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柏原ヤス 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

柏原ヤス[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
414位
委員会出席(無役)歴代TOP500
281位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
378位

9期委員会出席(無役)TOP50
42位

このページでは柏原ヤス参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。柏原ヤス参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

5期(1959/06/02〜)

第40回国会 文教委員会 第3号(1962/02/15、5期、無所属クラブ)

○柏原ヤス君 まず文部大臣にお伺いいたしたいのですが、登録税法第十九条第二号の十の立法精神は那辺にあるかをお伺いいたします。
【次の発言】 そうしますと、宗教法人が宗教活動に使う土地建物などは当然免税になりますね。
【次の発言】 次にお伺いいたしますが、最近出された通達で、この登録税法第十九条に基づいてお出しになった通達を御存じですね。
【次の発言】 そこで、この福岡県総務部長から寺院設立用地の免税証明ということについて照会がございまして、文部省の宗務課長の回答がございまして、私もそれを拝見いたしました。この通達を見ますと、法本来の趣旨に反していると感じられる点がございますので、その点について……

第40回国会 文教委員会 第6号(1962/03/13、5期、無所属クラブ)

○柏原ヤス君 提案者の方にお伺いいたしたいのです。  この提案理由を拝見いたしますと、養護教諭の配置率が各県に非常に差がありますが、その原因はどんな原因なのか、お伺いいたします。
【次の発言】 次にお伺いしますが、免許状がありながら任用がされないで市町村支弁になっておる人が、ここで四千名もいるというふうに言われておりますが、各県にまかせっぱなしで、文部省は何の行政指導もしていないのかどうか。またその県は、差があるでしょうが、一番多いのはどこかをお伺いいたします。提案者にお伺いします。
【次の発言】 もう一つ提案者にお伺いいたしますが、法律案の要綱の第一のところに、「特別の事情のあるとき」にとい……

第40回国会 文教委員会 第11号(1962/03/29、5期、無所属クラブ)

○柏原ヤス君 木下先生のお話の中で、裕福な子供に給食を与えることは大へん意味があることだということを例にお引きになっておっしゃられてよくわかったのですが、教科書の場合もやはり裕福な家庭の子供にも必要だ、大へんいいというお話がございましたね、そのところをもう少しおっしゃっていただきたいのですが。

第40回国会 文教委員会 第12号(1962/03/31、5期、無所属クラブ)

○柏原ヤス君 私はただいま議題になりました法律案について賛成をいたします。しかしながら、本法案は、憲法第二十六条に定める義務教育無償の原則を教科用図書の配付まで拡大実施するという、いわゆる宣言法案で、これが内容たる実際の効果は、一に本法案により設置される調査会の答申に基づく別の立法によることになっております。そこで、私は調査会の答申に基づく無償配付に関する法律が、次期国会に提案されることを強く要望して、賛成いたします。


6期(1962/07/01〜)

第45回国会 文教委員会 第3号(1963/12/17、6期、公明会)

○柏原ヤス君 私は公明会を代表して、ただいま議題となりました義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律案に賛成の討論をいたします。  当法案につきましては、公明会は、子弟の教育を根本に考えたときに十分なものではないといわざるを得ません。すなわちわが公明会は、第一に広地域採択の範囲を都道府県単位まで拡大すべきものとし、第二に即時中学三年生までの実施を主張し続けてまいりましたが、当法案において無視されたことは、はなはだ遺憾とするものであります。  それをあえて賛成いたしますのは、われわれの主張するところに一歩近づいたということと、もう一つは、父兄負担の解消は、緊急を要しているものであり、それ……


7期(1965/07/04〜)

第51回国会 文教委員会 第18号(1966/06/02、7期、公明党)

○柏原ヤス君 郡司先生にお聞きしておきたいのですけれども、先ほど古典芸能は一般の人が見て退屈だ、わからない。これをわからせるためにゆがめてはならない。見る者の教養をつくることであり、見物を訓練することだというお話でございましたけれども、今度の国立劇場というものは、営業のためではなくて、むしろ文化政策であり、教育事業であるという立場から、先生おっしゃった御意見は大事なことだと思いますので、それはもう少し具体的に、それじゃどういうふうにするかという点についてお話を聞かせていただければと思います。
【次の発言】 ただいまいろいろ審議されております国立劇場法について私も質問さしていただきます。  法案……

第51回国会 文教委員会 第23号(1966/06/21、7期、公明党)

○柏原ヤス君 この委員会に提案されております私立学校教職員共済組合法改正について、内容をいろいろ調べまして、まあ最初にこの共済組合法そのものについて文部大臣にお伺いいたします。  この私立学校共済組合法は、国家公務員共済組合法の条文適用の形で制定された法律であると言われておりますし、事実そうですが、それに対してこの法律は奇形的な法律だと、こういうふうに言われております。去年もことしも改正案が出されましたけれども、この改正すべき点以外にも、社会保障の立場から多くの改正しなければならない問題が残っていると思います。しかし、この根本的な改正がなされなければ、絶えず改正をしていかなければならない。また……

第52回国会 文教委員会 閉会後第1号(1966/08/30、7期、公明党)

○柏原ヤス君 文部大臣の御就任に対して、私は公明党の文教委員の一員として、今後の文教政策の推進に大きな期待を寄せるものでございます。  そこで、基本的な問題についてお聞きしたいと思いますが、新聞などにも文教施策についていろいろ案が出されてまいりました。今後も文教施策はいろいろ具体的に実施されていくと思いますが、このような問題について、大臣はある場所で、このような行政上の問題は文教の基本問題から見ればデーリー・ワークだと、言うならば雑事といってもよいというようなことをおっしゃっていました。この雑事ということは、くだらないということではなくて、文教の基本問題はもっと重要な問題であるという意味で、そ……

第52回国会 文教委員会 閉会後第2号(1966/09/30、7期、公明党)

○柏原ヤス君 期待される人間像についていろいろお伺いいたします。この最終報告が発表されましたが、具体的な教育目標が望まれていますときに、このようへ人間像が示された内容について、概念的だとか、抽象的であるとか、具体性がないというような、またいろいろ問題点が内容には何カ所かございますが、一応はその労は買われるべきだと思います。しかし、今後これを実現させるためには大きな問題があると思います。そしてまたそれは検討されなければならないと思います。で、こういう点から二、三質問をいたします。  一つは、今回の案は中間発表案に対する種々の批判にこたえて手直しをして発表された。その批判はどんな批判であり、そして……

第55回国会 文教委員会 第9号(1967/05/30、7期、公明党)

○柏原ヤス君 学部のことについてお聞きしたいと思いますが、現在、学部はどんなものがあるかを教えていただきたいと思います。
【次の発言】 そうです。どんな学部があるかですね。
【次の発言】 それはまたあとで見せていただきます。  それで、そういう現在できている学部以外に新しい学部ができなければならないと思いますが、そういう新しい学部をつくるということに対して文部省はどういう態度を持っていらっしゃるか、お聞きしたいのです。
【次の発言】 それでその設置基準委員会の中で検討されるわけですね。
【次の発言】 その委員会の問題なんですが、いままでいろいろそういう新しい学部をつくるための審議をされたと思い……

第55回国会 文教委員会 第12号(1967/06/13、7期、公明党)

○柏原ヤス君 文部大臣にお聞きしたいと思いますが、札幌オリンピック冬季大会が昭和四十七年の二月に開催されると決定しましたが、このオリンピック開催に対する政府の基本的な考え方をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの大臣のお話で、できるだけ応援する、東京大会に続いて成功させたいという御意見はよくわかりました。私がお聞きしているのは、このオリンピックというものは、国が開くのが本筋なのか、地元の都市が開くのが本筋なのか、ここですと、札幌市が開くのが本筋なのか、これについてもう少しはっきりとしたお考えをお聞きしたいわけです。
【次の発言】 いまのお答えのように、オリンピック精神の上から考えて……

第55回国会 文教委員会 第22号(1967/07/20、7期、公明党)

○柏原ヤス君 この法案を拝見いたしまして、日本学術振興会というのが問題になりますが、この振興会は三十五年の歴史を持って今日までまいりました。それを今回特に特殊法人としなければならないという理由をお伺いいたしたいわけです。で、この提案理由を読みますと、一口に言えば学術の振興をはかるためである、そしてもう少し詳しく言えば、いろいろとここに提案理由に書かれておりますけれども、特に特殊法人としなければならないという理由について、もう少し御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 今回のこの法案は、今後の学術振興のために国内的にも国際的にも重大な影響を与える法案であると思います。この学問の研究は外部……

第58回国会 文教委員会 第12号(1968/04/25、7期、公明党)

○柏原ヤス君 文部大臣にお聞したいと思いますが、福岡教育大学の付属小学校の収賄事件が報道されておりますが、この結末はどのようになりましたか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 ただいまのお答えで、入学試験のあり方とか付属小学校のあり方を検討すると、こういうふうにおっしゃっておりますが、文部大臣として、どこにそういう問題があったのか、またこれについてどう指導すべきかということについてお考えになっていると思いますけれども、その点いかがでしょう。
【次の発言】 こういう事件が起きた原因が、一般の父兄が付属小学校は選ばれた学校だ、エリート学校だというふうに思っているから、入学の問題などもきびしくな……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 文教委員会 閉会後第4号(1968/11/29、8期、公明党)

○柏原ヤス君 大学紛争がいま問題になっておりますが、私学の紛争の多くを見ますと、経営、経理等の経済的な要因が多いように思います。私も、そのような紛争は早く解決したいものと思う立場から、私学の補助についてお聞きいたします。  現在、私立大学の学生の数は国立大学の学生の数に比べて三・五倍も多い。しかし、その私立大学に対する補助は、国立学校費の約二十五分の一というわずかな補助が予算の上に盛られております。したがって、私学の学生は国立に比べて十倍以上の納付金を納め、国立大学に比べて非常に恵まれない環境に置かれておりますが、このような私学の現状に対して文部省はどのように考えて対策を立てておられるのでしょ……

第61回国会 社会労働委員会 第22号(1969/06/10、8期、公明党)

○委員以外の議員(柏原ヤス君) ただいま議題となりました母子保健法の一部改正案についてその提案理由と概要について御説明申し上げます。  わが国の母子保健活動は、昭和二十三年の児童福祉法によって実施されてまいりました。  しかしながら、母子保健対策は、母子一体の体系のもとに進めることが、母子保健水準の向上のため、最も必要であるという観点に立って、昭和四十年四十九国会において母子保健法が制定されたことは、御承知のとおりであります。  このような母子保健対策の推進により、わが国の母子保健の現状は、一歩前進を示しているが、いまだ改善しなければならない点が少なくないのであります。  すなわち、先進諸国に……

第61回国会 文教委員会 第17号(1969/06/17、8期、公明党)

○柏原ヤス君 幼児教育、また幼稚園のことについてお伺いいたしたいと思います。  文部省の調査によりますと、四十三年度の幼稚園の就園率は四九・四%です。これは就学前の幼児の約半数が幼稚園の教育を受けているということで、十年前は約二五%であったことから考えますと、幼児教育の重要性から見てたいへんに喜ばしいことと思います。しかし、幼児教育の将来を考えてみますと、いろいろと疑問が出てまいりますので、その点についてお聞きしたいと思います。  まず、幼児教育の機関は大きく分けると幼稚園と保育所に分かれておりますが、質問の第一は、幼稚園教諭の資格と、保母の資格はどのようになっているか。第二は、幼稚園における……

第63回国会 社会労働委員会 閉会後第5号(1970/10/08、8期、公明党)

