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柴谷要 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

柴谷要[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
297位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
276位

4期委員会出席TOP50
37位
4期委員会発言TOP50
37位
4期委員会出席(無役)TOP25
17位
4期委員会発言(非役職)TOP50
35位
4期各種会議発言TOP20
20位
4期各種会議出席(無役)TOP10
9位
4期各種会議発言(非役職)TOP20
20位
6期委員会発言TOP50
36位
6期委員会発言(非役職)TOP50
35位
7期委員会出席TOP25
25位
7期委員会出席(幹部)TOP50
26位
7期委員会発言(非役職)TOP50
50位

このページでは柴谷要参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。柴谷要参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

4期(1956/07/08〜)

第25回国会 運輸委員会 第4号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。もう時間がないようですから一言だけお尋ねをしておきたいと思います。本年の五月に神戸港に不祥事件の起ったことは港湾局長御存じでございますか。というのは、実は港湾労働者の吉村正雄君が一日の作業を終えて帰りがけにパトロール・カーに不審尋問にあって、たまたま仙台から持ち帰ったという砂糖を少量持っておったために検察庁に呼ばれて、そうして微罪釈放という形になったが、翌日会社に出ていった。ところが手配士の花本という男にぼやぼやしておるからつかまるのだ、会社のつらよごしだといってひどいリンチにあって、肝臓の破裂ということで命を落しておる。ところが会社は驚いて、その実態を、実は船内作業での……

第25回国会 運輸委員会 第5号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○柴谷要君 自動車行政について少しくお尋ねをいたしてみたいと思います。  さきに自動車局長から、自動車行政一般についての運輸省の方針が御説明になりました。そこで私は一番当面緊急な問題として、自動車事故防止対策強化の問題について少しく運輸省の見解をただしてみたい、かように考えます。  そこで前段に申し上げたいことは、今日までの運輸省が、自動車事故に対して真剣になって取っ組んできた姿だけは十分私も見て参りましたけれども、そのやり方はこそくであり、真に事故を絶滅するという対策には遺憾ながら欠けておったのじゃないかという考え方があるわけであります。そこで一つきょうは腹蔵なく突っ込んでものを検討し、これ……

第25回国会 運輸委員会 第6号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○柴谷要君 今御質問の中にありましたように、国鉄がきょうあすに続いて大へんな紛争が起きているようです。このことについて一、二お尋ねをしたいと思う。そのことは、担当でありれるかどうかわかりませんが、その前に、きょう副総裁がお見えにならないのですが、やはり今日の情勢で多忙をきわめて出席できないと思うので、一つ副総裁にかわってお答え願いたいと思うのですが、国鉄が労使の間において自主的な団体交渉を行なってその結論が出始めた。ところが、これに関連して監督官庁である運輸省の方から、その労使の正常なる団体交渉に何といいますか、割り込んできて、まさに結論が出ようとするものが監督官庁の力によって抑えられた。それ……

第25回国会 運輸委員会 第7号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○柴谷要君 きょうの本委員会の開会に当っては特に運輸大臣と国鉄総裁の御出席を願って、当面しておりまする国鉄問題について質問をいたしたいと考えておりました。ところが、御両者ともお見えになりませんので、副総裁がお見えになっておりますので御質問をいたしたいと思います。もとより副総裁という立場にありますので、総裁に質問したい点が相当ありますけれども、まあ副総裁であられますので、多少権限行使といいますか、そういう点について多少の違いがあると思いますので、内容を少しかえて御質問いたしたいと思います。  私ども今日国鉄労使の間に非常な紛争が起き、一波から五波まで闘争を継続しているようでありますが、この間にお……

第25回国会 議院運営委員会 第11号(1956/11/28、4期、日本社会党)

○柴谷要君 公共企業体等労働関係法第二十条第四項及び同法附則第四項の規定に基き本院の承認を求めて参ったのですが、実は、この人選は当然六月に行われておらなければならぬ問題だろうと思います。ところが六月から九月までどうして人選にかような時日を要したか、その経緯を少しく御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 続いて質問いたしたいと思うのですけれども、実は公益委員の選考に当っては、労使代表等の意見を十分参酌して決定されたと思うのですが、その間の多少の経緯を発表していただけますならば御回答いただきたいと、かように思います。
【次の発言】 ただいまの説明で大体趣旨は了解できるのでありますが、労使双……

第26回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1957/07/29、4期、日本社会党)

○柴谷要君 長崎線外十線区の被害状態が局地的な風水害であったとは言い切れないと思う。これに要する復旧のための要員事情なり、あるいはこれに必要な資材等が十分まかなわれているかどうか、これが一点。  それから第二点としては、今お話を聞きますというと、地方出先機関を、支社を通じて一切をやらしているといった状態のようであったが、これだけ大きな水害の被害の大きい九州に、本社としてしかるべき人間を派遣してその実情を見ているかどうか、これが第二点。  すでに首相が飛ばれていろいろ現地を見てきて、閣議によって施策を打ち出そうとしているこの熱意はわれわれも非常にけっこうなことだと思うのですが、国鉄自体が地方の支……

第26回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1957/08/30、4期、日本社会党)

○柴谷要君 モーターボート競走法の一部改正が行われて、十月一日から今度はモーターボートの連合会に対して交付金ということに変ってきた、法律が変ってきましたね。その際、交付金の使途については運輸省が十分監督をし、支出項目等についても十分検討されるのかどうか、これをまず一つお尋ねしたい。
【次の発言】 たとえばその交付金の中で、連合会の職員の俸給等の問題をやはり書き出されてくると思う。その場合に連合会の方は従来のままで、たとえば運輸大臣の承認を求めるために申告をしてくる、そういうものに対して、十分現在使っている職員の給与等が適正なものであるかどうかというような検討も運輸大臣としてはされて許可をされる……

第26回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1957/08/31、4期、日本社会党)

○柴谷要君 予定の時間がだいぶ経過したので、ごく簡単に二、三質問したいと思う。昨日監督局長からの説切によりますと、十三社の申請を見るというと、全部赤字経営だから運賃値上げの要請をしてきた、こういう説明がなされた。その理由のもとに資料を運輸省が作成をし運審に出したとするならば、私は運輸審議会は結論として値上げしかるべきという結論を出してくると思う。運審は大臣の諮問機関であるから、この運審の決定はこれは尊重しなければならないと思うのだが、この連審の結論が値上げと出た場合、それから特にこの十三社の中には、東急、西武という二大会社がある。御存じの通り、今私鉄関係はこの二大企業がおそらく何といいますか、……

第26回国会 運輸委員会 第4号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○柴谷要君 航空関係につきまして、航空局長に少しくお尋ねをいたしたいと存じます。  その前に、本委員会へ御出席の委員の皆さんに一応御了解をいただきたいと思います点がございますので申し上げたいと思いますが、過般運輸委員会から四班に分けて各地を視察いたしました。私どもは第四班として北陸方面を担当いたし、つぶさに実情を見て参りましたが、いまだ調査報告をする段階に来ておりませんので、これは後日にゆっくり調査報告をいたしたいと存じます。このことについてあらかじめ御了承いただき、私どもが北陸を調査した中で一件、小松飛行場の問題が急拠取り上げられなければならぬ情勢にあるというふうに考えましたので、この点を質……

第26回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1957/09/27、4期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、少しじみな御質問をいたしたいと思う。最近自動車の激増に伴いまして、自動車の検査並びに登録事務が非常に渋滞をして、これを業界あげて非常に困ったものだということで強く運輸省に要望していると思うのです。その点からごく二、三、時間がございませんから御質問申し上げたいと思うのですが、つい最近でございますけれども、車両検査手数料の値上げをした。このときも、その値上げに応ぜられた業者の皆さん方は、登録事務あるいは車両の検査等がスムーズに行くならばこの値上げに応じようということで努力されたことは、私どもも承知をいたしておる。ところが、その後、このような負担は重なってきたけれども、依然として車……

第26回国会 運輸委員会 第5号(1957/02/26、4期、日本社会党)

○柴谷要君 第四班の調査の結果について御報告をいたします。  第四班は、戸叶委員長、成田委員と私の三名であります。去る二月十一日より五日間にわたって、京都、福井、石川の三府県の港湾の整備状況、飛行場の現状並びに北陸線の輸送状況等を中心に調査いたして参りました。  以下、日程の順序に従って申し上げますと、十一日東京出発、十二日朝、東舞鶴に到着、直ちに第八管区海上保安本部を訪れ、本部長よりその業務内容、警備救難作業の実情等詳細な説明を聴取した後、港内艇にて舞鶴港内を視察、船内にて府及び市当局、第三港湾建設局、近畿海運同等出先機関関係者から本港の現況、整備状況等につき説明を受け、西舞鶴港に上陸し、港……

第26回国会 運輸委員会 閉会後第5号(1957/09/28、4期、日本社会党)

○柴谷要君 昨日運輸省から重要施策の要綱が説明されて、特にきょうはその中の重点的な問題に対する質問ということで始まっていると思うのですが、私は特にその中で輸送力の増強、なかんずく国鉄五カ年計画について御質問いたしたいと思います。五カ年計画は国鉄運賃値上げ問題とうらはらの関係で、われわれ委員会は十分にとれを検討したつもりでおります。そのときにわれわれが一番危惧いたしましたのは、果して五カ年の間に国鉄がこの大きな計画を消化していけるかどうか、この点に重点を置いてわれわれは議論したつもりなんです。その際に、五カ年間で必ずこの約束を果しますという明快な御答弁がなされておる。しかるに、今日の国鉄の実態は……

第26回国会 運輸委員会 第6号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○柴谷要君 話を聞いておりますと、運輸当局においては非常に努力されておることは見えておるのですが、私は、やはり問題が問題だけに、からめ手の戦いでは一向に問題は解決しないと思う。内山知事の御努力は了とするも、これは正式の政府機関の代表でもなければ、運輸省の代表でもないと私は思う。そういう人がいかように努力されましても、本筋のものはやはり解決しないのじゃないか、こういう考え方である。そこで、前回の運輸委員会におきましていろいろ議論された過程において、本問題は重要であるから、少くとも日米合同委員会に問題を投げ込んで、そうしてここから解決を見出さなければ解決はない、こういう港湾局長の答弁があった。それ……

第26回国会 運輸委員会 閉会後第6号(1957/10/28、4期、日本社会党)

○柴谷要君 政務次官の出席は今日はどうなるのですか。
【次の発言】 それでは政務次官にお伺いするのですけれども、時間が大へん経過しておりますから、私の方から当面の問題で少しく官房長に御質問いたしたいと思います。今海員組合がいわゆる船主を相手取って賃金改訂の問題をやっておられるようでございますが、特に重要な段階に到達いたしまして、ストライキをもって対抗するというようなことで、海員は今戦いを進めておるようでありますが、それらの問題に対して、運輸省としてはどのような考え方を持っておるか、またこの争議を一日も早く終息するためにどろ扱わねばならぬかといったような問題に対して、御見解がおありでしたら、最初……

第26回国会 運輸委員会 第7号(1957/03/12、4期、日本社会党)

○柴谷要君 運輸大臣に春闘の問題に対しまする御質問をいたしたいと思います。九日の日に提示をされて参りました国鉄労使に対する調停案の取扱いについて、大臣の見解を最初にお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいま大臣のお話を聞いておりますと、三公社五現業がいわゆる自主的に解決することを望んでいる、仲裁によって裁定が出ないことには政府としては何もできないと言外にほのめかしているようでありますが、とにかく、調停案は九日の日に出され、相当この調停案の出てくるまでの経緯というものについては、労使おのおのが十分検討されて結論が出たと思う。そこで、調停案の提示されたときに、すでに国鉄当局なり、国鉄労働……

第26回国会 運輸委員会 第9号(1957/03/20、4期、日本社会党)

○柴谷要君 いよいよ本国会の重要議案である国鉄運賃法の一部改正法が参議院にかかって、そこでわれわれもこれを国民の前に十分明らかにするために、国会議員として十分その使命を果そうと思う。それについては、私どもはいろいろ準備をしておったのですが、きょうは国鉄から御出席のメンバーを見ますと、総裁一人と、あとは職員である局長さんがお二人、こういう状態です。そこでわれわれが聞きたいのは、まず国鉄の五カ年計画が一つ、もう一つは、要員に対して、この二つの柱で徹底的に掘り下げていきたいと、こう考えておる。ところが、総裁がすべてを掌握され、いろいろ御苦労なさっておりますが、われわれが掘り下げていく問題に対しての御……

第26回国会 運輸委員会 第11号(1957/03/25、4期、日本社会党)

○柴谷要君 少しく関連した質問をいたしたいのですが、先ほど工事費が五割もふえた、しかも今日までの仕事の重要性を見るというと、国鉄は設計から監督一切せられて工事やらしてきた、ところが急激な工事費の増額によってこれを外注をしなければならぬ、設計も外部にやらせなければならぬ。こういうような御発言があるのですが、その場合に、しからば国鉄が設計をした場合の単価と、それから外注した場合の設計の単価とをどのくらいに見ておられるのか、それを御質問いたします。
【次の発言】 その方針は国鉄にとっては重大な変更になると思うのです。従来とってきた形とはまるっきり違った形が出てきておるのです。そういうものをいつおきめ……

第26回国会 運輸委員会 第12号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○柴谷要君 国鉄施設について、少しく御質問いたしたいと思います。先に国鉄は白書なるものを出しまして、その白書の中で、国鉄の施設は極度に疲労を加え、戦後二、三年は戦災復旧と厚生施設に重点を置いたが、昭和二十四年ごろから保守の復元と一部改良に手をつけているけれども、いまだ戦前の状態に復しておらない。輸送上に重大な支障がいつ起きるかわからぬという多少すごみがかった白書が出たことは御存じの通りであります。この点に関連をいたしまして、少しく御質問をいたしたいと思いますが、国鉄の輸送の中で隧道の延長が大体八百十八キロということをわれわれは承知をいたしておりますが、この隧道の現在の状態はどうなっておるか、い……

第26回国会 運輸委員会 第14号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○柴谷要君 休憩になる前に一つお願いしたいと思うのですが、それはかつて運輸委員会は、ガソリン税値上げ反対の決議をいたしました。ところが、ガソリン税をめぐって、衆議院が近くあがる即参議院に送付されてくるけれども、参議院は何か非常に審議を急がれて、何かろくろく審議もせずにあげようというような空気がある、こういうことを聞いておるわけです。このことは参議院の審議権を侵すものではないかと思うので、運輸委員会、大蔵委員会の連合審査を開くように申し入れをする、その日取り等については正午に行われます理事会に十分一つ検討していただく、こういう提案をいたしたいと思います。これを一つ御採択を願いたいと思います。

第26回国会 運輸委員会 第15号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○柴谷要君 国鉄当局に対して、災害防止の問題について一つお尋ねをいたしたいと思います。先に国鉄本社においては安全監査員を各地に派遣をして、安全監査を履行しておるようでありますが、特に安全度の状態についての報告がなされていると思いますが、糸魚川管内の防災、状況について、詳しく一つ御説明をいただきたいと思います。北陸線の糸魚川管内。
【次の発言】 最近新聞でも伝えられておりますように、新潟地区では地盤の陥落、地すべり等がひんぴんと起っておるという新聞報道もあるわけです。特に国鉄線路の状態はどうかといいますと、かつては大事故が発生をしたというようなこともあり、最近とみにこの糸魚川を中心にします地域と……

第26回国会 運輸委員会 第16号(1957/04/09、4期、日本社会党)

○柴谷要君 克明な説明で、欄間の要はないと思うくらい説明していただいてよくわかりましたが、一つこれに関連して、青森と函館間の隧道の問題は議論になったか、その点を一つわかりましたらお教え願いたいと思います。

第26回国会 運輸委員会 第17号(1957/04/12、4期、日本社会党)

○柴谷要君 前回の委員会におきまして、本日議題になりました国鉄裁定の問題について、特に参考人として国鉄労組中央執行委員長小柳勇君を呼ぶということが決定になり、今大きな国民の注視の的になっておりまする仲裁規定をめぐっての問題を、国鉄当局並びに労組責任者の出席を求めて、これから明らかにしてもらうべくおのおのの立場から明快にお答えをいただきたいと、まず冒頭に希望いたしておきます。  最初に、きょうは運輸大臣に国鉄裁定の取り扱いについてお尋ねをいたすつもりでおりましたが、大臣は閣議のため出席不可能ということで、残念ながら大臣に対する質問は後日に譲りまして、国鉄当局がお見えになっておりますので、以下数点……

第26回国会 運輸委員会 第18号(1957/04/16、4期、日本社会党)

○柴谷要君 一、二お尋ねいたしたいのでありますが、今回の不祥事件の発生は、私どもしろうとの考えといたしましても、まず定員の過剰、それから船体の老齢、それに寅丸礁ですか、そこにおきます――海上危険区域であるにかかわらず、その標識がない、こういったような幾つかの問題がからみ合って今回の不祥事件が発生したと思う。そこで、まず定員過剰の問題についてお尋ねをしたいのでありますが、これらの問題は、季節には相当の人出があって、連絡船、遊覧船等はこの機会をのがさず、大いにもうけよう、言葉は悪いかもしれませんが、こういう際に大いに輸送をして収益を上げておこうという会社のたくましい商魂のために、いわゆる七十七名の……

第26回国会 運輸委員会 第20号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○柴谷要君 今予算委員会に上程されております裁定をめぐっての補正予算の関係について、少しく御質問をいたしたいと存じます。  仲裁裁定が示されましてから――政府は完全に実施をするということを、仲裁委員会からまだ裁定が出ないうちから言われておりましたようですが、いよいよ裁定が明らかになって参りますについて、完全という二字が抜けて、補正が組まれてきたようでありますけれども、今一番問題になっております点は、公労法上からいいましても、私どもは確定給与というふうに考えているんですが、これが一部新聞に報道されておりますように、やみ給与というようなことが報道されて一おりますけれど、果して国鉄当局は新聞が伝えて……

第26回国会 運輸委員会 第21号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○柴谷要君 提案者にちょっとお尋ねしたいのですが、モーターボート競走法というものができて今日まで何年間かこうやってきたのですが、この制定された目的というものは、すでに当時の情勢から考えるというと、目的をもう達したというふうに考えられる。それで、このようなばくち的な法律をいつまでも存続しておることは、私は国会の威信にもかかわるし、とにかく今日の情勢からは一日も早くこういう法律は廃止した方がいいと、こう患う。ただ、この法律を存続する限りにおいては、提案者のように、日本は海運国でもあるし、海難防止ということも必要であり、この方面に向けられておらなかったのを向けさせる、こういうことで非常にまあこの趣旨……

第26回国会 運輸委員会 第23号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○柴谷要君 二、三総裁にお尋ねをしたいと存じます。処分をする、その処分に対して闘争をいどむ、また処分をする、また闘争が繰り返される、こういうことを繰り返していることは、やはり国鉄としては正常な業務が年間を通じて行われるとは思わない。そこで、いずれかが闘争をやめるか処分をやめるか、こういうことにならないことには、私は問題は解決しないと思う。そこで、今回の仲裁裁定をめぐっての国会論争等見ておりましても、私は、やはりどうも他に依存をしているのじゃないか。労使間の問題解決というものは、やはり労働者側とこれは国鉄当局側、この二つがじっくり取っ組んで問題を解決すれば――いわゆる今回の政府の処置は、一応補正……

第26回国会 運輸委員会 第24号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○柴谷要君 一、二自動車問題についてお伺いをいたします。まず最初に、大分県下における新規免許申請路線についてお尋ねをいたします。大分県下を二分して日田バスと大分交通とが県下の交通網をになっておると思うのです。ところが、最近日田バスから国鉄日豊線の柳ケ瀬――森町間の申請が出されております。これと並行して大分交通もやはり申請をされておると思うのですが、県下の交通事情からいって、これらの路線を許可することは適切のように考えられるのですけれども、運輸省はどのようにこの問題を扱っておられるか、この経過についてお話を願いたいと思います。
【次の発言】 長い時間かけませんけれども、あと一問ばかりお願いしたい……

第26回国会 運輸委員会 第25号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○柴谷要君 国鉄自動車の問題について少しくお尋ねをいたします。  副総裁がお見えのようですから、副総裁からお答えをいただきたいと思うのですが、栃木県下の矢板―烏山間の国鉄バス乗り入れについて、国鉄としてはいつごろこれを態度決定をされ、その後この問題がどら進捗しておるか、これらの問題について、まず最初にお伺いをいたします。
【次の発言】 数日前に決定したというお話でございますが、言葉の端を取り上げて言おうとは思っておりません。ただ矢板―鳥山間の国鉄バス乗り入れについては、この線は御承知の通り現在民間のバスも通っておらぬ、国鉄も通っておらぬ、こういう地域なんです。しかも、地元四カ町村の強い要望があ……

第26回国会 議院運営委員会 第15号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○柴谷要君 米軍に対して返還要求を日本政府として行なったというのは、まず第一回はいつごろいたしましたか。
【次の発言】 この返還要求は、日米合同委員会の下にあります施設委員会で討議されるということでございますけれども、施設委員会は大体何回くらい開かれて、この問題が討議されておるのですか、それについて伺いたい。
【次の発言】 何回くらいこの問題について施設委員会で討議されましたか。
【次の発言】 ただいまのお話で、正式な書類を出して施設委員会の方で討議するということでありますけれども、そうすると、今まで正式な書類は出しておらないということでございますか。

第26回国会 議院運営委員会 第20号(1957/03/13、4期、日本社会党)

○柴谷要君 ちょっとお尋ねしたいのですが、さきの議運委員会において、南極越冬基地隊並びに宗谷、海鷹、あるいはオビ号に対して、議長名をもって激励並びに感謝の電報を発せられておられる。これに対して、聞くところによると、オビ号から丁重な返電が来ておるということを聞いておるので、この内容をお知りであったら、一つ発表していただいて、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 委員長から、こういう返電が来た場合には、一つ院に御報告していただくことを今後実施していただきますよう要望しておきます。

第26回国会 議院運営委員会 第21号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○柴谷要君 この工事概要をいただきまして、書面を見て行きますというと、少し質問しなければならぬ点がある。と言いますのは、第一回工事、第二回工事の文面の中に「著しく低額に落札された。」とか、「予想外の低額をもって落札した。」、こう書いてある。そうなってくると、設計がずさんな設計であったのか、それとも経済変動があったのか、それとも国会図書館であるから請負業者が奉仕的に請け負ったか、こういうことになるわけです。これが設計がずさんであったというと、設計者の責任が大いに追及されるということになってくる。この字句の表現は、非常に思ったより安かったというので、こういう表現を使われたんじゃないかと、こう思うの……

