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矢山有作 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

矢山有作[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP100(参)
79位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
375位
委員会発言(議会)歴代TOP500
339位
委員会発言(非役職)歴代TOP100
69位
各種会議発言歴代TOP100
58位
各種会議発言(議会)歴代TOP100
97位
各種会議発言(非役職)歴代TOP100
60位

6期委員会発言TOP25
20位
6期委員会発言(非役職)TOP25
20位
6期各種会議発言TOP10
9位
6期各種会議発言(非役職)TOP10
9位
7期委員会発言TOP50
27位
7期委員会発言(非役職)TOP25
24位
7期各種会議出席(無役)TOP20
19位
8期委員会出席TOP50
42位
8期委員会発言TOP25
11位
8期委員会出席(幹部)TOP10
9位
8期委員会発言(非役職)TOP10
10位
9期委員会発言TOP25
21位
9期委員会出席(幹部)TOP25
15位
9期委員会発言(議会)TOP10
5位
9期委員会発言(非役職)TOP25
25位
9期各種会議発言TOP20
17位
9期各種会議発言(議会)TOP10
6位

このページでは矢山有作参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。矢山有作参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

6期(1962/07/01〜)

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 閉会後第1号(1962/10/31、6期、日本社会党)

○矢山有作君 これはどなたから御答弁いただいていいのかちょっとわからぬのですが、まあ申し上げますから一番適当な方から御答弁いただきたいと思います。  ちょうど九月十一日、十二日に私も東海村に行ったのですが、原子力直接の問題ではなく、そのときに地元から陳情を受け、さらに将来の原子力研究のためにこれは考えなければならぬことだなという感じがいたしましたので、そのことをひとつお聞きしたいと思います。  東海村には、もちろん御承知のように原子力の研究所がありますし、それから原燃公社もありますし、さらに日本原子力発電会社の東海村の発電所も現在建設中でありますし、さらに聞くところによりますと、今後民間の原子……

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 閉会後第2号(1962/12/07、6期、日本社会党)

○矢山有作君 今、瀬谷委員のほうから御質問があったので申し上げることもないわけですが、しかしこの問題は、この間ちょっと話を聞いたのによると、原子力施設の周辺地帯の整備ということには本格的に取り組まなければいかぬ、こういうことから、何か原子力委員会の中ですか、専門部会ができた、こういうお話を聞いておりますが、この間第一回の会合が持たれたはずなんで、そのときの会合の結果はどういうふうになっていますか。
【次の発言】 その対象地域が決定された中に、この水戸の射爆場というものは中心的な地域として入っておるのじゃないかと思いますが、これはどうなのですか。

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1962/08/28、6期、日本社会党)

○矢山有作君 私は科学技術庁の新しい長官に対しましてお尋ねいたします。これから科学技術の振興に非常に熱意を持って本格的に取り組んでいこうとされるわけでございますが、その科学技術の振興ということについては、一つの基本的な理念というものがあると思うのです。科学技術の振興が正しい立場に立ってなされるということが必要だと思いますが、そういう点からして科学技術の振興に対する基本理念を長官がどういうところに持っておられるか、この問題を一つと、さらに、現在科学技術基本法案が制定されるというようなことを聞いておりますが、これについての基本的な問題、この二つに分けて御所見を伺いたいと思います。  まず第一は基本……

第41回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1962/11/16、6期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと一、二お伺いしたいと思います。  先ほどいろいろとお話が出たのですが、その中で大臣は消費者米価の値上げは現在の家計費の動向からして、家計の安定を害することはない、こういう考え方に立って値上げに踏み切ったのだ。これが一つの値上げの理由になっておったのだと思いますが、ところが、私のほうで消費者米価に関する資料というのを米審に出されたのを持っておるのですが、これを調べてみると、現在の家計の状況というのは、月収が二万五千円の世帯では大体家計は赤字になっておるように出ております。しかも、この月収二万五千円という世帯というのは全世帯数の中でどのくらいあるか。この調査もここに出ておりま……

第41回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1962/12/07、6期、日本社会党)

○矢山有作君 今、局長のお話を聞いていますと、消費の伸びが悪かった、それは特に飲用牛乳の消費の伸びが悪かったということを、景気の問題や、あるいはまた天候だけの問題にされておるようですが、はたしてそれだけでしょうか。私は、やはり飲用牛乳に対する会社側の販売政策というものに非常に大きな原因があるのではないかと思うんです。その点を考えずに、ただ天候のせい、あるいはまた景気のせいだけにされて、それでむしろ今までの御発言をずっと聞いていますと、会社の値下げのほうを好ましくないと言いながら、その値下げをやろうという会社のほうに加担するという言葉は悪いんですが、会社の立場を弁護するような発言が盛んにあるわけ……

第42回国会 地方行政委員会 第4号(1962/12/20、6期、日本社会党)

○矢山有作君 それじゃちょっとお伺いいたします。御承知のように、新産業都市建設促進法に基づく、新産業都市の指定基準及び当面の運用基本方針についての政府案が最近決定されたはずですが、それに基づいて、今後具体的な指定の作業に入って、五月ころに新産都の指定が実現すると、こういうことになるということを聞いております。ところが、この新産都の指定に関連して、市町村合併の問題で非常に混乱をしておる地域が出て参っております。そこで、この合併の問題について、早急に自治省の見解を公式の場で明確にしておかなければならない必要が生じましたので、お尋ねをしたいと存じます。ただ、これから私が質問する中で、法律解釈上当然明……

第43回国会 災害対策特別委員会 第9号(1963/06/21、6期、日本社会党)

○矢山有作君 私はこの委員会には初めて出るので、今までのこの長雨対策その他に対する経過というものがよくわからぬのですが、六月一日付ぐらいでたしか今度の長雨災害その他に対する調査を始められたはずなんです。したがって、その調査の結果がすでにまとまっているはずですし、もちろん調査の結果を待って、それに対しての農林省でとろうとしておる具体的な対策――あるいは確定したものもあるかもしれないし、まだ未決定だけれどもこういうことはやりたい、こういうこともあるかもしれない。そういったことをやはり具体的に説明してもらってからでないと、この委員会の審議というのは空転すると思うのです。そういうふうに委員長のほうでひ……

第43回国会 災害対策特別委員会 第10号(1963/06/26、6期、日本社会党)

○矢山有作君 大臣、すわったままやりますから、どうぞすわったままでお答え下さい。  きょうは、実はこの間、檜垣官房長に来ていただいて、今度の長雨災害対策に関する問題でお聞きをしたわけです。ところが、その中で明瞭にされてない問題がありますし、もっとも政府ですでにこれまで明示されたものもありますが、それらを除いて、不明確な点についてお尋ねをしたいと思うのです。と同時に、きょう私どものほうで大蔵大臣の出席を求めましたのは、農林大臣は非常に農業に理解があって、農民の立場で一生懸命やっていただいておるのだろうと思うのですが、ともすれば、大蔵省がなかなか財布の紐を締めて、十分の対策が打ち出せない面があるの……

第43回国会 災害対策特別委員会 第11号(1963/07/06、6期、日本社会党)

○矢山有作君 関連して、官房長に。今の御答弁なんですがね。農林大臣のほうは本会議における答弁ではどういう答弁をしているかといいますと、精麦業者にまず払い下げをする。そこの工場を通じて買っても今の計算でいけば十円くらい安くなるんだから、それでやるんだと、こう言っていらっしゃるんですよ。そうすると、農林大臣はあくまでも麦の払い下げについては今言ったことを基本にしておられるんで、そうすると官房長のお話といささか食い違ってくる。私は官房長の話を歓迎するんですが、その辺はやっぱりはっきりしていただかぬと、ちょっとおかしくなると思うんですがね。
【次の発言】 これで終わりますから。今おっしゃった答弁でけっ……

第43回国会 農林水産委員会 第11号(1963/02/22、6期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと植月さんにお尋ねしたいのですが、今のハンターですね、ハンターの構成というのは、大体どういう状況ですか。スポーツを中心としてやるという形ですか、それと生活上猟をやるという形の方との割合といいますか、比率といいますか、そういう点はどうなっておりますか。
【次の発言】 傾向としては、狩猟をやる人はだんだん、生活を中心にやる人よりもスポーツ化の傾向が激しいというふうにわれわれは見ておるし、聞いておるのですが、その点はどうですか。
【次の発言】 猟をやる人の傾向としては、生活を基礎にしてやるというよりも、スポーツとしてやる人のほうがどんどんふえていき、生活のためにやるという人はむし……

第43回国会 農林水産委員会 第13号(1963/02/28、6期、日本社会党)

○矢山有作君 ひとつ資料をお願いしたいのですが、先ほど北村委員のほうからお話があったように、農業改良普及員に類似したいろいろな普及職員が、大体林業なり、水産なり、蚕業なり、そういったものの任用の資格その他の現状を明細にしたものと、それからさらに、それらの活動状況、これを明細にした資料がほしいと思うのです。これはそれぞれ、先ほどお話にあったように、非常に近似した仕事だというのに、かなり待遇の相違もあるようですから、そういった点を明確にしたいと思うので、今の資料をお願いします。できますか。それは政務次官から答えてもらったほうがいい。できるか。つまり、勤務の実態を知りたいわけですよ。

第43回国会 農林水産委員会 第14号(1963/03/01、6期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっとお尋ねいたしますが、今の御答弁は、北村さんがお聞きになったのは二つあったと思うのです。どっちに対する答弁ですか、それをまず伺ってみたいのです。一つの問いは超過勤務、特殊勤務手当等に対して三十九年度からやってもらいたい、これに対してどうこうという問題と、それからもう一つの問いは、他の同種の職務内容を持ったたとえば開拓営農指導員に対するこの手当をここで出るわけだから、これは三十九年度から出してもらいたい。こう二つに分かれておったわけです。質問は二つあったわけです。どっちの答弁かということを聞いて、その次聞きますから……。

第43回国会 農林水産委員会 第15号(1963/03/05、6期、日本社会党)

○矢山有作君 三十七年の十一月ごろに林業振興のための対策参考資料というのと、それから林業振興のための対策具体化施策試案というものが出ているわけです。というのは、今度森林組合の合併助成法が出た、それから林業信用基金法案が出ておりますが、われわれの考え方としては、農業の問題については答申がなされてそれで政府としての農業の方向づけをやる基本法ができたわけです。そうすると、農業と林業というものは、先ほどお話があったように、これはなかなか相互に規定された関係が強いので、切り離して考えることはできぬと思うのです。そうすると林業の場合にもやはり将来の展望、方向というものが出てこぬというと、こういう部分的な法……

第43回国会 農林水産委員会 第17号(1963/03/08、6期、日本社会党)

○矢山有作君 それに関連して一つだけあと私の質問の都合があるので聞いておきたいのですが、きのうからきょうにかけての長官の説明の中で、今後の林業経営のにない手はどういうものであるかということで、一つは家族労働力によった林業経営である、いわゆる家族経営林業というのですか、一つは大規模な林業経営で、これは雇用労働力による経営だ、もう一つは国有林経営の近代化だ、これが将来の林業経営のにない手だという説明があったのですが、これはしかし、並列的に考えておられるのか、それとも今後の林業政策の方針として、方向としてどこに重点を置いておるのか、このことがちょっと聞きたい。私どもの考えておるのでは、基本問題と基本……

第43回国会 農林水産委員会 第18号(1963/03/12、6期、日本社会党)

○矢山有作君 今林業労働者の問題に話が入りましたので、先ほど来の質問にも出ましたように民間の林業労働者の所得水準を上げていくという意味からいいましても、国有林労働者に対する施策がどういうふうに行なわれているかということは、非常な重要な意味を持つと思うのです。したがってその点に触れてもう少しはっきり聞きたいと思うのですが、私どもいろいろ聞いておるのには、最近国有林野の労働者の中から非常に若い有能な労働者、あるいは技術を持った労働者がどんどん他に流出していっているんだと、こういうようなことを聞いておるわけですが、そういうことについては、今のお答えだとしっかりしたものをつかんでおらないようなお答えに……

第43回国会 農林水産委員会 第19号(1963/03/14、6期、日本社会党)

○矢山有作君 関連して、長くではありませんから。先ほど大臣のほうから、山村地域の構造改善等も、まだはっきりしたものがつかめぬので、基本法的なものが提出がおくれていると、こういうような趣旨だと思うんです。これは先般来の審議を通じまして、今後の林業経営というものを、林業経営のにない手を、どういうところに求めるかというので話が出た中では、いわゆる家族経営林業と、それから大規模林業経営形態、それから国有林の経営と、この三つが今後の林業経営のにない手である、こういうふうな答弁があったわけです。  ところが、私の承知しておるのでは、基本問題と基本対策の答申ですね、あれを続んでみると、家族経営林業というのに……

第43回国会 農林水産委員会 第25号(1963/03/29、6期、日本社会党)

○矢山有作君 非常にお忙しいところを大臣に来ていただきまして、まず冒頭に感謝を申し上げておきます。  二十二日から二十五日、六日と、畜産物の価格審議会が行なわれたわけですが、その中で、すでにもう大臣も御承知のように、答申が出されております。答申の内容についても、すでにもう御協議になったという話を聞いておりますので、十分御承知だと思いますから簡単にお伺いしたいと思います。  まず第一点は、答申の中で原料乳の安定基準価格を決定することについて意見が分かれております。答申もそのとおりの二つの見解に分かれて答申がされております。さらに指定食肉の安定基準価格についても二様の意見が分かれまして、答申がなさ……

第43回国会 農林水産委員会 第28号(1963/05/23、6期、日本社会党)

○矢山有作君 だいぶ時間が食い込んでおりますので、こっちも簡単に聞きます。答弁のほうも要点だけ簡単にやっていただきたいと思います。  生活改善普及員の活動の問題なんですが、今月の六日に、院内で自民党の全国の組織活動委員会の役員会が開かれておるはずです。その役員会で、今後の党の組織活動方針というものがきめられて、それが七日の全国の各紙の朝刊に報道されております。その内容を見ますと、今度の地方選挙の反省の中から、次の衆議院選挙を目ざし組織の完成と近代化のために重点施策として三本の柱を立てて活動を強化することとした。その三本の柱の一つに、婦人対策として、生活改善普及員の大幅増員をはかり、これを通じて……

第43回国会 農林水産委員会 第30号(1963/06/04、6期、日本社会党)

○矢山有作君 食肉に関する件で、最近、といいましても先月の十五日ですが、消費者物価対策連絡協議会が開かれまして、今後の消費者物価の抑制対策を協議し、その中で豚肉価格の値上がりを押えるための措置が検討されました。その結果、同じく先月の二十八日の閣議で、豚肉の三千トンの緊急輸入が決定されたということを聞いておおります。その措置をとられるまでの経過、さらに緊急輸入措置の具体的な内容というものを、簡単で、要点だけでよろしいから御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 輸入先、輸入の時期、輸入の期間、輸入価格、さらに販売価格はどの程度になるか、そういった点についても御説明いただきたいと思います。

第43回国会 農林水産委員会 第36号(1963/06/20、6期、日本社会党)

○矢山有作君 今渡辺委員が質問している、この改正案が成立して交付金を出す云々という問題は、当分の間補助金を出すということをうたっているのだから、うたう以上は補助金を出すことについての裏づけのものがあるはずです。どういうふうな基準によってどういうふうな組合にどれだけの程度出しているのだということがなければならんはずです。しかもこの問題は、今度の改正案での一つの重点になっているはずなんです。したがって、衆議院でもそのときこれが一つの論争の中心になっているものだから、それからかなりの時日が立っているし、そうすれば当然その点について検討が加えられておるはずなんであり、その点がひとつあれば示していただき……

第43回国会 農林水産委員会 第38号(1963/06/25、6期、日本社会党)

○矢山有作君 大臣あとでお見えになるそうですから、それまで待っておるのも時間の関係もありますから、質問に入らしていただきます。  ただ私も漁業問題はしろうとですので、ひとつ御答弁をいただくときには、懇切丁寧にごまかしのないようなひとつ御答弁をお願いしておきたいと思うのです。  一番初めにお伺いしたいのは、最近の国際漁業の問題について、符に国際的な制約が非常に強化されておりますが、そういう状態の中で今後国際漁業をどういうようにやっていこうとするのか、そういう基本的な方針について、まずお尋ねしたいと思います。御承知のように、わが国の漁業は講和条約が発効しましてから三十年、三十一年ごろまで、沿岸から……

第43回国会 農林水産委員会 第39号(1963/06/27、6期、日本社会党)

○矢山有作君 関連。今の答弁はだめだ。あのね、部長、あなたこの間の委員会に出ておられたはずなんです。今あなたのおっしゃったのは、大臣が今まで魚価安定のためにとってきた施策をお述べになった。ところがね、今後のそれでは魚価安定をどうするのかということに対して、大臣はもう一歩進んだ答弁をしているはずなんです。だから私はそのことに対して、大臣がそこまで突っ込んで考えておるのだから、事務当局としてはその意思を無にしないように積極的な姿勢をとるべきだということを私は言うていたのですが、その問題に触れて答弁せぬと、今の質問の方の私は答弁に十分ならぬと思うし、それから事務当局のほうが大臣答弁より後退した形にな……

第43回国会 農林水産委員会 第40号(1963/07/06、6期、日本社会党)

○矢山有作君 関連です。今、漁政部長の答弁を聞いておると、ただいまの第三条一項七号に対する小宮委員の質問に対して、観光客相手のまあ仕事をやるというようなことが一番に打ち出されてきたわけですけれどもね。私は、七号に職業訓練云々を取り上げているというのは、その程度のことなんですか。それからさらに希望として、農林業へ専業する希望が多かったからというぐらいな消極的な考え方なんですか。むしろ今日の沿岸漁民なり中小漁業者の状態からみて、沿岸漁業等振興法を作ろうというのは、やはり一つの考え方の中心としては、よかれ悪しかれこの職業訓練によっての他産業への転換、それによる漁業者と他産業従事者との所得の格差を解消……

