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小柳勇 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

小柳勇[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP50(参)
22位
委員会発言歴代TOP50(参)
21位
委員会出席(幹部)歴代TOP100
69位
委員会出席(無役)歴代TOP50
35位
委員会発言(議会)歴代TOP500
137位
委員会発言(非役職)歴代TOP50
24位
各種会議発言歴代TOP50
17位
各種会議発言(非役職)歴代TOP50
15位

5期委員会発言TOP50
30位
5期委員会出席(無役)TOP50
33位
5期委員会発言(非役職)TOP50
30位
5期各種会議発言(非役職)TOP20
19位
6期委員会発言TOP50
43位
6期委員会発言(議会)TOP25
19位
6期委員会発言(非役職)TOP50
50位
7期委員会発言TOP25
25位
7期委員会出席(無役)TOP50
40位
7期委員会発言(非役職)TOP50
27位
7期各種会議出席TOP20
15位
7期各種会議発言TOP10
7位
7期各種会議出席(無役)TOP5
5位
7期各種会議発言(非役職)TOP10
6位
8期委員会出席TOP10
5位
8期委員会発言TOP50
31位
8期委員会出席(幹部)TOP10
10位
8期委員会発言(非役職)TOP50
34位
9期委員会発言TOP25
22位
9期委員会発言(非役職)TOP25
21位
9期各種会議出席TOP20
11位
9期各種会議発言TOP5
5位
9期各種会議出席(無役)TOP20
12位
9期各種会議発言(非役職)TOP5
4位
10期委員会出席(幹部)TOP10
8位
10期各種会議出席(幹部)TOP10
7位
11期各種会議発言(議会)TOP5
3位

このページでは小柳勇参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小柳勇参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

4期(1956/07/08〜)

第30回国会 決算委員会 第6号(1958/10/29、4期、日本社会党)

○小柳勇君 さっき副総裁の建設資金の予定と実績の中で発表された数字によって質問いたします。  予定として自己資金一千六百二十七億のところ、実績として千九百八十億、プラス三百五十三億自己資金がふえているのでありますが、さっき総裁のお話の中でも施設の増強なり、サービスの向上によって増収があったのでというような発言がありました。この三百五十三億の自己資金のふえた分、これは施設の増強とサービスの向上と振り分けて、一体どのくらいの数字の振り分けができるものか御説明願いたいと思います。
【次の発言】 損益勘定の大体百五十億というものも、大体サービスの向上というふうにとってよろしかろうと思いますけれども、こ……

第30回国会 決算委員会 第7号(1958/10/30、4期、日本社会党)

○小柳勇君 先の相澤君の質問に関連するのですけれども、今日、福岡県や熊本県の有明海岸で魚介類、特にノリの採集を盛んにやっておるわけです。水産組合などを作って、行くたびにいろいろ金融の話を聞くが、今いろいろ業務概況を見てみると、貸し出した実績というものがないわけです。府県連の信用組合ではあるいは出ておるか、詳しく調べておりませんが、抵当権その他の問題で貸し出しできなかったのか、あるいは中央金庫その他が報告するほどお貸し出しにならなかったのか、また出すとすれば、抵当その他の問題についてはどういうお考えであるか、御答弁願いたい。
【次の発言】 さっき抵当の話がありましたが、貸し出すものについては、あ……

第30回国会 決算委員会 第9号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○小柳勇君 第千百十九号の不当事項に関連して、小さい問題ですけれども二、三質問いたしたいと思います。第千百十九号の事実は、鷹取工場の構内でボイラーが置場に困ったので切断して売却した、こういう事実でありますが、国鉄の職場には、こういうその場で使えないボイラー、貨車など、非常に古い物があるように見受けるわけです。そのために相当作業にも困り、それがまたそのときは、廃車になった当時廃車の認定をもっと早くすれば、あるいは私鉄でも使えたのではないかというのが、廃車決定が遅れたために、使い物にならないで、いたずらに作業場を狭くし、あるいは腐っていくというような事実をたくさん見受けるわけでありますけれども、そ……

第30回国会 社会労働委員会 第2号(1958/10/07、4期、日本社会党)

○小柳勇君 小柳です、一つよろしく。  時間もおそくなりましたので、私は部落解放の問題について、おもな点だけ二、三質問して、また後日に譲りたいと思いますが、その前に結核問題で一つだけ要望申し上げておきたいと思うのです。方々の全国の国立療養所を回ってみまして、一番感じますことは、私立の療養所などに比べて医者、看護婦の諸君の熱意と申しますか、待遇との関連もありましょうが、非常に私立の病院に比べて積極的でないような、愛情の足らないような印象を受けますし、患者の意見を聞いてみますと、非常にそういう点をこぼしてもう少し厚生省も親切にやってもらえないだろうか、先生や看護婦の諸君もそういう面でわれわれが要望……

第30回国会 社会労働委員会 第3号(1958/10/16、4期、日本社会党)

○小柳勇君 今の労働大臣の一般施政方針に対しても相当問題がありますが、特にきょうはこの中の駐留軍離職者対策を中心に質問をいたします。  御存じのように、昭和二十七年に二十万おりました駐留軍労務者が現在八万二千人ぐらいに減って、この減少された人は非常に不遇な生活に陥っておるということは御存じの通りでありますが、二十八国会でも特にその問題が論議されて、離職者対策に対しては特別な立法をされて現在その実施がされつつあると思いますけれども、それが実施されて適用を受けておる者は僅々一割か二割にすぎないような現状です。従って、そういうような現在のこの駐留軍労務者のみじめな生活を考えて、私は特にこの臨時国会で……

第30回国会 社会労働委員会 第4号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○小柳勇君 この前、私は、国立療養所と、それから民間の療養所と比べてみて、国立療養所の方が非常に医者、看護婦が無理をしておる、従って患者との間も、ほかの国立以外の病院に比べて療養が十分でない、そういう不満を全国で聞くから、厚生省は積極的に乗り出していって、施設の改善なり、その定員の補充、あるいは指導の面で十分にやってもらいたい、ということを要請いたしました。その要請に関連してきょうは二、三質問し、かつ、私の意見を申し述べてみたいと思うんです。今から五日前の新聞ですが、朝日新聞と栃木新聞です。この新聞に大きく取り上げられた問題があります。表題だけ読んでみますと、「三百人の患者に医師二人、〃死の行……

第30回国会 社会労働委員会 第5号(1958/10/23、4期、日本社会党)

○小柳勇君 関連質問。
【次の発言】 前に。
【次の発言】 さっきの西田委員に関連して。  初めに悪質な労働争議が頻発しておるという第一の議題の質問がありましたから、これに関連して質問しておかなければ――ここで私質問する必要なかったので、さっき質問を留保したんですが、悪質な労働争議が頻発しておるという前提の中で、しかも暴力行為が発生しておる、これに対して一体どうかという調査の結果に対して、さっき管理官が具体的に二十九件、五十三名の者が送検されたという報告がありました。このいわゆる暴力行為として苫小牧の争議で送検せられたものは、われわれが調査したところによると、会社側が暴力団を多数裏門に配置して……

第30回国会 社会労働委員会 第6号(1958/10/28、4期、日本社会党)

○小柳勇君 同和問題について二、三質問いたします。  第一に、厚生大臣に質問いたしますが、十月の二十一日の社労委員会で、十月十七日の日に同和問題閣僚懇談会を設けたと報告されましたが、これはかつて三月十一日の日に、岸総理大臣が衆議院の社会労働委員会で言明された同和問題審議会とどういう関連があるのか。われわれとしては、閣僚がかわられてもこういう問題は永久的な問題だから、内閣に審議会を設けられるが妥当であろうと考えておりますが、この点についての大臣の御見解を聞きたいと思います。
【次の発言】 そうすると、総理大臣が言われました審議会については、当然設けるものとして閣僚懇談会で討議されるものと理解して……

第30回国会 社会労働委員会 第7号(1958/10/30、4期、日本社会党)

○小柳勇君 松野長官に質問いたします。  この前の委員会で軍直用員の問題について質問いたしましたけれども、労働省としても、調達庁としても、所管外であるということで十分の答弁がありませんでした。従って、今現在二五数十に及ぶ軍直労務者が非常な生活の不安におびえておりますので、この軍直労務者について、長官はどういうふうにして、今後の生活条件なり、労働条件を保護していこうと考えておられるか、それが第一点です。  第二点は、特別給付の問題について、軍直労務者についてはこれを除外してあります、この前の百五十八号の法律措置によって。従って、この問題について、やはり同じような苦しい生活環境の中で、同じような条……

第31回国会 運輸委員会 第4号(1959/01/30、4期、日本社会党)

○小柳勇君 運輸大臣に質問いたします。  第一点は、十三社のうち七社を十二月の二十六日に許可し、六社を一月二十二日に認可されましたが、なぜこのように二つに分けて認可されたか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうやられた結果、その影響をどのように調べられて結果が出たか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それはどこから報告が出たんですか。
【次の発言】 そうしますと、初めに七社を許したのは、アドバルーンを上げて、国の世論の反撃を見る、こういうことで初め七社を許可されたわけですか。
【次の発言】 きのうの大臣の説明では、赤字のために値上げしたのではない。これを通してサービスを向上し……

第31回国会 運輸委員会 第8号(1959/02/26、4期、日本社会党)

○小柳勇君 今の問題に関連して質問しておきますが、モーターボート競技連合会がそういうふうに貸したり援助したりし得る資力を、年間にどの程度に見込んでおるのでございますか。
【次の発言】 私、あとまだありますけれども、保留いたします。

第31回国会 運輸委員会 第9号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○小柳勇君 前に続いて質問を展開したいと思います。  第一は、この合理化臨時措置法によって、運輸者がいろいろ資金のあっせんをして、中小造船所に投資いたしますと、造船能力は漸次よくなって参りましょう。ところが、提出資料によると、発注が最近減っておる。この造船能力の増加に対して、発注数というものはどのくらい伸びると観察されておるか、お尋ねいたします。
【次の発言】 関連して質問いたしますが、大体発注がふえるだろうという予想はわかりました。もう少し根拠を、抽象的でなく、島が多いからとか、あるいは、安ければ、設備さえよければあるのだというようなことでなくて、具体的に、もう少し予想された根拠をお示し願い……

第31回国会 決算委員会 第2号(1958/12/18、4期、日本社会党)

○小柳勇君 質問いたしますが、十一月に、その白い水をなるべく害をなくすために設備しておく、するとか言われましたけれども、その点について明確に御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 それはどのくらいの経費をかげて設備されたのか、概算でもいいから御答弁願いたい。
【次の発言】 全額、繊維についての総額です。
【次の発言】 一千六十万円の多額の費用をかけて白い水のなるべく害をなくそうとする、その会社のそういう考えは今専務さんが言われたように、その水がもっと試験しなければわからぬようなものであるならば、会社がそれほど金をかけて設備をするとは、われわれとしては常識上考えられないが、そういう問題について……

第31回国会 決算委員会 第4号(1958/12/22、4期、日本社会党)

○小柳勇君 相澤委員の質問に関連しまして、運輸大臣に三点だけ御質問申し上、げます。  第一点は、しばしば言われたことですが、国鉄の現在の投資して改善する方向が、中央偏重主義ではないか、この東京近郊、あるいは大阪、名古屋など大都会なり、中央中心主義であって、偏重しておって、地方の方の改善、スピード・アップなどが全体的に見忘られておるのではないか、たとえば北九州などでは私鉄はがたがた、道路もこれも荒れっ放し、国鉄に至りましては、門司から日豊線の大分駅などは、あの線路などでは乗車効率が二五〇から三〇〇、三倍もの人が、とにかく命がけで乗車して、しかも単線運転である。蒸気機関車を使って低速度で、しかも単……

第31回国会 決算委員会 第5号(1958/12/23、4期、日本社会党)

○小柳勇君 その問題に関連して一問だけ質問しておきたいと思うのです。  大蔵大臣でありますから、最後的にはお話は聞きません。ただ、今言われた機関車用炭については不向きであるしというようなお言葉にも関連して、御存じのように、西日本の方では志免の山があるために、機関区の機関車用炭の貯炭設備というものが大体平均三日ないし四日です。関東以北の方では、石炭の少いところでは二十日ぐらい大体持って、多いところでは一ヵ月ぐらい貯炭をして持っておる。今の状況を考えてみて、機関軍用炭に不向きというけれども、非常に石炭はいい、カロリーは七千近いぐらいのカロリーの石炭です。それを、年間毎年二億七千ないし三億のもうけの……

第31回国会 決算委員会 第7号(1959/02/17、4期、日本社会党)

○小柳勇君 総理大臣に第一点は綱紀粛正の問題で質疑をいたします。  会計検査院からの報告によりますと、経理上不当と認めた事項及び是正させた事項として五百一件ここに上っております。このように経理関係の不正、不当を防止するために総理大臣としてどのような方策をとつてこられたか、年々歳々のこの国会の総理大臣の答弁を見てみますと、綱紀粛正をやるということについては毎国会で答弁されておりますが、具体的にどういう施策を講じてこられたのか、第一にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 責任体制の明確化について意を用いて参つたという御答弁がございましたけれども、長い総理大臣の期間において御記憶のある具体的な……

第31回国会 決算委員会 第9号(1959/03/11、4期、日本社会党)

○小柳勇君 大蔵大臣に質問いたしますが、予算編成上この大ワクの金額をきめて、そのワクに合わせるように各省庁の予算を組んでいくので、積算上の不合理があると同時に、大蔵省独善のそしりを受けておるように考えますが、大蔵大臣として予算編成のときにはどのような考慮を払っておられるか、第一にお伺いしておきたいと存じます。
【次の発言】 予算の立て方の筋については今大臣の言われた通りでございますが、若干たとえば一割なり二割の原案というものが示され、その中で大蔵省が、もちろん政党政治であるから、政策によって取捨選択されることも一応の了解はつきますが、各省庁がとにかくお百度参りをして大蔵省に日参しなければならぬ……

第31回国会 決算委員会 第10号(1959/03/18、4期、日本社会党)

○小柳勇君 私は農林省の林野庁関係の予備費の使い方について質問しておきたいと思います。昭和三十二年の四月六日公企体労働委員会の裁定が出て、このために仲裁裁定の実施などに必要な経費として四億七千万の予備費が支出されておりますが、これが昭和三十三年三月十四日、ちょうど一年後に閣議で決定されております。この間に補正予算などほかの支出の方法があっ、たと思うが、予備費で出された事由をお聞かせおき願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの話では、大体予算の流用でまかない得ると初め認定した、このような話でありますが、年度当初予算を立てて、裁定が出たからこれで一つ一年間ほかの方でやりくりしようというような……

第31回国会 決算委員会 第11号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○小柳勇君 林野庁に質問いたします。この前仲裁裁定の実施に伴う予算の流用について質疑いたしましたが、その後ここに資料が提出されておりますので、私が質問いたしました要意に沿って、この資料を御説明願いたいと存じます。
【次の発言】 内容についてはよくわかりました。この前人件費に対してしわ寄があったのではないかと心配いたしまして、そのしわ寄せというよりも退職金、その他非常勤のものを常勤にしたり、定員が変ったためにこのようなものが出たということはよくわかりました。で、根本的には、この前言いましたように、四月の初めに一年間の見通しが立っていたのかどうかということの質問から始まったわけです。途中で補正予算……

第31回国会 社会労働委員会 第3号(1958/12/18、4期、日本社会党)

○小柳勇君 政務次官に質問いたしますが、今専売公社と全専売労働組合との間に不当労働行為に対する申し立て二件、それから調停申請が六件、こういうものが出されまして紛争状態にあるし、かつ、戦後長い間の全専売労働組合というりっぱな組合が危機にある、非常に険悪な情勢にあるということは御存じでしょうか。
【次の発言】 わかっておりますね。そういう情勢の中で、民間でも、すでに新聞でも発表されておりますように、月に大体たばこの製造量が九十億本ぐらいあるわけですね、平素は。ところが、最近、この十月以降八十億本ぐらいに減産しているわけです。十億本ぐらいの減産になっているわけです。そういうような紛争があるために、た……

第31回国会 社会労働委員会 第10号(1959/02/12、4期、日本社会党)

○小柳勇君 一般労働行政に対してはたくさん質問ありますが、きょうは一点だけ、駐留軍労務者の解雇の問題について質問いたします。  先般来からしばしば社会労働委員会でも問題になっておりまするが、駐留軍の移動に伴って、駐留軍労務者の、全国各地で首切りが発生し、配置転換並びに切りかえが強行されつつあります。この問題について労働大臣の御見解を承わりたいと思います。
【次の発言】 けさの現地からの報告によりますと、全国で二カ所二月十五日付をもって数百名の者が解雇処分を受けたという情報がありましたが、この点について労働省の方に報告がなされておるかどうかということを一つお尋ねいたします。

第31回国会 社会労働委員会 第13号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○小柳勇君 三十四年度の予算をわれわれ審議するに当りまして、若干質問をいたしたいと思いますが、まず、この具体的な予算の内容に入る前に、概論的な、全体的な問題を一、二質問しておきたいと思います。  第一は、三十三年度の労働者の予算を昨年説明されたものの速記録がここにございますが、それによりますと、「三十三年度の労働省予算の重点といたしましては、四つの事項を柱といたしてございます。第一は雇用安定政策の推進でございます。それから第二が給与対策の確立、第三が労働教育の強化、第四が労働者の保護と福祉の増進、この四つの柱を一重点事項といたしまして、予算要求をいたしてございます。」こういうように三十三年度の……

第31回国会 社会労働委員会 第14号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○小柳勇君 質問の前に……。小柳でございますが、この画期的といわれる最低賃金法が今上程されておりますが、船員法の担当大臣たる運輸大臣が御出席ないのはどういうわけであるか、御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの片岡委員の質問に関連して一つ質問いたしておきたいと思います。  今の就職状況、新規学校卒業者の求職、就職状況の資料をここにもらいましたが、私が先日ここで学校卒業者の就職状況を質問した場合の数字と相当の開きがあるように見受けます。それは、ここで中学校の卒業者三十四年一月末、三八・一%、高等学校卒業者三十四年一月末、四三・五%、しかも一月から三月までは大体大きな会社は暮れに就職も……

第31回国会 社会労働委員会 第16号(1959/03/14、4期、日本社会党)

○小柳勇君 労働大臣がさっき詳細に私は知らないかということを発言されましたが、その言葉じりをとらえるのじゃなくて、大臣はすでに仲裁委員会に対して職権あっせんをやっておられるわけです。仲裁委員会は、すでに新聞によりますと、きのう仲裁委員会を総会で構成して、各組合担当で仲裁を始めようとしているようでありますが、職権あっせんをやられるについては、調停委員会から詳細に報告を聞いておられると思うわけです。その調停委員会における労働大臣に報告されたいきさつについて、そういう事情あるいはその内容について、一つ詳細に御報告願いたいと思います。
【次の発言】 こういうことで大臣のあっせんを求めるというような報告……

第31回国会 社会労働委員会 第17号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○小柳勇君 この定義はいろいろありましょうけれども、たとえば義務教育とか、年令の制限、それから幼児とか、少年については、たとえばつき添いといったものには国の補助はないようですが。
【次の発言】 年令は。
【次の発言】 そうすると、義務教育についても、あるいは高等学校に入るかどうかわかりませんが、高等学校に入ってもいいということでございますか。
【次の発言】 つき添いについても、私は病気のことはよく見当がつきませんが、看護婦を雇い、あるいは先生を雇わなければならぬような場合も予想されますが、そういう面については一切この法律として考えてないということでございますか。

第31回国会 社会労働委員会 第19号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○小柳勇君 きょうは最低賃金法を論議する基礎的な問題について質問いたしておきたいと存じます。先日、現在の日本における労働者の低賃金階層の実態について資料を求めておきましたところ、労働省の方で資料を提出になられましたので、低賃金労働者の生活実態を中心にして、この資料の概要を重点的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 簡単に一、二質問いたしますけれども、第一は、船員法適用関係の海上労働者の、低賃金労働者の実態については何か資料はございますか。
【次の発言】 この前の委員会で、私は運輸省からの出席を求めておりましたが、きょうもおいでであると思いますが、資料の提出を求めておきたいと思います。ただ……

第31回国会 社会労働委員会 第22号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいま光村君が質問した順序に従って、補足質問をしていきたいと思います。  第一は、一九五九年三月十日に開かれた第四十一回のILOの理事会で、日本政府が報告をいたしておる。その報告について今読まれたが、われわれはその理事会に出られる前にここで質問して、労懇の答申というものは前提として大きな筋は、これは批准しなさいということである。批准するためには、公労法の四条三項、あるいは地公労法の五条三項を削除しなさい、これだけが本体ではないか。あと条件とか何とか言われるけれども、それは条件ではない、そういうことをしばしば質問して、大臣も初めの方では大体そういう趣旨の答弁をされておった。ところが……

第31回国会 社会労働委員会 第24号(1959/04/01、4期、日本社会党)

○小柳勇君 質問いたします。この前の光村君の質問に関連して質問をいたします。  第一は、ILOの百四十一回理事会の、結社の自由委員会で、日本の政府に対して質問をいたしておりまして、先日の局長の答弁では、四月十五日までに政府の返事をもらいたいという書面がきている。その書面に対して、どのような返事をなされたか説明していただきたいと思います。
【次の発言】 それでは返事をやられる四月十五日までには向うに回答されるが、この間の労働大臣の答弁では、全逓三役の解雇は条件とする、こういうことをはっきり言明しておられるが、そのこともILOの理事会に回答として出されるのかどうか、お聞きしておきたいと思います。

第31回国会 予算委員会 第13号(1959/03/18、4期、日本社会党)

○小柳勇君 私は日本国有鉄道志免炭鉱の民間譲渡の問題につきまして質問いたします。なお、総理大臣に出席を求めておったのでございますが、まだ出席がないようでありますので、委員長の方からいかようになるかお知らせ願いたいと思います。  参議院の運輸委員会で、二月の二十日の日に志免に調査に参りました。この場合に、石炭の埋蔵量、可採炭量、経営方針などを調査して参りまして、現在現地でこれの売山に反対している運動の情勢についても見て参りました。そのような基礎に立ってただいまから質問して参りたいと存じます。  第一点は、大蔵大臣に質問いたしますが、現在の志免の炭鉱を経営するに際しまして、総合開発の点について、現……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 決算委員会 閉会後第1号(1959/10/19、5期、日本社会党)

○小柳勇君 ちょっとその前に。ここにせっかくりっぱな資料が専売公社から出ているんですがね。たばこ事業についてあるいは「塩購入調」、「塩販売調」などがありますが、こういう資料の要点だけ簡潔に一つ説明を願いたい。
【次の発言】 私も質問ありますけれども、最後に時間がないので、一つだけ聞いておきたいと思うのです。  今、総裁が言われたので概略的にわかりましたけれども、生産とそれから労働と公社職員の給与の問題で、この決算に関連したものだけを質問しておきたいと思います。  それは、要望にもなりますので、これから補正予算なり、あるいは来年度の期末手当の問題で考慮してもらいたいと思うために質問するのですが、……

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1959/08/11、5期、日本社会党)

○小柳勇君 今の報告に対して二点伺っておきたいと思います。時間がありませんので、要点だけ質問いたしますが、第一点は、委員長も直接見ていただいたと思いますが、この炭鉱失業者の実態については県からも相当陳情があったし、実態もごらんになったと思うのです。調査団がごらんになりまして、これはもう非常に焦眉の問題であります。で、これは来年までとか再来年までとか待てない実情です。従って、もう当委員会として、特に委員長はこういうふうな実態をごらんになって、救済に対してどういう御決意をなされたか、お聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 第二点はそれに関連するのですが、今国鉄の十河総裁が志免の炭鉱を払い下げ……

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第5号(1959/09/09、5期、日本社会党)

○小柳勇君 大臣の答弁に従って四点質問したいと思います。  第一点は、雇用、失業問題ですが、ただいまの阿具根委員の質問に関連して質問いたしますが、先日社労委員長並びに二人の理事が福岡の石炭事情を調査して帰られた報告を聞きました。そのときに、報告を聞いたあとで社労委員長に注文を出しておきましたが、あの報告は単に報告でなくて労働省なり通産省とよく相談して、今後の対策を早急に立ててもらいたい、その上に立ってわれわれはこの委員会で論議しよう、こういう註文を出しまして報告を了承いたしました。ただいま大臣の答弁を聞きますと、通産大臣の領域だから仕方がない、こういうような答弁です。阿具根君が不満のように私も……

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第6号(1959/10/01、5期、日本社会党)

○小柳勇君 大臣の来年度予算に対する説明に対しては相当質問がありますが、数字を見た上でないと、今年度の動きと来年度の動きがどのように変っていくかということについての考えも相当はっきりしませんので、後日数字を見せてもらってから、それによって……私どもが社会党の大会でも提案しているように、雇用基本法、あるいは低所得者に対してどうするかという大きな二つの柱で大会でも討論して、今後の国民生活をよりよくするために検討しなければならぬ、そういう点で特に労働省、厚生省の問題を重点にわれわれとして検討いたしますから、数字を見た上で、私は十分に大臣の御意向を聞いて私どもの意向も十分盛った上で来年度の予算の件につ……

第32回国会 社会労働委員会 閉会後第7号(1959/10/02、5期、日本社会党)

○小柳勇君 その災害については私も調査して参りまして、高野委員なり草葉委員の言われたことはよくわかります。その質問に比べて大臣並びに局長の答弁が非常に切実感がないような気がいたしまして、もちろん大臣並びに局長には相当今まで努力してもらっておりますので、その努力については感謝いたしますけれども、私はこの災害対策というものは、単に社会労働委員会、あるいは厚生省が幾らがんばりましても根本的な解決にならないと思います。先の十四号台風につきましても、いまだなおほとんど回復しておらないのに、それにおっかぶせて十五号台風です。しかもこの国土の何割かが被害を受け、数百万の人が罹災して苦しんでいる。しかも厚生省……

第33回国会 決算委員会 第2号(1959/11/04、5期、日本社会党)

○小柳勇君 大臣に質問いたしますが、第一は失業対策事業全般について質問していきたいと思います。  第一は、会計検査院からも指摘があったように、失業対策事業というものが一般的に作業能率が非常に低下しておる。向上するように労働省としては努力しておるけれども、まだ作業能率は十分でないというような御指摘があるが、このような作業能率が十分上がらないということに対する見解と、これに対してどのように具体的に作業能率を向上するように努力されてきておるかという点についてお答え願いたい。
【次の発言】 具体的に作業能率を向上するために努力された点とか、労働省にそういうふうな具体的な例があれば説明願いたいと思います……

第33回国会 決算委員会 第5号(1959/11/11、5期、日本社会党)

○小柳勇君 決算の方もほかの方も問題がありますが、今の説明に関連して二、三質問しておきたいと思いますが、新線建設の問題で、現在、新線建設工事中のものが二十五線あるようです。その中ですでに開業しておるのが五線でありますが、このような一十五の新線が建設されて営業を開始した場合、一体国鉄はどのくらいの赤字を見込んでおるのか、見通し、そういうものを一つ御意見を聞かせていただきたいと思います。
【次の発言】 営業係数についてまことに大きなものが出ておりますが、一体二十五線完成して今の金額に直しまして年間何億ぐらい毎年赤字が出ると見込んでおられますか。

第33回国会 決算委員会 第6号(1959/11/14、5期、日本社会党)

○小柳勇君 大臣に全般的な問題で質問たします。大臣のあとで会計検査院から意見を聞いておきたいと思いますが、今、大臣の説明によりますと、四件不当事項が出たことは監督者の不注意によるものであって、まことに遺憾であるという説明がございましたが、この検査報告に対する関係者調書を見ておりますと、何ら処分をなされておらない、そういう程度のものと御判断なされているのかどうか。私は大臣並びに検査官を含めて、不処分妥当と考えている不当事項であるかどうかをお聞きして、あとでまたそれに関連して聞いておきたいことがあります。
【次の発言】 検査院は何か厳重注意という処分をしているといわれましたが、ここに書いてないんだ……

第33回国会 決算委員会 第7号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○小柳勇君 昨年の暮れに年賀郵便などの郵送の繁忙時期に、郵政大臣は組合とよく話し合って円満に輸送業務を遂行されたようでありますが、今年度は新聞の報ずるところによると、臨時雇などを雇って繁忙輸送を完遂したいというようなことが新聞に報ぜられているが、そういうことを考えておられるかどうか、大臣から説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 大臣が言われる万が一ということはどういうことですか。
【次の発言】 新聞ではあらかじめ三百万人くらいの臨時雇いで郵便物などの輸送をやりたいと、そういうようなことですが、なぜもっと職長の団体と以前からそういうことを話し合って、職員の仕事によって円満にそういう仕事をしよ……

第33回国会 決算委員会 第10号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○小柳勇君 それでは大臣お急ぎのようですから、一つだけ具体的な問題だけを質問しておきたいと思うのですが、今のような荒地に対する治山治水の問題は当然でありますが、全国にいろいろとやはり重点的なものがあると思うのです。特に北九州のような失業者の多発地帯において、治山治水プラス失業多発地帯の失業者の離職者対策としても、そういう事業を進めたければならぬと考えておりますが、そういうことで順位を選ぶ場合に、重点的にそういうものの順位を選ぶべきだと考えるが、大臣はどういうお考えか。関連してあともう一つ質問いたします。
【次の発言】 関連いたしまして、福岡県知事、並びに熊本県もそうでありますが、筑後川の改修、……

第33回国会 決算委員会 第12号(1959/11/30、5期、日本社会党)

○小柳勇君 時間がないので簡単に要点だけ質問いたしますが、第一は、今度の災害によりまして中小企業は非常に被害を受けて、労務費など人件費の支払いが困難だと思いますが、どのような対策を政府は講じたか、また公庫としてどのような措置を講じようとしているか、具体的に説明願いたい。
【次の発言】 特別融資の六十三億は全都そのめどはつけて、あなたの方に金が来たのですか。
【次の発言】 ただいまの措置で総裁などが考えられて、被災中小企業者に使われている使用人、すなわち労務者などの働いた賃金その他については支障ないもの、と御判断になっておられるかどうか、お聞きしておきたいと思います。

第33回国会 決算委員会 第13号(1959/12/02、5期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して大臣に質問しておきたいのですが、今の国有財産の問題です。造幣廠の跡など、旧車需工場あるいは旧軍が使いました兵舎などを、今なおそのまま使用しないで、民間にも払い下げないし、ほかにも利用しないような面があります。たとえば小倉造幣廠などは非常に広い敷地を持ち、大きい建物を持っておりますが、そういうものを県も市も、今の失対事業などで非常に急いでおるのですが、そういうものが単に小倉だけでなくて、方々にあるように思いますが、基本的に早急にそういうものは民間に払い下げるものは払い下げるし、取り払うものは取り払って、はっきりすべきであると思う。そういう点について大臣の御決意を聞いておきたい……

第33回国会 決算委員会 第16号(1959/12/09、5期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して。私もこの農林漁業金融公庫について、この前は見たようですが、今回業務報告が出ておりません。詳しい内容を見るにしても、たとえば営農資金についても、南九州など相当カンショの値段が安くて非常に困っているようなので、勉強したいと思うけれども、財務の資料は出しておりますけれども、業務報告が出ておらないので勉強できないわけです。それで今回出せといっても間に合いませんので、まだ総括質問があとありますから、早急に業務報告を出してもらいたいと思います。それと関連して、今矢嶋委員が言われたように、どこに欠陥があるのか、そういうものも、この延滞でも莫大な延滞が出ておりますけれども、そういうものに……

第33回国会 決算委員会 第17号(1959/12/17、5期、日本社会党)

○小柳勇君 大蔵大臣に質問いたしますが、昨年の暮に東宮御所の建造の問題が起りました。一万円で入札された場合に、私は決算委員会を代表して、会計法二十九条に矛盾するではないかという質問をいたしました。その場合に大蔵大臣は二十九条によって――政府の契約問題がそれだけによっておるので、この問題は検討しようという答弁がありました。その後、会計法二十九条についてどのように検討されておるか、将来この政府の契約について、随意契約なり競争契約なり、これはいろいろ具体的に私は申し上げたいのですが、時間が少ないので結論だけ聞きたいが、政府の見解を聞いておきたいと思います。

第33回国会 社会労働委員会 第6号(1959/12/01、5期、日本社会党)

○小柳勇君 ちょうどいい機会ですから私も発言しておきたいと思います。「朝日ジャーナル」を私は某方面から寄付してもらっておる。あの中には歴代の厚生大臣、それから厚生官僚のことをぼろくそに書いてある。しかもそれはそれだけでなく、各新聞に、厚生省と医師会との対立というものが非常にでかでかと書いておる。私どものように医師会の内情をよく知らない、あるいは厚生省についても細部までよく知らぬ者には、そのことが一方的に正しいように受けとれるのです。従って、そういうものについて官房長はどういうふうなPRをやっておられるか、あるいは弁解なり釈明なり、これに対して正しい世論の喚起をやっておられるか、この点を聞いてお……

第33回国会 社会労働委員会 第8号(1959/12/10、5期、日本社会党)

○小柳勇君 今の問題で、一つ技術的に、まあ各未納の大体見込みも立つと思いますし、それからそういうような児童に対しては、当分やはり文部省として具体的な対策を立てられなければならぬ、救えないと思いますが、そういうような案があるのかないのか。今直ちに動き出さないとしても、事務的にいつごろ問に合うのか、政府に見通しがあったら伺いたいと思います。
【次の発言】 本人については、私は寄宿舎に入れば訓練できると思うけれども、その場合に、半年問の間やっぱり家族の生活については相当な赤字が出るが、そういうものについてはほとんど考慮されていないのですね。その点どうなんですか。

第33回国会 社会労働委員会 第12号(1959/12/17、5期、日本社会党)

○小柳勇君 この一日分増加で、全国予算幾らなんですか。
【次の発言】 決算を見ていても、各県で、特にこの失業者の多発県で日雇い労働者の年末年始の問題を無理して、不当事項としてあげられた県もあります。あるいはほかの方の名義で出して無理して会計検査院から摘発されておりますが、全国で八千万程度の予算であれば、何かことしは炭鉱離職者もたくさんあるし、ほかに適当な収入源としてもなかなか困難であろうと思うが、緊急失対に対する、炭鉱離職の法案も通ったことであるし、いま少し幅が持てないものであろうか、御検討になったことがあるかどうかお聞きしておきたい。

第33回国会 社会労働委員会 第13号(1959/12/22、5期、日本社会党)

○小柳勇君 この第一の改正点について、二つばかり質問しておきたいと思いますが、第一は――勉強不足で申しわけありませんが、クリーニング師の受験資格、それから試験科目、それから受験合格率、それから現在の人員、それから平均給与、この五点をお教え願いたいと思います。
【次の発言】 第二の質問は、この第一点の改正では、クリーニング所ごとに一人以上のクリーニング師ということになっておりまするが、今大きなクリーニング業、工場を持ったところもあるようですが、上の方の数の制限、たとえば三百人ぐらい使っているところには何名置かなければならぬというような、そういうような制限は作らないでいいのか、この提案理由の中には……

第33回国会 社会労働委員会 第14号(1959/12/24、5期、日本社会党)

○小柳勇君 私は一つだけ聞いておきたいのですが、そういうような逐次検討した報告は取っておられるようですが、その辺たくさん似たような山がありますが、二つの事故にかんがみましてこの資料から危険ではないかと、危険までいきませんけれども、注意しなければならぬというような山もあるかと存じまするが、そういう山に対して通産省はどのような処置をなすっておられるか、一つだけ聞いておきたいと思います。

第34回国会 決算委員会 第2号(1960/01/25、5期、日本社会党)

○小柳勇君 そんな……、会計検査院長は理事会も開いておられないということを言われましたが、理事会は私は十時から開会しているように記憶いたしておりますが、委員長どうですか。それを院長は理事会も開いておらぬので……ということで、これは言葉の受け取り方でありますか、それで帰ったのだということですが、委員長その点についての経緯並びに委員長の見解をお聞かせ願いたいと思います。

第34回国会 決算委員会 第3号(1960/02/17、5期、日本社会党)

○小柳勇君 今の問題に関連して、あと二問だけ国鉄総裁に質問いたしたいと存じます。今の相澤委員の質問に関連してですが、十一路線という建設がなされると、動かすだけでも年間四十億くらいの欠損である、そういうのが明らかにわかっておりながら大蔵省では利子補給もやらない、それのしわ寄せが現在国鉄の中で、簡易線に対しては管理所を設置して駅を民間に委託させるとか、駅員なしの駅を作るとか、こういうような管理所や管理区を設置してまで経費を切り詰めていかなければならない。しかしそれでは職員の労働過重になっていく、あるいは事故も発生するかもわからない、そういうような情勢に追い込まれていてなお十一路線の建設に対しては国……

第34回国会 決算委員会 第5号(1960/04/20、5期、日本社会党)

○小柳勇君 第三班は去る一月十七日より二十三日までの七日間、福岡県、佐賀県及び長崎県下に派遣され、谷口委員と私が参加いたしました。なお、調査室から池上君が随行いたしました。  防衛庁、農林省、通産省、労働省及び電信電話公社の三十三年度決算検査報告事項の審査にあわせ、福岡県財政並びに佐賀県下の干拓事業を調査いたしました。  防衛庁の第一号は、三十二年十二月下関吉見港で坐礁破損した駆潜艇「きじ」の復旧費が六百万円ばかり高すぎるという指摘であります。現地説明では、船乗りは余裕をみるのがあたりまえだという説明もありましたが、吉見港での坐礁には関係者のミスがあったことが明らかになりましたし、指摘の点につ……

第34回国会 建設委員会 第10号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して。あとで建設局長にも質問がありますが、ただいまの問題に関連いたしまして、大分の県知事と中津江村長に御質問いたします。  私、今、全国奥地山村振興協会のダム部会というところから陳情をもらっております。これは陳情をもらうまでもなく、先日松原ダム並びに下筌ダムを調査いたしましたときに、村の代表者からもるる聞いたところでありますが、ダムが作られて湖底の村となったところの人が代替地に移佳いたしまして、その後の生活が非常に不幸である、そういう人の代表からのこれは陳情でありますが、国策に絶対反対の態度をとるものではないが、公益優先の美名のもとに国民の一部を犠牲に供してはならないという立場……

第34回国会 建設委員会 第15号(1960/03/25、5期、日本社会党)

○小柳勇君 大臣や建設局長のお話も聞かなければなりませんが、参考人の御意見を一応お聞きしたあとで、大臣の御意見も聞きたいと思いますが、まず地方建設局長にお尋ねいたします。再度の上京で御苦労でございますが、この前のお話の中に、もうダムの試掘試錐というのは、これからどうしようということではなくて、着工するための設計を、高さをどうするかというような試掘試錐である、六カ所からだんだん調査していって、二カ所にしぼったんだ、こういうようなお話がございました。そしてすでにもう道路など着工の予算が本年度の予算に組まれて、三月二十二日に十二時のラジオ放送を私は聞いておりませんが、ただいまの室原さんのお話によりま……

第34回国会 社会労働委員会 第3号(1960/02/09、5期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいま予算案について説明がありましたが、それは後日質問するといたしまして、緊急な問題を三点質問しておきたいと思います。  いずれもこれは昨年できました炭鉱離職者の臨時措置法に関連する問題でありますが、第一は、あの法律によりまして援護会を設置するようになっております。今援護会が反骨されて発足しているところ、なお、計画中のところなど、全国の情勢について安定局長からお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 具体的に各支部の、たとえば支部長の決定、窓口の決定、それから移住資金などの支給が全部できたのかどうか、具体的に教えていただきたい。

第34回国会 社会労働委員会 第5号(1960/02/16、5期、日本社会党)

○小柳勇君 この前の質問に続いて炭鉱離職者の問題をもう少し質問していきたいと存じます。この前の質問に関連したものから二、三質問して参りますが、要請によって今炭鉱離職者援護会の役員及び幹部職員の名簿がここに出されております。これを見ると、ほとんど会社の社長、重役などと役人ということになりますが、こういうようなことで炭鉱離職者、すなわち労働者の離職援護というものが、自分のものとして完全に援護対策できるものと労働省はお考えになっておるかどうか。
【次の発言】 職業安定所あるいは労政事務所――労政事務所の方は監督官庁ですけれども、職業安定所など、そういうものと、こういう役員並びに幹部職員とが密接に連携……

第34回国会 社会労働委員会 第6号(1960/02/18、5期、日本社会党)

○小柳勇君 今佐藤委員長のお話しを聞いていますと、どうも私どもの認識と少しズレがあるように考えます。今たとえば映画のニュースを見ましても、一番トップに出ますのは池袋の争い、それからそのアナウンスでは、全国でこういうことが起こっているという放送をいたしております。そのような社会問題として取り上げられているしかも取引の問題であります。今のお話しを聞きますと、非常に、まだ調査もできておらない、よくわかっておらない。このタイトルで出ますのは、ほとんどの全薬品が四割、七割もの割引をしている。そうして買手が列をなしている、しかも商人が小売りする人が卸のところに行って買うような格好で列をなして買って帰ってく……

第34回国会 社会労働委員会 第7号(1960/02/23、5期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して質問いたします。一般的には、今、田畑委員が質問いたしましたので、私、少し具体的に質問をしていきたいと思います。  関係法規の整備をやれという労懇の答申が今ブレーキの役割を果たしていることはまことに遺憾であります。労懇の答申というものは、ILO八十七号条約を批准せよ、こういう勧告を出している。それに付随的に、その批准をするには、四条三項の削除、五条三項の削除、と同時に、法案を整備せよ、こういうことで、批准することがこれは前提である。それを推進するためにこそ条件がつけられていると私は理解している。ところが政府は、批准するということを国際的な問題としてこれをきめた。きめたために、……

第34回国会 社会労働委員会 第8号(1960/02/25、5期、日本社会党)

○小柳勇君 この前私は、公正取引委員会が、池袋の薬品の乱売等は、一番大きな力をもって調整できると理解して質問をいたしました。その後ずっといろいろ文献を読んだり調査しておりますると、そうばかりでもないような印象がございます。で、厚生省自体も薬務局があって、監視官がおられ、そういうような厚生省の活動もそれを調整しようとするならば、ある面からそれが調整できるような気がしてならぬのでありますが、厚生省は薬務局長がおられるが、この委員会で取り上げて以来、どういうような活動をされてその乱売が問題になったときよりも、現在は、地方の広がり、その他競争などよくなったのか、悪くなったのか、局長から御報告願いたい。

第34回国会 社会労働委員会 第12号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○小柳勇君 議事進行。これはもちろん医療整備計画についても相当の問題かありますがね、これ、今、われわれか医療金融公庫法を論議しておるわけです。それでこの医療整備計画に要する昭和四十年の金額ですね、金ですね、整備計画の金、それが、医療金融公庫の方の金を持っていってやるような直接的な関連があるのかないのか、あれは今からずっと、これ、私も質問して参りますが、こいつは一つの整備計画案でございますと、この金は金融公庫からも若干は出ましょうけれども、また別途政府の予算そういうものが必要であるということであれば、少しこれは問題が別ですから、そこのところをはっきり言って下さい。

第34回国会 社会労働委員会 第13号(1960/03/15、5期、日本社会党)

○小柳勇君 関連いたしまして御質問いたしますが、職業病について坂本委員の質問に関連いたしますが、このけい肺からさらに今回このじん肺法が提案されるのをずっと提案理由を読んでみますと、初めはけい肺が労災として考えなければならぬ問題であると思っていた。ところが、類似の職業病が出た、そういうようなことで新たな提案がなされている。これから原子力など各方面に使われると、たとえば放射線による障害、その他今考えられないようなものもあるいはまた職業病として発生するのではないか。この診断の基準などを見てみますと、類型が非常に狭く類型しておりますが、こういうものでやっておっても、この法律というものが職業病の判定が非……

第34回国会 社会労働委員会 第15号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○小柳勇君 藤田委員は、失業から雇用へすでに発展しておりますが、私はこの失業保険の問題自体をもう少し討論しておかなければならぬと思うのです。藤旧委員の前の質問に関連して質問を展開していきたいと思うのです。特に政府提案が衆議院で議員提案に修正されて、自民党の提案としてありますので、もう少し失業保険自体について、あるいは厚生年金保険自体について討論をしておかなければ、将来この法案ができましても問題が残ると思いますから、二、三質問を展開したいと思いますが、第一は、演説を聞きますと非常にやむを得ぬというような気になります。で、具体的に質問していきますと、まずこの失業保険を受ける、月平均でいいのですが、……

第34回国会 社会労働委員会 第18号(1960/03/28、5期、日本社会党)

○小柳勇君 衆議院並びに参議院の方と、今までの委員会で質問がありました点は努めて重複を避けまして、基本的な問題を二、三質問いたしたいと存じますが、第一は全般的に通ずる問題でありますが、被扶養者の問題について衆議院の方で相当突っ込んだ質問をされておりますが、その年令制限などについての明確な線がない、いわゆる判定の基準というものが明確にされておらぬようでありますが、そのようなことで将来法的にこの制限をはっきりさせるような意図があるのかないのか、お聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 公社関係の共済組合法などでは、被扶養者の範囲というものを大体明確に年令あるいは親族の親等によって決定されておる……

第34回国会 社会労働委員会 第19号(1960/03/29、5期、日本社会党)

○小柳勇君 しろうとですから、これはずっと前に論議があったように記憶いたしておりますけれども、この際ですから、一つ専門の先生からお聞きしたいと思います。  この母性保護の十四条の法律は西洋民主主義諸国ではどうでしょうか。大体日本の十四条のようなものでしょうか、もっと高度のものでしょうか、低いものでしょうか、お教え願いたいと思います。
【次の発言】 今先生がおっしゃった受胎調節の実地指導員なんという人が薬を持ちあるいは器具を持って、自分が実地指導しながらそういう器具を販売する、そういうようなシステムについては諸外国はいかがでございましょうか。厚生省の方でも何か統計でもありましたらお教え願いたい。

第34回国会 社会労働委員会 第20号(1960/03/30、5期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、一昨日以来三池に発生いたしております三池炭鉱労働組合と第二組合との激突事件並びに昨夕発生いたしました外部団体による三池労働組合員に対する刺殺事件などについて、労働大臣及び関係当局に質問いたしたいと存じます。  初めに、労働大臣に質問いたします。昨晩まことに不祥な事件が発生いたしまして、四山鉱にピケを張っておった三池炭鉱労働組合のピケ隊の中に、外部団体、今新聞の報ずるところによりますと、土建その他外部的なボスといわれておりまするが、そういう外部団体が百数十名押しかけまして、短刀やピストルなど凶器を持ってピケ隊に突入して、ここに乱闘が発生し、刺殺事件が、一名死亡し、警官一名重傷、……

第34回国会 社会労働委員会 第22号(1960/04/01、5期、日本社会党)

