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大矢正 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

大矢正[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
271位
委員会発言歴代TOP500(参)
111位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
106位
委員会出席(無役)歴代TOP500
486位
委員会発言(議会)歴代TOP500
365位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
105位
各種会議発言歴代TOP100
75位
各種会議発言(非役職)歴代TOP100
72位

4期委員会発言TOP50
28位
4期委員会発言(非役職)TOP50
28位
4期各種会議出席(無役)TOP20
15位
6期委員会発言TOP50
31位
6期委員会発言(非役職)TOP50
31位
8期委員会発言TOP50
41位
8期委員会発言(非役職)TOP50
38位
8期各種会議出席TOP20
17位
9期各種会議発言(非役職)TOP20
18位

このページでは大矢正参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。大矢正参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

4期(1956/07/08〜)

第25回国会 社会労働委員会 第8号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○大矢正君 私はこの法律が提案をされてから今日まで、政府の考え方あるいはまた総理の考え方を承わって参ったのでありますが、特にその中で非常に重大な影響を及ぼす考え方の発表がなされておりまするので、この点を十二分に解明をいたしたいと考え、質問をするものでありますが、この法律を作る場合の考え方の基本は、公共の福祉を擁護するためにあると、こういうことが再三言われております。しかもまた今日まで繰り返されて参りました委員会の答弁その他を考えてみまするに、私は、公共の福祉というものが優先をいたしまして、労働者に対するいわゆる労働基本権という、こういう権利というものがこの公共の福祉に全部おおわれてしまって、基……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1957/07/04、4期、日本社会党)

○大矢正君 ただいまの局長の説明に対して私は五、六点質問をいたしたいと思うのでありますが、これは一年間に約七百人くらいの人間が現実には炭鉱において事故のために死亡していくのでありますからして、かりにこの堤炭鉱において十人の人間が爆発事故において死んだからといって、さほどこの問題は国会が取り上げて騒ぐ必要もないのではないかという、こういう常識的な意見と言いますか、考え方もあろうかと思うのでありますが、この最近の、特に炭鉱における災害事情を検討してみますというと、とかく事故が起り得べくして起ったと言いますか、不可抗力ではないという状況の中で事故が起っているのじゃないか、何かしら非常にその中にはわか……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1957/08/09、4期、日本社会党)

○大矢正君 先ほどの大臣の説明された中の第一番の雇用の増大と申しますか、まあ完全雇用まではいかなくても、雇用の増大をはかりたいという労働政策の考え方について、実は承わってみたいと思うのでありますが、大臣は雇用の増大をするんだということを盛んに先ほど来言われておりますけれども、一体何によって雇用の増大ができるのか、私はどうも不可解でならない。まあ長い説明をすれば、私は私なりにいろいろ意見も持っておりますが、かりに今の日本の経済の現況から考えてみましても、今日の状態ではやはり漸次また失業者がふえつつあるということは大臣自身もお認めになっておる。また、大臣はこの日本のいわゆる財政投融資の繰り延べを中……

第26回国会 社会労働委員会 第4号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○大矢正君 まずこの出されている通牒というものに対する規定づけというか、性格づけというものが、私は非常に内容的に問題があろうと思うのでありますが、たとえば、裁判所指定をしておる、指定をするという言葉が大げさかもしれぬが、下級裁におけるところの判例というものは必ずしも妥当なものじゃないということをうたっている。それからまた、あとの方にくると、今度は労働委員会の決定に対しては、これは単に労働の面だけ考えた結論だけであって、民法であるとか、刑法上、そういうほかの法律との関連が具体的にないままに結論が出されているから、従って、この結論もあいまいのものが多いという印象が明らかにこの中に載せられておるわけ……

第26回国会 社会労働委員会 第5号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○大矢正君 私はこの際、労働大臣の出席をいただいておりますので、実は緊急に大臣に質問を申し上げたい点があるのでありますが、それは今行われようとしておる、あるいはまた、行われている賃上げ闘争です。これに関連して、特にきょうは午前中労働大臣は、今非常に問題になっている炭鉱の争議に対して労使を招致していろいろ談話を発表され、ないしは要請をされ、そしてまた事情を聴取されているようでありますが、私はこの点について緊急に大臣の所見を実は承わりたいと思うのであります。この点動議として、一つお取り上げ願いたいと思います。
【次の発言】 さっそく取り上げていただきましてまことにありがとう存じます。今日午前中、労……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第7号(1957/10/11、4期、日本社会党)

○大矢正君 私は、労働行政についての質問を二、三行いたいと思うのでありますが、その前に大臣がおられたならばまことに幸いでありましたが、不幸にして大臣が出席をできないということでありますので、政務次官に見解を承わっておきたいと思うのでありますが、それはどうも最近の労働省の行う労働行政というものを見ておりますと、かりに労使間で紛争が起きた場合には、それをすみやかに解決をする、ないしはまた、そういうものを予防をするという本来の労働省の任務が変えられて、逆に労働争議というものを起そうとするような方向に、最近の労働省の行政というものは改められたのかどうかということを実は承わってみたいと思うのであります。……

第26回国会 大蔵委員会 第13号(1957/03/15、4期、日本社会党)

○大矢正君 今議題になっている開発公庫法の一部改正法律案の質疑に際しては、非常にこの法律というものが広範囲にわたって検討されなければならぬ要素をもっているのであります。それは、かりに、きょう御出席の政府委員は北海道開発庁の次長でありますけれども、承わるところによりますれば、この公庫法に関連をして、東北をこの中に入れるという段になって参りますと、東北というものが一体どこの主管に入るのかということになりますと、私が聞いている範囲では、これは企画庁の所管になるということでありまして、こういうように検討してみますと、総理をはじめ企画庁長官から大蔵大臣、さらには北海道開発庁長官というように、非常に多くの……

第26回国会 大蔵委員会 第17号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま苫米地委員から質問されておりました法人税法の中の法人でない社団、人格のない社団または財団、この点について質問をいたしたいと思うのでありますが、今まで私の記憶では、一皮だけ当委員会において、この人格のない社団、財団に対する質問がかわされておるのでありますけれども、具体的に問題に突っ込んでいきまして、基本的に、この条文をなぜ挿入しなければならないかという点が、多少ぼけた形で委員会の審議が進められておりますので、私はそういう点から、本日は、もう一度さかのぼって、基本的に、この条文を挿入したという考え方から質問を申し上げたいと思うわけであります。  第一の質問は、今までこの人格のな……

第26回国会 大蔵委員会 第18号(1957/03/27、4期、日本社会党)

○大矢正君 きのうは法人税法の中で、特に人格のない社団等に対する課税につきまして質問を行なったのでありますが、局長の答弁によりまして輪郭というものが大分明らかになって参ったのでありますが、まだ不明確な点が非常に数多く残っております。二日間にわたってこの問題を取り上げて非常にしつこく尋ねるようでまことに恐縮ではございますけれども、将来において疑義が残ってはいけないと思いまするので、本日もまた人格のない社団ないしは財団に対する課税の点について質問をいたしたいと思います。  質問の第一点は、法の第一条の第二項で、「法人でない社団又は財団で代表者又は管理人の定があり」という定義つけをいたしております。……

第26回国会 大蔵委員会 第19号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○大矢正君 三日ぐらい前から連日引き続き、法人税法の中の人格のない社団に対する課税について質問をいたしておるのでありますが、今まで私どもが論議をいたして参りました過程では、さほどの変化もなかったのでありまするが、ごく最近に至りまして、漸次私どもに対して、この人格のない社団に対する課税は苛酷に過ぎるし、それから一歩誤まると非常におそろしい結果になるということから、陳情が非常に多いのであります。きのうも、そしてまた本日もというように、連日入れかわり立ちかわり新しい人々が来て、この面に対する要請をして行っているわけでありまして、こういう面から見まして、私たちとしましては、相当の時間を費やして、この問……

第26回国会 大蔵委員会 第20号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○大矢正君 これは不勉強かもしれませんが、ちょっと参考のためにお尋ねいたしたいのですが、資金運用部に預託されている郵便貯金の現在の額というのは一体どれくらいになっておりますか。
【次の発言】 けっこうです。
【次の発言】 これは資金運用部資金法できめられている約定期間三カ月未満から七年以上までのまあいろいろの区分がありますが、これでは郵便貯金の場合に、いろいろと何と申しますか、経費だか、あるいは事務費だかわかりませんが、そういう面で特別の利率を付加しなければならないということで今日までやられておるのでありますが、いつになったらこの特例がなくなる勘定になるわけですかね。

第26回国会 大蔵委員会 第21号(1957/03/30、4期、日本社会党)

○大矢正君 財政法第六条に規定している、会計年度末において生じた決算上の剰余金についての使途に対しては、翌々年までに二分の一を下らない金額は公債や借入金の償還に充てるべきであるという規定をしておるわけでありますが、会計の年度末に決算をして出てきた剰余金であるという形ではないかもわかりませんが、政府は、合法的脱法行為というかどうか、これはわかりませんけれども、いずれにしても年度末にならないうちに三百億の金を産投会計に繰り入れていくという、こういうやり方は、明らかに財政法上の第六条に即違反をするということにはならないにしても、その基本的な考え方である剰余金の処理、使途に対する基本的な概念の上におい……

第26回国会 大蔵委員会 第24号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○大矢正君 揮発油税並びに地方道路税が衆議院におきまして審議され、通過をして送付をされて参ったのでありますが、私は衆議院の大蔵委員会の論議の過程もある程度は議事録を通じて読みまして、いろいろ感ずる点があるわけでありますが、まだ議事録が完全にこちらに回ってきておりません。その関係上、衆議院における質問あるいは論議と多少ダブって質問をする面もあろうかと思いますが、その点はよろしくお聞き取りをいただきたいと思います。  質問の第一番は、局長も御承知のように、国鉄がこのたび一割三分の運賃の値上げを行いましたが、この国鉄が運賃の値上げをする最大の目的というものは、これは現在の国鉄の収支が赤字になっている……

第26回国会 大蔵委員会 第28号(1957/04/12、4期、日本社会党)

○大矢正君 今東北開発に対する説明が行われたのでありますが、機構であるとか、概念的なものだけが述べられてより具体的な開発計画というものに触れられておらないのでありますが、先日の委員会で北海道開発公庫法を論議いたしました折に、ダイヤモンドに掲載された北海道開発に対する産業計画会議の批判、それからまた文芸春秋その他による中谷宇吉郎教授等の北海道開発促進に対する意見と、こういうものが論議をされたのでありますが、今月のダイヤモンドにまた再びその問題が多少述べられて、特に今度は東北開発計画と結びつけて北海道の開発計画というものは非常にみじめな結果に終つておる、今また政府は再び東北開発計画というものを樹立……

第26回国会 大蔵委員会 第31号(1957/04/19、4期、日本社会党)

○大矢正君 この法律のねらいとするところは、俗にいう密輸品を防止する、ないしは関税の目をのがれて今、日本の国内における品物が売買をされるということに対する防止が目的だと思うのでありますが、実は先日大阪へ参りまして、税関その他を勉強して参りました折に言われたのでありますが、今日非常に密貿易が多くて、なかなか押えることは困難だという話がありました。この法律の改正によって、保税地域の中における輸入と輸出の品物のすりかえとかいうような形で、多少こういう面に対する取締りと申しますか、努力は見受けられるのでありますけれども、私はまだこれだけではとうてい完全なものにはならないと思うのでありますが、その点につ……

第26回国会 大蔵委員会 第32号(1957/04/23、4期、日本社会党)

○大矢正君 昭和二十七年から第一次五カ年計画のもとに北海道の開発が進められて、さらにそれを積極的に、よりまた短期間になしとげるために公庫法というものができて、金の貸付を行うということになったと思うのでありますが、今度この北海道開発の現況が非常に効を奏したのかどうかわかりませんが、東北にも一つこれを広めて、東北開発促進法を作り、そしてまた公庫を通じて金を貸すと、こういうことになってきました。渡り鳥のように北の力から漸次南の方に下ってきたわけでありしなして、私の方の党の中には、そんなにいいものであって、北海道の開発というものがうまくいって、公庫の金の貸付の状況が非常に産業開発によくなっておるという……

第26回国会 大蔵委員会 第33号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○大矢正君 先日の委員会におきまして、私が大臣に質問を申し上げた点に対する回答がなされないままに本日に持ち越されている点に対して、お答えをまずいただきたいと思うのでありますが、それは、おわかりの通りに、北海道におきましては、実施官庁ともいうべき開発局があって具体的に推進をしておるけれども、東北の場合はそういうものの必要性がないということから、開発局的な機構は設けないというお話でありますが、その、なぜ要らないかということに対する理由がつまびらかではありませんので、先日の委員会の引続きであります、この点に対する大臣の具体的なお答えをまずいただきたいと思います。

第26回国会 大蔵委員会 第34号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○大矢正君 政務次官がおいでになる前に、こまかい面と事務的な点についてお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、米国から日米相互防衛援助協定に基いて受けるところの資金というものは、これは船の建造、それから建艦の資金だけなのかどうか。たとえば装備があります。戦闘装備と申しますか、専門語はよくわかりませんけれども、そういうような装備の資金は一体どうなるのか。それから船を当然設計をすることになるのでありますが、そういうような一般的な行政資金は、これはこの中に含まれておるのかどうか。そういう点についてちょっとお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 あなたの方から説明はまだ聞いておりませんけれども、……

第26回国会 大蔵委員会 第35号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○大矢正君 この中共、ソ連、俗にいう共産圏との貿易についても、やはり輸出入銀行では金を貸すのですか。
【次の発言】 法律的にまさか中共貿易だからこれには金を貸してはいかぬ、ソ連貿易だからいかぬ、ということは、もちろん法律の建前からあるべきではないと思いますが、実際の姿として、中共貿易ないしソ連、特に東欧諸国との貿易も最近活発になってきたにもかかわらず、輸出入銀行からの資金の貸付ということがいまだにないということは、これは一体何に起因しているのでしょうかね。
【次の発言】 プラントを伴った場合のときはこれは問題がないのですが、一応それはそれで伏せて、かりに今度新しく……今までも投資金融というのは……

第26回国会 大蔵委員会 第37号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○大矢正君 だいぶ間があったので、前に質問をしていたかどうか忘れてしまったのですけれども、これは、予算書をいただいたときに、特殊整理資金特別会計法の中で説明をされていた昭和三十二年度の差し当っての整備計画では、東京が中心になっておったように私は記憶いたしておるのでありますが、具体的な資料をいただきますと、大阪、近畿財務局を中心として、北海道の財務局あるいは税務署というように、三十二年度の整備計画の内容がだいぶ変ってきているように思うのですが、これはどういうわけなのでしょうか。
【次の発言】 あなたのおっしゃることはわかるのですが、ただ、予算書では、東京、大阪というようになっておったところが、こ……

第26回国会 大蔵委員会 第38号(1957/05/15、4期、日本社会党)

○大矢正君 衆議院では、原案である百分の二の税率が百分の一・五になったということは、中小企業の現在の能力の限界を見きわめて下げたものと私は思うのでありますが、まあ中小企業といいましても、内容の充実した中小企業から、非常に苦しい中小企業から、相当の開きがあると思うのでありますが、そういう中で百分の二を一・五%にされた。また、したことについては確かに好ましいことであり、よろしいことであるに違いないのでありますが、しかし、これでもなおかつ、私の想定では重いのではないか、むしろ、もっと引き下げるべき余地があったのではないかというふうに考えるのでありますが、その点はいかがなものでしょうか。

第26回国会 大蔵委員会 第39号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○大矢正君 きのうですか、衆議院から春日委員が来て、税率の引き下げを初めとした原案に対する修正の説明がなされたのでありますが、本会議が始まるというようなことで、修正案に対する質問も実は多少残っておったのでありますが、今述べたような理由で、できなかったので、質問の内容が修正部分にも入るかもわかりませんが、その点御了解をいただきたいと思います。  衆議院の中でも盛んにこれは論議の的になったのでありますが、それは、現在の中小企業の中で、特に第一次から昭和二十九年の第三次のいわゆる大手企業あるいは中小企業を含む再評価が行われておりますけれども、今日なお取り残されている、再評価を行わない中小企業というも……

第26回国会 大蔵委員会 第40号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○大矢正君 たまたま大臣の御出席をいただきましたので、多少議案と離れる問題でありますが、過日の新聞に発表された大臣の発言について、一点質問いたしたいと思います。それは公庫の運営業務の内容についてであります。先月の二士五日だと記憶いたしますが、従来の北海道開発公庫が北海道東北開発公庫と名称を変えられ、新たに東北の開発業務に対する貸付も行うことが決定をされました。その法案が通過をいたしました翌日の二十六日に、大臣は新聞記者に対して、今後、北海道東北開発公庫の貸付兼務の対象の中に観光事業も入れるということを発表されております。一部出た新聞と出ない新聞とがありますが、この点について私はお尋ねをいたした……

第26回国会 大蔵委員会 第41号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○大矢正君 準備預金の問題についてちょっとお伺いをいたしたい。今回金融関係の擁護法案が出されたのでありますが、特に準備預金、預金に対する不当契約の問題、この二法律案がより積極的に推進をされている。大蔵省は、他の金融関係法律案とも関連がありますけれども、より積極的にこの準備預金制度に関する法律案というものを提案されてきておるわけでありますが、その真意というものについて多少お伺いをいたしたいと思います。昨日の大蔵大臣の御答弁を承わりましたところ、準備預金制度というものは当面これを具体的に実施をするという考え方を持っているものではなくて、単にそういう法律の整備をしておいて、法律を作っておいて将来に備……

第28回国会 決算委員会 第2号(1958/02/07、4期、日本社会党)

○大矢正君 私はどうも議事の進行の仕方について委員長のさばき方に納得のいかない点がありますので、この際、委員長に質問をいたしたいと思います。私は別にただいま質問されておる大谷委員にどうのこうのという意味じゃなくて、委員長の議事のさばき方について、どうも疑点があるので質問いたしたいと思うのでありまするけれども、きのうの理事会の約束というのは、二班に分れた派遣委員の報告をやるということになっておるのでありまして、それ以外については、本日の委員会終了後、理事会を開いて、今後の日程について話し合いをするという決定をきのうはしていることは、委員長よく御存じの通りだと思うのであります。それを私は何で関係が……

第28回国会 決算委員会 第3号(1958/02/10、4期、日本社会党)

○大矢正君 ただいままでの大谷委員とそれから運輸省並びに当局との話し合いの中で私もちょっと気がかりな点が二、三ありますので、念のためにお伺いをしてみたいと思うのであります。  まず第一点は、先ほど政務次官は懲戒規程に従って今回の当事者を処置するという説明がありましたが、ここにいう懲戒規程というのは、この問題のために特別に懲戒委員会と申しますか、懲罰委員会と申しましょうか、どういう内容のものが適切であるかはわかりませんが、いずれにしてもそういうものを新しく設けて処置するというお考え方なのか。あるいはそうでなくて、従来までの何かこれに似たような機関があって、それによって処置をするということを言われ……

第28回国会 決算委員会 第4号(1958/02/12、4期、日本社会党)

○大矢正君 この農林中金が貸し付けた金というのは長期資金として貸し付けたのですか。それとも短期の運転資金という名目で貸し付けたのですか。
【次の発言】 これは明らかに農林中央金庫が貸し出したいわゆる中央農水産という会社が、すでにつぶれる状態にある、そのためにその会社のいわゆる資金を貸し出したということになるわけでありますから、ですから当然これはそういう立場からいけば、短期にこの貸し付けた金が返ってくるなどということは常識的に考えてこれは考えられないことでありまして、結論的には長期資金という立場においてこの金が貸されたのじゃないかと思うのですが、私はそこで一点疑点が出てきたのでありますが、農林中……

第28回国会 決算委員会 第5号(1958/02/17、4期、日本社会党)

○大矢正君 林野関係について御質問いたします。  批難事項の千九百十三号に国有林野整備臨時措置法により売り渡した保安林の立木を他に転売されたもの云々ということで内容が記載されておりますが、実は私この国有林野整備臨時措置法というものは、具体的にどういう法律かと思って相当尋ねたのですが、なかなか、あまりにも小さい法律なのかどうかわかりませんが、実はついに発見することができなくて、この法律の内容をよく存知してあなたに御質問することができないことは非常に残念に思いますが、こういう臨時措置法によって国有林野の払い下げを行なったということでありますが、このいわゆる臨時措置法には、かりに臨時措置法によって払……

第28回国会 決算委員会 第6号(1958/02/19、4期、日本社会党)

○大矢正君 議事進行について。  私は理事の立場で特にこの委員会の進行について、この際提案をいたしたいと思うのでありますが、このままの形で幾ら質問をしていっても、最後の一線に行くと片方は存じておる、しかし片方はそのことについては全く知らないというような形のものが随所において見受けられるし、またこれをこのままやっていっても、結果としては、このような状況で委員会を継続しても、私は何にも効果が上らないと思いますので、この際、前回も特に私の方から御要望申し上げておりましたごとくに、さっそく理事会なり何なりを開くことによって、証人として喚問することについての手続をいたしていただきたいと、かように委員長に……

第28回国会 決算委員会 第8号(1958/03/03、4期、日本社会党)

○大矢正君 会計検査院に一、二点質問いたしたいんですが、三十年度の検査院の指摘事項の中には、工作機械の補助あるいは試験に対する補助または中小企業協同組合等に関する施設の補助などいろいろあげられておりますが、国の予算の中で、通産省の中で貿易に関係をする補助金の額も調べてみますと、相当数私の調べた範囲ではあるのでありますが、ところが二十九年度の検査院の批難事項また三十年度の批難事項を見ましても、貿易に関係をする批難事項というのは一件も見当らないというのが実情のように思われるのでありますが、これは貿易に関係をする補助金等については検査院として検査をしないのか、あるいはしているんだが、批難すべき事項が……

第28回国会 決算委員会 第16号(1958/03/28、4期、日本社会党)

○大矢正君 三十年度の決算が非常におくれておりますので、早急に三十年度の決算を終了しなければならないという時期的な問題もありますから、批難事項の個々にわたって具体的に質問するということは省略をして、考え方の上において、もしも政府の考え方が私どもの考えていることと大きな開きがあるということがあるとすれば、その点だけを指摘したいという立場で、きょうの建設省の部の検査報告に対する質疑を行なっているわけでありますが、そういう意味におきまして、私もこまかい問題を今取り上げて質問する気はないのですが、ただ基本的な考え方におきまして、先ほど次官から述べられました批難事項に対する態度と申しますか、今後の方針と……

第28回国会 決算委員会 第18号(1958/04/02、4期、日本社会党)

○大矢正君 三十一年度の決算の総括質問については、むしろ野党の私がすべき立場の質問を与党にやられてしまって、二番せんじの質問をしたくありませんから、別な角度から大蔵大臣の考え方をこの際承わりたいと思います。  まず第一点は、三十一年度の検査院の報告内容によりますと、件数におきましても金額の点におきましても、不当不正行為が大幡に減少したということは、これはまことに喜ぶべきことだと存じますが、ただ私は、先般来の決算委員会において、各省の方々の御意見、御努力を聞いておりますと、内部の監査を強化することによって不当不正行為を大幅に減少することができたのだというような御発言が非常に多かった。そうしますと……

第28回国会 決算委員会 第19号(1958/04/04、4期、日本社会党)

○大矢正君 私は社会党を代表いたしまして、ただいま議案になっております昭和三十年度一般会計歳入歳出決算外三件につきまして、承認を与えたいと思います。ただしかし、承認をするに当りましては、次のことを特に強く政府並びに当局に申し上げておきたいと存じます。  それは三十年度の決算の内容を見ますと、件数において二千百八十五件、金額において六十六億円の不当事項、不正事項が指摘をされておりますが、これを二十九年度に比較いたしますと、件数においては六十一件、また金額におきましては七億円の減少を見ておりまして、表面的には大へん政府並びに当局の努力によって不当、不正事項が減ったかのような印象を受けるのであります……

第28回国会 決算委員会 第20号(1958/04/14、4期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま相澤委員からいろいろ質問された保険関係の中で、国民保険は別として、厚生保険の特別会計の健康勘定について質問をいたしたいのでありますが、三十一年度の決算の項目の中には一般会計からの繰り入れの三十億をもちろん収入金額に入れて計算すれば四十七億以上の黒字になっておるというのでありますが、三十二年度の決算の細部の内容は明らかにはなっておりませんが、すでに年度が三十三年に変っておりまして、ほぼ三十二年度のこの会計の損益の計算が出るものと思われますが、その実績はどのようになっておるか、大まかな数字でけっこうでございますが、御説明をいただきたいと思います。

第28回国会 決算委員会 第21号(1958/04/16、4期、日本社会党)

○大矢正君 本日も相当長い間にわたってこの問題について論議をしておりますし、それから以前から数回当委員会において論議をしておるのでありまするが、その間においていろいろ質疑応答が行われておりますが、残念ながらまだ具体的に解明されない部面もあろうと思いますけれども、しかし本日の午後からの質疑の内容を承わっておりまして、この際、最終的に本問題について集約をしなければならない段階にきていると、こう考えるわけであります。  そこでもうこれ以上個々の問題についての経過の説明や、それから考え方を聞いていても仕方がないと存じますので、島委員の方から従来までの総括的な方向として問題をこの際提起していただきまして……

第28回国会 決算委員会 第23号(1958/04/21、4期、日本社会党)

○大矢正君 私は大蔵省の主計局次長に質問をいたしますが、三十二年度の特別会計の予備費の予算使用の中で、外為会計の中で国際通貨基金から外貨の買い入れによってその手数料として見込まれた経費というのが載っておりますが、これは一体どういう内容のものであるか、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 買い入れを金で払わなければならないということは、これはもう当然のことでありまして、そのことを私はどうのこうのと聞いておるわけではなくて、手数料というものは一体どういうことなのかということを質問している。
【次の発言】 それでは、この外為会計と関係をいたしまして、海外への投資につきまして、私質問したいと……

第28回国会 決算委員会 第24号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○大矢正君 私は、主計局次長に予備費の承認に当って質問をいたしておきたいと思うのでありますが、それは、財政法にも明らかにされておりますように、予備費の使用というものは、予見しがたい予算の不足を生じた場合のみ予備費というものは使用されるという原則は明らかでありますが、そういたしますと、予見しがたい事態がない場合には、当然国の会計上、予備費というものは残る計算になると私は思うのでありますが、そういう私の考え方は当然じゃなかろうかと思うのでありますが、念のために主計局次長に御答弁をいただきたいと思うんです。
【次の発言】 本日、あなたの方から、「過去五カ年間における一般会計予備費使用額調」という統計……

第28回国会 社会労働委員会 第9号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま勝木さんから、審議会における法律制定後の経過について御説明をいただいたのでありますが、 ただいまの説明は、転換給付の問題、それからまた、転換後の就労施設の問題というようにして、前の国会で付帯決議された事項について検討してきたという御説明なんでありますが、そのこと以外に、法律を制定してからもう二年以上も経過いたしておるのでありますが、審議会としては、こういう、今説明をされた付帯決議以外に、法律それ自身の中で改正をすべき余地があるのじゃないか、あるいはまた、実際の運営の面で、まだ法律には不足の点があるのじゃないかというようなことで検討をされたことはないでしょうか。その点、ちょっ……

第28回国会 社会労働委員会 第19号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○委員外議員(大矢正君) ただいま議題となりました、けい肺及び外傷性せき髄障害に関する特別保護法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  金属鉱山等遊離珪酸粉塵を発散する作業場において働く労働者に背負わされ、二度かかれば現在の医学では治療の方法がなく、最後には自己の用も弁じ得ず、ただ病床に伏して生涯を終らなければならない悲惨な宿命的な職業病がけい肺であります。  しかして、このけい肺については第二十二特別国会において、人道的見地からこの特別保護法が制定され、格別の保護が加えられておりますことは御存じの通りであります。  しかしながら本法施行後二年半を経過いたしまし……

第28回国会 社会労働委員会 第25号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○委員外議員(大矢正君) 御存じのように、けい肺にかかりました患者は、現在の医学をもっていたしましては、これを完全に治癒せしめることが困難であるというその立場から、またある場合には、今日の工学技術をもっていたしましては、あらかじめけい肺にかかることを予防することが不可能であるというような、こういった観点に立ちまして、三十年にけい肺法が制定を見たことは、御了承の通りでありまして、当時制定をされました時期におきましても、けい肺患者を保護することが、これは恩恵的なものではなくて、国としても、また事業主といたしましても、当然の義務として、このけい肺にかかった患者を保護しなければならないという一貫した考……

第28回国会 社会労働委員会 第26号(1958/04/18、4期、日本社会党)

○委員外議員(大矢正君) 昨日印刷いたしましてお手元に配付いたしました、改正案に伴う所要経費の概算というものの内容でございます。か、実は、残念ながら、提案者といたしましては、昨日もお答を申し上げましたように、初年度ないしは二年度まで程度の予算でありますれば、まあ百パーセントとは申しません、ほぼ見通しがつくと存じますが、何分にも平年度と言われますと、その平年度を一体いつに基準を、とるかということに発展をいたします関係上、なかなか数字をとらえがたい……。
【次の発言】 この資料は、私は、特別こういう内容のものを配付していただきたいというお願いはいたしたわけじゃございませんが、承わるところによります……

第28回国会 社会労働委員会 第29号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○委員外議員(大矢正君) ただいま議題となりましたけい肺及び外傷性せき髄障害の療養等に関する臨時措置法案の提案理由を御説明申し上げます。  けい肺と外傷性せき髄障害の二つの業務上の疾病につきましては、現在の医療においてその治癒が不可能であることにかんがみ、人道的見地から、第二十二回特別国会においてけい肺及び外傷性せき髄障害に関する特別保護法が制定されましたことは、御承知の通りであります。  ところで、この特別保護法が制定施行されましてから二年半余を経過して今日に至ります間に、この特別保護法の実施について諸種の問題が生じ、また論議されて参りましたが、いまだ関係者の間において結論を見るに至らない事……

第28回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1958/06/09、4期、日本社会党)

○大矢正君 前の通常国会が終りに近づきましたときに、酒の――特に下級酒の値上げをめぐりまして、政府と私どもの間においていろいろ意見がかわされたことは御存じの通りでありますが、当時はいろいろな情勢からして、直ちに酒の値上げを行うべきではないという考え方のもとに政府も了承されまして、減税分をまるまる酒の価格の引き下げに振り向けるということで今日に至っておったのでありますが、けさの新聞を見ますと、きょう告示をして明日から前回の国会において論議をされました減税分に引きかえて今度は酒の値上げをするということが発表になっておりますけれども、事実あすから、新聞なんかによって報道されているように、酒の値上げを……

