このページでは赤間文三参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。赤間文三参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○赤間文三君 お尋ね申し上げます。この海外経済協力基金法案でありますが、これは非常に重要な、国としては非常に有効なものと考えております。ただ私の尋ねたい一点は、輸出入銀行では、御説明で不十分だ、あるいはやりにくい点が多い、そういう意味でこういうものを設けるのだとありまするが、私は大体いろんな点から見て、機関が多いのは、なかなか関係者が多く、なかなか仕事の能率をあげるということは困難だという点が多い。そういう点から考えてみて、輸出入銀行法、これに関係するものを改正して、大部分の仕事がやれるようにすれば、特にこういう基金を設けなくても目的が達せられるのじゃないか、現存の輸出入銀行法そのままではやれ……
○赤間文三君 関連して。質問よりも、この際お願いを申し上げたいのですが、椿委員からいろいろありましたが、非常にこれは市大な問題でありまして、まあこれは理屈は抜きまして、もしこの工業用水法のようなものが戦前から出ておったら非常に効果が上がるじゃないか。実をいうと、大阪も戦前からずいぶん地盤沈下があった。それが三十一年から法律ができて、あるいは補助の道を講ぜられるとか、一部それが禁止される。これは非常にいい。私はありがたく地元としては思っている。ただ私の希望としましては、とにかくどんどん土地が下がるということは、これは非常に国土喪失の重大なるものです。そのために莫大な金をかけて防潮堤といいますか、……
○赤間文三君 私は、本委員会の委員長に一松定吉君を指名することの動議を提出いたします。
○赤間文三君 よろしゅうございます。
○赤間文三君 大臣にお尋ねを申し上げるのでありますが、その前に、このたびの第二室戸台風は一般の人が考えている以上に災害が、大阪の例をとりましても非常に深刻なものであった。御承知のように、この第二室戸台風で大阪でも浸水家屋が十一万戸という、実に膨大な数に達し、全部の二十二区のうちで十一区に災害救助法が発令をされた。ここに住んでいる百二十七万のうち罹災者の数は四十六万。ゼロ地帯のごときはもう数日問水浸しになって、泥海になっておる。実に深刻きわまる大災害が第二霊戸台風によって起こったのであります。大阪としまして一番大事な問題はいろいろありまするけれども、私らの過去の経験、いろいろな事情を見まして大阪……
○赤間文三君 ただいまの建設大臣のお答えを承りまして、いち早く御視察を願って、現地をつぶさに見ていただいて、適当な措置を講じてもらって非常にありがたいと思っております。御承知のように、大臣ごらん願いました伝法大橋の下流が一里ぐらいの間がすでに二メートルぐらいは沈下して低いのであります。御承知のように淀川右岸はできておりますが、左はこういうふうなもののかさ上げ等も非常に心配でならない、その他右岸、左岸につきましても、枚方大橋のあの辺から、また対岸その他調べてみると、相当危険と思われる点がございますので、抜かりもございますまいが、特に淀川につきましては、仰せのようにできるだけすみやかにこれが恒久的……
○赤間文三君 関連。今話を聞きましたが、私の考えでは、こういう重大な事務を、人もふやさぬでやるということは、府県の商工会あたりに事務を委任さして幾らか金を出してやる、こういうふうにされたら一番実効があがる、こういうふうに思うが、どうですか。やはり府県をお使いにならないと、大きな仕事はできませんよ。府県には人がいるのですから。その点についてひとつ。
○赤間文三君 関連して、私、一言だけお願いをかねて。この商店街振興組合法案は非常に私どもけっこうだと思います。こういう法律ができましたならば、十分ひとつ効果があがるように格別やってもらいたい。それで通産省にちょっと一言お尋ねしたいのは、どうも、中小工業という面についてはあらゆる面から従来施策もあるように思うんだが、比較的に商業についての施策というものが割合に配慮が少なかったんじゃないかと思う節がある。私は通産省としてもやっぱり商業方面の小売商業、小売店、そういうものの整備改善ということに一そうのひとつ注意を払ってもらうということが大事じゃないか。そういう点からいっても、この商店街の振興法ができ……
○赤間文三君 委員長の互選につきましては、成規の手続を省略して、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。
○委員長(赤間文三君) これから商工委員会を開会いたします。 議事に入るに先だちまして、一言皆様方にごあいさつを申し上げます。 このたび、はからずも私商工委員長に選ばれましたが、御承知のように、もとから微力の上に、至って物事に不なれな私でございます。この重責を果たせるかどうか非常に心配にたえないのでございます。幸い委員の皆様方先輩各位の御厚意、御援助を賜わりまして、最も公平に誠心また誠意、当委員会の運営に当たりたい所存でございますので、何分の御指導と御鞭撻を賜わりますよう、切に衷心からお願いを申し上げまして、はなはだ蕪辞簡単でございまするが、ごあいさつといたします。どうかよろしくお願いしま……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたしまして、まず石炭運賃の通算制に関する件の調査を進めます。
関係当局から出席の方は、十河日本国有鉄道総裁、遠藤日本国有鉄道営業局長、これ二人でございます。
御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ本件はこの程度にとどめます。
【次の発言】 それでは次に、綿製品の対米輸出に関する件の調査を進めます。
政府から出席の方は繊維局長の磯野太郎君でございます。
御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
○委員長(赤間文三君) これより商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告を申し上げます。
本日は、午前中は石炭問題に関する件の質疑、―午後は陶磁器の対米輸出に関する件の決議、法律案三件の提案理由の説明聴取、中小企業問題、ブドウ糖工業に関する件、石油及び電力問題の質疑等を行ないます。
【次の発言】 それではこれより議事に入ります。産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題とし、石炭問題に関する調査を進めます。
御質疑のおありの方は順次御発言をお願い申し上げます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
○委員長(赤間文三君) これから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項につきまして、御報告申し上げます。
本日は、工業用水問題に関する件の質疑、鉱山保安法の一部を改正する法律案外一件の提案理由の説明を聴取し、請願の審査を行ない、継続審査、調査の決定、閉会中の委員派遣の決定、閉会中の連合審査会開催の決定を行ないます。
次に、閉会中の委員会の開会時期は、大体九月三日、十月三十一日、十一月一日とすることに決定をみた次第でございます。御了承を願います。
【次の発言】 それでは、これから議事に入ります。産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたします。工業用水問題に……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、理事の辞任許可についてお諮りいたします。
中田吉雄君から、都合によって理事を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。
つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じます。その互選の方法は、慣例により便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。
それでは私から椿繁夫君を理事に指名いたします。(拍手)
○委員長(赤間文三君) それではただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告を申し上げます。
本日の理事会で打ち合わせましたことは、理事の辞任及び補欠互選の件、それから請願審査の件、継続審査の三件について、理事会において円満に打ち合わせを終わりましたことを御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、理事の辞任許可についてお諮りをいたします。
劒木亨弘君から都合によって理事を辞任いたしたい旨の申し出がありましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさよう決定いたしました。
つきましては、直ち……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件についてお諮りをいたします。
今期国会におきましても、前国会同様、産業貿易及び経済計画等に関する調査を行なうこととし、本院規則第七十四条の三によりまして、議長に対し調査承認要求書を提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定をいたします。
なお、要求書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じまするが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定をいたします。
本日はこれをもって散会いたします。
午後二時……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。 まず、昨日の委員長及び理事の打合会の協議事項について御報告をいたします。 会期国会における本委員会の開会日につきましては、当分の間前と同じように火曜日は午後一時から、木曜日は午前十時からとすることに申し合わせましたので、御了承を願います。 次に、本日の委員会は、理事の辞任及び補欠互選の件についてお諮りいたしました後に、ガスによる爆発及び火災事故に関する件の説明を聴取いたすことになりました。 なお、委員会散会後に深川の現地調査に参りまするので、多数の委員の方の御参加をお願い申し上げます。
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、先刻の委員長及び理事の打合会の協議について御報告を申し上げます。
本日の委員会は、通商産業大臣、経済企画庁長官、公正取引委員会の委員長、十時三十分までに衆議院の予算委員会に出席を要望されておりまするので、なるべくそれまでにできれば通商産業省の施策、経済企画庁の施策、公正取引委員会の業務概況の説明を聴取し、ついで予算の説明を聴取いたしたいと存じております。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告をいたします。
一昨日高山恒雄君が辞任をされまして、向井長年君が選任されました。
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。 まず、先日の委員会の散会後の委員長及び理事打合会の協議事項について御報告を申し上げます。 本日は、先回の各大臣の施策の説明及び公正取引委員会の業務概況の説明に対する質疑を行なうことになりましたので、御了承を願います。 それでは、産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題にしまして、昭和三十八年度通商産業省の施策に関する件及び公正取引委員会の業務概況に関する件の調査を進めますが、政府側から出席されておる方は、上林政務次官、佐藤公正取引委員会委員長、加藤中小企業庁振興部長でございます。 御質疑のおありの方は順次御発言を願います……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打ち合せの協議事項について御報告申し上げます。
本日の委員会はプラント類輸出促進臨時措置法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聴取をする、また私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聴取する、それから昭和三十八年度通商産業省の施策に対する質疑を行なうことになりましたので、以上御了承を願います。
【次の発言】 次に、一昨日予備審査のため、本委員会に付託をせられましたプラント類の輸出促進臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。政府から提案理由の説明を……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議いたしました事項について報告をいたします。
本日の委員会は、まず、中小企業信用保険公庫法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聞いた後に、昭和三十八年度通商産業省の施策に関する大臣に対する質疑を行なうことになりましたから御了承願います。