○小柳勇君 藤田君と同様に、私も新安保条約の改定に伴いまして、米軍が移動いたしますと、それに労務を提供されておった労務者が配置転換なり離職いたしますので、質問いたしていきたいと任じます。ただいまの藤田委員の質問の中で、現在の労務者の数が間接雇用が六万二千四百二十二名、面接雇用は一万五千名ということは明らかになりましたが、これから安保条約があるいは改定されるかとも思います。それに伴って米軍の移動などによって、この労務者の、これからとういうふうに推移していくか、各基地の米軍の移動によって、この労務者がどのように数が推移していくかということについて、調達庁なり防衛庁なり、あるいは労働省でどのように把……

第34回国会 社会労働委員会 第26号(1960/04/21、5期、日本社会党)

○小柳勇君 一つだけ質問いたしますが、これはずっと母子福祉資金の貸付の金額並びにその具体的な仕事を見てみますと、非常に小規模な、金額も小規模だし、それからその事業の種目なども非常に小規模な売店とかあるいは食堂とかそういうものしか対象になっていないわけです。未亡人であるということが男のたとえばやもめに比べてそういう事業能力などについて非常に劣等視してある。従って、大きな事業をやろうとするような野心のある未亡人などについてはこれはほとんど実効がないような気がするのです。そういうものは、まあいろいろそれは中小企業金融公庫などはありますけれども、この根本的な考え方が未亡人、母子家庭であるので、そういう……

第34回国会 社会労働委員会 第27号(1960/04/26、5期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、三池三川鉱業所に警官一千五百名を動員して、四月十八日の午前四時に強制就労した点、これが不当労働行為に該当するということから、警備局長に質問をいたします。  まず、四月十八日のその強制就労について、現地から警察庁に対してどのような報告がなされておるか、その概要について説明を求めます。
【次の発言】 当時の実情を、私も現地におりまして関係者から調査して参っておりまするが、私の調査だけでは一方的だということも言われまするので、ここに西日本新聞の四月十八日夕刊があります、この記事をもって委員各位に一応の概要をお知り願い、そのあとで質問を展開いたしたいと存じます。  この新聞には、こう……

第34回国会 社会労働委員会 第32号(1960/05/12、5期、日本社会党)

○小柳勇君 私はこの前の四月二十六日に質問いたしました、国鉄当局の行なっておる不当労働行為について引き続いて質問をいたしたいと存じます。  この前の質問では、現地の実情が国鉄当局に十分把握されておらなかったようでありまして、委員の方から再三にわたって具体的な事実を出して、これに対する質問をいたしましたけれども、調査不十分あるいは実態の把握不十分で満足する答弁を得られませんでしたので、きょうは前に質問いたしましたことで、国鉄当局の方で把握されておらなかった点をただしながら、さらにこれに基づいて質問をしていきたいと存じます。  まず、この前の委員会の最後のところで、私はこういう締めくくりをいたしま……

第34回国会 社会労働委員会 第34号(1960/05/19、5期、日本社会党)

○小柳勇君 全般的な質問は後日いたしますが、きょうは今の委員の質問、答弁を聞いておりまして、厚生省並びに大蔵省の答弁が、そのときそのときには聞こえますが、全般的にずっと先日からの答弁を見てみますというと、支離滅裂であるので、大臣もおられるから、二、三質問しておきたいと思います。  第一は、公庫の方で資金の貸出を調整しない、こういうことを三月十日のこの社労委員会で答弁しておられます。これは私がこういう質問をしたわけです。「施設がもう十分だと厚生省で判定するようなところには、たとえば法人なり個人が融資を申し込んでも、それは厚生省で調整するということですか。」こういう質問をしたことに対しまして川上政……

第34回国会 法務委員会 第4号(1960/03/03、5期、日本社会党)

○小柳勇君 質問する前に、この前の高田委員の発言によりまして、柏村警察庁官に対して、調査願い、この次には詳しく報告してもらうという高田委員の御発言がありました。そうして、その日は長官は退席されたので、かわって倉井課長が話をされたと、こういう速記録になっております。きょうなぜ長官は出席できないのか、この点を開いておきたいと思います。
【次の発言】 法務大臣はどうでしょう。
【次の発言】 それでは、原則的なもの、あるいは私どもが重視しておる問題については、あとで大臣並びに長官の出席を得て質問いたしますが、具体的な問題をこの前の岡田委員の発露に関連いたしまして質問いたしたいと存じます。主として九州大……

第35回国会 決算委員会 閉会後第1号(1960/07/30、5期、日本社会党)

○小柳勇君 非常に佐藤委員長おかわりになりまして所信を披瀝していただきまして、われわれも決算委員会の職責並びに権威のために喜びにたえないことであります。  佐藤委員長にさらにお願い申し上げておきたいのは、第一は、やはり超党派的に、決算は国の大事な税金を使う、それを国民が納得できるように決算によって明らかにするのでありまして、超党派的に、ある場合においては政府に対して与党としては立場が非常に苦しい面もありましょうけれども、十分一つ与党の皆さん、特に委員長が厳正中立の立場で処理していただく、このことも重ねて私お願い申し上げておきたいのです。  それから第二点は、取り扱いの問題についてもいろいろまだ……

第35回国会 決算委員会 閉会後第2号(1960/08/01、5期、日本社会党)

○小柳勇君 公安委員長に質問いたします。  先般来、国会周辺の警察官の警備並びに三池争議における警察官の警備などで警備が膨大になったために、予備費の支出を閣議で決定されているが、その内容について詳しく御説明願いたいと思います。
【次の発言】 資料ができておれば資料配付を願いたいと思いますが……。
【次の発言】 今、官房長が概略を説明されましたが、この資料によっていま一度細部の点も御説明願いたいと思います。そのあとで問題の点を質問いたします。
【次の発言】 そうするとさっき言われたその他三億七千万というのは説明はどこなのですか。
【次の発言】 三億七千万というのは前の三池、安保、その他を含んで三……

第35回国会 決算委員会 閉会後第3号(1960/09/02、5期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいま委員長の御答弁は、委員長が警告を発せられましたけれども、私は本委員会の決議として、委員長、ただいまのお気持を各位に諮られまして、委員会の決議としておきめ願いたいと思います。

第35回国会 決算委員会 閉会後第5号(1960/10/15、5期、日本社会党)

○小柳勇君 中部班は、九月四日から十日まで、野本理事と私が参加いたしまして、三十三年度決算の検査院指摘事項四件のほか、電源関路株式会社の御母衣ダムと愛知用水公団の牧尾ダムにつきまして調査や視察を行なって参りました。  まず、通産省所管の第二百七十四号及び第二百七十五号について申し上げます。  この二件は、いずれも石川県が中小企業設備近代化資金の貸付にあたり、対象とならない企業に貸し付けておると指摘されたものでありまして、県では実地に調査しながら、はなはだ過少に申請された従業員の数などをそのままうのみにして確認しなかったところに原因があり、今後も起こり得る事態として厳戒を要するものと思われました……

第35回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1960/08/11、5期、日本社会党)

○小柳勇君 私は一般的な質問は後日に譲りまして、具体的に急を要します問題を一つだけ大臣並びに関係当局から聞いておきたいと思います。  それは福岡の遠賀郡岡垣村の報恩母の家という乳幼児の収容施設が先般完全焼失いたしました。これは乳幼児百三名を収容している施設でありますが、完全焼失いたしましたために、いまなおその乳幼児は分散して収容してありますが、私は八月七日の日に視察に参りました。ちょうど炎天下でありますが、今トタン尾根のバラックを急造中のように見受けて帰りました。しかも収容されました乳幼児は、まだ屋外に、昼でありますから、木陰の中にハンモックに寝たりなどして収容してありましたけれども、非常に悲……

第35回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1960/10/14、5期、日本社会党)

○小柳勇君 石炭局長のさっきの答弁の中には、坂本委員が質問された昭和二十八年に盗掘があって、その人が古洞のことについて詳細に報告を出していると証言しているわけです。その報告の図面はあるのかないのか、こういう質問がありましたが、それについての答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 その古洞で、永井渡氏が言っているのは古洞もわかっておった。しかも自分の盗掘については、そういうようなあとの穴埋めをやったけれども、なおそのほかの古洞についても地図があったはずだと。従って、あの火がついて噴出した場合に、古洞に火がついたから危険だということは、地元の人は前もって市にも届けて、それから通産省の方にも届けた……

第35回国会 法務委員会 閉会後第2号(1960/08/10、5期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいま大臣の答弁を聞きまして、私は、坂本委員の質問途中でありますから意見は差し控えますけれども、あれだけに痛ましい例を言って、大臣、具体的にお知りかどうか、これを聞いてどういうふうにお感じになるかという第二点の問題については、大臣は意見を出されませんでした。少なくともこの委員会で、国民の前に実情が発表される委員会の発言として、まことに淡々として語られますが、あの痛ましい事件に対する大臣の御見解としては、まことに遺憾でありますから、もう一度大臣の御見解を聞いておきたいと思います。
【次の発言】 私どもの不当弾圧対策委員会では、人権擁護という立場も含んで検事総長に告発状を出しました。……

第36回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1960/10/25、5期、日本社会党)

○小柳勇君 あとまだ、中村委員の質問が続きますけれども、やるかやらぬかの前に、この答申の基礎を少し聞いておきたいと思いますが、四十年から一万五千名ずつ定員を減らすということは経費の面で一体何%削減しようと考えておるか、年令は、たとえば五十才になって転轍手をやるということはけしからぬということは言えないと思うわけです。結局は経費の問題が一番大きな問題だと思うが、どのくらいずつ人件費を節減しようと考えておるのですが。
【次の発言】 そうしますと一〇%の減ということです。それで年間昇給資金として約四%ですね、そうしますと、それがこれから五年算術計算しまして約二〇%、それから池田内閣の経済成長が年大体……

第36回国会 決算委員会 第2号(1960/10/19、5期、日本社会党)

○小柳勇君 初中局長に質問しますが、教育研究団体等の教育研究の助成についてという方針がきまりまして、各県の教育委員会の代表などを集めて討議されたことがあると思いますが、この書面を出す前にどのような指導をなされて、こういうものができ上がったか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 一番そのあとの方の教育長なり教育委員会に十分に申し上げておると言われている、その具体的のことを聞いておるわけです。どのようなことでこの教育研究の助成を指導されているか、文部省が各県を指導されておるか、前の方はわかっておりますから、あとの予算に計上されて、当然そういうものが交付される、こういう書面が出ておりますので、……

第36回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1960/11/28、5期、日本社会党)

○小柳勇君 議事進行について。非常に大事な問題で、今ですね、全国的に心配している問題です。しかも今厚生大臣の御答弁聞きますと、まあ自分の職責の範囲については答弁されますけれども、病院スト自体についてはこれは労働省の所管であるという観念が抜け切らぬでいるわけです。しかも次官は、答弁は自分の個人の意見は言うけれども、労働省全体の意見ではないような発言でありますから、次官のお話の中にありました大臣は所用であるということでありますが、労働大臣の所用――現在どこにおられますか、ここに出席できないのかどうか、一つ労働省から御答弁願います。そうして労働大臣が来て、責任ある答弁をされませぬと、非常に大事なこと……

第36回国会 社会労働委員会 第2号(1960/10/23、5期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいまの決定で異議ございませんが、希望を申し上げておきます。  それは第二十号の国民年金制度改善に関する請願は取り上げるが、二十六号、五十六号は保留になっております。で、わが党としては、二十日の日に衆議院の方で国民年金法の延期に関する法律案の上程をいたしましたところで、この取り上げ方でありますと、国民年金制度の改善に関してはよろしいが、延期に関しては保留だということではっきり分かれてしまうようなことになりますると、衆議院の今の動きと少し違いがございますので、中に任意加入の問題、その他の問題がいろいろありますので、そういう意味において、第二十号は、いわゆる政府で、この中の改善でもう……

第37回国会 決算委員会 第3号(1960/12/19、5期、日本社会党)

○小柳勇君 この問題についてはもっと根本的に追及しなければならぬ点がありますので、明日の法務委員会で別途の形で追及いたしますので、委員としてここにおりますけれども、今委員長の答弁を了承したという意味でなくて、私は質問をいたしません。

第37回国会 社会労働委員会 第2号(1960/12/15、5期、日本社会党)

○小柳勇君 議事進行について。ただいま藤田委員が質問している問題、非常に緊急を要し、重要な問題でありますが、前から質問を通告されていることで、その数字についてもまだ資料をもらっておらぬわけでありますが、調達庁はこういう重要な問題について、もう少し数字的に提出して説明されることを私求めたいと思います。
【次の発言】 私はおとつい調達庁に参りまして担当者の労務部長と会っているから長官の努力していることはわかります。しかし、長官が今言われたように、長官だけでこの問題は解決できない問題もあるのです。それであればあるだけ、数字でも出して、それを与党の委員にもよく説明をして、みんながわかって、これをどうす……

第37回国会 社会労働委員会 第3号(1960/12/20、5期、日本社会党)

○小柳勇君 前の問題に関連して、五の中小企業労使関係の安定促進、六の良き労使慣行の確立のところで、相談員あるいは行政指導の話がありましたが、いま少し具体的に説明願いたいと思います。
【次の発言】 その相談員の人数、それから手当の額、どのくらいですか。
【次の発言】 これはいつから置いてあるのですか。
【次の発言】 この相談員の百八十名の方の氏名なり経歴なりわかっておると思いますけれども、別途資料として提出願えますか。
【次の発言】 現在何名ですか。
【次の発言】 この百十何名の方の名前なり経歴なり、資料として御提出願いたいと思いますが、いかがですか。

第37回国会 社会労働委員会 第4号(1960/12/22、5期、日本社会党)

○小柳勇君 議事進行について。今社会局長の答弁聞いておりますと、この問の委員会のあと、日赤の方との打ち合わせをほとんどしておられないような印象を受けますが、この前の委員会で高野委員が日赤の副社長に懇々と合この問題についても意見を述べられて、直ちに検討するようにという話がありました。あの日赤の副社長の答弁をお聞きになったと思うのですが、その後、日赤の副社長と社会局長など厚生省関係者が打ち合わせたことがあるのかないのか、お聞きしておきたいと思う。
【次の発言】 議事進行。大事なことを局長言われたのですが、今プールにすることはなかなか困難である、従って、あまり低いところについては特別に賞与なり特別の……

第38回国会 決算委員会 第27号(1961/05/19、5期、日本社会党)

○小柳勇君 今の野本委員の質問に関連いたしまして、一つ労働省にお伺いいたしますが、この資料の一面に、「昭和三十五年九月十九日付職発第八八九号、労働省職業安定局長より福岡県知事あて通達」が出ております。この四行目に「なかんずく日雇労働攻勢に押された事業主体の安易な事業運営が何等の反省もなく繰り返されていることに起因するものであると考えられる」、このような断定的な書面が出されておる。従って、今野本委員もこれによって質問されたと思うのだが、今知事も答弁されたように、簡単に全日自労の労働攻勢がひどいから、それに負けてやったということでなく、何とか生活を見てやらなければならぬという苦労が今日の事態を招い……

第38回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1961/07/15、5期、日本社会党)

○小柳勇君 建設省と厚生省の被害状況はわかりましたが、次官は、閣議等で全体的な被害の損害見積もり額についてどのように了承しておられるか。新聞などでわれわれ見ますが、二百五十億、三百億といっておりますが、政府はどのくらいに見積もっておられるかということをお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 わかりました。今藤田委員も部分的に質問いたしておりましたが、三十三年、三十四年災害などで当委員会でいろいろ質問いたしましたが、現地における災害対策本部などの動きがにぶいという意見も相当あとで聞いたのですが、厚生省では今度の災害では三十三年、三十四年の災害のときと違った対策を何かおとりになったのかどうか……

第38回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1961/07/31、5期、日本社会党)

○小柳勇君 私はただいまの関西班の報告に対して、二点ばかり質問いたしたいと思います。  第一は、ニュー薬局、コクミン薬局などで、あれだけ新薬事法を作るときには取り締まり強化などについてここで論議いたしておるにかかわらず、ほとんど監督などをなされていないように思われるが、薬務局としてどのような指導をしているか、この点が第一であります。
【次の発言】 今の点ですが、全国的にもこういうケースがあるのではないかと思うが、この一例を考えられて、全般的の調査監督についてどのような処置が今までなされておりますか。
【次の発言】 コクミン薬局の場合に、ただいまの報告を聞きますというと、明らかに薬事法違反である……

第38回国会 社会労働委員会 第4号(1961/02/14、5期、日本社会党)

○小柳勇君 議事進行について。  今竹中委員は資料の問題については来週まで待つということでありますが、私反対でございます。坂本委員の言われるように、直ちに資料をいただいて、この委員会でやりませんと、来週しか厚生省関係はありませんが、御存じのように、十九日は全国一斉に休診しまして、医師会は厚生省案に反対された意思表示をするわけです。その場合に、われわれ国会議員として、しかも、社会労働委員として現地でいろいろ国民から質問された場合に、どういう資料をもってこの厚生省案が出されたか説明に困る。従って、私は、わざわざ、きょうは重要な委員会でありますから、ノートを一々克明に取ろうと思ってノートを取っておっ……

第38回国会 社会労働委員会 第7号(1961/02/23、5期、日本社会党)

○小柳勇君 労働大臣に緊急な問題だけ四点質問いたしておきます。  一つは、去る十七日、十八日、三池の離職者の問題を調査に参りました。現在緊急を要します就職者が千五十名ほど今なお失業状態であります。三月で失業保険の切れる者も多数おりまして、非常に焦燥の感にかられておりますが、現地をいろいろ調査いたしますと、三百五十くらいを職業訓練でやろう、あと三百くらいは自分で仕事を見つける。二百名を組合の責任とし、あと二百名を会社が責任を持つようにして、千五十名の就職を急いでいるようでありますが、二百名の組合の責任の問題については、われわれも各県連協力しながら早急にこれを就職せしめるように努力いたしますが、こ……

第38回国会 社会労働委員会 第8号(1961/02/28、5期、日本社会党)

○小柳勇君 その前に関連して。  私はこの前の委員会でも発言を求めましたけれども、議事進行上発言は遠慮いたしました。その前の前の委員会で資料の問題では強く局長にも要請いたしておりますが、新聞紙上で伝えるところによりますと、あした保険医の総辞退まで起こるのではないかと国民ひとしく心配いたしておるのであります。われわれが国に帰りましても、聞かれるのは、医療問題はどうなるのか、それから一〇%というのは一体どういう基礎かと、こう聞かれましても、すでにもう二週間も答弁ができないのです。われわれは医師の言い分だけを支持しようと考えておらない。先般来しばしば申しますように、国会で基礎的な資料をもって十分に、……

第38回国会 社会労働委員会 第11号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○小柳勇君 この制度について私も非常に賛意を表しておるのでありますが、資金の面で、ただいま質問でもありましたように、現在消化しておるのが八三%で、完全でありません。ここ数年の間漸次資金もよくなっておりまするが、なお八三%ということです。母子家庭などあるいは父母のない子供などは、精いっぱい耐えに耐えて要求してくるわけです。従って、せめてこのくらいの金は一〇〇%支給できるように厚生大臣並びに関係当局が一つ最大の努力をしてもらって、申し出た者には全部貸せるような体制をしいていただくように希望として申し上げておきます。

第38回国会 社会労働委員会 第12号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、三十六年三月九日に発生いたしました福岡県上清炭鉱の災害事故について質問をいたします。まず、鉱山保安局長に事件の概要について御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 原因については、いつになったら明らかになりますか。
【次の発言】 当院並びに衆議院でも炭鉱災害防止に関する決議案などの案文を練っているところでありまするので、委員会で発表ができないようならば、秘密会あるいは文書ででもお教え願いまして、今後の対策について万全の措置をとって参りたいと考えておりますが、この点いかがですか。
【次の発言】 原因については、あとで発表になりまして、なお私いろいろ問題がありまするが、当面の問……

第38回国会 社会労働委員会 第13号(1961/03/22、5期、日本社会党)

○小柳勇君 国立病院における看護婦の労働条件について質問をいたします。その中で特に労働時間の問題を中心に、定員と労働時間との関連、そういうものを質問して参りますが、第一に、今度の予算案を見ますというと、四十八時間制であった看護婦の勤務時間を四十四時間にしようという努力がなされておりますが、その点について医務局長の御答弁を願いたいと思います。なお、医務局長の答弁を求める前に、大臣が見えましたので、看護婦の勤務体制について大臣の御決意をお聞きいたします。
【次の発言】 現在の定員、それから欠員、それから今回新たに四十四時間制になるための増員、この人員を発表願います。

第38回国会 社会労働委員会 第14号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○小柳勇君 相馬委員の質問に関連して質問いたしますが、この保安規程というものは、鉱山保安法の十条で、各山では作らなければならぬわけですね。これは保安規程をずっと読んでみますと、この規程を守ってさえおれば今まで起きましたような二つの事故――大辻炭礦と上清炭鉱の事故は防げたという気がしてならぬのですが、このコンプレッサー室の構造についても相当きびしい制限があるようです。こういうものについてこの構造などというものは検査ではなくて、炭坑が開業したらすぐにわかるのですね。そういう開業のときの検査についてはだれがやっているのですか。
【次の発言】 いや、この鉱山保安法十条によって、鉱業所では保安規程を作ら……

第38回国会 社会労働委員会 第15号(1961/03/25、5期、日本社会党)

○小柳勇君 時間がないようですから、根本的な問題を二、三質問いたしますが、あと全社連の方と船員保険会は、藤田君のあとで質問いたします。日赤のこの病院白書を見ますというと、金がない、金が足らないことの言いわけを全部書いてあります。さっき、プール制の問題については、審議会を二月に作って早急に結論を出すということでありますが、この金のないことは、組織全体の問題に根本的な問題があるようですが、この問題については、理事会等でどのような結論が出ておるか、私どもが今までずっと検討した結論によりますると、目的がちぐはぐ、両頭のヘビになっておりまして、社会福祉の方にいっているかと思うと、病院経営だと、こういうよ……

第38回国会 社会労働委員会 第16号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○小柳勇君 竹中委員の質問に関連いたしまして、大臣に質問いたしますが、無医地区、僻陣地の診療状況並びにその施設の設備整備状況について、この前の医療金融公庫法を通すときにいろいろ論議いたしました。それで医務局案が出されて、これについても相当問題がありまして、それからあまり論議をしておらぬのでありますが、無医地区並びに術陣地の医療機関整備計画についてはその後どのように進展しておるか、御説明を願いたい。
【次の発言】 医療機関整備計画というのはいつお出しになるのですか。
【次の発言】 竹中委員の御質問の中では、無医地区の医者並びに診療所に対するこの金の貸付についてはあまり重点でなくて、現在営業してい……

第38回国会 社会労働委員会 第28号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○小柳勇君 ちょっと待って。ここのに書いてあるの。
【次の発言】 せっかくここに資料があるのに、準備しておるようだから印刷してくれたら……。
【次の発言】 書いてあるのをただ読むだけだったら大臣の証明と同じだ。
【次の発言】 私は、これは少しとっぴかもしれませんが、結核命令入所をされまして、残りました家族が心配なために、かえって本人にとってはきらうような傾向があります。結核に判断されることを非常におそれるという傾向があります。で、貧困家庭などにおきましては、世帯主が、生活能力のある方が命令入所されますと、当然生活保護などになると思いまするが、生活保護のわれわれの今現地を回ります実態では、なかな……

第38回国会 社会労働委員会 第29号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○小柳勇君 今のに関連した問題から先に質問いたしますが、昨年の三月二十九日のこの委員会で、私、坂本委員、高野委員などの質問がありまして、そのときに、江間医事課長が、最高裁の判決の問題が出た直後でありましたので、こういう答弁をしております。「最近これらの者の取り締まりにつきまして、最高裁判所から非常に従来と違った種類の判例が出されまして、かいつまんで申し上げますと、医療類似行為については、何人もやってならないわけでございますが、これを無届けの者がやりました場合には、無届けというだけで処罰されていたのが従来の慣行だったのでございますが、今度の最高裁の判例によりますと、身体に有害のおそれがなければ、……

第38回国会 社会労働委員会 第30号(1961/05/23、5期、日本社会党)

○小柳勇君 関連した問題から先に質問いたしますが、坂本委員の質問に関連して、市町村で一般会計から赤字を補てんしているところは、一体何パーセントくらいあるのですか。
【次の発言】 その実態は、保険局でとってはありましょうけれども、数字はないのですか。実態は把握しておられるのか。数字はあるけれども、きょうは持ってきていないからわからぬのか、その点どうですか。
【次の発言】 それは数字を詳しく調べて、資料として出してもらいたいが、私の調べたところでは、昨年の十月現在で国保の適用の市町村が三千三百七十一、その中で赤字の町村が四百二十二、これでいきますと一・一何%になりますか、そのくらいの率ですので、数……

第38回国会 社会労働委員会 第31号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○小柳勇君 藤田委員の質問とも関連いたしますが、政府管掌の健康保険の医療給付の国庫補助が年を追って減って参っておりまして、五六年度三十億円、五七年度が三十億、五八年度が十億、五九年度十億、六〇年度五億とだんだん減っておるということで、これは保険財政の健全化によって減ったと思いますけれども、藤田君の発言の全社連の方の給与問題についても、先日当委員会に呼びましたら、四苦八苦した理事者の答弁でございました。きのうの予算委員会でも質問があったように、税の増収も九百四十億をどうしようかというくらいにあるのですから、こういう時代に国庫補助をだんだん減らしていくということについては理解できないわけです。こう……

第38回国会 社会労働委員会 第32号(1961/05/31、5期、日本社会党)

○小柳勇君 労働省の職安局長に質問いたします。第一は、この駐留軍関係の離職者等臨時措置法が今回一部改正されますが、これと同時に雇用促進事業団が発足するわけであります。   〔委員長退席、理事加藤武徳君着   席〕 この雇用促進事業団で離職者を救援しようとし、再就職させようとするその措置については、異議を唱えるものではございませんが、炭鉱離職者と駐留軍関係離職者との間に、実質上の相違があるのではないかという心配があります。従って、まず初めに雇用促進事業団においてとられる離職者対策は、炭鉱離職者についても、駐留軍関係離職者についても、何ら変わるものではないという点について、具体的に御説明をお願いい……

第38回国会 社会労働委員会 第34号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○小柳勇君 これまだ問題が煮詰まっていないので、ただ気づいた点だけを言っておきたいのですが、最近大蔵省の理財局からきれいなパンフレットをもらいまして、これで資金運用部のあらましというものの話が書いてある。その中には厚生年金の金の使い方などについて実にりっぱに書いてあります。私は大蔵省の理財局というものが中心になって金の扱いはしておられるでしょうけれども、政策面についてはさっき藤田委員や坂本委員の言われた通り、当然厚生省の方が大きく発言しなきゃならぬものだと思うわけだ、ああいうものは御存じだと思いますけれども、大蔵省の理財局などもそういう考えにもつと先行して、あるいはもっと大きな柱をああいうパン……

第38回国会 予算委員会 第16号(1961/03/18、5期、日本社会党)

○小柳勇君 物価値上げに反対する立場から、国鉄運賃上げを中心に、これに関連する問題々関係大臣並びに国鉄総裁に質問いたしたいと思います。初めに運輸大臣及び国鉄総裁に質問いたします。昭和三十二年に一三%の国鉄運賃値上げがございました。この運賃値上げ理由としては、施設の改良及び輸送力の増強、二つの柱を立てて運賃値上げがなされたのでございますが、今日なお輸送力の増強に不足があって、通勤輸送など非常に混雑をいたしております。このような混雑の緩和がはかられておらないのは、実行計画と実施との間にズレがあるのではないかと思いまするが、三十二年度の運賃値上げについての計画、実施のズレについて、詳細に御説明願いた……

第38回国会 予算委員会 第18号(1961/03/22、5期、日本社会党)

○小柳勇君 通産大臣の答弁を聞きましても、保安の確立という問題で緊迫したものを感じませんが・地元の私どもとしては、最近三つの大きな事故があって、保安の確立に非常に緊迫したものを感じておりまするが、保安設備のために、特別の金融をしよう。金を借りる方は、高い利子を出さなければなりませんので、政府の方でワクをきめましても、なかなか借りる人はおらぬかもしれぬと私は思う。  保安局長に質問いたしますが、今、上清炭鉱は、もう操業を開始したのかどうか、開始したとすれば、それに対して、どのような保安設備の改善をされたか、質問いたしたいと存じます。

第38回国会 予算委員会 第29号(1961/05/29、5期、日本社会党)

○小柳勇君 私は初めに給与所得者の所得格差とこれが解決、特にこれに関連いたしまして官公労働者の労働法の問題、あと公労法の内部矛盾とこれが解決。次に公共企業体のあり方について、その中で国鉄、郵政事業の二、三点。最後に仲裁裁定及び人事院勧告の完全実施について質問いたしたいと思います。  まず初めに、国家公務員の現在の給与状態を聞きたいと思いまするが、担当国務大臣いらっしゃいますか。
【次の発言】 これは時間じゃないですよ。人事院総裁は現在の給与担当大臣じゃないでしょう。委員長、どうですか。
【次の発言】 私は、第一の問題として、賃金労働者、特に公労協の職員に準じた国家公務員、地方公務員並びに私学教……

第39回国会 社会労働委員会 第2号(1961/10/04、5期、日本社会党)

○小柳勇君 大臣に対する一般質問は後日いたしますが、部分的な問題で緊急でありますので、一問だけいたしておきたいと思います。  先般、社会労働委員会の調査のときに、大阪における薬の乱売の問題を調査して報告を受けました。その後、聞くところによりますと、また九州の方で薬の乱売が行なわれておるようであります。具体的には、佐世保市で乱売がなされておるし、今年夏ごろに小倉でもまた、大阪の業者が進出いたしまして、スーパー・マーケットで薬の乱売をするというような話を福岡県薬剤師会から陳情を受けました。先般の社会労働委員会の当局の説明では、これを徹底的に取り締まる、国の法律で取り締まれない面は県知事の条例などに……

第39回国会 社会労働委員会 第5号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○小柳勇君 議事進行について。非常に大切な意見でございますから全部お聞きしたいのですが、さっきの理事会の話もありましたし、私はこの大切な意見はこれは聞いてわれわれノートしておりますけれども、もっと時間があれば言いたい点がたくさんあると思うのであります。したがって、できれば早急に書類にしてそれぞれの団体から正確に出していただいて、それをまとめて取り扱うというのが一番、私、正確じゃないかと思うのであります。私、全部ノートしておりますが、さっきのお話とダブるのもあります。そういうことでありまして、きょうはせっかく遠方からおいでいただきましたので、質問等が――平素お聞きしたい点があるわけであります。そ……

第39回国会 社会労働委員会 第6号(1961/10/19、5期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して。今のVCの六〇というのは、この間話を聞いたら、VC一〇〇以下ではほとんど回復者として働けないということを日患同盟の事務局長がここで公述しているわけです。今あなたの言うように、VC六〇で普通の活動ができるということになると、それはどこの学説かどうか知らぬけれども、もう少し、そこを話していただきたい。
【次の発言】 ひとつ、今坂本委員が言われたことだったのですが、この間の参考人の意見を聞いておると、非常にまだほとんど役に立っていないというような法律であったにかかわらず、課長の今答弁を聞きますと、もう労働省が積極的にどんどんやっておられるような答弁で、若干の感覚的な違いを私今感……

第39回国会 社会労働委員会 第8号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○小柳勇君 九月の十三日板付空軍基地管下のブレディ基地の警備及び山田弾薬庫の警備に対して、十月一日から、従来の四十八時間制を四十時間制に切りかえるという通告をなされたのでございます。これは、この勤務時間短縮によってそれ相当の賃金が引き下げられ、一人当たり三千円ないし一万二千円、平均約五千円の賃金引き下げになるのでございますが、現地のほうでも、県知事が現地の司令官に交渉したり、また、本部のほうでは、調達庁の担当官が第五空軍司令官などと会っておられるようでありまするが、現在における交渉の経緯について調達庁長官からお話を承りたいと思います。

第39回国会 社会労働委員会 第9号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○小柳勇君 他の委員の質問と重複してもいけませんので、一つだけ伺いますが、この保険が発足しました直後もこの委員会で質問したのですが、最近調べてみますと、やはり同じようなことをやっておるようですが、この拠出制年金の保険料の取り立てです。やはりいなかに参りますと、隣組長、部落長などが近所を回って取り立てておるということです。したがって、何ヵ月分か集めて自分で保管しておって、これを正規の手続は、みんなにかわって一人が代表して納めているというものを見ておるのですが、こういうような前近代的な手続について早急に直しませんと、集めた金の紛失とか、流用とか、いろいろ起こって参ると思いますが、この前も質問したの……

第39回国会 社会労働委員会 第10号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○小柳勇君 私二つばかりお伺いしたいと思いますが、一つは、支給開始年令の問題であります。今厚生年金に加入している労働者などから意見が出ておりますのは、支給開始年令を五十五才に引き下げてくれないかという意見があります。私ども検討いたしまして、これには若干の問題もありまして、たとえば退職年令の引き上げなど、五十五才が妥当であるか妥当でないかということについては問題がございますが、そういう意見、要求が相当あります。その支給開始年令の五十五才という要求があるにもかかわらず、この通算老齢年金の支給開始は、国民年金は六十五才、その他の年金は六十才となっております。この国民年金の六十五才については、しばしば……

第39回国会 予算委員会 第7号(1961/10/19、5期、日本社会党)

○小柳勇君 おかしいですよ。委員長、今の言葉を削らなければ発言しないよ。
【次の発言】 委員長、さっきの冒頭の発言を取り消して下さい。おかしいですよ、そういうこと。僕に、初めから注意するなんて、越権ですよ。冒頭の発言、取り消して下さい。
【次の発言】 ちょっと取り消して下さいよ。おかしいよ、委員長。そんな、初めてここにすわったのに、冒頭からそういう言葉を、失礼ですよ。
【次の発言】 一番冒頭の発言、何とか言いなさい。失礼ですよ。
【次の発言】 労働大臣に質問いたしますが、労働大臣は責任ある経済閣僚として先般産炭地、特に石炭不況地帯を視察して帰られました。その実情について、大臣としてごらんになっ……

第39回国会 予算委員会 第8号(1961/10/20、5期、日本社会党)

○小柳勇君 労働大臣に質問いたします。  昨日炭鉱地帯の不況について視察して帰られて、閣議があれば報告するという話でございましたが、本日閣議がございまして、その報告並びに閣議でおきめになりましたものを具体的に詳しく御報告願います。
【次の発言】 石炭問題は緊急を要しますので、ただいま大臣の御答弁のように処置を願い、緊急に具体的な措置がとられるように希望いたします。  厚生大臣に質問いたします。今度の予算で生活保護費が五%引き上げられておりまするが、これはどういうことを意味するものでございますか。
【次の発言】 大臣の御答弁は、一貫いたしまして物価の値上げということが主たる理由のようでありますが……

第40回国会 決算委員会 第4号(1962/03/16、5期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、委員長理事打合会に対して意見を聞いておきたいと思うのですが、一年間決算委員会を私はずしましたが、私が前に理事をいたしておりました時代の決算委員会の総括質問は、総理以下各大臣が並びまして、そして総括質問を二日間にわたってやったわけです。そうしませんと、総括質問というものは、一省にわたった質問だけではないわけです。関連して、たとえば大蔵大臣の答弁いたしましたものに対して、通産大臣の意見を聞いたり、各省大臣が関連して答えるのが総括質問でありまして、今、委員長の答弁によりままと、大臣が来た順に、各委員のほうが大臣の出席に従って質問をするような決算委員会では、私は総括質問はやる必要がな……

第40回国会 決算委員会 第5号(1962/03/31、5期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいまの大森君の質問に関連いたしまして、具体的に質問をいたしたいと思います。  第一は、外務省に質問いたしますが、ドミニカ移民の問題について、衆議院の決算委員会でも先般問題になりましたが、私はなおあれだけの問題の解明では納得できませんので、少し具体的に質問をいたしたいと思います。  まず第一は、今予備費の使用を承認を求められるようとする、この外務本省の費用の中で、二つの項が今あがっておりますが、この内容について具体的に説明をまず求めたいと思います。この参考資料の八十一ページを御説明願います。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 この金は、海外移住者が向こうから帰る場合に貸しつ……

第40回国会 社会労働委員会 第2号(1961/12/12、5期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいまの報告に対し、一つは要望の意見でありますが、第一の要望の意見は、労働基準局長が申しておりますように、今の定員が非常に少ないために、監督をするにしても、あるいは指導をするにしても、動きがとれないというのが福岡県における監督行政のようであります。で、先般千人労働省関係で増員があったけれども、その中で五名くらい福岡県の基準監督関係にいく予定であったので、それを喜んでいるような情勢であったので、私は声を大にして、今福岡県の実情を見ると、たとえば中小企業の炭鉱などは賃金不払いも相当ある、不当労働行為も相当ある、あるいは基準法違反も相当あるにかかわらず、監督行政、指導行政がお粗末ではな……

第40回国会 予算委員会 第16号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○小柳勇君 私の第一の質問は、緊急就労対策事業の現状と将来に対する対策であります。緊急を要しますので、簡単に重点的に質問いたします。労働大臣の見解を発表願います。  第一は、緊急就労対策事業の実施について、事業主体も請負業者も労働者も今不安に思っておるのであります。一体、この事業がいつまで続くか、法律はまだ期限はございますが、現場の実態としては不安に思っておるのでありまするが、労働大臣としては現状をどのように認識しておられるか、お聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいま労働大臣は七千人という数字を言われましたが、現在の炭鉱離職者の発生状況、それから三十七年度に発生すると予想される失業……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1962/11/10、6期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して。運輸大臣の言葉じりをとるのではございませんが、初めの中村君の質問に対して、大臣の決意を聞いておりまして、私どもはきぜんたるということを感じませんでした。したがって、もう一度大臣に質問してもらうように中村君に言いましたが、今補足の説明がありましたから、私は関連して質問いたします。  第二十二昭徳丸拿捕事件については、大臣はその事件の概要なり現状を御存じであるかどうか御答弁願います。
【次の発言】 大臣、重ねて質問いたしますが、第二十二昭徳丸事件は今までの拿捕事件と若干性質が異なると私どもは理解いたしております。中村君が激しい言葉で海賊的行為という言葉を使いました。李ライン外……

第41回国会 決算委員会 第3号(1962/08/24、6期、日本社会党)

○小柳勇君 去る三月三十日の日に、この決算の総括質問のときに、ドミニカ移民が向こうで農業の経営ができなくて帰った、その帰還者の問題を取り上げて外務省並びに農林省の見解を聞いたのでございますが、その結論が出ないまま保留して、今日まで検討をしてもらいました。したがって、私は、大臣に、これからも問題は起こるのでありますから、決意を聞いておきたいと思います。  このドミニカ問題は、もう大臣も御承知のとおりに、昭和三十二年度のドミニカ国の開拓移住者募集によって、この募集に応じて行った移住者が、向こうに行ってみたところが、募集要綱とほとんど違っておった。行って働けば自分の土地になると思って、非常に希望を持……

第41回国会 決算委員会 第4号(1962/08/29、6期、日本社会党)

○小柳勇君 私は二点具体的な問題で質問をいたします。  まず、防衛庁長官こ今後の方針を聞いておきたいと思うのですが、それは、米軍が日本へ参りまして実弾射撃の訓練をいたします。その実弾射撃をいたしますために、実弾のときはいいのですけれども、模擬爆弾を落とす。その模擬爆弾が民家の中庭に落下して、人心に不安を起こさしているという事件があります。こういうようなことに対して、現地の調達局なり現地の米軍などにかけ合いましても、なかなか取り合ってくれない。ほとんどもう話もしてくれないということで、現地の人たちは非常に不満を持っております。この問題に対して、防衛庁として、米軍に、実情を調べたり、あるいは今後ど……

第41回国会 決算委員会 閉会後第5号(1962/10/29、6期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、さっき調査報告で述べられた福岡県における油須原線の建設状況について質問いたします。  なお、この問題は、決算委員会でも、予算委員会でも、再三質問しておった問題でありますが、調査に参りまして、現在すでに七割程度できている路盤、隧道などが、そのままくされかかっている。こういうものを、今こそ産炭地振興計画の一環として完成して、北九州における産業開発をしなければならぬと思うのですが、毎年一億円足らずのものを少しずつ投資して、これが完成はいつになるかわからぬという実情でありますが、運輸大臣は油須原線の建設についてどのような決意を持っておられるか、お聞きいたします。

第41回国会 決算委員会 閉会後第6号(1962/10/30、6期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して。石炭問題については通産省のほうが中心で今対策を考えておられますので、まだ十分具体的な問題の検討も済んでいないと思いますが、今相澤君が言いました問題に限って関連質問をいたしたいと思います。  各省非常な熱意を持ってこの問題に取り組んでいることには敬意を表しますが、総合的に――事務的なものも含んで総合的な推進機関というものがまだ設置されておらない。したがって、頭のほうでは閣僚懇談会などできまりまして閣議決定しましても、それが事務的に流れて参ります場合には、各省ばらばらで措置しなければならぬような実情にあるので、こういうような総合的な対策推進機関を設置するべく努力してもらいたい……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1962/09/20、6期、日本社会党)

○小柳勇君 生活保護費のところの関連なんですが、増加世帯の世帯数ですね、それが昨年並みの増加となっておるかどうか、増加率について御説明願いたい。
【次の発言】 産炭地の計画で今一番問題なのは、まだ調査団の報告も出ませんが、これから三年ぐらいの間に九万名ぐらいの炭鉱の労務者の首切りが起こるように予想されておる。たとえば今九州の山で起こっておる、退職したけれども職業訓練もできない、就職もできないので、全部が生活保護の方向に移りつつある、山全部が生活保護になっている所もある。そういう所では、私どもとしては、生活保護世帯というのが急激にふえるというふうに考えておるわけですが、どのくらい見込んであるか、……

第41回国会 社会労働委員会 第2号(1962/08/21、6期、日本社会党)

○小柳勇君 私も、大臣のただいまの所信表明に対して、一、二決意を聞いておきたいと思うのです。  率直にいいまして、今まで大臣の所信表明を何回か聞いて参りましたが、一番抽象的でありまして、われわれに大臣が何をやろうとしておられるかということがちっともわからぬのです。今までの大臣の所信表明の中には、ばく然とした中にも、このことだけは自分がやりたいのだという決意がありました。それが非常にばく然として、ないのですが、厚生省の各局のかまえも悪いと思うのです。これは大臣まだなれないのですから、大庭がこれをお書きになったとは私思いません。厚生省全体のかまえがそういうことであっては、一体この予算編成期にどのよ……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1962/09/21、6期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、熊本県水俣市の新日本窒素労働組合と会社側との紛争解決を中心に、労働省、通産省、警察庁及び海上保安庁に質問いたします。  御存じのように、水俣ストは第二の三池闘争とまで言われ、二月一日に新賃金の要求以来、今日なお労使対立のまま紛争を続けておりますが、労働省は現在の紛争状態をどのように把握しておられるか。次官が見えておりますが、次官はこの争議の重要性なりあるいはその本質なり、どのように把握せられているか、まず次官からひとつ御見解を聞いておきたい。
【次の発言】 ただいま次官から話がありましたように、中労委なりあるいは地労委が再三誠意をもってあっせんに努めておるようであります。きょ……

第41回国会 社会労働委員会 第3号(1962/08/23、6期、日本社会党)

○小柳勇君 私も五点にわたって労働大臣の所信に従って質問をいたし、見解をお聞きしたいと思います。  第一は、中高年令層の離職対策の問題。今、石炭産業だけではございません。中小企業も金詰まりのために倒産いたしまして、三十五才、四十才あるいは四十五才になりまして新たに職業訓練を受けて別の仕事につくという人が数限りなく出ておりますが、希望者がありましても、施設がなかなかこれに伴わないという状況でございます。大臣の所信表明の中で、この点については、まず第一に意を用いるように言われておりますが、具体的にはどのようなことに重点を置いて政策をやっていかれるか、大臣の決意を聞いて、あと担当官からお聞きいたしま……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1962/10/10、6期、日本社会党)

○小柳勇君 僕は一つ質問します。根岸検事がさっき最高刑を言われましたが、諸外国の調べではどうですか。たとえば中国など私ども行って見てきましたが、収容施設ももちろんありますが、革命後麻薬問題やその他ばくちなどについて相当手を入れておる。香港から日本に入ってくるようになったのもそういうところにあると存じますが、社会主義の国なり、自由主義の国の刑量を比較して御答弁願います。
【次の発言】 中心の中国はどうだと聞いているのです。
【次の発言】 中国が以前あれだけ、患者が多かったように聞いておるが、現在相当それに力を入れているので、どういう方法で今日まできたかということを知りたかったのです。まあ刑量だけ……

第41回国会 社会労働委員会 第4号(1962/08/28、6期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、各省の予算と、それから関係人員、それから、これからの構想、そういうものをお尋ねしたい。全体的なものを見たいのでありますから、厚生省からひとつ、今の麻薬担当官二百五十名いるようですが、それと予算、それから、新しく要求の予算、構想がありましたら、そういうものをお知らせ下さい。
【次の発言】 ことしの予算と現在の定員、警察庁幾らでしょうか、三十七年度予算。
【次の発言】 関係官は大体何人ですか。
【次の発言】 答弁の途中ですけれども、私が今質問している趣旨は、あとで麻薬の特別の決議をしたいと思っておりますが、麻薬取り締まりには、専門の知識を持っている人でないと困りますから、そういう……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1962/10/11、6期、日本社会党)

○小柳勇君 大正炭鉱の問題について質問いたします。  先般、調査団が参りまして、昨日、その調査報告にもありましたように、中間市における大正炭鉱は千名近い首切りが発生して、その離職した人たちは退職金を支給されないために、なお炭住に居残って退職金支払いを会社側に要求しておるような情勢であります。また、残りました千二百名の炭鉱労働者は生産にいそしんでおりますが、この炭鉱労働者に対する賃金の支払いも十分ではない。したがって、退職した退職者同盟が退職金を要求して、会社側に強い団体交渉をやれば、残りました炭鉱労働者は、自分たちの賃金支払いがそれだけおくれるという心配から、退職者同盟対残りました炭鉱労働者の……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第5号(1962/11/12、6期、日本社会党)

○小柳勇君 本多参考人に。今その科刑の問題がありましたけれども、実際相談員として苦労しておられるから、どうしたらこの犯罪をなくせるかということについて真剣に考えておられて御発言があったと思いますが、再三再四刑法改正などについて言及がありました。私、先般もこの委員会で質問しまして、ずっと各国の科刑の実態を調査しているのですが、先般来の調査によりますと、台湾が戦時体制特別法によって死刑または無期です。それから中国がやはり同じように管理条例によりまして、これも死刑または無期の懲役、韓国が麻薬法によりまして、これも臨時特例法ですけれども、死刑または無期ということで、日本の周辺がこの麻薬の取り締まりに非……

