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柳岡秋夫 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

柳岡秋夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
465位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
413位

6期委員会出席TOP25
23位
6期委員会発言TOP25
23位
6期委員会発言(非役職)TOP25
22位
7期委員会出席TOP50
45位
7期委員会出席(幹部)TOP50
28位

このページでは柳岡秋夫参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。柳岡秋夫参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

6期(1962/07/01〜)

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1962/09/20、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 大臣が来ましてから重要な問題についてはお聞きしたいと思いますけれども、小児麻痺の生ワクチンの問題で、最近の外電によりますと、カナダでは小児麻痺のワクチンーセービン・ワクチンといわれておりますけれども、これを服用した四百万人のうち、四人が麻痺症状を起こした。そこで、特別諮問委員会としては、同国の保健省に服用の使用停止の勧告を行なったということがいわれております。また、アメリカにおきましても、3型を服用した成人が十六人発病いたしまして、そのうちの十一人が生ワクに含まれている小児麻痺ウィルスで麻痺症状を起こしたということで、アメリカの公衆衛生局長も、3型の服用は、非常の場合を除いては服……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1962/09/21、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は、大臣が時間がございませんで退席されるようでございますので、ILO条約の八十七号の取り扱いと申しますか、この問題についての大臣の御見解をお聞きしておきたいと思います。と申しますのは、私はこの条約がいまだに批准をされないということについては、非常に残念に存じているわけでございますが、最近自民党の中で、関係国内法五法の改正案をそれぞれ別個に提出をして、それら関係法が成立した後に批准案を提出をする、こういう基本的な構想をきめたということをいわれております。で、これは私はおかしいと思うわけでございます。批准案を批准して、初めて国内法の改正というのが、順序ではないかというふうに思うわけ……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1962/10/10、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私も現地を見てきまして非常に痛感したわけでございますが、こういう麻薬という国際的な問題は、私は国がすべての責任をとる、こういう立場を持たなければならぬと思う。  こういうふうに考えておりますが、現地で少ない予算ながらも、各機関が麻薬の撲滅について努力をしておるということについては感謝をしておるわけでございますが、特に私が感じましたことは、民間団体の協力で一兵庫県の場合は麻薬対策推進協議会、こういうものができておりまして、非常に献身的な働きをしておるわけですが、こういう団体に対する国としての資金的な援助というものについても、やはり考えてやらなきゃならないのではないか。取り締まり、あ……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1962/10/11、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は、江東総会訓練所の問題に関連いたしまして、まず大臣に御所見をお聞きしておきたいと思います。今さら言うまでもございませんけれども、すべての働く能力のある者には職を与えて、そうして健康にして文化的な生活を保障する、これが憲法の精神であろうかと存じます。そういう憲法の精神を忠実に実施をするというのも、またこれ政府の責任であろうかと思うわけでございますが、最近における科学の進歩によりまして、高度の技術が要請され、また、オートメーション化等による労働力の流動ということも非常に激しくなって参っておるわけでございます。こういう中で職業訓練所の持つ使命というものは、非常に重大だというふうに考……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第5号(1962/11/12、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 青木先生にお伺いしたいのですが、私も先般垂水病院に参りまして、いろいろな実情を見たり、また聞いたりして、今いろいろ申されました意見につきまして、深く考えておるのでございますが、その患者の中で更生する人が、垂水病院に参りましたとき約一割だと、こういうようなお話を承ってきた。船橋で大体どの程度の率で更生されておられるかということと、更生させるために、先ほど申されました生活指導療法ですか、それが非常に重要だということを申されましたが、六カ月から一年はぜひとも入院が必要だといわれていますが、この期間の中での生活療法ということを考えておられるのか、それとも退院後どのくらいの期間生活療法とい……

第43回国会 社会労働委員会 第3号(1963/02/07、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 まず、労働大臣にお伺いしたいのですが、所信表明にもありましたように、労働大臣の今後の労働行政のあり方というものにつきましては、今までのうしろ向きの傾向ではなくして、経済というものは労働がなくては成り立たない。したがって、労働行政も経済政策の一環として考えていく、こういうお話がありましたし、またその具体的な第一の柱として雇用の拡大、雇用対策というものをやっていきたい、こういうこともいわれておりますが、この点について私は賛意を表するものでございますけれども、その具体的な内容をお聞きしますと、職業訓練の拡充、強化ということが中心のようでございます。私は完全雇用の達成を目ざしていくという……

第43回国会 社会労働委員会 第4号(1963/02/19、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は、社会保険病院の問題について若干質問いたしたいと思います。現在全国で社会保険病院は六十六カ所あるというふうなことでございますが、その社会保険病院の設置基準と申しますか、健康保険法の第二十三条でいわれている必要な施設をする、そういう場合の方針というものについて、まず大臣からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 厚生省は、前々から、病院整備計画の十カ年計画とか、あるいは六カ年計画とかいうことで立てておりますけれども、この計画は公立病院に限る、という建前だそうでございます。しかし、医療機関の全国的な適正配置ということを目ざす場合に、やはり社会保険病院の新設あるいは廃止、こういう問……

第43回国会 社会労働委員会 第5号(1963/02/21、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 先ほど藤田委員の質問の中、あるいは答弁の中にもありましたわけでございますが、労働省として所得倍増計画を背景にして昭和三十五年と言っておりますが、長期計画を立て、そして昭和四十五年までに三百二十三万の技能労働力を養成していく、こういう計画を立てられたわけでございます。  ところが、実際にその計画がどういうふうに実施をされてきたかということを見ますると、たとえば昭和三十六年度には十二万九千人、また三十七年度には十五万三千人という訓練者数でございまして、計画からそれぞれ三万人以上も下回わっておる、こういうことが言われておるわけでございますけれども、そういう計画どおりいかなかった主要な原……

第43回国会 社会労働委員会 第8号(1963/03/07、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 林野庁にお伺いしたいのですが、現在国有林野事業の生産性向上をはかる、こういう目的をもちましていろいろと合理化が進められておる模様でございますが、当然その合理化が進められるということによりまして、そこに働く従業員の労働条件にも大きな影響を及ぼすわけでございますから、労働者で作っている全林野組合というのがありますが、この組合との話し合いがやはり十分行なわれて、そして業務を遂行していく、こういうことが必要ではないか、こういうふうに考えるわけでございますが、現在この全林野組合とのそういう話し合いが十分に行なわれているかどうかということをまずお伺いしたいと思います。

第43回国会 社会労働委員会 第10号(1963/03/14、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 今、藤田委員の質問に対しまして、労務ハンド・ブックの処理についての当局の意向というものがはっきりしたわけでございますが、やはりこの処理について、単に書かれたものを引き上げるとかということだけでは問題は解決しないし、解消しない、こういうふうに思います。今まで下部の機関において起きておる場合が、すべて労務ハンド・ブックといわれておりますけれども、この中に流れる一貫した思想の中から起きているということを考えますと、やはりこの処理に当たっては、先ほど申されましたように、中央の段階における労使の話し合いというものを十分にしていただきまして、そして今後の労働問題の紛争について、信頼感を持った……

第43回国会 社会労働委員会 第13号(1963/03/28、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は、まず、戦争というものが社会において最も大きな罪悪のものであるといわれておるわけでございますが、特に太平洋戦争の中におけるわが国の人的あるいは物的な被害というものは、はかり知れないほどの膨大なものであろうと思います。そういう点について、政府の調査あるいは統計等の資料が非常に不完全なものになっているというように私は思うわけでございます。そういう太平洋戦争によるところの物的あるいは人的損害、あるいは被害というものがどれくらいになっておるかということについて、もしおわかりでしたら、まずお伺いをいたしたいと、こういうふうに思います。

第43回国会 社会労働委員会 第15号(1963/05/14、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 時間がありませんから、おもな点について若干御質問をしたいのですが、現在日本の労働行政、あるいは日本経済の発展なり行き過ぎというような点からも、失業と雇用の問題が非常に大きく取り上げられておるわけでございますが、こういう中で、国が雇用主であるという立場にある駐留軍労務者の離職者対策、これに対する法律が期限ぎりぎりの中で出されて、そうしてわずかの審議時間しか与えられない、こういうような現実、これは政府みずからがこうした離職者に対する対策に熱意がないのじゃないか、あたたかい思いやりがない、こういうふうに私は考えざるを得ないのです。もっと雇用主であるという立場の責任の上に立てば、少なくと……

第43回国会 社会労働委員会 第21号(1963/06/06、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 基本的な問題につきましては、また労働大臣の出席のあったときに質問をして参りたいと考えておりますきょうは、今後の論議の一つの資料にしたいと思いますのでお伺いしたいのですが、労働省は、昭和三十三年に、産業災害防止五カ年計画というものを作って、三十七年まで推進をして参ったようでございますが、この産業災害防止五カ年計画の重点施策は一体何かということをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今の御説明は非常に抽象的なんです。たとえば中小企業に重点を置いたとか。重大災害防止に重点を置いたとか、こういうふうにいわれるのですが、そういう中小企業の労働災害をなくすために、具体的にどういう施策を……

第43回国会 社会労働委員会 第22号(1963/06/11、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 生活環境の整備と申しますか、公衆衛生を確保して国民の生活と健康を守っていくというからには、今非常に重要な問題になっておりますけれども、この生活環境の施設の整備あるいは拡充をし、これを強化していくということは、一体どこの責任なのかどうか、私どもとしては、これは個人に帰せられるべきものではなくして、あくまでも地方自治体なり、あるいは国として、いわゆる公共団体として当然やらなきゃならない仕事ではなかろうかというふうに思うんですけれども、そういう責任の所在は一体どこにあるのかどうか、そういう点について大臣の御見解をお伺いしたいと思います。

