国会議員白書トップ参議院議員瀬谷英行>委員会発言一覧(全期間)

瀬谷英行 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

瀬谷英行[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP10(参)
7位
委員会発言歴代TOP50(参)
35位
委員会出席(幹部)歴代TOP50
45位
委員会出席(無役)歴代TOP10
8位
委員会発言(議会)歴代TOP500
152位
委員会発言(非役職)歴代TOP50
32位
各種会議出席歴代TOP50
44位
各種会議発言歴代TOP50
12位
各種会議出席(無役)歴代TOP50
43位
各種会議発言(議会)歴代TOP100
95位
各種会議発言(非役職)歴代TOP50
12位

6期委員会出席TOP25
14位
6期委員会発言TOP50
39位
6期委員会出席(無役)TOP25
15位
6期委員会発言(非役職)TOP50
40位
6期各種会議出席TOP5
1位
6期各種会議発言TOP5
4位
6期各種会議出席(幹部)TOP5
4位
6期各種会議出席(無役)TOP5
4位
6期各種会議発言(非役職)TOP5
4位
7期委員会出席TOP50
31位
7期委員会発言TOP50
33位
7期委員会出席(無役)TOP25
25位
7期委員会発言(非役職)TOP50
32位
7期各種会議出席TOP5
4位
7期各種会議発言TOP20
13位
7期各種会議出席(無役)TOP10
9位
7期各種会議発言(議会)TOP5
5位
7期各種会議発言(非役職)TOP20
14位
8期委員会発言TOP50
27位
8期委員会発言(非役職)TOP25
25位
9期委員会出席TOP25
25位
9期委員会発言TOP50
42位
9期委員会発言(非役職)TOP50
40位
9期各種会議出席(無役)TOP20
12位
10期委員会出席(幹部)TOP25
14位
10期委員会発言(議会)TOP25
17位
10期各種会議出席TOP5
1位
10期各種会議発言TOP5
2位
10期各種会議出席(幹部)TOP10
7位
10期各種会議出席(無役)TOP5
4位
10期各種会議発言(非役職)TOP5
2位
11期各種会議出席TOP20
14位
11期各種会議発言TOP20
19位
11期各種会議出席(幹部)TOP5
4位
13期委員会発言TOP50
47位
13期委員会発言(議会)TOP10
6位

このページでは瀬谷英行参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。瀬谷英行参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

6期(1962/07/01〜)

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 閉会後第1号(1962/10/31、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この前、私どもが見学をさせてもらったときに、研究所で組合との間に紛争が起きて赤旗など立っておったのでありますけれども、そのとき労使双方からそれぞれの意見を聞きまして、これはなるべく双方が十分な話し合いの上で解決してほしいという要望を一応われわれのほうから出されたわけでございますが、その後、その労使間の紛争が解決したのかどうか、どういう形で解決をされたか等について、できれば御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 九月二十六日に妥結をしたということでございますね。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 あまり十年、十五年先というふうな気の長い話になると、興味と関心が科学……

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 閉会後第2号(1962/12/07、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 前回の委員会でも矢山委員から質問が出ておりますが、水戸のアメリカ軍の射爆場の問題について質問をしたいと思います。  御承知のとおり東海村の原子力研究所では、国産の原子炉が活動を開始するようになりましたし、また、近いうちに原子力発電所も完成の運びになる、こういう段階にきておるわけでありますけれども、その周辺にある水戸の米軍射爆場の問題については、その後一向に進展をしていないようでありますので、一体この問題がどうなっておるかということを、せっかく大臣が見えておりますので、御質問を申し上げたいと思います。
【次の発言】 先ほど防災科学技術振興に関する問題で質問がございましたが、そのとき……

第41回国会 建設委員会 閉会後第2号(1962/10/31、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 北九州地方の視察の報告を申し上げます。  なお、ここに視察した地域の詳細な写真を持って参りましたので、これを具体的に説明は申し上げますが、その間回覧をしていただきたいと、こう思います。  去る九月二十五日から三十日までの六日間にわたり、私と村上理事は福岡、佐賀、長崎の三県下の建設事業の調査、特に若戸大橋の完成と佐賀、長崎両県の去る七月初旬の梅雨前線に伴う集中豪雨による災害の災害復旧事業の調査を行なったのであります。以下、その概要について申し上げます。  まず最初に、簡単に経路を申し上げます。  九月二十五日東京を出発し、二十六日は日本道路公団施行にかかる若戸大橋の開通を祝し、かつ……

第41回国会 建設委員会 閉会後第4号(1962/11/22、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 けさ方から、いろいろ時間のことが問題になっておりますし、理事会できまりました時間の制約もありますから、あとで延ばしていただけばまた別でありますけれども、一時までということを考慮に入れまして、大臣に当面の問題について質問をしたいと思います。  それは、この三十八年度要求の予算内訳をみると、一番大きな比率を占めているのが道路整備の関係であります、二千七百九十三億、それからあとは治水関係、災害復旧、住宅関係というようになっておりますけれども、私は予算の節約をはかるという意味で言っているのではなくて、予算を有効に生かすというためには、どうしたらいいかという問題が一つあると思うわけです。そ……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第6号(1962/11/13、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、前回並びに前々回から問題になっておりますところの国鉄の不当労働行為問題について質問をしたいと思います。  十月十一日に行なわれた社会労働委員会会議録によれば、小柳委員の不当労働行為の問題についての質問に対して、国有鉄道吾孫子副総裁から答弁がございました。その要旨は、不当労働行為的な差別待遇というようなことがあってはならない、こういう指摘については、仰せのとおりでございますので、できる限りの注意もし、また、指導もしておるつもりでございまするが、具体的には私自身、管理局長も更迭をいたしましたので、新しい管理局長に対して直接に注意もしておりまするし、現場のほうでもそういうことのな……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1962/12/24、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、ただいまの古池委員の動議に賛成いたします。

第43回国会 建設委員会 第7号(1963/03/05、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連して。今、委員長が質問された内容について経済企画庁からのお答えですが、弾力的な態度というのは結局、物価の値上がりのパーセンテージについては、ある程度これは狂いがあるかもしれないというふうにあらかじめ思っていたのか。それから、特に公共投資と民間の設備投資とのバランスの乱れですね、これはもうあらかじめ経済企画庁として計算をされていたものかどうか、あるいは計算以外の現象になったものかどうか。回復の方向に向かいつつあるというふうに今言われておりますけれども、木村委員長の質問の内容は、かなりこれはバランスがくずれておるということを強調されておるわけです、数字をあげてね。そうすると、回復……

第43回国会 建設委員会 第8号(1963/03/07、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 二点についてちょっと御質問したいのですけれども、この法律案の理由とするところは、市街地等の美観風致を維持するためとなっておりますけれども、内容は、制限とか禁止とかいうことに限定されているようです。そこで、こういう禁止や制限だけを法律化していろいろやるということもいいかもしれませんけれども、それだけではたして市街地等の美観風致を広告等の面で維持できるかどうか、私疑問の点があると思うのです。それは俗な例を申し上げると、立ち小便しちゃいかぬといっても、公衆便所がないというと、なかなかそれは禁止できないということがあるし、紙くず散らしちゃいかぬといっても、紙くずかごがないと、なかなか思う……

第43回国会 建設委員会 第9号(1963/03/12、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 先ほどちょっと説明がありましたけれども、人口五千以上云々という、この人口五千と区切った問題ですね、これはお話によると、全国で三千五百のうちに人口五千以下というのは三百幾らしかないということ。これは逆に言うと、三百幾らしかないならば、ことさらに五千というところで切らなくたって支障はないのじゃないか、こんなような気もするのです。これは、たとえばわざわざここで五千以上ということで区切らないで、こういう制限を抜きにしてみたところで、実施の段階においてことさらに不便であるとか、厄介であるというようなこともないのじゃないか、このような気がするのですが、その点いかがでしょうか。

第43回国会 建設委員会 第11号(1963/03/19、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 そうしますと、先ほどのお話にもございましたが、ひとえに六月の雨季に期待をかけておるということになるのであって、現在のところはまことに心細い、端的に言って。六月になれば雨が降るだろうということになってくると思うのですけれども、雨がもし思うように降らなかったらお手あげだということであって、もうひたすら六月の降雨季に期待をかけているのだということに、一言にして言えば尽きるわけですが。

第43回国会 建設委員会 第12号(1963/03/22、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この問題は、都市計画の基本というものがちゃんとしていないというと、なかなかこれはうまくいかないじゃないかという気がするのですけれども、今の特にこれは東京都の顕著な例は、掘り返されている地域がガスであったり、電信電話であったり、下水であったり、地下鉄であったり、何かその連絡がなくていろいろと掘り返されているという現象が多いような気がするのですけれども、一貫した都市計画というものが中心になって、その都市計画をもとにしてすべての道路なり、あるいは交通なり、水道なり、電信電話なりといったようなものが、これが連繋をとって計画をされていくようにしないと、とかく都市のいろいろな混乱がどうしても……

第43回国会 建設委員会 第14号(1963/03/28、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 さっき委員長のほうから質問があったことなのですけれども、たとえば宅地を容易に入手しがたいという状況になっているから、だから、こういうこまかいことだけではなかなかうまくいかないのじゃないかと、こういう意味の質問があったと思うのですよ。その際の局長の答弁では、たとえば鑑定制度といいましたね、権威ある鑑定を行なうといったようなことをこまごまとお話ありましたけれども、問題は、宅地にしても、土地の価格がうなぎ上りにどんどん上がってしまうということは、根本は結局は需給のアンバランスというところから生じてくるわけなんでしょう。これはいつか政務次官もそういう意味の答弁をしましたね。需給のアンバラ……

第43回国会 建設委員会 第17号(1963/05/23、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。小森参考人にちょっとお尋ねしたい。結局、この程度では問題の根本的解決にはならないということを冒頭におっしゃいましたが、今のお話をお伺いしておりますと、結局、都市計画の行き詰まりから、苦しまぎれに空間の利用に目をつけて、建築基準法を改めるということによってビルの高層化をはかるといったような方向が見られるんだけれども、容積だけを大きくしていく、広げていくということを考えてみても、それに付随する問題がどうしても出てくる。その付随する問題を考えてみるならば、結論として、都市計画とこの建築物の問題は切り離しては考えられない。どうしてもこれは都市計画と関連してやっていかないことには、問……

第43回国会 建設委員会 第20号(1963/06/06、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 不動産の鑑定証価に関する法律案の提案理由の説明として、「宅地価格の高騰は、根本的には宅地の需要と供給との不均衡によるものと考えられますが、――さらには、合理的な地価の形成をはかるための制度が欠除しているため、地価がいわゆる呼び値等によって安易に、しかも不合理に決定される」、だから、このような現状をかんがみて、この新しい制度を講ずる必要がある、こういうことがこの法案の提案の一番大きな根本的な理由になっているようですけれども、すると、宅地がやたらと値上がりするということは、この動機になっているのはそうだが、その値上がりの原因については、二つあげて、根本的には需要の不均衡だが、さらに合……

第43回国会 建設委員会 第21号(1963/06/11、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私の質問したいことも、田中委員のほうから言われたことの中に入っておりますので、要約しますと、答申の中に、不動産の鑑定評価の対象の中で、「工場財団、鉄道財団等の財団及びこれらの組成物件」というものが第二条では除外をされているということの理由。それから地価の公示制度が除外されている理由を、これらの理由がどういうものであるかということを、建設省としての御回答をいただきたい。これが国有財産であるという、国有財産は除外をしなければならないという理由があるのかどうか。あるいは公示制度を除外したのは、固定資産税評価に支障があるのかどうかといったようなこともあわせてお聞きをしたいということであり……

第43回国会 建設委員会 第23号(1963/06/20、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 今の問題に関連して。今、田中さんから言われたことは、答申の中には、「鑑定評価の対象とする不動産は、土地及び建物その他土地に定着する物件、工場財団、鉄道財団等の財団及びこれらの組成物件」というふうになっているのですけれども、本法案の中には、工場財団、鉄道財団等の財団は入っていないようになっているわけですよ。今この除外したという理由は、今、田中さんから言われたように、大蔵省関係でどうも工合が悪いということで除外をされているものなのかどうか、それは建設省からもお答えを願ったほうがいいんじゃないかと思いますが、建設省のほうはあとで、いいですが、大蔵省関係で支障があるのかどうかという点につ……

第43回国会 建設委員会 第24号(1963/06/25、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この近畿圏整備法案提案理由の説明と今までの質疑、いろいろとお伺いをして参りますと、首都圏のほうとやはり関連が非常に出てくると思うのです。で、近畿圏整備の提案理由としては、これを要約をすると、阪神地区が過大都市的な様相を呈してきた、そのために東京に匹敵するような多くの問題を生じてきた、それから無秩序な拡大の様相が看取をされる、したがって、この無秩序な膨張を防止をしながら、他方、開発を要する区域として首都圏と並ぶ地位を保全をするためにこの法案を提案をしたのだ、こういう結論になっているわけですね。ここで引き合いに出されるのが首都圏だということになると思うのです。この首都圏整備法というの……

第43回国会 建設委員会 第25号(1963/06/27、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 提案の理由ですでに述べられておりますけれども、阪神地区は、京浜地区と並ぶ日本の商工業の中心地区であって、当地が、特に最近過大都市的な様相を呈してきており、無秩序な拡大の様相をわれわれは看過することができないということは、何人といえども異論のないところであろうと思います。われわれといたしましても、近畿圏内の雇用の安定を主眼にいたしまして、経済格差の是正、大都市の集中排除が必要であるということを痛感をいたしております。そこで、生活基盤の改善と産業基盤の整備を二本の柱として、社会、経済、文化の均衡、かつ、一体的な近畿圏の実現を期するという意味で、本法案に賛意を表したいと思います。  し……

第43回国会 予算委員会 第4号(1963/02/15、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。
【次の発言】 春闘の第一波というふうに伝えられておりますけれども、関連して質問したいと思います。  総理が、先ほど所得が最近非常にふえておる、一〇%とか、一三%というふうに言われましたけれども、公務員のベース・アップが七%、しかも、五月というのを十月に繰り下げておる。また、これはきのうの新聞でありますけれども、公共企業体の低賃金は事実である、たとえば高校卒の初任給、全逓が一万八百円、国鉄が一万一千円、全電通が一万一千三百円、民間ならば中学校卒業並みである、大都会では、採用してもすぐ民間に横取りされる例もあり、人手不足は埋められない、こういうふうに書いてある。これはきのうの……

第43回国会 予算委員会 第14号(1963/03/18、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ただいまの山本さんの質問に関連してちょっと聞きたいのでありますが、大蔵大臣の今の御答弁の中に、法律上の補償はこれは考えていない。しかし、何らかの報償は必要だと思うのだがと、そこまでが閣議で出ておるのだと、こういうふうに言われました。そうすると、これはまあ簡単に言えば、法律上の補償はやらぬけれども、何か別の形で色をつけなければならぬと思うがと、こういう意味に解釈されると思うのですね。そういう解釈だとすると、そこに何らかの根拠がなければならぬと思うのです。今の大臣のお話だと、これは調査した上で、調査の予算も計上して十分に調査をして、国民の世論を聞いた上でと、こういうふうにおっしゃって……

第43回国会 予算委員会 第16号(1963/03/20、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連して。去年の参議院選挙でも、私の聞いた範囲では、商品を、商品というわけではないけれども、品物をくれて大いに投票の能率を上げる、こういう試みがあったということを聞いているわけです。別に私の地元でそういうことがあったというわけではないんですけれども、ある候補が、自分の出身のところでは物をくれる。その結果だかどうか知らぬけれども、非常にそこでは投票の率がよかったという例がある。今の自治大臣の答弁からすると、今後の選挙でも、金であるとか物であるとか、そういうものを出して投票の率を上げるということは、これはよろしくないと、そのように考えられるのですけれども、今後の問題としては、そういう……

第43回国会 予算委員会 第21号(1963/06/11、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 三月の予算委員会から今度の予算委員会までの間に、特に国鉄関係のできごととしては大体三つあると思います。一つは東海道新幹線の工事費の不足が表面化したということ。その次に諮問委員会の答申が五月七日発行されたということ。それから総裁が新しくかわられたということであろうと思います。  そこで、私はきょうは、国鉄の新総裁には初めてお目にかかるわけでありますが、国鉄の諮問委員会の答申というのは、国鉄経営のあり方について述べているわけであります。また、新総裁は諮問委員会の委員をやっておられたわけでありますから、諮問委員会の答申についてはやはり責任を持っておられると思います。新総裁に敬意を表しま……

第45回国会 予算委員会 第3号(1963/12/17、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、きょうは交通政策、事故防止の根本対策、新幹線の安全性、国鉄経営のあり方といったような一連の問題と、天然ガスの開発利用について質問をしたいと思います。  最初に、通産大臣にお伺いしたいと思います。最近化学工業の原料として、あるいは家庭用燃料として天然、ガスの需要が非常に大きくなってきているのでありますけれども、この天然ガスの開発について政府が積極的かつ重点的に力を入れるべきではないか。未開発資源の利用という意味でその点を最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 現在石油資源の開発会社なり帝石が主としてその開発に当たっておりますが、まだ資金面で十分でないという点があります。……

第46回国会 建設委員会 閉会後第1号(1964/07/31、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 参考人の方にお伺いいたしますが、いままでお聞きしましたところによれば、大体多摩川団地建設計画そのものには賛成いたしがたいという結論のようにお聞きをいたします。問題は、東京都政としてももうもてあましているんじゃないか、こんなように感ずるのでありますけれども、年間たとえば三十万なり四十万なり人口がふえるという状態をそのままにしておけば、緑地帯であろうと何であろうと、河川敷であろうと片っ端からつぶしていかないことには間に合わなくなってくるというのは、私は当然だろうと思うのですよ。汽車だって座席の定員だけ人が乗っていれば、何も通路やら洗面所まで人はすわらないのですけれども、定員以上に人間……

第46回国会 建設委員会 第2号(1964/01/30、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 一番最初、一ページの歳入は、書いてあるのは十五億六千余万円とありますけれども、説明は千五億とありましたが、どっちですか。

第46回国会 建設委員会 閉会後第2号(1964/08/11、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連して。時間も時間ですから、いまこの問題と関連して、私のほうからもその前にお伺いしたいのですが、きょう大臣の所信表明がありました。きょう行なわれました大臣の所信表明と、先ほど来問題になっております多摩川団地の問題とは、食い違う点があるというふうに感じたのです。前回の委員会の参考人のそれぞれの供述は、まあ結論的に申し上げるならば、反対という意見が強かった。きょうの大臣の所信表明を一つ、二つピックアップしてみますと、「地価の不当な値上がりを防止しなければならない」、それから宅地対策等についても「人口、産業の急激な都市集中に起因する地価の高騰と無秩序な市街地の形成が宅地の取得と健全な……

第46回国会 建設委員会 第3号(1964/02/04、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 田上さんの質問に対する計画局長の答弁で、大蔵省の査定で減ったという御答弁があったのですが、大蔵省の査定で幾ら減ったのですか。

第46回国会 建設委員会 閉会後第3号(1964/09/30、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 十月三日に開通式を予定されております九州横断道路について質問したいと思います。  さきに名神道路の開通に際しては、そのバスの運行をどうするかということでいろいろ問題がありましたが、結局、国鉄バスと、それからもう一つ日本急行ですか、二つの事業体が行なうことにきまったようでありますが、今回の九州横断道路の開通に伴って、このバスの免許についてはどのような状花心になっておるのか、この点について運輸省の関係者にまず質問をしたいと思います。
【次の発言】 道路運送事業の免許の問題について、これは昨年のことでありますが、建設省が道路運送事業の免許については運輸省と共管を主張するといったような記……

第46回国会 建設委員会 第4号(1964/02/06、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 公営住宅の建築費、前年度に比べてたとえば木造が六・七%増しというふうに書いてありますし、融資住宅の場合は木造単価前年度に比べて二〇・一%増しと、こういうふうになっておりますけれども、この建設費並びに用地費の前年度に比べてパーセントがふえているという、このふえ方はどこに基準を置かれておるのか――全国平均なものか、あるいは特定の地域の費用の増加をとっているものか、その点をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、その地域格差というものはやはり相当あるんじゃないですか。
【次の発言】 三十九年度予算の場合ですね、たとえば用地費が一五・六%、建築費が何%というふうに、前年度……

第46回国会 建設委員会 第6号(1964/02/18、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この前、予算委員会で大臣にいろいろ御質問申し上げましたが、十分に意を尽くし得ないまま終わりましたので、あらためて大臣の所信表明に基づいていろいろと御質問いたしたいと思っております。  一月三十日に、建設大臣の所信表明がございましたが、大都市への人口と産業の集中から引き起こされるいわゆる大都市問題と地域格差問題に対する広域的な観点からの処理が切実な問題になってきた、ということを言われておりますが、この人口と産業の集中から引き起こされる大都市問題は、今日住宅問題、交通問題、公害、上下水道、し尿処理等の面で多くの問題を起こしているのですが、広域的観点からの処理というのは、具体的には一体……

第46回国会 建設委員会 第7号(1964/02/20、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この調査の資料には載っておりませんが、ちょうどこの前予算委員会の派遣がありました際に、やはり問題になっておったことなんですけれども、琵琶湖の水位が非常に下がった。そこで滋賀県側では、建設省に対していろいろ御要望をしておったという話を聞いたわけなんです。ところが、現地では、滋賀県側と京都、大阪等の見解が必ずしも一致しないといったような話を聞いたのでありますけれども、この琵琶湖の水位の問題等について、その後どのように解決をされておるか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 たまたま雨が降ったので、一息つけたというところだと思うのですけれども、東京都の水の場合は、昨年の現在に比べる……

第46回国会 建設委員会 第14号(1964/03/19、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 田中さんの質問に関連して、私からも若干質問したいと思います。  いま建設大臣から、一年以内の東京都のあるべき姿について、抜本的な施策を必要とする、それについて検討しておられるというお答えがございました。私はやはりこの問題は急を要すると思います。昨日、私ども社会党の国会議員団は、大宮なり、横浜なり、阿佐ケ谷なり、京浜東北線、中央線、総武線等にそれぞれ試乗をしたわけでありますが、その運転台に立って東京駅まで来る間、各ホームからこぼれ落ちそうになる乗客の姿を見て、また、電車が先の電車とつかえちゃって、車内警報器というものが鳴りっぱなしになっておる、こういう状態を体験しまして、ほんとうに……

第46回国会 建設委員会 第24号(1964/04/28、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ちょっとお伺いしたいと思いますが、佐藤参考人、加藤参考人お二人の話を聞いているうちに、ちょっとごっちゃになったので、どちらのお話だったかわからなくなった点もあるかもわかりませんが、お答え願いたいと思います。四月三日付全国知事会議から私らに河川法案についての要望というのがありました。この知事会議の要望というのは、昨年来強く反対の要望を重ねてきたが、第四十四国会における審議の次第にも徴して相当の修正が行なわれ、われわれの要望もある程度取り入れられているが――ということで。しかし、その内容において、建設大臣の河川管理権及び国庫負担率をはじめ、なお相当問題点が残されている。よって国会にお……

第46回国会 建設委員会 第30号(1964/05/28、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 桑原さんに一点お尋ねしますが、赤石山脈を貫通する案の場合に、技術的に相当困難があるというふうに言われましたが、その原因として換気ということを言われましたが、この間テレビでモンブランのトンネルがちょっと写真で出てきたのを見たのですが、もし赤石を通らせるとすると、やはりあの程度の規模のトンネルをつくらなければならぬということになるわけですか。
【次の発言】 それでは、かりにこの地区を、当初の予定線を東海道新幹線のような鉄道を通すというような想定をした場合には、トンネルの装置に換気のようなものが要らなくなる、そういう場合には、維持費と経費の点ではだいぶ違ってくるということになる。

第46回国会 建設委員会 第31号(1964/06/02、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 大臣がお見えになりませんので、政務次官に若干お伺いをいたします。  今回の河川法については、全国知事会から、しげしげと申し入れが来ておりますが、その中で問題にいたしておりますのは、管理権の問題、あるいは慣行水利権の問題等であります。さらに、その審議の方式についても、必ず現地視察を行なってほしいということが一つと、少なくとも農林水産並びに地方行政の各委員会との連合審査を行なってほしい、こういう要望事項があるわけであります。いま委員長、理事打ち合わせ会等で、連合審査については決定いたしましたが、知事会の意向ということを参酌をいたしますと、現地視察等も相当慎重に行なわなければならぬとい……

第46回国会 建設委員会 第33号(1964/06/09、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私も、当初の計画を見ると、確かに中央道は縦貫道らしい路線に地図の上から見てもなっているわけです。それが北回りの変更された路線を見ると、縦貫道じゃなくて、これはまるっきりの迂回道になるわけです。筋からいえば、当初の計画どおり赤石山脈にトンネルを掘るという縦貫道が国家百年の大計の上から見るならば、妥当ではないか、こういう気がいたします。しかし、昨日、一昨日視察をした結果、問題は、身延周辺から天竜峡周辺に至る南アルプスの赤石山脈周辺をどのように貫通するかというところにあろうかという気がいたしました。地図の上で見れば、線を一本引っぱればいいわけですけれども、同じトンネルを掘るにしても、丹……

第46回国会 建設委員会 第36号(1964/06/22、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、日本社会党の修正案に賛成をし、その修正案が多数の同意を得られない場合は、原案並びに自由民主党の修正案に反対をする立場で若干討論をいたしたいと思います。  実は私は、院議によりまして、十八日から昨日まで、今回の地震による災害地の調査のため、山形県一帯を回ってまいりました。昨晩帰ったのでありますが、私が感じましたことは、たまたま今度の災害では、河川の問題は大きくクローズ・アップされておりませんが、もしもこの災害が、河川のはんらんであるとか、要するに地方の財政能力ではどうにもならないという規模になった場合にどうするかということであります。このことを考えてみますと、河川法の修正にい……

第46回国会 災害対策特別委員会 第10号(1964/06/24、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ただいまの矢山議員の質問に関連して、私からもお聞きしたいのですが、いま新潟地震でひっくり返った県営アパートの話が出ましたが、橋にいたしましても、落っこったのと落っこっていないのとある。落っこったところだけよけいゆさぶられて、落っこっていないところはゆさぶられなかったということはなかろうと思います。そうすると、橋にいたしましても、アパートにしても、ああいうふうにころりひっくり返ったアパートもあるし、ひっくり返っていないのもあるわけです。そうすると、一体ひっくり返ったほう、あるいは落ちたほうの橋等はいかなる業者がこれを担当し、どういいうふうな人が設計をしたか、設計者とかあるいは業者等……

第46回国会 予算委員会 閉会後第1号(1964/10/29、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。官房長官に答えてもらいたいのですが、先ほど臨時国会の問題については、藤田委員のほうから何日ころまでにという質問があった際に、準備ができ次第すみやかにということで日取りの見当がつきませんでした。すみやかに準備ができ次第なんということは、だれが考えたってそういうふうに答えざるを得ないだろうとは思いますが、私どもの聞きたいのは、日取りの点について何月何日の何時ということまで聞いておるのじゃないのですから、十一月の十日なら十日、十五日ごろなら十五日ごろといったような目安くらいははっきりつけてもらわないと困ると思う。池田さんの病状の問題でも、お医者さんのほうは何月何日ころまでは入院し……

第46回国会 予算委員会 第2号(1964/01/25、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 第二班は、加藤武徳、瀬谷英行及び須藤五郎の三名によって編成し、兵庫県、和歌山児、大阪府の順に、一月九日より十三日までの五日間にわたって視察をしてまいりました。  兵庫県、和歌山県においては、県庁において地方財政の状況、道路並びに産業の現状と問題点について説明を聞くとともに、あわせて兵庫県では、神戸港の整備と川崎重工業神戸造船所を和歌山県では海南埋め立て工事と住友金属和歌山工場を見てまいりました。  十一日以降は、第一班と合流し、日本銀行大阪支店、近畿財務局、大阪通産局及び大阪商工会議所で、大阪を中心とする関西経済の現状について実情を聴取するとともに、千里丘陵の住宅建設、堺港埋め立……

第46回国会 予算委員会 閉会後第2号(1964/10/30、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 昨日緊急質問で藤田議員から質問がありましたが、臨時国会の召集について、いつごろを目安にするのか、その内容はどうか、という質問に対しまして、官房長官から、準備でき次第すみやかにという御答弁がありました。きのうのところは即答ができないものと解釈をいたしまして、後々の質問では、問題によっては総理に伺いを立ててからまた御答弁を申し上げるということでもありましたので、きょうは十月の三十日ですから、十一月の下旬よりも早く臨時国会を召集しなければならぬと思うということであるならば、一体十一月の中旬に行なうのか、あるいは十日ころを目安にするのか、新聞に伝えられるように七日か八日ころに召集するよう……

第46回国会 予算委員会 第4号(1964/02/13、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 当面緊急を要する問題について、政府の見解をただしたいと思います。  第三次補正予算のうち、国鉄の財投百億でありますが、四百億の債務負担行為並びに財投百億の補正、これが非常に年度末の押し詰まったところで行なわれるに至った理由は一体何か、その経緯あるいは背景等について、大蔵大臣からお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 今回のこの補正で、一体どれだけの仕事ができるのか。また、三十九年度予算等で、はたして国鉄が考えておるような安全計画等に支障がないのかどうか、どの程度五カ年計画が進捗をしておるのか、それらの点について、国鉄総裁からお伺いをしたいと思います。

第46回国会 予算委員会 第7号(1964/03/05、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。いま、総裁から御答弁ありましたが、先ほどの亀田議員の質問の際――これは防衛庁関係の質問の際に、自衛隊の志願者が、たいへんに減っているという話がありました。ところが今度は、国鉄の職員の場合も、同様に、最近は志願者が非常に減っているということを聞いたわけです。  いま総裁の御答弁によりますと、東京近辺じゃとれないから、東北とか九州へ行ってさがしてくる、こういう話があったわけです。しかし、かりに東北なり九州からさがしてきたとしても、東京周辺に来て就職をした場合に、他の職業との比較というものは、おのずから出てくる。比較をしてみて、これはとても割りに合わないと思えば、またやめて出て行……

第46回国会 予算委員会 第10号(1964/03/09、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。いまの食料コンビナートの問題でありますけれども、ちょっとおしまいのほうがはっきりわかりませんでしたが、要するに、その構想というのは、具体的にどういうものであって、規模がどういうものであって、どこが監督をして、それから流通機構をどういうふうにするかといったようなことですね、それがある程度明確になっておりましたならば、もう少し具体的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いまの答弁は、核兵器が一体大型、小型でもって攻撃用と防御用に分けられているものか、あるいは用途でもって攻撃用と防御用に分けられるのか、あるいはその中間の説明によると、兵器というものはこれは総合的に判断をする……

第46回国会 予算委員会 第12号(1964/03/11、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は昨日まで行なわれました予算委員会総括質疑の中から、さらに掘り下げた幾つかの問題点について政府の見解をただしたいと思います。  最初に日韓漁業交渉の問題についてお伺いをしたいと思います。  社会党の立場からするならば、日韓農相会談が日韓会談を妥結する前提として進められていること自体に論議のあるところでございますが、すでに今日これを論じているときではないと思いますので、この問題が国民から非常に関心を持たれているということにかんがみまして、単に政府与党内部、自民党の総裁公選の思惑とか取引のために妥結を急いだり、節操のない譲歩をされるということがあっては悔いを千載に残すということにな……

第46回国会 予算委員会 第14号(1964/03/17、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連をお願いします。須藤さんの質問に対して外務大臣から、南北朝鮮の統一を阻害する意思はない、あるいはこれを希望しているという旨の御答弁が何回か行なわれたわけでありますけれども、もしそうだとすれば、かりに日韓会談が何らかの形で今回妥結をしたという以後において、北朝鮮側に対する日本の国交の正常化の問題だとか、あるいは自由往来といった問題については、どのように、どう処理していかれる方針であるか、それを第一点としてお伺いしておきたい。  それから、第二点としては、先ほどの赤城農林大臣の御答弁でありますけれども、李承晩ラインについて、いま専管水域で対立をしているということでございますけれど……

第46回国会 予算委員会 第16号(1964/03/19、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連して。この間の予算委員会のときに私お伺いしたのですが、手続上遺憾であるということを強調されておりますが、問題は手続上遺憾であるということだけで処理をされるつもりなのか。思想上の問題については何ら遺憾の点がないというふうにお考えになっておるのかどうか、その点について私はお伺いしたいと思います。あの書面の内容というのは非常に狭い視野で、いわば偏狭な見方をしております。労働運動あるいはその他の一般の国民大衆に関係のある問題についても、独善的な物の見方をしております。もし、思想上ああいうものが防衛庁において許容されておるとするならば、ここに私は非常に大きな問題があると思う。だから、防……

第46回国会 予算委員会 第17号(1964/03/23、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連して。この前も白紙ということを言われたのですけれども、白紙というのは、試験の答案だったら、これは零点なんですよ。大臣の答弁でも、白紙でございますと言うのじゃ、国民に対する説明にならないし、やはり質的には答弁としてはこれは零点だと思うんです。何回言われても、これじゃ納得するわけにいかないと思うのです。ただそういう言い方じゃなくて、三十八度線以北についてはどうなるかということは具体的な問題なんですから、李承晩ラインというものをここで撤廃するということについて合意をした場合には、李承晩ラインというのは韓国の李承晩がいた時分に設定されたものである以上は、全朝鮮について主権を主張する韓……

第46回国会 予算委員会 第20号(1964/03/28、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私はきょうは、外務大臣が本会議の都合で若干おくれるそうでありますので、外交問題については後半にし、前半に交通問題について質問をしたいと思います。  政府のいう所得倍増、高度経済成長政策の成果と正確な評価については、いろいろ論議の分かれるところですが、池田総理が物価指数その他いろいろと数字をおあげになりましたが、しかし、どの角度から見ても明らかに立ちおくれをしており、取り残されている問題は、特に大都市周辺の行き詰まった交通政策ではないか、こういうふうに思いますが、総理は一体どのようにお考えになるか、所信を承りたいと思います。

第46回国会 予算委員会 第21号(1964/03/30、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。いまのILOの問題ですが、倉石修正案が国会審議に何らかの形であらわれるということは、まず政府としては期待をしているというか、覚悟しているというふうに第一に考えてよろしいのかどうか。その場合に、これに対する各省の調整というものは、一応、政府の方針としてまとまったものができているのかどうか。そのできているという方向は、倉石修正案に対してどういうような形で調整するというのか。その辺のところは突っ込んだ話がきまっているのかどうか。それらの点についてもっと具体的に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 あの修正案が、そうすると、出たときにまごつかないようにということでありますが、……

第46回国会 予算委員会 第22号(1964/06/05、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。
【次の発言】 いまいろいろ言われますが、あまり事務的な答弁だけを私らのほうでは求めているわけではない。賃金水準の最後のきめどころとしては、人事院であろうとあるいは仲裁裁定であろうと同じであるということになれば、どこに比較の対象を求めて、どのようにして賃金をきめていくかということが一番問題であろうと思います。いままでの説明によれば、今回は百人以上の企業というところに比較の対象を求めたということでありますが、これは言うならば、低いところへ右へならえをするということになると思うのであります。千人以上の企業よりも百人以上のほうが、あるいは五百人以上のほうが低いから、全体の数が多い……

第47回国会 建設委員会 第2号(1964/12/17、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 景観を保持するというたてまえでもって、補強をして維持することが望ましいという御意見をいまお聞きしたのですが、先の川村さんのお話をお伺いすると、相当樹齢に達しておって、もうあまりこの先長くないようなお話しに聞き取れたわけであります。そうすると、人間の寿命でいうと九十ぐらいの年齢に達しているというふうに考えてよろしいものかどうか。その場合には、もうあと数年をたたずして粘れてしまうという可能性があるのか。そういう場合に補強をしてこれを維持するという方法は、どういう方法でもって補強、維持ができるのか、こういう点についてちょっとお伺いをしてみたいと思います。  それから、景観の保持ですけれ……

第47回国会 予算委員会 第4号(1964/12/10、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 佐藤総理が衆参両院におきまして所信表明、あるいは質疑を通じて表明をしてまいりました外交方針の基調を要約をしてみますと、自主平和外交の積極的推進ということが一つ。中国問題については、中国を敵視せず、中国を封じ込めない立場をとるということ。それから、二つの中国という立場をとらず、あくまでも一つの中国という考え方であるということ。以上の立場をとって、慎重かつ真剣に対処していくということに尽きるような気がいたしますが、概要以上のように解釈をしてよろしゅうございますか。
【次の発言】 以上のとおりならば、従前に比較をしてかなり前向きの印象を受けるのでありますけれども、一方、椎名外務大臣の答……

第47回国会 予算委員会 第6号(1964/12/12、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。中期経済計画のいまの問題に関連して質問いたしますが、佐藤内閣の基本方針としては、やはり物価の安定ということを非常に強調しておられるわけなんです。ところが、いまお話をお聞きしますと、大体において中期経済計画を予算編成の土台にされるように聞きとれるわけでありますけれども、この内容を読んでみますと、いま私手元に持っておりませんけれども、たしか一二ページでしたか、いろいろ数字的な比率が出ておりますが、所得倍増計画の際に設備投資というものが度が過ぎて、物価の高騰をかなり招いておるというのが結論として出ておるわけなんです。ところが、中期経済計画を見ますと、昭和三十八年から四十三年にかけ……

第47回国会 予算委員会 第7号(1964/12/14、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 外国に例があるのかどうか。

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1965/04/27、6期、日本社会党)【議会役職】

○理事(瀬谷英行君) 本案に対する質疑は、本日のところ、この程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時三十二分散会

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1965/05/11、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 衆議院の本委員会でいろいろと論議がございましたが、その中で、質疑の過程で、原子力基本法が存在を日本の憲法が今日存在をする限り自衛隊が原子力を推進力とする船舶を有し得ないはずである、というわが党の見解に対して、政府の統一見解というものが示されてはおりますが、愛知並びに小泉両大臣の答弁が必ずしも明白ではない、あるいは将来保持することがあるかもしれないといったような答弁があったが、これらの政府の統一見解というものがあいまいなままではよろしくないので、いま一たび、一体この問題については、政府としてはどういう態度であるのかという点を明らかにしていただきたいと思います。

第48回国会 決算委員会 第1号(1964/12/23、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連して。天田委員の問題について質問いたしますけれども、私も昔の軍隊のめしを食った経験もある。いまのような話を聞きますと、まさに奇想天外なんです。軍隊でいえば、市ケ谷の駐とん部隊なんかは、昔だったら、さしあたり近衛兵のようなものじゃないかと思う、東京にいるのですから。近衛歩兵連隊あたりに出入りが自由にできたり、犯罪を行なったりといったようなことは、これはもう考えられないことです。だから、いま、いろいろの月間を設けて何かやるというお話でしたけれども、こんなことは風紀月間とかなんとかいうものじゃないと思いますね。衛兵がいて、衛兵が出入りを取り締まるというようなことは、昔は非常にやかま……

第48回国会 決算委員会 第4号(1965/02/12、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 先般衆議院の決算委員会で勝澤議員から質問がありました、例の高速道路の建設に際して西松建設等から資材の横流しに関連した問題でも不祥事件を起こしたというてんまつの質疑が行なわれたわけでありますが、その後の状態についてわかりました点についてお聞きしたいと思います。西松建設の担当した区域以外も各工区に分かれておって、業者もいろいろあるわけでありますが、それらの業者の担当した区域等における残材の計算並びに処理等についてどのように行なわれておるか、経緯をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 目下精算を行なっておる最中であるということで、それはどのくらいかかるのですか。

第48回国会 建設委員会 第3号(1965/02/18、6期、日本社会党)【議会役職】

○理事(瀬谷英行君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十七日増原恵吉君及び村上春藏君が委員を辞任され、その補欠として高野一夫君、小林武治君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 それでは本日の議事に入ります。  昭和四十年度建設省関係の施策及び予算に関する件を議題とし、前回に引き続き、部局別予算の説明を聴取することにいたします。  初めに、住宅局関係の説明を願います。尚住宅局長。
【次の発言】 次に、営繕局関係の説明を願います。小場営繕局長。
【次の発言】 以上で建設省部局別関係予算の説明は終わりました。

第48回国会 建設委員会 第4号(1965/02/25、6期、日本社会党)【議会役職】

○理事(瀬谷英行君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  去る二十三日、高野一夫君が委員を辞任され、その補欠として増原恵吉君が選任されました。また、昨日、徳永正利君、小林武治君、増原恵吉君が委員を辞任され、その補欠として川野三暁君、上林忠次君及び江藤智君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選につていおはかりいたします。  去る一月二十九日、石井桂君が委員を辞任して以来、理事が欠員のままになっておりますので、この際補欠互選を行ないたいと存じます。  互選は投票の方法によらず、委員長にその指名を御一任願いたいと存じます……

第48回国会 建設委員会 第6号(1965/03/04、6期、日本社会党)【議会役職】

○理事(瀬谷英行君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨三日、後藤義隆君が委員を辞任され、その補欠として上林忠次君が選任されました。
【次の発言】 それでは、本日の議事に入ります。  昭和四十年度建設省関係、首都圏整備委員会、近畿圏整備本部、北海道開発庁の施策及び予算に関する件、並びに、東北地方開発計画に関する件を一括して議題といたします。  前回に引き続き質疑を行ないます。御質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 一点お伺いしますけれども、三月の一日に利根川と荒川を結ぶ利根導水路の通水式が行なわれたわけです。この通水式の際……

第48回国会 建設委員会 第8号(1965/03/11、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 建設大臣は、二月中に埼玉県の道路事情視察に回ってこられましたね。そのことに関連して、私から一つお聞きしたいのですが、先般利根導水路の通水式というのがあった。その際、御存じだと思いますけれども、地元の住民の中で、はち巻きをして反対期成同盟というのが気勢を上げた、こういう事実がございました。事情を聞いてみますと、通水路のために犠牲になるという農民の動きだったということでありますけれども、行田の市議会としては、東京都民の水のために通水路をつくるにはあれだけ早く仕事ができたにもかかわらず、上武国道等の道路関係の地元の要望に対しては、何ら建設省は誠意を示してくれないじゃないか、こういうこと……

第48回国会 建設委員会 第9号(1965/03/16、6期、日本社会党)【議会役職】

○理事(瀬谷英行君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  本日、上林忠次君が委員を辞任され、その補欠として村山道雄君が選任されました。
【次の発言】 治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、提案理由の説明を聴取いたします。小山建設大臣。

第48回国会 建設委員会 第11号(1965/03/23、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 社会党といたしましては、先ほど田中委員の質疑の過程において理由を明らかにいたしましたように、治山治水事業新五カ年計画が、その規模があまりにも過小であって、国民の期待に反するといったようなことで、この内容そのものについて、趣旨そのものについて反対というわけではありませんけれども、その規模の過小、これでは不十分であるという意味のことが再三いままでにここで述べられております。したがいまして、あらためて反対討論をする必要はないと思いますので、先ほど申し上げた理由によって反対であるという意思を表明をいたしまして討論にかえたいと思っております。

第48回国会 建設委員会 第12号(1965/03/25、6期、日本社会党)【議会役職】

○理事(瀬谷英行君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  昨二十四日、二木謙吾君及び浅井亨君が委員を辞任されて、その補欠として増原恵吉君及び白木義一郎君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  住宅金融公庫法の一部を改正する法律案の審査のため、必要な場合、住宅金融公庫の役職員を参考人として随時出席を求めることとし、その日時及び人選は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。

第48回国会 建設委員会 第13号(1965/03/30、6期、日本社会党)【議会役職】

○理事(瀬谷英行君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  住宅金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続いて質疑を行ないます。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言ございませんか。――他に御発言もなければ、本案に対する質疑は、本日はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時十三分散会