○柏原ヤス君 児童手当制度についてお聞きしたいと思います。  九月十六日に児童手当審議会から児童手当制度の創設について中間答申がございましたが、その経過と内容についてお伺いいたします。
【次の発言】 なぜ中間答申としたかという点、これは今後児童手当審議会はどうなるのか。またあといろいろ問題が残されておりますが、そういう問題は政府まかせにしてしまうのか、こういう点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 答申が出ましたし、また総理は大蔵大臣、厚生大臣にも昭和四十六年度実施をするようにという指示がございました。そうした喜ばしい状況になったかと思いましたら、一方には、財政制度審議会が九月二十八日に開……

第63回国会 社会労働委員会 第10号(1970/04/07、8期、公明党)

○柏原ヤス君 藤原委員の質問と重複をしない点で二点だけお伺いしておきたいと思うんです。  一つは、今度の改正で、検疫のしかたの問題について、衛生的に安全だと判断される船舶については、例の検疫地域ですか、そこに寄らずに港に行けると、こういうことになっておるわけですが、安全と判断をするというその基準はどういうところに置かれるのか、こまかく答えていただきたい。
【次の発言】 いま藤原委員からいろいろの御発言がありまして、大体のことがわかりましたが、私も多少お聞きしたいのですが、つけ加える意味においていろいろ伺わせていただきます。  最初に、過去十年間において、わが国の検疫網によって防がれた病名、また……

第63回国会 社会労働委員会 第12号(1970/04/14、8期、公明党)

○柏原ヤス君 ただいま議題となりました母子保健法の一部改正案についてその提案理由と概要について御説明申し上げます。  わが国の母子保健活動は、昭和二十三年の児童福祉法によって実施されてまいりました。  しかしながら、母子保健対策は、母子一体の体系のもとに進めることが、母子保健水準の向上のため、最も必要であるという観点に立って、昭和四十年四十九国会において母子保健法が制定されたことは、御承知のとおりであります。  このような母子保健対策の推進により、わが国の母子保健の現状は、一歩前進を示していますが、いまだ改善しなければならない点が少なくないのであります。  すなわち、先進諸国に比べて、わが国の……

第63回国会 社会労働委員会 第15号(1970/04/24、8期、公明党)

○柏原ヤス君 大臣にお聞きしたいと思いますが、新経済社会発展計画というものが経済審議会から出ております。これを見ますとその中に「とくに経済発展に取り残されがちな老令者や心身障害者に対し、格段の配慮を払うものとする。」とか、「心身障害者、老人、母子世帯等の不適応階層に対する社会福祉施設については、とくに立ち遅れのいちじるしい現状にかんがみ、その拡充を計画期間中の急務とする。」と示されております。確かに、社会保障の中で最もおくれているこの心身障害児あるいは障害者に対する対策として、今後どのように充実強化していくお考えであるか、特に具体的に五カ年計画というものをお持ちであるかどうかお聞きいたします。

第64回国会 文教委員会 第3号(1970/12/10、8期、公明党)

○柏原ヤス君 公害問題が各委員会を通じて議論がなされておりますが、私はここで、公害問題を考えれば考えるほど、もう一歩進んで自然保護の重要性を強く感ずるものでございます。そこで、文化財の保護というような問題について質問をいたします。  まず、国宝、重要文化財、重要美術品、こういうものはどのくらいありますでしょうか。
【次の発言】 重要美術品のほうはおわかりでしょうか。
【次の発言】 これらの保存、管理はどのように行なわれておりますでしょうか。
【次の発言】 この保存、管理などに関する予算はどのくらいとられておりますか。
【次の発言】 そこで、この貴重な国民的財産である文化財の保護を考えますと、非……

第64回国会 文教委員会 第4号(1970/12/17、8期、公明党)

○柏原ヤス君 日本私学振興財団の方々にはお忙しいところを参考人としておいでくださいまして、まことにありがとうございます。財団の方に直接お聞きしたいと思っておりましたのでおいでを願ったわけでございます。安永委員の質問が午前中にございまして、経過については伺いました。そこで私は直ちに問題に入りたいと思っております。持ち時間がきめられておりますので、なるべく時間を短くお答え願いたいと思います。  まず、今回の補助金は、少ないながらも、私学は財政の苦しい今日大きな期待を持っておるわけでございますが、新聞等の報道によりますと、補助金交付の対象から除外されたり保留されたりした大学があるようでございます。で……

第65回国会 文教委員会 第6号(1971/03/11、8期、公明党)

○柏原ヤス君 学校給食法の一部を改正する法律案提案理由。  ただいま議題となりました学校給食法の一部を改正する法律案について提案理由及び改正の内容を御説明申し上げます。  わが国の学校給食は、戦後の経済的困窮と食糧不足から児童生徒を救済するための応急的措置として始められたのでありますが、その後学校給食法の制定、予算的措置の改善により、今日のような普及を見るにいたりました。  近年、わが国の児童生徒は戦前に比べ、著しくその健康が増進され、体位が向上しつつありますが、これは学校給食の普及により、食生活と栄養の改善が推進された結果によるものと言っても過言ではありません。  今後においても学校給食が心……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1971/10/14、9期、公明党)

○柏原ヤス君 今回の私どもの視察は老人対策を中心にして詳しく視察をいたしました。たいへんよい計画だったと思いました。詳しく御報告申し上げます。  第一班は、中村委員長、橋本委員と私が参加して九月二十八日から十月二日まで鳥取、島根両県下における老人福祉総合対策に焦点をしぼって調査を行なったのであります。  まず、視察をいたしました老人福祉施設は、鳥取県では、県立西伯特別養護老人ホーム、県立西部養護老人ホーム、老人休養ホーム鳥取市営大樹荘、島根県では、特別養護老人ホーム白寿園、養護老人ホーム長浜和光園、大社町老人福祉センターであります。  なお鳥取県では特別養護老人ホームの職員と、島根県では老人家……

第66回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1971/10/07、9期、公明党)

○柏原ヤス君 先日、十月一日に、政府は、わずか一カ月で五・九%消費者物価の上昇を示したという異常な事態を発表いたしました。このように、国民の物価生活というものは非常に苦しい状態に追い込められております。そして、政府がどのように今後物価対策をやっていくかということに非常に関心を持っております。したがって、私、これから魚のことについてお伺いいたしたいと思いますが、できるだけ具体的に、そして納得のいくようにお答えいただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  毎年の上昇率の一覧を見ますと、七%とか六%という上昇を示しておりますが、これは調査した品目を平均したものでございます。そして、内容……

第67回国会 社会労働委員会 第3号(1971/11/30、9期、公明党)

○柏原ヤス君 私、きょう時間いただきまして、年金のことと、それから老人福祉施設の整備費、措置費、こういう二つの点についてお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。  まず、年金のことについてですが、公的年金の基本的な考え方についてお聞きいたします。と申しますのは、公的年金制度は非常に種類も多く、年金額あるいは支給開始年齢、掛け金の期間、こうしたものに違いがございます。これをどのように総合調整を行なおうとしているか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いま、政府のお考えが最低の生活を保障するための年金というようなおことばがちょっとあったように思いますが、私、年金という……

第67回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1971/12/08、9期、公明党)

○柏原ヤス君 町田の団地と相馬地方の農協と、たいへんうるわしい、すばらしい直売をやっていらっしゃる。私、こういうことがどんどん行なわれていくべきだと思っております。  榊部長さんにちょっとお聞きしたいんですが、私ふしぎに思うのは、福島県というと、だいぶ遠いところだと思うんですね。千葉県とか群馬県とか茨城県とか東京の周辺、たくさんそうした野菜を扱っている農協があるのにかかわらず、福島のそういう遠いところと結びついている。野菜の問題で非常に大きい運賃の問題ですね。こういうことを考えたときに、何もそんなに遠いところから持ってこなくてもいいんじゃないかと、近いところでできるのではないかと、しろうと考え……

第67回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1971/12/22、9期、公明党)

○柏原ヤス君 企画庁長官にお尋ねいたします。  今回の大幅な円切り上げについては、政府の従来とってきた産業第一義、経済優先の結果であったと私は思います。そこで、先の経企庁の国民生活の調査の実態によりますと、国民の七八%が国民生活優先の経済を願っていることは明らかでございますが、長官は今度の円切り上げを国民生活にどのように反映させようとしていらっしゃいますか、具体的にお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 先ほどもちょっとお話に出ましたが、タクシー料金、バス料金が来春早々に値上がりになるそうでございますが、この公共料金の値上げについて、長官はこれからの値上げにどう対処するつもりか、この……

第68回国会 社会労働委員会 第7号(1972/04/12、9期、公明党)

○柏原ヤス君 ただいま議題となりました母子保健法の一部改正案について、その提案理由と概要について御説明申し上げます。  わが国の母子保健活動は、昭和二十三年の児童福祉法によって実施されてまいりました。しかしながら、母子保健対策は、母子一体の体系のもとに進めることが母子保健水準の向上のため、最も必要であるという観点に立って、昭和四十年四十九国会において母子保健法が制定されたことは、御承知のとおりであります。  このような母子保健対策の推進により、わが国の母子保健の現状は、一歩前進を示しているが、いまだ改善しなければならない点が少なくないのであります。すなわち、先進諸国に比べて、わが国の妊産婦死亡……

第68回国会 社会労働委員会 第9号(1972/04/18、9期、公明党)

○柏原ヤス君 いま、日本国じゆうに有害食品やうそつき食品が横行して、国民は一体何が安心して食べられるのかわからない非常に不安な食生活を行なっております。これに対して、だれが見てもわかる食品、だれもが安心して食べられる食品を国民に提供する、その実現のために食品行政がいまほど望まれるときはないと思います。  そこで、すでにこの委員会でも討議されましたが、行政組織の一元化に積極的に取り組むべきであるということは国民の声であり、大きな問題であると思います。しかし、これは非常にいろいろ問題があるようでございます、そこで私は、せめて厚生省の内部の行政組織の一元化をはかるべきではないか、内部の一元化もできな……

第68回国会 社会労働委員会 第12号(1972/05/09、9期、公明党)

○柏原ヤス君 原爆被爆者の対策については国家補償ですべき血社会保障ですべきかというこの基本問題が絶えず論議されてまいりました。きょうもこの法案を審議するにあたって、やはりこの根本的な考え方がどこまでも追究されなければ、幾ら法改正がされても、満足なものにはならないと、こう思いますので、私はもう一度、確認の意味ももって、この基本問題について大臣にお聞きしたいと思います。  最初、諸外国における戦争犠牲者援護法の概要はどのようになっておりますでしょうか。
【次の発言】 この点は、やはり外国にもこうした例がたくさんございますので、よくお調べの上、そして外国に負けないような、りっぱな援護法が、やはり平和……

第68回国会 社会労働委員会 第17号(1972/05/25、9期、公明党)

○柏原ヤス君 昨年の末、金沢市の浅野川検診センターで山中漆器の生産に携わっております塗装従業員の健康について調査を行なっておりますが、その報告が労働省に来ておりますでしょうか。
【次の発言】 これは新聞にも取り上げられた問題なので来ていると思います。そこでこれがどうして問題になったか、これは加賀労働基準監督署、ここから浅野川検診センターにこうした人たちの健康調査を依頼した。ところが、その結果が、非常に心配な結果が出たわけなんです。そこで県がこれを取り上げて、公衆衛生課から山代保健所にもう一度調査をするようにということになって調査が行なわれた。ところが、その両者の検査の結果が非常に食い違っている……

第68回国会 社会労働委員会 第20号(1972/06/06、9期、公明党)

○柏原ヤス君 先月の二十六日の本会議場において、老人医療費の支給対象を最低六十五歳からにすべきであると主張いたしました。これに対して大蔵大臣の答弁は、七十歳から出発しても初年度一千百億円以上の経費を要することでありますので、この年度変化をしばらく見て、実情に応じて、将来六十五歳まで年齢を繰り下げていくというところに目標を置くということをきめてとりあえずの出発を七十歳ということにしたという御答弁でございました。  厚生大臣のいままでの御答弁は、七十歳が適当であるということで七十歳からにしたというお答えでございますが、この両大臣の御答弁を比べてみますとむしろ老人対策に積極的であるべき厚生大臣の答弁……

