赤間文三参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○赤間文三君 ただいま議題となりました中小企業工場集団化に対する国庫補助融資率引き上げの請願外八件につきまして、商工委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本委員会におきましては、慎重審査の結果、いずれも願意を妥当なものと認め採択し、これを議院の会議に付し、内閣に送付することを要するものと決定いたしました。 右御報告申し上げます。(拍手)
○赤間文三君 ただいま議題となりました二法案について、商工委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。 まず、プラント類輸出促進臨時措置法の一部を改正する法律案について申し上げます。 現在のプラント類輸出促進臨時措置法は、プラント類を輸出する者が、いわゆるコンサルティングの欠陥によって損失をこうむった場合、その損失の一部を政府が補償しようとする契約を締結できることといたしました。これによりまして、プラント類の輸出を促進しようとするものでございますが、今回これを改正いたしまして、第一に、契約できる範囲をまず拡大し、今まで違約金の支払い義務を含むものに限られていたのを、新たに、……
○赤間文三君 ただいま議題となりました計星法施行法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。 わが国の計量単位は、計量法によりまして、昭和三十四年からメートル法に統一せられ、例外として、諸般の情勢から直ちにメートル法に切りかえることが因雑なものについては、計量法並びに同施行法で例外を認めておるのでございまするが、ヤードポンド法について、計量法施行法に基づく政令により、一定の範囲を限りまして、昭和三十八年十二月三十一日までを限度として認められているものがあります。 本法案は、このヤードポンド法につき、政令で定められているもののうち、対……
○赤間文三君 ただいま議題となりました高圧ガス取締法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 この法律案は、最近の高圧ガス関係における技術革新及び液化石油ガスの普及等によりまして、保安に関する事情も変化いたしましたので、これに即応して高圧ガスの取り締まりを強化し、災害の防止に万全を期そうとするものであります。 その内容は、第一に、高圧ガスの保安に関する自主的な体制を整備するため、特殊法人高圧ガス保安協会を設立し、これに保安についての調査研究等を行なわせるとともに、保安器具の検査の一部を代行させることとし、第二に、液化石油ガスによ……
○赤間文三君 ただいま議題となりました二法案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案について申し上げます。 この法律案は、公正取引委員会事務局の定員を現行より六名増加いたしまして、二百五十一名にしようとするものであります。 商工委員会におきましては、最近話題となっておりまする独禁法の全面改正問題について政府の考え方をただしまするとともに、六名程度の増員で、公正取引委員会に課せられた機能を十分果たすことができるかどうかということが議論の焦点となったのであります。このほか、六名増……
○赤間文三君 ただいま議題となりました二法案について、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 わが国経済における中小企業の重要性にかんがみまして、従来から種々の中小企業対策が講ぜられて参ったのでございますが、最近におきましては、貿易、為替の自由化、技術革新の進展等に伴いまして、中小企業の近代化を一そう推し進めることが強く要請されているのでありまして、両法案は、かかる要請にこたえるために提出されたのであります。 まず、中小企業振興資金等助成法の一部を改正する法律案の要旨について申し上げますと、その第一は、法律の題名を「中小企業近代化資金助成法」に改めることであり、第二は……
○赤間文三君 ただいま議題となりました採石法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。 この法律案は、最近、岩石を採取することによりまして、種々の公害が起こっておりまするので、この公害を極力防止するために、採石業者に対する監督規定を今までより一そう強化整備する必要から、現行法を次のように改正しようとするものであります。 第一点は、現行法では、採石業に着手したとき、その旨を事後に届け出ればよかったのでございますが一公害の未然防止に資するため、改正後は、事業に着手する前に、採石の方法も加えまして、事前に届け出ることとしたことでありま……
○赤間文三君 ただいま議題となりました中小企業投資育成株式会社法案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法案は、中小企業の経営の安定と近代化を促進するには、中小企業の自己資本の充実が急務であることにかんがみまして、中小企業に対しまして投資等を行なうところの中小企業投資育成株式会社を設立しようとして提案せられたものであります。 本法案の内容について申し上げますと、 第一に、この会社は、東京、名古屋、大阪の三カ所に設立し、産業構造高度化等に寄与する業種に属する中小企業の増資新株を引き受け、これを保有し、証券市場に転売し得るに至ったときにこれを処分するこ……
