひとつ説明してもらいたい。
【次の発言】 歳入の見積もりが、はたして三千六百二十四億というのが、予想として適切であるかどうかということ、これはよくわからないことですね、将来のことですから。しかし、それらの点、あるいは歳出の面において、はたして三千六百八十一億というのが、適切であるかどうかということは、もう少し私は内容を見ませんと、にわかにここ……

第48回国会 逓信委員会 第7号(1965/03/11、6期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。私、現場をよくわかりませんから、お伺いしたいのですが、ドロップワイヤーのところにテープで包んであったわけですね。当時、その辺の増設工事ないしは修理、そういったような工事はいつごろ行なわれたのですか。その辺の調査はわかりませんか。
【次の発言】 そうじゃなくて、まあ電柱が宮本さんの前にある。そこからドロップワイヤーが入っておりますね。その辺の、周辺の増設工事とか、修理があって、公社か、あるいは個人か、下請の業者か知りませんが、そういう工事をやったのがいつごろだったかというのです。そうすれば、やった時期が十日前であれば、十日前にはなかったということが一応立証されるわけ……

第48回国会 逓信委員会 第8号(1965/03/16、6期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣から経過についてのお話がございましたので、私は逝去のことでもありますし、いまここでさらに追及しようとは思いません。ただ、大臣のいまの御説明にもありましたように、少なくとも国会において質疑がかわされ、大臣から、そういうことはやらないという明確な答弁があったのを、その翌年度――翌年度というか、その決定した年の同じ年度において、いわゆるその発言をくつがえすようなやり方は、これは私は、国会にはやはり権威というものもありますし、十分注意しなければならないことだと思います。そうでないと、われわれがいかに大臣から御答弁いただいても、そのことが二、三カ月たったら何も守れないということであっては……

第48回国会 逓信委員会 第9号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○鈴木強君 いま光村委員から附帯決議に対するいろいろお伺いがございました。私もずいぶんこの曲具体的にお伺いして、対策を立てていただいたのですが、一部は非常に御苦労していただいて、ありがとうございました。ただ、睡眠貯金の四百十億という御報告がありましたが、これは関東大震災当時のものは睡眠貯金に入っておりますが、そのほか、二十九条による時効消滅の分は当然国庫に入ると思うのです。ですから、まあ二十一年か二十二年――資料がありましたら、今日まで、一体、国庫に時効消滅して入っているのはどのくらいあるか。前回の法律改正のときに、そういったことの私の質問に対して御答弁いただいたのがあると思いますから。それか……

第48回国会 逓信委員会 第11号(1965/03/25、6期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に郵政大臣にお尋ねします。  あなたがお出しになった日本放送協会の四十年度の収支予算、事業計画及び資金計画に対する意見書を拝見しますと、この意見書は、過去十年近く私も拝見しているのですが、書いていることは大体同じで、事業計画はおおむね妥当だと、こう言っているのですね。ことしは放送四十周年記念の意義ある年で、この間幾多の関係者諸君の努力によって、日本の放送がここまできた。私は、この「おおむね妥当」というような、ありふれた表現じゃなくて、もう少しいうなれば適切な表現によって、適切に現在のNHKの事業計画なり、資金計画なり、そういったものに対する判定をしたらどうかと思うのですが、これ……

第48回国会 逓信委員会 第12号(1965/03/30、6期、日本社会党)

○鈴木強君 本日はたいへんお忙がしい中をKDDの皆さんにおいでをいただきまして恐縮に存じます。  私、最初にお尋ねしたいのは、御承知のとおり昭和二十八年四月一日に国際電信電話株式会社が設立をされております。この会社移行の際に政府が一番力説をいたしましたのは、日本の国際通信事業は、国有ないし公共企業体経営よりも、民間経常のほうがベターである、こういう趣旨だったと私は記憶をいたしているのでございます。したがってその設立の目的を貫徹するために、皆さんが一致協力をして今日まで努力をされてまいっていると思います。おおよそ今日まで十数年経過いたしまして、この設立の目的は達成されていると、こういうふうに御判……

第48回国会 逓信委員会 第14号(1965/04/27、6期、日本社会党)

○鈴木強君 私も横川委員と同じように、ことしの春闘に対してたいへん憂慮をしているものの一人でございます。したがって、三十日にさらに強力な実力行使を敢行しようとしている今日、私は郵政大臣と電電公社の総裁に、当面のこの紛争を解決する御所信について、もう少し伺いたいと思います。  電電公社の総裁は、ただいま郵政省に政府のほうから連絡がありましたような、現在調停段階で作業が進行中の公労協の紛争に対して、御連絡がございましたか。
【次の発言】 その態度は、どういうふうに政府からあなたのところに伝わってきているのですか。
【次の発言】 そのことは、もう二十二日の日におおよそ政府の態度はきまっておった、あな……

第48回国会 逓信委員会 第15号(1965/05/11、6期、日本社会党)

○鈴木強君 今度、電波法の改正の中の一つに、周波数の変更がございますが、最初にその点についてお尋ねいたします。  きょうは防衛庁からもおいでいただいておりますが、たいへん時間がおくれて恐縮でした。装備局長においでいただいておりますが、この論議をする前に、一応私は、防衛庁が現在レーザーないしメーザーの開発研究をされておると思いますが、その現況について最初にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 このメーザーないしレーザーの開発については、これはもう戦前から日本においても研究が進められておったのでありまして、第二次世界戦争の間、いろいろ中断があったと思います。戦後、三十五年ないし三十六年から防衛庁……

第48回国会 予算委員会 第9号(1965/03/11、6期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。いまの郵政大臣の御答弁では、非常にまだ私納得できないのです。すでに日本におけるFM放送の免許の問題は、昭和三十七年にNHK九局、FM東海一局、これは純然たる運営の問題ですが、この二つに予備免許を与えて、FMの今後の検討を実験的にやらして今日に至っているわけです。その間、もう長い間逓信委員会等においても論議がされて、そうして三十八年のNHK十七局の予備免許の付与の場合、当然問題になっておりました技術基準、それから免許基準、この二つを決定されて、そうしてたくさん申請のあるFMに対して、日本の第三のメディアであるFM放送をどうするかということを検討していただくように準備が進……

第48回国会 予算委員会 第11号(1965/03/13、6期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。水道料の問題でお尋ねしたいのですけれども、先ほどからの御質疑を伺っておりますと、吉武自治大臣は、政府が御決定になっておりました公共料金ストップの政策というものをお忘れになって、何かいま上げようとすることに対してこれをバックアップするような立場に立っておられるように思いますから、この際お伺いしたいと思いますけれども、政府の公共料金ストップないし抑制策というのは、水道料金も入っておったかどうか、これは経済企画庁長官からもお尋ねしたい。そういう抑制策に協力をしてきた地方自治体がかなりの赤字が出ていることは、これは事実であります。したがって、いま東京とか大阪とか全国に赤字……

第48回国会 予算委員会 第12号(1965/03/15、6期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行について。ただいまの参事官の御説明は、まことに私たちは全然わからないのです。でたらめの解釈です。そこで、いま稲葉委員が質問をしているのは、国家機密ということがあるのかどうか、防衛庁の防衛計画について国会が調査権の発動をした場合、それに応じられるか、応じられないかという話ですよ。いいですか。そういう前提に立っての質問なんです。日本の憲法において国家機密はないし、自衛隊法においても、国会法においてもないでしょう。したがって、国家機密に関するということに対する解釈は全然でたらめですよ。そんな、参事官が、しかも防衛庁の参事官でしょう、そんなかってな解釈をされて、国会に対して要求資料……

第48回国会 予算委員会 第14号(1965/03/19、6期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。農林大臣と外務大臣にお尋ねいたしますが、きのうは車さんの健康で会談が持てなかったようですね、漁業交渉は。そこで、たいへんきょうは農林大臣は丁寧な報告をされておりますが、われわれはそれを聞きまして、もはや漁業交渉に関する限りは、まあ済州島周辺の基線の問題もありますが、大体もう最終的なところにきているだろう、こう私は感ずるんです。そこで、きょう会談が持たれましたら、おそらくいま御報告になった線で最終的に妥結するんではないか、こう私、思うんです。そのことに対しての御回答と、それから、いま小柳委員に対して外務大臣から御答弁がありましたが、おそらく漁業問題が一応の解決を見ますならば……

第48回国会 予算委員会 第16号(1965/03/23、6期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。この問題は非常に重大なことだと思います。かねて選挙制度審議会におきましても高級公務員の立候補については何らかの措置をすべきではないか、こういう意見も出ております。しかし、これは憲法に保障された被選挙権自由の問題にも関連がありますから、なかなかこれはむずかしくて今日に至っておるわけですね。今回もたしか七名程度の高級公務員が、特に次官クラスまで行かれた方々がすでに新聞紙上にも出て立候補がきまっておる。そういう中で私はいまこの問題について愛知大臣の意見を聞きたいのは、世にいう国家公務員の高級職員が立つ場合には批判があるにもかかわらず、やめた内藤かつての文部次官が、政府の機関……

第48回国会 予算委員会 第18号(1965/03/25、6期、日本社会党)

○鈴木強君 農林大臣にお尋ねいたします。昨日の漁業交渉の妥結について、わが党はその結論については幾多の疑点と不満がございます。したがって、党声明にも明らかなように、もう少し慎重な配慮をすべきであるという結論でございます。したがって、問題になりました点を二、三私はこの際お尋ねをしておきたいと思います。  まず、農林大臣が従来主張をされておりましたこの漁業交渉については、かりに請求権問題について多少の譲歩はあっても、この問題については譲歩しないと、こういう非常にかたい信念で交渉に当たられておったと思うのでありますが、最終段階でかなり後退をしてきた、これは一体どういうわけですか。

第48回国会 予算委員会 第20号(1965/03/30、6期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。この問題は私も赤城農相に対して先般質問をいたしました。その節、漁業交渉から一応椎名外務大臣のほうにこれは移行した問題なんです。で、私はそのときに、特に李ラインは不法不当のものであるし、このラインを越えたことによって不当に逮捕された日本の漁船に対する補償は必ずやるようにしてもらいたい、こういうことを特にその際申し上げたはずであります。特に私はここで注意しなければならないのは、これらの拿捕された方々は非常に零細な方であります。零細漁民であります。したがって、これを救済しなかったということになりと、非常にこれは重大問題が今後残ると思います。そこで赤城農林大臣にもお伺いしたいのですが……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 逓信委員会 第2号(1965/08/05、7期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは、私は基本的な一つ二つの問題について大臣に最初にお尋ねしたいと思います。  その一つは、郵便料金の問題でございます。ちょうど、ただいま四十一年度の予算の編成に着手されている時期だと思います。それで私たちが一番心配しますのは、四十年度予算が歳入三千六百二十四億、歳出が三千六百八十一億、出超の異例な郵政省予算が特別会計として国会に提案ざれました。私はそのときの審議で前の大臣にも御所見を承ったんですが、幸い、持ち越し金というのが六十七億ありまして、そのうちから五十六億の支出をして四十年度はつじつまを合わしたんです。バランスシートをとったんですが、おそらくこれは、これからの収入の推……

第49回国会 逓信委員会 第3号(1965/08/10、7期、日本社会党)

○鈴木強君 前回に続いて私ひとつ質問いたしたいと思います。  最初に伺いたいのは、前回の質問で、臨時放送関係法制調査会の答申が出ておりますその中で、当面いろいろ懸案問題があるのですが、この問題は必ずしも法律改正をしたあとに全部やるというような御方針でもないようでございますね。  そこで伺いたいのは、最近、教育番組の特に向上という趣旨かどうかわかりませんが、教育放送公社と申しますかね、これは仮称でしょうが、教育放送センターと申しますか、そういった設立の準備の動きがあるように伺うわけです。私は臨時放送関係法制調査会の答申を拝見いたしますと、こういうふうに書いてありますね。学校教育放送を放送事業者に……

第49回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1965/07/30、7期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第50回国会 逓信委員会 第2号(1965/10/28、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に私は委員長に質問したいのですけれども、きょうは、今臨時国会の開会後、初めての委員会でございますし、当然大臣からも所信の表明等もある、かように私は考えておったのですね。したがって、大臣等にも出席の要求をしておったのですが、見えておらぬのですね。これはどういうわけなんですか。委員長、折衝していただいたのでございますね。
【次の発言】 ちょっと従来の慣例が、質問者の質疑がある場合には、自分の党の理事を通じて要求しておりました。ですから、それが正式の理事会であらかじめ、次は大臣を呼んで所信表明をさせるとかなんとかということをきめる場合と、そうでなくて、そのつど、いまのような便宜的な方……

第50回国会 逓信委員会 第3号(1965/12/13、7期、日本社会党)

○鈴木強君 四日市電報電話局の自動化促進に関する請願ですが、政府側では、なるべく早く御要望に沿いたい、こういうお話ですが、現在、四日市電報電話局には、どの程度の電話交換要員がいるのか。そうして、いまの電話方式はどういう方式をとっておるのか。それから積滞はどの程度あるのか、これをちょっと伺っておきたい。
【次の発言】 概略はわかりましたが、われわれも、自動化に、便利にしていくということについては、私たちは反対いたしません。ただ、要員の配置転換、局地転換等の問題がかなり窮屈になってきていると思いますから、労働組合側とも十分に協議をし、過剰要員の措置については、万全の配慮をするということを私は条件に……

第51回国会 建設委員会 第17号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○鈴木強君 これは議員立法でもともと出発しているわけですから、どうも政府の取っ組み方が不十分のように私は思うのです、率直に言って。しかし、いま大臣の御説明のように、確かにこれらの火山灰を内容とした特殊な土壌の開発ということが他の問題と密接な関係がありますから、どこまでがこうだという厳密に分離することは非常にむずかしいと思います。ですから、なかなか困難だと思いますけれども、しかしあえてここに議員立法として制定された法律の趣旨にかんがみまして、その点をくふうして、一体これらの九州、四国、中国、中部にかける特殊土壌について、具体的にどういう計画を立てているかということを、一般の農業振興とかあるいは災……

第51回国会 逓信委員会 第3号(1966/02/15、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に大臣にお尋ねいたしますが、今国会への郵政省関係の提出予定法案については、ただいま説明を受けました。このうち、郵便料金の改正を内容とする郵便法の一部改正については、すでに提案がなされていると思います。そのほかの法案は、大体いつごろになるのでございましょうか、提案の時期は。
【次の発言】 ただいま大臣の御説明で、振替貯金法のほうは提出済みだと、こうおっしゃったんですが、それは間違いないでしょうか。郵便法の改正はたしか提案済みになっていると思うのですが、売りさばきのほうと振替貯金のほうは出ておらぬように思いましたが、その点もう一回念のため。

第51回国会 逓信委員会 第4号(1966/02/22、7期、日本社会党)

○鈴木強君 きょう会計検査院のほうからおいでいただくようにお願いしておきましたが、実は、別に特に私は指摘をする特別な問題ないのですけれども、ただ、従来、衆議院のほうには会計検査院から御出席いただいておったのですが、参議院のほうはそういう機会がなかったものですから、これはやはり一応討論の際は出席していただいたほうがよかろう、こう思っておいでいただいたわけです。  そこで、御報告を拝見しますと、特段の指摘事項はもうない、ずっとここ数年の間そういう状況で、われわれも喜んでおるわけですが、特に国会に対して文書で御報告いただくほかに、何か口頭によって協会のほうに御注意をしたような点はありますか、どうです……

第51回国会 逓信委員会 第5号(1966/02/24、7期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣ね、放送法の改正案は三月の上旬ですか、提案をされるようなお話を伺っておりますが、それとの関係で一つだけ最初に伺いたいことがあるんです。  それは、例の近畿地区テレビジョン放送局の問題でございますが、昨年の三月二十九日に、前の徳安郵政大臣が近畿へ行かれて、公聴会を持っておるんですがね。そのときに、近畿地区の難視聴地域の問題は早期に解決する必要があるという意見を述べられ、さらに、その難視聴地域の解消については、U電波によってこれを解消すると。この制度調査会の答申の中にも、いま単局で運営されている地域には普通局が設置されるということもあるので、この際、近畿の場合にも、独立局に免許を与……

第51回国会 逓信委員会 第6号(1966/03/01、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に大臣に伺いたいのですが、前々回の委員会で、放送法の改正についてすでに要綱がきまっておって、法制局と目下作業の進行のために努力中である、こういう御回答がございました。それで、それなら、その要綱をぜひ出していただきたい、こういうふうにお願いしておいたのでございますが、その後、一向出してくれませんが、どういうわけですか。
【次の発言】 そうしますと、普通、法律案を改正する場合には、要綱がきまりますね。それはわれわれも見せていただくわけですね。そうして、その要綱に基づいて法制局との立法上の表現その他についての打ち合わせをやっていく、こういうことですから、それはもう技術的な問題じゃない……

第51回国会 逓信委員会 第7号(1966/03/08、7期、日本社会党)

○鈴木強君 これは従来、国際電電の事業概要というものは国会に報告してなかったわけですね。今度新しくこういう方法をとったものですから、ですから、御報告なさるときには、郵政省の場合でも、電電公社の場合でも、NHKの場合でも、全部あなたが読まれたと同じものを、各委員に先に配ってもらうわけであります。そうして、それに対してわれわれが質問するというのが国会のルールなんですね。ですから、その点初めてですから、おそらく悪意があってやらなかったとは思いませんけれども、これからずっとそういう方式を続けていくわけですから、少なくとも、八藤さんのその説明じゃ納得できないわけであります。要するに、そういう国会の慣習が……

第51回国会 逓信委員会 第10号(1966/03/23、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、放送法の改正法案が国会に提案されておりますが、それとの関連について、郵政大臣、それから会長にも御説明を承りたいと思いますが、いま申し上げましたように、ことしのNHK予算は、懸案の放送法、電波法がおそまきながら国会に出てまいりました。そういう中の審議でありますから、最初に私はその点を明らかにしたい、こう思っておるわけでありまして、郵政大臣の意見書にもあるように、NHKの事業計画のうち「放送局の建設計画は、協会の既定の長期計画に基づくものであるが、今後、放送法制の改正との関連において、あらたに免許方針が策定される場合には、本建設計画は当該方針に基づいて実施されるべきものと考える……

第51回国会 逓信委員会 第15号(1966/04/19、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、日本科学技術振興財団の経営になっておりますいわゆる東京十二チャンネルの問題について質問いたしたいと思いますが、御承知のとおり、昭和三十九年四月十二日に、財団に十二チャンネルの免許の認可があり、開局をされたわけでありますが、まだ二年を経過しないのに、非常に遺憾な事態が起きておりまして、これを免許いたしました郵政当局の責任、また、これを公益法人として認可いたしております科学技術庁の責任、と同時に、もちろん、この十二チャンネルの経営に当たりました皆さんの責任は非常に重いであろうと思います。で、いままで郵政当局なり科学技術庁当局からいろいろ今日に至るまでの経緯については伺っております……

第51回国会 逓信委員会 第16号(1966/04/21、7期、日本社会党)

○鈴木強君 春闘もたいへん大詰めに来まして、私も政府、公社の見解をただしたいと思いますが、野上委員の質問もありましたので、重複を避けたいと思います。私は順次伺いたいと思いますが、最初に、いま大臣がお答えになりました給与のあり方について、ちょっと私は違うんです、見解が。公社法第三十条というものは、電電公社職員の給与をきめてある、どうあるべきかということを。そこには、「職員の給与は、その職務の内容と責任に応ずるものであり、且つ、職員が発揮した能率が考慮されるものでなければならない。」、ここが大事なところなんです。二項には、「国家公務員及び民間事業の従業者の給与その他の事情を考慮して定めなければなら……

第51回国会 逓信委員会 第22号(1966/05/31、7期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは小笠原さんに、お忙しいところ、おいでいただいたわけですが、郵便法の一部改正法案――きょうは五月三十一日ですね、予定は七月一日から値上げを考えているようですが、いままで郵政審議会のほうからの御意見を承っておりませんので、きょうはおいでいただいたわけであります。  そこで最初に、小笠原さんに御質問する前に、大臣にひとつ、関係がありますので、お尋ねしたいのでございますが、先般の仲裁裁定が提示ざれまして、政府はこれを受諾する、そして公労法に基づく手続を国会にとったわけですが、ところが、この郵便料金改正がこういう状態でありますから、郵政省としての立場はよくわかります。そこで、一体、郵……

第51回国会 逓信委員会 第23号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、四つほど総理のほうに質問を通告しておきましたが、時間がないそうですから、一つだけお尋ねいたします。  いまのお話で、佐藤内閣がことしの命題とした不況の克服、物価の安定、これについては、かなり見通しを得たという御自信のある御答弁でございました。そこで、景気は確かにある程度総理のおっしゃるような状態かと思いますが、物価の問題については、なかなかそう言っておられません。あなたが、特に二十七日の閣議で御発言になり、具体的な物価抑制のための措置をとられるようでございますが、そういった点もありまして、第一番にお伺いしたいのは、中期経済計画を一応いま御破算にしているわけでありますが、新しい……

第51回国会 逓信委員会 第25号(1966/06/09、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は最初に、電気通信事業の基本に関する問題について、ちょっとお尋ねをしたいと思います。皆さんも御承知のとおり、最近電気通信事業の一元的運営ということがまあ盛んに言われるようになっておるんでありますが、なるほど、いまの公衆電気通信サービスのいろいろの面を検討してみますと、たとえば最近、地域団体加入電話、あるいは集団住宅電話、あるいは集団住宅の自動電話、さらにまた、有線放送に接続する電話の問題、それから農村集団自動電話、こういったサービスが次々に開拓をされていっておるのでありますが、と同時に、けさも資料をいただきましたように、有線電気通信法第四条第五号による緊密業務ということに名をかり……

第51回国会 逓信委員会 第26号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○鈴木強君 前回私は質問をいたしたのでありますが、大臣が途中で御都合がありまして御退席になりましたので、中断しておったのでありますが、その際申し上げておきました現在の接続施設三十三カ所については、本来、本年の十二月三十一日で法律が切れるわけでありますから、当然こういう問題が再び論議ざれないというふうに、われわれは確信しておったいきさつもありますので、これから二年間かりに延長するといたしましても、具体的にこれをどうするかということが非常に問題になると思います。そこで、私申し上げましたように、どうしてもこれを切りかえるのには、公社が新しくサービス開始いたしました有線農村集団自動電話ですね、これの欠……

第51回国会 逓信委員会 第27号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。ちょっと大臣の答弁で私は受け取れないのは、人が足りないということも原因しているでしょう、こういうお話ですが、これは理屈にならぬと思うのです、人が足りなかったからできないというのは。給料が安いから仕事をしないということは認めますか。それと同じなんです。給料が安いからわしはあまり仕事ができないと同じであって、定員が足りないのであれば、われわれが毎国会、電波行政の非常に拡大に伴って定員がふえていないじゃないか、ぜひふやしてくれということをもう何回となく口をすっぱくして言っているのに、一つも人をふやしてくれない、監理局の人の定員もふえない、こういうことですから、それを理由にさ……

第51回国会 逓信委員会 第29号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○鈴木強君 第五十一国会もいよいよきょうで終止符を打つわけです。したがって、きょうの逓信委員会が最後になると思います。そこで、私は、特にこの国会に政府が御提案になりました放送法並びに電波法の一部改正法案について、この法律案は廃案という形になるのではないかと、こう思うのであります。そこで、今後のこの両法案の扱いについて、私はこの際、大臣に伺っておきたいと思うのです。その前にちょっと触れておきたいのは、もともとこの両法案については、調査会の答申もこれあり、前の徳安郵政大臣が社会党にも約束しておりますように、提案に至るまでの間、両党の意見も十分聞いた上で提案する、こういうお約束があったにもかかわらず……

第51回国会 予算委員会 第3号(1965/12/26、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連、一言……。
【次の発言】 簡単にやりますが、これは非常に重要な点ですから、私はあえて時間をいただいたのです。佐藤総理もいま御発言ございましたけれど、当時のいきさつを知っておる総理としてはちょっと私は解せないのです。というのは、公務員が国民全体の奉仕者であるということはこれは当然ですね。しかしながら、その奉仕者である公務員に対して、昭和二十三年のあの公務員法の改正まではストライキ権と団体交渉権は明らかに賦与されておった。ところが、マッカーサー書簡に基づく国家公務員法の改正によって二権は取られたわけですね。ですから、安井さんの言うように、国実公務員に労働運動上の制約をするのは当然……

第51回国会 予算委員会 第5号(1966/02/04、7期、日本社会党)

○鈴木強君 資料はそれぞれ各委員からかなり要求がありますので、この扱い方については、いまの木村委員のは、ここで了承されましたけれども、理事会等において、適当に早くまとめていただいて、各省に要求するように、委員長のほうでお取り計らいをいただきたいと思います。

第51回国会 予算委員会 第6号(1966/02/21、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいまから機第3号の審議に入るわけでありますが、最初に私は大蔵大臣にお尋ねしたいのでありますが、これは議事進行上必要でありますからお尋ねします。  先般、大臣からこの委員会に御説明のございました補正予算案につきましては、この二百六十二億円の国鉄特別債の発行は、三月十五日よりこの運賃法が改正になって新料金になるという前提で実は提案されているわけであります。ところが、現実には十五日に通っておりませんね。したがって、この根拠がくずれてきていると私は思う。したがって、前に提案されたその姿で質疑をすることになりますと、これは問題でありますから、その辺についてはずれた分、これはいつになるかわ……

第51回国会 予算委員会 第7号(1966/02/22、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。きのう私からもこの点についてはお尋ねしたのですが、この不用財産の処理、合理化、その他努力によって切り抜けたい、第四次補正は、大蔵大臣は困ると、こうおっしゃいましたね。ですから、そこに問題があるのです。結局、本来であれば、第四次補正を組んで国会の審議を仰ぐというのが、これは筋ですね。しかし、企業努力によってそれがもしカバーできる場合には、補正予算を組まない場合もあると、こういう御答弁であるならばわかります。私がいま質問を聞いておって一番心配なのは、国鉄がいま輸送力の拡大などいろいろな努力をしてくれております。しかし、まあ安全の問題につきましては、総裁、おっしゃるようにいろい……

第51回国会 予算委員会 第8号(1966/03/07、7期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長……。
【次の発言】 私は第一番に聞きたいのは、在日米軍のジェット機が空中衝突を誘因してやったのではないかというニュースが流れましたね。そして、現に落下傘で人がおりてきたのを見たというような趣旨の記事もありました。一体それは事実かどうか。政府が調べられた範囲でひとつお示しいただきたい。  もう一つは、さっき佐藤総理は、有視界飛行から計器飛行に切りかえるのが筋だと、こうおっしゃいました。私もそう思いますけれども、現実には総理が一体現在の航空管制塔の実態を知っておられるかどうか多少私は疑問を持ちます。もし、有視界飛行から計器飛行に現在の段階で切りかえられたら、これは管制塔はパンク……

第51回国会 予算委員会 第12号(1966/03/11、7期、日本社会党)

○鈴木強君 昨日、総理は、沖縄が攻撃された場合、日本はどうするかというわが党の稲葉委員の質問に対しまして、その場合には経済力だけというなまやさしいものでは済まされない。そこで、第一義的にはアメリカがこれを守る。また、日本人らしく一体となって防衛の任に当たる。このことについてはアメリカと十分相談する。日本が希望を述べれば、必ずアメリカは聞いてくれるだろう。また、希望はいれさすつもりだ。これは速記録を拝見しまして要約したものでございますが、こういう趣旨の御答弁をなさいました。しかし、この総理大臣の御答弁は、いま私が申し上げますような点において、従来政府が取り来たりました方針との間に、きわめて重大な……

第51回国会 予算委員会 第13号(1966/03/16、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に総理大臣にお尋ねいたします。  沖縄問題における総理の発言を要約すると、沖縄が武力攻撃を受けた場合、わが自衛隊の出動があり得ると受けとられるような御答弁で、これは従来の発言を勘案すると、重大な変化と思いますが、重ねてその真意を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま総理から御発言がございましたが、まる四日間お考えになった末の御所見でありますので、特に私どもが指摘しました問題について、憲法論、条約論あるいは自衛隊法等によって、自衛権の発動、自衛隊の出動ができない、こういうことでございますので、この点は、私どもも率直に認めます。  そこで、私はこの際、ぜひ総理……

