このページでは中尾辰義参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。中尾辰義参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○中尾辰義君 大体米田委員の質問と重複いたしますので、私も、実は罰則の点について大臣にお伺いしたいと思いますが、本法の目的というものは、言うまでもなく人命の保護だと、それとまあ交通整理、交通秩序の確立だと、ですから、どこまでもこれは処罰が目的でないのであって、事故防止にある。そうすると、当然これはまあ事故防止対策とか、そういうものが浮き上がってくるわけですが、これもいろいろと、本法の対象の構成要素といいますか、そういったものは人と車と道路である。まあ総合的な対策も必要である。先ほど事故防止対策の概要を私も拝聴いたしましたが、ただ一点だけ、今の米田委員の質問に関連して、罰則の件でありますが……。……
○中尾辰義君 これはまあ要望という形でお伺いしますが、八十二条の、道路上に工作物があった場合に、警察官が占有者に対して指示をし、また措置をすることができる。こういうことに対して別に私は反対はないのですが、要は、現地の出先機関の警官のこれに対するところの態度というものが非常に大衆の不満を買っておるのでございます。たとえば、看板とか、そういったようなものが、占有者から見ればあまりじゃまでもないところにどんどん一どんどんというわけでもありませんが、占有者に対して何らの断わりもなくして片づける、こういったようなことがあるのですが、第一線の警官、これは第八十二条だけでなしに、やはり指導者としての長官の、……
○中尾辰義君 この公営企業債ですね。これが三十四年度まで発行総額二百五十億、三十五年度が百三十五億と、こうなっておりますが、この公募の相手方、この公募債の内容というものはどういうふうになっておるのですか。大体でいいのですが……。
【次の発言】 その公募の、何といいますか、たとえば市中銀行とか証券会社とか、いろいろあるでしょうが、そういった内訳ですね。それを一つ……。
【次の発言】 もう一点だけ。本年度は、産業投資会社が三億、公募債が百三十五億、自己資金五億、総計百四十三億になっておりますが、この公共団体の貸付の条件とか、分配の方法とか、そういったようなことは、何か基準があるわけですか。
○中尾辰義君 私は、別なことでちょっとお伺いしますけれども、先ほど来ずっと社会党の御意見及び大臣の御答弁も拝聴いたしておりまして、かたや、前からの約束もあるから当然これをやってもらいたいと、かたや、伊勢湾台風等で相当な被害をこうむったから今回見送ったと、まあ私も、両方の言い分はもっともだと、こういうふうに思うのでありますが、飲食税そのものが大衆税であって、しかも、一日の労働が終わって、ビール一ぱい飲んで、ちょっと何か食べると三百円以上こしちゃう、こういうようなものにはたして……数字的なものは別としまして、ただ単に収支の数字を合わせるだけでありますれば、これは事務官僚の仕事でありまして、一国の担……
○中尾辰義君 一点だけお伺いいたしますが、第十九条の非行政書士等の取り締まり、この資格を持つものには、大がいどこでももぐりというものがあるわけですがね。現在行政書士の数が一万幾らと、その中で非行政書士といわれるような者がどのくらいあるのですか。そしてまた、そういうような弊害なり、またそういった者に対する指導とか取り締まりとか、そういったようなものはどういうふうにしていらっしゃるのか。その一点だけお伺いしたいと思います。
○中尾辰義君 この地方公共団体のいわゆる義務的経費、この案文を見ますというと、政府の補助事業的な色彩が濃厚にうかがえるわけですが、これはどういうふうになりますか。府県の単独事業ですね。これもまた、やはり県民から税金を取ってるのでございますが、県民や市民に対するところの義務になるように私は思うわけですが、こういったような単独事業は義務的経費には入らない。こういうことになりますか。
【次の発言】 しかし、地方税という税金を取ってるわけですね。やはり市民に対するサービスということを、考えようによっては、これは当然義務の中に私は入ると思うのですが……。
○中尾辰義君 夏祭りの暴行事件について若干お伺いいたしますが、きょうは長官がお見えになっておりませんので、局長にお伺いいたします。前国会の予算委員会におきまして辻議員の質問の中に、神社仏閣等の祭りに際して寄付を強要され、経済的な貧困のため、あるいは宗教上の問題で寄付を断わる、そうするとその仕返しに村八分をしたりあるいは祭りのみこしをぶつけて暴力をふるう、このような事件に関して厳重な取り締まりをば要望されたわけです。これに対して安井国家公安委員長や保安局長は、今後厳重に取り締まると、このような答弁があったわけでございますが、その後警察当局といたしまして、どのような指導監督をなさったか、まずこれを……
○中尾辰義君 一点だけお伺いしますが、私も最近はこういったような犯罪も多いので、この程度のものは第一線の警官に職権として与えるのはいいじゃないか、こういったような見解を持っているのですが、やはり何と申しましても、第一線の警官の処置による、これは万人が認めるところなんです。いろいろと矢嶋さんの質問にもありまして、強制の場合もあれば、また、一面、怠慢な面も相当ある。長官の答弁は非常にいいわけでありましたが、そのとおりにいっておれば非常にいいわけですが、これはなかなかいっていない、現実においては。私も具体的な事例をたくさん知っておりますし、それはあげませんけれども、そこで、そういったような職権乱用を……
○中尾辰義君 今の矢嶋さんの議論もありましたけれども、私はもう少し強硬な意見を持っているのですが、等申案のほうには選挙に関してという言葉が入っていないわけですがね。ですから矢嶋さんのおっしゃったような中途半端みたいなことをせずに、あっさり選挙に関してという政府原案の文句は取っちゃったらどうか。公明選挙を推進する上においてはそのくらいのことをしてもいいのじゃないか。そうでなければ、じゃあ選挙に関してはしてはいけない、じゃあ政治に関してはやってもいいのか、これでは何ぼでも抜け穴があるわけですから、ほんとうに政府が公明選挙を徹底するという腹があったならば、私は答申案のとおりやったほうがむしろさっぱり……
○中尾辰義君 質問が重複いたしましてはなはだ恐縮でございますが、若干総理にお伺いいたしたいと思います。それで、先ほどから答申案の尊重論について、ずいぶん論議がございましたが、要するに、政府案が答申案よりか非常にりっぱにできておればこれほど問題にならなかったと思います。答申案よりか若干内容が落ちておる、改悪のほうに修正を加えられておるというわけで、まあ問題になっておるのじゃないかと、私はこう思うのですが、答申案の尊重論議は抜きにいたしましてお伺いしたいと思うのですが、やはり一つの法律というものを改正するには、何のために改正をするのか、改正をする目的というものがございますが、じゃ、公選法の改正の目……
○中尾辰義君 後援団体の寄付禁止は、選挙の期日から九十日以前、これは今回の特例法だけですね。今回の場合だけですね。
【次の発言】 そうすると、乗用車は知事と五大市の市長でございますか。
【次の発言】 それで、私がお伺いしたいのは、新聞にもちらほら出ておりますが、補充選挙人名簿の申請に関して若干の手直しをする、それに対して自治省は法案を準備しておる、こういうことで、その内容はどういうものであるか、お伺いしたいのですが、それは今度の場合出ないんですか。
【次の発言】 今の問題で、まあ新聞等に見ますと、選挙制度審議会の発足がおくれたのは、自民党の選挙調査会が圧力をかけたのだというふうな記事もちらほら……
○中尾辰義君 大臣にお伺いしますが、今度の選挙で投票率が非常に上がって六八・二%と好成績であった。それは政府が六億か八億からの相当な金を使ってPRをしたその結果だと思う、こういうふうな説明があったのですが、私は必ずしもそのように思わぬのですが、大臣の見解はどうですか。
【次の発言】 それで政府のPRについて相当な行き過ぎがあったように私は思うですがね、これは新聞にも出ておりましたけれども 投票に行った者は二千円の抽せん券を与えるとか、あるいは投票率が高い所には乗用車を贈与するとか、――これは自治省のほうで注意もあったようですが、このほかに補充選挙人名簿の申請について、役人が補充選挙人名簿の申請……
○中尾辰義君 大臣にお伺いしますが、この前の当委員会におきまして、戸別訪問が非常に増加した。ところが、これは宗教団体が折伏として選挙活動をした、こういうことでふえた。こういうような発言がございましたが、私はこれは大臣が新聞等ごらんになって、明確な根拠のない発言だったんじゃないかと、このように私は理解しておるんですが、この前回における大臣の発言の取り消しの意思はございませんか。この点お伺いします。
【次の発言】 了解しました。この件について、前回の委員会でも相当私は検察当局にも行き過ぎな取り締まりの点について質問をしたわけですが、その点は当局においてもひとつ今後御注意を願いたいと思うのです。
……
○中尾辰義君 二、三点お伺いしますが、後援団体の運動が相当選挙の公正を害しておると、こういうふうに私は思うのですが、それで、第六条の「後援団体に関する寄附等の禁止期間」、この項目に、「公職選挙法第百九十九条の五の規定を適用する場合においては、同条の「一定期閥」とは、同条第四項の規定にかかわらず、第一条第一項の規定によるそれぞれの選挙の期日前九十日に当たる日から当該選挙の期日までの間とする。」と、こういうふうに出ております。これに関連してお伺いしますけれども、後援団体の禁止期間を任期満了の前九十日にしたというのは、どういうところに基準があるのですか。大臣にお伺いしたいのです。
○中尾辰義君 大蔵大臣もお急ぎになりますので、質問が非常にとぎれとぎれになりまして、やや迫力を欠くような点があるのでありますが、財政問題について若干お伺いをいたしたいと思います。 その前に、先ほど大森委員からございましたように、会計検査の結果、不当事項が約五百七十九件、金額が十八億八千五百万円に達した。これは前年度の二倍以上の増加であるということは、われわれ公明会の議員といたしましても、特に非常に遺憾に思うのでありまして、これはいわゆる池田内閣の人づくり、国づくり政策がまさしく当を得ていないということをはっきりと暴露するものではないか、かように思うのであります。その細部にわたりましては、各省……
○中尾辰義君 そうしますと、これは橋梁、街路樹、銅像等におきましては、広告物を張ってはいかぬと、こういうふうに条例できめた場合に、今度は選挙用のビラをそこの橋梁に、あるいは街路樹にかりに張ってあったとします、そうしますと、選挙法によりますというと、あれは警察もはぎ取ることはできない。選挙管理委員が命じてこれを相手の選挙事務所に通報してとらせるということになっているわけですが、条例においては禁止してある。そこにビラが張ってあった場合に、これはだれがとらせるのですか。結局選管がはがさせるのか、これを都の条例によってやるのか、これはどうなんですか。
○中尾辰義君 今の土地問題でお伺いしますけれども、これから鑑定士法案というものが提案になりますが、そこで、鑑定士が土地価格につきまして適正な価格を発表したというのですか、きめた。ところが、やはりそれも売手と買手の関係でありまして、やはりほしい人があれば、その鑑定価格より以上にやはりやみ取引というのか、そういうものは当然あり得るのじゃないか。ですから、あれも必ずしも、私は絶対的なきめ手じゃないというふうに思うわけですがね。この点はどうですか。
【次の発言】 それで終戦後相当土地の価格が上がっておるわけですがね、今。鑑定士法案ができましてどの程度――判断はむずかしいかもしれませんが、どの程度抑制さ……
○中尾辰義君 今現在の固定資産の評価の額というものは、標準の時価とどのくらい差があるか……。
【次の発言】 じゃ、三十九年度の評価基準というものは、それは大体時価と同等な評価にしようというような方向になるわけですか。
【次の発言】 そうすると、三十九年度の評価基準というものは、大体時価と同じようなところに持っていこう、こういうことですね。
○中尾辰義君 長官にお伺いしますが、首都圏整備のほうは、プラン・メーカーで評判もあまりよくなかった、そういうわけで近畿圏の場合はもう一歩前進したものにしよう、この努力は私も認めておるわけですが、そこで、首都圏の場合は、整備委員長が国務大臣であって、審議会の意見を聞いて勧告をし、実施をする。近畿圏の場合は、総理大臣が勧告をし、資金面のほうも確保する、こういうことになっておりますが、この勧告というのは、要するに資金がなければお断わりをしてもいい、こういうふうに私は理解しておるわけですが、片方のほうは、整備委員会で勧告する、近畿圏の場合は、総理大臣が勧告するということになっておるわけですが、この両方……
○中尾辰義君 それに関連しまして、今の場合は、町長とか知事とか市長の場合ですが、今度は民間の場合に、かりに候補者が家を建てて落成式をやった。ここで、その人の社交によって違うでしょうが、五十名なり百名なり、あるいはひどい人は五百名呼んだ。そ、うして社交の程度で折詰か何か出してやったと、宴会をやったと。これはどうなりますかね。この点について選挙法上違反であるかないか。前回の場合はふろしきですが、私の場合は折を出して、ふろしきが折に変わっただけの話ですがね。同じようなことが言えるのじゃないか。
【次の発言】 それで、その折の上に候補者の名前が書いてあった。そうしたら、それが選挙と関係なしにやったとし……
○中尾辰義君 選挙制度審議会は、現在第二回目でございまして、第一回の選挙制度審議会の答申が、昨年のいわゆる参議院選挙に問に合わせるように急いで作ったものでございまして、その答申の対象になっておりますのは、いわゆる選挙運動に主眼を置いております。あと残った問題が選挙区制の問題その他、今選挙局長からお答えがありましたように、残された問題を今回の第二次選挙制度審議会で答申をする。したがいまして、選挙運動に関する答申はおおよそ出尽くしているのじゃないか。この答申の中に、われわれが常に主張しておりますところの言論活動の自由、文書、図画の自由というのがまだまだ問題点が残っておる、そういうことで提案をいたし……
○中尾辰義君 私は、公明会を代表いたしまして、電波法の一部を改正する法律案に反対するものであります。 わが国は、世界有数の海運国として、現在二十四時間通信を行ない、海岸局との交信、海難救助に従事し、尊い人命を守って参ったのであります。しかるに、今回の改正案は、わが国海運企業の改善をはかり、国際競争力を強化する方策の一環として、かつは、船舶通信士の需給状況が最近逼迫を告げている実情から、船舶無線電信局の運用義務時間の短縮を要請しておりますが、これはで海上勤務が不安な上、いつ解雇になるかわからぬ精神的圧迫から、とうてい安全なる船舶の運航は望めないのであります。しかも、日本近海の海難事故がかえって……
○中尾辰義君 私は、公明会を代表いたしまして、主として内政問題について、近畿圏整備本部、災害対策、住宅関係、地方税負担の均衡是正の問題、社会保険、以上五つの項目について総理並びに関係大臣にお伺いをいたしたいと思います。 最初に総理にお伺いいたしますが、政府は、総合開発計画の一環といたしまして、近畿圏整備に関する件につきまして閣議決定をなさったようでございますが、大体アウトラインもできておることと思いますのでお伺いいたしますが、まず近畿圏の地域でございます。どの程度の地域を含むものであるか。それから近畿圏整備本部は、国家行政組織法上は第何条に該当して、また、行政機関であるのか審議機関であるのか……
○中尾辰義君 今度、テレビ放送が初めて取り上げられたわけですが、三回ほど経歴放送ができる、こうなっておりますが、技術的にどういうふうにおやりになるのか、ちょっとお伺いしたいのです。
【次の発言】 それで、東京の候補者が神奈川でもチャンネルを変えると出てくる、こういうわけですね。東京圏内であれば、一区、二区、三区、全部出てくるわけですね。
○中尾辰義君 局長にちょっとお伺いしますけれども、選挙運動員というのは、正式にどういう定義になっておりますか。
【次の発言】 そうすると、労務を提供する以外の運動員もやはり選挙運動員に入るということになりますね。
【次の発言】 先ほど次官から、選挙がだんだん民主的になって運動員の数はふえる、こういうふうに私は感じたのですが、そこでなるべく選挙は自由にしなければならぬ。そこで私がお伺いしたいのは、かりに局長が、あなたならあなたが、ある候補者の運動員である。その場合、あなたが運動員として、あなたはいかなる行動、行為ができるか。現在の選挙法の範囲におきましてあまりできないでしょう、考えてみますと。そ……
○中尾辰義君 三十九年度から七カ年で七百八十万戸の建設を促進する、こうなっておりますが、これはいつの調査によるのですか。また、どういう調査の方法ですか。
【次の発言】 それで、政府住宅を三百万戸建てる、こうなっておりますが、あとの四百八十万戸余りは民間建設に依存しておりますが、これはどういうことを根拠にしてこういう比率が出たのですか。
【次の発言】 深くは聞きませんけれども、そうしますと、三百万戸をあと七年間で建てるわけですが、大体七カ年の計画ができておりますか。本年度の予算を見ますと、金額では相当伸びておりますけれども、戸数におきましてはあまり伸びてないですね。本年度二十三万五百戸、伸び率は……
○中尾辰義君 この問題は先般東京都議会でも問題になったのですが、荒川と隅田川の分流点、あそこにゴルフリンクがありますね、あの辺から東北線の鉄橋、戸田大橋、あの周辺一帯に最近不法な砂、砂利採取の事件が起こっている。このことは御存じでしょう、局長は。
【次の発言】 それでは詳しくは御存じないわけですね。
【次の発言】 それでこれは公明会の調査によって明らかになったのでありますけれども、どうもあの辺は夜な夜なおそく、ちょうど夜明けの一時、二時ごろ、法の監視をもぐって十数隻の船団があの鉄橋のある下付近に来て、しかもブルトーザやパワー・シャベルを持って機械的に砂や砂利を取って、そうしてゆうゆうと帰ってい……
○中尾辰義君 ちょっとお伺いしますが、中小企業者に対するところの従業員を入れる住宅の融資ということになりますけれども、その場合に、従業員が入りまして、何か自分の都合によりまして会社をやめなければならぬといった場合に、そこの社宅といいますか、そこを出なければならないというふうになりますか。それともある程度までそこにがんばれるのか、どうなっているのか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 この法案はそれと関係ないといいましても、一応借家の常識から考えまして、どうなるわけですか。借家法というものが適用されるのか。それとも、これは中小企業者が従業員のために借りるのであるから、どうしても出ろといえば出て……
○中尾辰義君 私は一言お伺いしておきたいと思うのですが、この七百八十万戸の建設の中で、三百万戸政府住宅にする、こうなっておるのですが、いままで民間住宅はどのくらいできておるのですか。
【次の発言】 合計幾らですか。
【次の発言】 その中で、民間住宅の内訳ですね、自分の資金で持ち寄ったのもありましょうし、貸し家を建てたものもありましょうし、いろいろあると思いますが、その内訳は大体どのようになっておるのですか。
【次の発言】 いまの都会など、非常な安普請の壁一重で隣の声が聞こえるような住宅ができておりますが、貸し家で。ああいうのもいわゆるあなた方のおっしゃるところの「一世帯一住宅」の中に入っている……
○中尾辰義君 ただいま琵琶湖の水利の問題について質問がありまして、この答弁を伺っておりましたけれども、現在その滋賀県側と大阪府、京都府、この府県からのお互いの要望なり主張というものが異なっておるように思うのですが、現在どういうような要求をし、主張をしているのか、その点について説明してください。
【次の発言】 それで、下流の大阪府の主張はどういうふうになっておるのですか。意見が合わないのでしょう、両方。
【次の発言】 それで、その話し合いというものは過去何年か続いておるように思っておるわけですが、新河川法ができました場合に、そういう調整の場において、建設大臣はどういう役割りをするのか。いわゆる前……
○中尾辰義君 いまの三二一八号の公営住宅の払い下げに関する請願ですが、こういう意見もあるのですよ。住宅の宅地が非常に入手雑であるから、むしろそういうものは建て直して、高層建築にしたらどうだ、特に東京都あたりはそういう意見があるわけです。むしろ保留にしたらどうかと、私はこう思う。
【次の発言】 東京都の建築住宅そのものが非常におくれている、土地の入手難のために。ですから東京都はむしろこういうものを高層建築にして入居者を多くしたほうがいいじゃないか、こういう意見も都から出ておるのですね。土地があり余っておれば問題は別でしょうが、現状は足らないんでしょう。
○中尾辰義君 きょうは大臣がおいでになりませんから、局長にお伺いしますが、改正法案の第二十六条、補充選挙人名薄の登録申請のことについて改正を加えられておりますが、改正の内容について説明を願いたい。
【次の発言】 それで、いま申し出制ということを新しく加えられたということになりますが、「登録の申請」と「申出」というのはどういうふうに違うのか、新しい項目でもありますので、はっきりとひとつ説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、新しく移転した場合、補充選挙人名薄の申し出をするわけですね。そうしますと、今度はさらにまた、もう一回本人の申請をやると、こういうことになるのですか。そ……
○中尾辰義君 提案者にお伺いしますが、この政府原案は、選挙制度審議会の答申に基づきまして、定員の増員についてのみ答申が出ておりますが、それをこのように分割をされましたその理由についてお伺いしたい。
【次の発言】 選挙区の問題につきましては、区制の問題につきましては、過去いろいろ小選挙区、中選挙区あるいは大選挙区といろいろと変遷をたどっておりますが、その歴史的な選挙区の変遷の経過ですね。これは明治二十二年ですか、当時の選挙法によりまして小選挙区が一番初めに始まったと思うのですが、その経過はどういうふうにたどっておるのか。その点につきましてちょっと説明を願いたいと思います。
○中尾辰義君 私は、公明会を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和三十八年度第三次補正予算三案に対しまして反対の意を表明するものであります。 今回の第三次補正予算は八百二十六億一千二百万円でありまして、当初予算及び第二次補正予算と合算いたしますると三兆五百六十八億七百十一万七千円という膨大な予算となるのであります。 申すまでもなく、政府のこれまでとってまいりました高度成長経済政策は、必要以上に企業を刺激し、本来弾力性を持つべき政策の基本的精神が失われて、大企業を中心とする設備投資の過当競争を招いたのであります。そして、その結果は、今日、産業構造の高度化、あるいは雇用の大幅な増大等の……
○中尾辰義君 私は公明会を代表いたしまして、外交、財政、経済につきまして若干お伺いをいたしたいと思います。 まず、総理にお伺いをいたしますが、日本外交の三原則といたしまして、政府は国連中心主義、自由陣営との協調、アジアの一員としての外交を強調いたしております。また最近におきましては、近隣外交ということも叫ばれておりますが、中共問題やベトナム、 マレーシア紛争等、山積しておるアジアの現況におきまして、しかも開放経済を迎えんとする今日、従来の対米協調主義のみでは、わが国の繁栄はむずかしいと危倶するものでありますが、今後のアジア外交をどのように推進していくのか、まず最初に総理に所信をお伺いをいたし……
○中尾辰義君 私は、公明会を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和三十九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算の三案に対しまして、反対の討論をするものであります。 日本経済にとって大きな試練といわれる開放経済の初年度を迎えるにあたり、新年度経済の前途はまさしく赤信号を呈しているのであります。すなわち、池田内閣は、わが国を自由陣営の三本の柱の一つと自負し、所得倍増の旗じるしのもとに、IMF八条国への移行、OECD加盟等、かけ声勇ましく日本経済の成長を宣伝しながら、その準備をしてきたのでありますが、開放経済の何たるかを洞察して、そのきびしさに十分順応できる国内経済の正常化を……
