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伊藤顕道 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

伊藤顕道[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP50(参)
44位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
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委員会発言(非役職)歴代TOP50
41位

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43位
4期委員会出席(無役)TOP50
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4期委員会発言(非役職)TOP50
38位
5期委員会発言TOP50
26位
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24位
5期委員会発言(非役職)TOP25
24位
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9位
6期委員会出席(幹部)TOP25
16位
6期委員会発言(非役職)TOP10
9位
7期委員会発言TOP10
3位
7期委員会出席(幹部)TOP25
12位
7期委員会発言(非役職)TOP10
3位

このページでは伊藤顕道参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。伊藤顕道参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

4期(1956/07/08〜)

第25回国会 内閣委員会 第2号(1956/11/22、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 人事院の考え方を確かめたいのですが、これを先ほどから説明を聞いておりますと、地方公務員と国家公務員を比較して、国家公務員が低い。それからまた、今度の措置によると、国家公務員の中で地位の高いものは非常に有利で、地位の低いものは非常に不利なのです。こういう一連の傾向は、まさしく組合内部の分裂を策しておる、そういうふうに私ども受け取られるわけです。さらにまた大きな問題は、先ほど総裁が六十九億今度は国家が財政を必要とする、六十九億でつっておいて、その実何年かすると逆に非常に低位になる。現行で行った方がたとえば三年先きにははるかに有利になるわけです。ところが、現在ただいま六十九億でつってお……

第25回国会 内閣委員会 第3号(1956/11/27、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 御承知のように、地方公務員と国家公務員は、従来、給与についても、また年末手当等についても、公平の原則で措置してきたわけであります。ところが、今の永岡委員から指摘のあったように、国家公務員は、今回校長と助教諭を除いておるということは、近い将来に地方公務員が勧告によって実施される場合、校長と助教諭については全然措置ができないわけですね。そういう点についてどういうふうに考えておるのか、今の説明では納得できないわけです。その点をわかるようにして御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 理論としては一応わかるようですが、大へん親切味のない措置だということを私指摘したいのです。今までは、……

第25回国会 内閣委員会 第4号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 大臣は二言目には検討中とか考慮中という言葉をよく承わるわけですが、人事院の総裁が勧告したのは七月十六日です。で、総裁もできるだけすみやかにということは繰り返し言っておるわけです。そこで七月十六日を起点としてできるだけすみやかにということは、その後開かれる最初の国会、言いかえますと今度の臨時国会を意味しておるということははっきりしておると思うのです。しかもこの勧告は、今説明を待つまでもなく、俸給表の改訂であって、はなはだ私どもとしてはふんまんがある。しかも人事院の一一%民間より低いということを確認しておりながら三年間も放置した、そういう人事として非常につつましやかな勧告であろうと思……

第25回国会 内閣委員会 第5号(1956/11/30、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 ちょっと関連して、三十年一度の繰り越しが五億とさっき言っておりましたねその三十年度の成立予算経費は、幾らのうち五億余っているということですか。
【次の発言】 話題を変えまして、次に六飛行場個々の一つ一つの坪数、それと滑走路の長さ、これを現在どれどれで、拡張予定でどのくらいか、そういうふうに明細に承わりたいのです。
【次の発言】 この説明を聞いておりますと、この勧告案が大へん有利のように一応は受け取れるのですが、しさいに検討しますと、次のようなことが言えると思うのです。で、お言葉のように頭打ちワク外昇給の是正と、そういう観点から、現行十五階級をですね、職員の給与を七段階に分けたわけ……

第25回国会 内閣委員会 第8号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 そのことに関連して。今聞いておると、人件費の節約等と、正面大へん聞えがいいのですがね。これは、人件費の節約ということは、各省それぞれ欠員が相当あると思うのですが、今後欠員を補充しないで、そしてそれをしぼり出してこれに充てる、そういうことになると思うのです。そうすることによって、一人々々の労働は一そう過重な負担となるわけですね。そういうことまでしてこの法律を改正して、実質的には与えない、空手形ということになるのですね。そういうことについてどういうふうに考えておるのか。ただ表面だけ糊塗して、実質的には結局一人々々の労働の過重な負担であるということにならざるを得ないのですね。それ以外に……

第25回国会 内閣委員会 第9号(1956/12/12、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 管理庁設置法の第二条に、所掌事務の範囲と権限がありますね。その一つの例をとりまして、第二条の第十一号に、「各行政機関の業務の実施状況を監察し、必要な勧告を行うこと。」と、この勧告を受けた各行政機関は、この勧告に対してどの程度の拘束がありますか。
【次の発言】 そうしますと、その勧告の場合、第二条に、所掌事務の範囲が十三号にわたってあげてありますね。それはみんな同じようなことが言えるわけですね、この各項目について。
【次の発言】 そうですね。今、私が十一号をとって御説明願ったんですけれども、今御回答あったようなことは各項目を通じてのことですね、御答弁は。

第25回国会 内閣委員会 第10号(1956/12/13、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この改正案を拝見いたしますと、初任給の改訂はないわけですけれども、実質的には初任給の面が改正されておると、そういう点は了解できるわけですが、いろいろ問題点があると思うのです。その一つは、予算措置が非常に不明確である。この点はどういうふうにお考えですか、お伺いいたします。
【次の発言】 小中校で大体これをもし実施するとなると、適用者大体十一万ぐらいあるのです。概算ですがね。大体それくらいあると思うのです。ところが、それの基本給だけで十二億ぐらい必要だと思うのですね。そういうふうに、相当に予算が必要になってくるわけです。にもかかわらず、今お尋ねしたように、そういう大事な点が何ら規定さ……

第26回国会 内閣委員会 第3号(1957/02/07、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 ちょっと伺いますが、かりにただいま警察当局が言われますように、調査を昼夜兼行でやっておる、そうおっしゃるのですが、私どもお見受けするところ、まだまだ不徹底のような気がするのです。申し上げるまでもなく行政協定の第十七条第六項ですか、これにはもう演習地に対する日本の司法警察権の行使ができる、と明確になっているわけです。そういう点で合法的に調査は十分できるわけなのです、その決意さえあれば。米軍に遠慮することなく徹底的に追及する、地元民の納得するような合法的な結果を一刻も早く出していただきたいと思うのですが、その点について伺いたいのです。

第26回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1957/08/12、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 関連して。その問題について、岸総理が渡米前後二回にわたって私どもの要請に応じなかったということについては、これは永岡委員から詳細あったのですが、これは非常に大きな問題だと思います。国会の審議を軽視するという点のそしりは免れないと思う。そこで、とりあえず明日もあることでございますので、当委員会の総意として、強力に一つ委員長から岸総理に申し入れていただいて、一つこの悪例を断っていただきたい。ぜひ明日は、たとい一時間でも二時間でも、出席するように、強力に一つ申し入れていただきたいということをお願いします。
【次の発言】 総裁に二つ三つお伺いいたします。人事院のこのたびの職種別民間給与の……

第26回国会 内閣委員会 第4号(1957/02/12、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 石井長官にお伺いいたしますけれども、去る二月九日に、それまでの資料をもととして、検察庁に送検したのだと、そういうことですか。
【次の発言】 それに関係のことを聞きたいと思うのですが、その前の日、二月八日群馬県の県警本部で、幹部の方が夜を徹して慎重審議せられ、その送検されるための罪名の決定についていろいろ協議せられた。そこで、結論的には、薬莢をばらまいて招き寄せたというような点が一つと、それからねらい撃ちした事実がある、こういうような根拠から、こういう点を総合して、殺人罪という罪名で、二月九日の朝、前橋地検に送検したと、そういうふうに承わっておるのですけれども、ここまではよく納得で……

第26回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1957/08/16、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、国防会議の決定事項に関連して、二、三総理にお伺いいたします。  防衛庁設置法の国防会議の項を見ますと、第四十二条ですか、内閣総理大臣は、国防の基本方針とか防衛計画、防衛産業の大綱、こういうようなことについて国防会議に諮らなければならない、こういうふうに決定しておると思いますが、この今の防衛計画については、前に一部決定せられたようでありますけれども、まだ年次計画については、決定を見ていないように伺っておるわけであります。果してまだ決定していないのかどうか。もし決定していないとすれば、この段階でまだできていないということは、総理として怠慢のそしりを免かれぬじゃないかと、こういう……

第26回国会 内閣委員会 第5号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 雇用審議会設置法案の関係資料を提出していただきたい。
【次の発言】 関連。今までのをお聞きしておりますと、責任の所在の点で、今、田畑委員から指摘があったわけで、すが、たとえば、こういう点に手落ちがあったように考えられるのです。大体日没後に、もう視界が暗くなって非常に条件が悪かったということであれば――立川基地から美保基地へこれは直行したわけですね。そういたしますれば、日没前に着陸できるような時間を選んでなぜ立川基地を出発しなかったか、そういうようなことも一つあげられるわけですね。それと、先ほど美保基地の実情について、大体美保基地では通常西風が多く吹く。従って束へ回っていつも着陸す……

第26回国会 内閣委員会 閉会後第5号(1957/09/11、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 それでは第二班の調査報告を申し上げます。藤田委員長、大谷理事、私の三名は内閣委員会の決定に基きまして、去る六月十七日より二十三日までの七日間、広島、愛媛両県下の陸上及び海上自衛隊及び国の出先機関の業務運営並びに公務員の新給与制度に関する現地の実情等について調査いたして参りました。視察先を申し上げますと、広島県下におきましては広島県庁、下関入国管理事務所広島港出張所、広島管区監察局、陸上自衛隊海田市駐屯地業務隊、呉調達局、呉市役所、海上自衛隊呉地方総監部、愛媛県下におきましては愛媛県庁、愛媛地方監察局、農林省愛媛統計調査事務所であります。  以下調査の概要を御報告申し上げます。  ……

第26回国会 内閣委員会 第6号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 内閣委員会の委員長及び理事打合せの結果に基きまして、二月十四日に亀田委員長外大谷、上原、竹下、荒木、伊藤の五委員は、群馬県相馬ケ原の米軍演習場内において、一月三十日発生した米兵の日本婦人射殺事件を調査するため、現地を視察して参りました。  私どもは、まず、熊谷市にある米軍籠原キャンプへ参りまして、レスター・J・チェース副司令官と会見し、本事件に関する米軍の地元現地部隊の見解をただした後、群馬県警察本部、前橋地方検察庁当局より、日米合同調査の状況や、犯罪容疑の点などについて現在の状況を聴取し、引き続き現場を実地に視察いたしました。  なお、現場調査の後、引き続いて相馬村中学校におい……

第26回国会 内閣委員会 第7号(1957/03/08、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 関連して長官にお伺いいたしますが、この問題は自衛隊法の以下申し上げる個条にも相当関連が深いと思うのです。第五十六条ですね、職務遂行の義務がここに明記してありまするが、読んでみますと、「隊員は、法令に従い、誠実にその職務を遂行するものとし、」、ここからが非常に大事な問題だと思いますが、「職務上の危険若しくは責任を回避し、又は上官の許可を受けないで職務を離れてはならない。」、そこで問題になるのは職務上の危険ですね。今この法文に当てはめますと、行軍隊中にあって目的地へ達する、それまでが職務になるわけですね、隊員から見ますと。そこで身に耐えられないそういう苦しさをもしのんでどうしても、そ……

第26回国会 内閣委員会 第9号(1957/03/15、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 重複を避けて一つ、二つお伺いをしたいと思いますが、先ほど田畑委員から、今度の処分について、上に軽く下に重過ぎる、そういう意味の指摘があったのでありますが、そのことに関連して防衛庁の設置法第十二条を見ますと、「自衛隊の行動の基本に関すること。」が明記してあるわけです。それから同じく十三条には、「職員の教育訓練の基本に関すること。」と、そういう面もあって、今回の処分が現場の責任のみに追及が向けられて、自衛隊の幹部にはあまり軽過ぎているということと、さらに私のお伺いしたい点は、防衛庁自体に何ら責任がないのか、そういうことなんです。これは長官にお伺いするのが一番いいんですけれども、今おり……

第26回国会 内閣委員会 第12号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この原案によりますと、予算定員ですね、これには増減がないわけですね。一応増減がないと言われておるわけですけれども、局長はふえるわけでございますね。局長がふえますと、実質的には職務内容もふえると思うのですが。そうなりますと、結局定員と予算に増減がないということとにらみ合せて、そこに無理がくると思うのですが、その点はどうなんですか。
【次の発言】 私も定員、予算の増加に賛成するものじゃないのですけれども、ただ、そこにこういうふうなことで非常に無理がきはせぬかと、そういう点を伺いましたのです。  それから、原案の考え方によりますと、実際問題として、アジアと中近東の問題ですね、それからま……

第26回国会 内閣委員会 第13号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 大臣に、産業開発青年隊について二、三お伺いしたいと思います。一点は、この青年隊員を建設事業に積極的に導入するというふうになっておるようでありますが、約一千万に上ろうという不完全失業者に対してはどのようにお考えであるのか、その点をまず伺いたい。
【次の発言】 この就労の具体案は、切地方建設局に一任されておるわけですか、その点伺いたい。
【次の発言】 分掌規程というものがございますね。この分掌規程によって、先ほど来秋山委員から数々の御指摘があったように、従来からも監督不行き届きのゆえをもっていろいろ不正事件が起きておったと思うのです、今まで。こういうことに対してどういうふうにお考えに……

第26回国会 内閣委員会 第14号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 共済組合について、参考人に、数点について伺いたいと思います。どなたでもけっこうでありますので、お答えいただきたいと思います。  まず、共済制度は、公務員に対する唯一の社会保障制度であるわけで、これも私どもよくわかりますが、また、公務員が受けることのできる権利でもあると、そういうふうに考えます。そこで、この制度のあり方は、公務員の生活権にもかかわる重大な問題であるにもかかわらず、案外組合員が無関心である。こういう点については、もちろん政府に責任があることはもう明白ですが、同時に、このような点について、組合員に対する、組合としても、今までいろいろな点で、啓蒙が足りなかったのではないか……

第26回国会 内閣委員会 第16号(1957/04/03、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 斎藤さんにお伺いしますが、最初定員の振りかえということについてお伺いしたいのです。定員の振りかえは、文部省ではここ二、三年来、昨年もそうでございましたが、ことしも毎年約三百名ほどの事務職員を減らしてその数だけ教官の方に振りかえておる。そういうことを聞いておるのですがね。たとえばそういうことによって、事務職員の中へ入っておる守衛さんの任務なんかも二十四時間勤務が週に大体三日もあるというようなことを、実際の例として聞いておるわけです。二十四時間勤務が三日もある。これは定員を減らされた関係だろうと思いますが、これでは人権無視もはなはだしいと思われる労働強化で、とてもこういうことは考えら……

第26回国会 内閣委員会 第17号(1957/04/04、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 伊丹飛行場の返還に関連して二、三お伺いしたいと思うのですが、例のあの相馬ケ原の演習地を初めとして、全国には演習地の一部分的に全く使われていない不用地が相当あるように聞いておるのですけれども、調達庁は全国的な実態を調査したものでもございますかどうか。まずそれをお伺いしたいと思います
【次の発言】 もしございますればけっこうなんですが、ない場合には一つ早急にその実態を調査していただきたい。御承知のように相馬ケ原では現地の農民は、よく長官も御承知のように、相当熱心に、たとい一部分でもいいから戻していただきたいということを叫び続けておるわけですね。そういう実情にかんがみて、今後一つ米軍に……

第26回国会 内閣委員会 第18号(1957/04/05、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 これは所管の大臣にお伺いするのが至当だと思いますけれども、見えておりませんからお伺いしますが、大体公務員の実態を見ますと、相当年数勤めて、相当の年令になれば、多くはほとんど勧奨がなくともやめたいと思っておると思う。ところが現存の程度の退職手当、もしくはまた現在の恩給の程度では、老後非常に生活に不安感が強いので、真にやむなく老躯にむち打って勤務を続けていると思う。そういう実態が非常に多いわけです。そういうようなととから、たとえばここで関係のあるのは退職手当てですが、こういう点について、もっと根本的に改正して、そしてここにもうたってある新陳代謝を旺盛にする、そういうような線に沿うよう……

第26回国会 内閣委員会 第20号(1957/04/11、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 これを見ますと、日ソ国交回復に伴う新事態に対処するため、稚内港、根室港、酒田港及び敦賀港に、それぞれ入国管理事務所の出張所を設けるということでございますけれども、これは避難港とか、あるいは貿易上の理由がこれに考えられておるのですか。その点お伺いしたいのです。
【次の発言】 次に、警備官を派遣するということになるのですが、そういう点から防衛庁法とか、自衛隊法との改正から、何か関連しておるのじゃないでしょうか。それには関係ございませんか。
【次の発言】 今まで、中国地方における治安関係の機関としては、広島が中心になっておつたと思うのです。ところが、今まで広島とかは出張所になっておつて……

第26回国会 内閣委員会 第21号(1957/04/16、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 官房長に伺いますが、前年度からの繰越金ですね、これを二百数十億ほどあるというふうに伺つておるのですが、さらにこの二百数十億については今年中に使い切るということをアメリカに約束しておると、そういうことを承知しておるのですけれども、そこで、この二百数十億ではちょっと把握しにくいので、正確な二百何十億かということを具体的に承わりたい。  それと、この二百数十億については、どういう方面に使われておるか、そういうことをまずお伺いしたい。
【次の発言】 その契約済みとか、契約予定の面に使われているのでしょうか、それ、具体的にわかつていないのですか。

第26回国会 内閣委員会 第25号(1957/04/24、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 総理に数点についてお伺い申します。  岸総理は、去る十六日衆議院の法務委員会で、沖縄の施政権返還について努力すると、こういう意味の御決意がありましたので、私どもとしては、明るい希望を持っておるわけですが、近く総理には渡米せられて、この点についても交渉も重ねられることと思いますけれども、アメリカ側が簡単に返還しようとはお考えられないのであります。そこで、よほどの不退転の気魄をもって、粘り強く交渉を重ねられて、たとえ一挙に解決し得ないとしても、このことを断念するということは許されないことでありますので、一つ、たとえその一部分、たとえば教育行政権とか、あるいはまた交通の自由、こういうよ……

第26回国会 内閣委員会 第27号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 ただいま議題となりました国家公務員共済組合法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由並びにその要旨について御説明申し上げます。  公務員の共済組合制度は、公務員及びその扶養家族の生活安定のため寄与するところが多くまたわが国、社会保険制度推進に果す役割は、きわめて大きいのであります。しかしながら、本制度には、なお改善を要すべき点があり、また、最近の経済情勢の推移に伴い、これが是正を要する点も多いのであります。  かような実情にかんがみまして、とりあえず公務員の日常生活における疾病、災害等に上る不時の出費に対する最低の補てんを行うために、新たに短期給付について付加給付制度を……

第26回国会 内閣委員会 第28号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 時間がないそうですから、一点だけ問題を集約してお尋ねいたします。総理の先般の言明と、本日の御答弁を伺っておりますと、少くとも核兵器については、根本的に大きな食い違いがあるということを認めざるを得ないわけです。いやしくも一国の総理である、権威ある総理が、一たん国会で答弁されたことを、あとで曲げて解釈されるというようなことは、きわめて遺憾とするところであります。そこで、もし岸総理が、きわめてあいまいな政府の統一解釈を、これを認めて、みずから核兵器は持たないという道義的立場をくずしたならば、このままでアメリカに行かれるということは非常に危険だと思うわけです。さらにまた、日ごろから原水爆……

第26回国会 内閣委員会 第31号(1957/05/11、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 まず、技能労務者関係についてお伺いしますが、この新しい給与法案を見ますと、現行の俸給表を相当細分化しておるということがうかがわれるわけです。それで賃金による身分差を強く打ち出しておることがはっきり察知できるわけです。たとえば技能労務者の例を一つ引いて見ますと、技能労務者を優遇するというようなことを表現しておりますけれども、実際には筋肉労務者を冷遇しておることがこの表から伺われるわけです。表面は行政職俸給表の第二表にこれを入れて、外面は着物を着せて改善したというふうに見せかけておりますけれども、中味は依然として改善されていないわけです。まず伺いたいのは、どういうわけでこういう筋肉労……

第26回国会 内閣委員会 第32号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 教育職員について文部省にお尋ねしますが、この教育職俸給表を見ますと、行政職俸給表の職階系列に無理に合せるために、たとえば第二表、第三表では校長、教諭助教諭、また第一表では学長、教授、助教授、こういうふうに等級区分を設けているわけですね。それは、はなはだ職務の実態を無視した見方と言わなければならぬわけで、一表、二表、三表とも、それぞれこの等級区分を廃止することが適当であろう、こういうふうに私どもは考えるわけですが、これに対する見解を伺いたいと思いす。
【次の発言】 伺いますと、現行の制度はそうなっておるから、これを踏襲したということでありますけれども、これはもう俸給炎の改正のわけで……

第26回国会 内閣委員会 第33号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 関連。人事院の方では、養護学級はあるが、養護学校はないということですが、公立の養護学校、現実にありますよ。たとえば、一例を申し上げますと、群馬県の太田市に、結核の児童を学ばせながら、学習しながら療養するために、県立の、太田に養護学校が現実にあるわけです。もちろん養護学級は、学校によって一学級とか二学級当然ありますが、人事院がないというのは、それは当らないと思う。現実にそういう養護学校があるわけです。であるから、そこに養護教諭もおるし、また養護教諭は、養護学校だけでなしに、養護学級の設置せられておる学校にもむろんおるわけですからね。そういうわけで、ないということは言えないと思う。現……

第26回国会 内閣委員会 第36号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 文部省へお伺いしますが、現在小中学校の教員の構成を見ますと、今まで短大卒が割合に多かったわけですね。ところが二十八年学制改革以後は、次第に新大卒が相当ふえてきておる。そうしてこの傾向は今後ますます強くなってくると思うのです。短大が減って新大がふえる。で、従来の実情から言いますと、教育職俸給表の第三表の二等級ですね、すなわち教諭の標準学歴が短大になっておったということも、従来の実情から言えば考えられますけれども、今後は新大が相当占めておりますし、その傾向はまあ相当顕著になってきておる、こういう現状から、今後早急にこの標準学歴は現在短大のものを新大にいたすことが非常に至当であろうと、……

第27回国会 内閣委員会 第2号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 長官に国の防衛に関連して二、三お伺いいたします。  まず御承知のようにICBM等がソ連においてはすでに兵器として完成されましたし、またアメリカにおいてもこれが実験等に成功しておる段階にきておるわけですが、そうした戦略兵器の出現によって、国防の基本方針とか、あるいは防衛整備計画が国際情勢の上から見ても、はなはだしく、ずれてきたように考えられるわけですが、この問題に対して長官はどのようにお考えになっておるか。まずお伺いいたします。
【次の発言】 それでは具体的にお伺いしますが、今問題になっているICBM等が、日本の大都市とか主要工業地区に撃ち込まれた、そういうような場合には、瞬間的に……

第27回国会 内閣委員会 第4号(1957/11/07、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 関連で、情勢の変化と言われておりますけれどもね。燃料公社や原子力研究所に近接すれば、必ずそのウラン物質で支障を来たすのであろうということは、あらかじめわからなかったのですか。
【次の発言】 そういう事態も、前の−国会で私承知しておったのです。また、現地についても、私が行って、よく知っておるんですが、それでは、原子力研究所だけに隣接したらいささかの支障もないということなのですか。燃料公社が新たにできたため・に、それからの障害を生ずる、そういう結果になるんですか。

第27回国会 内閣委員会 第7号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 関連して。この付帯決議に関連して、これを読んで見ますと、今まで何ら具体的な措置がとられていないことはきわめて遺憾である。そこで政府は、すみやかにここにありまするように、抜本的な解決をはかって、各行政機関の定員配置の適正をはからなければならぬ。そこへ定員法の改正とか、いろいろ説明ありましたけれども、ここでいう抜本的な措置ということについて、次官はどういう構想を持っておられるか、それを承わりたい。
【次の発言】 政務次官は、詳細については担当の方が云々でございまするけれども、抜本的な方策という、そういう大綱について、政務次官が何ら構想がないということはないと思う。政務次官としてはどの……

第27回国会 内閣委員会 第8号(1957/11/13、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 岡部管理局長にお伺いしますが、先ほど常勤的非常勤は二万八千と言われましたけれども、これは公共事業だけだと思います。その他各省庁間に、相当常勤的非常勤職員がおるのではないかと思うんですが、そういう員数を明確にお願いしたいんです。
【次の発言】 ごくわずかと言われるんですが、実際当ってみますと、相当あるように各省庁の関係者から伺っておるんです。ごく少数といっても、大体どの見当でありますか、大よそ。また、ここでおわかりにならぬければ、即刻一つ資料を出していただきたいと思うんですが。
【次の発言】 自治庁長官がお見えになりましたので、地方公務員の年末手当の件で二、三お伺いしたいと思います……

第27回国会 内閣委員会 第9号(1957/11/14、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 昨日に引き続いて、地方公務員の期末手当について、中島自治政務次官にお伺いしたいと思います。昨日郡長官は、地方公務員の期末手当については、別に予算措置をしないでも、既決の予算内で心配なくできる、赤字県も二、三あるけれども、それすら短期融資の必要もない。けれども短期融資の準備だけはしてある、何ら心配は要らぬ。こういうふうなことで涼しい顔をしておられたわけですけれども、地方財政の窮状を余りにも身近に感じておる私どもとしては、なかなか納得できないわけです。そこで、まず現在再建団体、あるいは赤字県、こういうものが幾つあって、そこはまずどこかということをお伺いしたいと思います。

第28回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1958/05/30、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 ただいま人事局長からその後の調査の概要について承わっておったわけですが、なお、私どもの調査の結果と食い違う点もさらにあるわけです。で、この点については、さらに私どもとしても調査を進めて、今後機会を見てお尋ねしたいと思います。そういう点だけを一つここで明確にしておきたいと思います。

第28回国会 内閣委員会 第3号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 ただいま御提案のありました法律案の審議に当って、次の資料の提出を、なるべくすみやかに当委員会に御提出をお願いいたしたいと思います。  その第一は、自衛隊の配備状況、これは装備を含めた配備でございます。自衛隊の配備状況に関する資料。これを三つに分けますと、一は現在の陸海空自衛隊の配備状況、その二は三十三年度の配備予定、それからその三といたしましては、三十三年度以後の計画があればその状況、これが第一であります。  それから第二については、米軍撤退に伴う自衛計画の変更状況、これを一つお願いしたい。  それから第三には、レーダー返還と今後の使用計画について。  それから第四といたしまして……

第28回国会 内閣委員会 第5号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 各省の統計調査の年度計画について、行管で総合的な検討をして大蔵省に折衝して、それで予算を決定したと、そういうことであると思いますが、そこで各省の統計の実態はどうなっておるか、それからこれがいかに利用されておるか、そういう点について、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 特に行管監察部で林野庁関係の国有林払い下げについていろいろ問題があるわけで、実情の把握について、そこでこういう問題があちこちにあると思うのですけれども、省庁内とか省庁間で、利用度とか総合的検討の場合、いかなる観点に立ってこれを決定されておるか、そういう点についてお伺いしたいと思います。

第28回国会 内閣委員会 第6号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 本法案の審議に必要な、今申し上げます資料の提出をお願いしたいと思います。各省庁の常勤的非常勤等のいわゆる定員外職員の、以下五項目に分けますが、勤続年数別と職種別、それと日給別、学歴別、採用条件別、この五項目に分けて、各省庁のをなるべくすみやかに御提出をお願いいたします。
【次の発言】 東南アジアの開発基金の構想が前に発表になったおけですが、これも構想倒れになって、結局、輸出入銀行に五十億ですか設置したということでありますけれども、この五十億の使途について、概要でけっこうですが、その具体的な構想を承わりたい。
【次の発言】 世界経済が不況になっておる折から、輸出目標額を三十一億五千……

第28回国会 内閣委員会 第7号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 統計法の内容について二、三お伺いいたしますが、十六条に「指定統計調査の結果は、速やかにこれを公表しなければならない」。そこまではよくわかるのですが、「但し、行政管理庁長官の承認を得た場合には、これを公表しないことができる。」、ここに問題があろうと思うのですね。いかなる場合に公表しないことができるのか。言いかえると、長官はいかなる場合に公表しないでよろしいという承認を与えるのか。これはもう長官の独断でやるのか、あるいは内規、基準のようなものがあるのか、ないのか、その点について。
【次の発言】 なおありますけれども、次回に保留しておきます。

第28回国会 内閣委員会 第8号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この前も十六条についてお伺いしたのですが、次官の関係でその意を得なかったのですが、引き続いてこの前の、統計の結果をすみやかに公表しなければならぬ、ただし長官が承認を与えればよろしい、そういうことについてはほとんどないというお答えであった。ほとんどないということは、ごく一部にはあるという意味にもとれるわけですが、そういう事例が今までありましたか。
【次の発言】 今後もしあるとすれば、国の機密事項、そういうことについて公表をどうしてもできない、そういうことを予想してこういう条例ができたと、そういう意味ですね。
【次の発言】 それから公安関係についての統計を作られておると思うのですが、……