第28回国会 大蔵委員会 第4号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○大矢正君 関連して。北畠さんにお伺いしたいんだが、かりに税を支払う側の立場の者が税務署の署員に、こういう内容のものは一体どのくらい課税されるものなのか、あるいはその標準はどの程度と見込まれるのか、ということを尋ねた場合には、税務署の署員はそれに対して答弁はできないんですか、しないんですか、それともするんですか。
【次の発言】 かりにバン屋さんがパンを製造する場合に、粉一本を使って幾らのパンができるかというような、いわば標準の見方というものが税務署にあるわけでしょう。ですから、そういうものを一体大蔵省としては、税務署としてほどの程度に見ておるか。これは一つの例ですが、そういうことを税務署員に店……

第28回国会 大蔵委員会 第8号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○大矢正君 実は、先般平林委員から大蔵当局にお願いを申し上げておりましたところの標準率、それから効率表についての提示がいまだになされておりませんので、私はこのことについて当局の考え方をお尋ねいたしたいと思います。先般、政府当局としては、法律的に根拠がないが、税務行政の立場から秘密を守らなければならないという考え方に立って、大蔵大臣の意思も尊重して、結論としてはこれを公表しないという態度の表明がありましたが、私どもは、それではなかなか納得いかないということから、理事会を通じましても再三この効率表とそれから標準率表この提示を求めておるのでありますが、このことについて政府としての考え方を述べていただ……

第28回国会 大蔵委員会 第16号(1958/03/19、4期、日本社会党)

○大矢正君 これは、実はきょう質問しようという気持で来たんじゃなかったので、参考のためにお尋ねしたいと思うんですが、この臨時特例に関する法律というのは、行政協定の中で関税の免税をすべきであるというように規定をされているのかどうか、その点お尋ねしておきます。
【次の発言】 そうすると、行政協定では免税をするということになっているんですから、法律的に根拠のあるものなので、日本側としてこの内容について量が多いとか、今ちょっと話にも出ましたが、内容がどうとかいう意味合いにおいて意見を述べても、それは法律的には受け入れられないということに解釈されますかね。

第28回国会 大蔵委員会 第17号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○大矢正君 きのうに引き続いて質問をいたしたいと思いますが、その前に、当局側として次のような内容を当委員会に発表してもらうことができるかどうかということを尋ねてみたいと思いますが、それは昨年度の関税がこの法律によって免税をされる対象となった品目別の内容、数量等をこの際示していただくことができるかどうかということを質問したいと思います。
【次の発言】 実はちょっと今相談をしてみたのですが、この場で発表をしてもらうということになりますと、おそらく限度があると思いますし、私が知りたいのはできる限り細目の内容を知りたいと、こう思うわけでございますので、一応概括的なものの説明を願って、あとであらためて細……

第28回国会 大蔵委員会 第22号(1958/03/28、4期、日本社会党)

○大矢正君 私は今の問題とは離れて、所得税の確定申告が終りましたので、このことと、それから、きょうもしくはあすから所得税法その他の法人税法の法律改正の審議を始めますので、これに関連して直税部長に一点お伺いをしておきたいのですが、それは先日来、法人税の納税の内容については所得番付というような形におきまして新聞等において発表されております。なおまた、個人については映画俳優の最高が三千万とか、あるいはまた、作家の最高が二千三百万という形において、これまた具体的に新聞等に発表されたのです。ただ一つだけいつの場合にも発表されない内容があるので、この際、念のために直税部長に資料として出してもらいたいし、こ……

第28回国会 大蔵委員会 第23号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○大矢正君 私は、酒税法の質問をするわけじゃないんですが、酒税法じゃなくてたまたま、最近酒の製造原価の引き上げを行う、それによって必然的に、減税をされるかどうかということを除いて考えてみた場合には、小売価格を引き上げなければならないという結論が出るように聞いておりますが、その、原料価格の値上げによって製造原価が上るという考え方は、一体どういうところから生まれてきてるのかということをお伺いしたい。これは税法じゃありません。現在の段階における製造原価の引き上げという問題について、一応政府の見解を承わっておきたい。それから、その内容についてもこの際明らかにしてもらいたいと思います。

第28回国会 大蔵委員会 第24号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○大矢正君 租税特別措置の内容について二、三質問をいたしたいと思うのであります。一昨日の当委員会において一、二質問があったと思うのでありますが、九十二条に書かれているところの航空機の乗客の通行税の軽減に対する問題でありますが、本法が三十三年の三月三十一日で切れるものが、三十四年の三月三十一日までとして一年間の特例の延期がなされておるのでありますが、これは一体いかような理由のもとにこのような措置をされたのか、この点まずお伺いしたい。
【次の発言】 三十一年度分でけっこう、でございますが、本法の特例措置によりまして減税されておるところの金額はどの程度になっておるのか。それから日本航空株式会社と他と……

第28回国会 大蔵委員会 第25号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○大矢正君 ただいまの問題とは関係がありませんが、先ほど為替局長に対する質問等がありましたので、私資料をちょっと要求しておきたいのです。  それは、局長おりませんから、政務次官の方でよく御記憶願って、為替局長に指示をしていただきたいと思います。三十三年度の上期の外貨予算がきめられたということが新聞等にも発表されておりますが、もちろん当然なことだと思うのですが、その外貨予算の内容について、できる限り具体的な資料を出していただきたい。もちろんこれは内容別の資料とそれから各国別の資料ですね。二つに分けて、できるだけ早い期間にぜひ出していただきたいということを政務次官にお願いしておきます。

第28回国会 大蔵委員会 第30号(1958/04/18、4期、日本社会党)

○大矢正君 関税法に関連をいたしまして、最初に重要港湾の指定について質問をいたしたいと思います。重要港湾に指定を受ける場合の条件というのは、大体どういう内容のものであるか、御説明をいただきたいと存じます。
【次の発言】 三十三年度の指定を受けている重要港湾に対する予算というものは、具体的にきまっておるのかどうか。港別にこの点をお答えをいただきたい。
【次の発言】 重要港湾に指定されている中の、特に二、三の港についてただいまから、私、具体的にその港に対する予算がどの程度ついているかということを、この際、御質問して、お答えをいただくことができるかどうか。

第28回国会 大蔵委員会 第31号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○大矢正君 私は前回当委員会で問題となっておりました標準率表及び効率表について結論を得ておりませんので、この際、国税庁長官のお考えをただしたいと思いますが、前回私が質問いたしました当時は、まだ所得税の確定申告の終了時期ではありませんでしたために、いろいろ確定申告をめぐって標準率表ないし効率表が世上に上ることによって税務行政の上で相当影響があるのじゃないかと考えられたのでありますが、今日はもう確定申告の時期を相当経過いたしておりますので、そういう意味におきましては、なお秘密とする必要性があるかどうかということについては、私は情勢として時期的に大きな変化があったものと思いますので、今日の段階では国……

第29回国会 決算委員会 第2号(1958/06/13、4期、日本社会党)

○大矢正君 私は二つばかり質問をいたしたいと思いますが、まず第一点は、先ほど社長さんの御意見を承わっておりますと、六日の日、それから九日の日に流されたいわゆる汚水というものは、組合との話し合いの上において、制限された形の中で流すのであれば差しつかえないという了解が得られたので、東京都からの中止の指示があったけれども、黒い水を流出さしたという、こういう説明でございます。こういうことがほんとうに事実として行われており、あったのかどうかということを漁業協同組合の代表の方に私はお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 今日の会社において、道徳と秩序を守らないようなことが平然として行われるとすれば、……

第29回国会 決算委員会 第3号(1958/06/20、4期、日本社会党)

○大矢正君 私は、ちょっと東京都に対して一、二質問をいたしたいと思いますが、その第一点は、前回の当決算委員会におきまして、都に対し、かような水質が、極端に汚濁をされる内容のいわば施設の拡充に対して、いかなる理由のもとにこれを認めたのか、こういう質問をいたしたのでありますが、その際の御答弁によりますと、もし事故が起ったときには、会社がその全責任を負う、こういう立場が表明をされた、かような御答弁をいただいておるわけでありまするが、そこで、そのことについて再度お尋ねをいたしたいと思うわけでございますが、そういう都とそれから本州製紙との話し合いというのは口頭でなされただけにとどまったか、あるいは書類を……

第29回国会 決算委員会 第4号(1958/06/26、4期、日本社会党)

○大矢正君 私は、日本航空に経理上の問題について二、三御質問を申し上げたいと思います。  その第一点は、古い年度のことは申し上げませんが、特に三十二年度に限定してお答えをいただいてけっこうだと存じますが、三十二年度の国際線の常業収入が五十四億四千万円計上され、これに対する支出が五十一億四千万円ということにより、結果としては一億九千万円程度、約三億近い収益をあげていることになっているわけでありますが、私は特に日本の経済の現況と、それからそれが及ぼす外貨事情等を考えまして、これら収入、そして支出を含めまして、三十二年度のこの会計円において外貨の実際的な収入が幾らあり、実際的な外貨の支出が幾らであり……

第29回国会 決算委員会 第5号(1958/06/30、4期、日本社会党)

○大矢正君 私はきょうのこの決算委員会で本州製紙問題が論議をされるのがおそらく最終ではないかと思いますので、そういう意味で東京都に特にお尋ねをいたしたいと思います。  それは今回のような、かような不祥事件が発生をいたしましたことはまことに遺憾なことでありまして、将来において再びかかる事態が起らないための努力をそれぞれの立場においてなさなければならないのじゃないかと私は存ずるのであります。そこで本問題が起き、そうして一応の解決を見つつある現状において、東京都としては将来に備えてどういう対処の方針を持っておるのか、できますならば、この際、明らかにしていただきたいと思うのであります。それは都の条例に……

第29回国会 大蔵委員会 第4号(1958/06/27、4期、日本社会党)

○大矢正君 私は、大蔵省よりは、委員長に聞いてみたいことがある。筋道を立てて順序よくものを考えていけば、私は、まず大蔵大臣が、十時にこの会議に出席をして、しかる上に、衆議院から要請があったために、たとえ三十分でも一時間でも、この会議に顔を出して、そしてその間時間を貸してくれとか、あるいはまた、この会議で、一応皆さんに諮って、それから衆議院に行くというのが、妥当な、私は委員会処理の方法ではないかと思うのです。そういうことがとられることが当然じゃないかと思うのであります。ところが、それがとられないで、もう先に衆議院の委員会の方に大蔵大臣は出席をしてしまって、代理に政務次官をよこすということは、これ……

第29回国会 大蔵委員会 第5号(1958/07/02、4期、日本社会党)

○大矢正君 これはちょっとわからないので、この際お尋ねしてみたいと思うのでありますが、かりに、今度東宮御所が二億一千万円の予算で新築されるわけですが、将来において皇太子が即位するというような事態が起きた場合には、この建物は一体どういうことになるのですか。
【次の発言】 そうすると、そういう場合には、東宮御所として建てられた建物というものは、他に使用するということはないという原則がどこかにあるのですか。
【次の発言】 たとえば皇太子が即位をして、結果として東宮御所が使用の必要性がなくなったというような場合に、ただいまあなたの御意見を承わりますと、さらに皇太子がそこをお使いになるという話ですが、今……

第29回国会 大蔵委員会 第7号(1958/07/04、4期、日本社会党)

○大矢正君 今まであらゆる機会に承わっておりますと、経済基盤強化基金というのは特に今度の特別国会では最も重要な法案だということは与党も政府も盛んに言っておることであります。だから、与党も政府も、それほど重要な法案であれば、最後の最後まで真剣に、しかも具体的に精力的に、審議をする気持であろう、こう思うのですが、そこでこの請願の審査に入ったらどうかというような宮澤さんの御意見はありますけれども、それほど今度の特別国会では重大な法案なんですから、むしろ請願の審査よりは(「そういう意味じゃない」と呼ぶ者あり)この法案の、審議の方が、これは優先しなければならぬと思います。まだ九時間あるのですから十二時ま……

第29回国会 大蔵委員会 第8号(1958/07/05、4期、日本社会党)

○大矢正君 これは御存じのように、今の日本の経済をどのようにしててこ入れするかという問題は、現在審議中の経済基盤強化のための資金及び特別の法人の基金に関する法律案とは密接不可分な私は関係にあると思う。従ってそういう立場から考えて見れば、この際、どんなことがあっても、岸総理に出席をしていただいて、明らかに日本の経済をこれからどう進めていくかということを明確にしてもらわなければ、私はこの法案の審議についてどうもおかしいような気がするわけです。従って委員長の方から単に善処するというようなことだけでは、どうも法案審議を促進することができないのじゃないかと、私はこう思うのです。少くともこの法律は日本の経……

第29回国会 大蔵委員会 第9号(1958/07/07、4期、日本社会党)

○大矢正君 最初の約束が二時間の時間の制限を受けましたので、私はごく簡単に、それじゃ二点だけ総理に質問をいたしたいと存じます。もちろん私は、総理と日本の経済政策について議論をしようという気はいささかもありません。ただ、総理の考え方、そしてこれから行う政策の中心や方向が変った場合には非常に遺憾だと存じますので、この際、念のために承わってみたいとうのでありますが、その第一は、午前中の大蔵商工連合委員会において大蔵大臣からお答えになったのでありますが、十一日には経済閣僚懇談会を開いて、当面する経済政策か、あるいはそうではなくて、将来に対する計画的な経済政策かわかりませんが、論議をするというような話が……

第29回国会 大蔵委員会 第10号(1958/07/08、4期、日本社会党)

○大矢正君 私は社会党を代表して、ただいま議題となっております外国為林資金特別会計法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行おうとするものであります。  ところでこの法律案が提案をされた理由のものは、日本とインドネシア共和国との間の平和条約、さらに両国の賠償協定、そうして最終的には請求権の処理に関する議定書、この三つの内容に基きまして、本法律案が提案されたのでありますが、前もってお断わりしておきたいことは、私は決してインドネシアとの間における平和条約や賠償協定に反対の理由をもって、本法案に反対をするのではないということであります。  念のために申してみますれば、このような措置によって、焦げ……

第30回国会 決算委員会 第1号(1958/10/06、4期、日本社会党)

○大矢正君 今のジェトロのことに関係してちょっとお尋ねしたいのですが、現在の状態の中で考えてみて、貿易をする業者あるいは商社が、貿易の振興のために自主的にその企業の中で使われている海外市場調査の費用であるとか、宣伝の費用であるとか、その他貿易拡大のために関係する経費というものが実際にどの程度あるというように分析をされているのか、それから総体的にどの程度のそういった貿易拡大に関する費用がかかって、そのうちこのジェトロはどの程度の幅でそれをみずからが負担しようとして考えておられるのか、その点お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 大体、ジェトロは、できることならば政府の一貫した貿易政策に基……

第30回国会 決算委員会 第2号(1958/10/08、4期、日本社会党)

○大矢正君 私は、今説明をされた決算の経過の内容についての質問ではありませんが、特に大臣が出席をされましたので、港湾行政の中の機構上の問題について、この際御意見を承わっておきたいと思いますが、それは私が初めて取り上げる問題ではなくて、すでに相当の回数にわたり、機会あるごとに論議をされておる問題だと私も考えますが、現在の港湾行政の機構をながめてみますと、港湾の管理当事者は地方自治体であり、さらに港湾の秩序の維持は海上保安庁であり、それからたとえば通関に対しては大蔵省がその任に当り、貿易については厚生省が当り、その他生糸やそれ以外の農林関係については農林省がまた所管をするということで、数えていくと……

第30回国会 決算委員会 第9号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○大矢正君 さっき資料を私もらった中に、高架下を貸し付ける場合、使用を許可する場合に、刷新委員というのが、何か学識経験者とか民意を代表するなどというむずかしい表現が出ているのだけれども、この場合も二人ばかり意識的にか何かわからぬけれども、前歴が全然書いてないということがある。意識的にやられるのなら仕方ないけれども、わざわざ二人だけ除いて……。

第31回国会 大蔵委員会 第8号(1959/02/19、4期、日本社会党)

○大矢正君 この二つの法律に直接関係することじゃないんですが、現在の段階では非常に株高なんだけれども、実際に増資をするということになると、なかなか思うにまかせないという問題なんですが、考えてみると、結局、今の場合には、銀行の預金の方が株の利回りよりは、税制その他から考えてみまして、有利なことは事実でありまするし、そういう点にも一つ原因があるんだろうと思いまするし、また特に最近の投資の状況をながめてみましても、零細な投資家というのは直接投資をするんじゃなくて、間接投資が圧倒的なパーセンテージを占めておると思いますし、こういうようなことから考えて参りまして、やはり私は、戦後、株式が民主化をされた、……

第31回国会 大蔵委員会 第9号(1959/02/24、4期、日本社会党)

○大矢正君 二十九年に特別措置の法律ができて、自来今日まで、評価益の資本への組み入れが行われておるのですが、大体前の法律を作るときには見通しとして年限を限られたということは、その年限の以内において相当大幅な資本の組み入れが可能じゃないかというそういう考え方のもとに、おそらく年限が切られたのではないかと私は思うのですが、その点はいかがですか。
【次の発言】 三十三年末現在の一括した組み入れの年次別の内容というものが、ここへ資料としてあなたの方から出されておるのですが、これは産業別に再評価の積立金がどの程度あり、しかも、組み入れをどの程度行い、かつ、どの程度取りくずしたかという資料といいますか、そ……

第31回国会 大蔵委員会 第11号(1959/02/27、4期、日本社会党)

○大矢正君 大臣がお見えになりましたので、この際二、三点について質問をいたしたいと思います。  大臣も御存じのように、今度の国会には、特に参議院が先議となって、ここに書いてあります企業資本の充実、それから再評価の資本組み入れ促進に関する二つの法律が提案されておるのでありますが、これはもちろんのこと、日本の今の金融、財政その他全般の施策と非常に関連のある問題でございまするし、また、財界においても相当、過去においても、また今日においても、注目をいたしておる問題でございまして、特にこの点に関連をしてまず第一番に質問をいたしたいのでありますが、大臣の談話として、ごく最近旅先で、預金の金利についてはこれ……

第31回国会 大蔵委員会 第12号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○大矢正君 この法律は一年ぎりで終るわけですね。毎年々々この法律ができるわけですけれども、結局、この三十三年度の米穀の買い入れの受付をやるわけだけれども、事実上この法律は、この国会で通ったときに初めて有効になるわけですね。そうすると、三十三年度のいわば米の申し込みを受ける場合には、法律がない中で申し込みを受けるという格好になるのじゃないかと私は思うのだけれども、その点、私の感違いですかね。結局、きょうこの委員会で通過をして初めて事前売り渡し申し込みを受け付けるに、いいというわけじゃないけれども、法律的な根拠が生れてくるけれども。いうならば、来年の八月の二十五日までに申し込まなきゃならぬわけです……

第31回国会 大蔵委員会 第13号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○大矢正君 まず第一に、この特別鉱害の復旧のための会計経理の状況がどういうようになっているのか、これを御説明願いたい。
【次の発言】 納付金とそれから国の補助ですね、こういう関係からいきますと、結論的には六千万円程度の残がありますけれども、これはあれですか、全部事業の完了と同時に支払い、補償、その他一切を処理した結果出てきた金額ということになるわけですか。
【次の発言】 納付金の方は全部完納済みですか。
【次の発言】 次に、国債整理基金に関係して一つお伺いしておきたいのですが、これは毎年かかる法律でありまして、例年委員会で審議をしているのでありますから、私どもも特段取り立てて質問というほどのこ……

第31回国会 大蔵委員会 第14号(1959/03/06、4期、日本社会党)

○大矢正君 これは、これ自身、例年ほとんど皇室財産がふえるたびに出てきている問題だし、国有財産法で三百万円以上云々という形で規定されている問題ですから、特段、取り立ててこのことについての可否を論ずる気はないのですが、前もこの委員会でいろいろ議論があったと思うのですが、今の皇居を開放するか何かして、そうしてイギリスのように、宮殿を作って集約をする必要性があるのじゃないかというような強い意見があった。それに対して、宮内庁からも、現在のところそういう点について検討している段階であるというようなことをお答えになっているわけでありますけれども、きょうは宮内庁の方どなたかお見えになっているはずだから、もし……

第31回国会 大蔵委員会 第15号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○大矢正君 大臣に一点質問いたしたいのですが、大臣御存じのように、この法律案が提案されましてからは、すでに池田大蔵大臣、あるいは一萬田大蔵大臣という二人の大臣の手を経てもなお通過することができなくて、今日に至っている問題です。しかも、七百億円になるというような膨大な貴金属の帰属をきめる問題でありますから、長い年月かかったこともまた当然と言わなければならぬと私は思うのでありますが、特に今度は参議院先議でございまして、衆議院に送ってやらなければならないという事情もありますから、私ども、今日まで十分審議してきたつもりでありますが、私どもは、とにかく法理論は別にして、国民感情の立場から立てば、この際返……

第31回国会 大蔵委員会 第16号(1959/03/13、4期、日本社会党)

○大矢正君 これは政務次官にお尋ねをしたいのですがね。これは条約によって、条約の不足な部分を法律で作ろうという、まあ大体はそうなんですね。もちろん、条約の内容も載っているのだけれども……。そこで、不思議なことには、この条約というのは大蔵委員会にかからぬわけですね。御存じのように、外務委員会でやるわけですね。そうすると、私どもは、実際にこの租税に関する条約を外国と結ばれているにもかかわらず、その法律は外務委員会だけでもって論議をして、大蔵委員会ではそういうものがみな通ったあとで、初めてこれが法律になって現われてくるということは、どうも運営上から納得いかない問題なんですがね。これ、技術的な問題じゃ……

第31回国会 大蔵委員会 第17号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○大矢正君 この改正案によりますと、三十四年と三十五年の実績に基いて、もし条件に満たない場合には、開港が取り消されるわけでありますが、提案理由の説明の中には、二年間継続して二つの基準の双方を満たさない場合には開港の取り消しを受けるのだ、こう書いてあるわけだけれども、事実上もうすでに三月も過ぎて参りましたが、三十五年の十二月三十一日で切れるということになりますと、二年間じゃなくて、一年九ヵ月になるのじゃないかと思うのです。これはどういうことになりますか。
【次の発言】 私の言っておるのは、あなたの言うことはわかるのだけれども、ここで二年間経過をしたら云々と提案理由で書いているけれども、二年間とい……

第31回国会 大蔵委員会 第18号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○大矢正君 関税の問題についてお伺いしたいのですが、自国で砂糖を生産する国は別でありますけれども、日本のように大部分を外国から輸入をする国の関税の額というものは、どの程度のものか、御説明いただきたいと思うのであります。
【次の発言】 今、パーセントで御説明があったけれども、私どもまだ不勉強で、大体国際価格の平均というようなものがよくわかりませんので、こういう関税をかりに現在の日本の関税と比較をしてみた場合に、どの程度になるか、御説明をしてもらいたいと思うのですけれども。
【次の発言】 私どもは、この砂糖の値段というものが引き下げられて、国民がもっと安い値段で消費ができることを望んでいるわけです……

第31回国会 大蔵委員会 第19号(1959/03/20、4期、日本社会党)

○大矢正君 この法律は、明治時代の法律を新しく現在の情勢にマッチをするように考えられた法律でありまして、そういう点では、私どもも、明治時代の法律が今日なお多少の修正は加えられても残っているということは当を得たことではありませんので、修正をすることについては、これはもちろん賛意を表する次第でありますし、それからもう一つは、たとえば国税の優先権というような問題があって、私債権の持ち主であっても、一年間の間は国税が優先をするために、非常に心配をしなければならないというようなことがこの法律の改正によってなくなることは、国民のいわば一般的な権利というものを伸ばす意味において、非常にこの点についてはこれま……

第31回国会 大蔵委員会 第20号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○大矢正君 三十三会計年度の中で生糸と繭の在庫の最も近い状況というものはどうなっているかということは、あなたの方ではわからないでしょうそれは政府の手持ち在庫にとどまらず、保管会社その他市中にどのくらいの大体在庫があるのか、それはわからないでしょう。
【次の発言】 政務次官にお尋ねしますがね、三十四年度以降の結局生糸と繭の対策というものを、大蔵省としてどういうように考えておるのか。いつまでもこのまま買い入れ量を増加して、そうしてこの会計の中で処理をしていくつもりなのか。
【次の発言】 三十三年産の生糸、繭は、この法律の措置によって解決がつくのだけれども、三十四年度産の春と夏秋産の繭については、ど……

第31回国会 大蔵委員会 第21号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○大矢正君 これは質問じゃございませんが、私が先般の委員会で要求をした資料が出ておりますが、それから衆議院の大蔵委員会の横山君の要求による資料も、揮発油税と入場税関係で出ていますがね、この資料の説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 この五ヵ年計画の中で、国の投資額八千百億というのが出ているけれども、下に来て、「五ヵ年間の所要国費と揮発油税の増税」、こういう計算ができておって、国費所要額五千三百二十二億円になっているのですがね。この八千百億円という五ヵ年計画の事業費と、五千三百二十二億円というものの開きは、これは何ですか。
【次の発言】 それから、今の資料は、小酒井さん申された通り、たと……

第31回国会 大蔵委員会 第23号(1959/03/30、4期、日本社会党)

○大矢正君 足立さんの今のお話からいくと、最後につけ加えられた言葉は、税収の面では減らないからいいじゃないかという議論をされたようだけれども、私は、税収が確保されるか確保されないかという問題は、それはもちろん大事かもしれませんけれども、課税の対象になる、いわばそれを買う国民ですね、それがどういう立場にあるかということの方が重大であると私は思うのであります。ですから、かりにゴルフの用具のまあ減税をやっても、結果だけ総体的に見れば、ゴルフ用品それ自身の中にもやみを捕捉することができるから減税にならないのじゃないか、確かにそれは、いわば当初計画した税収を確保するという面ではそういう議論になるかもしれ……

第31回国会 大蔵委員会 第24号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○大矢正君 私は税法全般について、大蔵大臣にまず質問いたしたいのですが、前に国税徴収法案がすでに通過をいたしましたけれども、この法律をいろいろ私ども当委員会で検討いたしました際にも、多少議論になったのでありますが、今の法律の書き方というものは、非常に字句の使い方にしてもむずかしいという議論です。大蔵省の専門にやっている人が、私どもに説明するのに、条文を読んでも、先生方もなかなかおわかりにくいでしょうという前提で説明をされるわけですね。これは単に国税徴収法に限った問題ではなくて、今の税法全体に現われていることじゃないかと私は思うのです。大蔵大臣だっておそらく、たとえば今度の所得税法の改正案が出さ……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1959/08/31、5期、日本社会党)

○大矢正君 今の税関の行政問題について二、三点質問したいと思いますが、特に、国会が始まると、法律の審議で終始をいたしますために、なかなか大蔵省の行政について検討する機会がないので、この機会に税関行政について特に質問をしておきたいと思うのであります。  まず第一番に質問したいことは、これは今さら質問する必要性がないかと思いますが、どうも今の税関行政というものは、その本質において目的が変えられているような感じを私持つわけでありますが、日本の国の経済的な要求にこたえて外貨の獲得をしなけれならない。そのためには輸出も伸ばさなければならないし、輸出の拡大をするために、税関というものは特段輸出貿易に対する……

第33回国会 大蔵委員会 第3号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○大矢正君 八十六条の二に制限販売価格というのがありますね。これは書いてあってもむずかしくて、ちょっとわからぬけれども、要は、これ以上高く売ってはいけないという一つの価格というものを設定するという、簡単にいうとそういう解釈になるのですか。
【次の発言】 多分そういうことだろうと思って質問をしているのだが、そうすると、特に特級なんかでも名前の売れているものは、現状の価格よりはむしろ高くなるという危険性を招来するのではないか。それから、一級、二級という問題については、特級を一級に下げることによって、今原さんが言われたような、税金が安くなるから、その分だけ酒屋の方にしてみると非常に利益が上がるという……

第34回国会 商工委員会 第5号(1960/02/16、5期、日本社会党)

○大矢正君 私は、二点について局長さんにお尋ねをいたしたいのですが、今度の夕張の事故が発生を見ますると同時に、局長が現地までさっそく出かけられたことについては、私も非常に喜んでいるものでありますが、それはそれといたしましても、今回のこの夕張の爆発事故が、こうだから、従ってこうなんだという質問で私はなくて、連続して爆発と出水事故が起きているという現況にかんがみて、局長の考え方を聞いてみたいと思いますが、その一つは、石炭を生産する会社というのは、先ほど保安と生産の議論がありましたけれども、会社としては、石炭を掘るために会社を作っているのだし、石炭を掘るために従業員を雇っているのですから、石炭を掘ろ……

第34回国会 大蔵委員会 第2号(1960/02/11、5期、日本社会党)

○大矢正君 これで全部ですか、あとは出ないのですか。
【次の発言】 そうすると、安保条約や行政協定に伴う法律というものはないのですか。
【次の発言】 ですけれども、税金の問題とか、そういうやつはよその委員会でやるのですか。
【次の発言】 為替関係の法律の改正というのはないのですか。

第34回国会 大蔵委員会 第4号(1960/02/25、5期、日本社会党)

○大矢正君 どうも、説明を聞いたけど、さっぱりわからないんだが、FA、すなわち外貨割当制の品目の数というのはどのくらいあるんですか、現状で。
【次の発言】 私の聞いているのは、このFA、すなわち外貨割当制十四億九千四百万ドルの品目というのは出ているけれども、品目の数がどのくらいあるのか書いてないから。このAA制の方は品目数七百六十三品目で出ているけれども、FAの方は出ていないから、FAの全部の品目数はどのくらいであるのか、こういう質問です。
【次の発言】 経済企画庁で、貿易の自由化に伴って国内の産業に与える影響は甚大であるというふうな観点から、積極的に、貿易の自由化に対する対処策ということも入……

第34回国会 大蔵委員会 第5号(1960/03/01、5期、日本社会党)

○大矢正君 三十四年度の国内の米の需給の見通しというものと、それから、同じく準内地米を含む外米の輸入見込みについて、概略御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 国内の産米の量と、それから国内の実際の需要量とを比較して、今日の状態では、どの程度の実際米が不足しているか。これは、単に政府の集荷したものを配給をするという、その正式のルートだけの問題ではなくて、総体的にながめてみた場合に、需要と供給の状況はどういうようになっているのか、御説明いただきたい。
【次の発言】 最近の最も新しい統計で、外米、準内地米を含む外米の在庫というのはどのくらいあるのですか。