第26回国会 議院運営委員会 第43号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○柴谷要君 秘書の給料は二万三千百円ということですが、増額は千二百円ですか、こういうことになりますか。
【次の発言】 そうすると、現行のベースに、国家公務員の方は六・二%という上昇になるわけですが、その率と違うようですが、その点はどうですか。
【次の発言】 どうも今の会期末の状態を見ておりますと、重要法案を相当上げなければならぬ。また、政府提案の重要法案もまだ委員会は上っておらぬ。しかしこれは政府としても、どうしても上げなくちゃならぬと私ども野党の立場からも考えられるような法律があるわけです。ところが余すところ五時間四十分ほどしかありません。この時間を空費するということは非常に得策でない。この……

第26回国会 社会労働委員会 第27号(1957/04/27、4期、日本社会党)

○柴谷要君 ちょっと関連して、質問を一つ二つしてみたいと思うのですが、今聞いておりますと、どうも政務次官の答弁では、労働省は何もやっていないという結論になろうかと思うのであります。というのは、いろいろ同僚藤田委員の質問に対して明確にお答えが出ておらない、それのみか、地方の一県において起きた現象ではあるけれども、重大な首切り問題というものに対して、しっかりした把握をしておらない、それでは私は、労働行政が完全に行われているとは思わない。そこで私が考えてみるところ、政務次官は、まだ次官に就任されて日も浅いので、十分労働事情をお握りになっておらないと思う。その点で深くは追及する意思はございませんけれど……

第27回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1957/12/19、4期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。大臣はどのような視察をしてこられたのか、私にはちょっとわからぬけれども、かつて私がこの問題について御質問申し上げたときに、事実をもって申し上げたときに、なるほどそれはひどい、こういうことで大いに努力するということだったのですが、大臣がごらんになってひどくないというところの場所と、それから状況を一つお話し願いたい。私は少くとも運輸行政の問題については、特に陸運事務所の問題については、少くともエキスパートをもって任じておるので、大臣と見解が異なるようでは、今後行政問題を十分にやっていく上に進言するのにまずいので、他と比較して悪くないという陸運事務所があったら一つお聞かせ願いた……

第27回国会 運輸委員会 第2号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○柴谷要君 電気関係工事施行に伴う工事要員について、少しく理事の方で計画性をお持ちになっておられましたら、その説明をまず最初にお願いをしたい。
【次の発言】 国鉄は定員法以来、新規採用というものは今日まで全く閉ざされております。ために要員事情というものが非常に逼迫して、設計、施工、あるいはその他いろいろな面において非常に要員の面が行き詰っているために、十分な体制にはないと思う。ところが、国鉄五ヵ年計画といういわゆる至上命令のもとに、国鉄は五ヵ年間に所期の目的を達成しなければならぬ、こういう事情にあるかと思うのであります。ところが前回の委員会で私が指土描いたしましたように、施設系統においても工事……

第27回国会 運輸委員会 第3号(1957/11/08、4期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、大臣が三時半まで来られないというので政務次官の出席を要求したいのですが……。
【次の発言】 先ほど大臣が二時半から出かけられて三時半には帰る。こういうお話で、用件は何か外国のりっぱな方が来るので迎えに行く、こういうお話だった。ところが、迎えに行くというのは名目であって、お着きになるのは三時半だという今のお話。そうすると、二時半に出かけて行って羽田に行くのに一時間の余裕をとり、お迎えをされて来るというと四時半になってしまう。私は、実は大臣が来れば国鉄副総裁並びに大臣に対して質問したいと思っておったので、今までは黙っておった。しかし、このようなことになりますと、私の質問の時間がな……

第27回国会 運輸委員会 第5号(1957/11/14、4期、日本社会党)

○柴谷要君 きょうは会期末で、各党とも非常に多忙にかかわらず、同僚議員各位の御理解をいただいて、本委員会を開催の運びに至りましたことを、まず冒頭にお礼を申し上げたいと思います。  前回の運輸委員会で私の方から質問をいたしました際に、たまたま担当者急病のため出席が不可能というので保留にいたしておりました問題について、二、三お伺いをいたしたいと存じます。問題は、国鉄労組の問題でございますが、あっせん案の示されるところとなりまして、国鉄労組の問題が不祥事態を起すことなくあっせんに従って処理されたということは、まことに今日の段階としては一応喜ばしい現象だと思います。ただ、そのあっせん案をめぐりまして、……

第27回国会 議院運営委員会 第4号(1957/11/06、4期、日本社会党)

○柴谷要君 運輸審議会が、今、巷間どのような批判をされておるか、そのことについてお気付きの点がありましたら、一つ御発表願いたいと思います。
【次の発言】 これだけの委員を推薦して参りました当局としては、今の私の質問に対して当然の言葉と思うのですが、現状はさにあらずと言いたい。というのは、最近、運審の動向を見ておりますというと、大体、大臣の内意を確めないというと答申が出せない、これがもう明らかになっている。この点が運審のあり方を誤まっているのではないか、こういうふうに考えますが、この点、政務次官として、そのような状態にある、あるいはない、明確に御答弁でさましたら、一つお願いをしたいと思います。

第28回国会 運輸委員会 第2号(1958/01/28、4期、日本社会党)

○柴谷要君 南海丸は、大体いつごろ建造されて、工費はどのくらいかかっておるのか、それから一つ。
【次の発言】 二十八名の船員が乗っておられるけれども、この船員の資格、もちろん、船長は乙二航海士となっておるが、その他二十七名の船員は、おのおの資格を所有しておる船員が乗船されておるかどうか、その内容をちょっと知らしてもらいたい。
【次の発言】 南海丸の小松島―和歌山間の就航回数は大体何回くらいですか。
【次の発言】 一日の回数は。
【次の発言】 小松島―和歌山間の航路は、南海汽船だけではなしに、ほかの船も通っておると思うのだが、何社この間航行しているか。

第28回国会 運輸委員会 第3号(1958/02/06、4期、日本社会党)

○柴谷要君 皆さんの御質問が終ったようですから、最後に御質問と答弁との間に、ややもすると誤解を招くような点があるので私は明らかにしておきたいと思います。と申しますのは、国鉄労働組合と国鉄当局との間に便宜供与という問題が無制限に拡大をされているような、聞き取りようによってはとれるような発言があったと思う。ところが、私は各級機関の委員長を十二年もやって席をはずしたのですけれども、少くとも国鉄労働組合は当局と便宜供与に関する協定を結んでずっと自主的にやってきたと思う。ところが、その協定以外にはみ出して当局に便宜供与を与えてくれといった交渉を私は一回もやった覚えはない。またそのような、要求をしたことも……

第28回国会 運輸委員会 第4号(1958/02/11、4期、日本社会党)

○柴谷要君 本法律案に関しましては、質疑討論を省略いたし、直ちに採決されるよう動議を提出いたします。
【次の発言】 私は南海丸事件に関連をして気象通報の問題を論じようとは思わない。なぜか。とにかく今日の気象庁職員の実態は、私ども視察の結果よくわかっておる。このような気象庁の現状下において職員は努力されておる。それをあたかも南海丸の原因は、気象の伝達がおそかったから、こういうようなことが起ったようなかりに職員に感じを与えることは、今後将来の気象庁職員の士気に関係するものと私は思うので、南海丸事件に関連しての気象庁問題を論じたくない。そこで、私は特に申し上げたいことは、三十三年度の予算案の中で徹底……

第28回国会 運輸委員会 第5号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。松浦委員の質問に対して、大臣は両派から陳情がある、それを懇切丁寧に聞いておる、今審議会にかかっておるということを言われておる。そこで、古い話だけれども、大臣の真意を一つ確かめておきたいと思う。大臣は私鉄運賃値上げの問題のときには、あなたはこういうことをおっしゃっておられる。というのは、運輸審議会がいかような結論を出そうとも、私は断固自分の所信に向って猛進する、こう言っておられる。ところが、この免許の問題については、熱海―大島間の航路の問題については、両派の意見を聞いている、しかし、あとは運審の意見を聞いて、結論を待って、というようなことを言っておられる。そうすると、あなた……

第28回国会 運輸委員会 第6号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○柴谷要君 まず最初に運輸大臣に一つお尋ねをしておきたいと思うことがあるのですが、それは、今衆議院において予算審議がなされております。ところが、この予算に関連をいたしまする重要法案が八十一件あるけれども、今日まだ四十三件しか提案されておらない。特に運輸省として企画をされておりまする地方鉄道軌通災害復旧促進法案、この法律案がいまだ出ておらない、未提出の三十八件の中に含まれておるかどうか。それから、これは直接予算に関係をしておるのだから、この法律はいつ提出をする見通しなのか、これをまず大臣から最初に御回答願いたい。
【次の発言】 ただいまの御答弁で間違いございませんか。目下検討中であって、九州地方……

第28回国会 運輸委員会 第7号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○柴谷要君 海上輸送の強化策の一環として、沿岸輸送の運賃に対する助成策といいますか、補助というか、そういう点の策がかつて新聞に載ったのですが、非常にいい企画だと思って検討しておったのですが、これらの問題について詳しい一つ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 北海道航路に組んだ予算それから内容を、おわかりの限度で一つお知らせ願います。
【次の発言】 実は、この運輸省の計画に対しては、敬意を払いながら、これはもう実現をぜひ希望しておったわけです。とにかく、北海道の陸上輸送は、御存じの通り、すでに飽和点に達して、もはや陸上輸送は不可能に近い限界まで送っているわけです。ところが、北海道各地に非常……

第28回国会 運輸委員会 第8号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して二、三質問いたしたいと思います。石炭購入につきましては、実は電化が着々と進んでおるので、蒸気運転が減っていく、こういう単純な考え方からすれば、石炭費は少くなっていかなければならないはずです。ところが、昭和三十二年から見ると三十三年度は予算が多く組まれている。これはどうしたことか、これをちょっとお聞きしたい。  それから第二は、本年度の貯炭の状況というものは非常に国鉄はよいということが新聞に出ておる。しかも、昨年度から見るというと二倍以上も貯炭ができておる、こういうことなんです。そうなってくるというと、購入する石炭の量は少くしてやっていけるのではないか、こういうふうに思う。こ……

第28回国会 運輸委員会 第9号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○柴谷要君 ただいまも相澤委員から質問されたのですけれども、われわれは、本日提案をされまして、わが党はわが党なりに最低賃金法の案を持っている。全く政府の見解とは違うので、この問題は相当長期にわたって論争しなければならぬ問題だと思う。そこで、総括質問なり、一般質問というものは、順次これから機会あるごとに展開して参りたいと思う。きょうは相澤君一人だけで、われわれは次回、あるいはその次というように順次やっていきたいと思うので、きょうは次に議事進行していただきたいと思います。
【次の発言】 自動車局長にお尋ねいたすのですが、最近新聞で神風タクシーの問題が連日書かれて、世論もこれに関心を向けてきておるこ……

第28回国会 運輸委員会 第10号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○柴谷要君 国鉄五カ年計画についての質問をまずいたしたいと思いますが、それに先だって、国鉄五カ年計画はすでに二年度を迎えております。一年度、二年度の予算を見て参りますというと、大部分が自己資金と鉄道債券に依存していると思われますが、内容がそのようなものであるか、あるいはそのほかに何か理由づけがしてあるものか。この点を運輸大臣並びに国鉄当局にお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 この国鉄五カ年計画は、政府が樹立ざれました経済自立五カ年計画とうらはらの関係にある、こういうふうに関連を持ったものだというふうに考えておりますけれども、これに対する大臣の所見を伺いたいと思います。

第28回国会 運輸委員会 第11号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○柴谷要君 まず最初にお伺いをしておきたいと思いますことは、今副総裁が報告されました事項は、少くとも岡山鉄道管理局長が責任において本社に報告した内容を報告されたものだと思うのですが、それに間違いはございませんか。
【次の発言】 そうなりますと、ただいまの副総裁の報告は事実を事実として報道されておらないということをまず一点指摘しておきたい。以下順を追って質問をして参りたいと思いますが、その過程でも十分おわかり願えると思う。事の起りは三月十日のできごとでありますけれども、三月十日を迎えますまでの間のいわゆる広島地方調停委員会の委員長であります浜井調停委員長の努力、それから特に三月十日の日に岡山地方……

第28回国会 運輸委員会 第12号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○柴谷要君 前回の委員会で御質問申し上げました岡山鉄道管理局における警察権力の介入と、暴行事件の概況等について、国鉄当局に真相をお伺いしたのですが、まだ実情調査中でお答えができないということでございましたが、その後十分お調べを願ったものと考えますが、それについての報告をお願いをいたしたいと思います。
【次の発言】 何時何分なんて言ったところで、何ですね、果して正確な時間が言えるかということはむずかしいのじゃないかと思うのです。ですから、かいつまんでお話し願って、それに対して私の方からまた質問いたしますから、その際に詳しくお答えいただく、こういう順序でお願いしたいと思います。

第28回国会 運輸委員会 第13号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○柴谷要君 少しお尋ねをしたいのですが、先ほど陸運局長が言われましたように、新潟県においては、もぐり業者らしきものが大体二百四十両の車を動かしておるというような推量だ、こういうお話があって、当局も三十五名の六十両、こういうふうにおっしゃいましたが、処分の対象を考えていると言ったが、新潟県トラック企業健全経営対策委員会というところから出てきております資料を見ますると、普通車は、大体八十一両、もぐり業者が現在使っておる、こういうことになっておるのだが、この六十両と八十一両の間には差が相当あるので、二十何両というものは対象にしない、こういう考え方でいるのか、それとも数字的に業者の言い分に違いがあるの……

第28回国会 運輸委員会 第14号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○柴谷要君 私鉄争議の問題に関連をして、監督局長名で経営者並びに労働者に、何というのか警告を発したようなことが新聞に出ておったが、この内容についてお聞かせを願いたい。
【次の発言】 運輸当局の要望等も、不幸にして労使間の対立が激化のままで要望がいれられなかった。そこで二十三日のストライキが行われてしまった。ところが二十三日のストライキは、幸いに日曜であったので、まあ入学試験に多少影響があったようでありますが、日曜日であったために、私鉄がストライキをやるということが予告されておったので、かなりまあ支障はあったと思うけれども、出歩きをやめたというような程度で、まあ二十三日は終ってしまったのだが、現……

第28回国会 運輸委員会 第16号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○柴谷要君 航空局長は何か日航の代弁者のようなことを言っておられるけれども、そういうことはいけない。今、市川先生から貴重な意見を提供されたのは、現実に直面しての問題ですから、あなたは勤務日報でも調べて十分準備をしておきなさい。次回にこの問題は取り上げて行います。きょうはこれで航空法を上げなくちゃいかぬから、一応打ち切りにして、この問題は十分に後日討議しなければならぬ。十分資料を整えておきなさい。そうしてかくあるだろうと、そういう想定ではだめだ、だから、こういうものを指摘されたら、そういう事実があるかないかということをきちっとあなたの方で調べておきなさい。しかも、今のような場合には、真剣にあなた……

第28回国会 運輸委員会 第18号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○柴谷要君 参議院の予算委員会分科会における国鉄総裁の発言にからむ志免鉱業所問題について質問をいたしたいと思います。経営調査会の答申にある志免鉱業所の扱いについては、総裁は払い下げを前提に答弁しておられるようにわれわれは考えられるのですが、答申案の出た当時と今日の状態とは、およそ同一ではないと私ども考えられるのですが、国鉄としては、志免鉱業所が一億以上の黒字経営で手放すなどとはとうてい考えられない状況と思うのですが、国鉄の真意についてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 総裁のただいまの御発言で、委員会が昨日発足されたという話でありますが、この委員会の性格はどういう性格の委員会でございま……

第28回国会 運輸委員会 第20号(1958/04/18、4期、日本社会党)

○柴谷要君 今回政府が提案をされました地方鉄道軌道整備法並びに同施行令は、最初自民党がお考えになっておりました単独立法によって、私鉄の災害復旧補助法というようなものを考え、国会に提案しようとしておった、こういう過去のいきさつがあろうかと思うのでありますが、われわれは地方鉄道軌道整備法の一部改正によって、その目的が達せられるのではないか、こういう意見を持っておりましたところ、はしなくも自民党がそれに同調してきたような形になってきたことは、まことに喜ばしい現象だと思います。そこで、本法に対しては時宜に適した処置と思いますので、本日、この法律案の成立を私としては期したいと思うが、それに先だって三点ほ……

第28回国会 運輸委員会 第21号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○柴谷要君 自動車局長が公用のために出ておるということは私はわかる。というのは、少くともきょう最終の運輸委員会を開くならば、昨日理事会を招集して、理事、委員長会議を開いて、きょうの議事日程をきちんと組んで、そうして運輸省あるいはそれを関係官庁に全部連絡をして、きょう出席せいということで、本日出席できないというならば、私はこれは責任問題として追及すべきだと思います。ところが、きょうの十時以降において理事会で決定されて、出ろといっても、あるいはけさのうちに官庁にはおのおの業務があって出かけられたものだと思います。出かけられた先に十分連絡をして、まあ出席をしようという努力が果して行われているかいない……

第28回国会 議院運営委員会 第3号(1958/01/23、4期、日本社会党)

○柴谷要君 裁判官訴追委員会の予算内容について、御決定に当られた方々からお答えいただきたいと思うのですが、予算内容でふえているのは、職員の旅費がふえている。それから職務雑費が非常に少くなった。これは休会中の手当が出されることになったので、これは当然減っていいと思う。ところが、職員旅費は要求額の半分にも満たないようなものなんですが、この点は、どのように検討されてこういう額に決定されたか、一応その内容を説明してほしい。
【次の発言】 職員俸給などの扶養手幽、暫定手当、こういうものの額は、自然アップによって増加されるのは当然です。ところが、最も必要な職員の旅費であるとか委員旅費というものが、要求額に……

第28回国会 議院運営委員会 第8号(1958/02/03、4期、日本社会党)

○柴谷要君 今の主計局長の答弁と、先ほど大蔵大臣の御見解とは違うですね。原本が間違ってはいないが、印刷が間違っておったと、こういう……、いいですか、原稿は間違っておらなかったけれども、印刷が間違っておったと、こういう先ほどの御答弁。ですから、私どもの申し上げるのは、こういう先ほどの第二回の大臣の御答弁にならない前の見解で統一をされておるならばいいんです。ところがそうでなくて、第二回目には、また論旨の違ったことを言われておる。それが何かといえば、主計局長から渡されたメモによってやられた、ところが、主計局長が立たれたことになると、三様のことを言っておられる。これは速記録でよくお調べ願えばわかるが、……

第28回国会 議院運営委員会 第13号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○柴谷要君 三月ともなりますと、衆議院から予算案が上ってくるし、重要法案が参議院の審議の場面になると思う。そこで、理事会の御決定であったら、これに反対ということじゃないのですが、そのような重要な期間に、そういうものを許可することの前例があるかどうか、前例についてちょっと聞きたいと思います。
【次の発言】 特に委員派遣というようなことで重要な時期に出す場合には、何人が見ても、これは当然出張させるべきだというその論拠に立つものでなければ、私は、やはり遠慮してもらうというのが建前でなかろうかと思います。そういう意味で、今回は理事会御決定やむなしということで、以後、十分その前例にならって、委員派遣等に……

第28回国会 議院運営委員会 第21号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。先ほどこの三つの委員を今やめることが都合が悪い、こう言われたのだが、都合が悪いならば、昭和三十三年二月に受けられたところの中央労働委員会委員などというのは、これは良心があるならば、少くとも二月に拝命して、きょうはまだ三月、こういう問題こそ、やめないという意思表示があってしかるべきだと思うのですが、都合が悪いというのはどういうのか、その都合を一つ聞かしてもらいたい。

第28回国会 議院運営委員会 第22号(1958/03/28、4期、日本社会党)

○柴谷要君 私はたった一言ですが、お尋ねしておきたいのです。長沼さんが公正取引委員会委員長に御就任をお引き受けになられたときに、どういう御心境であったか、それだけちょっとお尋ねしておきたいのですが、この心境、官房長官おわかりでございますか。

第28回国会 議院運営委員会 第23号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○柴谷要君 法制局関係の法律案ですから、事務総長でなくて、法制局長がやるのが当然建前ではないですか、これだけちょっと聞かして下さい。
【次の発言】 今度、八課から十一課になるということの前提は、やはり将来、法制局の人員を拡充する、こういうことに、やはりねらいがあるのじゃなかろうか、まあ、これは机上の空論を吐くのではなくて、現実の面からいって、それでは今日、法制局が、議員が立法する場合に十分な体制にあるかというと、これはないと思う。だから私どもは、これに賛成はしますが、将来に向っては、ある程度増員をしなければならぬという含みをもって、私はこれは賛成したいと思います。実際に法制局の手不足ということ……

第28回国会 議院運営委員会 第27号(1958/04/16、4期、日本社会党)

○柴谷要君 要望を一つ。ただいまの庶務小委員長から報告されました事項ですが、議運委員長が本会議に説明される場合にも、それをつけ加えてもらいたいという、私、希望を持っておりますが、もし御無理があれば、委員長の裁量でけっこうでありますから、希望だけ申し上げておきます。

第28回国会 議院運営委員会 第29号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○柴谷要君 この委員会への質問がございましたので、訴追委員会の委員として申し上げたいと思います、今、私どもがこのようなことになりました訴追委員会の実績というものを検討して参りますと、もっと能率的な仕事ができないものかというので、いろいろと検討した結果、ここに勤務されておりました事務局長は、それ相応に、訴追委員会の事務局長以外に兼職等をお持ちになっておりましたので、どうせ選んでいただくなら、真剣味の入った方に仕事をしていただいた方がよかろうということで、兼職の方に本業を求めていただきまして、今川、御自身の御意思によってやめていただいたのでございます。新たに迎えました今回の大野正太郎さんは、人格非……

第29回国会 運輸委員会 第2号(1958/06/16、4期、日本社会党)