第41回国会 社会労働委員会 第6号(1962/08/30、6期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、福岡県中間市における大正炭砿の職員が退職いたしました。その退職金の問題で、今日なお紛争が続いておりますから、この問題について関係当局に質問をいたします。  若干経緯を説明いたしますと、昨年から大正炭砿は不況になりまして、相当赤字が出て、会社がこれを放棄しようとした。ところが、通産大臣のあっぜんによって、大正砿業に田中社長が新たにきまりまして、その社長がただいま経営をいたしておるのでありますが、二千名おりました職員が九百名退職いたしまして、そうして退職金を要求しておるのでありますが、ついに今日に至りましても退職金を会社が支払わない。したがって、退職をいたしましたけれども、会社の……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第6号(1962/11/13、6期、日本社会党)

○小柳勇君 昭和三十五年、二年前からですが、当委員会で国鉄の不当労働行為について、再三再四国鉄から来てもらって、問題になりました。私どもとして、まことに遺憾なことでありまして、国鉄総裁も副総裁も遺憾の意を表されたのであります。金沢の問題、新潟の問題については、今具体的に話し合いがつきつつありますが、原則的にこのようなことが――このようなことといいますと、具体的には非組合員である現場長、助役、あるいは運輸長、あるいは管理者が、権力をもって、あるいは金銭、酒食を供応して、第二組合を作るべく、国鉄労働組合、あるいは動力車労働組合から脱退を慫慂するというようなことについては、一体新しい職員局長は、いい……

第42回国会 社会労働委員会 第2号(1962/12/13、6期、日本社会党)

○小柳勇君 ちょっと労働大臣、聞いておいて下さい。直接労働大臣に関する事項ではありませんが、具体的の問題は、ごみ処理場に働いている労働者が最近亡くなりました。その問題でございますから、直接的には自治省、それから厚生省の環境衛生局です。しかし、労働者が亡くなって、そのあと老後の保障もないまま、一時金わずか三万円しか支給していないという事実がありますから、労働大臣も前のほうだけお聞きおき願います。あと具体的な答弁は基準局長から求めます。  私ども、今都市をきれいにする、いわゆる清掃事業の改善に一生懸命に働いておりますが、たまたまそういうやさきに、地方自治体に働くごみ処理場の労務者が、ごみ山にはまり……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1963/07/06、6期、日本社会党)

○小柳勇君 一問だけ質問いたしますが、通産大臣、これは私のほうの大正炭鉱で、少し合理化いたしまして、そこをやめた職員が約三十名ばかりで企業組合を作って事業を始めたわけであります。これはほかにも例があると思いますが、炭鉱の合理化に伴って、終閉山によって職員などがやると思いますが、事業にふなれの点もあります。それから金融の面がありますね、退職金などが一括に払われるといいのですが、退職金など少ないけれども、これを寄せ集めまして事業会社を作るわけですね。そういう場合に、金融の特別措置、何か特別な融資の便がはかられないかどうかという点が一つ。  それから、もう一つは、企業については、これはほかの企業もそ……

第43回国会 地方行政委員会 第7号(1963/02/21、6期、日本社会党)

○小柳勇君 特別交付税の問題で、簡単に要点だけを質問いたしますので、具体的に御答弁願いたいと思います。特別交付税の決定は、二月末日までにやるように、一応財政法にきまっておりますが、すでに御決定があったと思うのですが、失業対策事業などのこの具体的なものが決定があったかどうか。
【次の発言】 特別交付税について、各県からも請願が相当出ていると思いますが、特に産炭地域の失業対策事業、生活保護費、あるいは鉱害復旧などについては、今年度は特別の配慮がなされるのがどうか、お聞きしておきたい。
【次の発言】 いつごろになったらきまりますか。
【次の発言】 産炭地域では、石炭対策の問題でも特別に石炭特別委員会……

第43回国会 地方行政委員会 第14号(1963/03/19、6期、日本社会党)

○小柳勇君 きょう提案された問題についてはあらためて質問いたしますが、今の地方税だけでございませんで、税の申告がなされておりまして、この申告の方法が非常に複雑で、用紙も複雑多岐にわたっております。一般市民がわからんと言うわけです。書き方がわからん。それで、これをもっとわかりやすく、しかも、用紙もざらざらの紙を使っているような地方もありますが、わかりやすく書きやすく改正するような意図は自治省ではないのか、お聞きしておきたい。
【次の発言】 各所得の発生する場所からの証明、それから各所からの証明がふぞろいの場合もあるし、家庭の主婦でも申告できるようなことにしておきませんと、とてもそれはたいへんなわ……

第43回国会 地方行政委員会 第17号(1963/05/07、6期、日本社会党)

○小柳勇君 わが党は、きのう中央執行委員会で、あした以降この問題を徹底的に究明し、国民の不安を一掃することを決定したのであります。本格的な質問は、明日以降に譲りますが、今の小林委員の質問に関連して四点、公安委員長に質問をいたしたいと思う。なお、補足的に刑事局長も見えておりますから、刑事局長からも答弁を求めたいと思います。  一つは、この責任の問題ですが、事件のさなかに柏村長官がかわった。したがって、柏村さんは、あの事件の責任をとったのじゃないかという世間のうわさもある。まあ今公安委員長のお話を聞きますと、責任は警察庁長官にはない、各現場の県警本部長など、現場の機関が権限を持って捜査しておるから……

第43回国会 地方行政委員会 第29号(1963/06/18、6期、日本社会党)

○小柳勇君 私、議事運営について発言したいのですが、委員長において速記をとめていただきたい。

第44回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第1号(1963/11/13、6期、日本社会党)

○小柳勇君 今の大臣の報告に対する質問はあとでいたしますが、私は、冒頭に、現地の犠牲者、罹災者及び関係者に弔意並びにお見舞いを申し上げる決議をきょうここでいたしまして、直ちに委員会の決議で弔意並びに見舞いの電報を打つことを提案いたします。
【次の発言】 今のに関連いたしますが、委員長のおっしゃった、委員長は総理大臣並びに労働大臣も官房長官も出岸を要求しておったにかかわらず出ないんですか、確認しておきたいと思うのです。
【次の発言】 今のに関連しまして、労働大臣が旅先で発言しているのに、保安監督の問題は労働省の所管にしたほうがいいのではないかということで、ひとつ検討したい、こういうことを言ってい……

第46回国会 建設委員会 閉会後第2号(1964/08/11、6期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいま大臣から施政方針について承りましたが、建設行政全般につきましては、当委員会で今後また具体的にいろいろ検討してまいりたいと思います。この冒頭に述べておられる「先日発生いたしました当省の前官房長の不祥事件」云々ということでございますが、この事件につきまして具体的にはまだ司直の手にあるようでありますから、私どもも具体的な、十分な調査はできておりません。したがって、具体的な問題につきましては後日あらためて質問いたしたいと存じます。  全般的にいま大臣が触れられました部下職員の綱紀粛正の問題、今後の建設行政に対してどのような決意を持っていかれるか、このことをあらためて私はお聞きしてお……

第46回国会 建設委員会 第13号(1964/03/17、6期、日本社会党)

○小柳勇君 建設大臣に、住宅問題――これは何回も委員会でも言われていることですけれども、私もこの公団法が変わるにつきまして、公団法との関連で一、二問質問いたします。  大臣のほうの住宅政策については、長期計画については承知いたしておりますが、いま青年層が、結婚しても住宅がないということで非常に苦慮して、また青年層だけではありません、相当住宅の緊急性があると思うのです。したがって、五カ年なり十カ年の整備計画というものをうんと繰り上げて、政府が責任をもって住宅公団にも金をつくってやるし、あるいは直接にもやるというような、もっと積極的な住宅政策をやってもらいたいと思うのですが、大臣のお考えを聞いてお……

第46回国会 建設委員会 第34号(1964/06/11、6期、日本社会党)

○小柳勇君 下筌のことですがね、一方的に室原さんの話を聞いておるが、建設省としては、代替地など、今後のあの人たちの生話設計の面では具体的にもう提案しておりますか。
【次の発言】 ただ収用法の強制執行だけでは問題は解決しないと思うが、提案していないでしょうが、できたらどういうことを考えているか、代替地の問題なり、あるいはその後の生活を守る面で、案があればお示し願いたいと思います。
【次の発言】 あそこの杉、小国杉などというのは、ほかにかえがたいというようなことで、これは一般的な常識ですよ。りっぱな代替地を考えておかなければ、今後の農山村などにおけるダム建設などとも関連しますが、ダムを建設するとき……

第46回国会 建設委員会 第35号(1964/06/16、6期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、四点大臣に質問をいたしておきたいと思います。  第一は、この河川法が通過すれば、関係職員が配置転換が起こるということで非常に心配をして、再々河川法案反対の陳情に見えているが、そういう事態が起こるのかどうか、大臣からお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 いまのお話しは、この建設省設置法の改正に関係することで、河川法案の通過によって、直轄工事から請負ということには関係ないのですね。この河川法案が通過することによって、直接職員の配置転換が起こることはないと、こういうことでいいですか。
【次の発言】 私は、その場所の変わることをいま聞いたわけです。一級河川、二級河川が指定され……

第46回国会 建設委員会 第38号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○小柳勇君 いまの安全灯に関連いたしまして、ガード・レールの整備など、これは書いてある――法が施行されたらすぐやるように書いてありますが、この間もバスががけの下に落ちて事故が起こって問題になっていますが、ああいうのが相当あるわけですね、観光地帯に。山奥の大曲り小曲りがたくさんある山道の国道でやるのは当然でしょうけれども、行政指導などによりまして、国道以外の危険な山道の道路などには、強制的にこのガード・レールをつけるという必要があると思うのですが、その点についてどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 そこで、田中さんの質問にも出るかもわかりませんが、指定基準の――こまかくまだ勉強しておらぬの……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1964/04/07、6期、日本社会党)

○小柳勇君 大臣が来られるまで、石炭局長に二、三小さい問題ですけれども、聞いておきたいのですが、ことしの六月に粕屋の志免炭鉱が閉山することを労使きめました。もうあそこは三菱の勝田も閉山されておるし、ほとんど粕屋炭田といわれるものは、大きい炭鉱はないわけですね。それが鉱害が安定するのは正確に一体どのくらいかかるでしょう。
【次の発言】 そうすると、ここに三十八年末の鉱害累積が三百五億、いま論議しているのは三十四億六千万、その中の一徳の金の利ざやのことを論議しているわけですが、三百五億のこの累積鉱害というのは、もし全部、――これはかりの仮定ですよ、全部閉山するものとしたら、一体どのくらいかかったら……

第46回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1964/09/19、6期、日本社会党)

○小柳勇君 関連しまして、委員長に質問いたしますが、いまの大臣の問題も、もう一回答弁してもらいたい。IMFの問題だってもう済んでいるはずだし、それから自治省の話も、二週間前に理事に申し入れているのに、そのような公務員の重要な給与の問題で、大臣がいま出張することはないと思う。それから与党の議員諸君も、私どもはきょう社会党のほうで全部委員が出るようにと手配しましたけれども、外国出張等で出れないので、急遽上京してきて、差しかえて入ってきております。成立しておりますか、委員会は。委員長、どうですか。
【次の発言】 各委員会の性格がありますから、私ども内閣委員会にはあまり顔を出しませんし、いろいろの話し……

第48回国会 議院運営委員会 第20号(1965/04/27、6期、日本社会党)

○小柳勇君 私、この名簿を見たのですが、この中にテレビや何かにどんどん出られて、意見を述べられたような方もあるようです。公安委員になられたら、あるいは出られぬかもわからぬけれども、政党政治のことを重点的に取りあげて一党一派を面罵するような、そういうような意見を吐かれる人があるようだ。そういうことではちょっと、ぼくらは賛成しかねるのだが、公安委員になられたら一体どうなるのだろうか。
【次の発言】 大矢君が言っているのは、非常に国会運営の責任を感じながら言っている。しかも、いま豊瀬君の言われたのが、大体、委員としての考えじゃないかと思いますが、ただ、きょう話が出て、いま即答ということについても、私……

第48回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1965/07/10、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。去る六月二日、杉山善太郎君が委員を辞任され、その補欠として佐野芳雄君が選任されました。また、七月九日、佐野芳雄君が委員を辞任され、その補欠として杉山善太郎君が選任されました。
【次の発言】 この際、厚生大臣、厚生政務次官及び労働政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。鈴木厚生大臣。
【次の発言】 佐々木厚生政務次官。
【次の発言】 天野労働政務次官。
【次の発言】 お忙しいところ、ありがとうございました。
【次の発言】 派遣委員の報告に関する件を議題といたします。  先……

第48回国会 社会労働委員会 第2号(1965/02/02、6期、日本社会党)

○小柳勇君 ちょっと急ぐことが……。厚生省の看護養成関係の担当官見えているかね。
【次の発言】 それじゃそのことだけ。いろいろ問題はあるけれども、それは大臣見えてから言うが、けさ新聞見てきたら、岡山か名古屋だったと思うけれども、日赤が看護婦を看護学院で募集したら、第一次足らないで第二次募集やっている、そういうようなことがわかった、新聞に載っていました。それで、いま報告を聞いたら、やはり看護婦の充足が非常に悪いということで、やはり学生の募集、それに対して積極的に県知事や学校に厚生省も加勢しなければ、たとえば医師会立の看護学院なども、おそらく生徒の募集は困難ではないか、そのことが看護婦充足率が悪い……

第48回国会 社会労働委員会 第6号(1965/03/16、6期、日本社会党)

○小柳勇君 それでは、大臣に質問いたします。この前、私は、大臣の施政方針のあと、質問できておりませんので、伺いたいと思います。  第一点は、いままで医療行政で国会の審議もストップしたような情勢でありますが、たとえば医療問題なり、あるいは健保の問題なり、世間でいろいろ騒がれました問題に対する現状と、なお問題が相当残っておりますが、これに対する大臣の現在の取り組みについて、質問がばく然としておりまするが、御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 全般的ないままでの経過についての大臣のとられた処置をお聞きいたしましたが、いま社会保障制度審議会などの答申について、それを尊重するという御発言がございま……

第48回国会 社会労働委員会 第7号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して。  いまの社内預金で参議院の予算委員会で田畑さんが質問したのに対して、大蔵大臣は、基本的に反対なので、できるだけ早く全廃したい、労働大臣は残したい考えなので、現在互いに意見交換をしているが、首相裁断に持ち込んでも、五年間くらいで全廃するようこの際ケリをつけたい、このように大蔵大臣は言明いたしておりますが、労働大臣の見解を承りたい。
【次の発言】 さっき財産形成の問題を大臣が言われたんですけれども、まだ大臣の考えの中に財産形成の思想も若干あるのですか。ないとするならば、いま杉山さんはるるとして、百害あって一利ないですから、この際、廃止してはというような立場に立っての質問だっ……

第48回国会 社会労働委員会 第9号(1965/03/25、6期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいまの杉山委員の最後の質問、非常にいいと思うのです。私もしようと思っていたのですが、いま一度大臣の御決意を聞いておきたいと思うのです。御存じの炭鉱離職者及び駐留軍離職者については格別の配慮をしていただいておりますが、いま一歩法的な措置が必要と思うのです。自分の意思でなくて、米駐留軍の動向によって、不本意に離職する者、そういう者についてはわが党から法案も出しておりますが、この法案に対しても御所見を聞きたいし、一般的な問題として、いま一度大臣の御見解を聞いておきたいと思います。
【次の発言】 ただいま大臣から言われましたその雇用基本法なんですが、ことしの夏までくらいに雇用基本法に関……

第48回国会 社会労働委員会 第10号(1965/03/30、6期、日本社会党)

○小柳勇君 第四十五国会で、生活環境施設整備緊急措置法案が成立するときに、附帯決議がつきまして、その附帯決議の第三に、「政府は、自治体に対して、自治体が責任をもって清掃事業の適切なる実施を期するよう行政指導すること。」と決議されておりますが、今日まで政府がやられました「適切なる実施を期するよう行政指導」という、これについて具体的にお示し願いたいと思います。
【次の発言】 あと、具体的には改正案の中で質問してまいりますが、第二の点は、附帯決議の第五番目に「清掃事業に関する地方交付税の算定基礎を実情に見合ってすみやかに合理化するようつとめること。」、こういうふうに書いてあります。この地方交付税の算……

第48回国会 社会労働委員会 第11号(1965/04/08、6期、日本社会党)

○小柳勇君 労働大臣に質問いたしますが、先般から問題になっております社内預金の問題で、社内預金をしておって、ついに会社は倒産いたしまして、退職金ももらわないで北海道やその他の故郷に帰ったという質問を先般いたしました。その後の社内預金の払い戻し状況などについて御報告をお願いしたい。
【次の発言】 社内預金を廃止の方向で、五カ年間ぐらいで廃止したいという話がありまして、諮問されたようでありますが、その諮問の答申など、その後の経過についてお伺いいたします。
【次の発言】 預金の金額が多いので、日経連など、経営者は廃止に反対である、労働者側は廃止に賛成であるという意見のようであります。労働大臣としての……

第48回国会 社会労働委員会 第14号(1965/04/22、6期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいま議題になりました公企体等労働関係法等一部改正案の提案理由及びその概要を説明申し上げます。  まず、本法律案を提案いたします理由は、簡略に申し上げますと、昭和二十三年の政令二〇一号に基づいて制定されました公企体等労働関係法が、占領行政上の立法措置という特殊事情もありまして、ストライキ権の禁止、代償機能の無能力性、公社等の当事者能力の不備による自主的な団体交渉の規制など、多くの問題点をかかえていることにあります。  現行公労法によりますと、公企体等当局と労働組合は、各種の労働条件については団体交渉によって定めることが基本原則となっております。ところが、賃金その他の給与等について……

第48回国会 社会労働委員会 第15号(1965/04/27、6期、日本社会党)

○小柳勇君 先般もいろいろ質問が出ましたが、この法律を適用する場合、現在この理学療法士として、あるいは作業療法士として病院で働いておられる方と、はり、きゅう、マッサージ、柔道整復師法適用の方があるのだが、その二つの問題について、実態についてはあまり変わりないのではないかという質問がこの前ありましたが、先般来の厚生省の答弁では非常にあいまいであるから、この法律が通った場合に、これに適用される方と、そうでない現在はり、きゅう、マッサージ、柔道整復師法によって仕事をしておられる方との間に厚生省としてはどういう違いを考えておるか、まず、この点をお伺いいたします。

第48回国会 社会労働委員会 第16号(1965/05/07、6期、日本社会党)

○小柳勇君 その問題は明らかにしておきたいと思うのですのですが、いまの一億二千万円の特別料というのは、これは労働者の賃金として支払われておるかどうか、その点は明らかでありますか。
【次の発言】 抽象論をやっているわけじゃないのですよ。具体的にこの神戸だけでも一億二千万の金が日曜に停船することを阻止するために出されておるといえば、明らかにこれは世界共通、ほとんど世界で日曜出勤に二割五分なり四割の割り増しがつきます。そういう世界的な常識をもって料金がきめられる、そこまではいいわけです。あなた方が料金を許可するまではいいが、その金が労働者のほうにいかないで、ただ何か日曜に仕事をするから、そのリベート……

第48回国会 社会労働委員会 第17号(1965/05/11、6期、日本社会党)

○小柳勇君 まず、第一は、戦傷病者特別援護法の改正について質問いたします。  質問の第一は、終戦後すでに二十年でありますが、いまあらためて戦傷病者相談員を設置しなければならない理由をお聞きします。
【次の発言】 現在把握されておられる戦傷病者の数、相談員四百六十人の人たちが相談にあずかるであろうと予想される戦傷病者の数はどのくらいなんですか。
【次の発言】 現在まで相談員的な仕事はどこでお世話してこられたんですか。
【次の発言】 十八万二千五百の戦傷病者に対して四百六十名の相談員でどういうことをやるか想像してみますと、非常に遺憾な点が多いのではないかと思いまするが、十八万二千五百の中で、ほんと……

第48回国会 社会労働委員会 第18号(1965/05/13、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。皆さんの御推挙によりまして本委員会の委員長に就任いたしました。浅学非才であります。皆さんの御協力を得て、公正に委員会を運営しながら国民の負託にこたえていきたいと思います。よろしくお願いいたします。(拍手)  委員の異動についてお知らせいたします。五月十二日、近藤鶴代君、村山道雄君、藤原道子君が委員を辞任され、その補欠として館哲二君、山本杉君、山口重彦君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選に関する件を議題といたします。  藤原道子君の委員辞任に伴い、理事が一名欠員となっ……

第48回国会 社会労働委員会 第19号(1965/05/17、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。五月十四日、館哲二君、鹿島俊雄君が委員を辞任され、その補欠として草葉隆圓君、上林忠次君がそれぞれ選任されました。また、五月十五日、上林忠次君、山口重彦君が委員を辞任され、その補欠として鹿島俊雄君、藤原道子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選を議題といたします。  委員の辞任に伴い、理事が一名欠員となっております。  つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと思います。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第48回国会 社会労働委員会 第20号(1965/05/18、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。五月十七日、鹿島俊雄君が委員を辞任され、その補欠として村上春藏君が選任されました。
【次の発言】 国民年金法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案について、前回に引き続いて質疑を行ないます。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 林君、ちょっと答弁のほうをお願いいたしますから……。
【次の発言】 私から質問するのですけれども、この間、おぎゃあ献金の贈呈式に行ったら、その研究費として早稲田の先生かに二百万か贈呈をしておったが、このお話になった五百万というのは……

第48回国会 社会労働委員会 第21号(1965/05/19、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動についてお知らせをいたします。五月十八日、丸茂重貞君、亀井光君が委員を辞任され、その補欠として野本品吉君、田中茂穂君が選任されました。また、本日、野本品吉君、田中茂穂君、鈴木一弘君が委員を辞任され、その補欠として丸茂重貞君、亀井光君、小平芳平君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事補欠互選の件を議題といたします。  委員の異動に伴い、理事が一名欠員となっております。  つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議……

第48回国会 社会労働委員会 第22号(1965/05/25、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  社会保障制度に関する調査中、医療法の改正に関する件を議題といたします。  本件につきましては、丸茂君から、委員長の手元に、医療法の一部を改正する法律案の草案が提出されておりますので、この際、まず、提案者から、草案の趣旨について説明を聴取いたします。丸茂君。
【次の発言】 本草案に対し、御質疑、御意見等がございましたら、御発言を願います。――特に御発言もなければ、本草案を医療法の一部を改正する法律案として本委員会から提出することに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、本会議におけ……

第48回国会 社会労働委員会 第23号(1965/06/01、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。本日、井川伊平君が委員を辞任され、その補欠として二木謙吾君が選任されました。また、小平芳平君が委員を辞任され、その補欠として二宮文造君が選任されました。
【次の発言】 厚生年金保険法の一部を改正する法律案及び船員保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。  両案に対し、これより質疑に入ります。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、両案に対する質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。

第48回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1965/02/10、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  まず、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、皆さま方の御推挙により、委員長の重責をになうことになりましたが、まことに微力でございますので、皆さまの御協力を切にお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  一月三十日、小宮市太郎君が委員を辞任され、その補欠として阿部竹松君が選任されました。また、二月二日、山崎斉君が委員を辞任され、その補欠として大竹平八郎君が選任されました。
【次の発言】 委員の異動に伴い、理事が二名欠員となっておりますので、直ちにその補欠選任を行ないます。互選は……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1965/02/17、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。  日本炭礦高松鉱業所問題の実情調査のため委員派遣を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員の人選、派遣地、派遣期間などは、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、本院規則第百八十条の二により、議長に提出する委員派遣承認要求書の作成なども、便宜委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。

第48回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1965/02/24、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  二月十七日、江藤智君及び和泉覚君が委員を辞任され、その補欠として石原幹市郎君及び石田次男君が選任されました。また、本日、石田次男君が委員を辞任され、その補欠として浅井亨君が選任されました。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。  北海道炭礦汽船株式会社夕張炭鉱の爆発事故調査のため委員派遣を行ないたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員の人選、派遣地、派遣期間などは、これを委員長に御一任願……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1965/03/03、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二月二十六日、浅井亨君が委員を辞任され、その補欠として石田次男君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査の一環として、北海道炭礦汽船株式会社夕張炭鉱爆発事故に関する件について、本日、北海道炭礦汽船株式会社常務取締役佐野岩雄君を参考として出席を求め、その意見を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。

第48回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1965/03/10、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  派遣委員の報告に関する件を議題といたします。  先般、当委員会が行ないました日本炭礦高松鉱業所問題の実情調査のための委員派遣について、派遣委員から御報告を願います。
【次の発言】 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。――別に御発言もなければ、派遣委員の報告はこれをもって終了いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時三十八分散会

第48回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1965/03/18、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  去る二月十一日、予備審査のため付託されました臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案、石炭鉱害賠償担保等臨時措置法の一部を改正する法律案、及び、同月十二日に予備審査のため付託されました石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興臨時措置法の一部を改正する法律案、及び、同月二十二日に予備審査のため付託されました電力用炭代金精算株式会社法の一部を改正する法律案、  以上五案を一括議題とし、順次提案理由の説明を聴取いたします。機内通商産業大臣。
【次の発言】 五法案に対する質疑は、これを後日に譲ることといたしま……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1965/03/24、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  当面の石炭対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、鉱山保安局長から、夕張事故のその後の経過報告を願います。
【次の発言】 これは委員長から質問いたしますが、遺族の補償、それから病状はどうですが、罹災者の病状は。
【次の発言】 他に御質疑のある方はございませんか。――他に御質疑もございませんようですから、本件につきましては、本日はこの程度にとどめておきます。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時三十一分散会

第48回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1965/03/30、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  電力用炭代金精算株式会社法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本法案に対し、御質疑のおありの方は、順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もございませんようですから、本日はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時十一分散会

第48回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1965/03/31、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  委員の変更について報告いたします。本日、田畑金光君が委員を辞任され、その補欠として向井長年君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  電力用炭代金精算株式会社法の一部を改正する法律案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第48回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1965/04/02、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。電力用炭代金精算株式会社法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、参考人として、九州電力株式会社社長赤羽善治君、関西電力株式会社社長芦原義重君、北海道電力株式会社社長岡松成太郎君の方々の御出席を願っております。  この際、参考人の方々に、委員会を代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ、当委員会のためにまげて御出席をいただきまして、心から、感謝いたすものであります。  当委員会は、ただいま電力用炭代金精算株式会社法の一部を改正する法律案の審議を行なっておりますが、本法案にそれ……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第13号(1965/04/09、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。本日、向井長年君が委員を辞任され、その補欠として田上松衛君が選任されました。
【次の発言】 岸田幸雄君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じます。  互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第48回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1965/04/13、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。本日、田上松衛君が委員を辞任され、その補欠として田畑金光君が選任されました。
【次の発言】 派遣委員の報告に関する件を議題といたします。  このたび当委員会が行ないました日鉄鉱業株式会社伊王島鉱業所爆発事故の実情調査のための委員派遣について、派遣委員から御報告願います。
【次の発言】 ただいまの御報告に対し、御質疑はございませんか。??別に御発言もなければ、派遣委員の報告はこれをもって終了いたします。
【次の発言】 電力用炭代金精算株式会社法の一部を改正する法律案を議題といたします。  ……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1965/04/22、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。四月十四日、大谷藤之助君及び堀本宜実君が委員を辞任され、その補欠として岸田幸雄君及び吉武恵市君が選任されました。また、本日、川上為治君、石原幹市郎君、吉武恵京君が委員を辞任され、その補欠として斎藤昇君、佐藤芳男君、田中啓一君が選任されました。
【次の発言】 当面の石炭対策樹立に関する調査として、日鉄鉱業株式会社伊王島鉱業所爆発事故に関する件を議題といたします。  まず、櫻内通産大臣からその後の経過について御報告願います。
【次の発言】 御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。

第48回国会 石炭対策特別委員会 第16号(1965/04/27、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから石炭対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。去る二十四日、佐藤芳男君、田中啓一君及び斎藤昇君が委員を辞任され、その補欠として石原幹市郎君、吉武恵市君及び川上為治君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件をおはかりいたします。  日鉄鉱業株式会社伊王島鉱業所爆発事故に関する件について、本日、日鉄鉱業株式会社取締役社長田所怜君及び同社伊王島鉱業所長宇野直之君を参考人として出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。

第48回国会 石炭対策特別委員会 第17号(1965/05/11、6期、日本社会党)

○小柳勇君 今回委員長を辞任いたすことになりましたが、在任中は、委員各位の格別の御支援を賜わりまして、大過なくその職務を果たすことができましたことを深く感謝いたしますとともに、ここに厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
【次の発言】 いまのやつは、衆議院のほうは満場一致で来たのですか。
【次の発言】 いま言われた原案と修正の市町村実施のやっとありますが、選択した結果がこうなっておるわけですか。

第48回国会 予算委員会 第14号(1965/03/19、6期、日本社会党)

○小柳勇君 まず外務大臣に質問いたします。けさの新聞報道によりますと、日韓会談は相当進展しておりまして、特に漁業会談につきましては、次回の会談くらいで妥結するのではないかという報道をいたしておりますが、現状について御報告をお願いいたします。
【次の発言】 ただいまの農林大臣の答弁によりますと、基線の話と、それから出漁漁船の話が一緒にされておるようでありますが、新聞の報道などでは、基線のほうで相当譲歩して出漁漁船の数のほうを話しておるように印象を受けますが、その点いかがですか。
【次の発言】 そうしますと、現在の実績で大体妥結しそうだとおっしゃいますが、現在の実績を下回って妥結しないと確約できま……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 社会労働委員会 第1号(1965/08/03、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。  去る七月三十一日、片山武夫君が委員を辞任され、その補欠として高山恒雄君が選任されました。
【次の発言】 議事に先立ちまして、一言ごあいさつ申し上げます。  私、このたび皆さんの御推挽によりまして、再度社会労働委員長に選任されました。浅学非才でありますが、誠心誠意、公平に委員会を運営いたしたいと思いますので、格段の御支持をお願いいたします。(拍手)  速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。  理事の互選に関する件を議題といたします。  本委員会の理事の数は四名で……

第49回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1965/08/12、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。  本日、浅井亨君が委員を辞任され、その補欠として小平芳平君が選任されました。また、大谷贇雄君が委員を辞任され、その補欠として亀井光君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度に関する調査中・上水道に関する件を議題といたします。  本件に対し、質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 この件に関する質疑は、本日はこの程度にとどめておきます。  なお、閉会中の委員派遣については、すでに委員会で決定いたしておりますが、風水害、労働災害など、突発事故発生の場合の閉会中の調査団の派……

第49回国会 社会労働委員会 第2号(1965/08/05、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  一酸化炭素中毒対策及び遺族救済措置に関する件調査のため参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選などにつきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 社会保障制度に関する調査中、厚生行政の基本方針に関する件を議題といたします。  まず、政府より、本件に関し、所信を聴取いたします。鈴……

第49回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1965/09/30、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  派遣委員の報告に関する件を議題といたします。  先般、当委員会が行ないました厚生及び労働行政の実情調査のための委員派遣について、それぞれ派遣委員から御報告を願います。  まず、第一班近畿班、大阪府及び和歌山県の御報告を願います。
【次の発言】 次に第二班、東北班、山形県及び秋田県の御報告を願います。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終わりました。  なお、ただいまの御報告に関し、御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本件に関する質疑はこれをもって終了いたします。  ただいま御報告ご……

第49回国会 社会労働委員会 第3号(1965/08/10、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  厚生政務次官及び労働政務次官から発祥を求められておりますので、これを許します。佐々木厚生政務次官。
【次の発言】 天野労働政務次官。
【次の発言】 労働問題に関する調査中、一酸化炭素中毒対策及び遺族救済措置に関する件を議題といたします。  本日は、本件調査のため、お手元に配付してございますとおり、参考人の方々の御出席をわずらわし、炭鉱災害による一酸化炭素中毒の現状とその対策、災害により、残された御遺族に対する補償や離職者対策などについて、それぞれのお立場から忌憚のない御意見を拝聴いたしたいと存じます。  参考人の方々に一言ご……

第49回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1965/10/01、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  社会保障制度に関する調査を議題といたします。  まず、昭和四十一年度厚生省関係予算概算要求に関する件について調査を行ないます。政府の説明を聴取いたします。戸沢会計課長。
【次の発言】 本件に関し、御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本件に関する質疑は、本日はこの程度にとどめておきます。
【次の発言】 次に、医療に関する件について調査を行ないます。本件に関し、御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 いまのに関連して、私もちょっと大臣に質問しておきますが、この間の春の予算……

第49回国会 社会労働委員会 第4号(1965/08/11、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。  本日、小野明君が委員を辞任され、その補欠として杉山善太郎君が選任され、また、亀井光君が委員を辞任され、その補欠として大谷贇雄君が選任されました。また、小平芳平君が委員を辞任され、その補欠として浅井享君が選任されました。
【次の発言】 請願第二号、かぜ薬の配合基準に関する請願外二十四件を議題といたします。  本日まで本委員会に付託されております請願は、一応専門員のもとで整理してもらい、委員長及び理事打合会におきまして審査いたしましたので、その結果について専門員より報告いたさせます。中原……

第49回国会 文教委員会 第3号(1965/08/10、7期、日本社会党)

○委員以外の議員(小柳勇君) 全部しておりますよ。
【次の発言】 その問題を聞く前に聞かなければならない大事な問題がたくさんあるわけです。
【次の発言】 私はこの前もこの委員会で傍聴いたしまして、審議の概要については了承いたしております。けさも冒頭からの質問応答を聞いておりますが、部分的には非常に大事でありますけれども、私どもがいま問題にしておりますのは、その部分をもって発展いたしましたこの勧告、勧告が出ましたために福岡の県教委、県議会あるいは県の行政というものが混乱をいたしておる。したがって、前向きにこの混乱をどういうふうに収拾するかということがいま一番大きな問題であります。したがって、そう……

第50回国会 社会労働委員会 第1号(1965/10/07、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会では、従来から、社会保障制度に関する調査及び労働問題に関する調査を取り上げてまいっておりますが、今期国会開会中も、社会保障制度に関する調査及び労働問題に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三により、議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第50回国会 社会労働委員会 第2号(1965/10/19、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  まず、社会保障制度に関する調査を議題とし、ガン対策に関する件について調査を行ないます。政府の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本件に関し、御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと若松君の答弁に関連して私から質問しておくが、結核と違って、ガンは非常に金がかかるむずかしい病気であるから、なかなかまだ対策も容易でないとおっしゃったが、厚生大臣、来年の結核の予算が三百七十六億円要求してある。ガン対策は三十億ちょっとですね。金がかかるにかかわらず、なぜ要求が十三分の一ぐらいの要求しかしてないのか、この点いか……

第50回国会 社会労働委員会 第3号(1965/10/26、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  社会保障制度に関する調査を議題といたします。  まず、厚生行政の基本方針に関する件について調査を行ないます。政府より、本件に対し、所信を聴取いたします。鈴木厚生大臣。
【次の発言】 本件に関する質疑は後日に譲りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、ガン対策に関する件について調査を行ないます。  本日は、本件調査のため、お手元に配付いたしてあります参考人の方々から御意見を拝聴してまいりたいと存じます。  参考人の皆様に一言ごあいさつ申し上げます。 ……

第50回国会 社会労働委員会 第4号(1965/10/28、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  ガン対策に関する調査のため、先般三名の参考人よりそれぞれ御意見を聴取いたしたのでありますが、さらに、来たる十一月二日に、癌研究所長吉田富三君及び日本胃集団検診学会理事長有賀槐三君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題といたします。  まず、労働行政の基本方針に関する件について調査を行ないます。政府より、本件に関し、所信を聴取いたします。小……

第50回国会 社会労働委員会 第5号(1965/11/02、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  社会保障制度に関する調査を議題とし、ガン対策に関する件について調査を行ないます。  本日は、本件調査のため、去る十月二十六日の委員会に引き続きまして、お手元に配付してあります参考人の方々から御意見を拝聴してまいりたいと存じます。  参考人の皆さまに御一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙中にもかかわらず、本委員会に御出席くださいまして、まことにありがとうございました。  御承知とは存じますが、本委員会においては、すでにガン対策について、笠対ガン協専務理事、黒川癌研附属病院長、今井九大教授の御三方を参考人としてお招き……

第50回国会 社会労働委員会 第6号(1965/12/13、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) それでは、ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  請願第八号、戦傷病者の妻に対する特別給付金支給に関する請願外二百九十件を議題といたします。  本委員会に付託されております二百九十一件の請願は、一応専門員のもとで整理してもらい、委員長及び理事打合会におきまして審査いたしましたので、その結果について専門員より報告いたさせます。
【次の発言】 ただいま専門員より報告いたしました二百九十一件の請願中、第八号、第四九号、第五〇号、第一二五号、第一五〇号、第一五九号、第二三〇号、第二九六号、第三一一号、第三五四号、第三六四号、第三七五号、第三九七号、第四四八号、第四七九号、……

第51回国会 決算委員会 閉会後第1号(1966/06/29、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、西日本短期大学に対する国有財産払い下げ問題について質問いたします。  去る二月十六日の本委員会で第一回の質問をしたのでありますが、その後の大蔵省の処理及び文部省の見解について質問するのが重要な私の本日の課題であります。  まず、各委員にも知っていただきたいので、事件の概要を申し上げます。前の委員会でも申し上げたのでありますが、若干その後の地元の動きについても御報告申し上げたあとで御質問申し上げたいと思います。  事件の概要は、福岡県八女市岡山区亀甲にある元岡山研修所あと国有財産土地一万六千四十坪五一、建物千四百九十七坪四七を、去る昭和三十四年十一月二十四日、北九州財務局久留米……

第51回国会 決算委員会 第7号(1966/02/16、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は西日本短期大学に払い下げた国有財産の処理について質問いたします。関係当局並びに委員各位にも今後の処理の問題でお世話になりますので、事件の概要を私が簡単に申し上げて、あと質問に入ります。  福岡県八女市岡山区亀甲に、元岡山研修所あと国有財産土地が一万六千四十坪五一、建物が千四百九十七坪四七を、価格九百十三万二千七百九十八円で、西日本短期大学理事長江口繁君に、昭和三十四年十一月二十四日付で北九州財務局久留米出張所が国有財産特別措置法第三条により減額五割の値段で払い下げております。この土地建物は、大東亜戦争の末期、飛行場建設のため、民有地を犠牲的価格で提供し、旧八女郡市一帯地元民の勤……

第51回国会 社会労働委員会 第1号(1965/12/20、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会では、従来から、社会保障制度に関する調査並びに労働問題に関する調査を取り上げてまいっておりますが、今期国会開会中も、社会保障制度に関する調査並びに労働問題に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三により、議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第51回国会 社会労働委員会 第2号(1965/12/28、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。十二月二十七日、丸茂重貞君が委員を辞任され、その補欠として館哲二君が選任されました。また、本日、小平芳平君が委員を辞任され、その補欠として田代富士男君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  ガン対策に関する件の調査のため参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第51回国会 社会労働委員会 第15号(1966/05/12、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私、三月の予算委員会の一般質問でもこの問題は出ておったのです。一昨日の衆議院の社労でも問題が出ておるのですが、大臣の態度はまことに不謹慎です。さっきの報告も聞きましたけれども、あれは局長の報告です。大臣の報告ではありません。ただもう通り一ぺんに不当解雇の事実と、それから指名解雇の事実を報告しただけです。そういうものはみなわかっているのです。その背後に政治的なもの、経済的なもの、どういうものがあるかということを調査してこなければ、この委員会だって、再三再四参考人の招致も委員長・理事打合会で問題になっている。しかも、きょうここでこの問題を論議することはきのうからわかっているはずでしょう……

第51回国会 商工委員会 第9号(1966/03/08、7期、日本社会党)

○小柳勇君 セメント産業に対して公取が、審査を開始した、その問題について質問しますが、私の質問の目的はほかにあるのですけれども、きょうは労働大臣も通産大臣も見えていないから、公取の面だけ質問しておくわけです。昨年の九月に、九月決算で小野田セメントが三十四億の赤字を出しまして、その暮に八十名近くの人員整理をやりました。指名解雇が津久見で六十八名、八幡で三名、そういうことを調査いたしておりました矢先に、ほかのセメント産業は配当も何割かやっているというような情勢で、そういう矢先にセメント産業に対して公取が審査を開始したということで、ここにいま資料を求めて、これがあなたのほうからいま資料が出ております……

第51回国会 商工委員会 第11号(1966/03/17、7期、日本社会党)

○小柳勇君 大臣に二問だけ質問いたしまして、きょうは質問を終わろうと思いますが、第一の質問は、工業標準化法が改正されようといたしておりまして、貿易自由化になりまして、国際的に日本の工業規格というものが上級化され、かつ国際基準と比べて見劣りがしないように前進していかなければならないのです。日本の工業規格が今日まで十六年でございますか、民間の企業者からも支持されてまいっておりまするが、国際的に前進してまいるには、もう少しこの制度なり、あるいは工業関係が協力して、この際一ふんばりしないと前進しないのじゃないかと思うのですが、今年度の予算を見ますというと、国際標準化事業費予算は、昨年に比べまして半分ぐ……

第51回国会 商工委員会 第12号(1966/03/22、7期、日本社会党)

○小柳勇君 工業技術院長にこの前の大臣の答弁を受けて質問いたします。  まず第一は、昭和二十四年にこの工業標準化法が制定され、これに基づきまして、三十九年度末現在までに六千余件の工業規格が制定されておるのでありますが、まず初めに、わが国の工業標準化の現状について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 具体的にはあとで聞いてまいりますが、まず初めに現状を聞きましたが、今回これに加工技術を加えようといたしております。たくさん標準化しなければならぬ工業があるのでありますが、規格制定長期計画のようなものがあれば、その概要を御説明願いたいと存じます。いまおっしゃいました数字のほかにたくさんございます……

第51回国会 商工委員会 第13号(1966/03/24、7期、日本社会党)

○小柳勇君 先般に引き続いて質問をいたします。  まず、資料を要求いたしました第一は、現在工業技術院が委託をしている調査研究機関の種目と予算その他必要な事項ということでありまして、その資料をいただいております。私がこの資料を要求いたしました趣旨は、貴重な国家の費用で委託されたあるいは委嘱された研究機関が十分にその目的を達成するようにという配慮、それから工業技術院が将来大きな計画を持って委託するでございましょうが、その委託する場合に、委託のしっ放しでなくて、血の通った指導が研究機関になされるようにという配慮から実態を調査したいということで資料を要求した次第であります。  その資料を見てみまして、……

第51回国会 商工委員会 第14号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、この法律について、まず最初に概括的に質問いたしまして、最後に包括的な質問をいたします。  機械類賦払信用保険臨時措置法は、昭和三十六年に五年間の期限をもって文字どおり臨時措置法として制定されたものであります。今回これを恒久法に改正しようとする目的は那辺にあるか、具体的にその理由を御説明願いたいと思います。単に試験的な意味で最初臨時立法にされたものかどうかという点、また臨時立法にしたのは、臨時法にするだけのその時代の特性があったかと思うが、そういうものをあわせて御説明を願います。
【次の発言】 この法律による保険制度は法律の第一条の目的にもあるとおり、中小企業の設備の近代化と機……

第51回国会 商工委員会 第16号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は具体的に二つだけ質問しますが、まず中小企業近代化資金助成法、今度追加となりますやつを具体的に聞くのですが、設備ですね、貸し付けの対象になる事業の共同化に著しく寄与する設備、この中で質問があったと思うのですけれども、たとえば集会所など加えるのかどうか、具体的にこれは教えてもらいたいと思うのです。
【次の発言】 クレーンはわかりましたが、具体的に幾つくらい今度考えておられるのですか。
【次の発言】 何ですか、最後のほう。
【次の発言】 一企業と申しますのは、一つの工場集団がございますね、その集団に対して一千万円ですか。
【次の発言】 そうすると、これはその機械だけで、設備たとえば集……

第51回国会 商工委員会 第19号(1966/04/19、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、金属鉱物探鉱促進事業団法の一部改正について順次質問をいたします。  まず、通産大臣に質問いたします。  ただいま問題になっておる対象は、銅、鉛、亜鉛、マンガンというのですか、この四つの鉱物の将来について、大臣から見解を聞きたいと思うわけでありますが、これはただいま改正しようとする法律の趣旨は、現在埋蔵されておる鉱物を、広域あるいは精密に調査して、なるべくたくさんの鉱物を出したいというのが趣旨であろうかと考えますから、石炭で、たとえば年間五千五百万トンという計画出炭ですか、鉱物につきましても、あるなしは問題でありますけれども、需要量から考えまして、計画的な出鉱量というものがなけ……

第51回国会 商工委員会 第20号(1966/04/21、7期、日本社会党)

○小柳勇君 先般に続きまして質問いたしますが、第一は、この前も問題にいたしましたように、日本の銅を中心にして、現在足らないのでありますが、それにもかかわらずこの探鉱事業というのがおくれている。したがって、もっと金をかけて、しかも期間を早く、先般の質問によりますというと、広域調査は数カ年かかるというような状況でありますが、もっと期間を短くして開発する必要があるのではないか、こういうことを考えるわけでありますが、大臣の見解をお聞きいたします。
【次の発言】 先般の局長の答弁によりますと、これから五ヵ年間で七十数万トンの鉱物が必要である、これはまあ銅を中心にいたしまして。日本で年間十万トンぐらいしか……

第51回国会 商工委員会 第27号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○小柳勇君 まず第一に、大臣に御質問いたします。  大臣は、この法律案の提出について非常に熱心で、事務当局を督励して、また関係各省庁を説いて提案に踏み切られたと聞いておりまして、その努力には敬意を表するものであります。しかし一面から言いますと、社会党は官公需の法案を提出したのは三十九年の三月であります。もう二年前にこの法律を出しておったのであります。したがって、その意味ではおそきに失するとも言えるし、ことに、ことしに入りまして、提出予定法案の一覧表の中にはこの法律は入っていなかった。それを取り急いでこの国会に提出し、成立間近になっておるということは、さすがに三木大臣であると感銘いたしておるので……

第51回国会 商工委員会 第28号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○小柳勇君 いまの質問にも関連するのですが、協同組合あるいは企業組合の結成というものが政府の方針でも強く叫ばれているわけです。今度の法律で組合が受注できるというようなことでありますが、組合結成についての指導ですね、たとえば中央会なり、あるいは中小企業庁なりが組合結成について相当指導いたしませんと、なかなか組合結成ができないのですね。あるいは私どもがたとえば建設業者三十社なり四十社にすぐ集まっていただき、そうして懇談会を開き、それでは組合をつくろうじゃないかということで別れると、あとだれも音頭をとる人がいない。大企業はどんどん大きくなっていくが、中小企業は組合のできないためにじり貧でいくという現……

第51回国会 商工委員会 第30号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、この法律の各条について、きょうは重要な部分を質問いたします。  まず第一条につきましては、本法の第一条の目的の条項で「中小企業者の受注の機会を確保するための措置を講ずる」と規定しておりますが、なぜ発注の確保という積極的規定をしなかったのか、質問いたします。
【次の発言】 機会均等ということはまことにもっともらしいことばでありますが、受注側の体制の相違、大企業では仕事をするいろいろな組織の体制が整っておるし、中小企業では体制が非常に弱いのですが、その均等の効果を発揮できないのではないかと考えるが、どのような対策を考えられるか。

