このページでは川村清一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。川村清一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○川村清一君 私はバレイショでん粉の価格の問題につきまして食糧庁長官にお尋ねしたいと思います。 時間がたいへんおそくなりましたので、大事なところだけをはしょってお尋ねをしますので、ぜひひとつ明確に御答弁を願いたいと思います。 まず第一にお尋ね申し上げたいことは、バレイショでん粉の買い入れ基準価格あるいは原料基準価格につきましては、農安法並びに施行令に掲げるところによりまして、政府は十月三十一日には決定し、これを公表するということになっておりますが、聞くところによりますと、例年大体十月十日ごろには決定して発表されておるということを聞いておるわけでありますが、本年もやはり十月十日ごろには決定さ……
○川村清一君 関連してお尋ねいたしますが、充て指導主事の任免権、それから職務権限ですね、これはどういうことです。
【次の発言】 そうしますと、その充て指導主事なる者ですが、それは教員の身分で充て指導主事という形で発令されておっても、その職場におけるところの充て指導主事のいろいろな職務というものは、それのいろいろ指導する命令権ですね、これは学校長にあるのか、あるいはその市町村教育委員会にあるのか、どちらにあるのですか。
【次の発言】 いま小野委員が問題にしておるのは、産炭地の教育の問題なんです。いわゆる産炭地の学校の状況というものは、その山の不況、合理化、いろいろな問題によって父母がいわゆる退職……
○川村清一君 関連。外材の輸入の問題が出ておりますので、これに関連してちょっとお聞きしたいのですが、ソ連材の輸入の動向ですが、これがふえているというような状態になってきておるのかどうかということと、それからこのソ連材の輸送の問題ですが、これはどういうような方法によって輸送しておるか、これをひとつお伺いしたいと思います。
○川村清一君 外材の輸入の問題に関連しまして、きのう私、ソ連材の輸入について、それに結びつけてちょっと質問したわけでありますが、関連質問が別のほうに発展いたしましたので、私としてもやめてしまったわけです。時間がございませんので、ごく簡単にお聞きしたいと思います。 私の聞こうと思ったことは二点あるわけでありますが、ソ連材を例にとったのは、一つの例でありまして、要すれば外材の輸入計画というものは、一つの筋からいって、やはりその年度における日本の国内における木材の需要見通しというものを打ち立てて、これだけ必要なんだと、その必要を満たすためには国内材をもってこれだけ供給するんだと、そこで足らざるもの……
○川村清一君 北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法、いわゆるマル寒資金法の一部改正案について、これから審議するわけでありますが、この法律は昭和三十四年に制定せられまして、その後、昭和三十九年に、法の一部改正が行なわれ、さらに今回、また改正案が提案されるという、ずいぶん長い経過を経て今日に至っているわけであります。今回改正されます趣旨につきましては、ただいま農林大臣から御説明があり、さらに政府委員から補足説明があった次第でございますけれども、大体了解されましたが、昭和三十四年に制定されましてから今日まで七ヵ年の長きにわたって運用せられておるわけであります。 そこで、まず最初に、補足説明で……
○川村清一君 資料要求をしたいと思います。それは、この問題の質疑の中でもあるいは発展して関連するかと思いますが、実は昨日私が本会議で質問したわけでありますが、その場合、佐藤総理の御答弁と私の質問とが食い違っております。総理の答弁メモは当然水産庁でつくられたと思いますので、この席を借りまして長官にひとつ資料を……。 その第一は――私は領海三海里の問題で質問したわけです。私の調べでは、領海三海里を主張しておる国は世界ではだいぶ少なくなってきておる、こういうことを聞いたのですが、総理は、世界のほとんど大半の国が三海里を主張しておると、こういう御答弁だった。そこで、三海里を主張しておる国はどこである……
○川村清一君 時間がもうほんとうに限られておりますので、長々と質問しておる余裕がございませんので、私は許された時間内に、そのものずばりで要点だけお尋ねいたしますので、御答弁も、ぜひひとつ、だらだらしないで、要点だけお答え願いたいと思います。 第一にお尋ねしたいことは、これは先日の委員会で、私資料要求をいたしまして、いただいたもの、それは領海の問題、それから国際条約に関する問題でございますが、これは先日の本会議で、私が漁業白書について総理にいろいろお尋ねをした。その中で、この領海の問題でございますが、世界の多くの国々はすでに領海、三海里といったようなことを主張しないで、むしろ六海里あるいは十二……
○川村清一君 私は、本日この機会を得まして、北洋漁業の問題について、特にサケ・マス漁業や、安全操業の問題、さらに底びき船の北洋転換等の問題を中心として、若干の質問を申し上げたいと思います。 まず、最初にお尋ねいたしたいことは、本年度の日ソ漁業委員会は、きわめてきびしい情勢のもとにあったわけでありますけれども、日ソ両国の友好的なムードと、両国代表の真摯な努力によって、お互いに歩み寄るものは歩み寄って、円満に過般妥結をみましたことは、まことに慶賀にたえないところだと思っているわけであります。 そこで、この本年度の日ソ漁業委員会において、いろいろ紆余曲折があったわけでありますが、時間がありません……
○川村清一君 私も関連して一言お尋ねしたいのですが、大臣がいないので、政務次官にお尋ねしたいと思います。 ただいまの質疑応答を聞いておりますと、北海道の石狩川や常呂川が例に出されておりますので、それに関連してお尋ねしたいわけですが、森中委員が指摘されまして強く要望されておりますように、問題は、各省庁の行政所管に関連してまいっておるわけです。したがって、端的に私に言わしていただくならば、やはり総合的に、前向きにこれを調整いたしまして、きちっと責任を持って行政を施行する機構がなければまずいのではないかと思うのです。そこで、北海道庁におきましても、これは北海道議会やなんかにおきましても非常に問題に……
○川村清一君 ただいまの御答弁について、関連して私からお尋ねしたいのですが、ただいまの中村委員の御質問に対する局長の御答弁を、先日いただいたこの資料の中にあるわけですが、そのうちの一〇ページに、差益金の積立金勘定細目という資料があります。これは三十八年からの予算、決算のあれが出ておりまして三十六年、三十七年はないわけでございますので、いずれ三十六年、三十七年、これはただいま御答弁がありましたので、その分につきましてはあとで資料として提出していただきたいと思うわけであります。私のわからないのは、三十八年につきましては、ただいま御答弁ありましたとおりこの資料の中にあるわけです。三十九年度につきまし……
○川村清一君 関連してちょっとお尋ねいたします。 先ほどから村田委員の質疑をお聞きしておりますと、農地管理事業団の必要性、有償で現実に土地が七万五千町歩動いておる。その中で、この事業団が非常に必要だという理由づけの要素の中に、北海道北海道と、北海道が何回も出てきておるわけであります。 そこでぜひお尋ねしておきたいことが一点あるわけであります。いずれ私も質問の時期になりましたらゆっくりお尋ねしますが、ただいまお聞きしておきたいことは、なるほど七万五千町歩のうち、先ほど局長の話によりますと、三十九年度において北海道だけで三万一千六百町歩動いておるというのでありますから、半分近く動いておる。した……
○川村清一君 ただいま議題になりました農産物価格安定法の一部を改正する法律案につきまして、若干質問をいたしたいと思います。私の質問は、理事のお話によると、三十分でやめるようにという指示がございました。三十分以内でまとめてやりたいと思いますが、したがって、本案にある基本的な点だけを提案者並びに農林大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 最初に、提案者にお尋ねいたしたいと思うわけでございますが、この法律案は、第一条の目的を達成するために、法律の運用に当たりましては省、政令にゆだねられている点が数点あるわけでございます。たとえば第二条におきまして「必要な時期において、必要な数量の甘しょ生切干、甘しよ……
○川村清一君 私は、北海道近海における外国漁船による漁業操業並びに寄港の問題について、農林省、外務省当局に対して、若干の質問をいたしたいと思います。 最近、北海道の水産業界は昭和の黒船来航騒ぎにわいております。 その内容を具体的に若干申し上げますと、いままでは自分の海であると思っていた北海道の近海に、ソ連や外国の漁船がやってまいりまして、大規模な漁労方式によってイカやサンマをとり、サケやマスをとり、さらには日本の港に寄港して漁獲物を陸揚げするような情勢があらわれてきておるからであります。ソ連サンマ漁船は、色丹島を根拠にしまして、ここ数年来、大型母船に優秀な漁船を配置して、大規模な漁労体制を……
○川村清一君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。
○川村清一君 ちょっと関連してくるわけでありますけれども、実は私はこの法案について賛成とか、反対とか、そういう立場でお聞きするわけではございませんが、手続上、ちょっと私納得できない点がありますので、二、三お聞きしまして、少し解明していただきたい、こういうことで立ち上がったわけであります。
この法律案は財政法第九条に基づいて立法されようとしておるわけでございますが、そこで財政法第九条の精神ですね、趣旨、これをひとつお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 そういう法律の条項に基づいて特別立法をするということはよくわかる。そこで、特別の法律に基づかなければできないというふうに規定しておる第……
○川村清一君 関連して一つお聞きしたいのですが、ただいまの森中委員に対する大臣の御答弁は、それは、韓国の北洋進出にいたしましても、サケ・マス漁業の問題だと、私はその解釈するわけです。これは日ソ漁業条約の問題でございますが、そこで、サケ・マス漁業は、大臣の非常な決意のほどは承知し、その点につきましては敬意を表するにやぶさかでないわけでございますが、水産庁長官にお尋ねしておきたいことは、サケ・マス以外の漁業、すなわち底びき漁業、これに対してはどういう御見解を持たれますか。底びき漁業につきましては日ソ漁業条約によって何ら規制されないわけでございます。しかも、日本の国内法におきましては、底びきを相当規……
○川村清一君 関連。大臣にちょっとお尋ねしておきたいと思うのですが、私、森中委員の質問を聞いておって、非常に納得がいかないわけであります。と申しますのは、言うまでもなく、農業基本法に基づいて農業白書を、林業基本法に基づいて林業白書を、沿岸漁業振興法に基づいて漁業白書を国会に報告するという、法律的にいろいろ規定せられておる。それに基づいて政府は国会にそれを提出されておるわけでございます。で、この林業、農業、漁業、三つの白書を通じて、第一次産業の大きな問題として、この労働力の問題が出ているわけであります。いずれも非常に労働力が流出しておると、そうして若年労働力が減って、中高年労働力ばかりで、それが……
○川村清一君 農林省の予算課で出していただきました「昭和四十二年度農林予算の説明」の一六ページ、「家畜衛生の強化」という欄の一番下のほうに、「家畜畜産物の輸入機会の増大に対処し動物検疫の整備強化を図る。」ということがうたわれておるのでございます。そして、予算の数字を見ますというと、動物検疫所の予算が前年度の一億三千八百万円に対しまして一億六千八百万円と三千万円ほど伸びておるわけでございますが、「整備強化を図る。」ということをうたっておりますが、具体的な点は掲げておりませんので、どういうような具体策をもって整備強化をはからんとしておるのか、三千万円の予算で何をやろうとなさっておるのか、それをまず……
○川村清一君 関連して私もちょっとお尋ねしたいのですが、いまのイルカの話でなくて、私はトドの話になってくるわけです。イルカもトドもオットセイも、あわせてこれは食害の話になってまいりますが、これは笑い話でなくて、大事なことなんですが、日ソ漁業委員会で毎年サケ・マスの漁獲量を決定する交渉をする場合において、資源の問題についていろいろ議論するわけですね。資源が減ってきていることは、これは事実ですわね。そこで、なぜ資源が減ってきているかというその原因のことになってくるわけですが、ソ連のほうは、日本の乱獲によると。特に、御承知のように、日本の漁獲方法というのは、北洋の沖合いにおいて漁獲するわけなんです。……
○川村清一君 関連して。先ほどから、村田委員は、資料に基づいて数字をあげまして国有林と民有林を比較しながら、被害面積と駆除面積を対比しながら、いろいろ林野庁の御見解を尋ねてまいってきておると思います。それに対する長官の御答弁をお聞きしておりますと、民有林については把握されておらないというような答弁を繰り返されてきておるわけであります。村田委員は、被害面積が八万ヘクタール、そのうち民有林が六万五千ヘクタール、国有林が一万五千ヘクタール、これに対する駆除面積というものが、民有林のほうは非常に少ない。ところが、国有林のほうは、被害面積の実に二十二倍の駆除面積がある。これはおかしいじゃないか。そこで、……
○川村清一君 ちょっと資料をお願いします。 せっかく説明いただきました資料でございますから、中小漁業のことでございますけれども、七ページに、経営体数、就業者数、生産量等の推移でカツオ・マグロの表がありますが、これは隻数が出ておりますが、ひとつここへ総トン数を入れていただきたい。 それから九ページ、一〇ページ、一一ページ、これは階層別経営組織別経営体数、使用漁船隻数別経営体数、使用漁船の船型別隻数とあります。これを経営体の経営体別、いわゆる個人、漁業協同組合、生産組合、その他の法人別に分けていただきたいと、こう思うわけであります。 それから外国人漁業のほうは、二ページの表ですが、これは質問……
○川村清一君 私は、午前のわが党の達田委員の質問に引き続きまして、外国人漁業の規制に関する法律案につきまして若干質問をいたしたいと思います。 一般論につきましては達田委員からだいぶ触れられましたので、私は法案の内容につきましてできるだけ具体的な問題を取り上げてお尋ねをいたしたい、かように考える次第でございます。 まず、第一にお尋ね申し上げたいのは、この法案の第二条に、「この法律において「本邦」とは、本州、北海道、四国、九州及び農林省令で定めるその附属の島をいう。」、こういうふうにうたわれておりまして、そして、このいただいた農林省令のこれから規定する見込み事項と書かれておりますものの内容を読……
○川村清一君 一昨日の委員会で、私は、外国人漁業の法案を主として質問を申し上げた次第でございまして、まだ若干質問が残っておりますが、時間の制約もございますので、もし後ほど時間が残りましたならば残余の質問を申し上げることにいたしまして、本日は、ただいまから中小漁業振興特別措置法案を主にいたしまして質問を展開いたしたいと、かように考えます。 この法案の質疑につきましては、衆議院の会議録を一読いたしますと、ほとんどの問題が出尽くしまして、相当深く突っ込んで論議されておりますした。がって、また再度それを繰り返してもどうかと思いますので、私といたしましては、できるだけ重複を避けてまいりたい、かように考……
○川村清一君 質問の前に、資料の提出方についてお願いをいたします。
漁業災害補償法の一部を改正する法律案の審議資料として、「漁業災害補償制度と農業災害補償制度との対比」に関する資料の御提出を願います。
【次の発言】 漁業災害補償法の改正案について御質問申し上げますが、まず、最初に、昭和三十九年本法が制定せられたときにあたりまして、本委員会の附帯決議としてなされました国の保険事業をおそくも一両年中に実施すべきことの決議が今回実現されようとしていることにつきましては、今日までの農林当局の御努力に対し敬意を表するものであります。しかしながら、今回提案されました本法案をしさいに検討いたしますと、なお……
○川村清一君 関連してちょっとお尋ねしたいと思うんですが、大臣のお考えになっておる基本的な考え方そのものにわれわれはなかなか了解ができない点があるわけであります。また、そういうようなお考え方が基本的にあるがゆえに、先週の金曜日、土曜日のようなああいう当委員会に対する軽視的な態度が行動としてとられたものであると、かように判断せざるを得ないわけであります。 私どもが考えておりますのは、現在の制度のもとにおきましては、米審がありまして、米審の答申を得て米価は政府が決定するものである、まあそういう制度でありますから、われわれは基本的にはそういった行き方に対して批判的であります。われわれは、御承知のよ……
○川村清一君 どういうものが出るのかわからぬ、とにかくむずかしいものだろうと思います、保険設計の料率を出すところの算式だから。そこで、これから暫時休憩をしていただいて、その資料を持ってきて、そうして村田委員のところで、ただ紙に書いたものをひょっと出されてもまたわからぬから、持ってきてそうしてよくわかるように説明していただいて、それから続けたいと思います。
【次の発言】 関連してお伺いいたします。ただいまの局長の御答弁の中で、畑作共済の試験実施の問題がございました。この問題につきましては、昨年の通常国会のときにマル寒資金の法改正の問題につきまして私が質問をしました。その節、北海道のいわゆる寒冷地……
○川村清一君 私は、昭和四十二年度イモ原料の基準価格でん粉買い入れ基準価格、カンショ生切干買い入れ基準価格について質問をいたしますが、与えられた時間がごくわずかでございますので、要点にしぼって具体的にお聞きをしますので、御答弁も簡単にしかも要点を明瞭にお答えをいただきたいと思います。 まず、第一にお尋ねすることは、農安法第五条第三項及び同法施行令第三条の定めによりまして、価格の決定、公表は十月二十日までとなっておりますが、ことしは十月の何日に公表する予定で現在作業を進めているのか、また、現在における見通し及び今年度のこの価格決定について問題になっておる問題点は何か、こういうような点について御……
○川村清一君 本特別委員会の谷口、井川両委員と私の三名は、北方領土問題、北方水域における安全操業問題、漁船拿捕事件の実情及び千島等引き揚げ者の援護問題等に関する調査のため、八月二十七日より七日間にわたって札幌及び根室を訪問し、町村知事からこれらの問題について事情を聴取したのを皮切りに、つぶさに現地当局その他関係者から説明及び要望を聴取し、また、巡視船に乗船して根室の珸瑤瑁水道の視察を行ないました。以下その概略を申し上げます。 今回の視察は、領土問題担当の特別委員会からの派遣としては初めてのものであるということで、戦後二十二年間「島よ帰れ」の悲願を叫び続けてきた地元の人々の期待は大きいものがあ……