第48回国会 建設委員会 第15号(1965/04/08、6期、日本社会党)【議会役職】

○理事(瀬谷英行君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、増原恵吉君、村上春藏君が委員を辞任され、その補欠として江藤智君及び山崎斉君が選任されました。
【次の発言】 首都圏整備法及び首都圏市街地開発区域整備法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案はすでに提案理由の説明を聴取しておりますが、さらに、現在の首都圏整備の実情について説明を聴取いたしたいと思います。小西事務局長より説明を聴取いたします。
【次の発言】 ただいまの説明に対しまして、御質疑のある方は、順次御発言を願います。

第48回国会 建設委員会 第16号(1965/04/13、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 今回の改正について、どうも枝葉末節的な感じがするんですけれども、首都圏基本問題懇談会の答申があって、その答申の中に、数々の現況と問題点ということが指摘をされているわけです。この指摘をされている事柄が非常にたくさんあるわけですけれども、これらの指摘された事柄を具体的に解決する方向に向かっているかどうかということなんですが、現状までは解決の方向にちっとも向かってないような気がするんですね。たとえば交通難の問題にしましても、自然環境の問題にしましても、公害の問題にしましても、人口の集中の問題にしましても、こういう指摘された事柄は緩和の方向へ向かってないでますます激しくなるという方向に向……

第48回国会 建設委員会 第17号(1965/04/27、6期、日本社会党)【議会役職】

○理事(瀬谷英行君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  去る十四日、塩見俊二君、古池信三君及び北口龍徳君が委員を辞任され、その補欠として田中清一君、増原恵吉君及び村上春藏君がそれぞれ選任され、また、昨二十六日、増原恵吉君及び村上春藏君が委員を辞任され、その補欠として小林英三君及び岸田幸雄君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 さきに高橋進太郎君の議員退職に伴い一名欠員となっておりました本委員会委員に、今般新たに高橋文五郎君が選任されました。御紹介いたします。(拍手)
【次の発言】 首都圏整備法及び首都圏市街地開発区域整備法の一部を改……

第48回国会 建設委員会 第19号(1965/05/13、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、首都圏整備法及び首都圏市街地開発区域整備法の一部を改正する法律案に賛成をいたします。  本日、小山建設大臣並びに参議院の建設委員一同でヘリコプターによっていわゆる首都圏の区域を飛びまして、空からながめたのでありますが、緑地帯は逐次影をひそめ、特に京浜地区等においては、工場の煙突から吐き出される煙のために、上空からはよくこれを俯瞰し得ないというような状況であります。港湾地帯あるいは工場地帯における公害の問題、それから無秩序な市街地の拡張、あるいはまた道路の混雑といったようなことは、現実にわれわれは目撃をしてきたところであります。  そこで、首都圏の問題は、この法律案についても……

第48回国会 建設委員会 第20号(1965/05/18、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この道路が長崎から佐賀を経由をして大分へ抜けるようになっておりますが、この地域は、一体、観光資源の開発ということに着眼をしておられるものか、あるいは新業産都市としての大分と長崎とを短距離をもって接続するというところに重点を置いておられるのかどうか、両方相まっておるということにもなるかと思いますが、重点はどちらに置かれ、どちらがこの新しい連絡路線を構成をする動機となっておられるのかということも、参考までにお伺いをしたいと思います。  それから、その次に、特にこの鳥栖近辺から大分へ抜ける区間でありますが、これは地図で見ますと、相当山の中を通るようになっております。この間の地質であると……

第48回国会 建設委員会 第21号(1965/05/19、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 地方住宅供給公社法案の質疑、昨日に引き続きまして若干の質問をしたいと思います。  提案理由の説明の中に、最近の宅地価格の高騰等により、住宅の建設費が増大をした。したがって、中略階層の勤労者にとっては、持ち家住宅の取得が困難になってきたということがあげられております。そこで、宅地価格の高騰といったようなことは、一体どこの役所の調べたどういう数字によって判断をしてよろしいかという問題もありますので、その指数とか実態の掌握、これはどうやっておられるか、このことをまず最初にお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 今度の国会で例の農地報償法の問題が非常に大きく注目をされているわけなんです……

第48回国会 建設委員会 第23号(1965/06/01、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 社会党を代表して、本法案に賛成をいたしたいと思います。  この法案の審議の過程においてはいろいろ問題がございましたし、なお、われわれとしては、十分満足すべきものとは考えておりませんが、ともかくも、現在の深刻な住宅難を解決するために、一歩前進しなければならないであろうという緊急の目標のために、本法案に賛成をしたいと考えるものであります。  しかしながら、いままでの委員会で、その質疑の過程で問題になりましたが、金利のことが論議されました。勤労者の負担が事実上軽くならないようなことであっては、せっかくのこの法律案の趣旨というものも生かされないということになると思いますので、いろいろと考……

第48回国会 予算委員会 第10号(1965/03/12、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。いまの問題に関連して質問いたしますが、総理の御答弁の中で、今回の研究が行き過ぎたかどうかということが問題である、こういうことが一つありました。法制局長官の答弁の中では、今回の案件については政治に関与するという内容のものではないというふうな判断が答弁でございました。そうすると、行き過ぎたかどうかということ、あるいは政治に関与したものではないといったような判断は、どうやって下すかということが問題だと思います。いままでのように、この問題についてひた隠しに隠されておると、われわれには行き過ぎたのか行き過ぎないのか、あるいは制服が政治に関与しているのかしていないのか、判断のしようがな……

第48回国会 予算委員会 第13号(1965/03/16、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 外務大臣は所用がおありだようでありますから、先に外務大臣に質問をいたします。  昨日、本委員会でもいろいろ問題になりましたが、三矢研究の内容について、外務大臣は御存じだったかどうか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 大体知っておるということは、研究当時から報告を受けておったという意味ですか、問題になってから聞いたということですか。
【次の発言】 そうすると、この研究が実際に行なわれた当時は、外務大臣は内容について全然御存じなかった、こういうことでございますか。
【次の発言】 国防会議のメンバーに入っておられる方で、防衛庁長官以外の方でこの三矢研究の内容を知っておった閣僚はお……

第48回国会 予算委員会 第21号(1965/03/31、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に、総理に、地方自治と政治の姿勢について質問したいと思います。  東京都議会がその幕切れでたいへんに混乱をいたしまして、新聞等にも報ぜられておりますが、その混乱はとうてい国会の及ぶところではございません。(笑声)この都議会の混乱のきっかけとなったのが、都議会議長の汚職、逮捕事件でありますけれども、どうも都議会の議長のいすは、何か入札制でやっているような感じがするのでありますが、東京都議会だけではなくて、地方議会において、往々にしてこのような現象が見られているわけであります。政府自民党の方針として、地方議会の議長がこういう形でもってたらい回しをされる、あるいは金銭の取引に供せら……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 運輸委員会 第1号(1965/08/03、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連して質問したいと思うんです。これは、これだけ材料が一ぱいあるんですからね、これだけの材料があって、質問者もたくさんいるんでやり切れないと思います。やり切れないと思いますので、議事進行について考えていただいたほうがいいと思いますが、しかし、せっかく前田さんと吉田さんから質問があった事柄でございますので、それに関連した質問をちょっとしたいと思います。  まず最初に、前田さんから質問がございましたが、大阪港における衝突事件の問題。「芦屋丸」船長の責任だというふうに先ほどお話がございましたけれども、どうもこれも考えてみるとわからないことなんで、岸壁から距離が三十五メートルだと。あのデ……

第49回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1965/09/10、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 国鉄の十月のダイヤ改正に関連をして、安全の問題、要員の問題あるいはまたサービスの問題、経営方針等について質問をしたいと思います。  これは、私自身のきょうの体験からまず申し上げたいと思うのですけれども、本日午前八時五十三分ごろでしたが、私が乗ってまいりました上りの準急「あかぎ号」というのが熊谷と吹上の間の無人踏切でもってトラックとぶつかりまして、トラックは転覆をし、若干の死傷者が出ました。電車の前部の乗客がけがをしたために救急車で運ばれまして、一体何人ぐらいけがをしたか詳細はわかりませんが、ひっくり、返ったトラックが電車の後尾から約百メートルぐらい後方にまるきりあおむけになってお……

第49回国会 運輸委員会 第2号(1965/08/05、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 三宅島空港の問題なんですが、いまいろいろ資料をちょうだいしましたが、ここでこの資料全部に目を通して質問をするということも簡単にはできないことなんです。そこで、われわれはここに出された資料だけでもって想像してもわかりにくいことがあるわけですよ。たとえば、丘が出ておったから滑走路として不向きだというのですが、それは写真の資料でもあればまた別なんですけれども、それもありませんししますから、これはやはり一度実態調査をやらしてもらったほうがいいのじゃないか、こういう気がいたします。ですから、委員長においてこの三宅島空航の実態調査について計らっていただきたいということを、ひとつこれは提案をし……

第49回国会 運輸委員会 第3号(1965/08/10、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いまの問題ちょっと。訴訟法上とかなんとか、いろいろな問題を抜きにして、当時の状況それから証拠、それから船長の自供、被害船の「明興丸」の生き残りの船員の供述等を総合して判断をした場合には、加害船が「アリゾナ号」であるというふうに事実上は認定をしてよろしいということなんでしょう。 そのことは別にここでちゅうちょする必要がないことだと思うし、事実上の問題としては「アリゾナ号」がぶつかった、ぶつけて「明興丸」を沈めたというふうに認定をするという分には差しつかえはないわけでございましょう。こういうことであんまり空転しておると時間がかかるので、事実上の問題としてこれを答えてもらったほうがよろ……

第50回国会 運輸委員会 第2号(1965/10/28、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 大臣にお伺いしたいんですが、いま報告がありましたように、福島交通はちょっと一般のほかの会社とはことごとく趣を異にしているわけです。経営者は第一親子で社長のいすを争って、法廷で争うというようなこともあまり聞いたことがない。それからその経営の内容等についても他に例のないことをやっております。労使の紛争についても、われわれが組合からいろいろと聞いたところによると、やり方がまた全然一般の労使慣行と異なっております。つまり首切りをやるとする場合には、自動車の運転手を一挙に五階級ばかり引き上げて、工場長、営業所長にして非組合員にしておいて首を切るとか、あるいは言うことを聞かなければ、就業規則……

第50回国会 決算委員会 第3号(1965/10/20、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 河川の管理と治水対策の問題について、この機会に建設大臣にお伺いしたいと思います。十七号台風の際に、荒川の増水があり、その際、熊谷市と東松山市を結ぶ荒川大橋の橋脚が破壊をして橋の通行が不能となりました。さらにこの橋脚近辺の護岸に非常に危険な個所を生じたわけです。この原因というのがいろいろと調査の結果判明をいたしましたことば、橋脚そのものが大正年代の製作にかかわるもので、当然古くなっているということもありますけれども、砂利の乱掘によって水流が変化をしたこと、それから水位が低下をしたこと、こういうことが原因となって、今回のような橋脚の破壊あるいはさらに降雨がもっと激しくなれば堤防が決壊……

第50回国会 産業公害対策特別委員会 第1号(1965/10/06、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらず、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第51回国会 運輸委員会 第3号(1966/02/10、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 二点ほど質問をしますけれども、プロペラ機とジェット機の安全性と経済性の比較、これを直ちに答えられなかったならば、資料でもいいから出していただきたい。その際に、いま岩間委員からお話がありました事故のトータルというものがある、そうした過去における、全日窒だけでなくて、航空事故のトータルから見て、プロペラ機とジェット機を比較した場合に、どっちがよけい事故を起こしているかということも、私はおのずから出てくると思うのです。こういう点を明らかにしてもらいたいと思うのです。  それから経済性の比較をした場合には、一体どの程度の違いがあるのかということも、私しろうとでよくわかりません。電気機関車……

第51回国会 運輸委員会 第5号(1966/02/17、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ちょっと地図について、もっといろいろ聞いてみたいことがあるのですが、まず、この地図は、日本の地図にもかかわらず、日本語はちっとも書いてない。日本語しかわからない者にとっては、これを見ると、わかるのは数字だけということになるのです。なぜ管制官なりあるいは操縦士が用いる地図を英語で書かなければならぬのか、これは行政協定か何かそういったようなしかるべき根拠があるのかどうか。それから、航空路で、しろうとで私にはわかりませんけれども、ブルーの14だとか、レッドの17だとか、ホワイトの31だとか書いてあるわけです。別に色はついてないですけれどもこれはブルーの14だとか、レッドの何番だとか、グ……

第51回国会 運輸委員会 第6号(1966/02/24、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 質問に先立ちまして、これは非常に重要な法案でありますが、衆議院の審議は一応終わったかっこうになっております。残されたのは参議院だけでありますので、われわれとしては悔いのない審議を本院において行ないたいと思います。つきましては、ぜひ総理大臣の出席を求め、総理から交通政策全般にわたっての御答弁を得たいと思いますので、その点おはかりをいただきたいと思います。
【次の発言】 委員長理事打合会でもってせっかくおはかりいただいたわけでありますから、総理大臣が出席してから質問をさせていただきたいと思います。
【次の発言】 いままで衆議院並びに参議院の本会議等を通じて、この運賃問題の審議がいろい……

第51回国会 運輸委員会 第7号(1966/02/25、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 大蔵大臣に質問するつもりでおったんですが、ちょっととぎれてしまいましたから、大蔵大臣に質問をする前提となる問題について若干もう一度聞いてみたいと思うんです。公共負担の問題なんですけれども、公共負担については懇談会でも相当にいろいろなことを述べております。われわれこの基本問題懇談会の内容について吟味をしてみた場合、これはもともと性格がどちらかというと、政府与党に都合よくこしらえるようにメンバーは構成してあると思う。座長は東京大学の名誉教授で副座長が輸出入銀行の総裁だけれども、あと並んでいるのは各省の事務次官をずっと並べてあるわけだ。そのほかには社長クラス、銀行の頭取、こういうふうに……

第51回国会 運輸委員会 第8号(1966/02/26、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連して。先ほど浅井さんが質問された中で、三四〇%くらいの乗車効率があるというお話であったのでございますが、副総裁の御答弁では、そういう線区はないというお答えがあったのですが、おそらく、浅井さんの質問をされておる意味は、線区別に――山手線とか中央線とか、線区別のことではなしに、部分的に非常に混雑しておる区間があるということを指摘されたのではないかと私は聞いておったのですが、たとえば東京―上野間、こういう非常に込んでいるところがある、そういうある特定の区間ではその程度のパーセンテージになっているところがあるんじゃないかという気が私もするのですが、その点はどうですか。

第51回国会 運輸委員会 第9号(1966/02/28、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 委員長、ちょっと関連。先ほど相澤さんの質問の際に中期経済計画はいまだに残っているという意味の御答弁があったのですがね。二月十四日の衆議院の運輸委員会の中村国務大臣の答弁によると、「中期経済計画は一応廃止しまして、新しい観点に立っていま検討中でございます。」こういうふうに言っておられる。先ほどの答弁によると、廃止したのではなくてまだ残っている。衆議院の運輸委員会では廃止になって、参議院の運輸委員会になって復活したというのでは、ちょっとおかしいような気がするのですが、これは第三次長期計画の関係でどういうふうになっておるのか、御説明願いたい。

第51回国会 運輸委員会 第11号(1966/03/02、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 委員長、関連。運輸大臣の答弁の中で、社会党提案に対しては、うなずける点もあるけれども、賛成できない点もあるということだけなんです。それなら、うなずける点はどういう点がうなずける点なのか、それからうなずけない点はどういう点がいかなる理由でうなずけないのか、その点を明らかにしてもらいたいと思うのです。抽象的に、うなずける点もあるし、うなずけない点もあると、われわれのほうはそれを聞いたのじゃさっぱりうなずけない。そこでせっかく提案をしたのですから、われわれもそれを十分に参考にしたいと思うのですよ。参考にしたいと思うのですから、いかなる観点から、いかなる理由から、こういう点はできないなら……

第51回国会 運輸委員会 第14号(1966/03/24、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 先般の報告事項に対する質疑を行ないたいと思いますが、問題によっては運輸大臣並びに運輸省当局の答弁だけではわからない点もあるかもしれませんが、わからない点については保留をすることにいたしまして、とりあえず海上保安庁の巡視船の関係をした第五三海洋丸の拿捕事件について質問したいと思います。昨日並びに一昨日あたりの予算委員会ですでに質疑が行なわれておりましたが、三月十四日に日本の漁船が拿捕をされて、乗り組み員が連行され、早期釈放ということを要求をしながら、ちょうどきょうで十日たっているわけです。十日たってもまだ釈放されないということになると、早期釈放ではなくなってしまっているわけです。外……

第51回国会 運輸委員会 第15号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 警察にちょっと……。この前の報告にあるのは、警備員松井利次三十七才の石油ストーブによる失火(警察調べ)、こういうふうに書いてある。警備員の失火が原因であるということはこれでわかる。そこであとで問題になるのは、警備員がどういう措置をとったか、おそらくただうろうろしてたんじゃないと思う。うろうろしてたんじゃないとすると、電話をかけた――警察に電話をかけた、消防に電話をかけた。どういう順序でかけたか知りませんが、電話をかけたけれども出なかった。出なかった理由は一体何か。これは、先ほどのお話だと、まごまごしているうちにということですが、そのまごまごしてたというのは、何をまごまごしていたの……

第51回国会 運輸委員会 第16号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この法案に附帯決議を付して賛成をしたいと思います。附帯決議の案を朗読をいたしますので、御賛同を願いたいと思います。    踏切道改良促進法の一部を改正する法律案    に対する附帯決議案   政府は踏切事故が後をたたない現状にかんが  み、幹線及び高速鉄道路線の全線立体化を促進  するものとし、当面踏切保安要員の確保とその  適切な配置をはかり、踏切道及び保安設備の整  備につき万全を期するよう財政上の措置を講ず  ることを強く要望する。   右決議する。

第51回国会 運輸委員会 第20号(1966/04/21、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。いま答弁聞いておりますと、非常にゆうちょうなお答えなんですよ。給料のほうはそんなにばたばた急がなくてもやっていけるのだといったふうな認識の上に立っての答弁のように聞き取れるわけなんですけれども、きょう私国鉄の職員の給料袋を持ってきてもらった。きのう給料日だということなので、きのうもらった給料袋、中身は本人に持っていってもらって、袋だけ、どのくらいもらっているものだか、これはうそ偽りのないところ、掛け値のないところひとつ見せてもらおうと思って、持ってきてもらったわけです。それで特に、組合のほうから持ってくるというと、えりにえって一番安いのを持ってくるのじゃないかというふうに思……

第51回国会 運輸委員会 第24号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。大臣時間がないようですから一つお聞きしたいんですけれども、いまお聞きするとだいぶ問題がたくさんあるようです。そこで、これからの問題なんですが、いろいろ問題があって実態を把握しなければということだけれども、実態はある程度把握されているわけでしょう。把握されておってもなかなが手がつけがたいのが実情じゃないか。大臣もいまはしなくも御答弁になりましたが、まあよくわからなかったというお話だった。で、よくわからないで、わかったころは大臣がかわっちまうというのでは、あとあとどうもうまくいかないんじゃないかという気がするんです。そこで、個人タクシーの問題ですが、個人タクシーというのがありま……

第51回国会 運輸委員会 第26号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。その下請禁止という問題について吉田委員からちょっと提起されたのですけれども、ちょっと抽象的な御答弁のように聞こえたわけですが、今度の下請制限の強化について、改正案でもって再下請を全面的に禁止することになった。では再下請の現状はどうなのか、どういう弊害があってそれをどうするために全面的に禁止をすることになったかという、その現状について説明をしていただきたいということが一つ。  この下請制限強化の改正規定の実施は、既存業者については二年間の猶予が認められているということなんですが、なぜ二年間の猶予を認めなければならないのか、その認める理由、以上の点について御説明いただきたいと思……

第51回国会 議院運営委員会 第8号(1966/02/01、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 もう少しはっきり答えてもらいたいと思うのですが、答えられなければ答えられないでいいのですよ。いままでいろいろ質問されたことは、藤野が松葉会とどういう関係にあったのか、前々から会員であったのかどうか。それらのことは、逮捕されて調べられて、初めてわかったのか、あるいは前からわかっておったのかということなんです。わかっておったにもかかわらず、何らかの事情で、そのことは明らかにしなかったのか、あるいは、わかっておったけれども、今日そのことについて公表したくない事情があるというのならば、そういうふうに答えてもらいたい。わからなかったのか。今度初めてわかったというのか。わかっておったけれども……

第51回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1966/07/06、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 資料のことなんですが、厚生省関係あるいは警察庁関係、それぞれの被害の数字がありますけれども、たとえば県から取り寄せた資料、数字がたとえば床下浸水、床上浸水といったような例をあげれば、こういったような数字が皆それぞれ違うわけなんですね。各省のやつを全部並べてみた場合に、ちょっとまごつくわけですが、こういうのは、たとえば埼玉県なら埼玉県、東京都なら東京都における被害の状況というものは、どの省の場合であっても、これは同じでなければならないような気がするわけです。もちろん、日にちによって若干の違いはあるかもしれませんが、何月何日現在というものは、どの省で調べた場合であっても、同じでないと……

第51回国会 災害対策特別委員会 第8号(1966/06/13、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いまの伊藤さんの質問の御答弁にちょっと関連しますが、特別地方交付税のその適切なる措置というのは、具体的にはどういうことになりますか。
【次の発言】 六月の十日の日に、埼玉県の深谷、本庄両市と豊里、岡部村の連合のひょう害対策協議会が、陳情書を持って参りまして、農林大臣並びに自治大臣に陳情をいたしております。その内容は、すでにいままで近藤並びに伊藤両委員からここで御質問がありましたような、天災融資法の適用であるとか自作農維持資金の問題、あるいは農業近代化資金、農業改良資金、こういったような事柄から、それから所得税の問題、特別地方交付税の問題といったような事柄が網羅されておりますから、……

第51回国会 災害対策特別委員会 第9号(1966/06/22、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 一点お聞きしたいと思いますが、先ほど地震センターの話がありましたが、これは気象庁ですか、科学技術庁ですか、どちらの関係になるかわかりませんが、いままでの話を総合しますと、結局あと始末だけなんですね。つまるところは地震ばかりはどうにもわからぬという結論になってしまう。まあ地震センターやら何やらそういう知恵をしぼって研究をしたり、解明をしようとしておるけれども、なぜ松代にこういうふうに集中的に地震が起こるのかといったような問題は、いまのところどうしてもわからぬ、それからじゃあ今後続くのかどうか、こういうことも予知できないということに落ちつくのかどうか。もし英知を集めて地震センターその……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1966/03/11、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 日本が輸入しております原油の硫黄含有量というものは、「公害関係資料(その1)」にも出ておりますが、六ページですが、原油の硫黄含有量というものは、これを見ると、中東が一番多いようになっておりますが、南方油というのは、南方といっても、ずいぶん広いような気がするのだけれども、どの辺のことを言うのか。
【次の発言】 価格の比較ですが、価格の比較は、中東の油、あるいは南方、アメリカ、ソ連と、それぞれありますが、どういうふうになるものか。
【次の発言】 量が不十分というのは、輸入をするだけの量がないというのか、あるいは政治的な理由によって輸入しがたい事情があるものかどうか、そのコスト計算でつ……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1966/03/18、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 前回の委員会で、公害対策特別委員会としては問題がたくさんあるのですけれども、一体どこが中心であるか、つまり、役所で言えば、どこの官庁が公害対策については中心になってやるのかというところが、どうもはっきりしなかった。その点を明らかにしていかないと、今後この委員会を開いて問題をいろいろ審議しても、どうもぐあいが悪いのじゃないかということを考えましたので、きょうは、総理府総務長官をはじめ、各省の方に出ていただいたわけであります。  そこで、あらためてお伺いいたします。公害行政の責任体制ですけれども、政府機関としては、どこが中心になって、所管大臣はだれになるのか、もし、きまっていないとす……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1966/03/25、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 昨日、公害対策推進連絡会議が持たれたようでありますが、昨日持たれました公害対策推進連絡会議で、どのようなことが議題となり、何が決定を見たか、長官から御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 若干、新聞にも出ておりましたけれども、大気汚染の問題については、煙突を高くする――一口に言えばですね。自動車の排気ガスの問題についてはエンジンを改良する、こういうことが出ておりました。煙突を高くするということだけですと、何か炭坑節の文句みたいなもんで、あんまりいい知恵は出なかったという感じがするわけですよ。それから、エンジンの改良と言いましても、これは現実の問題として、なかなか、実施の面……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1966/04/22、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 多摩川の水のうち、六十何%が家庭用下水に原因があるということなのですが、そうすると、あながち、工業用水の責任にばかり帰せられないわけなのですね。家庭用下水の処理、し尿処理、それから既存施設の不完備というような説明があったのですが、既存施設を整備してないというようなことは具体的にどんなことなのか。それから下水道なり、し尿処理の整備は、どこが責任を持って整備に当たることになるのか、それから下水道の整備については、まだまだ先の長いような話だったわけですが、先の長い話だとすると、多摩川は当分の間、汚染から解放されないということになるわけですね。予算上の措置としてどの程度進捗しているのか。……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1966/06/03、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、きょうは主として騒音の問題で質問したいと思っておりますが、この騒音の問題に入ります前に、先ほどの相澤さんの御質問に関連をして、若干お伺いしたいと思うのですが、さっき汚物を投棄する話が出ましたが、東京湾には捨ててはならない、こういうことになっておる。そこで東京湾よりも、もっと外に持っていって捨てるようになっておるということなんでしたが、現実にはどの辺に捨てておるのか、その捨てたものはどこへ流れていくのか、東京湾に逆流するようなことはないのかどうか、その点をまず第一にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ちょっと、そういうように言われただけでは、ぴんと来ないのですけれども――……

第51回国会 文教委員会 第23号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いまお聞きしますと、了解事項、三党申し合わせができ上がるまで、この了解事項というのはかなり重要な部分を形成をしているように聞き取れるわけです。つまり、この了解事項というのは普通の場合だったらつけたりのような場合もあるわけです。さしみのつまのような場合もあるわけですけれども、この三党の申し合わせに関する限りは、この了解事項があったから三党申し合わせというものができ上がっているというふうに理解してよろしいのかどうか。つまり接着剤のような役割りをこの了解事項がしているのだとすれば、この了解事項を抜きにして三党の申し合わせ事項を論議しても始まらないような気がする。だから、いまのお話により……

第51回国会 文教委員会 第24号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は三人の方にお伺いしたいと思います。一番最初に末富参考人にお伺いをしたいと思うのですが、あなたのお述べになりました要旨を要約すれば、歴史的な事実としては、はたして二月十一日という日が正しいかどうかわからない、ちょっとおかしいということもあなた言われましたが、しかし、それはそれとして、明治初年から昭和二十年まで六、七十年の間この日を紀元節としたものなんだから、建国記念日はあらためて制定をするとするならば、この六、七十年の実績がある紀元節をまた建国記念日にしたらよかろう、こういうふうに結論として考えてよろしいのかどうか、つまりそれ以前の歴史上の問題については、必ずしも確信があるわけ……

第51回国会 文教委員会 第25号(1966/06/24、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 祝日が休日であるという考え方は常識だと思うのですよ。祝日即休日即有給、これが一般の国民が抱いておる私は常識じゃないかと思いますね。だから、紀元節反対、賛成について世論調査をやってみたけれども、賛成がかなり多かったというのは、この紀元節がほんとうに日本の建国を記念する日である、こういう史実に基づいて賛成だ、こういう人は私はあまりいないと思うのですよ。そんなことを考えるのはよほど脳みそにカビがはえた連中であって、たいがいの人間は紀元節で休みになるからいいじゃないか、休みが一日多くなるからけっこうだ、こういうことで私は賛成しておると、こう思うのです。そこで、問題は祝日イコール休日という……

第51回国会 法務委員会 第24号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いまのに関連して。  大臣の最後的な答弁で尽きるということであればけっこうでありますけれども、新聞に発表になった限りでは、中国人の記者が一緒にデモを行なってシュプレヒコールをやったと、このように報道されておると思います。そうなると、この新聞記事を見た人が抱く疑問は、日本の政府は中国人記者に対して終始監視をしておったと、こういうことになる。シュプレヒコールをやったということになると、声を出すことなんですよね。黙っていたのじゃシュプレヒコールにならない。声を出すということになると、隣にでもいないとこれはわからぬわけでしょう。それを、かさを持ち上げたのを見たというだけでシュプレヒコール……

第51回国会 予算委員会 第7号(1966/02/22、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。いま大蔵大臣から、不用財産を売り払うとか何とかしてやりくりをする、こういうふうに言われましたが、売り払うことのできるような不用財産というのが国有鉄道にたくさんあるのかどうか。そういう余裕があるんならば、具体的にどれだけどういうものがあるか、以上のことを国鉄総裁から説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 私は具体的に売却できる不用財産があるんならば、それはどういうものがどれだけあるかということを説明してもらわないことには、これは話にならぬと思うのですよ。この予算の審議は、この穴埋めができないことには、この予算の審議自体がこれは根本的に考え直さなきゃならぬことになるん……

第52回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1966/09/12、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 まず大臣にお伺いしたいと思いますが、十月のダイヤ改正で深谷に急行が停車することになりました。この問題がたいへんにいま話題となっております。しかしこの十月のダイヤ改正は、十月の時刻表を見ますと、すでに深谷に急行がとまるようになっております。これが巷間伝えられるように運輸大臣の特別の指示によるものなのかどうか。急行の停車駅は従来どのようにしてきめられていたのか。もし、すでに腹案ができておったにもかかわらず、大臣の特別の指示によって深谷に急行をとめたということであれば、それは国鉄として一体どのような観点でとめるようなことになったのか、運輸大臣並びに国鉄総裁それぞれからお答えをいただきた……

第52回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1966/10/11、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いま大倉委員から質問されたようなことに尽きるのでありますけれども、やはり問題は、台風があばれ、回ったあとでもっていろいろ言ってみても始まらないから、少なくとも事前に打つべき手は十分に打っておくということが大事なことじゃないかと思う。で、この問題、荒舩運輸大臣に質問しようと思ったのですが、午前中の運輸委員会で高田代議士から質問する予定だったのが時間の関係でできなくて、午後大臣に出てもらうつもりでおりましたら、先ほどお話のように、ぐあいが悪くて出られない、こういうことになっておりますので、次官にお伺いしたいと思うんですが、さきの御答弁によりますと、予算のワクから言うと、今年度予算の三……

第52回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1966/09/29、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 今度の二十六号台風で被害を受けた地域のうち、私が報告を聞いた埼玉県なりあるいは群馬県等の報告を総合いたしますと、不意打ちを食ったということが言われているわけです。つまりそんなに大きな台風が来るというふうに予想していないところへ、思いもかけない強烈な台風に襲われて多数の犠牲者を出したということになっているように聞き及んでいるわけです。そこでまず、最初に気象庁関係についてお伺いしたいのですが、この資料にもありますけれども、気象庁の発表によれば、台風二十六号がマリアナ近海に発生して本土に上陸するまでの時間が、ちょうど二日間という異例のスピードであった、こういうことなんです。しかし異例の……

第52回国会 産業公害対策特別委員会 閉会後第1号(1966/11/18、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 九月十二日から四日間、兵庫県及び愛媛県の両県における公害行政調査のため派遣されました。派遣委員は、横山委員長、植木理事、松澤理事、それに私、瀬谷の四人でありましたところ、現地参加の形で柳田委員が終始一行に参加されました。九月十二日から十三日にかけて、兵庫県と神戸市の公害事情を聞いた後、神戸化学センターの建設現場、ゴム工場の作業状況及び神戸製鋼所を視察いたしました。  兵庫県は、昭和四十年に公害防止条例を制定し、神戸市もまた騒音防止条例をつくって、ばい煙規制法、工場排水法による規制の足りないところを補いつつ、公害発生源の把握に努力しております。専任の公害担当課が県及び市にも設置され……

第52回国会 文教委員会 閉会後第1号(1966/08/30、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私、簡単に質問したいと思うんですが、大臣と政務次官の答弁を聞いて、それに対して質問してみたいと思う。  一番最初に、大臣のあいさつの中に、日ごろ考えている所信の一端を率直に申し上げますということで、人間形成の質的改善ということが言われている。そこで、さっきの人事院勧告の問題にちょっと戻るわけなんですけれども、人間形成の質的改善ということから言って、文部大臣自身がうそを言わないという保証をしなければいかぬと思う。それはどういうことかというと、勧告を尊重するということを言われました。ところが完全尊重であるとか不完全尊重であるとかいう妙ちくりんなことばが出てきた、勧告を尊重するというこ……

第52回国会 文教委員会 閉会後第2号(1966/09/30、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 期待される人間像について、関係者の方にちょっとお伺いしたいと思います。  このパンフレットを読んでみたんですけれども、一体、文部省は中央教育審議会の、この答申の期待される人間像に何を期待しているのかということを伺いたいと思うんです。端的に言えば、文部大臣はこんなものが何かの役に立つと思っているのかどうか。こんなものというと失礼なんだけれども、役に立つものであるならば、どういうふうに役に立てようとしておるのか、これを教育のサンプルとして、今後、日本のあらゆる教育の中枢にする、こういうお考えに基づいているのかどうか、その点をまずお伺いしたいと思います。

第55回国会 建設委員会 第14号(1967/06/13、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 厚生省だったか、一億総水洗化計画を立てておるというお話がいまありましたね。非常に雄大な構想なんですけれども、処理のパーセンテージだけは上げられた。しかし負担の割合は一体どういうふうに考えられておるか。たとえばいまくみ取り式の便所を水洗にするという場合には、大工に聞いて一体どのくらいでできるかといえば二十万ぐらいかかります、こういうふうに答えるわけです。一般家庭でもってそう気軽な支出ではないわけです、この支出は。だからこの水洗化をするということは、趣旨としてはけっこうな話なんだけれども、個人負担でもってあくまでもこれは推進をしていくということなのか、あるいは国なり地方自治体等におい……

第55回国会 建設委員会 第19号(1967/06/29、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 大臣にお伺いしたいのですが、道路整備の基本方針といいますかね、国道のあり方について、はたして現在のような状況でいいのかどうか、こういう問題です。国道というのはあれでしょう、県と県を結ぶというのが国道の使命になっております。ところが、現状は必ずしもそうじゃない。国道を隣の町に行く車も使わなければならないような状態になっている。だから国道が国道としての機能を十分発揮してないということが言えるのじゃないかと思うのです。そういう点から言うと、幹線国道といいますか、幹線国道ということばはここにはないですけれども、いわば幹線国道というものは、少なくとも渋滞がないように、百メートル先、二百メー……

第55回国会 建設委員会 第22号(1967/07/11、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 だいぶ春日君の話は極端な例をあげたわけですけれども、公共事業の内容の問題に触れておったわけですが、公共事業の内容が私鉄、電力、ガス、軍事基地といったようなもののために使われるということであれば、土地収用法は土地を持っている人間やその対象に該当するようなものを圧迫するようなことになるのではないか、こういう論点で言われましたけれども、その公共事業の内容が道路であり、鉄道であり、学校であり、住宅団地であると、こういうふうになると性格が違ってくると思う。そこで、こういうみんなが使う道路あるいは鉄道、住宅団地というものが土地入手難のために、なかなか思うようにならないということになると、やは……

第55回国会 建設委員会 第23号(1967/07/13、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 若干きのうの参考人の意見等に基づいて大臣にお聞きしてみたいと思うのですけれども、技術的に見ると、今度の収用法の改正というものは、きのうの参考人の意見の中には、なまぬるいという意見もあったし、また妥当であるという、こういう意見もあったのです。  この土地収用法の改正というのは、実にしばしばやっているわけですね、今日まで。こんなにめったやたらと手を加えているという法律は、ざらにないのではないかという気がするのです。しかし、これというのが、小手先細工にだけ終始しているからこういうことになるので、やはり建設省としては、お役所としてのつとめを果たすという意味では、こんな改正も必要なのかもし……

第55回国会 内閣委員会 第31号(1967/07/21、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ちょっと質問したいんですがね、この審議でも相当ややこしいわけですが、いろいろ意見が出ているのは、結局はもとをただせば、恩給というのは非常に複雑になっているということ、こう思うのです。そこで総務長官にお伺いしたいんですけれども、この現在の恩給というものをもっと簡素化する、整理をして簡素化するということができないものかどうか、そういうことなんです。で、長年の間で該当者が多いわけですからね。そうすると物価、貨幣価値が変わっておる、世の中の仕組みが変わっておる、おまけに内容が、軍人もあれば文官もある。その軍人の中にもいろいろある。軍族がある、外地勤務云々、いろんな複雑な要素がからみ合って……

第55回国会 予算委員会 第3号(1967/03/30、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。藤田さんが言っていたことは、戦車隊というものを取り上げて、この戦車というものは一体どういう場合に使うかということを聞いているわけですよ。この戦車が使われるというのは、国内で使われるのか、あるいは国外で使われるのか、こういうことになるのですけれども、ベトナムへでも出かけていくというのならば別だけれども、そうでないということであれば、国内で使われることしか想定されないでしょう。そういうことになると、急迫不正の侵略というものは、どこかの国が上陸用舟艇でもって上陸をしてきたという場合でなければ戦車を使うことはないんじゃないですか。その程度のことが大元帥がわからなかったらこれは困るで……

第55回国会 予算委員会 第4号(1967/03/31、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 昨日の恵庭問題の判決に関連をした事柄については、一応私の質問は打ち切りたいと思います。しかし、後々の審議の都合もありますから、若干の問題について御質問をしておきたいと思います。  防衛庁長官にお尋ねをいたしますが、それでは、自衛隊というのは軍隊と同じなのか違うのか、この点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 従来もそういうことを言われておったかどうか、ちょっと記憶にないのでありますが、要するに近代的な戦争を行なえるという意味での軍隊じゃないけれども、そうでないという、近代的な戦争が行ない得ないという意味でならば、軍隊とおっしゃるならおっしゃってもかまわない。つまり軍隊で……

第55回国会 予算委員会 第5号(1967/04/01、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 一言私から関係者に御答弁をいただきたいことがございます。  いま厚生大臣から答弁していただいたのでありますけれども、問題は、三悪追放協会のこの趣旨なり何なり、この問題についてわれわれ言っているわけではない。ただこの三悪追放協会というのは、趣旨においては、麻薬であるとか、あるいは売春であるとか、性病、こういう関係の婦人相談員その他の人たちを呼んだのだけれども、三悪追放を看板にして、その際福田幹事長が出席をし、皆さんの顔が票に見えると言って、そうしてその松下候補の応援を依頼した。これはもう選挙に入っている最中でございます。こういうことは、まことに許し難いことであって、これは投書がある……

第55回国会 予算委員会 第10号(1967/05/10、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。いま吉田委員から地価問題についての御質問があったんですが、総理の答弁は、土地収用法の改正ということが具体的な一つの問題として出されておりますけれども、私権の制限というものは、ある程度踏み切らなければ地価の安定ということはむずかしかろうと思う。そのために政府として考えなきゃならぬことは、大都市に対する人口並びに産業の集中というものは、これはやむを得ないものとしてこれに対処するということになるのか、あるいは、自治省あたりの見解のように、人口の大都市集中というものはこれを抑制する、地方開発に相当力を入れる、こういうような方法をとるのか、基本的に考え方はどちらに重点を置くかというこ……

第55回国会 予算委員会 第11号(1967/05/11、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 さっき大蔵大臣のほうから、何とかしなければならない段階に来ているという話ですが、行政管理庁長官のほうは、制度的には現行どおりでかまわないと思うという答弁がありました。あまり自信はなさそうでしたけれども、そういう意味の答弁がありましたね。いま総裁のほうからは、現状ではどうにもならぬ、公共負担の分だけは政府出資をあえてやってくれとは言わぬけれども、公共負担だけは何とかしなければいかぬという意味の御答弁があったわけです。そうなると、具体的には通勤通学輸送の点は値上げをするということになるのか。あるいはその分は政府としては政府出資の形でめんどうみようということになるのか。何としても抽象的……

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/05/15、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 在外財産の補償問題について引揚者団体連合会が、六千億の補償要求貫徹の大会を開いて、自民党の本部を初め、各方面に陳情しておりましたが、政府としてはこの要求に対して、どういう答えを出しているのか、御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 引揚者団体連合会。
【次の発言】 この問題は、だいぶ前から尾を引いていることなんですけれども、今日までの経緯、どういうふうになっているか、あるいは政府としてはどういうふうに対処されようとしているのか、その点を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 答申を出した審議会の性格なり構成について、御説明願いたいと思います。

第55回国会 予算委員会 第19号(1967/05/25、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。外務大臣の答弁がどうもわざとすれ違うような答弁をしているように聞こえるのです。質問者の質問に対してすなおに答弁をしてもらわないとどうも聞いているほうも、これはおかしいですよ。だから北ベトナムが侵入したからアメリカがここに援助に行ったんだというふうな言い方をしきりにしようとしているけれども、事の起こりは南ベトナムの国内問題じゃなかったのか。メコンデルタ地帯なんというのは北のほうにあるわけじゃないでしょう。ああいう地域でベトコンと南ベトナムあるいはアメリカ軍との戦いというのが一番おもな南ベトナムにおける国内の問題だったわけです。それにアメリカ軍が介入をしていったわけです。そうす……

第55回国会 予算委員会 第20号(1967/05/26、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。この間の分科会で外務大臣の答弁を聞いた印象では、沖繩と小笠原の問題について事情が違うのだから、だから、もしこの日米の友好関係というのが、外務大臣の言うように、対等の立場に立つ友好関係ならば、事情の違う小笠原についてはこれの返還を求めるということは可能なことじゃないのか、そういう努力はできないのかという意味の質問に対して、まず島民の帰島と。墓参に次いで島民の帰島をはかる。それから返還についてもこれは積極的に取り組みたいというふうに私は聞いたわけなんです。だから、何か日にちがたつにつれて内容が後退をするように聞こえるわけです。それからきのうの新聞等によると、アメリカ側は沖繩も小……

第56回国会 建設委員会 閉会後第1号(1967/11/21、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 石井さんの質問に関連したことをちょっとこの機会に大臣に質問しておきたいと思います。石井さんがいま質問をされた問題に対して大臣が答弁をして、石井さんは大臣の答弁は八〇%りっぱだ、こういうふうに言われたのです。ところが私が聞いた限りでは、あなたの質問要旨に対する大臣の答弁というのは、八〇%わかりませんよ。だから石井さんが安心したと言われるのは、ちょっとおかしいと思うのです。私はいまの大臣の答弁を聞かれたのならば、かえって石井さん自身は不安にならなければならない。それを逆に八〇%りっぱだ、こう言われるのは、ちょっとおかしいと思う。超高層ビルの問題について、いま委員長からも念を押されたよ……

第57回国会 建設委員会 第2号(1967/12/20、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 砂利の問題について若干質問をしたいと思います。  先般、建設委員会といたしまして、砂利の乱掘の問題並びに道路の整備の問題等で視察をいたしました。埼玉県内を視察をいたしました。その視察に基づいていろいろと質問をしたいところでありますけれども、きょうは質疑者がかなり多いようでありますので、道路等の問題は他の委員に譲りまして、とりあえず砂利の問題に限定をして、大臣に質問をしたいと思います。  まず、問題になっております個所を幾つかあげますと、飯能の中藤川、入間川の上流でありますが、中藤川という川がありまして、この川のそばに山――この写真で後ほどごらんになっていただきますが、山があって、……