第34回国会 大蔵委員会 第6号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○大矢正君 私、しろうとでよくわからないから、参考のために聞いておきたいのだけれども、賃借人ですね、船主というのはよくわかるのですが、賃借人というものと、それから用船というのと、回航請負人というものの区分というのは、どういうような定義があるのか。その点、ちょっとお伺いしたい。
【次の発言】 そうすると、この保険に入るのは、組合に入るのは、その賃借人というものとして入るのか、それともどういうことになるのですか。用船の部分、あるいはまた請負人の部分は、一体だれがこの組合に入るということになるのですか。
【次の発言】 たとえば、自分で船を持っておる場合に、この船を持っておるのが組合員。そこで、回航を……

第34回国会 大蔵委員会 第7号(1960/03/11、5期、日本社会党)

○大矢正君 資料でもらった方がよかったのだけれども、資料の要求をしていないので、今まで出ておりませんから、来週の火曜日の委員会までに資料をちょっと出していただきたい。一つは、今は量十四酒造年度になるわけですか、今は。ですから、この三十四酒造年度における九月三十日までの品種別の造石数ですね、予想、これを出してもらいたいことと、それから前年の三十三酒造年度の消費実績ですね、紋別の。これは清酒、合成を含めて出してもらいたいこと、これをお願いしておきます。  それから、まあそれをもらってからの方がいいんですが、何かあと十五分くらいで委員会をやめようという委員長の話もあるんです。ですから、質問をするのは……

第34回国会 大蔵委員会 第8号(1960/03/17、5期、日本社会党)

○大矢正君 酒団法が改正されてから、その後大蔵省としても、酒団法の改正の措置にのつとつて具体的に作業を進められておると思うのでありますが、改正後今日までの経過と、それから、これからの見通し等について説明をいただきたいと、こう思うのであります。
【次の発言】 そうすると、ただいまの現状とこれからの見通しから考えると、夏ごろには大体新しい基準販売価格にのっとって価格制度というものをきめて踏み出していくという結論が出るように思われるのですが、そういうように解釈してよろしいですか。
【次の発言】 この酒団法の改正とは別に、今度は法律に関係したことで一、二お伺いしたいのですか、今度新しく一級と二級との間……

第34回国会 大蔵委員会 第10号(1960/03/29、5期、日本社会党)

○大矢正君 この「経済及び技術協力のため必要な物品」という、この「物品」という解釈についてですが、技術を持っていくにしても、当然設備なんかも必要な段階が来ると思うのです。まとまったですね、一つの設備というものがなければ、技術協力をやりたいといっても、向こうがやれないという場合が出てくる。そういうような設備というものが、実際問題として「物品」の中に入るのか入らないのか。
【次の発言】 僕は、目的というのを聞いているのじゃないのだよ。あなたのところの提案理由の説明には、目的として「海外技術センターの設置等に必要な」云々と、こう書いてあるけれども、こんなものは法律とは関係のないことで、法律には何もそ……

第34回国会 大蔵委員会 第11号(1960/03/30、5期、日本社会党)

○大矢正君 補助金の整理ということは、長年来この委員会において言われておることでありますけれども、例年、大蔵省では予算編成にあたって、補助金の整理の方針というものを明らかにするようでありますが、ことしの予鎌編成についての補助金の整理の要綱と申しますか、考え方というものは、具体的にどういうものを持っておられるのか、この際、明らかにしてもらいたい。
【次の発言】 今あなたは、大蔵省の三十五年度予算編成についての補助金の整理の方針というものの考え方を述べられたのですが、これはまあ例年十二月の末には、必ずといってよいほど、申し合わせというのか、省内の予算編成についての考え方というものをまとめておられる……

第34回国会 大蔵委員会 第12号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○大矢正君 先般来、大蔵省の説明の内容を聞いていると、関税関係の法律は大幅にこれを改正したい、特に定率法は明治四十三年に作られた法律であって、品目の分類においては現状に適しないところがかなりあるんで、この面については相当大幅に改正したいというような意向もあるんですが、その関税関係の法律の改正というものは、どの程度やられるものか。品目の改正だけやられるのか、あるいは抜本的に税率までもいじるのか、あるいは関税法それ自身も改正をするのか、この間の事情を説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 審議会でいろいろ検討されることはけっこうだし、その答申ももちろん政府は聞いて、関税法、定率法の改正をやら……

第34回国会 大蔵委員会 第16号(1960/04/26、5期、日本社会党)

○大矢正君 昨年の大蔵委員会で再三問題になったのでありますが、現在の皇居の地理的な環境とか、その他各国の状況とにらみ合わせて、わが国にも外国と同様に、宮殿という形で新しく造営をした方がよろしいのではないかという意見がいろいろ出ておつたようです。それからまた、宮内庁としても、しかるべき機関において宮殿の造営については検討したいというような意思表示もあったのでありますが、この宮殿造営についての考え方ないしは今日までの経過について、御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 国民の間には、現在の皇居というものが、いろいろな意味で、地理的に、位置的に問題はあるというような意見もあったのでありますが……

第34回国会 大蔵委員会 第17号(1960/05/10、5期、日本社会党)

○大矢正君 この国有林野事業特別会計という会計制度の財政年度というものは、やはり四月一日から三月三十一日で終わるわけでしょう。
【次の発言】 それで、この昭和三十四年度に十億円の余裕金があるから――まあ剰余金といいますか、一般会計に繰り入れるというのは、三十三年度の決算において剰余金が生じたから、これを繰る入れると、こういうことになるわけですか。三十四年度の剰余金を繰り入れると、こういうことになるわけなんですか。
【次の発言】 国有林野事業の特別会計の決算ですね、ここ最近の状況というものは、あなたの方でわかりますか。
【次の発言】 三十四年度はまだわからないのですね。

第35回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1960/08/31、5期、日本社会党)

○大矢正君 大蔵大臣は、就任されて初めてのこの委員会出席で、大臣に就任されてからかなり日数も経過しておりますから、私どもとしては、本日のこの委員会でかなり具体的な大蔵大臣就任後の新しい政策についての抱負を述べられるものと、実は期待もしておりましたし、そう考えておったのでありますが、今承りますと、ほんとうに簡単なあいさつ程度でありまして、新しい政策には一切触れておらない。私は非常に残念なことでありますが、総理大臣は来月早々新しい政策を掲げて各地を遊説されるという新聞報道がなされておりますし、もしそれが事実であるとすれば、池田内閣の新しい政策、そうしてまたそれに基づく大蔵大臣としての具体的な抱負と……

第35回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1960/09/01、5期、日本社会党)

○大矢正君 局長、あなたの方から出されている資料、数字が合わないんですがね。この後、資料が出ているのかどうか。減収額の予想が九百九十億という以降に、新しい千二百二十七億という資料出ていますか。分類した表は九百九十億というのは出ているのだが、千二百二十七億というのは出ていないんですよ。
【次の発言】 局長、この今のあなたの言われた突き合わせもけっこうだけれども、千二百二十七億ということになると、二百三十億、二百四十億に近いから、どこでそのくらい違ってくるのか。ぼくらもちょっと資料としてもらいたいと思うので、あとで資料で出して下さいませんか。

第37回国会 大蔵委員会 第3号(1960/12/19、5期、日本社会党)

○大矢正君 局長、資料を二つ頼んでおきたいのですが。今の開銀関係の方の資料としては、世銀借款の外貨貸付約八百九十億といっていますね。これの業種別の内訳を一つ出してもらえないだろうかというのと、それからもう一つは、今の輸出入銀行に関係して、投資金融三百九億ですか、これの内容をちょっと知りたいのです。それだけです。
【次の発言】 開銀の方はいいわけだね、業種別だから。
【次の発言】 あとの輸出入銀行の内容の方がどうかと思いまして。
【次の発言】 資料をお願いしておきますが、それは、一つはこの税法の改正をやるときに出してもらうので、今度のやっとは多少違うかもしれませんが、課税最低限を、現行とこれによ……

第37回国会 大蔵委員会 第4号(1960/12/20、5期、日本社会党)

○大矢正君 開発銀行の基準金利というのがありますね、九%ですか、その基準金利で貸し出しておる額というのはどのくらいのものになるのですか。というのは、電力がおそらくべらぼうに多いわけですが、これは六五%になっておる。海運、石炭というところは、大口はみな六・五%になっておるが、基準金利で実際に貸し出しておるなんというところは、およそわずかなものしかないと思うのです。今までの貸し出しの中で基準金利で貸し出しておるのがあるのか。さらにまた、三十五年度の計画の中で、大体基準金利で金を貸すというものの額はどのくらいになるのか、その点ちょっと……。

第37回国会 大蔵委員会 第6号(1960/12/22、5期、日本社会党)

○大矢正君 私は、社会党を代表して、ただいま議題となっております国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律案に対し、反対をいたしたいと思うのであります。  後進国の援助を通じて、後進国が産業開発、そうしてまた国民生活の福祉が向上し前進をするということは、もちろん私どもも決して反対するものではありません。しかし、今般のこの開発協会は、後進国に対する援助を通じて、米ソの冷戦が――アメリカの力においてなされるべきものを、これが肩がわりさせられるという性格が十分にうかがい知れるのでありまして、従いまして、そういう意味におきましては、政治的に、その背景となっているものが、単に後進地域の経済開発だけにとど……

第38回国会 大蔵委員会 第9号(1961/03/09、5期、日本社会党)

○大矢正君 三十五年度予算の二次補正で、三百五十億を産投会計の資金に繰り入れて、そのうち百五十億は三十六年度の産投会計の歳入に受け入れる、あと二百五十億は三十七年度以降の産投の出資の財源にする、こういう第二次補正をめぐりまして、三十一年度において議論されたと同様に、財政法上違反であるかもしくは疑義が生じて参りました。予算委員会でかなり突っ込んでこの問題に対する議論が行なわれ、さらに、先般は公聴会を開きまして、東京大学及び早稲田、慶応両大学から教授を招いて、この問題に対する財政法上の疑義について議論をいたしました。その中で、私は聞いておりまして、東大の教授の意見は、財政法上疑義があるかどうかとい……

第38回国会 大蔵委員会 第10号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○大矢正君 銀行局がいませんから、政務次官にお願いをしておきますけれども、輸出入銀行法の一部改正に関連をして、輸出入銀行の貸し出し残高、これは貸し出し残高が一億円以上の会社の名前、業種別に具体的に会社の名前をあげて金額を出してもらいたい。
【次の発言】 これは実は、私は直接もらったわけじゃないのですが、去年のある月を境にして、全部個別に会社の名前をあげて金額を出したやつを私自身持っておるのです。もちろん、これは極秘のものですが、これは正式に輸出入銀行からもらっておりますから、そこらのごまかしで作ったものと違うのです。従って、それを今ここで出せないということはない。これは、委員全部に資料として配……

第38回国会 大蔵委員会 第11号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○大矢正君 この通行税というものは、一体どういう理由のもとにこの通行税を取っておるのか、僕はよくわからないのですが。通行税というものを取る理由ですよ。
【次の発言】 人間が乗ると通行税を取られて、貨物を乗っけると割引運賃でというのは、どうも理屈が合わないのじゃないか。人間が、同じものに人間が乗ると通行税を取られて、国から通行税を取られて、貨物を乗っければ割引運賃で安く品物を運んでくれるというのは、理屈が合わないのじゃないですか。
【次の発言】 あなたね、札幌まで汽車の一等で、新しい一等で寝台に乗って行った場合と飛行機に乗って行った場合と、札幌まで行った場合どれぐらい差があるか、計算したことあり……

第38回国会 大蔵委員会 第14号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○大矢正君 これは予算委員会でも、大蔵大臣初め、ガリオア、エロアは債務と心得る、こういう発言をされておるのだけれども、二十四年の四月以降の分については、これは八億五千三百万ドルということで、通産省の資料が整って明らかになっているんだが、その前の、二十四年三月以前の分の十一億幾らというのは、結局資料が明らかでないわけですね。それで、債務と心得るというのは、二十四年四月以降の分ならよくわかるんだけれども、その以前のやつも債務と心得るという、こういう解釈をしているのかどうか。
【次の発言】 いろいろの資料を整備しても、二十四年三月以前の十一億九千七百万ドル、これは、連合国軍の総司令部の資料に基づく全……

第38回国会 大蔵委員会 第15号(1961/03/27、5期、日本社会党)

○大矢正君 実は私は予算委員会であなたに来ていただこうと思ってお願いしていたけれども、あなた来られないのだけれども、予算委員会には法案がかかっていないから、法案のかかっている方には顔を出すけれども、法案のかからないところにはあまり顔を出したくないらしいので、私はやはりそういうことじゃ困ります。予算委員会にも出てもらうべきは出てもらって、はっきり答弁をしてもらわないと。あなたはずるくて、法案のないところにはさっぱり顔を出さないで、法案のあるところに顔を出すということをしないで、今後は予算委員会にも顔を出してお答えをしていただきたいと思います。  そこで、さっき私予算委員会の分科会で、具体的な問題……

第38回国会 大蔵委員会 第21号(1961/04/25、5期、日本社会党)

○大矢正君 前のこれに関連する法律の審議のときにも議論が出たのですが、電力会社の資本組み入れが非常におくれている、資本組み入れの比率が非常に低位であるということですが、これは理由は一体どこにあるのですか。
【次の発言】 電力会社の資本の組み入れがなかなか困難だということを逆に解釈すると、あなたが今言われておるように、利益率が低いということもあるでしょう。そういう意味で配当の問題も出てくるでしょうけれども、そうすると、いつまでもこれは電力会社の場合には資本組み入れが低いというままで推移するんですが、そういう考え方はいたし方ないとしているんですか。

第38回国会 大蔵委員会 第23号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○大矢正君 関連して。実はしばらく大蔵委員会に顔を出しませんでしたから、あるいは私のいない間にそういう資料が出たかとうかは存じませんけれども、この説明の中にも、一般競争を原則としているけれども、実情としては指名競争あるいは随契というものが多いのだというふうな話でございますが、問題は、そうすると、従来の実績というものが一体とうなっているかということが、ある程度法案審議の根拠にならなければならぬと思うのです。従って、従来、結果というものが、各省別に見た場合に、一体一般競争でやった部分は件数としてどのくらい、金額としてどのくらいあるのか。あるいは指名、随契等は同様に、件数と金額は省別にどのくらいある……

第38回国会 大蔵委員会 第26号(1961/05/23、5期、日本社会党)

○大矢正君 私は、あすの予算委員会で国際収支の問題や設備投資の問題は質問する予定になっておりますから、議論をすることは避けまして、特に四点について統計の資料だけをこの際質問したいと思うのでありますが、まず第一点は、理財局の方に質問しますが、きょう四月分の国際収支がおそらく発表になるはずですが、まあ時間的にいって、おそらく午前中に発表になるか午後発表になるかわかりませんが、いずれにしても、きょう発表になるのですから、きょうこの席で一つ四月分の国際収支を発表願いたいと思うのでございます。  それから、第二点は、新聞の報ずるところによりますと、五月の信用状の収支面ではおそらく二千万ドル程度の信用状の……

第38回国会 予算委員会 第5号(1961/02/17、5期、日本社会党)

○大矢正君 私は税制の問題、それから金融政策の問題等を中心といたしまして、関係大臣に質問をいたしたいと思うのでありますが、まず第一にお伺いいたしたいことは、三十五年度におきましては、第一次の補正で千五百億、さらにまた今回の第二次補正で四百億、約二千億近い自然増が見込まれまして、補正予算が編成をされているわけでありますけれども、三十五年度の当初の予算の中において、租税の負担が国民所得に対して、どの程度の負担割合を示しているかということは、前にすでに資料として出されているわけでありますし、また税制調査会の答申の資料の中にも出ておりますから、その点はわかりますけれども、三十五年度の自然増収二千億、さ……

第38回国会 予算委員会 第7号(1961/03/03、5期、日本社会党)

○大矢正君 高木先生にお伺いをいたしたいと思うのでありますが、実は一番最初お話を下さいました雄川先生は、これは、財政法の違反であるとかないとかという問題、法律の違反であるとかないとかという問題ではなくて、政治的な判断によるものではないか、政治的に判断をすべきものではないか、こういうような御説明なんです。それから最後の先生のお話は、まあこれは疑義があるから財政法を直した方がいいではないかと、より積極的な御発言があったように思うのであります。そこで、実は先ほど高木先生もいろいろ自然増収の問題についてお話がございました。私も先月の十六、十七日の補正予算を審議しました委員会で、大蔵大臣とそれから総理大……

第38回国会 予算委員会 第13号(1961/03/13、5期、日本社会党)

○大矢正君 私は、今のような議論をするならば、これは委員長に要望しますけれども、社会党から農業基本法なら農業基本法を説明する者をここに置いて、そうしてやってもらいたい。そうでなくちゃ片手落ちですよ。そして、それだけがもしかりに新聞に載った場合に、一体どうなりますか。どうです、委員長、おかしいと思いませんか。それが第一です。  それから、社会党は農地の強制収用をやるとかなんとか、農林大臣はそういう答弁をされている。一体どこにそんな農地の強制収用をやるということがありますか。それから、もう一つは、社会党は農地の拡大を言っておると、こう言う。これは社会党だけじゃないですよ。たとえば具体的に、あなたの……

第38回国会 予算委員会 第16号(1961/03/18、5期、日本社会党)

○大矢正君 関連。
【次の発言】 そのあなたの今の答弁からいくと、国鉄のこの世銀からの借款に対しては条件というものは何にもない、こういう御答弁なんです。しかし、まあ私ども考えてみて、前に電力会社がこの借款をする場合には、条件として電力料金の値上げが前提であるということが言われておるのです。電力料金が値上げになったならば、あるいは値上げするという前提があれば世銀は借款を与える、こういう内容が今まであったのです。これは政府は明らかにそのことを表明しないけれども、あらゆる雑誌や新聞その他からは具体的にそのことが表明されておるのです。今度の国鉄借款の問題にしたところで、おそらく今度この運賃の値上げがあ……

第38回国会 予算委員会 第18号(1961/03/22、5期、日本社会党)

○大矢正君 関連。阿具根理事からそういう発言がございましたが、参議院のわれわれ予算委員会は、一カ月間予算を審議する、これは憲法上認められているんだから、一カ月間。そこで、自由民主党の方はこれだけの質問をさして下さいと言ってしゃにむに時間を取るわけです。最初計算を作るときには、理事会で取っておいて、そうしてそれを適当に今度終わりごろになったら放棄して、どんどん放棄していって、結果的には、一カ月問われわれ審議できるのに審議できないように仕向けられる、こんなばかなことありますか。最初から質問しないならしないように、私はこっちの方に時間割り当てて一カ月間審議するように予定を組むのがあたりまえじゃないの……

第38回国会 予算委員会 第19号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○大矢正君 私は国際収支の問題とそれから税制の問題、それから最近給与所得の支払いを受けている人々が源泉徴収をされることは憲法違反であるという訴えを裁判所に提起をする、こういう状況がございますので、この点。以上三つについて関係大臣に質問をいたしたいと思います。ただ、国際収支の問題や税制に関する基本的な考え方の問題は、これは総理大臣に来ていただかなければ質問ができませんし、私はちょうど総括質問を最後にやることになっておりますので、国際収支の問題、それから税制問題、特に歳入に対する見積りの考え方の問題、こういう点は最後の総括に質問をすることにして、本日は国際収支の問題と税制問題の具体的な点について質……

第38回国会 予算委員会 第20号(1961/03/24、5期、日本社会党)

○大矢正君 関連。今の水資源の公団に関係する問題は、実は衆議院の予算委員は非常に憤慨しているのですよ。さっき阿具根委員が言われた通り憤慨しているのですよ。それは、予算委員会ではやらないと約束しているのを、けさの新聞ではあの通りでかでかとやるということになっている。だが、建設大臣はそういうふうに意思を述べられたが、予算委員会ではやらないという約束があったのに、やるということになったことに非常に憤慨しているのです。そこで私は大蔵大臣にお尋ねしたいのですが、さっき建設大臣はちょっと言葉のはずみかどうかわかりませんけれども、産投会計で云々という話がございました。がしかし、産投会計でなくても予備費の中か……

第38回国会 予算委員会 第22号(1961/03/31、5期、日本社会党)

○大矢正君 私は、三十六年度の予算の締めくくりの質問にあたりまして、特に経済問題を中心として、総理以下、関係大臣にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、その前に、一、二外交上の問題について、総理及び外務大臣からお答えをいただきたいと存じます。  第一の問題は、六月ころを目途にして総理は渡米をされる、こういうことが世上伝えられておるのであります。そこで、アメリカのケネディ大統領が誕生をして、日本から装置が出かけられて、日本とアメリカとの間に話し合いをされることはまことにけっこうなこと、だと私は思いますけれども、ただ、総理は、一体どんなお考えを持ってアメリカに渡るつもりでおられるのか。もちろん内……

第38回国会 予算委員会 第25号(1961/05/20、5期、日本社会党)

○大矢正君 関連。ただいま大蔵大臣から、三十五年度の一般会計の租税収入の大体の見通し、最終的な結果について公表されたんですが、私は、この三月三十一日の予算委員会の最後の総括質問の際にも、今、木村委員の質問されたことと同様のことを質問しておるはずであります。大蔵大臣もそのときはお答えになっているはずでありますが、私は当時、おそらくこのままの推移で行きますと、三十五年度の自然増というものは、九百五十億円から、ある場合には千億円を超えるということが考えられるのではないかということを私が申し上げたら、そんなばかなことは絶対ないと、大蔵大臣は断言されておる。大蔵省主税局長も、私の質問にそういう答弁をされ……

第38回国会 予算委員会 第28号(1961/05/27、5期、日本社会党)

○大矢正君 きょうの予算委員会の午後からの質問は私一人でありますから、本来でありますれば、相当時間をかけてゆっくり質問をできるはずでありますけれども、時間が非常に制約をされて十七分という時間しか持ち合わせありませんので、そういう意味におきましては、私は、特に先般木村委員が質問をいたしました経済問題を中心にして政府関係各大臣に質問をいたしますので、今申し上げた通り、時間がないことを前提として、政府も具体的に要領よく一つ答弁をいただきたいと存じます。  まず、私は企画庁の長官に質問をいたしたいと思うのでありますけれども、私は三月の予算委員会のときにも質問をしまして、三十五年度の設備投資の見込みとい……

第39回国会 大蔵委員会 第6号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○大矢正君 この法律に「主務大臣」という言葉があるのですが、これは主務大臣というのは一体だれになるのですか。
【次の発言】 それでは御質問のしょうがない。
【次の発言】 実は、この法律の具体的な項目に入る前に、私、根本的に聞きたい問題があるのだが、それは提案理由の中にこういうことがあるのですね。「歯舞群島、色丹島」……。
【次の発言】 総務長官にお尋ねしますが、提案理由の中に、「歯舞群島、色丹島、国後島及び択捉島につきましては、わが国固有の領土であるにもかかわらず」云々と、こうなっている。わが国固有の領土というのはどういうことなんですか。それからまずお聞かせ願います。

第39回国会 大蔵委員会 第7号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○大矢正君 それでは、総務長官にお尋ねをしますが、この法律の名称は北方地域旧漁業権者等に対する特別措置に関する法律案となっておるんですが、ところが、この目的の中には、後段に「あわせて北方地域に関する諸問題の解決の促進に資することを目的とする。」と、こうなっておるんだが、「あわせて北方地域に関する諸問題の解決の促進に資することを目的とする。」ということなのか、その点をお答え願いたい。
【次の発言】 これは前段のほうで、たとえば生活に必要な資金を低利で融資をしたり、あるいはまた事業経営やその生活の安定をはかるのだ、こう書いてあるから、これだけで事が足りると思うが、「あわせて北方地域に関する諸問題の……

第39回国会 予算委員会 第5号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○大矢正君 私は、主として経済問題と、それから特に当面非常に世論の上においても直大な問題になっております石炭対策の問題について、総理大臣を初め各大臣にお伺いをいたしたいと存じます。  まず私は、冒頭総理大臣にお伺いをいたしたいと思いますことは、衆議院の本会議、それから予算委員会におきまして、総理は、三十五年度の経済の動向、それから三十六年度の経済見通し、こういう点について、特に国民総生産につきましては、三十五年度自由民主党の経済計画は、十三兆六千億が基礎となっておる、しかし、結果としては、十四兆五千億という数字が三十五年の国民総生産として現われてきたことに関して、それは、党のいわば計画というも……

第40回国会 文教委員会 第2号(1962/02/01、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。  去る十二月十四日及び同月二十三日、矢嶋三義君及び青柳秀夫君が委員を辞任され、その補欠として江田三郎君及び泉山三六君がそれぞれ委員に選任されました。また、一月二十三日、江田三郎君が、同二十四日、安部清美君が委員を辞任され、その補欠として私及び黒川武雄君が委員に選任されました。また、一月二十五日、平林剛君が、同月二十六日、加藤武徳君が委員を辞任され、その補欠として江田三郎君及び田中啓一君がそれぞれ委員に選任されました。また、一月三十一日、安井謙君が委員を辞任され、その補欠として近藤鶴代君が……

第40回国会 文教委員会 第4号(1962/03/01、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき報告いたします。  本日、泉山三六委員が辞任され、その補欠として勝俣稔君が選任されました。
【次の発言】 それでは、盲学校、聾学校及び養護学校への就学奨励に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を起こして。  ただいま委員の異動がありましたので御報告いたします。  近藤鶴代君が委員を辞任され、その補欠として村山道雄君が委員に選任されました。以上であります。

第40回国会 文教委員会 第6号(1962/03/13、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。去る三月九日、千葉信君、秋山俊一郎君、山本杉君及び上原正吉君がそれぞれ委員を辞任せられ、その補欠として、江田三郎君、近藤鶴代君、泉山三六君及び下條康麿君が委員に選任されました。以上でございます。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選につきお諮りいたします。委員の異動に伴いまして、現在、当委員会理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠互選を行ないたいと存じます。互選の方法は慣例に従いまして、成規の手続を省略し、便宜、その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございません……

第40回国会 文教委員会 第7号(1962/03/15、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  これより市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御質疑のおありの方はございませんか。――他に御発言もないようですから、本案に対する質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。よって、質疑は終局いたしました。  これより討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 他に御意見もないようでございますが、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。

第40回国会 文教委員会 第8号(1962/03/20、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) 説明員ですから、説明するだけで、それで物足らなければ……。
【次の発言】 念のためにもう一回だけ答弁してみて下さい。それでよければ合格するし、悪ければ不合格としてかわってもらいますから。
【次の発言】 文部大臣に説明を願って、もし文部大臣の説明でも納得ができなければ、あらためて御相談したいと思います。
【次の発言】 官房長、今のことについて答弁ないですか。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 それでは速記をつけて下さい。  本案に対する自後の審査は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、学校教育法の一部を改正する法律案(参第八号)の審査を進めます。  質疑のお……

第40回国会 文教委員会 第9号(1962/03/22、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。  本日、片岡文重君が委員を辞任され、その補欠として、東隆君が委員に選任されました。
【次の発言】 それでは、学校教育法の一部を改正する法律案(参第七号)及び学校教育法の一部を改正する法律案(参第八号)を便宜一括して議題とし審査を進めます。  御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 私からも文部大臣に一言申し上げておきたいと思いますが、先日の当文教委員会における初中局長の答弁というのは、第二十八条の「小学校には、校長、教諭、養護教諭及び事務職員を置かなければならない。」と……

第40回国会 文教委員会 第10号(1962/03/27、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。  本日、東隆君及び堀本宜実君が辞任され、その補欠として片岡文重君及び温水三郎君がそれぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求に関する件につきお諮りいたします。  義務教育諸学校の教科用図書の無償に関する法律案の審査のため、明後日、参考人を招致し、意見を聴取いたすことにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。なお、参考人の人選及びその他の手続につきましては、これを委員長及び理事に御一任願いたいと存じますが、御異議ございま……

第40回国会 文教委員会 第11号(1962/03/29、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨三月二十八日、横山フク君、山本杉君が辞任され、その補欠として泉山三六君、宮澤喜一君がそれぞれ委員に選任されました。また、本日、江田三郎君が辞任され、その補欠として小笠原二三男君が委員に選任されました。以上であります。
【次の発言】 これより高等学校の建物の建築等に要する経費についての国の補助に関する臨時措置法案を議題とし、審査を進めます。  質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて下さい。

第40回国会 文教委員会 第12号(1962/03/31、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動につき御報告いたします。  昨三月三十日、黒川武雄君、宮澤喜一君及び泉山三六君が委員を辞任され、その補欠として谷村貞治君、徳永正利君及び天埜良吉君がそれぞれ委員に選任されました。また、本日、常岡一郎君及び片岡文重君が委員を辞任され、その補欠として加賀山之雄君及び相馬助治君が委員に選任されました。以上であります。
【次の発言】 これより養護教諭並びに事務職員の充実に関する件等当面の文教政策につき調査を進めます。  質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御質疑のおありの方はございませんか。――他……

第40回国会 文教委員会 第13号(1962/04/02、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  ただいま委員の異動がありましたので、御報告いたします。  加賀山之雄君が辞任され、その補欠として、常岡一郎君が委員に選任されました。  以上であります。
【次の発言】 それでは、学校騒音防止工事費交付金法案を議題とし、発議者より趣旨説明を聴取いたします。
【次の発言】 本案に対する自後の審査は後日に譲ります。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時三十二分散会

第40回国会 文教委員会 第14号(1962/05/07、5期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、理事の補欠互選につきお諮りいたします。  委員の異動に伴いまして、現在、当委員会の理事が二名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠互選を行ないたいと存じます。互選の方法は、慣例に従いまして、成規の手続を省略し、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは私より、北畠教真君及び野本品吉君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会におきましては、今期国会開会以来、教育文化及び学術に……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 エネルギー対策特別委員会 第3号(1962/08/29、6期、日本社会党)

○大矢正君 最初に、油に関連して鉱山局のほうに五、六点お尋ねをしますが、どうしますか、全部一本に並べて質問しますか、それとも、一つ一つ質問しますか、頭がよろしいようだから、一ぺんに並べてもいいでしょう。  一番簡単なのは、日銀の石油卸売価格というのが出ておりますが、これは税込みの価格ですかどうですか、おそらくそうだと思いますが。
【次の発言】 税抜きですか。
【次の発言】 それでは次に、最近重油価格がこの資料に載っているような価格ではなくて、たとえば電力用の重油なんかというものは六千円をすでに割っておるということが、通説としてこのごろはわれわれの耳にも入ってきておるわけですが、現状の重油の引き……