○中尾辰義君 関連。自治大臣にお伺いしますが、あなたの答弁をいま速記録を読みますというと、「御指摘のようなことは、私は個人では知らなかったわけでありますが、自治大臣になってからひんぱんに聞きます。これは明らかに違法行為と申しますか、間違ったことには違いないのであります。こういうことはあくまでも正さなければならない」、こういう答弁でありますので、私はあなたの答弁というものが、明らかに創価学会というものが集団移動しておるやに、それを認めた上の答弁のように私どもは聞くわけであります。したがって、今回質問しておるわけでありますが、そこで、そういううわさ程度のものであったにいたしましても、この権威ある国……
○中尾辰義君 私は最初に金融問題につきましてお伺いをいたします。日銀総裁にお伺いするのが当然かもしれませんけれども、本日はお見えにはなっておりませんので、総理並びに大蔵大臣にお伺いいたします。金融引き締め政策がとられましてからほぼ一年になりまして、最近に至りましては引き締め政策の本来のねらいであった国際収支もかなり好転をしてまいりました。しかし、その反面におきましては中小企業は倒産のレコードを毎月毎月更新をし、証券市場は極端な不振であります。公債発行の見通しもむずかしいし、極端な金詰まりの様相を呈しておるわけでありますが、国見は年末を控えまして非常に不安感におびえておりますが、今後の対策をどう……
○中尾辰義君 この三十一条の、この管理機構が簡素化になって、その関係で管理機関等の補助者について、故意または重大な過失によって国に損害を与えたときは弁償責任を課することとする。ですから、従来は補助者はなかったわけですね。これから補助者についてその責任を課する、こういうようになっておりますが、これはどういうことですか。つまり、簡素化になったとすると、いろいろな不正事項等、あるいはそういうことが起こる可能性があるので、さらに責任体制を強化していこう、こういう意味でできたわけですか。
【次の発言】 それで、従来、いろいろな物品に対する損害を与えた場合に弁償責任を課するということですが、どういう形で従……
○中尾辰義君 所得税の弾性値の問題ですがね、普通国民所得の伸びの割合に税収の伸びは一・五であると、こういうふうに統計上出ておりますが、この中で所得税だけであればどのくらいになるのか、それとまた法人税だけであれば税収の伸びの弾性値というものはどのくらいになるのか、その点についてちょっとお聞かせを願いたい。
【次の発言】 それで、弾性値から見ましても、所得税の伸びというものは国民所得の伸びよりか二・二六倍になっている、こういうことですがね。いつも言われておることでありますけれども、今回の税調の答申におきましては税率の改正があったわけですが、政府のほうはそれはやめて控除だけの引き上げと、こういうこと……
○中尾辰義君 私は、公明党を代表し、証券取引法の一部を改正する法律案及び附帯決議案に賛成をいたします。 登録制度のもとにおける証券業の変動はまことに著しく、その指導監督の面におきましても限界があり、証券市場の不況化とともに、制度の弊害を次第にあらわし、投資者保護の面でも欠陥が露呈されておるのであります。改正によりまして証券業が免許制に転換することは、むしろ必然的なものと考えられるのであります。また、業務別免許制を採用しようとすることは、ブローカー、ディーラー等の兼営による弊害を防除し、今後わが国証券業が社会、風土に即して職能分化を進めるビジョンを示したものでありまして、まことに適切な改正であ……
○中尾辰義君 この農地報償法案に対しましては、いろいろな疑問点、不可解な点がはなはだ多いのでありまして、われわれといたしましても納得しがたい点が多くあるのであります。たとえば、最高裁判所の判決が二十八年の十二月に、農地改革の買収価格等については適切である、しかも買い上げそのものは憲法違反ではない、このような判決も出ております。また、今回の報償を与える前にすでに第一回の報償金が交付されている、その点。さらに、工藤調査会の答申を見ましても、旧地主はそれほど生活には困ってはおらない、こういうような点があるのであります。しかも、四十六国会におきましては審議未了になったいわくづきの法案であります。 し……
○中尾辰義君 こういう建物はえてして赤字が出る可能性が多いと思いますが、あなた方の収入支出の見通しとして、大体どの程度見込んでいるのですか。
【次の発言】 大体、京都市のほうが委託管理を一応断わったんでしょう。そのときに、見通しとしては維持費を除いても大体年間に一億から一億若干の赤字が出る、こういうことで、あなたのほうで財団法人をつくるということになったいきさつがあるわけでしょうが、財団法人をつくってみても当然赤字が予想されるんですが、その赤字の処理はどうするのですか。
○中尾辰義君 倍増計画が社会開発に切りかわりましても、高度成長経済のひずみ是正は佐藤内閣の一応の使命であると私は思うのであります。そこで、最近に至っては国際収支は幾ぶん好転をしております。しかしながら、物価の急騰、中小企業の非常な倒産の続出、あるいは農業の立ちおくれ、地価は上昇してまいりましたし、交通事故は毎日ひんぱんに続発しております。こういうようなひずみの是正のために、政府はどのように対処をしたのか、またそれが予算面にどうあらわれておるのか、これを中心に私は質疑をいたしたいと思うのであります。 そこで、昭和四十年度のこの経済を展望いたしてみまして一番気になるのが、消費者物価というのが一体……
○中尾辰義君 関連。いま副総裁は、専売公社の職員が選挙運動することは法律以前のことであると、こうおっしゃったのですが、専売公社の職員もやはり国家公務員に準ずるものであって、公職選挙法の百三十六条の二によりますと、やはり運動を禁止されておる、こういうふうに思うのですが、そうじゃないですか。
【次の発言】 私はこれを見たのですが、公職選挙法の百三十六条の二に「次の各号の一に該当する者は、その地位を利用して選挙運動をすることができない。
一 国又は地方公共団体の公務員
二 日本国有鉄道、日本専売公社、原子燃料公社、日本道路公団、」こういうふうに出ておりますが、これも該当しないですか。
○中尾辰義君 最後に一点だけ岩佐さんにお伺いしますが、いまの市中消化の問題につきまして、関連をいたしましてお伺いいたしますが、先ほどのお話によりますと、本年度の二千五百九十億円の公債発行は、政府が経済の見通しを間違って、その結果税収不足から来るところの赤字公債である。しかし、これはまあ諸経費等を節約をしてまかなうということもいいけれども、それでは景気がかえって萎縮するので、この際は公債を発行したほうがいいじゃないか。しかも、その原則はどこまでも市中消化である、こういうことにお伺いしたのでありますが、ただいまも市中消化の話がございましたけれども、ことしは二千五百九十億円でございまするが、来年度は……
○中尾辰義君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十年度における財政処理の特別措置に関する法律案に対しまして、反対の討論を行なうものであります。 まず、この法案の性格から考慮するならば、政府が今日までとってきました高度成長経済は、資本主義経済の欠陥を遺憾なく発揮し、景気の反動は設備過剰による長期の不況となってあらわれ、中小企業の連続倒産、あるいは投資意欲の減退、相次ぐ物価の上昇等、国民生活の多大の犠牲のもとに、ついに二千五百九十億円の多額にのぼる税収の不足を生じ、その穴埋めが赤字公債の発行によって四十年度財政の収支を合わせようとするものであります。この失政は全く政府……
○中尾辰義君 ちょっといまの質問に関連して。この前の本会議でも総理は、将来農家所得をふやしていく、こういったようなことを私聞いたように思うのだが、いわゆる農家所得と農業所得というのは大体全部平均してどのくらいになっておるのか、わかっておりますか。
【次の発言】 そういう答弁じゃわからぬよ。当分だという答弁ではわからない。所得額ですよ。
【次の発言】 農家所得は五十八万四千ですね。農業所得、いわゆる農業だけの所得が二十八万八千。それじゃ、もう一つお伺いしますがね、先ほど質問がありましたいまの米の輸入が九十万トンから百万トン、これは金額にしてどのくらいになりますか。
○中尾辰義君 先般、当委員会を通じまして、日本銀行の貴金属の状態を見に行ったのでありますが、とかくこの接収ダイヤの問題は世間で疑惑の目でもって見られておりますので、委員会を通じまして、今後の処理方針等につきましてお伺いしたいと思います。
それで、まず大蔵省の主計局の方がお忙しいようでありますが、最初にお伺いいたしますけれども、今度政府が接収ダイヤを売り払うという方針を決定したその理由はどこにあるのか、ただ財源難を打開するためにこのように処分をするようになったのか、その辺のところをまず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 主計局次長はどうですか、いまのお考えは。
○中尾辰義君 大臣にお伺いいたしますが、四十年度の税収の見込みは二千五百九十億円減、そういうことでそれに相応するだけの赤字公債を発行する段階になったわけでありますが、その後の情勢を考えてみますというと、企業倒産がまだ依然として続いておりますが、税収が増高してきて、それで二千五百九十億円よりか二百億円ばかり減るんじゃないか、こういうようなことを報じられておるわけですが、その間の事情をどういうふうにおつかみになっておられるか、大臣にお伺いしたい。
【次の発言】 結局、まあ企業が急によくなったというわけでもないし、高い利子税を払うよりか、金融が緩和になりましたので、銀行から金を借りてそれで即納したほ……
○中尾辰義君 大臣に一問だけお伺いしますが、これは近代化助成資金として農民に貸すことになっておりますが、先ほどから当委員会で問題になっておりますのは、その利子自体がもう少し安くならないのか、ここに焦点が置かれておるわけです。御承知のように、農協のほうは農民の金を集めて、約一兆円金が余っている。その金を、私らが耳にするのは、農民に貸したんじゃ、なかなか貸し倒れ等もあってもうからない。だから、中小企業やその他、あるいはコール資金に回して、肝心の農民のために集めた金をほかの方面に貸しているじゃないかという、そういう声も聞かれるわけです。ですから、地方と国が折半をして、実質的には六分五厘になっておりま……
○中尾辰義君 最初に、税法に入る前に、今年度の景気の見通しについて私はお伺いしたいのです。最近、新聞等の報道によりますと、昨年の年末ごろ底をついた生産部門は、景気が上向いて明るいきざしが見えたように書いてあるのもありますけれども、この際、大蔵大臣の見解をひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま、財政支出を早めなきゃならない、こういうお話があったわけですが、具体的には、公共事業費等の支出につきましてはどういうふうに考えていらっしゃいますか。
【次の発言】 大体わかりましたんですが、今度は財政の面から、きのう大蔵大臣の答弁を聞いておりますと、財政の展望からいうと、四十二年あるいは三年あた……
○中尾辰義君 大体これは業界でいろいろと違うんじゃないかと思いますが、事情によって。自動車業界は大体通産省の言うとおり下げると、そういうことを言っているのでしょう。ところが、電機業界におきましては、いろいろな電気料とかその他の原料も上がっているし、人件費も上がるのだから、下げるどころか私のほうじゃ値上げをしたいのだと、こういうようなことも聞いているのだが、そうすると、大体減税額の半分ぐらい下がったらいいほうじゃないか、こういうふうにも考えるのですね。その点どうですか。
【次の発言】 それでは、減税額だけ下がらぬということになるのですね。あなたのほうは通産省の行政指導でやる、業界がそれに従わなか……
○中尾辰義君 いまの須藤さんの質問に関連して聞きますけれども、要するに今度の法案が、東京都の首都圏の場合と近畿圏の場合、それに都市計画に基づいて工場制限区域内あるいは都市計画に基づく工場あとの買い上げ、こうなるわけですね。その買い上げする場合にこの資金を利用する。ところが、いま須藤さんの質問は、この法案に当たらない工場制限区域外の工場あるいは会社、そういうものを地方公共団体が買い上げる場合に、それは東京都あるいは大阪市の地方団体の自由ですか、買い上げる場合は。何ら制限はないのか、それはどうなんですか。買い上げに対するところのいろいろな制限……。
○中尾辰義君 この環境衛生関係の十八業種の指定施設、指定事業というのがまだきまっていないというのは、どういうのですか。
【次の発言】 検討中ですか。
○中尾辰義君 地方財政計画で先ほど話がありましたが、財源不足二千五百億から三千億の内容は、中身はどういうふうになっておりますか、参考までにひとつ。
【次の発言】 財政計画の中で地方債が二千八百九十五億となっておりますね、四十一年度は。これはどういうふうに配分されますか、その内容ですね。それから一方、地方債の地方債計画を見ますと、一般会計債が千四百四十五億、それから特別地方債が六百二十六億となっておりますね。そのほかにいまの特別事業債が千二百億。ところが地方債計画の内容と、いまの財政計画の二千八百九十五億、この関係はどうういうふうになっておりますか、説明してください。
○中尾辰義君 関連。いまの家財道具でも、また家屋の問題にしても、いろいろ質問があったように、非常に全損ということが判定がむずかしい。また、保険料の値上げにつきましても、政令でもってきめる。こういう問題、法律と同時に、政令の内容というものは大体こういうふうになっているんだと、あなたのほうで大体はっきりして出さなければ審議ができないでしょう。で、答弁でいろいろ言っていらっしゃいますけれども、実際査定の場合に問題が多いんだ、こういうのは。現在火災保険でもそうでしょう。ですから、それを審議しても、結局これは水かけ論に終わっちゃう。だから、そういうものは、あなたのほうで政令の内容というものをほぼ明らかに……
○中尾辰義君 附帯決議との関係もありますので、二、三聞きますけれども、金融機関の監査体制はどういうふうに現行はなっておりますか。
【次の発言】 それで、新聞等にもちらほら見るわけですがね、この際に最近における金融機関の不正な事例、経理内容等の、あるいはあわせて脱税等の問題でもありますけれども、代表的な事例について、ひとつ若干内容について説明を願いたいのですが。
【次の発言】 それでは、大蔵大臣にひとつ、大まかでけっこうですから。
【次の発言】 そうしますと、会社の経理内容とはこれは関係ないわけですか、税金の面だけであって。
【次の発言】 そういったようなことについて、今後大蔵大臣はどういうふう……
○中尾辰義君 納税事務に関係しまして、私の耳にちょっと入りましたので、この際お伺いしておきますけれども、この問題は武蔵野税務署に関係したことでございますけれども、北多摩郡久留米町の松島某という方ですが、この方が昨年おとうさんがなくなったんで、それでその相続税問題に関係して武蔵野税務署に相談に行ったというのですが、その際に、本人が交通事故で少し頭が弱っているので、ある銀行員を同行いたしまして、この二人で行ったというのです。そしてその納税事務についていろいろ相談したんでしょうが、聞くところによりますと、大体譲渡所得税と相続税合わせて九百万円くらいである。ところが、本人はいま申し上げたように自分で少……
○中尾辰義君 両大臣に総括的にお伺いしますけれども、今度の法案は、アジア開発銀行を通じて低開発地区に経済的な協力をしようということでありますけれども、東南アジア諸国が食糧事情に非常に困っておる事情は、私どもも新聞、雑誌等によりまして大体承知をいたしております。また、アジアの先進国としてこのような低開発の地域に援助することは当然ではないか、こういうようなふうに考えておるのですけれども、わが公明党としては、大体賛成の立場をとっておりますが、いままでの議論になった点は、要するに、今度のアジア開銀による経済協力というものが、単なる純粋の経済的な援助であるか、多少なり政治的な軍事的な色合いを持つものであ……
○中尾辰義君 それじゃ、時間がありませんので、要点だけ総理にお伺いをいたします。 東南アジアの食糧事情が逼迫していも、そういうことに対しましてはわれわれもよく認識をいたしております。したがって、低開発国援助ということにつきましては、これは異論もありませんし、まあ当委員会におきましても、その点だけであれば大体了解もしているように思うわけでありす。ところが、問題は、先ほどからも委員会の論点になっておりますように、アジ銀に対して米国が二億ドルも出資をしている。しかも、その資本構成の面から、当然これは表決権、投票権等のことから、どうしてもアメリカに牛耳られるおそれがあるのじゃないか、あるいはまた賀し……
○中尾辰義君 私は、公明党を代表して、アジア開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律案に賛成をし、外国為替資金特別会計法の一部を改正する法律案に反対をするものであります。 アジア、極東地域の経済開発がおくれ、なかんずく東南アジアにおいて食糧事情が困窮しておる今日、わが国がアジアの先進国として、アジア開銀を通じてこれらの地域の経済開発と民生安定に寄与することは、南北問題解決への一歩前進ともなり、道義的にも当然の行為であると考えられるのであります。 しかしながら、アジア開銀の業務運営にあたっては、ベトナム紛争のおりから、常に経済的平和的観点に立って参画し、いやしくも政治的、軍事的に左右されること……
○中尾辰義君 大蔵大臣に総括的に二、三お伺いをします。 まず、このたびの税制調査会の答申でありますが、あの答申によりますと、従来税負担のバランスをくずしている非常に資産所得の優遇措置であると言われております利子、配当の課税に対する特別措置、これに対する答申は、従来の分離課税をそれぞれ五%引き上げる、こういう案が出ておりますが、この答申は、従来、税調の答申といたしましては、ほとんどこれは税負担のバランスをくずすものだということで、これは廃止すべきじゃないか、こういう議論がずっとあったわけですね。ところが今回わずか五%程度の引き上げで答申が出た、このことについて大蔵省のほうからかなりの圧力といい……
○中尾辰義君 関連。いまの説明ですが、取り扱い人制度はちょっとまずかったので、通関士制度にすると聞いたんですけれどもね。ですから、もう少し具体的に、どういうところが問題になってどういうところがまずかったのか、そういう点を具体的にひとつ説明してください。
【次の発言】 それで、同じような答弁ですけれども、具体的にどういうような事件が発生しているのか、これ、改正しなければならない理由としてですね。それと、いま通関業務で問題になっているのはどういう点か、どういう事件が発生しているのか、ちょっと具体的に説明してくださいよ。そうすると、聞いている者、皆さんわかる。
○中尾辰義君 今度決定になりました経済社会発展計画、これに関連しまして若干お伺いしますが、この計画が今度昭和四十二年度を初年度として向こう五カ年間、物価の安定、経済の効率化、社会開発、こういうことが柱になって出ておりますが、個々の財政面につきまして計画も出ておりますので、お伺いしたいのですが、これによりますと、今後、将来五カ年を目標にして、公債の依存度、一般会計に対する公債発行額の割合をだんだん引き下げていく、これを目標とするということで出ておりますけれども、最終年度の四十六年度ぐらいには、どの程度まで公債依存度を下げることを目標にしていらっしゃるのか、その辺のところを若干聞きたいと思います。……
○中尾辰義君 所得税法に入る前に、最初にお伺いしたいんですが、今度の歳入予算を見ましてだれしもがふしぎに感ずるのは、四十二年度は非常に自然増収が前年度に比べまして多い、七千三百五十億も出ておる、そのわりあいに減税額が非常に少ないじゃないか、わずか八百億円しか減税をしていない、このことがだれしもがもう一番最初に感ずる点でありまして、従来もいろいろと答弁がありましたけれども、説明がきわめて不十分でありましたので、あらためて私はこの点につきまして大蔵大臣にお伺いしたいと思います。 その前に、自然増収というものはどういう性格のものであるのか、それから自然増収と減税との関係、また公債が発行されておる今……
○中尾辰義君 ただいま議題になりました所得税法の一部を改正する法律案外二法案に対して、私は公明党を代表して反対をいたします。 四十二年度の租税自然増収の見込み額は、八千億円の国債導入政策により、七千三百五十三億円という大幅な伸びを示しておりますが、減税の規模は初年度一千百三億円、租税特別措置の整理等を引くと、わずか八百三億円にすぎないのであります。 しかも、所得税の課税最低限に至っては、標準五人家族で六十三万一千円より七十一万一千円に引き上げてはありますが、本年度はまた消費者米価の値上げ、健康保険料その他食料費の値上がりは必至であり、この程度の減税では物価調整減税はおろか、物価の値上がりに……
○中尾辰義君 一点だけお伺いいたします。いま交付団体と不交付団体はどういうふうになっていますか。
【次の発言】 地方財政計画を見ますと、給与関係費、人件費がかなり出ています。大体どのぐらいになっていますか、何%ぐらい……。
【次の発言】 地方公務員で国家公務員の給与を上回っている県、地方団体はどこどこですか。
【次の発言】 ですから、その上回っているところはどういう団体があるのですか。
【次の発言】 ですから、それを聞いているのですよ。どこの県、どこの市が国家公務員の給与を上回っているか、それを聞いているのです。わかりませんか。
【次の発言】 ですからね、地方団体の給与というのは国家公務員の給……
○中尾辰義君 専売公社の事業はたばこと塩の事業になっておりますが、たばこのほうは財政専売で塩のほうは公益専売、こういうことになっておりますけれども、これは性格的に公益専売と財政専売の違いというのはどういうことになっておりますか。まず最初にそれからお伺いします。
【次の発言】 それでは、その財政専売というのは結局、いまのお話では財政需要を満たすためのものである。こういうことから考えると、やはり財源を確保するために利益をあげていかなければならない、こういうことになるわけですか。
【次の発言】 そうしますと、いまのたばこの、地方税、国庫納付金、手数料、いろいろありますが、そういう比率はいまどういうふ……
○中尾辰義君 先ほど、証券投資信託は、今日非常に不況を招いて、過去の反省録みたいなことをお伺いしたわけですが、その中でいろいろとおっしゃったんですがね。運用に慎重を欠いて調子に乗り過ぎたとか、あるいは証券会社との関係が断ち切れなかったとか、まあいろいろおっしゃったのですけれども、そういうことをひとつ具体的にどういう点がまずかったとか、証券界の裏話とかといった、それをひとつ具体的にちょっと参考に聞かせていただきたい。
【次の発言】 それで、今度の改正法律案にも出ておりますけれども、例のコロガシ行為の禁止ということでございますが、これも一つの原因をなしたと思いますが、それをひとつ具体的に、私は専門……
○中尾辰義君 先般、投資信託の協会長を呼んでいろいろと参考意見を聞いたわけでございますけれども、あらためてきょうは政府当局にお伺いをしたいと思います。 まず、この証券投資信託が二十六年ごろ発足当時非常に順調に伸びておりましたけれども、その後経済界の変動がありまして、多少上下はありましたけれども、最近は非常に基準価格が下がって元本割れもしておる、大衆投資家のこの投資信託に対する信用は非常に離反している、こういうような不況の状況におちいっておるわけでありますが、なぜこのようになったのか、その間の運用の面においてどういう点がまずかったか、またその間大蔵省はどのように監督官庁として指導監督してきたか……
○中尾辰義君 今度の引き揚げ者の在外資産の補償問題につきましては、非常に国民の関心も深いし、賛成の意見を持つ人もありますが、かなりまた反対の意見を持つ人もあるように思いますので、まあ若干質問がダブる点もございますけれども、要点だけでけっこうですから、答弁願いたいと思います。 まず最初にお伺いしたいのは、三十二年のこの引き揚げ者給付金の支給によりまして、今度の在外資産の問題は一応それで解決した、こういうふうになっておるわけですが、さらに今回二千億円近くの特別交付金を交付する。はたしてこれが国民の納得を得られるかどうか、この点が非常に私ども疑問に思っておるわけですが、この補償問題が今日再び浮かび……