第51回国会 予算委員会 第15号(1966/03/22、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。けさの閣議で、従来の国土縦貫自動車道法というのが幹線自動車法に名前を変えて、具体的に七千六百キロの道路計画がきまっていますが、その際、いまの木村委員の公債発行と関連があるのですが、大体六兆ないし七兆の資金が必要だ、そのうち、初年度一千億、二年度ぐらいから二千億、大体いま一億ぐらいの道路公債を発行するという内容になっております。揮発油税がだいぶあなた方の考えたようにあがってこないということもあって、なかなかその方面の資金の期待ができない、そこで道路公債に切りかえざるを得ないというようなことになったと聞いているのですが、その点は、将来の国債発行をされない――七千三百億から……

第51回国会 予算委員会 第16号(1966/03/23、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。  さっきから外務大臣のお話を承っておってちょっとわからぬのは、羽生委員が具体的に提案をいたしております非核武装宣言ですね、こういったものについて、必要ないと、こうおっしゃる。その理由としては、日本は核兵器を持たないし、またアメリカの持ち込みを許さない、だからそういうことはないのだと、こうおっしゃるのだが、さっきの防衛長官の発言の中でもわかりますように、中共が核兵器を保有するようになってきた、したがって、これに対する脅威を日本は受けておる、これに対しては、やはり力には力、核にはやはり核をもって抑止力を生み出していく、こういうお話ですね。こうなりますと、日本は核兵器を持……

第51回国会 予算委員会 第18号(1966/03/25、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、外交、防衛を中心にお尋ねをいたします。  総理府総務長官が何か御都合があるそうでございますから、最初にお尋ねしますが、褒賞製造費三億というのは、これはどういう内容ですか。
【次の発言】 それは新生活運動助成金です。褒賞品製造費。
【次の発言】 それから広報委託費四億五千万、これはどういうのですか。
【次の発言】 テレビの二億四千八百万円というのは、これはどのテレビも委託するわけですか。
【次の発言】 有線放送電話のほうはないんですか。
【次の発言】 新生活運動助成金、これは二億九千万円ですね。これはどうですか。
【次の発言】 これは新生活運動協会に対して助成するわけでしょう。……

第51回国会 予算委員会 第19号(1966/03/26、7期、日本社会党)

○鈴木強君 委員長……。簡単にいたしますが、いろいろ先ほどから御意見を承っておりますが、お互いに病気をしてみるとわかるんです、看護婦さんという存在がね。ところが、その大事な私たちの命を守ってくれる看護婦さんの労働条件は非常に悪いのですね。そこで、ひとつ私は人事院総裁、労働大臣等の意見も伺っておきたい。厚生大臣の意見も。  さっき、夜勤については一カ月間六日以内にしてもらいたいということに対して、八日以内という一応結論を出しておりますね。聞いてみると、それは科学的な調査でなくして、定員その他から勘定して八日という日を出している。私は、もう少し全体の日本の看護婦さんの労働条件をどうするか。特に母体……

第51回国会 予算委員会 第20号(1966/03/28、7期、日本社会党)

○鈴木強君 これは質問者がこれ以上質疑ができないというのは当然ですよ。私は松野さんにお尋ねしますが、自衛隊法第六十一条ですね、六十一条、ここに「隊員は、政党又は政令で定める政治的目的のために、寄附金その他の利益を求め、若しくは受領し、又は」ここですよ、「何らの方法をもってするを問わず、これらの行為に関与し」、「関与し」、ですね、「あるいは選挙権の行使を除くほか」、やっちゃいかぬ、こう書いてあるのです。そこでこの「あかしや」百三十四号の中に議会否認政党として社会党、公明党、こういうふうに載っておるのですね。そうして社会党が日本の破壊と属国化をねらっておると大きな見出しで書いてあるわけですね。これ……

第51回国会 予算委員会 第22号(1966/04/01、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。いま総理の御答弁聞くと、国会筋でそういう話が出されたのであって、ジョンソン大統領はそういうことは言っておらぬ、こういうお話ですが、三十一日のワシントン電によりますと、外交委員会での公聴会が終わりましたあと、ジョンソン大統領は記者会見をいたしております。その記者会見の席上において、多少の留保づきではあるが、中共との接触を深めることに賛成であると、こう述べ、しかも、委員会での意見には聞くべきものが多かったと、こういうふうに述べておるわけです。いま亀田委員が指摘されましたように、中共封じ込めの基本的な考え方はおそらく変わっていないかもしれません。しかしながら、二つの中国問題……

第51回国会 予算委員会 第23号(1966/04/02、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。私が、先ほど木村委員のこの物価対策に対する基本的な問題に対する質問をいたしましたのにお答えいただきましたが、木村委員がおっしゃっておるように、どうも私たちはぴんとこないのですね。そこで、具体的に二つだけ問題を取り上げて伺いたいと思います。  きのう、東京都が発表した「都民生活白書」というのを拝見しますと、三十九年、生活が苦しくなったという人たちが二七%であったのでありますが、ことしは五一%にこれは上がっているわけですね。ですから、生活が苦しくなったということ、これは事実であります。そこで、たとえば、この原因が木村委員指摘のように、公共料金の点もあるでしょう。あるいは流通機構の……

第52回国会 決算委員会 閉会後第8号(1966/09/30、7期、日本社会党)

○鈴木強君 佐藤委員の御発言ですと、たな上げとおっしゃる。わが党の岡委員のお話ですとそうじゃないということですね。したがって、いまのような疑問が出てきたと思うのですよ。そこで、たまたま審議の過程で小委員会的なものをつくる、こうおっしゃったのですね。それが一体どういう性格のもので、一体いま問題になっております受領証、それが出せないという、一応現段階においては自民党は反対、わがほうは出せ、こう言っている。(「一応じゃない、出さないと言っている」と呼ぶ者あり)出さない。ですから、この問題について、小委員会で再びそういうことについてのもう話し合いがないのかどうか。小委員会を持つこともわかりませんから、……

第52回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1966/09/29、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいま今回の台風二十四号並びに台風二十六号の被害の状況を政府から御説明いただいたのでありますが、お話しのとおり範囲が一都三十四県と非常に広範囲にわたっております。しかも三百人以上の死傷者を出すという、きわめて伊勢湾台風以来の大惨事であったと思います。私は不幸にしてたっとい命を失われました皆さまに衷心から哀悼の意を表しますと同時に、遺家族の方々に御見舞い申し上げます。そうして打ちのめされたいま現地の被災者はまっ黒になって再起の努力を続けておるのでありますが、勇気を持って立ち上がるように、そしてまた、われわれはその方々の立場を理解した積極的な御協力を申し上げなければならないと、私は決……

第52回国会 災害対策特別委員会 閉会後第4号(1966/10/11、7期、日本社会党)

○鈴木強君 前回、私は大ざっぱな質問をしておきましたが、その後さらに参議院から派遣をされて、山梨、静岡両県の視察をしてまいりました。その結果に基づき、当面緊急を要する問題でございますので、これらの問題等二、三の基本問題について関係者に質問をしたいと思います。  まず、非常に今回の場合には、もうすでに御質問がありましたように山間地帯における被害が多うございます。しかも被害額も大体山梨ですと八割程度は個人災害、こういうふうな非常に個人にとりましてはどうしていいかわからないというような、いま大きな気持ちがあると思うんです。ですから一日も早く国の力あるいは県の力によって復元してもらいたい、そういう率直……

第52回国会 逓信委員会 閉会後第1号(1966/09/10、7期、日本社会党)

○鈴木強君 先般の改造で新大臣に新谷さんがなられまして、まことにところを得た人事だと非常に喜んで敬意を表しておきます。  御就任以来いろいろな場所で大臣や政務次官の抱負経綸が述べられております。きょう初めて私は御質問をするのでありますが、ただいま永岡委員からもお尋ねがありましたように、新大臣になられて日は浅いのでありますが、すでに全生涯をほとんど逓信事業に捧げてきた大臣でありますから、事新しく構想をまとめるとかなんとかということは私はないと思う。したがって、きょうも、率直に言って、ごあいさつもただ単に、任命されました、よろしく、というようなことではなくして、すでに来年度の郵政以下関係の予算もつ……

第52回国会 逓信委員会 閉会後第2号(1966/10/08、7期、日本社会党)

○鈴木強君 前回残りました質問もあるのですけれども、大臣の関係があるそうですから、私の質問も二段がまえになるのですが、最初に大臣にお尋ねしたいのはベルボーイですね、これの周波数の割り当てについては、早急に結論を出していただきたい、こういう強い希望をこの前申し上げておったのでありますが、その後どんなふうな状況でございましょうか。
【次の発言】 これはただ観念的にお話のできることではなくて、一番やっかいな周波数の判定ができるかどうかということですからね、私もよくわかりますが、ただ、従来の経過からしまして、どうも国民に申しわけないんじゃないですか。実際予算に組んでスタートできるという確信に基づいてわ……

第52回国会 逓信委員会 閉会後第3号(1966/11/09、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私もこの問題について若干質問したいと思いますが、特に、いま大臣からお話しになりました発行枚数のことですが、実はことしの予算委員会におきまして、私はガン切手の発行に対する郵政省の御所見を伺いました。その際、もちろん郵政審議会の一応の議を経て今年度ガン切手を発行しようという計画を持ったことは事実でありますし、その際、当初郵政省の発行いたしました五千五百万枚ですね、二十円のが二千五百万枚、三円ついた十円のが三千万枚ですね、そういう私はお話を当時の長田郵務局長から聞いているのです。ところが、今度五百万枚を新たに増刷したということは一体どういうことか、ちょっと私にわからないのですよ。きょうは……

第52回国会 予算委員会 閉会後第1号(1966/11/10、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいま大谷理事の御発言もありましたが、私は、小林委員のおっしゃるように、私自身も、当然この予算委員会において総理の所言の御表明が、どういう形にせい、あると思っておりました。しかし、それがないということは、むしろおかしいのであって、理事会がそのことについて論議をしたならば別でありますが、むしろ、理事会としてそういうことについてあらかじめ話し合いをするというのも一つの方法であったと思いますが、それはもう過去のことですから、ですから、私は、ここで委員の立場でさっきから議事進行の発言を――ちょっと聞いてください。大谷さん、そこで、総理の言い方が少しおかしいのですね。しかも、私の気に食わな……

第52回国会 予算委員会 第2号(1966/07/20、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。
【次の発言】 ただいま総理、法務大臣からお答えをいただきましたが、どうもその点が、総理のおっしゃる政治姿勢との問題に関連して考えてみましても、非常にわれわれにとっては消極的に聞こえますし、それから、言われていることと、実際におやりになっていることとの間に、かなりのギヤツプを感ずるわけであります。そこで、私はさらにお伺いしたいのでありますが、検察当局がもちろん慎重に取り調べを行なった上で一部を起訴猶予し、一部を起訴処分にした、これに対して、国民世論が、おかしいじゃないかということからして、職権によって検察審査会がこれを取り上げたという経緯になっておりますが、その幾つかの理由を……

第52回国会 予算委員会 第3号(1966/07/21、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。私は本会議のときに質問したのですが、ハノイ、ハイフォンの聖域を爆撃したときに、日本政府は、これは官房長官談話と外務省の情文局長談話で支持するということを明らかにしましたね。いま聞いてみますと、どういうためにハノイ、ハイフォンを攻撃したのか、よく聞いておらぬし、わからぬ、こう総理はおっしゃる。そうであるならば、聞いていないし、わからないのに、どうして聖域の爆撃について日本政府は消極的であったけれども支持したか、これは矛盾があると思うのですね、それが一つ。  もう一つは、総理のおっしゃるように、ホー・チ・ミンが徹底抗戦を声明しました。それから、一方、先般の日米経済委員会の中でちょ……

第55回国会 逓信委員会 第2号(1967/03/23、7期、日本社会党)

○鈴木強君 途中でございますが、大臣の御都合もおありのようですから、ちょっとこの際、提出法案についてお尋ねをしておきたいのでございますが、いまの御説明ですと、電波法、放送法の一部改正案については、臨時放送関係法制調査会の答申に伴う所要の改正をしたい、こういうお話でございます。まことにもっともなお話だと思いますが、ただ一面、すでに新聞や報道によってわれわれが知っておりますのは、かねがね問題になっておりましたNHKのラジオ受信料の全廃の問題でございます。これは乙契約でございますが、これについて政府のほうで全廃したいという意見があることも、これは事実のようでございます。そこで、私はひとつここではっき……

第55回国会 逓信委員会 第4号(1967/03/30、7期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣御就任以来たいへん御苦労に存じますが、これらの逓信委員会に関連する事業については、たいへんな見識家でありますから、私は心から敬意を表しながら、以下質問をしたいと思います。  まずNHK予算の国会への提出の問題でありますが、これは放送法に基づいて大臣がお出しになっているのでございます。先般、あとからまたお尋ねいたします、非常に問題をかもしました報道番組の介入問題等の意見が閣議で御発言になりました際に、大臣が、特にNHK予算の提出について触れられておりますが、これは各新聞とも大体同じように書いておりまして、ここにコピーを持ってきておりますが、従来、NHKの予算というものが国会に提出……

第55回国会 逓信委員会 第5号(1967/04/17、7期、日本社会党)

○鈴木強君 時間があまりないようですから、最初に春闘関係でお尋ねしたいのですが、きょうは、委員長、大臣はどうしたのですか。
【次の発言】 じゃ、政務次官と人事局長、それから官房長はおりますか。
【次の発言】 最初に春闘の問題でお尋ねいたしますが、毎年のことですが、春になりますと、賃金の改定の問題が労使間で重要な課題になるのでありますが、これは政務次官にお尋ねしておきたいのですが、現在の公共企業体の労組法の中での組合、三公社五現業の組合は、公労法上は団体交渉権が与えられておる。しかし、現実には、予算総則上の給与総額によって縛られているという、こういう矛盾した形で、もう戦後十何年か続いているわけで……

第55回国会 逓信委員会 第6号(1967/05/16、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっとその点ですね、郵政大臣。特殊法人の場合の大臣の監督の範囲ですがね。いま光村委員に対するお答えがありましたけれども、かつて科学技術財団ですね、十二チャンネル。この経営が非常に相当の負債をかかえておりまして、いま放送内容についても問題があると私は見ておりまして、こういうことがありましてこの委員会でも論議したことがあるのです。これは私またあらためて十二チャンネルの問題はやりますが、郵政互助会の場合、郵政省と全逓の諸君が集まって十分協議をし、融資する場合でも、資産運営委員会というものを開いて、そこできめてやるわけですから、私は規約の点がどうかということはいまここで触れません。ただ、……

第55回国会 逓信委員会 第8号(1967/05/25、7期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣がいま御出席でございませんので、あとから大臣に――大臣としてNHKに対する、監督権もあるわけですが、特に放送番組に対する最近の政府の不当介入的な動きもございますし、特に協会のラジオ受信料については全廃をする法律改正を今国会に出す、しかも、今月中に出すということが、昨日の予算分科会で明らかになりました。したがって、私はきょうは時間がありませんでしたから、これらの問題については、きょう実はNHKの経営全体に対する大臣の考え方とあわせてお聞きしたかったのですが、おいでになっておりませんから、これはまた後ほどお尋ねすることにいたします。  それで、この意見書を拝見いたしますと、学校教育……

第55回国会 逓信委員会 第11号(1967/06/20、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、公庫公団の整理統合の問題についてお尋ねしたいのでございますが、行管長官にはたいへんお忙しいところおいでいただきまして、ありがとうございました。  実は、この公庫公団の廃止統合問題は、三年前に臨時行政調査会から意見が出ておるようでありますが、したがって、行管としても、調査会から各省に示達され、意見が出ておるわけですから、それに基づいて、それぞれ検討を進められ、その方向に努力されておると思うのでありますが、これがなかなか進まぬわけですね。長官も非常に御苦労なさっておると思います。これは予算委員会等でもかなり詰めた質疑がありましたから、きょうは私は特にこの逓信委員会に関係のある郵……

第55回国会 逓信委員会 第12号(1967/06/22、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。いい機会ですから、ちょっと大蔵省にお尋ねしたいのですが、せんだって私は、朝日新聞でしたか、毎日新聞ですか、記事に、いま郵政省が郵便貯金を奨励し、その貯蓄奨励の一環として苦労されているのですが、最近私どものところにも送られてきましたが、パンフレットですね、貯蓄の奨励のための、これについて、ある財界の方の記事が載っておりましたが、これはもう郵政省は全く商売人になり切っちゃって、必要以上の奨励をやっている、あれは行き過ぎだ、そういう記事が載っておったのです。私はそれを見まして、ずいぶん郵便貯金というものに対して認識がない人だなあと直観的に思いました。おそらく、これは例の問題になりま……

第55回国会 逓信委員会 第19号(1967/07/18、7期、日本社会党)

○鈴木強君 本日三人の先生方、たいへんお忙しいところをおいでいただきまして、ありがとうございました。私からも厚く御札申し上げます。  実は私は、かねてテレビ、ラジオ等の番組が国民に与える影響はどんなものであろうかという非常に強い関心を持っておったのでございます。特に、昭和四十年に放送番組向上委員会という組織がつくられました当時一番問題になりましたのは、三十八年から三十九年にかけて、全国的にテレビ番組に対する批判が出てまいりまして、番組水準の向上をはかるという、そういう趣旨からして、NHK、民放が協力してこの放送番組向上委員会がつくられたものと見られます。そこで私は、特に、今月の二十日ごろないし……

第55回国会 逓信委員会 第20号(1967/07/20、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと委員長、これは保留をした理由というのはわからないのですけれども、説明してもらえませんか。
【次の発言】 郵政大臣にお尋ねいたしますが、きのう新谷委員からも、今度の放送法の一部改正の法律案の、改正の趣旨について質問がございましたが、私もきのう伺っておりまして、公共放送のこれはもう根本的な基本に関することだと私は思いますから、そういう点で理解のまだできない点が幾つかありますから、最初にその点を大臣にお尋ねいたします。  きのうも言っておりましたけれども、放送の普及発展の現況にかんがみ、ラジオ放送に限り受信することのできる設備を設置した者は受信契約を締結することを要しない、こうい……

第55回国会 逓信委員会 第21号(1967/07/21、7期、日本社会党)

○鈴木強君 きのう質問が途中で終わりましたから、きょうあらためてお尋ねいたしますが、最初に、受信料の使途についてひとつお尋ねいたしますが、実は臨時放送関係法制調査会の答申の中に、受信料の使途についてということで大臣に意見が出されておりますが、それを見ますと、「受信料は、NHKの維持運営のためのものであって、これを業務外に使用すべきでないことはもちろんであるが、正常な業務運営に支障がないと認められ、放送界全般の改善向上により聴視者の利益となると認められるときは、一定の公正な条件のもとに、その施設の一部を民放にも積極的に利用させ、又は民放と共同して業務を行なうことが望ましい。」と、こういうのがござ……

第55回国会 農林水産委員会 第13号(1967/06/09、7期、日本社会党)

○鈴木強君 本日は、山梨県果樹試験場の津場長さん、それと武田薬品工業の西村常務さんに、たいへんお忙がしいところをお出ましいただきまして、ありがとうございます。厚くお礼を申し上げます。  実は、すでに御承知のことと存じますが、山梨県をはじめ、大阪、奈良、和歌山、徳島、香川、広島、島根、石川、山形、これらの各県におきまして、ブドウのジベレリン処理が非常に問題になっております。このジベレリン処理というので、御承知のとおり、ブドウの種をなくし、生長を促進するために、薬品を塗布するものでございます。ところが、事実、山梨県をはじめ、いま申し上げました各県において、このジベレリンを使用いたしましたところ、逆……

第55回国会 予算委員会 第4号(1967/03/31、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。私も約十年以上この国会でやっておりますが、いままでこの委員会でも、赤城防衛庁長官当時からもいろいろ論議がありました。軍隊かというと軍隊でない、自衛隊だという、戦力かというと戦力でない自衛力だと、こう言ってきたわけですね。いままでのように、近代的な戦力を遂行する力があるかないかによって戦力、軍隊と言うか言わないかというような、そういう解釈は法制局長官ないですよ、いままでに。いままでは明確に軍隊でない、自衛隊である、戦力でない、自衛力である、軍隊は持てない、自衛隊は持てるのだというのが、政府の一貫した態度であったはずですよね。  ですから瀬谷委員のおっしゃるように、この委員会で初……

第55回国会 予算委員会 第7号(1967/05/06、7期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行。いまの関連して……。これから予算委員会が続いていくのですが、われわれは経済問題を特に重点に宮澤企画庁長官に質問をしようとしているわけですね。ところが、先ほどのお話ですと、ケネディ・ラウンドの交渉に行かれるそうです。そこで、議事進行に関連してちょっと私はお尋ねしておきたいのですが、代理はだれがなさるのか、それからいつまで不在になるのか、実際にこの委員会に出席していただくのはいつなのか、それをひとつ官房長官から……。  それからもう一つ、宮澤さんせっかく行われるわけですから、この際、非常に大事な任務を帯びて行かれるわけですが、少しくその心境を聞かしてください。

第55回国会 予算委員会 第8号(1967/05/08、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。どうも資料の出し方についても、実は亀田委員からああいう発言があると、小出しに一つ二つ出すわけですね。これは物理的にできないことはわれわれもわかるわけですから了承します。しかし、もう少し委員に対して、委員会に対して親切なやり方をしてもらいたいと思うのです。  そこで私は一つ伺いたいのは、外務大臣の御答弁でもそうですが、いまの御答弁でもそうですが、米軍が委託研究といいますかね、委託を大学にする、そういうことなんです。いま話が出ましたが、私はふしぎに思うのは、日本の大学に対して米陸軍当局が、あるいはまあ海軍が、空軍でもそうでしょうが、何にも文部省も知らない、あるいは外務省も知らない……

第55回国会 予算委員会 第11号(1967/05/11、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、総理にお尋ねいたします。  昨日、東京都の議会の本会議で、美濃部知事が決定いたしました副知事三名、これに対して自民党は二人に反対いたしました。その結果、美濃部さんのきめようとした方が否決をされてしまったという事態が起きておりますが、総理として非常に遺憾だというふうに考えておられますか。
【次の発言】 批判をしないほうがよろしいと、こういうお話ですが、これはあなたのお考えだと思いますが、しかし私は、少なくとも都知事が都民から選ばれて、しかもその都知事を補佐する副知事でありますから、あなたがかりに都知事になりましても、おそらくあなたが一番使いやすい人、そういう者を補佐役として求……

第55回国会 予算委員会 第13号(1967/05/13、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、自治大臣にお尋ねいたしますが、政治資金規制の問題は、どうも雲行きが怪しくなってきたようなんですが、成案というものは、もうできているのですか。
【次の発言】 そうすると、いま自民党がやっております地域別議員懇談会というのがございますね。そこでこの問題が論議をされているようですが、自治省としては、ここにどういう説明をしているんですか。
【次の発言】 各新聞に報道されておるんですが、自治省側から具体的に改正作業の内容を出されて地域別議員懇談会で聞いて検討をしておると、こういう記事がある。これば間違いですか。
【次の発言】 地域別の議員懇談会の第一回、第二回の経過は聞いておりますか……

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/05/15、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。選挙運動改正の問題で一つ伺いたいのですが、簡単に申しますが、一つはテレビによる政見放送というものを許したらどうか。現在はラジオだけですが、それが一つ。  それからもう一つは、連呼行為に対しても、いまのところ衆参両院と知事の場合はいいんですが、その他は認められておりません。現状では、しかしなかなか、田中さんの例の連呼がありましたけれども、そういうふうにやられておるのですな。だから、その辺をどこまでということはちょっとここでは私は言えませんけれども、少なくとも区会ですね、それから県、市会ですね。その辺の段階までは、時間はある程度制限しても認めたらどうかと思うのです。  それからも……

第55回国会 予算委員会 第15号(1967/05/18、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して、いまのところは非常に大事なところだと思います、私も。そこでちょっと私は外務大臣の都合で質疑ができませんでしたので、この機会にちょっと関連してお伺いいたしますが、沖繩の施政権を日本が返還を求めるという、この基本的な態度について、今日まで幾度か論議されてまいりました。政府としては、あらゆる機会に、施政権返還について努力をしている、最善の努力をしている、日米交渉の場をとらえましてもやっている、こういう御発言がございました。ところが、いまの大臣のお話を聞きますと、当面は、施政権返還については、アメリカも日本も極東の安全を保持するために、そういうために沖繩を返すことについては無理だ……

第55回国会 予算委員会 第17号(1967/05/20、7期、日本社会党)

○鈴木強君 前回私がポッカレモンをはじめ、ジュース関係を取り上げまして、これの価格表示の取り締まりについて御質問したのでありますが、政府側の明確な答弁がございませんでした。そこで、ひとつ直接の担当である厚生大臣から、このいきさつですね、それから、法務大臣のほうからも、刑法上の取り締まりですね、これについての問題が出ておりますから、その後の、十分相談したと思いますから、結果を報告してもらいたい。
【次の発言】 そんな形式的なことは聞いてないですよ。この前具体的な問題を質問して答弁できなかった。委員長、おかしいですよ、そんな答弁をあのとき求めてないですよ。  それじゃ厚生省の場合ですね、特殊栄養食……

第55回国会 予算委員会 第18号(1967/05/24、7期、日本社会党)

○鈴木強君 第三分科会における審査の経過を御報告申し上げます。  第三分科会の担当は、昭和四十二年度予算三案中、農林、運輸、郵政、建設の四省所管にかかるものであります。  分科会におきましては、二十二日から本日まで、運輸省、郵政省、農林省、建設省の順に、関係大臣から提案理由の説明を聴取し、質疑を行なってまいりました。  以下、質疑のおもなものについてその要旨を御報告申し上げます。  まず、運輸省所管におきましては、新東京国際空港の問題について、「今日のような混乱を引き起こしたのは地元との間に対話がなかったことに最大の原因があるのではないか、反対派を含め地元との話し合いが済むまで測量をしないこと……

第55回国会 予算委員会 第19号(1967/05/25、7期、日本社会党)

○鈴木強君 いまの規正法の改正については、ちょっと私まだわかりませんから、関連して一つ二つお聞きしますが、藤枝自治大臣は十三日の委員会で、十九日が一日、二日ずれるかもしれませんが、そのころには国会に提案したい、こういうお話でした。ところが、きょうはもう二十五日ですから、その約束がくずれてきておる。そこで、それはいろいろとあなたのおっしゃっておるように、政党政治であるから党のほうとも連絡をとらなければならぬが、しかし、自治省自身としては答申を尊重してやるつもりだ、やるのだ、こういうことをはっきり言われたわけですね。そこで聞くところによると、すでに自治省のほうでは問題になっておりました労組の献金の……

第55回国会 予算委員会 第20号(1967/05/26、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ほかに機会がないもんですから、総理にちょっとこのとき聞きたいのだが、この沖繩の全面返還については、いまお話のとおり非常にむずかしい。先般来の御答弁によりますと、極東のこういう情勢が続いている限りにおいては、もう日本のほうから沖繩を返してくれ、こういうことはなかなか言いづらいのだ、政府としてですね。そういうふうにとれるわけですね。ですから、われわれは、政府の姿勢として、全日本国民と沖繩の人たちが一日も早く返してもらいたいというその熱意を、悲願を一日も早く達成できるように、積極的にあらゆる機会を通じてやってもらいたい、これが沖繩の人たち、われわれの願いなんですね。それにはいろいろな困難……

第56回国会 逓信委員会 閉会後第1号(1967/09/09、7期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうの委員会は、臨時国会の終わります日に、あらかじめ開会がきまっておったと思うのでありますが、きょうの委員会に、大臣なりあるいは公社総裁が御出席になりませんことは非常に遺憾であります。  私は、特に最近の電波放送業務についての大事な段階を迎えて、U新局免許に対する郵政省の態度等が盛んに新聞、テレビ、ラジオ等によって報道されておるわけであります。電波、放送両法の改正が遺憾ながらできませんでした、そういう中で作業をやるわけでありますから、慎重の上にも慎重を期し、将来の電波行政に再び汚点を残さないように御配慮をいただきつつ、作業を進めておられると思います。しかし、事柄が事柄だけに、従来……

