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白木義一郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

白木義一郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
494位
委員会出席(無役)歴代TOP500
455位

6期委員会出席(幹部)TOP50
43位

このページでは白木義一郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。白木義一郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

4期(1956/07/08〜)

第28回国会 地方行政委員会 第13号(1958/03/13、4期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 神風タクシーのことですが、いろいろ、ノルマの点だとか経営の合理化、そういうものは大いに研究していかなければならないだろうと思いますけれども、こうやって話している間に、調査によりますと、一時間に一人ずつ死んでいる、五分ごとに一人死んでいる、十秒ごとに千円の損害が起きている、こういうことは、ちょうど殺人事件が一時間に一人ずつ起きていると同じことで、矢野のようなピストルを持った強盗が一時間ごとに発射して一人ずつ国民を殺しているというような点から考えれば、非常に大きい問題で、いろいろな施策を講じなければならないと思いますけれども、神風タクシーの防止の一つの方法として、自動車の機械の面か……

第31回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1959/06/16、4期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 ポスターのお話が出たので、ついでにお伺いしたいのですが、今度、はがきの違反があったように新聞で伺っているんですが、そういう方面はどうでしょう。はがきの転売あるいは横流しというような点。
【次の発言】 そこで、私は直接具体的な実例を見たわけじゃないのですが、あのはがきを使用するに当って、そういうことがやすやすと行われるような現状になっているわけですね。ですから、はがきをもらってきて、選挙用のはがきであるというスタンプを押しただけで、何を書こうと、何を刷ろうが、自由であるというような内容になっているわけですから、その点をもう少し工夫して、特定の候補者に与えられた官製はがきである以上……


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 運輸委員会 第6号(1959/11/26、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 ちょっとお尋ねしますが、今手元にいただいた「第9回全国踏切安全運動実施要綱」というパンフレットでお伺いするのですが、この安全運動の効果というものはどのくらいあるものか、あるいはその安全運動を実施して効果があると信じてやっていらっしゃるのか、またこの運動を実施するについて相当な精力と努力と、それから金が使われていると思うのですが、そういったことについてちょっとお伺いしたいと思うのですが。
【次の発言】 これは無理もない話になってしまうのですが、万全の効果とはいかないまでも、若干の効果を期待してやっておるというようなお話ですが、ここに第九回となっておりますから、第八回までこういう運……

第33回国会 運輸委員会 第9号(1959/12/15、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 一言お伺いしたいのですが、個人免許のこの間許可がおりたわけですが、それについての免許の授与式というのをやったというようなことを聞いているのですが、ちょっとその内容についてお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 指導育成という面について行なわれたということは、非常にけっこうなことですが、それについて非常に官僚的であると思う。大臣が壇上からあたかも免状を渡すような形でその儀式が行なわれたということを聞きますと、今度のハイ・タクの許可の問題については非常に世論が沸騰しているわけですが、ようやくその一角がくずれて個人営業が認められる。非常に不満ながら将来に希望が持ててくるという点で……

第34回国会 運輸委員会 第3号(1960/02/16、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 ちょっと局長さんにお伺いしておきたいのですが、大臣はタクシー行政について新風を吹き込む意気込みであるというふうな御意見を発表されたのですが、この新風ということについてわれわれは、従来神風タクシー以来非常に過酷なノルマを課せられた運転手諸君が、いよいよ多年の希望であり夢であった、功なり名遂げて自分の車を持ってそうして生活の基礎を打ち立てていける道が開けたというような解釈の下に、この東京において六千何百人の人が申請を行なったわけですが、局長として大臣の新風を吹き込むという意見に対しての見解をちょっとお聞きしておきたいと思います。今お話があったようにこの答申の増車の車両の内容について……

第34回国会 運輸委員会 第8号(1960/03/17、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 大臣にお話ししておきたいのですが、先日予算委員会で申し上げた通りに、今度のタクシー問題について造船疑獄に次ぐ第二の幕があきそうである、こういうように話していたやさきに、不幸にして大阪の陸運局でトラック並びにタクシーの免許に関する問題がとり上げられて、当局の鋭い追及を受け始めたということを大臣はもう御承知のことと思いますが、これは必然的におひざ元の東京の陸運局にも必ず波及するような予感を私は持っておりますから、この際タクシーの免許について大臣は真剣になってお考えをいただかないと、これは大きな社会問題になると思いますので、この汚職事件の内容の報告と今後の対策について、次の委員会でい……

第34回国会 運輸委員会 第9号(1960/03/22、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 きょうは町に話題になっているタクシー問題について、東京陸運局長に出席をしていただくようにお願いしたのですが、理事会の決定でその必要なしというようなことになったので、まことに残念に思っておりますが、また他の機会に来ていただくことにいたしまして、自動車局長さんにちょっと簡単にお伺いしておきたいと思いますが……。
【次の発言】 それでは、自動車局長さんにお伺いしたいと思いますが、今町で問題になっておりますタクシーの許可の問題について、簡単に急いでお伺いしたいと思いますが、今回の審議会の増車答申に対する意見について、運輸省あるいは局長として全国的に増車問題についてどういう方針とどういう……

第34回国会 運輸委員会 第11号(1960/03/30、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 私も昨日、小委員会の委員としてトラックの状態を視察して、非常に、相澤委員あるいは大倉委員等と感を深くしたわけですが、このやみトラックあるいは白ナンバーのやみタクシーの発生については、先ほど運輸大臣が需要供給の関係から起きてくると――ここに大きな原因が私はあると思うわけです。  そこで、局長の今までの答弁を総合いたしますと、何らかの取り締まりの面で、きびしくこの問題を取り扱っていこうと、こういうような御趣旨を承っているわけですが、これはもちろん、現行法を忠実に守らしていかなければならない問題ではありますが、この自動車行政については、根本的な考え方をいたしませんと、大衆に大きな関係……

第34回国会 運輸委員会 第16号(1960/04/19、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 相澤委員の局長に対する質問の答弁についてですけれども、離職者の認可について、局長はいろいろな事情をあげられて、一括して認可をせざるを得ないというような御答弁だったわけですけれども、どうもその点、ちょっと納得がいかないのでお尋ねしたいのですが、現在の審査状況の中には、個人営業を希望するもの、また新しい法人組織を作って申請するもの、それから既存業者、こういうような内容になっていると思うのですが、法人免許については、現在の営業している会社の別動隊としての申請もあるように聞いておりますし、それから個人申請の中には、現在、違法行為と言われている行為をやりながら、申請をしている連中もあると……

第34回国会 予算委員会 第14号(1960/03/12、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 最初に運輸大臣にお尋ねいたしますが、最近の交通の混乱より起こる事故防止のために道路交通法案が上程され目下審議中でありますが、その内容の一部の不満な条文を除けば、おおむね民衆の希望及び世論に応じた改正点を認めなければならないと思います。たとえば歩行者優先の徹底、野放し状態にある道路上の駐車等の取り締まりの強化、非常に難解ではあり不親切なそしりを免れないわけではありませんが、これは強く国民が要望されている点であると思います。反面に、違反に対する罰則を一般的に強化したこともまた注目をしなければならないと思いますが、現行の道路交通取締法ができた昭和二十二年当時、全国に十三万三千台の自動……

第35回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1960/09/01、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 関連して。自動車局長にお伺いしますが、東京の二千八百台の増車の問題でタクシー業界から前任の東京陸運局長及び芳賀自動車部長に不信任状を出している。こういうような報道があるのですが、その増車及び新免処理について公正を欠いたということについて、不信任状を出したという記事が出ておりますが、この点どんな内容になったか、できたらお知らせ願いたいのですが。
【次の発言】 今の問題はまた別の機会にお尋ねしたいと思いますが、きのうの局長の答弁では、このタクシー問題について白タクが起きたという根本的な原因は、需給のアンバランスとそれから大衆がそれを支持したと。こういうことから白タクが起きたんじゃな……

第35回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1960/10/14、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 ちょっと、海運関係のことで、移住船運航補助のことについて御説明願いたい。内容の概要でけっこうです。

第36回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1960/10/25、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 関連して。局長にお話したいのですが、今お話を伺っていますと、非常に大衆の立場に立つと大倉先生のようになりますし、また行政面の責任者としては、今答弁されたような、非常に苦心、苦衷の苦しみが伺われるわけでございますが、そこで私が春ころ、白タクの問題で当委員会で失言をいたしまして、当時は非常に白タクを冷視したような空気が強かったのですが、本日の委員会におきましては、日の当たらない立場にある白タク運転手に対して非常に暖かい気持の発言がありまして、私も心、穏やかに聞いていたわけでございます。  そこで、これは全国的に考えますと、ちょっと不公平な料金制度であった関西の深夜メーター料金のこと……

第38回国会 運輸委員会 第21号(1961/04/04、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 今長官から係数並びにムードの話が出ましたから、私の考えをお聞かせしたいと思いますが、実は私はゆうべムードの出どこへ行って参りました。焼き鳥屋とラーメン屋を見て参りました。すでに料金が五円ないし十円上がっておりました。こういうところから物価の値上がりのムードが明らかに現われてくるということを、大臣もまた長官も、過去の青年時代、青春時代、学生時代に帰って、そうして、いつもその気持を忘れていただきたくないと思うのでございます。で、われわれ人間の本能といたしまして、真夏の暑い盛りに自動車で町を走っておりますと、汗を流して道を歩いている人が愚かに見えるような錯覚を起こす場合がございます。……

第38回国会 運輸委員会 第22号(1961/04/05、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 私は、今回の日本国有鉄道運賃法の一部改正の法律案に対しまして、反対をするものでございます。  最も広範囲にわたりまして、国民経済に密接な関係のある当法律案については、国民全般は、池田政府の所得倍増案に対し種々の角度より不安の念を寄せておりますやさきに、大衆の足といわれる国鉄運賃値上げに対しては、第一に、一般諸物価の値上がりへの影響をおそれつつも、運賃値上げより生ずる運輸事情の好転がいつになったら期待できるのだとの不安をまじえて、その行方を注視しておる現況でございます。先般来当運輸委員会において慎重に審議を重ねられてきたごとく、国鉄の性格、すなわち公共企業体と独立採算とのジレンマ……

第38回国会 予算委員会 第9号(1961/03/07、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 最初に、地方財政につきまして、総理大臣、大蔵大臣、自治大臣にお伺いしたいと思います。  昭和三十六年度の地方財政計画の規模を拝見いたしますと、歳入歳出とも一兆九千百二十六億円、三十五年度の一兆五千三百八十一億円に比較いたしまして三千七百四十五億円の増、二四・三%の伸びとなっております。これは多年の懸案でありました地方財政の健全化に役立つものと見られておりますが、三十四年度の決算で、赤字団体が五百五十五団体、百二十七億円の赤字が計上され、再建債たな上げ団体を含めますと八百七十六団体、二十三府県八百五十三市町村というのがその実情でありまして、三十六年度の財政規模の歳出構成を考えるな……

第39回国会 運輸委員会 第2号(1961/09/26、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 大臣にちょっと一つだけお伺いしたいことがございますが、それは武州鉄道の事件でございますが、大臣は、後任の大臣として、との問題の矢面に立たされて、まことにお気の毒にたえないと思います。いろいろと御意見を承りまして、今後の問題に譲りたいと思いますが、ただ、もし武州鉄道の汚職の事件が事実と断定された場合に、一体、現職の大臣がそのような行為をしたときに、だれが責任をとるべきであろうか。もちろん後任の大臣のあなたがとるということは考えられませんし、あるいは当時の大臣を任命したところの総理大臣であるか、あるいは政府であるか、あるいは与党であるか、あるいはそういう大臣を選出した国民に責任があ……

