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杉山善太郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

杉山善太郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
375位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
347位

6期委員会出席(無役)TOP50
47位

このページでは杉山善太郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。杉山善太郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

6期(1962/07/01〜)

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1962/09/20、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 関連質問。ずっと私聞いておりましたわけですが、官房長は保険制度の原則という言葉をよく使っておられますが、大体、保険原則の既成概念は、今日的な内外情勢からいって基本的に修正する必要があると思うのです。かつて厚生大臣の所信表明を聞いたのです。あの中で実のあるものは社会保障制度審議会から出た答申を重視し、それを実践する方向というところに比重があったというふうに善意に解釈しているわけです。厚生大臣みずからは、これは官僚の書いたものだ、役人の書いたものだ、こう言っておられましたが、したがって、しいて善意に求めるならば、社会保障審議会のあの時点では、一つの草案的なものは御了知であったでしょ……

第41回国会 社会労働委員会 第3号(1962/08/23、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 藤田委員の御質問に関連いたしまして、きょうは労働大臣の所信表明がありましたので、関連質問をお許しいただきたいと思います。  この委員会で、先般厚生大臣の所信表明をお聞きいたしましたが、比較対照いたしまして、労働大臣の所信は、言うならば三段論法で、あまりそつがないじゃないか、そういうようにはたで受け取っております。それはそれといたしまして、私は、労働省や労働行政のあり方の本質上の問題について、一応初めて労働大臣に就任された大臣の所信表明の機会に、関連をしてお聞きしておきたいと思います。  一、二お伺いいたしますが、第一点は、実はこの所信表明の中に、ILOの条項に関連をいたしまして……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1962/10/11、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 前回の委員会で十河総裁もお見えになっておりましたので質問をいたしたわけでありますが、関連で質問さしていただきますが、要約いたしまして、たとえば海運と陸運の中間である鉄道を比べてみた現象面の上では、とにかく職場の明るい暗いという、そういう対比較を厳密に私どもが精査いたしてみますると、船舶海運労働者はどこの場合でも職場が明るい、比較対照して非常に国鉄の職場は暗い。そういうふうに客観的に、声を、現象面でとらえることができるという、そういう関連の中で、私は先回も十河総裁に対して、どうも国鉄はやはり労務管理の本質上のあり方に問題があるんじゃないか、そういうことを指摘し、さらに三公社五現業……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第5号(1962/11/12、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 本多参考人にお伺いいたしますが、あなたは兵庫県で相談員をなさっておられますので、たいへん御苦労だと思いますが、今全国に相談員が九十六名あるとおっしゃっておりました。大体おられるところの兵庫県の関係もここにありまして、たとえば麻薬の密輸入の輸送の経路の問題であるとか、麻薬対策に関する予算面について強い要望と主張がございました。そういうふうに受けとめているわけですが、この輸送経路、密輸入の経路の問題でございますが、船なり飛行機なり、そういう面で立地的に兵庫県は御苦労なさっている、こういうふうに考えます。私も戦争前は長い間船乗り生活を送って参りましたので、戦前戦後を比較対照いたしまし……

第41回国会 社会労働委員会 第6号(1962/08/30、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 きょうは労働大臣も総裁も御出席でありますので、関連をして基本的な問題について、限られた時間であるということを了承しておりますので、きわめて簡潔にただしておきたいと思いますが、大体国鉄の労務管理のあり方というものに実は問題があるのではないか。そのあり方というものについて、やはり国鉄が姿勢を正さなければ、おれはいいのだ、お前のほうが悪いのだという姿勢では、これはやはり悪循環が絶えないのではないかと、そういうふうに判断をいたします。と申しますは、七月四日の救済命令の事例に徴するまでもなく、他の二公社五現業に比べてみて、具体的な問題として、たとえば不当労務管理、あるいは不当労働行為とい……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第6号(1962/11/13、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 さっそくでありますが、労働大臣に二、三の点にわたってお伺いいたしたいと思います。  まず、お尋ねしたい第一点は、私の見るところでは、ことしの年末は、言うならば景気調整の浸透性と申しましょうか、特に中小企業、零細部面は言うに及ばず、この面においては不況の色が非常に濃いのじゃないか、こういうふうに伺っております。特に中小零細企業部面の中で、たとえば生産、流通の両部面では、具体的な問題として、売掛金が、あるいははなはだしきはこげつきがどんどん出てくる。そういうような関連の中で、悪いときには弱り目にたたり目で、注文はだんだんと減ってくる。その連鎖反応で、悪循環で在庫量がふえてくる、ます……

第42回国会 社会労働委員会 第2号(1962/12/13、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 さっそくでありますが、労働大臣にお尋ねいたします。日米の賃金の共同調査に関連いたしまして、若干諸案件についてお伺いいたします。  昨年十一月の時点で、箱根における第一回の日米経済懇談会で、あの時点で私のうかがい知る範囲では、アメリカ側のほうから、日米間の賃金共同調査について提案があったわけでありますが、その当時は、どういうものか、政府では婉曲にお断わりになったようにうかがい知ったのでありますが、第二回のワシントンにおける懇談会では、賃金担当大臣である大橋労相みずからも出席なさったわけでありますが、そういう関連の中で、おそらくアメリカの労働長官であるワーツさんとこの問題に関して個……

第43回国会 社会労働委員会 第3号(1963/02/07、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ただいま労働大臣から、新らしい労働施策に対する所信表明を承りまして、そういう関連の中で、三十八年度の予算の概要を拝聴いたしたわけでありますが、要約いたしまして、雇用に関する対策の問題、中小企業に関する問題、公正な労使関係確立の問題について、大体それなりの所信の表明を承ったわけでありますが、その中で、私は大臣から特にお伺いしておきたい点があるのでありますが、たとえば今日的な情勢の中で、この所信表明の底を流れる一つの、もののとらえ方として、経済行政と労働行政の不可分というような立場の中で、具体的な問題として経済の安定成長という問題と、これに対する完全雇用の達成の問題、さらに労働条件……

第43回国会 社会労働委員会 第5号(1963/02/21、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、去る二月五日、この社会労働委員会の場で、北陸並びに山陰地方を襲った、いうならば昭和三十八年一月豪雪ということがふさわしいと思いますが、そういう中で、申し上げました該地域における製造工業部門における主として中小企業における直接もしくは間接の被害について、たとえば具体的な問題として、当時の時点では輸送でありましたけれども、中小企業、零細企業の被害の状況であるとか、あるいは中小企業の受けた損害であるとか、中小企業の資金難からくる工場の操業の停止であるとか関連の中で、事業不振からくる賃金のカットであるとか、賃金の遅払い、欠配等々の問題を予想いたしまして、大体、該地域における状況把……

第43回国会 社会労働委員会 第13号(1963/03/28、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ILO八十七号条約の批准問題にからんで若干お伺いしたい思いまして、六本の質問の柱を立てておるわけでございますが、うち五本は労働大臣からお伺いをし、一本は法務大臣からお伺いをしたいと、かように考えております。しかし、大臣の都合があって、時間に制限がおのずから出てくると思いますので、簡単に質問の要旨をかいつまんでお尋ねいたしますが、簡明直截にひとつ意のあるところをお答えいただきたいということを前段としてお願いいたします。  まず労相にお伺いしておきたい点は、労働大臣就任のときにも社労にお見えになりまして、就任のあいさつの中にもありましたが、いうならば、自由にして民主的な労働組合とい……

第43回国会 社会労働委員会 第14号(1963/03/30、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 今の藤田委員の質問に関連をして、多少前向きで飛躍しているかと思いますが、重要だと思いますので、大臣もおられますので若干お尋ねいたしておきますが、それは国保の運営主体の問題についてであります。現行の市町村単位の運営については、元来この思想は地域福祉の思想から出ているので、その限りにおいて全く正しいと思いますが、今日の状態では、同じ思想でも、御承知のように、広域行政であるとか、あるいは道州制の提言が前向きに出ている、そういうことの中でありますから、運営の単位を国に移管して、財政基盤を一そう強固にする、またすべきではないかと、こういうふうに基本的には考えているわけでありますが、これと……

第43回国会 社会労働委員会 第16号(1963/05/16、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 そっそくでありますが、大臣にお伺いいたします。  六月五日から、ジュネーブで開かれるILOの第四十七回総会に付議される予定議題の中で、モース事務局長の報告、それから条約・勧告の通用に関する情報及び報告、使用者の発意による雇用の終了等、かなり重要な案件が日程として審議に上るわけでありますが、たとえばモース事務局長は、御承知のように、その報告の中で、特にILOの現在の機構と活動計画が、非常に変容しつつある世界情勢に適応しているかどうか、こういった問題を取り上げることは事実であります。したがいまして、この事務局長報告をめぐり、今後のILOのあり方に論議が集中される、ただ集中されるばか……

第43回国会 社会労働委員会 第21号(1963/06/06、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 関連。これは、基準局長代理からお伺いするわけでありますが、たとえばこの労災防止団体が発足したという仮定を前提として考えてみた場合に、その協会なり防止団体でできるところの防止規程と、それから労使対等の原則の上で成り立っておるところの従来の、たとえば就業規則であるとか、あるいは労働協約、こういったようなものと対比して、どうもこの労災防止協会、防止団体の作るところの防止規程というものが、何か上位権があるようなふうな感じを私は実はこの法律案を通読して受けておるわけでありますが、そこで、具体的にひとつその労使対等の原則に立つ就業規則や、それから労働協約と、この予想されるところの防止規程と……