第51回国会 商工委員会 第31号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○小柳勇君 先日に引き続きまして質問いたします。  本法の第六条で、通産大臣などは各省各庁の長に対して中小企業者の受注の機会の増大をはかるため必要な措置をとるべきことを要請できるとなっておるが、この要請するというだけではきわめて弱過ぎて力が足りない。その要請を聞き入れなかったらどうするのか。なぜ総理大臣が官公需契約に関して必要な勧告ができるということにしなかったのか。お尋ねいたします。
【次の発言】 日本社会党の初めの案は、内閣総理大臣は各省庁に勧告できるということを書いてありましたので質問いたしましたが、閣議決定であるからと、同列の大臣として要請するんだと、こういうことで確認してまいりました……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1966/04/22、7期、日本社会党)

○小柳勇君 二、三点質問いたしますが、第一は、この貸し付け機械が、衆議院でも、中小企業炭鉱などが十分使えるように、そういう配慮と、それから、指導体制を強化していくということをやっておりますが、具体的に御説明を願います。
【次の発言】 中小企業のほうの機械貸与制度は、県で協会をつくって、今度八府県ばかり適用しますが、あとでこれは譲渡するような仕組みになっておりますね、年賦で。これはどうなんですか。やはり中小の山、あるいは大手の山でもいいが、四、五年使ったら将来機械を譲渡するような方法でも考えているのですか。
【次の発言】 まあ性善説をとって考えておられるようだけれども、ぼくはやはり永野さんの発言……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1966/04/27、7期、日本社会党)

○小柳勇君 この前三点ばかり質問いたしましたから、それに付随いたしまして質問いたします。  第一は、今年度の出炭の計画が大体できたようですが、四十年度の残炭ですね、貯炭、四十年度の貯炭がなおあって、今年度の出炭がこれに加わりまして、需要のほうは少ないというような情勢にあるのですね。閉山の情勢を見ましても、今年度の合理化の閉山は昨年より減っておるようだが、これに機械を入れて出炭を増加いたしますと、ますます貯炭がふえて需要が減らないようになるが、電力業界、鉄鋼業界など、いわゆる需要側と出炭側との話し合いなど、通産省としてとっておられる大方針をまずお伺いいたします。

第51回国会 石炭対策特別委員会 第13号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○小柳勇君 産炭地域振興事業団法の衆議院審議の段階で、参考人の非常にいい意見が述べられているわけです。そのときの委員会には大臣は出席しておりません。次官と局長です。それで、あの中で非常に大事な問題がありますから、大臣、一ペん内容を局長からお聞き願って、十分それに対してこの次に、大事な問題だけ、諸外国の後進地域、あるいは陥没する地域に対する施策が根本的に書いてあります。そういうやつを、私は、やはり福岡県とか、あるいは北海道がいま陥没地帯になりつつあるわけですね、鉱業生産が落ちますし、人口も減っておる。ここに資料がたくさんありますが、根本的に考えてもらわぬと、ただ産炭地域振興事業団法をどうするかと……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1966/05/31、7期、日本社会党)

○小柳勇君 各参考人とも、貴重なる御意見を述べていただきまして、心から感謝いたすところであります。けさも社会党は石炭国有化法案などを中心に、きょうの危機突破大会に備えまして、成田書記長以下、関係者が関係大臣にいろいろ陳情しておりまして、そのために、二、三まだ出席しておりませんが、石炭問題が大詰めにまいりまして、私どもとして真剣にどうしてこの危機を突破するかということを検討いたしておるところであります。いま四人の参考人の意見、それぞれ問題が若干ずつありますが、まず、古賀さんから質問してまいりたいと思いますが、いま私たちが論議している法律、議長からお手紙がまいりましたように、産炭地域振興事業団法の……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○小柳勇君 先般のこの委員会で通産大臣に御要望いたしましたように、衆議院の特別委員会における堀坂参考人の御意見、非常に傾聴すべきものがありましたので、それを石炭政策の抜本政策と関連しながら、大臣にも十分国の政策を検討していただくように、この前に宿題を出しておいたところでありますが、きょう堀坂参考人が見えておりますので、この衆議院における陳述の順序に従って、あらかじめ問題点を一、二質問いたしておきたいと思うのであります。  第一点は、造成いたしました土地の価格が高いので、買う人もなかなか困るし、事業団ももっと困るのだという問題です。それで、お話の中にそういうのがありますが、事業団として、これをや……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第17号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○小柳勇君 貴重な御意見、心から感謝する次第でありますが、時間がありませんから、私は倉田参考人に一応質問いたしたいと思うのでありますが、あなたのきょうの代表の資格は福岡県炭鉱離職者福祉援護会専務理事ということであります。ほかに炭労の失業者の組合の代表もしておられるようでありまするが、その仕事の内容、それから、あなたがお世話されている参加している組合の数、それから、県なり市なり、地方公共団体と連係があるのかどうか。それから、将来われわれがどういうお手伝いをすれば炭鉱離職者が就職なりあるいはその他相談ごとなりがスムースにやっていけるか、そういう点についていろいろ仕事の上で心配、苦悩がありましょうが……

第51回国会 予算委員会 第13号(1966/03/16、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、午前中の鈴木君の質問にさらに加えて二つの問題を質問いたします。  第一は、日本の漁船が韓国警備艇に拿捕された問題でありますが、午前中の答弁では、西日本などの水産業界は安心して今後の仕事ができませんので、確かめるわけであります。拿捕いたしました理由は、政府が司令を出したのか、警備隊の司令が拿捕の指令を出したのか、あるいは韓国の水産業界がそのような圧力をかけてそういう拿捕事件が発生したのか、いずれと判定しておられるか。外務大臣と農林大臣から答弁を伺います。
【次の発言】 外務大臣が見えませんので、あとで外務大臣の見解は聞きますが、昨年の三月の二十四日の新聞でありますが、これは、ソ……

第51回国会 予算委員会 第18号(1966/03/25、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、午前中、性病対策にしぼって質問をいたします。  最近、性病が急激に蔓延いたしまして、特に二十四歳以下に患者の増加が見えておると新聞その他発表いたしておるところであります。厚生大臣にお伺いいたしますが、国内の現状について御説明をお願いいたします。
【次の発言】 ただいま概要についてお話がありましたが、もう少し詳しく数字をあげて、たとえば二十四歳以下、あるいは十歳代など、数字をあげて御説明を願います。
【次の発言】 ただいま政府委員から数字をあげて詳しく説明がありましたが、厚生大臣はこのどの数字を基礎に性病対策を立てようとされておるか、お聞きいたします。

第51回国会 予算委員会 第19号(1966/03/26、7期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して。厚生大臣にお伺いいたしますが、いま医療法による税員並びに欠員の話が出生したが、私は先般、厚生省に、医療法による現在員すなわち、看護婦と准看護婦の現在員を至急数字で知らしていただきたいということを、要請をいたしておきましたが、その回答は、医療法によるものについては、結核、精神病、らい等病気によって患者一人当たり何人と定めてあるものもあり、ないものもあり、逐一調査は困難であること、あるいは定員と現在員数を対比をしても、必ずしも不足数の算出ができないことなどの理由で、厳密な現員並びに不足数の算出はできないという回答でありますが、国立病院あるいは大学病院など厚生省が監督しなければ……

第51回国会 予算委員会 第20号(1966/03/28、7期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。防衛庁長官にお聞きいたします。いまの「あかしや」の論文の「時事評論」にこんなことが書いてある。「ベトナム紛争の行方」として、一番結論のほうですが、「その他諸種の要因を考えるとベトナム紛争には根本的解決は今のところなく、あったとしても一時的休戦かあるいは別な地域におこる次の更に大きな紛争の準備期間にしか過ぎないのではないだろうか。従ってわれわれ自衛隊員はいつ東南アジアの紛争が日本周辺の地域に飛火してもうろたえることなく対応できるように物心両面の準備を平生から整えておく必要があろう。一月二十一日記(柴田)」と書いてある。サインをしてある。この時事評論は、いま人事局長が言ったように……

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1966/11/08、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、ただいま委員長が問題にしております問題を質問いたします。ただいま奔別の事故が報告されましたが、その報告を聞きながら、昭和三十八年十一月九日の三井三池のあの大爆発の惨状をいま思い起こしておるところでありますが、それ以後大きなものだけで五件爆発があります。そうしてそのたびにガス中毒患者が出ておる。しかも、そのガス中毒患者に対する治療方法は現在の医学でもまだ十分に解明されておらぬのです。われわれが病院に見舞いましても、あの重病の方も、軽症の方も、医者の治療法についても相当不満がある。たとえばある患者は、われわれにはもうアリナミンを飲ませるだけですよと、しかも、現状はこうですというこ……

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第5号(1966/11/16、7期、日本社会党)

○小柳勇君 労働大臣に質問いたしますが、この前の委員会で三池炭鉱の一酸化炭素中毒患者が治癒認定を受けて退院いたしましたその取り扱いについて質問いたしたのであります。きょうは参考人に来ていただいて、参考人の意見などを聴取しながら質問を続行する予定でありましたが、現在この取り扱いについて政府並びに労働者間にいろいろ話が進みつつあるように承るし、参考人の意見聴取は次回に延ばしたのでありますが、さきに問題にいたしました政府・総評間の覚え書きなり当委員会の決議なりを尊重して、誠心誠意この問題の解決のために大臣として善処される意思があるかどうか、冒頭にお聞きしておきたいと思うのであります。

第52回国会 商工委員会 閉会後第1号(1966/09/10、7期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して質問いたしますが、いままでの答弁では、まあ新聞や週刊誌に書いてあるとおりであります。カラーテレビと白黒テレビと、どういうところが違うのですか、構造上。
【次の発言】 そういうような監督官庁なり、あるいは指導官庁の技術的に無知といいますか、研究不足が、メーカーが価格を独占的にきめてまいるという弊害をつくっておるのではないか。さっき次長の答弁を聞いておりますと、カラーテレビについてはアフターサービスあるいは機械のことなどが非常にめんどうであるから、技術屋の養成などについてもたいへんでありますので、値段が高くなりますよというような、そういうふうな印象の答弁です。私も電気はしろうと……

第52回国会 商工委員会 閉会後第3号(1966/10/20、7期、日本社会党)

○小柳勇君 いまの問題は、さっきからの話があるように、サッカリンをセメントだと言って出している。その内容は契約書にあるのだから、契約書をチェックして許可したわけですね。その大事な契約書の写しなり、契約書を国会に出さないで審議することはできないはずです。あとはこれはもうただ表面のやりとりだけでは審議にならないから、契約書を出すということがこの問題の一番ポイントである。したがって、そのことをひとつ大臣約束してください。

第52回国会 商工委員会 閉会後第4号(1966/10/31、7期、日本社会党)

○小柳勇君 予算編成も最終段階でありますし、来月の当委員会の開催もまだ見込みがつかぬようでありますから、中小企業問題の当面する重要問題を大臣に質問いたします。  何といいましても、いま一番政治の谷間であるし、中小企業問題が一番いま重要な問題、取り残されておりますので、まず第一はやはり金の問題です。第二の問題は人の問題。で、第三の問題に、とりあえず具体的な対策としてとられた先般の官公需を中小企業に発注する問題、この三つの問題で重要な問題を大臣に質問いたしまして、あと中小企業庁長官に質問いたします。  まずこの金の問題でありますが、設備近代化資金の融資などにいたしましても、財政資金、原資が足りない……

第52回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第1号(1966/10/14、7期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。さっきの石炭局長の答弁では、四十一年度の生産需要の見積もりと、四十五年度はあるけれども、中間がないのです、中間が。したがって、四十一年と四十五年の中間についても、いまの閣議決定は保証をされるというわけですね。
【次の発言】 大臣がいないとき、数字をあげて、鉄鋼あるいは電力は一応負担金でカバーしていくけれども、ガスその他の産業も逐次減りつつある、年々減りつつある。そういうものをトータルしなければ五千万以上にならぬわけですね、需要が。それが非常に困難であるから、四十二年度は金を出して負担増に対しては政府が負担しましょうとおっしゃるが、四十二年度は楽になるかというとそうでないですよ……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1966/07/26、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私もさっきの大臣の抜本策についてひとつ基本的にお尋ねしておかなければならぬ点がありますが、私ども石炭委員会でも予算委員会でも論議しておりますのは、日本の総合エネルギーの中で石炭産業をどう位置づけるかということを質問いたしましたとき、大臣は、石炭鉱業審議会でいま審議中であるから、これを持って抜本的に検討したいとおっしゃいました。ところが、この答申では、この十ページの上からいみじくも書いておりますように、「今回の答申は、昭和四十五年度までの対策の基本骨格を設定するものである。」、これが一つ。それから、「国が私企業に与える援助の限界を示すものであり、われわれが、今回の答申をもって抜本的措……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1966/07/29、7期、日本社会党)

○小柳勇君 大槻参考人にお尋ねいたしますが、普通の企業再建の場合にわれわれが論ずるのは、経営と資本と労働、三位一体となって協力する態勢を再建の一つの方策として論議するわけですが、今度の答申による石炭産業の再建については、そのほかに需要が――電力なり鉄鋼かどれだけ引き取るかという話があります。もう一つは金融の話でありますが、金融の話はこの答申も非常に慎重に書いてありまして、金融と皆さんとの関係は常に密接にありますから、そのことは質問いたしませんが、この需要側との関係ですね、石炭業とそれから電力なり鉄鋼なりその他の需要者との接触については、この答申によりますと、もうこのままいきますと政府が双方呼ん……

第52回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1966/10/28、7期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して。私は官房長に質問したい。これは将来の自衛隊の動きを見る、また指揮系統などを掌握するのに非常に重要な問題だから官房長に質問いたします。  大臣は就任早々だから、いま言ったような答弁で委員会があるいは通ると考えておられるかわからぬが、歴代の長官は、統幕議長なり幕僚長が公務出張するのを知らないで幹部が出張できたかどうか、質問しておきたいと思います。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 そうすると、今度の出張の場合、長官は、統幕議長なり幕僚長がみずから出張をサインしたものを確認して随行を承認したと承知してよろしゅうございますか。

第55回国会 社会労働委員会 第24号(1967/07/19、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、大臣に質問いたします。  第一点は、ただいまも、あの災害によりまして、二十六名の方がほとんど廃人同様で治療を続けておられるところであります。なおその他にも多数病院で治療、あるいは訓練所で訓練をされている方があるのであります。特にこの二十六名の方はほとんど治癒の見込みもないといわれておる。こういう方は、元気であれば、その職場において定年まで働ける方でありますが、このような方をあの災害によってかたわにしておる、絶対解雇などしてはならぬと思うが、これは会社のやることであります。大臣としては、この会社に対してどのような決意で行政指導をやられるか、見解を承ります。

第55回国会 商工委員会 第7号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○小柳勇君 家内労働に対していままで大臣発言をしておるから、速記録に残りますから二、三発言したいと思いますが、家内労働というのは零細企業としてとらえておるのか、労働問題としてとらえておるのか。零細企業としてとらえておるなら、もっと詳しく実態を知っておらなければならぬ。労働問題としてとらえておるなら、もっとあたたかい思いやりのある発言があってしかるべきだ。それに電気洗たく機はあるし、レジャーがあるから好んでやっておるだろうという発言があるけれども、これは聞き捨てになりません。したがって、もう一回大臣はこの家内労働――いまわずかの賃金で家庭で一生懸命に下請のまた下請の仕事をしている人たちをどういう……

第55回国会 商工委員会 第10号(1967/06/13、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は一問ずつ。  まず沢田参考人に、このあとのほうの、仲買い人業務のキャリヤーの問題はわかりますが、「同一店主下で十五年間無事故の仲買店は取引員を許可すること」とあります。新しい法律改正は許可制になりますが、その際監督官庁が条件を審査して許可するのですが、おたくのほうは全部許可せいとおっしゃるのかどうか、数なんか、頭の中に総計がありまして、取引所の許可した場合の全体的な数を総計した上でそうおっしゃるのか、あるいは官庁の許可する場合の条件として出されたのか、これが一点。  それから、二口さんのほうは、一生懸命業務成績上げられる熱意はたいへんだと思うのですが、おたくのほうでは、おたく自……

第55回国会 商工委員会 第11号(1967/06/15、7期、日本社会党)

○小柳勇君 この前の質問のあと、若干質問いたしますが、一つは、今度の法律改正の一つの大きな問題として、大衆が参加する、それをなるべくいわゆる業者と大衆との間の紛争を少なくする、これも一つのたてまえのようでありますが、現在まで仲買い人と委託した国民大衆、参加者の間に紛争が起こって、それを苦情処理としていろいろ処理していると思いますが、苦情処理委員会の活動、具体的な例、そういうものについて説明を願います。
【次の発言】 亀田委員がさっき質問しておられた倒産などのあとの債権の問題などの紛争は、もちろん紛争でありましょうが、売買の途中で、しろうとである委託者がくろうとである仲買い人に対して十分仕事がわ……

第55回国会 商工委員会 第12号(1967/06/20、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、日本社会党を代表して、本法案に賛成するものであります。  最近は商品取引所の売買取引に一般大衆が参加するようになり、この結果、商品仲買い人との間の紛争や、あるいは商品仲買い人の倒産によって一般の委託者の被害は決して少なくない現状であります。この現状に対処して、一般委託者の保護のため、今回の改正法案のごとく所要の法改正をされますのは当然の措置であり、喜んで賛意を表する次第であります。  しかしながら、細部の点につきましては、なお若干の不満がないわけではありません。たとえば、本法案では、委託者保護のため委託証拠金の一部を分離して保管することになっていますが、その率は決して委託者保……

第55回国会 商工委員会 第13号(1967/06/29、7期、日本社会党)

○小柳勇君 大臣に質問いたしますが、先般の本会議でも私質問しましたように、公団、公社の設立については私ども基本的に反対であります。にもかかわらず、中小企業振興事業団をこの国会でつくらねばならぬ一番大きな理由を大臣から再度お聞きしておきたいと思うのです。
【次の発言】 原則的なものはわかりましたが、二つのものを一つにしたほうが効果的だとおっしゃいますが、どういうところですか。もう少し具体的に大臣からお聞きしておきたい。
【次の発言】 大臣、政府の方針は総理大臣もたびたび答弁されるように、公社、公団は縮小しなければならないと政府の方針をあらゆる機会に述べておられるでしょう。その政府の方針があるにか……

第55回国会 商工委員会 第14号(1967/07/04、7期、日本社会党)

○小柳勇君 科学技術庁長官に御質問いたします。去る七月二日の朝日新聞に「ちぎれ落ちた4段目」という見出しで、今春打ち上げましたラムダ4Sの四段目の球形ロケットがちぎれた。これを研究所でも最高首脳部だけわかっておって極秘にしていた。ところが、これを衆議院の科学技術振興対策特別委員会の三木君が資料提出を要求をして資料を出したのでわかった。こういうことが新聞に報道されておるわけですが、長官はお読みになったことございますか。
【次の発言】 私は去る予算委員会で、たくさんの予算を使ってロケットの打ち上げを研究しておられる、もちろん研究の開発は急がなければならぬ、そういう立場から、成功したにしろ失敗したに……

第55回国会 商工委員会 第15号(1967/07/06、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は日本社会党を代表して、この法案に賛成するものであります。  事業団をつくることについては、とかくの批判のある際でありますが、中小企業の現状にかんがみ、指導や構造改善の必要性という見地から、事業団の設立もやむを得ないと存じます。それだけに、事業団の業務については監督を十分厳重にして、効率的に遂行できるように注意し、役職員についても世論の動向にかんがみ民間有能な人材を登用するよう慎重に配慮して行なうべきものであります。  なお、この際、各党共同で附帯決議を付したいという議がありまして、私は各党の御了承を得てここに決議案を提案いたします。まず案文を朗読いたします。    中小企業振興……

第55回国会 法務委員会 第7号(1967/06/06、7期、日本社会党)

○小柳勇君 いまのに関連して、私も二点質問しておきたいと思います。この事件は、私の地元で起こっておる事件でありますし、見たり、聞いたり、事実も調査しておりますので、ただ私は訴訟問題はしろうとでありますから、くろうとである亀田委員が二回にわたって質問されましたので、私は議員というへ国会議員の感覚で調べて、こういう点はどうかという点を質問いたしたいと思いますが、いまの問題にも関連しているのですが、嶺崎事務官が収賄して、そうして是沢を一年数ヵ月外に出しておった――これは逮捕されないで一年数ヵ月間も外に出ておって、その間にいろいろ汚職が起こっている。そうして画策して歩いている。その間是沢は、小倉の市長……

第55回国会 予算委員会 第7号(1967/05/06、7期、日本社会党)

○小柳勇君 ちょっと関連して。  ただいまの問題につきまして、東京大学ほか二十数校の大学に、五カ年間にわたりまして、アメリカの陸軍から研究費が出されておる。したがって、八日の私の質問までに、早急に文部省は各大学の実態を調査して、資料として提出を願います。委員長、そのようにお計らいを願います。

第55回国会 予算委員会 第8号(1967/05/08、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、米国陸軍からわが国の国立大学及び研究団体に補助がなされている点、第二は、宇宙開発の促進一元化について、第三には、産業公害の問題、第四は満州国開拓義勇隊の身分の処遇、第五は、農業協同組合の政治活動について、第六は、中小企業問題及び石炭政策などについて、具体的な問題、身近な問題を中心に質問をいたすものであります。  まず、第一に、一昨日問題になりました、米国陸軍が日本の大学及び研究団体に対して補助をなしておる、この問題に対しまして文部大臣の報告を求めます。
【次の発言】 文部大臣、物理学会に対する米軍の寄付については、あとで質問いたしますが、東京大学医学部など五十七件の研究費補助……

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/05/15、7期、日本社会党)

○小柳勇君 長官のさっきの発言の中で、答申を中心にこの問題が論議されておる――このことも当然でありましょうから、先般私質問しましたように、答申の最後のほうに十八歳未満の者については差別をするような文言がありましたので、非常に心配をいたしておるわけであります。したがいまして、年齢の問題は、いま小林君も言いましたように、高等小学出まして、国の勧誘で、県や市町村の勧誘で行ったという点、十分ひとつ御記憶願いたいと思うんです。  それから第二は資料の問題でありますが、私も先般県庁の倉庫を調べました。県庁の倉庫の中に古い書類として、そのころの勧誘いたしました者の、役場なり、あるいは市役所なり、それからその……

第55回国会 予算委員会 第16号(1967/05/19、7期、日本社会党)

○小柳勇君 厚生大臣に質問いたします。  きのうのテレビ及びけさの新聞で、健康保険法改正の臨時特例法を総理と一緒に強引に本国会で通すということを相談されたようであるが、これは立法府に対する圧力、行政府が立法府に対して圧力をかけるようにわれわれはとるし、これに反対する国民大衆は、強引なこの政府の行き方に怒りを感じておるが、このいきさつについて説明を願います。
【次の発言】 この問題は、審議の過程でも及び被保険者、医療側でも相当問題がある法律でありますから、われわれはその担当の委員会で十分わが党並びにわれわれの意見を述べて論争いたしますが、まだ審議に入らない前から、総理大臣、内閣全体となってこれを……

第55回国会 予算委員会 第17号(1967/05/20、7期、日本社会党)

○小柳勇君 昨日に引き続きまして質問いたしますが、きのう最後に文部省に資料要求をいたしておきましたので、できるだけの点、御発表願います。
【次の発言】 病院のテーマは。
【次の発言】 援助額はわかっておりますか。
【次の発言】 ただいまの、更新が五件、新規が十三件、計十八件は、この、きのう出された資料には入っていない。これを確認してよろしゅうございますか。
【次の発言】 次の問題は、きのう最後の段階で論議しました特許権管理制度の問題で、文部省でまとまった意見があれば、御発表願います。
【次の発言】 大学の研究者の研究したものが国に属するというのは、法的な根拠は何でございますか。

第56回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1967/09/07、7期、日本社会党)

○小柳勇君 公務員に対する人事院勧告についての質問をいたします。  まず、国家公務員及び地方公務員の給与の担当は、内閣では七人委員会が結成されまして、七人委員が責任を持ってこれが実施をはかるというおきめのようでありますが、七人委員会が今日までどのような審議をしてこられたか、その審議の概況について、七人委員会の中の事務的な責任者から御説明を願います。
【次の発言】 八月十五日にこの人事院の勧告が出ておるのでございますが、それからもうきょうは九月七日であります。二十二日を経過いたしておりますが、その間に一回お集まりになったという話でありますが、そのときにどういうお話があったのでしょう。

第56回国会 社会労働委員会 第2号(1967/08/08、7期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して。企画庁長官、もうお帰りのようですけれども、いまの藤田君の言いました自然増収とこれの使途の問題、こういうところは、やはりわれわれがいま論議しておる健康保険の赤字をどうするかという問題に直接結びつく問題と思います。したがって、いまもう時間がないから数字的に論争できません。私は、いまの問題はこの次の時間、私に与えられた時間の中で長官に来ていただいて、先般私、本会議で大蔵大臣に質問いたしましたときに、私どもの試算と大蔵省の試算が若干相違しておるようであるし、見通しについても若干違いがありますから、そういう問題については、いま藤田君が党を代表して一般質問をいたしましたけれども、私は……

第56回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1967/10/05、7期、日本社会党)

○小柳勇君 この前私が質問いたしましたのは九月七日、きょうはもう十月の五日ですね。一カ月。しかも、総理大臣が南方に視察に行かれるから、その留守できまることもないだろうと聞いたところ、いや、もう総理大臣からちゃんと権限を委譲されておるから、総理大臣がおられぬでもきまりますということをこの前の委員会では答弁していらっしゃる。総務長官、その後一カ月間になるのに、今日まだきまらない。私はこの前も言ったように、公共企業体職員に対する裁定は二日間で完全実施が閣議できまった。なぜ人事院勧告は、五十日になる今日、実施時期がきまらぬのか。一番中心である総務長官がサボっておるんじゃないか。原因はどこにあるか。公共……

第56回国会 社会労働委員会 第3号(1967/08/09、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私もいまの藤田君の問題に関連して質問いたしますが、藤田君が質問しているのは、二十一日に国会が閉会になりまして廃案になった。それから、二十七日にこの健保国会を召集して、再び厚生省は原案を出した。ところが、その原案が通りそうにないので、自由民主党に加勢を願い、民主社会党に加勢を願って修正案を出してきておる。この日本は政党政治、いま自民党が責任を持って、その責任はこの問題については厚生大臣が持っているはずなんです。内閣の責任者である厚生大臣が責任を持ってこの前の国会に出した原案が、自由民主党並びに民主社会党から修正されてここに持ってきておる。こういうような責任は一体だれがとるのか。廃案に……

第56回国会 社会労働委員会 第5号(1967/08/14、7期、日本社会党)

○小柳勇君 ここのところがやはり一番中心だと思いますから、少し私も関連して質問いたします。  厚生大臣と大蔵大臣との間に見解の相違がないという文書の最後のほうにも書いてありますように、「医療保険に対する国庫負担の今後のあり方については、抜本対策の検討に際し、さらに総合的に検討したい。」、このように書いてありますが、これは根本的に検討してもらわなければならぬ問題です。いま柳岡君が言いましたように、七十条の問題の解釈ですね、これが今後政府管掌の健康保険をどの方向に方向づけるかの一番の基礎であろうと思うのです。御存じのように、国保に対しましては四割国庫負担が義務づけられておる。これは国保のほうでは低……

第56回国会 社会労働委員会 第6号(1967/08/15、7期、日本社会党)

○小柳勇君 昨日の質問の続きを一、二問お伺いいたしますが、きのう打ち切られたときの質問は、四十一年度の保険庁の決算が出たので、その収支を明らかにしてもらいたいという説明の中で質問を切られました。最後のほうの説明がよく記憶がありません。この手元の資料の説明がありましたから、私のほうから言いますから、その数字だけ言ってもらって、あとは私の時間の中で質問していきたいと思います。  それは四十一年度の医療給付費の支出、これの予算と決算、それから、四十一年度の累積赤字、それから、この四十二年度の七百四十五億の赤字の積算の基礎になりました四十一年度の推定の累積赤字、その推定の累積赤字と実際の四十一年度の赤……

第56回国会 社会労働委員会 第7号(1967/08/16、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は一問だけ質問いたしますが、先ほど松本参考人が医薬分業についてお触れになりました。医薬分業について松本参考人からもう少し見解を聞きたいと思います。かつ、保険医として桑原参考人から医薬分業について御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 私は、総理並びに厚生、大蔵両大臣に質問いたします。この臨時国会、さらに延長されたこの国会の中でいま健康保険の特例法案が審議されておりますが、七百四十五億の赤字を埋めるためにということで、延々十数日の臨時国会です。その中心の問題については、あと私はじめ、同僚委員一諸に質問してまいりますが、たまたま昨日の午後人事院勧告が出ました。したがって、この健康……

第57回国会 商工委員会 第3号(1967/12/19、7期、日本社会党)

○小柳勇君 中小企業の倒産問題について、先般予算委員会で質問しましたが、時間が足りませんもので長官にまでいきませんでしたが、同僚議員があとはやられますから、私は二、三点、この前質問できなかった問題だけを質問したいと思いますが、一つは中小企業の倒産がひどいことは御存じのとおりです。十一月で九百四十六件、私どもの調べでは、いままで、去年ことしの中で一番多い情勢、なおまた窓口規制がひどくなりまして、十二月、一月相当倒産が出る予想であります。そこで、私が通産大臣に対策を質問いたしました。現在通産省並びに中小企業庁でやっておられる施策は十分承知いたしております。たとえば銀行の融資のワクを拡大するとか、政……

第57回国会 予算委員会 第2号(1967/12/16、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は経済問題を質問いたしますが、大きく分けて三点質問いたしたいと思います。  第一点はポンド再切り下げ及びドル危機に対する政府の見解をただして、これからの政府のとる措置、第二点は共同声明後の東南アジアの経済援助について、第三点はいわゆる財政硬直化の実態をただし、政府の財政運営の誤りを追及して、四十三年度予算編成の方針を聞く、以上三点で質問いたしますが、第一点は、四時に日銀総裁が出席されるようです。金プール再編の問題もありますから、日銀総裁が出席されたあとで政府と日銀総裁に一緒に意見を聞きます。したがって第二点から質問に入りたいと思います。  質問は、共同声明の第六項、「アジア諸国に……

第57回国会 予算委員会 第4号(1967/12/19、7期、日本社会党)

○小柳勇君 この前の質問、自治大臣の前の国鉄の最終場面で関連すべきだったのですが、自治大臣のほうに移りましたから、いまここで関連質問をいたします。  それは、私の場合もそうでありましたが、予算委員会で時間が足りませんから、質問する者が最後まで納得のいくまで答弁を求めることができないままいく。私自身、私のときもちょっと発言いたしましたが、いま国鉄問題の論議、答弁を聞いておりまして、国鉄総裁の要求、運輸大臣の考え、大蔵大臣の考え、違うわけです。違ったまま、ここでおのおのの答弁を聞いたまま、ここで次の問題に移ってまいります。いま、この補正予算を論議する委員会でございますけれども、国鉄の予算もその論議……

第57回国会 予算委員会 第5号(1967/12/20、7期、日本社会党)

○小柳勇君 文部大臣に質問いたします。いまの前の問題の関連でございます。  前の千葉委員の質問、私大のいわゆる裏口入学の問題の点です。私どもの周囲にもたくさんその例がございますし、私どももそういう問題を扱いまして非常に不愉快に思いますし、たいへん困ったことだと考えております。したがって、いままでのその私大の――これはいま始まったことではございません。もう過去数年そういう話を聞いておりますが、大学局としてこういう実態をお調べになった統計なり調査があるのかどうか。もしないとするならば、もう来年すぐに入学期でありますが、来年の入学期には、私大など裏口入学の実態について詳細を文部省が調べてこれを公表す……

第58回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1968/04/17、7期、日本社会党)

○小柳勇君 通産大臣に質問いたします。  さきの予算委員会でもしばしば問題になりましたが、石炭産業の抜本策について、鉱業審議会に諮問をされ、問題は非常に急いでおるのであります。来年、再来年に待って答申を求めるようなことがあってはならぬと思いますが、おおよその見通しはいかがですか。答申が大臣に出されるおおよその見通しについて、まず御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 巷間では、われわれがさきにきめました出炭五千万トンはもう不可能である、これは生産面も需要面も見通し暗いものであるという立場で諮問されるというようなことが伝えられておりますが、出炭量の問題については通産大臣はどのような心づもりで……

第58回国会 予算委員会 第10号(1968/03/30、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、日本社会党を代表して、労働問題、中小企業問題、日中貿易問題を中心に質問をいたします。  まず、経済企画庁長官に質問いたします。  先般来、物価上昇の問題、経済全般にわたって質問がなされておりますが、物価上昇の現状と、これから四十三年度の物価上昇の見通しについて見解をお伺いいたします。
【次の発言】 ただいまの経済企画庁長官の答弁は、一カ月前から予算委員会を通しての大体同じような見解でありますが、その後、公共料金の引き上げ、あるいは消費物資の引き上げなど、軒並みに値上がりがなされておりますが、その影響を加味すれば、いままで一カ月前から言われておる物価上昇、あるいは消費者生活の生……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 決算委員会 閉会後第1号(1968/09/30、8期、日本社会党)

○小柳勇君 いまのお話について、一つは、この決算委員会で質問に入ります四十一年度の決算は、実際終わっているわけですね。三年度分も一緒にやられたということが、どういうことか、私もよく理解できませんけれども、これから来年の五月まで、いわゆる政府が提出した決算書というものはないわけなんです。いま出ていますそれを見てみますと、暫定実績と書いてあります。決算と書いてないわけです、いま委員長は、決算だとおっしゃいましたけれども。したがって、暫定実績でわれわれがいま現在の予算執行状態を論議するということは、どういうことでしょうか。もう少し委員長から説明を受けておきたいと思います。

第59回国会 決算委員会 閉会後第2号(1968/10/01、8期、日本社会党)

○小柳勇君 私は産業公害の中で、特に現在問題になっております水俣病などを中心に質問いたしたいと思います。  再三、予算委員会その他の関係委員会で質問しておる問題でありまして、新しい問題でございませんが、最近厚生省並びに科学技術庁の見解が発表され、その発表されたことによって、さらに問題は深刻であり、しかも具体的になりましたので、その具体的な問題を解明するという意味で、きょう質問をいたしたいと思います。  私は、昨年の五月八日の参議院予算委員会の総括質問及び五月二十二日の分科会で、水俣病の罹災者、犠牲者の救済を質問いたしました。そのときの関係大臣の答弁によりますと、昨年の七月には政府の見解が発表さ……

第59回国会 決算委員会 閉会後第5号(1968/10/31、8期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。私も、いまのお話に関連しまして、門司港の岸壁、あそこに御存じのように第一号岸壁と第二号岸壁とありまして、第二号岸壁は、先般私ども施設庁にお願いをして、米軍と日本とが共同使用になりまして、いま自由使用の程度で使用しておる。一号岸壁のほうは、米軍が押えまして日本に使用させないで、先般来返還要請をしておるのです。市議会も返還要請を決議しようとしたけれども、どうも決議だけしても効果はあるまいということで、いま、一応保留しておりますけれども、この岸壁の返還要求について、現在まで折衝されたことがあるかどうか、お聞きしておきたいと思います。

第59回国会 決算委員会 閉会後第6号(1968/11/01、8期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、国有財産の遊休施設の利用についての質問でありますが、昨日の米軍が使用しているものに続いて、本日は自衛隊所管の遊休施設の利用について質問いたします。  終戦後、旧陸海空軍の土地、建物などが国有財産として所管されておるのでありますが、その大部分がいま自衛隊の所管になっておる。その自衛隊の所管の問題も、その一部は地方公共団体などに移管され、あるいは譲渡されて今日にまいりました。ところが、現在なお相当のものが自衛隊の所管にあって、遊休施設として国民の批判を受けておるものもあります。たとえば北九州市小倉区曽根の分とん地では、これは旧陸軍毒ガス製造工場のあとでありますが、自衛隊の訓練施設……

第59回国会 決算委員会 閉会後第7号(1968/11/29、8期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、去る十月の上旬に、北九州で発生いたしました米ぬか油による中毒事件のその後の経過並びにこれからの関係当局の対策について質問をいたします。  去る十月四日に、大牟田保健所から福岡県衛生部に、油によると思量される中毒患者発生の旨の連絡がありました。同月九日、同保健所の調査により、患者が九大病院で治療を受けていることを探知し、自来約一万二千名の患者が出たのでありますが、そのうち約二〇%が真性の中毒患者であるということが明らかになりました。この問題は、衆議院社会労働委員会及び参議院の社会労働委員会でも問題になったのでありますが、なお補償問題など、結論が出ておりませんので、厚生省が事件発……

第59回国会 決算委員会 閉会後第8号(1968/11/30、8期、日本社会党)

○小柳勇君 厚生省の環衛局長にきのうの質問の続きを質問いたします。  昨晩おそく北九州市カネミのライスオイルの中毒事件につきまして、食品衛生法違反で告発されたようであります。告発されたということは、六号タンクの加熱パイプのピンホールから出たカネクロールが中毒症状の発生の原因であると判断されたから告発されたと思うが、そう理解してよろしいかどうか。
【次の発言】 そういたしますと、六号タンクが原因であるから、その他のタンクでつくった油は危険性がないと、そこまで御判断の上でございますか。
【次の発言】 六号タンクの修理改善命令など、あと、事後処理並びに、きのうも質問いたしました食品をつくる機械設備な……

第59回国会 商工委員会 閉会後第1号(1968/10/08、8期、日本社会党)

○小柳勇君 通産大臣に質問いたします。いまの報告にもございましたように、八幡、富士の合併で、あの地域の下請産業、特に中小企業が非常に動揺している。まあ報告の中には楽観的なことばが多いのでありますけれども、八幡の親会社を目の前にしての発言でありまして、私は地元におりまして、いま報告に盛られてないものを感じておるわけであります。したがって、関連して中小企業振興に対する重要な問題を質問いたします。特に予算編成期でありますから、通産大臣のいろいろ予算編成に対する構想もありましょうから、そういうものを中心に質問したいと思います。中小企業振興事業団が昨年発足いたしまして着々とその実績をあげておられますが、……

第59回国会 商工委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、八幡と富士の合併の問題を中心に、大型企業の合併に対する政府の見解及び合併後にあらわれますその企業の他地域への移動などによって生ずる残された地域の経済発展の問題などを中心に質問をいたしたいと思います。  具体的な例は、去る四月の十七日に突如として某新聞に八幡製鐵と富士製鐵との合併がスクープされた。ところが、その日に通産大臣はこれに賛意を表しておられるところであります。日本の鉄鋼産業の第一、第二を自他ともに許しておる大企業の合併が新聞社のスクープによって発表されて、急速度にこれが進展すること自体、奇異の感を持ちますが、この合併がスクープされると同時に、通産大臣はこの合併に賛意を表……

第59回国会 商工委員会 閉会後第2号(1968/10/29、8期、日本社会党)

○小柳勇君 通産大臣にお伺いします。開発途上国との経済交流に関して質問いたします。  通産大臣は、去る十月十一日バンコックで開かれた第一回目タイ貿易合同委員会に日本側首席代表として出席されたあとに、イラン、クエート、サウジアラビア、レバノンの中東四カ国を公式訪問されました。それに関連しまして質問いたします。  まず第一に、日タイ貿易合同委員会では、わが国の輸出超過となっておる日タイ貿易の不均衡是正のための討議が行なわれたそうでありますが、その概略をお話し願いたいと思います。
【次の発言】 答弁がはっきり聞き取れませんでした。いま不均衡是正の問題で討議された、その内容をお聞きしたところが、具体的……

第59回国会 商工委員会 閉会後第3号(1968/12/02、8期、日本社会党)

○小柳勇君 私は第一の問題として中小企業及び零細企業の倒産状態をお聞きし、その上で年末金融の問題などについて質問いたします。  最近の中小企業の倒産状態についてまずお伺いをいたします。ことしの春ごろに比べますと一応落ちついておるようには考えますが、最近の国際通貨不安やアメリカの政権移動などによって経済的波乱が激しいので、再び中小企業の倒産の危険が多くなってくるのではないかと考えます。したがって中小企業の最近の状態並びに倒産状態についての御報告をお願いします。
【次の発言】 零細企業のほうの倒産がなかなか不明でありますが、零細企業の倒産は興信所などによって調査する以外ないのでありますけれども、中……

第60回国会 商工委員会 第2号(1968/12/17、8期、日本社会党)

○小柳勇君 いま長官は、国際収支の問題で非常に楽観的な見通しを述べられておりますが、ベトナム戦争の停止その他アメリカ大統領の交代などによって、必ずしも日本の貿易が楽観的ばかりとは私は考えないのでありますが、国際収支を楽観的に見ておられるその根拠について、長官の見解を聞きたいと思います。
【次の発言】 それじゃ局長に、大臣が大ざっぱな説明だけだから、少し深いところを質問します。  それは、いま国際収支の問題で大臣非常に簡単に説明されましたけれども、昨年の見通しは暗かったわけですよね、経済企画庁の見通しは。それが急に明るくなって、しかも実質一二%の経済成長を見込んで、それが一つの基礎になって国際収……

第60回国会 商工委員会 第3号(1968/12/19、8期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、通産大臣の述べられました所信に対して重点的に質問いたします。ただ時間がありませんから、また残りました問題は、別途別の日に質問いたしますが、前段後段を省略して、中心だけ質問してまいります。簡潔に御答弁願いたいと思います。  第一の問題は、前国会における通産大臣の所信表明と今回の大平大臣の所信表明と比べてみまして、ほとんど変わらぬのであります。今回は重点施策として七項目おあげになりましたけれども、前の国会でも前大臣が大体同じようなことを述べておられる。ただ一番変わっておりますのは、「このような時期における通商産業政策は、情勢の変化に迅速・的確に対応しつつ、問題の核心をついた思い切……

第61回国会 運輸委員会 第28号(1969/07/03、8期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、自動車ターミナル法の問題点と、具体的に株式会社熊本交通センターの問題について質問いたします。  まず、自動車ターミナル法の第一条、自動車ターミナル事業の適正な運営を確保するとともに、自動車運送事業の健全な発達に寄与することを目的とする、こういうように、自動車ターミナル法できめてありますが、ターミナルを免許するときの認定など、非常にうるさい法律がありますが、認定いたしましたあと、営業開始したあとの監督指導についても、当然運輸省としては責任があるものと思うが、いかがでございましょう。
【次の発言】 現在の自動車ターミナル法によって認可された自動車ターミナルの全国的な種類別の数量別……

第61回国会 議院運営委員会 第4号(1969/02/14、8期、日本社会党)

○小柳勇君 この際、防衛庁長官に、本会議に十時に出席するためにどういう努力をされたか、たとえば予算委員長に出席の申し入れなりをやられたのかどうか、その間の事情をちょっと……。
【次の発言】 いまのことばじりをとるのじゃありませんけれども、そういう、われわれにまかしてくれというのは、衆議院の予算委員長ですか。
【次の発言】 いまの防衛庁長官の答弁にはたいへんに不満ですけれども、政府から官房長官も見えておりますから――将来こういうことがあっちゃならんのです。いずれにしても両院とも本会議を優先しなければならぬ。したがっていま防衛庁長官を責めても同じことですから、官房長官の今後のこういう心がまえについ……

第61回国会 議院運営委員会 第16号(1969/04/22、8期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、大臣の答弁だけが問題じゃないと思います。それは衆議院でも緊急質問やりましたし、参議院でも緊急質問やりましたね。そうしてその大臣の答弁をもって国民に訴えるというような、いわゆる議場を演説会に使った政府与党――自民党の国対自体が問題だ。それで、大臣としても、衆議院でも緊急質問、参議院でも緊急質問だから、これはもうその質問に答えるよりも、この際ひとつテレビもあるから演説をやってやれと、そういうことは、これは議会に対して、議員の質問に対してはそういうことをやるべきじゃない、自民党は。そこが問題だと思うのです。自民党が計画的に緊急質問でやって、しかもまた、今度は野党の質問だと制限するの……

第61回国会 商工委員会 第3号(1969/02/27、8期、日本社会党)

○小柳勇君 私は八幡、富士の大企業合併の問題につきまして、重要な点を、なるべく衆議院の質問と重複しないように質問していきたいと思います。時間が少ないので長々としゃべりません。問題は十分わかっておりますから、要点を質問いたしますので、関係者は要点を鮮明に御答弁を願います。  まず、公取委員長に質問いたしますが、事前審査の段階で問題点を指摘をして、その対応策がうまくいけば八幡、富士の合併は、もうすでに決定されたも同然であるという印象をわれわれは受けておりますが、そのように判断をしてよろしゅうございますか。
【次の発言】 事前審査で、もう現在までの情勢から判断すると、問題点ははっきりもう浮き彫りされ……

第61回国会 商工委員会 第6号(1969/03/20、8期、日本社会党)

○小柳勇君 きょうは八幡と富士の鉄鋼会社の合併が正式に届け出がなされたようでありますから、この問題を再度質問いたします。  さきの商工委員会でも質問をいたしておりますし、今回はその対応策が出て正式に認可申請がなされたのでありますから、おそらくもうあと審査に入りまして質問することもないかと存じますし、結論が出てでは間に合いませんので、そういう意味で質問をいたしたいと思います。  昨日、前からの事前審査による問題点、対応策というものが出されて、同時に、正式に届け出がなされたようでありますが、公取委員長にお聞きいたします。これからの届け出がなされたものの、取り扱いは、手続上どうなるか、事務的でもよろ……

第61回国会 商工委員会 第17号(1969/07/08、8期、日本社会党)

○小柳勇君 大臣に二問質問いたします。  一つは、これはかねがね思っておったのだけれども、今日まで延びました。ちょうど白書が出たり、けさ新聞に、「給油艦は軍艦でないか」ということで、国府海軍から注文されました艦船を日本の造船所が建造に着手したという記事が出ました。したがってこれに関連しまして、第一の問題は、いま産業界が第四次防に関連しまして武器産業、兵器産業に力を入れて、防衛庁と密接に連絡をとりながら兵器産業の方向に投資を盛んにしてきつつある。そういうことであるということが新聞に伝えられております。平和憲法を持ったわが国が武器いわゆる軍需産業に急速度に転向しつつあるということについて、非常に重……

第61回国会 商工委員会 第18号(1969/07/10、8期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、本日総括的な問題を質問をいたしまして、具体的なもの及び逐条的なものはまた後日に質問いたしたいと思います。  この特許法改正の問題に入ります前に、技術革新及び技術の進歩というものが根底にありますので、その問題について大臣に二、三質問いたしたいと思います。英国でも数年来そういう問題で非常に悩んでおるようでありますが、技術の進歩、技術革新に伴いまして若い頭脳が、科学者が海外に出ていく。日本の待遇が悪いのもありましょう研究の便益もございましょう、科学的頭脳が海外に輸出され、海外に出ていくという問題がございます。そういう問題に対して英国も非常に悩んでおったようでありますが、わが国でもそ……