第57回国会 予算委員会 第3号(1967/12/18、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 開運。外務大臣の答弁はもっともなように聞こえるけれども、それは、自分の行動はとびらを押えといて、締め出す気は毛頭ございませんと口の先で言っておるだけじゃありませんか。今日、まだそうでしょう。それは表向きのことばはどうあろうとも、実際の行動においては中共を締め出すために日本は過去においてアメリカと同調してきたという事実だけは、これは認めないわけにはいかないんじゃないですか。その点は率直に認めてもらったほうがいいんじゃないかと思う。  それから、防衛庁長官にお伺いしたいんですけれども、あなた先ほど、米ソは相当核を持っておるけれども、中共の場合はしれたものだと、こういうふうにおっしゃっ……

第57回国会 予算委員会 第4号(1967/12/19、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 日米共同声明による国会論議の中で今日まで明確になったことは、沖縄の返還については、アメリカの大統領は簡単に同意をしなかったということ、日本の国民的要望に対して小笠原返還ということだけが実現をした、沖縄の軍事施設の重要性について特に認識をさせられた、つまり総理がアメリカの大統領と会ってそのことについて同意をしたということ、ベトナム戦争でのアメリカの立場を支持したということ、これらのことが明確になってまいりましたけれども、沖縄返還の場合でも、アメリカの軍事基地については、つまり核基地については白紙であると、こういうふうにお答えになったようです。この白紙であるという意味なんですけれども……

第57回国会 予算委員会 第6号(1967/12/21、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、日本社会党を代表して、昭和四十二年度補正予算三案に対して、反対の態度を明らかにするものであります。  いま日本の経済はきわめて深刻な事態に直面いたしております。その原因としては、政府が経済の見通しを誤り、放漫な財政の運営を続けてきたことを第一にあげなければなりません。今日までの無計画な設備投資の行き過ぎは、政府の予想をすらはるかに上回り、七兆二千億に達し、国際収支には大幅な赤字が見込まれるに至ったのであります。  国民は、とどまるところを知らない物価の上昇に苦しみ、かつ悩まされ、貨幣価値の下落を苦々しい思いで見送るほかにすべがないのであります。年度を通じましての物価の上昇率……

第58回国会 建設委員会 第4号(1968/03/07、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この前説明のあった中で、道路関係予負の中に「国際空港関連の高速自動車国道等緊急に整備を要する区間の建設を促進する」という事項がありますけれども、国際空港はいま非常に問題になっているところであります。国際空港ができ上がらないことには、道路も緊急に整備を要するということにはならぬと思うのでありますか、一体その国際空港ができる見通しがあるのかどうか。もちろん見通しがあるというたてまえで道路も整備をするということになるんでしょうけれども、これはやはり両方とも勘案しながらいかないといけないと思うんですが、この点は一体どうなんでしょうか。

第58回国会 建設委員会 第6号(1968/03/14、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 きょうは埼玉県の福岡町というところに参議院の文教委員会の視察があったわけです。で、中村文教委員長をはじめ各党の委員が参りまして、学童の登校の状況と全体の学校の位置、こういったような問題について視察をしておるわけでありまして、朝の七時半ごろから登校状況をずっと見てまいりましたが、私は途中でこちらのほうへ抜けてきたわけでございます。端的に言うと学校が足りないということ。学校が足りないというのは、福岡町というのは団地ができまして、従来農村地帯のようなところだったんですが、そこへ鉄筋コンクリートの四階建てのアパートがたくさんできまして、いわばこの種の団地のはしりのようなところなんです。人……

第58回国会 建設委員会 第10号(1968/04/09、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 都市再開発法の審議にあたって大臣に若干お伺いしたいと思うんですけれども、都市計画法案であるとか、これはいま衆議院で審議中だそうですが、再開発法案であるとか非常にこまごまといろんな法案が出されているんですけれども、総合的な都市計画のビジョンというものがはたしてあるのかどうか、そういう点が問題じゃないかというような気がいたします。きのう、おとといと私も、地元で選挙がありまして、その選挙の応援に東京に近接をする埼玉県のある町を回ってきたんですけれども、ここ数年来非常に人口がふえておるわけです。人口がふえておりますということは、ちょっと何年か前に畑だったところが住宅地に変わっているわけで……

第58回国会 建設委員会 第19号(1968/05/15、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 井上参考人にお伺いしたいと思うのでありますが、他の施策ですね、つまり公共政策その他ということをちょっとおっしゃったのですが、私どもこの法案についてちょっと首をかしげざるを得なかったことは、都市計画というごく限られた都市計画ということにいろいろと手を加えるように見受けるけれども、しからば道路だとか鉄道だとか、要するに総合的な国土開発計画との関連はどうなっているのか、こういう不安があるわけであります。いま建設省は、道路計画を立てております。この道路計画は道路計画でもってどんどん進められようとしている。国鉄は、全国的に新幹線をこれから建設をしていこう、あるいはまた線路を増設して、複線、……

第58回国会 建設委員会 第20号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 総理にお伺いいたしますが、この都市計画法をいろいろ審議をしてまいりましたし、昨日は参考人の意見も聞かせていただきまして、結果的に言うと、運用上のいろいろな不安が表明されているわけであります。今日まで政府がやってまいりましたいろいろな業績の中で一番大きな手扱かりがあるというのは、外交上の問題は本委員会の問題でございませんから省略いたしますが、内政上の問題から言うと、地価対策だろうと思います。地価の抑制ということは、前々から言われておりながら一向に効果をあげていないわけです。したがって、この都市計画法なるものが十分に機能を発揮するためにも、地価の抑制ということが確実に完全に行なわれる……

第58回国会 商工委員会 第8号(1968/03/28、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 砂利の乱掘によるいろいろな被害が生じておりますので、この問題について大臣にお伺いをしたいと思っております。河川の砂利の乱掘によって橋脚がくずれるといったような問題もありましたけれども、最近は河川の砂利がほとんど掘り尽くされまして、山砂利からおか砂利というふうに変わってまいりました。私がいままで調べた範囲でちょっと申し上げますと、埼玉県あるいは東京都あるいは神奈川県等におきまして、砂利の乱掘によって大きな穴を田畑にあけられてしまう、しかもそのあけられた大穴は、おおむねほうりっぱなしになって、あとになっていろいろな問題を生じている、こういう実例があります。具体的に申し上げますと、私が……

第58回国会 商工委員会 第20号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 砂利採取法の改正ということになるのですが、この砂利採取法というのは、「砂利採取業の健全な発達に資するとともに、砂利の採取と河川の保全等との調整を図り、」と、こういうふうになっております。主として対象は、この場合は河川が多いと思うのでありますが、すでに河川の砂利というものは相当取り尽くされているのではないかというふうに考えられます。現に東京近郊の河川では、砂利がもう枯渇をして、そのためにだんだん陸砂利から山砂利に移っていっているという傾向があるわけです。一体、河川砂利の場合は、今日まだどのくらいの砂利資源としての寿命があるものか、それから、これから先行き河川砂利に対する保全といった……

第58回国会 商工委員会 第21号(1968/05/23、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 若干関連して質問したいと思うのですが、いま藤原さんからも質問がありましたけれども、非常に砂利行政については後手々々と回っている感じがするのですよ、何といいますか、火事が消えそうになってから消防署に電話をかけるといったような傾向があるような気がいたします。盛んに燃え上がっているころはやじ馬と一緒になってあれよあれよと言っているだけです。これじゃ被害を受けるのは国民ですから、対策がいつもあと回しということになると思うのですが、衆議院でもって砂利採取法案に対する附帯決議というのがついております。この衆議院の附帯決議は、「将来とも実態に即応して改善を加えるよう努めること。」、こういうのが……

第58回国会 予算委員会 第4号(1968/03/22、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 議事進行。いまの答弁を聞いておりますと、加瀬さんのほうは具体的な事実について指摘をしているのです。ところが政府委員の答弁のほうは、抽象的な言いのがればかりやっているわけです。だから質問に対して答えてないです。そのまんま時間つぶしをされると、たいへん私どもとしては迷惑なんですが、指摘をした具体的な問題に対しては、もっとやはりまともに答えてもらいたいと思うのです。文部大臣だってそうです。いままでの答弁を聞いていると、教科書の検定というのは責任者がないみたいです。そんなことはないでしょう。文部省に責任があるのですよ。責任があるんならば、いままでやってきた問題について、削除したり修正した……

第58回国会 予算委員会 第6号(1968/03/25、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 在日朝鮮人諸君の帰国問題について最初にお聞きしたいと思うのでありますが、さきにコロンボにおいて日本赤十字並びに朝鮮赤十字で話し合いが行なわれ、ある程度問題が煮詰まったかのように聞いたのでありますが、突如としてこれは決裂をしてそのままになっておるという状態であります。二月二十八日の衆議院の予算委員会では、この問題でわが党の楢崎委員から質問があり、厚生大臣から善処したいという旨の答弁があったようでありますが、具体的には一体どういうふうにされるつもりなのか、まず厚生大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 日赤の方にお伺いしたいと思うのであります。  わざわざ御出席いただきましてありがと……

第58回国会 予算委員会 第7号(1968/03/26、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。総理にお伺いしたいのですけれども、いろいろ対策を立てておるということなんですが、いまの問題、この課徴金の問題は希望的観測でもってやったら、えらいことになると思うのです。だから、最悪の事態としては、これは実施をされるということも覚悟をして、その場合にどうしたらいいかということは政府としては当然考えておくべきではないでしょうか。課徴金が実施をされるということと、それから、まあ、こういうことは考えたくないと言っても、事実問題としてドルの切り下げということも将来あるかもしれない日本にとってはゆゆしい問題だろうと思う。ゆゆしい問題だろうけれども、自国のことじゃないのですから、他国のこ……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1968/11/12、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 昭和四十一年の三月二十九日、参議院運輸委員会で、やはり水上温泉の菊富士ホテル火災問題について質問が行なわれております。木村委員から克明に質問が行なわれておって、政府委員から答弁があるのですけれども、当時の中村大臣からは、今後このような悲惨な事故の起こらないように鋭意努力をして関係各省庁との間に一つの機関をつくって対策を立てようといったような答弁があるわけです。しかし、この菊富士ホテルのとき以上の犠牲者が出ているわけなんですが、いまお聞きしますと、消防法違反ということもあった、基準法違反については目下調査をしていると、こういうことなんですが、この従業員の誘導がよろしきを得なかったと……

第59回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号(1968/11/14、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。大臣、恩赦の問題で閣議でもいろいろな意見があったと、横川さんの質問に答えられた中にそういうことを言われましたね。いろいろな意見があったということは、幾ら何でも、選挙違反をパーにしてしまうなどということはあつかましい限りだから、遠慮したらよろしいというふうな意見もあったのかどうか。そうじゃなくて、やれやれという意見ばかりだったのかどうか、その点をお伺いしたいと思います。

第59回国会 法務委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 日通の問題について若干質問したいと思いますが、衆議院の法務委員会でも横山利秋議員から質問があり、また本会議等においても質問があったと記憶しておりますけれども、日通の汚職について四十七名の国会議員が金をもらっておると、こういうことが明らかにされた。その四十七名は自由民主党と社会党と民社党であると、ただし氏名は公表できない、その公表できない理由については云々といったようなことが報じられておりますが、どうもその点がふに落ちないと思うのです。くさいものにふたをするということでは、やはり政治に対する不信感を招くことだとこう思うのでありますが、なぜでは、金をもらったという事実がはっきりしてお……

第60回国会 運輸委員会 第2号(1968/12/19、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 大臣と総裁と両方お見えになっておりますから、この機会に大臣にもお伺いしたいし、総裁にもお伺いしたい、こういうふうに考えております。実は私ども社会党でもって、通勤時間帯をねらってアンケートを求めたわけです。つまり、朝六時半ごろから八時ごろまでの時間帯を見て、社会党の国会議員あるいは市会議員等が駅前でビラ配りをやったわけです。十月のダイヤ改正ではたして便利になったのかどうか、それから利用者としては一体どういうことを望んでおるのか、それをまあ書いてもらって、朝配って、そして夕方帰ってきたときに、駅のそばに箱を置いといて、その箱の中に入れてもらう、こういうことをやったんです。そうしました……

第60回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1968/12/20、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 砂利の採掘の問題でちょっと質問をしたいと思います。これはもう前々から砂利の乱掘については、建設委員会とそれから商工委員会等で、埼玉県の砂利の乱掘の状況を視察をしてもらったことがあります。それで、これはちょっと日にちを忘れましたけれども、埼玉県の大里郡江南村というところ、ここを視察をした際に、村長か出てまいりまして――非常に大きな穴をあけられて、村道がそれによって分断をされている。こうなるまでどうしてほうっておいたのだということを村長に、当時の建設委員長だったかと思いますが、質問をしましたら、やくざ風の若い衆が出てきて、「四の五の言うと、ただ置かないぞ」と言っておどかされたので、そ……

第61回国会 運輸委員会 第6号(1969/02/25、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 国鉄の機構の問題について質問したいと思います。  いま国鉄が東京鉄道管理局を三分割をするという方針をとっており、先般大きな広告を新聞にまで出しました。そこでそのことについて特に質問したいのでありますけれども、組合が三分割反対でストライキをやる。もし労使双方の話し合いがつかない場合には、三月一日にストライキが行なわれるということも伝えられているわけであります。こういう緊迫した事態にありますので、なぜ三月一日に東京鉄道管理局を三分割しなければならないのか、三月一日を期して三分割をしなければ、国鉄の運営はどうにもならないような破綻に落ち込むような具体的な現実があるのかどうか、そのことに……

第61回国会 運輸委員会 第7号(1969/02/27、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 一昨日の当委員会で質問したのでありますが、東鉄の三分割問題であります。三月一日に、聞くところによりますとストライキが行なわれるかもしれないというような緊迫した状況にありますので、私どもとしてはきわめて関心を持たざるを得ないのでありますけれども、一昨日の副総裁の答弁によれば、三月一日のストライキというものは極力回避したいというお答えでありました。なぜそのトラブルが起こったかという問題について、あるいは話が不調になったかという問題について副総裁のお答えは、組合側がなかなか団体交渉に応じなかった、要するに団交の土俵の上に上がってこないので、やむを得ず当局側として一方的に措置せざるを得な……

第61回国会 運輸委員会 第8号(1969/03/20、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連して。経済企画庁長官が私鉄の運賃については上げないという、これは決意ということを言われたというのですがね。経済企画庁長官で私鉄の社長を兼務しておるわけではないのだから、かってに私鉄の場合は運賃を上げませんという決意を自信を持って言えるはずのものじゃなかろうと思うのです。やはり大臣はバランスということを言われたけれども、収支のバランスがくずれてくれば、この経済企画庁長官の決意にかかわらず私鉄のほうも上げなければ、前田さんの話じゃないけれども、船の底に穴があいてしまって沈没してしまう、こういうことになってくる。ところが、部長のほうは運賃値上げ等の方法でもって切り抜けるかのような言……

第61回国会 運輸委員会 第9号(1969/03/25、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 一応、大臣の出席を求めて質問をするという原則、方針にのっとってやりたいと思っておりましたけれども、いろいろ衆議院の状況、あるいは参議院の予算委員会等事情があると思いますので、詳しくは次の二十七日の委員会でまたあらためて質問をすることといたしまして、いままで野党側から質問がなかったようでありますので、若干私のほうから質問をしてみたいと思います。  内航海運の対策の基本方針として、内航海運対策要綱に基づいて、近代的経済船の整備、過剰船腹の処理、それから内航海運企業の適正規模、こういったような措置を進めてきたということになっておりますが、一体、その実績はどうなっているのか、それから過剰……

第61回国会 運輸委員会 第10号(1969/04/03、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 先週質問したのですが、そのときは大臣がお見えになりませんでしたが、日航のジェット機の乗員訓練用の空港の候補地として琉球列島の宮古島を運輸省で調査をした、こういう事実について質問をしたわけであります。そうしましたら、那覇空港の整備計画があるので、その目的のために沖繩へ行ってついでに調査をして下見をしてきたのだ、こういう意味の御答弁があったわけでございます。したがって、じゃ那覇空港の整備計画というのは、一体どのようなものか、予算的にどうなっているのかというようなこととあわせて那覇空港の整備計画についての資料を今回提示してほしいということを注文をしておきました。その整備計画等について説……

第61回国会 運輸委員会 第12号(1969/04/10、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ちょっと関連して発言したいのですがね。いま大臣と副総裁が答弁したことは、同時に通してほしいということだけなんですよ。だけれども、実際問題として運賃法はこうやって参議院でやっている。ところが通行税法のほうは衆議院にまだいるでしょう。衆議院にいてこっちにまだ来ていないのです。そうすると一体どうなるかわからぬですよ、これは。だから、かりにですよ、この運賃法だけ参議院で成立したとしても、この通行税法が来なかったらどうするかということを聞いているのです。そのとき切符が売れるのですか、第一。切符は売れないのじゃないですか。この間だけ高い税金をかけて、この通行税法が通ったらその税金分だけまける……

第61回国会 運輸委員会 第14号(1969/04/17、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 休憩も、ころ合いはまことに休憩してもいいと思いますけれども、ただ答弁できることは答弁してもらって、答弁できないことを答弁しろと言っても無理だから、その点明らかにしてもらいたいと思うのですよ。新聞記事の問題でもって、田代委員のほうからは、自民党は十五日に役員会を開いて、二十五日の本会議でもって運賃法をきめて、五月一日実施と書いてあるけれども、ほんとうかどうかということを聞いているわけですね。委員長は知らないと、こう言っているわけです。だから、それを何回繰り返してもしようがない。そこで、それを何回繰り返しても時間がかかるばかりだから、私のほうで、それじゃ突っ込んで聞きたいのだけれども……

第61回国会 運輸委員会 第15号(1969/04/22、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 田代委員のほうから質問されていることは、二十一日に職権で委員会の招集をしたのはどういうわけだということをしきりに言っておられるわけです。それで、連合審査についていろいろと与野党間に、何日に持つかということで、いままで何回か話し合いが行なわれたことはもう委員長も言われたとおりなんでありますが、物価委員会で議決をしたのが九日、大蔵委員会が十五日、地方行政委員会が十七日、公害関係の委員会が十八日になっております。そうしますと、先週の定例日は十七日、ですから十八日に公害関係の議決が終わって、ほぼ関係委員会の議決が終わった時点では、委員会で受け入れの議決をするというのはきょうをおいてはかな……

第61回国会 運輸委員会 第18号(1969/05/08、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 議事進行について。有効か無効かということであまり時間をとりたくないと思います。われわれやはりこの間の質疑打ち切りは無効であったというふうに解釈しております。無効であったという解釈をとらなければ、この間の質疑はそのまま加瀬委員から始まり、三木委員に引き継ぐという順序はとれないわけで、さらに連合審査という手続もとれないわけです。さらに継続して委員会を行ない、さらに連合審査をやり、またきょう委員会を開く、こういう段取りをとっているんですから、これは無効であるという解釈をするのが、私は妥当だろうと思います。そういう解釈でもってこれから議事を進めて行きたいというふうに考えておりますので、も……

第61回国会 運輸委員会 第19号(1969/05/15、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連してお聞きしたいのですがね。  これから先カーフェリーがふえるということになると、それに従事する従業員、いわば乗り組み員ですね、これも相当ふえてくるだだろうと思う。その場合にさきの、たとえば自動車が乗らないうちに船を出航させたといったようなケースですが、これはちょっと私らの常識では判断できない。何か渡し船の船頭が馬でも運んでいるような調子で仕事をやっているのじゃないかという、こういう印象を受けるわけです。だから、それらの乗り組み員の教育であるとか、あるいは養成であるとかいうものはどういうふうになっているのですか。現状、これからの需要の増大に伴って間に合うようになっているのかど……

第61回国会 運輸委員会 第20号(1969/06/05、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に大臣にお伺いしたいと思うのでありますが、鉄道新線建設促進全国協議会第十五回定期全国大会が決議をいたしまして、各委員にも決議の内容を送ってもらいました。おそらくそれは大臣並びに関係方面に配付されたことではないかと思うのです。  これによりますと、――鉄道新線建設長期計画完全実施のための閣議決定をやってもらいたい、四十五年度鉄道新線建設予算を大幅に獲得をしろ、地域開発路線建設促進のための政府出資金を大幅に増加をしろ、あるいは調査線・予定線への昇格・編入のための鉄道建設審議会の早期開催、こういうことを強く要望をいたしました。しかも、この鉄道新線建設促進全国協議会というのは、会長が……

第61回国会 運輸委員会 第21号(1969/06/10、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 一昨日のこの東海道本線の事故の問題ですが、貨物列車がいままでの国鉄の事故ではたいがい原因をつくっているわけです。これからも貨物列車が運行をされる限り、かなりこの危険はあるものと見なければならないのでありますが、六月八日の事故の場合はその原因を究明をしているということでありましたけれども、現在どの程度まで原因がわかったのか、その点を御報告願いたいと思います。
【次の発言】 この場合、複線区間においておそろしいのは、鶴見事故や三河島事故のように、たまたま下り列車が上り列車の線路まで支障を来たすというところへおりあしく上りが入ってきたということになると、えらいことになる。それからATS……

第61回国会 運輸委員会 第22号(1969/06/12、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 前回質問いたしました際は、概要だけで図解がなかったので、ほんとは大きい図面を書いて説明してもらおうと思いましたが、間に合わないということですから、ここに一応資料として図を書いてもらったわけであります。前回、鉄監局長からも答弁がありましたが、率直に言って、どうも要領を得ない点もありましたし、調査中という御答弁もございました。しかし、六月八日以前の五月十七日にも、函南―三島間で脱線事故があったわけであります。これらの脱線事故については、その原因が何であるか、競合脱線なら競合脱線であるとしても、一体どういうような事情で脱線をしたものか、どこで調査を行ない、今日までどういう結論が出ている……

第61回国会 運輸委員会 第23号(1969/06/17、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 まず、この欠陥車の問題でありますが、最初に清水参考人、それから樋口参考人にお伺いしたいと思います。  運輸省が陸運行政の関係官庁として何をなすべきかというような問題、ただいま、たとえば検査官の数が非常に少ないということを言われました。しからばこの検査官の数をふやしたらいいじゃないかということにもなるわけでありますが、そのほかにも陸運行政と安全の問題でもってやるべきことは端的に言ってどういうことかということ。それから通産省は、業界に対する指導監督の責任があるわけでありますけれども、通産省がはたして業界に対する指導、これでいままで十分であったのかどういうかという問題がありますし、通産……

第61回国会 運輸委員会 第24号(1969/06/19、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 大臣がお見えになっているので、最初に大臣にお伺いしたいと思います。  いままで自動車の欠陥車の問題だいぶ触れられました。ところがたまたま時期を同じくして国鉄の競合脱線という事故が続いたわけです。東海道線で脱線事故があって、それから北海道でも脱線事故があった。いずれも脱線した車は二軸貨車ですね、同じ構造の。とすると、言うなれば脱線をした貨車というのは国鉄の欠陥車じゃないかという気がするわけです。この国鉄の欠陥車、たまたま脱線転覆はしたけれども、幸いにして二重事故にならなかったので大きな被害は出なかったのですがまさに紙一重のところだったわけです。大惨事になる可能性を秘めていたわけです……

第61回国会 運輸委員会 第27号(1969/07/01、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いまの監督局長の報告ですがね、事実と違うようなんですね。国鉄の運転局から私が報告をしてもらった内容は、床下の冷却器から出火をしたが、それがダクトを通って天井にあるクーラーから火をふいて天井のほうから焼けてきた、上のほうから焼けてきたと、こういうふうに報告を聞いているわけです。いまの局長の報告によりますと、床下から火をふいて、そしてそれが床の上に燃え上がったように報告をされておる。だいぶ違うわけです。もし、鉄監局長がこの列車火災事故の詳細について御存じないとすれば、ちょっと問題じゃないかというような気がするのです。報告が私どもが聞いた感じとちょっと違いますから、その点をもう少し詳細……

第61回国会 運輸委員会 第30号(1969/07/10、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 まず、空港の進捗の状況ですね、つまりパーセンテージにすると何%ぐらい進捗をしているのか、こういう点、たとえば、それは工事の問題、関連した道路なり鉄道の問題、それから地元の土地の買収の問題といったようなことに分けて、全般的な進捗の状況について御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 羽田の空港との関係もあると思うんですけれども、道路だとか鉄道というものが一緒にでき上がらなければ空港自体はあまり意味をなさないような気がするわけですが、空港の使用開始の日時と、鉄道なり道路の開通の日時というものは合わせて計画をしてあるのかどうか、それは合うようになっているのかどうか、進捗状況等を含……

第61回国会 運輸委員会 第31号(1969/07/15、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 羽田空港の外国機の出入状況というものは、現在どういう状況にあるのか、昭和四十年に新東京国際空港公団法案を提案した際の提案理由の説明の中には、昭和四十五年ころには能力の限界に達するものと予想されるというようなことで提案をしているわけでありますけれども、現状は一体どうなのか。それといまの質疑にありましたチャーター機による問題、若干関係もございますので、この点を御報告願いたいと思います。
【次の発言】 能力の限界となるとどのくらいになるわけなんですか。限界はすでに越しているのかどうか。
【次の発言】 アメリカのチャーター機による飛行場の占用でありますけれども、最近のこの増減状況、現況と……

第61回国会 運輸委員会 第32号(1969/07/17、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いままでの委員会で審議した中で明らかになってきたことは、新東京国際空港の予定地と都心を結ぶ交通路がいささか心細いということですね。道路のほうは、箱崎のインターチェンジから高速六、七号線を通って京葉道路を経由ということになりますと約一時間である。しかし、箱崎というのは隅田川のちょうど永代橋と清洲橋のまん中辺で、昔でいえば江戸のはずれであるということになるから、都心まではここから約六キロないの七キロ、千代田区ないし港区近辺を都心とみなせば、あるいは新宿区とかこの辺を都心とみなせば、この箱崎のインターチェンジから都内の高速道路を利用したとしても最小十分は必要とするだろうということになり……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第10号(1969/06/06、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) この際、一言であいさつを申し上げます。  ただいま当委員会の委員長に選任をせられましてはなはだ光栄の至りでございます。何ぶんにも私初めてでございます。皆さん方の御協力と御指導を賜わりまして、この大切な任を全うしたいと思っております。何ぶんともよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 産業公害及び交通対策樹策立に関する調査を議題とし、産業公害対策に関する件について調査を行ないます。質議のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本日の質疑はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時八……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第11号(1969/06/13、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨、十二日、柳田桃太郎君が委員を辞任され、その補欠として木島義夫君が選任されました。  また、今十三日、山崎昇君及び多田省吾君が委員を辞任され、その補欠として田中寿美子君及び小平芳平君が選任されました。
【次の発言】 次に、産業公害及び交通対策樹立に関する調査を議題とし、本日は交通対策に関する件について調査を行ないます。  質疑のある方は、順次御発言を願います。松澤君。
【次の発言】 先ほど松澤委員の質問の中で、抜き取り検査という形を行なうのかという質問がありま……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第12号(1969/06/27、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法案(閣法第六三号)  公害紛争処理法案(閣法第六八号)  公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第九四号)  公害に係る被害の救済に関する特別措置法案(衆第一〇号)(予備審査)  公害紛争処理法案(衆第二〇号)(予備審査)  公害に係る健康上の被害の救済に関する法律案(参第一号)  公害に係る紛争等の処理に関する法律案(参第五号)  公害委員会及び都道府県公害審査会法案(参第六号)  以上八案を一括議題といたします。  まず、政府案三案より順……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第13号(1969/07/02、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  加藤シズエ君が委員を辞任され、その補欠として前川旦君が選任されました。
【次の発言】 公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法案(閣法第六三号)  公害紛争処理法案(閣法第六八号)  公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第九四号)  以上(いずれも衆議院送付)を一括して議題といたします。  前回に引き続き質疑を行ないます。  質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第14号(1969/07/09、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る七月三日、原田立君が委員を辞任され、その補欠として小平芳平君が選任されました。  また、昨八日、加藤シヅエ君が委員を辞任され、その補欠として成瀬幡治君が選任されました。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法案(閣法第六三号)、公害紛争処理法案(閣法第六八号)、以上衆議院送付、公害に係る被害の救済に関する特別措置法案(衆第一〇号)、公害紛争処理法案(衆第二〇号)、以上予備審査、……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第15号(1969/07/18、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る十日、成瀬幡治君が委員を辞任され、その補欠として加藤シヅエ君が選任されました。
【次の発言】 公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法案(閣法第六三号)、公害紛争処理法案(閣法第六八号)、公害に係る被害の救済に関する特別措置法案(衆第一〇号)(予備審査)、公害紛争処理法案(衆第二〇号)(予備審査)、公害に係る健康上の被害の救済に関する法律案(参第一号)、公害に係る紛争等の処理に関する法律案(参第五号)、公害委員会及び都道府県公害審査会法案(参第六号)  以上……

第62回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第1号(1969/11/29、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) 一言ごあいさつ申し上げます。  本日重ねて私が委員長に選任されましたが、前国会におきまして、委員各位の御支援によりまして、無事重責を果たすことができましたことを厚くお礼申し上げます。  なお、今国会におきましても、前回同様、委員各位の御指導、御協力をいただきまして、無事委員長の責任を果たしたいと考えております。何ぶんよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 引き続き、これより理事の選任を行ないます。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第62回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1969/12/02、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  昨一日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として渡辺武君が選任されました。
【次の発言】 次に、継続調査要求についておはかりいたします。  産業公害及び交通対策樹立に関する調査につきましては、国会が閉会になりました場合においても、なお調査を継続することとし、本院規則第五十二条により、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に……

第63回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1970/07/21、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 金手駅の廃止という問題が出ましたけれども、駅間距離が近いといっても、かなりあったような気がするし、それから利用者も相当あるのじゃないかと思います。現在の利用者数と、それから甲府の駅から金手の駅までの距離はどのくらいあるのか、その辺、参考までにお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 駅間距離が一・一キロ、利用者が三百人ぐらいのところはやめてしまう、こういう話になると、それに該当するところはみんなその基準でやめろといった方針になっているのかどうか、それをちょっとお聞きしたいと思うのです。たとえば私のところで、秩父鉄道です。熊谷から上熊谷まで九百メートル。しかしこの上熊谷にも駅……

第63回国会 運輸委員会 第3号(1970/03/05、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 大臣が参りましたら大臣にも聞きたいと思いますが、せっかく海上保安庁長官が見えておりますので、先に海上保安庁長官に聞きたいと思います。  最近の大型船の海難事故についてでありますけれども、この事故原因等については、大臣にあらためて質問いたしますが、こういう海難事故の場合に、海上保安庁としての救難体制というものはどうなのか。  それから、海上自衛隊のほうではたいへんにおくれて、何か大臣のほうで処分をしたという話も聞いているわけでありますが、海上自衛隊と海上保安庁との連絡――救難を必要とする場合の連絡はどういうふうになっておるのか。  それから、一体救難の責任というのは本来どこが中心に……

第63回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1970/10/09、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に総裁のほうにお伺いしたいのですが、きょうは公害対策特別委員会も開かれておりますけれども、公害が非常にいま問題になっている。国鉄は蒸気機関車のほうがなくなって、ばい煙による公害というものはだんだん問題は影をひそめておりますが、例の列車便所のたれ流し黄害、このたれ流し黄害の対策というものは、いかに財政的に困るといっても、ほったらかしにしておくわけにいかないだろうと思うのです。だから、この問題を新しい予算面で、はたして国鉄としては考えているのかどうか、その点をお伺いしたいのです。
【次の発言】 私ら汽車に乗っていて車内放送をするわけです。たとえば上野行の汽車に乗ると赤羽から先は便……

第63回国会 運輸委員会 第4号(1970/03/10、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 成田新幹線の問題について、ちょっと関連して質問したいのですが、運輸委員会で成田空港の問題をいろいろ論議をした際に、交通問題について私何回か質問した記憶があります。その際、成田空港ができたら、そこに新幹線をつくるという話があるんだが、どうなのかということを質問しましたら、国鉄総裁だったと思いますけれども、成田には新幹線はつくらないと、こういうふうに発言されたように私は記憶している。で、なぜかと言うと、京成電鉄と総武鉄道で間に合うという意味でした。だから、そのときに私は聞いたんですが、京成電鉄というけれども、京成電鉄というのは新空港に延長したとしても、東京はどこに出てくるかというと、……

第63回国会 運輸委員会 第5号(1970/03/12、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 大臣がお見えになりましたので、先般の大臣の所信表明に対する若干の質問をさせていただきたいと存じます。  きょう、鉄道建設審議会の全国新幹線網計画というのが新聞に出ておりましたし、先ごろの大臣の所信表明の中にも、全国的な幹線交通網の建設ということを述べておられます。この幹線交通網の問題でありますが、鉄道建設審議会できめた案によれば、総額十一兆三千億ということだそうであります。問題はこの財源のことなんですけれども、全国を新幹線で結ぶというアイデアについては決して反対する理由はございません。それはそれでけっこうだと思うのでありますけれども、問題はその裏づけになる財源です。十一兆といえば……

第63回国会 運輸委員会 第6号(1970/03/17、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 港湾施設と関連をして、今回の港則法の適用港にあえて限らないわけでありますけれども、道路であるとか、鉄道の連絡がどうなっているのかということがちょっと気になるので、この点について今回の関係をした各港、それぞれについて御質問したいと思うのです。つまり、連絡をする国道なり、あるいは県道なりというものが、ちゃんと港とうまく結びついておるのかどうか、舗装であるとか、あるいは道の幅であるとか、そういう点で渋滞等があっては何にもならぬような気がするわけです。そういう点の心配がないのかどうか。それから鉄道が港湾施設とちゃんと結びついているのかどうか、将来この鉄道がどういう形でもって幹線と連絡をす……

第63回国会 運輸委員会 第8号(1970/03/26、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 新空港は四十七年の三月までにできるという計画だそうでありますけれども、現在のところ予定どおり四十七年に開業できるというスケジュールになっているのかどうか、その点を最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 まだいろいろな問題があると思うのです、買収その他のですね。で、問題があるので相当困難はあると思います。しかし一応四十七年に空港ができ上がると仮定をして、空港と都心とを結ぶ交通の問題でありますけれども、先ごろ来、成田新幹線といったような話が出ております。新幹線を成田までつくるというようなことはなかなか簡単なことじゃないと思いますね、在来線を使うわけじゃないですから。そうなると、……

第63回国会 運輸委員会 第10号(1970/04/02、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いまの森中さんの質問に関連して、私のほうからもお聞きしますが、先ほどのニュースでは、日航の松尾社長の談話の発表があって、いまの時間になっては、きょうじゅうによしんば平壌に飛ぶことを許可したとしても時間的には無理であるという意味の談話が発表された。しかし、二百キロぐらいで、あの飛行機で飛べば十五分か二十分で飛べる距離にあるということであって、しかもジャンボですら一時間半で整備を完了して出発させることができる、こういうふうに言われている。もっともこのジャンボはその話のとおりいっておらないのでありますけれども、しかし、給油であるとか整備であるとか、そういうことにそんなに何時間もかかると……

第63回国会 運輸委員会 第11号(1970/04/07、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 警察庁にちょっとお聞きしたいのですが、先ほどあなたの答弁の中で、ソウルに着陸させるようなことは警察の権限でないし、そういう指示もしていないと、こういう答弁がありましたね。しかし、三十一日の当日のテレビには、私も見たから記憶があるのですけれども、福岡にとめる、さもなくば韓国にとめると、そういうふうにテレビに警察の方針として出てきましたよ。このことは私だけでなくて、多くの国民もテレビも見ておるし、それから新聞にも同じようなことが出ておったのです。ところが、いままでの御答弁によると、警察は全然そういうことを指示した覚えもないし、考えた覚えもない、こういうふうに言われているわけです。そう……

第63回国会 運輸委員会 第16号(1970/05/07、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 きょうの質問の予定は、港湾法なり、船員法なり、海上運送法でありますけれども、いま提案がございました全国新幹線鉄道整備法案なんですけれども、私はこの内容についてここで質問する気はないのですけれども、会期がこういうふうに押し迫ってきて、会期延長をしない限り十三日でおしまいということです。きょうあたりこういう提案をされるということは、一体審議をどういうふうに進めようとしておるのか、こういう疑問が出てくるわけです。東海道の列車でいうと、東京行の汽車がもう品川まで来たくらいのところなんです。国会の会期は品川まで来たくらいのところで食堂車に誘われているようなものです。十分な審議ができるかでき……

第63回国会 運輸委員会 第17号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 提案者に質問をしたいんですけれども、会期延長のない限り、あしたでおしまいになるわけです。そうすると、定例日としてはきょうは最後の日になるわけですが、最後の日の夕方近くになってようやく提案をされたことは、内容はきわめて膨大なもので、一体この新幹線鉄道の建設は何年かかってどこまでやれるかということなので、その財源についてはどのようにされる自信がおありになるのかといったようなことについて最初に質問をしたいと思うのでございます。  それとこの審議のやり方なんですけれども、これだけの、法案の中でもスケールの大きな法案を一日で審議しようというのは本来無理じゃないかと思うのですね、会期の点から……

第63回国会 運輸委員会 第18号(1970/05/13、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 角本参考人にまだお聞きしたいことあるのですけれども、きょうは総理の出席もこれから予定されておりますし、長時間お引きとめするわけにいかない事情もあるようですから、先ほど鈴木さんから言われましたが、これからの国鉄のあり方、禁治産者的な現在の国鉄でいいのかどうかという問題と、それから全国新幹線という新たな問題提起、こういう前提に立って、日本の交通網あるいは国鉄の役割り、あるいは国土計画全般にわたると思うのでありますが、それらの問題について、なお言い足りない点がございましたら、できれば文書にまとめていただいて御提出願えないかどうか。もしできましたら、そういうふうにしてお願いをしてもらって……

第63回国会 決算委員会 第7号(1970/04/03、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に、運輸省関係について質問をしたいと思います。  実は、いま問題となっております日航機の乗っ取り事件について、いろいろと質問をしたいところがあるのでありますけれども、非常に現在微妙な段階にあり、これから先どういう事態の展開を見るか、われわれにも予測がつきませんし、あまり立ち入った質問をして都合の悪いことになってもいけないと思いますので、本日のところは、この日航機の乗っ取り問題についての詳細な質問は差し控えさせていただきたいと思います。しかし、現在どういう状況にあるのか、これからどのような展開を見せようとしているのか、運輸省として何をやっておるのか、どういうことをいま扱っておる……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1970/01/14、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員長に互選されましたが、皆さまの御協力を得まして、その職責を全うしたいと存じます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 引き続き、これより理事の選任を行ないます。  本特別委員会の理事の数は四名でございますが、都合により本日は二名を選任いたします。理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に松澤兼人君及び沢田実君を指名いたします。

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1970/03/06、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る二月十三日、加藤シヅエ君、杉原一雄君、田中寿美子君及び松澤兼人君が委員を辞任され、その補欠として千葉千代世君、大和与一君、永岡光治君及び小柳勇君、十四日、川上為治君、徳永正利君及び西田信一君が委員を辞任され、その補欠として岡本悟君、奥村悦造君及び渡辺一太郎君、十八日、剱木亨弘君が委員を辞任され、その補欠として鹿島俊雄君、十九日、大和与一君が委員を辞任され、その補欠として吉田忠三郎君、また三月二日、伊藤五郎君が委員を辞任され、その補欠として木村睦男君がそれぞれ委員に選任せられ……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1970/03/25、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、昭和四十五年度交通安全対策関係予算について質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本件に対する質疑はこの程度といたしまして、本日はこれにて散会いたします。    午後零時五十二分散会

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1970/04/27、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る四月二十五日、渡辺一太郎君が委員を辞任され、その補欠として玉置猛夫君が選任されました。
【次の発言】 交通安全対策基本法案を議題といたします。  政府から提案理由の説明を聴取いたします。山中総理府総務長官。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。平川陸上交通安全調査室長。
【次の発言】 これより質疑に入ります。御質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 私のほうからちょっと。管制官の手当について。二百円というのはこれはきまった日とか何とかというのでなくして、……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1970/05/06、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る四月二十八日、玉置猛夫君が委員を辞任され、その補欠として渡辺一太郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  交通安全対策基本法案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1970/05/08、8期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  交通安全対策基本法案を議題とし、質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  千葉君から委員長の手元に修正案が提出されておりますので、この際、本修正案を議題といたします。   千葉君より修正案の趣旨説明を願います。
【次の発言】 それでは、ただいまの修正案に対し質疑のある方は順次御発言願います。  別に御発言もなければ、質疑はないものと認め、これより原案並びに修正案について討論に入りた……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 御協力をいただきましてありがとうございました。  当初、この交通安全委員会は、産業公害と一緒のときは自動車関係のみという議運の申し合わせがございましたけれども、先般産業公害委員会と交通安全委員会が分離をされましたので、四十二年の議運の申し合わせは一応御破算になったものというふうに解釈をされます。そこで、しかる後の運営でありますけれども、交通安全特別委員長と運輸委員長が協議をしてきめるということになりましたので、いろいろ協議はいたしましたけれども、今回成立いたしました交通安全対策基本法は、陸海空にまたがる安全対策をきめることになっております。そこで、この陸海空にまたがるということな……

第63回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1970/06/09、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 きょうの物価対策閣僚協議会でもって何をきめたかという、いまの報告をお聞きしたんですが、詳細お聞きしたわけではありませんから、一がいにきめつけるわけにはまいりませんけれども、大ざっぱに言うと、非常に事務的な報告のように聞いたわけです。いま国民が望んでいることは、際限もなく上がり続ける物価を何とかしてどこかでブレーキをかけてほしいということじゃないかと思うのです。ところが、この六月七日の朝日新聞にも出ておりますけれども、物価閣僚協議会では「お題目ばかりとなえて効果があがっていない、との批判が絶えない。」、こう書いてあります。お題目ばかりあげて効果があがらないということじゃ何にもならぬ……

第63回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第2号(1970/08/11、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 公取委員長、時間の都合があるようですから、問題をしぼってちょっとお聞きしたいと思うのですけれども、カラーテレビの輸出価格・国内価格の格差の問題ですね。これ、だいぶ取りざたされているようですけれども、ほかにもそういう例はあると思うんです。電機製品あるいは自動車といったような、ほかの品目でもあると思うのですけれども、カラーテレビのように小売り価格の非常に高い品物が代表的なものだと思うわけで、それで私お聞きしたかったわけですが、アメリカで買う場合と日本で買う場合と、アメリカのほうがはるかに安いというようなことは、われわれ国民としては非常に不愉快なものです。日本の国民の犠牲でもってアメリ……

第63回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第3号(1970/09/10、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ことしの五月に閣議できめられた新経済社会発展計画によると、まず物価の安定を最重点課題の一つとする、こういうことになっております。そのほかに、内容を拝見すれば、住宅、生活環境の整備と土地対策の推進、あるいは公害対策の強化ということがあるわけでございます。閣議でこの間きめたばかりですから、きめたことはやはり守ってもらいたい、こう思うのですけれども、ところが、ここに書いてあるようなことは、さっぱり効果があがっていないわけですね。それはやはり、どうも責任を全うしないということになると思うのです。国際収支等の影響によってどうにもならない問題は、これはある程度しかたがないとしても、国内の政策……

第63回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第4号(1970/10/12、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私鉄運賃の値上げに関連をして若干質問をしたいと思います。  この間私鉄の運賃が上がったばかりだし、この運賃の値上げというのは、輸送力を増強したり、あるいは安全を確保するということが一つの目標になっておるんじゃないかという気がするのでありますけれども、先般の委員会のときは、上げるんだか上げないんだか、企画庁長官も運輸大臣も、はなはだ答弁はあいまいだったわけです。検討するということだけだったわけです。全然見当がつかないでいたわけです、前回は。今回は、もうすでに上がってしまった。ところが、たまたま値上げが行なわれた直後に、東武鉄道で大きな事故がありました。この東武鉄道の事故は、いろいろ……