第28回国会 内閣委員会 第9号(1958/03/07、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 お伺いいたしますが、御承知のように、第四次の日中貿易交渉は、五日に妥結調印したわけでありまするので、日中輸出入組合を中心として、貿易業界では、貿易が飛躍的に拡大する見込みであるというふうにいって、非常に張り切っているわけでありますが、その問題について、通産省としてはどのように考えておられますか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 新聞の報道によりますと、年間取引額が片道三千五百万ポンドと思いますが、このことを、本年度輸出三十一億五千万ドル、それから輸入が三十二億ドル、こういう目標であるわけですが、この目標に比較して、日本貿易のこのような構想に比較して、あまりにも少いわけですが……

第28回国会 内閣委員会 第10号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 時間の関係で、質問は留保して、資料の提出をお願いしたいと思うのですが、通産省に航空機製造の許可の権限があると思うのですが、そこで民間機と軍用機別に、まず種類別、年度別、製造会社別、数量、こういう一覧表をほしいと思うのですが。
【次の発言】 そうです。それと、同じく武器製造事業の許可権もあるだろうと思うのですね。従って、それに伴う今申し上げたように種類別、年度別にして、また会社名、製造量ですね、そういう一覧表を一つお願いしたいと思います。以上、二件について。
【次の発言】 先ほど資料の提出二つをお願いしたわけですけれども、追加して、金額をそれぞれに入れていただきたいということをお願……

第28回国会 内閣委員会 第11号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 政務次官に若干質問いたしますが、御承知のように、中小企業は潜在失業者のたまり場所になっておるわけですが、この現状に対してどのような手が打たれておるのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 百貨店の進出とか、また外国資本の進出を食いとめたり、また大企業の中小企業に対する不公正な取引を是正するために、どのような手が打たれておりますか。
【次の発言】 一応対策を御説明いただいたわけですが、私どもとしては、今関係してくる百貨店法とか下請関係法、外資法、こういう法律自体に問題があろうと思うのです。そこで、こういう点は一つぜひ緊急に法改正を考えていただきたいと考えているわけですけれど……

第28回国会 内閣委員会 第15号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 通産大臣に二、三お伺いしたいと思いますが、御承知のように、中小企業対策費としては、もっぱら国民金融公庫とか、あるいは中小企業金融公庫ないしは商工中金、こういう所に対する財政投融資、そういうことにたよっておるわけでありますけれども、最も重要な中小企業の合理化、近代化のための費用はきわめて少いと思うのですが、そこで、とうてい現状では合理化、近代化ということは実施困難だと思うわけです。この点について大臣はいかように考えられますか、まずお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 いろいろ御説明があったわけですが、私としては、特に中小企業の合理化、近代化のための予算を大幅に増額するという……

第28回国会 内閣委員会 第18号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて、人絹、絹について、大臣に二、三お伺いしたいと思います。  御承知のように、絹とか人絹織物は、戦前、朝鮮、中共――今の中共ですね、そういう方面に相当多量出ておったわけです。こういう実情にかんがみて、この際経済開発促進強化をはかって、こういうような地域に何とか輸出貿易を強化して貿易を促進することが非常に大事ではなかろうか、そういうふうに考えておるわけですが、大臣はこの問題についてどのようにお考えになりますか。
【次の発言】 例の問題になっております日中貿易協定について、政府はいまだに同意を与えていないようでありますが、いつどのような形で同意を与えようとしておるのか、……

第28回国会 内閣委員会 第21号(1958/04/04、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 まず、皇室経済法について二、三お伺いしたいと思います。  第八条を見ますと、皇室経済会議について、議員八人で組織するとして、それぞれ特定な人があげられておるわけですが、同じこの第九条を見ますと、「予備議員八人を置く。」という項があります。さらに、第十一条第二項では、大蔵大臣たる議員の予備議員は大蔵事務次官、それから会計検査院長たる議員の予備議員は総理の指定する会計検査院の官吏と、特に二つの職名についてだけ予備議員をここで特定な方を設けておりますけれども、他の方方の予備議員については別に特段のきめがないようです。これはどういうわけですか、まずその点をお伺いしておきたい。

第28回国会 内閣委員会 第23号(1958/04/09、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、現在防衛上の問題になっておりますることについて、二、三、防衛庁長官にお伺いしたいと思います。  まず、次期の主力戦闘機についてでありますが、これは御承知のように、一昨年来の懸案であったようでございます。防衛庁では最近、米グラマン航空機の例のスーパー・タイガーですか、これを採用することに大体きまって、明日の国防会議において正式に決定されると、そういうような報道がなされておるわけですが、そこでお伺いしたいのは、米国でもこのスーパー・タイガーというような新鋭機はまだ二機くらいしか試作がされていない、こういうように聞いておるのです。そういうようなものを選定せられた理由を、まずお伺い……

第28回国会 内閣委員会 第24号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 昨日に続いて、防衛関係について二、三質問申し上げたいと思います。  政府の第一次防衛力整備計画は、こういうミサイル時代に入りまして再検討を要するものではないか、こういう意見が各方面から強く出ているわけでこういう意見に対して、防衛庁の統一した見解があろうと思いますが、  その面について、まず長官の御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 防衛庁が国防政策とか防衛力の整備増強を急いでいるというような、そういう情勢の中で、今申し上げた第一次防衛力整備計画に続く次の計画が当然打ち出されなければならぬ、そういうふうに常識としても考えられるわけです。そこで、もちろん、現在の段階でまだ結論を……

第28回国会 内閣委員会 第25号(1958/04/11、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 国家公務員共済組合法案について、大蔵省に若干質問を行います。  まず最初に、国家公務員の共済組合の制度については、政府当局はこれを一体どのようなものとして解釈しているのか、質疑に入る前にまずこの点を何っておきたいと思います。
【次の発言】 どういうふうに解釈しているか、解しているか。
【次の発言】 人事の管理的性格が非常に強く入っているように思うのですけれども、これはこの共済組合法が社会保険として期待される運営の民主化とか、あるいはまた、生活をできるだけ保障する給付額を設定する、こういうことから、たとえば労務の管理、これは人事の面も含めてですが、こういう制度全体を規定することにな……

第28回国会 内閣委員会 第27号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 防衛庁の予算に関連して、長官に二、三お伺いしたいと思いますが、まず会計検査院の決算報告によりますと、基本調査の不徹底から、計画ズレとか不要物の購入等にいろいろな面が発生して、不都合を来たしておるというような意味の報告があるわけです。この点については現在是正されておるかどうか、この点、まずお伺いしておきます。
【次の発言】 たとえば、警備艦の建造については大体順調に進んでおるけれども、搭載武器等の購入についてはおくれがちであって、いわゆる警備艦と搭載武器とがちぐはぐで、並行していない、こういうきらいがあるようにうかがわれるわけですが、その点についてはどうです。

第28回国会 内閣委員会 第28号(1958/04/16、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 それでは、大蔵省にお伺いいたしますが、給与課長、責任ある答弁はできますか、それをまずもってお伺いしたい。
【次の発言】 大蔵省にまずお伺いしますが、去る十一日の当委員会で、大蔵省に対して資料を要求したわけです。特に資料の中でも、政令案と財源計算件については、この資料がないと審議が非常に困難であるわけです。従って、賛否の態度も決定しかねる。そういう大事な資料であるので、早急に御提出いただきたいということを特にお願いしたわけです。その資料の提出がないと、審議できないわけです。いまだに御提出がないので、即刻出していただかぬと審議ができない。即刻出していただきたいと思いますが、いかがです……

第28回国会 内閣委員会 第29号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 本法案に関連して、大蔵大臣に三、三お伺いしたいと思います。時間の関係で、ごく要点だけを簡単に、簡明にお尋ねしますので、要領よくお答えいただきたいと思います。  まず、組合の設立についてでありますが、現行法では、御承知のように、国庫から報酬を受ける職員で各省各庁それぞれに組合を設置しておる、これは御承知の通りでありますが、本法案の第三条を見ますと、「各省各庁ごとに、その所属の職員をもって組織する国家公務員共済組合を設ける。」、これを見ますと、行政組織上における行政機関との結びつきが非常に強く出ておる、そういうふうに感じられるわけです。組合の性格が、現行法とこの法案とによって、非常に……

第28回国会 内閣委員会 第30号(1958/04/18、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 防衛の基本方針である憲法第九条の解釈を中心にして、二、三、総理にお伺いしたいと思います。  鳩山元首相は、たしか三十年の七月二十五日であったと思いますが、当時の参議院の内閣委員会で、自衛のためならば必要にして最小限度の防衛力を持ってもいい、こういうふうに答弁しておられるわけです。このことに関して岸総理は、昨年の五月七日の当参議院内閣委員会で、自衞のためならば必要にして最小限度の戦力を持ってもいい、こういう意味の答弁をなさっておるわけです。そこで、このことに関する限り、憲法第九条の解釈は両者同じであると考えられますが、この点、どのような見解を持っておられますか、まずもってお伺いした……

第28回国会 内閣委員会 第31号(1958/04/21、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 ただいまの沖繩の施政権の問題に関連して、一点だけお伺いしたいと思います。  岸総理はしばしば、沖繩の施政権返還については従来も努力してきたし、今後も努力すると言明せられておるわけです。一方、核兵器の国内持ち込みについても、極力これを排除する、そう言っておられるわけですが、このことは明確に矛盾しておるんではないかと思うのですが、この点をはっきり所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 もし、かりに沖繩の施政権が返還されたと考えるならば、沖繩には当然に核兵器は持ち込めないわけですね。返還されたならば、沖繩に核兵器は持ち込まれないことになるわけです。ところが、……

第28回国会 内閣委員会 第32号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私はただいま田畑委員が御指摘になりました満州国官吏、それにも関連のある元満鉄社員の処遇について二、三総理にお伺いしたいと思います。元満鉄社員を国家公務員とみなして恩給法とか、あるいは戦傷病者戦没者遺族等援護法、これを適用するお考えがあるかないか、まずこの点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 元満鉄の特殊使命とか、立場等については、あなたもかつての満州国で新京におられたわけで、よく理解しておられると思う。私も元満州に満二十年ほどおりましたので、満鉄の特殊使命とか、立場についてはよく理解しておるつもりです。そういうことから、ぜひこの際、元満鉄を当然に国家機関とみなすべきであると……

第28回国会 内閣委員会 第33号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 長官に二、三お伺いいたします。  この表によりまして一覧いたしますと、傷病年金と増加恩給については階級差をなくしておるわけです。そこで特にこの増加恩給の第一項症を例にとって申し上げると、これは一律に大将も兵も十七万一千円ということになりますね。ところが、本人が死亡いたしますと、これは公務扶助料に切りかえられるわけですね。公務扶助料に切りかえられて、兵の場合には五万三千二百五十円、大体増加恩給の三分の一くらいになるわけですね。ところが、逆に大将の場合には二十万五千七百円というふうに、相当増額されるわけです。そこで、遺族間に、せっかく本人の場合には階級差をなくしておって、本人がなくな……

第28回国会 内閣委員会 第34号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 総理に二、三お伺いしたいと思います。  まず、核兵器の持ち込みについてお尋ねいたします。総理は、原水爆は憲法違反だが、小型核兵器については、憲法と関係なく、人道上許せないから持たない、こういうふうにしばしば言っておられるわけであります。そこでこの際、小型核兵器は憲法違反なのかどうか、この際しっかりと確認しておきたいと思います。まずこの点をお伺いいたします。
【次の発言】 総理は人道上許せないから持たないということをしばしば言っておられるわけであります。そこで、人道上許せないということなら、これは憲法違反でなければならない、この核兵器に限らず、憲法が人道上許せないようなことを認める……

第28回国会 内閣委員会 第35号(1958/04/25、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 長官に、二点ほどお伺いします。経済五カ年計画と本年度の経済計画の大綱との関連、これは概要でけっこうです。
【次の発言】 いま一点、同じく経済五カ年計画と、防衛産業との関連を。

第29回国会 内閣委員会 第2号(1958/06/23、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 関連。今の矢嶋委員から質疑のあった常勤的非常勤ですね、そのほか休職者とか停職者、こういうものまでがこの組合員から除外されているかに聞いているのですが、もしそうだとすると、前国会で衆議院の、いわゆる今お話しのあった付帯決議を完全に無視している、そういう結果になろうと思うのですが、そういうことはないと思いますが、念のためお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 岸本給与課長にお伺いしておきますが、前国会末期の当委員会で、御承知のように、政令と、それと財源計算書の提出方を再三にわたってお願いいたしたわけです。特に岸本給与課長からは確約があったわけです。ところが、国会が終って、もう特……

第29回国会 内閣委員会 第3号(1958/06/30、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 柳士長の公務災害の認定の問題について、長官並びに山本人事局長にお伺いしたいと思いますが、これは前国会の四月二十四日と記憶しておりますが、私はこの問題について前長官にお伺いいたしましたところ、これは人権問題にからむ大事な問題であるので、至急現地に調査員を派遣したい、あるいはまた、報告書によって至急調査いたしたい。その結果が、五月三十日の山本人事局長の措置説明となっていると思うのであります。この説明については、非常に大事な問題に食い違いがあるわけで、これからお伺いしたいと思いますが、まず長官にお伺いしたい点は、この問題については当然に、前長官からあなたに引き継ぎがあったと思います。そ……

第29回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1958/09/26、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 当内閣委員会の決定に基きまして、八月四日より九日までの六日間、青森及び秋田の両県下にある国の出先機関の行政運営の実情を調査し、あわせて両県庁において人事行政等につき調査して参りました。なお、竹下理事も私と同道の予定でしたが、急に健康を害されまして参加ができませんでした。  視察先は青森県庁、青森海上保安部、水産庁十和田湖孵化場、秋田県庁、秋田営林局及び秋田食糧事務所等でありました。以下、視察の結果について簡単に御報告申し上げます。  ます、青森県庁及び秋田県庁については、調査事項が共通しておりますので、便宜、一括して申し上げます。調査事項は、主として給与関係と定員外職員の問題であ……

第30回国会 内閣委員会 第1号(1958/09/29、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 長官お急ぎのようですから、ごく簡単にお伺いしますが、次期戦闘機種については時間がかかりますので、それに入る前に、きょうは現在の主力戦闘機であるF―86Fについて一つ二つお伺いしますが、前の委員からも繰り返しお話しのあったように、このF―86Fについては三百機計画されているわけです。現在百何機しかできていないと思う、その点を明確にまずお伺いしたいと思う、百何機であるかということを。かりに百といたしますれば残りまだ二百機あるわけです。このように現在約三分の一程度しかできない現段階で、もうすでに世の中はミサイル時代に入って予備的な性格になってしまった、旧式になってしまった、こういうこと……

第30回国会 内閣委員会 第2号(1958/10/06、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 防衛長官に新戦闘機機種について二、三お伺いしておきます。この新戦闘機の生産に、少く見積って一千億かかると仮定いたしますと、実際ははるかによけいかかると思いますが、そうだとすると、赤ちゃんからおじいさん、おばあさんを含めて九千万一人々々が千百十一円、こういう負担をしなければならない。こういう巨額な金を使って新戦闘機を作るということになりますと、まずどうしても考えなければならないのは、この新戦闘機が第一戦に配置になるまでには大体少くも四、五年かかる。そのころには、現在でもすでに台湾でアメリカがサイドワインダーを使っておる、そういう報道を聞いておる。もうすでに誘導弾時代に入ろうとしてお……

第30回国会 内閣委員会 第4号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 関連。今の問題ですが、前に次期戦闘機の選定についてもこの資料を防衛庁からいただいたわけなんですが、これにもF11F―1F、それにカッコして98J―11というふうに、しごくあいまいにぼかしているのですね。こういうところにも不明瞭な点が、あっちこっち見受けられるわけです。そこで今、八木委員から指摘になった点ですが、防衛庁がいわゆる国防会議に出したのは、F11F―1Fの資料だと思うのですね。そうなんでしょう。その点まず確めておきたい。
【次の発言】 それの改良型だという意味なんですね。ところが、ただ単なる改良型でなしに、これは中身が違っておるわけです。全然別個のものではないかと思うわけ……

第30回国会 内閣委員会 第5号(1958/10/23、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 佐薙説明員に二、三お伺いしますが、昨年の五月防衛庁の要請で、在日米軍事顧問団から新戦闘機種について説明が行われたと思うのです。F―100、102、103、104、105、106とN―156Fと、こういうふうな機種についていろいろ説明があり、結論としてF―104Aが日本の防空に最適であろう、そういうふうになったと聞いておる、その点の真相を一つまず承わりたい。
【次の発言】 そのときの防衛庁側の出席者は当時の増原次長、それとあなたも出ているわけですね、そういう方であったと思うのですが、そのほかにどういう方が出たか。それから顧問団側としては、空軍部長のハーディ准将以下数名が出られた、こ……

第30回国会 内閣委員会 第10号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 まず、被扶養者についてお伺いいたしますが、新旧それぞれ比較して見ますと、一見新法の方が被扶養者の範囲を拡大したかに見えるわけですが、よく見ますと、旧法の方が、どなたが見ても明瞭のように、被扶養者の範囲が広いわけです。その根拠は、旧法については同一世帯という制限があるだけですが、新法については、同一世帯であってさらに三親等内の親族、こういう制約がついてきたわけですね。そこで、結論的には結局被扶養者の範囲を狭めたということで、既得権の侵害になろうと思う。むしろ改悪ではないか、この点を明確に伺いたいと思うのです。
【次の発言】 御説明ではございますけれども、結局一世帯であれば、今までは……

第31回国会 議院運営委員会 第16号(1959/02/27、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 官房長官に一、二お伺いしますが、先ほどからお話になっておりますように、矢嶋氏の質問の要旨は、こういうようにF68Fジェット戦闘機四十五機を返還するという非常に重大な問題である。同様に藤田氏の質問も、国民年金という非常に重要な案件であったわけですね。ところが、当日総理並びに所管大臣である大蔵大臣も欠席せられたということについては、これは予算委員会の出席で真にやむを得なかった事情であった、その点を責めようとはいたしませんけれども、しかしそういう事態の中で、総理なり大蔵大臣は当然、予算委員会終了後、本日の本会議でどのような質問があったかということについては、総理の立場から、また大蔵大臣……

第31回国会 内閣委員会 第3号(1958/12/19、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 防衛問題について二、三岸総理にお伺いいたします。まず、次期主力戦闘機選定の時期は、一体いつごろになるのか。今、矢嶋委員からも御指摘がございましたが、これが決定しないと、今後の防衛計画が立たないと思う。この点について総理の見解を明確にしていただきたいと思います。
【次の発言】 次にグラマンF11F、これについては試作機は二機しかないわけです。一機はエンジン故障で、一機は大破と、うしろものですところが、防衛庁が実際に買おうとしておるのはG―98J―11ということになっておる。従ってこれについては一機の試作もない。試作もないから実験も一回もやっていない。こういう致命的な難点のあるものを……

第31回国会 内閣委員会 第4号(1958/12/23、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 大臣に二、三お伺いしますが、公共企業体の付加給付について、前国会で一部質問しかけたわけですが、引き続きそのことでお伺いしたいと思います。  これは第二十八国会での国家公務員共済組合法の改正に際して、衆議院においての修正がなされて付加給付をすることができるようになったわけですが、三十一条の二に、結局「組合は、運営規則の定めるところにより、前条各号に掲げる給付にあわせて、これに準ずる短期給付を行うことができる。」と、ここで国家公務員共済組合法の改正に伴って、これも公企体共済組合は付加給付をすることができるというふうになったわけですね。ここではっきりしたわけですか、そこでその後公企体共……

第31回国会 内閣委員会 第6号(1959/02/12、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案について二、三お伺いしたいと思いますが、日本学術会議は、この法案の前の法案が出されましたときには、相当強い反対の態度を、また意見を示しておったわけです。その意見については、私どもも幾つかの共鳴点を持っておったわけでございますが、この学術会議の意見を前の法案にどのように取り入れたか、具体的に承わりたいと思うのです。
【次の発言】 この科学技術会議の構成を見ますと、総理が議長で、以下議員には大蔵、文部とか、経済企画庁長官、科学技術庁長官、それと日本学術会議の会長が今御説明のように入っているわけですが、最後の「科学技術に関してすぐれた識見を有する者」これは総理が三名任命すること……

第31回国会 内閣委員会 第7号(1959/02/13、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 時間があまりありませんので、ごく簡単に二、三の問題についてお伺いしたいと思います。憲法上の規定を変更する権限は、憲法九十六条によって国会にのみある。こういう根拠から、私どもは調査会を政府が設置することには、強く反対し続けてきたわけであります。ところが、私が申し上げるまでもなく、前の暁の国会で政府与党は社会党の空巣をねらうような形でこの法案を強引に成立させたと、こういう経緯があるわけです。憲法のどこを根拠にして内閣にこういう機関を設置されたのか、その根拠を明確にしていただきたい。
【次の発言】 主権市民の憲法のある国で、憲法上の問題に対して政府が法律をもって関与する、こういうことは……

第31回国会 内閣委員会 第8号(1959/02/19、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 防衛予算に関連して、二、三長官にお伺いしたいと思います。昨年十一月二十八日の閣議で、従来アメリカから供与を受けておったF―86F百七十九機のうちで、とりあえず四十五機の返還を決定したわけです。ところが不思議なことに、その当時私どもはそういう事実を知るよしもなかった。というのは、防衛庁はこれをひた隠しに隠して、部内に籍口令をしいておった。どういう根拠でこれを秘密にされたか、何か法的根拠があったわけですか。この点を明確にしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの点ですね、百七十九機アメリカからF―86Fの供与を受けておった。そのうち四十五機をアメリカに返還する。そういう、……

第31回国会 内閣委員会 第10号(1959/03/06、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 政務次官に二、三お伺いしたいと思いますが、昨年の十月と記憶しておりますか、行政審議会が答申を出しておりますが、それを見ますと、最近行政事務の激増に伴って、行政機構がだんだん複雑になり、拡大される傾向が強い。そういうことになると、結局国民の負担も増すという結果になって、はなはだ遺憾である、そこでなるべく行政機構については簡素化すべきである、そういう意味の答申が出されておると思うのですか、こういうことに対してどのようにお考えになりますか。
【次の発言】 同じく行政者議会の答申の中に、新しい行政事務の処理についても、機構の新設は極力これを避けて、既存の機構を改組活用によってこれを処理す……

第31回国会 内閣委員会 第11号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 ただいま議題となりました国務大臣の私企業等への関与の制限に関する法律案につきまして、提案者を代表いたしまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  この法律案の目的とするところは、官紀の振粛にあるのでございます。内閣総理大臣その他の国務大臣は、わが国の行政府におきまして最高の重責にありまして、その政治的活動が、わが国の商業、工業、金融業等の私企業には申すに及ばず、私企業以外の事業にも有形、無形の影響を及ばすことは言を待たないところであります。もし、これらの人々が、これらの事業に関与いたしておりました場合には、その公正なる職務を遂行する上に世上の疑惑を招くおそれが多分に予想される……

第31回国会 内閣委員会 第12号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 林航空局長に、二、三お伺いしますが、あなたの方から出していただいた参考資料を拝見したわけですが、それについて二、三お伺いします。  まず、三ページに、その表を見ますと、民間航空機の中で畿録した飛行機が昭和三十三年で計百五十機となっておりますが、登録してないものもあるのですか。特にここに発録したものとしてありますが……。
【次の発言】 この百五十機の中で、外国から輸入したものと国産もあると思うのですが、それは割合はどのくらいですか。輸入したもの何機、国産何機、概数でけっこうです。
【次の発言】 ごく少数ということでありますが、百五十機と明確に出ておりますから、何機なら何機、それだけ……

第31回国会 内閣委員会 第13号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて、二、三お伺いしたいと思いますが、青少年の不良化とか、あるいは犯罪防止の対策の一環として、今回法務研修所を廃して、新たに法務総合研究所を設けようとしておるわけですが、そのための予算を見ますと、来年度の予算に約七千百万円が組まれておるわけなんですが、この程度の予算で、法務省が言うておる抜本的な対策が講ぜられるとは、私どもは考えられないのですが、この点は大臣としてはどのようにお考えですか。
【次の発言】 犯罪防止とか不良化防止、このことについては、私どもその必要性は十分認めておるわけです。ただ、総合研究所を設ける理由として、犯罪ないしは不良化防止の抜本的な対策を打ち立……

第31回国会 内閣委員会 第14号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 大臣に、婦人補導院について二、三お伺いしたいと思いますが、これは売春防止法の第十七条の規定によって補導処分に付された者を更生させるための施設と、こういうことは承知しておるわけですが、全国に東京、大阪、福岡と三カ所しかこの施設がないようなんですが、一方、こういう対象になる特殊婦人については、全国に相当多いわけですが、あまりにも三カ所ということではなかなか目的が達成できないと思いますが、これは今後増置する御意図であるのかどうか、そういうような点、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 この婦人補導院法は昨年の制定でその第一条によって作られたと思うのですが、従って、できたばかりなので、……

第31回国会 内閣委員会 第15号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 総理府設置法のうちで皇居造営審議会に関連して、二、三宮内庁並びに総理府総務副長官にお伺いしたいと思いますが、皇居造営について、位置とか、あるいは構造、あるいは予算、こういうような一応の目途をつけて、そして審議会に諮ろうとするのか、全然白紙で審議会の審議に付そうとするのか、その点まずお伺いしたい。
【次の発言】 今審議中とのことでございますが、大体位置については、おおよそどういう位置をお考えですか。
【次の発言】 なお、構造とか様式等についても、大よそお考えは進んでおると思うのですが、まだ最終決定にはならないにしても、現在までどういう構造、あるいは様式を考えておられるか、そういう点……

第31回国会 内閣委員会 第16号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 長官に二、三お伺いしたいと思いますが、原子力とか人工衛星、あるいはオートメーション、こういうふうに、最近における科学の進歩は、まことにめまぐるしいものがあるわけですが、これに対して政府としてもいろいろお考えになっていると思いますが、特にまあアメリカとかソ連は別として、他の先進国に比べても、非常におくれておるのが現状であろうと思いますが、そこで、よほど政府としては抜本的な対策を講じられない限り、ますますその較差がひどくなると思いますが、その点について長官としてはどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 次に、昭和三十四年度において政府が実施すべき新政策の重点、こういう点をご……

第31回国会 内閣委員会 第17号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、大蔵省と防衛庁に対しまして、群馬の大泉キャンプ並びに飛行場に関連した問題で二、三お伺いをしたいと思います。従って、それぞれの立場で責任ある御答弁をお願いしたいと思います。  現在御承知のように群馬県では県をあげて、また太田市をあげて、さらにまた周辺の町村特に地元の大泉では、大泉地区の例のキャンプ並びに附属飛行場のの返還に関して、例の首都整備法ですか、首都圏整備法に基いて、ぜひその施設を民間産業に転用してもらいたい。間違っても防衛庁の施設として使うようなことは断じてないようにというそういう強い意向をこめて、今各関係省庁にお願いしておると思いますが、この問題について大蔵省並びに……

第31回国会 内閣委員会 第18号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 今の青年の家の行政機関のしから見た性格ですが、どうも明確でないのですが、これは大体文部省の附属機関になるのですか、そういう点をはっきり……。
【次の発言】 この青年の家の訓練を見ますと、団体宿泊訓練こういうことがあげられておる。この団体宿泊訓練の目標というのは、一体どういうものですか。
【次の発言】 この内容を見ますと、健全な青年の育成というまことにりつぱな内容になっておりますが、健全な青年の育成というこういう美名にかくれて、先ほど横川委員も指摘されたように、戦前のような団体訓練の強化がねらいである、そういうにおいがどうもいたすのでありますが、この点を明確にしていただきたいと思い……

第31回国会 内閣委員会 第19号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○伊藤顕道君 総理府に二、三お伺いしたいと思いますが、昨年の十二月十五日に行政審議会が答申をされておりますが、その内容を見ますと、いろいろ総理府に対して該当する面があるわけですが、その一つに、なるべくすみやかに任務々完了して廃止することを適当とする、こういうものの中に、特殊上じょう地帯対策審議会、それと離島振興対策審議会、さらに台風常襲地帯対策審議会、これらのものはいずれもすみやかに、なるべくすみやかに任務を終了して廃止することを適当とする、こういう同じ政府の機関である行政審議会からそういう答申がなされておるわけです。これを受けて総理府としていかような措置をお考えか、ここに明確な態度をお聞きし……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 内閣委員会 第2号(1959/07/03、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 関連。今、矢嶋委員の問題に関連してちょっとお伺いしたいと思いますが、この次期主力戦闘機の決定はだいぶおくれておるわけです。幸か不幸か、このおくれに関連して防衛庁は最近、ミサイル装備に非常に執心を示しておるようであります。そこでお伺いしたいのは、今後、戦闘機よりもミサイル装備に重点を移そうとするのかどうか。この同順はやはり、グラマンかロッキードか、どちらが優劣かという問題を越えた、非常に根本的な問題であるので、この際明確に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 矢嶋委員も指摘されたように、内外の軍事情勢から見て、果して次期主力戦闘機、まあグラマンにしろロッキードにしろ、そういうも……

