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木村美智男 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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7期委員会発言TOP10
8位
7期委員会発言(非役職)TOP10
8位

このページでは木村美智男参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。木村美智男参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

7期(1965/07/04〜)

第49回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1965/09/10、7期、日本社会党)

○木村美智男君 関連ですから、団体交渉の問題をひとつ聞いて、あとまた続けますが、二十日を目途に団体交渉は妥結をされるということは、私どもが聞いている限りは、だいぶ要員の問題、あるいは安全の問題等についても意見の開きがあるように聞いているものですから、したがって、当局側としては、ある程度ダイヤ改正を予定どおりやるためには、これは双方同じ安全を守るという気持の上から立てば、必ず一致点が見出せると思うのですけれども、どうもいままで聞いた状況では、当局側のほうがだいぶ固執しているような関係が考えられるのです。ある程度譲っても、この問題は円滑に話し合いをまとめて、そして実行に移すという心がまえがあるかど……

第49回国会 運輸委員会 第2号(1965/08/05、7期、日本社会党)

○木村美智男君 いまちょっと副知事にお伺いをしたいのですけれども、どうも答えていることがはっきりしていないので、どうやら言われていることが、何か先ほどのことでは、都議会が東京都の責任で自主的に予算を組んで、そうして、岡委員の質問もありましたように、大体三カ月程度かかって、三千万円のお金を使って、そうして一月には完成するようなお話に承るのです。なるほど、そうすると、東京都もすべて責任を感じて、お金を見つけ出して自主的にこの予算を組んでやるのかと思ったら、補正予算は都のほうで組むけれども、そのお金は国のほうからまあもらいたいのだという話にも聞こえてきたわけですね。そうすると、一体予算は、いろいろや……

第49回国会 運輸委員会 第3号(1965/08/10、7期、日本社会党)

○木村美智男君 最後に、大臣の態度の関係で少しはっきりしてないのは、法の定めるところに従ってという、そこのところが、少し何というのですか。裁判管轄権が要するに旗国主義をとっていった場合、さっきの公海、領海の法解釈がまだはっきりしていないからだけれども、法務省が見解を述べたような、ああいう形でいくならば、それじゃもう大体管轄権の問題でこれは範囲外だから終わりだということに先が考えられるから、そこで了解できぬという話に実はなっているわけです。そこのところを振り返ってみると、やはりこの問題は「アリゾナ」号の、単なる船の衝突という問題じゃなしに、要するに自主外交といったような立場、あるいは人命尊重とい……

第49回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1965/08/09、7期、日本社会党)

○木村美智男君 いま副長官のほうからも誓えられたのですが、私も多少この世論調査について根本的に問題があるような気がするのです。これはやはりCPIなりCPSなり、一方で調査をやっておって、さらに意識調査という形でこういうことをやられておるのですけれども、CPSなりCPIはそれなりに現実の問題としてはこれは相当広範に使われておるわけです、調査の結果がね。ところが、いま伺った限りでは、非常に抽象的なものですから、何か使われてもいるようでもあるし、まるきり役に立ってもいないような感じを実は持つわけです。で、私、私自身は、この調査方法というようなものは、技術的にいろいろの方法があるわけですから、それはそ……

第51回国会 運輸委員会 第2号(1966/02/08、7期、日本社会党)

○木村美智男君 ただいまの質問に関連いたしまして、今回の本機の事故をどうしても二度と起こさないという、そういうためには、やはりおざなりな、しかも、調査をほんとうに形式的な意味でやったんでは、こういう事故をなくすということはできないと思いますが、特に今回の事故によって、いわば搭乗者全員がなくなられた、こういう点から、実は当時の状況がこうであったということを実証をするという人がいないというところに、今度の調査の結論の出し方というものは、これは非常にむずかしい問題だと思う。で、きょうあたりも新聞で非常に、着陸高度が高かったというようなことから、何か操縦者の、ミスの問題と関連をさせている一応報道が載っ……

第51回国会 運輸委員会 第3号(1966/02/10、7期、日本社会党)

○木村美智男君 いま吉田委員のほうから航空行政の問題に関連をして質問のあった点で、特に触れられているこの訓練の関係をちょっと。これは安全確保という立場からは相当重要な問題だと思うので、これは大臣にぜひ考え方を聞いておきたいと思う。  で、それはさっきも大臣おっしゃられたように、宮崎の航空大学で毎年三十人からの乗員養成をしているが、実際問題としては、これが直ちに民間航空に行っても使いものにならないということは、これはまあ天下周知の事実なんです。そこで問題は、その民間航空に入られてあと相当の訓練を必要とするわけですが、この訓練の方法について、監督官庁である運輸省がどの程度タッチをして、どういう訓練……

第51回国会 運輸委員会 第4号(1966/02/15、7期、日本社会党)

○木村美智男君 関連。いまの整備の問題で関連してお伺いするんですが、この当日事故発生をしたときの、いま航空局長から説明があったように、十六時五分に羽田を立って十七時十五分に札幌に着いた。そうして折り返しが十七時五十分ですね。そうすると、この間時間的なことだけでも三十五分ですよ。だから、これは出発するまでにそうですから、到着をしてから多少、客がおりたり、荷物をおろしたり、さらに出発の際に荷物を積んだり、それから試動したりして、そうしてよろしいと思って出ていくのが五十分なんですから、そうすると、ほうとうに整備する時間というのは、これは二十分あるかないかですよね。ここら辺が実は私も問題だと思うんです……

第51回国会 運輸委員会 第5号(1966/02/17、7期、日本社会党)

○木村美智男君 資料についての質問をまず一つですが、これは他意があって言うのではないのですが、「路線五社における操縦士の出身別調書」というものがありますが、この中で、日航の場合は航空大学が圧倒的に多いわけです。百三人ですか、約三四%。全日空の場合は自衛隊が九十七で三六%ちょっとこえているわけです。特徴的に、これを資料からだけ純粋に判断してみると、日航は航空大学に主たる部分が置かれ、全日空の場合は自衛隊、こういうことに一応見ることができるわけです。そこで、また多少経験上勘ぐるようで申しわけないのですが、私の経験から言うと、軍の飛行機操縦というのは荒いのですよ。ざっくばらんに言って、私も、これは着……

第51回国会 運輸委員会 第6号(1966/02/24、7期、日本社会党)

○木村美智男君 関連。いまの瀬谷委員のほうから聞かれた問題で、一番最初に運輸大臣が答えられたやつが少し抽象的なんで、実はきのうの本会議の質問でもそこのところを聞かしていただきたかったんですけれども、全然ポイントがはずれておりましたので、重ねて伺いたいんですけれども、先ほど大臣は、今回の要するに公共負担の問題に関連をして、大体政府出資の問題については、これは将来の問題として検討をするという意見があるけれども、しかし今回はまあそのことは考えないことにした、こういう答えなんです。そこでお伺いしたいんですけれども、一体政府出資という問題についてどこでどういう意見があるのか。これは実はきわめてこの今回の……

第51回国会 運輸委員会 第7号(1966/02/25、7期、日本社会党)

○木村美智男君 大蔵大臣、きのう大臣にいろいろだしたんですけれども、どうも一晩いろいろ考えてみたわけですが、なかなか大臣の言われていることを考えてみたが納得できない。大臣もまあきのうあれだけ言ってみたけれども、やっぱり何かやらなきゃならぬじゃないかというような心境の変化を来たしているように推察をする。というのは、これは私はいいかげんなことを言っておるんじゃなくて、実は午前中の審議でも、与党側の委員からやはり公共負担の問題についてわれわれがきのう言ったと全く同じようなことが実は述べられている。このことは運輸委員会に関する限りまあこれは多少ニュアンスや表現の違いはあったにしても、今日国鉄が背負って……

第51回国会 運輸委員会 第8号(1966/02/26、7期、日本社会党)

○木村美智男君 副総裁、せっかく踏切問題が出たから、踏切問題について、必ずしも副総裁からでなくてもけっこうですけれども、四つ五つお聞きしておきたいと思う。  それは、いまの予算問題わかりました、保安対策の。その中で最近やはり三次計画の中で、手で動かしているやつを連動に切りかえていくというこの関係が、踏切の問題では重点になっていますね。これは全国的にどの辺を重点的にやられるのか。概況でいいですから、それをまず聞きたいわけです。
【次の発言】 さっき言ったように、地域的に見まして、あるいは線区的に見て、たとえば新幹線みたいなのはゼロなんだから、そうすると大体どういうところが重点になるかということを……

第51回国会 運輸委員会 第9号(1966/02/28、7期、日本社会党)

○木村美智男君 せっかく大蔵大臣……。
【次の発言】 私は建設大臣のほうはいい。  それで、大蔵大臣にまだ続きになりますけれどもね、これは何回でも、大蔵大臣来る限りは続きになる性質の問題ですよ。実は先ほど相澤委員のほうからもお話があったように、午前中の公聴会でも、賛成、反対両方の立場から、やはりある程度の条件がついたにしても、まあ大体学割というのは、大まかに言って文部省。赤字線というようなものは、トラックの限界を越える部分については、少なくともこれは国がめんどうを見なければいかぬのではないかというような話もあった。で、新聞、雑誌のごときに至っては、これは値上げをしたまま、大蔵大臣の説からいえば……

