このページでは山高しげり参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。山高しげり参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○山高しげり君 二、三伺いたいと思います。ただいま藤原委員の熱心にいろいろお述べになりました中で、入学準備金のことが出て参りましたけれども、公平に考えられたので二億というような数字が出たというお話でございますけれども、その「公平」というのは、どういう意味でございましょうか。
【次の発言】 たいへんに御親切なようで、結果においては、あるいは実現できたかもしれない入学資金を取り逃がしたような結果になったうらみがないでもないような気持ちがするわけでございます。全員が、就学資金借り受け者の数字を基礎にして、それが全部入学準備資金を借り受けるであろうという、その推察が少し甘いというとなんでございますが、……
○山高しげり君 売春防止法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 売春防止法が制定されましてから七年を経過いたしましたが、関係機関団体の御努力により、法施行による成果が実を結びつつありますにもかかわらず、依然として売春行為が跡を断たないばかりでなく、最近においては売春がとみに潜在化し、また、悪質化して行なわれる傾向が見られることは、すでに御承知のことと存じます。 もちろん、このような事態は、売春を根絶するために必要な諸施策や、思い切った社会改善を伴わないからでもありますが、いま一つは、現行の売春防止法の不備にも大きな原因があると考えられますので、ここに売春防……
○山高しげり君 厚生大臣にお伺いを申し上げます。三十七年度の厚生白書には、「経済の高度成長とその影響」という欄に、「所得倍増計画の推進に伴う経済の高度成長は、国民の所得水準を引き上げてきたが、その均てんのしかたは一様ではなく、へき地住民、母子、老齢、身心障害者、零細企業における中高年齢労働者などについては、むしろ今後一般との所得格差が拡大する恐れがある。」、このようにしるしてございます。 恐れがあるどころか、もうほんとうにだんだん見離されてきたような立場にございます。その母子世帯の問題について伺ってみたいと思います。 厚生省が今度の国会に法改正を計画しておいでになります母子福祉資金の貸付等……
○山高しげり君 売春防止に関する件で関係の御当局にいろいろお尋ねしてみたいと思います。
最初にお伺いしたいと思うことは、売春防止法という法律が昭和三十一年にできまして、ことしで九年でございますが、その九年間この法律でいろいろお取り扱いになりました事件の概況というようなものを、大体のことでけっこうでございますけれど、最初に承らせていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまのお答えで当局としてのいろいろお考えになる御様子がわかったことはけっこうだと思います。そこで、さっそくその次に伺ってみたいことは、いまのように、オリンピックも差し迫るというので国の品位をけがすようなことのないように、この……
○山高しげり君 売春防止法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 売春防止法が制定されましてから八年を経過いたしましたが、関係機関団体の御努力により、法施行による成果が実を結びつつありますにもかかわらず、依然として売春助長行為等があとを断たないばかりでなく、最近においては売春助長行為等がとみに潜在化し、また、悪質化する傾向が見られることは、すでに御承知のことと存じます。このような事態は、わが国の社会風紀の健全化という点からまことに遺憾であるばかりでなく、本年はオリンピック東京大会が開催される年でもありますので、わが国の対外信用を落とすおそれもあるのであります。……
○山高しげり君 人つくりは、政府の政策の中でも大きな一つでありますが、私はその人つくりの基盤の一つ、それも大きな一つである家庭の問題を中心に総理並びに各大臣に御質問を申し上げたいのでございます。 まず、総理大臣にお伺いをいたします。総理は国会冒頭の所信表明において、経済の繁栄に対し、心の再建の必要を指摘する声が高まっていると言われました。そしてそれに対して民族の伝統に根ざす正しい価値観の確立は大切だとされて、道徳教育と並んで家庭教育の充実強化を進め、人間性の涵養をはかるよう配慮したいとお述べになりました。そこで、三十九年度予算案を見ますと、なるほど家庭対策らしいものがちらほら出てはまいってお……
○山高しげり君 私はこれから家庭生活問題審議会を中心に、主として総理に御質問申し上げたいと思います。
近く総理府に設けられようとしております家庭生活問題審議会は、総理の諮問機関でいらっしゃって、二年間ぐらいの予定で設けられるということを聞いておりますが、その審議会の性格はどのようなものでございましょうか。また、その審議会に対する総理の御期待のほどを承りたいと思います。