○中尾辰義君 四十年度の海外旅行者六千六百十五人、この中でいま各省別に聞いたわけですが、それで松野前農林大臣のああいったような国民のひんしゅくを買うような事態も起こったわけですけれども、こういう法案を出して、先ほどから社会党の諸君も質問をされておるのです。値上げの問題はどこにあるのか、資料を出せとか、えてしてまた外国旅行をしていろいろな問題が起こったのもありますし、かつまた不正な事件も出ておりますもんで、われわれはこういうふうに聞くわけです。この法案それ自体は、そうそんなにむずかしい法案じゃないですからね。ですから、あなたのほうに聞くのはどうかと思う。これは会計検査院のほうに聞かなければわから……
○中尾辰義君 今度の開銀法の改正は、借り入れ金、債券発行限度を自己資本の五倍とする、貸し付けの限度を自己資本の六倍とする、こういう改正法律案でありますけれども、この開銀法で借り入れ、貸し付け等についての限度はいつどういう趣旨で設けられ、どういう経緯をたどって現在までに至ったのか、その点についてひとつ説明してほしいと思います。
【次の発言】 いまの説明をお伺いしますと、毎年毎年業務量の増大によって借り入れ金あるいは債券発行限度がだんだんふえていく、そして、また、貸し付けのほうもそれに見合って倍率がふえている、こういうことですが、業務量の増大に対処するには政府の出資を増加するというやり方が本筋じゃ……
○中尾辰義君 大臣にお伺いします。
特恵関税につきまして一、二お伺いしますが、ただいまニューデリーで国連貿易開発会議が開かれております。二十七日に全会一致で特恵に関する決議を採択しておる。それによりますというと、ことしの十一月には特別委員会の第一回会議を開いて、その特恵に関する今後の進展について検討する、こういうことになっているらしいのですが、この特恵問題は中小企業にとってきわめて影響も大きいし、今後大蔵省は特恵問題に対してどういうような基本的方向で検討をしていくのか、この点につきまして大臣の所見をお伺いしたい。
【次の発言】 こまかい項目につきましては今後の問題だろうと思いますけれども、い……
○中尾辰義君 ただいまこの物品税法等の一部を改正する法律案に対する衆議院側の修正意向につきましてお伺いをいたしましたが、この物品税法は非常に物価とも関係がありますし、重要なる法案であります。したがって、この修正に対しては、参議院の意向については何ら私どもは相談を受けてない。ただ、その点が非常にこれは参議院の審査を無視しているのじゃないか、こういうふうに、これはまあ私だけじゃございませんと考えておりますので、その点について、まず提案者側の意向を聞きたい、これが一つ。まずそれをお伺いします。
【次の発言】 まず、最初にお伺いしたいのは、四十一年度に物品税の改正がありまして、当時一〇%ないし一五%電……
○中尾辰義君 大臣お急ぎのようですから、最初に総括的に聞きますけれども、まず、最初に、減税と国債の減額の点につきまして、自然増収が九千五百億もあって、減税額はわずか千五十億である。けれども、酒、たばこ、物品税を差し引いた実質減税ゼロと、こういうことになったのですが、その理由は、午前中の委員会での大臣の説明を聞きますと、国債の減額のほうを優先した、こういうような説明を聞いておりますが、国債減額というのは、これは佐藤内閣の経済政策の失敗からきて赤字国債を発行し、それからその国債が累増して今日に至った、そのために既定経費も物価も上がって、既定経費がふえて財政硬直化になってきたのでこういったような措置……
○中尾辰義君 それでは、最初にお伺いしますが、今度のたばこの値上げによりまして政府は五百五十億円の増収を見込んでおりますけれども、やはりこの八十円ものが百円になり、四十円ものが五十円になる。そういうふうに値上げになっていきますと、やはりいままで吸っていた人が節約しよう、そういったことも出てくるのではないか。したがって、売り上げの減というようなことも考えられるわけですが、政府はこの五百五十億円の増収を見込んだ計算の根拠ですね、それを最初にお伺いします。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 今度の値上げの理由は、専売益金が、人件費、その他原料葉たばこの値上がりによって少なくなってきた、こういうこ……
○中尾辰義君 ただいま議題となりました酒税法の一部を改正する法律案、並びに製造たばこ定価法の一部を改正する法律案に対し、私は、公明党を代表して、反対をいたします。 反対の理由は、第一に、今回の酒、たばこ等の増税により、政府は千五十億円の増税を見込んでおりますが、これは所得税の減税分千五十億円を実質的にゼロにするものであり、納税者として最も納得のいかない点であります。政府は、最近における国際収支の赤字是正対策としてやむを得ない対策であると申しておりますが、それは政府の国債政策による放漫なインフレ財政のとがによるものであって、そのしわ寄せを国民生活に直結する酒、たばこ等の値上げに踏み切ったことは……
○中尾辰義君 今度の改正措置は、国立療養所を特別会計に移すことによってその経理を明確にして、借り入れ金等の導入等により予算の弾力的運用をはかり、経営の円滑化をはかろうとする、こういうような政府側の説明でありますが、しかし、これは単に一般会計から特別会計に移すという会計上の問題ではなく、国の結核対策に関する使命の内容を変革するものではないか、こういうような疑いもあるわけですね。そこで最初にお伺いしたいのは、国立病院が特会制になりましたのが昭和二十四年、それから国立療養所のほうは、ずっと今日まで何年になりますか、約二十年近く一般会計で運営をしてきたわけですが、それはどういう理由に基づくのか、まずそ……
○中尾辰義君 関連。私はおとといも大蔵大臣に質問をしたわけですが、去るおととい来の審議の内容を聞いておりましても、この問題は、やはり何といっても医療サービスが低下してくる、その問題は、やはり看護婦が足らない、医者が足らない、結論はもっとふやせということになる。医者がもう少し来てくれればいい、看護婦をもう少しふやしてくれれば患者に対するサービスももっとよくなるんじゃないか、これが療養所側、あるいは患者側の要求でありまして、きのう、おとといから厚生大臣はずいぶん攻められておったけれども、結局は特会制になっても大蔵大臣が一般会計から金は出しますと言明はいたしておりますけれども、国立病院等の例を見ても……
○中尾辰義君 それじゃ最初にお伺いしたいのは、最近非常に金融が引き締まっておりますので、企業間信用がたいへんふえております。三十兆円をこえたと、こういうような声も聞いておるわけですが、さらに手形のサイトが非常に長期化をしておるということです。また、海外の情勢も、新聞等では、米国の増税法案の成立、こういうことも報道されておりますし、わが国の経済の環境はますます急変しつつある。そこで、これに対して政府は金融の引き締め態勢を今後も維持していくでしょうが、今後の金融の見通し、さらに、この中小企業の倒産も相当出ておりますので、これの対策、こういう点をひとつ最初にお伺いをしておきます。
○中尾辰義君 関連。いまのをもう少しあなた詳しく説明してください。わからぬ、そのくらいの程度では。要するにオペレーションの流れですね、どういうふうな流れでどういうふうにやっていくのか、その辺の事情をちょっと聞きたいわけですよ。そんなつっけんどんな答弁はありませんよ。
【次の発言】 それでは何ですか、公社債市場は全然通らぬわけですね。そこは通らないで、日銀と金融機関の間において相場をきめるわけですね、売買の価格を。
○中尾辰義君 私は、町の金融業者に対する取り締まりの件についてちょっとお伺いをしたいと思います。 その前に、ちょっとただいまの質問に関連しまして、国税庁長官にちょっとお伺いしたいんですが、いまも質問がありましたように、もちろんこれは脱税行為は摘発しなければならぬ、やらなければなりませんけれども、やはりこの税務職員の調査のあり方ということについては、相当行き過ぎもあるんじゃないか、こういうことを耳にするわけでございますが、それで、まあ技術的な面をあなたにお伺いしたいんですけれども、これは税務職員が行って調査しますね、その調査の段階が行き過ぎると、今度は捜査みたいになっておる。私が聞きたいのは、……
○中尾辰義君 来年度の予算編成は、ただいま御答弁がありましたように、まだきまってないということですけれども、大体大詰めに迫って、大蔵大臣の腹の中もおおよそきまっておるんじゃないかと思うわけです。そういうことで私は減税につきまして一点だけ聞くわけですけれども、ことしは減税を幾らにするのか。まあ去年はまだあなたは幹事長で、水田さんがやっておられたのですけれども、全く去年の減税は、非常に物価が高い今日、酒、たばこの引き上げによって、せっかくの一千五十億の減税というものも帳消しになったということで、国民の非常に不評を買ったわけですが、それで、来年は一体大臣の腹の中はどの程度おやりになるのか、その辺をひ……
○中尾辰義君 関連、ちょっと一つだけ。沖繩の返還問題についていろいろと御意見聞いていますけれども、だんだん煮詰まってきたということばを聞くのですが、総理もそうおっしゃっているし、煮詰まってきたというのはどういう意味なのか、その辺もう少しわかりやすくおっしゃってください。どういう点が煮詰まってきたのか。
○中尾辰義君 部と室でもめているんだけれども、この企画室という名前のつくものは国の行政組織の中に幾種類ぐらいあるのですか。地方建設局の業務の中のこれは企画室ですがね、そのほかに企画室という名前のついているのはたくさんあるのでしょう。
【次の発言】 かなりあるくらいはわかっている。その企画室はどういうふうに違っているのか。またその企画室長というのはあるのでしょう。それは管理職もあれば管理職でないのもありますね。そういう関係はどうなっているのか。それと今回の企画部とどういう差があるか、その辺のところをこの次に私はお伺いしますから、資料出してもらってもいい。
○中尾辰義君 私、関連で二、三お伺いしますが、いま日中貿易といっても、友好貿易もLT貿易もあるわけですけれども、中国の対外貿易の中で、日中関係の貿易はどういう地位にあるのか、それが一つと、それから、先ほどおっしゃった輸銀使用の問題ですがね。輸銀の使用につきましては、かって総理は、ケース・バイ・ケースでいくと、こういうような発言もあったわけですけれども、通産大臣はどうお考えになるのか。また、吉田書簡というものは、あれは吉田総理の一個人の書簡であって、正式の公文書じゃないのだと、こういうことも言っておるわけですね。ですから、輸銀使用ということも一つの大きな障壁になっておるわけですけれども、日中の貿……
○中尾辰義君 ひとつ関連して。
いま行監の話が出ましたから、行政監理委員会のメンバーはどうなっていますか、それが一つと、それから委員長はどなたになっていますか、それをちょっと聞かしてください。
【次の発言】 それで行政監理委員会は行管長官の諮問機関になっているのですか。
【次の発言】 それで、私ふしぎに思うんだけど、行監の委員長は荒木長官でしょう。その荒木行監の委員長がだれにこれは答申することになっているんですか。荒木行監の委員長が荒木行政管理長官に答申をするわけですか。その辺がどうも私にはもう一つわかんないんです。
【次の発言】 制度上というのは、それはわかんない。あなたが委員長でしょう。……
○中尾辰義君 それじゃ、総定員法に触れる前に、総理の行政改革に対する基本的姿勢につきましてお伺いをしたいと思いますが、まあこの問題は午前中も質疑がありまして総理から答弁があったのですが、とにかくいま少し日をかしてくれと、こういうような答弁でありましたけれども、実際この行政改革の問題は、いま国民の側から見ますというと非常にこれは煩瑣で、早いところ解決してもらいたいと、こういう問題が非常に多いのですね。この各省にまたがっている共同管理の問題にしても、あるいは許認可制の整備の問題あるいは社会保険の手続の一元化、けさから何回かありますけれども、しかし、こういう問題がなかなか解決をしない、もう臨調の答申……
○中尾辰義君 関連。ちょっと定員外職員の件が、この前総理がおいでになったときにも質疑がありまして、その後閣議でも問題になったらしいのですが、実際行管庁のほうでは、この定員外の職員の実態はつかんでないのですか。大体わかっていらっしゃれば、どの程度あるか、二十万程度あると思いますが、どのくらいおるのか、それから各省別にはどのくらいおるのか、また各省の中ではどういう部門が多いのか、その辺、大体のところわかりませんか。
【次の発言】 それで問題は、この定員外職員というのは、結局総定員法とは関係ないという、そういうことになりますか。総定員法でこれは最高の定数をきめましても、定員外でどんどん足らないところ……
○中尾辰義君 私は住宅問題で総論的に若干御質問申し上げたいと思います。
建設関係では道路問題河川問題もそうですけれども、当面住宅の問題が非常に国民としてはその緩和を望んでおるわけですけれども、住宅五カ年計画の進捗の状態はどういうふうになっておるのか、ちょっと知らせてください。
【次の発言】 それで六百七十万戸の、五カ年計画の六百七十万という数字ですね、こういうのはどういうふうしてきめたのか。さらに現在住宅の不足はどの程度あるのか、その辺のところをひとつ教えてください。
【次の発言】 そこで先ほどの質問ですが、現状は大体どのくらいの不足になっているのですか。その辺のところはつかんでありませんか……
○中尾辰義君 私は、日雇労働者健康保険法に関しまして、いわゆる建築労働者の擬制適用につきまして、いろんな問題点もあるようでありますので、若干お伺いをしたいと思います。
まず最初に、基本的な問題になりますけれども、いわゆる日雇労働者健康保険法の日雇い労働者というものはどういうものなのか、それからひとつ説明を願いたいと思います。
【次の発言】 それでは具体的にはどういう職種になりますか、その具体的な職種をひとつあげてください。
【次の発言】 先ほどもちょっとあなたのほうから答弁がありましたけれども、いわゆる被保険者となるための要件が、どういうことが満たされますと、日雇い保険法に適用されるのですか……
○中尾辰義君 それじゃ法案の内容を少しお伺いしましよう。 前回も質疑やりましたが、今回の改正の第一要点の、中央矯正研修所と地方矯正研修所を統合して矯正研修所として、支所を置くことができると、こういうことですがね。これはだれが見てもひっかかるのは、どうしてこういうふうに地方矯正研修所を統合してみても、支所を置くのでは同じようなことじゃないかというふうに単純にだれでも考えるのですがね、あなたのほうの提案では、統一的計画的な研修の実効を期するため、こういうように出ておりますけれども、いままでとは研修の内容や何か違うわけですか、その辺どうですか。
○中尾辰義君 関連。農業者大学校の件ですが、これは各省とも付属機関なりあるいは講習所みたいなものが、それぞれ防衛大学校とか税務大学校とか、いろいろありますけれども、大学令に基づく大学とはどういう点が違うのですか、その点をちょっと。
【次の発言】 私が聞いているのは、いわゆる大学という名称が、別に大学令に基づかなくても、かってにいろいろと使えるのかどうかですね。こういうように大学という名称を使いたがると、国民が非常にまぎらわしく思う。そうして卒業した場合に、卒業後の資格はどういうところが違うのですか、この二つの点を。
【次の発言】 そうしたら、これを卒業しましても学士号なんかはないわけですね。
○中尾辰義君 質問に先立ちまして、私、公明党を代表いたしまして今回の被災者の皆さんに心からなる弔慰とお見見舞いを申し上げる次第でございます。 建設大臣に一問だけ聞けということでございますが、今回の台風につきましてはかなり被害が出ておるわけですが、日本は災害の国といわれておりまして、従来からも災害対策には当局も力を入れておるわけでしょうけれども、やはり災害とはいうものの、人災ということも相当私はあるんじゃないかと思うんです。伊勢湾台風があれだけ猛烈なスピードでやってきて、あのような膨大な被害を出したのですけれども、その後、政府当局の熱の入れ方によりまして、いまは伊勢湾は非常にりっぱな防潮堤もで……
○中尾辰義君 最近の問題二、三お伺いをいたします。 最初に四次防計画の策定を前にいたしまして、国防の基本方針を改定をする、このことは前国会で当委員会におきましても明らかにされたわけでありますが、新聞等の報道によりますと、先月の二十四日、国防会議議員懇談会を開いて、その席上におきましていろいろなことが伝えられておるわけですが、長官のおっしゃるいわゆる自主防衛論ということを大きく答えられておる、こういうのを見ております。そのいきさつについてどういうことが話題になったのか、どういう点が問題になるか、その辺からひとつお伺いしたいと思います。
○中尾辰義君 上田君のほうからたいへん広範な質問がございましたので、私はこの今回の長官の訪米に際しまして、米首脳部との話し合いの中で、在日米軍の基地につきまして、これはただいまも質問にありましたけれども、まあ当面は自衛隊との共同使用から進めて、行く行くは有事の際の米軍使用を込みに自衛隊使用に移すといういわゆる中曽根構想について話し合いがあったと思いますが、具体的にどういうふうになっておるか、その点お伺いいたします。
【次の発言】 それで、現在の在日米軍基地のうち、今後米軍と自衛隊と共同使用する基地はどういう点を考えておるのか、いま答弁ができましたらひとつ明確にお答え願いたい。
○中尾辰義君 ちょっと私一つ関連して。これはことばじりを申し上げるようで恐縮ですが、先ほど基地返還に際して民間からの要望があると、自衛隊のほうとしても必要であるわけですけれども、その点を調整をはかるとおっしゃるわけですがね。非常にことばとしては便利ですが、この調整をはかるというのはやはり優位の基準が、自衛隊が優位であるというそういうようなものがあるのか、どういう条件を考慮してこれを調整していくのか、それが一つ。 それから先ほど国防白書の件ですが、これは白書はいろいろ出ておりまして、経済白書のごときは、これはかなり政府が修正をしたような点もありますし、この際、白書という意義はどういう意義なのか……
○中尾辰義君 それでは質問が多少重複している点もありますが、よろしくお願いいたします。
一番最初に、許可と認可と免許、こういう用語があるわけでありますけれども、これはすべてが国民の権限に関係のあるものであります。ところが、実際にはこの用語が明確に区別されておらない感じがするわけです。ですからこの際に許可と認可と免許、この用語は一体どういう意味があるのか、この辺からひとつお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 あまり答弁が御親切で、私が聞こうというものを次々とおっしゃるわけですけれども、私は意義はどうかというように聞いたわけです。それでいまあなたがおっしゃったようなことが実情なんですね。
……
○中尾辰義君 午前中も若干質問があったのでありますけれども、例の米のカビの問題につきまして、私はもう少しこまかく分析をしてお伺いしたいと思います。
最初に、この米のカビの問題の現状を農林省はどういうふうに把握しておるのか、その辺からまずお伺いしたい。
【次の発言】 それでは問題を煮詰めていく点から一つ一つ聞いてみたいと思います。
まず去年の六月、七月、食糧研究所でこれは抜き取り検査をやったわけですね。それで最初に東北の四県、北海道の九つの倉庫の四十二年産米について検査をおやりになったそうでありますが、その結果がどうであるか、カビがあったのかなかったのか、どういうカビがあったのか、その辺から……
○中尾辰義君 それじゃ最初にお伺いいたします。
今度の改正で遺族、傷病者及び老齢者の恩給の改善がございましたが、この内容はどうなっておるのか、各年金別にひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それで、この公務扶助料の場合、これは最低の兵の階級で、改正額が十五万七千百二十五円、それから増加非公死扶助料で兵の場合は十一万七千九百二十九円、特例扶助料の場合が十一万七千九百二十九円、こういうふうに改正額が出ておりますけれども、これは一月に換算をいたしますと、幾らでもないわけですね。これは二万円年金といわれている今日、こういう低い額でどうだろうかと私はこう思っておるわけです。それも非常に年金……
○中尾辰義君 それでは私は、この自主防衛につきましていまも御質問がございましたけれども、これは一昨年の佐藤・ジョンソン会談以来ですか、日本の守りはわれわれの手でやらなければいけない、こういう佐藤総理の自主防衛というかけ声でだんだんだんだん防衛力が強化をされてきたわけであります。そしてこの第三次防衛計画では航空機や誘導兵器の国産化までできるようになった。そしてわが国の自衛隊の力というのは、アジアにおきましては中共に次いで最高の実力がある。このような現状に、さらに第四次防整備計画、これからですね、これには約六兆円にのぼる経費が予想されておる。そして今後ますます陸海空の三自衛隊が増強されていくわけで……
○中尾辰義君 国防の基本方針につきましてただいまも質疑がございましたが、このことは長官にもお伺いをいたしまして、すでに昭和三十二年に決定をした国防方針でありますので改定の要がある、そこで改定するとすればどういうところを改定すればいいのか、こういうことでお伺いしたのでありますけれども、特にこの第四項の「米国との安全保障体制を基調としてこれに対処する。」、この項目は、その後、昭和三十五年に安保が改定になりました。そういうことで今後は自主防衛が主で安保が従になる、こういうようなこともおっしゃったわけでありますが、なお、この改定の時期につきましては、秋ごろまでに第四次防衛計画の原案ができるので、その前……
○中尾辰義君 関連。一つだけ。ビラ活動は何でしょう、戸別訪問というのは、とびらをあけてビラを読んでくださいと手渡すだけで、何ら候補者の依頼のことをしなかった。そうであればその程度のことはいいんじゃないですか、どうでしょうか。
○中尾辰義君 最初に法案に関連いたしまして一点だけお伺いをいたします。 大臣も御存じでしょうけれども、ことしの十一月に行政監理委員会から「当面の行政改革事項に関する意見」が提出されております。その中を見ますというと、こういうことが書いてあります。「地方建設局――北陸局を廃止するとともに、補助金関係事務を簡素化し、また、河川、道路等に関する公共事業をできる限り地方公共団体に移管して規模を縮小するほか、工事事務所および出張所を整理統合すること。」、ところが、今度の法案は東北、北陸、中国、四国の地建の組織を拡大する方向になっておるわけでありますが、大臣はこの行監委員会の意見に対しましてどういうふう……
○中尾辰義君 質問に入る前に、総理に一点だけお伺いをいたしますが、本日の新聞報道でも明らかなように、藤山愛一郎氏は、北京からの帰国の途中に香港に立ち寄りまして、日中正常化に臨むには日華条約の廃棄が必要であるという原則を認むべきであるとの考え方を明らかにしておるようでございますが、佐藤総理はこの発言につきまして率直にどのようにお考えになりますか、お伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 なかなか慎重な答弁でございますが、それではもう一点だけ。まあ台湾は結局中国の内政問題であると、こういう周恩来首相の言明から見まして、日中間の国交正常化をはかるには、やはり前提として日華条約の無効ということを考……
○理事(中尾辰義君) 午後は、二時三十分に再開することとし、休憩をいたします。
午後一時三十一分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、河口陽一君、二木謙吾君、稲嶺一郎君及び和田静夫君が委員を辞任され、その補欠として中村禎二君、中村喜四郎君、熊谷太三郎君及び茜ケ久保重光君が委員に選任をされました。
【次の発言】 ただいまの委員の異動に伴い理事が一名欠員になりましたので、その補欠を選任いたします。
選任は、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○中尾辰義君 私は、カドミウム汚染米の全国保管状況と今後の対策につきまして農林当局にお伺いをいたしたいと思います。 いわゆるカドミウム汚染米につきましては、厚生省は、カドミの含有量を一PPM以上は食用に適しないと決定をして、〇・四PPM以上の米を産出する地域は要観察地区に指定することとしております。このために、一応政府の見解としては、〇・四PPMから一PPMまでは食用に供することもできると、こういうふうな見解を出しておりますけれども、世間ではなかなかそうは受け取りませんで、これはカドミウム汚染米につきましてはその配給等を忌避しておる。それで、食糧庁としては、一PPM以上はこれは食用に供しない……