第56回国会 逓信委員会 閉会後第2号(1967/10/12、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、西村委員及び石本委員とともに、去る八月三十日から五日間、関東、信越両地方における逓信関係業務の運営状況を視察してまいりましたが、その詳細につきましては、委員長のお許しを得て会議録にとどめたいと存じますので、御了承をお願いします。  右御報告します。
【次の発言】 私は、きょうは主として電波関係、それから国際電電関係、それから電電公社関係、この三つについて質問をいたしたいと思います。  まず、大臣にお尋ねしますが、実はけさの毎日新聞を拝見しますと、昨日の閣議で、テレビ番組に対する批判があったそうでございます。これは新聞によりますと、閣議が終わったあと、大橋運輸大臣が、記者会見の……

第57回国会 逓信委員会 第3号(1967/12/21、7期、日本社会党)

○鈴木強君 防衛施設庁の皆さん、たいへんお待たせいたしまして恐縮でございました。きょうは最初に米軍の電波制限要求についてお尋ねしたいと思います。逓信委員会は御承知のとおり電波行政については所管の委員会になっておりますが、ただ米軍関係になりますと、周辺整備法の問題とそれから日米間の安保条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う電波法の特例に関する法律、こういう法律によってしばられている点もあると思います。したがって、きょうここにおいでいただいたのでありますが、まず米側から日本に要求してまいっております基地ですね、どことどこを要求しているのか、これは……

第57回国会 予算委員会 第2号(1967/12/16、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は佐藤内閣の政治姿勢、外交、防衛、それにただいま社会問題になっております今年度の年末調整、税金の問題について質問をいたします。  まず第一に、液化石油ガス税の法案をめぐっての汚職事件が国民の前に明らかになり、国民はまたかという気持ちで憤激をすると同時に、この事態を見守っておると思います。したがって最初に、この事件の概要と今日までの捜査の状況、さらに今後の見通しについてお尋ねをいたします。
【次の発言】 お話を聞きますと、八月十二日ころからのお話でありまして、少し捜査が長引いているように私は思うのであります。この間、私の情報によりますと、八月の十二口に大阪地検が大阪タクシー協会ほか……

第57回国会 予算委員会 第3号(1967/12/18、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。いまの問題ですがね、総理大臣はインドネシアに行かれて、さきに矢山君の指摘された問題については、自分もそう思ったと、こう認められたんです。ですから、外務省が正式に発表しておる海外援助のそのことについて、その書物の中には、矢山君御指摘のように、非常に抽象的に書いてあるじゃないか。しかし、一方、あなたのほうで、部内用かなんか知らないが、つくっておる資料によると、いま矢山君の指摘した幾つかの問題がうまくいっていない、こういうことがあるわけです。しかも、総理大臣はこれを認めておるわけですから、あなたの言うように断じてないなんということは、全くそらぞらしいことですよ。だから、印刷している……

第57回国会 予算委員会 第5号(1967/12/20、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。外務大臣ね、そうおっしゃいますけれども、日米共同声明をよく見ますとね、その中では小笠原地域で米国が持っているこの軍事的役割り、こういうものを徐々に日本が肩がわりをすると、そういうことを条件にしてその小笠原の返還というものが合意されたと聞いているわけです。で、いろいろの新聞報道等もありますが、こういう立場に立って、防衛庁は小笠原に基地新設という必要があるかどうか、そういうところまで増田防衛庁長官は、あなたのところはいろいろ考えているんじゃないですか。たとえば可能性として、対潜水艦の警戒基地、これはP2Vの哨戒機あるいは駆潜艇の配置というものが必要ではないかと考えられているとか、……

第57回国会 予算委員会 第6号(1967/12/21、7期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。法制局長官はね、総理大臣も言われたのだが、内閣を代表して答弁しているのだ、信頼してくれ、こう言うのですがね。きのう、おとついあたり、総理大臣がおらぬからあれですけれども、だいぶこれは反撃を受けたんです、野党側からも。それで、言っていることがわからぬのですよ。要するに結論的に占部君の言っていることに対してずばり答えてもらいたい。ですから、奄美大島を返す場合に、いわゆる政府が従来から言っている潜在主権ですね、いいですか、現実的に主権の行使はできないけれども、そこには潜在的な主権はある、こう言われたわけですよ。ですから占部君の指摘したような問題については、実際の発動はできなかったが……

第58回国会 建設委員会 第18号(1968/05/14、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私はいまお話のありましたように、この法案が地価のつり上げにどういう影響があるか、こういったいろいろな角度がありますが、そこでそれとの関連で、いま住宅公団がおやりになっております公団住宅の家賃の問題との関連でちょっとお尋ねしたい。非常に地価がどんどんと上がりまして、公団の家賃も最近高くなってきているようでありますが、そういうことが低所得者の労働者にとっては耐えられないところまで来ている。そういう点で私はまず第一番にお尋ねしたいのは、公団住宅の家賃のきめ方の中、算定の方法として施行規則第九条に書いてあるのを見ますと、その中に管理事務費というのが入っております。それから地代相当額、損害保……

第58回国会 逓信委員会 第4号(1968/03/12、7期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは、たいへんお忙しい中、国際電電の社長以下、幹部の皆さんのおいでをいただきましてありがとうございました。ちょうどただいま会社法に基き、国際電電の事業計画、これは資金計画になるかどうかわかりませんが、含めて、大臣への認可申請が出されておると思います。したがって、私はきょうは新しく考えられます国際電電会社の事業計画について、国民の立場から私の意見を申し上げ、大臣も認可がまだ済んでおらないかと思いますので、ひとつわれわれの意見も十分そんたくされて、国際電電の四十三年度事業計画の御承認に際しては特段の御配慮をいただきたい、こういう考え方で、私はきょうこの質問をいたすのでございます。 ……

第58回国会 逓信委員会 第8号(1968/03/30、7期、日本社会党)

○鈴木強君 もう大体皆さんから多くの質問が出ておると思いますので、私は若干の質問をしておきたいと思います。  最初に、大臣にもう一回念を押しておきたいのですが放送法、電波法の改正ですね。これはこの前の委員会ではややまだ未練のあるお話でしたが、この段階になったらもう今度の通常国会で提案するということは非常にむずかしいと思うのですが、まあ断念せざるを得ないと思うのでありますが、まだ未練を持っておるのですか。
【次の発言】 その点わかりました。  それから、この前の委員会でも御質問しておりますから、少しくどいようですけれども、NHKの予算の審議にあたって、いま一回確認をしておきたのは、あなたが放送法……

第58回国会 逓信委員会 第11号(1968/04/16、7期、日本社会党)

○鈴木強君 今回沖繩におけるテレビジョン放送の普及を援助するために、沖繩におけるテレビジョン放送に必要な設備の日本放送協会による設置及び無償貸付けに関する法律案というものが提案をされておりますが、最初にお尋ねいたしたいのは、沖繩のテレビジョン放送の普及援助については、御承知のとおり、昭和三十六年法律第四十五号ですね、これで立法措置がなされ、当時第三十八回国会において、沖繩における模範農場に必要な物品及び本邦と沖繩との間の電気通信に必要な電気通信設備の譲与に関する法律が提案をされ、たしか電電公社と琉球政府とそれから日本政府、この三者で費用を分担し合って、マイクロウェーブの設置をしたと思います。そ……

第58回国会 予算委員会 第15号(1968/04/06、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ジョンソン演説、ハノイ声明によって、平和解決の方向に急転換したベトナム情勢について、今日まで沈黙を守っておりましたソ連、中国、ベトコンが五日、一斉に態度を表明いたしました。中国の場合は、その考え方の基本において違っておるようでございますが、総じて言えますことは、この際、アメリカは北爆を完全に停止する、こういうことが予備交渉を成功させる前提であらねばならぬ、こういうふうにいわれていると思います。それで私はこの際、日本政府は勇断をもって国民の悲願であるベトナム戦争平和的解決のために、アメリカに対して率直に北爆停止を強力に働きかけをすべきじゃないか、こう思うのですが、大臣、どうお考えです……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 逓信委員会 閉会後第1号(1968/10/29、8期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣が閣議の関係で御出席がおくれるようであります。高橋政務次官が御出席ですから、質疑を始めてまいりたいと思いますが、最初に、前田会長に公務員制度審議会の会長を再任されたことについて御所見を承りたいと思います。  この問題は、すでに私が過去二回本委員会において取り上げました。私は、この放送法の中に会長の兼職については、少なくとも営利を目的とする団体の役員またはみずから営利事業に従事する場合は禁止するという規定がございます。この精神は、会長が本来の協会会長としての職務に専念する、こういうことを第一義的に考えて定められた規定だと存じます。この法律はもう年月がたっておりますので、今日一千億……

第59回国会 逓信委員会 第2号(1968/08/10、8期、日本社会党)

○鈴木強君 きょう私は、電波と放送関係について若干の質問をいたしたいと思います。  最初に、大臣にお尋ねいたしますが、次の通常国会に向けての問題にもなりますが、予算編成期もきておりますので、ちょっとお尋ねしたいんですが、大体この次の通常国会に提案を予定しておる郵政関係の法律改正ですね、これはどんなものがありますか。ちょっと伺いたいのです。
【次の発言】 それでは、まだこの点もはっきりしておるかどうかわかりませんが、特に電波関係ですね、電波関係の予算、大体四十四年度の重点的な施策として郵政省はどんなことをやろうとするのか、そういったこともまだきまってないんですか。

第59回国会 逓信委員会 閉会後第2号(1968/11/13、8期、日本社会党)

○鈴木強君 時間がたいへんおくれましたので、二、三の点だけにきょうは質問をとどめたいと思います。  最初に、寄付金つきの年賀はがきの寄付金の施設への配分の問題についてお尋ねをしたいと思います。  ことしもお年玉年賀はがきが八日から発売されておりますが、そのうちで四億五千万枚についてはプラス一円の寄付金がついておるわけです。この寄付金の施設への配分の問題をめぐって郵政省と厚生省の間で対立をしておるように聞いておるのでありますが、この制度は昭和二十四年以来行なっておるわけですから、従来配分については郵政省と厚生省が十分に協議をして、とうとい寄付金を有効適切にお使いになっていると思うのであります。こ……

第59回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1968/09/10、8期、日本社会党)

○鈴木強君 質疑の前に、いまの委員長の御報告くださいましたきょうのこの委員会の運営について意見があるのですけれどもね。ですから、それを聞いてくださいませんか。
【次の発言】 では、非常に質問がやりにくいのですが、最初に、国鉄関係の問題二、三についてお尋ねしたいと思います。  これは、まあ来年度の予算との関連もあると思いますが、石田総裁が八月三十日の記者会見で、来年度一〇%の運賃引き上げをやらなけばいかぬ、増収をその程度に見てめどを立てたい、こういうお話でありましたが、われわれも、三十九年から国鉄が赤字に転じて、昭和四十一年にも上げましたね、基本料金、それからことしまた通勤通学運賃を上げておるわ……

第59回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第2号(1968/09/19、8期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと議事進行で発言をしたいのですが。速記をつけたまま……。  実は、最近物価が急激に値上がりしているわけですね。どうにも国民として不満を持っているわけですよ。私は、参議院選挙が終わっていま思うのに、われわれの選挙を通じて、物価安定ということが非常に強く要請された、国家をあげて。ですから、何としても、この物価安定をひとつここでやってもらわないことには、国民としてもどうにもならぬところに来ておると思うのですよ。ことに、最近、物価問題について政府の態度を見ておりますと、宮澤さんきょう出席されておりますが、ビールの問題について、かなり消費者の立場に立ってやってもらっておる。一方、大蔵省……

第59回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第3号(1968/11/14、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に宮澤さんにお尋ねしますが、あなたのほうできめました経済社会発展計画ですね、この計画がつくられたあと、引き続いて課題になっておりました国民経済と物価との関係における賃金、所得、それから勤労生産性、こういうものをどうしたらいいかという、そういう課題があったと思います。先般、熊谷先生を中心にしてこの結論が出されておりますが、きょう私はここでこのすべてについて述べる時間がありませんから、いずれこの問題に限って一度宮澤さんにお尋ねしたいと思いますが、内容を読んでみますと、最後の段階にもありますように、「所得政策が新しい政策発想であり、しかも現代の混合経済がいつかは解決しなければならない……

第60回国会 逓信委員会 第1号(1968/12/11、8期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと、この臨時国会中のおおよその委員会の開会の予定はおわかりですか。
【次の発言】 わかりました。

第60回国会 逓信委員会 第2号(1968/12/17、8期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは新大臣を迎えての初の委員会でございます。河本大臣、木村政務次官の御就任を私も心からお喜び申し上げます。同時にひとつ今後ごあいさつにもありましたように、きわめて重要な事業でありますから、せいぜい御精励くださいますように心から期待いたします。  で、実は私はきょう大臣のごあいさつの中に一般的な形式的なごあいさつじゃなくて、ある程度所管事項に対する御所信等が承れるのではないかと考えておったんでありますが、そのことがございません。いま議題は、四十年度の協会決算の審査でありますが、この際、私はひとつ協会にもちろん当然関連いたしますが、日本の電波行政について基本的な問題をこの審査に入り……

第60回国会 逓信委員会 第3号(1968/12/19、8期、日本社会党)

○鈴木強君 時間が少ないようですから、問題はたくさん持っておりますけれども、調整をして質問をいたしたいと思います。おととい私が要求しました資料については、提出をいただきまして非常に参考になりました。おおよそ質問をしたい点が出ておりますから、この中ではほんの若干の点だけを質問したいと思いますが、まずおとといも御質問申し上げましたように、受信料の中に占める放送費の割合、これについては資料等もちょっと拝見しますと、大体BBCに負けておらん、こういうようなことがわかりました。要するに中身の取り方についての点が異なっておったようでありますから、その点を了解いたしました。  そこで具体的に四十年度の「紅白……

第60回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1968/12/18、8期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは、新大臣、新政務次官を迎えて初めての委員会でもあります。私は、菅野大臣、登坂政務次官の御就任に心から敬意を表しますと同時に、内閣として、国内問題では一番重点に考えられております物価政策、それと取っ組んで、国民生活安定のためにお二人とも御健闘くださいますように心から期待いたします。  きょうは非常に時間が少のうございますから、もう前置きは抜きにして簡単に私はお伺いいたしますから、御答弁のほうも、わかりやすく、ひとつ要領よくいただきたいと思います。  いま菅野大臣からの所管事項の御説明を拝聴いたしますと、今年度の政府見通しの消費者物価四・八%は非常にむずかしくなったという御判断……

第61回国会 逓信委員会 第3号(1969/02/18、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、今国会への提出予定法案についてお尋ねしますが、現在提案をされておるのは一つですね、公衆電気通信法の一部を改正する法律案。それから予定をしておりますのが二つございます。準備済みのものですね、それが二つ。それから準備中のものが二つ。そのほか検討中が二つに分かれると思いますが、ここで伺いたいのは、準備済みのものは、これはいいと思いますが、この早急に提出すべく準備中のもの、これは必ず出すというふうに理解していいんですか。大体いつごろになるか、その時期を明らかにしてもらいたい。  それからもう一つは、検討中の中にきわめて重要な電波、放送両案が入っておりますが、これについては、どうして……

第61回国会 逓信委員会 第4号(1969/02/25、8期、日本社会党)

○鈴木強君 前回に引き続き、大臣に質問をいたしたいと思います。  きょうは郵便関係、それから郵便貯金関係、それと電波関係について、若干の質問をしたいと思いますが、第一番目にお伺いしたいのは、所管事項の御説明によりますと、郵便事業特別会計の場合、ここにも述べられておりますように、歳入予定額が六千二百六十七億余であります。前年度予算額に比べて、五千七百四十二億円でありますから、五百二十四億余の増加になっておる。しかし、これが収入印紙等で一般会計に繰り入れの分があるわけですから、結局純粋に郵政事業運営に必要な経費というのは、四千五百七十六億余かと思います。前年に比して四百四十億余の増加、こうなってお……

第61回国会 逓信委員会 第5号(1969/03/18、8期、日本社会党)

○鈴木強君 ぼくは、大臣にひとつお願いをしておきたい。国際電電関係の事業のことですが、国際電電会社法第十二条によりますと、毎営業年度の事業計画は郵政大臣の認可を受けなければならないということになっているわけです。もうすでにKDDのほうから郵政大臣のほうに事業計画の認可申請がきておるかどうか知りませんが、これが毎年の例によりますと、できるときには年度を越すようなこともありまして、問題になっておったわけです。ですから、もしきておらなかったらひとつ連絡をとっていただいて、四月一日以降の計画ですから、早目にひとつ承認をして運営に支障のないように御配慮をいただきたいと思います。そのことだけお願いしておき……

第61回国会 逓信委員会 第6号(1969/03/20、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連してちょっとお尋ねしますが、一時間半の電波の発射停止ということになりますと、社会的にきわめて重大な問題だと思います。それで私の聞きたいのは、平素発射している送信機のほかに、不時の場合に備えて、予備の送信機というものは置いてあるかどうか、その点はどうですか。
【次の発言】 関連。制御回路が燃えたといって、予備の送信機が使えないというのは、そんなでたらめなことはないんですよ。だからもともと十二チャンネルというのは、この前も私は質問をしましたように、免許当時から、あなたは当時電波監理局の次長をしておった、問題になって係争になり、あなた方が負けてしかもその後一体どういう番組を放送してき……

第61回国会 逓信委員会 第7号(1969/03/25、8期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。大臣ね、両法の改正については、もう私たちの認識は、この国会におそらくもう提案できないだろう、こういう判断を持っているけです。だから久保委員のように中間報告ということが出てきたと思いますけれども。それは別として、いま大臣のお答えになっているそのままを受け取りますと、まだこの国会に出せるように受け取れるのです。ですからわれわれちょっと迷うのです。したがって、おそらく予算関係法案以外のものでも、三月一ぱいに提案するという内閣の方針じゃないでしょうか。そうしてみますと、きょうは二十五日になっているわけですから、いろいろいままでもわれわれ大臣に伺ってきたわけですけれども、残……

第61回国会 逓信委員会 第8号(1969/03/31、8期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと議事進行。  きょう電波監理局長が出席をしていないわけですね。おそらく二十八日の日にMF東京を含む四地区の答申を、諮問をするような話を聞いておりましたので、そこでは結論が出ないので、きょうまた開いておると思うのですけれども、それはそれとして、大臣の権限でおやりになるのですから、私はいいと思いますけれども、きょう、われわれは定例日以外に特別な事情によってこの委員会を開いておるわけですよ。あなたが政府委員に答弁させますという場合、電波監理局長が出席をしていないということはもってのほかですよ。しかも事前に何らの話も、与野党、委員長に対しての話がない。そんなばかげたことはないですよ……

第61回国会 逓信委員会 第9号(1969/04/03、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に郵政大臣にお尋ねいたします。会社法第十二条によって、毎事業年度の事業計画は大臣の認可を必要となっております。私は三月二十五日の当委員会において、従来郵政省はこの認可について当該事業年度に入ってから認可をするというようなことがございましたので、ことしはそういうことのないように早目に内容をよく検討し認可を与えてほしい、こういう強い要望をしておきました。この事業計画はいつ御認可になりましたか。
【次の発言】 それはけっこうですが、それでは会社にお尋ねしますが、ことしの事業計画を拝見しますと、いま久保委員からもいろいろ御質疑がありましたが、特に問題になるのはテレックスの全自動化、電報……

第61回国会 逓信委員会 第10号(1969/04/08、8期、日本社会党)

○鈴木強君 電波関係で若干質問をいたします。  昨年UHFの予備免許をなさいました第一次の分、これは現在本放送を完全に全部実施しておるのでございましょうか。
【次の発言】 神戸は、第一次ではなかったですか。
【次の発言】 神戸は放送を開始したのですか。
【次の発言】 すでに放送を開始したのですかと、聞いておるのです。
【次の発言】 これは当初三月の一日でしたか、三月一ぱいでしたか、放送開始をするということを前提にして免許をしたんじゃなかったですか。
【次の発言】 せっかく予備免許を与えておるにもかかわらず、ほかはすでに放送開始しているわけですね。ところが、そういう特定のところが開始できないとい……

第61回国会 逓信委員会 第11号(1969/04/15、8期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは、郵政事業について若干お尋ねをしたいと思いますが、その聞かんとする点は、四十四年度の事業計画等を拝見しますと、郵便事業の面あるいは貯金事業、保険事業、それぞれの面において、かなりの合理化が計画されているように思います。そこできょうは、私はそれらの点の全貌についてぜひお尋ねをしたいと思います。と同時に、合理化を推進する場合に、当然それに伴う従業員への労働条件の向上、待遇の改善等は並行的に行なわれるべきものだと思います。したがって、車の両輪であるこの二つの問題についてお尋ねをしたいと思います。  その前にちょっとけさの新聞に出ておりましたことで大臣にお尋ねしますが、実はきょうの……

第61回国会 逓信委員会 第12号(1969/04/22、8期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。いま総裁の言われた臨時資材調査会というのはいつつくられて、どういうふうなメンバーになっておりますか。
【次の発言】 メンバーはどういうメンバーですか。
【次の発言】 これは関連で私は申し上げておりますので、できましたら、いま総裁の言われたような具体的な種目別の点で、その委員会の御検討の結論、それに基づいてどういうふうな値下げが具体的に行なわれたかというふうな、そういうものがありましたら、その種目別に、品種別にあとで出していただきたいと思います。お願いします。
【次の発言】 ちょっと、関連。  井田さんね、もっと具体的にお尋ねしたいのですが、もし、農集電話の試行段階にお……

第61回国会 逓信委員会 第13号(1969/04/24、8期、日本社会党)

○鈴木強君 これは非常にむつかしい問題だと思いますが、ただこういう点だけは明らかにしておいてもらいたいと思うのですね。御指摘のように四十七年会計年度末に拡充法が切れるわけですね、ですからその辺に対する資金計画をどうするかということを前提におかなければならぬと思いますが、私は池田内閣がとってまいりました高度成長政策というものは、佐藤内閣はとらないということで中期経済計画を社会発展計画に変えましたね、最終四十七年には消費者物価の値上がりは三%と、で、平均実質八・二%という計画をつくったわけですよ、それに基づいて電電公社は第四次五カ年計画をつくったわけでしょう、しかし安定経済成長政策というものが御承……

第61回国会 逓信委員会 第14号(1969/05/06、8期、日本社会党)

○鈴木強君 非常にまたとない機会でありますから、私からも若干の御意見を承わりたいと思います。  萩原委員長には、過去七年の長きにわたり電信電話公社の事業の拡充発展のためにたいへんな御苦労をいただいておりまして、私からも厚くお礼を申し上げたいと思います。  御承知のように、公社発足以来すでに十七年を経過いたしております。当時の電話の加入者数はたしか百六、七十万ぐらいだったと思います。それから約十七年を経過して、いま一千万をこそうとするところまで実は事業が飛躍的な発展を遂げております。たしか十年前三十五年の三月十七日に、故人になられましたが、われわれ尊敬をしておりました古野伊之助先生が当時経営委員……

第61回国会 逓信委員会 第15号(1969/05/08、8期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、最後の質問者になると思います。それですでに衆参両院を通じてあらゆる角度から質疑が行なわれておると思います。したがって、再確認をする意味において、問題点を提起しまして、大臣と公社の皆さんにお尋ねをしたいと思います。  私は、きょうは大体四時間くらいの予定で準備をしておったんでありますが、公明党の皆さんの御都合等もあって、一昨日、基本的な点については、大臣と公社の総裁にすでに質疑をいたしております。したがって、きょうも実は、私は一昨日も申し上げましたように、いま提案されております基本料をアップし、近距離市外通話をダウンしていくという、そういう上に立って収支とんとんの予算を内容とす……

第61回国会 逓信委員会 第16号(1969/05/15、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、提案をされております法律の中で、ずばり改正点について伺います。  今度の改正は、お話がありますように、郵政審議会の答申に基づいて所要の改正が行なわれているわけでありますから、私どもも賛成です。要綱を見ますと、第四条の業務区域の場合、あるいは接続の場合もそうですが、「一の市町村とこれに隣接する市町村の一部にまたがって特に社会的経済的一体性を形成している地域を業務区域とすることができるようにすること。」、これが一つですね。これは有線放送電話に関する法律のほうです。それから公衆電気通信法のほうは、同様に「特に社会的経済的に緊密な関係にある」ということで通話の区域を広げる。そういう……

第61回国会 逓信委員会 第17号(1969/06/05、8期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは事業団の武田理事長にお忙しい中をおいでいただきました。  最初に簡易保険郵便年金福祉事業団の最近の経営について若干お尋ねしたいと思います。  御承知のように、簡易保険郵便年金事業団は昭和三十七年の四月二十七日に創設をされておりますので、ちょうど満七年を経過しておると思います。われわれはこの事業団の設立に対し、本委員会においてもこの審議に参画をいたしたのでありますが、設立の趣旨と目的というものを見ますと、この第一条に定められておりますように、「簡易生命保険及び郵便年金の負う使命の達成に資するため、簡易生命保険及び郵便年金の加入者福祉施設の設置及び運営を適切かつ能率的に行なうこ……

第61回国会 逓信委員会 第18号(1969/06/10、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。公平に聞いておって郵務局長の言われたこと、江戸のかたきを長崎で打つというこの事例は適切でないですよ。いまあなたが大臣の答弁のあとに現地で問題があった場合には、当然本省として手を打つのが筋だ、それがサービス精神だと、こうおっしゃったからあなた先ほど言われた発言は消えていると思いますが、少なくとも国会において指摘をされた場合に、江戸のかたきを長崎というようなたとえをすることは不適切ですよ、その点は釈明をして取り消したほうがいいですよ。
【次の発言】 委員の異動について報告いたします。  本日、北條浩君が委員を辞任され、その補欠として二宮文造君が選任されました。

第61回国会 逓信委員会 第19号(1969/06/12、8期、日本社会党)

○鈴木強君 当面する電波放送の問題点についてお尋ねをしたいと思います。  きょう私は、米駐留軍及び自衛隊のジェット航空基地周辺におけるテレビ難視区域にいらっしゃいます方々の受信料の減免の問題、それから米軍の通信基地の周辺の電波制限、規制の問題それから東京十二チャンネルの現状と今後の対策、それから関東広域圏内の教育放送のチャンネルプランの修正の問題、最後に東京FM放送の問題、以上についてお尋ねをいたします。  最初に、NHKが見えておると思いますが、放送法第三十二条、これを受けて協会は規約第十条第一項というものによって放送受信料免除の基準を定めておりますが、この免除の基準に基づいて一番最近の、ご……

第61回国会 逓信委員会 第20号(1969/06/17、8期、日本社会党)

○鈴木強君 この法律案の提案理由の説明を拝聴しますと、沖繩における郵便貯金は昭和二十六年から本土にならって業務を行なっておるようでありますが、しかし、その事業の現状は本土の郵便貯金事業に比べるとかなりの格差がございますと、こう述べてあるわけでございますが、その格差の生じているものの理由の第一は、沖繩と本土との経済事情の相違によること、もう一つは住民に対する郵便貯金の周知奨励の施策が十分に行なわれず、従業員の訓練、預金者へのサービス等も徹底していないことに原因があると、こう述べておられます。そこで私はまず最初に、沖繩の経済の実情についてお尋ねをいたしますが、郵政大臣に最初にお尋ねしますが、この法……

第61回国会 逓信委員会 第21号(1969/06/19、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。これは非常に重要な発言の食い違いが出ておりますですよ。おとといわれわれは三十億の融資について質問したときは、加藤参事官も言っておりますように――ここに書いてあるから間違いない――要するに財団法人、これは特殊法人、こういった債権者団体、名前はまだはっきりしないのだが、その債権者団体に融資すると言った。管理、運営もそこにさせると言った。われわれは、財団法人といっても特殊法人であるという話でしたから、だから私は、琉球政府の国内法に基づく特殊法人として相当琉球政府が手の入る、立ち入り検査もできるし、資料の提出もできる、内容の監督もできる、そういう筋のものであれば、ある程度内容もし……