第43回国会 社会労働委員会 第23号(1963/06/13、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 本日は労働大臣もお見えになっておりますので、基本的な問題からお聞きしていきたいと思いますが、まず、この法律を制定した目的につきましてですが、最近、産業の近代化あるいは高度成長政策の進行、こういうことで、政府の統計等を見ましても、この労働災害の件数が漸増しておるわけです。そこで、もちろんこの労働災害の防止につきましては、官民一体と申しますか、それぞれ十分な対策を立てていかなければならぬということはわかるわけでございますが、しかし、私どもが、この法律の内容を詳細に検討して参りますと、この法律は、どちらかと申しますと政府の監督行政、これをこの法律で作られる団体に肩がわりさせる、いわゆる……

第43回国会 社会労働委員会 第25号(1963/06/20、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 この緊急措置法案は、現在ある清掃法の精神に基づいて公衆衛生の向上をはかる、こういう目的で作られたというふうに私は理解するわけでございますが、しかし、今までのこの委員会における質疑等を聞いてみますと、この五カ年計画は、私たちから言わせれば、非常にあいまいである。いわゆる資金的な裏づけにしても、何ら確固たるものがない。私は、清掃法をほんとうに忠実にこれを政府が守り、実施していくというならば、少なくとも三十八年度を初年度とする五カ年計画を策定する、そして、この法案がきまらなければ、そういう予算的な裏づけも、あるいは正式な五カ年計画も作れないのだ、こういうような態度では、この清掃法をほん……

第43回国会 社会労働委員会 第27号(1963/07/06、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 簡単に考え方を質問したいのですが、先ほど老人の雇用促進については労働省の所管だから、私らは知らないというよりも、考えていることは考えているけれどもというようなお話で、あまり積極的なお答えがないのです。  そこで、私は、やはり基本的理念の中に、その希望と能力に応じて、適当な従事する機会を与えていく、こういうふうになっておるわけですから、少なくとも、老齢者に対する雇用促進の特別な措置をやはり政府としては十分考えていかなくちゃならない、こういうふうに思います。特に最近における定年制の問題等もありまして、年寄りになると早くやめろ、こういうようなことが各企業において行なわれておるわけです。……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1963/03/14、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は、現在起きておるような石炭産業の危機というものは、もちろん調査団の答申の中にもいわれておりますけれども、世界的なエネルギー革命が大きな要因になっておる、まあこういうことでございます。しかし、単にそれのみでないと思います。と申しますのは、やはり当然そういう世界的な経済の動向というようなものにつきましては、十分経営者としてもあるいは政府としても、これを把握をして、そしてこれに対応する施策というものを立てていかなくちゃならぬ、こういうふうに思うんですが、こういう点についての配慮と申しますか、そういう世界的な経済の動向に目をおおってきたところに今日の危機というものが生まれたんではない……

第43回国会 逓信委員会 第9号(1963/02/26、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 関連。この法律が作られた当時、私おりませんでしたから、よくわかりませんけれども、会議録等を調べてみますと、当時の政府は、こういうものはなるべく早くなくすようにしたいということで提案をしているわけです。したがって、当然そういう公電法で禁止されていることを特例として認めるわけですから、一日も早く直すということは当然なんですが、そのためには、それに対応する、電話需要に対する電話の拡充施策と申しますか、もっと積極的に取り組んでいくということがやはり必要じゃないかと思うのです。したがって、それじゃこの法律が必要でなくなるような施策をこの五年間政府としては積極的にやってなかったということにも……

第43回国会 逓信委員会 第12号(1963/03/07、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 これは公社になるか、監理課のほうですかわかりませんが、質権設定状況を見ますと、事業協同組合関係の取り扱いが約半数以上占めておるわけですね。もちろん、全国的に見た場合、この事業協同組合の数が多いから、それだけ取り扱い数が多いといえばそれまでですが、利率の問題も、今鈴木委員のほうからちょっと質問がありましたけれども、事業協同組合の利率が、ほかの金融公庫等に比べますと高いといわれておるわけです。そういう利息の高い協同組合に半数以上の質権設定が集中をするということは、何か特別な理由があるのかどうか、その辺をちょっとお伺いをしたいと思います。

第43回国会 逓信委員会 第13号(1963/03/12、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 まず、NHK関係の予算について、三十八年度の予算編成の重点と申しますか、予算の特色、そういうものについて、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 私は、特に具体的な問題で質問をしておきたいのですが、今までもテレビの難視地域の解消ということが強く叫ばれているわけでございますが、全国的に見まして、難視区域というのは、一体どの程度あるのでございましょうか。
【次の発言】 この本年度の予算が、三十七年度を起点とする第二次六カ年計画の達成を期するための一環としての予算である、そういうようなことを考えて編成をした、こういうお話でございますが、今の難視区域の解消について、この第二次六カ年……

第44回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第1号(1963/11/13、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 ちょっと二つお尋ねします。大臣のほうに先に聞きたいのですが、昨年、石炭対策要綱を作り上げ、あるいは石炭の合理化計画というものを作られたわけです。このときに私どもは、この政府の石炭対策なり石炭の合理化計画は、生産を第一にして保安を第二にするというような内容があるし、また、閉山なり人員整理というものが非常に強く出されておって、労働者を路頭に迷わすものにほかならない、こう私ども批判をしてきたわけです。しかも、その後の各企業の合理化の推進を見て参りますと、労働省が立てる雇用計画も追いつかない、それ以上の離職者が出てきている。こういう形であって、そういう生産第一主義の政府の石炭対策が、私は……

第45回国会 社会労働委員会 第2号(1963/12/17、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 先ほど厚生大臣のほうから清掃法の改正について、次の国会に提案をしたいと、こういうようなお話がありましたので、清掃法の改正について、一点だけお考えを聞いておきたいのですが、前の国会でも若干触れた問題として、海洋投棄の問題があるわけです。この海洋投棄の全面的な禁止についての方向を、この際、私は打ち出すべきではないか、こういうふうに考えておるわけですが、この改正についての考え方をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 先ほど五カ年でなしに、二年でこの計画を達成したい、こういうことですので、時期は非常に早くなると思いますが、先般の国会でも厚生大臣は、おそらくこの計画が達成されれば、そうい……

第46回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1964/08/01、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 新潟地震に引き続きまして山陰地方、特に島根県を中心にして集中豪雨がありまして、多数のとおとい犠牲者を出しておるわけでございますが、非常に遺憾なことであり、また、心から御見舞申し上げたいと思いますけれども、この災害対策に対する厚生省のとってこられておる問題について一、二点考え方なり、その方針をお聞きしておきたいと思うのですが、まず第一は、この激甚災害の指定を受け、または受けておらない地域もあるのですが、特にその中で、公共事業の復旧費に対する負担法との関係でございます。これに対して、この負担法の対象事業として上下水道、あるいはその他の公営企業がこれに含まれておらないわけでございますが……

第46回国会 社会労働委員会 第4号(1964/02/13、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は、まず、大臣に、基本的な労働行政に対する姿勢について御所見をお伺いしたいわけでございますが、先刻の藤田委員の質問の中で感じているんですが、いままでの労働行政が経済政策に追随したというか、経済政策に振り回されているような労働行政になっているんじゃないか、こういう感じがするわけです。十年近くの間、政府が所得倍増計画ということで経済政策を進めているわけでございますが、その中で、確かに日本の経済成長率は世界で一番だ、こういうようなことを言われておりますけれども、一面では、やはり多数の国民が住む家もない、あるいは働くにも職場がない、こういう形で非常に苦しい生活をしておる、こういうふうに……

第46回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1964/09/10、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 第一班の報告をいたします。  藤田委員長と私が参加し、八月九日から十三日まで、鳥取県及び京都府における厚生、労働行政の実情、国民健康保険の実施状況、離農問題を含めた労働力の移動状況、労働災害の防止対策、最低賃金の実施状況等を中心として調査してまいりました。  日程は、八月九日の夜、東京を出発し、翌十日昼過ぎ鳥取県米子市に到着、国立米子療養所と県立整肢学園を視察の後、大山国立公園の大山寺地区に到り、諸施設と県下の自然公園整備計画について説明を聞き、ついで県立養老施設の母来寮を視察して三朝町に宿泊、十一日には、鳥取県庁において県当局及び労働基準局長から所管事項の説明を聞いた後、浦冨海……

第46回国会 社会労働委員会 第5号(1964/02/18、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 ちょっと関連して。いまの看護婦の基準法違反の実例と申しますか、それが三七%、あるいは三〇%、こういうことなんですが、どういうところを調査して、そういう数字が出たのか、具体的にちょっと調べてもらいたいと思う。それから全国的に、どのくらいの数の中で、そういう割合になっておるのか、それもちょっとお知らせ願いたい。
【次の発言】 私は、時間が限られておるようでございますので、生活環境の一般の問題につきましてはまた後の機会に譲るとしまして、当面問題になっております問題について、先般の国会で成立した生活環境施設整備緊急措置法との関連で厚生省当局のお考えをお聞きすると同時に、ひとつ適切なる御指……

第46回国会 社会労働委員会 閉会後第5号(1964/09/30、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 増原大臣が時間の関係で出られるそうでありますので、関連して一つだけ質問しておきたいと思います。  増原大臣は、この前の社労の委員会におきましても、一カ月以上になる段階において、いまだにこの勧告がどういうふうに処理されるのかをきめておらぬというのは実は遺憾であり、自分としては実施時期を含めて、そうしてこの勧告を尊重するように努力していきたい、こういう答弁をされているのです。しかし、いま大臣の答弁なり、あるいは大蔵政務次官の答弁を聞いておりますと、財源のめどがつかなければ六人委員会が開かれない、こういう感じを受けるのです。それは非常に本末転倒でおかしいと思う。増原長官は努力するといっ……

