国会議員白書トップ参議院議員原田立>委員会発言一覧(全期間)

原田立 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

原田立[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは原田立参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。原田立参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

7期(1965/07/04〜)

第49回国会 産業公害対策特別委員会 閉会後第1号(1965/10/04、7期、公明党)

○原田立君 去る九月二十七日より十月二日まで六日間、紅露委員長、森中委員及び私・原田委員は、福岡県、長崎県及び熊本県を視察いたしました。以下、その概要を報告いたします。  まず、福岡県においては、県庁を訪問、県庁及び北九州市の当局者から福岡県下及び北九州市における公害の状況とその対策等について説明を聴取するとともに、八幡区及び大牟田市を視察いたしました。八幡区においては八幡製鉄所の公害対策の状況を、また大牟田市においては大牟田市長及び被害者の代表等から説明を聴取した後、大牟田川の汚染の状況、九州電力新港発電所及び三井化学大牟田工業所を視察いたしました。  次に、長崎県においては県庁を訪問、県下……

第49回国会 地方行政委員会 第3号(1965/08/11、7期、公明党)

○原田立君 公安条例のことでちょっとお伺いしたいのですが、今度の東京都議会の改選にあたって、社会党が第一党になり、革新勢力が伸びて、そうして新聞で伝えられるところによると、公安条例を廃棄しようというような、そういう動きが新聞で報道されておりますが、このことに関して、もし東京都の集団行進及び集団示威運動に関する条例、これが廃棄になったような場合、国としてはどういうふうにするのかという点についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いろいろ詳しい御説明があったわけですが、そうすると、公安条例がもし廃棄になっても十分やり得る、こういうことですね。

第50回国会 地方行政委員会 第2号(1965/10/19、7期、公明党)

○原田立君 今度の公務員給与改定によって地方財源が非常に圧迫されるということは、新聞紙上で多々述べられておりますが、これを今後地方財政の立て直しに一体どのように補強していくのかという点についてお答え願いたい。
【次の発言】 いまも自治大臣からお話のあったように、根本は、税制改革をして税源の再配分ということ以外には健全化はないのじゃないか、こういうように思うわけですが、鋭意努力するというお話ですが、なお一そう早目に、これは計画は出されなければ、地方自治体のほうとしても困るでしょうし、早急に結論が出るようにしていただきたい。なお、また、こういう現時点に立って、いわゆる地方公共団体に対して、自治省と……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1966/02/18、7期、公明党)

○原田立君 ちょっとお伺いしますけれども、工場廃液の関係なんですが、既設の工場から出るところの廃液によって河川が汚濁する、こういう場合には、一体どういうような対策を立てられておられるんですか。
【次の発言】 ちょっと抽象的なんで、よくわからないのですが、去年、前紅露委員長を中心にしまして九州のほうを回ってまいりました。そのときに、福岡県の大牟田川、あそこが、三井系の会社、東洋高圧なんか、ほんの三つぐらいの会社ですが、そこから出る廃液によって、あれは川じゃない、どぶになっておる。これ以上きたなくなる要素がないというほどになっております。これは、今年度でやるようなお話を漏れ承っておりましたけれども……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1966/02/25、7期、公明党)

○原田立君 水質のほうのことでお伺いしたいのですが、調査をして指定にまでいくには、大体どのくらいかかるのでございますか。
【次の発言】 この間も、ちょっと御質問しておいたのですが、福岡県の大牟田川のことで局長にもこの前お話ししたと思うのですが、大牟田川の汚濁にないての調査はもうしたのですか。それとも、これからやるのですか。
【次の発言】 それでいまも調査して、どのくらいになったら指定ができるのかとお伺いしたわけなんです。もちろん、三十六年度のときに入ってないという御説明ですが、このほうの係の方ももうすでに実際に見て、局長のほうにもう報告があったろうと思うんですが、あれはひどい、まああんなのをそ……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1966/03/11、7期、公明党)

○原田立君 いま水銀性の農薬のことについて、木島委員から発言がありましたけれども、三月十日の新聞に、衆議院の科学技術振興対策特別委員会で上田喜一という東京歯科大学の教授とか、浮田忠之進という東大教授、これらの方々から、外国人より日本人のほうがはるかに有機水銀の蓄積量が多い、この農薬を長期にわたって使用していくと、毒性は人体をおかして、次の水俣病にもなりかねない、禁止すべきだと、こういう強硬な意見が出ておるわけでありますけれども、いまの局長のお話では、最初のほうは、まだ結論がついていないから、何とも考えていないというお話、あとのほうになったら、何らかの成果が出たら禁止しようという、何か首尾一貫し……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1966/03/18、7期、公明党)

○原田立君 先ほどから何度も説明を聞いているのですけれども、聞けば聞くほどよくわからなくなる。その規制をするのかしないのか。端的に言って、アメリカでも、一時は、そうやって規制をしようという動きがあった。現在、日本国内においても、自動車の排気ガスが非常に人体に悪い影響がある。こういうことはもう世論ですね。だから、したがって法規制をすべきだという声が非常に多いわけです。だから、それに対して一体どうなのかということをお聞きしているのです。
【次の発言】 それでは、時間があまりないようですから、厚生省から先ほど調査結果の御報告があったわけですが、その調査結果が出て、それに対する結論として、一体どういう……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1966/03/25、7期、公明党)

○原田立君 先ほどの長官のお話の中で、ちょっと気になることがあるんです。それは、とりあえず、こうこう、こういうふうにしているんだという、「とりあえず」というおことばなんです。「とりあえず」ということは、これは暫定的なことであって、最終的なものではない、そうすると、「とりあえず」というのは暫定的でありますから、今後こういうふうにいきたいという、何かプランがおありになるんじゃないかと、こういうふうに考えるわけですが、その点はどうなんです。機構の問題……。
【次の発言】 結局、長官のお考えは、これ以上やる気はないというような意味のように判断できるんです。そうであっちゃならないということは、さっきから……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1966/04/22、7期、公明党)

○原田立君 初めに、自動車の排気ガスのことについてお伺いしたいと思うのですが、すでに新聞発表によってこれは知ったことですけれども、新型車の一酸化炭素の排出は三%以下に押えるように、こういうふうに今後していきたいという具体的な基準が発表されているんですが、これを実際、新設のもの、要するに新車あるいは既設の車、両方を含めて、いつごろまでにこの実現をはかっていくのか、その点を、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この、三%の排気ガスが出るという、三%以下に押えるというようにきめてあるわけですけれども、この三%という基準ですね、これのきめ方なんですけれども、それは、いかがなんでしょう。

第51回国会 地方行政委員会 第3号(1965/12/27、7期、公明党)

○原田立君 いろいろ地方団体、市町村でも、この財源をもらってもベースアップを実施しないというような団体があると聞いております。財政を一応措置したら、地方団体も国の基準に準じて実施すると思うのですけれども、一部実施しない市町村に対しては今後どういうふうな指導をなさるのか。その点についてひとつ。
【次の発言】 自治省のほうとして、現在それがどのくらいあるのかという調査なり統計なりおとりになっておりますか。
【次の発言】 国の基準に準じて行なうのが大体趣旨だと思うのですが、これからのものじゃなしに、現在ので非常に低いというところはありませんか。

第51回国会 地方行政委員会 第4号(1965/12/28、7期、公明党)

○原田立君 いまも補足説明があったわけでありますが、昭和四十年度の国税収入二千五百九十億の見込み違い、これは一つ大きな問題点と思うのです。そのために経済的な見通しが間違って、多くの関係に困難な状態になったわけでありますが、これは経済的見通しが非常に甘くて粗雑であったためじゃないか、こんなふうに思うのでありますが、ほんとうはこれは自治大臣に……。
【次の発言】 地方税の減収分は五百三十二億円であったわけでありますが、そのために地方債四百億円を増額発行することにして、その穴埋めを行なったと、いま説明がありましたが、地方債は、言ってみるならば借金であります。この増発は、地方団体の財政をますます困窮な……

第51回国会 地方行政委員会 第5号(1965/12/29、7期、公明党)

○原田立君 二、三お伺いしたいと思うのですが、 今回の石油ガス譲与税は、本法のほうですけれども、石油ガス税のほうの一般営業用のタクシーですね、それにのみ使用するものに課税すると、こういうことですか。
【次の発言】 そうすると、個人で持っている車でLPGを使うのにも課税になる、こういうことですね。
【次の発言】 LPGを使用する車が三十七年から比べてみると非常に急速に伸びているわけですが、三十七年、三十八、三十九、四十、四十一年、四十二年、将来一体どのくらい伸びて、そしてどのくらいの税収が上がるのか、そこら辺の検討はなされましたか。
【次の発言】 農耕機具ですね、お百姓さんの使う農耕機具、いまか……

第51回国会 地方行政委員会 第9号(1966/03/08、7期、公明党)

○原田立君 産炭地市町村は財政上多くの問題があるということはすでに御承知のとおりでありますが、特に基幹産業たる石炭事業を中心にしている市町村の運営がはなはだしく窮乏している、こういう訴えが数多く来ております。税収はこれ以上望めないし、その反面、消費的支出の増大、すなわち炭鉱離職者の増大、あるいは生活保護者の増加、失対事業従来者の増等あり、財政面のバランスが他市町村に比べ非常にアンバランスである。これは、石炭産業の構造的不況ともいわれるものによるか、あるいはこの状況は数年米の問題であるし、今後もなお続くことであろうと思います。で、関係市町村の財政対策としては、恒常的の対策を中心に考えることが筋と……

第51回国会 地方行政委員会 第11号(1966/03/22、7期、公明党)

○原田立君 拳銃あるいは猟銃、空気銃等の取り扱い方が粗末で、事故を、死人を出したとかあるいはけが人を出したとか、そういうふうな統計はございますか。去年は何件くらいですか。
【次の発言】 その中で、先ほど鈴木委員から何度もお話のある暴力団関係の事件とそれからいわゆる一般の事件とではいかがですか。
【次の発言】 問題は、今度一般的に法規制をするようになっていくんで、いまもお話があったように、一般の人はそんなにこわいとは思わないんですよ。問題は、暴力団とか精神病者とか、そういうところが一番問題点だと思うんですよ。そこをやっぱりしっかり掌握してもらいたいと思うんですね。それで、今度年齢の引き上げ等があ……

第51回国会 地方行政委員会 第12号(1966/03/24、7期、公明党)

○原田立君 ちょっとお伺いしますけれども、水上温泉のほうの消防団のポンプ自動車二台、可搬式動力ポンプ十三台、こういうことでありますけれども、この能力はどうなんですか。
【次の発言】 こういう災害は、普通の町中の一軒家がぽかっと燃えたなら問題はないのですけれども、大型の消火になった場合に、昔の手押しのポンプ車のようなものではとうていまかない切れないはずなんです。それで、消防庁としては、こういう温泉街、特に山なんか、そういう坂の多い所なんかについては、可搬式動力ポンプというのは、こういうものを設置するようにという推奨しておられるんですか。

第51回国会 地方行政委員会 第14号(1966/03/30、7期、公明党)

○原田立君 先ほどから先生の御意見をお伺いしておりましたのですが、恒松先生のお話の中の、地方自治と自主財源とは別々に考えていいのではないかと、運営ということで地方自治が保たれればいいのじゃないか、こういうようなお話がございましたのですが、先ほど木村浅七さんのほうからも、地方財源が非常に不足していて困るのだ、何とかその確保をするようにというような御意見もありました。あるいはほかのところでは、ひもつき財源ではいけない、もっと自主財源をふやすべきだ、こういうふうな御意見もあって、非常に地方自治と自主財源とは切っても切れない関係にあるのではないか、こう思っておるわけなんですが、別々に切り離していくとい……

第51回国会 地方行政委員会 第15号(1966/03/31、7期、公明党)

○原田立君 私は公明党を代表して、地方税法の一部を改正する法律案について反対の立場から討論を行ないます。   地方税は地方財政の主軸になっており、その歳入構成比は三八%の高い比率を示しております。ここ数年来、不況のあおりを受けて、国税自体も減収し、昭和四十年度は大幅な財産措置をしたのでありました。同じく地方税においても五百三十二億円からの減収があり、地方財政の内容は深刻な悪化をきたしているのであります。政府において、強力なる財源措置を講じることを地方公共団体は強く要望いたしております。この国税、地方税の減収の反面、国民の税負担が重いという声はしきりと叫ばれているのであります。特に一般大衆にとっ……

第51回国会 地方行政委員会 第17号(1966/04/14、7期、公明党)

○原田立君 空気銃、あるいはまた猟銃等をいわゆるガン・マニアが愛玩用として所有していたい、こういうふうな場合にはどうなんですか、許可が出るのですか。
【次の発言】 実際にはそういう例がかなり多いと思うのですね。別にそういう鳥獣狩猟のためにではないけれども、装飾品みたいなことで置いておきたい、これは形のすばらしいようなもの、あるいは古式――古いようなものなんかの場合には、そういう例が非常に多いと思うのです。そういうものも、そうするといまの御説明のように全然だめだということになるのですね。
【次の発言】 そうすると現行では狩猟用として届け出、許可を受けたものでなければ所持することができない、こうい……

第51回国会 地方行政委員会 第18号(1966/04/19、7期、公明党)

○原田立君 今回の御提案によって、空港所在市町村の交納付金の改正ができるわけですが、空港整備法が成立してから十年、非常に長い閥放置しておいて今回の法改正ですが、ややおそきに失した感があるのじゃないか、こんなふうに思うのですが、いままでの経緯等について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今回きめて、空港等のある市町村に回すことは、たいへんいいことだと思うのですが、いまの説明ですと、まだ整備ができなかったためにというようなことですけれども、十年間はちょっと長いような実際感じがするわけです。もう少し詳細な説明があればと思うのですが。

第51回国会 地方行政委員会 第20号(1966/04/27、7期、公明党)

○原田立君 昭和四十一年度地方財政計画を策定するときに、自治省の考え方と大蔵省の考え方が約一千億ぐらい開きがあって、その調整が今回つけられたわけでありますけれども、そういう自治省と大蔵省の案とたいへんな額にわたる開きがあるのです。その最初の予算の獲得のために大きくひっかけて、そうして少しでもとれればというような、そんなことは国の当局においてまずあるまいと思うんですが、自治省の案の基礎になったところ、それを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、一番最初自治省のほうで考えたのは、まだいろいろな歳入の面においてはっきり計算ができないから、大ざっぱなところでやったんだと、こういうことで……

第51回国会 地方行政委員会 第23号(1966/05/24、7期、公明党)

○原田立君 今回の改正案にある年全額の調整、いわゆる年金のスライドの問題についてですが、四月二十一日の当委員会において占部委員からもすでに御質問がありましたけれども、そのときの行政局長の御答弁の中に、おのおの関係省庁及び地方公務員共済組合審議会等を通じて制度の改正措置を考えたい、こういうふうな御答弁があったように記憶しておりますけれども、どういうふうに今後、将来のことだと思うのですが、なさろうとするのか、そこら辺の点、もう少しおわかりならばお答え願います。
【次の発言】 そうすると、今回のはいわゆる精神規定であって、その中身のことについてはまだはっきりしていないということで了解してよろしいです……

第51回国会 地方行政委員会 第25号(1966/05/31、7期、公明党)

○原田立君 私は、今回提案された地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案並びに修正案につき、公明党を代表して賛成の意を表するものであります。  最近の社会保障制度全般をながめますと、それは名のみであります。たとえば、恩給、年金生活者の中には、それだけではとうてい生活でき得ない状態の人々が多いことと思われます。恩給年金の最低保障が六万円に引き上げられたことは半歩前進と言えましょうが、それで十分とはとうてい考えられないものであります。年金のスライド制についての内容は精神規定にすぎず、具体的措置はいまだきまっておりません。この条文が空文化することを最もおそれるものであり、早急に具体的措置をとる……

第51回国会 地方行政委員会 第27号(1966/06/07、7期、公明党)

○原田立君 いまこまごまと御説明いただいて、ある程度のものはわかったわけですけれども、今回の法改正によって、そのねらいとするところ、すなわち、近郊整備地区及び都市開発区域に対し必要な国の財政上の特別措置を規定すると、こういうふうにあるのですが、これによって一体どれだけの応援、援助等がなされるのか、その点お話し願いたいと思います。
【次の発言】 今回法改正で、近郊整備及び都市開発区域とこうなったわけですが、以前は既成市街地計画というものがあったわけですが、これは今回入っていないのはどういうわけですか、首都圏のほうは入らぬのですか。
【次の発言】 この法律によると、四十一年から昭和五十年までの十年……

第51回国会 地方行政委員会 第28号(1966/06/09、7期、公明党)

○原田立君 先日に引き続いて、若干残った点をお伺いしたいと思うのですが、ちょっと初めに焦点を変えて、さきに新産、工特等の建設計画の実施の促進をはかるための国の財政上の特別措置が講じられたのでありますけれども、この特別措置の当初年度、これが今度終わったわけですが、見るべき効果があったのかどうか、その点についてお願いします。
【次の発言】 だいぶん大きな効果があったというお話ですけれども、そういうふうに説明されますけれども、依然としてやっぱり新産、工特地区の地方団体においては、財政上非常に苦しいという声は切実なものなんですね。ただ大ざっぱな言い方でなしに、もう少し立ち入って御説明願いたいと思います……

第51回国会 地方行政委員会 第31号(1966/06/25、7期、公明党)

○原田立君 大臣にちょっとお伺いしたいのですが、お忙しいようですが、いいですか。  衆議院地方行政委員会において、審議の最終段階において、自治大臣は各委員の質疑に対し、いろいろと見解を述べておりますけれども、この中には自治省だけでは解決がつかない事項も含まれております。たとえて言えば、料金水準の著しく高い水道事業については、住民の負担能力を勘案して、必要な財政援助措置を講ずるよう努力してまいりたい、こういうような御答弁とか、あるいはまた、高速鉄道の建設費については財政援助措置が必要だから、早急に具体策を検討してまいりたいとか、あるいはこれらの事業に関して国庫負担制度を確立する等、別途財源措置に……

第51回国会 地方行政委員会 第32号(1966/06/27、7期、公明党)

○原田立君 ちょっとお伺いしますけれども、この営業に関してですね、区域内の営業については一代限りで許可されているから、引き続き代がえの許可はできないと、こういうことに理解しておるわけですが、そうすると、それの施設に関して新たに増改築等はできるのかどうか。
【次の発言】 そうすると、増築等はできないということでよろしいですね。
【次の発言】 それは、もし不法に増築なんかやった場合には、それを取り締まって営業停止させることはできるわけですね。
【次の発言】 二百メーター以内にある既設の――もうすでにやっているところの事業については、この法は適用されないとありますけれども、そこいら辺のところはどうし……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第4号(1967/05/26、7期、公明党)

○原田立君 保安局長さんにお伺いしますが、国として正式な調査――こういう疑わしい点として指摘されているその点について、県の段階にまかせるのではなしに、国として正式な調査、それはなさいましたか。また、したのであるならば、どういうふうな結論が出ているか、どういう方法がなされているのか、その点はいかがですか。
【次の発言】 地元の係官を使って調べたのか、あるいは国のほうで特別に調査班みたいなものをつくってお調べになったのか、その点はいかがですか。
【次の発言】 こんなことを言ってどうかと思いますが、かつて新潟県の阿賀野川の水銀事件、あの当初は絶対工場排水ではない。もう舘林局長さんも絶えずその点は強く……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第7号(1967/06/07、7期、公明党)

○原田立君 最初にお伺いしたいことは、去る四月十九日に各新聞紙上で発表になっておりますが、横浜市の戸塚において下水溝の不備によりましてなくなった方に対する判決が四月十八日に出ております。非常に高額な金額になっておりますが、こういう問題について、なお当局としても具体的な対策を立てるべきではないかというようなことでお伺いしたいと思うのであります。  事件の内容は、すでに御承知だろうと思いますが、市で管理している排水溝の不備がもとで御主人が交通事故を起こして死んだと、横浜市を相手として二百八十九万五千四百四十三円の損害賠償を提起、四月十八日に、二百八十三万余円を支払えと、こういう判決が出ました。戸塚……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第10号(1967/06/21、7期、公明党)

○原田立君 去る三月に三重県と滋賀県を結ぶ鈴鹿トンネルのたいへんな事故が発生し、その当時非常に憂慮したわけでありますが、十三台のトラックが全焼し、またトンネル内も非常に損傷を受けた。幸い十二台のトラックだけで――と言ったんでは、ちょっとことばがおかしいのでありますが、トラックだけであって、あそこに子供を乗せたバスとか、そういうのがいなかったことが不幸中の幸いであった、こういうふうに実は思うわけなんでありますが、すでに三ヵ月有余も過ぎております。その後、鈴鹿のあの事故によって、トンネル内のこういう自動車事故、交通事故等々について、どういうような点を検討なさり、またその方向を定めていくのか、おわか……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第11号(1967/06/23、7期、公明党)

○原田立君 河川の問題でお伺いしたいと思うんですが、従来河川の浄化ということは古くから言われていることでありますが、わが国の河川は遠く明治の時代から昭和に至るまで、環境衛生、特に河川関係の対策がヨーロッパあたりより非常におくれている。現在では抜きさしならぬような状態になっていると、こういうふうにいわれております。それほど大事な問題でありますが、私はきょう河川問題について若干お伺いしたいと思うんです。冒頭に申し上げましたように、すでに一般家庭の汚水とか、あるいは工場廃液等によって汚濁している河川の浄化対策、これは大まかに言ってどういう対策をなさっておられるか、経企庁……。

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第13号(1967/06/30、7期、公明党)

○原田立君 ちょうど環境衛生局長もお見えですから、関連してちょっとお伺いしたいと思うのですが、去る二十七日の新聞に発表されておりますが、今月の二十六日に、福岡県大牟田において、同市の公害防止対策委員会の席上において、久留米大学の山口教授からいろいろと大牟田川の水質について報告がなされました。それまで、無機水銀が多量に検出されておる、こういうような発表があって一時市民は非常に心配をしたわけであります。それから間もないこの二十六日の会議においては、微量ながら有機の水銀が検出されたというようなことが表明されて、無機水銀で非常に不安を感じていたのが極度の不安に襲われたというのが現状であります。御承知の……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第15号(1967/07/12、7期、公明党)

○原田立君 ごく簡単に二、三の問題をお伺いしたいと思うのですが、従来の政府の交通安全施設等の設置状況を見ますと、既存道路の事故多発地点あるいは交通渋滞個所等にあとから各種安全施設等を設置するというように、事故が起きてからやるという、いわば手直し的措置であり、本質的な解決がはかられていないと思います。したがって、今回のような各派共同による通学路及び踏切道の整備、構造改良等に関する緊急措置法案が提出されたわけでありますが、政府は、第五次道路整備五カ年計画が国会で成立を見た今日、今後の方針として、どのようにこの法案を生かされていくのか、その点はいかがでしょうか、建設省関係。

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第16号(1967/07/14、7期、公明党)

○原田立君 たいへん時間もたっておりますし、ダブる点があるだろうと思いますが、その点はひとつ御了解願いたいと思います。  まず、私が思うことは、今回の法律は、いわゆる一九五四年国際条約並びに一九六二年の同条約の改正の批准に伴っての関係国内法である。しかも、それが十数年もたってやっと今回こうやって国会に提出されるようになった、この点について非常に私は不思議に思うのです。特に、いままでもいろいろと指摘されているように、世界の主要海運国がほとんどこの条約を批准し、また最近は油についての需要量も増大して、各種の公害問題も起こり、しております。日本の場合においても、油の使用量は年間総需要量は一億二千万ト……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第17号(1967/07/19、7期、公明党)

○原田立君 さきに当委員会で矢追委員より質問した富山県の痛い痛い病について、厚生省より現地に調査官が派遣され、話し合われたと聞いております。どのような結末になったのか、お伺いいたします。
【次の発言】 現在及び今後のことについて調べるというようなお話ですけれども、さきに矢追委員が指摘したように、現在その病気にかかって苦しんでいる人、これはもうすでに過去にそういうカドミウム等によって痛めつけられた人なんです。それを反省して、神岡鉱山等も、ダムの建設とか、あるいはまたその他の予防措置を講じて、現在はよくなっている。こんなことは、もう前の委員会においても指摘した点なんです。ですから、いまのお話を聞い……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第19号(1967/07/21、7期、公明党)

○原田立君 いま柳岡委員から御質問がありましたが、多少ダブる点があるだろうと思いますが、御答弁いただきたいと思います。  基本的に、公害の企業責任、特に無過失責任と、それに基づく公害修正費用あるいは損失補償の費用の負担の問題、これは、公害基本法を語るにあたっては非常に大事な問題であります。また、健康の保護と生活環境の保全は、憲法で定められた国民の大切な権利である。これを守るためには、企業活動を制限することもあるのは当然のことではないか、こう思うのであります。しかるに、今回の法案にも「経済の健全な発展との調和を図りつつ、」というこの項目を第二項目に残したということは、これは一種の逃げ口上ではない……

第55回国会 地方行政委員会 第7号(1967/05/18、7期、公明党)

○原田立君 今回の地方公務員災害補償法案について若干お聞きしたいと思いますが、前回もいろいろと質問されておりますけれども、多少ダブル点があるだろうと思いますが、その点はひとつ御丁寧に御答弁願いたいと思います。  今回の地方公務員の災害補償について、特にこの法律をつくらなくても、現行の地方公務員法に基づいて条例で規定するように指導すればよいと基本的には思うのですけれども、なぜ今回この法を提案するようになったのか、その点お伺いします。
【次の発言】 いまのお話の中に、統一的運用というようなお話があったわけですけれども、地方自治体は三千三百有余ですか、非常に数多くありますし、現在までも、事実その地方……

第55回国会 地方行政委員会 第9号(1967/05/25、7期、公明党)

○原田立君 私は、公明党を代表しまして、地方公務員災害補償法案に反対の討論を行ないます。  本法律案は、地方公務員の公務災害補償の水準を、国家公務員と同一の水準まで統一的に引き上げるというものであると理解されるので、その趣旨については一応よいことでありますが、ただ、その技術的構成において、基金を設け、その基金に補償の実施を行なわせるということは、特にこの基金に対する自治大臣の監督権の強さ等を考えた場合、結局、地方自治団体の固有事務を一部剥奪することとなり、地方自治の擁護という点から反対せざるを得ないのであります。  要するに、いま少し地方団体の自主性を尊重した法制にしてもらいたかったのでありま……

第55回国会 地方行政委員会 第10号(1967/05/30、7期、公明党)

○原田立君 自主財源の強化という問題は、多くの人からいわれ、また自治大臣も十分お考えのことと思いますが、過日の委員会で、地方税収は地方財政全体の五〇%ぐらいほしいというようなふうの説明がありました。あるいはまた、国税を地方税に移譲しなくてはならない、そのための国庫支出金から移譲分を減額するとか、あるいはまた否定的な意味合いでは、現在地方税収の財政比率三三%、これを五〇%にすると五、六千億かかるというような意味の説明があったのですが、はたして、この自主財源の強化ということについて、非常に困難性があるわけですが、自治大臣はこの問題を真剣に取り組む御意思はあるのかどうか、その点をまずお伺いしたいと思……

第55回国会 地方行政委員会 第12号(1967/06/06、7期、公明党)

○原田立君 局長にお伺いするんですけれども、いまの占部委員の質問で、大事な要点は尽くされていると思いますが、現在すでに各市町村で非常に精度の高いものがっくられているわけですよね。これを今回特にこの法律でもってまたやろうという意図ですね、どういうところにおありなんですか。
【次の発言】 妥当な例ではないかと思いますけれども、さきの地方公務員災害補償法等にしても、地方の固有事務というものを何となく中央で統制するというような、そういう傾向が最近あるのではないか。今回もこの住民台帳制度の問題についても、何か中央で締めつけるというのですか、局長の答弁では、合理化してよくするんだということだけれども、何か……

第55回国会 地方行政委員会 第13号(1967/06/08、7期、公明党)

○原田立君 この前に引き続いてお伺いしたいと思うのですが、今度の住民基本台帳ができ上がった場合に、従来各内部においてつくられておった国保の台帳であるとか、国民年金の台帳とか、そういうようなことは廃棄なさるのですか、それとも存続なさるのですか。
【次の発言】 そうすると、いまの局長のお話ですと、写しをとって、その写しのもとに各行政の仕事が行なわれるということでございますね。そうなると、過去十年くらい前から、そういうようなことは実はすでに各市町村でほとんど、ほとんどといってはどうかと思いますが、現にやっているのではないでしょうか、内部連結というものは。今回特に新しくやる理由は一体どこにあるのかとい……

第55回国会 地方行政委員会 第15号(1967/06/15、7期、公明党)