○柴谷要君 都内タクシーの監査の結果報告がまとまったようですが、細部の点については、小委員会で十分議論して参りたいと思うのでありますが、一点聞いておきたいことがある。それは、さきに運輸規則の発表をされておるが、今陸運局で盛んに監査をやっておるのに、そのような運輸規則の改正を行なって公示をしておるけれども、障害にならぬかどうか、この点を一つ聞いておきたい。
【次の発言】 それでは具体的に一つ聞いておきたいが、運輸省の言明は、仮眠施設の状態は大体一畳でよろしいと、こういう言明を運輸省はやっている。ところが、労働省の方は二・五平方メートルなければいかぬ、こう言っておる。労働省の方は一畳半なければ仮眠……

第29回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1958/08/18、4期、日本社会党)

○柴谷要君 当面発生しました事故の処理につきましては、今までいろいろ伺って大体わかりましたが一つだけお尋ねしておきたいと思いますことは、事故の原因は、新聞の報道によりますとかいもくわからぬ、機体が海中にあるために、これを引き上げてみなければわからないということですが、全日空輸として事故の原因探求のために、今後どういうような処置をおとりになるか、社長としての見解をお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 時間がないですから、大臣に先にお伺いしておきたいのですが、事故防止対策のために航空安全委員会をお考えになっておられるそうでありますが、大体この航空安全委員会のメンバーというものをどのようにお……

第29回国会 運輸委員会 第4号(1958/06/27、4期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、前国会からこの問題について国鉄当局に質問をずっと展開しておるのでありますが、前国会の末期の際の国鉄総裁の御答弁の中に、今回調査委員会を開いて十分に検討していただくのだ、その調査委員会に諮問をしたのは、志免鉱業所の処置をいかにすべきかという問題について諮問をした、こういう御答弁がございました。ところが、本日の資料をいただいてみますと、確かにそれは四月七日にその諮問を第一回発しておりますが、それだけであるならば当時の御答弁は間違いなかったと思う。ところが、十日を出ない十六日の日に、志免鉱業所を日本国有鉄道の経営から分離する時期及び方法はどうきめるべきか、こういう諮問になっておりま……

第29回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1958/09/10、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(柴谷要君) ただいまより運輸委員会を開会いたします。  委員に異動がありましたので御報告いたします。  八月二十六日草葉隆圓君が辞任、その補欠として泉山三六君が、九月九日田中茂穂君が辞任、その補欠として雨森常夫君がそれぞれ選任せられました。
【次の発言】 交通事故防止に関する小委員の辞任及びその補欠につきましては、その取扱いを委員長に一任されておりますが、その後、委員の異動に伴い小委員に欠員がございますので、この際、私から、三木與吉郎君の補欠として植竹春彦君、大倉精一君の補欠として大倉精一君、岩間正男君の補欠として岩間正男君を指名いたします。

第29回国会 運輸委員会 第5号(1958/07/02、4期、日本社会党)

○柴谷要君 貿易促進の見地から港湾整備の急務なることは、大臣が今お話のありました通り、私どもも全く同感でございます。ただ、ここで一点だけお尋ねしておきたいと思いますことは、大臣が就任されましてこのような構想をお出しになったのですが、ややもするとこれに重点を置かれて、それではこれ以外に取り残された部面に対して、あるいは大臣の熱が足りないのではないか、こういう誤解を受けてはいけませんから、この点だけお尋ねをしておきたいと思うのですが、特に日本列島の中には小さな港がございますけれども、これは漁港が多いのでございます。しかも、この漁港なるものが整備が非常におくれておりまして、たとえば避難港に指定をして……

第29回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1958/08/11、4期、日本社会党)

○柴谷要君 先ほど事務総長の報告の中で、調達庁と十分連絡したところ、二月十五日に建物一切を完了する。しかしということがある。というのは、既存の暖房あるいは水道がそのまま使用し得る場合に二月十五日と、こう言われた。これが果して今日の情勢の中で、既存の暖房なり水道で、新規の工事を起さなくてもよろしいという判定のもとに工事を進めておられるのかどうか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 そうしますというと、建設省が、余力ある暖房であり、水道、下水一切がこれで間に合うのだという確定のもとに、この工事を請負っておるというのではなしに、始めたらば結論が出てくると、こういうことでございますか。

第29回国会 議院運営委員会 第8号(1958/06/27、4期、日本社会党)

○柴谷要君 委員長の言われたことと、官房長官の最後に言われた、後段言われたことは違いますよ。それは過去の前例に従ってそういうこともあり得るということがあります。あなたのおっしゃるように、運営上の問題から先になったということには解せない。ですから、その点、後段だけ官房長官御訂正を願っておいた方がよろしいと思います。

第29回国会 議院運営委員会 第11号(1958/07/03、4期、日本社会党)

○柴谷要君 ごく簡単でございます。私の申し上げようと思いますことは、重大な決定をしようとする前に、まず、一つ冷静になって、お互いにものを考えようじゃないか、こういうことなんです。私どもきょう議運に出て来ていろいろ事情がわかった。その中で皆さんが異口同音に、国会の中に何か明白でないものを特に筋として打ち出そうとしている。このことに対して、決して心からこの道がいいのだと皆さんが確信をもって心の中で答えているとは思わない。そのような悪例を残す決議をまさにしようとする瞬間ですから、私は一つ冷静になって、将来のことを考えて行くべきではないか。昨夜、党の幹部その他が努力されて、幸いに兆候が見えたと思った。……

第29回国会 議院運営委員会 第12号(1958/07/04、4期、日本社会党)

○柴谷要君 私は先ほどの斎藤理事の提案は、国会の審議上からいって正論だと思います。ところが、あなたのおっしゃったように、数時間まだあるから、大いに参議院は努力しよう、こういうお言葉には全く賛成なんです。あなたの答えが正しいと思う。ところが、きょう開かれた大蔵委員会は構成はしておる。委員長は前田さんです。こういう条件の中にいながら、政府当局者が一人も出ていないというので休憩をしなければならぬというような状態、そう言われますというと、あなたの理論は正しいけれども、そのようなことが実際において委員会において運営されておらないのです。いたずらに衆議院の方で国会の会期延長が議決がされるのを見通しておりま……

第29回国会 議院運営委員会 第13号(1958/07/07、4期、日本社会党)

○柴谷要君 斎藤委員の御疑問ごもっともだと思う。しかし履歴書に書いてないことを、あるがごとく言うことはいけないと思う。私はかりに履歴書にそういう記載漏れがあるのであれば、これは履歴書が偽証だと思うから、その際、本人に追及すればいいと思う。履歴書というものは正しく書いてあると思う。ですから、政党の役員というものは、どこまでがその範囲とお考えになっておられるか。われわれの知る範囲では政党の役員ではないと、こう私は思うのです。川俣清音氏に御決定になったのは、あなた方の方の政府がおきめになったことですから、そういうことで、かりに事実記載漏れでもあった場合には、調査の結果現われたとすれば、官房長の言われ……

第30回国会 運輸委員会 第2号(1958/10/01、4期、日本社会党)

○柴谷要君 今、国鉄の中に志免鉱業所払い下げ問題というものが発生いたしまして、これに伴いまして調査委員会等が設置され、すでに第三次答申がなされたやに聞いておりますが、この対象になっております志免鉱業所の職員並びに隣接いたしております町村等が、こぞって払い下げ反対運動を今盛んに行なっており、かつ陳情等も再三にわたって行われておるのでありますが、これらの事情をつまびらかに運輸委員会として承知をする意味において、現地の反対意向者の代表一名、それから、いわゆる賛成派と称せられる側から一名、参考人を国会に招いて事情を聴取したいと、かように考えますので、本件の取り上げ方について御提案を申し上げ、御協力を得……

第30回国会 運輸委員会 第3号(1958/10/17、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(柴谷要君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員に異動がありましたので、御報告いたします。十月一日に天田勝正君が辞任、その補欠として相澤重明君が、十月十五日、高良とみ君が辞任、その補欠として野田俊作君が、十月十七日に野田俊作君が辞任、その補欠として森八三一君が、それぞれ選任せられました。
【次の発言】 次に、小型船海運組合等の助成のための関係法律の整備に関する法律案を議題としいたします。  本法律案については、先般運輸大臣から提案理由の説明を聞きましたが、本法律案に対して御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。  本案については、質疑もないようでありまするから、直ちに討……

第30回国会 運輸委員会 第4号(1958/10/20、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(柴谷要君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  十月十八日、森八三一君辞任、その補欠として野田俊作君が選任せられました“
【次の発言】 交通事故防止に関する小委員の補欠選定についてお諮りいたします。  高良とみ君委員辞任に伴う小委員の補欠については、その選定は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって小委員に森田義衞君を指名いたします。
【次の発言】 海上運送法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本法律案については、先般運輸大臣から提案理由の説明を聞きましたので、政府……

第30回国会 運輸委員会 第5号(1958/10/29、4期、日本社会党)

○柴谷要君 市川さんの発言に関連して……。  私は、庶務小委員をずっとやっておりますが、斎藤庶務小委員長のときに、国鉄の特急パスの問題について、無賃乗車ができるように国鉄に申し入れる決議をいたしておりません。というのは、こういうことなんです。たまたま小委員会が開かれましたときに、大へん時刻変更によって急行ができるそうだ、特急ができるそうだ。ところが特急がふえるというと、われわれが特急券を買って乗るということが不便になる、大体列車数がどのくらいふえていくのか、これは調べる必要がある。これだけでは小委員会できめたのです。しかし、これに対して、無賃の申し入れを国鉄にするということは決定いたしておりま……

第31回国会 運輸委員会 第3号(1959/01/27、4期、日本社会党)

○柴谷要君 その前に一つ質問。ただいま予定されております法律案の説明があったのですが、しばしば話題になり、かつ通常国会に間違いなく出てくると思っておった法律案がここに名を出しておらぬ。この経緯はどうなっておるか、一つ聞きたい。鉄道と道路の交叉に関する法律案、これは建設省と監督局で十分準備されている。少くとも通常国会にはこれは提案をしてもらいたいと希望しておる法律案だが、この進行状況はどうなっておるか。
【次の発言】 建設省との折衝のことは、二十六国会、二十七国会ごろから聞いておる。どういう点が建設省と折り合いがつかないのか、その点を一つ明確にしてもらいたい。そうすれば、これは時によっては建設委……

第31回国会 運輸委員会 第4号(1959/01/30、4期、日本社会党)

○柴谷要君 本法律案は、前回の通常国会でも一年延期の法案が出されて、十分審議をしておるんだが、その後の情勢の変化でもなければ、十分な説明を聞いておるので、われわれは了承しておるんだ。本日は、質疑応答を打ち切って、しかるべき時期にこれは上げるという方法で進んでもらいたいと思うんだが……。
【次の発言】 私は三点についてどうもわからないことがあるので、ちょっとお尋ねしておきたいと思います。  それは、自民党の政策というものは一貫をしておるので、前大臣の言ったことと、次の大臣の申されることが違いがあってはならぬと思うのです。そこで、まあお伺いしたいのは、国鉄運賃値上げの際には、国民経済に及ぼす影響は……

第31回国会 運輸委員会 第7号(1959/02/19、4期、日本社会党)

○柴谷要君 本法律案に関しての質疑、討論は省略して、直ちに採決に入る動議を提出いたします。

第31回国会 運輸委員会 第11号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○柴谷要君 ただいま江藤委員の提案になりまする日本観光協会法案に対する付帯決議については賛意を表するものであります。
【次の発言】 今、相澤委員との質疑をこうずっと聞いておりますと、自動車局長の答弁の中に少しく前後と違いがあるように私は聞いておったのですが、その点を一、二お尋ねをしておきたいと思う。というのは、このターミナル事業というのは免許事業である。しかも、この免許を受けようとして申請をするものは、個人でも地方公共団体でもいい。内容は資格要件を備えてりっぱにやれる情勢があればよろしい、こういうお話であった。それはまあもっともだと思うのだが、その際に、相澤委員の質問された地方公共団体は特別に……

第31回国会 運輸委員会 第12号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○柴谷要君 大臣が時間的に制約があるそうですから、先に御質問いたしたいと存じます。  問題はほかでもありませんが、委員会で従来しばしば問題になっておりました志免炭鉱の問題をめぐりまして、少しく国鉄機構改善という中でこの問題をあわせて一つ御質問いたしたいと思うのでありますが、大臣は国鉄当局から上申をされた志免鉱業所の問題については、国会の答弁は、国鉄の職場から分離することは認めるけれども、二つの条件を付して国鉄に回答をした。これは過日の委員会でも御説明をいただいたわけでありますが、その際私どもの質問に対して、譲渡とかあるいは売山という問題については二つの条件が整ったあとでなければ許可はしない、こ……

第31回国会 運輸委員会 第15号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○柴谷要君 大臣の今の回答だと、何が何だかさっぱりわからないのですが、私、いろはのいの字から、お尋ねしてみたい。  登録制の場合、窓口はどうか、第一は係、進んでは課、進んでは部、次は局、こういうふうな段階でいくと思う。それで、局長決裁かなんかによって、登録が受理されたということになると思うが、それは、窓口はどこで、どのような経路で登録ができるのか。  それから免許制に変ってきたのですから、窓口からの経路は、どういうふうになって許可はおりていくのか、この経路を一つお聞かせ願いたい。
【次の発言】 今のような経路をたどってきて、これに要する人員は大体どのぐらいあるのですか。

第31回国会 運輸委員会 第16号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○柴谷要君 時間が切迫しましたから、そのものずばりを一つお尋ねしておきたいと思うのですが、支社の権限強化に伴って心配される点が二つばかりありますので、この点についてお伺いしておきたいと思う。  それは、やはり予算の問題でありますが、従来は管理施設費等によってまかなわれておりました地方局の実態が、今度は支社に権限を強化されると、たとえば宿舎の修改繕あるいは新設、こういう費用が改良工事費あたりに一括で支社に移される。こうなってくると、その一括で移された中で支社が運営するわけですけれども、そうなってくると、予算の内容から考えますというと、ぶん取りというような形ができてくると思うのですが、そのような形……

第31回国会 運輸委員会 第17号(1959/03/27、4期、日本社会党)

○柴谷要君 その前に、きょうは、前回の運輸委員会で小委員会を持つと、その小委員会に参考人の出席を求めて参考意見を聴取するということが決定になっていたのです。運輸委員会でそのような決定をしてやって決議をしておる。それを中途変更されて委員会になったという理由を聞かしてもらいたいということと、それから、前回の運輸委員会の議決というものがそのなりになっておるのだけれども、その取扱いをどう運輸委員会としてされるのか。その入る前に処理すべき事項があるのではないか、こう思うのですが、この点いかが取りはからうという考えであるか。
【次の発言】 私は、警察庁と自動車局には、いつでも質問ができるので、今日は、議事……

第31回国会 運輸委員会 第18号(1959/04/27、4期、日本社会党)

○柴谷要君 国鉄当局に対してまず最初に質問をいたしたいと思うのですが、話に聞くというと、来月の六日――五月の六日に三社に競争入札をさして、志免鉱業所払い下げをしようという手はずが整っているように聞いておるのでありますが、今日までの経緯についてまず最初にお尋ねをしておきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの経緯を聞くというと、四月中に入札をさせようと手はずを整えておるようでありますが、遺憾なことに、大臣がかわられたので、前大臣の国鉄に対するいわゆる了承事項、いわゆる志免鉱業所を国鉄から分離することは承認をする。しかし、それ以外に重大な二点がつけ加えられたことだと、私どもはこの委員会で聞いてお……

第31回国会 大蔵委員会 第24号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○柴谷要君 新倉参考人にお尋ねをしておきたいのですが、一体業界の一致した見解として、現在政府が示しております五千五百円の半額ということなら手打ちをやろうといろ決定をしたように聞いているのですが、それはいかなる機関で決定をされ、いかなる運動の中にそういうことを御議論になっておられたか。私は今初めて聞くのですが、その経緯について一つお聞かせ願  いたい。
【次の発言】 今のお話のように、もし政府が現行の半額ということになるならば、トラック業界の代表である小野さんにお聞きしたいのですが、このあなたがお示しになっておりまする昭和三十四年度のつまり増徴額、三十一年度の利益額を基準にして三十四年度の利益額……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 オリンピック準備促進特別委員会 閉会後第2号(1962/11/21、6期、日本社会党)

○柴谷要君 ただいまの決定は、しごく本日の日程その他の関係でけっこうだと思うのです。ただ要望を一つだけ申し上げておきたいと思うのですが、とかく委員会が形式的に流れて、全員が参加できない国政調査であるから代表して行っていただくということでありますので、少なくとも行かれた皆さんから事情を聞かしていただいて、多少質疑ができるような順序があってしかるべきではないか、それが国政に対する忠実な行き方ではないかと思いますので、本日はまあ数々の予定がございますから賛成いたしますけれども、次回はなるべく角度を変えた立場で、代表して行かれた方の御視察なさった意見も聞かしていただいて、これに対する質問等を出して十分……

第41回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第4号(1962/08/24、6期、日本社会党)

○柴谷要君 参考人の方に少しお尋ねをいたしたいと思うのです。それに先だちまして、たいへんお暑いのにいろいろ御指導いただいてありがとうございました。  まず第一に運輸省にお伺いしたいのです。オリンピック開催に伴って外人客が非常に日本を訪れる率が多くなる。これについてホテルの設備をしなければならぬ、旅館の設備をしなければならぬ、こういう計画をまことに綿密にお示しいただいて大いに参考になっております。その中に、特に観光局長さんは投融資の問題を強く主張されたようでありますが、この表によりますと、現在融資を受けておるのは十五億五千五百万、それから五億五千万円、こうありますが、これは大体どちらから融資を受……

第41回国会 大蔵委員会 第7号(1962/08/31、6期、日本社会党)

○柴谷要君 まず、御質問申し上げます前に、初めての質問でございますので、できるだけ重複を避けてお伺いをいたしたいと思います。大蔵委員会は初めてでありますので、お教えをいただくという気持で御答弁をいただきたいと、冒頭にお願いをいたします。  同僚議員の多くから数字的にいろいろ御質問があり、御解明をいただいてありますから、そういう点を省きまして、私は、援助費の受け取り方、これについて少しくお伺いをいたしたいと思います。今日までいろいろ議論されておりますから額についてはわかるのでありますけれども、一体どういう形で日本が援助費を受け取って国民に配付をしたか、この経緯を少しお聞かせいただきたいと思います……

第42回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第1号(1962/12/08、6期、日本社会党)

○柴谷要君 次回の委員会にどうしても東京都の道路の実情というものを把握してみたいと思うので、首都道路公団の最も進行状況の明るい者、それから予算の面の明るい者、これをひとつ呼んでいただきたい。お願いをいたしておきたいと思います。

第42回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1962/12/18、6期、日本社会党)

○柴谷要君 御質問申し上げます前に、御答弁いただくことを記録しますので、すわったままで御質疑を続けさせていただきたいと思います。また御答弁いただく方もすわったままでひとつやっていただきたいと思います。  首都高速道路公団に関連をいたしまして少しくお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 それじゃ私の質問はお見えになってからにいたします。
【次の発言】 首都高速道路公団に関連をいたしまして、少しく御質問いたします。  道路公団は現在三十七年度事業計画として実施されておりますのは一号線並びに四号線かと思いますが、これ以外にお仕事、事業計画をおやりになっておられますか。最初にお願いをいたします。

第42回国会 大蔵委員会 第6号(1962/12/20、6期、日本社会党)

○柴谷要君 総裁にお伺いいたします。ちょっと事務的な点になって恐縮でありますが、国民金融公庫の内部問題について少しくお尋ねをいたします。三十七年度の公庫の資金調達は、政府出資金が二十億、借入金が四百六十五億、回収金九百六十三億で、千四百四十八億、こういうことになっておりますが、ただいま上程されておりますとの法律案が通らないと、二十億は使えない、これは数字どおりですね。このほかに一体調達すべき資金があるのかないのか、実際昭和三十六年度と比較をしてどのくらい金額に相違があるのか、まずこの点についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 そうしますというと、三十六年度から見ると、二百七十億ぐらい資金がふ……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第5号(1963/03/08、6期、日本社会党)

○柴谷要君 他の委員会の出席の関係で質問がきょうになりましたので、あるいは重複した質問があろうかと思いますが初めての質問でございますので、懇切に御説明をいただきたいと思います。  専売公社にお尋ねをいたしますが、公社のこの問題に対する態度としてまず承っておきたいのでありますけれども、オリンピック協賛の意味と、資金確保のため、オリンピアスという銘柄の新製品を発売する、これが専売公社の態度であろうと思いますが、そのように理解して間違いございませんか。
【次の発言】 協賛という意味は、専売公社がたばこを作って市場に出す、このたばこに十円の寄付金をつけさせるというところが協賛という意味でございますか。

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第7号(1963/05/30、6期、日本社会党)

○柴谷要君 大へん時間が経過しておりますので、たくさんの御質問ができませんが、一つ二つだけお尋ねをしてみたいと思います。過日毎日マラソンが行なわれました。大へんこの面におきましては、交通整理といいますか、交通規制が完全に行なわれて、かつて日本国内では見ることのできないほどりっぱな交通規制が行なわれ、しかも、計画したマラソンがりっぱな成果を示すことができたと新聞は報道いたしております。まことにこの努力に対しては心から敬意を表するものでありますが、その陰には大へんな努力をされた交通関係者がおられる。特に担当されました警視庁の交通部長から、大体この交通規制に対してどのくらいの要員を使われたか、また、……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第9号(1963/06/21、6期、日本社会党)

○柴谷要君 関連です。私はこの委員会に列席した特別委員が、皆さんと接して一問一答の中から受け取る感じと、議事録を読んでみてこの特別委員会のあり方というものを見た場合とは、たいへん違いができると思うのです。その点で、本日私はこの点だけ明確にしていただきたいと思う点がありますのでお答えをいただきたいと思うのでありますが、先ほど河野先生が、国際東京大会に招く外人選手の予算というものをお聞きになりました。一億七千万円必要だ、三百四十九名の人員である、こういうふうなお話がございました。それに対して岡田先生から、各国にはかくかくの人員割当で招請をしようという予定コースがある。しかしそれに対して参考人の皆さ……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第10号(1963/06/28、6期、日本社会党)