○理事(中尾辰義君) 委員会を再開いたします。
昭和四十四年度決算外二件を議題として、休憩前に引き続き質疑を行ないます。
御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 大蔵当局にお伺いしますが、先般、当決算委員会の委員派遣の視察といたしまして、委員長以下数名のわれわれが四日市公害を視察した際におきまして、三重県並びに四日市市からの陳情を受けたわけでありますが、その内容は、概要を申し上げますというと、四日市から、今日重油の輸入に関するところの関税が相当額入っておる、ところが、その石油関税がほとんどが石炭特別会計に回されておりますけれども、この石油コンビナートで被害を受けておるのは、こ……
○中尾辰義君 政治資金につきましてお伺いしますが、ただいま政治資金収支報告四十五年下期分の説明があったわけですけれども、その総額が三百二十八億、その中で重複分を考慮いたしましても大体二百五十億を下らないのじゃないか。四十年が大体百億ぐらいあったと思いますけれども、その五年間で大体三倍というような大きな数字になっておるわけです。 そこで、政治資金の明朗化につきましては、政府が四十二年の答申に基づいてすみやかに改正の措置を講ずることのいかんにかかっておるわけでありますけれども、政治資金の収支がこのような巨大な額にのぼると、それ自体がこれは大きな新たな問題になってくるように思うわけであります。例を……
○中尾辰義君 私は、高級公務員の立候補につきまして大臣の所見をお伺いしたいと思います。
その前に刑事局長に、前々からのことですけれども、非常に高級公務員の選挙違反が目立っておりまして、国民の不信をかっておるのですが、今回、あなたのほうで今日までにわかった高級公務員の検挙件数並びに人員、それを今回立候補された各候補の派閥別にわかっておればひとつお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 いま高級公務員の立候補の問題がやかましいときですから、あなたのほうで公表ができないとおっしゃるならば、私のほうにひとつ出してもらえませんか、個人的に。
○中尾辰義君 さっきからの同僚の質問によりまして、いよいよ日米繊維問題も政府間協定に踏み切るように腹をきめた、このような大臣の答弁を聞いたわけですが、どうも日米繊維問題は、もう当初から例の佐藤・ニクソン密約説、つまり佐藤総理が一昨年十一月、アメリカのニクソン大統領と会って、沖繩返還とニクソンの繊維輸入制限との取引をしたとか、しないとか、そういう密約が当初から根底に流れて、そして、そういうような状態で自主規制という方向で今日まできた。やっとまあ政府の了解のもとに、七月一日から自主規制ということで進んでおるときに、今度はまたこういったような、アメリカのほうから最後の通牒ともいうべき、十月一日までに……
○中尾辰義君 大臣に経済問題で若干、もう時間もありませんから包括的にお伺いします。 日米の関係は、ずっと見ておりますと、最近、非常に外交の面でも防衛の面でも、あるいは経済の面でも、どんどん追い込まれておるような感じがするわけです。ニクソンの中国訪問によってまた政府の対中国政府は追い詰められたような感じがいたします。また、防衛の面を見ましても、自主防衛ということで日本がどんどん四次防を強化させるように、これもまた何となしに追い込まれたような感じ、経済問題を見ても、最近はまた次々と自由化が促進されて、電算機の問題にしても、あるいは農業問題はグレープフルーツの問題一つとっても、あるいは繊維問題をと……
○中尾辰義君 村山さんにお伺いいたします。
いまの質問とも関連をいたしますけれども……、
【次の発言】 村山さんにお伺いいたします。
先ほどの質問とも関連をいたしますけれども、今度の返還協定の審議にあたりまして一番問題になっておりますことは、要するに、沖繩が返還をされても、基地の機能というものがあまり変わらぬのじゃないか。まあそれは日米共同声明におけるニクソン、佐藤両当局者の発言によりましても、あるいはまたアメリカ側の議会の答弁等から見ましても、われわれは返還後といえども沖繩を自由に使いたいというような意味のことばも出ておりますがね。それと、さらに核抜き・本土並みということが一つの大きな争……
○中尾辰義君 私は沖繩の返還後におけるところの自衛隊の沖繩防衛についてお伺いをいたしたいと思いますが、沖繩返還は一九六九年の佐藤・ニクソン共同声明にその基礎が置かれておる。したがって、沖繩返還といいましてもこの共同声明と不可分の関係があろうかと思います。したがって、私は質問の順序といたしまして、この共同声明とどういう関係があるのか、その関係性について若干お伺いをしてみたい、このように思うわけであります。 要するに、日米共同声明というのは、アメリカがベトナム戦後ニクソン・ドクトリンによってそのアジア政策の修正を余儀なくされた。その中において、沖繩返還と同時に果たすべき日本の役割りというものを日……
○中尾辰義君 村山さんにお伺いいたします。
いまの質問とも関連をいたしますけれども……。
【次の発言】 村山さんにお伺いいたします。
先ほどの質問とも関連をいたしますけれども、今度の返還協定の審議にあたりまして一番問題になっておりますことは、要するに、沖繩が返還をされても、基地の機能というものがあまり変わらぬのじゃないか。まあそれは日米共同声明におけるニクソン、佐藤両当局者の発言によりましても、あるいはまたアメリカ側の議会の答弁等から見ましても、われわれは返還後といえども沖繩を自由に使いたいというような意味のことばも出ておりますがね。それと、さらに核抜き・本土並みということが一つの大きな争……
○中尾辰義君 村山さんにお伺いいたします。
いまの質問とも関連をいたしますけれども……。
【次の発言】 村山さんにお伺いいたします。
先ほどの質問とも関連をいたしますけれども、今度の返還協定の審議にあたりまして一番問題になっておりますことは、要するに、沖繩が返還をされても、基地の機能というものがあまり変わらぬのじゃないか。まあそれは日米共同声明におけるニクソン、佐藤両当局者の発言によりましても、あるいはまたアメリカ側の議会の答弁等から見ましても、われわれは返還後といえども沖繩を自由に使いたいというような意味のことばも出ておりますがね。それと、さらに核抜き・本土並みということが一つの大きな争……
○理事(中尾辰義君) 午後一時に再開することといたしまして、休憩いたします。 午前十一時二十三分休憩
○中尾辰義君 私は、国鉄の運賃の値上げのことにつきまして、いまも議論の最中でございますが、国鉄は一方におきましては大きな赤字をかかえて再建対策等考慮しておりますけれども、また一面におきまして、決算の面から見まして、非常にずさんな面もあるように思います。 それで、きょうは、私は、国鉄の再建対策といったような総合的なものではなくして、その中の一環として、地方線の新線の計画、さらに赤字廃線との関係につきまして若干お伺いをしたいと思うんです。 まず最初にお伺いしたいのは、運輸省に申請の地方新線の基本計画で、現在工事中でありますけれども、これは進捗状況はどういうぐあいになっておるのか、その大まかなと……
○中尾辰義君 私は、食肉に関連いたしまして、畜産事業団の運営等につきまして若干お伺いしたいと思います。 すき焼きもだいぶシーズンに入っておりますけれども、とにかく食肉が高い。すき焼きもそう簡単に食べられぬようになった、こういったようなことが一般消費者の声でありますけれども、この前、十一月二十日の、通産省が公表いたしました「世界主要都市の消費者物価比較調査報告書」、これを見ましても、牛肉は東京が世界一高い、こういう数字を示しているんですね。東京における牛肉百グラムの値段を指数にして、これを一〇〇とした場合に、ニューヨークが五〇、ロンドンが三六・三、パリで四七・三、香港で二六・五。実際価格で言い……
○中尾辰義君 私は、通産大臣に一番最初に、大蔵大臣に聞くのが当を得ているかもしれませんけれども、けさ、平価の調整について閣議のほうでお話があったようですが、いよいよ平価調整も、新聞等の情報によりますと、大体大詰めにきたような感じがあるんですがね。政府の今後の見通し、閣議でもお話があったと思いますけれども、時期、見通し等ですね、そういう点を最初にお伺いしたい。
【次の発言】 大体お伺いしましたが、それで、まあ政府の目標として、一二・五%あるいは一五%近く切り上げなければならないということも、新聞等の報ずるところに出ております。なおまた、いまもお話しがありましたが、ドルの切り下げの問題など多少弾力……
○中尾辰義君 ただいまの繊維協定は行政協定の範疇で政府が処理をしたということでありますが、その場合に、一般的になるかしれませんが、条約とか協定、まあそういうものが今日でもたくさん国会に承認を求めております。ただいまの沖繩返還協定、これも協定であります。ところがこれもいま国会で審議中であります。あるいは各国との文化協定、これも国会に承認を求めておるはずであります。あるいは郵便協定、これも国会で承認を求めておるはずと思います。そこで私が聞きたいことは、こういった条約、協定ひっくるめまして、広い意味での条約といいますか、これを国会に承認を求める求めないの、その判断の基準になるべきものは何かあるのか、……
○中尾辰義君 最初に、会計検査院に対しまして資料要求をいたします。
一つは、昭和四十五年度決算実地検査の方針。これは各局、課別の方針を含めてお願いをしたいと思います。
二番目が、昭和四十五年度、いわゆる未確認事項ですね、未処理の事項並びにその金額。これは未確認事項掲記の様式によってひとつお願いをいたしたいと思います。
以上二点、委員長、ひとつ資料要求をお願いいたします。
【次の発言】 それでは、会計検査院に私は事務的なことで若干お伺いをしたいと思います。
まず最初に、検査院の活動能力につきましてですが、御承知のとおり、検査院は法律によりまして内閣とは独立して行政府の財政執行の状況を監査……
○中尾辰義君 私は、宇宙開発事業団のロケット開発並びに宇宙衛星の打ち上げ計画につきまして若干お伺いしたいと思います。 開発事業団は、四十四年の十月発足以来、ロケット及び衛星の開発を今日まで進めてきたわけでありますが、それもようやく実験衛星打ち上げから実用衛星打ち上げへの計画が進行をしているわけであります。しかし、その開発計画は、すでに四十四年のQロケット開発計画からNロケット開発に変更になったわけでありまして、これに関して、はたしてこのような計画で気象衛星、あるいは放送衛星、通信衛星等のユーザーの要求する実用衛星が打ち上げ可能になるのかどうか、私ども非常に疑問を持っている関係で、この計画の経……
○中尾辰義君 私は、年金の積み立て金の管理運営につきまして、大蔵省と厚生省にお伺いしたいと思います。二点ばかしお伺いします。最初の問題は運営の問題と、二番目は厚生年金事業団のことを厚生省財団法人の厚生団との関係につきましてお伺いします。 この年金の積み立て金は、毎年毎年所得の増加に従いまして掛金も増大してまいりまして、四十五年度末には五兆円をこえておると、このように言われておりますが、この積み立て金は零細な保険料の集積であり、また将来の給付財源ともなるものでありますから、おのずから郵便貯金などとはその性質の異なる資金であると思います。このような運用の観点から見ますというと、年金の積み立て金と……
○中尾辰義君 国鉄の所有地の管理の状態につきましてお伺いします。 国鉄の所有地は今日六億五千平米、まあ簿価で一千六百億円にものぼっているように聞いているわけです。これらの用地管理の不備、不適正につきましては、各方面からとかくの批判があったわけであります。今日国鉄運賃の値上げにつきまして、ただいま国会におきましても上程をされており、しかもこれは国民注視の的になっているわけですね。そういうときに、私はこの決算委員会を通じまして、この国鉄内部における欠陥の一つであるその土地管理の状態について明らかにしておく必要があると、このように思うわけであります。そこで、きょうは時間の関係もありますので、その国……
○中尾辰義君 総理の引退の時期もおそらくだいぶ近づいてきたような空気でありますけれども、私は、きょうは、戦時中に旧軍が瀬戸内海はじめいろいろなところに投棄いたしました毒ガスの処理の問題並びにその毒ガスによって被害を受けましたところの被害者の救済等の処置につきましてお伺いをいたしますので、どうかひとつ、最後の答弁になるかもしれませんが、温情ある答弁をお願いをしたいと、このように要望して質問に入ります。 そこで、戦時中に旧陸軍が毒ガスを製造しておりました広島県の大久野島周辺が、いまはもう島全体が国民休暇村になっておると、このように聞いております。この国民休暇村は、指定されたのが三十五年、それから……
○中尾辰義君 岩井先生にお伺いしますけれども、さっきの例の角砂糖論を拝聴したわけですけれども、角砂糖は水に溶けるのですけれども、それで例の重金属類ですね、まあ相当なカドミウムだ、PCBだ、水銀だ、鉛だ、こういうものが琵琶湖に相当排出されておる、それが森先生のお話ではいろいろな魚介類等に濃縮されておるわけですが、その先生の議論で、角砂糖、これは一つの例ですけれども、角砂糖みたいに水に溶けるものはいいですが、ああいう重金属類との関係はどうなるのですか。一応はまあ沈でんはするでしょうけれども、しかし全然琵琶湖の水とは関係がないのか、私は多少あると思うのですが、その辺の関係というのはどうなりますか。こ……
○中尾辰義君 私は、最近の外貨の急増に対して、今後輸出入対策あるいは外貨対策をどうするのか、この辺に焦点を合わせて、時間がありませんので、要点だけお伺いします、大体のことは新聞報道で存じておりますから。
昨年の円の切り上げ後、予想に反して輸出が減るどころかだんだんふえてきた。そして、三月末は外貨も百六十八億ドルと、こういうことであります。通産当局もいろいろ考えていらっしゃるわけですが、今後の対策、どうお考えか。
【次の発言】 その具体的な対策につきまして、通産大臣はずいぶんアドバルーンを上げていらっしゃるようなんですけれども、アドバルーンはよく出ているんですけれども、どうも中身が出ていないじ……
○中尾辰義君 それでは、午前中もいろいろお伺いされておりましたが、一番最初に、今度新しく技術基準が設定される、こういうことですけれども、内容をけさもちょっとお伺いしましたけれども、もう少し内容を説明してもらわぬと、ちょっと法案の審議に差しつかえがあるし、その点、いかがですか。
【次の発言】 これは従来からもあったんですか、新しく新設ですか。
【次の発言】 それで、技術基準をつくるに際して、これからできるでしょうが、メーカーからの何らかの要望といいますか、そういうことがありましたか。あったら、どういう要望があったのか、その点ひとつお伺いしたい。
○中尾辰義君 これは林さんにお伺いしますけれども、わが国は、世界の大勢と同じく、今日まで消費地の精製主義をとってきたわけですけれども、御承知のとおり、非常に最近公害問題等がやかましくなってきておりますし、そこで端的にお伺いしたいことは、現地で、産油国でこういったような精製をやった場合、いろいろな産油国の経済情勢、国民感情、公害問題、あるいはまた製品をわが国に持ち込んだ場合の価格、いろいろな条件等を考慮してみて、この海外立地ということをどのように評価なさっていらっしゃるのか、その点ひとつお伺いしたいと思います。 それから二つ目は、島田さんにお伺いしますが、いままでのお話承りまして、まあずいぶん……
○中尾辰義君 最初に、海外石油開発の統括会社の構想につきまして、通産省のお考えをお伺いしたいと思います。
このことは総合エネルギー調査会の石油部会の中間報告にも出ておりますか、たとえば三五ページですが、「技術力、情報収集力、交渉力等を集中するとともに、長期的な資金調達能力を保有しうる企業体制」云々と、そこで通産省が考えておる統括会社の構想というか、イメージというか、具体的にひとつどういうことをお考えになっていらっしゃいますか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと答申でいっているこの統括会社ということは、いまある三井石油開発あるいは三菱石油開発、ああいう開発企業と同じようなもの……
○中尾辰義君 最初に、公取委員会のほうにお伺いします。 公正取引委員会の問題に対しての取り組み方、その姿勢等につきまして、いろいろな批判があるわけですが、問題を軽く見ているのじゃないか。あるいはどうしても問題の扱い方そのものがあまりにも慎重過ぎてタイミングを失っているんじゃないか、あるいはまた業界に対しても、いま一歩消費者の立場からしてもきびしい姿勢がとられておらないという点、あるいはまた、公正取引委員会の関係各省庁に対する姿勢が非常に弱いのじゃないか、いろいろなことがいわれておりますので、こういうことに関して、けさほどから乳業の問題が取り上げられておりますので、私もずいぶんその点につきまし……
○中尾辰義君 最初にお伺いしますが、今度の法案は、四十二年から始まりましたこの特定繊維工業の構造改善、これまあ五カ年間の目標でやったわけでございますけれども、あまり成績が芳しくないのであと二年延ばしてくれと、こういうような趣旨でありますけれども、まず、過去五カ年間における構造改善の実績というものを、最初に私はお伺いをしたいと思うんです。
【次の発言】 いま実績をお伺いしたわけでありますけれども、非常に最初の意気込みと比べまして、緊急政策として五カ年でやらなきゃならないということであったのですけれども、結果はいま私がお伺いしたように、どうもあまり芳しくないということですが、問題は、これはうまくい……
○中尾辰義君 パイプライン事業は、わが国におきましては今度初めてでございますが、もうすでに具体的計画が国鉄のパイプライン、それから関東パイプライン、成田空港パイプライン、京浜パイプライン等が進められておると、このように聞いておるわけですが、これらの具体的な事業計画はどうなってるんですかね。最初にひとつ説明してください。
【次の発言】 私が聞かぬのまであなたは答えているんですがね。いま四つの会社が、四つの事業計画が進められておると聞いておりまするので、その四つの会社につきまして、もうちょっと、現在までもうわかっていらっしゃると思いますから……。たとえば、関東パイプラインは会社の概要はこうなってい……
○中尾辰義君 時間がありませんから、まとめてお伺いをします。 最初に、この沖繩振興開発金融公庫の事業計画を私見ているのですが、これは四百五十億になっていますね、貸し付け計画二百九十四億と。この事業計画はどのような積算基礎になっておるのか、それが一つ。それから二番目は、沖繩振興開発金融公庫は、沖繩の大衆金融公庫だとか、あるいは琉球政府の産業開発資金融通特別会計、琉球開発金融公社等の業務を引き継いでおるわけでありますけれども、そういったような金融機関が、今日まで沖繩に融資をしておりました融資の貸し出し残高並びに計画等はどうなっておるのか、それが二番目。三番目は、この沖繩振興開発金融公庫の出資が三……
○中尾辰義君 私は特別調達資金のことで若干疑義がありますのでお伺いしますが、増原長官お忙しいところを恐縮ですが、最後に問題点をお伺いしますので、御了解願いたいと思います。 それで、特別調達資金は、これは昭和二十六年度のポツダム宣言に基づく政令によって制定された。この設置令によりますと、当初七十五億円の資金を一般会計から資金に繰り入れをして、その金でもって米軍の労務者の資金あるいはその他調達品のまかないの回転資金にすると、そういうことで発足したようにお伺いをしておるわけですが、それからずっと今日まで二十数年経過をして、その間におきましていろんな問題が出ておるようでありますので、二、三拾ってみま……
○中尾辰義君 最初に、この未登録織機の問題につきましてお伺いしたいと思います。 先般の商工委員会で、特定繊維工業構造改善の法改正の審議の際に一番問題になったのが無籍織機、いわゆる未登録の織機、これが最近非常にふえておりますので、これをどうするのかということが、これはまあ衆参の附帯決議まで付きまして問題になったわけです。そのときに、当時の田中通産大臣は、無籍織機対策につきましては十分検討し措置をすると、こういうような答弁がありまして、今日に至ったわけでありますけれども、私どもが新聞等を見てみますというと、大体、調査の結果は十二万六千台の無籍織機が明らかになったと、こういうことが出ておるんであり……
○中尾辰義君 ちょっと関連してお伺いしますけれども、田中総理の日本列島改造論によりますと、昭和六十年を目標にして約一兆ドルのGNPまで持っていくんだ、そのためには、やはり成長率が一〇%くらいだ、こういうようなことを書いてありますが、そうすると、いまあなたがおっしゃったように、今後福祉のギャップを埋めるためには、内需を拡大していくことも賛成でありますけれども、一体内需を拡大していくのに、どういうような政策をおとりになるのか、その辺大体
の構想なりをお聞きかせ願いたいと思います。
【次の発言】 それは、私もそういうことをよく聞かされておるんですけれども、それじゃその内容そのものがはたして四十八年……
○中尾辰義君 第三次の円対策が十月二十日に発表になったわけですが、この五項目の中で、特に第一次、第二次円対策から目新しいというものは、関税の一律引き下げ二〇%、あるいはまた輸入割り当てワクの拡大、これは対前年度比三〇%増に拡大する、なお、輸出貿易管理令の機動的運用、こういったところがまあ新しく感じられるわけですが、そこで、はたしてこれで円の切り上げを回避できるのかどうか、私どもは疑問に思うわけであります。ところが、それと符合を合わせたように、十月二十日の東京の外為市場が、御存じでしょうが、これは一億ドルを上回るドル売りがあった。そのあくる日は、さらにそれを上回るドル売りが殺到しておる。こういう……
○中尾辰義君 中東問題で若干、時間ありませんけれども、お伺いします。
このアラブの石油問題に関しまして、政府は新しい中東政策を発表いたしましたわけですが、その後何らかの反応があったのかどうか、まずそれをお伺いしたいんです。というのも、けさちょっとNHKのテレビニュースでアラブ側が日本に対する十二月からの石油の削減分を援和すると、こういうような報道をしているのをちらっと見たのですが、その辺のところを情報がありましたらお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いまのアラブ首脳会議の結果を外務大臣はどうお考えになりますか、いまの情報につきまして。
○中尾辰義君 最近非常に物価が値上がりをしておるわけでありますが、この値上がりに便乗いたしまして学生服の値上がりが非常に顕著であって、これは業者が独禁法に違反しておるんじゃないか、こういうような疑いの節もあるように思われるわけです。そして教育費なり家計費をかなり圧迫しておる。そういうことで私は、これは文部省に直接関係ないかもしれませんが、文部大臣にあとから御意見を伺うことにいたしまして、最初に通産、公取の方にお伺いをいたしたいと思います。 総理府の統計局による消費者物価指数によりますと、被服と衣料の品目では四十五年を一〇〇といたしまして、本年、四十八年三月では大体一二〇%前後の上昇となってお……
○中尾辰義君 私は、先ほどもこの生活必需品の問題で、商品投機の問題で質疑がありましたけれども、最近の値上がりはもう本会議、予算委員会等でも論じられておりますけれども、非常にこの消費者あるいは業者のほうから、政府の行政、通産行政等に対する非難が多いんですね。私ども国会におりましても、地方からどんどん電話がかかってくる。これじゃ仕事ができないじゃないか、買おうと思っても品がない、当分商売は休みだというようなことで、これはもう早急に何とかならないのかというような、非常に強い不満の声があるわけです。政府のほうもいろいろ講じてはいらっしゃるでしょうけれども、ここは商工委員会でありますから、この間の投機の……
○中尾辰義君 河合参考人にお伺いしますけれども、いまも少し触れられたんですが、ロンドンの金属取引所による価格形成のことでありますが、この改善が可能なのかどうかですね。御承知のとおりに、銅をはじめ主要金属の価格はロンドンの取引所によって非常にきまってくると、暴騰、暴落をいたしまして、わが国の業界は非常に大きな打撃を受けておる、こういうことでありますけれども、このロンドンの取引所は、会員数をリングメンバーと呼ばれる四十社、これに制限するなどの方法で価格の決定を行なっております。この価格の決定の構造にメスを入れ、合理的な価格形成が行なわれるように改善することはできないのか、その辺のところですな。それ……