【次の発言】 長官のお話はよくわかりましたけれど、佐藤総理としても、その審議会にいまの長官の御説明のような期待をかけておいでになるのでございますか。
【次の発言】 それではその次に承りたいと思いますけれど、私は昨年の国会で、家……
○山高しげり君 社会教育関係団体の補助事業というものを文部省が持っておいでになっておりますが、そのことにつきまして少しくお尋ねを申し上げたいと思います。
社会教育関係団体というのはどの程度の団体をさしておいでになるのですか。
【次の発言】 その中にいわゆる婦人団体に関する補助事業があるようでございますが、そのことに重点を置いてお伺いをしたいと思います。いわゆる地域婦人団体等が補助金――これもいわゆる補助金をいただいております場合に、その金額が非常にまちまちのようでございますが、補助をなさいます基準というものはどの辺に置かれておりますのでしょうか。
○山高しげり君 法務大臣に一つお尋ねをしたいと思います。 売春防止法制定十周年の本年にあたって、大臣は、先ほど藤原議員に対する御答弁として、本問題に対する法務大臣としての御注意というようなものをお述べになったように拝聴いたしましたけれども、これから大いにやりたいというような意味におっしゃったように思いますけれども、十年間の実績があまりあがっておらない実情もお認めになっていらっしゃったように聞いておりましたけれども、このあがらなかった原因というものがどこにあったかということについては御答弁中に含まれておらなかったようでございますが、かりに法が不備でございましたならば、改正を必要とするのではない……
○山高しげり君 関連して一、二厚生省にお伺いいたしますけれども、先ほど婦人相談員のお話がございましたが、婦人相談員の相談件数というものが非常に地域差がございますようですけれども、それの原因はどういうところにあるのでしょうか。
【次の発言】 格別私は婦人相談員がのんびりしているところが件数が少ないというふうに申し上げたつもりはないのでございますけれども、ただ、非常に地域差があります。これはもちろん売春防止のお仕事それ自身が初めから地域差があるわけですから、相談員のお仕事にもおのずから同じ事情があることは私どもも存じておりましたけれども、たとえば福岡県なんかは全国一なんでございますね、取り扱い件数……
○山高しげり君 どうも共産党と議席の数は同じでございますが、第二院クラブは小会派でございますので、あるいは発言の機会を失わされるのではないかと心配をしておりましたけれど、委員長の御努力で、たいへん少ない時間でございますけれど、この席に立たせていただいたことに対して、できるだけ簡単に御質問は申し上げるつもりでございますから―私は主として総理大臣に御質問を申し上げたいと思います。ほかの閣僚にも申し上げたかったのでございますが、時間が許しませんから、その意味で佐藤総理大臣にお願いをしたいと思います。 先日来、この予算委員会で補正予算案の審議を承っておりましても、総理以下各大臣のくちびるから、事態が……
○山高しげり君 最初に総理にお伺いをしたいと思います。 このところ、ピストルに関係をした青少年の事件が続発をしております。京都のピストル少年事件のことは言わずもがな、福岡では、中学生が暴力団のピストルを家庭から持ち出して、友人に重傷を負わした。滋賀県では、やはり中学一年生が十一人もおもちゃのピストルを手製でつくって、それが暴発をして一人が負傷をした、こういったような事件が、 偶然でございましょうけれども、引き続いて起こっておりますが、この一連の事件について、総理はどんなふうにお感じになっておられますでしょうか、それをお伺いしたいと思います。
○山高しげり君 私は、家庭対策を中心に、関係各大臣に質問を申し上げたいと思います。
最初に、厚生大臣にお伺いをしたいと思いますけれども、厚生省は、かつて児童局という役所を、現在は児童家庭局というふうに名前が変わっておりますが、これは当然その中身も変わった点があるわけだと思いますけれども、その児童家庭局になさっての実績と申しましょうか、ことばは足らないかもしれませんけれど、その点についてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまのお話の中で、家庭児童相談機関の問題でございますけれども、家庭児童相談員という方々がこの相談室においでになって相談を受けておられるようでございますが、この実績を……
○山高しげり君 私は、先日来新聞に報道されておりました元家庭裁判所調停委員の詐欺事件というものについて少し承りたいと思います。
最初に、大臣に一言伺いたいと思いますけれど、大臣はこういう事件が発生しましたことについてどんなふうにお感じでございましたでしょうか、これを一言でけっこうでございますけれど。家裁の調停委員というものが就任中に詐欺の犯罪を犯したという容疑でいま……。
【次の発言】 ありがとうございました。