○柴谷要君 まあ資金調達見込みについて御説明いただいたので、ある程度わかったのでございますが、三十七年度はすでにもう実績が出ていると思うんです。で、三十七年度の実績を十分お知らせいただいて、その実績の上に立って三十八年度の調達見込みをいろいろ問い合わして知っているということが必要だと思うんですが、大体三十七年度の実績について先ほど岡田先生から御質問がございまして、少し述べられているようでありますが、この表は三月二十五日にお作りになった表であって、すでにもう六月が終わろうとしている今日、このような資料を出されるということは、たいへん御多忙であられるからこういうことになっていると思いますが、少し親……

第43回国会 大蔵委員会 第5号(1963/02/08、6期、日本社会党)

○柴谷要君 塩の専売問題について、少し御質問いたしたいと思います。  現在、公社の直営で行なっておりまする事業場というのは何カ所くらいおありですか、それから特にその事業場が行なっておる製塩の方式、あるいは年間どのくらいできておるか、それが国内消費とどういう率になっておるか、それらの問題について、まず最初にお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 直営です。
【次の発言】 直営工場として製塩をやっておったところは小名浜一カ所、特に小田原は試験工場。それから、防府は何でございますか。
【次の発言】 すでに直営事業場として塩の直接製造をやっておったのは小名浜だけ、他はいわば試験段階を出ておらない……

第43回国会 大蔵委員会 第6号(1963/02/12、6期、日本社会党)

○柴谷要君 単刀直入にお尋ねいたしますので、明快にひとつお答えいただきたいと思いますが、この輸入塩の問題について、アメリカとかイギリスとか、先進国が機械の近代化等をはかって製塩コストを非常に安くする、こういうことなら受け取れる。ところが、朝鮮、中共、あるいは東南アジア圏の、いわば日本よりまあ低開発国のほうが製塩業が進んでいる、トン当たり非常に格安な塩が日本に入ってくるにもかかわらず、日本の製塩業がトン当たり一万ないし一万一千とか、こういうような開きは、一体どこから生まれてきておるのか、お調べになっておられると思うので、これをお聞かせいただきたいと思います。

第43回国会 大蔵委員会 第7号(1963/02/14、6期、日本社会党)

○柴谷要君 本法律案に対して二、三の質問をいたしたいと思います。  まず最初に、この法律案が必要とする理由というものは、事前売り渡し申し込み制度の円滑な実施をはかるために本法律案が必要であるという提案になっておる。この法律が制定された当時の状況から判断をいたしますと、適切な法律であったかとわれわれは考えているのでありますが、今日のような事情の好転した中における状況の中で、このような法律案がはたして必要度の高いものであるかどうか、まず冒頭にこれをお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 この法律案の内容は非常に複雑な内容を持っていると思うのです。売り渡し時期の区分であるとか、非常に複雑な手数を……

第43回国会 大蔵委員会 第8号(1963/02/19、6期、日本社会党)

○柴谷要君 本法律案は、皇室が財産を取得するために国会に議決を求めてきた案件でございますが、との法律案の内容を検討してみますると、二重橋の新設外三件、計四件の皇室が取得いたします財産の総額は三億八千八百四十二万七千円と相なるわけでありますが、二重橋のかけかえ外三件が、新設なり、あるいはかけかえ等の問題に関連いたしまして実際に必要といたしまする予算はどのくらいでございますか、これをちょっとお伺いいたします。
【次の発言】 俗に世間で二重橋、二重橋と言っておりますのは、まず皇居の前に行きました際の前に建っております橋を大体二重橋と、こう国民は今日考えていると思います。過日機会を与えられまして皇居内……

第43回国会 大蔵委員会 第10号(1963/02/26、6期、日本社会党)

○柴谷要君 二、三本法律案に対して質問をいたしたいと思います。不勉強でございますので、質問にお答えにくいかと思いますけれども、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  まず第一に、外国保険事業者が日本で保険事業を営もうとするときは、大蔵大臣の免許を受けなければならぬ、かように規定してありますが、わが国の保険業法第一条ノ二の条件を必要とするものであるかどうか、この点からお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 書類提出によって検討されることはもちろんだと思いますけれども、わが国の保険業法によりますと、いうと、第一条ノ二は、「保険会社ハ前条第一項ノ免許ヲ受ケタル日ヨリ三年ヲ経過シ且最終ノ決算期二於……

第43回国会 大蔵委員会 第11号(1963/02/28、6期、日本社会党)

○柴谷要君 外国保険業者が三十六社あるというが、その内訳をちょっとお聞かせ願いたい。
【次の発言】 こちらで調べたのは、香港が四社で英国が二十社……。かつて日本に免許を求めた会社は三十七社あった。その三十七社のうち、一社がいつの間にか消えているのですけれども、これは英国のロイアルですが、二十六年八月十五日に免許を受けていながら、今日では資格を喪失しているようだけれども、その会社の内容についてひとつお聞かせを願いたい。
【次の発言】 その取り扱いは法二十条でやったと思うのですが、財産及び事業廃止の届出という条項で処理されておると思うのですけれども、そのようにやっておりますか。

第43回国会 大蔵委員会 第12号(1963/03/01、6期、日本社会党)

○柴谷要君 昭和三十六年かと思いますが、税制調査会は、印紙税法全体の根本的な検討が今後必要である、かような結論のもとに討議されたと聞いておりますが、どのような点を検討改正すべきであるという意言がまとまっておるか、それらの点がおわかりでございましたら、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま御説明のありましたように、本法律案は昭和三十二年四月一日から施行されておる。自来、昭和三十五年、三十六年、二期にわたって大々的な改正が行なわれて今日に至っておる、こういう経緯だと思います。  そこで、この法律案が通過をいたしますというと、三十八年度に減収見込みがあると思うのですが、大体どのくら……

第43回国会 大蔵委員会 第14号(1963/03/07、6期、日本社会党)

○柴谷要君 大蔵省にお尋ねをいたしたいと思いますが、衆議院の審議の過程、あるいは今日まで参議院の審議の過程で、私の認識が誤っていれば訂正をいたしますが、私の得て参りました感情から申し上げますと、酒造業者に対して何か片手落ちのような政府の方針である、もっともっと業界に対して救済の手を差し延べなければならぬ、と言わんばかりの発言が多くあったように私は見ておるのであります。今日の情勢の中でこれらの状態を検討してみますると、他産業と比較して何ら手落ちがない、かように見るわけです。その観点から、二、三の質問をいたしたいと思うのであります。  清酒業者に対して政府が統合なりあるいは合理化を進めるために統合……

第43回国会 大蔵委員会 第15号(1963/03/08、6期、日本社会党)

○柴谷要君 きょうは農林省の方、どなたかおいでになっておりますか。――農林省が、関係者が見えるまで、ほかの質問をしていきます。
【次の発言】 まず、最初にお尋ねをいたしたいのは、昭和三十七年指定品目は、バナナにパイカン、コンニャクイモと思うけれども、この三品目以外に何かおありでございますか。
【次の発言】 コンニャクイモは昭和三十二年度一回外貨の割当を見ただけで、その後何ら外貨割当が行なわれておらない。そのような観点から、最近コンニャクイモの異常な値上がりを来たしておる。まあ戦後最高値を記録したといっても過言でないほど値上がりをしておる。その理由として、国内生産者保護の見地から外貨割当はしない……

第43回国会 大蔵委員会 第16号(1963/03/12、6期、日本社会党)

○柴谷要君 最初に、本法律の中に示されております主務大臣というのは、内閣総理大臣並びに大蔵大臣だと思うが、それで間違いありませんか。開発庁次官にお尋ねしたいのですが。
【次の発言】 そうなりますというと、本法律案の改正ということになれば、当然主務大臣が提案説明をし、大臣ができなかった場合は次官がやらなければならないと、こう思いますが、開発庁次官が提案説明をやられたという理由はどこから成り立ってくるのか、お尋ねしたい。
【次の発言】 北海道東北開発公庫法という法律の中に、いいですか、主務大臣として責任を負う事項がるるこう書いてある。そうすれば、本法律案の改正にあたっては、当然明記されている主務大……

第43回国会 大蔵委員会 第18号(1963/03/15、6期、日本社会党)

○柴谷要君 二、三御質問をいたしたいと思います。  これから国際間の経済交流が盛んになって参りますと、このような租税条約の特例法も毎国会出されてくると思うのです。条約は各国別なのもやむを得ないといっても、国内法については特例法を一本にして、その中でイギリスとオーストリアと、こうふうな規定の仕方ができないものかどうか、この点をひとつ冒頭でお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この特例法は、配当に対する税率は何%以下に軽減すると規定しているが、税率が確定していないから必要になるので、インドとの条約ですか、これは税率をぴたりと書いて、特例法をわざわざ設けていないようになっている。そういう規定をする……

第43回国会 大蔵委員会 第19号(1963/03/19、6期、日本社会党)

○柴谷要君 産業投資特別会計について最初にお尋ねをしていきたいと思います。  特別会計を設置いたしました理由のものは、日本経済の再建並びに産業の開発、貿易の振興のために国が財政的処置を行なう、そのために産業投資特別会計というものを設けて今日までやってきた、これが事実だと思います。昭和三十八年度の産業投資特別会計から出資いたしまする金額、この内容を検討してみますると、貿易面、あるいは経済再建面、産業開発面と分けて内容を検討してみたところ、大体貿易面におきましては二百億、三一%、経済再建百九十三億で三〇%、産業開発で二百三十三億、三七%という、これは大ざっぱな数字でありますけれども、予見されます。……

第43回国会 大蔵委員会 第21号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○柴谷要君 東京港湾の土地造成事業並びに関連事業について、自治省から概略でけっこうですけれども、説明をいただきたいと思うのです。
【次の発言】 東京湾の埋め立てに関して、土地造成ということが主たる目的で、しかもそれるやるために不足資金の外債を仰ごう、こういう計画だと承知をしておるわけでありますが、この土地造成事業並びに関連事業を完遂するために、所要額としては千二百四十億を必要とする、こういうことになっておる。千二百四十億の内容を見てくると、国の補助が百八億、内国債が二百七億、外貨債が三百六十億、都の会計が五百六十三億出す。こういうことになっておる。都の会計の五百六十三億のうちに漁業補償の三百三……

第43回国会 大蔵委員会 第22号(1963/03/28、6期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、国立病院特別会計法の一部を改正する法律案について、二、三質問を展開したいと思います。  まず、質問に入ります前に、医務局長は出席でございますね。衆議院の審議にあたって、衆議院の委員会で何回この法律案が審議をされたか、できますならば、日数、審議の時間、またあなたが答弁をなさった大体の時間、これらをおわかりでしたら、ひとつ教えていただきたいと思います。
【次の発言】 至って簡単な法律のようでありますが、内容を見て参りますと、いろいろお尋ねしたいことがある。しかし、時間の制約もございますので、ごくかいつまんでお尋ねをいたしたいと思いますが、要領よくひとつ御答弁をいただきたいと思いま……

第43回国会 大蔵委員会 第24号(1963/03/30、6期、日本社会党)

○柴谷要君 貿易自由化との関連についてちょっとお尋ねをいたします。貿易自由化の推進が今後わが国の産業、経済界に及ぼす影響は深刻なものがあると思われます。今後の自由化率の引き上げの見通しと、これに対応する国内整備方策をどのように構想を持っておられるか、これをまず最初にお尋ねをいたします。
【次の発言】 今回の改正案の中で、自由化するために提案されておるバナナとか銅地金とか、主要品目の改正処置、並びに本年四月一日から自由化が予想されておるにもかかわらず延期をしなければならなかった砂糖とかあるいは亜鉛等について、実情、自由化の時期について概略説明をお願いしたいと思います。

第43回国会 大蔵委員会 第25号(1963/04/19、6期、日本社会党)

○柴谷要君 参考人の方には、たいへん御多用のところ、御苦労さまでございます。実は本委員会は、参考人として中部相互の石川さんに御出席をお願いしておいたのでありますけれども、何かの御事情で代理の方の御出席のようでありますが、まことに本人から十分な意思をお伺いできないことは残念でございます。しかしながら、代理人並びに笹野参考人から満足した御答弁あるいは御説明がいただけますならば、しあわせでございますが、もし十、分なお話が承れません際には、石川会長をして証人として御出席を願わなければならぬと私は考えておるのでありますけれども、御両人から十分なお話をお伺いできますならば、その点も後日考える、かように私自……

第43回国会 大蔵委員会 第27号(1963/06/06、6期、日本社会党)

○柴谷要君 ただいま上程されました承認問題につきまして、二、三御質問をいたしたいと思います。  地方自治法第百五十六条第六項には「国の地方行政機関は、国会の承認を経なければ、これを設けてはならない。」と規定いたしております。これは今回西税務署を分割して港税務署を設置しようということで承認を求めてきた案件でありますが、これに伴って新設される税務署ができるのでありますが、一面、廃止される税務署が起きるということになろうかと思います。一面、行政機関が地方にできます際には、地元、いわゆる国民の利便のために設けられると思う。ところが、廃止されるところは、現在まで利用できたところが今度はできなくなる、こう……

第43回国会 大蔵委員会 第28号(1963/06/13、6期、日本社会党)

○柴谷要君 金融緊急措置令を廃止する法律案の提案がなされておるわけでありますが、この法律案の提案説明の中に、戦後十数年を経て、経済情勢も推移したため、同令を存置する必要がなくなったと認められるので、同法案を廃止する、こういうふうにうたってあります。そうするというと、本年の経済情勢の推移ではなくて、もう数年前からこういう情勢は考えられておったというふうな感じがするわけでありますが、一体、大蔵省がこの措置令を廃止しようと考え、いろいろ関係の向きと話し合いをしてきた経緯があると思うのでありますが、この点について、当時の関係者でないからわからないと、こういう御答弁にはならないかと思いますので、ひとつぜ……

第43回国会 大蔵委員会 第29号(1963/06/20、6期、日本社会党)

○柴谷要君 法務大臣御出席をいただいておりますので、二、三御質問をいたしたいと思います。  金融緊急措置令を廃止する法律案でございますが、もちろん、このような古い法律案であり、今日すでに効力を失しているといわれる法律案でございますから、廃止することには全く賛成でございます。しかし、今いろいろと国会の中で議論をされております問題は、廃止する法律案の附則に1、2、3とございますが、第三点の「この法律の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。」と明記されております。前回の委員会で刑事課長から私は、本日御出席の課長さんの私見でよろしいから、これらの問題について意見を伺いたい、……

第43回国会 大蔵委員会 第30号(1963/06/25、6期、日本社会党)

○柴谷要君 先ほど永末委員から資料の提出を求められて、だいぶ膨大なので日数がかかるというお話ですが、大体どのくらいの日数ですか。特に希望を申し上げますと、国会もいよいよ会期末になってきまして、七月六日で終わりになるわけです。この問題は、その資料の提出をいただいて、もう一ぺん公団関係の問題の本質に触れた質問を展開いたしたいと思うので、実は関係者にも十分お集まりいただいて、私も今資料をいろいろ集めておりますので、根本的に問題を十分検討してみたいと思いますが、大体どのくらいで資料の提出が得られますか、確実なところをお答えいただきたい。
【次の発言】 きょうのこの委員会は、何か公社、公団の役員の給与が……

第43回国会 大蔵委員会 第31号(1963/06/27、6期、日本社会党)

○柴谷要君 ちょっと、資料の要求をしておきたいと思うのです。国税庁の部長さん、おいででございますか。  最近新聞でだいぶ出ております労音と労演の問題について、資料をひとつお願いしたいと思います。五つばかりありますから、御記憶願いたいと思いますが、労音と労演の団体数、これは県別にひとつ出せましたら出していただく。第二としまして、個々の課税額と未徴収額及び総額、これは地域別に出していただく。それから、納税指令書発行件数。三つ目は、差し押えをしておるそうですが、差し押え個所が何個所、その理由。四つ目は、今後差し押えを行なおうとするところがあるかないか。あればその予定地。それから、方針。それに関連した……

第43回国会 大蔵委員会 第32号(1963/07/06、6期、日本社会党)

○柴谷要君 現在の国債はどのくらいあるのか、三つばかりお尋ねしますが、一括お答えをいただきたいと思います。  国債の中で外貨債はどのくらいあるか、その率は国民所得に対してどのくらいの率になっておるか、この点を最初にお尋ねいたします。
【次の発言】 最近、国際競争力を増強するために、減税等の見地から、国債を発行するという議論が起こっているようですけれども、政府は国債発行に対して基本的な考え方がおありだと思うのですが、お聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 外貨公債については、今国会で、基本法ともいうべき外貨公債の発行に関する法律というのが成立したわけですが、政府は、この外貨公債の基本的……

第45回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1963/12/16、6期、日本社会党)

○柴谷要君 時間がないので、ごく簡単にひとつお伺いしたいと思うのですが、入場券の割り当て販売については、目下のところわれわれの認識でいきますと、まあまあ結果がいいと、こういうふうに言えるかと思うのですが、それに関連して二、三小さな問題ですけれども、新聞に報道されてその結論が出ていないものがあると思いますので、少しくお伺いしたいと思います。  その前に、この資金財団十三万三千五百枚というのは「割定、宝くじ、その他事業用」と、こうなっておりますけれども、いずれの場所に――もちろんこれは金融機関だと思いますが、「割定、宝くじ、その他事業用」と、こうなっておりますけれども、その内訳がおわかりでしたら、……

第45回国会 大蔵委員会 第3号(1963/12/16、6期、日本社会党)

○柴谷要君 時間が長期にわたりますので、二時間になんなんとしますので、総裁にはすわったままで御答弁願うように委員長からひとつ……。

第45回国会 大蔵委員会 第4号(1963/12/17、6期、日本社会党)

○柴谷要君 答弁は簡単でいいのですが、二、三御質問したいと思うのですが、麦の減収が百八十六万五千トン、これは農林省の統計によってこういう数字が出ておるということですが、実際に耕作者が減収といっている額がどのくらいになっておるのか。農林省が一方的に自分のところの集計だけで百八十六万五千トンと出したのじゃなくて、農家自体が減収量というものはこれだけであるということを耳にしていると思うのだが、その額はまとまったものをお持ちですか。
【次の発言】 そうなると、保険金の支払いは個々の耕作者ではなくして、何か特定のところにがっとおろすのですか。
【次の発言】 そういう形をとれば、個々の農家に保険金の支払い……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1964/01/28、6期、日本社会党)

○柴谷要君 大臣に御出席をいただいて質問をする機会を与えていただきましたことにお礼申し上げたいと思います。特に大臣は御多忙であり、すでに二つ目の会議がもはや瞬間的に始まっておる、こういうお忙しい日程であるそうでございますので、要約して重要な点だけお伺いして質問を終わりたいと思います。  まず第一点は、オリンピックとはどういうものかということを学校の先生が小学生に質問をしたら、家を建てることであり、道路をつくることがオリンピックだと、こう答えたという話を聞いたのであります。そこで、まさしく名答だと私は思うのでありますが、道路という道路は掘り返され、ダンプがわがもの顔で走り回っているというのが実情……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 閉会後第2号(1964/09/15、6期、日本社会党)

○柴谷要君 関連。  私も、河野先生が御指摘になりましたように、たいへんな問題だと心配をしている一人でございますけれども、どうも私、国民感情として割り切れないものがある。二十数種目ある中で、陸上と水上だけがほかの大会に参加した人たちを締め出す、どうも感情的に割り切れない。特に陸連と水連がそういうかたい決定をしたというのですが、他の競技は、そういうことをきめないで自由に参加ができる。こういう足並みのそろわない国際競技団体というのは、一体どういう考え方で陸連と水連はいるのか。この世界のその要職にある人の心境を実は聞きたいくらいなんです。  そこで、かつて衆議院のやはり委員会で、事務総長さんは極力努……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第3号(1964/02/13、6期、日本社会党)

○柴谷要君 御報告いただきましたので、まず最初に警察庁の高橋さんにお尋ねをいたしたいと思うのであります。オリンピック開催にあたって、何といっても交通問題、刑事問題はたいへんなお仕事であろうと思います。御報告を聞いておりますと、着々その実をあげつつあるということで非常に心強く思うわけでありますが、それだけに関心が深いものですから、二、三点御質問をいたしておきたいと思います。  交通警察活動と警備警察活動とに分けまして、オリンピック開催時において、最小限度の動員でも六千人、多いときには二万四千人からの警察官を必要とするというお話でございましたが、警視庁の現況から言いまして、二万四千人の動員が一体可……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第4号(1964/02/19、6期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、前回大臣に御質問申し上げたときに、遠からずオリンピック施設の問題、あるいは関連問題について査察をするという御答弁をいただいて、実は大いに期待しておった。期待の中にも二通りある。一つには、オリンピックの施設の進行状態を促進させる、あるいはその施設を施すために都民にたいへん迷惑をかけている、こういう点は、査察の結果大臣から適切な手が打たれる、これが一つであります。もう一つは、大臣の査察ということが行なわれますと、報道関係がその査察の状態等を全国民に機関を通じて知らせる、これはいい機会であるからオリンピックの熱を上げるために、担当の大臣である佐藤さんは大いにオリンピックのPRをする……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第5号(1964/03/23、6期、日本社会党)

○柴谷要君 ただいま御説明をいただきましたので、大略は承知をいたしたのでありますが、少しこまかいことをお尋ねするようで恐縮でございますけれども、聖火リレーについてお尋ねをいたしたいと思いますが、アテネ出発が何日ごろに予定をされておりますか。それから沖繩九月二日というようにお聞きいたしましたが、途中日航機による聖火の輸送でありますから、一日で飛んでくるとは思いませんので、そのアテネ出発から途中の経過を少しくお話をいただきたいと思います。
【次の発言】 初めての経験なものでございまして、詳しいことをお尋ねするようで恐縮でございますが、この聖火の飛行機にお乗りになる方々は大体どういう方でいらっしゃる……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第6号(1964/04/13、6期、日本社会党)

○柴谷要君 オリンピック東京大会を記念して千円の臨時補助貨幣を発行するということは、たいへん意義あることで、賛意を表する次第でありますが、一体この法律案が、読んでみまするというと、時限的なものであるか、それとも永続的なものであるか、表題から見れば時限であるように考えられるが、しかし通貨取り扱い上の問題を考えた場合には、時限ではないような意味を持っている、こういう点が考えられるのでありますが、この取り扱いはどう考えておられるのか、冒頭にお尋ねをしておきたいと思います。
【次の発言】 千五百万枚の発行ということがほぼきまっているようでありますが、需要によってはそれ以上も考えておる、こういう御答弁で……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第7号(1964/06/05、6期、日本社会党)