○川村清一君 いただきました説明書の中に琉球政府における資金の使途という説明があるわけでありますが、この中に「産業開発等資金融通計画」という説明がございまして、そこに「農林漁業の振興に必要な資金」として農林漁業中央金庫に対して二億七千万、それからその下に漁船建造資金融通特別会計一億円と、こういうふうな説明がなされておりますが、この漁船建造資金融通特別会計一億円というものの内容について、どういう内容を持っているのか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この農林漁業中央金庫二億七千万、この中金のほうの資金は漁船建造資金のほうに融資はされておらないわけですか。
○川村清一君 この法律は、将来、北方領土がもし日本に復帰した場合におきまして、やはり歯舞、色丹とか、国後、択捉であるとかいう領土が日本に返りまして、そして、日本人がこの島に復帰する場合に、どういうふうな処置をとるかという場合に、やはりこれは大きな、大切な一つのケースになるであろうと私は思うのであります。そこで、そういう立場からいろいろお尋ねをしてみたいと思うわけでありますが、この法律は、第二条にうたっておりますように、「旧島民ができるだけすみやかに帰島し、生活の再建をすることができるように配慮するとともに、この法律の施行の際現に小笠原諸島に住所を有する者の生活の安定がそこなわれることのないよう……
○川村清一君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。
○川村清一君 私は北方領土の問題について外務大臣にお伺いしたい。 与えられた時間がごくわずかでございますので、問題をしぼってお尋ねしますが、第一にお尋ね申し上げたいのは、昨年七月に外務大臣が訪ソされまして、北方領土の問題についてコスイギン首相と会談をし、その際コスイギン首相から、平和条約に至る中間的なものを何か考えたらどうかとの提案があった。このことから北方領土の問題解決の道が急に開けたのではないかということで、明るい希望を北海道の現地の人々に大きく持たせたのでございます。その後十二月になりまして、中川大使がソ連当局と交渉に当たりましたが、その結果は一体どうなっているのか、さっぱり明らかにさ……
○川村清一君 関連して。ちょっと重大な問題ですから、ここで関連しておきますが、村田委員からお話がありましたように、この米審の任命について問題があった。それは倉石前農林大臣の意図が明白であった。それで、そういう意図のもとに生産者代表、消費者代表、また国会議員全部抜かして、そうして中立米審と称して政府の気に入った御用米審をつくった、こういうことであります。したがって、大臣御承知のように第五十八国会参議院農林水産委員最において、法案審議に先立ってこれが非常な問題になった。そこで、各会派においていろいろ話し合いました結果、ここで農林水産委員会の決議をした。御承知のとおり満場一致。これは自由民主党の和田……
○川村清一君 ただいま提案者より提案理由の御説明を承りましたが、この際、まず提案者に一言お尋ねをいたしたいと存じます。 ただいま提案者からの御説明にもありましたように、本法は積雪寒冷単作地帯振興臨時措置法をはじめといたしまして急傾斜地帯、あるいは湿田単作地域や海岸砂地地帯の農業を振興せしめ、並びに畑地農業改良を促進することを目的とする五つの法律から成り立っておるわけでございます。しかも、いずれも議員立法でありまして、当初成立以来今日まですでに三回の期限延長がなされてまいっておるわけであります。今日の改正は実に第四次の期限延長であります。最初からこの法律は期限を制限した時限立法でありますので、……
○川村清一君 私も関連して一言お聞きしたいと思います。 ただいま中村委員から米審の問題、それから食管法の問題等について質問をされておるわけでありますが、どうも大臣の御答弁が納得できませんので、重ねて関連してお尋ねしたいと思うわけであります。大臣は、米審の問題につきましては、現在与野党間で話し合いを進められておる、その結果を待ってという御答弁を固執されております。それから食管法の問題につきましては、根幹という形でとらわれておるようにお聞きするわけですが、前段の米審の問題については、政党政治を必要とする現在大臣の言われることもわからないわけではないのでありますけれども、実態は話し合いをされている……
○川村清一君 私はきのうの中村委員の質問に続きまして、農林大臣の所信表明に対して質問をする次第でございますが、実は私、所信表明の中の水産と林業の部門について質問をするということに党の中できまったわけでございます。そこで、何を質問しようかと思ってもう一度この所信表明を読み直してみたのですが、さて読んでみて何を質問していいか、とんと私自身がわからなくなったのであります。と申しますのは、この中に何も書いてないのです。農業については相当所信が表明されておりますが、林業と水産につきましてはたったわずか三行であります。まあ読んでみますというと、「このほか、林業、水産業につきましても、それぞれ最近の需要およ……
○川村清一君 私は北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法の一部を改正する法律案に対する質問を主として行ないたいと思います。 まず最初にお尋ね申し上げることは、本法案提案理由説明の中において、大臣はこのようなことを申されております。それは「昭和四十一年春におけるこの法律改正の際の本委員会における附帯決議の御趣旨に沿い、政府におきましては、昭和四十一年度以来鋭意対策調査を実施し、本制度につきまして種々の側面から検討を加えてまいったのであります。」と説明しておりますが、昭和四十一年三月二十四日の本委員会の附帯決議の要旨を申し上げますと、 第一には、営農改善計画の認定が計画どおり 実施され……
○川村清一君 ただいまは山林に働く山林労働者を代表いたしまして貴重な御発言をいただきまして心から感謝を申し上げる次第でございます。 そこで、私、関連いたしまして二、三の質問を申し上げたいと思うわけでありますが、最初にお尋ねいたしますことは、先般の委員会におきまして、労働力の安定の問題について質問があったのでありますが、これに対して林野庁のほうの御答弁は、この問題解決のために、森林組合を中心といたしまして労務班というものをつくって労務班の働きによってこの問題解決の方向に着々と効果をあげているということで、労務班というものを非常に高く評価されておるような御答弁があったわけでございますが、さて、こ……
○川村清一君 関連してちょっとお尋ねしておきたいんですが、どなたもお触れにならなかったので、民営の卸売市場についてでございますけれども、最近、都市近郊に食料品の流通機構としまして総合卸売市場というものがだいぶできております。この総合卸売市場というものを農林省としてはどういうふうに把握されておるのか。この実態あるいは性格、それから資本構成、こういったようなものについてちょっと御説明願いたい。
【次の発言】 私の問題にするのは、その資本構成の問題でございますけれども、その開設者、中央卸売市場の卸売り人の系列において、そのものの資本系列であって、この総合卸売市場が開設される。こういうのも相当あると思……
○川村清一君 ただいま資料の説明をいただきましたが、これに追加して資料をいただきたいと思いますので、ちょっと要求いたします。 まず、三ページ「多獲性魚の年次別漁獲量、生産額および価格」の一覧表がございますが、これにスケソウダラを入れていただきたい。これにはイワシ、アジ、サバ、サンマ、スルメイカとありますが、スケソウダラがないので入れていただきたい。 それからタラに関係してまいりますけれども、すり身の年次別生産額、これが一つと、それからその生産で要するに陸上で幾ら、母船式で幾ら、母船式をさらに分けますと、たとえば大洋と日水とがありますね、あの会社別で幾ら、その他で幾ら、それと、さらに四十三年……
○川村清一君 私は角度を変えまして地方競馬でなくて中央競馬の問題につきまして少しの時間、質問をいたしたいと思います。
そこでまずお尋ねいたしますことは、中央競馬会から国庫に対しての納付金が、昭和四十年度、四十一年度、四十二年度、さらに四十三年度に対する予算の見込み、これはどの程度であるのか、ちょっと数字をお知らせいただきたいと思います。なおこれに関連いたしまして、馬券の売り上げ高は幾らであるか、それから、なお競馬に動員されましたファンの数は幾らであるのか、これをひとつわかりましたらお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 国庫納付金はちょっと数字違いませんか。予算書に出ておるのとちょっ……
○川村清一君 それでは私はあまり時間をかけないで、大事なことだけお伺いしたいと思うわけであります。 先日私質問を申し上げましたときには、大臣おいでにならなかったので、若干、先日申し上げたことにも触れるかと思いますが、非常に大事なことでございますので、もう度申し上げたいと思います。 私といたしましては、どう考えてみても、魚価安定基金を解散するということに、これはもちろん個人的な意見でございますけれども、納得できかねるのであります。それでその理由はどういうことかと申しますというと、魚価安定基金を解散するということは、要すれば魚価安定基金法というこの法律をこれはもうなくしてしまうということなんで……
○川村清一君 私は北方水域におきます安全操業の問題について御質問いたしたいと思います。 まず外務省にお尋ねいたします。九月二十八日択捉島沖で日本漁船三隻がソ連監視船に追跡されまして、うち二隻が拿捕された上、同監視船からの発砲によって乗組員の一人が負傷したという、従来例のないきわめて遺憾な事件が発生したことが報ぜられております。その実情について御報告願います。さらに、このことについて外務省はソ連政府に対し厳重な抗議を申し入れたと報ぜられております。ソ連政府との折衝の模様等についても実は詳細お尋ねしたいのでありますけれども、時間がございませんので、簡潔に要点だけひとつ御報告願いたいと思います。
○川村清一君 先般八月十六日に、人事院が政府並びに国会に対して給与改定について勧告をなされました。それにつきまして、私は教育関係職員の給与問題を中心にして若干の質問をいたします。時間がごく限られておりますので、きわめて大事な点だけをお聞きしますので、答弁も誠意ある御答弁を願いたいと思います。
まず最初に、人事院総裁にお尋ねしますが、今回の勧告にあたりまして特に配意された点、従来の勧告に比べまして、ことし特にこういう点が特徴点であるというようなことがありますれば、まずそれをあげて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 次に、文部大臣にお尋ねいたしますが、今回の勧告にあたって特に文部省としてこ……
○川村清一君 私は先般八月二十七日の本委員会におきまして、人事院の勧告の内容について、あるいは完全実施に対する関係閣僚の決意いかんといったような問題について、お尋ねしたわけでございます。で、その席におきまして、完全実施につきましては総務長官並びに文部大臣から非常に力強い決意の表明がありまして、私も喜んでおったわけでございますが、舌の根もかわかぬうちに八月の三十日、突如、もうすでに閣議を決定してしまったということを私新聞で承知いたしまして、非常に心から憤激を覚えているものであります。いまさらことばじりをとるわけでもございませんけれども、私の質問に対しまして総理府の長官は、「私といたしましては、人……
○川村清一君 私も人事院勧告の完全実施の問題について若干質問をいたしたいと思います。 けさほどからわが党の小林委員、鈴木委員からいろいろ質問がございまして、特に完全実施とこれに伴う財政措置の問題について大蔵当局に質問があったわけでありますが、大蔵当局の御答弁をいろいろ承りまして.私も何としても納得できかねるのであります。したがって、その問題を中心にして若干質問したいと思いますが、まず最初に人事院にお尋ねしますが、ことしの公務員の給与の引き上げ率は八%ということで勧告されております。そこで、昨年から前五年間、昭和三十八年、三十九年、四十年、四十一年、四十二年、この五年間の人事院が勧告をいたしま……
○川村清一君 関連。私、関連でお伺いいたしますことは、ことしの生産者米価決定にあたりましては、例年にないもろもろの問題があまたあるわけであります。その他いろいろな問題については、また村田委員から質問があろうと思いますが、私ただいま議論されている問題について一つ取り上げてお尋ねしたいと思うわけでありますが、ことしの生産者米価決定にあたりましては、単に農林省だけでなくて、大蔵省、経済企画庁、これが異常にハッスルしているということであります。で、このことは、一つには、何と言いましても、財政の硬直化を是正するために総合予算主義をとった。この総合予算主義をあくまでも堅持する、こういうたてまえの中で、これ……
○川村清一君 関連して私もお尋ねしますが、大臣の御答弁、先ほどから何回も繰り返されておりますし聞いておりますが、きわめて論理が通っていないと思うわけであります。なぜかならば、あなたは施政権の返還とその場合の基地の問題はやはり相関的に検討研究しておると、対米折衝の場合に、どうも結果ということはこれはこれから研究してということで、現時点においては結論を出されておらないと思うわけであります。しかし、基地の問題とは何かということ、基地の問題とは、要すれば基地を全く撤去してしまう、廃止してしまうのか、本土並みにするのか核つきにするのか、具体的に内容があるはずでしょう。現に議論されているわけでしょう。です……
○川村清一君 私は公務員給与の問題について質問をいたします。 私は、この問題について、すでに八月二十七日、九月十一日、十月五日の三回にわたって当委員会で質問をいたしましても、本日またこの問題について質問しなければならないことは、はなはだ遺憾にたえない次第でございます。 人事院勧告は、政府並びに国会に対して勧告されておるのでありまして、私どもは勧告を完全に実施すべきであると、こういう立場から、いままで政府の不誠意を追及してまいりました。人事院設置の趣旨から考えましても、勧告を完全に実施することは、政府の政治的にも道義的にも当然の責任、義務であると考えております。この点を主張してまいったのであ……
○川村清一君 ただいま補足説明されました文書でございますが、配付されているものの説明事項とだいぶ違うんです。それは数字まで違うんです。これではいけないと思います。ですから、いま読まれました補足説明を、どっちが正しいのか、そちらが正しいのならあらためて印刷し直して後刻配付していただきたいと思います。
【次の発言】 まず最初に、法案の条章に従いまして逐条的に御質問申し上げたいと思います。一応お聞きしましてから、また掘り下げて質問を展開したいと思います。そういう御了解の上に立って御答弁願いたいと思います。
最初、第一条の「目的」でございますが、この文章に、「北方領土問題対策協会は、北方領土問題その……
○川村清一君 前回に引き続いて質疑を行ないますが、この法案が成立いたしますと、この法律運用の主務官庁が総理府と農林省ということになるわけでございます。そこで、総理大臣と農林大臣の行政上の責任分担がどういうことになるのか、これを一応御説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、本法案の第二十九条に、「この法律において主務大臣は、内閣総理大臣及び農林大臣とする。ただし、政令で定める事項についての主務大臣は、内閣総理大臣とする」、こういうふうに規定されておりますが、この「政令で定める事項」ということにつきましては、具体的にどのようなことを考えられておるのか御説明を願います。
○川村清一君 関連いたしましてちょっとお尋ねしたいんですが、私は事前協議の問題について具体的にちょっとお聞きしたいんですが、沖繩が返還された暁には本土並みになる、安保条約が本土並みに向こうに適用されるということに関連してでございますが、現在日本のたとえば横須賀であるとかあるいは佐世保に原子力潜水艦が寄港する場合には事前に通告してまいります。しかしながら、沖繩には現在事前に通告されておらないわけです。屋良主席がこのことについてアメリカ当局に対して事前通告するようにという申し入れをしているのでありますが、新聞報道によって見ますと、ランパートはこれに対して拒否してきたと、こういうようなことが出ており……
○川村清一君 ただいま御提案になっております農業協同組合法の一部改正案についていろいろ御質問を申し上げたいと思いますが、この農業協同組合法は、昭和二十二年十一月十九日、法律百三十二号によって公布されたものでございます。その後、今日まで数度の一部改正が行なわれました。最終的には昭和四十年三月三十一日、法律三十六号をもって改正され、それが現行法になっておるわけでございます。今回、さらに改正法律案が提案され審議されておりますが、農業協同組合というものは、これは御承知のように、単にわが国においてのみ行なわれておるものではなく、したがって、この法律も、世界各国にあるわけでございます。そもそも協同組合運動……
○川村清一君 先般の委員会におきまして、文部大臣から昭和四十四年度の文教行政の基本方針並びに重点施策をお示しされました所信の表明があったわけです。私はこの所信表明について若干質問をしたいと思うわけでありますが、これに関連いたしまして、その前にちょっとお尋ねしたいことは、大臣のことばじりをとらえるようではなはだ恐縮なんですけれども、しかし、いままで鈴木委員やあるいは安永委員と大臣との質疑を聞いておりますと、やはり高坂先生のことばだとか、それからたとえば九州大学の井上教授のことばだとか、そういうものがやはり問題になっています。私も大臣のことばをちょっと問題にしたいのですが、これは歴代の大臣がときど……
○川村清一君 私は札幌オリンピック冬季大会をぜひ成功させたいというそういう気持ちを持ちながら、きょう来ていただいた方々に若干の質問を申し上げたいと思います。 まず最初に、オリンピック組織委員会の事務総長さんにお尋ねをしたいと思うわけでございますが、この札幌オリンピック冬季大会の開催につきまして関係しておる機関がたくさんあるわけでありますが、まず、IOC、それからJOCそれから大会の組織委員会、それから地元札幌市、それから政府、まあ政府機関として文部省、こういう機関がそれぞれどういうような横の関係があるのか。それからそれぞれのその機関はこの大会につきまして責任がそれぞれあると思うわけでございま……
○川村清一君 最初にお尋ねしたいことは、今年の日本育英会の業務計画について御説明願いたい。
【次の発言】 全般的な概要はわかりましたが、そこでこれは大体月額貸与ということになっていますが、月額の貸与金が本人に行き渡りますにつきましては、どういうような手続を経て一ぼくの聞きたいことは、毎月毎月いくものか、何カ月かためていくのか、どういうことになっておりますか。
【次の発言】 特に前年とことしの情勢の変わっていることは大学問題なんですが、各大学、ずいぶん紛争が起きておりますが、そういうようなことで、昨年とことしと変わっている点がございますか。
○川村清一君 ただいま議題となりました産業教育手当法案について、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。 現在行なわれております産業教育手当の支給は、申すまでもなく、農業、水産、工業又は商船に係る産業教育に従事する国立及び公立の高等学校の教員及び実習助手に対する産業教育手当の支給に関する法律に基づいております。 また、この法律が、去る昭和三十二年に、その母法でありますところの産業教育振興法の第三条の三の規定の趣旨に基づいて制定されましたことも、御承知の通りであります。 自来約十カ年にわたり産業教育手当の支給が行なわれてまいりましたが、その経過並びに実施の状況をつぶさに調査し、検……