○中尾辰義君 私は最初に、この法案に関係ありますので参考にお伺いしたいのですが、例の宮崎県の土呂久の砒素被害者が、まあ一昨年の十月からずっと発生をいたしまして、全国各地で被害者が出ておるわけです。そのことに関連して、その後通産省は、まず第一に鉱業権者、これはどこにあるのか。新聞等を拝見しますと、かなり過去において移り変わりがあったようでございますし、それから、そのあと始末ですね、公害防止の施設はどのように通産省としては手を打っていらっしゃるのか。現在はどうなっておるのか。 さらに、そういう処置をされまして砒素の排出基準というものが守られておるのかどうか。 それから、これは環境庁にも関係があ……
○中尾辰義君 私、一点だけお伺いしますけれども、宇野先生と高田さんにお伺いしますが、通産省が電気用品を試買して、その検査の結果これを発表しているわけですが、これは昭和四十六年度の電気用品試買検査の結果について昨年の八月に公益事業局から出ておるわけですね。これを見ますると、買い上げ数の機種が百八十二、それから台数が三百六十四と、この中には電気アイロンだとか、電気洗濯機、あるいは電気髪ごて、電気ひげそり、あるいは電気温水器、いろいろなものが入っておりますが、で、機種は百八十二ですよ。この結果を見ますると、技術基準不適合数、これが機種で二十七、台数で四十八、こう出ておるわけです。詳しくこちらの表にも……
○中尾辰義君 先ほど小野君から質問ございましたが、一般消費者が特定製品の使用によりまして生命にかかわる被害を受けた、その場合に製品安全協会から相応の賠償金をもらえる、そういうことでありますけれども、先ほどのお話を伺っておりますと、この賠償額に対しましては保険会社が査定をする、そういうふうにお伺いしたんです。その間に安全協会が立って納得できるような金額にしたいと、こういうような意向であったように思いますが、この点を私は再確認しておきたいんですけれども、一般消費者とそれから特定製品の業者、それから安全協会、それに保険会社、こういうふうになるわけですね。それで被害を受けた消費者としては、特定製品の業……
○中尾辰義君 最初、通産大臣にお伺いをいたしますが、過日の水産庁の調査による魚介類のPCBの汚染、さらには東京都の東京湾の魚介類の汚染調査、なお、有明湾における水銀のたれ流しによる第三水俣病の発生、こういったような非常にショッキングな発表が次々とありまして、漁民をはじめ消費者に大きな衝撃を与えておるわけであります。全く日本列島は食品総汚染というような状態でありまして、何を食べていいのか、非常に心配をされておるわけであります。そのもともとの公害の発生源は、これは企業側でありまして、その企業の監督の任に当たる所管大臣の中曽根大臣といたしまして、どのようにこの責任を受けとめていらっしゃるのか、まず、……
○中尾辰義君 中小企業に関する法案を審議するわけでありますけれども、最初に、今後の景気の見通しということを、どうなるんだろうかということで相当業者は関心も持っておりますし、前回も多少答弁がありましたけれども、あらためてお伺いしたいと思います。 最近の経済情勢、これは貿易収支の面におきましては黒字も小幅になってまいりましたし、外貨のほうも百五十億ドル台ということになっておりますけれども、国内の景気は、設備投資や消費の盛り上がりを背景に依然として需要の逼迫が続いておると、こういう状態で、さらに物価も相変わらず異常な高騰を示しておる。こうした過熱の状況の中で、五月三十日から公定歩合がさらに〇・五%……
○中尾辰義君 私は今回の事故につきまして、先ほどからの大臣の答弁を聞いておりますが、どうも納得しにくい点もあるようであります。 まず、出光の徳山工場は、これは二十四時間の操業をしている。それからこの事故の経過をこう見てみましても、六時五十分に異常な黒煙がもうもうとして上がっているんですね。これはまあ市民がキャッチしている。それからこの経過は、これは新聞でちょっと見てみますと、七時五十分に工場から消防本部に「第二エチレン装置の計器の電気関係の故障らしい」と、こういう報告がいったんですな。それから八時五十五分、詳細が不明であると、こういうように連絡がいって、それから五分後、再び、「故障が直ったの……
○中尾辰義君 この法律は、公害のない緑豊かな環境保全をはかりつつ工場の建設を目ざそうと、そのためには工場立地に関する調査を行ない、立地に関する準則を公表し、並びにこれらに基づいて勧告、命令等を行なう、こういうことになっておりますが、一番最初にお伺いしたいのは、昨年は工業再配置促進法が成立したわけでありますが、それとちょっと関連をいたしましてこの土地の利用計画との関係ですね。今度国土総合開発法に、県知事が利用計画をつくることをいろいろと規定されておりますけれども、まだこちらのほうでは審議をいたしておりませんので、つまびらかなことわかりませんが、いずれにいたしましても、工場の立地は本来地域の土地利……
○中尾辰義君 私は、消費者の立場でちょっとお伺いしますけれども、最初に百貨店協会の会長代行の井狩さんにお伺いをします。従来、百貨店に対しましては、非常によい品を適正な価格で、しかも非常に開放的な雰囲気の中で楽しい買いものができると、まあこういうような評価をしておったわけでございますけれども、最近の百貨店の商法には、インフレや投機ブームに便乗したり、過度に消費者を刺激し、幻惑させるような行き過ぎた面が相当あるんじゃないか。これは先般も国会で問題になったんですが、例の百円札束十万円が百貨店で十八万円で売られておったとか、あるいは元値の十数倍で輸入画を売るというあこぎ過ぎるデパート商法が問題にもなっ……
○中尾辰義君 それじゃ、私は検察の審査会制度の運営等につきましてお伺いをいたします。 終戦後、司法の民主化の一環といたしまして、検察に民意を反映すると、こういうようなことで検察審査会制度ができたわけですが、今日、非常に重要な役割りを果たしておるように思われます。発足いたしましてからもう二十六年になりますけれども、一部新聞等の報道によりますと、非常に審査会の運営がピンチになっている、あるいは審査員を敬遠してほとんど審査会の小委員会程度のものでやっているとか、あるいは審査会への出席が悪く会議が流れるケースが非常に多い、こういうようなケースが報道もされておるようでありますので、最近のこの審査会制度……
○中尾辰義君 私は物価問題で若干お伺いしたいと思います。 最近の物価は一応政府の努力によりまして、部分的に若干の値くずれがあることは認めますけれども、まだまだ相当な高値にとまっていることも事実であります。なおわれわれといたしましては、今後物価をほんとうに政府が約束をしておるように、内閣は総力をあげて物価の値下げに取り組んでいると、この看板にふさわしいような値下げをやるのかどうか、これは非常に国民の注目の的になっておるわけです。 そこで、いろいろと新聞等の情報によりますというと、また石油製品が六五、六%ぐらい値上がりをする。それに関連をしておもな基礎物資がまた若干上がるというような傾向にもあ……
○中尾辰義君 私は、日本育英会等の奨学制度につきまして若干お伺いをいたします。 今日のような社会の複雑、高度化に伴いまして、その健全な発展をはかる基盤として、より高い教育、より高い知識や技術を身につけることは必然的に要求をされておるわけでありまして、このことが国民の進学意欲を年々著しく高めてまいりまして、その結果は、高等学校の進学率は約九〇%に達しております。まあ、いわば高等学校の教育も準義務教育の段階に進んでおるのが現状でありますが、高等教育の就学率は約三〇%に達し、大学の大衆化というものが非常に目ざましくなっておるわけであります。このような情勢のもとで私は、このわが国の奨学制度ということ……
○中尾辰義君 それじゃ、引き続きまして消防行政につきましてお伺をしますが、ただいまも質問がございましたし、大臣の御答弁も拝聴いたしておりましたが、とにかくいまおっしゃったような高層ビルあるいは地下街、そのほかにまたいろんな新建材等、有毒ガスが出てくるような新建材に対する対策、まあいろんな社会環境が変化してまいりましたので、火災の危険性というものがますます高くなっておるわけですけれども、それで、まあ火災が起こってから消すということ、これはもちろん大事でありますけれども、私は予防の面から二、三お伺いしてみたいと思うんです。 まあ四十七年度の大阪市の千日ビル火災、これは死者が百十七人、負傷者が八十……
○中尾辰義君 それじゃ最初に、小野田元少尉の帰還問題につきまして、けさ方も若干ございましたが、私は決算の立場から少し数字的な面にふれてお伺いをしたいと思います。
それで質問の順序として、このことしの二月二十八日、四十九年二月二十八日から三月十二日までの、帰国までの経過について、要点だけでけっこうですから、説明してください。
【次の発言】 それでは、二月から来るまでの、その間の諸経費について詳細にひとつ説明してください。
【次の発言】 四十八年の四月二十四日まで、これは新聞等にも出ておりますので、派遣人員が九十六名で、派遣日数三千八百二十一日で所要経費か九千六百五十三万――。その後の問題ですね……
○中尾辰義君 私は、先月の二十六日に出光興産の千葉製油所の工場事故によりまして、硫化水水素が噴出をして、一人の死亡者と五人が倒れたと、こういう事故があったわけであります。なお、同日に三重県ではオキシラン化学三重工場が爆発事故を起こした。こういう情報が新聞等に出ておりますが、これらの事故につきまして、その概要並びに原因、それから通産省がどのような対策を講じたか、一括してお願いをいたします。
【次の発言】 この出光興産の千葉の製油所は、これは二月七日もハイオクガソリンのオイル漏れ事故を起こしておる、そして自然発火を起こしたという事故もあるわけですね。そうすると、今回は再度の事故である、こういうこと……
○中尾辰義君 日本航空と東亜航空との合併問題に関係をいたしまして、その後いろいろな問題がいまなお尾を引いておりますので、その点に関しましてお伺いをします。 この四十一年五月ごろから航空企業再編成の一環といたしまして、日航と国内航空が将来合併すると、そういうような問題が起こってきたわけでありまして、当時合併を前提といたしまして、適正な条件で運営の一体化をはかるべきである、こういうことが閣議で了解をされたわけですね。ところがその後四十五年十一月になりまして、今度は航空情勢の変化といいますか、情勢が変わってきたというようなことで日航と国内航空の合併問題が取りやめになった。これが新しく閣議で了解され……
○中尾辰義君 それじゃ、金融政策に入る前に、大蔵大臣に、まず物価問題を若干お伺いしたいと思います。 大蔵大臣は、過日の衆議院におきまして、狂乱物価はかなり克服できたと、そういったような意味の発言があったわけでありますが、われわれといたしましては、必ずしもそうは受け取れないわけでありまして、おっしゃるように、一部の物資、物品におきましては、若干の値くずれがあったことは認めますけれども、基礎物資の五十三品目あるいは生活関連物資の百四十八品目の凍結価格等も、これは三月十五日の高値で凍結をしておると、こういうような状態なんですね。具体的に一例をあげますというと、チリ紙等は一年前の約二・一倍、さらに便……
○中尾辰義君 私は最近問題になっております食品添加物のAF2、これをめぐる諸問題につきましてお伺いしたいと思います。AF2は、添加物として今日は広くわれわれの食卓の上に顔を出しておるわけでありまして、ハム、ソーセージあるいはとうふ、まあそういったような腐敗しやすいような食品の保存用に使われておるわけですけれども、これは非常に学者の間でいろいろと毒性の点につきまして批判があるのは御存じのとおりでございます。 そこで、まず最初にお伺いしたいのは、食品衛生調査会の人的構成、その委員の任命について、若干の疑惑もありますのでお伺いしたいと思います。この食品衛生法の第二十五条に食品衛生調査会の委員及び臨……
○中尾辰義君 それでは私は、最近におきます銀行の持ち株が企業支配に及ぼす影響につきまして若干お伺いしますが、昨年来総合商社の反社会的行為、これは衆参国会におきましても批判の的になったわけであります。しかし、この総合商社がかような行為に出たその背景には、やはりその資金面におきましては金融機関、特に都市銀行になりますが、営利主義のみに走って、その使途のいかんにかかわらず大商社に大量な融資をしていると、そこで商社等の社会的責任につきましては追及もあったわけですけれども、やはりこれはそのバックという点から銀行の行動原理につきましても考える必要があるんじゃないか、こういうわけでお伺いしますが、特に商社の……
○中尾辰義君 最初に密田参考人にお伺いします。 大体いまのお話である程度了解したんですが、例のOAPECは今度の一月から追加削減もあるということで、かなりきびしいんですが、OAPEC以外の、いまも少しお話がありましたが、イランとか東南アジアの状況、今後輸入の見通しがどうなのか、値上げの動きもいま説明がありましたが、その点OAPEC以外のほうの見通しをもう少しこまかく説明をしていただきたいと思います。値段の問題、将来の見通しの問題、輸入の見通しの問題、いろんなメジャーとの関係の動きの問題等、それが一点。 それから、松村さんにお伺いしたいんですが、少々皮肉な質問かもしれませんが、これは新聞にも……
○中尾辰義君 内田経企庁長官がお忙しいようでありますから、お先にお伺いします。 石油不足、物不足で、石油をはじめ生活関連物資は、あちらこちら一部買い占め・売り惜しみと思われるような現象も出ておるわけでありますが、そこで先般の国会におきまして買い占め防止法案が成立をしたわけですが、きょうは、将来この法律が発動されるようなことがあるやもわかりませんので、確認の意味でお伺いをしたいと思います。 私がお伺いしたいのは、この法律の内容の、生活関連物資の価格が異常に上昇しまたは上昇するおそれがある場合、特定商品の買い占め・売り惜しみが行なわれまたは行なわれるおそれがある場合、政令で指定された当該物資に……
○中尾辰義君 それじゃ、公取に最初に。 いま非常な物価高で、政府も積極的に物価対策に取り組んでおるということも、ある程度は評価できるわけですが、依然としてこの物価の衰えはありません。まあ幾らか行政指導等によりまして、生活物資の値くずれも若干は見受けられておりますけれども、まだまだ上がりっぱなしというようなものも相当あります。 そこで私は、再販の指定品につきましてお伺いしますが、新聞等にもちらほら出ておりますけれども、再販指定の取り下げの届け出が最近は非常に急増している。しかもそれが大半は、この物価の値上げの際にはじゃまになる、なるべくこれを追っ払って値上げをというようなことを意図したような……
○中尾辰義君 いま行政指導で大矢君から質疑がありましたが、私も少し聞いてみたいと思うんですが、予算委員会におきましても、標準価格と行政指導の問題で議論があったようですし、まあ結局、総理のお話あるいは公取委員長のお話等聞きまして、とにかく国民がいま値下げを希望している段階であるし、まあそういうような要望もあるのでやむを得ないというような議論もあったようであります。そこで、これは大矢君のおっしゃったとおり、やはり石油業法にも標準価格がありますし、この前の年末国会で出ました生活二法にも、せっかく標準価格のことにつきましては法制化されておるわけですから、まあ、私どもの持論としてはそれでやってほしいわけ……
○中尾辰義君 石油危機なんかに伴いまして、エネルギー供給の中における国内炭の位置づけ、このことは当然前向きで検討されなきゃならぬ問題ですが、たびたび通産大臣の答弁も聞いております。これはまあ大矢君の質問もございましたので、それで私は、国内炭も当然でございますが、国際的にも、石油危機の悪化に伴ってまたいろいろな問題が続出しておるわけです。それは英国の長期にわたる石炭スト、あるいはオーストラリアの大洪水、こういったようなことで世界の石炭需給もまた逼迫しておる。そこで、このために原料炭を年間約五千万トン輸入をしておる鉄鋼業界などでは、原料炭の在庫が正常在庫の一・五カ月分を大きく割って〇・九カ月分の水……
○中尾辰義君 最初に、中小企業問題でお伺いします。
この前の委員会でもありましたとおりに、中小企業の倒産が最近非常にふえる方向にありますし、すでにもう一千件を突破した、こういうことであります。非常に憂慮されておる問題でありますが、政府の方針としては、今後も総需要の抑制、金融引き締めを堅持する、こういうような方向でありますけれども、業界としては金融緩和の声も強いわけですけれども、中小企業庁は倒産防止対策について何かお考えになっていらっしゃるのか、その辺まずお伺いします。
【次の発言】 そうしますと、四月から六月までのこの融資計画等はどうなっているのか、その辺を具体的に承りたいと思います。
○中尾辰義君 それじゃ提案者にお伺いをいたします。 まず、伝統工芸品を含む各地の地場産業が高度経済成長の陰に隠れまして、今日まで人手不足や零細性、あるいは低生産性、こういったような困難な事情に加えて、国際化の波に耐えながら今日までがんばってきたわけですけれども、今回の伝統工芸品産業振興法によりまして伝統工芸品産業に保護育成の手が伸べられると、これは非常に喜ばしいことだと思いますが、こういったような産業を今後どういうような方向に育成発展をさせるのか、本法の趣旨ということになりますが、また、わが国の産業政策の目的であるか、この辺を最初にお伺いしたい。要するに、伝統産業育成ということを、今後どうい……
○中尾辰義君 午前中の質疑で大体鉱物資源の備蓄の問題、あるいは銅の暴騰に対する対策等の審議がありましたけれども、政府当局の答弁もまだまとまったような答弁もないようでありましたので、私は、あと若干簡単にお伺いしたいと思います。 その前に、備蓄の問題でアメリカと日本は比較になりませんけれども、アメリカのこの備蓄の制度はどうなっているのか。アメリカでは、一般調達局が行なっているGSAストックパイル制度というものがあると聞いておりますが、これが原材料不足で苦しんでいる産業部門において、その混乱を非常に緩和するために大きな貢献をしていると、そういうふうに聞いておりますが、これをひとつ参考のために最初お……
○中尾辰義君 それじゃ、まず寺田さんにお伺いします。 当面の緊急対策ということでいろいろお話がございましたが、御承知のとおりに、総需要の抑制、金融引き締め、これは政府の物価対策の一環として、かなり当分は続くだろう、こういうような見通しですが、その中で、おたくの業界のほうでいま金繰りで非常にお困りになっていらっしゃるのですが、金繰りの現状はどういうふうになっているのか、それから、どのぐらいの金があれば当面しのいでいけるのか。いま金融事情は、大体政府三機関で資力は五千五百億円ですか、市中銀行あたりでさらに三千三百億の緊急の融資も準備をしている、こういうようなことも大蔵大臣言っておるようです。 ……
○中尾辰義君 一昨日は、午前午後にわたりまして業界の代表の方の御意見を拝聴いたしたわけでありますが、今回の構造改善の法案に対しましては賛成である、ただしその前に、当面の不況対策を何とかしてもらわないことには構造改善どころの騒ぎではないというような御意見が異口同音にあったわけであります。 そこでまず、最初に通産大臣にお伺いしますが、いまの総需要抑制、金融引き締めで、どこへ行っても金詰まりの話、単に繊維業界だけでございませんで、中小あらゆる業界に限って、今後いまの経済政策、景気対策、一体いつごろから好転してくるのか、これをやはり企業の存廃をかけて、政府の動きをじっと見ているわけであります。 そ……
○中尾辰義君 いまの小野君の質問で、今回の輸出保険法の改正、これはまあ変動相場に伴ってこういう改正をすることになったんですが、この貿易振興対策はとらないという御答弁がありましたけれども、いままで日本は成長政策で、まあどんどん産業第一主義、輸出第一でやってきたんですね。その結果ドルが過剰になった。二百億ドルぐらい近くまでいって、国際的な外圧もあり、まあ円切り等も迫られたわけですけれども、それで今後この貿易をどういう方向へ持っていらっしゃるのか。 まあ先ほどもお話がありましたように、日本は資源がないし、品物をつくって外国に輸出して石油あるいは食糧等を輸入ずる、こういうことにたっておるわけですから……
○中尾辰義君 それじゃ、西山先生にお伺いいたします。 結局この法律は、原子力発電の安全性ということに対して焦点がしぼられてくるわけですが、施設周辺に対する財源の交付、これはいまも話がありましたが、別といたしまして、将来の計画も相当ございますし、昭和六十年度は六千万キロワットですか、六十五年度は一億キロワットの設備をしなければならない。しかし、現実においては事故がいろんな形において、大かた毎日のように新聞記事をにぎわすような事故が出ているわけです。ですから、いまお伺いするのはどうか知れませんが、これからの見通しといたしましても、専門家の先生方の御意見というのはどうなんですか。大体安全性というも……
○中尾辰義君 この法案は、趣旨説明にもありましたように、電源開発が非常に住民等の反対でおくれておる、したがって、将来の電力の需要にこたえるためには、これは何とかしなければならない、そういうことで財政援助ということを表面に出しながら、電源開発を促進しようというような法案でありますが、問題は、きのうも参考人の御意見等もありましたけれども、原子炉の安全性ということがまだ明確になっておりません。そういう点につきまして、われわれも非常にいろいろな疑問点も出てくるわけですので、最初に、この原子炉の安全性につきましてお伺いをしたいと思います。 今日までいろいろと原子炉の事故が出ておりますが、関西電力の美浜……
○中尾辰義君 私は、公明党を代表して、発電用施設周辺地域整備法案に対しまして反対をいたします。 この法案は、将来の電力確保のため既定された発電用施設の周辺の地方公共団体に対して整備計画に基づく事業の経費に充てるため、交付金の交付など、財政上の援助を与えることにしておるのであります。私は、発電施設の過疎地域等に環境整備のため財政援助するそのものには異存はありませんが、今後のわが国の経済は、今日まで高度経済成長の行き過ぎの反省から安定経済へとその速度が落とされることは国民の要望でもあり、必然といわなければなりません。しかも、産業界に対して公害や資源難等を考慮し、省エネルギー産業の国民的要請もあり……
○委員長(中尾辰義君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま皆さま方の御推挙によりまして本特別委員会の委員長に選任されました。私、微力ではございますが、皆さま方の御指導、御協力を賜わりまして、重責を果たしてまいりたいと存じます。
よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行ないます。
本委員会の理事の数は五名でございますが、都合により、本日は三名選任し、あと二名につきましては後日指名することといたします。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告をいたします。
去る九月九日、中村利次君が委員を辞任され、その補欠として木島則夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
科学技術振興対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に参考人として日本原子力船開発事業団理事長佐々木周一君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題とし、原子力船「むつ」に関する件につ……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
まず、欠員中の理事二名の選任を行ないます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に岩動道行君及び中山太郎君を指名いたします。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についておはかりいたします。
科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十月十四日、中山太郎君及び高橋誉冨君が委員を辞任され、その補欠として熊谷太三郎君及び林ゆう君が選任されました。
