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小林武 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

小林武[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは小林武参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小林武参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

6期(1962/07/01〜)

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 閉会後第1号(1962/10/31、6期、日本社会党)

○小林武君 この次は長官は出られるわけですか。

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 閉会後第2号(1962/12/07、6期、日本社会党)

○小林武君 三点ぐらいをこの調査報告についてお尋ねをしたいのです。  その第一は、国際協力の拡大の問題であります。科学技術について、国際協力といいますか、そういう提携というものが必要であるということは、これはもう申し上げるまでもないと思います。そういう角度から考えまして、科学技術の面で日本が国際的に孤立するというようなことがありますれば、事はきわめて重大であると考えるわけでありまして、この「総論の要旨」の七ページの「科学技術研究の面で国際的孤立化する恐れも生じている。」ということは、大体その前の説明でわかるような気もするのですけれども、しかし、これだけではどういうことを一体おそれているかという……

第41回国会 文教委員会 閉会後第1号(1962/10/01、6期、日本社会党)

○小林武君 まず初めに、先ほど大臣の答弁の中で、ちょっと確認をしておいたほうがよろしいのではないかと思う点を一、二お尋ねいたします。  大臣の先ほどの答弁の中に、一学級の学級編成の生徒児童教の問題で、イタリーの例を引かれた。イタリーばかりでなく、ほかの国のことも明らかになっておるわけですから、そのことは申し上げませんけれども、四十人よりかも三十五人がいい、なお聞いてるとあるいは三十人がいい、二十何人がいいというようなことについては、まだあなたは確信を持っていないというような意味の御答弁をなすっている、そういうふうに聞こえたのですが、あなたは財政上予算上の面から、そういう点は諸外国のあれにだんだ……

第41回国会 文教委員会 第3号(1962/08/30、6期、日本社会党)

○小林武君 文部大臣に御質問いたします。  選挙前あるいは選挙後、政府は、人作りの問題が教育の非常に重要な政策だということを強調されたわけです。しかし、このことの内容はあまり明らかでない。これは新聞の記事ではございますけれども、何か生めよふやせよというようなことが人作りだということに理解されたというような妙な話まで出ている。したがって、わが党としては、これに関して、人作りの内容を明らかにしてもらいたいという申し入れを行なった。先日のこの当委員会において、岡田議員から、大学管理法の問題について質問をした際、人作りの問題について文部大臣に御質問申し上げたところ、大臣はその際、総理の言っているところ……

第42回国会 文教委員会 第2号(1962/12/13、6期、日本社会党)

○小林武君 関連。簡単に一、二の点をお伺いしたいのですが、国の教育のレベルをあげるという、このことについては、先ほどからの御答弁で大体認めていらっしゃるようなんですが、そこで教育のレベルをあげていくということは、先ほどからの答弁によるというと、高校教育に適応するという、こういう見解ですね、レベルをあげていくということが、その高校教育に適応する者というものと関係して、どういうふうにお考えになっているのか、それをちょっとお聞きしておきたい。
【次の発言】 文部省ですからあまり妙な答弁はしないだろうと思いますけれども、適応性ということはどうお考えになっておりますか。適応性についてあなたのおっしゃるよ……

第43回国会 文教委員会 第3号(1963/02/14、6期、日本社会党)

○小林武君 この前、十二月の十三日に、当時の清水事務局長に京葉工業地帯の埋蔵文化財に対して、工業地帯の開発のためどんどんそれらが破壊されていくということを質問したわけですけれども、その際、清水康平君から、そういうようなものはない、周知の古墳があったということを聞いておりませんと言って、古墳のことだけ、周知の古墳があったということは聞いておりません。その他の埋蔵文化財というものはないという御答弁を聞いておったのですが、これは間違いありませんか。
【次の発言】 その若干あるというような調査を始めたとか言っておりますけれども、実はこれどうなんですか。十二月の十三日、当時の答弁と今の答弁とでは若干食い……

第43回国会 文教委員会 第4号(1963/02/19、6期、日本社会党)

○小林武君 関連。ただいま文部大臣は、倫理綱領に誤りがあるからこれに忠告するのは当然ではないか、こういう御答弁があったわけです。その忠告する仕方の問題ですな。あなたは文部大臣としてそれほどの教育に対する熱意を持ち、それから教師の集団である日教組に対し関心を持つならば、あなたは直接日教組の責任者とその問題について討論すべきであるのに、なぜあなたはそれを拒否するのですか。
【次の発言】 あなたは、しかしきわめて非常識なものの言い方をおっしゃるのですね。日教組という集団が、この集団には責任者というものがあるわけですね。そういうことは認められますか。集団があり、その責任者があるということ、それは認めら……

第43回国会 文教委員会 第5号(1963/02/26、6期、日本社会党)

○小林武君 文部大臣に質問をいたしますが、先ほどの質問の中にも出ておりましたけれども、今度の高校の急増対策の問題につきましても、文部大臣のいろいろな御答弁を聞いておりますと、何か試験地獄の問題も、それから有名校に殺到するといいますか、そういう問題も、デモクラシーの消化不良、デモクラシーのエゴイズムの表われだというような、そういう把握の仕方があるようです。さらにはそういうものが児童、生徒の非行の問題とさえからんで御発言になっておりますけれども、その点については、前々から文部大臣の一貫した発言を、ぜひとも本委員会で文部大臣の講演を通して明らかにしてもらいたいという、われわれの希望もあったわけであり……

第43回国会 文教委員会 第6号(1963/02/28、6期、日本社会党)

○小林武君 先日に引き続いて、文部大臣にお尋ねしたいわけですが、文部大臣の講演の中で、日教組の在籍専従は、給与の二重取りをやっておると、こういう趣旨の話があった。給与の二重取りということになると、これは刑法上の問題にもなると思うが、どうですか。
【次の発言】 あなたは日本の文部大臣じゃないですか。あなたは日本の文部大臣であって、専従制度というものは、あなた自身も言われるように、国家公務員並びに地方公務員の場合は、政府並びに地方団体で、これは認められておることでしょう。二重取りということは、そういう意味じゃないでしょうか。法律によって認められ、労使の間で認められておる、それをあなたは二重取りと言……

第43回国会 文教委員会 第8号(1963/03/07、6期、日本社会党)

○小林武君 ただいま議題となりました農業、水産、工業又は商船に係る産業教育に従事する国立及び公立の高等学校の教員及び実科助手に対する産業教育手当の支給に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  昭和三十二年に制定されましたこの法律は、高等学校における農業、水産、工業または商船にかかわる産業教育の特殊性にかんがみ、産業教育振興法第三条の三の規定の趣旨に基づいて、国立または公立の高等学校において、これらの産業教育に従事する教員及び実習助手に対して支給する産業教育手当に関し、必要な事項を規定いたしております。しかるに、この法律の適用対象が、単に高……

第43回国会 文教委員会 第9号(1963/03/12、6期、日本社会党)

○小林武君 文部大臣にお尋ねいたしますが、確認をいたしますが、日教組の倫理綱領を作った場合に、学者の意見を徴した、その手続は、文部省がいろいろな教育上の問題で中教審に対して意見を具申さしたと同じであるということは、これはこの間、認めましたね。
【次の発言】 大体という言葉を挿入した理由を述べたと思うのだが、これはあれですか、手続的に、たとえば片っ方は、これは文部省という役所だから法律でもって、日教組という場合には、日教組という組合が、学者の方々に組織として依頼をした、これは法律でもってやるわけじゃない、組織の意思として御依頼を申し上げている。このことは、法律で任命したことと組織が組織の意思とし……

第43回国会 文教委員会 第10号(1963/03/14、6期、日本社会党)

○小林武君 前回のときに、新教育指針について質問いたしましたが、その際、文部大臣のお答えを得られなかったわけで、この問題は、その質疑の間でかわされたように、日本国憲法、教育基本法にのっとった教育指針という文部省の教育に対する方針というようなもの、これはやはり具体的に明らかにされなければならないと思うし、同時に、その明らかにすることによって、日教組の倫理綱領の問題を討論する際にも、文部省の態度が明確であるということは、議論を進める上においては欠くことのできないことでありまして、新教育指針のうちの第一部前編について、日本国憲法並びに教育基本法に関連して――前編の第六章でもって結論になっておるわけで……

第43回国会 文教委員会 第11号(1963/03/19、6期、日本社会党)

○小林武君 確かに今御質問のように難解であって整理を要するようにも思うのです。ただ、提案の趣旨は、現行の免許法を認めた上に立って、その中に改正をしないというと教職員に非常な不利を与える点だけを指摘しているのであります。ただ私の提案いたしました問題からいえば、この点はどうも改正しないほうがいいと思うのは、特殊盲聾の場合、養護の場合にはやはり免許状は二つあったほうがいい。二つというのは基礎の免許状――普通免許状と特殊免許状との二本立てのほうが、やはり特殊教育の場合には必要ではないかということは感じております。
【次の発言】 これは詳細については文部省からでもひとつ御答弁いただきたいのですが、私の今……

第43回国会 文教委員会 第16号(1963/05/14、6期、日本社会党)

○小林武君 現在、通常夜間中学といっているんですが、普通学級とは授業開始の時間を大幅にずらして特設されている中学というのは一体何校ぐらいあるんですか。またどういう地方でそれが行なわれているのか、また、それに通学している生徒の数はどのくらいですか。
【次の発言】 こういう夜間中学をしなければならなくなった理由は一体どういうところにあるんですか、伺いたい。
【次の発言】 これはあれですか、長期欠席とか、就学してない生徒というのは大体日本全国でどのくらいあるわけですか。
【次の発言】 長欠の中には、先ほど述べられたように千人ほど夜間中学の生徒がいるわけですけれども、七万九千人の中には、この千人の夜間……

第43回国会 文教委員会 第19号(1963/05/23、6期、日本社会党)

○小林武君 ちょっと関連して。三十七条ですね、第三者の行為によって生じた場合、これは何ですか、普通の取り扱いでは、先に安全会では給付をしておいて、それから後、あれでないですか、加害者ですか、第三者にいろいろ交渉するというような、こういうあれじゃないですか。
【次の発言】 安全会というのは掛金をとってやっているのですからね。今も千葉委員から質問がございましたように、値上げが相当大幅に行なわれておることを考えますと、その掛金によって支払うという建前は、何といってもこれは大きな原則だと思うのです。ところがこの第三十七条の損害賠償の請求権という問題が出てきまして、これをあまり強調なさると、何か安全会は……

第43回国会 文教委員会 第20号(1963/05/28、6期、日本社会党)

○小林武君 お答えいたします。盲学校は七十二校あるうち、幼稚部を設置いたしておりますのは二校でございます。したがって、設置していないのは七十ということで、今、将来設置を特に希望しているというのは四十五校となっております。それから高等部を設置している学校は六十二校ございまして、したがって、していないのは十校、この十校は高等部を設置することを希望しているのであります。聾学校は百三校ございまして、幼稚部を設置いたしておりますのは三十七校、設置していないのが六十六校、この六十六校の残っている分は将来設置を希望しているわけであります。高等部を設置いたしておりますのが七十三でございまして、設置していないの……

第43回国会 文教委員会 第24号(1963/06/13、6期、日本社会党)

○小林武君 文部大臣にお尋ねいたしますが、第四十国会において義務教育諸学校の教科用図書の無償に関する法律が出まして、義務教育における生徒児童の教科用図書が無償になった。無償で支給されるというようなことにつきましては、だれもが賛成するところでございまして、このことは少なくとも現在の教育の一歩前進である、このように考えるわけであります。ただ、ただいま御提案になりました義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律案の提案理由並びにそれの補足説明を聞いておりまして、教科用図書の無償の法律の精神というものを、この法律の提案によって疑義を感ずるようになったわけでございます。と申しますのは、ただいま御提……

第43回国会 文教委員会 第25号(1963/06/18、6期、日本社会党)

○小林武君 この前に文部大臣に質問をいたしまして、その際に国民の権利の問題、日本国憲法の第三章に関係する問題で私との間にやり取りがあったわけでありますけれども、その際の両者の意見の食い違いというものを明らかにしない場合におきましては 今後のいろいろな教科書問題を討議する上において支障がありますので、その点について文部大臣にもう一ぺん確めるわけでございます。ここに速記録がございますが、その速記録を読んでみますというと、文部大臣のお考えは、一体、三章にきめられました国民の権利の問題について、法律の保障がなければ国民の権利が成り立たないというふうに言っているように、私はこの間の議論並びに速記録の上で……

第43回国会 文教委員会 第26号(1963/06/20、6期、日本社会党)

○小林武君 文部大臣に、先日来、明治憲法下における教育についての御意見を伺ったわけでありますが、このことは、今の憲法によって教育は国民の権利として、教育を受ける子供の権利として、また子供の親の権利として規定されている。今の民主教育を理解するためには、どうしても明治憲法下の教育についてどのような理解をわれわれが持っているか、どのようなその教育に対する批判を持っているか、そういう指摘がない限りにおいては、民主的な教育というもののほんとうの理解ができないのではないか、こういう角度からの質問をやったわけであります。そういう点につきましては、若干の点について事実については文部大臣も認められた個所もあるわ……

第43回国会 文教委員会 第27号(1963/06/25、6期、日本社会党)

○小林武君 家永先生にお尋ねをいたしたいわけでございますけれども、日本史の教科計の原稿をお書きになって、その検定の結果について、この原稿は、正確性、内容の選択に、著しい欠陥があるという理由で、これが不合格になったというようなことがございましょうか。ありますか。
【次の発言】 私、その中で、こういうようなことを、内容の問題の中で、こういうことがあったということを聞いているわけであります。それはその教科書の中の百八十七ページ――原稿の百八十七ページの中に、教育勅語の取り扱いについて、そのものを出さず一方的な批判だけでは全貌がわからないと、こういう内容選択に欠陥のあること、正確性の問題について欠陥が……

第43回国会 文教委員会 第28号(1963/06/27、6期、日本社会党)

○小林武君 福田局長にちょっとお尋ねしますが、検定前のあの国定のときには、あれはどういう法律的な根拠に立っていたのですか。小学校令の第何条でしたか、あれ一つということになりますか。
【次の発言】 この「文部省ニオイテ著作権ヲ有スル」そういうことに国定教科書のあれがあったのでありますが、前の委員会におきまして、文部省から教師の責任の問題について御答弁があって、そのときに、教師が教育の実際に携わっておって、たとえば教科書等を教えることによって、もしそれが誤りがあったとか、あるいはその教育が正しい教育でなかったために、子供に事実にたがったことを教えたり、あるいは非常に将来に大きな影響を与えた場合には……

第44回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1963/10/18、6期、日本社会党)

○小林武君 私は、ただいまの源田君の動議に賛成いたします。

第45回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1963/12/04、6期、日本社会党)

○小林武君 私は、ただいまの源田君の動議に賛成いたします。

第45回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1963/12/12、6期、日本社会党)

○小林武君 トラブルがこのJPDRの問題で起こったと、それから幾多の疑念を国民にも与えた、こういう意味のことが報告の冒頭にございました。この点については、今月の何か総合雑誌でも一部にそういうようなことをちょっと取り扱っていることも見たわけですけれども、私は、科学技術庁の長官が述べられるまでもなく、日本の原子力の開発という問題を考えました場合においては、やはりどうしてトラブルが起きたかということを明らかにしないというと、いわゆる明らかにされないような問題から疑念が疑念を生んでいって問題解決にはならないと思うのです。そういうことをまあ強く感じます。その点でまず第一にお尋ねをいたしたいのは、GEが運……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1963/12/20、6期、日本社会党)

○小林武君 私は、ただいまの鈴木君の動議に賛成いたします。

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 閉会後第1号(1964/10/08、6期、日本社会党)

○小林武君 関連して委員長にお尋ねいたしますが、原子炉安全審査会という、この専門家によって組織された審査会、これの審査は、たとえば日本に設置されました原子炉、アメリカから輸入されてきた原子炉、こういうようなものについても審査されると思うのですが、そういう輸入されてきたものについて――アメリカにおいて安全審査会の審査なり、あるいは安全審査のその他の機関によって審議されてきたものですね、そのものについても審査をしているということは、一体委員長としてはどのようにお考えになっていますか。
【次の発言】 軍艦であるから不可能であるというあなたの御解釈はまあそれでよろしいとして、もし、不可能であるからいま……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1964/03/25、6期、日本社会党)

○小林武君 科学技術情報センターの情報活動については、それぞれ関係の方々の努力をいただいていると、まあこのように考えるわけでありますが、申し上げるまでもなく情報活動の重要性は、これは研究活動、生産ばかりでなく、教育の面から考えましてもきわめて重要な問題であるわけでありますが、特にいままでの科学技術情報センターの活動を顧みまして、主要な国々の情報活動と比較いたしまして、どんな点が一体劣っているのか、あるいはそれに大体追いつくだけの実績をあげているのかということは、これはまあわれわれにとって重要な問題だと思うわけでありますが、そういう意味で、世界の主要な国々における科学技術情報活動というもので、特……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1964/03/27、6期、日本社会党)

○小林武君 国立国会図書館長にお尋ねいたします。  先ほど情報センターとの間の業務の調整のお話があったのですが、これはごもっともなことだと思うのです。情報センターがほんとうに活躍するということのためには、この調整が行なわれないで、いわば二本立てのような形でいくということになると、ほんとうに情報センターを成長さぜることには私はならないと思います。そういう面ではあれですか、われわれの理解としては、大体資料、図書、そういうものを統一的に収集するのが大体図書館の役目だと、それから情報活動といいますか、利用面ですね、もちろん図書館ですから利用面を忘れるわけはないのですけれども、こういう問題に関する限りは……

第46回国会 文教委員会 閉会後第2号(1964/07/31、6期、日本社会党)

○小林武君 一つ、この島根県が、死亡が三十何名ですか、死亡は児童が十八名の生徒が十三名、これ特にたくさん、三十数名の者が死んだということは、何か特殊の事情があるわけですか、島根県の場合。
【次の発言】 夜半のできごとであったというところに問題点があるわけですか。
【次の発言】 それからもう一つ、応急の対策を立てられたことは、これは当然であると思うし、けっこうだと思うんですが、教育施設その他に対して、損害の生じたものは一体いつごろまでに復旧するというようなめどがありますか。
【次の発言】 そうするとあれですか、九月の新学期ごろまでには被災地の一切のそういう教育上の施設、設備というようなものは、大……

第46回国会 文教委員会 第4号(1964/02/06、6期、日本社会党)

○小林武君 いまの件ですがね。文部大臣は何か問題があるなら出せというのは、これは私はちょっと筋が通らないと思うのですよ。われわれとにかく灘尾文政というものの概括というようなものを知り得るようなものは新聞で承知しておるわけです。大体、記者会見をやられて四項目なり五項目なりというものをあげられて、われわれとしてはかなり――かなりどころじゃない、相当重大な関心を持たなければならないような問題提示も新聞紙上を通してですから、あるいはそうでないかどうかわかりませんけれども、しかし、新聞は信用していいと思うのですよ。そういうものが出されておる、われわれが所信表明をしてもらいたいということは、少なくともやは……

第46回国会 文教委員会 閉会後第5号(1964/10/01、6期、日本社会党)

○小林武君 九月の三日、七日に学徒援護会の寮、寄宿舎に入っておる学生が援護会との交渉をやるというようなことで、両者の間に意見の食い違いができて、そのために警官隊がそこに動員されて数名の逮捕者を出した、こういうことがありまして、そこに在住している学生の要望もありまして、私は学徒援護会並びにそこの寄宿舎を見にまいったわけであります。その際、援護会の幹部の皆さんにもお会いして、状況等について十分お話をお聞きしたいと思ったのでありますけれども、当日は責任ある方々が皆外出中でございまして、職員の方から若干の問題を聞いてまいりました。その際感じましたことは、学徒援護会というものが戦前あるいは戦後、それから……

第46回国会 文教委員会 第6号(1964/02/13、6期、日本社会党)

○小林武君 文教行政について文部大臣の所信が述べられましたので、それにつきまして二、三の点について質問を申し上げたいと思います。この大臣の所信表明の中にはございませんけれども、新聞紙に発表されました灘尾文部大臣の記者会見における当面の文教政策という点の中で重要な問題の一つとして、教育憲章的なものをつくって教育基本法の抽象的な面を補いたいという意味の、そういう発表はあったのであるかどうか。なお、これは単なる新聞記事であって、大臣の考え方でないのかどうか、そこらを明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 話の中に出たということでございますけれども、大臣のお考えの中に、教育憲章ともいうべき……

第46回国会 文教委員会 閉会後第6号(1964/11/07、6期、日本社会党)

○小林武君 政務次官にお尋ねいたしますが、北海道の冷害ではその被害の範囲と被害の額等についてはきわめて大きいものがあるということについては、政府においてもこれを調査し、あるいは関係各方面もその点についてかなり詳細にわたっての実情が明らかにされていると思うのでありますが、このこと自体は、いまここで取り上げませんで、それに伴いまして被害農家がその生活を維持することが困難な状態に陥ったということから、これら農家子弟の就学困難の現状にあるということは、すでに御承知されていることと思うのです。まず第一に、六万一千以上の児童生徒が被災農家児童の中にあるということを考えますと、給食を実施しているとか、あるい……

第46回国会 文教委員会 第8号(1964/02/20、6期、日本社会党)