○川村清一君 まず最初に、資料を要求いたしたいと思いますので、明後日の委員会までに出していただきたいと思います。それを最初にお願いいたします。 いろいろございますが、まず、諸外国の定数法について、いろいろ審議するにあたりまして参考にしたいので、状況を知りたいと思うわけでございます。第一に学級編制につきまして、単式、複式、単級の場合を含めて、どのような状態になっているか、主要国の状態をひとつ出していただきたいと思います。 さらに二番目には、小学校の専科制について、あるいは中学校の専科制についてどのようになっているか。 三番目には、小、中学校における教職員の職種と配置基準についてお知らせいた……
○川村清一君 私は一昨日の委員会で、法案の文面について第九条まで逐条ごとに簡単にお尋ねして、一応の御説明をいただいたわけでございます。本日はお願いしました資料が来ましたので、掘り下げていろいろ御質問申し上げ、また議論をしたいと思いますが、先ほどの理事会では私の質問時間も限定されたようでございますので、したがって、あまり長くできませんので、大筋だけ重点的にひとつ質問したいと思います。 まず最初に文部大臣にお尋ねいたしますが、この法案に対しましては、われわれ社会党の考え方をもとにして社会党案というものを対案として衆議院に提案しておりますことは御承知のとおりでございます。大臣はこのわれわれの社会党……
○川村清一君 まずこの法案について御答弁申し上げて、それからもっと広範に、一般高等学校の教職員というふうに、こう発展していきたい、それに対する御答弁は後に回さしていただきたいと思います。 まずこの法案について申し上げますならば、御承知のように、昭和三十二年五月三十一日付法律第百四十五号、議員立法で成立した法律でございますが、農業、水産、工業又は商船に係る産業教育に従事する国立及び公立の高等学校の教育及び実習助手に対する産業教育手当の支給に関する法律に基づいて、これを改正しようという提案でございますが、現行のいわゆる産業教育法は、いま申し上げましたように議員立法で出されたものでございます。そし……
○川村清一君 関連。ただいまの、安永委員の質問に関連して私はちょっとこの表で一言御説明願いたいことと、それから私がさらに資料をお願いすることと二点申し上げたいと思います。 この資料を見ましてちょっと理解できませんので、この点御説明願いたいんですが、「昭和四十四年度」ですね、「学部」という欄がありますね。これちょっと下がっていきますと、「上記のほか、大蔵省に要求したもの」という欄の中に、たとえば秋田大学というのが一番上にありますね。そこに「創設準備費計上」となっておりますね。それからずっと下にきまして京都大学というところがありますね。そこには「創設準備費要求」となっておりますね。すなわち計上と……
○川村清一君 関連してちょっとお尋ねしますが、ちょっと大臣は問題をすりかえられて御答弁されているのではないかと思うのであります。それで、大臣のおっしゃっておることのうち、まあ大学は国民に開かれた大学であるということで、たとえば鳥取の砂丘の研究とか、こういうことはぼくは当然大学がやるべきことであり、そういう研究をどんどん進めて、そしてその地域住民の福祉の向上のために大いにサービスすべきである、さように考えます。現にやっていると思います。しかも、それは自主的にやるべきだと思うんです。たとえば私の出身の北海道などは、御承知のように、それはもう寒冷積雪地でございまして、米作ももう北限地帯でございますね……
○川村清一君 私は高知県の教育委員会が行ないました不当人事の問題を中心といたしまして人事問題について若干質問をしたいと思うのです。実は四月十一日に私は衆議院の斉藤議員とともに党から派遣されまして高知市に参りまして、高知県教育委員会の教育長、あるいは高知市教育委員会の教育長等にお会いをしいろいろ実態を聞き、また関係の教職員にもお会いして実態を調査してまいったわけであります。したがって、その調査に基づきまして文部当局のお考えをただしたいとこう思っておったわけでありますが、その後法案の審議等がずっと続いており、法案の審議が終わりましてからは、また初中局長が御都合で出席されないというような点がございま……
○川村清一君 私はいささか立場を変えた角度から御質問を申し上げたいと思います。
まず第一に取り上げたいのは、この法律案のスタイルについてお尋ねしたいと思います。私この法律案をいただいて奇妙に感ずることは、私立学校教職員共済組合法の一部改正案という形で出されるものと思っておったところが、そうではなくして、昭和四十四年度における私立学校教職員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律案として単独法として提案されておる、これはどういうわけなんですか。こうして出すことによって何か利益があるのかどうか、これを最初にお尋ねしたい。
【次の発言】 局長が疑問に思われるのだから、私のほうがもっともっと……
○川村清一君 前日の質問に引き続いて質問を申し上げたいと思うわけでございますが、本日は内閣法制局荒井第三部長、農林省農政局の中沢参事官、それぞれに御出席を願いまして恐縮に存じます。それでお二人の方、時間の御制約もあると思いますので、先においでいただきましたお二人の方に質問を申し上げたいと思うわけです。 最初に農林省の方にお願いをいたしたいと思います。 農林省が農林水産委員会に提案されております農林年金法案と、文部省が本委員会に提案され、ただいま審議しております昭和四十四年度における私立学校教職員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律案とは、法律案の構成の点においてもまたその内容の……
○川村清一君 最初に、沖繩の問題についてお尋ねいたします。 私は、先般当院から派遣されました沖繩調査団の一人に加えていただきまして沖繩に参りまして、広く要路の方々にお会いして、率直なる御意見をいろいろ承ってまいりました。それを基礎にしてお尋ねするわけでありますが、返還に伴う基地の態様等につきましては、いまさら私が重ねてお尋ねしても、総理の御答弁からは一歩も半歩も前進したものはいただけないと思いますので、それはあえて避けまして、当面の問題といたしまして、沖繩県民の方々がほんとうに血の出るような叫びをもって訴えられておる問題は四つあると思います。その第一はB52の早期撤去の問題であります。第二の……
○川村清一君 関連。関連してお尋ねしますが、ただいままでの御説明によって、集荷団体、いわゆる生産者の団体、それに委託をし、それから販売業者の団体、これとの間でひとつ話し合って価格を形成する。その段階まではわかりました。しかし、その販売団体から卸売り業者、卸売りから小売り、小売りから消費者、こう流れていく過程において価格を歯どめする何かがあるわけですか。これは何もないわけですか。
○川村清一君 最初に建設大臣にお伺いします。新聞報道によりますれば、政府は各省連絡会議で、歯舞群島、色丹、国後、択捉島をわが国領土として、国土地理院発行の地図の上に明記することに決定したということでございますが、それは事実か、明らかにしていただきたい。
【次の発言】 外務大臣にお尋ねしますが、千島列島は間違いなく日本の固有の領土でございます。そこでその意思を堂々と主張するために、千島列島全部をわが国の地図の上に明記すべきではないかと、私は思うのであります。そのことによって世論の盛り上がり、また外交交渉に非常に有利な条件を得ることができるのではないか、かように考えますが、御見解を伺いたいと思いま……
○川村清一君 一昨日に引き続きまして、漁業問題について質問いたします。
三月一日から開催されることになっておりました日ソ漁業委員会がことしはいまだに開催されませんが、こう延びておる理由は何ですか。農林大臣からお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 サケ、マス、ニシン、カニは日ソ漁業条約に基づく資源だと私は思っておりますが、カニだけを日ソ漁業委員会から切り離して交渉するのは、これはどういうわけですか。
【次の発言】 いや、私がお聞きしておるのは、カニはサケ、マス、ニシンとともに日ソ漁業委員会において漁獲高その他を討議することになっておるのに、どうしてことしはカニだけをはずして、日ソ漁業委員……
○川村清一君 国会が終わりまして直ちに総務長官は、十九日から二十五日まで一週間にわたって、主管大臣として沖繩現地をつぶさに視察をされてまいりました御努力に対しましては、率直に敬意を表します。御苦労さまでした。私どももこの間、新聞をよく読みまして、長官の現地における行動、あるいは記者会見における発言等々について注目して読んでおった次第でございます。いろいろ重要な発言等もなされておるようでございますので、この機会に、数点にわたって長官の率直な御意見をお尋ねしたいと思います。 第一にお尋ねいたしたいことは、これは六十三国会のときも問題になりまして、私がるる長官に質疑を通じて御要望申し上げておりまし……
○川村清一君 委員長の選任につきましては、投票の方法によらないで、委員長代理にその指名を一任することの動議を提出いたします。
○川村清一君 私は、問題を北のほうに移しまして、北洋の安全操業の問題について若干お尋ねいたします。 山中総務長官は重要用務で御退席になられますので、山野対策庁長官にお尋ね申し上げますが、六十三回国会中の五月の十一日の本委員会におきまして、北方協会に対して交付国債十億円の償還について私が質問いたしまして、山中長官から、償還期限の四十六年十二月には必ず現金化するとの答弁をいただいたのであります。その後国会終了後の六月八日に第一回北方領土問題対策評議員会が開催されました。実は私も佐藤内閣総理大臣から評議員を委嘱されておりますので、その会に列席したのであります。その際、評議員の皆さんからそれぞれ意見……
○川村清一君 ただいま総務長官から所信表明をお聞きいたした次第でございます。なお、局長の説明要旨等も含めましてお尋ねしたいことがたくさんあるわけでございますけれども、この問題につきましては後に残しまして、本日は沖縄が当面する緊急の問題について若干お尋ねをしたいと思うわけであります。もちろん、この問題もただいまの長官の所信表明の中にも入っておるものでございますが、問題は、全軍労のストライキの問題でございます。私は、全軍労の第三波のストライキは絶対に回避をしなければならないと、こういう立場に立ってお尋ねをするわけでございますが、第一波は四十八時間のストライキをやり、第二波は百二十時間、この上に第三……
○川村清一君 本特別委員会の塚田委員長以下、山本、渋谷、矢山の各委員及び私の計五名は、北方領土問題北方水域における安全操業問題及び北方地域元居住者の援護問題等の調査のため、七月二十七日より五日間にわたって北海道に派遣されました。 一行は、まず札幌市において北海道当局及び関係諸団体より、これらの問題に関し概括的な説明と要望を聞いた後、根室市及び羅臼町を訪問し、それぞれの当局者及び関係者からつぶさに現地の実情と要望を聴取したほか、海上保安庁巡視船で北方水域の視察を行ないました。 なお、札幌市における会議には、河口委員も現地参加しました。 今回の視察結果を概括して申し上げますと、まず領土問題に……
○川村清一君 ただいま趣旨説明されました法案に対する質疑につきましては、今後の審査の過程において詳細いたしますことにいたしまして、本日は時間がございませんので、ごく簡単でございますけれども、ぜひこの際外務大臣にお尋ねしたいと思っておりましたことについて、二、三御質問をいたします。 まず第一にお伺いすることは、沖縄における米軍雇用者の問題についてであります。現在の直接雇用の態様を、本土の軍雇用者同様、間接雇用形態に移行してほしいという要求があることは大臣御承知のとおりでありまして、このことにつきましては、外務大臣は上原全軍労委員長からも親しく要請を受けられているはずだと承知しております。しかし……
○川村清一君 私、間接雇用の問題について二点お伺いいたします。端的にお伺いいたします。 第一点、これは衆議院の予算委員会の会議録をずっと読んだわけでございますが、その中で、退職金の上積みの問題でございますが、これに対しまして福田大蔵大臣は、間接雇用に移行するといいますか、何らかの形で間接雇用のような態様にならなければそれはできないということははっきり言っておるわけです。そこで、今回、間接雇用の態様に移行しておらないのに、いわゆる政府の英断といいますか、まあ、総務長官非常に御努力されたのでありましょう。そういうような形が実現したわけでありますが、そこで逆に考えると、これができない限りは退職金の……
○川村清一君 新聞報道等によりますれば、沖繩復帰準備委員会というものはすでに発足して作業に入っておるというような印象を受けておるわけでございますが、もう復帰準備委員会というものは、正式にすでに構成されまして機能しておるのかどうか、これをまず最初にお尋ねいたします。
【次の発言】 この準備委員会は交換公文によって発足したものと思いますし、正式にもう機能しておると、こういうようなお話でございますが、そこでこの準備委員会に現在すでに日本国政府代表として高瀬大使が出席しておる模様でございますが、この準備委員会に日本政府代表として出席することに関しての法案を現在審議中でございまして、この法律が成立しない……
○川村清一君 先ほどは外務省関係の準備委員会の法案が一つ上がりまして、日米準備委員会というものは正式に発足することになるわけです。きょうは総理府所管の沖繩・北方対策庁の法案を審議するわけでありますが、これが審議を終えて成立いたしますと今度は沖繩・北方対策庁という行政機関になるわけであります。 そこで、きょうは私、政策論議は一応来週のほうに延ばしまして、この法案は、要するに「沖繩・北方対策庁の所掌事務の範囲及び権限を定める」ことを目的とした法案であり、こういう行政機関ができてまいりまして、すでに存在する日米協議委員会、それから日米準備委員会、そして沖繩・北方対策庁、言うならば、いよいよ沖繩復帰……
○川村清一君 最後の質問で、お尋ねしたいことをたくさん用意してまいったわけでありますが、時間がもう全くございませんので、きょうできなかったことはこの次の委員会でいろいろお尋ねをすることにいたしまして、約束した時間内でほんとうに大事なことだけ二、三お尋ねします。 沖繩問題では、これは総括的な問題になりますが、山中長官にお尋ねするわけでございますが、山中さんが総務長官に就任されまして以来、この沖繩問題につきましては非常な情熱を持って鋭意当たられていることは評価し、その点に関しましては私は敬意を表するものであります。しかし、新聞報道等を見ますというと、あまりに積極的であるのか、長官の性格によるのか……
○川村清一君 先般、沖繩・北方対策庁設置法案が成立いたしまして、五月一日付をもちまして対策庁が設置され、仕事が軌道に乗りましたことは私どもも心から喜んでおります。あの法案審議の過程の中で、各委員からいろいろ沖繩復帰に伴う準備の遂行につきましてお話がございましたように、山野長官はじめ職員の方々、大いにひとつがんばって所期の目的達成のために努力されますことを私は心から要望申し上げる次第でございます。 さて、本日は山中長官は一時間しか出席できないというお話でございますので、私も重点をしぼって御質問申し上げますので、ひとつお答えをいただきたいと存じます。 最初にお尋ね申し上げたいことは、これは先般……
○川村清一君 私は先般大臣が所信表明演説で明らかにされました諸施策の中で、水産部門に関する政策につきまして、許された時間、御質問申し上げたいと思います。所信表明演説の原稿は一ページから十一ページにわたる印刷物で配付されたわけでございます。この中で水産部門に関するものは九ページの後半から十一ページの前半にかけて書かれておりますが、これをさらに検討しますと、施策として具体的に述べられておる部面は十一ページの三行目から終わりから二行目までの八行あるわけでございます。しかしこの八行の中に書かれております事項を検討してみますというと、非常に抽象的な表現で書かれておりますので、内容をつかむことがなかなかむ……
○川村清一君 本日は大臣が御出席されておりませんので、畜産局長に対して御質問したいと思います。私は乳価問題について質問をいたします。時間が非常にございませんので端的に質問をいたしますので、どうかひとつ局長も端的に、問題点をそらさないではっきりお答えをお願いいたします。
まず最初にお伺いしますが、四十五年度の加工原料乳の保証価格等についてはすでに畜産振興審議会に対して諮問をしたのかしないのか、この点ひとつお答えをいただきたい。
【次の発言】 法律は、この保証価格等を決定するにつきましては畜産振興審議会の意見を聞くことと、こう定めてありますが、この法律の趣旨を農林省はどのように受け取っておられる……
○川村清一君 この法案の目的につきましては、第一条に「優良な種苗の供給を確保し、もつて適正かつ円滑な造林を推進して林業総生産の増大及び林業の安定的発展に資することを目的とする。」こううたわれておるわけでございますが、そこで私はこの法案の背景をなす林業の基本的な問題を中心として若干お尋ねをしたいと存じます。 今日の日本林業の実態等につきまして先般国会に提出されました林業白書によっていろいろ調べてみますというと、日本の林業というものは、たいへんな段階になっておるということを理解するのでございます。 まず、日本林業というものは完全な外材主導型の林業になっておるのではないかという印象をまず強く受け……
○川村清一君 ただいまの前川委員との質疑をお聞きしておりまして、ちょっと私も不審に思いますので局長に重ねてお尋ねしたいと思うわけなんです。農林省の皆さん方は農協というものは農協法に基づいて設立されており、それから協同組合精神に基づいて農協というものがあるわけでございまして、したがってそういう協同組合精神であるとかあるいは農協法、こういう面から、農協というものはこのように存在しておるんだ、そういう立場で局長がいろいろお話される点はよく了解されるのですけれども、そこで実際の農協というものはあなた方が農林省の机の上で考えられているような農協であるか。実態はどうか。その実態をはっきり把握された上に立っ……
○川村清一君 私は農地法の改正案について御質問申し上げたいと思うわけであります。 まず最初に総括的な質問を申し上げますが、大臣の御答弁をいただきたいと思います。 申し上げるまでもなく、御承知のように、現行農地法というものは、昭和二十七年に制定いたされまして、今日まで約二十年間、その間昭和三十七年に一部改正が行なわれましたが、大体二十七年制定法律のまま今日に至っておるわけでございます。この二十年間にわたりまして、農地法が日本の農業発展のために尽くした役割りというものは私は大きなものがあったと、かように評価しておるわけでございます。終戦後の農地改革を支柱となってささえてまいったものはこの農地法……
○川村清一君 ただいま議題になっております外国政府等に対する米穀の売渡しに関する暫定措置法案について御質問いたしますが、時間もだいぶ過ぎましたし、またきのうの委員会で委員の皆様方からたいていの問題には触れられて質疑がなされておる模様でございますので、私は問題点をしぼって御質問申し上げます。 問題は基本的政策論議ではございませんので、御答弁は大臣でなくてけっこうです、政府委員の方にひとつしていただきたいと思います。 最初にお聞きいたしますことは、この法律案は食糧管理法第六条第一項に基づいて立法された特別立法と理解しておりますが、それに間違いございませんか。