第68回国会 社会労働委員会 第21号(1972/06/08、9期、公明党)

○柏原ヤス君 ただいま提案の理由にもございましたが、全雇用者の三分の一、約千百万人が女性という、この婦人の職場進出の現状、またその過半数が既婚者であるという実態、これをどのように認識されているか、この点をお伺いしたいのでございます。  と申しますのは、この法案が今度国会で取り扱われるというので、大ぜいの働く婦人からいろいろなことが私たちのところに寄せられております。まあ、その実態でございますが、ここにセールスマンの一女性の言い分があるわけです。ちょっと読ましていただきますと、「N保険会社セールスマンのFさんは、若くして主人を亡くし、五人の子供を抱えて、現在、勤続十七年になるという。その間、何度……

第68回国会 社会労働委員会 第23号(1972/06/10、9期、公明党)

○柏原ヤス君 まず、老齢福祉年金の額についてお尋ねいたします。  昨年、国民年金審議会福祉年金小委員会が中間報告を出しております。その中で、特に、「老齢福祉年金の額は、現状では、公平の見地からみて、あまりにも低過ぎ現在の時点で現行の倍額程度であったとしても高過ぎることはない。」と、こう述べております。このことを考えまして、この要求額をどれだけ厚生省がなさったかというと、当然五千円を要求すべきであったと思うのです。現在の時点で現行の倍額程度であったとしても高過ぎることはないと言っているんです。ところが、四十七年度の要求は三千六百円でございましたね。私は、この昨年の小委員会の中間報告というものをど……

第68回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1972/03/22、9期、公明党)

○柏原ヤス君 せんだっての委員会で長官のごあいさつがありました。そこにいろいろとお述べになっていることを何点かお聞きしたいと思います。  最初に、上昇率についてでございますが、ここにもございますように、「四十七年度の消費者物価上昇率を五・三%と見込み、消費者物価の上昇をこの範囲にとどめるよう最善の政策努力を傾注することといたしました。」とございます。この五・三%の見込みというものが、ほんとうにこの範囲にとどめることができるのかどうか、見通しがおありだろうと思いますので、お願い申し上げます。
【次の発言】 いま長官のお話を伺っておりますと、去年修正した六・一%を幸いにして下回ったとか、また、五・……

第68回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1972/04/26、9期、公明党)

○柏原ヤス君 この四月に消費者米価の物統令の適用が廃止されましたが、廃止された後に米の小売り販売価格が値上がりしたのか、しなかったのか、上がったのか下がったのか、変わらないのか、この実態をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 統計局でも調査をされていらっしゃると思いますが、米の値段は三月と比べて四月はどのようになっておりますでしょうか。
【次の発言】 いま統計局の方にいろいろ詳しいお話を承ったのですが、ちょっと聞き落としたというか、もう一回はっきりさしていただきたいのですが、米の値段をどういう基準で調べていらっしゃるかということを、ちょっと教えていただきたいと思います。銘柄と。

第68回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1972/05/17、9期、公明党)

○柏原ヤス君 せんだって、この委員会で米の販売価格に対する物統令の廃止、そしてその措置についていろいろ食糧庁がなさっておりますその点についてお聞きいたしました。そこで引き続き、きょうはその面をお聞きいたしたいと思います。  物統令が廃止されてその後、米の値段が上がるか上がらないかということを調査するために、この措置の中に示されておりますように、末端販売価格の調査を食糧庁で行なっていらっしゃいます。また、行なうということがここに示されておりますが、その調査のしかたについてここにございますが、「食糧事務所の職員により、米穀の品質区分別の卸売価格および小売価格を調査し、」とございます。ここに「品質区……

第68回国会 物価等対策特別委員会 第7号(1972/05/24、9期、公明党)

○柏原ヤス君 国民待望の祖国復帰を遂げた沖繩の県民が最初に味わったのは、先ほどから問題になっております生活不安の実感である、こう言えると思います。現在沖繩の県民が苦しんでいる物価高は、通貨の交換に伴って復帰を境にして突然襲ってきたのではないと思います。円の変動相場制への移行、そして円の切り上げ、こういう事態から、当然これは予想されていたことと思います。それにもかかわらず、現在のような物価高騰を招いたということは、沖繩県民の復帰後の生活不安の訴えに対して真剣に、そしてきめのこまかい措置がされていなかった証拠である、こう思いますが、その点、いかがでしょうか。

第68回国会 物価等対策特別委員会 第8号(1972/06/07、9期、公明党)

○柏原ヤス君 前回におきまして不当表示と思われる具体的な例を示してお聞きいたしましたが、そのときに食糧庁のお答えは、そのような内容を認識させるような表示はさせないように指導したいということでした。その後どういう指導をなさったか、お聞かせ願います。
【次の発言】 そこで、確かに、おっしゃるように、さっぱりその指導が徹底していないわけなんですね。抽象的な話をしていても、らちがあきませんので、これまた持ってまいりました。  それで、これ、ごらんになっているかどうか、それも疑問なんですが、ほとんど、これが指導されたのかしらというものばかりと言っていいくらいなんですね。ここにもございますように、こういう……

第71回国会 社会労働委員会 第4号(1973/04/12、9期、公明党)

○柏原ヤス君 労働大臣の所信表明について質問をいたします。  現在五十歳から五十五歳の年輩になられている労働者の方々は、戦後の荒廃から今日までのわが国の経済をささえて非常に御苦労された方たちでございますが、まだ働ける、また働かなければならないのに職場をやめさせられているという問題にぶつかっております。しかも、やめたあとの生活設計については何らの光明も見出せないというのが現状でございます。  この高年齢者対策については、職業問題ばかりでなく医療問題、年金問題など各方面にわたる問題がございますが、今日は労働問題に限ってお伺いしたいと思います。  そこでまず第一には、定年制の問題であります。  わが……

第71回国会 社会労働委員会 第7号(1973/05/08、9期、公明党)

○柏原ヤス君 大臣に対して児童手当のことについてお聞きしたいと思います。  その児童手当制度をお聞きする前に、政府が児童福祉に対してどのような姿勢でいるか、これをお聞きするわけでございます。この点については国連で決議されました児童権利宣言「人類は、児童に対し、最善のものを与える義務を負うものである」とという項目がございます。これにはわが国も賛成をしております。また、国でも児童憲章をつくり、この中にも「児童は、人として尊ばれる。」「児童は、社会の一員として重んぜられる。」「児童は、よい環境のなかで育てられる。」こういう項目もございます。また、せんだっての五月五日の「こどもの日」についてはあらため……

第71回国会 社会労働委員会 第9号(1973/06/05、9期、公明党)

○柏原ヤス君 初めに国家補償ということについてお尋ねしたいと思います。これは何回となく論議されたものでございます。原爆の被爆者たちを国家補償をもって救っていくべきだという意見でございます。これに対して政府は、その精神に立とうとしていない。そしていつも政府の答弁というのは、この一般戦災者とのつり合いということを引き合いに出して、国家補償を、特に原爆の被爆者にはできないと、こういうふうに答えていらっしゃいます。しかし、私はこの原爆を受けたという、こういう事実、これはほんとうにいままでにないことであり、またこれからもあってはならない人たちでございます。そういう人たちを一般戦災者と比べたりして、そして……

第71回国会 社会労働委員会 第24号(1973/09/13、9期、公明党)

○柏原ヤス君 最初に、労働者災害補償保険法の一部改正法律案に対する質問をさせていただきます。  今度の労災保険法の改正点はいわゆる通勤途上の災害についても業務災害とともに保険給付を行なうという内容でございますが、これは一歩前進と、こう一応評価できると思います。そこで、この通勤災害は業務災害に準じたものとみなすというところについて質問させていただきますが、この準ずるというのは具体的にどういう意味か、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 災害といえば、本来は無過失賠償責任のたてまえから、労働者の災害についてはすべて使用者側が責任を負うということになっていると思います。そこで、ただいま御説明を伺……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1973/04/19、9期、公明党)

○柏原ヤス君 日本不動産協会理事長の江戸英雄さんに御質問いたします。  土地の価格の高騰の問題は、いろいろ問題が日本にはございますが、基本的な重要問題の一つであると思っております。あなたがこの問題に取り組んで、三井不動産の社長として、営利を目的とする企業の実務をリードされてまいりました。また、業界の理事長という要職の立場におられます。そうした江戸理事長に対して、貴重な御意見を伺わせていただきたいと思います。  まず、最近の政府の発表する土地政策、もうすでにごらんになっていると思いますが、その中の商社の規制の問題などについて、マスコミではずいぶんこれを取り上げて報道しております。このマスコミにあ……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第8号(1973/06/27、9期、公明党)

○柏原ヤス君 モチ米の値段は現在まだ高い状態でございます。この原因についてまず食糧庁にお尋ねいたします。
【次の発言】 この値段の高くなった原因というのは、いまおっしゃったように、生産量が少なくなったということが大きな原因だと思いますが、そういう中で自主流通米が非常に出回りの量が減っております。また、それに反して農家の消費等のほうがふえている。こういう点を見ますと、一体自主流通米の量が減ったのはどういう原因か、また、農家消費等がふえた原因はやみルートに流れた量がふえた、これらについてどういうふうに防いでいく対策があるのか、この点、お尋ねいたします。

第72回国会 社会労働委員会 第8号(1974/04/25、9期、公明党)

○柏原ヤス君 労働大臣の所信表明の中に、きびしい経済情勢のもとで労働者の福祉の増進をはかることは決して容易なことではない。しかし、そういったきびしい条件の中で福祉優先の政策を定着させるということは労働行政に課せられた重要な責務であるという、たいへん熱のある大臣の所信のおことばがございました。そして特に五つの事項を取り上げられて重点政策として示されております。  それを見ますと、その中に、福祉施設に働く職員についての施策というのが全然触れられておりません。福祉優先の政策を定着させるということを特にうたわれている大臣の御決意の中に、この福祉施設に働く職員の待遇改善の問題を、この労働行政の重点政策の……

第72回国会 社会労働委員会 第9号(1974/05/07、9期、公明党)

○柏原ヤス君 今年度の厚生省所管の予算は、前年度に比べて三七%増と大幅な伸び率になっております。私は、これは急激な物価上昇に対処して社会保障を一歩でも前進させていこうとする厚生大臣の意気込みのあらわれであると評価するわけでございます。しかし、一方では、とどまることを知らないこのインフレの進行によって、各種の給付金の実質価値は激しく目減りをしている現状でございます。したがって、こんな状態ではせっかく給付額を増額しても、あまりありがたみは感じられないのではないかと思います。まさしくこのインフレは社会保障の敵であると、こう思いますが、この日々に給付金の価値が下落していく現状、これを大臣はどうお考えに……

第72回国会 社会労働委員会 第11号(1974/05/14、9期、公明党)

○柏原ヤス君 相模海軍工廠化学実験部第二課に勤務しておりました元海軍軍属の小川仁衛さん、この方から障害年金の請求が出ていると思います。私も本人に会ってよく内容を聞いて調べてみました。とのことについて簡単に申し上げますと、相模海軍工廠化学実験部第二課に、昭和十七年十一月に豊川海軍工廠より転用して配属され、その仕事はイペリット、ルイサイト、ホスゲンの合成実験、毒ガスの海中における鉄板塗装の強度実験、これは真鶴湾でやっておりました。毒ガス解毒の研究実験、こういうような仕事をやっておりました。それで昭和十七年十一月より、この化学兵器の製造実験作業に従事していたわけでございます。その中で生体実験もしばし……

第72回国会 社会労働委員会 第13号(1974/05/21、9期、公明党)

