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永野護 参議院議員
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永野護[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは永野護参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。永野護参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
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■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

4期(1956/07/08〜)

第25回国会 外務委員会 第2号(1956/11/20、4期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 まことに適切な御注文だと思いますが、私は直接この条約には関係がないかもしれませんけれどもも背景として、この条約の審議をします上に、アメリカの関税以外の方法で、実際通商取引に影響のある国内法的ないろいろな措置があるように思います。あるいは自主的な取りきめとか何とかいう、条約の形によらないいろいろな運営上の、貿易に影響のある交渉が行われておると思いますが、そういうこともこの背景として、非常に私どもが日米間の貿易の将来を考える上に必要だと思いますから、これは文書でなくてもよろしゅうございますけれども、貿易上のあれはこうなっておるのだが、実際上のアメリカの国内事情によってこんなこともしてお……

第25回国会 外務委員会 第3号(1956/11/22、4期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 この質問に関連してちょっと伺いたいのですが、今の点は、私この前この次のときに御説明願いたいということを申し上げたのでありますが、私どもの考えでは、ことに繊維品に関しましては税率を下げてもらうということよりか、日本人がこの税率を払ってもデマンドのあるだけは供給することができる、というふうに計らうとかしてもらった方が実際的にありがたいと思うわけであります。そこで言葉じりをとらえるわけではありませんけれども、先ほどの樋詰さんのお言葉には伸び過ぎたから、ということがありましたけれども、日本の役所で伸び過ぎたということを認められる根拠が、どの程度になったら伸び過ぎたという判断になったものか。……

第25回国会 外務委員会 第11号(1956/12/05、4期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 燃料の問題でございますが、濃縮ウランを作るために非常に膨大な電力を使う、今の燃料を日本の国産で間に合わす計画が進みつつあるというのですが、日本の電力の開発計画に、この原子力工業がどの程度まで影響するかということについては、つまり原子力産業を発達さすために電力が非常に要る、それができると電力に非常に役に立つという相関関係があるのでありますが、将来の見通しについて、何かある程度の具体的の案でも立っておりますか。
【次の発言】 結論的に言って、日本の電力の需給計画に対しては、原子力発電の問題とか、その発電に至る過程及び今度原子力が実際動き始めた結果、それによって生ずる電力というようなこと……

第25回国会 外務委員会 第12号(1956/12/06、4期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 それに関連してちょっと一言伺いたいのですが、きのう佐々木局長に私が電力問題に関して、日本の需給の見通しを伺ったのは、実はこの点があるから伺ったのであります。私はさらにもう一歩、直接それに関係がないから、きのう伺わなかったのですけれども、この原子力発電をどう扱うかという問題を考えますときには、日本の産業の一番基本の問題であるエネルギー全体の供給源に関する総括的の研究が、まず基礎的にあって、それに基いて原子力発電をどういうふうに扱うかという結論が出てくるのじゃないかと思うのでありますが、幸いにその方面に最も明るい局長がおられるのでありますから、大体日本のエネルギー源というものは、どうな……

第26回国会 外務委員会 第16号(1957/04/18、4期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 核兵器の実験禁止につきまして、当参議院ではすでに三回にわたってその趣意を国連に申し述べてある次第であります。ところがその後第十一回の国連総会にカナダ、ノルウエーと共同して登録制の提案を行なったと了承しておるのであります。ところが日本は実験禁止の要請をしておいて、その後登録制の提案をしたというようなことなので、その内容がよくわかりませんために、国内においてもいろいろな意見もあるようであります。また国際的にもソ連はその登録制に反対している、米英はソ連の賛成を前提として賛成するというようなまちまちの意見も伝えられておるのでありまして、日本国民といたしましては一体どういうことを登録制で意図……

第26回国会 外務委員会 第17号(1957/04/30、4期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 ちょっと関連して。ただいまの梶原委員からの御質問に対して御答弁があったのでありますが、フィリピンとビルマとの通商航海条約の交渉状態については何も御説明がなかったのでありますが、御案内のようにフィリピンにもビルマにも当時の日本の常識からいうと非常に奮発した賠償を払った。それは通商航海条約を早くこしらえて、大いに両国との経済上の関係を親密にすることができるであろうという予測のもとに大いに奮発して払ったわけです。ところが現実の問題としますと、あの通商航海条約ができないために、せっかくの賠償支払いに伴う経済提携をやろうと思いましても、非常な支障を来たしておることは御承知の通りだろうと思いま……

第26回国会 決算委員会 第4号(1957/02/07、4期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 これは食管制度の根本に触れる問題で、この委員会で話をすることが適当であるかどうかわかりませんけれども、幸いに長官が見えておりますから、伺いたいのでございますが、問題は内地米と外米と両方にあるのですね。内地米は今一律一体に消費者にお渡しになっているのですか。値段は同じ値段でお渡しになっているのですか。
【次の発言】 私、米のことには多少経験があるのですが、米ぐらい品質に差のあるものはないと思います。非常に多種多様だと思います。それを、着物にたとえて言いますと着物一反幾らというような値段のきめ方だと思うのでありまして、非常なうまい米と非常にまずい米と、それが同じ値段で配給されておるのが……

第28回国会 外務委員会 閉会後第1号(1958/05/31、4期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 今の鶴見委員の言われたことは、漁業問題に限られたお話しのようでありましたが、両岸外交といわれるいわゆる自由主義国と共産圏の国とに七分三分に使い分けをするような交渉を今までやってきておったのですが、今度の第二次岸内閣では、おそらく非常にはっきりした態度を、これは想像ですけれども、とるのじゃないかと思うのですが、それにしてみても、日本人がこの四つの島に九千万人を養えないということは、これは自明の理だから、そこでその問題を解決するには、つまり割り切って進むためには、アメリカ側にも、少し個々の事務的な折衝以外に、政治的に大きな手を打ってくれなければ、日本はごく端的に言うと踏み切れないのだと……

第28回国会 外務委員会 第2号(1958/02/11、4期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 経済協力の問題でちょっとお伺いしたいのでありますが、先ほどお話のありましたように、経済協力は非常に進んでおらない。ところが、これは条約上の義務になっておるのでありますが、現実の問題が非常に進んでおらない理由には、日本政府のこの条約上の運営に意見の相違がたびたびあって、その条約上の義務を忠実に履行しようとされている方の意見と、他の理由でそれをチェックする動きとがあってそのあとの方の力がともすると勝って、現実の経済協力が出にくい場合が非常に多かったように私は思うのであります。このままでは条約上の義務を外部に対して履行するために、内部の理由によって条約上の義務の履行が十分にできないという……