第61回国会 逓信委員会 第22号(1969/06/24、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、放送法の改正の問題について、もう一度大臣にお尋ねをしておきたいと思います。  郵政大臣が昭和三十七年の十月十一日に臨時放送関係法制調査会に対し電波・放送両法の改正について諮問をし、その答申が昭和三十九年九月八日に出されておりますことは御承知のとおりでございます。政府は、この答申を尊重するというかたい決意を持って今日までおられると思いますが、残念ながら法律改正は宙に浮いておるわけでありまして、本国会におきましても、遂に提案をすることができないという状態にございます。そこで、一体この先どうなるか、これを国民は知りたいのでございます。  おそらく臨時放送関係法制調査会が、約二年間……

第61回国会 逓信委員会 第23号(1969/06/26、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。これは私はこの論議がまた再びここで押し問答のようなことをされては困るのですが、前回あすこまで詰めた話をしまして、一体放送法三十二条にある「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。」この規定は郵政大臣もおっしゃられましたけれども、要するにそれぞれの契約者というのは鮮明な画像を、正常な画像を見るということをたてまえにして契約したものが受信料を払うという法の精神ですね、もうそれは間違いないです。これはただ言われるように基地周辺の問題は安保条約に基づく米軍基地、その基地から飛び立つジェット機、そのジェット機の……

第61回国会 逓信委員会 第25号(1969/07/03、8期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは十二チャンネルの問題についてお尋ねをしたいと思います。  御承知のように、昭和三十七年の十月一日、郵政省が日本科学技術財団に十二チャンネルの免許をいたしました。当時競願五社がございまして、それぞれわが社に免許をと、こういうので、いろいろ活動をされたようでございますが、この十二チャンネルに免許を行ないましたことについて、特に五社のうち中央教育放送が異議の申し立てを郵政省にいたしました。しかし、郵政省はこれを棄却しましたので、中央教育放送は、免許処分に際して各社の優劣判断に偏見があった、こういうことで東京高裁へ異議の申し立て棄却決定取り消し請求の行政訴訟を起こしたのでございます……

第61回国会 逓信委員会 第26号(1969/07/10、8期、日本社会党)

○鈴木強君 前回の委員会で、私はラジオ関東の遠山社長事件を取り上げ、郵政省にその真相についての把握があるかどうかお尋ねをいたしましたが、もう各新聞には出ておったわけです、三日くらい前に。ところが、まだ真相を把握されておらないということですから、次回に回答を保留して調査していただくようにお願いしておきました。したがって、まず、郵政省が遠山事件をお調べになってどういう経過になっておりますか、この点を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの報告の説明は、これはラジオ関東から何か文書なり、口頭なりによって言われたことをそのままオウム返しにここで言われたわけですか。

第61回国会 逓信委員会 第27号(1969/07/15、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(鈴木強君) よく聞いておいて、的確にひとつお答えを。
【次の発言】 FCCで検討しているけれども、現在どうなっておるかということです。

第61回国会 逓信委員会 第28号(1969/07/17、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。いまのこれから実際に各地域にどういうものを許可するかということの関連ですが、あなたは独占だと、こう定義づけているのですね。私はそれはおかしいと思うのです。独占だ、じゃだれが独占するのかわかりませんけれども、しかし、これは独禁法の関係も出てくるかもしれないし、少なくともだれがやろうとして申請しようとこれは自由なはずですよね。ただ実際に将来の施設を利用して便益を享受する各個人加入者の立場から見ると、たとえば一つのほうがいい場合と、二つのほうが競争があってなおいいサービスができるという、そういう点とあると思うんですよ。だからしてわれわれはUの免許のときにも、いまある局の上に、Vの上……

第61回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1969/04/04、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、薬事行政にからむ汚職事件について私はお尋ねいたしたいと思います。  先般、新聞紙上で拝見しますと、厚生省の薬事行政に関係をする汚職事件は、ついに鈴木課長の自殺というところに発展をしてまいっております。大体、日本の汚職事件を見ておりますと、非常に組織的、計画的、しかもたいへんな根の深い汚職であろうと推察される事件は、捜査の段階で必ずだれか重要なポイントに立たされるような方々が自殺をしておる、これは事実であります。私はそういう観点から、この厚生省の薬事汚職にまつわる鈴木課長の自殺ということは非常に重大視をしなければならぬと思います。非常に根が深く広いものだと私は思います。したが……

第61回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1969/04/16、8期、日本社会党)

○鈴木強君 農林大臣の御都合もあるようでございますので、きょうは竹田委員に最初に質疑をしていただくことになっていましたが、予定を変更して、大臣の分だけ先に私十分か十五分程度さしていただきます。  米価審議会の構成と発足の時期等についてお尋ねしたいんでありますが、その前段として、前の委員会でも私やりましたが、両米価を据え置くという政府の方針、これは非常に高く評価をされていると思うのでございます。しかし、一面また、両米価据え置きに対して一まつの危倶を国民が持っていると思うのでございます。それは当初、経済企画庁、政府としても、公共料金はことし上げないと、こういう態度であったと思いますが、その後、国鉄……

第61回国会 物価等対策特別委員会 第7号(1969/06/11、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に農林関係で、桃の灰星病、この灰星病の防除薬の使用の許可についてお尋ねをいたします。  桃の灰星病というのは、昨年、山梨県から福島県を中心にして多量に発生をいたしました。山梨の場合は約十五億円の被害が出ておるわけでございます。非常に農家にとりまして大きな痛手であったと思います。また、もちろん、われわれ消費者の面からいいましても、うまい桃が食えない、そういう経験があるわけですが、この灰星病をどうしたら退治できるか、これが、桃をつくっております農家にとりましても、また、私ども消費者にとりましても、たいへん重大な課題になっていると思います。  そこで、きょう私は、灰星病の新防除薬スレ……

第61回国会 物価等対策特別委員会 第8号(1969/06/25、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、自主流通米についてお尋ねしたいと思いますが、政府は、先般、食管法の政省令を改正して自主流通米制度を発足させたわけですが、これを発足させた理由と、それから、この自主流通米を販売するルートですね、こういうものを中心にして、制度の内容について最初に説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 まあ、昭和十七年に食管制度が制定されて以来、今度のように政府の手を通さないで米が流通するということは初めてだと思いますね。それで、なるほど米の需給の関係等は私たちもよくわかっておりますが、この自主流通米制度は、今日食管制度が厳として存在する限りにおいて、一つの問題のある制度だと思います。……

第62回国会 逓信委員会 第1号(1969/12/02、8期、日本社会党)

○鈴木強君 時間もありませんから、当面する問題で、一つだけお尋ねをいたしておきたいと思います。  それは、かねがね当委員会でも御質問申し上げておりましたように、公職選挙法が改正になり、初めてテレビを利用しての政見放送というものが実施されることになりました。特に、およそ正月にかけての選挙だろうという、一応予測をしておったんでございますが、御承知のようにきょう夕刻には解散、二十七日の投票というような情勢がほぼ確実になってきておりますので、それだけに実施をするNHKなり、あるいは民放の準備体制というものもたいへんなことだと思います。年末年始を控えての特別の番組の編成等をやられてる中に、さらにこういっ……

第63回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1970/07/21、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、今月の十八日以来、新聞、テレビ、ラジオ等報道機関が一せいに取り上げております、そしていま日本の社会問題になっております新しい公害、光化学スモッグという問題について、私は最初にお尋ねをしたいと思います。  新聞の報道を拝見しますと、十八日の午後、杉並区堀ノ内にあります東京立正高校の校庭で、ソフトボールを練習中の女生徒数十人が突然目が痛い、それから吐きけがする、目まいがする、頭痛がすると、こういう訴えをいたしまして、直後倒れてしまった。さらに同じ立正高校のプールで泳いでおりました生徒や学校周辺の住民からもそういう症状が訴えられておるようであります。そして生徒四十三人が救急車など……

第63回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1970/09/09、8期、日本社会党)

○鈴木強君 時間があまりないようですから、簡単な質問になると思います。  最初に、私鉄運賃の値上げについて大臣の御答弁を承りたいと思います。御承知のように大手私鉄十四社の運賃改定については、昭和四十三年の十二月から四十四年一月の間に、それぞれ普通運賃の改定率は平均一八・四%、それから運賃の割引き率を引き下げる、通勤の場合が六九・八%を六一%、通学の場合が八五・六%を八二・四%、増収率は大体三二・二%で、増収額が五百二億円、こういうふうに決定申請の内容を拝見しますとなっております。実は七月二十一日の前回の委員会の際に、大臣がちょうど日韓閣僚会議に御出席でございましたので、その際に一応事務当局には……

第63回国会 運輸委員会 第3号(1970/03/05、8期、日本社会党)

○鈴木強君 いまのちょっと関連しまして、海上保安庁の長官に資料をお願いしたいのです。時間がありませんから、きよう質問はやりませんけれども、お話のように、二千トン級のしかも二十ノットの海上警備艇ですね、それからさらに航空機からのいろいろな救助体制の整備、こういうことをおっしゃったのですが、現有がどの程度ありますか。  それと、それじゃ将来そういう足の速い機動力を増すための海難に対する救援の方針というものはどういうものを持っていらっしゃるか、それをひとつ資料であとで出してもらいたいと思います。お願いします。
【次の発言】 最初に航空局長にお尋ねしたいのですが、いよいよジャンボジェット機が十一日に入……

第63回国会 運輸委員会 第4号(1970/03/10、8期、日本社会党)

○鈴木強君 私は前回、ジャンボジェット機がいよいよあす五時に羽田に到着をするわけですが、その受け入れ体制の問題並びに千葉の新国際空港の問題について所見をただしたのでありますが、きょうは引き続いて若干の質問をさしていただきます。大臣の御出席の都合があるようですから、最初に新東京国際空港の用地問題についてお尋ねをしたいと思います。  きょうはたいへん御多忙の中を公団の総裁以下理事の皆さまにおいでをいただきまして、たいへん恐縮に存じます。  前回、私は、先般現地を実際に測量され、それに対するその後の経過等について伺ったのでありますが、きょうは総裁がいらしていただいておりますから、まず最初に新国際空港……

第63回国会 運輸委員会 第6号(1970/03/17、8期、日本社会党)

○鈴木強君 いま瀬谷委員からお話のありました点ですけれども、私もそこからお尋ねします。  大臣のお話ですと、現行船員法十二条ですね、この法律解釈については、大臣が衆議院のほうで、私は新聞で見たんですけれども、十二条そのものは、船長は船と運命をともにすべきであるというようなふうには読み取れないのだ、必ずしもそうなっていないのだと、こういうふうに一言われたように思うのですね。その後いろいろ審議があって、いまのように船員法が提案されるので、その際、議員修正としてできればやってほしいというようなお話なんですが、前段の中間における大臣の解釈の中に、いままでも、この十二条そのものは、厳密に、われわれが解釈……

第63回国会 運輸委員会 第14号(1970/04/28、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に自動車行政について若干伺いますが、実は今度、陸運局のほうでは官庁ナンバーのた、ち、つ、て、とのた行をなくするというお話を聞いておるのですけれども、これは登録制度をコンピューターを入れて近代化しようと、そういうこととの関連のようですけれども、どうも評判が悪いですね。まあこれは運輸大臣に言ってもしようがないのですけれども、官庁ナンバーの自動車がたとえば日曜日ゴルフ場に駐車しておったとか、あるいは料亭の前に駐車されておるとか、そういうふうなことがとかく批判の的になっておるわけですよ。見方によると、そういうことをカムフラージュするためにこの際た行をなくするというような、そういうふうに……

第63回国会 運輸委員会 第16号(1970/05/07、8期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。  私もこの法案をいろいろ勉強させてもらっておるし、いま瀬谷委員からも質問がございましたので、基本の点が理解できるだろうと思って伺っておったのですけれどもね。どうもそこのところがまだあいまいもことしておるものですから。会社はどういうものが出てくるのか、その会社の事業計画、その他いまの運賃の問題にしても、一体どこがどういうふうにきめていくのか、さっぱりわからぬのです。たとえば、港湾管理者というものがやる場合に、瀬谷委員がおっしゃるように、地方議会の議決というものを得て、それに基づいて港湾管理者が港湾の整備ということで運輸大臣にその計画を出していくとか、そういう点につ……

第63回国会 運輸委員会 第17号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。  一度、私一つだけ伺いたいことがあったものですから、いい機会ですから防衛庁に伺いたいのですけれども、それは防衛庁と米軍との連絡の方法なんです。緊急事態等の場合もあると思いますが、予算委員会に長野運航基準部長さんに来ていただきまして伺いましたときに、ちょうど板付を離陸して北鮮に向かうときですね。その場合に、長野さんは、自衛隊に連絡をとったところが、自衛隊のほうから、米空軍の板付の基地との関係が、ホットラインがない、つまり、電話のあき線がなかったということだろうと思いますけれども、そういう意味なのかあるいはそういう連絡がとれないという意味かわかりませんけれども、とにかくそう……

第63回国会 運輸委員会 第18号(1970/05/13、8期、日本社会党)

○鈴木強君 角本参考人、時間をお急ぎのようで恐縮ですけれども、若干質問させていただきます。  きのう一問だけお尋ねをして閉会になったわけですけれど、きのうあなたの御意見を承っておりますと、国鉄再建十カ年計画というものが打ち出された段階ではありますが、実際にこの計画の内容を見た場合、非常に心配される点があるというので、一つは、競争相手の能力が小さかった時代は、ともかく独立採算が成り立つけれど、いまのように輸送体制というものが非常に高度化し多様化してきておる段階では、なかなか独立採算ということはむずかしいだろう、運賃だけにたよるということはむずかしい、こういうまあ答弁ですね。しかし、国鉄が果たすべ……

第63回国会 建設委員会 閉会後第1号(1970/07/13、8期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、大体一時間くらいで終わりたいと思います。いま松永委員の質疑を伺っておりまして、どうも防災に対する基本的な姿勢というものが非常に足りないように率直に思います。まあ例年のことですけれども、また台風シーズンになって、さっき大臣のおっしゃったように、すでに二号が、まあ回転はいたしましたけれども被害をもたらしておりますし、すでに例の千葉の集中豪雨ではかなり被害が出ております。  そこで、私はそのことはきょうは伺いませんけれども、災害対策基本法が動き出してからもう十年ですね。さっき伺っておりますと、危険地域の指定自体もまだもたもたしているような状態ですね。ですからして、もう一歩大臣に、た……

第63回国会 建設委員会 閉会後第3号(1970/09/10、8期、日本社会党)

○鈴木強君 前回の委員会で私は冨士山の大沢くずれの防災計画をお尋ねいたしましたが、その際に建設省が計画をいたしております砂防計画の中に、砂防法に基づく指定地域というものがございます。その中に国が開拓農協に払い下げをした土地が転売をされまして、ある不動産業者の手に渡り、不動産業者が富士のすそ野の別天地と、そういうキャッチフレーズで一般の人たちに売り出しをして、相当の方々がそれを買ったわけですけれども、もともと砂防地域でありますから、いずれまたこれは国が買い戻さなければならない、こういうような事件についてお尋ねをいたしました。その際に、農林省にまず当時払い下げをいたしました経過についてお尋ねをいた……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 閉会後第1号(1970/07/23、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  派遣委員の報告に関する件を議題といたします。  先般、当委員会が行ないました委員派遣について、派遣委員から報告を聴取いたします。鬼丸委員。
【次の発言】 どうもありがとうございました。  なお、国道一号線富士―由比間バイパスに対して、蒲原の町長さん井上民三という方から私にあてまして、来年四月一日を期して供用を開始される一部二車線を四車線に増設されたいということ、新富士川橋、鉄橋の無料開放を供用開始の時点で実施していただきたい、こういうことの二点を内容にした陳情がまいっておりましたので、このことを申し添えておきたいと思……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 閉会後第2号(1970/09/11、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  交通安全対策樹立に関する調査の一環として、自動車の構造上の欠陥に関する件について、本日の委員会に、日産自動車株式会社取締役副社長君越忠恕君、本田技研工業株式会社専務取締役西田通弘君及びトヨタ自動車工業株式会社常務取締役松尾f一君を参考人として御出席を求め、御意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 交通安全対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、自動車の構造上の欠……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 閉会後第3号(1970/11/16、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件について、おはかりいたします。  交通安全対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、財団法人交通遺児育英会専務理事玉井義臣君及び日本航空株式会社運航乗員部長富田多喜雄君を参考人として御出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 それでは参考人の皆さまに一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、たいへん御多忙の中を本委員会に御出席をいただきましてありがとうございました。後ほど委員の各位から御質疑があると存じますので、どう……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1970/05/12、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) はからずも委員長に御選出をいただきまして、たいへん光栄に存ずると同時に、責任を感ずる次第でございます。まことに微力でございますが、ベテランの委員皆さま方の御協力をいただき、全力を尽くしてまいりたいと思いますので、何とぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。(拍手)  では、前の委員長の瀬谷委員長のごあいさつをお願いします。
【次の発言】 では、まず請願の審査を行ないます。  第三七号、むちうち症の療術治療に関する請願外九十九件の請願を一括して議題といたします。  ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起こしてください。  むちうち症の療術治療に関する請願、第三七……

第63回国会 公害対策特別委員会 閉会後第3号(1970/08/10、8期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいま占部委員長から基本的な公害対策に対する問題は質疑がありましたので、この点について私は若干漏れているというか、もう少し伺ったほうがいいという点だけにいたします。  御承知のように、光化学スモッグとか、あるいは硫酸ミスト、こういった新しい型の公害が東京を中心に発生しておりますし、また、川とか田畑が農薬とカドミウム汚染によって問題が起きておりますが、これも全国的に地域が広がっております。それからヘドロの問題については、御承知のように、田子の浦あるいは東京湾さらに松島湾、こういうふうに各所にまたこのヘドロによる問題が出ておりまして、これは魚族の資源を絶やしたり、漁民の生活権を奪う、……

第63回国会 商工委員会 第17号(1970/05/06、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。いまの久保委員の問題に関連をしてですが、昭和四十三年に、小林郵政大臣の当時に私はこういうことを質問したわけです。現在電電公社がやっておるデータ通信はこれは公衆電気通信役務であるかどうか。これに対して、そのとおりであるという答えを正式にもらっているのですよ。いいですか。ただいま久保委員のおっしゃるのはオンラインにコンピューターを接続してやる場合のことですね。ですから、これは専用線を使う場合です。国鉄がみどりの窓口でやっているのもあれでしょうね、専用線利用の場合。だから、それは私の聞いたところとはちょっと違うので、公衆電気通信法あるいは有線電気通信法上、オンラインにコンピュー……

第63回国会 逓信委員会 第11号(1970/03/31、8期、日本社会党)

○鈴木強君 もう大体質疑は尽きていると思いますので、私は二、三の点だけを指摘してお伺いをすることにいたしたいと思います。  最初に、この協会の予算も九百九億円――九百億円台を越したわけですが、ことしは物価の上昇その他が依然として続いていくと思うんですけれども、この予算を編成するにあたって、どの程度の物価高を考えて編成しましたでしょうか。これは、物資、資材の購入等もあるでしょうし、それから出演者の出演料の値上げ、あるいは従業員の給与の改善、あるいは役員の皆さんの給与はどうなっているか知りませんが、これも是正すべきものは是正しなければならぬと思うんです。そういった諸般のファクターを考えるときに、お……

第63回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1970/02/25、8期、日本社会党)

○鈴木強君 国民生活局長さんにちょっと資料で聞きたいんですが、二枚目の消費者物価指数の点は、暦年だとおっしゃいましたね。三枚目の卸売り物価の場合に暦年であるかどうか、これを念のために。  それからもう一つは、「消費者行政の現状」の中で、最後の「消費者行政関係予算案を事項別に示す」ということでありますね。これは単位がないんですね。円だとか何とかが。さっぱりわからぬ。そういう点がちょっと不親切だね。
【次の発言】 それから公正取引委員長さんにいま御説明を伺ったのですが、この委員会でも非常に論議をいたしました寅士・八幡の合併の問題ですね。その後の経過を私どもは知りたかったのですが、一言も触れてないの……

第63回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1970/03/11、8期、日本社会党)

○鈴木強君 たいへん時間に制約されておりますから、私はもう前段は全部抜きにして、端的にお尋ねをいたします。  本来、これは、世界経済の見通しや国内経済のこれからの見通しを十分お聞きした上でないと失礼な質問になるかもしれませんが、いま外貨準備高が三十六億をこすというような見通しの中で、これは外国筋からの意見もあるかもしれませんが、世上、円切り上げについていろいろ意見のあるところですが、経済企画庁長官として、この円切り上げに対してはどういうふうな、いまお考えをお持ちになっておるか、まず、これを最初にお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 大臣から、その必要がないという理由を伺いました。一つは……

第63回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第4号(1970/10/12、8期、日本社会党)

○鈴木強君 きょう、私、カラーテレビの二重価格の問題をただしたいと思うのですが、電子機械工業会の会長さんを参考人として御出席を要求しておきましたけれども、これはどうなりましたか。
【次の発言】 わかりました。次回に、また呼んでいただきたいと思います。  きょうは、佐々木総裁には、たいへんお忙しいところをおいでいただきまして、ありがとうございました。  実は、昨年九月から金融の引き締めをやっておるのでございますが、この金融引き締めの効果が十分に発揮されているかいないかということは、たびたびこの委員会でも、また国会の中でも論議をしてまいりました。まあ、そのときそのときで、段階的に引き締め政策の効果……

第63回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1970/03/18、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、八幡製鉄と富士製鉄の合併問題のその後の経過についてお尋ねをいたします。  八幡製鉄と富士製鉄の合併問題については、御承知のとおり、公取が昭和四十三年の四月三十日、両社から事前相談として趣旨説明を受けてから世間では大きな問題になりました。この合併が独禁法第十五条第一項第三万の、いわゆる合併によって一定の取引分野における競争を実質的に制限するかどうか、こういう点が大きな論争になりました。当委員会におきましても、たびたびこの問題は取り上げられまして、論議をいたしたところでございます。しかし、結局、昨年十月十五日に、両被審人から、同意審決の申し入れと違反行為の排除計画書というものが……

第63回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第5号(1970/11/09、8期、日本社会党)

○鈴木強君 本日参考人の方々には、御多忙のところ、たいへんありがとうございました。  御承知のように、カラーテレビの二重価格の問題をめぐっていろいろ社会的な問題を起こしておるわけでありまして、私ども委員会といたしましても、すでに二回ほどこの問題を取り上げて、通産省に対して行政指導の面等においてもできるだけの力を尽くしていただくようにお願いをしてまいりました。また、関係の皆さんにも参考人として御出席をお願いいたしましたが御都合で出席ができなかったということ、非常に残念に思いますが、幸いきょうは、おそろいで御出席をいただきましたので、この機会に、私はカラーテレビの問題を中心にして質疑をいたしたいと……

第63回国会 物価等対策特別委員会 第8号(1970/04/24、8期、日本社会党)

○鈴木強君 きょう、私は、国民センター法案の問題については基本的な問題だけを伺って、逐条的なことは次の機会に譲らしていただきたいと思います。ただ、一つ長官に伺っておきたいのは、国民生活研究所の歴史を調べてみますと、社団法人として国民生活研究所ができたのが昭和三十四年でございますね。そして、三十六年には経済企画庁から委託調査というようなことをやるようになりました。それから三十七年に、御承知のように、現在の特殊法人国民生活研究所というものが法制化されて今日に至っていると思うのですね。きょう、私は佐藤さんから、もう少し、一億円もの国費を投じて三十七年以来やってきた国民生活研究所というものが、具体的に……

第63回国会 物価等対策特別委員会 第9号(1970/05/06、8期、日本社会党)

○鈴木強君 経済企画庁長官に……。今度、物価対策閣僚協議会はいつ開かれますか。
【次の発言】 最近、野菜の値段を見ますと、確かに大根とかキャベツとか、そういうものは下がってきたようですね。ただ、きのう、おととい、私、八百屋をちょっとのぞいてみたのですけれども、タマネギですね、それからジャガイモ、こういったものが、卸値段は下がっているというのですけれども、依然として小売りのほうが安くなっていない。まあ一般的に見て、そういう傾向がありますね。卸値は下がっているが小売り値が下がらない、こういう現象を何とか早く是正しなきゃならぬと思うのですが、たまたまタマネギが五十五円くらいですね。これは生産者値段で……

第63回国会 物価等対策特別委員会 第10号(1970/05/08、8期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは、お忙しいところを国立衛生試験所の副所長さんにおいでいただきまして、恐縮に存じます。  実は、いま問題になっております、牛乳の中に農薬が残留をしている、そうしてそのことが国民の側から見ると非常に心配になるわけですね。要するに、農薬による牛乳汚染の問題これについて委員会でいろいろ当局の御意見を承っておるのですけれども、事柄が非常に専門的なことでありますし、直接試験所のほうから来ていただいてお伺いをしたほうがよかろうということで、おいでいただいたわけでございます。もう、専門の方ですから、私がいろいろ申し上げることはないと思いますが、私がこの問題をとらえましたのは、まだ日本には残……

第63回国会 予算委員会 第3号(1970/03/03、8期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行。  質疑に入ります前に、一言総理大臣と大蔵大臣にお尋ねをしたいことがございます。  一つは、国会における予算の修正権の問題、もう一つは、暫定予算の問題でございます。  佐藤総理は、二月十七日の衆議院の本会議におけるわが党の成田委員長の質問に答えて、予算の修正権は国会にないのではないか、こういうふうにとれる御発言をされておりますので、この際、ひとつ明確にしていただきたいと思います。  簡単に、その議事録を私が見てみましたが、成田委員長の提案は、予算審議を通じて、国民生活の向上のための各党意見の一致を見られるような政策があれば、積極的に修正するという慣行を確立すべきではないか……

第63回国会 予算委員会 第5号(1970/03/23、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。いまの問題でちょっと総理にお尋ねいたしますが、先般、吉野公使がこの問題で一時帰国されましたときに、この委員会でも問題になりました。で、政府の基本的なこの繊維交渉の態度は、あくまでも政府レベルであるものをきめて、それによって業者に押しつけるという、そういうものではない、あくまでも業者がお考えになることであるという、そういうことを総理おっしゃいましたですね。その基本的な態度は変わっておるかどうか。それからいま非常に苦慮されているということですが、われわれも諸般の情勢からして、この繊維交渉が重大な段階に来ていると思います。したがって、一年間の期限を切った包括規制とかいろいろなことが……

第63回国会 予算委員会 第6号(1970/03/24、8期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行について。  私は、この際、議事進行について一言政府にお尋ねをいたします。  実は、昨日の羽生委員の対米繊維交渉の実情についての政府の説明を聞いておりますと、総理大臣みずからがおっしゃっておりますように、包括的な規制はやりません、あくまでも業界の話し合いの中で事を進めたいという趣旨の御発言がございました。われわれはそのことを了とし、あくまでもひとつ、むずかしい話であってもがんばってほしいと、かように願っておりました。ところが、けさほど各新聞を見ますと、その中に、一つは、ワシントンの吉野公使がトレザイス米国務次官補とお会いになっております。これには一つの譲歩案を持っていってお……

第63回国会 予算委員会 第8号(1970/03/26、8期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、きょうは時間の関係上、政治姿勢を中心にして二、三の問題について総理にお尋ねをいたしたいと思います。  自由民主党の川島副総裁は、先般沖縄空港での記者会見で、自民党大会を十月に繰り上げて開いても党内に異論はないと思うと、こう語られておりますが、佐藤首相は自民党の総裁でもございますが、この副総裁のお考え方には賛成でございますか。
【次の発言】 いま国民が非常に知りたいと思っておることは、たとえば天皇陛下が皇太子殿下に地位をいつ譲られるだろうかということも関心があると思うのですが、と同じように、佐藤総理大臣が、今度の自民党大会で四たび総裁として立候補されるかどうかということも、これ……