○小林武君 文化財保護委員会の委員長にお尋ねをいたしたいのでありますが、委員長にお尋ねすることは個々の問題にわたったことは避けまして御質問申し上げたいと思います。大体、四十二国会から以降だと思いますけれども、衆参両院におきまして埋蔵物文化財に関する質問がございまして、遺跡をどうするか、この遺跡の破壊をどう守るかという問題で質疑があったわけでございます。例を一つあげますというと、京都市の宝池のかまあと、あるいは千葉県君津郡青堀町の内裏塚の問題、あるいは千葉市の加曽利貝塚、兵庫県揖保郡御津町にある輿塚、それから大阪府の西陵古墳、さらには岡山県の美作台地の問題等々ございました。あるいは福岡市の福岡城……

第46回国会 文教委員会 第11号(1964/03/03、6期、日本社会党)

○小林武君 文部大臣にお尋ねいたしますが、前の質問のときにも若干触れたのですけれども、大臣が就任されました当初、幾つかの点について大臣の所信が発表され、これはすでに本委員会で所信表明をされる以前にあったわけでありますが、それを見て、私は非常に重大な問題だと一つ考えておりましたことは教員養成の問題でございます。その後、本委員会で所信表明をなさった中にも教員養成の問題について述べられております。私は、ここで大臣の御意見を十分にお伺いしたいわけであります。私は、まあ教員養成の問題について、最近では大学の科目に関する省令の問題について、かなり教員養成大学の中で議論が巻き起こっておることを知っておるわけ……

第46回国会 文教委員会 第12号(1964/03/05、6期、日本社会党)

○小林武君 一点質問しておきたいのです。功労者の名簿を見ますと、全部とは言いませんけれども、大体日本芸術院会員、日本学士院会員というような方が非常に多数を占めておる。先ほどの御説明によると、日本学士院会員にも年金があり、芸術院会員にもそういう制度がある。より生活を豊かにするという角度から、そのようにするというお話でありますけれども、私はそういうものが二重になり、三重になるということについては、かれこれ言う気持はございませんけれども、日本学士院、芸術院というようなものがある。さらに文化功労者年金法がつくられるということになると、この間の関係が一体どうなっているのか、文化功労者の推薦というようなも……

第46回国会 文教委員会 第14号(1964/03/12、6期、日本社会党)

○小林武君 国立学校設置法一部改正の法律案を見ますというと、その中に宇都宮大学の工学部を初め、大学院の場合においても工学部というようなものが非常に多い。それから提案理由の説明の第五にあげられておりますところの国立高等専門学校の新設についても、これは工業技術者の養成ということになっているわけでありますが、私は文部大臣にお尋ねいたしたいのは、工業技術者の必要性ということはわれわれも全く同感でありますし、それについていろいろな施策を講ずるということも、これはまあ認めるところでございますけれども、非常に心配いたしておりますことは、理科系偏重というようなことに陥ることがあった場合に、はたしてそれが科学技……

第46回国会 文教委員会 第15号(1964/03/17、6期、日本社会党)

○小林武君 大学院の問題について前回のときにお尋ねいたしましたが、大学院新設設置の申し込みのあったものというのは、どのくらいあるわけですか。
【次の発言】 これであれですか、申請のあったものについて三十件くらいというお話でありますが、文部省がこれについて、これは設置の基準に合わないとかということで、の申請を認めなかったもの、許可をしなかったもの、あるいは文部省では認めたけれども、予算の関係といいますか、大蔵省がこれを認めなかったもの、こういうものがあるだろうと思いますが、その点の内容はどうなっておりますか。
【次の発言】 大学設置審議会というのはあれですか、法律ができてから審議するという形にな……

第46回国会 文教委員会 第17号(1964/03/24、6期、日本社会党)

○小林武君 学術の振興に即応する図書館の機能の重要性にかんがみまして、図書館の専門職員を養成する機関として図書館短期大学を設置することについては、私も同感の意を持つものでありますけれども、そこで、ひとつお尋ねしておきたいことは、この図書館短期大学における、今までは養成所ですか、この養成所において養成されたものはどういう方面に就職をされておるか、その点についてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 そこで、ちょっとわき道にそれるようでもございますけれども、学校図書館法によりますところの司書教諭必置の問題について図書館教育の重視をお考えになった文部省としては、現在どのような御検討をなさっておるか……

第46回国会 文教委員会 第19号(1964/03/31、6期、日本社会党)

○小林武君 政務次官にお尋ねをまずしたいわけです。  私の質問は朝鮮人の教育の問題なんでございますが、その問題に入る前に、言うまでもなく朝鮮は長い間わが国に併合されておって、その間において非常にかわいそうな境遇にあったことは、これは政務次官もよく承知していると思います。私も教師をやっておりまして、教育という面からだけではございますけれども、まあ学校に通っておる子供たちが非常にかわいそうな状態におかれており、就職の問題一つを考えましても、はっきり差別を受けるというようなこと。上級学校に進学するというような者はきわめてまれであるというような、そういう状況に置かれておる状態を見て、非常にわれわれとし……

第46回国会 文教委員会 第22号(1964/04/21、6期、日本社会党)

○小林武君 ただいま議題となりました農業、水産、工業又は商船に係る産業教育に従事する国立及び公立の高等学校の教員及び実習助手に対する産業教育手当の支給に関する法律の一部を改正する法案につきまして、提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  昭和三十二年に制定されましたこの法律は、高等学校における農業、水産、工業又は商船にかかる産業教育の特殊性にかんがみ、産業教育振興法第三条の三の規定の趣旨に基づいて、国立または公立の高等学校において、これらの産業教育に従事する教員及び実習助手に対して支給する産業教育手当に関し必要な事項を規定いたしております。  しかるに、この法律の適用対象が、単に高等学……

第46回国会 文教委員会 第23号(1964/04/23、6期、日本社会党)

○小林武君 ただいま御質問をいただきました件につきましては、盲学校にはその対象になる学科は現在ございません。聾学校に木工科、農業科、機械科、工業科、窯業科、これだけあるわけでございますが、大体教員を、推定でございますけれども、百四十三名、実習助手が十二名、こう推定しておるわけでございますが、これを科目別の資料は持ち合わせないのでございます。
【次の発言】 いずれも身体的な欠陥を持った者が対象でございますので、これをまあ従来のままでやっていくということになりますというと、その仕事の領域は非常に狭くなりまして、盲学校であるならばそのほとんどが理療科――あんま、はりとかいうものになってしまうわけでご……

第46回国会 文教委員会 第24号(1964/04/24、6期、日本社会党)

○小林武君 ただいま議題となりました公立の盲学校、聾学校及び養護学校の幼稚部及び高等部の整備に関する特別措置法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  御承知のとおり、盲、聾、養護の諸学校はそれぞれ幼稚部、小学部、中学部、高等部に分かれており、その運営は多くは一人の校長のもとに統轄されている現状でありますが、公立学校の場合、小学部と中学部における経費については、義務教育費国庫負担法及び養護学校整備特別措置法によって、その半額が国庫負担となっており、幼稚部と高等部における経費については、その全額が地方公共団体の負担となっております。このような跛行的財政措置が、これらの学校の……

第46回国会 文教委員会 第26号(1964/05/12、6期、日本社会党)

○小林武君 公立の特殊学校の幼稚部、高等部設置の状況は、幼稚部を置いておりますものが、盲学校におきましては七十五校のうち二校、聾学校は百三校のうち五十七校、養護は九十五校のうちありません。それから高等部は、盲学校が六十四校、聾学校が七十八校、養護学校は六校置かれているわけであります。就学の状況でございますけれども、大体、心身障害児童生徒の言及び弱視というようなものは、推定しておりますところの生徒数というのは、これは学齢児童生徒でありますが、一万二千八百七十人、そのうち五千四百十二人が就学をいたしておりますので、四二・一%の就学率、このようになっているわけであります。聾は二万三千九百一人が推定児……

第46回国会 文教委員会 第30号(1964/06/04、6期、日本社会党)

○小林武君 ただいまも提案理由の説明がありました中に明らかにされたように、昭和二十五年に発足いたしましてから、短期大学は現在まで十四年の年月を経過したわけでありますが、この短期大学が制度の上からは暫定的な措置として、まあ平たく言えば、当分、様子を見るといったような程度で置かれたように考えるわけであります。それにもかかわらず、設立当初から見て、学校数から見ましても、あるいは学生の数から見ましても、非常な発展を遂げて、一つの制度として定着したと見ても差しつかえないと思うのであります。短大の側といたしましては、暫定的なものから恒久的なものにしてもらいたいというような要求の出ることは当然のようにも思う……

第46回国会 文教委員会 第31号(1964/06/09、6期、日本社会党)

○小林武君 前回の委員会におきまして、提案の中にございます「明確な目的、性格を有する短期大学制度を確立し、より一そう充実した教育の展開をはかろうとするもの」であるという、この提案理由の内容についても若干の質疑が行なわれたわけでありますけれども、この質疑によって、必ずしもそういう点が明らかにされたとは私は率直に言って申されないと思うのです。しかし、一面考えますというと、なかなかこれは口で説明して納得のいくというような問題でもないように思うわけです。そういたしますというと、短大の恒久化というのは、中教審の答申に基づく高等教育の抜本的な改善までの暫定的な措置にすぎないのではないかというような見解が、……

第46回国会 文教委員会 第32号(1964/06/11、6期、日本社会党)

○小林武君 前回のときに質問をいたしましたが、国立の短大の場合においても、大学の教官の強化をするという角度から、いろいろの点の配慮が必要ではないかというようことも触れたと思うわけであります。いろいろ短大側の事情を調べてみましても、短大の教官の充実のためには、量的な面でも質的な面でも、やはりこれを向上させる努力が必要でないか、このように思うのであります。このことが、提案されました短大を恒久化する一つの大きなささえにもなるわけでありますので、そういう意味でお尋ねをするわけでありますが、きょうはおもにその待遇と申しましょうか、賃金の問題について若干お尋ねいたしたいわけであります。短大が恒久化するとい……

第46回国会 文教委員会 第35号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○小林武君 農林省の檜垣畜産局長にお尋ねいたします。  本委員会で、新橋の馬券場外売場設置反対の請願が採択されましたが、その以前に、場外売り場の設置に対して非常に桜田小学校の父母の間に反対の声がたいへん強いわけであります。それで、それに関連いたしましてお尋ねをするわけでございますが、これは競馬法施行令第二条第二項によって、農林大臣の承認がなければ場外設備の設置ができないようになっていると聞いているわけであります。なお、二十九年の九月二十七日の次官通達を見ましても、同様のことがその中に書かれておりまして、なお、設置場所、設備または競馬場との連絡方法の変更についても承認を要することになっている、こ……

第47回国会 文教委員会 第2号(1964/12/03、6期、日本社会党)

○小林武君 ただいま報告があって、われわれも現地からいろいろ陳情なさる方の話を聞くと、同じ内容であるということで、一そうまあ事の重大性を考えるわけでありますけれども、これについては文部省も非常に心配されて、その実情の調査に行かれておるということなんでありますけれども、いまの報告並びに陳情等から考えまして、文部省もきっと事態の重大なことにお気づきになっておられると思うのでありますが、これはもうすでに学校教育が存在しているというようなことが言えないようなやはり実情にあるのではないか。そうすると、やはりこれはもうひとり政府だけの問題でなくて、全体がこれについて協力して、とにかく何とか事態の収拾をしな……

第47回国会 文教委員会 第3号(1964/12/15、6期、日本社会党)

○小林武君 文化財の件について質問いたしますが、だいぶ前でございますけれども、文化財保護委員会の委員長においでを願いましていろいろ御質問をいたしました際に、委員会としては遺跡台帳を整備いたしまして、今後においてはその保存に万全を期するというような御答弁があったことを記憶しているわけであります。私がきょう質問申し上げるのは、その遺跡台帳というものがあまり完備したものでないのではないかということをまずお尋ねしたいわけです。この点については、あまり詳細な点については、委員長でなくて、ほかの方が御答弁になってもけっこうなんでありますが、たとえば例を福井市にとってみますというと、福井市の遺跡台帳には四ヵ……

第47回国会 文教委員会 第4号(1964/12/17、6期、日本社会党)

○小林武君 文部大臣もすでに学徒援護会の問題ではいろいろお聞き及びだと思うのです。私もいろいろ学徒援護会の学生、あすこの寮におります学生の諸君からいろいろ依頼を受けまして、そして援護会の関係者にも会いましたし、それから学生の諸君の意見も聞いたのですが、いまのような状況でいくということは好ましいことではないと考えられます。そういうことで、解決するような方向に努力をすべきだということについては関係者のほうにも申し入れましたし、それからまた学生の諸君にも私の意見というのは述べたこともあります。しかし、結果的には何ら両者の間で事態を解決するというような方向には進んでおらないということなんで、非常に心配……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1965/01/29、6期、日本社会党)

○小林武君 ただいまの江藤委員の動議に賛成いたします。

第48回国会 国際労働条約第87号等特別委員会 第3号(1965/04/28、6期、日本社会党)

○小林武君 ただいま亀井委員の質問をお聞きしておりまして、この問題については非常に慎重にやらなければならない、特に、やはり結末が、三党の修正案がついたわけでありますから、その意味では、やはり共同の責任を負うという意味もあります。そういうことでは、だれもがみんな責任を感ずるという立場で成功させるということになりますと、やはりいい加減なことでは、なかなかうまくいかないのじゃないか、御答弁の中にも、なるたけすみやかにというようなお話もありましたが、すみやかをあまり強調いたしますというと、そのために破綻を起こすというようなことも起こらないとも限らない。そこで、まあちょっと私は妙なことを尋ねるのですけれ……

第48回国会 国際労働条約第87号等特別委員会 第4号(1965/05/07、6期、日本社会党)

○小林武君 関連。構成するものの中身が違って性格は同じであるというあなたの答弁は、そのことの事実だけはわかりました。  そこでお尋ねいたしますが、これはやはり労働組合法の第二条一号と比較して考えなきやならないと思うのでありますが、管理職員は、いうなれば、労働関係におけるところの機密事項をまず知っている、同時に使用者のいわゆる利益代表である、こういう性格を持っている。まあこれはもっとあげればあるかもしれませんが、簡単にいえばその二つがあげられる。その者が同じ性格の一体職員団体をつくるというのはどういうことですか。その場合に利益代表がどういう一体交渉をやるのですか。それからその場合には、機密事項は……

第48回国会 国際労働条約第87号等特別委員会 第5号(1965/05/10、6期、日本社会党)

○小林武君 外務大臣にお尋ねいたします。ILO八十七号は批准することによって、条約の効力は拒否することができなくなる、こう思うのですが、ILO八十七号条約の効力の拒否というのは具体的にはどういうことになりますか。
【次の発言】 いまの説明でわかりました。ただ、はっきりさしていただきたいのは、結社の自由及び団結の保護に関する条約第八十七号の全文、全部の文章、特に結社の自由第一条から条を追うて全部、これに少なくとも抵触するような国内法があった場合においては、条約の効力を拒否したということになりますね。
【次の発言】 条約の効力をかりに拒否したという場合ですね。そういう事態が起こった。そうすると、こ……

第48回国会 文教委員会 第4号(1965/02/18、6期、日本社会党)

○小林武君 僻地勤務教員の優遇措置について、いろいろと努力のあとが見られますことは、僻地教育振興の立場からいって喜ばしいことだと思うのであります。この問題の一部の特別昇給の問題について文部大臣にお尋ねをいたしたいわけでありますが、これは半額国庫負担であるということでありますが、この点は先ほど申し上げたように、僻地教員の優遇の点から見てたいへんけっこうだと思いますが、県の財政と、それから県の中にたくさん僻地の教員をかかえているというような事情等によって、実施が平等に行なわれないというようなことが相当私は憂慮される問題だと思うわけでありますが、それをそういう事態に至らせないためには、何といっても財……

第48回国会 文教委員会 第6号(1965/03/11、6期、日本社会党)

○小林武君 公立の盲学校、聾学校及び養護学校の幼稚部及び高等部の整備に関する特別措置法案提案理由。ただいま議題となりました公立の盲学校、聾学校及び養護学校の幼稚部及び高等部の整備に関する特別措置法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  御承知のとおり、盲、聾、養護の諸学校はそれぞれ幼稚部、小学部、中学部及び高等部に分かれておりますが、その運営は多くの場合一人の校長のもとに統轄されている現状であります。ところが、これらの学校においては、公立の場合には、小学部と中学部については、義務教育費国庫負担法及び公立養護学校整備特別措置法によって、給与費、教材費及び建築費等の経費の半……

第48回国会 文教委員会 第7号(1965/03/16、6期、日本社会党)

○小林武君 政務次官にお尋ねいたしますが、この三月中に歌舞伎そのものを無形文化財に指定するということが発表されるということを聞いているのですが、これは事実ですか。
【次の発言】 これはあれですか、全然話がなかったということですか。
【次の発言】 そうすると、いまのお話ですというと、団体がなかったために指定が行なわれなかった。そうすると、これはあれですか、裏を返せば、伝統歌舞伎保存会というものが俳優を中心にしてでき上がったとすると、これは指定するという方針は大体これできまったと見てよろしいですか。
【次の発言】 まあざっくばらんに言えば、文化財保護委員会が伝統歌舞伎保存会の設立について陰ながら力……

第48回国会 文教委員会 第8号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○小林武君 これは政府委員のほうからお答え願えればいいんですが、「著作権制度審議会の審議状況と主要な問題点」、その中の第一小委員会のまるの二番目ですが、共通事項として、保護期間、人格権の審議を残しているというのの「人格権の審議を残している。」、これは全然やっていないということですか。それだけでいいんです。全然やっていないということか、一部分残しているということか、どっちですか。
【次の発言】 大体どういう事項について、人格権のほうだけでけっこうですけれども、審議の概要のようなものを。簡単でけっこうです。
【次の発言】 また後ほどそのことについて若干質問いたしますが、今度の新しく改正されようとす……

第48回国会 文教委員会 第9号(1965/03/23、6期、日本社会党)

○小林武君 第二小委員会の中で、「とくに、図案等応用美術の保護と意匠法との調整に関し、なお問題を残している。」、この意匠法との関係において問題になっている点を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 初めに、応用美術というものはどういう範囲のものを指しておりますか。
【次の発言】 この両方の、意匠法によるか、あるいは著作権法の保護を受けるかということについて、これはそれぞれの立場があると思うのですよ。大体、私は大ざっぱに考えれば、図案とか、あるいはその他応用美術の範囲内に入るもののいわゆる作家というか、そういう人たちは著作権の保護を希望する、それから、たとえばそれを家具であるとか、あるいは……

第48回国会 文教委員会 第11号(1965/03/30、6期、日本社会党)

○小林武君 文部大臣にお尋ねいたしますが、この国立学校設置法の一部を改正する法律案の中の宮城教育大学に関連して質問をいたします。  教員の養成については、文部大臣の御承知のように、教員の質を高めるというようなことと量を獲得するというようなことも、私はいまのような教育のいろいろの状況からは当然考えられなければならないことと思うのであります。そこで、お尋ねいたしたいのは、文部大臣として教員の養成の問題、大学の中における大学卒業生から教員を取る、その教員を取る段において、きわめて優秀な学生の諸君が教員を希望していると現在お考えになっているかどうか、その点についてひとつお答えを願います。

第48回国会 文教委員会 第12号(1965/04/01、6期、日本社会党)

○小林武君 第一にお尋ねいたしたいのは、この宿泊、研修施設を利用して、法人みずからが青少年の心身の鍛練、その他心身の健全な発達をはかるため必要な業務を行なうということを書いてありますけれども、この点についてはどういう内容のものをやるのか、もう少し具体的にその構想を承りたいわけであります。
【次の発言】 実は私は、あの施設をオリンピック青少年総合センターとして利用するということについては非常に賛意を表しておるわけであります。ただ、その賛成の条件といたしまして、あの施設が単なる旅館、宿泊施設に貸すというようなことは、これは非常にもったいない話だと思うわけです。いま大臣のお話では、やはり宿泊施設とい……

第48回国会 文教委員会 第13号(1965/04/08、6期、日本社会党)

○小林武君 ただいま議題となりました国立及び公立の産業高等学校の教職員に対する産業教育手当の支給に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  去る昭和三十二年に産業教育振興法第三条の三の規定の趣旨に基づいて、農業、水産、工業又は商船に係る産業教育に従事する国立及び公立の高等学校の教員及び実習助手に対する廃業教育手当の支給に対する法律が制定され、これに基づいて、国立及び公立の高等学校において産業教育に従事する教員及び実習助手に対して産業教育手当が支給されることになり、自来、わが国の廃業教育の振興に貢献してまいりました。  しかしながら、この法律には、以下申し述べま……

第48回国会 文教委員会 第14号(1965/04/13、6期、日本社会党)

○小林武君 緒方理事長にお尋ねいたしますが、この育英会法の第十一条に書かれてあります理解長とその会長との職務についてはどういう違いがあるのですか。具体的にどういう違いがあるのですか。
【次の発言】 会長の定めるということでありますけれども、これはあれですか、会長の定めるというのは、会長が一切の職務を、業務を掌理するわけでありますから、形式的にはそういうことになると思いますけれども、実際上は、会長の定めるというのは、何かの会議によって、役員会の決定とか、何とかということによってきまるわけですか。
【次の発言】 たとえば育英会の目的を変更するといいますか、目的にかかわるような問題について会長が独断……

第48回国会 文教委員会 第15号(1965/04/22、6期、日本社会党)