○原田立君 昭和四十二年度の地方財政見通しについて、自治省が当初千四百二十億円の財源不足というふうにして大蔵省と交渉したと聞いておりますが、その後一般財源について三百八十五億及び地方債の増額について三百六十四億、合計七百四十九億円の財源措置で話がまとまった、こういうお話でありますが、約半分の金額で、財源措置で了解ができたというのは、どうも外からながめておって納得のしがたい点なんでありますけれども、これについて自治省はどういう納得をなされたのか、あるいはまた、当初の予算要求の内容、予算折衝の経緯、これらはどういうようなことであられたのか、ひとつお話し願いたいと思うのですが、これは一応ちょっと基本……

第55回国会 地方行政委員会 第17号(1967/06/22、7期、公明党)

○原田立君 地方公営企業のことでお伺いしたいと思いますが、この前も一応簡単にお伺いしたわけですが、現在地方公営企業が非常に困った状況になっているのは、すでに御承知のとおりですが、去年の法改正によって、地方公営企業の財政再建の申請状況、それらは一体どんなふうになっておるでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、この三十団体については、その後、督促その他いろいろな手を打たれているだろうと思いますが、どういうふうにいまやっておりますか。
【次の発言】 四十一年度の公営企業再建債が、地方債計画の中に二百億円計上されているわけですが、その許可状況等はいかがですか。

第55回国会 地方行政委員会 第19号(1967/06/29、7期、公明党)

○原田立君 関連。今度のこの法律で救急業務を行なうところですね、規定がされているわけですが、いままで応援協定がなされておってやられていたのに、それで十分とはいかなくても、ある程度の効果は発揮していたんだろうと思いますが、それを、そういう現状でありながら、今回特にこうやって法改正をした趣旨は、ある程度力強くバックアップしてやろう、いままで法的な整備のできてなかったのをしっかり力をつけてやろう、こんなふうな意味じゃないかと考えるんですけれども、その点はどうですか。
【次の発言】 そうだとすると、たいへんびっくりするわけなんです。日本の道路で、たまたまどこかで事故が起きた、当然救急業務が行なわれるの……

第55回国会 地方行政委員会 第20号(1967/07/04、7期、公明党)

○原田立君 消防関係の資料本日ちょうだいしたわけですが、その中に「液化石油ガス等の保安規制に関する」というところで、各項目をあげてあるわけですが、今回当委員会で審議している消防法においては、あらかじめ消防機関に届け出る、ちょっと何か意味が弱いような感じがするのです。それからそのほかの液化石油ガス保安等の(2)のところでは「通報する」、それから第2の「一般消費者の消費設備に対する消防の関与」のところでは、「あらかじめ消防庁長官の意見をきかなければならない」、その反語で聞かない場合もあるというふうなことになってくるだろうと思うのです。そういうふうに全体的に見て、この液化石油ガス――LPGに関する消……

第55回国会 地方行政委員会 第21号(1967/07/06、7期、公明党)

○原田立君 今度の法律改正の第一条のうち、第九条の二、圧縮アセチレンガス、液化石油ガス、その他の物質で政令の定めるもの、こうありますけれども、「その他」というのは、この圧縮アセチレンガス、液化石油ガス、それ以外のものはどういうのが入るのですか。
【次の発言】 消防法では別表でこうやってきちんといろいろ表示されておりますけれども、そういうふうな表示をなさるんですか。
【次の発言】 そうすると、その内容は消防庁長官の答えでは非常にごく簡単なんですけれども、いまの爆薬と、それから核燃料と、その二つだけが加わると、「その他」の部類に入るのですか。

第55回国会 地方行政委員会 第23号(1967/07/13、7期、公明党)

○原田立君 今回の提案及び年額改定の法律案は、恩給法の改正に伴う技術的な問題が大部分であると思いますが、そういうふうに解釈してよろしいですか。
【次の発言】 今回の法律案といい、また基本になる地方公務員等共済法といい、非常に難解な法律でありますが、これら共済組合法というものがどのような精神に立脚してつくられているか、ほんとうはこれは大臣にお伺いしたいわけなんですが、お答え願います。
【次の発言】 社会保険的問題ということですが、その前に、これは実は事務当局の答弁では社会保険的な性格ということだったけれども、大臣の話では、社会保障的なそういう意味合いのものも含んでいるというようなことで、若干そこ……

第55回国会 地方行政委員会 第24号(1967/07/18、7期、公明党)

○原田立君 午前中も植松参考人の意見の中に警察官の職権乱用の心配性が非常にある、こういう点を指摘しておりました。それに対して若い警察官の行き過ぎがないとはいえない、若い警官の教養をつけなければいけない、こういうようなことも指摘しておりました。どういうふうになさるのですか。
【次の発言】 布井参考人ですか、その御意見の中に、ヨーロッパの学者は、厳罰主義よりか、検挙が正確であれば違反は少なくなる、予防はできるというような意見がありました。今度きめられた反則金の最高額は一万五千円、やはりちょっとあの表をながめてみると非常に高いような感じがする、そういうところでこういうような布井参考人の意見が出てきた……

第56回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 閉会後第2号(1967/12/01、7期、公明党)

○原田立君 交通安全対策本部というのが八月二十九日の閣議で決定して、発足しているのだろうと思いますが、何回会議を開かれたか、また、その内容はどんなことをやっているか、調査室長おわかりでございましたら……。
【次の発言】 総理府に交通安全対策本部を設置するという閣議決定はありませんか。
【次の発言】 そうすると、その内容はまだ検討中の段階であるということですか。
【次の発言】 現在の陸上交通安全調査室が発展的にそういうふうに成長するのだということでありますが、そうすると、もっと内容が強化されてくるのだと思いますが、この点はどうですか。
【次の発言】 要するに私、言いたいのは、看板の塗りかえで中身……

第57回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1967/12/15、7期、公明党)

○原田立君 たいへん長時間御苦労さまでございます。  当初のお話のありました中で、二、三、お伺いしたいと思うのですが、石崎先生よろしくお願いします。  先ほどのお話の中に、最後の結論的なところで、二十数年前の証拠検出はできる可能性がある、それからなお、鉱山から出たことは十分考えられるが証拠はない、というようなお話でございましたが、そのお考えは、この今回のような病気の原因は多分に鉱山側から出たカドミウムにあるというようなふうに近いお考えなのか、どうなのか、その点をまず一つお伺いしたいと思います。  一緒に続けてやりますから……。それから、重松先生にちょっとお伺いしたいのですが、四十一年の九月三十……

第57回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第3号(1967/12/22、7期、公明党)

○原田立君 新潟県の阿賀野川の水銀中毒事件、あるいはまた熊本県の水俣市におけるメチール中毒の水俣病、あるいはまた富山県神通川のカドミウムによるイタイイタイ病等々が当国会で議論されているわけでありますが、この悲惨な公害除却に努力しているにもかかわらず、まだそれに対する処置、対応策、これがはっきりしておらないように私は承知しておりますけれども、この取り扱いについて、厚生省としては住民の健康を守るという、そういう立場から、この三件についていかようにお考えであり、また、どういう対策を講じられるのか、それをまず冒頭にお伺いしたいと思っております。

第57回国会 地方行政委員会 第3号(1967/12/21、7期、公明党)

○原田立君 大臣になられてから当委員会でお聞きするのは初めてでございますので、全般にわたるかもしれませんが、その点、前もってお含みいただいてお答えいただきたいと思います。  きのうは鈴木委員の質問に対しての御回答、赤澤大臣の地方財政に深い理解のある発言をなさっておられたようにおうかがいしました。大蔵省の考え方とはまっこうから反しているような、そういう姿のように私はお聞きしたのでありますが、一番重要な問題として私感じたのは、交付税率現在三二%、これは今後どれだけ持続していくことができるのか、あるいは、していくのかでございますけれども、将来いろいろな変化のあることとは思いますけれども、三二%を持続……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第3号(1968/03/06、7期、公明党)

○原田立君 いまダンプのお話があったわけですけれども、この標識を車両のうしろの車体のところにつけるようになっているはずなんですが、その点どうですか。
【次の発言】 そのうしろのところが、土砂のほこり等によって非常に見えなくなっちゃって、非常にきたなくなっている。そのために、つけても何の益もないというような意見がありました。それからまた、うしろに続く車がライトを照らしても、あの位置がちょっとぐあいが悪くて、うまくライトに当たらない、かえってまずいのじゃないか。こんなふうな意見があったのですが、そういう点、研究なされましたか。
【次の発言】 研究して改良する意思があるということで、大体納得するわけ……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第4号(1968/03/13、7期、公明党)

○原田立君 通産大臣にお伺いしたいと思うのですが、所信表明を読ましていただきまして、第一ページのところですが、「事態の的確な認識に基ついて企業も、国も、地方公共団体も、そして住民も一体となって対処することが必要でありますが、」と、こういう一節があるわけですが、この「住民も一体となって対処する」ということは、どういうふうに御認識になっておられるのか、お伺いしたい。
【次の発言】 どうも、いまの御説明でははっきり私納得いたしません。「企業も、国も、地方公共団体も、」というところまでは私十分納得するんですけれども、被害者の住民が、これも一体となって対処するだなんて、これはどうも私納得がいかない。いつ……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第5号(1968/03/28、7期、公明党)

○原田立君 大臣にお伺いしたいと思うのですが、きのうイタイイタイ病の原因究明に関する研究班の成果発表があったわけでありますが、これに関連して、若干質問したいと思います。  今回の研究班の結論、これに対して、厚生大臣として、どういうふうにお考えでありますか、その点をまずひとつ。
【次の発言】 では、大臣のお考えは、最終結論が出たというように理解するものではない、四月上旬に出されるものによって最終結論にしたいのだ、こういうお考えを聞いて、たいへんある一部の面、安心したわけですが、今度の報告によりますと、その主犯は神岡鉱山の排出物であるということははっきりうたってある。この点は私たいへんけっこうなこ……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第6号(1968/04/03、7期、公明党)

○原田立君 先ほどの、自動車の構造装置の安全保安基準ですか、私も資料としてちょうだいしましたけれども、交通事故に対するものだろうと思うんですが、従来から当委員会で問題になっている、排気ガスを出さないようにする開発の基準が載っていないように実は思うんですが、それはどういうわけですか。
【次の発言】 別に考えているので、またこういう基準は出してもらえるということですか。
【次の発言】 いつごろになるんですか。
【次の発言】 それでは、また別な問題になりますが、先ほどの鈴木交通局長のお話の中に、市街地の交差点の事故が非常に激増しておる。これは全体の四〇%である。あるいはまた車両相互の事故が六四%であ……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第7号(1968/04/10、7期、公明党)

○原田立君 まだ水資源局長さんがおいでになっていないので、ちょっと順番を変えながらいろいろやりたいと思うのですが、今度の公害基本法によって、大気汚染防止法並びに騒音規制法等が出されるやに聞いておりますが、四月の上旬には出されるというふうにお伺いしておりましたが、それがまだ、いまのところ、お話がありませんし、そのほうの見通しは一体どうなっているのでしょうか。
【次の発言】 当委員会でも、前から何回となく、厚生省は、国民の健康福利を擁護する、そういう立場に立って行なうべきだということを主張してまいりましたし、大臣も次官もそういうふうに言明があって、意を強うしておったのでありますが、伝え聞くところに……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第8号(1968/04/17、7期、公明党)

○原田立君 私、きょうは、道路照明の問題で、若干お伺いしたいと思うのですが、その前に警察庁のほうにお伺いしたいと思うのですが、新入学児の交通規制を全国で警官約四万二千人を動員してやったと新聞にいろいろ報道されているのですが、おわかりの範囲でお知らせ願いたい。
【次の発言】 新聞の報道にも、警察庁の見解としては、登下校時の事故はたいへん減ったけれども、家庭に帰ってからの事故が非常に多いというようなことが言われておるわけでありますけれども、これはやはり、日本の道路事情がよくない、あるいはまた子供の遊び場所が少ないというようなこと等から発しているのじゃないかとも思えるわけです。それで、これはただ単に……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第12号(1968/05/22、7期、公明党)

○原田立君 いろいろと御質問があったわけですが、私は大気汚染防止法のほうを大体中心にしてお伺いしたいと思います。ダブる点があるかもしれませんが、それも含めてお答え願いたいと思います。  一番最初の「目的」のところでありますけれども、公害発生の対策として紛争についての和解の仲介の制度が採用されているですが、被害者の救済制度の紛争処理に関する救済措置のほうの法案と混同しやしないだろうか、あるいはまた、極端な悪いことばを使えば、ごまかしになりはしないかと、こう心配するわけなんですけれども、そこいら辺のところはどうですか。
【次の発言】 大臣、公害を発生するものに対する規制のことと、それから被害者の救……

第58回国会 地方行政委員会 第4号(1968/03/12、7期、公明党)

○原田立君 自治大臣の当委員会における所信表明をお伺いしてみて、地方財政に対してなみなみならぬ理解があると、こういうふうにまあ思うのでありますが、一、二やはり、はてなと思う疑点がある。それは当委員会で以前から何度も言われておりますが、国と地方との予算関係等については車の両輪であるというようなことがしばしばここで言われておりました。いまの松澤委員の御質問の中にもあったのでありますけれども、この所信表明の中の四ページのところに、「あわせて将来にわたる地方財政の健全化をはかるため、国の基調に準じ、」云々と、この「国の基調に準じ、」というのが車の両輪論から発したことばではないだろうかと、こう実は思うの……

第58回国会 地方行政委員会 第7号(1968/03/30、7期、公明党)

○原田立君 今回の地方税法の一部を改正する法律案について若干質問をしたいと思うのでありますが、きのうも鈴木議員のほうからいろいろ指摘された重要な点がありますが、若干ダブるような点があるだろうと思いますが、御質問します。  一番最初に住民税関係でありますけれども、課税最低限度額のことについて、いろいろと世間もやかましく言われているわけでありますが、今回、給与所得は十万円の引き上げによって、ある程度その恩恵を受けることになるわけでありますが、所得税を納めなくても住民税を納めなければならないような人は約五百万人ぐらいいるのだというような話を聞いたことがあるのですが、その辺は、対象人員は一体どのくらい……

第58回国会 地方行政委員会 第9号(1968/04/09、7期、公明党)

○原田立君 今回の、一部を改正する法律案は、労働基準法及び労災保険の障害補償にかかる等級表が改正されることにより、公務員もそれとの均衡をはかるためとの理由で今回変えるようでありますけれども、もう少し具体的に説明してもらいたいと思うんですが。
【次の発言】 そうすると、労働基準法及び労災保険のほうで二項目加えられたので、地方公務員のほうも二項目いわゆる機械的に挿入したんだと、こういうことですか。
【次の発言】 そうしますと、今度の新しい改正事項を入れることによって、その分だけがいわゆる優遇された、処置されたということで、ほかのほうは一切関係はないということですか。

第58回国会 地方行政委員会 第11号(1968/04/18、7期、公明党)

○原田立君 おもに最初、消防力の強化という意味で、財政的な面から入っていって、それであと法案の内容に入っていきたい、こんなふうに考えております。けさの新聞にも、貧弱な消防力というようなことで、これはおもに温泉地の消防力のことを評価していることばでありますけれども、貧弱な消防力というようなことで痛烈な意見が出ておりました。これは何も温泉地ばかりでなしに、大都市においても、中都市においても、消防力の低い点、弱い点が大きな課題になっているわけでありますが、そういう面でもっともっと強化していかなければいけない。それで、それには財政的な力をつける必要が十分あるのじゃないかというようなことで進めていきたい……

第58回国会 地方行政委員会 第12号(1968/04/23、7期、公明党)

○原田立君 きょうはお忙しいところを御苦労さまでございます。  総監にちょっとお伺いしたいのですけれども、先ほどのお話の中に、規模の拡大をはかっていく、そのために化学消防車等の充足をはかっていきたいといったようなことのお話がふりましたけれども、いまも鈴木委員のお話の中にありました、消防力の基準から照らしてみて、化学消防車、排煙車、はしご車、そっちのほうはどうなのでございますか。
【次の発言】 それから超高層ビルや、あるいは地下街等の消火対策について、消防隊の出動がなかなか困難である。特に無窓ビルなどできていて出動が困難になってきているというような御説明でしたけれども、それは必然的にそうなってい……

第58回国会 地方行政委員会 第14号(1968/04/26、7期、公明党)

○原田立君 まず一番最初に次官に――ほんとうは大臣にお伺いするところなんですが、お見えにならぬから次官にお聞きするのですが、基本的な問題でお伺いするのですが、地方交付税法の趣旨は、現行の行政水準を維持するための必要最小限度を国が保障するという精神と、もう一つは地方間の格差を是正することによって行政の一定水準を保つという、こういうことにあると思うのですが、まず最初のほうの必要最小限度額を国が保障するというこの趣旨ですが、財政需要をある程度保障するという精神からすると、現在の交付税額と現行の交付税率をもってはたして十分にまかない得るものと、こう考えているのでしょうか。一説によると、この交付税率をば……

第58回国会 予算委員会 第20号(1968/04/15、7期、公明党)

○原田立君 最初に総務長官にお伺いしたいと思うのでありますが、えびの地震は新潟地震に匹敵するような大きな被害であるのでありますが、被害総額が少ないというような意味で激甚災害法の適用になっておりませんが、その被害の度合い等からいえば、困っている苦しいそういう人たちのためにも、激甚災害法の適用をしてあげることがあたたかい政治となるんじゃないかと、こう思うのですが、その所見をお伺いしたい。
【次の発言】 こんなことを申し上げてはどうかと思うのでありますが、三月の十五日、災害対策特別委員会で対策会議がつくられるというふうに言明なさり、四月九日に内閣できまった、おそかったんじゃないでしょうか。私はこうい……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1968/08/07、8期、公明党)

○原田立君 ちょっと関連。いまこの監査ですか、監督、その点でお話があったけれども、整備をさせたそのあとの検査をやっているというようなお話がいまちょっとあったけれども、それは一番最良の状態を検査するということであって、ちょっとこうおかしいんじゃないか。それで以前から炭鉱のこういう災害、これは起きるたびにいろいろ問題にされるのが抜き打ち検査ですよ。これをやらなきゃいけないということをさんざん言われておるにもかかわらず、それがはっきりしていない。言ってみれば底抜けだ。何か監督官が行くとなると、二日前とか三日前に、それがどういうかげんか、通報されているようだ。そのためにほんとうならば、普通の状態ならば……

第59回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第4号(1968/11/30、8期、公明党)

○原田立君 いろいろと審議会の答申案について話がありましたが、それはちょっと別にしまして、保安局長にお伺いしたいのですが、二十七日の午後三時五分ごろ大牟田の三井三池炭鉱三川鉱においてガスボンベの火が吹いて、大事に至らなかったけれども、そのほうの調査報告はお持ちになっていると思うが、概略御説明願いたい。
【次の発言】 たぶんそういう返事だろうと思った。二十七日で、きょうは三十日ですから三日しかたっていない。報告がきていないからというようなことだろうと思ったが、そういう姿勢を今後すっかり改めてもらいたい。一番近いこの委員会に、これは当局としてはこういうことだったということを詳細に的確に敏速にこれは……

第59回国会 地方行政委員会 第2号(1968/08/08、8期、公明党)

○原田立君 いまいろいろとお伺いしておりましたけれども、各県の人事委員会が国の発表しているのをオウム返しに言っておるなどという、それは非常に不穏当だから、それはあっさり認めて、今後はそういうことはありませんということをはっきりなさったほうが、次官、いいと思うのですがね。前とからんでお聞きします。
【次の発言】 それは、地方公務員の給与は現行のやり方ですね、すなわち国家公務員に準じて行なうという、そういうやり方、これは今後も基本的にずっと貫いていくということですか。
【次の発言】 そうすると、現行どおりやる、今後もずっと続けていくのだ、こういうことで了解してよろしいのですね。

第59回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1968/10/22、8期、公明党)

○原田立君 いま地方団体の財政強化のためにということでいろいろ御質問がありましたが、その一つの問題として基地交付金、この問題について若干お伺いしたいと思います。  最近、非常に全国的に都市化現象から起こる基地公害が大きな問題となってきておりますが、本年度は自治省はこれを四十二億円を概算要求している、このようにお伺いしているわけですが、その四十二億円を概算要求した具体的根拠、それはどういうところなんですか。
【次の発言】 内容について。
【次の発言】 この四十三年度予算に要求した額は同じ四十二億であり、結果としては十九億円にとどまった。そして前年度から比べてみるとわずか二億円の増である、こういう……

第59回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1968/11/19、8期、公明党)

○原田立君 公営企業の話が出たので、関連してお伺いしたいのですけれども、公営企業の料金の値上げ、それはその後どういうふうな動きになっているか、おわかりの点を御説明願いたい。
【次の発言】 それは資料で出していただければと思います。  それで、これは財政局長にお伺いするのはちょっと無理なんだろうと思うんですけれども、いまの政府は、物価安定のために何とかいろいろ措置を講じたいということを政府は一枚看板でやっているわけです。ところが、公共料金に準ずる、すなわち公営料金なども――それは、再建計画、それはもちろん当然やらなきゃいけないけれども、片っ方では物価の安定ということを言いながら、片っ方で公営料金……

第60回国会 石炭対策特別委員会 閉会後第1号(1968/12/26、8期、公明党)

○原田立君 先ほど大平大臣は、今回の答申案について、大臣を含め、きわめて不満の案である、こういうふうな説明をなさったんですけれども、私も今回の答申案をずっと見て、前回からも見て、これでは中小炭鉱がつぶれていって、非常に炭鉱労務者が苦しむ、非常に気の毒な状態に追い込まれる、これはもう目に見えるようなものです。そこで大臣は、先ほど自分を含めてきわめて不満の案だというようなお話がありましたけれども、それではその不満のない案にするようなお考えはおありなのかどうか、この点ひとつお伺いしたい。
【次の発言】 時間もないようですから、大体の要点だけをお伺いしたいと思いますが、今回の答申に出炭規模がきめられて……

第60回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1968/12/18、8期、公明党)

○原田立君 今度新大臣になられて、前の大臣から引き継ぎの石炭政策について確たるお考えがおありだろうと思いますが、前の二人の委員の質問と大体同じようになる点がありますので、それは避けるとして、大臣、今度の答申によって炭鉱労務者の方々がほんとうに楽しい豊かな職場をつくり得ると、こういうふうに自信を持って今度の政策を実施なさる御決心なのかどうか、そこいら辺はどうですか。
【次の発言】 そのとおりであります。ところが、いままでいろいろの第一回、第二回、第三回と提案されてきたものは、実際にはしり抜けの金融対策といってその不評を買っていることは大臣も承知だろうと思います。まして今度の第四次が最終になるわけ……

第60回国会 地方行政委員会 第2号(1968/12/19、8期、公明党)

○原田立君 今度自治大臣に野田さんが新たにおなりになられて、きょうこうやって大臣のごあいさつがあったわけでございますが、現状非常に自治行政がたいへんであることは、もう大臣とっくに御承知のことと思うんでありますが、いま一番問題になっている地方交付税率の引き下げとかいうようなことを大蔵省は盛んにアドバルーンを上げておりますが、過日地方制度調査会において野田新大臣はそういうことは断じてやらせないというようなお話がございましたけれども、当委員会に初めてお見えになられましたので、その点について、所感、御決意なりお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 自治大臣お話しのようなこと等は、私も先刻承知し……

第61回国会 災害対策特別委員会 第9号(1969/07/09、8期、公明党)

○原田立君 総理府のほうは弘津副長官おいでですけれども、各県やあるいは市並びに町村等から、いろいろ今回の災害について陳情があなたの手元にずいぶん来ているだろうと思うのですが、それでそこには各省にまたがっていろいろな要望が出ておりますけれども、そういうことについてすでに検討は始められたのかどうか、そういうふうなあれを始められたのかどうか、その点はいかがですか。
【次の発言】 弘津さん、それでその進み方なんですけれども、現在どうですか。
【次の発言】 私はこういう災害があった場合、その直接の窓口になるのは、それを取りまとめていくのは総理府だと思うのです。各省にももちろん陳情等はいくだろうと思うが、……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1969/02/18、8期、公明党)

○原田立君 三名の方々のなくなられたことはたいへんお気の毒に思うのですが、その事故原因等はまたどんどん究明してもらいたいと思うのですけれども、問題はあとのそういう災害を受けた方の災害補償の問題だと思うのですが、それはどんなふうになっているか、おわかりでしたらお知らせ願いたい。
【次の発言】 報告してもらうのはたいへんけっこうなんですけれども、従来からやっぱり組夫は非常に低いのです。これははっきりわかっているわけです。同じ人間で同じ家族をかかえ、そうして働く柱の御主人がなくなられて、生活にたいへんなことはわかり切っているわけであります。だからそういう組夫だから少ない、会社の本雇いの鉱員であるから……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1969/03/17、8期、公明党)

○原田立君 また法案が出てからいろいろとお聞きしたいとも思いますけれども、今度閉廃山になった場合に大きな問題になるのが、これからの石炭産業をどういうふうに維持していくかということと、閉山になった関係のところの救済処置をどういうふうにしていくかということになるのでありますが、私大きな問題よりか、もっと身近な問題として二、三お伺いしておきたいと思うのです。それは直轄の鉱員さんがおりますし、また組夫の方々もいて働いているわけでありますが、この組夫の方々の賃金支払いがたいへんおくれている。この方々の支払いを一体どういうふうな形にしていくのかという問題と、それから直轄鉱員の方々の支払いをどうしていくかと……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1969/03/24、8期、公明党)

○原田立君 いろいろとお伺いしたいと思うのですけれども、先日もちょっとお伺いしましたが、閉山によって関係市町村の受ける被害が非常に大きいわけであります。いまも小林委員のところから北海道の雨龍郡沼田町の話が出ましたが、こういうような被害の非常に大きいそういう対象の地域ですね、これはもうお調べになっているかどうか。もしおわかりだったらば、その点を教えてもらいたい。
【次の発言】 いまのお話の中で、今後に起きる想定としては二百二十万トンというお話だったようですが、百八十万トンじゃなかったですか。閉山を想定する地域は百八十万トンだと前回お伺いしておったのですけれども。

第61回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1969/03/31、8期、公明党)

○原田立君 いまの大臣が改善すべき点があれば十分改善するというお話なんだけれども、先ほど中小企業庁のほうからもいろいろ説明があったが、今回のこの法律を――ただ年限を延ばすだけで、はたして効果があるのだろうかどうだろうか、この点を多少疑念を持っている。いま大臣も、改善すべき余地があればぜひ改善したいというお考えのお話もありましたし、あまりにもただ年限だけを延ばすだけということでは、何か非常に処置が足りないんじゃないだろうかと、こういうことを実は感ずるわけなんです。どうしてこんなことを思うかといえば、今度の第四次の答申で、ものすごい閉山があるだろうといわれておりますし、先ほど小野委員のほうからもお……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1969/04/23、8期、公明党)

○原田立君 いま大矢委員から御質問のあったところを実はお聞きしたいと思っておったのですが、いまの局長の答弁の中に兼業企業の場合、他の企業に流れないようにそこのところはよくみてきたということでございますが、それは当然のことだと思う。ところが、いろいろといわゆる他企業に流れちゃって、そうして他の企業のほうはじゃんじゃんもうかっていて、石炭鉱業のほうが貧乏しているのだというようなことが巷間まま伝えられておる。これについてどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 厳正な執行はぜひやられるべきだと思うのです。そんなような変なうわさが出るようなことは、これはとんでもないことじゃないか。ところで、過日大臣……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1969/04/24、8期、公明党)

○原田立君 今度のこの法案は非常に大事な内容を含んでいることはもう前々わかっていることでありますが、閉山になってやめていく山と、それからあと残っていく山と二通りの考え方がありますが、先ほど大臣は残っていく山のことについてこれで確信ある処置かというと、そうはっきり言えないというようなお話でありました。そんなのでは非常に心もとない気がするのでありますけれども、何とかして生き残っていかなければいけないということにおいては私も大臣もちっとも変わりないと思うのですが、巷間伝えられるところによると、今回の第四次の方法では、これではもう数年にして、極端な人は一、二年にしてまた第五次の案をつくらなければいけな……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1969/05/14、8期、公明党)

○原田立君 先週の当委員会で取り上げてお聞きしたいと思っておった問題点でありますが、実は九州のほうで、今回の処置により閉山する山があちらこちらに数多いわけでありますが、その後法施行を見越していろいろと閉山の動きがありますが、その状況について簡単に御説明願いたい。
【次の発言】 明治鉱業の西杵鉱業所というのは従業員が合計約七百人くらいおるそうでありますが、これが第二会社になって再発足するというふうに聞いております。ところで、今後の石炭産業の将来とでもいいますか、あまり明るい希望を持たないで、たいへん転職していく者が多い。したがって、第二会社をつくったとしても、先々成り行きがなかなかむずかしいのじ……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1969/06/11、8期、公明党)