【次の発言】 ただいまの委員の異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、この際理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任は、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に熊谷太三郎君を選任いたします。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十月十八日、向井長年君が委員を辞任され、その補欠として中村利次君が選任され、また二十一日熊谷太三郎君及び林ゆう君が委員を辞任され、その補欠として中山太郎君及び高橋誉冨君が選任されました。
また二十八日、船田譲君が議員を辞職され、その補欠として三十日西村尚治君が選任されました。
【次の発言】 ただいまの委員の異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、この際理事の補欠選挙を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いた……
○委員長(中尾辰義君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま皆さま方の御推挙によりまして、再び本委員会の委員長に選任されました。私、微力ではございますが、皆さま方の御指導、御協力を賜わりまして、重責を果たしてまいりたいと存じます。
よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行ないます。
本特別委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に岩動道行君、中山太郎君、辻一彦君、塩出啓典君及……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動につきまして御報告をいたします。
去る十三月十人目、高田浩運君及び西村尚治君が委員を辞任され、その補欠として、源田実君及び中村禎二君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事辞任の件につきましておはかりいたします。
去る二十三日、岩動道行君及び中山太郎君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につき……
○委員長(中尾辰義君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま皆さま方の御推挙によりまして、再び本特別委員会の委員長に選任されました。私、微力ではございますが、皆さまの御指導、御協力を賜わりまして、重責を果たしてまいりたいと存じます。
よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それではただいまから理事の選任を行ないます。
本特別委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に源田実君、中村禎二君、辻一彦君、塩出啓典君及……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨四十九年十二月二十八日、茜ヶ久保重光君、辻一彦君及び浜本万三君が委員を辞任され、その補欠として野々山一三君、山崎昇君及び志苫裕君が選任されました。
また本年一月二十四日、野々山一三君が委員を辞任され、その補欠として竹田現照君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任の件につきましてお諮りいたします。
ただいま御報告いたしました委員の異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、この際理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
科学技術振興対策樹立に関する調査のため、本日、全国電力労働組合連合会会長稲垣武臣君及び日本原子力船開発事業団理事倉本昌昭君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、手続等につきましては、委員長に御一任を願いたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題とし、昭和五十年度……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十八日、小野明君が委員を辞任され、その補欠として野々山一三君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
科学技術振興対策樹立に関する調査のため、本日、日本原子力船開発事業団理事長島居辰次郎君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題とし、原子力船「むつ」に関する件についての質疑を行います。 本日はお手元に配付のとおり参考人の方々の御出席を願っております。 参考人の方々には、御多忙中にもかかわらず御出席いただきましてまことにありがとうございました。 本日の委員会の進め方でありますが、まず大山参考人から「むつ」放射線漏れ問題調査報告書について十分程度御意見を伺いましてから各委員の質疑にお答えいただきたいと存じます。 それでは、大山参考人お願いをいたします。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第二三三号診療放射線技師に放射線取扱主任者の資格付与に関する請願外三十八件を議題といたします。
先刻理事会におきまして協議の結果、右請願三十九件は、いずれも議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものとすることに意見が一致しました。理事会申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○中尾辰義君 関連。 大臣にお伺いしますが、今度の補償の問題ですが、まだ的確には把握されておりませんし、新聞等には百億をオーバーするようなことが書いてある。いまあなたから御答弁がありましたように当然これは企業側が負担しなきゃならない。けれども、いま額の面からいってはたして三菱石油がそれを払えるのかどうか。あるいはまた今回の原因がはたしてどこにあったのか、施工の段階にあったのか、設計の段階にあったのか、基礎工事の段階なのか、タンク自体のいろんな欠陥があったのか、その辺がはっきりしないというと三菱だってはっきりできないというようなことを言っているでしょう。そうしますと、この問題は補償だって相当長……
○中尾辰義君 私は、繊維の問題につきまして若干お伺いをいたします。 今日の経済状態につきましては、先ほどからいろいろありましたように、非常に失業者も百万人以上を超えておりますし、倒産も相当な数にふえておるし、長年にわたる総需要抑制、金融引き締め作用によって景気が非常に冷え切っておる、こういう状態でありますが、その中でも繊維業界はもうこれは手のつけようのないようなひどい状況になっておることは、大臣も十分御承知だろうと思うわけであります。すでに業界におきましても、再三にわたる陳情等も来ておるわけですが、政府はいま繊維業界の現状をどのように掌握しておるのか、まずそこからお伺いしましょう。
○中尾辰義君 経企庁長官お見えになっておりますから、不況対策につきまして若干お伺いします。 大臣も十分御承知のとおりの経済状態でございまして、長期にわたる総需要抑制、金融引き締め等によりまして倒産、失業者が続出している。きのうはまた新聞情報では、一月度の鉱工業生産では戦後最大の落ち込みを示している、こういう状態であります。まあ政府も、さきに不況対策の案を一応発表なさったわけでありますが、年度末を控えまして、さらにまた三月は相当の失業者、倒産等も考えられるような非常に厳しい状況になっております。そういうことで、大臣の答弁につきましても、予算委員会の答弁等も新聞情報では心得ておりますけれども、改……
○中尾辰義君 今回の特許法の改正の一つの柱になっております、物質特許制度の導入ということがうたわれておるわけですが、この制度は、従来は特許法に取り入れられてなかったわけですが、今回始めて化学物質、医薬等初め、飲食物、嗜好物の発明についても特許を付与する、こういうことであります。これには審議会の答申もありますけれども、いろいろ問題があるように思われますので、若干お伺いしますが、今日までこの制度を採用しなかった理由は、わが国の化学工業、医薬工業、飲食品工業など、技術開発力あるいは国際競争力が弱かったためにこれらの技術を外国企業による特許の支配から保護しようとする立場によったものと思われるわけであり……
○中尾辰義君 私は、商標につきまして若干お尋ねいたします。 弁理士会の会長の小橋さんにお伺いしますけれども、今回の商標の改正は、累積しているこの商標出願を何とかもう少し審査期間を短くして整理していかなきゃならぬ、こういう趣旨でございます。それでこういう改正ができておりますが、一つは、今回の改定で果たしてこの法改正の趣旨というものが生かされるかどうか、こういう点につきまして、たとえば更新登録の場合、商標を使用してなければこれは削除される。それだったらもう新しく最初から出願したらどうだ、場合によっては連合商標を出願しておいたらいいじゃないか、こういうような対応策も考えられるわけですが、そうしたよ……
○中尾辰義君 商標につきましてお伺いをいたします。
今回の改正は、商標出願の急増に対処するために、その出願の前三年以内に使用されないものは更新登録をしない、こういうことでありますが、更新チェックによってどの程度の効果を予定しておるのか。更新出願の何%をこれによって拒絶でき得るのかですね。
さらに、現在更新出願は出願件数全体の何%ぐらいになるのか。また、更新率はどのくらいなのか。その辺をまず概括的にお伺いいたします。
【次の発言】 出願人は、この高い出願料あるいは登録料、手数料を払ってでも、いままで使ってない商標の出願をしてくるわけであります。それはそれなりに出願人にどうしてもその商標が必要……
○中尾辰義君 余り時間もありませんけれども、若干お伺いいたします。 この石油開発公団は四十二年の十月に設置をされまして、それからもう約八年間を経過をしておるわけですが、その間における業務の実績の概要をまず最初にお伺いをしまして、それから、今度の法改正はただいま趣旨説明がございましたけれども、不安定な世界の石油情勢のもとで自主的な石油供給源を確保する、こういうことで石油開発公団の機能の強化、あわせて五十四年度までの九十日分の備蓄の達成ということが大きな柱になっておるわけでありますが、四十二年に石油公団のいわゆる三〇%目標ですか、昭和六十年度までに所要原油の三〇%をわが国の企業の手で自主開発をす……
○中尾辰義君 渡辺総裁、ちょっと事務的なことですけれども、細かいことで恐緒ですけれども……。 いま金融のやり方で直貸しと代理貸しがある、こういうふうにおっしゃったんですが、直貸しの金額は、私の承っているのは二千万円以上ですか、それ以下はまあ地方銀行であるとか信用金庫の代理貸しであるとかいうようなことを聞いておるんですが、この代理貸しにつきましていろいろ批判もあるようでありますし、ちょっと承っておきたいんですが、どうも地方の中小公庫の支店に行くと、それはどうか銀行に行ってくれと、こういうお話がある。銀行に行きますというと、一つは、そこの銀行と取引の関係がなければなかなか非常に不利である。そんな……
○中尾辰義君 それじゃ、最初に砂糖取引所の問題についてお伺いをいたします。
砂糖は、四十九年三月十五日以来取引が停止をされまして、一年数ヵ月を経過して今日に至っておるわけでありますが、その経過措置につきましてまず最初にお伺いをいたします。
【次の発言】 砂糖相場が暴騰いたしまして、小売指導価格を行政介入で決められておるわけでありますけれども、現在はかなり下がっているように思うわけですが、それで行政介入となりますと、石油の問題でもそうでありますけれども、なかなかこれは弾力性がないわけでありまして、結局高値安定みたいになっておるわけですね。ですから、いつも消費者は高い物を買わされておる、こういう……
○中尾辰義君 最初に、福田副総理に若干景気問題でお伺いします。 いまも話がありましたが、三木内閣は社会的不公正を是正すると、これを最大の眼目として今日まで、経済統括の責任者として福田副総理を中心に、インフレ、物価を鎮静すると、これを最大の眼目にして今日までおやりになった。そのために、金融引き締め、総需要抑制というものが長期にわたってきたわけであります。私が申し上げるのは、インフレによる社会的不公正、これはまあ当然でありますが、一方におきまして今日のようにこのように非常に不況がありますというと、働く者は仕事がない、失業者が続出する、企業が倒産する、こういうことで、不況による社会的不公正というも……
○委員長(中尾辰義君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、再び本特別委員会の委員長に選任されました。私、微力ではございますが、皆様方の御指導、御協力を賜りまして、重責を果たしてまいりたいと存じます。
よろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本特別委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に源田実君、中村禎二君、杉山善太郎君、塩出啓典君及び小巻敏雄君を指名……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
科学技術振興対策樹立に関する調査のため、本日、日本原子力船開発事業団専務理事倉本昌昭君、動力炉・核燃料開発事業団副理事長瀬川正男君及び同事業団東海事業所再処理建設所長中島健太郎君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
科学技術庁設置法の一部を改正する法律案について、内閣委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
本日は、これにて散会いたします。
午前十時二十三分散会
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振
興対策特別委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
請願第二〇五七号診療放射線技師に放射線取扱主任者の資格付与に関する請願を議題といたします。
先刻理事会におきまして協議の結果、本請願は議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものと意見が一致しました。
理事会申し合わせどおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○中尾辰義君 景気問題につきましては、小柳君から質問がありましたので大体見解をお伺いしましたけれども、それで、中小企業庁長官もまた衆議院に行っておられますが、この第四次対策がスタートいたしましたけれども、御承知のように、非常に足どりが重い。倒産の方もかなりふえてきておりまして、従来の倒産というのは、放漫経営というか、本業以外に不動産なんか買って、そういったところで失敗したというような例もありましたけれども、最近の倒産は、いわゆる不況型といいますか、採算が悪化して企業がもたなくなった、そういうようなことが多発しているようでありますけれども、倒産の実情をちょっとお伺いしたいのですが。
○中尾辰義君 最初に、本論に入る前に一つお伺いしたいんですが、石油開発に関連をしてですが、例の一九六八年に、国連のエカフェ調査団が、日韓両国に隣接する海域を含めて東シナ海に豊富な石油資源が埋蔵されている、こういうふうに指摘をされておるわけであります。それに基づいてか、最近はいろんな新聞、雑誌等に、九州沖海底油田から石油が噴出した、こういうような記事であちこち出ておるわけですが、これが一体どうなっているのか、その辺まずお伺いしたいのですが。
【次の発言】 ですから、日本近海の東シナ海に大油田があるということは確認をされたといまおっしゃったんですが、それで、これは週刊誌ですけれども、こんな見出しで……
○中尾辰義君 私は今回の訪米議員団の一員といたしまして、ロッキード事件発端の一つであります米国の証券取引委員会のヒルズ委員長と会談をしてきたわけでありますが、その中でヒルズ委員長はこういうふうに言っているんです。「日本政府へ渡した資料はこれまでにSECが調べた約六千ページの資料のうち、関係者の供述書を含め二、三千ページである。外国政府高官への不正支払いを調べたものであり、贈収賄容疑を裏付けるのに十分値打ちのあるものだ」まあこういう発言をしているんですがね。そこで日本側は当然これは受け取ったと思いますけれども、その中に政府高官の贈収賄容疑を裏づける十分な資料が入っていることを法務大臣は報告を受け……
○委員長(中尾辰義君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、再び本特別委員会の委員長に選任されました。私、微力ではございますが、皆様方の御指導、御協力を賜りまして、重責を果たしてまいりたいと存じます。
よろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。
本特別委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に源田実君、中村禎二君、杉山善太郎君、塩出啓典君及び小巻敏……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨日、塩出啓典君、野々山一三君、山崎昇君、竹田現照君及び志苫裕君が委員を辞任され、その補欠として柏原ヤス君、阿具根登君、松永忠二君、赤桐操君及び森下昭司君がそれぞれ選任されました。
また、本日加藤進君が委員を辞任され、神谷信之助君が選任をされました。
【次の発言】 一言ごあいさつ申し上げます。
私、委員長在任中、おかげさまで大過なくその職責を果たすことができましたことは、皆様方の絶大な御支援と御協力のたまものと深く感謝を申し上げる次第であります。ここに厚くお礼を申し……
○理事(中尾辰義君) 科学技術振興対策特別委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き質疑を行います。
【次の発言】 ちょっと私からお伺いします。
いま柏原君の質問は、核燃料を最終的に、使用済み燃料を最終的に処理してプルトニウムが残るというんでしょう。プルトニウムの管理につきまして国民が不安を持っているから、どういうような管理をしておるかということですから、まだ動燃の方はいま試運転中ですけれども大体計画があるわけでしょう。その辺のところをもう少し国民が安心できるような答弁をしてもらいたい。何だか聞いていてはっきりしない。
【次の発言】 ついでにもう一つ聞きますけれども、当分の間は硝酸プルトニ……
○中尾辰義君 最初に、ロッキード献金関係について若干お伺いをいたします。 今回のロッキード事件に関する特使派米とその目的についてでありますが、去る四月三十日の閣議決定で斉藤特使をアメリカに派遣することになったわけです。その中に、「ロッキード事件をめぐる日本国内の実情を米側に説明し、」「相互の協力関係を増進する」云々と、こういうふうにあるわけですね。総理は、この日本国内の実情というものをどういうふうに把握されていらっしゃるのか。午前中の質問にもありましたけれども、いわゆる灰色高官を公表することについて刑事訴訟法の第四十七条をめぐって与野党に非常に意見の相違があるようでありますし、そういう点で、……
○中尾辰義君 最初に、国鉄財政問題について若干お伺いをいたします。 国鉄の財政再建に当たりまして、政府は再建対策要綱で五十一年度、五十二年度の二年間で収支均衡を図ると、こういうふうにしておるわけでありますが、しかし、五十一年度の計画を見ましても、なお四千九百四十億円の赤字が発生することになっておるわけですね。また、本改正案成立のおくれによりましても、その赤字額は相当大幅にふえるんじゃないかと、こういうことも予想されるわけであります。さらに、この過去債務対策を見ましても、政府は二兆五千四百億円のたな上げをするものの、五十一年度末にはなお五兆三千億円の債務を背負っておると、こういうことになるわけ……
○中尾辰義君 私は、放射性廃棄物の海洋投棄の問題について若干お伺いをしたいと思います。
その前に、放射性廃棄物の処理につきましては、従来高いレベルの廃棄物は政府が担当し、低いレベルのものは民間が処理すると、こういうような方針が打ち出されておったわけですが、今度民間の原子力関係では、原子力環境センターというのが設立をされることになって、昨日総会もあったわけですが、まずこの原子力環境センターの性格、業務、廃棄物の処理の方法、今後の計画、こういつた点について最初御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、原発はトイレのないマンションと、こういうふうにとやかく批判をされてきたわけでありまして……
○中尾辰義君 余り時間もありませんが、一番最初に繊維問題を少しお伺いします。
繊維業界が非常にいま景気の先行きに不安感が出始めておりまして、お先真っ暗な繊維業界というような見出しで大きく新聞でも取り上げられておるわけですが、ほかの産業に先駆けてことしは不況局面にある、一時は減産効果など順調な市況回復を見せていた、これは御承知のとおりであります。ところがまたここへきて、全くお先見当がつかないというような状況になっておるようでありますが、繊維不況の現況と見通しについて通産省はどう判断をしているのか、最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この構造改善の問題も非常に言われて久しい問題ですけれ……
○中尾辰義君 最初に竹島問題で若干お伺いをいたしますが、最近の報道によりますというと、韓国は、竹島に漁船退避所、船着き場、灯台、そういうものを造設するような方針で関係各省庁と協議を進めておりまして、近く具体的な措置がとられると、こういうような新聞情報もございますが、これは明らかに竹島の韓国領土であることを対外的に明確にして既成事実の固定化を図ろうとするものである、われわれはこう思うわけでございますが、外務省はどういうふうに情報をキャッチされていますか。
【次の発言】 竹島問題は、今日まで衆議院におきましても参議院におきましても議論もされておるわけですけれども、その外務大臣の答弁を見ましても、ど……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
私、このたび法務委員長に選任をされました。はなはだ微力でございますが、皆様方の御協力をいただきまして職責を全ういたしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 それでは、理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に大石武一君、八木一郎君、寺田熊雄君及び宮崎正義君を指名いた……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動につきまして御報告をいたします。
去る九月十九日、宮本顕治君が委員を辞任され、その補欠として上田耕一郎君が選任されました。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいまの上田君の高橋君の件につきましては、理事会で諮ります。
【次の発言】 理事会で検討します。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。
【次の発言】 委員の異動について報告をいたします。
本日、鳩山威一郎君が委員を辞任され、その補欠として北修二君が選任されま……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告をいたします。
去る九月の二十二日、上田耕一郎君が委員を辞任され、その補欠として宮本顕治君が選任されました。