第43回国会 社会労働委員会 第25号(1963/06/20、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 この法律は三十八年を起点として、かりそめの終着駅を四十二年に置いている。こういう五カ年計画で、なるほど言葉のあやはどうでありましても、下水の問題とか、ごみの処理の問題であるとか、ふん便の処理という問題について、言われるがごとく緊急にこの施設を整備、充実するということは必要だと思います。そういう中で、若干の紆余曲折はあっても、この法律が日の目を見るということを仮定いたしましても、今日ただいまの時点ではまだ歩いていない法律であります。そこで、この法律が、たとえば三十八年三月十一日の時点で本会議で厚生大臣が趣旨説明をなさいました。そういう関連の中で、やはり清掃法の一部を改正する法律案……

第43回国会 社会労働委員会 第27号(1963/07/06、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、もともと船員出身でありますので、この際、この法律の改正にあたって基本的な問題を一括、三点についてお伺いするわけでありますが、まず第一点はですね、政府、いうならば、煮つめて、これは労働省が行政を担当しておられますので、あるいは政府の内容は、労働省というものについて、具体的に通念化されておりますけれども、この船員労働の特殊性というものを一体実感として、どのようにして把握しておられるか、そういった点です。現在船員労働の特殊性ということは、きわめて、言葉のあやで言いふるされておりますけれども、私どもが船員労働の立場から、その特殊性というものを、まあ行政を担当されるなら、また、こう……

第44回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1963/11/14、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 阿具根、藤田両委員の質問に関連いたしまして、労働大臣に一点御質問申し上げます。  御承知のように、去る十二日の閣議で、池田首相は、三池並びに鶴見の二大事故に関連して、国鉄や炭鉱なぞは人命尊重の立場から、輸送や出炭のできるよう、法制的にも再検討し、また運営や管理面でも十分検討すべしと、運輸、通産両省に指示したというふうに聞いておりまするが、労働大臣は、三井三池の大災害にかんがみて、この際人命尊重、労働災害を完全に防止をする、こういった立場から、鉱山の保安行政を労働省に移行するよう、いろいろと検討あるいは検討に値する価値があると、そういう考えを持っておられることは、先般のこの場にお……

第46回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1964/07/22、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ちょっと関連して一つ。佐野委員の質問に対しまして関連をさしていただいて質問申し上げますが、日本は災害国でありまして、たとえば、かねての新潟地震であるとか、また今回の集中豪雨などによって大災害が起きる。そういったような場合に対しまして、たとえば地域住民の中で、住居を失ったり、それからまたいろいろな点が起きてくるわけでございますが、具体的には、たとえば今度北陸地方におきましても、新潟県の能生町であるとか、あるいは松之山、こういったようなところは、結局集中豪雨などが因になり果となって宿命的な地すべりを起こすわけです。それから地震についても、関連をいたしまして産業災害が起きる。たとえば……

第46回国会 災害対策特別委員会 第10号(1964/06/24、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 関連をして。いま確認を求める意味で再度お尋ね申し上げておきますが、具体的な問題として、たとえば万代橋、これは昭和二年か三年にかかったと思いますが、一番古い橋でありまして、それからあの八千代橋、それから昭和大橋、この昭和大橋はついこの間済みました新潟国体を目途として完成されまして、なかなか目で見た上ではりっぱな、雄大な橋であったわけでありますけれども、ともかくも今日的には、いますでに百聞は一見にしかずで、あえなくも赤腹を出して落ちておるというようなわけであります。したがいまして、問題はその設計上の誤まりであったか、それとも工事施行上の手落ちであったかというようなことについては徹底……

第46回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1964/08/01、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 三点について大臣に御質問申し上げます。まず第一点でありまするが、最近の産業災害の多発性について、たとえば新潟地震による昭和石油の火災であるとか、近くは川崎の昭和電工の爆発であるとか、あるいは東京品川の勝島倉庫の爆発等々、事故の起きるごとにその教訓は数々ありまするが、これらの事故に共通する最も重大な欠陥は、やはりすべての産業といいますか、企業というものがいたずらに利潤追求等、言うならば、生産第一主義の弊におちいって、人間尊重の精神を忘却しているのではないかと、かように考えるわけであります。そういうような点に関連いたしまして、今後産業災害の防止であるとか、人命の尊重であるとか、さら……

第46回国会 社会労働委員会 閉会後第5号(1964/09/30、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、激甚災害法の適用地域における、いわゆる震災に便乗した企業の合理化に伴う労使問題等を含めて、大臣は時間がないというお話でありますので、石田労働大臣にことば少なく、単刀直入に御質問を申し上げまするが、それだけに、ひとつ簡明直截にコクのある、新味のあるお答えをいただきたい、こう思うのであります。ただし、これだけのことはやはり頭の中に置いていただいて、どんな手なれた大臣であってもお答えいただかなければ、これは観念論じゃありませんので、申し上げておきますが、大臣御承知のように、去る六月十六日に発生した新潟地震における、いわゆる震災に便乗した人間軽視の思想、人間の価値をもっと尊重する……

第46回国会 社会労働委員会 第6号(1964/02/20、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、大臣に、労働問題等に関する基本的な問題に関連をして、一、二点ひとつお尋ね申し上げたいと思います。  大臣すでにこれは御了承のことだと思いまするが、現在内閣の総理府に、総理大臣の諮問機関として、これは一昨年四十回の通常国会だと思いますけれども、総理府設置法の一部改正の中で、時限的な立法措置で、港湾労働等対策審議会が設置されたはずであります。起算いたしますというと、大体今月もしくは来月でその時限立法的な、よきにせよあしきにせよ、幕切れになっちゃうのじゃないか、かように判断いたします。したがって、私の常識からいきますと、おそくとも今月もしくは来月に、いうところの港湾労働等に関す……

第46回国会 社会労働委員会 閉会後第7号(1964/10/09、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 大臣は時間がないようでありますので、ただし、きょうどうしても大臣から聞いておきたい点がありますので、十分くらいの範囲に質問を限定して終わりたいと思いますが、私は、日本のすべての、大小の差はありますけれども、港で働く港湾荷役関係の労働者にきわめて重要な関係を持つ港湾労働法が近い将来に省議を経て脚光を浴びる、こういうようなふうに一つの予感を持っておるわけであります。したがって、具体的にこの港湾労働法が省議の決定をみて、そして内外にこういう一つの基本構想で、こういう大綱ができるのだということの発表のできるタイミングはどの辺の時点に心細みしておられるか、その辺をひとつお伺いしておきたい……

第46回国会 社会労働委員会 第10号(1964/03/05、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 労働大臣にお尋ねいたすわけでございますが、各委員のお手元に、実は港湾労働等対策審議会の委員長名で、内閣総理大臣に対して三月三日付できておりますが、前回のこの委員会で、私、近い将来にこの答申が出るであろうということを想定に置いて、あらかじめ予備質問という形で大橋労働大臣にお伺いした過去の経緯もあるわけでありますが、すでに大臣も、この答申につきましてはお目通しになったことと理解をいたしまするが、申し上げるまでもないことでありますが、この答申案には、やはりわが国の港湾労働ないしは港湾運送事業の現状が、諸外国のいずれの国と比べて見ても、著しく立ちおくれているということがやはり指摘されて……

第46回国会 社会労働委員会 第16号(1964/03/26、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 労働大臣にお伺いいたしますが、ことしの春闘にちなんで、主として港湾労働問題に焦点をしぼって若干お尋ねをしたいと思います。申し上げるまでもないことでありますが、ことしの春闘は、言うならば大幅賃上げ、最賃制、時間短縮、生命尊重、安全確保、社会保障の充実等が要求の柱でありますが、とりわけことしの春闘で最も苛烈で深刻な闘争は、四月の中旬ないしは下旬を目途に展開されるであろうところの交通運輸共闘会議の陸海空に及ぶ立体的なストライキであろうと、かように判断いたしております。そこで、この交通運輸共闘会議の一翼であり、むしろ主軸であるところの港湾共闘会議は、過ぐる三月五日付で、日本のすべての港……

第46回国会 社会労働委員会 第32号(1964/06/11、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ちょっと関連ということで、全然縁もゆかりもないことではないと思いますのでお伺いしておくわけでございますが、御承知だと思いますが、港湾労働の災害の率は、一般産業の災害率の二位を下らない、この二位は好ましくない二位でありますが、二位を下っていない、漸増の方向にあると思います。御承知のように、かつて中央労働基準審議会といいますか、そういうものの議を経て、現在でもあると思いますけれども、港湾労働安全衛生会議というものがありますが、これはやはり労使対等の原則の上に形式の上では立って、やはり労働者、使用者などでありますけれども、どうもその実があがっていないわけでありますが、しかし、いま提案……

第48回国会 社会労働委員会 第7号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 労働行政の基本方針及び昭和四十年度の労働関係予算にちなんで若干の質問をいたします。  まず、最初にお尋ねいたしたい点でございますが、労働省は、四十年度予算編成に先がけて新労働政策を発表されましたが、その中で、四十年度の労働行政の重点施策として、労働力不足及びその有効活用、あるいは労働福祉に関するもろもろの施策、あるいは労働災害等に関する防止政策等に関して、言うならば大局的な見地に立って労働条件の改善を長期的な視点でとらえて、これを追求するということを明らかにされておりますので、その限りにおいてその意欲を評価することができると思います。しかしながら、四十年度の労働関係予算そのもの……