○赤間文三君 ただいま議題となりました輸出硫安売掛金経理臨時措置法案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告いたします。 硫安輸出につきましては、御承知のとおり、肥料二法に基づきまして、日本硫安輸出株式会社を通ずる一手輸出を行なっておりまするが、諸外国の輸出競争によりまして、ここ数年来、国際価格は著しく下落し、硫安製造会社が輸出会社に売り渡す価格よりも、かなり低く、その結果、輸出価格との差額がいわゆる輸出赤字として年々累積し、昨年末現在で二百十五億円となっておるのでございます。硫安問題については、昨年十二月二十八日閣議決定によりまして、硫安工業の合理化と体質改善の対策を講……
○赤間文三君 ただいま議題となりました金属鉱業等安定臨時措置法案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果について御報帳を申し上げます。 御承知のように、わが国の金属鉱業は、鉱産物の輸入自由化にも関連し、現在きわめて困難な事態に直面をいたしておりますが、この法案は、このような事態に対処するための一つの方策として提出されたものでございまして、五年間の限時法であります。 その要旨を申し上げますると、 第一に、この法案で対象とするものは、鉱産物すなわち、金属鉱物、非金属鉱物、地金類のうちで、特に生産費の引き下げを要するものでございまして、これは政令で指定をいたすことにいたしております……
○赤間文三君 ただいま議題となりました中小企業基本法案外四件について、商工委員会における審査の経過及び結果について御報告を申し上げます。 御承知のとおり、中小企業は、わが国経済にきわめて重要な地位を占めており、中小企業対策も幾多今日まで講ぜられて参ったのでございまするが、その政策の基本を示すべき中小企業基本法を制定する必要ありとの論議が、ここ数年来とみに盛んになりまして、昨年の通常国会にも、三党からそれぞれの基本法案が提出せられたのであります。今国会においては、議員提出案二件と政府提出案一件とが、いずれも多くの関連法案とともに提出をせられ、うち政府案が衆議院で修正の上送付せられて参ったのであ……
○赤間文三君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、参議院議員武藤常介君は、去る八月六日、病気のため急逝せられました。同僚議員としてまことに痛惜にたえません。ここに同君の御生前をしのび、つつしんで哀悼の意を表する次第であります。 武藤君は、明治二十三年茨城県久慈郡誉田村に生まれ、大正二年茨城県立師範学校を卒業、直ちに久慈郡太田町小学校訓導として教職に従い、郷党の子弟訓育に当たられました。その後、大正十四年、推されて太田町会議員に当選、初めて町政に参与したのでございまするが、郷里の人望厚く、太田町長にあげられること三たびにも及んだのでありまして、昭和十八年には茨城県町村長会長にも推挙され、……
○赤間文三君 ただいま議題となりました条約三件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を一括して御報告申し上げます。 まず、国際電気通信条約及び関係議定書について申し上げます。 この条約は、一昨年、スイスのモントルーで開催せられました国際電気通信連合の会議において、現行条約にかわる国際電気通信連合の基本文書として作成をせられたものでありまして、連合の組織及び国際電気通信業務の運用に関する統一規定等につきまして、現状に即した改正を加えたものでございます。また、この会議において、連合員間の紛争の解決を円滑にするため、関係議定書として、紛争の義務的解決に関する選択追加議定書が作成せられた……
○赤間文三君 ただいま議題となりました条約二件及び法律案一件につきまして、外務委員会における審査の経過と結果を一括して御報告を申し上げます。 まず、「日本国とアルゼンティン共和国との間の友好通商航海条約」について申し上げます。 わが国とアルゼンチンとの間には、現在、戦前に締結をされました修好通商航海条約が存在をしておりまするが、今回の条約は、これにかわりまして、待避保障の拡充、特に内国民の待遇の拡大を目的とするものでございまして、両国間の平和及び友好関係を規定するほか、入国、滞在、身体及び財産の保護、事業及び職業活動、関税、為替管理、輸出入制限、海運等に関する待遇保障を定めたものでございま……
○赤間文三君 ただいま議題となりました条約三件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を一括して御報告申し上げます。 まず、アジア生産性機構の特権及び免除に関する協定について申し上げます。 アジア生産性機構は、アジア諸国における生産性の向上を目的として、昭和三十六年に設立された国際機関でありまして、わが国は、設立当初からこれに参加しており、その本部もわが国に置かれておるのであります。 本件協定は、わが国が、国内において、アジア生産性機構に法人格を認め、機構、その職員、及び専門家、並びに加盟国政府の代表者に対し、一定の特権及び免除を与えることを規定したものでありまして、特権及び免除……
○赤間文三君 ただいま議題となりました条約二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、シンガポールとの航空協定について申し上げます。 わが国航空企業のシンガポールヘの運航は、日本・マレイシア航空協定に基づいて行なわれてまいったのでありまするが、シンガポールがマレイシアより分離独立いたしましたために、シンガポールとの間に、新たな航空協定を締結する必要が生じたのでございます。 本協定は、わが国とシンガポールとの間の定期航空業務について取りきめることを目的といたしまして、業務の開始及び運営についての手続と条件を規定するとともに、両国の航空企業の運営路線を定……