第46回国会 社会労働委員会 第6号(1964/02/20、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は、先般の委員会におきまして、労働大臣に対しまして、政府関係特殊法人の問題につきまして質問をしたわけでございますが、本日さらに具体的な問題について御質問をしたいと思うのでございます。  で、政府の代行機関としての特殊法人がどのように運営をされていくかということは、国民の生活にとってきわめて重要な問題であろうかと思います。しかしながら、現在の政府とこれら機関の関係を見てまいりますと、非常にその根拠法の中でも、監督権の問題、あるいは予算計画、資金計画や業務計画の面を通じて、あるいはまたそれぞれの次官の通達によって、それぞれの特殊機関の自主性を阻害するような面が多分に出ておるのではな……

第46回国会 社会労働委員会 閉会後第7号(1964/10/09、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は、池田総理が入院してから池田内閣には政治がないのではないかと思います。午前中は医療費問題がここでだいぶ問題になった。医療費の問題が六カ月以上も結論が出ないというのも、やはり池田総理大臣が入院されて決断がなされていないから結論が出ない。国家公務員の給与の問題についてもいまだ結論が出ないのはそこにある。そこで、先ほど鈴木委員のほうから、地方財政の問題について、政府の方針は知らない、こういうふうに言っておられましたが、新聞には池田総理自身が指示をした、こういうふうに出ているのですね。大蔵政務次官、田中大蔵大臣が一時間十五分かにわたって池田さんと話をされた、こういうのですが、その中で……

第46回国会 社会労働委員会 第8号(1964/02/27、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は、駐留軍に勤務をいたしております労働者の問題につきまして、関係の皆さんから御回答をお願いしたいと考えております。  で、この問題につきましては、しばしば委員会で論議をされておりますけれども、最近の新聞報道によりますると、アメリカのドル防衛戦略配備の変更に伴いまして、大量に駐留軍労務者が解雇される、こういうような報道がなされております。したがって、この内容につきまして、まず防衛庁の方から、今回の戦略配備の変更によってどういう影響が労務者にあるのか、その点をお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 情報を入手していると、こういうことでございますが、少なくとも安保条約の中におきまし……

第46回国会 社会労働委員会 第9号(1964/03/03、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 先ほど篠田病院の問題で藤原委員のほうから質問があったわけですが、私も若干関連をいたしましてお伺いしたいわけでございますが、先ほどからのお話を聞いておりますと、篠田病院が経営の不振におちいったのが大体三十七、八年ごろから、こういうお話でございます。また、東京都の方の話ですと、この法に定められているいわゆる財産目録なり、あるいは会計収支状況なり、そういうものをさっぱりつくらない、こういうこと等があります。私は、医療機関の問題は非常に人命に関する問題で、一般工場なり、あるいは会社なりの設立と違って、きわめて重要な問題だと思うのです。したがって、昨年の国会におきましても、この医療機関の適……

第46回国会 社会労働委員会 第10号(1964/03/05、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 いまの問題につきまして、若干関連してお伺いしたいわけですが、この港湾労働の問題につきまして、政府も、おそらくその重要性を認識をして、三十七年八月九日ですか、この審議会に問題を提議した、こういうように思うのですけれども、先ほどからの大臣等のお話を聞いておりますと、答申が出たばかりではあるし、これから検討をして、そうしてやっていくので、今国会の提出は間に合わない。さらにまた、これから諸外国の実情の調査をして、そうして対策を立てていきたい、こういうようなお話でございます。私は少なくとも審議会に、この問題を提案をする際には、政府として何らかの基本的な方針を持って、そうして提案をされたと思……

第46回国会 社会労働委員会 第11号(1964/03/10、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 時間がございませんですから、簡単にお伺いしたいのですが、安全性の問題につきましては、先生方から確信のあるお話をいただきまして、私どもも非常に勉強になったのでございますが、しかし、いま全国的に各地域で、この投与を前にして非常に騒がれておるということは、やはりどこかに欠陥があるのではないかと、こういうふうに私は考えております。まあそのことにつきましては、午後の中でも厚生省と御論議をしてまいりたい、こういうふうに思っておりますが、笠原先生は、今度つくられました日本生ワク会社のほうにも関係しておられるというふうに思うのですが、先ほどのお話ですと、価格が非常にソークと比べまして、はるかに安……

第46回国会 社会労働委員会 第12号(1964/03/12、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました国有林労働者の雇用の安定に関する法律案について、その提案理由及び概要を説明申し上げます。  現在、五十万人に及ぶ山林労働者は、人里離れた山奥で家族と別かれ、昔ながらの封建的身分差別と非近代的な労働条件に苦しみながら、森林資源の造成、木材生産に従事しているのであります。しかし、池田内閣の提唱する所得倍増政策は、山林労働者をも一そうの貧困の谷間におとしいれ、近代文化の恩恵に浴することもなく、生活の近代化は全くの夢物語にすぎない状態であります。すなわち、これらの労働者の賃金は、依然として人間としての最低生活を維持するにはほど遠……

第46回国会 社会労働委員会 第14号(1964/03/19、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 本案に関連をいたしまして、最近における労働災害の問題について、労働省当局の御見解をお聞きしたいという考えでございます。  最近、労働災害が非常に注目を浴びてまいりまして、人命尊重という立場からの運動も、この国会前におきまして高まっておるところでございますが、政府の発表しておりまする統計によりますると、昭和三十八年度におきまして、死傷件数、休業一日以上でございますが、七十四万四千件、さらに、また、死亡に関しましては六千三百件、千分率は三二・六、過去の三十二年以来の統計を見ましても、年々労働災害が増大をしておる、こういう状況でございます。これに対して、政府は、現在、国会に労働災害防止……

第46回国会 社会労働委員会 第15号(1964/03/24、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 越後貫先生にお答え願いたいのでありますが、先ほど先生のほうから、この研究所の設立にあたっての経過並びに今後の運営方針について御説明がございました。それで、株式会社が二社ほど入っておったので株式会社としなければならなかったという点、さらに、また、今後の運営としては、しかし、そうであっても、公共事業的な考え方をもって運営をしていきたいのだ、こういうふうにおっしゃっているわけでございますが、しかし、一応そういう営利事業会社がこれに関与しておるということになりますれば、私は、その会社の今後の運営としては、やはり営利事業的な考え方が入ってくることは明らかではないか、こういうふうに思います。……

第46回国会 社会労働委員会 第16号(1964/03/26、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 今回の一部改正の趣旨が、提案説明の中にもありますように、案件の迅速、かつ、適正な処理をはかるためだと、こういうことになっております。したがって、現在の案件の処理状況について、現在やられておるのが、こうした迅速、かつ、適正な処理がはかられていないということに裏を返せばなるのではないか、こういうふうに思いますし、また、現実には確かに一年ぐらい引き延ばされておる、こういうような現状も見受けられるわけでありますが、この現状についてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 十三カ月くらい要するということでございますが、これは単に審査官が数が少ないということだけではないんじゃないか。この審査……

第46回国会 社会労働委員会 第17号(1964/03/31、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 当面、日本の国内におきましても、また、韓国内におきましても大きな問題となっております日韓会談に関連をいたしまして、現在日本の国内に在住する朝鮮人の実態等についてお伺いをいたしてまいりたいと思います。  まず、厚生行政の中で、日本の国籍を持っておる者と、そうでないいわゆる朝鮮人との間に、たとえば生活保護なり、あるいは社会福祉施設の利益のなり、あるいは社会福祉施設の利益の享受等について、どういうふうな差異と申しますか、すべて平等ではないというように思いますけれども、どういうような違いがあるのか、まずそういう点をお伺いしてまいりたいと思います。

第46回国会 社会労働委員会 第18号(1964/04/02、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 雇用促進事業団の中で起きております事件につきまして御質問してまいりたいと思いますが、事業団の秋田総合訓練所の中で、組合の執行委員である青柳さんが、最近脅迫罪ということで起訴をされているようでございます。これについての概況と申しますか、どういう経過であるのか、そういう点をまずお伺いしたい。
【次の発言】 その脅迫の疑いということでございますが、当時労働組合は年末手当の問題で争議をやっておりまして、たしか宿日直拒否の戦いと申しますか、いわゆる労働者としての当然の権利の行使をしておったわけでございます。そういう中で、いま申しましたように、事業団は宿日直のための臨時雇いを入れておるわけで……

第46回国会 社会労働委員会 第19号(1964/04/07、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 先ほどからの質疑を聞いておりまして、一体この免許を与える目的というものはどこにあるのかということをまずお伺いしたいわけです。いわゆる免許ということになりますればいろいろあると思うのですけれども、いわゆる資格ですね、その取り扱う資格が適当かどうかということを見るためのというか、そういうことをひとつ調査をして、そういうものの資格に合っているものに対して免許を与える場合、あるいは麻薬の場合ですと、先ほどから言っておりますが、社会的に非常な影響の大きいものであるからというようなことになりますと、一面では、その麻薬の製造された品物を十分管理、把握のできるようにするために免許を与えるという場……

第46回国会 社会労働委員会 第20号(1964/04/09、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 きょうはお忙しいところ、ありがとうございました。前回の委員会で、雇用促進事業団の中における労使の問題につきまして、労働省に対し、一応御質問をいたしたわけでございますが、やはり当事者でない関係もありまして、十分な納得のいく回答が得られませんので、本日は、ひとつ当事者として明快な御回答をお願いしたいのであります。  業務を運営するにあたりまして、労使が安定していなければならぬということは、これは御承知のとおりでございまして、そういう中で、私どもも、常に、特に政府関係機関の労使の問題につきまして関心を持っておるわけでございますが、最近、雇用促進事業団の中における全総訓という労働組合が、……