第64回国会 運輸委員会 第4号(1970/12/15、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 運輸大臣がお見えになっておりますので、大臣に、公害防止のための運輸行政のあり方について質問をしたいと思います。  連合審査等が行なわれまして、いろいろ公害問題について質疑が行なわれましたが、その質疑の中にはいろいろな問題がありましたけれども、私、聞いておりまして、交通公害等についての質問はあまり突っ込んで行なう時間的ゆとりがなかったように記憶いたしておりますので、交通公害の問題、それから排気ガスによる大気汚染の問題、こういったようなことについて、これは運輸大臣として責任を持たなければならない事項でもあろうかと思いますので、これについて質問したいと思うわけです。  まず、排気ガスに……

第64回国会 建設委員会 第2号(1970/12/03、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 大臣の時間の都合等もございますから、最初に大臣に重点的に質問をしたいと思います。  まず、道路と鉄道の問題なんですけれども、いま埼玉県、神奈川県、千葉県といったような東京周辺地域は人口が激増しております。この人口の伸び率が一番高いということになっておるわけですが、それだけに、これは大阪周辺でも同じような現象があるようですが、交通渋滞と交通事故というものが非常にふえております。ところが、道路の建設は必ずしもそれに伴うように進捗しておりません。この交通問題を解決するためにはどうしたらいいか、という問題なんでありますけれども、一つの方法として、道路と鉄道をある程度併用するという構想はど……

第64回国会 法務委員会 第4号(1970/12/17、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ちょっと関連して、いまちょっと水俣の問題で小林さんから質問が出て、おたくのほうの答弁は水俣の問題をちょっと避けて通ったような感じなんですけれども、現実の問題なんですからね。あの水俣の問題は一体どういうことになっているのか、これは実例に照らして見解を披瀝してもらいたいと思うんですが。
【次の発言】 それじゃ、この法律がさかのぼって実施されるということになれば、当然ひっかかるケースであるということは言えますか。

第64回国会 法務委員会 第5号(1970/12/18、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は日本社会党を代表いたしまして、原案に反対をし、修正案に賛成をする討論を行ないたいと思います。  この原案は、いままでの衆、参両院の審議並びに参考人の意見を聴取する段階で、われわれいろいろと質疑を行なってまいりましたけれども、何ら効果を期待することができないという結論に到達をいたしました。大体この公害防止をするということは、刑法上の責任を追及するということは二次的な問題であって、本来ならば公害の発生源を規制をし、公害の発生を防止をするということに重点を置くべきであろうと思うのでありますけれども、やむを得ず、いわば終末処理場的な意味でこのような法律をつくって、公害の規制をしようと……

第65回国会 運輸委員会 第3号(1971/02/16、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 先般の東北本線の追突事故問題についてお聞きしたいと思うんですが、機関士が酔っぱらって運転をした、その結果ああなったという事情は、新聞等ですでに報ぜられましたから、それはそれでわかりますが、追突したときに、あるいは追突した直後、機関士は一体どういう措置をとったのか、それから車掌がどういう措置をとったのか、それから対向列車はどういう状況にあったのか、そういったようなことについても御報告願いたいと思います。
【次の発言】 留置をされている機関士の話というのは警察を通じてしか国鉄では事情を聞くことができないのかどうか。国鉄が直接本人から概況を聴取することはできなかったのかどうか。その点は……

第65回国会 運輸委員会 第4号(1971/02/23、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いままでの御答弁を伺った範囲では、公団の総裁は反対派の譲歩を期待をするというだけで、計画をするあるいは工事を進捗する立場とすれば、設計変更だとかあるいは計画変更の余地は全然ないように聞こえるわけです。で、現地では、たとえば、かつて蜂之巣城といったような問題がありましたけれども、ああいうような問題とは性格が全然違うと思うんですね。もう農民が主体になっておる。もちろんそれは学生も参加をしているようでありますけれども、農民がああいうふうな穴を掘って、それへ立てこもる、あるいは竹ぶすまをつくるなどというようなことは異常な事態ですからね。これを強行するということになると、いままでの御答弁で……

第65回国会 運輸委員会 第5号(1971/03/11、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 鈴木さんの質問にちょっと関連して、若干、せっかく大臣も出席をしておられますから、若干の質問をしたいと思いますが、いまの成田の問題なんですけれども、まあこれはわれわれがやっぱり心配をしているのは、不測の事態が起きやしないかということなんです。総理は一応、死者はもちろんけが人も出したくない、こういうことを言っておられましたけれども、穴にもぐっている農民にしても、だてや酔狂でもぐっているわけではないと思うんですよ。それで、いまさら説得をすると言っても簡単な話じゃ私はできないと思うんですね。そこで、この前の委員会のときもちょっと私は局長にお尋ねしたんですけれども、政府と現地との間には千葉……

第65回国会 運輸委員会 第6号(1971/03/16、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 利子補給の実績ですね、最近の実績は一体どのくらいになっているのか、御報告をお願いしたいと思います。
【次の発言】 外航船舶の運賃収入というのは、ずいぶんこの十年間にふえているわけなんですけれども、実際の外航海運の会社の収支状況というものは、いままでどういうまあ動きをしてきたか。いままでですね。それから、これからどういう動向をたどろうとしているのか。こういう問題について報告してほしいと思いますが、どうですか。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 俗なことばで言えば、赤字か黒字かということになれば、黒字だということになるのでしょう。

第65回国会 運輸委員会 第7号(1971/03/18、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 富士急行の事故の場合、この犠牲になられた死傷者に対する補償ですね――これは、原因はトラックの側にある。そうすると、この前、東武鉄道でもやはりダンプカーがぶつかって死傷者を出したことがあるのですが、こういう場合にどの程度の補償がどこから行なわれるかということであります。その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 二十万円、死んだ人にとって二十万円、入院している人に三万円というのは、これはほんのわずかなものですね。たとえば鶴見事故だとか、ああいう国鉄の事故でもって死んだ人が大ぜいいた場合には、これは相当な賠償がいままで行なわれているわけです。ところが、同じ電車に乗っておっても、ダ……

第65回国会 運輸委員会 第9号(1971/04/13、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 東京、横浜あるいは阪神地区等における港湾の現在の滞船の状況といったようなものはどの程度になっているか、その傾向と将来の対策といったようなものについて御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 要するに、岸壁が足りないから施設を増強しなければならぬということなんですけれども、そうすると、港自体が足りないのかどうか、港の施設を増強すれば間に合うのかどうか。現在の港の施設を増強することによって間に合うならば、間に合わせるような方法を講じなければならないだろう。しかし、港そのものが足りないということになると、新規に港をつくらなければならぬでしょう。鹿島港のような形でいま港をつくろうと……

第65回国会 運輸委員会 第10号(1971/04/27、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いま政務次官は運賃問題についてたいへんむずかしい問題だと、こうおっしゃいましたが、むずかしいといえばむずかしいかもしれない。しゃくし定木に法律論でいけばむずかしいかもしれないが、考えようによってはやさしい問題じゃないか。つまり上野から仙台まで行くのに、常磐線を通っても東北線を通っても運賃は同じということになっているのでしょう。その点はそうでしょう。ちょっと国鉄の原岡理事に聞きたいのですが。
【次の発言】 つまり目的地に行く場合に、仙台に行く場合に東北線を通ろうと常磐線を通ろうと同じ。キロ数は多少違うと思う。キロ数は違っても運賃は同じになっておるのですね。だからここに常磐線の利用者……

第65回国会 運輸委員会 第11号(1971/05/07、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 大臣に質問したいと思うんですけれども、前回、山村政務次官が出席いたしまして、その際、問題となっております常磐線の地下鉄乗り入れ問題についていろいろ質問いたしましたけれども、なかなかはっきりとした態度は言われなかったわけであります。検討さしてほしいということだったんです。  その問題の一つは、今回、山手線に西日暮里という駅ができて、この西日暮里に乗りかえ施設をつくって、営団地下鉄線が常磐線に乗り入れをすることになったことは、これは大臣も御承知のとおりだと思うんですが、いろいろ問題になっておりますことは、選択できる、西日暮里を経由することと上野乗りかえにすることと選択ができるようにな……

第65回国会 運輸委員会 第13号(1971/05/13、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いま問題になっております常磐線のことですがね、大臣も常磐線を使っておられるので事情は御承知だろうと思う。この問うち、私ども現地視察をやってみましたが、なかなかのみ込めない人が多いようです。組合のほうで配っているビラ等も、専門用語があったために実際問題としてわかりにくいという点がありました。結局、私は現地を視察したあとで黒板に図解をして説明をして、そしてようやく衆議院の運輸委員の人、それから参議院の木村禧八郎さんに行ってもらいましたが、納得をしてもらったわけです。問題は、きょう聞きたいのは、運賃の問題とスト対策なんですがね。  最初に、いままでの問題になっておりましたことについて、……

第65回国会 議院運営委員会 第5号(1971/02/03、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 理事会でいろいろ論議したことは、まず事実関係を明らかにしなければならぬだろうということだったわけです。で、その点は与野党一致して事実関係を明らかにしようということになっているわけです。いままでの矢山君の質問に対する答弁を聞いておりますと、まことにどうもあいまいで、ちっとも事実関係が明らかにならない。で、これはどういうわけであいまいにしなきゃならぬのか、ちょっと理解に苦しむものであります。  一番最初に、まず、今回の事件の全貌をはっきりさせたいとわれわれ思っておった。ところが、答弁の中では、説明は差し控えたいといったような答弁があった。説明を差し控える必要なんかちっともないと思うの……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1971/08/16、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 外務大臣に先にお断わりしますけれども、日韓経済閣僚会議のことですが、韓国が「韓国首都圏の都市交通事情改善のための国鉄電化及び地下鉄建設計画に対する日本側技術調査団派遣が実現したことを歓迎し、この結果に基づいて同プロジェクト実施に必要な八千万ドルの借款供与を要請したのに対し、日本側は、これに同意するとともに、韓国側の要請により、同プロジェクト実施に必要な設計・施行監督に関するコンサルタント業務についても右借款額の範囲内で協力することを約した。」ということなんですが、これは具体的には日本側が韓国に対して、もちろん問題は国鉄の電化とか地下鉄建設計画ということでありましょうけれども、一種……

第66回国会 議院運営委員会 第4号(1971/07/23、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 こういうことをやっていたんじゃ、それは罰が重いか軽いかという判断をするのにある程度輪郭を明らかにしなければならぬわけでしょう。もうすでに黒住議員については大量の選挙違反が出ているということは国民が周知しているのですよ。新聞にも相当載っているのです。いままでの予算委員会をはじめとする各委員会でこれだけ明らかになっているのを知らぬ存ぜぬでもってしらばっくれるということになると、国家公安委員長が黒住派の違反事件についてはひた隠しに隠していこうとするのじゃないか、こういうふうに見られてもしようがないでしょう。そういうことが一体許されるのですか。われわれはここでもって決議案を出しているので……

第66回国会 議院運営委員会 第5号(1971/07/24、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 われわれが黒住議員の議員辞職勧告に関する決議案を出した以上は、単に新聞の報道なりあるいはテレビの報道のみに基づいて一議員の政治的生命を左右するような問題を軽々しく取り上げるわけにいかないと思ったわけです。したがって、そのような裏づけを公式の場で国家公安委員長からはっきり言明をしてもらって確認をしてみたいと思ったわけです。ところが、これに対して昨日は、国家公安委員長は口を緘して語らない、必要以上に黙秘をされておるような印象を受けたわけです。だからこそ議事がもつれてきょうまで持ち越したわけです。矢山委員から具体的な指摘があって初めて、これを警察側として、警察の責任者として認められたと……

第67回国会 運輸委員会 第3号(1971/10/28、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いま、ちょっとダイヤをお借りして見たんですけれども、当該電車がすれ違うべき場所は、垣内西ポイントと垣内東ポイントの中間ですれ違うようになっておりますね。その時間が、所定の時間でいいますと十五時四十二分くらいになっておりますね、このダイヤでは。それが十五時五十八分ぐらいに停電があった。そこで事故があったのではないかという推定が成り立つわけなんですけれども、当該電車の後続電車というのは、五分ぐらいあとにそれぞれ上り、下りとも出るようになっておるわけです。そうすると、この後続電車は当然榊原温泉口と東青山両駅でもって停車をして、発車できない状態になったんじゃないかと思うのですがね。これは……

第67回国会 議院運営委員会 第7号(1971/11/06、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いま与党のほうから反対の意見がありましたけれども、内容は了とすると、こう言われましたが、内容は了とするということは、それじゃこの決議案の内容を、社、公、民、共、第二院クラブに自民をつけてもよろしい――内容的にはそのように受け取れる。だから、それならば、委員会の審査に付託することについては賛成なのかどうかという問題が一つ残ります。  これはあとあとの問題ですから、たとえば実験が行なわれた、何かあったという場合に、これはもう議運でもってけりがついたということになっちゃうと困る。それと、きわめて時期的に実効が疑わしいと言われているけれども、あしたの話なんですから、昔のように飛脚が手紙を……

第68回国会 運輸委員会 第2号(1972/03/07、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 今度の、三月十五日のダイヤ改正は、一応うたい文句としては利用者の便宜をはかることになっているけれども、数々の点で多くの不満が出ているわけです。特にアンバランスがひどいというふうに私感じましたのは、なるほど地域によっては快速列車等が相当ひんぱんに運行されるようになっております。たとえば九州でいうならば門司と博多の間に特別快速というのが走るようになっているし、大阪周辺では、これは前々からではありますが、草津、京都、大阪、姫路と、この間に新快速が走るようになっている。天王寺からは奈良、和歌山にも快速列車が走るようになっているし、名古屋周辺にいたしましても豊橋から名古屋、大垣の間を快速電……

第68回国会 運輸委員会 第3号(1972/03/16、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連して。  いま伊部委員から質問があって地元との合意ということが問題になりましたが、地元といっても当該市の事務局との話し合いということになると、どういう人が出てくるかわからぬけれども、一年に一回か二回しか汽車に乗らないような人、当該地元の市役所の何かの課長とか部長とかいう人であって、それと話し合いをして、まあ急行を大阪から入れるからいいじゃないかということで、そこで合意したとしても、これは実際の通勤者、通学者にとっては全然無縁な相談がそこで行なわれることになる。だから、やはりいまの問題、地元との合意という場合には、少なくとも地元の地方自治体の市議会の中で交通部門を担当する部門の……

第68回国会 運輸委員会 第4号(1972/03/30、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この事故の報告書ですけれども運転局三月二十八日、それから運輸省三月三十日、両方とも「第七一一C電車運転士が船橋駅上り場内信号機の停止信号を冒進したためと思われるが、詳細調査中である。」と書いてある。結局、運輸省のは、運転局のをそのまま、まる写ししてあるわけです。その「冒進」したことによる――両方ともこういう事実を書いてある。前後の文章を見れば意味が大体わかるようなものですけれども、じゃ、「冒進」というこの二字だけをとって、これはどういう意味だかわかるかと言って、たとえばここにいる人たちに見せた場合にわかるかどうか。調査室といえどもおそらく首をひねるのじゃないかと思う。国鉄ではこう……

第68回国会 運輸委員会 第5号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この春闘の関係ですけれども、報告によると、順法闘争と称してサボタージュを続けている云々と、こういう報告があるんですけれども、現在、たとえば具体的に、ATS闘争は順法闘争でありサボタージュ闘争であるという、ふうなきめつけ方をしているのか、そういうみなし方をしているのかどうか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いまの闘争とこのATS闘争、何かごっちゃになってしまうといけないので、まず総武線船橋の列車追突事故の問題と安全性の問題について、この前も委員会でこれは一日取り上げられたと思うんでありますが、まず、このことについて質問をしたいと思うんですが、船橋の列車追突事故の原因……

第68回国会 運輸委員会 第6号(1972/05/09、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 質問の順序はちょっと前後することになるのですけれども、いま伊部委員から質問された問題について、私のほうからも質問してみたいと思うのです。  それは、いまお聞きすると、室蘭なり小樽というのは、もう二年も三年も前から貯炭場としての機能を停止をしているということですが、早い話が、この三年なら三年の問遊ばしていたということになるわけですね。つまり場所としては土一升金一升のような値打ちのある場所です、これは。ところが、それを何年もの間まるっきり遊ばしてあるということは、これはちょっと策がなさ過ぎるのじゃないかという気がするのです。で、いまの大臣の答弁を聞くと、至急これは考えるということなん……

第68回国会 運輸委員会 第7号(1972/05/11、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 先般の質問で、主として北海道と本州――本州といっても京浜、関東方面との貨物輸送ということを主として念頭に置いて私は質問したのですけれども、もちろんそれは非常に重要なことだと思います。しかし、それと同時に、将来のことを考えた場合に、北海道と本州だけではなくて北方領土ですね、あるいは樺太、シベリア、こういう方面との交通ということをもっと考える必要があるんじゃないかと思うわけです。択捉とか国後とかいう島は、これからいろいろと問題になるところなんですけれども、現状では、ああいう千島列島それから樺太といったような区域との間はどういうふうなかっこうになっておるのか、定期航路等を今後考えなけれ……

第68回国会 運輸委員会 第8号(1972/05/16、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  大臣もおられるし、鉄建公団からもおいでになっているので、せっかくの機会で、関連質問いたしたいと思うんですけれども、先ほど来の局長の答弁も聞いておりましたが、要するに今回の法の一部を改正する提案の理由は、大規模の住宅団地の建設に伴う輸送手段の確保だということですが、私鉄と国鉄と、こうあって、たとえば私鉄の輸送力増強対策ということで私鉄だけのことを考えておられるように聞くのですがね、具体的な問題としては国鉄と私鉄、両方にまたがるという場合もあり得ると思うのです。伊部委員の質問の中に、テレビに最近出ておったがという話がありましたが、テレビで取り上げられた問題としては埼玉県の高……

第68回国会 運輸委員会 第9号(1972/05/18、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 新幹線で事故が起きて、聞くところによると、昨日大阪へ本院並びに衆議院から千日ビルの火災事故の調査のために行かれた議員が夕方の新幹線で帰る予定だったところ、事故にあって、聞きましたところでは十二時間たっぷり新幹線に乗ってきたと、こういう話だった。夜明けになってようやく東京に着いた、こういう報告を聞きました。これは、運輸委員会のメンバーには千日ビルの調査に行った人はいなかったのでありますけれども、だいぶ各委員から、一体これはどういうわけだといったような質問がございました。夕刊を見ますと、まだきょうに至ってもダイヤの混乱がそのまま継続をし、まだ完全に回復していないということであるし、ま……

第68回国会 運輸委員会 第11号(1972/05/24、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  いまの問題で、じゃ、あしたまでに調べて答弁ということがありましたが、それぞれの筋で調べてもらって報告をしてもらう、その報告に基づいてまた再度質問する、こういうふうな扱いをしてもらいたいと思う。

第68回国会 運輸委員会 第12号(1972/05/25、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いま欠陥車の問題が出ましたけれども、今回提案された法律の改正案は、軽自動車に主眼が置かれているようですけれども、こういったような検査協会の検査でもって欠陥車の発見というものはできるのかどうか、その点お伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 しかし、この欠陥車の問題は、やはり運悪く欠陥車が不測の事故にぶつかったりすると命をとられるということにもなりかねない。それで、欠陥車を発見をするために役所としても積極的な対策を講ずる必要があるんじゃないかと思うのですけれども、どうも欠陥車の問題はとかくうやむやに済まされてきたような感じがするわけであります。これをうやむやに済まさずに、欠陥車があ……

第68回国会 運輸委員会 第13号(1972/05/30、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 議事進行について。  いままでの質疑を聞いておりますと、防衛庁側の答弁が非常にあいまいです。つまり、小柳委員の場合は、前回の防衛庁長官の言明を引用していろいろと質問しているんですけれども、答弁は、結論的に言うと、防衛庁側、海上自衛隊のほうでは、もうこれ以上のことはできませんという言い方ですよね。それから、機雷が泥の中に埋まってしまったものはこれはしかたがないんだと、こういう言い方ですね。だから、あたかもこの沈没した船も、どろの中へ埋まっている機雷にぶつかったかのように聞こえますよ。要するに、これは運輸省の分野であって、防衛庁のほうは関係ないんだというふうに聞き取れるわけです。しか……

第68回国会 運輸委員会 第14号(1972/06/01、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ちょっと議事進行について申し上げたいと思うんです。  いま森中理事のほうから、国鉄の財政再建対策要綱についてこれを出せというふうに言われたわけです。衆議院の議事録を見てみましても、やはり同じことを言われているんですけれども、その中で、久保委員から、対策要綱を出してほしいと、十ヵ年計画の財政計画を出してもらいたい、それも検討した上で質問を続けたんではどうかと、こういう質問に対してさっそく提出させていただきますと、こうあるんです。だから結局、衆議院でもこの資料を提出するということが質疑を続ける前提になっているわけです。ところが、われわれのほうは、いまのところ出されたのはこれだけなんで……

第68回国会 運輸委員会 第16号(1972/06/08、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 審議に先立ちまして官房長官にお伺いしたいことが一つございます。  それは、現在、この運賃法なり国鉄財政再建のこの法律の審議を行なっている最中に、国鉄の仲裁裁定の問題に関して、公労十六条の問題が出てきたわけでありますが、一体、どういう真意でこの措置を政府としては提起をされたのか、考え方によると、現在の運賃法の審議に対してこの十六条問題を持ち出すことによってブレーキをかけるとか、あるいは圧力をかけるとか、そういうことが感ぜられるわけであります。そういう点があるとするならば、本筋の問題の審議にいろいろ影響してくるわけでありましてやり方としてはどうも解せない問題が多いので、その点を政府当……

第68回国会 運輸委員会 第17号(1972/06/09、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 六日、七日、本委員会で現地調査を行ないましたが、その現地調査の際に武蔵野線を見て回ったわけでありますが、この武蔵野線の浦和近辺の三俣の地域で、結局いろいろと苦心をした結果でしょうが、線路を――高架でありますけれども、二階と三階にこう分けてある。上下線を二階と三階に分けて高くしてあるわけです。その構造を見てきたんでありますけれども、ああいう構造が技術的には可能であるし、用地の有効な活用とか、空間の有効な活用という点から考えると、決して悪い方法だとは思わないんです。そこで、ああいう方法ができるとするならば、新幹線をこれから上越なり東北に建設をしようとしているときに、かなり地元で反対運……

第68回国会 議院運営委員会 第13号(1972/05/10、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この問題は、きわめて単純かつ簡単な問題なんですけれども、政府側の腹次第ですぐにでもまとまることですから、でき得るならば、自民党側の同意を得たいと、こう思います。 で、まず端的にお伺いしたいと思うのですけれども、恩赦に便乗して選挙違反がみんなパーになるといったようなことは、これは国民の気持ちからいっても許しがたいと思うのでありますけれども、政府側として、伝え聞くところによると、今回は、選挙違反を除外するように閣議で決定するかのように聞いておりますけれども、そういうことがあるのかどうか、そういう腹があるのかどうか。まず官房長官からお伺いしたいと思います。

第68回国会 議院運営委員会 第21号(1972/06/16、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 理事会で若干意見が出ましたが、発言した峯山君は、いま委員会の最中で出席しておりませんが、理事会でもってお互いにその点は異議のなかったところでありますので、一言申し上げておきますが、この人事案件について、各種委員の年齢がいささか高過ぎるのではないかと、こういう意見がございました。だから、やはり今後の人事については、もう少し若返りをはかる必要があるのではないかということが理事会で発言されております。理事会としては、もっともなことであるということで、個々の氏名について云々ではございませんが、一般的な問題としてこのような発言がされておりますので、以後の人事問題について留意をされるように希……

第69回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1972/09/21、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ちょっと関連して質問したいと思いますが、いま成瀬委員のほうからいろいろお話がありましたが、すでに新幹線は、これは名古屋だけじゃないと思います、静岡でも岐阜でも類似の問題を起こしていると思います。それで、いま建設中の上越新幹線、東北新幹線がある。ところが上越新幹線、東北新幹線についても地元では相当心配をしておるわけです、一体どういうことになるか。その名古屋で起こっている問題が、じゃ埼玉県、群馬県、栃木県で起きないという保障はこれはないわけです。必ず、同じ規模で、同じスピードで走れば同じ現象が出てくるのはもう火を見るよりも明らかです。  そこで東海道のような長距離と違いまして、たとえ……

第70回国会 運輸委員会 第2号(1972/11/09、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 今回のトンネルの事故についていろいろな解説があるわけですけれども、読売新聞の解説によれば、停車したのが間違いだった、「満員列車をいったん停車させたことが、乗客のほとんどを死傷させる決定的な原因となった。」こう書いてあります。この運転士の一時停止の判断が基本に反する間違いだ、こういうふうに書いてある。何でこういう解説があるのかと思ってずっと読んでみますと、金沢鉄道管理局の場合、「トンネル内での火災事故では突っ走れ、列車は止めるなという指導をしてきた。」こう書いてある。ところがこの注に、敦賀駐在運輸長の談話として、金沢管理局ではそういう指導をしてきたのだけれども、「辻運転士は他の鉄道……

第71回国会 運輸委員会 第3号(1973/02/22、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 せっかく大臣がお見えになっておりますので、若干基本的な問題についてお伺いしておきたいと思うんですけれども、いまの北陸トンネルの問題にいたしましても、あるいは新幹線の脱線事故にいたしましても、およそ事故というのは絶対にないということはないと思うんですよ。どんなに飛行機が発達してみたところで、やっぱり飛行機はときどき墜落するわけです。それから船だってやはりときどき沈没をするし、そうしてみると、およそ走るものは事故がないということはこれはあり得ない。だから考えてみると、事故をなるべく起こさないようにするということが第一だし、それから絶対にないというわけにいかないんだから、事故が起きても……

第71回国会 運輸委員会 第4号(1973/03/08、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いま国鉄の輸送が順法闘争でたいへん混乱をしているわけです。そこで私も、きょうの質問の順序をちょっと変えまして、当面起きている順法闘争についてその問題点が一体どこにあるのか、その背景なり争点というものがどこにあるのかといったようなことですね、このことを質問をしてみたいと思います。  マスコミの報道だけでは、とかく現象面だけがクローズアップをされて、一体なぜこういうことになっているのかという説明は必ずしも十分じゃないと思うのですね。それでは、何が何だかわけがわからないまま乗客がもみくちゃにされて毎日を過ごしておるということになるし、そのことのために労使の間で団体交渉が行なわれているの……

第71回国会 運輸委員会 第5号(1973/03/29、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ちょっといまの問題に関連して質問したいと思うのです。  いま江藤議員の質問に対して、公労委の果たした役割り、いろいろ聞いてみますと、結局、今回の動労の問題、今回のこの闘争について、公労委が全然無力だったということになりますね、結果的には。何も役に立たなかったということになるわけですね、結果的に。しかし、だからといって、公労委そのものは怠慢であったのか、あるいは違法であったのかということになると、決して怠慢だったというわけじゃないのだ、しかたがないのだというふうに労政局長は答えましたね、そうでしょう。そうすると、公労委自体が無力であったけれども、これはいたしかたなかったのだ、違法で……

第71回国会 運輸委員会 第7号(1973/04/17、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 総理府総務長官に、時間もないようでありますから、簡単にお聞きしたいと思います。  恩給、年金の問題は、非常に日本の場合、多岐にわたって複雑になっている、アンバランスがある、不合理になっている。そこで、いま小柳委員からも御指摘がありましたとおり、社会保障制度審議会の答申というもので、早くこれを統一をしろ、まとめろ、内容を改めろ、こういうことになっているわけでしょう。そうなっているにもかかわらず、答えが出ていないわけですね。答えが出ていないということは、さっきの公制審の答申と同じでね、これは答えが出ていないということは、幾ら言いわけしてもだめなんですよ。紛争が起きたところで、これは政……

第71回国会 運輸委員会 第11号(1973/05/10、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ちょっといまのに関連して。  いま杉山さんから質問のありました機雷の問題ですけどね。これはたとえば古くなるとそのままさびついちまって使いものにならなくなるとか、溶けるとかというもんなら別ですけれども、これは古くなったからといって、ほっておけば、やっぱり衝撃を受けて爆発をする危険というものはどの程度まで続くものなのですかね。やっぱりこれは永久的なものなのかどうか。だとすると、これは何とか見つけ出して処理をするという以外に、危険を除去する方法はないわけなんでしょう。だから、その場合、その危険を除去するための有効な手段というものは、運輸省として用意してあるのかどうかということですね。海……

第71回国会 運輸委員会 第12号(1973/06/05、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いまの小柳さんからの質問に関連して、私のほうからもちょっと聞いてみたいのです。  いま資料要求されましたけれども、この報告を見ますと、「漏油が触れたものと推定される。」と。発火の場所は機関室ということになっていますね。機関室から漏油が触れたものと推定される、要するに俗なことばでいえば油漏れです。油が漏れてそれに火がついたということになっています。で、カーフェリーがたまたま沈んだけれども、カーフェリーなるがゆえの火災ではないわけです、これはエンジンルームから発火しているのですから。これはもしもタンカーなんかであったらこれまたたいへんなことになっちゃう。それからカーフェリーでなくとも……

第71回国会 運輸委員会 第16号(1973/06/26、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  金良参考人にちょっとお伺いしたいと思うんで、いま伊部委員から何点か質問があって、そして労働省、運輸省、それぞれ御答弁がありました。その中で、伊部委員のは具体的な事実を指摘をして言っているわけなんです。ところが労働省の答弁、それからいまの運輸省の答弁は、比較的きれいごとの答弁で言っているわけです。  たとえば労働省の答弁でも、調べました範囲ではといったような前提がついているわけです。だから、一体どの程度に調査をしたのかという問題がよくわからない。それからいまも、違反がございました場合はしかるべき措置と、こういうふうに言っておるわけです。しかるべき措置というのが実効のある措……

第71回国会 運輸委員会 第17号(1973/06/28、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  小柳委員の質問に対する答弁を聞いておって、ちょっとふに落ちない点があるのですね。そういう機雷なんかの場合は、当然これは処理しなきゃならないし、処理をする場合の責任の所在も明らかにしておかなきゃならぬ。さっきの海上保安庁長官の答弁によると、そちらのほうの分野ではないようなお答えなんだけれども、海上保安庁というのですから、「保安」という以上は、物騒なものは処理するというのもこれは大事な保安じゃないかという気がするのです。たとえば海軍だったら、いまで言うと海上自衛隊になるわけですけれども、海軍に昔は掃海艇というのがあった。海軍の場合は機雷を敷設する敷設艦と、それからそういうも……

第71回国会 運輸委員会 第18号(1973/07/03、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 議事進行について。無理な注文してもしようがないですよ。やはり運輸委員会の運営を実のあるものにしたいと思うし、そのために必要な資料というものは出していただきたいと思う。だから何も出された法案についてこれを質問だけして採決をすればいいという考え方に立たないのです、私ども。われわれは一体どうしたらいいかということを真剣に考えているから、政府の府よりもっといい案をつくることができればそれにこしたことはない。そのためにこの運輸委員会のこれからのルールをまずここで確立してもらう。で、出てない答弁をここで幾ら催促してみても始まらないから、その点はやはり必要な資料を出してもらう。それから、これか……

第71回国会 運輸委員会 第19号(1973/07/05、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。土地の買収費というのはこれはばかにならないと思うのです。去年からことしにかけて、田中内閣ができてから一年の間に相当上がっているわけですね。新幹線の基点になる東京、たとえば東北新幹線にしても上越新幹線にしても、あるいは成田新幹線にしても東京から出ていくわけですね。東京都内、これは無人の原野はないわけですよ。いやおうなしに民家に割り込んでいくわけですよ。もちろん国鉄用地があればそれは間に合うかもしれないけれども、そうでない場所も必ずある。それから埼玉県の場合、大宮以南といいますか、大宮から東京寄り、ここも田や畑はないわけです。民家の中に割り込んでいかなければならない。こういう場……

第71回国会 運輸委員会 第20号(1973/07/10、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、ほんとうなら総論から入っていくんですけれども、各論から順繰り総論に入っていってみようと思っているんです。  ことし三月に上尾事件というのがありました。それから国電の暴動事件といったようなものもあったわけです。上尾事件についてはいろいろ背景があったと思うんですが、国鉄として、上尾事件の教訓を生かすといったようなことはどのように考えられておるのか、その点からお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 住居と輸送力の問題、これは予算委員会のときも私お聞きしましたし、総裁からもそういう答弁があったわけですよ。国鉄の輸送におかまいなしにどんどん団地ができてしまう、国鉄としては運び切れな……

第71回国会 運輸委員会 第21号(1973/07/12、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 新幹線の問題について、一昨日いろいろ質問いたしましたが、昨日の新聞には新幹線問題について、ある新聞にはかなり克明に出ておりました。委員会における答弁のほうがどうもあいまいなような感じがいたしました。  それで委員会の答弁どおりだとすると、新幹線計画というものはどうもはたして予定どおりにできるかどうかわからぬという心配があるんですが、昨日はたしか埼玉県知事が県議会の決議等を持って運輸大臣のところに陳情に来られたと思います。その内容は、大宮以南の高架等についてはいろいろ問題があるので、路線等については再度検討してほしいという意味のことであろうと思うんでありますが、一応昨日の埼玉県知事……

第71回国会 運輸委員会 第23号(1973/07/17、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  公共関係の費用の過去について、いま大臣からお話がありましたが、それならこれから先の国鉄の負担する公共的性格の費用の問題についてどう考えるのかということになってくると思うのです。そうなりますと、もう明らかにこれから先の問題として新幹線の問題がある。きのうも公聴会でいろいろ意見を聞きましたけれども、新幹線の場合は、明らかに向こう十年以内に黒字になるという見通しがないわけです。特にこれから先の東北新幹線、北陸新幹線、上越新幹線あるいは成田新幹線、これらの新幹線については直ちに黒字になるということは、東海道新幹線の場合と全然違うわけですね。そうなりますと、それらの新幹線の建設費……

第71回国会 運輸委員会 第24号(1973/08/23、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 われわれは審議を拒否しているわけじゃない。だから委員会に入っているわけです。その点は承知してもらいたい。ただ委員会を始めるにあたって、委員長から遺憾の意の表明がありました。しかし、それは七月中七日三時三十分のあのときの問題についての遺憾の意の表明だと思うのです。しかし、あのときのあの場面は、委員長がかってに強行採決したわけじゃないわけです。自民党の木村委員のほうが火つけ役になっている。つけられたほうの委員長だけ釈明をして、つけたほうの木村委員のほうはそっちを向いて知らぬ顔をしているというわけにいかぬだろうというのが、森中委員から指摘をした事柄だと思うのです。だれが見てもこれは、あ……

第71回国会 運輸委員会 第25号(1973/08/28、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 じゃあいま答弁できないわけですか。
【次の発言】 森中委員からも質問があったんですが、大臣の御答弁では、経済企画庁並びに外務省の関係だというふうにおっしゃったけれども、いつだったか私は忘れましたが、韓国のソウルの地下鉄援助の問題について、この委員会で私は質問した覚えがあるんです。そうなると、地下鉄の問題なんか、これは必ずしも外務省の問題とは言えないと思うんですね。だから地下鉄の問題等についても、これは一体どうなっておるのか。東京の地下鉄だって思うように進捗していないのに、韓国に対する地下鉄の援助ということは、ちょっと割り切れないものがあったので、この前質問した覚えがあったんです。……

第71回国会 運輸委員会 第26号(1973/08/30、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ちょっと関連して。  政府の機関でもって国鉄に対して幾ら出すかということを判断をすると、こういうお話なんですが、国鉄に対する政府のいままでの出資というものが極端に少な過ぎたということから加瀬さんの質問がいろいろと展開されているわけなんです。具体的に言いますと、新幹線の問題、この間私も言いましたけれども、総理大臣は、東北新幹線が今度八戸回りにきまったと、八戸経由で青森に抜けるようにきまるということであれば、日本海新幹線を考えなきゃならぬという考え方を打ち出されているようですね。こういう考え方が具体化されるという可能性があるのかどうかという問題が一つあります。いままで出されておる新幹……

第71回国会 運輸委員会 第30号(1973/09/13、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 料金の問題で、ちょっと関連して質問したいんです。  いま御答弁によると、運賃というのは特定の地域から特定の地域までのまあ運び賃が運賃ですね、運賃というのは運び賃と書くから。ところが料金のほうは、特急料金とか急行料金とかいうのは時間的な問題だと、こうおっしゃったでしょう。つまり二時間かかるところを一時間で行くと、だから急行料金というのを徴収するのだと、こういうのですね。急行というのは急いで行くと書くんですからね。そうすると、急いで行く場合には、二時間のところを一時間で行くという場合に急行料金を取るというのは理屈はわかる。ところが時間が同じだった場合には急行料金を取る理由はなくなっち……

第71回国会 運輸委員会 第31号(1973/09/14、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いまの問題について関連して質問したいと思うのです。  新幹線の問題ですがね。現実に知事会議等でも問題になっているわけですね。いま総裁の答弁によれば、この新幹線公害については十分な配慮をしたいという趣旨のことなんですけれども、いままでの委員会において質疑をやってきた過程の中では、新幹線の公害対策というものが必ずしも十分ではなかったように聞き取れるわけです。ずいぶんこまかく質問しましたけれどもね。そこで私も、前に質問していたことは、新幹線の幅十一メーター五十というのはぎりぎり一ぱいだろう。そのぎりぎり一ぱいのところへもってきて、せいぜい国道が四メートル、そのままの規格でいけば民家の鼻……

第71回国会 運輸委員会 第32号(1973/09/18、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 タクシー会側の不当労働行為的な運営の問題について、若干質問したいと思います。  内容は埼玉県の武蔵野交通というタクシー会社なんでありますけれども、これが運転手との間のちゃんとした雇用契約を結ばずに運転手を使い、これは一日四千円とか五千円とか、こういう金を全納させて、ガソリン代、故障代、オイル代等を運転手が負担をすると、こういう形でもって、上前をはねるようなことをやっておるわけですね。およそこのような事業形態というのは、あまり聞いたことがないんでありますけれども、道路運送法に違反をするというようなことがはっきりすれば、当然この道路運送法で登録を取り消しをするなり、事業の停止をさせな……

第71回国会 法務委員会 第11号(1973/06/21、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いまの鈴木先生の御質問に関連して、私のほうからちょっと質問したいのですが、過般の春闘の際に、国電の暴動事件の際に、計画的に組織的に電車をとめて、窓ガラスを凶器を持って破壊して回ったグループの中に国士館大学の学生がおったといったような情報を組合のほうに持ってきている人がいるわけなんですが、そういういわゆる乗客の中ですね、乗客の中でその制服が明らかに国士館の学生である、こういう情報を提供した人がいるわけです。それで、これは警察のほうで当時の国電暴動事件のそういう一番最初のきっかけをつくった者をつかまえていないと思われるので、確めようがないわけです。しかし情報としてはそのような情報が間……

第71回国会 予算委員会 第3号(1973/03/15、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連して。
【次の発言】 上尾駅というのは、私は利用者の一人として現状を非常によく知っているわけです。そこでこの暴動事件は、平素の状況から考えれば、起こるべくして起こったとも言えると思うんでありますけれども、この事件の背景を考えると、多くの問題があると思います。  まず第一点としては、いま小林さんなり横川さんとの間でやりとりがありましたけれども、労使の紛争解決の手段が現状のままでいいかどうかということが一つ。いま総務長官のほうから一生懸命やっておられるという話なんですが、すみやかにと言ったって、去年からそういう話があるんですよ一去年からすみやかにと言っている。年が明けてしまったん……

第71回国会 予算委員会 第4号(1973/03/16、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 田中簿美子議員の質問が、要求した資料がそろわないということでありますので、予定を変更して、私が先にやることにいたします。古本屋で売っている資料が国会で提出できないという話がそもそもおかしいんで、これは十分に心してほしいということを冒頭に申し上げておきます。  前の矢追委員の質問にも関連いたしますので、若干お伺いいたしますが、卸売り物価上界の原因について、先ほど通産大臣からいろいろと御説明がありました。昨年に比べて九・二%上がっておるということでありますが、セメントの話が出て、羊毛の話も出てまいりました。そこで綿糸と生糸はどうかということもこの際お伺いしたいと思うんです。場所による……

第71回国会 予算委員会 第5号(1973/03/17、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君  最初に、フィリピンの戦没者慰霊碑の問題で質問したいと思うんです。  聞くところによると、三月二十八日に、ルソン島に日本人の戦没者慰霊碑を建てる、その除幕式が行なわれるということなんでありますが、問題はその慰霊碑の性格でありますが、厚生省の予算で三千万円決定し、土地はフィリピン政府から提供されたということですが、日本人の戦没者慰霊碑ということになると、なかなか問題が起きてくるんじゃないか。これはどちらかというと、日本とフィリピンの戦争犠牲者、両方の合同慰霊碑という性格にしたほうが穏当ではないか、こういう気がするわけであります。そこで、この問題については、田中一議員のほうから先般質……

第71回国会 予算委員会 第12号(1973/03/27、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に外務大臣に質問したいと思いますが、先般の北方領土問題についての川村議員の質問の際に、総理大臣から、北方領土問題と同時に解決しなければならない問題として竹島と尖閣列島があるというお答えがあったわけです。この竹島と尖閣列島についてまずお伺いしたいと思いますが、現在この両島はどういう状況になっておるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 それじゃ、現在もなお、韓国は竹島を不法に占拠していると、こういうことですか。
【次の発言】 だいぶ、日韓国会のころ、やはりこの問題で質問したような記憶があるんですが、そのときから全然進展してないわけですよね。外交上の経路により調停によって解決……

第71回国会 予算委員会 第16号(1973/04/03、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  いまの成田新幹線の問題ですけれども、お答えを聞くと、全然目安が立たないのですね。空港のほうも、いつ開港になるか、ちょっとはなはだ心もとない状態ですけれども、成田新幹線に至っては、全然これは見通し立たぬということですね。国鉄総裁のいまの御答弁によると、まあ、十年あるいは十五年たてば黒字になるかもしらぬようなお話ですけれども、それは成田空港と東京だけを結ぶということで、なおかつ黒字になるという計算なのか、成田空港だけではとても見込みが立たないから、途中にニュータウンか何かこしらえて、駅をもう一つこしらえて、そこの人も運ぶと、こういうことを計算に入れての黒字ということなのか。……

第72回国会 運輸委員会 第7号(1974/02/28、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 空港問題に関連して私のほうから質問したいと思います。  大阪空港の問題できわめて重要な判決が明らかにされたわけですけれども、大阪の空港――私は大阪が地元じゃありませんので、めったに大阪空港というのを利用したことがありません。しかし、それでもごくまれに利用したときに、これはえらいところに空港があるなということを実感として感ずるわけなんです。したがって将来の問題として何とかしなきゃならぬだろうということは、しろうとが考えたって想像がつくと思うんです。  そこで関西空港が一体どこに建設をされるべきかということを政府として考えなきゃならぬじゃないかと、こういう気がするんですね。それからそ……

第72回国会 運輸委員会 第10号(1974/03/26、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 大臣にお伺いしますが、この法律案、結局はどう考えてみても飛行場がある限りは騒音問題はしょせん解決しないと思うわけです。周辺整備機構でいろいろのことをやってみても、もとのほうがやはり規制されない限りは、結局はたいした効果はないんじゃないかという気がするわけです。  そこで問題は、特に民家の密集地帯の中にはさまっている形の大阪空港のような場合ですね、この伊丹の大阪空港を今後このまま存続をしていくのか、あるいは廃止するのか、こういうのが一番大きな問題になると思うのです。廃止をしてしまうということになれば、陳情されているもろもろの問題、これは一挙に解決してしまう。存続をするということにな……