第51回国会 運輸委員会 第12号(1966/03/03、7期、日本社会党)

○木村美智男君 昨晩、運輸委員会は連日にわたって慎重な審議を今日まで続けてまいったわけでありますが、きわめて遺憾な事態が発生をいたしましたので、私は委員長不信任の動議を提案をいたしたわけであります。  簡潔にその理由を申し上げたいと思いますが、まず第一番に、参議院の本会議におきましても、今回の運賃値上げ法案というものが、あるいは物価の値上がりに拍車をかけ、結果としては多くの国民大衆に生計費の増加をもたらす、こういう意味できわめて国民生活にとっても重要な法案でありましただけに、冒頭から慎重審議を要望してこの委員会に入ったわけでありますが、委員長も一応は慎重審議のたてまえをとったかに見えました。し……

第51回国会 運輸委員会 第15号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○木村美智男君 航空問題に入る前に、海上保安庁来ていますか。――来ていない。来ていなければ、それではあとにしましょうか。それでは最初に、水上の旅館の火災の問題、これは簡単なものですから先に。航空問題はだいぶありますから。  この間、水上温泉で菊富士旅館が焼けて、それで御報告のように、死者三十、負傷二十九名、こういうようなことの事件が起きたわけですが、この中で実は、政府登録旅館とか、国際観光旅館とか、いろいろあるわけですが、行政的にどういうふうにこの政府登録旅館というものが扱われておるのか。政府登録旅館の規定というか、概要と、それからそういうものについてどういう扱い方をしておるのかお伺いしたいと……

第51回国会 運輸委員会 第16号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○木村美智男君 この前、踏切道改良促進法の提案があったわけでありますが、原則的にこの法律が今日の事故防止あるいは交通能率を上げるという観点でたいへん重要な役割りを持つ法律であることはよくわかるわけですが、したがって提案のようにこれをいわば時限立法であるから期限を延長するということについては賛成なんですけれども、実はこの本法施行をして三十六年以降今日までに、この法律によってどの程度踏切道が改良されたか、この実績をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 資料は出てないね。
【次の発言】 ちょっと、四十年十二月三十一日現在という関係で、必ずしも本法成立してからということにちょっと端的にとれなかっ……

第51回国会 運輸委員会 第20号(1966/04/21、7期、日本社会党)

○木村美智男君 きのうから、あるいはおとといにかけて、新聞、テレビをもって大々的に報道をされているように、ことしの賃上げの問題をめぐる紛争が非常に重大な段階を迎えてきていると思う。それで、こういう状況の中で、当然この運輸委員会といたしましては、これらの事情について、ある程度情勢を明らかにして、でき得れば円満な解決が得られるように努力をするというのは、本委員会としての責任でもあると思うわけです。そういう立場から、少しきょうは、当事者である国鉄当局、また監督官庁である運輸省に対しまして、若干の質問をして、これからどういうふうにやろうとしているのか、対策なり方針についてもお伺いをしたい、こう思うわけ……

第51回国会 運輸委員会 第21号(1966/04/27、7期、日本社会党)

○木村美智男君 サービスの問題でちょっと伺いたいのですが、このバスターミナルが特に中心ですけれども、いわゆるお客さんに対して、まあいわばこれは公共施設なんだから、それを設置をするときにもう十分考えて、ある程度むしろ待合室であるとか、いすであるかと、そういったようなものを──これは立って並んでおるというところが大部分でしょう、いまのところは。そういう点は、特に雨天のときや何かのときもあるのですから、路線ごとにやはり配置をうまくつくって、そうして雨よけなりいすの配置くらい、あるいは重い荷物をちょっと置けるくらいの、そういったようなことというのは免許をするときにどういうふうにされておるのか、それを聞……

第51回国会 運輸委員会 第23号(1966/05/12、7期、日本社会党)

○木村美智男君 時間がありませんから、簡単に一つお伺いしておきます。  先ほど岡先生が聞いたことに関連をしてなんですが、賛成派の皆さんがどなたもおっしゃられたのですけれども、要するに、至れり尽くせりの住民対策あるいは補償ということを言われているんですが、できるだけこれは皆さんの早くしてほしい、中身も充実してほしいという、そういう立場からいっても、皆さんの考えている、あるいは期待している住民対策というものは、具体的にどういうことなのかということは、残念ながら私ども、先ほど言われた移転費の五百万、あるいは買い上げの百万、これは二つだけではないでしょう。したがって、まあ差しつかえない範囲でその点をひ……

第51回国会 運輸委員会 第24号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○木村美智男君 現在たまたま交通安全運動が実施をされたという段階でありますので、最近幸いにして航空関係あるいは鉄道の関係ではこのところまあ事故も比較的――ほとんどないといったような状況で、喜ばしい状況だと思うのですが、特に陸上自動車の関係が、トラック、乗用車、これは両部面にわたってもちろん関係をしますが、比較的事故が、やはり死傷事故を含めていまだに相当頻発をしているというふうに見られる状況にあるわけであります。したがって、こうした人命尊重、事故防止という観点からいいましても、当面しているこのトラックなり乗用車に対する対策というものはきわめて重要な問題ではないかと、こういうふうに考えられますので……

第51回国会 運輸委員会 第26号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○木村美智男君 午前中、吉田田委員のほうからいろいろ質問がされていると思いますから、あるいは多少ダブる点があるかもしれませんけれども、できるだけひとつ要点的に質問したいと思います。  まず第一点は、三・三答申の問題ですが、この三・三答申の中に、港湾運送事業等についての二項の「集約化の促進」という中の(2)にこういうことが書いてあるのです。「事業の集約化を進めるため、暫定的に港湾運送事業者に対する共同免許を考えるほか、免許基準の改訂を検討する。」というふうにありまして、集約化ということが、(3)で「企業および労働の不安を生ぜしめないよう」とか、いろいろこの答申の中では事業集約化の方向というものが……

第51回国会 運輸委員会 第28号(1966/06/09、7期、日本社会党)

○木村美智男君 あとで質問をする関係で、先ほど自民党の木村委員の質問の中で答えられた点がちょっとあいまいなものですから、資料を提示いただきたいと思うのですが、それは、要するに三十九年度のいわゆる保険料収入と支払った保険金額の話だけを聞いたのでは全部をつかめないわけです。そこで、この自賠法発効以来の歴年度をあげてもらわなければ、いわゆる木村委員はかなり善意に解釈をして、ああいうふうに言われましたけれども、しかしそうだとすれば、それは保険部長が言われるように、赤字になったからしたがって保険料率を三倍にしたとかいうような話と、この先ほどの報告というものとは、数字的に納得のいく姿になっていないので、こ……

第51回国会 運輸委員会 第29号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○木村美智男君 大蔵省に伺いますが、きょう出した資料の二ページの関係で、先ほど木村委員のほうから加入率の問題が出たのですが、私はここに出された数字それ自体の中に一つやっぱり問題があるような気がします。それはこの2の「現行純保険料の検討」という中で、たとえば分子、分母の関係ですけれども、この「一件平均死亡支払保険金」というやつは、百一万二千五百七十八円というのが次のページに修正をしてあるように、少なくとも三十九年四月から四十年七月といったような関係の数値を出して、そうして修正をして四十一年度契約に直してあるわけですね。そうすると、この一件平均の死亡支払い保険金というものは大体四十一年度こうなるで……

第51回国会 運輸委員会 第30号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○木村美智男君 たいへんどうも御迷惑かけまして失礼いたしました。  この間、相撲じゃないですけれども、水を入れたんですが、水が入りたのが、水じゃなくて、どうも終わりになりそうですが、何ぼ聞いても同じことしか答えられてないので、運輸省のほうの関係は大体それで答弁が尽きているように考えられますから、きょうは少し大蔵省にひとつ再保険問題で伺いたいのですが、法律の四十条の関係と、それから自賠責そのものが責任保険だという、こういうたてまえから考えて、まあ原付については、少なくともいろいろの条件から考えてほかのものと同じだというふうに考えられて、これはやはり再保険の対象とすべきだというふうに考えているわけ……

第51回国会 運輸委員会 第31号(1966/06/25、7期、日本社会党)

○木村美智男君 おとといに続いて、時間の関係もありますから簡単にひとつ質問を続けたいと思うのですが、造船業法の関係はすでに伺ったわけですけれども、今回のこの小型船造船業法をあらためてつくるという関係から、ひとつ関連をして内航海運業法との関係が少し疑問があるので、この点について伺いたいと思うのです。  内航海運業法の場合には、大体いまの船腹過剰というものをある程度解消をする、そうして新しいものにつくり直す、いわばそういう意味では船腹を抑制をするという役割りを片方では一面持っているのじゃないかと思うのです。ところが、本法案は、どちらかといえば、これはこの間の質疑を通しても大体うかがわれるのですが、……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1966/02/18、7期、日本社会党)

○木村美智男君 ちょっと大臣、ほんの一、二分でいいです。  実は、山本委員から述べられたのと別な角度で基本方針をちょっと伺いたいのですが、ここ半年間、物価対策特別委員会の実は委員の末席を汚してやってきて、実際に、ほんとうに大臣がおっしゃるように、何か、いまも先輩から指摘がありましたけれども、ほんとうに政府が物価対策に本腰を入れているのかどうかということについて、実は率直に言って疑問を持っておる。そこで、いま大臣のごあいさつの中に「新たな決意を持って今度は物価対策に当たりたい」、特に、いままで参議院だけであったのに、今度は衆議院にも物価対策特別委員会を設けた、こういうことなんですけれども、しかし……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1966/03/11、7期、日本社会党)