【次の発言】 それではこれから議事に入ります。昨日予備審査のため、本委員会に付託になりました中小企業信用保険公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。政府から提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 以上で提案理由の説明を終了しました。自後の審査……
○委員長(赤間文三君) それではただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事の打ち合わせの協議事項について御報告いたします。
本日は、中小企業者の産業分野の確保に関する法律案及び外二案の提案理由の説明を聴取しました後、地盤沈下問題に関する件及びプラント類輸出に関する件の質疑を行なうこととなりましたから、御了承をお願いいたします。
【次の発言】 それではこれから議事に入ります。
二月十一日に本委員会に付託をせられました中小企業者の産業分野の確保に関する法律案、百貨店法の一部を改正する法律案及び商店街振興組合法の一部を改正する法律案、以上三案を一括して議題とし、発議者から順……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打ち合わせの協議事項について御報告いたします。
本日は金属鉱物探鉱融資事業団法案の提案理由の説明を聴取した後に、自由化と金属鉱業に関する件の資料の説明を聴取し、質疑を行なうことになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。
去る二月十二日、予備審査のため本委員会に付託をされました金属鉱物探鉱融資事業団法案を議題といたします。政府から提案理由の説明を聴取いたします。福田通商産業大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明を終了いたしました。自後の審査はこれを後日に譲るこ……
○委員長(赤間文三君) ただいまから、商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打ち合わせの協議事項について報告をいたします。
中小企業基本法案ほか八法案の提案理由の説明を聴取をし、産業と税制に関する件及び繊維問題に関する件の質疑を行ない、プラント類輸出促進臨時措置法の一部を改正する法律案の補足説明を聞いた後に、もし時間があれば質疑を行なう、こういうことになりましたので御了承を願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告をいたします。
昨日、阿部竹松君が辞任をせられ、その補欠として野上元君が選任をせられました。
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、理事打合会の協議事項について報告を申し上げます。
理事打合会ではプラント類輸出促推臨時措置法の一部を改正する法律案の質疑を行なうことになっております。
本日は大体近藤先生、松澤先生、二宮先生から申し出があります。関連いたしまして随時関連質問して十分お願いいたしたいと思います。できれば火曜日の、この次の委員会で討論採決をする、こういう大体仕組みでございます。あらかじめ御了承を願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告をいたします。きのう野上元君、久保等君が辞任をされました。その補欠として阿部竹松君、光村甚……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項について報告します。
本日は、中小企業等協同組合法等の一部を改正する法律案の提案理由の説明を大臣から聞きます。それから、プラント類輸出促進臨時措置法の一部を改正する法律案の討論採決の後に、中小企業金融に関する件の質疑を行なうこととなりましたので、御了承を願います。
なおまた、次回の三月七日木曜日は、午前に委員会を開きまして、午後は昭和電工、日本酸素等の視察を一時からやるという大体予定でございます。
【次の発言】 それではこれから議事に入ります。
去る二月二十七日、予備審査のため本委員会……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項について報告いたします。
本日は、中小企業信用保険公庫法の一部を改正する法律案の質疑を行ない、午後は高圧ガス取り締まり関係の視察を行なうことになりましたので御了承いただきたいと思います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告を申し上げます。
昨日光村甚助君、武藤常介君が辞任をせられまして、その欠員として久保等君、吉武恵市君が選任をせられました。
【次の発言】 次に、委員の異動に伴い理事が一名欠員になっておりまするので、その補欠選挙を行ないます。
互選は、慣例により便宜その指名を……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員長及び理事打合の協議事項について報告をします。本日は計量法施行法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聴取して、なおまた時間がありましたら、これについても少し質問をしてもらいたい、中小企業信用保険公庫法の一部を改正する法律案の質疑を行なうこととなりましたので御了承下さい。
【次の発言】 中小企業信用保険公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。前回に引き続いて質疑を行ないます。御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
ちょっと速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。
先般の答弁の残ったものにつきまし……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告をいたします。
本日は、高圧ガス取締法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聴取し、後刻質疑を行ない、計量法施行法の一部を改正する法律案の質疑を行ない、場合によっては採決も行ないたい。こういうふうなことになります。御了承を願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告をいたします。
昨日、二木謙吾君、丸茂重貞君が辞任され、その補欠として、小林英三君、前田久吉君が選任されました。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。
昨日、本委員会に付託をせられまし……
○委員長(赤間文三君) ただいまから、商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告をいたします。本日は、高圧ガス取締法の一部を改正する法律案について、まず補足説明を聞いた後、質疑を行ない、時間があれば、金属鉱物探鉱融資事業団法案の質疑を行なうことになりましたので、御了承を願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告をいたします。
去る十五日、阿部竹松君、平島敏夫君が辞任され、その補欠として藤原道子君、小林英三君が選任せられ、本日、藤原道子君が辞任され、その補欠として阿部竹松君が選任せられました。
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項について、報告を申し上げます。
本日は、採石法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聴取し、金属鉱物探鉱融資事業団法案、高圧ガス取締法の一部を改正する法律案及び私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案の質疑を行ない、高圧ガス取締法の一部を改正する法律案については、本日中に討論採決を行なうことになりましたので、御了承を願います。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。
昨日本委員会に付託せられました採石法の一部を改正する法律案を議題に供します。福田通商……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告を申し上げます。
本日は、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案について質疑の後、討論採決を行なう。金属鉱物探鉱融資事業団法案について質疑の後、討論採決を行なう。中小企業振興資金等助成法の一部を改正する法律案、中小企業近代化促進法案について補足説明を聞いた後、質疑を行なうこととなりましたので、御了承を願います。
【次の発言】 次に委員の異動について御報告を申し上げます。
本日小林英三君が辞任され、その補欠として丸茂重貞君が選任せられました。
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について報告を申し上げます。
本日は、中小企業振興資金等助成法の一部を改正する法律案及び中小企業近代化促進法案について、衆議院における修正点の説明を聞き、補足説明を聴取いたしましたのち質疑を行なうことになりましたので、御了承を願います。
【次の発言】 それではこれから議事に入ります。
中小企業振興資金等助成法の一部を改正する法律案及び中小企業近代化促進法案を一括して議題といたします。まず、衆議院における修正点の説明を聴取いたします。逢澤衆議院商工委員長。
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
中小企業振興資金等助成法の一部を改正する法律案及び中小企業近代化促進法案を一括して議題といたします。
昨日に引き続き質疑を行ないます。御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記を中止して。
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。
他に御発言もなければ、両案に対する質疑は終局したものと認めて、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それではこれより討論に入ります。
御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。
なお、討論は両案を一括をしてお願いをいたしま……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長より理事打合会の協議事項について報告をいたします。
本日の委員会の議事は、輸出硫安売掛金経理臨時措置法案、それから中小企業者に対する資金の確保等に関する特別措置法案、官公需の中小企業者に対する発注の確保に関する法律案、右三案の提案理由の説明を聴取、なお、採石法の一部を改正する法律案の補足説明を聞いた後、同案に対する質疑があれば行なうことになりましたので、御了承を願います。
【次の発言】 それではこれから議事に入ります。去る三月二十七日予備審査のために本委員会に付託されました輸出硫安売掛金経理臨時措置法案を議題とい……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打ち合わせの協議いたしました事項について報告を申し上げます。
まず、本日の打ち合わせましたことは、理事の辞任許可及び補欠互選の件、それからスーパーマーケット法案(参第三〇号)について提案理由の説明を聴取する。それから採石法の一部を改正する法律案(閣法第一五二号)の御質疑をお願いする、こういうことに大体委員長及び理事打合会では打ち合わせをいたしたのでございます。
【次の発言】 それではこれから議事に入ります。
まず、理事の辞任許可に関する件について皆様方にお諮りを申し上げます。
上原正吉君から都合によっ……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長より、理事打合会の協議事項について御報告を申し上げます。
本日は、採石法の一部を改正する法律案の質疑を行なうことになりましたから、御了承願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告をいたします。
去る十日、亀井光君が辞任され、武藤常介君がその補欠として選任されました。
【次の発言】 採石法の一部を改正する法律案を議題といたします。
前回に引き続き質疑を行ないます。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御質問がございませんか。――なければきょうはこの程度で散会いたします。……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項について報告いたします。