第32回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1959/08/01、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私赤城長官が去る二十六日札幌で発表になりました第二次長期防衛計画について二、三お伺いしたいと思いますが、ただ時間の関係もありますので、重点的にしぼってお伺いしたいと思います。この第二次計画を見ますと、これは安保条約改定を前提とする総合戦略を基本としております。そこで決定的に対米従属の防衛態勢となって、日本が再び戦争にまき込まれる危険性がきわめて大きくなってくると考えられる。そこでこういうことでは、平和を愛する国民の意思に真向から反するのではないか、こういうふうに私どもは考えるわけです。その点を明確にまず伺いたい。
【次の発言】 それでは引き続きお伺いしたいと思いますが、この計画を……

第32回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1959/09/10、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 村山委員、伊藤委員並びに矢嶋委員の三名は、去る八月三日より八日までの六日間、福岡県及び長崎県に出張いたしまして、主として自衛隊の実情、李ラインにおける海上保安庁の警備状況及び防衛産業等につきまして調査をいたして参りました。視察先は航空自衛隊第十六飛行教育団、福岡調達局、陸上自衛隊第四管区総監部、海上自衛隊佐世保地方総監部、長崎県庁、長崎海上保安部及び三菱長崎造船所であります。  以下調査の概要を簡単に御報告申し上げますが、詳細の点は、別添資料として会議録の末尾に掲載させていただくことにいたします。  最初に防衛庁関係につきまして申し上げます。第十六飛行教育団、第四管区総監部、佐世……

第32回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1959/10/15、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 自衛隊の災害派遣について二、三お伺いいたしますが、その前に今矢嶋委員から質問のサイドワインダーに関連して、一つだけお伺いしておきます。これは言うまでもなくアメリカの秘密兵器になっているわけであります。前にはエリコン、今度はサイドワインダー、次にはと、次々と計画しておられるようですが、秘密兵器だから、業者を通さないで米軍から直接自衛隊に引き渡されると思う。そういうことに関連して、防衛庁では現在軍機秘密保護法を検討しておられると思う。これはいつごろ出されるようなことなのか。それともそういうものについては現在全然考えていたい、そういうものは出す意思がないのか。そういう態度についてこの際……

第33回国会 内閣委員会 第4号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 今まで戦闘機について論議されてきました過程の中で、なかなか納得できない点が非常に多いわけですが、特にその中で二、三長官にお話をお伺いしたいと思うわけです。御承知のように、戦闘機問題が起きてから内定するまで大体一年半、内定から白紙還元まで一年三カ月、さらにそれから源田調査団が帰国まで五カ月、こういうような経過をたどってきておるわけですが、今回、調査団の報告書から論議され、それから結論までわずか数時間にすぎない。そういうことから、いろいろな問題が、また各般の疑惑が出ておるわけですが、当然に、防衛庁として、国防会議として、この面について相当責任があろうと思うわけです。ただし、今までの論……

第33回国会 内閣委員会 第5号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は源田空幕長に二、三お伺いいたしますが、まずグラマンが非常に問題化したとき、あなたはこういう意味のことをおっしゃっておる。自家用としてならばロッキードを選ぶけれども、パイロットの安全ということを考えると、そうとも言えない、まあこういう意味の重大な発言をされておるわけです。このことに対してあなたは現在どのように責任を感じておられるか。まずこの点からお伺いしたい。
【次の発言】 グラマンが前に内定した。その後ですね、岸総理とか与党首脳の間に、みずからきめたグラマンの内定に反対して、ロッキードを今度は推してきた。そういうことで、当然防衛庁との間で対立が続いたわけで、そういう中で、あな……

第33回国会 内閣委員会 第6号(1959/12/01、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 総理に二、三お伺いしたいと思いますが、前回の国防会議では、防衛庁の決定した機種を国防会議が承認し、そしてそういう新しい形をとって、機数等について決定しておる。そこでお伺いしたいわけですが、今後国防会議が一切の機種とか艦種、そういうことについては数量等については決定するけれども、機種、艦種等については、もっぱら防衛庁に一任する、そういうことで筋を通してずっと今後永久にそういう新しい方針に従うのかどうか。時によってまたそれを便宜主義で変えてしまうのかどうか、そういう点をはっきりさしていただきたいと思います。
【次の発言】 あなたは、前に国防会議議長としてグラマンを内定したわけですが、……

第33回国会 内閣委員会 第7号(1959/12/03、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、先般の米空軍の訓練中の事故に関連して、調達庁長官、防衛庁長官に、二、三の問題について緊急の問題としてお尋ねしたいと思います。  去る十二月一日に、群馬県の大泉飛行場の上空あたりで、ジョンソン基地の米空軍が物資投下の訓練中に、ジープをつけた落下傘が一つ開かないために、同市立の東中学間近に落ちたという問題に対して、目下県民としては重大関心をもって見つめておるわけですが、この問題については、防衛庁としてももうすでに御承知のことと思いますが、詳細御承知かどうかということをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それでは、もう御承知のように、ジーンは幸いに同中学から二十メートルほ……

第33回国会 内閣委員会 第8号(1959/12/08、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私一日の日に、米空軍のジープ落下事件について二、三お尋ねしましたが、その際、人間のたくさんすんでおる土地の上空で、物資の投下訓練などは非常に危険だから、一つその旨早急に米軍の座間司令部へとにかく申し入れてほしいと、そういうことをお願いしたわけですが、その後防衛庁としては、どなたが座間司令部のどなたにどういうふうに交渉して、米軍の回答はいかようであったか、まずその点をお伺いします。
【次の発言】 この五日の日に、社会党の軍事基地対策委員会として現地を調査したわけです。ところが、五日現在で承知したところは、四日の日もなお、ああいう事件発生後にかかわらず、米軍としては何らの反省もなく、……

第33回国会 内閣委員会 第9号(1959/12/10、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 人事院総裁に二、三お伺いしますが、人事院に対しては主として鶴園委員から先日来質問を続けて参りましたが、お聞きしておっても、なかなか了解しがたい点が多いわけです。そこで、淺井さんは公務員の利益を守る機関の責任者として、あくまで公務員の利益を守ろうとする、そういうお考えがあるかどうか、まずこの点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それではお伺いいたしますが、総裁は口では大へんりっぱにおっしゃっておりますけれども、先日来の質疑の内容をお聞きしておっても、事実公務員の利益は現在守られていない。いろいろな点で不利益な方向へ走っておる。たとえば、いろいろこの前申し上げたように民間給与の……

第33回国会 内閣委員会 第10号(1959/12/15、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 佐藤大蔵大臣に給与に関連して二、三お伺いしたいと思いますが、私が申し上げるまでもなく、人事院は公務員の利益を守る、そういう立場に立たされて、政府の機関から独立しておるわけです。にもかかわらず、最近特に人事院が公務員の利益を守ろうとしない。たとえば、民間給与の調査にあたっても、特に小さな事業体を対象としたり、あるいはまた、民間給与の一番低い三月という特定の月を特に選んだり、あるいはまた、できるだけすみやかにとか、なるべく早く、こういうあいまい模糊な言葉を使って、実施の時期をことさらにずらしたり、あるいはまた、二十八年以降公務員が非常に熱望しておるいわゆるベース・アップ、こういうもの……

第33回国会 内閣委員会 第11号(1959/12/17、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 郵政大臣に若干お伺いしますが、第二十八国会の衆議院の内閣委員会小委員会で、官房長の新設については、以後これを認めない、そういう意味の決定がなされておりますが、このことを大臣は御承知かどうか、まず、この点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これは、あとでお調べいただけばよくわかると思いますが、たしか二十八国会の衆議院の内閣委員会の小委員会です。官房長の新設については認めない、こういう意味の決定がなされておるわけです。今度の法案は、官房長の新設を主体にした法案であるので、非常に関係が深いわけです。そういう意味で、まず、お伺いしたわけですが、御存じないとなると、こういう非常に直結……

第34回国会 内閣委員会 第3号(1960/02/16、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 委員長に強く要望したいと思いますが、こういう内閣委員会の給う審査にあたつて従来、慣例々々できたわけですが、当然担当大臣が提案説明をすべきである、そういう原理、原則については、社会党側から繰り返し繰り返し、そのことについては強く要望してきたところであります。ところが、今回またこういう問題が起きたわけですが、そこで、この事態を円満に解決するために、次の審議の段階までに、一つぜひ行政府に対して委員長から必ず担当大臣を決定する、そういうふうに強く申し入れてほしい。
【次の発言】 井野法務大臣に長野刑務所の移転に関連して二、三お伺いしたい。この長野の刑務所は、大へん古いので、明治十六年十二……

第34回国会 内閣委員会 第4号(1960/02/18、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて、大臣に刑務所について、二、三お伺いしたいと思う。まずお伺いしたい点は、監獄法第四条に、「主務大臣ハ少クトモ二年侮二一回官吏ヲシテ監獄ヲ巡閲セシム可シ」とある。このことについて、監獄を二年に一回巡閲させるということについては、この全国五十七の刑務所全部について行っておるのかどうかということと、いま一つは、刑務所については二年に一回ぐらいの巡閲で十分事足りるのかどうか。その二点をまずお伺いした。
【次の発言】 引き続いて、同じく第三十七条を見ますと、「在監者ハ其拘禁セラルル監房ノ清潔ヲ保ツニ必要ナル用務二服ス可シ」と、こういうふうに清潔については相当重視しておるよう……

第34回国会 内閣委員会 第5号(1960/02/23、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて二、三お伺いしたいと思いますが、まず出していただいている法務省からの参考資料、これを見ますと、長野刑務所の現在の施設の収容定員、これは五百九十一名になっておる。そこで新施設の収容定員を見ると、七百四十六名になっておる。ずっとふえておるわけです。ところがここで知りたいのは、現在の収容定員はこの資料には出ていない。もちろんこまかいことですから、概数でけっこうですが、大体おわかりですか。
【次の発言】 その約六百名というのは収容定員ですか。現在入っておる収容者はどのくらいかと、わからなければあとでけっこうです。

第34回国会 内閣委員会 第7号(1960/03/01、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 今全国で教職員の定員が非常にやかましく論議されておりますが、これに関連して二、三お伺いしたいと思いますが、その前に行管の監察について基本的なことを一、二お伺いしておきたいと思います。  まず、行管の監察については、行管の設置法の第二条第十一項ですか、ここに任務が明確になっておりますのでその点は理解できるわけですが、大体監察の過程において個々の上不正あるいは、不当が出てきた場合は、それは監察の目標でないにしても一体どう扱うのか、ここに疑義がございますのでまず伺っておきたい。
【次の発言】 行管が監察して、監察の結果勧告を出す。その場合当該官庁が勧告に対する回答書を出す。そしてさらに……

第34回国会 内閣委員会 第9号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、公務員の給与について、主として給与担当大臣並びに政府に、また必要に応じて人事院総裁、その他政府委員にお伺いしたいと思いますが、まず最初に、給与担当大臣の件について、一点益谷副総理に特にお伺いしておきたいと思うのです。御承知のように、過去においては、政府も、労働大臣をして給与担当大臣として公務員給与の改正をみてきたところが、その後、数年の間、総理府総務長官が、現在の総務長官はまことにりっぱな方だとは思いますけれども、結局、閣僚としての資格のない総理府総務長官をして給与を担当せしめた。こういうことではとうてい公務員の利益と福祉を守るなどということは至難であろうと思う。また、公務……

第34回国会 内閣委員会 第10号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 官房長官に二、三お伺いしますが、御承知のように国公法とか地公法、公労法、地公労法、鉄道営業法、あるいは郵便法、電気通信事業法、これらが国内法のおもだったものだと思いますが、この国内法の整備は批准後一年以内にすればいいわけなんだ、私はそういうふうに了解しておる。そこで一年以内という余裕があるから現在閣議等、八日にも閣議があったようですが、もたもたしておってさっぱり要領を得ない。これは、そのわけはこの批准の機会を機会として労働組合に弾圧を加えよう、こういうふうにねらっておるから、幅広い国内法の改悪を企図しておるから、企てておるからなかなかもって結論を得ないわけです。今申し上げたように……

第34回国会 内閣委員会 第11号(1960/03/15、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 ちょっと今の山本委員の質問に関連して自治庁長官に一点だけお伺いしますが、今、条例の問題が中心になったわけですが、この条例は県議会で決定される。そうしてその具体的な混乱の姿が岐阜県とかその他の御承知のような県に教育界の不祥事としてまだ混乱を続けておる。こういう情勢の中で、たとえば専従の人員を千名に一人、こういうふうに制約したり、たとえばまた期間についても三年に押えようとしておる。こういうことがいわゆる県条例の改正によって強行され、また強行されたところもありますが、そういうことで教育の混乱が続いておるわけです。これが、今問題になっておるILO八十七号、これは近く批准されるでありましょ……

第34回国会 内閣委員会 第12号(1960/03/17、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 時間がございませんので藤本先生に一点だけお伺いしますが、先ほどの先生から御指摘がございましたが、二十三年に公務員の基本権を剥奪ないしは制約して、その代償として人事院ができたわけですが、その公務員の利益を守る立場の人事院が、二十三年から昨年の勧告まで、十二年間経過しておりますけれども、この間に勧告したのはわずか六回です。しかも、十九年以降については一回のベース・アップも勧告していない。しかも十二年間に六回勧告したと申し上げましたけれども、ときの政府によってこれが完全に実施されたのは、御承知のように六千三百七円ベースだけであって、他についてはあるいは無視されあるいは削減されておる、こ……

第34回国会 内閣委員会 第14号(1960/03/30、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 だいぶ委員からの質問がありましたので、二、三点について、要点だけお伺いしたいと思います。  申し上げるまでもなく、この訴願制度は二十三年に制定された訴願法とその後補足的にできた個々の法律からなっておる。そういう観点からすると、もうずいぶん古い法律であって、新憲法下には、当然これは国民の権利を守る、救済するという立場から、当然改正されなければならぬと思う。従って、この法案自体に対しては、もう心から賛成するわけなんです。ところが、そうだとすれば、んな大事な早く改正しなければならぬものを、明治二十三年以来今まで長年放っておいたということについては、これはまあ当面現在の皆さん方にというこ……

第34回国会 内閣委員会 第15号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 時間がございませんから、沖合い漁業とか国際漁業の面について一、二点大臣にお伺いしたい。言うまでもなく沖合い漁業については、戦後著しい発展をしておるわけで、まことに喜ばしいと思う。特に大資本のみの進出であって中小資本はなかなかもって進出するまでには至っていないと思うんです。これはそういう点はまことに遺憾だと思うんですが、やはり水産庁としてもいろいろお考えだと思うんですが、要点だけを一つ。
【次の発言】 次に、イワシとかサンマのように収獲の多い多獲、いわゆる大衆魚といいますか、こういうものを中心にした、いわゆる価格の暴落を防いで経営を安定にするために、やはり魚価の安定についての立法化……

第34回国会 内閣委員会 第16号(1960/04/05、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 科学技術庁の長官に対し宇宙空間科学についてまず二、三伺いたいと思います。科学技術の重要性は、近ごろ非常に強く要望されているわけですが、そこでまずお伺いしたいのは、科学技術庁の長官としての立場から、学術会議の御意向とか決定に対して、長日としてはこれは当然尊重され、るとは思いますが、そのようなお考えをまずもってお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 この学術会議が、この間御承知のように日本の宇宙空間科学についての面でどう進めたらいいか、こういう点についていろいろ研究が掘り下げられたようですが、その結論としては科学技術庁を中心として進められておる研究の方向に対して、聞くところによ……

第34回国会 内閣委員会 第17号(1960/04/07、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 科学技術の振興に関連して長官に前回に引き続いて一、二お伺いしたいと思います。三十五年度の例の科学技術会議の答申を見ますと、その一節に、科学技術における落伍者は、世界における落伍者の運命を甘受しなければならない、そういう意味の答申がなされております。それはまことにその通りだと思います。重要なことだと思いますが、これに対しては、長官はこれをどのように受けとめ、どのように決意なさっておるか、その点を明確にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 また、答申の一節にこういう意味のことがあるのですが、科学技術調査団を欧州に派遣して総合的な調査をせしめた結果、抜本的な検討を要するものが相当あ……

第34回国会 内閣委員会 第19号(1960/04/14、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいまの増原委員の修正案並びに修正部分を除いた本法律案に賛成いたします。  なお、去る三月二十五日衆議院の内閣委員会で本法律案に関し附帯決議がなされましたが、これを拝見いたしますと、まことに事宜にかなったものと思われますので、政府は今後宇宙開発の運営にあたっては、この附帯決議の趣旨を十二分に尊重されんことを強く要望しておきます。
【次の発言】 ILO八十七号条約批准と国家公務員法との関係の面で、主として官房長官に一、二お伺いしたいと思います。時間がございませんので、ごく要点だけお伺いしますが、先般次官会議でこの問題を検討しておったようであります……

第34回国会 内閣委員会 第21号(1960/04/21、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 政務次官、今おっしゃったことですね。これは今この内閣委員会では行政管理庁設置法の一部改正をやっておるわけです。これは責任者は盆谷さん。しかし、大臣に事故があるときは、政務次官がこれにかわられるわけでしょう。そういう立場に立って確信を持って来られなければ、内閣委員会ではこの法案を審議するわけにはいかない、審議できない。しかし、あなたが大臣にかわって来られるというので審議を始めておるわけです。そういうことでは、もう直ちに審議を打ち切るより方法はありませんよ、責任を持てなければ。そこのところをはっきりしていただきたい。

第34回国会 内閣委員会 第22号(1960/04/26、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 行政監察に関連して、まず二、三お伺いをいたします。私が申し上げるまでもなく、現在の行政機構は複雑多岐にわたっております。そういう点からすると、監察機能を相当強化し、さらに権限を強化しないと、なかなかもって成果を上げがたい。なかなか行政運営の円滑を期しがたいと思うわけですが、この点について先般行政審議会などが答申したところなんですが、この点について、まず長官としてはどういうふうにお考えですか。今の行管の監察の機能、あるいは権限で十分成果が上がり、事足りていると、そういうふうにお思いか。あるいは改善の要がある、余地がありとすれば、どのような点に改善の要があるか、そのような点をお伺いし……

第34回国会 内閣委員会 第23号(1960/04/28、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて審議会等について二、三お伺いいたしたいと思います。現在、審議会とか調査会等が大よそ二百五十六ほどあると思いますが、ここで問題なのは、審議会とかあるいは調査会等が、本来の目的通りに運営されているかどうか、ここに大きな問題があろうと思います。と申しますのは、今までも問題があったと思いますが、政府の考え通りに答申された面についてはこれを尊重するけれども、政府の意に沿わないような答申がなされたときはこれを採用しない、こういう面がかつて過去にはあったように記憶しているわけであります。これでは、せっかく審議会を作っても、全く意味がなくなってしまうと思うわけです。こういう点につ……

第34回国会 内閣委員会 第24号(1960/05/10、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法律案は、改正要点は五項目ほどになっていると思いますが、最も大事と思われるのは公共用地取得制度調査会であろうと思いますので、まず、この調査会に関係して二、三お伺いしておきたいと思います。この提案説明によりますと、今度公共用地取得制度に関する重要事項を調査したいので調査会を設けたい。こういう要旨でありますが、ここで言う重要事項というのは、一体どのようなことをさしているのか、この要点だけまずお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 御説明によると、公共用地の取得の上に非常に困難がある。だから具体的に言うと土地収用法を改めたい、そういうところにねらいがある、そういうようでありま……

第34回国会 内閣委員会 第25号(1960/05/12、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 運輸省関係の審議会とが自動車審議会、それと輸送力の面、こういうような各項について若干お伺いしたいと思いますが、まず最初に運輸省関係の審議会について一、二お伺いします。御承知のように行政審議会が昨年一月、行管長官に対して答申しておりますが、まあいろいろ要綱がございますが、要点は機構の簡素化とかあるいは権限、責任の明確化、それと極力新設を排して既設の分の改組活用、こういうような要旨を答申いたしておるわけです。これに対して運輸省としては、この答申の趣旨をどういうふうに受けとめておるか、この点まず政務次官にお伺いします。
【次の発言】 私が政務次官にお伺いしたのはそういうことじゃないんで……

第34回国会 内閣委員会 第26号(1960/05/13、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私はこの農地被買収者問題調査会設置法案に対して、三、三岸総理にお伺いしたいと思います。  御承知のように、この法案は、国会には今回で三回目であります。第一回は三十一国会で、これは廃案となりました。第二回は三十三国会で、この年については、政府は撤回するのやむなきに至っておるわけです。で、このことは、こういう結果になったということは、国会がこのような反動的な法案に対してはその必要を認めない、こういうことを明確にしたということであります。しかるところ、こういう経過、こういう過程があったにもかかわらず、政府はいささかも反省の色がなくして、今回三たびこれを国会に出してきたということについて……

第34回国会 内閣委員会 第27号(1960/05/17、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 大臣に、先般鉄道審議会で建設線の決定されました嬬恋線について一、二お伺いしたいと思いますが、これは鉄道審議会で、いわゆる建設線に編入されたと思うのですが、そうなりますと、さっそく国鉄としてもこれを調査し、調査の結果に基づいて建設に着手せられる、そういう段取りになろうと思うのです。そこで、ほんとうに建設を実現されるということであるならば、まず予算を、調査費を組まなければならない、大ざっぱでけっこうです。大体どの程度組まれていつごろ調査に着手せられて、いつごろ終わり、そうしてこの調査の結果に基づいていつごろ建設に入られるのか、大まかでけっこうですが、おわかりでしたらお伺いしたい。

第35回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1960/08/10、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 給与の内容に入る前に、官房長官にまずもってお伺いしたいのですが、前の話し合いで、本日のこの委員会までに、官房長官責任をもって給与担当大臣について所信を明らかにする、そういうことであったようです。従ってまず給与担当大臣の面について、一体どうなっておるのか、その点について経過を明らかにしてもらいたい。それによってお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 官房長官の説明によりますと、公務員の給与問題は非常に重要だから総務長官に専管させる、これはまさに逆な意味に私どもはとれるのですがね。大事だからこそ、われわれは閣議で発言権のある担当大臣をきめてほしい、そういうことを要求しているわけです。……

第35回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1960/09/01、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 来年度の防衛計画についてお伺いする予定でしたけれども、もう時間がありませんので、これは次回に譲るとして、前回に引き続いて大泉の米軍飛行場返還問題について二、三お伺いしたいと思います。八月の十日の当内閣委員会で、江崎長官は私の質問に対して、今から二、三カ月の間には、何とか解決しなければならない問題だと思うので、御期待に沿うよう十分努力したい。こういう意味の御答弁があったわけですね。こういうような事情があって、去る二十三日の日米合同委員会、施設委員会に、日本側から返還の正式な申し入れをして、この施設委員会は開かれた。そこでお伺いいたしますが、その結果どのようになったのか、詳細、具体的……

第35回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1960/10/10、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 当委員会の御決定によりまして、小柳委員、鶴園委員並びに私の三名は、去る八月二十二日より二十七日までの六日間、青森県、秋田県及び山形県に出張いたしまして、各県庁を初め、陸海空各自衛隊の諸施設、青森営林局、秋田行政監察局、八郎潟干拓事務所、山形食糧事務所を視察して参りました。以下調査の概要を簡単に御報告申し上げます。  最初に、青森、秋田、山形の各県庁について申し上げますと、各県庁におきまして調査いたしました諸点のうち、まず公務員の給与、特に寒冷地手当及び薪炭手当について、その増額の要望が強く述べられたのであります。現在寒冷地手当は、五級地が本俸、扶養手当の百分の八十、四級地が百分の……

第35回国会 内閣委員会 閉会後第5号(1960/10/11、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 ただいま陳情のございました太田、大泉飛行場返還問題に関連いたしまして、前回に引き続いて二、三お伺いしたいと思います。  八月十日の当内閣委員会で、江崎防衛庁長官は、太田、大泉の飛行場については、大体いつごろ返還になるかという、こういう意味の私の質問に対しまして、最終的には、「おそくも二カ月、三カ月のうちには必ず片づけてしまわなければならぬ問題だと自分も痛感しておると、このように言っておりますので」――このように言っておるというのは、調達庁長官がそういっておるので、御期待に沿うように全力をあげて努力いたします、こうおっしゃっておるわけです。本日でちょうど満二カ月すでに経過しておるわ……

第36回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1960/12/01、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、人事院勧告を中心に、前回に引き続いて、人事院総裁病欠のようですから、入江人事官、それと給与担当の高橋国務大臣に主としてお伺いしたい。  大体の前からのいきさつではっきりしていることは、人事院の勧告としては、国家公務員の給与を民間給与に合わせる、こういう観点から勧告している、そういうふうに説明されているわけですが、しさいに検討してみますと、どうもそういう点疑わざるを得ない点が多分にある。ほんとうに国家公務員の給与を民間給与に合わせるねらいで勧告しておるのかどうか、ほんとうにそうなのか、この点をお伺いしたいと思います。

第37回国会 内閣委員会 第5号(1960/12/20、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 時間の関係があって、だいぶおくれておりますから、ごくかいつまんで二、三給与の担当大臣の迫水大臣にお伺いしたいと思います。  この人事院の勧告を政府が受けとめて、これからどういう態度で臨むのかと私が質問申し上げれば、あくまでも尊重すると、そういうふうにお答えになると思います。そこで、まずお伺いしたいのは、尊重という意味は、どうも私ども今までお伺いした範囲においては不明確だった。そこで、まず政府が尊重されるという意味は那辺に真意があるのか、その点をまずはっきりお伺いして、それから一、二お伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は、少なくもこの勧告を尊重するという意味は、ただ勧告の内容……

第37回国会 内閣委員会 第6号(1960/12/22、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 総理府設置法に関連して、総務長官に二、三お伺いしたいと思いますが、安保国会といわれた三十四国会の最終段階で、安保条約をめぐるああいう混乱の中で、私ども、当内閣委員会では、農地被買収者問題調査会設置法案、これをいまだ本格的な審議に入らないままに、自民党は、単独審議でこの委員会を押し切り、さらに本会議でもこれを一方的に可決決定してしまったわけで、そういう経過から見て、私どもとしては、いまだにまだこの法は無効であると、そういう態度を打ち続けておるわけです。そこでお伺いいたしますが、この設置法からくる調査会そのものは、具体的にその後どうなっておるのかということを、具体的に一つお伺いしたい……

第38回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1961/07/31、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 人事院勧告に関連して、二、三総裁にお伺いしたいと思いますが、人事院は、昨年公務員の給与引き上げについて、五月一日から引き上げる旨を国会並びに内閣に勧告したわけです。一方、政府としては、人事院の勧告は尊重する、こう言い続けてきておったわけですが、実際には五月一日にさかのぼらないで、十月一日に実施したが、こういう点について総裁としてはどういうふうにお考えになるか、まずこの点からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 賃金調査については月分について実施したわけです。そうだとすると、その調査から民間産業労働者との賃金の格差は、まあいい悪いは別として、一二・四、二千六百八十円という格差があ……

第38回国会 内閣委員会 第2号(1961/02/02、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 現在発言中だが、ちょっと……。  昨日の理事会で、淺井さんも五日におやめになるので、きょうこの機会に、淺井さんから大綱について御説明をいただきたい、そういうことできようお願いしたわけです。もちろん細部については給与局長でけっこうだと思うけれども、大綱については、もう説明を伺えないわけだから、やはり勧告された総裁みずからの説明を承るのが筋であろうと思うのです。そういう理事の打ち合せであった。途中で変ですが。

第38回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1961/08/01、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 それでは北海道班の派遣報告を便宜私から申し上げたいと思います。  村山理事、鶴園委員並びに私の三名は、去る七月二日より九日までの八日間にわたり、北海道庁を初め、北海道所在の陸上自衛隊及び航空自衛隊、北海道管区行政監察局及び旭川行政監察局、人事院札幌地方事務所、北海道開発局及び旭川開発建設部、農林省の帯広統計調査事務所、北海道農業試験場畜産部、帯広及び旭川の各営林局、根釧原野に所在するパイロット・ファーム等を視察いたしましたので、以下、調査の概要を簡単に報告申し上げます。  最初に、北海道庁から申し上げたいと存じます。道庁では、主として機構や職員の配置状況、特に定数外職員の処遇問題……

第38回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1961/09/11、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 どうも答弁を聞いておりますと、また不可解なんですがね。昨年八月、時の防衛庁長官江崎長官と忍野村忍草の代表との約束、それは繰り返し申し上げられているように、いわゆる入会慣行の承認と早期返還ということが約束されているわけですね。そこで、自衛隊との約束ならば自衛隊返還ということは考えられるけれども、忍野村忍草の代表との約束で、江崎長官が極力努力する、そういう二つの項目について極力努力する。これは忍野村忍草代表との約束である。それは今自衛隊に返すというようなことについては、あとでこれは勝手に意味づけているのではないか、こういう節が考えられる。ここのところはどうも不可解です。ここのところは……

第38回国会 内閣委員会 第4号(1961/02/21、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 ただいまの御説明のあった皇室経済法施行法の一部を改正する法律案の面に関連して、社会党としては、これは非常に重大な問題でもあるし、皇室財産については十分に実地に調査する必要がある。しかし、どういう期日で、どういう日程でというような内容については、委員長理事の打ち合わせでということでけっこうだと思うのですが、一応われわれとしては、そろいう必要を痛感しているので、そういうふうに取り計らっていただきたい。