第46回国会 災害対策特別委員会 第3号(1964/02/05、6期、日本社会党)

○矢山有作君 官房長にお尋ねするのですが、建設省のほうからの報告は、昨年三十八年災に対する事後処理の状況というのがかなり詳しく説明されたわけです。ところが、私どものきょうの災害対策で特に期待しておったのは、昨年農林省において講じられた諸種の施策が末端においてどういうふうに処理されておるか、そのことが知りたかったわけです。あなたのいまの御説明を聞いておりますと、それは大体十月に被害概況と対策として発表されたものをおっしゃったのではないか。ところが、末端の実態を調べてみると、対策として発表されたものが十分末端に徹底をして消化されておる段階にいっておらぬという現実があるのじゃないか。そういう点がある……

第46回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1964/09/29、6期、日本社会党)

○矢山有作君 私は実は岡山のほうでいまいろいろ問題がありますので、ちょっと帰っておりました関係で、詳しく個々の問題について立ち入っては、あらためてまた十分こちらのほうも調査をした上でお聞かせを願いたいと思いますが、きょう一つ申し上げておきたいと思いますのは、いつの災害対策委員会のときにも、大臣に対する出席要求というのは常に繰り返してきておるはずです。ところが、どういう忙しい用事があるのか知りませんが、こうして見るというと、各省、大臣は一人も出てきておらぬ。しかも、傍聴者、陳情者はこんなにたくさん見えておる。このことは、一般の国民にとって災害がどれだけ大きな生活上の脅威になっておるか、生命財産に……

第46回国会 災害対策特別委員会 第4号(1964/02/21、6期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょうどこの機会に、松野農林政務次官がお見えになっておりますので、ちょっとお伺いしておきたいのですが、先般の千葉外七県のノリの被害がありましたが、その問題について、二月の五日の災害対策特別委員会で取り上げ、さらに先般の農林水産委員会でも申し上げたところなんですが、その後の処理状況がどういうふうになっておりますか、ひとつ御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 このノリの災害問題を取り上げましたのが二月の五日です。それでその際に、もう繰り返しては申しませんが、私も被害地の状況というものを、千葉県へ参りましたので、特にその状況等を詳しく御説明申し上げて、早急に天災融資法の発動なり……

第46回国会 災害対策特別委員会 第6号(1964/03/13、6期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと……。いまのお答えですが、私は、この災害委員会に出て、例のノリの被害の問題で、大蔵省から主計官の方に出ていただいて、いろいろやりとりをしたわけですが、そのときに受けた感じとしては、大蔵省の考え方というものは、法に規定されておるものを、よりきびしく解釈しようという傾向が非常に強い。さらに、文理解釈にとらわれて、災害の実態を踏まえてそれに対処するというお気持ちが薄い。特に、農業基末法にうたっておるような、そういう精神にのっとって具体的な法の適用をしようという態度が薄いということを痛感しているわけです。そういう点で、先ほど御答弁があったように、よく実情を調べられた上で、あまり文……

第46回国会 災害対策特別委員会 第7号(1964/05/13、6期、日本社会党)

○矢山有作君 時間の関係がありますので、いままで触れられなかった問題二、三点だけ簡単にお伺いしたいのですが、今度の凍霜害、長雨の状況を見ておりましても、昨年の豪雪、長雨の状況を見ておりましても、こうした災害の経過を見ておりましても、そういったところから考えられるのは、大体災害でやられておるところというのは、毎年同じようなところがやられておるのではないか。今度の東北、北関東、九州にいたしましても、やっぱり去年も長雨の災害を受けておった、こういう感じがするのですが、まあ、はたして、しょっちゅうそういった災害の繰り返される地域が固定しておるかどうかというのは、資料がありませんからわかりませんが、大体……

第46回国会 災害対策特別委員会 第8号(1964/06/03、6期、日本社会党)

○矢山有作君 じゃ、政務次官にお伺いしたいのですが、先ほど来、いろいろと今度の災害対策に対する質問が行なわれてまいりましたが、私は一番問題なのは、現在の災害対策立法のワクを前提にして、去年からことしに続いておるこの大きな災害に対処していこうということ自体に、非常に困難な点があるのではないか、こういうことを痛感するわけです。大体災害立法の内容を検討してみますと、施設災害に対する処置というのは比較的よくなされておる、まだ不十分な点はありますけれども。しかしながら、問題は農家の所得、つまり、農作物に対して災害を受けた場合のその災害対策というのが、現在の農業災害補償法ぐらいしかない、これはきわめて不十……

第46回国会 災害対策特別委員会 第9号(1964/06/17、6期、日本社会党)

○矢山有作君 自治大臣にちょっとお伺いしたいんですが、きのう発生した災害で、十分の実情もまだつかめておいでにならぬだろうし、われわれのほうとしても、したがって、詳細な事情はわからない段階ですし、さらに、それに対しての対策等についても、そちらでもまだ本格的な対策を立てるという段階には至らないでしょうし、われわれのほうとしても、それに対して具体的にこまかい点にわたって質問を申し上げるというような準備もできておりません。しかしながら、私がきょう参議院の本会議から、また、この委員会における現地を視察された自治大臣の御報告を聞いておって、非常に奇異の感を受けたのは何かといいますと、御承知のように、最近は……

第46回国会 災害対策特別委員会 第10号(1964/06/24、6期、日本社会党)

○矢山有作君 いまの住宅局長なり都市局長の話を聞いておると、すこぶるこれはのんびりした答弁なんだけれども、大体公団住宅を建てる際、あるいは鉄筋建築をやる場合に、少なくとも耐震基準というものが考慮されてやられておるはずでしょう。それを全然考慮されないでやっておったのですか。
【次の発言】 いまの答弁を聞いておりますと、なるほどもっともらしく聞こえるのですが、それは建物自体の構造については、それは関東大震災のときの経験をもとにして一応の基準というものをつくられて建設されておるのだろうと思います。ところが、建物それ自体の一つの構造上の基準等がきめられておって、それを全国一律に、その地域々々の地盤とい……

第46回国会 災害対策特別委員会 第11号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと関連して。大臣、私はまだ寡聞にして、この特例法の適用を受ける府県がどこどこにということになっているのか、その政令の内容をよく知らないんですがね。そのことをまず言っていただいて、それからひとつ次の質問をやらしていただきたいと思うんです。はずれるのがどこどこなのか。
【次の発言】 しゃくし定木にものごを考えていけば、それは官房長のおっしゃるようになると思うのです。しかし問題は、連年の災害で、特に昨年の災害でほとんど全滅というような大きな被害を受けておって、今年もまた大きな被害を受けている。ところが、県を平均して、全部をならしてみると、たいしたことはないにしても、部分的にながめ……

第46回国会 農林水産委員会 第3号(1964/02/06、6期、日本社会党)

○矢山有作君 その問題にちょっと関連してお尋ねしたいと思うのですが、実はきのうの災害対策の特別委員会でこの問題をちょっと取り上げたわけです。大臣もいまおっしゃったように、天災融資法を発動することに疑義がある面がある、こういうお話でしたが、一体天災融資法をあの千葉県その他のノリの被害について発動する場合に、どういう点に疑義があるのか。私どもはきのういろいろとやり取りをやりましたが、はっきりいたしませんので、大臣のほうから、財政当局と折衝した場合に、どういう点に疑義があったのかということを、ひとつ明確にしていただいたらと思います。
【次の発言】 えらくこまかい問題を取っつかまえて押し問答するようで……

第46回国会 農林水産委員会 第4号(1964/02/07、6期、日本社会党)

○矢山有作君 いまノリの被害のことに関連して韓国からのノリの輸入の問題なんですが、あなたがおっしゃるように一億枚やそこら輸入しても、物価対策にはならぬ、私も同感なんです。物価対策にならぬようなものを輸入する必要はないのですから。したがって、農林大臣としては時期と方法を考えたら輸入してもいいのだというようなかまえでなしに、災害漁民に対する対策からしても、物価対策上役に立たぬような韓国のノリは輸入させないというかまえで私は進んでいただきたいと思いますし、そのことをきのうも申し上げて、そういう方向で大臣も努力したいとおっしゃったので、いまの答弁と、ちょっと食い違うようなんで、そういう態度をやはり堅持……

第46回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1964/10/01、6期、日本社会党)

○矢山有作君 それでは、質問の通告をしております、バナナの輸入の問題について御質問申し上げたいと思いますが、大臣のおられる時間の制約がございますので、実は私の考え方では、大臣の御答弁と、それから通産省の御答弁と、同時に両方からいただきたいわけです。しかしながら、それでやっておりますと、小宮さんの大臣に対する質問ができなくなりますので、私のほうは、まずこれからお尋ねすることに対して、農林大臣のほうからだけの御答弁をいただいて、そうして小宮さんの農林大臣に対する質疑を済ましていただく。それからあと、それに関連して通産省の見解なり、公取の見解を伺いたい。こういう順序でまいりたいと思いますので、ひとつ……

第46回国会 農林水産委員会 第6号(1964/02/20、6期、日本社会党)

○矢山有作君 まず第一にお伺いしたいと思いますのは、去る六日の委員会で貿易の自由化と日本の農業問題について渡辺委員から大臣に対して質疑が行なわれましたが、その際にバナナの国内産果実、特にリンゴ等への影響、それからバナナ関税が現在七〇%ですが、それが三十九年度に五〇%、四十年度から三〇%に引き下げられるのではないかという質問がありましたが、その際、大臣のほうはバナナ輸入の自由化による国内産果実、特にリンゴなどへの影響というのはたいしたことはない。こういうような発言があったと思うんです。それからさらに引き続いて関税の問題については、はっきりと関税引き下げは否定されたと、こう記憶しております。ところ……

第46回国会 農林水産委員会 第9号(1964/02/28、6期、日本社会党)

○矢山有作君 実はきようわざわざ大臣御出席をいただきましたのは、漁業の動向等に関する年次報告が出まして、これを本会議のほうで私のほうからは、渡辺議員がいろいろとお伺いしたわけですが、なおもう少し何といいますか、詳細にわたってお伺いをしてみたい、こういうことで実はわざわざおいでいただいたわけであります。時間の制約がありますので、要点だけを申し上げてから、ひとつ御見解をいただきたいと思うのです。  今度の年次報告、私もずっと大体目を通させていただいたわけですが、最初御説明の際にもおっしゃっておったと思うのですが、沿振法に基づいて出した年次報告だから、沿岸漁業あるいは中小漁業というものに焦点を合わせ……

第46回国会 農林水産委員会 第10号(1964/03/03、6期、日本社会党)

○矢山有作君 それではきょうは、この間お聞きした問題の中で、整理のついておらぬ分があるので、その際には大臣がお見えだったけれども、長官が中心になって御答弁をいただいたわけです。したがって、その問題についてだけ一応整理をしておく意味で質問をやらしていただき、あとは、いずれにしても大臣に出ていただかぬことには解決のつかぬ問題が多いのです。だから、それについては先ほど委員長からお話のように、できるだけ早い機会に大臣を呼んでいただいて、そうしてその問題について質問をさしていただく、こういう前提でひとつやらしていただきたいと思います。  この間の質問で、私が二番目に申し上げたのは、漁業全般をながめてみた……

第46回国会 農林水産委員会 第11号(1964/03/05、6期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと、お聞きしたいのですが、中小漁業融資保証制度によって借り入れをやった場合の金利と、その保証制度によらないで借り入れた場合との金利の差というのは、実際にはどのくらい出ておりますか。
【次の発言】 いま御答弁いただいた中で、信漁連の融資の場合二銭五厘、それを二銭三厘になるように指導していくと、こうおっしゃったわけですね。それに今度は保証料が日歩二厘ないし六厘ついてくるわけですね、融資保証の場合には。そうすると、これは年利に換算すると九分から一割をこえてくるくらいな利子負担になるわけです。これと中小企業ですね、ということは、農林漁業の中小企業でなしに一般の商工業関係の中小企業、……

第46回国会 農林水産委員会 第17号(1964/03/24、6期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと関連して。いま途中から入ってきて、渡辺委員と大臣とのやりとりを聞いておったんですが、いまの大臣の御答弁から考えたら、私はただ単に砂糖のみに限らぬ。いま非自由化品目として七十六品目残っております。ところがこれについてもこれまでの委員会の経過の中で、大臣は国際競争力にたえ得るような施策を講じて後、あるいはそういう施策を講ずるとともに、逐次これを自由化するんだと、裸の状態では自由化はしない、それは日本の農業を守るためだ、こういうことを繰り返しておっしゃっておった。そうするとそのこととあなたがいま砂糖の自由化について御答弁なさったことと比較して考えると、私どもはこの非自由化品目、……

第46回国会 農林水産委員会 第19号(1964/03/31、6期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと関連してお伺いしたいんですが、おそらく農林大臣も、いまの酪農の現状というものは、よく御承知になっておると思うのです。私どもがいただきましたこの三十七年度の牛乳生産費の調査がありますが、これを見てもほとんど赤字なんです。まあどうにか北海道は別といたしまして、ある程度その他の府県で赤字を出していないというのは、五頭以上の平均の飼養農家だけだというこれは政府の調査資料ですからね。そういうことが出ているわけです。ところが、その反面、じゃあ日本の酪農家の飼養規模というのはどういう状態なのか。これも調べてみますと、これも政府で出していただいた資料なんです。一、二頭までというのが圧倒的……

第46回国会 農林水産委員会 第23号(1964/04/09、6期、日本社会党)

○矢山有作君 それじゃひとつお伺いをします。三十九年度の農林関係予算の大臣説明から見ましても、それからまた予算内容を検討してみましても、今度の農林予算が、金融面の拡充強化にかなり重点を置いておるということはうかがえるわけです。そういう中の一環として、農林漁業金融公庫法等の一部改正も出されまして、金利の引き下げ、あるいは金利体系の簡素化、また償還期限、それから据え置き期間の改善、簡素化等々のことが行なわれておると思うのですが、金利の問題あるいは貸し付け期間の問題等については、衆議院でかなり論議もせられておるようです。私どもも今度の改正案の内容を考えてみて、これでほんとうに画期的な金利の引き下げ措……

第46回国会 農林水産委員会 第25号(1964/04/14、6期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと……。いま御答弁をいただいたのですが、この法文全体の体裁から見ると、別表には六分五厘となっているわけですから、それを当分の間五分五厘でいくということになると、法律解釈としては、当分の間の五分五厘が済んで、五分五厘にしておく必要がなくなったら別表の六分五厘に戻る。これは、法律の解釈としては、正当な解釈ですね。ところが、それに対して大臣は、そうはいたしません、五分のほうに入れます。とこうおっしゃっているわけです。あなたもそうおっしゃっているわけですね。そうしたら、この際、私どもは、そこまで言い切られるんでしたら、何も別表六分五厘のままで置いておく必要はないと思う。むしろ、この……

第46回国会 農林水産委員会 第26号(1964/04/16、6期、日本社会党)

○矢山有作君 それならば、端的にぼくは御意見を伺いたい。  いま問題になっている果樹園の経営改善に対しても、畜産の経営拡大にしても、これは現在の内閣が選択的拡大で、構造改善の中では非常に重点に取り上げておるんですね。それが法の改正で、別表の改正で、利率が上がってくる。ところが、当分の間は五分五厘でやると、こうおっしゃっているわけです。ところが、それに対して農林大臣は、「当分の間」とは、いま話が出ましたように、三、四年ぐらいだと、それから後は六分五厘には戻しませんと、五分にするんだと、こう言い切っているわけですよ。だから、あなたがその農林大臣の言ったことを認めるか、認めないか、これがいまの審議の……

第46回国会 農林水産委員会 第30号(1964/04/28、6期、日本社会党)

○矢山有作君 資料要求をしておきますから、できるだけ早くそろえていただきたい。  第一は、農業機械化鮮議会の答申が出ておりますね、それと、それからその答申に基づいて、次官通達が出ておるというお話を聞いておりますが、それ。それから三十九年の二月末現在で、開拓者の負債調査がやられておるはずですね、それ。土地改良区の負担金の徴収実績、これは計画と対比して、三十二年から三十七年にかけて出していただきたい。それから延滞金の調査、その延滞金の場合は六カ月未満、それから一年未満、二年未満ぐらいに分けていただきたい。それから水系別に国営、県営、団体営別の土地改良の事業着手時期、完成時期、この一覧表。それから土……

第46回国会 農林水産委員会 第31号(1964/05/07、6期、日本社会党)

○矢山有作君 これは資料を要求するときに私のほうの手落ちであったのですがね。水系別の全国の工事地区調べを出していただくときに、着工年度と完了予定年度だけ申し上げて、その進捗率を実はほしかったのです。それを申し落しましたが、できれば進捗率をひとつ国営、県営、団体営に分けて、これ全部のを出していただきたいと申し上げても、あるいは作業的に困難なものもあるかもしれませんから、できるだけ地域的に分けて、抜き出しでもいいです。できれば、そいつをそろえていただきたい。

第46回国会 農林水産委員会 第32号(1964/05/12、6期、日本社会党)

○矢山有作君 今度提案になりました土地改良法の一部改正案に直接触れる問題に入ります前に、ひとつお伺いしておきたいと思うのですが、御承知のように所得倍増計画、それから全国総合開発計画が策定されまして、全国的に地域開発ということが言われるようになったわけですが、その場合、地域開発というときには、工業誘致政策というのが御存じのように中心になって取り上げられてきた。特に工業誘致政策の中でも、臨海性の装置工業の建設ということが中心になって、そのための基地づくりをやるということで、地域開発が行なわれてきたわけですが、それを農業という立場から見た場合に問題になりますのは、第一には、農業政策というものが、そう……

第46回国会 農林水産委員会 第33号(1964/05/14、6期、日本社会党)