○木村美智男君 いま大体、物価対策の中では、きょう、皆さん方より貴重な御意見を出してもらったのですが、生産者と小売り商人のところとの価格の開きが多少高いじゃないかということはあっても、いろいろの諸経費のかかることは、大体、ここの委員会では認識をしておるのです。これはひとつ、そういう前提を申し上げて……。  ただ、先ほど市川さんが言われた生産計画の問題ですね。この点はやはり、ここであまり……皆さんの御意見を伺ったのですが、何もあなたたちに利害者代表でけんかしてもらおうと思っているわけではないから、あまり、私のほうの立場はそんな間違いはないのだという言い方をされても、私たちにはあまりそれは参考意見……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1966/03/18、7期、日本社会党)

○木村美智男君 時間もございませんから簡単に二つばかりお伺いします。  島村さんに、一つはさっき規格の問題がいろいろ話されたのですけれども、規格がまちまちな上に、過当競争といっても、まるきり混乱状態にあると思うのですが、私最近物価対策の仕事をするようになってからよく買い物をするわけですが、この間かしわを買いに行ったら、上肉に皮がついておって、皮だけは売ってくれないという店が一つありました。デパートに行きましたら、皮は皮で別になっている。ここら辺になりますと、あるいは栄養その他の関係から、皮のついているほうがほんとうの上肉で、ついていないのがインチキなのか、ちょっとよくわかりませんけれども、そこ……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第7号(1966/04/06、7期、日本社会党)

○木村美智男君 時間がありませんから簡単にお伺いしたいと思うのですが、坂本参考人に伺いますが、あなたの意見の第一番の冷凍施設の増設という問題ですね、先ほどから言われているように、また先ほどのお答えを聞いておりますと、消費者の立場からすると、非常にもったいない話になるわけで、せっかくの大漁が生産者の場合には貧乏になっておるという、この問題の一つのやはり解決のかぎは、あなたおっしゃられたように、冷凍施設の増設という問題はたいへん大事なことです。いま比嘉参考人から言われた、今日のシステムを根本的に変えたらどうかという問題は、非常に大きな問題ですから、私は早計にこれはちょっと断定を下し得ないので、少し……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第9号(1966/06/03、7期、日本社会党)

○木村美智男君 長官あまり時間がないようですし、それにあとからまだ質問をぜひ長官にしたいという委員の方もおられるので、私も三点ばかりできるだけ簡潔にこの際伺っておきたいと思う。  実は、いま農林省のほうから御説明のあった問題については、あとから伺うことにしたいんですが、少し物価対策の基本的な考え方について、長官にぜひ伺いたいと思うのは、最近経済企画庁の中でも物価懇談会であるとか、そしてまた懇談会はそれなりに、これについてはまた意見を述べたいと思うんですが、物価担当官を設置をして、行政面におけるコントロールをはかっていくというような、そういうことも出してきていますが、いろいろのことをやっておると……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第11号(1966/06/24、7期、日本社会党)

○木村美智男君 さっき委員長及び理事打合会のときにちょっと申し落としたんですが、この中にある質疑の主要事項というのは、要点だけが書いてあるので、もちろん政府側に手技かりはないと思いますが、当時の委員会の会議録の番号までつけてあるわけですから、速記を十分に読んでもらって、そして問題を十分理解をしてもらって、それに対して対応策を立ててもらうと。これは老婆心ですけれども、そうでないと、この二、三行しかないやつで簡単に解釈されて、それで間違った対策やら回答やらでは困ると思うので、その点を一つだけ注文しておきたい。

第52回国会 運輸委員会 第2号(1966/07/26、7期、日本社会党)

○木村美智男君 継続審査ですね、継続調査ですか、この関係が可決されてその手続をとられるわけですから、その中で、実は第二国際空港の問題が、特に本委員会はこの第二国際空港の問題は航空問題一般とあわせて非常に重要視して今日まで扱ってきたわけですが、どうも新聞の報ずるところによると、八月一日国際空港公団が発足をして、現地に対してはある程度こういうものという青写真が半ば固定的なものが示される、そういう情勢になっておるということを聞いたんですが、原則的に、羽田空港がもう国際空港として狭くなってきているというので、何とかせんけりゃならぬということにつきましては、われわれとしても同感なんですけれども、しかし、……

第52回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1966/11/10、7期、日本社会党)

○木村美智男君 関連。いまの先輩の吉田委員が指摘をした問題に関連をして、この三十三年の四月の要するに事故防止対策に関する本委員会の決議、それからこれと相前後して出されたタクシー事故防止対策要綱というのがあるわけでありますが、要するに神風タクシーとして騒がれたあの当時の混乱をしたああいう状態を、事態を収拾するというか、打開するためにとられた措置が、最近は制度的にも当時非常に画期的なことをやられたということがここ数年来のうちにまた逆戻りをしてきているということで、実は去る五月の二十六日の委員会で詳細にわたって私のほうからこの点を八項目にわたって指摘をしたわけであります。で、そのことと同じように関連……

第52回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1966/11/18、7期、日本社会党)

○木村美智男君 だいぶ長時間にわたって質問がされましたから、時間のことも考えまして、あまり演説にわたる部分は抜きまして、それから重複を避けて、少し技術的な問題に入りましてお伺いしたいと思います。  まず第一番に、この運輸省から出された報告書の問題から入りたいと思うのですが、この報告書の中で事故の概要という一番最初の問題、大体ここに書かれておる程度のことであれば、本委員会として特別に報告を受けるという事故の内容とは、これは考えられない。この程度ならばいままで新聞その他に出ておるわけでありますから、したがってこの事故の概要といったようなものはむしろ新聞のほうがはるかに詳しい。 こういう意味では、こ……

第52回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1966/11/21、7期、日本社会党)

○木村美智男君 本院の物価等対策特別委員会の委員派遣の御報告をいたしたいと思います。  去る十一月十四日から十九日までの六日間にわたりまして、吉江委員長、中沢委員と私の三名をもって派遣されました福島、宮城及び岩手三県の物価事情、特に生鮮食料品の生産、加工、流通及び物価事情について、調査の結果を御報告いたします。  なお、私の報告は、調査結果の要旨を簡明に申し上げるにとどめまして、別途文書をもって報告書を提出いたしますから、これを会議録に掲載するよう、取り計らわれたいのであります。  まず、野菜の関係でありますが、御承知のように、東北地方は冬季の野菜作が積雪でほとんど不可能であり、その他の季節で……

第55回国会 運輸委員会 第4号(1967/05/18、7期、日本社会党)

○木村美智男君 大臣、いま政府側がとられる態度について少しお伺いをしたいと思うんですが、なるほどプロセスとしてはね、一応いままでの関係閣僚懇談会の取りきめですね、そういう筋から、大体四十三年度については将来に向けて国鉄がほんとうに経理が安定するような方向で、具体的にもう会議にも実は入っておる段階だと、こういうふうな状態だから、それを踏まえた国鉄当局としては、やはり政府部内の今後の予算編成その他のことを考えればですね、それはなるほど国鉄労使の関係の中でものを言い、あるいは調停委員会という場でものを言いにくい立場に――言いにくいというよりも、むしろ言えないような立場に追い込まれていることは、これは……

第55回国会 運輸委員会 第7号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○木村美智男君 関連。いま岡委員のほうからこの請負個所がたくさんあってちょこちょこやっておるのじゃないかというお話を伺って、少し私も心配になっているのですが、要するに国鉄の建設公団ができるまでの赤字の根源が、一つはこの新線建設問題にやっぱりあったわけですね。だからそのことを考えてみると、こういうふうにやっていくことについて、一体建設公団というのはどういう建設方針を持っているのか、そしてその方針というものはどういうどころできめられて、そうしてその資金調達はどうしているのか、で、将来に向けて一体、私はこれはもうかりっこないというふうに見ておるのだけれども、たぶん赤字になると見ておるのですよ。一体、……

第55回国会 運輸委員会 第8号(1967/06/06、7期、日本社会党)

○木村美智男君 行管長官帰られるというんで、ちょっと関連してですが、運輸省から四十一年度以降十カ年のまあいわば計画というものが、これ出されてきたんですが、これはまあそう言っちゃ悪いですけれども、実体性がないという意味では、これはこの委員会用につくったような気もするんですよ。そういうふうに申し上げちゃ失礼かもしれませんが、これは大臣が今後年度別に具体的にということなんですから、それでいいと思うんですが、私はせっかくここに行管長官出ていらっしゃったんですから、これをもう一歩、きょうはもうだいぶ意見が出されましたから、私そういう角度を少し変えて申し上げたいと思うんですが、この資料の中にありますように……

第55回国会 運輸委員会 第9号(1967/06/08、7期、日本社会党)