第63回国会 予算委員会 第9号(1970/03/27、8期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうはひとつ、予定を変更しまして、万博の事故の問題を最初に伺いたいと思います。  十四日の開会式にも、御承知のような空中ビュッフェの事故がありまして、三時間半もお客さんがかん詰めになるという事故がありましたので、われわれはその後たいへん心配をいたしておったのでありますが、昨日、動く歩道で四十数人の重軽傷者を出すという大事故が発生いたしました。また、きのうは、子供たちの楽園、エキスポランド、ここでもジェット・コースターがワイヤのゆるみでストップをして、四十二人の子供たちが地上十メートルのところから非常階段を使って脱出するという、こういう事故も起きております。また、きのうは、立体迷路……

第63回国会 予算委員会 第10号(1970/03/28、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。  委員長、これは非常に大事な問題で、社会党としては緊急質問の時間を特にとっていただきたいと思いました。前例もありますし。しかし、きょうは土曜日でもありますし、諸般のことを考えて、十分に関連をしていただくということを条件にわれわれはきておりますから、他の党にも質問があると思います。非常に大事な問題ですから、この際、日本国民の気持ちを率直に私は国会を通じて反映をして、外交交渉をバックアップしたいと思います。そういう意味でございますから、どうぞひとつ時間はかなり許していただきたいと思います。  それで、第一点。先ほどの口上書をソ連の大使に渡したそうですけれど、その中に、能登と、そ……

第63回国会 予算委員会 第12号(1970/04/01、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。  いま外務大臣からの御報告を承りましたが、鈴木委員の御質問と私も同じようなことを言いたかったんですけれども、いまの御答弁ですと、ちょっと明確な点がありませんから、この点一つだけ聞きたいのです。  というのは、この報道によりますと、機長とそれから乗客代表の松元という方は、やはりその犯人の言われているような、北鮮へ行ったほうがよろしいという判断をとっているようですね。そこで、金山大使は機内といろいろ連絡をとっていただいているようですけれども、問題はそこにあると思うのですね。人命の安全を確保するという、そういう立場に立って、実際に拳銃を突きつけられている機内の人たちから見れば、何……

第63回国会 予算委員会 第13号(1970/04/02、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。ちょっといまの大臣の……。この外務大臣が全力を尽くして問題の解決のために努力をされていることは、非常に心から感謝しますが、ただ、いまの御報告を聞きましても問題になる点がありますから、それだけ伺っておきたいと思います。  それは事件発生以来五十時間、金浦に着陸して以来四十時間たっておるわけですね。したがって、横川委員がいま質問した中に、お客さんや乗員、そういう人たちの健康状態はどうだろうか、こういう質問をしましたが、あえて答えてないわけですけれど、ここが非常にわれわれが心配をするところです。したがって、北朝鮮に参る場合、航路の保証、着陸の保証、人命の保証、こういうことは取りつけ……

第63回国会 予算委員会 第14号(1970/04/03、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して二つほどお尋ねいたします。  大臣が非常に熱心にこの問題に取り組んでいただきましたことについては、心から敬意を表します。で、念のためにこれは伺うんですが、北朝鮮の赤十字社との関係、それから北朝鮮政府との関係で、三十八度線を越した場合に、飛行機の安全、乗員の安全、それから直ちに返すということについては了解のあることを聞きました。しかし、こちらの条件が変わったわけですね。要するに、山村政務次官が乗っていくわけですね、お客さんがおりて。ですから、そういう事情の変化は、その後、北朝鮮側に十分連絡がとれておるかどうかということが一つです。  それからもう一つは、いま小野委員もおっしゃ……

第63回国会 予算委員会 第15号(1970/04/04、8期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと……。  この乗客が全員帰ってこられたことについては、私も非常に喜んでいるわけですが、いまお話しのように、一面、山村政務次官さらに乗員の方々の安否を非常に気づかうわけですが、いま大臣のお話しの中で、私は一つ問題になるのは、きのうも私申し上げたんですが、三十八度線を越えて北に飛ぶ場合の保証については、事情の変化がある。要するに、乗客をおろして、山村さんとそれから犯人と乗員が行くということになっておるわけですから、明らかに事情の変化があったわけです。だからして、そのことを事前に北側に話をして安全の保証を取りつける必要があるのではないかと私は聞いたんです。ところが、あなたのほうで……

第63回国会 予算委員会 第16号(1970/04/06、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。関連ですから四つばかりまとめてお尋ねしますので、お答えをいただきたいと思います。  第一点は、いまも質問がありましたが、赤軍派の事前における破壊行為ですね、それと今度の計画を察知できなかったことに対して公安委員長にお尋ねしますが、この赤軍派というのは、御承知のように、大菩薩峠で悪いたくらみをしまして、われわれは非常に警戒をしておったわけです。警察庁のほうもこの赤軍派の暴力学生については、格別の配慮をしていただいているということも新聞等で見ておりましたから、まさかこういう飛行機の乗っ取りということが起きるとは思わなかったわけです。そういうこの一連の暴力学生の平素における監視とい……

第63回国会 予算委員会 第17号(1970/04/09、8期、日本社会党)

○鈴木強君 昨年の板橋のガス爆発、特に地下鉄工事にまつわる。それが発生した直後ですから、非常に残念に思います。多数の死傷をされた方に対しては心からお見舞い申し上げますと同時に、負傷者の方の御全快を祈りますけれども、そこですね。公安委員長にひとつお尋ねしたいのですが、けさ私たちはここで「大阪ガス爆発事故について」という通産省の報告を聞きました。文書でもらいました。この中を見ると、被害状況で、死者七十六名、これは四月九日午前五時現在大阪府警調べ、こうあるわけです。そのうち、労働者のなくなられたのが、労働基準局の調べで、死亡三名、重軽傷十二名とあるわけです。いまの国家公安委員長の報告ですと、七十名と……

第63回国会 予算委員会 第18号(1970/04/10、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連しまして、大蔵大臣と経済企画庁長官に一つだけ伺います。  それは、きのう新しい経済社会発展計画が答申されました。総理大臣は、この答申を受けて、政府としての計画をつくりたい、こう言われておりますね。それで、失礼ですけれども、いままで経済政策から始まって、経済社会発展計画というものを実際におつくりになりましても、それと実際の経済の動きというものは、みなちぐはぐになっておりますね。そのとおりいっていない、正直言って。だからして、私は、いま木村委員からも質問がありますように、まあ四・四%の消費者物価を見ておりますね、六年間平均して。最終年度三・八%にしたい、こういうことですけれども、そ……

第63回国会 予算委員会 第21号(1970/04/16、8期、日本社会党)

○鈴木強君 総理大臣に最初にお尋ねします。  アポロ十三号は、御承知のように母体の故障のために月着陸を断念して、いま地球に戻っているのでありますが、着陸船とドッキングしたまま帰ってくるわけでありますから、たいへん心配をしているわけです。アメリカの国会では、三人の飛行士の安全を祈って決議をしているようであります。われわれもまた三人の飛行士の無事を祈っているわけであります。今度は予定地域への着水がそのとおりいけるかどうか、たいへん心配をされているために、ソビエトあるいはイギリスにおきましても、万一に備えて着水態勢に支障のないように対策を立てておるようでございます。わが国は海外派兵は認められておりま……

第63回国会 予算委員会 第22号(1970/04/17、8期、日本社会党)

○鈴木強君 建設省の関係でちょっと一つだけ。簡単なことですが、一問だけ建設省にお尋ねします。  東名、中央、両高速自動車道を結ぶ清水と甲府間ですね、この間に高速自動車道を建設してほしいという意見が強く出て、関係地元は一体になって促進同盟会をつくり、陳情を行なっております。十三日には甲府で総会を開いて、今年度は中央道振興会に二百万円で予定路線の調査を委託する、こういうことをきめると同時に、四十六年度には国の調査路線に認定していただきたい、こういうことをきめて陳情することになっております。これは非常に大事な路線だと思いますので、ぜひ実現方御協力をいただきたいと思いますが、建設大臣の御所見はいかがで……

第64回国会 運輸委員会 第2号(1970/12/03、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、先月の二十八日の午後三時ごろ横浜港外の赤灯台北東に停泊中の川崎汽船所属のタンカー「ていむず丸」が爆発をして、四人が行くえ不明、二十四人が重軽傷を負うという事故が発生をいたしておりますが、近年非常にタンカーが大型化してまいりまして、(の扱いについては、狭水道における安全態勢の確立等を含めて、幾たびか問題になっておったのでありますが、今回こういうふうな事件が起きまして、われわれとしても寒心にたえません。そこで、すでに五十万トンというようなタンカーも建設が認可されておるわけでありまして、この原因を徹底的に追及して、再びこのような事故が起こらないように善処してほしいと思います。そう……

第64回国会 運輸委員会 第3号(1970/12/10、8期、日本社会党)

○鈴木強君 いまきつきあなたの御答弁の中で、来年度予算の中に、一応予算的措置はしているようにもとれる御発言があったわけですけれども、四十六年度に、六月末くらいまでに返還される見通しである。したがって、それに対応して、一部自衛隊が厚木基地が使えるように派遣をし、そのための必要な経費を当然計上しなければならぬのですね。そういうことばを申されましたが、これはもう非常に重大なことですよ。皆さんはどうも、いま米軍が管理をし、米軍が使用をしている軍事基地ですね、これは飛行場を含めて、そういうものをできるだけ自衛隊に使わせようという事前の動きをしておられる。現に北富士演習場がそうじゃないですか。あれは米軍が……

第64回国会 運輸委員会 第5号(1970/12/17、8期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣にお尋ねします。本法律案を拝見しますと、本文が六十条、附則が十三条からなっておりまして、この中に十六の政令と四十二の省令によって重要な部分が定められることになっております。本文の六十条に匹敵するような合計五十八にも及ぶ重要部分が政省令にまかせられているという法律は、そう他にないと私は思うのでございます。したがって、この際、この法律案の審議にあたって、われわれはこの内容を知らないで審議を済ませるというわけにはまいりません。幸い大臣は、公害の連合審査会で、質問に答えて、これらの政省令については目下協議検討中であるので、おそらく各委員会付託審議の段階では提出できるだろうというような趣……

第64回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1970/11/24、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) 一言ごあいさつを申し上げます。  本日、重ねて私が委員長に選任されましたが、前国会におきましては、委員各位の御支援によりまして、無事重責を果たすことができましたことをこの機会に厚くお礼申し上げます。  今期国会におきましても、前国会同様委員各位の御指導と御協力をいただきまして、無事に委員長の重責を果たしたいと考えておりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 引き続き、これより理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第64回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1970/12/10、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  連合審査会に関する件についておはかりいたします。  道路交通法の一部を改正する法律案について、地方行政委員会に対し、連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十分散会

第64回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1970/12/18、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行ないます。  請願第三二四号交通安全施策の財源確保に関する請願外五件を議題といたします。  本委員会に付託されております六件の請願について、理事会で協議した結果、請願第三二四号交通安全施策の財源確保に関する請願外五件の請願は、いずれも願意おおむね妥当と認め、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものと決定することに意見が一致いたしました。  理事会の申し合わせどおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、審査報告……

第64回国会 逓信委員会 第3号(1970/12/08、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に郵政大臣に若干お尋ねしたいのですが、私もいま質疑をここで聞いておりました。かつて私も逓信省に職を奉じた者の一人として最近の郵政事業に対する信頼が国民からたいへん失われておるということを常日ごろ非常に残念に思っております。この原因がやはり根本的に労使関係にあるということは、これはもう明らかな事実だと思うのであります。いま郵政審議会からの答申のことについて永岡委員からお話がありましたが、私はあれを見て一体国民はどういう感じで受けとめておるだろうか。毎日来る郵便配達さんの態度の悪さ、私どもが現に公報を配達をしていただくのですが、九時ごろ私がうちを出る場合でも公報がくることがない。何……

第65回国会 運輸委員会 第5号(1971/03/11、8期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいま鉄監局長から御報告のありました、最近、国鉄あるいは私鉄の両面にわたる事故が続発をいたしておりまして、まことに遺憾にたえません。御報告のなかったものもございまして、たとえば三月五日、山陽本線上り雲仙2号の車両が火災になったと、これは幸いに負傷者がなかったのですが、そういう事件も起きておりますし、とにかく最近、国鉄、私鉄の事故というものが非常に瀕発をしておりますことを残念に思います。きょう私は、時間の関係がありますので、このうち富士急行の事故に対して質問をしたいと思います。  御説明のように、四日の午前八時二十五分この事故が発生いたしまして、十七人の死亡者と八十二人の重軽傷者を……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1971/04/17、8期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。  これは委員長からいまの件で伺いたいんですけれども、ここにも述べておるように、原子力の開発利用を進めるにあたっては、その安全性の確保ということが絶対条件である――まあ、わが国におきましては平和利用ということですね――と書いてあるんだが、では、どういうふうにして法律的にも実際的にもこれを裏づけしていくかということになると、いまのように、一般労働災害の分野ではむずかしい、したがってこれは特別立法が必要だ……。ところが、原子力委員会なり科学技術庁長官に伺いたいんだが、実際にこれは政府として特別立法でいくという方針をきめておるのか、それとも、一般労災としていくということでき……

第65回国会 決算委員会 第7号(1971/03/05、8期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、きょうは労働省関係の審査だと思いますが、労働問題に関連をいたします関係で、昨日山梨県の富士吉田で発生いたしました富士急行の電車事故問題について、最初にお尋ねをしたいと思います。  きのうの午前八時二十分過ぎ、山梨県の富士吉田市下吉田、緑ケ丘第二踏切で、河口湖発大月行き急行電車が、十九歳の少年が運転をするトラックと激突をし、電車はブレーキがきかなくなって三・五キロ暴走し、そのあと横転をした。そして死者が十四人、負傷者が七十一人、こういう重大な事故を発生いたしました。まことに遺憾に存じます。  私はこの事件の内容についてお尋ねする前に、不幸この事故のためにとうとい命を失われた方々……

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1970/12/26、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) では、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員長に重ねて選任をいただきまして、たいへん光栄に存じます。皆さまの御協力を得まして、その重責を全うしたいと存じますので、何とぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 引き続き、これより理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に鬼丸勝之君、二木謙吾君、千葉千代世君及び峯山昭範君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたしま……

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1971/02/19、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一月五日、千葉千代世君、吉田忠三郎君及び小柳勇君が委員を辞任され、その補欠として瀬谷英行君、近藤信一君及び大和与一君が選任されました。  また、本日、石原幹市郎君及び奥村悦造君が委員を辞任され、その補欠として高田浩運君及び長田裕二君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についておはかりいたします。  鬼丸勝之君から、都合により理事を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1971/03/19、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまから、交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。去る二月二十三日、高田浩運君、長田裕二君が委員を辞任され、その補欠として石原幹市郎君、奥村悦造君が選任されました。  また、本日、奥村悦造君が委員を辞任され、その補欠として山崎竜男君が選任されました。
【次の発言】 交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。根本建設大臣。
【次の発言】 引き続き、本案の逐条説明を聴取いたします。建設省高橋道路局長。

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1971/03/24、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十日、山崎竜男君が委員を辞任され、その補欠として奥村悦造君が選任されました。
【次の発言】 交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本案に対する質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御発言もなければ、討論は……

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1971/05/14、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 湊副長官に最初に基本的なことでお尋ねしたいのですが、ただいまも峯山委員のほうから政府の交通安全対策に対する取り組み方がどうかすると一般的な公害対策と比べた場合に少しなまぬるいのではないだろうか、欠けている点があるのじゃないだろうかという御指摘がありました。率直に言って私もそういう感じがするのでございます。特に最近の交通事情というものを見ておりますと、一そうそういう気がするのでございますね。もちろんなまけてお……

第65回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1971/05/21、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行ないます。請願第一八六号ドライブイン等ドライバーの休憩所において酒類の販売を禁止する法律の制定に関する請願外七十件を議題といたします。  本委員会に付託されております七十一件の請願について理事会で協議した結果、請願第一八六号ドライブイン等ドライバーの休憩所において酒類の販売を禁止する法律の制定に関する請願外七十件の請願は、いずれも願意おおむね妥当と認め、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものと決定することに意見が一致いたしました。  理事会の申し合わせどおり決定すること……

第65回国会 逓信委員会 第3号(1971/02/18、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、今国会への提出予定法案について大臣にお尋ねいたします。  大臣の所管事項の御説明によりますと、今国会に予定をしております法律案は大体七つだと思います。そのうち郵便法と公衆電気通信法のそれぞれ一部改正法案は提出はされておりますが、あとの郵便貯金法の一部改正法律案、簡易生命保険法の一部改正法律案、それと有線テレビジョン放送法案、それとNHKの四十六年度の予算案、そのほか説明の中に触れております国家行政組織法の一部を改正する法律案、これが提出されれば、郵政省設置法の一部を改正する法律案が出てくるということでございましたが、一体これらの残された五つの法案はいつごろ国会に提案されるの……

第65回国会 逓信委員会 第4号(1971/02/23、8期、日本社会党)

○鈴木強君 前回に引き続いて若干の質疑をいたしたいと思います。  最初に、逓信病院の建築をめぐる汚職事件についてお尋ねいたします。東京逓信病院の増改築工事は、昨年から三カ月計画で進められておりますが、先月の二十五日に、この建築工事にからむ汚職事件が発覚し、郵政大臣官房建築部の谷口という技官が収賄の疑いで逮捕され、また中野区にあります宮園製作所の宮園社長、川崎市の富士輸送機工業東京支店の山田という営業主任の二人が贈賄の疑いでそれぞれ逮捕された。同時に郵政省の建築部など六カ所が捜索をされております。その後この事件はさらに拡大をし、港区役所まで波及をしているというようなことが報道されております。私は……

第65回国会 逓信委員会 第5号(1971/02/25、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に前回残りました放送番組のモニター制の問題について、大臣にお尋ねしたいと思います。  たしか昭和四十六年度、来年度の予算編成の際に郵政省として番組のモニター制という制度をつくろうという御構想があって、予算要求をなすったそうですが、その後、これが査定の段階で全部削除されたということを聞いておるのですけれども、大臣としてはこのあと、この問題についてはどういうふうな処理をされるのか、さらに来年に向けて、こういう制度をつくろうとしておられるのかどうか、他の方法によってあるいはねらった効果を求めようとするのか、そういう点について最初にお尋ねしたいんですが、お答え願います。

第65回国会 逓信委員会 第8号(1971/03/25、8期、日本社会党)

○鈴木強君 これから御質問申し上げるわけですが、私は最後のほうですから、おそらく大かたの問題点は出尽くしていると思いますので、もし重複する点がありましたらどうぞおっしゃっていただいて、その点はあとで私も議事録で了承することにいたしたいと思います。  質疑に入ります前に、一つお尋ねしたいことがございますが、それはNHKの昭和四十四年度決算の御報告がまだ国会に出されておりません。これは放送法に基づきますと、たしか翌年の五月末日までに提出することになっておりますね。NHKから郵政大臣に。どうしていままでおくれておりますのか。まず、NHKのほうでおくれておるのか、よくわかりません。郵政省のほうでおくれ……

第65回国会 逓信委員会 第9号(1971/04/13、8期、日本社会党)

○鈴木強君 四月の二十日は逓信記念日――いまは郵政記念日ですね。で、ことしは郵便事業が創設されて百年に当たるわけですが、非常に意義のある年だと思います。私ども直接、間接に郵政事業にタッチしている者にとりましては、郵政事業がますます発展しますようにと心から願っておるわけですが、現状においては、どうも郵政事業の経営形態を公社化する是非に関する答申というのを拝見しましても、あるいは郵便事業の正常運営を確保するための方策に関する答申、こういうものを拝見いたしましても、どうもこのままでは、特に、郵便事業については国民から信頼をなくしてしまうだろうという意見が強く出ておるわけでありまして、非常に残念でござ……

第65回国会 逓信委員会 第12号(1971/04/27、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、沖繩返還の関係の問題で、若干お尋ねしたいと思います。  いよいよ沖繩返還に伴う日米間の交渉も大詰めにまいっておるように思います。そして積極的に交渉に当たっている皆さんの御苦労にわれわれ国民の一人として感謝しているわけですが、要はどのような最終段階において状態になっているかということを実は伺いたかったんですが、そのうちで特にこの委員会に関係のあるVOA放送の扱いをどうするか、こういう問題が沖繩返還後の基地の問題やあるいは在沖繩米軍の財産の引き継ぎの問題、こういう問題とあわせて非常に重大な問題になっていると聞いているわけです。  そこで、VOAについては、井出郵政大臣と愛知外務……

第65回国会 逓信委員会 第13号(1971/05/06、8期、日本社会党)

○鈴木強君 通産大臣がまだ出席をしておりませんから、その間、郵政大臣にひとつお願いをしておきたいんでありますが、これは電電公社の総裁にもあわせて要請いたしたいんでありますが、御承知のように、いま全電通の労働組合は賃金引き上げについて闘争をいたしておりますが、四月二十七日に、私がこの問題について本委員会で労働大臣並びに郵政大臣にも強く要請を申し上げて、その当日の閣議で有額回答をすることをおきめいただきました、民間賃金がまだ十分に適用されない段階において政府が有額回答を出すことに踏み切ったことは私は一応評価をしておきました。その気持ちはいまも変わりはありません。今後当時者能力の発揮により一そう積極……

第65回国会 逓信委員会 第15号(1971/05/12、8期、日本社会党)

○鈴木強君 尾佐竹参考人にちょっとお尋ねしたいのでございますが、この委員会でもいろいろ論議になりまして、まだはっきりと政府の御答弁がいただけない点があるのですが、それはこの現在われわれがよく情報化社会とか、知識社会とかいろいろのことを言っておるのですが、一体情報化社会というものの定義というのはどういうものであるのか、こういう点が実は釈然としないのですが、先生は電気通信の回線のほうの権威者のようでありますから、結論的にそこに質問がまいるのでありますが、いまわれわれがこういう事態を迎えてはたして情報化社会なり知識社会というものがこれから十年先、二十年先、三十年先の長期に展望した場合にどういう姿にな……

第65回国会 逓信委員会 第16号(1971/05/13、8期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。  大臣ね、これは理論的には私はきわめて明快だと思うんですよ。この制度がいつできて、この制度創設の趣旨というものがどこにあったかということですね、いまわれわれが十分に認識して、その後社会制度が変わり電話事情が変わってくる、だからその変わった、生きているいまの情報化社会といわれる情勢にマッチすべく、この制度をどうするかということを考えて結論を出すべきだと私は思うのですよ。たからまだ磁石式で幾つか交換手さんの手を通して長距離に電話をする場合、あるいはそうでない場合、いずれにしても、磁石式の当時の制度というものが、まだまだ戦争前の四分の一世紀の中と、急激な変化をした社会……

第65回国会 逓信委員会 第17号(1971/05/18、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、行管庁、防衛庁関係、法務省の皆さんから若干意見を伺いたいと思います。  最初に防衛庁にお尋ねしますが、先般、懸案の第四次防衛計画が発表になりました。その中を拝見しますと、もちろんこれはまだ正式に国会に報告をしたということではなくて、私も新聞情報によってきょうは質問するわけでございますが、今後、防衛庁は独自のマイクロ網を建設をして全国的な通信というものを電電公社に依存することなくやろうという、そういう御計画を持っておるようですが、第四次防でおきめになった独自のマイクロ網建設というこの通信網計画に対して、その内容を説明していただきたい。

第65回国会 逓信委員会 第18号(1971/05/19、8期、日本社会党)

○鈴木強君 いま永岡委員から、簡保の一番急所である資金の運用について御質疑がありました。私も同様に、この法律の精神に基づいて被保険者の方々、契約者の方々に有利なサービスをするというたてまえに立つと、どうしても資金の運用において効率的な運用をしていただいて、それによって生ずる益金ですね、こういうものを還元するということが基本になるわけでありますから、保険数理的にいろいろと掛け金などきまっておるんですが、できるだけその掛け金を安くし、しかも還付金を多くするということは、何といっても資金の運用にかかってきていると思います。それで、いま思い出しますと、昭和三十八年の六月、第四十三国会で、私はかなり当時……

第65回国会 逓信委員会 第19号(1971/05/20、8期、日本社会党)

○鈴木強君 この点は私が示した具体的な例と比べまして、最近における利回りがどうなっておるのかということをお尋ねしたわけでございますが、新しく住宅積立郵便貯金制度というものを設けられる理由、これをもう少し伺いたいのですけれども、私どもがいただきました資料によりますと、「新たに預金者が住宅金融公庫から特別の条件で住宅建設の資金の貸付けを受けることができる住宅積立郵便貯金を設ける必要がある。」というふうな簡単な御説明がございますが、もちろんこれは郵便貯金の預金者の利益を増大するという基本的な考えの上に立っていると思いますが、どうしてこういうふうな住宅積立郵便貯金を設けるという、その趣旨をもう少し説明……

第65回国会 予算委員会 第13号(1971/03/13、8期、日本社会党)

○鈴木強君 日銀総裁にお尋ねいたします。本日は御多忙のところありがとうございました。わが国経済の現状を見ると景気は停滞をしている、こういうふうに見られるわけですが、まあこの見方に対して一面ではたいした心配はないというような意見もありますし、それから不況が深刻化してきているという心配も出ておるわけでありますが、総裁としては、現在のこの景気の動向をどういうふうにごらんになっておりますか、お伺いいたします。
【次の発言】 けさ通産省が発表した一月の鉱工業生産指数を見ますと、いま総裁のおっしゃったような主力産業の景気動向というのは、全体として依然停滞をしておる。生産、出荷、在庫、いずれも指標が悪化して……

第65回国会 予算委員会 第14号(1971/03/15、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。  簡単に一つだけお尋ねします。いまの竹田委員の御質問にありました石油の原油の売り渡し価格に対して国際的なカルテル行為が行なわれているかどうか、そういう点なんですけれどもね。せんだって公正取引委員会が立ち入り検査をやられたようですね。その結果、まだ私聞いておりませんけれども、かなり疑わしいというのが証拠がつかめたように聞いているわけです。ですから、通産大臣としてもその辺は非常にむずかしいと思います。むずかしいと思いますが、慎重に御配慮いただきたいというのが一つ。  それから、いま西村委員の御質問の中にありましたように、わが国の石油の九〇%以上が外国に依存しているわけですね。で……

第65回国会 予算委員会 第16号(1971/03/17、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。いまの郵政大臣の御説明を伺って、ちょっと四つばかり問題点がありますので、まとめてお尋ねします。  まず第一は、この法律の適用対象は再放送の場合と、もう一つはあきチャンネルを利用した自主放送の場合に限るのかどうか。そうだとすれば、近い将来予想される、たとえば回線を利用して、それにコンピューターをつないでやるいわゆるデータ通信的な問題、あるいはテレビ電話ですね、それからもう一つは電送新聞、これは新聞社等が考えておるようですが、そういったサービス的なものについては対象除外になっているのかどうか。除外になっているとすれば、そういうサービスが開始された場合、これは何ら法律的には拘束を受……

第65回国会 予算委員会 第19号(1971/03/20、8期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。  いま木村委員の御質問の中で、もう身障者に対するあたたかい政府の御措置というものがわれわれがはだに受けとめるだけのものが出てきていないと思うのです。郵政省のおやりになっていることは私は非常にちぐはぐなところがあると思いまして、たとえば年賀はがきで一円の寄付金つきのものを発行しております。そうしてそれをまあ福祉施設その他に厚生大臣等と相談をして配分をされている。これは本来郵政省のやる仕事じゃないでしょう、これは。そういう点をやっているんですよね。それからまた、一面盲人だとか身体障害者一だとか、そういう方々に対する割引の問題については、われわれはもう十何年間毎回意見……

第65回国会 予算委員会 第20号(1971/03/22、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。  この問題は非常に私は重要な問題であるし、根も深いと思います。それで、いま吉田委員がおっしゃったように、こういうことが出てきたのは、電波行政に対する国民の不信が根強くあるからだと私は思います。  私もかなり逓信委員会等におきましても、電波に対する免許のしかたについては、十数年間、いまのやり方が間違いだと、直すようにと迫ってまいりました。特に三十九年にあの例の放送関係法制調査会から答申が出て、免許については大臣権限からはずして、そして第三者によってこの免許権というものを行使するようにしなさいという法律改正に対する答申が出ている。それだって今日まで改正をサボってきているじゃない……