○小林武君 これは局長でけっこうですが、昭和二十八年と昭和三十六年に育英会法の改正があって、返還免除の教職員に関する範囲が拡大されたわけでありますが・その際・この二十八年から・遡及してこの教員養成大学その他について免除措置がなされたわけですけれども、その免除から漏れたといいますか、漏れたもの、その漏れたものの数はどのくらいかわかりますか。
【次の発言】 ちょっといまのところで明らかでなかったのですが、まあ教員養成大学については、国立の教員養成課程に在学中の者についてはそうなったでしょうが、そうでない一般大学の者で、昭和二十八年以降であれば当然この返還免除の特典を得られるものが得られなかった、そ……

第48回国会 文教委員会 第17号(1965/05/11、6期、日本社会党)

○小林武君 学徒援護会の職員の給与についてお尋ねいたしますが、日本育英会とか、その他文部省関係の特殊法人と同じように改善しようというお考えはあるようでございますけれども、学徒援護会だけ現状においては取り残されているというふうに聞いておるのですが、この点はどうですか。
【次の発言】 前向きに検討したいということはわかったのですけれども、前向きに検討することの約束はずいぶん以前から行なわれておる。ところが、結論だけ言いますと、学徒援護会だけが取り残されたことは事実です。この学徒援護会だけが取り残された。学徒援護会、日本育英会、私立学校振興会、これがある事情を、いまめんどうくさいから言いませんけれど……

第48回国会 文教委員会 第18号(1965/05/13、6期、日本社会党)

○小林武君 文部大臣にちょっとお尋ねいたしますが、この前時間の都合がありましたので、時間の区切りのいいようにというわけで、資産の運用のことについて若干お尋ねをしておる。その尋ねたのはこういう項目であります。私学振興上必要と慰められる貸付というものが、貸付の約半分を占めておるし、その貸付は、この種のあれだから適当だとも思うけれども、ちょうど三年間くらい返済のあれがなかったというのですから、このままでいくとあまりに多くなるというようなことにはならぬか。全体のバランスがくずれるというか、運営上のいろいろな問題に支障はないのかということを尋ねたわけでありますが、この資産運営について大体の原則というのは……

第48回国会 文教委員会 第19号(1965/05/18、6期、日本社会党)

○小林武君 お尋ねいたしますが、この間から数の問題、これはたいへん問題にしているのですが、短期給付に対する付加給付については、公立学校教職員の共済組合のように恒常的な付加給付は設けていないというのが、やはりこの数の問題ではないかと思うのですが、これはどうですか。
【次の発言】 そうすると、何とかするということね、対策を。私学のためにしてやるということになると、どうなんですか、国庫の補助なんということがここに考慮されませんか。
【次の発言】 文部省でもたいへんその点いろいろ心配して、付加給付について何らかの対策を立てようとしている努力がいま説明されましたが、ぜひそうしていただきたい。今年度はうま……

第48回国会 文教委員会 第20号(1965/05/25、6期、日本社会党)

○小林武君 該当する事務職員の数でございますけれども、これは小中学校においては、総数が、これは概数でございますけれども、三千九百五十名、内訳を申し上げますと、公立が三千八百名、国立が百五十名、高等学校は総数が三千三百六十名、内訳は公立三千二百名、国立が百六十名、盲聾養護等の学校におきましては、女子は百七十名、公立が百六十名で国立が十名、したがって、合計は七千四百八十名になるわけであります。これに該当するも大体子供を産めるのは何人あるかというお尋ねでございますけれども、これについて、年齢別にどのくらいあるかというようなことは調べておりません。ただも大体百五十人くらい出産推定数を見ているわけであり……

第48回国会 予算委員会 第18号(1965/03/25、6期、日本社会党)

○小林武君 防衛庁長官にお尋ねいたします。昭和三十七年、次代の青少年に対して非常に重大な関心を持っているという、そういう防衛庁の態度から、文部省に対して学校教育に関する要望を行なったことがございますか。
【次の発言】 政務次官会議において要望をしたということは、このことは防衛庁の正式な文部省に対立する要望と認めてよろしゅうございますね。
【次の発言】 次にお尋ねいたしますのは、その後において防衛庁は文部省に対して教育に対する要望を行ないましたか、これを伺いたい。
【次の発言】 それではお尋ねいたしますが、昭和三十七年の防衛庁の文部省に対する要望は、ただいま御答弁がございましたように、内局並びに……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 文教委員会 第2号(1965/08/05、7期、日本社会党)

○小林武君 私の質問したいのは二つございまして、一つは登呂遺跡の問題、一つは加曽利貝塚の問題です。初めに登呂遺跡の問題をちょっとお尋ねいたしますが、その前に、八月十五日、私は静岡市に参りまして、登呂遺跡について一応見てまいりました。その際、道路公団の静岡県の責任者の方ともお会いしたし、それからさらに現場の出張所の責任者とも会いました。また直接登呂遺跡に関係のある静岡市の望月というこのことに関係の方、それから県の長田さんという同じく登呂遺跡に関係している方ともお会いして、なお市役所の社会教育課長とも会って大体のことは調べてまいりました。そこで、私はあまり回りくどいことはひとつ抜きにいたしましてお……

第49回国会 予算委員会 第4号(1965/08/11、7期、日本社会党)

○小林武君 文部大臣にお尋ねをいたしますが、私は沖繩の教育が、二十年たっても本土並みにならないということに、たいへん不満を持っておるものであります。また多くの疑問を持っております。その角度から御質問をいたしますが、今度、来年度に二十七億円を支出するというようなことが出ておりますけれども、これは事実ですか。
【次の発言】 文部大臣どうなの。
【次の発言】 検討中であって、まだ結論が出ていないというお話でありますが、沖繩の教育関係者から要望、陳情があったと思いますが、その際の金額はいかほどになっておりますか。
【次の発言】 これは文部大臣にもお尋ねをしたいのでありますが、できれば金を出してもらいた……

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第10号(1965/12/04、7期、日本社会党)

○小林武君 総理大臣に、質問に入る前にお尋ねをいたしたいわけでありますが、昨日、わが党は自民党に対しまして、あなたの党の自民党に対しまして、お手元に上げましたような三項目について申し入れを行ないました。   一、日韓特別委員会における審議はいまだ不  十分であるので、慎重審議をするため強行採決  など行なうべきではない。  このことにつきましては、いままでの審議の段階におきましても、この条約の重要性から考えまして特別委員会における審議は十分に尽くすということ、強行採決は行なわないということを、あなたは党の総裁としてあるいは総理としてお約束をいただいた。それに対して、どうも打ち切りをするというよ……

第50回国会 文教委員会 第2号(1965/10/26、7期、日本社会党)

○小林武君 まあいまの件に関連しますけれども、私はあんまり長々とこのことについては申し上げませんけれども、三回、文部大臣の都合で、公報に載せられた委員会が開かれなかった。このことは私どもは至って不満と感じております。そういうふうに委員会を軽視されるような、そういう態度は今後おとりにならぬようにしていただきたいということと、それからいま文部大臣が、委員のそれぞれの人と会ったというようなお話がございましたけれども、これはやはり委員会の席上でやることとは違うと思う。それぞれが、みんなが事態についてどう解決をしたらいいかということになれば、個人的折衝もあるわけでありますけれども、それをもって委員会が代……

第50回国会 文教委員会 第3号(1965/10/28、7期、日本社会党)

○小林武君 前回に、佐賀の超過勤務に対する県教育委員会と、教員組合との協定の問題についてお伺いいたしましたが、実は昨日、その協定が異常なる雰囲気の中できめられたものであるから、効力がないとまでは言わなかったけれども、異常なる空気の中できめられたということで、正式の協定として認められないというような印象を与えるような御発言が文部省のほうからあったものですから、昨日は鈴木委員と一緒に朝早く佐賀にまいりまして、終日、現地にまいりまして調査をしてまいりました。そのことについて別に報告しようという気持ちはございません。  そこで、まず、大臣ではなくて、初中局長にお尋ねいたしますが、その後、佐賀から何か連……

第51回国会 文教委員会 第2号(1965/12/23、7期、日本社会党)

○小林武君 河北さんにお尋ねをいたしたいと思いますが、たいへん古いことをお尋ねするわけでありますけれども、昭和三十四年六月の「芸術新潮」の中にある記事についてお尋ねを申し上げるわけです。これには次のように書いているわけでありますが、こういうことをおっしゃったのは事実であるか。また事実であれば若干その内容についてお尋ねを申し上げます。この三十四年の六月の「芸術新潮」の記事、「海を渡った重要美術品」というところに、「先頃、アメリカを一巡してきた美術評論家の河北倫明氏が、各地の美術館をまわってみて吃驚したのは、その日本古美術のコレクションだったという。ボストン美術館やワシントンのフリア美術館なぞ、明……

第51回国会 文教委員会 第4号(1966/02/17、7期、日本社会党)

○小林武君 前に文部省に対しまして、ドランとデュフィの絵の鑑定書の提出を要求しておりましたが、この二つの鑑定書が文部者からありまして、その鑑定書を中心にしていろいろと私は調査をいたしましたところ、専門家ではございませんけれども、多分に、多くの疑義があるということを感じたわけであります。私はこのことを前にもそういうふうに申し上げたと思いますが、将来のこの国立美術館であろうが、西洋美術館であろうが、あるいは公立の美術館でありましょうが、たくさんのやはりそういう種類のものを収集しなければならない。それにはばく大な国費を要することです。私はこういう文化的な仕事に対して国がもっともっとたくさん金を出すべ……

第51回国会 文教委員会 第5号(1966/02/24、7期、日本社会党)

○小林武君 委員長にお願いをしておきますが、この前の私の西洋美術館の質問に対しまして、委員長並びに文部省その他美術館に対して調査をして、早急にこの報告をするようにというようなことを申し上げたところですが、内々私は、直接は聞いておらないけれども、いろいろな人の口を通して、きわめて近いうちにその報告があるやに聞いているわけです。たいへんけっこうだと、私もその点は従来にないいいことだと思っているわけでありますが、その際は、私は政務次官にこの前お話をいろいろお聞きいただきましたけれども、文部大臣もひとつ御臨席をいただきたい、必ず。そのときでないというと報告はやっていただきたくないと思うのです。  それ……

第51回国会 文教委員会 第11号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○小林武君 ひとつ初めにぼくは要求があるのですけれどもね、委員長、ぼくら予算委員会の関係で出席できなかったけれども、提案理由の説明などというのは、出なくたってやはり文教委員に配付してもらいたいと思うのです。そういうような種類のものが全然配付されてない、資料が配付されてないというのはおかしいと思う。これはいま気がついたんだけれども、ぼくは欠席したことはあまりないんだけれども、欠席してみたら、そのことがどうもきわめて不満なんです。この点はひとつ今後そういうことのないようにしてもらいたい。  それから文部大臣にお尋ねをいたしたいのですが、これはこの間、分科会のときに科学技術問題と一緒に大臣にお尋ねを……

第51回国会 文教委員会 第13号(1966/04/14、7期、日本社会党)

○小林武君 補習教育に関する問題を質問するということより、もっと広く、それももちろんありますけれども、これは予算委員会のときにも問題が出まして、日本のこのいまの入試地獄というようなことは、文部大臣もたいへん憂慮をされておるという、そういう御発言があったと記憶しておるわけです。それらを含めて、補習教育の問題、さらに補習問題とかかわり合いを持ちながら日本の教育にさまざまの影響を及ぼしている問題についてお伺いをしたいと思うわけです。  昨年の九月の初旬でございましたか、朝日新聞に、第四回の国際大学協会総会のときに世界から集まった学者たちが、高等教育への進学を話し合った。そうしてそのとき日本の試験地獄……

第51回国会 文教委員会 第14号(1966/04/19、7期、日本社会党)

○小林武君 関連。教員の仕事ですね、どういう仕事が教員の本務なのか。このことは教員の超過勤務の問題を調査するにしても、はっきりした基準がないというと調査のしょうがないと思います。だから、これはたまたま話は横道にそれたのかどうか知りませんが、関連があってそういうことになったのですが、これについて何か明確でないものをいまちょっと感じておるのですが、とか旧来の行きがかりとかいう問題ではなくて、教員の本務というのは一体何であるのか、いわゆる雑務といわれるのはどういうものなのか、そういうことをやはりここではっきりしてもらいたい。これは体育局長の仕事かどうかわからないが、どなたか係の人に答弁してもらいたい……

第51回国会 文教委員会 第15号(1966/05/24、7期、日本社会党)

○小林武君 福田文部次官に出席を求めておりますけれども、あまりたくさんのことを質問するわけにもまいりませんので、その前に関係のことについて、若干、福田さん答えやすいようにする意味で、大臣並びに初中局長に質問をしておきます。  大臣は最近、入試問題についていろいろ御心配になって、まあ入試地獄というようなものについての解消に努力をなさっておることについてはわれわれも全く賛成で、敬意を表しておるわけですが、その中に、内申書の重視というようなことを考えておられると思うのでありますが、その点はどうなんでしょう。
【次の発言】 内申書の重視ということは非常に私も賛成なんですね。かつて私も新制中学校におりま……

第51回国会 文教委員会 第16号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○小林武君 ちょっと関連一つあります。国立劇場の経過というのは、先ほど小野委員から質問されているように、だんだんA案からB案に、B案からC案、最後にとにかくA案となった、これは簡単にぼくがあれをつけたのですが、そういうふうに変わっていくでしょう。逆に伝統芸能に経過的にはしぼられていくのですよ。ところが、あとから準備委員会に入った人たちというのは、これは必ずしもそういう古典芸能ばかりの人じゃないのです。ここらあたりがおかしいと思うのだ。案がだんだんせばめられていく。あとのほうでいろいろな方面からの意見を聞きたい。こういう行き方というのは、どうもぼくらには納得がいかない。だんだん広げられていくとい……

第51回国会 文教委員会 第17号(1966/05/31、7期、日本社会党)

○小林武君 最初に文部大臣にお尋ねをいたします。  前回の質疑で、小野委員から国立劇場の設置についての目的といいますか、そういうようなものについて質問がありました。そのことで初めにちょっとお尋ねをしておきたいのですが、その第一条にもありますが、伝統芸能の「保存及び振興を図り、もって文化の向上に寄与する」というのがあるのです。その場合、この伝統芸能の振興、保存というものと、によって文化の向上に寄与するという、そういうこのつながりが、これはどうもやや私の理解ではばく然としている。どういうことをここで言おうとしているのか、どういうふうに文化の向上に寄与するというのか、これはやはり文部大臣から承ったほ……

第51回国会 文教委員会 第18号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○小林武君 五人の先生方にそれぞれ教えていただきたいわけでありますけれども、これは参議院に参りましてからは一口だけ審議をいたしたわけであります。その中で一番中心になりました問題を一、二お尋ねいたしたいと思うんです。  で、法律の第一条の中にある伝統的な芸能というものについては、第十九条第一項において伝統芸能ということになっておりますから、これはもう伝統芸能といっても、何々が伝統芸能であるということがはっきりしているわけです。何でも持ってきていろんなものをひっつけるわけにはちょっといかない。それで、まあ私としてはその伝統芸能が、文部大臣のことばをかりて言えばまさに滅びようとしている、こう言われる……

第51回国会 文教委員会 第19号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○小林武君 関連。川崎さんに質問をいたしますが、この修正案をお出しになったときに、こういうことが問題にならなかったか、ひとつお尋ねをいたします。第一条の「国立劇場は、」というこの第一条でありますが、ここの場合、修正をしない場合は、「わが国古来の伝統的な芸能の公開、」云々、ここでは伝統芸能だけが書かれておる。それに「主として」ということが加えられておる。そうする場合には、この「主として」というのが入ったために伝統芸能以外のものが入ってきた。その場合、「主として」というのは、「主として」を抜かした部分は現代芸能にこれが振り変わらなければ、これはあなたたちの修正の意思には合わない、こういうことになる……

第51回国会 文教委員会 第20号(1966/06/09、7期、日本社会党)

○小林武君 この法律案には賛成でございます。ただし、若干の条件といいますか、希望を申し述べたいと思います。  一つは、国立劇場が現代芸能を含めてこれの振興をはかるということに、「主として」という修正があったためになったようには思いますけれども、しかし、まだ法律全体として、また、これを提案された政府側としては、現代芸能という点ではまだ不十分な点がたくさんあると思います。したがって、私は法律の形を、やはり最も近い将来に現代芸能の振興ということをはっきりうたった内容にすべきである、法律改正の必要があるということを第一点として申し上げます。  それから第二点としては、伝統芸能といっても、どうも歌舞伎中……

第51回国会 文教委員会 第23号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○小林武君 衆議院議長のあっせんがあった。これを三党が受諾したと申しますか、一致して、一つの約束をしたわけで、その点についてお尋ねをいたしたいわけであります、なお、このお尋ねは安井総理府総務長官、伊能並びに大出衆議院議員にお尋ねするわけでありますが、三党が一致してこのことを六月七日までに衆議院を議了して、本会期中に成立せしめるということを第一に書かれてありますけれども、いわば、これは参議院をも拘束する意味が入っていると思うのでありますが、この三党一致に到達したいわば三党一致になった内容、お互いが了解し合ったことについてお尋ねをいたします。

第51回国会 文教委員会 第24号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○小林武君 安井さんにお尋ねをいたしますが、政府の統一見解として、日本の建国というのはいつということになっていますか。
【次の発言】 いつが建国の日であるとか、ころであるとかいうことの議論は先ほど来やりましたから、いろいろ参考人の意見も聞いたし、また、われわれもいままでのいろいろなものを調べりゃ、大体定説のようなものが出てきます。学者に言わせりゃ常識だと、それを聞いてるんです。政府とすると、あれですかね、日本の建国はいつかという統一した見解はないわけですか、これはちょっとぼくはいただけないんですがね。すぐ文部政務次官に聞かなきゃいかぬわけですが、その前に、ないならないとはっきり言ってもらいたい……

第51回国会 文教委員会 第25号(1966/06/24、7期、日本社会党)

○小林武君 関連して。きのうあたりからいろいろ議論が続けられてきて、いまごろになってからそういうことを言うのは、たいへんどうもぐあいが悪い。忠君愛国というのは二つあるのですか。小野君はそれを聞いているのですよ。戦前の忠君愛国と、それから戦後の忠君愛国というのがあるならあるとはっきりそう言ってもらいたい。
【次の発言】 重大な問題だ、忠君愛国ということばは二つでない。安井さんは戦前の教育勅語のもとにおける教育を受けているから、これを知らないはずがない。実は大臣になるくらいの方だから、特に忠君愛国の思想に徹底された方だと思うけれども、その忠君愛国ということと、いまの忠君愛国ということが別々に存在す……

第51回国会 予算委員会 第2号(1965/12/25、7期、日本社会党)

○小林武君 私が質問いたします事項は、一つの項目として、公務員給与に関係することであります。もう一点は、防衛に関する問題であります。  そこで、私は、公務員給与の問題を考える場合に、これは単に公務員だけの範囲内でものを考えるということは、妥当ではないように考えるわけであります。どこまでも、日本の国の労働運動、労働問題全般の中でどう考えるかということが一つであります。そうしますというと、私はやはり最初に、労働問題全体がどうなっているかということに触れなければならないわけであります。  来年の労働運動のことを、労働問題のことを考えますときに、とにかく首切りの問題が、相当心配される一つの事項である。……

第51回国会 予算委員会 第3号(1965/12/26、7期、日本社会党)

○小林武君 昨日はちょっと先を急ぎましたので、終わりのほうがどうも締めくくりがつかなかったのでありますが、これはまあひとつ、きのうの続きをやることは避けまして、きょうの問題に入るわけでありますが、それにしても公務員の給与の問題は、他の労働者、労使の間に起こるところの問題とは切り離して考えられないことは、大体御理解いただいたと思うわけでありますが、そうしますというと、労働問題が、いろいろな面で不況下に激発的な争議やあるいは紛争を起こすというようなことになりますというと、政府が使用者の側である公務員の労使関係というようなものは、私は相当日本全体の労働問題の立場から、少なくとも近代的な、だれからも納……

第51回国会 予算委員会 第7号(1966/02/22、7期、日本社会党)

○小林武君 私は、日本社会党を代表いたしまして、国鉄運賃値上げを内容とするところの昭和四十年度政府関係機関補正予算(機第3号)に反対の立場より討論を行なおうとするものであります。  反対の第一といたしましては、民主政治の根幹に触れる基本的な問題として、政府が予算案を国会に提出し審議を受ける態度について述べたいのであります。  補正予算の提案理由説明によりますと、二月十五日から国鉄運賃の値上げを予定して本補正予算は組まれていることは明らかでありますが、参議院予算委員会が本案の審議に入りましたのは昨二十一日であり、予定期日をすでに八日過ぎております。また、本補正予算の裏づけをなすところの運賃値上げ……

第51回国会 予算委員会 第11号(1966/03/10、7期、日本社会党)

○小林武君 関連。この人事院勧告について、もういままで完全実施の問題は言い尽された問題だと思うのです。ですから、吉武試案にしろ何にしろ、新しいものを政府が考えるということになったら、完全実施ということをはっきりここで言わない限り、あまり意味がないと思う。だから、その点は一体どうなのか。なるたけ完全実施をしたいというような話はいままで何十ぺんも聞いている、尊重いたしますということもずいぶん耳にたこが出るほど聞いている。そういうことで労働者の基本的権利というものがいままでと何ら変わらないような形でいくということになると、私は問題があると思いますので、完全実施ということについてどのぐらいの決意がある……