第41回国会 大蔵委員会 第2号(1962/08/21、6期、日本社会党)

○大矢正君 資料を要求します。  それでは、産投会計が設立した当時から今日までの歳入関係全般にわたって、こまかくひとつ資料を出してもらいたい。
【次の発言】 歳入と受け入れぬ、たとえば見返り資金からの受け入れ、一般会計からの受け入れ、運用益があるでしょう、その他のこまかいのがあるわけでしょう、そういう内容を全部ひとつ年次別に出していただきたい。これが一つの要求ですね。  それから、歳出関係で、産投会計ができてから今日まで、投融資をした残高総額はもちろんですが、各期間別ないしは企業別の投融資先の金額ですね、たとえば二十八年以来開銀に幾ら融資をしたからということ、あるいはまた住宅公団にどうしたとか……

第41回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1962/11/01、6期、日本社会党)

○大矢正君 大臣が来るまで資料的な質問だけしておきたいと思いますが、最初に最近の外貨準備高の中で、その外貨準備の内容をひとつ具体的に説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、この命を除く十四億ドルの外貨準備をさらに具体的に分けていって、短期資本、長期資本、その他いろいろありますが、それをひとつ説明してもらえないですか。
【次の発言】 今のあなたの説明にありましたユーロ・ダラー七億ドル、これはわかりますが、ユーザンスと、それから無担保借り入れの十二億ドルですか、これのうちで、ユーザンスの部分はどのくらいありますか。
【次の発言】 それから、今あなたの説明にありました、アメリカ市中銀行から、……

第41回国会 大蔵委員会 第3号(1962/08/23、6期、日本社会党)

○大矢正君 ちょっと中座して、成瀬委員の質問の内容を詳しくつかんでおりませんから、あるいは成瀬委員の質問と多少ずれるかもわかりませんけれども、その点御了承いただきたいと思います。  そこで、今大臣から、今年度の自然増収の見通し等について確たる将来に対する見通しを立てることはできないというお話がございました。私は、四月―六月の税収入の実績というものは統計数字となって今日すでに現われておるわけです。四―六月の実績だけを判断してみると、景気調整過程に入ったといいましても、それが法人税に関係のある会社の利益に極端に大きな影響を与えるわけではないということはこれによってわかるのでありますが、しかし、まあ……

第41回国会 大蔵委員会 第4号(1962/08/24、6期、日本社会党)

○大矢正君 私は、産投会計の改正案の具体的な質問に入ります前に、政府側に一点だけただしておきたいことがあります。それは、産投会計の改正案でありますから、この法案を通してもらいたいという、そういう強い希望の立場というのは中心が大蔵省になることと私は思うのでありますが、大蔵省の一体これはどこが責任を負っておられるか、この産投会計法の改正案に対して。
【次の発言】 それじゃ、大臣、あなたが責任を持っているわけでしょうからね。実はこの委員会に産投会計改正案が提出されて――もちろん政府側からでありますが、提出をされておるのでありますが、今までこの産投会計法の改正案に対して大蔵省からどんな資料を出されたの……

第41回国会 大蔵委員会 第5号(1962/08/28、6期、日本社会党)

○大矢正君 いつからいつまでか、具体的にはっきりして下さい。
【次の発言】 二十一年だって、一日から三十一日まであるのだ。
【次の発言】 関連。今、あなたの説明の中に、こういう言葉がある。昭和二十四年の三月以前の分については、援助かあるいは商業ベースかということは、これはわかりませんと、こう答えておるね、あなたは。そのとおりですか。
【次の発言】 それでいいです。じゃ、そうすると、あなたのところの、通産省の資料には、昭和二十年の九月から二十一年十二月までには、援助が一億九千二百万ドル、商業ベースが一億一千万ドル、合わせて三億二百万ドルであります。二十一年は幾ら、二十二年は幾らと明確に区分をして……

第41回国会 大蔵委員会 第6号(1962/08/30、6期、日本社会党)

○大矢正君 一番最初にお尋ねいたしたいのは、正確には対日援助ではないと政府側はおっしゃるのですが、例のアメリカ国務省から日本に対して売却をされたと称されている俗称SPについて、まず通産省からお尋ねをいたしたいのですが、SPの売却をされた品物の種類、それから年次別の金額、この点についてお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 今あなたの御答弁の約千三百七十二万ドルというSPの物資がわが国に入ってきたということでありますが、年次別にわからないという理由は、それは今そこに資料の持ち合わせがないということなのか、それとも年次にそれを分けるという方法がないというのか、どっちなんですか。

第41回国会 大蔵委員会 第7号(1962/08/31、6期、日本社会党)

○大矢正君 去る二十四日に衆議院から産投会計法が当委員会に送付をされましてから、大蔵大臣や外務大臣を中心として、私どもは、この産投会計から支払われるガリオア・エロア、戦後の対日援助が、はたして本来債務的な性格のものであるのかどうか、あるいはまたそれが具体的にこれからの産投会計の運用等についてどんな影響を与えるのか、こういう問題については議論をして参りましたので、それらの点を省いて、私はきょう特に総理大臣に、産投会計の中からガリオア・エロアというものが支払われるということになって参りますと、勢いそれはわが国の国際収支にも影響の出てくる問題でありまするし、いま一つは、明年度の予算は相当引き締めをし……

第41回国会 大蔵委員会 第8号(1962/09/01、6期、日本社会党)

○大矢正君 私は、ただいま議題となりました産業投資特別会計法の一部を改正する法律案に対しまして、社会党を代表し反対をいたします。  本法律案が当委員会に送付をされましてから、連日慎重なる審議を私どもはいたしたつもりでありますが、しかし、依然としてこの法律の最大のねらいであるガリオア・エロアを中心とした戦後の対日援助の債務の内容が不明確のままに推移をいたしております。したがって、私はまず第一に反対をする理由としてあげなければならないのは、特に昭和二十四年三月以前の貿易の内容や援助の内容というものがまことに明確を欠いておりまして、特に外国との間における輸出入の貿易にいたしましても、あるいはまたその……

第42回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1962/12/13、6期、日本社会党)

○大矢正君 資料要求。この際、法案の審査に必要な資料を二、三要求しておきたいと思います。  最初に、通産省のほうにお願いをいたしますが、ことしの三月三十一日現在で買い上げ申請をしたにもかかわらず、内容的な検討その他によって、実際に受理されていないものがあると思います。それの炭鉱の名前と出炭量と、それから人員。  次に、四月以降今日までの最も近い日の中において、同様な内容のものが幾らあるのかということを資料として出していただきたい。これはいかがでしょうか。
【次の発言】 炭鉱名。
【次の発言】 それはどういうわけではばかるのですか。結局山元においては、経営者はもちろん企業能力を失ったのだし、経営……

第42回国会 予算委員会 第2号(1962/12/19、6期、日本社会党)

○大矢正君 関連。先ほど来国会の正常化の問題について議論が進められておりますが、もとより、予算委員会が開会されますれば、直ちに外交の問題なり経済の問題に質問を集中するのが従来の当然のことではありますが、しかし、国会が特に時間をさいてこのような委員会を開いたということは、衆議院のような審議の拒否やあるいは単独審議というものが再びまた参議院で起こったのではたいへんだという気持が各党各派の間にあったからこそ私はこういうような機会ができたと思うのであります。したがって、そういう前提で考えてみますれば、池田総理の心境がわれわれにあやまって見られたり伝えられておったのでは、これからの審議に対しても重要な障……

第42回国会 予算委員会 第3号(1962/12/20、6期、日本社会党)

○大矢正君 関連。今通産大臣から御答弁がありました石炭鉱業審議会の問題について、私もじっとあなたの答弁を先ほどから聞いていたところが、今度政府で、池田さんの言葉を借りると、画期的な石炭対策を樹立するとおっしゃっておられる。当然それに伴ってこれからの石炭産業に対する合理化というものを進めていくからには、従来の審議会では性格が法律的にも異なってくるということは明瞭ですよ。ですから、その点は調査団の答申でも明かになっているじゃありませんか。ですから、あなたは必要性を感じて強化をしなければならないとさっき答えたのでしょう。ところが、今の段階で改ためて、「必要があれば」という言葉に変ってきているのですよ……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1963/02/15、6期、日本社会党)

○大矢正君 中野さん、資料を一、二点お願いしたいのですが、一つは、昭和三十七年と、ことしのエネルギー全体の需要見込みですね。これはもちろん内容別に、たとえば石炭とか、電力とか油とかいうふうに分けて、そういうものに対する資料を出していただきたい。それから結局、炭鉱の合理化が行なわれて、大よそそれの結論が出る昭和四十二年度まで、すなわち、三十八年度から四十二年度までの年次別のエネルギー総体の需要見込みと、それから、それを内容的に出してもらいたいというお願いです。  それからもう一つは、昭和三十七年度と、それから三十八年度からでけっこうですが、業種別のエネルギー需要の見込みといいますか、しかも、それ……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1963/03/12、6期、日本社会党)

○大矢正君 通産大臣にお尋ねしますが、きょうは時間がわずかしかありませんので、二点だけお尋ねしておきたいと思います。  第一点は、三十七年度の石炭生産と、それから需要の見通しはどの程度になっておるか、その点からお伺いをいたします。
【次の発言】 三十七年度は、おおよそこれでわかりますが、三十八年度の今のと同様な内容をひとつお答えいただきたいと思うのですが。
【次の発言】 三十八年度の見通しというのは、まだ明確に出ないようでありますけれども、三十七年度の実績を見ますると、需要が生炭で五千三百万トン、こういうことになっておるわけですね。そこで、政府は前々から総理を初めとして五千五百万トンの需要は、……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1963/03/22、6期、日本社会党)

○大矢正君 この間、私は通産大臣と、その問題についていろいろ議論をしたのだが、通産省の資料を見ても、三十七年度の需要見込みは五千三百万トン、事実上五千五百万トンの生産計画があるんだから、二百万トン貯炭がふえるということになるわけです。三十八年度はどうか、三十八年度は、これまた通産省の出された資料によると、電力の需要は伸びるけれども、これは政策的に伸ばすわけだが、しかも他の業種は、全体的に需要の減退傾向が現われている。こういう数字が通産省から出ているじゃないですか。そうすると、三十七年度で、すでに五千五百万トンの生産計画に見合う需要がない。二百万トン貯炭がふえる、それに加えて三十八年度が、またそ……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1963/05/29、6期、日本社会党)

○大矢正君 今、阿具根委員から質問があったのですが、この出水事故に限らず、たとえば自然発火とか坑内火災とかいう場合もそうです。おおよそ半年はかかりますね。特に出水なんかの場合には、ずっと以前に、同じく宇部で海水で陥没したことがありますが、十何年前ですが、私たちそこに行っておったので記憶があるのですが、あれなんかもかなりかかっておりますね。急いでやっても半年、まごまごしていると一年かかっても発見できない。半年、一年かかっても復旧するだけの資力は絶対にないですよ。だから、新たに坑道を掘進していって着炭するまでどのくらいかかるか知りませんけれども、結局開銀融資でやる以外にないということになって参りま……

第44回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1963/10/18、6期、日本社会党)

○大矢正君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第45回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1963/12/04、6期、日本社会党)

○大矢正君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第46回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1964/07/31、6期、日本社会党)

○大矢正君 関連。いま中村理事の質問に対して、関西テレビのほうからいろいろ御答弁がありましたが、私は、私のほうの考え方を一、二点申し上げて最終的に質問してみたいと思うのでありますが、実は、けさほど来、日本航空、それから全日空にも来ていただいて、今日この電話リザーヴによるシートの確保というものは、国会議員が今東光さんの言われるようなことをやられたので、今度は切符を買わなければ実際に乗れない、こういうようにしたのかということを、あらゆる角度から承りましたが、そういうことはいささかもない、まずこれが一つ。  それからもう一つ。それじゃせんじ詰めて、かりに国会議員のわれわれが、いま言われたようなことが……

第46回国会 商工委員会 第7号(1964/02/25、6期、日本社会党)

○大矢正君 関連質問を二、三さしてもらいたいと思うのですが、大臣も時間の関係があっていなくなるそうですから……。  そこで、アジア経済研究所法の本体ができるとき、私はこの委員会におりませんでしたから、そのときにどういう議論がされたかということについては、私自身明らかじゃありません。その前提でお尋ねしたいと思うのですが、先ほど来、研究所から出された「案内」というのを読ましていただいたのですが、どうもこれを見てひとつわからないことがあるのですが、アジア経済研究所というのは、一体学問的な立場で経済の全域にわたって調査をし、そしてそれをまとめて資料とするのか。そうじゃなくて、現実の政治の中で、どうやっ……

第46回国会 商工委員会 第8号(1964/02/27、6期、日本社会党)

○大矢正君 午前中時間もあまりありませんので、質問の前提ともなるべき政府の鉱業政策の中の特に硫黄産業についての最近の状況を二、三お伺いをしたいと思います。  そこで、私どもが考えております現在の政府の鉱業政策の中の特に硫黄産業に対する対策等につきましては、あらためてまた質問をすることにして、資料として、この際、質問したいと思います。当然のこととして最も近い日に、これから質問を申し上げまする内容の資料を私どもに提出願いたいこともあわせて申し上げておきたいと思います。  そこで、最近三年間――と申しますのは昭和三十五年、六年、七年度の硫黄の、需要量はどの程度であったかということ、あわせて三十八年度……

第46回国会 商工委員会 第12号(1964/03/12、6期、日本社会党)

○大矢正君 いまの局長の説明の中で、一、二わからないことがあるので、この際、承っておきたいと思いますが、それは、こういうようなミシンや双眼鏡の輸出に関連をする対外的な活動というものは、元来ジェトロが行なうべきものであるが、現状のジェトロの力をもってしては、そういう業務まで手を伸ばすことは困難だから、この二つを輸出振興事業協会にやってもらい、したがって、それに対して補助的な意味で金を出そう、こういう考え方なのか。そうじゃなくて、本来はこのこういう業務はもちろんジェトロ自身がやるべき業務じゃなくて、輸出振興事業協会というものがやるべき仕事なのだ、逆に言うと、こういう仕事はジェトロとは関係のないもの……

第46回国会 商工委員会 第19号(1964/04/07、6期、日本社会党)

○大矢正君 私は、公庫に関係をして二、三お伺いをしたいと思います。  公庫から月報で業務の状況については出されておるようでありますが、この際参考のために、最近の中小企業金融公庫の業務の概況、特に三十八年度の業務状況等について、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 いまあなたの説明があった千百六十三億円の貸し付けというのは、三十八年度のことですか。
【次の発言】 次に、この代理それから直接貸し付けの比率の推移でありますが、これは最近五カ年間の経過はどういうようになっているのか、それから設備資金、運転資金、これも同様に比率は五カ年間にどういう推移をたどっているかということが一つ。二番目は……

第46回国会 商工委員会 第24号(1964/04/24、6期、日本社会党)

○大矢正君 質問の具体的な中身に入る前に、その前提として、今日まで保険が行なわれてまいりましたその経過と実積等についてお尋ねをいたしたいと思います。  そこで、最初にお尋ねをしたいのは、昨年昭和三十八年度の保険契約の実積がどのようになっているのか、件数、それから金額等について御説明を願いたいと思いますし、あわせて三十九年度はどういう見通しを持っておられるのか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 私が伺っているのは、この数字はだいぶ以前から見せていただいて勉強しているからわかるんですよ。私の申し上げておるのは、三十八年度において最終的にはどうなっているのかということなんです。

第46回国会 商工委員会 第25号(1964/04/28、6期、日本社会党)

○大矢正君 前回に引き続いて質問をいたします。  最初に、この間の委員会で答弁が保留になっておりました日中貿易の関係において、この輸出保険法はどのような実績を残しているか、この点についてまずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 いま御説明にありました日中貿易の特に輸出の中における輸出保険の保険契約高及び件数でありますが、この六二年の輸出三千八百万ドルに対して保険契約高が十一億円、ちょっと単位が違いますが、六三年が六千二百万ドルに対して六十九億円、これはおのおの比率の上におきましては輸出総額に対して何%程度の保険契約高になっておりますか。

第46回国会 商工委員会 第28号(1964/05/19、6期、日本社会党)

○大矢正君 先ほど来、近藤委員その他から繊繊製品の対外取引について質問がありましたが、私は特にこの際出すほうではなくて入れるほうの、言うならば、わが国の輸入の問題に関連して二、三お伺いをしておきたい。一つは繊維局から出された資料によりますと、最近の繊維及びその製品の輸入実績の数字が出されております。これを見ますと、毛織物が圧倒的な金額、続いて二次製品ということになっております。そこでこの毛織物、二次製品というものが、今日のわが国の業界、それからまた消費の段階においてどのような影響を与えているかということと、さらにこの毛織物、二次製品等の関税はどういう姿になっているのか。それからこれら繊維製品の……

第46回国会 商工委員会 第29号(1964/05/21、6期、日本社会党)

○大矢正君 このたび新しく提出をされました繊維工業に対する法案に対し、これから質問をいたしたいと思います。私としては基本的な考え方の問題について、まず大臣からお伺いをし、さらに法案の個々の面において及ぼす影響等について事務当局に質問をし、最後にまたそれら具体的な答弁に基づいて大臣にこれからの基本的な考え方についてお伺いをするという方向で質問を進めてまいりたいと思います。  最初に大臣にお伺いをいたしたいことは、昭和三十一年現行法成立以来約八年間の歳月を経過いたしておりますが、ここに新たに繊維法を出してまいりましたことにつきまして、その目的とするところが現行法と新法においてどのような違いがあるの……

第46回国会 商工委員会 第30号(1964/05/26、6期、日本社会党)

○大矢正君 次の委員会の質問に関連して、いまの紡績機械の格納について聞いておきたいと思いますが、一次格納、二次格納、これらを通して現在格納されている機械の中で実際に使用にたえない機械があるのかどうか、あったとすればどのくらいあるのか、その資料がありましたら御答弁願いたいと思いますが。

第46回国会 商工委員会 第31号(1964/05/28、6期、日本社会党)

○大矢正君 たいへん貴重な御意見をお聞かせいただきまして、心から喜んでおります。  この際、私どもが新法について当委員会でいろいろ議論をいたしておりますその中の疑問の点の二、三について、端的に各参考人にお尋ねをいたしたいと思っております。  最初に紡績三社の三木、飯塚両参考人にお尋ねをいたしたいと思っております。  それは業界が適正規模の設備を持ち、企業それ自身の創意に基づいて自由な競争が行なわれること、これを目的とするこの法律について、私は、いまの日本の経済の方向がその方向で進んでおる限りにおきまして賛成をいたしたいと思うのであります。ただ、法律がねらいとしていることが、はたして可能なのかど……

第46回国会 商工委員会 第32号(1964/06/04、6期、日本社会党)

○大矢正君 先日来、私は新法の趣旨について、二、三、大臣及び当局側にお尋ねをいたしましたが、きょうあらためて基本的なものの考え方、そうして、それに基づく具体的な方途についてお尋ねをしてみたいと思うのであります。  私は、今日の繊維産業の現況からして、現行法をもってしては、繊維産業の将来にとって非常に重要な問題が発生してくるであろうという立場から、新しい繊維立法を通産省が考えられ、それが一次、二次、三次と徐々に変化を遂げてまいりました経過をつぶさに勉強さしていただき、さらにまた、衆議院においての論議、先般、当委員会にお招きをしました参考人の方々の御意見、これら総体的なものの判断の上に立って、今日……

第46回国会 商工委員会 第33号(1964/06/09、6期、日本社会党)

○大矢正君 私は社会党を代表し、ただいま議題となりました繊維工業設備等臨時措置法案に対し、政府に以下若干の希望意見を付し、賛成の討論をなさんとするものであります。  本法案は、過去長期にわたって続けられてまいりました繊維工業の操短体制を解決し、世界の大勢であります開放経済、さらには公正かつ自由な競争を基調とした繊維工業を樹立するための目的を持った法案であり、その点においては、われわれも全く同様の意見と賛意を表したいと存じます。ただ、本法案に盛られました個々の内容にわたりますると、いま当面しております繊維工業が、はたして本法案のみによって、国際経済の中における競争にたえ得るかいなかとなりますと、……

第46回国会 商工委員会 第39号(1964/06/26、6期、日本社会党)

○大矢正君 まず、最初に大蔵省当局にお尋ねをいたしたいのでありますが、これはまあほんとうに事務的な問題を二、三参考のために承っておきたいと思います。  その一つは、このたびの電源開発促進法の一部改正に基づいて、電源開発株式会社が世界銀行との間に借り入れ契約を結び、同時にその借り入れ契約に見合う社債を引き渡すと、こういうことになるようでありますが、そこで過去において開銀を通して世銀から借款を得たという経過はありますが、直接世界銀行から借り入れをするというのは今度が初めてである。そこで世界銀行の借款というものの内容が私にはよくわかりませんので、できることならこの際世界銀行が今日までわが国のそれぞれ……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1964/02/13、6期、日本社会党)

○大矢正君 先ほどの大臣の所信表明、引き続いて行なわれた予算の説明、これらにつきましては、各それぞれの分野において、いろいろ私ども意見がありますが、特に予算につきましては、予算委員会でも議論をされることと思いまするし、なお、当石炭委員会においても後日あらためて議論が行なわれることと思いますので、そういう点は一応省略をして、先ほどの大臣の所信表明に対して二点だけ当面をする石炭対策についてお伺いをしておきたいと思うのであります。  その第一点は、石炭の需給関係の問題であります。御存じのとおり政府が予想していた以上の早いテンポで石炭産業の合理化が行なわれましたために、出炭量が急速に低下をして、そのこ……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1964/03/12、6期、日本社会党)

○大矢正君 いまの小宮委員の質問に関連して質問を一、二して、また小宮委員からも同様の趣旨の質問が出るかもしれませんが、いま小宮委員が言われました労働省から通産省への勧告でありますが、これはまあ手元に私どもあるわけです。そこで、内容的にはいろいろ私も意見を持っておりますが、一つわからないことは、あなたのほうの勧告は、労働基準局長の名前で鉱山保安局長に対して行なわれておるわけですね。で、鉱山保安法に基づけば、大臣から大臣、すなわち、労働大臣から通産大臣に対して「勧告することができる。」と、こうまず第一項目でなっております。二項目目には、両省の局長同士で――局長同士というと失礼ですが、基準局長から保……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1964/04/07、6期、日本社会党)

○大矢正君 私は、ただいま議題となっております石炭鉱害賠償担保等臨時措置法に対する一部改正について反対をいたしたいと思います。  ただ、これは法案の内容それ自身について反対だというよりは、この法案が将来及ぼす影響について、非常に多くの不満を持っているわけであります。法律の内容それ自身は、基金の三億を四億にするというなら、追加出資をするということでありますから、それ自身、鉱害の担保その他の意味においては賛成をすべき内容のものでありますが、しかし、これはこの法律に限ったことではありませんが、中小企業に関連をする、たとえば公庫なり事業団というものに対する出資の場合においても、これからは法律の改正を必……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1964/05/08、6期、日本社会党)

○大矢正君 近藤さんにお伺いいたしますが、いま大竹委員から地方税、国税、両税についての減免措置ないしは優遇措置というお話がございまして、あなたからいま御答弁があったんですが、そこで、地方税につきましては、いま近藤さんがお話があったとおり、固定資産税を中心とした減税措置はそれぞれ地方自治体で行なわれておりますから、この面につきましては私は質問する気持ちはないんですが、後段に述べられた国税ということになりますと、具体的にどういう優遇措置、または減免措置を考えておられるのかという点について多少まだわからない点がある。たとえばおたくの会社が北海道の歌志内に進出されて事業を開始される。そこで、法人である……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1964/06/26、6期、日本社会党)

○大矢正君 鉱山保安法の一部改正案が成立するにあたりまして、私は、特にこの際、通産大臣並びに関係部局の方々に一、二希望意見を述べておきたいと思うのであります。  その一つは、法律及び規則の抜本的な検討と改正についてであります。今日、中央地方を通じての鉱山保安協議会が会議を重ねて、鋭意人命確保のための保安法の改正に御努力をされ、その結果として、ただいま議題となっております鉱山保安法の一部改正が政府当局によって提出をされましたことは私も認めるところでありますが、しかし、ひるがえって考えてみますると、今日実際に適用、かつ、運用されておりまする鉱山保安法及びその規則、これは実際にそぐわない面がしばしば……

第46回国会 農林水産委員会 第17号(1964/03/24、6期、日本社会党)

○大矢正君 いま園芸局長から御答弁がありましたが、あなたの話を聞いていると、自給度の向上ということについては政府としては積極的に考える立場にないというような、そういう感じに受け取れるのです。この生産量をふやすということ、ないしは生産量をふやすために耕作面積をふやすとか、品種の改良その他によって、また土壌の改良その他によって実際の反収をふやすとか、いろいろあると思うが、需要度というものが高まってくる、食生活の改善によって甘味に対する、いうならば需要量というものがふえていくことは間違いないのであって、そればもう数字的に明らかになっているわけです。年々やはり需要量というものは増大をしているわけなんだ……

第46回国会 農林水産委員会 第18号(1964/03/26、6期、日本社会党)

○大矢正君 私は提出された資料のよしあしを議論する気持ちはいささかもありませんので、それはいずれあとの機会に譲ることにして、資料の中で不明確な点が二、三ありますので、この際お尋ねしておきたいと思います。  一つは、三十四年の自給力強化対策を打ち立てました際に、これから十年後の砂糖の需要、それからそれに伴う国内産糖の生産見込み、さらにまた北海道においての中心となっておりますてん菜の作付面積の見込み、こういうものを出されているわけですが、私はその内容のよしあしをお伺いしているのではなしに、それをつくられた際に何を基礎にしてつくられたのかということをお聞きいたしたいと思うのであります。

第46回国会 農林水産委員会 第19号(1964/03/31、6期、日本社会党)

○大矢正君 私は、先日来の米田委員の質問に引き続きまして、甘味資源についての政府提案について質問をいたしたいと思うのであります。  そこで、この際農林大臣に特にお願いをしておきたいことは、私は、昨年の春の第四十三国会における当時の重政農林大臣が甘味資源において答弁をされたその答弁の速記録は全部読ましていただきました。それから先般の衆議院における甘味資源問題についての農林大臣がかわられた赤城さんの御答弁も同様に読ましていただきました。この二つの速記録を読みまして特に感ずることは、前の重政農林大臣は非常に積極的に前向きの姿勢で答弁をされておる部面が各所に見られるのでありますが、残念ながら衆議院の段……

第47回国会 商工委員会 第2号(1964/12/03、6期、日本社会党)

○大矢正君 前の国会で繊維新法が成立を見て、去る十月の一日から新しい法律に基づく繊維産業に対しての対策が行なわれつつありますが、最近の繊維の市況を見ますると、それが綿あるいは梳毛というような部分に限らず、化合繊の面におきましても、かなり不安定な状態になりつつあるようでありますが、現在の化合繊を含めて繊維の市況というものはどういう状態になっているのか、まずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 今日の繊維品の市況が非常に不安定であるということについては、私は春の通常国会の際にも特にこの点は強調したつもりでありますが、それには根本的な問題として、当時立てられた新法施行について繊維産業をどう……

第47回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1964/11/09、6期、日本社会党)

○大矢正君 委員の互選につきましては、投票の方法によらないで、委員長に剱木亨弘君を推選することの動議を提出いたします。

第48回国会 議院運営委員会 第6号(1965/02/09、6期、日本社会党)

○大矢正君 いま官房長官から提出予定法案の説明がありましたが、参議院先議の法案が四十二件という説明を聞きまして感ずることは、ことしは従来になく、参議院先議の法律案が多いように感ぜられるのですが、参議院先議の法律案の多いことの理由は一体どこにあるのか、この点についてお伺いしたい。
【次の発言】 今年は参議院選挙があるから、会期延長は不可能であろうというお説でありますが、参議院選挙があるなしにかかわらず、本来、会期の延長を最初から考えてやるというのはおかしいことである。いずれの場合においても会期中に問題を処理しなければならないのは当然のことなんです。それを理由にして参議院先議を非常にふやすというの……

第48回国会 議院運営委員会 第14号(1965/04/08、6期、日本社会党)

○大矢正君 私は、ただいまの農林水産委員長の遺憾の意の表明に関連いたしまして、私どもの意見を若干この機会に述べておきたいと思います。  先般、四月二日の農林水産委員会における質疑の打ち切り、あわせて採決というものは、国会法上ないしは議事規則等から見ますれば、確かに適法であることは、私どもも認めたいと存じます。しかし、野党各派が未出帯のまま質疑を打ち切られ、採決をされたということは、国会運営のルールとしては、まことに遺憾なことだと考えております。委員長の立場は、申すまでもなく、一党一派に偏するのではなくて、各会派の意思を十分そんたくをして委員会の運営をしていかなければならないと同時に、院の役員で……

第48回国会 議院運営委員会 第20号(1965/04/27、6期、日本社会党)

○大矢正君 私は、ただいまの国家公安委員の任命につきまして、官房長官に、公安委員の任命に関しての決意のほどをお伺いいたしておきたいと存じます。  その一つは、公安委員の任命に関して、今日まで内閣がとられてまいりましたその措置と手順についてであります。先般も、当委員会で問題になりましたが、公安委員の任命につきましては、私ども議運委に内閣からその同意を求めるための話がなされる以前において、新聞に、今日同意を求めてまいりました津田正夫君の発表がありまして、このことによって、私どもの所属する社会党におきましては、非常に重要な問題となったのであります。この種の人事案件につきましては、慎重に配慮しなければ……

第48回国会 議院運営委員会 第24号(1965/05/19、6期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま、委員長懇談会、あるいはまた、衆議院の本会議における会期延長の議決を有効とする立場に立った提案がなされましたが、私どもとしては、いまの会期の延長の提案を、結論的には認めるわけにはまいりません。いまから若干その理由を述べつつ、質問をいたしたいと思うのであります。これはもちろん、議長並びに議運委員長にお尋ねをするのでありますが、御承知のとおり、先般、衆議院議長船田さんから、終末を迎えました国会の法案の処理をめぐりまして、裁定案なるものが出ざれたのであります。で、私ども参議院に籍を置く立場の者といたしましては、衆議院の議長の裁定が参議院の審議に及ぶことについて、院におけるこれから……

第48回国会 商工委員会 第6号(1965/03/09、6期、日本社会党)