それでは、だんだんこまかいことを伺いたいと思いますが、この婦人は三十七年の一月から家裁の調停委員になられて、四十二年の四月に正式に辞任されたと新聞に出ておりますが、そのとおりでござ……
○山高しげり君 最初に自治大臣にお伺いをしたいと思います。
先般の統一地方選挙におきまして、町村長あるいは町村議員の選挙に無投票のところが相当多かったように承っておりますが、その概況、それからその主たる原因について大臣がどんなふうにお考えでございますか、まずそれを承りたいと思います。
【次の発言】 原因がちょっとむずかしいとおっしゃるのでございますが、私どもしろうとでございますけれども、地方に部落推選と申しますか、地区推選制と申しましょうか、そういった古いならわしのようなものが存在をしているようでございます。そしてその方法は、穏やかに地元で話し合うといったような表現で言いあらわされていること……
○山高しげり君 田村先生と大島先生にちょっと簡単に伺いたいのですけれども、酒酔い運転が非常に多いのですけれども、それについてはどうしたらいいとお思いですか。いろいろ大きな環境整備等の問題出ておりますけれども、酒酔い運転というのはまた少し違うように思うのですが。
【次の発言】 それはわかります。まあやむを得ないと、道徳的なあれと、そのほかにお考えにならないでしょうか。田村先生いかがです、お医者さんでいらっしゃいますから。
【次の発言】 それだけですか。
【次の発言】 私は、だからそこからもう少し飲酒というものに対する社会的な規制ということが起こらないかと思ってお伺いをしてきたわけです。だからドラ……
○山高しげり君 私は交通事故のいわゆる三悪といわれる無免許運転、スピード運転、飲酒運転、この三つについて、非常にこの委員会でも大ぜいの方から御発言がございましたけれども、そしてそれらはお互いに関係し合って、総合的な素因になっておることはわかりますけれども、その中で特に飲酒運転と申しますか、酒気帯び運転と申しますか、お酒に関係した事故について少しお尋ねしてみたいと思います。 しばしばこの飲酒運転の分析についてほかの質問者からもお話が出ましたのですけれども、四十二年度の第一審裁判の有罪判決の被告数が九千三百十七人でもって、そのうちの九千百五十二人が自動車事故である。その割り合いは九九・三%である……
○山高しげり君 先日、四月十五日の予算委員会で私が総理大臣に、三悪追放についてお尋ねをいたしました。私はいわゆる三悪の中でどれに一番力を入れておいでになるのですかというようなことをお聞きいたしたのですけれど、結局、総理は、三悪の問題はもっと声を大にし、各界の協力のもとにこれを根絶するように積極的な施策をすることが必要と思いますと、こう答えておられるわけでございます。格別新しい御答弁でもございませんけれども、とにもかくにも、積極的に施策をすることが必要だと、総理がそう答えておられるのでございまして、私はきょう、その三悪の中の売春の問題につきまして、いささか関係各当局にお伺いをしたいと思います。 ……
○山高しげり君 私は、総理大臣にお伺いをしたいと思います。
最近、家庭生活問題審議会が総理の諮問に対して答申を行なわれました。「現在のわが国における社会生活において家庭のはたすべき役割ならびにこれに伴う家庭生活上の諸問題に関し、行政施策のとるべき基本的方向を問う。」と、これが総理の諮問でございます。家庭の役割り、行政の基本的方向、それぞれ示されておるようでございますが、そこで、これを参考にしてこれから始まるべき家庭問題の行政措置、行政施策というものについて、この際、総理の御抱負と申しましょうか、所信というものを承りたいと思います。
【次の発言】 あの答申をごらんにならなければ日本の家庭の実情……
○山高しげり君 売春防止対策について、関係の皆さま方にお尋ねを申し上げたいと思います。 最初に法務大臣にお尋ねを申し上げたいんですが、三月の予算委員会で私が現行の売春防止法につきまして大臣に改正の御意思があるかどうかお尋ねをいたしました。その節、大臣としては、そのことについては慎重を期しているけれども、運用の状況とか規定の内容とかについては、現在よりさらに時勢に合ったものにするために事務当局に検討を命じていると、こんなふうにおっしゃったのでございますが、その作業がどんなふうに進んでおりますか、そのことについてまずお尋ねしたいと思います。
○山高しげり君 前回に続きまして、売春防止対策についての質問を続けたいと思います。 本日は三人の参考人の方に御出席をいただいておりまして、まことに御苦労さまでございます。これからお三人にいろいろ伺いたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。実は、御存じのとおり、現行の売春防止法は制定せられましてからもう十年の上を経過をしておりまして、今までに改正の必要ありという声はいろいろな関係方面からあがっているわけでございまして私及び藤原道子委員は、前回に法務省当局その他の関係当局にその問題をいろいろお聞きをしたわけでございますが、きょうおいでを願いましたのは売春防止のお仕事の第一線的な活動をして……