第51回国会 予算委員会 第12号(1966/03/11、7期、日本社会党)

○小林武君 関連。それは総理、詭弁ですよ。あなたはこう言っている。「第一義的にアメリカがこれを守るにいたしましても、」、「日本人らしくその一体としての防衛の任に当たる、」、「その一体としての防衛の任に当たる、」、こう言っている。だから、アメリカと一体としての防衛に当たるんでしょう。そうでしょう。そうしたら、あなたのほうはあなたのさっき言っていることとは違う。精神じゃない。これは事実をさしている。その点は明らかに答えてもらわないと、あなたの見解は、だからアメリカが第一義的にやる、しかし日本人として当然一体としてその防衛に当たるということは、これはあなた言っているんだから、そのことは認めてください……

第51回国会 予算委員会 第14号(1966/03/19、7期、日本社会党)

○小林武君 防衛庁長官にお尋ねいたしますが、陸上自衛隊の欠員状況について、一応本年度の資料は出していただきましたが、三十九年―ほかのやつはありますから、三十九年はどういうことになっておるか、ちょっとお答えをいただきたい。
【次の発言】 そこで昭和三十五年以降というものから現在までは連続的に大体八四%、三%、本年は若干上がったけれども、いまお話しのとおり。大体この欠員状況が慢性状態になっているという批評が多いわけですけれども、この点についての見通しはどうでしょう。
【次の発言】 だいぶその自信はちょっと怪しいと思いますけれども、それはまあ見方の相違ですからまあいいとして、そうすると、大体志願制度……

第51回国会 予算委員会 第18号(1966/03/25、7期、日本社会党)

○小林武君 関連。厚生大臣にお尋ねいたしますが、新聞によると、昨年十二月から二千八百人休養に米軍の兵隊が座間キャンプに入っている。それからこれは横須賀とか、それから佐世保等には前線の休養のために兵隊が入っている。この休養というのはどんな休養なんですか、私はこれはいわゆるわれわれの休養なのか。端的にお尋ねすると、これは売春と関係がないのか、この点は私ははっきりしておく必要があると思うのです。この問題と性病の関係というのはいろいろあなたのほうできれいなことをおっしゃるけれども、外国からくる病源菌の問題になると、まさか検疫をやっているわけでもないでしょう、一々。だから、そういう点から考えればその問題……

第51回国会 予算委員会 第20号(1966/03/28、7期、日本社会党)

○小林武君 防衛庁長官にお尋ねいたしますが、この間の機関紙「あかしや」は、あれは何か答弁がきわめてあいまいであった、調べられた結果どういうことになったか。
【次の発言】 いまのあれですというと、方面総監部及び師団司令部組織規則、その組織規則の三条並びに第七条に該当するものですか、その文書は。
【次の発言】 そうすると、これは違うの、ぼくが聞いたやつと。
【次の発言】 第一部から出ているということになるとおかしいじゃないですか。
【次の発言】 そうすると、機関紙というのと同人誌というのは、これはどういうことになりますか、機関紙というのは「北部方面隊機関紙」となっておりますがね。「北部方面隊機関紙……

第51回国会 予算委員会 第22号(1966/04/01、7期、日本社会党)

○小林武君 議事進行。いまの科学的能力というような問題が具体的に出されているのでしょう。それについて、私は科学的能力がないからなんていうようなことを、そういう答弁をこの国会の場でするということは不謹慎です。もっと質問に対して、真剣な態度で私は答えるべきだと思います。それを委員長に要求しますよ。

第52回国会 決算委員会 閉会後第7号(1966/09/29、7期、日本社会党)

○小林武君 「昭和三九年度から、国立学校の管理運営、施設整備の円滑化を一層促進するために特別会計制度が設けられた。」、この文部省の資料の中に書いてありますが、この特別会計制度については、かなり当時においてもいろいろな議論があった。言ってみれば、独立採算制になるのではないかというような議論が中心をなして議論されたようであります。でありますが、絶対そういうことはないという答弁ですけれども、元来、この特別会計制度というものは、大なり小なり独立採算制というものはこれは免れることのできないものであることは、くろうとの皆さんがよく御存じのことだと思うのです。そこで、私は文部大臣にお尋ねをしたいのですが、そ……

第52回国会 文教委員会 閉会後第1号(1966/08/30、7期、日本社会党)

○小林武君 政務次官にお尋ねいたしますが、給与担当大臣の森さんが、この間、内閣委員会で、人事院勧告の尊重ということは、全部内容的にも時期的にも完全に実施することが尊重という意味である、こういう見解を述べられたそうです。これは給与担当大臣がこれは何か放言したとか思いつきで言ったとかいうことじゃない。これは政府全体の意向としてきまったものである、その点では文部省においても十分御理解いただいておると思いますので、そのとおり理解してよろしいですか。
【次の発言】 政務次官、そんな遠慮なさらないで、あなた、しゃんしゃんやってくださいよ。どうもぼくらいつも文部大臣がこないと、政務次官がくると遠慮しいしいも……

第52回国会 文教委員会 第2号(1966/07/26、7期、日本社会党)

○小林武君 初めにこの問題で形式的なことを聞きますから、それは文部大臣でなくてけっこうです。齋藤さんからひとつお答え願いたい。  いままで、一体、文部省と日教組と何べん話し合いをやったのか、それからそのときに何人、何というか、いわゆる文部大臣の言うトップレベルで話したのが何べんで、それからたいへん文部大臣がこだわっている何とか部長やらもたくさんきたというのは何べんあったのか、そのことをひとつ聞かしてもらいたい。
【次の発言】 ちょっと私の質問が不明確であった点がありますから、答弁者が困ると思いますので補足さしてもらいます。課長とか、いわゆる係長さんとかいろいろな方と事務的な話し合いをしているの……

第52回国会 文教委員会 閉会後第2号(1966/09/30、7期、日本社会党)

○小林武君 文部大臣にお尋ねいたしますが、ユネスコの国連教育科学文化機関の主催で開かれた教員の地位に関する政府間特別会議において、文部省から持ったいった修正案が否決された。これに対してどういう見解をお持ちですか。
【次の発言】 希望があったから修正案を持っていったと思うのですね。これは少しやっぱりぼくはやぼだと思うのです。修正案を持っていって恥かいたようなものだと私は思うのです。これは勧告の八十二項というのは、「雇用条件から生じた教員と雇用者間の紛争を処理するため、適切な合同機関がつくられるべきものとする。この目的のために設けられた手段及び手続きがすべて、尽きたか、または、当事者間の交渉が挫折……

第52回国会 文教委員会 閉会後第3号(1966/10/13、7期、日本社会党)

○小林武君 労働大臣にちょっと。いまの蒸し返しになるかもしれませんけれども、私は労働大臣の心境を伺うつもりは毛頭ない。心境はこれはだれでも同じです。十二分に尊重したいとか何とかいうことになるでしょう。そういうことを聞くんじゃなくて、これはもう鈴木委員の質問で尽くされたから、私が聞きたいのは、ひとつ具体的に聞きますが、勧告の時期が入ったのはあなた何年からだと思いますか。
【次の発言】 その勧告の時期の入った理由はどういうことでありますか。
【次の発言】 いまのやつちょっとわかりませんが、勧告の実施時期の入ったことはそういうような簡単なものじゃないんですね。それまではどういうことになっていたかとい……

第52回国会 予算委員会 閉会後第1号(1966/11/10、7期、日本社会党)

○小林武君 議事進行について。衆議院の予算委員会で、公党の道義、綱紀の問題について、総理大臣から所信の表明が冒頭においてなされたわけであります。しかるに、この参議院の場合はそれがなされないのは、いかなる理由なのか。これは国会ばかりでなく、日本全体においてこの問題については重大な関心を持っているし、このことを明らかにしない限りにおいては、政治不信が国民の中に起こるというような重大なやはり問題をかかえていると私は思う。その際において、参議院を特別にそういう扱いをしたことについては、はなはだ私は納得ができない。まず総理の所信表明があってしかるべきだと思うが、どうでありますか。

第52回国会 予算委員会 第2号(1966/07/20、7期、日本社会党)

○小林武君 議事進行の意味で申し上げますが、これはあれじゃないですか。これからもこの種の問題で――これは委員長、委員長に、この種の問題でいろいろ関係してくることですからね。先ほど来亀田委員が言っているように、ここへ資料として提示できないならば、朗読してもよろしいと、こう言っているのですから、その点を、親書であるからというような、何の意味かわからぬような理由で、質問者の意向を取り上げないというのは、どうも納得がいかない。その点について委員長は、もしも独断的にやるなら、これはぼくは大いに文句がある。独断的にやるべき筋合いのものではない、だから、ひとつはっきり委員長の取り扱いをお願いしたい。

第55回国会 文教委員会 第2号(1967/04/18、7期、日本社会党)

○小林武君 私の質問はきょうは一つだけでございますけれども、その前に、質問に関係しないことで、委員長並びに文部大臣に特に申し入れておきたいのでありますが、もうだいぶ前でありますが、中村文部大臣のときに、ドランとデュフィの作品を西洋美術館に入れた。それについて要点を申し上げれば、そればにせものである疑いがあるという、そういうことが一点であります。価格の点について法外に高価であるという質問をやりまして、これにつきましては、文部省側並びに西洋美術館側に対して、後刻、本委員会において報告をするということを約束したわけであります。なおその際、当時の文教委員長に対しましても、そのお取り計らいをお願いをして……

第55回国会 文教委員会 第3号(1967/05/09、7期、日本社会党)

○小林武君 私はこれは答弁は要りませんが、文部大臣にひとつ要望したいことがあるんです。先ほどもちょっと予算委員室で申し上げましたが、文部省に対して、私はこれだけの長いことをおっしゃるわけですから、特にまた富永館長は御専門の立場から非常に該博な御意見をお述べになられましたが、これでは委員だれもがおそらく困ると思う。したがって、政府のほうに対して、文部省に対して、私は当日はやはりメモ程度でもいいから各委員に配って、理解を十分深めたらどうかという申し入れをした。あなたにもその点はそのことをやるべきだと前からぼくは言っております。きょうこれを一つ、これもうちの鈴木理事から請求があって一つだけ出した。私……

第55回国会 文教委員会 第7号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○小林武君 議事進行。きょう、どんな約束を理事会になされておるか、それはわかりません。けれども、やっぱり問題、ここへ出たのでしょう、私はその倫理綱領の問題については、このことがもうとにかく差しさわりになって、日教組と文部大臣とが話し合って、やっぱりいままでの長い間の、二十年にもわたる相互の不信感というものを何とか払拭するような方向にいかなければならぬという場合に、いつでもこれ、問題になるのです。私の考えでは、倫理綱領というものに不信感があれば、それはひとつ日教組と文部省との間で話し合いを通して、そして相互が理解できるような内容なのかどうか、やっぱりこの段階ではやるべきだという考え方を持っている……

第55回国会 文教委員会 第10号(1967/06/01、7期、日本社会党)

○小林武君 質問は大臣でなくて、やや事務的なことになりますから、体育局長並びにセンターの役員の方にお願いしたいと思います。  第十九条の前段と後段と分けまして、ここの提案理由の中にあります目的の研修の需要が今後ますます増大すると書かれてありますが、今までのうち、「第一条の目的の達成に支障のない限り、その設置する宿泊研修施設を一般の利用に供する」、その一般の利用と、それから目的による青少年のための利用とこれはどういうことになっておりますか。件数と、あるいはその利用の目的等について御報告をお願いしたいと思います。
【次の発言】 それがどのくらい使っているか。それから目的の中に、一、二、三、四とあり……

第55回国会 文教委員会 第11号(1967/06/06、7期、日本社会党)

○小林武君 大体、私の質問することはこの法律の第一条に関連することが多いと思います。大会の準備、ですから、その内容としては、施設その他いろいろな準備、それから選手の競技技術の向上、そういう二つの点であります。  先に経費のことで質問いたしますが、これは前の東京オリンピックの関係とは、冬季と冬季でない東京オリンピックでありますから多少差はあるとは思いますけれども、大体の準備その他については共通のものがあるようであります。そこで、きょうは札幌オリンピックの組織委員会から佐藤事務総長がおいでですから、あわせていろいろなことをお尋ねしたいわけでありますが、東京オリンピックの場合は直接事業と間接事業合わ……

第55回国会 文教委員会 第12号(1967/06/13、7期、日本社会党)

○小林武君 二階堂国務大臣にお尋ねいたしますが、冬季大会の準備対策協議会の会長としてお尋ねするわけでありますが、明年度の予算の編成期というのはもう間近なんですね。ですから、これを控えて、地元の声をいろいろ聞いてみますというと、全般的に立ちおくれているのではないかというようなあせりがあると思うのです。これはもちろん当事者としてみれば慎重に進めておってもそんなふうな気持ちになるのは、これは私は納得いくわけですけれども、この間の質問で私はちょっと不審に思いましたことは、予算その他についてまだ全年度を見渡したほどの計画がないように見受けられたわけであります。これについては、来年度、明年度予算等の編成期……

第55回国会 文教委員会 第14号(1967/06/20、7期、日本社会党)

○小林武君 それに関連してひとつ。いままでの問題に関連したことについてひとつだけ質問したいわけです。それは中教審の会議の記録の公開ですね、このことについては、中村文部大臣のときに、この記録の公開をするという約束をしておる。ただし、記録の公開をすることは認めたけれども、私のほうとしても大臣の希望を入れたわけです。どういう希望を入れたかというと、それをやるにしても、記録の公開はするけれども、やはり中央教育審議会の皆さんの了解をとっておく必要があるからという御意見だった。その点については、私はごもっともだと了解したわけです。だから、剱木文部大臣になってもこの点は間違いがないかどうか。これは前の大臣の……

第55回国会 文教委員会 第15号(1967/06/22、7期、日本社会党)

○小林武君 ただいま議題となりました産業教育手当法案について、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  現在行なわれております産業教育手当の支給は、申すまでもなく、農業、水産、工業又は商船に係る産業教育に従事する国立及び公立の高等学校の教員及び実習助手に対する産業教育手当の支給に関する法律に基づいております。また、この法律が、去る昭和三十二年に、その母法でありますところの産業教育振興法の第三条の三の規定の趣旨に基づいて制定されましたことも、御承知のとおりであります。  自来約十カ年にわたり産業教育手当の支給が行なわれてまいりましたが、その経過並びに実施の状況をつぶさに調査し、検討い……

第55回国会 文教委員会 第18号(1967/07/04、7期、日本社会党)

○小林武君 外務省の専門機関課長にお尋ねいたしますが、この教員の地位に関する勧告は外務省の所管でございますか。
【次の発言】 共管というのはどういうことになりますか。
【次の発言】 それでは外務省は、この教員の地位に関する、日本に持ってきての実施以外のILOとか、ユネスコとかに関係のある場合には、これは外務省が主管する、こういうことですね。
【次の発言】 そうしますとあれですか、その教員の地位に関する内容、そういう面については外務省は責任を持っているわけですね。
【次の発言】 したがって、その内容に関するたとえば第何項の内容というようなものについては、あなたのほうの責任でしょうね。責任というの……

第55回国会 文教委員会 第19号(1967/07/06、7期、日本社会党)

○小林武君 議事進行についてお尋ねしたいのですが、私はきょうちょっとおくれてきましたから、委員長からきょうの理事会でどういうきょうの進行をなさるかということは承っておらない。これはどのくらいのめどにおやりになるか。なお自民党のほうをながめて見れば、お二人だけしかいらっしゃらない。これはまあ私は従来もあったことでありますから、委員長に特別かれこれ言うわけじゃありませんけれども、しかし他の野党の委員もさっぱりお出ましにならない。こういうところを見ると、だんだん減っていく可能性もまだあるのじゃないか。われわれ社会党は、一生懸命委員長がお勉強なさるあれには、おつき合いをしてもけっこうだと思っております……

第55回国会 文教委員会 第20号(1967/07/11、7期、日本社会党)

○小林武君 先ほど来の質疑で大体よくわかりましたが、私は文部省のほうに一、二の点だけ御質問したいわけです。  私の考えを一つ述べますというと、これは女性であろうと男性であろうと、世の中で働くということはこれは当然のことだと思います。私はその点について、労働力が不足になったから女が働くのだというふうには考えない。これは前回もここで私発言したと思いますけれども、これは二、三回前の国会でしたか、分科会で労働省から出しました予算案の中に、補助労働力としての女子というような項目がございまして、私はそのほかの省がそういうことをいうならばかんべんしてやってもよろしいけれども、労働省がそんなことを言うのじゃ困……

第55回国会 文教委員会 第21号(1967/07/13、7期、日本社会党)

○小林武君 関連。文部大臣ちょっとお尋ねしたいのですが、私は学校医というものに非常に学校の教師としてお世話になった、これは無医村から比較的中くらいの都市と大都市と、いろいろあるから一がいには言われぬのだけれども、本来学校医というようなものを将来どうすべきか。たとえば一年に一ぺんも来ていただけないというようなところもあれば、それから頼めば簡単に相手が御迷惑でも、依頼のできるようなところもあれば、いろいろな形があると思うのですが、私は学校医というものの学校における重要性ということをずいぶん考えたものですから、そういう立場からいって、この報酬の問題はそれとかかわり合いが私は多少あると思っておるのです……

第55回国会 文教委員会 第22号(1967/07/20、7期、日本社会党)

○小林武君 若干文部大臣にお尋ねをしておきたいのですけれども、学術振興というものを解釈をする場合に、大ざっぱな分け方で自然科学だけを行えていますか。
【次の発言】 これを見ますというと、この研究、たとえば学術振興会のいままでの例を見ますというと、これはいま大臣のおっしゃったような一切のものが入っていないのですね。将来これは振興会が取り上げる内容はもっと広げられるということですか。
【次の発言】 時間を取らないようにお互いに申し合わせをしておりますから、これは私は学術振興会概要というものを手に取って申し上げておるのです。それならば、将来の学術振興のしかたについては、これは大臣の御答弁とは違ったや……

第55回国会 予算委員会 第3号(1967/03/30、7期、日本社会党)

○小林武君 関連。仮想敵国というものを持たないということはわかりました。しかし、いま自衛隊の中で、対象国ということばが公然と使われているということを私は聞いておるんですが、その事実はあるんですか、対象国です。
【次の発言】 これは事実ありませんか。ぼくは防衛庁の人たち、自衛隊の人たちのだれに聞いても、対象国というものはありますよ。知らないのは長官ばかりじゃないの。ほんとうにありませんか、あなた。
【次の発言】 それでは自衛隊、防衛庁の内部において対象国ということばは、一切あなたたちのところでは使用していないということを断言なさいますか、どうですか。これはあなた断言なさるならなさるようにはっきり……

第55回国会 予算委員会 第4号(1967/03/31、7期、日本社会党)

○小林武君 大蔵大臣にお尋ねいたしますが、暫定予算ですね、今度のように政策的なものの経費を盛り込んだというのは前例がございますか。
【次の発言】 それは財政法上妥当だと大蔵大臣はお考えになりますか。
【次の発言】 財政法の三十条ですね。しかし、それを一体、今度の新しい財政法、戦後の財政法に盛り込まれたという理由は、一体どういうところにありますか。
【次の発言】 違います。
【次の発言】 旧憲法の施行予算というものとは違った性格の第三十条による暫定予算というものが新たに入った、このことの理由ははっきりしておらないということで、違法ではございませんというようなことを軽くおっしゃるようなことになる。……

第55回国会 予算委員会 第5号(1967/04/01、7期、日本社会党)

○小林武君 防衛庁長官にお尋ねいたしますが、前回のここでの質問の中に対象国、対象国というのは幕僚用語としてはある、こういう御答弁、これはあなたそのときに、そんなものは知らぬとおっしゃったけれども、これはお認めになりますか。
【次の発言】 言っただけでございますということは、これは答弁にならないと思うのです。これは私も聞いているのです。やはり予算委員会等で視察もいたしておりますし、いろいろしておりますので、そういう用語はあるということは承知いたしておる。だから、あることは事実間違いない。そうすると、対象国というのは一体仮想敵国ではないけれども、一般の国とは違うということに、これは理解してよろしい……

第55回国会 予算委員会 第8号(1967/05/08、7期、日本社会党)

○小林武君 関連。  いまのような報告について、もう少しやっぱり早くやることができるように思いますけれども、まあいまのところ出せないとすればやむを得ませんが、早急にやはりそのくらいのことは出さなければいかぬと思うのです。そのくらいのことができないようなことは、文部省の現在の機能の中であり得ないと私は思う。ほかのことならもっと早くやる。やらぬでもいいことならもっと早くやる。そういうことはないわけじゃない。  それから、私はそういう悪口を言うのではなくて、お尋ねいたしたいのは、三十六年の六月、池田・ケネディの共同コミュニケによる科学合同委員会、文教合同委員会、そういうものがありますが、その協定文の……

第55回国会 予算委員会 第12号(1967/05/12、7期、日本社会党)

○小林武君 休戦監視団とか、あるいは海外派兵一般にからまる監視機関について法制局長官にお尋ねいたしたいのですが、これについてどの程度の検討ができておりますか。これは松野さんが四十一年二月の衆議院の段階で、このことについて法制局でも検討の段階に入っている、こういう答弁があったので、それについてお尋ねしたい。
【次の発言】 いやいや、どの程度の検討を続けているのか。それは、松野防衛庁長官は、法制局では当然検討している、それから防衛庁でもやっているのだ、こう言っているのです。しかしまだ回答は来ておりません、こう言っている。
【次の発言】 結果を聞かしてほしい。どういう結論にあなたたちのほうは傾きつつ……