第48回国会 社会労働委員会 第9号(1965/03/25、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 労働行政の基本方針に関連いたしまして、労使関係の諸問題について若干の質問をいたします。つきましては、大臣は予算委員会とのかね合いもこれありというふうに承っておりますので、今日的な時点でどうしても大臣から承っておきたいということを先に御質問いたします。質問の柱としては、一般論的な労使関係の問題と、それから、中小零細企業における労使関係の問題と、それから、これは三十九年九月三十日の時点で新潟地方に激甚災害法が適用を受けましたという過去の経緯もこれありまして、今日の質問の柱としては、激甚災害法の適用地域における労使関係及び災害離職者の保護措置について承っておきたいと、こう思うのであり……

第48回国会 社会労働委員会 第10号(1965/03/30、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 関連して質問いたしますが、要約して、海員組合と米海軍輸送指令部とは、おおむね労働条件ですね、それから、安全保障に関しては海員組合といわゆる協定をやっておるわけですか。
【次の発言】 いまのに関連してお尋ねいたします。具体的な問題ですが、米軍の北ベトナム爆撃が北進の度を強めてきておる、こういうのが客観的な事実だと思います。たとえば昨今の新聞で、トンキン湾の周辺であるバクロン島などについても、これは確かに米軍の爆撃が北進をしておるという具体的な事象のあらわれであります。したがいまして、今日インドシナ周辺に、輸入貨物輸送協議会という形で、具体的には川崎汽船であるとか山下新日本汽船とか……

第48回国会 社会労働委員会 第14号(1965/04/22、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 まず、最初に、港湾労働法を審議するにあたりまして、内閣総理大臣官房の吉本参事官がおみえになりますね。総理府にお尋ねしますが、御承知のように、昭和三十七年七月の時点で総理府に設置された、内閣総理大臣の諮問機関である港湾労働等対策審議会の組織、概成メンバー、及び、昭和三十九年の三月三日付でいわゆる三・三答申が出ているのでありますが、したがいまして、その作業のあらましと、たとえば全国の主要な港湾等の実情について、作業の過程においてそれぞれ調査をされておると思うのであります。概略でいいのでありまするが、大体その辺の点について御説明をいただきたいと、こう思います。

第48回国会 社会労働委員会 第16号(1965/05/07、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ほんとうは、きょうは公取や、それから警察庁からも来ていただきましたので、順序からいくというと、そういうことを聞いてもらいながら、かっちりした積み上げの中で大臣に終始おってもらうことが、きょうはあげるわけだから一番望ましいわけですけれども、わが田へ一方的に水を引くことも家庭の事情でできませんと思いますので、どうもちょっとちぐはぐの感がありますけれども、大臣に直接まず質問いたします。  この法案の発想は、申すまでもなく、三・三答申の精神及び趣旨に照らして明らかでありますように、港湾における必要にして十分な労働力の確保と、言うならば前時代的な労働環境の中で働かされておる港湾労働者の雇……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1965/09/30、7期、日本社会党)

○杉山善太郎君 関連質問でありますが、大体公務員の給与は、やはり人事院が三権剥奪の代行機関として存在する限り、たてまえとしては、これはどの時点を押えて考えてみても、完全実施があたりまえのことなんですよ。それが過去の事例から完全実施されていないところに問題の転機をとらえる必要があると思うのです。そういう観点から、いま大臣はいみじくも、やはり国家の公務員であるから、予算上、支出上、かてて加えて国会の審議、協賛を得る必要があると、これはあたりまえのことなんですが、その中で、この辺で転機をとらまえて、いわゆるこの八十七号条約の批准国家として、やはり名実ともに日本は先進工業国ということを自負するなら、こ……

第49回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1965/10/01、7期、日本社会党)

○杉山善太郎君 大臣は時間がないように聞いておりますので、きわめて簡潔にはしょってお尋ねいたします。  大臣すでに御承知のように、さきに九州熊本で発生した水銀中毒事件もさることでありますが、いままた新潟児の阿賀野川の流域に起きた水銀中毒事件は、政府や地方自治体の、言うならば電化学工業育成第一主義の、いわばやはり重化学工業を何が何でも育てようということが主であって、さらに、かてて加えて、地方自治体は、やはりかなり強引に工場誘致の施策をやっているといったようなことが因となり果となって、その過程において公害無視の無計画ないわゆる産業都市づくりの過程で起きた重大な公害事件であると、こう判断するわけであ……

第51回国会 社会労働委員会 第8号(1966/03/24、7期、日本社会党)

○杉山善太郎君 大臣に、山崎委員の質問に関連して御質問申し上げますが、最近、言うならば重大災害が続出しているというのが一般の傾向でありますけれども、共通の問題として言えることは、この事故現場は、例外は別として、ほとんど例外なく零細な下請業者が、言うならば出かせぎ、未熟練な人たちを使いながら、しかも、かなりこの系列の下請企業に食い込むについても過当競争がある。したがって、安全投資などということはほとんど等閑視されている。したがって、安全であるかどうかという問題について調査もおろそかにされている。この辺のひずみから、いわゆる安全防止対策が軽視をされて、好むと好まざるとによらず、やはり重大災害が続出……

第51回国会 社会労働委員会 第19号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○杉山善太郎君 昨年の十月の時点で新潟県の阿賀野川流域に発生いたしました有機水銀中毒事件の原因の調査の究明、追及並びにこれに関連するところのいわゆる補償問題について、若干の質問を、昨年の十月でありましたか、主として厚生大臣並びに所管局長である環境衛生局長に質問いたしたわけでありますが、それからかれこれ半年という日月が経過をいたしておるわけであります。そういう中で、その時点でこの問題はかなり精密な調査も必要とするし、したがって、時間もかかるのだ、そうして相当額の予算が要るのだというようなお話もあったわけでありますので、その後、言うならば、その汚染源の原因究明、追及の状態というものがどのように進展……

第51回国会 社会労働委員会 第22号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○杉山善太郎君 労働省は、御承知のように、七月一日から、昨年の六月の時点で成立をいたしました港湾労働法の施行を控えて、目下その施行の対象となる六大港湾で、それぞれ登録の促進の問題に関連をして、関連の運輸省であるとか、あるいはこれはこの法案の成立の過程で、たとえば労働委員会であるとか、あるいは運輸委員会と連合審査会などを開きまして、この法案が一人歩きをする時点においていろいろと障害になってくるところは、港に組織暴力が相当はびこっておるのだ。これは組織暴力が陰に陽にからんでくる、こういうような論議が繰り返されておるわけでありますが、それは過去の問題といたしましても、七月一日から港湾労働法の全面施行……

第52回国会 社会労働委員会 第2号(1966/07/26、7期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私のいただいておる質問時間は、おおむね往復で一時間ということでありますので、きわめてはしょって、急行列車で走らざるを得ない宿命に置かれておる、こういうわけであります。  最初、労働大臣に、たとえば先月の二十三日の時点だと思いますけれども、七月の一日から港湾労働法が動き始めるという展望の上に立って、でき得べくんばうまく一人歩きができる、そういうことを願いつつも、しかし非常に心配があったわけでありますので、あの時点で若干の質問をいたしたわけでありますが、どうも杞憂が当たりまして、たとえばお気づきの点であるかどうかは別として、たとえば労働大臣は、これは二十一日の、今月の二十一日ですが……

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1966/10/24、7期、日本社会党)

○杉山善太郎君 大臣に、あるいは環境衛生局長にお答えはいずれでもけっこうでありますが、新潟県阿賀野川の流域に発生した有機水銀中毒事件について、もうだいぶ時間がたっておりますが、窓口はいずれにいたしましても、その原因追求の結論がもう出ていいタイミングだと思いますが、もし出ておったならばそのように、出ていなければその見通しについて、さらに時間がないので、はしょって申し上げておきますけれども、相当に国の調査を圏の費用であの手この手から科学的、あるいは医学的調査が煮詰まったはずでありますので、その事件については、ひとつ国の責任において天上天下に公表いただきたいということも含めて、まず第一のお尋ねをする……

第55回国会 社会労働委員会 第6号(1967/05/11、7期、日本社会党)

○杉山善太郎君 関連。若干視点を変えて基本的な問題を質問いたしますが、私ずっと聞いておりまして、いみじくも同僚の藤田委員が言ったことで、法律の悪いものは法律を変えたらよし、あるいは審議会が運用上、制度上、質的に矛盾があるならば変えることが骨子でなければならぬと思う。もう公労協の中核組織は、言うならば国労だと思うんですよ。それが数字で一万円なり八千円なりの要求をしておるんだ、しかも、これはストライキ宣言を出しておるんだ。しかし、これを受けとめられる政府の側では、たとえば大臣談話かあるいは声明か、ともかくも労政局長が、その要旨はおおむねかくかくだという、その要旨は一応うかがい知っておりますが、ぼく……