本日は、ばい煙の排出の規制等に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由の説明を聴取する、採石法の一部を改正する法律案について質疑のあと採決を行なうということになりましたから、御了承願います。
【次の発言】 それではこれから議事に入ります。
一昨日、本委員会に付託せられましたばい煙の排出の規制等に関する法律の一部を改正する法律案を議題に供します。政府から提案理由の説明を聴取いたします。西村厚生大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終了をいたしました。
自……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項について報告をいたします。本日の委員会は、下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案について提案理由の説明を聴取することになりました。それからばい煙の排出の規制等に関する法律の一部を改正する法律案について質疑を行なうということになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 それではこれから議事に入ります。
ばい煙の排出の規制等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、すでに提案理由の説明を聴取いたしておりまするので、これから質疑に入ります。
御質……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議車項について御報告をいたします。
本日の委員会の議事は、特定産業振興臨時措置法案、市場支配的事業者の経済力濫用の防止に関する法律案、以上両案の提案理由の説明を聴取する。それからばい煙の排出の規制等に関する法律の一部を改正する法律案について、質疑の後討論採決を行なうことになりましたから、あらかじめ御了承をお願い申し上げます。
【次の発言】 それではこれから議事に入ります。
昨日予備審査のため本委員会に付託をせられました特定産業振興臨時措置法案及び市場支配的事業者の経済力濫用の防止に関する法律案……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項について報告を申し上げます。
本日の委員会の議事は、金属鉱業等安定臨時措置法案の提案理由の説明を聴取する。中小企業投資育成株式会社法案について補足説明を聴取し、後、質疑を行なうこととなりましたから御了承願います。
【次の発言】 それではこれより議事に入ります。
昨日予備審査のため本委員会に付託されました金属鉱業等安定臨時措置法案を議題といたします。政府から提案理由の説明を聴取いたします。福田通商産業大臣。
【次の発言】 以上で提案理の説明は終了いたしました。
自後の審査は後日に譲ること……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項について報告をいたします。本日の議事は中小企業投資育成株式会社法案について質疑の後、討論採決を行なうことになりましたから御了承をお願い申し上げます。
【次の発言】 それではこれから議事に入ります。
中小企業投資育成株式会社法案を議題といたします。
前回に引き続き質疑を行ないます。御質疑のおありの方は順次御発言をお願いします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告をいたします。
本日豊田雅孝君が辞任をされ、その補欠と……
○委員長(赤間文三君) ただいまから、商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項について報告をいたします。
本日は、輸出硫安売掛金経理臨時措置法案について、補足説明を聴取した後に、質疑を行なうことになりましたから、御了承を願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告をいたします。
昨日、二木謙吾君が辞任をされ、その補欠として豊田雅孝君が選任されました。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。
輸出硫安売掛金経理臨時措置法案を議題に供します。
本案につきましては、すでに提案理由の説明を聴取いたしておりまするので、本日は、まず、政府委員から補……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長より、理事打合会の協議事項について御報告をいたします。
本日の議事は、輸出硫安売掛金経理臨時措置法案について質疑を行なうことになりましたから御了承願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について報告をいたします。
本日椿繁夫君が辞任され、その補欠として北村暢君が選任をせられました。
【次の発言】 それではこれより議事に入ります。
輸出硫安売掛金経理臨時措置法案を議題といたします。前回に引き続き質疑を行ないます。御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
ちょっと速記とめて。
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会におきまして、本日の議事は、輸出硫安売掛金経理臨時措置法案について質疑の後、討論、採決を行なうこととなりましたから、御了解を願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告を申し上げます。
昨日、北村暢君が辞任され、その補欠として椿繁夫君が選任せられました。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。
輸出硫安売掛金経理臨時措置法案を議題といたします。
前回に引き続き質疑を行ないます。御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いいたします。
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員長及び理事打合会の協議事項について報告いたします。
本日の議事は、金属鉱業等安定臨時措置法案について補足説明を聴取し、質疑を行たらことになりましたから御了承願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告申し上げます。
去る十四日久保等君が辞任され、その補欠として中村順造君が選任せられました。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。金属鉱業等安定臨時措置法案を議題といたします。
本案につきましては、すでに提案理由の説明を聴取いたしておりますので、本日は、まず政府委員から補足説明を聴取いたします。川出……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項について報告をいたします。
本日は金属鉱業等安定臨時措置法案について質疑をいたしまして、後に討論採決を行なうことになっております。
【次の発言】 それでは金属鉱業等安定臨時措置法案を議題に供します。
前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のおありの方は御発言をお願いいたします。
【次の発言】 ほかに御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告を申し上げます。
本日は、中小企業基本法案外四案について参考人の意見を聴取することを決定し、休憩して、衆議院から五法案が送付されるのを待って、この審議を始めることになりましたから御了承願います。
【次の発言】 それでは、これより議事に入ります。
参考人の出席を要求する件についてお諮りをいたします。
中小企業基本法案(閣法第六五号)、中小企業指導法案、中小企業信用保険法の一部を改正する法律案、中小企業等協同組合法等の一部を改正する法律案及び下請代金支払遅延等防止法の一部を改……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。 中小企業基本法案(閣法第六五号)、中小企業指導法案、中小企業信用保険法の一部を改正する法律案、中小企業等協同組合法等の一部を改正する法律案及び下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案、以上五法案を一括して議題といたします。 本日は、午前中は御三人の参考人の方に御出席を願っております。これから順次御意見をお伺いいたしたいと存じますが、その前に一言御礼を兼ねましてごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙中にもかかわりませず、本委員会のために御出席をいただきましてまことに参考人の方にはありがとうございます。委員一同にかわ……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項について報告をいたします。
本日の議事は、中小企業基本法案につきまして、衆議院における修正点について説明を聞き、補足説明を時間がありましたら聞き、時間がなかったら省略するかもしれません。質疑の後に、本日中には審議を終了することとなりましたので御了承を願います。
【次の発言】 それではこれより議事に入ります。
中小企業基本法案を議題といたします。本案につきましては、衆議院において修正をせられておりまするので、まず最初に修正点の説明を聴取いたします。衆議院商工委員長代理理事岡木茂君。
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打合会の協議事項について御報告を申し上げます。
打ち合わせましたことは、本日の委員会の案件については、請願の審査、継続調査要求書の決定、閉会中委員派遣を行なう場合はその決定、理事補欠五選の件を行なうことになりました。
なお、閉会中の委員会の開催の日時につきましては、七月三十一日と八月一日にきめました。七月三十一日は午後一時、八月一日は午前十時から開会することに決定をいたしました。
【次の発言】 まず、委員の異動について御報告をいたします。
本日向井長年君が辞任をされ、その補欠として田畑金光君が選任せら……
○委員長(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告を申し上げます。
昨日二宮文造君が辞任され、その補欠として鈴木一弘君が選任をせられました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についておはかりをいたします。
今期国会におきましても、前国会と同様、産業貿易及び経済計画等に関する調査を行なうこととし、本院規則七十四条の三によりまして、議長に対し調査承認要求書を提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定をいたします。
なお、要求書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議……
○理事(赤間文三君) 高橋銀行局長が見えております。
それでは中小企業金融問題に関する件の調査をもあわせて御審議を願うことにいたします。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 どうですか、中田君、一時になりますから……。
【次の発言】 ちょっとお願いいたしますが、簡単明瞭にひとつはっきりと要点に触れて御答弁を願います。時間がだいぶ過ぎましたから、結論に触れて御答弁を願います。
【次の発言】 銀行局長から提出するという御答弁がありましたから、なるべく早く提出願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本件は、この程度にとどめます。
本日は、これをもって散会しても差しつかえございませんか。……
○赤間文三君 ちょっと関連して。私もいまの近藤委員の御質問には非常な関心を持っておるのでありますが、今度の災害が比較的東京とか大阪とかいうようなところと逢っておったおかげで、私は災害の全体から見れば、非常な事故があったにもかかわらず少ないと思う。しかしながら、東京とか名古屋、大阪のようなところで一度震災がやってきて、それについての災害が起こったら、おそらくそれは驚くべきことになるだろう。政府においては、やはり起こらぬ前に災害を最小限度に食いとめるだけの方策を講じなければならぬと思う。私は消防法によって産業災害のほうまでやってもらうのはこれは消防じゃなければできぬと思うが、ただいまの近藤委員のよ……
○理事(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について報告をいたします。
本日の委員会では、軽機械の輸出の振興に関する法律の一部を改正する法律案外五案について提案理由の説明を聴取し、昭和三十九年度通商産業省の施策及び予算に関する件について質疑を行ない、派遣委員の報告を聴することになりましたから、御了承を願います。
【次の発言】 次に、昨日、本委員会に付託されました軽機械の輸出の振興に関する法律の一部を改正する法律案、電子工業振興臨時措置法の一部を改正する法律案、二月十二日、予備審査のため本委員会に付託せられました中小企業信用保険法……