○柴谷要君 治安対策の問題を一、二点お伺いいたしたいと思うのであります。それは、13の「オリンピック国民運動推進機関等との連携の強化」という項がございますが、これは、警察庁としては、中央の国民推進運動の機関との連携強化であろうか、こういうふうに思うわけです。その関連を持って、実は私どもも地域住民の一人として、この国民運動推進がどのように進展をしておるかということを、関心を持っておるわけでありますが、遺憾ながら、まだ東京都民のものになっていないという思いを強くするわけです。  その中で、特に私は強く推し進めていかなければならぬと考えまして、過日町会を単位に、国土美化推進委員会の設置を、これは目黒……

第46回国会 決算委員会 閉会後第1号(1964/06/30、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(柴谷要君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動がございましたので、報告いたします。小酒井義男君が委員を辞任され、その補欠として成瀬幡治君が選任されました。  以上でございます。
【次の発言】 昭和三十七年度決算外三件を議題とし、審査を進めます。  本日は、厚生省の決算につきまして審査を行ないます。  まず、厚生省の決算につき説明を求めます。梅本官房長。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査報告を聴取いたします。
【次の発言】 それでは、これより直ちに質疑に入ります。  御質疑のおありの方は順次御発言を願います。

第46回国会 決算委員会 閉会後第2号(1964/08/31、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(柴谷要君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告をいたします。  去る八月二十六日、成瀬幡治君が委員を辞任され、その補欠として小酒井義男君が委員に選任されました。  また、本日、加藤シヅエ君が委員を辞任され、その補欠として亀田得治君が委員に選任されました。  以上でございます。
【次の発言】 それでは、昭和三十七年度決算外三件を議題とし、審査を進めます。  本日は防衛庁の決算につき審査を行ないます。  まず、防衛庁の決算について説明を求めます。高橋防衛政務次官。
【次の発言】 次に会計検査院当局から検査報告を聴取いたします。樺山会計検査院第二局長。

第46回国会 決算委員会 閉会後第3号(1964/09/01、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(柴谷要君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  それでは、委員派遣の報告に関する件を議題といたします。  先般当委員会が行ないました昭和三十七年度決算外三件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のための委員派遣につきまして、それぞれの班より報告を求めます。  それでは、第一班東北班につきましては、私より報告をいたします。本班は、本年八月五日から十一日までの七日間、山崎理事、天田委員と私が参加をして、宮城県、岩手県及び青森県において、昭和三十七年度を中心とした経済企画庁、大蔵省及び農林省所管の決算並びに県財政等の実情を調査いたしました。  最初に、大蔵省関係の……

第46回国会 決算委員会 閉会後第4号(1964/10/30、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(柴谷要君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  去る十月二日、大谷藤之助君が委員を辞任され、その補欠として田中清一君が委員に選任されました。  また十月二十日、田中清一君が委員を辞任され、その補欠として大谷贇雄君が委員に選任されました。  また昨二十九日、二宮文造君及び天田勝正君が委員を辞任され、その補欠として小平芳平君及び向井長年君が委員に選任されました。  また本日、向井長年君及び小平芳平君が委員を辞任され、その補欠として天田勝正君及び鬼木勝利君が委員に選任されました。  以上でございます。

第46回国会 決算委員会 閉会後第5号(1964/11/04、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(柴谷要君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  それでは、昭和三十七年度決算外三件を議題とし、審査を進めます。  本日は、通商産業省、日本開発銀行、日本輸出入銀行及び中小企業金融公庫の決算について審査を行ないます。  まず、通商産業省の決算につき説明を求めます。村上通商産業政務次官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査報告を聴取いたします。
【次の発言】 次に、日本開発銀行の決算について説明を求めます。平田総裁。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査報告を聴取いたします。
【次の発言】 次に、日本輸出入銀行の決算について説明を求めます。森永総裁。

第46回国会 決算委員会 第11号(1964/06/10、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(柴谷要君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告をいたします。  五月二十一日亀田得治君が委員を辞任され、その補欠として佐野芳雄君が選任されました。五月二十五日鈴木市藏君が委員を辞任され、その補欠として上林忠次君が選任されました。五月二十八日塩見俊二君が委員を辞任され、その補欠として西田信一君が選任されました。六月二日佐野芳雄君が委員を辞任され、その補欠として私が選任されました。六月六日鬼木勝利君が委員を辞任され、その補欠として渋谷邦彦君が選任されました。以上でございます。
【次の発言】 この際、理事の辞任及び補欠互選の件につきおはかりいたします。……

第46回国会 決算委員会 第12号(1964/06/12、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(柴谷要君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  本日、鬼木勝利君が委員を辞任され、その補欠として渋谷邦彦君が選任されました。以上でございます。
【次の発言】 それでは昭和三十七年度決算外三件を議題とし、審査を進めます。  本日は、北海道開発庁の決算につきまして審査を行ないます。まず、北海道開発庁の決算について説明を求めます。佐藤国務大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査報告を聴取いたします。
【次の発言】 それでは、これより直ちに質疑に入ります。御質疑のおありの方は順次御発言を願います。

第46回国会 決算委員会 第13号(1964/06/26、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(柴谷要君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、継続審査要求及び継続調査要求についておはかりいたします。  昭和三十七年度一般会計歳入歳出決算、昭和三十七年度特別会計歳入歳出決算、昭和三十七年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和三十七年度政府関係機関決算書、昭和三十七年度物品増減及び現在額総計算書、昭和三十七年度国有財産増減及び現在額総計算書、昭和三十七年度国有財産無償貸付状況総計算書の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお審査並びに調査を継続することとし、本院規則第五十三条により、継続審査要求書並びに継続調査要求書を議長に提……

第46回国会 大蔵委員会 第2号(1964/01/28、6期、日本社会党)

○柴谷要君 四国班は、天田理事、川野委員と私とが参加し、租税、金融及び専売事業につき、四国財務局、高松国税局及び日本専売公社高松地方局管下における、それぞれの所掌業務を中心として調査を行ないました。これら業務の一般概況につきまして詳細に申し述べることは割愛いたしまして、以下特異な事情、今後配慮を要すると思われる事項等につきまして御報告いたします。  まず、財務関係について申し上げます。  四国財務局管内の金融の状況について見ますと、地方銀行四行、相互銀行六行、信用金庫二十二金庫の昨年十二月の資金量は五千五十二億円、融資量は四千百三十九億円に達し、一昨年同期に比較して総額としては順調な伸展を示し……

第46回国会 大蔵委員会 第3号(1964/02/04、6期、日本社会党)

○柴谷要君 食糧庁長官、昨年の三十七年産米の審議の第一段階、二月八日に提案説明があって、二月十四日に質問を少しした。そのときに関係大蔵当局の委員諸君は全部出席されておった。ところが農林関係が出て来ない。いろいろ国会のほうで連絡等が不十分で、開会になってから連絡でもしたのでおそく来たのかと思ったら、そうじゃなかった。その際に大蔵当局からの答弁は、自今そういうことのないようにいたします、今回はまことに申しわけありませんということが議事録に残っている。きょうはどうでございましたか。提案説明がされておるときに、あなたのほうの関連の仕事である法律案の提案説明がなされておるときに、列席せられておりましたか……

第46回国会 大蔵委員会 第5号(1964/02/13、6期、日本社会党)

○柴谷要君 「国有財魔法第十三条の規定に基づき、国会の議決を求めるの件」の提案に関連をいたしまして、官財局長にお尋ねをしておきたいと思うのでありますが、政府は近く国有財産法の一部改正の法律案を国会に提案をしようとしておりますが、大体その見通しはいつごろになるでありましょうか。
【次の発言】 政府にそのような意図があることが現在わかっているのでありますが、その関連について二、三質問いたしたいと思います。  国有財産法の一部改正の第一点は、国有財産の総合調整に必要な手続の改正をしようと、こういうねらいがあるようでありますが、一体その総合調整に必要な手続はどのようにお考えになっておりますか、それをひ……

第46回国会 大蔵委員会 第6号(1964/02/18、6期、日本社会党)

○柴谷要君 これは質問ではありませんが、天田委員が重大な提案といいますか、質問の中で提案されたような気がいたしますが、国有財産の管理について、本院の意思がすみやかに解決を要望しているというふうに判断をいたします。そこで、大蔵省はこの問題についてすみやかに対処するように、特に委員長に要望していただきたいという点を申し上げたいと思います。  それから、第二は、この事案に対する経過の概略を本委員会の全員に配付すること、この資料をひとつ要望したいと思う。それから、国有財産で訴訟を今日行なわれておる件数、これもひとつ同時に本委員会に配付をお願いしたい。これを、委員長、要求を出します。

第46回国会 大蔵委員会 第12号(1964/03/06、6期、日本社会党)

○柴谷要君 この法律案の改正の趣旨は、現行規定の整備をはかる必要が生じてきたので改正をしたいと、こういう提案の理由になっておるのですが、現行規定の整備をすべき諸点、それからどうしても改正しなければならぬという理由、これらについて詳しくひとつ御説明いただきたい。
【次の発言】 端的にいえば、省令である程度規制をしておったものが、今日の情勢では省令でなしに本法にして十分に処置をしたい、こういう考えというふうに了解をしたいと思うのです。  そこで、第二の問題をお尋ねするわけでありますが、この表示器なるものが一体どういう程度に使われているものか。まあ、その型の違うもの、あるいは形式の違うもの、いろいろ……

第46回国会 大蔵委員会 第17号(1964/03/19、6期、日本社会党)

○柴谷要君 租税三法は衆議院の通過を見ない前に本格的、審議に入るというのは、これまた野党の絶大な協力あればこそできるわけであります。歴史始まって以来のことだと思うのであります。その三法の質問に入ります前に、重大な問題を三点だけ御質問申し上げておきます。  まず第一点は、先ほど所得税法の提案説明が終わる直後に、「昭和三十九年  一月二十九日提出した所得税法の一部を改正する法律案中別紙のとおり修正することについて、国会法第五十九条の規定に基づき、本日衆議院に対し要求をしたから通知をいたします。」、こういう書面を見た。それに対するごく簡単なお話を伺いたい。この内容についてまず伺っておきたい。このよう……

第46回国会 大蔵委員会 第18号(1964/03/24、6期、日本社会党)

○柴谷要君 予算委員会の審議が多忙な時刻に、大蔵委員会に時間をさいて大臣の御出席をいただきましたことを、冒頭にお礼を申し上げたいと思います。  まず、第一にお伺いいたしたい点は、聞くところによるというと、所得税法は本日衆議院の本会議によって可決をされるという見通しにあることを聞いております。それが本院に送られてまいりまして、これから本格的審議ということになりますと、あまりにも日数が短いのではないかという感じがまず第一にいたします。同時に、一月の二十九日に衆議院に提案をされた所得税法が、あるいはその他の税法が、衆議院に非常に長期にわたって審議をされておる。ところが、参議院に送付されてきまするや、……

第46回国会 大蔵委員会 第21号(1964/03/27、6期、日本社会党)

○柴谷要君 十四件の法律が一括上程になっておりますので、質問がバラエティーに富むかと思いますが、右に飛び左に飛び御質問をいたしますので、お答えをいただきたいと思います。  まず最初に、地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、税関支署及び税務署の設置に関し承認を求めるの件について御質問を申し上げます。特にお答えをいただきたいと思いますのは国税庁長官にお願いをいたしたいと思います。  この承認案件は、税務署を増設し、税関支署を設けて納税者の便益をはかる、こういうことがうたわれております。特に最近、大都市におきまする税の業務というものは非常に膨大になってまいりました。そのために設置が必要だという……

第46回国会 大蔵委員会 第22号(1964/03/28、6期、日本社会党)

○柴谷要君 大臣、予算委員会でだいぶ御多忙だというので、一問だけでけっこうでございますから、お答えをいただきたいと思います。衆議院にこの揮発油税の改正が行なわれました際に、同僚井手委員から大臣に御質問をいたしました中で、四十年度以降農林漁業の問題については前向きの姿勢で検討をしたい、こういう御答弁がなされましたが、その点今日の段階でもお変わりはございませんですか。
【次の発言】 土曜の午後にわたってまでわれわれの審査に御協力いただいておりまして、まことにありがとうございます。これから質問いたしたい関係の個所は、建設省、大蔵省、運輸省、この三省にわたって質問いたしまするので、それ以外の方々はどう……

第46回国会 大蔵委員会 第23号(1964/03/30、6期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、日本社会党を代表いたしまして、上程されました第三法、所得税法の一部改正、法人税法の一部改正及び租税特別措置法の一部改正、各案に対しまして反対の討論を行なわんとするものであります。  まず最初に申し上げますことは、現存の税制のあり方を考えます場合、何よりも国民にとって税金が高過ぎる、その負担が公平を欠いているということであります。私は以上の立場から、以下反対の理由を申し上げます。  第一に、本案は減税でなくて、逆に増税案であるということであります。国民の租税負担率は前年二一・七%から三二・二%へと急激に増大しておるのであります。昭和三十六年税制調査会が答申いたしました、社会保障……

第46回国会 大蔵委員会 第27号(1964/04/14、6期、日本社会党)

○柴谷要君 専売公社の総裁には、たいへんお忙しいところ御出席いただきまして、ありがとうございました。五、六点お伺いいたしたいと思うのでございますが、まず冒頭に、四月十七日の日に半日ストライキというものが行なわれようとしております。これに関連をいたしまして、公社として今日どういう姿勢でおられるのか、これを防止するためにどのような手を打っておられるのか。それから、このような事態になった今日までの経緯について、総裁から御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 今日までの経緯から概略をお話ししていただいたので、わかってまいったのでありますが、賃金問題について、昨年の十月以降百八十余日にわたって熱……

第46回国会 大蔵委員会 第37号(1964/06/09、6期、日本社会党)

○柴谷要君 関連で二、三御質問したいと思うんですが、国有財産地方審議会の昭和三十一年六月から法制化される三十二年六月までの一年間は、閣議決定によって審議会が発足をしている。自来、三十二年六月から三十七年三月までの統計が出ているわけです。その統計を見ますというと、六年間で大体開催された審議会の回数が二百七十一回、これを区分をいたしますというと、関東が五十一回、近畿が三十回、北海道が十四回、東北二十二回、東海二十回、北陸十九回、中国三十回、四国が二十七回、北九州が二十七回、南九州が三十一回、こういう二百七十一回の開催になっている。六年間に北海道のごときは十四回しか開催をされておらない。これを一年に……

第46回国会 大蔵委員会 第38号(1964/06/11、6期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、存日米軍に対する施設の提供について、少しくお伺いをいたしたいと思います。  これは日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく地位に関する協定等によって、もちろん国有地のみならず民間も使用できる、こういう協定になっておりますが、大蔵省所管の一般会計所属の普通財歴は一体どのくらい提供しているのか。昭和三十六年度の調べでは、千百六十二億円に相当する米軍に施設の提供がある。それは普通財産の総額二千九百二十五億から見ますると約四〇%に該当するという白井が出ているわけです。自来三年を経過いたしておりますから、返還なり、交換なり、いろいろその間で行なわれたと思われ……

第46回国会 大蔵委員会 第42号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○柴谷要君 ただいま上程されました案件は、国民金融公庫法の一部改正でありますが、本法案の現在までの経過を振り返ってみますると、第四十回の国会から四十四国会まで経過をたどってきているわけでございます。その間、審議未了に及ぶこと四回、継続審議は第四十一回の国会で行なわれた、こういう経緯をたどっております。  数多くの法律案が国会に上程をされて、審議をいたしておりますけれども、一国会で審議が終わらないで、継続審議あるいは廃案になりましても、次期国会等においてはほとんどの法律案が成立をしておるというのが現状ではないかと思うのであります。ところが、このように数多くの回を重ねておりますこの法律案には、相当……

第46回国会 大蔵委員会 第43号(1964/06/26、6期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。国税庁の職員は、採用になりますと、月給をいただいて、それで将来自分は何年で大体定年になるから、何年までつとめようということで、鋭意努力されているのが国税庁の職員であると思います。やめられるときには所定の退職金をいただいて、そうしてそれから自分が進むべき道は、いずれにつとめようが、あるいは試験を受けて何になろうが、こういうことが社会通念でなかろうか。そうなりますと、在任期間の二十五年あるいは三十年、こういう年数は恩給なり年金なりで支給されるわけであります。私はそれで官庁につとめた人たちは従来であれば満足していると思うのです。それを一般と違った試験をやって税理士の免許を付与し……

第48回国会 決算委員会 第7号(1965/03/18、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(柴谷要君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和三十八年度決算外三件についてその概要説明を求めます。  まず、昭和三十八年度決算及び三十八年度日本専売公社の決算につき説明を求めます。田中大蔵大臣。
【次の発言】 次に、日本国有鉄道の昭和三十八年度決算につき、説明を求めます。松浦国務大臣。
【次の発言】 次に、日本電信電話公社の昭和三十八年度決算につき説明を求めます。徳安郵政大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院より昭和三十八年度決算検査報告の概要について説明を求めます。小峰会計検査院長。
【次の発言】 以上で昭和三十八年度決算に関する概要説明の聴取は終了いたしまし……

第48回国会 決算委員会 第8号(1965/05/07、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(柴谷要君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  去る四月十三日、理事北口龍徳君が委員を辞任されたため、現在理事が一名欠員となっておりますので、まず、その補欠互選を行ないます。  互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。それでは理事に北口龍徳君を指名いたします。
【次の発言】 それでは昭和三十八年度一般会計予備費使用総調書(その2)外四件、昭和三十九年度一般会計予備費使用総調書(その1)外二件及び昭和三十九年度一般会計国庫債務負担行為総調書を一括議題とし審査を行ないます。  まず、概……

第48回国会 大蔵委員会 第14号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○柴谷要君 私、すわって質問しますから、政府側もすわって御答弁いただきたいと思います。  時間がありませんので、ごく簡単に伺いたいと思うのですが、三月九日の新聞に、学校に払い下げたのに国有地がマンションに変わっておるということで、地方自治体である目黒区議会がこの国有地の追及を行なうと、こういうような見出しの新聞が出ておるわけであります。私も目黒に在住をしておりまして、この問題については相当関心を持ってながめてきたのであります。  しかも、学校といっても特殊学校で、どもりの学校を建設をする。その申請は、社会福祉法人で楽石社というのが当時申請をいたしまして、大蔵省がこれに許可を与えた。しかし、その……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 決算委員会 閉会後第3号(1965/09/01、7期、日本社会党)

○柴谷要君 その前にひとつ。この三十八年度のは大蔵省が非常に克明につくっていただいたのですが、これを読んでいただければ同じことだと思います。省略して、これをそっくり速記録へ載せてもらう、こういうことで、委員長、時間の節約をはかりたいと思います。
【次の発言】 大蔵省と日本専売公社、国民金融公庫、決算の説明及び会計検査院の検査報告については、説明を省略をし、直ちに質疑に入ることの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、日本専売公社の総裁以下関係者に、二、三質問をいたしたいと思います。  参議院選挙終了直後から、専売公社の総裁以下幹部の皆さん方には、小林議員の問題をめぐって日夜たいへんな努力を……

第49回国会 決算委員会 閉会後第4号(1965/09/02、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。大臣ただいまそういう御答弁でございますけれども、前任者である愛知文部大臣が、かつて大蔵委員会で、田中蔵相に対して当問題を質問しましたそのときに、出席されましてね、やはり過密問題を解消するためには、そういうことも考えなければならぬだろう、文部省としては、これから大いに検討してみる、こういう御答弁をなさっているのですが、そういうことは、文部省として、一向に、あなたの代になったら、そういうものは帳消しになってしまって、かかったことなんですか。ちょっと関連がなさ過ぎると思うのですね。それは政府自体として、本格的な閣議決定にはなっていないかもしれませんが、とにかく東京――都市の過密……

第49回国会 決算委員会 閉会後第6号(1965/09/30、7期、日本社会党)

○柴谷要君 時間がありませんので、質疑をするのをやめまして、首都高速道路公団の理事長さんに資料の要求だけひとつしておきます。  それは来月二日に行なわれます首都高速道路公団小委員会において間に合わせていただきたいということで、三点ばかり要求しておきますので、これをひとつ御提出願いたいと思います。  まず第一に、首都高速道路公団発足当初の建設予定は、額にして千二百億、キロ程にして七十キロ、完成は四十三年、料金はキロ七十円、二十年償還ということが、公団発足当時の目標であった。それが今日どういうふうに変更になっておるか、この基本的なものがどう変わっておるか、これについてわかりやすく説明をしたものをひ……

第49回国会 産業公害対策特別委員会 第1号(1965/07/30、7期、日本社会党)

○柴谷要君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、委員長に紅露みつ君を推選することの動議を提出いたします。

第50回国会 決算委員会 第3号(1965/10/20、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、畜産局長と競馬会の理事長に質問をいたしたいと思います。  去る九月三十日の決算委員会のときに、同僚議員の大森君から、競馬会に八百長があったのではないか、こういう質問がありました。これに対して理事長からの御答弁が、金銭の授受は認めたけれども、実際の専門家その他がいろいろ検討した結果、事実上勝負の上にはそういうものは出ておらない、こういう御答弁があったように私は記憶をいたしております。その際に、警視庁から何らの連絡もないのでと、つけ加えておりますけれども、その後八百長問題に対する見解が、中央競馬会としてはっきり把握できたかどうか。この点からお尋ねをいたします。

第50回国会 決算委員会 第4号(1965/10/25、7期、日本社会党)

○柴谷要君 大臣は……。
【次の発言】 私はいまの問題と全然違うのでございますが、大臣にお尋ねをいたしたいと思います。それは、所管は経済企画庁でございますけれども、最も関連のあるお仕事でございますので、この際、大臣に御見解をお尋ねをしておきたいと思います。と申しますのは、東北開発株式会社が計画をいたしておりましたむつ製鉄株式会社というものがございます。これは青森県の下北半島の一画にあるむつ市に製鉄所をつくる、こういうことで、むつ製鉄株式会社をつくって鋭意検討をしておる。その検討の段階の中では、非常に砂鉄量も多くて有望な製鉄所ができる、こういうことで実は東北地方における開発の一端として、まことに……