○柏原ヤス君 児童福祉の問題についていろいろお聞きしたがったのですが、きょうは、せんだっての児童手当についてお伺いをしました点で、ここでもう一度はっきりしておきたい点だけを取り上げてお聞きいたしたいと思います。  そこで大臣が、――この間、私が社会保障制度審議会の答申の中にある「将来飛躍的に発展させなければならない」というところを御質問いたしました、そのときに、大臣は、こうして段階実施を完了したのが飛躍的だと、こういうふうに御答弁なさいましたが、私は段階実施は法律できめられたことですから、それを完了したからといって、それが飛躍的だなどというのではない、それは当然なことである。そういう点、非常に……

第72回国会 地方行政委員会 第6号(1974/03/26、9期、公明党)

○柏原ヤス君 奄美群島の振興につきましては、道路、港湾、あるいはサトウキビあるいは物価の問題、また石油企業の誘致の問題、こうした問題がございますが、私は大島つむぎという問題にしぼりましてお聞きしたい点をお尋ねいたします。  まず、通産省にお願いしたいんですが、最近の生産高の概況を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 それは四十七年のですね。
【次の発言】 四十八年度はどうでしょうか。
【次の発言】 私がちょっと資料をもらいまして調べましたのによりますと、昭和四十八年度は、反数にいたしますと二十六万五千六百反というふうに聞いているわけなんです。それはいかがですか。

第72回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1973/12/19、9期、公明党)

○柏原ヤス君 飲用牛乳が先日から値上げになりました。これは便乗値上げだとも言われておりますが、原因は何なのか、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 その値上げの原因というものをもう少し具体的におっしゃっていただけませんか。
【次の発言】 いろいろ値上げに踏み切らなければならないそういう原因はあると思います。こうした現状の中で、それを防ぐために今回の値上げが行なわれたということと思います。しかし、この飲用牛乳の値上げによって飲用牛乳の供給が十分確保されるかどうか、この保証はどうなのでしょうか。
【次の発言】 飲用向けの生乳の不足、これを値上げするということだけで解決しようとしている、私……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第7号(1974/03/06、9期、公明党)

○柏原ヤス君 じゃ、簡単にお伺いいたします。  チェーンストア協会にお聞きしたいのですが、プライベートブランド商品というものが非常にこれから開発されなきゃならないと思うのです。そういうプライベートブランド商品が今後どういうふうに開発されていくのか、また、それに対しての方策をお持ちであるかどうか。  それから先ほどチェーンストア協会の値下げ統一行動宣言にいろいろな項目があげられておりましたが、これは実際に不買運動を繰り広げたとか、またそうした資料を持ち寄って反対したというような事実があってそれでこういうような宣言をやるようになったのか、それとも、まだやってないのか、その点をお聞きしたいと思います……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第8号(1974/03/27、9期、公明党)

○柏原ヤス君 たいへん短い時間の中でできるだけたくさんお聞きしたいと思いますので、わかりやすく簡単にお願いいたします。  物価安定対策の強化の面をお聞きいたしましたが、その中に、「公共料金については引き続き極力抑制する。」とございますが、電気料金、私鉄運賃、バス、トラック、こういう料金をどうお取り扱いになるか、この点お願いします。
【次の発言】 次に、買い占め売り惜しみ投機防止法がございますが、これによって追加指定が行なわれる用意があるようでございますが、具体的に検討している物資がございますか。
【次の発言】 いまのお答えで、まあいまは具体的には検討しているものがないと、そういうふうに受け取り……

第72回国会 法務委員会 第14号(1974/05/16、9期、公明党)

○柏原ヤス君 私は、公明党を代表して、民事調停法及び家事審判法の一部を改正する法律案に対して、須藤委員提出の修正案には賛成、後藤理事提出の修正案並びに修正部分を除く原案について反対の討論を行ないます。  現行の調停制度は、国民の司法参加によって当事者間の紛争を解決する制度として、訴訟と並んで非常に重要な制度であります。このすぐれた特色を発揮して、さらに充実強化すべきであるというのが関係各界の基本的な要請であります。このたび提案されましたこの改正案の中には、調停制度の充実強化よりは、むしろ、それに逆行するような点が含まれていることが心配されるのであります。  その第一点として調停委員の身分の改正……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1974/10/25、10期、公明党)

○柏原ヤス君 大腿四頭筋症について質問いたします。  この病気は、よく調べてみますと、非常に深刻な問題を含んでおります。子供が早くなおればいいと思ってやった注射が、こうした病気の原因であるらしいというふうになっておりますが、一体ほんとうの原因は何なのか、またどう治療すればいいのか。こういう親たちがたくさんおりますし、今後たくさん出てくるわけでございますが、厚生省はこれまでにどういう努力をしていらっしゃったかお聞きいたします。
【次の発言】 佐藤班、堀班という、この二つの班を設けて、一つの成果として診断基準がまとまりましたが、これは一歩前進だと思います。しかし、問題の核心はこれから研究されていく……

第74回国会 社会労働委員会 第3号(1974/12/24、10期、公明党)

○柏原ヤス君 雇用保険法案につきましてお聞きしたいと思います。  まず、基本的なことですが、今回失業保険法が新たに雇用保険法に変わるわけですが、名前が変わると同時に失業保険法の精神まで変わってしまうのではないかということを心配しております。なぜ法律の名称を変えたのか、その点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 名称は変わっても、性格的に失業保険法と変わるものではないと私は思っております。  そこで、失業給付との関係で、これが就職を強制することになるのではないかということを心配しますので、お尋ねしているわけでございます。就職を強制するようなことになるのではないかと思われる点がこの法案の中に見……

第75回国会 外務委員会 第16号(1975/06/26、10期、公明党)

○柏原ヤス君 第百二号条約の質問に入ります前に、基本的なことをお伺いしたいと思います。  わが国は、ILOにおいて主要産業国十カ国の一つとして常任理事国という立場におります。この国際社会に対する責任も非常に高まってきていると思いますが、わが国のILOに対する基本的態度、方針はどのようなものか、お伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 非常に大臣のお答えに不満を感ずるわけでございますが、時間がございませんので次に進みます。  ところで、議題になっている百二号条約は一九五二年に決められたもので、もう二十三年もたっております。国際的社会保障の基準であるこの条約が非常におくれて批准しなければならな……

第75回国会 社会労働委員会 第3号(1975/03/11、10期、公明党)

○柏原ヤス君 いろいろ問題が検討されましたので、二つだけお聞きしてお答えをいただきたいと思います。  一つは、簡単なことですが、治るのか治らないのかという問題なんです。宮田先生にお会いしましたときに、これは治るんですかとお聞きしたら、治らないんだというふうにおっしゃって、いろいろと御説明をお聞きして、なるほどと私も納得したわけなんです。きょう保坂先生が治るという御発言がございましたので、またこれにはその御意見もあっておっしゃっていることだと思うのです。母親の立場として見れば、一体治るのか治らないのかということがやっぱり一番心配の点だと思うのですね。そういう単純な考えでそれをはっきりしたいと思っ……

第75回国会 社会労働委員会 第8号(1975/03/25、10期、公明党)

○柏原ヤス君 昨年、この席上で質問いたしました相模海軍工廠化学実験部に勤務しておりました小川仁衛さんの件についてお伺いしたいと思います。  昨年質問しましたときに、前の大臣でございますが、大臣から誠意をもって調査に当たるようにしたいという御答弁をいただいておりますが、どういう調査をなさいましたか、御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 化学実験部のこういう事件ですから、恐らく内部の実情というものを知っている人は非常に限られた人たちで、非常に調査も困難だと思いますけれども、現在までの結果ですね、ここまで調査は進んでいる、今後はこういう点が問題なんだというような御説明、もう少ししていただけま……

第75回国会 社会労働委員会 第9号(1975/03/27、10期、公明党)

○柏原ヤス君 本日の議題は公労法の一部改正についての審議でございますが、この機会に働く婦人の立場から若干の質問をさせていただきたいと思います。  まず寡婦雇用の問題についてお伺いいたします。ことしの年頭に公明党では寡婦雇用促進法案を発表いたしました。この法案は寡婦を安定した職場に就職させる、そして母子家庭の生活の安定と向上を目的としたものでございます。現在この母子家庭は全国で六十万世帯も超すといわれております。こうした大ぜいの母子家庭の中で母親が家計を支えております。私は自分で働いて何とか自分の手で生活していきたいと、こういう母親の気持ちというものをかなえさせてあげなければならないと思いますが……

第75回国会 社会労働委員会 第12号(1975/04/22、10期、公明党)

○柏原ヤス君 児童手当についてお尋ねいたします。  最初、厚生大臣に児童手当に対する考え方を確認しておきたいと思います。と申しますのは、私はこの児童手当について、昨年も一昨年も、内容を充実するようにということを主張してまいりました。それに対する政府の答弁は前向きでございました。そして努力をしていきたいという姿勢でございました。ところが今回の衆議院における審議状況、また、この前のこの委員会の委員に対する答弁などを聞いておりますと、児童手当に対する考え方が非常に消極的であり、いままでの政府の取り組み方より後退していると、こういうふうに感ずるわけでございますが、大臣いかがでしょうか。

第75回国会 社会労働委員会 第16号(1975/06/03、10期、公明党)

○柏原ヤス君 ただいま議題となりました社会保障基本法案について提案理由並びに内容の概要を申し上げます。  高度経済成長政策の行き過ぎが、国民生活に不平等、不公正などのひずみをもたらしたことは明らかであり、国民福祉優先への政策転換を望む声はすでに国民的合意を形成し、社会保障の充実こそ今政治に課せられた至上の命題であると言えるのであります。  ところが社会保障の現状は、児童手当制度の創設により、一応の体系的な整備はなされたものの、対象及び給付の内容などが非常に限定的であり、社会保障制度全体として、その実質はむしろ後退ぎみと言わなければなりません。  すなわち、社会保障の規模を示す振替所得の推移を見……

第75回国会 予算委員会 第11号(1975/03/18、10期、公明党)

○柏原ヤス君 最近母乳を見直そうという声また母乳運動が小児科のお医者さん、またお母さん方を中心にして盛り上がっております。この日本民族総ミルク化、このようになりかねないこの現状で、母乳栄養の減少した原因は何か、厚生大臣はどうお考えでしょうか。
【次の発言】 大臣、ほかにございますか。
【次の発言】 政府が何も手を打たなかったということの御反省はございますんでしょうか。ありますんでしょうか。
【次の発言】 ただいま母乳バンクのことが大臣から出ましたので、母乳運動から考えますと、母乳バンクの趣旨というものはむしろ逆行じゃないか、こう思っております。また、新規として打ち出された予算が、こうした母乳運……

第76回国会 社会労働委員会 第2号(1975/11/18、10期、公明党)

○柏原ヤス君 厚生省が厚生年金、国民年金を五十一年度から改正するということでいろいろ御検討をしていらっしゃるようでございますが、その内容について少しお聞きしたいと思います。  最初妻の年金権についてお尋ねいたします。このサラリーマンの妻の年金権が加給年金として取り扱われております。そのために、妻の年金権が非常に不安定である、これはずっと問題になっております。私もこの点について予算委員会でどういう解決をされるかということをお聞きいたしました。そこで来年度はどういう改正がされるのか、この点をお尋ねいたします。
【次の発言】 それでは加給年金をまず引き上げるということのようですが、どのぐらいになさる……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1976/01/23、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(柏原ヤス君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、本特別委員会の委員長に選任されました。微力ではございますが、皆様方の御指導、御協力を賜りまして重責を果たしてまいりたいと存じます。  よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任は、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中尾辰義君を指名いたします。(拍手)本日はこれにて散会いたしま……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1976/03/05、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(柏原ヤス君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一月二十三日、前田佳都男君が、同月二十四日、神谷信之助君が、二月四日、中村禎二君が、同月十三日、鍋島直紹君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として福井勇君、加藤進君、望月邦夫君及び岩上妙子君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事の辞任及び補欠選任につきましてお諮りいたします。  杉山善太郎君から都合により理事を辞任いたしたいとの申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  引き続きま……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1976/05/14、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(柏原ヤス君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る三月二十四日、高橋誉冨君が委員を辞任され、その補欠として玉置和郎君が選任されました。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 合成洗剤が人体に有害かどうか、こういうことが問題になっております。この問題を早急に解明するために特別研究を実施しておりますが、その概要をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 今回この洗剤のことについて特別研究が行われました。催奇性に関する研究について、特に……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1976/05/24、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(柏原ヤス君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動に伴い欠員となりました理事二名の補欠選任を行います。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中尾辰義君及び小巻敏雄君を指名いたします。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度とし、午後一時三十分まで休憩いたします。    午前零時十六分休憩
【次の発言】 放射線の許容線量について、国際放射線防護委員会の……