第46回国会 社会労働委員会 第21号(1964/04/14、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 先ほどの御質疑を聞いておりまして、この毒物、劇物の取り扱い者が約二十万ある。そこの中の大体営業者ですか、五万八千くらいのものに対して今回の改正がなされておる、こういうふうに私ちょっと理解したのでございますが、しかし、いままでの資料等を見てみますと、毒物、劇物による被害というものは非常に多くなってきているわけですね。したがって、特にいま最後に申された農薬の被害等におきましては非常に多くなってきておるという観点からすれば、この五万八千くらいの営業者だけの規制で、あとは現行法によってやっていけるのだということでは、やはり根本的な取り締まりの改正にはならないのじゃないか、こういうふうに理……

第46回国会 社会労働委員会 第22号(1964/04/21、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 いまの農薬の問題に関連をして、先般の委員会で、農薬の事故が非常に多い。したがって、これに対する対策として厚生省としても十分なPRをしていきたい、こういうお話があったわけです。ところが、いま質問を聞いておりますと、そういう取り扱いなり、あるいは散布の問題については農薬取締法のほうでやっておるので、この毒物、劇物取締法とは関係はないのだ、こういうふうに私は受け取っておるわけですが、そうしますと、先般の農民に対する取り扱いのPRというものは厚生省の所管でなくて、農林省でやるということでございますか。その辺ちょっとお尋ねしておきたい。

第46回国会 社会労働委員会 第23号(1964/04/23、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 今回のこの法律案の内容を見てみまして、経理事務の合理化と申しますか、簡素化をはかって、より合理的な運営をしていくという点について私ども異論はないわけでございますが、しかし、現在、保健所全体の問題を見てみますと、単にこの経理事務の合理化だけで、いわゆる補助金をそれぞれ統合するというだけで、保健所がその趣旨に従っての適正な運営がはかられるというふうには私どもは考えておりません。やはり根本的な対策としてそのことも必要でございますけれども、しかし、より私どもが気をつけていかなければならない点としては、やはり保健所の機構そのものをもっと合理化していかなくちゃならぬ、こういうふうに考えておる……

第46回国会 社会労働委員会 第24号(1964/05/07、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 大臣がおられませんので、また基本的な問題は大臣が参られたときに質問したいと思いますが、今度の改正に先立って、中小企業退職金共済審議会から十一月に大臣あてに答申が出されております。この答申がどういうふうに今度の改正の中に織り込まれておるのか、答申の中でこの改正の中に入っていない部分があるのかどうか、そういう点をお聞きしたい。
【次の発言】 そこで、今度の改正案で、中小企業の範囲というものを、いままでの二百人から三百人というふうに引き上げたのでございますが、本来、この退職金というような問題は、労働組合法にもありますとおり、労働条件の一つとして、いわゆる賃金の問題でございますから、当然……

第46回国会 社会労働委員会 第25号(1964/05/12、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 国民年金は、日本の年金制度の中で最も対象者の多い、非常に中核的な立場にあるわけでございますが、この国民年金が非常に魅力がない。毎年の加入率を見てみましても非常に悪い、こういうようなことを聞かされておるわけです。昭和三十七年に社会保障制度審議会が、社会保障制度の問題で答申、勧告を行なっておることは御承知のとおりでございますが、わが国の年金制度に対する答申に基づいた今後の展望と申しますか、そういうものが私は何かまだ確立されておらない。今回、厚生年金法の改正案が本院にもあした提案されるらしいのでございますけれども、これを見ましても、あるいは国家公務員なり、公共企業体等共済組合法の改正案……

第46回国会 社会労働委員会 第26号(1964/05/14、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 大臣が来られましたので、先般の委員会で若干触れた点もあろうと思いますが、基本的な問題について大臣の御見解を伺っておきたいと思います。  この中小企業退職金共済法というものが、中小企業労働者の雇用の安定なり、あるいは福祉の向上をはかる面で確かに寄与する面は多いと思います。しかしながら、基本的な問題として、こういう退職金制度をつくる以前の問題として、もっと中小企業、特に零細企業に働く労働者の雇用安定なり福祉の向上をはかるためには、たとえば厚生年金なり、あるいは失業保険なり、あるいは労災保険なり、こういうものをまず解決をすることが私は必要ではないか、こういうふうに思うのですが、こういう……

第46回国会 社会労働委員会 第27号(1964/05/26、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 先ほど徳永委員のほうから附帯決議の問題について、どういうふうになっておるのかという質問に対して御答弁があったわけでありますが、この国民年金が発足して以来、相当な改善がいろいろ行なわれているわけでございますけれども、しかし、改善が、何か大臣に言わせると、国家財政に大きく制約をされるのだということを言われますけれども、改正の基本方針と申しますか何か一つの目標を持った改正の方針というものがなければいけないのじゃないかと思うのです。それが毎年毎年の改正の中では、何か場当たり的なような感じを受けるのですね。したがって、改善する場合に、どういうような将来の展望を持って毎年毎年の改正というもの……

第46回国会 社会労働委員会 第30号(1964/06/04、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 きょうは大臣もおりますので、総括的に御質問したいと思いますが、昨年ですか、中小企業基本法というものが成立をしたわけですが、この中小企業基本法とこの中小企業退職金共済法の関連は一体どういうふうになっているのか、少なくとも、基本法というものができたからには、これに関連する法案は、すべてその基本法の精神に基づいて、整備あるいは改正をされていかなければならぬ、こういうふうに考えているわけでございますが、この点をお伺いをしたいのであります。
【次の発言】 いまの大臣の答弁ですと、私のほうからそういう質問をしたので、そういうお答えをしたというふうにしか受け取れないわけです。と申しますのは、提……

第46回国会 社会労働委員会 第31号(1964/06/09、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 この母子福祉法の内容、あるいはその孝え方等について、先般委員会の中で若干触れられたわけでございますが、それぞれきょうお願いしておりました方々の中でお忙しい方があるそうでございますので、まず、自治省の方に御質問をしていきたいと思うのですけれども、現在、母子家庭の福祉について母子相談員というものが置かれておるわけです。これが、たしか昭和二十八年でしたか、現行法ができましたときに、母子相談口については、少なくとも福祉事務所にそれぞれ一人ずつ配置をしなくちゃいけない、こういうような施行通達が出されているものと思います。しかし、現在の母子相談員の数、あるいは福祉事務所等の数を見てみますと、……

第46回国会 社会労働委員会 第32号(1964/06/11、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 産業災害が非常に国家的な損失、あるいは経済的な損失も大きいということは資料にも出ているわけでございますが、この産業災害の最近における傾向についてお伺いをしていきたいと思いますが、まず、労働省は三十三年に産業災害防止五カ年計画というものをつくりましてこの防止の推進をしてまいったようでございまして、その結果、非常に労働省の評価としては、災害率と申しますか、そういうものが年々低下をしてきておる、こういう見方を一面ではしておるわけでございます。しかし、その内容を分析をいたしてまいりますと、たとえば事業規模別なり、あるいは年齢別なり、いわゆる就業構造別にこれを見ますると、もっと真剣に対策を……

第46回国会 社会労働委員会 第33号(1964/06/16、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 この法案の提出にあたって、三十七年八月の社会保障制度審議会の答申に基づいて提案をしたと、こういうふうにいわれております。しかし、三十七年に答申が出され、今国会にこれを提案をするということは、時期的にみて若干問題がひとつあります。それから、慎重に検討をしてここに提案をした、こういうことでございますので、そういう点から申しますと、はたして社会保障制度審議会の答申の内容に沿った真に有力な研究所ということに相なるのかどうか、私どもが内容を見てみますと、決して社会保障制度審議会が意図しているようなそういう研究所ではないと、こういうふうに私は感ずるのでございますが、こういう点について、立法咽……

第46回国会 社会労働委員会 第34号(1964/06/23、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 提案者でなくて、厚生省の厚生行政の立場からちょっと質問しておきたいのですが、この環衛法が、いわゆる当初の法律の立法の精神と申しますか、それはあくまでも公衆衛生の向上を目的とすると、こういうためにこういうふうにするんだというふうな趣旨であろうと思います。ところが、これがだんだんこう改正されてくるたびに、経済立法的なところに重点が置かれて、いま一般国民大衆がおそれておると申しますか、考えておりますことは、何かこの法律によって無限に料金の引き上げが行なわれる、いわゆる不当に自分たちの利益が侵害されるんじゃないだろうか、こういう疑問が非常に多く出ているわけですね。したがって、そういう国民……

第46回国会 社会労働委員会 第35号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 今度の法改正で、大東亜戦争のみならず、日華事変までさかのぼって、手当と申しますか、一時金なりを出していくと、こういうことでございますが、考えてみますと、戦後、大東亜戦争が終わってからも、もう二十年近くなるということで、これはもはや戦後処理というよりは、一般的な社会保障制度の中に含めて、全国民的な立場からこういう問題を処理していくということがそろそろ必要ではないか、こういうふうに私は考えております。したがって、一体、政府は、社会保障との関係でこういう問題をどういうふうにとらえられておるのか、ひとつお考えをお聞きしておきたいと思うのです。

第46回国会 社会労働委員会 第36号(1964/06/26、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 さきに戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部改正等もございまして、軍人軍属等につきましては、いろいろの点が改善をされているわけでございますが、原爆被爆者の援護について、現在のところ、医療を目的とした法律があるわけでございますけれども、これでは非常に不十分な点が多多あるわけです。そこで、厚生大臣も、先般の広島におきましての一日内閣の中で、この被爆者の援護について考えていきたいと、こういう御発言があったと思うのでございますが、大臣のこれに対するひつと御見解をまず承っておきたいというふうに思います。
【次の発言】 大臣のいまのおことばに期待をいたしまして、ぜひ私どもも、すでにこの医療等に関……