○赤間文三君 関連して一つだけ。私、市川参考人に尋ねたいんですが、われわれもともと自由を非常に欲するのですが、過去のいろいろな実例から見てみますと、貿易の障害というのは、過当競争――安かろう悪かろうというようなものをむやみに一ぺんに出したり、それから、たとえ品物はよくても、あまり急激に、短時間の間に一度に送り出すということは、貿易の秩序を害して、すぐもう故障が起こってくる。で、今日一番大事なのは、われわれが貿易秩序を維持するということが、日本の貿易の一番大きな問題じゃないか。今日これをやらなければ、日本の貿易は、私は、たとえ品物がよくて安くても、行き詰まるんじゃないか、こういう考えです。それで……
○赤間文三君 このミシンとか双眼鏡が非常な発展をしたのも、この間、質問のあった軽機械の法律ができたため、それからまた電子工業というものはこれからの工業で、非常に発展の途にある、これは非常に私は適切なものだとこういうふうに考えて、私は非常に賛成の意を表するものであります。こういうことの行き方によって、われわれがかつてもう考えていなかったミシンのようなのは、戦前においてはやっぱり針がうまくいかないとかいうので、どうも日本のミシンというのはやはりうまくいかぬのではないかということを、私は戦前の機械課長時代には考えておったのです。それはもう驚くべき進歩をした。これは法律のできたためです。 それで、ひ……
○赤間文三君 私、ちょっと公取委員長にお伺いしたいのだが、取り締まりの面からいいますと、われわれとしては公取のほうは、たとえば雇い主、親会社からの方面も見られるし、また下請業者のほうからも見られる。その他客観的のいろいろなものを十分両方面から見られ、調査もやられて、しかし、それにはやはり限られた人間では手が足らぬから、足らぬ部分を中小企業庁に手伝ってもらう。手伝ってもらうというと語弊があるが、こういうふうに私はやられるべきもので、そういう分野を、こちらは今度は親会社のほうに比較的主力をもって、中小企業は下請のほうをやるとか、そういうふうに聞こえたのですが、私の言うのは、上からも下からもあらゆる……
○赤間文三君 ちょっとそれと関連しまして一緒に。いま大臣が、やっぱり法律は実行をせられるという法律じゃないといかん――非常にわれわれは同感なもので、これは改正されましてもやっぱり実行が困難になってくると、私はもう改正の意味がない。私はもう全然大臣の話よくわかるのですが、私はこの支払い遅延防止についてわれわれが考えられるのはやっぱり二つあるのじゃないか。その一つは、払い得るのに、ずるくて親会社が子会社に払わない、きちんきちんと払う能力もあり、金もあるんだけれどもというのと、ほんとうに景気が悪いやら何やらで困って、経営が非常に困る、不景気で、というときの遅延と、私は二通りの場合があるのじゃないか。……
○赤間文三君 私は自由民主党を代表しまして、三法案に賛成するものでございます。 今回の改正案によりまして、それぞれの機関の政府出資が増加をし、業務が拡充をせられ、金融の円滑化が行なわれる、診断指導の徹底化がはかられるなど、私は中小企業基本法の根本精神にのっとって中小企業対策は一段とこの法案によって推進せられるものと思います。で、政府出資に関する規定は、近藤委員の御意見もありますが、予算委員会で審議されることもできまするし、また、商工委員会でも予算のつど論議する機会もあるのでありまして、別に私は差しつかえはないと考えます。ことに、産炭地域振興事業団、あるいは石炭合理化事業団、あるいは金属鉱物探……
○赤間文三君 関連してお尋ねしたいと思うのでありますが、われわれは農業関係の補助金と商工業関係の補助金について、通産省、前の商工省関係は、金を貸してやればもうけっこうだ、無利子でなくてもういいんじゃないかという考え、これは戦前の意見としては非常にぴったりでしょう。ところが、戦後においては、日本の産業構造が変わったのである。農林関係のものは補助金を考え、通産関係のものは、ひどいことを言うならば、業者の向こうべき方針を示してやるということだけでもいいという考え、無利子の金でも貸してやれば非常にいいだろう、なお言うならば、安い金を貸してやればいいじゃないかという意見が、戦前の余波を受けて残っておるの……
○赤間文三君 私は、ただいま議題になっておる三法案に対しまして、自由民主党を代表して賛成するものでございます。 近代化促進法と近代化資金助成法のおのおの一部を改正する法案で、定義を本案の中に取り入れて法律のていさいを整えることは当然でございまして、大体の範囲の基本法の線に沿って定義したことも妥当と私は考えます。 ただ、質問の中にもありましたように、中小企業対策におきまして、小規模企業が軽視されることのないよう、特段の配慮が必要でありまするからして、運用上十分に注意されることを要望いたします。それと同時に、資本金五千万円とか従業員三百人とかに近づいておる比較的大きい企業でも、われわれの見ると……
○赤間文三君 私は、自由民主党を代表いたしまして賛成をいたします。 ジェトロは、日本が開放体制に向かっておるときに、すこぶるその重要性を今後も増していくものと考えます。したがいまして、本法案が、政府出資を増加をする、理事を増員する、またジェトロの活動をできるだけ容易にして能率が上がるようにやっていくということは、私はきわめて当を得たことと思います。この意味で私は賛成を表するのであります。 なお、この際に希望をつけ加えまするならば、将来機会を得て、さらにひとつ機構を拡充強化するということは、私は必要でもあり、また政府は日本の開放体制に備えるために一そう貿易の振興をはかる必要があるにかんがみま……
○赤間文三君 特許法等の一部を改正する法律案は、能率増進の上からしごく適当な法案と思っております。 自由民主党を代表して賛成をいたします。
○赤間文三君 ちょっと関連しまして――。いまの豊田先生の質問に関連しまして申し上げたいのですが、いま豊田先生のおっしゃったように、やはり将来国をあげて貿易の拡大と言いますか、開放経済になっていろいろ皆さんおやりになる、その方法はいろいろございましょうが、いまのお話のように、輸出保険なんかをきめこまかく最も合理的にして、外国からは何とも因縁をつけられず、しかも輸出業者、生産業者が助かるような方法を考えられる、これは私は非常に重要な問題だと考えておるのです。それで、いま大臣がおっしゃったように、やはり私も国営がよいか、公団がよいのか、あるいはどういうふうにやればいいのか、全然私も私案を持っておりま……
○理事(赤間文三君) ちょっと速記をやめてください。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本案に対する質疑は本日はこの程度にとどめます。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件でおはかりを申し上げますが、繊維工業設備等臨時措置法案審査のため、参考人の出席を求めてその意見を聴取することが適当と存じますが、別に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。
なお、その日時及び人選等についてはこれを委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。委員長に御一任願うことに決定をいたしましたから、御了……
○理事(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告をいたします。
本日は、繊維工業設備等臨時措置法案について質疑を行なうことになりましたから、御了承を願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告申し上げます。
昨日、田畑金光君が辞任をされ、その補欠として高山恒雄君が選任せられました。
【次の発言】 次に繊維工業設備等臨時措置法案を議題といたします。
前回に引き続き質疑を行ないます。御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
○赤間文三君 私は、自由民主党を代表いたしまして、本法案並びに大矢委員提出にかかる附帯決議案に賛成をいたします。 繊維製品の輸出は、これまでわが国輸出の構造においてその大宗を占めており、昭和三十七年度においては十二億ドル、全輸出額のうち約二六%を占めておるのであります。最近における産業構造並びに輸出構造の重化学工業化の大きな趨勢の中におきましても、輸出産業といたしまして、なお重要な地位を占めておるのは御承知のとおりであります。このように重要輸出産業でありながら、繊維産業の実体をしさいに検討をしてみまするときに、綿紡績を中心といたしまして多くの過剰設備をかかえ、過当競争にあえぎ、慢性操短体制に……
○赤間文三君 大体私が知事をしておりましたときに、こういう災害のときには、全部総合しまして、府には全部災害対策本部というものを常置せられて、常から訓練をやって、各団体の動員、それから自衛隊をやる、あらゆる準備は大体、訓練などやっておりますから、願わくは、やはり府県と連絡をとられるように、警察庁とも連絡をとると、非常に全般の情報が徹底的にわかるであろうということを考えております。できれば、警察庁並びに府県ともあわせて連絡をとられるといいと思います。御参考までに申し上げます。
○赤間文三君 私は自由民主党を代表いたしまして、この電気事業法案に対して賛成の意を表するものでございます。 わが国の電気事業は、いわゆる再編成以後最近に至るまで、まことにめざましい大発展を遂げまして、電力の需給についても、かつての不均衡からくる混乱状態をすでに脱却いたしまして、現在では一〇%余りの供給予備力を持つまでに安定しておることはまことに御同慶の至りに存じます。現在の電気事業を規制している根本法規である「電気に関する臨時措置に関する法律」は、一たん失効した旧公益事業令等の規定を生かして復活するという法形式的にも特異なものとなっておりますので、以前から新しい法律の制定が懸案となっておりま……
○赤間文三君 私はいまの近藤委員の質問に関連しまして、いまの点は非常に私は中小企業の育成という点から大事なことであると考える。中小企業がだんだん調子よくなると、事業を大きくするということに、いままでは来たと思う。大体中小企業が業態によって適正規模がどの辺かということは、これは非常に各業態業態で一番研究せにゃならぬ重大なものでございますが、適正規模というものが業種別に考えられるかどうかということ、考えられるならそれを。 それからさらに私が御質問したいのは、私はこういうふうに昔から考えているのですが、中小企業はいろいろな多角経営的なものはあまり原則としてはいかない、もうほとんどの中小企業が専門化……
○赤間文三君 私は、この際、各派の御了承を得まして、本法案に対する附帯決議を提出いたします。 まず、案文の朗読をいたします。 以上が案文であります。 内容については、質疑の過程におきまして、すでに十分尽くされていると思いまするので、別に説明の要を見たいと存じ、省略させていただきまするが、何とぞ、各位の御賛同をお願い申し上げます。
○赤間文三君 近藤委員の質問に関連をいたしまして、三、四質問をしたいと思います。 まず第一に承りたいのは、われわれが実際見ますと、相当不況ムードと申しますか、不況が激しいように私は考えるわけです。不況というと、物が安くなって売れないというのが普通の状態であるが、一方においては、金の値段がそれほど高くない、一種の何といいますか、インフレめいたような不安も産業界の一部には確かにあります。一部においてはインフレめいたものもあり、それから一部にまた大きな不況という好ましくない二つの私は面があると思う。まず第一に尋ねたいのは、やはりこの不況をできるだけ早く切り抜けなければならない。このためには、このた……
○理事(赤間文三君) ただいまから商工委員会を開会いたします。 まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。 本日は、石炭鉱業調査団の答申に関する件について、石炭対策特別委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることを議決をし、請願の審査を行ない、継続調査要求書の提出を決定したのちに、輸出振興に関する件の調査を行なうこととなりましたから、御了承を願います。 なお、外務委員会との連合審査会は午後一時から二号室で、石炭対策特別委員会との連合審査会は午後一時三十分から三号室で開会をする予定でございますから、御了承を願います。
○赤間文三君 私は一つ希望があるのですが、特許の事務は非常に重大でございますので、一挙に全部を解決するということはできないでしょうが、三年計画なら三年計画で、審理なんかが敏速にいくように、人間をふやさなければならぬのなら思い切ってふやせばいいし、どかうひとつ能率を上げて四年も五年もかからないように、私の考えでは二年くらいのうちにはもう処理がどんどん済むように御考慮をひとつお願い申し上げます。
○赤間文三君 私は、椿議員がお尋ねになりましたこととだいぶ重複した点がございますけれども、これは一切省略をいたしまして、特に質問を兼ねましてお願いを申し上げたいと思います。 まず第一に、お話しのようにこの万国博が大阪並びに近畿関係の非常な熱意によって話がまとまり、そうして三木通産大臣はじめ関係の方々の御努力によって、いよいよ大阪にきまったということについては、非常にこれは地元としましては感謝をいたしているような次第でございます。ただ、今日われわれが考えておりますことは、おい立ちがそういうふうに大阪並びに近畿が中心になってこの問題が発足をいたしましたので、その考え方が幾ぶんかあとを引いて、いよ……