第50回国会 決算委員会 第5号(1965/10/27、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、台風二十九号によるアグリガン島付近における漁船の遭難についてちょっとお尋ねしたいと思います。気象庁の「台風第二十九号について」という報告によりますと、「英文および和文によって海上の船舶に対して……放送した。……台風の位置、強さ、進路の予想内容は現在の技術水準および体制からみておおむね適切であった」と、かような報告がなされているわけです。さほど適切なものであったならば、台風二十九号を避けて、このような避難が起きなかったと思うのでありますけれども、気象庁はどのようにこの遭難を見ておられるのか、まずその点からお伺いをしてみたいと思います。

第51回国会 決算委員会 閉会後第1号(1966/06/29、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。  きょう出席を要求しておる初等中等教育局長、それから大学学術局長、体育局長、三人とも局長が出席できないで、審議官なり課長なりの出席ということは、文部省はどういうわけだ。その三局長が出席できない理由をひとつ聞かしてもらいたい。あなた方にわからぬか、それは。
【次の発言】 局長が出席ができない、そのかわりに出ろと、こういうことであなた方は下命で来たのだろう。それでは局長はどういう理由で来られないのか。ほかは、大蔵省は政務次官以下局長全部出られている。文部省だけだ、三人の局長を要求しておるにもかかわらず、一人の局長も来ておらぬというのは、一体どういうわけだ、理由があるだろう。……

第51回国会 決算委員会 第3号(1966/02/04、7期、日本社会党)

○柴谷要君 大尉がいなくなったので質問ができなくなったのですが、厚生省にいまの資料の要求の追加をしておきたいと思うのです。通産省で輸出額が全然わからぬというばかげた行政をやっておるので、はなはだあ然としちゃったのだけれども、血液銀行が扱った数量というものはわかると思うのです。その中で国内でどのくらい使って、あとはどうしたのか。これは調査したらわかると思うのです、厚生省のほうで。その資料をひとつあわせて要求をしておきたい。これは通産省がそういうことを知らぬと、こういう答弁したことは、明白に議事録に残っておるのだから、次回の委員会に通産大臣の出席を求めて、ひとつ追及をしたい、こう思うので、ひとつそ……

第51回国会 決算委員会 閉会後第3号(1966/07/01、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。大臣に一間お尋ねしておきたいのですが、松山刑務所事件に関連しまして、法務省の事務次官と矯正局長が六月三十日付をもって訓戒という処分を受けた。これは松山事件に関連をしての処分と、こういうことでございますか。その点をひとつ大臣から直接お聞きしたい。
【次の発言】 私は順序が逆だと思うのですね。真相が明らかになって、そうしてしかるべき責任者の処分が終わって、その上に立って矯正局長なり事務次官の責任というものが重大である、だからこれを処分をするのだということになって行なわれた処分ならば、ある程度納得がいくのです、われわれ官僚人としてかってのそういうふうな経緯をたどってきてみると。……

第51回国会 決算委員会 閉会後第4号(1966/07/02、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私、一言だけお尋ねをいたしますが、三十九年度の国立国会図書館関係の歳入でございますが、歳入予算に対して歳入済み額は二百六十五万九千七百十二円の減少となっておる。この原因はどこにあるのか。それからこれに対する対策というものは、どういうふうにお考えになっておられたか、これだけひとつお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 関連して。いま弾劾と裁判官訴追委員会の問題が出ましたから、ちょっと要望しておきたいと思うのです。というのは、裁判官訴追委員会は衆議院の第二の地下一階を提供してもらって、りっぱな事務室もでき、それから委員会議場もできて、私はこれはまあ非常に衆議院の第二会館の建設の……

第51回国会 決算委員会 第7号(1966/02/16、7期、日本社会党)

○柴谷要君 一言だけ……。  長官は最近長官になられたので、あなたを責めるわけじゃありませんけれども、どうも国会に出てきて答弁されるのに用意が少し足りないような気がする。私聞いておりますと、後日調べるとかなんとか言って逃げているようだが、そういうことになりますというと、お気の毒ですけれども、林野庁だけ一日みっちりこの決算委員会やらなければならぬ。だから、少なくとも二時間なり三時間の間に済ませよう、こういうわれわれ決算委員会の気持ちも十分ひとつ参酌されて、それで後日調べて御答弁申し上げますというようなことでなしに、自信を持ったあなた方の行政をしておるのだから、自信を持って答えられるように随員を連……

第51回国会 決算委員会 第10号(1966/02/25、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は運輸省の航空局の関連について少しく質問をいたしたいと思うのであります。  さきに発生をいたしました航空史上まれに見る大事故、この事故によって今日まで関係当局並びに関係者がたいへんな努力をされておることは日常十分承知をいたしておるのでありますが、百三十三遺体のうちで、昨日四遺体の収容ができ、残り二十遺体がいまだ残っておる、こういう実情の中にあるようでありますが、運輸省としてはそれに対する万全な対策ができておられるかどうか、まず最初に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 私が昭和三十一年に国会に出ました翌年かと思いますが、当時全日空が大事故を起こしております。このときの社長が、……

第51回国会 決算委員会 第12号(1966/04/04、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。局長いまたいへん明確に答えられたのですが、絶対ないと。絶対なんということばは使えるはずはないですよ。あなたが絶対と言うなら、私も言いたくないのだけれども、資料を持っている。持っているけれども、これは大森委員の質問された趣旨と少し違った見解を持っているから、これは質問しないのだけれども、絶対なんて言い切れる筋合いのものではありませんよ。それで、要求されておりますから、全国のやつを詳細に調べて資料として出してやってください。それはあなたはきれいごとを言うようだけれども、まだ会計検査院としては絶対なんというきれいなことは言えませんよ。いいですか、その点。あなた言い直すならいまの……

第51回国会 決算委員会 第13号(1966/04/20、7期、日本社会党)

○柴谷要君 ちょっと関連して、会計検査院と法務省に尋ねておきたいのです。大森委員が提起した問題について会計検査院が再調査を始めた、こういうことの答弁のようだけれども、これから決算委員会が関係者からいろいろ事情を聴取をする、そういう問題について疑点が生まれた場合には、再調査というものをあらためて会計検査院がすべてのものに対してやるのか、これが一つ。  それから、疑点があると、こういうことで質問が法務省に向けられたときには、これを法務省としてはただいまのような手続でもってやられるのか。  それから、決算委員会で取り上げた問題は、一切今後そのような取り扱いをやられるのか、この点を明らかにしておいても……

第51回国会 決算委員会 第16号(1966/06/06、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は本日お尋ねをいたしますのは、衆議院並びに参議院の事務総長さんに少しく人事、給与の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。しかし、衆議院側の総長さんに対しましては、別な観点の御質問をいたしたいと思うのであります。本院にわざわざお越しをいただいて御答弁をいただきます衆議院の総長さんに心から敬意を表し、御多忙のところたいへん恐縮に存じております。よろしくお願いをいたします。  まず第一にお尋ねをいたしますのは、裁判官訴追委員会は衆議院所属になっておることは御承知のとおりでございます。そこで、この問題をまず最初にお尋ねをいたしたいのでありますが、訴追委員会の事務局長というのは歴代裁判……

第51回国会 大蔵委員会 第2号(1965/12/29、7期、日本社会党)

○柴谷要君 提案者の山中先生には委員長として衆議院で大役をお引き受け願いまして、十一時から御出席のようでございますが、ただ一問だけお尋ねしておきたいと思います。  このような重要な法律案が三党共同提案で修正になって参議院送りになってまいりました。しかし、いまこれを見ますると、私は即成ではないか、時日をかけて十分審議をして、衆議院の皆さんがほんとうに納得の上で参議院送りをされてきた法案とは私は受け取れない感が深いのです。提案説明によりますというと、全会一致ということと、それから特例が設けられて、石油ガスの問題等についてはこれで対処できたのだ、こういう御説明でございますので、その点は了解ができます……

第51回国会 大蔵委員会 第4号(1966/01/18、7期、日本社会党)

○柴谷要君 昨年五月三十一日、通産大臣のあっせんで、当時の通産大臣は櫻内大臣でございましたが、日産とプリンスの合同が大臣のあっせんで決定を見ました。自来、その通産省のあっせんの線に沿って努力を続けて両社がきていることは事実でございますが、ただ、資本の形からいいますと、日産は非常に膨大でありますし、プリンスは小さいということで、日産からプリンスにたいへんな圧力が加わっておるという事実が最近指摘されてきた。それと同時に、日産に働く労働者とプリンスに働く労働者の条件がおのおの異なっておる、この問題が非常に実は問題になっておる。で、この問題について、日産の川又社長がプリンスに対して不当労働行為的な問題……

第51回国会 大蔵委員会 第5号(1966/02/14、7期、日本社会党)

○柴谷要君 この法律案は年々提出をされて全会一致で可決されておる法律案でありますけれども、そのつど注文がついているわけです。一昨年の決定の際には、このような法律案はもはややめにして、むしろ米穀価格決定の際考慮すべきではないかということを申し上げたら、しかるべくという答弁であった。昨年もまたそのような御意見もあったようですし、それから税制調査会の意見としても廃止すべきであるという方向が出ているように聞いている。一体いつまでこれをこういう方式をとっていこうと考えておられるのか、その見通しについて伺いたいと思います。
【次の発言】 四十年の所得税並びに法人税はどのくらい減免されておるか、もう数字が出……

第51回国会 大蔵委員会 第6号(1966/02/15、7期、日本社会党)

○柴谷要君 わが党も本問題には重大な関心を持っているので、いずれ質問いたします。しかし、わが党が質問したときに、国有財産局長は、目下検討中ですとか、あるいはこれこれで回答ができませんというようなことのないように、そのかわり、しかるべく時期を十分選定して質問いたしますから、そういうことのないように、ひとつ準備はいまから着々としていてもらいたい。  で、特に申し上げておきますが、中尾委員に対して気の毒なように私ども聞いておるわけです。検討中であるとか、まだ想像の域を出ていないというようなことであって、そういうことではいけないと思うので、どうかひとつ、われわれも時期を見計らって質問をいたしますから、……

第51回国会 大蔵委員会 第7号(1966/02/24、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、ちょっと古い問題でございますけれども、本院の決算委員会で昨年十二月二十五日に、大蔵大臣の部下である政務次官と通商産業省の軽工業局長が立ち会い人となって、マルマンという会社に特別融資をされたという問題が決算委員会の問題になった。この問題は、むしろ、決算委員会の問題というよりも、すでに大蔵委員会の問題という場になってまいりましたので、問題を提起された委員と話し合いをして、本委員会に問題を移したわけです。  そこで、本日、二、三問題をお尋ねをして明らかにして、問題の解決に当たっていきたい、こういうふうな観点から質問を展開するわけでありますが、マルマン融資の問題について大臣はどの程度……

第51回国会 大蔵委員会 第8号(1966/03/01、7期、日本社会党)

○柴谷要君 一体、通行税というのはどのくらいあがっておるんですか、金額。
【次の発言】 その内訳を、国鉄とか……。
【次の発言】 いま説明を聞くというと、だいぶ通行税が入るようだけれども、これは国鉄職員が切符を売る際に徴収をしておるので、手数は、国鉄が手数をかけて徴収しておる。手数料はどのくらいもらっておるのか。国鉄のほうから答弁をしてください。
【次の発言】 手数料をもらえないような仕事をなぜやっておるんですか。手数料をきめてもらったらどうです。
【次の発言】 それは確かに廃止を望む声は国鉄ばかりでなしに、税体系全体から考えた場合に、通行税なんというのは廃止すべきだとわれわれ思う。思うんだけ……

第51回国会 大蔵委員会 第9号(1966/03/03、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は一問だけ。すでに運輸委員会が討論に入ったそうですから、国鉄運賃値上げが決定してこの問題が通りませんと、たいへんなことになりますから、簡単にやります。  日本国有鉄道の資料によりますと、諸外国における通行税というのは、西ドイツがかかっておるだけで、ほかはかかっておらぬ。非課税なんです。それで、大体西ドイツの鉄道状況というのは、国家的に非常に鉄道に対して助成ということを行なっておる。日本とはまるっきり違う。これは鉄道諮問委員会で検討してみたのでありますが、まさしく国有鉄道らしい運営を西独はしておるわけです。ところが、日本の国鉄はそうではなくて、企業努力にまかせっぱなしというのが実態……

第51回国会 大蔵委員会 第10号(1966/03/17、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、きょうの参議院の大蔵に出席されておる農林省の関係者はいまの答弁ぐらいしかできない立場の人たちだと思う。たとえば金融課長であるとか、それから農林省の経済局参事官であるとかいうようなことで。ところが、衆議院の大蔵委員会には農林経済局長、農政局長、畜産局長、園芸局長と、みんな局長がずらって出て、農業近代化資金の運用の面について、たとえば食肉の問題はどうなったとか、具体的な事例をずっと説明をされて、委員諸君にある程度、納得したかどうか知らぬが、その説明がある程度行き届いている。ところが、きょうのあなた方の説明では、やはり近代化資金がどう使われてどうなって、どれだけ国のために貢献をして……

第51回国会 大蔵委員会 第12号(1966/03/24、7期、日本社会党)

○柴谷要君 農業部門の近代化をはかり、生産性を高めることは、今日の農業政策の基本であると私は思うのであります。農業近代化助成資金は、財政に余裕のあった三十六年度に設置をされて以来三十九年度まで、一般会計から二百八十九億円を繰り入れてきたものであって、財政事情が苦しくなった現段階で、一般財源として扱い、吸い上げることが何か当然のような印象を受けているのであります。しかし、農業近代化助成資金は、名のごとく、現在の日本の農業を近代化して、そうして苦しんでおる農民階層の水準を高めていこうという大目的のために私はこれを設置されたものと想定をしておる。それを吸い上げてしまうということは、どうも本旨にもとる……

第51回国会 大蔵委員会 第13号(1966/03/25、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関税というのは、どうもしろうとで非常にふえてな内容なんで、こまかい質問になるかと思いますが、ひとつわかりやすく教えてもらいたい。勉強させていただきたい。衆議院ではわが党は賛成法案としてこれを処理してきておりますから、まあわが党としては、私が代表質問のような形で質問すれば終わりになる。それだけに責任もありますので、しろうとの私が質問することでばかばかしいような質問があるかと思いますが、ひとつ懇切丁寧に御答弁をいただきたいということを、まずもってお願いを申し上げておきます。  第一に御質問申し上げますのは、税関の事務量が最近非常に増加をしておる。それは日本の経済が発展をしていけば、もち……

第51回国会 大蔵委員会 第16号(1966/03/30、7期、日本社会党)

○柴谷要君 おもにきょうは物品税について御質問したいと思うのですが、その前に、昨年もいろいろ議論されたのですが、四十一年度税制改正の基礎になった生計費は、独身者の場合一日当たり百八十六円八十七銭、一日二千五百カロリーを基礎にして数字が発表されて、これがあれば生活ができるんだと、こういうことで議論はずいぶんいたしましたが、今回の減税案をめぐっては、あまりこの生計費の問題が議論されないできましたですね。これは一体どういうことなんですか。これからひとつお聞かせおき願いたいと思います。
【次の発言】 女子大学の家計費研究会の会員の一人が、四十年度の報告の中で、消費者物価指数の上昇率を政府見通しの四・五……

第51回国会 大蔵委員会 第17号(1966/04/12、7期、日本社会党)

○柴谷要君 まず、建設省に伺いたいのでありますが、都市開発という非常に大きな構想が立てられ、そのために特別会計を必要とするということで特別会計の措置が行なわれたのでありますが、資金がわずかに十五億。ところが、建設省が都市開発のために必要とする資金は、大蔵省に要求した額は二百三十億と承知をしておる。それで特別会計をつくって目的を達しようと、こういうふうに考えられたのが建設省の方針であった。それが十五億の特別会計になってしまった。一体これで何ができるのか、その説明をひとつわかるようにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 私の聞いておるのは、その十五億の内容を聞いておるのももちろんのことなんです……

第51回国会 大蔵委員会 第18号(1966/04/14、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私の質問をいたしますのが六点でございますが、まず最初に、公庫の総裁に伺っておきます。その一つは、国民金融公庫の業務の円滑な運営をはかるために理事をふやす、それから監事の権限を直す、こういうことになっておるんだが、一体今日まで国民金融公庫の作業の実態から考えてくるというと、理事をふやすと同時に、そのもとにあるところの部長、課長あるいは係員、こういうものもふやしていかなければ円滑な運営はできないと、こう思うのです。理事をふやすということは総裁の権限で総裁の任命になるわけですから、六人が今度七人に法が改正になれば、総裁が任命ができる。ところが、監事は大臣がこれを任命、こういうことになるわ……

第51回国会 大蔵委員会 第20号(1966/04/21、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、地震保険の問題で、内容につては同僚議員から詳しく質問があるようですから、私は現在起きております松代の地震でございますね、この松代地区に対して、現在の地震保険法が適用されるのはどういう姿になっていったらば適用されるのか、それとも適用はだめなのか、これをひとつ明確にしてもらいたいと思う。できれば、私ども希望としては、できるだけ早くこの法律案が通れば、松代のいま悩んでおります住民のためにこの法律が生きるのだ、こういうことになら、これはやはりわれわれ国会議員としてすみやかに考えなければならぬ、こう思いますので、この経緯についてひとつお聞かせをいただきたい、こう思います。

第51回国会 大蔵委員会 第21号(1966/04/27、7期、日本社会党)

○柴谷要君 交付税率が二・五%引き上げになりましたが、その根拠をひとつ示してください。
【次の発言】 二・五%アップというと大体五百八十六億の増になる、いういう計算になりますね。昭和四十年度当初と比べてわずかに三百三十五億しかふえない、こういうふうな私のほうの計算なんだが、国税の減税による交付税のはね返りが五百八億である――まあ五百七億といま言われましたから、五百七億、これでは地方団体の必要とする財政需要をまかなえるとはどうも思えない。この点について、間違いなく地方財政に潤いがあるような交付税になるのかどうか、この点をひとつ明確にお願いしたい。

第51回国会 大蔵委員会 第22号(1966/05/10、7期、日本社会党)

○柴谷要君 地震と火災との問題ですがね、たとえば地震のために火災が発生をした、ところがそれは一部分だ、ところが二時間、三時間たってその火災が鎮火されないで類焼していった、そうするとその二時間、三時間後の火災のもとは地震だから、これは地震に該当して、火災保険は払わないで、地震の関係だ、こういうような問題が出てくる場合があると、この場合に、二時間、三時間後に平静になって、そうして類焼した人が、はたしてそれで納得できるかどうか。これは大きな問題になると思うんですが、この点はどうお考えになっておられますか。
【次の発言】 そうなると、何か地震保険をつくったといっても、三割しか支払われない、最高が九十万……

第51回国会 大蔵委員会 第25号(1966/05/31、7期、日本社会党)

○柴谷要君 これは税務署が二カ所できるのですね。これはまあ分割ということで、大森が雪谷に分割をされる。大森はそのまま残り、雪谷ができる。それから、もう一つは福岡に設けられる。二つ新設されるわけでございますね。ところが、これはあれですか、三十九年だと思うのですけれども、墨田の税務署が本所と向島に分かれましたね。この分かれたときの説明を聞きますと、付近住民の利便をはかるために、一カ所ではあまり広範な、範囲が広過ぎて一カ所ではいかぬから分割をして、まあ納税者のための利便をはかる、こういうことが言われたわけです。ところが、依然としてもとの墨田税務署という一カ所の中に、いわゆる向島と本所の税務署が存在を……

第51回国会 大蔵委員会 第27号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○柴谷要君 本特例法では、租税条約に伴うものではなくて、租税協定となっている点については、どう違うのか、これが一点。  それから、この種の法案の場合、脱税の防止という字句が入るものと入らないものとあるけれども、まずその違いをお聞かせいただきたい。
【次の発言】 条約も協定も同じだということならば、統一をして、同じ租税協定であるならば租税協定、こういうふうに統一する、それから脱税防止なら脱税防止という字句が入っておるならば、全部入れると、こういう考え方に、同じになりませんか。
【次の発言】 次に、他の国との租税条約の特例法と比べてみると、アメリカ、スウェーデンの特例とは同じであるが、その他諸国と……

第51回国会 大蔵委員会 第30号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○柴谷要君 きょうは国会最終日、最終日に提案なさる修正案の説明を聞いてみましても、十分な検討はできない。この法律は、建設にかかっております土地収用法と関連を相持っておるということは御承知のとおりであります。もし建設のほうで土地収用法を可決することがなかったとした場合に、この法律を上げても無意味じゃないか、こう思うのです。そういう点から、審議する時間もなし、衆議院で修正された内容についても十分な検討をする期間もない、また、参議院自体これまた修正の意思も持っておるんでありますので、村山君への質問は避けたいと思いますが、遺憾ながら今次国会はおあきらめを願いたい、こういうことを特に私は理事として申し上……

第52回国会 決算委員会 第1号(1966/07/18、7期、日本社会党)

○柴谷要君 会計検査院の答弁がふに落ちない。違ったから悪いというのじゃないですよ。その流用したことが明白になって、しかも決算上出てるんだから、これはいいんだ。いいんだけれども、こういうことを会計検査院が十分指摘をして、そうしてこういう結果が二度と起こらないように、次の年度における予算編成に資するためには、決算委員会はこういう問題についてはどういう結論を出しておくのがいいか、それに対してあなたは明確に出しておらぬ。やむを得なかったからと、こういうことになっている。そうでなく、会計検査院なるものは、費目のないものに支出された場合には――これは理由はわかるんだ、当然使ってもいいんだ、いいけれども、こ……

第52回国会 決算委員会 閉会後第5号(1966/09/27、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私、小林議員の問題を聞こうとしているのじゃない、監理官に一言だけ質問をしたいのです。  というのは、きょうは専売の決算の問題でありますから、先ほど三十六年から四十年度にわたる予算の使途について、資料の上からいろいろ各委員から意見が出されました。四十一年度の決算が来年三月三十一日でつく、この決算をめぐっていま私が考えられますことは、さきに政務次官が答えた、来年度の決算においてはバランスのとれたものにするというようなことを言われましたけれども、私は二十六号台風によって全国的にたばこ耕作者に非常な被害が出たと思うのです。これを調査するだけでも、これから専売公社はたいへんな旅費も必要だろう……