第72回国会 運輸委員会 第11号(1974/03/28、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 総裁にまずお伺いしたいと思うんですけれども、一昨日の委員会で、大臣にはこのことを聞いたんですけれども、国鉄の民営論の問題です。たまたま航空騒音の問題で大阪空港のあり方が問題になりましたので、事のついでに一昨日運輸大臣にお聞きしましたところ、運輸大臣としては、国鉄民営についての話はまだ総理からは聞いていない、またそれらの問題について検討するということもやっておらぬと、こういうお話だったんです。しかし予算委員会でもって田中総理が国鉄民営論を考えるかのような答弁をしたあとで、国鉄民営論は思いつきであると言うのはこれは不勉強だと、こういう言い方をしているんですね。つまり念を押して総理大臣……

第72回国会 運輸委員会 第12号(1974/03/30、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、日本社会党を代表し、修正案に賛成、原案に反対の意見を表明するものであります。  反対の第一の理由は、今回の改正案の提案の経過を見ますと、運賃改定延期の基本方針の決定にあたって、運輸大臣及び国鉄総裁は全くつんぼさじきに置かれ、大蔵大臣と政府の一部首脳によって全く政治的に決定されており、国鉄の財政再建の責任は、一体どこにあるのか疑わざるを得ないのであります。このことは、国鉄の当事者能力を全く否定するものであると同時に、第七十一回国会の審議経過から見れば、この提案の経過は、国会軽視というよりも、無視したものと言わざるを得ません。それに最近は、田中総理により、運輸省、国鉄を飛び越え……

第72回国会 運輸委員会 第13号(1974/04/02、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 簡単に若干質問いたしますが、大臣のいまのまとめの答弁で、抽象的にはわかったような気がいたしますけれども、若干提案理由の説明から、非常に回りくどい表現をしているので、この点についてちょっと質問をしてみたいと思います。  まず最初に、国内船の建造船台を適切に確保することがなぜ困難になるのか、許可制の延長との関係でなぜ困難になるのかというのを、一言でいえばどういうことなんですか。
【次の発言】 もっとわかりやすく言えば、外国から発注された外国船の建造というものが先行してしまうから、日本の国内船を建造する場所がなくなってしまうと、したがって、それらを調整するんだと。つまり国内船を建造する……

第72回国会 予算委員会 第2号(1973/12/11、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 大幅な物価の上昇が続いている日本経済の現状は、憂慮すべき異常な状態であるということは総理も認めておられます。じゃ、どうすればよいかということを考えるには、原因を正しく把握をする必要があると思います。原因と、それからこの物価高の特徴は一体どうなのか、インフレということばを用いるかどうかは別として、総理の見解をまず冒頭に明らかにしていただきたい。
【次の発言】 総理の所信表明演説では、海外的な要因が多分にあるというふうなニュアンスがあったわけですが、海外的な要因と内部成な要因と比較をして、どちらがより多く今日の物価高を招いたというふうにお考えになっておりますか。


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1974/11/07、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いまの目黒委員の質問に関連して。  北陸トンネルの問題はどうなっているのか、これはもし起訴されるとすれば、どういう事情、理由でもって、だれが起訴されるという状態になっているのか、またその点について国鉄側としていろいろ折衝してどういうことになっているか、わかっているんならばそれをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 昨日、一昨日と社会党では新幹線の実態調査をやってみたわけです。実際に深夜作業にも行ってまいりましたし、電車にも乗ってみたわけですが、まだこれを全部をまとめた結論というものが、資料としてはそろっておりませんが、ごくおもな問題を取り上げてみますと、架線もぐあいが悪い、……

第73回国会 運輸委員会 閉会後第5号(1974/11/25、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 せっかく大臣がお見えだし、ほんとうならもう少し大臣就任の抱負をじっくり拝聴できるかと思ったのですけれども、きわめて簡単に済まされましたが、問題は非常にたくさんあるわけです。  まず、この前、私は交通安全の特別委員会でもちょっと質問したのですが、東京湾でタンカーがぶつかって、第十雄洋丸、これはまだ燃えている。まことに始末の悪いことになっておるということなんでありますけれども、一体、この雄洋丸の始末をどうするつもりかということをこの前お聞きしました。ただああやってほっとくわけにいかないし、いっそ海上自衛隊に頼んで魚雷か何かで撃沈しちゃったらどうかということを私言ったんですけれども、そ……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 閉会後第1号(1974/09/10、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 こういう暴走族が、スピード違反を行なわず、ちゃんと法規を守り、静粛に行動していれば、何も暴走族として問題にはならぬわけてす。問題になるのは、必ず集団で――つかまった場合には迷惑はかけないように気をつかっているということを言っているかもしれないけれども、実際問題としては迷惑をかけることを承知でやっているというふうにしか思われません。それだけに取り締まりはいいかげんではいけないと思うのです。  まず、この連中の動機なんですけれども、走ることのみが目的なのか、あるいは集団でこういう二輪車あるいは四輪車を使ってゆすりたかりを行なったり婦女暴行、誘拐といったようなことをやるというようなおそ……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 閉会後第2号(1974/11/14、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 派遣報告を申し上げます。  派遣されました委員は、加瀬委員長をはじめとして、中村、二木、阿部、栗林の各理事と、河田委員、それに私の七人で、去る十月二十二日から言二十六日までの五日間、沖繩県及び鹿児島県奄美群島における交通安全対策の実施状況について、沖繩県、鹿児島県、大島支庁、沖繩総合事務局、沖繩県警察本部、那覇航空交通管制部、那覇空港事務所、第十一管区海上保安本部、沖繩国際海洋博覧会協会、九州海運局、名瀬海上保安部、大島運輸株式会社等からそれぞれ説明を聴取するとともに、実情を調査してまいりましたので、その主要な点について御報告申し上げます。  まず、沖繩県における自動車事故につい……

第75回国会 運輸委員会 第2号(1975/01/17、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に参考人にお聞きしたいと思います。  今回の事故は先ほどの参考人の御説明をお聞きいたしましたけれども、非常に大型船が通るには無理だったと、したがって海員組合としても船の大きさ、喫水線等については一定の規制を設けるべきではないかという結論を出していたというふうにお聞きをしたわけです。私はこれは当然のことだと思う。いわばこれは狭い路地裏に大きなダンプカーが走り抜けていたために、起こるべくして起こった事故なんです。それならばダンプカーはその狭い路地裏を走らずに、多少回り道をしても広い道路を通るべきだということになるのはあたりまえだと思うんですね。  そこで海員組合としては、これは実……

第75回国会 運輸委員会 第4号(1975/03/25、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 二月十三日に行われました運輸大臣の所信表明に対する質問を最初に行う予定でおりますけれども、これに先立ちまして、非常にこれは緊迫した問題でありますけれども、三月二十七日に春闘のストライキが予定をされております。問題は、いろいろと細かいことを省略いたしまして、いまさらこれの経緯について言ったところで始まりませんから、この二十七日のストライキというのが恐らく春闘の動向を決めるということにもなるかと思われますが、政府としては、できればこれは回避をしたいと願っているところではないかと思うんです。しかし、いたずらにただ無条件に回避をしたいといったところで、条件が整わなければ労使の話し合いはつ……

第75回国会 運輸委員会 第5号(1975/04/15、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 手数料の改定の理由について、いま大臣からお話がありましたけれども、限度額の幅を増大させなきゃならぬということですけれども、この手数料の改定によって収入増というものをある程度見込んでおられると思うんだけれども、これは総需要抑制とか、不況とかの影響によって、一年前、二年前とは多少これはその数字のはじき方も手かげんをしなきゃならぬのではないかという気がいたしますが、そういう手かげんをした上で、景気の動向等をにらみ合わせて、一体増収はどのぐらいになるかということも、この金額的な点をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 車の台数じゃなくて、金額のことでお伺いしたわけなんですが、料金と……

第75回国会 運輸委員会 第8号(1975/06/05、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 井戸参考人にお伺いしたいと思いますが、この法律のみでは結局不十分であると、新たなるデメリットを生むのではないかというようなこともおっしゃいました。特にジェット機の騒音についていろいろと御意見がございましたが、騒音対策としては結局どうしたらいいのか、法律で規制をするとしたら、どういう形にしたらよろしいというふうにお考えになっておるのかという点を、時間を大変節約しておっしゃられた点もあるんですけれども、もっと具体的に、お許し願えたらおっしゃっていただきたいということが一つでございます。  それから園山参考人にお伺いしたいことは、見張り義務のことなんですが、資料にも書いてありますが、「……

第75回国会 運輸委員会 第10号(1975/06/19、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 成田空港の問題で最初に質問をするつもりでおりましたけれども、その前に東北線のレール更換による死傷事故について国鉄側からその概況をまず御報告をいただき、その問題について若干の質問を行いたいと思います。まず報告を求めたいと思います。
【次の発言】 列車を走らせている合間にレール更換をするというやり方がいままで多かったわけなんですけれども、列車をとめてレール更換をするということだが、これは非常に思い切ったことをやったというふうに私は考えておるのです。ところが完全に準備をして行われたはずのレール更換作業でもって死傷者を出したといったようなことは全く考えられないことです。何でこういうことに……

第75回国会 運輸委員会 第12号(1975/06/26、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 今回の鉄道敷設法の一部を改正する法律案の内容が、宮守線の宮津―河守間を河守から福知山まで延長するという内容になっておりますけれども、まず河守と福知山間、北丹鉄道ですね、これはなぜ廃止されなければならなかったのか、それから廃止後の交通はバスによって満たされていたのかどうか、あるいはそういうものも走らずに放置されていても間に合う程度のところだったのかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 営業係数が一体どのくらいだったのか。
【次の発言】 この宮守線そのものが完成をした場合のメリットは一体国鉄の立場からすればどういうことになるのかですね。国鉄としては宮津と福知山の間を……

第75回国会 決算委員会 第14号(1975/06/27、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  長時間の本会議御苦労さまでした。  まず委員の異動について御報告いたします。  去る六月七日、井上吉夫君、高橋邦雄君、最上進君及び中村太郎君が委員を辞任され、その補欠として木内四郎君、石本茂君、寺下岩蔵君及び松岡克由君が、また六月九日、前川旦君が委員を辞任され、その補欠として茜ケ久保重光君が、同月十日、矢原秀男君が委員を辞任され、その補欠として田代富士男君が、同月二十五日、野末陳平君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君が、また本日、下村泰君が委員を辞任され、その補欠として市川房枝君がそれぞれ選任されました。

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1975/01/28、10期、日本社会党)【議会役職】

○理事(瀬谷英行君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  加瀬委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を行います。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨年十二月二十八日、藤田進君及び対馬孝且君が委員を辞任され、その補欠として小柳勇君及び目黒今朝次郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、委員長辞任の件についてお諮りいたします。  ただいま申し上げましたように、加瀬委員長から委員長辞任の願いが提出されております。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました……

第75回国会 予算委員会 第20号(1975/04/01、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  総理は、新しい労使間の慣行を確立するためにストライキと処分の悪循環を断ち切りたいと、こういう強い意思を持っているようにいまの御答弁でも承りましたが、これは一番大事なところであろうと思うのでありますが、その考え方に間違いないのかどうかということをもう一度念を押してお聞きしたい。  それと第二点としては、三公社五現業の処分に関する決定権は、それぞれの当局側にあるわけであります。したがって、処分の方法、時期などは当然当局の判断にゆだねて任せるのが筋ではないかという気がいたしますが、以上の二点について関連質問をしたいと思うのです。

第76回国会 運輸委員会 第3号(1975/11/20、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 国鉄総裁に一、二問御質問したいと思いますが、スト権問題についていま青木委員からいろいろと大臣並びに官房副長官にも質問があったわけですが、国鉄総裁としては、これからの国鉄を考えていく場合には、やはりストライキを公然とできるかできないかというだけの問題と切り離して、スト権の問題は、国鉄自体のいまの当事者能力をどうするか、どうあるべきかということについても当然考えておられると思うんです。  それと同時に、財政の問題についても考えなきゃならぬだろうと思うのです。きょうから急行料金と特急料金、寝台料金等が上がるわけですね。しかし、これは国会の審議を経ずにできることになっておりますけれども、……

第76回国会 運輸委員会 第5号(1975/12/11、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ことし最大の社会的出来事である公労協の長期ストは、いままでのところ私も非常にまだ十分問題の核心に触れていないような気がいたします。  そこで、富塚参考人にまず第一にお伺いしたいと思うんですが、スト権ストの公労協組合側の主張は、剥奪をされたスト権を回復しようということであって、もともとなかったものを新たによこせというわけではないと、このように理解をいたしますが、その点いかがですか。
【次の発言】 それならば、スト権を回復しようと――もともとなかったものをよこせと言うのじゃない。剥奪されたスト権を回復しろということなんだから、端的に言うと、盗まれたものを返せ、こういうことになるんじゃ……

第76回国会 運輸委員会 第6号(1975/12/16、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ちょっと関連して質問いたしますが、いまの内陸部における空港の問題は、発想転換すべきであるというふうに和田委員の発言がございました。私も全く同感なんです。で、今度の判決でもってもう時間を決められてしまったわけでしょう、朝七時から夜の九時までと。選挙運動の時間にちょっとプラスアルファした程度だと思いますがね。だから、こういうふうに時間を決められてしまうのも無理はないと思うんですよ、ああいう町中に飛行場をつくるということ自体がどだい無理なんですから。だから、もう伊丹空港についてはさっさとあきらめて、あそこはやめてしまうと。そのかわり、かわりの空港をなるべく早くつくるということの方が政治……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第1号(1976/05/27、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 本委員会の運営に当たりまして、委員長にも御要望申し上げたいことがございますが、きょうはたまたま衆参両院で同時に特別委員会が行われることになりました。それからまた、園遊会等で中断をされまして時間的には大分細切れになりました。そこで今後の問題でありますが、これは衆参両院で協議をしなければならぬことではありますが、運動会じゃないわけですから、同時に用意ドンでスタートする必要はないわけであります。できれば双方が別々に委員会を開き、あるいはまた参考人、証人等についてもダブらないような適切な方法を講じて能率的な運用が行われなければいけないだろうというように考えますので、それらの点につきまして……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第5号(1976/06/15、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  先ほどの小谷委員の質問の中で、委託研究の目的等について質問がございましたけれども、証人のお言葉では衝に当たっていなかったので、わからないというような御答弁がございました。そこで衝に当たっていらっしゃった方はどなたかということが一つ……。まだ続けてあります。衝に当たっていらっしゃった方は川重ではどなただったのか、あなた以外ではどなただったのかということ、それをお答え願いたいということが一つと。  それからPXLの設計研究のこの契約書の別紙の内容について、これはやはり防衛庁との関係もあるということでございます。これは決算委員会で五月十二日にやはり質疑が行われておるんでありま……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第7号(1976/06/22、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連して。  法務大臣にお伺いしますが、そうすると、先般の野々山質問から後退したとか、ぼかしたということはないかということが一つ。それから、いま対馬君の質問にありましたように、時効が逃げ道になると、政府高官等の氏名について、そういうことはないかということです。つまり、クロだったのが時効によってシロになるということは刑事責任の上ではある。しかし、道義的にはそうはいかない。だから、したがって、時効が逃げ道になるというようなことは絶対にないかということ、二つを確認したいと思います。
【次の発言】 議事進行について緊急に申し上げたいと思いますが、全日空の経理部長あるいは営業本部長、取締役……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第10号(1976/06/29、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 まず、この委員会の進め方からはっきりさせていかなきゃならぬというふうに考えますので、副総理に、もしくは官房長官に最初にお伺いしたいと思っておりましたが、時間に間に合わないということでありますから、御出席になった時点でお聞きすることにいたしまして、とりあえず法務大臣に若干質問したいと思います。  自民党の三役の決定ということで、強制捜査の開始という新事態にかんがみ、事態の進展の推移を見る必要があるから、委員会を二十日間程度やめようではないかという提案があったという話を聞きました。そして、参議院の特別委員会でもそんなわけでどうなんだろうという話があったのでありますが、参議院はとにかく……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第13号(1976/07/07、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 きょう午前中、衆議院における委員会の質疑もお伺いいたしましたが、そこで終始一貫総理から言われたことは、証人喚問を中断をするといった問題については捜査の必要上やむを得ないんだと、こういう御趣旨の答弁がありました。昼飯を食べた後で答えが変わるということはないと思うんでありますけれども、同じことを繰り返されますと、私の方では質問してみても意味がなくなるんで、衆議院と参議院の若干のいままでのやり方の違いから申し上げますと、衆議院は主としてトライスターの問題、全日空の問題、民間機の問題、丸紅の問題をやってまいりました。参議院はPXLを中心にしていろいろと審議をしてまいりました。いままで証人……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第16号(1976/07/21、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 まず総理にお伺いいたしますが、総理はその立場上、このロッキード問題についても、法務大臣から詳細、逐一報告を受けている立場にあると思います。したがって証人喚問についても、先ごろは待ってほしいということだったんでありますけれども、しかし、臨時国会を目前に控えて――これいつになるかわかりませんが、ロッキード問題の始末をつけるということは必要なことであろうというふうに考えられます。したがって、臨時国会の前にロッキード問題の事実解明を行うと、もうこういう決意でいらっしゃるのかどうか、その点をお伺いしたいと思いますが。
【次の発言】 捜査の推移を見てということでございますが、捜査の推移を見て……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第17号(1976/07/23、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 議事進行について。  私は、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブを代表いたしまして、次の動議を提出いたします。    動議   本委員会に田中角榮君、後藤田正晴君、相澤  英之君及び小佐野賢治君を証人として出頭する  ことを求めます。   直ちに本委員会において議決すべきことを要  求いたします。  次に、動議提出の理由を申し述べます。  すでに本委員会において数々の証人喚問を行ってまいりました。それらの証人の証言並びに本委員会における質疑のやりとりの中から、最後に残った問題は、特にPXLの問題につきましては、田中前総理、後藤田正晴当時の官房副長官並びに相澤英之大……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第22号(1976/08/11、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 議事進行について。  午前中の理事会では、小佐野賢治証人を含む証人喚問についていろいろと野党側から提案もあり、強い要望もあったわけです。それに対して委員長も同意を示されたわけです。ただ、自民党から回答があってそれから議決をすると、こういうことになっております。だから、いまの下村議員の質問が終わった後で、本来ならばここで証人喚問について具体的に議決をするというのが順序であろうというふうに思うんであります。ところが、現在までのところ、自民党の方からよろしいという回答がないわけです。議決ができないと証人喚問の日取り等もそのまま延びてしまうということになるんでありますが、これは野党だけで……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第23号(1976/08/17、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連してちょっとお伺いしますが、田中前総理が保釈になったということをちょっと聞きました。その保釈の報告、どういう状況なのか、この機会に御報告願いたいと思います。
【次の発言】 田中前総理の保釈の問題でありますけれども、先ほど寺田委員からも質問がございましたけれども、起訴状によると、内容はトライスターに限定されておる。PXLについては何か頭の上を素通りした感じなんです。金額にすると五億円なんですね。このロッキード疑獄でもって動いた金が五億や十億ではないというふうにわれわれには考えられる。ところが、一番の主役である田中前総理がもらった金が五億である。そうすると、五億の金銭の授受だけで……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第25号(1976/08/25、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 法務大臣にお伺いいたします。  田中前総理あるいは橋本元運輸大臣等が逮捕されましたけれども、一体これでロッキード問題の山を越したのかどうかという問題が一つあります。私どもは、これは全くごく一部にすぎないという気がするわけなんです。ところが、法務大臣自身は、一山、二山、三山越えといったようなお話がございましたけれども、まだ先に山があると、こういうふうにお考えになっているのか、これで大方の山を越したというふうにお考えになっておるのか、その点はどうなんでしょう。
【次の発言】 昨日、自民党両院議員総会などがございまして、おかげでこの委員会はつぶれてしまいました。やむを得ざるものとしてわ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第26号(1976/08/27、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 順序から言うと、副総理から先にお尋ねをすることの方が順序かもしれませんが、きょうは久しぶりに大蔵大臣がお見えになっておりますから、大蔵大臣に先にお伺いしたいと思います。  財政の責任者として、財特法並びに懸案の重要法案というのはそのままになっておりますが、これらの処理が行われないで、一体今後の国の経済その他に支障がないのかどうか。これらの法案の処理はどのようにするというお考えなのか、大蔵大臣からその点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いまの大平大蔵大臣の御答弁によると、一日も早く国会が持たれることが必要だと、こういうふうにおっしゃっているわけです。要するに臨時国会を早く持……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第27号(1976/09/01、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 議事進行上発言をしたいと思いますが、きょうの委員会前の理事会で、矢田部議員から、NHKの小野会長を参考人として出席をしてほしいという要請があったはずであります。ところが、自民党の理事から、NHKの小野会長は辞意を表明をしている。したがって辞意を表明している者に対して追い打ちをかけるのは酷ではないか、だからこの参考人の出席要求についてはまあ取り下げてほしいと、こういうお話があったわけであります。内容はもちろん小野会長が田中前総理の保釈見舞いに行ったという問題なんであります。で、私どもも、伝え聞くように小野会長が辞意を表明をしているのであればそれ以上追い打ちをかけるというのは確かにま……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第29号(1976/09/10、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ちょっと関連して。  先ほどコーストガードは海軍じゃないという御答弁ございましたけれども、このコーストガードというのは日本語で言えばどういうことになるのか。指揮系統が海軍とは全然切り離されているのか、あるいはやはり警察なら警察の所管に入っているのか、その点ちょっと説明してもらいたいと思います。  コーストガードの艦艇は、やはり一応武装をして沿岸警備の任に当たっているというふうに私どもは承知をしているのでありますけれども、その海軍との関係は一体どうなっているのか。日本の海上保安庁のような形になっているのかどうか。指揮系統は海軍とは別になっているのかどうか。もし別になっているとすれば……

第77回国会 運輸委員会 第3号(1976/05/13、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 まず、青函トンネルの異常出水について質問したいと思います。  資料ももらいましたけれども、ともかくトンネルの規模としては恐らく世界でも余り例のないことじゃないかと思うんですが、問題はこの安全性の問題で若干気になるので、その点をまず確かめたいと思っております。何といっても海面の下百メートルのところを通っているトンネルですから、ここへ水が出たということは、これはあり得ることというふうにわれわれも考えるわけです。一体この水は、海水が流れ込んでいるものなのか、いわゆる一般の地下水なのか、それは一体どういう原因でこういうことになっているのか、その点をお伺いしたいと思うんですがね。

第77回国会 決算委員会 第1号(1975/12/27、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る六月二十八日、市川房枝君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君が、また、九月十一日、佐々木静子君が委員を辞任され、その補欠として田中寿美子君が、同月二十日、下村泰君が委員を辞任され、その補欠として野末陳平君が、十一月五日、二宮文造君が委員を辞任され、その補欠として矢原秀男君が、十二月二十二日、野末陳平君が委員を辞任され、その補欠として喜屋武眞榮君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任を行います。  遠藤要君が十月三十日に一時委員異動したことに伴い、現在……

第77回国会 決算委員会 第2号(1976/01/16、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一月十二日、田代富士男君が委員を辞任され、その補欠として黒柳明君が、また本日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として野末陳平君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、本日の委員会に出席を予定いたしておりました仮谷建設大臣が、昨十五日午後五時過ぎ急性心不全のため逝去されました。まことに突然のことでございますが、本委員会といたしまして、仮谷建設大臣の死を悼み、ここに深く哀悼の意を表します。
【次の発言】 次に、会計検査院長佐藤三郎君及び検査官大村筆雄君からそれぞれ発言を求め……

第77回国会 決算委員会 第3号(1976/01/22、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一月十九日、野末陳平君が委員を辞任され、その補欠として喜屋武眞榮君が、また、昨二十一日黒柳明君が委員を辞任され、その補欠として田代富士男君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、昭和四十八年度決算外二件を議題とし、本日は総括質疑第二回を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 暫時休憩いたします。    午後零時十九分休憩
【次の発言】 ただいまから決算委員会を再開いたします。  午前に引き続き、昭和四十八年度決算外二件を議題とし、総括質疑を続けます。……

第77回国会 決算委員会 第4号(1976/02/06、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一月二十二日、田代富士男君が委員を辞任され、その補欠として黒柳明君が、また、一月二十四日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。  園田清充君及び橋本敦君の委員異動に伴い、神事が現在二名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと思います。  理事の選任につきましては、先例により、委院長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第77回国会 決算委員会 第5号(1976/02/09、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  昭和四十八年度決算外二件を議題といたします。  本日は、自治省及び総理府のうち、警察庁、北海道開発庁と、それに関係する公営企業金融公庫並びに北海道東北開発公庫の決算について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 質疑通告のない北海道開発庁関係者、細郷公営企業金融公庫総裁及び吉田北海道東北開……

第77回国会 決算委員会 第6号(1976/05/12、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る二月十二日、神谷信之助君が委員を辞任され、その補欠として加藤進君が、同月十三日、松岡克由君が委員を辞任され、その補欠として岩上妙子君が、また、四月二十七日、黒柳明君が委員を辞任され、その補欠として藤原房雄君が、昨十一日、加藤進君が委員を辞任され、その補欠として内藤功君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  去る四月二十四日、遠藤要君の一時委員異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと……

第77回国会 決算委員会 第7号(1976/05/14、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(瀬谷英行君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五月十二日、下村泰君が委員を辞任され、その補欠として野末陳平君が、また、昨十三日、藤原房雄君及び内藤功君が委員を辞任され、その補欠として黒柳明君及び加藤進君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、昭和四十八年度決算外二件を議題といたします。  本日は、農林省と、それに関係する農林漁業金融公庫の決算について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いた……

第77回国会 決算委員会 第8号(1976/05/24、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 このたび委員長を辞任いたしまして、鈴木委員長と交代することになりました。委員長在任中は各位の御協力をいただきまして、本当にありがとうございました。  この一年間振り返ってみますと、委員会を開きたくとも開き得ないというような状況になりまして、結果的には前の半年寝て暮らし、後の半年空回り、出る幕もなく会期終了、こういうようなかっこうになりまして、この決算委員会、あるときはがむしゃらに働き、あるときはとまってしまう、こういうような繰り返しになったわけでありますが、これからは十分にその機能を発揮していただきますように、各位のこれからの御健闘を心から祈念をいたしまして、ごあいさつとする次第……

第78回国会 運輸委員会 第2号(1976/10/12、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に運輸大臣にお伺いいたしたいと思うんでありますけれども、ロッキード事件でもって、運輸大臣をやった人や、あるいは運輸政務次官をやった人が手錠をかけられる、小菅に連れていかれるといったようなことがありまして、これはわれわれ運輸委員会のメンバーとしてもはなはだいやな問題であります。したがって、これからの運輸行政について特にこれは留意しなければならぬことだと思うのでありますけれども、ロッキード、トライスター一機がたとえば五十億である。そうすると、十機買えば五百億だし、二十機買えば千億の買い物ですね、これは莫大なもんです。したがって、千億もの飛行機を購入するということの商談がまとまれば……

第78回国会 運輸委員会 第4号(1976/10/19、10期、日本社会党)【議会役職】

○理事(瀬谷英行君) ちょっとね、目黒議員の質問の要旨は、大臣が見直し論をやっているときに、監督局長は不可能ということを言っているではないか、そういう食い違いをしたようなことを言っているのは事実かどうかと。野党側は決してめんどう見ないということを言っていないと、不足分についてはめんどう見るべきであるということを言っているではないかと。だからその野党側の言い分というものを曲げているんではないかという点を聞いているわけなんですから、その点について答えてほしいという意味ではないかと思うんで、余り焦点を外さないで答えていただきたい。
【次の発言】 いまの目黒君の御提案については、理事会で協議をさせてい……

第78回国会 運輸委員会 第5号(1976/10/22、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 派遣報告をいたします。  派遣されました委員は、上林委員長、岡本理事、中村理事、三木理事、目黒委員、内藤委員と私の七人で、十月二十日、国鉄バス白棚線の運営状況、東北新幹線新白河駅の建設工事現場等を視察してまいりました。  まず、国鉄バス白棚線の運営状況についてでありますが、この路線は、東北本線白河駅と、水郡線磐城棚倉を結ぶ二十三・六キロメートルの鉄道が昭和十九年撤去され、その後、線路敷を専用自動車道として復元し、昭和三十二年四月、営業開始したものであり、現在では一日五十八便が運行されております。  昭和五十年度の経営成績につきましては、年間二百三十五万一千人を輸送し、一億九千百八……

第78回国会 運輸委員会 第6号(1976/10/26、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  内藤委員の質問に関連して私の方からちょっとお伺いしたいことがあるんですが、鴻巣駅の問題は、いまお聞きしたところでは、誘導ブロックの問題もありますけれども、特急を待避するために、いりも着いているホームに着かなかった、いつもは一番線にとまるんだけれども、特急がおくれたために特急を先に通すために二番線に入れて、そして待避をして、そして特急を通すということをやったわけですね。だから、その事故の原因は、特急のおくれがまず大きな原因になっているわけです。特急がおくれさえしなければ、いつものとおりのホームへ着けば、何の苦もなくおりられたわけです。ところが、今度は特急がおくれたために二……

第78回国会 運輸委員会 第8号(1976/11/02、10期、日本社会党)【議会役職】

○理事(瀬谷英行君) 答弁はよろしゅうございますか。
【次の発言】 議事進行について発言したいと思います。  和田委員の後、私が質問をする予定になっておりました。しかし、いまの和田委員の質問でもって、この運輸大臣の答弁、あるいは運輸省の答弁というものが、大蔵大臣の答弁によって確実に裏づけをされればまだいいんでありますが、どうもお聞きしたところによると、確実に裏づけされたようには聞き取れません。したがって、それらの問題については、これはどうしても明らかにしてもらわない限り、われわれとしてはこの法案の審議を打ち上げるわけにまいらないわけであります。  したがって、その点をぜひとも次回の委員会までに……

第78回国会 運輸委員会 第9号(1976/11/04、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に、本委員会でかなりいろいろと審議をされてまいりましたけれども、まとめの段階に入ったと思いますので、これを要約をして、運輸大臣からお答えを願って、それに対する総理の見解を確かめていくと、こういう方法をとりたいと思うんです。  細かく一々申し上げませんが、まず国鉄の過去債務の問題があります。長期負債が六兆八千億、その過半は設備投資資金に充当されているということが監査報告書にも書いてあります。この長期負債のうち二兆五千億を特定債務整理特別勘定で整理すると、こういうことになっておりますけれども、六兆八千億から二兆五千億を何とかするとしても、残りはどうなるかという問題があります。この……

第80回国会 運輸委員会 第3号(1977/04/07、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 気象通報所の廃止の問題についてまず質問いたしますが、先般の内閣委員会では四月一日廃止という方針を変更したと、こういうことなんでございますけれども、その理由は、地元の反対があるから、その地元に納得をしてもらうためにということのようでありますが、五月一日まで一カ月延ばしたということなんですが、五月一日まで延ばすことによって、いままで反対意見を持っていた地元の方々は納得をしたのかどうか。その点、地元の反対理由とあわせてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 先般、若干の説明をお聞きいたしましたが、気象通報所というのは大体いままで何人ぐらいの人がいて、どういう仕事をやっていたのか……

第80回国会 運輸委員会 第4号(1977/04/12、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この法案の内容そのものについては、特に取り立てて私の方でとやかく言うことはございません。しかし、特に昨今、漁業問題、二百海里問題等が日本だけの問題でなくなってきております。海上保安庁そのものの業務も、これからかなり多岐にわたるのではないだろうかということが懸念されるわけですね。アメリカではコーストガードというのが海軍とは別の性格でもってこういう領海内における漁業の監視、あるいは取り締まりといったようなことに従事しているようでありますけれども、日本もこの二百海里問題が人ごとでなくなってくるということになると、いままでのようなやり方ではなくなってくる。つまり海上保安庁そのものの任務が……

第80回国会 運輸委員会 第5号(1977/04/21、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 附帯決議の相談は早いんですけれども、若干これらの問題と関連しますので……。  マルシップの問題については十分調査をするというお答えがありましたので、できれば本委員会に、このマルシップの実態についての資料を各委員に配付をしていただいた方がいいんではないかと思われますので、期日その他、まあどのぐらいのものにするかということによっていろいろあると思いますが、できるならばそれをひとつ資料として提出方をお願いしたいと思います。

第80回国会 運輸委員会 第7号(1977/05/12、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 マルシップの問題についてちょっと質問したいと思うんでありますけれども、このマルシップという形態ですね、これはまことに不自然だと思うんでありますけれども、結局どこにねらいがあるかというと、賃金の安い外国人船員を乗り組ませるということで、利益をなるべく余分に上げようというところにねらいがあるのではないかという気がいたします。そこで、こういう余り自然でない形態というものをこのまま黙認をしておくということは、海運政策上果たして当を得たことなのかどうか。やむを得ないとすればその理由はどういう点にあるのか。その点をお伺いしたいと思います。

第80回国会 運輸委員会 第9号(1977/05/19、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 海上衝突予防法のほかにも、いままでいろんな法律で海上の交通安全のために法規が決められてきておりますけれども、いかに法律を整備をしてみたところで、船に乗る人たちがそれをよく理解しないと、現実の問題としては空文に等しくなっちゃうんじゃないかという気がするわけです。  前回の委員会で、前にここで成立をさせた法案の審議の際にいろいろ問題になりましたけれども、たとえば船の乗組員ですね、マルシップであるとか、あるいは便宜置籍船といったようないろいろな船の乗組員が必ずしもその教育が十分でない、こういう人たちがいると、こういう例がありました。衝突事故を起こした船の中にもそういったような船の乗組員……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1977/03/23、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この落石事故についてちょっと質問いたしますが、この断面図を見ますと、線路の構造そのものにかなり問題があるんじゃないか、こういう気がいたします。これは、こういう決まりでもってできているから別にミスだということにはならぬかもしれませんが、岩がころげ落ちてきた場合に、やはりかなり危険な状態であったということは断面図からうかがうことができるわけです。そこで、たとえば下り線と上り線との線路の中心間隔三・八メートルという――これは車両の幅が二・八ないし二・九メートルだと思いますので、そうすると下り列車と上り列車がすれ違う場合の車両の間隔というのは一メートルあるかなしかということになるわけです……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 運輸委員会 第1号(1977/10/13、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 派遣報告をいたします。  派遣委員は、内田委員長、山崎理事、三木理事、高平委員、内藤委員、柳澤委員及び山田委員と私の八人で、去る九月十二日から十四日までの三日間、北海道において、北方水域における海上保安体制の現状を調査するとともに、中標津空港、国鉄標津線を視察し、釧路において北海道庁、運輸省及び国鉄の地方機関から管内事情を聴取してまいりました。  以下、順次主要な点について御報告申し上げます。  まず、北方水域における海上保安体制について申し上げます。御承知のように、わが国の領海十二海里、漁業水域二百海里の実施に伴い、これに対応した海上保安体制の整備は、当面の重要課題として、当委……

第82回国会 運輸委員会 第2号(1977/10/25、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 朝田参考人にお聞きしたいと思います。  どうも、いままでお聞きしたところでは、結局犯人に乗っ取られてしまった後ではうまい方策はないような気がする。そこで、犯人を乗り込ませない、あるいは武器を持って乗れないようにするという方法を考える以外にないような気がするわけです。その場合に、持ち込み荷物のチェックといったようなこと、あるいは身体検査ということはありますけれども、それが日本ばかり、あるいはドイツやフランスばかり厳重にやってみたところで、途中の国々でルーズに行われればこれは何にもならぬわけです。  したがって、思い切って機内持ち込み荷物を、たとえばチェックをするだけで抜かりがあると……

第82回国会 運輸委員会 第3号(1977/10/27、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 官房長官に対する質問と、運輸大臣に対する質問とが午前、午後に切り離されてしまったんでちょっとやりにくいのですが、とりあえず運輸大臣に対して質問したいと思います。  この間のハイジャック、大変なことだったと思うんですが、西ドイツの場合はああいうかっこうで処理をされる。日本の場合は、犯人みんな持っていかれて、身のしろ金まで持っていかれると、こういう結果になりました。そこで、身のしろ金なんというのは、これは犯人にむざむざ渡してしまうということは、どう考えてみても不愉快な話なんですけれども、これは官房長官の質問に入るかどうかわかりませんが、ああいうものはせめて身のしろ金だけでも渡さないと……

第82回国会 運輸委員会 第6号(1977/11/17、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  いまの問題ですがね、穐山君が指摘をしているとおり、これはやはり疑問が出ているわけですから、これらの疑問については運輸省は運輸省としての立場でもってはっきりとした見解を下すべきではないんでしょうか。この先ほどの鉄監局長の答弁だと、新交通システムは建設省、こういうふうに言われているが、大体運ぶ方は運輸省じゃないですか。建設省というのは道路だとか河川だとか、信濃川河川敷だとか(笑声)有名な話なんですが、こっちの方がもっぱら所管です。地面の上を運ぶのは運輸省というふうになるのがあたりまえじゃないですか。  これはなわ張り争いかどうか知らぬけれども、運ぶ方は運ぶ方、車へんは車へん……

第82回国会 運輸委員会 第9号(1977/11/25、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 まず一番最初に、現在工事が行われております青函トンネルの工事の進捗状況をお聞きしたいと思います。一体どのくらい工事が進捗をしているのか、完成はいつごろの見込みなのか、総工費はどのくらいかかるのかといったようなこと、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 三千五百五十四億というのは五十年の推定であって、これが完成の際には幾らぐらいになるかということはまだ見当つかないという意味ですか。そういうことですか。そうすると、二十八キロというと半分以上できたということになるわけですね。いままでのところ、この工事の安全性等について問題はないのかどうか。それから、この青函トンネルについては一体……

第82回国会 決算委員会 第3号(1977/11/02、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 信濃川の河川敷問題について、ごく限られた時間でありますので、端的にお伺いいたしたいと思います。  この信濃川の廃川処分の問題でありますけれども、これについては、本決算委員会で何回か審議が行われております。その審議の中には内閣に対する警告というものもありました。それから鈴木決算委員長の当時は政府に対する申し入れというのもありました。これらの内容はいずれも慎重にやれと、一言で言えば。そして特に衆議院の予算小委員会、参議院の決算委員会にはその内容を報告をして審議ができるようにせよと、こういう意味の注文がつけられているわけであります。その中の具体的な点を一つ取り上げてみますと、昨年一月二……

第83回国会 運輸委員会 第1号(1977/12/08、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 今日まで衆参両院の本会議、運輸委員会及び連合審査を通じ、かなり充実した審議か行われてきたものと私どもは信じております。  その間、たとえば衆議院においては総理、当院においては運輸大臣、国鉄総裁から今後の経常のあり方、過去債務を初めとする構造的欠損の解消、あるいは政府出資及び助成の強化といったようなことについて、克明な答弁か多岐にわたって行われました。これを一々おさらいをするのは大変でありますが、会議録に残っているはずであります。したがって、福永新大臣としては、これらの問題点については田村前大臣から引き継ぎが行われたことと思いますが、これを積極的に実行されるというふうに期待をするも……

第84回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1978/07/27、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 きょうは大臣に久しぶりでお目にかかっているわけなんですが、特にここ二、三日私痛感したことがあるんですけれども、上野駅を頻繁に利用しているんです。最近は上野駅から行ったり来たりする列車が大変に混雑をしているわけですが、たまたま私は東京駅と上野駅と両方使うという機会が多いのでいやおうなしに比較をするんですけれども、きのうもきょうもそうでしたけれども、大変な混雑です。混雑でもってどこが具体的に違ってくるかというと、駅の中の便所と公衆電話ですね、これの使い方が違うんですよ。東京駅では便所へ行ったって、人の後ろに立って待っているということないですよ。すぐに用が足りる。電話をかけるといったっ……

第84回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1978/08/18、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 青木委員の質問にちょっと関連した質問もしたいと思うのですけれども、いまリニアモーターカーの話が出ましたけどね、ちょうどいまお盆は終わったんですけれども、先般のお盆の際に鉄道と道路と両方を私見まして、なかなか大変だなあと思ったんです。というのは、私のところは埼玉県の熊谷なんですけれども、朝七時に国道十七号線を自動車がもう切れ日なしに並んでいるというわけです。それで、朝七時にあの辺を走っている人は何時ごろ出てきたのかと思うと、前の晩に東京を出ているんですよね。千葉ナンバー、東京ナンバーの車が前の晩に出て、翌朝ようやく埼玉県、まだ出外れていない。それで、これじゃ終点まで何時間かかるんだ……

第84回国会 運輸委員会 第5号(1978/04/06、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 きょうはまだ警察関係がお見えになっていないようでありますが、運輸大臣に最初お伺いいたします。  実は、大臣、私ども運輸委員会で先般成田空港の視察に行ったわけなんです。それで、空港の諸施設を全部見まして、この間破壊をされました管制塔にも上がってみたわけです。その際に、視察に参りました委員会の人たちが異口同音に感じたことは、あの大事なところをもし過激派の諸君に占領されたら、これ一遍におしまいになっちまうな、こういうことだ。なぜそう感じたかというと、あの管制塔まで上がるのに、なるほどエレベーターは途中で乗りかえをしなきゃならぬようになっている。しかし、まずあそこの中へ入るのに、玄関にガ……

第84回国会 運輸委員会 第8号(1978/04/27、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 目黒議員の質問に関連をして一つお伺いしたいと思う。  先ほど目黒議員が、例の大韓航空の領空侵犯の問題に関連をして、総理の答弁を引き合いに出していろいろ国際慣行といいますか、そのことについて質問をしたら、航空局長は、総理の答弁のことについてと考えられたかどうかしらぬけれども、答弁を差し控えられたんです。それで、その質問の内容は、国際慣行としてはどうなっているのかということであって総理の答弁のよしあしを言っているわけではないと私は聞いていたんですが、幸いにして日本には余りそういう事例はなかったんですけれども、ただ前例としてはミグ戦闘機が函館へ着陸したという事例がありましたね。日本でも……

第84回国会 運輸委員会 第10号(1978/05/11、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 まず、私は国際空港というのがこれから先ますます重要な役割りをわれわれの社会の中で果たすようになってくるであろうというふうに思いますから、この国際空港というものの存在を否定するわけにいかないと思うんです。ただし、この成田空港が開港すると仮定をいたしますと、利用者が非常に多くの不安を持っていると思う。要するにびくびくしながらこの国際空港を使わなきゃならぬ、こういう事態になる可能性があると。そこで少なくとも空港を使う場合にびくびくしないで使えるということは最低条件でなけりゃいかぬと思うんでありますが、安全に開港ができるかどうかということがまず問題であろうと思うんです。そこで警察関係に念……

第87回国会 運輸委員会 第6号(1979/05/08、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 村上参考人に一つお伺いをしたいのですが、仕組み船の規制を希望されておりましたけれども、これを奨励をしてきたじゃないかというお話がございました。一体奨励をしたのはだれなのか、これを規制をするとすればどこが規制をしなければならないのかという問題。それから海上運送法改正についての希望を述べられましたが、どういう方向でもって具体的にどういうふうにしてほしいというふうに希望されておるのか。その点をお伺いしたいと思います。

第87回国会 運輸委員会 第8号(1979/05/31、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 船員の問題について質疑に入るに先立ちまして、緊急に、先般アメリカで発生をいたしましたDC10の墜落事故と関連をいたしまして、この飛行機の安全性の問題について質問をいたしたいと思います。  先般のDC10の墜落事故の概要について、わかっている範囲でまず御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 この前のロッキード事件のときにトライスターかDC10かといったようなことが話題になった記憶がございます。どっちがいいのかなんていうことはわれわれにはわからないことなんですけれども、しかし結果から見ると、DC10にこういう事故があったということはもう現実の問題です。ボルト一本の事故で何百人……

第87回国会 予算委員会 第2号(1979/03/08、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 委員長、議事進行について。  ただいまの問題は納得しがたい点が多々ある。わかり切ったことだけを丁寧に説明してもらっても困るので、問題の中心について理事会でもって討議をするということにしていただきたいと思います。
【次の発言】 議事進行。  小柳委員の質問で、二件ほど理事会に回されました。その問題について一つだけ確かめておきたいと思うことがあるのでありますが、それは委員長並びに理事会にゆだねられた問題の一つとしては、E2Cの予算の凍結解除について、衆議院では議長の判断でということになっておりますが、これは衆議院の予算審議の段階だったからこういう措置もまああり得ると思うのでありますが……