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/05/15、7期、日本社会党)

○小林武君 いまの問題が終わるそうでありますから、それに関連して一つお尋ねしておきたいと思います。私もこれに関連していろいろなことが出てくるんではないかと思うのですが、この間たしか小柳委員からこの件に関して質疑があったように思いますが、私も戦前教師をやっておりましたときに、ずいぶんたくさん満蒙義勇隊というものに行くことをすすめたわけです。そういう人たちが、生き残った人たちから手紙がたくさんきておる。これは当時内原訓練所に三カ月ないし六カ月教育を受けて現地に行くというと、これはもう当時の関東軍は、おまえらこそわれわれの片腕だと言って、いきなり義勇軍として使ったわけですよ。三年たつと大体土地をもら……

第55回国会 予算委員会 第17号(1967/05/20、7期、日本社会党)

○小林武君 関連。文部大臣にお尋ねいたしますが、この問題が小柳委員から取り上げられて、そしてだんだん議論が進められてきた、当初の段階から見れば、だいぶ文部大臣も外務大臣も風向きが変わってきたように私は考えるわけです。当初はこういう問題について大学当局がそういうやり方をやるのはけしからぬというような意向がなかなか強かったように私は思う。その点について、私は大学の研究その他について文部省があまりこれに干渉するというふうなことについては、先ほどのあなたの御答弁に賛成です。しかしながら、この問題はちょっとそれとやはり区別して考えなければならぬことが一つあると思う。それがただいまの質問の中にもございまし……

第55回国会 予算委員会 第19号(1967/05/25、7期、日本社会党)

○小林武君 関連。私はこの前の質問のときにこの問題を取り上げてね、だましているんじゃないかということを言ったら、この点は同じことを杉田一次陸上幕僚長が、三十七年の三月に退官しておる、三十七年の九月、三月に退官して九月ですから、六カ月後にやった演説の中に、こういうことが書いてあるんですね。日本としては明らかに中ソというものを考えの中に入れている、そうやっていかなければならんということは、われわれとしてははっきりしている、この点が政治的にごまかされていると、こう言っている。仮想敵国を中ソであるということをはっきりと、政府がこれを公にせよと申しているのではないが、日本の国を守るということから、この点……

第56回国会 文教委員会 閉会後第1号(1967/09/04、7期、日本社会党)

○小林武君 自治省の鎌田部長にお尋ねいたしますが、先に事実だけでけっこうですが、事務次官が札幌へ行って、マンモス審理反対という談話を新聞記者会見に行なったことは、これは事実でございますか、事実でありませんか。
【次の発言】 もう一つ、今度は自治省から、この今度の審理に対して通達等をもって、大体事務次官と同じような趣旨で通達を出した、これは事実ですか。
【次の発言】 もう一つお尋ねいたしますが、全国人事委員会何とかというのがありますね、全人協とかという、そこで一〇・二一に関係する審査に対して指導をやったというのは、あなたでございますか。

第56回国会 文教委員会 第2号(1967/08/01、7期、日本社会党)

○小林武君 最初に文部大臣にお尋ねいたしますが、これは初めにお断わりしておくのは、北海道の人事問題に関係して思想調査をやったということに関連するのですけれども、文部大臣にはその関連はありますけれども、もっとその部面だけでなくて、一体この地方公務員あるいは国家公務員の教育、いわゆる教員というものの人事の基本的な方針というようなものを文部省あるいは文部大臣はお持ちだと思うわけですが、それを先にひとつお尋ねをしたいわけです。
【次の発言】 いま北海道のことを、大臣に前置きに申し上げたものですから、すぐそのことを意識されて御答弁になったようでありますが、ほんとうはそれは抜きにしてもいいわけなんです。私……

第56回国会 文教委員会 閉会後第2号(1967/10/12、7期、日本社会党)

○小林武君 総理府は人事局長でわかりますか、これは給与担当のことで聞くわけですから。実施の時期について閣内でいろいろな意見があるということは新聞にもたくさん出ているわけですが、どんな意見があるわけですか。その主張の理由は、一体どういう主張の理由によっていろいろな意見が出ているのですか。  なお、そのことについて、人事局長から答えられないところがあったら、給与担当の大臣でいらっしゃる文部大臣からもひとつ詳細に説明してもらいたい。
【次の発言】 お許しいただきたいなんという、そんなことじゃないのですよ。私は一番問題なのは実施の時期の問題だというふうに思います。実施の時期の問題、これにからんで少なく……

第56回国会 文教委員会 第3号(1967/08/18、7期、日本社会党)

○小林武君 別に決定には異議があるとまでは申しませんけれども、お尋ねしておきますが、この一が一体どうして保留になったのか、ちょっと理由を明らかにしていただきたい。
【次の発言】 即時発会ということにこだわったということは、ある程度理解されないわけでもございませんけれども、この司書教諭の問題については、ずいぶん長い間これは要求されているわけですよ。この点に関しては、もうそろそろ私は政府として実現するようなことにしなければ、図書館がどういう一体学校の教育上の位置を占めるかというようなことは、これはいまさら教育に関係あるものとか、ないものを問わず、議論する余地がないところなんです。ですから、どうもそ……

第57回国会 予算委員会 第3号(1967/12/18、7期、日本社会党)

○小林武君 関連して。いまの件は、そういう設計、監督両方について、それは借款の条件になるのかならぬのか。借款の条件になっておるとすれば、私は関知せざるところであるなんというような答弁をやるのは、これはおかしい。その点の問題はどうなっておるのか明らかにしてもらいたい。もし条件になっているし、借款についてはそういう点も十分検討した上でなされるものだとしたら、いまの答弁というものははなはだ不届きだと思うのです。その点ちょっと……。
【次の発言】 外務大臣……。
【次の発言】 関連。先ほどの質疑を通して私が聞いたところによると、四十七件だね。四十七件のうちほぼ完成したもの二十二件。ほぼですよ。そのうち……

第57回国会 予算委員会 第5号(1967/12/20、7期、日本社会党)

○小林武君 いまの問題に関連して。さっき灘尾文部大臣から、よくもこんなに金を出すものだというような、そういう私たちから見ればたいへん意外な御答弁をいただいた。これは、その金を出した者の立場、あるいは大学教育のいまの現状というものをお考えになった御発言だとはちょっと私は思われないわけです。そこで、一番その根本になる問題として、一体、教育というようなものをどうお考えになっておるのか。教育にお金をかけるというようなことが、政府においてはこれが何かむだ金を使っておるようなお考えなのかどうか。少なくとも日本の現在の状況は、問題点は多少あるにしろ、産業の面でも、その他の面でも、学問、文化の面でも、日本の戦……

第57回国会 予算委員会 第6号(1967/12/21、7期、日本社会党)

○小林武君 関連。簡単なことを言うとね、国政に参与できないわけでしょう、選挙権がなければ。そうでしょう、参画できないわけでしょう。そういうことが一体許されるものなのかどうか。あなた憲法、憲法とよくおっしゃるが、憲法上許されるのかどうか、それを聞いているんですから、そういう許されないものがあってもよろしいというあなたが答弁するなら、それでわかる。そうなのかどうか、はっきり言ってくれればいい。そういう持って回ったようなことを言ったらだめなんですよ。
【次の発言】 委員長もう一つ。参政権というものはとにかく絶対これはとることはできないんだと、こういうことになりましたら、一体小笠原の島民というのは具体……

第58回国会 文教委員会 第9号(1968/04/16、7期、日本社会党)

○小林武君 文部大臣にお尋ねいたしますが、この問題は第一回目に質問いたしましたのが四十一年の二月十七日、これの質問の趣旨に対して文部省に回答を求め、これは委員会で委員長から、文部省においては早急にこれについて回答をするように、こういうことをおきめいただいたが、それがされたのは四十二年の五月九日、約一年たっておる。これを受けて、今度は四十三年の四月の十六日に至ったわけであります。  問題は簡単でございまして、四十一年の二月十七日に私が問題にしたのは、アンドレ・ドランの「ロンドンの橋」、ラウル・デュフィの「アンジュ湾」、もう一つこれに関係がございますが、モジリアニの「女の顔」という一点、この三点は……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第2号(1968/10/28、8期、日本社会党)

○小林武君 数点について簡単にお尋ねいたしますが、最初に通産大臣にお尋ねいたしたいと思いますのは、この石炭審議会には日本のエネルギー政策全般についての諮問をしているわけですか。
【次の発言】 先ほど来から質疑を承っておりまして、非常に私その点に不審を抱いたわけです。三千五百万トンを出炭の規模にするということになると、これは新聞は真相を伝えていないという御答弁もございました、真相を伝えていないと言いますけれども、われわれがこの石炭問題でもって新聞紙上にあらわれた、あるいは雑誌その他にあらわれたものを見るというと、植村案というのは、結局全面的撤退論だと、こう言われております。全面的撤退論というのは……

第59回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1968/08/09、8期、日本社会党)

○小林武君 多小の重複があるかもしれませんけれども、原参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  最近頻発しておりますところの事故につきまして、私は労働者の皆さんに非常にお気の毒だという気持ちが特に深いのは、石炭産業の先行きというようなものがきわめて重大な段階になっておる。閉山に次ぐ閉山というような問題があって、労働者がそれに心をいためておる、そういうたくさんの労働者の悩みの中にこういう問題が起きるということは、私はこれは重大なことだと思うのです。一体こういう状態で、これはひとり経営者だけ責められるべき性質のものではない、しかし、これは労働者の責任ではないと私は思うのです。だから、私はそういう意……

第59回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第4号(1968/11/30、8期、日本社会党)

○小林武君 二、三の点についてお尋ねをいたしますが、私の考え方は、たとえばこの新植村構想というようなものを見ましても、私企業としてですね、私企業の原則に立つということ、植村さんの先般のここでの発言にもありましたし、あなたたちの考え方も大体そういうところにあるのだと思いますが、これは私企業がいい悪いということを言うわけじゃなくて、私企業の原則に立ったというたてまえから、たとえば植村さんの案を見ても、この原則が守られるかどうかということについては、私はこの短い文章の中から判断してこれは不可能じゃないかという気がするわけです。しかしこのことについては、これは私一人の意見だということでないことは、いま……

第59回国会 文教委員会 閉会後第1号(1968/08/27、8期、日本社会党)

○小林武君 初中局長にお尋ねいたしますが、「教育関係職員の服務の厳正について」という通達は、大臣の指示によってというふうに伝えられておりますが、そのとおりでございますか。
【次の発言】 文部大臣にお尋ねいたしますが、この問題は、御存じのように、たいへん新聞も大きく取り上げておる。これに対する影響というものは私は相当大きいと思います。そういう指示によってやられたということは、どういうお考えであったか、ひとつ簡単に、あまり長くやられると時間がかかるから……。
【次の発言】 この「教育関係職員」というものの範囲ですね、これを局長にお尋ねいたします。教育職員というものの範囲。新聞の見出しの一部には、「……

第59回国会 文教委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○小林武君 初中局長にお尋ねいたしますが、神話の取り扱いについての内簡、これは内簡という取り扱いはどういう取扱いですか。
【次の発言】 それでは、この問題は軽い扱いだと考えてよろしいわけですか。
【次の発言】 意味がわからぬ。通達、それから内簡、それからどんな種類があるのか知らぬけれども、その種類を言って、それはどういうぐあいにどうだというその役所の方式を教えてもらいたい。
【次の発言】 それでは、その件については、またさっきの小野君の話ではないけれども、一回ではおさまりそうもないですから、この次やることにして、さっきあなた取り消したけれども、やはり軽い扱いになっているとわれわれは見ているので……

第59回国会 文教委員会 閉会後第2号(1968/09/11、8期、日本社会党)

○小林武君 先に人事院総裁に簡単な点で一、二お尋ねしておきたいのですが、人事院が設置されてから完全実施の問題ではいろいろ御苦労なさったと思うわけでありますが、いままでの経験から、それから人事院が創設されて以来の経過等から判断されて、人事院の設置というものと労働者側の労働三権の関連ということについて何か所見のようなものを持っておられますか。
【次の発言】 重大な関連性があるということをお考えになって、人事院総裁をおつとめになっている、なお再度またお引き受けいただいた、こういうことになりますというと、今年度における勧告についての閣議決定というものがあったようでありますが、そういうことについて一体ど……

第59回国会 文教委員会 閉会後第3号(1968/10/05、8期、日本社会党)

○小林武君 最初に人事院の給与局長にお尋ねしますが、人事院勧告を終わるというと、政府側でそれに対して、勧告に対して、形式的でもまあ何でもかまいませんが、口頭になっておると思うのですが、これに関しての回答のようなもの、政府の態度を明らかにしたようなものが出るわけですかどうですか。
【次の発言】 ぼくの質問が悪いのかなあ、しかたが。人事院勧告というのはあれだけの内容を持ったものでしょう、実施の時期も含めて。そういう勧告をなさったら、あなたのほうで、勧告すれば勧告のなしっぱなしで、あなたに対しては政府側からころするともああするとも何にもないものなんですか。それとも、内容について、一々これについてはこ……

第59回国会 文教委員会 閉会後第4号(1968/11/29、8期、日本社会党)

○小林武君 最初にきわめて形式的なことをお尋ねいたしますが、安達次長から御答弁いただきたい。なお時間の関係がございますから、もう私の質問はしばらくイエス、ノーみたいな質問ですから、どうぞそういう意味で、長々と御答弁いただかなくていいことは、ひとつ簡単にやっていただきたいと思います。  まず一番先に、この調査団の杉原さんの言う正式レポートというのはどういう書類でございますか。これが正式レポートですか、岡山県遺跡調査概要……。
【次の発言】 私のお尋ねしたのは、この正式レポートというのはこれはこの間の衆議院における質疑の中に、杉原参考人が述べているから申し上げたのであります。正式レポートというのは……

第60回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第1号(1968/12/26、8期、日本社会党)

○小林武君 私はお急ぎのようだから、これから長いつき合いですから、先ほどおっしゃったほんのわずか一言だけ。これはことばじりをとらえるわけではないのですけれども、大臣にこれから閣議でもこの問題をおそらく検討されることだろうから一言申し上げておきます。  先ほど来あなたのおっしゃったことを聞いておって、私はこれが佐藤内閣の考え方だとすると、これは私はたいへんだと思うから申し上げるのです。とにかく石炭業界というものはノーマルではないとあなたがおっしゃる。それから改善の見通しもきわめて暗いというようなこういう表現をされておるのです。こういうきびしい、けわしい情勢の中でこの石炭答申案が出てきた。したがっ……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1969/06/18、8期、日本社会党)

○小林武君 関連。先ほど来の御質問の中にある議員の何ですか、講演か何かかもしれませんけれども、材料のためにつくられた、あるいは研究のためにつくられたということもあるかもしれませんね。こういうことは、ある程度誠意を持ってやる場合に、各省の中においてやれるものもあると思うのですね、私は。たとえば、いまちょっと話が出たのですが、日本の畜産の将来はどうだという場合に、日本の畜産というようなものを考えた場合にどういうことが展望されるかというようなことを、これについて、与党であろうと、野党であろうと、これはまあ協力をされることはけっこうだと思うのです。しかし、いまの内容にわたることになると、かなり憲法上の……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1969/02/26、8期、日本社会党)

○小林武君 一つだけお尋ねしますが、いままでの質疑を聞いておって、石炭局長にお尋ねしますが、大体あなたのお話だというと、新石炭政策というものは結果的に――これに対して賛成反対は別にして、当初の考えというものは大体結果的にくずれる。極端なことをいえば、法律も予算も新石炭政策を実現するためのあれですから、それが当初とは何の意味もないことになりはしないかということになりますが、どうですか。これはぼくが考えれば、この石炭政策というものが法律的予算的にかなったところの一つの形をつくろうとすれば、閉山であるとかいろいろな問題については一時やはりストップの状況が出てこなければならない。その中で新しい対策にど……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1969/03/24、8期、日本社会党)

○小林武君 最初にその後閉山がどういうふうに進んでいるのか、それとも思うような調子である程度の節度が保たれておるのか、その点について。
【次の発言】 ちょっと先ほど申し上げたんですけれども、私は四十二年度とか何とかというのはいいのです。今度の答申があった以後、一つの方策が出たわけですが、そういうあとにこの石炭の新政策が出てから出ている閉山について、通産省はどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 まあ答弁の趣旨は、大体私の受け取ったところでは、石炭新政策というもののすべり出しといいますか、出だしという点から見れば、あまり悲観的な材料はないというような意味のものであったと思うわけで……

第61回国会 文教委員会 第2号(1969/02/25、8期、日本社会党)

○小林武君 いずれこれらの問題については、長期間にわたって御質問申し上げる機会があると思うのですけれども、当面した一、二の問題について文部大臣に質疑というよりか要請を申し上げておきたいと思います。  一つは、文部大臣もおっしゃっていますが、当面の異常な大学の状態を正常化すること、これは文部省の責任であるとか、政府がどうだとかという問題を離れて、それぞれの立場で、これはもう国民的なやはり課題であるということについてはだれもがこれを否定することはできないと思うのです。そういうことから考えますと、大学問題について文部省、政府においては、そういう形の取り扱いが必要じゃないか。文部大臣の御所見の中にも、……

第61回国会 文教委員会 第3号(1969/03/18、8期、日本社会党)

○小林武君 刑事局長にお尋ねをいたしますが、私の質問は新聞の記事によるものですから、それについてできるだけわかっていたらお答えをいただきたい。  日大の問題でありますが、古田重二良先生激励の会、これがホテルオークラで開かれる――これをやめられた理由はあなたのほうで御存じでございますか。
【次の発言】 そうすると、そのことについては警察庁では全然特別な調査とか何とかということはなかったわけですか。
【次の発言】 当日、警視総監が出ることになっておったということですが、どうですか。
【次の発言】 秦野さんは日本会のメンバーじゃないですか。

第61回国会 文教委員会 第4号(1969/03/20、8期、日本社会党)

○小林武君 私はたった一つなんですが、前田さんがお帰りになりますから前田さんにだけ自分の考え方一つ述べて御検討いただければしあわせだと思います。それは、私もやはりオリンピック見ても何競技見ても勝てばうれしいほうです。参加することだけが意義があるというふうにはあまり考えない。しかし、そのことのために何やってもいいともこれは考えられない。しかし、そこらはひとつある程度のやはり調和も必要なんでしょうし、その点は体育関係者ばかりじゃなく、文部省でも苦労私はあると思います、率直に言って。ただ、一つここで申し上げたいのは、アマチュア規定の問題ですね。これは体育協会の立場からいえば、私は一つのしろうと観です……

第61回国会 文教委員会 第5号(1969/03/25、8期、日本社会党)

○小林武君 関連。文部大臣にお尋ねしますがね、これは新聞で見たのではありませんけれども、何かこういううわさといったかどうかわかりません、院内で聞いたのですけれども、閣議で井上学長問題について、法制局の見解をただして、その上に立ってそれに照らした井上教授の対策を立てるというようなこと、こういうことを決定したというふうに言われているのですが、事実ですか。
【次の発言】 もう一回。その際ぼくはテレビも週刊誌も何も見てないものですから……、それはあれですか、警察は敵だというそういうことばですか、問題になったのは。どういうことなんですか。テレビも見てないし、週刊誌も私は全部見てないもんだから、どういうこ……

第61回国会 文教委員会 第6号(1969/04/03、8期、日本社会党)

○小林武君 初めに、この問題、時間あまりとりませんが、最初に初中局長にお尋ねいたしますが、初中局長だけで全部わかるかどうかわかりませんけれども、教員組合のストライキに類するもので処分を受けた者、ただしこの場合はどんな形のものであったか、どのぐらいの数あるのか、その点伺いたい。
【次の発言】 ちょっと質問のあれですけれども、一、二年じゃなしに、とにかく当初からずっとこうやってもらいたい。
【次の発言】 資料はあとで出していただくことにして、その四十一年以降訓告まで含めて総計にすれば幾らですか。それはざっと概数でよろしいです。
【次の発言】 初中局長にこれもお尋ねしておきますが、こういう、訓告でも……

第61回国会 文教委員会 第7号(1969/04/08、8期、日本社会党)

○小林武君 坂田文部大臣に、この前、判決書をお読みにならないのではございませんかと申し上げた。きょうもお読みになっておらないように思う。それで文書をもって出すようにと言ったら出さないのでありますが、それをいま議論していると時間がなくなりますので、まずそのことはひとつ後刻またやることにいたしまして、あなたのおっしゃることをこれから、いままでおっしゃったこと並びにただいまの答弁も含めて、順次ひとつお尋ねをしていきます。ただ、お願いをいたしておきますけれども、私の質問というのはもうきわめて簡単な質問でございますから、文明論にわたったり、あるいは長々とおやりになることはひとつ御勘弁を願って、きょうはど……

第61回国会 文教委員会 第8号(1969/04/10、8期、日本社会党)

○小林武君 きょうは時間がきめられておりますから、一つ――一つというのは大事な問題だけを固めておいて、あとはまた後ほどお願いいたしたいと思いますが、文部省のいままでの処罰は正しかった、こういうような意味の文部大臣の答弁があったわけであります。そのことでやはり今度の判決の内容等から考えまして、その理由がどういう理由かということを簡潔に聞きたいわけです。この場合は必ずしも大臣でなくてけっこうで、まあ大臣が御答弁いただければなおいいのですが、長い間こういう仕事に携わってきた政府委員のほうから、こうこうこういうことで正しかった、もちろんこの判決文も一緒に入れてもけっこうでありますし、何でもけっこうであ……