第62回国会 商工委員会 第1号(1969/12/02、8期、日本社会党)

○小柳勇君 公取委員長に、時間がありませんから、ほんとうは具体的に質問しとうございますが、二つ質問いたします。  一つは、独禁政策に対する公取委員長の抱負、もう一つは公取委員会の運営に対する決意、二つの問題を、時間がありませんから一括して問題点を述べまして抱負と決意をお聞きいたします。  八幡、富士の合併は非常に大きな問題を投げかけています。これは日本の産業政策としてもそうであるし、公正取引委員会の運営に対して、私どもはたいへん今後の問題を考えさせられておる。ちょうど国会閉会中に前委員長がおやめになりまして、新しい委員長が任命されまして、前の委員長からも実はいろいろお聞きしたかったのであります……

第63回国会 議院運営委員会 第9号(1970/03/31、8期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいま提案されております人事案件の、新任の三君に対しては御異議はございません。賛成の意を表します。ただ、この土地調整委員会の制度につきまして質問いたします。  去る日、総理府総務長官が、土地調整委員会はあまり現在活動しておらないし、早晩これは改組すべきではないかという発言をされたやに承っております。たまたま、わが党の国会対策委員会でそのことの発言がありまして、このような発言をされたかどうか、この事実の有無と、この土地調整委員会がどのような活動をしてきたか、将来どのような活動をするかということについて説明を求めます。
【次の発言】 ただいまの説明で、長官の発言はわかりましたが、十分……

第63回国会 議院運営委員会 第14号(1970/04/23、8期、日本社会党)

○小柳勇君 お伺いいたします。  第一は、本土国会議員並みとすることに関するアメリカの意向について、覚え書きがあるのかどうか、お伺いいたします。
【次の発言】 第二問は、沖繩選出議員が本土において選挙違反などの行為があった場合には、公職選挙法の適用がありますか。
【次の発言】 沖繩における衆議院議員の選挙区は全県一区と考えておられるのですか。
【次の発言】 渡航の際、所属政党などによって差別は絶対ないと考えてよろしゅうございますか。
【次の発言】 次は、第七条にいう政令にはどんなものがございますか。
【次の発言】 最後に、第二条にいう沖繩で制定される選挙法と公職選挙法に差があるのかないのか、あ……

第63回国会 議院運営委員会 第17号(1970/05/11、8期、日本社会党)

○小柳勇君 五月八日の本会議の直後、私どもは緊急に議運理事会を招集してもらって、わが党から次のような提案をいたしました。  第一は、憲法第九条によってわが国には空軍、海軍はない、しかるに、中曽根長官は本会議の答弁において海軍、空軍ということばを、いわゆる軍隊の存在を認めた、したがって、閣僚として不適格であるから直ちに辞任をしてもらいたいという要求を党として出したところであります。わが党としてもいろいろ意見はございました。本会議の中で前言を不適当として取り消し、今後注意するという答弁があったのであるから、もうこれでよいではないかという発言もありましたけれども、大多数の意見は、今日、朝からいままで……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 閉会後第2号(1970/09/11、8期、日本社会党)

○小柳勇君 参考人の方々は、ただいまリコール問題を主として御報告がございました。リコールの問題もあとで質問いたしますが、その前に、現在叫ばれております公害問題に対して、基本的にどういうふうに各社取り組んでおられるか、将来の展望も含んで質問いたします。  各社御三人の方にそれぞれ質問いたしますが、現在叫ばれておりますこのエンジンの不燃焼あるいは排出するガスによる公害を絶滅するために、将来のエンジンとして、なおガソリンエンジンを使っていく計画であるのか。現在まで六十五年間使ってまいりましたガソリンエンジンを、あるいは電気その他のエンジンに改造して、公害を絶滅するという対策が将来の展望の中にあるのか……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1970/03/25、8期、日本社会党)

○小柳勇君 きょうは、来年度の予算で事務的な問題、具体的な問題を質問いたします。交通事故撲滅のために直接御苦心なさっておられます担当官の皆さんにきょうは来ていただきました。政策的なものなり、将来の展望などはまた別の機会に大臣からいろいろ聞きますから、来年度予算が予算書に計上されておりますので、この内容を具体的に説明していただければいいわけです。時間が一時間しかございませんし、関係省全部呼んでありますから、私のほう質問を簡便にいたしますから、答弁のほうも具体的に数字をもって御説明願いたいと思います。  まず、警察庁のほうから質問いたします。「交通安全思想の普及」という予算の中で「交通秩序の確立と……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 閉会後第3号(1970/11/16、8期、日本社会党)

○小柳勇君 交通遺児の問題は室長に伺います。私は九月十一日に質問しました海底に沈んでおる残存機雷の掃海の問題で大臣にお伺いをいたします。  それは、この前の委員会の中で答弁がありましたのは、残存機雷がいまの海上自衛隊ではもう探査能力がないという発言がありました。それでは日本は専守防衛の国であるけれども、いつ何どきまた夜間に機雷が敷設をされるかもわからぬ。それを掃海する機能がないということは防衛上問題であるから、中曽根長官とも相談して答弁したいというお話がありました。先般総理府の担当課長が見えまして、その後の処置についてお話がありました。具体的な処置としては、工事する場合、港のしゅんせつ作業や港……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1970/04/27、8期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、ただいま提案されました交通安全対策基本法案について質問いたします。  まず、総論的なもの、それから具体的な各論、それから逐条的に若干問題がありますから、逐条的な質問をいたしますが、本日は、総論的なものから質問していきたいと思います。なお、各省庁関係者に御出席をいただきましたが、総理府総務長官は担当長官でありますから、終始そのままお願いいたしますが、順序は、警察庁、防衛施設庁、通産省、運輸省、海上保安庁、労働省、こういう順序であと各論を質問いたします。質問が終わりましたら、みな忙しいでしょうから、委員長の許可をもらって退席してください。  まず、総理府総務長官に質問いたしますが……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1970/05/06、8期、日本社会党)

○小柳勇君 この前の当委員会で、総括的な問題と、各省にわたる具体的な当面の問題を質問いたしました。きょうは逐条的にこの法律の問題点を確かめてみたいと思います。時間が三十分でございますから、私は簡明に質問いたしますので、簡単に要領よく御答弁を願います。  まず、総理府総務長官見えておりませんので、長官にもあとで質問いたしますが、調査室長に質問いたします。この前の当委員会でも質問いたしましたが、現在、交通安全のために本部が、現在までも相当の対策を立てて交通事故撲滅のためにがんばってこられたのであるが、いままでは主として自動車の事故、陸上の交通事故を中心にその対策を立ててこられた。今回のこの法律によ……

第63回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1970/08/11、8期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、港湾労働法の適用及び港湾労働者の雇用の安定並びに港湾運送事業の管理運営の適正化の問題について質問いたします。特に具体的に例を福岡県の博多港、これは二種港でありますが、博多港に例をとって質問いたしたいと思います。  昭和四十年の五月七日に、この当参議院社会労働委員会で港湾労働法が採決され、成立いたしました。そのときに六つの附帯決議を私どもはこの法律につけました。この六つは、第一が、本法の全面的施行について。第二が、本法の適用対象港湾の範囲拡大についてであります。第三が、港湾労働者の常用化促進、日雇い労働者に依存する割合の低減。第四が、日雇い労働者雇い入れに暴力の介入を許さない厳……

第63回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1970/09/11、8期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、中鉄バスの紛争解決の問題で質問いたします。  昨日、衆議院でも社労で質問があったようでありますから、もう要点だけ、中心点だけ簡単に質問いたしますから要領よくお答え願います。  百二十日間のストライキでなお紛争解決しないままに第一組合がストライキ続行中、それから第二組合が働いておる。労政局としては、地方労働委員会の職権あっせんもついに会社側が拒否いたしましてあっせん打ち切りを九月二日に通告されておるようでありますが、今後どのようになるとお見通しでありますか。
【次の発言】 会社側があっせんを拒否している大きな理由は、第二組合と妥結した条件以上のものがあっせんに出たから、もしこれ……

第63回国会 商工委員会 第4号(1970/03/12、8期、日本社会党)

○小柳勇君 私は中小企業関係を中心に質問したいのですが、その前に、さっきの大矢委員の質問を聞いておりまして、一、二、繊維問題で質問しておきたいと思います。  それは、産地などでも相当不安動揺が隠し切れないものがありますが、この覚え書きが表面に出ました。先般吉野公使がこちらに参りましたときに、参議院の予算委員会でも出席を求めたけれども、出席をしないままアメリカに帰り、それから相当期間がありますから、外交的にいろいろ根回しもあった上で、きのうの夜これは全容が明らかになったと書いてありますね。これは全文発表されたんですから、アメリカの反響なり、もう相当出ておると思いますが、まだ私どもは不勉強で情勢と……

第63回国会 商工委員会 第5号(1970/03/17、8期、日本社会党)

○小柳勇君 先日に引き続いて重要な問題を質問いたしまして、あと時間があれば各条の逐条的な問題点を質問いたします。  まず第一は、この統一商標法案を出すに至りました背景について、各個ばらばらで、先日大臣に質問いたしましたが、きょうのこの論議の冒頭に、担当局長から、どういう意向でこの法案をこの国会に出したのか、まとめて答弁を願います。
【次の発言】 いまの政府委員の答弁は、現在の軽工業輸出品では追い上げがきびしい、各国との競争で見劣りがするから、この商標をつくって、品物は高級品をつくって、それに見合う品物で販売の競争をしていこう、こういうふうなことを聞きました。そこで、問題は二つですが、この統一商……

第63回国会 商工委員会 第6号(1970/03/19、8期、日本社会党)

○小柳勇君 遠方のところ御足労願いましたから、各参考人の方に質問をさしていただきます。  まず、輸出眼鏡類工業組合の理事長さんにお聞きしたいのですけれども、いまつくろうとする統一ブランドは、高級な品物に基準を置きまして、そうして全般的な品物のレベルアップをして、外国の高級品と競争しようという意図で出されておるわけですけれども、これから眼鏡類の一つの基準をきめまして、あとの、それに追いつかない工場がたくさん出る心配をしておるわけです。かえって統一ブランドができるために、品物の基準を少し下げて、その基準に合わせないと輸出に間に合わぬのではないか、あるいは品物が出ないのではないかと考えますが、この点……

第63回国会 商工委員会 第7号(1970/03/24、8期、日本社会党)

○小柳勇君 この前の質問に続きまして、与えられた時間、質問いたします。  まず第一は、外務省に質問いたします。この統一商標法がこの国会に提案されました理由の大きな一つに、発展途上国の追い上げがあって、いままでのような日本の軽工業製品では国際市場で競争で負ける、したがって品物を高級化するためにこの統一商標をつくるということでございます。そこでその論議の中で、現在の日本の製品というものが必ずしも外国の市場で高く評価されておらない。特に数年前までは、日本の製品は安かろう悪かろうというような批判もありましたが、最近はそうでもないけれども、日本の品物は必ずしもよいというものばかりではない。そこで外務省と……

第63回国会 商工委員会 第8号(1970/03/26、8期、日本社会党)

○小柳勇君 大臣に三点質問いたします。  第一点は、先般の参考人の意見にもございました、また各地域からも陳情があがっておりますが、統一ブランドをつくりまして、品物を高級化するためには、まず国内の中小企業を育成することが大事でありますが、それには現在の中小企業近代化資金の援助以外に、統一ブランドをつくるための資金援助が必要であるということが再三この委員会で問題になりました。したがって、中小企業近代化資金など現在の制度のほかに、統一ブランド法を適用するに該当する企業が資金援助など要請した場合に、これを援助する方策を今後考えてもらいたいと思いますが、いかがでございましょう。

第63回国会 商工委員会 第13号(1970/04/14、8期、日本社会党)

○小柳勇君 この間の本会議の総理大臣の答弁を聞き、きょうまた局長の答弁を聞いて、その対策の問題で、時間がないようですから要点だけを質問していきたいと思うのですが、どうも一口に言いますと、悪いことばで言うと、その場のがれの、事件が起こってからこれこれこれと言いさえすれば、それで大体国民が納得するというような印象を受けるものですから、具体的にどうするかということを聞いておきたい。  いま五つ言われた。総理も大体このようなことを言われたのですがね。第一から第四までは将来の問題ですね、これは。第五だけがいまのとりあえずの対策ですよ。したがってこの第一から第四までの、たとえば工法の変更、共同溝をつくると……

第63回国会 商工委員会 第14号(1970/04/16、8期、日本社会党)

○小柳勇君 輸出保険法の一部改正について質問するわけでありますが、この保険の改正は非常に技術的な問題でありますから、最後のほうで重要な点だけ質問することにいたしまして、その前提となります海外投資の実態、それからこれに対する政府の考え方、保険の基礎になります海外投資の問題について、まず質問をいたしたいと存じます。  まず通産省に質問いたしますが、海外投資の現状について御説明を願います。  まず、地域的な問題、産業的な問題、具体的に言えば、地域別あるいは産業別に海外投資の現状について御説明を願います。
【次の発言】 現状についていま概略説明がありましたが、過去十年といいますとちょっと古いから、五年……

第63回国会 商工委員会 第20号(1970/05/11、8期、日本社会党)

○小柳勇君 午前中の質問を聞いておりませんので、ダブるかもわかりませんが、なるべくダブらないように勘を働かして質問しますが、まず第一点は、衆議院で修正されましてまいっておりますが、いまも竹田君の質問の中に、修正した後の滞貨処理の状況についての試算が出ておりましたが、私どもの考えでは、どうしても修正案でいっては、初めの原案に対しても相当問題がありますけれども、修正して出されたものでは、滞貨解消という大きな目的をほとんど達成することはできぬのではないか、これが第一の心配ですから、もう一回御説明願います。
【次の発言】 早期公開制度が憲法違反になるおそれがあるから、滞貨については早期公開を適用しない……

第63回国会 商工委員会 第21号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○小柳勇君 きのうに引き続きまして特許法改正につきまして質問いたします。きょうは少しこまかい問題を初めに質問いたしまして、あと時間を見ながら今後の方向なり、通産省の考えなり、特許庁長官の考えなりをただしていきたいと思います。  まず第一は、本年の七月十日に特許庁から出されました制度の基本問題に関する審議会の審議経過、こういうものが出ておりますが、この審議経過に従って今回の国会に改正案が出されたものと思いますが、その審議経過の内容をよく読ましていただきましたが、法改正の部分でこれと著しく違うもの、そういうものがありますかどうか。今度の法改正の提案理由などを読んでみますと、ほとんど審議経過によって……

第64回国会 商工委員会 第2号(1970/12/03、8期、日本社会党)

○小柳勇君 時間も少ないので、ポイント、ポイントをはしょって質問いたしますが、要点だけはお答え願います。   〔理事川上為治君退席、理事大谷藤之助君着   席〕  いまアメリカが話題になりましたから、アフリカのほうの話題を中心に政府の経済協力と貿易の問題などをただしていきたいと思います。  まず、国連で経済協力を目標として、国民総生産の一%を先進国に勧告をいたしております。わが国はまだその線に達しておりませんが、この経済協力に対して政府はどのように考えておるのか、一九七五年に国民総生産が百四十兆円ばかりに見込まれ、その一%といいますと、一兆四千億円ばかりになります。この一兆四千億の金をどういう……

第64回国会 商工委員会 第6号(1970/12/17、8期、日本社会党)

○小柳勇君 昨日の委員会で質問する予定でありましたが、緊急に地元の党のほうから招請がありまして、九州へ参りまして失礼いたしました。お許しください。  きょう下請中小企業振興法案について質問いたします。  まず通産大臣に質問いたしますが、先般、欧州諸国の大企業と中小企業との関係を視察してまいりましたが、フランス、イタリアあるいは北欧諸国などで、大企業と中小企業との関係というものは、あまり明確でありませんで、特に中小企業だから保護しなきゃならぬというような特別立法などもないように見受けました。日本では大企業と中小企業とをはっきり対置しまして特別の立法をいたしておりますけれども、諸外国で現在の日本の……

第64回国会 商工委員会 第7号(1970/12/18、8期、日本社会党)

○小柳勇君 水質汚濁防止法案について質問いたします。  現在、公害国会といわれまして公害関係法案が十四出て、最終段階の討論でありますが、一般的な感じとして公害の発生源である事業者に対する怒り、あるいは問題を集中していることはわかりますけれども、国民全部が傍観者的、被害者的立場であって、企業、事業者側全部加害者としての立場での対立感があります。この対立感というものが、いま新聞なんかでいわれるように、たとえば事業者は事業者で団結して自民党あるいは政府に圧力をかけて、この法案をなるべく金がかからぬように修正しようという空気になっているのではないか。われわれは国民として、公害をなくするという大きな立場……

第65回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1971/07/13、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る五月二十六日北村暢君が委員を辞任され、その補欠として足鹿覺君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  最初に、派遣委員の報告を聴取いたします。先般、当委員会が行ないました東北地方の凍霜害の委員派遣について、派遣委員から報告を聴取いたします。鈴木君。
【次の発言】 ただいまの報告に対し質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 私から一つ聞きたいが、対策が、もうぼくら調査しても二カ月ですが、何かいまの答弁聞くと、どうも対策ができるの……

第65回国会 災害対策特別委員会 第7号(1971/05/24、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) 一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆さんの御推挙によりまして、当委員会の委員長に選任されました。まことに微力でございますが、皆さまの御協力を得て、この職を全うしてまいりたいと存じます。どうぞ、今後とも格別の御協力をお願いいたします。(拍手)  前委員長からごあいさつを受けたいと思います。
【次の発言】 継続調査要求についておはかりいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本院規則第五十三条により、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第65回国会 社会労働委員会 第3号(1971/02/16、8期、日本社会党)

○小柳勇君 社会局長、この前の予算委員会で主として老人問題を質問いたしましたが、時間の都合でこまかい面が質問できませんでしたので、大臣が見えますまで、この前質問の残りましたやつを二、三質問いたしたいと思いますが、一つは、寝たきり老人の対策で、いま統計によりますというと四十一万人、緊急に対策を必要とする人四万人。四万人の対策については、この前大臣も抽象的に答弁されましたので、この四万人の緊急対策をもう少し具体的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 初めに三十億の増と言われましたけれども、それはどういう予算ですか。
【次の発言】 だから、この三十億は、私の質問が寝たきり老人の四万人の緊急対策……

第65回国会 社会労働委員会 第4号(1971/02/18、8期、日本社会党)

○小柳勇君 大臣に十分間だけ時間をいただきましたから、あと残りました問題は局長に聞きますので、そういうことで御答弁を願います。  資本金三十億円で大阪に本社があります聯合紙器というダンボール産業の会社があります。その会社で、昭和四十二年八月以降、人権無視、不当労働行為などが続発いたしております。  当委員会で、昭和四十三年の十二月に問題になりまして、小野議員が取り上げております。次の年の四十四年の七月十日に法務委員会で亀田得治議員がこの問題を取り上げております。  自来、二年たちましたが、問題は解決しておりません。その間に、今日まで全国の地方裁判所の仮処分命令が十九件、地方労働委員会の命令が十……

第65回国会 社会労働委員会 第5号(1971/02/23、8期、日本社会党)

○小柳勇君 きょうは、厚生関係の問題四つ質問いたしたいと思います。第一に食品添加物の総点検に関する件、第二に難病奇病対策に関する件、第三に児童福祉対策、第四に小児ガンの医療対策、こういうことで質問いたします。時間の制約がありますからくどくど申しません。大要中心点を申し上げますので、簡潔に御答弁願いたいと思います。  まず第一に、食品添加物の総点検の問題を質問いたします。  公害問題が大きく取り上げられまして、同時に国民生活の中の食生活に対する不安も一そう増大してまいりました。昨日及びきょうの報道によりますと、バターピーナッツあるいはチョコレートピーナッツなどがカビの問題を起こしているというよう……

第65回国会 社会労働委員会 第7号(1971/03/16、8期、日本社会党)

○小柳勇君 それでは、視能訓練士法案について質問いたしますが、この前の委員会で大橋委員が十分審議しておられるようでありますし、問題点も鮮明になったようでありますが、補足いたしまして質問いたします。  まず第一は、近年、医療面におけるリハビリテーションの意義が非常に高まりまして、パラメディカルの分野なり、身分制度なりを確立する必要に迫られてきております。厚生省は、近く実現を期するということで、言語療法士とか難聴訓練士などの制度を考えているということでありますが、これらパラメディカルの問題は、その個々の制度の集合でなくて、専門技術者の養成、訓練、施設の整備、診療報酬など、広く総合的な視野から割り出……

第65回国会 社会労働委員会 第8号(1971/03/23、8期、日本社会党)

○小柳勇君 政府のほうに質問いたします。  理学療法士及び作業療法士は、リハビリのパラメディカルとして重要な位置を占めております。したがって、その質と量の確保は今後とも必要でございますが、この法律が施行されてからすでに五年を経過いたしました。今日までの業績によると、受験特例による受講者が四千名以上、正規の養成課程を経た者が二百名ぐらい、両者の国家試験合格者数は約千二百名程度の実情にあると聞いておりますが、正規と特別の合格率はどうなっておるか、お伺いいたします。  また、特例合格者のうち、晴眼者、弱視、盲人の合格率はどうなっておるか、御説明を願います。

第65回国会 社会労働委員会 第9号(1971/03/25、8期、日本社会党)

○小柳勇君 一つは、いわゆる春闘ですが、各労働組合が会社側に賃金の引き上げなり、年度末手当の要求なりをして闘争をやっておりまするが、この例年展開されるいわゆる春闘の状況について概括的に御報告願います。
【次の発言】 もう一点は企業倒産、たとえば公害倒産とかあるいは不景気のかげりによる中小企業の企業倒産などによる労働者のストライキ、あるいはその他の要求などが発生しているのは、昨年に比べてどうでしょう、ことしは。
【次の発言】 ことし特徴的な現象としてそういうものを聞きますので、早い機会にひとつ調査をしていただきたいのと、もしそういう資料がありましたらひとつ資料として御提出願いたいと思います。  ……

第65回国会 社会労働委員会 第10号(1971/04/20、8期、日本社会党)

○小柳勇君 衆議院でも詳しく質問がなされておりますから、なるべく重複を避けまして質問をしてまいりたいと思います。  まず、この法律の中身に入ります前に質問いたします。  二点ございますが、一つは、戦争によるわが国の国民に対する犠牲の救済がこの法律によって定められてまいりました。今日まで何回かの改正によりまして広範に拡大されておることは、まことに喜ばしいことであります。ところが、このいままでの戦争というものを振り返ってみまして、わが国に外国から侵入してまいって戦争をやったということは一回もないわけでありまして、日支事変にいたしましても、太平洋戦争にいたしましても、わが国の軍隊が外地に出かけて行っ……

第65回国会 社会労働委員会 第11号(1971/04/22、8期、日本社会党)

○小柳勇君 労働大臣並びに労政局長に、本日、公労協関係の労働組合がストライキ宣言大会を開いて、賃金引き上げ問題の早期解決をはかろうといたしております。三公社五現業の組合でありますが、交通関係なりあるいは通信関係など、非常に国としても重要な産業でありますが、ストライキ宣言もいたして最大の決意をして賃金問題の解決をはかるのでありますが、大臣も閣議でいろいろ発言をしておられるようであります。また、労政局のほうも情勢をキャッチしておられると思うが、三公社五現業の組合に対する賃金引き上げの回答の時期は、一体いつごろであるか。まずその点をお伺いをいたします。

第65回国会 社会労働委員会 第12号(1971/05/06、8期、日本社会党)

○小柳勇君 この前佐野委員が質問いたしましたので、なるべく佐野委員の質問とダブらないように質問していきたいと思います。  まず第一点は、この制度がこれから発足するわけでありますが、この制度は、勤労者の有産化計画として、今後の労働行政の重点課題、重点的な柱であると考えてよろしいかどうか、大臣に御答弁願います。
【次の発言】 もう十数年前から、労働者の持ち家制度なり、財産形成の問題が論じられてまいりまして、今日まで日の目を見なかったのでありますが、今回いろいろ問題があったように聞いておりますが、労働省としてこれをこの国会に出されたその背景なり、今後いかような方針で勤労者の財産形成を進めていこうとさ……

第65回国会 社会労働委員会 第13号(1971/05/13、8期、日本社会党)

○小柳勇君 では、労働省当局に労働組合法の改正について質問いたします。  まず第一点は、いまの扱い件数、特に不当労働行為の年間の扱い件数について質問いたします。
【次の発言】 この増員によりまして、一件に対する扱いの期間などがどのくらい短縮されますか、お伺いいたします。
【次の発言】 いままでの中労委の動きを見ましても、なかなかたいへんなようでありますし、それから不当労働行為などの解決がおくれるようにも考えます。あとで質問いたします聯合紙器の問題なども、もちろん春闘もはさまっておりますけれども、解決が非常におくれておりますので、この際一名の増員によりまして労使の紛争が早急に解決できるように、労……

第65回国会 社会労働委員会 第14号(1971/05/18、8期、日本社会党)

○小柳勇君 春闘状態について質問いたします。  昨晩からテレビ、ラジオで徹宵情勢は報告しておりますが、なお問題は解決しないで、いま進行中のようでありますが、現在の現状について御報告を願います。
【次の発言】 私鉄の金額、いま示されました金額は昨年並みであるということで妥結をしていないのですが、いまの見通しなど、わかりませんか。
【次の発言】 公労協関係の調停なり、あるいは仲裁の空気はいかがですか。
【次の発言】 最後に、大臣に質問いたします。  この前も、ここで質問いたしましたように、あるいは意見を述べましたように、私鉄の争議も、国鉄の争議も、国民の足をとめる紛争であります。したがって、これは……

第65回国会 社会労働委員会 第16号(1971/05/20、8期、日本社会党)

○小柳勇君 時間が予定の時間にまいりましたが、五問だけ簡単に質問いたしますから、結論だけでけっこうでございます。事務当局でかまいません。  一つは、国際的な公的年金の通算制度でありますが、在外日本人で外国の公的年金に加入しておる者がどれくらいあるか。一方、在日外国人で日本の公的年金に加入しておる者はどれくらいあるか。その通算制度はどうか。これが第一問です。
【次の発言】 第二問は、ILO条約の批准の問題ですが、ILO第一〇二号条約は社会保障の最低基準の必要条件を十分満たしておるのにまだ批准しておらないのはなぜか。  それからILOの一二八号条約は批准する用意があるのかどうか。また、批准できる状……

第65回国会 予算委員会 第3号(1971/02/10、8期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、補正予算案を論議する中心を、補正予算に関係するものを若干やりまして、あとは、老人問題を中心に、社会保障政策の前進のために質問したいと思います。  質問に入ります前に、昨日起こりました小林法務大臣の辞任の問題について、自民党総裁である総理に質問いたします。  昨晩のテレビ、きょうの新聞を見まして、小林法務大臣は、引責辞職したにかかわりませず、その責任感が全然ない。法務大臣である職を辞して、国民におわびし、内閣に対しても相当の責任があるはずであるにかかわりませず、ことば、及び記者会見の内容からも、全然反省の色がありません。前に、当議院から出ている前法務大臣の西郷氏につきましてもい……

第65回国会 予算委員会 第10号(1971/03/08、8期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。通産大臣に質問しておきたいと思います。  中国と日本との関係は、現段階では政経分離やむを得ないという立場で、先輩が今日まで非常に苦労しながら今日の段階の貿易を確保してまいっておられるわけです。今回の藤山さんにしても岡崎さんにしても過去のいろいろ実績を踏まえながら、ここ二、三年前非常に悪かったけれども、それを逐次改善して今日の段階の覚え書きを調印されたものとわれわれは承知をしておるわけです。きょうその貿易の担当である大臣があのような発言をされることは私納得できない。この予算委員会で総理並びに今日までわれわれが確認してきたことは、お互いの国の立場があるから政治は政治、現在は分離し……

第65回国会 予算委員会 第15号(1971/03/16、8期、日本社会党)

○小柳勇君 きょう産業貿易の具体的な問題で質問する予定ですが、その前に厚生省に質問いたします。  これはけさのわが党の国対で問題になった問題でありますので、大臣にお聞きいたしますが、厚生省は昭和四十五年度予算に妊産婦の健康診断の予算を計上しておるが、医師会との話し合いがつかないので十分実施されておらないと聞くが、そのいきさつを御説明願います。
【次の発言】 私どもが聞いておりますのは、もっと深刻な問題ですから、お考えになりました四十五年度予算の中の対象人員と、その予算額と、それから現状ですね、昨年の四月から今日までどのような検診なり精密検査なり、一般検査をやられたか、御説明を願います。


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1971/07/30、9期、日本社会党)

○小柳勇君 いまのに関連して質問いたしますが、先般、自動車新税が創設されますときに、これに反対の陳情をわれわれはいわゆる運送業界から受けまして、その公益法人、何々協会などの代表者がずらりと三十名くらい名前を連ねて陳情に見えたのでありますが、その中に国会議員が多数名前を連ねているわけです。したがいまして、いま全国法人が百五十八、地方法人が四百二十八の報告がありましたが、この中で全国法人の場合は、国会議員が代表になっているのは一体どれくらいあるのか、地方法人の場合は、県、市会議員など、いわゆる政界の第一線で働いている議員が代表になっているのがどれくらいあるのか、おわかりであれば御説明願いたいと思い……

第66回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1971/10/08、9期、日本社会党)

○小柳勇君 運輸大臣と国鉄総裁に質疑を行ないます。  国鉄総裁、二時までだそうですから、総括的なものを運輸大臣にお尋ねして、あとはなるべく総裁に質問いたしまして、あとの問題はその後に譲ります。  いま沖繩国会の前に中国問題やドルショックでたいへん問題が緊迫しておりますが、同時に、この前の国会で積み残されました三K問題――健康保険法、米、国鉄の問題は、それに劣らぬ国内的な重要な問題だと、私はこういうふうに存じます。しかるに、健康保険の問題も米の問題も国鉄問題も、まだ臨時国会では十分な回答も出されておらぬまま時日が推移しております。私は、いま予算編成期の重量な段階でありますので、特に私どもは運輸委……

第66回国会 災害対策特別委員会 第1号(1971/07/20、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) それでは、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆さまの御推挙によりまして、前国会に引き続きまして委員長に選任されました。まことに微力でございますが、皆さまの御協力を得まして、この職を全うしてまいりたいと存じます。今後よろしく御協力をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に増田盛君、松永忠二君及び上林繁次郎君を指名いたします。なお残……

第66回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1971/08/23、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る七月二十二日、塚田大願君、中津井真君が委員を辞任され、その補欠として加藤進君、園田清充君が選任されました。  また七月三十一日、加藤進君が委員を辞任され、その補欠として塚田大願君が選任されました。  また八月十二日、塚田大願君が委員を辞任され、その補欠として星野力君が選任されました。  また本日、中村英男君、星野力君、熊谷太三郎君が委員を辞任され、その補欠として鶴園哲夫君、塚田大願君、寺本広作君が選任されました。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行ないます。  本委員会の……

第66回国会 災害対策特別委員会 第2号(1971/07/21、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  災害対策樹立に関する調査を議題とし、兵庫県相生市などにおける集中豪雨による被害に関する件について調査を行ないます。  まず、総理府から本件についての説明を聴取いたします。内閣審議室長青鹿明司君。
【次の発言】 続いて、気象庁及び建設省から補足して説明を聴取いたします。大野主任予報官。
【次の発言】 次に、川崎河川局長。
【次の発言】 以上で説明が終わりました。  これより本件について質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第66回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1971/09/17、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る八月二十六日、鶴園哲夫君が委員を辞任され、その補欠として中村英男君が選任され、また、九月九日、塚田大願君が委員を辞任され、その補欠として須藤五郎君が選任され、また九月十六日、増田盛君、中村英男君、佐藤隆君、宮崎正義君が委員を辞任され、その補欠として渡辺一太郎君、加瀬完君、久保田藤麿君、多田省吾君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  最初に派遣委員の報告を聴取いたします。  先般、当委員会が行ないました千葉県における台風第二十五号による……

第67回国会 運輸委員会 第2号(1971/10/26、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、ただいま調査団の報告がありました報告に関連いたしまして、三つの部面について質問いたします。一つは小倉空港関係、第二は板付空港関係、第三はバスターミナル関係であります。  まず、小倉空港関係から質問いたします。いま報告にもありましたように、小倉空港はその背後に人口二百万をかかえた北九州百万都市の空港であります。しかるに、代表的な欠陥空港の一つにあげられております。どういう理由で欠陥空港の一つにあげられておるのか、御説明を願います。
【次の発言】 欠航率が多くて当てにならない飛行場ということで、地元の者もたいへん困るのでありますが、この就航率は現在どのくらいであるか、これを就航率……

第67回国会 運輸委員会 第3号(1971/10/28、9期、日本社会党)

○小柳勇君 昨日、本会議でわが党の森中議員が国民にかわって質問いたしました。きょうは副社長がここに参考人として見えておりますので、細部の問題の質問をいたしまして、今後この種の事故が発生いたしませんように対策を立ててもらいたいと思います。  まず御質問に入ります前に、なくなられた方に心から御冥福を祈りますとともに、いま病院で治療しておられる方の早期の回復を祈るものでありますが、きのう、森中君の質問を聞いておりまして一番気にかかりましたのは、今回の事故にあわれました方たちが、病院に入りましても異口同音に、救援対策が非常に遺憾であって、怒りをぶちまけておられる、こういうことであります。この事故発生か……

第67回国会 運輸委員会 第4号(1971/11/30、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は近鉄事故の原因及びその後の状況について質問いたします。もっと早く質問しなければならなかったのでありますが、変則国会のため今日になりました。したがいまして、相当の時間が経過しておりますので、原因なども的確に御答弁を願いたいと思います。  まず運輸省に質問いたしますが、近鉄事故の原因はどのようなものでありましたか、御答弁を願います。
【次の発言】 先ごろの新聞に、ハンドスコッチを締めてブレーキをかけておいたが、それをだれかが取ったために転動したというような、そういう事実はなかったんですね。
【次の発言】 供給コックを締め切った現場は確認されてあるわけですね。

第67回国会 運輸委員会 第5号(1971/12/02、9期、日本社会党)

○小柳勇君 いまの概要説明ですけれどもね、いま一日の午後五時現在の報告をなされましたですね。これだけ大事な問題をだな、そんなに簡単にきのうの五時の状態でなくて、それから運輸省としてはどういう対策をとっておるのか、もう少し詳細にですね、報告しなければ、質問のしようがありませんよ。
【次の発言】 ただいま報告がありました事件について質問いたします。  私は昭和四十二年の五月八日の参議院予算委員会でこの問題を質問いたしておるのであります。そのきっかけは、英仏海峡で起きました「トリー・キャニオン」号事件の直後でありましたので、このような事件が日本の近海、沿海であってはならぬという立場から、この問題を質……

第67回国会 運輸委員会 第6号(1971/12/07、9期、日本社会党)

○小柳勇君 新潟で座礁いたしました「ジュリアナ」号の、その後の、事件の経過について海上保安庁長官から御報告をお願いいたします。
【次の発言】 拡散しております油の消去、除去はどのくらいまでかかるか。それから船尾部分の残油の処理はいつごろまでかかりますか。
【次の発言】 海上に拡散いたしました油が阿賀野川の流域付近まで拡散しておるようでありまするが、これがまた北上するような危険性はないのか、なぜこう縮まったのか、これはいかがですか。
【次の発言】 サルベージの船首船尾の残油を抜き取る際に、火災などの危険性はございませんか。
【次の発言】 それから海上保安庁はヘリコプターを何機お持ちであるか。それ……

第67回国会 運輸委員会 第7号(1971/12/14、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。  いまの問題、一緒にまとめて尋ねてまいりましょう。この前、私も質問したのですけれども、その後、今月号の航空時間表を見ましても改正されていない。私もきのうちょっと調べてみましたが、東京空港で七回、しかも三つの飛行機が同じ時刻に出るようになっておる。十八時に出る全日空の七一便、それからJALの一二三便、それから全日空の同じく福岡行、札幌行が同じ十八時に出るようになっておる。だからJALと全日空が違うのならわかるけれども、同じ全日空が札幌行と福岡行と同じ時刻に出ていくようになっておる。それから大阪空港が一回、福岡空港が三回。この前も指摘しましたように、これは一つの、国民と会社との……

第67回国会 災害対策特別委員会 第1号(1971/11/05、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) では、ごあいさつ申し上げます。  ただいま御選任いただきました小柳勇でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは理事に小林国司君、世耕政隆君、松永忠二君及び上林繁次郎君を指名いたします。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。  前国会の災害対策特別委員会において、三重県における台風第二十三号による被害状況の実情調査のため……

第67回国会 災害対策特別委員会 第2号(1971/11/16、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十一月九日、八木一郎君が委員を辞任され、その補欠として河口陽一君が選任されました。
【次の発言】 天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法及び激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。佐藤農林政務次官。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第67回国会 災害対策特別委員会 第3号(1971/12/23、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行ないます。  請願第二一五号、北海道における冷害対策に関する請願を議題といたします。  本請願につきましては、理事会において慎重に検討いたしました結果、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものと決定いたしました。  ただいまの理事会の報告どおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第68回国会 運輸委員会 第2号(1972/03/07、9期、日本社会党)

○小柳勇君 三月十五日から山陽新幹線の開通に伴いまして、地方ローカル線の列車ダイヤも大きく変更されました。本日は、この地方ローカル線のダイヤ改正の問題点について関係省、及び産炭地振興と日本国有鉄道の関連について通産省から、いろいろ御解明を願いたいと思うところであります。  まず第一に、運輸省に質問いたしますが、去る三月三日に、わが党の成田委員長名で運輸部会の衆参両院議員が運輸大臣に申し入れをいたしました。これは、今次のローカル線のダイヤ改正が国民生活を無視して、もうけ主義第一ではないか、したがって、早急に問題点を拾い上げて修正するものは、修正するし、復活するものは復活すべきであると、全国的な問……

第68回国会 運輸委員会 第5号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○小柳勇君 労働省の労政局長に質問いたしますが、ただいま運輸省の鉄監局長が報告しましたように、私鉄につきましては中労委が職権あっせんを行なっておるようでありますが、その現状及び見通しについて報告を求めます。
【次の発言】 見通し、なかなか労働省としても困難でしょうが、今後の進展状態についてどのように考えておられるか伺いたいと思います。
【次の発言】 私鉄労使間の解決の問題はあとで質問いたしますが、公労協関係の労使が公労委に調停申請したという話を承っておりますが、その後の実態について労政局長から報告願います。
【次の発言】 さっきの私鉄関係の労使間の関係について労働省の見解を聞いておきたいのです……

第68回国会 運輸委員会 第7号(1972/05/11、9期、日本社会党)

○小柳勇君 新港湾整備五カ年計画の第二年目に、北海道の港湾工事の費用負担の改正法案が出ました。直接的な問題を質問いたします前に、いま緊急問題として発生いたしました、ベトナム各港の米軍による完全封鎖の問題を、港湾整備に関連する部面だけ質問いたしておきたいと思います。  ソ連船が北海道の海峡あるいは日本海を通りまして、日本の周辺を航行いたしています。ニクソンのベトナム海域の封鎖は、その大部分のねらいがソ連船の航行に警告を与えるという点にあると、われわれも推察をいたしています。けさ十時ごろソ連がこの完全封鎖に対する態度を決定して世界に声明するという情報がありましたから、お昼のニュースでソ連の態度が明……

第68回国会 運輸委員会 第8号(1972/05/16、9期、日本社会党)

○小柳勇君 貨物輸送の問題を中心に質問いたしますが、まず、その前に、輸送体制の秩序確立ということで、トラック輸送の分野、あるいは鉄道輸送の分野、海上輸送の分野、とりあえずこの三つの分野の現状、それから新全総の昭和六十年を目ざして一体、運輸省はどういう方向でおのおのの輸送分野を考えておるか、こういうものから先に質問してまいりたいと思います。  あと、貨物運賃を少し勉強しておりまして、これはあとの国鉄運賃の値上げとの関連もありますから、貨物運賃というのは一体、物に体してどういうものであろうかと、運賃の実態というものを少し質問すると。そのあとは、昨年、貨物運賃が、トラック運賃が、貨物自動車による運賃……

第68回国会 運輸委員会 第9号(1972/05/18、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私も、いま瀬谷君が質問したようなことから質問に入ってまいりたいと思います。直接この法律に関係のある具体的な問題だけきょうは質問いたしたいと思います。  この提案理由の中に「大都市における大規模住宅団地の建設に伴う輸送手段の確保及び通勤通学輸送需要の激増に伴う混雑の緩和をはかることは、現下の大都市交通におきまして緊急に解決すべき課題であります。」と書いてあります。私もそのとおりだと思うのであります。したがって、この大都市間における大規模住宅団地が相互に軽快に通える、通勤通学ができる、こういう体制をつくるために今回のこの法律改正がなされると思うのでございますが、でありますならば、国や地……

第68回国会 運輸委員会 第10号(1972/05/23、9期、日本社会党)

○小柳勇君 この前、時間が制限されておりまして、具体的な問題を質問いたしました。きょうも直接関係する具体的な問題もありますが、もっと根本的に鉄道建設のあり方、あるいは現在、鉄道敷設法がいいかどうか、私はこれをあとで理由をあげて鉄道敷設法の廃止を検討してもらいたいという提案をいたしますけれども、そういう基本的な問題を、きょうは時間の許す限り質問さしていただきたいと存じます。まず、前回残しました具体的な問題から少しただしていきたいと思います。そのあと時間を見計らって根本的な問題を質問し、かつ、私の提案をしていきたいと思います。  まず第一は、この前、質問の段階で明らかになりましたが、とりあえずニュ……

第68回国会 運輸委員会 第11号(1972/05/24、9期、日本社会党)

○小柳勇君 初めに通産省に質問いたしますが、最近商工委員会を離れまして、勉強不足でありますから少し教えてもらいたいのでありますが、現在の自動車産業における最近の生産、販売の状況ですね。特に一般車、軽自動車とできれば分けて、ここ二、三年のところ増加の傾向であるか、減少の傾向であるか、また外国に輸出する車の動き、そういうものを概括的にまず御説明をお願いいたします。
【次の発言】 二輪車など――私ども諸外国をいろいろ見てまいりましたが、軽四輪につきましては日本の車はあまり見ないんですが、小型以上の車がいま大体外需の中心ではないかと思いますが、その点いかがでしょう。

第68回国会 運輸委員会 第13号(1972/05/30、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、去る五月の二十六日に新潟港で機雷によって爆破されました、しゅんせつ船海麟丸の事故について質問いたします。この事故について関係者から報告を求めます。
【次の発言】 大臣に見解を聞きたいんですが、私は、去る昭和四十五年の九月十一日と十一月の十六日、二回、参議院の交通対策特別委員会で、米軍投下による機雷爆発事件について問題を取り上げました。それは、昭和四十五年の五月九日に関門海峡でしゅんせつ作業中機雷が爆発した、及びその過去にも二、三回ありましたから、たいへんなことだということでこの問題を取り上げました。  そのときに閣僚から、政府の方針として次のようなことが発表されました。まず、……

第68回国会 運輸委員会 第14号(1972/06/01、9期、日本社会党)

○小柳勇君 先日の委員会で、時間の関係で大事な問題を若干残しておりますから、きょうは重要な問題を確認しながら質問してまいります。  まず第一は、運輸省に対する質問でありますが、これからの港湾整備五ヵ年計画の中における各港のしゅんせつ作業について、その計画を御説明を願います。
【次の発言】 具体的にいま問題にしておりますのは、米軍による投下機雷が、防衛庁の資料によってもいまなお五千六十二発残っておる。それは日本の近海全海域にわたって残っております。しかも、未掃海区域が二千四百平方キロメートルあります。で、これから港湾整備のために日本の各地方の港をしゅんせつされるわけでありますが、たとえば来年度あ……

第68回国会 運輸委員会 第16号(1972/06/08、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。  法律論争はあとに譲りまして、政治的な政府の見解を聞きたいんですが、いままでの瀬谷君の質員に対する竹下長官なり大蔵大臣の答弁は、いまの政府の態度は、現時点では資金上、予算上支出不可能と認めるから、国会に議決を求める案件を出して、国会のほうで出せとおっしゃるならば別途補正予算などで出しますが、出さぬでよろしいと思うならもう出しませんと、現時点では支出不可能であるという前提でこの議決を求める案件を出しましたと、このようにとれますが、それでいいですか。
【次の発言】 もう一回確認いたします。したがいまして、この運賃値上げ法案によって千七百八十億ばかりの増収を見込んでおる、だから、……

第68回国会 運輸委員会 第18号(1972/06/16、9期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいまの報告に関して質問をいたします。  なお、その後キャセイ飛行機がバンコクから香港へ向かう途中、南ベトナムで墜落いたしました。空のこのような大きな二つの事故に対して、なくなった方に心から哀悼の意を表します。  この事故に対しまして、日航機に対しましては直ちに政府のほうで救援対策本部などつくられ、万全の対策をとっておられるようでありますが、原因がまだはっきりしないようであります。したがいまして、原因がはっきりいたしましたら、また新たな問題として論議をしなければならぬでありましょうが、いまの段階で気にかかるものを二、三質問いたします。  直接、日航機の事故を質問する前に、ついせん……

第68回国会 災害対策特別委員会 第1号(1971/12/29、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ごあいさつをいたします。  ただいま委員長に互選いただきました小柳勇でございます。今国会もよろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、理事に小林国司君、世耕政隆君、松永忠二君及び上林繁次郎君を指名いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。  自然休会中、委員派遣を行なう必要が生じた場合は、……

第68回国会 災害対策特別委員会 第2号(1972/02/07、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一月三十一日、松永忠二君が委員を辞任され、その補欠として杉山善太郎君が選任されました。  また二月五日、久保田藤麿君、園田清充君、八木一郎君、中村英男君、宮崎正義君が委員を辞任され、その補欠として片山正英君、高橋文五郎君、増田盛君、戸田菊雄君、藤原房雄君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠互選についておはかりいたします。  委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、この際、その補欠互選を行ないたいと存じますが、互選の方法は、投票によらないで、委員長にその指名を……

第68回国会 災害対策特別委員会 第3号(1972/04/06、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二月八日、藤原房雄君が委員を辞任され、その補欠として宮崎正義君が選任されました。  また、去る二月十日、戸田菊雄君が委員を辞任され、その補欠として中村英男君が選任され、また三月二十七日、高橋文五郎君が委員を辞任され、その補欠として園田清充君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  昭和四十七年度における防災関係予算に関する件について、政府当局からその概要の説明を聴取いたします。砂田総理府総務副長官。