第87回国会 予算委員会 第3号(1979/03/09、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連でちょっと申し上げますが、いまの問題は、国民に対して週刊誌を使って誇大な宣伝をやったわけです。しかも、事実が違うということがこの国会でもって明らかになったわけです。したがって、このような誇大な宣伝に国費を使ったということの責任ということを明らかにしてもらわなきゃいかぬ。しかも、その責任者という者はいるわけですから、その責任者についてもしかるべき処置を講じてもらわなきゃいかぬ。すべてを含めて、この委員会の開会中に具体的にその処置をこうするということを報告をしていただきたいと思うのでありますが、どうですか。

第87回国会 予算委員会 第7号(1979/03/14、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 総理に最初にお伺いいたしますが、元号法制化の問題はいままでしばしば御答弁を伺ったのですが、なぜ急ぐのかという、急がなければならない理由は何かということをまずお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 元号法制化を急がなければならない理由、急がなければ困ることがあるのかどうか、困ることはないと思うのです。その点どうですか。
【次の発言】 これは、戦前の東條内閣だって近衛内閣だってやらなかったことですよ、戦後の吉田内閣だってやらなかったことです。それを、大平内閣がここに来てなぜ急がなければならないのかというのがわからない。急がなければ困るという具体的な問題がありますかということ、まずそ……

第87回国会 予算委員会 第8号(1979/03/15、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 昨日、日商岩井に対する強制捜査が行われたわけでありますが、すでにその前に参議院では証人喚問等について細部が決定をしているわけであります。  そこで、法務大臣に冒頭お伺いしたいんでありますけれども、この捜査の進展がどのように展開するのかちょっと私どもにもわかりません。そこで、証人喚問は、これは日商岩井関係、海部証人を初め日商岩井関係の人が出席をすることになっているのでありますけれども、この証人喚問が支障なく行い得るのかどうかということ。それから今後の捜査方針というものはどういうものか。これは法務大臣として答えられるところと答えにくいところとあるでありましょうが、われわれとしても、証……

第87回国会 予算委員会 第10号(1979/03/17、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 今回、日商岩井に対する強制捜査が行われました。そして、ここではしなくも明らかになったことは、いろいろ航空機部の問題については不正があったということでございます。先般の衆議院における証人喚問の際に、日商岩井の幹部の口からは、不正はないと、こういうことが言われたはずであります。その前にも日商岩井では不正はないんだということを声明をしております。ところがこういう結果になった。その日商岩井を通じて購入するE2Cといったような飛行機の問題は、果たしてこれでいいのかどうか、切り離してE2Cを購入するということについて何ら問題はないというふうにお考えになるのかどうか、まず総理の見解を承りたいと……

第87回国会 予算委員会 第11号(1979/03/19、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初にお伺いいたしますが、あなたが日商岩井に在職をされていた当時に、海部さんあるいは島田さんとの職務的な間柄というのは上司と部下、こういう関係であったというふうに理解してもよろしゅうございますか。
【次の発言】 衆議院の予算委員会におけるあなたの発言によりますと、いまもおっしゃいましたけれども、島田氏の亡くなったことで非常に大きなショックを受けたと、こういうことをおっしゃっておられます。島田氏の自殺の動機といったようなことについて思い当たる節がございますか。あるいはまた、島田氏の亡くなられたことについていろいろな憶測があるわけであります。つまり、これは自殺ではないんではないかとい……

第87回国会 予算委員会 第12号(1979/03/22、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いままでの証言ではっきりしないのは、責任の所在が明らかでないことなんですが、現在すでに私文書偽造あるいは秘密口座の設置、あるいは使途不明金の操作といったようなことが問題になっているわけなんでありますけれども、だれがやらしたのか、だれに責任があるのかということがどうもはっきりしないわけです。たとえば百五万ドルのうち二十万入金をして、八十五万ドルを隠したと。それは山村さんが会社の経理に戻すように強く言われたと、こういうようなお話もありましたね。それで、五十五万のうち四十七万が使途不明で、八万が寄付、三十万がキヨシ・ニシヤマの名義から本社に入金、こういうような話がございましたけれども、……

第87回国会 予算委員会 第18号(1979/03/30、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 第二分科会における審査の経過を御報告申し上げます。  当分科会の担当は、防衛庁、経済企画庁、外務省、大蔵省及び通商産業省所管の予算であり、三月二十八、二十九、三十日の三日間にわたり審査を行ってまいりました。  以下、審査順に従い、質疑の主な事項について簡単に御報告申し上げます。  まず、通商産業省につきましては、「OPECによる今回の石油値上げにどのように対応するつもりか。多額の資金と期間をかけた大規模プロジェクト制度に成果が見られないのは運営や方法に問題があるのではないか。官公需の物資調達を海外に開放することで関連中小企業の経営や雇用に問題が生ずるおそれはないか」との質疑があり……

第87回国会 予算委員会 第19号(1979/03/31、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 社会党の瀬谷でございます。どうも御苦労さまです。  いまの話の続きになりますが、検察庁筋から事情の聴取などをお受けになったことがございますか。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 いままでの、たとえば午前中の海部証人に対する質疑がございましたけれども、テレビ等でごらんになりましたか。
【次の発言】 それでは、余り細かい話はしなくとも筋道については御承知のことだと思いますので単刀直入にお伺いいたしますが、午前中に海部さんが言われた問題、これは辻社長から呼ばれて手数料の問題があるということを指摘をされ、注意を受けた、こういう意味のことをおっしゃっています、そして島田さんに話をしたと。……

第87回国会 予算委員会 第20号(1979/04/02、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に、大臣の日程上の都合があるようでございますので、運輸大臣にお伺いしたいと思います。  先般、常磐線でダンプカーと電車がぶつかって脱線をして電車が民家へ飛び込むといったような事故がございましたけれども、その事故の原因並びに概況等について御報告をいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 踏切の遮断機がおりているにもかかわらず渡ってしまったという事情のように聞き取れるわけでありますが、特に酔っぱらい運転をしておったとか、居眠り運転をしておったとか、その種の事情はなかったのかどうか。その原因について、もっともこれは運転手が死亡してしまったので聞きようがないかもしれませんけれど……

第88回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1979/10/11、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連してちょっと質問いたしますが、昭和三十九年の運輸委員会でやはりこの問題がいろいろと論議されまして、最終的には自民党が賛成をし、社会党、公明党、民社党が反対をするという形で成立をいたしております。私も、三十九年の予算委員会でこの問題について質問をした覚えがありますが、詳細はちょっと忘れてしまったんですけれども、運輸大臣は綾部健太郎さんでした。国鉄総裁が石田礼助さんで、池田内閣でした。それで、われわれが一致して疑問にしたのは、政府の出資が当時は五億である。それから、国鉄の出資が七十五億である。つまり、出資のあらかたは国鉄である。ところが、こしらえる新線のことごとく、ほとんどことご……

第90回国会 運輸委員会 第1号(1979/12/06、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初にお伺いしたいことは、先ほど広田委員の質問に対するお答えで、鉄建公団の統廃合問題でありますけれども、青函トンネルと上越新幹線といったような、こういうプロジェクトが完成したならば鉄建公団はもう廃止をしてしまうといった意味の御答弁があったんでありますけれども、現在、青函トンネルはかなり進捗をしておりますし、やがて貫通をするだろうと思うんでありますが、青函トンネルと上越新幹線ということを言われたけれども、東北新幹線は盛岡どまりになっているわけでしょう。で、東北新幹線が盛岡まででき上がって、青函トンネルができ上がって、それだけでは物の役には立たないわけですな。  青函トンネルができ上……

第90回国会 予算委員会 第1号(1979/12/04、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 一番最初に、KDDの問題についてどのような捜査が行われているのか、その点を関係者から御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 強制捜査云々という話をお聞きいたしておるのでありますし、新聞にもそのことは出ておりますが、その点はどうなんですか。
【次の発言】 まだ何もしていないと、こういうことですか。
【次の発言】 総理はあした中国へ行かれることになっておりますが、総理訪中の目的は一体何なのか。国会は、総理の訪中のために予算委員会を中断をしているわけです。中断をしているというより、国会を中断をしたようなかっこうになります。五日から九日までが総理の訪中であるということで、予算委員……

第91回国会 法務委員会 第5号(1980/04/08、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、先般予算委員会の第一分科会でこの件についてちょっと触れたのでありますが、どうも腑に落ちない点があるので、きょうは特に警察庁関係の方々の説明を求めたいと思って、再度この問題について質問をしたいと思います。  昨年の十月に、御存じのとおり衆議院の選挙がありました。その十月の選挙の前に、七月でありますが、飯能市の社会党の市会議員が収賄の容疑で逮捕されました。率直に言って、逮捕された時点では私ども内容さっぱりわからなかったわけでありますが、新聞によりましては何段抜きもで大々的に、いささか大げさに報道されたわけであります。こういうことはよほど慎重にやってもらわなければならないのであり……


12期(1980/06/22〜)

第92回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第1号(1980/07/17、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第2号(1980/10/24、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に奥野法務大臣にお伺いいたしたいと、こう思いますが、憲法改正の問題で予算委員会を初め、いろいろな委員会で大変話題をにぎわしてまいりましたが、この問題で、一応政府側のたてまえというものをわれわれも承知はいたしておりますけれども、本委員会は予算委員会でもなければ法務委員会でもないわけでございますので、防衛問題を論議をするところであります。したがって、改憲問題等についてたてまえだけの議論をしてみても始まらないということになってしまうんです。つまり、改憲論が自民党の中にあるということはすでにもう紛れもない事実でありまして、したがって、その改憲論というのは、一体なぜ、どういう理由で、ど……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第3号(1980/10/31、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に白川参考人にお伺いいたしますが、日本に対する侵略の危機ということをしきりに言われました。それは具体的にはどういうことかということなんですが、先ほど北方四島に一個師団の兵力が配備をされた、したがってこれが脅威である、北海道の根室ではこわくてしょうがないから陸上自衛隊を一個連隊ほど誘致したいというお話があったということでございますが、これは私どもが当委員会で北方四島の視察に参りましたときも言われました。言われましたが、その受け取り方は白川参考人の受け取り方と私とでは違うと思うのでありますが、あなたはもっともだというふうに聞かれたかもしれませんが、私はばかばかしい話だと思ったんで……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第4号(1980/11/12、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初にお伺いしたいことは、堀江委員からもお話がありましたが、「防衛計画の大綱」とかかわりなく一%以上とすることも可能であるという次官の発言の問題です。これは防衛庁長官の方からその真意はこうであるという意味の御答弁がございましたけれども、私が直接ラジオで聞いた範囲では、防衛計画大綱とかかわりなくGNP一%以上とすることが防衛予算としては可能であるということを次官が発言をしたということでこれがニュースになったわけであります。したがって、防衛庁長官が言われたこととは多少違うような気がするのでありますが、これはどうなんでしょうか。防衛次官が勝手に防衛計画とかかわりなく一%以上防衛予算を組……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第5号(1980/11/14、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に永野参考人にお伺いいたしますが、「防衛計画の大綱」は見直しをしなければならない、要するに、米国の軍事力が中東方面に吸引されるといったような場合には軍事的に弱い空洞をつくらないようにしなければならぬ、したがって現在の防衛力では不十分であるから「防衛計画の大綱」を見直しをするということは、具体的にはもっと量的、質的に防衛力を増強しなければならぬという結論になるようにお聞きをいたしました。とすれば、一体どの程度に防衛力の増強をすれば日本の対応能力としては十分であるというふうにお考えになるのか。これは先般も問題になりましたけれども、GNP一%といったようなことにこだわりなく防衛力の……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第6号(1980/11/26、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 一番最初にお伺いしたいことは、先般来、当委員会でいろいろと論議が行われてまいりましたけれども、その中で北方問題についてのいろいろな見解があるわけでありますが、北方領土が果たして日本の防衛にとって脅威となるのかどうかということがやはり本委員会としても問題となるところであります。  先般の本委員会の北海道視察の際に、地元の市長から陸上自衛隊一個連隊を根室周辺に配備してほしいという意味の陳情がございました。そして、この陳情の趣旨というのは、北方領土におけるソ連軍の軍備の増強ということを根拠にしているように私どもは聞いたわけでありますけれども、一体、いわゆる北方領土にソ連軍の配備というも……

第93回国会 運輸委員会 第2号(1980/10/16、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  どうもね、余り形式にこだわらないでもらいたい。それじゃ、形式的、公式的には決まってないけれども、内容的には、目黒委員が指摘した新聞の記事を含めて、内容的にはそのようなものであると、こういうふうに理解してよろしいのかどうか、その点をはっきりさしてもらいたい。

第93回国会 運輸委員会 第8号(1980/11/20、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に大臣にお伺いいたしたいと思うのでありますけれども、この法案でもって国鉄の財政の再建ができるという前提に立って提案をされていると思うのでありますけれども、いままでの審議の経過を見ますと、この法案には非常に欠陥があるわけです。というのは、具体的な問題が、たとえば地方ローカル線等の問題では具体的な対象が明らかにならないんですね。普通ならば政令というのは取ってつけたようなものなんだ。法律があって、政令は何も一々法案審議の際に細かくやらなくとも、そんなものは政令に任せると、そんなものはになるんですね。ところが、この赤字ローカル線の場合はそんなものはにはならないんです。この政令が法律案……

第93回国会 運輸委員会 第9号(1980/11/25、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 議事進行について。  いま目黒委員から発言がありました件でございますけれども、閣議了解事項に対して一体文部省なり厚生省の発言はどうであったかというと、全然無責任きわまるものである、何らこの閣議了解事項に対する配慮がないということが明らかになっただけであります。  それからさらに五十一年十一月四日、第七十八国会の運賃法の審議の際に、附帯決議が本院で行われておりますが、その際の附帯決議には、「国家的政策にもとづく国鉄の公共負担は、それぞれの政策実行部門が負担するよう努力する。」、こういう附帯決議がございます。この附帯決議は、いま目黒委員から指摘のあった問題と同じことである。いまのよう……

第94回国会 安全保障特別委員会 閉会後第1号(1981/09/03、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 昨日の衆議院外務委員会における日韓問題、韓国の経済要請に対する外務大臣の御管弁がかなり大きく伝えられまして、いまもそのことについての質問が自民党からございましたけれども、私は外務大臣の答弁は至極当然であると、こう思いますし、先ほどの御答弁のように、はっきり言わなければ、相手に気を持たしたんではいけないんだという御趣旨も全くもっともだと思います。その意味において、昨日の外務大臣の答弁はよかったと私は思うんです。たまにはほめなきゃいけない。まず冒頭それを申し上げておく。  ただ問題は、韓国から繰り返して、外務大臣はああ言ったけれども、再度、あるいは再々同じような要求が出てくるという可……

第95回国会 安全保障特別委員会 第2号(1981/11/13、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に、去る五月の日本海における米海軍並びに海上自衛隊の共同演習で漁船のはえなわが切断をされて被害をこうむった、その件について質問をしたいと思うんでありますが、結局漁民に対する損害補償を日本政府が立てかえて払うという形式をとり、米ソ両国に対してその金額については要求するということを聞いておりますけれども、一体日本の海上自衛隊は加害者にはならなかったのかどうか。米ソ両国の海軍が加害者であったとすると、その艦艇の名前等はわかっておるのかどうか。一体アメリカの海軍がどのくらい参加をし、ソビエトの海軍がどのくらい参加をしたのか、そういう点について防衛庁長官から最初にお伺いしたいと思います……

第95回国会 法務委員会 第2号(1981/11/10、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。  寺田委員の発言に関連して御質問しますが、いま大臣の御答弁の中に、素直に受け取ってほしい、こういう御発言があったんですよ。しかし、寺田さんの質問は、榎本証人を立てた検察側のやり方がどうなのか、それに対して大臣自身が腹の中で、これは田中被告にとって不利だという感じを持って、そして間接的にこの榎本証人を呼んだことに対して批判をしているというふうに感じているんじゃないのか、こういうことなんですがね、問題は。私は、素直に受け取ってもらいたいと大臣が言われるならば、当然この人の道云々という発言は誤解を招くということに思いをいたすべきだと思うんですよ。榎本証人の立場、その発言というの……

第95回国会 法務委員会 第4号(1981/11/26、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 供託法の一部を改正する法律案でありますけれども、まあ利息をつけないというふうな一つの便法でありますが、これを三年というふうに期限を切ったというのは一体どういう根拠によるものなのか、その点をお伺いしたいと思うんです。
【次の発言】 それならば、年限を切るというのはどういうわけかなという疑問が出るんですけれどもね。三年たってもやはり財政事情が変わらない場合にはまた考え直すのか、そのときはそのときで切りをつけるのか、どういうことになるんですか。
【次の発言】 一言で言えば、ずいぶんみみっちい話で、余り筋の通らぬ措置だと思いますよ。だけれども、これ以上言ってみてもしようがない。行革という……

第96回国会 安全保障特別委員会 第5号(1982/08/10、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 大臣にお伺いいたしたいと思いますが、これはまあ防衛庁の仕事ではありますけれども、日本海で日米海軍の合同演習があるということを聞いております。場所が場所でありますので外交上注目を浴びる可能性があるのじゃないかという気がいたしますが、まず防衛庁の方からその規模、内容等について御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 どういう状態を想定した訓練、演習なのか、その点も御説明願いたいと思います。
【次の発言】 特定の事態を想定した訓練ではないと言うけれども、特定の事態を想定しない訓練なんというのはあるのかどうか、ちょっとその点がわかりにくいのですが、アメリカの航空母艦が参加をしておる……

第96回国会 運輸委員会 第13号(1982/08/10、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 臨調の基本答申の問題について、まず大臣にお伺いしたいと思うのでありますが、政府がこの基本答申を尊重するというようなことを言っておるようでありますけれども、実行できるならば尊重してもいいけれども、実行できなかった場合には一体どうするのか、その場合の責任はだれがとるのか、その点をまずお伺いしたいと思うのでありますが、どうですか。
【次の発言】 最大限に尊重したいということなんでありますけれども、もし答申を尊重するということになるならば、当然この答申そのものも国会の審議の対象にしなきゃならぬ、そういう気がいたします。その場合に、この答申を作成した当事者がここへ出て来てわれわれの質問に答……

第98回国会 運輸委員会 第7号(1983/04/26、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この法案の審議に当たって、何点かあらかじめ要望をしたいと思うことがございます。  いままでの衆議院の審議の議事録等を拝見してみましたけれども、一言で言うならば、むずかしい問題は先送りをしていく、それから責任を政府としてはあくまでも回避をする、こういう姿勢がきわめて強いんです。なぜかというと、これは臨調の答申を尊重する、それから監理委員会で、そこで処置してもらう、検討してもらうということで、すべてがいままでの論議は尽きていると言ってもいいくらいなんです。だから、そんなにその臨調の答申を尊重するとおっしゃるならば、臨調の答申そのものが十分尊重に値する内容を持っているのかどうかというこ……

第98回国会 運輸委員会 第8号(1983/05/10、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連質問。  いま青木委員から新幹線、特に上越・東北新幹線の赤字の問題が出ました。そこで、私の方からもそれに関連して質問をしたいのですけれども、上越新幹線の赤字のツケ、新幹線の重いツケということで朝日新聞の社説に載っていることは、「一日に約三万人の乗客を見込んで、年間収入が五〇〇億円、これに対して二〇〇億円の営業費がかかるうえに、公団への借料など約一二〇〇億円を負担しなければならない。年間約一〇〇〇億円の赤字である。」、こういうようになっています。年間一千億円の赤字であるというその前に公団への借料など約一千二百億円を負担しなきゃならぬ、とういうことが書いてあります。  ところが、……

第98回国会 運輸委員会 第9号(1983/05/12、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 早速、質問に入りたいと思いますが、時間の制約がございますので余り細かい問題にまで触れることはできないかと思いますが、とりあえず冒頭に申し上げたいのは、この臨調の答申というのが政府の責任回避の道具、隠れみのになっている。いままでの衆議院の審議、それから参議院の審議を通じまして、何かというと臨調の答申を尊重するということです。それからむずかしい問題になりますと、監理委員会の方で十分に御検討願う、これだけなんです。いままでの議事録の内容を精査すると、そういう言葉がどのくらいあるかわかりません。そして、具体的な内容に入ってまいりますと、全部こういう隠れみのでもって逃げられてしまう。したが……

第98回国会 運輸委員会 第10号(1983/05/17、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 まず、海洋汚染の問題でありますけれども、正直言って、実態がなかなかわれわれにはぴんとこないわけです。海がどういうふうに汚れているのか、何で汚れているのか、その原因は何かといったようなことは、非常に種々雑多になってくると思うんです。  そこで、とりあえず、日本近海における海洋汚染の実情について御報告をお願いしたいと思います。たとえば東京湾等は、われわれたまたま飛行機で羽田に離着陸の場合には東京湾というのがよく見えるわけです。その際には、ずいぶん海とはいいながら、黒々として汚い海だなということはわかるわけです。しかし、大阪湾なり瀬戸内海なり関門海峡なり、あるいは伊勢湾、津軽海峡、紀伊……

第98回国会 予算委員会 第3号(1983/03/10、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に、中曽根総理大臣の政治姿勢についてお伺いをしたいと思います。  本会議における所信表明から衆議院における予算委員会、ずっと引き続き拝聴いたしておりまして、あなたの政治姿勢についての不安が二つほどある。  一つは、世間の疑惑を一掃するためにどうしても政治倫理の確立というのをやらなければならないという、これは衆議院における田中議員に対する決議やらいろいろありましたけれども、それらの問題についての態度がきわめて消極的である、ほかのことはわりあいと歯切れがいいんだけれども、この問題に関する限りは逃げの姿勢で終始しておる、これが第一であります。  その次に、第二は、アメリカのレーガン……

第98回国会 予算委員会 第8号(1983/03/17、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いままでの御論議聞いておりますと、これはかなり強力な海軍力、空軍力を整備をしないと海峡封鎖とか、あるいはシーレーンの防衛とかいうことは不可能じゃないかというふうに常識的に思われるわけです。しかし、五六中業の大綱ということを言われましたが、一体そのためにはどれだけの海軍力を必要とするか、空軍力を必要とするかということになってくるんでありますけれども、いままでの総理の答弁によると、対象は明らかにソビエトの極東海軍、あるいは空軍になるわけです。そうすると、極東海軍なり、あるいは空軍以上の力を持たないと三海峡封鎖などと言ってみてもできないことになってくると思うんでありますが、それだけの海……

第98回国会 予算委員会 第10号(1983/03/19、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、いままでの総括質疑をずっと聞いておりまして、政府側の答弁の中に少なからずごまかしがあったり、うそがあったりしたということを痛感をしているわけです。それは限られた時間の中ではとても指摘し切れないほどいっぱいあるわけです。  そこできょうは、その中から幾つかを取り上げて担当大臣の考え方を明らかにしてもらいたいと思います。  最初に、「増税なき財政再建」、こういう言葉が臨調の答申の中にもありました。また政府も、臨調の答申を尊重すると、こういうふうに言っております。しかし、いままでの論議を聞いておりますと、大蔵大臣から大変に持って回ったような言い回しがたくさんございましたけれども、……

第98回国会 予算委員会 第13号(1983/03/31、12期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。
【次の発言】 いまの矢田部質問に関連して私も質問したいんですけれども、実はきのうは大安で結婚式がございました。学校の先生の結婚式だったんです。集まった人は校長先生を初め教育長、教育関係者が多かったんですが、いま言う人勧の凍結問題に絡んで、宴たけなわになるに及んで怨嗟の声がほうはいとして沸き起こった。われわれ野党がその怨嗟の声を聞かなければならぬというのはまことに不合理な話なんですけれども、これはやはり人勧の問題は、銀行で言うと預金者に利息を払うのと同じ約束事なんですから、すべてはこの約束事を履行しなかったことに起因しているんですから、これはやはりなるべく早く解決をするとい……


13期(1983/06/26〜)

第100回国会 運輸委員会 第1号(1983/10/06、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に、大韓航空機の撃墜事件について質問したいと思います。  これは、いま議決をされましたように、連合審査会を開会いたしましてそれぞれの立場からの参考人の意見を聞くことに決まりました。連合審査会の場合は、各方面の専門家の意見を聞くというだけでございまして、質疑もその参考人の意見陳述に対する質疑ということになると思います。連合審査会ではそこで改めて関係の外務大臣あるいは運輸大臣等に対する質問というものは予定されておりませんので、この連合審査会が終わった段階でまた改めて関係大臣に対する質疑を行うという機会を持っていただきたいというふうに考えるのでございますが、その点大臣の方の御見解は……

第100回国会 予算委員会 第2号(1983/09/22、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 総理に最初にお伺いしたいと思うんでありますが、最近、衆議院の方は解散風が吹いてきたわけですよ。総理は、やらないと、こう言っておりますけれども、解散の風が吹いてくると、衆議院の方はみんな落ちつかなくなるわけです。そこで、解散のあり方について総理の見解を最初にお伺いしたいと思うんです。これはルールがあるわけなんです、本来ならば。やたらとやっていいことじゃないと私は思うんです。不信任が通ったとかあるいはまた予算が通らないとか、こんなような特定な場合に限定をされるべきものだと思うんでありますが、総理はここはどういう見解をお持ちですか。

第101回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1984/10/05、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私ども運輸委員会では、二日から昨日まで三陸鉄道の視察をしてまいりました。そこで感じたことでありますけれども、岩手県に参りましたら非常に広いという印象を受けました、率直に言って。数値的に比較をしてみますと、私は埼玉県でありますけれども、面積は埼玉県の四倍であります。そして人口は埼玉県の四分の一であります。えらい違いなんです。だから、これはなかなか回りがいがあるなと思いました。  これが、岩手県の向こうでちょうだいした地図でありますけれども、四国に匹敵をする岩手県の真ん中を東北新幹線が走っております。三陸鉄道というのはこの海岸べりの方でありますが、三陸鉄道というのができ上がりました。……

第101回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1984/10/23、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 社会党の瀬谷でございます。  最初に、監理委員会と国会の関係について一言触れておきたいと思うのでありますが、監理委員会から緊急答申が出されたのは八月十日であります。その緊急答申の中には、国会で処理をしなければならないという問題がたくさんございます。例えば、「当面緊急に措置すべき事項」ということで、「国会に対しては、国鉄総裁その他の経営幹部ができるだけ事業経営に専念できるよう特段の配慮を要請する」、さらに「議員乗車証の廃止問題についてもその早急な解決を再度要望する」、こういうふうに書いてあります。これが「当面緊急に措置すべき事項」、こうなっています。  それならば、緊急に措置しなき……

第101回国会 運輸委員会 第5号(1984/04/19、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 大臣にお伺いしたいのでありますが、国鉄の問題を考える場合に、累積債務をどうするかということの処理が決まらない限りは、いかに臨調の答申があったとは言いながら、分割民営などと言ってもどうにもならぬであろう、こういう気がいたします。  したがって、この累積債務の処置を一体どのようにされるということであるのか。また、監理委員会等の意見というものを、これを聞くまでは大臣としては答弁ができないというふうに言われるのか、監理委員会とはどういうふうな接触でもってこの問題を処理されるように考えておられるのか、その点を最初にお伺いしたいと思います。

第101回国会 運輸委員会 第6号(1984/05/15、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 今回の運輸省の中央、地方を通ずる機構改革、かなりいろいろな改革が行われるわけなんでありますが、これがいわゆる行革の一環として行われるということなのかどうか、そのねらいというものは一体どこにあるのか、これによって非常に効率が上がるというふうに考えられるのか、多少の不便は忍んでも例えば局の数を少なくするということで行革の実が上がったというふうに考えられておるのか、その辺についてひとつ政府のお考えをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この前の機構改革のときに観光局というのがなくなって観光部になったという記憶があるわけなんでありますが、その観光部が今度はまた国際運輸・観光局というふう……

第101回国会 運輸委員会 第7号(1984/05/17、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 社会党の瀬谷でございます。  最初に、日向参考人にお伺いをいたしますが、今御意見をお聞きいたしますと、第一種空港というのはもともと民間出資にはなじまないものである、今もってそういう考え方に変わりはない。しかし政府の方で、民間会社にして財界で出資をしてくれ、その金額は二百億である、こういう話が強くあって、この二百億の出資をして政府の原案に賛成をしないとなかなか関西空港というものが実現の運びに至りそうもない。そこで政府の考え方に同意をしたんだ、このようにお聞きをするわけです。  そうすると、総額から言うと、これは恐らく完成までには兆を超すような大事業だろうというふうに思われるわけです……

第101回国会 運輸委員会 第9号(1984/06/26、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、日本社会党を代表して、関西国際空港株式会社法案に対して反対の討論を行います。  反対の第一の理由でありますが、そもそも第一種国際空港は、国が建設をし管理することが基本的な原則であるということになっております。法案提出の経緯から見ても、運輸省の当初案は、公団と第三セクターとの併合案であったはずであります。なぜこれが変更されたのか、極めて奇怪千万であります。中曽根総理の指示によると言われておりますが、運輸省の構想が基本的に変えられてしまいました。また、地元地方公共団体、財界等は不安と戸惑いを感じておるということは、現地に参りまして現地の公聴会を我々が聞いた範囲でも明らかになって……

第101回国会 運輸委員会 第12号(1984/07/10、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に、吉岡参考人にお伺いをいたしたいと思います。  先ほどのお話で、アメリカでは五十マイルまでという一つの区切りがあるというお話がございました。  これらの問題、日本と国情は違うかもしれませんけれども、やはり職域の分野というものをそういうふうに決めるということは、そこで働く者の立場にとってみれば非常に大事なことであるというふうに思われるのでありますが、日本でそれを適用するということについての隘路とか問題とかいうのはあるのかどうか。それから、日本でそのような問題を考える場合には、港湾労働者だけではなくて、関係者がそれによっていろいろと問題を生ずるというような、トラブルが起こり得る……

第101回国会 運輸委員会 第13号(1984/07/12、13期、日本社会党)【議会役職】

○理事(瀬谷英行君) もう少し具体的に質問者の質問に答えていただきたいと思うのでありますが。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。  それでは、理事会で協議をいたしましたが、ただいまの件について、まず野見山労働審議官からお答え願いたいと思います。野見山審議官。
【次の発言】 それでは、目黒質問、今の件については保留をいたしまして、午後の時間に改めて報告をしていただくことにいたしまして、質問を継続いたします。
【次の発言】 私は、ただいま可決されました港湾運送事業法の一部を改正する法律案に対し、法案に対する賛否の態度表明とは別に、輸送革新の急激な進展に伴う……

第101回国会 運輸委員会 第14号(1984/07/19、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 国鉄の問題で、この前、監理委員長に来ていただきましていろいろと質疑が行われたわけでございますが、監理委員長のこの前の答弁によりますと、国鉄の長期債務を一体どうするのかといったような質問が各委員からこもごも出されたわけであります。それに対して、ともかくまだ結論は出ていないけれども、一年間いろいろと勉強をさせてもらって、ようやくその問題というものをつかむことができるようになったというふうな意味の、御答弁があったわけです。  しかし、国鉄の長期債務というのは、もう何年も前からわかっていたことだし、これがやがては身動きならないような重圧になるであろうということは、想像されていたわけです。……

第101回国会 運輸委員会 第15号(1984/07/31、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 鉄建公団の総裁に御出席をいただきましたが、鉄建公団として工事をしている内容は、非常に多岐にわたっております。その中でも特に大きな工事として、青函トンネルがあるわけであります。この青函トンネルを、先日私どもも実際現地に行って見てまいりましたし、事情も聞いてまいりました。確かに世界的な大きな工事であって、このトンネルをどうするかということは、単なる採算上の問題だけでは片づけられない重要な内容を含んでいると思います。  そこで、まさにでき上がろうとしておる鉄建公団が担当したトンネルでありますけれども、このトンネルの利用方法をめぐっていろんな意見が出ておりますが、我々が今まで聞いたところ……

第101回国会 運輸委員会 第16号(1984/08/02、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 目黒議員の質問に関連をいたしまして、若干のおさらいの意味を含めて質問したいと思います。  足尾線の問題、今まではっきりしたことは、先ほどの答弁でありましたけれども、国道百二十二号線についての改良の予定は現在のところはない、このように聞いたわけです。したがってもし足尾線が廃止をされた場合には、いや応なしにあの細い国道を濃硫酸を積んだ貨車が走らなければならない、こういうふうになるわけです。これは極めて危険なことでもあるし、非現実的なことでもあると思うし、先ほどの大臣の御答弁にもございましたけれども、過疎地だからといってほっておいていいというものじゃない、こういうお話がございました。特……

第101回国会 予算委員会 第2号(1984/02/23、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 昨日の衆議院の予算委員会並びに本会議の経緯を見ておりまして釈然としない面がございますので、その点について若干の御質問をしたいと思います。  まず、GNPの一%という問題なんです。上田議員からきのうはGNPの一%をもし突破したならば総理は責任をとるのかどうか、こういう意味の質問がございました。それに対して総理からは、あくまでも一%以内におさめるように努力するというふうな趣旨の御答弁があったような気がするのでありますが、どうもはっきりと守りますと言い切れなかったように聞き取れたのでありますが、その点どうでしょうか。
【次の発言】 五十九年度で人勧その他いろいろな要因がございまして、そ……

第101回国会 予算委員会 第9号(1984/03/22、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 まず、総理にお伺いしたいと思うのでありますが、中教審と今度の機関との関係は一体どうなっているんですか。これは中教審の補助機関なのか、あるいは別個の機関として並立をしていくものなのか、中教審の上に乗っかっている屋根みたいなものなのか、おもしみたいなものか、一体どういう性格を持っているんですか。
【次の発言】 中教審との関係は、そうするとどういうことになりますか。
【次の発言】 どうもわかりにくいんですけれどもね。端的に言って、総理、総理自身が考えておられる教育改革の方向というのはどういう方向なんですか。例えば教育勅語の洗い直しでもするということなのか、知的水準を高めるということなの……

第101回国会 予算委員会 第15号(1984/04/02、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に、農産物の問題について農水大臣にお伺いしたいと思うのでありますが、農林水産大臣がアメリカに行くとか行かないとかいうことがいろいろと取りざたをされております。もし行かれるとすれば、どういうふうなある程度の見通しがついているのか、あるいは行かないとすれば、どのくらい時期をずらして、その間にいろいろな調整が行われるという可能性があるのか、それらの状況についてまず最初に御報告をお願いしたいと思います。
【次の発言】 これはやはり外交問題でありますから、外務大臣としても責任のある問題だと思うのであります。問題は農産物だけにとどまるかどうかという問題があるわけです。農産物にしても牛肉と……

第101回国会 予算委員会 第16号(1984/04/03、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 結局、商品借款はどういうものかといえば、急場しのぎの痛みどめの麻薬みたいなものじゃないか、こういう感じがするんですね。これはマルコス政権に対する痛みどめにはなっても、フィリピン国民にとって果たして薬になるかどうかということは疑問だと思うんですよ。そこのところを考えるべきじゃないでしょうか。  特に、アキノ氏の暗殺事件というものを軽く見ちゃいかぬと思う。これは私は近代国家にはちょっと考えられないことです、白昼公然と政敵を暗殺するんですから。日本でもそういうことはありましたけれども、それは徳川末期ですよ。坂本龍馬が新撰組に殺されたなんて事件があった。やや徳川末期に似ているような気がす……

第101回国会 予算委員会 第17号(1984/04/04、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ただいま法律上の立場を言われたけれども、問題は政治的にどうするかということなんですよね。国民のすべてが長期にわたって外国に抑留されたわけじゃないでしょう。シベリアに、あの寒いところに長期にわたって抑留された人たちの問題をどうするのか。請求権を放棄した以上は、日本政府が当然これは配慮をする義務があるというふうに考えるべきだと思う。だから、その点をうやむやにしていいということにはなりません。したがって、もう関係者の年もとっているわけでありますから、速やかにこれらの問題についても政府として責任ある措置をとるべきではないかというふうに考えるのが常識だと思うのでありますが、その点はどうです……

第102回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1985/07/10、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 参考人どうも御苦労さまでございます。  答申が七月下旬に提出されるという話をかねがね聞いておりますけれども、七月中に提出をするということは間違いございませんか。
【次の発言】 答申の内容でありますけれども、最近新聞紙上にいろいろと発表されております。本州を三分割をする、北海道、九州、四国、それから新幹線はリースの会社をつくるといったようなことが報道されておりますけれども、大体その方針の骨子というのはそのように理解してよろしいですか。
【次の発言】 そうすると、本州を三つに分け、九州、北海道、四国をこれまた分離をし、貨物関係はまた別会社をつくる、新幹線はこれまた別会社という格好に聞……

第102回国会 運輸委員会 第2号(1985/03/07、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に、大臣のかわりに政務次官がお見えになっておりますので、運輸省側の立場を代表するということでお答えをいただきたいと思うのでありますが、今回のこの問題は輸送体制の乱れに対する交通整理といったような必要から出てきた問題だと思うのです。したがって、本来ならばこれは監督官庁である運輸省が責任を持って立法措置を講じ、指導に自信を持って当たるというようにしなければならないところだと思うのでありますが、議員提案という形でもって提案をされました。これはやはり不自然だという気がするんです。本来ならば運輸省が責任を持つべきであるにもかかわらずこういう形をとったということは、運輸省自体に何かためら……

第102回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1985/08/02、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 亀井委員長に対する質疑は改めて行うことにしたいと思います。  とりあえずきょうは総理の出席を求めておったのでありますけれども、総理の出席がない場合には大蔵大臣の出席というふうに、これも理事懇で要求しておりましたが、いずれも与党側の同意を得ることができませんでしたので、残念ながら総理も大蔵大臣も出席されません。そこで運輸大臣は、当然、この答申が出た一番最初の委員会でありますから、総理の代弁もしくは大蔵大臣の代弁も兼ねたものとして御出席になったというふうに理解をいたしますので、責任を持ってお答えをいただきたいと思います。  まず、今も亀井委員長の方からいろいろとお話がございましたが、……

第102回国会 運輸委員会 第3号(1985/03/26、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 今の小柳委員の質問に関連をいたしますけれども、今国鉄が直面をしている問題は、国鉄が分割民営という形でもって解体をされるかどうか、こういう瀬戸際にあるわけですね。監理委員会の答申の出方によっては国鉄というのはなくなってしまうわけです。幾つかの民間会社になってしまうわけです。そうなった場合に一体自分たちの運命はどうなるのか、先行き保証があるのかないのか、こういう不安を働いている人が持つのは私は当然だと思うんです。したがって、こういう場合には一番人の和が大事だと私は思うんですね。特に、鉄道のような仕事は人の和がきちんとしていないとうまくいかないと思うんです。したがって、人の和を破壊をす……

第102回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1985/08/16、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 今回の飛行機事故で遭難をされた犠牲者に対して心から哀悼の意を表するものでありますが、このような痛ましい事故がどうして起きたのかという事故原因の究明を徹底的に行う必要があると思います。  そこで、まず原因究明の方法でありますけれども、事故調査委員会がいろいろと行動をしておるということでありますが、どういう方法で事故原因の究明が行われるのかということをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今の御答弁、具体的にはどんなものだか素人にはわかりにくかったんですがね。  そこでまず大臣にお伺いしたいんですが、伝え聞くところによると大臣はこの飛行機に乗ってこられた。この飛行機がもう少し早……

第102回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1985/09/11、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に、監理委員長にお尋ねをしたいんですが、午前中の丸谷議員の質問の際に、累積債務の責任についてということをいろいろと質問されました。これは政府の責任ではないのかということを言われたのでありますが、その際に監理委員長は、政府だけではないんだ、当局も組合も政治もというふうに並べられましたけれども、これは一体どういう意味なんですか。同じように責任があるんだという意味なんですか。
【次の発言】 その責任の所在を明らかにしないと物事を判断をする際に後々対応を誤るということになるということを私は心配するんです。  そこで今度は大臣にお尋ねをするのでありますけれども、日本航空の飛行機が墜落を……

第102回国会 運輸委員会 第5号(1985/04/02、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 三月十四日に国鉄のダイヤ改正が行われて上越新幹線、東北新幹線が上野駅からスタートするようになりました。  そこで、上野に新幹線が入るようになってから利用者がかなりふえたと思うのでありますが、国鉄総裁にお聞きいたしますが、このダイヤ改正によって新幹線の利用者がふえたかどうか、どのくらいふえたのか、概数で結構ですが、御報告をいただきたいと思うんです。
【次の発言】 要するに、新幹線が上野へ乗り入れをするようになったためにかなり利用者がふえておる、もっとも在来線から新幹線にかわった人もいるけれども、そういうことを考えに入れてもやはり若干ふえている、こういうことですね。

第102回国会 運輸委員会 第8号(1985/04/16、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 まずお伺いしたいのは、分割民営というけれども、分割民営のサンプルがいまだにできないということなんですね。どういうふうに分割するのかということです、問題は。七月に答申を出すというふうに言われますが、もう臨調の答申以来随分長い年月かかっている。にもかかわらず、ではどういうふうに分割をすればよくなるのかというサンプルが全然出てこないじゃないですか。例えば三塚さんの本にも、これ以外にないと書いてある、分割以外にないと。ところが、例えば本州の分割についてはまだ結論を得ていないと書いてあるんです。  そこで、やはり試案を提示をして国民を納得をさせるということが行われなきゃいかぬと思うんです。……

第102回国会 運輸委員会 第10号(1985/05/21、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 大臣にせっかく御出席をいただきましたので、船員法の問題の質疑に先立って、先般の補助金の特別委員会で行われました問題について質問したいと思います。  先般、これ新聞にも大々的に出たのでありますが、亀井国鉄監理委員長が、国鉄の分割民営化を認めなければ国鉄総裁の更迭ということも考えなきゃならぬという趣旨の発言をしたということがニュースになりました。これは極めて大きな問題だと我々も考えざるを得ないんです。その発言に対して総理からの答弁もあったし、運輸大臣の答弁もあったわけでございますけれども、何となくこの内容が後になるほど、メモを見てどうのこうのという話であいまいになっておるという感じが……

第102回国会 運輸委員会 第11号(1985/05/28、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 今の目黒質問に関連してちょっと私も大臣に申し上げておきたいんですが、ソビエトのサハリンで起きた出来事を、例えばソビエト側に許可を得ようと思えばモスクワに行かなきゃならぬわけですね。ところが、モスクワと極東地域とではえらい時差があるわけです。時差があるために役所の連絡というのはややこしいことになるわけです。私も昔、大正年代の「カチューシャの唄」か何かに「西は夕焼け 東は夜明け」、こういう文句があるわけですが、その意味がよくわかんなかったですね。そうしたら、モスクワ空港を夕方飛行機で立ちますと、すぐに極東地域で夜が明けてしまうわけです。夕焼けと夜明けを飛行機の中で大して変わらない時間……

第102回国会 運輸委員会 第12号(1985/05/30、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、きょうの法案が観光振興会法の一部を改正する法律案というふうになっておりますが、問題の根本である観光政策の面から取り上げたい問題がございます。  先般、当委員会といたしましても、上野―東京間の新幹線の工事現場並びに東京駅における新幹線の諸業務等について視察をしてまいりました。その視察の結果わかりましたことは、上野―東京間は、今まで約三・五キロのうちかなりの部分が工事が終わっており、かなりの部分が現在工事を行っている、こういう状況にあります。図で見ますと、工事の完了区域と工事中の区域を除きますと、残っているのは上野と御徒町の間の約五百メートル、それから秋葉原と神田の駅の間の約四……