○矢山有作君 じゃ伺いますが、政府のほうから出された畜産物の生産費調査があるわけです。その生産費の内容を見てみますと、大体生乳の場合が、飼料費が五五・七%になっておりますね。しかもその中で三四・二%は購入飼料、だから自給飼料建二一・五%になっているわけです。それから豚の場合には 飼料費の占めるる率が五四・一%、このうち購入の率が大幅でして三五・一%、自給が一九%。それから鶏卵の場合で見ると、飼料が六六・七%占めている。そのうちの六五・六%が購入、わずかに自給飼料は一・一%、こういうようになっているのですが、いずれにしても、生乳の場合も、それから肥育豚の場合にも、あるいは鶏卵の場合にも、生産費の……

第46回国会 農林水産委員会 第34号(1964/05/19、6期、日本社会党)

○矢山有作君 それじゃ、この前、大臣おいでいただいていろいろ御質問申し上げたのですが、そのときに保留をしておったものがありますので、それを中心に、きょう小宮さんの御質問中ですが、私のほうを先に片つけさしていただきたいと思いますが、ひとつよろしくお願いします。  そのまず第一点は、土地改良法の第一条の「目的及び原則」の規定の中から、食糧生産の維持、増進の明文が削除されたということに関連して、現在の米の需給逼迫の問題について質問しかけたのですが、大臣の御都合で十分お伺いできないうちに終わってしまいましたので、この問題でまずお伺いをしたいと思います。  米の需給が逼迫しておるという問題については、先……

第46回国会 農林水産委員会 第49号(1964/06/26、6期、日本社会党)

○矢山有作君 この際でないと、ちょっと聞く機会がありませんので、五分間ほどひとつお伺いしておきたいと思うのですが、きわもの的な感じもありますが、実はきょうの日本経済新聞を読んでおりましたところが、「評判悪い日本人漁船員」こういう大きな見出しで、ガーナの殺人事件が報ぜられております。このガーナの殺人事件というのは十一月に起こったのだそうですが、同じ十二月には、昨年ですよ、タヒチ島のパペート港に寄港したマグロ漁船員がかなり問題を起こしている。さらにスペイン領のカナリア諸島のラスパルマスでも殺人事件があった。こういうように非常に問題が起こっておりますが、こういうような海外の漁業基地における日本人漁船……

第47回国会 農林水産委員会 第4号(1964/12/16、6期、日本社会党)

○矢山有作君 その点で、ひとつ農林大臣にお伺いしたいのですが、端的にお伺いしたい。農林大臣は、米価のスライド制の問題について、いま自分のスライド制という意味は、こういう意味で言っておるのだということをおっしゃったわけですが、私がお伺いしたいのは、現在の食糧管理法、これを今後も維持していくという前提に立っておられますかどうですか、この点。
【次の発言】 そうすると、私の理解によると、米の政府の買い入れ価格の決定方式をきめた第三条、それから売り渡し価格をきめた第四条、これは私の理解によれば、全然関係は切断されておると、こういうふうに解釈しておるわけです。その点の大臣の御解釈は。

第48回国会 災害対策特別委員会 第1号(1964/12/21、6期、日本社会党)

○矢山有作君 委員長の互選につきましては、投票の方法を省略して、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第48回国会 農林水産委員会 第6号(1965/03/02、6期、日本社会党)

○矢山有作君 それじゃ、すわったままで質問させてもらいますが、私の予定の質問に入る前に、一つ大臣に伺っておきたいことがあるのです。それは、実は二十七日に直接私のところへ農林省のほうからお見えになりましたし、また二十六日付の通達で、畜産物価格審議会の委員の懇談会の開催の通知がきております。で、この内容は、牛乳、乳製品についての新価格制度に関して審議するために懇談会を開催したい、こういう招集通知なんですが、私の知っている範囲では、今度の牛乳、乳製品についての新価格制度については、われわれのほうではいろいろ問題点を持っておるわけです。たとえば保証対象乳というものをどういうふうにするのか、あるいは保証……

第48回国会 農林水産委員会 第9号(1965/03/11、6期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっとお伺いいたしたいのですが、私どもはこの食料品総合小売市場管理会法案が提案された中心の目的は、消費者価格をできるだけ安定させる、消費者価格を引き下げる、こういうところに中心のねらいがあるのだと、こういうふうに承知しているわけです。だから法案の補足説明の中にも、御存じのように、生鮮食料品等の流通の合理化を促進して適正な小売価格の形成に資し、もって国民生活の安定に寄与することを目的としていると、こうあるわけですね。そうすると、私どもがこれを読んで感ずることは、いまの小売り価格は不適正なものである、そういう前提に立って適正な小売り価格を形成させるためにこの法律をつくる、こういうた……

第48回国会 農林水産委員会 第21号(1965/05/12、6期、日本社会党)

○矢山有作君 今後の開拓行政の問題あるいは新開拓営農振興関係の問題は、あとで大臣が見えたときにお聞きいたすことにしまして、事務的な問題についてひとつお伺いしたいと思います。  それはまず第一に、基金の造成と政府出資との関係の問題ですが、三十九年の十二月三十一日現在の中央保証協会の基金が六億九千六十二万円、それから地方保証協会の基金額が八億七千六十七万円、その差が一億八千五万円になっております。それから代位弁済額が基金から引き落とされることになりますから、そうすると中央保証協会の代位弁済額が七千九百四十二万円、それから地方保証協会のほうが一億一千八百五十八万円あると聞いております。そうなると、こ……

第48回国会 農林水産委員会 第23号(1965/05/18、6期、日本社会党)

○矢山有作君 私は、日本社会党を代表いたしまして、開拓融資保証法の一部を改正する法律案に対して、次のような附帯決議を付したいと存じますので、御賛成をお願いしたいと存じます。  以上です。

第48回国会 農林水産委員会 第26号(1965/06/01、6期、日本社会党)

○矢山有作君 酪農の問題につきましては、先般農林省のほうで、現在の酪農の問題点を解明し、さらに、それに基づいて今後の酪農対策の方向というものを打ち出されておるようですが、それに基づいて今度の法案も提案をされておるのだろうと、私は解釈しておるわけです。そこで、本来ならば、今後の酪農対策の基本的な方向として農林省が示されておる問題等について質疑を重ねながら、基本的な方針というものを明確にした上で、今度提案されておる個々の法案についての審議に入っていくというのが本来のあるべき姿であると、私は考えておりますけれども、しかし、会期ももうきょう一日しかないわけで、そういう時間的な余裕がございません。したが……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 議院運営委員会 第2号(1965/07/28、7期、日本社会党)

○矢山有作君 それでは、私はまず議長にお尋ねしたいのですが、議長は、個人として、院の公正な運営を確保する上に、党籍を離脱したほうがよりいいと考えるのか、それとも、党籍を持っておったほうがよりいいと考えるのか、その点を率直にお答え願いたい。  それからいま一つは、与党の皆さんにお聞きしたいのですが、与党の立場からすれば、いままでの国会運営を顧みて公正な運営であったとおっしゃる。ところが、大矢理事のほうからも話がありましたように、われわれ野党の立場からすれば、不公正であると考えられる運営が数々あったわけです。そこで、公正な運営というのは、一体どういうものを公正な運営と言っておられるのか、その点をひ……

第51回国会 農林水産委員会 第8号(1966/03/17、7期、日本社会党)

○矢山有作君 先ほど営林署の数ほど採用予定であると言われたのですが、営林署の数は何ぼあるのですか。ちょっと知らないのでお知らせ願います。
【次の発言】 営林署の数はわかりましたが、退職者が年に千人くらいあって、五年間に五千人やめるのだというのに、大体新規の採用の計画というものが全然なしで、今後のあなたの運営ができるのですか。それはできないでしょう。おそらく退職者がこれだけあればあなたのほうの仕事量としてはこうなるのだから、この程度は補充するのだとか、補充しない場合にはどうするのだという何かがありますよ。それなしに、ただ、退職者の数だけ言ったって、それは中村さん、渡辺さんの質問に答えることになり……

第51回国会 農林水産委員会 第9号(1966/03/18、7期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと、質問者が質問される時点に問題を戻してお尋ねしたいのです、質問者の今後進めていく都合もありましょうから。  そうすると、問題の臨検なり拿捕が起こった地点というものはいま問題になっているわけですよね。質問者の問題は、それを確認する方法をどうするかという問題が起こっているわけですね。これは私は漁船だけがおったならなかなかああいう事態の中で確認もむずかしいと思うのですよ。ところが、「せんだい」が現地に行っておるわけですからね。したがって、私は少なくともああいう時点で相互の接触をやっておるわけですから、わがほううにはその位置を確認するロランその他の設備を持っているわけですからね。……

第51回国会 農林水産委員会 第19号(1966/04/19、7期、日本社会党)

○矢山有作君 畜産物価格安定法の一部を改正する法律案に関連をいたしまして御質問を申し上げたいと思うのですが、最近、畜産物の価格審議会を終わりまして、それぞれ加工原料乳の保証価格その他の告示がありましたが、これに関連する問題をまずお尋ねして、それから畜産振興事業団の運営なり、あるいは牛肉の輸入の問題等についてお尋ねをしたいと思います。  まず第一に、具体的な質問に入ります前提としてお伺いしたいのは、これは農林大臣からお答え願いたいのですが、御存じのように、農業基本法によると、農業従事者と他産業従事者との所得の均衡ということが、国の農業に関する政策目標になっておりますが、これは御承知だと思うのです……

第51回国会 農林水産委員会 第23号(1966/05/10、7期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと関連の時期を失したのですが、一つだけお尋ねしたいのですけれども、先ほど鶴園委員の質問に対して、そばで聞いておりますというと、答弁のほうが、濃厚飼料の問題についてはとにかく輸入をすることだけを局長は中心に置いて話をされおったようですが、私は濃厚飼料について国内で何とか生産増加の方法はないかということを考えておるのですが、国内でつくった小麦や大麦、あるいは大豆というものは濃厚飼料に向かないのですか。それとも小麦あるいは大麦、大豆を輸入にたよらないでも、国内でつくったもので濃厚飼料に向くとするならば、それの増産というものはやはり考える必要があるのではないかと思うのですが、その点……

第51回国会 農林水産委員会 第24号(1966/05/12、7期、日本社会党)

○矢山有作君 それじゃ、この間お伺いしたのが乳製品の製造販売経費のあたりまでだったと思うのですが、それに引き続いて、その問題で少しお伺いしたいんですけれども、それより前に、いま各地域で乳価交渉が行なわれておりますので、現在の乳価交渉の状況というものを一応御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 まだ十分進んでないようですが、そこでお伺いしたいと思いますのは、加工原料乳の基準取引価格というのは、これは私が申し上げるまでもなしに、これを下回ってはいけないという最低限の価格ですか、らしたがって、生乳生産者団体とメーカーとの交渉によれば、むしろ現在の乳製品の市況状況から考えて、この基準取引価格より……

第51回国会 農林水産委員会 第26号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○矢山有作君 ただいま可決されました畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案について、自由民主党、日本社会党、公明党の三党共同による附帯決議案を提出いたしますので、御賛同を願います。  案文を朗読いたします。   畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議   政府は本法律の施行に当り左記事項について万全の措置を講ずべきである。      記  一、わが国における肉用牛飼養及び牛肉需要の動向からみて、肉用牛生産の維持・増強は喫緊の用務である。したがって政府は、肉用牛の改良・増殖等の生産対策の積極的推進を図るとともに、国及び地方公共団体の試験研究体制の整備・……

第51回国会 農林水産委員会 第34号(1966/06/24、7期、日本社会党)

○矢山有作君 まず最初にお伺いしたいのは、事務当局はよく御承知だと思いますが、最近乳価交渉をめぐってなかなか話し合いがうまくいかぬで、全国的に問題を起こしているようですが、その実態というのを一応できるだけ詳細にお知らせをいただきたいと思います。
【次の発言】 いま乳価交渉の経過なり、それからその間農林省がとられた態度なり、あるいは考え方というものをお聞かせ願ったのですが、私もそれは承知しております。私が聞きたかったのは、乳価交渉を進めていく中で、全国的にメーカーのほうがどういう態度をとり、そして生産者団体の要求に対してどういうような回答をしておるのか。そしてまた、そのことが不足払い制度を堅持し……

第51回国会 農林水産委員会 第35号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○矢山有作君 ただいま可決されました野菜生産出荷安定法案について、自由民主党、日本社会党、公明党の三党共同による附帯決議案を提出いたしますので、御賛同を願います。  案文を朗読いたします。   「野菜出荷安定法案」に対する附帯決議案   政府は、野菜の生産・出荷の安定をはかり、野菜農業の健全な発展と国民生活の安定に資するため、本法の施行にあたり、とくに左記事項の実現を期すべきである。      記  一、野菜指定産地の指定、生産出荷近代化計画の樹立実行に当つては、生産者団体等の意見を十分に徴し、系統農業協同組合の行なう共販機能を活用し、農業者の自主的経営意欲を助長するとともに、指定産地以外の野……

第51回国会 予算委員会 第10号(1966/03/09、7期、日本社会党)

○矢山有作君 私は農業問題を中心にいたしまして、さらに沖縄の問題等についてお伺いしたいと思います。  最初に総理にお伺いしますが、農業と他産業との生産性なり生活水準の格差というのは、年次報告を見ても御存じのように、一向に縮小されておるということは言えないと思います。経済の高度成長のときにも、ますます格差は拡大傾向にありましたし、また、景気停滞のときにおいても、格差は、むしろ実質的にいえば拡大基調を変えてないということが言えるのじゃないかと思いますが、そういうふうになったことに対してどういうふうなところに欠陥があったのか、そういう点でどういう反省をしておられるか、まずその点、総理からお答え願いた……

第51回国会 予算委員会 第11号(1966/03/10、7期、日本社会党)

○矢山有作君 委員長、ちょっと関連。  総理に伺いますがね、あなたは去年の夏、沖縄に行かれて、沖縄と本土との一体感をつくり上げなければいかぬということを相当強調されたんですがね、一体感というものは、ただ経済的に金をやればつくり出せるものではないと思うんです。もちろん本土への復帰の問題については、これは平和条約三条の問題、あるいは国連憲章との関連で、いろいろ法律上の論争はあると思う。われわれは平和条約第三条と国連憲章、あるいは国際法の原則に基づいて、これは、アメリカが現在沖縄を占有をしておる法律的な根拠は何もない。それは不法な占有である、こう考えておるし、それが私どもは通説だと思っておる。しかし……

第51回国会 予算委員会 第18号(1966/03/25、7期、日本社会党)

○矢山有作君 私は、日韓条約発効後の問題について一、二お伺いしたいと思います。  まず、最初に、一つお伺いしたいのですが、日本人の存外子弟の教育はいまどういうふうに扱われておるか、おそらくこれは外務省だろうと思いますが、ひとつ御説明願います。
【次の発言】 その場合、教育施設の設立はどういうふうな形になっているのですか。たとえば当該国政府の認可を得ているのかどうか、その辺をひとつ御説明願いたいのですが。
【次の発言】 それでは、当該国の政府から正式の学校の認可を受けてやっておる、こういうことですね。
【次の発言】 だから、当該国の政府の正式の学校としての認可を受けて開設しておるものがあるかとい……

第51回国会 予算委員会 第22号(1966/04/01、7期、日本社会党)

○矢山有作君 関連。この内容について、いずれこれは総理のほうからのお考えも聞かなければなりませんので、亀田委員のほうから申し上げておったのでは時間の制約もありますから、私のほうから申し上げますが、ひとつよく聞いておっていただきたい。
【次の発言】 ただいま国家公安委員長は、この事態が悪いことでないようにおっしゃった。これは警察庁長官も、そういうふうな答弁をなさっていらっしゃるのです。ですから、内容を言いますから、聞いておってください。「尼崎中央警察署長、警視正西浦二三」この人の名前で訓示が出ているわけです。これは「尼中秘訓」昭和四十一年一月十九日付ですが、これは「部外秘」で、題目は「外国人(朝……

第52回国会 決算委員会 閉会後第10号(1966/11/17、7期、日本社会党)

○矢山有作君 まず最初に、政府並びに自民党の方々、それから当委員会の委員長にもお願いをいたしておきますが、先ほど来の政治資金をめぐる質疑の中で明らかになりましたように、共和製糖問題をめぐる黒い霧というのはきわめて私は複雑怪奇な様相があると思います。しかも、こういう問題にあたって、佐藤総理は、えりを正すとか、黒い霧を払うのだとかいうことを常に言っておられるわけですが、この問題について、私は、佐藤総理自身がここに出てきて、われわれの質疑に対して表明をされる必要があるだろうと思う。特に、きょう提出されました調査報告書というのは、内閣の責任において、政府の責任において提出されておるはずです。そうするな……

第52回国会 決算委員会 閉会後第11号(1966/11/18、7期、日本社会党)

○矢山有作君 きのうは高槻のもとの国有林ですね、それのことに関して資料要求をしておいたわけですが、今後の質問をやる都合がありますからね、あのときに何か十一万坪程度のものがふえている、その原因を資料で出していただく。資料がまだ出ぬのならはっきりそれを説明しておいてもらいたい。これは政府側の責任においてですよ。
【次の発言】 そんなばかなことがありますか。国税庁長官ね、十一万坪程度のものが、あなたのほうで調べたら何か二十四万坪で三十億以上の評価で出てきた、その原因については何か交換を受けたあと買い増しをしておるようだ、こういう話があったから、そんな事実は??私のほうは多少あった、しかし十一万坪が二……

第52回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1966/09/10、7期、日本社会党)

○矢山有作君 それでは、きょうは時間の関係もありますので、乳価の問題だけにしぼって簡単にお伺いしておきたいと思います。  去る六月の二十四日に、当委員会におきまして、乳価交渉の問題について、当局側からの説明をいただいて、こちらからいろいろお尋ねしたわけですが、その後の経緯を見ておりますと、依然として、乳価交渉の妥結の見通しが立っておらないように思います。  したがいまして、最近における市乳の生産者取引価格の状態なり、あるいは加工原料乳の取引価格の状態を御説明を願って、さらに今日までの乳価交渉の経緯というものを詳細に御説明願いたいと思います。