○川村清一君 委員長の選任は、主宰者に指名を一任することの動議を提出いたします。
○川村清一君 私は、八月十日の本委員会におきまして初めて尖閣列島の問題について質問いたしました。その際、将来東シナ海の大陸だな開発をめぐって台湾政府、韓国あるいは中国との間に問題が起きてくることを予想して、この問題を指摘し政府の見解をただしたのであります。 その後の経過を見ておりますというと、私が指摘いたしましたように、尖閣列島の問題をめぐって国民政府との間に、あるいは中国との間にもいろいろと問題が複雑に発展してきておるように受け取っておるわけであります。 それで、この際、八月十日以降の推移について外務大臣からひとつ概略御説明をいただきたいと思います。
○川村清一君 もう具体的な問題につきましては北村委員、宮崎委員からそれぞれ御質問がございました。時間もだいぶおそくなりましたので、私は何点かにしぼって基本的な問題だけについてお尋ねをいたしたいと思います。 まず第一に、大臣にお尋ねいたしたいのですが、この臨時国会は、公害国会と言われておりますくらいの国会でございまして、政府は十四件に及ぶ公害関係法案を提案して、国会で審議をしておるわけであります。佐藤総理の口をかりると、この法案が全部成立いたしまして日本の公害関係制度というものは、世界に冠たるものである、こう言って自慢をしておるくらいであります。しかしながら、一方マスコミのいろんな評価を聞きま……
○川村清一君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○川村清一君 まず防衛庁長官にお尋ねいたしますが、沖繩返還に伴いまして自衛隊を配置する計画がきまったように新聞に報道されております。しかも、それは相当具体的に報道されておるわけでございますが、この際、防衛庁長官からその沖繩の自衛隊の配備計画につきまして詳細御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 大体新聞に報道されておることと同じ程度の御報告があったわけでございますが、総員約六千八百人。第一段階において三千二百名第二段階で六千八百人との差ですね、それだけふやす。しかも、総経費でございますが、四次防中は一千百億円ということで、第二段階の配備は、人員は当初計画より八百人ふえるといったようなことも……
○川村清一君 当面の最大の問題であります米価の問題、また本日はたくさんの米価要求のために上京されている農民の方々の傍聴等があるわけでございますが、四時にならないと大臣はおいでにならないそうで、大臣がおいでになってから米価の問題についていろいろ議論がなされることと思います。したがって、ただいま水産庁の長官から御報告のございました北洋漁業、特にカニ、ニシン、サケ・マス、この問題等について若干御質問を申し上げたいと思います。 そこで最初にお伺いしまするのは、けさの新聞を見ますと、政府の特使として現在赤城さんがモスコーへ行って、コスイギン首相やあるいはイシコフ漁業相とお会いになっていろいろお話をされ……
○川村清一君 ちょっと議題外で恐縮でございますが、緊急の案件でございますので、長官にお尋ねしたいのですが、これはきのうの質問に引き続いて、私、きのうカニ、ニシン、サケ・マスの北洋漁業の問題についてお尋ねをいたしました。そのときに現在モスクワでカニ交渉をやっておる。きのうの朝の新聞によれば、ソ連邦のほうは、それにニシンを抱き合わせて問題にした。それでモスクワでカニ交渉とともにニシンの問題を議論することは明らかに日ソ漁業条約違反である。あくまでもニシン、サケ・マスは漁業条約に基づくところの、現在東京で行なわれている日ソ漁業委員会の中において議論すべきである、こういうことを主張いたしまして、これにつ……
○川村清一君 大臣が御退席になるそうで、時間がごくわずかでございますので、したがって大事な問題だけ端的にお尋ねいたしますから、大臣から率直なかつ明確な御答弁を承りたいと存じます。 まず第一にお聞きいたしますことは、本年の日ソ漁業交渉は、いまだかつてないきびしい規制措置をとることによって合意妥結したわけであります。とりわけ北洋ニシン漁業については、抱卵ニシンは全面禁漁という予想もしない規制措置をとることになりました。その結果、すでに多額の投資をして着業準備を整えて出漁を待っていたニシン漁業者とその乗り組み員はもちろん、ニシンの加工によって生計を立てている加工業者、それに働く労働者並びにその他関……
○川村清一君 本日は、大臣の御出席の時間が非常に短いために、私に与えられております質問の時間もごく僅少でございますので、私はこの際、北海道の冷害対策について、まず大臣に基本的な問題にしぼって数点お尋ねし、事務的な問題については、午後事務当局の方にお尋ねをしたい、こういう立場で質問をいたします。 まず第一にお尋ねいたしたいことは、ただいまの北海道視察班の報告にもありましたように、北海道の本年の農業は、まさに文字どおりの大冷害を受けたのであります。三十九年、四十一年、四十四年と冷害に見舞われてきた北海道農業でありますが、ことしはいまだかってない大冷害、昭和三十一年の冷害以上の冷害を受けておるので……
○川村清一君 関連。 ただいまの漁業権補償の問題は、これは将来、北方問題のときに大きな問題として出てくる重要な問題でありますので、関連してちょっとお尋ねいたします。 村田委員の質問は、いわゆるアメリカとの問題の中において、いわゆる旧漁業権と、それから施政権がなくなって、アメリカの軍政下においてアメリカの演習やその他によって漁業権が行使されなかった。その二つの問題があるわけです。それで何とか村の、いま裁判にかかっている問題を中心にしてやっておりますが、これは旧漁業権に対する補償というものは、裁判とか何とかに関係なく、これは大きな問題なんです。 そこで、山中農林大臣代理にお尋ねいたしますが、……
○川村清一君 公聴会の運営について座長に一言御要望申し上げたいと思います。 公用地暫定使用の問題は、われわれは憲法違反の疑いがあるということで、国会の中で鋭く抵抗、追及するということは、御承知のとおりでございます。さて、公述人に質問を申し上げるときに、これは憲法三十一条違反ではない、二十九条違反でないということを前提として質問をされますというようなことになりますれば、これは私どももこれに対して反応をしなければならない。そこで、議論をするというようなことは絶対避けなければならない。かように考えております。こういうようなことにならないように正常な公聴会が運営されるように座長においては御留意されま……
○川村清一君 私は、さっそく外務大臣にお尋ねします。 新聞の記事を読みますので、それをお聞きになって、そのとおりであるか、もし違っておるならば、こういうところが違っておるということを率直に簡単にお答えいただきたいと思います。 これは五月十五日の、東京のある大新聞ですから、日本の大新聞でございます。この記事でございますが、「米国資産の引継ぎ交渉は、柏木大蔵省財務官とジューリック国務省特別補佐官との間で進められ、琉球電力、琉球水道、琉球開発金融の三公社、琉球政府庁舎などの行政用建築物、基地外の道路など四種類の民生用資産を有償で引継ぐことは、早くから合意していた。ところが交渉が最終段階にはいって……
○川村清一君 三月十五日には沖繩返還協定批准書の交換も終わりまして、五月十五日にはいよいよ沖繩が返還されることに決定いたしました。きょうから五十日余りでいよいよ沖繩が返ってくることになるわけであります。昨年十二月、沖繩国会が終わりまして、国際情勢は大きく変わってまいっております。これに対応して沖繩返還の準備作業が進められていると思うわけでありますが、どのように進められているか、この点につきまして、具体的に、若干外務大臣に対して質問を申し上げたいと思います。 まず第一に、ただいまいろいろ所信表明があったわけでありますが、沖繩国会が終わりましてからニクソン大統領が訪中いたしまして、その結果、アジ……
○川村清一君 まず第一にお尋ねしますことは、沖繩開発庁が設置されます。それに伴いまして、沖繩一北方対策庁が廃止され、北方問題対策行政の担当機関として新しく総理府の中に総務長官を長とする北方対策本部が設置されることになりますが、この北方対策本部というのは、どういう機構を持ち、どれだけの人員をもって行政事務を取り扱うのか、御説明を願います。
【次の発言】 現在まで存在しておりますところの沖繩・北方対策庁、この中に北方担当としては北方課という機構が存在しておったわけでありますが、この機構に比べまして、今度新しくできる機構はどういうふうになるのか、これについて、比べて御説明を願いたいと思います。
○川村清一君 私は、沖繩総合事務局の事務所の設置に関し承認を求める案件につきまして、与えられた時間の範囲内において若干の質問をいたしたい、かように考えます。
沖繩開発庁設置法が制定されます、予定といたしましては、本日の本会議で成立するということを聞いておるわけでございますが、そうなりますれば、五月十五日、沖繩復帰の日をもって開発庁並びに総合事務局が設置されるものと思うわけでありますが、こう理解してよろしいですか。
【次の発言】 そうしますと、あともう二、三日後でございますから、当然開発庁長官並びに総合事務局長というものは任命されますので、もう内定されていると思うわけでありますが、いかがですか……
○川村清一君 関連して一言お聞きしたいんですが、田委員や村田委員から物価の問題について御質問があったわけでありますが、沖縄県の当面する問題としましては物価の問題、これが緊急の問題でございます。それから基地の問題等あるわけでありますが、基地の問題は防衛庁、防衛施設庁が取り扱っておりますが、物価の問題等はやっぱり開発庁がやらなければならぬ。そこで開発庁の出先機関の総合事務局でありますが、これが行政事務として責任を持ってやっていらっしゃると思うわけでありますが、その総合事務局の組織等について、いろいろ議論をしたときに私も申し上げたのでありますが、もともと総合事務局というもの、そのものにはわれわれは基……
○川村清一君 本日の委員会は、今国会では最後の委員会になるのではないかと思います。したがいまして、私は、沖繩及び北方問題について前の沖繩国会から今国会にかけて、本委員会においていろいろ論議された問題が、五月十五日に沖繩が復帰しましてからすでに一カ月近く経過した現時点で、これらの問題がどのようになっているのか、さらに今後どのように推移していくのか、政府はどのような政策をとられようとしているのか、数点につきましてお尋ねをしたいと思います。なお、北方問題につきましても若干の問題について政府の考えを聞きたいと思います。政府当局におかれましては、ぜひ率直に、しかも真摯な態度で御見解を国民の前に明らかにし……
○川村清一君 私は漁業のサイドからおもに御質問を申し上げたいと思ってまいったわけでありますが、何せ割り当てられました時間がごくわずかでございますので十分質疑をするわけにいきませんが、できるだけしぼって端的に申し上げます。前置きの説明は省略してお聞きいたしますので、御答弁のほうもひとつ簡単明瞭にしていただきたいと思います。 一番先に水産庁のほうにお尋ねしますが、本法が制定されますと、これは東京湾、伊勢湾、瀬戸内海、三つの内湾・内海に適用されるわけであります。そこで、この三水域には漁業法上の漁業権、すなわち定置漁業権、区画漁業権、共同漁業権、こういうような漁業権は設定されておらないのか、存在して……
○川村清一君 私は、農林大臣の所信表明に対しまして、水産のサイドから質問をいたしたいと思うのです。農林大臣がおいでになっておらないのは、まことに残念ですが、大臣のお留守の間に私がいろいろ質問した事項につきましては、ひとつ水産庁長官、あるいは官房長のほうからその主意をお伝えしておいていただきたい、かように考えて、一番先にお願いを申し上げておきます。 最初にお聞きしたいことは、農林大臣の所信表明演説についてでございますが、この演説の草案ですね、これは農林省のどこでまとめられるのか。官房でないかと思いますが、これに対してどこでまとめているか知らせていただきたいと思います。
○川村清一君 ちょっと関連。 前川委員の質問に関連してお尋ねいたします。私もこの共済制度の中に果樹が取り組まれたことを歓迎いたしますし、今日までの御労苦を高く評価するわけでございますが、ただいま前川委員から新しい種目の共済制度をどう考えておるかと、どう検討されておるかというような御質問がありまして、その内容として施設園芸それから地域の特産物、肉豚、鶏というようなことが話されたわけでありますが、私がここで特にお尋ねし、御要望申し上げたいのは、私、これは北海道出身でございますので、北海道の土地柄からいいますと、畑作共済なのでございます。この畑作共済ということにつきましては、北海道の農民というもの……
○川村清一君 すでに数名の委員から、各般にわたりまして詳細な質疑がかわされておりますので、私はできるだけ重複を避けて質問をいたしたいと思いますけれども、あるいは若干重複するところが出るかもしれませんが、その節はひとつあしからず御了承をいただきたい。
最初に、漁港法の一部を改正する法律案について質問申し上げますが、まず農林省が指定をしております漁港数、この一種、二種、三種、四種ごとに合計幾つあるのか、これをひとつお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、この二千七百六十一の農林省が指定されました漁港の中で、いまだ何ら着工されておらないもの、整備計画に乗ったことのないもの、これは……
○川村清一君 お疲れのところ恐縮でございますが、少しの時間をちょうだいいたしまして、当面緊急の問題について二、三お尋ねいたします。 イシコフソ連の漁業大臣が来訪されまして、赤城農林大臣はイシコフと北洋の安全操業あるいはいろいろ漁業の問題について交渉されておりますことが新聞に報道されまして、御苦労を心から多とするものであります。 そこで、新聞報道についてお尋ねするわけでございますが、昨日赤城・イシコフ会談がございまして、北洋の安全操業については、ついに合意を得られなかった、話し合いはさらに九日あるいは十日に延期しても何とか話をつけたいというような努力を積み重ねられておる模様でございます。そこ……
○川村清一君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○川村清一君 田中内閣の組閣にあたりまして、北海道選出の本名武代議士が総理府長官として入閣されましたことは、党派は違いましても、同じ北海道選出の国会議員として、私は率直にお祝いを申し上げます。とともに、今後の御健闘を心から期待しております。 さて、本名さんは沖繩開発庁長官として、沖繩県振興開発行政の最高責任者になられたわけですが、いまさら申し上げるまでもなく、沖繩は五月十五日、二十七年にわたる異民族の支配から離れて祖国に復帰し、名実ともに沖繩県というわが国の一地方自治体に生まれ変わったわけでございます。佐藤前総理大臣は、沖繩の祖国復帰のため政治生命をかけて努力してまいったと言っておりますが、……
○川村清一君 委員長の選任は、委員長代理理事の指名に一任することの動議を提出いたします。
○川村清一君 沖繩問題の対策樹立に資するため、星野委員長、稲嶺理事、鬼丸理事、藤原理事、松下委員と私の六名は、去る九月十一日から十四日までの四日間、沖繩県下を訪問し、復帰後における現地の実情等を調査してまいりました。 現地におきましては、沖繩総合事務局、沖繩国税事務所、沖繩地区税関、那覇防衛施設局、沖繩振興開発金融公庫より、復帰後の一般情勢をはじめ、通貨交換の実施状況、物価問題の現況、軍用地再契約状況等の一体化措置に関連した諸問題、国際海洋博覧会の準備、状況等について、次いで沖繩県よりは、県政移行後の行財政の概況、民間賃金の旧レート読みかえ問題や離職者対策の現況、沖繩振興開発計画の策定状況等……
○川村清一君 ただいまの大臣から、生産調整の問題につきまして、まあ、明年度にかけての御抱負というものが、高邁なる理想というものがここで開陳されたわけでありますが、実は私は、北海道出身の議員として、きのう夕刊を読みました。けさまた朝刊を読みまして非常にショックを受けたんですが、田中総理がきのう何か団体の会議に出て、大臣もただいままでの間にあなたはばかげたというおことばを二回使われましたが、きのうの新聞にも田中総理が、全国一律の生産調整なんというものはやめたい。どだい北海道のようなところに米をつくらせるなんというばかげたことをやっているから、こういうことになっておるんだというようなことをおっしゃっ……
○川村清一君 私は、委員長に星野重次君を推選することの動議を提出いたします。
○川村清一君 私は、委員長に星野重次君を推選することの動議を提出いたします。
○川村清一君 農林省のほうにお尋ねいたします。 昭和四十七年度における生産調整の実績をお尋ねしたいわけであります。 政府が割り当てた生産調整の数量、それから反別は、県によって収量が違いますから一がいに出てまいらないと思いますが、その数量に対する反別はどのくらいになっておるのかということと、それから、その割り当て数量を完全にこなした県もありますし、それ以上に、オーバーした県もあります。それから、全然割り当て数量をこなせない県もあります。そういったようなものについて、これは全部でなくても、おも立ったものでけっこうですから、ちょっとその傾向を報告してくれませんか。
○川村清一君 ここに「酷税白書」という本があるわけですが、これは国の税、国税でなくて、残酷の「酷税白書」です。これは総評が出した本ですが、これは現在、労働者やサラリーマンが、いかに重税に苦しんでいるかというその実態を訴えたものなんですが、国民は現在とどまるところを知らない物価の高騰と重税に苦しみ悩んでおる、こう言っても過言ではないと思うわけであります。 そこで私が、まず、これは大蔵省の役員の皆さま方にお聞きしたいのですが、二、三人ではしょうがないのですが、まあ大蔵省のお役人さんは、エリートの誇り高いお役人さんでございますけれども、やはりこれは勤労者であることには間違いないのでありまして、税制……
○川村清一君 法案の内容に入る前に、その前提になる基本的な問題につきまして、二、三大臣の御見解を伺いたいと思うわけであります。 最初にお伺いしますことは、昭和四十八年度の予算編成にあたりまして、政府は、予算編成の大綱として三つの目標を掲げております。一つは、国民福祉の向上、二つには、物価の安定、三つには、国際収支の改善、この目標に基づきまして編成されたと言っておるわけでございますけれども、われわれ野党の立場からその予算を検討いたしまして、いままで歳出の面につきましては、予算委員会でいろいろと問題を指摘して審議してまいりました。で、予算の内容というものは、政府の掲げておるところの目標とは逆行し……
○川村清一君 私は、先般、列国議会同盟会議に出席するため派遣されまして、アフリカの象牙海岸国を中心に数カ国を回って、アフリカの実態をこの目で見、この耳で聞いて勉強してまいりました。 アフリカは、世界の後進国といわれ、開発途上国ともいわれておりますが、アフリカの実態は、開発途上国とか、単に後進国とか呼んで片づけられるものではございません。民衆の生活は、われわれ日本人の生活から見て、常識で考えられないほどみじめな状態でございます。まことに失礼な話でございますが、これが一体人間の生活かと思われるような生活をしております。同じ人間に生まれておりながら、生まれ場所が悪かったために、そのような不幸を受け……