○木村美智男君 まず運輸省に伺いたいと思うんですが、この間資料として配られました「鉄道新線建設長期計画案」の中に、最初の前文ですが、「鉄道新線建設の目標」となっている中間のところに「この計画において、現在、基本計画に基づき建設を行なっている新線については、」と、こうあるんですが、この「基本計画」なるものは、これは見たことないですが、そういうものができておって、あるいは本委員会などにそういうものが示されておるのかどうか、それともまた何かほかのことをさしてそういうふうにいわれているのか、ちょっとこの辺からまず伺いたいと思う。
【次の発言】 いま鉄監局長のお答えによりますと、何か今後の建設計画をさし……

第55回国会 運輸委員会 第10号(1967/06/13、7期、日本社会党)

○木村美智男君 大蔵大臣たいへんお忙しいようですから、できるだけ簡潔にお伺いをしたいと思います。お答えもそういうことでお願いいたします。  実はいま運輸委員会として、この鉄道建設公団法の一部改正ということで、だいぶ審議が進みまして、大臣にある程度最終的なお答えがいただければ、私どももこの建設公団に賛成をして通過させたい、こう思っているわけです。  そこで、この建設公団は、御承知のように、これは非常に金のかかることは大臣も知っておるとおりだと思うのですが、大蔵省あるいは国鉄からも出資をし、なおかつ足らなければ民間から、鉄道債券を発行して、そうして建設資金をまかなっていく、こういう状態の中で最近非……

第55回国会 運輸委員会 第11号(1967/06/15、7期、日本社会党)

○木村美智男君 大臣せっかくお見えなものですから、運輸行政の問題について三点ばかり、これは自動車局を中心にひとつ伺っておきたいと思うのです。  最近、特に事故防止の問題については、政府民間をあげて、あらゆる機関で重大な関心を持って、それが対策に非常に力を入れているという現状の中で、特にこの自動車行政の問題からいうと、原山局長非常にまじめな人でよくやっているのですが、運輸行政という立場から見れば、必ずしも私は十分でないようだというように考えている。 そこで伺いたいのは、この前、本委員会で、監査をしなさい、いま野放しにしてあるような状態では、ハイタク問題にしても、あるいはトラックの問題にしても、こ……

第55回国会 運輸委員会 第12号(1967/06/20、7期、日本社会党)

○木村美智男君 おのおのの先生からすでに質問がされて、しかもこれからの問題についても丁寧な注文もあったことなんですが、一つだけ伺っておきたいのは、たとえば現在共済組合が分譲住宅を造成をして、そうしてやった場合に、行政上の手続というか、届け出というか、こういうものが法律的にやらなければならないようにきめられているのかどうか。つまり言いかえれば、管理体制というか、いままでそういう管理体制というものがあったのかどうかということを一つ、これはもう一つ政府側に対して聞きたいことがあるものですから伺いたい。
【次の発言】 そういう関係で法的な手続がされておるということなんですが、運輸大臣せっかく来られてお……

第55回国会 運輸委員会 第18号(1967/07/11、7期、日本社会党)

○木村美智男君 この法案ができますと、これによってこの規制を受けるのは、あとのほうの付則を読んでみますと、大体これは民間の飛行機だけであって、たとえば東京羽田の空港を利用している飛行機は相当ほかにあると思うのですけれども、結局民間のジェット機だけだ、こういうふうに理解をしなければならぬわけですか。
【次の発言】 防音工事の実施は、確かにこれは区別がつかないから全体を対象にしてやるようなことになりますが、しかし、航行規制の段階になると、これはもう全然民間のジェット機だけだというふうになるのじゃないですか。
【次の発言】 まあ原則的には、夜間の飛行機等については、もう自衛隊なり、あるいはMACチャ……

第55回国会 運輸委員会 第19号(1967/07/13、7期、日本社会党)

○木村美智男君 関連。言うことないよ。呼んでこないことにはどうしようもない。この前の前の委員会に大橋運輸大臣が出席をされて、その際に、今日の陸運行政については私は具体的にこうだということは言わぬけれども、多少黒いうわさ的な問題が言われておりますよと、だからそういったようなことから運輸行政はいま姿勢を正さなければならぬということは実はこの前の委員会のときに申し上げたのです。そういったような事態の中だからなおさらのこと、この問題はこの辺で黒白をはっきりさせて理屈が通らない、うまくないということであるならば、すでに認可をしたことであってもそれを撤回することにやぶさかでないというのだから、ここで次官が……

第55回国会 運輸委員会 第20号(1967/07/18、7期、日本社会党)

○木村美智男君 この間、事ここまできた以上は、とにかく、運輸行政だって神さまがやっているわけじゃないから十のうちの一つくらい間違いだってあるわけです。だから率直に、これは運輸行政としてとにかく慎重さを欠いた、率直に言えば。やはりこの取り扱いについては判断を間違えたくらいのことは、私は当然委員会で表明をされるべきものと考える。ところが大臣の答弁を聞いてみますと、現地のトラブルが起こったから何だとか、トラブルが悪いようなことを言っている。トラブルは結果として起こったんであって、もとの運輸省のとった措置自体に慎重さを欠いていたというところに実はこの根っこがあるんですよ。だから大臣は、現地の事情はたい……

第55回国会 運輸委員会 第21号(1967/07/20、7期、日本社会党)

○木村美智男君 法案の中身についてはあとで十分これは審議の段階でお聞きをしたいと思っていますが、実はきのうですか開かれた日米太平洋定期航路運賃同盟、この例会で実は今度コンテナ輸送のいわば軸となっておったマトソン会社が、コンテナ輸送のルールを割り安にするといったような点で三つの提案をした。ところがこれが規定の三分の二の票に至らないために否決をされた、したがって、マトソンはこの同盟から脱退を通告をする、こういうことにきのうなったと聞いておるわけです。このことは日本郵船が少なくともマトソンと業務提携をし、これからそれぞれのグループをつくってやろうとしておるわけでありますから、私は相当これは大きな日本……

第55回国会 運輸委員会 第22号(1967/07/21、7期、日本社会党)

○木村美智男君 きょうは自動車行政についてですね、国会も大体最終段階になってきましたので、多少締めくくりの意味を含めて、前から懸案となっている問題についてお伺いをしたいと思う。  で、まず最初に自動車局長にお伺いをしたいんですが、この前多少これは聞いたことなんですけれども、労働省が今年の二月九日に、いわゆる基発百三十九号「自動車運転者の労働時間等の改善基準について」という通達を出しておるわけです。で、これはわれわれの常識からいうと、なるほど労働時間なり、賃金なり、あるいは労働条件というようなものは、これは所管としては労働省のあるいは労働基準局が専門的な立場ではやることかもしれないけれども、この……

第55回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1967/02/21、7期、日本社会党)

○木村美智男君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第55回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1967/06/23、7期、日本社会党)

○木村美智男君 経済企画庁長官に少しお聞きしたいんですが、この間、同僚先輩の渡辺委員から、経済社会発展計画を中心にして、基本的な問題について質疑がなされたわけですが、私は、大臣のこの前の本委員会におけるごあいさつを中心に、若干基本的なことをお伺いして、それから具体的な問題に入りたいと思います。  従来は、物価問題については物価問題懇談会を柱にして問題を扱ってきたが、今後は、物価安定推進会議を設けて、内閣総理大臣を中心に関係各大臣が一体になって有効適切な物価安定対策をとっていくんだというごあいさつをされたわけですけれども、一体、物価安定推進会議というのは、これは従来設けられておった物価問題懇談会……

第55回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1967/07/05、7期、日本社会党)

○木村美智男君 前回の委員会で、たまたま新聞に、いま御説明になった公正取引委員会の活動の中で、再販問題について公正取引委員会が物懇の提案に基づいて何らかの規制をしようという考え方から法案の準備を急いでおった、ところが、これがどうも途中でおかしくなりそうだということが新聞に出たので、前回の委員会では委員長は御出席ではございませんでしたけれども、当初公取委員会の考えていた考え方と、今日問題になっております再販行為の規制法案、これの食い違いを十分ただしたいと思いまして、実は資料の提示をお願いをしておいたのです。公式にはちょっと出せぬというお話もありましたので、いろいろ調べてみたのですが、いまの報告の……

第55回国会 物価等対策特別委員会 第7号(1967/07/19、7期、日本社会党)

○木村美智男君 この前の続きになると思うんですが、大体会期末になりまして締めくくりの段階六来ましたんで、特にこの会期中一番重点を置いて本委員会がやってきたのは再販制度の問題であるというふうに言えるぐらいに時間をかけてやってきましたので、多少、そういう意味から、もう少し、前回、前々回の委員会で十分聞けなかったことを少しお伺いしたいと思います。  この前、十二日の委員会は、その前の委員会の際に厚生省なり通産省の再販に対する考え方というもの、規制のやり方をどういうふうにしていくかということについて聞いたのですが、私たちとしては、少しばらばらであるような気がしたので、できれば各省集まってひとつ統一見解……

第56回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1967/12/01、7期、日本社会党)

○木村美智男君 北海道班の派遣報告をいたします。  派遣された委員は、金丸委員、吉田委員と私の三人であります。  派遣期間は、九月十八日から二十三日までの六日間で、小樽、札幌、千歳、室蘭、函館、吉岡を回り、現地における運輸省地方機関から管内事情を聴取するとともに、港湾施設及び空港施設の実情、国鉄の第三次長期計画の進捗状況、青函トンネルの調査坑の掘さく状況等を視察調査してまいりましたので、その状況及び関係者からの要望事項について、そのおもなものを御報告申し上げます。  まず、海運関係について申し上げます。  第一に、旅客航路及び離島航路事業についてみますと、離島航路を含む旅客定期航路は、三十三航……