第52回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1966/10/25、7期、日本社会党)

○矢山有作君 いま農林大臣の所信表明を聞いたのですが、私どもが考えてみましても、農業はいま破滅寸前にあるといっても私は過言ではないと思いますが、そういう重大な時期においてこの農業問題の解決に大臣が真剣に取り組まなければならぬということは、これは私が申し上げるまでもなしに当然のことだろうと思います。そういう点から判断するときに、松野農林大臣就任以来のいろいろな言動を見ておりますというと、私どもはあなたがこの農業危機を打開するために真剣に取り組んでおるというふうには考えることが遺憾ながらできません。そこで、私はこれからあなたの政治姿勢の問題について質疑をしていきたいわけですが、しかし、あなたの政治……

第52回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1966/11/01、7期、日本社会党)

○矢山有作君 関連して。ちょっとお伺いしますが、いま答弁の問題を蒸し返して言うのはあげ足とりのような形になりますが、国会で答弁なさるときは、そのときどきの出まかせの答弁はこれはやめてもらわなければいかぬ。いまの中村委員が指摘された答弁というのは全くでたらめだ、これは。それから、いまあなたは、評価をする場合に、その土地の最有効利用の立場を考えて評価した、こうおっしゃった。そういう立場に立って評価するのに、坪が二百円や三百円の評価が高槻の土地になされて、それがあなた正しいと思われますか。
【次の発言】 それじゃお伺いしますが、高槻の土地を見て、最有効利用という立場をとるならば、どういうふうに利用し……

第52回国会 農林水産委員会 閉会後第5号(1966/11/25、7期、日本社会党)

○矢山有作君 それじゃ、引き続いて共和グループの問題で御質問申し上げますが、最初に、私こんなごとを言う必要もないと思うんですが、ちょっと及ぼす影響が大きいだろうと思いますので、一言申し上げておきたいんですが、それは、十一月の二十二日の新聞報道を見ますというと、ある方がこういうことを言っておられます。野党議員の中にも誤解したまま追及した人もあった、こういうことを言っておられるんです。これは金融機関から参考人として出ておいでになった、名前は言いませんが、某氏です。ところが、われわれは決して誤解をしたまま追及しているわけじゃないので、これだけ重要な責任の生ずる問題に対して、もし誤解して追及しているの……

第55回国会 農林水産委員会 第2号(1967/03/30、7期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっとお聞きしたいのですが、過去一カ年間不足払い制度を実施した中で、安定指標価格を設定したその目的というものが達成せられたとお考えになっていますか、どうですか。私は安定指標価格が果たす役割りというのは、当初考えられておったように所期の効果を発揮していないと思っておるんですがね。
【次の発言】 いろいろ長たらしい説明があったんですが、要は、安定指標価格設定の目的は、過去一カ年間の実績から見ると、達成できなかったと、こういうことになるわけでしょう。今後の問題をどうかこうかというのは、それは推定の問題であって、わからない。昨年の畜産物の審議会のときに、これで需給がはたして均衡するのか……

第55回国会 農林水産委員会 第26号(1967/07/18、7期、日本社会党)

○矢山有作君 私は、きょうは、従来の行きがかりがあるから、理事の方とのやりとりを聞いておりましたが、実にやりとりを聞いておってふんまんにたえぬのは、先ほど理事も指摘されたように、ことばの上では陳謝されておる。しかしながら、私は大臣に聞きたいのですが、あなたは、国会は国権の最高機関だから、審議を尊重すると言われる。尊重すると言われるのなら、答申が不能になった段階で、国会が何とかして出てきてくれ、米価の問題について審議したいんだと言ったら、どんな事情があろうと、出てきて審議に応ずるというのがあなたのことばからしたら当然出てくる結論じゃないですか。それをやらないで、それをことさらに避けて、私はいまま……

第55回国会 農林水産委員会 第27号(1967/07/20、7期、日本社会党)

○矢山有作君 まず農林大臣にお伺いいたしますが、酪農に対する今後の政府の基本的な態度といいますか、そういったことについて所見を承りたいと思います。
【次の発言】 いや、酪農の情勢をお聞きしたのではないので、現在のそういう酪農の情勢にありますから、今後酪農に対する政府の基本的姿勢としてはどういう姿勢をもってやるのか、こういうことをお伺いしたわけです。もっと端的に言えば、要するに将来自給体制の確立を目ざしてやるのかやらぬのか、こういう意味です。
【次の発言】 ところで、自給体制を確立していくという基本的な姿勢はあるわけですが、私は、最近の酪農の動向から見て、はたして政府が考えておられるように、たと……

第55回国会 予算委員会 第10号(1967/05/10、7期、日本社会党)

○矢山有作君 最初に建設大臣にお伺いしたいんですが、けさの毎日新聞を見ますと、建設省の国土地理院が、「米軍の要請によって、ひそかに旧日本陸軍の参謀本部さえも作らなかったような特殊な日本の軍用地図を三十五年から五カ年計画で作成、米側に渡すとともに、ひきつづき現在まで各種の測定資料を提供しつづけている。」とありますが、これ御存じですか。
【次の発言】 これは建設大臣、あなたの所管でしょう。それが新聞見るまでわからぬというのは、一体どうしたことですか。
【次の発言】 建設大臣は勉強不足を認められたわけですから、大いにこれから勉強しておいてください。それからなお、軍事的な目的はあまりないんだと言ってお……

第55回国会 予算委員会 第15号(1967/05/18、7期、日本社会党)

○矢山有作君 この間の軍用地図の問題につきましては、佐藤総理は全然事態を知らなかったようです。むしろ、どういう取りきめに基づいて行なわれたかということも知らない。そしてその発言の模様から見ると、安保体制のもとで事務当局がかってにこういうことを進めているということになればそれはけしからない、こういう意味の私は発言だったと思う。ところがいま聞いてみると、この軍用地図の作製というのは、外務大臣と駐日アメリカ大使のダグラス・マッカーサー二世との間に取りかわされた交換公文によってこれが行なわれているわけです。このことを外務大臣は御承知になっておったのかどうか、これをお伺いいたします。

第57回国会 予算委員会 第2号(1967/12/16、7期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと関連。先ほどの総理の御答弁に対してちょっとお伺いしたいのですが、沖縄返還のめどがついて後にですね、沖縄返還の方式について決定すればよいのだと、だから、核の扱いをどうするかということについては相当考える余地がまだあると、こういうふうにおっしゃったと思うのですがね。これは私は、最近の外務省の見解からかなり食い違っているのじゃないかと思うのです。外務省の見解はですね、その返還のめどがつく段階には、もうその核の扱いについてはですね、合意に達しておらなきゃだめだろうと、こういうことが言われておる。このことに対しては、木村官房長官も、それを肯定するような発言をされたことが新聞紙上に載……

第57回国会 予算委員会 第3号(1967/12/18、7期、日本社会党)

○矢山有作君 私は、今回の共同声明の特徴は、強く中国を意識して軍事面が前面に押し出されてきたという点、それとうらはらに経済援助が密接に結びついて、軍事と経済が分離できないような形で、経済協力もアジアの自由主義陣営の防衛に奉仕するという姿が強く打ち出されておると、この二つの特徴が出ておると思います。そこで、この共同声明をめぐる問題でいろいろお伺いしたいんですが、まず第一に経済協力の問題についてお伺いしたいと思います。  まず総理に伺いたいんですが、総理はアメリカで国民所得の一%援助を記者団と約束するというようなことを記者会見でやっておられますが、援助額を具体的な数字でひとつ構想があるなら示してい……

第57回国会 予算委員会 第4号(1967/12/19、7期、日本社会党)

○矢山有作君 関連。きのうからの、防衛庁長官、話のいささか続きになってくるような問題提起なんですが、いまあなたやつ。ばり核が戦争の抑止力になっているということを盛んにおっしゃるのですが、核が戦争の抑止力になっているのであれば、ベトナム戦争の現実はどう考えたらいいのですか。防衛庁長官に伺いたい。
【次の発言】 話をそらしてはいけません。核が戦争の抑止力になるということを盛んにあなたは強調されても、ベトナムにおいては現実に戦争をやっておるでしょう。しかも、あなた方の言うので見れば、北からの侵略に対して南を防衛するためにアメリカは戦争をやっているのだとあなた方はおっしゃる。アメリカは、あなたの言うと……

第57回国会 予算委員会 第6号(1967/12/21、7期、日本社会党)

○矢山有作君 関連。外務大臣に伺いますが、第七艦隊の所属ですね、エンタープライズは。第七艦隊というのは、私どもの聞くところでは、常時核装備をして緊急の事態に備えておるということが、伝えられておるわけです。私どもも、第七艦隊の果たしておる役割りから見て、そうであろうと考えておるわけですが、そのエンタープライズが核装備をしていないという保証は私はないと思うんです。緊急の事態に備えるのに核装備をしないで日本に入ってきて、緊急事態が突発した、さあ核兵器のあるところまでそれを取りに帰ってそれからはせつけるんだというのでは、一秒を争ういまの戦争の事態の中では、とてもじゃないが常識で解釈できない。それを、ア……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 決算委員会 閉会後第1号(1968/09/30、8期、日本社会党)

○矢山有作君 委員長、ちょっと……。  その際、あす、あさっての日程は理事会できめられるのでしょうが、やはり各党に質問希望者がありますから、それらの配分を党全体を含めて、党の立場全体を含めて、ひとつ時間配分をやっていただきたい。わかりますか。
【次の発言】 各党から要求が出るわけですから、そうして、その場合に時間配分については、ひとつ格段の配慮を願わぬと不都合なことが起きる場合がありますから、そのことだけをお願いしておきます。具体的にはまたあとで申します。

第59回国会 決算委員会 閉会後第3号(1968/10/02、8期、日本社会党)

○矢山有作君 きょう私のほうは通産大臣なり外務大臣の出席をお願いしておったわけですが、これから私が聞こうとする問題は、当時の外務大臣が椎名さんであり、通産大臣がたしか三木さんだったので、二人の方に来ていただけば一番よくわかると思うのですが、おいでになりませんので、残念ながらおられないままでひとつ質問させていただきたいと思います。  私がまずお尋ねしたいと思いますのは、わが国の海外経済協力が先般――昨年の十二月の予算委員会で私が聞いたところによりますと、政府の発表の数字で三十八年度に二億六千万、三十九年度が二億九千万、四十年度が四億八千万、四十一年度が五億三千万、こういうふうに急速に増大しておる……

第59回国会 決算委員会 閉会後第4号(1968/10/30、8期、日本社会党)

○矢山有作君 きょうは、先般十月の二日の決算委員会で、私のほうからお尋ねしました台湾の曽文水庫に関する資料提出をしていただくことになっておりまして、一部の資料が出ておりますので、それに基づいて二、三のことをお伺いをしておきたいと思います。ただ、外務大臣がお差しつかえのようですし、さらに、去る二日の決算委員会に出ていただきまして、いろいろ資料のことで提出方の約束をしていただいた政務次官もおいでになりませんので、ちょっと質問を運んでいく上には都合が悪いんですけれども、まあそうも言っておられませんのでお尋ねいたしたいと思います。  この曽文水庫の問題につきまして、コンサルタントに日本工営が決定をされ……

第59回国会 決算委員会 閉会後第5号(1968/10/31、8期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと長官に関連してお聞きしたいのですが、その前にまず一言申し上げておきたいのは、軍事基地のあることがいかにも利益があるような考え方に基づいての答弁が先ほどあったと思うのです。というのは、軍事基地の問題で大橋委員の質問に対して、マイナス点ばかりあげられたと、こういうようなことを言っておられましたが、これは認識に私は根本的な相違があると思う。たとえば先般読売新聞社がアメリカのギャラップ世論調査所と共同調査をした、そのときに、安保条約に基づいて軍事基地を保有しておることに対するアメリカのいわゆる市民の世論調査の結果を見ると、アメリカの防衛のためであるというのが四九%、二二%は、日本……

第59回国会 決算委員会 閉会後第8号(1968/11/30、8期、日本社会党)

○矢山有作君 関連。ちょっと会計検査院にお伺いしたいんですがね、私ども検査の浸透率だけを見たのでは、検査がはたして徹底して行なわれておるのかどうか、有効適切に行なわれておるかどうかの判断はなかなかしにくいと思うんです。というのは、検査に必要な旅費が不足してくれば、検査対象の操作をすることによって私は浸透度はふやしていけると思う。たとえば遠距離の検査に出張しなければならぬ状態があるとしても、検査の浸透度を高めようと思えば、遠距離の検査を犠牲にして、東京周辺の検査で浸透率は高めていく、こういうようなやり方も私はできると思う。そうすると、やはり検査というものを徹底させて――検査を徹底させるということ……

第59回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1968/10/25、8期、日本社会党)

○矢山有作君 私はきょう不足払い制度をめぐる問題とたばこの作付減反に関する問題、さらに等外、規格外米の買い上げ制限に関する問題等についてお伺いしたいんですが、非常に時間が限られておりますので、私のほうも端的に聞きますから、答弁なさる方も簡略に、しかも質問の要点をはずさないで的確に答えていただきたいと思います。  まず第一に、不足払い制度をめぐる問題ですが、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法によるいわゆる不足払い制度が実施されて以来三年目を迎えております。そこで、この段階で、まず私のお聞きしたいのは、この法律のねらいとしておった国内産生乳の市乳化という目的が達成されつつあるのかどうか、この点をお……

第59回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1968/11/19、8期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと質疑に入る前にお尋ねしておきたいのですが、西村農林大臣、あなたは十九日、二十日の農林水産委員会があるということは、前回の二十五日の農林水産委員会のあとの協議会できめたのですが、このことはあなたはずっと前に御承知だったでしょうね、いままで知らなかったわけですか。
【次の発言】 知っておった……。大体知っておったということは知っておったということなんですね。知っておったのにきょうとあすの委員会があるということはわかっておって、きのうの段階になって農協との懇談会があるからきょうの出席は三時以降にしてくれ、四時以降にしてくれ、あすは農政審議会があるから四時以降に出席さしてくれとい……

第59回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1968/11/20、8期、日本社会党)

○矢山有作君 副総裁、あんた質問者のどこをつかまえて返答しておるか。質問者が聞いたことに対して的確に答えなければ質問が進まぬじゃないか。あなたが話し合いをしたという、中央会のだれといつどこでどういう内容の話し合いをしたということを文書にして出せるのか出せないのかという。なぜそれに答えないか。人の問わぬことに答えるんじゃないよ。はっきりしなさい。出せぬなら出せぬと、どういう理由で出せないと明確にするんだよ、それを。
【次の発言】 副総裁、あなたここの委員会を愚弄しておるんですか。あなた最初の答弁では、たばこ耕作者の中央会と話をしましたという話であった。それが今度は審議会の中に中央会のメンバーが入……

第60回国会 決算委員会 第2号(1968/12/18、8期、日本社会党)

○矢山有作君 私は、きょう外務大臣に来ていただきまして、外交関係のウイーン条約に関する通信の自由の問題に関連して二、三点お伺いしたいと思いますが、お話しによりますと、他の委員会との関係があって、大臣は最後までおれないということですが、途中で退席されるにいたしましても、この問題は外交上の重要な問題であると私は考えておりますので、外務省からの御答弁をいただく場合、それは大臣みずからの答弁であると、私はこういうふうに解釈をいたしますので、そういうおつもりで外務大臣なり、外務省当局のほうからのお答えをいただきたいと思います。  まず第一に、本論に入ります前にお尋ねしておきたいのは、国際関係において条約……

第60回国会 農林水産委員会 第2号(1968/12/19、8期、日本社会党)

○矢山有作君 ただいま長谷川農林大臣から所信表明があったわけですが、私はきょう最初のことでもありますので、そうしてまた最近総合農政の問題について農林省が大筋の見解を発表した時点でもありますので、それを中心にしてお尋ねしたいと思います。したがって、これからの議論の進め方というのは、私はやはり農政を主管する大臣との間の議論を中心に進めてまいりたいと思いますので、そのおつもりでひとつ御答弁をいただきたいと思います。  今日、日本農業が国内にあっては米価、食管に視点を合わせて財政、物価の立場から財政硬直化の元凶、物価値上げの元凶のように財界からの強力なテコ入れのもとに、大蔵省あるいは経企庁をはじめとす……

第61回国会 農林水産委員会 第4号(1969/03/18、8期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと関連して一つだけ伺いますが、現在の米が直接統制下に置かれておる。これから自主流通米を認めようという状態とはもっときびしい状態の中で、一昨年の二月東京都が調査したところによりますと、調査の回答数が三千五百六十、その中で半数以上が配給米でないいわゆるやみ米を消費しておったということが発表されておる。それからさらに、かつて農林省から特選米の制度が行なわれておったときに、一、二等米が特選米になっておったわけですが、これの売り渡し量が全体の政府売り渡し量の六%であった。ところが、特選米を食べていると回答した者が二〇%あった。これは食糧庁の調査結果です。こういう事実がわかったときに、……

第61回国会 農林水産委員会 第10号(1969/04/11、8期、日本社会党)

○矢山有作君 いままで自主流通米の問題あるいは作付転換の問題で衆参両院でいろいろ論議がかわされておりますけれども、私もまだ納得がいかない点が少々ありますので、それらの点を中心にひとつお尋ねしたいと思います。多少重複のきらいがあると思いますけれども、ひとつその点はごしんぼう願いたいと思います。  まず第一にお聞きしたいのは、自主流通米制度導入のねらいは、「米穀の自主流通について」という農林省の文書について見ますというと、「品質問題の前進を図る」こういうことになっておりますが、そういうふうに理解をしておってようございますか。
【次の発言】 それでは自主流通米制度導入のねらいはそれ以外にどういうよう……

第61回国会 農林水産委員会 第13号(1969/04/25、8期、日本社会党)