第65回国会 予算委員会 第22号(1971/03/27、8期、日本社会党)

○鈴木強君 関連ですが、簡単に一つお伺いしますが、いまの経済企画庁長官の経済見通しに対する改定問題ですね。私は、いま羽生委員が七〇年代の長期展望に立った日本経済のあり方をお尋ねしていると思うのです。この際に特に日本の場合は、アメリカに対する貿易の依存度が非常に強いわけですから、アメリカ経済というものが今後どういうふうに変わっていくかということを大きな判断の要素の一つとしておかなければいかぬ。そういうことを踏まえていったときに三年目に当たる四十七年に経済社会発展計画はあらためて改定することになっておりますので、そういう海外の、特にアメリカの経済はどういう動きをしていくのかということを見きわめた上……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1971/07/20、9期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょうど一年有余の委員長の重責をになわせていただきました。非常に現下の交通事情が御承知のように、われわれ国民生活の面においてもたいへんな重大な影響を与えておりまして、これに対する対策を樹立することは非常に重要な仕事だと思いました。したがって、私も一生懸命がんばったのでありますが、十分に御期待に沿いませんでしたことを、顧みて非常に残念に思い、また、申しわけなく思っております。しかし幸いにしてその道に十分なたんのうの先生方の御協力を得まして、一年間滞りなく任務を果たさせていただきました。皆さまの厚い御指導と御鞭撻に対しまして、この機会に心よりお礼申し上げます。  今後とも交通安全基本法……

第66回国会 逓信委員会 閉会後第1号(1971/09/09、9期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、防災用無線通信の訓練状況について伺いますが、実は先般の九月の一日が防災の日になっておりますが、この日に東京都は、関東大地震と同じ規模の地震がいま起きたらというその想定のもとに防災訓練を行なったようでありますが、その訓練の中で、われわれにとって必要だと思われる無線通信による連絡、これが実際に訓練をするまぎわになって中止された。そうしてついに全区的な規模における無線訓練というものができなかったという、私は新聞記事で事実を知ったわけでありますが、これは非常に重要なことでございまして、災害というのはいつ何どき起きるかわかりません。したがって、その際に通信の途絶ということが一番困るこ……

第66回国会 逓信委員会 第2号(1971/07/24、9期、日本社会党)

○鈴木強君 最初にコンピューターの自由化の問題について通産の政務次官においでいだだいておりますから、お尋ねをしたいと思います。  七月二十三日、きのうの新聞紙上に一斉にコンピューターの自由化の問題が報道されておりますが、私はこのニュースを見まして、一体日本の通産行政はどうなっておるのかという疑問を持ちました。その理由は、このコンピューターの自由化の問題は従来も国会においてしばしば論議になり、特に大型、中型のハードウエア、またソフトウエアの問題につきましては、残念ながら、アメリカから比べますとたいへん劣っております。特にソフトにつきましては、約十年のおくれがあるといわれております。したがって、こ……

第66回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1971/10/07、9期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは、佐々木総裁、御多用のところ、ありがとうございました。また、先般のIMF年次総会には日本政府代表代理として御出席をいただき、御苦労いただきまして、ありがとうございました。  ことしのIMF年次総会は、御承知のような国際通貨不安は放置できない、したがって、通貨調整を急ぎ、長期的な通貨制度について検討を始める、こういうふうな御決意で開かれたものと思います。それで、私は、この総会は特にアメリカの新しい経済政策が発表されたあとの会議でありますから、各国から非常に熱心な論議が行なわれたと思います。したがって、総裁に実は総会の様子を承りたかったのでございますが、残念ながら、御都合があり……

第67回国会 運輸委員会 第4号(1971/11/30、9期、日本社会党)

○鈴木強君 若干の質問をしたいと思いますが、最初に新幹線の建設計画についてお尋ねしたいのですが、すでに全国新幹線鉄道整備法というのが成立をしておりまして、これに基づいてそれぞれ運輸省鉄道局では御計画を進められているようでございますが、この法案審議の過程で一度は、全国にどういうふうな新幹線が建設されるかというような青写真が示されたのでございますが、途中で別表からそれがはずされておりまして、条文に基づいて建設計画については鉄道建設審議会で運輸大臣がいろいろ諮問されることになっております。いま明らかになっておるのは、山陽から、博多までの線、それから新潟に結ぶ関越といいますか、それから先般起工式をされ……

第67回国会 逓信委員会 第2号(1971/12/07、9期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、新谷委員とともに、去る九月二十七日から五日間、東海、近畿両地方における逓信関係業務の運営状況を視察してまいりましたが、その詳細につきましては、委員長のお許しを得て、会議録にとどめたいと存じますので、御了承をお願いいたします。  以上、簡単でありますが、御報告申し上げます。

第68回国会 決算委員会 第6号(1972/04/05、9期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、政務次官きょうおいでいただいておりますから、一つだけお尋ねしておきますが、実は例の庶民金融の制度の新設のことですけれども、これは非常に大衆にはたいへん便益な制度だと私思います。そういう意味で、社会党のほうも、すでに党のほうでも一つの案をつくりまして、郵政大臣にもお手元に差し上げてあると思いますが、これは法律改正と関連をするようでございますから、この国会に早急に提案をするということになりませんと実現できないんでございますが、この問題の進行状況はどんなになっておりますでございましょうか、ひとつ御説明をいただきたい。
【次の発言】 会期も峠を越したようなかっこうになっております。……

第68回国会 逓信委員会 第3号(1972/03/14、9期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、きょうは提出予定法案の問題に関連をして若干大臣にお伺いをしておきたいと思いますが、その第一は、電波・放送両法の改正の問題でございますが、大臣の事業概況の御説明の中にも、一言半句この問題についてお触れになっておりませんが、御承知のように、昭和三十九年九月の八日に臨時放送法制調査会の答申が出てから、一度はこの両案を国会に提案をいたしましたが、一応審議未了になっている。自来われわれがこの問題をどうするのだという御質問に対しては、必ずこの国会に出すように検討するという御所見できたけれども、今回はどうしたことか立ち消えになってしまったわけです。われわれにとってはきわめて不満なところであ……

第68回国会 逓信委員会 第4号(1972/03/16、9期、日本社会党)

○鈴木強君 決算の具体的な個々の質問に入ります前に、若干関連してお伺いをしておきたいと思いますが、その第一は、国民の長い間の念願でありました沖繩の復帰がいよいよ実現することになりまして、昨日、批准書の交換も行なわれたようでございます。そこで、現在沖繩にありますONKをNHKが継承することになるのでございますが、五月の十五日の復帰までもうあと二カ月足らずでありますが、この受け入れに対する万全の措置がいまなされておると思いますけれども、念のために、その状況を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 わかりました。最善の努力をされておるようですが、万々一受け入れに対して支障ないように、さらに御努力を……

第68回国会 逓信委員会 第5号(1972/03/21、9期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。  よくわからないんですけれども、郵政省設置法上、首席監察官はどういう立場におられるんでしょうね。昔、本省に監察局というものがあった当時と、それから首席監察官制度になった場合とどういうふうに差が出てきたんですか。全国の十の郵政局の中に監察がございますね、郵政局十あるわけですね。それとの郵政局との関係ですね。これはもう監察局というのは独立したものですから、地方でいきますと、それにいろんな考査や監査を依頼する場合、本省の首席監察官が何も知らない間に各局ラインに、地方監察局に、監査や考査を依頼していることは、ちょっと私は執行上から見て疑義を持っている。少なくとも、全国の監察の実……

第68回国会 逓信委員会 第6号(1972/03/23、9期、日本社会党)

○鈴木強君 NHKの昭和四十七年度の予算について若干の質疑をいたしたいと思います。  いまさら申し述べるまでもなく、NHKは全国の視聴者の受信料によって、その経費をまかなっておるのでありまして、この委員会はいわば株主総会に当たるのではないかと思います。ですから、私たちは受信者一人一人の気持ちをよく感得をして、そうしてその上に立って意見を申し述べるわけであります。したがって、少しこまかい点や何かもあると思いますけれども、どうぞ協会側から受信者一人一人にお答えいただくというようなお気持ちできょうはお答えをいただきたいと思います。  まず、本論に入ります前に、二、三やはり関連して伺いたいことがありま……

第68回国会 逓信委員会 第7号(1972/03/28、9期、日本社会党)

○鈴木強君 前回、経営全般に対する基本的な問題については質疑をいたしておりますから、きょうは少しこまかいことになりますが、お尋ねいたします。  いまの白井委員の質疑に関連して私もちょっとお伺いしたいのでずが、もう一つラジオのほうで交通安全協会のだれだれということで、約二分間交通に関するニュースをやっておりますね。これもおそらくいまの気象通報と同じようなことではないかと思うのですね。ラジオとテレビと両方こういうシステムをとっておるわけですね。これはいまの気象協会に出演をしていただくのと同じような解釈でございますか。
【次の発言】 いまの白井委員の質問も私が準備しておった質問なんですけれども、それ……

第68回国会 逓信委員会 第8号(1972/03/30、9期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、江村先生にちょっとお尋ねしたいんですが、NHKは放送法に基づく事業体ですね。その事業体の予算のあり方についていろいろお述べになりましたが、私も原則的に先生と全く同じでして、公共企業体ですから自主性というものはやはり民間企業と違ってどんと協会に与えていいと思うんです。ですから、あまりしさいにわたって国会で審議する、審議というか、あまりくちばしをいれるということはわれわれも遠慮しているわけです。ですから考え方はそれでいいんです。ただ結局、この予算の審議が逓信委員会にまかされておるわけでして、チェックできるのはここですね。あとは会計検査院の検査、あとはNHKの経営者の皆さまを信頼……

第68回国会 逓信委員会 第9号(1972/04/13、9期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいま委員長からお話がありましたように、昨夕でございますか、山陽線の急行「阿蘇」に連結されております鉄道郵便車が火災を起こして、何かニュースによりますと、全焼とも言われておりますが、たいへん私ども関係者として心配をいたしておりますので、事故の概要等につきまして、最初に大臣から御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いまの、大臣のお述べになりました程度のことしかまだわかっておりませんのですか。
【次の発言】 首席監察官は、この事故発生をいつ聞かれたですか。
【次の発言】 零時半。まあ東京と、これは備前の野谷というのですか、岡山県ですかね、これは。いずれにしても、いまの情報化社会で……

第68回国会 逓信委員会 第12号(1972/05/09、9期、日本社会党)

○鈴木強君 今回提案されております簡易生命保険法の一部を改正する法律案は、大体、二点になっていると思いますが、私は、この改正点については、第一の最高限度額の引き上げは、過去、数回となく行なわれておるわけですが、社会、経済情勢の推移が非常に激しいわけですから、やむを得ないことだと思いますが、これは、保険法の基本になる点だと思いますから、そういう基本的な問題を含めて、若干の質疑をしておきたいと思います。  それで、第一番にお伺いしたいのは、簡保事業が、大正五年の十月一日に創設をされておりますから、ちょうど、ことしは五十六年目に当たると思います。この簡保の創設の趣旨というのは、申し上げるまでもなく、……

第68回国会 逓信委員会 第14号(1972/05/16、9期、日本社会党)

○鈴木強君 渡辺参考人には、たいへん御多用の中を御出席いただきましてありがとうございました。実は、当委員会に直接関係いたします郵便貯金を担保にして庶民金融をやりたいというのですね。そういう意見が強く出ておりまして、御承知のように、いま政府間で調整をしているような段階でございますが、それとの関連で、郵便貯金の利子の引き下げでございますね。こういう問題も、いま話題になっておるわけでございますので、きょうは御出席をいただいて、これらの問題を特に中心にして御意見を承りたいと思います。  それで、時間も制約を受けておりますので、ごく簡単にいたしたいと思いますが、日銀のほうでは、もちろん、これは政府とも御……

第68回国会 逓信委員会 第16号(1972/05/23、9期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、この際、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、第二院クラブ等、各党各派共同提案にかかる本法律案に対する附帯決議を提案いたします。  まず、案文を朗読いたします。電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府および日本電信電話公社は、本法施行にあたり次の事項の実現につとめるべきである。  一、加入電話充足の早期達成をはかるとともに、データ通信については公共的システムの開発、実用化を推進すること。  一、建設資金の調達にあたっては、財投資金等を増額し、加入者債券引受制度は延長期間内においても可能なかぎり早期に廃止する方向で検……

第68回国会 逓信委員会 第17号(1972/05/25、9期、日本社会党)

○鈴木強君 この法律案に関連して、最初に、郵便切手を売るのにも、はがきを売るのにも、局舎をちゃんと整備しなければどうにもならぬことで、関連あるから伺いますが、実は、私の郷里の山梨県の甲府市の、甲府市にあります甲府郵便局ですけれども、これは鉄筋の二階建てでありまして、建てた当時は、確かにりっぱな建物だったと思いますけれども、いまは非常に狭隘でして、これは事業の運営にたいへん支障を来たしているように思います。年末期等の繁忙時には、何か別のところに、特別の仮庁舎をつくって、そこで仕事をするような状態でございますので、かねてから、この局舎の増改築ないしは新築、こういうことを郵政御当局のほうに、地元とし……

第68回国会 逓信委員会 第18号(1972/06/01、9期、日本社会党)

○鈴木強君 先に郵政大臣に、郵便貯金の利下げの問題で若干伺ってみたいと思います。  きのうかおとといの新聞を見ますと、何か佐藤総理から廣瀬郵政大臣が、しかられたという記事が載っておるんですけれども、私はこの記事を見まして廣瀬郵政大臣が、非常に大衆の預金である郵便貯金の利益を守るためにずっと御奮闘いただいておりまして国民が拍手を送っていると思うんですね。一日延びれば一日延びるだけに、がんばれがんばれと拍手を送っていると思うんです。それで郵政審議会にあなたが諮問されて郵政審議会でいろいろ論議がありまして大蔵省が言うような形にまとまらなかった。そのことをとらえて何か小言を言ったというふうに推察するん……

第68回国会 逓信委員会 第20号(1972/06/08、9期、日本社会党)

○鈴木強君 一瀬先生に二点だけお尋ねしたいのでありますが、同軸ケーブルの利用価値については、尾崎参考人からも先ほどいろいろ御意見がございました。私も、この利用価値については全くそのとおりに理解をしておりますが、これとすなわちビーム線を接続してやるCATV方式等については、いろいろアメリカの御事情等も伺いました。それで、特に問題になるのは、この立法に際して、私どもは、ただ単に、この法案が、当面難視聴を解消するための一つの手段であるとか、あるいはいまCCISでいろいろと御検討いただいております双方向通信等の問題もございますし、さらに多摩ニュータウンにおきましても実験実施協議会というのがございまして……

第68回国会 逓信委員会 第21号(1972/06/12、9期、日本社会党)

○鈴木強君 私も若干の質疑をしたいと思いますが、まず最初に、法案を提案された郵政省の基本的なお考え方と、それからこの法案については、御承知のように、衆議院で自社公民の四党共同修正案が可決されて、政府提案、修正で、こちらに送付されているわけです。従来、有線放送業務の運用の規正に関する法律という法律によって、CATVは届け出によって運用ができた、こういうことでございましたね。それを今回許可制へと切りかえていく。こういうことになりますと、いま青島委員からお話がありましたような、これが言論の立法であるという観点に立つと、どうしても、憲法上の言論、放送、表現の自由というものが、これによって侵害されるので……

第68回国会 内閣委員会 第8号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○鈴木強君 神沢委員の途中でございますが、長官の御都合で、私もぜひ長官に御所見を承りたい点が二つありますから、その点に限ってお尋ねをいたします。  まず第一は、北富士演習場の全面返還、そしてその平和的利用の問題ですが、山梨県側は長官に対して終始変わらざる一貫した思想として、全面返還、平和利用という要求を出していると思いますが、そこで、せんだっての予算委員会で、長官がこういう見解を発表されました。あそこの土地は自衛隊にとっても大事な土地であるし、米軍演習場はすぐなくせといってもできない。したがって、演習場と平和利用とが両立できるがごとき御発言をなさいました。これは具体的にどういう御趣旨かよくわか……

第68回国会 法務委員会 第13号(1972/05/11、9期、日本社会党)

○委員以外の議員(鈴木強君) 提案者を代表して、ただいま議題となりました沖繩恩赦から選挙違反者を除外することを求める決議案件につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。  清潔で民主的な選挙によって国権の最高機関である国会を構成することは、議会制民主主義擁護の基本原則でございますことはいまさらあらためて申し上げるまでもございません。しかるに、今回の沖繩返還にあたり、政府は、昨日官房長官が記者会見でも言明しておりますように、大規模の恩赦を行なう意向を明らかにし、その中に公職選挙法違反者を含めようとしているのでありますが、いやしくも恩赦によって選挙違反者が免罪されることは、腐敗選挙を助長すること……

第69回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1972/08/10、9期、日本社会党)

○鈴木強君 前置きは一切省略をして、具体的な問題について二つだけお尋ねをしたいと思います。一つは、甲府と東海道の富士をつなぐ身延線の合理化問題。もう一つは、甲府の駅舎の近代化問題、これはいわゆる俗に言う民衆駅の問題ですが、この二つについてお尋ねいたします。  身延線の合理化問題につきましては、すでに数年前から、国鉄当局におきましていろいろと準備を進めてまいっておるようでございますが、どうも、われわれがいままで何回か質疑をいたしてみますと、いまも辻委員から御質疑があったのですけれど、国鉄の公共性ないしは採算性ということの板ばさみにあることは私たちもよくわかっておりますけれど、どうかすると、財政が……

第70回国会 逓信委員会 第2号(1972/11/13、9期、日本社会党)

○鈴木強君 たいへん御多用のところ、日本放送協会、宇宙開発事業団、それと電電公社の御出席をいただきましてありがとうございました。  きょうは、宇宙開発、特にそのうちの放送衛星、通信衛星等の打ち上げの問題を主にお尋ねをいたしたいと存じます。  日本の宇宙開発につきましては、開発委員会が基本施策を御決定になりまして、いろいろと御苦労をいただいておるのでありますが、率直に言って、当初から見ますと、三年ないし四年、開発ペースがおくれておるわけでありまして、非常に残念に思っております。それで、当初の計画を一部修正をされておることはもう申し上げるまでもございませんが、そういう中で、特に放送衛星あるいは通信……

第71回国会 運輸委員会 第27号(1973/09/04、9期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、当面の運輸情勢に関して若干の質問をしたいと思いますが、第一番に大臣にお尋ねしますが、けさの新聞各紙によく出ておりますし、テレビその他ラジオでも報道されておりますが、公制審の問題について、若干大臣の御所見を承っておきたいと思います。  御承知のように、昭和三十年の春闘の際に、三公社五現業の当事者能力がないというところから、賃上げ闘争がたいへん難航しまして、当時の池田総理大臣と太田議長との間で、当事者能力についてどうするか、もちろん基本的なスト権の問題を含めて、国家公務員並びに三公社五現業の労働問題についてどうするかということを検討するために、公制審が持たれたと思います。きのうの……

第71回国会 建設委員会 第20号(1973/07/12、9期、日本社会党)

○鈴木強君 機会をいただきましたので当面の建設行政の若干につきまして金丸大臣以下皆さんにお尋ねをしたいと思います。連日御健闘いただいております金丸建設大臣以下建設省関係の皆さんに心からお礼を申し上げます。  最初の質問の第一は、去る三月の予算委員会におきましても、あるいは先般の内閣委員会におきましても私が取り上げた東富士有料道路の建設の問題でございます。この前、内閣委員会でお尋ねをいたしました際に、道路公団の担当の理事の方が他に出張をする予定を持っておられましたので、その便宜のことも考えまして私は質問を保留しておったのでありますが、きょうは総裁にもおいでいただいておりますので、まず公団のほうか……

第71回国会 逓信委員会 第3号(1973/03/08、9期、日本社会党)

○鈴木強君 ただいまの郵政大臣並びに電電公社総裁の所管事項の説明並びに事業概要の説明に対して、若干の質問をしたいと思います。  最初に、提出法案に関連して大臣に伺いたいんですが、実は、ただいまの御説明を伺っておりましたが、昭和四十一年以来問題になっております電波法と放送法の改正に対する経緯等からかんがみまして、一言私は所管事項の中に述べられてしかるべきだと思います。ところが、全然これ触れておらないわけですけれど、一体これはどうしたんですか。出すのか、出さないのか、出さないならどういうわけで出さないか、それをひとつ明らかにしてほしいんです。

第71回国会 逓信委員会 第4号(1973/03/27、9期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。  いまのやつは、議事録を見て、本来の適法であるかどうか、謀略放送であるかないかという判定は外務省側にあって、郵政省はただ単に運搬屋ということであれば、あなたがよけいなことじゃないんだが、森委員の質問に対して、われわれが心配したような放送内容であったかどうかということについて、おおむねそういうことがなかったと言うから、なかったというなら、何を証拠にしてやるんだというので聞いておるのだから、何月何日、どういう人からこういう連絡がありましてこう聞きましたと、文書で来たと、そういうことをはっきり答えてやらなければ、これは平行線になるんですよ。  そこで、前回もこの問題私もこの委……

第71回国会 逓信委員会 第5号(1973/03/28、9期、日本社会党)

○鈴木強君 これは大臣と会長にお尋ねいたしますが、昨日、三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件、提案理由の説明と、それから補足的な御説明を伺いましたが、非常に世間を騒がし問題になりました、けさほども御質問のありました放送会館のあと地の問題につきまして、これは一言半句も経過に触れておらないわけですね。これはどうしてお触れにならなかったのでございますか。
【次の発言】 大臣ね、ちょっと私の質問を取り違えておられるのですけれど、そういうふうな御経過があったとすれば、まず第一番に、特に問題のありましたNHKの四十八年度の予算だけに、なぜこういう経過を率直にあなたの提案理由の説明の中にお触れにな……

第71回国会 逓信委員会 第6号(1973/03/29、9期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。  さっきの会長のおっしゃったこれからのNHK職員の給与のあり方の問題ですが、当然なことと思いますけれども、念を押しておきたいのですが、給与は労働組合との団体交渉によってきまるわけですね。したがって、いまの会長の構想を実現するまでには、当然団体交渉によって煮詰めて、特に給与体系ということになりますと、かなりこれは労働側にも意見があると思います。その辺はもう間違いないと思いますけれども、念のために私は確認しておきたいのですが、当然団交というものの中でそれらの問題は解決をされていくということを前提としての御発言だと思いますが、その点をひとつお答え願っておきたいと思いま……

第71回国会 逓信委員会 第7号(1973/04/17、9期、日本社会党)

○鈴木強君 本日は、たいへん御多用の中を、菅野社長、板野副社長以下関係のKDD役員の皆さんにおいでをいただきまして、ありがとう存じました。  最初に久野郵政大臣にお尋ねをいたしますが、いま菅野社長の事業説明の中に出てまいりました日中海底ケーブルの建設につきまして、さきに鍾夫翔電信総局長が来日されましたが、そのとき基本的な事項に対する了解ができ上がったと聞いておりますが、いまの社長の説明の中には「行なわれましたが、」と、こういうのでありまして、どういうことがやられたのかよくわかりませんが、その点、最初に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 基本的な問題でございまして、特に陸揚げ地点です……

第71回国会 逓信委員会 第12号(1973/06/21、9期、日本社会党)

○鈴木強君 きょう、私は、過般大阪の参議院地方区の補選が行なわれまして、その際、自由民主党の大阪府連の選対本部の中で取材妨害をし、カメラマンに暴行を加えたというきわめて遺憾な事件が出てきておりますが、これについて、さらに郵政事業の面におきましても、最近、非常に郵便の遅配が目立っております。国民はたいへん迷惑をいたしておるのでありますが、これらの原因がいずこにあるものかただしておきたいと思います。さらに、いま当面問題になっております中期預金の利率の問題、あるいは自民党の通信部会長が旗を上げました福祉預金の問題等、一連の郵便貯金に関する問題等について、郵政大臣以下、御意見を承りたいと思います。それ……

第71回国会 逓信委員会 第13号(1973/07/03、9期、日本社会党)

○鈴木強君 質問に入ります前に、一言大臣にお礼を申し上げておきたいと思いますが、それは前回の委員会で、問題になっておりました定額郵便貯金の利息の引き上げの問題で、〇・二五%さらに上積みするという大臣の御方針を私は強力に支持して、大衆が貯金をする郵便貯金ですから、ぜひ利率の面において少しでも有利になるようにという大臣の御方針ですから、非常にけっこうなことで、ぜひそれが実現されるよう大臣にも強く要請しておきましたが、その後そのとおりになりまして、たいへんわれわれ喜んでいるわけですが、なお、今後一そう、庶民のための郵便貯金ですから、政府としてもくふうをこらしていただいて、できるだけ預金者に有利な利回……

第71回国会 逓信委員会 第17号(1973/09/11、9期、日本社会党)

○鈴木強君 NHKの四十五年度の決算に関連しまして、最初に郵政大臣に若干質問をしておきたいと思います。  その第一は、電波、放送両法の改正につきましては、私、前にもこの国会に提案すべきであるという立場から質問をいたしておりましたが、大臣も、会期はかなり進んでおりましたが、執念を燃やしてこの国会に出したいという御所信の表明がございまして、そのことを期待しておりましたが、いよいよ再度にわたる延長国会も終わりになっておるわけでありまして、大臣の御苦労が実らないように私思っておりますが、なぜ出せなかったのか、また今後どうするのか、簡単でけっこうですから、お答え願いたい。

第71回国会 内閣委員会 第5号(1973/03/29、9期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。  きのう山梨県知事が望月企画調整局長と一緒に官房長官のところに見えて会見しておりますね。まず、その会見の内容がどうであったのか、いまの神沢委員のと関連してひとつお答えをいただきたいのです。
【次の発言】 地元の新聞も私は拝見しておりますし、それからきょうの毎日とか五大新聞にも記事が出ておるのは、やはり長官がおっしゃるように、正式の会談でなかったことはいまわかりました。何か数分間廊下で話をしたので、あとで後藤田副長官があなたにかわって知事と会っているように聞いているのです。そのいきさつは詳細に山梨の現地の新聞のトップに経過的に書いてありますけれども、きょうもまた来て会うという……

第71回国会 内閣委員会 第15号(1973/06/26、9期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。  政府の統一見解について、これは防衛庁長官にひとつ伺っておきたいのですが、いま法制局でも政府統一見解ということを明確にしていたんですけれども、これはすでに予算委員会、私、法務委員会でも、四十八年四月二十四日法務委員会、政府の統一見解が出ましたあと、この問題について私が質疑をいたしました際に、政府の統一見解ということになれば、常識的に見ると閣議がこれを了承する、あるいは決定する、こういう姿が私は正しいと思うんです。そういう意味で質疑をいたしました。ところが、いまお答えのように、この統一見解というのは大蔵省と法務省、林野庁、内閣法制局、それから防衛施設庁の各関係大臣が決……

第71回国会 法務委員会 閉会後第1号(1973/11/08、9期、日本社会党)

○鈴木強君 私は金大中事件について若干の質問をしたいと思います。  最初に、これは外務大臣に聞きたいのですけれど、大臣はきょうおいでになっておりませんが、今月の二日に韓国の金鍾泌首相が日本に参られまして、田中総理と会談をし、金大中事件についてわれわれが一番おそれておりました政治解決について合意に達したと伺っておりますが、その合意の内容について、結論だけでけっこうですから最初に明らかにしていただきたいんです。
【次の発言】 いや、そんなことはいいんだよ。
【次の発言】 この事件はね、少なくとも首都東京のどまん中で、しかも白昼堂々と日本の主権を侵された事件です、これは。これについてはこの委員会でも……

第71回国会 法務委員会 第5号(1973/04/03、9期、日本社会党)