第56回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1967/11/09、7期、日本社会党)

○木村美智男君 きょうは、全体的に時間が非常に少ないようでありますから、せっかく企画庁与官も見えられておりますが、持ち時間の中で時間がありましたら企画庁長官のほうにもお伺いをしたいと思っております。きょうは公取委員長を中心に当面の物価問題についてお伺いしたいと思います。  まずお伺いをしたい第一点は、きょうは山田委員長たいへん簡単にごあいさつをされましたが、本来ならば、もう少し公取として、この時点で物価の問題をどう扱っていくかという基本的な考え方をお伺いをしたいわけであります。  なぜかと申しますと、ただいまの木村委員の視察報告の中でも再販の問題に触れられて、やはり前国会で相当問題になったこと……

第57回国会 運輸委員会 第2号(1967/12/12、7期、日本社会党)

○木村美智男君 ちょっと政務次官がおらぬのですが、午前中の質疑の中で、金丸委員の発言に関連をして、私のほうからも実はこれは要望になるか、委員会として少しやってみなければならぬ必要性を感ずるものですから――それはさっきたまたま二九通達の問題が出ましたけれども、これはざっくばらんに言って、この委員会でも半年ばかり前に私が取り上げたのです。そのときにやっぱり問題だったのは、本来労働行政をつかさどる労働省と、それから運輸行政である運輸省との関係がきわめて密接な連携を欠いておって、つまり行政に一貫性がない。この通達も大体出てしまってから運輸省が知ったといったような実情にあったわけですから。したがって、き……

第57回国会 運輸委員会 第3号(1967/12/21、7期、日本社会党)

○木村美智男君 きょう臨時国会の終わりぎわでありますから、問題を、少し幾つかにわたると思うのですが、締めくくりのような意味で、自動車行政について特に関係を含めてお伺いをしていきたいと思うのです。  一つは、最近いわゆる自動車事故、特に追突事故によってむち打ち症患者というものが急激にふえてきている。そこでこれに対する対策というようなものが不十分なために、民間における被害者が大体六万人ぐらいと想定をされているようですが、すでに何千という人たちが集まってむち打ち症対策協議会といったようなものをつくって、そして早急に政府なり関係当局からの対策を要望している。こういう実情にあるようですが、そのことは大き……

第57回国会 物価等対策特別委員会 第1号(1967/12/04、7期、日本社会党)

○木村美智男君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第58回国会 運輸委員会 第4号(1968/02/29、7期、日本社会党)

○木村美智男君 きょう大臣に成田の空港関係に関連をして少し聞きたいと思ったのですが、予算委員会の関係で出ておられぬようですから、次官と航空局長に少しお伺いをしたいと思います。  基本的な問題に入る前に、実はきのう、「地元の皆さん」という運輸省の署名入りのビラが現地で配られておるわけですが、ビラの一枚二枚私はたいしたことではないと思うのですが、書いてある内容が非常に大事なことが書かれておるので、まずこの運輸省という署名を入れたについては、これは運輸省としてちゃんと点検をしてこれに署名したのかどうか、それをまず聞きたい。
【次の発言】 運輸省が入って三者で打ち合せをしたということですから、まあ運輸……

第58回国会 運輸委員会 第6号(1968/03/07、7期、日本社会党)

○木村美智男君 きょうは大臣が見えられておりますので、この前の委員会の続きの問題で、どうしても大臣にお答えをいただくことが適当だということで判断をされましたので、お伺いしたいと思うのです。その前に、この間航空局長が、私が最近の羽田の飛行場におけるチャーター機がたいへんふえてきているということで近況を伺ったところ、一月までのデータを出して、たいしてふえていない、特に一月は減っていると言うから、これは特殊事情だと、こう言って、二月をペンディングにしておいたのですが、私の調査によると、二月はこの間委員会で指摘したとおり、まさに昨年の三月、四月のピーク時とほとんど同じぐらいになっているという事実が私な……

第58回国会 運輸委員会 第7号(1968/03/12、7期、日本社会党)

○木村美智男君 航空局長ね、いまの資料の説明をいただいたのですがね、この二ページの資料2ですね、NOPACですか、これはこの間新聞に報道されていたのとちょっと逆なんだよね。だから、もし、こういうことで間違いがないというんなら、あれやっぱり地図が載って、そしてなるほど最近チャーター機がふえたので民間航空機はのけものにされて、そして遠回りしているんだと、けしからぬじゃないかというような印象をだいぶ与えたと、だから航空局でこんなことをちゃんとやってきたんなら、もう少しああいう新聞報道に対して一言あってしかるべきだと思うんだね。ぼくはあれ見てね、これ多少ものを言おうかなと思ったら、きょう資料で先に出ち……

第58回国会 運輸委員会 第8号(1968/03/28、7期、日本社会党)

○木村美智男君 簡単に質問をしたいと思うのですが、この臨時船舶建造調整法の一部を改正する法律案を審議するにあたって、海運整備期間というのが大体ことしの五月だったか七月だったかその辺で終わるようになっておるようでありますが、これからの海運政策、これは船の問題だからあるいは所管が海運局長かもしらぬけれども、建造法の問題にやはり関係を持ってくるものだから、大体そういう意味で、どういう考え方を持っておるかということがいまあればひとつ聞かしてもらいたいと思うのですが、何か話によると、合理化審議会に諮問しておるようなことも聞いておるわけです。したがって、まだ運輸省としてはそういう政策的なものはできてないと……

第58回国会 運輸委員会 第9号(1968/04/04、7期、日本社会党)

○木村美智男君 せっかく大臣来られていますし、この間少しエコノミストなど読ましていただいたら、大臣が運輸行政を刷新するということでいろいろ言われておりますが、その中で、運輸省は大体経済官庁として、あるいはサービス官庁としてこれから生まれ変わるというか、そういうものにしていかなければならぬということで言われている。そのために大臣は政策中枢部というやつをつくって、これからいろいろ政策的な検討をしたいということを述べられておるわけですが、もちろんそういうことも私は必要だと思うのですけれども、ただ、いまの陸運行政というものを社会的にあるいは一般的に評価をしていく場合、どういうような位置づけにあるかとい……

第58回国会 運輸委員会 第11号(1968/04/16、7期、日本社会党)

○木村美智男君 行管長官に観光施設財団抵当法案に関連をして二つばかり簡単にお伺いしたいと思うのですが、佐藤総理が一省庁一局削減問題を言い出してこの問題が実はいろいろとうわさによると、観光の機構の問題にも関連をしているやに聞いておるもんですから、まずその一省庁一局削減といったあの問題が、現状どういう状態になっているのか。大まかにこれひとつ聞かせていただきたい。
【次の発言】 概要でいいです。
【次の発言】 ただいま局長から大体一省一局削減の内容を伺ったわけですが、この一省一局削減を法案どおり実行した場合に、要員の関係は一体どうなるのか。つまり現状より数がふえるのか、減るのか。つまり、その機構じゃ……

第58回国会 運輸委員会 第13号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○木村美智男君 船舶安全法の一部を改正する法律案は、これは本委員会でも従来しばしばこの法案に盛られている事柄について、いままで要望をしてきたものが盛り込まれたというような意味合いで、原則的に、これはどちらかというと賛成すべき法律案であるわけですが、若干内容を読んでみますと、少しまあ不十分な点というか、あるいはこれに関連をして、安全という観点から少し補強をする必要があるというふうに思う点もありますので、若干のひとつ質問をしたいと思うんです。  で、第一番に、この満載喫水線の問題は一九三〇年のいわゆる国際条約に基づくものなんでありますけれども、今回の改正では百トン以上、それから長さ二十四メーター以……

第58回国会 運輸委員会 第16号(1968/05/09、7期、日本社会党)

○木村美智男君 大臣先ほど日本の海運の現状は、寒心すべき状態にある、こういうふうに言われたわけですが、私内容はよくわからぬのですけれども、最近開かれた例の最高輸出会議ですか、ここら辺の状況は新聞あたりで知る以外に方法はないわけですが、その結果などから見ると、どうも寒心すべき状態にあるにもかかわらず、政府全体としての海運政策あるいは輸出振興対策というものについての熱意というものが、非常に薄いような印象を受けております。特に大臣の場合には、いまのこの法案の関係もあるから、外航船腹を拡充するとか、中国船舶については輸銀の使用を認めたらどうかといったようなことを言って、きわめて積極的な姿勢を示している……

第58回国会 運輸委員会 第17号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○木村美智男君 大臣、きのう、修学旅行の大型バスがトラックに追突をされて六名死亡、二十名けが人、こういった事故が発生したのですが、これは詳細おそらく調査をされていると思うので、調査をされたあとで次回にその点はお伺いをしたいと思うのですが、この際、特に大型トラックのダイヤが一体どういうことになっておるのかということと、それから従業員の賃金体系なり、給与の仕組みがどういう状態になっておるかということがどうしても知りたいわけなんです。そういう資料をひとつ整えて、次回にこの点は私お伺いしたいと思うのです。多少センターラインをオーバーをしてぶち当たってきたというような状況があるし、しかもそれは正運転手で……