○大矢正君 ただいまの石油資源開発株式会社法の一部改正の法律案について資料を二、三お願いしておきたいと思います。  一つは、事業の今日までの経過、これからの計画、さらに最近の営業状況、また経理状況、そういうものをまとめてこの傑出してもらいたい。それから役員の氏名、多少の経歴等を記入して、これも提示してもらいたい。

第48回国会 商工委員会 第9号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○大矢正君 今回の改正の理由というものは、リスボン改正条約に基づいて条約の批准、そしてこの条約に加盟をすることによって、わが国の法律も改正しなければならないということでありますが、そこで、リスボン改正条約というものは、私が聞いておる限りによりますると、昭和三十三年に作成され、わが国も署名をしておるというように開いております。そこで、昭利三十三年にこの改正条約ができたといたしますると、今年は四十年でありますが、六、七年の長期間にわたって今日まで手続がとられなかったということになるわけでありますが、その長期間必要とした理由について、この際長官からお答えいただきたいと思います。

第48回国会 商工委員会 第10号(1965/03/25、6期、日本社会党)

○大矢正君 今回の法律改正の具体的な内容の質問に入る前に、航空機工業の基本的なあり方について二、三お尋ねをしておきたいと思うのでありますが、御了承のとおり、アメリカの技術援助、技術協力等を得て、日本の防衛庁が購入をするF104ジェット戦闘機の生産がほぼ当初の計画数まで達して、これを境にして日本の航空機工業というものが将来にかなりの不安を持ってきている。従来はそういう意味において防衛庁の需要というものがありましたが、そのF104の生産がほぼ終了するに伴って、新しい分野で日本の航空機工業というものが発展をしていかなければならない時点に立って考えてみた場合に、将来の日本の航空機工業というものが、はた……

第48回国会 商工委員会 第11号(1965/03/30、6期、日本社会党)

○大矢正君 ちょっと関連して。ただいまの御答弁に関連して若干お尋ねをしておきたいのですが、新聞その他では、日本の航空機工業としても、YS11に次いで新たな開発をするべきであるというような意見が出されておりますが、新たな機種の開発というものは一体どこがやられるのか。たとえば審議会としては、技術、審議会もあり、工業審議会もある。それから実際にYS11をつくった半官半民という日本航空機製造株式会社もある。新しい機種をつくり出そうとする場合には、一体どこがその考えをおまとめになるのか、この点をお尋ねしておきたい。
【次の発言】 重工業局長が答弁をするということになると、これまた話がちょっと違ってくるの……

第48回国会 商工委員会 第15号(1965/04/27、6期、日本社会党)

○大矢正君 先般、私は海外経済協力基金について、特に基金という名称を用いることについての理由等について資料を求め、提出を願ったのでありますが、いまだ、基金というものの名称を使用することと同時に、基金というものの性格はどういうものかということについて理解することができませんので、この際、先般いただきました資料に基づいて重ねてお伺いをいたしたいと思います。  まず第一点は、海外経済協力基金という一つのものができあがっておりまするが、他にこういう基金という名称を用いているものがあるのかどうか、あるとすればどのようなものが具体的にはあるのかということを御説明願いたい。

第48回国会 商工委員会 第17号(1965/05/11、6期、日本社会党)

○大矢正君 八億と四億ないし五億を足すと、十二、三億にしかならないじゃないか。
【次の発言】 関連。いま局長から三十九年度の決算というのは五月の末日でなければ提出困難だというお話がありますが、それは三月決算期の各会社というのは、おおよそ五月の末に株主総会を開いて決算報告をする、こういうのが常識でありますから、私もその点はわからないわけじゃないんです。しかも、その開かれる株主総会と普通称される企業の場合には、そのかなり以前から決算報告は送るわけですから、ですから普通の一般的な企業においてはすでにもう決算は明らかにわかっているのです。新聞等を見ましても、最近の民間企業の決算状況というのはもう統計ま……

第48回国会 商工委員会 第18号(1965/05/13、6期、日本社会党)

○大矢正君 先般来、海外経済協力の問題について議論をいたしてまいりましたが、海外経済協力といいましても、借款あり、賠償あり、輸出入銀行を通じての延べ払いあり、そしてまた、この法律にあります基金の制度あり、民間の経済協力あり、あるいはまた技術援助がありというように、非常にたくさんの援助の方式があると思うのであります。そこで、ごく最近の統計として、昭和三十九年度のそれら海外経済協力と思われる内容は具体的にどうなっておるのか。先般、経済企画庁長官はエカフェにおける話し合いとか、あるいは国民所得に対する一%程度の海外に対しての経済協力というような御発言もありましたが、三十九年度はどういう項目でどういう……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1964/12/21、6期、日本社会党)

○大矢正君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、委員長に剱木亨弘君を推選することの動議を提出いたします。

第48回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1965/01/29、6期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大矢正君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  剱木委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を行ないます。  まず、委員の異動について御報告いたします。一月二十一日、阿部竹松君が委員を辞任され、その補欠として藤田進君が選任されました。また、本日、大竹平八郎君が委員を辞任され、その補欠として山崎斉君が選任されました。
【次の発言】 委員長辞任の件についておはかりいたします。剱木亨弘君から委員長辞任願が提出されております。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって辞任を許可することに決定いたしました。

第48回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1965/02/10、6期、日本社会党)

○大矢正君 きょうは石炭政策並びに政策に基づく予算措置について大臣から説明を承りたいと考えておったのでありますが、衆議院の予算委員会の関係上、当委員会に出席してもらうことができないことになりましたので、石炭政策の全般的な問題は、次回の大臣が出席する委員会にゆだねることといたしまして、先ほど石炭局長から説明がありました法律の改正、また、予算の内容等を中心として二、三質問をさせていただきたいと思います。  まず、第一は、予算に直接関係はありませんが、先ほどの局長の説明にもありましたが、答申案に盛られました電力用炭三百円、鉄鋼用炭二百円の値上げに伴う通産省としての考え方をこの際承っておきたい。もちろ……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1965/03/03、6期、日本社会党)

○大矢正君 私は、まず、今回の爆発事故の原因に関連をする監督行政のあり方について一、二点お尋ねいたしたいと思います。多少専門的な話も入りますから、局長の御答弁が困難であるとすれば、この際、課長から説明をしていただいてもけっこうであります。  それは、今回の爆発が起きました二十二日の十日前、すなわち二月の十二日に、先ほど話が出ておりますように、保安監督官から監督票が提示をされております。もちろんこれは会社側の保安責任者にも出されておりまするし、同時に、組合側から選ばれております保安委員にも出されておりますことを私は承知をいたしております。そこで、その監督票の写しを私が手元に持っておりますので、こ……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1965/03/24、6期、日本社会党)

○大矢正君 局長に一点お尋ねしておきますが、夕張炭鉱爆発事故にがらんで通産省が派遣いたしました調査団の経過はどうなっておりますか。
【次の発言】 いま局長の御説明にありました技術調査団の経過でありますが、細部にわたっての会議録というものは無理だろうと思いますが、単に出された結論だけではなしに、どういう議論が途中でなされたかという会議録を、結論とつけて提出してもらいたいと思いますが、できますか。

第48回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1965/03/31、6期、日本社会党)

○大矢正君 資料だけひとつ要求しておきたいと思います。  それは、この法律がかりに通ったと仮定いたしまして、改正に基づいて新会社が設立され、その新会社が具体的には地域別、カロリー別に炭価をきめる、こういうことになると思うんです。特にその中で知りたいのは九電力、それから電発、共同火力、こういう企業別に重油の還付が幾らあるから、したがって炭価は幾らか、こういう計算に私はおそらくなると思うので、そういう総額を出して、したがって、各社別に見ると炭価はどの程度ずつ上がるのかという資料を出してもらいたい、こう思います。
【次の発言】 しかし、そういう議論だと、それができるまでは法律は通されないということに……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1965/04/13、6期、日本社会党)

○大矢正君 昨年の十二月の暮れに第二次調査団の答申が出されました。その答申に基づいて政府が予算及び法律的な措置を講じてこの国会にそれぞれ提出をされたものと思うのでありますが、そこで、本来でありますれば、石炭政策の政府の柱となっております法律的には合理化臨時措置法が議論されて、その中で石炭政策はいかにあるべきかという、その立場から具体的な一環としてただいま議題になっております電力用炭販売株式会社の法律が議論されるべきが筋であろうと私は思います。しかし、いろんな事情があって合理化法がおくれてあとになり、先に電力用炭販売株式会社の問題が提起されましたので、やむなくこの法案の内容の質疑に入りますが、こ……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1965/04/22、6期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま通産大臣並びに保安局長から、先般の伊王島炭鉱爆発事故にからむ経過について、また、その後の措置について説明がありましたが、その説明に対して質問をする前に、私は、ぜひ委員長にお願いしておきたいことがあります。  それは、先ほど委員会開会前に、日鉄鉱業社長からおわびのことばがありましたが、そのことばの中で、私としてはとうてい納得できないことが一カ所ありました。それは、社長の発言によりますと、保安確保のためにある程度のことはやってきたつもりでありますということばがあります。私は、まず、このことばが問題だと思うのであります。石炭企業というのは石炭を掘ることを目的としているのであります……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第16号(1965/04/27、6期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま鉱山保安局長から、その後の経過と、現地の所長さんから、伊王島炭鉱の現状、さらに、また、坑内の状況等について御説明がありましたが、ただいままで説明された内容について具体的に質問をいたしたいと存じますが、その前に、この際、私どもの考えを本日の参考人のお二方に申し上げておきたいと思うのでありますが、それは、最近の石炭経営者の態度を見ますると、爆発事故が起きた際に、国会に参考人として来ていただきまして、私ども議員がお尋ねをすることについて非常に不満があるやの話を承っております。なるほど、考えてみますれば、石炭産業それ自体は私企業でありまするからして、私企業に対して国会がとやかく言う……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第17号(1965/05/11、6期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大矢正君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  小柳委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を行ないます。  委員長辞任の件についておはかりいたします。小柳勇君から委員長辞任願が提出されております。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって辞任を許可することに決定いたしました。  この際、小柳勇君から発言を求められておりますので、発言を許します。
【次の発言】 これより委員長の補欠互選を行ないます。  つきましては、互選の方法はいかがいたしましょうか。

第48回国会 石炭対策特別委員会 第20号(1965/06/01、6期、日本社会党)

○大矢正君 これはいろいろと質問したい点がありますが、まだ実態がつかめない中で質問してもしようがありませんから、一応きょうのところは様子を見るということで、質問を保留させてもらいたいと思います。


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 議院運営委員会 第2号(1965/07/28、7期、日本社会党)

○大矢正君 私は、この機会に、去る二十二日に召集され、今日に至りましてもなお新しい構成をすることができない今日の参議院の院の構成問題をめぐる諸点について、議長並びに与党の諸君に、考え方を二、三ただしたい、こう思うのであります。  まず第一は、副議長はこの際、社会党に渡すべきではないかという原則的な問題であります。  御承知のとおり、副議長は、野党でありましても、また、ある場合には与党でありましても、第二党に渡すという原則は、政治における常識だと私ども考えております。特にこの問題は、長年来野党である私どもが、院の正常かつ公正な運営という立場から、副議長は第二党にぜひ渡してもらいたいということを主……

第49回国会 議院運営委員会 第5号(1965/08/03、7期、日本社会党)

○大矢正君 私はこの際、先般、参議院通常選挙が行なわれまして以降、新聞その他一般の報道機関等の中で、終始非常に大きく取り上げられてまいりました専売公社を中心とした小林章君の選挙違反に関係をして、特に専売公社の総裁と官房長官にお尋ねをいたしたいと存じます。  まず第一にお尋ねをいたしたいことは、この選挙が終わりまして以来、専売公社からかなりの逮捕者を出し、今日、専売公社の機能がある程度麻痺状態にあるとまで言われているこの中で、今日までの選挙違反に関係をする逮捕者及び取り調べられた者について、専売公社それ自身としても、総裁は、これほど重大な関心を国民に持たれている問題でありまするからして、おそらく……

第49回国会 議院運営委員会 第6号(1965/08/04、7期、日本社会党)

○大矢正君 昨日の委員会におきまして、私ども、今度の選挙についての責任の所在、それからその責任のとり方等について、具体的に官房長官並びに専売公社総裁の御趣旨を承ったのでありますが、あらためて、きょうは別の角度から、またこの問題についてお尋ねをいたしたいと思うのですが、その前に、専売公社の総裁に一点お尋ねをしておきたいと思います。  けさの中央紙を読みますると、小林章議員は、どうも所在が不明なように出ておりましたが、一つ、読売新聞だけは、小林章議員は専売公社の東京病院に入院しているという記事が出ておりました。なお、記者の方が面会を求めたが、面会謝絶であったと、こういうことが出ておりました。しかも……

第49回国会 議院運営委員会 第7号(1965/08/11、7期、日本社会党)

○大矢正君 専売公社副総裁に、私はこの際お尋ねをいたしておきたいと思います。  それは、本日の大蔵委員会におきまして、先般来重大な問題になっておりまする小林章君の選挙違反に関連をする専売公社の今日の実態、並びにまた、これが専売公社の運営等に及ぼしている影響について、種々私どもの立場を申し上げ、かつまた専売公社の考え方を承ってまいりました。このような悪質と思われる違反行為が、専売公社の職員によって、特に高級職員によって行なわれたということは、今日重大な問題であります。したがって、再びこのような事態が起こることにつきましては、われわれとして重大な関心を払わざるを得ませんし、あわせて、これらの問題を……

第49回国会 大蔵委員会 第4号(1965/08/11、7期、日本社会党)

○大矢正君 いま刑事局長から具体的な資料の御説明がありましたが、私が入手している資料とだいぶ違うのであります。これは私の入手している資料は専売公社から提出さした資料でありまして、各支局、出張所その他等から全部提出されたものであります。これは八月の五日に札幌の地方局長である古山新三郎君が逮捕されて、この時点で、八月五日の時点で調べた内容では、総数が百五十名、逮捕された者が百五十名。これは全部氏名、所属の局名、それからまた現在の役職名、逮捕の年月日、釈放された者は釈放の年月日、それから容疑の内容、具体的に全部私のところにあるのですが、これによると百五十名。それで、八月五日現在で起訴されている者が十……

第50回国会 議院運営委員会 第7号(1965/12/13、7期、日本社会党)

○大矢正君 この際、私は、院の機能及び運営について、事務当局の見解を二、三承っておきたいと存じます。  まず第一は、特別委員会の運営及びその機能についてでありますが、私がいまさら申すまでもなく、特別委員会には、たとえば災害対策樹立のために災害対策特別委員会、あるいは石炭対策を樹立するためにその対策委員会というように、一つの目的を持ち、その対策樹立のためにつくられる特別委員会というものと、今般、日韓案件が、もちろん社会党の私どもは反対をいたしましたが、条約及び協定ないしは国内法等、特定の案件に限り審議をする特別委員会と、二様の特別委員会があることは、申すまでもないところでありますが、災害対策ある……

第51回国会 議院運営委員会 第4号(1965/12/29、7期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま承認になりました三人事案件にからんで、この際、政府側に希望意見を述べておきたいと思うのです。  それは、第一の中央更生保護審査会委員の任命、また日本放送協会経営委員会委員の任命については、事後承認になっておりまするが、これは前の第五十臨時国会においてすでに提出をされておったものが閉会中に任命をされ、今日五十一国会に事後承認として提出をされております。本来、人事案件をきめるにあたりまして、わずかの閉会中を過ぎますれば、引き続いて国会があるにもかかわらず、事後承認という形で人事案件を扱うことは、われわれとして非常に遺憾なことであります。なぜこういうような結果になるかといいますれ……

第51回国会 議院運営委員会 第8号(1966/02/01、7期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま委員長代理からお話がありました、昨日の各紙に掲載されました当参議院副議長室におけるピストルの売買取引に関して、警察当局にお尋ねいたしたいと思います。  まず、新聞に掲載をされた内容によりますると、重政前副議長の秘書が、副議長室内において、二丁のピストルを暴力団から受け、さらに新たな暴力団にこれの受け渡しを行ない、そのことによって、それを行なった当事者である藤野はもちろんのこと、売買をいたしましたそれぞれの暴力団員というものが起訴され、また起訴途中にあると、こういう情報でありますが、この際ひとつ、その間の事情を御説明いただきたいと思います。また、特にきょうは、緊急に当委員会に……

第51回国会 商工委員会 第11号(1966/03/17、7期、日本社会党)

○大矢正君 私は繊維産業に対する対策等について政府の考え方を承りたいと思います。   特に四月一日以降、重ねて長期にわたるカルテルを業界において決定をしております綿紡関係についてお尋ねをしたいと思いますが、基本的な、また構造的な質問に入ります前に、綿糸の生産、在庫、また市況等についてお答えをいただきたいと存じますが、私の手元には十一月までの生産、在庫、それから二月十四日現在の市況の資料がありまするが、それ以降の生産、在庫ないしは市況等の現状を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そこで新聞の報ずるところによりますと、日本紡績協会は通産省の指導のもとにカルテルを一年間、すなわち明年の三月……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1966/03/23、7期、日本社会党)

○大矢正君 この事故の詳細は、現在行なわれておる現場の取り明け作業、それから奥にいるであろう十名の不明者の遺体の収容――おおむね見込みはないと思われますので。そういう作業が一切終わってからでなければ確定的なことは言えないことは私もよくわかります。それから、もちろんそういうことでありますから、私のほうもこの委員会で質問するにつきましても、現在局長から報告をされた限度においてしか当然質問ができないわけでありまするが、ただ、私は、先ほどの局長の報告の中で、若干理解に苦しむところがあるのは、先ほどのあなたの報告によると、ガス爆発、そうしてそのガス爆発は吐出ガスによって、結局防ぐことができない状態でガス……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○大矢正君 私は、先日、事業団側から、事業団の融資の状況、また、業務方法書等の資料をいただきました。あわせて、私は、現地から実際にこの事業に携わっている方々の資料も手に入れまして、今日事業団が行なっている融資の現状と、それから、その内容等について二、三お尋ねをしておきたいと思うのであります。  まず、第一は、融資の限度額であります。これは私の記憶に間違いなければ、業務方法書の中では、一応四千万円までが限度という形になっておりまするが、しかし、今日の産炭地における誘致の事業、それから、実際に使用されている働く人々の現状等を見ますると、必ずしも当初期待したような効果をあげていないように思われるので……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第17号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま参考人からたいへん貴重な御意見をお聞かせいただきまして、心よりお礼を申し上げたいと存じます。  本来でありますれば時間をかけて十分質疑を重ねたいところでありますが、残念ながら、この参考人の御意見を承りまして、終わった以降、法律案がありまして、その質疑をしなければなりません関係上、ほんの一、二点だけ、特に小笠原参考人及び中野参考人にお尋ねをいたしたいと存じます。  先に小笠原参考人にお伺いをいたしまするが、先ほどの口述の要旨は、現下の日本の石炭鉱業というものを維持していくためには、労働力の流出をいかに防止するか、特に若年労働力の確保の問題、第二が、給与その他を中心とする労働条……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第18号(1966/06/27、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  前大河原委員長のあとを受けまして、私が委員長に指名をせられましたが、多難な石炭対策樹立のために、皆さんの驥尾に付して一そう努力をいたしたいと存じております。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)  速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  暫時休憩いたします。    午前十一時二十四分休憩
【次の発言】 ただいまから石炭対策特別委員会を再開いたします。  まず、小柳勇君から、都合により、理事を辞任したい旨の申し出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。

第52回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1966/07/11、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) 再び委員長に選任をいただきまして、どうもありがとうございました。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の互選を行ないます。本委員会の理事の数は四名でございますが、互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に剱木亨弘君、小林篤一君、小野明君、鬼木勝利君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時三分散会

第52回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第1号(1966/10/14、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る九月二十九日、米田正文君が委員を辞任され、その補欠として高橋雄之助君が選任され、本日、宮崎正義君が委員を辞任され、その補欠として北條雋八君が委員に選任されました。
【次の発言】 この際、金丸通商産業政務次官より発言を求められております。発言を許します。
【次の発言】 派遣委員の報告に関する件を議題といたします。  去る八月、当委員会が行ないました石炭に関する諸問題の実情調査の委員派遣について、派遣委員から報告を願います。小野明君。

第52回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1966/07/26、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査、を議題といたします。  この際、石炭鉱業審議会答申に関する件について政府から説明を求めます。三木通産大臣。
【次の発言】 これより本件について質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 この際、先ほどの石炭局長の答申に関する報告について私からお願いをしたいと思いますが、阿部委員からの御発言もあって、昨日の審議会では、石炭局長が答申案の説明をされた。その理由は、事務局を担当する立場からその説明をされたと、こういう話でありますから、そういたしますと、この答申の中に書……

第52回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第2号(1966/11/07、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  去る十月二十六日、北條雋八君が委員を辞任され、その補欠として宮崎正義君が委員に選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件をおはかりいたします。  住友石炭鉱業株式会社奔別砿業所爆発事故に関する件について、本日、住友鉱業株式会社取締役副社長村木武夫君及び常務取締役川副官次君の両名を参考人として出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第52回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1966/07/29、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査を議題といたします。  石炭鉱業審議会の答申に関する件について、参考人に、三井鉱山株式会社社長倉田興人君、三菱鉱業株式会社社長大槻文平君、北海道炭砿汽船株式会社副社長原功一君、住友石炭鉱業株式会社社長石松正鉄君、上田鉱業株式会社社長上田清次郎君、三省鉱業株式会社社長塩谷猛君、日本炭鉱労働組合中央執行委員長山本忠義君、全国炭鉱職員労働組合協議会議長松葉幸生君、以上の方々に御出席をいただいております。  この際、参考人各位に、本委員会を代表しまして、一言ごあいさつを申し上げます。  御多用中のと……

第55回国会 商工委員会 第7号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○大矢正君 私は、この法案の審議について、先ほど来大臣の言うような発言のもとにこの委員会がおさまったということになると、われわれとしては重大な問題があとに残ると思う。私は、少なくとも今日の家内労働というものについての認識のしかたは、中小企業というものはできるならば若い労働力を得たいと思うが、しかし、なかなか条件が合わないためにそれができない。したがって、そういう中からも家内労働というものが生まれてきていると思うし、それから現にその労働に従事する人々の大多数というものは、一〇〇%とは申しませんが、大多数というのはみずからの生活の中から割り出してきた家内労働であって、経済的には何ら問題がないのだが……

第55回国会 商工委員会 第14号(1967/07/04、7期、日本社会党)

○大矢正君 関連して。長官、いまの事業計画、すなわち、ことしの事業計画ですね、この事業計画の内容はおおむね、きょう資料としていただいたんですが、正確なひとつ原資の内容を、政府出資が幾ら、債券の発行が幾ら、資金運用部からの借り入れが幾ら、そのほかにあるのかどうかわかりませんが、それをひとつ正確に御説明願いたい。
【次の発言】 借り入れの内容は。ほかはわかるんだが、借り入れはどこから借りるのか。
【次の発言】 それからもう一つ、念のために、出資に関連してお尋ねしておきたいことは、この百七十八億にさらに若干の数字的な違いが出てくるかもわかりませんが、国が六十二億ですか、繊維の構造改善の例の織布に対す……

第55回国会 商工委員会 第15号(1967/07/06、7期、日本社会党)

○大矢正君 いままでもずいぶんYS11にからんでの法律改正が何回となくこの委員会で行なわれてまいりましたが、特に、この際考えてみて重要だと思われることは、航空機のいわゆる製造に関しての試作の段階までは国家的な見地に立って出資その他によりYS11が国際的にも優秀な航空機として海外にその価値を高めるようにすべきであるという考え方できたと私は思うのです。ところが、今度は考え方を変えて、従来までの試作に要するその資金というものではなしに、量産をして国内はもとよりのこと、特に海外に販売をするについての資金的な面の措置というか、そういうものにまでこの法律の出資ないしは助成措置というものを伸ばしていこう、こ……

第55回国会 商工委員会 第17号(1967/07/13、7期、日本社会党)

○大矢正君 国会もいよいよ終盤になりまして、余すところわずかとなりましたが、御了承のとおり、この委員会にもかなりの法案がまだ残っておりまして、私は今日まで繊維問題につきましては、いろいろな角度から検討を進めてまいりましたが、この法律は紡績業にとりましても、また織布業にとりましても、将来の経営基盤、また日本の経済の中で果たす役割等を考えますと、重要な内容のものでありまするし、申し上げましたとおり、会期があとわずかしかないということで、あまり前例のない、予備審査をすることにいたしたわけでありますが、あすは遠州に参りまして紡績と織機の現状を視察し、あわせて業界の代表とも懇談をする機会がありますので、……

第55回国会 商工委員会 第18号(1967/07/18、7期、日本社会党)

○大矢正君 先日の委員会に引き続きましてお尋ねをいたしますが、まず第一点は、昭和三十九年に現在の新法が成立をいたしまして今日に至っておりますが、新法の目的とするところ、それと、今度の俗称新々法といわれる、ただいま議題となっているこの法律、この法律の目的と、この二つの目的の中に私は違いはないと、こういう判断をいたしているわけでありますが、通産大臣は繊維に相当詳しいようで、先日来非常に当を得た御答弁をいただいておりますから、きょうはまずひとつ、その目的の上において、現行の法律と新たに提出された法律の違いは私はないのではないか、こういうように思うのでありますが、もちろんこの中身の上においては、片方は……

第55回国会 商工委員会 第19号(1967/07/20、7期、日本社会党)

○大矢正君 鉱山局長も長時間にわたって答弁をされておられるから、だいぶお疲れのことと思いますから、この際、休んでいただいて、大臣はたいへん博学の方だから、この際、ひとつ大臣を中心にお尋ねをしてまいりたいと思います。  中東の動乱というものが日本の国のエネルギー、特にエネルギーの中心であります油の安定的な供給ないしは確保という上におきまして非常に大きなショックでありましたことは、私どもも同様でありますが、そこで、私は事業団それ自身の問題ではなしに、日本のエネルギーの中における油というものが、現状どのような事態にあり、そうして将来に対して政府は政策的にどういうものを持っておられるかということを中心……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1967/02/21、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ごあいさつを申し上げます。  重ねて石炭対策特別委員長に選任をされましたが、皆さんの御協力を心からお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の互選を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に西田信一君、二木謙吾君、小野明君及び鬼木勝利君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時四十七分散会

第55回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1967/05/17、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、通産大臣から石炭対策の施策について所信を承ります。
【次の発言】 次に、昭和四十二年度石炭関係予算の説明を願います。井上石炭局長。
【次の発言】 ただいまの通産大臣の所信表明並びに石炭対策予算の説明に対し、ただいまから質疑を行ないます。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 ただいま労働大臣の出席がありましたので、労働大臣から石炭対策についての施策の所信を表明していただき、引き続き質疑……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1967/05/24、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、去る五月十八日に本付託となり、提案理由の説明もすでに聴取しております。本案に対する質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 局長ね、私もちょっといまのあなたの答弁の中でわからぬところがあるからお尋ねしたいと思うんだが、百万円ということばが出てくる。百万円というのは一体どういう意味なのか。なぜそういうことを言うかというと、百万円まで債務保証いたしますというならば百万円ということばが出てきてもいいと思う。ところが債務保証は五十万円だとい……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1967/05/31、7期、日本社会党)

○大矢正君 この前の委員会で小野委員から鉱害の量といいますか、復旧する場合における金額的な見積もりといいますか、その数字が発表になったようでありますが、もう一回重ねて、全国一本でけっこうですから、お答え願いたい。
【次の発言】 これは四十年度の調査結果ですから、その後鉱害量はまだふえているという解釈になりますね。それからこれから五ヵ年計画で対策を立てることになると思いますけれども、その間にまた新たに出てくる鉱害もありますね。おおむねそういうものはどの程度の見積もりになるのか、ひとつお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 いまの段階で八百三十億程度が予想されるということでありますが、御了承の……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1967/06/21、7期、日本社会党)

○大矢正君 麻生さんに二つほど私お尋ねしたいと思うんです。実はこの法律案がこの委員会に本付託になりましてから若干の質疑はいたしましたけれども、私実はまだ一度も質問してないわけです。あす委員会を開く予定でありますから、あすは井上局長、大臣その他とこの法律の内容、そして効果等について十分議論をいたしたいと思いますし、それからこの再建整備臨時措置法というものは予算と並んでこれからの石炭対策の、いわば骨格となるものだと、私はそういう判断をしているのであります。なぜかといえば、なるほど合理化臨時措置法はありますけれども、しかし再建計画というものを提出させて、その再建計画というものが妥当なものかどうかとい……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1967/06/22、7期、日本社会党)

○大矢正君 同じことをぼくも聞いておきたい、いま阿部さんの言われたことと大同小異ですがね。私はたとえば国が一つの権力によってというか、法律的な背景によって鉱区の調整問題というものを提起されるということであれば、その是非について議論をする価値はあると思うのですね。ところがここに出てきているのは、あくまでも企業が通産省に出す、言うなれば計画書ですね。その中における鉱区調整、私企業の限界の中において、動ける範囲においての鉱区調整と、こういうようになっているわけですよね。そこでまあいま阿部さんも言われたとおりに、この法律自身が昭和六十年まで有効ですね。考えてみれば、十二年間銀行に金を払って、それからあ……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1967/07/12、7期、日本社会党)

○大矢正君 いま保安局長から説明がありましたが、私はいままで伝え聞くところによると、この炭鉱は以前からかなり崩落事故が多いということでありますので、とりあえずこの炭鉱の今日まで一、二年間における事故、ありましたらひとつ説明を願いたいと存じます。
【次の発言】 元来、この爆発事故の場合には、非常に広範囲に坑内が閉鎖状態になるし、したがって、出炭もできないし、会社に与える経済的な影響というものも甚大なわけですね。そういう意味で、爆発事故に対しては、通産省としても非常に神経質になっておられるようだけれども、この種の事故は、言ってみれば、払いなら払いの局所的にとまるだけであって、山は依然として操業体制……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1967/07/19、7期、日本社会党)

○大矢正君 関連して。政務次官、いま具体的に説明があったことは私間違いないと思います。いままで過去勤務十五年、それから法律施行後五年で二十年、したがってそこに受給資格が出てくる。その五年後の時点を考えれば、六百人というのはおおむね想定ができると思われます。  ただ、これはあなたのほうの所管ではないが、これからの日本の石炭産業の状況というものを十分勘案しないと、あまりに低目に低目に年金というものを押え過ぎて、結果としては年金にも非常に余裕金を生ずるような事態が起こらないとも限らないわけです。なぜかといえば、たとえば出炭量が五千万トンだ、五年後も五千万トン、十年後も五千万トンだということになったと……