○川村清一君 私は、まず水協法の一部改正法律案に関連してお尋ねしたいと思いますが、北海道漁業協同組合連合会が事業として行なっておりますコンブの共販についてです。いろいろ議論がなされておるようにも聞いておるわけでございますが、水産庁といたしましては、道漁連のコンブ共販事業というものをどういうふうに受けとめていらっしゃるのか、この点をまずお尋ねしたいと思うわけであります。この事業は水協法第十一条第一項第五号の事業並びに第八十七条第一項第五号の漁業協同組合連合会の事業に該当する業務であると私は考えておるわけでありますが、水産庁の御見解はどうか、こういう点をひとつお伺いいたしたい、かように考えます。
○川村清一君 最初に、田中総理大臣にお尋ねいたしたいと思いますが、田中総理は、最近、ソ連ブレジネフ書記長に親書を送り、シベリア開発に協力する旨を伝えたとか、訪ソをすべく現在検討中であるとかというようなことが報ぜられておりますが、田中総理の対ソ外交姿勢というものがどうなのかということに、われわれは非常に注目しておるわけでありますが、一部では、総理のこの姿勢は、田中内閣の評判が非常に悪くなったので、人気回復のために対ソ外交のほうにゼスチュアを示しておるのだといったようなことを言っている人もいるわけでありますが、総理の、この対ソ外交の基本的な姿勢、基本方針、こういったようなものをまずお聞きいたしたい……
○川村清一君 関連。 ただいま問題になっている問題でございますが、これにつきましては、先般、私、本会議におきまして、この財投の問題について質問をいたしたわけであります。そのときに、いま田中委員が質問されておりますところの、その他の資金の問題について質問したのです。いまのこの説明にもありましたけれども、昭和四十八年度の財投の計画の総資金は六兆九千二百四十八億円、そのうち資金運用部資金というものが五兆六千二百三十九億円、構成比は実に八一・二%を占めておるわけです。したがって資金運用部資金というものは、この財投の中において一番重要な部分であるということになります。その資金運用部資金の内訳を見ますと……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開催いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一月十九日、森勝治君が委員を辞任され、その補欠として鈴木強君が選任されました。
また、当委員会は委員が一名欠員となっておりましたが、その補欠として、去る一月二十一日、私、川村清一が選任されました。
さらに、去る一月二十四日、茜ケ久保重光君が委員を辞任され、その補欠として森勝治君が選任されました。
本日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として加藤進君が選任されました。
【次の発言】 このたび、はからずも逓信委員長に指名され、重責をになうことになりましたが、私は一度も逓信委員……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二月七日、加藤進君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。
今泉正二君の委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に今泉正二君を指名いたします。
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
この際、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。
今泉正二君の委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に今泉正二君を指名いたします。
【次の発言】 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。
まず政府から趣旨説明を聴取いたします。原田郵政大臣。
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。
前回に引き続き、これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、山田徹一君及び小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君及び野坂参三君が選任されました。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にとどめ、午後二時五十分まで休憩いたします。
午後一時五十六分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、放送法第三十七条第二項……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨三日、岩間正男君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君が選任されました。
【次の発言】 郵便貯金法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、迫水久常君が委員を辞任され、その補欠として中村登美君が選任されました。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
本日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として星野力君が選任されました。
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月五日、中村登美君、高橋邦雄君及び星野力君が委員を辞任され、その補欠として迫水久常君、長田裕二君及び小笠原貞子君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。
今泉正二君の委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に今泉正二君を指名いた……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十六日、須藤五郎君、嶋崎均君及び寺下岩蔵君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君、塚田十一郎君及び白井勇君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。
横川正市君の委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に横川正市君を指名……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
日本放送協会昭和四十六年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書を議題といたします。
前回に引き続き、これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください
他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もなければ、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行ないます。
第四七号簡易郵便局法等改正に関する請願外二百七十九件。第一一〇二号一月二日、三日及び祝日の郵便配達廃止に関する請願。第二六二一号有線放送電話の制度改善に関する請願外百十四件。第一六三六号郵便料金の値上げ反対に関する請願。第三一二八号郵便物の滞貨解消に関する請願。第四五八六号郵政省の労務管理に関する請願外一件。第四八九三号郵便集配請負人の待遇改善に関する請願。
以上、四百一件を一括して議題といたします。
【次の発言】 これらの請願につきましては、理事会におきまして慎重に検討いたしました結果、……
○川村清一君 関連してお尋ねしたいのですが、第一問は、拿捕抑留漁民に対する補償措置の問題でございますけれども、これは水産庁におきましては、昭和四十五年から四十九年度の五ヵ年計画で実態調査をされておるはずであります。これはことしの九月三十日で一応取りまとめたはずでございます。で、北海道漁民は長い間ソ連による拿捕抑留によって生じた被害、損害というものを、ぜひ日韓並みにこれを措置してもらいたいということを要望し続けてまいりましたし、私も国会で二、三度質問したことがあるわけでございますが、そこで五ヵ年間かけて調査した結果どうなったのか。そうすると当然明年度の予算にこの救済措置の予算が計上されるものと承……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
議事に先立ち一言ごあいさつを申し上げます。
去る二十七日の本会議におきまして委員長に選任され、重ねて委員長の重責をになうことになりました。
委員の皆さまの御協力をいただきましてこの重責を全うしてまいりたいと存じますので、今後とも格別の御指導と御協力をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 理事の選任を行ないます。
本委員会の理事の数は四名でございます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に長田裕二君、……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
まず、派遣委員の報告に関する件を議題といたします。
先般、本委員会が行ないました郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する実情調査のための委員派遣について、それぞれ派遣委員から御報告願います。長田君。
【次の発言】 山田君。
【次の発言】 茜ヶ久保君。
【次の発言】 ただいま御報告がございました各班から、別途、詳細にわたる報告書が提出されておりますので、これを本日の会議録の末尾に掲載することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行ないます。
第一〇五号年始等における郵便集配業務の廃止等に関する請願を議題にいたします。
本請願につきましては、先般の第七十二回国会におきましても同趣旨の請願が付託され、審査の結果、保留にいたしました経過もあり、理事会におきまして慎重に協議した結果、今回も保留とすることに意見が一致いたしました。
理事会の申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についておはかりいたします。
郵政事業及び……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、江藤智君及び高橋邦雄君が委員を辞任され、その補欠として木村睦男君及び棚辺四郎君が選任されました。
また、去る二十日、今泉正二君が委員を辞任され、その補欠として前田佳都男君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についておはかりいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○川村清一君 本日は、先般所信表明をされました外務大臣並びに総理府総務長官にいろいろ御質問を申し上げたいと、かように思っておったわけでありますが、外務大臣がおいでにならないということでそれはできませんので、総理府総務長官を中心に質問申し上げたいと存じます。 それから、委員長にちょっと委員として申し上げたいのですが、所信表明をされた大臣は、当然その次にはその所信表明に対していろいろ質疑を受けるわけでありまして、これはどこの委員会においてもそういう慣行でございます。しかるに、所信表明演説をしておいて、この委員会に外務大臣が出られないということは、はなはだ遺憾でございますので、いろんな御事情があっ……
○川村清一君 私は、質問に先立ちまして、一言宮澤外務大臣に申し上げまして、大臣の御見解を承りたいと存じます。 外務大臣は、本委員会に対しまして、二月二十八日の委員会に出席されまして、大臣が一月の十五日から十七日までソ連を公式訪問して、グロムイコ外務大臣との間でいろいろ平和条約の問題やらその他、日ソ間にある諸問題についてお話し合いをしてきたという報告を中心にいたしまして、所信表明をなされたわけです。所信表明をなされた以上は、われわれ委員はこの大臣の所信表明に対しまして、いろいろお尋ねをしなければならないことがあります。これは川村個人が質問するのではなくして、日ソの問題、北方領土の問題、懸案のい……
○委員長(川村清一君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件についておはかりいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。
郵政……
○委員以外の議員(川村清一君) 委員長のお許しを得て、一言ごあいさつを申し上げます。 私、昨年一月、委員長に選任されましてから今日まで、理事並びに委員皆様に大変お世話になりました。私のような不敏な者が大過なく職責を果たし得ましたことも、ひとえに委員各位の御指導と御協力によるものでございまして、心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。 政局いよいよ多端でございまして、本委員会に課せられた使命もきわめて重大でございます。どうぞ委員各位におかせられましては、いよいよ自愛せられまして、国民の負託にこたえられますことを心からお願いを申し上げまして、お礼のごあいさつにかえさせていただきます。どうも……
○川村清一君 まず、大臣の所信表明につきまして、若干質問をしたいと思うわけであります。 安倍農政の基本的な姿勢というものは、この所信表明の中に書いてあります、「将来にわたって食糧の安定的供給を確保する体制を整備する」「わが国農業の自給力を高めること」、これを基本の姿勢といたしまして、施策は「長期的視点に立った需給見通しと生産目標を設定し、これに沿って施策の展開を図る」。これが安倍農政の総論的な目標であると理解いたしまして、その総論には私どもは賛成でございます。しかし、各論がどうなるかということについて、いろいろな疑義を持っておりますから質問するのでございますが、私は、この際、特にこの水産物の……
○川村清一君 関連してちょっと山本課長にお尋ねしますがね、私も神沢委員とともに社会党の本農水委員会の理事なんです。で、北海道へ行っておりまして、きのう実は昼に帰ってきたんです。本日、農水委員会がありますので、畜安法がどうなっているかというちょっと気がかりの点もあったので、こちらへ来ましてすぐ神沢委員に連絡しまして、昼過ぎ神沢委員の部屋へ参りましていろいろ、この前の委員会欠席したものですから事情等お聞きしたわけなんです。そのときに、神沢委員から、このあなたが神沢委員に渡された文書、しかもこれ名刺がついているね、「輸入課長、山本康二」、ちゃんと判まで押してある。「御目通りの上、説明申し上げたく存じ……
○川村清一君 ただいま議題になっております改正案は議員立法でございますので、政府に対して質問することはどうかと思うわけでございますが、立法された暁はこの法を運用するのは政府でございますので、政府に対しまして若干の質問をしたいと思います。 私は、率直に言いましてただいま問題になっております韓国漁船による野放図な、無制限なマグロの輸入を阻止するということは、ただいまの法律を厳しく運用することによって相当防げたんではないか、こう思っておるものでございます。そもそも現行の法律というものは昭和四十二年に制定されたわけでございまして、当時私は本委員会に所属しておりまして、この法案の審議に当たったわけでご……
○川村清一君 ことしの二月二十日の当委員会におきまして、私は、農林大臣の所信表明に関連いたしまして当時大きな問題になっておりました水産の問題につきまして、と申しますのは、三月の十五日ですか、から始まるジューネーブにおける国連の海洋法会議の問題、さらに昨年の秋からずっと引き続いて、今年に入りまして特に大きな問題になりましたソ連の漁船団の日本近海における操業に伴うわが国漁民の大きな損害問題、こういうような問題に関連しましていろいろ質問をいたしたわけであります。その後ジュネーブの国連海洋法会議も終わりましたしいそれから日ソの漁業紛争の問題等につきましても、政府当局の非常な御努力等もございまして、過般……
○川村清一君 ちょっと議事進行について発言をいたしますが、余りに与党席の方は、私はだらしがないと思います。これは野党の方は全会派出ておるわけです。特に私の社会党の方は全員出席しておるわけです。少なくとも、半分とまでは申し上げませんが、せめて三分の一ぐらいの議員は出席してしかるべきではないかと思うわけです。こういう状態なら地方議会はとっくに流会になっておりますよ、私も地方議会に十年間籍を置いた経験がございますが。何も私どもは与党の方の質問をやめてくれなんて言った覚えは一言もございませんし、やられる方は幾らだってやっていただいて結構なんでございます。法案の審議促進のため、野党の方が一生懸命協力して……
○川村清一君 時間がきわめて短いものですから、私の質問はよけいな説明等は極力避けまして、そのものずばりで、質問は骨子だけ申し上げますから、御答弁もあまり時間をとらないで、誠意をもって大事なことだけきちっとお答えをいただきたいと思います。 質問の第一は、御承知のように、昨年五月二十一日参議院農林水産委員会で附帯決議をいたしましたが、その附帯決議の中で「制度の改善については、年金受給者の意向を反映するため必要な指導を行うよう努めること。」、こういう一項があるわけでございます。この附帯決議がなされてから一年を経過しておりますが、この間、いかなる行政措置をなされたか、それをお聞きしたい。 言うまで……
○川村清一君 私は最初に委員長に御要望を申し上げておきたいのですが、前の委員会でも私たしか委員長に要望申し上げたのですが、実は私は本日の委員会では、近くソ連政府のグロムイコ外務大臣が訪日されるということを新聞で見ましたので、北方領土の問題についていろいろお尋ねしたい、かように考えておりました。さらに領海十二海里宣言の問題についても詰めたいと思っておったわけであります。しかし、この二つの問題はもう行政ベースではどうにもならぬ、政府の政治的な判断、そして強い行動によってやらなければ実現しない問題でございますので、やはり最高の責任者である外務大臣にいろいろお尋ねをしたいと、こう思っておりましたが、外……
○川村清一君 本法案は前七十五国会において十分に審議を尽くし、当委員会で可決決定したものであります。しかも、国民生活に関連する法案であり、国民が一日も早く成立されることを念願している法案でありますので、本日の委員会では質疑をできるだけ省略して、短時間のうちに質疑を終結して可決いたしたいと思います。したがいまして、私は、前国会審議と関連して二、三のポイントになる点だけについて農林大臣の見解をお尋ねしますので、大臣も誠意をもって簡潔に私の問いにお答え願います。 まず質問の第一点は、前国会において私や私の党の同僚議員の質問に対し答弁された事項は、大臣が誠意を込めて公約された事柄であり、決していいか……