また、九月の二十四日、北修二君が委員を辞任され、その補欠として鳩山威一郎君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りをいたします。
本委員会は、今期国会におきましても検察及び裁判の運営等に関する調査を行うこととし、そのむねの調査承認要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨二十六日、宮崎正義君が委員を辞任され、その補欠として中野明君が選任されました。
また、本日、吉田忠三郎君が委員を辞任され、その補欠として目黒今朝次郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
去る十月三十一日、中野明君が委員を辞任され、その補欠として宮崎正義君が選任されました。
また、去る二日、宮崎正義君が委員を辞任され、その補欠として中野明君が選任をされました。
また、本日、宮本顕治君が委員を辞任され、その補欠として神谷信之助君が選任をされました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨十六日、神谷信之助君が委員を辞任され、その補欠として宮本顕治君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
航空機強取等防止対策を強化するための関係法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日、参考人として日本航空株式会社常務取締役手塚良成君の出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 航空機強取等防止対策を強化するための関係法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
航空機強取等防止対策を強化するための関係法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、案納勝君が委員を辞任され、その補欠として安永英雄君が選任されました。
また、本日、鳩山威一郎君及び藤田正明君が委員を辞任され、その補欠として林寛子君及び堀江正夫君が選任されました。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
まず、政府から両法案の趣旨説明を聴取いたします。瀬戸山法務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後三時二十二分散会
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会をいたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨七日、宮本顕治君が委員を辞任され、その補欠として佐藤昭夫君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、検察及び裁判の運営等に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定します。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
佐藤昭夫君が委員を辞任され、小巻敏雄君が委員に選任されました。
【次の発言】 継続、審査要求に関する件についてお諮りいたします。
裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、閉会中もなお審査を継続することとし、両案の継続審査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
小巻敏雄君、中野明君、加瀬完君、河野謙三君、安井謙君が委員を辞任され、佐藤昭夫君、宮崎正義君、熊谷太三郎君、片岡勝治君、江田五月君が委員に選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に宮崎正義君を……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
宮崎正義君、橋本敦君、宮本顕治君が委員を辞任され、白木義一郎君、内藤功君、沓脱タケ子君が委員に選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員異動に伴い、現在理事が二名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に山本富雄君及び白木義一郎君を指名いたします。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
沓脱タケ子君、浜本万三君、白木義一郎君が委員を辞任され、橋本敦君、阿具根登君、宮崎正義君が委員に選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に宮崎正義君を指名いたします。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
去る二日、内藤功君が委員を辞任され、その補欠として宮本顕治君が選任されました。
また、去る十三日、高橋誉冨君が委員を辞任され、その補欠として塩見俊二君が選任されました。
【次の発言】 集団代表訴訟に関する法律案を議題といたします。
発議者宮崎正義君から趣旨説明を聴取いたします。宮崎正義君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
去る二十四日、上田哲君が委員を辞任され、その補欠として小谷守君が選任されました。
また、昨二十七日、円山雅也君が委員を辞任され、その補欠として柿沢弘治君が選任されました。
【次の発言】 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御発言もなければ質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それではこれより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
去る三月二十八日、柿沢弘治君が委員を辞任され、その補欠として円山雅也君が選任されました。
また、昨十日、宮本顕治君が委員を辞任され、その補欠として下田京子君が選任されました。
【次の発言】 刑事補償法の一部を改正する法律案及び仮登記担保契約に関する法律案の両案を議題といたします。
まず、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。瀬戸山法務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
両案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十二日、熊谷太三郎君及び下田京子君が委員を辞任され、その補欠として玉置和郎君及び内藤功君が選任されました。
【次の発言】 刑事補償法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は本日はこの程度といたします。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度といたします。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十四日、内藤功君が委員を辞任され、その補欠として宮本顕治君が選任されました。
また本日、玉置和郎君が委員を辞任され、その補欠として熊谷太三郎君が選任されました。
【次の発言】 刑事補償法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告をいたします。
本日、宮本顕治君及び上條勝久……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十一日、佐藤昭夫君及び鈴木正一君が委員を辞任され、その補欠として宮本顕治君及び上條勝久君が選任されました。
【次の発言】 仮登記担保契約に関する法律案を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する本日の審査はこの程度といたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後三時散会
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、宮本顕治君が委員を辞任され、その補欠として沓脱タケ子君が選任されました。
【次の発言】 仮登記担保契約に関する法律案を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
仮登記担保契約に関する法律……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十八日、上田稔君が委員に選任されました。
また、沓脱タケ子君が委員を辞任され、その補欠として宮本顕治君が選任されました。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後四時三十五分散会
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
新東京国際空港の安全確保に関する緊急措置法案について、運輸委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 人質による強要行為等の処罰に関する法律案を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に寺田熊雄君を指名いたします。
【次の発言】 逃亡犯罪人引渡法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
竹内潔君、上條勝久君及び塩見俊二君が委員を辞任され、初村滝一郎君、後藤正夫君及び山東昭子君が委員に選任されました。
【次の発言】 逃亡犯罪人引渡法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の質疑は前回終局しておりますので、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
逃亡犯罪人引渡法の一部を改正する法律案を問題に供します。本案に賛成の方の挙手を願います。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る七日、堀江正夫君、後藤正夫君及び山東昭子君が委員を辞任され、その補欠として熊谷太三郎君、上條勝久君及び塩見俊二君が選任されました。
【次の発言】 民事執行法案及び司法書士法の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
まず、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。瀬戸山法務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
両案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後二時二十五分散会
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
本日、小谷守君が委員を辞任され、その補欠として矢田部理君が選任をされました。
【次の発言】 民事執行法案及び司法書士法の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度といたします。
午後一時三十分まで休憩いたします。
午前十一時四十五分休憩
【次の発言】 ただいまから法務委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
民事執行法案及び司法書士法の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
本日、熊谷太三郎君が委員を辞任され、その補欠として竹内潔君が選任されました。
【次の発言】 両案のうち、司法書士法の一部を改正する法律案についての質疑を終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もないようでございますか……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、検察及び裁判の運営等に関する調査を行うこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。
先般、本委員会が行いました委員派遣につい……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、初村滝一郎君が委員を辞任され、その補欠として林寛子君が選任されました。
【次の発言】 民事執行法案、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
民事執行法案は前国会において趣旨説明を聴取しておりますので、これを省略し、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案について、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。瀬戸山法務大臣。
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず委員の異動について御報告いたします。
昨十一日、塩見俊二君が委員を辞任され、その補欠として内藤誉三郎君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、検察及び裁判の運営等に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○中尾辰義君 最初、経済成長に関して若干お尋ねいたします。
大平内閣発足早々に今年度の七%成長達成という看板をおろして、五十三年度の成長率見通しを六%へ下方修正を行ったわけであります。五十二年度においても前福田総理は六・七%の成長を内外に公約しながら、実際は五・六%の成長となっている。こういうことで欧米諸国の対日批判、対日不信を招いておるわけでありますが、小坂経企庁長官、江崎通産大臣は今年度の七%成長が達成できなかった理由はどういう点にあるのか、どういうふうにお考えになっているのが、まあその辺からお伺いしましょう。
【次の発言】 六%の成長ということですが、内需の方は順調に伸びている、大体八……
○中尾辰義君 私は、法案に入る前にちょっと織物業界の当面する諸問題につきまして若干お伺いをいたしたいと思います。 まず、公正取引委員長にお伺いをいたしますが、絹織物の原産国の表示について、これは昭和四十八年十月十六日の公正取引委員会告示第三十四号、商品の原産国に関する不当な表示の運用細則、この細則が施行されたときと、それから六年後の今日とは絹織物につきましては実情が適応しないのではないか、むしろこれは改正の要があるんじゃないかと、こういうことを考えながらまずお伺いしたいんですが、この運用細則によりますと、原産国とは織物の場合は「製織後染色するものにあっては、染色。」と、こういうふうにあるわけ……
○中尾辰義君 大変きょうは御苦労さまでございます。
現在のこの構改法によりまして、今日まで五年間、知識集約化ということを目標にして構改法が実施されてきたわけですが、その進捗状況は、ただいま承わったように余りばっとしない。数字的には計画の承認件数は五十六件となっておりますが、これは各業界ごとには数字的にどうなっておりますかな。それをまず最初にお伺いしたいんですが。各自ひとつ自分の業界の方を述べていただきたい。まず衣料縫製の方から。
【次の発言】 いや、あなたの衣料縫製の業界で何件できたか。
【次の発言】 この五十六件の内訳を聞きたいんです、私は。
○中尾辰義君 本案につきましては同僚委員から大体質問もありましたので、私は産地振興のためのいろんな要望等も交えまして具体的問題についてお伺いしたいと思います。
そこでまず、産地が新技術の開発、新商品の開発等、振興計画に取り組むためには、たとえば京都の丹後織物工業組合のように、その前提として生産調整と過剰設備の処理による産地全体の減量が必要になっているわけであります。こうした当面の対策と、今回の産地振興対策の推進をどう調整していくのか、この辺ひとつお伺いします。
【次の発言】 そこで、新技術の開発は産地組合だけの力で取り組めるものは少ないわけでありまして、先ほど申し上げました丹後織物工業組合で……
○委員長(中尾辰義君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、初村滝一郎君、上條勝久君、藤川一秋君及び山本富雄君が委員を辞任され、その補欠として佐々木満君、金井元彦君、宮田輝君及び平井卓志君が選任されました。
また、去る二十一日、八木一郎君が委員を辞任され、その補欠として亀井久興君が選任され、昨二十二日、亀井久興君及び宮本顕治君が委員を辞任され、その補欠として八木一郎君及び内藤功君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員異動に伴い、現在理事が二名欠員となっておりますので、この際、理事の補……
○中尾辰義君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中尾辰義君 私は、委員長に森下泰君を推薦することの動議を提出いたします。
○中尾辰義君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中尾辰義君 午前中に大分石油の需給の見通しとかいろいろ物価問題等ございましたので、私は石油の流通問題と関連をいたしまして、公取委員長に少し独禁法の立場からお伺いをいたしたいと思います。 公取委員会は、最近、新聞報道等も見てますが、流通対策室を設置をすると。それで、石油製品あるいは家電の流通問題にメスを入れていることにつきましては私ども承知をいたしておるわけであります。石油製品の流通につきましては、現実に多くの問題が生じておる、これはけさほどの質問でも具体的な問題でも出ておりますが、そこで、新聞報道では、石油製品については年内にも中間報告をまとめる、こういうような報告が出ておりますが、公取委……
○中尾辰義君 私は、三十分しかありませんので、主として電力問題につきましてお伺いしたいと思います。 その前に、いま御質問がございました長期エネルギー需給暫定見通しにつきましては、全く私も同感でございまして、政府の答弁を聞いておりますと、まさしくこれは昭和六十五年の石油依存率を五〇%に引き下げることを内容として、しかも東京サミットでわが国の石油輸入量を抑えられたために無理してつくったような見通しの案じゃないか、こういうふうに思うのですが、そういうことを政府に答弁せよと言っても無理でございますので、大体そういうところで理解しておきますが、電力に関係のある石油の問題だけ一点お伺いしておきますが、こ……
○中尾辰義君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中尾辰義君 最初に法務大臣にお伺いしますが、今回のK・ハマダ賭博事件が起きて、国民の政治不信を招いたことに対しまして、大臣として、また自民党の党員としてどのように責任を感じておられるか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それでは、大臣、あなた御自身の立場から、浜田幸一氏が野党がこぞって証人喚問の要求をしている最中にヨーロッパに行かれたことをどう考えられておるのか。また、証人喚問要求に対する御見解をどうお持ちですか、法務大臣として、お伺いします。
【次の発言】 もう一つ、証人喚問に対する御見解。
【次の発言】 それじゃもう一つお伺いしますが、大臣は、裁判の経過及び検事調書から浜田氏と……
○中尾辰義君 私は、最初に貿易問題につきまして若干お伺いをいたします。 わが国の国際収支は五十三年の大幅な黒字から、このころは大体百六十五億ドルぐらいの外貨準備があったと思いますが、黒字基調だったと思いますが、それから一転いたしまして五十四年は赤字がとうとう出てきました。ということで今後はどうなるか、それはわれわれが最も心配しているところでありますけれども、輸出はこれは円安による価格競争力の改善、あるいはまた国内景気のスローダウンによる企業の輸出意欲の高まり、こういうことで増勢に転ずると思われるわけでありますが、一方輸入も、これは輸入原価の上昇から引き続き高水準に推移するんじゃなかろうか、こ……
○中尾辰義君 最初に中小企業金融の現状につきまして二、三お伺いをいたします。
中小企業をめぐる金融情勢につきましては、政府の金融引き締め政策が強化される中で選別融資も厳しくなり、逼迫の度合いを強めているわけでありますが、最近の中小企業金融の現状、また五十四年度の中小企業三機関の融資状況はどうなっているのか、それをお伺いします。
【次の発言】 最近の中小企業金融の現状と、それから五十四年度の三機関の融資状況。
【次の発言】 いま答弁をお伺いしましたが、この五十四年度の上半期の設備資金は好調に伸びておるようでありますが、その反面に運転資金の需要が余り伸びてないというのはどういうわけなのか、どのよ……
○中尾辰義君 最初に、通産大臣にお伺いいたします。 今度の中小企業事業団は、現在ある中小企業振興事業団と共済事業団を統合して設立されると。そこで政府の説明は、効率的で強固な一体的な体制のもとに、中小企業の振興や経営の安定等を図るために設立をすると、こういうふうに説明があるわけですが、実際には今度の政府の行政改革の面で新しい新エネルギー総合開発機構、これを通産が設立をする見返りとしてこの二つの事業団が統合された、こういうふうにこれは報道もされております。そこで通産省としては不本意ではあったでしょうけれども、ともかく統合して新しい事業団ができる以上は、これは強固な法律的な体制でやっていく責務があ……
○中尾辰義君 私は、土地問題につきまして若干お伺いをいたしたいと思います。 まず、国土庁長官並びに建設大臣に最初に所感をお伺いしておきますが、最近の土地価格の上昇には全く目をみはるものがございます。国土庁の国土統計による全国市街地価格指数と日銀卸売物価指数と比べてみましても、昭和三十年三月で両者の指数を一〇〇といたしまして、約二十年後の五十三年三月はどうなっているか。これは卸売物価指数で一九〇・六、ところが一方、市街地価格指数は実に驚くなかれ二八四七の数値を示しておるのであります。市街地価格は卸売物価の約十五倍、こういうふうになっておりますが、すでにもう土地価格は庶民の手が届かないところに上……
○中尾辰義君 私は、最近の魚の価格の動きにつきましてまず最初にお伺いをいたします。
最近の多獲性魚、アジ、サバ、イワシ、サンマ等の価格はどういうような推移をたどっておるのか。また遠洋物のカツオ、マグロ、さらにはノリ、ワカメ等、どのように推移しているか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 大体承りましたけれども、一般消費者から見る限り、これは素朴な意見かしりませんけれど、政府の魚価対策は、最近のかずのことかマグロの買い占め空売りに見られるように、野放しというような事態が続いているように思われるわけであります。全部じゃありませんけれどね。そこで政府の魚価安定対策はいかなる役割りを果たすことを……
○中尾辰義君 最初に外務省にお伺いいたします。 今回のイラン・イラクの紛争につきましては、わが国が大きく依存している中東油田地帯における紛争でありますので、われわれも非常にその成り行きにつきましては重大なる関心を持っておるわけでございます。先ほど現状と見通しみたいなものをお伺いしたんですけれども、これは最初は、新聞情報等によりますと案外短期間で終わるんじゃないかと、こういうような記事も出ておったわけですが、最近はまた、どうも長期化の方向にいくおそれがある、こういうような見通しのようでもありますけれども、この問題非常に歴史的な複雑な背景もございまして判断もむずかしいでしょうけれども、外務省はこ……