○赤間文三君 ちょっと関連して。影山次長に伺いたいのですが、不況がだいぶ続いておりますが、去年の十一月十二月、ことしも一月、二月も大体終わりに近づきました。中小企業が不況の影響を受けて、去年の十一月、十二月等に比べて、現在どういうふうに不況が中小企業に影響しているか。言いかえてみれば、ますます強くなっているか、きつくなっているか、あるいは大体横ばいか、あるいは少しずつ政府の政策で不況が減っているとは言えないが、よくなるような状況にあるか、そこのところをちょっと聞いておきたい。不況の及ぼす影響、ひどくなっているか、あるいはゆるくなっているか。
○理事(赤間文三君) 次に、産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題とし、公正取引委員会の業務概況に関する件の調査を進めます。御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 よろしいですか。
○赤間文三君 ちょっと関連してお伺いしたいのであります。大阪の伊丹の飛行場、われわれはずいぶん前から、こういう規模の飛行場は世界でも類のないほど面積から施設、あらゆる点においてぐあいが悪いということを足しげく、もう数回にわたって陳情をいたした。にかかわらず、なかなか飛行場の整備その他において航空局は非常に消極的であるように私考える。これで万国博覧会がやがてくるときに、航空局としてはいまのあの飛行場を整備するだけで博覧会の用にたつというお考えを持っておられるのか。大体事故が起らなければいろいろな対策を講じないようなことでは私は非常に困る。常に事故の起こらぬ前から、やっぱりあらゆる方面に努力をする……
○赤間文三君 それでは、お許しを得て、ごく率直にお尋ねをしたいわけでありますが、独占禁止法というこの法律の名前から言うと、私的独占の禁止、あるいは不当な取引制限の禁止、不公正な取引方法を禁止する。まあ法律を調べてみると、こういうような骨子になっております。非常にこれはいずれも国の秩序を保っていく上には大事なことであると、かように思う。この点はついては私は何らの疑問も疑義も持たない。ただ、私は今日、日本の社会情勢なり産業の状況を見ると、かつてないような不況になっておる。この不況を政府はどうでもこうでも一日も早く好況に直さなければならぬ。これは全力をあげて直さなければならぬことである。しかし、また……
○赤間文三君 三木大臣が中小企業のために非常な成果をあげられつつあることは、われわれもよく承知をしておりましてあるがとうございました。先にもお話がありましたように、中小企業のうちで輸出産業に携わっておるものは、ひとつ将来また適当な方向で思い切って中小企業の輸出振興という題目のもとに施策を講じていくことも一つの中小企業の非常に大きな分野じゃないか、さように私聞きまして非常にこの点ありがたく、かつ今後期待しております。 それから次に、これは決して急がないのでございますが、将来だんだん時勢が変わってまいりますと、やっぱり時代の要求だとか産業の変遷とか、幾多の目まぐるしき産業界の変遷もあると思うんで……
○赤間文三君 ただいまの万国博覧会と機械技術のあれを上げるということについての御質問に関連して、私も意見を申し上げたい。 御承知のように、戦後のわが国の機械工業というものは、長い間戦争のために非常に技術が劣悪といいますか、話にならんほど、外国から見ますと、おくれている。それが非常な努力によって、輸出においても、質においてもよくなっている。私の記憶では、大阪で国際見本市を始めましたが、あれによって非常に各国の優秀な機械が大阪に陳列せられたのでありますが、初めは話にならなかった。外国品に太刀打ちできるどころの騒ぎじゃない。出品もどうかと思うくらいであった。それが国際見本市のたびを重ねるごとに、外……
○赤間文三君 通産大臣に御質問申し上げますが、今回の日本万国博覧会につきまして三木通産大臣が非常な御努力をいただきまして、着々と万国博覧会の準備が都合よく進んでいることは、非常にわれわれ感謝をいたしておる次第でございます。 私はここで一言お尋ねしたいことは、この日本の名誉にかけても成功させなければならぬ博覧会、しかもアジアで初めての博覧会につきましては、よほど博覧会の周知徹底と申しますか、気勢を上げなければこういう運動というものは成功をしにくい面があるのであります。考えてみますと、東京のオリンピック大会のときは官民が協力して大規模な国民運動を展開して、御承知のように非常にあれは成功をおさめた……
○理事(赤間文三君) 小柳先生、大臣に御質問があれば十二時までにやっていただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、本日はこの程度で散会することにいたします。
午後零時二分散会
○赤間文三君 一言質問と希望を申し上げたいのでございますが、通産省、特に三百八十万くらいの企業所といいますか、作業所を擁しております中小企業の企業者の数などから見まして、今日まで通産省の予算その他を通観しますと、非常に合理的であり、なかなか予算そのものとしては私はよく研究ができておる。この点は敬服をいたしております。どうもまた見方によると、多くのやり方がややこう試験的というなら満点、試験的なものであり、それからまた、なかなか内容くふうその他については、われわれ非常に敬服する点が多いが、何ぶんもう少し企業者の数の多いこと、なおまた多種多様にわたっておること、今日の状態から見まして、予算の額という……
○赤間文三君 この日本万国博覧会のまず準備のことについてお尋ねしたいと思います。 私の見るところでは、もう余すところわずかに三年九カ月ぐらいになっております。非常に時日が切迫しておる。よほどこれは急ピッチで諸般の準備なりをやられないというと、私は間に合わぬような事情が起こってくるのじゃないか、これをおそれておるのです。この点について準備の見通しというか、そういう計画のごく大きな計画でも、いつ幾日までにどういうことをやるか、いつ幾日まではどういうことをやるか、わずか三年九カ月だから、事業計画というか、準備計画というものがあるだろうと思う。それについてお伺いをしたい。
○赤間文三君 私は、自由民主党参議院議員を代表いたしまして御質問を申し上げる次第でございます。 まず第一にお伺いを申し上げたいことは、政府がこのたび財政政策の一大転換をやった、公債発行に踏み切ったということでございます。今日まで長い間健全財政、均衡財政という方針をとってきておったので、公債発行は、これはもう大きな財政上の一大転換である、こういう大転換については、よほどこれは慎重にやらないといけないと、私は信じておる次第でございます。そういう点からいたしまして、政府はこの大転換をするにあたって、私はもうこれ転換をしなければならぬという理由をぎょうさん持っておられると思う。私はまず、政府でこうい……
○赤間文三君 本日は繊維関係の方々にお集まりいただきまして、それぞれの分野から御意見を拝聴して、非常に参考になる点が多かったのでございます。この点厚くお礼を申し上げます。 私は、この日本の全般から見まして、国民に一番関係の深いのは、何といっても衣食住だと思うのでございます。住につきましても、国家はばく大な金を出してなおまだ今日足らないで非常に困っておる。なおまた食の問題につきましても、御承知のようにばく大な金を出してわれわれの食問題が円滑に行なわれていない。衣食住の中の衣だけは、私の承知するところでは、あまり国といたしましては、お世話は非常に申し上げておるが、食住等に比べるとあらゆる面におい……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
この際、委員の異動について御報告を申し上げます。
二月の十五日に佐藤一郎君が委員に選任せられ、また、同月十七日に松平勇雄君が委員を辞任されました。その補欠として私が選任をされました。二十日付をもって佐藤一郎君が委員を辞任し、その補欠として栗原祐幸君が選任せられました。また、本日田中茂穂君が委員を辞任されました。その補欠として佐藤一郎君が選任をせられました。
【次の発言】 議事に入るに先立ちまして、この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、外務委員長の重責をになうことになったのであります。はなはだ微力な者でございまし……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告申し上げます。去る三月十六日付をもちまして栗原祐幸君が委員を辞任されました。
【次の発言】 国際情勢等に関する調査を議題といたします。
昭和四十二年度外務省関係予算及び今国会に提出予定の法律案条約について概要の説明を聴取いたします。
【次の発言】 以上で説明は終了いたしましたので、御質疑のおありの方は、順次御発言願います。
【次の発言】 そういう御意見もあるようでありますが、これは皆さんの御意見を承りたいと思っております。外務委員会の私としては、当委員会で扱うほうが適当じゃないか、こういうふうにいま考……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。 まず、御報告をいたします。御承知のとおりに、昨年の第五十一回国会におきまして第三次国際すず協定の締結につき承認をいたしたのでございます。その後、同協定第九条6の規定中に誤植が発見をせられましたために、同協定の寄託国でありまするグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国政府外務大臣は、昨年の九月の十九日に関係国の政府すべての了承のもとに誤植が訂正された旨の宣言をいたしたのでございます。この宣言を受けまして、本月十八日内閣官房長官から本院事務総長あてに誤植の訂正について了承を求めてまいったのでございます。 この際に、外務政務……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。 国際電気通信条約及び関係議定書の締結について承認を求めるの件 日本国における経済協力開発機構の特権及び免除に関する日本国政府と経済協力開発機構との問の協定の締結について承認を求めるの件 所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とブラジル合衆国との間の条約の締結について承認を求めるの件、及び、 所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とニュー・ジーランドとの間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件 以上四つの案件を便宜一括して議題に供します。 質疑のおありの方は、順次……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
この際、三木外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。
【次の発言】 国際電気通信条約及び関係議定書の締結について承認を求めるの件
所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とブラジル合衆国との間の条約の締結について承認を求めるの件及び
所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とニュー・ジーランドとの間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件
以上三つの案件を便宜一括して議題といたします。
質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
別に御発言もなければ……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
委員の異動について報告をいたします。
去る十七日付をもちまして鬼丸勝之君が委員に選任せられ、また、二十日付をもちまして廣瀬久忠君が委員を辞任せられました。
【次の発言】 日本国とアルゼンティン共和国との間の友好通商航海条約の締結について承認を求めるの件並びに
アジア生産性機構の特権及び免除に関する日本国政府とアジア生産性機構との間の協定の締結について承認を求めるの件
以上二つの案件を便宜一惜して議題に供します。
まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。田中政務次官。
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
在外公館の名称及び位置を定める法律及び在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。三木外務大臣。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。齋藤官房長。
【次の発言】 次に、在外公館の名称及び位置を定める法律及び在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案