○川村清一君 それでは時間の関係で余りくどくど申し上げないで、大事なところだけ申し上げますのでお答えをいただきたいと思います。 私が問題にしますのは、御承知のように十二月の九日、日本武道館で全国漁民大会が、約一万名漁民の代表が集まって開催されましたことは御承知のことと思います。これは現在直面しておるわが国の漁業の危機を突破するという意図のもとに集まった大集会でございまして、各政党の代表も出ております。そこで、漁民の代表から切々として現在の漁業経営が抱えておる窮状を訴えられたわけでございます。私は、ここで漁業経営者の窮状をくどくど申し上げなくても、行政の責任者である農林大臣や水産庁長官はよく御……
○川村清一君 関連で私もちょっとお尋ねしたいんですが、実はただいま鶴園委員からもお話がございましたように、きのう沖縄特別委員会がありまして、その席で私は質問したんですが、衆議院の方で農林水産委員会がございまして、農林大臣もそれから食品流通局長もその方に出ていらっしゃいましたために、私の方には砂糖類課長がおいでになったわけです。で、課長にいろいろ質問をいたしましたが、御答弁がどうもすきっとしないわけです、局長の話ほど。やはり課長ですから、そう責任持てませんので答弁ができなかったと思うんです。 私の聞いたことは、もう端的に言って、ことしのサトウキビ価格というものは、農林省告示とそれに奨励金を加え……
○川村清一君 関連。 ただいま富津外務大別の御答弁を開いて、私は非常に腹を立てている。日ソ漁業操業協定ができてから十二海里以内にソ連船が入っておらない、皆十六、七海里でやっておる、水産庁からそういう御説明を聞いておりますと。それはとんでもない御答弁であります。この点につきまして安倍農林大臣から後ではっきりお答えをいただきたい。 そもそもこの協定は、六月七日にイシコフ漁業大臣が来朝されて調印されたものであります。しかし、残念ながら第七十五国会があのような終末であったので、これが批准されないまま流れまして、改めてこの七十六臨時国会で批准されて十月の二十三日に発効しております。しかしながら、両国……
○川村清一君 関連。 差別の問題についていろいろ議論が展開されておりますので、私も関連して一言、総理大臣にお尋ねをいたします。 三木総理は、十一月一日帝国ホテルで開かれた社会経済国民会議のパーティーに出席されまして、日本は教育水準も高いし、人種問題もないし、戦争もしない、これで世界のモデル国ができなければ政治家はだめになると、まことに結構な演説をされたように報道されておりますが、私はこの演説にけちをつける気持ちは毛頭ございません。しかし、いささか胸につかえることがありますので、あえてお伺いするために立った次第でございます。 総理のお言葉の中に、「人種問題もない」、こういう言葉があるわけで……
○川村清一君 きわめて重要な問題だと思いますので関連してお尋ねしたいと思いますが、非常に似たような問題が漁業にあると思います。 漁業法の中に、定置漁業の免許の問題でございますが、いまと同じように定置漁業権を五年ごとに免許を更新することに漁業法では規定されているわけです。相当競願があるわけですが、その際に、どういうような方法によって審査されているか、これ電波監理局長、御承知かどうか。いまの問題と非常に似通った問題だと思いますので、電波行政を民主化する上において漁業法に規定されているこの問題は参考にしてきわめていいことではないかと思いますので、ちょっとお尋ねします。御承知ですか。
○川村清一君 私は、先般、本委員会から派遣をされまして、北海道の冷害の実態を調査してまいったわけでございます。この目で実態を見、この耳で被災農民の本当に途方に暮れた状態の中から訴えられた陳情をお聞きしてまいりました。 そこで、被災農民にかわっていろいろその政府の対策についてお尋ねしたいわけでございますが、先ほど青井委員から概括的なことにつきましては御報告になりましたし、また、大臣の所信表明の中にもこの冷害対策に対処する基本的な姿勢等につきましてはお伺いいたしましたし、また、その後の委員の質疑の中にもこの冷害対策の問題が出ておりましたのでおおよそはわかりましたけれども、なお具体的に詰めていきた……
○川村清一君 与えられた時間が三十分しかございませんので、私は要点だけ簡単に質問しますので、御答弁も要点を外さないで簡単に御答弁を願いたいと思います。 私のお尋ねすることは、すでに農林省あるいは外務省で、海上保安庁とかあるいは北海道庁からの報告を受けて御存じの件でございますが、北方海域における漁業の問題についてお尋ねしたいと思うわけであります。 そこでいまいろいろ大変な問題が起きておりまして、まず第一にお聞きすることは、北方海域における日本漁船の拿捕の問題でございます。拿捕されるのは日本の小さな漁船であり、拿捕するのはソ連の監視船とか巡視船とかという向こうの政府の船によってつかまるわけでご……
○川村清一君 質疑に入る前に一言鈴木農林大臣に申し上げたいと思いますが、協定の内容につきましてはいろいろ問題がありますので、これにつきましては質疑を通していろいろ意見を申し上げますが、しかし、本協定を取り決められるまでに当たりまして三回も訪ソされ、そして九十日間にわたる長期間非常に御苦労されましたことにつきましては、心から敬意を表します。 それで質疑に入りますが、まず最初にお伺いいたしたいことは、人類共通の財産である海洋の利用についてでありますが、これはもう今日、二百海里時代という新しい海洋法時代に入ったことをわれわれは厳格にこれを認めなければならない、こういうふうに思いますが、これは外務大……
○川村清一君 冒頭、鈴木農林大臣が日ソ漁業交渉をまとめるために大変御苦労されておりますことにつきまして、心から敬意を表するものでございます。 私も、過般、超党派の訪ソ漁業交渉国会議員団の一人として訪ソいたしまして、向こうの要路の方、イシコフ漁業大臣やシチコフ連邦議会議長、あるいはポドゴルヌイ最高会議幹部会議長等にお会いいたしまして、率直に日本人の声を、また私北海道選出でございますから、道民の切実な声を忌憚なく訴えてきたわけでございますが、実感としては非常に厳しいものがあることを受けとめてまいりました。したがいまして、鈴木農林大臣が今後第三次の交渉に行かれるわけでございますが、どうかひとつ十分……
○川村清一君 時間が非常にないので、端的に聞きますから、端的にお答えをいただきたいのです。 いま建設災害の話がありましたので、それは省略しまして、私、農業災害で聞きますが、農地の除灰事業について――いいですか、農林省。たくさんいらっしゃるけれども、どの省かちっともわからぬから……。農林省おりますね。 農地に堆積した灰の除去ですが、この事業費は補助対象が反当十七万二千円、これが限度額だと現在の政令では決まっているらしいのですが、実態は、地域によって十二万二千円未満で十分除灰できる地域もあるし、またその地域、あるいはアスパラを耕作しているような農地ですね、これは機械でもって灰を除去するというこ……
○川村清一君 私は、日ソ漁業暫定協定並びにソ日漁業暫定協定に関連して質問しますが、割り当てられた質問時間がごくわずかでございますので、問題を三点ほどにしぼって質問いたしますので、御答弁もぜひ簡明に、結論だけで結構ですからお答えをいただきたいと思います。 第一問は、貝殻島周辺のコンブ漁業についてお尋ねしますが、日ソ漁業暫定協定を本委員会においていろいろ審議した際に、鈴木農林大臣は私の質問に対して、貝殻島周辺のコンブ漁業については従来のように何とか民間協定を行って操業ができるような、そういう形にしたいということを表明されたわけでございます。しかし御案内のように、ついにそれが実現しないまま、ことし……
○川村清一君 関連して質問いたします。 大臣、御承知だと思いますが、本委員会におきましては、何国会か忘れましたが、いまよりも二、三回前の国会におきまして、社会党、公明党、民社党、それから二院クラブの共同提案――共産党は共同提案に入っていただけませんでしたが、賛成ということで糖安法と農安法の法律の改正案を提案いたしました。その骨子は、その価格決定に当たっては生産費・所得、これを補償するいわゆる生所補償方式をもって決めるべきである、こういうことで改正案を提案いたしましたが、残念ながら自民党さんの賛成を得られないままに二つの国会ほど継続審議になったわけであります。そうして御案内のように、ことしは改……
○川村清一君 ちょっと大臣、関連してお尋ねしますけれども、率直に言って、大臣のただいまの御答弁を聞いていると、非常に理にかなったような、筋の通ったような御意見でありますけれども、しかし、まあわれわれ立場を変えて考えてみますと、非常にこれは言い逃れであるというふうにしか受け取られない。首を振っていらっしゃいますけれども、事実そうです。先ほども論議されておりましたが、米の需給調整で来年は百七十万トンの生産調整をする。しかもこれは来年一年じゃなくて十カ年計画である。そして百七十万トンというのは、前期三年間これをやっていくと。百七十万トンと簡単に言いますけれども、これを生産調整するということは、水田面……
○川村清一君 法案の性質上、質問は事務的なお尋ねが多いと思いますので、ひとつ政府委員の方から主にお答えをいただきたいと思います。特に大臣からお答えをいただきたいときには私がお願いしますので、そのときに御答弁をいただきたいと思います。 この間「漁業水域に関する暫定措置法の一部を改正する法律案参考資料」というものを農林省からいただいておりますので、この参考資料に基づいて若干お尋ねいたしたいと存じます。 まず、この資料の二ページに「一九七七年のソ連水域における我が国に対する漁船割当隻数」というこういう資料がございますが、その中で「母船割当隻数二」となっておりますが、この二隻の母船について御説明を……
○川村清一君 私は、ただいま可決されました漁業水域に関する暫定措置法の一部を改正する法律案に対し、各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 漁業水域に関する暫定措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、左記事項の実現に、万全を期すべきである。 記 一、担保金については、違反防止に実効のあがる基準を策定するとともに、本制度の運用に当たつて、違反外国漁船に対する当該基準の適用等に、厳正を期すること。 二、我が国漁船の拿捕を防止するため、ソ連が行う取締りの方針の把握に努めるとともに、操業日誌の記載方法の改……
○川村清一君 本法案の審議につきましては、今日まで各会派の委員から相当長時間にわたりまして広範な角度から質疑が展開されてまいりました。そしてまた、参考人の意見も承ったわけでございますが、私自身といたしましても解明されない点をたくさん持っているわけであります。しかし、時間等もございませんから、与えられた時間内におきまして若干基本的な問題についてお伺いをいたしたいと思います。 主に大臣の御答弁をお願いするわけでありますが、まず第一点は、豪州糖の輸入の長期契約と政府の行政責任との関係でございます。この点につきましてわが党の丸谷委員からいろいろ質問がなされたわけでありますが、政府側の見解といたしまし……
○川村清一君 私は、この法案の審議に入る前に、農林省の国会に対する姿勢についていささかお尋ねしたいわけであります。 私は、農林省の今第八十二回臨時国会に対する姿勢というものはいまだかつてない醜態であるということを、強く指摘申し上げたいわけであります。私も微力な者でございますが、今日までの国会議員生活中、この農林水産委員会に八年間籍を置いておりますが、いまだかつてかようなことはなかったのであります。と申しますのは、この国会は、大臣御案内のように、十一月七日まで会期四十日間、こう決定されたわけであります。当初、内閣から議運に対して、農林省が提出を予定されている法案として三本の御説明があったわけで……
○川村清一君 私は、さきに外務大臣が当委員会において説明されました、第八十四回国会沖繩及び北方問題に関する特別委員会における園田外務大臣による外務省所管事項の説明、これを中心にして若干御質問申し上げたいんですが、最初申し上げたいのは、歴代の外務大臣の当沖繩及び北方問題に関する特別委員会に対する姿勢について、私の意見を述べて、大臣の御見解を承りたいと思うわけであります。 自分のことを言ってはなはだ恐縮でございますが、私は、この委員会ができました当初から一貫してこの委員会に所属しております。ほかの特別委員会に一度も行ったことがございません。したがいまして沖繩が復帰以前にもう数回沖繩へ行っておりま……
○川村清一君 私、北方問題に関しまして二、三お尋ねいたします。
まず第一に、北方対策本部の方にお尋ねいたしますが、北方対策協会、いわゆる北対協の今年度予算は昨年度予算に比べて、ちょっと私いま資料を持ってこなかったので確かめたいと思いますが、大体何%ぐらい伸びていますか。
【次の発言】 どうしてこういうことをまずお尋ねしたかと申しますと、この間、委員会があったときに、どなたか委員が御質問になったときに、総務長官か審議官かから、この北対協の方の予算もうんと伸びて、PRの問題が出たときですが、活発にPRする、それで北方領土返還の世論を喚起するというようなことのお話があったんで、それでお尋ねしたんで……
○川村清一君 私は、議定書の内容であります漁業の問題について御質問いたします。割り当て時間も少ないですから、御答弁はひとつ簡明にしていただきたいと前もってお願いいたします。 そこで、お尋ねの第一は、日ソ・ソ日漁業暫定協定を長期協定に切りかえる方針で最初は交渉に臨んだ模様でございますが、これをまた一九七八年一年限りの暫定協定の締結ということに合意せざるを得なかったいろいろな経緯があると思うんでありますが、その経緯について、さらにこの交渉の結果、このようなことになったわけでありますが、これにつきまして外務省の方の見解をまず簡単にお聞かせいただきたいと思います。
○委員長(川村清一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨年、松本英一君及び小巻敏雄君が委員を辞任され、その補欠として村田秀三君及び下田京子君が選任されました。
本日、桧垣徳太郎君、小山一平君及び青木薪次君が委員を辞任され、その補欠として大石武一君、志苫裕君及び目黒今朝次郎君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査のうち、一九七八年宮城県沖地震による被害に関する件について、本日、参考人として宮城県知事山本壮一郎君、仙台市第一助役小岩忠一郎君及び住宅金融公庫理事……
○委員長(川村清一君) それでは一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任をされました。まことに微力でございますが、皆様の御協力を得ましてこの重責を全うしてまいりたいと存じます。
どうぞ今後とも格別の御協力をお願い申し上げたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 前委員長から発言を求められております。これを許します。村田秀三君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午前十一時二分散会
○川村清一君 関連。 関連してちょっと申し上げますが、いまの質問に対する御答弁ですが、これは仰せのとおり、農業白書の方は農業基本法、林業白書の方は林業基本法、それから漁業白書については沿岸漁業等振興法の法律に基づいて国会に報告されるものですね。で、報告される前に閣議で決定されることは、これは当然なんです。それで、これは前々からですが、われわれがどうもはっきりせぬことは、それがもう新聞に報道されて新聞がそれを論評しているわけですね。ところが、それがこちらの方には全然出ない。いまの答弁では、要求があれば閣議に報告した程度のものは出しますと、そういう軽々しく取り扱うべきものでは私はないと思う。 ……
○川村清一君 きょうは、実は農林大臣の所信表明全般にわたっていろいろお尋ねをいたしたいと考えておるわけでございます。所信表明の演説の内容につきましては、私、実は熟読いたしたわけであります。全部赤線が引いてあるように、本当によく読んだわけであります。まことに結構な所信だと思っております。ただし、これがただ単に官僚のつくった作文で終わったらこれは大変なことでございまして、したがいまして、この表明の内容につきまして、各般にわたって具体的にお尋ねいたしたいと思っておったわでございます。 しかし、現在当面の重大問題は、何といいましても中川農林大臣が先般訪ソされまして、日ソのサケ・マス漁業の問題につきま……
○川村清一君 畑作共済がいよいよ本格的に実施される段階を迎えましたことは、本当に結構なことだと思っております。特に畑作の主産地であります北海道出身の私といたしましては、今日までこの実現を目指してずいぶん議論をしてまいってきておりますので、今度それが本格的に実施されることになりましたことにつきましては、本当に喜んでおるわけでございます。今日までいろいろ努力されてまいりまして、そして決断された行政当局に対しましては、敬意を表する次第でございます。しかし、これをミクロ的に見るとまだまだ問題がありますので、今後さらに改善を目指して努力されたいという気持ちの上から、基本的な問題について数点質問をしたいと……
○川村清一君 坂倉委員から広範囲にわたっていろいろ御質問がなされましたので、私は、それを補足するといった意味で若干の質問をいたしたいと思います。時間もありませんので、答弁は簡潔にひとつお願いいたします。 それで、最初お聞きいたしますことは、実は私、昭和四十一年に提案されました漁船保険法の改正のときと、それから四十八年に提案されました漁船保険法の改正のとき、二回とも当委員会において質問をしておるんでありますが、四十一年のときに漁船保険勘定が非常に裕福で、剰余金がたくさんありまして、十二億円を中央会に交付している。同じく四十八年のときには、さらに三十五億円という膨大な金をこの漁船保険は中央会に交……
○川村清一君 私は最後の質問者でございますが、ただいままで各委員が御熱心に質問されてまいりました問題の中で、特に確認しておきたい数点についてお尋ねをいたしまして、中川農林大臣の責任ある明確な御答弁をいただきたいと思います。 まず第一に、これまでの質疑でも明らかにされておりますように、わが党の調査から見ましても、国有林の造林面積二百万ヘクタールのうち、四十万ヘクタールに及ぶ不良造林地があるものと推定されるのであります。今後の国有林野事業の改善に当たっては、何よりもまずこのような実態を改めて認識し直し、必要な事業を積極的に推進し、りっぱな山づくりを図ることを基本とすべきだと思うのでありますが、こ……
○川村清一君 ちょっと議事進行について発言いたします。 いま丸谷委員から要求されている資料は、本法案を審議していく過程できわめて重要な資料だと私も判断いたしますので、この取り扱いについては理事会でひとつ決めていただきたい、委員長に要請いたします。