○山高しげり君 最初に大蔵大臣にお伺いしたいと思うんです。大蔵省では、四十四年度の予算編成にあたりまして地方交付税の税率の引き下げを考えておいでになったようでございますけれど、それが不調になりましたときに、支出を大幅に削減しなければならないであろうという段階におきまして、まあ私どもから考えますと、これも私ども漏れ聞いたわけでございますけれども、その各省の用意をされた削減案はたいへん弱いところにしわ寄せをされているというような印象がございました。たとえば、保育所の措置費の国庫補助の率を非常に少なくするとか、あるいはまた農林省の生活改善普及員の制度を大幅に削るとか、私どもたいへんひやひやいたしまし……
○山高しげり君 私は、総理大臣にまずお伺いを申し上げたいと思います。 総理は、去る二月十六日に衆議院の予算委員会におきまして、大原亨委員の質問に答えて、食品添加物の総点検のお約束をなさいました。これはたいへんにけっこうであると思います。三百五十六品目もございまして、その中でわれわれは一日に七十品目も口にするという、その食品添加物につきましていろいろ問題が起こっておりますが、それを一ぺん洗う、総点検をする。たいへんけっこうでございますし、その際なお、総理が着色食品についても言及されたようでございますが、 とりあえず、そのお約束をなさいました総点検につきまして、その後どのような措置をおとりになり……
○山高しげり君 もうだいぶいろいろな問題が出つくしたみたいでございますが、全くしろうとの立場から二、三お聞きしたいと思います。 一番初めに伺いたいのは、この法律案の名称でございますけれども、その中で、「人の健康に係る」と、この健康という字でございますけれども、先ほど来いろいろな御説明を聞いておりますと、それが生命と置きかえられてもいいような、あるいはそういうことばで表現をなさったときもあったように思います。それから、その健康ということば、これは普通の人が解釈をいたしますのと、法律的に解釈をいたしますのと多少違うような感じもいたします。この場合は、むしろろ「生命の危険にかかわる」と言うほうがよ……
○山高しげり君 私は、モーテルの問題につきまして、関係の大臣たちにお伺いをしたいと思います。 四十五年の十月の警察庁の調査によりますと、この一年間、つまり四十四年の九月から四十五年の九月まで、この一年間に、いわゆるモーテルというものが千六百四十八増加をしていると、こういう数字が示されております。モーテルにつきましては、昨年七月、旅館法の改正が行なわれたわけでございますが、これには猶予期間が一年ついておりまして、まだ改正の結果はあらわれておりません。新設についてはやや鈍化をしているかという当局の見方もございますけれども、たとえば埼玉県で昨年問題になりました丸木美術館のかいわいにも問題になったモ……
○山高しげり君 私は、母子福祉について二、三お尋ね申し上げたいと思います。 その最初に、今国会に政府が母子福祉法案を提出しておられますことにつきまして、厚生当局いろいろお骨折りがございましたことと、その点いささかお礼を申し上げたいような気持ちでございます。承りますと、法案の提出に踏み切られるまでに、この母子福祉という問題は何か戦争のあと始末のような、戦争未亡人ということばがいまだに残っておりますけれども、したがって、ここで母子福祉も一つの法律にするということに対しても、もうそれは終わったのではないかという考え方が、政府の部内にもないでもなかった。ここであらためて法案にするということは、一種の……
○山高しげり君 私は夜間中学校について少しお伺いをしたいと思います。
四十一年の秋に、行政管理庁から文部省へ、夜間中学校をなるべく早く廃止をするように指導をすることというような勧告が行なわれたようでございますが、そのことにつきまして、その後文部省としてはどんなふうにお考えいただいておるでしょうか。
【次の発言】 まあ二十八年の三千人が現在四百六十六人まで減ってきた。たぶん二十八年のころにこのことが問題になりましたのは、不就学、長欠生徒というような問題から起こってきたように思いますけれども、いろいろな御努力もあり、またはほかの事情でだんだん減ってきたことは、それはそれでけっこうでございますが、……
○山高しげり君 尾関先生にお尋ねいたします。先ほど消費者教育の必要ということをおっしゃったんですけれども、それはよくわかりますけれども、例にお引きになった、まっすぐなキュウリの話ですが、消費者が、値が高くなってもいいからまつすぐなキュウリをつくってくれと言ったわけではないのですから、消費者をだれがどこで教育するかという、そのところまで伺わないと、ちょっとはっきりしないように思います。で、いまは、結局消費者がものを知らないために高いものを買わされていると、こういうふうに言われて、消費者教育さえすれば、その問題も解決するような考え方がわりに多いんですけれども、消費者が知らない間に生産者が値をつり上……
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