日本国における経済協力開発機構の特権及び免除に関する日本国政府と経済協力開発機構との間の協定の締結について承認を求めるの件
日本国とアルゼンティン共和国……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の領事条約の締結について承認を求めるの件
所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とノールウェー王国との間の条約の締結について承認を求めるの件
以上二案件を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。三木外務大臣。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。高島参事官。
【次の発言】 以上をもちまして説明は終了いたしました。
二案件に対する事後の審査は、後日に譲ることにいたします。
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
航空業務に関する日本国政府とシンガポール共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件
千九百二十八年十一月二十二日にパリで署名された国際博覧会に関する条約第四条を改正する議定書の締結について承認を求めるの件
以上二案件を一括して議題といたします。
まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。外務大臣。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。高島参事官。
【次の発言】 以上をもって二案件に対する説明は終了いたしました。
なお、二案件の事後の審査は、後日に譲ることといたします。
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
アジア生産性機構の特権及び免除に関する日本国政府とアジア生産性機構との間の協定の締結について承認を求めるの件
日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の領事条約の締結について承認を求めるの件
所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とノールウェー王国との間の条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。本件について質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本件に対する質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
国際法定計量機関を設立する条約の改正の受諾について承認を求めるの件
及び
千九百二十九年十月十二日ワルソーで署名された国際航空運送についてのある規則の統一に関する条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件
以上二つの案件を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。三木外務大臣。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。高島参事官。
【次の発言】 以上をもって二案件に対する説明は終了いたします。二案件に関する事後の審査は後日に譲ることにいたします。
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
航空業務に関する日本国政府とシンガポール共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件
及び、千九百二十八年十一月二十二日にパリで署名された国際博覧会に関する条約第四条を改正する議定書の締結について承認を求めるの件
以上二案件を便宜一括して議題といたします。
御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 別に御意見もないようでございますので、二案件に対する質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これから討論に入ります。右二案件を一括して討論を……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
国際法定計量機関を設立する条約の改正の受諾について承認を求めるの件
並びに、千九百二十九年十月十二日にワルソーで署名された国際航空運送についてのある規則の統一に関する条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件
以上二案件を便宜一括して議題といたします。質疑に入ります。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、二案件に対する質疑は、本日はこの程度といたします。
【次の発言】 次に、国際情勢に関する調査を議題といたします。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
○委員長(赤間文三君) それでは、ただいまから外務委員会を開会いたします。
国際情勢等に関する調査を議題といたします。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 本件に対する質疑は、時間の都合上、本日はこの程度といたします。
【次の発言】 次に、国際法定計量機関を設立する条約の改正の受諾について承認を求めるの件
及び千九百二十九年十月十二日にワルソーで署名された国際航空運送についてのある規則の統一に関する条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件
以上二案件を便宜一括して議題といたします。
これより質疑に入ります。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
別に……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
国際情勢等に関する調査を議題といたします。
御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本件に関する質疑は本日はこの程度といたします。
本日はこれにて散会をいたします。
午前十一時四十七分散会
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
千九百五十四年の油による海水の汚濁の防止のための国際条約の締結について承認を求めるの件
及び
大西洋のまぐろ類の保存のための国際条約の締結について承認を求めるの件
以上二案件を便宜一括して議題といたします。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 結論だけひとつ。
【次の発言】 田中政務次官から発言を許します。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告を申し上げます。
本日付をもちまして笹森順造君が委員を辞任され、石井桂君がその補欠として選任をされました。
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
同一価値の労働についての男女労働者に対する同一報酬に関する条約第百号の締結について承認を求めるの件
及び関税及び貿易に関する一般協定の譲許表の訂正及び修正に関する千九百六十七年五月五日の締約国団の第三確認書の締結について承認を求めるの件
以上二案件を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。田中政務次官。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。高島参事官。
【次の発言】 以上をもって二案件に対する説明は終了いたしました。
これから質疑に入ります。御質疑のおありの方は順次御発言……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
同一価値の労働についての男女労働者に対する同一報酬に関する条約(第百号)の締結について承認を求めるの件
及び
関税及び貿易に関する一般協定の譲許表の訂正及び修正に関する千九百六十七年五月五日の締約国団の第三確認書の締結について承認を求めるの件
便宜一括して議題といたします。
これより質疑に入ります。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 宮崎参事官。
【次の発言】 簡単に要点だけ。
【次の発言】 他に御発言もなければ、二案件に対する質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
旅券法の特例に関する法律案
国家と他の国家の国民との間の投資紛争の解決に関する条約の締結について承認を求めるの件
月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約の締結について承認を求めるの件
航空業務に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件
以上四案件を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。田中外務政務次官。
【次の発言】 次に補足説明を聴取いたします。山下審議官。
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
国家と他の国家の国民との間の投資紛争の解決に関する条約の締結について承認を求めるの件
及び航空業務に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件
以上二案件を便宜一括して議題とし、これから質疑に入ります。
御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記ちょっととめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 韓国に対する経済援助の現状ですね。
○委員長(赤間文三君) いいですか。――では岡田君。
【次の発言】 他に御発言もなければ、国家と他の国家の国民との間の投資紛争の解決に関する条約の締結について承認を求めるの件に対する質疑は終了したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。
別に御意見もないようでございますから、討論は終結したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
これより採決に入ります。
国家と他の国家の国民との間の投資紛争の解決に関する条約の締結について承認……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
航空業務に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
これより質疑に入ります。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
別に御発言もないようでございますので、本案件に対する質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 他に御意見ございませんか。他に御意見もないようでございますので、討論は終結したものと認めて御異議ございません……
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件を議題といたします。
本委員会といたしましては、今期国会の開会中に国際情勢等に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後一時三十一分散会
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
国際情勢等に関する調査を議題といたします。
御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 十二時半に約束があるのですが、時間が過ぎましたから、あと一問でひとつけりをつけてくれませんか。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本件に対する質疑は、本日はこの程度といたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十五分散会
○委員長(赤間文三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず第一に、継続調査要求についておはかりをしたいと思います。
国際情勢等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとして、本院規則第五十三条によりまして本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。