○原田立君 私は高校生の転校の問題でたいへん炭鉱離職者の方々が苦慮している問題、この点を取り上げてやりたいのですが、よろしいですか……。あとで委員長にお話ししたいと思うのですけれども、保安問題にまとめるからということで、私質問を先ほどとめたわけなんだけれども、そういう点をもう少し委員会審議をはっきりさしてもらうことをお願いしたい。
【次の発言】 いまも多少申し上げたのですけれども、また、かねがね当委員会で要望等申し上げてまいりましたが、炭鉱離職者の子弟、特に義務教育でない高校生、そのお子さんたちが実際親とともに転居しなければならない。転居するとなると、学校をそのままやめていかなければならない、……

第61回国会 地方行政委員会 第4号(1969/03/18、8期、公明党)

○原田立君 この新旧対照表の中にある、先ほども質問がありましたが、第二条の五項であります。「市町村は、その事務を処理するに当たっては、議会の議決を経てその地域における総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想を定め、これに即して行なうようにしなければならない。」と、「しなければならない。」というふうにはっきり規定してあるのは、ちょっとこう私理解しがたいのですが、こういうふうにはっきりとこういうきめ方をするお考えはどういうことなんですか。
【次の発言】 まあ局長は官僚でありますから、別にこうということはないんだろうと思うんですが、何か頭からぐっと押えられている、そういう感じがするんですね。……

第61回国会 地方行政委員会 第5号(1969/03/20、8期、公明党)

○原田立君 最初のほうは、私予算委員会に行っておりまして聞いていなかったのですが、いまの奄美ですけれども、奄美自体が生産するものですね、それと、実際生活に必要で持ってこなければならないものと、この比較がおわかりでしたら教えていただきたいと思います。
【次の発言】 私の調べてきたのと大体同じような数字なんですけれども、こういうふうに米、生糸、衣料、野菜、卵、魚、くだものに至るまで入っている。やっぱり何とか現地自給はできないですかね。できるような財政的な援助してやって、いわゆる適正農家をふやしていく、生産を上げていくというようなふうにならぬもんかどうか。それが今度の法案の中に、今度五年間延長するわ……

第61回国会 地方行政委員会 第6号(1969/03/25、8期、公明党)

○原田立君 前にも当委員会で国家公安委員長にお伺いしたと記憶しているのですが、また春にもなって、シンナー遊びがだいぶ始まったというようなことが新聞で報道されております。この問題と、あとちょっとつけ足してお伺いするのもたいへん申しわけないのですが、通知をしてないので、いまここでお答えいただければと思うのですが、国家公安委員長のこの中に、「一時緩慢状態にあった暴力団が再びその勢力を取り戻し」云々と、こういう一項があります。この関係で御説明いただければ、それも御準備願いたいと思います。それから交通事情のことについて二、三ここで触れられておりますけれども、その関係、交通局長おいでになっておるから、おわ……

第61回国会 地方行政委員会 第7号(1969/04/03、8期、公明党)

○原田立君 今度の中部圏の中に、福井県と三重県と滋賀県、三県一緒に入っておりますが、これは近畿圏の中にも入っている三県ですね。ダブって入っているということは、財政措置でありますから、どっちか片方にするのではないかと思うのですが、その点はどうなんですか。
【次の発言】 一方ということは、近畿圏のほうですか、中部圏のほうですか。
【次の発言】 開発整備法の第六条に「総理府に」……「調査審議する。」というふうなことが書いてありますが、具体的にはこういうことを実際やったんでしょうか、どうでしょうか。あるいは「内閣総理大臣に意見を述べることができる」とあるが、それも、先ほどの中部圏の基本開発整備計画を出……

第61回国会 地方行政委員会 第8号(1969/04/08、8期、公明党)

○原田立君 ごく簡単にお聞きしたいと思うんですが、今回の減税措置によって約八百七十億円が減税になった。まあ自治省は自画自賛してたいへん自慢の減税ができたとしていばっているわけだけれども、それはそれとして、お聞きしたいのは、これだけ減税してなおかつ四十四年度の実収増は四十三年と比べてどれだけふえているか、その点ちょっとまずお聞きしておきたい。
【次の発言】 約四千七百三十億ぐらい四十三年度から伸びていますですね。これは非常に大きい伸びだと思うんですよ。大臣、局長は事務的なお答えですから、大臣にお伺いしたいと思うんですが、四千七百三十億くらいの、約二〇・三%、もうたいへんな伸びをしている。このとき……

第61回国会 地方行政委員会 第11号(1969/04/22、8期、公明党)

○原田立君 愛知県吉良町で、過日定員五人くらいの漁船に二十人くらい乗っかって沈没し、五人が死亡する事故がありましたが、こういうような、ただ単に不注意ということによってとうとい人命が失なわれるということはたいへん残念なことであります。それで、これからも季節がよくなって船遊び等がだんだんふえるであろうと、こういうふうに思うのでありますが、それに従って事故の多発ということもこれまた心配する種の一つであります。愛知県の吉良町のこの事件について、知り得る限りの情報をまず御報告願いたい。
【次の発言】 地元の警察署もいろいろ御調査のことと思いますが、こういうノリ舟のような非常に小さい舟、それで人を運搬する……

第61回国会 地方行政委員会 第15号(1969/06/05、8期、公明党)

○原田立君 地方団体が地域住民の要望にこたえて政治を行なうということは当然のことでありまして、その面にあたって、市町村道の整備とか、あるいは公共下水道あるいは清掃施設等々は、特に地方団体に課せられた責務としてその内容を充実するようにみな努力しておるわけでありますが、近来の状況を見てみると、非常にその財政力が弱く、問題であります。それで、まず市町村道の実態はどういうふうになっておるのか、その面から入ってまいりたいと思います。一番最初に、建設省の方おいでですか――まず、市町村道の現況を御説明願いたい。
【次の発言】 それで、いまも説明があったように、市町村道の改良率が一三・二%、舗装率がわずか六・……

第61回国会 地方行政委員会 第17号(1969/06/12、8期、公明党)

○原田立君 もう少し時間を取りたいのですが、しょうがないです。  大臣お忙しいようだから一つだけ聞いておきます。あとまた局長のほうに聞きたいと思いますが、前にお答えになったかどうか、ちょっとはっきり記憶にないので、再度お伺いしておくのですが、四十三年度四百二十億、四十四年度は六百九十億の貸し借りがあったが、四十五年度はこういう異例の措置はやらないと、こういうふうに塩見予算委員長から、大蔵大臣並びに自治大臣の答弁があったと、こういうふうに本会議で報告があったんですが、これはそのとおり理解しておいてよろしいのかどうか。これが一つなんです。それと、大蔵大臣と自治大臣と話し合った覚え書きの中に、年度間……

第61回国会 地方行政委員会 第19号(1969/06/24、8期、公明党)

○原田立君 先ほど先生のお話を聞いておりましたところ、現在の府県区域は再検討を要するというお話でございました。そのあとに明治百年たった現在の組織、それをそのままにしておくことは疑問を持っている。府県と市町村が同じレベルでやるようにしたならばいいのじゃないかというようなお話でしたが、この点をお教え願いたいと思うのですが、実は国と市町村の間に府県という制度があって、いわゆるワンクッション的なそういう意味合いでの効果というものがあるんじゃないだろうか。そういうふうに思うと、先ほどの先生のお話の、府県と市町村と同じレベルでというのがちょっとよくわからないので、この点をひとつお教え願いたいということと、……

第61回国会 地方行政委員会 第20号(1969/06/26、8期、公明党)

○原田立君 今回の都道府県合併法案を一体どういうようなお考えで提案なさったのか、基本的な問題をまずお聞きしたいと思うんです。というのは、地方自治法に、現在合併するにはこうこうこうあるべしというふうにちゃんと法律がきまっておる、また憲法にも住民投票ということが明らかにうたわれておる、そういう既定の方法があるにかかわらず、今回またこういう特例法を出した趣意は一体那辺なところにあるのか、その点をまずお伺いしたい。
【次の発言】 まあ旧法の場合には、国から発議してやるという形になっておりまして、明らかにそこに地域住民の過半数の同意を要すると、こういうふうにつながっておるわけですが、問題は国から発議する……

第61回国会 地方行政委員会 第21号(1969/07/01、8期、公明党)

○原田立君 いま和田委員からも質問がありましたことに多少重複する面があるかもしれませんが、私はやっぱり大事な問題であると思いますのでお伺いしたいと思います。先月、今月でしたか、地方公聴会に私大阪に行ってまいりましたが、また当日、中部、名古屋のほうでも公聴会があり、それらの意見を聞いてみますと、現場をあずかる知事さん並びに議長等の意見は、都道府県合併にはきわめて消極的である。そういうふうな結論を私持ってまいりました。それからまた当委員会において自治大臣は、しばしば合併の手続だけの法律をつくるのであって、阪奈和問題とか、東海地域の合併に使うのじゃないというようなお話しもありました。それから建設大臣……

第61回国会 地方行政委員会 第23号(1969/07/08、8期、公明党)

○原田立君 私は、公明党を代表いたしまして、政府提案の都道府県合併特例法案に対し反対の討論を行なうものであります。  まず第一に、結論から申し上げるならば、この法案は時期尚早であるということであります。すでに御承知のごとく、本委員会におきましては、法案審議の過程におきまして、去る六月十九日及び二十日にわたり、合併を予想される東海三県及び近畿三府県に委員を派遣し、現地において公聴会を開催いたしました。特に、関西財界の賛成論、労働界の反対論と分かれた意見の中で、この法案が合併の手続上で住民投票を省いていることに疑問を持っている陳述者が多かったということが、今回の公聴会の特徴でありました。また、地元……

第61回国会 地方行政委員会 第24号(1969/07/10、8期、公明党)

○原田立君 今回の九州地方を襲った集中豪雨によってたいへん被害が多額にのぼったと、いまの御報告によりますと五百六十九億円からの被害である。はなはだたいへんな事件であると思うのであります。こういうことによって、地方行政としての滞り、あるいはまた地域住民がたいへん困っているというのは、これは事実であります。また、これを復旧するにあたって多額の費用を要する。そのために、地方団体もその資金を捻出するのにたいへん苦慮している。こういうようなことがあるのでありますが、地方公共団体をよくめんどうを見るところの自治省としては、いろいろと各省庁にこの実情等をよく訴えて、それぞれの諸手当てをきちっと講じていくとい……

第61回国会 予算委員会 第16号(1969/03/20、8期、公明党)

○原田立君 一番最初に、自治大臣にお伺いしたいと思うのでありますが、今回、国の援助を受けずに、史上最高の八百五十億円減税をしたと自治省は自画自賛しているわけでありますが、その減税内容を説明してもらいたい。
【次の発言】 高級料亭等で約二十億、国鉄納付金で約二十五億、これだけのことが減税になっていると思いますが、その説明がいまなかった。この点は入っているのでしょうか。
【次の発言】 その分を住民税のほうの減税分のほうに回すことはできなかったのかどうか。
【次の発言】 自治省のほうでは、住民税の課税最低限度額の引き上げを今後継続してやる考えがあるのか、それとも、ここでまたとめおいてしまう考えなのか……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1970/03/25、8期、公明党)

○原田立君 あまり整理をしていないので、いろいろあっちこっちの質問になるだろうと思いますが、よろしくお願いします。  一番最初にお伺いしたいのは、調査室長の平川さん、今回七百八十九億九千四百万の全体の予算がついた、一六%ばかし前年度から比べてみて多くなったというような総理府総務長官の説明が載っているわけですが、現在のように交通事故が非常に多発している、ないしは車の台数が非常に多くなっている。いままでにもそれなりに努力し、整備されてきているわけでありますけれども、総務長官が今度は一六・七%ふやしたんだから、たいへんりっぱな予算じゃないかというあいさつがあるんだけれども、実際にその衝に当たっている……

第63回国会 公害対策特別委員会 閉会後第1号(1970/06/18、8期、公明党)

○原田立君 先ほど水俣病補償の千種委員長が来ていろいろと質疑がかわされたわけでありますが、厚生大臣の立場で今回の補償額の決定をごらんになって妥当であったのか、あるいはまだこれは少ないと思っておられるのか、御見解はいかがですか。
【次の発言】 先ほど千種委員長の特に強調しておったのは、いま生存している人たち、これが今後どんなに苦労しながら生きていかなければいけないかという点を非常に強調なさっておられました。私もまことにそのとおりだと思うんです。それで生存者のいわゆる年金、これが幾らかと思って調べてみたら年三十八万円であります。一カ月に直せば三万一千円です。それでぼくはその点を厚生大臣に実は聞きた……

第63回国会 社会労働委員会 第12号(1970/04/14、8期、公明党)

○委員以外の議員(原田立君) ただいま議題となりました社会保障基本法案について提案理由並びに内容の概要を申し上げます。  わが国の経済成長は年々増加の傾向をたどり国民総生産ではついに世界第二位に成長し、本年も一〇%を大きく上回っていることは御承知のとおりであります。日本経済は表面的には大型になり、繁栄する経済社会を現出してきているが、しかし他面一人当たりの年間国民所得は第二十一位という状態にあり、この大きな格差は歴代自民党内閣の責任であり、政治の貧困を如実に物語っていると言えるのであります。  さらに、社会保障の問題については、昭和三十七年八月の総理大臣の諮問機関である社会保障制度審議会は「社……

第63回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1970/09/03、8期、公明党)

○原田立君 大蔵省に先にお聞きしたいのですけれども、さっきの国が千二百四十億、地方が一千億という膨大な不足額が出る。それに対して経費節減や予備費などで充当するというお話だけれども、はたしてそれでできるのかどうか。山本委員からも再三の質問なんだけれども、さっきのでは答えになっていない。納得がいかない。もう少しはっきり言ってもらいたい。
【次の発言】 そうするとあれですね、追加補正の予算を編成しないということですか。
【次の発言】 大臣、地方のほうの場合、約一千億もが足りなくなるわけですけれども、いま大蔵省の話であまり納得しがたいのだけれども、不交付団体で二百二十七億、交付団体で七百七十三億の不足……

第63回国会 地方行政委員会 第7号(1970/03/19、8期、公明党)

○原田立君 若干お伺いしたいと思います。先ほども年度間調整の問題がいろいろと議論されましたけれども、四十三年、四十四年、四十五年と三回ここでやってきたわけですが、こういうようなことが今後も必要と考えているのか、自治省はどうなんですか、今後も必要だと思われるのかどうか。
【次の発言】 自治省と大蔵省が話し合って地方交付税の総額を変える、翌年に繰り越していく、そういうふうなことはやるべきではないというお話のようです。それから地方団体の中で年度間調整ということは、これはあり得るであろうというお話だと思うのです。それで、そういうふうにはっきりしておりながら、私たちも四十三年のときも四十四年のときも、こ……

第63回国会 地方行政委員会 第9号(1970/03/26、8期、公明党)

○原田立君 いま局長の御説明の中に、成田市では起債で三十三億円ぐらい負担するようになるであろうというお話がありまして、この前配付されている資料によりますと、地元負担を伴う事業費は六百五十一億で、そのうち国が百七十三億である、県が二百九十二億である、市町村が五十六億である、こういうふうになっておりますが、地方公共団体の負担するのが合わせましても三百四十八億になりますけれども、これだけのものを地元負担でやる。先ほどからいろいろ説明もされているし、今回の法律の趣旨も、地元に負担をあまりかけないようにしていこうということで今回の法律が出ていると思うんですが、いま申し上げるように、三百四十八億という高額……

第63回国会 地方行政委員会 第12号(1970/04/07、8期、公明党)

○原田立君 いろいろ御質問が出ましたので、あと簡単にやりたいと思います。  まず一番最初に、提案理由の説明の中に、「第一」の「その二」というところに、「運転免許の取り潤し等を受けた後の運転免許の欠格期間の延長」と、いまもございましたが、悪質な者について、一年から、またそれ以上三年をこえない範囲内で定めるように改める、こういうふうにありますが、実際一年をこえて三年に満たない、そういうような長期にわたって欠格期間を延長するような悪質なのは多いのですか、その点どうでしょう。
【次の発言】 一三%以上、二千人くらいですか。
【次の発言】 二千九百人。こういうような悪質な者に対しては、一年をこえるもの、……

第63回国会 地方行政委員会 第14号(1970/04/14、8期、公明党)

○原田立君 時間がないので、ごく簡単に二、三点にしぼってお伺いしたいと思います。  電気ガス税のことについてでありますけれども、政府の出してきた統計によりますと、今回の改正により十一億九千百万円の減税をする、こういうふうになっておりますが、そのまた反面に増収が百十三億、こういうふうになっておるわけです。こういうふうに統計に出ているのでありますが、電気ガス税については、まず第一点にお伺いしたいのは、十一億九千百万円の減税では地方税の減税としては非常に少ないと思うんです。これらについて政府はどんなふうに考えておるか、まずその点をお伺いしたい。

第63回国会 地方行政委員会 第15号(1970/04/16、8期、公明党)

○原田立君 今回、衆議院の地方行政委員会でこの法案がまとめられて出てきたわけでありますけれども、先ほども千葉委員から質問がありましたように、こういう過疎現象、またその逆の大都市問題というふうに、最近のこういう市町村落の構成は極端に過疎現象あるいは大都市というように変わってきているわけです。で、これに対して、衆議院でこの問題が議員提案ということで行なわれたんでありますが、これは従来、政府がもっと先頭を切って、こういうような法案、あるいはこれ以上の法案を提出すべき責任があったんではないか。そういう面でいけば、政府は過疎問題に対して怠慢のそしりを免れない、かように思うんです。  それで、この差をちょ……

第63回国会 地方行政委員会 第19号(1970/05/11、8期、公明党)

○原田立君 東京都の磯村局長さんにお伺いしたいのですけれども、今回、東京都の起債許可は百二十六億五千二百万減と、こういうように新聞等で報道されているわけですけれども、なかなか多額の金額で、こういう起債の許可がなかったということはたいへんお困りじゃないかと、先ほどの和田委員の質問の中には、予算で確定したものであるから何らか支障のないように措置したいというふうにお答えですけれども、それはそういう努力はするとしても、こうやって起債の額が減額されたということはたいへん困ることじゃないかと思いますが、こういうふうに推察するのですけれども、その点はいかがですか。

第63回国会 地方行政委員会 第20号(1970/05/12、8期、公明党)

○原田立君 きのうに引き続き、交付税のことでお伺いするわけでありますが、最近大都市の財源問題等がいろいろと大きな課題になってきているのでありますが、私、その前にちょっと法務大臣おいでをいただきましたので、刑務所の所在している市町村における財政的な問題、これをひとつ取り上げてみたいと思うんです。あまり具体的な事項になっておりますので、もしあれでしたら、局長のほうからでもお答え願えればけっこうです。  福岡の藤崎にありました福岡刑務所が粕屋郡宇美町に移転して今日に至っているわけでありますが、この福岡の藤崎にあったときには、しばしばというのではありませんけれども、いろいろな事故がありました。その後、……

第63回国会 地方行政委員会 第21号(1970/05/13、8期、公明党)

○原田立君 いろいろとこまかい質問があったわけでありますけれども、多少重複するかもしれませんが、詳細にお答え願いたい。  まず、今回の提案理由の中に、今回その率を改め、八八・九六四%とすることにしたとあるようですが、具体的にどういうふうなことか。あるいはまた恩給法等の改正内容に準じて所要の措置を講じたと言われるが、恩給は一体どのように改正されたのか。その点御説明願いたい。
【次の発言】 恩給審議会の答申に沿った経過措置は、結局四十四年度分の公務員給与の上昇分の積み残しを含めて四十五年及び四十六年の二年計画で実施されることとなったと、こう考えるわけでありますが、この経過措置が完全に実施されると、……

第63回国会 予算委員会 第14号(1970/04/03、8期、公明党)

○原田立君 佐藤総理は、一九七〇年代は内政の年と言われ、それはただ単なるうたい文句ではなく、内政充実、住みよい社会をつくり上げることに結びつかなければならないと思います。そこで私は、まず初めに公害問題のうち、水質汚濁問題を取り上げてみたいと思うのであります。  まず、経企庁は、三十一日の水質審議会総会に、即日、諮問答申を得ている。この水質問題について、その内容について御説明願いたい。
【次の発言】 水質問題については、国民は非常に大きな関心を持っておりますし、その実施を強く要望しているわけでありますが、この表の中によりますと、シアン、メチル水銀、有機燐、これらについては検出をされないことという……

第64回国会 地方行政委員会 第2号(1970/12/08、8期、公明党)

○原田立君 私は、過日、福岡県、佐賀県、長崎県、三県を回って調査をしてきたわけでありますが、そのときに、いろんな問題がございましたけれども、過疎対策について、この三県の知事さんは非常に強い要請をいたしておりました。それで、この問題を若干お聞きしたいと思うのでありますが、過疎対策は、前回過疎債あるいは辺地債等を行なったわけでありますが、いままでの実績、どんな内容であったか、あるいは来年度の展望についてはどういうふうに考えられているか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 過疎法の適用の団体数は、その後漸次ふえているのか、現状はどうですか。

第64回国会 地方行政委員会 第4号(1970/12/15、8期、公明党)

○原田立君 いろいろともう質問が出ていますから、重複する点は多々あるだろうと思うのですけれども、それはひとつごかんべん願って御答弁いただきたいと思います。  今回の道交法改正によって、いろいろ処置しなければならないことが多くあろうと思うのでありますけれども、それで、まず施設の増加だとか、それに対する人間の増であるとか、そういうふうなこと等も行なっていかなければ、法律だけ通ったって何にもできないことだろうと思うのですけれども、そういう点で具体的にどのくらいの人員を考えているのか、あるいはまたどういう施設をどう予算化していくのか、そこら辺、煮詰められていたらばお答え願いたい。

第64回国会 地方行政委員会 第5号(1970/12/17、8期、公明党)

○原田立君 大気汚染防止法改正案の第四条には、都道府県知事に対し、ばいじんまたは有害物質等の国よりきびしい排出基準を設定できるよう権限を与えられておりますが、このような趣旨のもとにつくられた条例等については、現場の県警本部あるいは警視庁等々はもちろん、公安委員会を含め、当然尊重し、従うべきではないか、こう思うんですが、いかがでしょう。
【次の発言】 そこで、過日東京都において、一酸化炭素の濃度は、国のほうは五・五%以上となっておりますが、東京のほうは五%、こういうふうな差があって、現場のほうで仕事をやるのに非常に混乱を来たしておると、こういう問題がございますけれども、この第四条の趣旨等からいえ……

第64回国会 地方行政委員会 第6号(1970/12/18、8期、公明党)

○原田立君 きのうの委員会で、公害にかかわる法律が提案されている。それに対して、公害防除施設をつくった場合の固定資産税関係における減免処置をきのうお伺いしたわけであります。担当係の方がおいででなかったけれども、質問は前もってお渡ししてございますので、それをお答え願いたいと思います。
【次の発言】 二、三お伺いしたいのですけれども、いまの説明の中で、各省から案が出てくればやるという、まあこういうお話であります。担当官庁としては当然のことだろうと思うが、ちょっと非常に気になるということは、各省から案が出てくればやる、出てこなければやらないと、まあ反語でそうなってくるわけですけれども、そういう消極的……

第65回国会 地方行政委員会 第13号(1971/03/23、8期、公明党)

○原田立君 前の委員の質問を聞いておりますのでダブる点があるだろうと思いますけれども、その点はひとつ御容赦を願って御答弁を願いたいと思います。  今度の地方税法改正で大きな柱になっているのは、住民税の課税最低限度額を七十四万円から八十六万円に引き上げたというのが中心になっているわけでありますけれども、今回十一万九千百四十二円の引き上げ、すなわち約十二万円くらいの引き上げになっているわけでありますが、毎回の改正を見てみますと、年間毎回十万円くらいずつの引き上げをやっているわけです。何かもう自治省は、十一万円とか十二万円とか、それ以上上げるのが――たいへん遠慮して上げないのか。ぼくの考えでは、もっ……

第65回国会 地方行政委員会 第14号(1971/03/25、8期、公明党)

○原田立君 先ほど藤原委員のほうから御質問したんですけれども、大臣の答弁の中に、一番最初の特別会計繰り入れの件です。大蔵大臣と随時話し合いしている。固有の財源という考え方は賛成している。だけれども特会の直入についてはまだ合意してない。これが現状なんだと、こういうお話なんだけれども、そういうような状態で今後もずっと続くとは考えない。何らかの進展があるんだろうと思うんですけれども、その進展の度合いはどうですか。
【次の発言】 どうも話がわかるようでちっともわからないのですよ、政務次官。国の都合で三二%が上げ下げされるということはこれは好ましくないと、この点は意見一致ですね。

第65回国会 地方行政委員会 第22号(1971/05/24、8期、公明党)

○原田立君 法案の提案があって、もう間もなく時間で、こういうような採決をするような、そういうことはひとつ避けていただきたいと思います。  まず最初に、いまの提案の中にありました地方道路に関して、自動車重量税の収入額の四分の一を市町村の道路目的財源の充実をはかるためにやるというそうですが、この四分の一ということをきめた趣旨、それはどういうところですか。
【次の発言】 石油ガス譲与税については二分の一ということになっておりますけれども、今回の場合、四分の一としたのは、そういう税源の配分の意味からいってもかなり後退した線のように思えるわけですけれども、自治省としても地方道路の拡充という面について十分……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1971/07/24、9期、公明党)

○原田立君 航空機事故につきまして若干質問したいと思います。  七月三日の東亜国内航空のYS11の事故あるいは七月十一日、日航のオーバーラン、あるいはまた十九日には日航機の機首のめちゃめちゃになったこと、こういうふうな事故がここのところずっと続いているわけでありますけれども、東亜航空の事故後、いろいろと対策を講じられただろうと思いますけれども、新聞でも若干お伺いしておりますが、どういうふうなことをされたのか、その点についてまず御報告を願いたい。
【次の発言】 だいぶ詳しく御説明をいただいたのだけれども、資料があるんだったら、またあとで出していただきたいと思います。  今度の事故等を見ても、IL……

第66回国会 交通安全対策特別委員会 閉会後第2号(1971/09/10、9期、公明党)

○原田立君 私は若干交通安全対策でお伺いしたいのでありますけれども、まず最初に、九月八日の新聞を見ましたところ、警察庁では十二月からノークラッチ車に限定免許証を発行していく、こういうふうなことの記事が出ておりましたが、この限定免許証というものを出す基礎的な考え方ですね、新聞では現在でも非常に車が多い、それに対して操縦の簡単なノークラッチ車がよけいに出回るようなことになれば、かえって車の増加を招き、非常に問題ではないかというような点を指摘いたしておりますけれども、今回警察庁で限定免許証を出すというこのことについて、いま申し上げたような点についての見通し、あるいはいわゆるマイカー族等に向けてやるの……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1971/12/18、9期、公明党)

○原田立君 衆議院及び参議院でだいぶ議論がされておりますので重複する点等があるだろうと思いますが、ひとつ国民の皆さまに親切にお答えを願うと、そういう姿勢でお答えいただきたいと思います。  一番最初に、平和で豊かな沖繩経済を建設するため、第一義的には経済条件は自立経済の確立である。自立経済の確立であるというこの立場からいろいろ議論するにあたり、その最大の妨害物がいわゆる米軍基地の存在であり、自衛隊配備に伴う基地の拡充であると、このように思うのであります。で、もし総理が真に平和で豊かな沖繩経済を樹立するのだ、沖繩県民の心を満足させるために平和で豊かな沖繩経済を樹立させるというお考えがあるならば、政……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1971/12/23、9期、公明党)

○原田立君 金子先生にお伺いしたいんですが、先ほど先生のお話の中に、沖繩の返還は全国民の悲願である、問題は、その返り方である、という御指摘がありました。全くそのとおりだと思うのでございます。ただいまも沖繩の安江さんからるるとお気持ちが述べられているのでありますが、全く同感であります。それで先生のお話の中に、今回のものは不十分であるとか、沖繩をさらに苦しめることであり、あるいはまた、核抜きは保障されていない、また、五年の土地強制収用など、反面、海洋開発などやろうとしておるのは欺瞞である、というお話で、私も、そのとおりだと思います。ところで、最後のところで、何かできないのか、衆議院では非核三原則を……

第67回国会 商工委員会 第4号(1971/12/21、9期、公明党)

○原田立君 今回の輸出保険法の一部を改正する法律案、法案の補足説明等も読んで、少々わからない点もありますのでお伺いをしたいと思います。  まず一番最初に、今回の輸出保険法はいわゆる日本の国内法でありますけれども、これが国際的に、国際法との関係、また、とりわけて投資保証協定の締結、これらとの関係性についてはどういうふうになるのですか。
【次の発言】 検討するということは、そういうふうな世界の情勢にマッチしていくのが通産省の方針である、こう理解していいのですか。
【次の発言】 前向きに考えなければならないというのは、では、まだそこら辺、話は詰まっていないわけですね、省内としては。それでは、いいのが……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1972/04/06、9期、公明党)