第102回国会 運輸委員会 第13号(1985/06/11、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に山本参考人にお伺いをいたしたいと思います。  山本参考人からは、分割民営が国鉄の再建のために必要であるという総論的なお話がございましたし、「月刊交通ジャーナル」の中でお書きになった論文を拝見をいたしますと、三塚代議士も分割民営を提唱しているということを挙げておられまして、経営形態を論ずることはタブー視されてきたが、もはやタブー視する時期ではない、こういうふうなことを書かれております。  そこで私は端的にお伺いいたしますが、それならば分割民営をすれば国鉄の再建ができるのかどうかという問題でありますが、長期債務というのは、今までの参考人の方からもこもごもお話がありましたように二……

第102回国会 運輸委員会 第14号(1985/06/18、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 今同僚委員の目黒さんから国鉄問題についていろいろ御質問がございましたが、この問題は私も後ほど質問いたしますが、その前に、運輸省に明らかにしてもらいたいことがございますので、この点を最初に御質問をいたします。  大韓航空の問題、やがてまた九月一日に事故の日が来るわけでありますが、私は、この事故に対して、慰霊碑を建てたり、あるいは海に花束を投げるといったような行事だけでは犠牲になった人は浮かばれないと思うんですよ。真相をいいかげんにしておいて、そして慰霊といってもこれは主客転倒だと思うんです。どうしても真相を明らかにする必要があると思うのでありますし、大臣も、なぜこの飛行機がこういう……

第102回国会 運輸委員会 第15号(1985/06/20、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 参考人の各県知事さんに遠路はるばるおいでいただいたことを感謝したいと思います。  監理委員会が今答申を出そうとしております。私どもは、監理委員会が出そうとしている答申というのは机上のペーパープラン、こういう感じがしてならない。きょう各知事さんからお話を伺いますと、各地域地域の実情に照らして見解を述べていただきました。これは非常によかったと思います。  そこで、監理委員会から各県知事さんに答申の前に実情をお聞きをする、あるいは諮問をする、こういうことがあったのかどうか。このことはあったかなかったか極めて簡単なお答えなので、各参考人にひとまずそのことをお聞きしたいと思います。監理委員……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1985/04/04、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 今、予算の御説明をいただきましたけれども、北方領土の問題について、いろいろとその重要性について云々というお話がございましたが、目的はどこにあるのか。一般に知らせる、青少年に対して云々ということを言われましたけれども、領土の問題を解決するということは領土の返還というところに目標を置くということになると思うし、領土の返還ということを目標に置くならば、そのために、その相手の国と外交上の問題となっておるわけでありますから、外交的に解決をする道を開かなければならぬということになるわけでありますが、その目標と目的、具体的な対策、それらについてどういうふうに進めていく必要があるとお考えになって……

第103回国会 運輸委員会 第1号(1985/11/21、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 早速亀井委員長にお尋ねいたしますが、この前の運輸委員会で私は、文藝春秋九月号に書いてあります問題を取り上げまして、こういうふうに監理委員会のメンバーが国鉄を私物視していろいろなことを言っておるということはまことにおかしいじゃないかということを取り上げたんですが、亀井さんのお話ですと、事実と違うので文藝春秋社に訂正を申し入れたということなんです。それでどういう内容の訂正を申し入れたのか、それに対する文藝春秋社の回答がどういうものなのかをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それでは国鉄の余剰人員対策についてちょっとお伺いしたいんですが、監理委員長も全国行脚をされたとか、あるい……

第103回国会 運輸委員会 第2号(1985/12/10、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、最初に国鉄総裁にお伺いしたいと思うのでありますが、実はきのう国電に乗っておりまして国電の中の宙づり広告を見たわけです。それによりますと、こういったような広告が出ているわけですな。(資料を示す)大きい方はこれですよ。「国鉄です。民営分割で、元気になります。」と、こう書いてある。「国鉄」と書いてあるんです。  こういうのを電車の車内広告に出しているんですが、「民営分割で、元気になります。」というと、もう国鉄が民営・分割されれば国鉄なくなっちゃうでしょう。言ってみればセミの抜け殻になっちゃうわけです。何でセミの抜け殻が元気になるかというんですよね。元気になるというのは、いろいろと……

第103回国会 予算委員会 第3号(1985/11/05、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ことしの七月に国鉄の再建監理委員会から答申が出ましたけれども、この答申には不十分な点が多々あります。例えば貨物会社の問題でありますが、旅客を六つの地域に分け、新幹線をまた分け、貨物鉄道は全国一社で走らせるということなんですが、一体どういうふうにしてその貨物会社というものが運営されるのかさっぱりわからない。十一月までに国鉄と運輸省で詰めるという話になっておりますが、その点は果たしてうまく結論が出ているのか、もし出たとすればどういうことになっているのか御説明願いたいと思います。
【次の発言】 お願いします。
【次の発言】 具体的には国鉄の赤字の中で大きな比重を占めていたのは貨物なんで……

第104回国会 運輸委員会 第11号(1986/05/13、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 きょうの質問に当たりまして、私は参考人をお願いをしたわけであります。  最初にお願いをした参考人としては、前の総裁の仁杉さんに御出席を願おうと思いました。しかし、話が急なこともあり、また、きょうかかっている法律案の内容については、特別に御意見はないような話でございますし、いろいろな点を勘案をしまして、後日に仁杉前総裁には参考人として御出席を願いたいというふうに考えました。しかし、私がなぜ仁杉前総裁の御出席をお願いをしたかというと、やはり前総裁は、昨年、国鉄の改革に関する一つの案をおつくりになった責任者なんですね。したがって、その責任者の見解というものと、それから今出されている政府……

第104回国会 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第1号(1985/12/24、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第104回国会 予算委員会 第2号(1986/02/14、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 亀井再建監理委員長に質問をいたしたいと思うのでありますが、監理委員会の答申が出てから、まだ法案が出ておりません。我々にはさっぱりわからぬわけです。ところが、監理委員会のメンバーは、九州、四国、至るところに行って、勝手にラッパ吹いているんですよ。あたかも総裁、大臣の上に立っているかのような勝手な言い方をしております。こういうことは極めて遺憾だと思うのでありますが、委員長、その点についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 衆議院の予算委員会で、四国の場合はこうだ、九州の場合はこうだ、いろいろ意見が出ております。これを今繰り返して申し上げる時間がございませんから、私率直に言って……

第104回国会 予算委員会 第6号(1986/03/10、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 今、総理の御答弁によりますと、国鉄法案は一刻も早く成立をさせたい、こういう御趣旨の答弁があったのでありますけれども、今まで監理委員会というのは何年もかかって、しかもまだ結論の出ていないものもあるんですね。これを、今まで出た結論だけを法案にまとめて一刻も早くと言うと、国会に対してはこれを早くうのみにしろ、こう言われるのと同じなわけです。しかし、それは私はできないと思うんです。うのみにした場合には小骨がひっかかって飲み切れないものもあるかもしれない、あるいはまた中毒を起こすかもしれない。我々国会がその点は十分にそしゃくをしなければならぬというふうに考えておるのでありますが、その点、総……

第104回国会 予算委員会 第18号(1986/03/31、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に文部大臣にお伺いをしたいと思うのでありますが、過日の家永裁判の問題についてであります。  この判決についてあえて論評する気はございませんし、その時間もございません。ただ、新聞報道等で見逃せないと思いましたことは、この判決で文部省が大喜びをしているという記事があったことなんですね。はしなくもこれは文部官僚のおごりがここに露呈をされたという感じがするんです。軍隊のおごりがあの日本を悲惨な敗戦に追い込んだという歴史的な事実は否定ができないのでありますけれども、文部省がこの判決でもって何か裁判官を自家薬籠中のものとしたといったような満足感に浸って、そしてやっぱりおれたちの言うとおり……

第104回国会 予算委員会 第21号(1986/04/04、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 農水大臣の御都合等もお聞きいたしましたので、順序を私の方では若干変更いたしましてリサイクル産業の問題について質問をしたいと思います。  先般、一般質問の際にこのことは関係の大臣にもお伺いをしたのでありますけれども、問題は今まで廃油等を回収をして、そして再生をするといったような仕事をやっていた業者が円高のあおりを食ってパーム油の輸入に押される、そして倒産をするというような事態が出てきた、こういう問題であります。その後また私も、具体的な問題を一つ聞きましたが、例えば大宮では屠殺場に入ってその油を回収する業者が倒産をしてしまったために屠殺場の回収ができなくなった、こういったようなことも……


14期(1986/07/06〜)

第106回国会 議院運営委員会 第1号(1986/07/22、14期、各派に属しない議員)【議会役職】

○副議長(瀬谷英行君) 副議長に御推挙をいただきました瀬谷英行でございます。  非力でございますが、議長を助けまして一生懸命に頑張りたいと思っております。今後ともよろしく御支援のほど、お願いをいたします。(拍手)


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 運輸委員会 第2号(1989/11/30、15期、日本社会党・護憲共同)

○瀬谷英行君 私は、四年前に、八月でしたけれども、国会ではどこも何もやっていないときに運輸委員会の理事会が緊急に招集されまして、そこで日航ジャンボ機の墜落事故の報告を受けたことを今でも覚えております。その結果は、もう既に皆さん御承知のように、五百二十名もの大勢の人が犠牲になっているわけですね。  ところが、その事故責任というのは一体どこにあるのか、だれが責任者なのかということがあいまいなまま、この日航機の事故について起訴されなかった、こういうニュースがこの間流れました。これは、この事故で亡くなった方の遺族はもちろんのこと、我々国民としても全く納得のできないことなんですね。これに対して、大臣は一……

第118回国会 運輸委員会 第2号(1990/06/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○瀬谷英行君 大野運輸大臣には私初めて質問をさせていただきます。  大臣のお父上大野伴睦先生とは昔お目にかかったことがございますが、やはりきっすいの政党政治家でして、役人出身でないおおらかなところがあった。どうしても役所勤めの長い人は視野が狭くなるんです。政党政治家というのは視野の広いところが取り柄なんですよ。かぎ穴からのぞくようなことをやっていたんじゃ政治家としては失格なんですね。その点は、広い視野に立つ伴睦先生も大臣も同じように目玉が大きいので、多分かぎ穴からのぞくような視野でなくて大所高所に立っての見解が期待されるというふうに私は思っております。  そこで今喜岡議員の質問の中でかなり重要……

第120回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1991/05/30、15期、日本社会党・護憲共同)

○瀬谷英行君 先ほどテレビニュースで見たのですが、けさ新幹線の上野駅構内で信号故障等があってダイヤが乱れたという報道がございました。この信号の故障というようなことは鉄道の事故では非常に重大な問題で、こういう信楽鉄道だけではなくて新幹線の上野ということになりますと、ちょっと、事もかなり重要だろうという気がするので、どういうわけで故障を生じたのか、その経緯とかその後の措置とか原因、そういうことがわかりましたなら御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 今度の信楽鉄道事故でも、信号機が故障していたのかどうかといったようなことは、事故原因を究明するに当たって非常に重要な問題になってきているわけで……

第120回国会 運輸委員会 第5号(1991/04/16、15期、日本社会党・護憲共同)

○瀬谷英行君 まず、大臣にお伺いしたいんですが、本日ソビエトのゴルバチョフ大統領が来日をされたということがニュースで伝えられました。そこで、ソビエトと関係のあることなんですけれども、ソビエトの方ではいろいろ経済援助とかそういうような問題を提起するかもしれませんが、具体的な問題として、サハリンの鉄道と日本の鉄道との交流の可能性について大臣の見解をお伺いしたいと思うんです。  というのは、サハリンの鉄道というのは日本で建設した鉄道ですから、線路の規格が在来線と同じわけです。つまり、日本の車両を昔は連絡船がありまして樺太へ運んだわけです。それで、そのまま日本の貨物でも旅客でも車両がサハリンの中に入っ……

第120回国会 運輸委員会 第8号(1991/04/25、15期、日本社会党・護憲共同)

○瀬谷英行君 きょうは、国鉄清算事業団から石月理事長さんに御出席をいただいております。御苦労さまです。  石月さんが交通新聞に「平成三年度 “債務償還の正念場”」と、こういう記事を載せられておりまして、それを全部読ませていただきました。この中から気がついたことをそれぞれ若干、後ほど質問させていただきたいと思います。  そこで、今、渕上委員からも御質問がありましたけれども、一体清算事業団というのはこれから先どうやっていくのか。それから、いつこれはその任務が終わるのか。法律でもって決められることになっているというようなお話もございましたけれども、清算事業団自体が将来どういう形態になり、どういう任務……

第120回国会 内閣委員会 第4号(1991/04/02、15期、日本社会党・護憲共同)

○瀬谷英行君 運輸省の機構改革の問題点なんですけれども、たまたま前回の機構改革、昭和五十九年なんですが、このとき私は委員会でやはり機構改革の問題で質問をしておりましたので、そのことをちょっと思い起こしながら質問をしたいと思うんです。  昭和五十九年の運輸省の機構改革の成果が一体どうだったのか、また機構改革をするともとへ戻すような感じがするんですけれども、やってみた結果、余りよくなかったのか、あるいはその結果改めてこういうふうにした方がいいという経験から割り出されたものなのか、その辺のところをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 前回は、縦割り行政の弊害をなくすために横割りに組織がえをするとい……

第120回国会 予算委員会 第12号(1991/03/29、15期、日本社会党・護憲共同)

○瀬谷英行君 最初に、都知事選挙の問題についてちょっと触れたいと思うんです。  昨日の本院の暫定予算の審議、一昨日の衆議院における審議を通じまして、磯村さんの方の選挙の問題でいろんな話が出ました。繰り返しませんけれども、やはり一兆円減税が可能かどうかということが問題でした。それに対して昨日並びに一昨日の答弁を要約しますと、今選挙中だから差し控えたいということで肝心なところがぼけてしまったんです。しかし、総理大臣が推薦をしますと、こういう人ですから、総理がやはり責任を持っておられるわけですね。その候補者が約束したことは総理も責任を持つ、こういうことになると思うんですが、その点、総理、いかがですか……

第120回国会 予算委員会 第15号(1991/04/04、15期、日本社会党・護憲共同)

○瀬谷英行君 最初に、同和行政の問題と、それから狭山事件に関連をして質問したいと思います。  先日、この狭山事件とは別なんですけれども、三月二十五日の新聞の報ずるところによると、大阪地方裁判所支部では財部被告に対する無罪判決を下したということが載っております。これは昭和五十九年に女の子が殺害されたという事件の被告になっていた人でありますけれども、結局その自白調書に創作の疑いがある。告白証言も不自然である。したがって、この財部被告については結論として無罪の判決が出たということなのでありますが、この種の有罪と無罪との違いは、特に殺人事件なんかの場合は天と地ほど違うわけなんです。  こういった自白調……

第121回国会 法務委員会 第4号(1991/09/19、15期、日本社会党・護憲共同)

○瀬谷英行君 最初に、大臣にお伺いしたいと思いますけれども、私は東京の生まれで東京の育ちなんです。それで戦前の東京の生活をよく知っているんですけれども、戦前の東京においては、深刻な住宅問題というのは私の知っている限りではなかったんです。それで、私は生まれたところも育ったところも借家なんです。今でも借地に住んでおりまして自分の土地なんというものは一坪も持っておりません、別に自慢になることじゃないけれども。そういう環境で今日まで来ているわけです。  ところが、戦争前の東京では、父親が勤め人だったんですけれども、ともかく二戸建ての、庭がついておって木があったり池があったりして、間取りが三つなり四つな……

第122回国会 法務委員会 第2号(1991/12/17、15期、日本社会党・護憲共同)

○瀬谷英行君 私は、大臣に所信の一端をお伺いしたいと思っております。  限られた時間でありますから端的にお伺いしますが、大体、法務大臣というポストは金集めのうまい人だとかその方面の才能のある人だとかがつくポストじゃないんですよね。よく言えば身ぎれいな人がそのポストにつく、悪く言えばやぼったい人、こういうことになるわけであります。汚職やらそういうことと縁のない人が大体つく。それだけに私は、正義感というものを法務大臣というのは十分に持ってもらう必要がある、こう思っているわけです。  昔、私ども子供のころは人殺しなんというのはめったにないことだったんですね。近ごろはざらにあるんです。このことが果たし……

第123回国会 内閣委員会 第5号(1992/05/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○瀬谷英行君 まず最初に、総務庁長官にお伺いしたいんですけれども、先般、北方領土と北海道側の住民との間にビザなしでもって渡航するということがお互いに行われましたね。これは今後もずっと継続をしていくというふうに考えてよろしいのか。  これは、外務省と総理府と両方関係のあることかもしれませんが、一つの突破口としてお互いの渡航ということを試験的にやったというふうに考えていいのか、その点はどういうことなのか、まず見解をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ビザなしでお互いに交流ができるということは、交流する人たちにとっても非常にいいことだと思うんですね。しかし、これが単に一時的なものであれば余り意味……

第123回国会 法務委員会 第2号(1992/03/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○瀬谷英行君 今の糸久議員の質問の最後に、夫婦別姓の問題について大臣のお答えがございました。何か感情が伴う、だからいろいろと検討するというふうな御答弁だったのですが、夫婦の別姓という問題は、これの改廃について、あるいは法律問題として取り上げるのについて、感情がやはり伴っていろいろと支障があるということになるものかどうか。私なんか考える場合には、これは具体的には夫婦が同姓であろうと別姓になろうと痛くもかゆくもないことなんだ、どうでもいいじゃないかという気がするんですよ。一体どういうふうな感情が伴うのか、どこに支障があるのか、感情が伴うという後の大臣の話尾の方がどうもはっきりしないんですよね。  ……


16期(1992/07/26〜)

第126回国会 内閣委員会 第4号(1993/04/27、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 最初にモザンビークの問題でちょっとお伺いしたいと思います。  モザンビーク国際平和協力業務の実施について、四月二十七日閣議決定ということでございますけれども、具体的にはモザンビークにどういう理由でPKOを派遣するということを考えておられるのか、どのように現地でもって対応するつもりなのか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、モザンビークというところは、我が国の大使館もない、わかりやすく言えば縁もゆかりもないような国なんですよね。距離はどのくらいあって、気候はどんなところで、内戦の状態はあるのかないのか、カンボジアのように危険はあるのかないのか、そういう点も端……

第126回国会 内閣委員会 第6号(1993/06/11、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 昨日から、この問題についていろいろの論議を聞いておりますと、何といっても話が仮定の問題だとか抽象的なことばかりなんです。だから、なかなか論議がかみ合わないというような面が出てまいります。  しかし、この条文からいうと、「長官は、外務大臣から外国における災害、騒乱その他の緊急事態に際して生命又は身体の保護を要する邦人の輸送の依頼があった場合には、自衛隊の任務遂行に支障を生じない限度において、航空機による当該邦人の輸送を行うことができる。」要するに、自衛隊の飛行機を使ってあるいは軍用機を使って危険な目に遭っている在外邦人を救い出す、こういう内容なんですね。  じゃ、その場合の騒乱、災……

第129回国会 内閣委員会 第5号(1994/06/22、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 最初に、先般所信表明が防衛庁長官から行われました。そこで、順序といたしまして、大臣の所信表明について質問したいと思うのでありますが、かなり長いこの所信表明、六月の三日でございます。一つ一つやっていきますと日が暮れますので、かいつまんでやります。  この冒頭に、アジア・太平洋地域の情勢はこうだとか、あるいは日本の近辺はこうだとかということでありますが、「極東ロシア軍の存在は軍建設の先行きの不透明さもあり、この地域の不安定要因と認識しております。」と。この地域の不安定要因というのは具体的にどういう意味なのか、そのことについてお伺いしたいと思います。

第131回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1994/12/14、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 私は、昨日、沖縄へ基地問題で党の方から行ってまいりました。昨日ときょうと二日間にわたって沖縄にあるアメリカ軍基地というものをいろいろと視察し関係者と話をしてくる、こういうのが目的でしたけれども、きょう委員会が開かれることになったので、きのうだけで切り上げまして、けさ一番の飛行機でこっちへ戻ってきたわけであります。  それで昨日は、P3Cの問題のある本部町、それから実弾演習が行われている金武町、あるいはまた基地の中に村が埋没したような格好になっている読谷村、こういうところを回ってまいりまして、つぶさに地元の、例えば読谷の村長さんとか金武の町長さんから生々しい話を聞いてまいりました。……

第131回国会 内閣委員会 第2号(1994/10/27、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 最初に、この委員会審議の進め方についてちょっと考えたことがあるのであります。  きょうも理事会を開いていろいろとこれから先の審議の審議日程についてお話しいたしました。ところが、先送りをするわけにはいかない状態にありながら、衆議院の審議がいろいろとごたごたしてこっちへ来るものが来ない、こういう状況があるわけです。そして、来ないうちにこっちで先にやるわけにはいかないし、かといってずっとゆっくりやろうじゃないかというわけにもいかない。特に給与なんかの問題は、なるべく早く可決をしなければならぬということはだれしもが考えているところです。こういうふうに参議院の審議というのは、今までもそうで……

第131回国会 内閣委員会 第4号(1994/11/02、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 私は、ただいま可決されました国家公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、新緑風会、公明党・国民会議の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     国家公務員等共済組合法等の一部を改正     する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について十分配慮すべきで  ある。  一 産業構造等の変化に対応できる長期的に安   定した年金制度を確立し、制度間の給付と負   損の不均衡の是正を図るとの観点から、平成   七年を目途とする公的年金制度の一元化に向   けて精力的に検討を進め、共済年金……

第131回国会 内閣委員会 第6号(1994/11/10、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 質問の順序を若干変えまして、官房長官は記者会見等の都合があるということでございますので、官房長官に一問だけお伺いしたいと思います。  先般八日の委員会で官房長官にいろいろ御質問がございました。それはこの閣議決定の問題です。必要によって閣議決定をやる、やるかやらないかという多少の幅が持たされているのでありますが、八日の委員会における質疑の中では、原則としてやはり閣議で決定をしてもらうのが本当じゃないのか、事は重大だから、こういう意味の質問が多々ありました。それに対して官房長官からお答えがございましたが、そのお答えに対して板垣さんからまた再度御質問がございまして、総理からの答弁がござ……

第131回国会 内閣委員会 第8号(1994/11/29、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 最初に私は官房長官にも質問したいと思っておりましたが、衆議院の方へ連れていかれてしまいましたので、かわって防衛庁長官に質問をいたしたいと思います。  十一月三日の読売新聞に憲法改正というのが大々的に出ておりました。その後、ジス・イズ・読売という本にも「憲法タブーに挑戦を」と、こういう記事が出ております、冒頭に。自衛隊について言うならば、「四兆七千億円、約五百億ドル強の軍事予算を使う自衛隊は、国際的に立派な”陸海空軍”のレベルにある。」、こう書いてあります。そして自衛隊の英訳を「逆和訳すれば、当然に自衛”軍”で、憲法第九条二項の”陸海空軍その他の戦力”ではないとするのは、合理的な解……

第132回国会 内閣委員会 第2号(1995/02/21、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 恩給の金額は年々変わってきているわけですけれども、私の父親が明治の終わりのころに郵政関係のところに職を奉じて、昭和二十年、終戦の年に退職をしているんです。そして恩給をもらうことになったんだけれども、御承知のとおり昭和二十一年、二十二年と、あのころは毎年どんどん物価が上がりました。その物価に比べてもらう恩給というのは、今具体的に覚えていませんけれども、これはひどいじゃないかというふうに私は言われたんですよ。これじゃもらいに行く足代の方が余計かかってしまうというようなそういう意味のことを言われた記憶があるんです。恩給がこれでいいんだろうかという疑問をあのころ持ったんですね。自分が恩給……

第132回国会 内閣委員会 第3号(1995/02/28、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 私は、ただいま可決されました恩給法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、平成会、日本共産党及び新党・護憲リベラル・市民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     恩給法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、次の事項について速やかに善処すべきである。  一 阪神・淡路大震災により被災した恩給受給者については、その被災の状況にかんがみ、恩給証書の再発行、受給権調査の実施等につき特段の配慮を行い、恩給の受給に支障のないよう努めること。  一 恩給年額の改定については、国家補償としての恩給の性……

第132回国会 内閣委員会 第4号(1995/03/17、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 今回の阪神大震災に関連して質問をしてみたいと思っております。  板垣さんの質問に対して防衛庁長官から、今回の一つの教訓として、地方自治体の危機管理体制の強化というものは非常に大事なことであるということが先ほど答弁されました。私ももっともだと思ったのであります。  では具体的にはどういうことかというと、地元の地方自治体がやはり直撃を受けておるわけです。直撃を受けて、県庁でも市役所でも犠牲者を出しているわけです。そういう状態ですから、どこが中心になって自衛隊の派遣を要請するにいたしましても、自衛隊の方に対して具体的に状況判断ができるような内容が連絡をされないと自衛隊だって困ると思うん……

第132回国会 予算委員会 第7号(1995/03/03、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 私は、手近な問題からちょっと取り上げてみたいというふうに思っております。  実は私の父親が、もう十七年前に亡くなりましたけれども、関東大震災を体験しまして、私も実は関東大震災の体験者です。体験者といったところで、当時四歳でしたから余り詳しいことは覚えておりません。しかし、四歳であっても、ほかのことはよく覚えていないんだけれども、この大震災のことだけはよく覚えているんですよ。  その瞬間は何をしていたかというと、おもちゃの電車を持って畳の上を転がして遊んでいた、突如として体が宙に浮いた、それは上下動で浮いたわけじゃなくて、母親が私を横抱きにして表へ飛び出したということであります。そ……

第132回国会 予算委員会 第18号(1995/04/03、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 既に今までの質問でいろいろなことが言われてまいりましたけれども、まことに私ども今まで経験したことのないようなことばかりです。特に最近は、地下鉄でもって毒ガスがまかれた、さらに警察庁長官が狙撃された、一体二つの事件は関連があるんだかないんだかそれすらもわからない。まことに気持ちの悪い話です。  そこで、こういう事件はやはり犯人を一人でもつかまえないと捜査の糸口がつかめないと思うんですね。その場合に、地下鉄の場合は恐らく複数で行われたのであろう、だが警察庁長官狙撃事件というのはどうやら一人でやったようだと。ただ、ここの場合に、どうしてあの犯人をつかまえることができなかったんだろうか。……


17期(1995/07/23〜)

第134回国会 運輸委員会 第2号(1995/11/09、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 昨日、憲政記念館でもって首都機能移転シンポジウムというのが行われました。首都を移転しようという問題なんですね。この問題にどういう方が出られたかというと、基調報告には八十島義之助さん、これは国会移転調査会の基本部会の会長さんです。それから、司会がNHKの横島さんで、パネリストとしては国連大学の猪口さん、ジャーナリストの兼高かおるさん、評論家の堺屋太一さん、経団連の副会長の鈴木精二さん、連合事務局長の鷲尾さん、こういった方々が出席をされて大変に中身の濃い議論が展開されましたが、一口に言うと、首都を移転させなければいけない、首都機能の移転を急ぐべきである、こういうことだったわけでありま……

第134回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1995/12/05、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 私は、年齢的にももう古い方ですから戦前の東京都民でもあったわけです。戦前と戦後を比較してみますと、明らかに戦後の東京は病的な肥大化をしちゃっています。  戦前の東京都というのは暮らしやすかったんですよ。昭和の初めから戦争が始まるまで、そのころの東京というのは、例えば土地問題あるいは住宅問題という悩みはなかったんですね。どこへ行っても勤め人は自分の月給の範囲内で貸し家を探すことができた。それからまた、公務員であろうと会社員であろうと定年まで勤めれば東京都内にうちの一軒や二軒はつくることができるようになっていた。そのうちも底つき一戸建てのうちがつくれるようになっていたんですよ。だから……

第136回国会 運輸委員会 第3号(1996/02/22、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 この間の北海道のトンネルの落盤事故なんですけれども、あれはいろいろ報道についても問題があるようです。何か責任者を一生懸命見つけているような、だれが悪いんだということを探そうと思っているようなそんなような報道の仕方もあるんですね。  しかし、考えてみると、ああいう巨大な岩盤が急にどすんと落っこってきて、そしてトンネルを踏み割ってしまった、こういう事故ですから、不幸にしてあそこに居合わせたのはバスであろうと乗用車であろうと、あるいは大型の戦車であろうとやっぱりっぷされちゃったんじゃないかという気がするんです。五万トンとかいうふうに言われましたね。あの岩、目方をはかってみたわけじゃない……

第136回国会 運輸委員会 第13号(1996/05/23、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 先手を打たれて、賛成をしていただくように、こういうふうに言われました。私も、趣旨についてはもっともだと思うんです。  ただ、船というのは、この売買の場合には商品ですから、だから一般の購買者の心理とすれば、いいものを安く買えるということであればそこへ飛びつくと。スーパーで買い物をする人だって、あっちの店がいいとか悪いとか安いとかいうこしが人気を左右するわけですから。そういう原則があるんですけれども、ダンピングも防止しなきゃならない。  船の場合は特に、この場合には百トン以上何万トンまであるわけでしょう。そうすると、ピンからキリまでなんですよ、本当に。この船をどこの国が注文して、どこ……

第136回国会 運輸委員会 第16号(1996/06/13、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 この委員会で今まで質疑応答で論議が行われました中で、私聞いておりまして非常にもどかしい思いをしたことがございます。それは竹島の問題でした。  前回、何名かの方から御質問がありました。この竹島問題は、随分昔からこの領有をめぐってトラブルの材料になっているような気がするんでありますが、政府側の答弁としては同じことが繰り返されているわけです。しかし、近々橋本総理大臣も韓国を訪問される、あるいはまたサミットに出席をされる、国際会議という舞台に立たれるということなんでありますから、出先でもって何回も同じことを繰り返していても一向に前進しないわけですね。こういう問題は、政治的に解決の方向に向……

第136回国会 海洋法条約等に関する特別委員会 第1号(1996/05/24、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 ただいまから海洋法条約等に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私、瀬谷が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの青木君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に寺澤芳男君を指名いたします。(拍手)

第136回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1996/02/13、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 社会民主党の瀬谷であります。私は、実は東京生まれで東京育ちなんです。それで、戦前の東京でずっと育ってまいりました。年齢的には宇野会長さんと大体似たり寄ったりなんです。  そこで、今振り返ってみますと、昔の東京というのは住みやすいと思いました。地方からどんどん東京へ来る、東京へ来れば仕事もある、給料ももらえるというようなことで、魅力があったんです。それから環境もよかったんですね。何で環境がよかったかなということをいろいろ考えてみましたけれども、割合と余裕があったんですね。土地問題とか住宅問題とかという、そういう悩みがなかったんです。  それから、東京に働く人はそんなに通勤に時間をか……

第136回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第3号(1996/06/18、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 社民党の瀬谷であります。  本日は、衆議院から送付をされました法律案に関連をして、提出者の方においでを願っておりますので、まず提出者にお伺いしたいと思うんであります。今、東京の人口がどうなっているのか。戦後、激増しまして、まさに超過密状態にあると、こう言っても間違いはないと思います。それが東京だけではなくて、東京周辺の関東各県も同様になってきているわけです。  私は埼玉県出身でございますけれども、東京で生まれて東京で育ちました。埼玉都民というふうに言われるんですけれども、埼玉から東京へ通う人が一日百万と言われているんですよ。だから、一日百万というと地方における県の人口に該当するく……

第138回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第1号(1996/11/07、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山崎順子君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に梶原敬義君を指名いたします。(拍手)

第139回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第1号(1996/11/29、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山崎順子君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に梶原敬義君を指名いたします。(拍手)

第140回国会 運輸委員会 第3号(1997/02/20、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 私は、先ほどの質問の中で横尾議員が三井三池の問題にちょっと触れられて、大牟田の市内ではJRと西鉄が並行して走っていて、これがまだ踏切を使っておると、こういう話を聞いたんですが、私のところも、高崎線と秩父鉄道と、新幹線は踏切に関係ありませんけれども、一緒に走っているところがあるんです。  昔はそんなに踏切がとまりっ放しということはなかった。ところが、最近はダイヤが過密になってまいりまして、それから列車のスピードも速くなっているということになると、往々にして踏切でもって車がとめられてしまうことがあるんです。一々勘定したことがありませんけれども、乗用車が二十台ぐらいずらっと並ぶんですよ……

第140回国会 運輸委員会 第6号(1997/03/25、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 限られた時間でありますので、なるべく簡潔に質問いたしたいと思います。  今回のナホトカ号の事件でありますけれども、めったにない事件ではあります。しかし、やたらと起こっては困る事件なんですね。  それで、今まで聞いた範囲内では、ナホトカ号の船体自体が大変にもう老齢で廃船に近い船だったということ、それから、船首の部分が日本に流れ着いたのでこれを詳細に調査してみると、鉄板も薄くなっておるということです。どのくらい薄くなっているのだか、ともかく、あの大きな船にしてはブリキ板みたいに薄くなっちゃっているんじゃないかと。だから、これが波の荒さに耐えられなくて結果的にはぼっきり折れて沈んでしま……

第140回国会 運輸委員会 第7号(1997/03/27、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 限られた時間でございますのでなるべく端的に御質問したいと思っておりますが、まず基本的な問題として交通安全という立場から若干の質問をしたいと思います。  たまたま今、戸田議員から「のぞみ」の話が出ましたから私もちょっと振り返ってみたいと思っているんですが、「のぞみ」と「ひかり」でもって幾らも時間は違わない。違わないけれどもスピードは違う。ひとつ乗り比べてみようと、下りでは「のぞみ」に乗って、帰りには「ひかり」に乗ってみようということをやったことがあるんですよ。そのために乗ったわけじゃないんで、事のついでだったけれども。そして感じたことは、発車早々から揺れが違うんです、「のぞみ」の場……

第140回国会 運輸委員会 第10号(1997/05/22、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 これからリニアモーターカーの問題について、ちょっと質問をしたいと思っているんです。  というのは、ともかく長期債務というのは大きなお荷物になっています。親の代の借金をしょって、清算事業団というのはこれは何とかしなきやならないという問題に直面しているのでありますけれども、その中で、余り金のことは心配しないで一生懸命研究をやっているのがこのリニアモーターカーなんですね。  そこで、この実験の現状とか、あるいは進捗の度合いとかというものについてひとつ御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 このリニアモーターカーの目標なんですが、一体いつごろからどういう構想でもって走らせるという……

第140回国会 運輸委員会 第11号(1997/05/27、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 話は古くなりますけれども、十年ほど前に分割・民営をめぐっていろいろと論議が行われました。メンバーがすっかり当時と運輸委員会は変わってしまいましたけれども、私は生き残りの一人みたいなもので、十年前のことをまだ覚えております。  そこで、その当時の国鉄改革、未来を開くために分割・民営といったようなことを内容にした監理委員会の答申が出たわけですよ。それで、これをやれば国鉄はよくなる、こういうようなことだったのでありますけれども、現状は、長期債務なんてものは理想的にいけばなくなっているわけなんだけれども、なくなるどころかだんだんふえてきて二十八兆などと言っております。  けたが違うんです……

第140回国会 運輸委員会 第12号(1997/05/29、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 社会民主党の瀬谷でございます。  私は、けさのニュースから取り上げてみたいと思うことがあるんですが、首相官邸の建設、再建はしばらく延期をする、こういうニュースが一つ。それから、回収見込みのない融資をした会社の責任者が逮捕されるというニュースが一つあります。これからどの程度進展するかわかりませんが、きのうは予算委員会で参考人においでを願いましていろいろと御意見を聞いたんですが、それは野村証券と第一勧銀の参考人だったんです。だから、余り建設的な意見じゃなくて専ら弁明のための御意見を拝聴したんですが、きょうはそういう心配はございませんので、建設的な御意見だけをひとつお聞きしたいと期待を……

第140回国会 運輸委員会 第14号(1997/06/10、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 短い時間でありますから、端的に結論から私は申し上げたいと思うんです。  日本に来る観光客は、先般運輸省の資料を拝見してみましたら三十何番ですね、少ないんです。もちろん、これは距離的なハンディもあると思うんです。しかし、今は昔と違って飛行機というものができたから、何十日もかかって日本へ来るというようなことはないんですから、そうすると距離的なハンディはある程度克服されている。  では、どうしたらいいかということになると思うんですが、私はやはり外国人の日本に対する好奇心を助長する、日本に行ってみたいな、こう思わせるようにしなければなかなか来ないと思うんですよ。それはどうしたらいいかとい……

第140回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第1号(1997/01/20、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの中曽根君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に千葉景子君を指名いたします。(拍手)

第140回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第3号(1997/05/08、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 私は、実は東京で生まれて東京で育ったんです。戦前の東京というのはよく知っているんですよ。我々が子供のころ、環状線の中でしたので、今の豊島区、それから文京区、こういうところを転々としてきました。  そのころの東京には住宅問題というのはなかったんです。貸し家を探して歩くというとどこかで見つけられる。ほどほどの貸し家を見つけてそこに入ると。私の父親なんかはそういうところに学生の下宿人と、自分は勤め人だったけれども、一軒借りて自炊をして暮らしてきた、こういう経験があるんです。  それで、そのころの物語としては、公務員であれ、あるいは会社員であれ、定年まで勤めて退職金でもって家が一軒建てら……

第140回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第4号(1997/06/04、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 私は、「首都機能移転の経済性」の中に「最大限人口六十万人・所要面積九千ヘクタール」、こう書いてありますけれども、九千ヘクタールはともかくとして、人口六十万人で間に合うのかどうかなという疑問をちょっと持っています。  ということは、私は埼玉県ですけれども、二日に東京へ通勤する人が百万人いるんです。それから、新幹線も高崎とか宇都宮というのは東京から百キロなんですね。新幹線ができた当初は高崎や宇都宮から乗る人は余りいなかった。それが最近はもう高崎、宇都宮からほぼ満員の状態で列車が、新幹線が運んでいるんです。それから、千葉県は新幹線はありませんけれども、そのかわり千葉へ行く道路が、これは……

第140回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1997/09/26、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 私は先般就任されました小里総務庁長官にまず伺いますが、総務庁長官の仕事は、特別の専門の仕事はこうだというふうに必ずしも限定されていないと思うんです。非常に多岐にわたる仕事だと思うんです。  それで、今までの論議の中で天下りの問題がいろいろ出てまいりました。要するに天下りというのは、俗に言えばうまいことやって閑職について余計な金をもらう、そういうのが多かったのでは国家のためにならないだろうと、こういうようなことなんですね。そこで、そういう意味からすると、マイナス面はそうかもしれないけれども、天下りだけじゃなくて、天上がりという言葉はないけれども、そういうようなことだって考えなきゃい……

第140回国会 内閣委員会 第6号(1997/04/04、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 社民党の瀬谷であります。  私の北海道についての知識は、振り返ってみますと、私の両親が明治の生まれであります、今日もう亡くなっておりますけれども。父親がその兄弟と一緒に若いときに北海道に渡っているわけです。そして、父親だけが兄弟と別れて東京へ来て暮らしを立てるということになりました。  北海道に関する知識といいますと、中学生のころ不思議に思ったのは、我々は東京に住んでいて内地とか外地とかという言葉は余り使いませんが、北海道の親戚、いとこなどと話をする中で内地という言葉が非常に多く出てくるんです。内地とは何だろうと思いましたら、結局、内地と外地というふうに分かれてしまいますから、こ……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号(1997/11/14、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 今、竹村さんが質問をされた問題に若干関連をいたしますけれども、私は、官房長官に御出席いただいたから、総理にかわった立場でもって、内閣全般の考えなきゃならない問題について質問したいと思っているんです。  今、竹村さんの質問の中で、特殊法人の問題が出てきた。あるいは総会屋の問題、きょうは午前中の本会議で、実は商法及び株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律の改正案についての趣旨説明があり、質問があったわけです。それで、大森礼子さんが質問されたんですが、あの方は非常に早口だったものだからよく聞き取れなかった点もあるんです。そこで、そういう点は官房長官からじっくりと答弁をしてもらい……

第141回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第3号(1997/11/20、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 私は、東京で生まれて東京で育ちました。関東大震災は四つのときに体験しました。そして、後で関東大震災関係の資料を私の父親が集めて、今でも持っているんです。  それを見ますと、東京のいわゆる下町の方は、特に浅草近辺を中心として十万からの人が死んでしまった。それで、一人一人の身元がわからなくて束にして火をつけて焼いてしまった。その焼却した後のお骨が山のようになっている、そういう写真もあるんですよ。  ところが、私が住んでおりました、今の文京区ですが、文京区あたりではあの下町のように大火災が起きなかった。それから、今でも覚えているのは、すぐ向かい側のうちは屋根がわらががさっと土煙を上げて……

第141回国会 内閣委員会 第2号(1997/11/13、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 社会民主党の瀬谷です。  今の角田議員の質問にちょっと関連をするんだけれども、昔、都電の停留所の近くでたまたまガソリンスタンドが火事を起こした。そうすると、電車がみんなとまっちまうわけですよ。店員がバケツで水をかけたぐらいじゃどうにもならないということを思い出したんです。それで、もし阪神大震災のような災害が突然起こった場合に、東京のような過密地帯でガソリンスタンドが火を噴いたらどういうことになるかなと、こんな余分なことまでちょっと考えちゃったんです、これはこの法律とは直接関係ありませんけれども。  この法案自体については特に改めて反対をする理由はないと思っています。三年を五年にす……

第141回国会 内閣委員会 第3号(1997/11/25、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 官房長官、一言だけ聞いておいていただきたいと思います。  きょう朝から防衛庁を省に昇格をするという話が出ているんですよ。それに関連して、私の方から一言だけ、これはだれが答弁をしていいのかちょっと難しいと思ったものだから、聞いていっていただきたいと思います。  防衛庁を省に昇格をさせろということは、わかりやすく言えば防衛庁長官じゃなくて大臣という名前にしろと、こういうことになるわけですよ。だけれども、内容的に変わりがないということであれば、名称だけであれば工夫すれば問題解決の方法はあるんじゃないかと思うんです。  例えば大臣という名称をやめる。行革の問題がいろいろ取りざたされており……

第141回国会 内閣委員会 第4号(1997/12/02、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 社民党の瀬谷であります。  いきなり本論に入りますけれども、一般職の職員の給与の改定に関する人事院勧告といったような内容があって、「政府としては、その内容を検討した結果、人事院勧告どおり改定を行うが、指定職俸給表の適用を受ける職員については、改定を一年延伸することが適当であると認め、」と、こうなっておりますね。何で一年延伸することが適当なのか、ちょっと私は理解に苦しむんです。一年延伸することが適当なら、二年延伸することはなお適当になってしまう。そういうものではなかろうという気がします。  ともかく、払うべきものを払わないで能率だけを上げろと言ったってそれは無理な話です。私は、人数……

第142回国会 交通・情報通信委員会 第9号(1998/04/07、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 社民党の瀬谷です。  最初に、新幹線の関門トンネルにおける事故について御報告をいただきたいと思います。  今まであそこを私も何回かくぐったことがあるけれども、あそこで事故に遭ったということはもちろんないし、余り聞いたこともなかったんです。どうして水が漏れたくらいでとまってしまうのか。ほかのトンネルと比べて特殊な構造になっているのか、上が海だから塩水がやっぱり落ちてくるようになっているのかななんて思ったりしたんですけれども、その辺のところをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その事故の原因並びに事後の対策といったことについてお伺いしたいと思うんです。

第142回国会 交通・情報通信委員会 第13号(1998/04/23、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 社民党の瀬谷です。  今までの質疑の中で大分いろんなことがわかってまいりましたけれども、こういう事故の場合には、危険防止ということが何より必要だろうと思うんです。あらかじめこういう事故を想定してといったって、これはなかなか難しいです。例えば競馬馬だって、幾ら優勝回数が多くたって、ある程度年をとるというとそうは走れなくなる。ああいうものは外見上でわかるけれども、船体なんというのは水の中に沈んでいる部分が多いから、外見上すぐわかるというわけにはいかないと思うんですよ。  そこで、先ほどもお話がありましたけれども、東京湾の中にも危ないところがあって、それを知らせるためにはどうやって知ら……