第28回国会 外務委員会 第5号(1958/02/18、4期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 パキスタンとの文化協定の問題で、第五条についてお伺いしたいのですが、日本で、ごく具体的に申しますと、医者ですとか、そのほか、自動車の運転免許とか、それから建築技師とか、日本で得られた資格はそのままパキスタンでその資格が認められるようなお話し合いがついておりますか。
【次の発言】 そうしますと、お見通しとしては、日本の医者は向うで開業ができるようになれるお見通しはあるのですか。「研究する」と井書いてあるのですけれども、お書きになる以上は、これが一条になっている以上は、幾らかそういう見通しが相互に理解がついてお書きになったものか、あるいは一方的に全く白紙でこれから努力されるというぐらい……

第28回国会 外務委員会 第7号(1958/02/27、4期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 インドと戦前ある財産の相互の押えているものを返すという交渉は、その後どうなっておりますか。
【次の発言】 金額はどのくらいの見込みですか。日本のインドに対して持っている財産と、インド人が日本に持っている財産と……。
【次の発言】 先ほども説明のありましたインドの国家企業の種類をもう一度、ちょっと済みませんが。
【次の発言】 そうしますと、インドで、たとえば日本人が製鉄事業を経営しようということはできないわけでございますか。
【次の発言】 そうすると、向うの国営の製鉄業に参加することはできますか。
【次の発言】 新しい鉱山の開発には鉄道の敷設が伴いますが、その鉄道もやはり日本人の経営……

第28回国会 外務委員会 第10号(1958/03/18、4期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 東部シベリアの開発計画というものは、今の日本の現状にかんがみまして、非常に大きな問題だと思うのでありますが、物だけでなくて、労力あるいは技術面の提携というようなことを考える余地はないのでありますか。これは国策の基本に触れる問題だから、外務大臣いかがでございますか、むずかしい点でございますが。

第28回国会 外務委員会 第11号(1958/03/20、4期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 私はインドネシアとの平和条約の中にあります文字の解釈の、総理の御意見を聞きたいと思います。実は事務的のことで、総理に伺うのは恐縮なんですが、この文字の解釈が、日本の政府の各自の見解が必ずしも統一していないために、実際この平和条約の運営に非常に困る場合がありますから、私は統一的な見解を承わりたい。それは第四条の規定の中にあります「生産物」という言葉の意味、非常に厳格にこれを解しますと全然日本の原料と日本の労力だけで作ったものでなければならないというような解釈もあるかに聞いておりますけれども、総理の統一的の見解を、私は、どういうふうにこれは解釈したらよろしいのでしょうか、お伺いいたしま……

第28回国会 外務委員会 第12号(1958/03/27、4期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 今政府軍と反乱軍との両方から、いろいろな物資の調達に日本に来ているようです。反乱軍側との諸種の契約というものは、政府のお見通しでは、日本とインドネシア国との国交の調整にどういう影響があるとお考えでしょうか。つまり反乱軍とのいろいろな契約が、正常なインドネシアとの国交に非常に大きな影響を与える好ましからざることとお考えになるのか。あるいは反乱軍とも、適当なコンタクトを持っていた方が、場合によってはいいというような考え方もあるかと思うのですが。
【次の発言】 現実にいろいろ取引されておるものでシンガポールなんかを通らないで、直接反乱軍側に渡るもの、たとえばどうしても隠すことのできない船……

第28回国会 外務委員会 第13号(1958/04/01、4期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 いわゆる良識に待つようなことになると思うのですけれども、金額は今の文字をそのまま了承すれば、どんなに少くとも、そのために新しく外貨を要するような原料を使うことはできないということになるわけでございます。そういうふうに聞える。そこは良識問題だろうと思いますけれども、かなりその良識に食い違いが起きる、こう思うわけです。外務省、通産省が非常にわれわれの良識と合う判定をされるときに、ごく具体的に申しますと、大蔵省の良識が非常に食い違う場合が多い。これはこの問題だけでなくて、外務省が対外折衝の結果おきめになったその運営が、大蔵省の良識と違うために困難をきわめておる実例が非常に多いのであります……

第28回国会 外務委員会 第16号(1958/04/15、4期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 インドネシアの反乱軍の情勢は、何かその後ニュースがありますか。
【次の発言】 民間の業者の間には、反乱軍、政府軍両方の方といろいろな取引の話もあるようであります。何とか、具体的に申しますと、スカルノとハッタとの間の何らかの方法で調停をする必要といいますか、インドネシアのためにですけれども、同時に、それは日本のために非常に必要だということは皆言っておるのですけれども、何かチャンスを見つけて、日本が骨を折るようなまだ機運にはなりませんか。
【次の発言】 関連して。同じことなんですが、私この前にもこの席でお話ししたと思うのですけれども、今のようなまるで火事場騒ぎのようなときに、それは金の……

第28回国会 外務委員会 第18号(1958/04/22、4期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 燕の金属洋食器の問題は、燕の人が行って、何か効果があったでしょうか。私は新聞報道しか知らないのですが、燕の人が行って陳情したことが、関税引き上げ阻止に効力があったのですか。
【次の発言】 あったのならば、どういうふうに運動して、それがどういう効果かあったかということを私は知りたいのです。
【次の発言】 私が伺いたいのは、もちろん正式ルートを通じる関税阻止の運動が、従来十分なされておったとは思うのですけれども、まあ少くもこの燕の問題は、それに燕の人の努力が加わったことが、少くも何がしかのこの関税阻止に有力であったとすれば、これと同じようなことが考えられるのじゃないかしらんというのが、……

第29回国会 運輸委員会 第2号(1958/06/16、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 私はこのたび運輸大臣に就任いたしました永野護でございます。運輸委員会の皆さん方の格別の御協力と御指導によりまして遺憾なきを期したいと考えておりますので、今後何とぞよろしくお願いいたします。  申すまでもなく運輸交通は産業経済振興の基盤でありまして、これが発達なくしては産業経済の発展は望み得ないのであります。運輸省といたしましては、この重要性にかんがみまして、今日まで種々の重要施策を策定し、推進して参ったのであります。運輸行政にあずかりました以上、私といたしましても、運輸交通の健全な発達をはかり、国民経済の発展に貢献するようあらゆる努力をいたす覚悟でありますが、皆さん方の……