○原田立君 私は三つの点でお伺いしたいと思うのでありますが、まずそのうちの一つは、高速道路が名前のとおりの高速道路ではなくて、現在ではもう低速道路と、こういうふうなことがいわれて、関係者の皆さん方もたいへん頭を痛めているのであろうと思うのであります。東京の羽田飛行場に行くあの途中の浜松町におりるところ、あそこも非常にひどい渋滞である。あるいはまた大阪の高速道路においても、これまたひどい渋滞を来たしております。なぜそういう渋滞が起きるかというような原因については、もうすでに皆さん方は当事者でありますから十分に研究されているだろうと思うのでありますが、問題は、これをいかにして早期にそういう状態を解……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1972/06/02、9期、公明党)

○原田立君 いろいろお伺いしておりまして、船主のほうの側あるいは海員のほうの側でいえば、交通安全、安全に航行できるという、こういうことがねらいだろうと思うわけです。まあ、全漁連及び三重の漁協の方々でいえば生活権の確立と、こういう大きい二つの対立点があると思うのです。  それで、吉田さんにお伺いしたいのですけれども、こういう内海に巨大船が入っていくこと、現在のシステムではどうしても入らざるを得ないわけですね。だけども、もしそういうふうなことでなくて、ああいう危険なところに入っていって、やっとこさっとこ荷物を届けるなんていうシステムよりか、もっと安全な方法で外のほうでやれるような方法があれば、それ……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1972/06/12、9期、公明党)

○原田立君 いろいろお伺いしていて、大きい課題が二つあると思うんです。きょうは水産庁のほうも来ていただきましたので特にお伺いしたいんでありますが、やっぱり内湾漁業あるいは沿岸漁業、これが今日及び近い将来にわたってどういうふうな姿で進んでいくのが理想なのかもうお考えだろうと思いますが、水産庁のほうからお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それで今回の海上交通安全法案ですね、これは漁業者の代表の人たちは大反対と、こう言っているわけですね。これはあなた方のほうでは、この法案をどんなふうに受け取っているんですか、いまと将来の展望と合わせて。

第68回国会 商工委員会 第6号(1972/04/20、9期、公明党)

○原田立君 先ほど、この法案を審議する前に林田次官から、平和で豊かな沖繩づくりをしていくんだ、このためにこの計画を充実していくんだ、こういうお話がありました。私も、全くその点は同感であります。沖繩が異民族支配二十有余年の苦しみを抜けて本土に復帰する、心からお喜びにたえない次第であります。であるがゆえにこそ、今後の沖繩については、平和で豊かな沖繩づくりをするためにも、あの広大な米軍事基地の撤去とか、あるいは今後の沖繩の位置をはっきりきめていく、こういう大きな課題もございます。戦争防止の防波堤でなく住みよい沖繩にするよう、根本的な転換が強く望まれているのが、今後の沖繩の問題であろうと思うのでありま……

第68回国会 商工委員会 第7号(1972/04/25、9期、公明党)

○原田立君 大臣、いまの小野委員の質問で、沖繩海洋博はただ単に海洋博開催ということだけでなしに、沖繩今後の発展のためにやるのだという、そういうお考えのようでございますが、海洋開発そのものについてわが国の場合にはまだ八十八億九千七百四十万、総予算に対する比率などから見ると非常に少ないようなのが現状ですね。それは認識いただいているだろうと思うのでありますが、もっとそういう面で海洋開発に関しての予算の充実、あるいは組織の充実、そういうものにもつと力を注ぐべきだと、こう思いますがいかがですか。
【次の発言】 そこで大臣、お伺いするんですけれども、この約八十九億の予算の中で通産省関係では二十六億一千八百……

第68回国会 商工委員会 第9号(1972/05/11、9期、公明党)

○原田立君 いま大矢委員から石炭政策ということで基本的なお話もあり、また大臣から今後の見通しについてお話があったわけですが、ぼくら非常に思うことは、日本は島国であるし、結局燃料政策の立場からいっても石油の輸入を促進しなければならない、こういうようなことがあるわけですが、その中でただ唯一の国内の燃料というのは石炭だけしかない。ところが、その石炭がもうだんだん減ってきて、昭和二十七年に八百五十鉱もあったものが現在わずか七十鉱である。非常な激減があるわけですが、今後のわが国の燃料政策という大きな観点からいっても、ただ一つある石炭をいま大臣の言い方で言えば、経済ベースであるか安楽死かと、こういうような……

第68回国会 商工委員会 第10号(1972/05/16、9期、公明党)

○原田立君 今回の小規模共済制度はいろいろ中小企業庁も考えて、中小企業者のためをおもんぱかって、いろいろ処置をしているのだろうと思う。そのねらいとして一体どういうところをねらいとしておるのか、そこのところをまず明らかにしてもらいたいと思うのです。小規模企業の保護育成と、こういうような面なのか、あるいは老後の保障的性格、そういうふうな点が重点なのか、一体どっちを重点に置いて考えているのか、その点をまずお伺いしたい。
【次の発言】 長官、今度のこの法律について、いま言われたような、福祉を増進する非常に魅力的な法律であると、措置法であると、こう自認いたしますか。

第68回国会 商工委員会 第11号(1972/05/18、9期、公明党)

○原田立君 専門委員としておやりになられたということは御苦労さまでございます。  いまのいろいろお伺いしていて、クーリングオフの制度、四日間のことについて、これ外国でもやっていると。で、イギリスは四日間でやっているのでそれを例にとったと、こういうことでございますけれども、私、しろうとで考えても、ちょっと四日間では短いじゃないかと。竹内参考人から八日間という話がありまして、そのくらいが妥当なんじゃないかと、こういうふうに思うわけです。専門委員の間の中でそういう長短についていろいろな御意見があったんだろうと思いますが、なぜ四日間ということに結論がつけられたのか、ちょっと理解がしにくいわけです。また……

第68回国会 商工委員会 第13号(1972/05/24、9期、公明党)

○原田立君 私、全然しろうとなもんで、的はずれになるかもしれませんけれども、お答えいただければ幸いと思います。  先ほど下山参考人のお話しになった中に、多国間競争における不安、あるいは通貨の不安、これを解決しないと業界全体が不安である、将来の繊維の行き方を見る必要があるし、ここで長期ビジョンの確立が必要だと、こういうような御意見がございました。私も当然そうであろうと思うのであります。例は、農業問題等にしても、いわゆる過保護的な農業では国際農業に立ち向かっていけない、そういうために、何らかの国内農業に力をつけなければいけないと、こういう議論あるわけです。それと同じように、やはり繊維業界におきまし……

第68回国会 商工委員会 第16号(1972/06/01、9期、公明党)

○原田立君 先ほどから阿具根委員、また竹田委員の質問をお聞きしておりまして、いろいろと大臣から示唆の多い発言、御答弁がございました。その点でまず初めにお伺いをしておきたいと思うのでありますが、先ほどの御答弁の中に、従来の産業政策を発展させるような方向というふうにお聞きしたわけです。ということは、今日の重化学工業の今後の思想の転換として、過日の審議会の答申にも知識集約化産業への転進ということを考えるべきだと、こういう答申があったのと、どうも大臣の御答弁になったその印象は、従来の産業政策を発展させるようなそういう方向で考えているというように聞こえるわけでありますけれども、その点はどうですか。

第68回国会 商工委員会 第17号(1972/06/06、9期、公明党)

○原田立君 和達参考人にお伺いいたしたいのですが、先ほど、今度のこの工業再配置促進法が全国的な公害ばらまきではいけない、こういうお話ございました。私もぜひそうあるべきだと、全国的な公害ばらまきであってはならない、こう強く思っておるわけです。これについてどうしたならばそれがそうならないかというお考えがありましたらばお教え願いたい。  それから、知事さんにお伺いしたいのですけれども、同じようなことで、公害が地方分散であってはならない、そのためには、中央では環境庁、あるいは地方では自治体等の意見、きびしい規制の必要、そういうものが重大であろうと、こう思うわけなんです。工場の誘致はしてはほしいけれども……

第68回国会 商工委員会 第19号(1972/06/12、9期、公明党)

○原田立君 まるきりしろうとなんで愚問になるかもしれませんが、お答え願いたいと思います。  先ほど笹生参考人の御意見の中に、保安に配慮を尽くすことは絶対必要であるというお話がございました。また、いまの竹田委員の質問に対してもお答えが多少ございましたが、間違っても安全と、こういうふうにしなければならぬだろうと、こう思うわけでありますけれども、こんなことをお聞きしてはどうかと思うんですが、今回政府で提案されている法案をごらんいただいて、現在のような工法ではたしてそういう保安が十分保たれ得るやいなや。そこいら辺の御感想をお聞きしたいと思うのが、これが一つであります。  それから、森田参考人にお伺いし……

第68回国会 商工委員会 第20号(1972/06/16、9期、公明党)

○原田立君 時間がないということですから、もうはしょりながらやりたいと思いますが、要点だけお伺いしますから、きちっとお答え願いたいと思います。  現在、熱供給事業は十地域において実施されておりますが、これらち事業主体別に分類すると一体どうなるのか、これが一つ。  それから、これらの実施の経験から見てそれぞれの事業形態についてメリット、デメリッとが出てきていると思うのでありますけれども、政府当局としてはそれをどのように判断しているのか、それが二つ。  それからまた、供給の形態と事業主体の種類との間に、最適形態という観点から好ましい結合関係をどういうふうに見ているのか、これが三つ目。

第68回国会 大蔵委員会 第6号(1972/03/10、9期、公明党)

○原田立君 時間があまりないので、冒頭に、七問ぐらいありますけれども、全部言いますから、メモしてもらいたいと思います。  先ほど戸田委員から主要のことについて、三百六十円の旧レートによる保証をしてもらいたいということについて基本的にはお話し申し上げました。これは私たち行きましたところ、ちょうどその日が全軍労をはじめとしてストライキに入った当日でありまして、もう全島民の人たちが三百六十円による保証をぜひしてもらいたい、これは全島の世論でありました。これに対して手厚い処置を十分してもらいたい、こう私も要望したいし、考え方はどうかというのが、これが一つであります。  それから第二問は、十月八日の通貨……

第68回国会 大蔵委員会 第24号(1972/05/12、9期、公明党)

○原田立君 山中総務長官が初代沖繩開発庁長官に内定したということでありますから、その立場でお伺いしたい。  われわれは、どちらかというと、いわゆる日本の内地人というような考え方でこの問題をとらえがちで、いろいろ不可解な点が出てくるわけでありますけれども、実際沖繩の現地の人たちはそういう内地的なものの考え方に強い反発を持っているのは事実です。それで、過日屋良主席と会ったときにも、現在の沖繩は、いわゆる去年の台風及び干ばつが一つですね、三つにはドル・ショック三つ目には基地経済あるいは今後の不安という三重苦をしょって立っているのが沖繩の現状である、こういうことを言い、何とかその解決に努力してもらいた……

第68回国会 予算委員会 第14号(1972/04/18、9期、公明党)

○原田立君 まず大蔵大臣にお伺いしたいんでありますが、わが国の外貨準備高の蓄積は昨年暮れの円の切り上げにもかかわらず、三月末には百六十六億ドルに達しております。今後の見通しについて田中通産大臣は、四十七年度中には二百億ドルに達すると、こういうふうなことを言っておりまするし、また反面水田大蔵大臣は、達しないと、こう言っておるんでありますが、いずれにしても近い将来円の再切り上げという外圧が強まることが予想されますが、この回避をはかるために積極的かつ総合的な対策が必要と思いますが、いかがですか。
【次の発言】 大蔵大臣、ことばじりをとらえるわけではありませんが、去る十日開かれた国際金融問題懇談会――……

第69回国会 交通安全対策特別委員会 閉会後第1号(1972/09/28、9期、公明党)

○原田立君 先ほど阿具根委員のほうから長野県戸隠のバス転落事故に関することについて若干質問がありましたが、そのとき説明もありましたので私は簡潔にしたいと思うんでありますが、この地域はあまり事故がなかったということでありますが、それにしても今回こういう事故が起きた。非常に遺憾のきわみであります。一般的に見てやはりあぶない地域であることには間違いあるまいと思うんであります。それで、この交通の面を担当している警察庁として、あそこにカーブの標示あるいは路肩の弱い標示等があったと聞いておりますけれども、それだけでは、幅員の関係なんかから見て、まだ交通事故防止という面からいって、その処置にちょっと手抜かり……

第69回国会 商工委員会 閉会後第1号(1972/08/31、9期、公明党)

○原田立君 ごく簡単にお聞きしますから、答弁のほうも簡単に適切にお願いしたい。  一番最初に、いま問題になっている日中国交回復問題についてですが、これはテンポが順調に進んでいるように思うんでありますが、先日の新聞で見たところによると、中曽根通産大臣が国交回復後訪中し、経済問題等でいろいろ話し合ってくるということが報道されたのを見たのでありますが、その言についてどういう意図があるのか、構想なんかはまとまっておるのか。まずその点をお伺いしたい。
【次の発言】 国交回復後は、いわゆる政府間貿易が中心になるのだろうと思いますけれども、その際は、従来のいわゆる覚え書き貿易等の民間貿易、それはどのようにな……

第70回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1972/11/10、9期、公明党)

○原田立君 彦山線の事故のことなんですけれども、過去十年間のうちに何か二百九件列車火災の事故があったと、こういうふうに聞いておりますけれども、その点、どうであったのか。それから、どういうふうな状況でなったのか、それを御報告願います。
【次の発言】 今度燃えた車両はキハ55型というようなことであるそうですけれども、この車両は現在どのくらい全国に使われているんですか。
【次の発言】 このキハ55型というディーゼルカーは二百十三両あるというんですが、これは全車両に比較してどのくらい多いんだか、その点がよくわかりませんけれども、現にいわゆる現役として使われている車両である。この形のディーゼルカーが、先……

第70回国会 商工委員会 第2号(1972/11/10、9期、公明党)

○原田立君 いろいろ竹田委員から事こまかな質問があったんでありますが、多少重複する点があるだろうと思いますがお答え願いたいと思います。  まず一番最初に、今回提案されている法案が、円対策を中心に考えての法案か、それとも発展途上国に対しての経済、福祉の向上をさしておるのかという点であります。今回の「対外経済政策の推進について」、この中に入っているんだから確かに円対策だろうと思うし、それからことし初めに開発途上国からアンタイイングにしてくれという強い要請もあったこともあるわけですから、どっちが中心でやったのかという、考えたのかということを答弁……。

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1973/06/15、9期、公明党)

○原田立君 いま神沢委員よりいろいろと御質問がありましたので重複する点はなるべく避けたいと思いますけれども、重複したらお許しいただきたい。  大臣も忙しいようですから一番最初に大臣にまとめて御質問したい。  いまもいろいろとお話があったんだけれども、カーフェリーの急速な発展、あるいはそれらによりまして就航する船の増加であるとか、あるいは輸送量の伸び、カーフェリーの大型化、デラックス化あるいは競争、こういうふうなことでだんだん違ってきているんですね。カーフェリーそのものの営業にしても船の構造にしても、だんだん中身がいま変わりつつある。こういうようなときに、私言いたいのは、すなわちカーフェリーが就……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1973/06/27、9期、公明党)

○原田立君 参考人の方々には交通安全のために日ごろ御研究、御努力、ほんとうに御苦労さんだと思います。また、先ほど貴重な御意見をお伺いしましたが、その中で二、三お伺いしたいと思います。  一番最初に玉井参考人ですけれども、全交通遺児家庭六万人悉皆調査したが、要望書をつくり上げたがまだ実現されていない。こういうことでありますけれども、今回はこうやって政府のほうが自動車事故対策センター法案をつくる。その点に関してこの要望書の中で特にこの点だけはどうしてもはっきりしてもらいたいというのがあったら御指摘願いたい。  それから、政府で自賠責の金額について、ほかの参考人もみな同じようでございましたが、五百万……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1973/06/29、9期、公明党)

○原田立君 大臣が退席されたので、まとめた分についてはまた後ほどお伺いするとして、法案の中の問題をお伺いいたします。  第四条に「センターの資本金は、その設立に際し、政府及び政府以外の者が出資する」、「政府は、センターの設立に際し、二億四千万円を出資する」と、こういうふうに出ておりますが、補助金を約一億一千万、貸し付け金を約一億、こんなふうにするんだというふうに話を漏れ聞いておるんですが、そこいら辺はいかがですか。
【次の発言】 「政府及び政府以外の者が出資する」と、こうありますけれども、これはどのぐらい見込んでいるんですか。
【次の発言】 そうしますと、補助金、貸し付け金等含めて五億ですね。……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1973/07/06、9期、公明党)

○原田立君 警察庁のほうにお伺いしますけれども、最近の傾向として交通事故による死亡、負傷ともにその数においてかなり減少していることはまことにうれしい限りでありますが、四十七年の事故発生件数は前年に比べ六・二%の減少、死亡事故件数は二・七%の減少となっているようですが、しかし、その中身を見ると、死亡においては一万数千人にのぼっている。この数字は単に諸外国に比べて多いとか少ないという問題ではなく、生命を大切にするということを最大目標とするならば、死亡ゼロに挑戦してこそ初めて誇れるのではないでしょうか、まあ、一般論でありますけれども。  そこで、警察庁は昭和四十八年の目標を、死亡事故を――死亡事故を……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1973/07/13、9期、公明党)

○原田立君 近年のレジャーブームによるモーターボート、あるいはレジャーボート等の普及が著しく、現在では十万隻をこえていると、こう聞いておりますけれども、その実態はどうなのか。また、毎年二〇%以上の増加ということを聞いて、非常にこれはたいへんな増加であると思うんでありますが、その安全性を第一義に考えての今回の法改正であろうと思うんでありますが、ところで、いわゆるレジャーブームによるモーターボート、レジャーボート等の取り締まりというような面での、交通安全という面での規制ならば首肯するわけでありますけれども、これに突然と言っていいみたいに二十トン未満の漁船をもその対象として加えてある。これは一体、片……

第71回国会 法務委員会 閉会後第1号(1973/11/08、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず委員の異動について報告いたします。  昨七日、白木義一郎君が委員を辞任され、その補欠として黒柳明君が選任されました。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時三十分より再開いたします。  暫時休憩いたします。    午後零時三十一分休憩
【次の発言】 これより法務委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入りま……

第71回国会 法務委員会 第2号(1973/02/22、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたびはからずも、阿部前委員長のあとを受けまして、委員長に選任されました。はなはだ微力でございますが、皆さま方の格別な御指導、御協力をいただきまして、職責を全うしてまいりたいと存じますので、どうかよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 阿部前委員長から発言があります。
【次の発言】 次に、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  まず、法務行政の基本方針について、田中法務大臣からその所信を聴取いたします。田中法務大臣。

第71回国会 法務委員会 第3号(1973/02/27、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  去る二十二日聴取いたしました田中法務大臣の所信及び予算説明等について、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本件に対する質疑は本日はこの程度といたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十五分散会

第71回国会 法務委員会 第4号(1973/03/29、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  安村最高裁判所事務総長から発言を求められておりますので、この際、これを許します。安村和雄君。
【次の発言】 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず政府から趣旨説明を聴取いたします。田中法務大臣。
【次の発言】 以上で説明は終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、本日はこの程度といたします。
【次の発言】 前々当法務委員会が開かれたおりにお伺いしようと思っておりましたが、その後開会に至りませんでしたので、本日お伺いするわけ……

第71回国会 法務委員会 第5号(1973/04/03、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る三月三十一日、鶴園哲夫君が委員を辞任され、その補欠として鈴木強君が選任されました。  また、本日、野坂参三君が委員を辞任され、その補欠として塚田大願君が選任されました。
【次の発言】 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する午前の質疑はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。    正午休憩

第71回国会 法務委員会 第6号(1973/04/24、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  昨二十三日、竹田現照君及び小枝一雄君が委員を辞任され、その補欠として松本賢一君及び玉置和郎君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  本日、検察及び裁判の運営等に関する調査のため、菊田産婦人科・肛門科医院院長菊田昇君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第71回国会 法務委員会 第7号(1973/05/08、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  刑事補償法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず 政府から趣旨説明を聴取いたします。田中法務大臣。
【次の発言】 以上で説明は終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は本日はこの程度といたします。
【次の発言】 次に、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本件に対する質疑は本日はこの程度といたします。

第71回国会 法務委員会 第8号(1973/06/05、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  刑事補償法の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。参考人の方々には御多忙中にもかかわらず本委員会に御出席をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。本日は刑事補償法の一部を改正する法律案につきまして忌憚のない御意見を賜りたいと存じます。  議事の進め方につきましては、大体十分程度で御意見をお述べ願い、その後委員からの質疑にお答えを願いたいと、かように存じております。よろしくお願いします。  それでは、まず大野正男参考人にお願いいたします。

第71回国会 法務委員会 第9号(1973/06/07、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  刑事補償法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続きこれより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 ちょっといまの法案に関連して。佐々木君。
【次の発言】 本案に対する質疑を一時中断し、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  これにより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時二十分まで休憩いたします。    午後零時二十分休憩

第71回国会 法務委員会 第10号(1973/06/14、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。  その前に、法務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。法務大臣。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本件に対する質疑は本日はこの程度として、午後二時まで休憩いたします。    午後一時休憩
【次の発言】 ただいまから法務委員会を再開いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。  本日、小枝一雄君、重宗雄三君、木島義夫君及び増原恵吉君が委員を辞任され、その補欠と……

第71回国会 法務委員会 第11号(1973/06/21、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 国士館大学の問題について御質問いたします。  法務大臣、いま現状では報告ができないというようなことなんでありますけれども、これは綾田部長にもお聞きしたいんですけれども、いまの大臣の御答弁は、去る十二日、衆議院地行委において綾田保安部長が報告したことと同じようなことなんですね。きょうはもう二十一日だし、一週間たっているのだし、この事件は組織的、計画的なものではなく、報復や仕返しがエスカレートしたと……

第71回国会 法務委員会 第12号(1973/06/28、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  刑事訴訟法及び刑事訴訟費用等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、発議者から趣旨説明を聴取いたします。佐々木君。
【次の発言】 以上で説明は終了いたしました。  本案に対する質疑は、後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 この際、委員の異動について報告いたします。  本日、加……

第71回国会 法務委員会 第13号(1973/07/05、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本件に対する質疑は本日はこの程度といたします。
【次の発言】 刑事訴訟法及び刑事訴訟費用等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 委員長として田中法務大臣に一言、お願いでありますが、先ほど本件を審議しているときに、法大務臣は衆議院のほうに……

第71回国会 法務委員会 第14号(1973/07/10、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  商法の一部を改正する法律案、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律案、及び商法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案の審査のため、本日、日本公認会計士協会相談役尾澤修治君、及び日本税理士会連合会副会長北川孝君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第71回国会 法務委員会 第15号(1973/07/12、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  連合審査会に関する件についておはかりいたします。  商法の一部を改正する法律案、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律案、及び商法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案について、大蔵委員会からの連合審査会開会の申し入れを受諾することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。

第71回国会 法務委員会 第16号(1973/07/17、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る十二日、松本英一君及び杉山善太郎君が委員を辞任され、その補欠として鈴木強君及び伊部真君が選任されました。また本日、野坂参三君が委員を辞任され、その補欠として塚田大願君が選任されました。
【次の発言】 刑事訴訟法及び刑事訴訟費用等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は本日はこの程度といたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時十三分散会

第71回国会 法務委員会 第17号(1973/08/23、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  本日、野坂参三君が委員を辞任され、その補欠として星野力君が選任されました。
【次の発言】 刑事訴訟法及び刑事訴訟費用等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は本日はこの程度といたします。
【次の発言】 この際、委員の異動について報告いたします。  本日、杉山善太郎君が委員を辞任され、その補欠として田英夫君が選任されました。

第71回国会 法務委員会 第18号(1973/08/28、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  原文兵衛君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中西一郎君を指名いたします。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御……

第71回国会 法務委員会 第19号(1973/08/30、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  昨二十九日、小枝一雄君及び野坂参三君が委員を辞任され、その補欠として青木一男君及び渡辺武君が選任されました。
【次の発言】 商法の一部を改正する法律案、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律案、及び商法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案を便宜一括して議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 青木委員に申し上げます。おすわりになって御質問になってけっこうですから。

第71回国会 法務委員会 第20号(1973/09/11、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告をいたします。  昨十日、渡辺武君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君が選任されました。  また、本日、鈴木強君が委員を辞任され、その補欠として松本賢一君が選任されました。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本件に対する質疑は本日はこの程度といたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時十分散会

第71回国会 法務委員会 第21号(1973/09/13、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について報告いたします。  本日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として渡辺武君が選任されました。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。  本件に対する質疑は本日はこの程度といたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時五十三分散会

第71回国会 法務委員会 第22号(1973/09/18、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  本日、野坂参三君が委員を辞任され、その補欠として渡辺武君が選任されました。
【次の発言】 中西一郎君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に原文兵衛君を指……

第71回国会 法務委員会 第23号(1973/09/20、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  本日、竹田現照君及び鈴木省吾君が委員を辞任され、その補欠として、上田哲君及び川野辺静君が選任されました。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 いまの資料要求ですけれども、いかがですか。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後二時まで休憩いたします。    午後一時休憩
【次の発言】 これより法務委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、検察及び裁判の運営等に関する……

第71回国会 法務委員会 第24号(1973/09/26、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  本日竹田現照君、木島義夫君、山本敬三郎君、小枝一雄君及び重宗雄三君が委員を辞任され、その補欠として、吉田忠三郎君、高橋雄之助君、中村禎二君、志村愛子君及び中村登美君が選任されました。
【次の発言】 継続審査要求に関する件についておはかりいたします。  商法の一部を改正する法律案、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律案、及び商法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案につきましては、閉会中もなお審査を継続することとし、本案の継続審査要求書を議長に提出いた……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1974/05/17、9期、公明党)

○原田立君 今回のこの法律についてはわが党は賛成でありますから、そういう立場で、なお一そう充実すると、こういうような立場で御質問したいと思います。全くこういう点について実はしろうとなもんでよくわからないんでありますが、皆さんのほうでおわかりの点は十分御説明を願いたい。  まず、東京条約あるいはヘーグ条約に加盟していた、それが今度は今回のモントリオール条約に加盟するとこうなると、三つの条約に参加したということになるわけでありますが、そうなると、当然いわゆる飛行機に関する犯罪については、もうアリの子も出ないようにきちんと犯罪面については網羅したと、こういうことが言えるのかどうか。また、このほかには……

第72回国会 法務委員会 第2号(1974/02/05、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。  本日、野坂参三君が委員を辞任され、その補欠として星野力君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についておはかりいたします。  委員異動に伴い、現在理事が二名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に棚辺四郎君、内田善利君を指名いたします。

第72回国会 法務委員会 第3号(1974/02/12、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告をいたします。  去る七日、星野力君が委員を辞任され、その補欠として野坂参三君が選任されました。  また、本日、野坂参三君が委員を辞任され、その補欠として春日正一君が選任されました。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  まず、法務行政の基本方針について中村法務大臣からその所信を聴取いたします。中村法務大臣。
【次の発言】 この際、高橋法務政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。高橋法務政務次官。

第72回国会 法務委員会 第4号(1974/02/14、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず委員の異動について報告をいたします。  本日、小枝一雄君が委員を辞任され、その補欠として中村登美君が選任されました。
【次の発言】 商法の一部を改正する法律案、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律案及び商法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案を便宜一括して議題といたします。  前回に引き続きこれより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後二時十分より再開いたします。  暫時休憩いたします。    午後一時七分休憩

第72回国会 法務委員会 第5号(1974/02/19、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  去る十六日、中村登美君が委員を辞任され、その補欠として小枝一雄君が選任されました。
【次の発言】 今回のこの商法改正について、わが党は初めて質問するのでありますが、前の質問者とだいぶダブる点があるだろうと思いますけれども、大事な問題でありますので、懇切に誠意ある御答弁をしていただきたい。まずもってお願いしておきます。  四十五年三月の法制審議会の要綱では、「取締役の職務遂行に関し不正の行為又は法令若しくは定款に違反する重大な事実があることを発見したときは、その取締役の解任のため」の株主……

第72回国会 法務委員会 第6号(1974/02/21、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告をいたします。  昨二十日、山本敬三郎君、山本茂一郎君、中村波男君、内田善利君が委員を辞任され、その補欠として高橋邦雄君、嶋崎均君、吉田忠三郎君、矢追秀彦君が選任されました。  また、本日、小枝一雄君、重宗雄三君が委員を辞任され、その補欠として濱田幸雄君、平井卓志君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についておはかりいたします。  委員異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に……

第72回国会 法務委員会 第7号(1974/03/07、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  小枝一雄君、重宗雄三君及び野坂参三君が委員を辞任され、その補欠として星野重次君、川野辺静君及び小笠原貞子君が選任されました。  また、本日、鈴木省吾君が委員を辞任され、その補欠として高橋邦雄君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についておはかりいたします。  委員異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第72回国会 法務委員会 第8号(1974/03/14、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  中村波男君、小枝一雄君及び重宗雄三君が委員を辞任され、その補欠として、村田秀三君、高橋邦雄君及び川野辺静君が選任されました。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時四十八分散会