第142回国会 交通・情報通信委員会 第16号(1998/05/19、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 社会民主党の瀬谷です。  この現行法を制定した当時は昭和二十六年なんですね。約半世紀前なんです。だから、手続上の問題についていろいろと改正を加えて簡略化するという趣旨についてはもっともだというふうに思いますから、私はそれはそれなりに結構なことだと思うんです。  この中で、検査対象外の軽自動車及び小型特殊自動車を除く、こういうふうにあります。この検査対象外となっている軽自動車と小型特殊自動車とは具体的にはどんなものをいうのか、その点についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 煩雑な手続をなるべく省略していくということは、自動車が今日のように普及をしてきた以上はこれはやむを得……

第142回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第1号(1998/01/12、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの野村君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に牛嶋正君を指名いたします。(拍手)

第142回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1998/02/17、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 私はたまたま生まれも東京だし、ですから戦前の東京も知っているし戦後の東京も知っているんですけれども、戦前の東京というのは割合とスリムで住みやすかったんですよ。人口は今の半分ぐらいだったでしょう。過密問題というのはなかったんですよね。  ところが今は、一つの具体例を挙げると、一日に東京へ通勤する人たちが埼玉県だけで百万を超しているわけですよ。それから、神奈川県、千葉県あるいは茨城県、山梨県等からそれぞれ百万近い人が通勤をしているわけです。これは極めて不自然な状態だと思うんです。まさに人間でいえば超肥満体なんですよ。お相撲さんの、一人にして八十キロや百キロじゃないんです。一人でいうと……

第142回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第3号(1998/03/12、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 関東大震災が一九二三年ですが、私が生まれたのは一九一九年、したがって関東大震災は四つのときに体験しました。ただ、体験をしたと言っても、そのときの状況を正確には覚えていない。正確には覚えていないけれども、畳の上でおもちゃの電車を転がして遊んでいたときに突然体が宙に浮いた。母親が私を横抱きにして表へ飛び出した。飛び出した瞬間に向かい側の二階家の屋根から屋根がわらが土煙を上げて落下をしてきたわけです。土煙を上げて落下をしたそのちょっと早く、そこの家の奥さんが裸で飛び出したんです。裸で飛び出したというのは、今と違って服装が違いますから、まだ九月一日は暑いときだったのでその奥さんは腰巻き一……

第142回国会 国土・環境委員会 第16号(1998/06/02、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 今までの御意見を伺っておりますと、片方参考人が反対であるということを明確におっしゃっておりますが、まずどこが悪いのか、どうしたらいいのか、条文的にはどうやったらいいのか、問題点を指摘していただければ幸いであると思います。  それから、神田参考人は、法律はおくれがちである、政令にすべてをゆだねたのではどういうものだろうか、こういう疑問を示されております。ここもまた、法律の盲点といいますか、そういう点があってはならないということは確かだろうと思うんです。その点についてもお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 私は関東大震災を東京で体験しました。と言っても、四つのときですから余り正確……

第142回国会 総務委員会 第3号(1998/03/19、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 私は、この恩給法の改正というのは非常に話が古いので、果たしてこの金額が妥当なのか妥当でないのかという判断のよりどころがわからないわけです。だから、結局は今の時代に合わせてこのぐらいがいいじゃないかというアバウトでもって決めざるを得ないだろうと思うんです。  そこで、軍人恩給についてちょっと私もお伺いしてみたいと思うんですけれども、大将、中将くらいになりますとそう簡単には行けない位なんです。だけれども、下の方を見ますというと兵まで書いてあるわけですね。兵が百三十七万四千三百円。私の記憶では、陸軍の二等兵というのは月給が五円五十銭だったんです。その五円五十銭の月給は今や仮定俸給年額百……

第142回国会 総務委員会 第5号(1998/03/31、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 限られた時間ですから端的に御質問申し上げたいと思います。  先般、国土審議会が開催されました。国土審議会の方からいろいろな資料を提供していただいて、これからの日本の未来像というものが示されております。私は大変よくできているなと思いました。それを一つ一つ申し上げる時間はありませんから、端的に申し上げますけれども、その中で気になったことが一つあります。それは、きょうの委員会でも話が出てまいりましたけれども、政務次官の増員に関連をして、危機管理という問題が出てきました。  危機管理とは具体的にどういうことかというと、我々が過去においてどんなことがあっただろうかと思うと、ずっと昔二・二六……

第142回国会 総務委員会 第6号(1998/04/02、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 ただいまもいろんなお話が出ましたけれども、問題は私はモラルの問題だと思うんですね。一片の法律、法令でもって何とかできるのならこんな簡単なことはないと思うんです。しかし、どんな法律をつくったって、抜け道を探して悪いことをやろうと思えば、悪い人間ほど知恵があるからなかなか難しいんですよ、実際問題として。  この一年間にいろんなことが出てまいりましたけれども、汚職の関係が多かったんですね、多過ぎたんです。これはもう野村、山一、大和、第一勧銀、大蔵省から日銀から、日本のエリートと言われる人たちが支配をしている機構の中でもって行われたことがばれてしまって、そして新聞種になっているということ……

第142回国会 総務委員会 第7号(1998/04/07、17期、社会民主党・護憲連合)

○瀬谷英行君 私は、特に最近、年少者の犯罪というのがマスコミをにぎわすようになったということで、少年法の問題について質問をしてみたいと思います。  元来、法律というのは国民を守るためにあるものだと思うんですけれども、悪事を働く者が法律を盾にとってその罪を免れるというようなことになったのではよくないと思うんですね。その意味で、最近の年少犯罪というのはかって我々が聞いたこともないようなことが出てきておるわけです。  例えばナイフなどというものは持ち物検査をして持っちゃいけないとかなんとかいろんなことを言うことがはやっておりますけれども、ナイフを持っちゃいけないなどということは我々が小学生のころは言……



各種会議発言一覧

6期(1962/07/01〜)

第43回国会 社会労働、建設委員会連合審査会 第1号(1963/06/04、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 厚生大臣がオリンピック関係の閣僚会議でおくれて見えるそうですが、実はオリンピック関係に多少関連のある事柄を質問したいと思っておりましたから、その点は厚生大臣が見えてから御質問をさせていただきます。  最初に、生活環境施設整備緊急措置法案提案理由の中でありますけれども、一番最初に私のほうでお聞きしたいのは、整備事業として下水道の整備と屎尿処理の施設の整備、終末処理場、ごみ処理施設の整備、こういったような点について、その現況と問題点をお聞きしたいと思っております。提案理由の説明によりますと、政府は、かねてから生活環境施設の整備に意を用いて、その促進をはかってきたということでありますが……

第43回国会 予算委員会公聴会 第2号(1963/03/15、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 公債発行のことについてなんですけれども、先ほどのお話で、公共投資のための公債発行は、目的がはっきりしている限りはいいのじゃないかというお話がありましたけれども、道路の例をあげられましたが、具体的には、日本の現在の経済、産業の実情からいって、どういったような公債を発行してしかるべきであるというようにお考えになるのでしょうか。

第43回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1963/03/25、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ただいま大臣から予算の説明がございましたが、パーセンテージにしてみれば運輸省の予算も国鉄の予算も若干ふえていることになりますけれども、特にこの中で、国鉄の予算の中で、東海道の新幹線の建設費の占めるパーセンテージが非常に大きいと思うのですけれども、東海道の新幹線の部分を除いて輸送力増強計画のための予算は、はたして前年度に比べてどのくらいふえておることにたるか、その辺ひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 私は実際の問題として、東京周辺における通勤輸送の現状がはたしてこれでいいかどうかということで非常な危惧を感ずるわけなんです。最近の輸送力と輸送量の比較、これは東京鉄道管理……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 河川法――これは大臣が行っちゃったのですけれども、河川法の問題について一つお伺いしたいと思うのですが。  この間の予算委員会では、とにかく河川法については既定方針どおりに改正を進めるということでございましたけれども、知事会等が反対をしております。私自身も、自分の県の知事から反対であるという趣旨の説明を受けたことがあります。しかし、問題は河川の管理の問題でありますから、何とかその辺話し合いでというのが建設大臣の当時の答弁でありましたけれども、知事の主張としては、従来どおり知事が河川を管理するということを主張しておるのであります。一方では、これは建設大臣が河川を管理すると、こういうこ……

第46回国会 予算委員会公聴会 第2号(1964/03/13、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 久保先生に最初お伺いしたいと思いますが、積み立て制度の廃止ということを先ほどちょっとお述べになりました。それは、たとえば四十年先のことを考えてみた場合に、いろいろ矛盾が出てくるという御趣旨のようだったのですが、それは私も、これはこういうことを指して言われたかどうかわかりませんが、郵便年金の問題で近所の人に言われたのですけれども、だいぶ前におじいさんが郵便年金をやっておいてくれたが、それが今日もらえるようになったら八十円だ、その八十円の年金をもらうために、市役所やなんか行っていろいろ戸籍抄本や何やらもらってくる、その手続に五十円かかった、バス代をかけるというと結局割りが合わぬのだ、……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1964/03/25、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 昨日ライシャワー大使を襲撃をしたという事件がございましたけれども、これがたまたま十九歳の少年ということで、名前がはっきり新聞にも出ておりません。私は、最近の犯罪あるいは交通事犯、これらの当事者としてよく未成年者が出てくるのでありますが、十八、九ぐらいになれば、思慮分別が、もう子供とは言いがたいと思うのであります。しかし、昨日のライシャワー大使襲撃のような大それたことをやる。あるいは、かつて社会党の浅沼委員長を刺殺をした、これもいわゆる少年の部類に入っております。はたして少年として特別の保護取り扱いをするということの意義があるのかどうか、少年法等につきましてもいろいろ検討をされてお……

第46回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1964/03/25、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 ただいま御説明いただきました予算の内容、総額にして二千六百十二億、職員の定数二十七万という非常に膨大なものであります。これだけの国費を使うわけでありますから、むだがあってはならぬということはだれしも考えるところだろうと思います。ところが、この自衛隊を構成をしているところの人間の面について非常に気がかりなことがありますから、私はその点をただしたいと思うのでありますが、けさの新聞によると、ピストルを交番で奪って右翼で働こうと思った、こういう人間が陸上自衛隊館山教育隊に入隊をする前日に交番でつかまった記事が載っておりました。これは実に驚くべきことだと思うのであります。自衛隊というのは、……

第48回国会 予算委員会公聴会 第2号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 中小企業のことでお聞きしたいと思いますが、革命的近代化を約束されたはずの昨年度において、中小企業が記録的な倒産件数を示したわけでありますが、この原因は、政策面でいうならば、何が一番大きな比重を占めているというふうにお考えになるか。国会におきまして、いろいろ予算委員会、本会議等において、サンウェーブであるとか、山陽特殊鋼であるとか、これらの倒産が問題になりましたが、いままでの大蔵大臣の答弁でいうと、どちらかというと、これは企業そのものの経営方針に問題がある、山陽特殊鋼等においては、非常にワンマン的な社長の経営がこういつたような倒産をもたらしたのだという例をあげております。政府の政策……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1965/03/26、6期、日本社会党)【議会役職】

○副主査(瀬谷英行君) しばらくというのはいつまでですか。
【次の発言】 ほかに御発言ございませんか。郵政省所管に対する質疑は、本日はこの程度にいたし、二十九日の午後引き続き質疑を続行いたします。  午前の審査はこの程度にいたし、午後は一時四十分より再開し、運輸省所管について審査をいたします。  暫時休憩いたします。    午後一時十二分休憩
【次の発言】 ちょっと、関連していいですか。
【次の発言】 きょうの第三分科会の最初の郵政関係のときに、やはり電電公社の総裁に対する質問がありまして、これは国鉄の場合も同じでありますけれども、回答としては五百円という回答を出した。ところが、この間の予算委……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1965/03/27、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 運輸省関係について先に質問いたしますが、貿易外収支改善のために、昭和三十九年度の百二十万総トンに引き続いて、四十年度において百五十万総トンの外航船舶を建造して邦船の積み取り比率を高めていく、そういうことでありますけれども、その航路別あるいは隻数、収支改善の内容等についてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 ここに書いてあるのは、貿易外収支の改善に貢献したいというふうに出ておるのですが、貿易外収支の赤字を五億ドル程度に維持をしていくということで、五面六十一億円の融資は、貿易外収支にどれだけ貢献するかという数字的な点を私は聞きたいと思ったのですけれども、そうすると、この赤字をこれ……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1965/03/29、6期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いまの小宮さんの質問に関連して質問したいと思うのですが、船舶の補償を白紙にするという問題の白紙の対象になった韓国の船舶請求権の問題でありますけれども、日本の漁船の場合は、これが七十二億という数字であろうと、七十五億であろうと、数字の計算の基礎がどうであるかは別として、これはもう実態なんですね。事実なんですね。明らかにこれはもうまぎれもない事実だと思います。そうすれば、これを要求するには日本側としては当然だと思うのですけれども、韓国が引きかえに持ち出した船舶の請求権の問題については、一体どういう根拠があり、その実態がはたしてどういうものであるかということをつかんでないと、これを引き……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 閉会後第6号(1965/10/02、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いまの回答、はっきり聞き取れないところもあったのですが、要するに、違約金の支払いに応ずる義務はない、こういう趣旨の結論なんですね、結論としては。その理由は、どういう理由でもって違約金の支払いに応ずる義務はないということを言っておるのか、その理由を明らかに――明らかになっているんだったら、それを聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 国の許可を得ているというベル福祉協会の言い分が事実と相違をしておったということになるわけですね。そうすると、楽石社としては、ベル福祉協会の言い分を信用したから自分のほうには責任がない、こういうふうな主張のように聞き取れるわけなんですけれども、そ……

第49回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 閉会後第7号(1965/10/04、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 多摩川の河川敷の問題に関連して質問したいと思いますが、河川が公共物として治水上あるいは利水上支障が生じないように適正に管理されなければならないというのは、これはもっともな原則だと思います。不法占用というのはいろいろなケースがあると思うんですけれども、不法占用をしている人たちの場合は、河川の性質上、増水をした、あるいははんらんのおそれがあるといったような場合の犠牲なりあるいは危険というものを覚悟の上で占用をしているというふうに認められるものですか、その点はどうですか。
【次の発言】 それじゃ、それが、たとえばゴルフ場であるとか、そういったようなものに使用されておった。たまたま今度は……

第51回国会 運輸、農林水産、商工、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1966/03/01、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 関連。きのう公聴会がありまして、きのうの公聴会の公述人の公述の中で、私は社会党の推薦の公述人のことは言いません、自民党の公述人の公述を引き合いに出しますけれども、前田公述人と高橋公述人、二人とも利用者負担ということを非常に強調されました。特に通学割引のような場合に、政府が認めたならば、それはたとえば文部省が負担をすると、こういうようなことが必要ではないだろうかと、それから高橋公述人の場合は、貨物運賃の例を取り上げて、貨物の大量輸送は大企業が事実上行なっているんだから、その大企業が低運賃を国鉄にしわ寄せするよりも、大企業自体が負担をすべきであると、こういう意味のことを大ざっぱに言え……

第51回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1966/02/28、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 それじゃ一番最初に前田さんにお伺いいたしますが、あなたがいままで述べていただくことは、だいぶ具体的でありまして、時間がございませんから要約して申し上げますけれども、今回の運賃の値上げに対して賛成か反対かという観点からおっしゃっていただきたい。つまり運賃の値上げが是か非かという抽象的なことじやなくて、今回のという前提でもってお願いしたいと思うのですけれども、今回のような大幅値上げの内容が妥当であるかどうか。第一点として、つまり旅客運賃では、場所によると三割増しじゃなくて五割増しなり、倍増しというような地域が出てくるわけです、線区が出てくるわけです。そういったような大幅な値上げでなお……

第55回国会 予算委員会公聴会 第1号(1967/05/16、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 土地問題について、土地対策が議論倒れになったりあるいはしりつぼみになったりするというおそれがあるから、勇気をもって問題の根本に触れることが必要であると、これは松尾さんが言われたことなんです。じゃ、具体的に問題の根本に触れるということは一体どうしたらいいというふうにお考えになっているのか。この問題については、池田内閣の所得倍増当時から言われながら、今日まで野放しになって、国会でもしばしば論議をされておりますけれども、かつて千葉大学の清水さんという方がこの問題に触れて、いま思い切った措置を講ずる必要がある、たとえば憲法を改正してでも私権の制限を行なう、そのくらいのことをやらなければ問……

第55回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1967/05/22、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 経済社会の発展計画に基づいて若干質問をいたします。  計画自体は、問題はこれは実行できれは非常にいいと思うのです。その中で、これだけ膨大なものですから、初めから終わりまで言うと時間もかかりますから、いままでの総括あるいは一般質問の中で、長官はそのときはおられませんでしたけれども、地価対策、ここにも出ておりますが、地価の抑制については、「土地の効率的利用、宅地の大量供給、土地収用法の強化、取引市場の整備、税制面の誘導措置」――二八ページから二九ページにかけて書いてあるわけであります。いままでもたびたび問題になっておりますけれども、効果があがっていないわけです。所得倍増計画等にも書い……

第55回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いままでの予算委員会の質疑、それから、たとえばきょうの羽生委員の質疑を聞いておりましても、外務大臣あるいは防衛庁長官のベトナム問題やあるいは日米海軍の合同演習ですか、この報告等は、何かワシントンやペンタゴンのために弁解しているような感じを受けるわけです。日米関係というものは、安保条約で結ばれたという形式的な友好関係であって、何か対等ではないかのような印象を受けるのでありますけれども、隷属的な関係ではない、あくまでも対等の関係は今日においても堅持しているのだというふうに、外務大臣としては確信を持っておっしゃることができるのですか。

第55回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1967/05/24、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 公労協の闘争に関連してお伺いしたいのですが、仲裁裁定が出たという場合に、一体どのくらいの財源を必要とするのか、その財源措置をどのように行なうつもりか。もちろん、仲裁裁定は尊重し、実行するということであろうと思いますけれども、そういう前提に立っての財源措置等をお伺いしたい。
【次の発言】 じゃ、その問題はあとにいたしまして、在外財産の問題についてお尋ねしたいと思います。  先般の予算委員会で、在外財産の問題でいろいろ質問をいたしましたが、まだそのときは決定をしておらなかったようにお聞きをしたのでありますが、その後伝え聞くところによりますと、自民党の党内で話がまとまった、しかもその話……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1968/04/12、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 少年法の関係についてちょっと質問したいと思うのですけれども、先ごろ、ひき逃げをして、その被害者をさらにどこかへ連れていって殺したという事件がありました。ずいぶんこれは、たちの悪い例だと思うのですけれども、ところが、ひき逃げをした犯人は、つかまってみたら、名前は明らかに新聞になっていないわけなんです。十九歳の少年と、こんなふうになっておるわけなんですけれども、少年法のこの最初のねらいというのは、一体どこにねらいがあったのかということを考えてみますと、よもや、こういう悪質犯を甘やかすためではないのじゃないかという気がするのです。殺人、強盗、強姦といったようなこの種の悪質犯に対しては、……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1968/04/10、7期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に、それは建設行政として考えなければならないのではないかと思われるけれども、実際問題としては、建設行政のワクの外にある、こういう疑念を持った問題がありますから、それについて御質問したいと思うのです。  砂利の採取の問題、常識的に考えると、砂利の採取に対する規制というのは、私は建設省が妥当じゃないかという気がするわけです。ところが砂利採取法は、その抜本的改正を行なうということになっておりますけれども、これが通産省の所管であって商工委員会にかかる、こういうのが現状であります。砂利採取法にしても、採石法にしても、内容を検討してみますと、公害対策というふうなことはあまり重点を置かれて……


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、産業公害及び交通対策特別委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1969/04/23、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 議事進行について発言したいと思います。  先ほど連合理事会でいろいろと論議があったところでありますが、一応十七時三十分より一時間の予定で委員会を開会をしようということで、そこまでは話が一致したと思うのであります。しかし、御承知のとおり、本日は衆参両院の議長の名前で、六時から七時半までソ連議長のホテル・ニニューオータニのレセプションの招待状が出ております。これは私のところにも来ているんですが、皆さんのところにも来ているだろうと思います。来てないのは見てない証拠なんです。こういうふうに来ておりますし、先ほども話が出ましたけれども、これをわれわれが欠席をするということはまずいし、鈴木委……

第61回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1969/04/18、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に高橋公述人にお伺いしたいのでありますが、ただいまのお話ですと、都市交通に対してアメリカでも連邦政府が無利子で融資をする、こういうお話がいま述べられました。ところが国鉄の場合は、その赤字の大きな原因になっているのが借り入れ金である、この借り入れ金の利子も雪だるま式に増加をしている。これが赤字の大きな原因であるということは否定できない事実だろう、こう思うのであります。そうしますと、国鉄の負担になっているのは、赤字路線と、公共負担、それをカバーするための借り入れ金、そういうことだろうというふうにだれが考えても判断されるところなんでありますが、そういうことがこのまま続けられてまいり……

第65回国会 内閣委員会、公害対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/21、8期、日本社会党)

○瀬谷英行君 公害の問題で金のかかる問題はたくさんあるんですけれども、金をかけなくても解決できる問題の一つとしては、騒音の問題が一つあると思います。それは、特に東京に限りませんけれども、わざと大きな音を出して車を走らせるということがあるんですがね、自動車でもオートバイでもバイクでも。マフラーをはずしたりして、それは非常に迷惑な話なんですけれども、全然野放しになっておるんで、ああいう故意に騒音を発して走り回るマイカー族に対して、もっと徹底した取り締まりの方法はないものかどうか、現在どの程度のことが取り締まりとしては行ない得るのか、その点をお伺いしたいと思います。


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 運輸委員会、内閣委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 閉会後第1号(1971/08/05、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 午前中の質問に関連して念を押しておきたいと思いますことがあるので、この点を冒頭にお伺いしたいと思うんですが、航空法の改正の問題であります。航空法の改正の問題については検討するというようなお話がございましたけれども、ただいまの二木委員の質問に対して、運輸大臣は航空局を航空省に昇格をさせるということをも含めて検討をするということを言われた。その航空法の改正の中には、たとえば航空省を設置するという構想があるのかどうか、念のためにそのこともあわせてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 庁でも省でもいいんですがね、要するにいまは局なんです。局じゃなくて庁にすると。何か私は航空省というふう……

第66回国会 社会労働委員会、運輸委員会連合審査会 閉会後第1号(1971/10/13、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 じゃ私のほうからその点について簡潔に聞きたいと思うんです。  その生産性大会をやめさせるのかやめさせないのか、問題は。いろいろややこしいこと言いません。まごまごすると血の雨が降るかもしれないというこの大会をやらせるのかどうかということです。やらせたいと思っているのかやめさせたいと思っているのか、どっちなんですか。
【次の発言】 自殺者だとか発狂者がたくさん出てくるということは大問題ですよ。きょうの夕刊にも出ておりましたけれども、本社の監察局の大城監察役が、自宅のベランダから飛びおり自殺をはかって即死した、こういう記事が出ております。先ほどお聞きしたんですけれども。しかも、新聞によ……

第68回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1972/06/12、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いまお述べになったことに関連して、私からちょっと質問したいと思います。いま伊部委員が質問されたのは、貨物と旅客とのアンバランスのことを取り上げられておるわけですね。経営別の成績を見ますと、昭和四十五年の場合は、鉄道の旅客収入が八千四百億、貨物収入が大体二千五百億です。昭和三十二年当時のいわゆる黒字のころは、旅客収入が千六百億で貨物収入が千五百億ぐらい、一対一なんです。それが昭和四十年くらいになりますと、旅客収入が四千億に対して貨物収入が千九百億、これは二対一になり、それが四十四年でもって三対一、四十五年ではもう三分の一よりももっと三・何対一くらいに旅客収入と貨物収入の割合がうんと……

第71回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1973/07/16、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 澤公述人に対する質問は、いま私が聞こうとしたことについてもある程度お答えいただいたわけでありますが、ただ岡本議員の見解とだいぶ食い違ったわけです。いま岡本議員のほうは、御質問の中では、貨物輸送に対する不信感ということを強調されたわけですね。つまり俗なことばで言えば当てにならないといったようなことからそうなったんだと、その中にはストライキということも言われた。年じゅうストライキが行なわれているということも付言をされたけれども、澤公述人のお話によれば、制度上もしくは構造上の問題である、貨物の赤字は、というふうに一言でいえば聞き取れるわけです。岡本議員の発言によれば、これは経営手腕の問……

第71回国会 予算委員会公聴会 第2号(1973/03/30、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 力石参考人にお伺いいたしますが、過剰流動性の吸収の方法ですけれども、いままでこの予算委員会、衆参両院を通じての総理の答弁、あるいは大蔵大臣等の答弁から、どのようにお感じになっているか。つまり、この吸収の方法として、われわれはちょっと手ぬるいような印象を受けているわけです。で、予算面で重点をどこに置くべきかということを一口に言えば、力石参考人としてはどのようにお考えになっておられるか。それが一つと、それから、今後の問題として、まあ円の切り上げ、あるいはドルが下がるといったようなことは、もうこれが最後だというふうには言い切れないことだろう、今後もこれはあり得るということをわれわれとし……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1973/04/09、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 埼玉県の朝霞に積水化学という工場があるのですけれども、ここで従業員の中に鉛中毒の患者が出たと、こういう問題があります。これは、同じ公害関係の病気でも、水俣病だとかあるいはイタイイタイ病だとか、そういったようなショッキングな症状ではないために、どちらかというと今日まで見過ごされてきたのではないかと、こういう点があるわけです。患者に私もいろいろ話を聞いてみましたが、自分でも鉛中毒ということはわからぬわけですね。それで、どうも胃がもたれるとか、からだがだるいとか、頭が痛いとか、疲れるとか、あるいは腕がしびれるとか、そういったような症状が出てきて、医者にみてもらうと、リューマチじゃないか……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1973/04/09、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 先般、フィリピンのラグナ州カリラヤ公園で、フィリピン戦没者の慰霊碑の除幕式が行なわれたということでありますが、この新聞報道によりますと、「現地民の不満残し除幕式」と、こういうふうに報ぜられているわけです。今後の問題等もあるわけですから、現地民の不満を残した除幕式というのはちょっとひっかかるわけですけれども、この碑の文面ですね、どういうかっこうになっているのか。それから現地の新聞の論調等はどういう書き方をしているのか、それらの点について御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 四月一日の朝日新聞の解説によると、斎藤特派員の報道で、現地のフィリピン人の中に 「楽しいことではない」と……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1974/04/08、9期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に、明治百年記念事業の森林公園、これが埼玉県にことし完成をしようとしておりますけれども、この森林公園が最高十万の人出を予定をしているということなんですが、現在までにわれわれが調べた範囲では、この森林公園ができ上がっても、ここに至る道路以外には鉄道の便はないわけでございます。したがって実際に十万の人が押しかけると仮定をすると、どうやってその人を運ぶのか、道路はそれこそパンクをしてしまうんじゃないか、鉄道は全然ないということだと、国家的な事業として森林公園をこしらえても、いたずらにその付近の道路の渋滞を招くだけになってしまう、これはちょっと無責任じゃないかという気がするわけです。……


10期(1974/07/07〜)

第75回国会 建設委員会、地方行政委員会、農林水産委員会、運輸委員会連合審査会 第1号(1975/06/16、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 この目的に掲げられていることを実際に行おうとすると、これは大変大きな仕事になってまいります。いま数ある公団の中でこんな大きな仕事をやる公団というのは他にないのじゃないかと思いますね。しかし、人口や産業の大都市集中の調整をだれが行うのか、あるいは全国的な土地利用計画の確立を行う権限はだれが行使をするのか。こういう問題は、率直に言って、いささか公団の手に余るような問題ではないかなという気がするわけなんですが、その点は大臣としてどのようにお考えになっておりますか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 きれいごとを並べてみても始まらないんでね。実際問題としてそれじゃ地価を安定さ……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1975/03/29、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 国土庁長官にまず最初にお伺いしたいんですけれども、去年の、一年前の予算委員会では田中総理が日本列島改造論ということを掲げまして、事あるごとにこの列島改造論の必要性を強調されていたわけなんです。しかし、結果においては日本列島改造論というものが必ずしも具体化されずに砂上の楼閣のようなかっこうで消えてしまったかのように思われるんですけれども、この日本列島改造論という考え方は完全に消滅してしまったものなのかどうか、その考え方の骨格は三木内閣においても継承されているというふうに理解をしてよろしいのかどうか、その点はどうなっておるのかお伺いしたいと思います。

第75回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1975/03/29、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 まず、これからの労使慣行の問題等について大臣にお伺いしたいと思います。  三月二十七日に春闘、大がかりなストライキが行われるかどうかというきわめて緊迫した事態になりましたけれども、ともかく労使双方の話し合いの結果、ストライキに入らず一応話し合いがついたということは、これは一つの成果であると、こういうふうに認識してもよろしいんじゃないかと思うわけであります。政治というのは、結果が一番大事なわけです。どんなに理屈をこねてみても、たとえば日本列島改造論という幻想を振り回してみても、結果的には物価が上がってインフレになってどうにもならぬということになると、これはもう理屈の方はどんなにもっ……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1975/03/31、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 建設大臣に最初にお伺いいたしたいと思うんですが、国土庁の資料によりますと、「東京における人口・諸機能の集中の概況」というのがあるんですけれども、南関東一都三県の人口は増加を続け、現在約二千六百四十万人、昭和二十五年のほぼ二倍となっている、こういうことなんですね。ことしは昭和五十年ですから、二十五年で二倍になっているというとこれから先どんなことになるのかという心配があるわけです。建設省としては、この東京を中心とする人口の増加の状態をどのように見ておられるのか、今後の趨勢というものは一体どうなっていくとお考えになっているのか、その辺のところをまずお伺いしたいと思います。

第78回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1976/10/29、10期、日本社会党)【議会役職】

○理事(瀬谷英行君) どうもありがとうございました。
【次の発言】 最後に、井原公述人にお願いいたします。
【次の発言】 私、皆さん方の内容のこととは違いまして、清水公述人から公聴会のあり方のお話がございました。そこで、最後に公聴会のあり方について、清水公述人としては、どういうふうにされたらよろしいのかということをお聞かせ願いたいと思うんです。実は私も公聴会が、いま清水公述人のおっしゃった中に、最後の法案成立のセレモニーになっていると、こういう意味のことを言われましたね。確かにそういう感じがあるんです。公聴会というのは最後のセレモニーじゃなくて、この公聴会をもとにして、その委員会の審議が行われ……

第80回国会 農林水産委員会、運輸委員会連合審査会 第1号(1977/04/30、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 時間の関係で端的に質問いたしますが、ソビエトから漁業条約破棄通告があったということであります。このことは、あらかじめ日本政府として予期していたことなのか、あるいは突然のことだったのか、その点どうだったのかということ、それからこの破棄通告に伴ってこれからの漁業条約に臨む日本側の態度ということもそれ相応に考えていかなけりゃならぬと思うんでありますが、その辺の政府側の見解を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 農林大臣がこれからソビエトへ行かれて交渉に臨まれるということは、大変な問題があると思います。そこでその前提になることでありますが、どちらかというと、この二百海里のわ……

第80回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1977/04/14、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 建設省と国土庁と両方にかかわりのある問題について質問したいと思うんでありますが、まず、地価の問題とそれから住宅問題について質問したいと思うんです。  公団住宅の家賃がうんと高くなった、場所によっては入り手がなくなってしまった、公団も大変に困っておると、こういう記事が新聞にも出ておったんでありますが、何で公団住宅の家賃がそう高くなるのかというと、これは土地価格の問題と大いに関連があるんじゃないのかというふうに思われるんです。そこで、この地価の問題と住宅問題、一体地価が上がり、あるいは住宅公団の家賃が上がる、あるいは家を建てる費用そのものが途方もなく上がるといった原因はどこにあるのか……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1977/04/13、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 二百海里の問題で、いま漁業交渉が続いておるわけでありますが、きょうは時間の関係もございますので、端的にお伺いいたします。  感情的にいいとか悪いとかいってみても、決まるものが決まらないと困るのは漁民だということになると思うのでありますが、二百海里の問題と北方領土問題、領土問題と切り離してこの二百海里の漁業問題を妥結をするということは可能だというふうにお考えになっているのかどうか、この問題は根本的な問題なので、その点を外務大臣にまず最初にお伺いしたい。
【次の発言】 型どおりのお答えのような感じがするんでありますけれども、二百海里というのは、私はまことに不都合だと思ってんですよ、個……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1977/04/14、10期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に、一般的な問題について大臣にお伺いしたいと思うんでありますが、公定歩合の引き下げ、それから預貯金の金利の、したがって連動的にそれを下げてほしいと、こういう要請があるようでありますけれども、政府としては、この預貯金の問題について、われわれこれから春闘でもっていろいろとベースアップの問題が出てくると思うんでありますけれども、実質賃金といったようなことを考えますと非常にこれは影響の大きい問題であります。したがって、公定歩合をさらに下げる、あるいは預貯金の金利の方も下げるといったようなことはきわめて重要な問題だと思うんでありますが、所管の大臣としてはどのようなお考えを持っておられる……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1977/11/21、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 私は、ちょっと具体的な問題についてお答えをいただきたいと思うんでありますが、実は参議院の運輸委員会で、先般、北海道の赤字ローカル線の視察をやりました。そうしましたら、駅と駅との間が十キロ以上というところがたくさんあるわけです。もっとも町村だけで香川県より広いというところがあるんですから無理もないんですけれども、十キロといいますと、ちょうど東京と新宿の間なんです。次の駅まで十キロ以上、つまり東京と新宿の間ぐらいに一駅もないんです。ところが東京の場合は、東京―新宿間に国鉄は九つ駅がある。地下鉄は八つ駅がある。こういうふうに駅の間が長い。しかもそのようやくたどりついた駅では戸数が二十何……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1978/03/30、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いま外務大臣が陳情があるということなので一分ほど時間を欲しいと、こういうことでありますので、その間御猶予をいただきたいと思います。
【次の発言】 いま大塚さんから日中の問題についていろいろ御質問がありましたが、私は、今度は日ソの問題でお伺いしたいと思います。  限られた時間でございますので端的にお伺いいたしますが、日ソ善隣友好条約の取り扱いについて、政府としてはどう考えておるのか。これを全然俎上に上げないお考えなのかどうか。あるいは打診をする、交渉するということ、やられるという考えがあるのかどうか。その点をお伺いしたいと思います。

第87回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1979/03/28、11期、日本社会党)【議会役職】

○主査(瀬谷英行君) ただいま皆様の御推挙によりまして主査を務めることに相なりました瀬谷でございます。皆様の御協力を得ましてその責務を果たしたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。  審査に入ります前に、議事の進め方についてお諮りいたします。  本分科会は、昭和五十四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、通商産業省、経済企画庁、防衛庁、外務省及び大蔵省所管を審査することになっております。  来る三十日の委員会において主査の報告を行うことになっておりますので、議事を進める都合上、主査といたしましては、本日は通商産業省、明二十九日は、午前、経済企画庁、午後、防衛庁及び外務省、……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1979/03/29、11期、日本社会党)【議会役職】

○主査(瀬谷英行君) ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。  分科担当委員の異動について御報告いたします。  昨日、馬場富君が分科担当委員を辞任され、その補欠として矢追秀彦君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 昭和五十四年度総予算中、経済企画庁所管を議題といたします。  それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 分科担当委員の異動について御報告いたします。  本日、粕谷照美君が分科担当委員を辞任され、その補欠として松前達郎君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 質疑を続けます。

第87回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1979/03/30、11期、日本社会党)【議会役職】

○主査(瀬谷英行君) ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。  分科担当委員の異動について御報告いたします。  本日、塩出啓典君、内藤功君及び田渕哲也君が分科担当委員を辞任され、その補欠として矢追秀彦君、神谷信之助君及び栗林卓司君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 昭和五十四年度総予算中、大蔵省所管を議題といたします。  それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。  ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記起こしてください。
【次の発言】 ちょっと速記とめてください。
【次の発言】 それでは速記を起こしてください。

第91回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1980/03/31、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初にお伺いしたいことでありますが、過般行われました環太平洋合同演習、リムパック80でありますが、この目的とその内容について、外務省を通じて参加の要請があったのはいつごろなのか。そして、外務省としてはこの内容をよく承知の上で防衛庁と連絡をして、結果的には日本の海上自衛隊が参加するということになったのかどうか。その辺の経緯について、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 外交ルートを通じないで防衛庁に直接アメリカの海軍から話があったというようなことは穏やかでないと思うんですね。これは日本の外務省として追認をするというような形のものであってはならないと思うんでありますが、外務省……

第91回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1980/04/02、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に、法務大臣が見えておりますので、私が特にここで取り上げます問題の概要をかいつまんで申し上げますが、これは昨年の七月に飯能市の市会議員が収賄容疑で逮捕されたという事件でございます。そして、その事件は新聞で大々的に報道されました。その報道は、農地転用の問題をめぐって業者から賄賂を受け取ったと、こういう内容になっているんです。したがって、この新聞を見た限りにおいては、読者は、それはひどい話だというふうに思うのであります。  ところが、私どもも真相はわかりませんでした、当事者が逮捕されているわけですから。真相はわからなかったのでありますが、本人が釈放されて出てきてからいろいろと事情……

第91回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1980/03/29、11期、日本社会党)

○瀬谷英行君 いま岩動委員の方から東北、上越新幹線の問題でお触れになりましたから、私もその問題に関連をしてちょっとお聞きをしたいと思うのでありますが、青函トンネルの進捗状況ですね。それから、東北新幹線盛岡以北は一体どうするのかという問題。それから、青函トンネルが完成をする見込み。青函トンネルを利用をした場合の輸送方法、これは北海道新幹線と連絡をするのか、あるいは在来線で貨車輸送等に専念をするのか、その辺のところをまず冒頭にお聞きをしておきたいと思います。
【次の発言】 これは大臣にお聞きしたいんですが、北海道新幹線という構想は、青函トンネルが完成をするという以上は、この青函トンネルを利用して北……


13期(1983/06/26〜)

第100回国会 外務委員会、内閣委員会、運輸委員会連合審査会 第1号(1983/10/07、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 最初に巖参考人にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、いままでお聞きした範囲ではこの747が非常によくできた飛行機で、INSが仮に故障をしたとしても、あるいは操作を誤ったというようなことがあったとしてもランプがついてすぐわかるようになっていると、こういうお話でございました。また、気象レーダー等を見ることによって現在地を確認することはできるということでございましたが、たとえばこのニーバからニッピまで行く間に、その間にコースを外れたというふうに大韓航空機の場合は想像されるのでありますが、このニーバからニッピを飛ぶ間に自分の飛んでいる場所がわからない、誤ると、錯覚を起こすといったよう……

第101回国会 予算委員会公聴会 第1号(1984/03/29、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 社会党の瀬谷でありますが、最初に名東先生にお伺いいたしたいと思います。  EC型付加価値税についてかなり手厳しいお話がございましたが、大蔵省のねらい目というのは一体どこにあるのだろうか、そういう疑問が我々の方でもいろいろあるわけです。特に、税金の取り方なんですけれども、弱い者から束にして搾り取る、こういうやり方、それから相当持っている方には甘くする、こういうようなやり方があるのではないかという点が懸念をされるわけです。具体的には記帳義務法制化等について、零細な建設業者、例えば大工さんだとか左官屋さんだとか、そういったような零細な建設業者に、記帳不能の人たちに記帳義務の法制化でもっ……

第103回国会 内閣委員会,社会労働委員会,商工委員会,運輸委員会,建設委員会連合審査会 第1号(1985/12/11、13期、日本社会党)

○瀬谷英行君 先般、私は委員会の視察で北海道へ参りましたけれども、その際、墜落いたしました日航ジャンボと同じ747機に乗せてもらってそこの操縦席を見せてもらいました。そこで感心しましたのは、機械が非常に精密にできておって、INSなどというものがあって、どこを通ってどこへ行く、その次はどこへ行く、そういうことが時々刻々・数字でもってあらわれるようになってます。それから両わきにレーダーがありまして、そのレーダーには下の陸地がばっちり映るようになってます。操縦士、副操縦士、機関士、三人が乗っておりまして絶えず連携をとりながら飛行しているわけです。その緊張というものは、我々が見ても十分に肌で感ずること……


16期(1992/07/26〜)

第128回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号(1993/11/12、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 私の質問は時間がかかりません。安心してください。  原子力については、私は絶対に安全ということはないと思っております。危険で物騒だと思っていれば間違いない。気をつける以外にないんです。  それで当委員会で、当委員会といってもそのころは何委員会と言ったか、外務委員会だったかやっぱり座ってやったんです。外務委員会で強行採決が行われて、与野党入り乱れて大変な騒ぎになったことがある。それは日韓大陸棚協定の問題だったんです。  簡単に言えば、日韓両国で大陸棚、九州の西の方と韓国の南の方になりますかこの辺の日韓大陸棚というところで、そこを掘ると石油が出る、海底油田の鉱脈がある。だからここに投……

第129回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第1号(1994/02/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 今の問題にちょっと関連して、過剰包装対策について小富山参考人にお願いしたいんですけれども、確かに我々、例えば贈り物をもらったって、包装紙をとって箱があって、その中へ入っている菓子をまた紙でくるんでいる、こういうのがあるんですね。だけど、我々箱や紙は食えないんだから、中身だけでいいと言ったって、中身だけ買うわけにはいかない、消費者の立場として。そういう過剰包装対策というものを一体具体的にどうしたらいいかということ、その点についてお答え願います。

第129回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1994/04/01、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 松岡さんを中心として、ちょっと一般的な問題でお尋ねしたいと思うんです。  私は大正八年の生まれなんですよ。だから、恐らくこのメンバーの中じゃ最年長だと思いますけれども、私が小学校や中学校にいた時分は、学校が終わってから塾に行くという習慣がなかったんです。学校が終わってうちへ帰るとかばんを置いて遊びに行くというのが、私だけじゃなくて、ほかの連中もみんなほとんどそうだった。  ところが、今お話を聞いてみると、十二歳から十七歳までのティーンエージャーのうち、三時間もボランティア活動をやるということを聞いてびっくりしたんです。それからまた、この表、アメリカの子供たちの一日というのを見たら……

第129回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号(1994/06/03、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 我々は、やはり五十年後、五十年前あるいは百年後、こういうふうに刻んで物事を考えてみる必要があると思うんです。  今確かに、電力会社は原子力が大事だということのPRを一生懸命やっています。電力会社にしてみれば、そろばん勘定して原子力ほど大事なものはないと言いたいところなんでしょう。しかし、片方はどうかというと、北朝鮮で燃料棒を出したの入れたのというだけで地球がひっくり返るような騒ぎをしている。そして、経済制裁をやらなきゃいかぬというようなことを一生懸命言っているわけですよ。  相手が弱いと思うと、かさにかかっていろいろと重箱の隅をつっつくようなことも言いたくなるんだろうと思うけれど……

第132回国会 予算委員会公聴会 第1号(1995/03/10、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○瀬谷英行君 社会党の瀬谷であります。  最初に黒川先生からお伺いしたいと思っております。  今いろいろとお伺いしておりましたが、単に復旧じゃなくて復興が大事だということを言われました。もっともだと思うんです。何といっても、復旧ということになるともとのもくあみになるおそれがあるし、いろいろと土地問題に絡んで難しいことがあると思うから、これはやはりかなり英断を持って立派な都市計画というものを立てて、そして昔よりもっと立派な都市づくりをやるということが行われないと、これは何にもならないというふうに思います。  そこで、いろいろと考えていってみますと、そうは言ってみても、道路なんというのはそう簡単に……


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ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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