第77回国会 社会労働委員会 第3号(1976/05/11、10期、公明党)

○柏原ヤス君 援護法による障害年金の請求をしております相模海軍工廠化学実験部に勤務しておりました小川仁衛さんの件についてお伺いしたいと思います。  この件につきましては、一昨年この席上で取り上げて調査していただきました。その結果を昨年御報告いただいたわけですが、その後の調査状況を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これまでの調査でわかった範囲というのは、まず身分関係については相模海軍工廠化学実験部第二課に在職していたということでございますね。それから毒ガスのことについては化学実験部第二課に属しているこの実験部では、確かにイペリット、ルイサイト系のガス製造、また、こうした……

第77回国会 社会労働委員会 第4号(1976/05/13、10期、公明党)

○柏原ヤス君 公明党が提案いたしました母子家庭の母等の雇用の促進に関する特別措置法案の提案理由を説明いたします。  ただいま議題となりました母子家庭の母等の雇用の促進に関する特別措置法案について提案理由並びに内容の概要を申し上げます。  突発的な事故や不慮の災害等で主たる稼働者であった父や夫を失った母子家庭は四十八年度末で六十二万六千二百世帯を数えます。しかもこの数値は、交通事故、海難事故、労働災害など最近の発生状況にかんがみ、さらに増大するものと思います。  これらの災害を未然に防止するための効果的な対策の確立は国民の強い願望であり、国がその施策の万全を図る責任のあることは言うまでもありませ……

第77回国会 社会労働委員会 第5号(1976/05/18、10期、公明党)

○柏原ヤス君 建設業における労働力が主に下請企業によって賄われております。その最末端に近いところでは雇用関係があいまいなところが非常に多くなっております。そのために、たとえば賃金不払い、労働災害、このような事故に際して責任の所在が不明確になったり、また中間搾取、このような問題が生じております。建設労働者の雇用の改善に当たっては、まず優先されるべきことはこうしたことをなくすことから出発すべきであると思いますが、その点いかがでしょうか。
【次の発言】 そこで、労使の関係がしっかりすればそういう問題は解決すると、こういうお答えですが、この労働条件、特に労働基準法あるいは労働安全衛生法、こういうものが……

第77回国会 社会労働委員会 第6号(1976/05/20、10期、公明党)

○柏原ヤス君 風疹の問題についてお伺いいたします。  昨年の春から風疹が流行し、ことしに入ってからも二月が五万人、三月が十三万人、四月が十五万人というほどに流行しているわけでございますが、この流行を厚生省は予想なさっていたか、どのようにとらまえていらっしゃるか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 風疹自体はそれほど恐ろしい病気ではないようですが、妊娠している人がかかりますと白内障、難聴、心臓の異常、こういうような子供が生まれてくると、事実昭和四十年に沖繩で風疹が流行しましたときに三百五十名の異常児が生まれたということが確認されております。今回の流行で厚生省が確認している異常児の出生数、何人……

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1976/09/17、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(柏原ヤス君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして、再び本特別委員会の委員長に選任されました。私、微力ではございますが、皆様方の御指導、御協力を賜りまして、重責を果たしてまいりたいと存じます。  よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に源田実君、望月邦夫君、森下昭司君、中尾辰義君及び小……

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1976/10/15、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(柏原ヤス君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る九月二十四日、望月邦夫君が委員を辞任され、その補欠として藤川一秋君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任につきましてお諮りいたします。  ただいま御報告いたしました委員の異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に藤川一秋君を指名いたしま……

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1976/10/22、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(柏原ヤス君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査のうち、地震予知に関する件について、本日東京大学地震研究所所長大沢胖君及び東京大学教授浅田敏君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査のうち、地震予知に関する件を議題といたします。  この際、参考人の方に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多用中のところ本委員会に御出席いただきましてま……

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1976/10/29、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(柏原ヤス君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十月二十七日、糸山英太郎君が委員を辞任され、その補欠として後藤正夫君が選任されました。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後零時五十三分散会

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1976/11/02、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(柏原ヤス君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  請願第三一四二号 原子力船「むつ」受入れ反対に関する請願外六十二件を一括して議題といたします。  先刻理事会におきまして協議の結果、本請願は保留とすることに意見が一致しました。理事会の申し合わせどおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたし……

第78回国会 社会労働委員会 第4号(1976/10/21、10期、公明党)

○柏原ヤス君 私は、旅客輸送関係の仕事に従事する人たちの労働問題についてお伺いしたいと思います。  航空機に乗っているスチュワーデスの人たちについてですが、腰痛を訴えている人が非常に多いということを聞きました。確かに多いようであります。監督をなさったということですが、労働、安全衛生法規の点からどういう結論が出ておりますでしょうか。
【次の発言】 いまお聞きいたしましたのは、航空機に乗っているスチュワーデスの人たちの腰痛、これに対して監督はなさっていると思うんですね。その監督をなさった結論、特に衛生的な面からどういうような結論になっておりますでしょうか。

第78回国会 社会労働委員会 第5号(1976/10/26、10期、公明党)

○柏原ヤス君 きょうは救急医療の問題をお聞きしたいと思いますが、その前に一点だけ大臣にお伺いいたしたいと思います。  それは社会福祉施設の補助単価、並びに補助基準面積についてでございます。補助単価については比較的年々引き上げられているようでございますが、補助基準面積、これについては、見るべき改正が行われておりません。まあ特に両親、保護者のことで入所されている児童の養護施設、ここを見ますと、昭和三十年代以降、まあ今日まで二十年間一回も改正されておりませんが、この点についていままでどのように努力をしていらっしゃったか、これをお聞かせいただきたいと思います。

第79回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1976/12/24、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(柏原ヤス君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして、再び本特別委員会の委員長に選任されました。私、微力ではございますが、皆様方の御指導、御協力を賜りまして、重責を果たしてまいりたいと存じます。  よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に源田実君、藤川一秋君、森下昭司君、中尾辰義君及び小……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1976/12/30、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(柏原ヤス君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして、再び本特別委員会の委員長に選任されました。私、微力ではございますが、皆様方の御指導、御協力を賜りまして、重責を果たしてまいりたいと存じます。  よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に源田実君、藤川一秋君、森下昭司君、中尾辰義君及び小……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1977/03/02、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(柏原ヤス君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。去る一月二十八日、藤田進君及び松永忠二君が委員を辞任され、その補欠として神沢浄君及び小野明君が選任されました。
【次の発言】 先般、科学技術庁長官に就任されました宇野宗佑君から発言を求められておりますので、この際これを許します。宇野科学技術庁長官。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、宇野科学技術庁長官から科学技術振興のための基本施策について、その所信を聴取することといたします。

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1977/03/11、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(柏原ヤス君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る三月八日、加藤進君が委員を辞任され、その補欠として星野力君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に参考人として日本原子力研究所理事長宗像英二君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題とし、昭和五十二年度科学技術庁関係の基本施策に関する質疑を行いま……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1977/04/26、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(柏原ヤス君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月十八日、中尾辰義君が、二十三日、星野力君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君及び加藤進君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任につきましてお諮りいたします。  ただいま御報告いたしました委員の異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1977/05/27、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(柏原ヤス君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第四五二四号日本原子力研究所職員の処遇改善に関する請願外一件を議題といたします。  先刻理事会におきまして協議の結果、本請願は保留とすることに意見が一致しました。理事会の申し合わせどおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じます……

第80回国会 社会労働委員会 第7号(1977/04/26、10期、公明党)

○柏原ヤス君 ただいま議題となりました母子保健法の一部改正案につきまして、その提案理由と概要について御説明申し上げます。  近来、わが国の母子保健活動は昭和四十年に制定された母子保健法によって実施されてまいりました。  顧みて当時の法案を諮問した社会保障制度審議会の答申にも、「母子の健康確保の方向にわずかに一歩を踏み出したにすぎないもので、今後引き続き改善をはかるべきである」と指摘していることは御承知のとおりであります。しかしながら、法律の不備のまま今日に至っているため、妊産婦の死亡率は先進諸国に比べて二倍ないし四倍の高率を示している等、なお努力を要する幾多の課題が残されております。  しかも……

第80回国会 社会労働委員会 第8号(1977/05/12、10期、公明党)

○柏原ヤス君 最初に短期雇用の労働者についてお聞きいたします。  その前に、雇用保険法が提案されましたときに、短期雇用の労働者のことについて私が質問をいたしました。それに対する御答弁に間違いがないかということを確認させていただきたいわけなんです。この議事録にもございますが、私の質問は、この雇用保険法において特例が設けられました。それは、六カ月以上の季節労働者については一時金五十日分を支給するということですが、これに対して私は、ILOの四十四号条約を引いて、特例を認めているのは六カ月未満の者に限るとなっているのに、六カ月以上を特例としているのはおかしいではないかという点で質問いたしたわけです。 ……


11期(1977/07/10〜)

第81回国会 文教委員会 閉会後第1号(1977/09/13、11期、公明党)

○柏原ヤス君 幼児に関する教育問題についてお尋ねをいたします。  まず、幼稚園教育の振興のために昭和四七年度から幼稚園教育振興計画が実施されているわけですが、その進捗状況はどのようになっているでしょうか。
【次の発言】 施設整備がおくれているということがいまの御答弁でわかるわけですが、収容児の数、就園率が計画どおりにいっている、これについて行政管理庁の勧告がございます。それには認可定員を超過して幼児を入園させていることになるというふうに言われておりますし、私も収容児童数は計画どおりだけれども、設備の方はおくれていると、そのとおりだと思いますが、この点については文部省としても改善しようと取り組ん……

第82回国会 文教委員会 第3号(1977/11/01、11期、公明党)

○柏原ヤス君 ただいま教科書無償配付制度について、大蔵省が有料化するような傾向であるということについて、大臣が非常に大事な問題であるから、この制度は断固維持していくという力強い御答弁をいただきました。私もこれについて御質問申し上げようと思っておりましたが、略して、ただ一言、きのう公明党として大蔵省の官房長に申し入れをいたしました。そのときに感触を自分なりに感じまして、相当この問題は文部省として推し進めていただきませんと、大蔵省は有料化するのではないかという懸念を持ったわけでございます。そのときの言葉のやりとりは略させていただきますけれども、私はそういう感じを強く持ちました。ぜひ大臣を中心として……

第84回国会 社会労働委員会 第13号(1978/05/09、11期、公明党)

○委員以外の議員(柏原ヤス君) ただいま議題となりました母子保健法の一部改正案につきまして、その提案理由と概要について御説明申し上げます。  近来、わが国の母子保健活動は昭和四十年に制定された母子保健法によって実施されてまいりました。  顧みて、当時の法案を諮問した社会保障制度審議会の答申にも、「母子の健康確保の方向にわずかに一歩を踏み出したにすぎないもので、今後引き続き改善をはかるべきである」と指摘していることは御承知のとおりであります。しかしながら、法律の不備のまま今日に至っているため、妊産婦の死亡率は先進諸国に比べて二倍ないし四倍の高率を示しているなど、なお努力を要する幾多の課題が残され……