第72回国会 法務委員会 第9号(1974/03/26、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  小枝一雄君、重宗雄三君及び野坂参三君が委員を辞任され、その補欠として川野辺静君、中村禎二君及び春日正一君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についておはかりいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に棚辺四郎君を指名いたします。

第72回国会 法務委員会 第10号(1974/03/28、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 刑務所の移転問題でお伺いしたいと思います。  まず実は鹿児島の刑務所の移転問題でお伺いしたいと思うのですが、その前に、現在刑務所が都市の中心部にあっていわゆる都市計画上移転を強く要請されている、そういうようなのは現在全国に何カ所ぐらいあるのか、それからまた、それに対して現在移転が促進されているのかどうか、現状の御報告をお願いしたい。
【次の発言】 鹿児島刑務所は私現地を見てきましたけれども、明治十一年あたりにつくられたものだ……

第72回国会 法務委員会 第11号(1974/04/25、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  民事調停法及び家事審判法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。中村法務大臣。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。勝見調査部長。
【次の発言】 以上で趣旨説明及び補足説明の聴取は終わりました。  次に、本案の衆議院における修正部分について、衆議院法務委員長代理理事羽田野忠文君から説明を聴取いたします。
【次の発言】 以上で、説明聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。

第72回国会 法務委員会 第12号(1974/05/09、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  木島義夫君及び小枝一雄君が委員を辞任され、その補欠として長屋茂君及び星野重次君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  本日、民事調停法及び家事審判法の一部を改正する法律案審査のため、大阪地方裁判所調停委員曾我益井君、日本弁護士連合会副会長藤井英男君、一橋大学教授竹下守夫君及び東京都立大学教授江藤价泰君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第72回国会 法務委員会 第13号(1974/05/14、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  民事調停法及び家事審判法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 いまも佐々木委員よりいろいろと質問があったわけでありますが、事は重大な問題でありますから、ダブる点があるだろうと思います。その点、前に話してあるからもうよかろうなんというような姿勢でなしに、きちっと御答弁願いたい。  まず最初に思うことは、臨時調停制度審議会が昭和四十六年六月一日に発足し、聞くところによれば、七月二十一日に第一回会議を開き、その後、四十八年三月二十六日の約一年八カ月の間に、十数回の会議が持たれた……

第72回国会 法務委員会 第14号(1974/05/16、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  山本茂一郎君が委員を辞任され、その補欠として柴立芳文君が選任されました。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。
【次の発言】 民事調停法及び家事審判法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめます。  午後二時再開することとし、休憩いたします。    午後零時五十四分休憩

第72回国会 法務委員会 第15号(1974/05/30、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず委員の異動について御報告いたします。  村田秀三君が委員を辞任され、その補欠として田中一君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についておはかりいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際理事の補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に内田善利君を指名いたします。

第72回国会 法務委員会 第16号(1974/06/03、9期、公明党)【議会役職】

○委員長(原田立君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  小枝一雄君が委員を辞任され、その補欠として黒住忠行君が選任されました。
【次の発言】 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。中村法務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。――別に御発言もなければ、質疑はないものと認めて御異議ございませんか。


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1974/10/29、10期、公明党)

○原田立君 大臣はあまり時間がないようですからごく簡潔にいたします。  私はミカンと飼料、畜産、その関係の質問をしたいと思います。  一昨年のミカンの暴落は生産農家をはじめ関係機関に大きなショックを与えると同時に、ミカンの生産対策に深刻な問題を提起したわけでありますが、本年は四十七年と同様表年に当たるばかりではなく、インフレの高進からくる物価の高騰あるいは石油危機に伴う生産費、流通関係費等の急騰とあわせて生活諸経費の上昇等々を、まともに受ける重大な年であります。このような社会情勢の中にあって、ミカン農家の健全なる経営と安定をはかるためにも強力なる対策が必要であると考えるものであります。  それ……

第74回国会 農林水産委員会 第1号(1974/12/24、10期、公明党)

○原田立君 重複する点もあるだろうと思いますけれどもお答えいただきたいと思います。  まず最初に、農業後継者の相続税の問題でありますけれども、これは、最近特に深刻になっていることでありまして、全日農あるいは全農総連等、種々の要望が出されているわけでありますが、この要望についてどういうふうに農林省は考えているのか、これが一つ。  それから、大蔵省は十二月の一十日の日に試案を出して、相続税については事実上非課税にすると、こういうふうに言っております。ところがきょうの新聞には、相続税は四千万円まで無税にすると、こういうのが自民党案で出ているわけです。ところが農業団体等については、こういう、何といいま……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1975/03/26、10期、公明党)

○原田立君 ただいまは空の安全問題について質疑が交わされたわけでありますが、私は陸の安全問題について若干御質問したいと思います。踏切問題について御質問したいと思います。  実は、去る三月一日十九時六分、福岡県福岡市の西鉄の西鉄大牟田線の井尻という駅のそばにおきまして、下り線の電車が八十四、五キロメートルぐらいの速度で走行していたのが、ちょうどその付近の三号踏切という番号がつけられている踏切にライトバンが輪が落っこって落輪していたのをひっかけて、それで三十メートル引っ張って大破した。また、脱線事故車自身も脱線して約九十メートルもずっとはねていった。そうして甲野さんという家の中に突っ込んだりしたの……

第75回国会 災害対策特別委員会 第3号(1975/05/23、10期、公明党)

○原田立君 ただいま地元大分県選出の工藤先生からいろいろとるるお話がありました。また長官からも政治家としての姿勢ということで、事務当局とは違った意味の御答弁がありました。そこで長官、問題はその早い遅いの問題なんです。恐らく局地激甚災害の指定をお考えいただけるんだろうと思うのですけれども、何か話によると八月以降ぐらいじゃなければ何かものがまとまらないというような話を聞いております。ところが実際四月の二十一日に起きた事故ですから、八月といったらもう四カ月もたっちゃうわけです。そういうことでは地元ははなはだ困る。そこで先ほどの長官の政治家としての考えるところ十分ありというところで言えば、いまはまだ最……

第75回国会 災害対策特別委員会 第7号(1975/06/27、10期、公明党)

○原田立君 上田団長とともに鳥取県へ行ってまいりました。先ほど青木委員からも上田団長からもいろいろと話がありましたが、大事な問題でありますので、ダブる点があるだろうと思いますが、お伺いするわけであります。  一番最初に、先ほどのお話のスイカを天災融資法の適用範囲の中に入れてくれという話については、スイカは永年作物でないから天災融資法には入らないということだったのだけれども、これは何らか検討をされる余裕はございませんか。
【次の発言】 重ねて聞くようでありますけれども、要望するのでありますけれども、現地の農民の人たちの、あるいは町長、あるいは県知事等も含めて強い要望があったわけです。この要望をい……

第75回国会 農林水産委員会 第2号(1975/01/23、10期、公明党)

○原田立君 四十九年十二月の十八日に、事故発生後直ちにわが党の塩出参議院議員が現地に参りました。私も、第五次調査団として今回の岡山県水島の三菱石油株式会社水島製油所における重油流出事故の現場を見てきました。非常に惨たんたるものであり、たいへんなものだなということを痛感してきたものであります。  そこで、大臣、早くから瀬戸内海の浄化が叫ばれてきておりながら、何も言ってきてないわけじゃない。それを言ってきておりながら、政府は臨海工業地帯をつくり、あるいは石油コンビナートをつくり、あるいは重油の貯蔵庫をつくる等して、いわゆる死せる瀬戸内海にしてきたのは、あげて政府の責任であると、こう私指摘したい。ま……

第75回国会 農林水産委員会 第5号(1975/02/20、10期、公明党)

○原田立君 大事な問題なので、前の委員と質問がダブる点があるだろうと思いますが、はしょらないで御答弁いただきたいと思います。  農林省は五十年度予算については予定どおりの予算措置を講じたと、こういうふうな御意見のようでした。先ほど鶴園委員からも、また神沢委員からも厳重な指摘があった。私も同じように指摘したい。政府の今度の対前年比が一二四・五%の伸びである。要するにそれに対して、農林省は一一九%なのですが、これはどうしても安倍農林大臣、えらそうな口をきいて、これで攻める農政をやりましたとは言いにくいんじゃないか、こう私思うのですけれども、ひとつ所信のほどをお伺いしたい。

第75回国会 農林水産委員会 第6号(1975/03/18、10期、公明党)

○原田立君 質問がちょっと前と重複する面が出てくるかもしれませんが、お答え願いたいと思います。  一昨年十一月にわが国において三県にわたって豚の水胞病が発生したのでありますが、そのときの経過及び原因について御説明を願いたい。
【次の発言】 まあ、初動活動で五百八十頭にとどまったということは大変結構なことだったと思うんでありますが、いまのお話ですと、まだ感染経路あるいは原因がはっきりしないというところに一抹の不安を感じるわけなんですけれども、まあ一昨年の話でありますから、その後ずっと研究してこられただろうと思うんですが、原因不明では、再発生するという恐れがまだ多分に残っている、こういう恐れを持つ……

第75回国会 農林水産委員会 第9号(1975/03/27、10期、公明党)

○原田立君 同僚議員からいろいろと質問が出ました。私も筋を立てて御質問申し上げますので、ダブる点があるだろうと思いますが、きちっと御答弁願いたいと思うのであります。  畜産物の価格安定は何といったって飼料問題であろうと思うのであります。今回、牛肉の価格安定制度の創設は高く評価に値するが、肉用牛経営を取り巻く諸情勢に大きな問題があることもまた見逃がせない事実であります。それで大臣、いつも私言っていることは、何も畜産ばかりでなしに、農業でもいわゆる食える農業、食べられる農業、この建設をしていくのが建林省の役目だと思うのです。で、今回の畜安法案を審議するに当たって、食べられる畜産農家の建設と、こうい……

第75回国会 農林水産委員会 第12号(1975/05/29、10期、公明党)

○原田立君 わが国農業は、重化学工業優先、高度経済成長政策の谷間に取り残され、日本列島総開発の名のもとに、食糧供給の基本である農用地の乱開発と地価の暴騰を引き起こすに至っておるのは御承知のとおりであります。最近における世界の食糧危機が叫ばれるや、政府の施策が何となくあわてて自給率向上対策に奔走するという、そういうような姿勢は全くその場限りのどろなわ対策と、こういうふうに感ずる次第であります。世界的食糧需給がますます不安定をきわめている中で、自分の国の食糧自給率の向上強化を推進することが急務であることは申すまでもないことであります。過去の無秩序な乱開発を防止し、食糧供給の基盤である農用地の確保を……

第75回国会 農林水産委員会 第13号(1975/06/05、10期、公明党)

○原田立君 本来なら同僚の相沢委員が質問するところなんですが、ちょっとけがをしましたもので、私がかわって質問をいたします。  前回の質問もありますので、重複を避けるような意味でしたいと思いますが、若干重複する面もありますが、丁寧に御答弁願いたいと思います。  まず一番最初に農地の利用率についてお伺いいたします。  耕地の利用率については、昭和三十年代の前半をピークに年々下降線をたどり、見直しの時期に来ておると思います。たとえばことし四月発表の「農産物の需要と生産の長期見通し」では耕地利用率一一四・三%となっていますが、どのような方法で利用率を高めることを考えているのかお伺いいたします。農地の利……

第75回国会 農林水産委員会 第14号(1975/06/17、10期、公明党)

○原田立君 わが国のカツオ・マグロ漁業は外国漁船の圧迫により窮地に追い込まれて、廃業、転業者を生むに至るなど、まさしく容易ならざる事態に至っていることは私がいまさら申し上げるまでもないことでありますが、国連海洋法会議の成り行き、石油ショック以来の消費資材の高騰など重大問題に直面しているところでありますが、本改正案提出の理由として、「特定の漁獲物等について、外国漁船による本邦への陸揚げを禁止する等の必要がある。」と、その理由を述べておりますが、マグロ・カツオ等の輸入を取り巻く状況とその経過についてどのように掌握しているのか、まず御報告を願いたいと思います。

第75回国会 農林水産委員会 第15号(1975/06/19、10期、公明党)

○原田立君 飼料の品質改善に関する法律は、昭和二十八年第十五回国会において成立され、その目的として、粗悪飼料の流通、品質改善、取引の公正を図ることを主としたもので、その内容として、飼料の登録制度、異物混入の禁止及び立入検査であり、飼料の安全性確保の面ではもっぱら行政指導に基づき実施されてきたのか現状であります。今回の法律改正では、安全性の確保に重点が置かれ、題名も飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律と改めております。安全性の確保については一歩前進と評価するものでありますが、まだ内容の面において不満とするところが多大であります。  まず初めに農林大臣にお尋ねいたしたいと思いますが、この法……

第75回国会 農林水産委員会 第16号(1975/06/20、10期、公明党)

○原田立君 麦の問題が小笠原委員、また工藤委員よりありましたので、私も若干お伺いしたいんですが、大臣はいつごろ入るんですか。もう後何分ぐらい。――後二、三分。  それでは、その前にお伺いしたいんでありますが、田の耕作地面積は四十九年度は三百二十万七千ヘクタールに対し、四十八年の麦の耕作地は七万ヘクタールと聞くわけでありますが、余りに少ない。要するに、裏作利用が非常に少ない、こう思うんであります。また、畑では八万五千ヘクタールと聞いておりますが、一体どうして裏作を奨励――もちろん農林省は奨励しているんだろうと思うんだけれども、どうしてこれが実際に農民に好まれないのか、どうして進まないのか、この点……

第75回国会 農林水産委員会 第17号(1975/06/24、10期、公明党)

○原田立君 高橋先生にお伺いいたします。  先ほど食品添加物に対しては厳しいチェックが必要である、こういう御指摘があったわけですが、AF2が発がん性があって使用禁止になりました。ところが、同じような親戚である、AF2の親戚みたいなようなニトロフラン系のフラゾリドン、これは現在まだ使われております。農林省の話では、それをずっと極度に減らして使っていくのだ、というようなことを言っているわけでありますけれども、そういうようなことを、いいのかどうか、御専門のお立場から御意見を伺えればありがたいと思うのでありまして、それが一つです。  それからもう一つは、先ほども抗生物質は百種類もたくさんあると、そうい……

第75回国会 農林水産委員会 第18号(1975/06/26、10期、公明党)

○原田立君 私は公明党を代表して、飼料の品質改善に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正についての提案の理由及び概要を御説明申し上げます。  現在家畜等の流産、早産、死産及び奇形化、また、がんなどを含む疾病が全国各地に発生し大きな社会問題に発展していることは周知のとおりであります。  その原因については、薬づけ畜産と言われる飼料や飼料添加物への化学物質の混入やそれらの乱用、さらに飼料及び飼料添加物自体の有害物質等による汚染との関係性が多くの専門家、科学者によって指摘されているところであります。また、われわれ国民の食品となる家畜等はがんなどの疾病に冒され、それらの家畜の食肉が国民の食卓に供……

第75回国会 農林水産委員会 第20号(1975/07/03、10期、公明党)

○原田立君 いまはまた御決意があったわけでありますが、農林大臣にお伺いしたいんでありますが、社会福祉の重要性についてはいまさら申し上げる必要はございませんが、特にわが国においては高度経済成長の時代から安定成長の時代に移り、福祉社会の充実、とりわけ老後の生活保障の充実と社会保障政策の強化が要求されるところでありますが、このような社会情勢の中にあって、いわゆる年金時代の到来と言われているにもかかわらず、今回改正案が出された農林年金制度は、他の公的年金制度と比べて早急に改善を要する問題が特に多いと思うのであります。具体的な問題を問う前に、このように立ちおくれている農林年金制度をより充実し、農林事業者……

第76回国会 農林水産委員会 第4号(1975/12/11、10期、公明党)

○原田立君 私は、時間がわずかでありますので、どうか答弁も簡潔に要領を得て御答弁願いたいと思います。一番最初にスト権問題に関する問題を若干、それから、その後に青田狩り干拓問題、こういう問題をやりたいと思いますので、簡潔な御答弁をいただきたいと思います。  まず最初に、国有林野事業の経営形態についてお伺いいたします。この形営形態については、各方面から種々議論されているところでありますが、かつては国有林開放問題、あるいは公社化等の意見もありました。しかし、昭和四十七年十二月の林政審議会の答申の中には公社化、また民営化という内容はない。林政審議会の昭和四十七年の十二月の答申にはなかった公社化、あるい……

第76回国会 農林水産委員会 第5号(1975/12/18、10期、公明党)

○原田立君 会計検査院が十二月の十一日、昭和四十九年度の決算検査報告を発表しております。この発表の中で、予算の使い方がずさんだとして、いわゆる不当事項の指摘を受けた件数が全体で七十九件、四億三千余万円となっております。しかし、今回の検査結果は、検査対象が限られていたことから、ごく一部であり、当然氷山の一角であろうと思うのであります。今回の指摘されているうちで、農林省に関する件数、金額とも群を抜いていることは一体どうしたことなのかと心配をしておるわけであります。金額にして全体が四億三千二百四十九万円。このうち農林省関係は一億二千百三十五万円、これは全体の約三割であります。それからまた、件数にして……

第77回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1976/07/08、10期、公明党)

○原田立君 余りよくわからないんでありますけれども、二、三お伺いしたいと思うのであります。  加茂先生には桜島で大変御苦労さまでございます。前回もおうかがいしていろいろな模様を拝見してきたわけでありますが、ただいまのお話の中に、山腹噴火と山頂噴火というお話があり、隆起が続いている限りにおいては噴火はあると見なければならないというようなお話があり、山頂噴火は十年に一回ぐらいはあるんじゃないかというようなお話でございました。それで、それからまた、山腹噴火というのは数百年に一回だというようなことですから、これはまあまあとして、十年に一回というと、よっぽど防災対策をしっかりしておかなければいけないわけ……

第77回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1976/07/09、10期、公明党)

○原田立君 私の手元に宮崎県あるいは鹿児島市あるいは鹿児島県からいろいろと要望書が出ているわけでありますが、余り時間もありませんので簡潔に御返事をいただきたいと思うのであります。  一番最初に大蔵省、これはもう鹿児島市から要望があった、要請のあったものでありますが、大蔵省、通産省関係の要請として、「り災者に対する国税の軽減措置について」「集中豪雨により、り災者は、所得が激減するので、り災者に対する各国税の減免措置および納期限の延長等について特別の措置を講ぜられるよう要望します。」、こういう要請が出ているのでありますが、これについていかがですか。

第77回国会 災害対策特別委員会 第5号(1976/05/14、10期、公明党)

○原田立君 昨年の八月十五日に開かれた中央防災会議において、会長である三木総理は、都市災害の危険性は重大な問題であり、国民の安全を確保することを国の基本としなければならない、また、今後より強力な防災対策の推進を図る必要があると、こういうふうに強調なさっておられたと思います。そこで、今回防災対策のいろいろ予算が出たわけでありまするが、防災対策の基本は、あくまでも災害の発生を未然に予知し防止することにより国民生命の安全確保を図ることにあると思うのでありまするが、時代の推移に即応した災害対策を確立するという観点から、当予算案がどの点に特徴を持っているのか。また、近年の災害の多発化、多様化に十分に対処……

第77回国会 農林水産委員会 第4号(1976/03/05、10期、公明党)

○原田立君 大臣は、所信表明の初めに、従来の高度経済成長から安定成長への路線転換が必要である。また不況と物価高の併存、資源問題、環境問題等の幾多の困難を克服して新しい経済社会を建設しなければならないことを強く主張しておられますが、高度経済成長から低成長時代への転換、新しい経済社会建設を目標とした新しい社会建設の中にあって、今後の日本農業をどのように位置づけようとしているのか、まず初めに安倍農林大臣の基本的な考え方をお伺いします。
【次の発言】 大臣の所信並びに五十一年度予算の質問に入る前に、ひとつ農業基本法の改正問題についてお伺いしたいと思うんであります。  昨年十二月八日、今後の農業政策につ……

第77回国会 法務委員会 第4号(1976/05/11、10期、公明党)

○原田立君 法務大臣並びに最高裁当局にお伺いしたいのでありますが、具体的な法案の質問に入る前に、基本的な問題についてお伺いしておきたいと思います。  現状では、裁判官あるいは裁判所の職員が非常に不足しているのではないか、いろいろとこのいただいた資料なんかを見ても、不足しているのが例示されております。これで果たして国民が期待している裁判の運営ができるのかどうか、私は疑問に思うのであります。当然、訴訟の遅延等、国民へのサービス低下を招くことは明らかなのではないか、国民の期待している裁判、国民の期待にこたえ得るための裁判を行うためには、どうしても大幅な人員増員を図らなければ十分なる裁判の機能を生かす……

第77回国会 法務委員会 第5号(1976/05/13、10期、公明党)

○原田立君 きのうの衆議院法務委員会でわが党の沖本氏から、国民の知る権利を尊重し、灰色の高官名を公表せよと、こういう問題について質問したのでありますが、沖本氏は、政治的道義的立場から事件の真相究明を求める国民の知る権利を含む国会の要求が刑事責任追及の立場から資料を秘密扱いにする公益よりも優先する最大の公益であると、こういう所信を述べたのでありますけれども、これに対して稲葉法務大臣はいがかお考えですか。
【次の発言】 刑事訴訟法第四十七条の非公開原則の例外規定である後段の「但し、公益上の必要その他の事由があって、相当と認められる場合は、この限りでない。」とする、いわゆるただし書き部分の「公益上」……

第77回国会 法務委員会 第6号(1976/05/18、10期、公明党)

○原田立君 ただいま議題となりました犯罪被害補償法案につきまして提案の趣旨を御説明申し上げます。  労働災害での労災保険、自動車事故での自賠責、一般の疾病、傷害、死亡での健康保険、厚生年金、公害被害での公害健康被害補償制度などのように、私たちが日常生活において生命、身体が損なわれた場合は、不十分だとはいえ、救済の制度が設けられています。  ところが、通り魔的犯罪、無差別爆弾テロなどのいわゆるいわれなき犯罪によつて被害を受けた人たちは、どこからも特別な救済の手が差し伸べられず、精神的にも肉体的にも悲惨な状況のもとに放置されています。しかも、いわれなき犯罪は近年次第に増加する傾向を示し、福祉国家を……

第77回国会 法務委員会 第7号(1976/05/20、10期、公明党)

○原田立君 前回質問して若干残っておりましたので、その点でお伺いしたいと思いますが、改正案関係資料の中にある昭和四十八年の離婚件数の総数は十一万一千八百七十七件に対して、戸籍法第百七条による離婚前の氏への変更に関して争われた件数は一体どのぐらいあるのか。また、その過去の実態はどのようになっているのか。それに対し、このような件数に対して法務省当局はどのような見解を持っているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 それで、その数字に対して法務省当局はどのような見解を持っているか。
【次の発言】 同じく資料の中に、愛知教育大学の久武教授による氏に関する意識調査の結果が掲載されておりますけれども、認容……

第78回国会 災害対策特別委員会 第2号(1976/10/08、10期、公明党)

○原田立君 大分時間がたちましたけれども、ある程度重複する面があるだろうと思いますが御質問したいと思います。  建設省来ていますか、河川局……。  それでは準備も整ったようですから御質問します。  来年度からスタートする第五次治水事業五カ年計画を策定するに当たり、治山治水は国民生活の原点であり、経済五カ年計画の枠にとらわれず、抜本的な見直しをするよう、そういうふうな指示が三木首相からあったと、こう聞いておりますが、ただいまもいろいろな議論の中でこの当治水計画は八兆円の予算を見込んでいるようでありますが、経済五カ年計画との兼ね合い等から、実際に果たして予算を獲得できるのかどうか、単なるリップサー……

第78回国会 災害対策特別委員会 第4号(1976/10/27、10期、公明党)

○原田立君 去る九月十二日未明から十三日にかけて有明海北部沿岸一帯を襲った台風十七号によるまず塩水害について質問いたします。  塩害による水稲被害は福岡、佐賀、熊本三県干拓地に広がっており、中でも福岡県山門郡大和町で大和干拓の二百ヘクタールの水稲が全滅したのを初め、隣接の谷垣、永田地区を含め被害総額約六億四千万円にも及び同町予算の三分の一という額に達しておるのが現状であります。ところで大和町役場の塩塚助役の話によりますと、激甚災害の指定と天災融資法の適用はほぼ確実であろうということであるが、大変心配をしているわけでありますが、この点どういうふうになっているか、まずお伺いしたい。

第78回国会 災害対策特別委員会 第5号(1976/10/29、10期、公明党)

○原田立君 先ほど三先生からいろいろと御意見をお伺いしたわけでありますが、日本は地震国でもありますし、地震の問題については国民全体が大きい関心を持っているところだと思うのであります。また四海海で、どの地域にも駿河湾のような地震が起きる、あるいは火山帯がこう入っておりますから、その関係でいつも地震が起きるようなそういう態勢にあると思うのであります。そういう認識の上に立って先ほどからお伺いしておったわけでありますが、萩原参考人のお話の中に、研究するに当たって経費や人員が現状では不十分である、もっと充実すべきである、こういう御意見がありました。一体どのぐらいの程度のものがあったならばいいのか。先ほど……

第78回国会 法務委員会 第1号(1976/10/07、10期、公明党)

○原田立君 私は登記所の問題についてまず最初にお伺いしたいと思うのでありますが、登記所の適正配置の問題に入る前に、過去十数年の慣行として行われてきた部外者応援の件でありますけれども、人手不足、あるいは仕事量の増大などから、ある程度はやむを得ず行われてきたというのが現状ではないかと思うのでありますが、一方では部外者の出入りからいろいろの問題点が数多く発生していることも事実であります。また、四十九年末には部外者応援の排除の問題も事実起きているわけでありますが、このような関係から、やはり基本的には部外者の応援というものは好ましくないというのが当然なのか、現在部外者応援の実態については一体どのようにな……

第78回国会 法務委員会 第2号(1976/10/14、10期、公明党)

○原田立君 ただいま議題となりました犯罪被害補償法案につきまして提案の趣旨を御説明申し上げます。  労働災害での労災保険、自動車事故での自賠責、一般の疾病、傷害、死亡での健康保険、厚生年金、公害被害での公害健康被害補償制度などのように、私たちが日常生活において生命、身体が損なわれた場合は、不十分だとはいえ、救済の制度が設けられています。  ところが、通り魔的犯罪、無差別爆弾テロなどのいわゆるいわれなき犯罪によって被害を受けた人たちは、どこからも特別な救済の手が差し伸べられず、精神的にも肉体的にも悲惨な状況のもとに放置されています。しかも、いわれなき犯罪は近年次第に増加する傾向を示し、福祉国家を……

第78回国会 法務委員会 第3号(1976/10/19、10期、公明党)

○原田立君 刑務所の問題について若干質問したいと思います。  まず初めに刑務所の移転の件についてでありますが、人口の都市集中化等により設置当時は環境等から考えても十分対処できたものが、現在はいろいろな意味で当時の状況と大きく変化し、移転並びに統合廃止もせざるを得ないような環境にあるところがかなりの数にあるのではないかと推測されるのでありますが、移転の要請が出されているもの、あるいはすでに移転決定または工事中のものはどれぐらいの数になっているのか、この点をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私、この前もらった資料によりますと、これは移転要請を受けている庁数及び庁名ということで、それが住民……

第78回国会 法務委員会 第4号(1976/10/26、10期、公明党)

○原田立君 ただいま議題となりました集団代表訴訟に関する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  欠陥商品、やみカルテルによる価格引き上げ等の一企業または数企業の違法行為によって無数の消費者が損害を受けているという現実があるにもかかわらず、現行民事訴訟制度は、原則的には、一対一の対等な当事者間の紛争を解決することを念頭において紛争を解決するための手続を定めているにすぎないから、このような原則に基づく現行民事訴訟制度のもとでは、一対無数すなわち企業対無数の消費者の民事紛争を解決しようとしても、その訴訟追行は事実上不可能であります。すなわち、今日の消費者問題は、訴訟を通じては事実上……

第78回国会 法務委員会 第5号(1976/10/28、10期、公明党)

○原田立君 裁判官及び検察官の報酬等に関する法律の一部改正案について若干質問を行います。  当局の姿勢について心配な点がありますのでお伺いするのでありますが、初めに、身分保障あるいは待遇の適正面、あるいは現行での体制を現在どのように考えておられるのかどうか、その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 法曹の一元化について現在の実情、問題について率直にお伺いしたいのでありますが、人事交流あるいはいろいろの面からも全く理想的なものであると思うのでありますが、一般的には余り進んでいないのではないかと、こう理解しているわけでありますが、実態は一体どのようになっているのか、また、具体的にどこに問題が……

第78回国会 法務委員会 第6号(1976/11/04、10期、公明党)