○鈴木強君 法務大臣に最初に一つだけ確認をしておきたいことがあるんですが、わが国の憲法は立法、司法、行政、三権分立の立場を厳粛にきめておりますね。それで、そういう立場に立って、法案の提案権というものについては、これは憲法上内閣と国会が持っていると思いますね。そういう関係で、三権分立にかかわらず、いわゆる裁判所関係の法案というものは法務大臣が責任を持って国会に提案をしてくる、こういう手続的なことになっていると思うんです。  そこで、そういう立場に立てば、われわれがこの法律案、いま提案された法律案についても、すべて法務省に対して、法務大臣に対して質疑をし、それに対して法務省は全責任を持ってこれに答……

第71回国会 法務委員会 第6号(1973/04/24、9期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは、ただいま委員長からもお礼のごあいさつが述べられましたが、菊田院長先生にはたいへん御多用のところ、なおかつ遠路のところを御出席いただきまして、まことにありがとうございました。  今月の二十日の新聞に、次のような記事が掲載されました。すなわち、宮城県石巻市内の菊田産婦人科医院の院長が、「堕胎手術を希望する母親を説得して出産させ、別の夫婦に〃実子〃として世話していることがわかった。医師は「子供の将来、母体の健全を願う道義的責任から、違法を覚悟でやった」といい、赤ちゃんの引取り手を新聞広告で募集、この十年間に百人の赤ちゃんを無報酬で、子供に恵まれない夫婦に渡したという。駅のコイン……

第71回国会 法務委員会 第7号(1973/05/08、9期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、時間の関係がありますから一つだけお伺いしておきたいと思いますが、それは、先般最高裁が尊属殺の重罰規定は違憲であるという判決を出されました。この問題について大臣のの御所見を伺っておきたいと思います。  親殺しに特にこの重罰を科しております現行刑法二百条の尊属殺人罪の規定は、法のもとに平等、こう定めた憲法十四条に違反しないかどうかをめぐって争われていました三件の親殺し事件というのがございました。これに対して最高裁は、四月四日、刑法二百条の法定刑は死刑、無期懲役だけであって極端に重く、憲法十四条一項に違反し無効であると、違憲の判決を下して、いずれも実刑の原判決を破棄し、三人の被告に……

第71回国会 法務委員会 第8号(1973/06/05、9期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうはたいへん御多用の中、ありがとうございました。私も二、三お尋ねを申し上げたいのでありますが、すわって失礼いたします。  最初に山本参考人にお尋ねしたいのでございますが、いまの憲法と刑事補償法との関連について、先生のお考え方がいま私わかりました。しかし、どうも先ほどから御意見を伺っておりますと、やはり新憲法四十条によって「何人も、抑留又は拘禁された後、無罪の裁判を受けたときは、法律の定めるところにより、國にその補償を求めることができる。」、これは一つの権利だとおっしゃるんですけれども、刑事補償法そのものが昭和六年に濱口内閣の当時できた思想というものは、私は、新憲法は新憲法として……

第71回国会 法務委員会 第9号(1973/06/07、9期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、大臣に若干刑事補償法の基本的な性格についてお尋ねをしておきたいと思うんでありますが、私は前回の原委員並びに白木委員の質疑を伺っておりまして率直に感じましたことは、大臣のおっしゃった官尊民卑的な残滓がこの法案の中に何かやっぱりあるような気がしてならないものですから、法制定の昭和六年以来の経過について少し詳しく勉強してみました。そうしますと、なるほど旧刑事法当時に国会へ提案された提案趣旨の説明などを聞きますと、全くこれは恩恵的な、与えてやるというような、そういう思想のもとに出発したことは事実でございますね。その後二十三年に新憲法下で新しく刑事補償法の内容が変わりまして、そして、……

第71回国会 法務委員会 第10号(1973/06/14、9期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、甲府の刑務所の移転問題と、それから甲府の刑務所で起きております独房での首つり自殺の問題、この二つについてお尋ねしたいと思います。  最初に、甲府刑務所の移転問題でございますが、実は甲府市のほうでは、市の東部の地区の地域開発計画というのを策定いたしておりまして、いまその実現のために市当局は鋭意努力をいたしておるのでございますが、たまたまこの地域に法務省の甲府刑務所がございまして、これは約八万五千八百平米ぐらいの土地でございます。もしこの土地を法務省側が何とか刑務所を移転することによって開放していただけるならば、都市計画上非常に好都合でございまして、まことに一方的な言い分かもしれ……

第71回国会 法務委員会 第11号(1973/06/21、9期、日本社会党)

○鈴木強君 きょう私は、山梨学院大学の紛争問題と、もう一つは、たいへん国民が迷惑を受けております国士館大学の暴力事件についてお尋ねをしたいと思います。  最初に山梨学院大学の紛争問題でございますが、実はこの山梨学院大学というのは、皆さんも御承知だと思いますが、単位の取れてない学生に卒業証書を発給してみたり、それから補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律違反や、あるいは教員免許法の違反のかどで古屋真一という元理事長、学長が禁錮八カ月、執行猶予二年の判決を受けるような実は残念な事件が次々に起きておりまして、私どもといたしましても、少なくとも次代を担う大学校の学園の中でこういった事件が起きます……

第71回国会 法務委員会 第13号(1973/07/05、9期、日本社会党)

○鈴木強君 前回大臣に御質疑をと思っておりましたが、大臣の御都合で私の質疑ができませんでしたので、保留をしておきました未承認国からの入国の問題、それから堀木訴訟の控訴の問題、国が指揮権を発動したというその問題、それから尊属重罰の刑法二百条の削除の問題、この法律改正の問題に関連しまして、それから、山梨県甲府市においてこどもの国のジャンボすべり台から子供が落っこちましてなくなられた事件がございましたが、その問題について、ごく簡単に質疑をしたいと思います。  最初に、甲府の愛宕山こどもの国ジャンボすべり台というのを県の開発公社でこれをつくりまして、工事に若干修正すべき点があるためにその改善工事をして……

第71回国会 法務委員会 第17号(1973/08/23、9期、日本社会党)

○鈴木強君 大臣ね、そこがやはり一つの盲点であり、問題ではないでしょうか。少なくとも日本の、法治国家の日本におきまして、亡命をしておる外国の重要人物がそういうところから連れ去られるような、そういう盲点があるということは、これは重大問題ですよ。その盲点をどうしてチェックするか、それが相当これは重大なやっぱり責務じゃないですか、責任じゃないですか。そういう盲点があれば、佐々木委員のおっしゃるように、これからもそういうところからどんどん連れ去られてしまえば、出てはいけないことになっておるが、そこから連れ去られたらどうにもならぬというのが現実の姿でございましょうから、そこのところをもう少しきちっとして……

第71回国会 法務委員会 第19号(1973/08/30、9期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。  いまのお話はちょっと私には理解できませんね。少なくとも公安調査庁というものがあって、もしこの原本を入手し、翻訳をして、調査庁が知っておったとすれば、これは国際的な関連でもあるし、重大なことでありますから、政府全体としてこの情報に基づいて何がしかの対策をお考えになるとか、そういうことは当然じゃないですか。その辺に対する、われわれが聞いておりまして対応策というものに対して積極性が欠けておるところに、いま佐々木委員のおっしゃるような不幸な事件が起きて、あとから野党に追及されて、そういうこともあったかもしれませんというようなあいまいもこの回答をしますと、国民としては治安に対する、……

第71回国会 法務委員会 第22号(1973/09/18、9期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、ただいま議題になりましたこの三つの法律案について若干の質問をいたしたいと思いますが、個々の条文の質疑に入ります前に、一般的な問題として少しく大臣にお尋ねをしておきたいと思います。  今回三つの法律案を御提案になっておりますが、提案理由の説明書を拝見しますと、ここにも述べておりますように、まず「商法の一部を改正する法律案は、現下の社会経済情勢にかんがみ、株式会社の運営の適正及び安定をはかり、あるいはその資金調達の方法に改善を加える等のため、早急に改正を必要とする事項について、商法の一部を改正しようとするものであります。」と、こう述べてあります。ところが、いろいろ御苦心をなさって……

第72回国会 逓信委員会 第5号(1974/03/05、9期、日本社会党)

○鈴木強君 関連して。  大臣ね、これはもう四年ぐらいあなたがいま言った同じことをこの委員会で聞いているのですよ。しかも前回も必ず出すんだという大臣の御所信だったのですよ。会期がかなり過ぎましてもうだめじゃないかと言っても、いやまだ出すと、そういう姿勢であったのは事実なんですね。  そこで、おっしゃるように、確かに内容的に見ると、いろいろと臨時放送関係法制調査会の答申の線に沿って四十一年に一応まとまったんですが、意見がわかれた。したがってその後の情勢の変化に伴って若干の修正すべき点もあると思うんですよ。ですから、そういう点を詰めて、それぞれの各界各方面において検討しているんだということを大臣も……

第72回国会 逓信委員会 第6号(1974/03/26、9期、日本社会党)

○鈴木強君 NHKのほうに最初にお伺いしますが、四十九年度予算で予定をいたしておりますカラーテレビジョンの契約数というのは幾らになりますか。  それから通産省にお尋ねしますが、電子機械工業会のほうで取りまとめてあるかどうかわかりませんが、四十九年度の全体のカラーテレビジョンの製造個数というものはどのくらいに予定されておるか、最初にそれを教えてもらいたいんです。
【次の発言】 会長から適切なお答えがあったのですが、四十九年度中に新規に契約されるものが二百四十三万件ということですね。それで四十八年度の場合は推定としてどのくらいになりますか、今年度ですね。

第72回国会 予算委員会 第2号(1973/12/11、9期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。  ちょっとタイミングがどうかと思っておったんですが、いま羽生委員からも関連質問がございましたので、私も総理に率直な私の気持ち、これはおそらく国民の気持ちだと思います、お伺いしたいことがあります。  それは、いま日本経済が異常なインフレ、そして物価高、こういう経済が最悪の事態に立ち至ったその原因が一体どこにあるかということを国民はよく知りたいんです。あなたは、みずからの責任ということに対してはっきりものを言っておられない。要するに、外国の品物が非常に高くなって――原料がですね、いわゆる外圧的な問題とか、あるいは国民が物を買い過ぎたとか、こういうふうなところに責任を転嫁をして、……

第72回国会 予算委員会 第3号(1973/12/12、9期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連。  私は朝からずっと総理のお話を伺っておりまして、非常に勉強されて、すなおによく答弁しておりますよ、時間的にちょっと心配しているくらいに。しかし、非常に熱心にやっておられますから、私も非常に熱心に聞いているわけですけどね。しかし、いまの最後の総理の御発言は私は少し受け取れませんよ。あなたの言い分というのは、権限を与えろと、権限を与えればやってみせるけれども、権限も与えないで何だと、しかも事もあろうに総動員法まで出してお話をおっしゃる。まさにこれは、あなた、ファッショ的な発想じゃないですか。いまの民主政治というのは、そうじゃないんですよ。そこにくふうと英知が必要なんだ、……

第72回国会 予算委員会 第4号(1973/12/13、9期、日本社会党)

○鈴木強君 通産大臣に最初にお尋ねいたします。  十一月の物価経済動向というのはあす発表される予定になっておりますけれども、卸売り物価と消費者物価の両方の上昇率は、前月比何%ぐらいの伸びになっておりますか。
【次の発言】 まだきまってないですか。
【次の発言】 もう作業は済んで、大体あした発表することになっているんですね。国会で発表できないんでしょうか。
【次の発言】 けさの新聞を見ますと、大体前月比三%程度の卸売り物価が上昇しているというように出ておりますが、この見当、間違いないでしょう。
【次の発言】 まあ、この数字はそれでは別として、卸売り物価がこのように三%をこすような異常な上昇をして……

第72回国会 予算委員会 第7号(1974/03/13、9期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。  ただいまの一兆円のかけ込み融資の問題に関連をしてお尋ねをします。  まず、日本輸出入銀行とそれから日本開発銀行に対して、ここ五年間ですね、昭和四十四年から四十八年までの間に資金運用部からどれだけの貸し出しをしておりますか、それをひとつ教えてもらいたい。
【次の発言】 いや、教えてください。
【次の発言】 それで、そのうち十六商社、それから石油関係企業に対して、この五年間にどれだけの年度ごとに融資がされておりますか。
【次の発言】 いまの問題になっております三井物産、これが千六百四十九億、これは四十八年九月末現在ですね。それから三菱商事が千四百五十四億。丸紅が八百九十億、伊……

第72回国会 予算委員会 第8号(1974/03/14、9期、日本社会党)

○鈴木強君 私は物価問題を中心にして、若干の外交問題を含めて質問をいたします。  で、最初に、総理がきのうお出になったかどうかわかりませんですが、たいへんおからだの悪いのに御苦労いただきまして――それで、きのう政府と自民党の首脳会議が開かれたということですが、そこでは今国会の運営の問題とかを中心にして、運営の問題、会期延長の問題あるいは参議院選挙の日取り、そういったものも含めて、何か相談がなされたような報道がなされておりますけれども、官房長官おりましたら伺いたかったのですが、これはどなたですか。
【次の発言】 では総理に、次に物価問題でお伺いしますが、御承知のように、二月の卸売り物価は前年同月……

第72回国会 予算委員会 第14号(1974/03/22、9期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に運輸大臣と――国鉄総裁、いらしておりますね――にお尋ねいたします。  先般この委員会におきまして、田中首相が国鉄民営論をぶたれました。私は非常に奇異な感を受けたのでございますが、これに対して、運輸大臣と総裁の御所見をまず最初に承りたいと思います。なおまた、十九日の閣議で、同様な趣旨を首相から述べられて、何か再検討的な指示がなされたと聞いておりますが、その事実がありましたかどうかも一緒にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 公共企業体に国営から移行する際のいきさつについてはもうここでは私は触れませんが、公共企業体経営そのものがなお検討する余地は私はあると思うんです。特に……

第72回国会 予算委員会 第21号(1974/04/02、9期、日本社会党)

○鈴木強君 本日は、三井物産の会長さんと東ビの社長さん、御多用のところ、ありがとうございました。  昨年来の悪性インフレと異常な狂乱物価は農民の上にも大きく襲いかかっておりまして、いまや農業資材、それから肥料あるいは飼料等の急騰によりまして、農家の経営は重大なピンチに立たされているのでございます。したがって、私はこの問題についていろいろとお尋ねしたいことがございますが、持ち時間が非常に少ないので、ここでは全国的に問題になっておりますハウス栽培用ビニールの便乗値上げと思われる問題につきまして、三井物産と東ビの参考人の方から御所見をお伺いすることにいたします。同時に、この問題につきましては、三月十……



各種会議発言一覧(参議院)

4期(1956/07/08〜)

第28回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○鈴木強君 議事進行について。私は、ちょっと委員長にお伺いしたいのですが、この発言というか、どういうふうにやっていくのですか。ばらばらにやるのですか、それともある程度……。
【次の発言】 非常に農林関係の予算は複雑多岐にわたっておりまして、従って、この分科会におきましても、よほど突っ込んだ質問をしなければならぬと思うのですが、何せ時間が非常に少いわけです。二時から始めたのですから、夜中の十二時までやつても十時間くらいしかないわけですから、私もそのつもりでたくさんあるわけですが、六点だけ質問をしたいと思いますから、委員長、時間の点は一つ十分いただきたいと思います。  まず最初にお尋ねしたいのは、……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1958/03/24、4期、日本社会党)

○鈴木強君 運輸大臣に、非常に大事な問題ですから、今の問題に関連して、質問しておきますが、私はあなたの御答弁を聞いておりますと、非常に運輸事業を担当する大臣として、もちろんわれわれの方にも、国会側にも責任があると私は思いますが、もっと信念を持って国鉄経営というものに対する基本線をうたっていかなければならぬのじゃないかと感じました。それは、五カ年計画を国鉄がお立てになって、人口もふえて参りますし、非常に増大する輸送力に対していろんな計画を立てております。そして三十二年度予算を計上して、具体的にこれは計画に入ったわけですが、すでに百億近い建設計画の繰り延べが第一次五カ年計画の当初においてやられてお……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○鈴木強君 私二十三日にこの新聞を見ておったのですが、そこに週間報告が載っておりまして、その中に、最近国鉄の東海道線を中心として、非常に事故が多いことが指摘されておったわけです。で、十八日の午後九時半ごろですか、幸田の駅の近くに起った事故なんかでも、事故が発生してから救援列車が動き出したのが二時間かかっておる。こういうようなことに対して国民の国鉄に対して見る目というのが、これは朝日新聞の週間報告に載っておりましたが、一つには国鉄の非能率と申しますか、そういう点があるだろう。それと合して国鉄のサービス精神といいますか、奉仕精神といいますか、そういうものが欠けておるのじゃないか。そのほかにあげてい……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1958/03/24、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(鈴木強君) 関連して。私は発言する予定ではなかったのですが、今藤原委員の質問に対して政府委員の答弁は納得できない。だから質問をしたいのですが、清水の青年学級の問正題に対し、少くとも意見発表の際にとったあなた方の監督の立場に立つ人たちのやり方というものは、これはまことに言論の自由の統制であるし、封殺ですよ。少くともどういう意見を発表しようが、その発表の方法が、表現がどうであろうとこれは自由です。かりに青年学級というものが敵だという表現を使ったとしても、それならそれで、それでないということを堂々と発表すればいいのであって、少くともこう書いて、こう発表したいという意思を曲げたという……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1959/03/23、4期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に郵政関係について御質問いたしますが、今度、郵政省は設置法の一部改正案を今国会に提案をし、すでに衆議院を通過しておりますが、私はきょうは、省名を変更することについてはまた別の機会に譲りまして、特に逓の字が常用漢字の中に削減されるというような方向にあるにかかわらず、郵政省がすでにみずからきめた方向に反するような、名前を変えようとする非常に問題のある法案であります。しかし、この論議は別にして、その中で、拝見しますと、官房長を設置することになっておりますが、この官房長設置についてはどういう目的と意義があるのでございますか。
【次の発言】 私は、今の政務次官の御説明ですと、官房長を置く……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○鈴木強君 三浦農林大臣以下農林省の皆さんが、日本の全人口の過半数を占める農村の問題について、たえずその行政の円滑化のために努力していただいている点は、私、まず冒頭に厚くお礼を申し上げます。  ただ、しかし、私たち農村に育ち、また農村で実際に生活して参りました者から見ますと、まだまだこの日本の農政というものはいろんな問題が残っていると思います。そういう意味で、私、二、三の問題について質問してみたいと思います。  まず、この説明を聞きますと、ことしの農林関係予算は千六十三億、三十三年度の当初予算に比べて五十五億程度ふえているようでありますが、これは国家予算の総体的なパーセンテージから見ますとどん……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、道路関係についてお尋ねをいたしますが、その一つは、今御説明の中にもありました特に東京都の関係でありますが、この中にもありますように、最近非常に、東京都内の交通の事情等を見ておりますと、自動車も急激にふえておりますし、それに、最近ですと、どこへ行っても、あっちをほじくり返し、こっちをほじくり返し、みな立往生して、ここへ来るのにも三十分くらい待たされてしまって、時間も思うようにいかぬというような、全く無秩序な状態に私はなっていると思うのです。こういう混雑を緩和する意味において、今度新たに首都高速度道路公団等を設置する予定になっておるようでありますが、この道路の整備計画については……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○鈴木強君 時間も大へんおくれておりますから、具体的な問題について二、三お尋ねをしたいと思います。  その一つは、今国鉄経営に対する基本的な方針が永野大臣からもお述べになりましたが、いわゆる公共性と企業性をどうマッチしていくか、こういうことが非常に重大な問題だと思います。そこで私は、昨年金沢の鉄道監理局管内を予算委員の一人として視察をさしていただいたことがございましたが、その節敦賀から米原間に新しい交流機関車を使ってやっておりました。私はその乗務員と一緒に乗らせていただいて米原まで参ったのでありますが、これは乗務員の苦労というものは並み大ていでないことは私たち身をもって体験いたしましたが、その……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1959/03/23、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(鈴木強君) 私は、この防衛庁にお尋ねしたいのは、この通信ですね、非常に通信の拡充をお考えになっておるようでございますが、その予算が、どの程度計上されておりますか。
【次の発言】 この前、予算の総括質問の際に、日本無線とそれから住友ですか、そこいらに対して、通信の研究の委嘱と申しますか、長官は、何とかミサイルの試作を委嘱しておるというようなお話でしたが、そのことは、どういう内容なんですか。
【次の発言】 そこで、お尋ねしたいのでございますが、この文献等を少し研究してみたいのですが、今、電子管の研究をなさっておる、こういうお話でございました。六億近い金が全部それに使われておるとは……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(鈴木強君) 今の問題からちょっと御質問をいたしたいと思いますが、大井で受信したものを有線によって送ってくると、こういうことなんですが、それは電信でやっているのですか。電話でやっているのですか
【次の発言】 私の言っているのは、ちょっと専門的になるかもしれませんが、要するに大井で受信したものを、有線によって、たとえば大井で外国の放送を傍受しますでしょう、それをまた有線電話で英文を送ってくるのですか。それを記録するわけですか。そうでなくて……。向うで受けたものを、わざわざまた電話で英文のやつを送ってくるなんということは、これは非常に不経済なことじゃないですか、そういう意味じゃない……


5期(1959/06/02〜)

第34回国会 予算委員会公聴会 第1号(1960/03/15、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。先生の論理は、現行の税制を一応お認めになった上の理論の組み立てだと思うのです。そうして限界租税函数というものを二五%に見ておられるのですが、私の聞きたいのは、佐多委員、加瀬委員の関連なんですが、今加瀬委員のおっしゃったように、租税特別措置法によって千二百億近い免税があるわけですね。ですから、そういうものをあわせて、現在の税法、こういったものにメスを入れる必要があるという考え方を私は持っているのです。そういう意味から総体的に、減税する場合、あなたの論理でいって、かなり自然増収が多くなっていると、ところが、実際には減税というものは租税全体から見るとそう影響なくなってき……

第34回国会 予算委員会公聴会 第2号(1960/03/16、5期、日本社会党)

○鈴木強君 三つほど岩井さんにお尋ねしたいと思いますが、その一つは、公務員給与と人事院との関係でございますが、今お述べになりましたように、昭和二十三年の七月二十日にマッカーサーの指令によって公務員法が改悪され、まあ労働者に対する争議権の剥奪が行われたわけであります。そのかわりに人事院が作られて、政府から独立した機関として公正な立場に立って公務員給与を勧告する、こういうことになっておるのですが、今お話のように、現実に民間賃金と国家公務員の賃金のアンバランスがかなり出てきておる。二十九年以来人事院勧告というものもやられていない。三十三年度は中だるみの是正というようなことで職種別賃金体系を強化してい……

第34回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1960/03/23、5期、日本社会党)

○鈴木強君 最初にお尋ねしたいのは、今大臣が御説明になりました一般会計、特別会計、これは道路と治水と分けまして、当初建設省が大蔵省に要求した額ですね、何ぼ査定をされたか、それを一つ明らかにして下さい。
【次の発言】 今の点を一つ一般会計と特別会計の治水と道路と分けて要求額、それから査定額、はっきりしてもらいたいと思います。
【次の発言】 治水勘定の総額が四百六十億三千余万円になっておりますが、この治水勘定の中には、職員の人件費が含まれていると思うのですが、その額は幾らになりますか。
【次の発言】 これは大臣、なるほど見かけは四百六十億三千万円になっておりますが、今お話のように四十三億という人件……

第34回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1960/03/25、5期、日本社会党)

○鈴木強君 農林省が大臣以不農業行政の万全を期するために平素格段の御協力をいただいておりますことについて私はこの機会に感謝をいたしますが、数点の問題について一つ御意見を承りたいと思います。  まず第一番にお尋ねしたいのは、この日ソの漁業交渉の見通しでございますが、現地でいろいろと分科会等持ちまして、検討を進めているようでございますが、なかなかこれも見通しはしかく簡単ではないようにも仄聞できるわけでございます。で、これは高碕前の通産大臣が政府代表で行かれるというような話も聞いておりますが、当該所管の農林大臣として現状の見通し、現状までの交渉の経過に立って、さらに今後を見通す場合どういう御判断を持……

第34回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1960/03/26、5期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して、大臣に私はこういうことを承っておきたいと思うのですが、日鉄法が制定されたのは昭和二十三年ですね。そのときに公共企業体という経営形体に移行したわけです。もう足かけ十三年、従来の国有国営の形体から、公共企業体経営に移ってから、この間国鉄が戦後の疲弊した交通の設備の拡充、発展のために非常な努力をしていただいたと思うのですよ。しかし、今大臣が最後に申されたように、非常に国鉄経営というものが重大危機にきている。従ってもう一度抜本的な改革をしなければならないのじゃないかというようなことで、近々閣議にも具体的な案を持って臨みたいのだ、こういう御所信ですから、私は今伺いたいのは、……

第34回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1960/03/28、5期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは予算委員会分科会最後の日でして、大体二時ごろまでに各分科会は終わることになっておりますので、私たくさん質問を持っておりますが、協力しましてまた別途逓信委員会等で詳細に質問をいたしますが、特に四つ五つこの席上で聞きたいことがありますのでお伺いしたいと思います。  まず第一番に伺いたいのは、郵政大臣、郵便料金の値上げについて永岡委員の質問に御答弁がありましたが、私はまだ納得できませんのでもう少しく伺いたいと思います。  先般あなたは逓信委員会におきまして、郵便料金の値上げについては検討をすると、こういう御発言をしたのでありますが、昨日の新聞によりますと、佐藤政務次官が名古屋であ……


6期(1962/07/01〜)

第43回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1963/03/25、6期、日本社会党)

○鈴木強君 この三十八年度予算の概要という、これを拝見しまして、一般会計、特別会計の予算の組み立て方についてちょっと御質問したいのですが、一般会計の歳出七百二十九億というのに対して、この概要によりますと、三億六千万という歳入になっておるわけですが、特別会計でおやりになっておる労働者災害補償の問題や、あるいは失業保険の特別会計の問題や、こういうものが一般会計とごっちゃになって、歳出のほうに計上されておると思うのですけれども、これはどういうやり方をしておったのでしょうか。ちょっと予算の建て前として納得いかないのですけれども。
【次の発言】 そうしますと労働省関係の行政上必要な予算というのは百何億か……

第44回国会 石炭対策特別委員会、社会労働、商工委員会連合審査会 閉会後第1号(1963/11/29、6期、日本社会党)

○鈴木強君 関連。一つだけですけれどもね。今度の三池の問題に関連する点もあると思うのですけれども、出炭との関係で非常に石炭の値上がりということが市場で言われているわけですね。こういうものが、どの程度なのか、あなた方のほうで明らかになっておったら、最近の石炭の値上がりというのはどの程度であるか、その点がわかっておったら聞きたいし、それからそういう点について、通産省として何か値上がりに対する手を打つかどうかですね、その点をひとつ伺いたい。  それから田原鉱山保安局長は、先ほど阿具根委員の甲種炭鉱における災害の件数等について、三十四年以降のことについては資料はないと言って、あなた引き下がったんですけ……

第46回国会 社会労働委員懇談会 第1号(1964/02/27、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鈴木強君) これより社会労働委員懇談会を開会いたします。  本日は、先般ジュネーブにおいて開催されました国際労働機関第百五十八回理事会におけるILO八十七号条約批准促進に関する経過について、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部特命全権大使青木盛夫君、国際労働機関理事会使用者副理事三城晁雄君、国際労働機関理事会労働者副理事原口幸隆君、以上御三名の御出席を願って御懇談願う次第でございますが、皆さんには、公私とも、たいへん御多忙中にもかかわりませず出席をいただき、まことにありがとうございました。厚く御礼申し上げます。  まず、代表の皆さんより経過の御説明を願いたいと存じますが、お一人大体二十……

第48回国会 予算委員会公聴会 第1号(1965/03/17、6期、日本社会党)

○鈴木強君 時間の関係がありますから、それにまだ質問があると思いますから、私は簡単に二つだけお尋ねします。  一つは、四十年度の税の自然増収の見込みについて先生は、政府が考えておりますような三千九百九十六億七千百万円ですね、それと、税制調整等によって最終的には三千百八十三億八千六百万円、こういうことで税の前年の伸びを考えて予算を組んであります。この点はもう少し伸びがあるかどうか。  もう一つは、地方財政の面で、非常にこの予算は地方財政を圧迫すると、こう先生はおっしゃいましたが、ちょっと抽象的ですから、その点は〇・六%の交付税の増額等によって政府は何とか切り抜けようとしておりますが、この〇・六%……