○川村清一君 私は、ただいま可決されました農産種苗法の一部を改正する法律案に対し、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 農産種苗法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、農林水産業の基礎的な資材である種苗の適正かつ円滑な生産流通を図り、優良な種苗の供給を確保するため、本制度の実施等にあたつては、農政諸施策との関連を考慮しつつ、育種の振興と種苗の品質向上が期せられるよう、実効ある措置を講ずることとし、次の事項の実現に努めるべきである。 一、農業生産等の多様化に対応し、種苗の円滑な国際交流を進めるため、すみやかに国内の体制を確立し、植物……
○委員長(川村清一君) ただいま委員長に推薦をいただきました川村でございます。
一言ごあいさつを申し上げます。
重ねて委員長の重責を負うことになりました。委員の皆さんの御協力をいただきまして、この職責を全うしてまいりたいと存じますので、今後格別の御協力をお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に遠藤要君、坂元親男君、村沢牧君、太田……
○委員長(川村清一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、小山一平君が委員を辞任され、その補欠として対馬孝且君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
まず、先般当委員会が行いました桜島活動火山周辺地域における降灰対策等に関する実情調査のための委員派遣につきまして、派遣委員から報告を聴取いたします。村沢君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告を終わります。
【次の発言】 次に、有珠山周辺における泥流災害に関する件について、政府から報告を聴取いたします。国土庁四柳審議官。
○委員長(川村清一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、青木薪次君が委員を辞任され、その補欠として志苫裕君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
この際、昭和五十三年六月の梅雨前線豪雨による被害に関する件、台風第十八号による被害に関する件、一九七八年宮城県沖地震による被害の復旧対策に関する件、新潟県妙高高原町における土砂災害に関する件及び活動火山の現況に関する件について政府から報告を聴取いたします。国土庁四柳審議官。
【次の発言】 次に、農林水産省佐々木審議官。
○委員長(川村清一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る九月二十一日、志苫裕君が委員を辞任され、その補欠として青木薪次君が選任されました。
また、去る三日、桧垣徳太郎君が委員を辞任され、その補欠として梶木又三君が選任されました。
また、去る四日、藤原房雄君が委員を辞任され、その補欠として太田淳夫君が選任されました。
また、昨日、柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として三治重信君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の辞任及び補欠選任の件をお諮りいたします。
坂元親男君から、文書をもって、都合により理事を辞任……
○委員長(川村清一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十二日、三治重信君が委員を辞任され、その補欠として柄谷道一君が選任されました。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(川村清一君) ただいま委員長に推薦をいただきました川村でございます。
一言ごあいさつを申し上げます。
重ねて委員長の重責を負うことになりました。委員の皆様の御協力をいただきまして、この職責を全うしてまいりたいと存じますので、今後格別の御協力をお願い申し上げます。
よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に遠藤要君、梶木又三君、村沢牧君、太……
○川村清一君 今国会に承認を求められております日ソ、ソ日漁業協定は五十二年に実行された協定の延長でありますので、基本的には問題はございませんが、若干変更された協定に付属する「議定書に関連する当局間の書簡」の内容については問題がありますので、その点についてまず疑義をただしたいと思います。 第一に申し上げたいのは、日ソ漁業交渉に当たって日本側が最初に提案したソ連二百海里内における日本側の漁獲量でありますが、これは九十八万トン、本年度の割当量八十五万トンに比べて十三万トン増。これに対してソ連側が提案してまいりましたものは、日本の二百海里内における漁獲量は、昨年同様、六十五万トンであったわけでありま……
○川村清一君 最初に、この北方漁業に非常に関係がございます問題につきまして、外務大臣にちょっとお尋ねしたいんです。 先般、外務大臣が訪米された折に、バンス国務長官とお会いになった。そのときに、バンス国務長官から、北方領土の問題について何か日本に協力することがあったら協力しましょう、こういう話があった。それに対しまして、外務大臣は、いやアメリカ側のお世話にはならぬ、これは日本の問題として、日本だけで解決するということでお断りしたというような記事が新聞に出ておりまして拝見したわけでありますが、この問題につきまして、若干、外務大臣からその内容を御説明願えませんでしょうか。
○川村清一君 ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任について議事を主宰さしていただきます。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの遠藤君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
よって、委員長に私、川村清一が選任されました。(拍手)
【次の発言】 ただいま委員長に推薦をいただきました川村でございます。
一言ごあいさつを申し上げます。
重ねて委員長の重責を負うことになりました。委員の皆様の御協力をいただきまして……
○委員長(川村清一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨年十二月二十六日、小山一平君が委員を辞任され、その補欠として目黒今朝次郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の辞任及び補欠選任の件をお諮りいたします。
村沢牧君及び太田淳夫君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じま……
○委員長(川村清一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
昭和五十四年度における防災関係予算について、政府当局から概要の説明を聴取いたします。中野国土庁長官。
【次の発言】 続いて補足説明を聴取いたします。四柳国土庁審議官。
【次の発言】 以上で本件の説明聴取は終了いたしました。
本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十七分散会
○委員長(川村清一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
一九七八年宮城県沖地震災害復旧対策並びに有珠山周辺地域における泥流災害対策の実情調査のため、来る十一日及び十二日の二日間、宮城県及び北海道に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、派遣委員等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時三十九分散会
○委員長(川村清一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、太田淳夫君が委員を辞任され、その補欠として藤原房雄君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
去る十一日及び十二日の二日間、当委員会が行いました一九七八年宮城県沖地震災害復旧対策並びに有珠山周辺地域における泥流災害対策の実情調査のための委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。中村君。
【次の発言】 先ほど中村君から御要望のありました復旧事業の概要、要望事項等の会議録掲載の件につきましては、これを本日の会議録の末尾に……
○委員長(川村清一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
理事の辞任及び補欠選任の件をお諮りいたします。
目黒今朝次郎君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に村沢牧君を指名いたします。
○川村清一君 私は、大臣の所信表明の演説の中の水産部門にしぼりまして、若干お伺いをいたしたいと存じます。 大臣の所信表明の中に、水産の問題につきまして、「本格的な二百海里時代に入り、わが国水産業はますます困難な局面を迎えております。」と、かようにおっしゃっておるわけでございますが、私も全くそのとおりだと考えております。昭和五十年からわが国も二百海里水域法を制定しまして、実質的に二百海里時代に入ったわけであります。世界の海洋秩序は実質的に大きな転換をいたしました。このことによって、世界一の水産王国を誇っていた日本の漁業は、根底から大きな揺さぶりを受けたわけであります。ある意味においては大変な危……
○川村清一君 この第五条の規定は、「森林組合、生産森林組合又は森林組合連合会」の事業経営を合理化するという、こういう規定でございます。この森林組合というのが出てきましたので、私、若干時間をかりまして、森林組合についてお尋ねをしたいわけであります。 すでに林野庁当局も御承知だと思うのでありますが、最近森林組合の業務経営につきまして、ずいぶん大きな問題が出ておるわけであります。北海道などにおきましては、数カ所にこういうものにかかわる大問題が出ております。二、三実態を知っておりますが、ここでそういうことを発表するのもいささかどうかと思いますので、名前等挙げませんが、組合経営がどうにもならなくなって……
○川村清一君 私は韓国漁船の北海道沿岸における無謀操業の問題について質問いたしますが、冒頭大臣にお尋ねします。
これは当然のことですが、前任の大臣が国会の中で答弁され約束された事項につきましては、同じ自民党の大臣としてそれを実現する責任があると思うのですが、これに対する御所見をいただきたいと思います。
【次の発言】 大臣は岐阜県出身だとお聞きしておるわけですが、岐阜県には海がないものですから、したがいまして、水産の方については失礼ですが余りお詳しくないのではないか、こう思っているわけですが、しかし、農林水産大臣でございまして、大事な日本の水産の行政を担当される大臣として、やはり責任を持ってし……
○川村清一君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○川村清一君 私は、大臣の所信表明に関して質疑を行いますが、特にきょうは、この質疑が終わりましてから、農業協同組合合併助成法あるいは漁業協同組合合併助成法、これの趣旨説明並びに採決等があることになっておりますので、この農漁業の系統機関の問題を中心にして質問を申し上げたいと思うわけでありますが、ここ数年、農民あるいは漁民の組織である系統機関、しかも、それは法律によって大臣が主管し、大臣が監督の責任のある系統機関、つまり連合会ですが、頻繁に不祥事、不正経理であるとかあるいは北海道漁連における空売りとか、ああいったような不正が頻発しておるわけです。これは大変な問題でありまして、組合員である漁民である……
○川村清一君 内地とは何だ、内地とは、北海道は外地か。
○川村清一君 時間がございませんので、単刀直入にお伺いします。 私は原料乳の価格あるいは限度数量、この二点ぐらいにしぼってお尋ねします。 先ほど審議官から説明を聞きました。そして、畜産局長が審議会で説明しておる説明資料をいまこの場で読ましていただきまして、もう腹が立ってしょうがないわけです。実にけしからぬと思っております。一体、先ほどから大臣は「再生産を確保することを旨とし」、そして経済事情その他云々言っておりますけれども、この説明資料にこう書いてあります。「加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の趣旨に即し、主要加工原料乳地域における生乳の再生産を確保することを旨として、価格決定年度における……
○川村清一君 関連。 畑作共済の問題が村沢委員からいま出されましたので、関連してちょっとお尋ねしておきたいと思うんですが、実は五十三年の当委員会におきまして、当時私その理事をやっておった関係で、附帯決議案をつくるその仕事をやったわけでありますが、その中で、いま問題になりました畑作共済につきまして、村沢委員からは加工用トマトということでいま質問された、それで経済局長からまあ露地野菜というものを検討しておる、その中に含めて検討しておるというような御答弁でございました。その五十三年度の附帯決議案をつくるときに、当然露地野菜の問題も指摘してその中に入れたんですが、そのほかに、「茶、ホップ、たばこ、イ……
○川村清一君 議事進行について。
休憩してください。
【次の発言】 議事進行について。
ちょっと私の方の委員間で打ち合わせすることもございますし、けさほどの理事会でも私は発言しておいたんですが、国会末期に至ってこれほど重要な法案を審議しておるのにかかわらず、責任与党の自民党さんとしては、委員長を除いて三人しか現在出席されておらない。法案を成立させたいという御熱意があるのかないのか、われわれ野党ではちょっと解しかねるというような事情もありますので、出席方を督励していただきたいことが一点と、わが方のこの委員三人でちょっと打ち合わせがありますから、暫時休憩をしていただきたいということを要求いたし……
○川村清一君 八日の委員会で各委員会から相当詳細に質問され、論議が交わされましたので、私はできるだけ基本的な問題について質問をしたり、あるいは意見を申し上げたいと存じます。 まず最初にお聞きいたしたいことは、今回御提案になっておるのは農地三法と言いまして、一つは農地法の一部改正案、いま一つは農業委員会の改正法案、そしてもう一つは新しい法案として農用地の利用増進法案、この三つの法律案が提案されておるわけでございますが、政府としましては、この三つの法律というのは並列なものなのか、まああえて軽重をつけるとどれが一体一番重要なのか、いわゆるメーンとなる法案はどの法案なのか、それをまずお聞かせいただき……
○川村清一君 この間の参議院の代表質問のときにわが党の対馬議員が冷害対策に触れて質問をしたわけでありますが、そのとき亀岡大臣の御答弁がありまして、ただいま村沢委員からもお話があったんですが、大臣の答弁はきわめて具体的であるということで非常に評判がよかった、端的に言って。非常に評価されておる。さすが農政通をもって自任している亀岡大臣だと思って敬意を表したわけですが、そういう立場の大臣にぜひお願いしたいのは、今次の冷害対策を本当に農民の皆さん方が願っているようにきめ細かくやっていただいて、さらに今後の日本の農政を、衆参両院において先般決議した食糧自給力強化に関する決議、この趣旨を生かしてそういう農……
○川村清一君 関連して私ちょっとお伺いしますが、国有林野事業改善特別措置法を審議したときは私もそれに加わっておりまして、当時も私は理事でございました。所管大臣は中川農林大臣でございまして、ずいぶん時間をかけて当委員会で議論したわけです。われわれは、いま村沢委員が申し上げましたように、不良造林地が四十万ヘクタールある、これは社会党の調査によりもう絶対われわれは確信を持っておる、こういう立場で議論いたしまして、林野庁の方は四万ヘクタール、結局われわれの言う十分の一しか不良造林地がないという、そういう御見解であった。そしてその後われわれはこの足を使っていろいろ手分けして現地の造林をずっと見て歩いた。……
○川村清一君 私は、十一月一日発効になりました北海道周辺水域における韓国漁船の無法操業を規制する取り決めについて主としてお尋ねをしたいと思うわけであります。 そこで、最初に外務省の方にいろいろお聞きしたいわけでありますが、今度の取り決めは、条約とか協定とかこういったような形をとらないで、交換公文というような方式によって決めておりますが、私も今日までの国会生活の中で、漁業に関する協定あるいは条約、これを審議した経験があるわけでございますが、交換公文というものについては経験がございませんし、また交換公文でございますので、必ずしも国会の承認を要しないということであります。そこでお尋ねしたいことは、……
○川村清一君 ちょっと関連して質問させていただきますが、山田委員が、いま需給の見通しについて質問されておりました。これはお米のことを主として質問されておったのだと思うのですが、私はお米でなくて、牛乳の問題について、ちょっと需給の見通しについてお尋ねしたいと思うわけです。 先ほどの大臣のお話の中にもありましたけれども、第二期転作を行いまして、そうしてこれは、もちろん米の生産過剰で、米の始末に困るといったようなことから、飼料作物を含めて畑作の拡大、そのことは畑作だけでなくて、結局、畜産、酪農においても生産拡大ということを図られているものと思うわけでございますが、この点いかがですか。要するに米の生……
○川村清一君 私は、最初に外務大臣に対して御見解を伺いたいことが一点あるわけでございます。 そのことはどういうことかと申しますと、当委員会の発足は昭和四十二年でございます。発足当時は沖縄問題等に関する特別委員会ということで、沖縄復帰運動が非常に盛んなときでございまして、それに対応していろいろ国会で議論するということでできた委員会でございます。その翌年、四十二年になりまして北方領土の問題も大きく浮かび上がってまいりまして、北方領土の問題を議論する場としてぜひ国会にそういう委員会を設けてもらいたいという強い意見等が出てまいりまして、この沖縄委員会に今度は北方問題を取り上げることにして、四十三年以……
○川村清一君 ただいま外務大臣から御提案のありました日ソサケ・マス漁業の協定に関して御質問いたしますが、この内容はほとんどが昨年と同様でありますので、そう議論することもないと思います。ただ、大きく変わった点は、漁業協力費が昨年の三十七億五千万から四十億円と、二億五千万ふえたという点でございますので、この件を中心にして若干お尋ねをしたいと思うわけでありますが、この問題につきましては、各界からその立場立場においていろんな議論があるわけであります。その議論について質問いたしまして、政府当局の御見解を承りたいと思うのであります。 まず、国民一般的な議論といたしましては、この四十億にふえた協力費、これ……