第40回国会 運輸委員会 第12号(1962/03/08、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 一問だけ。いろいろもう大問題として論議されている問題ですので、申し上げたいことも言わずに、ただ一つだけ申し上げたいことは、この車を規制する点に重点が置かれてありますけれども、今、御承知のとおり方々に被害が起きてくるわけです。それで、公益優先というようなこともありますし、また都民の立場からいうと、大きなトラックがぶんぶん、ぶんぶん町の中を走られるのは非常に迷惑な感じを持っているわけです。それで問題は、道路を作ればいい、しかしこれも緊急には間に合わないと同時に、魚でもウサギでも通る道はきまっているのだ。いろいろなことを考えますと、どうしても車を規制するわけにもいかないし、といって現……

第40回国会 運輸委員会 第27号(1962/05/07、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 私は、本案及び附帯決議案、ともに賛成いたします。

第40回国会 予算委員会 第10号(1962/03/10、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 質問に先立ちまして一言申し上げたいと思いますが、あるときイギリスの有名な三人の政治家がおりまして、一体、政治家として大事なことはどんなことだろうという話になりましたときに、一人の政治家は、それは誠実である、このように答えました。また、次の政治家は、政治家としては弁論が大事である、このように答えました。ところが、三番目の政治家は、それらの素養も大事であるけれども、政治家として最も大事なことは忍耐である、こう返事をいたしましたところが他の二人の政治家もそれに賛成いたした、このような話がございますが、そのようなことを含んでこれから大臣に御質問申し上げますので、元気でひとつ御答弁をお願……


6期(1962/07/01〜)

第42回国会 議院運営委員会 第5号(1962/12/22、6期、公明会)

○白木義一郎君 今、野々山議員から要求の問題に関しましては、あくまでも与党とお話し合いで決定すべきものだと了承いたしております。
【次の発言】 それは会期延長の賛否……。
【次の発言】 そこまで行っていないのじゃないですか。
【次の発言】 では初めに事務総長にお伺いしておきたいのですが、第一回、第二回の会期延長が、そのまま明後日より通常国会に引き継がれていくわけですが、今後の通常国会に及ぼす影響等について、事務総長としての見解、あるいはわれわれが承知しておかなければならない問題を説明していただきたい。
【次の発言】 そうしますと、実質的には影響がないというわけですか。

第43回国会 逓信委員会 第31号(1963/07/06、6期、公明会)

○白木義一郎君 私は、公明会を代表して、本改正案に反対をいたすものであります。  次に、反対の理由といたしましては、まず第一に、郵便貯金利率規定の政令委譲の点であります。市中金利の変動に応じ、郵便貯金の利子を改定する場合に、国民の代表が国会において十分審議を尽くすことにより、たとえ利下げになろうとも国民は納得するでありましょう。政府は、利子改定に際し、郵政審議会に諮問することになっておりますが、これは国会での十分な審議を期待する大衆の期待を裏切るものであり、低金利政策を云々されている時期に、かつ消費者物価の値上がりが社会問題化しておる現在、このような国民大衆の利用に供される制度が、今まで国会で……

第46回国会 議院運営委員会 第25号(1964/05/15、6期、公明会)

○白木義一郎君 自民党さんからいま四十日の会期延長の提案がありましたけれども、四十日というと百五十日の四分の一にもあたるような長期間を、しかもなお年間を通じて百五十日という長期の通常国会に際して、さらに審議を続けていきたいということについては、百五十日という会期は世界的に見てもあまり類例のない長期な会期であるにもかかわらず、さしたる審議もせずに、会期末に至って大幅な会期を延長するということについては、われわれは反対である。一応けじめをつけて、あらためて臨時国会等を開いて審議を進めていくべきである。ただしILO等の国際的な微妙な案件もあるので、場合によっては三十日という程度の会期でこの国会を乗り……

第46回国会 地方行政委員会 第20号(1964/03/31、6期、公明会)

○白木義一郎君 私は公明会を代表いたしまして、ただいま議題となりました両法案に対しまして、反対の意見を申し述べたいと思います。  まず、このたびの改正案の一つの柱といたしまして、住民税の課税方式の統一があります。すなわち、住民税に  ついては、ただし書き方式から本文方式への統一と、準拠税率から標準税率への改正が決定されたわけであります。これは国民がかねてから強く要望するところであり、こうした住民税の改正は、住民税負担公平の立場からも当然のことと言わなければなりません。ただ、政府は、この完全な統一に二カ年の期間を見ているのでありますが、この本文方式への実施はおそきに失した感さえあり、むしろ一挙に……

第46回国会 逓信委員会 第24号(1964/05/21、6期、公明会)

○白木義一郎君 一点だけ確かめておきたいと思います。これは前に質疑が行なわれて明らかになっていることかとも思いますが、建築主のほうの立場として、無線通信障害の原因となるような建築物を建てたいという場合に、三十一メートルまではそのまま建てていいわけですね。
【次の発言】 ところが、その場合に、二年ないし三年間の規定があるわけですが、その期間が過ぎた場合は、協議がととのわなくても、そのまま建築を続けていいわけですか、この点だけはっきりしておきたいと思います。

第46回国会 逓信委員会 第32号(1964/06/23、6期、公明会)

○白木義一郎君 私は、公明会を代表いたしまして、ただいま上程されました電話設備の拡充に係る電話交換方式の自動化の実施に伴い退職する者に対する特別措置に関する法律案に賛成の意を表するものであります。  本法案は、提案理由の説明にもありますとおり、電話交換方式の自動化の実施に伴い、多数の電話交換要員が過剰となります。その際、退職者につき給付金を支給するための臨時的措置を定めるものであります。私どもは、電話交換方式の自動化は時代の趨勢であると思い、賛成するものであります。  ただ、要望しておきたいことは、電話交換要員の平等な取り扱いであります。退職または配置転換等につきまして、不平等な取り扱いのため……

第47回国会 災害対策特別委員会 第1号(1964/11/09、6期、公明会)【議会役職】

○委員長(白木義一郎君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆さま方の御推挙によりまして、対策特別委員長の重責をになうことになりました。まことに微力でありますが、皆さま方の御支援によりまして、重責を全うしたく、一そうの御協力を賜わりたく、ここにごあいさつ申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の互選を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。互選は投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に稲浦鹿藏君、藤野繁雄君、矢山有作君、向井長年君を指名いたします。

第47回国会 災害対策特別委員会 第2号(1964/12/17、6期、公明党)【議会役職】

○委員長(白木義一郎君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る十一月二十五日、森部隆輔君が委員を辞任され、その補欠として石原幹市郎君が選任されました。
【次の発言】 第七八二号、北海道、東北冷害対策強化に関する請願を議題といたします。  請願の趣旨につきましては、お手元に配付いたしております資料をごらん願います。  本請願は、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものと決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じま……

第47回国会 逓信委員会 第2号(1964/12/03、6期、公明党)

○白木義一郎君 私は、占部委員長とともに、去る七月十三日より五日間、信越、北陸両地方における逓信関係業務を視察してまいりましたが、その詳細は、委員長のお許しを得て、会議録にとどめたいと存じますので、御了承を願います。  右、簡単でございますが、御報告いたします。

第47回国会 予算委員会 第7号(1964/12/14、6期、公明党)

○白木義一郎君 私は総理大臣にお伺いいたしますが、総理大臣は日本民族についてどのように考えていらっしゃいますか。どうしてこのような質問をするかといえば、日本国を預かる総理として、わが民族に対する評価をどのように見ておられるか、その見方がおのれを知るためにも必要であると思うからであります。私は、日本民族は勇気においても、また、その知恵においても世界最優秀であると思っております。総理はいかにお考えになっておりますか、お伺いいたします。
【次の発言】 日本民族が世界人類に対して受け持っている役割りはどうお考えでしょうか。わが国の憲法には、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないように決意する……

第48回国会 建設委員会 第14号(1965/03/31、6期、公明党)

○白木義一郎君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました住宅金融公庫法案に対して、二、三の要望事項を述べて賛成の言討論をするものであります言。  最近の住宅事情の凶事は、一向に解決の見通しのつかないまま今に至っております。政府は人間尊重をうたい、社会開発をもって基本政策として進んでいるわけでありますが、この住宅問題も社会開発の重、要な。ポイントの言一つだと思います。特に都市においては、住宅難、土地入手難のおりから、木造のアパートが乱立している現状であります。一たん火災にでもなればどうにもならない、という憂うべき様相をしております。住宅金融公庫は、現在までこれら言の問題に対し、住……

第48回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1965/01/29、6期、公明党)【議会役職】

○委員長(白木義一郎君) ただいま、はからずも当委員会の委員長に選任をされまして、まことに光栄の至りでございまして、この重責を全うし得るやいなや憂えるものでございますが、どうか委員各位の御指導、御鞭撻によりまして職責を全ういたしたいと思います。何とぞよろしく御願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは引き続き理事の互選を行ないたいと思います。理事の数は四名でございます。互選は、先例によりまして委員長において指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは後藤義隆君、館哲二君、松本賢一君及び基政七君を理事に指名いたします。  速記をとめてください。

第48回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1965/02/09、6期、公明党)【議会役職】

○委員長(白木義一郎君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  初めに、委員の異動について報告いたします。去る四日、基政七君が委員を辞任され、その補欠として田上松衞君が選任されました。
【次の発言】 国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  政府から提案理由の説明を聴取いたします。吉武自治大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は、次回以降に行なうことといたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時二十二分散会

第48回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1965/03/18、6期、公明党)【議会役職】

○委員長(白木義一郎君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、去る二日衆議院から送付され、本委員会に付託されました。本案につきましては、前回までに提案理由の説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  松本委員の資料をひとつ次の委員会までに御提出願います。  私は、ちょっとお尋ねしたいのですが、補充選挙人名簿の登録ですが、現在、住民登録を必要としない役所とそれ……

第48回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1965/03/23、6期、公明党)【議会役職】

○委員長(白木義一郎君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。前回に引き続き本案の質疑を行ないます。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御発言もなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこれより討論に入ります。御意見のある方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 ほかに御意見もないようでございますが、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。

第48回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1965/04/13、6期、公明党)【議会役職】

○委員長(白木義一郎君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  最初に委員の異動について報告いたします。  三月二十五日、田上松衛君が辞任され、その補欠に中村正雄君が、また、三月三十一日、館哲二君が辞任され、その補欠に新谷寅三郎君が、それぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についておはかりいたします。  委員の異動に伴いまして、現在当委員会に理事が欠員となっておりますので、この際、理事の補欠互選を行ないます。  互選の方法は、成規の手続を省略し、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第48回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号(1965/04/27、6期、公明党)【議会役職】

○委員長(白木義一郎君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  初めに理事の補欠互選についておはかりいたします。委員の異動に伴いまして、現在当委員会に理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠互選を行ないます。  互選の方法は、成規の手続を省略し、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは理事に新谷寅三郎君を指名いたします。
【次の発言】 公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。本案につきましては、前回までに提案理由の説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入り……

第48回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号(1965/05/18、6期、公明党)【議会役職】

○委員長(白木義一郎君) ただいまから公職選挙法改正に関する特別委員会を開会いたします。  継続調査要求についておはかりいたします。  公職選挙法改正に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本院規則第五十三条により、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時三十二分散会