第48回国会 予算委員会公聴会 第2号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○鈴木強君 江幡公述人にお尋ねいたしますが、いまの日本の人手不足ですね、これをどう当面乗り切っていくかということなんでございますが、日本も年齢が非常に延びてまいりまして、女子七十二歳、男子でも六十八歳にもなっております。したがいまして、いまのような企業内においても定年制が五十五とかあるいは五十八とか、こういうふうな定年制をとっているようですれけども、 これは私はもう少し考えて、高年齢層といいますか、高齢者対策としての適材適所な方法をやっていったら、そう人手が足らないということにならぬと思うのです。御承知のとおり、ヨーロッパあたり回ってみますと、理髪屋に行ってみると、七十歳くらいのおじいさんが、……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1965/03/27、6期、日本社会党)

○鈴木強君 最初にお尋ねしたいのは、国会の中央玄関の使用についてですが、欧米各国の議会を見学しましても、日本のように門を閉ざして一般国民を入れない、天皇陛下と外国の賓客と、当選をした議員が最初だけ入るなんていうところはあまりないですよ、これは。見学をする人が裏口から入るなんていうのは、私はちょっとどうかと思うのです。最終的にもちろん議院運営委員会のきめたことであるわけですが、当面、総長として、これはあなたの考え方なんですが、どういうふうに理解されているでしょうか。  私は、国会というのは、旧帝国議会からのしきたりもあるでしょう、慣習もあるでしょう。ですから、どうも形式主義のところが多くて、もう……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1965/03/26、6期、日本社会党)

○鈴木強君 総理府総務長官に、最初に時間の関係がありますからお伺いをいたしますが、実は予算 委員会のほうで準備をしたんですができなかったのですが、実はことしの政府の予算の中に、総理府関係で広報宣伝費、これは幾ら計上されておりますか。
【次の発言】 この六億の予算を使ってどういうふうな宣伝活動をされますか、大綱だけ……。
【次の発言】 所要経費の内訳はわかりましたが、広報活動の重点的な施策といいますかね、施策というものの重点的なものを一つ、二つ……。わかりますか。
【次の発言】 そのうち放送関係が三億数千万円で、一番額にして多いと思うのです。この放送関係については、大体どういうのを利用なさるか大……

第48回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1965/03/26、6期、日本社会党)

○鈴木強君 いまの小柳委員の雇用問題に関連してお尋ねしたいのですが、最近は日本におきましても平均寿命が延びております。男子は六十八歳、女子は七十二歳。したがって私は、日本の雇用問題を論ずる場合に、中高年齢層をどういうふうに位置づけていくか、これは私非常に大事だと思うのです。将来日本の人口が、四十何年たったら何億になるかわかりませんですけれども、こういうことは厚生省の人口問題研究所等においても研究されているが、一体日本に何億の人が住んだら最高限度か、そういった問題が、将来の問題でありますが、戦後のベビー・ブームから現在、非常に若手労働者は、学校卒業者にしましても、かなり普段から見ると多いはずにも……


7期(1965/07/04〜)

第51回国会 逓信、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと関連して。  経済企画庁長官、もう少しいまの点を具体的に数字で示していただけませんでしょうか。一月一日から米価が上がりましたね。国鉄運賃が上がり、私鉄が上がり、それからいま郵便料金が上がろうとしているのですが、問題は、政府が中期経済計画を一応放棄して、新しい経済計画へといま展望を御検討中だと思います。とりあえず、ことしは七・五%でしたか、四十一年度の予算の場合、実質の成長率を見ておりますね。したがって、それとの関連で、公共料金が過去大幅に上がった場合には、必ず物価にはね返っておりますが、そこで今度、具体的にことし米価、私鉄、国鉄が上がって、現在までに諸物価にどういう影響を与……

第51回国会 逓信委員会公聴会 第1号(1966/05/13、7期、日本社会党)

○鈴木強君 私は一つだけお尋ねしておきたいのでございますが、浦島公述人は郵政審議会の委員でいらっしゃいますから、特にこの点をぜひよくわかるように教えていただきたい。  一つは、郵政審議会に大臣が諮問をいたしまして、それからそれに対して答申が出たわけでございますね。しかし、答申をするときの基礎になりましたのは、過去の長期経済政策から中期経済政策へと移行して、そういう中においての日本経済の発展というのを考えておったと思います。ところが、現在は長期経済政策が失敗をして、中期経済政策というのがこれは一応御破算になってしまったわけですね。そこで、新しい長期計画をいま政府が策定中なんです。一方におきまして……

第51回国会 予算委員会公聴会 第1号(1966/03/17、7期、日本社会党)

○鈴木強君 いま最初にあれですか、渡辺先生のほうを全部やってから羽間先生に……。
【次の発言】 それでは羽間先生にお尋ねいたしますが、いま日本国民が税金と物価高に苦しめられている、これはもう率直なことだと思うのですよ。そこで、物価の問題について先生のお話を伺ったのですが、問題は、生鮮食料品なんかの場合にやっぱりガンになっているのは、一つには流通機構が非常に複雑である、こういう点があげられると思うのです。私はちょっと調べてみたのですが、たとえば千葉県産のトマト一キロをとってみると、出産者価格が十九円、それから、その間のマージンが中央卸売市場三円、それから小売りマージンが二十一円七十銭、出荷経費が……

第51回国会 予算委員会公聴会 第2号(1966/03/18、7期、日本社会党)

○鈴木強君 三つほどお尋ねしたいのですが、武田さんの大体のお考えは、政府の景気の見通し等について是認をされておる立場に立っておられると思います。そこで、景気が調整期に入り、さらに回復へとスローモーションであってもずっといくという、こういう御判断ですか。そのファクターの一つに、輸出の振興等をあげられておられます。これはアメリカヘの依存度がかなり強くなっておることは事実です。と同時に、ベトナム特需ということをおあげになりましたが、この点については、大体現状がどういうふうな増勢であるか。あなたの把握されておる、お知りになっておる範囲でけっこうですから、お聞きしたいと思います。  もう一つは、経済成長……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初にお尋ねしたいのは、昨年の暮れに発行しました年賀はがき、これによって寄付金が幾らになっておりますでしょうか。そうして、その寄付金の処理は、共同募金会その他の関係もあると思いますが、郵政省としては、おおよそどういう方面にこの金を配分するように考えておるのか、この点をまずお尋ねします。
【次の発言】 十万ですか。
【次の発言】 その配分先はどこなんですか、どういうところに配分したんですか。
【次の発言】 これは、募金会のほうとの関係は、全然連携をとっていないんですか。郵政審議会のほうにはかって配分をすれば、それでいいわけですか。

第51回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1966/03/30、7期、日本社会党)

○鈴木強君 きょうは農林関係は五時ごろに一応終わる予定でありますから、非常に質問の時間が制約されました。で私は約三十分くらい二、三の問題について質問いたしたいと思います。  その一つは、これは農林大臣、けさの新聞を見ますと、委員会でも指摘をいたしました第五十三海洋丸の韓国警備艇による不法捕獲の問題につきまして、朝野をあげて厳重に抗議をしておったわけでありますが、きのう午後六時半に外務省に在ソウル日本大使館から公電が入って、きょう釈放すると、こういうことでございますが、農林省はこれを知っておりますか。
【次の発言】 大臣に聞いたんです大臣に聞いたんですよ。

第51回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○鈴木強君 実は、きょう防衛庁からおいでいただいたのは、昨日の運輸大臣に対する質問の結果、この問題は防衛庁のほうに業務を委任しておるということでございましたので、実はおいでいただいたんです。  御承知と思いますが、去る二十五日の午前十時五分に千歳空港に着陸しようとした日航のコンベア880型の飛行機ですね。旅客機、機長は松井という方ですが、これには九十四人の乗客が乗っておった。ところがこれを無資格の管制官の不手ぎわによって着陸を誘導したんだが、そのまま行きますと突っ込んでしまう、事故を起こすというので、着陸をやり直すという事件が起きたのですね。これをいろいろ聞いてみますと、航空法第百三十七条によ……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1967/05/22、7期、日本社会党)【議会役職】

○主査(鈴木強君) ただいま皆さまの御推挙によりまして主査の重責をになうことになりましたが、皆さま方の御協力を得てその任務を果たしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。  審査に入ります前に、議事の進め方についておはかりいたします。  本分科会は、昭和四十二年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、農林省、運輸省、郵政省及び建設省所管を審議することになっております。  なお、二十四日、委員会において主査の報告を行なうことになっておりますので、議事を進める都合上、主査といたしましては、本日は運輸省及び郵政省を、明日は農林省を、明後日は郵政省及び建設省という順序で進めた……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1967/05/23、7期、日本社会党)【議会役職】

○主査(鈴木強君) ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。  まず、分科担当委員の異動について報告いたします。  本日、柳岡秋夫君が委員を辞任され、その補欠として矢山有作君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十二年度総予算中、農林省所管を議題といたします。  まず、政府側から説明を求めます。倉石農林大臣。
【次の発言】 おはかりいたします。農林大臣の御発言中にありましたとおり、以下の説明につきましては、会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願い……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1967/05/24、7期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、総理府の長官、きょう何か御都合で出られないそうですが、関係の方おいででしょうと思いますから、お尋ねします。広報委託費というのが六億三千四百二十万円計上されておりますが、そのうちラジオ、テレビ、これに対する金はどの程度見込んであるのか。
【次の発言】 この四億六千万円のうち、ラジオ、テレビに分けてどうなっておりますか。
【次の発言】 その他の千百万円というのはどういうのですか。
【次の発言】 その有線放送とは何ですか。
【次の発言】 千百万の内訳を聞いているんです、その他の。
【次の発言】 NHKに対して何か委託して調査する、そういうのはどうですか。


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、産業公害及び交通対策特別委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1969/04/23、8期、日本社会党)

○鈴木強君 私は物価対策特別委員をいたしておりますので、その立場から、今回の国鉄運賃の値上げ、さらに国鉄財政再建促進特別措置法案につきまして、若干の質問をいたしたいと存じます。  最初に、本論に入る前に一つお尋ねをいたしたいのは、この値上げ法案が通りますと、一日に大体どの程度の増収になるのでございましょうか。また、年間を通してみますと、国鉄財政はこの値上げによってどれだけふところぐあいがよくなるのか、これを最初に承りたいと思います。
【次の発言】 これは四月一日から値上げを予定しておるものだと思います。すでに国鉄関係の予算は国会を通過しておるわけですが、そうなりますと、一日二億五千万円の増収を……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会、逓信委員会連合審査会 第1号(1969/06/04、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、平和利用のための宇宙開発、この基本的な考え方について、科学技術庁長官にお尋ねをしたいと思います。  御承知のように、原子力の平和利用の問題とあわせて、宇宙の平和利用はきわめて重要な問題だと思います。すでに、原子力の面におきましては、原子力基本法という法律が昭和三十年に制定をされておりまして、その第二条にも、あくまでも日本における原子力の研究開発というものは、平和の目的に限り、民主的な運営のもとに自主的にこれを行なうものとし、その成果を公開し、進んで国際協力に資するものとする――いわゆる平和と自主、公開という、その三原則が貫かれていると思うのであります。私は、きょう実は総理に……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1969/03/29、8期、日本社会党)

○鈴木強君 非常に時間の制約もされておりますので、ひとつ御答弁も簡潔にお願いしたいと思います。  最初に、きょう私は建設省の甲府工事事務所の解雇問題についてお尋ねをいたすわけでありますが、あらかじめ予算の理事を通じて、所長の川合氏にもこの委員会に出席していただくように取り計らっておったのでありますが、これは出席をしておりますか。しておらないとすれば、その理由は何ですか、お尋ねいたします。
【次の発言】 これは、私も、直接の任命権者は甲府の工事事務所長でありますから、所長から今日までの経緯、また本来の私の質問をお尋ねしたかったのでありますが、官房長の言うような理由でございますならばやむを得ないと……

第63回国会 予算委員会公聴会 第1号(1970/04/07、8期、日本社会党)

○鈴木強君 鈴木公述人に二つお聞きしたいのです。一つは、貿易の自由化、資本の自由化、これに対応する日本産業はどういう対応策を持っていなければならぬかということですね。たとえばお述べになりました情報化社会に進む場合のコンピューター開発等につきましても、日本はIBMと技術提携をしてやってきております、富士通さんは独自の開発をしてきておりますけれども。そこで、これからIBMというものがどういうふうに日本産業の中に入ってくるのか、ここら辺はわれわれとしても心配になるわけですけれども、これはハードの開発については日本はあまりアメリカに負けてない、こう言われるのですけれども、私は必ずしもそうでないと思うの……

第63回国会 予算委員会公聴会 第2号(1970/04/08、8期、日本社会党)

○鈴木強君 私は幾つか伺いたかったんですけど、時間がおくれてますから、藤野さんに一つだけ伺いたいんですが、まあその発展途上国への援助のしかたですけれども、これが非常に問題になっておりまして、御承知のような、一生懸命協力をしてやって、逆に悪口を言われてるというのが日本の海外協力ですね、経済協力の実態だと思うんですよ。そこで、特に東南アジアとかアフリカ地域のそういう感情がどこから出てくるかというので、いま使節団が行っておられるんですか、近く行かれるか――アフリカと東南アジアのほうへ行かれるようでございますけどね。そういうところまで財界あるいは貿易業界、産業界が乗り出てると思うんですけど、あなたがい……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1970/04/13、8期、日本社会党)

○鈴木強君 きょう私はたくさんの質疑をやる予定で通告をいたしておりましたが、御承知のようにこの委員会、だいぶおくれておりまして、おそらく七時過ぎになるのではないかと思います。そういう関係でございますから、私は議事進行に協力をする意味において、約三十分間とるようにいたしました。そこで、多少私の質疑を変更せざるを得ないのでありますが、そういう点御了承をいただいておきたいと思います。  そこで第一番にお尋ねしたいのは、倉石農林大臣は先刻万国博覧会に政府の客員として来日中のソ連イシコフ漁業相と会談されたようでございます。この席上、北方水域の安全操業問題についての話し合いがなされましたでしょうか、どうで……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1970/04/15、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、米軍との間で電話の使用料金が未払いになっている問題について伺いたいと思います。  平和条約が発効した昭和二十七年度から四十三年度までは決算上はっきりしていると思いますが、できれば四十四年分もわかっておりましたら、含めて、現在米軍が公社に支払わなければならない専用設備使用料金のうちで未払いになっておる額は、正確には幾らになっておりますか、それを教えてもらいたい。
【次の発言】 そうすると、まあ回りくどいことは要りませんから、現在とにかく米軍が公社に払わなければならない、そういう金は八十億九千万円あるわけですね。その八十億九千万円のうち終戦処理費支弁の施設と、それから安全保障諸……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1970/04/14、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初にお尋ねいたしたいのは、資源調査会の勧告ないしは報告が、実際にどういうふうに行政の面に生かされておるかということについて伺います。資源調査会は昭和二十二年に発足をしたものでございますが、わが国の乏しい資源の高度利用と保全を行政経済面に反映させるために設置されたものでございます。ここには約七百人の専門の方々がいらっしゃいまして、それぞれの立場から研究をされ、討論を重ねて、重要な勧告や報告をなされておると思います。で、最初に、二十二年発足以来今日まで勧告と報告は幾つなされておりますでしょうか、これを教えていただきたいのです。

第64回国会 地方行政委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1970/12/15、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初にひとつお尋ねをいたしたいのは、わが国もモータリゼーションの時代に入りまして、車が国民生活にとってなくてはならないものになりました。しかし、その反面、年間に百万人に近いとうとい人命が死傷されておるのでありまして、世に交通戦争とか、あるいは走る凶器、走る棺おけとか、そういうふうなことまで言われておるのでありまして、その面の対策を瞬時もおろそかにすることはできないと思います。そういうわけで、このモータリゼーションの時代の中で、交通安全対策ということはきわめて重要な問題だと思います。  それで、ひとつ警察庁と厚生省にお尋ねしたいのでありますが、現在日本には、約千七百万台の自動車が走っ……

第65回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1971/03/24、8期、日本社会党)

○鈴木強君 総理府総務長官に、最初に沖縄返還の大体のスケジュールがおわかりになっておりましたらお聞かせいただきたいと思います。たいへん御苦労いただいて、いよいよ交渉も大詰めにきているように思います。  そこで、閣議の決定、さらに調印、そうして臨時国会、それから実際に移管される時期と、こういうふうに段階を経ていくと思いますが、まだいろいろ問題が残っているようですが、一番中心になってやっていただく長官として、大体のスケジュールというものはお持ちになっておると思いますから、おわかりになっておりましたら教えていただきたいと思います。
【次の発言】 たいへん御苦労をいただいておりますが、おっしゃるように……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1971/03/23、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、これは官房長か経理課長か、予算担当の方でけっこうですが、四十六年度の農林予算の中で、特に農林省としてこれだけはことしはやりたいというような目玉的な計画があったのだが、これが予算折衝の段階で削減をされた、あるいは削られてしまったというようなものはありますか。
【次の発言】 それはけっこうでした。ただ、私の心配したのは、まあ総合農政を施行されて以来、いなかのほうを見てみましても、この専業農家という姿はだんだんと薄らいで、むしろ兼業農家がふえておる。私は去年も申し上げたのですが、たとえば山間僻地の特別の傾斜地帯に農耕をしておる農村の人たちの現状などというのは、これはたいへんな苦し……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1971/03/25、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に沖縄にありますVOA放送ですね。先般、委員会のほうで大臣に関連でお尋ねしたのですが、どうも外務省の考え方と、それから郵政省は電波法によって当然おやりになるのですが、これは姿勢の中に若干の私は差があるように思うのです。ここのところ毎日毎日、国会ではそのことを政府にただしておるわけですが、どうもはっきりしない。これは、おそらくアメリカ側がかなり強硬にVOAを存続させようという希望を持っているからだと思いますが、しかし、これは返ってまいりますれば、当然、国内法が適用になるわけですから、ですから、電波法上は外国人に免許権を与えることはできないわけですね、五条がある限りにおいては。した……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1971/03/26、8期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に道路関係で若干お尋ねします。  山梨県の富士吉田から国道五十二号線に接続する県道を国道にぜひ編入していただきたいという地元の強い意向がありまして、私も何回か国会において建設大臣にお願いしたのでありますが、おかげさまでこれが昨年国道に編入できましてたいへん感謝にたえません。いろいろありがとうございました。お礼を申し上げておきます。  それで、ついてはまた、これは編入になりますれば、地元から早く舗装してくれとか、あるいは中ノ倉という地域がございまして、かなりカーブがきついところでございまして峠があります。そこいらも少し拡幅をして、早く舗装してもらいたいという希望があるんですが、い……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1971/03/23、8期、日本社会党)

○鈴木強君 主査及び副主査の選任は投票の方法によらないで、主査に金丸冨夫君と副主査に竹田四郎君を推選することの動議を提出いたします。
【次の発言】 最初に、四十六年度の防衛庁の予算の中で、特に予算折衝段階で、防衛庁がどうしてもやりたいと思った点で削減をされ、あるいは予算に計上されなかったようなところがあるかどうか、この点いかがでしょうか。
【次の発言】 いまお話のありました隊員の処遇の改善のために特別の配慮をされております。これは長官のいつも言われる隊員を思う気持ちからだと思いますが、特別弔慰金の引き上げの問題、あるいは具体的な隊庁舎の新改築の問題、あるいは宿舎の増置の問題、こういう問題はいま……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 運輸委員会、内閣委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 閉会後第1号(1971/08/05、9期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと。この痛ましい人災による事故を再び起こさないということで、自衛隊がいま訓練を中止しておりますが、これは非常に私は適切な措置だと思います。そこで、この訓練の中止は、一体いつ解除するのかということですね、いま瀬谷委員からも御質問がありましたように、それにはやはり航空管制の一元化の問題もあるでしょう。もう一つは空域ですね、民間それから自衛隊、米軍、こういったものをどういうように編成を再編成することが、再び事故を起こさないかと、こういう基本的な問題があると思います。ですから少なくともそういう問題が解決をしない限りは、訓練の中止は解除しない、こうなるのが私は当然のことだと思いますが、……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1972/04/24、9期、日本社会党)

○鈴木強君 国鉄総裁、時間がございませんのでそうたくさんの質問はできないんですけれども、御承知のような、国鉄がかつてない非常に混乱をしておりますね。迷惑するのはこれは国民でございまして、そういう意味で、この国鉄の混乱に対して総裁として責任感じておられますか。
【次の発言】 これは大臣、いろいろとそのよって来たる原因は深いものがあると思うのですけれども、当面問題になっておるのは、やはり春闘とのからみ合いがどうしてもあると思いますね。そこで、きょう政府は公労協の紛争に対する基本的な態度を御協議なさったんですか、関係閣僚で。有額回答を出して事態の収拾をはかるという御方針のように聞いておるのですけれど……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に、公労協の賃金紛争に関して電電公社の総裁並びに郵政大臣から若干御所見を承りたいと思います。  毎年のことですが、当事者能力のない公労協の賃金紛争というのはいろんな紆余曲折を経て結末に向かうんですが、ことしも同じようなケースをたどっていると思います。それで、昨日政府がとられました御措置、いわゆる国鉄を除く二公社五現業の有額回答が示されたのですが、そういう措置をとられたことについては私は敬意を表したいと思いますし、特にまあ所管の郵政大臣としても何かと御苦労をいただきましたことについては心から感謝いたしますが、ただ、具体的に示された有額回答の中身については、非常に不満が多いんです。……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1973/04/07、9期、日本社会党)

○鈴木強君 私は電電公社のほうの予算についておもにお尋ねをいたしますが、時間の関係がありますので、郵政のほうに、一つ、二つ伺いたいと思います。  郵便局舎の新築、あるいは増改築については最近たいへんお骨折りをいただいておりまして、逐次、私たちが参りましても、まあ外見だけはよくなったなあと、そういうふうな感じを持てるようになりまして、これは感謝をしております。それで、実は私の郷里の山梨県の甲府の郵便局も、まあ敷地その他もきまりまして、工事を進めていると思いますけれども、これの進捗状況はどんなふうでございましょうか。
【次の発言】 だから、それだけじゃだめですよ、進捗状況はどうかということを聞いて……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1973/04/09、9期、日本社会党)

○鈴木強君 最初に飛騨川バスの転落事故の訴訟の問題で大臣の所見を承りたいのです。  御承知のように、昭和四十三年八月十八日、死者百四名を出しました飛騨川バス転落事故の裁判で、先般三月三十日でしたか、名古屋の地裁で判決が出されました。それで、この判決に対して控訴するかどうかということを私どもたいへん関心を持って見詰めてきたのでありますが、八日の名古屋市で開かれました遺族会の総会で、原告側が控訴をすることをきめましたですね。控訴の理由を見ますと、あの判決の中にもありますように、人災六割、天災四割、この天災四割というのにだいぶ不満を示しているようでございますが、建設省としてはこの名古屋地裁の第一審判……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1973/04/06、9期、日本社会党)

○鈴木強君 ちょっと――官房長官と法制局長官の御出席は、いま見えてないようですけれども、どうなりますか。
【次の発言】 質疑のしかたが――官房長官と法制局長官が十一時半から御出席のようでございますので、私の質問の組み立て方が狂ってまいりまして、ちょっと実は弱っておるんですが、それでは、やむを得ませんから、官房長官と法制局長官の分はあとに譲りまして質問をしたいと思います。  きょうはおもに北富士演習場の問題についてお尋ねをしたいと思うのです、が、その前に、官房長官との関係もありますから、若干、二、三他の問題についてお尋ねをいたします。  まず第一番に、陸上自衛隊の東部方面航空隊が昨年立川に強行移……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1974/04/04、9期、日本社会党)

○鈴木強君 私は、農林関係の物価問題と、それからお米と、それから競馬の関係ですね、少しお伺いしたいと思います。  実は、先般農業白書を拝見しまして、私も農村の出身ですから、いろいろと心を打たれることがたくさんございました。いま、農村に行ってみますと、おじいさん、おばあさん、若手の人がほとんどその姿を消しておると、こういう現状を思うにつけましても、いまここで、農政に対する抜本的な対策を樹立する必要があることを痛切に感ずるわけです。特に僻地なんかに参りますと、過疎化現象の中ではどうにもならないですね、畜産をしても、あるいは養豚にしてみても、養蚕にしてみても、それはもうどうにもならないです。若い青年……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1974/04/05、9期、日本社会党)

○鈴木強君 郵政省関係の予算について御質疑を申し上げるわけですが、その前に郵政大臣に一つお願いしておきたいことがございます。それは国民春闘のことでございますが、いよいよ大詰を迎えまして重大な段階に入っていると存じます。それで政府のほうにおかれましてもいろいろと最高の御配慮をいただいているようでございますが、春闘共闘委員会あるいは郵政大臣所管の関係の組合等からもいろいろと御要求も出ていると思いますが、最大の誠意をもってぜひひとつ問題の解決に当たっていただき、最悪の事態を避けていただきたい、そういうふうに私は心から願っているものでございます。けさも何か閣議でいろいろと三公社五現業に対する回答等につ……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1974/04/06、9期、日本社会党)

○鈴木強君 時間が少のうございますから私、住宅と市町村の道路の問題二つについてお尋ねしたいと思います。  最初に道路局長他の委員会においでのようですから住宅問題でお尋ねしたいと思います。  昭和四十八年度の住宅建設計画というものは御決定になり、それに基づいていろいろと御苦労をいただき、工事の促進をしていただいていると思いますが、私ども見ておりまして、最近の非常に物価が高くなったとか資材が不足とかいうことで、なかなか公団住宅にしましても、公営住宅にしても土地の取得にまず困る。資材の高騰によってなかなか予定どおりの工事が進んでいかないという現実を見ておるわけでありますが、現在、一番最近のところで計……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1974/04/08、9期、日本社会党)

○鈴木強君 時間が非常に限られておりますので、幾つか質問を考えてみましたが、どうもこの時間では十分な質疑もできませんので、二、三の問題にだけついてお尋ねしたいと思います。  それで第一は、予算全体についてですが、御承知のように、三月三十一日実施の国鉄運賃法が半年間延びたわけです。そうなりますと、当然歳入欠陥が出てくると思います。で、半年間の歳入欠陥に対して国鉄当局が見積った収入見積りですね、年間予定はどのくらいになっておりますか。その補てんについては、当然国鉄が予想する運賃収入の半年分と、こういうことで今後建設計画、その他について支障がないのか、どうなのか。これは大ざっぱでけっこうですから。

第72回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1974/04/04、9期、日本社会党)

○鈴木強君 私はきょうは、これからの景気の見通しといいますかね、そういうものを中心にして、それからもう一つは、いろいろと御苦労いただいて、三つの法律に基づくいろんなこれからの諸物価の監視体制というものを強めていただくわけですが、そういう問題について若干質問をしたいと思います。  それで最初に、三月の卸売り物価あるいは消費者物価は前年の同月に比べてどのくらいのアップになるか、まだ全然わかっておりませんか。これは日本銀行のほうでまだ発表しておりませんでしょうか。もし把握されておったら説明していただきたい。
【次の発言】 まあ数字の面から見ますと、いま長官おっしゃったようなことだと思いますが、まあ実……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1974/04/05、9期、日本社会党)

○鈴木強君 私は四次防の問題を中心に質問しますが、その前に、ちょっと北富士演習場に関係のある問題で、事務当局から若干お伺いをしておきたいと思います。  第一は、問題になっておりますこの東富士有料道路の路線の決定のことですが、建設省はいままで標高一千メートル近くの演習場の中を突っ切っていく道路が一番よろしいという見解をとっておるわけですけれど、防衛庁のほうではこれに対して反対をしておるということで、なかなか路線の決定ができません。したがって、この道路の建設もぐうっとおくれてきておりまして、非常に問題になっておるわけですが、先般、私は他の委員会で建設省のほうにお伺いをいたしましたところが、まだ相当……


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データ更新日:2022/12/09

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