第47回国会 社会労働委員会 第2号(1964/12/03、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 失業保険制度の問題につきまして、八月十八日の閣議であのような方針が決定されましてから、非常に労働者に大きな不安と申しますか、混乱を与えていると思います。また、関係各地方自治体におきましてもこの問題を重視をいたしまして、おそらく大臣等のところにも相当強い陳情がきておるかと思います。  そこで、先般の本会議におきまして、社会党の鶴園議員のこの問題についての質問の答弁で、大臣は、現在、失業保険法を改正をして、受給資格取得期間を延長する等の処置をする意思はございませんと、こういう答弁があり、また、そういう法律の改正もする意思がないということでございます。しかし、いまの大臣の所信表明を伺い……

第47回国会 社会労働委員会 第3号(1964/12/17、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 関連。いまの次官会議の問題に関連しまして、佐藤総理がそういう約束をしたということはいいのですが、口約束だけでは何にもならないので、新内閣になってからまだ次官会議を一回も開催していないのじゃないかと思いますが、やっておりますか。
【次の発言】 再開しているというならいいのですが、聞くところによると、新内閣になってからやっておらないということを聞いておりましたし、ただいまの全電通をはじめ、国鉄にしても全専売にしても、それぞれ賃金の要求を出して当局と交渉しているわけですが、いま鈴木委員のいわれましたように、いろいろな問題がひっかかっている、こういうことでまた昨年と同じようなケースが起こ……

第47回国会 社会労働委員会 第4号(1964/12/18、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 最近の人口都市集中化とか、あるいは生活水準の向上とか、いろいろ客観的な情勢によって、この清掃事業が非常に全国的な問題になっているわけでございますが、さきの国会でも生活環境施設整備緊急措置法というのができまして、その成立の際に、この清掃事業に対する今後の方向としての決議がなされております。その中で、特に「政府は、自治体に対して、自治体が責任をもって清掃事業の適切なる実施を期するよう行政指導すること。」こういう一項目があるわけでございますが、厚生省並びに自治省として、この決議に基づいてどういう自治体に対しての行政指導をなされておるのかということをまずお聞きしたいわけです。と申しますの……

第48回国会 議院運営委員会 第6号(1965/02/09、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 関連。できれば、どういう法案を参議院先議にするのか、その内容についても御説明いただければ幸いだと思います。

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1965/02/19、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 資料をちょっと要求しておきたいのですが、一つは、帰っちゃって困るのですけれど、建設省関係と運輸省関係ですが、建設省の建設工事における公衆災害の防止対策の中で、三十八年、三十九年の行政処分並びに指導をやっているわけですが、これの処分内容と、それがどういうことでそういうふうな処分を受け、また指導を受けたのか、これの詳細を出してもらうのが一つ。それから中央建設業審議会というのがあるそうですが、これのメンバーをひとつ。それと、その審議会から建議したもの、どういうものが出されたのか、それに関連して市街地土木工事公衆災害防止対策要綱、これをひとつ。もう一つは運輸省関係で、三十七年から国際空港……

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1965/04/09、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 せっかくの機会でございますので、今後私どもが論議をする参考に諸先生の御意見を若干お伺いしたいと思うのです。  先ほど進藤先生はじめ各先生も、この産業公害防止の基本的な理念と申しますか、その理念は一体どこに置くのかということについて、まあ国民の保護、そしてさらに生産の増強、それを調和さしていくことが大事だ。しかし、この国民を保護し一方で生産を上げていくということの調和は、これは言うべくしてなかなか困難な問題じゃないかと思います。先ほど白沢先生も言われましたように、産業の発展を阻害しないようにということにやはり重点を置かれている。また、中小企業におきましても、非常に零細な企業であるか……

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1965/05/12、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 まず、最近の公害の問題について、全国的に大きな問題を巻き起こしておるわけでございますが、この公害というのは一体何かということについて、先般の本会議において一応、質問はしたの、ですが、明確な政府の答弁が出ておりませんので、まず政府の公害に対する定義についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 厚生省はこの公害の問題について、まず公害基本法というものを制定して、基本的な考え方と申しますか理念というものを確立をして、積極的に公害対策、公害の防止に当たろう、こういう考え方を前々から持っていたように伺うのであります。そしてまた、この国会にぜひともその法案を出して審議をしていただきたい、こ……

第48回国会 社会労働委員会 第7号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 社内預金の問題について、関連して若干質問しておきたいんですが、いま労働大臣は労使の問題だと、これはもちろん私もそう思います。しかし、現在の日本の労使関係の中で、労働組合が経営権を持たないそういう中で労働組合、労使の考えを聞いても、私はそれが根本的な解決にならぬと思います。やはりこれを将来廃止をするかどうかは別として、現実的に社内預金の数が相当ある。しかも、それが先ほど来言われているように、一年に四千二百件、ことしはもっと多くの倒産件数が出るのではないか、こういわれている中で、労働者が非常に犠牲をしょわされている、こういう段階で、私は、やはりもっと政府の、特に労働者を保護する労働省……

第48回国会 法務委員会 第7号(1965/03/04、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 関連して。電電公社として違法のおそれがあるということで届け出をしたということなんですが、違法だというのはどういうことで違法なのか。この物件が、先ほどからの御答弁を聞いていますと、まだ完全に検査をしておらない。したがって、盗聴器であるかどうかということもはっきりしないという段階で告発をしているわけですね。したがって、違法だというのは、公社の所有物である電線を切ってそこへつけたというのが違法だということなのか、それとも、品物が盗聴器だという断定の上に立っての違法なのか、その点をちょっと明らかにしてください。
【次の発言】 関連して。それはもちろんわからぬと思いますが、取りつけてあった……

第48回国会 法務委員会 第12号(1965/03/25、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私もしろうとでちょっとわからないのですけれども、身分的な問題ですね。執行吏の先ほどから国家公務員国家公務員ということばが出ているんですが、国家公務員なんですか。
【次の発言】 国家公務員法のどこにその根拠があるんですか。
【次の発言】 そうすると、特別職ということですね。国家公務員の特別職。
【次の発言】 執達吏規則の中で「官吏法の適用」という項があるんですが、官吏法というのは、そういう法律があるんですか。
【次の発言】 そうしますと、この執達吏規則に定めた以外のものについては国家公務員法も当然適用されると、こういうことに理解していいですか。

第48回国会 法務委員会 第13号(1965/03/30、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 関連して。いま稲葉委員からも言われましたけれども、この資料を見てみましても、各職務それぞれ非常に欠員が多いわけですね。それで、これだけの欠員があって、行政監察局なりその他関係方面から指摘をされておこらないのですか。
【次の発言】 先ほどの説明では、欠員があっても何とかやりくりしていく、こういうようなお話であったのですけれども、しかし、この数を見ますと、やりくりという程度のものではないような感じがしますしね。また、そういう考え方があるからこそ、なかなか欠員の補充ができないのではないかというふうに思うのですね。したがって、裁判所の職員の労働というものは非常に強化され、過重になっている……

第48回国会 法務委員会 第17号(1965/04/22、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 執行吏の数が全国で三百三十何人かの数字になっているわけでございますが、それで十分現在の業務量といいますか、案件についての処理をするに適当な数というふうに認めておられるかどうか、まずその点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 最高裁のほうから出されました資料等を見ますると、執行吏の犯罪と申しますか刑事事件が非常に多いわけで、これはどういう要因といいますか理由でこうした刑事事件が発生するのか、どのようにお考えですか。
【次の発言】 この執行吏が、国家公務員法の適用を全面的に受けない公務員、こういうふうな形になっていると思うのですが、そういう犯罪が起きるということは、半ば自由業的な……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 議院運営委員会 第5号(1965/08/03、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 総裁の先ほどの御答弁を聞いておりますと、百三十九人という数字を明らかにしましたけれども、その百三十九人は、どういう容疑をもって逮捕されたのかということについては、大多数は地位利用だろうということで、正確なお話はないわけです。そこで、少なくとも専売公社の組織の中で、下部の重要な地位にある者が逮捕されているわけですから、組織上からいっても、当然下部機関からそれぞれ報告がなされていると思うのです。したがって、ここでそれが明白にできないということはないと私は思うのですが、その点をひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 ひとつ、詳細な資料を、できましたら提出していただきたいと思う……

第49回国会 議院運営委員会 第6号(1965/08/04、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 先ほど大矢委員の質問に対して、今度の参議院選挙にあたって、小林章君の選挙についてやってくれということを総裁としては言った覚えはない。こういうような発言がございましたが、しかし、それじゃだれがやったのかという疑問を持たざるを得ないわけです。と申しますのは、この百四十名からにのぼる逮捕者の容疑の内容を見てみますと、ほとんど全国的にわたっておりますし、さらに、内容が地位利用、公金流用、あるいは、たばこの小売り人を一堂に集めて頼むとか、大体同じような容疑になっているわけですね。したがって、全国的なそういう状態を勘案いたしますと、これはおそらく個人個人の方々がやったというふうには受け取れま……

第50回国会 議院運営委員会 第1号(1965/10/06、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま問題になっておりまする会期の問題について、わが党の意見を述べると同時に、衆議院で決定をされました七十日の会期について反対をいたしたいと思います。  まず、その理由の第一点は、いま国民がこの臨時国会に期待をしている問題は、何と申しましても、年々の物価の値上がりから来る生活苦に対して、国会でどう対策を立てていくか、あるいは公共料金が軒並みに値上げされようとすることの対策をどう打ち立てるのか、あるいはまた、過般の人事院勧告の問題をどうするのか、あるいは、不況対策をどうするのか、それからさらには、先般の幾つかの台風によって災害を受けたその災害対策……