○矢山有作君 参考人の方にはたいへんお忙しいところありがとうございました。  一、二点お伺いしたいと思うんですが、一つは病状についていま大体お伺いいたしましたが、それらの病気にかかった人は実際の生活上における障害はどういうことか、それをある程度御説明いただきたい。  それから第二点は、私どもこの病気は非常になおりにくいということを聞いているんですが、ほんとうに不治の病と言えるのかどうか、そういう点について明らかにしていただきたいと思います。  それから、やはり発生の状況を見ておりますと、チェーンソー使用による発症がきわめて率が高いようですが、これの予防対策としていままで私どもも調べてみたところ……

第61回国会 農林水産委員会 第16号(1969/05/09、8期、日本社会党)

○矢山有作君 きょうは時間が限られておりますから、林野庁に対して日給制職員の賃金の改善問題について簡単にお伺いいたします。私も簡単に御質問申し上げるからお答えされる方も要点をつかまえて簡潔にお答えいただきたい。  まず第一は、現在日給制の職員の賃金の問題については、公労委において調停されようとしていると聞いておりますが、いずれにいたしましてもこの賃金の改善の問題についての林野庁の基本的な態度ですね、これをひとつお話し願いたいと思います。
【次の発言】 きわめて抽象的なお話があったのですが、私はこれから少し具体的にお答えいただきたいと思います。というのは、これまで林野庁当局と組合のほうとでいろい……

第61回国会 農林水産委員会 第17号(1969/05/15、8期、日本社会党)

○矢山有作君 山下参事官にお尋ねしますが、あなた方がこの新都市計画法に基づいて作業を進めていく場合には、この法律だけじゃやれないわけでしょう。具体的にどうやっていくのかということは、やっぱり政令なり省令なり、あるいは指示、通達、いろいろなものを具体的に出していって、それによって線引きをやらせ、それによって市街化区域なりあるいは市街化調整区域なりというものの区分もやっていくわけでしょう。そうすれば私はそれが出てこないと、このいま審議しておる農業振興地域の整備に関する法律案の審議はできないですよ。なぜかといいますと、農振法案それ自体は多くの問題を含んでおりますよ。実際それだけでは意味がないのであっ……

第61回国会 農林水産委員会 第19号(1969/06/05、8期、日本社会党)

○矢山有作君 米価問題のことで質問をさしていただきますが、まず第一に私は大臣の御意向を伺っておきたいと思いますのは、米審がきのうから始まっております。で、米審の中から御案内のように国会議員が排除されておりますので、したがって国民生活に多大の影響を持つ米価の決定に関する問題ですから、それだけにわれわれはぜひとも議員としての審議の場を持ちたいと、このように考えておったわけですが、その場がきょう得られたわけです。ところが、やはり米価問題で審議をやるということになりますと、一番必要になってくるのは、四十三年産米の生産費調査であります。私どもはこの生産費調査を資料として出してもらわなければいけないので、……

第61回国会 農林水産委員会 第20号(1969/06/10、8期、日本社会党)

○矢山有作君 小倉参考人にはたいへんお忙しいところをおいでいただきまして、ありがとうございます。私も時間の関係がありますから、ただ一点だけひとつ御見解をお示しいただきたいと思います。  小倉さんは現実に食管法を運用されてきた有能な行政官でもあったおけですし、またいま、すぐれた学者でもあられるわけですから、そういう立場で率直に私は法律解釈の問題で参考までに意見をお述べいただけたらと思うのです。それは、私どもは、この食管法、それから農安法、畜安法、大体この三つぐらいでそれぞれ農産物の価格のきめ方というものがそれぞれの物資、農林物資についてきめられておるわけです七そこで食管法の第三条の二項を見ますと……

第61回国会 農林水産委員会 第22号(1969/06/13、8期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと私、あるいは聞き間違えておるかもしれぬと思うんですが、先ほどの中村委員の質問に対しての長官の答弁の中に、こういうことがあったように思うんです。したがって、そのことを前提にしてお聞きしたいんですが、平均反収を用いても米価は上がらざるを得ないという事態もあろうし、またその逆の場合もあるだろう、しかし、いずれにしても現在の米価より下回るようなことは将来しないだろうと思われると、こういうふうな御答弁があったような感じがするんですが、もしそうだとしたらそのことを、それに間違いないというふうにおっしゃっていただきたい。どうなんですか。   〔理事高橋雄之助君退席、理事宮崎正雄君着  ……

第61回国会 農林水産委員会 第23号(1969/06/19、8期、日本社会党)

○矢山有作君 きょうは、大蔵大臣の御出席をいただきまして、二、三点お伺いしたいと思います。  御承知のように、三公社五現業で大体一三・八%の賃金アップが行なわれることになっておるようですし、それからことしの春闘で民間単産の賃金のアップは大体一六、七%といわれておるようです。さらに当初予算編成のときに、物価の値上がりを五%程度見込んで予算を編成されたということでありますし、また国鉄運賃の大幅の値上げもあった。さらに四十三年産米の生産費調査を見ますと、一〇・五%のアップになっております。そういう情勢の中で今度米価が据え置きをされた。私はまあ福田大蔵大臣は、だれよりもだれよりも農民を愛する立場をとっ……

第61回国会 農林水産委員会 第24号(1969/06/20、8期、日本社会党)

○矢山有作君 いま足鹿委員なり、中村委員のほうからお話がありましたので、私はただ一点だけお伺いしたいのですが、私どもがまず申し上げておきたいのは、この農振法案について、なぜこういった実地の調査をやったり、参考人の皆さんに御足労を願って慎重なる審議をやっておるかといいますと、私は新都市計画法、それから今度国会で成立しました地価公示法あるいは農地法の一部改正案、さらにまた土地収用法、これらのものを一連のものとして総合して眺めた場合に、いかに農民からの土地取り上げが強化されようとしておるかということを感じたわけです。そういう中で農振法というものが出てまいりました。  ところがこの農振法を見てみますと……

第61回国会 農林水産委員会 第25号(1969/06/24、8期、日本社会党)

○矢山有作君 いま私は衆議院で修正された法律の条文を持っておりませんので、はっきりしたことは申せませんけれども、この生活再建の措置については、たしか衆議院段階で新都市計画法の修正の際に、新たに設けられた規定だったと思うんです。ということは、それほど都市計画によって犠牲になる農民の生活再建という問題が重要であるという観点からそういう規定が挿入されたのだろうと思うのですが、そういうことを踏まえて、それら犠牲になる農民に対する生活再建の措置が、この農林省と建設省との間の調整措置に関する方針を見ますと、農業委員会等にまかせられるというのは、これはあまりにも無責任じゃないかと思うのです。なるほど農地のあ……

第61回国会 農林水産委員会 第26号(1969/06/26、8期、日本社会党)

○矢山有作君 いまのは農林大臣答弁にならない、まさに。何を言ってるのかこっちで聞いておるとよくわからぬのですがね。中村委員の質問の趣旨はよくおわかりだろうと思うのです。山林等について、これは農地法の規制も何もないわけですから、そうすると農振法の網をかぶせてみたところで、もしそういうところに山林だというようなものがあった場合には、これはもう自由に転用できると、ましていわんや都市計画法が施行された段階で地価に断層を出てくるということが当然予想されてくるわけですから、そうすれば農振地域の網をかぶせてみても、そうした山林のようなところをねらって開発行為はどんどん進んでいくだろう、何らの制約がないのです……

第61回国会 農林水産委員会 第29号(1969/07/04、8期、日本社会党)

○矢山有作君 一、二お伺いしておきたいのですが、先ほどもお話がありましたが、冠水田の排水を急ぐという問題あるいは緊急な災害復旧工事をやっていただくという問題等々につきましては、これはぜひ早急に取り組んでいただきたいと思います。私どもがいままでの経験しているところで見ましても、冠水田の排水をやるときになかなかポンプの手当てができなくてやれないという例を多く知っておりますし、それからいま緊急に復旧を要するという個所の復旧につきましても、災害査定前の復旧工事ということになりますと、実際の面においてなかなかきびしく締められており、着工が思うままにいかないというような問題も起こっておる経験があります。そ……

第61回国会 農林水産委員会 第32号(1969/07/15、8期、日本社会党)

○矢山有作君 関連。それは局長ね、調査した資料がないことはないですよ。この間、鶴園さんが質問のときに参考資料にされておった「農協の現状」という農林省から出された資料があるでしょう。あの中には国会議員が何人、県会議員が何人、市町村会議員が何人、農業委員が何人、その他きちっと人数は出ております。そんなおざなりの答弁でなしに、あなたのところで調査した資料を発表しておいて人数がわからぬなんということはないですよ。しかも兼職禁止なんということはこの間からたびたび問題になっている。
【次の発言】 その数を言ってごらん、調査しておるのなら。
【次の発言】 そういうふうに御自分で御調査なさっていて、この間から……

第61回国会 農林水産委員会 第33号(1969/07/17、8期、日本社会党)

○矢山有作君 いままでたくさんの委員の方々で大体問題も出尽したようですが、なるべく重複を避けまして一、二の問題点についてお伺いしたいと思います。  質問に入る前に、これも質問にはなるんですが、一つだけ伺っておきたいんですが、この間来問題になりました役員の兼職禁止の問題に関連をして、農協は政治的には中立でなければならぬ、こういうことは大臣みずからもはっきり強調されておったように思うんですが、この農協が政治的に中立でなければならぬということと、役員の兼職禁止ということは私は矛盾しないと思うんです。政治的に中立であるという立場を守ろうとするならば、むしろ役員の兼職禁止という立場を貫くべきではないか、……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第2号(1970/07/13、8期、日本社会党)

○矢山有作君 きょう、外務大臣見えぬということですが、沖繩返還交渉の総括的な窓口は外務省になっているはずなので、外務大臣がこれぬということでは非常に心外なんですが、しかし、次官という制度があるのですから、外務次官のほうであれはわからぬこれはわからぬということでなしに、外務大臣そのものということでおそらく御答弁がいただけるだろうと期待をして質問に入らしていただきますが、きょう私が質問を申し上げたいと思っておるのは、防衛の問題、それから請求権の補償の問題、それから資産の引き継ぎの問題、通貨切りかえ、外資の取り扱い、それから沖繩の毒ガス撤去、それから最近頻発しておる沖繩における米軍人の犯罪の問題等々……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1970/03/18、8期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと関連してお伺いしたいのですが、間接雇用という問題でいま論議をされておるわけですが、その場合の間接雇用というのは、日本の国内で現在行なわれておるような形態の間接雇用、そういう方式に切りかえるという意味で政府は努力しておられるのか、それとも、山中総務長官がかつて談話の中で構想を出されておりましたが、間接雇用に準ずるというような形で解決を進められておるのか、どちらかということをこの際はっきりしていただきたいと思います。

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1970/04/03、8期、日本社会党)

○矢山有作君 きょう私は沖繩軍労働者の解雇問題だけにしぼりまして、二、三お伺いしておきたいと思います。  まず最初に、現在の状況を知りたいと思いますので、昨年の十二月四日の第一次解雇以来、軍労働者の解雇の実態というものを御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今度の大量解雇が行なわれた背景といいますか、原因といいますか、それはどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 いまのお話を聞いておりまして、私は総務長官は事態の認識がまず的確になされておるように思います。ところが、先ほどのおことばにもありましたが、この問題に対処するしかたについて、どうも政府部内で意見が一致しないような……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第5号(1970/10/21、8期、日本社会党)

○矢山有作君 沖繩関係の防衛の問題について二、三お伺いします。  長官が沖繩訪問をされた際に、屋良主席から、沖繩の自衛隊配備は反対であるという申し入れを受けておられるというふうに聞きましたが、この申し入れに対して長官はどう受けとめておられるかお伺いしたい。
【次の発言】 屋良主席におっしゃったことはそのとおりだろうと思うのですが、私どもが報道を通じて承知しておるところでは、あなたは、その屋良主席の申し入れを受けられて沖繩から帰る那覇空港での記者会見では、屋良主席の申し入れを受けたけれども、これは一部の偏見だとか、あるいは、一部の県民の意思であるとかというような発言をなさって、そして自衛隊配置は……

第63回国会 議院運営委員会 第17号(1970/05/11、8期、日本社会党)

○矢山有作君 それでは長官にお尋ねします。  長官、過日の本会議で羽生議員に対する答弁の中で、空軍、海軍ということばを使いながらこれを取り消されたわけですが、その取り消された理由ですね。これはどういうことで取り消されたのか、それをまずお伺いします。
【次の発言】 憲法上の立場に立って空軍とか海軍、要するに軍隊ということばを使われなかった、こういうことでありますけれども、私は平素、防衛庁長官の言動なり国会答弁のはしばしから、その本心は軍隊にしたいという気持ちを常に持っておられるんじゃないか、そういうふうな疑いを持たざるを得ないわけです。長官の本心を伺いたいんですが、あなたほんとうに自衛隊を現状の……

第63回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1970/07/08、8期、日本社会党)

○矢山有作君 防衛の問題で二、三お伺いしたいと思います。  まず最初にお伺いしたいのですが、自衛隊の任務というのは、自衛隊法の第三条の一項で「自衛隊は、わが国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接侵略及び間接侵略に対しわが国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当るものとする。」、こうなっておりますが、ここでいままでも論議されたと思いますが、直接侵略、間接侵略ということばの概念といいますか、それを一応明らかにしておきたいと思いますので、御説明をいただきたい。
【次の発言】 それで直接侵略の場合にとられる自衛隊の行動がいわゆる防御出動、それから間接侵略の場合にとられ……

第63回国会 内閣委員会 第11号(1970/04/24、8期、日本社会党)

○矢山有作君 それじゃお尋ねをいたします。  実は二十一日の日に、岡山県下にあります日本原というところの自衛隊の演習場の拡張問題に関連をいたしまして、実弾射撃訓練が行なわれております。そこで、その問題だけをめぐりまして急に防衛庁長官においでをいただいてお尋ねをするということで、きょうおいでをいただいたわけですが、この問題だけでお尋ねをしたいと思いますので、まず最初に、おそらく防衛庁のほうでも、そのときの事実経過というものはつかんでおられるはずですから、それを御報告をいただいて、それからお尋ねをいたします。
【次の発言】 あなたのほうに来ておる報告は、なるほど事前事後の措置に遺漏がなかったという……

第63回国会 内閣委員会 第12号(1970/04/28、8期、日本社会党)

○矢山有作君 実は、きのう内閣委員会のほうから現地調査に行ったわけですが、その報告書がまとまらぬ段階でありますけれども、まだ私どもの印象の新しいうちに一、二の問題点について御質問を申し上げておきたいと思います。  まず、質問にあたって申し上げておきたいと思いますのは、一点としては、今回の私の質問は、国の防衛そのものを問題にして議論しようとしておるのではありません。それはまたの機会にやります。きょうの私の質問は、日本原演習場の拡張そのものである去る二十一日に行なわれた実弾射撃実施の中に、防衛庁なりあるいは自衛隊の中に、かつての軍あって国民なしというような危険な考え方の芽ばえを感じますので、そうし……

第63回国会 内閣委員会 第14号(1970/05/07、8期、日本社会党)

○矢山有作君 まず機構にも関連をして聞きますが、総論的なことからお伺いをしたいと思います。  今日のわが国の農業を取り巻く諸条件は、非常にきびしさを加えておりますが、七〇年代のわが国農業の方向づけを政府はどのように考え、また、どのような具体策、具体的な構想を持って進められるのか、これを御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 高生産性農業を実現したいという政府の考え方は、いままでたびたび聞いておりますから、私もわかるんです。ところが問題は、いまお聞きしたところでは、まあごく断片的な話だけなんですが、その高生産性農業を育成するというのには、具体的に実際の予算上の裏づけを考えながら、どういう施……

第63回国会 内閣委員会 第18号(1970/05/13、8期、日本社会党)

○矢山有作君 防衛庁の設置法の問題に関連いたしまして、三、四点の問題についてお伺いしたいわけですが、まず最初に国防の基本方針に関連する問題でお尋ねをいたします。政府自民党は七〇年代のわが国の防衛構想をまとめる方向で、従来の国防の基本方針を改定しようとしておられるようですが、現状はどうなっておりますか。特にその内容としてどういった点をお考えになっておるかということをまず承りたいと思います。
【次の発言】 それは大体いつごろまとまる予定ですか。
【次の発言】 国防基本方針の改定をされる理由を先ほど述べられたようですが、その理由は、現在ある国防の基本方針は三十二年当時つくられた、当時とだいぶ環境が変……

第64回国会 内閣委員会 第3号(1970/12/09、8期、日本社会党)

○矢山有作君 それでは、法務省設置法の一部改正案提案の機会に、現在非常に問題になっております韓国籍から朝鮮籍への書きかえの問題について若干お伺いしたいと思います。この問題で、いま、地方公共団体と国との間に非常に対立関係が激化しておるようですから、特別にこの問題を取り上げて政府の所見を伺いたいと思うわけです。  まず最初に、現在外国人の登録について、最近の統計で韓国と朝鮮との登録人員はどのようになっておりますか。
【次の発言】 外国人登録法の規定に従って韓国から朝鮮へ、それから朝鮮から韓国へという変更ないし訂正措置がどうなっておるか、その動きを承知したいわけです。ついては、四十年に政府の統一見解……

第64回国会 内閣委員会 第4号(1970/12/10、8期、日本社会党)

○矢山有作君 質問に入りますが、その前に、私はいささか不満であるので、そのことをはっきり申し上げておきたいと思うのです。というのは、きのう定例日でないのに、与党側のたっての要求でわれわれのほうは委員会の開催に応じたわけですけれども、質問の途中で、与党の議員の方が、委員長以外は、理事以下全員おらなくなってしまった。そういう状況の中で、質問続行が不能になったわけです。私はこれは国会みずからがみずからの権威を落とす、そのために与党が手をかしているということになるんじゃないかと思うわけで、この点、私は与党の諸君にきびしい反省を求めたいと思います。私としては、当然、いま非常な問題になっておる在日朝鮮人の……