第55回国会 社会労働委員会 第9号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○杉山善太郎君 まず、最初に厚生大臣と、それから、その関連で、ほんとうは科学技術庁長官に来てほしかったのでありますけれども、それなりの窓口の科学技術庁の研究調整局長ですか、いらっしゃっておりますもので、そのお二方にまず第一に御質問いたしますので、あらかじめお含みいただきたいと思います。  御承知だと思いまするけれども、去る三月の十八日の時点で、私、社会党を代表いたしまして、参議院の本会議で代表質問を行なったのでありまするが、その際に、私は、問題意識として、当然この国会に問題の公害基本法が提案をされることを予測しながら、すでに過去の経過の中では、具体的な問題として、去る昨年の十月に、厚生大臣の諮……

第55回国会 社会労働委員会 第15号(1967/06/15、7期、日本社会党)

○杉山善太郎君 関連で一つ。  実は、大臣のいまのお話を聞いておりまして、どうも一つ大橋委員の関連で質問をしてみたくなりましたのですが、実は、労働行政のあり方と、いわゆる姿勢の問題について、私は昔を思い出して、私の先輩で、元船長をしておりまして、その時点で私は一つのまだ見習いのエンジニアであったわけでありますが、政治の動きで政治の中に頭を突っ込み、手を突っ込みまして初代の労働大臣になったわけです。米窪満亮という男ですが、これが労働大臣になったものですから、ぼくは、場違いで労働大臣になって、初めてで、しかも、あなたは英語も達者だし、世界を、港を通して、窓口だけ歩き回っているんだけれども、一体、労……

第55回国会 社会労働委員会 第19号(1967/06/29、7期、日本社会党)

○杉山善太郎君 それでは、まあ対話の形式でひとつじっくり――といっても時間はむだにはさせません。で、主としてきょうは村上労働基準局長を窓口としまして、いろいろ労働省側に御配慮をいただきたいと、こう思いまして、そういう心組みで質問をいたすことにいたします。  まず、お尋ねに入る前に、二、三の資料をひとつ参考にしていただくといいと思いますので申し上げます。昭和電工鹿瀬工場元従業員の略歴をちょっと御紹介申し上げますが、現住所は新潟県東蒲原郡三川村字九島、氏名は斉藤忠夫、年齢が五十九歳と、こういうわけであります。で、斉藤氏は昭和十年十月同工場に入社、昭和三十八年回工場を退職したが、三十年近くも同工場の……

第56回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1967/09/07、7期、日本社会党)

○杉山善太郎君 関連で、ちょっと交通関係のお尋ねをいたしますが、いみじくも国道七号線問題云々の話がございましたが、要するに山形と新潟のやはり交通路線の動脈は、何といっても米坂線だと思います。それにしてもかなり痛手をこうむって、つめあとも大きいのであります。基本資材を運ぶためには、道路がなんとか目鼻がつかなければならん、こういうことでありますけれども、きょう見ますと、政府関係委員の中では鉄道関係の常務理事もいらっしゃいますから、ひとつこの米坂線の復旧については、日夜鋭意努力していらっしゃると思いますが、これはまあ重要なことでありますので、関連でありますが、ちょっとひとつ、これは山形にしても新潟に……

第58回国会 社会労働委員会 第11号(1968/05/07、7期、日本社会党)

○杉山善太郎君 新潟県の阿賀野川の有機水銀中毒事件の原因について、これは実は科学技術庁の長官にそのものずばりでお答えを願いたいのでありますが、たぶんお見えにならないだろうということも推定をしておったわけでありますが、はたせるかなお見えになっていない。しかし、質問の目的意識は、まず第一番目には、阿賀野川の有機水銀中毒事件の原因が一体どこにあったのかという事項について、一体全体、政府の統一見解なるものが、国の了解を得て、しかも国の責任において、国の費用で、かなり大がかりな研究調査も行なわれておる。社会通念からいっても、科学的であるということの内容と意義は、これは今後十分論議の爼上にのる問題であると……

第58回国会 社会労働委員会 第17号(1968/06/03、7期、日本社会党)

○杉山善太郎君 たいへんどうもありがとうございました。


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 社会労働委員会 第2号(1971/07/24、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ちょっと関連でありますけれども、大臣おられるのでお聞きするわけでありますけれども、昨夜のフジテレビにおける各権威者の討論会の中で、一つ気になることがあるのです。展望と推移と関連をして、武見さんがインスタント政治解決については応ずることはできないのだ、インスタント政治的解決。討論会で受けて、また、けさの新聞を見た範囲では、二十七日かに大臣と武見さんがお会いになるということもわかりますし、また、竹下官房長官のニュアンスでは、近い将来に総理ともお会いになるのだ。いずれにしても、インスタントな政治的な解決については絶対――私も解放運動の中で四十何年間、ところが責任ある発言としては絶対と……

第66回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1971/10/14、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 関連でありますけれども、私はいま須原君の言われる、薬は食料品かどうかということですが、通念で言って、実は私もきくきかないは別として、何とはなしに、大体生来の高血圧なものですから、とにかくめちゃくちゃに飲んでいる。飲まないというとどうもいかぬ。しかし、別に飲まなくても何ともないわけだ。できるならば飲まないほうがいいと思って、このごろは何とはなしに……気分の問題です。そこで問題は、いま大臣がいみじくも言ったが、これはそうするには、たとえば調査権であるとかあるいは立ち入り権という問題について何々審議会、それはいいでしょう。であるけれども問題はそれが法改正を必要とするならば、ほかのほう……

第67回国会 公害対策特別委員会 第3号(1971/12/17、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、ちょうど数えてきょうで満十七日目になるのでありますけれども、新潟の――これには港の外と書いてありますけれども、これは法律的に、また慣行的に国際路線からいきましても、これは新潟の港域内でありまして、外国船が入ってきて、かってにアンカーを港にぶち込んでわれ関せずえんといっていたわけではなくて、いわゆる第九管区保安部長が港長でありまして、そしてここヘアンカーを置けということでありますので、法律的にも、国際的にも慣行上これは港の外でなくて、港域ということです。これはまあ事務当局も、そういう意味でひとつ重大なこれはポイントでありますから……。  御承知のように、十一月の三十日に、こ……

第67回国会 社会労働委員会 第3号(1971/11/30、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 いまの問題に関連をして率直に申し上げますけれども、もうちょっと三、四年前でありますけれども、新潟県の阿賀野川の有機水銀性の問題について、私は当時やはり社労委に議席を置いておって、われわれに質問権もあるし調査権もあるわけでありますけれども、当時の公衆衛生局長、もういまおりませんけれども、御承知のように疫学班がやはり仕組まれて、そうして加害者が、言うならば真犯人はこの辺だろうという、大体相当な国の費用と大がかりな調査団と権威ある学者が集まって一つの結論が出たわけだ。そこで厚生省としてもやはり問題を今度は通産省であるとか科学技術庁で合議をする、それが国の最終的な結論だと、そういう一つ……

第67回国会 社会労働委員会 第5号(1971/12/07、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 関連。その因果関係ですがね、具体的な問題として、いまの大臣のお話しでありますが、たとえば卑近な実例といたしまして、大体数年の時間を要したかと思いますけれども、新潟県の阿賀野川における有機水銀の、これはやはり人権擁護委員会であるとか、裁判という過程をしながら、結局また厚生省でも相当な調査班をして、大体、調査の結果はかくかくである……。それを国の段階で判断をする場合に――関連は通産省であるとか科学技術庁にありましたが、最初の、結局厚生省が調査団をつくって出た結論が、結局裁判で大体位置づけられたわけです。真犯人は、阿賀野川における上流の昭和電工である。その立証の段階で、昭電側の立場に……

第68回国会 逓信委員会 第2号(1972/03/07、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから通信委員会を開会いたします。  委員の異動についてまず御報告いたします。  去る一月二十九日、横川正市君が委員を辞任され、その補欠として私、杉山善太郎が選任されました。また、本日は山田徹一君が委員を辞任され、その補欠として中尾辰義君が選任されました。
【次の発言】 一言簡潔ではあすが、ごあいさつを申し上げます。  このたび、はからずも逓信委員長に選任さました杉山でございます。逓信関係の事情にはなはだうといものでございますが、選任されまたした以上、きわめて微力ではありまするけれども皆さま方の御協力をいただきまして、その職責全うしてまいりたいと存じます。幸い本……

第68回国会 逓信委員会 第3号(1972/03/14、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の皆さんに理事会の経過を報告いたします。  本日の委員会は、まず本委員会所管の調査を議題として鈴木、森両君から約一時間程度の質疑を行ないます。次に、前回に引き続きNHK昭和四十四年度決算を議題とし、質疑に入り、森君が休憩をはさんで質疑を行ないますが、以上のとおり運びますので、御了承をいただきたいと思います。
【次の発言】 まず、委員の異動について報告いたします。  去る十日、中尾辰義君が委員を辞任され、その補欠として山田徹一君が選任されました。
【次の発言】 まず、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議……

第68回国会 逓信委員会 第4号(1972/03/16、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) それでは、ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  本日、山田徹一君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君が選任されました。
【次の発言】 日本放送協会昭和四十四年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書を議題といたします。  前回に引き続き、これより質疑を行ないます。質疑のある方は御発言を願います。鈴木君。
【次の発言】 資料はようございますね。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。

第68回国会 逓信委員会 第5号(1972/03/21、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十一日、塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として山田徹一君が選任されました。本日、野上元君が委員を辞任され、その補欠として森中守義君が選任されました。
【次の発言】 まず、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。森君。
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  これより森君の……