○原田立君 佐々木委員からいろいろ質問がありまして、重要問題でありますので、重複する面もあるだろうと思いますが、誠意ある答弁をしていただきたいと思うのであります。  まず、当委員会で法務大臣を通じて依頼しておいたテープの声の確認の件についてお聞きしたいのでありますが、総理はテープの声を聞かれてどう思ったのか、先ほどはよくわからないというような御答弁がありましたけれども、再度御質問いたします。
【次の発言】 総理大臣、布施検事総長とは御面識があるのかないのか、あるいはその声は御存じであったのかないのか、その点はいかがですか。
【次の発言】 ちょっと納得がしがたいのでありますが、布施検事総長ですよ……

第80回国会 農林水産委員会 第8号(1977/04/01、10期、公明党)

○原田立君 一番最初に瀬戸参考人にお伺いしたいのですが、四十九年に百九十七本、五十年に百七本、五十一年に百八本の枯死であった、空中散布して効果があったと、こういうことなんですが、そのときにはどのような薬剤をまかれたのか、空中散布ですね。それが一つ、それをお伺いしたい。  それから地頭参考人にお伺いしたいのは、先ほどのお話の一部の中に、空中散布して一部の枝枯れはあったと、野菜等においては残存性はないというような一連のお話があったのですけれども、一部の枝枯れがあったというのはどういうふうな事実がおありだったのかどうか、その点をお伺いしたい。  それから吉岡先生、大分お答えがありますけれども、またご……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 農林水産委員会 第2号(1977/10/28、11期、公明党)

○原田立君 大臣、午前中、社会党の同僚議員からいろいろとサトウキビの問題について御質問申し上げましたけれども、南西諸島、沖縄方面においては、サトウキビの生産についてはもう内地のお米をつくると同じようなそういう重要な基幹作物である、こういうふうに私たちはとらえているわけでありますけれども、大臣もそこら辺のところは当然のことだというふうにお感じだろうと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 それで、そのような御認識の上に立って、やっぱりそれにこたえてあげるという姿勢が政府になければならぬと思うんですが、そういう意味で、価格の保障問題等について十分御配慮だろうと思いますけれども、現実の問題からいき……

第82回国会 農林水産委員会 第4号(1977/11/15、11期、公明党)

○原田立君 今回の法案についてまず最初にお伺いしたいのは、この法案の立法精神、背景についてでありますが、糖安法の第一条の「(目的)」の中に「国民生活の安定に寄与すること」となっております。この点についての基本的な考え方及び関連して、どういうふうなことを大臣はお考えですか。
【次の発言】 国内における消費の傾向は、停滞というよりはかなりの減退の方向にあるのが現状であります。一方、精糖業界にあっては、いままでもいろいろと議論されているように、いわゆる過当競争が行われている。このような状況にプラスしていわゆる豪州糖問題が絡んできて、業界全体の経営が一層厳しくなっているのが今日の実態であります。  そ……

第84回国会 災害対策特別委員会 第6号(1978/05/10、11期、公明党)

○原田立君 今回のこの大規模地震対策特別措置法は、一月十四日に発生した伊豆大島近海地震を契機に、急ピッチで作成が進められたということでありますが、四月の四日に閣議決定されるまでの間、予知体制の一元化、首相の権限と行政責任、また国土庁と消防庁との間における行政事務の調整、さらに自衛隊の事前出動等々種々の問題点があるわけでありますが、本法案作成までの経過というものをまず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまも話のあったその中に、全国知事会から強い要望として大地震対策特別緊急措置法案というように銘打って出てきたのは、いま御説明があったとおりでありますが、それじゃ果たしてこの全国知事会……

第84回国会 災害対策特別委員会 第7号(1978/05/12、11期、公明党)

○原田立君 私は前回、本法案の中心課題である予知問題につき質問をしたのでありますが、時間が足らなかったので、引き続きまたそれらに関連してお伺いしたいと思います。  まず最初に、日本列島の大部分の地域は周期的に大地震の発生する可能性が強いことが、多くの学者等によって指摘されているわけでありますけれども、現在特定地域に指定されている地域というのは全国で九カ所でありますが、その特定地域に指定されていない地域に対する観測、調査、これはどのように実施されているのか、この点はいかがですか。
【次の発言】 その場合の強化していくということ、それは当然なことだと思うのでありますけれども、現在どんなふうな経費、……

第84回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1978/06/23、11期、公明党)

○原田立君 政務次官、ひとつ副大臣という立場でお答えを願いたいと思うんでありますが、この諮問が出されたのが二・一%プラスというふうなことでありますけれども、これは非常に上げ幅が少ないんじゃないかと、これでは麦作振興に役立たない、何とかもっと引き上げて、生産者がもっと意欲的に生産に従事できるようにしてあげるべきではないかと思うんですが、いかがですか。
【次の発言】 政務次官、よくわかりませんよ、意味が。小表二類二等六十キロが二・〇七%アップで百九十七円プラス、それから大麦が三類二等五十二・五キロで二・〇七アップで百五十五円プラス、これでは上げ幅が少ないんじゃないですか。

第84回国会 農林水産委員会 第2号(1978/02/28、11期、公明党)

○原田立君 農林大臣、先ほどもちょっと途中から聞いた話でありますけれども、全国の各自治体あるいは農業者の方たちは、政府の施策について十分な理解を得られたのではないかと、こういうふうなお話がありました。それは私もあっちこっちと自治体の農協の幹部の人あるいは実際耕作している人たち、そういう人たちと話し合ってきました。だけれども、それらの人たちが言うのには、もう全く今回の水田利用再編成の問題については目先が真っ暗だ、本当に困った、行く先々どういうふうにしたらいいんだろうかという声を涙ながらに訴えておりました。また、地方自治体の神部は、県の方から町まで、市までおりてきたけれども、さあ、さてこれを各個人……

第84回国会 農林水産委員会 第4号(1978/03/23、11期、公明党)

○原田立君 いまいろいろと同僚委員から質問がありましたので、大枠の話はまた後、時間があればお聞きするとして、このマル寒あるいはマル南の法律をつくったのには、中庸のクラスの農家の人たちをもっとより所得向上を進めようと、そういうようなところでつくったというふうに法律にはあるわけなんですけれども、さて、その中庸的な立場ということは、現状においてはどういうようなふうに、とらえられているんですか。
【次の発言】 一応ぼくも、現地の宮崎県と鹿児島県へ行っていろいろの関係者にお聞きしてまいりましたけれども、何か話によると中庸的な基準、農業所得ですね、それを宮崎県で約二百万、それから鹿児島県では約百八十万とい……

第84回国会 農林水産委員会 第16号(1978/05/25、11期、公明党)

○原田立君 今回のこの法律は臨時措置法であり、諸情勢の変化に応ずるための五年間の延長であります。この五年間において二百海里時代の漁業の変化に対応できる保険制度の確立を図るとしておりますが、提案理由の説明もこの点をるる述べているわけでありますが、その説明によりますと、具体的に沖合い・遠洋漁業は、減船などどのような操業形態をとらなければならないと考えておられるのか、その点をお聞きしたい。
【次の発言】 さきの日ソ漁業交渉の結果、操業海域の縮小が明確となり、関係漁業者の方々に与える影響は多大な打撃となっておりますが、本年四月以降には、いまもお話のあった南太平洋諸国での二百海里漁業水域の実施も当然考え……

第84回国会 農林水産委員会 第17号(1978/05/30、11期、公明党)

○原田立君 既裁定年金の額の改定についてお伺いします。  年金額の改定は、「国民の生活水準その他の諸事情に著しい変動が生じた場合には、変動後の諸事情に応ずるため、すみやかに改定の措置が講ぜられなければならない。」との規定が各年金制度に設けられておりますが、厚生年金では政令で物価の上昇率に自動スライドさせる方式をとり、農林年金等については、毎年法律で国家公務員給与の上昇率に合わせた改正が行われてまいりました。将来の方向としては、どちらの方法で進む考えであるのかお伺いします。
【次の発言】 まだ検討しなければならない事項というのは、それは内容はどういうことなんですか。厚生年金では、実際問題自動スラ……

第84回国会 農林水産委員会 第20号(1978/06/08、11期、公明党)

○原田立君 この法案は、「国有林野事業の現状並びに国民経済及び国民生活におけるその使命の重要性にかんがみ、」改善を図ることを目的に特別措置を定めたとされております。そのために、七十二年度までに収支の均衡を回復する等必要な基本条件の整備を六十二年度までに完了することを旨として改善計画を定め、運営するとされておりますが、確かに現状の国有林野事業はこのまま放置しておくことはできないし、何らかの改善対策は必要であると思うのであります。そういう意味で、若干質問したいと思います。  まず第一に、最も基本となる問題として国有林野のあり方についてお伺いいたします。  一般的に国有林は、自然環境保全あるいは自然……

第84回国会 農林水産委員会 第23号(1978/06/16、11期、公明党)

○原田立君 委員長、宣言する前に、ちょっと意見があるんですけれど、いいですか。――二枚目の、四五五八号の釣り人課新設に関する請願というのが不採択になっておりますけれども、これは、ぜひ採択でお願いしたいと思うんですがね。
【次の発言】 どうも、いまの専門員の説明では理解しがたいです。それで、ぜひお取り上げ願いたいと思うんですがね。

第85回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1978/11/22、11期、公明党)

○原田立君 桜島問題についていろいろと委員から質問がありましたが、まず私もその前に福岡のボタ山が泥流で押し流され、約三百戸がその被害に遭ったというような報道がされております。これについて時間が余りありませんので、ごく簡単に状況等を説明をしていただきたい。
【次の発言】 ボタ山の数は現在幾つぐらいあるんですか。それから洗炭池ですね、洗炭貯水池、要するに危険に冒されるような心配のあるところは何カ所ぐらいあるんですか。
【次の発言】 業者じゃないよ、ため池の数。
【次の発言】 この十四カ所あるというのは、これは今回、川崎町で起こった泥流が発生した旧上田鉱業豊前炭鉱ボタ山にあるようなそういう危険はござ……

第85回国会 災害対策特別委員会 第2号(1978/09/19、11期、公明党)

○原田立君 水の問題について、雨の問題について若干御質問をしたいと思うのでありますが、今回の十八号台風についてまあ雨台風というふうに前もっては予報されておったのがどうやら福岡県にとっては風台風というような結果になって、いろいろな被害が生じて大変困惑した、困ったというのが現状であります。  それで天気予報でテレビなりラジオなりいろいろ状況を聞いておったわけでありますが、一体じゃなぜ福岡県下で余り雨が降らないのかというようなことが、予報官の方では、天気予報では余り説明がなかった。正直言って長崎県あるいは佐賀県等におきましては非常に雨量が多い。それが福岡県に入ってくると、ぐっと少なくなってくるという……

第85回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1978/11/16、11期、公明党)

○原田立君 過剰米対策とミカンの問題と、あと若干の問題をやろうと思っておりましたが、ただいまも質問がありましたが、非常に重要な問題でありますので、この問題あえてダブるとは思いますが、お伺いしたいと思います。  ことしの秋は、水田利用再編対策の第一年目の収穫を迎えることになったわけでありますが、当初の予想では、このような大規模な減反が果たして可能なのか非常に不安があったところでありますが、実際の減反目標面積の一一一%の達成が確実となり、ほっとしたところであります。これも、すべて生産農家の血のにじむような努力の結果であり、一方、ことしの収穫は十アール当たりの収量は史上最高、収穫高も千三百五十八万ト……

第85回国会 農林水産委員会 第3号(1978/10/19、11期、公明党)

○原田立君 本日の読売新聞の報道に、畜産振興事業団の経営問題が取り上げられているわけでありますか、会計検査院の方おいでですか。――この内容についての調査を行った理由及び現在までの経過を御報告願いたい。
【次の発言】 いまもお話があったことが、新聞記事に出ているわけであります。北海道の三十四農協、群馬県の十五農協を対象に行い、そのうち北海道で十六件、群馬で二件の貸し付けなどに疑問な点があったと指摘しているわけでありますが、新聞報道では牛の頭数をごまかしたり利子補給額を多く請求していたり、あるいは結婚資金として農協から金を借りておきながら、この新制度が発足したのを知って経営改善のための貸付金に切り……

第87回国会 災害対策特別委員会 第5号(1979/05/30、11期、公明党)

○原田立君 五月の十二日に中央防災会議地震防災対策強化地域指定専門委員会が、大規模地震に備える地震防災対策強化地域の指定の報告書をまとめ上げましたが、これによりますと、指定基準として木造建築物及び低層建築物が震度六以上の直接地震動を受ける、また地質、地盤の調査データを加味したとあるが、指定基準の決定方法、また今回の危険地域指定に至るまでの経過を具体的にお伺いしたい。
【次の発言】 今回の指定対象地域は、単純に直接の地震動による被害を基礎に線引きされておりますが、著しい被害の発生する要因にはまだ多くの点が考えられると思うんであります。特に、昨年六月の宮城県沖地震では中高層の建物被害が目立っており……

第87回国会 農林水産委員会 第3号(1979/02/15、11期、公明党)

○原田立君 所信表明の中で大臣は、七ページにありますが、「地域農業生産の再編の一環として、米の過剰に対処して水田利用再編対策を推進することとし、転作条件の整備を図る観点から排水対策の強化等土地基盤の整備、試験研究及び普及活動の推進等に努め、転作の一層の定着・推進を図ってまいる考えであります。」と、こういうふうに表現しておるわけでありますが、冒頭の三ページに「米、みかん等が過剰基調にある一方で、麦、大豆、飼料作物等の生産が十分でない」と、こういうふうに問題をはっきりと、非常に困難性ということを言っているわけでありますが、具体的な方策を示していないことに対して私は大きな不満を感ずる次第であります。……

第87回国会 農林水産委員会 第7号(1979/03/23、11期、公明党)

○原田立君 畜産物の生産に従事している農家の方々にとっては、三月は最も関心の高いときであり、また不安な季節であろうと思うんであります。十五日の総会を皮切りに、二十日の飼料部会、二十八日の食肉部会、二十九日の酪農部会と、畜産振興審議会の審議日程も決まり、三月末には五十四年度の価格が決定することになっておりますが、この五十四年度は全般的に畜産物の過剰傾向の中で進められるため、非常に厳しい価格体系になるのではないかとの観測がなされているわけでありますが、農林水産省として五十四年度の畜産価格の諮問に当たり、基本的にはどのような姿勢で臨むつもりでおられるのか、見通しをお伺いしたい。

第87回国会 農林水産委員会 第9号(1979/05/08、11期、公明党)

○原田立君 現在、わが国林業は、戦前、戦後を通じて最も厳しい状況下にあるのではないかと考えるわけでありますが、生産量、価格面などから考えてみても明らかであります。このような状況を生み出した要因は一体どこにあると考えているのか、まずその点について明らかにしてもらいたい。
【次の発言】 先ほど渡辺大臣の答弁の中で、原因をしっかり見詰めて振興策を図る、国産材の円滑化を図っていくんだと、こういうふうなことの答弁があったわけでありますけれども、原因をしっかり見詰めて振興策を図る、これは当然なことだと思うんですが、国産材の円滑化を図るというのは具体的には一体どういうことですか。

第89回国会 災害対策特別委員会 第2号(1979/11/14、11期、公明党)

○原田立君 地震防災対策の実態調査の御報告を申し上げます。  青木委員長、中村理事、村沢理事、戸塚委員及び私原田は、去る十月十六日より四日間にわたり、山梨県、長野県及び静岡県における地震防災対策の実情を調査してまいりました。なお、静岡県下では太田委員、熊谷弘君、勝又武一君が現地参加をされました。  この調査は大規模地震対策特別措置法施行後の、地方における地震防災の対応を探ろうとするいわば事前調査でありますが、その詳細等は会議録末尾に掲載していただくことを委員長にお願いし、ここでは大要の報告にとどめたいと存じます。  まず、各県下の地震防災対策の取り組みについてであります。  過日指定のありまし……

第90回国会 逓信委員会 第1号(1979/12/06、11期、公明党)

○原田立君 いま中野委員からも指摘があったのですけれども、大臣並びに監理官、こんな大きな事件が起きる前にどうして一体これを発見し、とめることができなかったんですか。
【次の発言】 じゃ、寺島監理官、反省して、もうこういうことは再発しないようにすると、こういう約束できますか。
【次の発言】 最善の努力をして、また二度と再発したら、もう本当にあなたの首もんですよ。私が言いたいのは、先ほど、いまのあなたの話の中では、大臣がさっき言ったと。法律的な問題で何かやる手はないかということをあなた言っている。で、現実の問題いろいろと言って、こうごちゃごちゃ仰せになった。  だけれども、その前に大木委員に対する……

第90回国会 農林水産委員会 第1号(1979/11/29、11期、公明党)

○原田立君 午前中にいろいろと議論され、多少ダブる点もあるだろうと思いますが、事は重要な問題でございますので、前に答えたからもう言ったとおりだなんというようなことのないように、きちっとした御答弁をいただきたいことをまずもって要望しておきます。  米の需給バランスの不均衡、過剰米からくる大幅食管赤字、米だけでなく、またミカン、牛肉、牛乳、豚肉など主要農産物は、軒並み供給過剰となっているのが実情であります。このように八方ふさがりの行き詰まった日本農業を抜本的に見直し、そうして二十一世紀の日本農業に明るい希望を見出せるような農業政策をいまこそ確立する必要があると思うのであります。農業関係者が一団とな……

第90回国会 農林水産委員会 第2号(1979/12/07、11期、公明党)

○原田立君 大臣にお聞きするわけなのでありますけれども、午後は衆議院の方に行かれたというので、ちょっと質問に窮するわけで、困るわけでありますが、しかるべき御答弁を願いたいと思います。  十二月四日の新聞報道によりますと、大臣は食糧管理法の改正法案を次期通常国会に提出方針を固めたというような記事がありますが、真意のほどはいかがですか。
【次の発言】 改正の実施を考えるとすれば、食管法本体の改正にするのか、それとも特別法的なもので補うのか、その方向性はどうですか。
【次の発言】 新聞がいろいろと報道するのはこれはしようがないことなんですけれども、大体、こういう正式な場でお伺いしたことにはっきり返答……

第91回国会 災害対策特別委員会 第3号(1980/04/23、11期、公明党)

○原田立君 五十五年度における防災関係予算の概要の説明の中で、長官はいろいろと言っておられますが、五十五年度予算二兆三十二億円、五十四年度は一兆八千八百五億円、まあ伸びとして一〇六・五%でありますが、これを一体どのように受けとめておられるのか。全予算の伸びは一〇・三%でありましたから、そういう面でいくと伸びが少ないんじゃないのか。あるいはまた、今後予算面でますます厳しい状況が予想されるわけでありますが、財政難の中にあって十分の対応ができるのかどうか、長官の基本姿勢についてまずお伺いします。
【次の発言】 大臣、一応は確保したと言うけれども、私の指摘したことは、全予算の伸びが一〇・三%、それに対……

第91回国会 農林水産委員会 第1号(1979/12/21、11期、公明党)

○原田立君 今回提出のありました農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律案、これについて質問いたします。  基本的問題として、年金全体の中で共済組合制度の位置づけはどうあるべきものなのか、年金一元化への考えに立ってのものと考えてよいのかどうか。年金一元化に対する政府の基本的見解及び対応について、その姿勢をお伺いしたい。
【次の発言】 ばらばらで、いろいろ支給額等やあるいは支給方法などに差異が生じておるのが現状でありますので、この一元化という問題も非常に重要課題でありますので、大臣は検討するというふうなお話でありますが、十分取り上げてしかるべきだと思うのであります。  五十四年四……

第91回国会 農林水産委員会 第3号(1980/03/07、11期、公明党)

○原田立君 午前中もいろいろと質疑が交わされたわけでありますが、八〇年代の幕あけとともに、わが国農業をめぐる諸情勢は非常に厳しいものがあるのは大臣も御承知のとおりであります。近年、財界、労働界を中心に、多方面から農政、農業問題に対する活発な議論が展開されているのを見ても明らかであります。お米を初めとする農産物需給の不均衡、それから食糧の自給率の低下、農産物輸入に対する外圧、世界食糧需給の逼迫傾向、また食糧品価格に対する消費者の価格意識の高まり等々、枚挙にいとまがございません。これら困難な諸課題に対し、大臣はどのように解決策を求めていくのか。基本的な方針をまずお伺いしたいのであります。

第91回国会 農林水産委員会 第4号(1980/03/18、11期、公明党)

○原田立君 五十五年度予算案について見ますと、総額三兆五千八百四十億円で前年度比三・五%の増で、五十四年度の伸び率一三・三%に比べるとかなり低いものであります。また、国家予算全体の割合は八・四%でありますが、全体的に見て、五十五年度予算案に対して大臣はどのように受けとめておられるのか。要するに、ずっと小幅な状態になっていて、そんなことで今後の日本の農政を推進していくことができるのか、大変危惧を持っているわけです。お考えをお聞きしたい。
【次の発言】 大変なことはわかるのですけれども、対前年比三・五%の増となっておりますけれども、補正後の予算案では逆に三百七十七億八千万円の減となっております。そ……

第91回国会 農林水産委員会 第5号(1980/03/21、11期、公明党)

○原田立君 政府は、提案理由の説明の中で、離農給付金制度の改正措置の中で、「今後は、農業者年金に加入できない安定兼業農家等の保有する農地等の専業的な農家への移譲を誘導するため、経営移譲の要件を手直しした上、さらに十年間実施すること」にしておると、こういうふうに言っているわけでありますが、これを見ると、構造政策的見地が大きくクローズアップされてきておるように思うんです。で、改正前の一方の柱であった、老齢のため制度加入できなかった者に対する保障という面が薄められているような感じを持つわけでありますが、この今回のような改正案を出すことの根拠は一体どういうところにあるのか、まずそれをお聞きしたい。

第91回国会 農林水産委員会 第6号(1980/03/28、11期、公明党)

○原田立君 現在、畜産をめぐる諸情勢はきわめて厳しいものがあることはもう十分御承知のとおりであります。生乳、豚肉の需給ギャップの拡大、擬装乳製品の輸入増大、また一方では飼料値上げ、石油価格大幅上昇を背景に、資材の高騰等、畜産経営農家の経営は困難な局面に立たされているのは御承知のとおりであります。大臣は、わが国畜産経営の安定と畜産物の安定供給の確保の上からどのように方策を考えておられるのか、基本的方針をお伺いしたい。
【次の発言】 大臣は畜産経営の安定と畜産物の安定供給の確保、これはしっかりとやるという御答弁でありますから、まあそれは確認しておいて、いまも川村委員から質問がありました価格の抑制、……

第91回国会 農林水産委員会 第7号(1980/04/08、11期、公明党)

○原田立君 わが国の農業災害補償制度は昭和二十二年に制定され、創設以来三十有余年の歳月が経過したわけであります。わが国の農業情勢は、多様な変化のもと、現在では米の過剰基調に起因して農業の再編が重要課題となってきておりまするが、このような状況を踏まえ、今後の農業災害補償制度のあり方等、総合的に調査研究を行うとともに、時代に対応した制度の検討を行う必要があるのではないかと思うんですが、大臣の所見はいかがですか。
【次の発言】 昨年五月、農業共済団体から八項目にわたる制度改正についての要望が出されておりますが、今回の改正案にどの程度これが反映し得たか、具体的にお伺いしたい。

第91回国会 農林水産委員会 第8号(1980/04/24、11期、公明党)

○原田立君 吉田参考人に前もって御通知申し上げておりませんでしたんですが、若干質問させてもらいたいと思います。よろしくお願いします。  実は、三月二十七日の日本農業新聞、この中で、「厚生年金と比べて掛け金はどうか。」という質問に対して理事長は、「厚生年金よりも給付、福祉が良いので、掛け金が高くなるのは仕方がない。」と、このような御答弁をなさっておられるんですですけれども、そういうふうに御承知ですか。
【次の発言】 ちょっと認識が違うんじゃないかと思ってお聞きしているんですけれどもね。  たとえば、退職老齢年金すなわち退職年金でありますが、この厚生年金保険で五十二年では九十一万三千六百三十四円、……

第91回国会 農林水産委員会 第9号(1980/05/06、11期、公明党)

○原田立君 いろいろと御意見お伺いいたしましたが、要点のみお伺いしたいと思います。  まず、全国農業会議所の池田専務理事にお伺いしたいのでありますが、賃貸料、すなわち小作料の物納についてはどのように判断していくのか、それが一つ。  それから、残存小作地についてはどのような見解をお持ちなのか、それが二つ。  それから、今回の法改正に伴い、どの程度の農地の流動化が期待できるとお考えになるのか、以上三点をお願いします。  それから、梶井先生にお願いしたいのでありますが、今後のわが国農業の課題及び第二穂兼業農家のあるべき姿、役割りについて、先ほどの山内参考人の方は、第二種兼業農家の位置づけについて今後……

第91回国会 農林水産委員会 第10号(1980/05/08、11期、公明党)

○原田立君 農地法の第一条には、「農地はその耕作者みずからが所有することを最も適当であると認めて、耕作者の農地の取得を促進し、及びその権利を保護し、並びに土地の農業上の効率的な利用を図るためその利用関係を調整し、もって耕作者の地位の安定と農業生産力の増進とを図ることを目的とする」、かようにあるわけでありますが、「農地はその耕作者みずからが所有することを最も適当と認めて」、また、「耕作者の農地の取得を促進し、及びその権利を保護し、」と、こういうことが農地法で定められているわけでありますけれども、さあ今回出されております農用地利用増進法、これはこの精神から言って果たして合致しないんじゃないか、この……

第91回国会 農林水産委員会 第11号(1980/05/13、11期、公明党)

○原田立君 それでは時間の都合もありますので進めたいと思いますが、わが国農業は、農業基本法の制定以来、経営規模の拡大を農政の基本的方面として位置づけてきたわけであります。この基本に沿って農地制度も進められてきたところでありますが、しかし、その結果として、農業就業人口は半減したにもかかわらず、農家戸数は二割強しか減少しておらず、規模拡大に伴い流動化、すなわち第二種兼業農家の大幅な増加ということで、政府の目指している農地の流動化に伴う規模拡大、あるいは自立経営農家の育成は、実質的に断念せざるを得なくなってきておるような状況ではないかと思うのであります。またその上、労働力を見ても、若年労働者は他産業……

第91回国会 予算委員会 第2号(1980/02/13、11期、公明党)

○原田立君 五十四年度補正予算の審議に入るに当たり、まず緊急の課題だと言われている財政再建について政府の基本方針を総理大臣並びに大蔵大臣からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いろいろとお話ありましたが、まず財政再建には経費のむだ遣いをやめる、あるいはまた歳入を的確に見積もる、こういうことは絶対に必要だと思うのでありますけれども、その点に対してはどういうふうにお考えでしょうか。この補正に関連して経費のむだ遣いはしていないと、こういうふうに断言なされるかどうか、その点はいかがですか。
【次の発言】 経費がむだに計上されている具体的な例を一つ挙げてお伺いしたいと思うのでありますが、農林水産省の……

第91回国会 予算委員会 第3号(1980/02/14、11期、公明党)

○原田立君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十四年度補正予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。  五十四年度初めより、卸売物価高騰や安定的に推移してきた野菜、魚等の反騰は、国民の実質所得を次第に低下せしめ、生活実態はきわめて苦しくなってきております。さらに五十四年度の企業倒産は史上二番目の最悪の記録をつくるなど、中小企業を中心に厳しい経済環境となっております。  政府が来年度予算がらみで決めている各種公共料金の大幅引き上げは、すでに上昇に転じている消費者物価の動向を全く無視するものであり、国民生活不在の政治と断ぜざるを得ません。  以下、四点について補正予算案の……

第91回国会 予算委員会 第20号(1980/04/03、11期、公明党)

○原田立君 総理、一番最初にお伺いするわけでありますが、ただいまも山崎理事より質問がありましたアメリカを初め各国の訪問でありますが、その日程についてはもう大体本決まりになられたんですか。
【次の発言】 何か一時は西独の方にも回られるようなお話がありましたが、それはもうなくなったものと、こういうふうに理解してよろしいのかどうか。  それから、ただいまも質問がありましたように、今回の訪問で日米間でのいろいろな諸懸案を話し合ってくるんだろうと思いますけれども、まあ巷間伝えられるところによれば、対米自動車の輸出の問題であるとか、あるいはまた防衛力の増額要請問題だとかいうようなことがあるのではないかと思……

第91回国会 予算委員会 第21号(1980/04/04、11期、公明党)