第38回国会 内閣委員会 第5号(1961/02/23、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、防衛問題の一環として、太田、大泉米軍飛行場返還問題に関連して西村長官に主として二、三お伺いしたいと思います。まずもってお伺いしておきたい点は、当内閣委員会で長官が今後発言され、また私どもに公約されたことについては、あくまでも責任を持たれて、これを実施に移されようとするのか、あるいはその場その場で適当なことを言われて、発言ないし公約されたことについてはあまり責任は持たれないのか、今後審議を重ねていく上においてお伺いしておきたいと思うので、この点を一つ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、さらにお伺いいたしますが、同じ自民党の内閣の前々長官ないしは前長官……

第38回国会 内閣委員会 第6号(1961/02/28、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 辻委員の資料提出に関連して、さらに各調査会、審議会の委員の氏名並びに兼職、一人で幾つもやっている者があろうと思いますので、そういう実態のわかるような資料をあわせて御提出していただきたい。

第38回国会 内閣委員会 第7号(1961/03/02、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 防衛予算に関連して、長官に二、三お伺いしたいと思いますが、三十六年度から五カ年間、結局四十年度までの五カ年、第二次防衛力整備計画この面について、資料によって概要を御説明いただきたいと思うのですが、その第二次防衛力整備計画については一体どうなっておるわけですか。もうできておるのか、一つできておったら概要を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 長期計画が立って、その一環として明年というふうな防衛計画が立てられる、これが筋だと思うのですね。そして、また防衛計画が立って、その基本方針にのっとって業務計画が立てられる。この業務計画によって明年度の予算が要求される、これが筋だと思うの……

第38回国会 内閣委員会 第10号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 暫定手当に関する人事院の勧告に関連して二、三お伺いします。  今回の勧告によって、人事院としては、同一市町村内における不均衡の是正ということに、これが法案が決定すればなるわけです。そのうち、百二十五の市町村については完全に不均衡が是正されるわけですが、なお五十四の市町村については不均衡が残るわけです。この五十四の不均衡をなぜ残したかという点をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今回の勧告によっておおむね不均衡が是正される、そういうようなお言葉ですが、しかし、厳然として五十四の市町村については不均衡が依然として残るわけですね。これに対して今後どのような措置を講じられようとす……

第38回国会 内閣委員会 第11号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 本法律案に関連して長官に二、三お伺いしたいと思いますが、自治省としてはこの地方財務会計制度調査会設置延期の理由を先般御説明があったわけですが、内容は、何分にも現行地方財務会計制度は明治以来の制度であるため、根本的な検討を要する点が非常に多い。そして地方公共団体の多様な実態を十分に把握した上で結論を出したい、こういうような意味で一年延期したい、こういうふうに理由をあげておられるわけなのです。この理由自体は私どもにもよくわかるのですが、こういうようなことは三十四年三月、その当時の自治庁設置法が審議された際、こういう提案理由の説明があったわけです。だからその当時すでにこういう理由はわか……

第38回国会 内閣委員会 第12号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 国鉄の中村常務理事がおいでになっておりますので、暫定手当について一点だけお伺いしておきたいと思います。  今政府の出しております一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律、この改正案が通りますと、暫定手当について、同一市町村内の不均衡が是正されることになるわけであります。この該当市町村は百二十五ということになっております。もちろんこれは公務員についての法改正でありますが、従来の例によって、公社である国鉄についても、当然に百二十五に関する限り、同一市町村内の不均衡が是正される、そういうふうに解釈しているわけです。国鉄当局としてはどのように現在お考えになっておるか、この点を確……

第38回国会 内閣委員会 第13号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 関連して一つだけ。  ただいまの千葉委員の問題に関連して、行管長官に一点だけお伺いしておきたいと思いますが、まずお伺いしたいのは、行政審議会の答申については行管長官としてはどういう態度をとられますか。その御答弁によってさらにお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、三十四年の一月二十二日に、その当時の行政審議会がそのときの行管長官に答申を出しておるわけです。何項目かにわたっておりますが、その中の大事な一つに、今、千葉委員が指摘になった閣議決定によるものはこれを廃止し、必要なものについては法律の裏づけをする、法律の基礎づけをする、こういう意味の答申がなされておる。これは……

第38回国会 内閣委員会 第14号(1961/03/31、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 運輸大臣に二、三この審議会に関連してお伺いしたいと思います。  まず、自動車審議会の委員が二十名となっておりますが、これの一体出席状況はどうなっておるか、こまかいことは御存じないと思いますが、大綱でけっこうです。いいとか悪いとかいう程度でけっこうです。
【次の発言】 私は、審議会の各委員二十名のそれぞれの出席がどういう状況かということを今お伺いしたわけですが、これは調べまして出していただいた資料を見ますと、六回会議が持たれて、一回しか出席しない者が一名おりますね、一回しか出席しない。それから、六回で二回しか出席しない者が二名おるわけです。それから、十回の会議で四回しか出席しない者……

第38回国会 内閣委員会 第15号(1961/04/04、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 総務長官を中心に、審議会について二、三お伺いしたいと思います。  今の横川委員の質問に関連して、私も、特にこの町名地番整理の審議会については、一カ年くらいの審議期間では、とうていこの複雑な審議会の調査審議は完了しないというふうに一応考えられるのですがね。ここで、いや、そういうことはない、一カ年でりっぱに結論を出し得る、こういう確信があるのかどうか。昨年運輸省の自動車審議会の設置期間は一年であったわけです。そこで、当委員会で私どもは、一年じゃ無理だ、そういうことについて追及したわけですが、運輸省当局としては、りっぱに一年でやっていけます。しかし、一年たったら、さっそくさらに一年延長……

第38回国会 内閣委員会 第17号(1961/04/11、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 長官に、まず、この科学技術会議が三十四年に設置されたわけですが、一体どういう理由で設置されたか、本法案審議にあたって、一言確認して入りたいと思いますので、大臣からお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 科学技術の全分野にわたる施策の総合ということ、それと結局科学技術の政策の面で一貫性を持たせる、こういう目的で、あの当時科学技術審議会があったのを、それを廃止して、三十四年にこの科学技術会議を設置したと、われわれはそう記憶しておるわけですが、そこで、この科学技術会議によって科学技術の振興をひたすら科学技術庁としてはばかろうとしておるわけですが、いろいろ問題はあろうと思いますが……

第38回国会 内閣委員会 第18号(1961/04/13、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 審議会等に関連して、長官に一、二お伺いしておきたい。  先般の内閣委員会で、審議会等の兼職についてお伺いしたわけです。そのときの長官の答えは、三十二年に当内閣委員会に、当時の行管として、兼職の調査の結果を御報告になっておるわけですが、この問題はその後どうなっておるか。そのときの政府側の御答弁では、順次改善いたしたい、兼職を極力なくしたいという、明確なお答えがあったわけであります。で、先般の当内閣委員会でも、長官は、その後漸次改善されておりますとりっぱにおっしゃったわけです。そこで、三十二年のそれと、今手元にいただいたこの兼職調べの資料を比較してみますと、どなたがどう見ても、いささ……

第38回国会 内閣委員会 第19号(1961/04/18、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案に関連して、長官に一点だけお伺いたしたいと思いますが、この原子力基本法の第二条を見ますと、「原子力の研究、開発及び利用は、平和の目的に」云々と、こういう点が明らかにされておるわけです。そこでお伺いしたいのですが、原子力委員会の委員長の立場として、長官は、この第二条に対してどのようにお考えになりますか、まずこの点からお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 それではお伺いいたしますが、これは仮定ですが、防衛庁がもしも核弾頭のついた誘導ミサイルを導入し、これを研究、開発するというようなことがあったとすれば、これはまさしくこの原子力基本法第二条に抵触すると思うのです。そこで……

第38回国会 内閣委員会 第20号(1961/04/20、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 去る四月十一日の午後、太田市大泉飛行場に近い周辺で米軍のジェット機からミサイルの模擬弾らしいものが落とされておるわけです。そこで、飛行場問題にも関連して、さらにまた相馬ケ原におけるロケット弾の試射について緊急に質問申し上げたいと思います。  まず、お伺いしたい点は、去る四月十一日の昼過ぎ、太田・大泉飛行場に近い新田郡新田町小金井、これはこの地図を見るとわかりますが、太田のここにある。境界線上に近い所、その小金井の農家で橋本三鬼さんという方の麦畑に落とされた事件があるわけです。そこでお伺いしますが、その落とされた物の正体は一体何であったかということ、それからまた、何ゆえそのようなも……

第38回国会 内閣委員会 第22号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、この法律案改正の各面についてお伺いしたいと思うんですが、もう時間もございませんから、ごくその一端についてまずお伺いしておきたい。  医療制度調査会をさらに一カ年延長したい、こういうことでありますが、まずこの点についてお伺いしますが、一年延長しようとする具体的な理由は那辺にあるのか、この点からまずお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 この医療制度については、目下厚生省と医師会との間に意見の対立があって、調整いまだならないと、こういう状況下にあると思うのです。こういう中にあって、さらに一年延長したことによって、はたして満足すべき成果が得られるであろうか、こういう点が大い……

第38回国会 内閣委員会 第24号(1961/05/09、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 国立がんセンター設置に関連して、主として大臣に二、三お伺いしたいと思います。ガンは、まあ日本だけでなく、世界的に死亡原因の上位を占めておると思う。そこで、特に年令的には四十才から五十才ぐらい、こういう年令層では男女ともに、まあ死者五人のうち一人を占めておる、こういわれておる。事ほどさように、非常に困った病気になっておりますが、そこで、このガンに対しては、目下世界各国でいろいろと研究を深めておるようですけれども、現段階ではいまだ残念ながら、その本質とか原因についても結論を得ていない憂うべき事態になっておるわけですが、そこで、お伺いいたしますが、厚生省としてもこの問題と取り組んでおる……

第38回国会 内閣委員会 第25号(1961/05/11、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 まず、国民所得倍増計画と職業訓練行政との関係、こういう面で二、三お伺いしておきます。  政府の国民所得倍増計画によりますと、今後就業構造の近代化ということに対応して、技術者とか、あるいは技能者の需要が増大するために、その計画期間中に、あるいは技能訓練によって百六十万人の充足が必要だし、さらに、また再訓練すべき人員は大体百八十万人が見込まれる、こういうことであります。そこでお伺いいたしますが、技能訓練による百六十万人の技能者の充足について、政府としては具体的にどのような構想を持っておられるか、この要点だけをまずもってお伺いしておきます。

第38回国会 内閣委員会 第26号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、防衛の大綱について二、三総理にお伺いしたいと思いますが、与えられた時間がきわめて短いので、簡にして要を得た御答弁々いただきたいと思います。  ことに号外がございますが、韓国のクーデターについて、との問題に関連して、まずお伺いしておきたいと思います。  フランスのアルジェリアのクーデターといい、この今朝の韓国のクーデターといい、われわれは、対岸の火災視できないような様相が日本にもあるのではなかろうか、こういうふうに考えられるわけです。たとえば、御承知のように、統幕を強化して、文官優位の原則を侵害するような措置をとろうとされておるということ、あるいはまた、師団改編によって間接侵……

第38回国会 内閣委員会 第27号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 国家行政組織法について、特に調達庁関係の定員に限定して二、三お伺いしたいと思いますが、最初は調達庁長官に主としてお伺いいたします。  御承知のように三十五年度の調達庁の定員については、七十五名の定員減があったわけです。聞くところによると、現在までに五十五名については配置転換の措置がついたけれども、現在なお二十名についてはそのままになっておるやに聞いております。もしそうだとすると、その二十名については、今後いかなるところへどのように――いつまでにいずこへ配置転換しようとするのか。それの受け入れ先とそれから等級別、地域別、職種別、性別等について具体的にお答えいただきたいと思います。

第38回国会 内閣委員会 第29号(1961/05/23、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 今、林野庁に関する定員関係の問題で鶴園委員から質問があったのですが、それに関連して一点だけお伺いしておきますが、結局こういうことになっておるんですが、病院、療養所等の看護婦については、これは定員に入っておる、ところが、病院、療養所等、この「等」の中に、行管の見解としては診療所を入れておるわけなんです、行管としては。これは大へんけっこうだと思うのですが、ところが大蔵省は、この病院、療養所等、その「等」の中に診療所を入れてないんですね。従って、この結果、診療所の看護婦については、たとい何年勤めても定員に入ってない、こういうことになるわけです。従って、このことは行管は入れておるんですか……

第38回国会 内閣委員会 第31号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案に関連して二、三お伺いしたいと思いますが、基本的な問題については大臣に伺って、また、数字等の問題については、他の政府委員からお答えいただきたいと思います。  まずお伺いいたしたいのは、法務省は、今回設けようとしておる犯罪防止に関する研修所は、五カ年たてば、もう一切これは廃止してしまうのか、五カ年の先はどのように考えておられるのか、この点をまず確認しておきたいと思います。
【次の発言】 申し上げるまでもなく、近年日本の青少年の犯罪が逐年増加の一途をたどっておるわけです。特に憂慮にたえないのは、年少少年の間にいろいろ悪質な犯罪が特に増加の一途をたどっておる、こういう事態はまこ……

第38回国会 内閣委員会 第32号(1961/05/31、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 議事進行。詳しいことは申し上げませんけれども、最終的に、委員長が独断で午前中に委員会を開いたことについて、両党間で話し合いがあって、再開冒頭に委員長から陳謝の意を表明する、その陳謝の意についてわれわれが了承できれば、もちろん審議に協力すると、そういう態度でわれわれは臨んだわけです。ところが、陳謝に全然触れてないじゃないですか。両党の話し合いに何ら触れてない。不信義もきわまる。陳謝すべきだ、当然。それから当然入るべきだ。
【次の発言】 委員長が日ごろそういうふうに――いつもわれわれは確信しておるわけですが、こういう大事な段階になると、内閣委員会の委員長という立場を離れて、自民党の委……

第38回国会 内閣委員会 第34号(1961/06/02、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 議事進行。今回の問題でいろいろお互いに誤解が相当あったと思うのです。そこで、当委員会の運営を今後非常にスムーズにするためにも、この際、お互いの誤解を解くべきであろう、また、是は是、非は非としてお互いに反省もしなければならぬ部面もあろうと思う。そういう意味合いから、特に議事進行で発言を求めてものを申したいと思うのですが、静かにかみしめて聞いていただきたいと思うわけです。で、ごく簡単にやります。決して議事を妨害するのではございません。むしろ議事をスムーズに運営させたいための発言でありますから、落ちついて聞いていただきたい。ごく簡単にやります。  大体、三十日の内閣委員会の理事同士の話……

第38回国会 内閣委員会 第36号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 恩給法に関連して二、三お伺いいたしますが、今後、所得倍増計画が進むにつれて、公務員の給与も改善されると思うのです。従って、公務員のべース・アップはあっても、恩給の仮定俸給は現在のところ据え置きになっておるわけですね。そこでまずお伺いしたいのは、この仮定俸給については、今後改善なさろうとするお考えがあるのかどうか、この点まずお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 前々から政府では、この仮定俸給は給与ベースにスライドしていくべき筋合いであるけれども、ただ国家財政上これを許さないので、今直ちに実現ということにはなっていないという意味の御答弁をなさっておるわけです。そういうことにな……

第39回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1961/12/08、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 太田大泉米軍飛行場返還問題について防衛庁、調達庁、それぞれの長官に二、三お伺いしたいと思います。  まず藤枝長官にお伺いいたします。あなたは去る十一月二十二日、自衛隊相馬ヶ原駐屯部隊を巡視されたようですが、その際県庁で記者団に会見されて、この太田大泉飛行場返還については、その返還の見通しがほぼ確実になったという意味の意思表示をされておりますが、このことは具体的にはどういうことなのか、まずこのことからお伺いしたいと思います。
【次の発言】 なおこういうふうにも言っておられるのですが、日米合同委員会施設委員会で代替地について相当突っ込んだ話し合いが行なわれておるので、大体年度内にはほ……

第39回国会 内閣委員会 第6号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 三年越しの太田・大泉米軍飛行場の返還問題について、きょうはひとつ最終的な結論が得られるであろうことを期待しながら、以下防衛庁長官、調達庁長官にそれぞれお尋ねしたいと思います。時間の関係もございますから、要点だけを重点的にお伺いいたします。  まず最初に、この問題は昭和三十四年、当時の防衛庁長官の赤城さんを初め、歴代の長官が、それぞれ期日まで明確にして返還を約束されておるわけです。あるいはまた、期日については明確にされなかったけれども、早期返還をそれぞれ約束され、丸山調達庁前長官においても、繰り返し期日を明確にされておったわけです。ところが、この段階でいまだに返還が実現していない。……

第39回国会 内閣委員会 第10号(1961/10/28、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 本法案について川島長官に二、三伺いしたいと思いますが、時間の関係もございますので、二、三しぼって重点的にお伺いしたいと思います。  先般この法案の提案理由の説明を伺ったわけですが、この中を見ますと、この調査会設置の目的については、行政運営の簡素化、能率化、まあこういうところにねらいがあるのであって、公務員のいわゆる人員整理、こういうようなことについては考えていない、まあ一応こうおっしゃっておるわけですが、まあ衆議院の内閣委員会でも、長官はしばしばそういう意味のことを言明されておるわけです。しかし、長官がそう言われても、まだまだ私どもとしては安心できない点はあるわけですが、この点に……

第39回国会 内閣委員会 第11号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて長官にお聞きしたいと思いますが、時間がありませんから、一、二点にしぼって以下お伺いしたいと思いますので、簡単にお答えいただきたい。  この前もお伺いしたのですが、なお納得いかないのは、行政機構運営を簡素化、合理化するということになると、当然に人員に過剰を生ずる。そこで、政府のお答えでは、人員整理は行なわないといっておるわけですが、そこのところがまだ納得しがたいわけです。なお、ある程度の人員を整理すれば、残った公務員の労働強化ということが理論上当然出てくるわけですね。こういう点についてまだ納得のいく解明をいただいていないので、この点をさらにお伺いしたいと思います。

第40回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1962/06/06、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 まず、防衛庁長官にお伺いしますが、例のナイキ基地に関連して、特に群馬にも関係ございまする問題を重点的にお伺いいたします。  先般、防衛庁でナイキ基地に関連して、いろいろ決定があったようですが、その新聞発表はたしか二十九日であったと思います。これは最終的決定であるのかどうか。まずこの点からお伺いします。
【次の発言】 新聞では、大体この基地はとりあえず東京周辺の四県にまたがって四基地というふうに報知しておるわけです。あのとおり了解してよろしいかどうか。
【次の発言】 この計画は、第二次防衛力整備計画、この一環としての計画であるかどうか、それに関連があると思います。

第40回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1962/07/05、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 太田大泉米軍飛行場返還問題に関連して、二、三主として防衛庁長官にお伺いします。  この前の六月六日の当内閣委員会で私追及いたしましたところ、結論的には、できるだけすみやかに返還が実現できるよう努力いたします、まあそういう結論であったわけです。それが大体一カ月たっておる。その間どのような努力をなさって、どのような進展をされたか、この点をまずお伺いしておきます。
【次の発言】 この代替地の問題については、防衛庁を初めとして厳秘に付してきた問題です。そういう意図を察して、こちらからもあえてこういう点については追及しなかったのであります。ところが、不可思議にもこの前の内閣委員会、六月六日……

第40回国会 内閣委員会 第5号(1962/02/13、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 群馬県の太田大泉飛行場返還の問題については、赤城長官時代からの問題で、もうすでに足かけ三カ年になっており、知事初め百六十万県民の強い要望であるわけですが、歴代の防衛長官と前丸山調達庁長官も、期日を付して確約しているにもかかわらず、いまだにこれが行なわれておらない。そこで詳しくその経過等についても申し上げたいのですが、官房長官たいへん御多忙で約十分ほどとおっしゃるので、特に官房長官でなければならぬ問題だけにしぼって一、二お伺いしたいと思いますが、官房長官については、昨年八月十五日だったと思いますが、群馬県の代表が毎回陳情しておるわけですが、この日はちょうど八月十五日で、この返還問題……

第40回国会 内閣委員会 第15号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 運輸省設置法の中で、特に自動車審議会の関係面で長官にお伺いしたいので要請したわけですが、長官は御都合があって見えませんが、それまで代行者である笹本政務次官に主としてお伺いしたい。  私が申し上げるまでもなく、最近、自動車による交通事故が激増しておるわけです。その中でやはり考えられるのは、未成年者の大型トラックの運転、こういう事故が比較的多いわけです。そういうことで、政府としてもこの対策の一こまとして、先般次官会議で、現行のいわゆる資格条件の一つとして、年令十八才を二十一才に引き上げようとの決定がなされて、先般閣議でこれが審議になったようでありまするが、大体その次官会議の決定どおり……

第40回国会 内閣委員会 第16号(1962/03/31、5期、日本社会党)

○伊藤顕道君 太田大泉米軍飛行場返還問題について、防衛庁長官と調達庁長官、それぞれの立場からお答えいただきたいと思います。この問題は今さら繰り返すまでもなく、実に四代の長官にわたった問題であり、二代の調達庁長官にわたった、しかも期日的には三カ年の問題である。しかるところ、この前の当委員会、すなわち二月十三日だったと記憶しておりますが、一番の問題であった代替地の問題について米軍が了解したということでございますので、もうその大部分解決したというふうに善意に解釈して、その当日はあまり深追いはしなかったわけです。それからもうすでに二カ月たとうとしておりますし、米軍が了解したのは、この前の内閣委員会の当……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 逓信委員会 第1号(1962/08/13、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  議事に入るに先だちまして、一言ごあいさつ申し上げたいと思います。  今回、はからずも不肖私が、皆様方の御推挙によりまして、逓信委員長の職を拝命することになりました。申し上げるまでもなく、当委員会の使命は、まことに重大なものがあるわけでございますが、私は全く微力でございますし、当委員会も初めてであるという関係で、なかなかもって責任は痛感いたしておりますが、幸い皆様方は、それぞれベテランの方がそろっておられますので、今後、御理解ある御協力によりまして、公正にして厳正な運営をはかりたいと、かように決意を新たにいたしておりますので、何……

第41回国会 逓信委員会 第2号(1962/08/23、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) これより逓信委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせの協議事項を御報告いたします。  当委員会の定例日は、今国会は週一回、火曜日の午前十時に開会の建前とし、必要があれば木曜日にも開会することを申し合わせましたが、今週は都合により本日開会し、公衆電気通信法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案の提案理由の聴取、郵政大臣所管事項説明聴取、電電公社事業概況説明聴取等を行なうことを打ち合わせましたので、御了承願います。
【次の発言】 これより議事に入ります。  公衆電気通信法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案を議題とし、発議者から提案理由の説明を聴……

第41回国会 逓信委員会 第3号(1962/08/28、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) これより逓信委員会を開会いたします。  郵政事業及び電気事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  前回に引続き、郵政大臣の所管事項説明及び日本電信軍詰公社総裁の事業概況説明に対する質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 大臣に御質問ありませんか。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 速記をとめて
【次の発言】 速記を起こして下さい。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  他に御発言もなければ、本件についての質疑は、本日はこの程度にとどめておきます。  これにて散会しま……

第41回国会 逓信委員会 第4号(1962/08/30、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  参考人の件についてお諮りいたします。  日本放送協会昭和三十五年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書の審査のため、日本放送教会の会長阿部眞之助君、専務理事前田義徳君、専務理事小野吉郎君、理事赤城正武君、理事三熊文雄君、経理局長廣川義和君を、それぞれ参考人に決定いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたしました。  次にお諮りいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査中、国際電気通信事業に関する事項の調査のため、参考人から意見……

第41回国会 逓信委員会 第5号(1962/09/01、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) これより逓信委員会を開会いたします。  まずお諮りいたします。閉会中、その必要が生じました場合、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のための委員派遣承認要求書の議長への提出について、あらかじめ委員長に御一任願っておきたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次にお諮りいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査につきまして、本院規則第五十三条により、継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第41回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1962/10/31、6期、日本社会党)

○委員以外の議員(伊藤顕道君) 山本委員の質問に関連して恩給局長並びに大蔵当局に対して二、三お伺いしたいのですが、御承知のように、第三十八国会と第四十通常国会において満鉄職員期間を恩給並びに共済年金の年限計算に通算する問題が衆参の各委員会で論議されて、数多くの委員会で山本委員の指摘されたように、附帯決議がなされておるわけです。満鉄の職員期間を通算すべし、こういう附帯決議が御承知のように昨年六月六日の参議院内閣委員会、本年の四月、二月の参議院内閣委員会、さらには衆議院の大蔵委員会、参議院の地方行政委員会、御承知のように、いまだかつてこういう例は少ないと思うのです。一つの案件について各委員会でこう……

第42回国会 逓信委員会 第1号(1962/12/08、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  今期国会におきましても、前国会同様、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行なうことといたしまして、本院規則第七十四条の三により、議長に対し調査承認要求書を提出することといたしたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。  なお、要求書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。  本日は、これにて散会いたします。……

第42回国会 逓信委員会 第2号(1962/12/13、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまより逓信委員会を開会いたします。  審議に入ります前に、委員長及び理事打合会の申し合わせ事項のうちおもなる点について申し上げます。  今期国会における当委員会の開会日は、本日並びに十八日、火曜日、午前十時とし、本日は、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題として一般質疑を行なった後、派遣委員の報告を聴取することとし、次回十八日には一般質疑並びに請願審査等を行なうことを申し合わせましたので、御報告いたします。
【次の発言】 次に、参考人の件についてお諮りいたします。  郵政難業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のうち、国際電気通信事業……

第42回国会 逓信委員会 第3号(1962/12/20、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告申し上げます。  昨十九日、谷村貞治君が委員を辞任せられまして、その補欠に堀末治君が選任せられました。
【次の発言】 まず、前国会閉会中における委員派遣に関する件を議題といたします。  第一班北海道班の御報告をお願いします。
【次の発言】 次に、第二班信越北陸班の御報告をお願いいたします。
【次の発言】 それでは、ただいまの各班よりの概略報告中にありましたように、派遣報告の詳細な内容につきましては、派遣報告書を会議録に掲載することといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第42回国会 逓信委員会 第4号(1962/12/23、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  本委員会に付託されました請願五件を一括して議題といたします。  以上の請願については、委員長及び理事打合会において慎重に検討いたしましたところ、次のとおり決定してはいかがかと申し合わせた次第であります。便宜お手元に配付しました一覧表に基づいて申し上げます。  請願第二五七号、簡易生命保険、郵便年金資金の運用範囲拡大等に関する請願、請願第四〇九号、郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律第七条第二項改正に関する請願は、いずれも願意をおおむね妥当と認め、議院の会議に付するを要し、内閣に送付するを要するものとし、請願第一六……

第43回国会 決算委員会 第10号(1963/06/28、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、主として、FXを選定当時、私の質疑に対し国会で防衛庁から答弁があったわけですが、そういう答弁を通じてうかがわれる防衛庁の態度、言明、計画、そういうものと、今回のF104Jの事故と結びつけながら、二、三長官を主体にしてお伺いしたいと思います。  ただ、時間がございませんので、本日はごく二、三の点についてお伺いしたいと思いますが、大体ロッキードかグラマンかと騒がれた当初から、安全性とか低速時における運動性ないしはいわゆる滑走路の長さの不足、こういう点はF104がその当時から持っておった三つの不安であった、こういうふうに小川二佐も述べられておりますけれども、私どももその当時の内閣……

第43回国会 逓信委員会 第1号(1962/12/24、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。  昨二十三日、堀末治君が委員を辞任せられまして、その補欠に谷村貞治君が選任せられました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  今期国会におきましても、前国会同様、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行なうことといたしまして、本院規則第七十四条の三により、議長に対し調査承認要求書を提出することといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。  なお、要求書の作成等は委員長に御一任願いたい……

第43回国会 逓信委員会 第2号(1963/01/31、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開催いたします。  まず、委員の変更について御報告申し上げます。  一月二十二日、永岡光治君、久保等君が委員を辞任せられまして、その補欠に、横川正市君、野上元君が選任せられました。
【次の発言】 次に、一月二十九日の委員長及び理事打合会における申し合わせ事項のおもな点について申し上げます。  当委員会の定例日につきましては、従前どおり、週二回、火曜日の午前十時と木曜日の午後一時に開会するのを原則といたしましたが、当分、案件の少ない間は、週一回、火曜日の午前に委員会を開くことといたしました。  付託議案については、当日の会議に付するかいなかにかかわ……

第43回国会 逓信委員会 第3号(1963/02/05、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまより逓信委員会を開会いたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  前回の委員会において、郵政大臣より所管事項説明、日本電信電話公社総裁より事業概況説明を、それぞれ聴取いたしましたが、本件について質疑の通告がございますので、これを許します。
【次の発言】 本件についての質疑は、本日はこの程度にとどめておきます。
【次の発言】 次に、先般当委員会が行ないました委員派遣につき、派遣委員より報告をお願いいたします。  第一班、中部班鈴木恭一君。
【次の発言】 第二班、関西班郡祐一君。