第68回国会 逓信委員会 第6号(1972/03/23、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
【次の発言】 新谷君の要望の趣旨に沿うて、お出しいただくように申し上げておきますが、いかがですか、ようございますか。
【次の発言】 それでは放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求める件を議題といたします。  前回に引き続き、これより質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。鈴木君。
【次の発言】 その前に、視学官、鈴木委員要求の資料はいいですね。
【次の発言】 その前に、視学官、鈴木委員要求の資料はいいですね。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。本日、森中守義君及び山田徹一君が委員を辞任され……

第68回国会 逓信委員会 第7号(1972/03/28、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) それでは、ただいまから逓信委員会を開会いたします。  この際、参考人の出席要求に関する件について、おはかりをいたします。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件の審査のため、明後三十日午前十時に参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、人選につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 それでは、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  ……

第68回国会 逓信委員会 第8号(1972/03/30、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  本日は、参考人として東京大学教授江村稔君、放送番組向上委員会委員長高田元三郎君の出席をお願いしております。  この際、参考人の方々に委員会を代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。お二方には御多忙のところ御出席をいただきましてまことにありがとうございます。  本日は、当委員会におきまして審査を進めております放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件について、参考人の方々の御意見を承り、本件審査の参考にいたしたいと存じております。……

第68回国会 逓信委員会 第9号(1972/04/13、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告申し上げます。  一昨十一日、塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として山田徹一君が選任されました。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  国際電気通信事業の調査のため、国際電信電話株式会社取締役社長菅野義丸君、同取締役副社長板野學君、同常務取締役甘利省吾君、新川浩君、増田元一君、木村光臣君、増森孝君、同取締役米田輝雄君、古橋好夫君、三輪正二君、以上十名の方々を参考人として本日の委員会に出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。

第68回国会 逓信委員会 第10号(1972/04/18、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十四日、竹田現照君が委員を辞任され、その補欠として野上元君が選任されました。  また昨日、十七日、鈴木強君が委員を辞任され、その補欠として山崎昇君が選任されました。
【次の発言】 簡易生命保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から御趣旨説明を聴取いたします。廣瀬郵政大臣。
【次の発言】 本案に対し、質疑の申し出がございますが、質疑は後刻に譲ることにいたします。
【次の発言】 それでは、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。 ……

第68回国会 逓信委員会 第11号(1972/04/25、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  この際、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。  長田裕二君の委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に長田裕二君を指名いたします。
【次の発言】 それでは簡易生命保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、これより質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。森君。

第68回国会 逓信委員会 第12号(1972/05/09、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  簡易生命保険法の一部を改正する法律案の審査のため、簡易保険郵便年金福祉事業団理事長、武田功君を参考人として、本日の委員会に出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 簡易生命保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、これより質疑を行ないます。質疑のある方は順次第発言を願います。

第68回国会 逓信委員会 第13号(1972/05/11、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  昨十日、山田勇君及び塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として青島幸男君及び山田徹一君が選任されました。
【次の発言】 それでは電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。廣瀬郵政大臣。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑のある方は御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、本日はこの程度にとどめます。  本日はこれで散会いたします。    午後二時十二分散会

第68回国会 逓信委員会 第14号(1972/05/16、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、山田徹一君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君が選任されました。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のため、日本銀行理事渡辺孝友君を参考人として本日の委員会に出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さよう決定いたします。
【次の発言】 それでは、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  鈴……

第68回国会 逓信委員会 第15号(1972/05/18、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  それでは、電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続きこれより質疑を行ないます。質疑のある方は御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、本日はこの程度にとどめます。  本日は、これで散会いたします。    午後五時三十六分散会

第68回国会 逓信委員会 第16号(1972/05/23、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、山田徹一君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君が選任されました。
【次の発言】 電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。  それでは、前回に引き続き、これより質疑を行ないます。質疑のある方は御発言を願います。
【次の発言】 それでは、午前の質疑はこの程度にとどめ、午後二時まで休憩いたします。    午後零時六分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。  電信電話設備拡充のための暫定措置に関する法律等の一部……

第68回国会 逓信委員会 第17号(1972/05/25、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  郵便切手類模造等取締法案を議題といたします。  本案につきましては、すでに趣旨説明を聴取しておりますが、この際、郵政当局から補足説明をお願いします。溝呂木郵務局長。
【次の発言】 それでは、これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もなければ、討論はないものと認めて御異議ございません……

第68回国会 逓信委員会 第18号(1972/06/01、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のため、社団法人日本民間放送連盟専務理事杉山一男君を参考人として本日の委員会に出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 それでは、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  鈴木君より質疑の申し出がございますので、鈴木君に質疑をお願いいたします。鈴木君。

第68回国会 逓信委員会 第19号(1972/06/06、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) それではただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、野上元君及び山田徹一君が委員を辞任され、その補欠として成瀬幡治君及び塩出啓典君が選任されました。
【次の発言】 有線テレビジョン放送法案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。廣瀬郵政大臣。
【次の発言】 本案は、衆議院において修正議決されておりますので、この際、衆議院における修正部分について、修正案提出者、衆議院議員水野清君から説明を聴取することにいたします。水野清君。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。……

第68回国会 逓信委員会 第20号(1972/06/08、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  本日は有線テレビジョン放送法案を議題といたします。、本日、参考人といたしまして日本放送協会専務理事、松浦隼雄君、日本民間放送連盟専務理事、杉山一男君、新聞通信有線放送協議会政策委員会幹事、尾崎芳雄君、下田有線テレビ放送株式会社社長、竹河信義君、国際基督教大学教授、一瀬智司君、東京ケーブルビジョン池袋地区視聴者松原保広君、以上の六名の方の出席を願っております。  この際、参考人の方々に委員会を代表いたしまして一言ごあいさつを申し上げます。  皆さんには御多忙のところ御出席いただきましてまことにありがとうございます。本日は、当委……

第68回国会 逓信委員会 第21号(1972/06/12、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  有線テレビジョン放送法案の審査のため、日本放送協会副会長、小野吉郎君、同専務理事、松浦隼雄君及び株式会社日本教育テレビ常務取締役、泉毅一君、以上三名の方々を参考人として本日の委員会に出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 それでは有線テレビジョン放送法案を議題といたします。  前回に引き続き、これより質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第68回国会 逓信委員会 第22号(1972/06/16、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  成瀬君より質疑の申し出がございますので、これを許すことにいたします。成瀬君。
【次の発言】 それでは、成瀬君の質疑は、この程度にとどめます。
【次の発言】 郵便貯金法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、これより質疑を行ないます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 関連さしてもらって特に委員長に発言さしてもらいますけれども、一口に言って郵便貯金の主権者は貯金者、庶民大衆だと思う……

第69回国会 逓信委員会 第1号(1972/07/12、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  去る五日、横川正市君が委員を辞任され、その補欠として鈴木強君が選任されました。  また、去る六日、成瀬幡治君が委員を辞任され、その補欠として野上元君が選任されました。  また、本日、塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として山田徹一君が選任されました。
【次の発言】 まず、調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のため、調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございま……

第69回国会 逓信委員会 閉会後第1号(1972/08/10、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る七月十二日、長田裕二君が委員を辞任され、その補欠として増原恵吉君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。  先に御報告いたしました長田裕二君の委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に今泉正二君を指名いたしたいと思います。

第70回国会 逓信委員会 第1号(1972/10/27、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る八月十一日、辻一彦君が委員を辞任され、その補欠として鈴木強君が選任されました。
【次の発言】 まず、調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行なうこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございま……

第70回国会 逓信委員会 第2号(1972/11/13、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十月二十七日、増原恵吉君及び郡祐一君が委員を辞任され、その補欠として、平井太郎君及び塚田十一郎君が選任されました。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のため、日本放送協会専務理事、松浦隼雄君及び宇宙開発事業団副理事長、松浦陽恵君、同理事、野島正義君を参考人として本日の委員会に出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。

第71回国会 運輸委員会 第3号(1973/02/22、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 きょう私、大臣がお見えになりましたならば、この委員会における大臣の所信表明に関連をして若干のお尋ねをいたしたいと、こう思っておりますけれども、何ぶん大臣の御都合で、時間かせぎということになりますけれども、きょう、いまいみじくも磯崎総裁からATCの問題についての好ましからざる事象に対して、いち早く、御如才なくしかじかの説明がございましたけれども、要するに、あとからきょうの委員会でも……。  最近いろいろ事象があると思いますけれども、広範多岐にわたって日本列島全域の輸送の動脈を掌握しておられる国鉄の当局としましては、旅客に対するサービスというものは、予測できなくて起きることがありま……

第71回国会 運輸委員会 第4号(1973/03/08、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 関連をしてでありますけれども、焦点をしぼって、そういう方向の中でいま瀬谷委員の提案がこれあり、理事会で十分な根回しをしてもらうということも、私は非常に意に即した提言であり、発言だと思いますが、そこで、そういうことを予測展望しながら、大臣おられまするので、まだ勉強しておられぬかどうか別として、たとえば動労のいまの順法闘争はゆえなくして行なわれてないんだと、必ず現象がある限りにおいては、よって来たる経緯、背景があるんだ、ずばりと言って、たとえば落石であるとか、あるいはなだれであるとか踏切事故であるとか等々含めて三千カ所に及ぶ危険白書というものを動労は天下に公開もし、公表しておるとい……