第29回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1958/08/18、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 八月十二日に起りました全日本空輸機の事故は、まことに遺憾千万なできごとでありまして、今考えてみますだけでも、胸の詰まる思いがいたすのであります。運輸当局といたしましては、その事故が起りましてから、とりあえず、どうしてこの事故を救済していくかという当面の対策に昼夜を分たず働いて参ったのでありまするが、不幸にもまだその機体の発見はできません。また、遺体もこれを全部収容することができないという、非常に遺憾なことになっているのであります。遺族の皆様方に対しまして、まことに何と申し上げていいかわからないくらいお気の毒なことだと思いまして、厚く御弔問申し上げる次第でございます。同時……

第29回国会 運輸委員会 第5号(1958/07/02、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 御質問の要旨でありまする貿易振興のための港湾の修築がいかに大切であるかということにつきましては、もうすでにくだくだしく御説明申し上げる必要がないくらい常識化しておると思います。御承知の通り、船はだんだん大きくなりまして、そうして荷役機械が日進月歩の勢いでだんだん進歩して参っておりまするので、日本の港湾をこういう海運界の大勢に順応するように改善していく必要は、目睫焦眉の急に迫っておるように考えるのであります。従いまして当局といたしましては、一日も早く具体案を作成いたしまして、国会の御承認が得られ次第に実施に移りたいと思っておりますが、その内容のこまかいことにつきましては、……

第30回国会 運輸委員会 第2号(1958/10/01、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) ただいま議題となりました小型船海運組合等の助成のための関係法律の整備に関する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  現在、小型船海運業を営んでおります者は、全国で約二万三千の多きに及んでおりまして、国内の海上貨物の過半を輸送するという重要な役割を果しているのでありますが、その大部分の業者が零細企業でありますところの、いわゆる一ぱい船主であります。このため、ことに不況時におきましては、事業の経営状態は、まことに憂慮すべきものがあるのであります。  政府といたしましては、第二十六回国会におきまして、衆議院の御提案により制定せられました小型船海運組合……

第30回国会 運輸委員会 第3号(1958/10/17、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) まことに相済まんことでありますが、都市における、特に東京、大阪地方における非常なる混雑の仕方ということ、話にはよく聞きます。それから見たことはあります。けれども、ここしばらく自分で、これを利用したことがないものでありますから、切実感は、おそらく十分でないかと存じます。しかし非常に混雑している状態を見、ことに私ども孫で、学校に通っておるのがたくさんおりますのが、往復、いかに苦しんでおるかというようなことをよく話をいたしますから、その点は、十分お察しはしているつもりであります。
【次の発言】 もちろん、今の状態に放任していいとは、決して考えておりません。考え方には、根本的の……

第30回国会 運輸委員会 第4号(1958/10/20、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 大体ただいまお話しになったような方針で進みたいと思っております。
【次の発言】 バス運賃が全国的に見まして非常にでこぼこになっておりまして、不合理なものであるという御指摘の点は十分了承いたします。その通りであります。ただ、そういう結果になったことが事務当局の怠慢のせいではないかという御質問がありましたが、そうでは断じてありません。  また同時に、次の御質問である運輸行政か変ったのではないかというお尋ねがありましたが、そうでもございません。それは先ほど申した通りであります。さらにつけ加えて、業績のいいところだけは残しておいたのではないかというような御質問もありましたが、そ……

第30回国会 運輸委員会 第5号(1958/10/29、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) その政令の実施期日は、来月の一日からになっております。  従来の国会議員のパスでは、寝台と特急券はいわゆる無賃乗車の特典がありませんので、別にお金を支払うことになっておったのでありますが、そのうちの特急券だけは、なくとも列車には乗れるような改正をいたしたわけでございます。
【次の発言】 いや、一等は別に払う。二等だけでございます。
【次の発言】 お答えいたします。  私が当りまえのことと申しましたのは、その通りの表現じゃなかったのでありますが、すでに国会法で、国会議員は日本の国有鉄道に自由に乗れるという規定になっておるのであります。それでありますから、そのまま解釈いたし……

第30回国会 決算委員会 第2号(1958/10/08、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 昭和三十一年度決算の不当事項について私から申し上げます。  当運輸省の不当事項は逐年減少しておるとはいえ、まだ相当数に上っておりますことはまことに遺憾とするところであります。地方公共団体が施行します港湾工事に関する不当事項の防止対策といたしましては、災害工事についてその机上査定を極力排除して実地査定を行い、さらに中間検査を励行する等によりまして、最近は相当に改善されたものと考えますが、今後も一そう努力してこれが絶滅を期する所存であります。  次に職員の不正行為により国に損害を与えたものにつきましては、今後指導監督を一そう強化いたしまして、再びかようなことのないように十分……

第30回国会 内閣委員会 第3号(1958/10/17、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) ただいま議題となりました公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由並びにその概要を御説明申し上げます。  現行の公共企業体職員等共済組合法は、昭和三十一年に制定されましたが、その後、健康保険法の一部を改正する法律が施行されましたので、それに伴います改正とともに本法自体の整備をも含めまして、昭和三十二年に一部改正法案を提案いたしましたが、審議未了となりました。その後、国家公務員共済組合法が全部改正となりまして、新しい国家公務員共済組合法が本年に至って制定になりましたので、それと関連する条文の改正をも必要とするに至りました。以上がこの法律案を提……

第30回国会 内閣委員会 第8号(1958/10/30、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 前回の答弁が不十分な点がございましたから、あらためて千葉委員の御質問に対してお答えいたします。  この法律は、大蔵、郵政、運輸の三大臣が、それぞれ主務大臣となっております。閣議に対しても、三大臣の共同提議になっておるのであります。ただ、この国会で提案理由を説明するに当りましては、三主務大臣の事務の繁閑等を考えまして、運輸大臣が三大臣を代表して行うことに、たしか十月七日の閣議できまったのであります。しかし、法案の内容に関する御質問に対する答弁につきましては、三省の関係者がこれに当りますことはもちろんだと思います。それぞれ所管事務についての御答弁を申し上げます。

第30回国会 内閣委員会 第9号(1958/10/31、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) お説の通り、ただいまのところの決算の結果は非常によくなっております。ただ、御承知のような医療費の改正がありまして、新点数制によりますと、将来は支出の方がかなり大幅に上る見通しであります。なお国鉄の場合につきましては、今回の法律改正によりまして、療養の給付を原則とする給付制度に切りかえなければなりませんので、それにつきましても相当経費が増加すると見込まれております。従いまして一応百円の初診料ということは、健康保険とつり合いをとったという理由が一応の理由でありますけれども、将来の支出の増加がかなり具体的に見通されておりますから、それに相応するために一部負担ということを取り入……

