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野坂参三 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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このページでは野坂参三参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。野坂参三参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

4期(1956/07/08〜)

第28回国会 大蔵委員会 第9号(1958/03/04、4期、日本共産党)

○野坂参三君 私関連質問で……。時間もあまりありませんし、ごく簡単に。平林委員との問答の中で、一つはっきりしていただきたい点があると思うのです。これは前回の委員会の議事録を見ましても、問題は出ておるけれども、はっきりしない点がある。で、問題は、平林委員が先ほどから申されましたような大阪の事件です。公務員の岡田という人が、公務員法第百条、秘密を守る義務に反したという疑いで検挙されている。こういう事実、これは私、非常に重大な事件だと思います。ただ偶然起った事件ではなくて、これは、先ほど平林君の方から言われましたような、一種の官庁スパイ網があって、たとえば大阪では、大阪の府警と税務署との協力のもとに……


5期(1959/06/02〜)

第34回国会 予算委員会 第8号(1960/03/05、5期、日本共産党)

○野坂参三君 私は、今国会でも、また、日本の広い国民の問でも、一番関心の的である日米安保条約の批准の問題について――個々の問題については質問をしません。しかし、これと関連した世界の最近の情勢や、あるいは日本国内の問題、ことに今後岸内閣が日本の進路をとられようとする方向の問題等々について申し上げて、また、首相及び外相の御意見を伺いたいと思います。  私は、皆さんの御存じの事実だけを申し上げて、これに対する評価とか考え方をお聞きして、決して小またすくいのような質問はしませんから、その点は御安心なすって、誠意をもって端的に意見を述べていただきたいと思うのです、世界観が違うとか、好きとかきらいとか、こ……


6期(1962/07/01〜)

第43回国会 外務委員会 第7号(1963/02/21、6期、日本共産党)

○野坂参三君 残念ながら、私の質問の時間はもうなくなったのです。参議院といえば良識の府と言われております。良識といえば民主主義のことだと思いますけれども、民主主義といえば、少数派の意見を十分述べさして、それにも時間を十分与える、これが民主主義のルールの一つだと思います。ところが、こうした国の運命に関するような問題が論議されるときにもわずか五分。今曾祢君と話しましたけれども、少数派としてわずかに五分、十分、これはあまりにひどいじゃないか。ですから、私は、これは総理大臣に、質問じゃありません。委員長、理事の皆様及び同僚委員がこの問題についてもう少し考えていただきたい、こういうことをまず申し上げて、……

第43回国会 外務委員会 第11号(1963/03/12、6期、日本共産党)

○野坂参三君 今御報告によると、あげられた十件ばかりの今までの承認されたもの、また今後の見通しというようなことですけれども、たとえば社会主義圏と言われているああした国々、それから、いわゆる中立国と言われている国々、ここにはアラブ連合なんかも入っていますけれども、こういう方面には将来どういう努力をされるのか。過去には全然努力されてないようですし、今の報告でもそうですし、それから将来はどういうふうな見通しでおやりになるつもりかどらか、ちょっとその辺。
【次の発言】 今後は、やるつもりはないと見ていいんですか。

第43回国会 外務委員会 第15号(1963/03/28、6期、日本共産党)

○野坂参三君 私一点だけについてお聞きしたいと思うのですけれども、これはもうすでに森君の質問の中でも触れられたわけですけれども、今度この条約全体を見たところで、一番重要な問題だと思うのです。先ほど外相は、これは大体及第点と申されましたけれども、この問題も、つまり自主規制の問題ですけれども、私は及第点どころか全体をやはり落第点に落とす一つの条項だと思うのです、この自主規制は、たとえば先ほど配付されたのを見ましても、センシティヴ・アイテムの問題、双務的な問題、この自主規制になりますと条約上に明文化されて、そして日米通商条約にもない日本に法的な義務を負わせる。こういう条項だと思います。自主規制といえ……

第43回国会 外務委員会 第16号(1963/05/07、6期、日本共産党)

○野坂参三君 原子力潜水艦の問題についてすでにいろいろ御質問があり、またお答えもあったので、私、二、三の問題だけについてお聞きしたいと思うんです。御存じと思うけれども、一般の国民の間にはこの問題について非常な不安と、あるいは脅威というふうな感情が生まれてきておるように思うんです。けさの朝日新聞でも、特にこの問題を社説で取り扱っているし、また、その他の新聞にも投書の形でも出ておりますし、それから、いろんなこれに対する科学者やあるいは一般の人の、これはどうしても反対しなければならないだろうというふうな気分もだんだん出てきているように考えています。この場合に二つ、危険とかあるいは脅威を感じているとい……