第58回国会 運輸委員会 第18号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○木村美智男君 修学旅行バスの衝突事故について、この間概略の報告があったわけですが、詳細については何もないので、できるだけ早く調査をして次回の委員会でと、こういうことになっておったのですが、特別に追加して御報告を願うことがあれば伺うことにして、なければ私のほうから質問したいと思います。
【次の発言】 大臣から追加報告という形でお答えがあったのですが、この事件というか、事故は、無免許の十九歳の少年が運転をしているという問題、あるいはあまり混んでいない夜中の、しかも非常に道路条件のいいところでセンターラインをオーバーして起こった事件だと、こういう点から考えると、これはきわめて残念な事故なんです。そ……

第58回国会 運輸委員会 第19号(1968/05/23、7期、日本社会党)

○木村美智男君 大臣、時間があまりございませんので、三点ばかりお伺いしたいのですが、交通安全運動が一応終わった段階ですけれども、特にいろいろ問題のあった大阪付近、特に私、いままで東京のハイタクの問題を取り上げてきたんですが、きょうは実は大阪の問題で少し大臣にも事情を知っておいていただいて、必要によっては自動車局でも措置をとるべきものはとっていただきたいという立場で、三点ばかりお伺いしたいのですが、一つは、大体運輸省の指導方針として、走行キロについては、東京は三百六十五キロだし、大阪の場合にも三百五十キロ、こういうように大体指導をしているわけですが、最近大阪の場合は非常に何というか、走行キロが伸……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第9号(1968/04/24、7期、日本社会党)

○木村美智男君 防衛施設庁にお伺いをしたいわけなんですが、実は、私きょう取り上げる問題は、都内の練馬に米軍の宿舎がございまして、別名グランドハイツと称しておるのですが、あすこに軍の家族を中心にしまして約五千人ぐらいが居住をしております。で、その汚水をパイプによって近くのくぼ地に運んでまいります。そして、これを処理するということになって、処理したものを白子川に流しておるわけであります。この施設ができてもう十数年になるだろうと思うのですけれども、特に最近、この付近の住民から非常に強い訴えがございまして、一つは、三月ごろから大体九月ごろまでの間に、いま行なっているいわゆるオープンろ床方式という処理施……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第11号(1968/05/17、7期、日本社会党)

○木村美智男君 質問に入る前に委員会の皆さまにお礼を申し上げたいと思います。五月十三日には大へんお忙しいところを、松澤委員長をはじめ各先生方には、わざわざ現地までおいでになり、グランドハイツの汚水処理場の施設を視察いただきまして、まことにありがとうございました。  防衛施設庁長官にお伺いしたいわけですけれども、園田さん、いい機会に来ておられますので、こういう実情もあるという意味で、ちょっと大臣にも聞いていただきたいのですが、きょう実はお伺いする問題は、東京の練馬にグランドハイツというのがありまして、アメリカの駐留軍の兵士の家族を主体にして、約五千人ばかり、従業員も含めて居住をしておるわけであり……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1968/01/27、7期、日本社会党)

○木村美智男君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、委員長にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第58回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1968/03/01、7期、日本社会党)

○木村美智男君 きょうは、過去の委員会の運営からいいますると、ちょっと異例に感じたのですが、質問者としては、公正取引委員会が独立の行政委員会だというような立場で、国会の論議というものも十分それぞれの立場で了解をしていただいて、そして今後の委員会運営にあたって参考にできるものがあれば大いに取り入れていただきたい、こういう気持ちで実は御出席をわずらわしたわけでございます。この点は、たとえば人事官の場合なんかもそうなんでありますが、やっぱり、公正取引委員会が委員会として合議制をとっている以上は、私、委員長が政府委員で、あと事務局長だけが出るというようなシステムをこの際ひとつ変えていただいて、そのとき……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1968/03/13、7期、日本社会党)

○木村美智男君 いま公取委員長のほうから、前回の私の質問に対しての件で取り消しが言明をされましたが、私、それであの件については了解します。ただ、そのことは、要するに、委員長も御承知のように、再販規制法というものは当委員会としても一応決議をしておる問題であります。それから総理も明確に、必ずこれは法制化すべきものだと、速記録に明確に書いてある問題であります。そういう意味で、したがって法制化問題はもうこれで今度の運用強化によって消滅したんだということにはならないということは、明確にこれは委員長のほうも御理解を願った上でいまのような取り消しがなされたのかどうか、この点ひとつお伺いしたいと思います。

第58回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1968/03/15、7期、日本社会党)

○木村美智男君 この間、宮澤長官にぜひお伺いしたいと思っていたんですが、衆議院のほうの御都合があったようで、きょうは公取の山田委員長さんも出ておられるので、この間の続きになると思うのですけれども、交互にひとつお伺いしたいと思います。  第一番は、宮澤長官、この間衆議院の八日の予算委員会で、公取委員長と一緒においでになられて、お答えをした再販の問題についてのことが新聞に五段抜きで大きく出ているわけです。この間も申し上げたのですが、「再販制度で政府新方針」というようなことで、「消費者保護へ転換」、これは私は、事実、実情に合わない、こういうふうに申し上げたのですけれども、長官の言っているのも、大体こ……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第7号(1968/04/19、7期、日本社会党)

○木村美智男君 時間が短くなりましたから、少しはしょって、きょうは、大蔵省に酒の値上げの問題について伺いたいと思うのですが、まず第一番に、今回の酒の値上げというのは、いわば、普通一般の物価値上げというようなものと少しく違いまして、間接税の引き上げという形をとっている。で、言ってみれば、まあ、税率の変更というか、とにかくそういう税金の問題として扱われているということが特徴的なんです。しかし、一般の消費者大衆というか、国民にとっては、これはやっぱり税金という映り方をしない。やはり、酒というものの物価が値上がりをした、こういうところに一つ問題があるだろうと思う。それで、特にこの物価の値上がりが所得の……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第8号(1968/04/24、7期、日本社会党)

○木村美智男君 時間が少ないものですから、まず公取委員長に伺いたいと思いますが、第一番に、この間委員会でお酒の問題を聞いたんですが、そこで、委員長に酒団法の関係でちょっと見解を伺いたいと思うんです。  酒団法の九十四条ですが、ここには公正取引委員会の権限が規定してある。この権限は、「第四十三条第一項の規定により認可を受けた、若しくは認可を受けることを要しない協定の内容が第四十三条第二項各号の一に該当するに」至った場合においては、大蔵大臣に対して処分を請求することができる、こういう規定がございますね。そこで、四十三条の第二項の第一号というのは、要するに、「四十二条の第五号に規定する事態を解消する……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第9号(1968/04/26、7期、日本社会党)

○木村美智男君 農林大臣に食肉の問題で伺いたいと思うのですが、この間の委員会で、農林省のほうから、大体今日の食肉価格の推移状況のお話がありました。特に、牛肉の問題が、三十九年には大体三四七であったものが、指数的に申し上げますと、四十年には四三九、そして四十一年は六 ○五となった、おそらくもう、いま四月の末ですから、四十二年についてもあるいは把握をしているのじゃないかと思うのですが、相当急速な値上がりを示していることだけは、これはもう農林省の統計をもってしても明らかなんです。したがって、最近は「牛肉は遠くなりにけり」といったようなことで、新聞でもこの事情というものをいろいろと書き立てておるわけで……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第10号(1968/05/08、7期、日本社会党)

○木村美智男君 きょうは通産大臣、からだのぐあいが悪いようですから、短時間で簡単にひとつ御質問したいと思います。  当委員会で消費者保護基本法の問題が山にさしかかってきておるわけですが、直接この質問に入る前に、大臣に、大型合併の問題についてぜひ伺っておきたい。これは私、第一番に、この問題の進行いかんによっては、いま審議をしておる消費者保護基本法というやつが、何の消費者保護かという事態にもなりかねない、こういう意味で実は伺うわけです。  特に、通産大臣が、八幡と富士鉄の合併問題が、社長会談というか、新聞発表になるや、待ってましたとばかりに、経済企画庁長官も、通産大臣も、あるいは山本次官も、積極的……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第12号(1968/05/17、7期、日本社会党)

○木村美智男君 大臣がたいへんお忙しいようでありますから、政府委員の皆さんには恐縮ですが、大臣を重点的にやりまして、大臣の関係の質問の間に政府委員の皆さんにお伺いするようにしますので、そういう意味でよろしくお願いしたいと思います。  第一番に、通産大臣にお伺いしたいんですが、きのうの新聞をちょっと拝見しますと、政府として、何か、この前私が通産大臣にお伺いをした、例の大型合併の問題について、大臣は非常に率直に、弊害の心配もあるということを認められて、きわめて慎重にこれから対処されるような態度の表明があったわけであります。しかし、きのうの夕刊等に出たのは、あとで宮澤大臣にもお伺いしなければならぬの……

第58回国会 法務委員会 第14号(1968/05/07、7期、日本社会党)