第43回国会 逓信委員会 第4号(1963/02/07、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、五日の委員長及び理事打合会の申し合わせ事項について、簡単に御報告申し上げます。  本日の委員会におきましては、電波法の一部を改正する法律案の提案理由説明を聴取した後、前回に引き続き、郵政省並びに日本電信電話公社に対する質疑を続行いたします。  次に、郵便局等の視察の件でございますが、委員各位よりの御希望もあり、今後適当な時期を選んで、東京都内及び近郊の逓信関係の諸施設等を順次実地視察をすることとし、委員長のもとで逐次計画を準備することといたしました。とりあえず、お手元に配付しましたように、二月十四日木曜日午前中、東京中央……

第43回国会 逓信委員会 第5号(1963/02/12、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  前回に引き続き、郵政大臣の所管事項説明、日本電信電話公社総裁の事業概況説明に対する質疑を行ないます。  本件について、質疑の通告がございますので、これを許します。光村甚助君。
【次の発言】 本件についての質疑は、本日は、この程度にとどめておきます。  本日は、これにて散会いたします。    午後零時四十八分散会

第43回国会 逓信委員会 第6号(1963/02/15、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。前回に引き続き、郵政大臣の所管事項の説明、日本電信電話公社総数の事業概況説明に対する質疑を行ないます。  本件について質疑の通告がございますので、これを許します。鈴木君。
【次の発言】 ただいまの鈴木委員からの資料要求については、的確に提出するよう、委員長から要請いたします。  本件についての質疑は、本日は、この程度にとどめておきます。  本日は、これにて散会いたします。    午後零時二十七分散会

第43回国会 逓信委員会 第7号(1963/02/19、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  電話加入権質に関する臨時特例法の一部を改正する法律案、日本電信電話公社法の一部を改正する法律案、電信電話債券に係る需給調整資金の設置に関する臨時措置法案、以上三案を便宜一括して議題といたします。  まず、政府から三法案について提案理由の説明を聴取します。
【次の発言】 以上三法案につきましては、本日は提案理由の説明聴取のみにとどめておきます。
【次の発言】 次に、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  前回に引き続き、郵政大臣の所管事項の説明、日本電信電話公社総裁の事業概況説明に対する質疑を……

第43回国会 逓信委員会 第8号(1963/02/21、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、参考人の件についてお諮りします。  日本放送協会昭和三十六年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書等の審査、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査中放送に関する事項の調査のため、今期国会開会中、日本放送協会の会長阿部眞之助君、副会長溝上_君、専務理事前田義徳君、専務理事田辺義敏君、専務理事小野吉郎君、理事赤城正武君、経理局長谷川義和君を、それどれ参考人に決定いたしておきたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。

第43回国会 逓信委員会 第9号(1963/02/26、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告申し上げます。  二月二十五日、野上元君が委員を辞任せられまして、その補欠に柳岡秋夫君が選任せられました。
【次の発言】 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件を議題といたします。  まず、本件について、政府より説明を聴取します。小沢郵政大臣。
【次の発言】 次に、日本放送協会より補足説明を聴取します。阿部参考人。
【次の発言】 本件については、本日は、説明聴取にとどめておきます。
【次の発言】 次に、電話加入権質に関する臨時特例法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これ……

第43回国会 逓信委員会 第10号(1963/02/28、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから委員会を開会いたします。  初めに、委員の異動について御報告いたします。  昨二十七日、光村甚助君が委員を辞任せられまして、その補欠に久保等君が選任せられました。また本日、柳岡秋夫君が委員を辞任せられまして、その補欠に野上元君が選任せられました。
【次の発言】 それでは、この際、理事補欠互選の件を議題といたします。  光村甚助君が委員を辞任せられましたため、理事一名が欠員となりましたので、その補欠互選を行ないます。互選の方法は、慣例により、その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第43回国会 逓信委員会 第11号(1963/03/05、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  電話加入権質に関する臨時特例法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続いて、質疑を行ないます。御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 本案の質疑は、本日はこの程度にとどめておきます。
【次の発言】 次に、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本件についての質疑は、本日はこの程度にとどめておきます。  これにて散会いた……

第43回国会 逓信委員会 第12号(1963/03/07、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  初めに委員の異動について御報告いたします。  昨六日、久保等君が委員を辞任せられまして、その補欠に光村甚助君が選任されました。また本日、野上元君が委員を辞任せられまして、その補欠に柳岡秋夫君が選任されました。
【次の発言】 理事の辞任に関する件を議題といたします。  鈴木強君から、都合により理事を辞任いたしたい旨の申し出がありましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。  つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じます。互選の方法は、慣例により、その……

第43回国会 逓信委員会 第13号(1963/03/12、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  本日は、NHKの参考人二名の追加をお諮りした後、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件の質疑を行ないます。
【次の発言】 まず、参考人の件についてお諮りします。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件の審査等のため、今期国会開会中、日本放送協会の主計部長志賀正信君、経営第一部長野村秀夫君を、それぞれ参考人に決定しておきたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求……

第43回国会 逓信委員会 第14号(1963/03/14、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  初めに、委員の異動について御報告いたします。  三月十二日、白木義一郎君が委員を辞任せられまして、その補欠に浅井亨君が選任せられました。
【次の発言】 参考人の件についてお諮りします。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件の審査等のため、今期国会開会中、日本放送協会放送業務局長吉田良直君を参考人に決定いたしておきたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件を議題といたします……

第43回国会 逓信委員会 第15号(1963/03/19、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  初めに、委員の異動について御報告いたします。  三月十五日浅井亨君が委員を辞任せられまして、その補欠に白木義一郎君が選任せられました。
【次の発言】 次に、参考人の件についてお諮りします。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件の審査等のため、今期国会開会中、日本放送協会教育局長長浜道夫君及び経営第二部長吉田行範君を参考人に決定いたしておきたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いしました。
【次の発言】 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求め……

第43回国会 逓信委員会 第16号(1963/03/20、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、国会の承認を求めるの件を議題とし、前回に引き続き、質疑を行ないます。  御質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、白木義一郎君が委員を辞任されまして、その補欠として北條雋八君が選任せられました。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本件に対する質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。

第43回国会 逓信委員会 第17号(1963/03/26、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  初めに、委員の異動について御報告申し上げます。  三月二十二日北條雋八君が委員を辞任ぜられまして、その補欠に白木義一郎君が選任せられました。
【次の発言】 電信電話債券に係る需給調整資金の設置に関する臨時措置法案を議題といたします。  本案については、すでに政府より説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にとどめ、暫時休憩します。午後は一時より再開いたします。    午前十一時五十分休憩

第43回国会 逓信委員会 第18号(1963/03/27、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  電波法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、お手元に配付いたしましたように、衆議院において修正されております。まず、衆議院における修正点について、説明を聴取します。衆議院逓信委員会委員長代理理事岡田修一君。
【次の発言】 これより本案に対する質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、本日はこの程度にとどめておきます。  本日はこれにて散会します。    午後二時五十分散会

第43回国会 逓信委員会 第19号(1963/03/28、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  電信電話債券に係る需給調整資金の設置に関する臨時措置法案を議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  他に御発言がなければ、本案に対する質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、本法案に対する質疑は終局いたしました。  これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。

第43回国会 逓信委員会 第20号(1963/03/29、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会します。  初めに、委員の異動について御報告いたします。  本日、赤松常子君が委員を辞任せられましたので、その補欠に田上松衞君が選任せられました。
【次の発言】 電波法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。御質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記起こして下さい。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告します。  本日白木義一郎君が委員を辞任せられまして、その補欠に中尾辰義君が選任されました。

第43回国会 逓信委員会 第21号(1963/05/16、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  初めに、委員の異動について御報告申し上げます。  去る三月三十日、徳永正利君及び中尾辰義君が委員を辞任せられまして、その補欠に野田俊作君及び白木義一郎君が選任せられました。  また、五月六日、田上松衛君が委員を辞任せられまして、その補欠に赤松常子君が選任せられました。
【次の発言】 公衆電気通信法及び有線電気通信法の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を聴取いたします。小沢郵政大臣。
【次の発言】 本案につきましては、本日は説明聴取のみにとどめておきます。

第43回国会 逓信委員会 第22号(1963/05/28、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のうち、国際電気通信事業に関する調査のため、参考人から意見を聴取することとし、国際電信電話株式会社の副社長大野勝三君、常務取締役山岸重孝君、常務取締役新堀正義君及び常務取締役難波捷吾君の四君を参考人に決定いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。  さらに、放送に関する調査等のため、日本放送協会の理事松井一郎君、東京オリンピック放送総本部副本部長岡本正一君を……

第43回国会 逓信委員会 第23号(1963/06/04、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りします。  放送関係の議案審査並びに放送に関する事項の調査のため、今期国会開会中、日本放送協会の副会長前田義徳君、専務理事赤城正武君、専務理事春日由三君、専務理事栃沢助造君の四君を当委員会の参考人に決定いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を聴取いたします。小沢郵政大臣。

第43回国会 逓信委員会 第24号(1963/06/06、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  本日は、前回に引き続きNHK昭和三十六年度決算の質疑を行なった後、討論採決を行ないます。  日本放送協会昭和三十六年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書を議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本件に対する質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、本件に対する質疑は終局いたしました。  これより討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御発……

第43回国会 逓信委員会 第25号(1963/06/11、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  本日は、郵便貯金法改正案の提案理由説明を聴取した後、簡易生命保険及び郵便年金の積立金運用法改正案の質疑を行ないます。  郵便貯金法の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を聴取します。小沢郵政大臣。
【次の発言】 本案につきましては、本日は説明聴取のみにとどめておきます。
【次の発言】 次に、簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案についての質疑は、本日はこの程度にとめておきます……

第43回国会 逓信委員会 第26号(1963/06/13、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  本日は、前回に引き続き、簡易保険等運用法改正案の質疑を行ないます。  簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、田中大蔵大臣より発言を求めておられますので、これを許します。
【次の発言】 それでは、本案につきまして、前回に引き続き、質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案についての質疑は、本日はこの程度にとどめておきます。  これにて散会いたします。    午後四時四十一分散会

第43回国会 内閣委員会 第26号(1963/06/20、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 満鉄等の在外特殊法人の在職期間の通算問題を中心に、総務長官、それと八巻恩給局長を中心にして二、三お伺いしたいと思います。  まずお伺いしたいのは、改正の理由について最初確認しておきたいと思うのです。今回の改正によりまして、私どもは当委員会で長い間要望し続けてきた、特に第三十八国会で附帯決議を付して、自来引き続いて要望し続けてきた満鉄等のいわゆる在外特殊法人の在職期間の通算問題が曲がりなりにも――不十分の点はまだまだございますけれども、一応まとまったということについては、関係政府当局の皆さんの誠意ある努力もあったということについて、その点については敬意を表します。しかしながら、提案……

第43回国会 内閣委員会 第27号(1963/06/25、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この改正法案の内容の順を追うて二つ、三つお尋ねしたいと思いますが、大臣にお伺いしたい点が多いわけですが、大臣がおくれておりますので、ひとつ政務次官からかわってお答えいただきたいと思います。  まず、川崎の入国者収容所の位置については、川崎から横浜に改められることに今度なる、そういうことですが、ただ川崎化成、これはどういう理由で交換の条件が成立しなかったのか、これもあわせてお伺いしたいのですが、まあそういうわけで交換が不調に終わったので、三十八年度の予算で一億五千万円の予算を計上して新たに新築する、まあこういうことになったようですが、問題は公布の日から――まあ公布の日というのは三十……

第43回国会 内閣委員会 第28号(1963/06/27、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回は細部の問題について事務当局にお伺いいたしましたので、きょうは大体基本的な問題の二、三について大臣にお伺いしたいと思います。  この提案理由の説明を見ますると、少年院の業務を強化するために、法務教官を二十名ほど増員するとか、あるいはまた、少年鑑別所の業務を強化するために、法務技官をわずか十名ほど増員する、こういう意味の説明があるわけですが、ここでお伺いしたいのは、少年院なり、少年鑑別所、それぞれ重要な使命があろうかと思うのですが、特に最近少年の犯罪が非常に激増しておる、こういう情勢の中で、やはり少年院なり少年鑑別所の使命は相当重いと思うのですが、こういう程度の増員で、少年院な……

第45回国会 内閣委員会 第2号(1963/12/12、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 栗原委員及び私の二名は、去る十一月二十四日から一週間の日程をもって、国の出先機関、公務員制度及び自衛隊の実情調査のため、航空自衛隊輸送航空団、島根行政監察局、島根県庁、陸上自衛隊中部方面総監部、京都行政監察局、近畿農政局、宮内庁京都事務所、第八管区海上保安本部及び海上自衛隊舞鶴地方総監部を視察してまいりました。  以下、調査の概要について御報告いたします。  まず、お手元にございます調査結果の概要について、補足的な御説明を申し上げます。  一、国の防衛に関する事項の(1)美保基地拡張問題及び(2)日本原演習場の問題につきましては、現地の実情と問題点を取りまとめて記載いたしましたが……

第45回国会 内閣委員会 第3号(1963/12/16、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、人事院の勧告を中心に、全般的な大綱について二、三お伺いしたいと思いますが、最初に人事院のほうにお伺いいたします。基本的な問題については、総裁御自身からお答えいただきたいと思います。  最初に、官民賃金比較の問題点が幾つかございますので、まずこの点からお伺いしたいと思います。人事院勧告の基礎作業の一つである官民賃金比較に、以下申し上げるようないろいろな問題点があるわけです。一つは、調査対象の事業所の選定を、昨年と同様に、給与水準の昇給度合いのきわめて小さい五十人以上の事業所を選んでおる。これは非常に問題があるわけです。この点についてはきわめて不合理であると私どもは見ておるわけ……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1964/01/28、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 いまの河野委員から御質問の問題にも関係しますが、先ほども総務長官から御説明のあったところで、外客三万に対しての対災の御説明があったわけですそれはそれでいいのですが、一方、別紙の、オリンピック東京大会に来日が予想される外国人数、いま河野さんからも御指摘があったのですが、いまの御説明では納得できないが、これによると、会計が十一万八千二百二十、こういう数字、もしこの予想される外人客が十一万八千二百二十名ほど見えられたら、三万人に対する宿泊の準備では、はるかに及ばないという、そういう結果になるのですが、これは三万人の外客対策をされることだけで事足りるわけですか。三万以上、予想どおりこの十……

第46回国会 内閣委員会 第2号(1964/01/30、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 いま議題となりました太田大泉飛行場返還問題に関連して、これは最終的な大事な問題であるので、福田防衛庁長官に出席を要求しておったわけですが、衆議院の予算委員会に御出席のようで、これは万やむを得ないと思います。そこで、幸い井原政務次官がお見えになっておりますので、政務次官には、ひとつ長官にかわって責任ある御答弁をいただきたいと思いますが、その点はよろしゅうございますか。正式にお答えください。
【次の発言】 政務次官は、前からこの問題に関係しておったわけでないので、前々からの認識はなかろうかと思うのでありますが、しかし、きょうあらかじめ予告しておったわけですから、いろいろ御調査になった……

第46回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1964/10/01、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 いま米軍航空機の事故について並びに自衛隊機の事故についての調査結果の報告をいただいたわけですが、きょうは他に非常に日程が山積しておるので、この問題については後日に譲るとして、ただ一点だけお伺いしておきたいのですが、特に米軍機の事故については過去において数知れない問題が起きて、そのつど大きな損害を日本人並びに日本人の財産に与えておる。こういうことが繰り返されておる。そのつど米軍側では再びあやまちを繰り返さざるよう十分注意したいと遺憾の意を表する。こういうことでいつも結ばれておるわけです。そこで、そのつどつど再びあやまちを繰り返さないようにすると言いながらも、あやまちが不幸にして繰り……

第46回国会 内閣委員会 第5号(1964/02/11、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 それでは九州班の派遣報告を便宜、私から申し上げたいと思います。  林田委員、鬼木委員並びに私の三名は、去る一月8日から六日間の日程をもって、国の出先機関、公務員制度及び自衛隊の実情調査のため、福岡防衛施設局、板付基地、航空自衛隊西部航空方面隊司令部、福岡県庁、九州管区行政監察局、陸上自衛隊西部方面総監部、第八師団司令部、熊本県庁、九州農政局、長崎県庁を視察してまいりました。  以下調査の概要、特に視察先において述べられました当委員会に対する要望事項に重点を置いて御報告いたします。  第一に、国の防衛に関する調査について申し上げます。  まず、福岡防衛施設局でありますが、福岡防衛施……

第46回国会 内閣委員会 閉会後第5号(1964/10/26、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 いまから若干の間、防衛問題についてお伺いしたいと思いますが、その前に、池田総理が辞任されましたので、今後の政局は一体どうなるのか、また、これに関連して臨時国会はどうなるか、こういう問題についてお伺いするのは、私も官房長官が最適任であると、そういうふうに考えて御出席を要請しておったわけですが、時局柄、残念ながら御出席がありません。幸い防衛庁長官がお見えになっております。もちろん、防衛庁長官にこのことをお伺いするのは最適任であるとは考えておりません。けれども、長官も閣僚の有力なる一員でございますし、きょう、承ると十一時から閣議が行なわれたということでございますので、この間いろいろとこ……

第46回国会 内閣委員会 第6号(1964/02/13、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 巡回相談委員に関連して、前回に引き続いてなお二、三点お伺いしたいと思います。  巡回相談委員に対する一年間の手当がたしか三千円であったと思いますが、このような額でああいう困難な仕事を依頼しておるわけでありますけれども、これは一体那辺に三千円という基礎があったのか。そうしてまた、この手当が三千円であるということだけでなく、その実費の旅費などはほとんど支給されていない。まあ大体三千円自体が一回の連絡会議、一泊すれば大体それに近いものになってしまうわけです。こういうような実情では、せっかくの民主的な国民の苦情をよく聞いてこれを処理しようとする機関であっても、なかなか実質は期待できないと……

第46回国会 内閣委員会 閉会後第6号(1964/11/04、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 ただいま御報告のあった米機並びに自衛隊機の墜落事故について二、三お伺いしたいと思います。時間があまりないようですから重点的にお伺いいたしますので、御答弁もひとつ要領よくポイントだけをお答えいただきたいと思います。で、大体事故の概況についてはいま御説明がございましたので、こまかいことはお伺いしませんが、米第五空軍司令部の発表によると、これは沖繩の嘉手納基地所属のF105Dジェット機である。これは戦闘爆撃機だと思いますが、こういうような点についてはいかがですか。
【次の発言】 で、こまかいことはお伺いしませんが、この米軍のジェット機の墜落事故は、これは今度初めてではなくして、何回とな……

第46回国会 内閣委員会 第7号(1964/02/18、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて、二、三お伺いしたいと思います。  この臨時行政調査会の内容を見ますと、第一専門部会の中の、たしか第四項だったと思いますが、委員会とか審議会に関する項目が出ておるわけですが、この問題に関連して二、三お伺いしたいと思いますが、まずお伺いしたいのは、現在設けられておる、幕議会等の中で、閣議決定あるいは閣議了承、こういうものによって設置せられたものがあろうかと思いますが、そういうものには現在どういうものがあるかということをまずもってお伺いいたします。
【次の発言】 閣議決定もしくは閣議了承のものはございませんとりっぱに言い切ったわけですが、よく調べますと幾つか現在でも残……

第46回国会 内閣委員会 第8号(1964/02/20、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて二、三お伺いしたいと思います。  この前、原爆被害調査研究協議会、これについてお伺いしたわけですが、最初の御答弁は、省議決定によるものあるいは閣議決定によるものではないということでございましたが、この協議会が、厚生省の予算を見ると、出席旅費として二十一万、それから出席者への謝金として五万、こういうものの計上はあるということで、重ねてお伺いしたところ、これは厚生省のほうでよく調査してお答えいたしますということであるから、そこでまず当然その面の御報告があってしかるべきだと思うのですが、その点についての御報告をまず承りたいと思います。

第46回国会 内閣委員会 第9号(1964/02/25、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて長官にお伺いしたいと思いますが、その前に前回お願いいたしました不用または臨時の審議会についてはどのように善処されたかということに対して長官から要点の御解明がございましたが、詳細は資料等によって知りたいということで、資料の提出をお願いしておったわけです。その資料はいかがなったか、それとさらにまた同じ趣旨で、いわゆる審議会委員の兼職の状況とかあるいは会議回数あるいは出席状況、こういうものについても前回の附帯決議の精神に基づいて善処されて改善されつつあるという意味の長官の御回答でございましたが、その詳細については前者と照合をいたしませんと確認できませんので、この資料等に……

第46回国会 内閣委員会 第10号(1964/02/27、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回お尋ねしたことは臨時行政調査会に対する政府の態度等にお伺いしたわけですが、なおお引き続いてこの問題を一、二お伺いをしたいと思います。  一昨年、首都行政について政府は緊急を要する案件として、この問題を臨時行政調査会に依頼しておいたわけです。これを調査会は受けとめて、この問題を特別部会で検討したわけです。さらに調査会としては、第二専門部会においてこの検討を進めまして、総合開発行政のあり方について検討を進めてきたわけです。こういう中で、政府は一方こうやって臨時行政調査会に緊急問題として依頼しておきながら、臨時行政調査会には何らの相談もなしに、近畿圏の整備法案、こういう法律案を、第……

第46回国会 内閣委員会 第13号(1964/03/10、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この前、行管長官にお願いしました資料についてですが、本日のは、開催会議の回数とか、出席状況、これ大体出ておるようですが、さらに全審議会等について兼職の状況についても御提出いただきたいということを同町にお願いしたわけですが、これは拝見しますと、たとえば文部省等に一部、兼職の状況がほんの一部載っておりますけれども、他にはほとんど見当たらないわけです。早急に、その審議中に間に合うよう御手配をいただいておるようですが、重ねて長官に、ひとつ責任を持って早急に御提出いただきたいということを、この際要求しておきたいと思います。

第46回国会 内閣委員会 第16号(1964/03/19、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案に関連して二、三お伺いしたいと思いますが、まず最初は、素朴な質問から始めたいと思いますので、発議者並びに総理府賞勲部、それぞれ該当の問題について懇切丁寧にお答えいただきたいと思います。  まずお伺いしますが、金鵄勲章はいつ創設されたのか、そしてどのような者に授与されたのか、まずこのことからお伺いします。
【次の発言】 金鵄勲章の創設は明治二十七年とおっしゃいますと、その後ございました日清、北清事変とかあるいは日露、シベリア出兵あるいは日華事変、大東亜戦争、こういうふうに戦役が相次いだわけでございまけれども、その戦役別の金鵄勲章の受給者の数はどうなっておりますか。これはもっ……

第46回国会 内閣委員会 第17号(1964/03/24、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて、二、三お伺いしたいと思いますが、この前お伺いした最後の問題は、三十八年度に設置がきまった阿蘇の青年の家の建設状況とか、あるいは利用状況、こういう問題についてお伺いしたわけですが、三十九年度、すなわち新年度に予定されておる第三青年の家の設置費として、たしか二億九百万円が予定されておる、こういうふうに承知しておるわけですが、その第三青年の家の設置場所あるいは建物の大きさとか収容人員ですね、こういうものについてはどのような計画になっておるか、特に設置場所については新聞の報道等でもだいぶ問題になってきたわけですが、現在どこに予定されて、最終的にはどこにきまろうとしておる……

第46回国会 内閣委員会 第18号(1964/03/26、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案に関連して、さらに二、三お伺いしたいと思いますが、前回発議者に対して最終的にお伺いしたのは、この年金に関する請願処理状況を申し上げて、あるいは保留、あるいは審査未了、そして採択、こういう情勢の中で今回議員立法がなされておる、そういうことは国会の審議を軽視するものではないか、こういうことをお伺いしたわけです。このことについて当面の責任者である総理府総務長官としてはこのことをどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 さらにお伺いいたしますが、私はそれならあえてお伺いしましょう。政府としては、国会の審議を一体尊重するのか、軽視してもかまわないというのか、そういう国会の審……

第46回国会 内閣委員会 第19号(1964/03/31、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 いままで、国立学校の定員について大臣に主としてお伺いしてきましたが、この定員にも関連ありますが、きょうは、警備員について二、三お伺いしたいと思います。と申しますのは、最近、全国的に見ても、学校火災が相次いで起こっておることは御承知のとおりです。  そこで、その問題について、一、二お伺いするわけですが、たとえば私の郷里群馬でも、ごく最近、前橋の三中が火災になった。また、吾妻郡の原町小学校が焼けるとか、桐生の高校が焼けるとか、こういうふうに相次いで火災が起こっておるわけです。このことに関連をして、宿直、日直は教師の本務であるのかどうか。この基本的なことからまず大臣にお伺いしたい。

第46回国会 内閣委員会 第20号(1964/04/02、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 本法案に対しまして四人の先生方から参考人としての貴重な御意見を承りましたので、せっかくの機会でございますから、二、三以下お伺いしたいと思います。  まず確認の意味で、政府は、先生方もおっしゃったように、憲法の精神にそぐわない、こういうことで、金鵄勲章そのものを廃止したわけです。と同時に、過去の栄典を与えたことについてもこれを否定したわけです。ところが、この本法案の提案理由には、金鳩勲章そのものが憲法の精神にそぐわないとして否定されておる。廃止されておる。にもかかわらず、過去の年金受給者だけに一時金七万円を支給しようというこのことは、まさに法の上の平等に反するものではなかろうかと、……

第46回国会 内閣委員会 第21号(1964/04/07、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、この法案に関連して二、三お伺いしたいと思いますが、基本的な問題はひとつ大臣からお答えいただき、そうして専門的なことはそれぞれの政府委員からお答えをいただきたいと思います。  まず、法案自体の問題をまずもってお伺いいたします。この提案理由を見ますると、郵政省の職員のうち、一般職の職長の給与に関する法律の適用を受けるものの定員を二十二名増員する、こういうことになっておるようですが、この二十二人の増員は一体どのような配置になりますか、まずもってお伺いをいたします。
【次の発言】 なお、郵政省のいわゆる政令定員は省の業務量の増加に伴って内容を見ますると、三十七年度は、定員外の職員の……

第46回国会 内閣委員会 第24号(1964/04/16、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 きょうは、特に池田総理の出席を要請しておったわけですが、やむを得ない事情で出席ありませんので、総務長官に、かわってお答えいただきたいと思います。  私が申し上げるまでもなく、憲法の精神にそぐわない、こういうことで、金鵄勲章そのものも、また過去の栄典を与えたことについても、政府は、これを否定しておるわけです。ところが、本法案を詳細に見ますると、過去の年金受給者だけに一時金七万円を支給すると、これはどう考えても、法のもとの平等に反すると、こういうふうに断定せざるを得ないわけです。総務長官としては、どういうふうにお考えです。
【次の発言】 どうもそういう答弁では了解できませんが、池田総……

第46回国会 内閣委員会 第25号(1964/04/21、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 本法律案に関連して、二、三お伺いしたいと思いますが、大体総務長官にお伺いしたい予定でございましたが、やむを得ぬ用がございますようですから、お済み次第、御出席方を委員長から要求していただきたい。  まずお伺いしたいのは、内廷費に関連してお伺いしますが、皇室経済法第三条を見ますると、「予算に計上する皇室の費用は、これを内廷費、宮廷費及び皇族費」といういうふうに順序があるわけです。そこで、その順序に従って、まずもって内廷費に関連してお伺いしたいわけです。で、これを歴史的に見ますると、戦前には国庫から四百五十万円が支出されておったようです、過去においてはですね。その国庫から支出された四百……

第46回国会 内閣委員会 第26号(1964/04/23、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回内廷費と宮廷費を中心にお伺いいたしましたので、きょうは順序で皇族費をまずもってお伺いしたいと思います。この皇族費については、皇室経済法の第六条にこの概要が説明してあるわけですが、その説明を見ますると、二千百十五万円を二千二百九十五万円に増額する。そこでまずお伺いしたいのは、この増額の理由は那辺にあるのか、この点をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、増額の理由については、内廷費については物件費一四・五%、これは二年間の消費者物価指数の上昇率という、前回の瓜生次長の御説明があったわけです。ところが、皇族費や物件費の七・二%に押えておられます。この差別はどこか……

第46回国会 内閣委員会 第27号(1964/04/27、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続き二、三お伺いしたいと思いますが、きょうは宇佐美長官何か御都合があってお見えにならぬのですか、何かのっぴきならない御用件で、まずそのことをお伺いしておきます。
【次の発言】 まず、皇室に対する国民の考え方、こういう問題についてお伺いしたいと思いますが、われわれ年配の方々と若い世代の方々との間には、皇室に対する考え方に相当開きがあるように思うのです。特に若い世代の方々の皇室に対する関心は、どう見てもあまり深いとは考えられない、非常に関心が薄い、そういう傾向があろうかと思うのです。その点について宮内庁としてはどういうふうにお考えですか。

第46回国会 内閣委員会 第29号(1964/05/07、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて二、三お伺いしたいと思いますが、新憲法が施行になってから大体二十年ぐらい現在経過しておりますが、その間臨時代行はなかったように記憶しておるわけですが、別段支障はなかったのか、それとも何らかの支障があったのかどうか、こういう問題ですね。それからその間、天皇の海外旅行も起こらなかったのかどうか、そういう海外旅行という問題が起きたこともあったのかなかったのか、こういうことについてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 以前は航空機等の交通機関があまり発達してなかった。いまのようなスピード化は考えられなかったわけです。そこでいざ外遊ということになると、相当長期間のいわゆる……