第43回国会 外務委員会 第18号(1963/05/14、6期、日本共産党)

○野坂参三君 時間もございませんけれども、重大な問題ですから、少し時間をいただきたいと思います。今までいろいろのことを申し上げましたので、二、三点だけに限りたいと思います。  それは、このF105の問題なり、あるいは原子力潜水艦の問題にしましても、根源はやはり社会党の諸君の指摘されたように、アメリカの世界戦略体制が日本でどういう影響を与えているかという問題、というのは、日本が御存じのように、安保条約及びアメリカが半ば日本を占領しているこの事実、それから、アメリカの全戦略に日本は従属しているという立場に置かれておるだけでなく、事実上そうなっておるのだということ、こうして見ますと、アメリカの最近の……

第43回国会 外務委員会 第22号(1963/06/06、6期、日本共産党)

○野坂参三君 きょうの説明の冒頭で外務大臣が、アメリカの新しい戦略体制の一環として、今われわれ論議している問題とは考えない、こういうことをはっきり言われたと思うのです。この問題は御存じのように、すでにこの前の委員会、もう一つ前の委員会でも、社会党の諸君や私たちのほうからも論議されて、いわば水かけ論みたいになったと思うのですが、その点がやはり一番根本で、これが日本の国民が非常に不安を持っている点じゃないかと思うのです。きょうはもう時間がなくなりましたので、この問題については、別に私少しこまかくお聞きしたいと思うのです。まず常識的に考えましても、アメリカの軍事指導者などは、はっきりと、新しい原子力……

第43回国会 外務委員会 第26号(1963/06/19、6期、日本共産党)

○野坂参三君 関連質問で西脇さんにごく簡単な問題ですけれども、今われわれここで論議しているのは、目前に迫ったアメリカの原子力潜水艦の日本寄港、政府はこれを原則的には許可しておりますけれども、いろいろの危険その他の問題のために、まだ最後の決定はしておらない。われわれは単に科学上のいろいろな問題を論議しておるのじゃなしに、目の前に迫った問題として論議しております。今政府が出された材料としては、御存じのいわゆる中間報告だと思います。あれに基づいて科学者の良心から安全ということを保障されるものかどうかということが一つの問題で、もしあれだけでは保障されないならば、たとえば先ほど湯川さんのほうから申されま……

第43回国会 予算委員会 第7号(1963/03/06、6期、日本共産党)

○野坂参三君 私は、いろいろ政府にお聞きしたいことがありますけれども、時間の制限もありますので、ただ一つの問題についてだけ、総理、外務、防衛、あるいは私の発言に関連のある諸公にお聞きしたいと思うのです。それは今世界的にも、また日本国内でも、いろいろ深刻な問題を起こしており、また日本国民にとっても、大きな不安の種になっておる問題です。それはアメリカの世界的規模における軍事的な戦略、あるいは戦術の新しい傾向が出てきておる。よく世間では、新しいアメリカの戦略体制ともいっております。これが日本にどういう影響を与えるか、この問題についてだけお聞きしたいと思います。  よく世間では、今は世界及び日本でも、……

第46回国会 外務委員会 閉会後第2号(1964/08/19、6期、日本共産党)

○野坂参三君 きょうここで論議されましたインドシナ半島をめぐるいろいろな情勢についての問題は非常に重要な問題で、極東の平和と安全だけでなしに、直接わが国の平和、安全にも関係する問題で、これはわれわれみんなが今後どういうふうになるかということについても不安を持ち、また心配もし、また、政府に何らかの積極的な具体的な策があるだろうというふうにも考えましたけれども、きょうの外務大臣の御答弁では、まあ、これはあたりまえと言えばあたりまえかもしれませんけれども、私たちは失望せざるを得なかったと思うのです。ここには、日本の外交の根本的なあり方、そこに問題があると思いますけれども、もう時間もありませんので、私……

第46回国会 外務委員会 閉会後第3号(1964/09/03、6期、日本共産党)

○野坂参三君 ここで論議されておる問題は、原子力潜水艦の寄港による安全性の問題も一つでありますけれども、先ほど冒頭で外務大臣がお述べになりましたことばの中にも、「日本の安全と平和」、こういうことばがあります。私たちの問題にしたいのは、危険性の問題と同時に、あるいはそれ以上日本の安全と平和にとって重大な脅威を与えるものだと、こういうふうにわれわれは考えますし、こういう問題について、私は時間があれば十分政府の意見をただしたいと思いますが、時間が非常に限られているので、まず本論に入る前に、前回のこの委員会での、私と外務大臣及びアメリカ局長との問答の問題についてもう一度お伺いしたいという点が出てきたと……