第64回国会 内閣委員会 第6号(1970/12/16、8期、日本社会党)

○矢山有作君 外務省にお伺いいたします。実はきょう大蔵省なりさらに通産省に来ていただいておったほうが、質疑をするものとしてはいいんですが、まあ審議を進める時間的な都合もありますので、大蔵省、通産省には来てもらっておりません。このことはすでに昨日外務省に御連絡を申し上げて、十分外務省のほうでお答えがいただけるように御準備をいただくように申し上げておきましたので、そういう前提に立って質問をさしていただきます。  まず、最初のお尋ねですが、最近の政府の中国問題に対する考え方としていろいろなことが言われておりますが、これをつづめて言うとこういうことになるんではないかと思うのです。要するに中国問題に対す……

第64回国会 内閣委員会 第7号(1970/12/17、8期、日本社会党)

○矢山有作君 中曽根長官にお伺いしたいのですが、防衛庁は外交交渉に関する問題についてだけ口がかたいのじゃないのですよ。この前、第四次防衛力整備計画の発表のときのいきさつを見てみましても、あの発表になる直前の委員会で問題になったときに、全然内容は言えないということであなたおっしゃらなかった。ところが間もなしに第四次防衛力整備計画が詳細に新聞紙上に出た。私はその内容がほしい。新聞だけで論議していると、それはあなたは新聞がかってに書いたのだと言って逃げるから、実際に知りたいと思って、内閣委員会の調査室を通じて資料要求をやった。そうしたところが、半ぺら紙一枚か二枚の第四次防衛力整備計画概要とか何とかい……

第64回国会 内閣委員会 第8号(1970/12/18、8期、日本社会党)

○矢山有作君 いま防衛庁から御答弁いただきましたが、私どもは自衛官の精神教育というのは防衛庁としてはきわめて重視してやっておいでになるだろうと思うのです。ところが、それをやっておるのに、私も指摘しましたし、それから昨日でしたか、山崎委員からも指摘がありまして、陸曹用の精神教育の問題については実物を提示して、これをもとにしてやっておるだろうということで徹底的に追及したわけです。そういうものはすでに廃止をされて、ない、やっていない。ところが、私は精神教育をやるのには、それぞれの部隊の責任者に全部まかせてしまって、内容は何をやってもよろしいということにはなっておらぬと思うのです。必ず自衛官としてあな……

第65回国会 議院運営委員会 第5号(1971/02/03、8期、日本社会党)

○矢山有作君 まず本論に入る前に、西郷吉之助参議院議員の手形乱発事件をめぐりまして、一月の九日、十日、両日にわたって、参議院議員会館で暴力金融グループによる暴行事件があったというふうに伝えられておりますが、当日の状況というものを事務総長のほうから御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 いま、当日の議員会館の模様はわかりましたが、まず最初に捜査当局のほうに私は質問申し上げたいと思うのですが、御承知のように、組織暴力犯罪の根絶のために取締本部を設置して鋭意努力されておりますときに、前法務大臣である西郷吉之助参議院議員振り出しの不渡り手形をめぐって、先ほど説明のありましたように、この九日から十日……

第65回国会 議院運営委員会 第6号(1971/02/10、8期、日本社会党)

○矢山有作君 二月十六日までに全部提出見込みとおっしゃったのは、予算関係法案ですね。

第65回国会 内閣委員会 第8号(1971/03/16、8期、日本社会党)

○矢山有作君 総務長官が途中で座をはずされるそうですから、総務長官にお聞きしたいことだけを抜き出してお尋ねをしておきます。  従来、海洋科学技術審議会というのが置かれまして、海洋科学技術の問題に関する基本的な調査をいろいろとやってこられたようでありますが、この中で私はちょっと一つ気にかかることがありますのでお伺いしたいんですが、海洋科学技術審議会の委員数は二十人以内であって、そのメンバーは、会長速水頌一郎とおっしゃるんですか、東海大学の教授をやっておる方以下の方々がおいでになりますが、その中に防衛庁の事務次官が参加をしておられるようであります。それからまた、海洋科学技術開発推進連絡会議が設置さ……

第65回国会 内閣委員会 第9号(1971/03/18、8期、日本社会党)

○矢山有作君 関連。いま海洋開発審議会の委員のことが峯山さんからお話が出たわけですが、これに関連して一昨日私のほうからお尋ねしたのに対して、質問の焦点は、防衛庁の事務次官を入れるのか、防衛庁の事務次官を従来の海洋開発技術審議会に入れておったことは間違いではないかという質問だったわけですが、海洋開発審議会に事務次官を入れぬということはわかりました。ところが、事務的段階では多少防衛庁の関係者といえども海洋科学技術について協力を得ることがあろうかと思う、こういうような御答弁があったと思うのです。それはこの審議会の下に何らかの科学技術関係についての特別な機構を予定しておられるのかどうか、また、防衛庁の……

第65回国会 内閣委員会 第10号(1971/03/23、8期、日本社会党)

○矢山有作君 実は私はきょうは外務大臣に御出席を願って、先般中国近海の大陸だなの開発の問題その他等々で、大臣の出席の時間の都合もあり、十分に具体的な詰めのできてない点があったわけであります。そういうところから十六日以降におきましても大臣の出席を要求いたしておりました。ところが昨日の段階で、本日は大臣がどうしても出席できぬというような問題をめぐって、私から考えるならば、国会と政府のあり方について重大な問題が外務省の一役人から提起をされておるように思いますので、このままこの問題を見過ごしにして委員会質疑を続けてみましても、ただ通り一ぺんの委員会の質疑だけ済まして、これを切り抜けさえすれば、あとは自……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 議院運営委員会 第4号(1971/07/23、9期、日本社会党)

○矢山有作君 では、私のほうから議員黒住忠行君の議員辞職勧告に関する決議案の提案の趣旨を御説明申し上げます。  公正なる選挙によって真に民意を代表する議会を構成することは、議会制民主主義政治の基本であります。  しかるに、先般の参議院通常選挙において多くの違反が摘発されていることはまことに遺憾のきわみであります。特に議員黒住忠行君については、その立場を利用し、悪質な選挙活動を行ない、その運動員に大量の逮捕者を出し、出納責任者が買収の容疑で任意取り調べを受け、その規模はかつて例を見ない未曾有の大違反事件に発展しつつある状態であります。その同君が繰り上げ当選となったことは、民主主義政治の上に消すこ……

第66回国会 議院運営委員会 第5号(1971/07/24、9期、日本社会党)

○矢山有作君 昨日本委員会におきまして、議員黒住忠行君の辞職勧告決議案を審議するにあたりまして、黒住忠行君の選挙違反の実態を解明する必要があると考えて、私どもは関係当局に御出席をいただいて質疑を重ねてまいりました。しかしながら、その質疑の中が、残念ながら、国家公安委員長のほうから、この黒住忠行君の選挙違反の実態について幾らお尋ね申し上げても、口を緘してその実態を解明していただけなかったわけでありますが、このことは、われわれといたしましては、院に対する侮辱であり、さらに野党議員に対する侮辱であると考えざるを得ないわけであります。特に立法府と行政府との関係からいたしまして、私どもは立法府の行政府に……

第66回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1971/08/17、9期、日本社会党)

○矢山有作君 私はいま上田委員と運輸省のやりとりを聞いておりましたが、私の理解するところでは上田委員は専門家じゃないと思うのです。運輸省の皆さんは専門家なんだな、その専門家の運輸省の皆さんが防衛庁と協議をして訓練空域を決定する場合に、いま指摘されたような問題点があるということがわからずにやったのですか。しろうとの上田君が調べてすら、いまあげられたようなたくさんの問題点が出てきた。専門家であるあなた方のほうでは、協議をする前にこういう問題があるということがわからなかったのですか。わからなかったとするなら怠慢の責めは免れませんよ。一体何をやっておったのですか。運輸省の航空局というのは、大体運輸大臣……

第67回国会 議院運営委員会 第7号(1971/11/06、9期、日本社会党)

○矢山有作君 アムチトカ島における地下核実験の中止を求める決議案につきまして、私どもは、委員会審査を省略いたしましてとれを本会議においてすみやかに決議を願いたいわけでありますが、その理由を申し上げる前に、案文をひとつ読ましていただきたいと思います。   米国政府が、世界の反対世論を無視し、強行しようとしているアリューシャン列島アムチトカ島での超大型地下核実験は、今日の科学技術の水準から判断して、極めて危険性の高いものであり、大地震や津波さらには大量の放射能による汚染をひき起こす恐れが十分にあるものといわなければならない。   かかる実験を強行することは、日本を始め近隣諸国民の健康と生命を犠牲に……

第67回国会 議院運営委員会 第17号(1971/12/24、9期、日本社会党)

○矢山有作君 私は、ただいま提案がありました会期延長の問題について、日本社会党を代表して反対の意見を申し上げたいと思います。  国会の会期とは、端的にいうならば、相撲の土俵にたとえられるものであり、国会法の規定の趣旨は、会期内に可能な限り諸案件の審議を終了すべきであって、会期延長はあくまでも例外的に容認されるとするものであります。例外的とは、国民の期待にこたえるためには、いまだ法案の審議が十分されていないこと、加えて、会期延長によってその法案の内容が国民の前に明らかにされる状態にあることの二つの要件が具備されていなければなりません。したがいまして、党利党略による会期延長をもって法案の成立をはか……

第68回国会 社会労働委員会 第4号(1972/03/16、9期、日本社会党)

○矢山有作君 それでは不当労働行為に関する数点の問題についてお伺いしたいんですが、この件につきましては実は昨年の九月の三日の衆議院の社会労働委員会でも社会党の小林議員のほうから質疑がなされ、さらに先般の十日の衆議院社会労働委員会で社会党の同じく後藤議員のほうから質疑がなされております件についてさらにお伺いしたいのでありますが、岡山県の、現在倉敷市ですが、玉島というところに、かつて浦賀重工業の玉島工場というのがあったわけですが、この浦賀重工業が四十四年の六月ごろだったと思いますが、住友機械と合併をいたしまして、住友重機械工業となったわけでありますが、それ以後住友資本のあの悪らつな労務管理政策とい……

第68回国会 法務委員会 第13号(1972/05/11、9期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと関連。  これは保護局長でけっこうですがね、いまの質疑を聞いておりますと、もう十五日恩赦ということが予想されるそういう現在の時点でなおかつ、内閣の権限だということで具体的な考え方をいま全然お示しにならぬので、私どもは、一体内閣がどういうふうにお考えになっておるかということをなるべく知りたいと思います。  そこで、明治百年恩赦のときに、公職選挙法違反関係の恩赦を具体的にどういうふうにやられたか、逐一御説明願いたいのです。
【次の発言】 これは私も十分調査しておりませんがこういうことをやられちゃおりませんか、基準日から三カ月以内に罰金刑が確定すればそれを復権の対象とする、こう……

第68回国会 法務委員会 第15号(1972/05/16、9期、日本社会党)

○矢山有作君 それでは、きょう私は、仮釈放なり保護観察の問題について二、三聞きたいと思っていたんですが、それに入ります前に、過日、恩赦の決定がありましたので、私どもその内容について、いままでいろいろ政府のほうから事前に考え方を承りたいと思って質疑を繰り返してきたわけでありますけれども、その段階では一向明らかにされなかったわけで、私どもが承知しておるのは新聞報道を見ただけでありますので、この際ひとつ、その内容についてできるだけ詳しく御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。  それで、その特赦の中で罰金以上の刑に処せられた者のうち、社会のために貢献するところがあり、刑……

第68回国会 法務委員会 第20号(1972/06/01、9期、日本社会党)

○矢山有作君 私は、いまの江崎防衛庁長官の答弁を聞いておって、非常にけしからぬと思う点があるのですがね。あなた、「官僚天国日本」ということばが通用しておるのを御存じですね。「官僚天国日本」をあなたが推奨しおるようなことになるんですよ、いまの答弁でいくと。二佐、三佐は五十歳ぐらいで退職するんだ、したがって気の毒だ、その点をどうしてくれるとおっしゃるけれども、少なくとも役人になられる、自衛官になられる、警察官になられる方は、役人として、自衛官として、警察官としてどういう立場になければならぬかということを十分自覚していられるわけですからね。その自衛官になったこと、警察官になったこと、役人になったこと……

第68回国会 法務委員会 第21号(1972/06/06、9期、日本社会党)

○矢山有作君 罰金等臨時措置法の一部を改正する法律案について二、三御質問を申し上げたいと思います。  昭和二十三年に罰金等臨時措置法が制定された際、罰金全般についてすみやかにその整備を行ない次期国会に提出するようにという強い附帯意見が述べられて、その際、政府は、これに同意する旨の答弁がなされておりますが、以後二十数年間にわたってこの問題が放置されておるようでありますけれども、その理由は何かということをお伺いしたいと思うのであります。国会で明言されたことを二十数年間にわたって放置をされておるということは、まさに国会軽視の典型ではないかという気がいたしますので、この点について御所見を述べられたいと……

第68回国会 予算委員会 第3号(1972/03/31、9期、日本社会党)

○矢山有作君 関連。  いま吉野局長の話を聞いておりますと、外国系企業、つまり、アメリカ系の企業を存続を許したというのは、それを許さなければアメリカの上院において返還協定が通らなかったであろう、こういう意味の御発言があったように聞いたのですが、そうすると、米系企業のそのほかの分についてはいざ知らず、この極東放送という、国内法から見ても明らかに違反で、存続を許すべきものでないものについて、先ほど来論議されておるように、アメリカ側の非常に強烈な圧力、しかも上院で協定を通しませんぞというような圧力を加えられて、そこで、やむにやまれず極東放送も存続を認めた、こういう論理の発展になりますね。

第68回国会 予算委員会 第4号(1972/04/04、9期、日本社会党)

○矢山有作君 関連ですから、私は、いまの答弁を聞いておってこまかいことにいろいろ疑問を感じますけれども、それは言いません。ただ、持って回った言い方をしないで簡単に申し上げるのですが、この軍用地の復元補償の問題については、沖繩国会における政府答弁は、これはアメリカ側が支払うのだという答弁に終始したわけですね。それは御記憶ですね。ところが、この秘密電報の問題が暴露されてからのあなたの答弁は、どうなりましたか。こちらがとにかく向こうに金を三億二千万ドル渡した、言うならば三億二千万ドル渡したその中から、この軍用地復元補償を払うか払わぬかは向こうのかってです、私のほうは知らないと、こう言っているわけでし……

第68回国会 予算委員会 第5号(1972/04/05、9期、日本社会党)

○矢山有作君 まず最初に、先日来問題になっております外務省の極秘電報の漏洩の問題について、なお重ねてお尋ねを申し上げたいと思います。  きのうの論議の中で、私は、衆議院の昨年の暮れの沖繩国会における政府側の答弁では、軍用地復元補償、まあ四百万ドルと言われているわけですが、この問題が非常にたびたび論議になっておるのに、そのときには明白に、これはアメリカ側が払うものだ、軍用地復元補償の四百万ドルはこちらが出すのではないということが、私は実はきのう会議録を全部調べましたが、明確になっております。特に、吉野局長の発言の中にはそれが明確に言われておりますし、なお外務大臣の発言の中にも、そのことは明確にな……

第68回国会 予算委員会 第7号(1972/04/07、9期、日本社会党)

○矢山有作君 委員長、ちょっと。  簡単明瞭に聞きますから、簡単明瞭に答えてください。  いま私どもは、交渉経過云々を問題にしません。ただ交渉経過を示すようなメモか、記録か、文書か、何かがあっただろうと言ったときに、あなたは、一切そんなものはない、口頭電話でやったのだと、明確にこれは否定したわけです。このことは明らかに国会をだまかした、国民をだまかした。これは認めるのか、認めないのか。簡単に言ってくれ、もうほかのことは言わぬでいいから。
【次の発言】 「事実と違う発言」じゃだめなんだ。うそを言ったのか、うそを言わぬのか。みんなにわかることばで言ってくれ、いいかげんなことを言わずに。うそを言った……

第68回国会 予算委員会 第8号(1972/04/08、9期、日本社会党)

○矢山有作君 関連。  私は佐藤総理に憲法をもう一ぺんよく読んでいただきたい。この言論、出版の自由というものが新しい憲法で基本的人権として明記されました。これは、もちろん明治憲法にも言論の自由というものはあったわけです。しかしながら、お互いに戦前の経験を振り返ってみると、いわゆる公共の福祉という名に隠れてきびしい言論弾圧が行なわれた経験もわれわれは持っているわけです。その厳粛な批判の上に立って、今度の新しい憲法というものが私はつくられたと思う。そうするなら、私はその憲法の考えておる精神というものをあなたに思い直してほしい。あなたは、私がそういうようなことを言うと、おそらく憲法の十二条あたりを引……

第68回国会 予算委員会 第9号(1972/04/10、9期、日本社会党)

○矢山有作君 関連。  外務大臣に伺いますけれども、その海兵隊なりF4ファントムが日本の基地を出るときには、戦闘命令を受けておらない、したがって、事前協議はなかったんだ、こういう趣旨の発言だと思うのですがね。そこでお伺いしたいのは、一体どの時点で戦闘作戦命令を受けたかということを、外務省としては確認できる手段、方法があるのですか、その点。
【次の発言】 はぐらかさんでください。あんた、戦闘作戦行動ではないとおっしゃったのは、岩国を出る時点で戦闘命令を出しておらないから、南方に移動さしただけだから、したがって戦闘作戦行動ではないと、こうおっしゃったわけでしょう。そうすれば、岩国を出る時点で戦闘命……

第68回国会 予算委員会 第10号(1972/04/11、9期、日本社会党)