第71回国会 運輸委員会 第7号(1973/04/17、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ちょっと関連して一言。  運輸大臣、それから大蔵、労働関係の大臣はおられなくても次官がおられまするから………。複合重層ということがありまするけれども、いまのこの年金問題に関する生活要求という側面もありましょうし、それから経済要求という側面もありましょうし、それから政治的な要素も持つ側面もあろうと思います。  したがって四十八年の春闘が一体どういう性格のもので、どういう位置づけであるかということについては、いろいろの視点がございましょうが、歴史の流れの中では、四十八年には四十八年春闘というものがあるのだと。したがって、いま当面における年金というものは、春闘といえば賃上げだというこ……

第71回国会 運輸委員会 第9号(1973/04/24、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 いまいみじくも委員長から若干の御同意をいただいたわけでありますが、質問の通告は大臣自体にしておりませんでしたけれども、御承知のように、きょうは三公社五現業を含む公労協のストが、是非は別として、現象面で起きておることはぬぐうべからざる客観的な冷厳な事実だと思います。その中でも、運輸省の所管に基づく動労なり国労なりは、やはり例外なく順法ストに入っておる。しかし昨日、昭和四十二年以来型のごとく――これは悪い癖だと思いましたけれども――ゼロ回答であったのが、ともあれ有額回答がなされておる。昨日なされて、本日やはり一つの闘争が行なわれておると、こういう事実にかんがみまして、公労協や春闘共……

第71回国会 運輸委員会 第10号(1973/05/08、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 前回に引き続きまして、港湾法の一部改正に関しまして若干の質問を行ないます。  現行法が制定されたのは、せっかく御承知のとおり、昭和二十五年の五月三十一日でありますが、自来、今日に至るまで、数回の、一部それなりきの改正があったはずでございますが、またその間、特別法であるとか、あるいは特例法等がつくられました。たとえば、港湾整備促進法であるとか、あるいは特定港湾施設整備特別措置法であるとか、港湾整備緊急措置法あるいは外貿埠頭公団法等が制定されておるのであります。この間、港湾の開発、利用が行なわれてきたが、しかし今日の時点から振り返って見ますと、国民の生活向上、なかんずく港湾都市の勤……

第71回国会 運輸委員会 第11号(1973/05/10、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、本法の提案されたその時点から、きょうで三回目でありますけれども、若干気がひけないわけではないわけでありますけれども、しかし言うべきは言い、聞くべきは聞き、これが慎重審議の――やはり私は、客観的にはどうあっても、私自身の主観からいくと、これは重要法案だと、そういうふうにとらえておりますので、御了承いただきたいと思います。  そこで大臣にも、またかというふうに聞こえると思いますけれども、私は、やはりこの法案を、現行法と改正案というものを比較対照して三つのポイントを申し上げたわけであります。  一つは、これはオーバーではないけれども、ともかくも地方自治権の侵害というふうに受けと……

第71回国会 運輸委員会 第12号(1973/06/05、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ちょっと関連でいいですか。  いみじくもいま小柳委員から、旅客カーフェリーの航行安全に関する行政監察結果に基づく勧告、ということは、具体的には昭和四十七年の九月、行政管理庁から運輸省になされておるわけでありますが、海にちなんで実際はやはり日本列島を取り巻いてそれぞれ各管区の保安本部なり、それから海運局等が配置されてあるわけでありまして、指導指示という問題は、これは行政管理庁が運輸行政当局や保安行政当局に対してこういう一これは運輸省でありますけれども、問題は立ち入り検査、監察あるいは勧告というものがほんとうに確認されているかどうかというところに大きな問題点があるわけです。若干次元……

第71回国会 運輸委員会 第15号(1973/06/21、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 森中委員の問題に関連をして、列島改造論が出ましたので。  先般、私がこの港湾法の問題に関連をして、トップバッターで長々と、大臣からいみじくもそう同じことを二回も三回も言うなよと、そういうことは、私は総理の発想が、ともかくも列島改造の中に、ワク組みの中に、内航海連のあり方というものと、その拠点である港湾というものは意図的に位置づけられておるんだ。したがって新しい航路を開発をするという点については、やはり重要な、追及しなければならない点だ。そういうポイントをその当時感じでおったから、繰り返し繰り返し重要なポイントだというふうについて、私の主観からいえば、繰り返すどころか、どうしても……

第71回国会 運輸委員会 第18号(1973/07/03、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ちょっと関連。  この一項の「港湾の開発、利用および」云々というカッコにとじられておりますが、この利用というものについて、もちろん当然意図的には利用の対象になるのは船主であり荷主であるということと、かてて加えて御承知のように、去る六月の六日にジュネーブで港湾荷役のいわゆる近代化ということが条約案として、とにかく勧告案であろうと条約案であろうと、そういう方向に動いているわけでありますので、したがって港湾のあり方というものを考えてみるというと、船主あり荷主あり、そしてこれを十分海陸の接点で結合する一つの港湾荷役作業を請け負う一つの港運業者もある、これに対する従業労働者というものもあ……

第71回国会 運輸委員会 第30号(1973/09/13、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 小柳委員の問題について関連。  公制審の最終答申に関連いたしまして、ことばのあやではなくて、「可及的すみやかに」という、そういう一つのうたい文句もありますが、客観情勢は、せっかく御承知のとおりだと思いまするけれども、労働組合四団体はもちろん三公社五現業等を含め、民間も含めて、最終答申に対して、政府の姿勢と政治姿勢という問題について重大な関心を持っていることは、これは疑いのない既成の事実であります。  したがいまして七三春闘の総括の上に立って、主体的にはインフレ下の一体労働者の生活という問題に関連をして、やはり十二月の時点では、当面の一時金の要求というものに不可分な関係を持って、……

第71回国会 決算委員会 第11号(1973/06/13、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、列島改造問題と不可分左関係を持つ土地問題に関連をいたしまして、言うならば庶民、国民大衆の側に立って若干の質問ということよりも、むしろ追及をすると、こういう立場で若干の時間をもらっておるわけでありますが、金丸建設大臣、その他関係省庁の関係者に申し上げておきますが、私もほんとうは往復四時間ぐらい質問の時間をほしいのでありますけれども九十分にワクをはめられて、それ以下にさらに圧縮せよというふうに委員長から厳達を受けておりますので、非常にきびしいと思っておりますが、要するに、質問に対して私も柱を立てて、それに若干の具体ごとを控えておりますので、要にして簡潔な、それはできないと、で……

第71回国会 社会労働委員会 第15号(1973/06/28、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、最初に労働大臣にお尋ねいたしますが、申すまでもないことでありますが、大臣は海運関係の御出身であられますし、言うならば日本列島改造の大きなワク組みの中で、貿易の問題であるとかあるいは海運あるいは港湾、そして何といったって労働行政の日本における行政の長官であり最高権威でありますので、公正な労使関係については、およそ補佐官のアドバイスを得られるまでもなく勘どころとつぼだけはしっかりと大臣は把握しておられるというふうに御期待を申し上げておるわけであります。  したがいまして、私は実はこの法案が日の目を見た、これは昭和四十年の時代でしたか、その原点に立ち返ってひとつ大臣に所信を、見……

第71回国会 社会労働委員会 第17号(1973/07/05、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 委員長、ちょっと速記をとめてくれませんか。
【次の発言】 前回に引き続き、審議に入らしていただくことにいたします。審議拒否でなくて、大臣御心配なく、審議協力でありますので。  申すまでもないことでありますが、すでにジュネーブにおいても、言うならば、港湾労働の近代化の条約が採択されておりますので、それが批准されておるとかされていないとかということはこれは度外視いたしまして、かてて加えて、三日の日でしたか、労働大臣は、かなり質的な内容を持った労働白書もすでに天下に発表されておられると、そういうような状況下でありまするので、いわゆる港湾労働の近代化というものは、わが国が批准をしておる……

第71回国会 逓信委員会 第1号(1972/12/22、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  この際、御報告することがございます。  皆さますでに御承知のとおり、本委員会委員野上元君は、去る十一月十九日病気のため逝去せられました。まことに哀悼痛惜にたえません。  野上君は、前に逓信委員長としてその重責を果たされ、また、長らく本委員会の委員としてその職責を全うされました。  つきましては、ここに委員の皆さま方とともに、生前の野上君の御功績をしのび、つつしんで黙祷をささげ、御冥福をお祈り申し上げたいと思います。  御起立をお願いいたします。  黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。  御着席を願います。

第71回国会 逓信委員会 第2号(1973/02/22、9期、日本社会党)

○委員以外の議員(杉山善太郎君) 前委員長の杉山であります。  過去一カ年の間、各理事さんはもちろんのこと、委員の皆さんにたいへん勉強さしていただきまして、大過なくその任を過ごさしていただきましたことに対して、厚くお礼を申し上げます。  ただ、私もやはり思い出すことは、皆さんとともに、郵政事業百年記念祭という方向づけの中で、庶民金融の原点である郵便貯金等々の問題が、しかも二万という全国、日本列島の郵便局の中に貸し出しの窓口ができたということは、非常にこれは私の生涯を通しての一つの意義深いことだと思っております。  ただ、新しい委員長や大臣にもお願いをしておきたい願望でありまするけれども、円は外……