第30回国会 内閣委員会 第10号(1958/11/04、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) お説の通り、新法の方がかえって旧法より特典が減少した点があるのは、事実でございます。しかし一方、新法の方が拡張した点もあるのでありまして、従来の法制によりますと、同居することを前提としておりました弟妹につきまして、同居を要しないことと改めましたし、また、内縁の配偶者の父母及び子をも、これは同居を条件としますが、被扶養者の資格を認めることにいたしておるのであります。その点は、新法の方がこの恩典を受ける範囲が広まっております。つまり、一方において御指摘の通り幾らか狭まっておりますけれども、一方においては広くなっておりますので、これが実際の実情に即すると、こう判断いたした次第……

第31回国会 運輸委員会 第1号(1958/12/18、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) ただいま議題となりました海上運送法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  現在、わが国をめぐる定期航路は、多かれ少かれ過当競争に悩まされ、その運営基礎がきわめて不安定なものが多いのであります。この航路の不安定は、現在の不況のもとに一段と運賃を不安定ならしめ、海運業者の経営をより悪化させるばかりでなく、わが国の輸出入貿易を阻害し、ひいては国際収支の上に著しい悪影響を及ぼすものと考えられるのであります。  この航路不安定の原因は、何よりもまず航路安定を使命とする海運同盟の組織がきわめて薄弱であることによるのであります。ところで、この海運同盟が弱いのは……

第31回国会 運輸委員会 第2号(1958/12/22、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 十四次造船計画につきまして、かねて合理化審議会から、選考の基準方針というものを示されておりますので、その線に基きまして、開発銀行と十分意見の調整をはかりまして、全く両者の意見が一致いたしましたところを、一昨日の夜深更でありますか、決定いたした次第でございます。  個々の割当につきましての御説明は、また他日の機会に譲りたいと思いますが、大体の方針といたしましては、定期船に、いわゆるライナーに重点を置きまして、これを今までの総花主義をやめまして、重点主義といたしました。そうして激しい国際競争に対処し得るように割り振りをきめたのであります。その結果、中速船はやめまして、高速船……

第31回国会 運輸委員会 第3号(1959/01/27、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 捕獲審検所の検定の再審査に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  捕獲審検所の検定の再審査に関する法律は、日本国が、日本国との平和条約第十七条に規定する義務を履行するため、連合国の要請がありました場合に、旧捕獲審検所が検定いたしました事件で、連合国人の所有権に関係あるものを、国際法に従って再審査することを目的とする法律であります。  捕獲審検の再審査の要請について、平和条約におきましては期限が定められておりませんが、事柄の性質上、平和条約の効力が発生いたしました後、比較的短期間に連合国の要請が出尽すものと予想せられ、平和条約の……

第31回国会 運輸委員会 第4号(1959/01/30、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) ただいま議題となりました国内旅客船公団法案の提案理由について御説明申し上げます。  本土周辺の離島や本土沿岸の各地を連絡しております国内旅客船は、現在約二千隻、十一万総トンでありまして、これらが千二百八十三の旅客定期航路に就航し、年間七千五百万人の旅客のほか、郵便物二百二十万個、手小荷物一千三百五十万個、貨物三百十万トンを輸送しておりますが、いずれも、島民の交通手段の確保、生活必需物資の輸送等の見地から、また人命の安全に直接つながっている関係から、きわめて高い公益的性格を備えているものであります。  ところで、これらの旅客船の船齢を見ますと、二十総トン以上の船舶九百一隻……

第31回国会 運輸委員会 第9号(1959/03/03、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) ただいま山下政府委員からお話しいたしましたことを少し補足して申し上げますが、今、フィリピン、イドネシアにいたしましても、問題となっておるのは、私どもから言わせると、自国の海運界の事情を無視した全く突拍子もない理想案的のことを要請してきておる。現地の事情を多少知っております私といたしましては、ほんとうにまじめに考えておるのかどうかということが疑いたくなるような現地の実情であります。現地でほしいのは五百トンないし千トンの船が非常に必要なんであります。フィリピンは、御承知の通り、七千の島でできておりまして、その間は小船で連絡をとる以外に方法がない国であります。それが戦争中にほ……

第31回国会 運輸委員会 第10号(1959/03/05、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) ごもっともな御質問だと思います。率直に申しまして、今御審議を願います観光協会法案は、私の本来の理想からいいますと、よほどほど遠いものです。案自体に非常に不満足な点が多いのであります。私の理想は、日本のように天然資源の少い国におきまして、国際収支のバランスを合せるようにいたしますためには、世界に誇るりっぱな風光をドルにかえる方法ということに重点を置くべきだと、こう考えておるのであります。ところが、今日まででは、観光事業というものは一種の不要不急の仕事であるかのごとく、また同時に、銀行なんかの目から見ましても、いわゆる国際収支の上に非常に貢献するまじめな企業だというような扱……

第31回国会 運輸委員会 第12号(1959/03/12、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) ただいまの御質問は要点が二つあると思うのであります。一つはごく具体的に申しますと、あの分離というものは、即そのままそれが譲渡ということであるかどうかということだろうと思うのであります。今のビラというのは一体どういうことを書いているのかよく存じませんけれども、これは国鉄の当局者のあの私の通知に対する読み方と、私が申しております趣意との間には多少感覚のずれがあるのではないかと思うのであります。私は志免鉱業所がこのままではいかぬ、何らかの手を打たなければならぬということは、国鉄の当事者が考えているところと全く同様であります。国鉄は志免鉱業所を自分の独力で経営すべきでないという……

第31回国会 運輸委員会 第14号(1959/03/19、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 実は港湾運送事業は、港湾運送の機械化に伴いまして、いずれにいたしましても、何とか考えてやりませんと、なかなか自立がむずかしいのではないかと思います。  従いまして、この免許制度にいたしまして、人選も限定してやるようになりますれば、それに伴って、当然、その育成は政府としてやらなければならぬと、こう考えております。
【次の発言】 実は、港湾行政につきましては、全般的に何らか改革をしなければならない、一元化がねらいでありますけれども、そういう意味で、今内閣で行政管理庁が中心になりまして、港湾行政の改革案を練っております。  従いまして、この業界の監督がどういうふうな形で行われ……

第31回国会 運輸委員会 第15号(1959/03/24、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 港湾労働の審議会の問題につきましては、ただいま港湾局長からお答えした通りでございまして、三月一ぱいでやめてしまわないで、継続審議に移っていこうということになりつつありますから、相澤委員の御懸念のようなことにはなるまいと思います。  ただ、一般大局観から申しまして、この前も、たしかこの委員会で申したと思うのでありますが、この港湾の荷役機械化に伴いまして、港湾労働者の労働条件が非常に影響を受けるということは、避けがたい趨勢だと思うのであります。これは、非常に大きな問題でありまして、仲間同士のせり合いというような問題じゃなくて、全体として港湾労働者の運命に、大きな影響を与える……