第68回国会 災害対策特別委員会 第4号(1972/05/17、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十六日、片山正英君、園田清充君、塚田大願君、中村英男君、杉山善太郎君、鈴木力君が委員を辞任され、その補欠として久保田藤麿君、佐田一郎君、須藤五郎君、松永忠二君、佐々木静子君、神沢浄君が選任されました。  きょう十七日、増田盛君、高山恒雄君が委員を辞任され、その補欠として八木一郎君、向井長年君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  大阪千日デパートの火災に関する件について政府から説明を聴取いたします。降矢消防庁長官。

第68回国会 災害対策特別委員会 第5号(1972/06/05、9期、日本社会党)

○小柳勇君 小柳勇でございます。一年間、特別委員長の重責を果たさしていただきました、理事、委員各位が非常に熱心でありまして、楽しく有意義にこの一年間過ごすことができました。災害の予防なり、災害発生後の救済なり、今後とも当委員会の活躍を心から御祈念いたします。どうもありがとうございました。(拍手)

第69回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1972/08/10、9期、日本社会党)

○小柳勇君 去る七月十七日の十時五分ごろ、北九州港で、グラブしゅんせつ船第二十七瀬戸塩号が、投下機雷により爆発いたしましたので、その爆発事故について、その概況説明を求めます。
【次の発言】 その後、海上保安庁で事故の原因の調査と、それから関係者の捜査並びに調査をやっておられるようでありますが、その概要について御説明を求めます。
【次の発言】 法務省からいまの捜査の概況について御説明を求めます。
【次の発言】 もう一点法務省に質問いたしますのは、新潟で海麟丸の爆発事件がありました。なお関門航路などにも、過去に数例投下機雷による爆発事件が起こっております。ところが、いままでは刑事事件として扱ってお……

第69回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1972/09/21、9期、日本社会党)

○小柳勇君 では、国鉄の第一次、第二次処分発表に伴いまして、きのうまで順法闘争なるものが起こりました。そうしていろいろの批判がいま起こっています。この問題を取り上げまして、この際に、これを抜本的に何とか糸を断ち切らなければならぬ、こういう立場から質問いたします。  新聞の発表するところによりますと、第一次、第二次の処分された者の合計は三万八千七百七十二名。このようなばく大な処分が発表された。そこで反対順法闘争なるものが一週間組まれまして、約一千百二十六万人の足が混乱した。旅客列車の運休は九千百十六本、貨物列車の運休が八千百四十九本、合計一万七千二百六十五本。これによる減収見込み約三十五億円だと……

第69回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1972/10/17、9期、日本社会党)

○小柳勇君 第一班の派遣報告をいたします。  派遣されました委員は、長田委員長、橘委員と私の三人で、去る九月十一日から五日間にわたり、新潟県、富山県及び石川県所在の運輸省及び国鉄の各地方機関からの管内事情の説明聴取並びに三県内における港湾、空港の整備状況と海員学校等を視察してまいりました。  以下順次事項別に調査の概要を御報告したいと思いますが、それぞれの機関からは詳細な資料が提出されておりますので、現地の要望事項と調査事項のおもなる点について、その概略を御報告したいと思います。  まず、運輸省地方機関からの管内事情説明について申し上げます。  新潟陸運局からの説明によれば、当面の問題点の一つ……

第70回国会 運輸委員会 第2号(1972/11/09、9期、日本社会党)

○小柳勇君 具体的な問題を二、三質問しまして、あと基本的な問題を二、三質問いたします。  いま総裁が言われたように、私もこの事故発生以来の現地でとられた現場職員の処置は適切であったと考えています。そのことによって死傷が増大したのではないということも考えています。  そこで、この事故発生は、北陸のトンネルのもそうでありますが、日田彦山線の気動車も、考えてみまして車両故障ではないか、そういうふうに考えます。  そこで、その車両故障についての質問をするのでありますが、この気動車の場合に、この日田彦山線のやつは交番(A)を四十七年の九月十三日にやっています。交番検査の周期が四十五年の十二月に一ヵ月から……

第70回国会 予算委員会 第2号(1972/11/09、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。
【次の発言】 運輸大臣の発言の中に重要な問題を三つ含んでおるんでありますが、一つは特別監査ということば、もう一つは総点検ということば、もう一つは新聞で発表されました、国鉄に対する勧告書を出しておられます。この三つの問題を含んで一いま委員長からも注意がありましたから簡単に質問いたしますが、事件発生以来特別監査ということばが出ました。さっそく特別監査をやって、一切今後はこういう事件がないようにするという決意の表明をされました。口では特別監査と言われますが、一体どういうことをやろうとされるのか、そのようなシステムがあるのかどうかでrね。特別監査をやるということで、国民がもうこれで……

第70回国会 予算委員会 第5号(1972/11/13、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。  総理に質問いたします。去る昭和三十九年の九月に臨時行政調査会が内閣に勧告いたしております。その勧告の内容は、これは国鉄と電電公社に対する取り扱いについての内閣に対する勧告ですね。こういうふうに書いてあります。審議会を設置し、「労働基本権の拡大を争議権を与える方向で検討し、特に、公社側の当事者能力の確立をはかること。」、これが当時の臨時行政調査会の内閣総理大臣に対する勧告でございます。この勧告は昭和三十九年に出ております。今日まで佐藤内閣がこれをサボリまして、この審議会も設けておりません。このことを先日、運輸委員会で質問いたしましたが、問題が大きいもんですから、総理でないと……

第71回国会 運輸委員会 第3号(1973/02/22、9期、日本社会党)

○小柳勇君 三点質問いたします。  一つは、在来の列車の脱線事故の復旧に比べて非常に時間がかかりました。おそらくいままでは、長年の経験で、非常に沿う救援車、その他支援施設等、支援の体制が長い歴史の中で積み重なっておるが、新幹線の場合、救援列車の編成なり、救援体制というものが十分でないのではないかと私は心配をしておりました。あれだけの脱線――あのくらいといいますと何ですが、あのくらいの脱線でこれだけの長時間かかるのは、実は解せないわけですね。したがって、その点で、現在なお救援組織の編成あるいは車両の増備などが足らぬのではないか、同時に、いまの車両の構造と違いますから、いままでの機関車脱線復旧に訓……

第71回国会 運輸委員会 第4号(1973/03/08、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して二問だけ質問しますが、一つはこの前、辻君の質問を聞いておりましても明らかにありますように、駅合理化、廃止あるいは貨物駅の統合の合理化などで、その基準を本社できめて、あとは各管理局にまかしてあると、こういうふうに理解するわけです。そうしますと、各管理局は競争しまして、本社からこれだけ与えられているからどうしてもこれをやらなきゃいかぬということで、無理をして、国鉄だけが罪人になりまして、全部住民を敵にして合理化が進められておるのではないかと思うが、その点いかがですか。
【次の発言】 国鉄が、どうして住民を敵にして強引にしなきゃならぬかという点、しみじみ考え、この前でも辻君が言っ……

第71回国会 運輸委員会 第7号(1973/04/17、9期、日本社会党)

○小柳勇君 総務長官には官房長官のかわりに来ていただきました。したがって、ます初めのほうは、政府としての官房長官にかわってのお答えを願いたいのであります。  きのうきょう、いわゆる年金ストで国民の足が相当とまっています。組合は世間に、これはもう前から宣言をして行動しております。なぜ政府が誠意をもってこのような事態が起こらないように、前もって解決する努力をされなかったか。特に、けさ森中委員が、閣議でこの問題が論議されましたか、と質問いたしましたら、運輸大臣のほうからは、具体的にこの問題が論議されたことはないような答弁がありましたが、それも含んで、政府の今日までとった誠意ある努力を御披瀝願います。

第71回国会 運輸委員会 第8号(1973/04/19、9期、日本社会党)

○小柳勇君 この前の予算の分科会でも、私は取り上げましたから必要がないと思っていましたが、ただ、おとつい森中君がここで取り上げまして、大臣はまだこの問題について白紙だとおっしゃったんです。にもかかわらずけさ大きく新聞に出まして、おそらくきのうも森中君だけはオーケーしたんじゃないかと思って私も黙っておったけれども、森中君にいま意向を聞いてみますと、まだ大臣は白紙だと言っておったのにけしからぬというような意向も含まっておるから、私も一応質問し、かつ意見を申し述べたいと思う。  大体、あれだけの会社、しかもそれはやっぱり、なるべくならば自主的な会社の方向に発展すべきだと、運輸省ががちっとワクをはめな……

第71回国会 運輸委員会 第9号(1973/04/24、9期、日本社会党)

○小柳勇君 時間がもうあと三十五分ぐらいしかないから、質問も簡単にしますので、答弁もひとつ要点を、簡単に答弁を願います。  まず、新幹線建設と関係主要駅の整備ということです。東北新幹線の建設状態、いまいかがですか。
【次の発言】 盛岡までの計画が明らかで、それから先、青函トンネルとどういうように結ぶかということがまだ明らかでないので、われわれのところにも秋田などから盛んに陳情があるんだが、その点はどうなっていますか。
【次の発言】 途中の経路はもう大体見当ついていますか。
【次の発言】 それから上越新幹線ですが、東京都なり、騒音などの問題でたいへんこれは苦労しているようですが、われわれとしても……

第71回国会 運輸委員会 第11号(1973/05/10、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して。  せっかく長時間かけて審議しますから、やっぱりこの法案の論議の中で矛盾のある点は政府の方針を変えるなり修正するなりしていただいて、ただ聞きっぱなし言いっぱなしでは無意味ですから、いまの問題、私は先般、東北を視察したときによく感じました。したがって、その問題に限って質問いたしますが、第一の、この鹿島の例に見るようなものがいま全国的にどのくらいあるか、見解なり答弁を求めます。  それからもう一つは、東京湾の貯木場のそれも、これだけのスペースを貯木場として独占させていいかどうかという問題が提起されました。これに対して、やっぱり政治の問題として、大臣、どうされるか、ひとつ聞いて……

第71回国会 運輸委員会 第12号(1973/06/05、9期、日本社会党)

○小柳勇君 事故後の処理については説明ありませんでしたが、御説明を求めます。
【次の発言】 海上保安庁から、この事故の概要と、それから救援の状態について説明を求めます。
【次の発言】 当時のある新聞では、飛行機で現場写真をとっているのですね。で、海上保安庁としてヘリコプターの配置あるいは飛行機の使用などどういう体制になっているのですか。
【次の発言】 出動命令が出たのですか、出さぬのですか、その点はどうですか。
【次の発言】 これはほかの新聞社が出ていなければいいんだけれども、新聞社の飛行機が出てちゃんと写真をとっておるのに、大事な保安庁のヘリコプターがなぜ出動せなかったのか、ちょっとぼくはふ……

第71回国会 運輸委員会 第13号(1973/06/14、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して。  ここに大湊港港湾管理者の計画書を持っているんですが、これにはあなたがおっしゃった百三十二万トンというのが書いてあります。昭和五十二年の目標です。昭和四十六年の実績ではわずかに八万七千トンですね。昭和四十六年現在大体八万トンから、九万トンしかないのが、昭和五十二年に百三十二万トンなんというのは、全然想像がつかぬのですね。こういうようなずさんな港湾管理者の計画書で、港湾審議会がオーケーをして、これをまたうのみにして運輸省が、港湾局が重要港湾に指定し、そしてこの指定は前やりまして、これだけの予算をつけている。しかも、それを大蔵省オーケーしておる。こういうことに伊部委員は問題……

第71回国会 運輸委員会 第14号(1973/06/19、9期、日本社会党)

○小柳勇君 本日は、岡山県の中鉄バスの問題について質問をいたします。  岡山県の中鉄バス、これは県下ほとんど独占的に大きな占有率を持つバス事業を経営しておりますが、いわゆる春闘の時期に賃金問題の交渉を中心にしてストライキが決行された。そのときにストライキを破るための暴力行為もあった。その場合に、団体交渉で和解のための協約をしたが、それを一方的に破棄したというような事件がありまして、私ども調査に行ったのでありますが、そのときに、労使間の問題だけではなくて、経営上に非常に欠陥があることが明らかになりました。たとえば、かってに欠行する、あるいは検査要員が少ないためにバスの検査が十分でない、したがって……

第71回国会 運輸委員会 第16号(1973/06/26、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して質問いたします。  一つは、経済企画庁の総合計画局長見えておりますから、これはあとの私の、あさってになるかどうかわかりません――あさっての質問に関連してお願いを申し上げるんだが、鵜崎県知事時代、昭和四十一年に経済企画庁に有明海の底質調査を依頼しておるわけです。水銀の含有量など。それで、ここに概数など説明がありますけれども、経済企画庁が調査した資料を私は持っていませんので、あさっての論議に必要でありますから、その資料をお調べになって、四十一年のとき及びその後も、亀井知事になりましてからも依頼をして、水銀含有量、有明海全部を調べているようです。したがって、その資料を御提出願いた……

第71回国会 運輸委員会 第17号(1973/06/28、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は初めに、いままでの質問に対する関連質問で、具体的な問題を三件ばかりやります。そのあと、その第三番目の問題に関連して、公有水面埋立法がこれから論議されますが、連合審査もできませんでしたので、この法案に関連する法律改正の問題点を触れて、そのあと港湾法の改正についての重要な問題最後に先般から修正意見を出しておりますから、その問題で十二項目修正を申し出ています。その問題で、簡単に修正できますと、それでもう早く質問終わるわけでありますが、修正できませんと、なぜできぬかということを速記録に残しておきませんと、この法律改正に非常に重要ですから、そういうことでこれから質問をさしてもらいます。 ……

第71回国会 運輸委員会 第18号(1973/07/03、9期、日本社会党)

○小柳勇君 きょうはヘドロの除去の具体的な話と、それからあと港湾法の、この前に質問しました第一条の目的に対するもの、それから第三条の基本方針に関するもの、そのあと十二項目にわたりまして、先般来、修正案を提案しておりますから、これを具体的に質問いたします。それで大体きょう質問の最後になろうかと思います。  まず第一は、水俣湾のヘドロ除去の問題でありますが、昨日の各新聞紙に、水銀ヘドロ暫定基準が答申されて、環境庁長官がこれを受けた、そのあと、運輸省特に港湾局がヘドロの除去をやらなきゃならぬということが報道されています。それによりますと、水俣湾が百八十ヘクタールのうち六十ヘクタールが除去が必要である……

第71回国会 運輸委員会 第19号(1973/07/05、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私いなかったから、どういうことかひとつ……。
【次の発言】 関連して。  これは国鉄運賃法全体の問題にも関連ありますから、いまちょうどいいですから関連質問いたします。  運賃は国会の議決を必要とする、料金は運輸大臣の認可でやる。こういうところに非常に複雑さがあると思うのですよ。いま伊部君の質問もそういうところにあるのですがね。旅客運賃もそういうものがありますね、運賃料金。いまの貨物の運賃と料金。そこで、いま局長が答弁されたのは、この料金の運輸大臣認可制度そのものについても検討しなきゃならぬと、こういう意味ですか。
【次の発言】 そういうのは理事会にまかせなさい。総理に対する質問など……

第71回国会 運輸委員会 第20号(1973/07/10、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連質問。  大臣も自民党員ですから、関連して質問いたしますが、これは都議選挙の前の日です。土曜日の読売新聞の広告です。まん中に国鉄運賃はこう使われる、そして運賃値上げの全部が国鉄職員のベースアップ分だという印象を都民に知らせ、国民に知らせるために広告を出したものだと思う。  私ども今日まで、この国鉄再建法及び運賃値上げ法を論議しておりますが、こういうような提案の説明は一回も聞いてない。今日まで労使紛争、いろいろありました。故意に国鉄の労使間にくさびを打ち込むような、こういう自民党の広告を見て、自民党員である運輸大臣はどういうふうにお考えになるか。私もけさ瀬谷君から相談を受けた、こ……

第71回国会 運輸委員会 第21号(1973/07/12、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。  私は内容については質問いたしませんが、この新聞の扱いにつきまして大臣に質問したいと思います。  瀬谷君が十日のこの運輸委員会で、長い時間をかけて新幹線の建設について質問をいたしました。それが終わりまして、翌朝のこの朝日の朝刊にこんなに大きく、新幹線建設について運輸省、国鉄は妥協かと――それは、地上の高架式を地下にするようなこと、あるいは通勤線も併用するようなことで検討しておると、こういうふうな記事が出ました。これは記者会見するか、あるいは資料を記者に出さなければこんな記事が出るはずはないんだ。内容を詳しく書いてあります。十日の委員会では、瀬谷君があれだけ詳しく資料を示しな……

第71回国会 運輸委員会 第25号(1973/08/28、9期、日本社会党)

○小柳勇君 いま、岡垣射爆場の訓練が開始されまして、きのうから現地では町民やそれから民主団体がすわり込みなどを始めて基地撤去を要求しております。したがいまして、岡垣射爆場の基地撤去の問題が中心でありますが、撤去の話はあとで防衛庁長官にすることにいたしまして、民間の航空路と訓練空域がダブっておる、こういう問題が先般新聞にも出ておりますし、また私ども調査いたしましたところ、ダブっておりますので、先般の雫石の事故もありました。したがってこれを確かめて、航空路のダブっておるものは早急に修正し、かつ爆撃訓練を変更してもらわなきゃならぬ、そういうふうに考えますから、その問題に限って質問いたします。時間が少……

第71回国会 運輸委員会 第27号(1973/09/04、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私はハイジャック問題に対して質問いたします。  去る七月二十日にアムステルダムのスキポール空港を離陸した日航の四〇四便が二十分後に五人のハイジャッカーに乗っ取られて、そしてベニナ空港で爆被されたのはもうすでに新聞、ラジオで報道をいたしていますから、その内容については質問いたしません。ここに詳細な経過報告がありますし、また昨日資料として「空港警戒における銃刀類等危険物発見状況」及び「世界におけるハイジャック等航空機に対する不法妨害事件の発生状況」など七点の資料が出されておりますから、そういう問題についても詳しく質問したいのでありますが、本日はあの事件の事後処理と、それから今後に対する……

第71回国会 運輸委員会 第28号(1973/09/06、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。  非常に重要な基本的な問題でありますし、私もこれはぜひ質問しなきゃならぬと思っております。きょうの森中君に対する政府の決意がどう示されるかわかりませんが、それによってまたあらためてやることもありますが、政府の姿勢が非常に不満です。運輸大臣の答弁も、大蔵政務次官の答弁も不満です。総裁がこのように言われたのは、いま初めて聞いたわけじゃないわけですね。総裁言っているように、もう四十四年の再建法を論議するときから口にしておるものです。そして昨年もそのようなことはちゃんと言っておる。あまり外国の例を言っても始まりませんが、たとえば一九六〇年にイギリスの国鉄は、借金を返済するために四分……

第71回国会 運輸委員会 第30号(1973/09/13、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、先般参議院の本会議で代表質問をいたしました。あの代表質問を骨子にして、それに不足するもの、あるいはもう少し深く聞きたいもの、そういうものを中心に質問いたします。大体八つばかり項目がありますが、まず総合交通体系の問題、特に貨物自動車の貨物運送の問題から質問をしていきたいと思います。  先般、私は武蔵野線の調査に参りましたときに、草加市の付近をバスが通ったときにバスの上から十一時五十分から十二時二十分までトラックの実態調査をいたしました。約三十分間の間に東京方面にトラックが三百五十台運行しています。その中で白ナンバーをつけました自家用トラックが二百五台、青ナンバーをつけました営業……

第71回国会 運輸委員会 第31号(1973/09/14、9期、日本社会党)

○小柳勇君 昨日、新線建設の問題で論議をいたしました。特にいままで投資をして、りっぱな農地を通って、今日までもう八割もでき上がったような線路がくさりかかっておる。最近の列島改造論を除外いたしまして考えなくても、地域的な変化が相当起こっています。昨日質問したので、地方から昨晩からけさにかけてじゃんじゃん電話がかかりまして、筑豊炭田に、御承知のように、油須原線というのが、もう竣工直前でいま押えられてあります。御存じのように、苅田港はこれから特定港湾になる。あすこに日立が進出いたしまして、数十社の下請け産業があの辺一帯に配置されることになります。田川から苅田港一帯に日立の工業がこれから根を張ってまい……

第71回国会 運輸委員会 第32号(1973/09/18、9期、日本社会党)

○小柳勇君 この法案につきましては森中委員から詳しく質問がありました。したがって重ねて質問いたしません。ただ、この法案ができましたその原因は昭和四十六年七月の雫石の自衛隊機と全日空機の衝突によってこういう問題が発生したわけであります。それからちょうど二カ年たちました。で、ほんとうならば先般問題にいたしました岡垣射爆撃場の開始にいたしましても、もう少し慎重にやってもらいたかったわけです。あれだけ重大な事故を起こして、そして航空交通安全緊急対策要綱なるものができた。そしていま民間航空と自衛隊の訓練との間にいろいろ取りきめがなされておるのでありますから、この岡垣射爆撃場の使用開始については、いま少し……

第71回国会 運輸委員会 第33号(1973/09/26、9期、日本社会党)

○小柳勇君 総裁には御苦労ですが、ひとつ国鉄再建のためにがんばってもらいたいと思います。  総裁にお聞きする前に、大臣に御質問いたしておきますが、この前、財政再建法及び国鉄運賃値上げの審議の最後の段階で、順法闘争、ストライキなどの予告的なものが新聞に出てましたから、せっかくこれから国鉄が再建するんだから、でき得べくんば、もうこういう紛争をやめさしてもらいたいという希望をいたしました。ついに、きのう、きょう、たいへんな混乱状態でありますが、昨晩おそくまで国鉄総裁は直接組合の幹部と会われたようです。その実態もいろいろと報道をされておりました。ただ運輸大臣や運輸省が積極的に、この間の審議のあと始末に……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1973/04/19、9期、日本社会党)

○小柳勇君 参考人の皆さま、御苦労さまです。  経済の動き全般的なものを冒頭に経済企画庁長官からお聞きした上で、各業者なりあるいは仕事をされている方の御意見を聞きたかったのでありますが、長官がちょっとおくれておりますので、ぶっつけ本番で、セメント協会の原島さんのほうからまず第一問をお聞きいたします。  本年に入りましてから急速にセメント不足が叫ばれました。私どもとしては、昨年の暮れの臨時国会で補正予算を組みましたあと公共事業がうんとふえました、そういうところからすでにもうセメント不足の原因はあった、また傾向もあったと考えておるのでありますが、今年に入りまして急にセメント不足が叫ばれて、公共事業……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第10号(1973/09/19、9期、日本社会党)

○小柳勇君 経済企画庁長官にいまの竹田君の質問に関連して質問いたします。  長官、物価の上昇がいま異常なんですね。ここにグラフもあります、数字もありますが、消費者物価がことしの三月、四月ごろから急に上がっている。卸売り物価は、昨年はあまり上がらなかったのが、一月から急に七%から、最近は一五%も上がっている。それから輸入物価が昨年の暮れまでほとんど上がらなかったのが、一月から一三%八月は二四%上がっている。この物価の上昇というのが、過去二、三年の間の上昇のぐあいと、ここ半年ぐらいの上昇のぐあいというのは、非常に異常ではないかと思うが、経済企画庁として分析されたことがあるのかどうか、お答え願います……

第71回国会 予算委員会 第13号(1973/03/28、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、当面しておる問題を四つと、あと自家用トラックのはんらんによります物価問題について政府の見解を聞きます。  まず第一は、きのう早朝に起こりました佐世保海軍基地のタンカー爆発事件について、関係大臣の報告を求めます。
【次の発言】 その場合に、日本の官憲が立ち入り調査ができたのかどうかお聞きいたします。
【次の発言】 それじゃ、その問題は施設部長から聞きますが、この種の事故がほかの基地でも起こっておると聞いておりますが、過去の経緯をお聞きいたします。
【次の発言】 それでは外務大臣――外務大臣を呼んでもらいましょう。
【次の発言】 時間がもったいないから施設部長に質問しますがね。施……

第72回国会 運輸委員会 第4号(1974/02/14、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。  手続上はそれでいいが、問題はこういうことだと思うんです。運輸大臣のほうは運賃を上げたくなかったけれども、どうしても全体的な石油危機などで物価の閣僚会議のほうでは全般的なものをもって上げたという見方か、運輸大臣は上げたかったけれども物価の閣僚会議はどうかわからぬから持っていって相談したんだと、そういうことが問題だと思うんです。権限は確かに運輸大臣にあるはずです、道路運送法にありますから。物価に持っていったところが実はなぜかと聞きたい。そういうふうに現状の物価値上げの問題について、一切もう物価対策閣僚会議にかからぬ、各大臣の権限もない、田中内閣のときには一応そこで締めているん……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1973/12/01、9期、日本社会党)

○小柳勇君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第72回国会 予算委員会 第4号(1973/12/13、9期、日本社会党)

○小柳勇君 委員長、関連。
【次の発言】 私は総理に質問したいんですが、さっき戸叶さんも言われたように、緊急事態です。私は明日、労働問題全般について質問いたしますけれども、公務員が〇・三、まあ皆さんは来年の年度末手当の繰り上げだと言っているけれども、これだけのインフレで生活できないから〇・三の繰り上げをやったことは事実です。それに匹敵する失対労働者は基準がもっと低いんです。一般の公務員よりももっと低いベースの賃金で働いている労働者がその〇・三に匹敵するものが何かないか。そういう将来の問題じゃないですよ。もうきょうは十三日です。きょうきめなければ年内に支給できないでしょう。したがって、労働大臣だ……

第72回国会 予算委員会 第5号(1973/12/14、9期、日本社会党)

○小柳勇君 午前、渡辺君から石油外交の話が相当ありましたから、私は具体的に聞きたいんですが、けさの新聞で見ましたあの外務省の情文局長の発表ですね。少なくとも、三木副総理が外国に特使として行っている。しかもこれだけ重大な問題ですから、少なくとも外務大臣が声明するぐらいのことはやるべきである。外交的にも非礼ではないか。あるいは三木副総理に対しても非礼ではないかと思うが、いかがですか。
【次の発言】 いま一番大事なことは、日本の外交姿勢が明確化することによって石油供給の正常化の道が開かれるのではないかと思いますが、この点について外務大臣の見解を聞きます。

第72回国会 予算委員会 第7号(1974/03/13、9期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいまのに関連して、一問質問をいたします。  いまのインフレ下における国民の最低生活保障というのは一体どういうことかということは、私の持ち時間の中で討議したいと思いますが、いまの生活扶助基準以下の年金生活者がどのくらいいるかということを先日から調査をいたしました。各省庁から書類を出してもらって調査したのでありますが、地方公務員共済とか国家公務員共済などは、先般、最低保障額ができました。しかし、この最低保障額は、現在、東京都における一級地七十歳の男は生活扶助額が二万七千六百九十一円でありますから、生活扶助額よりも最低保障額が少ないのです。国家公務員、地方公務員などもですね。それはそ……

第72回国会 予算委員会 第9号(1974/03/15、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私も物価問題で質問いたしますが、その私が質問いたします問題を究明するために、その前提として、政府の基本的な考えを三点だけ聞いておきたいと思うのであります。  第一の点は、石油がこのような状態で値上がりをしたものが日本に輸入されてまいります。現在の情勢では、すぐこの石油価格が下がるものとは予想されない。しかも量的にも、現在としては需要が、必要量が上昇の段階にあります。したがって、このような現状で、いまの総需要抑制だけで部分的に物価が安定して、ずっと一応安定して、これでまたそのまま現在の産業構造を維持していこうとされておるのかどうか、この基本的な問題を質問いたします。それは産業構造を変……

第72回国会 予算委員会 第10号(1974/03/16、9期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいま発表になりました石油値上げの問題で一、二質問いたします。あと細部の問題は同僚前川議員が質問いたしますから、私は二、三点にしぼって質問いたします。  その前に、以前から閣僚は三月中に値上げはしないということを言明しておられた。しかも、きのうも上田委員がカルテル行為に類似した行為があったということで問題にした。きょう発表されたことは不満です。不満でありますが、発表されましたので、あと質問いたします。  先取り分を吐き出さしたと、詳細は資料を見ますが、六百五億円も累計の黒字があったのでありますから相当のものがあると思うが、その概要について一、二御報告願いたい。これが第一の問題です……

第72回国会 予算委員会 第21号(1974/04/02、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、大手商社が製糖事業を支配している問題を指摘して、このような状態では将来糖価は上がるのではないか、下がるはずはないというような見地から、具体的に質問をし、かつ、きょうは伊藤忠の社長さんを参考人としてお願いいたしました、お忙しいのにどうもありがとうございます。それから公取委員長と農林省の担当官も出席していますから、その三者に対しまして質問をして、独禁法違反的なものがあれば早急に直してもらうし、また公正取引委員会も独禁法の改正に早急に取り組んでもらいたい、こういう見地から質問いたしたいと思います。  まず伊藤忠の社長さんに質問をするのでありますが、去る一月の二十一日に公取委員会が総……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 商工委員会 閉会後第1号(1974/09/18、10期、日本社会党)

○小柳勇君 きょうは、三つの問題について政府の方針をただしたいと思います。  第一は、いまの国民生活、特に産業経済政策の中で物価問題に対して、通産大臣並びに経済企画庁、中小企業庁はどういう取り組みをやっておられるかということが第一であります。  第二は、いま政府が行なっております総需要抑制政策、この政策のために公共事業が繰り延べされ、中小企業が非常に大きな不況に直面している、企業倒産も相次いでいる、この総需要抑制政策、いわゆる物価抑制のためにただ一つとっておる田中内閣のこの政策のために、たくさんの中小企業が倒れつつある。この政策を続けるならば、これから年末年始にかけて相当大きな混乱が生ずるであ……

第73回国会 商工委員会 閉会後第2号(1974/10/15、10期、日本社会党)

○小柳勇君 第一班、沖繩班について申し上げます。  今回の派遣の目的は、沖繩海洋博準備状況と伝統産業などの実情調査でありまして、派遣委員は、剱木委員長、小柳理事、須藤理事、桑名委員、藤井委員の五名で、期間は去る十月一日から四日間でありました。  沖繩では、県知事をはじめ総合事務局、海洋博協会、経済団体、大学講師の方々から沖繩経済の概況、海洋博準備状況、伝統産業の現状などについて説明を聞き、本部の海洋博会場の建設状況を視察するとともに、伝統産業である紅型、漆器、陶器を視察。  奄美大島では、名瀬で、福岡通産局、鹿児島県大島支庁、市、町村長会、議長会、商工会議所、大島紬協同組合、紬振興対策協議会な……

第73回国会 商工委員会 閉会後第3号(1974/11/07、10期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、マルチ商法による化粧品販売の被害が出ておりますので、この被害を最小限度にとどめるという立場から、関係省庁並びに公正取引委員会に質問いたします。  最近、マルチ商法の化粧品会社とその会員との間でトラブルが起こりまして、被害者がその掛けた金、出した金を返還せよというような問題など出ておって、社会問題が発生しておりますが、通産省はこの実態をどのように把握しておられるか。これを近い将来どういうふうに行政指導なり、あるいは規制措置をとろうとしておられるか。まず通産省からお聞きいたします。
【次の発言】 いまの小委員会の結論が出るのは、はっきりわかりませんでしたが、今月中ということですか……

第74回国会 予算委員会 第2号(1974/12/21、10期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、三木内閣の政治姿勢をただして、その後、国内経済、特にインフレ、物価、不況対策など、国民生活に直接関係のあるものについて具体的に問題をただしていきたいと思います。  その前に、十八日の夜、岡山県倉敷市で水島コンビナートの油タンクが破壊いたしました。この事故及び十九日の夜、北海道上砂川町の三井砂川鉱業所でガス爆発が起こっております。この二つの事故に対して通産大臣から状況の報告と今後の対策の説明を求めます。
【次の発言】 両事件に対する通産省が今日までとりました対策――水島などに類似する貯蔵タンクなどたくさんございます。そういうものに対する予防措置など、とられた対策を聞きます。

第75回国会 商工委員会 第2号(1975/01/14、10期、日本社会党)

○小柳勇君 他党からも質問があったようでありますから、私、要点を簡潔に質問してまいります。  きょう取り上げる問題は祥和丸事件の対策です。それから、今後のこの輸送原油を安全に日本に輸送するには一体どうするのか、この問題を関係省庁に質問いたしますが、通産大臣にまず質問いたしますのは、聞くところによりますと、この対策を外務省と運輸省が主体でやって、通産省はアウトサイドに置いてある、この事故対策の主体に入ってないと聞いている。で、この大型タンカーというのは、実は原油を運ぶだけの問題ですね。もちろん運航上の問題あろるいは外交上の問題は、それは担当はありますが、こういうふうな事故を起こして将来のこの原油……

第75回国会 商工委員会 第6号(1975/02/27、10期、日本社会党)

○小柳勇君 通産大臣に二つの問題ですが、一つは、独禁法改正の政府案が最終的にきまるようでありますから、その点に対する大臣の見解、あとの問題は、ソビエトのヤクート天然ガスの問題です。  まず、この独禁法改正につきまして、先般もこの委員会で問題になりましたが、通産省の姿勢が大企業べったりで、日本の全体の産業のことを考えてはおらぬのではないか、そういう印象が非常に強いわけです。少しわき道にそれますが、中曽根大臣のころ、私のほうでヒヤリングをやりまして通産省の某課長に来てもらった、そして二時間ばかり見解を聞きましたが、公取試案に全面的に反対、九項目とも反対である、全然取るに足らぬような発言もありまして……

第75回国会 商工委員会 第7号(1975/03/13、10期、日本社会党)

○小柳勇君 大臣にお尋ねいたしますが、特許法、あるいはその他商標などいま始まった制度ではありませんが、古くからあるこの日本の制度、再三法律も変わってまいりました。特に、昭和四十五年に大きな一つの改正をやって、そして滞貨の解消などに努めてこられたところであります。五年いたしまして、今回法改正が出され、しかも多項制の問題なり、物質特許なり、根本的な改革でありますが、これが改正しなければならない国際的な事情、背景並びに国内的な要請、事情の変化、そういう全般的なことに対して大臣から御答弁を求めます。
【次の発言】 まあ専門的なことは長官から聞きますが、日本の産業の現状について、通産大臣としてどのように……

第75回国会 商工委員会 第9号(1975/03/20、10期、日本社会党)

○小柳勇君 松本参考人に質問いたしますが、多項制のところですが、「実施態様」の言葉が不明確であるし、請求の範囲につきましても、権利関係などで問題だからということで、弁理士会も同じように修正の意見があります。さっき弁理士会会長からお話がありました言葉、修正の言葉でございますが、「ただし、その発明の一部又は全部の構成を具体化した事項」、実施態様をそのように修正したらどうかという提案がなされております。これは一つの提案だと思いますが、松本さんいかにお考えでございますか。
【次の発言】 松本さんは審議会の委員でもございますが、審議会の答申が出て、法案が国会に出された期間が非常に早かったという弁理士会の……

第75回国会 商工委員会 第11号(1975/03/27、10期、日本社会党)

○小柳勇君 今日まで論議いたしました問題点、なお若干疑義がありますので、その疑義の点をただした上、附帯決議を提案したいと思います。したがって、簡潔に要点のみ質問いたしますので、記録に残すように簡潔に答弁願います。  まず第一は多項制の問題でありますが、今回の改正は、実施態様なる言葉をもって多項制に移行することを法定化しようとしております。つけ加えますが、いま私のこの質問は、各党を代表して質問いたします。この附帯決議も、これは各党共同の提案になっておりますから、そういう意味で御答弁を願います。  それでは、もう一回初めから質問いたしますが、多項制について、今回の改正は実施態様なる言葉をもって多項……

第75回国会 商工委員会 第13号(1975/04/22、10期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいま可決されました高圧ガス取締法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党の五党共同提案による附帯決議案を提案いたしたいと存じますので、御賛同願います。  案文を朗読いたします。     高圧ガス取締法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行にあたり、公共の安全の確保を全うするため、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。  一、コンビナート防災対策について、近年頻発した事故の教訓を生かし、省庁別保安行政の制約をこえた総合的防災対策を早急に樹立するとともに、そのもとにおける関係法令の整備と整合、関係行政機関の機……

第75回国会 商工委員会 第15号(1975/06/03、10期、日本社会党)

○小柳勇君 まず、島田参考人に御質問いたします。  昭和四十二年に石油開発公団ができまして以来、すでに八年たっております。その間に一千数百億の投融資がなされました。それで、この日本に生産されて返ってきている石油を金に換算して、いわゆる投資効果といいましょうか、そういうものに対して総裁はどのように考えておられるか。  なお、その間、融資いたしまして探鉱が失敗し、あるいは生産に失敗したなど、せっかくの融資が焦げついておるものもありましょうが、そういうものも含めまして、公団として、現在まで約八年にわたります経営の中で、こういうことをやった、あるいはこういう問題があった、将来こうしたいと、総裁としての……

第75回国会 商工委員会 第16号(1975/06/05、10期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいま可決されました石油開発公団法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党の四党共同提案による附帯決議案を提出いたしたいと存じますので、御賛同をお願いいたします。  案文を朗読いたします。    石油開発公団法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、本法施行にあたり、次の諸点につき万全を期すべきである。  一、石油開発公団の機構・人員の充実と機能の強化等をはかり、わが国石油資源の自主的かつ安定的供給体制の確立に努めること。  二、石油開発に関する技術、資金、情報等を効率的に活用しうるよう、現在の民間石油開発体制の整備に努めること。  三……

第75回国会 商工委員会 第17号(1975/06/17、10期、日本社会党)

○小柳勇君 四人の参考人の方に一、二問ずつお尋ねをいたします。  まず第一は、中金の総裁にお尋ねいたしますが、いまの中小企業の不況の実態でございます。きのう第三次不況対策も政府で決められましたが、中小企業向けといいますものは案外少ないのではないかと思います。現在の実態に対して総裁の観点からどのような対策を熱望されておるか、これを総裁にお願いします。  それから第二は、稲川参考人でございますが、下請代金支払遅延等防止法の活用なり実施というものについては、委員会でも再々論議いたしております。あの法案をつくりましたときにも相当論議してまいったのでありますが、なお適用は不十分である。それは親企業だけの……

第75回国会 商工委員会 第18号(1975/06/19、10期、日本社会党)

○小柳勇君 いまの対馬君の質問とも関連なんですが、きょうも全国から中小企業の団体の代表が集まりまして、中小企業の企業分野確保の法律の制定に対する請願行動を起こすわけです。大臣は、現在の法律を活用することによって大企業の分野、中小企業の分野それぞれの分野で調整していくということでありますが、通産省の出先機関もたくさん仕事がありまして、もちろん調整委員会などもありますけれども、いまのように不景気になりますと非常にその声が強いわけです。弱肉強食の機運がたくさん現地にあります。したがって、後で午後中小企業庁長官に代表が請願することをとりなしてくれということで、その話もいま進めておるところでありますが、……

第75回国会 商工委員会 第20号(1975/06/26、10期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、農林省、通産省に二つの問題を提起しておきました。  一つは、取引所員及び外務員の生活の安定、資質の向上などに対する対策、それから第二の問題は、シカゴ相場、ロンドン相場によって日本の上場品が相当支配されてまいる。特に食料品など外国の市場の相場によって支配される。したがって、国際的な商品取引所の育成などについて政府はどう考えるか。この二問について質問する予定でございましたが、これは両方とももう質問は終わりました。したがって、私の質問は終わったわけであります。  そこで、この後の附帯決議との関連がありますから、二つの問題、簡単な問題だけを質問して私の質問を終わろうと思うんです。  ……

第75回国会 予算委員会 第11号(1975/03/18、10期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、独禁法を中心に質問いたします。  社会党、わが党案もきょう提出されておりまするので、これを背景にしながら政府の見解をただしていきたいと思います。  日銀総裁が、午前中所用があるようでありますから、冒頭に質問いたします。少し話がちぐはぐになるかと存じますが、冒頭に質問を一括してお願いをいたしたいと思います。  まず最初に、昨年日銀総裁に御就任以来今日までの日本の経済動向に対する、金融の責任者としての御見解を聞きたいと存じます。
【次の発言】 いま、在庫調整についてはまだ十分の調整ができていないということ、それから消費支出の方が押えられているということ、コストプッシュによりまして……

第76回国会 商工委員会 第4号(1975/12/09、10期、日本社会党)

○小柳勇君 福田副総理にお願いいたします。  先般来、問題になっております独占禁止法の改正案がこの臨時国会に姿を出しませんでまことに残念でありますが、先般の衆議院の商工委員会で副総理が、次の通常国会には独占禁止法の改正案を提出する、こういうことを約束されたと新聞が報じています。新聞ではちらっと拝見いたしましたが、この参議院では一向にそういう話を聞きませんので、きょうこれを確認しておきたいと思うわけです。  なぜこういう質問をするかということです。原則論を言う必要はありませんが、私どもは、いま、この十数年来の日本の経済の発展の姿を見て、民主政治の基盤が経済民主主義を完成する、経済民主主義が民主主……

第76回国会 商工委員会 第5号(1975/12/11、10期、日本社会党)

○小柳勇君 私も二、三点質問したいのですが、いまの藤井委員の質問が一番皆各委員とも問題にしているのじゃないかと思いますから、そこのところをもうちょっと解明してもらいたいんですが、実際この用地を購入して、これから五カ年のうちに九十日分の備蓄ができるか、そういうことです。その場合、たとえばさっき対馬君も非常に心配をして苫小牧の問題を質問していました。これには石油基地反対同盟といいましょうか、地域ぐるみでいま反対している。こういうのが今後各地に発生しやせんかと思うのです。その点でもしも――いや、もしもじゃありません、いまたとえば青写真があるとするならばそれをお示し願いたいと思うけれども、そういうとこ……

第76回国会 商工委員会 第6号(1975/12/16、10期、日本社会党)

○小柳勇君 御苦労さまでございました。  石田会長にはこのことを一言お聞きしたいんですが、石油業界の再編成に対する会長のお考えはいかがでしょうか。  それから公団の総裁には、備蓄財源の調達手段の一つとして石油公団債が考えられますが、総裁のお考えはいかがですか。一問ずつ質問いたします。
【次の発言】 私は、ただいま可決されました石油備蓄法案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党の四党共同による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗続いたします。  以上です。
【次の発言】 私は、ただいま可決されました中小企業信用保険法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、日本共……

第78回国会 法務委員会 第3号(1976/10/19、10期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。法務大臣に質問いたしますが、いまの答弁聞いておりますと、この間の中間報告以上のことは当分は法務当局としては報告ないように推察いたします。あした衆参のロッキード特別委員会で総理を呼んで聞こうとしておるわけです。そうしますと、いまの法務大臣の見解と総理の見解とは違わないのではないかと思うわけでありますが、そうしますと、明日総理をロッキード委員会に呼ぶということはほとんど無意味ではないかといまちょっと考えたわけです。したがって、明日のロッキード特別委員会に対する各党の態度もまた変わらなければならぬだろうし、どういうふうにこれからロッキード特別委員会が審議を進め、国民の負託にこたえて……

第80回国会 外務委員会 第9号(1977/05/12、10期、日本社会党)

○小柳勇君 外務大臣にまず質問をいたします。  実は、きょう総理大臣もこの委員会においでいただきまして、総理が帰られて方々で述べておられるこの首脳会議における日本の役割り、胸を張って自慢しておられる将来の展望などを追及するつもりでありましたが、総理は出席できません。外務大臣一緒に総理と会議におられますので、内閣としての見解もお述べ願いたいと思います。  まず第一は、総理は今度の会議で日本の立場を鮮明にして、特に日本の経済力が先進首脳国の中でも大きく頼りにされるということで、責任よりもむしろ誇りを表明しておられる。私は、今度のこの会議でアメリカ、西ドイツ、日本が機関車の役割りをみずから引き受けて……

第80回国会 外務委員会 第10号(1977/05/17、10期、日本社会党)

○小柳勇君 まず、日豪友好協力基本条約について質問いたします。  条約の質問に入ります前に、豪州の政治情勢について外務大臣から見解を聞いておきたいと思います。  私、豪州を訪問いたしましたのは数年前でありますが、最近の政治情勢なり国内情勢については、インフレあるいは失業者の増大など、国内経済的にもあるいは政治的にも十分に安定とは言えないのではないかという心配があるわけです。外務省としては、いまの豪州の政治情勢なり国内経済情勢に対してどのように把握をしておられるか、大臣の見解をお聞きいたします。
【次の発言】 国際的に経済情勢は不安定でありますから、豪州だけの国内情勢を論議しても十分な結論を得な……

第80回国会 外務委員会 第12号(1977/05/24、10期、日本社会党)

○小柳勇君 ちょっと関連。  開発課長がいま言われたことに重要な問題が入っている。一つは、このエカフェの調査のほかに陸及び海の方で調査した資料がプラス、こういうふうに申しておる。それからもう一つは、審議会の調査資料がありますとおっしゃった。それはぼくも審議会の調査資料調べてみても、あそこら辺の埋蔵量なんて書いてないんだ、日本海とか別なところは書いてありますよ、ところが共同開発地域の埋蔵量なんか書いてない。だからみんなが疑問を持っているわけだ。したがって、言うならば、外務省の書いたのはこれは全部資源エネルギー庁のものでございます、それを聞いたから書きましたと言うなら、それならそういうふうにあのパ……

第80回国会 外務委員会 第13号(1977/05/26、10期、日本社会党)

○小柳勇君 議事進行について。  いまの外務大臣の答弁について、これは全般的な院の問題ですから、私が理事の立場で発言をいたします。先般、われわれが調査に参りましたときにもそのような話がありました。しかも、その県会議長が韓国の要人から電話で要請があり、おどしがあったと。それを受けて長崎県知事にその話をいたしましたので、県知事名で総理大臣、議長並びに各関係者に電報を打ってあります。この大陸だな早期批准要請がなされています。県会議長という公職にある方が、どのような韓国の要人からの要請があったかということを明らかにしないまま県知事に話し、しかもそれを受けて県知事が各要所に電報要請をしているということは……

第80回国会 外務委員会 第15号(1977/06/02、10期、日本社会党)

○小柳勇君 議事進行について。  矢田部君がこの前資料要求したのを外務省はまだ出せないと言って出さないそうだが、その問題についてなぜ出せないかを質問者が聞きますので、その後、もし質問者が納得できなければ私が質問するから、質問者に特に発言を……。

第80回国会 外務委員会 第16号(1977/06/03、10期、日本社会党)

○小柳勇君 一つだけ質問いたしますが、いままでのお話では、大変問題のある協定だから廃棄すべきである、この国会で廃棄しなさいというのが主張でございます。残念ながら五月の二十八日に会期延長十二日間が決まりましたので、今月の八日の晩十二時には自然成立するんです。ただ私どもは、なおいま商工委員会にかかっています特別措置法の問題もあります。この協定を実施するための鉱業法の制定などでありますが、そういう問題でも、この大陸だな協定を当然論議しなければなりませんので、今国会では議了、可決までということはとうていできないという見解で、いま慎重審議しているわけであります。  そこで一つは、たとえばいまの海洋法会議……

第80回国会 外務委員会 第17号(1977/06/04、10期、日本社会党)