第72回国会 運輸委員会 第5号(1974/02/19、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 この法律案の一部改正が、衆議院の段階では、言うならば継続審議という形で修正をして附帯決議、そういう形で参議院の段階に回ってきておりますけれども、この法案がこのままの形でひとり歩きをするということになりますとたいへんなことになるんじゃないか。言うならば重要法案であるとか、ないとかということとは別問題として、非常に問題がある法案である。でありまするから、少なくとも私どもは、やはり政治的な一つの常識のルールの中で、衆議院で修正で回ってきているものを、さらに参議院の段階で修正をするということになれば、またこれが衆議院のほうに回付されるということになれば、全く急がば回ってもこれが廃案にな……

第72回国会 運輸委員会 第6号(1974/02/21、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私たちは、一昨日の本委員会の同意を得まして、言うならば百聞は一見にしかずという春秋の論理に基づきまして、黒住理事、不肖杉山理事と、横浜を拠点としております竹田四郎委員と同道いたしまして横浜に行ってまいったわけでありまして、これは要するに六大港の一つの実態を知ることができたと思うんです。  そういう点で、一昨日大体質問いたしましたけれども、補完の意味で、ごく短時間に、重複を避けまして、村尾さんの心配事や質問で大体いいと思いますが、そういう春秋の論理に基づきまして、この点は、いまいみじくも海上保安庁の長官は長官の立場で、海上交通安全の守りの神として、しいて意見を言えというならば二名……

第72回国会 運輸委員会 第7号(1974/02/28、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 関連で申し上げます。  ずばり総裁にひとつお答えいただきたいんですが、問題は、国鉄の労使問題という問題が一つと、いま一つは国鉄のサービス問題という問題に限定してお尋ねいたします。  山より大きい獅子は出たためしがないので、なるほどいまの四十九年の春闘は戦後十九回目の春闘であることも御承知だと思いますけれども、国民春闘だというふうに評価されておるわけでありますが、その中で、ちょうど総裁が就任された当時、この委員会で、当時新谷運輸大臣でありましたんですが、あなたは労使問題のもののとらえ方は、要するにトップが腹を割って話すことが、すべての労使問題解決の原点であるというふうに言われてお……

第72回国会 運輸委員会 第8号(1974/03/07、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、先日の本委員会で、徳永運輸大臣と藤井国鉄総裁に御出席をいただきまして、大要二つの質問を関連の中でありましたけれども、いたしておきました。  一つは、およそ労使関係に起こるもろもろの問題は、労使間がやはり労使対等の原則を踏んまえて、腹を割ってトップが話し合うということがすべての原点じゃないか、そういう形の私の見解、主張について、おおむね合意を見たというふうに信じております。  もう一つの点は、すべての運輸交通事業、それが国営であろうと私企業であろうとサービスの原点は安全がすべてであると、そういう点についての意見についても全く同意、同感であるという合意を得ておると、こういうふ……

第72回国会 運輸委員会 第10号(1974/03/26、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 慎重審議する時間と余裕がないことをはなはだ遺憾と存じますが、まず最初に大臣にお伺いしておきますが、この法律の改正案は、わが国海運政策の言うならば一環としての内航海運の合理化ではないかと、そういうふうに理解をいたしておりまするが、この際大臣の見解を簡潔にひとつお伺いをしたい、こういうふうに思っております。
【次の発言】 私の杞憂であればいいのでありますけれども、この法改正後における保険組合の経営の言うならば健全化と申しますか、組合員に対する保障の確保等についての見通しというような問題について、たとえば木船の減少とか鋼船化について一体どのような見通しを立てておられるのか。木船の船主……

第72回国会 運輸委員会 第14号(1974/04/04、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 まず最初に、運輸大臣のほうからひとつお尋ねいたしますから、こっちを向いてひとつ姿勢を正していただきたいと思います。実は、御承知だと思いますけれども、去る四月の一日に田中首相が、まあその内容の評価はどうあろうとも、アメリカの有名雑誌ブリタニカのイヤーブックというのがあるわけですが、それへ「日本の進むべき道」という論文を出しておられるわけです。言うならばこれは「日本列島改造論」の姉妹版だと思う。田中総理が新潟県出身の立場か、あるいは各紙もそうかと思いましたけれども、私ちょうど新潟へ帰っておりまして、新潟日報は社説でそれなりの評価を下しておるわけでありますが、それはそれといたしまして……

第72回国会 運輸委員会 第18号(1974/05/30、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ここ数年来、海事海運は言うならば船舶が非常に大型化されてきたし、それだけではなくて機械化されてきた、言うならばラッシュ船であるとかコンテナ船であるとか、あるいは港湾荷役作業の面では象の鼻のようなものが出てきて、あれはサイロと言うんだそうでありますが、ばら積みのごときは港湾労働者は手も足も何も出ぬというような、それからかてて加えてカーフェリーの長距離、中距離化といったような動きの中で、在来の貨物輸送の形態であるとか、あるいは港湾における労働者の荷役作業の関係が急速に変化してきておる。これに対応するために国はもちろんのことでありますけれども、地方自治体、公共団体等も相当な資金をつぎ……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1974/10/14、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は「むつ」の放射線漏れに関連いたしまして、政府の政治責任と、それから行政責任を追及する、そういう基本的なかまえで、時間的なワク組みがありまするので、その中でいま申し上げたような基本的な判断で質問をいたします。  私は去る九月の十一日でしたと思いますが、科学技術特別委員会の中で、要するに日本の原子力開発は、あるいは原子力行政はおよそ国民の合意とそれから信頼と納得を得るということの基本認識の上に立って進めなければうまくいかないだろうと、その時点では、私は陸上においてはたとえば原子力開発を意識し、それから、あるいはやがて問題になることを予測した、いわゆる核燃料再処理工場等も含めた、……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 閉会後第1号(1974/09/11、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 官房副長官御都合でありますので、非常にスタイルとしてはまずいのでありますけれども、一応理事会でそういうことをきめましたので、ずばりで質問申し上げますけれども、政府の原子力開発並びに原子力行政のあり方について国民の合意と納得を得ておるというそういう現状認識の上に立って原子力行政を推進しておられるかどうか、そういったような基本的な問題について政府の見解をずばりとお伺いしたいと思います。  私どもも往復のワク組みでわずかの時間しか立っておられませんし、いま自民党の中山先生の質問の中で、あなたの御都合で非常に見ばが悪いのでありますけれども、ずばり言って、政府は原子力の開発並びに原子力行……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 閉会後第2号(1974/10/16、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は去る九月の十一日の科学技術特別委員会において、言うならば海、陸を問わず、おおよそ原子力の開発や原子力行政のあり方について、政府の姿勢とそれから行政のあり方について質問をしたのでありますが、きょう実はもっぱら資料要求という形で、その根拠は実は会議録第一号であります。申し上げるまでもないことでありますが、第七十三回国会の閉会後の会議録第一号の一〇ページから一一ページと、そういうことに根拠を位置づけまして、ずばりで申し上げまするが、やはり新潟県の柏崎・刈羽に東京電力のいま原子力発電が位置づけられておりますが、具体的にはこれが去る七月四日の電調審で一応許認可が、言うならば一つの大き……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 閉会後第3号(1974/11/08、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 この前、この科技特委員会で、質問に関連して私関係の資料要求をいたしましたが、委員長の御配慮によりまして、このとおり関係省庁から確かに関係の資料をいただいております。したがいまして、この資料に基づきましてきょうは新潟県における東電の柏崎刈羽原子力発電所建設に関する立地問題等について若干の質問をいたしたいと思います。  御答弁をいただく関係の各位に、説明員に申し上げておきますけれども、いま申し上げました表題に関連をいたしまして資料をいただき、百聞は一見にしかずという、きわめて古いのでありまするけれども、しかしそういう含蓄のある中で、大きな柱を三本立てております。地質についてと、地質……

第75回国会 運輸委員会 第4号(1975/03/25、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は関係の省庁から、言うならば運輸大臣を初め労働省、それから警察庁各位に御出席をいただいておるわけでありますが、いまさら港湾産業の秩序の維持であるとか、あるいは港湾における公正な労使関係等の問題について質問をし、あるいは意見を申し上げなければならぬことを非常に残念に思います。と申しますのは、現行平和憲法の中では、すでに勤労する権利と、そして団結する権利と団体交渉する権利と、そして団体行動をする権利が保障されておる。にもかかわらず、港湾産業の中で、今日七十五回の通常国会を通じて、全日本港湾労働組合、言うならば日本列島全域における港湾産業労働組合の産別組織である全港湾と、港湾関係企……

第75回国会 運輸委員会 第12号(1975/06/26、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は水先法の一部改正について、衆議院の運輸委員長に対しまして、きわめて簡潔に三点についてお尋ね申し上げます。  まず質問の一点は、わが国の沿岸における船舶交通事情の急速な変化に対応する総合的な海上安全交通対策の推進については、各方面で早くから叫ばれておった問題であります。そこで今回の水先法一部改正は、その対策の一環として出されたものと理解いたします。この種の改正案は行政府の責任として、政府提出の形で出されてくることが通例でありましたが、今回は衆議院運輸委員会の発議で提出されたわけであります。それは原則的に私どもも、これはむしろ遅きに失する、こういう感の上に立っておりますので、そ……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1974/12/27、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につき、その議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行ないます。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの岩動君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に中尾辰義君を指名いたします。(拍手)