第48回国会 災害対策特別委員会 第1号(1964/12/21、6期、公明党)【議会役職】

○委員長(白木義一郎君) 一言ごあいさつを申し上げます。  前国会に引き続き災害対策特別委員長に御推挙をいただき、ますますその責任を痛感しております。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の互選を行ないたいと思います。  本委員会の理事の数は四名でございます。互選は投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に稲浦鹿藏君、藤野繁雄君、吉田忠三郎君、向井長年君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時五十五分散会

第48回国会 災害対策特別委員会 第2号(1965/01/27、6期、公明党)【議会役職】

○委員長(白木義一郎君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  初めに、委員の異動について御報告いたします。  去る一月二十一日、久保等君、佐多忠隆君が委員を辞任され、その補欠として、田中一君、藤原道子君が、それぞれ選任されました。  一月二十五日、向井長年君が辞任され、高山恒雄君が選任されました。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。  委員の異動に伴い、理事が一名欠員となっております。つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じます。  互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第48回国会 災害対策特別委員会 第3号(1965/01/29、6期、公明党)

○白木義一郎君 今回、委員長を辞任いたすことになりましたが、在任中は、各委員の格別の御支援をいただき、大過なくその職務を果たすことができましたことを深く感謝いたしますとともに、ここに厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。(拍手)


7期(1965/07/04〜)

第50回国会 災害対策特別委員会 第3号(1965/10/29、7期、公明党)

○白木義一郎君 一問だけ関連。  簡単にお伺いしますが、いま武内委員からの質問に対しまして、大臣並びに本部長としてお答えになったことでちょっと大事な問題を伺っておきたいと思うのです。  それは、災害というものに対して、自然の力と人間の力のバランスには相当な時日を要すると、こういう御答弁があったわけですが、これは災害対策の根本問題として私は非常に興味を持ってお伺いしなければならないと思って質問さしていただくのですが、どのようなお考えで相当な時日とおっしゃったか、その時日はどのように災害対策本部長としてお考えになっているか、人間の力と自然の力のバランスがどうとれていくかという基本的な考え方をぜひ詳……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 懲罰委員会 第1号(1968/08/06、8期、公明党)【議会役職】

○委員長(白木義一郎君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。  このたび、はからずも懲罰委員長に選任されました。私は、はなはだ不なれでございますが、委員各位の御協力を賜わりまして、公平無私にその任を全うしたいと思いますので、何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 本日は、公報をもってお知らせいたしましたとおり、理事の互選を行ないたいと存じます。  本委員会の理事の数は二名でございまして、互選の方法は、投票によらないで、委員長から指名することにいたしまして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に迫水久常君、平井太郎君を指名いたします。……

第61回国会 外務委員会 第21号(1969/07/17、8期、公明党)

○白木義一郎君 従来貿易業者の横すべりという問題がいま話題になっているわけですが、いわば正規のストレートの北鮮行きの旅券がなかなか入手できないということで、やむを得ず横すべりというような不便な方法で貿易業者が北鮮と取引をしていた。これをこの今回の改正案の趣旨から言いますと、「国民の便宜を図るとともに増大の一途をたどる旅券事務の合理化と旅券制度の適正な運営を図ろうとする」趣旨でこの法律を改正しよう、こういうわけですが、その改正の点については、先ほどもお話しのあったように、おそきに失すると、このように私も思っておるわけですが、なぜこの際無理してまでも、横すべりをして取引をしていた、いわば国益に反し……

第61回国会 外務委員会 第22号(1969/07/24、8期、公明党)

○白木義一郎君 ちょっといまの御説明の中から若干お伺いをしたいと思います。  まず最初に兼松さんにお尋ねしたいのですが、兼松さんは今回の法案については事務の簡素化の点で大いに賛成をされておられる。これはよくわかりますが、最後のところで、いわゆる未承認国への横すべりを禁止した二十三条の二項、三万円の罰金を科せられるという点について、衆議院のほうで運用面で考慮するというような意見を聞いている、こういうようにお話があったのですが、その点兼松さんがどのように衆議院のほうの意見をお聞きになられておられるか、もう少し詳しくお聞かせを願いたいと思うのです。

第61回国会 懲罰委員会 第1号(1969/04/01、8期、公明党)【議会役職】

○委員長(白木義一郎君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。  理事の辞任についておはかりいたします。  平井太郎君から文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。  現在、本委員会の理事は二名欠員となっておりますが、理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に古池信三君及び寺尾豊君を指名いたします。 ……

第63回国会 外務委員会 第9号(1970/04/28、8期、公明党)

○白木義一郎君 ただいま問題となっております旅券法改正案について、私は、公明党を代表して、反対の意を表します。  改正案によりますと、承認国への渡航については現行法において全体の五%しか発給されていない、五年間有効の数次往復旅券を全面的に承認国への渡航に活用する、また、手数料の増収分は事務の機械化に回し、国際的な海外渡航の自由化に対処できる旅券行政の簡易化及び合理化をする、という以上の点については、外務省の説明どおり、実情に沿ったものであると思います。  だが、その反面、明らかに未承認国への渡航と承認国への渡航を差別していることがこの改正案の趣旨になっていることは、今後さまざまな問題を引き起こ……

第65回国会 外務委員会 第15号(1971/05/20、8期、公明党)

○白木義一郎君 ただいま政府の御答弁を伺ってていると、たいへん歯切れの悪い御答弁で、したがって、西村先生も加藤先生も全く納得がいかない。納得のいかないままでこれが成立するということもどうかと思うので、もう少しただいまの両先生の質疑について、重複になりますけれど、自由化に逆行する問題等について政府側としてもう一度納得につとめていただきたい。こう思いますが、なぜ、自由化の際に五%の関税を上げるか。しかも、いろいろな要素があるわけです。国益というようなことをおっしゃっておりますけれども、国益が消費者にしわ寄せになって、すでにモデル・チェンジが行なわれている。さらにこの関税の改定が行なわれれば、ますま……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 法務委員会 第1号(1971/07/24、9期、公明党)

○白木義一郎君 本日は法務大臣が就任初の当院における委員会であります。そこで法務大臣に、今後の所信を先ほど伺ったわけでありますが、私はここ数代の法務大臣がとかくの批判を受けてこられたという事実に対しまして、特に出発に当たりまして、ただいま法務大臣の職責を果たすに当たっての所信をお伺いしたわけですが、重ねて従来のような批判を受けるようなことのないように、りっぱにひとつ法務大臣の職責を果たしていただきたい、このように思いますので、あらためて御決意を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 ただいま大臣の決意を伺って、ぜひともひとつ在任中は従来にない、りっぱな大臣であったと、このように心から希望して……

第68回国会 法務委員会 第6号(1972/03/28、9期、公明党)

○白木義一郎君 裁判所職員定員法に関連して御質問いたします。  法曹界にいままた波乱の春がやってきたと世間でさまざまのうわさ、批判等が繰り返されておりますが、これは申すまでもなく裁判官の再任拒否問題の再燃であります。この件に関しましては、わが党は最高裁の処置は人間性を無視し、思想、信条の自由さえもそこなうと、昨年の五月に見解を発表しております。ただいまもその理由等詳しく加瀬委員から質問がありました。明快な答弁がなかったことはまことに残念でありますが、この再任問題については、また別の機会に申し述べたいと思いますが、この傾向が裁判所の事務総局にもあるのではないか。その事務総局の機構等に改善の余地が……

第68回国会 法務委員会 第15号(1972/05/16、9期、公明党)

○白木義一郎君 犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案について若干の御質問をいたします。  この改正法の提案理由を拝見いたしますと、中央更生保護審査会の審査対象事件が最近著しく増加した、そのために委員長を常勤的に勤務させねばならない、そういう提案理由でありますが、その増加した審査対象事件の内容を詳しく御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 年々増加する審査対象事件に、従来はどのように審査会がこの審査の仕事を行なっていたか。五名の委員が常勤でなくこれらの審理の処理をしてきたと、こういうことになるわけですが、実際上の実務はおそらく事務当局がこれをやってきたんじゃないか、このように思うんですが、……

第68回国会 法務委員会 第20号(1972/06/01、9期、公明党)

○白木義一郎君 罰金等臨時措置法の一部を改正する法律案の内容に入る前に、法務大臣にちょっとお考えをただしておきたいと思いますが、結論的に申し上げますと、一口に言えば罰金の値上げ、こういうことが現時点においてふさわしいかどうか、こういう問題です。  もう御承知のとおり、国民は政府の無為無策によって日々値上げの恐怖にさらされている最中であります。内容はともかくといたしましても、大衆としてはまた罰金まで値上げかと、こういうような感じを特に持つんじゃないか。ということは、昨年あたりまでは、いままで御答弁あるいは質問等にありましたように、内容を改定するというようなことが当然のこととされてい わけですが、……

第68回国会 法務委員会 第23号(1972/06/12、9期、公明党)

○白木義一郎君 先ほど大臣の提案理由の説明を伺いまして、その中に現行の刑事訴訟費用等に関する法律によると、運賃の等級を三階級に区分する船舶による旅行の場合に、国選弁護人に支給される運賃は、中級以下の等級の運賃に限られることとされておるが、国選弁護人の職責、社会的地位及び国家公務員等に支給される旅費額との権衡を考慮して、これを裁判所が相当と認める等級の運賃によって算定することとしたい。そして上級の運賃を支給できるように改めたいと、こういう趣旨でありますが、上級の運賃を支給することもできるようにしたいと、改めたいということは、すべての国選弁護人に上級の運賃を支給しようというのか、あるいは区分をしよ……

第70回国会 法務委員会 第3号(1972/11/13、9期、公明党)

○白木義一郎君 第六十九回国会閉会後において、委員会より東北地方へ派遣されました委員を代表して第二班の調査の結果を報告いたします。  去る九月十八日から五日間、佐々木理事、木島委員と私が岩手県、宮城県及び福島県において裁判所及び法務省関係の庁舎施設の営繕状況並びに矯正施設の運営状況及び更生保護行政の実情について現地調査を行なってまいりました。  調査にあたり、現地の各関係機関等から終始懇切な御協力をいただきましたこと、並びに最高裁判所及び法務省から種々御便宜をお取り計らいくだされましたことを厚く感謝申し上げます。  以下調査項目に従って申し上げます。一、裁判所、法務省関係庁舎施設の営繕状況  ……

第71回国会 法務委員会 第5号(1973/04/03、9期、公明党)

○白木義一郎君 私は、今回の裁判所職員定員法の改正案に対しまして御質問を行なう趣旨は、あくまでも、現在問題になっております裁判の重要問題である訴訟遅延という問題について、ともに適策を見出し、また考えていきたい、こういう考えのもとにひとつ質問さしていただきたいと思います。  で、具体的に私ども国民の評価を申し上げますと、裁判官は立法府や行政府から独立しているばかりでなく、司法行政事務以外はその所属する上級者からさえ指示や影響を受けないのがたてまえである、また、法廷の主人として、裁判を早く進めようと、またゆっくりやろうと、全く裁判官自身の自由である、このように受けとめております。また、他の公務員は……

第71回国会 法務委員会 第7号(1973/05/08、9期、公明党)

○白木義一郎君 最初に、この本法の刑事補償を請求できる権利の人が現在どの程度いるか、あるいはここ数年間のその内訳、それをちょっとお聞かせ願いたいと思います。で、それについて現実に現在、この補償を請求している現況も合わせてお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、この補償法というのは、内容は、いずれにしても無罪になった、拘禁された、その人の損害について補償しょう。無罪までは相当な時間をかけ労力をかけて裁判その他を行なっていくわけですが、それが無罪になってしまって、これは請求をしなければ補償されないような問題なのか。あるいは、これはいろいろやってみたけれども結局あなたは無罪でした、……