第50回国会 議院運営委員会 第5号(1965/11/24、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 公聴会開会の承認にあたって一言意見を述べて、そうして議運の委員長並びに議長の善処をお願いしたいと思うのでございますが、本案件について、御承知のように衆議院段階におきましては、こうした公聴会を開かずに送付をされたということは、まことに遺憾であり、本院において日韓特別委員会の中で、こうした公聴会が開催をされるということについては、参議院としての良識と申しますか、適切な処置であるということを私どもも考えております。しかしながら、公聴会、あるいは地方に行って、地方の方々の意見を聴取するということは、やはり国会内におきましてこの案件について十分な審議をするということが、まず前提でなければな……

第51回国会 議院運営委員会 第6号(1966/01/26、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私はこの際、国会職員等の給与問題について若干の要望を申し上げておきたいと思うのでありますが、今回の四十一年度のこの要求にあたって、関係の皆さん方の御努力で若干の前進は見たと思うのでありますけれども、この行政職(一)表あるいは。表というような問題について、長い間、国会職員等においてこの不当な賃金差別についての撤廃を要求してきたところであります。もちろん、各官庁等において行政職(二)表を適用されておる職員がおるかと思いますけれども、しかし行(二)の適用者は、ほとんど、単純なと申しますか、非常に仕事の面で困難性もなく、また責任もないというような仕事に従事をしておる職員が適用されておりま……

第51回国会 議院運営委員会 第8号(1966/02/01、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 先ほど、大矢委員が言われましたように、警察庁としての右翼の暴力団に対する対策については、先般も検事総長の談話にもありましたし、また法務大臣からも、そういうことが言われたと思うのですよ。これは今度だけではなくて、数年前から暴力団に対する対策をもっときびしくするということを、国会の答弁の中でも言われているわけですね。そういう中にありながら、何か事件を起こさなければ、その人の名前は名簿に載せないのだと、こういうことでは、一体、暴力団に対する対策として十分だというふうに私は思えないのです。ふだんから、そういう人について十分監視をし、あるいは注意をしていく。そういう中で初めて、事件をあらか……

第51回国会 議院運営委員会 第18号(1966/03/30、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私はこの際、特に議員秘書の給与について若干の質問と要望をしておきたいと思いますが、まあ秘書の仕事と申しますか、その置かれている立場からして、秘書の給与が非常に低いということが再三言われております。特に、秘書の給与の中には、通常、民間企業あるいは国家公務員等において支給されておりまする扶養手当あるいは通勤費の手当等も支給されておりません。あるいは昇給制度もない。こういう中で、毎年毎年この法律改正の段階で相当強い要望が出されているわけでございますが、今回もこの立場から、予算折衝の中で、第一秘書あるいは第二秘書、それぞれの要求があったと思います。ところが予算折衝の段階では、第一秘書につ……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1966/02/25、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 ちょっと、きょう説明を聞いた範囲でお伺いしておきたいのですが、先ほど公害防止のための施設に対する融質の問題で、事業団が個別融資を今度から始めるということでございます。去年、この事業団法が成立した段階で私どもが論議をした中で、この中小企業金融公庫の、公害の防止のための中小企業者の利用が非常に少ないということが若干論議されております。そういうことの一つの問題点としては利子が非常に高かった。こういうことがあると思うのですが、今回、中小企業に対して六分五厘という値下げを行なったということについては、非常にけっこうだと思うのですけれども、三年ということに限った理由は一体どこにありますか。

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1966/03/11、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 関連。この産業公害防止のために、技術的な研究なり、あるいは施設の開発、こういうものについて、やはり政府が統一した研究機関なり、そうしたものを持たなくちゃならぬということが叫ばれていると思うんですけれども、科学技術庁として、この公害防止のためにどんな機構があって、どのような機能と申しますか、責任を果たしておるのか、その辺から、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま、瀬谷委員のほうからの御質問の中で、通産省なりあるいは厚生省、それぞれ研究もされ、あるいは防止をするためにどのような技術的な施設が必要であるかというようなこともやられておると思うのですけれども、科学技術庁としては……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1966/03/18、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 この行政の一元化につきまして、私も昨年の四十八国会で、公害防止事業団法の審議の際に、佐藤総理に対して質問いたしております。そのときの佐藤総理の答弁は、いまちょうど安井総務長官が言ったのと同じようなことを言っておるわけですね。しかも、ちょっと違うのは、公害対策推進連絡会議において十分現状把握あるいは将来のあり方等を見きわめて、早急に公害基本法をつくるかどうかという問題も含めてやっていきたい、こういうことを答弁しておるわけです。ところが、いま総理府総務長官は、三十九年の四月にこの会議を発足さしたと言われておりますが、その議長はまあ総理府総務長官ですが、会議の開催は一体どのくらいやった……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1966/03/25、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 関連。一つだけ。  私は、統一した公害防止のための行政を積極的に進めるために責任ある機関を一つ設けろということについて、しばしば皆さんとともに政府に要求しているわけですが、その前に、まず、一体政府は公害防止の基本的な理念というものをどう考えているのかということをお聞きしたい。  いま、各省の総合調整ということで推進連絡会議ができている。私どもがいままでの議論をずっと聞いておりまして、その総合調整というのは、政府のいままでの公害防止のための基本的な考え方、すなわち、ことしの通産大臣のあいさつの中にもありましたように、「生活環境の保全と産業の健全な発展との調和を求める」、こういう言い……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1966/06/03、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 大気汚染対策の問題で、関連して一つだけお聞きしたいと思います。  影響調査の件ですが、先ほど二カ所ほど実施をする、これはどういう規模ですかね。方法と、その内容について、まずお伺いしたいんです。  さらに、もう一つは、二カ所先ほど――地域はちょっと忘れましたけれども、各地方自治体で自主的に、住民の健康診断、公害問題に関連した健康診断をやっていこうという働きが強く出ているわけでございますが、こういう各地方自治体に対する国の援助と申しますか、指導というか、そういう現状はどうなっておるかですね。この二点についてお伺いしたいと思います。

第52回国会 議院運営委員会 第1号(1966/07/11、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 百九十日という非常に大幅な会期の国会が終わった直後に、政府は本日から臨時国会を召集されたわけでございますが、しかも、その意図するところを伺いますと、五十一国会で成立をしなかった、たとえばアジア開発銀行、これらの案件について成立をさせるためだと、まあこういう模様でございます。したがって、そういうことでは、これは明らかに、新憲法下における過去の国会の中でも見られなかった異例の臨時国会であり、憲法の精神にも違反するものじゃないかと、私どもは考えております。したがって、政府の、あるいは与党の、この政治的な責任を回避しようとする態度について、私どもは強く反省を求めたいと思います。そこで、ま……

第52回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1966/11/15、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 官房長官がおいでになっておりますので、この際、若干、最近の政局の問題等に関連して、お伺いをしたいと思います。本院を初め衆議院で、最近、非常に残念ではありますけれども、政治家のいろいろな問題が摘発をされ、また国民の大きな不信を買っているわけでございます。こういう政治家に対する不信というものは、行き着くところ、国会に対する不信ということにもなる危険性を持っているわけだございまして、われわれといたしましても、非常に大きな問題と考えております。これに対して、一体、政府はどういうお考えをお持ちであるか。新聞記者会見なりあるいはそれぞれの委員会等で、所信を表明されているようでございますけれど……

第52回国会 産業公害対策特別委員会 閉会後第1号(1966/11/18、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 厚生大臣から、いま公害基本法の問題についての見解が示されたわけなんですが、いま申されました内容を聞いておりますと、十月の七日に出されました答申、あるいは八月の四日に出された中間報告、これからの内容と、どういう関連があるのか、その点をまず私はお聞きしたいわけです。  と申しますのは、いま申されました検討事項を見ますと、やっぱり基本的な問題で検討さるべき、もっと前提の段階で検討さるべき問題が残っていると思うのですよ。たとえば、公害の責任の所在は一体どうなのか、あるいは公害というものの概念と申しますか、そういうものについては、おそらく私は政府部内の中でも一致した見解はできていないのじゃ……

第53回国会 議院運営委員会 第2号(1966/12/15、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 きのうの議院運営委員会の理事会あるいは本日の理事会等で、私どもは、本日の本会議、あるいはその前提となる議院運営委員会については反対である、こういう申し入れをしたにもかかわらず、委員長職権あるいは議長職権で公報に載せたということについては、私どもとしては非常に遺憾に存じます。今回の臨時国会は、御承知のように私どもは、田中彰治事件以来、相次ぐ政界の不祥事件、そこから起きてまいりました国民の政治に対する不信、これをまず徹底的に真相を明らかにし、そしてその政治責任を明らかにしていくということが、この国会に課せられた第一の目的である、こういうふうに主張し、しかも臨時国会の早期の召集を要求し……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第1号(1967/02/21、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1967/05/12、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は、まず、いまの両大臣の所信表明を聞いて、過去本委員会でいろいろ論議をされてきた経過から考えまして、たいへん遺憾に存ずる点があるのでございます。それは、佐藤内閣の公害防止施策というのは、私は一つであるべきだと思うのです。したがって、この特別委員会におきましても、公害防止に関する責任のある機関というものをはっきり一つに統合してきめて、そしてそこが責任を持って公害防止の一切の施策をやっていく、それは、もちろんそれぞれの省にまたがる問題がありますから、それぞれの省にまたがる問題についてはその責任ある機関がそれぞれ指示をしてやっていく、こういうことに私はなろうかと思うのであります。とこ……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第4号(1967/05/26、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は、きょうは航空機の騒音等について質問をいたす予定にしておったのでございますが、大臣もおりませんし、また政府のほうから、「公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律案」というものが提出をされておりますので、この問題につきましては、いずれその法律の審議の過程で論議をしてまいりたいと思います。  そこで、きょうはとりあえず、運輸省が三十七年以来航空機の騒音について……、だれですか、一体答弁するのは。
【次の発言】 三十七年以来航空機の騒音の測定を実施し、またさらに、羽田なり大阪等にこの対策委員会というものを設置しているということが報告されておるんですけれども、……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第6号(1967/06/02、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は、最近非常に多くなってまいりました踏切事故等にかんがみ、あるいはまた、各地において、あかずの踏切といわれるように、最近の非常な交通量の増大とともに、踏切の問題が社会問題として取り上げられるようになっておりますので、この問題について若干質問をしていきたいと思うのです。  総理府の交通対策本部では、昨年の五月十九日に、「交通事故防止に関する当面の重点施策について」、こういう決定をいたしております。こういう題目のもとに。その中で、「踏切道の立体交差化及び都市鉄道の高架化を強力に推進する」、こういうことが決定をされております。そしてその後、本年の四月の六日に至りまして、「踏切事故防止……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第16号(1967/07/14、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 若干柳田委員の質問に重複する点もあるかと思いますけれども、質問をしてまいりたいと思いますが、まず、日本の油による海水汚濁の現状ですね、現状と、さらにその原因というものが一体どこにあるのか、そういう点をどう把握をしておられるのか。これはどこが担当であるのか、ちょっとあれですけれども、まずそこからお聞きをしていきたいと思います。
【次の発言】 現状は大体、いまのお話によってある程度了解できますが、その汚濁の原因ですね、それは一体どういうところにあるのか、いろいろあると思うのです。工場から排出される場合もあるでしょうし、あるいは船舶から流される場合もあるでしょうし、そういうのをどういう……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第19号(1967/07/21、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 まず、大臣にお伺いしたいのですが、この法案は、先般衆議院において四党の共同修正の上本院に送られました。修正の内容は幾つかございますが、特にこの第一条の目的が修正をされております。その修正の結果ですと、政府原案とその修正の内容によって、この法案の目的というか、基本的な理念というか、そういうものに変更があったとお考えでございますか。
【次の発言】 政府の意図するところがより明確になった――私も政府原案と変わらないというふうには考えます。そこで、世評ですね。この基本法は、公害審議会の答申、あるいはその答申に基づいてつくった厚生省試案、そういうものからたいへん後退をした法律だと、こういう……