第31回国会 運輸委員会 第16号(1959/03/25、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 国鉄のあり方については、根本的に考えなければならぬ点があるとは考えております。しかし、今、岩間委員の御指摘のように、民間に伝えられておりまする国鉄の分離問題というようなこと、あるいはこれを民間に、民間経営に移すというようなことは、ただいまのところ少しも考えておりません。
【次の発言】 国鉄総裁の意見に全く同調いたします。
【次の発言】 いろいろ御意見もおありのようでありますけれども、私はこの程度の投資は、そう根本的な、心配するほどの運営にはならぬ。この程度の条文で、優に抑制ができる、こう解釈いたしております。
【次の発言】 志免炭鉱の問題に入りますと、またいろいろお話が……

第31回国会 決算委員会 第4号(1958/12/22、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 東海道の新線の問題は、昨年九月、日本国有鉄道幹線調査会が設置されまして、限界点に達していると思われる東海道の輸送を、どういうふうにして対処していくかという問題が審議されたのであります。そうして本年の二月閣議決定によって設置されました交通関係閣僚懇談会におきましても、この東京と大阪の問題は、もう打ち捨てておけない、基本的な対策を講じなければならんということが決定されたのであります。それに基きまして計画を立てまして、千二百七十五億円でしたかの予算で、五ヵ年間に時代に即応する程度の最も新しい東京、大阪間を三時間半で突破するという計画を立てた次第であります。  これには、道路と……

第31回国会 内閣委員会 第2号(1958/12/15、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) ただいま議題となりました公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由並びにその概要を御説明申し上げます。  現行の公共企業体職員共済組合法は、昭和三十一年に制定されましたが、その後、健康保険法の一部を改正する法律が施行されましたので、それに伴います改正とともに、本法自体の整備をも含めまして昭和三十二年に一部改正法案を提案いたしましたが、審議未了となりました。その後、国家公務員共済組合法が全部改正となりまして、新しい国家公務員共済組合法が本年に至って制定になりましたので、それと関連する条文の改正をも必要とするに至りましたので、前国会に再びこれら……

第31回国会 内閣委員会 第4号(1958/12/23、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) まずもって千葉委員が一番冒頭の、私が当委員会に出る資格の問題、及び政府委員の資格の問題に関する疑義を次の機会に延ばそうという御発言は、この本法律案の審議を進捗していきます上にまことにありがたいと思っております。これは実は千葉委員のお説と私の法制上の見解には残念ながら非常にまだ懸隔があるのでありまして、これをやっておりますと、相当の時間がかかると思います。従いましていつの機会か、これは実は非常に大きな問題でありまして、単にこの委員会だけの問題ではなくて、一般国会における審議の共通の問題であります。従いまして、決して私は打ち捨ておいていい問題とは思いません。ということは、私……

第31回国会 内閣委員会 第9号(1959/03/03、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) ただいま議題となりました運航省設置法等の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  この法律案は、航上保安行政組織の整備に関する連輸省設置法の部改正と、これに伴う航空法の部改正とが骨子となっております。  今回の改正の要点は、まず第一には、本省の附属機関である航空保安事務所及び航空標識所を本省の地方支分部局に改め、航空局の所掌事務の一部をこれに分掌させることとしたことであります。従来、航空保安事務所は、もっぱら飛行場及び航空保安施設の設置及び管理に関する事務を所帯してきたのでありますが、最近近とみに発展する民関航空の実情にかんがみ、航空機の運航の監督そ……

第31回国会 内閣委員会 第14号(1959/03/19、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 御質問のポイントがはずれるかもしれませんけれども、かれこれ批判せられるという点は、いろんな点があるんじゃないかと思いますが、その中で御指摘のようにだんだんふえて参りまする輸送量に施設が追ついていかぬという点は確かにあると思います。運輸省に対する批判は、そればかりではないと思いますけれども、やはりそれが一つになっておることは事実だと思います。
【次の発言】 さように考えます。
【次の発言】 まあ最近一番大きい問題といたしましては、東海道の新幹線という問題があります。さらに東北地方におきましても、複線化及び電化という問題が、具体的に工事にかかり、進捗いたしております。山陽線……

第31回国会 予算委員会 第5号(1959/03/05、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 李ラインの巡視艇は、今月三そう常時動いておるのでありますが、手薄でありますので、もう一そうふやしたいと思います。急場の間に合いませんので、燈台巡視船を、応急的な措置でありますが、三そうで一そうの常時配置になるわけでございますが、あと二隻もその対策を考究中でございますけれども、とりあえず燈台巡視船を一そうそっちに回して増強いたしたいと思います。
【次の発言】 国際情勢の推移が非常に大きな影響を与えますので、このままの状態が続きますと、今後北方漁業が起りますと、さらに手薄になりますので、今のような状態が続いております限り、ぜひ来年度には巡視艇の増強ということを具体的に考えな……

第31回国会 予算委員会 第6号(1959/03/06、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) お答えいたします。  国鉄の中に運賃改正に関する調査会を設けまして研究しておることは事実でございます。しかし、それは値上げを目途としておるものではございませんので、全体としてはふえもしない、減りもしないというワクの中で非常な不合理を是正するということを目途としておるものでございまして、決して値上げを考えておるための調査ではございません。

第31回国会 予算委員会 第7号(1959/03/07、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 御説の通り、鶴光事業がいわゆる見えざる輸出といたしまして国際収支のバランスを合せます上に重要な役割をになっていかなければならないものだと考えております。従いまして、私就任以後、観光事業の振興ということにつきましては、種々苦心して参つたのでございます。御説の通り、各省にまたがった点が非常に多いのでございまして、内閣に審議会もできておるのでございますけれども、審議会というような一種の相談にあずかるというような機関でなくて、もっと積極的な執行機関が要ると思いまして、本国会に日本観光協会法案という特殊法人を作る法案を提出いたしまして御審議を願っておる次第でございます。これも最初……