なお、要求書の作成及び提出時期等につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと慰め、さよう決定をいたします。
○国務大臣(赤間文三君) ただいま御紹介にあずかりました赤間文三でございます。このたびはからずも法務大臣の重責をになうことになりました。法務省の仕事につきましては未経験でございます。法務委員会の皆さま方の格段の御協力、御指導を衷心からこらこの機会にお願いを申し上げます。 なお、この機会に、私の法務大臣としての心がまえにつきまして申し上げて、皆さまの御理解を得たいと存ずる次第でございます。 まず、法務行政は、検察に関する事務、民事行政に関する事務など、社会正義の実現と国民の権利の擁護にかかる重要な事項を所管しておりますことは、御承知のとおりでございます。法秩序を維持して平和な国民生活を確保し……
○国務大臣(赤間文三君) 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を便宜一括して説明をいたします。 政府は、人事院勧告の趣旨にかんがみ、一般の政府職員の給与を改善する必要を認め、今国会に一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を提出いたしましたことは、御承知のとおりであります。そこで、裁判官及び検察官につきましても、一般の政府職員の例に準じて、その給与を改善する措置を講ずるため、この両法律案を提出した次第でありまして、以下簡単に改正の要点を御説……
○国務大臣(赤間文三君) ただいまは裁判官、司法官について同情ある御質問で、お述べになりましたように、近時、検事とかあるいは裁判官の希望者、特に優秀な方が来にくいというような状況で、検事等に相当の欠員がある。実際は困るような状態でございます。やはりこの給与その他の点につきましてもひとつさらに研究いたしまして、この方面に優秀な人が来るように努力していかなければならぬと、かように考えております。一そう御協力をお願いいたすわけでございます。
○国務大臣(赤間文三君) 大阪タクシー事件の概要と、今日までの捜査の経過につきまして御説明を申し上げたいと存じます。 大阪地検におきましては、大阪陸運局職員に汚職の疑いがあるという情報を入手いたしましたので、慎重な内偵を行なった結果、同局職員がタクシー業者から職務に関して供応、接待を受けたとの容疑が濃くなりましたので、捜査を始めたのが端緒でございます。そこで、大阪地検におきましては、前記供応、接待の容疑をもちまして、八月の十二日に大阪タクシー協会事務所ほか二カ所、八月十六日に大阪相互タクシー株式会社ほか四カ所、八月十七日に大阪相互タクシー専務の宅ほか三カ所、八月の二十一日に神戸相互タクシー株……
○国務大臣(赤間文三君) お答えを申し上げます。
島原鉄道の経営をめぐる民事訴訟から、新聞に報道をされたことは承知をいたしております。検察当局からは経理の問題等については、まだ何らの報告を受けておりません。
【次の発言】 お答えを申し上げます。
背任とか横領とかいうような疑いがありますときには、警察においていろいろと捜査を行ないます。なおまた、それが濃厚であるときには、検察当局でまた内偵をいたすというようなことをいたします。ただ、この問題につきましては、民事訴訟の問題になっていることは新聞で承知いたしておりますが、検察当局からは何らの報告を受けておりませんので、法務省としては聴取いたしてお……
○国務大臣(赤間文三君) お答えします。
検察当局から、關谷勝利代議士の逮捕について了解を求めてまいりました。事情をいろいろ調査いたしました結果、やむを得ないものとして了解を与えました。
【次の発言】 検察当局から、こういうことをやるから了解してくれというお話がきましたので、私は了解を与えた、こういうことでございます。
【次の発言】 私は法律の根拠よりも、検察当局として逮捕をする考えであるから、法務大臣に通知をして一応了承を求めたいと、こういう事実上のあれがありましたので、私は事情を聞いたところが、やむを得ないものとして了承を与えたという意味でございます。
○国務大臣(赤間文三君) この八王子の問題につきましては、やはり徹底的にこれはひとつ根本問題も研究する必要があると私は考えております。総合庁舎が非常に便利であるということも考えられますが、いま岡議員が述べられましたように、逃亡その他についてはよく考えないと、そういうところがやはり逃亡しやすいようになっては、これは非常にぐあいが悪いと考えておりますので、総合庁舎については、今後ひとつとくと根本方針を研究してみたいと私は考えております。大体八王子の拘置所の問題を調べてみますと、第一は、職員の勤務体制の問題が考えられる。第二は、施設の構造の問題が考えられ、それから第三は、警備用器具の問題、この三つが……
○国務大臣(赤間文三君) 法務省に関しまする議決案につきましては、その趣旨をよく了解をいたしまして、十分御趣旨に沿うように努力をいたしたいと考えております。
○国務大臣(赤間文三君) 法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 この法律案の改正点の第一は、旭川刑務所の位置を変更しようとすることであります。旭川刑務所の施設は、老朽の度がはなはだしく、かつ狭隘となっておりましたところ、その改築のための敷地の拡張は困難な状況にあり、しかも、同刑務所が現在地にあることは、旭川市の都市計画にも支障を来たすものと考えられるに至りました。そこで政府といたしましては、早急にその施設を他に新営すべく鋭意努力いたしました結果、同市に隣接した上川郡東鷹栖村に適当な敷地を入手し、昭和四十三年度内に刑務所を開設し得る運びとなりましたので、……
○国務大臣(赤間文三君) この刑務所の移転問題がいろいろあるのでございますが、旭川刑務所は、いまお述べになりましたように、都市計画の上から、なおまた、相当老朽をしておるという点からも、これを移転するということが問題になっておるのでございます。法務省としましては、やはり都会にありますものは、その地方地方の実情によりまして、あまり便利は悪くない地方のほうに移してくれぬかというような地方の希望も相当多いところがありますので、そういうところはよく話し合いをいたしまして、比較的都心から離れた、で、しかも刑務所の機能には差しつかえぬような場所を探してもらってこれを移転する、こういうふうな方針をずっととって……
○国務大臣(赤間文三君) 委員の各位には、平素から法務行政の諸問題につきまして種々御尽力いただいておりますことに対し、この機会に厚く感謝いたす次第でございます。 本日は、法務大臣として私が日ごろ考えておりますことを申し上げたいと思います。 私は、法務大臣に就任しこの方、一貫して法秩序の維持と国民の権利擁護のため努力してまいりましたが、今後もこの重要な責務の遂行に全力を傾けたい所在でございます。このような見地から、当面重要と考えております二、三の点について申し述べたいと思います。 第一は、治安対策についてであります。国内の治安情勢は、表面は一応平静に推移するかのようでありますが、その底流に……
○国務大臣(赤間文三君) 憲法につきましては、私はすべての国民が憲法を守るということを非常に大事な事柄に考えておるのであります。特に憲法の中にも条文がありまして、これこれのものは憲法を尊重しこれを擁護する義務があると書いてありますが、私は、すべての国民がやはり憲法を守っていく、こういうことでいくということが当然である、かように考えております。
【次の発言】 たてまえと本意とが違うとかあるいは使い分けするようなことは好ましくないという御意見のように拝聴しましたが、全く私も同感でございます。私も、徹底してこの現行憲法を守っていくということに徹していかなければならぬ、かように考えております。ただ、憲……
○国務大臣(赤間文三君) この三派全学連のいろいろな事件の場合を調べてみますと、多数で暴力的な破壊活動行為が行なわれたということで、私ら治安の当局としては、非常に遺憾に考えておるのであります。私法務大臣としては、何としても国家の法秩序を守っていくということが私らに課せられたことでありまするが、どうも三派全学連の行動は、国の秩序を破壊をして、破壊活動的な行為が多いということを、この上もなく私は残念に思っておる。こういう行為をひとつやめてもらいたいというような熱烈な布望を持っておるのであります。こういう点からいたしまして、法務省といたしましても、ずっと前から慎重にこの問題につきまして調査を進めてお……
○国務大臣(赤間文三君) 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、裁判所における事件の適正迅速な処理をはかる等のため、裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、以下簡単にその要点とするところを御説明申し上げます。 第一点は、裁判官の員数の増加であります。これは、高等裁判所における訴訟事件及び地方裁判所における借地非訟事件の適正迅速な処理をはかるため、判事の員数を十二人増加することにいたしております。 第二点は、裁判官以外の裁判所職員の員数の増加であります。これは、高等裁判所、地方裁判所及び家庭裁判所における事件の円滑な処理を……
○国務大臣(赤間文三君) いまお述べになりましたように、留置所から出てあまり日にちがたたぬうちに死んだということについては、私はほんとうにこれは気の毒な残念なことだと考えます。 で、そういう病人を留置するのはどういうことなのかということをお述べになりましたが、私の尋ねてみましたところでは、検察庁では留置に耐え得るというふうに見たから留置をした、何も耐え得ないような者を無理に留置したのではない。留置に耐え得るということでして、何か承ると、本人は酒が、アル中のところまでいつも酒を飲んでおらぬと調子が悪くなるというアル中患者であるというのですが、第一に、留置したということは、検察関係の係の者は耐え……
○国務大臣(赤間文三君) 訴訟費用臨時措置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、民事訴訟及び刑事訴訟の証人及び鑑定人等の日当の最高額を増加しようとするものであります。すなわち、民事訴訟における当事者及び証人の日当並びに刑事訴訟における証人の日当につきましては、その最高額は出頭または取り調べ一度につき千円と定められ、また、民事訴訟における鑑定人、通事等の日当及び刑事訴訟における鑑定人、国選弁護人等の日当につきましては、その最高額は出頭または取り調べ一度につき七百円と定められているのでありますが、最近における物価の状況その他諸般の事情を考慮いたしまして、……
○国務大臣(赤間文三君) 警備のほうは、御承知のように、直接は警察のほうが当たると思います。まあ法務省もひとつ十分関心を持って、遺憾なことの起こらなぬように注意をしたいと思っております。
【次の発言】 いま亀田委員のあれでありますが、まだこちらのほうには報告が一つも来ておりませんので、そういうものについては、先に秋山委員に答えたように、警察のほうでできるだけのことはやるだろうと思いますが、法務省もあわせて十分ひとつ関心を持って、大事が起こらぬようにあらゆる面に十分注意をするようにしたいと考えております。
【次の発言】 この改正刑法の準備草案ですが、これは、いまお述べになりましたように、昭和三十……
○国務大臣(赤間文三君) 旧執達吏規則に基づく恩給の年額の改定に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、一般の公務員の恩給の増額が行なわれた場合には、これに伴って旧執達吏規則に基づく執行吏の恩給を増額することにしようとするものであります。 御承知のとおり、執行吏を退職した者には、旧執達吏規則に基づく恩給が支給されることになっております。この恩給につきましては、従来、一般の公務員の恩給の増額が行なわれるたびに、これに準じて増額の措置を講じてまいりましたが、政府におきましては、今回さらに、本年十月から一般の公務員の恩給を増額することを内容とする恩給……
○国務大臣(赤間文三君) 刑事補償法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 刑事補償法による補償金の算定の基準となる金額は、昭和三十九年の改正によって、無罪の裁判またはこれに準ずる裁判を受けた者が未決の抑留もしくは拘禁または自由刑の執行等による身体の拘束を受けていた場合については、拘束一日につき四百円以上千円以下とされ、また死刑の執行を受けた場合については百万円とされているのでありますが、最近における経済事情等にかんがみ、これを引き上げることが相当と認められますので、この法律案は、右の「四百円以上千円以下」を「六百円以上千三百円以下」に、「百万円」を「三百万円」に引き上……
○国務大臣(赤間文三君) 上が上がるから、それに伴って下も上がるのじゃないかという、そういう考えはわれわれは持っておりません。下はそのために刑を引き上げる――変わってない、刑全体を引き上げるという考えはない。ただ、悪質な、重大なもので、人命に死傷を来たしたものについて刑が上がっているのだ、こういうふうな考えを持っております。