○中尾辰義君 私は、行政改革に対する基本的な問題につきまして、中曽根長官に若干お伺いをしたいと思います。 最初に、鈴木内閣が発足をいたしまして中曽根さんが行政管理庁長官に就任されたわけでありますが、去る九月の十二日の閣議において、長官から「今後の行政改革に関する基本的な考え方」、これが説明をされておりますが、この内容は後で聞くことにいたしまして、せっかく鈴木総理大臣に嘱望をされて行管の長官に就任をされた。それだけ非常にこれは大事な問題でありまして、財政再建の点からいっても最大の政治課題でもあるわけでございますので、長官の行政改革に対する基本的な見解と決意をお伺いしたいと思います。
○中尾辰義君 武田さんにお伺いしますが、質問が重複するかしれませんけれども、今度の法案をこの委員会で審議をしておるわけでありますが、政府側の答弁を聞いておりますと、今度の地方ブロック機関の削減につきましても、いろいろと各省庁間のバランス、地域的なバランスも考え、地方の局が支局あるいは部になりましても、従来持っておりました局長の権限というものを省令その他の内部の規程によって部長なり支局長に委任できるんだから権限はほとんど変わっていない、住民サービスも変わっておりませんと、ただ、もうこれから局でやらなきやならないのは統計とか調査とか、そういうものは局でやるけれども、だから決して住民の皆さんには御迷……
○中尾辰義君 今度の改正法案は、厚生年金法の改正に伴っていわゆる通年方式の定額部分の額の引き上げ、それから通算退職年金の定額の引き上げ、さらに厚生年金にならい最低保障額の引き上げと、この三つが大体大きな柱になっておるわけでございますが、そこで、本案が成立した場合にいわゆるこの通年方式による再計算が行われるわけでありますが、これで二、三、ちょっと聞いてみたいんですが、現在、この年金額改定事務はコンピューターでやられておるわけですけれども、本案が成立後再計算のための改定作業時間はどの程度要するのか。 それから、今回の改正による改定年金額が十二月の支給月に支給することができるのかどうか。さらに、本……
○中尾辰義君 最初に、F15戦闘機の欠陥問題につきまして若干お伺いをしたいと思います。
この問題も今日まで再三国会におきましても問題になったわけでございますが、その後F15戦闘機の欠陥問題がどういうふうに改善をされたのか、そういう観点から少し明らかにしておく必要がありますので、お伺いをしたいと思います。
まず最初に、F15戦闘機の調達計画はどういうふうになっておるのか、さらに五十五年度の予算、それから五十六年度予算等はどうなっているのか、まず最初これをお伺いします。
【次の発言】 百機にならぬよ。トータルで幾らですか。
【次の発言】 それでは、欠陥問題は、暴露されました経過をたどって振り返……
○中尾辰義君 最初に、新エネ機構の大永副理事長にお伺いいたします。 新エネ機構も新しいエネルギーの開発ということを大きく期待されてスタートしたわけですけれども、そこで二、三お伺いしたいのです。基本的な問題です。 政府が発表いたしました「長期エネルギー需給暫定見通し」、総合エネ調の答申に基づくものでございますが、その中で、新エネルギーその他で昭和六十五年度で三千八百五十万キロリットル、これは全エネルギー構成比の五・五%、七十年度で六千百万キロリットル、全エネルギーの構成比の七・六%、こうなっておりますが、この暫定見通しにつきましても当委係員会で何回も議論があったのですけれども、この達成につい……
○中尾辰義君 最初に、原発の参考人の方にお伺いします。 今回の原電敦賀発電所の事故につきましては、その安全管理体制がいかにいいかげんであったかということを、いろんな新聞の報道等におきまして私は憤りを感ずるわけでございます。 そこで、時間がありませんので要点をひとつお伺いしたい。本当は会社側の責任を、これは国民の前にどのような気持ちでおわびをするのか、それを聞きたかったんですけれども、時間がありません。先ほどちょっと質問がありましたので、それで了解します。 次に、事故の報告体制ですね、これが一体どのようになって、どういうふうに上司の方にいくのか。ことしの一月には二度の事故があった。これも全……
○中尾辰義君 最初に、天野参考人と高木参考人にお伺いします。 今回の敦賀発電所事故の教訓として教わったことは、原子炉の本体は非常に厳しい厳重な放射能漏れの防護対策があるわけですけれども、それに比べて廃棄物の処理を軽視する傾向が指摘されておるわけでございます。 そこで、廃棄物の処理問題につきましては皆頭を抱えておるようでございますが、この廃棄物の処理、処分技術ですね、この技術が非常に未確実で危ないという声もあるわけでございますが、原発の増設に伴って廃棄物の発生量もだんだんふえてまいるわけでございます。そこで、わが国のこの面での技術はどの程度進んでおるのか。 それから、廃棄物対策は十分信頼が……
○中尾辰義君 最初に法務省にお伺いをいたしますが、最近中小証券会社の乱脈経営等を原因とする倒産事件があちこち起こっておるわけであります。破産、会社更生事件等倒産事件がこうして近時増加の傾向をたどっておることは非常に憂慮にたえない事態でありますが、それに関連する一般小口の投資債権者の被害、これが非常に影響するところ甚大でありまして、最近京都におきましては、これは本年二月ですが、高木貞証券会社の倒産をめぐりまして、多数の被害者が債権の回収不能による損害賠償請求を、国、つまり代表者たる法務大臣を被告として提起をしたようでございますので、この請求の趣旨と原因につきまして、概略でいいですから説明を願いた……
○中尾辰義君 最初に、日米共同声明に関しまして外務省、防衛庁に若干お伺いしたいと思います。 今回の日米共同声明の第八項はいわゆる役割りの分担、ここに書かれておることは、非常に内容的に日本の防衛政策上画期的な事柄であると思うわけでございます。そこで、これは、この共同声明が発表されるまでに当然国防会議、少なくとも総理提唱の総合安全保障会議ぐらいは開かれて、そこで得られた結論としてこの共同声明に盛られるべき筋合いのものではなかったか、こういうふうに思うわけでございます。 そこで、防衛庁長官はこの声明を発表する前に総理とどの程度意見交換をされたのか、また防衛事務当局は外務省や内閣官房とどのぐらいの……
○中尾辰義君 最初に、いまもいろいろと質問がございましたが、今回の米原潜の衝突事件につきまして、まずこの事故の原因、ここからお伺いしたいと思います。 今回の原因を把握することは非常にむずかしいということはわからぬでもないわけでありますけれども、少なくとも幾つかの推論を立てることは可能じゃないかと、こういうことでお伺いしますが、まず最初に、米原潜ジョージ・ワシントンが操縦系統の故障によって、一時的にせよ操縦不能となって衝突の回避ができなかったと、こういうようなケースはどうだろうか。 あるいはまた、同じくセンサー、つまりレーダーないしソナーの故障によって海上の日昇丸の存在が確認できずに浮上して……
○中尾辰義君 最初に、長官と人事院にお伺いします。 まず、恩給額改定の基礎であります国家公務員給与のベース改定についてお伺いしますが、最近の新聞報道によりますと、経済団体連合会が強力な行政改革を推進させるために、財界の行政改革に関する懇談会で独自の行革案をまとめ、正式に提案するようでございます。その中の一項目に、五十六年度のベースアップの見送りと、こういうことが盛り込まれておるようでございます。さらには自民党の中でも、各種の補助金カットなどが行われる場合には、人事院勧告による公務員給与ベースアップ凍結を強硬に主張していくと、こういう方針を固めたというふうに新聞報道で出ておりますが、これに関し……
○中尾辰義君 最初に行管庁にお伺いしますが、先ほどからいろいろと五つの共済年金の財政事情等の御答弁も聞いたわけでございますが、そこで各大臣のお答えも今後こういうのをどうするかということでしたが、せっかく行管庁お見えになっていますから、行政の簡素合理化、これは行政改革の大きな柱でもありますし、こういった共済年金のばらばらの状態を行管庁としてはどうお考えなのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いずれにしても、これは行管庁の一存ではいかないと思いますし、きょうはその程度にしておきます。
次に、共済年金制度の性格につきまして少しお伺いしたいと思いますが、この年金制度の法的根拠は国家公務員……
○中尾辰義君 防衛庁長官が退席をされるそうでありますので、その前に若干お伺いします。 今回起こりました秋田沖のはえなわ事件につきましては、ただいま同僚議員からもいろいろございましたが、とにかく自衛隊の姿勢に非常にこれは問題があると私は思うのでございます。言うなれば、最近におけるソ連の脅威論を必要以上にあおった東西関係の緊張、これに便乗した形の軍事的傾斜、民生の軽視と、こういうような防衛庁の姿勢に非常に問題があるんじゃないかと、それがこういうような事故を起こしたというようなことに原因があると、私はこういうふうに思うんですが、これはあえて言い過ぎた言葉じゃなかろうと思いますが、長官はどう思います……
○中尾辰義君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中尾辰義君 この法案は、御承知のとおり、前国会の衆議院におきまして公明党、民社党の要求によりまして一部修正をされてきた法案でございますが、その原案の修正内容は、施行期日を九ヵ月おくらせる、そして五十七年の一月一日からこれを実施するとともに、減額の率、これを経過措置として原案の二年から三年に延長する、そういうことになっておるわけでありまして、わが党もこれは賛成の立場に立っておるのでございます。しかしながら、退職手当の算定は最終俸給月額が基礎となっておるのでございまして、その意味におきまして、質問の順序として、去る八月の七日に出された給与勧告の取り扱いがいまだ決まっておらない、この点は非常に遺憾……
○中尾辰義君 総理にお伺いしますが、きょうの新聞報道によりますと、鈴木総理は、今後の財政運営に関連して、臨時行政調査会に対して、一つは財政再建期間中は大型間接税を導入するような大規模な新税の創設はしないと。二つ目は、来年の夏の答申の中で五十八年度予算案編成にかかわる歳出歳入策に触れても差し支えない、こういうような意向が伝えられていることが明らかになった。これは朝日新聞ですが、そういうような記事が出ておるわけです。 そこで、お伺いしますけれども、先国会あるいは今国会におきまして、いままで国会における総理の答弁の中で、昭和五十八年度以降財政再建中は財政運営方針については増税なしともあるとも明確な……
○中尾辰義君 最初に、最近のエネルギー問題と石油の見通し等につきましてお伺いをいたします。 最近のエネルギーの事情は、世界的に石油の需要が低迷をし、産油国側も生産の削減、これは四月からのOPEC全体の生産量上限は一日当たり千七百五十万バレルにすることを三月二十日の臨時総会で決定したわけでございますが、こうした原油生産の引き下げなどでこれに対応しようとしており、石油は世界的にだぶついておる状況にあるわけです。これは石油の価格が高騰し過ぎ、主要先進国が脱石油化あるいは省エネルギーの推進等に努めたこと、また世界的な景気の停滞でエネルギー需要が伸びなかったこと、こういうことが背景にあろうかと思うわけ……
○中尾辰義君 質問が若干重複するかもしれませんけれども、重ねて御答弁願いたいと思います。
さきの提案理由にもございましたように、わが国の人口動向は、高齢化が急速に進んで高齢化社会への移行が本格化しつつあることはそのとおりでございますが、そのことは当然わが国の労働人口の高齢化をもたらすということになるわけでございます。そこでお伺いしたいのは、今後における五年後、さらに十年後のわが国の労働人口がどのような高齢化傾向をたどっていくのか、また労働省はどのように予測を立てておるのか、その辺のところをまず。
【次の発言】 次に、労働大臣の私的諮問機関である雇用政策調査研究会が昨年の六月にまとめました「労……
○中尾辰義君 まず最初に、この法案の提案理由を読みますと「電気通信は、近年におけるわが国社会の情報化の進展に伴い、国民生活及び国民経済に大きな影響を及ぼすようになり、」、このように出ておるわけです。これは御提案のとおりに、最近の電気通信の発展には目覚ましいものがあるわけでございまして、東京の二十三区でも家庭でテレビを見ながら買い物ができるというようなキャプテンシステムの実験研究をしていると、こういうことも聞いておるわけですが、今後この電気通信はどのように発展をしていくのか、それが国民生活にどのような影響を与えていくようになるのか、郵政省の描く将来の展望について説明をしていただきたい。
○中尾辰義君 最初に、恩給改善の基礎となっております公務員給与のベース改定につきまして総務長官にお伺いしますが、昨年の人事院勧告は、御承知のように財政状況あるいは臨調の第一次答申を反映いたしまして一部不完全実施になったわけですが、本年の人事院勧告に対する政府の姿勢、取り組み方、こういう点につきましてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 再度お伺いしますが、人事院勧告が本年も昨年に続いて不完全実施になる、そういうことになりますと、これはいままでの安定した労使関係あるいは公務の能率性等を阻害しかねない、こういったような問題が出てくるわけでして――それだけではございません。公務員の例の労働基本……
○中尾辰義君 最初に、大蔵大臣にお伺いしますが、今度の国家公務員共済年金並びに公企体の共済年金、これに対しましてはわれわれといたしましては従来はずっと賛成の態度で来たわけですけれども、今回は残念ながらこれに賛成するわけにまいらない。 法案の内容につきましては、退職年金等の算定の基礎となっている俸給を昭和五十七年五月から平均五%引き上げる。これはいいといたしましても、そのほかいろいろ問題点があるわけですので、最初に、例年の改定時期が四月であったわけでありますが、今回五月実施になったこと、これについてはただいまも質問あったのですが、これは福祉切り捨てじゃないか、全く私どもも同感でございまして、国……
○中尾辰義君 最初に、伊藤長官の発言問題につきまして、先ほどから山崎君からもあなたの失言問題、暴言問題に対しまして厳しく反省を求める追及の質問があったわけですけれども、私も非常にこれは遺憾に思うわけでございます。あなたの発言は国民を侮辱し、国会審議を批判する、そのことにおきましてこれはシビリアンコントロールをないがしろにする、そういう非常に危険性を含んでいる、そういう点にあなたが気がつかなきゃならない。 さらに、これも先ほどありましたけれども、一億一千七百万人の連帯を結ぶ糸は防衛でなければならない、こういうことは、これも問題なんですよ。これは国民連帯の手段として防衛を利用する、そういうことに……
○中尾辰義君 それでは最初にお伺いしますが、今度の原油価格の値下げは一般的にはわが国経済に好影響をもたらす、こういうふうに考えられておりますが、通産省は三月の十五日に、原油価格値下げに伴う国内外経済への影響、こういう見解を発表されております。この中で、基本的には原油価格の引き下げは輸入物価の低下を通じて国内物価の安定による実質所得の増加が期待される、これによって個人消費、設備投資等にも好影響を与える、それから、一九八三年で実質経済成長率を〇・二から〇・三程度押し上げる、卸売物価を一・四から一・六低下をさせ、貿易収支を四十四億ドル程度改善させる、こういうふうに言っておるわけです。しかしながら、国……
○中尾辰義君 最初に裁判費につきましてお伺いいたしますが、五十八年度の予算の明細書には、裁判費が七十九億八千百万と、こういうふうに計上されておるんですが、前年度と比べてどうなっているのか、まず最初にお伺いいたします。
【次の発言】 金額では幾らになっていますか。
【次の発言】 三億余と言っても、説明書では裁判費につきましては「二億五千八百四十八万円が増加し、」と、これでいいんですな。
【次の発言】 そこで、お伺いしますけれども、裁判の費用はこれは裁判運営にかかわる重要な項目であるというふうに思っているわけですが、この裁判費が昭和五十五年、五十六年度の決算において相当な不用額が計上されております……
○中尾辰義君 最初に刑務所における不祥事件に対する法務省の対応につきましてお伺いをしたいと思います。 昨年は刑務所不祥事件がずいぶん起こったわけ ですけれども、事もあろうに福岡の刑務所の中で散弾銃を密造した、こういう事件もありましたし、また府中刑務所の覚せい剤の持ち込み等々刑務所をめぐる不祥事件や疑惑事件が、マスコミに報道されておったわけでありまして、このことは参議院の決算委員会におきましても、昨年追及されたわけですけれども、これは非常に重大な問題でありますし、まずこの問題について法務大臣の所感をお伺いしたいと思います。 それと、決算委員会におきまして、前田刑事局長は、関係者の中には所在不……
○中尾辰義君 それじゃ二、三お伺いをいたします。
政府は昭和四十三年に第一次定員削減計画を実施して以来、今日まで六次にわたってやっておるわけですね。それで、裁判所としては、この政府の定員削減計画に対してどの程度協力をなさっているのか、その基本的な姿勢と、第一次から第六次までのそれぞれについての削減の実績をお伺いいたします。
【次の発言】 それでは、今度は裁判官の増員につきましてお伺いしますけれども、この過去の裁判官の増員計画を見てみますると、四十年代の前半は判事を増員して、四十五年度から五十三年度までは判事補を増員をし、五十四年度以降は今度はまた判事を増員してきていると、こういう実績でありま……
○中尾辰義君 最初に今度のマンション法の改正案をまとめるに当たりまして、法制審議会の民法部会は昭和五十四年から改正審議を行ってきたということでありますが、その中で特に議論が多かった点はどういう点があったのか。
それから昨年の七月に要綱の試案を公表し、各界の意見を検討したということでありますけれども、その場合にもどういう意見が多かったか、説明をしてください。
【次の発言】 それで、第二十二条で専有部分と敷地利用権の一体化の原則を定めておるわけですけれども、これは民法が建物と土地を別個の不動産としていることの大きな例外となるわけでありますが、そこでこの原則は、敷地利用権は専有部分に附属するものと……
○中尾辰義君 最初に、共用部分についてお伺いいたしますが、建物の修理または改築につきましてどの程度のものが共用部分の変更、つまり第十七条ですな、これに当たるのか。またどの程度のものが共用部分の管理となるのか。その辺のところをわかるようにひとつ説明してください。 それから、これは金額で基準が決まるのか。合計金額ないし一人当たりの費用負担額がどのくらいとか、そういうめどがあるのか、その辺のところについて。なぜ私がこれを聞くかと言いますと、共用部分の変更の場合は、議決権の四分の三があればいいが、しかし、管理の場合は過半数となっておりますので、お伺いしておきます。
○中尾辰義君 国権の最高機関である国会におきまして、昨年のああいったような不祥事件が起こりましたことは、私も非常に遺憾に思っておるのであります。しかしながら、それかといって直ちに立法措置を講ずるようなことはいささか穏当を欠くのじゃないか、不穏当ではないか、このような考えのもとに先般来の論議を伺っておるのでありますが、その中心点は、国会周辺の静穏を保つ上において現行法規がある、現行法規が道交法なり都の公安条例なりあるにもかかわらず、こういったような新しい法案を出した、そこに不満があるように思うのであります。そこで、この都の公安条例につきましても、田畑委員からずいぶん質問も出ておりますので、実は私……
○中尾辰義君 私は四点についてお伺いしたいと思います。一千億社会保障のスローガンも、結局は公共投資あるいは減税等に圧迫されまして、まあ第三位、オリンピックでいえば銅メダルをどうにか獲得した、こういったような工合になるわけでございますが、それでもどうにか六百二十九億九百万の増を厚生省予算として示しておりますし、この約六百億の予算が低所得者にどのようにプラスになったか、こういう観点から若干お伺いいたします。 まず、国民健康保険の問題でありますが、これは四月一日から全国皆保険制度になるわけでございまして、市町村団体も非常に関心を持っておりますし、それで最近における国保の普及状態それから国保の財政状……
○委員長代理(中尾辰義君) ただいまから、内閣委員会、科学技術振興対策特別委員会連合審査会を再開いたします。 午後の連合審査会の会議は私が主宰をいたします。 休憩前に引き続き、科学技術庁設置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(中尾辰義君) これより法務委員会、運輸委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会を開会いたします。
先例によりまして私が連合審査会の会議を主宰いたします。
航空機強取等防止対策を強化するための関係法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案についての趣旨説明はお手元に配付してあります資料により御了承願うこととし、直ちに質疑に入ります。
この際、政府側に申し上げます。質疑者の持ち時間は答弁時間を含め限られた時間でありますので、答弁は簡潔適切にお願いをいたします。
それでは質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御発言もなければ、本連合審査会はこれにて終……
○委員長(中尾辰義君) これより法務委員会、地方行政委員会、外務委員会連合審査会を開会いたします。
先例によりまして私が連合審査会の会議を主宰いたします。
航空機強取等防止対策を強化するための関係法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案についての趣旨説明はお手元に配付してあります資料により御了承願うこととし、直ちに質疑に入ります。
この際、政府側に申し上げます。質疑者の持ち時間は答弁時間を含め限られた時間でありますので、答弁は簡潔適切にお願いをいたします。
それでは、質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本連合審査会はこれにて終了するこ……
○中尾辰義君 最初に、総合物価対策の一つとして、公共事業の進め方につきまして若干お伺いをしたいと思います。 わが国の総合インフレ対策は、もう大体大蔵大臣も感づいていらっしゃるだろうと思いますけれども、次々と公定歩合が引き上げになりまして、金融政策の面に少し偏っておるのじゃないかと、こういう批判もあります。大臣も御存じでしょう。アメリカの方はかなり財政の緊縮を主軸とした厳しい方針が出されておるわけでありますので、そこで今度のわが国の総合物価対策において、昭和五十五年度上期公共事業の契約率六〇%前後目標というのは物価対策として少し手ぬるいんじゃないかと、こういう感じもするわけであります。ここで物……
○中尾辰義君 それでは、引き続いて物価対策についてお伺いします。 とにかく経企庁長官、物価対策は本年度最大の要件でもありますから、各委員会でいろいろと風当たりも強いでしょうけれども、ひとつがんばってもらわにゃいかぬでしょう。そこで、政府は昨年の十一月に次いで三月十九日には「当面の物価対策について」という総合物価対策を発表したわけですけれども、その中身は第二次物価対策とどういう点が異るのか。余り新しい要旨も出てないように思いますし、果たしてこれで物価が鎮静するのか、その期待はわれわれとしては余り持てないように思うんですが、総理は六月ごろは物価は鎮静すると、こういうこともおっしゃっていますけれど……
○中尾辰義君 最初に、景気の見通しと中小企業の設備投資、あるいは金利問題等に関連して二、三質問を申し上げたいと思います。 政府の五十六年度の経済見通しは、これは個人消費と民間設備投資を強気に予想をしているのが特徴のように見られるわけでございます。特に設備投資につきましては、民間の研究機関がかなり慎重な予測をして発表をしておるわけであります。たとえば野村総研で一・六%、山一證券で四・九%、三菱総研で六・〇%、こういうような予測に対して、政府の見通しは実質が七・三%の伸びを見込んでおるわけであります。中でも、全設備投資の五、六割を占める中小企業の設備投資の伸びに大きな期待を寄せているように思われ……
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