○木村美智男君 刑法の一部を改正する法律案につきまして少しお伺いをしたいと思うのです。私は、法律の問題は、これはもう全くのしろうとであります。あるいは質問としてたいへん幼稚な質問になるかもしれませんが、この提案理由の説明を読んでみますと、今度の刑法の一部改正についての法律案は、「最近における交通事犯の実情等にかんがみ」、こう書いてありますし、それから二百十一条の改正についても、「最近における交通事故とこれに伴なう死傷者数の増加の趨勢は」、そういうことで、自動車運転に基因する業務上過失致死傷事件あるいは重過失致死傷事件の実情を見ると、数においてふえておるだけでなしに、質的にも高度な社会的非難に値……

第58回国会 法務委員会 第17号(1968/05/14、7期、日本社会党)

○木村美智男君 いまの問題に関連をして、交通安全国民会議というものを政府自身が主宰をしておられる。その仕事の問題も次に伺いたいのですが、実はいま亀田委員がお聞きをした問題と同じような意味で、この間法務大臣にも私お伺いしたのですけれども、いまのはこういうふうに理解をしてよろしいですか。つまりあなたが交通安全関係のいわば総理の代行的な立場におられる元締めだというような意味で、今日の車の増加という問題は、これはやはり道路を直したり、安全施設をつくったりしても、なかなか間に合わぬ状態にあるという現実はわかるのであります。したがって、政府としても、何らかこのことについて検討をしなければならぬというような……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1968/09/10、8期、日本社会党)

○木村美智男君 関連して。  せっかく公取委員長いらっしゃっておりますから、ほかの問題もあるのですけれども、大型合併の関係だけ触れておきたいと思うのですが、公正取引委員会がとにかく厳正慎重にこの問題を扱うという委員長の前国会の答弁を私は信頼をして、そういう意味で、あまり公取委員長に注文がましいことを言う気持ちはいまは持っておらないので、もっぱら推移を見守っているわけですが、最近盛んに……。この前企画庁長官といろいろやり合いまして、企画庁長官はだいぶ慎重に最近なられておりますが、通産省は、もうとにかく、いまや、何といいますか、全然業界べったりですね。これはもう非常識きわまると言っていいくらいで、……

第59回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第2号(1968/09/19、8期、日本社会党)

○木村美智男君 いまも鈴木委員から言われましたが、この問題は、ひとつ委員長理事打ち合わせ会で、総理の出席について、次回あたりには必ず出てもらうように、これはぜひ協議をしていただくようにお願いをいたします。  時間が三十五分ということでありますから、一つは、大型合併について通産省のほう、それから当面の物価対策について企画庁長官にお伺いをしたいと思います。  できるだけ簡潔に申し上げますが、まず第一に、当面の物価対策の問題で宮澤長官に伺いたいのですが、いまとにかく、総値上げの日本列島とか、物価台風とかいうことばがもうあらわれているように、私はこれは、今日の物価問題を当面の最重点施策だと言っている佐……

第59回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第3号(1968/11/14、8期、日本社会党)

○木村美智男君 時間がだいぶ制限をされておりますから、できるだけ簡略にお伺いをして、答弁もそういうふうにお願いしたいと思います。  合併の問題で、一般的な独占禁止法の解釈問題にもなるかと思うのですが、少しお伺いしたいわけであります。公取委員長にあとで総括的な意味でお伺いしたいと思うのですが、とりあえず亀岡委員に。  御承知のとおり、独占禁止法の第一条には、独禁法の目的というのが書かれておりますが、結局、言わんとするところは、公正かつ自由な競争を促進するというところにこの独禁法の精神が私はあるんじゃないかと思うのです。そういうことを考えてみますと、一般的に言って、一つの事業分野で企業が多い場合、……

第60回国会 運輸委員会 第1号(1968/12/12、8期、日本社会党)

○木村美智男君 ただいま大臣からごあいさつがあったわけですが、確かにいまの日本の政治経済万般の活動の動脈である運輸関係は、きわめて大事なところにきていると思うのですが、その大事な運輸関係の中で、最近特に国鉄の経営という問題が、大臣御承知のように一般の会社であれば、もうすでに資産の何十倍という借金を背負って、普通の民間会社ならば破産をしている、そういう状態であることは、御承知のとおりだと思います。で、この国鉄をどうするかという問題は、単に一つの企業の問題だけではなしに、国民経済の観点からいっても、政府としてもきわめて重大なやはり関心を持っておられることではないかと思う。そういう立場から、私ども国……

第60回国会 運輸委員会 第2号(1968/12/19、8期、日本社会党)

○木村美智男君 国鉄の財政再建問題は、年があらたまってからやらしていただくことにしまして、時間がありませんから、いまの瀬谷委員の質問に関連をして少し伺いたいと思うのです。  まず第一番に、井上常務理事の説明を聞いても、表向きは、なるほどこの東鉄の三分割の問題は、一つには、事故の続発というのはこれはっけ足しだと思いますが、とにかく大東鉄がマンモスであって、これでは局長が見切れないというだけではなしに、率直に言って、本社も多少やっかいになってきたのではないかという気がするんです。それから輸送管理の面から、主要幹線が集中しているといったようなことは、これはいまに始まった問題ではない。少なくとも、いま……

第60回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1968/12/18、8期、日本社会党)

○木村美智男君 長官、初めてだし、時間のこともよく考えておりますから、一つだけ……。  いま質問のあった問題ですが、経済企画庁として、これからの物価対策の基本的な考え方を実は聞きたいんです。それはどういうことかというと、先ほども御指摘がありましたように、けさの新聞にも出ておりますが、大蔵省が、この四十四年度予算編成にあたって、公共料金その他を含めて、こういうものについては大体この年度中に引き上げを認めるという方針を出しましたね。これは、言ってみれば財政主導型の物価引き上げ政策、こういうふうに私は考える。経済企画庁長官は不快だと言ったけれども、不快だと言うだけにとどまらずして、あなたはやっぱりち……

第61回国会 運輸委員会 第6号(1969/02/25、8期、日本社会党)

○木村美智男君 瀬谷委員からすでに要点について質問があったわけですが、二、三つけ加えてお伺いをしたいんですけれども、私も、どうも二月十日の日に明け方までかかって一応当局側としても多少話し合いをするという気持ちの上で、当初の計画を多少延ばして、そうしておそらく交渉がやられてきたんだろうと思います。そういう筋道を追っていけば、あまり私は今日の時点では問題がないんじゃないかと思うんですけれども、先ほどから言われておるように、三月一日に何でもかんでもやるんだという当局の御意思のようだし、組合はそれじゃしようがないからストライキやらざるを得ない、こういうことなんですね。で、まあ私も労使関係の片方に一時は……

第61回国会 運輸委員会 第7号(1969/02/27、8期、日本社会党)

○木村美智男君 この前、運輸省のほうから報告がありましたサンフランシスコにおけるダグラスDC8の事故の問題について、二つ、三つお伺いをしたいと思うのですが、きょう、なぜそういう質問をするかというと、実は御承知のように、もう三年前になりますが、相次ぐ航空事故がありまして、たいへん世上やかましく言われた、そういう状況のあとで、まあ一段落して、ここしばらく、幸い松山事故以来まあまあ空の事故というものが一応、関係者の努力もあって、その後落ちついておるわけなんですが、ところが、サンフランシスコで起こった事故だけじゃなしに、オークランドで同じように、DC8が全く同じケースの事故を起こしているというようなこ……

第61回国会 運輸委員会 第12号(1969/04/10、8期、日本社会党)

○木村美智男君 ちょっと委員長、速記をとめてください。
【次の発言】 いまいろいろお話しされましたけれども、しかし、これは正式なやはり委員会の審議ですから、一応どういうことになるのかということははっきりさしてもらわぬとこれはやはり困ると思う。だから、法制局の見解が述べられましたように、形式的には、とにかく運賃法の一部改正法というものは成立をする、その限りでは、現実行為がどうであるかは別にして、売れるのか売れないのかといえば、改正運賃によって売れるんだという見解が一応形式的には成り立つわけでしょう。ところが、実際の今度は実行行為になっていきますと、これは通行税と運賃というものは一体のものというこ……

第61回国会 運輸委員会 第14号(1969/04/17、8期、日本社会党)

○木村美智男君 毎回それは同じことのやりとりばかりやっていても、それは困るので、この時点は、まあ時計を見れば大体十三時だし、大部分がめしも食っていないし、それにしたって今後の運営、それは理事会でという委員長お話ありましたが、この事態をどういうふうに収拾をして運んでいくのかということについて、この際、例によって昼食休憩の形にして、そうして、委員長理事会で相談をしてもらったらいいじゃないかということにしてもらわぬと、同じことをとにかくいつまでもやっておっては困るのだ。
【次の発言】 資料要求。国鉄当局に資料の要求をひとつお願いします。昭和四十年度から大体四十三年くらいでけっこうですが、国鉄が使う主……

第61回国会 運輸委員会 第18号(1969/05/08、8期、日本社会党)

○木村美智男君 議事進行について。時間をあまりこれでとる気はありませんが、きのう新聞で補足質問という見出しで出ておるわけです。それで、これは新聞のことだから、間違いもあるから、そういうことはどっちでもいいですが、委員長にこの委員会の性格というもの――それからぼくは、まだ一回も委員会として質問してないわけだ。かりに新聞のいうように、これからやることが補足質問であると言われるのでは、ちょっとこれはどうも納得できぬので、委員長から正式に、これは新聞は新聞でいいですよ、委員会として、いまやっている委員会というものはどういうもので、質問というものはどういうものだということを、きちっと一応整理をしてもらう……