第55回国会 社会労働委員会 第2号(1967/03/23、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 関連して。農林省のお答えを聞いておりますと、何か化製業者に責任があるようなふうにも受け取られますね。しかし、薬事法なんかによりましても、そうした斃死した豚を焼却または完全に消毒をして廃棄をするのですね。その廃棄されたものを、一応化製業者が受け取って皮をつくったりなんかする、油をとったりするということでしょう。そうしたら、あくまでも完全に消毒される、廃棄される前提として消毒をされたということでなければならぬはずです。したがって、それを十分やられておるかどうかと、そういう監督をする事務は、やはり責任といいますか、それは農林省にあるわけですね。それがいままでどう行なわれておったかという……

第55回国会 社会労働委員会 第3号(1967/04/17、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私も若干基本的な問題でお尋ねしたいのですけれども、大臣の言われておることは、私は非常に抽象的だと思うのですよ。で、いままで大臣も言われたように、福祉の向上、あるいは社会保障を充実させるためには経済の発展が必要だ、こういうことはいままでどの大臣も言われてきたと思うのですよ。しかし、いま大事なことは、私は、もう経済の発展よりも、国民の健康が阻害され、国民が非常に毎日苦しい生活をしなければならぬという事態の中に置かれておるわけですから、ここに重点を切りかえなくちゃならぬということも大臣言われましたけれども、それならば、一体、四十二年度のこの施策なり予算はそういう重点施策の中でどういう地……

第55回国会 社会労働委員会 第6号(1967/05/11、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は、いま大きな問題になっております三公社五現業の、特に賃金問題を中心にした最近の情勢等について、それぞれの関係者の方に質問をしたいと思います。  まず、九日の日に、三公社五現業のいわゆる公労協各組合、さらに交運共闘の所属組合はストライキを宣言いたしております。これに対して労働大臣は警告の談話を当日出しておるわけでございますが、まさにこの数年間、型どおりの春闘の推移であって、近代的な労使関係を確立をするという労働省なり政府のしばしばの言明にもかかわらず、ひとつも進歩しておらない、こういうふうに私は考えます。したがって、私は、きょうは大臣がおりませんけれども、特に政府関係機関の労働……

第55回国会 社会労働委員会 第7号(1967/05/16、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は、戦後二十年もたったのでございますけれども、いまだに戦争の犠牲で将来に不安を持っておられる原爆被爆者の問題について若干質問をしていきたいと思います。  そこで、その前に、昨日の予算委員会で塚原総務長官は、新聞の報道するところによると、在外財産の補償の問題で戦後処理というものは終止符を打ちたいと、こういうふうに言明をしたと、こういわれておるわけですが、厚生大臣は、もうそのことによって戦後処理というものはすべて終わると、こういうふうにお認めになりますか。
【次の発言】 佐藤総理は、この前沖縄に行ったときに、沖縄が解決しない限り戦後は終わらないと、こういうふうなことを言ったといわれ……

第55回国会 社会労働委員会 第8号(1967/05/18、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 資料をちょっとお願いしておきたいのです、あとから来て申しわけないのですが、この関係資料の中には、いままで大体こういう法案をもらうと、うしろのほうにそれぞれのいま質疑応答なされたようなものが載っておるのですけれども、ここには全然載っておらないわけです。したがって、できれば身障者の総数と申しますか、いわゆる生産年齢における総数ですね。それと、その中で就職希望者数がどのくらいと把握しておるのか。それから、現在の就職状況と、政府関係機関での実際の雇用率、それから、就職者数、雇用数ですね。それから、民間のこれは一々企業別にというわけにいかぬでしょうから、平均でもけっこうですけれども、雇用率……

第55回国会 社会労働委員会 第9号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 関連して。  大臣は、先ほどから小委員会のメンバーは、それぞれのいわゆる調査委員会の中の問題であって、大臣のあずかり知らぬことである、こういう解釈のできる発言をしているわけですよ。ところが、法律的には、やはり臨時委員の任命というのは厚生大臣が任命しているんでしょう、そうじゃないんですか。この小委員というのは、そういう委員会に全部まかしておるものではなくて、やはり厚生大臣が任命している委員じゃないんですか。その辺ちょっと明らかにしていただきたい。

第55回国会 社会労働委員会 第10号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 昭和三十九年の法改正によりまして、一応いわゆるこの医業類似行為というようなものについての漸進的な改正が行なわれて今日に至っているわけでございますが、その際、厚生大臣が、この類似行為の問題を今後どうするかということについて中央審議会に諮問をいたしておるわけでございますが、すでに二年有半たっております。この審議会では、どういうふうな経過になって、いつごろこの答申が出される見通しであるのか、まずその辺をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういうような現状の中にもかかわらず、いま医業類似行為というものが一部は認められ、また、どういう現状になっておるか、あとでお聞きしたいと思いますけ……

第55回国会 社会労働委員会 第16号(1967/06/20、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 きょうは大臣もおられますので、まず、日本の社会福祉事業の基本問題についてお伺いしてまいりたいと思うのですが、日本の経済成長が非常な勢いでなされ、生産の面でも、あるいは所得の面でも急速に伸びてきておるわけです。こういう中で、私どもは一番取り残されている部面が、いわゆる社会の谷間に置かれておるといわれる人たちだと思うのですね。したがって、佐藤内閣も、人間尊重、社会開発、こういうことを政治のスローガンとして打ち出されてきたと思うわけです。そういう中にあって、一体、厚生大臣として、憲法二十五条にいう国の責務である社会福祉の増進、こういうものにどういう考えをもって今後取り組んでいこうとする……

第55回国会 社会労働委員会 第17号(1967/06/22、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 大臣がおられませんので、基本的な問題については、いずれまた質問をしたいと思いますが、きょうは、先ほど藤田委員が若干触れられました定年制の問題について、労働省として今後どういうふうに対処するのか、その辺を質問してまいりたいと思うわけです。  まず、最近労働省は定年制の調査をしておられるようでございますけれども、その中にもありますように、最近における日本人の寿命の延長と申しますか、寿命が長くなった、あるいは、労働力が非常に需給関係において不足を来たしておる、そういうことや、あるいは労働者の生活の問題、そういうところから、定年制の問題というものが、あらゆる企業の中で労使間の問題として非……

第55回国会 社会労働委員会 第18号(1967/06/27、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 社会福祉事業振興会として、社会福祉の施設の整備のために、老朽民間福祉施設、これについての五カ年計画にわたる整備を行なっておるわけでございますが、この老朽施設という、いわゆる基準と申しますか、どういう基準で、いかなる数の対象があって、今日までの実施状況というものはどうなっておるのか、この辺をひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その基準ですね、調査をした時点というのは三十五年と、こういうことでございますから、すでにもう七年たつわけですね。したがって、相当その後いわゆる老朽化した施設もあるのではないか、こういうふうに思います。そうしますと、今後この五カ年計画に引き続きそうした……

第55回国会 社会労働委員会 第21号(1967/07/06、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 きょうは、御承知のように、各民間の企業、あるいは政府関係の機関におきましても、すでに本年度の賃金の引き上げが決定をされまして、例年にない高額賃金の引き上げ、こういうことがいわれているわけでございますが、そういう中で、国家公務員、地方公務員合わせまして二百五十万、家族を含めますと五百万人以上の労働者がひとり取り残されて、いま物価の値上がり、ことに雑費の値上がり等の中で苦しい生活をしいられているわけでございますが、したがって、そういう国家公務員、地方公務員の労働者の皆さんは人事院の勧告に対して一斉に目を向けて注目をしているところでございます。そこで、きょう総務長官がまだおいでになりま……