○原田立君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております昭和五十五年度予算三案に対し反対の討論を行うものであります。  現下のわが国をめぐる情勢はまことに厳しいものがあり内外にわたり難問が山積いたしております。このような諸問題を解決することこそ政府の責務であり、また五十五年度予算でなければなりません。  わが党は、五十五年度予算案に対し社会、民社両党とともに衆議院段階で実質的予算修正を実現し若干の改善を見たことは周知のとおりでありますが、本年度予算案はなお多くの面で不十分な点があり反対であります。  以下その理由を述べたいと存じます。  反対の第一は、物価対策がまことに不十分な点であり……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 建設委員会 第1号(1980/10/21、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 今回、当委員会で兵庫県あるいは滋賀県にわたりまして視察に行ってまいったわけでありますが、問題のあるところを視察したということなんで、率直に感ずることは、いわゆる後追い行政というような感を非常に強くするわけであります。そういうような意味で、社会資本の充実ということが最も大事なことじゃないかと思うんでありますが、私は、その視察した個所等において主な点を若干質問をいたしたいと思います。  まず、一番最初に琵琶湖でありますけれども、問題のこの琵琶湖総合開発に関する事業の進捗状況については、報告にもありましたが、非常におくれをとっているのが現状であります。  具体的事業内容は十八の事業から成……

第93回国会 建設委員会 第2号(1980/10/28、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 私は、前回の委員会で琵琶湖問題、下水道問題等を御質問いたしましたが、時間が少なかったもので、大分飛び飛びにしたこともありますので、再度お伺いしたいと思っております。  それと、なお、国道十号線等の混雑度の緩和の問題についても御質問をしたいと思っております。時間の都合で若干省いたり失礼なときがあるかもしれませんが、その点は御了解願いたいと思います。  まず、琵琶湖の総合開発の中で最も重要視すべき問題としては、水質保全対策をどう進めるかということでありますが、総合開発の中で水質保全対策をどのように進めてまいるのか。琵琶湖総合開発は建設省が所管でもありますが、湖沼の水質保全の問題は環境庁……

第93回国会 建設委員会 第3号(1980/11/06、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 第三次全国総合開発計画によりますと、新規宅地必要量は、昭和五十一年から六十五年に全国で十九万ヘクタールとなっておりますが、一方、ここ数年の宅地供給の推移を見ると、四十七年の一万四千五百ヘクタールをピークに年々減少傾向にあるわけであります。五十三年には八千六百ヘクタールにまで落ち込んでおりますが、この一連の推移についてどういうふうな認識をなさっておりますか。
【次の発言】 要するに、第三次全国総合開発計画によると、六十五年までには十九万ヘクタールの宅地が必要だということなんだけれども、この確保については非常に今後厳しいんじゃないか、あるいはまた、今度のこの農住組合法案で組合制度の活用……

第93回国会 建設委員会 第5号(1980/11/13、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました農住組合法案に対しまして、次の理由により賛成の意を表明するものであります。  第一は、本法の適正かつ円滑な運用により乱開発の防止と計画的整備が促進されることであります。  昭和三十年代に始まった大都市地域を中心としたスプロール化は依然として進展しており、ことに最近ではミニ開発が活発に行われ、生活関連公共施設も不十分な劣悪な居住環境が各地に見受けられ、防災対策と相まって大きな社会問題となっております。かかるときに、本法に基づく土地区画整理事業の実施により新市街地が計画的に整備され、良好な居住水準が確保されることは望ましいことで……

第93回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1980/10/22、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 きのう二十一日の午前中に、社会、公明、民社三党の政審会長は自民党の安倍政調会長に対し、五百億円の物価対策費の使途について緊急物価対策の実施を申し入れましたが、安倍政調会長は、同対策費の四党合意については現在も生きているし尊重したいと述べ、具体的要求項目についても直ちに執行できるよう関係省庁に検討させると、こういうふうな返事があったわけであります。この五百億円を順次物価対策に運用する、そういうことについて――物価官庁である経企庁にとって当面の最大課題は政府の公約である消費者物価六・四%を達成することであろうと思う。で、きのうの四党の合意が実現し、安倍政調会長より物価対策費使途へのゴー……

第94回国会 建設委員会 第3号(1981/03/26、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 建設大臣、先ほども触れておりますけれども、住宅基本法を見送る、完全に見送りになりますか。
【次の発言】 だけれども、巷間住宅基本法はもう出ないであろうということがしばしば言われているんだけれども、そんなことはありませんか。
【次の発言】 前大臣の渡辺さんあるいは斉藤現大臣も出すということは前国会でも前々国会でも仰せになっている。現実にそれが出されていない。今国会ももう出てもよさそうなものですが、いまもって出ていないということはまた今国会も怪しいんじゃないか、こういうふうに言われても、それでも出しますという弁解、言いわけというのかね、ちょっと言いにくいんじゃないですか。

第94回国会 建設委員会 第8号(1981/05/07、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 新公団設立の目的は、昭和五十二年十二月の「行政改革の推進について」を受けて宅地開発公団に宅地開発部門を移譲をしたわけでありますけれども、これが今回行革の一環としてわずか五年にして日本住宅公団、宅地開発公団が統合する、こういうことになったわけでありますが、この状況を見て多くの人たちは、一体どうしてこんな短期間のうちに国の機関というものが統合したり、また分離したりするのかと危惧の念を抱いていると思うんでありますが、これらのことについて行管庁並びに建設省にお答え願いたい。
【次の発言】 大変悪い言い方をすると、朝令暮改というようなことになるわけなんですけれども、そこまでは私は言わないとし……

第94回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1981/03/02、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 長官は所信の中で、消費者物価はこのところ卸売物価からの波及が鈍化していることなどを理由に基調的には落ちつきの方向にある、あるいはまた物価の安定は国民生活安定の基本条件であり、経済の持続的成長の基盤をなすものであり、昭和五十六年度の経済運営に当たっても物価の安定をより確実なものにするため、最大限の努力を傾ける所存でありますと、こういうふうに仰せになっているわけでありますが、物価政策の重要性を強調しているそのことはそれはよしとして、一向にそれがそういうふうになっていない。こういうようなことではいかぬのではないかと私は思うのであります。実情は、五十五年度の目標、いまも同僚議員が質問してお……

第94回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1981/05/06、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 景気が四月に入って底入れしたという声がございますが、事実、日経の商品指数を見ると、一部の商品市況などでは下げどまりの動きも出てきているようでありますが、現在の景気についてどのように判断をなさっておられますか。
【次の発言】 日銀、来ていますね、いまの問題。
【次の発言】 昨年九月以来三回にわたって公定歩合が引き下げられたのでありますが、五十五年四月以来現在までの各種消費者ローン金利の推移を簡単にお伺いしたい。これは大蔵省の方から資料はもらっているので、一応説明していただければ結構です。
【次の発言】 教育ローンは九・四八であったのが五十五年四月は一〇・〇八、これが〇・三%下がって九……

第94回国会 予算委員会 第14号(1981/03/23、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 通産大臣大変お忙しいそうでありますけれども、いろいろとお伺いしたいのでありますが、現在日米間で自動車問題が緊迫しておりますけれども、アメリカでは今週中、あるいは来週後半には何らかの結論が出されるのではないかという、こういう見方があるわけでありますけれども、この点どういうふうな情勢になっていますか。
【次の発言】 待っているのは当然のことでありますが、輸出規制の具体的内容、いろいろ新聞で報道されているわけですけれども、見通しを発表するという自粛強化の形にするのか、それとも法の裏づけのある自主規制にするのか、対応を迫られているようであります。いまも大臣お話しのように、伊東外務大臣も福田……

第95回国会 建設委員会 第3号(1981/11/26、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 大臣は行革の方の委員会とこっちの方とかけ持ちで大変御苦労さんです。  ところで、住宅問題については非常に重要な問題でございますので、あえてお伺いするんでありますが、今年度の住宅不振は昨年以上と見込まれ、百二十万戸を割り込むのではないかとの見方が一般的であります。こういう実態について、担当の建設大臣としては非常に真剣に悩んでおられるだろうと思うんであります。一体、その不振の原因は那辺のところにあるのか、そこら辺をお伺いしたい。
【次の発言】 地価の高騰、当然それも大きい要因であろうと思うんでありますが、この後半――前半も余りよくなかったが、後半は何とか努力して達成しようというふうなお……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第10号(1981/11/27、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 私は、貿易不均衡是正あるいは景気対策について若干お伺いいたします。  まず冒頭に申し上げたいのは、いまの大蔵大臣の御発言と経企庁長官のお話とはまるっきり話が違うわけなんですけれども、内閣改造があるから何でも言いっ放しで言うというような、そんな失礼なことは言わないけれども、だけれども、何かそんなような感じがしてならないわけです。所得税減税は、大蔵大臣はやらないと言うし、経企庁長官は考えると言うし、あるいは公定歩合の問題についてもまるっきり正反対のお考え。どうも一体何を言われているのかなというふうに、不信が非常に持たれるということをまず指摘しておきたいと思うのです。  それで、貿易の不……

第96回国会 建設委員会 第3号(1982/03/30、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 私の方の問題でありますけれども、今回の法改正で十分の十、衆議院の委員長にいろいろ御苦労いただいてやるわけでありますけれども、どだい、いままで十分の十であったのを今度は十分の九・五に直そうという国土庁の腹の内は一体何なんですか。
【次の発言】 要するに、奄美にしてもあるいは沖縄にしても離島振興をしっかり図らなきゃいけないということは国土庁も十分承知してのことだろうと思うんです。沖縄は復帰が遅かったからどかんといろいろ仕事をやった、金が大きく投入された。奄美は多少早く復帰になったものだから、ちびちびやって大変おくれている。奄美の人たちは非常にそのことについて不満を持っていることは事実な……

第96回国会 建設委員会 第7号(1982/04/20、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 建設大臣、改正案の中身はいわゆるあめとむちの両面からなっている、こういうふうに世間で言われておりますし、率直に申し上げて、今回のは改正ではなく改悪されている面が多いんじゃないかというふうに私は思います。ある報道によりますと、建設省は今回の改正は一〇〇%満足している、こういうふうなことが報道されているんでありますけれども、大臣の所見はいかがですか。
【次の発言】 了解も何もないんです。そうじゃなくて、いいところはいい、悪いところは悪いとはっきりしなきゃいけない。それで、規模別金利の改正と段階金利制の導入問題、これは前回わが党の三木委員が十分質問した点でございますけれども、大体住宅金融……

第96回国会 建設委員会 第8号(1982/04/27、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 法案の質問に入る前に、談合問題で若干大臣並びに局長にお伺いしたいんでありますが、二十三日の報道によりますと、日本建設業団体連合会の公共工事委員会が、指名競争入札にかえて、制限につき一般競争入札を原則とするという基本方針を出したと言われております。 これについて、これは新聞の報道ですからあれですが、これは建設大臣の方に報告して、そうして中央建設業審議会に提案されるということのようでございますが、そういうこと。それから本日の新聞によりますと、公取委員会が土工協の木村平元協会長に対して強制聴取を行ったということが報道されております。また、きのうの新聞で、東京都の入札制度検討委員会が二十六……

第96回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1982/04/21、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 澄田副総裁御苦労さまであります。本当は日銀総裁前川さんにおいでいただく予定だったんですが、何か会議があるそうですから。期せずして、きょう河本長官と澄田副総裁においでいただいたわけでありますけれども、五十六年の五月六日、当委員会におきまして私が景気の動向についてどうかということをお伺いしたところ、河本長官はいわゆる景気の底離れ宣言なさって、それで大変明るいニュースだということで各紙が非常に大きく報道し、その後それを非常に期待したわけです。そのときに澄田副総裁もおいでになって、今後の回復は緩慢なものであるが景気は底入れしたというふうな意味の御発言がありました。  ところが、先ほど山田委……

第98回国会 建設委員会 第2号(1983/03/23、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 先ほど来委嘱審査の建設行政についての質問が行われているわけでありますけれども、当初大木委員からもお話ございましたが、景気の問題と公共事業のことについては非常に重要な関係性があることはすでに御承知のとおりであります。  現在のわが国の景気は、いまだに底冷えから脱し切れない、低迷状態を続けておりますけれども、五十八年度政府予算案を見ますと、公共事業関係予算は約六兆六千五百億円、このうち建設省に関係する予算は全体の六八%、約七〇%近くを占めておりますが、景気の動向を左右する公共事業、住宅建設の促進など、建設行政をどう進めていくつもりでいるのか、基本姿勢について建設省並びに国土庁の方からお……

第98回国会 建設委員会 第4号(1983/04/12、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 下総参考人にお伺いするのですが、今回の値上げは全体的にはやむを得ないというお話、結論的にはそういうことでございましたけれども、いまの斎藤先生の御質問に答えている中に、地力をつけて大いに巣立っていってもらいたいのだと、入居者が。そしてしかるべき段階で自分の家を持てるようなふうになっていってほしいのだ。ということは裏ひっくり返すと、公団の入居者は一時的なものだと、親や子や孫やと、こういう時代、そういう考え方ではないんだ、こういうようなお話がいまございましたけれども、ちょっと私、それに多少意見がある。  というのは、持ち家をしようとしても土地が高くて、材料が高くて建てられない。だからそう……

第98回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1983/03/25、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 塩崎新経企庁長官に初めて質問をするわけでありますけれども、前々の委員の質問と大変ダブる点があるだろうと思いますが、前に答えたからなんといって省くようなことのないように、きちっとした誠意ある答弁をしていただきたい。  それで、長官の所信表明の中に、先ほども質問がありましたが、三つの柱を挙げ、そうして第一の柱では、国内民間需要を中心とした経済の着実な成長を実現するために四項目から成る対応を考えていると、こうなっておるんでありますが、この各項目について具体的に御説明願いたい。
【次の発言】 第一の「経済効果の高い事業に重点を置く」とありますけれども、これは具体的にどういうことを指すんです……

第98回国会 予算委員会 第10号(1983/03/19、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 中野委員の質問に関連して質問いたしますが、会計検査院、来ていますか。――用地の利用及び住宅の供用の状況について、昭和五十年、五十一年二回、その具体的特記事項として指摘されておるんですが、さらに五十五年度に三回目の特記事項として会計検査院で報告がなされておりますけれども、こういうのは一見、住宅・都市整備公団ちょっとだらしがないからこんな結果になって三回も指摘を受けているんじゃないかと、こんなふうに私は思うんですけれども、こういうふうな指摘をなさった理由。
【次の発言】 その変わっただけではなくて、実際問題、五十一年のときには三万二千五十五戸、これが五十五年度であなた方が指摘したときに……

第98回国会 予算委員会 第12号(1983/03/28、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 まず最初に、経済、景気対策についてお伺いしますが、昭和五十八年度の経済見通しが作成されたのは去年の十二月でありますが、いまの時点までの変動要素、つまり米国の景気回復とか原油価格の値下がり、または円相場の値上がりなどを見てみると、五十七年度、五十八年度の経常収支、貿易収支の政府見通しとは相当異なると思うんですが、いかがですか。
【次の発言】 原油値下げ等に加えて米国の景気が悪いときており、貿易黒字幅が政府見通しより相当大きくなる心配があるという声が伝えられておりますし、事実と考えておりますが、今日の原油値下げの影響で五十七年度、五十八年度の貿易収支はどの程度になるのか。


13期(1983/06/26〜)

第99回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1983/08/11、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 長官、一年前は長崎で大災害、今回は山陰地方で大災害、一日も早くこれが復旧回復に御努力願いたいと思うのです。その覚悟でおいでだろうと思うのでありますが、実は私、八月の九日に長崎へ行きまして、そして現地を調査してきたんです。川平地区、奥山地区、鳴滝地区等々ずっと見てきたのです。先ほどの予算のつけ方は七つけたということですから大変工事も進んでいるのだろうなと思って期待していったのですけれども、見た目はまるきりやってないのに等しいという感じを私は持ってきたのです。  冒頭にお伺いしたいのは、大臣、今度の山陰災害の調査に行かれたことはこれは大いに結構。だけれども、一年前の長崎災害で一年たった……

第100回国会 地方行政委員会 第2号(1983/11/24、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 大臣、質問に入る前に一言申し上げておきたいのですけれども、要するに今回政府が減税の約束をしたのは、五十八年中に景気浮揚に役立つそういうものをつくるというのが三月の初めに合意された、これは基本だと思うのですね。ところが実際問題、五十八年減税はその実施時期、減税額ともわれわれが要求していたようなものとは非常にかけ離れたものであり、まことにひどい内容であるというふうに私は感じております。  ただいまも申し上げるように「国民世論の動向にこたえ、景気浮揚に役立つ相当規模の減税を実施するための財源を確保し、所得税及び住民税の減税についての法律案を、五十八年中に国会に提出する」と、こう明言してあ……

第101回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1984/09/26、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 報告に先立ち、今回の災害により犠牲になられました方々の御冥福をお祈りするとともに、被災者の皆様にお見舞いを申し上げます。  去る九月二十一日、安永委員長、井上理事、竹山委員、村沢委員、吉川委員、栗林委員と私、原田の七名は、昭和五十九年長野県西部地震による被害の実情調査を行いました。  以下、派遣委員を代表して、調査の概要について簡単に御報告いたします。  御承知のとおり、九月十四日八時四十八分ごろ、長野県西部を震源とするマグニチュード六・九の地震が発生し、諏訪、飯田、甲府、舞鶴で震度四となったほか、関東から中国地方まで広い範囲にわたって地震動がありました。この地震の後も余震が続き、……

第101回国会 災害対策特別委員会 第2号(1984/03/08、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 大臣、激甚災害指定は今度の五九災害に適用されるものと思いますけれども、お考えだけをまずお聞きしたい。
【次の発言】 今東北、信越はみんな雪の下にある、これは当然のこと。おかげさんで九州の方は雪が大分消えましたけれども。  それでこの融雪後、すなわち三月、四月、五月、融雪後ですね、そのときには、ある地域ではばかっとやられているところがあるだろうし、あるいはあるところではこれはもう薄くなっている場合もあるだろうし、そういう場合には局地激甚災害、当然やっていただけるものと、こう思うんですけれどもいかがですか。
【次の発言】 ちょっと大臣の言い方微妙だからね。ある時期に来て、それはもうそん……

第101回国会 災害対策特別委員会 第3号(1984/05/09、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 災害対策に関する国土庁長官の所信表明、この前お伺いいたしましたが、その第一ページ目のところに、「災害から国土を保全し、国民の安全を守ることは、国政の基本」である、こう仰せになっている。まさにそのとおりだと思うんでありますが、これについての御所見をお伺いしたい。
【次の発言】 災害対策の基本としては二通りあるんじゃないかと思う。それは災害が発生して、そしてそれを一生懸命早目早目に手当てを講じて早く復旧を完成していく。こういう後始末といいますか、そういうふうな面と、それから非常に災害が発生しやすい、だけれどもそれを未然に防ぐように先取りしていく、施設の設置とか、こういうふうに二種類ある……

第101回国会 災害対策特別委員会 第5号(1984/07/20、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 地元の久保先生や金丸先生からるるお話がありましたので、大体尽きたというような感じがするんですけれども、なお若干の質問をいたしておきます。  大臣、今も金丸先生からお話がありましたが、桜島のこのことをどういう御認識であるかということをまず一番最初に聞きたい。  というのは、例えば火山噴火のような場合に、阿蘇も噴火しました。灰も降りました。それから浅間山も噴きました。それから北海道の有珠山も噴きました。それから三宅島も噴きました。だけれども、あれはあれで一応終わっているわけです。今お話のあったように、桜島の場合には毎年毎回あるわけです。年がら年じゅうあるわけです。だから、今例として四つ……

第101回国会 災害対策特別委員会 第6号(1984/08/08、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 私は、委員長に安永英雄君を推薦することの動議を提出いたします。

第101回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1984/10/23、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 午前中、二人の同僚委員から、自民党本部の放火事件並びにグリコ・森永事件、また補助金の一律一割カットの問題が指摘されましたが、私もその問題について若干お伺いしたいと思うのであります。  先ほど志苫委員からも話がありましたけれども、同じ政党人として、その本部が襲撃された、放火されたなんというようなことは、やっぱり新聞論調等にもありますように、民主主義への攻撃であるというふうなとらえ方を私はしております。で、こういうふうなことが二度とないようにしていかなければならないと、こう強く念ずる次第であります。  ところで、先月十九日夜、自民党の本部が中核派によるゲリラ行動によって火炎放射を受けた……

第101回国会 地方行政委員会 第2号(1984/02/23、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 過日、政府は、地方財政の健全化に資するためという理由で交付税特別会計の借り入れをやめ、既往の借り入れの元利償還を国と二分の一ずつ負担する等の内容で地方財政対策を発表しておりますが、この内容は国の財政難を理由とした地方への負担増を強要する、そういうものと私ども受け取るんですけれども、所見いかがですか。
【次の発言】 ですから、新しくやったのは地方への負担増を強要しているんじゃないかと、この指摘に対してあなたは答えてない、まだ。それから、地方、国との財政負担については、今も言うたように、当初は元金は二分の一負担、利子の負担については全額国の負担、今まではそうだったわけですよ。ところが、……

第101回国会 地方行政委員会 第5号(1984/03/31、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 経企庁来ていますか。――本当は河本長官が一緒に座ってもらってお伺いしたいところなんですけれども、課長さんですから答弁が中途半端というと言葉は失礼ですけれども、言えない面もあるだろうと思います。そのときにはひとつ大臣の方も閣僚で同じレベルですから御答弁いただきたいと思います。  本年度の実質経済成長率三・四%はほぼ達成可能とし、来年度は四・五%の目標を掲げておるのでありますが、最近の景気動向を見ると、経企庁の月例経済報告あるいは大蔵省の法人企業統計あるいは日銀の企業短期経済観測調査――短観と言っていますが、それぞれ発表されている中身が、景気の回復あるいは上向き、こういうふうに判断をし……

第101回国会 地方行政委員会 第6号(1984/04/06、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 先日も当委員会で、消防力の問題あるいはまた森林火災の問題等々取り上げて質問したのでありますが、主に私は消防の問題と「適」マークと、それから地方公営企業の問題、この三点についてお聞きしたいと思います。  五十九年度予算案では、自治省が一七・五%の対前年度比予算の伸びの中で消防庁が五・七%マイナスであると、これはこの前指摘したところであります。この消防庁予算の中で最高の伸びが林野分で五六・五%も伸びている。これは林野分の消火施設整備がおくれているから、だから今回特にこうやって強く予算をつけたのだと、こういうふうに理解をするのですけれども、よろしいですか。

第101回国会 地方行政委員会 第8号(1984/04/19、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 大臣の所信表明の中で、二ページから三ページにわたって言われていることでありますが、「地域社会の均衡ある発展に不可欠な地域経済の振興を図るため、広域的かつ総合的観点に立脚した地域経済活性化対策を一層推進」する、こういうふうにうたわれておりますけれども、具体的には一体どういうことをお考えになっておるんですか。
【次の発言】 そんな抽象的な答え方じゃだめなんですよ。ここに言われていること自身が非常に抽象的なんですから、今私がこの問題を取り上げているときには、もう少し具体性を持って言ってもらわなければ答弁にならない。
【次の発言】 これは私は最初大臣に質問している。審議官に質問したのじゃな……

第101回国会 地方行政委員会 第10号(1984/05/08、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 地方交付税法の改正法案に入る前に二つ、ちょっと臨時でお伺いしたいと思うんであります。  山口県宇部市で、御承知のように協和発酵宇部工場のタンクが破裂いたしまして、一名が亡くなり、九名が重軽傷を負ったとのことでございますけれども、概要の説明と、また事故の原因についての調査は一体どんなふうな状況になっているんですか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 このタンクは三十一年に製造され、三年前から使用されていなかったという報道でありますけれども、防災上の点から、このような古い使用されていないタンクが全国にも数多く放置されているのではないか、こう心配するのでありますけれども、実態はどう……

第101回国会 地方行政委員会 第12号(1984/05/11、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 田中先生に三点お伺いしたいと思います。  第一点は、先生は先ほどの陳述の中で述べられておりましたが、今回議題となっておりますこの改正法案によって国の財政難がいわゆる地方財政に大幅にしわ寄せされておる、このことについて私は、国の財政難によって地方財政施策が一貫性を欠いて、かつ地方財政にしわ寄せすることは地方財政の安定的伸展から見て好ましくないと、こういうふうに思うのでありますけれども、この点についての御意見をお伺いしたい。  第二点は、地方の自主財源の強化についてでありますが、近年の経済、財政状況では、地方財政に対し国から財源を補強することは、そうあるべきだと思うんですけれども、なか……

第101回国会 地方行政委員会 第13号(1984/05/15、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 大蔵大臣、二月六日の大臣の財政演説及び四月十三日、閣議後で発表なさった言葉の中に、六十年度の概算要求については厳しいものにせざるを得ず、各省庁とも政府と民間、国と地方の間の役割と責任を明確にする立場から、これまでの制度、施策についても根本的に踏み込んで改革を行う、こういうふうな旨のお話があったのでありますが、特に国と地方に関してこれまでの制度、施策についても引き続き根本にまで踏み込んで改革を行おうとしているが、一体具体的にどんなふうな検討を進めているのか、これが一つ。  それから、マイナスシーリングの方針からいきますとかなりの歳出削減を検討しなければならないということでありますが、……

第101回国会 地方行政委員会 第14号(1984/05/17、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 地方財政の厳しい状況下にあることは、本委員会でも各委員からも指摘されてきたところでありますが、自治省が三月二十七日に提出した五十七年度白書でも地方借金財政がますます強まっていることを報告しております。具体的には、五十七年度の借金だけでも四兆六千八百億円、累積では四十五兆二千七百億円までふくれ上がっているわけでありますが、さらに五十八、五十九年度と借金財政は強まる一方であります。まだ五十八年は決算が出ているわけではありませんからあれですけれども、およそ計算されるところによると、やはり単年度四兆七千億円、累積約五十兆円、こういうふうにまで言われておりますが、「地方財政参考試算」を自治省……

第101回国会 地方行政委員会 第20号(1984/07/26、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 風俗営業法は昭和二十二年に制定され、以来数回にわたり改正が行われてきたのでありますが、今回改正に当たり、今まで従来八条であったのが五十一条になる。この前句か鈴本部長は、十八条から五十一条になったなんというように言っていましたけれども、法文では八条です。内容別にも風俗営業、風俗関連営業ともかなりの新規対象を加えたものになっておりますが、改正に伴う提案理由の説明にもありますが、あからさまに性を売り物にしたセックス産業の乱れあるいは賭博行為的なものが少年非行の増大の大きな要因になっている点は同感ですが、だからといってこのような大幅な改正を行うことで実効が上がるか。  各方面からは、警察権……

第101回国会 地方行政委員会 第21号(1984/07/31、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 二、三お伺いしたいのでありますが、五百蔵参考人にお伺いするのですが、先ほど三十九条の都道府県風俗環境浄化協会、これは公安委員会の外郭団体じゃないか、同業者組合的なものと見られるが、防犯協会と一緒にするのは無理があるのじゃないか、こういうようなお話がありました。この点についてもう少し掘り下げてお願いしたいと思います。  それから、問題点として委任の点が非常に多い。事実七十七項目あります。井上参考人の方の意見の中に、従業者名簿なんかのことについても、委任の多い問題について決めるのに、ぜひ研究会等をつくってくれと、そういうふうにして内容を詰めるようにしてほしいという、これは衆議院の附帯決……

第101回国会 地方行政委員会 第22号(1984/08/02、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 江幡参考人にお伺いしますが、先ほど来質問になっているところでございますけれども、お話の中に、自分でどうしていいかわからない子が多い、強力に働きかける人が必要だ、そういうふうな意味で、補導員だというふうなことを言うと、大変それを信用して聞く子が多いと。今回の法改正でいわゆる少年指導委員というのもあるけれども、それは必要なのではないかという御意見ですけれども、警察に対するアレルギーといいますかね、学校の方の先生とかあるいは町中のいわゆる補導員ですね、そういう人たちに対しての変な反抗はなくても、警察の少年指導委員となるとがくっとくるような、反抗心というか、そういうような点の心配はないもの……

第101回国会 地方行政委員会 第23号(1984/08/07、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 衆議院で附帯決議がついて当院に参ったわけでありますけれども、附帯決議について国家公安委員長並びに警察庁長官は一体どういうふうに受けとめておられるのか。附帯決議についてです。
【次の発言】 お考えはわかりましたけれども、例えばこの法案の修正の話が我々のところにも随分相談がありました。だけれども、いろんな状況でそれがなし得なかったということで、じゃ、あと附帯決議並びに当委員会の大臣あるいは部長等の答弁で補足しようというような考えは持っているわけです。しかし、法律にないと、附帯決議なんかつけてもそれが六法全書に載るわけじゃないから、要するに法律がひとり歩きすると附帯決議はいつの間にやら忘……

第102回国会 災害対策特別委員会 第1号(1984/12/01、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第102回国会 災害対策特別委員会 第3号(1985/04/19、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 最初に、長官の所信の中にもありましたが、新潟県西頸城郡青海町の土砂崩れ事故でありますが、その後の復旧状況はいかがですか。
【次の発言】 今回の復旧は、そうすると、通常二年とか三年とかかけてやるというふうに聞いておりますけれども、青海町の事故現場の復旧については、当面、本年度だけで完成する予定ですか。
【次の発言】 そういうふうにぜひしてもらいたいと思います。  今回の事故現場付近は、四十七年十二月に新潟県のいわゆる急傾斜地崩壊危険地区に指定され、建設省の補助を受け、五十八年までに約一億三千万円の予算をかけてつくったもの。この工法は、建設省が全国の自治体に進めている急傾斜地の土砂崩れ……