○小柳勇君 まず第一に、日本の漁業外交の姿勢について、質問をいたします。  日ソ漁業交渉も大変難航いたしまして、ただいま衆議院で審議中であります。いまここにかかっております日米漁業協定につきましても、アメリカが昨年の四月の十三日に漁業保存管理法を成立させて本年三月一日から実施いたしました。この米国がとりました措置、これがカナダやEC、ソ連などに波及して、ついにわが国もソ連との交渉のためもあって実施することに踏み切り、海洋法会議の決定を待たず、事実上世界は二百海里時代に突入することになった。  今日まで、日本は遠洋漁業を中心に考えてきて、そして魚をとってまいりました。ところが、その間に米国もソ連……

第80回国会 外務委員会 第20号(1977/06/09、10期、日本社会党)

○小柳勇君 時間がわずかしかありませんので二問だけ質問いたします。  第一は、今度の漁業交渉にも総理みずから乗り出して、ただいまのお話の領土問題、あるいは日ソ平和友好条約、あるいは漁業の問題など、農林大臣と一緒になって解決に当たられるべきではなかったかという点が一つです。もう一つは、昨晩自然承認いたしました日韓大陸だなの問題で、総理の今後の内閣首班としての国の方向に対するお考えを聞いておきたいと思います。  第一の問題でありますが、五月の中旬の山場で鈴木農林大臣が再三苦悩しておられたころ、五月十七日の午後一時からのソ連の大使館の記者会見で農林大臣がこういうふうに言っておられます。福田総理の親書……

第80回国会 予算委員会 第2号(1977/02/21、10期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。  けさの理事会でも、その件、竹田理事から委員長に対して苦情がありました。自分は十八日に出したが、きょう質問するための資料要求であったと。ところが、どこでどういうふうに介入があったかわからぬが、その資料要求は二十四日までと、そういうことをわざわざ曲げてつけ加えてあったと。だから、いま竹田理事の机の上に各省から出ておりますけれども、こういうことは、もちろん真相は昼に調べることになっていますけれども、官房長官もいま二十四日とおっしゃったけれど、竹田君が質問するのはきょうなんですからね、だから、官房長官はほかに仕事があるからそこまではお気づきにならなかったかと存じますけれども、ただ……

第80回国会 予算委員会 第7号(1977/03/28、10期、日本社会党)

○小柳勇君 議事進行について。  いまの問題は、衆議院の予算委員会では、わが党の小林議員の要求に対して出すという答弁があったようでありまして、衆議院では出すと言い、参議院では出さないということは承知できないです。委員長、私はそのいきさつを聞きます。

第80回国会 予算委員会 第14号(1977/04/06、10期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいまの秦議員の質問に対する政府並びに法制局長官の答弁では納得できませんので、この問題は保留をして、次の機会に政府の統一見解を聞いた上で質問いたします。

第80回国会 予算委員会 第20号(1977/04/14、10期、日本社会党)

○小柳勇君 第四分科会の審査の経過を御報告申し上げます。  本分科会の担当は、五十二年度予算三案中、文部省、厚生省、労働省及び自治省所管に属するものでありまして、四月十三、十四の両日にわたり、熱心な質疑が行われました。  以下、質疑の要旨を日程順に簡単に御報告申し上げます。  まず、自治省所管につきましては、「地方自治の発展に努力している地方議会議員の年金についてその充実を図るべきではないか。地方行政は財政危機で住民の要請に対応できなくなっている、地方行財政のあり方を見直すべきではないか」との質疑がありました。  これに対し、小川自治大臣及び関係政府委員から、「地方議会議員の年金は国会議員互助……

第80回国会 予算委員会 第21号(1977/04/15、10期、日本社会党)

○小柳勇君 さっき、外務大臣から日ソ漁業交渉の経過を報告されました。まことに遺憾であります。国家の非常事態と言っても過言ではないと思いますが、たとえば、五月中旬まで待ちましても、領土問題と絡んでおる以上、この交渉はなかなか妥結困難ではないかと思いますが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 国会も超党派でこの問題を重大視いたしまして、代表団の訪ソを決定しています。ビザが出たようでありまするが、出たのか出ないのか、私どもは非常な重要な段階でありますから、この際言うべきであるという見解でありますが、いかがでございましょう。
【次の発言】 その後の問題は後で質問いたしますが、いま北海道その他の漁……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 商工委員会 第4号(1977/11/17、11期、日本社会党)

○小柳勇君 先般、予算委員会で国際貿易の問題を若干質問いたしましたが、時間が足りませんので、きょうわずかの時間ですけれどもいただきまして、補足の質問をやらせていただきます。  特に円高問題が予算委員会のときよりなお一層厳しくなりました。国際的にも日本の対策に対する不満感があるようでありますし、国内的にも、一体福田内閣はどうするのかと、そういうような不満なり焦りがあります。したがって、きょう通産大臣なり経済企画庁長官、あるいは日銀からも役員の方に来ていただいておりますが、緊急を要する問題なり根本問題を若干質問いたします。その後、時間がありますれば、産業構造の大きな転換を要するもの、あるいは中小企……

第82回国会 予算委員会 第2号(1977/10/18、11期、日本社会党)

○小柳勇君 三つの部門に分けて質問をいたします。  第一の問題は、国際関係、第二の問題は、国内経済、特に景気回復の問題、第三の問題は、昭和五十三年度の予算に絡む政治的な緊急課題、これを六つ質問いたします、国鉄あるいは老人対策など。  したがって、第一の国際関係に入るわけでありますが、その前に日本のハイジャック事件が発生いたしました直後、ドイツでルフトハンザのまたハイジャック事件がありました。いまのニュースではまだ定かでありませんが、乗客全員無事に救出された、特にドイツは民主主義を守るという立場で、ドイツの内閣がうんと全知全能をしぼったようでありますが、福田総理大臣の見解をお聞きしたいと思います……

第82回国会 予算委員会 第6号(1977/10/22、11期、日本社会党)

○小柳勇君 日造協の宇野さんに質問いたします。  いま造船の下請で働いている労働者を首切らないために解撤事業をやるとおっしゃっておりますが、非常に結構なことであろうと存じます。造船不況で新造船ができないから廃船を買って労働者に仕事をやらせるということであります。したがって廃船を買う単価、買いましてこれを解撤いたしまして今度はその鉄くずを売られるのでありますが、その差額は労働者が失業しないためには政府も何らかの補助措置をやらなきゃならぬと思うのであります。したがいまして一年間に、いまの下請企業の労働者を首切らないで働かせて、しかも採算のとれない仕事でありますから、どのくらい金額が必要であるか。買……

第82回国会 予算委員会 第7号(1977/10/24、11期、日本社会党)

○小柳勇君 委員長、関連。
【次の発言】 総理大臣にいまのに関連いたしまして。  各大臣が、たとえば重要法の改正などについても真剣に取り組んでおられます。ところが、いまの山崎君の発言にもありますように、ある大臣はもうおれは十一月でやめるんじゃないかと、そういう内閣改造があることを予想しておられる大臣もあるかもしれぬ。私、一番心外なのは、衆議院の予算が終わりましたところが、翌日の新聞は一斉に、もう衆議院で予算が上がったから、あとはもっぱら自民党内の役員選考と内閣の人事が話題である、政局の焦点であるという新聞の発表があった。自民党のいま各派閥はありませんようですけれども、親分衆が衆議院におられるか……

第82回国会 予算委員会 第8号(1977/11/10、11期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。  いまの総理の発言から、いま経済企画庁長官の発言に関連して質問いたしますが、まず第一は、この前の予算委員会のときも、総理はここで、九億ドルぐらいの輸入では何ともならぬので拡大しなきゃならぬと。その後河本政調会長との会談があったわけだ。そして三十億ドルの輸入というものを指示されたのかされないのかわかりませんが、十一月三日に倉成経済企画庁長官は福田総理へ黒字減らしとして五項目の報告をしておられる。その報告が正しいかどうかを私は長官からまず聞きたいが、私が五項目を読みますよ。第一は、濃縮ウランの前払い購入、十億ドル目標。二、残存輸入制限品目二十七品目について輸入割り当て枠の拡大。……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1978/05/12、11期、日本社会党)

○小柳勇君 いま同僚の吉田委員が切々として実態を示しながら、この検証を求めています。私も近くこの法案についての質問をするように理事からの話があっていますから、次の質問の参考にもしたいので、私の質問する時期まで、あるいは一週間ぐらいかかるかわかりませんが、その間に警察庁からいまの実態を早急に調査して、その資料を私の方にもお出し願いたいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 ちょっとはっきり言ってください。はっきりわかりません、語尾が。はっきりしてください。
【次の発言】 いま古田委員がずっと実態をこういうふうに述べて、その資料などを要求しております。警察庁はこの実態は把握してありますか。

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1978/05/26、11期、日本社会党)

○小柳勇君 きょうは、エネルギー政策とその中における原子力の位置づけ、それから二番目に原子力政策と米国の原子力政策及び日米原子力協定、第三が原子力の開発計画について、四番目にこの法案に対する、いろいろ問題がありますので、その法案の問題点、それから原子力発電所の運転状態について、それから六番目に、政府並びに委員会が一生懸命に努力しておりますけれども、なお国民的な合意がなかなか得にくい、そういう問題について、最後に、原子力船「むつ」の取り扱い及び今後の原子力船、したがって原子力船開発事業団の今後の問題についてということを質問いたします。  少し問題が多うございますので、三時間あるそうでありますから……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1978/05/31、11期、日本社会党)

○小柳勇君 いまのに関連して質問いたしますが、この四月三日に政府統一見解が出ました。その背景をちょっと法制局次長から御説明願います。
【次の発言】 結論的に言いますと、いま吉田委員が言いましたように、憲法九条では核兵器は禁止されていないけれども、不拡散条約と原子力基本法で制限されている、また「国是ともいうべき」と書いてあるけれども、その原子力三原則、これで日本では核兵器は持てませんですと、こう理解していいですか。
【次の発言】 防衛庁の審議官、専門屋だろうけれども、核兵器で、いま法制局次長が言われたように、この自衛力の範囲内でとどまるような核兵器、そういう兵器がありますか。

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1978/06/16、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) 一言ごあいさつ申し上げます。  ただいまは委員長に御推挙いただきまして大変光栄に存じます。  委員会の運営につきましては、当然のことでありますが、公正中立の立場で運営してまいりたいと思いますから、今後とも皆様の特段の御協力を心からお願い申し上げましてごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。(拍手)  なお、前委員長からごあいさつを受けたいと存じます。
【次の発言】 それでは、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  交通安全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御……

第84回国会 商工委員会 第6号(1978/04/11、11期、日本社会党)

○小柳勇君 きょう時間を得まして石炭政策と産炭地振興と、それから危険ボタ山の崩壊防止及び最近発生いたしました安川電機あるいは月星ゴムなどの合理化に対する緊急措置についての質問であります。以上四点で質問いたします。  まず第一に、石炭政策のところでは大きく石炭政策とそれから鉱業権設定の問題で質問をいたします。  まず通産大臣に、石炭政策の現状というものを私も読ましていただいております。特に、国内炭についてはもう一応の限界でありまして、これから輸入炭及び調査をして新たに輸入基地をつくろうという方向にあるようでありますが、全般的な石炭政策と、それから新たに調査活動を起こす国際的な石炭の見通し、そうい……

第84回国会 商工委員会 第9号(1978/04/20、11期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して。  全般的な問題は、また別途――運輸省だけに質問しておきます。  昨年の予算委員会以来、造船業界の大変な問題で、私どもも再三各委員会で質問しています。きょう、運輸委員会も造船所の現地調査に行っています。私どもにも、造船業界から詳しい資料を出して、善後策を陳情されている。特にいま、通産大臣が言われたように、現在失業しようとする、数字も私は知っています、そういう諸君を新しい仕事に振り向けて、なるべく一人でも失業者を出さないようにしようと、したがって、海の方の労働者を陸に上げたり、あるいは解撤作業をしたりということで、具体的に業界から出ています。しかも、全国の造船業者の数といっ……

第84回国会 商工委員会 第11号(1978/04/26、11期、日本社会党)

○小柳勇君 私も一問内田先生に質問いたしますが、一昨年ごろからこの商工委員会でいわゆる不況産業というものを論議してまいりました。そのころ大体十二、三の業種を不況産業として、その対策をいろいろ論議したわけでございます。結局、今度の法律に四つ明示して、あとは第五項として、今後省令政令で決めていくわけでございますけれども、産業構造の転換というもの、ただ、いまもおっしゃいましたように、四業種ではなくて、産業構造の転換というものを根本的に考えていかなければならぬ。それには、いま政府の中期経済計画、経済見通しというものが非常に不安定でございます。したがって、私はアルミ部会長というより、むしろ産業構造審議会……

第84回国会 商工委員会 第12号(1978/04/27、11期、日本社会党)

○小柳勇君 対馬君の補充質問ですが、佐野さんに二問だけ御質問いたします。  一つは、五十年以降三年間で一万七千名の離職者が出ておる、そういう話でありますが、離職されたその一万七千名の方はその後どういう生活をしておられるか。たとえば職業訓練もありましょうし、あるいは再就職もありましょうが、追跡されておったら、それをお話し願いたい。  それから、第二問は、中小企業事業転換対策臨時措置法があるけれども、余り活用されていないというお話でありますが、その実態についてもうちょっと御説明を願いたいと思います。いま大手企業についてはこういう法律できますけれど、関連中小企業というのはそのまま野放しになるわけです……

第84回国会 商工委員会 第13号(1978/04/28、11期、日本社会党)

○小柳勇君 わが党は、衆議院でもこの法案で修正に参加して、修正されてまいりました。なお問題がたくさんありましたので、この法案に対しては党としては反対の態度で今日まで質問を展開してまいりました。  最後に、たくさんまだ問題が残っておるのでありますが、時間もありませんので、本日の連合審査でも質問されたようなものは重複を避けまして、問題点をしぼりまして質問をいたします。大体一時間ぐらいということでありますから、質問も非常にしぼりまして要点だけいきますから、答弁の方もなるべく簡潔にお願いをいたします。  大体テーマは、初めにいまの不景気、この経済見通し、どういうふうにこの不況というものが展開するであろ……

第84回国会 商工委員会 第22号(1978/06/13、11期、日本社会党)

○小柳勇君 まず第一に総理に質問いたしますが、先般の秋田発言の総理の真意をお聞きしておきたいんですが、われわれはこれから五十年間の日本民族の大きな運命的な課題であるこの大陸だな協定を慎重に審議しておりますにもかかわらず、強行採決をやるのは当然だと、こういうことが新聞に出ておりますが、一国の総理として、しかもこの重要な段階における外交的な影響もありますが、不見識もはなはだしいと思いますが、総理の当時の心境なり、その見解をお聞きいたします。
【次の発言】 他党の諸君も問題にいたしておりますし、わが党としても大変問題にしておって、議連でもちょっと糾明したようでありますが、この問題だけにかかれません。……

第84回国会 商工委員会 第23号(1978/06/14、11期、日本社会党)

○小柳勇君 危険ぼた山の崩壊防止及び整備に関する緊急措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  わが国の石炭鉱業は、敗戦後の経済復興の担い手として、昭和二十二年度より傾斜生産方式が採用され、夜に日を継ぐ増産政策が押し進められてまいりました。しかし、三十年代後半から進行したエネルギー革命によって、石炭鉱業は壊滅的な打撃を受け、その後は御承知のとおりなだれ閉山と称せられる状況を呈し、今日に至っております。そして、そのあとに残ったものは、疲弊した産炭地域と無数のボタ山であったのであります。  ボタ山は、石炭または亜炭の捨て石の集積によってできた人工的な山であります。このため、……

第84回国会 商工委員会 第24号(1978/06/15、11期、日本社会党)

○小柳勇君 タンカー備蓄について関連して質問いたしますが、いま船が遊んでいるのでこの際ということで、もう具体的に話が進んでおるのかどうかということです。大体五百万キロリッターぐらいをタンカー備蓄したいようでありますが、陸上備蓄よりも割高になるのに、まあ陸上のタンクつくるまでのつなぎだと思いますけれども、タンカー備蓄の必要性、それから、たとえば港にタンカーを横づけして備蓄するんでしょうけれども、その場合に対する基地交付金など、予算をつけています。百五十四億円であります。これはタンカー備蓄だけの立地対策じゃないと思うんですけれども、一隻のタンカーを横づけしておいたら、その港にはどのくらいの交付金を……

第84回国会 予算委員会 第1号(1977/12/21、11期、日本社会党)

○小柳勇君 牛場大臣に一問だけ質問いたします。山崎君の質問の答弁を聞いて問題が相当ありますけれども、時間がありませんので一問だけ。  それは七%の成長が日本の政府から伝わってきて、これを大統領に伝えたとおっしゃいましたが、どういう経路で、だれが大臣に日本政府の七%成長を伝えたのか、それでどういう方法で大統領にお伝えになったのか、これだけ確かめておきたいんです。
【次の発言】 その問題が、今後、この予算委員会で一番論争の焦点になると思います。問題はたくさんありますが、通告の問題がありますから、牛場大臣の問題は以上で打ち切ります。  先般来、欠陥住宅の問題が新聞報道されまして、昨日、建設省、住宅公……

第85回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1978/09/18、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ごあいさつをいたします。  ただいま皆様の御推挙によりまして、重ねて委員長の重責を担うことになりました。  皆様の御協力を得まして、その職責を全うしたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に中村太郎君、宮田輝君、安恒良一君、阿部憲一君及び田渕哲也君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    ……

第85回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1978/09/22、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十一日、降矢敬雄君が委員を辞任され、その補欠として成相善十君が選任されました。
【次の発言】 交通安全対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、先般行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。安恒良一君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終わりました。
【次の発言】 次に、沖繩県における交通方法変更に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 その四社の協議はどうなっているんですか。

第85回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1978/10/18、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る九月二十五日、成相善十君が委員を辞任され、その補欠として降矢敬雄君が、また九月二十六日、小谷守君が委員を辞任され、その補欠として片岡勝治君が選任されました。  また、昨十七日、山中郁子君が委員を辞任され、その補欠として渡辺武君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  交通安全対策樹立に関する調査中、指定自動車教習所の運営に関する件について、本日の委員会に、全日本指定自動車教習所協会連合会副会長塩地茂生君、総評全国一般労働組合中……

第85回国会 商工委員会 第3号(1978/10/20、11期、日本社会党)

○小柳勇君 私は特定不況地域中小企業対策臨時措置法について質問いたします。時間が一時間ぐらい与えていただいておりますが、なるべく短く簡単に質問をいたしたいと思います。  まず第一は、現在の経済の見通しであります。きょうなども大変な円高でありますが、この円高の傾向というものが景気にどう影響しておるのか、こういう問題について、特にいまの円高が、九月ごろ経済企画庁などが判断されたのよりも少し違った方向に動いておるようであります。したがって、この円高がこれからの景気にどう影響してまいるか、こういう点から質問いたします。
【次の発言】 私は、ここに経済企画庁の五十三年度経済見通しの改定試算の概要というも……

第86回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1978/12/06、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) それでは、ごあいさつをいたします。  ただいま皆様の御推挙によりまして、重ねて委員長の重責を担うことになりました。  皆様の御協力を得まして、その職務を全ういたしたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中村太郎君、宮田輝君、安恒良一君、阿部憲一君及び田渕哲也君を指名いたします。  本日はこれにて散会いた……

第86回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1978/12/11、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、改正道路交通法の施行状況に関する件について報告を聴取いたします。杉原警察庁交通局長。
【次の発言】 これより質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 委員長からちょっと各委員にお願いをしておきます。  これは警察庁の政府委員室から私の方に陳情がございました。今後各党、各議員が独自で交通安全対策上の調査をされることもございましょうが、なるべく政府委員室にも御連絡をいただきますと、現地の方とよく連絡し、指導いたしますので、特別の場合を除いて御連絡をしてもらい……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1978/12/22、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) 一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆様の御推挙により、重ねて委員長の職責を担うことになりました。  皆様の御協力を得まして、その職責を全うしたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に竹内潔君、林寛子君、安恒良一君、阿部憲一君及び田渕哲也君を指名いたします。

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1979/01/25、11期、日本社会党)

○小柳勇君 一言ごあいさつを申し上げます。  昨年六月の委員長就任以来、委員各位の御協力を得まして、つつがなく委員長の職責を果たすことができました。特に当委員会といたしましては、多くの懸案を抱えておりました。特に沖縄の交通方向の変更など重大な問題も無事に解決をいたしてまいりました。大変順調な委員会運営と相なりまして、厚くお礼を申し上げる次第でございます。  今後の皆様の御活躍を切にお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)

第87回国会 商工委員会 第3号(1979/02/15、11期、日本社会党)

○小柳勇君 きょうはイランの紛争による石油エネルギーの減量、これに対する対策など緊急の問題を質問をいたします。政府の方針その他は次の予算委員会で質問いたしますから、きょうは具体的な問題でお話を聞きたいと思います。なお、イランの現在の紛争状態なり石油資源の動きなどについては、先般来、石炭部長からもヒヤリングしておりますから、私は大体いまの動き理解いたしておりますので、この委員会としての記録がありましょうから、簡潔にそういうものをお話しの上、私、後の方のこの省エネルギー問題などに主力を置いて質問いたします。時間が五十分しかありませんから、簡単に要領よく私も質問いたします。大臣からもそういうことで御……

第87回国会 商工委員会 第4号(1979/03/22、11期、日本社会党)

○小柳勇君 理事会ではお願いしてなかったんですが、特別に一問だけ、大臣に。  ガス爆発事故がたくさん起こっていまして、この前LPガスの改正によりまして設備士の制度ができたのですが、五十六年の十月からこの制度は生きてくるわけですね。きょう論議しているこの監督制度も法律的に生きるのは二年半先からです。したがって、もうちょっと、いま安武委員の発言にも関連してきますけど、ガス爆発事故は消費者ももちろんうんと勉強しなきゃなりませんが、もう少し事業者に対して緊急的な処置が必要ではないかと思うわけです。昨年七月三日に成立しましたLPガスの改正法によりまして、LPガス配管工事者としての資格を設備士に与える。こ……

第87回国会 商工委員会 第10号(1979/05/31、11期、日本社会党)

○小柳勇君 エネルギー、重要な段階でありまして、世界的にも問題でありますが、わが国としてもこれから真剣に取り組むべきであろうと思います。各エネルギーについて、具体的に一つ一つやるのが当然だと思いますけれども、また新たに法案も準備されておるようでありますから、きょうは省エネルギー法中心に質問をいたします。  それにいたしましても、外国の情勢も必要でありますから、まず、先般IEA閣僚理事会に出席されました通産大臣から、各国のエネルギーに対する取り組みについての模様などお伺いしながら、質問を展開していきたいと思います。
【次の発言】 この閣僚理事会にはたとえば共産圏とか、たとえば発展途上国などの意見……

第87回国会 商工委員会 第11号(1979/06/05、11期、日本社会党)

○小柳勇君 外務大臣がお急ぎのようでありますから、外務大臣に冒頭に質問をいたします。  先般のIEAにおける大臣演説の最後の部分を読ましていただきました。こういうことに最後締めくくっておられます。   最後に私は、エネルギー供給の不安定性が世界経済の持続的発展の制約要因となることを許してはならないことを、今一度強調したいと思います。むしろこのようなエネルギー供給の不安定性に対しては、我々先進消費国がIEAの枠内で一致協力して対処し、これを乗切るとの決意を示すことにより、世界経済の将来に対する信頼を回復することこそ我々に課された責務であると信じます。 こう結んでおられるのであります。  そこで、……

第87回国会 予算委員会 第2号(1979/03/08、11期、日本社会党)

○小柳勇君 日本社会党を代表して、当面する国際問題、国内問題について質問いたします。特に、エネルギー問題、物価、雇用問題などに重点を置きたいと思います。  まず、激烈な総裁選挙を経て総理に就任されまして三カ月になりますが、総裁選挙中の政策要綱などを見せていただきましたが、総理の現在の御感想をお聞きいたします。
【次の発言】 衆議院段階におけるE2C予算関係については、その質疑を大体了承いたしておりますが、政府の見解をお伺いいたします。
【次の発言】 参議院はこれから五十四年度予算を審議するのでありますが、参議院の意向はどうなりますか。

第91回国会 エネルギー対策特別委員会 第4号(1980/03/19、11期、日本社会党)

○小柳勇君 大変いい意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。  まず、高垣参考人に質問いたします。  石油の将来については非常に不安がある、しかしLNGの方については希望が持てるぞ、こういうのがお話を聞きましての私の感じであります。したがいまして、たとえば五年なり十年どういう計画をしたら石油の何割かを日本の工業技術でLNGに切りかえることができるか。パイプラインの話などおっしゃいましたが、もしそういう計画でもあるのか、あるいはこれからやろうとしておられるのか、その点をちょっとお聞かせ願いたいと思います。  ついでに質問いたします。木村参考人には、一つは石炭基地をつくらなければなら……

第91回国会 予算委員会 第11号(1980/03/19、11期、日本社会党)

○小柳勇君 具体的な四つの問題で質問をいたしたいと思います。  まず第一は、税外負担の増大の中で、何かきょう電力料金の値上げが決定されるようでありますが、その問題に関して具体的にひとつ質問をいたします。それは防犯灯と言われる公衆街路灯を値上げをしてくれるなという話であります。お願いであります。それは地方を歩きまして、町内会長さん何人か陳情に見えました。一人の町内会長がこう言われる。私はいま一千四百世帯の町内会をいろいろめんどう見ているが、たとえば共同募金、たとえば社会福祉協会の寄付など税外負担が増大してこの一年間に二百四十万円増加いたしました。したがいまして、今度またこの防犯灯の料金が上がると……


12期(1980/06/22〜)

第92回国会 エネルギー対策特別委員会 第1号(1980/07/17、12期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、委員長に安孫子藤吉君を推薦することの動議を提出いたします。

第92回国会 エネルギー対策特別委員会 第2号(1980/07/24、12期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、新政クラブの共同提案にかかる石炭政策促進に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     石炭政策促進に関する決議(案)   石油代替エネルギーにおける石炭の重要性の増大に伴い、国産エネルギー資源としての石炭の安定供給を図る必要性は今日ますます大きくなっているが、採掘条件の悪化による生産の困難性と生産コストの上昇、内外炭価格差等国内石炭鉱業の置かれている環境並びに産炭地域の厳しい実態にかんがみ、政府は、石炭鉱業合理化臨時措置法等石炭関係諸法について必要な改正及び期限延長を行……

第93回国会 エネルギー対策特別委員会 第1号(1980/10/03、12期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、委員長に安孫子藤吉君を推薦することの動議を提出いたします。

第93回国会 エネルギー対策特別委員会 第2号(1980/10/15、12期、日本社会党)

○小柳勇君 第一班について、その概要を御報告申し上げます。  派遣地は長崎県、佐賀県及び大分県、派遣期間は九月一日から三日までの三日間、派遣委員は中尾理事、井上理事、竹内委員、福岡委員、阿具根委員、森田委員及び私の七名で、安孫子委員長、河本委員及び三浦委員が現地参加されました。  また、視察先は三菱重工業株式会社長崎研究所、電源開発株式会社松島火力発電所、佐賀大学理工学部海洋熱エネルギー変換実験実習施設、九州電力株式会社の玄海原子力発電所と八丁原発電所及び大分大学工学部エネルギー工学科研究棟であります。  以下、その概況について申し上げます。  三菱重工業株式会社長崎研究所は昭和四十九年から石……

第93回国会 エネルギー対策特別委員会 第3号(1980/10/22、12期、日本社会党)

○小柳勇君 きょうは長期エネルギー需給暫定見通しの問題と、それから放射性廃棄物の海洋投棄の問題、二つの問題を質問をいたします。  まず、先般来、昨年八月に発表された総合エネルギー調査会需給部会の長期エネルギー需給暫定見通しが論議されてまいりました。この委員会でも論議されておりますが、まだ通産大臣もおかわりになりましたし、非常に不安定である。したがって、国民の前にその性格をもう少し明らかにする必要があろうと思うわけであります。これはエネルギー政策の基本方針に関しますし、日本の経済成長の根底になるものですから、努力目標的なものであると言っておられますが、この長期エネルギー暫定需給見通しというものは……

第93回国会 商工委員会 第6号(1980/11/27、12期、日本社会党)

○小柳勇君 危険ぼた山の崩壊防止及び整備に関する緊急措置法案の提案理由を説明いたします。  危険ぼた山の崩壊防止及び整備に関する緊急措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  わが国の石炭鉱業は、敗戦後の経済復興の担い手として、昭和二十二年度より傾斜生産方式が採用され、夜を日に継ぐ増産政策が推し進められてまいりました。しかし、三十年代後半から進行したエネルギー革命によって石炭鉱業は壊滅的な打撃を受け、その後は御承知のとおりなだれ閉山と称せられる状況を呈し、今日に至っております。そして、その後に残ったものは、疲弊した産炭地域と無数のぼた山であります。  ぼた山は、石炭また……

第94回国会 エネルギー対策特別委員会 第1号(1981/01/30、12期、日本社会党)

○小柳勇君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第94回国会 エネルギー対策特別委員会 第3号(1981/04/01、12期、日本社会党)

○小柳勇君 きょうは先般の大臣の所信表明に対しまして質問をいたします。  まず、通産大臣の所信表明から質問に入ってまいります。昨年の十月二十二日に、ここでエネルギー需給見通しについて質問いたしました。このエネルギー需給見通しから質問に入りたいと思います。  政府は昨年の十一月二十八日に、石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律の規定に基づきまして、石油代替エネルギーの供給目標を閣議決定した。この供給目標の内容を見ると、一昨年の八月に政府が総合エネルギー調査会の需給部会につくらせました長期エネルギー需給暫定見通しと全く同じと言ってよい内容であります。この需給暫定見通しは、五十四年六月の……

第94回国会 エネルギー対策特別委員会 第7号(1981/05/29、12期、日本社会党)

○小柳勇君 参考人に質問いたします。  先般、OECDのエネルギーのシンポジウムがありまして脱石油、省石油の代替エネルギーは、石炭と原子力とLNGと三本の柱であるということは、大体各国とも一応の合意を得たにかかわりませず、原子力発電の安全性についてはけんけんごうごうで合意がありません。それほど世界で原子力発電を使っておるにかかわりませず、安全性についてなお意見が非常に分かれている、そういうことは非常に人類の不幸であります。  特にきょう五人の参考人の御意見を聞きながら、現在千数百万キロの原子力発電の電力を使っておる日本の国内で、これだけの意見の分かれがあると、こういうことを考えています。同時に……

第94回国会 エネルギー対策特別委員会 第8号(1981/06/03、12期、日本社会党)

○小柳勇君 報告をさせていただきます。  短時間に御報告をさせていただきますが、お手元に、私が社会党に報告書を出しました要点を、「社会新報」という私どもの新聞が要約してこてに掲載してくれましたので、それをいまお手元に配ってあるようであります。その中から二、三問題点だけを報告させていただきます。  ここに書いてございませんけれども、OECDの代表部に三十八名でございますか、宮崎大使を中心にして精鋭が勉強しておられる。そしてIEAの議長に昨年暮れに宮崎大使がなっておられる。言うならば、国際的に日本の宮崎大使を中心にしてIEAの、各省から出ておられる若手の諸君が非常な触角を鋭敏にして情報とって、国際……

第94回国会 運輸委員会 第13号(1981/06/04、12期、日本社会党)

○小柳勇君 質問をさしていただきますが、私は資料を持っていますし、質問通告してないのに細かい問題を質問してもなかなか的確な答弁も御無理の点もあろうかと思いますけれども、主に自民党関係のもの、及びいま政府の持っておられる自民党の交通のベテランの先生方のこれからの国鉄再建なり国鉄経営に対する基本的な考え方、そういうものをお伺いしたいと思います。  まず初めに、私ここに昨年の十二月十九日に自由民主党国鉄基本問題調査会整備新幹線財源検討小委員会及び同自民党の交通部会の報告なるものを持っています。「整備五新幹線については、」云云という書き出しで、「当小委員会としては、そのような状況をふまえ、慎重審議の結……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第1号(1981/10/07、12期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいまから行財政改革に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの峯山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に玉置和郎君を指名いたします。(拍手)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第3号(1981/11/04、12期、日本社会党)

○小柳勇君 いまの問題について関連質疑をいたします。  これは昨年の十月七日の官報の号外でございます。私が社会党代表で本会議で質問いたしましたときの演説がそのままこれに記録されています。奥野法務大臣はすでに大臣であったにかかわりませず再三にわたって憲法改正の発言をされた。したがいまして、私は演説の最後に総理大臣に対しましてこういう演説をいたしています。「憲法第九十九条には「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」と明記されております。また、特定公務員である人事官は、最高裁判所長官の面前において憲法尊重擁護の宣誓書に署名してからでなければ……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第5号(1981/11/09、12期、日本社会党)

○小柳勇君 私は日本社会党の小柳勇でございます。  土光会長並びに圓城寺会長代理、御多用の中御出席いただきましてありがとうございます。私は総論的なものを二、三質問いたしたいと存じます。  今回の答申、大変御苦労かけました、先般私、本会議で鈴木総理に質問いたしました。行政改革の哲学、哲理、あるいはその方向性というのは一体どうでしょうかと。総理は、臨調の方にそのようなものは一切お任せしてある、われわれは答申が出たものを法案として処理するだけだというような意味の答弁でありました。したがいまして、これからまた根本的な臨調答申がありますが、行政改革の基本的な理念、方向性について、まず第一にお話し願いたい……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第10号(1981/11/27、12期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、日本社会党を代表いたしまして、締めくくりの総括質問を行うものであります。  まず、総理に見解を求めるのでありますが、十月三十日以来今日までの一カ月間に近い審議の中で、いまなお不明な点あるいは不審な点も多々あるのでありますが、こうして一ヵ月間近く、総理並びに閣僚の皆さんとつき合いながら論議してまいりました。引き続き総理の人柄にも触れました。いまは亡い池田元総理、大平元総理にも接してまいりましたが、特に一段と人間的なものを総理に感じながら審議してまいりました。ただ、この行革の問題についてはたくさん意見があります。ありますが、それは後で質問をすることにいたしまして、具体的に質問に入……

第96回国会 運輸委員会 第3号(1982/03/18、12期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して大臣に一問質問いたしますが、航空法ができましたのが昭和二十七年。それから船員法というものがございます。これは昭和二十二年にできたんですが、この船員法によりますと、船長、それからその他の船員――幹部職員ですね、それから部員と、ちゃんと分かれて法律で船長の任務というのが決まっているわけですね。  それから航空法によりますと、パイロットも副操縦士も機関士も、その権限がないんです。航空法では航空乗務員というのは別の法律がない。航空乗務員は国際的な問題もあります。それからその数からいきましても、今度船員法の改正で、あの大型タンカーなどでも十七、八人で全体を運航するようになりますが、数……

第96回国会 運輸委員会 第4号(1982/03/31、12期、日本社会党)

○小柳勇君 今回から予算の委嘱審査ということで新しい試みでありますが、そういう意味で、予算委員会的な運輸省関係の問題を質問したいと思います。したがいまして、時間は少のうございますが、総合交通体系に対する運輸省全体の取り組み、それから地域交通、物流対策、特に自動車局関係、1それから港湾局、海運局、航空局は日米航空交渉と、こういうところをかいつまんで質問いたします。関係省庁は運輸省と建設省、労働省、経済企画庁を呼びました。各省とも審査をやっていますから、局長、課長、大変でしょうけれども要領よく御答弁を願います。まず最初に、運輸省自体の総合交通体系に対する取り組みでありますが、元の田村運輸大臣のとき……

第96回国会 運輸委員会 第7号(1982/04/15、12期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、ただいま可決されました旅行業法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、新政クラブ各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     旅行業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の事項につき適切な措置を講ずべきである。  (一) 旅行業者の実情にかんがみ、特に中小企業者の育成について配慮すること。  (二) 旅行者保護のため、無登録業者の取締りに努めること。  (三) 国際航空運賃の収受の適正化については、 関係事業者に適切な指導を……

第96回国会 運輸委員会 第8号(1982/04/20、12期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。  これは以前から便宜置籍船の事故が非常に多い。それで、もう十年も前に事故がありまして、一体リベリアには本当にそんな会社があるのかと言ったら、全然会社はないと、もうペーパーカンパニーだというわけですね。幻の会社、そこに船が籍を置いて、それが世界の海を乗り回しているという、先般の銃撃を受けたものもそうでしたけれども。したがって、この運輸委員会でも再三再四便宜置籍船の問題が問題になっています。いま竹田君の質問は非常に重要なところですから、運輸省はこの便宜置籍船を減らそうとするのか、これを自由化の方向でもう承認しておるのか。大臣がはっきり方向を決めて、その上で国内的な問題と国際的な……

第96回国会 運輸委員会 第11号(1982/07/06、12期、日本社会党)

○小柳勇君 提出者を代表し、ただいま議題となりました貨物自動車に係る道路運送秩序の確立に関する特別措置法案について、提案の理由及びその内容について簡単に御説明いたします。  今日、貨物自動車運送事業者は三万数千にも及び、その大多数は中小零細事業者であります。さらに、最近の傾向として、法令で禁止されている自家用自動車による運送行為が横行し、そのことによる事業者の経営の圧迫も強まり、そのため輸送秩序全体がきわめて憂慮すべき事態を招いており、そのことが今日の道路交通事情の悪化と事故、公害の多発といった社会問題にまで発展してきています。  よって、こうした現状にかんがみ、現行道路運送法の目的をよりよく……

第96回国会 運輸委員会 第12号(1982/08/03、12期、日本社会党)

○小柳勇君 初めに、遠間参考人に質問をいたします。  いま、この法律を附帯決議をつけて通すよりも継続審議にしてくれと、でないとユーザーとしては困るというお話がございました。附帯決議の問題はきょう理事会で話が決まっただけでございますが、私どもも、私は社会党でございますけれども、この法案には反対をしてまいりました。しかし、御存じのように与党と野党との議席の差、これが法案の運命を左右するものでございますから、今日までどうしたらユーザーの皆さんのために一番プラスであるかという道を探ってきたわけです。それで自民党の皆さんとも御相談をして、私ども、あの十万円の実施については一応保留して、きょうは最終的には……

第96回国会 運輸委員会 第13号(1982/08/10、12期、日本社会党)

○小柳勇君 午前中の青木委員の質問に対する政府並びに国鉄の答弁を、われわれいま、昼の時間に寄りましていろいろ検討いたしました。問題がたくさんあります。しかし、それは追って臨時国会に国鉄再建監理委員会など法案が出ましたときにまた十分論議いたしますが、一口に言いますと、いまの公共性を十分に持っている国鉄を頭から分割及び民間に委託する、民営にするという点については冒険であるし、暴論であるという、そういうことがわが党の大勢の意見であります。したがいまして、監理委員会設置につきましてもわれわれは納得できない。それは、分割民営を前提にする監理委員会の設置というものを臨調の答申の中で断定的に政府に出される。……

第98回国会 運輸委員会 第3号(1983/03/23、12期、日本社会党)

○小柳勇君 四十分の時間でありますから、問題を簡潔にいたします。したがって、答弁も簡潔に願います。  いま中標津空港の事故の報告がありましたが、部屋には報告書をもらったように記憶しておりますが、やっぱりそれだけ説明するならば、きょう、ちゃんとこの委員会に文書で報告を出すぐらいの誠意があってしかるべきだと思います。いま資料を見ましたけれども、入っていない。以後、運輸委員会をもっと大事にしてもらいたい。  それでは質問いたします。  一つは、乗務員の非常に初歩的なミスだと考える、いろいろ報告、新聞など見まして。ほかにも過去に事故があっておりますが、運航乗務員、飛行機の乗務員が初歩的なミスで事故を起……

第98回国会 運輸委員会 第6号(1983/04/21、12期、日本社会党)

○小柳勇君 向井さん、御苦労でございます。  トラック運送事業が余り芳しくないというのが一般の常識であります。特に、ダンピングで中小企業の運送事業者などは倒産寸前にあるというのが事実であります。私自身、北九州で貨物運送、トラック運送事業のめんどうを見ておりますので、そういうものを、トラック事業者の苦悩を腹に入れながら、全日本トラック協会の理事長である向井さんにいろいろ実情をお尋ね申し上げたいと思います。  なお、午後、社会党が提案いたしております貨物自動車に係る道路運送秩序の確立に関する特別措置法、この法律の論議をするその前段の質問でございます。午後は、私に対しまして自民党などから御質問がある……

第98回国会 運輸委員会 第7号(1983/04/26、12期、日本社会党)

○小柳勇君 国鉄再建監理委員会法案に対しまして、社会党は反対であります。その反対の立場を明らかにして、その反対の理由の主なる問題について質問をしていきたいと思います。  まず、反対いたします第一の理由は、現在、第四次五カ年計画、再建計画第四次の経営改善計画で国鉄の再建の方途が着々と進行しつつある。言うならば、列車がいま進行中であります。その進行中であるにかかわりませず、臨調から答申が出たので、これを受けて、その臨調答申の内容を十分に内閣で検討することもなくこの法案を出しておられるとわれわれは判断する。言うなら、屋上屋を重ねた法律である。  国鉄問題は、私が言うまでもございません。昭和三十九年、……

第98回国会 運輸委員会 第8号(1983/05/10、12期、日本社会党)

○小柳勇君 官房長官が三十分しか時間がないそうですから冒頭に質問いたしますが、先般、私は長々とわが党のこの法案に対する態度を表明いたしました。そして、私どもはこの法案は必要ない、そういうことを言いました。  その前提じゃありませんが、いままで十数年間、衆参の運輸委員会で徹底的に論議しておりまして、国鉄の問題というのは明らかになっているわけです。いまさらこの非常勤の監理委員の先生方五人任命いたされましても、これから五年間、もう時間待てません。一番大事なのは、閣議決定あるいは総理大臣の答弁あるいは委員会の決議などを政府が重んじてない。軽んじてこれを実施しなかったから、きょうの国鉄を招来しているんで……

第98回国会 運輸委員会 第9号(1983/05/12、12期、日本社会党)

○小柳勇君 この前、私は質問の途中で行管長官に、臨調の委員の審議された議事録を公開すべきであるということを提案いたしました。再三要求いたしましたが、行管長官は提出ができないということでありました。したがって、私は質問を中断しております。その後、理事会でいろいろ協議されたのでありますが、どうしても議事内容の公開はできないということのようであります。そのかわり、監理委員会が設置されたら委員の皆さんがこの運輸委員会に出ていろいろ意見を開陳されることはあり得る、そういうことを社会党の理事から聞きました。  将来の問題については、またこの参議院の運輸委員会理事会その他で善処されると存じますが、百何年にわ……

第98回国会 運輸委員会 第10号(1983/05/17、12期、日本社会党)

○小柳勇君 いまの汚染の問題で、関連して一問ですが、ことしの四月にペルシャ湾に油が流出しまして相当汚染をいたしました。それで、わが国も大変影響がありますし、国際協力の関係から海上保安庁や関係省庁並びに民間からもその専門家が派遣されまして現地調査をしております。その結果、どういうことを勉強してお帰りになったか。将来、日本の沿岸でそういうものが起こった場合に、ペルシャ湾のような大きな汚染が起こった場合に早急にこんな対策があるのだというような具体的なものが、勉強になって、しかも具体的に活動ができるのかどうか、そういう点を御説明ください。


13期(1983/06/26〜)

第99回国会 エネルギー対策特別委員会 第1号(1983/07/18、13期、日本社会党)

○小柳勇君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第100回国会 エネルギー対策特別委員会 第1号(1983/09/08、13期、日本社会党)

○小柳勇君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第101回国会 エネルギー対策特別委員会 第1号(1983/12/26、13期、日本社会党)

○小柳勇君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第101回国会 エネルギー対策特別委員会 第3号(1984/04/20、13期、日本社会党)

○小柳勇君 エネルギーの直接の問題に入ります前に、先般の三池有明鉱の事故の問題で報告をいただいておきたいと思います。  衆議院の石特の方では、参考人を呼んで現状なり将来の対応を論議したようでありますが、こちらの方ではなかなかその機会がありません。したがいまして第一点は、三池の有明鉱の事故調査委員会が事故原因について調査をいたしておられますが、その調査の推捗状況及びいつごろ結論が出るか、これが第一点であります。  それから第二点は、三池炭鉱全体で過去の石炭の出炭量に比べて現在は一体どうであるか、事故のためにどのくらい減産をしておるか、この二点について政府から答弁を求めます。

第101回国会 エネルギー対策特別委員会 第4号(1984/08/01、13期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、石油備蓄の問題なりあるいはエネルギーの自主開発について質問いたしますが、冒頭に、先般発生いたしました三井有明炭鉱の災害の原因がはっきりわかったかどうか。なお、現在の出炭状況、それから事故の責任問題など、刑事責任は今捜査中でありますが、有明の八十三名の死者を出した、これをそのままうやむやで置くべきではない、したがって通産省としてはどういう見解であるのか。また同時に、鉱山保安監督行政の現状と、再びこういう事故を発生しませんように保安監督の強化にどういう姿勢を持っておられるか、有明炭鉱の発生に伴ってこのような問題を持っておりますので、まず通産省からの答弁を求めます。

第101回国会 エネルギー対策特別委員会 第5号(1984/08/08、13期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、委員長に田代由紀男君を推薦することの動議を提出いたします。

第101回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1984/10/23、13期、日本社会党)

○小柳勇君 今、国鉄総裁から事故に対する発言がございました。問題がたくさんありますが、今国鉄再建を本当に真剣に国民も熱望し、国鉄労使も必死で取り組んでおるときでありますから、再びこういう悪質な事故が起こりませんように十分の注意をしてもらいたいと思います。  国鉄問題も後で質問いたしますが、けさの各紙で自賠責保険料の引き上げが一斉に報道されましたから、大蔵省の方から先に問題点だけを質問いたします。その後、運輸省の一般問題と国鉄の問題、国鉄の問題が緊急でありますから、重点を国鉄問題に置いて質問いたします。  まず大蔵省に。自賠責特会から一般会計へ昭和五十八年度に二千五百六十億円繰り入れられ、三年据……

第101回国会 運輸委員会 第3号(1984/04/06、13期、日本社会党)

○小柳勇君 時間が四十五分しかありませんが、三点質問いたします。  一つは、アメリカ大陸横断新幹線鉄道の建設について。第二番目に、中国鉄道に対する日本の協力について。第三点が、いま交通渋帯がひどいのでありますが、この解決策と物流対策について。この三点を御質問いたします。  まず、国鉄に質問いたしますが、アメリカ大陸新幹線の建設問題について、先般からいろいろ新聞情報を見ていますが、去る三日、ロサンゼルスからの情報によりますと、アメリカの高速鉄道会社が依頼したアーサー・D・リトル社の調査報告が出まして、ロサンゼルス―サンジエゴ間の新幹線を建設すれば、一日大体十万人ぐらいのお客があって採算が合うんだ……

第101回国会 運輸委員会 第5号(1984/04/19、13期、日本社会党)