第84回国会 文教委員会 第4号(1978/03/28、11期、公明党)

○柏原ヤス君 衆議院文教委員会の学校災害に関する小委員会の審議を契機として、今回提案されているように日本学校安全会の給付の内容が大幅に充実した、これは大きな前進であると私は率直に評価いたしたいと思います。しかし、学校災害に対する対応策として、安全会の充実だけでは不十分でございます。損害賠償請求の訴訟が今後も起こるということは十分考えられます。引き続き学校災害に対する補償のあり方について抜本的な改革を図っていく必要があると考えております。  具体的には学校災害補償制度の創設が日本弁護士連合会や日本教育法学会からも提案されております。文部省としてはこうした制度の創設について、その実現の可能性、それ……

第84回国会 文教委員会 第8号(1978/04/25、11期、公明党)

○柏原ヤス君 私は、養護学校の義務化について、何点かお聞きしたいと思います。  来年――昭和五十四年四月一日から養護学校は義務化になります。義務教育は制度的に完成することになるわけでございます。で、この養護学校の義務化というのは、実質的にはすべての障害児に就学する機会を保障するということになる。すべての障害児に教育を受ける権利を保障するということになるんだと、こういうふうに思います。そして、その対応すべき問題と文部省が取り組まなければならないと、こういうふうに考えておりますが、この点いかがでしょうか。
【次の発言】 そこで、養護学校義務化に当たりまして、政府は障害児を持つ保護者に対して、全員就……

第84回国会 文教委員会 第9号(1978/04/27、11期、公明党)

○柏原ヤス君 国立学校設置法改正案につきまして、何点かにわたりお尋ねいたします。  いままでの教員養成大学における教員養成に対しては、各方面から問題点が出され、また限界の問題も指摘されております。文部省としては教員養成のあり方についてどのように考えていらっしやるか、またそのお考えを踏まえて、今回提案されております教員大学では、どのような教師を養成しようとしているか、それをお伺いいたします。
【次の発言】 それでは教員大学について具体的にお尋ねいたしますが、文部省が考えている教員大学の内容で、いままでの教員養成大学の内容と違う点、特徴とでも言いましょうか、それは何ですか、御説明をお願いいたします……

第84回国会 文教委員会 第10号(1978/05/09、11期、公明党)

○柏原ヤス君 本日は諸先生に大変貴重なお話をお聞かせいただきまして、感謝いたしております。本当にありがとうございました。  最後でございますので、なるべく簡単にお聞きしていきたいと思います。  これは重複する問題でございますけれども、先ほどから出ておりました教員大学を特別な名称にするということについて御意見がございました。私もいままで文部省とのやりとりで、いろいろと教員大学の大学院と、教育大学の大学院との関係をお聞きしたのですが、それを整理いたしますと、大学院の部分については、いままでの教育大学の大学院と性格、本質においては同じであるというふうに受け取れるわけです。  また、学部についても、広……

第84回国会 文教委員会 第11号(1978/05/11、11期、公明党)

○柏原ヤス君 教員大学という名称の点について再度お尋ねいたします。  一昨日の参考人の方にこの名称の点についてお聞きしましたところ、教育大学でよいのではないかというのがほとんどの先生方の御意見でした。繰り返ししつこいようですが、この教員大学という名称については、全然再考の余地はないか、教員大学という名称に固執する真意はどこにあるのか、もう一度お願いいたします。
【次の発言】 それでは教員養成の大学で、現在、東京学芸大学と大阪教育大学に大学院が置かれてありますが、その大学院に修学している現職教員の実態についてお尋ねいたします。  その大学院に入学している現職教員は何処で、どういう身分で入学してい……

第84回国会 文教委員会 第13号(1978/05/30、11期、公明党)

○柏原ヤス君 教員大学並びに放送教育開発センターについてお尋ねいたします。  まず放送教育開発センターについてお尋ねいたします。  いただきました資料の1に「放送教育開発センター設置の経緯」、その(1)に「文部省においては、かねてから、放送大学創設の構想を推進してきたが、」とございます。文部省が推進してきた放送大学創設の構想、これはどういうものなのか、何点かお尋ねいたします。  まず、放送大学を創設する目的、これは何でしょうか。
【次の発言】 設置形態をどうするかという点についてお伺いいたしたいんですが、昨年文部省は特殊法人放送大学学園、仮の名前ですが、それを設立して要求を出したわけです。この……

第84回国会 文教委員会 第14号(1978/06/01、11期、公明党)

○柏原ヤス君 私は、自由民主党・自由国民会議、公明党、民社党及び新自由クラブを代表して、本案に対する四派共同提案による修正案について御説明申し上げます。  修正案の案文は、すでにお手元に配付されておりますので、朗読を省略させていただきます。  修正の趣旨は、上越教員大学及び兵庫教員大学の名称を、それぞれ上越教育大学及び兵庫教育大学に改めるものであり、その理由は次のとおりであります。  今回提案されております上越教員大学及び兵庫教員大学の名称は、必ずしも国民になじみがなく、むしろ教育大学という名称の方がより適当であると考えますので、両大学の名称をそれぞれ上越教育大学、兵庫教育大学に改めようとする……

第84回国会 文教委員会 第15号(1978/06/08、11期、公明党)

○柏原ヤス君 私は国際児童年についてお尋ねいたします。  一昨年――一九七六年の国連総会で、来年一九七九年が国際児童年というふうに決定されたわけでございます。ちょうど児童の権利に関する宣言の二十周年にも当たり、また同宣言の実施をさらに促進する機会となるということで、来年の国際児童年、これは非常に大事な年であると思います。  そこで、外務省にお尋ねいたしますが、この国際児童年の中心機関に指定されたユニセフの事務局長が外務大臣に、国際児童年についての協力要請に関する書簡を出しておりますが、その内容の主なところはどういうことでしょうか。
【次の発言】 その主な内容についてはいかがですか。

第85回国会 文教委員会 第3号(1978/10/19、11期、公明党)

○柏原ヤス君 学校給食制度がスタートして三十三年になります。私はこの学校給食をよりよいものにしていきたいという立場から、いろいろとお尋ねしたいと思います。  現在、学校給食を義務化せよという意見、また反対に廃止せよという意見、非常に幅広い意見が出ておりますが、こうした批判や問題の中で、まず普及上の問題についてお聞きいたしますが、特に中学校の場合に、地域的に普及上の格差があります。都道府県ごとの実施状況を見てみますと、おくれているところが大阪、学校の数で見ますと二四・五%、生徒の数から一二・九%、これに続いて京都三一・四%、生徒は一五・三%という状況でございますけれども、この原因がどこにあるか、……

第87回国会 文教委員会 第3号(1979/02/22、11期、公明党)

○柏原ヤス君 先日、文部大臣の所信表明及び来年度予算の説明を承りましたが、内容を見てみますと、例年のとおり総花的、抽象的で、大臣が過去四十数年の経験を生かし、「二十一世紀への展望に立って、」と、非常に力強い御決意のもとに発表された所信にしては、またそれを実現するための予算にしては、私は非常に、何と言いましょうか、教育のわかる大臣にしてはもっと張り切ってもらいたい。なるほどといわれるような、内藤文部大臣らしい、そうした息吹というものが具体的に感じられるようにしてほしい、示してほしいと思いました。そうした点が非常に私としては不満足であり、感じられない。  そこで、所信表明の点はそれとして、こうして……

第87回国会 文教委員会 第6号(1979/03/29、11期、公明党)

○柏原ヤス君 図書館情報大学についてお尋ねいたします。  その前に、まず図書館の役割りについてですが、図書出版物を初めとして、資料、情報の生産、またその利用の状況はすさまじいものがあります。いわゆる情報化社会と言われておりますが、また別の面では生涯教育の時代と言われていますが、そうした中で、国民にとって図書館の果たすべき役割りはますます重要になっていると思います。こうしたことを考えますと、図書館というものを国民の要望にこたえられるように改善、充実していかなければいけないと思いますが、大臣はこの点どうお考えでしょうか。
【次の発言】 そこで、今度つくられるこの図書館情報大学の目的、性格を示された……

第87回国会 文教委員会 第10号(1979/05/31、11期、公明党)

○柏原ヤス君 最初に行政管理庁にお伺いをし、そして文部省にお聞きしたいと思います。  まず、このオリンピックセンターの廃止が決定されるまでの経緯についてお尋ねしていきたいと思います。このオリンピックセンターが、行政改革の、いわゆる特殊法人の整理合理化の対象となったのは昭和五十年の閣議了解のときからでございますが、そこを見ますと、「オリンピック記念青少年総合センターについては、昭和五十一年度中に、国立競技場との統合の可否を含めその在り方を検討する。」と、こういうふうに書いてございますが、この意味がどういう意味なのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 いまの御説明ですと、この文章のとおりのことにと……

第91回国会 文教委員会 第4号(1980/03/25、11期、公明党)

○柏原ヤス君 大臣の所信、また五十五年度の文教予算について何点か質問をいたします。  大臣は所信の初めに、「教育、学術、文化の振興を図ることは国政の基本であると考えます。」と、このようにおっしゃっております。そこで、国の財政と国の教育費の比率を見ますと、昭和五十年の一二・七%、これがピークであって、五十一年一二・三%、五十二年は一一・七%、五十三年は一一・四%、五十四年は一〇・八%と徐々に落ち込んでおります。このようなことで教育が国政の基本であると言えるかどうか、大臣にお答えをお願いいたします。
【次の発言】 いろいろ御説明がありましたが、私が最初にお聞きしたのは、五十年度がピークで、年々国の……

第91回国会 文教委員会 第5号(1980/03/27、11期、公明党)

○柏原ヤス君 国立学校特別会計予算についてお尋ねいたします。  予算書を見ますと、国立学校特別会計の中の一般会計よりの受け入れ、これが五十五年度の金額九千五百八十七億となっております。そして昨年の額に比べて、その伸び率が三・五%というふうになっております。せんだっての委員会でも、文部省予算の一般会計が五・七%だと、これは国の一般会計予算の伸び率一〇・三%に対して半分ではないかと、教育に対する姿勢がもっと強気で行っていただきたいというふうに申し上げたんですが、その文部省予算一般会計の中から、国立学校特別会計の方に受け入れている額の伸び率がまた三・五%、一〇・五%に対して文部省一般会計予算がその半……

第91回国会 文教委員会 第7号(1980/04/10、11期、公明党)

○柏原ヤス君 オリンピックセンターを廃止し、文部省に直轄した後の運営や、そのあり方などを中心にお尋ねしたいと思います。  まず、利用する側で大きな不安を持っております点は、国立にした場合も、国民の側に立った運営をしてくれるかどうかということです。そういう点から、この利用については、いままでの実態どおりだ、直轄後も変わりませんという答弁をなさっておりますが、利用者の使用目的、また使用の内容、こういうものに対して、制限あるいは制約がかかるようなことはないか。これをもう一度念を押してお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 そこで、青少年団体以外の利用についてお尋ねしておきますが、特殊法人である……

第91回国会 文教委員会 第9号(1980/04/24、11期、公明党)

○柏原ヤス君 いわゆる第五次定数改善計画についてお尋ねいたします。  まず、計画の期間が十二年間というきわめて長いという点についてですが、この点については、所信に対する質問の際にも申し上げてありますので、繰り返して申し上げませんが、この計画の実施の仕方についてですが、ことし、五十五年から五十七年までの三年間は、児童減少市町村から実施するということだそうです。しかも、初年度はその中でも教室をつくる必要のない学校から進めるということでございますが、五十六年、五十七年、このときもこうしたやり方で進めるのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。