第31回国会 予算委員会 第8号(1959/03/09、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 御承知の通り、鉄道営業法は六十年前の法律であります。この間に非常な社会事情、経済事情の変化のありましたことは、御説明するまでもないと思います。従って、この鉄道常業法をこの社会情勢の変化に伴うように改正しなければならぬという議論は、もう数年前から出ておりまして、このILO条約の問題とは全く無関係に研究を続けて参っておるのであります。ただ、非常に今発達して参りましたハス事業、あるいは海運事業なんかが、鉄道営業法の改正で、事情に即応するような取締りができるかどうかというような関係もございまするので、そういう関連法規との調整をしきりに今考えておりますので、まだ結論に達しておりま……

第31回国会 予算委員会 第9号(1959/03/12、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) お答えいたします。  法律の解釈論としては議論はないと思います。将来の立法論としてはどう思うかということの御質問だろうと思うのであります。独立の企業体という点に重点を置いて考えますると、企業者が自由にその資金を運用した方が望ましいということは、私は当然だろうと思います。ただし、一がいにいえませんのは、一方において政府からいろいろなサービスを受けております。従いまして、全体から見て、純然たる政府と離れた企業体としての運営の方が国民のためにいいか、あるいは政府にある程度までおんぶしていった方がいいかという差引計算を今しきりに研究しております。

第31回国会 予算委員会 第10号(1959/03/14、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) お答えいたします。  日本の海運界の現状に関しまする松浦委員の御質問は、全く御同感でございます。日本の産業の伸びと海運界の伸びとが歩調が合っておりません。従いまして、私どもでも、昭和三十七年度には、少くともあと二百万トンの船腹がありませんと、日本の鉱工業生産の伸びに追っついていけない、原料の輸入、製品の輸出ができない、こう考えておりまするので、造船計画はずっと継続して参りまして、理想的のトン数まで参りませんまでも、国際収支の赤字を多少でも少くするように努力していきたいと念願しております。
【次の発言】 お答えいたします。  船価の未償却額は、利子補給対象会社に対する調査……

第31回国会 予算委員会 第11号(1959/03/16、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) お答えいたします。  御承知の通り、運賃をきめますときには、その品物によりまして運賃の負担力を考えましたり、あるいは産業開発の上に考慮を払いまして運賃をきめておるのであります。二十八年に運賃改定をいたしまして以来、その後いろいろな経済情勢の変化に伴いまして、運賃の負担力の少いものに大きい負担がかかったり、その後物価も非常に変っておりますから、もう少し負担をさしてもいいもの、その負担が軽くなっているようなものがございますので、二十八年以後の経済情勢の変化に伴いまして、その運賃の負担力を勘案して是正していきたい、こういうふうに考えておるわけであります。

第31回国会 予算委員会 第12号(1959/03/17、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 新潟の地盤沈下の問題は、私、昨年の秋現地を見まして、聞きしにまさる緊迫した問題だというふうに痛感いたしました。帰りまして、すぐ大蔵大臣にお願いしまして、六億八千万円のとりあえずの予備費を出してもらいまして、昨年の冬までに応急手当をやったわけでありますが、さらに、三十三年から三十五年までの三カ年間に、先ほど田村委員が御指摘になりましたように、年五十センチの地盤沈下があるものと想定いたしまして、二十三億円の総合計画を立てまして、昭和三十三年度から実施したわけであります。その事業費は、昭和三十三年度は三億七千万円、三十四年度は六億一千万円で、私どもの所管となっておりまする港湾……

第31回国会 予算委員会 第13号(1959/03/18、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) お答えいたします。青山委員会の報告につきましては、私も相当に検討をいたしたのでありますが、まず信頼して差しつかえないと私も判断いたしましたし、国鉄の当事者も青山委員会の答申を信頼しておるのであります。この前、運輸委員会でたとえ話を申しましてまことに恐縮のようなわけでありますが、客観的に神様がわかっておりますことに対していろいろな意見が分れるということは多くの場合にあるのでありまして、この前は病気にたとえてお話したのでありますけれども、大学病院ではガンだと診断されたのだが、かかりつけの自分の信頼している医者はガンでない、切開なんか要らぬというような違った判断が出て、一体切……

第31回国会 予算委員会 第14号(1959/03/19、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 私どもの所管しておりまする競艇につきましても、ただいま通産大臣が競輪についてお答えいたしましたのと大体同じ趣意でございます。これらのものは射倖心を排発して、民心安定の上に非常に好ましくない設備であるとは存じておりますけれども、現実の問題といたしまして、三十一年度約十三億、三十二年度十五億以上の金が地方財政の方に回っておりまして、これによりまして学校が建ちましたり、住宅が建ったり、そのほか各般の公共施設の方に金を使っておりまするので、急にこれをとめますことは、そういう方面に非常な影響を与えますので、これ以上ふやさないという方針は堅持いたしておりますけれども、これをどの程度……

第31回国会 予算委員会 第15号(1959/03/20、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 戸叶委員にお答えいたします。  ガソリン税の問題につきましては、先ほどの大蔵大臣の御答弁で尽きておりまして、付け加えるところは、ほとんどないのであります。運輸省といたしましても、このガソリン税の増徴が、自動車事業に相当の影響を与えることは認めております。しかし先ほど、大蔵大臣も御答弁の中に申しましたように、いろいろな要素を入れて考えなければなりませんので、今すぐ、ガソリン税の増徴があるからと言って値上げをいたすつもりはございません。よく実際の影響を見きわめましてから、その対策を講じたい、こう思っております。
【次の発言】 無条件に、大蔵大臣に追随していくという主義ではご……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 外務委員会 閉会後第4号(1959/10/07、5期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 安保条約の問題は、日本における目下の最も大きい問題として各方面から論議されておりますけれども、産業、経済なんかに関係しておる人たちに不思議に思われますのは、この大問題が、軍事上とかあるいは外交上、政治上の質疑応答に終始されておって、経済上の立場からこの問題を論議されている場合が非常に少ないのであります。そこで、しかも経済人の立場から見ますると、日本の今日の経済の実情と遊離した議論が往々にして行われておる、意気すこぶる壮でありますけれども、現実的には非常にむずかしい問題を含んだことを表書されておる場合が多いので、私は、経済、産業の実情に最もよく通暁されておる外務大臣が、この安保問題の……

第33回国会 外務委員会 第8号(1959/11/30、5期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 ちょうど今、官房長からお話のあった研修所のことでありますが、私は、外国に出まして、日本の事情のこまかいことを一々勉強する、そうしたチャンスのない外国に派遣される方に特にお願いしておきたいのは、日本の経済の実態に関する認識を十分にさせていただきたい。たとえば、鉄鉱石の出る所へ行ったら、日本の鉄鋼業は一体どうして成り立っているかというようなこと、それが向こうでいろいろ交渉される一つの資料になると思うのですけれども、私が従来聞いておりますところでは、一通りの日本の経済の概念は、常識の程度は持っておられますけれども、各産業別に、一体どんな日本の経済は運営になっているかというようなことについ……