○赤間文三君 ただいま議題となりました条約二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、国際法定計量機関を設立する条約の改正について申し上げます。 この条約は、はかりの構造、誤差等、計量器類の使用に伴って生ずる、技術上、行政上の諸問題を、国際間で統一的に解決するための機関の設立を定めたものでありますが、本件改正は、この機関の業務を一そう効果的に行なうようにするため、執行機関である国際法定計量委員会を、全加盟国の代表で構成するように改めるものであります。 次に、国際航空運送についてのある規則の統一に関する条約の改正議定書について申し上げます。 この条約……
○赤間文三君 ただいま議題となりました条約二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、「海水汚濁防止条約」は、一九五四年に作成せられまして、一九六二年に改正せられたものでありまして、海水の汚濁を防止するため、一定海域における船舶からの油の排出を規制するとともに、船内装置、油記録簿、港湾の廃油処理施設等について、締約国のとるべき措置を定めております。 次に、「大西洋まぐろ条約」は、大西洋のマグロ類に関し、常に最大の漁獲が可能となる水準に資源を維持するために、全締約国からなる委員会を設けること。この委員会は、調査、研究を任務とし、また、勧告を行ない得ること……
○赤間文三君 ただいま議題となりました条約二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、「国際労働条約第百号」は、一九五一年の国際労働機関の第三十四回総会において採択されたものでございまして、同一価値の労働について、男女労働者に対して、男女の性別による差別をすることなしに、報酬を定めるという原則について規定したものでございます。その趣旨とするところは、すでに国内法においても規定されているところでございます。 次に、「関税及び貿易に関する一般協定関係の確認書」は、昨年の四月わが国において、関税率表が新しい関税品目分類法に基づきまして、全面的に改正をせられた……
○赤間文三君 ただいま議題となりました条約及び法律案につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、「宇宙天体条約」は、一九五七年以来のソ連及び米国による人工衛星の打ち上げ、さらには、人類の月面到達の可能性を背景といたしまして、宇宙における法秩序を確立するために、国連の宇宙空間平和利用委員会において審議が行なわれました結果、昨年の十二月に、国連第二十一回総会において、満場一致をもって推奨せられたものでありまして、条約の内容は、宇宙空間への大量破壊兵器の打ち上げ禁止、月その他の天体の平和利用並びに宇宙空間の国家による領有禁止等について規定をしたものでございます。 ……
○赤間文三君 ただいま議題となりました「投資紛争の解決に関する条約」は、国際的な民間投資に関連し、受け入れ国による国有化や送金禁止等によりまして、国家と他の国家の国民との間に紛争が生じた場合に、これを解決するために、国際的な調停または仲裁を行なう「投資紛争解決国際センター」の設立を定めたものであります。
委員会におきましては熱心な質疑を行ないましたが、詳細は会議録に譲ります。
七月二十日質疑を終え、討論採決の結果、本件は全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。
以上御報告申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいま議題となりました「日韓航空協定」は、わが国と韓国との間の定期航……
○国務大臣(赤間文三君) お答えを申し上げます。 昭和三十八年の東京地裁の原爆の判決に関する御質問でございます。これは、御承知のように、広島、長崎に対する米国による原爆投下が国際法の違反であるということを判決が明示し、第二番目には、これに対して米国並びに米国大統領に対して損害賠償の請求権を要求をしたのでありまするが、この判決によっては、それは認められなかった。したがって、日本政府に対する損害賠償の請求がせられたのでございまするが、これも認められなかったというのが、この判決の骨子になっております。 第一のこの原爆の投下が国際法違反であるかどうかということについては、いろいろな議論がありまして……
○国務大臣(赤間文三君) 今回の改正による政治資金規正法違反に対する罰則は軽過ぎるのではないかという御質疑の第一点でございます。今回政府が提案いたしました政治資金規正法の改正法案の罰則は、いずれも犯罪行為の性格あるいは罪質、さらに現行の政治資金規正法の罰則の体系及びこれとの関連のある公職選挙法の罰則等との比較、こういうもろもろの事情を慎重に観察をいたしました結果定まったものでございまして、今回新たにつけ加えました罰則は、総ワク制限違反に対する罰則、赤字会社の寄付禁止に対する罰則、特定会社の寄付禁止に関する罰則でございまして、まことに私は適当であると、かように考えております。 次に、裁判があま……
○赤間文三君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、議員山本伊三郎君は、去る七月八日、急性白血病のため、こつ然と逝去せられました。私は、各位のお許しを得て、議員一同を代表し、従四位勲二等故山本伊三郎君の御生前をしのびつつ、哀悼のことばを申し上げるものでございます。 山本伊三郎君は、明治三十九年一月、大阪市に生まれました。大正七年に小学校を卒業されると同時に実社会に出られ、大正十五年には大阪市役所に職を奉ぜられました。この周、少年工などとして働きながら、大阪キリスト教青年会英語学校、浪華商業学校、関西大学を御卒業になりました。 年若くして労働運動に身を投じられたのは、第一次大戦後の不況に……
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