第46回国会 外務委員会 第8号(1964/03/12、6期、日本共産党)

○野坂参三君 いま日韓会談の問題でいろいろ質問したい点がありますけれども、ただ一つの問題だけについてお聞きしたい。  それは、日韓会談及び日朝問題に対するわれわれ日本国民及び政府の基本的態度といったらいいかと思いますけれども、こういう問題だけについてお聞きしたいと思います。この点については、昨年の通常国会でも私は総理に対して質問しました。つまり、終戦までの三十六年間、日本は帝国主義的支配を朝鮮に及ぼしている。ここで何をやったかということについて、もう皆さんよく御承知のとおりだと思うのです。言語道断のことをやっておったと思うのです。さらに、たとえば関東大震災におきましても、在日朝鮮人がずいぶんひ……

第46回国会 外務委員会 第10号(1964/03/19、6期、日本共産党)

○野坂参三君 私は、三月五日にすべての新聞に外務省からの中国問題に対する統一見解を国会答弁資料の形で発表された。この問題だけについて若干お聞きしたいと思うのです。  この文書の内容については、この委員会でも岡田委員その他からお聞きされたと思いますけれども、私のお聞きしたいのは、この文書がどういう経過で、どういう目的で発表されたのか。また、この文書の性格といっていいか権限、あるいは責任はだれが負うのか。こういう問題についてお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 しかし、これをこうして新聞にも発表され、しかも、これは新聞社がつけたのかどうか知りませんけれども、政府側の統一見解として発表されている……

第46回国会 外務委員会 第13号(1964/04/02、6期、日本共産党)

○野坂参三君 私は、簡単に私たちの立場を申し上げてこの議案に反対します。  第一点は、本改正議定書は、現協定第五条A項のただし書きの数量的制限を撤廃するものでありまして、その結果、ウランやプルトニウム等の量の増大をもたらすことは明らかであります。また、そのための措置でもあります。しかも、アメリカから現協定に基づいて提供される原料物質、特殊核物質については、現協定第九条によって、アメリカの査察があり、また、その研究に対するアメリカの介入が許されております。したがって、本改定議定書によって原子力研究がますますアメリカの下請化され、日本の自主的運営と科学者の研究の自由が一そう制限されることにならざる……

第46回国会 外務委員会 第18号(1964/04/24、6期、日本共産党)

○野坂参三君 時間もだいぶたちましたので、簡単に一つの問題だけ聞いておきたいと思うのです。  いまOECD加盟の問題は、日本の経済全体に対し、特に日本経済の自主的な発展にとって深刻な、また長期にわたる影響があると思うのです。それから、むろん工業、農業、それから労働者や農民、中小業者、こうした者の生活にも面接間接、深刻な影響を与えるものだと思いますし、まあ、衆議院、参議院を通じてのいろいろの問答をお伺いしまして、問題はたくさんありますけれども、私は一つの問題、言いかえれば、政府側の御発言が、先ほど曾祢君が申しましたように、安易な考え方に立っておられないかということ。まあ、池田総理の発言なんか見ま……

第48回国会 外務委員会 第9号(1965/03/18、6期、日本共産党)

○野坂参三君 私はベトナムの問題についてだけ外務大臣に主として質問したいと思いますが、これも、この問題と日本との関係について特にお聞きしたいと思います。  まず第一に、先ほどから羽生委員や岡田委員のほうからも申されましたが、いまの戦局を見ますと、どこまでいくかわからない拡大の危険が非常にあると思うのです。総理や外務大臣も、国会の中で今日までこの問題が提起されたときいつも、拡大する考えはアメリカにないとか、また、不拡大を念願しているとか、あるいは二月十二日には椎名外務大臣が衆議院で、アメリカの不拡大の方針、これを了承したとか、つい最近、三月三日には、外務大臣は、米国は依然として戦争拡大を欲してい……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 大蔵委員会 第4号(1965/08/11、7期、日本共産党)

○野坂参三君 私は、日本共産党を代表して、この法案に反対するものであります。  その理由をごく簡単に申し上げますと、もともとこのIMFと世界銀行とは、ともに第二次世界大戦以後アメリカがドルの世界支配を強めるために設立したいわゆる国際機構であり、アメリカの世界支配の新しい一つの道具でありまして、したがって、これに日本が加盟したときには、共産党はこれに根本的な立場から反対したのであります。事実、これらの機構は、アメリカによって実際動かされ、そしてアメリカは加盟している国々の経済の自主性を侵害しております。このことは、過去の実績が明らかに示しております。ですから、この機構が政府の提案理由にあるような……



各種会議発言一覧(参議院)


各種会議での発言なし。

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データ更新日:2022/12/09

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