○小柳勇君 明日から国鉄の運賃値上げが実施されます。したがいまして、この委員会でもっと早く十分な論議が必要ではないかと私どもも考えておったのでありますが、きょうになってしまいました。  ただ、我が党としては、全国六カ所で、運賃値上げの問題についてもいろいろ意見を聞いてまいりました。全国各地でもそうであろうが、国鉄運賃値上げについては反対である、特に今回の格差運賃値上げについては反対の意見が多数である。しかし大臣は決裁されて、明日からの運賃値上げであります。したがいまして、きょうはこの運賃値上げを中心に質問をいたします。  まず、さっき瀬谷委員からも長期債務の問題で大臣に見解を聞いたようでありま……

第101回国会 運輸委員会 第7号(1984/05/17、13期、日本社会党)

○小柳勇君 御苦労さまでございます。  日本社会党の小柳勇でございます。  まず日向参考人にお尋ねをいたします。  第一は、口述の中でも御発言がございましたが、第一種空港の建設に民間が出資するということに自分は初め反対であった、そういう御発言がございました。にもかかわりませず、予算がつく最終段階ではこれに賛成し、かつ促進協の会長として大変な御尽力をされました。したがいまして、今御心境は述べられましたが、もう一度現在の御心境についてお伺いをいたします。  まず質問を、簡単でありますからずっと申し上げますから、よろしゅうございますか、五点ばかり簡単に申し上げます。  第二点は、運輸省が収支計算を推……

第101回国会 運輸委員会 第10号(1984/06/28、13期、日本社会党)

○小柳勇君 御苦労さまでございます。社会党の小柳勇でございます。  初めてでございますから、自己紹介させていただきます。私は、昔運転計画をやりました鉄道局の技手でございます。その後、十河信二さんが総裁のころ国鉄労働組合の委員長を務めました。それからこちらに二十数年間この仕事をいたしております。どうぞよろしく。  皆さんの、昨年の六月からことしの六月まで五十八回も会議をお開きになりまして、各方面にわたって検討されておることに対して、心から敬意を表しておるところであります。私ども、今目黒君が言いましたように、十年ぐらいこの委員会で論議しましたことを、皆さんは一年間でいろいろ勉強しておられます。それ……

第101回国会 運輸委員会 第12号(1984/07/10、13期、日本社会党)

○小柳勇君 御苦労さまでございます。  御発言の順に従って質問いたします。  まず、高嶋参考人に三問、簡単に問題を御質問いたします。  第一は、高嶋参考人が日本港運協会の会長として、港湾における労使関係の安定のために随分御努力をしていただきまして、心から敬意を表するものでありますが、さっき吉岡参考人も述べられたように、この法律は港湾労働者の職場を奪うものである、うんと激減するものであるということが述べられました。吉岡参考人としては、この法律への反対の主なる理由はそうである。したがいまして、高嶋参考人としては、この港湾労働者の職域を確保する、どんどんどんどん人間が減っていく、これをどういうふうに……

第101回国会 運輸委員会 第14号(1984/07/19、13期、日本社会党)

○小柳勇君 再建監理委員会の方に質問しますけれども、きょう新聞を見たら、民営分割も含んで緊急提言をやる、そういう新聞記事があります。いつごろ第二次の緊急提言を出されるのか、それからその内容を御説明願います。
【次の発言】 おかしいよ、それは。だってはっきり書いてあるもの、民営分割、経営形態も含んで出るということは。あんたはその原案をおつくりになるんだけれどもね、まだ論議いたしておりません、発表する段階でないというような意味かもわかりませんけれども、第二次緊急提言についてはもう一カ月ぐらい前から話が出ているからね。今度は一体どういうことが出るであろうか。あなた方の任務というのは、一つは経営形態、……

第102回国会 エネルギー対策特別委員会 第1号(1984/12/01、13期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいまからエネルギー対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの馬場君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に田代由紀男君を指名いたします。

第102回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1985/07/10、13期、日本社会党)

○小柳勇君 私も、目黒委員が発言したように、本当に今そういう実感を持つ。亀井委員長が非常に良識ある人であって、この国鉄再建については広くいろいろな意見を聞いて、二十一世紀に向けて将来の日本の経済的な動脈をつくるためにもう全知全能を傾けていただけると信頼してきました。ところが、答申を目の前にして、特に、先般国鉄総裁を中曽根総理にじきじき圧力をかけて首を切った。その後、今目黒君も言いましたように、杉浦元事務次官という人は、経営改善計画を五回とも失敗したその張本人なんです、運輸省の責任者なんです。その人が唯々諾々として民営分割をもう前提として総裁になった。  私はこのような一連のものを見まして、亀井……

第102回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1985/08/02、13期、日本社会党)

○小柳勇君 関連。  きょうこの答申が出まして第一回の参議院の運輸委員会です。したがいまして、きょうは理事会でも随分検討されたようだけれども、監理委員長及び監理委員会の皆さんが列席されるか、あるいは総理、大蔵大臣が列席して、これからの大方針を討議した上で法制化に入るのが私は筋だと思う。法律に、答申を内閣は尊重しなければならないとあるから、閣議で尊重することを決めたことはこれはやむを得ぬと思うんです。そのとおりです。しかし、その後いろいろ矛盾点があるんだから、特に、全国一本の貨物会社は十一月までにこれから運輸省と国鉄はつくれということになっている。また、長期債務の返済ももう五里霧中、全然具体案が……

第102回国会 運輸委員会 第3号(1985/03/26、13期、日本社会党)

○小柳勇君 では運輸大臣に質問いたします。  運輸大臣には二問です。第一は国鉄再建について、第二問は日米航空協定と日本貨物航空との問題、この二問であります。三十分ぐらいしか時間がありませんから、根本的なものはまた予算の委嘱審査のときに質問いたします。  第一は、国鉄再建対策を考える一番背景には、日本の総合交通体系をどういうふうにつくってまいるか、こういうものを背景にぴしゃっと据えて、その中で国鉄の受け持つ旅客輸送、貨物輸送の役割を位置づけた上で国鉄再建対策を論ずるのが正しい論じ方だと私は考えます。幸い、昨年の七月一日から運輸省が機構を改正いたしまして総合交通政策を樹立しておられると思う。したが……

第102回国会 運輸委員会 第5号(1985/04/02、13期、日本社会党)

○小柳勇君 まず、監理委員会の林次長に質問しますけれども、きょうこの委員会では、亀井監理委員長を参考人としておいで願って国鉄問題について論議したい。非常に重要な時期であるし、しかも予算の特に委嘱審査ですし、もう監理委員会の答申も間近であるから、皆それぞれ監理委員長から意見を聞きたいし、また意見を申し上げたいわけです。なぜ監理委員長がおいでになれぬのか理由をお尋ねします。
【次の発言】 政府に今質問しましても、監理委員会が審議中でございますと、的確な答弁がないわけですよ。これだけ今まで百十数年動いてきた国鉄の経営形態を変えようというような大問題で、国民に密室的に五人の先生方が論議をして、もちろん……

第102回国会 運輸委員会 第8号(1985/04/16、13期、日本社会党)

○小柳勇君 亀井委員長に質問をいたします。  その前に、我々があらかじめ出しました七項目の問題に対しまして、現時点における監理委員会の態度なり考えを率直簡明にお述べいただきましたことに敬意を表するところであります。  その中で、例えば地方ローカル線の扱いなり、労使、労働関係の労働法の適用なり、我々が国鉄再建の方策として考えております点に合致する点もございます。したがいまして、そういう点につきましては今後とも私どもも監理委員会に意見を申し上げ、あるいは今後のお知恵をかりながら国鉄再建に努力してまいりたいと思うところであります。  本日は、私どもの考えとうんと違う点を私は特に質問したいと思います。……

第102回国会 運輸委員会 第10号(1985/05/21、13期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して大臣に一問伺います。  それは、監理委員長に対しましては正式に私の方から公開質問状を出すつもりでありますから、改めてこれは監理委員長から聞きます、この間の問題は。  ただ、運諭省の領域でぜひお聞きしておきたいのは、一つは、国鉄が一月の十日に基本方策というものを出しました。これは全国一本、しかもできるだけ地方ローカル線を廃止して、全国一本でなければやっていけないということを出した。これは専門家としての国鉄の一つの方策を出した。それに対して監理委員会が頭にきまして、自分たちは今分割の方向で検討しておるのに全国一本とは何事か。それからずっと監理委員会対国鉄の間で協力とか非協力とか……

第102回国会 運輸委員会 第13号(1985/06/11、13期、日本社会党)

○小柳勇君 どうも貴重な御意見を拝聴いたしましてありがとうございます。私は鎌倉先生と伊東先生に質問いたします。時間が十分しかございませんので、両先生に対する質問を一括して申し上げて先生の御意見をお聞きをいたします。  まず鎌倉先生に対しましては、一つは、総合交通体系の確立が急務である、そういうお話がありました。私どもも同感であります。幸い、昨年の七月一日から運輸省が機構を変更いたしまして政策官庁として発足している。したがって、もうあれから一年になりますから、総合交通体系なるもののアウトラインでも国民に示しながら、国鉄の使命、国鉄の位置づけは総合交通体系の中でどういうところにあるべきだ、そしてそ……

第102回国会 運輸委員会 第15号(1985/06/20、13期、日本社会党)

○小柳勇君 御苦労さまでございます。ありがとうございました。  私は佐賀県知事の香月参考人に質問をいたします。たくさん質問しとうございますが、時間もありません、一問だけ。地方交通線の扱いであります。佐賀にも佐賀線、松浦線があります。全国的にも知事さん方非常に御苦労であります。  私ども社会党では、一次線はもう大体片づきましたが、二次線以降一応廃止を凍結をして、五カ年間期間をかりて、そして県知事さん方が中心になって、地方自治体が中心になって、住民のニーズに合った地方整備委員会をつくって、これで取捨選択してもらう、その期間をかしてくれないかという案を今出しておるところであります。でないと、国鉄中心……

第103回国会 運輸委員会 第1号(1985/11/21、13期、日本社会党)

○小柳勇君 まず冒頭に国鉄総裁に質問いたします。  私が言うまでもございませんが、国鉄再建の基礎になりますのは、国民が国鉄を信頼して利用することであると思います。これは旅客も貨物もそうでございます。特に国鉄としては安全に正確に客貨を目的地に運ぶ、これが一番大きな眼目であらなきゃならぬし、そのためには、国鉄の経営のあり方なり、労使が国鉄の事業に真剣に取り組んでいるという姿が国民にわかり、国民が安心してこれを利用する、それをつくり出すのが国鉄再建の一番基礎だと私は思います。  この点についてまず国鉄総裁から見解を聞いておきたい。
【次の発言】 同じ問題でございますが、運輸大臣にもその点お聞きしたい……

第103回国会 運輸委員会 第2号(1985/12/10、13期、日本社会党)

○小柳勇君 まず国鉄総裁に質問いたします。  これは我が党の運輸部会で問題になったのでありますが、去る十二月の六日に衆議院の運輸委員会で関山議員が質問いたしました。それは国鉄の広告汚職ということであります。これでありますが、国鉄本社の首脳がかかわっておるという事実について国鉄総裁にその責任を明らかにすべきであると我々主張するのでありますが、質問に対しまして総裁は、その会社と国鉄首脳部との酒席に同席したような事実はわずか二回だけでございまして、これは社会的な常識の範囲でありますと答弁されたそうであります。  ちなみに、広告会社というのは日本交通文化協会あるいは文宣社という二社でありますが、広告の……

第104回国会 運輸委員会 第3号(1986/03/20、13期、日本社会党)

○小柳勇君 運輸大臣に、先般の予算委員会の質問のあとの具体的な問題を御質問いたします。  まず第一に、通告よりもちょっと順序を変えますが、余剰人員対策について政府が今努力していただいております。その現状について御報告を求めます。
【次の発言】 具体的に決定いたしましたのは六千人が確実のようでありますが、その他はまだこれからの予定ですね。  余剰人員の対策について政府が誠意を持ってやっておられることは認めますが、その過程で、けさもテレビで言っていたが、例えば九州から大阪へ、あるいは北海道から東京へ多数の人が集団で地域異動するということ、それをもう募集を始めるということをテレビは放送していた。  ……

第104回国会 運輸委員会 第10号(1986/05/08、13期、日本社会党)

○小柳勇君 ただいま議題となりました日本国有鉄道経営再建促進特別措置法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  現在、日本国有鉄道経営再建促進特別措置法に基づいて進められている特定地方交通線対策については、当該地域における交通の確保、住民の利便等が十分反映されないまま廃止が強いられているため、地域住民の強い反発を招いており、まことに遺憾と言わざるを得ません。  申すまでもなく、特定地方交通線は、当該地域において、地域住民の生活に欠くことのできない足として定着しており、特に、交通弱者と言われる通学生、高齢者を初め、モータリゼーションの流れに乗れない人々にとっては、特定地……

第104回国会 運輸委員会 第12号(1986/05/15、13期、日本社会党)

○小柳勇君 おはようございます。  きょうは三時間いただきましたから、冒頭は当面する問題を質問いたします。あとはひとつ私の愛する鉄道の将来に対するロマンをぶつけて、運輸大臣や国鉄総裁から意見を聞いておきたいと思っております。  まず冒頭は、先般瀬谷委員が国鉄総裁に質問し、かつ注文いたしました新聞の投書、特に無人化の駅が困る、車掌でも心配だという投書に対して車掌の業務をおろすなどという処分をやられた。早急に処分を撤回して今後対策を立てよという、総裁に対して注文をしておきました。総裁は善処しますということで委員会は終わったようでありますが、どのような善処をされたか答弁を求めます。

第104回国会 運輸委員会 第13号(1986/05/20、13期、日本社会党)

○小柳勇君 先般質問いたしました東神奈川車掌区で車掌が新聞に投書したために不当な処分を受けたという問題についてのその後の経過について報告を求めます。
【次の発言】 処置については総裁がいろいろ配慮されたものと理解いたします。  ただ、この前にも言いましたように、無人駅などをたくさんつくることによって合理化を、定員減らしを進めるということは反対です。やはり、一人の今も大事にしていかなきゃなりませんから、例えば経営についての経費その他についてはあろうとも、無人駅をふやすことによって赤字経営を修正するなどということは、そういうことはもう一切これはやるべきじゃない。例えば、民鉄におきましても、もしそう……

第104回国会 予算委員会 第2号(1986/02/14、13期、日本社会党)

○小柳勇君 国鉄問題に関して質問いたします。  総理に質問いたしますが、先般、新聞や週刊誌で「エホバの証人」の信仰で九州鉄道総局長をやめた田村剛君の話を知っておられるかどうか、その原因についても御存じかどうか、お伺いします。
【次の発言】 今、九州の財界では、田村総局長は就任以来半年間九州の鉄道を十分見でいろいろ改善するものは改善した、非常に努力した、ところが半年やってみて部下職員などと一緒にこれから行く先を検討した結果、この分割案では将来九州鉄道はやっていけない、そういうような判断をして、将来責任というよりも、神の前にこの「エホバの証人」として、信仰としてこの際辞職した、そういうのが今、九州……

第104回国会 予算委員会 第11号(1986/03/18、13期、日本社会党)

○小柳勇君 総理に国鉄問題を中心に質問をいたします。  私が生涯をかけてまいりました国鉄問題が今大きな日本の課題であります。恐らく総理に、重要な予算委員会の審議で質問いたしますのは最後になるかわかりませんが、誠意をもって満足する答弁をしていただけたら幸せであります。  まず第一は、四全総が九月には答申されるようであります。その計画会議の議案の中に、多極分散型の国土を形成するあるいは全国にわたって快適な居住環境を形成する、こういうことがあります。日本社会党も産業構造の分散ということに大きな二十一世紀に向けての政策を持っています。総理のロマン、理想、四全総にかける総理の期待をお聞きしたいわけであり……



各種会議発言一覧

5期(1959/06/02〜)

第38回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1961/03/27、5期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、干拓事業と、これに伴う漁業補償の問題について、大臣並びに関係政府委員に質問いたします。  まず第一は、三十六年度の干拓事業の予算総額は七十二億八千二百三十九万円でありまして、昨年よりも五億四千百三十七万円ふえておりまするが、大臣の干拓事業に対する基本的な方針、考え方を承ります。
【次の発言】 私はそういうことを聞いておるのじゃありません。大臣の予算説明の文章は読みました。こういうことでなくて、もう少し具体的にいいますならば、現在、継続事業が三十地区あります。三十地区の継続事業で、件数が十四年以上のものが三十地区のうちで二十地区ばかりあります。十四年といいますと、いわゆる十年一……

第38回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○小柳勇君 今の問題に関連しまして、この前の答弁で、月三時間の超過時間を取ってある。それから手当はそれだけで、機械三分の一、人員三分の一ということで千五百名増員しなければならないのに三百七名の増員ということで予算が組まれておる。時間がなかったのでこの前も私は追及できませんでしたけれども、四十八時間から四十四時間になるのに、これ一週間の時間ですが、月に三時間ふやしたこと、それから今言われたように、機械購入予算についてごくわずか、そういうことで四十四時間移行ができるのかできないのか。できるとすれば相当の神わざでなければできませんな。もう一回この点について御質問いたします。

第38回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、初めに最低賃金について、これは最低工賃も含めまして、いわゆる賃金の低い人たちの生活を守るという立場から質問をいたして参りたいと思います。  現在、業者間協定に基づく最低賃金が実施されておりまするが、これの実施状況について報告を願いたい。
【次の発言】 もう少し詳しく適用の金額、あるいは指導啓蒙の方法とか、もう少し詳しく説明して下さい。
【次の発言】 労働大臣に質問いたしますが、現在二百円が中心のようであります。今の説明がありましたように、ここに労働省の資料が出ておりますが、二百円をピークにいたしまして、数が前後いたしておりますが、ほとんど最低賃金は日給できめられております。働……

第39回国会 建設、地方行政、社会労働、農林水産、商工委員会連合審査会 第1号(1961/10/27、5期、日本社会党)

○小柳勇君 経済企画庁長官に質問したいのですが、おられませんので、建設大臣に質問いたします。  今までの答弁を聞いておりますと、必要があって、どうしても水の必要があるというところよりも、水資源があるから、これを開発してやればペイするというようなところに重点を置いて、この公団ができる、そういうように私は答弁を聞いて受け取っておりますが、たとえば産炭地地域の水の問題とか、さっき答弁された新産業都市の水の問題などは焦眉の問題であります。非常に急いでいるのにかかわらず、第二次、第三次と、先の方に追いやられている。そういう点で、この発足する水資源公団というのは、いわば愛知用水公団みたいな、水を開発すれば……


6期(1962/07/01〜)

第47回国会 石炭対策特別委員会、商工委員会連合審査会 第1号(1964/12/17、6期、日本社会党)

○小柳勇君 藤田委員の第一の問題に関連して、一問だけ質問なり御要請をいたしたいと思いますが、この答申を拝見いたしますと、山と金と人との問題が書いてございますが、その人の、労働者の家庭生活や環境などの問題については、実は詳しく触れてないのでございます。これはこの調査団の任務がそうでありますから、それを多く求めることは無理かと思いますが、文教委員会でも再三問題にしておりますように、産炭地、特に閉山地帯などにおける学校教育の問題、非行少年の問題など非常に重要な問題でありまして、これも決して無視できない重要な問題であります。したがって、これを閣議に報告される場合に、文部大臣からももちろんいろいろ意見が……

第48回国会 社会労働、運輸委員会連合審査会 第1号(1965/05/07、6期、日本社会党)

○小柳勇君 重複を避けて三十分ばかり質問いたします。運輸大臣と労働大臣に、原則的なことですけれども、質問いたします。中国に参りまして一番力説されましたのは、あそこの海運荷役作業が組織化されて、これが日本の運輸省みたいなところに統括されたわけですね。そうして労働組合が鉄路工会に一本なんです。日本の全港湾と私鉄総連と国鉄の労働組合のようなものが一本のようなもので鉄路工会ができていますが、われわれ荷役作業など、海岸にまいりまして、かつてクーリーといわれたあの荷役作業が上海などでも非常に統制されて、完全に陸上海上、その荷役作業の労働者が一体となって運輸作業に従事しておるという点、これを実際聞きましたし……

第48回国会 石炭対策特別委員会、社会労働委員会連合審査会 第1号(1965/02/24、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) これより石炭対策特別委員会、社会労働委員会連合審査会を開会いたします。  先例によりまして、私が連合審査会の委員長の職をつとめます。  それでは、北海道炭礦汽船株式会社夕張炭鉱爆発事故に関する件を議題といたします。  まず、このたびの北海道炭礦汽船株式会社夕張炭鉱の爆発事故の発生により、多数の犠牲者を生じましたことにつきまして、深く哀悼の意を表します。つきましては、犠牲者の霊に対し、黙祷をささげたいと思いますので、御起立を願います。黙祷いたします。
【次の発言】 御着席願います。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。  この際、機内通商産業大臣から発言を求めら……

第48回国会 石炭対策特別委員会、社会労働委員会連合審査会 第2号(1965/04/09、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小柳勇君) これより石炭対策特別委員会、社会労働委員会連合審査会を開会いたします。  先例によりまして、私が連合審査会の委員長の職をつとめます。  それでは、日鉄鉱業株式会社伊王島鉱業所爆発事故に関する件を議題といたします。  まず、本日の日鉄鉱業伊王島鉱業所爆発事故について岡崎政務次官から御報告を願います。
【次の発言】 別に御発言もなければ、本連合審査会はこれにて終了することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、よって連合審査会は終了することに決定いたしました。  これにて散会いたします。    午後零時五十一分散会

第48回国会 文教、石炭対策特別委員会連合審査会 第1号(1965/04/27、6期、日本社会党)

○小柳勇君 法案の提案者に質問いたします。  昨年、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律が大々的に改正されたにもかかわらず、この法律を出しておられますが、その真意について簡単に御説明願います。
【次の発言】 この法律の最後のところに経費の問題がありますが、「この法律施行に要する経費は、昭和四十年度において約十二億七百万円の見込みであるが、そのうち四千五百万円は昭和四十年度予算に計上済みである。」と書いてあります。四千五百万円の使途と、それから十二億七百万円から四千五百万円引きましたその残りの使途について概要御説明を願います。

第48回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1965/03/26、6期、日本社会党)

○小柳勇君 初めに中高年齢者の雇用促進を中心とする雇用問題を中心にお尋ねいたします。  昨日の社労委員会で地域別、産業別雇用計画試案なるものを中心に担当局長、部長といろいろ質疑をかわしました。大臣が留守でありましたので、本日その結論的なものを大臣に質問いたします。地域別、産業別雇用計画試案なるものは中期経済計画が出る前につくられたのでありますから、若干数字的に違うようでありますが、この問題はあとでまた質問します。これで計画をして、雇う者は現在の資本主義社会の中における自由競争をやっている会社あるいは官公署、政府機関などでございますが、その労働力を調査して流動化などの実態を把握するけれども、それ……


7期(1965/07/04〜)

第51回国会 予算委員会公聴会 第1号(1966/03/17、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私も一つ質問いたしますが、昨日官公需の増加については質問したところでありますが、政府でもこれはきめ手になる、納得するような答弁はございませんでした。窓口を担当しておられるあなたのほうで、とりあえず四月から公共事業が始まるのでありますから、焦眉の、この短期的な対策、それから将来の対策、その対策について具体的にこのようにしたら官公需が中小企業にふえるであろうという策でもありましたらお教え願いたいと思います。

第51回国会 予算委員会公聴会 第2号(1966/03/18、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私も二点だけお伺いいたしますが、一つは児童手当法に対する――私のっぴきならぬことで前半の先生のお話聞いてないのでありますからお伺いするのでありますが、児童手当法に対する先生の御見解をお伺いいたします。  第二の問題は、昭和三十六年に社会保障制度審議会から総理大臣に答申がございまして、三十七年から十カ年間にいまの生活保護を三倍に上げる、そこをベースにして全体的に社会保障制度を計画的に前進するようにという答申が出ておりますが、われわれはそれを一つの尺度にして、いま厚生省やあるいは政府をあらゆる場で施策を追及しておるわけです。前進するようにバックアップしておるわけでありますが、そういう一……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○小柳勇君 初めに、社会保障の問題から質問に入ってまいりますが、現在の社会保障制度の基本的なレールとして、昭和三十七年八月に社会保障制度審議会が総理大臣に対しまして出した答申がございますが、それは、社会保障制度の総合調整に関する基本方策についての答申及び社会保障制度の推進に関する勧告、この答申を、現在におけるわが国の社会保障に関する一つの路線だと私は考えておりますが、厚生大臣の御見解をお聞きいたします。
【次の発言】 ただいま大臣から、この答申に沿って、さらに前進する方向で施策を講ずるというお話がございましたが、いま予算案の説明がございました。国家予算総額に対する厚生省関係の予算並びに前年度の……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1966/03/30、7期、日本社会党)

○小柳勇君 自治省関係のおもなる問題を質問してまいります。  まず、地方財政の運営であります。  今度の国の予算を見ますというと、公債を発行いたしまして、大型積極予算であります。景気を刺激するために積極的に仕事をやるという予算であります。そこで、その仕事をやるのは地方でありまして、地方自治体などに交付税あるいは補助金が交付される。ただいま大臣が説明されましたこの予算概要の中に、それが如実に示されております。で、たくさんの金が交付金、補助金で地方に出てまいりますと、地方自治体がそれに相応する金を組まなければ事業はできぬのであります。  そこで、地方自治体としては、国から出てまいりまする交付金や補……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○小柳勇君 あとの時間五分くらいしかないようでありまして、休憩に入りますから質問できませんが、この第四分科会で私が質問いたします大綱だけを申し上げておきたいと思います。また休憩後引き続き質問いたしますが、先般の総括質問で、私は宇宙開発問題を質問したかったのでありますが時間がありませんで、ついに質問ができませんでした。総括質問から一般質問、分科会にまいりますと、全般的な問題が明らかになりますが、きょうは文部大臣にだけ宇宙開発の問題を質問する羽目になりました。この点まことに遺憾でありますが、科学技術庁と防衛庁からの担当官の出席をいただいておりますから、必要があれば両庁にも質問いたします。  で、私……

第55回国会 予算委員会公聴会 第1号(1967/05/16、7期、日本社会党)

○小柳勇君 井手先生に一問お願いいたします。  それは、創造的社会保障ということでありますが、私ども、いま、失業保険法の改正、あるいは離職者対策など、急を要する問題をたくさんかかえております。そういう点で、いま少しことしの予算あるいは来年の予算で取り組むべきであるというような具体的なお考えでもあれば、その点をもう少し詳しくお聞かせ願いたいと思っております。  あと、松尾公述人にもありますけれども、それはあとで質問いたします。
【次の発言】 松尾公述人に二問質問いたします。  第一の問題は、けさの新聞にも出ておりました鉄鋼大手六社が設備調整の自主調整ができず非常に困難であったという記事がございま……

第55回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1967/05/22、7期、日本社会党)

○小柳勇君 労働大臣に質問いたします。  公労協関係の労働組合が賃金紛争中でありまして、二十四日には実力行動を含む行動を起こして、最終的な折衝段階にあるようでありますが、調停委員会の進捗状況並びに解決の見通しなど、政府の見解をお伺いいたします。
【次の発言】 従来までも調停委員会で労使がやっておったのでありますが、労働省は見ておられたのでありますが、現在の調停の進捗状況は、今明日にでも解決する見通しでございますか。いま仲裁移行のこともちらっと漏らされましたが、どういうふうでしょうか。
【次の発言】 調停委員会段階でまとまる可能性がある、こういう見解ですか。

第55回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、さきの予算委員会の総括のときに農業協同組合の政治活動について質問いたしました。その続きを、最後の問題を質問をいたしたいと思います。  私の質問をいたしますねらいは、農業協同組合法の第一条に書いてありますように、農民の協同組織の発展を促進し、農業生産力の増進と農民の経済的社会的地位の向上をはかる、この基本目的を達成するために農協が正しく発展することを念願するからでありまして、ただいま新聞などで農協の会計の不正あるいは運営のまずさなどがさまざまに批判されておりますが、そういうものと同時に農業協同組合が政治連盟を結成して政治活動をやっている、その政治活動が偏向していないか、こういう……

第55回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1967/05/24、7期、日本社会党)

○担当委員外委員(小柳勇君) 私は長官に二点質問いたします。  一つは、種子島のロケット打ち上げ実験に伴う県内漁民との話の進展状況、種子島のロケット実験場をきめますまでに相当話しがあっておるはずであるし、またなければならぬのでありますが、その後、県内漁業協同組合並びに漁連並びに漁民との間に話がしっくりいかないで実験を中止せざるを得ないという不祥事が起こりました。これはこの取り組み方全体に対する政府の誠意が足らないというか、勉強が足らぬということも一つありますが、宮崎県並びに鹿児島県の漁業連合会の漁民の皆さんが、この科学技術の進展に対してどのように考えておられるかというようなものにも影響すると思……


8期(1968/07/07〜)

第65回国会 予算委員会公聴会 第1号(1971/03/10、8期、日本社会党)

○小柳勇君 松尾先生に質問いたします。今度健康保険法の改正の一番中心にならなければならぬものは、診療報酬体系の適正化であろうと考えます。これはもう四十二年も、四十四年も内閣が国民に声明したところであります。したがって、診療報酬体系の適正化の審議会の答申などを見守ってまいりまして、その後具体的な問題は、いま中医協から日本医師会が脱退された。そうしてそのことで、もう健康保険医の辞退もしかねない情勢である。いまの状態では、医師会を無視して診療報酬体系の適正化はできないだろうと思います。そうしますと、診療報酬適正化ができなければ、健康保険法の抜本改正はできないのではないか、やるべきではないと、いまのよ……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1971/03/24、8期、日本社会党)

○小柳勇君 いまのこの監査の厚生事務官が配置されていない県ですね、どこどこあるかということと、それからその監査が、まあなければしあわせですけれども、健康保険医の皆さんなどから聞きますと、どうもやっぱり医師会のほうで、医師会の意向に沿わないようなものについては、特に監査をきびしくするというようなこと、われわれしろうとですからわかりませんが、そんなことがあってはなりませんし、問題になったことがあるのではないかと思いますが、その監査の問題で、厚生事務官がおらぬ県は幾つか、どういう県かということ、それから監査で医師会にたてつくといっちゃおかしいけれども、主流でないような医師はよけい監査がやられる、きび……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1971/03/25、8期、日本社会党)

○小柳勇君 参考人にまことに申しわけありませんでした。関連質問ですけれども、私は委員でなかったので発言できなかったので待っていただきましたが、冒頭に質問させていただきます。  それは、きょう文部省には通告いたしておきましたが、医学部の入学については金がたくさん要るということは、もうずいぶんたくさん問題になりました。ところが、医学部だけでなくて、たとえば、美術も、あるいは音楽も、ほかの私大も寄付行為が盛んであるし、金がないので入れなかったという者が私の周囲にたくさんいるわけです。で、ことし試験が終わりました。私が知っておる親たちでも百万や二百万の寄付金を出さなければならぬのでたいへんじゃと。また……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1971/03/26、8期、日本社会党)

○小柳勇君 時間が少ないので、抽象論をやめて具体的に質問いたしますが、中小企業の労働力不足の問題でみっちりやりたかったのですが、いま吉田委員もその一部は触れたようです。大臣、いまの中小企業の労働力の不足に対して、具体的にはどのような措置をなさいますか。
【次の発言】 いまおっしゃったようなことで全然解決されていないんですね。だから、いま中小企業庁に質問しますからこの雇用対策法をちょっと読んでおいてください。  中小企業庁に質問いたしますが、いま中小企業の労働力不足で、会社の社長がみずからいなかを飛び回って職安の力を借りながら求人をやっているような実態です。中小企業のおやじさんはほとんど半分は求……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 運輸委員会、内閣委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 閉会後第1号(1971/08/05、9期、日本社会党)

○小柳勇君 運輸大臣に二点関連して質問いたします。  午前中の答弁で、保安施設は五カ年整備計画を三カ年に繰り上げるが、空港整備そのもの、たとえば空港の滑走路などは三カ年整備計画を繰り上げないというふうに答弁されました。で、先般の閣議の決定の内容は、われわれが受けたところでは、全般的に空港を整備しなければ、たとえば保安設備だけを三カ年に繰り上げても、着陸の事故とかあるいは離陸の事故などは防げないわけです。したがって、あのときの閣議の内容は、細部は大蔵大臣からも聞かなければなりませんが、大臣不在のようでございますが、運輸省としてはあのときの閣議の受け取り方は、滑走路その他空港整備全般を三カ年に繰り……

第66回国会 社会労働委員会、運輸委員会連合審査会 閉会後第1号(1971/10/13、9期、日本社会党)

○小柳勇君 午前中、田中委員が質問したときに、真鍋常務理事は日本生産性本部の指導を受けつつ学園などから生産性運動が自然発生的に始まりました、その運動が下部のほうで広がって自然と全国的になったんでございます。こういうような答弁がございました。鉄道の技術を教育する鉄道学園で、いつごろからどんな動機で、またどういう形でこの生産性運動というものが生まれてきたのか、そのことを簡明に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それで四十四年から始まって四十五年の三月に本社の養成課が能力開発課に改名されまして、かわりました。で、そのころから本格的ないわゆるマル生運動なるものが発生したと考えます。日本生産性本部……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会、大蔵委員会、社会労働委員会、商工委員会、運輸委員会連合審査会 第2号(1971/12/26、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は運輸関係を中心に質問いたします。  審議すれば審議するだけ問題が非常に深いし、矛盾が出てまいります。したがって、総理に質問いたしますが、特にこの公用地収用あるいは基地縮小、VOAの撤去などですね、さまざま問題があっておりますが、運輸関係でもこれから各所、アメリカと交渉してもらいたい点がたくさんあります。だから、正月、サンクレメンテに行かれ、交渉される、ニクソンと再び会われるが、この今国会に出されておる法案を審議未了にして、この背景で、国民がたいへんきびしい、国会もたいへんである、こういうこの国民世論を背景にして再交渉するのがこれからの沖繩のしあわせであるし、日本のしあわせである……

第68回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1972/06/12、9期、日本社会党)

○小柳勇君 関連して。私も六問余り提出しておりましたが、もう時間がないようでありますから、簡単に二つだけ質問いたします。  一つは、日本国有鉄道の独立採算制は、この際検討、是正すべき段階にあるのではないか、これが一つ。  もう一つは、日本国有鉄道の現在の収入では、貨物が原価を割って赤字だといわれておるが、現在の貨物等級制度及び運賃率で妥当でしょうか、公共生産財の運賃を上げた場合経済的混乱を生ずるでしょうか、この二間だけを質問いたします。
【次の発言】 おそくなりましたが、非常に重要な問題でありますから、私も各公述人に質問をいたしたいと思います。なお、私どもの頭の中に、これから政府や国鉄に質問す……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1972/04/24、9期、日本社会党)

○小柳勇君 きょうは二つの問題を質問いたします。一つは公的年金の調整の問題、一つは、関東大震災程度の地震がいま発生した場合、その被害の状況の見込みなりあるいは緊急対策、その問題を質問いたします。したがいまして、公的年金制度の調整について約一時間、地震関係について約一時間、二時間時間をいただきましたので、そういう順序で質問いたしますので、関係各省忙しいからそういうふうに時間を配分して御出席願います。  まず第一の公的年金制度の調整であります。現在、わが国で年金制度が諸外国に比べて立ちおくれておることは、言うまでもありません。私が申すまでもなく、昭和四十二年の七月二十五日に、総理府におきまして、公……

第71回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1973/07/16、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私も各公述人に質問をいたしたいと思います。  貴重な時間を、せっかくおいでになりましたので、お忙しいと思いまするが一、二問ずつ質問いたします。  まず、佐藤公述人でございますが、民鉄協の理事長でございますから、そういう意味も考えながら御質問をいたします。さっき、物価は公共料金抑制では下がらぬということをおっしゃいました。ことばじりをとらえるわけではありません。澤公述人の意見では、貨物輸送のために運賃及びコストで十兆円もかかるのであるから、この貨物が、鉄道の貨物が運賃を上げれば当然トラック運賃も上がるであろう、したがって二四%のアップというのは物価に相当影響するという、そういう公述が……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1973/04/06、9期、日本社会党)

○小柳勇君 日航の社長にはお忙しいのにありがとうございました。  実は、日航から去る三月十四日に「安全運航確保のための業務改善具体策」というのをいただきました。これをいただきましてすぐ運輸委員会のほうには質問通告を出したのでありましたが、予算委員会の開会中で開けませんので、本日機会を得ておいで願ったわけであります。したがって、日航の社長を中心に航空の事故防止対策及び起こりました事故のその後の処理、そういう問題を中心に質問いたしまして、あと現在の日本航空株式会社法に対する社長の見解も聞いて、今後どのようにして日航が発展していくのか、そういう見解をもお聞きしたいところであります。  まず初めに、先……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1973/04/05、9期、日本社会党)

○小柳勇君 この前、予算の一般質問で質問しました自家用トラックの増加に伴う物価問題、こういうことで質問するのでありますが、本題に入ります前に一つ質問をいたします。  それは、けさの新聞に値上がり衣料不買運動のために、消費者団体が不買運動をきめた、それは通産省もあるいは経済企画庁も支持して誘導しておるような印象ですが、これに対して政府として積極的に経済的援助でもして、この運動を活発にするお考えはあるのかどうかお聞きしておきます。
【次の発言】 不買運動は、われわれも過去にやったことがありますが、なかなか成功しないんですが、そこでいまの商品投機の摘発を総評などやろうとしておるのですが、これもいまの……

第72回国会 予算委員会公聴会 第2号(1974/04/01、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私、大木公述人と、それから逸見公述人に三問質問いたします。  一つは、いまの春闘で、もちろん大幅賃上げやスト権の問題、あるいは最低賃金制など、労働者の今後の問題については当然この解決に努力されるのは至当でありますが、いまの国民的な課題です、それもたくさん項目があります。この春闘が終結するには、これとこれだけはどうしても国民的な課題を解決しなければならぬと、そう決意しておられるものがあろうかと思います。で、ゼネスト体制を控えながらの非常に重要な時期でありますし、国民の前に、国会を通じて、これとこれとはどうしてもいわゆる春闘の中で解決する決意ですよと、そのことを明らかにしていただきます……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1974/04/04、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、公的年金の総合調整の問題について、先般の総括質問のあとを受けて質問いたします。先般の総括質問のときの速記録を拝見いたしまして、総理の答弁もしどろもどろでございまして、とるべきところもない。また、総務長官は前向きの答弁でございましたけれども、時間がなかったものですから、深く質問していません。したがって、この総括質問のあとを受けて、少し具体的に深く質問していきたいと思います。  御存じのように、現在の日本の公的年金は、十の省庁に分かれておってばらばらでございまして、スライドの制度の問題なり、最低保障の問題なり、あるいは給付額自体もばらばらでございます。また、国家公務員、地方公務員……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1974/04/08、9期、日本社会党)

○小柳勇君 昭和海運の社長さん、ありがとうございました、お忙しいところ。  私は、日本海運の、現在の海運企業の実態について質問をいたしますが、時間が限られておりますから――ほんとうは根本的にもう少し論議しなきゃならぬと思うんです。きょうはわずかの時間ですから、部分的にやる以外にありません。ほんとうは、総括質問か一般質問で政府に対してこれは質問しなければならぬ問題でありますが、きょうはここに時間を与えられまして、与えられた範囲内で質問いたしたいと思います。  計画造船に加えまして、現在、日本の海運企業というものが世界に劣らない発展をしてまいりました。ところが、最近に至りまして、急に海外売船が多く……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1974/04/05、9期、日本社会党)

○小柳勇君 労働大臣並びに関係者、春闘でたいへん御苦労でございます。  冒頭に、春闘の解決に対して労働省としてどんなに取り組んでおられるか、その問題をまずお聞きいたします。
【次の発言】 先般、まだ数日前に春闘共闘委の事務局長の大木正吾君を国会に参考人に呼びまして、この春闘を解決するにはいま最小限度どのくらいの問題を解決したらいいのかという質問をいたしました。もちろん全般的なたくさんの要求がありますけれども、これこれはどうしても解決しなければいわゆる国民春闘の解決にならぬという決心があるだろうと、そういうことを大木事務局長にお尋ねして――私はここに記録しているのでありますが、労働省として、ある……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1974/04/05、9期、日本社会党)

○小柳勇君 防衛庁長官にお聞きいたしますが、これは板付基地及び雁の巣基地返還促進協議会からの陳情書です。再三ごらんになったと思いますが、こういうことが書いてあります。「板付基地は福岡空港として発足し早やくも三年目を迎えました。」、米軍から返還されたのでありますが、「九十万市民の生活環境を守るため、残存する基地の返還及び自衛隊機の福岡空港の使用中止等について要請を続けてまいりました。」と、しかしなお、現状としてはそれが達成していない。したがって第一は、「福岡空港の一部に存続する米軍基地の早期完全返還をアメリカ合衆国に対し強く要請し、福岡空港における軍事色を早急に一掃するよう努力」してもらいたい、……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1974/04/08、9期、日本社会党)

○小柳勇君 私は、産炭地振興実施計画について主として質問したいのでありますが、その前に、先般の予算委員会で総括のときに質問いたしましたネオン業者の問題について一、二確かめておきたいので質問いたしますが、四月も三月と同じように制限し、かつ四月、五月、今後の電力制限なり、この種事業の制限についての大臣の御見解をお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 電力料金の値上げとも関連をして、電力の需要制限の問題は原油の縮小ということで一あるのか、あるいはその他に何か事情があるのか、あるいは将来のエネルギーの需要を見通しながら、この際にいわゆる節約的な電力消費をやるというのか、大体根本的な原因は何である……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 閉会後第1号(1974/10/24、10期、日本社会党)

○小柳勇君 いま長官のエネルギー政策をるると聞きましたが、文章としてはたいへんごりっぱだと思います。ただ、過去ここ十年ばかり私も商工委員会に列してまいっておりますが、たとえば石油開発公団ができ、あるいは動力炉事業団ができましたそのころからのここ七、八年の経過を見ましても、言うはやすく行なうはかたし、その実績というものはほとんどあがっていない。昭和四十二年にあの法律ができましたとき、大臣や局長が説明されたのがもうそのまま現在の情勢です。あの当時の実情ですね。したがって、いま言われたことに対しましても、文章はりっぱでありまするが、それを具体的にどういうふうにやっていくのかということ、ほんとうに国を……

第80回国会 農林水産委員会、外務委員会連合審査会 第1号(1977/04/30、10期、日本社会党)

○小柳勇君 農林大臣に質問いたしますが、けさも質問があったと思いますが、ソ連から漁業条約の廃棄通告がなされております。二百海里の水域適用はいま始まったことでありませんのに、きょう、いまの段階でソ連が日本に通告いたしました一番大きな原因は何でしょうか。
【次の発言】 取り急いで二百海里法と領海十二海里法をいま国会で審議して、二日の日には通過するのでありますが、これが今度の国会で通過して、農林大臣が三日に行かれたその交渉にはどういう効果を持つのであろうか、お聞きいたします。
【次の発言】 第一問、第二問、重ねて二つひっくるめて農林大臣の答弁を判断いたします。二百海里の問題はいま始まった問題じゃあり……

第80回国会 予算委員会公聴会 第1号(1977/03/30、10期、日本社会党)

○小柳勇君 私も一問だけ質問いたします。  大変いい御意見を聞かしてもらいました。実は先般、福岡で地方公聴会のときに、大野城市という人口急増の市の市長が参りまして、いまの公述のような実情を切々と訴えられました。いま公述人が言われました、国が定められた法規、法令を完全に守ってもらうならば、地方財政というのは早急に確立しますとおっしゃいました。このことは、私はこの総括質問の中で内閣に迫っていきたいと思いますが、皆さんのような人口急増市町という、そういう範疇に入るのが全国でどのくらい概略あるのか及びその横の連絡など市長会などであるのかないのか、その点だけお聞きしておきたいと思います。

第80回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1977/04/13、10期、日本社会党)【議会役職】

○主査(小柳勇君) 一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、本分科会の主査を務めることになりました。ふなれでございますが、皆様方の御協力を得て、その責務を果たしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。  審査に入ります前に、議事の進め方についてお諮りいたします。  本分科会は、昭和五十二年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、文部省、厚生省、労働省及び自治省所管を審査することになっております。  十四日の委員会において主査の報告を行うことになっておりますので、議事を進める都合上、主査といたしましては、本日の午前を自治省、午後に文部省、十四……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1977/04/14、10期、日本社会党)【議会役職】

○主査(小柳勇君) ただいまから予算委員会第四分科会を開会いたします。  分科担当委員の異動について御報告いたします。  昨十三日、前川旦君及び沓脱タケ子君が委員を辞任され、その補欠として森下昭司君及び安武洋子君が選任されました。  また、本日、戸塚進也君及び中沢伊登子君が委員を辞任され、その補欠として佐藤信二君及び柄谷道一君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十二年度総予算中、厚生省所管を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと待ってください。山口業務課長、さっきの粕谷君の質問ね、施設ではだめですかと、いまの法律では。だめ。


11期(1977/07/10〜)

第85回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 閉会後第1号(1978/11/09、11期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(小柳勇君) ただいまから資源エネルギー対策小委員会を開会いたします。  資源エネルギー対策に関する件を議題といたします。  これより質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと小委員長からエネルギー庁長官に……。  いまの大森君の要望の点が大事ですから、長官から答弁を求めますが、このイランの政情不安で日本国民が石油に対する不安、輸入に対する不安が起こってパニックなど起こるが、これに対する事前の予防措置あるいは報道措置はどういたしますかと、要望だけでありましたが、長官の決意を聞いておきたいと思う。

第87回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 第1号(1979/05/29、11期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(小柳勇君) ただいまから資源エネルギー対策小委員会を開会いたします。  小委員の異動について御報告いたします。  昨二十八日、欠員中の小委員の補欠として、下条進一郎君、中村啓一君、阿具根登君、大森昭君、馬場富君、下田京子君、柄谷道一君及び柿沢弘治君が選任されました。
【次の発言】 三菱石炭鉱業株式会社南大夕張炭鉱における災害に関する件を議題といたします。  先般、本件の実情調査のため、商工委員会が行いました派遣につきまして、私から報告いたします。  三菱石炭鉱業株式会社南大夕張炭鉱の災害に関する委員派遣について御報告申し上げます。  派遣委員は中村委員、丸谷委員、藤原委員、下田委員……

第90回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 第1号(1979/12/10、11期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(小柳勇君) ただいまから資源エネルギー対策小委員会を開会いたします。  資源エネルギー対策に関する件を議題といたします。  これより質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 説明できるなら説明しなさい。この委員会で論議してて、この石油部会の計画がずさんであると委員が言ってるんだから、あなた方はそれにタッチしてるんだから、そうじゃございませんという反論をしなければ答弁にならないでしょう。何か言ってごらん。
【次の発言】 もう一つ吉田君が言っているのは、具体的に数字を挙げて年次別に施設利用率が低下しておりますぞと、この数字について反論があり……


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ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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