第33回国会 外務委員会 第16号(1959/12/11、5期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 ベトナム共和国との賠償協定の審議も相当回を重ねて進行して参ったのでありますが、これまでの会の模様を拝聴しておりますと、それは前提あるいは環境に関する御質問がだいぶ多うございまして、肝心の賠償協定の本文に関する、内容に関する質問があまり行なわれておらなかったように思いまするので、今日私は問題となっておりまする賠償協定の内容について二、三の点を伺いたいと思います。  その賠償協定の案文は、十一条にわたって、かなりいろいろなことが書いてありますけれども、その中心になるものは二点あります。一つは、賠償総額を三千九百万ドルにするということ、それを実行するのに、いわゆる直接方式によるということ……

第34回国会 外務委員会 第4号(1960/03/15、5期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 アフリカの話が出ましたので、ちょっと聞かしていただきたいのですが、今スエズ運河の改修問題が現実化されつつある。日本からもその国際入札に加わって、その見積もりの調査をするために調査団が出たようでありますが、私どもが伺っておるところによりますと、こういう場合に一番有力なる競争者は西ドイツである。そうして西ドイツの政府の力の入れ方は非常に強い。私は何としてもこの世界入札に少なくも一部は日本が加わりたいと、こう考えておるのでありますが、西ドイツが国としてそういうものに非常に応援をしておる。全く業者と一体となっていろいろな援助をしておる実情でありますが、今度のスエズの国際入札、これは改修と言……

第34回国会 外務委員会 第7号(1960/03/29、5期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 ちょっと伺いたいのでございますけれども、私ども感じからいいますと、移住振興に関するPR運動といいますか、国民全体に訴えるいろいろな運動が非常に少ないように思うのです。たとえばラジオとかテレビとか、あるいは学校の先生と連絡をとって、若い夢を持っている青年に海外の話を少ししてもらうように連絡をとっておやりになる必要があるのじゃないか、私ども耳に触れても、移住を奨励するPR運動はほとんど聞いたことがない。そこで伺いたいのですが、そういうこと、つまり外務省とそれから移住振興会社との関係が知りたいのです。そういうようなことは政府で案を立てて、そして移住振興会社をしてやらしめられるのか。そうい……

第34回国会 外務委員会 第10号(1960/04/19、5期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 直接の関係はないかもしれませんが、インドとゴアとの関係は、最近どうなっておりますか。
【次の発言】 今現にゴア政府といろいろ具体的の交渉が進んでおるのですが、危険はないのでしょうか。観測でよろしいのですが……。
【次の発言】 相当長期の交渉が幾つか進んでおるようですけれども、五年や十年くらいは大体大丈夫だと観測されますか、観測ですけれども。
【次の発言】 わかりました。

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第5号(1960/06/10、5期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 私は、日本国民の生活に最も重大な影響を与えるであろうと思われまする新安保条約の第二条の意義と、この条約ができましたいきさつ及びこの二条を将来どういうふうに具体的に運営していかれるかという方針を総理大臣に伺いたいのでありますが、この問題に入ります前に、私はぜひとも日本国民とともによく了承しておかなければならないのは、日本経済の実態いかんという問題であります。と申しまするのは、この安保条約の締結に関しまして賛否いろいろ議論がありますけれども、その中に日本経済の実態とあまりに遊離した議論が非常に多いからであります。現在の日本の国民生活は、敗戦後の生活といたしましては、古今東西類例を見ない……

第35回国会 外務委員会 閉会後第3号(1960/09/01、5期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 関連質問。外務大臣が今度御出発にあたりまして、ただいまの鹿島委員の御質問の趣意には全面的に私賛成するものでありますが、具体的の一つの点として、特に御留意を願いたいのは、日米経済協力ということが必要だということは、もう何人もこれに対して異議を申し述べる者はないと思うのでありますが、さて具体的にどういうことをどういう形でやるかという問題になりますと、実はすこぶる研究すべき問題が多いのであります。  そこで、安保条約、ことに第二条が新しく加わりました以上、これを具体的にどういうふうに運営していくかということを検討する機関がほしいということを、この前藤山外務大臣御出発の前にもお願いして、御……

第37回国会 外務委員会 第3号(1960/12/21、5期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 アフリカの新興国と日本との間の条約関係はどうなっておりますか。具体的に言うと、通商航海条約は、新しい国との関係。
【次の発言】 今はできてないとすればどういうふうな、今全然交渉に入っておられないか、あるいはその方向に向かって進めるか、と申しますのは、財界では、経済界といいますか、アフリカでいろんな事業計画を具体的にしているものがあるのであります。それが、条約ができているのとできていないのとでは非常に違ってきます。そこで、どこの国とも条約は結んでいない。しかし、こういうふうに全然放任されておるのか、あるいは締結するように努力をしておられるとすれば、どの程度やっておられるかということを……

第38回国会 外務委員会 閉会後第2号(1961/07/31、5期、自由民主党)

○永野護君 今の点について、私がかって多少触れました点から外務大臣に伺いたいのですが、それは、安保条約の第二条ができたときに、安保条約というものは軍事同盟だという説が非常に強いときに、あの二条をなぜもっと生かして、いわゆる経済同盟という意味もあるんだということをつけ加えたらどうだということを、当時私、岸総理でありましたか、話しまして、そして足立さんを全権に追加して、これは足立さんには、もう君は外交一般のことなんか専門家が多いんだから一切触れないで、第二条をどうして具体化するかということだけを自分の任務に心得て行ってくれという話をしたことがあるのであります。帰りましてから、いろいろやってみたけれ……

第38回国会 外務委員会 第18号(1961/05/30、5期、自由民主党)

○永野護君 このフィリピンとの通商航海条約のフィリピン側の受け入れ態勢は、何かその後の情報はありませんか。
【次の発言】 あのフィリピンの賠償交渉の経過から見まして、たとえば七億五千万ドル――最初二億五千万ドルということだったが、これは、大いに貿易を盛んにやって、このぐらいなマージンはすぐ取り返すということで、日本の国会でも言ったが、フィリピンの国会でも、この通商航海条約についてフィリピン側がかれこれ文句を言うというのは、非常に解せないような感じがするのです。ことに、当時の交渉の相手方がガルシアで、それが今大統領になっている。そこで、あのときの意気込みは、この賠償協定にサインをしてくれたら、日……