第52回国会 決算委員会 閉会後第7号(1966/09/29、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。私は文部省の問題を小林委員の質問の中で感じたのですが、この問題をめぐっての担当局長さんはどなたですか。それをちょっと伺いたい。
【次の発言】 私がこういう質問をしましたのは、いま、あなたの御説明でよくわかったのですが、課長さんが一人で小林さんの質問に対して御答弁なさっている。まあたいへん御苦労だと思う。だけれども、まあふしぎに思ったことは、いま言われたのでわかりましたけれども、責任ある局長さんという立場の人が答弁しておらぬ。これは私は文部省としてもやはり一考してもらわなければならぬと思う。まあ、きょうはこの程度で小林さんが終わっておられるのですから、いずれまた総括質問なり……

第52回国会 決算委員会 閉会後第8号(1966/09/30、7期、日本社会党)

○柴谷要君 再度休憩にして、委員長理事打ち合わせ会に入ることはけっこうです。ただし、それに対して要望がある。  いままで委員長の報告を黙って聞いておりますと、委員長の報告は、自民党からの提案と、その他各会派の意見とが全く相反する。だから、この報告に対して委員の意見を聞きたい、こういうことで委員長が報告をされたと思う。だから、これに対して、ぜひ資料は出してもらいたい、こういう要求だけすればいいんです。私はそう思うんです。ところが、理事者間において十分話し合えば了解のつくことをこの委員会に持ち出して、くどくど言うから、つまりその景品つきの問題が発生をしてしまった。すでに二宮さんの問題、あるいはその……

第52回国会 大蔵委員会 第2号(1966/07/15、7期、日本社会党)

○柴谷要君 たいへん幼稚な質問かと思うんですが、アジア開発銀行の出資額は私は十億ドルというふうに記憶しておったんですが、そうしましたら、払い込み額は五億ドルで、そのうちの一億ドルが日本の割り当て額、あとの一億ドルは要求に応じて払い込むんだ、こういうシステムになっておるということなんですが、そのような事実でございますか。
【次の発言】 このアジア開発銀行の貸し付けは、加盟国にもちろん貸し付けるのは当然でございますが、その団体にも貸し付けられる。加盟国だけではなしに、その団体ですね、団体にも貸し付けられる。その団体というのは一体どういう団体なのか。私がこれを質問したいと思いますのは、たとえばインド……

第52回国会 大蔵委員会 第4号(1966/07/21、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、日本社会党を代表して、アジア開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律案並びに外国為替資金特別会計法の一部を改正する法律案に対し、反対するものであります。  アジア開発銀行への加盟を通じてわが国が寄与しようとしているアジア極東地域内低開発国の経済開発の促進ということでありますが、そもそも、わが国がアジアの一員として、アジア諸国とのきずなを深め、開発途上にある国々に経済協力の手を差し伸べ、ともに繁栄と平和の喜びを分かち合うことは、まことに望ましいことであり、わが党としてもいささかも異論をはさむものではないのであります。  しかしながら、わが国情を顧みますと、アジアにおける先進国とは……

第55回国会 決算委員会 第5号(1967/05/11、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して一問だけ。けさの新聞に、千葉県の友納知事が佐藤総理のところに来て、自治省あるいは厚生省の官僚は非常に親切だけれども、運輸官僚は非常にいばっている、けしからぬということを言ったということが新聞に出ておる。どうも、厚生省や自治省のほうがそういう印象が深いのだけれども、運輸省は至ってそういうのとは逆だと思っていたのだけれども、友納知事が言うのが事実なのか。一体なんでそういうことを言われているのか、それをちょっと聞きたいと思う。というのは、空港関係、成田の飛行場の関係をめぐって、友納知事と運輸省との間に見解の相違があるのか。何か意見の相違があるのか。どういうことから知事がああいう発……

第55回国会 決算委員会 第6号(1967/05/12、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。長官の話を聞いているというと、どうも頼りないんだな。あなたの言わんとするところは、われわれはこういう場を与えたんですから、あなたがいまきちっと言うべきことは言わなくちゃいかぬと思うんです。というのは、機材が足りない、あるいは施設が足りない、人員が足りない、これ予算をつけろと、そうすればわれわれは最大の努力を払って必ず的確に当てて見せると、それをよこせと、こういうふうに出なさいよ。そうでなけりゃね、限界が来てますの何のかんのと言ったって、国民は信頼しませんよ。だから、観測船が足りなければ観測船をつけろと、人員をよこしなさいと、そうすればわれわれも大いに成果を発揮して当てて見……

第55回国会 大蔵委員会 第3号(1967/03/30、7期、日本社会党)

○柴谷要君 今回の暫定措置法の延期の問題については、これは何といっても政府側に重大なミスがあることは衆議院の審議の過程でわかっていると思う。まあ八条三項の問題は、ただいま山本委員の指摘された問題は衆議院でも問題にならなかった。しかし、慎重に考えますと、やはりこれも大蔵省のミステークだと思う。昨年の十二月三十一日で切れている問題、それから本年三月三十一日で切れる問題、それから四月三十日で切れる、こう三通りを一つの法律で出してきたというところに無理がある。これは大臣も率直に認められて、これに対する態度を明白にいたしませんと、あすの審議に支障を来たします。さりとて、山本委員がこれ以上この問題について……

第55回国会 大蔵委員会 第4号(1967/03/31、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私はごく簡単に政府の見解をただしておきたいと思うのですが、それはほかでもありませんけれども、日本の多くの労働者が組織をしておりますところの消費者生活協同組合の留保所得に対する課税軽減の問題が長い間、総評なりあるいは同盟、中立労連その他組織労働者はもとより、それ以外の消費者、労働組合員の諸君から強い要望として出されているわけです。しかし、その中におきましても、地域生協ではなくて職域生協、この職域生協の問題については何とか留保所得の課税軽減をしてほしい、こういう要望を強くいたしてまいったところであります。今日いまだ実現を見ない状況にございますけれども、政府はこの点をどうお考えになってお……

第55回国会 大蔵委員会 第5号(1967/04/18、7期、日本社会党)

○柴谷要君 きょうは政務次官も御出席のようでありますので、当面の問題を二、三御質問いたしたいと思います。参議院に送付されてきた法律案がまだ一つもありませんし、それから参議院先議の議案等もまだ付託になっておりませんので、それらの問題からはずれまして、当面しております春闘の問題について少しくお尋ねをしてみたいと思う。  いつもながら、春ともなりますというと、労働階級が結束をされて春季闘争というものを展開するわけであります。その中で特に公労協の問題について二、三伺いたいと思うのでありますが、公労協の戦いは、いつもながら当事者能力というような問題が議論されるわけでありますけれども、どうも当事者間で解決……

第55回国会 大蔵委員会 第11号(1967/05/25、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関税定率法の一部改正について質問をいたします。  改正の要点は三点ほどあるんでございますが、その一つに簡易税率制度というものを設けられておる。この趣旨はどういう理由によって考えられておるのか、これがどういう役割りを果たすのか、これによって国民の得る利益はどうあるのか、こういう点についてひとつ説明を願いたいと思います。
【次の発言】 簡易税率制度の創設ということは、端的にいいますというと、通関の迅速化をはかるために、入国者の携帯品について関税及び国内消費税を統合した簡易税率を新設した、こういうふうに理解してよろしいのですか。そういう意味のものですか。

第55回国会 大蔵委員会 第12号(1967/05/26、7期、日本社会党)

○柴谷要君 いよいよ三法の採決に入るわけですけれども、私は少し変わった質問を一間だけしたいと思います。というのは、国民に対して保健上からいっても果実類が必要なことは、これは医学的にも言われておるわけです。ですから、国民の要望としては、安いくだものをたくさん食べたいというのが国民の感情だと思う。ところが、その上については、生産者というものがあって、そうして生産者が完全に成り立っていかなければならぬ、こういう条件がある。ただ、その生産者を守るために国民にわざわざ高いものを食わせるというのが私は政治じゃないと思うが、どうですか。だから、私はいわゆる高い関税をかけて高いバナナを国民に食わせるのではない……

第55回国会 大蔵委員会 第15号(1967/05/31、7期、日本社会党)

○柴谷要君 質問の前に、経済企画庁長官が遠くジュネーブにお使いをされて帰られたときに、その翌日かと思いますが、当院が出席を要求しましたところ、たいへん疲労されて困難な状態であるにもかかわらず出席され、かつ、その後委員会が要求するごとに一〇〇%御出席をいただいて御協力をいただいておりますことを、野党側の理事として心から感謝いたしたいと思います。今後も、審議の進捗状態を考えますときに、長官の出席が大いに期待されるわけでありますが、今後もよろしく御出席をお願いいたしたいと思います。これでお引取りを願いたいと思います。(拍手)  最後に、私の質問でございますが、二、三御質問申し上げて終わりにいたしたい……

第55回国会 大蔵委員会 第17号(1967/06/08、7期、日本社会党)

○柴谷要君 質問は山ほどあるのですが、ごく要領よく二、三質問して終わっていきたいと思うのです。  その前に、郵便切手、収入印紙等の売りさばき人は全国で十万をこえておる、こういうことを聞いておるわけですね。これらの人たちが、切手売りさばき総額の約四%というものを手数料としていただいておると聞いておるわけなんです。そうすると、現行の価格の四%の手数料を受けておるわけです。これが飛躍的に、多い者は十何倍かの価額に上がるわけなんです。この手数料の料率というものは変わりはないものかどうか、それが一つ。  それから、もう一つは、この法案の第二十一条と二十二条によると、登録税は今度、一万円以上納付する場合は……

第55回国会 大蔵委員会 第19号(1967/06/15、7期、日本社会党)

○柴谷要君 資産再評価の問題について、六点御質問をいたします。  まず第一に、再評価積み立て金の最終処理をはかった理由というものについて、ひとつ明確にお答えいただきたい。
【次の発言】 五年間の猶予期間を設けた理由はそれだけですか。それだけの理由で五年間の猶予期間を設けたのですか。
【次の発言】 いままで再評価積み立て金を資本に組み入れることを強制してきたんですね。そのために企業側の影響は一体どうなっているのですか。これがわかったらひとつ説明願いたい。
【次の発言】 どうも再評価績み立て金と資本準備金との関係がよくわからないのですが、これをひとつ明確にわかるように説明してくれませんか。

第55回国会 大蔵委員会 第21号(1967/06/22、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私がいまその問題について質問する。  須藤委員の質問している塚本君というのは、実は目黒に住んでおる。私の居住地のすぐそばにいましてね、その子供も私の子供の行っておる田道小学校に通わせておる。たまたまこういう問題が起きたので、私のところに二回にわたって電話をかけてきた。そこで私は、君のとった態度はよくない、テープレコーダーを持ち込んで同僚の声をとってどうしようとしたのか知らぬけれども、君の行為はよくない、今後注意しろということを言っておきました。そうしたら、以後気をつけます、こういうことになっておる。で、この点は須藤委員に私は伝えるべきであったけれども、きょう質問があるから、質問の最……

第55回国会 大蔵委員会 第23号(1967/06/29、7期、日本社会党)

○柴谷要君 いまの説明を聞いておると、何か妥協の産物がこの法律案改正になってあらわれてきた、こういうふうな印象――まあ印象じゃない。事実なんですね。こんな法律案の改正をしないで、もっと本格的な政策を行なうべきだ。一体、百二十億くらいの特別の金を出す、地方に交付するという内容で、まあ一部改正という法律案が出てきたわけなんだけれども、第一種交付金の九十五億はいいとしても、確かに藤田委員の指摘するように、第二種交付金の二十五億というのはこれはお涙金で、地方でいただいたからといってありがたがるような金額ではないのだな。特に特別区を含んだ市町村の道路財源を充実してやろうという内容なんですが、そんなことが……

第55回国会 大蔵委員会 第24号(1967/07/04、7期、日本社会党)

○柴谷要君 主として運輸省にちょっとお尋ねしたいんですが、石油ガス税は御承知のとおり一昨年の審議で、昨年が一リットル五円、本年が十円、四十三年からは十七円五十銭、こういう価格が決定になった。それを本年の十円を二カ年間時限立法で延ばそうというねらいはどこにあるのか、この解釈をどう運輸省は考えておられるか、まずそれから聞いていきたい。
【次の発言】 主としてLPガスを使っておるのは、都内をかけめぐっている営業車、つまり法人車並びに個人タクシーなどが多くこれを使っておる。そうなるというと、従来ガソリンを使っておったよりも収益が非常に高くなってきておる、こういうことで、事業成績は非常に最近上がっておる……

第55回国会 大蔵委員会 第25号(1967/07/06、7期、日本社会党)

○柴谷要君 いま部長のことばの中にね、こういう場所で言うのはどうかと思いますが、目下のところふえております、総裁、副総裁の言によって四億本までふやしていきたいと思いますと。こういう場所でどうかと思いますがということばはどういう意味だ、それは。増加しているということはいいことじゃないか。専売公社の努力が、君らの発言によってわれわれも認識することができるわけだ。そういうことは、どうかと思うというのじゃなくて、堂々と言うべきですよ。努力している結果を控え目にすることはないのだ、専売公社はこれこれこういうぐあいで努力しておりますと。で、将来に向かっては四億本か五億本も出したいと思います、まあ順調に伸び……

第55回国会 大蔵委員会 第26号(1967/07/11、7期、日本社会党)

○柴谷要君 もう時間ですから、一問だけお尋ねしておきたいと思うのです。  実は、総裁が御就任になりましたときに、当時問題になっておったが、特に民間から総裁に御就任になりました関係で、総裁の心境をお尋ねしておきたいと思いますことは、かつて、専売制はやめて、そしてこれは民間にしたほうが、安いうまいたばこが供給ができる、こういう宣伝が非常に俗にされておった。また、一面、本格的な運動も展開されかかった。ところが、当時の阪田さんのときでございましたか、専売制をきちっと堅持していくのだという方針で、政府もそういうことになった。そういううわさがだいぶ盛り上がってきたのですが、民間から総裁に御就任になりまして……

第55回国会 大蔵委員会 第27号(1967/07/13、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、質問というよりも、投資信託協会に要望があるのです。というのは、実は、ざっくばらんに、こういう機会ですから、会長さんにお聞き取り願いたいと思うのですけれども、最近の世評というものはあまりいいものが出ていないわけですね。たいへん批判的なんです。もっともっと大蔵省が投資信託等については監督を厳重にして、そうしてやらなければいけない、手ぬるいじゃないか、何をしているか、こういう声が強いのです。それと同時に、一面皆さんと十分話し合う機会がないために、意思の疎通というものが欠けているんじゃないか、それから来る多少のあれもあろう、こう思うのですが、法律案が出たから懇談するというのではなしに……

第55回国会 大蔵委員会 第29号(1967/07/18、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。外務省の答弁は奇々怪々だ。何も、君が大臣から下命を受けて審査に入っておるかどうかということを聞いておるんじゃない。青木委員は、阿波丸事件についてはかくかくの理由が存在をするので再検討をする用意があるかどうかということを聞いている。君は説明員として来ているわけです。だから、下命があるとかないとかというんじゃなしに、委員の御発言については、いまのところ外務省としては検討はしておりませんが、帰って上司にこれを報告いたします、御趣旨を徹底させます、こういう答弁がなぜできないんですか。そういう答弁があってしかるべきだ。われわれの要求はそういう答弁を望んでいる。君に即決しろったって、……

第55回国会 大蔵委員会 第31号(1967/07/21、7期、日本社会党)

○柴谷要君 いよいよ時間が切迫いたしまして、長い質問もできませんので、要約して政府に二、三点伺いたいと思うのでありますが、まず第一に、引き揚げ者等に交付いたしまするこの交付金の内容が、私どもが農地補償法を審議いたします際に、外地引き揚げ者あるいはその他まだ戦争後の処理のできない問題がたくさんある、こういう問題について政府は一体どう考えておるのか、こういうことで質問をいたしたのでありますが、順次時を経るに従って政府としても善処をしていきたい、こういう答弁をなされておることは確実であります。しかし、まあこの段階でくどいことは申し上げませんが、引き揚げ者としても今回の処置には満足をしていないのではな……

第56回国会 決算委員会 第2号(1967/08/03、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は議事進行について提言したいと思うのですが、参考人に問いただすには限度があると思う。ですから私は非常な重大な問題ですから、時期をあらためて証人として喚問すべしということを提言したいと思う。一応委員長のほうで御考慮を願いたいと思う。
【次の発言】 一言関連して。いま亀岡副長官のたいへん慎重かつ、何といいますか、含みのあるような御答弁があったんですがね。私は内閣調査室その他がやっておる仕事はね、聞けば、何だこんなことかというようなことなんですね。実際そうなんですよ。われわれよく知っておるんです。そういうものを、もったいぶった言い方をするから、国民がよけい何か疑惑を招くような形になる。……

第56回国会 決算委員会 第3号(1967/08/09、7期、日本社会党)

○柴谷要君 最初に本日予定しておりましたが、時間がありませんので、急遽変更をして質問の要旨を緊急問題に切りかえました。と申し上げますのは、実は衆議院の予算分科会で問題になりました政府と日通との食糧輸送をめぐっての問題の討議が行なわれたのでありますが、これが中途はんぱに終わっております。これがために疑惑を国民に投げ与えておりますので、決算委員会を通じて明確にしたい、かように考えて準備をいたしておりましたが、時間の関係上できませんので、この点は、次回に譲ってゆっくり時間をとり質問をいたしたい、かように考えますので、本日は食糧庁に対して資料の要求だけいたしておきたいと思います。  まず第一に資料の要……

第56回国会 決算委員会 閉会後第3号(1967/10/25、7期、日本社会党)

○柴谷要君 連絡不十分だとは何だ、その連絡不十分という理由をもっと明確にやってもらいたい。

第56回国会 決算委員会 閉会後第4号(1967/10/27、7期、日本社会党)

○柴谷要君 特に運輸省の自動車局長さんにお伺いをいたしたいのでありますが、本年八月二十一日に、行政管理庁から運輸省に対して勧告が行なわれました。その勧告の内容は、一つには、一般乗用旅客自動車運送事業の免許及び認可について。第二には、山間割り増し制度について。その二つの問題に対する勧告がなされております。  第一の問題は、個人タクシーの申請がなされてきておりますけれども、相当の件数が未処理になっておる。これは運輸省としてはすみやかに処理をしなければいけない、こういう勧告の内容であったように記憶をいたしております。  第二には、山間割り増しについては、本制度の創設当時と比較をして、今日では情勢が異……

第56回国会 決算委員会 閉会後第5号(1967/11/13、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は専売公社に対してちょっと質問をいたしたいと思います。  まず第一に、最近専売公社は新品種の研究が完成をしたといって近々に発売をする、こういうことが新聞紙上に出ておりますし、新製品の研究に怠らず努力をしているということを聞いておるわけですが、その方向なり見通しは一体どういうものか、それをひとつ御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 喫煙者に対する健廉ということを考えながらニコチンなりタールの少ない、しかも害が少なくて味は落ちない、全く理想的な品物の研究になると思うのですが、実はきのうの新聞だったと思うのですけれども、日本のたばこには水銀というものが非常に多量に含まれておる。……

第56回国会 決算委員会 閉会後第6号(1967/11/14、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は関連で一言だけお尋ねするわけですが、それは具体的な例として白金のかつての迎賓館、いまの自然公園のところから省線の五反田駅に向かって最近開通したこの高速道路下です。この下に自動車がつまり置き捨てになっている。これが砂ぼこりをかぶって全く見るもむざんな何といいますか非常な状態になっている、インドネシアの大使館の前の通りをずっと。一体あれは自動車の駐車場として公団は利用するのか、それともかってに使わせておくのか、今後それを取り除かせてきちっとした整理をするのか、これをひとつ聞かせてもらいたいと思います。
【次の発言】 行って見てもらえばわかるのですがね。道路なんというものじゃないので……

第56回国会 決算委員会 閉会後第7号(1967/11/15、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、農林省、特に食糧庁の長官にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、最近北海道の通運業者連絡会の会長及び九州通運業連絡会の会長名をもって上申書が農林大臣あてに提出されております。その上申書の趣旨というのは、昭和四十三年度政府所有食糧及び農産物等の運送請負人の決定につき、会計法第二十九条の三第一項の手続を、遅滞なく実施せられたい、こういう趣旨の上申書が出されております。一体、この趣意書を見ますると、四十二年の十一月二十日ごろまでに回答がなければ、この四十三年度の問題に対しての解決にならぬので法廷で争いをする、こういうようなことが付記されているように私は見ているのであります。どうし……

第56回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1967/10/13、7期、日本社会党)

○柴谷要君 大臣には、閣議、大蔵委員会、これから引き続き、十二時から内閣委員会となかなか御多忙のようでありますから、簡潔にお聞きいたしたいと思いますので、わからなければわからない、やるならやる、やらないならやらない、こういうふうにひとつ明確にお答えいただきたいと思います。と申し上げますのは、ほかでもありませんが、私どもが一番注目をいたしておりまする人事院の勧告の問題でございます。これは政府のほうでも、口を開きますと、人事院の勧告は完全に実施をいたします、このようにおっしゃっておられるわけですが、閣議で完全実施ということにはならなかったわけです。多少は時日がおくれておる。これが非常に公務員並びに……

第58回国会 決算委員会 第2号(1968/02/28、7期、日本社会党)

○柴谷要君 大蔵省並びに専売公社に、二、三質問をいたしたいと思います。  まず最初に、四十一年度の税収の決算剰余額は六百二十一億で、かなりのものとなっている。この額が生じた理由を、ひとつ克明に説明を願いたいと、こう思います。
【次の発言】 そういう説明であるならば、四十一年度の税収の決算剰余額六百二十一億はその後どのように処理をされてきておるのか、それもあわせてお聞きしたい。
【次の発言】 まあ大体わかりましたが、四十一年度の税収の決算では、補正後の予算額をかなり上回った剰余額が生じてきた、そういうことになるというと、四十二年度の決算においても相当の増収が生じているのではないか、こう思いますが……

第58回国会 決算委員会 第6号(1968/03/13、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。聞いておると、あなた方は、決算委員会でどういう問題が爼上に乗るかということを前日なり、前々日質問に来ているのだな、あなた方の担当者が。それで、それを持っていって、そして本日の答弁の材料にしようとしているわけなんです。それを調べてきているのにかかわらず、きょうのあなたの白々しい答弁は承知できないよ。達田委員のところにあなたのところの担当者が来て、事情を詳細聞いているわけです。三時間、五時間あれば、現地にすぐ電話したって調べられるはずですよ。それをあなた、何です、その白々しい答弁は。そういう不誠意な答弁じゃ、やはりぼくらも一言言わざるを得ないと思う。もう少し事実を事実として言……