【次の発言】 これは上を上げれば下も上がるんじゃないか、まあ俗に言うと、絶対にそういう方針はとらないつもりでございます。全部が軽いからというのなら、下も幾らか上げたら、そういうことになると思いますが、そういう意味において、下は一つもさわらぬで、上だけを三年以下のものを五年……
○国務大臣(赤間文三君) 御質問の点につきましては、私も必要があると思うのでございます。御承知と思いますが、前の道交法の改正をやりましたときには、あれは一般の刑を上げるために随所に刑を上げておる。これは大体全体としての刑を加重するという意思がうかがわれるのは、各所で刑の最低が上がる、今度のことは、御承知のように、下は一つも変わらないのでございます。下の刑を上げてない。途中においても刑罰を加重した点は一つもありません。ただ、最高が三年未満の禁錮が今度五年未満の禁錮または懲役ということになる。これがいわゆる未必の故意に属するような重大な悪質なものに限って刑を上げる、こういうことを明確に物語っておる……
○国務大臣(赤間文三君) 今回の刑法二百十一条の改正も、いまお述べになりました、われわれは必要な限度において改正をするということには変わりはないと考えております。たとえて申しますと、下のほうは一切何らの手を入れてない、ただ最高の三年を五年に上げたのは、非常に悪質なものに行なうということを骨子にいたしておるのでありまして、別に範囲を広げるとかいうような――やはり全く必要な限度と法務省としては解釈いたしております。
【次の発言】 非常に広範にわたるということでありまするが、これは二百十一条の性質が、私は広範になるといういまお話しのような性質を持っておる条文であると考えます。われわれ改正を今度やりま……
○国務大臣(赤間文三君) 民事局長の考えと大体同じような考えを持っております。
【次の発言】 民事局長の考え方は、お述べになりましたように、まだ十分固まっておらぬので、今後日本の実情に合うようなことでひとつ、まあ手数料制のいいところもあるし、それかといって俸給制に割り切ったほうがいいような点もあるし、あるいはまた手数料制と俸給制とおのおの長所短所があるから、そこで加味するような制度をとっておる制度もあるものだから、なかなかいろいろな方法が、いずれが日本の実情に適合しておるかということをいま割り切ってどうというわけにはいかない、考えがまだ固まっていないと、これと私の考え方が同じであるということで……
○国務大臣(赤間文三君) ただいま亀田君の御質疑ごもっともでございます。われわれとしましては、人権、つまり名誉に関する場合が多いので、絶対に検察当局から漏れないように、漏らさないように厳重に指導していくという方針をとっております。だいぶこのごろ徹底したようでございますので、今後もますますひとつ漏れることのないように注意をしていきたいと思います。
【次の発言】 附帯決議の問題につきましては、御趣旨を尊重いたしまして、最高裁判所、その他の関係機関と十分連絡をとりつつ検討を進めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(赤間文三君) 新民法の精神は、御承知のように、個人の権利義務を明確に規定しているところに趣旨があると私は考えております。
【次の発言】 お答えを申し上げます。
戦前における治安維持法の制定とかあるいは特高警察の制度というようなものは、当時の政治体制あるいは社会情勢のもとにおきましては、私はそれなりにそれ相当の必要性があったものと考えております。しかしながら、今日新憲法のもとにおきましては、いわゆる主権在民で、民主主義政体を確立しました今日におきましては、このような考え、法制というものは運用の上におきましても許されないものである、かように私は考えております。
○国務大臣(赤間文三君) 日通事件の概要について申し上げます。詳細なことは、ただいま総理から御答弁がございましたように、捜査の途中でございますので申し上げられません。概要だけは私から差しつかえのない程度に申し上げたいと思います。 東京地検は、二月の二十一日に日通の経理部の管財課長を、所得税の違反の容疑で逮捕をして取り調べました。三月十三日に東京地裁に起訴をいたしました。起訴事実の概要は、同課長が自分の所得税を免れるために、他人の名義を用いて預金をしておったというような不正な事件がわかりました。昭和三十九年から同四十一年までの所得税額が四千百二十七万余円の脱税をしたという疑いが起こったのでござ……
○国務大臣(赤間文三君) 明治百年に当たりまして政令で恩赦を行なうことは現在考えておりません。
○国務大臣(赤間文三君) 人権宣言二十周年記念の年に当たりますので、政府といたしましても、これの趣旨を徹底するようにあらゆる施策を本年はいたしたいと考えております。たとえば亡命者等につきましても、要するにその点は特に留意してそれを、たとえば亡命者を帰せば生命の危険があるというような場合には、格別の配慮をして、そういうときには帰さないような方策を講ずる、帰すときには、生命が安全かどうかということを十分調査をする、そういう方針を、大体亡命者等にも人権宣言の趣旨を普及していくという方策をとっております。
【次の発言】 さきに申し上げましたように、人権尊重はもう十分にやる。台湾につきましても、独立連動……
○国務大臣(赤間文三君) お答えを申し上げます。 お尋ねの森川医師の事件でございますが、これは現在公判が請求せられまして目下裁判中でございます。私はこういうふうな森川さんの自分の三男、二十七歳になる者の心身障害がひどいために非常に気の毒に思って、自分の子供を殺された、そして自分も自殺しようとされたというこの事件につきましては、非常にもう気の毒に考えておるのであります。しかしながら、この事件を調べてみますと、こういうふうに自分のむすこが非常な重症で将来の見込みもなくて気の毒だから、これを殺して自分も自殺しようというようなのは、これは非常な悲劇でございますが、よく調べてみますと、やはりこういう事……
○国務大臣(赤間文三君) この「選挙に関して」ということの御質問でございまするが、私たちがこの「選挙に関し」というものの解釈は、一般には、選挙に際して選挙に関する事項を動機としたものがこれに相当する。なおいま一ぺん言いますと、選挙に際して選挙に関する事項を動機としたものはこういうふうな解釈に当てはまる、かように考えておるのであります。なお、これ一般的に具体的に申し上げますると、寄付の趣旨とか、あるいは寄付の、何といいますか、性格と申しますか、また寄付者の意見、真意、こういうものが私はどうであるかということが大きな要因をなすものと考えております。
○国務大臣(赤間文三君) お答えを申し上げますが、私のところへ参りました報告によりますならば、今回のいわゆる総長会食問題に関連して、ことさらにその事情を明らかにするために「花蝶」から領収証を押収したというようなことはないと、総長問題を明らかにするためにことさらにそういうことをしたのではない、その報告を私は受けております。ただ東京地検は、日通事件の証拠固めの必要から、日通の幹部がしばしばさきにも刑事局長が申しましたように利用していたと認められる料亭「花蝶」について、関係者の会合の状況等を明らかにするために、関係帳簿書類の任意提出を受けてこれを領置したのでございます。その書類の中に会食関係の書類も……
○国務大臣(赤間文三君) この日通事件につきましては、御承知のように、まあ検察当局は真相を究明するためにあらゆる角度から証拠の収集につとめて、その過程においていまお述べになりましたように数十名の国会議員を取り調べたことは、これは事実であります。しかしこれは、はっきり申し上げますが、被疑者として取り調べたのではなくて、参考人として調べたように私は報告を受けておりますので、したがいまして、その氏名、関係事実の内容等を明らかにすることは、参考人を、調べた者についての、私はそういうことを申し上げることは適当でないのじゃないかと考えております。それで、もしこれらの事実を公にすると、起訴済みの、裁判所に係……
○国務大臣(赤間文三君) この判決には全面的に承服しがたいので、東京高等裁判所に即日控訴の手続をとったような次第であります。したがいまして、本件申請人らに北朝鮮向けの出国を認めるとともに、再入国を許可するというような考え方は持っておりません。なお、北朝鮮向けの再入国は原則として許可をしないという従来からの方針を変更することは考えておらないわけであります。かような実情であります。
【次の発言】 政府としましては、常にやはり国の利益になるかどうかということがわれわれの一番大きな問題になるのであります。それはいろいろな方面から研究を、ものにとらわれず、あるいは外交的にも、経済的にも、文化的にも、いろ……
○国務大臣(赤間文三君) 事件の概要につきましては、新聞その他で十分御承知のことと思いますので、私は簡単に大筋のところを申し上げたいと考えています。 まず、この日通事件については、検察当局は、日通の役員らが受領したと認められる多額のリベートの使途の糾明に当たったのでございます。その結果、さる七月二十二日までに日通の前役員の十二名、及び国会議員二名の起訴処分を終え、捜査を終了したものでございます。なおまた、政治献金については、 職となるものがあるかないか、あるいは公職選挙法違反事件に該当しやしないか、あるいは政治資金規正法違反の事項があるかないかというような点につきまして、あらゆる角度から検討……
○赤間文三君 お尋ねを申し上げますが、万国博覧会は、関係者の非常な御努力によって参加国も非常にわれわれ予期しておった以上にふえ、万国博に来る人も非常に多いというように聞いて、非常にわれわれは心から喜んでおる次第であります。 まず一つお尋ねしたいのは、たしか四十一年だったと思いますが、そのときに万国博覧会に来る人間は大体三千万で、百万くらいが外国人であろうというように承って、大体それによっていろいろな計画がなされておった。ところがこのごろわれわれ聞くところによると、カナダは五十万をこしておるし、それから日本の経済が、施策が非常にいいために好況が続いておる。それから名神とかいろいろな道路も完備し……
○赤間文三君 私はこのガスの爆発事故のところに二度ほど参りました。市役所に参り、またガス会社にも参っていろいろ実情を聞き、現地も二度ほど視察いたしたのでございます。本日局長から承りますと、連絡本部の会議で八項目をきめられたことは、非常に私は重要なけっこうなことである。これをぜひひとつ効果のあがるように積極的にやってもらうことが非常にいいことだ。ぜひ実効のあがるように、今後よく研究されて、内容は変わっても大体の本筋としてはりっぱな案である、これをひとつやっていただきたい、かように考えております。なおまた市役所、市長、ガス会社の幹部、それから現地にも聞きましたが、それから私の聞いたところでは、市役……
○赤間文三君 関連して。 いまの特許関係の職員の優遇は、これは非常に大事なことだから、特許の問題が起こるたびごとに特許の職員を優遇してもらいたいということを、各委員、前からお願いをしているが、一向優遇をしていただいたようなことはない。私は川上君の御意見と同じように、思い切ってひとつ優遇をしてもらいたい。いつもあなたのほうの答弁は、いつでもバランスだ、バランス、バランスがあるからそう特許だけを優遇するということはなかなか骨が折れるが、できるだけのことをやるというのが、昔からの御答弁、私は考えを異にして、特許のようなものは重要な仕事で、しかもじみな問題、しかもたいへんな件数が滞貨しておるときに、……
○赤間文三君 関連。 ちょっと申し上げますが、食品衛生調査会の意見なりを聞くと、いまの量ぐらいであればたいしたことはないからいいが、いまのことでも相当長期にやると衛生に害があるというような報告に聞いておるのですが、相当長期というのは大体どれぐらいの期にわたるのか。牛乳はこれから飲むというのではなくて、いままで国民の必需品で、相当長い間飲んできた。国民の中には、二本も三本もずっと前から飲んできている。いま竹田さんがお尋ねになったように、朝パン食が多い。バターも相当食べておる。チーズも相当食べておる。これは、ああいう新聞記事が出ますと、みんなやっぱり心配しながら食べ物を食べるという状態が続くとい……
○赤間文三君 美濃部先生にお伺いを申し上げたいと思います。 先生の御説によると、財政主導型になると、大体公債が一兆二、三千億になればインフレにつながる可能性が相当あるように思う、こういう御意見であります。私の考えから言いますと、その金の使い万ということがいろいろインフレになったり、あるいはインフレにならなかったりする。なおまた言いますならば、公共事業でも、特にこういう公使に性質上適合するような国の公共事業を積極的にやっていく、こういう方法を慎重にとるならばインフレになる危険というものは、私はない。ただ、この金の使い方が公債に向かないような事業にやるならば、先生の言われるような危険性が多くなり……
○国務大臣(赤間文三君) 岡田委員から破防法適用をなぜ見送ったかという御質問でございますが、まだ、これは見送ったというところまできていないのであります。あらゆる事実問題、法律問題、証拠の問題、あらゆる面から適用をめどに研究しておるという段階でございます。新聞に見送ったと書いてあるのは私らと相当違う。むしろ準備を進めておるということで、いまだかつて見送ったとかいうことを言ったことは一度もないのであります。その点ひとつ御了承願いたいと思います。
【次の発言】 やはり必要によったら適用するというたてまえのもとに検討を重ねておるというのが実情です。
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