第61回国会 運輸委員会 第21号(1969/06/10、8期、日本社会党)

○木村美智男君 ちょっと大臣一つお伺いしたいのですが、最近例の、いま列車の問題が取り上げられたのですが、同時に自動車の関係で欠陥車というものが非常に問題化しておるわけです。そこで運輸省としても、自動車の構造装置に起因をする事故防止に関する通達というやつを出して、そうして何か業界に自粛を要望しているというか、いろいろ注文をつけているようでありますけれども、ただ問題は、欠陥車の対象となっているものが自動車産業としては日本の中でも二大自動車産業といわれるトヨタと日産に実は関係をしておるだけに、これはやはりちょっと対策というものは相当突っ込んでやっておく必要があるのじゃないかというふうに考えられるので……

第61回国会 運輸委員会 第23号(1969/06/17、8期、日本社会党)

○木村美智男君 だいぶ質問されまして、大体一通り尽くされたような気もするのですが、ぜひ伺っておきたい点が四つばかりあります。一つはこれは家本さんにぜひ伺いたいのですが、先ほど河野先生からも、外国へのいわば輸出車というやつ、これが日本の国内需要車と違うのじゃないかというお話がありました。これは自動車業界の話ではありませんが、たとえばカラーテレビが、一昨年あたりやはり国内販売価格の約半値以下で出されておった。こういう経緯から、電気業界と自動車業界と同じだと、こういうふうには言いませんけれども、しかしこの点はやっぱり問題があるのじゃないのか。特に今回の欠陥車の出どころがとにかくアメリカの輸出先から出……

第61回国会 運輸委員会 第24号(1969/06/19、8期、日本社会党)

○木村美智男君 いま道路運送車両法の一部を改正する法律案についての大臣の提案理由の説明があったわけですが、きょうはまず内容に入る前に、一昨日、実は欠陥車問題に関連して参考人の意見を伺ったわけですが、多少どうも参考人の述べられた証言と実際が食い違っているということがあるので、この問題について関係の運輸、通産あるいは警察庁のほうから少し伺いたいと思うのです。  それはどういう点かというと、おととい国内車と輸出車の関係について差別されているんじゃないかということを実は聞いたわけですが、家本参考人は全く差別がありませんというふうに言い切ったわけです。これは河野先生の質問にも関連をしているのですが、述べ……

第61回国会 運輸委員会 第26号(1969/06/26、8期、日本社会党)

○木村美智男君 参考人の方、どなたになりますか、ひとつお伺いしたいんですが、この間、家本自動車工業会の交通安全委員長さんが見えられたときに、私は、国内向けの車とそれからアメリカに対する輸出車との間には差別があるんじゃないかと実はお伺いをしたわけです。そういうことは絶対にございませんというのがそのときの実は回答だったわけです。私その後調べてみますと、やっぱりどうしてもいろいろの面で差別が出てきている。特に私取り上げたのは、前面ガラス、その問題を実はあとでお伺いしたいと思うんですが、問題が起こっているので、その辺でまず差別があるんじゃないかというようなことなんですが、この点まあ自動車工業会の会長で……

第61回国会 運輸委員会 第28号(1969/07/03、8期、日本社会党)

○木村美智男君 大臣があとで見えられるそうですから、できるだけ大臣に関係のない問題を先に伺っておきたいと思いますが、大体、道路運送車両法の今度の改正案の中心は、一つは、自動車検査登録事務の電子機械化の問題と、それから自動車検査の民間委譲を現在もやっているわけですが、これをさらにひとつ拡大をしようというところに中心があるようですけれども、実はこれは先月の半ば、中国新聞の問題なんですが、これでいいのか車体検査、という実は記事が出ておるんです。これはいまの検査の実情を、次官もおいでですから、ほんとうに運輸省としてそういう検査体制というものを上層部が実態をどう把握しているかという意味で、たいへん大事な……

第61回国会 運輸委員会 第31号(1969/07/15、8期、日本社会党)

○木村美智男君 事案そのものが外交交渉の問題ですから、それを心得た上でお伺いをするわけですが、問題は、やっぱり日米航空問題というのは、いまの協定がきわめて不平等な状態にある、これを是正をするというところに主眼があるわけです。で、そういう立場でいろいろ手塚局長を中心に御苦労されたわけですけれども、チャーター問題の中で従来運輸委員会でいろいろと議論になっておる問題は、要するにいま法案をいろいろ審議をされておる問題があるんですが、この点ですね、成田新国際空港についてチャーター問題というものは、話し合いの中では、こちらから一体どういうような意向表明をしてあるのか、あるいは、その点について触れられたか触……

第61回国会 予算委員会 第3号(1969/02/21、8期、日本社会党)

○木村美智男君 私は、午前中の本会議の質問の総理以下の答弁と、先ほど先輩の野上委員の質問に対する関係大臣の答弁に関連をして、補正予算の問題で、まずお伺いいたします。  先ほど私は、やはり総合予算主義というものはこれは崩壊をしたのじゃないか、こういうふうに申し上げたにかかわらず、異常事態には補正予算があり得るのだ、こういうふうに答えてきたので、言ってみれば、史上最大の豊作ということがあったので、これはまあそうなっちゃったんだと、こういうお話。で、私は、この点は一体収穫高をどういうふうに見ておったのか。これひとつお伺いしたい。
【次の発言】 四十一年度の収穫高が千二百七十四万トンということであった……

第61回国会 予算委員会 第4号(1969/02/22、8期、日本社会党)

○木村美智男君 物価問題の質問に冒頭から入ろうと思ったのですが、実はきのうの野上委員の質問に対する高辻法制局長官の答弁でありますが、どうもけさの新聞やら、あるいは速記を見まして、政府が交戦権を認めたような答弁をされたように私受け取っております。これはきわめて重大である。憲法の第九条には国の交戦権は認めない、明確にこれは規定をしてあるわけでありますから。また、従来の政府の答弁から考えてみても、これは拡大解釈ではないかというふうに考えられるので、この点明らかにしていただきたい。
【次の発言】 ただいまの総理の答弁で、一応、本論の質問のほうに入りたいと思う。  菅野経済企画庁長官に伺いたいんですが、……

第61回国会 予算委員会 第9号(1969/03/10、8期、日本社会党)

○木村美智男君 関連。公正取引委員長に資料としてお願いをしたいと思うのですが、八幡・富士の合併問題がこれは抽象的には新聞等で報道をされていますけれども、私がこの間委員長に質問をした限りでは、独禁法の第一条並びに第十五条に照して、これはきわめて違反の疑いがあるということを申し上げたんですが、厳正に運用をしてまいりますということであったので、信頼をしておったのですが、その後の実際の推移を見ますと、これは非常になれ合い的な実は作業に終始しているとしか国民の目には受け取れないのです。したがって、それがほんとうになれ合いでなかったのかどうかということについては、公正取引委員会が科学的にやはりこういう根拠……

第61回国会 予算委員会 第13号(1969/03/14、8期、日本社会党)

○木村美智男君 委員長、質問に入る前に、この間十日の日に、竹田委員の質問に関連をして、私、公正取引委員会に対して資料の提示を実はお願いをしておいた。これは要するに、合併問題について九つの品種の、白である、あるいは黒であるという独禁法違反の有無について、その基準となる考え方はどういうものかということで申し上げたところ、委員長のほうから、委員長理事会にはかって善処しますと、こうなっているのです。それでいまだに私いただいていないので、実はきょうの質問に関連をして、できないということではないのですが、非常に正確さを欠くものですから、この問題どうしていただけるか、それを伺ってから質問にひとつ入りたい。



各種会議発言一覧

7期(1965/07/04〜)

第51回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1966/02/28、7期、日本社会党)

○木村美智男君 高橋先生に二つばかりお伺いしたいんですが、できるだけ簡潔に伺いますけれども、一つは、先ほど何か海運の問題あるいは航空機の問題、トラックの問題なんか出されたときに、国鉄が独占の段階にあった当時はある程度国の援助というものは許されたけれども、今日の時点では、国鉄に国が援助をするということは、いわば不当な競争関係に立たせることになるから、そういうことはよろしくないんだという意味合いのことを言われたように思うんですが、誤りございませんか。――そうですね。で、そうだといたしますと、純然たる民間といっていますけれども、これは多少公共的性格が薄いか濃いかということにもだいぶ関係は持ってくると……


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 予算委員会公聴会 第1号(1969/03/17、8期、日本社会党)

○木村美智男君 力石先生にちょっといまの公債問題でお伺いしたいのですが、やはり学問的に、これは赤字公債であり、これは建設公債だというふうに、理論的にはきちっとするかもしらんですが、現実の問題としては、必ずしもいま政府が言っている、建設公債だとはいっても、実際の問題はやはり赤字公債、実質的には赤字公債的なものがある。それで、やはりどうも理屈どおりにすっきり割り切れないのですが、たとえば赤字公債である場合には、先生のおっしゃるように、好況時にはそれをなしていってできるだけこれをゼロにしていく、こう言われるのですが、それじゃ、ある程度やはり建設公債について歯どめというか、そういうものが一つきちっとで……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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