第61回国会 文教委員会 第9号(1969/04/15、8期、日本社会党)

○小林武君 ちょっと一つだけ。  大臣のいまのことについての御趣旨はわかりましたけれども、これからいろいろまだこの問題は議論されることが数あると思いますが、できるなら、あんまり初めのほうから蒸し返していつでもがみがみやり合うようなことがないほうが好ましいのですが、この一点ちょっと大臣の、この間私が二度目の質問のときにお互いに理解し合った点だけは、ここだけはお互いに間違いなく共通の理解であったということを確かめたいと思います。簡単に言いますれば、ここで判決は三十七条一項というもの、これは文字どおりこれをとにかく処罰する趣旨と解するならば、これは限度を越えて刑罰の対象としているものとして違憲の疑い……

第61回国会 文教委員会 第11号(1969/04/22、8期、日本社会党)

○小林武君 いまの文部大臣の御答弁に対してかれこれ申し上げるわけではありませんが、ひとつこれからの問題の解決についてお考えくださるとしたら、私はどうしても忘れてもらいたくないことが一つある。それは先ほど来安永さんも言われておりますように、ここは組合が破壊されてしまって組合がないのです。まああるといっても名前だけで私はないと同じだと思う。よく何か事が起こるというと、日教組があるからこういう事態が起こったなどということがよく言われる。ところが、この県に関する限りは、日教組がないわけですから、天下太平で教育の能率も上がるし、りっぱに行なわれていなければならないはずであり、大体文部省的見解になるはずな……

第61回国会 文教委員会 第13号(1969/05/06、8期、日本社会党)

○小林武君 初中局長にお尋ねいたしますが、当初定数の問題につきましては、小学校では小学校校長会がこれに対して一学級四十名というようなことの陳情といいますか、請願をいたしております。教職員組合でも、その点について同様なものを出してきた。そういうのが一応今度の場合に何といいますか、そういう問題は別にして――別にしてというわけでもありませんけれども、そういう問題に重点を置いたというよりかも、先ほど来からいろいろな問題になっておりましたところに主眼を置いて、僻地とか特殊教育、教育困難地域というような、局部的に取り残されたところに重点を置く、こういう方針をとる。あるいは人口流出に伴う児童、生徒の激減とい……

第61回国会 文教委員会 第14号(1969/05/08、8期、日本社会党)

○小林武君 前回、判決書について、大体中心になる問題については質疑をかわしましたが、その際申し上げましたように、今回の場合は直接教職員に関係の深い行政処分、懲戒処分についてお尋ねをしたいわけです。その前に若干、やはり根拠が判決書でございますから、多少くどいようでございますけれども、前提になる問題と考えられるものについてお尋ねをするわけでありますが、この答弁は初中局長にお願いをいたします。これをお持ちでございますかな、この判決書を。このページ数が合うかどうかわかりませんけれども、私のやつは裁判所側のやつをそのままあれしたものですけれども、七ページですね。こういうことが書いてあるわけです。読みます……

第61回国会 文教委員会 第16号(1969/06/05、8期、日本社会党)

○小林武君 私の質問も少し時間的な制約を受けましてとぎれとぎれになると思いますけれども、まず最初に、いま安永さんから大学院の問題が出ましたけれども、これについて質問をいたします。  国立学校設置法の一部を改正する等の法律案の国立学校設置法の第三条の二、そこに大阪の外語大学が入るわけですけれども、私、いまの安永質問に関連してでありますが、ちょうど四十四年の三月十八日の参議院文教委員会会議録第三号に、このことについてちょっと私が触れたところがあるわけです。その際に文部大臣から御答弁がございまして、こういうことをおっしゃっているのですが、そのことばじりをつかまえるという意味じゃないから誤解していただ……

第61回国会 文教委員会 第17号(1969/06/17、8期、日本社会党)

○小林武君 警察庁の後藤参事官にお尋ねをいたします。  実は、土曜日に突然、社会党の国会対策委員会で調査団を東京経済大学並びに武蔵野美術大学に派遣する、それで調査団の責任者としておまえが行ってこいということでございまして、私はまあ出かけたわけであります。  それまでは、事情についてはあまり新聞等もよくそこのところは見ておりません、知らないのです。調査をいたしました結果、東村山署、それから小金井署、その両方に行きました。  その点について、二つの大学の問題、それから二つの警察署とのかかわり合いの問題で質問するわけです。結論的に私の質問する気持ちを先に言いますと、その調査の結果持った私の態度は、警……

第61回国会 文教委員会 第18号(1969/06/24、8期、日本社会党)

○小林武君 なるべく簡単にお尋ねいたします。文化庁長官にお答えいただきたいのでありますが、津島遺跡の昭和四十四年の調査については、この資料は文化庁からいただいて読ましてもらいました。この内容についてかれこれ申し上げることはもう抜きにいたしまして、これはしかるべき文化庁の機関のまだ決定が出ないようでございますから、この間かれこれ申し上げるということはかえって雑音のようなものだと思いますのでその点については触れません。ただ一言言えることは、この問題について文化庁の次長との間で質疑を取りかわしました際に、この遺跡の第一回目の発掘にあたっての問題点となったようなことにつきましては、今度の報告書で解明さ……

第61回国会 文教委員会 第20号(1969/07/01、8期、日本社会党)

○小林武君 字づらなんて言わない。
【次の発言】 関連。そこにいらっしゃる課長さんの書かれた最高裁判決について論文がございますね、教育委員会月報。そのことについて私もかなり調べましたからいずれあなたに質問をしようと思っておりますが、それはあれですけれども、ただひとつきょうのところでこのことははっきりしておいてください。最高裁判決がこれは刑事罰のことだけをいった判決だから、だから処分その他について、行政罰について、懲戒については何にも関係がないんだということはあなた誤まりだ、これは山形とか何とかいうことを抜きにしてだね、いまの山形にしたってそのことは誤まりでしょう、私は大きな誤まりだと思う。なぜ……

第62回国会 文教委員会 第1号(1969/12/02、8期、日本社会党)

○小林武君 答弁は必要ございません。質疑に答弁がないのはおかしいですが、時間の関係上。ただ一言だけただいまの文部大臣の提案に対して申し上げておきたいと思います。  提案理由の説明にもありますけれども、著作権の保護期間をさらに暫定的に延長する必要が生じた。どうして生じたかということをひとつやっぱりお考え願いたい。この法律案は六十一国会の当初に出された。その期間において与野党ともに、審議しようと思えばできた。日本社会党としては、これを審議に付すべきだ、そういうたてまえから、何度もそういう要求をしましたけれども、あなたが一番御承知ですが、この問題は衆議院でお蔵に入ったような形になってしまった。今日も……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第4号(1970/09/12、8期、日本社会党)

○小林武君 長官にお尋ねいたしますが、沖繩全軍労のストはどういうことにいまなっておるわけですか。
【次の発言】 長官の考え方は、両方に激突が起こうなかったこと、あるいは県民同士の対立というような事態が起こうなかったことについて評価されて、あとのほうにちょっとこれからの問題点を述べられたのですけれども、それよりも私がいまお聞きしたいのは、解雇というのは、これはいま始まったことではないですね。最近しきりに解雇の問題が起こっている。聞くところによれば、解雇はしているけれども、解雇したあとにまたその解雇を撤回するというようなこともアメリカ軍のほうで行なっているようですね。あるいはその間に。パートタイム……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第5号(1970/10/21、8期、日本社会党)

○小林武君 総理府の総務長官にお伺いします前にこれからの質問のためにちょっと前置きをいたしますというと、新聞の世論調査というのを見ますと、その中に、アメリカの基地がなくなったら生活に不安を感じるか感じないか。「大いに感じる」というのが二四・五%、「少しは感じる」というのが三六・二%です。合計すると六〇・七%の人間が出ている。これはあなたもお読みになったと思う。ところが、自衛隊の駐留というものになりますというと、「反対」と「賛成」というものはきわめて接近している。自衛隊の駐留というのには「賛成」が三二・九%で、「反対」が三一%。さらに復帰後に沖繩から台湾海峡とかベトナムとか朝鮮にアメリカが出動す……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1970/04/10、8期、日本社会党)

○小林武君 実は前のほうをちょっと聞いてないものですから、あるいは同じようなことをお伺いするかもわかりませんから、そのときはひとつはしょって、あるいは断わっていただいてもけっこうです。この法律は臨時措置法でございますから、この法律の存続期間というのは限定されているわけでしょうけれども、大体先ほど来外務大臣もお話しになりましたし、衆議院の場合に東郷政府委員からもお答えがございましたが、七二年までに完了されなければならないということは、これは準備の段階としてはどこらがめどになるわけですか。これは、いわゆる協定が結ばれる前までに、ということですか。

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第6号(1970/11/17、8期、日本社会党)

○小林武君 長官にお尋ねいたしますが、沖縄の選挙が終わったわけでありますが、その結果から見て、佐藤・ニクソン共同声明にきめられた、返還後の沖縄が極東の防衛の軍事拠点になるという、そういうことについて県民が拒否をした、何よりも平和を求めるという意思表示であると見るべきであると思うのでありますが、この点については大臣のお考えはどうですか。
【次の発言】 何か「すなお」というと、すなおになれば、この選挙結果というものについてどういう判断をするかということを拒否することになるようでありますが、私はそうは思わないですね。われわれも政党であって、選挙というものは、どんな立場があっても、政党というものは、数……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1970/04/24、8期、日本社会党)

○小林武君 この前突然中断したものですから、ちょっと続きがよくわからなかったのですが、こういうことから始まったように思うのです。この共同声明の第十項に、「沖繩の復帰に伴う諸問題の複雑性を認め、」ということに対して、これは大統領と佐藤総理との両者がこの複雑性を認めた。その問題の複雑性というのは何かと、こういう質問をいたしまして、それに対して外務大臣から、その複雑性のことを言ったのは日本側が問題の複雑性ということを言ったのだというふうに、こう聞いたところで、ぱっと時間の都合上、中断したということになるわけですが、ですから、聞き違いもあるかもしれませんが、復帰に関する諸問題の複雑性というのは、私の考……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1970/04/27、8期、日本社会党)

○小林武君 この法案の二ページの第三条の「北方領土問題その他北方地域に関する諸問題の解決の促進を図る」と、こう書いてありますが、「北方領土問題その他北方地域」に関すると、こういった場合に、「北方領土問題その他北方地域」というのは、ちょっとここのところ、読み取るのにはっきりしないんですが、この点はどうですか。
【次の発言】 ちょっといまのところ、まだはっきりしないんですが、こういうことですか、「北方領土問題」と言った場合にはこれは「その他北方地域(政令に定める地域)」は、政令に定められた地域が「北方」で「その他北方地域」と、こういうことになりますね。そうすると、それは「固有の領土」という意味、そ……

第63回国会 議院運営委員会 第17号(1970/05/11、8期、日本社会党)

○小林武君 なるべく短時間で質問を終わりますが、私は防衛庁長官が、この間、本会議で直ちにいまの発言についてこれを取り消し、こうこうこういうことでございましたというような御答弁をされた。私はそれを長官が言いそこねて、これを訂正したというふうには受け取っていないわけです。そういう考え方があるから、また、私の党といたしましても、長官の真意を承りたい、こういうことで先ほど来いろいろな議論がされておるわけでありますが、私は中曽根長官について詳しく知っておるわけではございませんけれども、いままでの政治的な行動等を見ている限りにおいては、きわめて先を見通した、ある意味においては、私どもから言えば、ちょっと驚……

第63回国会 法務委員会 閉会後第1号(1970/06/09、8期、日本社会党)

○小林武君 矯正局長にお尋ねをいたします。  羽山矯正局長になりましたときに、「時の人」の欄を私見たんですけれども、その「時の人」の欄に、「矯正局長というポストは割りが合わない」ポストであるということが書かれておりました。前の局長も、思わざることにあいまして責任をとらざるを得なかった。その前の矯正局長もそうだった。二代連続の更迭ということでありまして、なるほど問題の多いところと、こう思うわけです。なおその問題点が、これはどういうことだろうというほどわれわれもふしぎに感ずるくらいの問題であります。そういう矯正局長というポストは、これは羽山矯正局長が言われたことばではないのですけれども、第三者的な……

第63回国会 法務委員会 閉会後第3号(1970/09/11、8期、日本社会党)

○小林武君 最高裁にお尋ねをいたしますが、私の尋ねることは司法権の独立ということに関してであります。このことは、最近もかなりその種の問題が起こっているように考えますし、ただそのことを直接にお尋ねする前に、司法権の独立の問題については、浦和事件というのがございまして、参議院の法務委員会における国政調査権と司法権のチェックの問題が双方の間に対立をいたしまして、そのことについてやはり最初にお尋ねをしておきたいと思います。  最高裁がその際に、国政調査権というようなものが司法権の独立というものを侵すという見解をとったのは、どういうことであるか。やや個条的に簡潔にお答えを願いたいわけです。私は専門家でご……

第63回国会 法務委員会 閉会後第4号(1970/10/13、8期、日本社会党)

○小林武君 大阪拘置所に起こった問題についてお尋ねをいたしますが、松本祐之というのですか、これが現在は大阪市都島区友渕町二丁目大阪拘置所に、懲役六年の刑を受けて、昭和四十二年十二月から服役中であります。なお、別件余罪の被疑者として――これは恐喝事件でありますが、大阪地方裁判所で審理を受けているところでございます。この者は、現在大阪の、申し上げました拘置所の中におるでしょうか。
【次の発言】 この者は、この拘置所に来る前は、大東市の大阪の拘置所からここに移された、このことも事実でございましょうか。
【次の発言】 いや、あとでお伺いいたしますから、あることだけでけっこうです。  そこで、この者は不……

第63回国会 法務委員会 閉会後第5号(1970/11/12、8期、日本社会党)

○小林武君 最高裁に前回お尋ねいたしましたが、その点で、二、三の点について、さらに、前回の御答弁を含めて、質問をいたします。  その前に、青法協に加入している裁判官の調査、訴追委員会の。それから福島判事に関するその他の問題こういうことについて言論界はもちろんのこと、いわゆる法曹関係の意見、さらには国民全体が司法権の独立というものについて非常な大きな関心を持ったというふうに私は考えているわけです。そういういわば司法権の危機とも言われるものは、私自身考えれば、非常に私自身においても、やはり事の重大性というものを感ずるわけです。少なくとも司法権の独立というようなものに対する信頼度というものは、これは……

第63回国会 法務委員会 第7号(1970/04/02、8期、日本社会党)

○小林武君 先に、私の質問の、どんなことについて質問するかということを申し上げておきたいと思います。これは、和光大学という大学において、○○○○という被疑者に対する凶器準備集合、公務執行妨害、建造物侵入被疑事件について昭和四十四年の十一月の九日に差し押えの処分、並びに被疑者不詳に対する銃砲刀剣類所持等取締法違反被疑事件について同十日に差し押えの処分をした。これについて、大学側は、住居不可侵、学問の自由等憲法で保障された国民の基本的人権により、範囲のあいまいな捜査の必要を優先させたということで、準抗告をした。さらにその申し立てに対する決定がございまして、これが棄却になりましたので、これについて特……

第63回国会 法務委員会 第8号(1970/04/07、8期、日本社会党)

○小林武君 前回は、和光大学における警察官の捜索、差し押えの執行状態について概括的な質問をしたわけです。どういう趣旨でやったかということはすでに先回に明らかになっていると思いますから、これは省略いたしまして、私、この前回の質問の要約のようなものがこれからの質問にも関係いたしますので、一言触れておきたいわけですけれども、私は、前回の質問で一番中心の問題になったのは、学校側が立ち会い並びにかぎを入手するということについて協力的であったかどうか――協力的というか、令状を持っていった者に対してどういう態度をとったかということ、これが大事な問題点だと一つ思うわけです。これについては、警察側の主張するとこ……

第63回国会 法務委員会 第11号(1970/04/23、8期、日本社会党)

○小林武君 一、二の点について質問をするわけでございますが、提案がありました提案理由の説明、補足説明書の中に、「沖繩と本土とで、その取得の要件がかなり異なっている上に、弁護士の職務は特に公共性が強く、またその資格は裁判官、検察官の任命資格とも共通であることにかんがみ、これに本土資格を付与するにつきましては、選考及び試験を行なおう」と書いてあるわけでございます。こういう考え方について、提案者、提案した側においてはいろいろと努力をされたことについて、あるいはいろいろな方面のことを勘案しながらやったことについては、認めることにやぶさかではございませんけれども、私はこの問題についてやはり基本的な考え方……

第63回国会 法務委員会 第15号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○小林武君 六十一国会の衆議院における法務委員会の会議録によりますというと、寺田最高裁判所長官代理者の答弁の中に、「私どもも、決して弁護士会との間で完全に話を煮詰めた上で法務省にお願いするという気は、毛頭持っておらないわけでございます。」というのがあるわけです。このことについて、私のような専門家でない者は、かなりの疑義を持つわけです。法曹一元の原則という、法曹の一体化とかいうことを言われておりますし、また私ども今度の問題で、当初においては、きわめてしろうと考え的なものもあるので、わりあいに、何といいますか、あっさりとものを考えておった。ところが、いわゆる法務委員会というところは専門家がたくさん……

第64回国会 法務委員会 第4号(1970/12/17、8期、日本社会党)

○小林武君 関連して。戒能先生にお伺いいたしますが、そうなりますと、かりに病人が出た、死亡者が出たといいましても、それは起訴はされた、しかしお話のあれだというと、起訴はされたけれども、刑罰を科するとか、補償するとかいうことは、公判の結果によって、判決のいかんによっては、全然見込みがないような気もするのですが、それはどうなんですか。
【次の発言】 法務大臣にお尋ねいたしますが、公害罪の問題について考える場合に、私が考えるのには、公害の現状というものが非常に憂慮すべき状態になっているというこの事実ですね。これはむしろ日本だけでなくもっと広い問題として考えなければならないようなものになっているという……

第64回国会 法務委員会 第5号(1970/12/18、8期、日本社会党)

○小林武君 いま、せっかくやられたところですから、私もひとつそういう質問をするわけですけれども、先ほどからやっているから、もう質問についても聞かれるところ、問題になるところは済んだと思います。  ただ、この法律の起案者としてあるいは起草者としてお尋ねしたいのは、少なくとも日本の工業地帯というようなものを頭の中に置いてやられたものかどうかという問題、私は、やられてないのではないかと思う。いわゆる法律家、法律専門家の頭の中で抽象化された法律を、文章をつくったという感じがするのですね。私はどうしてそういうことを言うかというと、いまの工業地帯というものは、いまあなたに説明するまでもなく、太平洋ベルト地……

第65回国会 決算委員会 第6号(1971/03/03、8期、日本社会党)

○小林武君 四十二年度決算で、文部省予算で購入した絵画等の美術品についての会計検査について説明を求めます。
【次の発言】 ちょっと待ってください。質問がよくわからぬと思うんですが、ぼくはいま四十三年度の決算について聞いているわけです。ぼくが前に問題を提起したのは、あとでちょっと関係上言いますけれども、これは三十九年度決算だと思います。それであなたにお尋ねするのは四十三年度決算ですからね。その中で文部省の予算で買っている美術品、それは絵画等その他ですね。これの検査をやったわけでしょう、会計検査は。
【次の発言】 その会計検査はどういう検査のしかたをしたかということをお尋ねしているわけです。いまそ……

第65回国会 文教委員会 第4号(1971/02/18、8期、日本社会党)

○小林武君 時間の都合で、宮内庁と文化庁に先に質問いたします。  宮内庁のほうにお尋ねをいたしますが、墓山古墳という古墳は、御陵墓参考地として、これは御存じでございますか。
【次の発言】 この墓山古墳の、これは陪塚三基のうち、その二基の分は民有地になっておりますね。
【次の発言】 御稜墓参考地というのは宮内庁の場合どういう、何といいますか、御稜墓に準ずるといいますか、あるいはそういう参考地として、どういう扱いをなさっているか、そのことをちょっと御説明いただきたい。
【次の発言】 この墓山古墳を応神天皇の御陵の陪塚だというのはどういう根拠ですか。

第65回国会 文教委員会 第6号(1971/03/11、8期、日本社会党)

○小林武君 前回の委員会におきましてもお尋ねをいたしましたが、文部大臣にお尋ねいたしたいのは、新構想大学の創設に関してでございますけれども、文部大臣の御答弁の中に、既設の大学は既設の大学なりの大学の改革というようなものがあるだろう、新構想大学という形は既設の大学にとらわれない新しい大学、こうお答えになったわけでございますけれども、これは新構想大学といわれた場合には、既設の大学にとらわれない新しい大学といった場合には、何といいますか、その創設というのは、大臣の見解では全く新しい大学をつくることというふうに理解してよろしいでしょうか。
【次の発言】 私がお尋ねしたかったのは、既設の大学というものが……

第65回国会 文教委員会 第14号(1971/05/13、8期、日本社会党)