第71回国会 法務委員会 第8号(1973/06/05、9期、公明党)

○白木義一郎君 いろいろありがとうございます。  ただいま佐々木委員、両参考人のお話をいろいろ伺いますと、いずれも専門の方ばかりのお話で、私はしろうとなもので、素朴な立場から若干お尋ねをしたいと思いますが、最初に山本先生にちょっとお尋ねしたいんですが、無過失という前提でこの刑事補償法をお考えになっているように伺ったわけですが、その無過失であるという意味をもう少しわかりやすく御説明願いたいのですが。
【次の発言】 先ほどもちょっと大野先生からのお話の中にもありましたけれども、第一審、第二審は有罪であった。しかし最高裁で無罪の判決があった。単純に伺っていますと、第一審、第二審が有罪で最終的には無罪……

第71回国会 法務委員会 第10号(1973/06/14、9期、公明党)

○白木義一郎君 きょうは午前中に人権擁護という問題を根本に、いろいろな質疑が行なわれたわけでありますが、本法案もいよいよ本日で賛否を明らかにするというようなことになりましたけれども、この法案が活用されてこなかったということが私の一番気になる問題で、すでに大臣もそれをお認めになっておるわけですが、それ以前に、衆議院で附帯決議がつけられ、また大臣も前向きに検討するという発言をされたにもかかわらず、再びこの改正案だけが出てきた。それについて、先日鈴木委員からの質問で、大臣はこの今回の任命について、大臣就任直後の問題であったのでという御答弁でありましたけれども、ほんとうに大臣が前回に検討すると言うそれ……

第71回国会 法務委員会 第11号(1973/06/21、9期、公明党)【議会役職】

○理事(白木義一郎君) 本件に対する質疑は本日はこの程度といたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十二分散会

第71回国会 法務委員会 第14号(1973/07/10、9期、公明党)

○白木義一郎君 たいへん長い間ありがとうございました。  われわれ、国民の一人として、貴重な御意見として承った次第ですが、いろいろお話を伺ってますと、私どもとしても、いま御質問がありましたように、監査制度という問題と、それから皆さん方の独立性の問題という点についてずいぶん認識を改め、非常に今後研究をしていかなければならない、また、率直に言って一まつの不安も感じたわけですが、現時点では、いまお話がありましたように、特殊法人というワクの中でできるだけそれをカバーしていこうということも伺って、いささか感じ入っている次第でございます。  そこで、率直に一つだけ、これは素朴な国民的な質問ですが、この今回……

第71回国会 法務委員会 第15号(1973/07/12、9期、公明党)

○白木義一郎君 たいへんありがとうございました。林先生も佐々木先生も専門家としてたいへん立ち入った詳しい実情を伺いまして、ありがとうございます。  一つ二つお伺いしたいのは、これはごくしろうとの素朴な質問ですが、国選弁護人制度の活用といいますか、必要とする状態といいますか、あるいはどういうときに国選弁護人が選定できるか、まずそれをお伺いしたい。
【次の発言】 そうしますと、先ほど最後に林先生が、この法案はぜひ人権問題としてもやらなければならない、そういうお答えがあったわけですが、そこで部たちは、弁護士の先生方は――要するに権力には、弱者を守る権力とそれから強者を守る悪い権力と、こういうふうに両……

第71回国会 法務委員会 第17号(1973/08/23、9期、公明党)

○白木義一郎君 今回の事件は、日本の帝都の一流ホテルの中で行なわれた、しかも韓国の有名な政治指導者が国外にさらわれた非常にショッキングな事件であります。おそらく国内は当然のことながら、諸外国も、この日本の現状に対して非常に不安なイメージを抱かざるを得ない、こういう現状であろうかと思います。したがいまして、わが国といたしましては非常に国家的な損失の事件である、したがいまして、歴史的また伝統的に従来の韓国との関係を逐次的に前進をせしめてきた現状からいいますと、はなはだ憂うべき事件であると思わざるを得ないわけです。したがいまして、ここで政府はどうしてもこの問題をすみやかに明らかにして、単にこの両国の……

第71回国会 法務委員会 第18号(1973/08/28、9期、公明党)

○白木義一郎君 最初に吉岡入管局長さんに、先ほどの佐々木委員に対するお答えをもう一度お尋ねしたいのですが、それは、入国管理局に今回の事件の報告があったのがいつごろで、どういう報告がどこからあったのか、おそれいりますがもう一度お聞かせ願いたい。
【次の発言】 そうしますと、あなたのところへはすでにもう、韓国大使館員によって連れ去られたと、こういう連絡があったわけですね。そうしますと、もうこの事件は最初からそういう考えのもとに捜査を、あるいは追跡を開始したと、こういうように受け取れるわけですが、その点は警察庁のほうはどうですか。
【次の発言】 そうしますと、当局はそういういま答弁のあったようなこと……

第71回国会 法務委員会 第19号(1973/08/30、9期、公明党)

○白木義一郎君 初めに外務省にお尋ねしますが、先日に引き続いてのお尋ねですが、先日五項目の申し入れということで御説明を願ったのですが、現在になってみますと、十項目の申し入れを行なったと、こういうことになっておりますが、当日の御説明と食い違いがある。その点をひとつ御釈明を願います。
【次の発言】 そこで、当日ですね、この申し入れについて、私たちはどうも従来の進行状況から見ますと、この申し入れについての回答はゆっくリズムで、どうにもあまり期待ができないんじゃないか。法務大臣もあまり確信あるお話でもなかったし、情勢もそういうことでありましたけれども、先日の委員会の晩に回答があったと、そういうことで、……

第71回国会 法務委員会 第20号(1973/09/11、9期、公明党)

○白木義一郎君 昨日の参議院の本会議、非常に各党とももの足りない感じをしたかと思います。さらに、その前の衆議院の本会議もさることながら、昨日の当院の政府の御答弁は非常に不満である。その中でも、いま佐々木委員が触れられました法務大臣のこの主権の侵犯の定義といいますか、それについて、私どもも実はおやつという感じを持った、それについていま御答弁がございました。しかし、これはお二方とも有能な弁護士さんであって、先輩、後輩の間でもあって、佐々木先生は非常に大臣の答弁を了とされたようですが、私はしろうとですから、どうも大臣の答弁じゃもう一つしっくりしない。  そこで、職務行為でなければならない。そうすると……

第71回国会 法務委員会 第21号(1973/09/13、9期、公明党)

○白木義一郎君 最初に入国管理局長さんにお伺いいたしますが、今回の事件で、新聞等を拝見しますと、捜査当局がいろいろと捜査をしたいというような、あるいは参考意見を聞きたいというような人物が次から次へと帰ってしまう、そのことについてはどうしようもないのだ、現行法では。これも伺いました。  そこで、今回の事件を契機として、将来の問題としてこういう問題をどうこれから扱うか、対処するか。おそらく捜査当局だけじゃなくて、私たちも非常に無念の思いを持たざるを得ないわけです。それで、今度の問題には間に合わないにしても、将来において何か対策が考えられているかどうか、お伺いしたいと思います。

第71回国会 法務委員会 第22号(1973/09/18、9期、公明党)

○白木義一郎君 先日の委員会で外務省にお願いしておいたので、それの御報告をまず最初にお願いしたいと思います。
【次の発言】 そこで、その協力の依頼文全文を教えていただきたいんですがね。その、まあ訂正したわけでしょう、訂正する前の全文を、これは大臣にもよく心得ていただきたい大事なことですので。
【次の発言】 そこで、法務大臣、これはいま説明がありましたように、韓国の文部省から大阪の小学校の先生が招待をされて韓国へ行ったと、それについて視察その他の日程を組んで各方面に協力をしろと、こういう向こうでの文部大臣の要請の文書だと――公文書になるわけです。その中に、相手先にKCIAが、部長あてがあるわけで……

第71回国会 法務委員会 第23号(1973/09/20、9期、公明党)

○白木義一郎君 いまのに関連して。  ただいま佐々木委員から御発言がありました件は、先日の委員会で、私から、私の発言がもとでこういうことになったわけでありますが、貴重な時間をさくことを非常におそれるものですが、私のあのときの真意は、ああいう人間であるから間違いはやむを得ない、しかし被害者もあり、それからその捜査に当たる人々も、それぞれ間違いですから、やむを得ない、しかし被害者もあり、またその責任を問われる人も出てくるわけなんです。そこで、二度とこういうことがないようにするには何が必要かということが私の言いたいことであったわけです。それはやはり最高責任者が、二度とこういう不始末を起こさないように……

第72回国会 文教委員会 第6号(1974/04/02、9期、公明党)

○白木義一郎君 最初に、大臣の所信についてお伺いしておきたいと思いますが、大臣は所信において、冒頭、「学制百年の歴史を刻んだわが国の教育は、新たな教育百年への飛躍を期して、多くの関係者により鋭意努力が重ねられております。ところで本年は、きびしい試練の年であります。」と、このように冒頭におっしゃっておりますが、この大臣が感ぜられたきびしい試練の年という意味ですね、大臣の受け取り方についてちょっとただしておきたいと存じます。
【次の発言】 その「きびしい試練の年であります。」という次に、「資源に恵まれないわが国が、今日の試練を乗り越えて、限りない未来にわたって発展を続け、真に健康にして文化的な生活……

第72回国会 文教委員会 第13号(1974/05/14、9期、公明党)

○白木義一郎君 ただいま提案中の法案につきまして若干のお尋ねをいたしたいと思います。  従来「特殊教育」と言いならわしてきていますが、この「特殊教育」ということばは学校教育法では条文の中には使用されていなくて、第六章の章名として総括的に使用されてきています。さらに「特殊学級」ということばは同法の第七十五条及び百七条で使用されておりますが、提案者はこの特殊教育、特殊学級の「特殊」という用語を改めて「障害児教育」、「障害児学級」と改正をしようとしています。私も、この用語については改正することに賛成でございますので、その立場から二、三お伺いしたいと思います。  昭和四十四年の六月十七日、当参議院文教……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 法務委員会 閉会後第1号(1974/08/22、10期、公明党)

○白木義一郎君 最初に中江さんにちょっとお尋ねするのですが、先ほど来の佐々木委員との質疑応答を伺っておりますと、非常に心配になってまいります。ということは、いま国際的にも非常に問題になっております狙撃事件につきまして、外務省がどのような真剣な態度でこの処置に当たっているかということを冒頭に私は当委員会で伺えるのじゃないか、非常にそういう関心を持って伺っていたわけです。当委員会としましてはこの問題について、初めてこの委員会で取り上げられた問題ですので、当然外務省の代表としては、その経過詳細な経過をつぶさに報告をされて、そしてしかもわが外務省はこの事件についてこれだけ真剣に取り組んでいるんだという……

第73回国会 法務委員会 閉会後第2号(1974/09/09、10期、公明党)【議会役職】

○理事(白木義一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  この際、委員長から政府側に対し一言注意を喚起いたします。  当委員会は、検察及び裁判の運営等に関する調査の一環として、当面する諸問題について先般来より委員会を開いて調査を進めております。しかるに、本日の委員会に政府側の十分なる出席を得られなかったことは、まことに遺憾であります。政府側においては、今後本委員会の審議のため、委員各位の要求する大臣等の出席については十分配慮するよう、委員長から強く要求いたします。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第73回国会 法務委員会 閉会後第3号(1974/11/14、10期、公明党)