○矢山有作君 それじゃ、三点ばかりに分けてお伺いしたいと思うのです。  先ほど先生がおっしゃった問題に関連をする問題ですが、私は、憲法二十一条によって保障されておる言論ないし表現の自由というものは、これは基本的な人権として国民主権のもとでは公共福祉の名をもってもみだりに制限することはできない、こういう立場を踏まえております。したがって、そういう立場から見るならば、私は、国家公務員法第百十一条の存在自体に問題があるのではないか、こう思っております。というのは、国家公務員法というのは、もともといわゆる公務員の内部規律と考えていいんじゃないか。公務員の内部を規律しておる、そういう関係の法律の中で公務……

第68回国会 予算委員会 第14号(1972/04/18、9期、日本社会党)

○矢山有作君 委員長、ちょっと関連。  国家公安委員長に聞きますがね。そのときの状況については、いま小野委員のほうから言われたとおりだと思うんです。私は、労働争議の場に警察官が出動するというような場合は、あなたが言うように警察の厳正中立という立場からするならば、特に慎重でなきゃならぬと思う。そうすれば、少なくとも五、六十人の警察官を、ガス銃を持って、たてを持って完全武装で出動させるというためには、そういうような装備を持って出動する必要があるのかどうかということを、一応やはり現場を確認すべきじゃないですか。現場を確認の上に立って、そのときに判断をすべきなんであって、一一〇番があったから直ちにガス……

第68回国会 予算委員会 第15号(1972/04/19、9期、日本社会党)

○矢山有作君 いまの質疑を聞いておりますと、これは神沢委員の主張が当然だと思います。こんものは法律解釈の問題ですから、そんなにあなた、いつまでも時日をかすべきでもないし、これはあなた方、法治国法治国と口ぐせに言っているが、そういう立場からするならば、法律解釈上はっきり出てくるのですからね。あすまでに回答してください。それで質問をやっていくと……。
【次の発言】 ちょっと待ってください。いま松永理事と相談しましたが、あすまでにきちっとした回答を出すというのは無理でしょう。しかしながら、それかといって、権利に関連する重要な問題をいつまでも遷延することはできませんので、あしたの回答にいたしましても、……

第68回国会 予算委員会 第16号(1972/04/20、9期、日本社会党)

○矢山有作君 一つだけ。  あのね、外務大臣、再協議の場合に、事前協議について、しり抜けにならぬようにするとか、せぬとかいう議論のもう一つ前に、私はあなたの答弁を聞いていて、非常に重要な問題があると思います。というのは、戦闘作戦行動に日本の軍事基地を使うんだということで事前協議を求めたときに、こちらがノーと言う場合もあればイエスと言う場合もあるということを言っておられるわけですよ。その事前協議を受けて、イエスと言った場合に一体どうなるのかという認識が的確でないというと、その事前協議に対処していく政府側の態度がはっきりしてこないんじゃないですか。  私は、片岡委員の質問もそこに焦点があると思うん……

第68回国会 予算委員会 第19号(1972/04/27、9期、日本社会党)

○矢山有作君 まず最初に、もう近くおやめになるだろうと想像されます総理にこういうことをお聞きするのはいささか酷とは思いますが、まあお聞きしたいと思います。  去る四月の二十一日の毎日新聞紙上に全国世論調査の結果が出ておりましたが、総理もおそらくごらんになったと思います。あれを見ますと、佐藤内閣の支持率は一九%、まさに戦後歴代内閣の中で最低の支持率でありますから、したがって、それだけに世論の批判のきびしさということもお感じになったと思いますが、ひとつあれをごらんになっての御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 あの世論調査は、佐藤総理のおことばですが、佐藤個人に対する批判では私はないと思いま……

第68回国会 予算委員会 第20号(1972/04/28、9期、日本社会党)

○矢山有作君 関連。  私も、要求書それ自体の全文を見ておりませんから、その全体を批判しながら話をすることはできぬと思いますが、いま江崎防衛庁長官の話を聞いておりますと、特に問題になりそうな点を引っぱり出して、それに主観的な判断を加えながら厳重処罰を強調しておられるような印象を私は受けます。  そこで、私どもが新聞の報道で見た限りで、この要求書全体を判断したときには、私は、あなた方が都合の悪いことを突っ込まれたときに、「全体としてお考えください」ということをよくおっしゃいますが、その論法で要求書全体を文字どおり全体として判断をしたときには、これは自衛隊の民主的なあり方に対する強い要求であると判……

第69回国会 社会労働委員会 第1号(1972/07/06、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  議事に入るに先立ち、皆さんに一言ごあいさつを申し上げます。  今回、社会労働委員長に選任をされましたが、御承知のように、いままでの高度成長第一主義というのか、そういう経済運営について非常なきびしい批判が集中をし、いま、国民生活優先あるいは国民福祉優先ということが強く望まれておるときであります。したがいまして、当委員会の果たす役割りもきわめて重大だと存じますが、その重責を果たし得るかどうか、私もいささか危惧の念なしとしないわけですけれども、皆さんの御協力をいただきまして、できるだけそうした要請にこたえるような方向で努力してま……

第69回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1972/08/10、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る七月十二日、村尾重雄君及び高田浩運君が委員を辞任され、その補欠として高山恒雄君及び安田隆明君が選任されました。また、七月二十八日、上田稔君が委員を辞任され、その補欠として丸茂重貞君が選任されました。さらに八月九日、柏原ヤス君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君が選任されました。
【次の発言】 鹿島俊雄君から文書をもって都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  鹿島俊……

第69回国会 社会労働委員会 第2号(1972/07/12、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についておはかりいたします。  社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、これら二件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。  ……

第69回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1972/08/29、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る八月十一日、塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として柏原ヤス君が、また、八月十四日、安田隆明君が委員を辞任され、その補欠として山崎五郎君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を議題とし、派遣委員の報告を聴取いたします。  まず第一班、岡山、広島班の御報告を願います。藤原道子君。
【次の発言】 次に、第二班、北海道班の御報告を願います。小笠原貞子君。
【次の発言】 別に御発言もなければ、派遣委員の報告はこれをもって終了い……

第69回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1972/09/28、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る八月三十日、土屋義彦君が委員を辞任され、その補欠として上原正吉君が、また、昨日、佐野芳雄君が委員を辞任され、その補欠として戸田菊雄君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 議事に先立ち御報告いたします。  すでに御承知のことと存じますが、昨日午後五時二十分、佐野芳雄君は神戸大学附属病院におきまして逝去されました。まことに痛惜哀悼の至りにたえません。  同君におかれましては、本委員会の委員として、また六十三国会から六十五国会には本委員会の委員長として御活躍されてきました。 ……

第70回国会 社会労働委員会 第1号(1972/10/27、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る九月三十日、戸田菊雄君が委員を辞任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を行なうこととし、これら二件の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第70回国会 社会労働委員会 第2号(1972/11/02、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告します。  本日、山下春江君が委員を辞任され、その補欠として宮崎正雄君が選任されました。
【次の発言】 理事辞任の件についておはかりいたします。  昨日、丸茂重貞君から文書をもって都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第70回国会 社会労働委員会 第3号(1972/11/07、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四日、宮崎正雄君が委員を辞任され、その補欠として山下春江君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査を議題といたします。  本日は心身障害児・者対策に関する件、水道問題に関する件の順序で調査を行ないます。  それでは、まず心身障害児・者対策に関する件について御意見をお聞かせいただくため、委員の皆さまのお手元に配付いたしてございます参考人の御出席をお願いいたしております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は本委員会の調査のため、御多忙……

第70回国会 社会労働委員会 第4号(1972/11/13、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行ないます。  第二号優生保護法の一部改正案反対に関する請願外百三件を議題といたします。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  第三〇号メディカルエレクトロニクス技術者に対する立法措置等に関する請願外百二件は、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものと決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか……

第71回国会 社会労働委員会 第1号(1972/12/22、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  十一月十三日、中西一郎君が委員に選任されました。  十一月十四日、中西一郎君が委員を辞任され、その補欠として斎藤十朗君が選任されました。  また同日、山崎五郎君が委員を辞任されました。  さらに本日、君健男君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を行なうこととし、これら二件の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか……

第71回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1973/11/15、9期、日本社会党)

○矢山有作君 厚生大臣にお尋ねしたいんですが、きょうは非常に時間の制約を受けておりますので、私のほうも簡単にお尋ねしますが、御答弁のほうも簡単に要領よくやっていただきたいと思います。  まず、最初にお伺いしたいと思いますのは、中医協をめぐる問題ですが、中医協の紛糾がいまだに続いて正常な状態に戻っておりません。一体中医協の紛糾の原因は何だと考えておられるのか。さらにまた、これまでの経緯と現状、そういったものを簡略に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 紛糾の最初の発端は、会長不信任案が診療側から出されたということでありますが、一体どういう理由で不信任案を出したのか、そこのところが大事なん……

第71回国会 社会労働委員会 第2号(1973/02/22、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  四十七年十二月二十二日、高山恒雄君が委員を辞任され、その補欠として中沢伊登子君が、二月二日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として加藤進君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事辞任の件についておはかりいたします。  本日、高橋文五郎君から文書をもって、都合により理事を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の選……

第71回国会 社会労働委員会 第3号(1973/02/27、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  社会保障制度等に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 本調査に対する質疑は本日はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時四十六分散会

第71回国会 社会労働委員会 第4号(1973/04/12、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  社会保障制度等に関する調査中、心身障害者対策に関する件について参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題といたします。  本日は、労働行政の基本施策について質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言……

第71回国会 社会労働委員会 第5号(1973/04/17、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。齋藤厚生大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明聴取は終わりました。  本案の自後の審査は後日に譲ります。
【次の発言】 次に、社会保障制度等に関する調査を議題といたします。  まず、千葉ニッコー会社の食用油の熱媒体混入問題について調査を進めます。  この際、齋藤厚生大臣の報告を聴取いたします。齋藤厚生大臣。
【次の発言】 以上で報告は終わりました。  それでは、これより質疑を行ないます。  質疑のあ……

第71回国会 社会労働委員会 第6号(1973/04/24、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  四月十八日、塩見俊二君が委員を辞任され、その補欠として玉置和郎君が、四月二十三日、玉置和郎君が委員を辞任され、その補欠として小枝一雄君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  社会保障制度等に関する調査中、食用油の熱媒体混入問題について参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ござい……

第71回国会 社会労働委員会 第7号(1973/05/08、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月二十六日、加藤進君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査を議題といたします。  まず、食用油の熱媒体混入問題について調査を進めます。  本件につきましては、本日はお手元に配付いたしております名簿の方々を参考人として御出席をいただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、本委員会の調査のため御多忙のところを御出席いただきまして、まことにありがとうございました。  それでは、……

第71回国会 社会労働委員会 第8号(1973/05/10、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨五月九日、藤原道子君が委員を辞任され、その補欠として森中守義君が選任されました。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題といたします。  まず、郵政省における労働問題に関する件について調査を進めます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 加藤労働大臣にちょっとお尋ねしたいのですがね。いま質疑を聞いておりますと、この郵政における俗称郵政マル生と言っておりますが、この問題は昭和三十四年以来起こっておる問題です。この問題については、これまでたびたび、私の知っておるとこ……

第71回国会 社会労働委員会 第9号(1973/06/05、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。去る五月十八日、徳永正利君が委員を辞任されました。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査を議題とし、厚生行政の基本施策について調査を進めます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本調査につきましては、本日はこの程度にとどめます。  午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時二十八分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります……

第71回国会 社会労働委員会 第10号(1973/06/07、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、藤原道子君が委員を辞任され、その補欠として森中守義君が選任されました。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題といたします。  まず郵政省における労働問題について調査を進めます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  それでは暫時休憩いたします。    午前十時四十四分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を行ないます。

第71回国会 社会労働委員会 第11号(1973/06/14、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  労働問題に関する調査を議題といたします。  労働行政の基本施策について調査を進めます。  質疑のあるお方は順次御発言を願います。
【次の発言】 以上で本件に対する質疑は終了いたしました。  午後一時十分まで休憩いたします。    午後零時三十一分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、鹿島俊雄君、藤原道子君が委員を辞任され、その補欠として徳永正利君、森中守義君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 休憩前に引き続き、労働問題に関する調査を議題といた……

第71回国会 社会労働委員会 第12号(1973/06/19、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  六月十五日、徳永正利君が委員を辞任され、その補欠として鹿島俊雄君が、六月十八日、森中守義君が委員を辞任され、その補欠として藤原道子君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  労働問題に関する調査中、白ろう病に関する調査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございま……

第71回国会 社会労働委員会 第13号(1973/06/21、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢山有作君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  六月二十日、高山恒雄君が委員を辞任され、その補欠として中沢伊登子君が選任されました。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題といたします。  白ろう病に関する件について調査を進めます。  本件につきましては、本日はお手元に配付いたてております名簿の方々を参考人として御出席をいただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、本委員会の調査のため、御多忙のところを御出席いただきましてまことにありがとうございました。つきましては、白ろう病に関する問題……

第71回国会 社会労働委員会 第14号(1973/06/26、9期、日本社会党)

○矢山有作君 いまのお話に関連してちょっと聞きたいんですが、戦争犠牲者の援護立法の経過を日本の場合見ておりますと、まず軍人、軍属に対する援護から始まって、そしてそのワクを徐々に拡大していったという経過をたどっておるような気がいたします。ところが、いま西ドイツなりイタリアの戦争犠牲者の立法措置を見てみますと、これは軍人、軍属だけでなしに、戦争犠牲者と称するもの全体に対する援護措置としてまず基本が確立されてきたというふうに思うんです。で、太平洋戦争の実態を考えてみると、御存じのように、国内でもまさに戦場になっておったわけですから、したがって、立法として西ドイツなりイタリアの立法のやり方、日本の立法……

第71回国会 社会労働委員会 第15号(1973/06/28、9期、日本社会党)

○矢山有作君 いまの労働大臣の御報告に関連してお聞きするんですけれどもね、端的に言うと、先般問題になっておった労使間の問題というのは、現実には解決してないということですね。
【次の発言】 これはね、私は、この問題をきびしく申し上げるというのは、衆議院の審議の段階を踏まえて、そしてまた、先般の参議院における委員会での政府側の答弁を私は重視しておるから問題にしておるわけです。私が聞いておるところでは、衆議院におきましてこの港湾労働法の一部改正案の質疑が終了した段階で、労使間がこういう不正常な状態の中で、この法案を可決成立されるということは無意味ではないかという議論等もなされたようであります。しかし……

第71回国会 社会労働委員会 第17号(1973/07/05、9期、日本社会党)

○矢山有作君 関連。いまの須原委員とのやり取りを聞いておりますと、私はやはり労働省のほうはこの法案を通すことを中心にものを考えておるから、労使間の問題というのを楽観的に楽観的に解釈していきよるんじゃないかと、そういう感じがするわけです。特に、いまのやり取りの中で問題になるのは、とにかく十二日に理事会を開いてみなければ、十三日の団交はどうなるのかわからぬというのが、業者側の私は率直な意見だ。そういうふうな受け取り方をせざるを得ぬわけです。そうなると、十三日になるほど団交は開く。団交は開くが、肝心かなめの破棄した協定の始末はどうなるのかということについては、名古屋港の問題や門司港の現状の問題から考……

第72回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1974/02/14、9期、日本社会党)

○矢山有作君 ここで資料要求しておきたいと思いますので、科学技術庁のほうから資料を整備して出していただきたいと思います。  一つは、日本分析化学研究所の組織、機構、さらに職員のうちの幹部職員について、その経歴を明らかにしていただきたいと思います。  それからもう一つは、今度のこういう事件が起こったというのは、おそらく分析化学研究所が持っておる能力を越えるような業務委託をされておったということが問題であろうと思いますので、分析化学研究所がどの程度の能力を持っておったのかということを明らかにするために、その設備施設の状況というものを明確にしていただきたい。これがその次の要求であります。  それから……

第72回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1974/03/08、9期、日本社会党)

○矢山有作君 まず最初に、けさの朝日新聞の報道によりますと、東邦亜鉛の対馬のカドミウム汚染の問題が伝えられておりますので、この件でひとつ各関係省庁の見解を求めたいと思います。  同新聞の報道によりますと、「カドミウム汚染で問題になり、昨年末に閉山した東邦亜鉛の長崎県対馬・厳原町の対州鉱業所で、国や県の公害調査をゆがめるため、排水口近くの汚染された川底の土石を上流のきれいな土と取り替えて川を作りかえたり、国や県が採取した調査用の川の水をスキをみて薄めるなどし、企業が所長命令で公害を隠していた事実が、元鉱業所幹部の告発で明るみに出た。」というふうに伝えられておりますが、これが事実とすれば、この調査……

第72回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1974/03/13、9期、日本社会党)

○矢山有作君 最初に、先ほど委員長のお話のあった事情もありますので、重松参考人にお伺いしたいのでありますが、「昭和四十三年度厚生省公害調査研究委託費による財団法人日本公衆衛生協会カドミウム研究班報告」として「カドミウム等微量重金属による環境汚染に関する研究」が発表されております。私その中を読ませていただきまして、ちょっと私の頭の中では理解しかねるような点が一、二ありますので、その点についてお伺いしたいと思います。  その第一は、川水についての分析の結果でありますが、この研究報告の中にも「川水については、この流域一帯の十一地点から十一試料を採取し、分析した。その成績は、cd〇・〇〇二?〇・〇四二……

第72回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第10号(1974/05/10、9期、日本社会党)

○矢山有作君 一つお伺いしたいのですが、いま規制をされておるのは大体硫黄酸化物だけのように思いましたが、お話の中で、窒素酸化物その他の有害物質等についてもやはり規制をやらなければならぬというようなお話が出たわけですけれども、それぞれのお三人方が関係されたところで、そういった窒素酸化物その他の有害物質についての規制をやるというような考え方がおありでしょうか。また、やるとするならどういう段取りで進めていかれるか、この点お伺いしたいのです。  それからもう一つ、東京都がこの前調査した結果を見ておりますと、硫黄酸化物あるいは窒素酸化物その他の有害物質の排出の状況について、大気汚染の寄与率というのは自動……