○小林武君 この法律案のねらいとするところは、定通の振興ということが一つの目標になっているわけでございます。そういう立場から考えまして、私はこれは単に手当をどうするとかという、そういう問題だけを議論すべきものではないと思っているわけです。私の考えでは、ほんとうに定時制に関係している教職員の方々、その他の学校の中で働いている方々が、一つの生きがいと申しますか、励みになるような、定時制あるいは通信制というものの教育がこれに伴わないというとならないと思うわけでありますが、そこで、きょう私はおもに、この通信制の問題については、前に質問をなさった方もございますから、定時制の問題を大体重点にしてお尋ねをし……

第65回国会 文教委員会 第18号(1971/05/21、8期、日本社会党)

○小林武君 ちょっと関連して。政務次官、私はここで確かめておきたいことは、労働者というか職員団体の意見を聞くという、この意見を聞くというのはどういうことですか。たとえばそれは具体的な事項に関してあなたたちの考え方はどうですか述べなさい、その述べたやつを聞いてあなたのほうで取るものは取り、それから聞くべきでないと思うことは聞かないと、この程度のことなのか。私が考えているのは、あなたのいままでの答弁を聞いておっては、少なくとも職員団体は、団体の代表者であるその代表者と文部省が話し合いをするというときは少なくともその両者の間の関係は対等であるという、しかも両者の場合はお互いがそれについて了解をすると……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 建設委員会 第1号(1971/07/23、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび当委員会の委員長に選任されました小林でございますが、微力でございますけれども皆さま方の全面的な御支援と御協力を賜わりまして委員会の運営等万全を期し、この重責を果たしたいと存じております。どうぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 それでは、これより理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございますが、都合によりまして、本日は二名のみの選任にとどめたいと思います。  理事の選任につきましては、先例によって、委員長の指名に御一任いただきたいと存じますが、御……

第66回国会 建設委員会 閉会後第1号(1971/08/10、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る七月二十三日、大森久司君が委員を辞任され、その補欠として武内藤男君が選任されました。  また七月二十四日、佐田一郎君が委員を辞任され、その補欠として熊谷太三郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の選任を行ないます。  前回の委員会におきまして四名中二名の理事を選任いたしましたが、本日は残りの二名の選任を行ないます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第66回国会 建設委員会 閉会後第2号(1971/09/28、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  本日、二宮文造君が委員を辞任されまして、その補欠として塩出啓典君が選任されました。
【次の発言】 次に、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、先般当委員会が行ないました委員派遣について各班から順次御報告を聴取いたします。  第二班新潟、富山方面。田中理事。
【次の発言】 次に、第三班に願います。山内君。
【次の発言】 第一班は、去る九月七日から十日まで、小山委員、春日委員、喜尾武委員と私の四名が、山梨県及び長野県における建設事業の実情の調査に行ってまいりました。以下その概要を……

第67回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1971/11/12、9期、日本社会党)

○小林武君 ただいまの冒頭にございました、たくさんの犠牲者の方々に対して、私も心からおいたみ申し上げる次第であります。なくなられた方々の中には関係の方もあって、これから申し上げることの中に、なくなった方にむちをうつというようなこともあるのではないかと心配しているわけですが、この点は、死者にどうということではございません。これからわれわれがどうするかという問題で、するわけでありますから、御了承いただきたいと思います。  いまの大臣のことばの中の「予想外の」ということなんですね。「予想外の」というのは、われわれ一般人がこういう災難にあった場合は予想外ということばを使いますけれども、その予想外のこと……

第67回国会 建設委員会 第1号(1971/10/16、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会といたしましては、今期国会開会中も従来どおり建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により、議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午前十時二十七分散会

第67回国会 建設委員会 第2号(1971/11/16、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず委員の異動について報告いたします。昨十五日、二宮文造君が委員を辞任され、その補欠として塩田啓典君が選任されました。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  まず、先般の川崎市生田におけるローム斜面崩壊実験事故に関する件につきまして、建設省の立場から報告を求めます。政務次官。
【次の発言】 本件につきましては、本日はこの程度にとどめます。
【次の発言】 次に、本国会に提出された沖繩関係法律案のうち、建設省所管部分につきまして建設省より説明を求めます。藤尾政務次官。

第67回国会 建設委員会 第3号(1971/12/17、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  連合審査会に関する件についておはかりいたします。  沖繩及び北方問題に関する特別委員会に付託されている沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案外六件について、同委員会に対し、連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時四十四分散会

第67回国会 建設委員会 第4号(1971/12/27、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、請願の審査を行ないます。  請願第一号不動産鑑定士特例試験の期限延長反対に関する請願外三十七件を一括して議題といたします。  本委員会に付託されております三十八件の請願は、一応専門員のもとで整理してもらい、本日の理事会において審査いたしました結果、請願第一一号不動産鑑定士試験の期限延長反対に関する請願外二十八件は、議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付するを要するものとし、請願第一八六〇号地価抑制に関する請願外八件は、保留することに意見の一致を見ました。  つきましては、理事会の審査のとおり決定することに御異議ござ……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1972/03/10、9期、日本社会党)

○小林武君 関連。あとで質問の時間がありますけれども、別なことになりますので。  これ、あれですか、有澤先生、この六十億円という金、災害を予想して多いとか少ないとかという根拠が、ぼくははっきりしないんですよ。たとえば、水俣病が出た場合に一千万円、とにかく、のたうち回る病人がもらった。そのことが、一千万円が高いとか安いとかという議論もあるし、また、それよりかもずっと低いものもある。そういう計算で、私は、あの六十億円あれば事足りるとか、いや、そんなに金は要らぬとかということであるならば、これは重大な問題だと思うのです。それはもう金でかえられるという、人の命、身体的異常を来たして苦しむ、そういうもの……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1972/03/24、9期、日本社会党)

○小林武君 これは委員長にも聞いていただきたいのですがね。私はいまここで、公聴会の効能がどうだとかかんだとかということを議論する必要はないと思う。少なくとも委員会の中において正式の公聴会を開くか開かないかということについて議論をしている。委員長もそういう意見に対しておはかりになる。はかった結果が、先ほど来何べんも言われているけれども、了解に達して、「公聴会の開催等」とありますその附帯決議については、これから実施しますということを言われたわけですからね。だから、そういう会議における一つのルールというものを認めませんというようなことをおっしゃるのであれば、委員会は開催する必要はない。国会の中でそう……

第68回国会 建設委員会 第1号(1971/12/29、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  本委員会といたしましては、今期国会におきましても建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午前十時二十四分散会

第68回国会 建設委員会 第2号(1972/02/08、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二月三日、沢田実君及び塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として浅井亨君及び二宮文造君が選任されました。
【次の発言】 おはかりいたします。  田中一君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第68回国会 建設委員会 第3号(1972/03/07、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題とし、昭和四十七年度の建設省、北海道開発庁、首都圏整備委員会、近畿圏整備本部、及び中部圏開発整備本部の基本施策、並びに予算に関する件についてその所信と説明を聴取いたします。  初めに、建設大臣から建設行政の基本施策について御所信を承ります。西村建設大臣。
【次の発言】 次に、北海道開発庁長官から北海道総合開発の基本施策について御所信を承ります。渡海北海道開発庁長官。
【次の発言】 今期国会における本委員会関係の提出予定法律案について政府から順次説明を聴取いたします。建設省官房長大都留君。

第68回国会 建設委員会 第5号(1972/03/16、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、本日の委員会に日本住宅公団及び本州四国連絡橋公団の役職員を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 都市公園整備緊急措置法案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。西村建設大臣。
【次の発言】 続いて補足説明を聴取いたします。吉兼都市局長。
【次の発言】 本案につきましては、以上の説明にとどめ、質疑は後……

第68回国会 建設委員会 第6号(1972/03/23、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、去る十四日、趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 資料の点についてはよろしゅうございますね。
【次の発言】 ちょっと速記を止めて。
【次の発言】 速記起こして。
【次の発言】 本案に対する質疑は、本日はこの程度にとどめます。  これにて散会いたします。    午後五時二十八分散会

第68回国会 建設委員会 第7号(1972/04/13、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  この際、建設大臣から発言を求められておりますので、これを許します。西村建設大臣。
【次の発言】 治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、本案の質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  零時二十分まで休憩いたします。    午前十一時十九分休憩
【次の発言】 ただいまから建設委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案の質疑を行ないます。  質疑のある方は、順次御発言を……

第68回国会 建設委員会 第8号(1972/04/18、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  住宅金融公庫法の一部を改正する法律案(衆議院送付)を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。西村建設大臣。
【次の発言】 続いて補足説明を聴取いたします。沢田住宅局長事務代理。
【次の発言】 本案につきましては、以上の説明にとどめ、質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、下水道事業センター法案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。西村建設大臣。
【次の発言】 続いて補足説明を聴取いたします。吉兼都市局長。
【次の発言】 本案につきましては、以上の説明にとどめ、質疑は……

第68回国会 建設委員会 第9号(1972/04/20、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  都市公園整備緊急措置法案を議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 午後一時まで休憩いたします。    午後零時十六分休憩
【次の発言】 ただいまから建設委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き都市公園整備緊急措置法案の質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。

第68回国会 建設委員会 第10号(1972/04/25、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  住宅金融公庫法の一部を改正する法律案の審査中、必要に応じて住宅金融公庫、日本住宅公団及び日本開発銀行の役職員を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 住宅金融公庫法の一部を改正する法律案(衆議院送付)を議題といたします。  本案は、去る十八日、趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第68回国会 建設委員会 第11号(1972/05/09、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨八日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として野末和彦君が選任されました。またきょう九日、春日正一君が委員を辞任され、その補欠として星野力君が選任されました。
【次の発言】 住宅金融公庫法の一部を改正する法律案(衆議院送付)を議題といたします。  前回に引き続き質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、二宮文造君が委員を辞任され、その補欠として藤原房雄君が選任されました。

第68回国会 建設委員会 第12号(1972/05/11、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十日、星野力君及び野末和彦君が委員を辞任され、その補欠として春日正一君及び喜屋武眞榮君が選任されました。
【次の発言】 河川法の一部を改正する法律案、特定多目的ダム法の一部を改正する法律案、いずれも衆議院送付の両案を便宜一括して議題といたします。  これより順次両案について政府から趣旨説明を聴取いたします。西村建設大臣。
【次の発言】 なお、両案は衆議院において修正議決されておりますので、これより、その修正点についてそれぞれ説明を聴取いたします。修正案提出者、衆議院議員阿部昭吾君。

第68回国会 建設委員会 第13号(1972/05/16、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、藤原房雄君が委員を辞任され、その補欠として沢田実君が選任されました。
【次の発言】 連合審査会に関する件についておはかりいたします。  公有地の拡大の推進に関する法律案について、地方行政委員会に対し、連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。

第68回国会 建設委員会 第14号(1972/05/18、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  河川法の一部を改正する法律案、特定多目的ダム法の一部を改正する法律案(いずれも衆議院送付)の両案を便宜一括して議題といたします。  本案は去る十一日、趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑はこの程度にとどめます。
【次の発言】 下水道事業センター法案(衆議院送付)を議題といたします。  前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は御発言を願います。――別に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。

第68回国会 建設委員会 第15号(1972/05/23、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日、中尾辰義君が委員を辞任され、その補欠として藤原房雄君が選任されました。
【次の発言】 日本勤労者住宅協会法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、提出者より趣旨説明を聴取いたします。衆議院建設委員長代理、理事阿部昭吾君。
【次の発言】 本日は、本案に対する趣旨説明の聴取のみにとどめ、質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 前回に引き続き、河川法の一部を改正する法律案及び特定多目的ダム法の一部を改正する法律案を便宜一括して議題とし、質疑を行ないます。  質疑のある方……

第68回国会 建設委員会 第16号(1972/05/25、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  河川法の一部を改正する法律案及び特定多目的ダム法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、水資源開発公団の役職員を、また、日本勤労者住宅協会法の一部を改正する法律案の審査のため、同じく本日の委員会に、日本勤労者住宅協会理事谷口次雄君をそれぞれ参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 河川法の一部を改正する法律案、特定多目的ダム法の一部を改正する法律案、いずれも衆議……

第68回国会 建設委員会 第17号(1972/05/30、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十九日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として西村関一君が選任されました。また、本日、藤原房雄君が委員を辞任され、その補欠として二宮文造君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  琵琶湖総合開発特別措置法案審査のため、明後六月一日の委員会に学識経験者等を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その人選につきましては、これを委員長及び理事に御一任……

第68回国会 建設委員会 第18号(1972/06/01、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨五月三十一日、浅井亨君が委員を辞任され、その補欠として中尾辰義君が選任されました。
【次の発言】 琵琶湖総合開発特別措置法案を議題といたします。  本日は、本法案審査のため皆さま方のお手元に名簿を配付してございます四名の方々を参考人として御出席をいただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は遠路御多忙中のところ当委員会に御出席をいただき、まことにありがとうございます。  当委員会におきましても、この機会に、本法案に深い関係をお持ちになっておら……

第68回国会 建設委員会 第19号(1972/06/06、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る三日、西村関一君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君が選任されました。
【次の発言】 新都市基盤整備法案(衆議院送付)を議題といたします。  まず、政府側から趣旨説明を聴取いたします。西村建設大臣。
【次の発言】 引き続き、本案について補足説明を聴取いたします。高橋計画局長。
【次の発言】 本案につきましては、以上の説明にとどめ、質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 琵琶湖総合開発特別措置法案を議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言……

第68回国会 建設委員会 第20号(1972/06/08、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  新都市基盤整備法案の審査のため、本日の委員会に、大阪府企業局長五百蔵芳明君及び日本住宅公団の総裁南部哲也君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 新都市基盤整備法案(衆議院送付)を議題といたします。  本法案につきましては、一昨六日、趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第68回国会 建設委員会 第21号(1972/06/12、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  首都圏整備法等の一部を改正する法律案(衆議院送付)を議題といたします。  まず、政府側から趣旨説明を聴取します。西村首都圏整備委員会委員長。
【次の発言】 引き続き、本案の補足説明を聴取いたします。川島首都圏整備委員会事務局長。
【次の発言】 本案につきましては以上の説明にとどめ、質疑は後刻に譲ることといたします。
【次の発言】 新都市基盤整備法案(衆議院送付)を議題といたします。  前回に引き続き質疑を行ないます。  質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ご……

第68回国会 建設委員会 第22号(1972/06/16、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(小林武君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る十三日、工藤良平君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君が選任されました。
【次の発言】 首都圏整備法等の一部を改正する法律案(衆議院送付)を議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  午後二時三十分まで休憩いたします。    午後一時五十八分休憩
【次の発言】 ただいまから建設委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、首都圏整備法の一部を改正する法……

第69回国会 建設委員会 第1号(1972/07/06、9期、日本社会党)

○小林武君 どうもいろいろお世話になりまして、ありがとうございました。(拍手)

第69回国会 建設委員会 閉会後第3号(1972/10/09、9期、日本社会党)

○小林武君 関連して。  まあ田中さんからも詳細な質問がありましたが、おわかりかと思うけれども、私はしろうとなものだからあまりよくわからぬのですが、あなたのお話だというと、時価購入の原則というようなものがあるらしい。時価購入の原則でやるということで、しかも買うものが公正な地価評価によれば、これは何ら差しつかえないんだということを先ほどから申し述べておりますけれども、私はそれは平生のときだと思う。私はいま、地価は天井知らずだと思うのです。これは宅地であろうが何であろうが、天井知らずの状況になっている。しかも、それが一切の物価に反映してきているということもあなたは十分御承知だと思う。そういう際に、……

第70回国会 予算委員会 第2号(1972/11/09、9期、日本社会党)

○小林武君 最初に、石狩炭鉱爆発事故、北陸トンネル列車事故、日航飛行機乗っ取り事件等について質問いたします。  石狩炭鉱爆発事故につきましては、けさのニュースによりますと遺体が一つ発見できたそうであります。この点については詳しく申し上げませんけれども、石狩炭鉱爆発事故というものをわれわれが見る場合、斜陽化した炭鉱、企業として成り立たない、いわば閉山を目の前に控えたようなそういう炭鉱労働者が、きわめて条件の悪い労働の中で、すでに幾多の事故を起こして犠牲者を出しているわけであります。  私は、このことを考えますと、なくなられた方々はもちろんのこと、その家族の方々が哀れでならないわけであります。こう……

第71回国会 文教委員会 第7号(1973/05/08、9期、日本社会党)

○小林武君 きょう、私の質問は大臣の所信表明についてであります。しかし、これ全般について質問するということではございません。大体、この所信表明の構成を私なりに読んでみますというと、「教育改革の推進についてであります。」というところまでは、これは、大臣の所信表明に至るまでの背景になる考え方であると思います。そのあとは、いわゆる中教審路線に従い、教育改革について四十八年度予算というようなものの上にあらわれたものについて説明をしていることだと、こう構成的には考えているわけであります。したがって、私の質問は後半のほうではございません、前半のことについて御質問するわけであります。  それで、まず、最初に……

第71回国会 文教委員会 第11号(1973/06/14、9期、日本社会党)

○小林武君 私の考えをちょっと、考えというのは、義務教育諸学校施設費国庫負担法、この法律を見ますというと、これはまあ建物に関する問題である。建物の運営に関する経費の問題というふうに法律から見れば理解されるわけですね。そのとおりだと私も思う。しかし、この場合考えなければならないことは、単なる建物の経費をどうするかという考え方には立てない。これは一つは、やはり教育全体をながめて、その建物が教育の施設、設備として非常に大きな役割りを果たす建物である、言うならば建物の問題と、もう一つはその建物の中にあって子供を教育する教師の問題がある。さらには、教師の問題と教育の中身の問題、こういうものがひっくるめて……

第71回国会 文教委員会 第12号(1973/06/19、9期、日本社会党)

○小林武君 関連。  いま、ことばの言い回しだと思うけれども、ぼくは、公共事業費の繰り延べということが起こってくることは、社会党もこれはやはりいまのあれから認めざるを得ないところもあるわけなんです。しかし学校の問題なんかを、これは景気刺激だとか何とか、民間の設備投資や何かと一緒に考えるべき性格のものじゃないですから、これは事業としてはとにかくできると、事後の対策として一体そういう物価の値上がり等に対して補正予算を組んでどうするなんとかいうことは、この間のあなたの答弁で、ぼくは、いまのところ、それについてこうこうこういう具体的なことはできないけれども対処したいと思っている、もう少し待ってくれとい……

第71回国会 文教委員会 第13号(1973/06/21、9期、日本社会党)

○小林武君 議事進行。やっぱり聞いているほうがはぐらされたような感じになるんだ、これを聞いていると。たとえば検挙された者が何人かあると、それに対してどういう処分のしかたをしたかといったら、これこれとこれはこういう処分のあれにしましたと言えばいいんだ。私は何だか理事だと、そんなことは言わなくてもよろしいんです。そういうように言うように話してください。
【次の発言】 ちょっと関連でひとつ聞きたい。  実践倫理というのは、内容がすでにこの大学ではかくかくの内容のことを話すというようなものではなくて、随時総長が考えられたことをその場その場で話すという、こういうものですか。それともはっきり文章になってい……

第71回国会 文教委員会 第14号(1973/06/26、9期、日本社会党)

○小林武君 ただいま議題となりました学校教育法及び学校図書館法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。  御承知のとおり、学校教育の進展に重要な役割りを果たしている学校図書館は、去る昭和二十八年に本法が制定されまして以来、関係者のなみなみならぬ努力により、逐年整備されてまいりました。しかしながら、その運営の状況を見ますと、施設、設備及び資料等の充実についてもなお一そうの努力が期待されなければなりませんが、現在、最も大きな障害となっておりますのは、運営に当たる教職員の配置の問題であります。  現行の学校図書館法では、その運営に当たる専門的職員として司書……

第71回国会 文教委員会 第18号(1973/07/10、9期、日本社会党)

○小林武君 提案理由の説明の中の何点かについてまず最初にお尋ねをいたします。  日本の教育が、わが国の学校教育は国際的に高い水準の成果をあげたと言うが、これはどういう指標をもってはかったんですか、その点。
【次の発言】 ちょっと局長の答弁はこれはいかぬですわ。就学率だけでわが国の教育水準が非常に国際的に高い成果をあげたというようなことを言うのは、これはちょっとまずいでしょう。経済的な問題であれば、これはもう経済上の指導をあげて詳細にやるわけですから、教育だって同じことだと思うんです。どういう一体標準に従ってそういう判定を下したか、これはやっぱり文部省言わなきゃいかぬですよ。就学率だけでやられた……

第71回国会 文教委員会 第22号(1973/08/28、9期、日本社会党)

○小林武君 議事進行について。  いま読み上げられた委員長のこの文章は、あれですか、委員長のこれはどういう立場でやられていますか。「委員会の事態は、その運営の本旨にかんがみ、誠に残念かつ遺憾でありました。」と、こう書いてある。だれが遺憾の事態をやったんですか。委員会全体がこれはこの遺憾の状態をつくりあげたと、こうおっしゃるんですか、あなたは。
【次の発言】 ちょっと待ってください。どういうことですか。私たちはとにかくこの問題について数日にわたって参議院の国対役員会を開いた。さまざまな議論が出ました。しかし、最終的には、このことの無効・有効というような問題をとらえて、いたずらに時間を浪費している……

第71回国会 文教委員会 第24号(1973/09/04、9期、日本社会党)