○白木義一郎君 最初に、当委員会の開催にあたって、本日は法務大臣も初めてのことであり、たいへん御高齢でもあるからということも含めまして、おおむね五時をめどとして委員会を運営しようじゃないかということでまいったわけでございます。たいへん差し迫ってまいりましたので、きめたことは守らなければなりませんので、そのことを含んでひとつ御協力を願いたいと思います。  言うまでもなく、ただいま国会というか日本じゅう、あげて金脈問題が注視の的になっておりますが、最終的には、いま国会におきましては守秘義務と国政調査権の問題に突き当たっている、このように思います。そこで最初に、守秘義務の範囲といいますか、一般論とし……

第73回国会 法務委員会 閉会後第4号(1974/11/28、10期、公明党)

○白木義一郎君 初めに法務大臣にちょっとお尋ねしたいのですが、先ほど佐々木委員の質問の中で、法務大臣としての今後のお考えあるいは姿勢ということで御答弁があったわけですが、繰り返し李下に冠を正さずと。私は文学論をするわけじゃないのですけれども、外国にいるような気になりまして、もう少し日本的に法務大臣の、李下に冠を正さずという決意あるいは心境を御説明を願いたいと思います。というのは、御承知のとおりのような現状で、最も大事な、それこそフットライトに照らされているような法務大臣という立場にみずからおつきになったわけです。相当な御決意と、あるいは現実的な問題に対して責任ある立場で、相当な決意と長い政治家……

第74回国会 法務委員会 第1号(1974/12/23、10期、公明党)

○白木義一郎君 一点だけお伺いしたいと思います。  先ほど寒冷地手当について御答弁がありましたけれども、反対に非常に暑さのきびしい、また湿気の多い沖繩県という特殊な気象条件のもとにおける裁判官あるいは検察官に対するいわゆる酷暑手当といいますか、亜熱帯手当といいますか、この新設についてお伺いしたいと思いますが、昭和四十七年の十一月の九日に当委員会において、法務省側の答弁として、この問題は一般公務員とのかかわり合いにおいて十分慎重に検討しなければならない問題であると、このような答弁をされておりますので、その後、この手当についてどのような経過あるいはお考えをお持ちになっているか、その一点だけお尋ねし……

第75回国会 法務委員会 第3号(1975/02/18、10期、公明党)

○白木義一郎君 私は、刑事犯罪被害者補償についてと、それから司法書士の件についてきょうは御質問を申し上げる予定でございますが、その前に、先ほど大臣がお出になる前に佐々木委員から司法試験の問題について質問並びに要望があったわけですが、その件についてちょっとたいへん残念な思いがしましたのでお話をしておきたいと思います。  この司法試験に盲人の方が受験をなさる、それについて法務省は、すでに点字の六法全書を四月に発刊する、さらに従来は特別扱いとして受験地を東京で試験を受けさせる、目の見えない方をわざわざ東京まで呼んで試験を受けさせた、これはたいへん不都合であるというので、今回から現住所で試験を受けられ……

第75回国会 法務委員会 第5号(1975/03/20、10期、公明党)

○白木義一郎君 ただいま提案中の定員法の一部改正について、若干の質問をしたいと思いますが、提案理由の説明の中に「この法律案は、裁判所における事件の適正迅速な処理を図る等のため」と、このように言われております。国民といたしましては、現在の裁判の状況に対しては、非常に裁判の結論というものが時間がかかる、非常に裁判になると被告という立場から長い間拘束される、できるだけスピードアップすべきである、これは当然な意見でありますが、もちろん迅速だけであってはならないわけで、基本的な適正な裁判ということが最も重要であろうかと思います。その適正ということについても、国家的利益の立場からの適正と、また人権擁護の適……

第75回国会 法務委員会 第6号(1975/03/25、10期、公明党)【議会役職】

○理事(白木義一郎君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  片山正英君、木村睦男君及び塩見俊二君が委員を辞任され、その補欠として岩上妙子君、大島友治君及び戸塚進也君が選任されました。
【次の発言】 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。

第75回国会 法務委員会 第7号(1975/03/27、10期、公明党)

○白木義一郎君 最初に、この法案の第七条第二項「委員長及び委員は、在任中、政党その他の政治団体の役員となり、又は積極的に政治運動をしてはならない。」こういう条項がございますけれども、この条項についての大臣のお考えを伺っておきたいと思います。
【次の発言】 これは局長さんの方に伺いたいんですが、その中で「積極的に政治運動をしてはならない。」こういうふうになっておりますけれども、積極的な政治運動と消極的な政治運動をどうとらえられてこのような条文ができ上がっているか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこで、第五条の四項には「委員長及び委員の仕命については、そのうち三人以上が同一政党に属する者……

第75回国会 法務委員会 第8号(1975/05/13、10期、公明党)

○白木義一郎君 ただいま、午前中から引き続いて行われております当委員会の私の質問に先立ちまして、われわれ公明党は、現在の憲法は世界有数のすぐれた憲法である、あくまでもこの憲法を守り抜いていく、そこに誇りも感じ、またわれわれの党としてのはっきりとした態度を明らかに申し上げておきたいと思います。したがいまして、公明党は唯一の現憲法を擁護していく政党である、こういう立場で質問を申し上げたいと思います。  先般来問題になっておりますのは、この五月三日の自主憲法制定国民会議に法務大臣が出席をされた。その内容は、現憲法を諸悪の根源ときめつけたその会合に現職の大臣が、しかも最も適正に法を運営し、法の番人であ……

第75回国会 法務委員会 第9号(1975/05/15、10期、公明党)

○白木義一郎君 総理大臣にお伺いします。政府見解についてまずお伺いしたいと思います。  まず、さきの官房長官名になっている政府見解の第二項、すなわち稲葉法務大臣は「法務大臣としての立場ではなく、同氏個人の資格においてであるが」云々の第二項は取り消されるのであるかどうか、あるいは全文を取り消し訂正するのではなく、むしろその補足説明として、一昨日の本院法務委員会での総理答弁を集約した結果、後の政府統一見解の第二項となったのか、総理の答弁をお願いしたい。
【次の発言】 私がお伺いしているのは、二回統一見解が出ているわけです。それを、前のを取り消して新しいのを出したのか、それとも前のを補足して出された……

第75回国会 法務委員会 第10号(1975/06/05、10期、公明党)

○白木義一郎君 私、公害問題について、法務省また検察当局の方針について若干お伺いをしたいと思います。  現在わが国では、人を殴っただけでも刑事犯に問われるというのが現況でありますが、たとえば水俣病やあるいは最近の水島事故で、何百人犠牲者が出たりあるいは海を汚染し、多大の迷惑をかけても刑事責任は問われておりません。これは国民感情や被害者から見れば非常に矛盾である、こう考えざるを得ないわけですが、今後社会正義の立場から、人道上からも、法務省はいかなる方針でこの公害問題について臨まれるか、基本的な方針を最初にお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 四月十六日の朝日と毎日新聞で報道されております……

第75回国会 法務委員会 第11号(1975/06/12、10期、公明党)

○白木義一郎君 三人の先生方に、それぞれのお立場からうんちくを傾けた御意見を伺いまして、心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。  そこで、私はこういう法律が今後のわが国に必要であるかないかという基本的な考え方に立って、一、二御意見をお伺いしておきたいと思います。  最初に松本先生にお尋ねしますが、先ほどのお話では、この設置法の中の二十一人の委員の顔ぶれでは最高裁判所の裁判官を選ぶには不適当である、こういう御意見がございました。私は伺っていて、おやおやと思いました。と同時に、御経験の上から、最高裁の内部の職務、責任の上からそう率直に判断をされたのじゃないか、まあこういうように思い返し……

第75回国会 法務委員会 第12号(1975/06/17、10期、公明党)

○白木義一郎君 ただいま議題となりました集団代表訴訟に関する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  欠陥商品、やみカルテルによる価格引き上げ等の一企業または数企業の違法行為によって無数の消費者が損害を受けているという現実があるにもかかわらず、現行民事訴訟制度は、原則的には、一対一の対等な当事者間の紛争を解決することを念頭に置いて紛争を解決するための手続を定めているにすぎないから、このような原則に基づく現行民事訴訟制度のもとでは、一対無数すなわち企業対無数の消費者の民事紛争を解決しようとしても、その訴訟追行は事実上不可能であります。すなわち、今日の消費者問題は、訴訟を通じては事……

第75回国会 法務委員会 第13号(1975/06/19、10期、公明党)

○白木義一郎君 初めに、大臣に基本的な点についてお伺いしておきたいと思いますが、前回の昭和四十八年度の補償法の改正の際に、田中前法務大臣はこの補償制度に関して次のように述べております。「こういう制度が、どの制度も似ておるんです。当然権利が主張されなければならぬのにかかわらず、請求をしなければやらないんだという立場をとっておりますのは、あらゆる制度にそういうことが出ておる。これはまあ何と申しますか、遠慮をせずに申し上げますと、わが国の官尊民卑の思想から出ておるものと思います。国民を大切にして、人権を真に尊重するというたてまえからならば、請求の有無などにかかわらず出すという方針をとっておかしくない……

第75回国会 法務委員会 第14号(1975/06/24、10期、公明党)

○白木義一郎君 どうも貴重な御意見伺いまして、ありがとうございます。私は、両先生のお述べになったお考えにつきましてお伺いするということではなくて、両先生共通した問題として、今回提案されておりますこの補償法の一部改正についての基本的な御意見を参考までにお伺いしたいと思います。  この法律案につきましては、もう何回もこの国会の場で改正が繰り返されております。記録によりますと、毎回、高いとか、いや安いとか、そこへしぼられてくるように思います。そこで前回、私はこの改正案の審議に携わりまして、これはちょっとどうかなと思うことがございました。ということは、単純に言いますと、無実の人が嫌疑を受けて、そしてと……

第75回国会 法務委員会 第15号(1975/06/26、10期、公明党)

○白木義一郎君 先般の当委員会で、この刑事補償法に対しての私どもの考え方、とらえ方につきまして、前法務大臣の田中氏の発言を御紹介して大臣にお聞き願ったわけですが、そこで最初に、この刑事補償という言葉の解釈を基本的な立場から考えますと、一応の定義として、刑事責任なき者に対し、国家が犯罪者または犯罪被疑者として扱ったことにより与えた損害を補てんする制度というように考えられるわけですが、これはいわゆる専門家の解釈でありまして、大臣初め皆さん方は私から言いますとプロであります。  私はアマチュアであります。なかなかむずかしい言い回しなので、アマチュアの立場でこの刑事補償法という法律の原点といいますか、……

第76回国会 法務委員会 第4号(1975/11/20、10期、公明党)

○白木義一郎君 最初に、船舶責任制限についての国際条約が一九五七年に結ばれておりますが、現在までにすでに二十六カ国が批准を終えて、主要海運国のうちではアメリカ及びわが国等がいまだ批准をしておりません。それをためらわせた原因はどういうところにあるのか、その間の事情をまずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 その国際条約が締結されてから約十年を経た一九六七年の十月に、運輸省から法務省に対して国際条約の批准、国内法化の促進についての公式の要請があったそうですが、その内容を概略御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、この本法案を被害者保護の立場からお尋ねしたいと思いますが、この法律案は……

第77回国会 文教委員会 第3号(1976/02/12、10期、公明党)