第56回国会 商工委員会 閉会後第1号(1967/11/02、7期、日本社会党)

○大矢正君 第一班の北海道班について御報告いたします。  派遣委員は、鹿島委員長、竹田委員と私の三名でありますが、井川理事が現地で参加されました。  派遣期日は、十月十六日から二十日までの五日間であります。  視察個所及び訪問先を日程に従いまして申し上げますと、札幌通商産業局、協同組合札幌繊維卸センター、北海道電力江別火力発電所札幌綜合鉄工団地協同組合、札幌トーヨーゴム手稲工場、富士製鉄室蘭製鉄所、室蘭港、王子製紙苫小牧工場及び苫小牧港であります。  以下、調査の概要について申し上げます。  御承知のとおり、北海道は現在のところ、総人口消費購買力、工業出荷額、銀行貸し出し残高などの主要な経済指……

第56回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第2号(1967/12/01、7期、日本社会党)

○大矢正君 この機会に通産大臣に、緊急を要する問題が一、二ありますので、所信を承っておきたいと思うのでありますが、大臣もまだ就任されて日が浅うございますから、具体的にどこまで検討されておるかという点もわれわれ考えないわけではないのでありますが、ただ一通りの省内の懸案問題につきましては、おそらく話し合いが済んでおられることと思うので承りますが、その第一は、佐藤総理大臣が先般来、各省おしなべて一局を減らせという非常に強い指示を出しておるようでありまして、その指示に基づいて通産省としては、もちろんこれは新聞の報ずるところでありまするから、真偽のほどはわからないし、わからないから承ることになるわけであ……

第58回国会 商工委員会 第10号(1968/04/04、7期、日本社会党)

○大矢正君 大臣がいないから、長官ね、本来はあなたと議論すべき問題じゃないと思うがね、たとえば中小企業の近代化とか高度化とかあるいは協業化とか、それから業種別の、たとえば縦割りの構造改革とか構造改善とか、いろいろやりますよね。やった結果が一体どうなるのかということについて、あなたに聞きたいんだが、ぼくは勉強不足でよくわからないんだが、それはなるほど共同化する、協業化する、近代化することによってユニット当たりのかりに生産力の増大なり、それから当然それに伴ってのコストの低下なりというものが出てくると思うのですよね。ただそこで問題になるのは、それが小売り商である場合には、これはおのずから需要に限界が……

第58回国会 商工委員会 第11号(1968/04/12、7期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま近藤委員から投資育成会社についての質問がありましたが、ついでだからそれから継続して二、三お尋ねをしたいと思うのでありますが、これは通産大臣にお答えをぜひいただきたいと思います。そこで、私は昭和三十八年の年にこの法律ができ上がったあの時期における衆参両院の委員会の速記録を全部読んだのです。その当時は現在と異なって二部市場に上場される資本金の最低額は一億円である。したがって、外から資本が受け入れやすいようにするための目標は、当然のことながら二部に上場される一億円がめどである。そうすると、中小企業の規定というものは一応資本金五千万円という規定と相矛盾するのではないかという論議が、……

第58回国会 商工委員会 第12号(1968/04/16、7期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま議題となりました法律に関連をして、金の問題と硫黄に関連をして若干の質問をいたしたいと思います。  まず、金から質問いたしますが、金対策あるいは金政策を行なう上において参考資料といいましょうか、参考の意味で、私の手元にも数字はございますが、念のために四十二年度の金の需要、それに対する生産、その生産の内容は、国内鉱山の産金量、それから随伴する金の産出量等を具体的にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 私がいまさら申すまでもなく、金に関する限り日本の国はその輸出入を認めておりませんし、対外的な関係におきましては、閉鎖状態にあるわけですね。そこで、対外的には日本国内が二重……

第58回国会 商工委員会 第22号(1968/05/24、7期、日本社会党)

○大矢正君 関連。宮澤さん、いまの質問に関連して、日本の一人当たりの国民所得、総体の国民所得じゃなく、一人当たりの国民所得でいった場合に、日本はそれに対してどれくらいになるのか、そして国際的なアメリカであるとかイギリスであるとかいうような、俗に呼ばれる開発の進んだ国と比較してみた場合に、どの程度の変化が起こってくるのか、そういうものを具体的に数字でひとつ並べてもらいたい、こういうことなんです。
【次の発言】 これは国民総生産の一%程度を目標にしてということは、必ずしも先般の会議の決議でもない、決議されたようなかっこうにはなっているようだけれども、必ずしも拘束力はあるとは思われないわけです。今日……

第58回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1968/01/31、7期、日本社会党)

○大矢正君 保安局長に二、三質問しますけれども、御存じのとおり数年来石炭産業の危機が叫ばれて、目下政府においても、十分ではもちろんないとは私ども思っておりますが、対策を講じておるさなかでありまして、こういう段階にこの種の事故が起きるということは、単に美唄炭鉱のみにとどまらず、日本の全炭鉱に波及する影響は非常に大きいものがあろうかと思います。最近は、特に労働力の不足が石炭産業を乗り切るための重大な障害になっているという事実にかんがみまして、労働力確保の面で一そう――単に美唄炭鉱だけではなくて、他のあらゆる炭鉱に大きな影響を与えていることは間違いのないことで、そういう意味で、この種の事故が起き、さ……

第58回国会 予算委員会 第10号(1968/03/30、7期、日本社会党)

○大矢正君 石炭問題、中小企業問題、二点にしぼってお尋ねをいたしたいと思います。  特に、質問の内容が通産大臣にお尋ねをすること、これが中心でありますから、通産大臣もひとつ明確な御答弁をいただきたいと思います。昨日も衆議院の予算委員会を傍聴しておりまして、横山君の質問に対しての通産大臣の答弁はまことに言語の上からおきましても、明確を欠く点が多いのでありまして、特に、答弁の一番大事な肝心の終わりごろになると、ことばがもつれてしまって、聞きとるのに容易じゃございませんし、私も時間が割り当てられておりますから、明確にひとつお答えをいただきたいと思います。  石炭問題からお尋ねをいたしますが、近く審議……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第1号(1968/09/26、8期、日本社会党)

○大矢正君 局長、いま簡単に、審議会の経過でもないように聞こえるのですが、中身の点について若干お尋ねしたいと思うのですが、植村さんが新聞記者会見をされて、たとえば出炭ベースの問題とか、あるいは新しい企業のあり方の問題とか、いろいろ御意見を述べておられるわけですが、そこで、いまあなたが言われた限度においては、質疑ということになると、何も議論する余地はないわけです。ですから、私のお尋ねしたいのは、すでに局長お読みになっておると思われる植村さんの意見というものが、審議会の中でどういうような位置づけになっているのか、あの植村さんの私案というものは、かってに植村さんが述べているものなのか、そうではなくて……

第59回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1968/08/07、8期、日本社会党)

○大矢正君 西家さん、あなた答弁の中身は非常に多いのだけれども、的を射た結論だけあなた言えばいいのです。それはどういうことかと言えば、それが輸入であろうと国内生産であろうと、一日も早く全員に携行用のマスクが行き渡るようにどうしてやるかということのために、あなたは、最善を尽くしますと、その結論だけはっきりしておればいいわけです。それが国内生産で間に合わなければ輸入すればいい。そういうことに対して、いずれにしてもあなたがいま言ったとおり、何も一人、ずつ必ずしも全部持たなくても、番方編成によって一番方のものを二番方が持って行ってもいい。携行用のマスクと定置式のマスクは内容も違うわけですから、そういう……

第59回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第2号(1968/10/28、8期、日本社会党)

○大矢正君 通産大臣にお尋ねをいたしますが、御存じのように、審議会の石炭に関する答申が大幅におくれておるわけでありますが、このように時期的に大きなズレを来たしているその原因は一体どこにあるのか、何が問題で今日までおくれているのか、まずここからお尋ねいたします。
【次の発言】 石炭局長にお尋ねいたしますが、あまりにも問題点が多過ぎて答申がおくれているといういまの大臣の御説明ですが、どこが一体問題で答申がおくれているのか、どういう点が議論の対象となって話し合いの一致を見ることができないからおくれているのか、それは一体審議会それ自身の意見の合わない点なのか、そうではなくて、審議会以外の外部から何らか……

第59回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1968/08/09、8期、日本社会党)

○大矢正君 先般の平和炭鉱事故に関連をいたしまして、後刻この委員会で委員会決議とされると思われる事項を重点にして五、六点お尋ねをいたしたいと思うのでありますが、平和炭鉱のような災害が再びわが国の炭鉱において起こらないように政府はもとより、経営者、そして労働組合、その他関連の機関が全力をあげるべきであることは申すまでもないところでありますが、ただ残念ながら、今日のわが国の石炭産業の現状は、先ほど我妻参考人が述べておりましたとおりに、炭鉱の大型化に伴う合理化によって事故がますます増加をしているという現状にありまするし、また、いつどこで事故が起こり得るのか予測できないほどきびしいものが今日あると思い……

第59回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第3号(1968/11/11、8期、日本社会党)

○大矢正君 国会の場で石炭問題に取り組んでおりまする私ども石炭対策特別委員会の一員として、植村会長はじめ各委員の方々の石炭に対する非常な御尽力、御努力、そしてまた将来に対する展望を持つための今日までの経過につきまして、私は心から感謝を申し上げたいと思います。  そこで、最初にお尋ねをいたしたいのでありますが、それはことしの春、通産大臣と労働者の代表が会いまして、労働者代表は、まあ私どもも意見はほぼ一致をいたしておりますが、この石炭企業というものはもう現状のような経営形態ではやっていけない、生命と生活と職場をまず守らなければ、労働力の面から炭鉱が崩壊してしまう、それには私企業ではだめなんだから、……

第59回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第4号(1968/11/30、8期、日本社会党)

○大矢正君 中川局長、私は答申がまだ出ない段階で答申を基調にして、その答申が具体的にどの面で欠けるところがあり、そしてどうすればもう少しよくなるかというような議論というのは、まだいまの段階ですべきことじゃないと思うので、むしろ必要なことは答申がいかに充実されて出されるかということに力点を置きたい。私はそういう立場で質問というよりは私自身が考えている考え方をあなたに聞いていただいて、あなたの口を通して、もしそういうことが可能であり、そうしてより効果的であるとすれば、審議会の中で生かしてもらう方向に努力をしてもらいたいという意味で申し上げたいと思うのであります。  最近新聞その他世論の動向を見ます……

第60回国会 商工委員会 第3号(1968/12/19、8期、日本社会党)

○大矢正君 関連。いま小柳委員から松尾鉱山に関連する硫黄対策についてお尋ねがございましたが、私も松尾鉱業というものが今日企業の継続をしていくことができなくなったその責任は、あげて政府にあるとまでは極論はいたしませんが、しかしながら松尾鉱業のようなわが国の硫黄の業界の中にありましては大きな地位を占めておる企業というものがつぶれるということは、わが国のこれからの国内鉱山硫黄にとっては重大な問題なんです。ですから、会社更生法が適用されて新たに企業が再開されるかどうかということは、当面まだ判断できないところではありますが、この松尾鉱業を完全につぶしてしまうということになりますれば、その及ぼす影響という……

第60回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第1号(1968/12/26、8期、日本社会党)

○大矢正君 通産大臣にお尋ねをいたしますが、昨日の答申に基づき、従来の慣例からまいりますると、閣議で答申を決定をするといいましょうか、施策の根本として若干石炭対策としての方向を盛り込んで従来きめられておりますが、答申は答申といたしましても、答申に基づく石炭対策、石炭政策といいましょうか、それを閣議で従来どおり決定をされるおつもりなのかどうか。もし閣議において決定をされるとすれば、その時期はいつごろになるのか、いつごろにめどを置いておられるのか、まずお尋ねをいたしたい。
【次の発言】 重ねて大臣にお尋ねをいたしまするが、答申が昨日決定を見るまでの段階においては、通産省と審議会の小委員会の中でいろ……

第60回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1968/12/18、8期、日本社会党)

○大矢正君 先ほど委員長からお話がありましたとおり、大臣の都合等もあって、短時間のうちに質疑を終了しなければならぬという前提がありますので、小委員会原案の具体的な施策面については、あらためて質問をすることとして、基本的な事項についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  まず第一点は、ただいま石炭局長から説明をされました新対策を検討いたしますると、なるほど前回の答申と多少異なったといいましょうか、充実した施策の内容が盛り込まれておりますることは事実でありまするが、ただ私どもがわからないのは、石炭鉱業ないしは産業というものをどこへ持っていこうとするのか、その意味がわからないのです。もっと具体的……

第61回国会 議院運営委員会 第4号(1969/02/14、8期、日本社会党)

○大矢正君 この際、議長が先に話をしてしまうと、話がおしまいになってしまう。最後に議長に出てもらうことにして、その間にひとつ、いままでの経緯を――私は議運の委員長が悪いと言っているのじゃない。問題は、大臣は全員――全員というか、要求大臣は全員そろうことになっていたのか、最初からなっていなかったのか、まずそこから聞きたい。
【次の発言】 そうすると、伺いますが、予鈴を鳴らしたということは、五分後には本鈴も自動的に鳴らすという前提があったと思う。その来ることがはっきりしていたのなら、予鈴を鳴らして五分後には自動的に、なぜ本鈴を鳴らさなかったのか。これは来ることになっていたら当然本鈴を鳴らして、われ……

第61回国会 商工委員会 第3号(1969/02/27、8期、日本社会党)

○大矢正君 関連してお尋ねをいたしますが、いま局長から、ヨーロッパに上陸をした俗にいわれるアメリカのビッグスリーというものが、どういう形で市場を撹乱したかというような話は、私も最近ずっと関心を持っていろんな書物その他を読んでおりますから理解をしているところなんです。それからまた、私も近藤委員と同じ考え方でありますけれども、それは、そのアメリカのビッグスリーを日本に連れてきて競争させることが何よりもいいんだという先入感にとらわれてものを言っているわけではない。われわれも十分そのアメリカのビッグスリーというものが、いかに非道な手段で市場をかき回してしまうかということは十分わかっているのですよ。した……

第61回国会 商工委員会 第4号(1969/03/11、8期、日本社会党)

○大矢正君 私は、先日来新聞をにぎわしております通産省内部における不正な事件に関してお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、新聞の報ずるところによりますると、関税暫定措置法の第二条にありまする重要機械類の免税に伴いまして、その審査の過程で通商局の事務官であります堀田某なる者が、正確にはわかりませんが、本来免税になるべき機械類でないにもかかわらず、特別の権限を持って免税措置を一方において講じ、一方においてはそれによって供応を受け、かつまた、推測の域を出ませんが、収賄の可能性もあったということでありまして、産業界と密接な関係があり多くの許認可の権限を持っている通産省としては、まことに重大なものがあ……

第61回国会 商工委員会 第6号(1969/03/20、8期、日本社会党)

○大矢正君 いま問題となっておりまする大型合併に伴うこの法律のよりどころとしての独禁法というものが成立をいたしましたその時期に、私は、まだ議員じゃございませんでしたから、このの法律の趣旨は理解できますが、個々の運用ないしは手続、また解釈、まあこういう面については知識に乏しいということをまず申し上げて、そういう理解の上で御答弁をいただきたいと思うのであります。  いま八幡、富士の合併にからんで国民のあるいは国内の世論と申しますか、意見の中には、合併することが国際競争力にたえ得る道であるし、国民経済の立場において必要とするものだという意見と、いやそうではないと、これは法律に禁じられているところの、……

第61回国会 商工委員会 第7号(1969/03/25、8期、日本社会党)

○大矢正君 具体的な質問に入りまする前に、当面するわが国の合成ゴム工業の現状、それからまた、合成ゴムに限らず、生ゴムを含んだわが国の需要の動向、生産の動向、それから今後の見通し、またゴム全体の中における合成ゴムの位置づけ等、一般的な概況について認識を得るために局長から御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 合成ゴム業界の今後の見通しでありまするが、いま局長からわが国の合成ゴムの中に占める日本合成ゴムの会社のシェアは五〇%を上回っているという話でありますが、今後は具体的にどのように転換をしていくのか、なぬほど業者の数はけっこうありまするが、しかし事実においては、この日本合成ゴムというもの……

第61回国会 商工委員会 第8号(1969/04/01、8期、日本社会党)

○大矢正君 まずお尋ねをいたしたいことは、本法が成立してからちょうど満十年になりまするが、この十年の間に本法が今日まで果たしてきたその成果あるいはその結果、そうしてただいまの状況等について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この法律の適用業種と申しますか、適用品種と申しますか、それをミシンと双眼鏡だけに限定されて今日に至っておりますが、家庭用ミシンと双眼鏡にのみ限ったという理由はどこにあったのか、お尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 この十年間に、輸出秩序が確立され、過当競争が防止された。したがって法律の目的とするところが果たされたということによって本法を廃止しようということの……

第61回国会 商工委員会 第10号(1969/04/15、8期、日本社会党)

○大矢正君 間もなく大臣が見えられると思いますので、輸入制限にからむ問題、その他基本的な問題は大臣が来てからお尋ねをすることといたしまして、紡績協会にまずお伺いをいたしたいと思うのでありますが、私も繊維新法制定の当時には、この委員会で主体になってやった一人ですし、新々法もそうでありますが、先ほどおっしゃられたように、近代化の促進、規模の適正化、それから過剰設備の廃棄という三本の柱が当時あったことは間違いのないことで、今日でもなおそれが柱でありましょう、そこで、そういうことは、一つには国際競争力を高めるということもありますが、同時に、個々の企業が持つ力をいかにして大きくするか、強くするかというこ……

第61回国会 商工委員会 第11号(1969/04/22、8期、日本社会党)

○大矢正君 先般来、当委員会で、わが国の繊維産業の将来について質疑が行なわれましたが、特に通産大臣に今後の繊維品の輸出政策について一、二お尋ねをいたしたいと思うのであります。  いまさら私が申すまでもなく、低開発国の追い上げが最近顕著になってまいりまするし、反面においてはアメリカの自主規制その他輸出市場が後退をして、金額的には輸出の総額が上昇を示しておりますが、世界の繊維品の市場の占拠率におきましては、漸次後退をしているというのが今日のわが国の繊維産業の対外取引の状況だと思います。それだけに、今後の繊維産業に対する政府の行政的な指導と助言というものが、わが国の貿易の中で非常に大きな部分を占めて……

第61回国会 商工委員会 第14号(1969/06/05、8期、日本社会党)

○大矢正君 関連。先ほど来近藤委員から意見が述べられておりまするように、今日の段階で、自動車に関しての自由化については、通産省として抵抗を示されておるということは事実だろうと思うのであります。実際に自動車を需要する側あるいは販売する側あるいろ財界等々、この自動車に関連をするそれぞれの立場の者の中には、いろいろと異なった意見があると思われますが、自動車というものを考えてみた場合に、物の面で、資本の面で、この両面で著しく抵抗を示しておられるのは通産省であると私は思うわけであります。  そこで、いま局長は、なぜ通産省が早急に自由化に踏み切れないかといえば、それは準備体制が整っていないからだという話で……

第61回国会 商工委員会 第15号(1969/06/17、8期、日本社会党)

○大矢正君 先般の委員会に引き続いて当面重大な関心を集めております自動車問題について大臣に一点だけお尋ねをいたしたいと思います。時間の関係がありますので、近藤委員にあとをゆだねることといたしますが、けさの各新聞報道によりますと、自動車問題に関して熊谷事務次官が談話を発表されておるようであります。私が内容を申し上げる必要はないことと思いますが、その談話の中から推察されますことは、一つには、いままでの自動車産業に対する通産省の姿勢というものは、二大系列を中心としてむしろ通産省の積極的な指導によって集約化をしていこうとするものであったが、これを今日の時点ではあきらめなければならないのではないかと思わ……

第61回国会 商工委員会 第16号(1969/06/26、8期、日本社会党)

○大矢正君 明年開かれる万国博覧会がアジアで初めての国際的な行事であるという意味にかんがみて、私自身もその成功を心から祈りたいと思いまするし、また関係者の一そうの努力をお願いしておきたいと思います。  そこで、時間がありません、したがって一つ一つ御答弁をいただくということになりますると私だけで終わることになりますから、以下私は四点ほど申し上げますので、その中で、なるほどなと思うことが一つでもあったら受け入れられる範囲においてひとつ受け入れてもらいたいとお願いをいたしておきます。  根本的な考えの上において多少気がかりになる点があります。それは先ほど竹田君も申しておりましたが、博覧会というものを……

第61回国会 商工委員会 第17号(1969/07/08、8期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま貿易白書の内容について説明を受けましたが、私は輸入制限問題について、大臣に今後の基本的な方向、考え方等をお尋ねいたしたいと思うのであります。  現在のわが国の残存輸入制限品目ですね、百二十品目であり、他の主要な先進国の残存輸入制限品目を見ました際に、フランスの七十品目を最高にいたし、わが国が比較の上においては一番品目数が多いという今日の情勢にあります。もとより単に品目の数だけで対照できるものではないことは私も理解をするところでありますが、百二十品目というのはあまりにも多過ぎるという非難なり批判というものが、世界各国からわが国に寄せられていることもまた事実であります。先ほどの……

第61回国会 商工委員会 第20号(1969/07/17、8期、日本社会党)

○大矢正君 いまの竹田君の質問に関連して明確にお答えをいただきたいと思いますることは、私は私なりの意見を述べてお答えを願いたいと思いますが、それは基本的には、先ほど来長官が言われていることは、産業政策の立場からきた要請が前提となって答弁をされているように思われるわけです。なるほど特許制度というものをわが国が明治以来取り入れてきた基本的な立場というものは、国民経済を発展させるという最大の目的があり、その目的にひとつ沿う方向として公開する。そのかわり保護または独占を与えるということがあると思うわけであります。同時に、見方によっては、特許というものを産業政策の立場でどうとらえるかという見方と二つある……

第61回国会 商工委員会 第21号(1969/07/24、8期、日本社会党)

○大矢正君 松居参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  前提として申し上げたいのでありますが、私は松居さんのような専門家じゃありませんし、またこの特許というものの内容に深く立ち入ったこともありませんので、端的に言えば全くのしろうとであります。皆さんの書かれた本を読ましていただいたり、あるいはまた自分で勉強したり、多くの方の意見を聞いたりして、まあそれなりに判断をしているという限度でありますから、その点で、質問の内容もあるいは専門家のあなたにとっては幼稚な内容かもわかりませんが、御了承を賜わりたいと思います。  それからもう一つは、私はこの特許法の改正はどうも問題があると、現状では反対せざるを……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1969/01/09、8期、日本社会党)

○大矢正君 通産大臣にお尋ねをいたしますが、昨年の答申に基づき、近く閣議において新石炭対策を決定するという状況にあるようであります。しかも、その閣議決定は、伝え聞くところによりますると、明日これが行なわれるようでもあります。これからの石炭対策が閣議において決定をされるということは、一つの方向づけをすることでありまして、石炭に関心を持っているわれわれとしても、大きな転換期として重視しなければならぬと思っております。そこで、明日もしくはそれ以降において閣議で決定しようとなされるその内容は、具体的にどういうものなのか、お答えを願いたいと思います。

第61回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1969/02/18、8期、日本社会党)

○大矢正君 石炭対策については、衆議院で法律並びに予算を通し議論が進められつつありますので、石炭問題に対する基本的な私の考え方、あるいはまた政府側の意見をこの場でただすことはやめたいと思います。そこで一つは、提出をされておりまする予算の内容について、事務的に二、三お尋ねをいたすことと、いま一つは、最近の石炭情勢についてお尋ねをしたいと思います。  まず、事務的な点でありまするが、第一は、予算の第四にありまする石炭需要確保対策の中の増加引き取り交付金でありますが、これは基準となる年次並びに基準となる数量があり、それを増加して引き取った分について交付金が支給をされるということになっていると思うので……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1969/02/26、8期、日本社会党)

○大矢正君 いまの小野委員の質問に対する答弁で私どもわからぬ点があるんですが、運輸省として、石炭に関連をする私鉄に対しての基本的な考え方をまずやはり述べてもらわなければいかぬと思うんですよ。あなたはいまの段階ではそれほど心配な事態じゃないと、こうおっしゃっておられますが、事実はそうじゃない。たとえば明治鉱業という会社が北海道に二、三の山を持っておりますが、これの一つの昭和炭鉱がかりに閉山というような事態になりますと、鉄道は何ら意味がなくなるのですよ。あなたがまだそれほど深刻な事態ではないと言うようなそんななまぬるい状態ではないわけです。さっき石炭局長が言うように、きょうあす労使の間においても協……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1969/03/17、8期、日本社会党)

○大矢正君 関連。考え方の上に間違いがあるんじゃないかと思うので、この際念のため申し上げておきますが、開発就労であろうと緊急就労であろうと、そういうものが予算の上で編成をされたというその原則は、炭鉱で多量に失業者が出、しかも停滞をしているという現実に基づいてそれを解消するためにやるのであって、事業をするためにこういうものができたんじゃないですよ。もし事業をするためにできたんなら、石炭特別会計なんかから出すのはおかしいんだ。その原則をはき違えてはいけない。はっきりしなさい。
【次の発言】 あなたのいまの発言をだまって聞くわけにいかない。私は発想の根底というのは、炭鉱離職者というものに対して、いか……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1969/03/31、8期、日本社会党)

○大矢正君 いまの問題に関連をしてお尋ねをしますが、この法律というものは、いまさら言うまでもなく保証協会と公庫との間の保険契約に基づくてん補率はこれを引き上げるという問題が一つある。それからあなたが言われているように、貸し付け限度額を引き上げるという問題がある。これだけの問題であって、石炭企業が倒産をした、したがってそこに債権が発生した際に、その債権をどうして回収するかという問題の内容の法律ではないということは明らかですね。したがって、これは別個な問題だ。これはあくまでも保証協会の行なう保証業務に関して特別の道を求めるものであるから、その点についての論議がいま行なわれていると思うのです。そこで……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1969/04/09、8期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま報告がありました茂尻炭礦の爆発事故について、調査団の一人として、政府側に二、三お尋ねをいたしたいと思います。  先ほどの報告にもありましたとおり、今回の茂尻炭礦の爆発事故の原因というものはきわめて単純であり、また簡単な調査によってもおおむねその原因がどこにあったかということは推定のできる内容のものであります。それだけに、今日石炭問題と取り組んでおりまする私どもとして、きわめて遺憾であると言わなきゃなりません。いま政府の新石炭対策を中心として、今後五カ年間で四千億円の国費を投じて石炭産業の長期安定をはかるために、その法律的あるいは予算的な措置を私どもが検討しているさなかにこう……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1969/04/16、8期、日本社会党)

○大矢正君 ただいまの参考人の陳述に関連をいたしまして、二、三御意見を承りたいと思うのでありますが、いま述べられた中にありましたとおり、石炭に関連する予算は、特別会計として先般の全体の予算成立の一環として成立を見ておりますることは御了承のとおりであります。これは予算が一括採決、一括成立というたてまえがありますから、成立はいたしましたものの、御了承のとおり法律はいまだに衆議院段階にありまして、当初私どもが想定をしておりました成立の時期よりもかなり後退をしていることは事実でありまするが、なぜ一体法律の成立がおくれているかと申しますると、いまのお話にもありましたように、四千二百億円という膨大な金を、……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1969/04/23、8期、日本社会党)

○大矢正君 まず、労働大臣にお尋ねをいたします。先般四十四年度の予算が成立をし、石炭特別会計が同時に成立をいたしましたので、予算面における新石炭対策というものは一応確立をしたわけでありまするが、しかしながら、その予算を実行するにあたっての施策を盛り込んだ法律案がただいま補足説明をされ、これから議論をされることになるのでありまするが、国が答申に基づき閣議決定をして新しい石炭対策を樹立いたしたとしましても、最終的には労働力の確保が得られない限り石炭の産業的、また企業的基盤の確立は望むことができないと考えます。したがいまして、これからの石炭産業の安定、再建企業も含めてでありますが、その第一の要件は、……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1969/04/24、8期、日本社会党)

○大矢正君 政府提出の石炭関係法案の審議の最終段階にもまいりましたので、これからの政府の石炭政策の基本的な事項について二、三大臣にお尋ねをいたしたいと存じます。  いままで本会議におきましても、あるいはまた予算委員会等においても、新石炭対策を政府が樹立しました以降において、これからの石炭の位置づけをどうするのかというような議論がありましたが、あらためて大臣の決意のほどを承っておきたいと思うのでありますが、私はこの新対策が施行され、予算面で実施をされることになりましても、なお多くの問題が将来に残っておると感じております。特に先般も委員会において申し上げたところでありますが、あらゆる人々は、この新……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1969/06/11、8期、日本社会党)

○大矢正君 先般の茂尻炭鉱のガス爆発事故に引き続いて歌志内炭鉱のガス突出、また夕張炭鉱の崩落等、連続して炭鉱災害が発生いたしておりますことは、貴重な人命を失うばかりではなく、せっかく政府並びに国会においても新石炭対策を実施しているさなかのことでもあり、その効果を減殺するという立場からもきわめて遺憾なできごとであると言わなければならぬと思います。そこで、まず具体的に事故がなぜ起こったのか、なぜ未然に事故を防止できなかったのかということについてお尋ねをいたしたいと思います。  その第一は、歌志内炭鉱におけるガス突出の際に、いま少し避難の方法、退避の方法について配慮が行なわれておりますれば、たとえ想……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1969/06/25、8期、日本社会党)

○大矢正君 石炭局長にお尋ねいたしますが、四十四年度予算が成立をして、予算に基づいて石炭施策が現に実行されつつありますが、いまお話にありました地方交付金、あるいはまた安定補給金、あるいは増加引き取り交付金等々いろいろな施策がありますが、これらの問題はおおむね一つの方向が定まって実行されるものと思われますが、私は特に二度目の元利補給金、すなわち再建交付金のあり方について一、二お尋ねをいたしたいと思います。  お尋ねをいたしまする第一は、法律の中には元利補給の限度額は一千億円ということになっていたと記憶いたしまするが、現在の状態で最終的な確定をすることは困難かとは思いますが、その総額はおおむねどの……

第62回国会 商工委員会 第1号(1969/12/02、8期、日本社会党)