第46回国会 内閣委員会 第30号(1964/05/12、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に続いて、若干質問をしたいと思いますが、幸い国鉄から磯崎副総裁がお見えになっておりますので、主として国鉄当局にお伺いしたいと思います。  まずお伺いしたい点は、列車の安全運行を確保するということ、そうして事故を完全に防止する、こういう事柄は、国鉄にとって当面最大の任務であり、責任であろうと思いますが、この点について、まずもって当局のお考えをお伺いしたい。
【次の発言】 御答弁ではございますけれども、現状では、国鉄の事故は依然としてあとを断たないのが現状です。言うまでもなく、例の三河島事故、そうして続いた鶴見のように、一挙に数百人の死傷者を出す大事故が相次いで起きておるわけでご……

第46回国会 内閣委員会 第31号(1964/05/14、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて二、三お伺いしますが、まず国鉄当局にお伺いをいたします。  まず、お伺いしたいのは、激増する輸送量と国鉄の事故、こういうことを結びつけて二、三お伺いをします。列車の脱線とかあるいは車両の故障、線路の故障あるいは運転障害、こう数多くある運転事故の直接の原因を検討いたしますと、いろいろ考えられるわけですが、わけて保安を伴わないところの無理な輸送力の増強そして過密のダイヤ、こういう点を指摘せざるを得ないと思うのですが、この点についてはどのようにお考えですか。
【次の発言】 問題は、輸送の需要が激増しておるにもかかわらず輸送力はこれに伴っていない、こういうことであろうと思……

第46回国会 内閣委員会 第32号(1964/05/19、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて、二、三お伺いをしたいと思いますが、この提案理由の説明によりますと、今度移住あっせん所を廃止して海外移住事業団を設立させる。この事業団については四十三国会によって成立しておると思うのです。それで昨年の七月からすでに発足しておるということですが、その事業団については外務省は責任を持ってこれを監督して移住行政に当たらせる。こういう説明でありますが、そこで、まずお伺いしたいのは、この事業団設置に伴ってどのような事務を移管したのか。それから、事業団の現在の事業内容とか実績、そういうものについてその概要をまずもってお伺いしたいと思います。

第46回国会 内閣委員会 第33号(1964/05/21、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて二、三お伺いしたいと思いますが、まず、アメリカの原子力潜水艦の寄港問題については最近情勢が私どもにはよくわかりませんので、まずこの問題について二、三お伺いしたいと思います。  申し上げるまでもなく、日本の国民は、世界の歴史で原水爆を被災した最初にして唯一の国民であって、そのおそるべき破壊力を身をもって体験しておるわけであります。ところが、いま核兵器になると、この運搬手段が極限的にいま発達しておるわけであります。人類の生存に対して非常な脅威を与えておるとき、日本国民が憲法の精神と、そうして原水爆被災の体験から、核兵器全廃、そうして東西両陣営の軍事上の緊張緩和、こうい……

第46回国会 内閣委員会 第34号(1964/05/26、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 本法案に対して、二、三大臣を中心に質問をいたしたいと思います。  まず、この提案の説明によりますと、今度地方公営企業制度調査会を設置するということであるので、まずもってこの制度調査会を中心にお伺いしたいと思います。  この調査会を設置して、地方公営企業に関する重要事項を審議調査するということでございますが、まずお伺いしたいのは、この重要事項というのは一体具体的にはどういうことですか。それとまた、政府が調査会に諮問しようとする事項というのは具体的にはどのようなことなのか。その要点だけをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この地方公営企業の経営状況を見ますると、特にここ数年来……

第46回国会 内閣委員会 第35号(1964/05/28、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて二、三お伺いしますが、大臣が十一時半ころお見えになる予定だそうでありますので、大臣にお伺いする問題をあとに回して、若干具体的な問題でお伺いしたいと思います。  まずお伺いしたいのは、エネルギー革命の犠牲者ともいわれている炭鉱離職者の就職促進策のうちで、最も大きな隘路となっておるのは、移転就職用の宿舎及び就職用の奨励金の問題であろうと思います。この宿舎及び奨励金の問題について要点だけをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 よくわかりましたが、その宿舎は三十八年度分五千戸ですね。三十九年は一万戸。三十九年の一万戸の予定というのはわかりますが、三十八年度はもう過ぎたこ……

第46回国会 内閣委員会 第36号(1964/06/02、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて、二、三、大臣を中心にお伺いいたします。  公共料金を一年間引き上げストップしたことに伴って、各地方団体公営バスの赤字の問題がいま問題になっておりますが、この赤字推定額四十八億円の地方債を発行するといういわゆる自治省案実現のために、いま大臣はせっかく努力中だと思いますが、その後、新聞等によっても、まだ結論を得ないままに交渉を重ねておるように伺っておりますが、その後の経過はどうなっておるか、また、その展望については、どういうようなことになっておるか、この点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大体わかったんですが、最初の自治省案に比較して、その今度実現するであろ……

第46回国会 内閣委員会 第37号(1964/06/04、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に続いて二、三お伺いをいたします。  国内外の情勢から見て、全国一律最賃制の確立をはかることと、労働時間の短縮をはかって雇用の安定をはかることがきわめて大事な一つの問題だと思います。ただ、最賃制については、前回大臣からお伺いしてありますので、労働時間の短縮について大臣としてはどのようにお考えになっておるか、その点からまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 近ごろ特にオートメーション化がだいぶ進んでまいりまして、また、一方には膨大な数にのぼる失業者が存在しておる。こういうことからあわせ考えたとき、やはり何と言っても労働時間の短縮ということが直接これに結びついた一つの大きな問……

第46回国会 内閣委員会 第38号(1964/06/09、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 本法案に関連して二、三お伺いしますが、まずこの提案理由の説明を前に承りましたので、この順序に従って最初お伺いしたいと思います。  最初に、国立公園部を廃止し、国立公園局を新設する、こういう御説明がございますので、このほうからお伺いしたいと思いますが、その新設する理由として、ここに理由が掲げられておりますけれども、要約すれば、レクリエーションなどの面を推進するために事務量が非常にふえてきておる、こういうことで国立公園局を新設したいと、こういうことでございますが、それにしては、局の新設の面としては、ちょっと理由がどうもあまり豊富でない、その理由に乏しいと思うわけです。この点をひとつ明……

第46回国会 内閣委員会 第39号(1964/06/11、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に続いて二、三お伺いしますが、大臣お見えになりませんから、主として部分的なことをまずもってお伺いしたいと思います。  先般、提案理由の説明を聞いたわけですが、この一節に、今後児童のある家庭の福祉を増進するための施策を一そう推進する必要がある、その必要から今回児童局の名称を児童家庭局へ変えたい、こういうことであるので、以下この母子家庭とか児童福祉の問題にしぼって二、三お伺いしたいと思います。  そこで、まずお伺いしたいのは、福祉施設の拡充についてということですが、母子対策の総合的一元化の必要がいま強調されておるわけですが、この点については厚生省としてはどのようにお考えですか、基……

第46回国会 内閣委員会 第41号(1964/06/23、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 給与関係の四法はいま提案されたわけですが、順序としてまず恩給法の一部改正案について二、三質問をしたいと思います。ただいま時間の関係もございますから、答弁に当たられる政府の方々には、ひとつ誠意をもって十分な信頼するに足る御答弁をいただきたいということを、まずもってお願いしておきたいと思います。  まず、問題はたくさんございますけれども、まずお伺いしたいのは、外国政府職員、外国特殊法人の職員であった公務員のうち、日満、このケースはある程度解決しておるわけですが、全く同じ事情にあった満日の場合はいまだにこの通算問題が解決していないわけであります。これはもうきわめて不合理きわまるものであ……

第46回国会 内閣委員会 第42号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、ただいま議題となりましたこの総理府設置法に関連して、二、三お伺いしたいと思いますが、順を追うてお伺いしますが、その前に特にお伺いしたいことは、この提案理由を見ますると、本法律案には総理府設置法のほかに、八件の設置法の改正が含まれておるわけです。このような改正案を提出したことは、おそらく前例がないと思う。特に問題なのは、国務大臣を長とする。外局について、これは国家行政組織法においても、その組織とは各省とほとんど同じ扱いを受けておるわけです。ただ外局であるがために、実質上はその長は法律上主任の大臣となっていないけれども、実質上は主任の大臣と何ら変わらないと思うわけです。したがっ……

第47回国会 内閣委員会 第2号(1964/12/01、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 それでは今回の委員派遣報告を便宜上私から申し上げたいと思います。  林田委員、鬼木委員並びに私の三名は去る十月四日から十月九日まで六日間の日程をもって、国の地方出先機関、公務員制度及び自衛隊の実情調査のため、航空自衛隊築城基地、大分県庁、大分行政監察局、宮崎県庁、航空自衛隊新田原基地、鹿児島県庁、海上保安庁第十管区海上保安本部、海上自衛隊鹿屋基地を視察してまいりました。以下調査の概要、特に視察先において述べられました当委員会に対する要望事項に重点を置いて御報告いたします。  第一に、自衛隊関係について申し上げます。まず、航空自衛隊築城基地でありますが、同基地には現在第十六飛行教育……

第47回国会 内閣委員会 第4号(1964/12/04、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、この法案に関連いたしましてまずお伺いしたいのは、提案理由の説明を先般承っていますが、その提案理由の説明によりますと、特にこの法案で改正にあたって重要と思われる点は、本省のいわゆる事務を大幅に地方建設局に委譲するものであると、こういう点にあるのではなかろうかと思うのですが、まず、この点からお伺いしていきたいと思います。
【次の発言】 現在の地方建設局の実情を見ますると、現在ただいまでは大体道路とか河川、こういうものの直轄事業の実施を所掌しておると、こういうことなんですが、今回権限委譲に伴って住宅とか都市計画、こういう関係をも含めておろうと思うのですが、そうして一般行政事務とさ……

第47回国会 内閣委員会 第5号(1964/12/10、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて、法務大臣を中心に二、三の問題について、なお質問を続けたいと存じますが、まずお伺いしたいのは、この一日の当内閣委員会で、大臣は、私の質問に対して、暴力団を取り締まり、これを制圧するためには、まず何といっても、その資金源を断つ必要があると、こういう意味の御答弁をなさっておるわけです。そこでお伺いするわけですが、この麻薬の密売ということについても、これは暴力団にとっては重要な一つの資金源になるのではなかろうかと考えるわけです。この点についてはどのようにお考えになっておるか、まずこのことからお伺いいたします。
【次の発言】 この麻薬の取り締まりについては、厚生省とか警察……

第47回国会 内閣委員会 第6号(1964/12/16、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて、本法案の関係事項二、三お伺いしたいと思いますが、前々からもお伺いしてきたわけですが、結局地建には練達した行政専門家といいますか、そういう方が非常に少ないわけですね。もちろん地建に権限委譲されるということに伴って事務官系統の方が増員されましょうけれども、それは結局一地建当たり十数名という数に限られておる。しかも純粋な定員増ではなくて、結局部内のやりくりということでありますから、そこで考えてみるのに、地建は依然としてその中心は技官にあるわけですね、事の性質上当然技官にあるわけです。そこへ行政事務は非常に幅広くふえてくる。事務系統と技官との間の事務の円滑が期しがたいと……

第48回国会 内閣委員会 第3号(1965/02/04、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 新聞の報道によりますと、去る二日の日に、米軍の三沢基地近くで、航空自衛隊のF104Jが標的を誤認して誤射したという事件がございました。もう日もだいぶたっておりますので、この真相をありのまま詳細具体的にまず御報告いただき、その報告に基づいて若干質問をいたしたいと思います。
【次の発言】 御説明によって概要がわかったわけですが、政務次官の、また相次いでの御説明でも、これは操縦士の過失だというふうに簡単に片づけておるわけです。私はそうじゃないと思うのです。そういうことについては、順次順を追うてお尋ねしたいと思いますが、そこで、あまり問題がなかった、損害はなかったということですけれども、……

第48回国会 内閣委員会 第6号(1965/02/18、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 去る一月十七日から五日間の日程で、議長の承認を得まして、石川、福井両県下の国の地方出先機関、あるいは公務員制度及び自衛隊の実情調査のために、航空自衛隊第六航空団、石川行政監察局、石川県庁、北陸農政局、福井県庁、福井繊維製品検査所、酒伊繊維工業株式会社及び福井精練加工株式会社等におもむきまして、視察をいたしてまいりました。以下、調査の概要を、特に問題点と要望事項について概略御報告申し上げます。  まず、自衛隊に関する調査について申し上げますと、航空自衛隊小松基地には、実戦航空団である第六航空団が所在しておるわけですが、同航空団では、昨年末に飛行群の新設が行なわれて、既存の第四飛行隊……

第48回国会 内閣委員会 第7号(1965/02/25、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回の質問に対しまして、ただいま長官からやや具体的に御答弁があったわけですけれども、まだ不明のところもありますし、不十分の点もございますから、そういう点を拾って二、三引き続いてお伺いをしたいと思います。  まず、法制化の問題ですが、お答えでは目下熱心に検討中ということでございますけれども、これは他の国民に密着したこういう相談部門の方々ですね、たとえば民生委員とか保護司とか、あるいは人権擁護委員、こういう人方の活動を私実際に見てよく承知しておりますし、また、この行政相談委員の方々の実際の行動の面も、委員派遣の際、実際の場面をこの耳でよく聞いておるわけです。しかも、いまお伺いするとい……

第48回国会 内閣委員会 第8号(1965/03/02、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 総理府の総務長官は予算委員会の都合でお見えにならないようですが、それは適当な時期にお尋ねすることとして、恩給局長を中心に、以下次に申し上げる点について二、三お伺いしたいと思いますが、まずお伺いしたいのは、外国政府職員、それから外国特殊法人職員の恩給の通産問題です。これを中心にお伺いしたいと思いますが、御承知のように、外国政府職員、それから外国特殊法人職員であった公務員のうち、日・満ケース、それから日・満・日ケース、これは大体解決しているわけですが、あとへ不公平にも取り残された満・日のケースの場合ですね、この点しぼってまずお伺いしたいと思いますが、で、昭和二十八年の第四十三国会にお……

第48回国会 内閣委員会 第9号(1965/03/04、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回お尋ねした際には、総務長官、予算の関係で御出席なかったわけです。そこで問題は外国政府職員、外国特殊法人、こういう職員の恩給通算問題についてお尋ねしたわけですが、本日も引き続いてお伺いしたいと思いますが、この前お伺いしたことを要約いたしますと、当内閣委員会で、満・日のケースの通算について再三にわたって、全会一致をもってこれをすみやかに解決するよう政府に強く要請したわけです。それに対して当時の総務長官並びに恩給局長から所信の表明がございまして、たとえば、最近の政府、総務長官の所信としては、高い次元において検討を加え、研究の上次の国会までに提出いたしたい、こういうふうに本委員会で公……

第48回国会 内閣委員会 第10号(1965/03/09、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて、まず恩給に関する通算問題について質問を続けたいと思いますが、ただ、ここではっきりさせなければならないことがございますので、まずその問題から申し上げたいと思います。  いままで、総務長官とか恩給局長、さらには恩給問題審議室長、こういう方々の答弁を聞いておりますと、まあそれぞれ新任の方々であるのでやむを得ない点もございますけれども、従来の当内閣委員会での審議の状況についてはあまり認識がないようです。あまり認識がないというと当たりがいいわけですが、私どもから見ると、きわめて認識が薄いということはまことに遺憾の意を表さざるを得ないわけであります。もちろん、恩給とか給与に……

第48回国会 内閣委員会 第11号(1965/03/11、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 人事院の総裁を中心にして、公務員の給与関係について二、三お伺いしたいと思いますが、毎年行なわれてまいりました人事院の勧告は、過去六カ年間続けて完全実施されてこなかったわけですけれども、これは人事院の総裁としては、一つにはどのようにこのことをお考えになるかということ。こうお伺いすると、きわめて遺憾であるとおそらくお答えになると思うのですけれども、その遺憾であるということだけではなく、人事院は申し上げるまでもなく公務員の利益を守るべき立場にあるわけですから、その責任者としては、政府にいかにして完全に実施させるかということについても重大関心を持たざるを得ないわけですね。そこで、いろいろ……

第48回国会 内閣委員会 第12号(1965/03/16、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 防衛庁長官たいへん御多忙のようですから、なるべく御期待に沿うように短時間にお伺いいたしますので、ひとつできればこちらの要望にこたえ得るよう簡潔にお答えいただけばさらに時間を縮小できると思うのです。あらかじめお断わりしておきます。  そこでまずお伺いしたいのは、米軍の輸送機による物資誤投下事件にまず関連してお伺いいたしますが、去る十二日の十時二十五分ごろ、米軍の太田大泉飛行場付近で物資投下訓練をやっておった神奈川県の米軍五四九飛行隊の大型輸送機が同飛行場の近く北側のたんぼヘジープを誤投下したという事件ですが、このことについて要点だけをごく概略、それは長官でなくてけっこうですが、まず……

第48回国会 内閣委員会 第13号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この北海道開発法の一部を改正する法律案に関連して、以下一、二の点について長官にお伺いしたいと思いますが、まず伺いたいのは、北海道開発法そのものについてお伺いしたいわけですが、この法律は、私がここで申し上げるまでもなく、北海道における資源の総合的な開発、そういうことを基本的な事項としてきめておるわけですが、その第二条第二項を見ますと、「北海道における土地、水面、山林、鉱物、電力その他の資源を総合的に開発するための計画」とここで明記しておるわけです。で、ここでいう「その他の資源」というのは一体どのようなものか、まずお伺いしたい。

第48回国会 内閣委員会 第14号(1965/03/25、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて、二、三長官を中心にお伺いいたしたいと思います。  前にも触れましたが、北海道開発庁のおもな機構は開発計画についての調査、企画、立案ということと、これに基づく事業の実施に関する事務の調整と推進、さらには北海道東北開発公庫とか、あるいは北海道地下資源開発株式会社の監督、こうなっておるわけですね。そこでこのことに関連してお伺いするわけですが、北海道東北開発公庫の概要をちょっと御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 次に、北海道の地下資源開発株式会社、これは詳しいことは要りませんから、ただ資金等の問題を中心におおよそその規模が知りたいと思うので、そのことを中心に簡……

第48回国会 内閣委員会 第15号(1965/03/30、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案に関連して二、三お伺いしたいと思います。  まず最初に、順序として少年院についてお伺いしたいと思いますが、今度移転します鈴蘭台学園の移転の理由として、この提案理由にもございますように、施設がだいぶ老朽化してきたこと、学園周辺の地帯がだいぶ宅地が開発されてきたこと、こういう事情があげられておるわけであります。  そこでお伺いしたいのは、現在、全国に大体五十八ばかり、分院がそのほかに三つほどあるそうですが、こういう少年院の中で、この鈴蘭台のように、老朽化あるいは周辺に宅地ができてきた、いわゆる宅地化、こういうような理由で改築ないしは移転を要するような少年院はほかにもあるのじゃ……

第48回国会 内閣委員会 第16号(1965/03/31、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて本法案について二、三お伺いいたしますが、この提案理由の説明を見ますると、文部省職員の定員を改めて三千八百四人増員する、そういう説明があるわけです。三千八百四人増員して九万四千百四十八人となる、こういうことでございますので、そこで、このこと自体に関連してお伺いしますが、国立学校の増員として三千二百十三人増、このうち特にお伺いしたいのは、地方大学の医学部の付属病院関係の増員について、まず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 四百二十四名ですね。そこで、この地方大学の医学部付属病院の定員についてのひとつ文部大臣としてのお考え、所見をまず基本的にお伺いしておきた……

第48回国会 内閣委員会 第17号(1965/04/08、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案に関連して大臣を中心に二、三お伺いしたいと思いますが、本論に入る前に、現在農林省には八郎潟干拓事業に関する研究会、それから地域農政懇談会、この研究会と懇談会の二つがあるようですが、このことに関して一、二、お伺いしたいと思いますが、従来当内閣委員会では、審議会、調査会等については、もちろん必要のものについては当然これは認められるわけでありまするが、しかしながら、あくまでも合法的な、法によるものにしなければならない、また、必要ないものは即刻廃止すべきである、こういう論議が従来繰り返されてきたわけです。で、その当時には、国家行政組織法の第八条違反のものが相当数多くあったわけです……

第48回国会 内閣委員会 第18号(1965/04/13、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案について大臣にお伺いいたしますが、提案理由の説明によりますと、最近、日本の地方行財政については、租税条約の締結等緊密な国際的連携を必要とする問題が増加してきたということ、そこで地方行財政に経験の深い者を海外に常駐させる必要があると考える。そういうことで、自治省定員のうちの一名を在外公館の要員として外務省に移しかえをいたす。こういう趣旨であるようでありますが、そこでまずお伺いしたいのは租税条約の概要ですね、趣旨、おもな面容等についてお伺いをしたいということ。  それからこの租税条約は、昭和二十九年にアメリカと租税条約を締結したのが最初だと思うのですが、以後、諸外国ともだんだ……

第48回国会 内閣委員会 第19号(1965/04/22、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法律案に関連して二、三お伺いいたしますが、前回最終的にお伺いしたのは、農林関係の一般会計予算、このことについてお伺いしたわけですが、本年度の場合は、前年度に対して一〇・一%伸びておる、こういうことをもとにして大臣から御説明があったわけですが、一〇・一%も前年度より比して伸びたというと相当伸びたような一応の感じを受けるわけですけれども、それをさらに検討してみますると、国の総予算の膨脹ぶりを見ると一二・四%伸びておるわけです。したがって、農林関係は、これに比較して二・三%の伸びの率が低いということになるわけですね、数字から見ると。二・三%も総予算の膨脹ぶりに比して低いということは……

第48回国会 内閣委員会 第20号(1965/04/27、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案に関連して二、三お伺いしたいと思いまするが、その前に臨時行政調査会が行政改革に関する意見を昨年九月に発表いたしております。それに対する外務省、特に外務大臣としてのお考えをひとつ基本的なものについてお伺いしたいと思いましたが、大臣お見えにならぬので、ひとつ政務次官から、まずお伺いしたいのは、臨調の行政改革に関する意見に対する外務省として基本的なお考えをまず順序としてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 御発言中ですが、私が伺っているのは、基本的な考えをまずお伺いしたいわけです。具体的な問題はこれからお伺いするので……。

第48回国会 内閣委員会 第21号(1965/05/11、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 本法案について二、三お伺いしたいと思いますが、まず最初にお伺いしたいのは、この改正点についてですね。改正点そのものについてまずお伺いしたいと思います。  そこで、最初にお伺いしたい問題は、この当委員会で恩給の審議に当たった際必ず問題となる問題は、恩給、年金と、それと現職公務員給与とのベースの差の問題、これは常に根本問題として論議されておるわけです。そこでお伺いしたいことは、このベースの差について、総務長官お見えにならぬので、副長官、どのように一体お考えになっておるか。このことをまず御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 この根本問題としていま御説明ございましたけれども、まず……

第48回国会 内閣委員会 第22号(1965/05/13、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて、本法案に関連の二、三問題について質問申し上げたいと思います。時間の関係もございますから、恩給局長に前もって要望申し上げておきますが、誠意を持ってひとつ要点を重点的に簡明にお答えいただきたい、あらかじめお願い申し上げておきます。  さて、最初にお伺いしたいのは、この前に、日・満・日と日・満のケースについては、ほぼ解決しておりますけれども、満・日の問題については、まだ解決の糸口はついておりませんので、前回も強く要望申し上げましたように、ひとつこの問題とは真剣に取り組んで、近い将来必ず解決できる、また解決しなければならない、こういうひとつ心組みで真剣に取り組んでいただ……

第48回国会 内閣委員会 第23号(1965/05/18、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 本法案に関連して二、三お伺いしたいと思いますが、まずお伺いいたしたいのは、臨時行政調査会が行政改革に関する意見を各省庁関係にも出しておるわけですが、それに対する経済企画庁関係分だけに限定して、現役企画庁長官としての基本的な考え方、受けとめ方、こういうことをまずもってお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 その程度でけっこうです。具体的な問題は順を追うてお伺いするつもりで、最初はこの臨調の改革意見に対する長官としての基本的なお考えを、また受けとめ方ですね、これをお伺いしたわけなんです。そういういま詳細御説明がございましたが、基本的なお考えをお聞かせいただきたいと思う。以下具……

第48回国会 内閣委員会 第24号(1965/05/19、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 本法案に関連して官房長官を中心に二、三お伺いしたいと思いますが、まずお伺いしたいのは、憲法調査会を設立したことに関連したことで、一、二お伺いします。  憲法調査会は立法の趣旨にも明らかになっておりますように、現行憲法を改正する意思を決定する目的のもとに設置されたものであろうと思うのです。そこでそうだとすると、憲法改正の手続行為のその一部を行なう機関を内閣のうちに設置するということは、これは何と見ても憲法九十六条に違反するのではないか、こういうふうに考えられるわけです。このことに対する官房長官の御見解をまずお伺いしておきたいと思います。

第48回国会 内閣委員会 第25号(1965/05/25、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて二、三お伺いしたいと思いますが、まずお伺いしたいのは、佐藤内閣の憲法改正問題に対する基本的な考え方、こういうことに関連してまずお伺いしたいと思います。  佐藤内閣は、成立したその直後の第四十七国会で、昨年の十一月であったと思いますが、衆議院の予算委員会で総括質問がありましたその冒頭で、池田総理の憲法改正に対する考え方と佐藤総理のそれとは明らかに違いがあったということ、こういうことが問題となったわけですが、そこでまず佐藤総理は、昨年の七月に総裁立候補の際には、憲法問題は国民世論の熟するのを待って取り上げたい、取り組むと、こう言っておられたわけですが、この降りでは、佐……

第48回国会 内閣委員会 第26号(1965/06/01、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて二、三お伺いしたいと思いますが、まずお伺いしたいのは、陸上交通安全調査会の設置について、一、二お伺いしたいと思いますが、五月十八日付で、総理府に陸上交通安全調査室が置かれたようです。そこで、このことでお伺いしたいのですが、まず交通事故の現状はどうなっているかということと、最近五カ年間の傾向ですね。いまこまかい数字は要りませんから、そういう具体的なことについては長官でなくてもけっこうです、どなたでもけっこうです。
【次の発言】 なおお伺いしたいのは、この調査室の所掌事務ですね。所掌事務は一体どうなっておるかということと、職員の構成、それと予算措置、こういうことについ……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1965/08/17、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 ただいま勧告の概要について総裁から御説明があったわけですが、時間の関係もございますから、二、三の問題にしぼってお伺いしたいと思います。  まずお伺いしたいのは、今回勧告を行なうにあたって、人事院としては、その重点を一体どこに置かれたのか、この問題をまず明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 この報告を見てよくわかりますように、労働省の毎勤統計から見ると、昨年四月から本年四月までの民間給与は、一〇・七%も上昇しておるわけですね。で、昨年は九・九%であって、本年はそれ以上に上昇しておることは明白であるわけです。ところが、人事院の調査によると、官民給与の較差は五・六%となっ……

第49回国会 内閣委員会 第2号(1965/08/05、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 総務長官お見えになっておられぬようですから、総裁を中心に給与問題を二、三お伺いいたします。時間があまりございませんから、二、三の問題にしぼってお伺いしたいと思います。  まず、最初にお伺いしたいのは、勧告の時期が緊迫してきておるわけですが、昨年十月の閣議でこういり決定がなされておるわけです。予算編成の実情にかんがみ、勧告の時期の検討につき、人事院に要請することを検討するものとする、こういう内容の閣議決定がなされておるわけです。これに関連してお伺いするわけですが、人事院はこの要請について、いままでどのような検討をなされてきたのか、そのことについてお伺いいたします。

第49回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1965/09/30、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 過般勧告されました人事院の給与改定に関して、特に総務長官にお伺いしたいのは、実施時期に焦点をしぼって、以下数点についてお伺いをしたいと思います。  総務長官が時間の制約がありますから、ひとつなるべく前向きの姿勢で、明快にお答えいただきたいと思います。  まずお伺いしたいのは、政府では、最近いわゆる五人委員会をつくられて、主として実施時期の問題についていろいろ協議なさっておるのであります。今日までの経緯と、協議の結果等についてまずもってお伺いしたいと思います。
【次の発言】 人事院は八月十三日に政府並びに国会に公務員給与の改定に関する勧告をしたわけですが、これを分析してみると、基本……

第49回国会 内閣委員会 第3号(1965/08/10、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案に関連して、大臣を中心に二、三お伺いしたいと思います。  まずお伺いしたいのは、今回の改正案をよく見ますると、従来の改正案の最も重要な改正点であり、かつ国会でも論議の焦点となった地方建設局への事務委譲、この項に関する改正は全然削除されておるわけです。今回これを削除した理由は一体どういうことなのか、まずこの点からお伺いしたい。
【次の発言】 そうしますと、建設省としては、従来からの国会における審議の経緯とか、あるいは指摘された問題点、まあ問題点の二、三をあげると、中央官庁の事務を地建に委譲することによって二重行政あるいは三重行政の弊が出てくるとか、あるいは職員の整理、首切り……