○白木義一郎君 初めに大臣にお尋ねしますが、先ほど所信を表明されました。久保委員からもちょっと触れられましたけれども、「特に伸び伸びとした自主的で創造的な人間の育成を期するためには競争第一主義の風潮を排し、受験体制の過熱化の現状を打開し、学校にゆとりのある雰囲気を取り戻し、学ぶ者、教える者がそれぞれ互いに助け合う気風を醸成することが必要であります。私はこのような教育本来の環境づくりに向けて総合的な諸施策を検討し、これを推進してまいりたい」との大臣の所信については、当然のことであると思いますが、もう大臣もおわかりのように、この主任制度の実施に当たりまして、当委員会においてもこれだけの何といいます……

第77回国会 文教委員会 第4号(1976/03/04、10期、公明党)

○白木義一郎君 法案審議の質問に入る前に、文部大臣に教育に関する基本的な考え方をまずお尋ねをしておきたいと思います。  大臣は所信表明にも述べられておりますが、世間ではよく一流大学とかあるいは二流大学とかいうような大学を評価する言葉が言われておりますが、また現在の社会機構もそれを認めている状態でありますが、このような状態は教育の根本精神から言っても大変な間違いであると思います。大学院等の高等教育制度を充実することも大切でありますが、各大学の格差是正をすることもより大切であると私は思っております。また、幼児に関しても、幼稚園などは入園希望者の四、五歳児に対しては、御承知のとおり約五〇%ぐらいしか……

第77回国会 文教委員会 第5号(1976/05/11、10期、公明党)

○白木義一郎君 私は、質問に入ります前に、けさほどから行われております当委員会の質疑並びに御答弁を伺いながら、教育のいかに大事であるかということをしみじみ考えつつ、若干考えを述べてみたいと思います。  ある識者が、青少年というものは人類に欠くべからざる水のようなものである、ところが、この水が往々にして人畜に被害を及ぼし、あるいは家屋、田畑等を押し流す悲惨な水にもなる、こういうことを聞いたことがございますけれども、まことにそのとおりだと思います。それで、青少年の教育に際しましては、この水のような青少年をどう世界平和のために生かし切っていくかということが大事ではないか。これはどなたも異論のないこと……

第77回国会 文教委員会 第7号(1976/05/18、10期、公明党)

○白木義一郎君 国立学校設置法に関連しまして人事院で新たに設けられた行政官国内研究員制度に関してお導ねをしたいと思います。  まず冒頭に文部大臣にお導ねをいたしますが、この制度に対して文部大臣としてはどのような評価をされていらっしゃるかを最初にお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 それで人事院ではこのたびのこの制度に関して今年度の実態を掌握されていらっしゃると思いますが、その御説明をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 人事院がこの制度を創設した目的は、人事院で出された「行政官国内研究員制度の概要」の初めにその趣旨が述べられておりますが、この趣旨のとおりであると理解をしておりますが、……

第77回国会 法務委員会 第5号(1976/05/13、10期、公明党)

○委員以外の議員(白木義一郎君) ただいま議題となりました集団代表訴訟に関する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  欠陥商品、ヤミ・カルテルによる価格引き上げ等の一企業または数企業の違法行為によって無数の消費者が損害を受けているという現実があるにもかかわらず、現行民事訴訟制度は、原則的には、一対一の対等な当事者間の紛争を解決することを念頭に置いて紛争を解決するための手続を定めているにすぎないから、このような原則に基づく現行民事訴訟制度のもとでは、一対無数すなわち企業対無数の消費者の民事紛争を解決しようとしても、その訴訟追行は事実上不可能であります。すなわち、今日の消費者問題……

第78回国会 文教委員会 第3号(1976/10/19、10期、公明党)

○白木義一郎君 参考人というよりは元横綱の胸を借りたいと思います。私は、元プロ野球の選手だったもんですから、ここで両元有名な関取衆に胸を拝借したいと思います。  余り時間がございませんから簡潔にお伺いしますけれども、今度の事件は、私、スポーツマンとして、あるいは大ファンの一人として、あるいはまた国民の代表の国会議員として、いろいろ考えてみたんですが、ファンの立場としますと、どうも今度の事件は三角関係の犠牲にトンガの子供たちがなったんじゃないかというような結論を感ずるわけです。親方にも、こっちのお父さんにもつけない、協会というおやじにも見放された。それから、しがみついていた母親にも最終的には見放……

第78回国会 文教委員会 第4号(1976/10/21、10期、公明党)

○白木義一郎君 初めに文化庁の方へお尋ねをいたしますが、問題点がたくさんございますので、ひとつ簡潔に御答弁を願いたいと思います。  御承知のとおり、天皇即位五十年の式典が政府によって実施されることに決定されておりますが、政府が主催をするということで文化庁もこの式典に参画して花を添えようというようなことで種々の催し物の計画をお持ちのようですが、どのような計画をお持ちになっているか最初にお尋ねをしておきたいと思います。
【次の発言】 当初に東洋館特別展示場において戦争記録画が出品をされる予定になっていたと聞いております。で、その準備のために近代美術博物館は戦争画を修復して保存中と言われておりますが……

第78回国会 文教委員会 第6号(1976/10/28、10期、公明党)

○白木義一郎君 二、三の点について御質問並びにお教えを願いたいと思います。  いま冒頭にお話がありましたように、三年間大ぜいの先生方が真剣に取り組んでいただいたその結論の「まとめ」を拝見いたしまして、いまお話があった中で、この「まとめ」の「関連事項」の問題について、私は非常に関心を持ちました。最も教育の場で大切な問題がこの「関連事項」で済まされている、こういう感じを非常に強く持ったわけでございます。すなわち教科書の検定制度あるいは「学校運営と学習の指導方法」「教員の養成と研修」「上級学校の入学者選抜制度」入試制度ですね。それから「家庭教育及び社会教育との関連」この問題が私は一番大事じゃないかと……

第78回国会 文教委員会 第7号(1976/11/02、10期、公明党)

○白木義一郎君 先日、大阪の中宮病院における自閉症児に関しての私の質問に対しまして、大臣からも積極的な意見をいただきました。で、地元の自閉症児を持つお母さんたちは大変喜んでおられますが、その後どのような対策を現場に指示をされたかどうかを最初にお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 いずれにしても激増する自閉症児に対する教育という問題が次第に重要性を帯びてまいりますので、従来進めてきた各方面の病院へ収容すると同時に、これらの児童に勉強させる機会をできるだけ与えていくと同時に、自閉症児に対する研究、またそれに対する対応策のモデルケースとしては非常に大事な点じゃなかろうかと、こういうふうに考えてお……

第80回国会 文教委員会 第6号(1977/03/15、10期、公明党)

○白木義一郎君 大臣の所信に対する質問に入る前に基本的な問題を端的にお尋ねして、明らかにしておきたいと思いますが、三木前内閣が文部大臣に永井さんを登用した当時は大変、世間ではこの人事について高い評価と期待を持っている。その際に、あなたは三木内閣の番頭役をしていたのですが、三木内閣がどのような構想と理念を持って久しぶりで民間人である永井さんを登用したのか、そのいきさつをお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 その後の二年間の三木内閣の間に、あなたが副官房長官として活躍をされたということからみると、組閣に当たって相当三木さんもあなた方の意見を聴取したんじゃないかというようなこと。それから、……

第80回国会 文教委員会 第7号(1977/04/05、10期、公明党)

○白木義一郎君 四人の先生方、それぞれの立場で大変有益な御意見を伺ったわけですが、拝聴いたしておりまして、率直に申し上げますと、だんだん伺っておりますうちに、学校は企業が、企業は学校が、と言っているうちに、大体行政府が、それからそのうちにお前たち政治家がなっとらぬじゃないか、とはおっしゃいませんでしたけれども、何となくその底流にそういうお考えのあることを私はうかがえます。そのとおりと受けとめまして、今後さらにこの方の改革を進めてまいる決意を強くしたわけでございます。  そこで若干お尋ねをさしていただきたいと思いますが、中川先生あるいは村松先生から御意見が述べられ、いま当委員会でも文部大臣を中心……

第80回国会 文教委員会 第9号(1977/04/12、10期、公明党)

○白木義一郎君 最初に、入試センター設置における共通一次テストについて基本的な問題をまずお尋ねいたします。  で、国大協は、この共通一次テストの実施により入試地獄の解消がなされると言われておりますが、大臣の御意見を初めにお尋ねしておきたいと思います。というのは、先ほどもいろいろと議論がなされたように非常に、この問題については重大な問題が含まれている。しかも七、八年間国大の先生方が英知を傾けてこられた、その上で提出された法案を私たちは伺うと、大変将来憂慮すべき問題が未解決であるというようなことから、果たしてこの法案成立後に、予期したとおりの入試地獄の解消が、試験地獄の解消が期待できるかどうか、万……

第80回国会 文教委員会 第10号(1977/04/14、10期、公明党)

○白木義一郎君 いろいろ御意見を承りましてありがとうございました。最初にこの統一テストについて取り組んだ私の感想をまずお聞き願いたいと思います。と申しますのは、私はやはり地獄に責めさいなまれて、それからそれを巧みに抜け出てきた一人で、余り勉強よりもグラウンドで青春を燃焼し尽くし、母校のために学生時代を送ったという、野球の選手の方が主体であったわけですが、したがいましてこういう専門的な問題になりますとほとんど素人に近いという立場から、なるほどいま社会問題となっているこの問題について、学生の立場、父兄の立場から勉強さしていただきました。  数々の質疑を伺っておりますうちに、文部大臣は、一歩でもいい……

第80回国会 文教委員会 第11号(1977/04/19、10期、公明党)

○白木義一郎君 一問だけ関連して局長にお伺いしておきますが、先ほど足切りの問題で、足切りには予備選抜と調査書による二つの足の切り方があると。これは切られる方は大変痛いわけです。それで、しかも現在も、現在の制度で行われているという御答弁がありました。その点をただしておきたいんですが、全身麻酔で切るのか、局部麻酔で切るのか、麻酔なしで切るのか、これは痛さが全然違うわけです。そこで現在の足切りの切り方、それから、この統一テスト後の第二次テストの足の切り方を、医学にたとえて具体的にひとつ国民に、切られる方に教えていただきたいわけです。いままでのお話ですと、その点がはっきりしておりません。まあ、正規の手……

第80回国会 文教委員会 第12号(1977/04/21、10期、公明党)

○白木義一郎君 それでは、統一テストの件について最終的な理解を得たいと思いましてお尋ねをするわけでございますが、文部大臣のいままでの御答弁によれば、この制度には大きく期待ができないけれども、一歩でも改革の前進になる、このように思われているようですが、私もまさにそのとおりだと思います。で、大幅な入試地獄の解消になる。一歩あるいは半歩なんというものじゃない、大幅な改善になるということを強く認めざるを得ない。で、この入試地獄というのは、教授あるいは当局側の地獄と受験生側の地獄とあるわけです。大学側の入試地獄は相当大幅に改善されるわけです。逆に、学生、受験生の側から言うと、これはどうしても負担がさらに……

第80回国会 文教委員会 第14号(1977/05/12、10期、公明党)

○白木義一郎君 最初に、文部大臣にこの年金制度の格差についてちょっとお尋ねしておきたいと思いますが、御承知のとおり、わが国では高齢化社会が進んでまいりまして、必然的に国民は老後の生活を保障する年金制度に非常に関心を高めつつあります。特に、先ごろ衆議院の社会労働委員会では各公的の年金の制度の格差について問題が起きまして、その是正を強く求めるようになっております。それにつれて世論もさらに高まってきていることは御承知のとおりだと思いますが、いま問題になっております私学共済を所管する文部省は、各公的年金制度間の格差が生じていることについてはどのように御承知になっていらっしゃるか、またこの格差が生ずる原……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 文教委員会 第2号(1977/10/27、11期、公明党)