第102回国会 災害対策特別委員会 第4号(1985/06/14、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 ただいま久保委員からも質問のありました鹿児島県の菱刈鉱山のことについて、私も若干質問をしたいと思います。  五月二十五日、私も現地へ行ってつぶさに状況を見てまいりましたけれども、まだ大臣は行かれてはおらぬと思いますが、実に惨たんたるものであります。前回の当委員会では、中間報告をもとにしての質問が久保委員の方からあったわけでございますが、五月の三十日に最終報告が出された。やっぱり一見して、私も余りぱっとしない報告だなという感じがしております。  ところで、去年の六月ごろから鉱泉湯量が非常に激減しておる。また、同じ六月ごろに住友鉱山の本格的な抜湯、穴をあけてお湯が毎分七トン出ておる。そ……

第102回国会 災害対策特別委員会 第6号(1985/06/24、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 私は、委員長に志苫裕君を推薦することの動議を提出いたします。

第102回国会 地方行政委員会 第3号(1984/12/11、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 「昭和六十年度地方行財政重点施策」というのを自治省から出しておりますが、この第一項目に「地方行政の刷新と行政改革の促進」ということがうたわれているわけでありますけれども、現在その推進体制や実施状況については一体どういうふうになっているか、その点お伺いします。
【次の発言】 地方は国よりも先んじて体制づくりもし、実行しておるというような局長のお話でありますけれども、それなりに評価されているものと思います。  大臣はこの結果についてどうお考えですか。
【次の発言】 今も志苫委員から質問がありましたけれども、補助金一割カット、二千四百億円。これについては先ほど、そういうやり方については反……

第102回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1985/08/27、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 私は、人事院勧告に関する問題点、防衛費の一%枠撤廃に関する問題、それから今問題になっております靖国神社の公式参拝の問題、以上三点にわたって、余り時間がございませんけれども、御質問したいと思います。  まず最初に、人事院は去る八月七日、内閣及び国会に対して昭和六十年度の国家公務員の給与について勧告を行ったわけでございますが、今回の勧告の特徴は、中堅管理職層の改善に重点が置かれておるというふうに固いておりますが、その点はいかがですか。
【次の発言】 今回の勧告は、国会及び政府に対してなされたものと承っておりますが、国会としての我々の意見はありますけれども、それを受けた政府の方の姿勢とし……

第102回国会 内閣委員会 第6号(1985/03/28、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 まず最初に、人事院勧告の問題についてお伺いするのでありますけれども、退職間近の公務員の場合、普通五十六歳で昇給延伸、あるいは五十八歳で昇給停止となり、後はベースアップぐらいしか頼るところはないというようなのが現状でありますから、人事院勧告の完全実施ということはもう当然行われなければならない重要な課題であろうと思うのであります。本年、勧告が出された場合いかなる方針なのか、総務庁長官あるいは官房長官、前々いろいろと御答弁がありましたが、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 大体そんな余り簡単な答弁をされると困るんですよ、これは重要な問題なんですから。  で、今もお話しのように、最善の……

第102回国会 内閣委員会 第7号(1985/04/02、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 一番最初に、皇室の問題についてお伺いします。  今後の公的御日程は一体どういうふうになっているのか。また陛下が、いわゆる傘寿、八十歳をお迎えになられた昭和五十六年、宮内庁は陛下の御負担軽減のため、お仕事量、行幸の内容等の見直しを行ったことがありますが、その後特に再検討の必要ないのかどうか。
【次の発言】 国会の開会式の改革問題が今俎上に上っているわけでありますけれども、宮内庁から国会に対する要望というような事項はございますか。
【次の発言】 先ほども藤波官房長官から答弁がありましたけれども、御在位六十年の行事についてこれから時間があるから検討するというようなことなんでありますが、ま……

第102回国会 内閣委員会 第8号(1985/04/03、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 先ほども穐山委員から質問がありましたが、きのう三沢に米軍のF16戦闘機が配備されているわけでありますが、この配備計画に関し防衛庁としてはどのような受けとめ方をしておられますか。
【次の発言】 最終計画としてはどの程度になるのか、また初年度から最終計画年度までの具体的配備内容を伺いたい。
【次の発言】 三沢にF16が配備される、それはどういうことをやるのか、その目的、どうお考えですか。新聞報道では、アメリカ軍がソビエトのウラジオストクとかあるいはまた北方領土の択捉島のソ連の航空基地とか、そういうところを爆撃する内容のものだというようなことが新聞等では報道されていますけれども、それらに……

第102回国会 内閣委員会 第13号(1985/05/30、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 今回の改正案を見ますと、年金額の引き上げ措置について各退職年度ごとの退職者あるいは仲裁グループと人勧グループの退職者によって引き上げ率が違ったり、あるいは据置者があったりして複雑な内容になっているわけでありますが、このような改定を行うに至った最大の理由は一体どういうことですか。
【次の発言】 結局、人勧、人事院勧告を凍結したり、あるいはまた抑制したりしたことによってアンバランスが生じたのでその是正は努めた、こういうことですね。要するに、人事院勧告の凍結や抑制というものが年金改定にまで非常に強く影響しているということを言わざるを得ないわけでありますが、人勧が完全実施されておればこのよ……

第102回国会 内閣委員会 第16号(1985/06/13、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 法案の具体的な問題に入る前に、行政改革について基本的姿勢を長官にお伺いしたいんであります。  昨年十月、行革審が「臨時行政調査会答申の推進状況等について」を発表しておりますが、この問題についてはこの前も一遍質問したことがありますが、その中で、「全体的評価」として「道程のほぼ五合目程度」との評価をしているわけでありますが、これは行革の中身について言ったんじゃなくて、つまり入り口での評価が五合目程度というふうに言ったのだと思うのです。「増税なき財政再建の基本方針に基づき、臨調答申以降の予算において厳しい概算要求枠を設定し、制度・施策の見直しを逐次進めてきている。」という、このことについ……

第102回国会 内閣委員会 第17号(1985/06/20、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 長官、あなたは十九日の衆議院の安全保障特別委員会で、憲法、専守防衛、非核三原則などは我が国の基本的防衛政策だが、GNP一%枠はこうした政策を進める上での四、五年間の当面のめどと考えられていたと述べ、一%枠を防衛の基本政策とは位置づけていないということを言われたということが報道されておりますが、本当ですか。
【次の発言】 こういう当面ということを言うて安心感を与えただけだと、こんなふうなとらえ方をしているように今の御答弁では聞けるわけですけれども、だけど多くの国民は、このGNPの一%枠については厳守しろとか、あるいはそれを突破しちゃいかぬとかということが、最近の世論調査では随所に何度……

第103回国会 内閣委員会 第2号(1985/12/03、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 法案の内容に入る前に、経済問題についてお伺いしたいと思います。  最近の経済指標を見た場合、厳しい数字が多いのではないか。具体的には輸出の伸びはこのところ鈍化しており、先行きの輸出の動向を示す輸出信用状の動きが八月以降三カ月連続して前の年の水準を下回っておる。あるいはまた輸出に限らず設備投資も峠に差しかかっており、伸び悩みを見込まなきゃならぬ。また個人消費あるいは住宅投資などの内需指標も盛り上がりを欠いている。経企庁で作成しているDI(景気動向指数)も二カ月連続して五〇%ラインを下回っている、八月、九月。このような状況から判断して我が国の経済は景気の転換点に差しかかっているのではな……

第103回国会 内閣委員会 第3号(1985/12/06、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 総務庁長官に行政改革の推進に関して若干お伺いします。  行革審は、行政改革の実施状況の評価として、昨年十月、やっと五合目ぐらいに達したのじゃないかというふうな評価をしておりますが、ことしの七月二十二日の「行政改革の推進方策に関する答申」を見てみますと、まず第一番目に、行財政事情が非常に悪い、我が国財政を増税に頼ることなく昭和六十五年度までに赤字体質を改善しろ、第二番目が、最重要課題である国鉄の抜本改革をしろ、第三番目が、地方行財政の改革を進めろ、第四番目が、今後より積極的に民間の活力が発揮、推進できるような方策を講じろ、第五番目に、新しい時代の要請にこたえ得る行政の機構や制度を整備……

第103回国会 内閣委員会 第4号(1985/12/10、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 経企庁長官、恐縮ですがちょっとお残りいただきたい。  去る三日の日に当委員会で今後の実質経済成長率のことをお伺いいたしましたらば、四%台には乗せたいと努力しておる、こういうお話でございました。ところが十一月末におたくの方で出した数値によっては何か三%台後半に落ちつくのではないかというようなことが報道されているのですけれども、そこら辺多少ギャップがあるので、どうなのか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 そういうのなら結構なんです。何かこの資料を読んでいて、三%台後半ということを月末現在で考えているやの報道でありますし、私の質問に対しては四%台という大臣の話なので、何かちょろまかさ……

第103回国会 内閣委員会 第5号(1985/12/12、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 総理に法案に関連して当面している諸問題について若干お伺いいたします。  日本経済にとって当面の課題は、景気、貿易摩擦、財政再建の三つであろうと思うのでありますが、景気については、七―九月期の実質成長率が年率換算で二・六%と低迷したほか、今後も円高に伴う経済へのデフレ効果が大いに懸念される状況にあると思います。それから経済摩擦については、今年度の貿易収支が五百億ドルを超え、来年度も五百億ドルの膨大な黒字が予想されるなど、再び貿易摩擦が激化する可能性が強いと思うのであります。また財政再建については、景気の後退から税収の伸びが思うように進まず、補正予算での赤字国債の増発が必至とされ、六十……

第103回国会 内閣委員会 第8号(1985/12/19、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 大蔵大臣、ことしの二月二十八日に国家公務員等共済組合審議会に共済組合の改正案要綱について諮問なさったが、この答申が使用者側、公益側委員の意見と、労働側委員の意見と二つに分かれて答申がなされているんだけれども、大体答申というのは十分話し合ってまとまったものが来なければ政府としても対応に困るんじゃないかと思うんです。こういうような両論併記の答申というのは好ましくないんじゃないかと思うんですが、またどういうふうに取り入れられたか、その点お伺いしたい。
【次の発言】 公益側委員の方からの意見で、給付面あるいは「保険料については、その設定基準等について、全公的年金制度を通観する立場から総合的……

第104回国会 災害対策特別委員会 第2号(1986/02/07、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 国土庁にお聞きしますけれども、被害の状況並びに復旧対策状態並びに避難勧告は、その後どうなっておるのか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 二月の二日の日曜日に私も現地へ行ってきました。直江津から車で行って、能生町へ行って、あと現場へ入っていった。私は実は東京生まれなもので、四メーターの雪なんというのは実は初めて見たんです。大変なものですな。そのときちょっと思ったのは、童謡に「雪やこんこあられやこんこ降っては降ってはずんずん積もる」という、あんな歌、あそこで歌ったらおどかされるだろうなというような感じを正直持ちましたよ。  実は、きょうお昼ごろ、町長のところへまた電話してみた。そう……


14期(1986/07/06〜)

第107回国会 逓信委員会 第1号(1986/10/21、14期、公明党・国民会議)

○原田立君 少額貯蓄非課税制度についていろいろと議論がございましたが、私もこの問題は非常に重要であると思いますので、重複を省みず質問を申し上げる次第であります。  最近、政府・税調においていわゆるマル優制度の廃止の方向が打ち出されてからこれをめぐる国民世論が深まりつつありますが、少額貯蓄非課税制度が実施されてきた意義等については、税制を担当する大蔵省、また郵便貯金を預かる郵政省として、それぞれその意議についてどういうように考えておられるのか、お伺いしたい。  委員長にお願いがあるんですけれども、逓信委員会に局長や大臣が来るのが当たり前ですけれども、他の省の人は課長さんぐらいしか来ないんですよね……

第107回国会 逓信委員会 第2号(1986/11/25、14期、公明党・国民会議)

○原田立君 今年度を初年度とする三カ年経営計画がスタートしていますが、事業収入と事業支出を見ると、予算に対してそれぞれ十八億円の改善と、五十一億六千万円を節約して、事業収支差金を七十億円増額して二百五十七億円を計上しておりますが、事業収入の大宗を占める受信料収入は減収となっております。  今も鶴岡委員より質問がありましたが、受信料収入が予算に比べて減収となっている理由は一体何なのか。先ほどの説明では、値上げをしたからどうしようもないんだというような意味の返事だったので、何となく納得しがたい点がありますので御答弁願います。
【次の発言】 四十三万の目標に対して二十五万件と大きく下回ったためだと言……

第108回国会 逓信委員会 第1号(1987/03/26、14期、公明党・国民会議)

○原田立君 今売上税の問題でありましたけれども、共通して大体同じような問題になりますので、重複する点はひとつ御容赦願って、丁重な答弁をしていただきたいと思います。  NHKの受信料は非課税の取り扱いとなったが、NHKが外部から購入する物品等について新たに売上税が課税され、その分だけ販売上悪影響が出てくると思うんです。まだ政府から政令や省令が提出されていないから正確な額を算定することは困難であろうと思いますけれども、大体どのくらいの負担増となると試算しているのかまたどのような経営努力をして吸収していく考えなのか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 その節減に努力する、大変結構なんだけれども、そ……

第108回国会 逓信委員会 第3号(1987/05/21、14期、公明党・国民会議)

○原田立君 大臣の所信の中の九ページです。放送行政についてのことが述べられておりますが、現在我が国はアメリカ、ヨーロッパなど各国との間で貿易摩擦が生じておりますが、原因はいろいろとあると思うんです。ですが、日本の事情を知らないために発生している、そういうようなものが非常に大きく影響していると思うんです。それで、それに対してNHKのラジオにおける国際放送、これが非常に有効に作用しているということが言われておりますし、私もそうだと思うんでありますが、このNHKの国際放送について、対前年度比二億円の増額でありますが、六十三年度以降についても増額し、質量ともに高い国際放送の実施をする、そういう方向に向……

第108回国会 逓信委員会 第4号(1987/05/22、14期、公明党・国民会議)

○原田立君 今も大木委員からもありましたが、大臣、去年の十月二十一日当委員会において、私を初め多くの先生方から、少額貯蓄非課税制度の存続についての質問があった。その際、私が質問したことに対して、「今限度額管理につきましては、中村局長が申しましたようなわけで、本人確認と名寄せの両面で」と、こういうような前置きがあって、それで、「さらにもともと郵便貯金は当初から実質的には非課税でございまして、この制度を変えるということは財政投融資の原資である郵便貯金事業そのもののあり方にも大きく影響するわけでございますので、そこで郵政審議会に諮問を申し上げましたところ、郵政審議会からは相変わらず非課税制度は存続を……

第108回国会 逓信委員会 第6号(1987/05/26、14期、公明党・国民会議)

○原田立君 午前中いろいろと大事な質問がありました。法案でありますので重複する点が多々出ると思いますが、前に答弁したから、もうそれで了解しろなんというふうな粗雑な答弁にならないように、それだけはまず始まる前に注意だけはしておきたいと思います。大臣もよろしくお願いします。時々あなた頭を下げて、そのまま終わりになる場合があるから、よく注意してもらいたい。  電気通信事業法の一部改正の法案は、国際電気通信サービスを行う特別第二種電気通信事業、いわゆる国際VANの実現を図るためのものであるが、国際VAN事業は、専用回線の顧客はその専用回線を再販売してはならないという国際電信電話諮問委員会、CCITTの……

第109回国会 逓信委員会 第2号(1987/09/17、14期、公明党・国民会議)

○原田立君 最近、現金輸送車が襲撃される事件というのがいろいろと報道されておりますが、実は本日の委員会の質問の整理を九月十一日の日にやっておった。それで、テレビつけて見ておりましたら、十一日の三時のテレビでしたかね、東大阪市の岩田町阪奈信用金庫の現金輸送車襲撃事件が報道された。そのテレビを見てびっくりしたんですが、その前に最近起きた事件はどんなのかと思って見ましたら、七月十三日、大阪市北区の住友銀行で一億六千万円を積んだ現金輸送車が襲撃されている、こういうのがあって、二つ重なったんで実はびっくりしたんでありますが、警察庁来ていますね。新聞、テレビあるいは放送等によると、現金の授受が路上で行われ……



各種会議発言一覧(参議院)

7期(1965/07/04〜)

第51回国会 建設、地方行政委員会連合審査会 第1号(1966/03/29、7期、公明党)

○原田立君 いろいろ鈴木委員やあるいは占部委員等から御質問がありまして大要を得ているわけでありますが、私は二、三お尋ねしたいと思うのは、今回の法律の中で指定区間内外及び都道府県道、市町村道おのおの二分の一の補助、そういう率になっておりますけれども、これは従来から見れば上回っているんじゃないか、そういうふうに感ずるのですが、その点はいかがですか。
【次の発言】 いまの説明の中にもありましたけれども、新設以外のところに今回また安全施設について補助対象になった。ところが、これが四分の三から三分の二に直轄事業の場合減少しておりますし、補助事業の場合は四分の一から二分の一に上がっておりますけれども、従来……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1968/04/10、7期、公明党)

○原田立君 局長さんお見えになっておりますか。――それでは局長さんお見えになる前に、日本学術会議は総務長官のほうの担当のようにお伺いしておりましたので、その点で若干お伺いしたいと思うのです。  日本学術会議の性格、組織及び役員の任期等、どのようになっているか、まず最初にお伺いしたい。
【次の発言】 自主的なものであるということですが、大体総務長官のほうにこの点お伺いしたらいいだろうと、こう思いますので、そのまま続けていきたいと思うのですが、わが国の学術研究体制、このあり方いかんによっては、今後の発展等において大きい問題を課せられると、こう思うのですけれども、わが国の学術研究体制をどのような確立……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1968/04/11、7期、公明党)

○原田立君 私もすわって質問しますから、あなた方もすわって答えてもらってけっこうです。  一番最初に、参議院のほうで警防課というのが新設を見たということでありますが、その性質なり性格なりをまず最初にお願いしたいと思います。
【次の発言】 警務部は警防課というのを去年七月一日に新しくつくったという御説明でありますが、これは予算関係では、どうなっているのですか。
【次の発言】 そうすると、定員には異動がなければ、課というものは自由につくってもいいのだと、こういうことですか。
【次の発言】 衆議院のほうには警防課というのはおありですか。
【次の発言】 警防課は去年の七月一日に新設したということですが……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1968/04/12、7期、公明党)

○原田立君 刑務所の移転問題について若干お聞きしたいと思うのです。  昔つくったその場所が、当時つくられたときには郊外等であったのが、都市の発展によって中心部になってきて、移転しなければならないというような性格のものが、日本全国内に各所おありだろうと思うのでありますが、そういうようなのは、どのくらい、いまおありなんですか。
【次の発言】 三十二ヵ所ということでございますが、それをすでに計画に乗せて進めているというのは、現在どのくらいおありなんですか。
【次の発言】 それでは、現在五カ所はできておる、完成しておるというようなことですが、三十二カ所中五カ所はできた。あと二十七カ所残っているわけです……


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、産業公害及び交通対策特別委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第2号(1969/05/07、8期、公明党)

○原田立君 「国鉄財政再建推進会議意見書」という中に、「国鉄の市町村納付金は、再建期間中、大巾に軽減する。」と、こういうふうにしろというような一項があるわけでありますが、この精神を受けて今回二十五億円減額されたものと思うのでありますが、この処置は意見書によると、十年間の再建期間中全部に通ずるようなふうな文章に見えるのですが、その点はいかがですか。
【次の発言】 自治大臣にお伺いしますけれども、この二十五億円減額ということは、地方財政の充実という面から見れば、まことに好ましくない、こういう考えは私も持っておりましたし、たしか大臣もそういうような答弁が地方行政委員会であったはずなんですが、いまの説……


9期(1971/06/27〜)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会、内閣委員会、法務委員会、文教委員会連合審査会 第1号(1971/12/20、9期、公明党)

○原田立君 関連。  防衛庁長官。ただいまのこと、善処するというお話でありますけれども、では一体調査をいつごろまでにして、当委員会にいつまでに報告する、そういうお約束をしてもらいたい。
【次の発言】 至急すみやかにと言っても、当国会が二十四日までなんです。いまここで質問しているんですから、それを会期はずれた時期になってのこのこやられたんでは困る。

第68回国会 物価等対策特別委員会、農林水産委員会、商工委員会連合審査会 第1号(1972/04/12、9期、公明党)

○原田立君 私は、不況カルテル問題をまず最初に取り上げたいと思うのであります。この質問については、公取委員長または佐藤総理に御答弁いただきたい。  鉄鋼関係を含めて、現在は九業種にわたってすでに認可済みである、そのほか、また、約三件ないし五件くらいが認可申請中である、こういうふうなことをお聞きしているわけでありますが、その間の説明をしてもらうことと、公正取引委員会では、去る二月十五日の独占禁止懇話会で、不況カルテルによる産業の防衛は、ともすると過剰防衛に走りやすく、そうなれば関連産業や一般消費者の利益をそこなうとともに、当該産業の合理化をも妨げるなどの理由から、運用にあたっては安易なカルテル依……


10期(1974/07/07〜)

第75回国会 建設委員会、地方行政委員会、農林水産委員会、運輸委員会連合審査会 第1号(1975/06/16、10期、公明党)

○原田立君 今回の法案は大都市での地域で住宅建設促進はすでに飽和状態となったが、そのためその周辺地域のいわゆる首都圏に加え、大阪圏、名古屋圏の周辺を大規模宅地造成を行おうとするものである、これに関連して公共施設、交通施設も行い、新市街地をつくろうとするもので、いわゆる「日本列島改造」の延長であり、これ以上の乱開発、人口集中、大都市肥大を促進するのは時代に逆行するものであります。また単なる宅地造成だけでなく、団地内に学校、公園などの公共施設や住民のための利便施設などもつくり、自治体に譲渡する、また土地区画整理事業の施行や工業団地、さらに水面の埋め立て事業、また鉄道も建設できる大型団地であります。……


11期(1977/07/10〜)

第84回国会 商工委員会、外務委員会、農林水産委員会、公害対策及び環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1978/06/07、11期、公明党)

○原田立君 質問の冒頭でありますが、委員長にお願いしたいのでありますが、私の割り当て時間は三十二分でありますが、渋谷委員と打ち合わせしまして、若干時間を食い込んで私が行うようにあらかじめ相談しております。その点はひとつ、多少オーバーになったからといってとめないようにまずもってお願いしておきたいのでありますが、よろしいでしょうか。
【次の発言】 それでは質問に入りたいと思います。  まず通産大臣、今回の法律によりますと、天然資源ということについての定義が第二条で行われておりますけれども、この日韓大陸だなの地域は、この開発が漁業に与える影響が非常に大きい、これはもう十分御承知であろうと思うのであり……

第87回国会 大蔵委員会、地方行政委員会、農林水産委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1979/06/01、11期、公明党)

○原田立君 現在、専売公社法の一部改正の法律案が審議されておりますが、私はたばこ耕作農家サイドから政府の見解を伺いたいと思います。  農林水産省としては、総合農政を推進していく立場から考えた場合、たばこ生産農家の位置づけとたばこ生産保護対策はどのように行っていくのか、お伺いしたい。
【次の発言】 今後の見通しとして、たばこ生産農家の保護育成に対しては現行の専売公社サイドで推進するのか、農水省サイドで施策を実施する方がベターなのか、その見解をお伺いしたいのでありますけれども、いまは、農水大臣のお話では、ある程度のところは農林水産省として応援しているんだというようなお話なんだけれども、どうなんです……

第91回国会 予算委員会公聴会 第1号(1980/03/18、11期、公明党)

○原田立君 本日は大変御苦労さまでございます。  まず最初に、藤田公述人にお伺いするわけでありますが、八〇年代の初年度は財政再建が課題とされたわけでありますが、膨大な国債を抱えたわが国の財政が不健全なことは言うまでもないことであります。五十五年度予算編成に当たり、政府は福祉関係予算の削減、福祉制度の見直しに力点を置いたのでありますが、結果においては衆議院段階において総額千四百十四億の実質増額修正がなされ、懸案の児童手当制度、老人医療の無料化制度は存続をされたものの、いわゆる覚書なるものが政府と自民党の間で交わされて、昭和五十六年度予算編成においては見直しをする構えを崩していない。  そこで先生……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 逓信委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1980/11/21、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 郵便法改正についての諸問題についてお伺いするわけでありますが、郵政大臣、きのうの参議院逓信委員会におきまして電話値上げの問題について秋草総裁が発言したことについて遺憾の意を表明したというように新聞に出ておりますけれども、その点について、まず所見をちょっとお伺いしたい。
【次の発言】 私は、直接その委員会で聞いたわけではありませんが、新聞報道によれば、こういうような発言の時期がまずいと思ったというようなことを述べられたように報道されているんですが、そういうことですか。
【次の発言】 じゃ、そういうような時期でなければこういう発言も受けとめる、こういうふうに理解していいんですか。

第94回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1981/03/30、12期、公明党)

○原田立君 過日、予算委員会で大臣にいろいろとお伺いしたわけでありますけれども、また改めてお伺いしたい。あのときは時間もなかったし、ちょっと皆さん方時間の要求がへんちくりんになっちゃって質問が変になってしまったもので、改めてお伺いしたいと思います。  三月二日の関係閣僚協議会の席上、宮澤官房長官の調整という形で、五十七年度までの第一次選定から六十年度までの第二次選定に四線が回され、当面の転換対象から外されたということでありますが、福岡県の宮田線は六十年度までの転換対象から除外されたが、これらのこと等についてはどういうふうな理由があったのか御説明願いたい。

第94回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1981/03/27、12期、公明党・国民会議)

○原田立君 大臣、予算委員会のときには中途半端な時間のとりようしかできなかったもので、再度質問しますので、同じことを二度も質問するだなんて思わないで御答弁願いたい。  薬価基準の改定について寸衆参の予算委員会の席上で再三にわたり年度内引き下げを明言されておりますが、また下げ幅も一八%程度と含みのある答弁を大臣はなされておりますが、すでにきょうは二十七日でありますからあと四日しかありません。再度、年度内改定及び引き下げの幅についてお伺いしておきたい。何か一説によると年度内にはなかなか決まらないんじゃないかというような話もあるんですけれども、いかがですか。


13期(1983/06/26〜)

第101回国会 地方行政委員会風俗営業等に関する小委員会 閉会後第1号(1984/10/23、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 この風俗営業または風俗関連営業、これに指定されるとほかの各法律で免税とか融資とか、そういうふうなものがはじかれちゃうという、そういう心配があるということを業者の人から聞いたことがあるのです。それらは今度のことで一体どういうふうになるのか。それから、前の法律の関係では、「主として」ということが、飲食店営業の場合ですけれども、主として酒類を販売する者の「主として」という言葉が取れちゃって、ただそうなったという問題について非常に必配している向きがありました。これは一体どうなるのか。  それから、届け出をしなければならない段階のものは一体どういうものか。ただ、こういうことを言ってましたよ。……

第102回国会 社会労働委員会,内閣委員会,地方行政委員会,大蔵委員会,文教委員会,農林水産委員会,運輸委員会連合審査会 第1号(1985/04/19、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 いろいろ順序立てて質問をしたいと思ったんですが、総務長官は時間がないようでございますので、冒頭にお聞きしたいと思います。  昭和七十年を目途に公的年金制度の一元化を図ろうとしているわけでありますが、これとの関係で今後恩給をどのように扱おうとしているか。第二臨調の基本答申でも「年金制度とのバランスをとるために必要な見直しを行う。」、こう述べているわけでありますけれども、このバランスというのを政府はどのようにとらえているのか、まずこの点をお聞きしておきます。
【次の発言】 まさに今長官が言われているとおりでありますが、国民年金あるいは厚生年金、共済年金は、年金額の引き上げを自動的に物価……

第102回国会 地方行政委員会風俗営業等に関する小委員会 第1号(1984/12/13、13期、公明党・国民会議)

○原田立君 八月の七日に当委員会で決議をしたわけでありますけれども、この十二項目ありますけれども、これは遵守されて、今回の提案が下位法令に対する内容に含まれていると解釈していいのですか。
【次の発言】 それでは、この確立に関する決議の中の第十番目に、警察職員の立ち入りに当たって一項、二項にわたって述べてあるのだけれども、これはどういうふうに入っていますか、説明を求めます。
【次の発言】 通達の原文はこれからつくるのですか。
【次の発言】 その通達の中にきちっと出ていればいいことでありまして、何も疑ってかかるわけじゃないのだけれども、通達の原案がまだ提示されていないわけです。ちゃんとこの精神にの……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

原田立[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。