第38回国会 外務委員会 第19号(1961/06/06、5期、自由民主党)

○永野護君 カンボジアに対する十五億円の贈与ですが、国会できまっておったようですが、あれはどうなりましたでしょうか。
【次の発言】 私、カンボジアの援助問題は、その時期をミスした、非常に遺憾なことが多かったと思うのです。あの十五億円がきまったときに、あれが即刻法律が効果を発揮しておったら、シアヌーク殿下が中国やソビエトにあんなにこびを呈する、ようなことはなかったろうと思っておったんですが、非常に時期をミスしたと思っております。その間に中共とあんなに、日本のように理屈を言わないで、ぐんぐん実際上の施設をやっております。そのために、せっかく日本に来て、日本に好感を持って帰ったシアヌーク殿下が中共と……

第39回国会 外務委員会 第4号(1961/10/17、5期、自由民主党)

○永野護君 ちょっと簡単に。インドネシアの問題が出ましたから、ついでですから、西イリアンの現在の政治と経済の現状はどうなっておるのですか。あまり詳しくは要りませんが、概略でよろしゅうございますから。
【次の発言】 現在西イリアンのほうから、いろいろな経済提携の問題が具体的に申し込みがあるのですけれども、あの国がどうなるかわからぬから、どう扱っていいかわからぬということが日本の財界人の常識になっておるのでありますけれども、現在のオランダ政権ですか、それの言うことを、言葉が悪いのですけれども、まじめに取り上げて研究していいとお考えですか。あるいは、どうなるかわからぬから、いましばらくは触れないほう……

第39回国会 外務委員会 第6号(1961/10/24、5期、自由民主党)

○永野護君 ちょっと関連質問。日本の国産はどのくらいありますか。
【次の発言】 この協定に入ることによって、日本のすず鉱業の受ける影響というものはありませんか。たとえば、これに入ると、関税の特殊の保護はできないというような束縛を受けることが……。

第39回国会 外務委員会 第8号(1961/10/30、5期、自由民主党)

○永野護君 今の羽生さんの質問も……これは速記をとめて下さい。

第40回国会 外務委員会 第4号(1962/02/20、5期、自由民主党)

○永野護君 それでは速記をつけましてね、航空局長に伺いたいのですけれども、フィリピンとの航空協定がどうしてまだできないのか。一番最初にできなければならぬ国のように思うのだけれども、それがなぜ今までできていないのかということの経過を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それは日本航空は独立の民間会社ですから、そこらの経営上の方針にあまりあるいはお役所として干渉ができないかもしれませんけれども、しかし私は少し特殊な事情で違うかもしれませんが、私はフィリピンと日本との間は産業上非常にひんぱんな交通、ことに今のような通商航海条約ができていないというような状態のときに、この航路の値打を判定するのはこ……

第40回国会 外務委員会 第5号(1962/02/22、5期、自由民主党)

○永野護君 日本国と航空協定のすでにできている国は何ヵ国ありますか。
【次の発言】 ソ連との関係はどうなっていますか。
【次の発言】 交渉の経過はどうですか。
【次の発言】 将来のお見込みはどうですか。
【次の発言】 そうすると、今十何ヵ国と言いましたか、できておるのは。
【次の発言】 そうすると英米……、全部読んで下さい。
【次の発言】 フィリピンはできておるのですか。
【次の発言】 そうすると、それは本式の航空協定ではないのですか。
【次の発言】 そのほかの国とはみんな正式の航空協定をしておるのに、なぜその正式の協定をしないで行政取りきめでやるというような変則な扱いをしておるのですか。

第40回国会 外務委員会 第13号(1962/04/17、5期、自由民主党)

○永野護君 関連質問。今のアメリカの予算で、アメリカが低開発国に出すということになりますと、形の上からいうと、日本は無関係になるのですか。あるいは、日本も相談を受けて、あるいは、相談を受けるというよりも、むしろ日本がイニシアチブをとって、こういうところへ、こういう産業に出してくれというような発言権が日本にあるのですか。全然アメリカの適当と思うところへ出すことになっておるのですか。
【次の発言】 もちろん権利として云々というようなかた苦しいことをあれしておるのじゃないのですけれども、希望として言いますと、その金の使い道を東南アジア、特に東南アジアなんかに関しましては、日本が一番よく知っておるわけ……

第40回国会 外務委員会 第16号(1962/04/21、5期、自由民主党)

○永野護君 坂本先生に一つ伺います。  反対理由を四つお述べになりましたが、私はここで聞いておりまして、最後の一項、すなわち、日本の外交の基本方針、根本方針がまだきまっていないのじゃないか、つまり、その場その場の思いつきじゃないかというような点が一番ポイントじゃなかったかと思うのであります。その点私どもの立場と社会党さんの立場の違うことは認めるのですが、社会党さんのお気にいるような外交方針はきまっていないということは言えると思いますが、私どもは実はきまっている。それに対して社会党さんの非常な反対があったわけであります。しかし、結論はきまちゃっている。つまり、われわれは日米安保条約というものは、……



各種会議発言一覧(参議院)

4期(1956/07/08〜)

第31回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1959/03/26、4期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(永野護君) 昭和三十四年度の運輸省関係予算について御説明申し上げます。  初めに、今回の予算の規模につきまして申し上げたいと存じます。  まず、一般会計予算について申し上げますと、歳入予算総額は十五億三千四百七十七万二千円、歳出予算総額は三百六十三億二千七百五十三万六千円であります。今三十四年度歳出予算総額を前年度のそれと比較いたしますと、七十億七千五百四十七万一千円の増額であり、二四%をこえるという画期的な増加を示しております。この内訳を申しますと、行政部費系統におきまして人員三百十五人の増加分を含め十九億八千百三十五万五千円の増額であり、公共事業費系統におきまして五十億九千四百……


5期(1959/06/02〜)

第37回国会 商工、外務委員会連合審査会 第1号(1960/12/20、5期、自由民主党)【政府役職】

○永野護君 この法案の根本について伺いたいのですが、これは何ですか、貸しつけるというつもりで元金は回収するということに重点が置かれておるのですか。
【次の発言】 つまり私の伺いたいのは普通の銀行業務の対象にはならないということは、回収不能ということが非常に予想されるから、普通の銀行の貸付業務の対象にならぬということだろうと思いますから、端的に言いますと、その金は回収不能に、なるものが非常に多いということを前提として運営しませんと、これをむずかしいことを言うなら、このワクにはまって出資をする事業対象というものはなかなか求められぬのではないかと思うのです。ことに、調査に金が出されるというのですと、……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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