○大矢正君 時間がありませんから、希望意見だけ一、二述べておきたいと思います。  いままで話がありましたとおりに、日米間における繊維の規制問題についてはいろいろと憶測をされ、かつ疑惑を持たれている部分が多いわけであります。この間の佐藤・ニクソン共同声明の中で直接的な繊維に関する表現はないとしても、どうも裏があるのではないかというような話もありますし、ジュネーブにおいての交渉もガットに準拠して行なわれたものであるという一般的な理解はいたしておりますが、どうもこれはかっこうだけはそこでつけるが、実際の内容はもっと別なところで話し合われるのではないかというようなことがあったりして、規制に関する話し合……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 閉会後第2号(1970/10/13、8期、日本社会党)

○大矢正君 去る九月の上旬であったと記憶をいたしますが、中曽根防衛庁長官が訪米をされまして、この目的とするところは、日米の防衛関係に関する話し合いが中心であったことは申すまでもありませんが、それに付け加えられて、特にウラン濃縮工程の技術的な知識をわが国に提供してもらいたいという立場に立っての話し合い、あるいはまた、日米その他第三国も入りましてのウラン濃縮工場の設置等についての意見の交換がなされたと新聞で報じられておるのでありますが、中曽根防衛庁長官が話された内容は、おそらく原子力行政をあずかる科学技術庁として十分承知をされていると思いますので、その話の内容をこの際明らかにしてもらいたいと思うの……

第63回国会 商工委員会 第4号(1970/03/12、8期、日本社会党)

○大矢正君 先般行なわれました大臣の所信表明にからみまして、最近わが国の外交上の重大懸案でありますアメリカからの毛・化合繊維製品に対する輸出の規制に関しての要求につきまして、二、三質問をいたしたいと思います。  その質問に入ります前に、局長にお尋ねをいたしたいのでありますが、わが国は繊維産業の近代化のために構造改善事業を現在行なっておるところであります。紡績あるいはまた機屋等に対しまして特別の手厚い助成措置を講じて、わが国のそれらの業種が国際的に競争ができるような体制確立のために努力をいたしておりますことは御了承のとおりでありますが、今日の段階で、政府が行なってきた構造改善、この結果、今日のい……

第63回国会 商工委員会 第5号(1970/03/17、8期、日本社会党)

○大矢正君 先日の対米繊維交渉に関連をいたしまして若干の質問をいたしたいと思います。  まず、大臣にお伺いをいたしたいのでありますが、この間のこの委員会で、私は当時新聞に報道をされました、俗に言われるエードメモワールについて、その内容を公表するようにお願いをいたしたのでありますが、大臣からは日米両国の外交上、また国際信義上、公表をすることができないし、あわせてこの覚え書きに基づく質問に対して答弁をすることはできないという趣旨のお答えがありました。ところがアメリカ側は、あなたがそういう答弁を国会でされているにもかかわらず、公式に発表をしたかどうかはわかりませんが、アメリカの議会、繊維業界、また一……

第63回国会 商工委員会 第8号(1970/03/26、8期、日本社会党)

○大矢正君 大臣に、日米間における繊維の交渉問題についてお尋ねをする前に、事務当局に一、二お伺いをいたしたいと思います。  それは、御存じのとおり綿製品につきましては長期にわたる政府間の取りきめがありまするし、また鉄鋼につきましては、政府の関与しない形で業界の自主的な規制というものが行なわれておりますが、今日の日米間の貿易関係において、いま私が申し上げた以外に、政府間あるいは企業の自主的な形における輸出に対しての規制が他に行なわれているものがあるかどうか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 多数あると言われてもわかりませんから、どういうようなものがどういう形で規制をされているか、現実に。たとえ……

第63回国会 商工委員会 第10号(1970/04/02、8期、日本社会党)

○大矢正君 関連。いま大臣が政府原案として去年の五十戸を七十戸にしてきたことの根拠らしきものを述べられておりますが、私も昨年のこの法律の審議の速記録を全部読みました。これは参議院はありませんから、衆議院しかないわけですが、そこで五十戸というものについての根拠は一体どこにあるのかということに対して、当時の本田局長は、明確に理由を三点ほどあげて答えられておるのです。これは大臣の答弁じゃございませんから、事務当局の前本田公益事業局長が三点明確にあげられて答えられておるわけですね。それは根拠のないものではない、こういう根拠があるから五十戸にしたのだと、こう言っておられるわけですね。私は手元にありますが……

第63回国会 商工委員会 第11号(1970/04/07、8期、日本社会党)

○大矢正君 衆議院の審議の経過は、速記録で全部読みましたから、時間を節約する意味で、衆議院の質問にない点について、二、三お尋ねをいたしたいと思う。  この法律の中に「供給区域」ということばがありますが、「供給区域」とは一体どういうことなんでしょう。私は私なりで解釈をしておるんですが、正確に「供給区域」とは一体形においては何をさし、そしてどういうものなのか、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 私は日本語の解釈として「供給区域」というからには、ガスが供給をされているところを供給区域だと言うのだと思うのです。供給をされていないところを供給区域というのは一体どういうわけか。

第63回国会 商工委員会 第12号(1970/04/09、8期、日本社会党)

○大矢正君 いま大臣から若干の経過の説明がありましたが、この際、まず責任の所在についてお伺いをいたしたいと思います。この種の事故は、いま大臣が説明をいたしましたとおりに、わが国において初めて起こったのではなくて、しばしば、規模の大小は異なりましても、あったことでございまするし、また過去におきましては、御承知のように、最終的な責任の所在というものが不明確になってきているわけであります。工事をやった者が悪いのか、ガス管の安全維持のための措置を土建業者にまかせておいたことがいけないのか、あるいはまた、これら土建業者に安全確保のための業務をまかせているガス事業者が悪いのか、あるいはまた、監督行政の立場……

第63回国会 商工委員会 第13号(1970/04/14、8期、日本社会党)

○大矢正君 ただいまの報告に関連をし、二、三質問をいたしたいと思います。けさの新聞によりますと、政府の今回の事故対策本部が、事故の再発を防止する立場から、数点にわたっての問題点を出し、関係各省との間に検討をするというようになっておるようでありますが、その内容はいかようなものであるかまずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 次に、昨年の四月の十六日、省議決定に基づいてガス導管防護対策会議というものを設置し、同年十二月二十五日、同会議議長から報告書の提出がなされ、それに基づいて公益事業局長名としてそれぞれの関係者に事故防止のための要望をいたしておるのでありますが、私の手元には、どういう関……

第63回国会 商工委員会 第15号(1970/04/23、8期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま述べられました各参考人の説明の内容と、先般当委員会が現地におもむきました調査経過の報告に関連をいたしまして二、三お尋ねをいたしたいと思います。具体的にお尋ねをいたしまする前に、質問をする立場にあります私の考え方と申しましょうか、あるいは意思と申しましょうか、皆さんに申し上げたいと思うのでありますが、私どもがあえて参考人各位御多用中のところを御出席をいただきましたその理由とするところは、先般の災害があまりにも大きな惨事であり、しかもこのまま放置するならば、過密地帯において、なお発生を見る危険性がひそんでおるからでありまするし、また、一方においてはこの災害がどのような原因のもと……

第63回国会 商工委員会 第20号(1970/05/11、8期、日本社会党)

○大矢正君 関連。武藤さんのおっしゃることを聞いていると、話は長いんだけれども、中身がさっぱりない話で、もっと端的に言ってもらいたい。あなたは、ドイツにおいてそういう決定をしておる、わが国の特許申請をなされておる中においても、諸外国のものが非常に多いということは、私どももこれは二つの国会にわたって勉強しているから知っているわけです。しかしあなたが、西ドイツにおいてたまたまそういう憲法上の疑義が出たということを一つの理由としてなされるならば、これはたとえば、フランスの場合には、これまた日本やドイツと、かなり違いますね。世界各国みな違います、国内の特許法というものについては。ゆえに国際的に一つの法……

第64回国会 商工委員会 第2号(1970/12/03、8期、日本社会党)

○大矢正君 日米繊維交渉につきまして若干の質問をいたしたいと思いますが、先般の佐藤総理の訪米、ニクソン会談以降あらためて中断をされておりました繊維交渉が再開をされ、新聞等の報ずるところによりますると、非常に重大な段階に差しかかっているようでありますが、現在の交渉の状況について、大臣から御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 いまあなたの御発言の中に、佐藤・ニクソン会談においては妥結を前提として交渉を再開するというお話がございました。新聞等におきましても、同様なことが言われておるわけでありますが、本来的にこの種の問題の交渉を展開するにあたって、妥結をしないことを前提として交渉をするなどと……

第64回国会 商工委員会 第7号(1970/12/18、8期、日本社会党)

○大矢正君 公害に関連をいたしまして通産大臣に二点お伺いいたしたいと思います。それは通産省の公害防止に関する姿勢の問題です。最近新聞を見ましても、またその他報道機関等おしなべて見ましても、通産省に関係のある内容のものが一日として出ない日がないわけであります。たとえば日米繊維交渉、たとえば鉱山の爆発、あるいはテレビの問題公害の問題、これら毎日新聞をにぎわしておる問題の行政の責任は通産省にあるわけですね。ですから、そういう意味ではたいへん国民の中に通産省という名前は有名になっておると思うんです。しかし、その有名になるのも二色ありまして、悪くなるものといいものとあるわけであります。特に、最近の公害等……

第65回国会 公害対策特別委員会 第7号(1971/05/14、8期、日本社会党)

○大矢正君 関連質問を若干いたしたいと思いますけれども、いまこの法律の中にはもちろん出てこないわけでございますが、かりに故意または過失によってその工場が排出する水もしくは煙等が第三者に被害を与えたという場合を想定いたしますと、私がどうも不可解に感ずることは、この法律というものは、いまあります大気汚染防止法、水質汚濁防止法あるいは騒音防止法、こういうものといささかも関連がない形で設けられることについて、どうしてそうならざるを得ないのかということがわからないのです。もっと具体的に申し上げますと、――よろしゅうございますか、この法律で組織しようとしている三つの公害は先ほど来申し上げておりますとおり ……

第65回国会 商工委員会 第5号(1971/03/02、8期、日本社会党)

○大矢正君 政府のエネルギー政策、特に一次エネルギーとしての油の問題を中心にして若干の質問をいたしたいと思います。  今日、油の問題は、御存じのとおりよい質のものが安い価格で、しかも安定的に供給をされなければならないという立場から、政府としても積極的に取り組んでおられることと思うのでありますが、先日の当委員会においても質問がありましたとおり、最近のメジャー側のわが国精製業者に対する値上げの通告等もあり、これからのわが国のエネルギー資源確保のためには重要な問題が発生をしてきておるわけでありまして、新聞等においていろいろと最近の政府のエネルギー政策を見ておりますが、この機会に、短期、長期を含めて政……

第65回国会 商工委員会 第6号(1971/03/11、8期、日本社会党)

○大矢正君 法律の具体的な中身に触れる前に、考え方といいますか、この法律を制定するにあたっての基本的な事項について二、三お尋ねをいたしたいと思うのであります。  まず第一点は、この法律の最後のほうに「臨時措置法」とこうなっているわけです。臨時に措置するというのは、世の中で常識的に考えてどのくらいというものがあるのじゃないかと、こう思うのですが、私の記憶に間違いがなければ、この電振法、機振法ともに昭和三十一年ないし二年ごろに成立をしているわけでありますから、かれこれまあ十五年間はもう措置をしてきているわけです。さらにこれからまた七年間という長期にわたって措置するというのは、法律の題名にある臨時措……

第65回国会 商工委員会 第9号(1971/03/23、8期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま議題となっております法案について、石炭対策小委員会における審議の経過を報告いたします。  小委員会は、十八日、本委員会における提案理由説明聴取の後、直ちに開会し、補足説明を聞いた後、質疑に入りました。  質疑は通産大臣及び政府委員に対して、日炭高松炭鉱及び常盤炭礦の閉山問題住友石炭の経営の現状、炭価引き上げ、国内エネルギー資源の利用等石炭をめぐる諸問題をはじめ、産炭地域振興の現状と今後の見通し等、各般にわたって行なわれ、本日午前中で小委員会の審議を終了いたしました。  質疑の詳細は会議録で御承知いただきたいと存じます。  以上報告を終わります。

第65回国会 商工委員会 第10号(1971/03/26、8期、日本社会党)

○大矢正君 開発途上国に対して特恵関税を供与しなければならないという国際的な機関においての決定、それに基づいての先進国と呼ばれるわが国を含めてのそれぞれの国の特恵の供与、これにつきましては、私が承知する限り、国際会議におきましてもいろいろな議論があり、それからまたわが国のこの会議に臨む態度等におきましても、さまざまな経緯があったように承知をいたしておるところでありますが、大臣にまず第一に質問をいたしたいことは、国際会議の中における特恵を最終的に供与することになった経緯、それからわが国はその間にあってどういう態度をもってこの国際会議に臨んでこられたか、この点についてひとつお答えをいただきたいと思……

第65回国会 商工委員会 第11号(1971/05/13、8期、日本社会党)

○大矢正君 私は日米間の繊維問題について、特に去る三月の八日と記憶いたしますが、わが国繊維業界の対米繊維輸出に関する自主的な規制に関する宣言にからんで、若干の質問をいたしたいと思うのであります。  わが国繊維業界におきましては、ただいま申し上げましたとおり、三月八日に自主規制宣言を行ない、同時に、その時点で政府間における日米繊維交渉は実質的にとまりまして、今後の日米間の繊維問題の解決は、一にかかってわが国の自主規制をアメリカ側がどのように受けとめるか、どのように判断をするかということにかかっておると思うわけでありますが、その後わが国の繊維業者の団体は、それぞれの立場から自主規制の内容の検討を進……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 商工委員会 閉会後第1号(1971/10/08、9期、日本社会党)

○大矢正君 私は、ここ数日来、わが国の大きな政治課題となっております対アメリカとの繊維問題につきまして、若干の質問をいたしたいと存じます。  新聞その他報ずるところによりますると、政府は、従来の業界が自主的に進めてまいりました、すなわち対米輸出の自主規制を、政府間協定に、あるいは政府間交渉を通じて政府間協定を結ぼうというような動きがあるやに報じられておりますが、実情どのようになっておるのか、まずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 いまあなたのお話の中に、今月の十五日までに何らかの意思表示をするか、もしくは、交渉妥結ということを含めているのかわかりませんが、アメリカとの間に話し合いが……

第66回国会 商工委員会 第2号(1971/07/23、9期、日本社会党)

○大矢正君 住友石炭鉱業株式会社歌志内炭鉱の災害の実情調査につきまして、委員派遣の報告を申し上げます。  派遣委員は、川上委員長、原田委員及び私の三名であります。  七月二十一日、札幌において札幌通商産業局、札幌鉱山保安監督局、北海道労働基準局及び北海道庁の各当局から、今回の災害の発生及びこれについて各当局のとった対策について概況の説明を聴取いたしました。  次いで二十二日、歌志内炭鉱におもむき、坑口に花束を捧げて黙祷した後、会社側、労組、職組の説明を聞き、さらに歌志内市長など地元代表からの陳情を受けました。さらに、美唄市の労災病院に入院中の傷病者十三名を見舞い、同日帰京いたしました。  まず……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第8号(1971/12/22、9期、日本社会党)

○大矢正君 関連。  いまの西村委員の質問に関連をしてお尋ねをいたしますが、私がお尋ねをいたしますことは、いま西村委員も言われておりますとおりに、この協定というものと共同声明の関連についてであります。  大臣もいま言われておりましたとおりに、この協定の前文には「これらの諸島の日本国への復帰が前記の共同声明の基礎の上に行なわれること」云々と、こうなっておりますね。そこで私が懸念をいたしますことは、外見上から見れば、協定と共同声明というのはそれぞれの限界というものはおのずからあると思うし、協定というものは、少なくともこれは両者の合意しない限りにおいては未来永劫に続くものであります。しかし、共同声明……

第67回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1971/11/12、9期、日本社会党)

○大矢正君 関連。  いま小林さんがおっしゃっておられることは、三年間にわたった最終的な総仕上げとも言うべき今回の公開実験にこの種の事故が起きたということは、いままで二年有余にわたって科学技術庁が資料を出し、その資料に基づいてやったことが一切御破算になったということですね。その資料の信憑性はいささかもないということである。でありますから、科学技術庁が行なうそういう技術的な研究や調査、あるいはそれによって大成されるところのデータというものは今後一切当てにならぬ。いままで過去二年有カ月にわたってやってきて、三年たった資料でさえ、そういう非常に信じがたいような事故を起こすようなデータしかつくられない……

第67回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1971/11/17、9期、日本社会党)

○大矢正君 大臣、資料の要求したときに一々けちをつけないで、あなた方のほうで出しなさいよ。出した上で、足らなければ、またわれわれ要求するんだから。だから、機密に属するとか属さないとか……。
【次の発言】 それじゃ、どの部分が機密に属するのかという議論をしなければ資料を出せないことになるんだから、それじゃ話にならぬから、出しなさいというんだ。出して足らなければ、われわれがまた要求するんだから。

第68回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第10号(1972/06/16、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) それでは一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員長に指名をされました大矢でございます。このとおりのふつつか者でございますが、皆さま方の御協力によりまして大任が果たし得られまするよう、心からお願いを申し上げる次第でございます。どうぞよろしく。(拍手)
【次の発言】 それでは、前委員長の加藤さんからごあいさつをお願いいたしたいと存じます。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午後十時五十六分散会

第68回国会 商工委員会 第4号(1972/04/13、9期、日本社会党)

○大矢正君 時間が十分までない。五、六分しかないようですから、集中的にお尋ねいたしますが、官房長、私は問題点だけを指摘をして、私の考え方が間違っているかどうかということをお尋ねをしたいと思いますし、それから、政府の行政のあり方についてそれが現状で十分なし得る状態にあるかどうかということも含めて、ひとつお答えをいただきたいと思うのです。それは、非常に抽象的な議論をするようでありますけれども、通産省の行政組織の編成のしかた、あるいはまたその権限、それからその具体的な行政内容、こういうことについてお尋ねをしたいと思います。  たとえば、ごく最近ですが、UNCTADの会議が行なわれることになって、通産……

第68回国会 商工委員会 第7号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○大矢正君 きょうは質問に入りますにつきまして、まず第一に、政府に今後のエネルギー全体の需要見通しとそれに対する供給の体制についてお尋ねをいたしたいと思いますが、まず第一に、この三月で終わりました昭和四十六年度の供給実績をお答えいただきたいと思います。これは多分に資料的な質問でありますが、油、石炭、ガス、電力発電、水力発電、そのほかはその他という形でけっこうでございますが、以上のような分類に従って需要の実績がどうなっておるか。それから、昭和五十年ごろには大体いま私が申し上げましたような分類に従ってどの程度の需要予測を算定されておられるか。ついででありますからさらに付加をいたしますと、いま私が分……

第68回国会 商工委員会 第8号(1972/04/27、9期、日本社会党)

○大矢正君 私はまず向坂さんにお尋ねをいたしたいと思います。  お尋ねをいたします前に、私が質問をする前提としての考え方をまず申し述べて、あなたの御見解を承りたい、こう思います。今日、油というものがかかえている問題は、国際的であるがゆえに非常に複雑であり、また確たる見通しの立ちづらいものが前提としてあることは、私もよく存じております。そこで私はまあ要約して、一つは一番大事な安定供給ということをまず考えなければならぬ。で、これはまあ先月、私、本屋を歩きまして、あなたのところでお出しになった「国際石油情勢とエネルギー問題」、これを読ましていただきまして、非常に参考になりました。まあ、これだけじゃな……

第68回国会 商工委員会 第9号(1972/05/11、9期、日本社会党)

○大矢正君 大臣が来られるまでの間、具体的な問題についてお尋ねをいたしますが、先般、石炭鉱業審議会の総会におきまして、昭和五十年度において二千万トンを下らない程度の需要の確保ということが決議されておるようであります。二千万トンという数字がいいか悪いか、そのことはおくといたしまして、その決議をどのように政府としては受けとめているのか。そしてその際、それを実行しようとするにあたりましては、原料炭と一般炭の比率をどういうように考えておられるのか。で、御存じのとおり、これはこまかく二千万トンという数字を原料炭、一般炭に分類をし、あわせて原料炭の産出によって生ずるところの一般炭の数字等もございますので、……

第68回国会 商工委員会 第10号(1972/05/16、9期、日本社会党)

○大矢正君 大臣でも局長でもけっこうでございますが、昨年の十二月に出されました総合エネルギー調査会の石油部会の中間報告に関連をしてお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、それは、この答申の中で目標実現のための施策ということで、昭和六十年度においてわが国原油供給の三〇%を自主供給源によって確保するという考え方に立って、具体的には、投下される資金は借り入れ期間が非常に長い、あるいはリスクがきわめて大きい、したがって、国において計画的な投資を行なっていくような制度を確立しなきゃならぬということがいわれているわけであります。そこで、もちろん昭和六十年度でありますから、かなり将来のことになりますが、しか……

第68回国会 商工委員会 第16号(1972/06/01、9期、日本社会党)

○大矢正君 私はまず第一に、去る三十日、大手合成繊維会社に対する公正取引委員会の立ち入り検査についてお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、新聞等で報じられておりまするとおり、これは今日までの間に国際カルテルが結ばれたのではないかという前提に基づく独禁法違反ということのようでありますが、これは現在どういうような状態になっているか。もちろん公正取引委員会がその権限に基づいて、また判断に基づいて行なうことでありますから、通産省がそのことについて言及するということはいろいろ差しさわりのあることではあろうかとは存じますが、これからの貿易面における大きな問題点にもなる可能性がありますので、認識のほども含……

第68回国会 商工委員会 第18号(1972/06/08、9期、日本社会党)

○大矢正君 私は、法案の中身に入ります前に、先日の委員会でも若干質問をいたしましたが、先般の対インドネシアに対する借款にからむ問題について一、二点お尋ねをいたしたいと思います。  まず、最初にお尋ねをいたしたいのは、政府二億ドル、民間一億ドル、合わせて三億ドルの借款を供与するという内容のものでありますが、まあ民間の一億ドルの問題は別といたしまして、政府二億ドルの借款というものの与える目的と申しましょうか、これは石油開発にあるというように承っておりますが、目的がなくただ借款をさせるというようなことは通常考えられないことであって、どういう具体的な計画があり、どういう内容があるからしたがって二億ドル……

第68回国会 商工委員会 第20号(1972/06/16、9期、日本社会党)

○大矢正君 この法律案は、極論をすれば日本の行政機構をみんな含んでいるような、どこに行政上の中心があるのかわからないほど非常に複雑なものでありますがゆえに、一体だれに指名をして質問をしていいのか私自身わかりませんから、それについては自分は確信を持っているから答弁してやろうという立場がおありの方は、どなたでもけっこうですからお答えいただきたいと思うんです。  まず第一に、三十八条の「主務大臣」についてお尋ねをいたします。この三十八条、「この法律における主務大臣は、次のとおりとする。」、以下五つに分けてそれぞれの主務大臣を規定をしておるわけでありますが、それが三項にまいりますと、「第二号から第五号……

第69回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第1号(1972/07/06、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) 先般、国会の最終日のたいへんおそくになりまして委員長に就任させていただきましたので、ごあいさつもできずに至っておることを深くおわびをいたします。このとおりのふつつかな者でございますが、皆さんの御協力によりまして大任を果たしたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 引き続いて、これより理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に金井元彦君、矢野登君、伊部真君、内……

第69回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第1号(1972/07/25、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十七日、加瀬完君が委員を辞任され、鶴園哲夫君がその補欠として選任されました。
【次の発言】 小山環境庁長官及び菅波政務次官よりあいさつをいただきます。小山環境庁長官。
【次の発言】 菅波政務次官。
【次の発言】 小山環境庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。小山環境庁長官。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第69回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第2号(1972/09/22、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  八月二日、小林武君及び戸田菊雄君が委員を辞任され、茜ケ久保重光君及び占部秀男君がそれぞれ補欠として選任されました。  また、八月八日、高橋雄之助君が委員を辞任され、林田悠紀夫君がその補欠として選任されました。
【次の発言】 次に理事の辞任の件についておはかりいたします。  矢野登君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。  これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、……

第69回国会 商工委員会 閉会後第1号(1972/08/31、9期、日本社会党)

○大矢正君 質問に入ります前に中曽根さんに確認の意味でお尋ねをしておきたいと思いますけれども、いま阿具根さんの、卸売り物価上昇の現状をどう食いとめるかということに対するあなたの御答弁として、カルテルの問題に触れられましたね。それで御承知のとおり――私がこんなことを言うのは言い過ぎかもわかりませんけれども――御存じのように、法律上認められている言うならばカルテルもありますし、行政上、公取とあなた方が話をされてやっておられるカルテルもあるし、それから、業界内で秘密にやっているカルテルも実際上存在しているわけですね。それについて、公取がいろいろな意味でそういうカルテルを排除すべく、制限すべく努力をい……

第70回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第1号(1972/10/27、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) 重ねて選任をいただきまして、どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 引き続いて、これより理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に金井元彦君、菅野儀作君、伊部真君、内田善利君を指名いたします。  本日はこれにて散会をいたします。    午前十一時四十七分散会

第70回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1972/11/13、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから公害対策並びに環境保全特別委員会を開会いたします。継続調査要求に関する件についておはかりいたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会の場合においてもなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成及び提出の時期につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時五分散会

第70回国会 商工委員会 第2号(1972/11/10、9期、日本社会党)

○大矢正君 海外経済協力基金法の一部改正に関連をしてお尋ねをいたしますが、今回のこの基金法の改正のねらいとするところの一つは、俗に言われる南北問題、経済協力に関連したわが国の融資に対する規制の緩和を通して、もちろん、この程度のもので国際的に認められるというような処分じゃありませんけれども、まあいずれにしても、そのようにして南北問題に対処しようとするわが国の態度をあらわそうという意味だろうと思いますし、いま一つは、当面最大の課題であります円対策の一環としてこの基金法の改正を企図しているのだと私は思います。そこで、主として円対策に関連をして、先般も大臣と私、切り上げ問題にからみいろいろ議論をいたし……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第1号(1972/12/22、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) 今後ともよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 引き続いて、これより理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に金井元彦君、菅野儀作君、伊部真君、内田善利君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時十七分散会

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1973/03/02、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一月十六日、矢野登君が委員を辞任され、その補欠として斎藤寿夫君が選任されました。  また一月二十七日、伊部真君、茜ケ久保重光君及び高田浩運君が委員を辞任され、その補欠として藤田進君、西村関一君、杉原一雄君及び君健男君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事補欠選任についておはかりいたします。  委員の異動に伴い、当委員会の理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1973/03/28、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、西村関一君が委員を辞任され、その補欠として鈴木美枝子君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 この際、三木環境庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。三木環境庁長官。
【次の発言】 引き続き、本調査に対する質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1973/05/11、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、藤田進君が委員を辞任され、その補欠として工藤良平君が選任されました。
【次の発言】 連合審査会に関する件についておはかりいたします。  港湾法等の一部を改正する法律案について運輸委員会に対し、また、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律案について商工委員会に対し、それぞれ連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じ……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1973/06/06、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、西村関一君が委員を辞任され、その補欠として工藤良平君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1973/06/20、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る六月十五日、工藤良平君が委員を辞任され、その補欠として西村関一君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 委員長から発言をしてたいへん恐縮ですが、化学二課長来ているでしょう。あなたは課長さんだから答弁も限界がある……

第71回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第7号(1973/06/22、9期、日本社会党)

○大矢正君 皆さんの御協力をいただきまして、大過なく委員長の職責をつとめさせていただくことができまして、心から御礼を申し上げます。まことにありがとうございました。(拍手)

第71回国会 商工委員会 第3号(1973/03/29、9期、日本社会党)

○大矢正君 私は、現在、国際間におきまして重要な問題となっております国際流動性の問題にからみまして、以下若干の質問をいたしたいと存じます。  まず、通産大臣にお尋ねをいたしますが、私は、昨年の八月三十一日の本委員会におきまして、わが国の貿易収支そしてまた国際収支の黒字傾向が、ますますわが国の外貨蓄積となり、それが原因となり、世界各国から円の再切り上げを押しつけられる懸念がありますので、かつて、一九七一年の十二月に行ないましたような一八%近い円の切り上げ、同時にまた、変動幅の拡大を含めますれば二割、二〇%に及ぶ円の実質的な切り上げ、こういうような極端な大幅切り上げは、わが国の産業、特に中小企業に……

第71回国会 商工委員会 第4号(1973/04/12、9期、日本社会党)

○大矢正君 最初に、局長にお尋ねをいたしますが、本法が実施をされました昭和三十六年以降、前年度ですか、年度がかわりましたので四十七年度までの――もちろん四十七年度の場合は見込み数量でありますが、私の手元に、この保険制度の引き受け限度額あるいは引き受け実績、対象機械類の数であるとか、あるいはまた契約企業数その他いろいろの事項を印刷した資料をいただいておりますが、もし間違いがあっては困りますので、当局側からお答えをいただいた上で質問をしたいと思いますが、三十六年から四十七年までの十年間余にわたる内容を全部説明をいただくのは、あまりにも長時間を要すると思われますので、私のほうから便宜、この数字に間違……

第71回国会 商工委員会 第6号(1973/04/19、9期、日本社会党)

○大矢正君 関連。  青木局長、いまの御答弁で問題になるのは、一つは、無資力鉱害あるいは鉱業権者それ自身が存在してないというような、言うてみれば古い鉱山ですね、そこから発生をする鉱害、こういうものについては、先ほど来言われておるように、国の助成に基づき地方自治体が――これの防止のための工事を実施する主体が、地方自治体ということはわかりますがね。そこで、現存する鉱山の排出物ですね、そういうものが地域の住民に非常に大きな影響を与えるようなものがあり、しかもそれは先ほど阿具根委員もお話しなさっておりましたように、少々の資力をもってしてはとても防止することが困難だというような鉱山もあるのではないか。 ……

第71回国会 商工委員会 第17号(1973/07/05、9期、日本社会党)

○大矢正君 関連。いまの須藤さんのお話の中で、著作権という問題との関連なんだが、普通一般に呼ばれる著作権法に基づく保護というもの、それから特許法その他による保護の問題、いろいろ考えるのに、今度のこの種の問題は、そのいずれにもはっきりと当てはまるというようなものではないような感じを率直に言ってわれわれ受けるんですね。一つの研究の成果であり、それが完全な物をつくる製法の工程の成果であれば、これは特許法に該当するし、それからそうじゃなくて、先ほど須藤さんがおっしゃったような完全な一つの著作というようなものであれば、これは著作権法になる。ところが、そのいずれにもひっかかるようなあるいはひっかからないよ……

第71回国会 商工委員会 第18号(1973/07/10、9期、日本社会党)