第49回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1965/10/04、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、防衛上の時の問題について、二、三問題をしぼって、まず、長官を中心にお伺いいたしたいと思います。  まず順序として、最初米軍の基地についてお伺いしたいと思います。アメリカの基地に対する国民感情は、年を追って非常に緊迫しておるのが実情だと思います。特に、南ベトナム戦が開始されてからその度合いが一そう深刻になってきておると思うわけです。最近における米軍の基地使用状況を見ますると、いろいろ国民の感情を無視したかのごとき状況が相次いで起きておるわけです。たとえば茨城県の勝田市における米軍機のF105、この誤射事件、あるいは基地周辺における騒音のための民家の移転とか、あるいは今回、後ほ……

第49回国会 内閣委員会 第4号(1965/08/11、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 昨日に引き続いて本法案に関連する問題について二、三お伺いいたしますが、以下ここに提案理由の説明にございます宅地部とか用地部、建設大学、公共用地審議会、こういう順序になっておりますので、その順を追うてお伺いしたいと思いますが、最初に基本的な問題で一点だけお伺いしておきますが、昨年の九月臨時行政調査会が行政改革に関する意見を各省庁に出しております。この臨調の改革意見に対して各省庁がまたこれに対しての意見を出しておるわけです。そのことに関してお伺いするわけですが、まず大臣にお伺いしたいのは、臨調の行政改革意見に対する建設大臣としての基本的なお考え方はどういうことなのか。

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第9号(1965/12/03、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、衆議院の段階で自民党の多数暴力のためにわが社会党委員の審議がきわめて短時間に寸断されたためにほとんど触れることのできなかった日韓関係に伴う軍事問題、この一点に問題の焦点をしぼって、佐藤総理をはじめとして、防衛、外務等の各関係大臣に御質問申し上げたいと存じます。  まず、最初に、順序としてお伺いしたいのは、バッジ・システムに関してでございますが、このバッジ・システムは、日本の自衛隊が第二次防の計画でこれを採用決定して今日に至っておるわけです。この日韓条約がもし成立いたしますと、日韓のいわゆる国交の正常化という段階になるわけです。その暁には、このバッジ・システムを韓国あるいは台……

第51回国会 災害対策特別委員会 第8号(1966/06/13、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 このひょう害について関係各省に二、三お伺いしたいと思います。  いま日本の多くの農家は、農業だけではなかなか生計が立たないので、大事なたんぼや畑は御老人や御婦人にまかせて、いわゆる三ちゃん農業という変則な形で苦しい経営が続けられておるわけであります。そうして御主人は出かせぎに出て生計を補う、こういう苦しい営農の実態、こういうときに、今回農林省から御報告のあったような埼玉はじめ北関東三県、全国御指摘のあったような県に相当大きなひょう害があったわけです。ここには持ってきませんでしたけれども、相当大きな――カササギのような小鳥もひょう害で即死するというような、ことほどさように激しいひょ……

第51回国会 内閣委員会 第3号(1965/12/27、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、この法案に関連して、まず人事院総裁に二、三お伺いをいたしたいと思います。時間があまりございませんので、問題を要約してお伺いしたいと思いますので、答弁もひとつ要点をお聞かせいただきたいと思います。  本年の人事院勧告にあたって毎勤統計による民間給与の動向を見ますると、公務員に最も近いと言われておる製造業、この関係の面における管理とか事務、労働者においても、八・九%の上野を示しておるわけです。一方、消費者物価は、御承知のように、約全国都市で九・九%、生計費は全国で七・七%というふうな上昇を示しておるわけです。こういう状況であるにもかかわらず、人事院が行なった官民給与の較差は、本……

第51回国会 内閣委員会 第6号(1966/02/17、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 順序として、まず恩給の通算について二、三お伺いしたいと思いますが、外国政府それと外国特殊法人の職員であった公務員の恩給通算問題、こういうことについてお伺いするわけですが、いろいろ各方面に関係がありますけれども、本日のところは、満・日のケースに限定してお伺いしたいと思います。この満・日ケースの者は恩給最短年限までしか通算されていないわけであって、最短年限をこえる実在職年については切り捨てられておるというこの現行法規はまことに不合理、不公平ではないか、こういう観点に立ってお伺いするわけです。と申しますのは、日・満・日または日・満、こういうケースの場合は完全に通算が現行法で認められてお……

第51回国会 内閣委員会 第7号(1966/02/22、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 三木理事、八田委員並びに私の三名は、去る一月十一日から十七日まで七日間の日程をもって、国の地方出先機関、公務員制度及び自衛隊の実情調査のため、徳島、香川、高知の三県に出張いたしまして、各県庁をはじめ、海上自衛隊第三航空群、四国管区行政監察局、四国地方建設局、人事院高松地方事務所、高知海上保安部、室戸岬測候所を視察してまいりました。  以下、調査の概要について簡単に御報告申し上げます。まず、徳島、香川、高知の各県庁における調査につきまして、便宜一括して申し上げます。  各県庁におきましては、主として各県における国の地方出先機関につき、特に地方自治との関連において、その機構、業務運営……

第51回国会 内閣委員会 第11号(1966/03/10、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 本日は御遠路のところ、かつ御多忙な御日程で、たいへんお疲れのところをまげて御出席いただきまして、たいへん御苦労さまでございました。せっかくの機会でございますので、いろいろとお伺いしたいところではございますけれども、時間の制約もございますので、以下二、三の問題にしぼってお伺いをいたしたいと存じますので、簡潔にお答えいただきたいと存じます。  まず、お伺いいたしたいのは、施政権の返還の問題についてでございますが、この問題については、本参議院におきましても、三十七年の三月、本会議において全会一致の決議を上げておるわけです。それから四年経過しておるわけでございますけれども、いまだにその解……

第51回国会 内閣委員会 第12号(1966/03/17、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、当委員会で昭和三十四年以来引き続いて取り上げております太田大泉米軍飛行場返還問題について、前回お伺いしたことに引き続いて若干お伺いしたいと思います。この太田大泉の飛行場は、御承知のように、昭和二十年の十一月終戦と同時に米軍に接収されて、自来米軍の基地として今日に及んでおるわけです。昭和三十三年十月に駐留軍の移動に伴って群馬県の駐留軍施設はこの飛行場だけを残して全部返還されて現在に至っておるわけです。  そこでお伺いするわけですが、この飛行場は、申し上げるまでもなく、物資投下訓練の飛行場であるわけです。毎月実情を見ますると、数日間一機が飛んで来て物資投下訓練をやる、そういう程……

第51回国会 内閣委員会 第13号(1966/03/22、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案に関連して二、三お伺いしたいと思います。まず順序としてお伺いしたいのは、この法案自体によりまして無機材質研究所の設置について、こういう点にしぼってまずお伺いしたい。今回の改正案によりますと、非金属無機材質なるものの創製に関する研究を行なうために科学技術庁の附属機関としての無機材質研究所を新設すると、そういう趣旨のようでありまするので、そのことについてお伺いするわけですが、無機材質の研究については、従来から東京大学の物性研究所においても研究を続けておったというふうに聞いておるわけですが、今回設置法を改正して、特に科学技術庁の附属機関として新たに研究所を設置しなければならない……

第51回国会 内閣委員会 第14号(1966/03/24、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて若干お伺いしたいと思いますが、まずお伺いしたいのは原子力関係についてですが、科学技術庁で重要政策の一つとしておりますいわゆる原子力の平和利用推進の中で、原子力発電については、三十六年に原子力委員会が決定された原子力開発利用長期計画、こういう計画があったと思いますが、今度この計画を改定する作業に着手するとのことでありますけれども、長期計画を改定せねばならない理由は一体那辺にあるのか、こういうことについてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、たとえば従来からありました原子力発電計画、こういうものには影響があるのか、それともないのか。もしあるとす……

第51回国会 内閣委員会 第15号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて二、三お伺いしたいと思いますが、科学技術活動を盛んにする源泉は何といっても人材にあろうと思います。ところが、この人材についてはなかなか一朝一夕にその養成はできないと思うのです。そこで、先進諸国では、あるいは科学技術者の養成とか需給ということについて国が長期的な観点に立って計画を進めておる、こういう実情にあろうかと思うのです。で、一方、日本の場合は、高等教育を受けた者あるいはそれに相当する学力を受けた科学技術者、私の調べによりますと、科学技術者の数は大体現在で九十五万ぐらいだと推定されるのですが、これはちょっと前のですから、現在は大体どのくらいの数字になっておるかと……

第51回国会 内閣委員会 第16号(1966/03/30、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて二、三お伺いしますが、最初お伺いしたいのは、同和地区内、それと同和の方々の就業状態、これは一体どうなっておるかということを、この際、お伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 私がいまお伺いしたのは、そういう意味ではなくして、同和地区内の、そして同和の方々の、業に就く、たとえば学校の就学率なんてよく言いますが、就業ですね、就業状態はどのようになっておられるかと、こういう点からお伺いしたわけです。
【次の発言】 なおお伺いいたしますが、全国の同和人口の中で生活保護法の適用を受けている方々は、大体、世帯でいいですが、どのくらいか、こういうことをお伺いしておきたい。

第51回国会 内閣委員会 第17号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案に関して、二、三お伺いいたしますが、まず順序として、この提案理由にもございます調査局の廃止、文化局の設置、このことについてお伺いいたしますが、その前に、大臣の御都合ですが、文教委員会でも大臣の出席を求めておって、両方で取り合いのような形になりますから、なるべく問題をしぼって、まず大臣にお伺いし、同僚の山本君も大臣に質問を要望しておりますから、なるべくしぼってやりますから、ひとつ御答弁も前向きの姿勢で、思い切ってちゅうちょされることなく、英断をもってお答えいただきたいと思います。そういうことを冒頭にお願いして、質問に入りたいと思います。  この文化行政に関する機構の整備をは……

第51回国会 内閣委員会 第18号(1966/04/12、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、この法案に関連いたしまして、二、三大臣を中心に、若干お伺いしたいと思います。  まず、順序としてお伺いしたいのは、この改正案を見ますると、二つの内局を改組することになっておるようですが、この理由をまず承りたい。
【次の発言】 次にお伺いしたいのは、両局の改組後の機構とかあるいは定員についてお伺いしたいと思います。もちろん御答弁は、基本的な問題は大臣にお伺いしたいわけですが、事務的なことは政府委員のほうからでもけっこうです。
【次の発言】 提案の趣旨説明を先般承ったわけですが、それによりますと、また、いま大臣の御答弁の中にも御指摘がございましたが、臨調の答申の趣旨に従いという……

第51回国会 内閣委員会 第19号(1966/04/14、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私はこの国家公務員災害補償法に関連して、二、三お伺いしたいと思いますが、この法案は、申し上げるまでもなく、総理府の所管であり、人事院との密接な関係のもとに行なわれておる。また、労働災害という立場から労働省にも関係があるということで、多岐にわたるわけですが、お伺いすることについてはそれぞれの立場でひとつお答えいただきたいと思います。  まず最初にお伺いしたいのは、今回の補償法の改正の目途となるところの労働者災害補償保険法の改正については、すでに三十九年の十二月に労災保険審議会の答申によって要綱がきめられており、四十八国会でもすでに成立を見ておるわけですが、人事院の意見、申し出がそれ……

第51回国会 内閣委員会 第20号(1966/04/19、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて二、三お伺いいたします。  保険法で平均賃金の二〇%の変動があった場合には、この給付額を改定するということになっておるわけです。そうだとすると、補償法についても公務員の賃金が二〇%変動があった場合には、年金額の改定を行なうべきであるということが理の当然であろうと思うのです。そこで人事院にまずお伺いいたしますが、今後年金のスライド制について、どのように対処されようとしておられるのか、まずこの点からお伺いいたします。
【次の発言】 このことについて総理府の立場ではどのようにお考えですか。
【次の発言】 この恩給法などのスライド制は、言うなればまだ精神規定の限度を越えて……

第51回国会 内閣委員会 第21号(1966/04/21、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて二、三お伺いいたしたいと思いますが、きょうは時間の関係もございますから、問題を東南アジア開発閣僚会議にしぼってお伺いしたいと思います。  まずお伺いしたいのは、去る四月六日、七日の両日にわたって東京で開かれました東南アジア開発閣僚会議に関連したことですが、この会議は戦後初めて日本の音頭とりで開かれた国際会議であるということになりますが、外務省はその当時、たいへんこれは成功であったというふうに満足しておったようでありますけれども、よく検討してみますると、わずか二日間の会議で、また、各国に対する援助についても何ら具体的なものはないわけですね。で、具体的な問題については……

第51回国会 内閣委員会 第22号(1966/04/27、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 本法案に関連して二、三お伺いしたいと思いますが、まず順序として、港湾に直接関係の面でお伺いいたしますが、この提案理由の説明を見ますると、海運局で所掌している航法に関する事務を今回海上保安庁に移管するということでありますが、その理由は一体どういうことですか、まずそこから御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 いま御説明の要旨があったわけですが、そうだとすると、海上保安庁では、今後航法に関する事項については企画立案からその実施まで一元的にこれを行なう、そういうことになろうかと思うのですね。  そこでお伺いするわけですが、従来、航法に関する事務の運用に当たってきた海上保安庁として……

第51回国会 内閣委員会 第23号(1966/05/10、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて若干御質問申し上げたいと存じます。  まずお伺いしたいことは、今回航空交通管制区域を三つに分化したようです。札幌、東京、福岡に管制部を設置することになっておるようですが、そこでこのことについてお伺いしたいわけですが、管制区域の三分化ということ、これは一体どういうことか、それとその必要性は一体那辺にあるのか、こういうことについてまず御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そこでお伺いいたしますが、今回の管制区域の三分化が行なわれることになったわけですが、航空路の管制はこれで十分であるのかないのか、あるいは将来さらに検討を要する点があるのかどうか、こういう点につ……

第51回国会 内閣委員会 第24号(1966/05/12、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案の内容について、いろいろさらに検討いたしました結果、特に最近たび重なる航空事故の発生ということを考えた場合、どうも航空保安の万全を期するためには、内容的に遺憾の点が特に見出されたわけであります。そこでこの問題について、大臣にいま一度確認しておきたいと思いますので、ひとつ前向きの姿勢で御答弁いただきたいと思います。  その内容は、いま申し上げた航空事故の、しかも大航空事故の連続にかんがみて、この際運輸省としては、航空保安の万全を期する義務があろうかと思います。そこで航空保安要員についてはすみやかに――前に閣議で了解を得ておるというふうには聞いておりましたが、凍結欠員について……

第51回国会 内閣委員会 第25号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて若干お伺いしたいと思いますが、関連として、この行政相談委員が公務員の範囲から除外されるということになると、たとえば業務上の災害を受けた場合、あるいは他に損害を与えたような場合は、その措置が一体どういうふうになるのか、その点についても行管としては措置を考えておられるか、この点について御説明いただきたい。
【次の発言】 次に委員の配置についてお伺いいたしますが、説明によりますと、全国の市、区、町村に原則として一名を配置する、こういうことのようですが、しかし、同じ市といっても、ずいぶんピンからキリまでで、相当大きな市になった場合でも原則として一人ということになると、なか……

第51回国会 内閣委員会 第26号(1966/05/31、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案に関連して以下若干の質問を申し上げたいと思いますが、まず順序としてお伺いしたいのは、今度恩給、年金に関する調整規定が設けられることになったわけであります。しかし、よく考えてみると、この調整規定を設けてもあまり意味がないんではないかと、こういうふうに思うわけです。と申しますのは、たとえば公務員の給与については御承知のように、生計費とか物価、民間の給与、こういうものと、事情の変化を勘案して五%以上の変動等があった場合には給与改定が行なわれておるわけです。ところが、恩給についてはこういうことは何ら考えられないわけです。調整規定がたとえ設けられても、給与のように五%の云々というこ……

第51回国会 内閣委員会 第27号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法律案に関連して、以下問題点についてお伺いしたいと思います。  最初に、順序としてお伺いしたいのは、この法律案は一時提出見合わせというふうに承っておったのであります。ところが、だんだん国会が進展して、会期も残り少なになってから、急にこの法律案が提出されておるわけです。こういうふうに提案が遅延された理由は一体那辺にあるのか、まずこのことからお伺いいたします。
【次の発言】 いま大臣から御指摘の中にございましたが、行管としては、従来から審議会等の新設は一切認めない、こういう方針を堅持してきたわけであります。ところが、この審議会だけについて、いま大臣はこれは特例だとおっしゃっておら……

第51回国会 内閣委員会 第28号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、この防衛施設周辺の整備等に関する法律に関連して、以下若干質問申し上げたいと思いますが、最初に本論に入る前に、まずお伺いしておきたいのは、同じく基地問題である太田大泉米軍飛行場返還問題について、その後の見通しについてこの機会にただしておきたいと思います。松野防衛庁長官は、三月十七日であったと思いますが、当委員会で私の質問にお答えになって、今国会会期中に返還のめどをつけたい意味の御答弁があったわけです。返還のめどは一体どのようになったか、そういうことをまずお伺いしたい。
【次の発言】 三月十七日の当委員会で、そのときのことばで、今国会会期中ということになると、五月十八日で一応会……

第51回国会 内閣委員会 第29号(1966/06/09、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて恩給法に関連いたしました質問をいたしたいと思いますが、まず順序としてお伺いしたいのは、外国政府及び外国特殊法人職員であったかつての公務員の恩給通算に関して、いわゆる満・日ケースの場合をお伺いしたいと思いますが、この満・日ケースの場合、前回恩給局長中心にお伺いしたわけです。大臣の御都合で御出席がなかったのです。そういう事情もありますので、本日は総務長官を中心に若干の質問を行ないたいと存じます。  いま申し上げました満・日ケースのものは、恩給の最短年限までしか通算されないで、結局実在職年限が切り捨てられておるわけです。こういう現在の法規は不合理でもあるし、不公平でもあ……

第51回国会 内閣委員会 第30号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に続いて若干お伺いしたいと思いますが、総務長官はやむを得ぬ事情で文教委員会のほうへ御出席でお見えでありませんので、総務長官に対する質問は後日に保留しておきたいと思います。  まず、お伺いする前に資料の提出をお願いしておきたいと思いますが、恩給局は、このたびの恩給法改正案作成の過程において従来からの恩給法上の懸案問題として関係方面から提出されている課題は四十項目にのぼっておる、こういう旨の御説明があったわけです。そこでこの四十項目の懸案事項をひとつ資料として当委員会に御提出いただきたい。このことをまずもってお願いして質問に入りたいと思います。  恩給通算を規定しております昭和二……

第51回国会 内閣委員会 第31号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて恩給問題をお伺いいたしますが、時間の関係もございますので、従来総務長官、恩給局長を中心にお伺いしてまいりました満・日ケースの場合の問題点の一点に集約して一点だけお伺いいたしたいと思います。  この問題については私はしばしば申し上げておりますように、数年にわたって本委員会において論議してきたところでございますが、政府としては、恩給支給上、公務員でない期間を公務員に準じて扱うかいなかの基準については、一つとしては、この機関が国家機関に準じたものであるかどうか、こういう点が一つ。また二つには、政府と人事交流があったかどうか、こういう点にあるということを再三論議してまいり……

第51回国会 内閣委員会 第32号(1966/06/25、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 時間の制約もございますので、以下人事院総裁に対しましてILO八十七号条約に関係を持つ面で、二、三お伺いしたいと思います。  昨年国家公務員法などのILO関係国内法の取り扱いについて、関連四法案中の問題点に関する条項については公務員制度審議会の答申を得るまでその施行を延期する、そして審議会の答申が出ればこれを尊重して所要の改正を行なう、こういう船田議長のあっせん案に基づいて国公法改正案が成立したわけです。で、相次いで公務員制度審議会も設置されたのでありますけれども、これらの重要な問題点について、この公務員制度審議会が全く政府の意向どおり原案施行を答申したことはまことに遺憾のきわみと……

第51回国会 内閣委員会 第33号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 本法案に関連して、以下二、三お伺いしたいと思いますが、まずお伺いしたいのは、いわゆるやみ審議会等についてこの機会に長官のお考えをただしておきたいと思うわけです。たとえば先般の労働省設置法を当委員会で審議いたしました際も問題になりました臨時家内労働調査会、これなどは従来から当委員会でしばしば問題になってきたにもかかわらず、三十四年からそのまま存置されてきたわけです。このことはきわめて遺憾であると指摘申し上げなければならないわけです。  そこでお伺いするわけですが、現在この類のものが各省庁にどの程度置かれているのかという点と、また行管はこのことをどのように把握されておるかということを……

第52回国会 建設委員会 閉会後第1号(1966/09/12、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、いま問題になっております群馬県吾妻川に計画されている八ッ場ダムの問題について、大臣を中心にして二、三御質問したいと思います。利根川総合開発計画の一環としていま沼田ダムの建設が進められておるわけですが、この建設の計画に対して、群馬県知事は、地元のあのような大きな犠牲をしいてまでも建設する意思はない、こういうことを先般の県議会で答弁して、その答弁を通して公式な見解を述べておるわけです。また、いまお伺いしようとする八ッ場ダムの問題についても、地元民は反対期成同盟をつくって、大体昨年の年末ころから猛烈な反対運動を展開しておるわけです。このように沼田あるいはこの八ッ場ダムのいずれにし……

第52回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1966/08/26、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 ただいま総裁からるる御説明のありました人事院勧告について、総裁を中心に以下二、三の御質問を申し上げたいと思います。いまの御説明で明らかになったように、毎勤統計による民間給与は例年とほとんど変わりない上昇を示しておるわけです。また、消費者物価、生計費についても同様に高騰を示しておる、ただいまも御説明があったとおり。こういうふうに例年と変わりない条件のもとにおいて、人事院の調査の官民給与の較差が昨年よりさらに下回って五・二%という全く納得できない数字が出てきておるわけです。そこでお伺いいたしますが、このような数字の出た根拠と、その理由についてまずもってお伺いしたいと思います。

第52回国会 内閣委員会 第2号(1966/07/19、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 六月二十五日に、当委員会で、私は、佐藤総裁に対して管理職員の範囲についてお伺いしたわけですが、その御答弁に関する限りはまことに理路整然としてりっぱなものであったと思うのですが、そのとおりでいけば、総裁がこういうふうなお考えならば、おそらく公平また厳正なILOの精神に沿うた人事院規則が制定せられるであろうことを大いに期待申し上げておったわけです。  きて、七月九日に施行せられましたこの人事院規則を一覧するに及んで、遺憾ながらこの期待は全く裏切られてしまったわけです。  以下、具体的な問題について、二、三お伺いしたいと思うわけですが、一つは、公務員制度審議会の答申において、管理職員の……

第52回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1966/09/26、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 給与の問題で二、三お伺いしたいと思いますが、その前、いま北村委員の台風対策に対する政府の姿勢の問題について一書お伺いしたいと思いますが、いまお聞きしていると、総務、長官は対策について真剣味が足りないことはない、真剣にやっているのだ、そういうことですけれども、あの台風は大体一番中心は夜半であったわけです。したがって、日曜の朝方には大体おさまっているわけです。そこでほんとうに真剣味があるなら緊急に、日曜も土曜もないと思うわけです、緊急性には。したがって、ほんとうに政府にこの台風に対する真剣味があったならば、即日、さっそく緊急に閣議を開いて、そうしてこの緊急性のある台風対策を昨日早朝に……

第52回国会 内閣委員会 第3号(1966/07/21、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、いまから若干の時間、建設省官下にありました組合員に対する不当労働行為に関係して、二、三お伺いしておきます。  私が申し上げるまでもなく、建設省は約三万五千七百名をかかえた大世帯でありますが、このうち約九二%の三万二千五百名は地方建設局関係の職員となっておるようです。この三万有余名の地建関係の課長補佐以下の職員の人事権、任免とかあるいは配属、昇任、昇給等、このような人事権は便宜上地方建設局長にゆだねられておるようであります。しかし、ゆだねてはおっても、本省としては当然最終的には責任があるわけです。それでお伺いするわけですが、人事管理上どのような基本方針を地方に示しておられるの……

第52回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1966/10/17、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、以下、上林山防衛庁長官のお国入りに際しての一連の行動について若干お伺いしたいと思います。もちろん御本人はいまアメリカに行っておるようでありますので、本日で終わるわけでありません。本格的には長官帰国の上、即刻追及したいと思いますが、そこできょうは、政務次官並びに官房長に二、三お伺いしておきたいと思います。  まず順序としてお伺いしたいのは、上林山長官はいまアメリカに行っておりますが、このアメリカに行っておること自体にもいろいろ問題があるようでありますけれども、これは別問題として、アメリカからいつ日本に帰られるか、まずそのことからお伺いしたい。

第52回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1966/10/28、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、上林山長官のお国入り問題に対して若干の質問をしたいと思いますが、ただ御承知のように、昨日、中国においてミサイル用の核弾頭の核実験があったわけですが、きわめて緊急性のある問題でありますので、お国入り問題に入る前に一、二この際お尋ねしておきたいと思います。  日本時間で二十八日、きょうの午前一時五十分の北京放送は、中国は去る二十七日自国の領土においてミサイル核兵器の発射実験に成功した。そうして次のとおりに発表しているわけです。一つはミサイルの飛行は正常であったということであります。それから二つには、核弾頭は予定の距離で正確に目標に命中し、核爆発を実現したと、そこで日本の防衛庁長……

第55回国会 災害対策特別委員会 第2号(1967/05/27、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) 一言ごあいさつ申し上げたいと思います。  ただいま、皆さま方の御推挙によりまして、委員長の重責をになうことになりました。まことに微力でございますので、今後とも皆さま方の御協力を切にお願い申し上げる次第でございます。よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 まず理事互選についておはかりいたします。  昨二十六日、矢追秀彦君の委員辞任に伴い、理事が一名欠員となっております。この際、その補欠互選を行ないたいと思います。  互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第55回国会 災害対策特別委員会 第3号(1967/06/09、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る六月一日大森創造君及び森中守義君が委員を辞任され、その補欠として藤田藤太郎君及び大和与一君が選任されました。また本日、矢追秀彦君、高山恒雄君、園田清充君、藤田正明君及び近藤英一郎君が委員を辞任され、その補欠として小平芳平君、中沢伊登子君、土屋義彦君、中村喜四郎君及び木島義夫君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  最近の干ばつ及び降ひょうによる被害の激増について、政府から説明を求めます。原農林省審議官。

第55回国会 災害対策特別委員会 第4号(1967/06/21、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る十二日、小平芳平君が委員を辞任され、その補欠として矢追秀彦君が選任され、十三日に中沢伊登子君が委員を辞任され、その補欠として高山恒雄君が選任され、昨二十日山内一郎君が委員を辞任され、その補欠として近藤英一郎君が選任されました。また、本日、木島義夫君及び杉山善太郎君が委員を辞任され、その補欠として小山邦太郎君及び林虎雄君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についておはかりいたします。  現在、委員の異動に伴い、理事が一名欠員となっております。この際、その補……

第55回国会 災害対策特別委員会 第5号(1967/06/23、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  昨二十二日、小山邦太郎君及び中村喜四郎君が委員を辞任され、その補欠として木島義夫君及び山内一郎君が選任されました。  また本日、木島義夫君及び森八三一君が委員を辞任され、その補欠として後藤義隆君及び井川伊平君が選任されました。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。  長野県における六月の集中豪雨及び降ひょうによる被害調査のため委員派遣を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員……

第55回国会 災害対策特別委員会 第6号(1967/07/19、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る十一日、井川伊平君が委員を辞任され、その補欠として藤田正明君が選任されました。また、本日、後藤義隆君が委員を辞任され、その補欠として江藤智君が選任されました。
【次の発言】 第三七八八号、岩手県内における集中豪雨対策に関する請願を議題といたします。  速記をとめて。
【次の発言】 速記起こして。  本請願は、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものと決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さように決定いたし……

第55回国会 内閣委員会 第4号(1967/03/30、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 ただいま議題になりました文部省設置法につきまして、二、三お伺いしたいと思います。  最初に、まずお伺いしたいのは、二十三日提案理由の説明を伺ったわけですが、 「十分御審議の上、すみやかに御賛成」と、そういう強い要望があるわけです。そこでこの御要望に沿うて、十分なる審議をしたいと思うわけです。そういたしますと、この提案には四月一日施行を目途とされておるわけですが、審議のいかんによってはあるいは四月一日施行にならないやもしれないわけです。そういう場合もあり得るわけです。そういう場合には一体どうなさるのか。また、予定どおり四月一日施行の運びに至らぬ場合には何かと政府側として支障が起きる……

第55回国会 内閣委員会 第5号(1967/04/20、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 まず、人事院総裁を中心に二、三日お伺いしたいと思いますが、と申しますのは、人事院勧告の時期がことしも近づいてまいりましたので、その観点からお伺いするわけですが、いままでの人事院の勧告を見てはっきりここで言えることは、たとえば官民給与の較差とかあるいは消費者物価の高騰あるいは生計費の高騰、こういうものに見合うところの勧告がなされていなかったということ、このことははっきり言えると思うのです。いつも毎年のことながら下回った勧告がなされてきた、こういう数字の出た根拠とその理由についてまずもってお伺いしたいと思います。
【次の発言】 たとえば一昨年の官民給与の較差については、数字をあげます……