第58回国会 決算委員会 第16号(1968/05/08、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、前回に引き続きまして、日通の今日まで行なってまいりました米麦輸送の問題について、少しくお伺いをいたしたいと思います。  特に、米麦輸送の問題につきましては、日通並びに全国通運、これに食糧庁、三者が一体となって研究会をつくられ、鋭意検討してきているようでございますが、前回は七、八回ぐらいまでの経過の報告をいただいたわけでありますけれども、その後結論に達しているのかどうか、十回以降の研究会の内容について、少しく説明をいただき、これに対する詳細にわたっての質疑をいたしたいと、かように考えますので、十回以降の研究会の経過を克明にひとつ報告をいただきたいと思います。

第58回国会 大蔵委員会 第2号(1968/02/29、7期、日本社会党)

○柴谷要君 毎年毎年出されておりますこの法律案は、減税という、農家にとっていいことでありますので、この問題については賛意を表したいと思うのですけれども、少し二、三点お伺いしたいのですけれども、そのことは、昭和四十二年産の米穀において、政府に売り渡すのに昭和四十二年九月二十旧までに申し込む、こういうことになっておりますが、北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、新潟、富山、石川及び福井の各県の区域において生産される米穀については同年八月三十一日まで、こういうふうに、ここで二十日格差をつけておるのですけれども、むしろ北海道、青森とか、東北六県のような寒い地域のところを早めておるというその理由で……

第58回国会 大蔵委員会 第3号(1968/03/05、7期、日本社会党)

○柴谷要君 ちょっと資料の要求をお願いしたいと思います。経済援助資金特別会計法及び余剰農産物資金融通特別会計法を廃止する法律案が出されてきておりますが、この法律を廃止するにあたって、設立以来どのような収支出が行なわれておるか、これをひとつ資料として提出してもらいたいと思います。これはできるでしょうね。特別会計の収支出ですね、これをきょうの段階まで克明にひとつ資料として出してもらいたい。委員長、これを要求いたしておきます。

第58回国会 大蔵委員会 第4号(1968/03/07、7期、日本社会党)

○柴谷要君 資料を請求しておきたいと思うのです。  交付税と、それから譲与税の借り入れ金をめぐって自治大臣と大蔵大臣との間に覚え書きが締結されているわけです。これはあるでしょう、覚え書きが。
【次の発言】 その覚え書きを印刷をして配付してもらいたい。
【次の発言】 そんなばかなことがありますか。自治大臣と大蔵大臣との間に交付税のあれをめぐって覚え書きが締結されている。そんなものをいまごろ隠したってだめだよ。何ならこっちが印刷してそっちに配ってやる。いいかい。そんなものは出せる、出しなさいよ。皆さんに見せるといいから。その資料を要求して、きょうはこれで終わります。

第58回国会 大蔵委員会 第5号(1968/03/12、7期、日本社会党)

○柴谷要君 最後の質問をちょっといたしますが、余剰農産物資金の借り入れを米国から三百八十億行なって、そうして現在これは四十年年賦で返されるようですが、大体利息はドルで支払いされれば三分、こういう形の金で運用されているわけでございますね。それを年四分で融資をして、今日十年余を経過をいたしましたので、大体まあ元金三百八十億が四百五十九億にふくれ上がってきている、こういうのがこの会計の実態だと思うんです。それで、その中の貸し付けが四百五十四億であり、現在現金が五億ある、こういうことが報告をされているわけでございますが、この余剰農産物の貸し付けの融資先を見ますというと、たとえば地方自治体である神奈川県……

第58回国会 大蔵委員会 第8号(1968/03/26、7期、日本社会党)

○柴谷要君 アジア開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案について御質問をいたしたいと思います。  今回、アジア開銀に対して、アメリカは二億ドル、日本が一億ドルを特別基金に拠出しようとしていますが、わが国の拠出額はアメリカの強い要請によったものであるのか、それとも、わが国が独自の判断で拠出額を決定したものであるのか。もしもわが国がアジアにおける先進国としての立場から、東南アジアの農業開発を真剣に考慮した上での発意であるならば、少なくともアメリカと同額くらいの拠出を行なう一方、いまだ拠出を決定していない先進国に対してもすみやかに拠出するよう促進方を話し合いをすべきだと思います……

第58回国会 大蔵委員会 第9号(1968/03/28、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関税定率法の一部改正案につきまして二、三質疑をいたしたいと思います。  まず、第一に、最近アメリカが実施しようとする課徴金そのものはガットの規定に違反するものであると私は思うのであります。それにもかかわらず、アメリカが実施の方向に傾いているのは、国際収支の改善、ドル防衛という表向きのねらいのほかに、二つの背景があるといわれております。その一つは、輸入課徴金創設のきっかけとなったEECにおける国境税の強化であります。もう一つは、米国議会を中心とした保護貿易主義の台頭という国内問題がからまって表面に出てきたと思われる節があるのであります。もしそうであるならば、特に秋に大統領選挙が控えて……

第58回国会 大蔵委員会 第10号(1968/04/02、7期、日本社会党)

○柴谷要君 デンマークとわが国との二重課税の回避のための特例法、この問題についてではなしに、関連がございますので、二、三質問をいたしたいと思いますが、隣国である韓国との租税条約締結交渉が昨年来持たれてきておるわけです。一体その交渉経過の見通しはどうなっているのか、まずこれを聞きたいこと。  それから、昨年来、日本商社は、課税問題で韓国の税務当局との間にごたごたを起こしておるけれども、現在政府間の話し合いは一体どうなっておるのか。このごたごたの問題が解決をしておるのか、この点についてまず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 第二問目は、ただいま説明がちょっとなされましたけれども、現在申告に基……

第58回国会 大蔵委員会 第11号(1968/04/04、7期、日本社会党)

○柴谷要君 国債整理基金特別会計法の一部改正法律案について二、三質疑をいたしたいと思います。  まず、最初に、政府は四十三年度の国債発行額を六千四百億円として、歳入予算の国債依存度を四十二年度当初の一六・二%から一〇・九九%に引き下げたこととし、これをもって四十三年度の予算を景気抑制型であるとする有力な根拠としております。しかしながら、四十二年度の国債発行額は、当初予定の八千百億から、まず七月に決定した七百億円が削減をされ、さらに最終的には二百億前後が再減額される見通しとなっております。また、四十二年度の出納整理期間中に発行されるという三百億程度は、実質的には四十三年度に入ってからの四月に発行……

第58回国会 大蔵委員会 第12号(1968/04/05、7期、日本社会党)

○柴谷要君 委員長、関連して。  本日は、山中議員にはたいへん御苦労さまでございます。修正にあたりましての御努力をるる開陳をされまして、私ども参議院といたしましてもその趣旨に沿って努力をしたいということで、実は本日本会議があるにもかかわらず、大蔵委員会は並行審査を要求をいたしまして審議をするという熱意を示したわけでございます。これと申し上げますのも、実は本日と九日と二日間しか審議日数がない、こういう事情でございます。しかしながら、事前に私のほうにはそのようなお話がございましたので、私は、まあできるだけ衆議院のお考えになっておりまする考え方が最もこの法律を処理するにあたって適正である、かような意……

第58回国会 大蔵委員会 第13号(1968/04/09、7期、日本社会党)

○柴谷要君 それじゃ第一問、トランジスターテレビ等について軽減税率の適用を認めたのは、新産品で、いわば将励的な意味からくるものと私は考えているのだが、しかし、これらの各種物品については、すでに試販的なものと見るのは少なくて、すでに十分市場性を有し、かつ、収益力も、むしろ関係業界の中心的位置を持っていると私は判断をする。そういう意味から、今回の処置がはたして妥当であるかどうか、この点をひとつ説明を願いたいと思う。
【次の発言】 暫定措置は、意図して国際競争力の点に焦点を合わせて採用されたものだと私は考えております。しかし、これら物品に本則を適用せず、あえて軽減税率を適用しなければ国際競争にうち勝……

第58回国会 大蔵委員会 第14号(1968/04/12、7期、日本社会党)

○柴谷要君 税制調査会は、かつて間接税と直接税の比率がどうあるかについては、結果的にそうなるのであって、ある意図をもって均衡を変更する必要はないといっております。今年度は国税収入の直間比率を見ますと、四十二年度補正予算後の数字は三九・九%、四十三年度予算で見ますると四〇・三%へと間接税が伸びております。これには意味があると考えていいのか、均衡していると考えるべきか、この点をひとつお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣は、昨年でしたか、売り上げ税というものを創設をしたいというようなことをちょっとほのめかしたことがある。酒、たばこ、物品税を来年度も上げないとしたら、歳出の増大、国債圧……

第58回国会 大蔵委員会 第15号(1968/04/16、7期、日本社会党)

○柴谷要君 前回に引き続きまして、法人税の問題について少し質問し、それから租税特別措置法について質問したいと思います。  今回の改正案は、改正部分について問題はないとしても、法人税改正法案が提出された以上、中小法人に対する軽減措置がはかられていないということはまことに遺憾であります。われわれはこの点は非常に不満に思っている。すなわち、税率の引き下げはもちろんでありますけれども、一番疑わしいのは同族会社の留保所得課税であります。これは同族会社は中小会社であり、法人の九〇%以上を占めるものであるから、考えれば、同族会社こそ内部留保が必要であると考えますが、これに特別な課税をすること自体に無理がある……

第58回国会 大蔵委員会 第16号(1968/04/18、7期、日本社会党)

○柴谷要君 酒、たばこの問題で、ごく簡単にきょうは質問をいたします。  酒が四月一日から値上げになるということになっておったのが、国会審議が慎重審議せられた結果、衆議院修正で五月一日ということになりました。それによって減収になること四十億、しかし、予算はすでにその以前に通過しているわけです。この四十億の減収に対してどういう見解を持っておられるか、これをまず聞かせてもらいたい。それについては、四十億の減収で予算が通っても一向に差しつかえないような顔を政府はされているが、そうすると、もう一カ月くらい延ばしても差しつかえないように、こう思うのですが、その回答いかんによっては慎重に審議していきたい、こ……

第58回国会 大蔵委員会 第17号(1968/04/19、7期、日本社会党)

○柴谷要君 酒、たばこの問題については質問者がたくさんおりますので、関連質問ぐらいしかできないので、ちょっとここで聞いておきます。  専売公社の中にたばこ研究所というのがあるそうでございますね。このたばこ研究所に勤務を命ぜられた職員が非常に愛煙家であった。ところが、勤務がえをされて研究所へ入ると、一年足らずでたばこをやめてしまう。別にだれにも強要されたわけじゃない、自然発生的にたばこの害というものを認識したのかどうか知らぬけれども、全部やめてしまって、ほとんど研究所の職員の方はたばこを吸っておらぬという話をかつて研究所に勤務している人から聞いたのですが、これは事実ですか。こういうことだと、国民……

第58回国会 大蔵委員会 第18号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました製造たばこ定価法の一部を改正する法律案及び酒税法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行なうものであります。  まず、第一に、両案に対する改正理由に、意図せざる減税が行なわれているので、その是正のために引き上げ改正を行なうものであるといっております。すなわち、税調答申を引用いたしますならば、酒税について見れば、その税率が所得、物価水準の変動と無関係に定額に据え置かれているため、税負担が相対的な低下を来たし、他の諸税の税負担との間の均衡を失しているものと認められる。また、たばこについて見ると酒税と同様の事情があると、この……

第58回国会 大蔵委員会 第19号(1968/04/25、7期、日本社会党)

○柴谷要君 実は二間ばかりお尋ねしておきたいと思うのです。  従来税務署設置という問題については、納税者の利便をはかるためにけっこうなことだというので、大して質疑もなしに大体法案を通していたのが慣例なんですよ。まあ私も今回もそのつもりで長時間審議しようとは思っておりませんが、ただ、税務署を回って見て、税務署の職員からよく言われることは、納税件数がふえ、しかも金額が非常に高額になってきているのにかかわらず、職員数が依然として変わらない。一人のノルマというものが非常に高いものになってきておるので、何とかひとつ国会で増員の要求を認めてもらうように努力してもらえないかという声が圧倒的に強い。これはまあ……

第58回国会 大蔵委員会 第24号(1968/05/14、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、きょうは時間が制約されておるので、ごく簡単に二問だけお聞きしたいと思います。わが党委員が相当長時間にわたって質疑をされました。もうお尋ねすることはほとんどないのですけれども、ひとつポイントになる点だけをお尋ねしておきたいと思うのです。  合併と転換の見通しの重要なポイントは、第六条の第二項以下の問題だと思う。これは基準ですね。それから合併、転換が、一号としては、「金融の効率化に資するものであること。」、それから、二号として「当該地域の中小企業金融に支障を生じないこと。」、三号、「金融機関相互間の適正な競争関係を阻害する等金融秩序を乱すおそれがないこと。」、それから四号として、……

第58回国会 大蔵委員会 第25号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○柴谷要君 いまの答弁で了承しましたが、前の答弁ではまずいのです。というのは、私は理事をやってきまして、非常に苦心した。ですから、政府がもう少し法案提出に配慮を加えてくれれば、十分に両院で審議して、スムーズにいかなくても、かなりいくと思ったのです。ですから、この点は大臣にいま御答弁いただいたので、とやかくお聞きしませんが、少し政府としても御検討いただく必要がある、こう私も思います。
【次の発言】 私、少しの時間質問して終わりたいと思いますから、採決の用意を願いたいと思います。  先ほど先輩木村先生からお尋ねがあった問題でございますけれども、特別会計から森林開発公団へ直接出資できるようにしようと……

第58回国会 大蔵委員会 第27号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○柴谷要君 大臣もお疲れだと思いますので、また、局長さん方もすわってひとつ御答弁願いたいと思います。最後の大蔵委員会のようでございますから、私もすわらしていただいて質問をいたします。  本改正案によりますと、国債元本償還予算額は四十二年度で二百十七億円、四十三年度で六百九十三億円でありますが、これに対して長期国債の利子負担は四十二年度が七百九十四億円、四十三年度が千二百三十三億円で、いずれも利子のほうが元本償還を大きく上回っております。今後国債がますます累積していくことが予想されますが、国債残高の国民所得に対する国際比較ではまだ低いという説明がなされているのでありますけれども、一千億を優に上回……



各種会議発言一覧

4期(1956/07/08〜)

第26回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○柴谷要君 山川先生に一言お尋ねいたしたいと思いますが、大へん私どもに数字的に参考になる御検討をいただいた御発言がございまして、非常に私ども参考になりました。その数字の中で一、二お尋ねいたしたいと思うのでありますが、特に御検討いただいております内容の中で、運賃のあと払い、特に駐留軍関係あるいは新聞社関係その他防衛庁の外郭団体等のことをお調べいただいたようでありますけれども、その数字を分けて、あと払いの状態が駐留軍関係がどのくらい、それから新聞社あるいは防衛庁関係がどのくらいかという数字がお調べになっておられましたらお聞かせいただきたいのでございますが。

第26回国会 建設・運輸委員会連合審査会 第1号(1957/04/16、4期、日本社会党)

○柴谷要君 私は不勉強で少し要領がわかりませんで、とてつもない質問になろうかと思いますが、一つお教えをいただきたいと思うのです。国土開発縦貫自動車道建設法というものができた、これがまだ不備であるから高速自動国道法案を提出した、このように理解をしていいか。まずこの理解の点からお話しをいただきたい。政務次官がおいでのようですから、政務次官一から……。
【次の発言】 そこでその点からお尋ねをしていきたいと思うのですが、国土開発縦貫自動車道路問題については少くとも開発道路としての性格がある。それから高速自動車道路法案はいわゆる時速道路として設置をしたい、こういうふうな考え方に違いがあると思うのです。そ……

第26回国会 建設・運輸委員会連合審査会 第2号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○柴谷要君 建築基準法の定める商業地域内に駐車場整備地区を設けると、まあこういうふうに法律でうたっておりますが、その地域の「自動車交通が著しくふくそうする地区」、こういうふうになっておりますが、その内答のこまかなものは政令で定めてくると思うんですが、一応の輪郭だけでも一つお示しを願いたいと思います。たとえば一時間単位何車両ぐらい通過する場所であるとか、あるいはその自動車自体が走行キロを落さなければ走れないということになろうかと思うのですが、それらの基準がどの程度に見ておられるか、政令で定める範囲になろうと思うけれども、お聞かせを願いたい。

第26回国会 大蔵・運輸委員会連合審査会 第1号(1957/04/03、4期、日本社会党)

○柴谷要君 私の要求しておりました大臣がおみえになっておりませんので、あらかじめ皆さんにお願いしておきたいと思うのですが、私は先ほどから先輩、同僚委員のガソリン税に対する御質問をじっくり聞いております。これに対する政府からの御答弁もじっくり聞いておりましたが、私は経験が浅いせいか、どうも納得がいかないところが多々ございます。そこで委員長にお願いしたのは、どうも私、相当時間をいただかなければどうもなかなかこれを解明していただくわけにはいかぬ、かように考えますので、大へん時間が過ぎておりますから、ここで昼食をとらしていただいて、午後再開をぜひお願いしたいのであります。私ばかりでなく、また同僚議員も……

第28回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第1号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○柴谷要君 まず、本日は、参考人各位から貴重な体験なり、あるいは今後のあり方についてお話しいただき、非常に参考になりました。特にこの際、委員長にお諾りを願いたいと思いますことは、御病気のいえたばかりの方もいらっしゃるようでありますから、かわって発言のできるように一応適当な方をお連れしておりますならば、かわって答弁ができるような処置をまず最初におとり願って、それから質問を展開したいと思いますから、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 それではそのように。  私は二、三点についてお伺いをいたしたいと思います。その一点は、運輸委員会が小委員会を持ちまして自動車事故防止対策の問題を取り上げたのは、……

第28回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第2号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○柴谷要君 運輸省に二、三点お伺いしたいのですが、本月二十三日に、朝日新聞の記事として、運輸省案というものが発表されました。その第一は、運転手の固定給が総収入の六〇%を占め、その額が一万円から二万円となるよう行政指導する、ということが第一項。第二項は、自動車事故による死傷者の弔慰、見舞金を次のように政令によって引き上げる、第一は、死亡者に対してはこれまで三十万円であったのを五十万円とする、負傷者に対しては十万円を三十万円とする、このため自動車損害保険料を上げる、これが二つ目。三つ目は、一台持ちの個人業者を育てることを目標とし、次のような方法を行政指導する、すなわちタクシー会社に五年から十年勤続……

第28回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第3号(1958/04/04、4期、日本社会党)

○柴谷要君 さきに内閣に設置されております事故防止対策本部から、ハイヤー、タクシーの労働者に対する賃金の問題並びに労働条件に関する問題が検討されておったけれども、一応結論として、何か聞くところによると、八項目か九項目か決定をされたということを新聞……あるいは聞いたのでありますけれども、この内容について、関係者の方から詳しい説明を願いたいと思います。
【次の発言】 事故防止対策本部から一応対策要綱ができ上っておりますので説明をただいま聞き、二、三質問をいたしたいと思います。その中で特に決定になりました給与の問題は、これはもう相当時間をかけて質問しなければならないと思うが、第二の労働時間等の適正化……

第28回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第4号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、警察関係の事故の問題、それから本日の新聞に出ております大井交通の問題等については、同僚議員である運輸委員の中に相当の意見があろうかと思う。それで、本件の問題については、次回開かれます運輸委員会で、警察庁関係その他関係者を運輸委員会に出席をしていただいて、そこで討議をするのが至当かと思います。そのように小委員長の取り計らいを願いたいと思います。小委員会でやることはそれからで、また不足のところは小委員会でやればけっこうだと思いますが、同僚委員から相当意見があろうかと思う。そのように運輸委員会の委員長の方に取り計らうようにあなたから提案願いたい。  それから重ねてただしておきたいと……

第29回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第1号(1958/06/25、4期、日本社会党)

○柴谷要君 次回の二十七日に運輸規則の一部改正についての質疑を十分やりたいと思います。それに関連して現実の問題について二、三点伺いたいと思いますので、それについて直接関係のあります陸運局長の御出席を願いたいと思います。委員長においてそのようなお取り計らいをいただきたいと思います。

第31回国会 大蔵・運輸・建設委員会連合審査会 第2号(1959/04/01、4期、日本社会党)

○柴谷要君 関連質問。大蔵大臣に伺いたいのでありますが、大蔵委員会あるいは連合審査会等において、あなたからしばしば御説明をいただいておるのですが、その説明の内容を大体要約しますと三点になるのだ。一つは諸外国の例を引かれて、低いからこのくらいのことは上げてもいいんではないか、これがまず第一点。それから第二点は、五千五百円の増徴は大して影響がない、かようにおっしゃっておる。それから第三点は、道路が整備されると自動車が受ける利益が多い、だから、このくらいの課税は当然である、かようにおっしゃっていると思う。そこで、明確にこの三点にわたって、今の御見解を聞いて参りますというと、諸外国の例は軽い意味に一つ……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 決算委員会首都高速道路公団に関する小委員会 第1号(1965/08/09、7期、日本社会党)

○柴谷要君 前の委員会の報告書で実態をわれわれ知るわけなんですが、やはりこれだけではぴんとこないものがあるわけです。そこで、きょうは、今後の委員会の運営、どのくらい回数やるか、そういうものだけきめて、きょうは小委員会を閉じたいと私は思うのですが……。

第49回国会 決算委員会首都高速道路公団に関する小委員会 閉会後第1号(1965/10/02、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私、すわったまま二、三質問いたしますが、皆さんもすわったままでけっこうですが、一言まず道路公団にお尋ねをいたしますけれども、小委員会が持たれた理由は、言うまでもなく三宅坂地区における高速道路公団建設工事に関して不正が起きた。その不正というものはだれによって起きたかといえば、それは請負業者西松建設が起こした事件、それに対する監督不行き届きという点は公団側にあるとしましても、やはり業者の中におけるおもな不正が今日の問題を惹起したと思う。今後これから相当工事を続けていくわけでありますけれども、これらの不祥事件が再び起きないように厳重な監督といっても、現在の陣容その他ではたしてそれが可能で……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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