○白木義一郎君 初めに大臣にお伺いしますが、御承知のとおり、現在の教育界は、受験地獄、塾通い、落ちこぼれ、無気力、無責任、無関心、無感動といった高校生の四無主義、また年々の教育費の高騰など、実に憂慮すべき問題が山積しております。国民、われわれも、教育行政に対して抱いている不満、不信はつのる一方と思われますが、そのような現在の教育の荒廃の現状について大臣はどのように把握をし、またその対策をどのように考えられているか、まず最初にお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 いま大臣が述べられたことは、当然今後さらに深く実施面においても対策を進めていかなければなりませんが、永井前文部大臣の四頭立ての……

第84回国会 文教委員会 第3号(1978/03/23、11期、公明党)

○白木義一郎君 文部大臣は学術と大学教育の国際交流を深めるねらいから、現在欧米諸国が採用している共通入学資格制度の導入を検討するために、先月ロンドンで開催されたインターナショナルバカロレア、国際入学資格制度会議にわが国として初めて文部省の審議官を派遣したと伺っております。  そこで、まず国際入学資格制度についての説明及びロンドンでの会議の模様の御報告をお聞かせ願いたい。
【次の発言】 現在、外国の高校を出てもわが国の大学に入ろうとすると、まず資格検定試験を受けなければならない。いま説明を受けた範囲内で判断しますと、この国際制度に加盟すれば、外国で教育を受けた者も日本の大学に、場合によっては無試……

第84回国会 文教委員会 第5号(1978/03/30、11期、公明党)

○白木義一郎君 国庫負担法の一部を改正する法律案に関連しまして若干お尋ねをいたします。  最初に、第三次公立文教施設整備五ヵ年計画の達成率が先ほど発表になりました。九三%であった。第四次五ヵ年計画では八六・八%、このように達成率が下降している。それについて大臣から若干簡単な御説明を伺いましたが、年を追うごとにこの達成率が下降してくるという原因をもう一度御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 端的に達成率が下降した原因は、一口に言えばどうしても超過負担であろう、こういうように思うんですが。そこで、小・中学校校舎の補助基準面積が改善されたと、そのように先ほどもお伺いいたしましたが、地方自治……

第84回国会 文教委員会 第6号(1978/04/13、11期、公明党)

○白木義一郎君 初めに、いただいた資料の中で、「第一回アジア・レコード製作者会議」の要点のパンフレットをいただいたわけですが、亀井事務局長さんの名前が載っておりますが、参加になられたんでしょうか。
【次の発言】 これを拝見しますと、大変この会議は盛大といいますか、かつ深刻な会議のように拝見をしたわけです。特にこの第二日目の第三部「海賊による被害と対策」、この部会の模様は大変深刻な、しかも白熱した議論が交換をされたように拝見するわけですが、わが国の特にレコード協会の立場から、この会議の模様あるいは要点、あるいは協会の皆さん方としてどのような参考意見を持ち帰られたかというようなことについて、詳しく……

第84回国会 文教委員会 第7号(1978/04/18、11期、公明党)

○白木義一郎君 最初に、ただいま上程されているこの一部改正並びに近く批准されるであろう本条約に伴う国内法の改正、これによってけさほどから論議されております海賊版の防止の効果、警察庁からも答弁がございましたけれども、伺っておりますと、この改正によってどの程度防止ができるかという点について、文化庁がどこまで見込んでいらっしゃるかということをまず最初にお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、先ほどから伺っております文化庁の答弁によりますと、この条約と、それからローマ条約も加入する必要を認めていらっしゃる、こういうことでございますが、とすれば、この現在の条約と、それからローマ条約と……

第84回国会 文教委員会 第10号(1978/05/09、11期、公明党)

○白木義一郎君 私ども公明党といたしましては、昭和四十三年十一月、大学・高校問題特別委員会を設置いたしまして、大学紛争の真っ最中に、大学改革案を提示いたしまして、テレビ等による大学放送講座の利用を提唱してまいりました、当時と現在を比較いたしまして、それほどの違いがあるかどうかはわかりませんが、マスプロの教育という実態が指摘されており、マンネリ化した授業が批判されていたと当時は記憶しております。私どもは大学での教育、研究の質を高めるにはどうしたらよいのかを検討してきたわけでございますが、本日三人の先生方から貴重な御意見を伺いまして、また伺いながら、これは相当慎重に検討、研究をしなければならない問……

第84回国会 文教委員会 第16号(1978/06/13、11期、公明党)

○白木義一郎君 私は大臣に留学生の問題について若干お尋ねをしたいと思いますが、第八十四国会の大臣の所信の中に、学術の振興と教育・学術・文化の国際交流の推進について「学術研究の振興を図り、知的資源を積極的に開発する必要があります。また、広く教育・学術・文化の国際交流を促進し、諸国民との心の触れ合いを深めていくことは、国際的な協調と連帯を強めていく上できわめて重要なことであります。」と、またさらに続いて「教育・学術・文化の国際交流につきましては、特に、わが国と密接な関係にあるアジア諸国との交流に重点を置いて、発展途上国との学術交流の推進、留学生事業の拡充などに意を用いてまいります。」このように所信……

第84回国会 法務委員会 第2号(1978/02/16、11期、公明党)

○白木義一郎君 本日は、お忙しいところ、ありがとうございます。  きょう、私は、久しぶりで往年の赤バット川上ホームラン王と対決するつもりで何を投げようかと非常に考えてまいりました。私の持ち味である変化球からというつもりでこのグラウンドへ参りましたが、先ほど上林捕手から強力に直球のサインが出まして、幾ら首を振ってもサインを変えないということで、やむを得ず直球で勝負をしたいと思います。彼いわく、おまえは昔哲ちゃんと渡り合ったときに変化球で討ち取ったのか直球で討ち取ったのか、おれのデータでは直球だと、こう言われまして、それもそうだというようなことでこれから若干のお尋ねをしたいと思います。  それに先……

第85回国会 文教委員会 閉会後第1号(1978/11/28、11期、公明党)

○白木義一郎君 初めに、前回に引き続いて、インターナショナル・バカロレアの現況、あるいは今後の進みぐあいについてお尋ねをしておきたいと思います。  先般のとおり、文部省は大学教育の国際交流を進めるために、このIB制度を来年度からわが国でも公認する方針を固めて、準備を始められましたが、このことは各国の受け入れ状況から、大筋では問題がないと判断されたように伺っております。したがいまして、わが国の大学が、国際的に開かれてきたという大きな希望をもたらされている問題であります。  文部省は、詳細な内容については前回の委員会におきまして、その後十月の中旬、外務省を通じてIB本部のあるジュネーブのわが国の代……

第85回国会 文教委員会 第2号(1978/10/17、11期、公明党)

○白木義一郎君 前国会に引き続きましてインターナショナル・バカロレア、略称IBについて若干お尋ねをいたします。  IBに関するロンドン会議に初出席をされた文部省の大塚審議官の話によれば、わが国は各国からその加盟を大変強く迫られたと言われております。今後のわが国と世界各国の関係を考えますと、各国のわが国の加盟を要請することについては、当然とも言えますし、わが国もこのことについて、積極的にこたえるべきであるということは言うまでもありませんが、それ以来文部省としては、この問題についてどのように検討されたか、まず御報告をお願いしたいと思います。

第87回国会 文教委員会 第7号(1979/05/08、11期、公明党)

○白木義一郎君 本来大学内部の問題は大学自体で、部内で解決が図られるべき性質のものであるということは当然なことでありますが、しかしこの国士館の問題の場合は、いまいろいろと伺っておりますと、教職員があえて文部省に上申書を提出せざるを得ないという事態、あるいは国会に陳情書を持って取り上げてほしいと、そうしなくてはならないというような現状は、伺っていてまことに異常な事態であると思います。で、暴力事件に関連して、四十八年から国会で取り上げられたという事実もございます。きょうお見えになったお二方、大学関係者の方々としては、こうした事態を招いているという原因がどこにあるかということをいまいろいろと御説明を……

第90回国会 文教委員会 第1号(1979/12/06、11期、公明党)

○白木義一郎君 私は、きょうは、ある日突然父親を失ったり、あるいは母親または両親を失った交通遺児の教育問題について、お尋ねをしてみたいと思います。  最初に、厚生省の方から、全国に母子家庭がたくさんおられますが、その母子家庭の数並びに生活の実態はどのようになっているか、お尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 その母子家庭の中で、交通遺児の家庭はどのぐらいの数になっているか、お調べなったことがあると思いますが。
【次の発言】 交通遺児教育会からの資料によりますと、約六万世帯の交通遺児家庭があるという調査の判明がしております。いま御答弁をいただいたのは三十三万七千世帯、余りにも厚生省の調査の……

第91回国会 文教委員会 第1号(1979/12/21、11期、公明党)

○白木義一郎君 初めに、私学共済における年金額のアップや、制度上の改正は、国家公務員共済組合法を準用するというが、いまの答弁を伺っておりますと、右にならえというようなことによって、今回も行われようとしておりますが、そこで、このたび行われる国共済の改正点と、それが私学共済にどのような影響を与えていくのかということをまず最初に御説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 そのような影響がある中で、これもいま宮之原委員からもいろいろと質疑、あるいは意見が出されましたが、改めて退職予定者の年金支給開始年齢を五十五歳から六十歳に引き上げるという点について、明快に、その理由を重ねてお尋ねをしておきたいと思い……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 逓信委員会 第2号(1980/10/28、12期、公明党・国民会議)

○白木義一郎君 本日は、NHKの五十二年度決算報告をもとにした質疑が午前中から行われておりますが、その前年の五十一年に受信料を約五三%値上げをした後だけに当然黒字決算ということになるのはあたりまえのことでありますが、問題は、それから四年たった本年、ことし受信料の一律二四%の値上げを実施をいたしました。さらに、一説によれば五十八年度にもまた値上げをしなければならないと伺っております。赤字になれば受信料を上げればよいという視聴者に対する負担を押しつけるというような姿勢はきわめて安易であり、よくないと私は思うのでありますが、NHKとしては、そのような問題について今後あるいはいままでどのような努力を続……

第93回国会 逓信委員会 第4号(1980/11/11、12期、公明党・国民会議)

○白木義一郎君 まず、質問するに当たって、冒頭に大臣にお尋ねをしておきたいと思います。  御承知のとおり、郵政行政は他の省庁と異なった性格を持っているということは申し上げるまでもないと思います。それは郵政省の主たる業務内容が国民の生活により密着したものであり、利用者である国民の消費による収益を中心としてその収支が行われているからであります。したがって、極言をすれば、この郵政行政というのは、郵便を初めとして電信電話、郵便貯金も含めた、赤字を抑え黒字をふやしていくという経営行政であると私は思うのですが、その点、初めに大臣にお考えを伺っておきたいと思います。

第93回国会 逓信委員会 第7号(1980/11/20、12期、公明党・国民会議)

○白木義一郎君 まず、郵政事業における企業的経営ということに対して重ねてお尋ねをいたします。  先日も、大臣にそのお考えをお尋ねしましたが、さらに「郵政要覧」を見ますと、「郵政事業は、国営企業としての性格から公益性が非常に強く要求されるが、同時に、独立採算制の原則の下に、この事業を企業的に経営していくことが要請されている。」と載っております。ところが、現実は二千億を超える赤字を抱えており、一般企業ならば当然倒産をしている現況であります。したがいまして、このような事態に立ち至るまでに郵政省はどのような企業努力を重ねてこられたか、また今後どのような企業的経営方針をお持ちになっているのか。  先日は……