第55回国会 内閣委員会 第11号(1967/05/25、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案に関連して大臣を中心に二、三お伺いいたしたいと思います。  まず、提案理由の説明を前回拝聴いたしましたので、順序としてその順を追って二、三お伺いしたいと思います。  まず最初に、外務審議官を一名この際増員しようと、こういうことですが、このことについての提案理由については、きわめて抽象的ではありますけれども、前回承ったわけでございますが、いま少し具体的に御説明いただきたいということと、いま一つは、この外務審議官を一名増という提案をなさる今日までの経緯について、その概要をまずもってお伺いしたい。
【次の発言】 役割りはまたあとでお伺いいたします。  新聞の報道によりますと、た……

第55回国会 内閣委員会 第12号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて大臣中心に二、三お伺いしたいと思いますが、前回主として法案に直接関係の面についてお伺いいたしましたので、この際は二、三外交問題についてもお伺いしておきたいと思います。  まず、核拡散防止条約でございますが、この問題は衆参の予算委員会とか、あるいは外務委員会ですでに相当深められて論議されてまいりましたので、私はそういう重複を避けて、別の角度から簡明に一、二お伺いしたいと思うのであります。まず、この拡散防止条約の問題ですが、ジュネーブにおける十八カ国の軍縮委員会は再開されたわけでありますけれども、期待される核拡散防止条約の草案は米ソの意見調整がなかなかつかないままに結……

第55回国会 内閣委員会 第13号(1967/06/01、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 先般大臣から提案理由の説明を承っておりますので、この提案理由の説明に基づいて以下、二、三質問をいたしたいと思います。今回の外国旅費の引き上げにあたって、日当とかあるいは宿泊料などについては一五%、移転料五〇%引き上げているようですが、この根拠についてまず御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 大蔵省は、今回の外国旅費の引き上げにあたって、外国における物価とかあるいは宿泊料、運賃、こういうものの実態調査を行なって、その行なった結果、現行の旅費が実情に沿わないものであるということが判明したから今度改訂だ、そういう意味の提案理由の説明があったわけであります。その実態調査はいかなる……

第55回国会 内閣委員会 第14号(1967/06/06、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に引き続いて二、三お伺いしたいと思います。まずお伺いしたいのは、原子力船関係にまず問題の焦点をしぼって伺います。いろいろと問題のあった原子力第一船の建造については、四十六年度末完成を目途として、いよいよ本年度から建造に着手する、こういうことでありますが、四十二年度予算においても、日本原子力船開発事業団に対して七億五千二百万円が計上されておるわけでございます。当初の計画では海洋観測船とする予定であったようでありまするが、今度の計画では特殊貨物運搬船になっておるようです。これは従来の計画をいわゆる設計変更したのは何か理由があろうかと思います。最初の計画を変えてしまったその理由は一……

第55回国会 内閣委員会 第16号(1967/06/13、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案について、前回大臣から提案理由の御説明を承ったわけですが、最後の段階で、何とぞ慎重に御審議の上云々と、心からなる御要望があったわけです。そこで、私もその御趣旨を十分かみしめながら、以下慎重に御質問申し上げたいと思います。  まず順序としてお伺いいたしたいのは、この提案理由の説明を承りましたその提案そのものについてお伺いしたいと思います。この、今回厚生省設置法の一部改正案は公害部の新設、そして定員の改正ということであるわけですが、この公害部設置の理由については提案理由で一応承っておるわけです。そこでお伺いしたいのは、この公害部設置の経緯、それと別途この国会に提案いたされまし……

第55回国会 内閣委員会 第17号(1967/06/15、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 もう時間もあまりありませんから、問題を幾つかにしぼって、前回の引き続きを行ないたいと思います。  その前に、先ほど稲葉委員から質問のありましたいわゆる幼児教育の一環としての保育所の問題ですね。これはいまは幼児教育はいろいろな角度で重要視されておるわけです。文部省の所管の幼稚園と厚生省の所管の保育所、これを比べてみますると、公立については厚生省のほうの保育所が幾分普及しておるわけです。だからといって厚生省をほめるわけにはいかぬ。文部省があまりにも怠慢過ぎるわけで、程度が非常に低いわけですね。厚生省も低いが、文部省の公立のそれに比べると確かに公立の保育所のほうがいいわけです。だが、し……

第55回国会 内閣委員会 第19号(1967/06/22、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 宮内庁法案に関連して、二、三お伺いをいたしますが、まず順序としてお伺いをいたしたいのは、現在人事院規則で特別職に指定されている宮内庁の職員については、侍従が六人、女官長が一人、女官五人、東宮侍従長が一人、東宮侍従五人、東宮女官長一人、東宮女官三人、計二十二名となっておるわけですね。そこでこのことに関連してお伺いをしたいわけですが、ここに特に特別職としておる理由は、これらの職員の方々を特別職に指定するその理由は、一体どういうことなのか。その辺の御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 次にお伺いしたいのは、宮内庁職員の定員については、ここにもございますが、長官とか長官秘書官、……

第55回国会 内閣委員会 第20号(1967/06/27、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案について二、三お伺いしたいと思いますが、その前に、成田空港について一言だけお伺いしておきたいと思います。大臣は、昨日初めて成田市を訪れたようでありますが、大体どのような目的をもっておいでになったのか、まずそのことからお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、話し合いを推進したいということでおいでになったと、その目的ははっきりしておるわけです。そこでお伺いしますが、その話し合いはいわゆる平穏裏に進められたわけですか、その点はどうなんですか。
【次の発言】 お答えによりますと、反対派の集会があってそれが終わるまで駅長室で待機しておったと、その後は平穏裏に市役所へ入……

第55回国会 内閣委員会 第21号(1967/06/29、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案に関連して二、三お伺いしたいと思います。  まず最初にお伺いしたいのは、この提案理由にございました喜連川少年院の新設に関連して、非行青少年の対策についてお聞きしたいわけです。法務省のお出しになった例の犯罪白書を拝見したのですが、それを見ますると、青少年の犯罪は非行に激増しておるだけではなくして、非常に凶悪化している、それから低年齢層化しておる、そしてまたさらには中流家庭の少年へも彼及しておるということが統計的に示されておるわけです。そこでお伺いするわけですが、この青少年の非行問題がいま、社会問題としてだけではなく、政治問題として多く取り上げられておる現状であるわけです。そ……

第55回国会 内閣委員会 第22号(1967/07/04、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私はこの際、最近起きました新大磯貨物駅の用地買収問題にからんで、運輸省は監督官庁としての責任がおありと思いますので、その観点から一、二お伺いいたしたいと存じます。もちろんこれからお伺いするわけですが、事の性質上、農地法違反というような点からは農水委員会でやることが適当でありましょうし、また、もし不正問題が介在しておるということになりますと、せっかく決算委員会があるわけですから、そういう視野から、ただ監督官庁としての責任をとる観点からだけお尋ねしたいと思うわけです。  国鉄は、例の神奈川県の大磯町に東海道線の新大磯貨物駅の建設を計画中と承っておるわけです。それで、その用地買収にから……

第55回国会 内閣委員会 第23号(1967/07/06、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、この法案に関連して二、三お伺いしたいと思いますが、まず順序として、法案そのものについて一、二お伺いしたいと思います。  順序としてまずお伺いしたいのは、先般、大臣から提案理由の説明を承りましたので、それに基づいてお伺いするわけですが、今回、中国地方建設局に用地部を新設されることになるようですが、最近の用地関係事務が非常にふえておるということ、この趨勢はどのようになっておるか、いわゆる用地事務の増ということの説明はあるけれども、その趨勢は一体どういうことになっておりますか、まずこのことからお伺いいたします。
【次の発言】 いま用地関係の費用の一端を御説明あって、これが用地事務……

第55回国会 内閣委員会 第24号(1967/07/11、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案に関連いたしまして二、三お伺いいたしたいと思います。まず、先般、提案理由の説明がございましたので、その順を追うてお伺いしたいと思います。  最初にお伺いしたいのは、食糧庁に次長制を新たに設ける理由として、「食糧管理制度の適正な運営とその改善」云々と説明されておるわけです。そこでお伺いするわけですが、その実情とその必要性についてひとつ具体的に御説明いただきたい。
【次の発言】 なおお伺いしたいのは、食品工業の体質改善についての実情について御説明願いたい。
【次の発言】 次に、法律職として次長制を新設することにしておるわけですが、大体、総括職である次長格になろうと思いますが、……

第55回国会 内閣委員会 第28号(1967/07/18、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 先般この法案について大臣から提案理由の説明を承ったわけでありますので、まずこの法案自体の問題について二、三お伺いしたいと思います。  この提案理由の説明によりますと、国際金融局次長の新設、こういうことを考えられておるようですが、そこで、この際にお伺いいたしますが、国際金融局に次長を置くその理由として、最近各種の国際会議の頻度が高まり、また、経済協力の進展に伴なう諸外国との交渉、あるいは国内関係各省との連絡調整等の事務をその理由としてあげられておるわけです。そこで、その実績は一体どの程度なのかということをまずお伺いしたい。たとえば、局長が国際会議とか、あるいは対外交渉のために費やさ……

第55回国会 内閣委員会 第29号(1967/07/19、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私はこの法案に関連して二、三お伺いしたいと思いますが、まず、順序として、先般、長官から提案理由の説明を承りまして、本法案の内容の概況を承ったので、順序として、まず法案自体に直接関係のある面についてお伺いしたいと思います。  まず、お伺いしたいのは定員の問題ですが、この提案理由の説明によりますと、今回の定員増四千三百三十一名、その内訳はどうなっておるかという点、それと陸海空三自衛隊の自衛官の増は、それぞれいかなる部隊の編成要員であるのか、こういう点、概要を御説明いただきたいと思います。大綱については長官から御説明いただき、それから具体的な問題は政府委員のほうでけっこうです。

第55回国会 内閣委員会 第30号(1967/07/20、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 まず防衛庁長官にお伺いいたします。昨日の私の最終的な質問であった、この法案は外務省に定員を振りかえて韓国と南ベトナムへ、いわゆる防衛駐在官を派遣するということ、これは私の質問の要旨は、このこと自体に賛成とか反対ということではなくして、この法案が通ってから履行すべき筋合いのものである、こういう角度からお伺いしたわけです。そこで、どうも聞くところによると、韓国へはまだ行ってないようだが、ベトナムへは、もう現実にはこの法案の内容の一部に先行して、すでに派遣されておるのではないかということに対して、あなたから南ベトナムには行っておる、韓国へはいま現在準備中で語学の研修中である、そういう意……

第55回国会 内閣委員会 第31号(1967/07/21、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 今回の恩給、共済年金の一連の改正内容は、年齢によって三段階になっておるわけです。七十歳以上の者が二八・五%、六十五歳から七十歳未満が二〇%、その他の者については一〇%と、こういう引き上げ措置を講じておるわけですが、また、一方、新共済組合法による部分については一律に一〇%の引き上げ、こういう措置が講ぜられておるわけですが、昨年、恩給法をはじめとして各種の共済組合法に、年金の調整規定、いわゆる言うところのスライド制が規定された後の初めての改定であると思うわけですが、今回の年金の引き上げ率は、このスライド規定に基づいたものと当然考えられるわけですが、今回の年金額の引き上げ率とこのスライ……

第56回国会 災害対策特別委員会 第1号(1967/07/27、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) 先国会に引き続き、委員長に推挙されましたが、これまでと同様、皆さま方の御協力を切にお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の互選を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に青田源太郎君、稲浦鹿藏君、武内五郎君及び矢追秀彦君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時九分散会

第56回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1967/09/07、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、このたびの羽越水害におきまして多数の犠牲者が出ましたことは、まことに痛ましい限りであります。つきましては、逝去されました方方の御冥福を祈るため、黙祷をささげたいと存じまするので、御起立をお願いいたします。  黙祷始め。
【次の発言】 黙祷終わります。
【次の発言】 委員の異動についてお知らせいたします。  去る四日、和田鶴一君が委員を辞任され、その補欠として小柳牧衞君が選任され、昨六日、藤田正明君が委員を辞任され、その補欠として白井勇君が選任されました。  また本日、近藤英一郎君及び白木義一郎君が委員を辞任され、……

第56回国会 災害対策特別委員会 第2号(1967/08/18、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る七月二十八日江藤智君及び内田芳郎君が委員を辞任され、その補欠として和田鶴一君及び森八三一君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求についておはかりいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本院規則第五十三条により、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成及び提出の時期等につきましては、委員長に御一任願い……

第56回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1967/11/17、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る十月四日、田村賢作君が委員を辞任され、その補欠として堀本宜実君が選任され、今月十三日森八三一君、小柳牧衞君、伊藤五郎君、堀本宜実君、白井勇君が委員を辞任され、その補欠として佐藤隆君、和田鶴一君、近藤英一郎君、田村賢作君、藤田正明君が選任され、また昨十六日、藤田正明君及び大森久司君が委員を辞任され、その補欠として堀本宜実君及び白井勇君が選任されました。
【次の発言】 次に、本日の理事会の結果について御報告いたします。  本日の議事につきましては、災害対策の基本的な問題及び干……

第56回国会 内閣委員会 第1号(1967/08/01、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この人事院の勧告の時期がいよいよ緊迫してまいりました。そこで、そのことでまずお伺いいたしますが、国会の会期は御存じのように十日までですが、大体、例年の例で八月中旬となっておりますけれども、せっかく国会開会中でもあるし、何とか国会会期中には勧告できないものか。まあ一両日何とかくめんすれば、非常に精励な方々のお集まりの人事院のことであるので、何とか会期中には勧告できないものか、そういう時期についてまずお伺いいたします。
【次の発言】 ここで国会会期中にと言っても、そんならそういたしますとは言いかねると思うわけです。ひとつ、せっかく国会会期中でもあるし、一段とさらに努力を重ねられて、ひ……

第56回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1967/09/04、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 ただいま人事院総裁から御説明のありました勧告について、二、三お伺いしたいと思います。  ただいまの御説明によると、本年四月、官民給与の較差は五・七%、春闘の積み残しは二・二%で、計七・九%という御説明であったわけでございますが、労働省の発表によりますと、調査全産業の常用労働者のきまって支給する給与は本年四月に至る一年間に一一・四%、約三千八百円の上昇となっており、また、特に人事院の官民比較における対象職種に類似しているいわゆる製造業の管理とか、あるいは事務、技術系のそれは一〇・六%、約四千三百円の上昇を示しているわけでございます。また、本年春闘の賃上げ、昇給の結果を見ても民間で一……

第56回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1967/10/13、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は去る九月四日の当委員会で、そのとき給与担当大臣である総務長官が都合でお見えにならなかった事情もあって、官房長官、そうして人事院総裁を中心に若干の質問をしたわけであります。しかしながら、いろいろの経過から見て、まだ具体的に何らのまとまったお答えは全然なかったわけで、それからもう約四十日も経過しておるわけですから、六人委員会、その他関係大臣で完全実施の線に向かって――これは完全実施と言っても、これはきわめて当然な要求であるわけですが、この完全実施の線に向かってどのように努力されたのか、また、その約四十日間の経緯についてあわせてお答えいただきたい。ただきわめて短時間でありまするので……

第56回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1967/11/21、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 当委員会の御決定によりまして、去る十月二日から九日までの八日間の日程で北海道に出張いたしましたので、調査の概要を便宜私から簡単に御報告申し上げます。  この調査の目的は、当委員会の所管業務である国家行政組織、職員の配置、給与及び自衛隊の実情等を調査することでありまして、視察先は、北海道庁をはじめ、北海道所在の航空自衛隊及び陸上自衛隊、人事院北海道事務局、北海道管区行政監察局、北海道開発局及び釧路、網走開発建設部、北海道釧路支庁、海上保安庁釧路海上保安部、網走刑務所、北見営林局、農林省北見統計調査事務所等でありました。このほか釧路港及びウトロ港の修築状況、新営なった農林省北海道農業……

第57回国会 災害対策特別委員会 第1号(1967/12/04、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) 先国会に引き続き、委員長に推挙されましたが、これまでと同様、皆さま方の御協力を切にお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の互選を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。互選は、投票によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に青田源太郎君、稲浦鹿藏君、武内五郎君及び矢追秀彦君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時三十七分散会

第57回国会 災害対策特別委員会 第2号(1967/12/18、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る五日、藤田藤太郎君が委員を辞任され、その補欠として西村関一君が選任され、去る十五日矢追秀彦君が委員を辞任され、その補欠として小平芳平君が選任され、また本日小平芳平君が委員を辞任され、その補欠として矢追秀彦君が選任されました。
【次の発言】 次に、本日の理事会の結果について御報告いたします。  本日の議事につきましては、理事補欠互選を行なった後、総理府総務長官から災害関係予算等について説明を聴取し、引き続き災害対策基本問題について政府に質疑を行なうことになりましたので、御了……

第57回国会 災害対策特別委員会 第3号(1967/12/21、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(伊藤顕道君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  本日は、本委員会に付託されました請願二件の審査を行ないます。  第九三号急傾斜地崩壊による災害防止法の早期制定に関する請願及び第五〇四号干害対策に関する請願を、一括して議題といたします。  速記をやめて。
【次の発言】 速記を起こして。  ただいまの第九三号及び第五〇四号の請願は、議院の会議に付するを要するものとして、内閣に送付するを要するものと決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異……

第57回国会 内閣委員会 第3号(1967/12/21、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 先般提案理由の説明を承りましたこの法律案をいろいろ検討してみますると、人事院勧告と比較して相違しておる点が二点あろうかと思うのです。その一点は、いままでの都市手当を調整手当に改めたことと、他の一つは、実施の時期を五月から八月に改悪しておる点、この二点であろうかと思うんです。そこで、この相違点からまず順序としてお伺いしたいと思います。  まず、都市手当を調整手当に改めたには、何か理由があろうかと思いまするが、その理由は一体那辺にあるのかということ。また、調整手当は都市手当とその性格について、どのような違いがあるのか。それとも、勧告の都市手当と全く同一のものと理解してよろしいのかどう……

第57回国会 内閣委員会 第4号(1967/12/22、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 大蔵大臣お見えになりましたので、私は時間の制約もございますから、人事院勧告を完全実施するということを前提にして、次年度からひとつぜひ給与改善費を当初予算に組むべきではないかという観点から、この点だけに問題をしぼって二、三お伺いしたいと思います。  申し上げるまでもなく、この給与改定に関する人事院勧告については、昭和二十三年十一月九日のいわゆる六千三百七円ベース、これ以来、もちろん例外は一回ございました。昭和二十九年に経済情勢が悪化しておるという理由のもとに勧告を保留したことが一回ございました。しかしながら、それを除いては今日まで引き続き毎年この勧告は実施されてきておるわけです。と……

第58回国会 内閣委員会 第7号(1968/03/28、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案に関連して二、三大臣を中心にお伺いしたいと思います。  先般大臣から提案理由の説明を承ったわけですが、その提案理由の説明によりますと、今度移転しようとする旭川刑務所の移転の理由として、一つは現施設の老朽したこと、それから非常に狭隘であること、それからいま一つは、旭川市都市計画の事情によるものと、こういう点があげられておるわけですが、四十二年度の犯罪白書においても、いわゆる行刑施設の老朽化を一つの問題点として指摘されておるわけです。そこで、この点については、刑務所の施設に関する限りまだ戦後は終わっていないのだと、こういう意味の指摘があるわけです。そこで、お伺いするわけですが……

第58回国会 内閣委員会 第10号(1968/04/09、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案について二、三お伺いしたいと思いますが、まず総務長官にお伺いいたします。  総務長官は衆議院の内閣委員会に出席の御都合もあって、時間を急がれておるようでありますから、この機会にはほんの一、二点にしぼってまずお伺いしたいと思います。  まずお伺いしたいのは、三十九年五月に国事行為の臨時代行に関する法律が成立いたしまして、天皇が海外御旅行なさる場合等は、定められた皇族が天皇にかわって国事に関する行為を代行することができることになったわけです。そこで、天皇の海外御旅行については何らの支障はなくなったということになるわけです。そこでお伺いするわけですが、天皇の海外御旅行について、……

第58回国会 内閣委員会 第11号(1968/04/16、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、群馬の太田大泉米軍飛行場返還問題に関連するところの水戸射撃場、ひいてはいま問題になっております新島射爆場、こういう一連の問題について二、三お伺いしたいと思います。  まず、いままでの経緯についてですが、赤城さんが防衛庁長官の時代に――年号を言いますと三十四年から最近まで約十年間、私は当委員会で太田大泉飛行場返還問題を中心に、早急に返還すべき旨を主張して、政府を追及してまいったわけです。御承知のように、太田大泉米軍飛行場は、太田大泉地区が首都圏の整備法で付近一帯が工場地帯に指定されておること、そういうことも推進力となって、群馬百六十万県民は強力な返還運動を展開してまいったわけ……

第58回国会 内閣委員会 第12号(1968/04/18、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、この法案について提案権を持つ総理府総務長官、そうして実際に運用しておる人事院総裁を中心にして二、三お伺いしたいと思います。すでに山崎委員が質問しておりますので、なるべく重複を避けて質問申し上げたいと思います。  まず、順序としてお伺いしたいのは、今回の改正は、労働基準法施行規則ですでに改正された点について、それにならって改正しようとするものでありますけれども、このような規定が労働基準法施行規則などに設けられたその経緯と理由についてまずお伺いしたいと思うわけです。
【次の発言】 国家公務員の災害補償については、労働基準法などによる災害補償と均衡をはかることになっておるわけです……

第58回国会 内閣委員会 第13号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案そのものに関連する事項について二、三お伺いしたいと思いますが、まず順序としてお伺いしたいのは、日本政府の沖縄事務所に関連してお伺いいたします。   提案理由の説明を先般承ったのですが、その説  明によりますと、沖縄におけるアメリカ政府機関との協議に関する事務を、総理府の付属機関である日本政府南方連絡事務所の所掌事務に追加される、こういう説明があったわけです。ここにいう協議に関する事務とは、一体どのような事務なのか、これを具体的に説明願いたい。  それと、日本政府南方連絡事務所のおもなる所掌事務はどのようなものであるのか。この機会にあわせて御説明いただきたいと思います。その……

第58回国会 内閣委員会 第14号(1968/04/25、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案に関連して大臣に二、三お伺いしたいと思います。前回、都合で大臣に対する質問ができませんでしたので、問題を基本的な問題にしぼって一、二お伺いいたします。  まずお伺いしたいのは、沖繩九十五万の同胞がアメリカの軍政下にしいたげられて、貴重な基本的人権などは全く侵害されたままで保障する機関もない、こういう情勢下に置かれているわけであります。この沖繩同胞九十五万あげて沖繩のいわゆる完全復帰の早期実現を願っておるのが実情であろうと思うわけです。さて、沖繩の復帰問題については、完全復帰論とか、あるいは軍事、政経の区分による、いわゆる軍政区分による政権の返還論とか、いろいろあるわけです……

第58回国会 内閣委員会 第15号(1968/05/07、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 本法案について二、三お伺いしたいと思います。  まず順序として、先般提案理由の説明のございましたその趣旨説明について、順を追うてお伺いしたいと思いますが、今回年額を増額する場合、急激な財政負担を避けるため、こういう理由で、昭和三十一年から年齢の制限をつけておるわけですが、この年齢制限は恩給の本質からいってどうも不合理ではないか、こういうふうに考えられるわけです。恩給法に定められておる若年停止の規定について考えてみても、五十五歳以上は一体として増額措置をとることは至当であろうと考えられるわけです。そこでこの点についてまずお伺いしたいと思います。

第58回国会 内閣委員会 第16号(1968/05/09、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案について二、三お伺いしたいと思いますが、基本的な問額については大臣の御答弁をいただき、あとは港湾局長でもけっこうだと思います。  まず順序としてお伺いしたいのは、港湾運送事業の合理化に関する問題については、二年間どのように審議が行なわれてきておるのかということ、この点をまず具体的に要点だけ御説明いただきたい。それと今回、二年間延長することになるようですが、その理由は那辺にあるのか、こういうことを伺いたいと思います。
【次の発言】 この問題の審議については二年間という期限が定められておるわけですが、四十一年七月には、時の運輸大臣から、港湾運送事業の集約化についての諮問があっ……

第58回国会 内閣委員会 第17号(1968/05/14、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 前回に続いて二、三お伺いいたします。  まず、お伺いしたいのは、海難事故防止対策についての要点を伺いたいと思いますが、順序として、最近における海難事故の現状についてまず承りたいと思います。要点だけでけっこうです。
【次の発言】 以上相当詳細に海難事故に対する現状が明らかになったわけですが、それに対して防止対策も十二分に検討され、できる面から実行されていると思いますが、そういう事故防止対策について、その要点をひとつお聞かせいただきたい。
【次の発言】 いま各面から御説明あったわけですが、海難救助体制の強化ということが各方面から強く要望されておると思うのでありますが、最近における海上……

第58回国会 内閣委員会 第18号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案について、二、三お伺いいたしますが、まず、順序として、本日の段階では総括的に二、三お伺いいたしたいと思います。  まず、お伺いしたいのは、行政改革についての問題点についてお伺いいたします。昭和三十九年に臨時行政調査会が行政改革についての答申をされてから、すでに四年になっておりますが、その間、政府はかけ声ばかりで、抜本的な行政改革にはほとんど手をつけていなかったような事態であったと思うわけです。そこでお伺いいたしますが、いままで政府が行なってきた行政改革の実情について、たとえば行政の民主化とか、あるいは行政事務の地方自治体への委譲の問題あるいは行財政制度の簡素化、能率化、こ……

第58回国会 内閣委員会 第19号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 さる十六日の日に、当委員会で審議会のことについてお伺いしたわけですが、そのとき資料の提出を要求したわけです。そうして、その資料に基づく質問の点については、次回に留保しておいたわけです。そこで、後ほど伺おうと思ったのですが、たまたまいま審議会の質問が出ましたから、関連事項としてお伺いしたいと思います。  まず、資料そのものですが、まことに誠意のない、特に法律によらない審議会等については、ほとんど資料がないわけです。私が前回指摘した勤労者財産づくり懇談会、それから土地問題懇談会、これはもう私は現に十六日の日に当委員会で指摘したわけです。指摘したのでやむを得ず出してきたと思うのですがね……

第58回国会 内閣委員会 第20号(1968/05/23、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 この法案に関連して二、三お伺いしたいと思いますが、まず、お伺いしたいのは、昭和三十九年臨調の答申が出まして、国民生活に特に関係の深い主要法令五百四十二、これにおけるところの許認可の事項数が七千七百五十一件のうちから、特に緊急に改善を要するものとして、三百七十九件の指摘事項を抽出しておるわけです。これが整理を臨調が答申されたわけです。そこでこのことについてお伺いするわけですが、それからもうだいぶ年数もたっておりますが、現在に至るまで、その進捗状況は一体どうなっておるか、ひとつその点を明確にしていただきたいと思います。
【次の発言】 いま私のほうから指摘申し上げました七千七百五十一件……

第58回国会 内閣委員会 第21号(1968/05/24、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 時間の制約もございますので、問題を一、二にしぼって官房長官にお伺いいたします。  その前に、この国会の重要段階、しかも総理が最もこの成立を望んだであろうところの一つである一局削減の法案がいま国会最終段階で審議されようとしているさなかに、私どもは総理の出席を求めたわけですが、いかなる理由でこの出席要請にこたえられなかったのか、まずその理由を明確にお聞かせいただきます。
【次の発言】 それだけの答弁では了承できませんけれども、時間がございませんから……。  次に、この法案に関連して一、二お伺いいたしますが、臨調が三十九年にかってない規模と大がかりな構想をもっていわゆる行政改革の答申を……



各種会議発言一覧

6期(1962/07/01〜)

第48回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1965/03/26、6期、日本社会党)

○伊藤顕道君 私は、防衛予算とか、二次防、三次防、こういう問題を中心に二、三お伺いをしたいと思いますが、その前に、臨時行政調査会が行政改革に関する意見を昨年九月に、ときの池田内閣に答申しているわけです。この臨時行政調査会の意見に対しては、各省庁いずれもこれに対してまた意見を具申しなければならない、こういうことになっているわけです。そこで、本論に入る前にこの点について一点だけお伺いしておきたいと思います。ここにも原稿がございますが、臨時行政調査会が内閣府に付置する機関として五つの機関を指定しているわけです。この五つの機関の中に防衛庁が入っているわけですね。その原文は「内閣府そのものの事務とすべき……


7期(1965/07/04〜)

第50回国会 日韓条約等特別委員会公聴会 第1号(1965/12/01、7期、日本社会党)

○伊藤顕道君 時間の関係もございますから、要約してお伺いいたします。  まず、藤島さんにお伺いしたいと思いますが、先ほどあなたの発言の中に博多港に関連した御発言があったと思います。それは、米軍から、博多港の埠頭を専用したい、二つには武器、弾薬を陸揚げするためにもっと自由に使わしてほしい、こういう要求がなされたけれども、市当局は超党派で反対しておると、こういう意味の御指摘があったと思いますが、そこで、まずお伺いしたいのは、一体米軍は最近このような要求を何のために出しておるかという点、それから次の点は、このような問題に関連した問題ですが、特に北九州に地域を限定して考えて、他にも米軍がこのような類似……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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