第91回国会 文教委員会 第10号(1980/05/13、11期、公明党)

○柏原ヤス君 私学共済の長期給付費についてお尋ねいたします。  ここ十年、特に十年というところに力を入れて申し上げるんですけれども、毎回、しかも十年、私学共済の年金改定法案の審議のたびに、長期給付に対する国の補助率を百分の二十に引き上げるべきであるという附帯決議が全会一致で行われてきているわけです。しかも、ことしもこの百分の二十の補助率の実現が見送られた。十年にわたって、当然百分の二十にすべきだというこの補助率の、また補助の実現ができない。これはこの委員会では年じゅう取り上げられ、きょうも先ほどから取り上げられているわけですけれども、私もくどいようですけれども、この問題について取り上げ、文部大……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 文教委員会 第1号(1980/10/16、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 去る九月九日から十一日までの三日間、私ども第一班は、山形、福島両県に派遣されましたので、その調査結果の概要を御報告申し上げます。  第一班の派遣委員は、降矢敬義委員長、世耕政隆理事、粕谷照美理事、小野明委員と私、柏原ヤスでございます。  まず第一日は、山形県庁において知事、教育長等より県全般の教育行財政の状況あるいは今後の施策などについてお話を伺った後、県下唯一の大学である国立山形大学を訪れ、特に、新設されて間もない医学部や附属病院を視察いたしました。次いで、山形県最大のマンモス校である山形市の鈴川小学校において、過大過密校の実態とその抱えている問題についてつぶさに調査し、最後に……

第93回国会 文教委員会 第3号(1980/10/23、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 最初に、教科書のことについてお聞きしたいと思います。  去る八日、参議院本会議の代表質問において、わが党の田代議員が、鈴木総理に対して、財政再建の名をかりて義務教育教科書無償、また児童手当、こういうものを見直ししたり削減するのは福祉切り捨てではないかという質問をいたしました。それに対して総理は、文教費と社会保障は今年度予算で三〇%を占める、歳出見直しに当たって特別の聖域とするわけにはいかないという答弁がございました。この特別の聖域としないという総理の答弁について、文部大臣はどういう御見解をお持ちになっていらっしゃるのか伺っておきたいと思います。

第93回国会 文教委員会 第4号(1980/10/28、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 私は母乳について質問をしたいと思います。  それは、母乳のことにつきましては高等学校の教科書に母乳の問題が取り上げられております。その教科書に取り上げられている範囲の中での母乳の問題についてお聞きしたいと思うわけです。  それは、母乳については子供の幸福というものを考えますと、母乳で育った子供は一生幸せではないかと、幸せだと、こう思うておりますので、こうした母乳について文部省で取り扱っている教科書にこれがどのように扱われているか。母乳のことはここ数十年私たちが牛のお乳で子供を育てるというようになってまいりました。そういう中で学者の中にもいかにもそれが結構なことだというような講演を……

第93回国会 文教委員会 第5号(1980/11/13、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 最初に高等学校の新増設についてお伺いいたします。  高校不足という問題はいままでも大きな社会問題になっておりますが、戦後第一次ベビーブームの二世が昭和六十年代の前半、そこを中心に高校進学期を迎えるわけでございます。特に昭和五十八年度から六十五年度にかけては高校人学者の数が急増するということが予測されております。そこで、これに対して各都道府県は、高校新増設事業、これを重点施策として取り組んでおりますが、その建設費並びに用地費、大変なものであって、財政難の自治体としては大きな負担になっております。これは申し上げるまでもないことですが、そこで、この事態に適切に対処するためには、文部省と……

第93回国会 文教委員会 第7号(1980/11/20、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 放送大学についてはいままでいろいろ問題点が指摘されてまいりました。参議院では最初の質疑になりますので、基本的な点について二、三お伺いしたいと思います。  まず、放送大学が電波を利用するものである、また準備が国の主導で行われてきたということなどから、教育研究の自由をいかにかく保障し、国の支配をいかに排除するか、これが課題になっていると考えられます。そこがやはり衆議院でも論議の中心であったと思います。この点についてもう一度どのように考えていらっしゃるか、放送大学学園及び放送大学の機構と制度面で配慮されている点を述べていただきたいと思います。

第94回国会 文教委員会 第4号(1981/03/31、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 今国会において文部大臣の所信をお聞きいたしました。所信の一端を述べるのだと、こういうふうにお断りになって述べられたのでやむを得ないとは思いますが、相変わらず総花的であり、抽象的文言の羅列であると、このように感じます。しかし、田中文部大臣が初めて述べられた所信でもありますので、この所信の中に大臣の考えておられる特色、いわゆる田中文部行政のカラーというべきもの、こういうものがどのようにあらわれているのか御説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 次に、大臣はわが国の教育の現況、問題点、これをどのように把握しておられますか。それに対してまた施策をどのように講じようとしておられる……

第94回国会 文教委員会 第6号(1981/04/09、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 私は、高校生のバイク問題について何点かお聞きしたいと思います。  まず、バイクの免許取得が十六歳から可能になっております。四輪車よりも二歳若い。こうした理由と根拠はどこにあるのでしょうか。
【次の発言】 諸外国における免許取得可能年齢、これはバイクの場合、四輪車の場合、どういうふうになっておりますか、おわかりでしたらお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 高校生のバイクによる事故が非常に多くなっております。そこで、十六歳から二十歳までの各年齢別、そして二十一歳以上は一括して結構ですが、ハイクによる事故数、それと死者数、これがどうなっていますか。これは過去五年間にさかのぼっ……

第94回国会 文教委員会 第7号(1981/04/14、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 放送大学の内容に入ります前に、大学の開放あるいは生涯教育といったことについてお聞きしておきたいと思います。  大学には、教育、研究、社会サービス、こういう三つの役割りがあると言われておりますが、わが国では特に社会サービスという点が軽んじられてきたのではないかと思っております。しかし最近、社会教育の活発化あるいは生涯教育の考え方が普及してまいりました。しかし、いま申し上げましたように、大学はもっと社会に大きく門戸を開いて、それらの中心的役割りを果たしていかなければならないと思います。大学教育の今後のあり方に大きなこうした役割りが強調されなければならないと思うのです。そこで、国立・公……

第94回国会 文教委員会 第9号(1981/04/21、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 時間がないので済みません。  残る時間を坂元先生と室先生に二問ずつお尋ねいたします。坂元先生にはイギリスにおける公開大学、これについていろいろ御研究をなさっていらっしゃるというのでお聞きするわけなんですが、その経験の中で放送大学に生かすべき点、どういうことがあるかということが一つ。  それから、イギリスの公開大学は成功していると、こういうふうに受けとめていいと思いますが、その背景を比べますと、イギリスの場合はそうだけれども、日本の場合、放送大学が実現しても果たしてどうだろうかと、こういう否定的な考えもあるわけで、この点をどうお考えになっているか、これが一つです。  それから、坂元……

第94回国会 文教委員会 第11号(1981/05/07、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 前回、大学の開放、学問の公開、主として公開講座についてお伺いいたしましたが、大学教育を公開する点でもう一つ重要なことは、通信教育の充実、発展であると思います。  戦後三十余年の間、もっぱら私立大学によって担われてきた通信教育の果たしてきた役割り、これについて大臣はどう評価していらっしゃいますか。
【次の発言】 通信教育は、大臣のおっしゃるとおり、勤労者の学問的レベルの向上に大変な貢献をしてきたということは紛れもない事実であると思います。私はこの通信教育がいま放送大学ができるということによって衰退することになってはならない、こういうことを強調する意味で、またそれを願う立場から御質問……

第94回国会 文教委員会 第12号(1981/05/14、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 まず、前国会でこの法案が審議されましたときに、四項目の附帯決議がなされました。その後どのような対処がされたのかをお伺いいたしたいわけです。  先ほど粕谷議員から四番目の点は御質問がございましたので、四番目を除いて、一、二、三について御説明お願いいたします。
【次の発言】 お伺いしておりますと、努力している努力しているというお話で、努力はしていらっしゃるでしょうけれども、やはりこの附帯決議というものがもっと尊重され、そして一歩でもそれに対して結果を出しているというような点を期待しまして、今後も、附帯決議を出してもさっぱり実績が出ないということのないようにがんばっていただきたいと思い……

第94回国会 文教委員会 第13号(1981/05/21、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 この法律案を拝見いたしますと、大学と放送事業者とをそれぞれ別の設置主体としております。 これに対して衆議院の文教委員会の放送教育に関する小委員会の中でこうした問題が論議されたかどうかということを調べてみますと、やはり大学と放送局を分ければどうなるかというような議論もいろいろされております。その結論は、NHKを使うことは非常に難点が多いということで大学と放送局を一つにした特殊法人方式によらざるを得ないという報告になったと思います。  そこで、この難点を小委員会の中で東大教授の伊藤正己先生、この方は放送法制の権威者と聞いておりますが、この先生が問題点を三つ指摘しているわけです。  そ……

第94回国会 文教委員会 第14号(1981/05/28、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 私は、ただいま可決されました放送大学学園法案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合の四会派共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     放送大学学園法案に対する附帯決議(案)   政府及び放送大学学園の関係者は、学園の設  置する大学が広く国民に開かれた大学として充  実発展し、わが国の高等教育の改善と、生涯学  習の機会の拡充に役立つとともに、学問の自  由・大学の自治と放送の公共性・公平性とが十  分に確保されるよう、左記事項の実現に努める  べきである。  一、学園の役員及び運営審議会委員の選任に当 ……

第94回国会 文教委員会 第15号(1981/06/02、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 社会党が提案なさった育児休暇に関するこの法案をいろいろ拝見いたしました。  そこで、この法案の内容に入ります前に、出産そしてそれに伴う育児、こういう問題は人類始まって以来のことであって、ずっとこうした出産とか育児という問題をいままでどのように考えられてきたか。それは、出産にしろ育児にしろ女の問題だ、女どものやることだ、こういうふうにされてきたと思います。そういう点では、これは日本に限らず世界共通の問題で、そこに歴史的な差別というものがされてきた。そういう点で女性というものは非常に不利な立場に立った面が多いと思います。この育児休暇の問題も、そうした考え方の中で取り扱われてきていると……

第95回国会 文教委員会 第2号(1981/10/22、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 教科書問題について質問をさせていただきます。  教科書問題、その中でもとりわけ教科書検定をめぐる論議、これがいろいろされておりますが、余りにイデオロギー的に過ぎるのではないかという感じを持っております。偏向した教科書を是正するには検定の強化こそ必要だと自民党が言っております。一方では、現在行われている検定は国定と同じであり、政府・自民党の考え方を教科書を通じて押しつける手段であるというふうに批判しております。子供にとって教科書はどういう役割りを果たすべきか、よりよい教科書をつくるためにはどうしたらいいかと、こういう視点が欠如した論議だと私は思っているわけです。  最近の教科書問題……

第95回国会 文教委員会 第6号(1981/11/12、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 今回、日本学校健康会法、この法律によって安全会と給食会が統合されることになりますが、まず給食会の今日までの経緯を見ますと、昭和四十二年と昭和四十五年の二回にわたって廃止を決定する閣議が開かれております。なぜ廃止を決定するに至ったかという理由、またその後廃止決定があったにもかかわらず今日まで続いてきている、それにはどんな理由があったのか、こういう問題につきましては文部省の御説明がいろいろございました。要するに、指定物資四品目というような給食の中で、非常に大事な物資を取り扱うためにこの給食会という会はあった方がいいんだ、仕事がやはりあるから今日まで続いているんだ、こういうふうに簡単に……