○小林武君 初めにひとつお尋ねしたいのですが、先ほど来局長の御発言並びに大臣のいろいろな話の中から、今回の福岡の処分については、特段の文部省の指導、干渉というようなものは別になかったというふうに聞いておったのですが、そのとおりですか。これは初中局長。
【次の発言】 地方教育行政の組織運営に関する法律、これの第五章に含まれておるいわゆる文部省が教員に対して措置要求あるいはいろいろな指導をやるという、そういう点についてやられたことは、具体的にどういうことをやられましたか。この件について、やらなかったのか、やられたのか。
【次の発言】 ない。しかし、あれですか、文部大臣として新聞の見出しになっている……

第71回国会 文教委員会 第25号(1973/09/06、9期、日本社会党)

○小林武君 ちょっと関連して、一言だけ。  大臣ね、私の質問の時間にやればいいけれども、問題がちょうど出たから申し上げますが、私はもうこれは反対のいろいろなものについてはほとんど目を通しています。教授会の決議という場合にはそこの大学の教授でありますね。それから有志という場合には教授会の決議まではあげられない、だから有志である。しかしこれらの人たちが大臣のところへやった文章の中には、それは膨大な数になれば名前をあげることはできない、これはどこの大学の、有志はだれとだれであるかということは全部名前が出ているわけです。だからその点は少なくともああいうものに全部に目を通せば、自分の名前を隠して、そうし……

第71回国会 文教委員会 第26号(1973/09/11、9期、日本社会党)

○小林武君 関連。いまのことについて、簡単なことですからね。木田さんね、質問者が言っているのは、あなたいろいろな形式的なことをいうようだけれども、たとえば大学を筑波に移転していくということは反対だ。しかし、それについて教育大学を将来こうしたいという意見が出れば、それは文学部長名で出ていれば、いわゆる具体的なその一つの改革案でなくても、こういう教育大学をつくるといえば、いまの場合において、その当時の場合においても、いわゆる大学にたくさんの問題がどこの大学にもあったわけですから、これは一つの案でしょう。改革案と銘を打たなくても、あなたたちのほうで、大学についてどう持っていかなければならぬかというよ……

第71回国会 文教委員会 第28号(1973/09/19、9期、日本社会党)

○小林武君 委員長、議事進行。  ぼくらのほうの質問も限られた時間でやらなきゃならぬでしょう。だから、これはいまの委員長の御指摘はよろしいと思う。それだけども、やっぱり質問を受ければそれについて答えなければならぬということもありますから、これは、もう質疑が始まって、その答弁があって、三十分過ぎたから社会党はこれで終わりだということになったら、われわれが質問しようと思ってもできないわけだ。これ、どうしてくれますか。質問させないなんてことはできないでしょう。質問するあれはあるわけですから、だから、そこらのあんばいをあなたのほうで適当にうまく処理してほしい。もちろん、われわれも最後のほうへいって、時……

第71回国会 予算委員会 第3号(1973/03/15、9期、日本社会党)

○小林武君 総理にお尋ねいたしますが、総理と自民党の宮澤さんの質疑を速記録で見まして、たいへん印象が深かった。総理の政治姿勢なんというようなことで聞くよりかも、政治理念ということでお聞きしたいというような気持ちを起こしたわけであります。その際に宮澤さんからもお尋ねになっておりますが、難問を解く処方せんがないという、こういうくだりがあるわけでありますけれども、難問を解く処方せんがないというのは、その難問とはどういうことでございますか。
【次の発言】 大体、質疑は前段と後段の二つに分かれておりまして、前半に関しては、そういう内容よりも、むしろいま当面している外交上の問題を中心にしたことについての答……

第71回国会 予算委員会 第5号(1973/03/17、9期、日本社会党)

○小林武君 関連。  同じことを毎日よく飽きもなく御答弁になっているという感じがするわけです。しかし、事態はどうであるかということを、運輸大臣も、労働大臣も、それから国鉄の総裁もお考えになるべきだと私は思います。なぜかというと、問題は、二人乗務の問題が最終的な結論になっている。これが解決すれば問題は解決するというところまで来ておるわけです。その二人乗務の問題をどうしてもがんばるという理由が私にはわからない。なぜならば、航空機の問題についても、日本の航空機に乗っている乗務員の諸君が何と言っているかというと、きわめて不完全な管制のもとにおいて、非常に危険だということも彼らがみな集まって言っている。……

第71回国会 予算委員会 第15号(1973/04/02、9期、日本社会党)

○小林武君 大蔵大臣、経企庁長官にお尋ねいたしますが、今度、公定歩合が〇・七五%引き上げられ、その前には預金準備率の引き上げと、こういうことになりますと、この前の国会において大蔵大臣も、経企庁長官も、インフレについては意見がわれわれと違ったわけですが、この公定歩合引き上げはどういうために上げたのか。新聞の表現によれば、「インフレ抑制へ荒療治」だと、こういうタイトルがついておりますけれども、これはどういうことか、ひとつ前の答弁を考えて御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 私も当然だと思うのですがね。当然ではあるけれども、いささかおそかったということが一つと、それからもう一つは、前回の補正……

第71回国会 予算委員会 第16号(1973/04/03、9期、日本社会党)

○小林武君 成田空港の開港というのはいつごろになるのか、予定よりどのぐらい遅延したということになるのか。
【次の発言】 おくれの、その直接の、いま原因といいますか、これをやらなけりゃ開港できないという、その点は何と何で、どんな困難点があるのか。
【次の発言】 それでは、こう理解してよろしいですね。パイプラインの問題が解決すれば――これは暫定のほうも含めて、これは年内に開港できると、こう理解してよろしいですね。
【次の発言】 輸送というのは、燃料の輸送ですね。
【次の発言】 もう一つ、滑走路の点については大体よろしいと、こういうあれだったが、滑走路というのは、一体、かなり大規模な国際空港になるわ……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第7号(1974/03/06、9期、日本社会党)

○小林武君 簡単にやります。  松下さんのお話の中で、情報過多のために非常に買い占めといいますかそういうものが起こって物価のあれに大きな影響を与えたという御発言がありましたが、私はこれは情報過多のためにというような受け取りをされるということはやっぱり問題じゃないかと思うのです。これは衆議院で物価の問題について集中的に三日間ぐらいやったんですが、その間に、一体物価のからくりというものはどういうことかということが明らかにされて、各企業のトップクラスの人たちも相当あぶら汗をかいたというようなこともあるわけなんです。そこで明らかにされているんですから、むしろ情報過多というよりかも、春木さんがおっしゃる……

第72回国会 文教委員会 第5号(1974/03/28、9期、日本社会党)

○小林武君 文部大臣にお尋ねいたします。田沼町学校統合問題について御存じですか。あまり詳しく御存じでなければ局長からでも。
【次の発言】 御存じならば、この処理について、まだ反対運動もたくさんあることだし、何か考えていますか。
【次の発言】 奥野文部大臣になってから通達が出ましたね。私は、あの通達というのはまことにりっぱな通達だと思うんです。それは、前のことにあまりこだわることなく実情に即した考えであると思っておるのでありますが、それでもなおあの通達が出てからこの種の問題が全部そう急にとはいかないまでも、やっぱりだんだん解決をしていくということがこれはやっぱり文部省のやるべきことだと思うんです……

第72回国会 文教委員会 第6号(1974/04/02、9期、日本社会党)

○小林武君 関連。局長さん、ほんとうにわからないんですか、わからないで済む問題じゃないと私は思うのですが、さっきからやり取り聞いていると、あまり私は関連好きじゃありませんが、鈴木さんが一生懸命になって質問していることをわからないということは私はないと思うのですよ。何かこれは県独自の金でとか何とかいうものというが、全然国に関係ないことであれば別でしょうけれども、わかっているはずですからね、やはりそれはあなたがいまちょっと数字をお持ちにならないということは私は認めますけれども、文部省が全然、これ知っておかなければならぬ範囲に入らないということであるならば、私は承服できないのです。だからやはりはっき……

第72回国会 文教委員会 第7号(1974/04/04、9期、日本社会党)

○小林武君 総理府のほうにちょっとお尋ねいたしますが、先ほどの世論調査はどういう方法でやられたのか。――二つあったでしょう、三十九年と四十四年。
【次の発言】 その二万人のあれは年齢的には公平にやったわけですか。それから、その出し方はどういうやり方ですか。何か手紙か何か出すのでしょうか。
【次の発言】 それについてどの程度のこの何といいますか、日本国民の先ほど来の質疑の中にもあるように重要な決定的なこの調査の信憑性というものを中心にして質疑がかわされておりますから、その点について、あなたのほうの総理府の考え方だけ聞いておけばいい。あとまた私は、いつか聞きたいと思います。――どれほどの信頼性を置……

第72回国会 文教委員会 第10号(1974/04/25、9期、日本社会党)

○小林武君 警察庁にお尋ねいたしますけれども、警察庁長官だと思いましたが、何かちょっと異様な私は談話発表だと、こう新聞で見たような気がするんですけれども、今度のこの日教組強制捜査については、これは政府と何ら関係がないというような意味のあれは出ませんでしたか、そういう談話が出たような気がするんです。私はちょっとそれをさがしたんですけれども、新聞に出たのです。
【次の発言】 これはどういう意味ですか、政府と関係ないというようなことは。
【次の発言】 これは何の捜査でもということはないでしょうけれども、かなり大がかり、しかも国家公務員、地方公務員を含めた問題でありますが、こういうことで政府との連絡を……

第72回国会 文教委員会 第11号(1974/05/07、9期、日本社会党)

○小林武君 これは特に厚生省にお尋ねいたしますが、これは新聞の切り抜きなんですが、四十九年の一月の二十八日に、厚生省の方ですからお読みになったと思いますが、「身障者道連れの自殺」というのが表題で、飯塚進さんという桃山学院大の助教授の論文の抜粋みたいなものを新聞に出しているわけです。この身障者の道連れ自殺というもの、これが飯塚さんの場合は昭和二十一年から四十七年までの間に約三千百九十九件あったうちに身障者の道連れ自殺というのは百八十五件だったと、こう書いてあります。このことについて、厚生省としては御存じだと思うわけですけれども、これに対して省内で、特に担当のあなたたちの間で、そういうことの原因あ……

第72回国会 文教委員会 第12号(1974/05/09、9期、日本社会党)

○小林武君 宮之原さんに前回質問をいたしました。また、提案のいろいろな御意見を承りまして、文部省の考え方とはやっぱり開きがあるという感じを非常に強く持ちました。何といいますか、その一番大きなものは、人間として生まれてきた場合、日本の場合においては、憲法第二十六条、もちろんこれにかかわって、教育基本法第三条が定めているように、すべての人間が、心身に障害を有しているとか有してないとかという問題は別として、そうして教育を施すというたてまえに対して、文部省のほうは、教育を施しても、まあ端的なことばで言えば、むだだというようなそういうものが頭の中にあって、どんな心身障害児にも教育を施さなければならないと……

第72回国会 文教委員会 第13号(1974/05/14、9期、日本社会党)

○小林武君 ちょっと関連。  いままでの議論のところは、ぼくは重複はしない。あなた、この教育委員会法が出されたとき何をしておったか知りませんけれども、法律家だからおそらくそのことについてはいろいろ検討もしておったし、興味も持っておったと思うのです。これは、当時のことを考えますというと、地方教育委員会に所属する人たちが、どういうことを一体心配しておったか、これは教師の方も心配した、それから事実教育委員会に籍を置いている人たち、いわゆる教育委員だね、地方教育委員がどういうことを心配していたか、その心配の結果が先ほど来のような質疑に出てきているわけですよ。そのことをあなたがよく知らないというと、これ……

第72回国会 文教委員会 第14号(1974/05/16、9期、日本社会党)

○小林武君 委員長。
【次の発言】 議事進行です。議事進行でやります。  文部大臣、あなたの答弁、初中局長もそうだけど、やっぱり質問者のあれをようく聞いてないんですよ、さっきから。ぼくは施行規則の中にある校長の、どんなのが校長になるかというような話、それを前の校長と比較して戦前の、そういう上からの変化のいろいろな問題をさえ、それでもあなたたちはそれに答えてないんですよ。ほんとうの意味において、どうしてこういうふうに変わっていったかということを説明して、これがまたいまの教育を進める上にたいへん重要なあれだというようなことを説明していけば――いまの質問に対して、あなたのほうでもっとぴしぴしとこなき……

第72回国会 文教委員会 第17号(1974/05/30、9期、日本社会党)

○小林武君 学校図書館法の第一条に、「学校図書館が、学校教育において欠くことのできない基礎的な設備であることにかんがみ」ということがあります。「欠くことのできない基礎的な設備である」と、この第一条に書かれておりますように、このことは、単に本を読ませる便宜を与えるというようなもの以上に、教育全体の仕組みの中で人類が築き上げた科学、芸術、思想のすぐれた成果を、図書館のこの役割りを通して子供たちに教育活動の一助とすることがこの法律の趣旨でございます。したがって、私ども現在学校図書館に行ってみますというと、その点ではまあすぐれた設備を持っているところは大体その方向に進みつつあるところもだんだん出てまい……



各種会議発言一覧(参議院)

6期(1962/07/01〜)

第48回国会 文教、石炭対策特別委員会連合審査会 第1号(1965/04/27、6期、日本社会党)

○小林武君 関連。文部省にちょっとお尋ねしますがね。いま福岡県のことをお話しになったが、北海道にも同じようなことがあるのだが、産炭地としてあなたのほうで一体調査をしたりしているところの県名とか、あるいは地域名とかいうものがあったらそれを示してもらいたいし、また、そういうところではどういう問題が、一体福岡と同じなのか、全く心配ないのかどうか、その点も一つ概括的でいいですから。
【次の発言】 委員長ちょっと関連さしてもらいたいのですが。いまの小柳委員の質問に対して文部省の答弁を聞いているというと、何だかはっきりしないですね。カウンセラーとこの一般教職員とどこが違うのか。あなたの話を聞いていると、進……

第48回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1965/03/29、6期、日本社会党)

○小林武君 大臣の先ほどのお話の中にもございましたように、私立大学の問題は将来――将来でありません、次の国会を大体初めとして、相当重要な問題になると思います。これについてお尋ねをする前に、関連がありますからお尋ねをしておきたいのですが、十七日のNHKの総理と語るという、そういう放送の中で、佐藤総理から、二十年後には、ほとんどの子供が大学に行けるようになるだろう、こういうお話があったわけでございますが、大体佐藤内閣としては、大学教育に対してどういう構想を持っていてこういう発言をなさったか、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 なかなか全部の子供を、ほとんどの子供が大学に行けるようになる、こ……


7期(1965/07/04〜)

第51回国会 予算委員会公聴会 第2号(1966/03/18、7期、日本社会党)

○小林武君 ちょっと関連しますから、一緒に私も一点。  氏原市長さんのたいへん実際に即したお話が、ただいまもございまして、たいへん参考になりました。これをお聞きしていて、地方財政に対する国の施策というものが抜本的に改められない限り、根本的な解決はないように思うんです。ところが、これが解決できないから、人件費のところに何か集中的に節約を求めよう、それがたかが百五十億の問題、これで地方自治体がうまくいくと考えたら、これはたいへんな話だと私は思う。そこで私はお尋ねしたいのですが、百五十億を定年制の実施によってとにかく節約しようという、こういうみみっちい考え――みみっちいというのは、氏原市長に文句を言……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○小林武君 前に、一般の場合に性病の問題がだいぶ出ました。私は、いろいろそのときに文教問題ともからんでの話でありましたので、たいへんまあ興味深いと言えばおかしいですけれども、文教と厚生との関係というものはなかなか深いものであって、ある意味では、文教の非常に落ち込んでいるところ、文教で一番見落としやすいところを厚生省が担当しておるという意味で、たいへんこれは重大な問題がたくさんあるということを感じました。そこで、私はこの際に性病の問題一つ取り扱っても、文部省の純潔教育というのはどういうことを言うのか、実は若干疑問を持っているのです。性病というのはおそろしいものだ、おそろしいものだというようなこと……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1966/03/30、7期、日本社会党)

○小林武君 関連。婦人のこの労働者に対する差別的な待遇というのは、先ほど御答弁の中にも教員にかなり多いというお話がございました。これは、すべての職業に共通して起こることだと思うのであります。そこで、個々の問題については、それぞれ御質問中でございますから、申し上げませんけれども、この予算書の概要を見まして、ちょっと私の印象としてですけれども、「婦人年少労働者対策の推進に必要な経費」と、ここに書かれている要求の概要の中に、婦人労働者というようなものが、何か私は、男の労働力が不足であるから、それの補助としてという印象を私ここで受けるわけです。「労働力不足の現状に鑑み、婦人の職業についての啓発」、「婦……

第55回国会 文教委員会オリンピック等対策小委員会 第1号(1967/07/20、7期、日本社会党)

○小林武君 大体そうすると、資金面につきましては大体のめどがついたと見てよろしゅうございますか、これで。
【次の発言】 これはあれですか、メキシコの場合とか何とか、それらのものをも含めれば、体協ではあれですかね、資金面について、かなり札幌だけのことは一応こういうめどでもって二十億集めるというようなことで、これは法律もできましたから、私は型どおりいけばとれるような気がする、とれるというのはあれですけれども、集まるような気もする。その間東京オリンピックでもいろいろなあれがありますし、それからまたメキシコの場合でもある。その総体的な金額というようなことになると、あれですか、特にたとえば競馬のほうにさ……

第55回国会 予算委員会公聴会 第1号(1967/05/16、7期、日本社会党)

○小林武君 関連。松尾さんにお尋ねいたしますが、第一点の質問ですね、自主調整ができなかったということについて、設備投資に対して鉄鋼の場合にどんな考え方があるのかということです。一体、いまのところ、設備投資について調整をしなければならないというふうに考えていないのではないかと私は判断するのです。それは、先ほどもお話の中にございましたが、いまの国際競争力の問題からいって、これはやはり食うか食われるかということになるんだと思うのです。そういう段階で、鉄鋼の各社がいまの段階で自主調整をやるべきでないという立場に立っているなら、これは話は別になります。しかし、これはやらなければならぬというふうになるなら……

第55回国会 予算委員会公聴会 第2号(1967/05/17、7期、日本社会党)

○小林武君 鎌倉先生にお聞きいたしたいと思いますのは、この防衛産業というものに対して、われわれの見解は、いまはとにかく、日本の財政の中における比率というのはきわめて小さい、しかし、これは一応出だしていけば非常に膨張していく性格のもので、まあ先生が引例なさった戦前のわが国における軍事費というようなものをとってみても、それから、あるいは、いまのアメリカの防衛費というものをとってみても、これはよく理解できる。これについては、政府の見解を総理はじめ皆さんおっしゃるのですが、これはもう決して日本は自衛の意味の軍事費であるから、軍需産業であるから、そういうふうにならないと、こう言うのですね。ところが、私は……

第55回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1967/05/22、7期、日本社会党)

○小林武君 私の質問はなるべく時間を短縮する意味で、簡単にやります。  大体、私の立場は、ひとつは雇用基本計画というようなもの、それから先ほど労働大臣が御説明になった一般会計のこの問題、それの中の問題を大体中心にしてやりたいと思います。  それで一番先にお願いをいたしたいのは、労働力の自由化という問題にからんでくると思いますが、万国博ですか、の中に三万人とかの外国人労働力を入れようという御意見があるわけです。私は、大体雇用基本計画というものを見た場合に、あるいは政府の出した四十年への挑戦に関する問題、それらを見ると、大体雇用の関係はかなりむずかしくなると思うのですよ。何かの雑誌で、大臣も、労働……

第55回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1967/05/24、7期、日本社会党)

○小林武君 国産衛星を何年までに大体打ち上げることが可能であるか、このことをお尋ねしたい。何か新聞を見ると、四十二年度までに上げるというようなこともあるが、四十五年度までに上げてみせるというような、それぞれの意気込みもあったようでありますが、こういう質問をいたしましたのは、実は新聞を見て、興味本位的に考えたんではないのです。これはわが党の議員のうちのある人に、フランスの有力な新聞記者が一時間以上にわたりいろいろ質問をしたそうですが、そのときの第一問で、日本の国産衛星がいつ上がるかということを非常な熱心さで聞かれた。私もそういうことについては外国がなかなか関心を持っているということは聞いているわ……


8期(1968/07/07〜)

第65回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1971/03/25、8期、日本社会党)

○小林武君 初めに管理局長にお尋ねをいたしますが、千葉の工業大学の補助金の件について、四十四年度決算書、四十五年度予算書の報告等について、四十六年二月二日付で、外部提供可能の当該書類はない、送付はできないという意味の回答があったわけですが、ここでは読みようによってはいろいろ考えられるわけですけれども、外部に提供可能のというのは、あるけれども外部に出せないという意味であるのか、あるいはそういう書類は全然ないので送付できないのか、その点はどういうことなんですか。
【次の発言】 そこで、どうなんでしょうね、これは文部省に全然そういうものがないということは、見ていないということにもなりますね。そういう……


9期(1971/06/27〜)

第71回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1973/04/07、9期、日本社会党)

○小林武君 初めに、大臣の御答弁はいただかないことにいたしまして、お尋ねいたしたいのは、科学技術会議の予算、これはあまり詳細な予算でなくてけっこうですけれども、職員の予算あるいは事業の予算というのを大まかに述べてもらいたいということと、もう一つは、日本学術振興会の予算というのはどういうことになっているか、これは文部省関係ですか。それから、日本学術会議の予算、これらについてそれぞれの関係の方の御説明を願いたい。
【次の発言】 予算総額だけでなく、その予算の内訳の、たとえばどうことに使うかということ。それからもう一つは、事務局の給与その他の経費は幾らになっているか。


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データ更新日:2022/12/09

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