○大矢正君 この事故が発生をいたしまして後、通産省は、直ちに関係の課長を現地に急行せしめて詳しく当時の状況を調べてきておるはずでありますので、いま大臣から御報告がありました内容以外に、実際上現地に行ってまいりました係官の、当時の状況とそれから原因と覚しきもの、あるいは防災体制等に対する当時の手の打ち方等々についてこの際お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 まず、事実関係についてお尋ねをいたしますが、私が新聞等の報道を通じて知り得た限りにおけるこの事故の状況は、七時前に黒い煙が、写真にも写っておりましたが相当量排出され、故障であるということが明らかになり、消防本部等にも連絡がされたと。……

第71回国会 商工委員会 第20号(1973/07/17、9期、日本社会党)

○大矢正君 せっかく衆議院からおいでいただいている中で、その前に議事の運営、また、当委員会のあり方について若干の意見を述べさせていただくことになりまして、衆議院の皆さんには申しわけないのでありますが、私どもにとりましては非常に重大なことでございますので、御了承賜わりたいと思うのであります。  それは、本朝九時半から議長主宰による常任委員長並びに特別委員長含めての懇談会がありまして、会期末に迫った今日の段階において法案の処理をどのようにするかという議長の諮問がありましたが、その席におきまして本委員会の委員長が、まことに私ども野党にとって聞きのがすことのできない重要な発言をされております。で、私と……

第71回国会 商工委員会 第21号(1973/08/28、9期、日本社会党)

○大矢正君 ちょっと関連で一問だけお尋ねをしますが、私も実は最近、いまの電線メーカー、あるいは丸棒を特に使っている建設業者の中でも中小と呼ばれる建設業者の方にもお会いをして、いろいろ話を聞いたのでありますが、通産省がいま行政指導としてあっせん所を全国的に設けてやられる。東京にももちろんそういうものがつくられてやられておりますが、どうも明確さを欠くのは、たとえば丸棒でいいますと、官公需、官庁その他の需要に対してと、それから零細な規模の需要者に対して特に配慮をするという、新聞等による報道ですね。そうすると、その範囲というのは一体どこまでなのかというような疑問がわいてくるわけですね。特にこの建設業の……

第71回国会 商工委員会 第22号(1973/08/30、9期、日本社会党)

○大矢正君 具体的なこの法律の内容の質問に入りまする前に、この法律の対象となっておりまする中小小売り商業の位置づけと申しましょうか、今後小売り商業全体の中でどのような位置を保たせていこうとするのか、この点についてお尋ねをいたしたいと思うんであります。  通産省からいただいておりまする資料等を見ますると、私の記憶に間違いなければ百九十万からの中小小売り商業を含めた小売り商業があり、アメリカの百七十万よりもさらに多いという、非常に人口的から見ても、また、地理的な条件から見ても違いのあるアメリカと比較をしてみても、数の上で百九十万からの小売り商業があるということ自体、その対策といいましょうか、対応策……

第71回国会 商工委員会 第23号(1973/09/06、9期、日本社会党)

○大矢正君 私は、一般調査案件として質問を申し上げますが、その内容は、目下のところ本委員会において審議中の工場立地法に密接な関係のある内容のものでありますので、そういう点を勘案の上、御答弁を賜わりたいと思います。  最初にお尋ねをいたしますが、高圧ガス取締法、この法律に基づきまして一般高圧ガス保安規則というものがありますが、この一般高圧ガス保安規則というものはいつ制定されたものであるか、事務当局からお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 先日、テレビに通産省の塩川政務次官が出られまして、徳山における災害、そのあとの大分における住友工場の災害、 これらの問題についての対談がありました。そのと……

第71回国会 商工委員会 第24号(1973/09/11、9期、日本社会党)

○大矢正君 時間もありませんので、私、一問だけお三方にお尋ねをいたしますが、特に中内さんにはいろいろ他との関係等もおありのように承っておりますので、お答えをいただきたいと思います。ただ、私自身、先入観念を持ってお尋ねをしておるわけじゃないんです。そのことをお断わりしておきたいと思うんです。  それは、先般来議会でも、特にこの商工委員会におきましても若干問題になっております、公正取引委員会の例の再販制度の洗い直しと原則自由と申しますか、競争原理を働かせるという前提に立った再販制度は原則的になくする、例外として若干のものを認めるというこの大きな転換の問題がございます。しかし、これは直接きょうお見え……

第71回国会 商工委員会 第25号(1973/09/13、9期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま審議いたしておりますこの法律案につきまして、私どもは反対の立場を表明しておるのでありますが、なぜ反対をするかと申し上げまするならば、工場立地の調査等に関する法律というものが昭和三十四年に施行されましてから、十四年という長い年月を経過いたしております。そういう意味で、工場立地の調査等に関する法律それ自身が今日の産業、経済、地域の情勢にそぐわなくなってきているという、そういう実態的な面があろうかと思いますので、法律の改正は当然のことと受けとめるのであります。が、しかし、冒頭申し上げましたとおりに、反対をしなければならないというのは、少なくとも今日の国民的な、国家的な課題でありま……

第71回国会 内閣委員会 第16号(1973/06/28、9期、日本社会党)

○大矢正君 私は本来当委員会の正規の委員ではございませんで、長い間商工委員会に所属をいたしております。このたびの通商産業省設置法の一部改正につきましては、商工委員の一人として重大な関心を実は持っております。と申しまするのは、なるほどこの法律改正の件名が設置法の一部改正となっておりますけれども、しかしその中身というものは、一部ではなくて全面改正と言ったほうがよいのではないかと思われるような、そういう大きな変革でありますし、組織上、機構上、昭和二十七年に続いて二十年ぶりの大改革でありまするがゆえに、私ども商工委に籍を置く者としては非常に強い関心を持っております。本来でありますれば、当委員会と商工委……

第72回国会 商工委員会 第4号(1973/12/18、9期、日本社会党)

○大矢正君 石油連盟の密田さんにお尋ねをいたしますが、これから一体、原油の輸入はどういう推移をたどるんだろうかということになりますと、どなたもこうなるというはっきりした見通しというものは持っておられないと思うんですがね。まあその段階で考えると、政府がひとつはっきりした将来の展望なり見通しが持てるかといえば、これまた政府の見通し自身も非常にあいまいなものがあって、むしろその意味では、最もこの正確さを持つ今後の輸入見通しという点になれば、連盟さんが御判断をされることが、私は、どうもいまの判断としては正しいものが出てくるんじゃないかという感じがするわけですがね。政府は、出先機関を特別持っているわけじ……

第72回国会 商工委員会 第5号(1973/12/19、9期、日本社会党)

○大矢正君 ちょっと関連さして下さい。  同じく、大臣、いまの問題は非常に大事なことで、マクロ的にといいますかね、たとえば一割削減とか二割削減とかということは、国全体としてはそれで成り立ちますが、実際に個々のたとえばスタンドなり、個々の薪炭商なり、炭屋さんで灯油をたとえば売りますね、こういうものがいわゆる最終小売り商の段階にいった場合に、結局は、ばらつきが出てきますね。その一割削減とか二割削減とか言ったって、何を基準にして二割削減するのか、それから需要者を一体その店で幾ら持っているのかといったって、これはお客さんが何人来るかわからないわけですからね。ですから、来てみて初めてそこに需要量というか……

第72回国会 商工委員会 第6号(1973/12/21、9期、日本社会党)

○大矢正君 私は短時間に質問を集中いたしたいと思いますから、端的に結論だけひとつお答えを願いたいと存じます。  先日、阿具根委員が質問いたし、また本日は、ただいま竹田委員からも若干質疑がありましたが、四十九年度予算に関連をいたしまして、二、三点お伺いをいたしたいと存ずるのであります。  今日のエネルギー危機、特に油の輸入が激減をいたしました段階で、新しいエネルギー源を求めるということは、一次、二次を問わず重要なことであることは申すまでもないところでありますが、その一つに石炭の対策が先般来議論をされております。大臣は、一昨日の質問に対する答弁におきましても、明年度は千二百二十五億円でございますか……

第72回国会 商工委員会 第7号(1974/02/14、9期、日本社会党)

○大矢正君 経済企画庁を午後から私呼んでいませんから、まあ一問か二問だから、わざわざ来ていただくのも恐縮だと思って実はお呼びをしてないわけですが、ちょっといま十二時までに若干時間がありますからお尋ねしますがね。  いま竹田君から、LPGと灯油の問題についての標準価格のあり方について質問がありました。私がお尋ねしますのは、いまきめられている灯油ですね、これは三百八十円という価格はいつまで続くのでしょう。通産省は、前は、三月一ぱいまでは三百八十円というような話をしておったと記憶していますがね。あなたは、実際に標準価格をきめるのは経済企画庁だから、おたくは三百八十円という灯油の価格は、これはいつまで……

第72回国会 商工委員会 第8号(1974/03/26、9期、日本社会党)

○大矢正君 私は、先般政府が行ないました、石油製品に関する行政指導という名のもとにおける指導価格というものにつきまして、見解をただしたいと思うのであります。  私は、国民生活を守る立場から、たとえばそれが石油製品でありますれば、価格の高騰を押えるためにどういう施策をするかという、そういう立場で検討されてそれぞれの措置を講ぜられること自身について、いささかも反対をするものではないのでありますが、ただ、行政指導というものの限界というものが一体どこにあるのかという点について理解に苦しむところがありますので、お尋ねをいたしたいと思うのであります。  そこで、法制局にお伺いをいたしますが、行政指導という……

第72回国会 商工委員会 第9号(1974/03/28、9期、日本社会党)

○大矢正君 質問に入ります前に、大臣と委員長にお願いと要望いたしておきたいと思いますが、御存じのとおり、この法律は、三月三十一日までに成立を見なければ行政上支障を来たす内容のものであります。商工委員会は、三月三十一日、すなわち年度内にはきょうしか開かれないということで、きょうじゅうにこの法律の議了をしなければ、あとあと支障を来たすおそれもありますので、私どもはやむなく、本日中に本法案の議了をいたさねばならないと考えておりますが、今日のエネルギー情勢等を踏まえて考えてみまするに、石炭問題の審議は非常に重要な内容を含んでおります。しかし、いま申したような事情で短時間しか質疑ができない。同時に、予算……

第72回国会 商工委員会 第12号(1974/04/25、9期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま可決されました伝統的工芸品産業の振興に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、日本共産党の五党共同提案による附帯決議案を提出いたしたいと存じますので、御賛同願います。  案文を朗読いたします。    伝統的工芸品産業の振興に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行にあたり、次の諸点について十分配慮すべきである。  一、伝統的工芸品産業の経営の近代化、作業環境の改善等につき、適切な指導を行なうこと。  二、伝統的工芸品産業の後継者養成のため枝能資格制度の創設につき検討するとともに、伝統的工芸品産業の従業員の福利厚生の充実につとめること。  ……

第72回国会 商工委員会 第14号(1974/05/14、9期、日本社会党)

○大矢正君 いまお話がありましたとおり、四十分には両参考人お帰りのようでございますので、お二方にこの際お尋ねをしたいと思います。  私は、先ほど近藤さんからのお話を聞いておりまして、やはり世の中というものはずいぶん変わるものだなと考えざるを得なかったわけでありますが、何年前でしたか、宮澤通産大臣の時代でありましたが、例の日米繊維交渉をめぐりまして、神田の共立講堂に近藤さんはじめ皆さんがはち巻きをして集結をされて、私も行きまして、激励の演説を打ったこともありますが、まあ、あの当時のことを考えてみますると、まさに隔世の感があると申しましょうか、当時、それでは今日のような事態が全然予測できなかったか……

第72回国会 商工委員会 第15号(1974/05/16、9期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま可決されました特定繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党の四党共同提案による附帯決議案を提出いたしたいと存じますので、御質問を願います。  案文を朗読いたします。    特定繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  今日、繊維工業は輸入の急増及び消費者需要の著しい減退によつて企業倒産の続出等の深刻な不況の事態にあることにかんがみ、政府は速やかにかかる事態を打開するため繊維事業者の資金需要に十分応えるとともに、本法施行にあたり次の諸点につき十分な措置を講ずべきである。  一、公正な取引条件……

第72回国会 商工委員会 第17号(1974/05/28、9期、日本社会党)

○大矢正君 私は、法案の具体的な内容に入りまする前に、法案の前提条件と申しましょうか、あるいは背景と申しましょうか、今日の電力政策そのものについて若干のお尋ねをいたしたいと存じます。  まず最初に、こまかい問題からお尋ねをして恐縮でございますが、私の手元にある資料によりますと、政府は先般、九電力一斉に大幅な電力料金の値上げを六月一日実施で認可をいたしました。その内容を見ますると、特にキロワットアワー当たりの料金でありますが、家庭生活に非常に関連の深い定額電灯をとってみますと、資料に間違いがなければ、北陸が六円五十六銭これが最低、これに対して最高が九州電力の九円八十七銭、平均して八円八銭とこうい……

第72回国会 商工委員会 第18号(1974/05/29、9期、日本社会党)

○大矢正君 参考人の皆さん、どうもありがとうございました。時間もかなり経過いたしておりますし、私以外にも質問があることと思いますので、三点ほどお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に、都甲先生にお尋ねをいたしたいと思うんでありますが、先ほど先生のお話の中にもありましたように、原子力発電の際における事故の発生防止にあらゆる措置を講ずる努力をするということは、まあ一点強調されました。それから同時にまた、世の中に絶対ということはないんであって、その意味においては、万一の場合のことも考えなきゃならぬということも第二点としておっしゃっておられたんですね。そこで、私もそのとおりだと思うので、産業災害と……

第72回国会 商工委員会 第20号(1974/05/31、9期、日本社会党)

○大矢正君 先日来、この法案が審議に入りましてから主として問題にされましたのは、御存じのとおり原子力発電の安全性に関することであります。私は原子力問題の専門家ではありませんので、先般来御質問いたしましたわが党の辻君のように、具体的な事例をもって詳細に大臣その他関係政府委員に質問をするほどの見識は持ち合わせありませんが、ただ、この法律案それ自身は必ずしも内容的に反対なものでは私自身ないと思います。が、しかし、この法律案が特定の目的を持つということと、不確定要素の多い原子力発電所を完全に安全だという認め方をして、その上でその立地問題をきめようとする法律であるがゆえに先般来疑問が投げかけられており、……

第72回国会 商工委員会 第21号(1974/06/03、9期、日本社会党)

○大矢正君 先ほど議運のお話を承りますると、九時前には本会議が開会をされるということでありまして、もう時間が三十分足らずというような非常に短時間の中でこの承認案件を審議しなければならぬことになりました。私どもは、先ほど理事会で、特に野党、公明党、民社党、共産党、そして私ども社会党四党といたしまして、いろんな理由があったにしても、ただいまのような時刻に、この種の承認案件ではあっても、送ってよこすということはまことに遺憾なことでありまして、衆議院が不正常であったというような、そのような事態があったことは私どもも否定はいたしませんが、最終日の、しかも午後八時になってやっと送付をされた承認案件を直ちに……



各種会議発言一覧

4期(1956/07/08〜)

第25回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1956/11/30、4期、日本社会党)

○大矢正君 万仲さんにお尋ねをいたしたいと思います。二、三あるのですが、最初はこれは参考のためにお聞きいたしたいと思うのですが、私どもの組合の幹部の意見を聞いておると、この法律ができ上ってから三年、あるいはまたそれ以前においても、そう大きな数の保安要員の差し出し拒否とか、あるいは撤収とかいうものはなかったように聞いておるわけです。先ほど万仲さんのお話を承わると相当数あるようなことなんで、一つできれば炭鉱の名前もあげてお知らせをいただきたい。
【次の発言】 見てないですね。
【次の発言】 それでは、そういうようなことがかりに行われておったとするならば、結果として、そのことによって溢水が起きたとか……

第25回国会 社会労働委員会公聴会 第2号(1956/12/01、4期、日本社会党)

○大矢正君 大槻さんにお伺いいたしたいのでありますが、これはあなたばかりそう言われるのでなくて、昨日は石炭協会の万仲さんがおいでになり、万仲さんも同じようなことを言っておられたのですが、組合は保安要員を差し出さなかった。そういうことを非常に鬼の首でも取ったように振り回しておるわけなのです。私はまあ差し出さなかったことがどれだけ、たとえば法律の内容にいうところの資源のいわゆる滅失やあるいは人命の危害と、こういう点では影響があったかという、こういうことを承わったわけなんですが、そういうものは具体的にはない。しかし、ただやってはいかぬという保安要員の引き揚げをやったのだと、こういう一点ばりなんです。……

第28回国会 社会労働・大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○大矢正君 私は大蔵委員会におきまして、経済基盤の強化のための資金、それから特別の基金をめぐる問題についてまだ具体的な論議を一度もいたしておりませんので、この際、労働協会法の質問に入ります前に、財政上、また予算措置上疑義の点が二、三ありますので、そのことをただした上に立って、労働協会法についての質問をいたしたいと思います。  第一にお伺いいたしたい点は、もちろん主計局長についてでありますが、一般世上では、四百三十六億という金の全部が経済基盤の強化の資金であるというように言われておるのでありますが、考え方の上においては、そういう考え方が妥当であるのかどうか、もしまた違うとすれば、違う内容をこの際……


5期(1959/06/02〜)

第38回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1961/03/27、5期、日本社会党)

○大矢正君 これはまあ賀屋さんのところになるのじゃないかと思いますけれども、この間私、予算の一般質問で、国際収支の二月の実績を聞いたけれども、まだ実ははっきりしなかったのですね。それで経常収支の収支じりだけは九千三百万ドルと聞いたのですが、この機会に一月の経常収支、それから資本収支の内容と二月の内容を説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣。前の一般質問の私の質問に対する答弁で、年度末、三月の国際収支の見通しを述べられておったんですが、大体三月はどういう推移をたどるという見通しを持っておられるか、お答え願いたい。
【次の発言】 大臣。経常収支では四千万ドルから五千万ドルの赤と、そ……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 エネルギー対策特別委員会、商工委員会連合審査会 閉会後第1号(1962/10/22、6期、日本社会党)

○大矢正君 今の阿具根委員の質問に関連して、私も一つだけ有澤さんにお伺いをしておきたいのです。関連といっても、最終的には今の質問と同じ趣旨になるわけでありますが、私は先生の答申を読ませていただきまして、自分なりに実はこう考えたのです。この答申の中に盛られている趣旨というものをこまかく分析をしてみますと、大体五つに私は分けることができると思う。一つは、需要の問題であります。これは今日の段階では、この答申に基づいて、政府の石炭対策なり方針が出た暁におきましては、それぞれの企業の経営者が、自主的な立場や、あるいはみずからの判断に基づいて、電力なり鉄鋼なりという大部分を占める産業の経営者との話し合いに……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1963/03/25、6期、日本社会党)

○大矢正君 最初に、大蔵省関係の質問を二、三行ないたいと思います。ただ大蔵大臣にお願いしておきたいんですが、大蔵大臣、まあものをたくさん覚えているというせいかどうかわからぬが、質問の時間に対して三倍ぐらい答弁をされるのでどっちが質問しているかわからないことがしばしばあるので、そういう意味ではひとつ簡潔に御答弁願わないと、私も時間の制約を受けているものですから、その点よろしくお願いいたします。  最初の質問は、金融の正常化といいますか、ないしはそれとからんで金利の体系、そういうものについてお尋ねをしたいと思うのです。そこで、一昨年国際収支の逆調に伴って金融の引き締めを基調とした、いうならば経済の……

第44回国会 石炭対策特別委員会、社会労働、商工委員会連合審査会 閉会後第1号(1963/11/29、6期、日本社会党)

○大矢正君 質問に入る前に、この際、委員長に申し上げておきたいと思うのでありますが、私どもは、この連合審査に対して、池田総理大臣をはじめ、四大臣を要求しておるわけでありますが、残念ながら、いまだに池田総理が出席するかどうかの確答を得られないのであります。三池のこの重要な災害というものは、先ほど報告がありましたとおり、四百五十七名の生命を奪い、かつ、二百八十七名という膨大な数の負傷者を出しているほどの重大な災害でありますから、この際、鉱山保安監督行政の最終的な責任者であるところの総理大臣が、公式な国会の場において、私どもの質問にみずからの所信を明らかにする必要性があると、こう思っているのでありま……


8期(1968/07/07〜)

第63回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第1号(1970/03/20、8期、日本社会党)

○大矢正君 質問に入ります前に、石炭局長と保安局長に希望意見を表明しておきたいと思います。  それは、先般大手炭鉱の一つであります雄別炭鉱が閉山になりました。これは資金面からの行き詰まりということと、自然条件の悪化というようなこともありまして、遺憾ながら地域の社会、経済にたいへんな影響を与えたことであります。そこで、第四次石炭政策が昨年から実施に移されておりますが、にもかかわらず、いま申し上げたような大手炭鉱の中に閉山が発生をする、中小においてはもう申すまでもない状況にあります。四十五年度に入りましても、おそらくこれが続いていくのではないかと懸念される今日であります。政府側はどのようにお考えに……

第63回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第2号(1970/03/27、8期、日本社会党)

○大矢正君 ただいま御説明をくださいました参考人の皆さん、また所属する事業団等の方々に、私は、困難な今日の石炭情勢の中で御苦労をされ、かつ、いろいろな意味で御配慮いただいておりますことを、石炭に関連のある議員の一人として心からお礼を申し上げたいと思っております。  そこで、質問というよりも、むしろ私自身の希望的な意見といいましょうか、要請を申し上げてみたいと思うわけであります。  まず、石炭事業団の中島さんにお願いをいたしたいと思いますが、御存じのとおり石炭産業は今日いろいろな困難な問題がありますが、その一つが労働力の確保ということであろうかと思います。後ほど雇用促進事業団の堀さんにもお尋ねを……

第63回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第3号(1970/05/13、8期、日本社会党)

○大矢正君 根本的な問題について二、三お尋ねをいたしたいと思いまするし、また提案を申し上げて御検討を願いたいと思います。  それは、私なりの判断をいたしておりますが、石炭というものに対する考え方というものは、大きく転換しなきゃならぬ時期にいまきているのではないかという感じがいたします。それは御存じのとおり今日まで非常に多くの炭鉱が閉山をいたしましたが、その大部分は電力需要を中心とする一般炭が占めておると思います。そこで鉄鋼業の飛躍的な発展に伴い、その原料としての石炭の需要というものはますます増大をしておりますし、それからまた国際環境も著しく変化をいたしまして、原料用炭の量的な確保と、それからま……

第64回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第1号(1970/12/04、8期、日本社会党)

○大矢正君 先ほど二つの答申について御説明がありましたが、これはもとより答申をつくりました審議会に質問すべき内容でありますから、本日これは政府に対して特別の質問はいたさないつもりであります。なおまた、この答申に基づきまして、政府が当面をする対策についての方向を、国会にも示されるものと思われますので、その辺はあらためて次の国会で予算が固まりました段階で具体的にお尋ねをいたしたいと思うわけであります。よって、本日は一点だけ当面をする問題についてお尋ねをいたしたいと思います。それはこの答申の中にも書いてありますとおりに、出炭が一般に計画を下回っており、その出炭不振のために石炭企業の経営が、特に資金、……

第65回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第1号(1971/02/18、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから石炭対策に関する小委員会を開会いたします。  小委員の異の異動について御報告いたします。  本日、矢追秀彦君が小委員を辞任され、その補欠として上林繁次郎君が選任されました。
【次の発言】 産業貿易及び経済計画等に関する調査中、昭和四十六年度の石炭関係予算に関する件を議題とし、通商産業省及び労働省から説明を聴取いたします。本田鉱山石炭局長。
【次の発言】 続いて労働省から説明を願います。遠藤失対部長。
【次の発言】 続いて保安関係予算の説明を願います。公害保安局長。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。質疑は後日に譲ります。  速記をとめてください。

第65回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第2号(1971/03/18、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから石炭対策に関する小委員会を開会いたします。  小委員の異動について報告いたします。  本日、欠員中の小委員の補欠として井川伊平君、矢野登君が選任されました。
【次の発言】 産炭地域振興臨時措置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、補足説明を聴取いたします。石炭部長。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  他に御発言がなければ、本日はこの程度にとどめまして、次回は来たる三月二十三日午前十時から開会することにし、本日はこれにて散会いたします。   ……

第65回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第3号(1971/03/23、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから石炭に関する小委員会を開会いたします。  小委員の異動について報告いたします。  本日、欠員中の小委員の補欠として矢野登君及び中村正雄君が選任されました。
【次の発言】 産炭地域振興臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として質疑を続けます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記をつけてください。
【次の発言】 他に御発言がなければ、小委員会における審査はこの程度といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、商工委員会における小委員長の報告につ……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1971/03/26、8期、日本社会党)

○大矢正君 私は政府の石油政策と、懸案であります日米間の繊維製品の輸入制限にからむ話し合い、また今後の措置等をお尋ねをいたしたいと思いますが、その前に通産省に、国民の生命ないしは健康を維持する上において非常に重大な影響を及ぼすと思われる原子力発電の問題にからんで、一点お尋ねをいたしたいと思います。  これは去る二十四日の朝日新聞の夕刊に載ったことでありますが、中部電力が静岡県の浜岡原子力発電所の設置について、地元との間に自主的に協定をした内容について、その内容が今後の発電所設置に関して企業の側、通産行政の側から見て障害になるかのごとき発言があり、そういう指示をしたような新聞記事が掲載されたので……


9期(1971/06/27〜)

第68回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第1号(1972/04/13、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大矢正君) ただいまから石炭対策に関する小委員会を開会いたします。  産業貿易及び経済計画等に関する調査のうち、石炭対策の基本施策に関する件を議題とし、田中通産大臣及び塚原労働大臣からそれぞれ説明を聴取いたします。田中通産大臣。
【次の発言】 次に、塚原労働大臣。
【次の発言】 これより質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 石炭部長、大事なところなんだよ。これは私からもこういう立場で質問をするのはおかしいんだけれども、同じ疑義を持っているからお答えを願いたいのですけれども、私は口が悪いからごかんべん願いたいのだけれども、この四十六年、すなわち去年の七月……

第70回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第1号(1972/11/07、9期、日本社会党)

○大矢正君 いま速記には載りませんでしたが、今般の事故の詳細とそれから現状についての説明をお聞きいたしまして、ともあれ、家族が待ち望んでおります救出作業のすみやかな進行を、私も心から期待をいたしたいと思うのでありますが、どうも内容的にはかなり崩落個所が多い。あるいは坑道の問題、ガスの問題等々から、今後もさらに難航をするような心配も感じられるわけでありますが、今後この遺族の期待にこたえて、すみやかに救出作業を進行せしめるための政府としての具体的な方針がもしあったら、この際、ひとつお聞かせを願いたいと思うのであります。まあ原因の問題であるとか、どう今後対処するとかという問題の以前の問題として、坑内……

第71回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第1号(1973/03/15、9期、日本社会党)

○大矢正君 ただいまの事故の経過と状況の報告に対し、若干の質問をいたしたいと存じます。  この山は、私も何度か行ったことがありますが、残念ながらこの山の坑内には入ったことがありませんので、坑内の詳細を詳しく自信を持って私自身話をするわけにはまいりませんが、炭鉱の全体的な趨勢としてお尋ねをしてみたいと思いますが、私の記憶に間違いなければ、この山は、保安問題ではかなり従来から努力をされておったようであります。かつて、二、三年前に一度ガス爆発事故がありまして、二十人近い犠牲者を出すという惨事がありましたが、特にそれ以降は、かなり労使ともに保安に努力をし、全国的な災害率等と比較してみましても、かなり災……

第71回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第2号(1973/04/20、9期、日本社会党)

○大矢正君 最初に大臣に二、三お伺いをいたしたいと思います。  これは石炭直接の問題ではありませんが、エネルギーという立場から見て非常に関連の深い問題点でもありますので、特にお伺いをしておきたいと思うのでありますが、最近、新聞の報ずるところによりますと、国会の今会期中の中で、四月、すなわち本月の末から来月にかけての連休期間中に通産大臣が中近東諸国、具体的に言うとペルシャ湾周辺の一帯の産油国を訪問をしてくるというような記事が載っております。これはどういう意図を持って訪問をされるのか。  私は十五、六年間国会にいますが、国際会議等があって大臣が留守にするということは聞いたことありますが、どうもそう……

第71回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第3号(1973/06/18、9期、日本社会党)

○大矢正君 私は、長い間石炭問題に関係をしておりますし、国会に出て以来、一貫して石炭対策特別委員会、また、ただいまの石炭小委員会に籍を置きまして、石炭政策あるいはまた保安問題に取り組んで今日に至っております。私はここで前提として、私が感じておることを、政府と、本日御出席をいただいた当事者であります常磐炭礦の社長並びに保安統括者に申し上げたいと思うのでありますが、なるほど、いま社長から二度とかかる事故を起こすことのないよう最善の努力をいたしたいという話のようでありました。しかし、私はこの二度の災害を考えてみまするに、常磐炭礦という山をこのまま存続をさせておくことがはたして社会的に正しいのかどうか……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1973/04/05、9期、日本社会党)

○大矢正君 私は、持ち時間の範囲内におきまして、通商問題、エネルギー問題、商品投機問題の三点にわたって、以下若干の質問をいたしたいと存じますが、まず第一に、年度が新しく変わりまして、四十七暦年中の国際収支、特に経常収支、貿易収支等は先般発表になっておりまして、私の記憶に間違いがなければ、貿易収支で約九十億ドルの黒字、総合収支じりで四十七億ドルの黒字ということになっておりますが、四十七年度でまいりますと、もちろんこれは推定でありますが、結果として貿易収支、それから総合収支においてどういう結果が予測できるか。  それから、いま一つは、特に貿易収支の中で輸出入のバランスが保たれていない地域、具体的に……

第72回国会 商工委員会石炭対策に関する小委員会 第1号(1974/06/03、9期、日本社会党)

○大矢正君 石炭部長にお尋ねをいたしますが、御存じのとおり、本日をもって国会が終了し、あとは選挙後一月以内ということでありますから、早ければ七月中、おそくなれば八月に入らなければ国会が開かれないという状態になりますが、そこで、エネルギー調査会における石炭の位置づけ問題の論議が現在どういう状態で進められておるか。その途中でありまして、説明しづらい面もあろうかと存じますが、ここで述べられる限度においてひとつ御報告願いたい。  それから、そのエネ調の石炭の位置づけが出ました以降は、どういうような、タイムテーブルと申しましょうか、日程表で作業が進められていくのか。まあ、半年、一年先を含むことであります……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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