第96回国会 文教委員会 第4号(1982/03/30、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 大臣の所信表明を拝見いたしますと、教科書の無償制度については引き続き存続させると述べていらっしゃいます。いまさら申し上げるまでもなく、教科書無償は憲法の義務教育無償の精神にのっとったものであり、法律で定められた国民の意思であると、こう思っております。次代を担う子供たちにとっても学校教育に不可欠で重要な教材、国民全員の負担で提供をしようとするこの考え方に立った施策でございます。この教科書無償は将来にわたって堅持すべきだと考えておりますが、大臣の御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 教科書無償については中教審で論議されております。田中前文部大臣は、当然中教審でも無償の答申が出る……

第96回国会 文教委員会 第6号(1982/04/01、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 きょうは海外子女教育について質問をいたします。  近年、わが国も国際的活動が拡大され、それにつれて海外に在住する日本人もふえております。その子女の数も三万人を超えたと言われております。この海外子女教育のために、現在日本人学校が七十校、補習枝が八十二校、国の援助で設置されております。若い時期に海外生活を経験するということは、語学その他その人にとってははかり知れないメリットがあると思います。そこで海外子女教育の理念というか目的というか、日本人としての自覚を持ちながら豊かな国際性ある人材を養うという点にあると思いますが、この点について大臣の御見解をお伺いいたしたいと思います。  また、……

第96回国会 文教委員会 第7号(1982/04/08、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 与えられた時間が三十分でございまして、十問くらいお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  最初に足達参考人にお尋ねいたしますが、先ほども問題が出ておりました学校災害は施設設備の不備といったことから起こる問題が非常に多い。そこで、実際に起こった災害の事例から施設設備の改善にどうこれが生かされたかと、これを足達参考人が実際に当たられた事例がございましたら、具体的にお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 もう一問お願いいたします。  学校安全のために福岡県として独自の施策をとっておられるかどうか御紹介いただければ結構だと思います。

第96回国会 文教委員会 第8号(1982/04/13、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 私は、学校給食の問題についてお伺いいたします。  大臣は、昨年都内の小学校で子供たちと一緒に給食を試食されたようですが、そのときの御感想はいかがだったのですか。
【次の発言】 大臣はランチルームで食事をなさったわけですが、ランチルームを備えた学校は全体として非常に少ない。五十四年度の文部省の調査ではわずか全体の三・一%という現状です。学校食堂が教育上きわめて有意義だということはどなたもおっしゃるわけです。その必要性については国際的にも認識されており、一九五一年の国際公教育会議では学校食堂を設置するよう各国文部省に対して勧告する旨の決議までして、それが採択されております。  そこで……

第96回国会 文教委員会 第9号(1982/04/15、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 私は、公明党・国民会議を代表して、政府提出の日本学校健康会法案、日本社会党提出の修正案、自由民主党・自由国民会議提出の修正案に反対し、公明党・国民会議及び民社党・国民連合の共同提出にかかる修正案に賛成する討論を行うものであります。  この法案は、放送大学学園を特殊法人として設立したかわりに、文部省関係の法人を一つ減らさなければならないため、日本学校給食会と日本学校安全会とを無理やりに統合したにすぎないということが、先国会以来の慎重な審議によって、ますます明白になったと思うのであります。  私どもの考えによりますと、学校安全の問題は大変に重要であり、施設設備、環境衛生等を含めてさら……

第96回国会 文教委員会 第11号(1982/07/06、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 私は、私学共済の審議に当たって、特に高齢者の医療の問題を取り上げてお尋ねしたいと思います。  公務員の定年制が法定されておりますが、そのことによって私立学校の教職員の停年年齢に何らかの影響が出ていますでしょうか。その点お願いいたします。
【次の発言】 そこで、私立学校における教職員の停年年齢の実態がどうなっておりますでしょうか。また、その実態の上から、国公立学校の停年年齢と比較してどうであるのかを教えていただきたいと思います。
【次の発言】 私学共済で行ったアンケート調査を見たんですが、それには私学の教職員の平均停年年齢は六十三・四歳となっております。この平均停年年齢を取り上げて……

第96回国会 文教委員会 第12号(1982/07/29、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 先ほどから、るる議論がございましたが、教科書の記述内容に対する外国の抗議をめぐる問題点、私も若干質問させていただきます。  まず、今回中国及び韓国が問題にしております教科書の記述、一体どういう部分に対してどのような抗議がなされたのか、その内容を明らかにしていただきたいと思います。新聞の報道だけでははっきりいたしませんので、お願いいたします。
【次の発言】 そこで、中国から、また韓国から、この部分、これはこういうふうにという抗議がはっきりしているわけで、いまの御説明では漠然として正しい理解ができないわけです。ぜひこれもう少し明らかにしていただきたい。  それから、これを明らかにする……

第96回国会 文教委員会 第13号(1982/08/03、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 初めに教科書問題について若干質問させていただきたいと思います。  中国が大臣の訪問を拒否してきたわけですが、これは、検定説明で理解されると楽観していた政府に、予想以上に事態が深刻であるということを理解させたと思います。私は、ここで政府も思い切って措置を講ずる必要があると思います。その点いかがでしょうか。そうしない限り、事態はますます深刻化してしまうと思います。この点をお伺いいたします。
【次の発言】 中国側は政府に、改ざん部分の是正、すなわち再検定を強く求めております。大臣はこれにこたえる用意があるかどうか。文部省は、改めて検定の説明をすると言っておりますが、さきの説明内容、方法……

第96回国会 文教委員会 第16号(1982/08/19、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 今回の教科書問題の一連の動きを見ておりますと、国の内外とも、その動きが鎮静化するどころかエスカレートする一方だと思っております。こうした状況を国民のだれもが憂慮しております。特に文部省の対応に不満を感じ、外国に対しては済まない、恥ずかしいというような気持ちでいるのが偽らざる心境であると思います。したがって一日も早い解決が望まれるわけですが、私はきょうこの場で、これまでの政府、また文部省の取り組み方に反省を促すとともに、今後どう解決に臨むべきかという観点から若干質問させていただきたいと思っております。  そこで、従来の政府の対応では鎮静しない、一層問題が大きくなる、この内外の不満は……

第97回国会 文教委員会 第1号(1982/12/23、12期、公明党)

○柏原ヤス君 次に、去る十月五日から七日までの三日間、福井県及び石川県に派遣されました第二班の調査結果について、その概要を御報告申し上げます。  第二班の派遣委員は、大島友治理事、小野明理事と私、柏原ヤスでございます。  まず第一日目は、福井県庁において県全般の教育事情と要望を聴取いたしました。次いで福井県陶芸館を視察した後、宮崎村唯一の中学校である宮崎中学校を訪れ、その特色ある施設を拝見し、説明を伺いました。最後に、全国有数の戦国遺跡である朝倉氏遺跡を訪れ、整備の状況と今後の方針を伺うとともに現地を視察いたしました。  第二日目は、まだ建設のつち音の響く福井医科大学において附属病院の整備計画……

第98回国会 文教委員会 第2号(1983/03/03、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 割り当てていただきました時間が二十分の中で御出席の六人の方に御意見をお聞きいたしたいので、私はそれぞれ先にお聞きしたい点を申し上げて、そしてお一人三分ぐらいの程度でお答えいただければ大変ありがたいと思いますので、先に質問さしていただきます。  まず、沖原参考人にお聞きしたいことは、少年非行、校内暴力の一つの対策として、学力が授業に追いついていけない生徒に対する教育をどうするか、これが重要な問題の一つであると思います。そこで、いわゆる学力遅進児対策として参考になる諸外国の例を教えていただきたいと思います。  それからもう一点は、先生を尊敬している生徒の割合が、わが国の場合は諸外国に……

第98回国会 文教委員会 第4号(1983/03/24、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 最初に教科書無償制度についてお伺いいたします。  大臣は、昨年の暮れの臨時国会でわが党中野明議員の教科書無償制度に対する質問にお答えになっております。その中で、予算編成ごとに財政当局との間で論議があるが、憲法二十六条あるいは教育基本法の精神に基づいて人間の平等、教育の機会均等という大きな精神から発して、無償の制度が確立されている、これは基本原則であるから文部省としてはぜひ崩してはならないと考えていると、こう述べていらっしゃいます。これは歴代の文部大臣の考え方と同じ趣旨のもので、当然と思いますが、大臣は現在もその考えにいささかも変更がない、こういうふうに理解していてよろしゅうござい……

第98回国会 文教委員会 第9号(1983/05/17、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 学校教育法の一部を改正する法律案について質問をいたします。  今回の修業年限の延長は、獣医学関係者にとっては昭和二十年代からの懸案であったわけですが、それが今日まで実現しなかった、そういう理由はどこにあったのでしょうか。
【次の発言】 次にお聞きしたいのは、先ほどもお話がございましたけれども、現在の修士積み上げ教育の教育課程は今回の改正によってどのように改善されたのか。修士課程の積み上げ教育、これは四年プラス二年で六年間だ、今回改正された修業年限も変わらない。一貫した六年間の修業年限になったということは形の上でそうなんですが、どこが改善されたのか、どこが充実され、また整理され、改……



各種会議発言一覧

5期(1959/06/02〜)

第40回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1962/03/28、5期、無所属クラブ)

○柏原ヤス君 給食のことについてお伺いいたしたいと思います。  学校給食制度調査会が、学校給食が果たした役割と教育効果を大きく確認し、小学校の五カ年、また中学の十カ年の年次計画を立て、完全給食、全校実施をはかるべきことを答申しておりますが、政府としては、この完全給食、全校実施ということについて、どういう御見解を持っていらっしゃるか、聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、予算説明書を見ますと、学校給食費の項に、食糧管理特別会計の繰り入れに必要な経費につきまして説明がついておりますが、その説明に、学校給食に対する父兄負担の軽減をはかるためと説明してございます。また一方、一般会計よ……


7期(1965/07/04〜)

第55回国会 文教委員会オリンピック等対策小委員会 第1号(1967/07/20、7期、公明党)

○柏原ヤス君 五年先のそこの大会に優秀な選手を出すというために強化を行なわれるわけですが、現在の選手の中で五年先に出られる選手はどのくらいおりますか。
【次の発言】 来年のグルノーブル大会の選手はきまっておりますか、出場選手は。
【次の発言】 そのきまった選手が札幌大会までに具体的にどうなるということはわからないとしても、使えるかどうかというようなことはいかがでしょうか。
【次の発言】 この競技場を早くつくらなければならないという点で施行主体の問題がはっきりしていないので、地元がたいへん困っているようですけれども、これはきまりましたでしょうか。


11期(1977/07/10〜)

第91回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1980/04/01、11期、公明党)

○柏原ヤス君 母子保健法についてお尋ねいたします。  橋本前大臣がこの母子保健法について、何度か見直しを表明してきておりましたが、野呂厚生大臣もこの点、母子保健法は見直しをし、改正の必要があると、こういう御認識でいらっしゃるのでしょうか。いかがですか。
【次の発言】 そこで、改正をする方針であるということでございますが、それに大きな期待をかけてもう少し具体的にお聞きいたしたいと思います。  この前の橋本大臣が家庭保健基本問題検討委員会を設置して、そしてその検討を依頼したわけですが、こうした委員会でいずれ結論としてこれが意見書あるいは報告書と呼ばれるようなもので提出されると、このように理解してい……


12期(1980/06/22〜)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会、文教委員会、社会労働委員会連合審査会 第1号(1981/11/20、12期、公明党・国民会議)

○柏原ヤス君 新聞報道によりますと、先日、第十三期中央教育審議会の委員が決定され、また二十四日には初会合が開かれて教育の諮問題について諮問するということですが、この諮問の内容はどんな項目について諮問されるのか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 ただいまお答えいただいたその中で、小中高校における教育内容、教育方法、教科書のあり方、これが一つの柱となって諮問されるようでございますが、この中で「教科書の在り方」というのは、具体的にはどのように答申をお求めになっていらっしゃるのか。詳しく諮問内容がはっきりしているのでしたら、お答えいただきたいと思います。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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