第72回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第11号(1974/05/15、9期、日本社会党)

○矢山有作君 大気汚染防止法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。  まず最初にお伺いしたいと思いますのは、産業構造の転換に関する問題であります。これは通産省もお見えになっておると思いますが、ひとつ副総理という立場から三木長官にお答えをいただいたらと思います。  地球は有限でありますし、自然資源には制約があります。つまり現在では、空気、水といった資源についても、その量が有限であるという認識に立って産業活動を行なう必要があると思います。われわれを取り巻く環境汚染に有効に対処するためには、これまでの重化学工業化政策を見直す必要があると考えるわけでありますが、化学、鉄鋼、一般機械、輸送機……

第72回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第12号(1974/05/17、9期、日本社会党)

○矢山有作君 この間、五月の十三日に、これは新聞紙上を通じて大きく報道されたところでありますが、岡山県下におきまして、日本非破壊検査株式会社の放射性同位元素の取り扱いに関連をいたしまして、少年の放射線による障害事件が起きておりますが、これに関連をしてきょうはお伺いをしたいと思うわけであります。  そこで、それぞれの担当、科学技術庁並びに労働省のほうから、いまわかっておる点について御報告を願いたいと存じます。
【次の発言】 五月十六日の新聞紙上によりますと、四十六年の十二月の定期健康診断の際に発見された五人の放射線障害者のうち、二人のデータをこの日本非破壊検査会社水島出張所は隠しておったというふ……

第72回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第13号(1974/05/27、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(矢山有作君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十一日、加藤シヅエ君が委員を辞任され、その補欠として工藤良平君が選任されました。
【次の発言】 委員長の辞任の件についておはかりいたします。  森中委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任いたしたい旨の申し出がございました。  これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 これより委員長の補欠選任を行ないます。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。

第72回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第14号(1974/05/29、9期、日本社会党)

○矢山有作君 私は、ただいま可決されました公害健康被害補償法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    公害健康被害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案   政府は、汚染者負担原則に基づく公害被害補償及び公害防除の施策をさらに前進させるため、本法の施行にあたつては、次の諸点につき適切な措置を講ずべきである。  一、汚染者が公害被害補償財源の負担義務をはたしたことによつて公害についての免責意識をもつことなく、公害防除について、なお一層努力するよう規制、指導を強化すること。  二、公……

第72回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第15号(1974/05/31、9期、日本社会党)

○矢山有作君 公害紛争処理制度の運用の経験に照らしてみて、まず小澤公害等調整委員長の所感をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 いまの委員長の話を聞いておりますと、運営についてどういう点が反省されたか、考えられたかという質問に対して、今度の改正の問題に重点を置いたお答えがあったわけですが、私は、この紛争処理の委員会の運営等で、いろいろそのほかにもっともっと考えなければならぬ問題点があったのではないかと思うわけです。  したがって、それを一、二点申し上げてみたいのでありますが、この法律案の提出の理由の中で、「本法が施行されましてから昨年末まで約三年の間において、公害等調整委員会及び都道府県……

第72回国会 社会労働委員会 第2号(1973/12/18、9期、日本社会党)

○矢山有作君 おもに重症心身障害児の問題について一、二お伺いしたいと思います。  まず最初に、四十八年の十一月の十九日に、社会保障制度審議会から、「当面する社会保障の危機回避のための建議」ということで、「インフレーション下の社会保障」ということで建議が行なわれたわけであります。その中身を見ますと、最近の消費者物価の高騰が続いているわが国の現状を、かつてわが国が平和時に経験したことのない急激なインフレーションであると規定をして、そのおもな原因は、高度経済成長政策に由来する多くのひずみが、昨年度末の財政・金融政策の運用の過誤からくる総需要の過大な膨張などによって著しく拡大されたことにあると断定し、……

第72回国会 社会労働委員会 第3号(1973/12/20、9期、日本社会党)

○矢山有作君 まず最初に、労働基準関係のことでお伺いしたいんですが、労働省では重症児施設の労働条件の実態についていろいろ調査をされ、その結果、労働基準法違反事件があるということで是正勧告を数多く出されておるようでありますが、その勧告を出した結果がどうなっておるか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 気楽な御答弁ですがね。勧告を出される、是正された。ほんとうに是正されておるんですか。ほんとうに是正されておるんなら、毎年毎年同じところで労働時間に対する違反だとか、その他の違反事件が続出してくるわけがないんです。御案内のように、ことしの春から後も重症児施設における労働条件の問題が非常に問……

第72回国会 社会労働委員会 第8号(1974/04/25、9期、日本社会党)

○矢山有作君 きょうは民間林業労働者の振動障害の問題で、まずお伺いしたいと思います。  そこで最初にお伺いしたいのは、チェーンソーなどの振動機械の作業従事者の振動障害認定者の数を国有林とそれから民間林業労働者別にお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 いつと言われましたか。
【次の発言】 このいわゆる白ろう病の問題については、再三国会審議で問題になっておるわけですが、いまの数字を見ましても、私の記憶するところでは、国有林においても白ろう病の認定者というのは増加傾向にあるように患いますけれども、そうなるというと、白ろう病の対策で国有林ではこれまでいろいろとやってこられたんですが、なかなか効……

第72回国会 社会労働委員会 第9号(1974/05/07、9期、日本社会党)

○矢山有作君 きょうは、先般の三月二十六日の予算委員会で質問さしていただく予定にしておりまして、そのときに十分触れることのできなかった社会福祉施設の給食体制の問題についてお伺いしたいと思います。  そこで、まず第一にお伺いしたいのは、栄養士の任務をどういうふうに理解されておるかということであります。
【次の発言】 栄養士の任務については、具体的には栄養士法で「栄養の指導に従事することを業とする者」と、こういうふうに規定してありますね。そこで、その栄養士を調理人として扱っておるとしか思えないような規定があるわけですね。それに対してどういう見解を持っておられるか。といいますのは、精薄児通園施設の設……

第72回国会 社会労働委員会 第12号(1974/05/16、9期、日本社会党)

○矢山有作君 きょうは労働基準法関係の問題について少しお伺いをしておきたいと思います。  まず最初に、今日労働基準法の問題をめぐりまして労働側、財界など各方面からさまざまな意見が寄せられておるわけでありますが、そこで現行の労基法につきましていろいろな角度から労働省の見解なり今後の方針などこの際ただしておきたいわけであります。  まず第一点としてお尋ねしたいのは、労働基準法のいわゆる基本的理念というものをどういうふうに労働大臣は理解されておるか承りたいと存じます。
【次の発言】 私がお伺いいたしましたのは、労働基準法というものの基本的理念は何だろうかということをお伺いしたわけであります。

第72回国会 予算委員会 第17号(1974/03/26、9期、日本社会党)

○矢山有作君 きょうは障害児の教育問題についてだけ伺っておきます。  障害児の教育については、その方法、内容について論議すべき多くの問題がありますけれども、当予算委員会においては時間の関係からそれは別の機会に議論することといたしまして、当面する問題について聞いておきたいと思います。  まず第一は、文部大臣にお伺いしますが、憲法は二十六条で、すべての国民の教育を受ける権利を保障しておるのに、学校教育法の二十三条及び三十九条では就学義務猶予・免除の規定を定めてこの教育の権利を奪っているわけでありますが、その理由は何でありますか。
【次の発言】 私は、この障害児の問題につきましては、先般来各施設を実……

第72回国会 予算委員会 第18号(1974/03/27、9期、日本社会党)

○矢山有作君 私は、主として社会保障関係の問題で、二、三お伺いしたいと思います。  まず、四十八年度は福祉元年と言われて、四十九年度予算編成も、物価対策のために総需要抑制に全力をあげる中で福祉優先の政策を徹底することとしたとおっしゃって、福祉最優先ということが強調されておるんでありますが、その実態はどうかということで、社会保障施策について私も現場等にも出向いていろいろ検討してみましたが、ことばに反して、その貧弱さに驚いたところであります。問題はきわめて複雑多岐にわたっておりますが、それらのすべてに触れることは時間的に困難でありますので、二つ三つの問題について取り上げまして、福祉優先のことばの空……



各種会議発言一覧

6期(1962/07/01〜)

第46回国会 建設、農林水産委員会連合審査会 第1号(1964/04/24、6期、日本社会党)

○矢山有作君 この連合審査をお願いしたのが非常に急なことでございましたのであるいは建設委員会においてはすでに審議をやられておるという問題があるおそれがありますけれども、ひとつごしんぼういただきまして、まず第一点、建設大臣にお伺いしたいと思いますのは、今後の住宅建設計画及びその住宅を建設する場合に、全国的にどういうふうな配置をやっていくというような考え方で住宅建設をお進めになるのか、この点が将来の問題として基本的な問題の一つであろうと思いますので、その点をまず第一にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 全国的な見地から、住宅をどういうふうに配置していくという基本的な計画が立っておらないで、はた……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1964/03/25、6期、日本社会党)

○矢山有作君 それではお伺いいたしますが、時間の関係がありますので、しぼって御質問をさせていただきたいと思います。したがって、御答弁のほうも簡単明瞭にひとつお願いしたいと思います。  第一番は、いま畜産物価格安定審議会が開かれておりますが、そこで政府の諮問案をめぐって、今年度の原料乳価、その他の安定価格を決定するにあたりまして、留意すべき事項についての議論がかわされております。この審議会の成り行きというのは、酪農民や養豚家はもちろんのことですが、全国の農民が私は注視しておると思うのです。それはなぜかといいますと、この審議会を通じて、農業の基本法下におけるいわゆる開放経済体制に向かう中にあって、……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1964/03/25、6期、日本社会党)

○矢山有作君 大臣も非常に時間の御都合があるようですから、肝心の点だけ簡単に伺います。  実は、私は農林水産委員会に所属しておりますので、そういう立場から、現在問題になっております学校の給食、輸入脱脂粉乳による学校給食の問題と、日本の酪農の今後の問題というもので非常な大きな問題が起こっておるわけです。そういう立場から、学校給食の問題だけに限りまして御質問申し上げたいと思います。  まず、第一にお伺いしたいと思いますのは、おそらくもう大臣のほうも、現在の日本の酪農界が置かれている情勢等については、いろいろの機会に、詳しいことはとにかくとして、御承知になっていると思うのです。そこで、この際まずお聞……


7期(1965/07/04〜)

第51回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1966/03/30、7期、日本社会党)

○矢山有作君 ちょっと失礼なんですが、関連して二、三お伺いしたいのですが、今度、総理の施政方針演説でも強調しておられますし、それから農林大臣もたしかそう言われたと思うのですが、兼業安定ということが、農政の中で相当強く出ているわけですね。だから、具体的に、現在の兼業はただいま村田委員のほうからいろいろ申し上げたとおりなんで、その現在の兼業の実態をふまえて、どういうふうに兼業を具体的に安定させる方策を持っているのかということを御参考までにちょっとお伺いしたい。
【次の発言】 長々と御答弁いただいたのですが、私がお尋ねしたことに対しての明快な答弁とはどうもちょっと申しかねるようなんで、私は兼業対策と……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○矢山有作君 私は道路の問題とそれから住宅の問題と、それに関連する地価対策の問題で、時間の関係もありますので、簡単にお伺いしたいと思います。  まず道路の問題についての第一点は、現在まで道路整備についてはいろいろと計画を立てられて強力に推進してまいられたわけですが、現在の道路整備の状況というものを、できるだけ近い時点にとって、そうして主要地方道あるいは一般地方道といった種別に整備の状況というものを概略御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ええ、パーセントだけでよろしい。
【次の発言】 小分けは要りません。国道、主要地方道、一般府県道、市町村道というふうに分けて。

第55回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○矢山有作君 きょう都合で、食糧管理制度に関係する問題を中心にお伺いしたいと思いますが、まず最初にお伺いしたいのは、食管制度改廃の問題については、これまでもいろいろな機会に論議をされてまいりましたが、しかし、そうした論議の中で、私どもの見るところでは、食管制度を骨抜きにしようという、そういう考え方が、政府にも財界にも、あるいは政府関係機関にもあって、そうしたことが一つ一つ実現されておるんではないかというような感じがしておるわけです。この食管制度の問題について、基本的に農林大臣はどういうふうにお考えになっておるか、まずそのお考えを承りたいと思います。


8期(1968/07/07〜)

第65回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1971/03/25、8期、日本社会党)

○矢山有作君 まず総務長官なり広報室長、内閣調査室長にお尋ねしますが、現行日本国憲法に対してどういうお考えを持っておるか、承りたい。
【次の発言】 次に、お伺いしますが、現行の教育基本法に対する、同様お三人の方々の見解を承りたい。
【次の発言】 それは教育に関する問題はもちろん文部大臣に聞くわけです。しかしながら、教育基本法というのは国家の法律でありますから、したがって、あなたがそれに対してどういう考え方を持つのかということは、一国の閣僚として見解を述べるべきなんであって、それすら見解が述べられぬというのであればちょっとおかしいね、これは。


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 社会労働委員会、運輸委員会連合審査会 閉会後第1号(1971/10/13、9期、日本社会党)

○矢山有作君 関連。いま総裁、あなたはこの具体的な陳謝命令が出された五件についても、個々に具体的にどうこう言うのじゃなく、全体として、国鉄の姿勢として受けたのだと言われましたね。では、具体的な事実についてはどう考えているのですか。そういういいかげんな答弁で逃げようとしても、それはできませんよそんなことは。具体的な事実の内容をあなたは知っているのだろう。具体的な事実の内容を見て、これを具体的にどう考えているか、これを言ってくれ。
【次の発言】 そんな答弁で承知できますか。あなた、国鉄の責任者としてこれを全体として受けたのだろう。私の聞いているのは、そういうあいまいな答弁では困るというのだ。そうい……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1972/04/22、9期、日本社会党)

○矢山有作君 財政投融資計画に関連する問題でちょっとお伺いしたいんですが、まあ、時間が制約されておりますので、御答弁いただく場合に簡明にお願いしたいと思います。  まず第一にお伺いしたいのは、厚生年金、国民年金などは掛け金を徴収されるということになっておるようですので、その積み立て金を全部財投資金に回さないで還元融資をするということになっておるように聞いておりますが、四十年度以降の厚生年金、国民年金の還元融資の実情がどう  なっておるか、お知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 四十年度とそれから四十六年度、四十七年度の予定ぐらいを聞かしていただけりゃけっこうです。

第68回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1972/04/24、9期、日本社会党)

○矢山有作君 いま非常に高次元の防衛構想の論議がかわされましたが、私のほうは少し次元を落としまして、防衛産業に関連する具体的な問題でお聞きしますので、時間の制約がありますし、ちょっと時間が食い込んでおるようですから、私も質疑を簡単にやりますから答弁のほうも簡単にお願いします。
【次の発言】 まず第一にお伺いしたいのは、退職自衛官の民間会社への就職状況、これを御説明いただきます。
【次の発言】 はい職員でいいです。
【次の発言】 次に長官、これは私は最近ちょっとおかしいと思っているのは、四十四年ごろの予算委員会で、この民間会社への就職状況の資料要求をしたときには、それぞれちゃんと個人の氏名を出し……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1972/04/25、9期、日本社会党)【議会役職】

○副主査(矢山有作君) ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。  まず分科担当委員の異動について御報告いたします。  昨日、須原昭二君、三木忠雄君及び岩間正男君が委員を辞任され、その補欠として、西村関一君、上林繁次郎君及び河田賢治君が、また、上林繁次郎君が委員を辞任され、その補欠として矢追秀彦君がそれぞれ選任されました。  本員工藤良平君が委員を辞任され、その補欠として羽生三七君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十七年度総予算中外務省所管を議題といたします。  昨日の会議と同様、政府からの説明を省略して本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませ……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1972/04/26、9期、日本社会党)

○矢山有作君 それじゃ大臣、私すわったままでお聞きしますから、あなたもすわったままでどうぞお答えください。  特にお願いしておきたいのは、私も簡単明瞭に聞きますから、時間が差し迫りましたので、簡単明瞭にお答えをいただきたい。  まず第一は、私は中小企業に対する対策としては金融の面、税制の面、あるいは最近労働者の確保難でありますから、これを確保するための労働者に対する厚生施策を支援してやる面とか、あるいは共同化、協業化とか、こういった組織化の問題等でできるだけ援助するというのが、中小企業対策の一つの行き方であろうと思いますが、そういうふうに理解してようござんすか。

第71回国会 運輸委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、建設委員会、公害対策及び環境保全特別委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1973/09/12、9期、日本社会党)

○矢山有作君 きょうの連合審査で、私に与えられた時間が四十分という短時間でありますので、その前提で二、三お尋ねしたいと思いますし、またその前提で簡潔、的確に御答弁を願いたいと思います。  まず最初にお尋ねしたいと思いますのは、去る六月二十一日に社会労働委員会におきまして、私どもは与野党一致で「心身障害児・者対策の推進に関する決議」をいたしました。その中で、国鉄関係の問題についても決議をいたしておりますので、それが実現方を私たちは願っておるわけでありますが、その前提に立って政府並びに国鉄当局のお考え方を承っておきたいと思います。  それは現在、国鉄は重度身障者本人と付き添い人一人について五割の割……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1974/04/06、9期、日本社会党)

○矢山有作君 最初にお伺いしたいんですが、労働省のほうからお答えいただきます。  労働省、ここ二、三年社会福祉施設の労働条件等を調査になっておるはずですが、その調査の際、労基法の違反の実態がどうなっておるか、お知らせいただきたい。
【次の発言】 これは厚生省にお伺いしたいんですが、社会福祉施設の職員の充足状況ですね、基準数に対して。これはどうなっていますか。
【次の発言】 厚生省は、私はよく資料要求をするんだけれども、持ってくる資料がきわめて不親切な資料でして、たとえば社会福祉施設職員の充足状況どうかと言ったら、こんなもの一枚、ぺらぺらを持ってきた。そんなものだから、しかたない、こっちはあなた……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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