第94回国会 逓信委員会 第4号(1981/03/31、12期、公明党・国民会議)

○白木義一郎君 最初に、オリンピックの放送権についてお尋ねをいたします。  NHKが、公共放送としての立場から世界のスポーツの祭典とも言えるオリンピックの放映についてどのようなお考えを持っているかということを、まず最初にお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 昨年モスクワのオリンピックは大変な問題をはらみ、また世界情勢からわが国が参加をしなかったということもあり、したがって国内ではもう一つ盛り上がりが欠けたように記憶をしております。しかしながら、本来ならば、いまお答えがあったように開催中は国民の関心の的になっていたはずでありますが、残念ながらオリンピックの放映がNHKの手によってできなかった……

第95回国会 逓信委員会 第2号(1981/11/12、12期、公明党・国民会議)

○白木義一郎君 初めに、本日の日本経済新聞には郵政関係で大変な問題が載っております。「三公社の定員大幅削減」、国鉄二十五万ないし二十七万人体制、電電公社は定員の五万人を削減、あるいは専売公社も二割カットする、臨調がそういうような方針を固めだというような報道がされております。  で、並行してやはり同紙に、米国から昨日、日本の市場開放について二十一項目の要請をしてきましたが、これはわが国にとっても非常に大きな問題を含んでいると思わなければなりません。そして来月の八日、九日、十日に行われる通商円滑化委員会、また日米貿易グループ会合で論議をすることになっているそうであります。その中で特に、すでに市場開……

第96回国会 逓信委員会 第7号(1982/04/27、12期、公明党・国民会議)

○白木義一郎君 放送法並びに電波法の一部改正案についてお尋ねいたしますが、中でも特に多重放送について何点かをお伺いしたいと思います。  けさほどからの当委員会の論議を伺って、あるいはまた大臣の趣旨説明を伺いましたが、郵政省はなぜこのテレビジョン多重放送について今回の法改正を急がれるのかという疑問を私は持ちます。最初に、その理由をお尋ねをしておきたいと思います。
【次の発言】 私も実はそういうつもりで伺ったわけですが、けさほどからの論議を伺いますと、大変その実現には息の長い、また大変先の長い話を伺っているわけです。そこで、郵政当局に、将来にわたってこの多重放送の実現についての基本方針並びに利用計……

第96回国会 逓信委員会 第9号(1982/05/13、12期、公明党・国民会議)

○白木義一郎君 まず初めに、受信料の点について若干お尋ねをいたします。  五十四年度の受信料収入を見ますと、前年より約四十九億ふえておりますが、これは国民がNHKの受信料制度について次第に理解を深め、国民の間に定着をしてきたというふうにお考えになっておりますか、初めにお伺いしておきます。
【次の発言】 そういう現状で、五十四年度では二百十一億の赤字を出して、総計において百九億円の赤字を抱える状態になっております。しかも、今後の経営状況についてはNHK経営問題委員会の報告書によりますと、「NHKの今後の経営を展望すると、五十四年以降、収支の不均衡は逐年拡大する」と言明しており、その是正は経営努力……

第98回国会 逓信委員会 第6号(1983/05/10、12期、公明党・国民会議)

○白木義一郎君 私は、本法案に関連して、福祉電話に関して若干お尋ねをいたします。  厚生省は難聴者と身体障害者に対して福祉電話の普及を現在まで進めてこられておりますが、その推進状況はどうなっておるか、初めにお尋ねをしておきたいと思います。
【次の発言】 身体障害者の方々は全国で約百九十七万人おられると言われておりますが、その中でこの福祉電話の対象者となる障害者の万はどのぐらいになっているでしょうか。
【次の発言】 いまお伺いしたように、五十五年の二月の実態では全国で約六十四万八千人の方が対象者になっているということですが、その中で実際に福祉電話の利用者は八万五千人ぐらい、すなわち一三%ぐらいし……


13期(1983/06/26〜)

第100回国会 逓信委員会 第1号(1983/10/04、13期、公明党・国民会議)

○白木義一郎君 初めに五十五年度決算の概要を一通り拝見して感じますのは、この年、受信料の改定が行われましたものの事業収入が案外に伸び悩んでおるようでございます。  いろいろな問題が含まれていると思いますが、まずその事業収入の伸び悩んだ反省点についてNHKからお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、また受信料の改定が取りざたをされておりますが、受信契約者である国民にとって、五年ごとに回ってくる改定は家計に相当な負担を強いていることになります。NHKの財政状況をより以上よくするために御苦労をされていることはよく理解をいたしますが、国民の側から考えますれば、一縷の望みである減税にしても……



各種会議発言一覧

5期(1959/06/02〜)

第34回国会 運輸委員会交通の秩序と安全に関する小委員会 第1号(1960/03/17、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 この資料を拝見しまして、ちょっと不思議に思うことですが、スピード違反から起きる事故の件数だと思うのですが、このあれが意外に低いわけですね、最高速度違反から起きる事故が。これは従来、有名な神風タクシーという問題のときにスピード違反がいけないのだ、それで事故が多いのだというようなことから問題が起きたのですが、そのときにほんとうにスピード違反のために大勢の人命が損傷されるならば、スピードを出さないように機械の方をとめたらいいじゃないか、こういうようなことまで私言って、一笑に付されたことがあるのですけれども、この表で見ますと、非常に全体から見ると、非常にスピード違反という問題が少ないわ……

第34回国会 地方行政、運輸委員会連合審査会 第1号(1960/03/09、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 簡単にお尋ねしておきたいと思いますが、この法案については、「単に警察的な取り締まりの根拠法ではなく、むしろあらゆる国民が安全に道路を通行するために積極的に順守すべき道路交通の基本法であると理解されるべきものであると考えまして、現行の道路交通取締法という名称を道路交通法と改めることといたしました。」と、こういう説明があるのですが、なるほど制限的な取締法という名称を避けて、単に交通法と改めたということについては、非常にこまかい配慮がされていると、このように感じておりますが、そこで、これはわれわれに非常に密接な法律なので、少なくとも病人で寝ている以外には、全部この法律に影響される事柄……

第34回国会 地方行政、運輸委員会連合審査会 第2号(1960/03/10、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 二、三簡単にお伺いいたしたいと思いますが、六十五条の酔っぱらい運転のことですが、酒を飲んで事故を起こしたときには二倍の刑罰を受ける、このようになっておりますが、この六十五条は酒に酔ったとかあるいは飲んでいるけれども酔わないとか、そういうような不明確な問題が必ず起こると思うので、この条文は事故防止、あるいは人命の尊重という立場から、もう少し明確に、絶対に酒を飲んで運転してはならない、飲んで運転した場合は厳重な罰則にかけると、このようにはっきりとした方がこの法律の趣旨が徹底するのじゃないか、このように考えるのですが、ときどき見かけるわけですが、銀座あたりで自家用車を持っておる人がバ……

第38回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1961/04/03、5期、無所属クラブ)

○白木義一郎君 私は皆さん方に一点だけ御意見を伺うことができたら伺っておきたいと思いますが、それは大衆の立場に立ちまして、先ごろから当委員会におきましても種々論議を尽くされております。また今日も有益なお話をたくさんいただきましてものの見方に両面があるんだ、いずれもそれぞれの利害得失の立場からの御研究あるいは御討論であったように伺って参りましたが、目先の問題といたしましては、すでに衆議院も通過いたしておりますし、それから予算も成立いたしまして、政府もがんとして所信を曲げずに、運賃改定に踏み切っているようでございますので、いずれ、残念ながら運賃は改定の必至の状態に立ち至っております。そこで、今日の……


6期(1962/07/01〜)

第48回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1965/03/27、6期、公明党)

○白木義一郎君 初めに、いまの問題に関連してちょっとお尋ねしますが、大蔵大臣の考え方を伺ったわけですが、やはりよその家へよその人がごみを捨てた、それを隣の家の主人が片づけなきゃならないというような考え方であれば、大蔵大臣の考え方がまあ正しいというわけですが、家の子供が家の中を散らかしたのを親が片づけなくちゃならないというのが公害だと思うのですが、それはそれとして、いま隅田川隅田川という話が出ましたけれども、大阪の淀川も非常にきたなくて困っている。で、隅田川は飲料には使われないが、淀川はこれは大阪の人間が飲料水に使わなくちゃならないということで、現在非常に問題になっておるようですが、これに対して……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1965/03/29、6期、公明党)

○白木義一郎君 大臣に質問を申し上げる前に、いま非常に大事な問題が木村先生から御発言がありまして、「期待される人間像」、それに対して「期待される社会像」、非常に観念的な抽象的なお話があったわけですが、もちろん私も、その資本主義を全面的に認めるわけではありませんし、またさらに、社会保障が伸長していかなければならない。しかし、社会主義の完成に近い西欧諸国では、非常に自殺が多い、また国民も無気力であるというような現実を見まして、また、ゆりかごから墓場までといわれているイギリスの社会保障制度、これは大きに参照していかなければならない点でありますが、いずれにいたしましても、経済の面から見た人間像、また社……


11期(1977/07/10〜)

第87回国会 内閣委員会、地方行政委員会、法務委員会、文教委員会連合審査会 第1号(1979/05/30、11期、公明党)

○白木義一郎君 最初に法制局長官に伺いますけれども、あなたのお考えそれからあなたから見た閣僚並びに自民党の諸君の考え方ですね。ということは将来、いま問題になっております元号と西暦とどちらの方に重点が日本人として、わが国として置かれていくであろうか長官にお尋ねするのですが、われわれは将来西暦の方を使わなければならないような方向へいくのか、あるいはいま皆さんがどうしてもとおっしゃっている元号の方向へ国民は進んでいった方が好ましいかという長官の個人のお考え、見通しですね、それから自民党の重立った方々の長官からごらんになったお考えをお聞かせいただきたいと思います。私ども公明党は、この法案に基本的には賛……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 逓信委員会公聴会 第1号(1980/11/12、12期、公明党・国民会議)

○白木義一郎君 公明党の白木でございます。  最初に、殖栗先生にお尋ねをいたしますが、いまちょっとお話がございましたけれども、郵政審議会の特別委員を長年おやりになった上でいまかくあるべきであるという御意見を簡単にお述べになったわけですが、私どももこの審議会の内容についてほとんど知る機会がない、こういう現状でございます。  今回のこの法案は、値上げ、赤字解消という問題と、もう一つは大変議論になっております法定制緩和という大きな問題を抱えておりますが、佐藤先生は法定制緩和とおっしゃいましたけれども、私はこれは廃止と言うべき問題であろうと思います。緩和、緩和と言いならされておりますので、つい一緒にな……

第94回国会 大蔵委員会、農林水産委員会、逓信委員会連合審査会 第1号(1981/04/22、12期、公明党・国民会議)

○白木義一郎君 初めに中曽根長官にお伺いをしようと思ったんですが、何かかぜを引かれてぐあいが悪いということで、まことに残念でございますが、かわってお尋ねをしたいと思います。  今回の、私も大森委員に口を合わせて召し上げ納付金という表現をいたしますが、それについては、この口火を切ったのは長官だと伺っております。そして、五千百五十億電電公社から巻き上げるべきであるというような旗を振られたと伺っております。その後いろいろな交渉経過があって、現在四千八百億、こういうことでいま議論がされておるわけでございますが、その間の事情についてひとつもう一回御説明を願いたいと思います。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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