第55回国会 社会労働委員会 第26号(1967/07/21、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 いまの問題に関連して、環営法の指定業種に決定しているんですけれども、当面ということですが、将来これはやっぱり衛生上の問題からいえば、そういう組合に加入してない零細な業者とか菓子業者、あるいは魚介業者とか、とうふ屋とか、そういうものこそ私はもっと手厚く対象として取り入れて融資をすべきではないか、援助すべきではないか、こういうふうに思うのですけれども、当面ということですから、近いうちにそういう改正をする方針はないかどうか。  それから、もう一つ、ついでに、今回は国民金融公庫、あるいは中小企業金融公庫、商工組合中央金庫、こういうものに委託してやるわけですけれども、これを一括して公庫が扱……

第56回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 閉会後第1号(1967/11/09、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 時間がありませんので、大ざっぱな質問になろうかと思いますが、さきの国会で公害対策基本法というものが成立をして、国民は非常に期待をいたしております。しかも、公害は日に日に増大をいたしておりまして、健康の問題にいたしましても、あるいは生活の面においても国民に大きな影響を及ぼしておるわけですが、いままでの説明を聞いておりますと、せっかく基本法ができて、あるいは国会の中で総理がここに出席をして、積極的に進めていくという、そういう決意が表明されたのでございますけれども、どうも公害行政にしても、あるいは財政問題にしても、統一的な推進策というものがうかがわれないような気がするわけです。たとえば……

第56回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1967/09/07、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 先ほど言われたマスコミがつくったという名前だそうですが、六人委員会ですか、その性格と権能というものはどういうものですか、ちょっとお伺いしたい。
【次の発言】 人事院勧告を、これはまた見解の相違だと言われれば別ですけれども、公務員の争議権の代償の機関として人事院が設けられ、人事院勧告は、少なくとも公労労の仲裁裁定と同じような立場で尊重するという立場になれば、私は、何も人事院勧告の問題について相談をするこういう関係閣僚協議会なんてつくる必要はない。これは公労委の場合に仲裁裁定が出たら、じゃ関係閣僚協議会をつくって相談をしますということはないわけです。ですから、人事院勧告を完全に実施す……

第56回国会 社会労働委員会 第3号(1967/08/09、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 関連。三十二年当時のこの赤字の対策には、今度もそうですけれども、政府はこの三者三泣き論を出すわけですね。政府も負担をするから、保険者の事業主も被保険者も負担をしろと、こういうことですね。ところが、一たん黒字になると、政府はもうそういう措置はやめてしまって、事業主と被保険者だけにあとはおっかぶせてしまう、いわゆる二者二泣き論のままで現在に至っているわけでしょう。そういう政府の不正と申しますか、本来ならば、黒字になったんだから、政府がやめれば、いままで対策としてあげた一部負担金も、あるいは保険料の増額も保険率の上昇も、これはやめるべきが三者三泣き論のほんとうの私はあり方だと思うのです……

第56回国会 社会労働委員会 第4号(1967/08/11、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 一昨日、私は、現在の日本の医療制度のあり方、あるいは健康保険制度の厚生省の基本的な考え方、こういうものについてお尋ねをしたわけでございますが、厚生大臣の答弁を聞いておりますと、わが国の医療制度に対して、国民の期待にこたえているような答弁を得ることができなかったということについて、私はたいへん残念に思います。幸か不幸か、政府与党は一方的に会期を延長いたしまして、本日私に再度質問の機会を与えられましたので、私はじっくり腰を落ちつけて、ひとつきょうは一日、これらの問題を中心にして政府の、あるいは厚生大臣のお考えをお聞きしたい、かように思うのでございます。  そこで、この間も質問いたした……

第56回国会 社会労働委員会 第5号(1967/08/14、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 いま国民は、昨年に引き続く赤字対策、しかも被保険者なり、かよわい事業主に大きな負担をかけようとするこの赤字対策、これに対して非常な不満と申しますか、政府に対する不信を持っておると思う。しかも、数年前から、この政管健保に対する医療保険制度の財政的な危機を乗り切るためには、日本の医療制度なり保険制度に対して抜本的な対策を立てなければいけないのじゃないか、こういうことがあらゆる機関から勧告もされ、また、意見が出されておるにかかわらず、政府当局が今日まで怠ってきた。そういうところに国民の不満なり、あるいは政府に対する不信が起きていると思うのですけれども。私は、前回の質問の中で、国民の前に……

第56回国会 社会労働委員会 第6号(1967/08/15、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 先般の当委員会で、大蔵大臣の健康保険制度に対する考え方、特に社会保障の一つの大きな柱である医療制度に対する基本的な考え方というものについてただしたのに対して、私どもとしては、佐藤内閣が福祉国家という、そういう建設を目ざしている中での大蔵大臣の答弁としては、非常に納得のできない答弁があったわけです。いわゆる古いと申しますか、商業保険の原則に立って、あくまでも保険経済の収支相等の原則というものに固執をしておられることについて私は納得ができないので、さらに議論をしたい、こういうことで今日おいでを願ったわけでございますが、大蔵大臣としてもう一度、この大きな問題となっている政管健保の問題に……

第56回国会 社会労働委員会 第7号(1967/08/16、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は、まず神崎さんにお伺いしたいのですが、先ほど神崎さんは、現在の薬価の総医療費の中に占めるウエートが非常に大きいということを一つの矛盾として、こういう矛盾を抜本対策までほうっておくべきではない、したがって、今回の特例法等については賛成だ、こういうような御意見だと思うのです。そこで、まず私も、その薬価の問題は大きな問題であるということは承知の上でございますけれども、今日まで抜本対策をうたってきたその行政当局の責任というものをどのように考えているかということがまず第一の問題だと思います。  それから、もう一つは、私は、やはりこの保険制度の乗っかっているところの土台、いわゆる日本の医……

第56回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1967/10/20、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私はこの際、去る十月六日の夜、千葉県下で起こりました自衛隊員の暴行事件と申しますか、脅迫事件と申しますか、この問題について、関係当局の態度をただしてまいりたいと思うのです。  まず最初に、この事件の内容と、今日まで防衛庁がとってまいりました態度について御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 翌日に森という方が本人をつれて謝罪をしたという事実については、これは私は把握をいたしておりませんし、おそらくしていないと思います。と申しますのは、役場当局では、七日の朝になって鶴岡さんという方からの通報によって、不法侵入をしてきたという事実だけを承知しておるわけです。そこで七日の日にさっそ……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第7号(1968/04/10、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 時間がないようですから、資料だけ要求しておきますが、いま特工開発ということで鹿島灘の臨海工業地帯が急ピッチで造成されているわけです。これに伴うところの公害問題について、いま地元では非常な不安が起きておるわけです。で、四日市でもそうですが、たとえば市原臨海工業地帯にいたしましても、できてから対策を立てたのではとても間に合わないわけです。ですから、当然政府は、その公害が出ない前に公害を防止する措置を立てるのが、この公害対策のほんとうのあり方だと思うのですよ。そういう意味で、いま鹿島灘につくられておる工業地帯の造成は、どういう公害に対する基本的な考え方、対策をもって、あすこに工業立地を……

第58回国会 予算委員会 第13号(1968/04/04、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 最初に、災害対策について伺いたいわけですが、末端のタンカーが着岸の際に火災を起こしたとした場合に、千葉県の市原市の石油コンビナート付近の場合にはどういう結果が起こるか、自治省並びに運輸省。
【次の発言】 四十年の五月二十三日にノルウェー船のヘイムバード号というのが衝突をして二十八日間燃え続けていたわけです。これが東京湾とかあるいは石油コンビナートという特殊な地域を考えますと、現状の対策で十分だと思いますか。
【次の発言】 いま言ったヘイムバード号の場合は、市民に避難命令とか交通機関の一時ストップ、こういう事態が起きているわけです。したがって、その対策の中にこうした国民に対する訓練……



各種会議発言一覧

6期(1962/07/01〜)

第46回国会 社会労働委員懇談会 第1号(1964/02/27、6期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 時間が非常にたちまして、お疲れでございまして恐縮でございますが、いまの問題に関連をいたしまして、原口さんにお聞きしたいと思います。  いま原口さんが申されましたように、労働組合が、真に政府なり使用者から独立をして、そして自由な運動をすることがなければ、単に批准をしただけでは何にもならぬ、真の批准にはならないのだ、そういう御説がございました。私もそのとおりだと思います。しかし、いまもお話がありましたように、五条三項あるいは四条三項の問題以外に、これらの真の独立した労働運動を進める上にあたって、それを阻害するような改正案が出されておるということがあるわけでございます。そこが、いま批准……


7期(1965/07/04〜)

第55回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1967/05/22、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は新東京国際空港の問題について若干質問をいたしたいのでございますが、まず、この昭和三十八年の十二月に航空審議会がこの空港の問題について答申をいたしましてから、新空港問題というものが、非常に国民の関心を呼びまして、しかも、この候補地にあげられました地域の住民にとりましてはたいへん大きな問題として、いわば仕事も手につかない毎日の大きな不安と苦悩の中に生活をしていると言っても過言ではないわけでございますけれども、こういう大きな問題に対して、いままでとってまいりました所管省である運輸省、あるいは昨年発足いたしました公団、こういう関係の当局のいわば官僚的と申しますか、無責任な態度というも……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1968/04/10、7期、日本社会党)

○柳岡秋夫君 私は先ほど来田中委員がやはり同様な質問をいたしておりましたが、人手不足の問題なり、あるいは中小企業退職金共済制度の問題についてただしていきたいんですが、職安局長もだいぶ先ほどから答弁に立って疲れておるようですから、人手不足の対策につきましてはあと回しにしまして、中小企業退職金共済制度の問題点等についてただしていきたいと思いますが、この制度が三十四年につくられているわけです。今日もうすでに十年余経過しているわけですが、現在の運営状況について、概括的にちょっと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この現行制度につきましては、五年月ごとに検討するということになっていると思うのです。……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

柳岡秋夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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