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1975/03/28、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、若干私の意図する質問順位を変えましたが、と申しますのは、実は井出官房長官にぜひ出ていただきたいと、そういうふうに考えておったわけでありますけれども、きょうは海部官房副長官に出ていただいて、非常に忙しいというふうに聞いておりますので、まず第一番に、一切の経過は抜きにしまして、御承知のように、二月の二十五日の閣議の決定でいわゆる原子力行政懇談会が発足しておる。また、去る三月十八日にはそれなりに第一回の会合が開かれておる。したがいまして、かくなる上は、その性格と言いますか、任務といいますか、今後の運営のあり方について一つの概要を、きわめてこれは過去を踏んまえ、将来の展望の中で、……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1975/06/13、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、言うならば、テレビの絵を見たり新聞を読んだりして、ホットをえてして好むという立場をとるわけではありませんけれども、昨日のNHKの放映、それからきょうの中央、地方紙を見ましても、九州電力の社長をもって言わしめれば、結局九州玄海の原子炉一号炉は安全の見本になるというような前ぶれを、あったニュアンスと受け取っておりますが、それはそれといたしまして、これは一体その実態は、無論ラジオで、あるいは絵で見、書いたものを見てわかるわけでありまするけれども、私が平素心配しておったのは、一度ならず二度三度ということになるというと、仏の顔もという問題がありまするように、たとえばそれはやはり九州……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1975/06/20、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 きょうは大山義年先生、内田秀雄先生、大変御多忙のところを御出席いただきましてありがとうございました。私の持ち時間は一時間でございますし、委員長から承りますれば内田先生は午前中という、そういう立場でおられるそうで、そういうことを配慮しながら、まず最初にずばりで大山先生にお伺いいたしますが、私は実はわが国の原子力行政の欠陥と開発体制の不備というものがずばり言って象徴的にあらわれたのがいわゆる原子力船「むつ」問題じゃないかというふうに私なりにとらえております。なぜさように申し上げますかというと、たとえば「むつ」放射線漏れ検討委員会にいたしましても、大山先生に御苦心いただきましたいわゆ……

第76回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1975/12/12、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 委員部に聞きますけれども、海部副長官は政府関係では御出席になりませんか。――長官も来ておられますから。  私は実はこういうふうに思うんです。平面的にとらえまして、日本の核分裂型の原子力開発行政は、行政先行型で立法が後追いというような形に客観的にも平面的になっております。裏を返して言えば、やはりそれは科技特が委員会として設置されながら、そういう位置づけの中で開かれないから、結局客観的には行政が先行して立法が後追いになるというような評価もあろうかと思いますけれども、いずれにいたしましても、今日的な段階において、たとえば原子力行政懇談会のあり方とその方向を展望しても、あるいは原子力船……

第77回国会 運輸委員会 第3号(1976/05/13、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 運輸大臣の所信表明に関連いたしまして若干の質問をいたします。  まず最初に、国鉄の抜本的な再建対策と不可欠な関係を持つ、国鉄四十数万の労働者の基本権であるところのスト権の復権の問題と労使関係について、大臣は行政の立場では一応どういうふうに現状を認識しておられるか。その現状認識について、かてて加えて、大臣は政府にあるところの関係閣僚会議のメイン的な立場におられると思うんで、あわせ兼ねて現状認識を、過去はこうであったとか、将来はどうであるということでなくて、今日ただいまの現状認識というものをずばりで聞いていきたいと、こう思うんでありますからお答えいただきたい。

第77回国会 運輸委員会 第4号(1976/05/18、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 柱は多く立てておりますけれども、簡潔に質問いたしますので、お答えいただく方で十分ひとつ御配慮いただきたいと思います。  最初に、この海洋汚染の防止と海洋環境保全対策の現状について所管の省庁からひとつお答えをいただきたい、こう思います。
【次の発言】 追及はいたしませんが、海洋汚染の防止の法律が、「及び海上災害の防止」ということに、これは過般のこの審議の過程で、前の国会だと思いますけれども、附帯決議がついてそういう関連で、かてて加えて海洋汚染も重大なことであるが、それが因となり果となって海上災害が起きるようなことがあってはならないというような関連で、この本法が一部改正という形で付……

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1976/05/14、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 関連でありますので、その枠組みの範囲で若干勉強してみたいと思います。  この原子力開発が心配に終わればいいんでありますけれども、もし結果としてトイレのないマンションというような形になるおそれがあるんじゃないかというふうに私は私なりに心配しておるわけであります。省エネルギーの一環として原子力開発の計画というものがそれなりに進んでおりますが、大体において確認をいたしておきたいと思いますが、いま稼働中のものは十二基であることは間違いありませんね。それから建設中のものは十六基あると思いますが、計画の上では千四百六万キロワットということに承知しておるわけでありますが、しかし、原子力関係の……

第78回国会 運輸委員会 第8号(1976/11/02、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、主として運輸大臣と、国鉄問題のメーンである総裁に質問いたします。  そこで、ずばり若干物を申し上げておきますが、私は基本理念として、質問は言わずもがなの問題でありますが、意見も含め、ポイントとしては、要望というようなやさしいものではなくて、これこれのことを要求すると、こういうことをポイントに置きたいと思います。  なぜかと申し上げますというと、まあ運輸大臣をたなざらえにするわけじゃありませんけれども、運輸大臣は陸海空の行政の三つのルートの頂点に立っておられる、言うならば行政の長官である。同時に、三木内閣のもとにおいてはかなり発言力の大きい国務大臣でもある。そういうポイント……

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1976/09/17、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につき、その議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの望月君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に柏原ヤス君を指名いたします。

第79回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1976/12/24、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につき、その議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの森下君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に柏原ヤス君を指名いたします。(拍手)

第80回国会 運輸委員会 第5号(1977/04/21、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 大臣はもちろんお見えになりますが、海運局長も船員局長もお見えになっておりますね。  配付されておるこの法律関係資料の中で、「国旗差別措置の概要」に各国の差別政策例がうたってございますが、この項目に当てはまる国々の名と、この項目に照らして、その国々のとっておる具体的な差別政策というものの概要を説明いただきたいと思います。  たとえば、本邦運航業者が現段階で不利益の取り扱いを受けて利益が著しく害されておる、そして対等の競争条件下にない措置をとっている相手国というのは具体的に言ってどの国か。もう一点は、当面通告または対抗措置をとらなければならない相手国はどのようにマークされておるか。……

第80回国会 予算委員会 第17号(1977/04/09、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、わが国は世界ただ一つの被爆国であると、そういう基本的な認識の上に立って核燃料サイクルの問題に直接間接に関連いたしまして若干の質問を展開いたします。  実はいろいろ時間の制約もこれありまして、参考人を呼んでいただきたいというふうに配慮したわけでありまするけれども、運営に協力をする意味で、実は参考人はお願いをして同意をいただいたわけでありまするけれども、しかし差し控えまして、原子力委員長の代理人である井上さんに来ていただきますので、ひとつ井上さんに説明をしていただきます。  実は四月八日の米国のカーター大統領は、原子力に関する七つの項目からなる新政策を発表しておられます。その……



各種会議発言一覧

6期(1962/07/01〜)

第48回国会 社会労働、運輸委員会連合審査会 第1号(1965/05/07、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 公正取引委員会の事務局長がお見えでしょうか。
【次の発言】 来ておられますか。いずれ運輸の委員がお見えになると思いますので、その方にお譲りいたします。公取の事務局長、ひとつあなたにお尋ねしたい点から始めたいと思いますが、いいですね。公正取引委員会は、一昨年の秋ごろ、言うならば三十八年の時点で、主として神戸その他六大港などといわれるそういったところの、たとえば港湾の船内荷役の独占化の傾向について一応勧告をされたという、そういうふうに聞いておるわけでありますが、その時点の前後の実情というものをひとつお聞かせいただきたいと、こう思うのであります。


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 社会労働委員会、運輸委員会連合審査会 閉会後第1号(1971/10/13、9期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私はこのマル生運動というものには、とらえ方については最初錯覚を持っておりました。何かマルクス、レーニズムでやはりコントロールをして、何か赤攻撃であるとか、革命の予行演習でもやるんだから危険的な存在だというようなふうに錯覚を起こしたわけですが、そういうものではなくて、率直に言って、総裁あるいは所管大臣である運輸大臣や、また労働行政の所管である労働大臣は、どういうふうに受けとめていらっしゃるかわかりませんけれども、とにかく現象面では国鉄のマンモス企業の中で多くの人たちがノイローゼというような状態におちいっているというふうに私は現象面でとらえております。ただそれだけではなくて自殺者ま……


10期(1974/07/07〜)

第76回国会 内閣委員会、科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1975/12/16、10期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、本連合審査会におきまして、わが国の原子力開発に関しまして、その基本理念と認識について、この場をかりて若干質問をいたしたいと思います。  ついては、私は三つのポイントを位置づけておるわけであります。簡潔に申し上げますが、わが国の原子力開発が核分裂型の開発体制である限り、行政のあり方が、国民の信頼と合意を確保するに値する、しかも国民に対して責任を持つものでなければならないというふうに考えておるわけであります。しかして、このことはきわめて重要なポイントであるというふうに考えております。  二つ目には、国民の信頼と合意を確保するためには、まず安全、環境、原発――具体的には原子力発……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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