○川村清一君 私は、この委員会の冒頭に、先般災害特別委員会が北海道の災害状況を調査に行かれまして、その代表として鈴木理事から報告がありました。その報告の中に、特に日高線あるいは富内線の国鉄の災害並びにその復旧を要望する報告があったのでありますが、実は私は日高の住民でございまして、私の自宅は日高の浦河町にあります。二十の年に日高へ行きましたので、五十年間この日高に住んでおるわけであります。五十年間の歴史を考えてみると、ずいぶんいままで何回も水害がございました。しかし、私自身が、今度の日高の災害というものにつきましては、全く驚くほかがないというほどの災害で、地域住民の人たちに対してまことにお気の毒……
○川村清一君 ただいま御報告ありました豪雪による森林被害の問題につきまして二、三お尋ねしたいと思うんでありますが、まず第一にお聞きしたいのは、今日現在全国的な被害状況、国有林、民有林ごとにどのくらいの総被害額があったかちょっと御説明ください。
【次の発言】 その被害に対する救済策としていままでどのような措置をなされてきたか、それを簡単にちょっと御報告願います。
【次の発言】 そこで、天災融資法の発動並びに激甚地域の指定等についての見通しは現在どうなっておりますか。
【次の発言】 それで、三月十六日から調査開始というようなことで、もう調査が相当進んでいるのかと思ったら、これから開始するようなもの……
○川村清一君 私は加工原料乳の問題を中心にして若干お尋ねしたいわけでありますが、そこに入る前にちょっと大臣にお聞きしたいと思うのでありますが、ただいま審議官からいろいろ御説明をちょうだいしたわけであります、いろんな数字を挙げての御説明でございますが、いまこれを聞いて、いただいた資料を見て、そしてこれからいろいろ質問しようと思っても、数字をいろいろ分析して考える余地がないわけであります。 そこで、これは毎年感じていることなんですが、きょうの畜産振興審議会の酪農部会に政府が諮問案を出した、その諮問案の内容をいま概略説明いただいたわけでありますが、ここですぐ質問せいと言ったって実際は無理なんですな……
○川村清一君 私は、ただいま可決されました蚕糸砂糖類価格安定事業団法案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合及び第二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 蚕糸砂糖類価格安定事業団法案に対する附帯決議(案) 政府は、蚕糸、砂糖類を取り巻く厳しい情勢に対処し、その価格安定対策の一層の実効を期するとともに、本法の施行に当たっては、次の事項について遺憾のないよう措置すべきである。 一、新事業団の発足に当たっては、円滑な移行に努めるとともに、その機能の専門性を十分考慮して、弾力的かつ効率的な……
○川村清一君 ただいま議題になりました日米合同演習によって生じました日本海のマスはえなわ漁業の損害発生、この問題につきまして、関係の農林水産大臣初め各省庁からおいでになった方々にお尋ねしたいと思うわけであります。 この事件を私個人が知ったのは十六日、先週の土曜日でございますが、この朝の新聞によって知りまして、実は愕然としたわけであります。その日、午後札幌に参りました。午前中に、北海道選出のわが党の議員の皆さんがそろって、農林水産大臣、防衛庁長官、そして外務省におきましては伊東外務大臣が、その時点においてはまだわからなかったのですが、おやめになるということで不在で、高島事務次官にお会いして抗議……
○川村清一君 冒頭、亀岡農林水産大臣にお尋ねをしておきたいことがありましたので、発言を求め、委員長の許可をいただいたわけでございますが、きょうは真偽のほど、間違いであるか、そういう事実があったかということだけお尋ねしておいて、このために時間をとってきょうの議題の審議をおくらしては迷惑をかけますので、議論については今後の問題として残しておきたいと思います。 内容は、これは昨日の読売新聞に出ておった記事でございますが、 亀岡農相は二十日、東京・大手町の経団連会館で、財界首脳を相手に約一時間にわたって熱弁をふるい、行政改革のキバをとぐ財界に、強烈なけん制球を投げた。 こういうことを前文といたしま……
○川村清一君 私は、ただいま可決されました昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合及び第二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、農林漁業団体職員の老後保障に資するため、本共済制度については、その特殊性を踏まえ、次の事項を検討し、年金給付の改善、財政……
○川村清一君 議事進行。 いま村沢委員の発言のとおり、当然これは審議に入る前にいまお配りになったものは配って、それを見てから審議に入るべきだと思うので、いまのような取り扱いは非常に不親切だ。したがいまして、政令をよく見てからさらに審議に入りたいと思いますので、いまの審議はこの辺で一応休憩にしていただきたい。これを要求いたします。
○川村清一君 食管法の審議もいよいよ大詰めを迎えまして、私が最後の質問に立ったわけでございますが、私は最初に亀岡農林水産大臣の政治姿勢についてお伺いをいたしたいと思います。 五月二十一日付の読売新聞に報道された、経団連の農政問題を考える会に大臣は出席されまして、講演をされました。その内容の記事につきまして、先日当委員会においてその真偽をお伺いしたところ、それは事実であるということを確認されましたが、これはまことに重大であります。私は、衆議院議員亀岡高夫さんが出られて何を言われてもそれを問題にする気は毛頭ございません。ただし、農林水産大臣亀岡高夫さんが行かれて、そしてあのような発言をされた。そ……
○川村清一君 北海道班は、去る七月二十八日から三十一日までの四日間、北海道における農林水産業の実情を調査してまいりました。 派遣委員は井上吉夫君、坂元親男君、田渕哲也君、下田京子君、喜屋武眞榮君と私を加えた六名、それに。北修二君が現地参加されました。 今回の調査におきましては、北海道農業の中核である畜産、畑作及び稲作の実情を調査し、あわせて漁業及び林業関係の施設を見てまいりました。 北海道の農業は、一戸当たり耕地面積が都府県の九・五倍と非常に大きく、稲作地域、畜産地域、畑作地域等地域的に作目の特化が著しい等の特色があるため、各地で指摘された具体的な問題はさまざまでございますが、生産調整下……
○川村清一君 ごく限られた短い時間でございますので、私は簡単に数点についてお尋ねしますから、御答弁もできるだけ簡潔に、説明はよろしゅうございますから、イエスかノーか程度の御返事で結構ですから、簡単にお願いいたします。 まず最初にお伺いいたしますことは、冒頭、審議官から災害状況について御報告がありました。それで八月の初旬並びに台風十二号による豪雨と台風の被害でございますが、この中で農作物四百二十二億円の被害、このうち麦が二百十九億という御説明があったわけでありますが、この麦についてお尋ねいたします。 これは北海道でございますが、政府の減反政策に協力いたしまして農家が減反地転作作物として麦を選……
○川村清一君 私は、高橋参考人に対しまして二、三点御質問申し上げて、ホクレンのお考え方をちょっとお聞かせいただきたいと思うわけであります。 私以外にさらに同僚議員が限られた時間の中で御質問もいたしますので、お答えはぜび簡潔にお願い申し上げたいと思います。 けさほど審議会に対しまして農林水産省から諮問案が出た模様でありますが、残念ながらまだ国会の方に御報告がありませんので私はわからないんですが、先ほどお話を聞くというと、保証乳価については〇・五六%ですか、金額にして五十銭引き上げたいということを伺いまして、余りにもわれわれや皆さん方の御要求とかけ離れた金額で非常に怒りを覚えて、そういう立場で……
○川村清一君 もう時間ありませんから、私端的に大臣に数点お尋ねしますから、大臣にお答えいただきたいと思います。 第一の質問は、この五年間特別防除を中心とする松枯れ対策を実施してきましたが、その結果、多くの教訓を得られたことと思います。政府が当時被害防止対策として最も適確な措置として行ってまいりました特別防除は実施上いろいろな制約があり、完全なものになり得なかったことは明らかに実証されました。したがって、この反省の上に立って今後は特別伐倒駆除、地上散布も重視して、これと特別防除を効果的に組み合わせた被害防止対策をしっかりやって、被害林の造林、治山対策等も含めた総合対策を実施していくという今回の……
○川村清一君 私は、ただいま可決されました砂糖の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合及び第二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 砂糖の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本改正案の施行に当たっては、砂糖の国際需給等の不安定な動向に対処し、国内における甘味の安定的な供給を確保するために、甘味資源作物の生産振興と国産糖業界の育成及び精糖業界と糖化業界の健全な発展を図り、併せて次の事項について適切な措置……
○川村清一君 宮原参考人と中里参考人、お二人に二、三お聞きしたいんですが、まず第一問は、お二人から御意見を賜りたいんですけれども、実はこの制度が昭和三十九年にできまして昭和四十二年に国の再保険制度ができたわけです。その昭和四十二年の国の再保険の制度化のときに実は私がこの委員会で質問いたしまして、当時中里参考人は専務さんをされておりまして、たしか当時の安藤会長さんと傍聴されておったことを記憶し、私も安藤会長さんにいろいろ教えていただいて勉強して質問したわけですが、その質問の中で私が最も強く申し上げたのは、これは一つの保険なんですから、それで一つの危険を全漁民によって分担するという、その基本原則に……
○川村清一君 防衛庁の問題をやります。 最初、法案の審議に入る前に、全然関係のないことでございませんけれども、大事な問題が出ておりますので防衛庁にお尋ねをしたいと思うわけです。 東京の新聞には余り出ませんので東京では大きな騒ぎもないようでございますが、実は私は北海道の人間でございまして、この四月の三日の北海道の新聞に非常に大きな記事で、見出しが、「三自衛隊が初の上陸訓練 襟裳岬中心に来月下旬」「「本道有事」を想定 一万人が実戦形式で」、「和平の流れ〃奇襲〃 三自衛隊の本道上陸演習」「「道民の感情を逆なで」 野党や労組一斉に猛反発」「サケ、マス漁どうなる」というような見出しで大々的に報道され……
○川村清一君 ただいまの質問並びに答弁を承りまして、ちょっと関連してお尋ねしたいんですが、御承知のように、二百海里時代を迎えたわけですけれども、昭和五十二年以降日本の水産物の生産量というものは減ってないわけですよ。一千万トンをずっとオーバーしているんですね。それじゃ、それはどういうことかというと、言うまでもなくイワシだとかサバだとか大衆魚というか、そういうような魚が非常にとれておるために、高価な魚は減りましたけれども、こういう大衆魚の生産がふえているために、二百海里時代に入ってもずっと横ばいで一千万トンを超えておると。こういう観点から言うならば、イワシとかサバとかこういう大衆魚のいわゆる措置を……
○川村清一君 私は、ただいま可決されました農用地開発公団法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び第二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 農用地開発公団法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、海外農薬開発協力の重要性にかんがみ、本法施行に当たつては、次の事項の実現に適切な措置を講ずべきである。 一、政府開発援助における農業分野の協力を一層拡充するとともに、協力の実施に当たつては、我が国の農業技術を広く活用し、相手国の要請に即したものとなるよう自主性の尊……
○川村清一君 それでは、私、池尻参考人にちょっとお尋ねいたしますが、池尻さんがさっきいろいろお話しされましたように、水産物の自由化につきましてはアメリカは余り現在のところ強く言ってきてないようでございますが、したがって日本の新聞なんか読みましても、水産物が入らないで、農産物あるいは農畜産物といったようなことで大きく取り上げられておりますが、しかし、先ほどのお話にもありましたが、もし残存品目二十二品目が全部自由化されるということになりますれば、当然そこに水産物も入ってまいりまして、ノリだとか、それから昆布だとか、それからニシン、タラ、たらこあるいはブリといったような品目がみなその中に含まれるわけ……
○川村清一君 種苗法について質問をいたしますが、本法律につきましては、これは昭和五十三年第八十四回国会でずいぶん時間をかけまして慎重審議されて可決された法律案でございまして、当時小島局長は審議官であられまして答弁にほとんど当たられたと。小島さんはこの道のべテラン、専門家でございますのでいろいろ御質問いたしますが、あのときにはいろいろ審議されまして最後には附帯決議もつけられて本委員会を通っているわけでありますが、その後この法律運用につきましてどうであったのかといったようなことにつきまして概略まず御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 法が制定されましてから今日まで農林水産省でやられた運用の……
○川村清一君 時間がわずかですから簡単に答弁してください。
第一にお聞きすることは、この諮問の先ほど読まれました説明の一番後に「本年産米穀の政府買入価格につきましては、以上の事情にかんがみ、現下の米穀の需給事情に即応し、生産費及び所得補償方式により算定することとしてはどうかということであります。」、これはどういうことなんですか。こんなこと米審に諮問しなければわからないんですか。これはあたりまえのことでしょう。
【次の発言】 あなた方は、行政府は法律に基づいて、法律を守って行政を執行すればいいんではないですか。いま米審に諮問した、こんなことは食管法の第三条の二項に明確に書かれているんじゃないで……
○川村清一君 北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法及び南九州畑作営農改善資金融通臨時措置法の一部を改正する法律案に対して質問いたしますが、非常に法律の名前が長いですから、略称、われわれは北海道の方をマル寒資金と称し、それから南九州の方をマル南あるいはマル南営農資金、こう言っておりますので、マル寒、マル南というような、こういう名称で呼びますので、お許しをいただきたいと思います。 さて、このマル寒資金の方は、昭和三十四年に法制定がなされまして、それが三十九年に第一回の改正がなされ、四十一年に第二回の改正がなされ、そして、四十三年に第三回の改正がされまして、さらに四十八年に四回目の改正がなさ……
○川村清一君 予算の質問の前に、まあ予算に関係がないことはないわけでありますからお尋ねし たいんですが、これは昨日の委員会で同僚の議員からも御質問がありまして、長官からいろいろと御説明のありました韓国の二百海里の問題ですが、これは当面する問題としては漁業者にとっては重大な問題でございますので、私もずいぶん昔からこの問題にはタッチしておりますので御答弁をいただきたいんですが、まず、水産庁としましてもずいぶん御心配になって努力されたことはきのうの御答弁でもよく承知いたしましたが、改めて先般松浦長官が訪韓されまして向こうの水産庁長といろいろお話されましたその件につきましてかいつまんで御報告をお願いし……
○川村清一君 水産業協同組合法、略称水協法の改正案の審議に当たりまして、若干質問を申し上げたいと思います。 まず、第一点お尋ねしたいことは、水協法の主要な改正は過去九回行われております。最も新しい改正は、昭和四十八年にこの法律の一部を改正しております。ですから、今回は実に十年ぶりの改正でございます。 そこで、長官はよく御存じのように、この十年間の日本の漁業の状態というものは全く一変してしまいました。つまり、昭和五十二年に二百海里の時代を迎えまして、これは沿岸漁業、沖合い漁業、遠洋漁業とも大変な打撃を受けて、日本の漁業生産というものはずっと落ちてしまった。かてて加えて、昭和四十八年ですか、第……
○川村清一君 私は、ただいま可決されました水産業協同組合法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合及び新政クラブの各派共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 水産業協同組合法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 水産業協同組合は、漁業者等の営漁や生活の安定、さらには、漁村福祉の向上に、重要な役割を果たしてきた。 しかるに、近年、水産業協同組合の経営は、漁業情勢の著しい悪化、経済事業における他機関との競合の激化等に伴い、厳しい情況に立ち至っている。 よって、政府は、……
○川村清一君 大変専門的な立場からいろいろお話を聞かせていただきまして大変勉強になりましたことをまずお礼を申し上げたいと存じます。 お二人に対しまして二、三お尋ねしたいんですが、どの先生にお尋ねした方が適当なのかよくわかりませんので、私はただ問題を提起いたしますので、適当にお二人の先生で選択されて御答弁を願いたいと思います。 問題は、私たちは政治家でございますから、政治的な立場で一応これは考えなければならないんですが、確かにこの受精卵移植というものが今日までいろいろ試験研究、実験した結果、これはもう成功していると、大丈夫であると、普及して差し控えないものであると、こういうような御見解。そこ……
○川村清一君 私は、この委員会で質問するのはきょうが最後だと思います。自分のことを言って恐縮でございますが、私は、参議院に籍を置いて十八年間、その十八年間のうち十四年間はこの農林水産委員会に所属させていただきました。そして、水産問題を中心にして法案の審議等に当たり、国政に参画してまいってきたものでございます。 そういう立場から、きょうは、非常に大事な質問の機会でございますので、日本の漁業の基本問題を中心といたしまして、さらには、ただいま提案されております法案の内容等についてお尋ねをいたしまして、お答えをいただきたいと思うんですが、大事な問題でございますので、いわゆる事務的な問題、行政ベースの……
○川村清一君 私は農林水産委員として御質問申し上げる次第でございますが、本法律案の改正の趣旨やあるいは問題点、あるいは商品取引所の組織、機構、運営等の問題等につきましては、すでに商工委員会において十分審査されておるというふうにお聞きしておりますので、ちょっと時間もございませんので、重複を避けたいと思います。ごく限られた時間内におきまして、農林水産委員の立場から、農林省所管の商品取引所が扱う商品の二、三の品目を取り上げて若干質問をしたい、かように考えますので、ひとつ御答弁を願いたいと思うわけであります。 まず最初にお聞きいたしますのは、農林水産物で商品取引所に上場されている商品を、取引所ごとに……
○川村清一君 ただいまお話にも関連していると思うんですけれども、実はこの地域開発の問題ででございますが、それを目ざして全国地域地域に地域開発法という法律があるわけです。東北開発法とか、中国開発法、また四国開発法、九州開発法。この開発法の歴史を考えてみますと、昭和二十五年か六年に、北海道開発法というのができたのが、これは開発法の最初でございまして、そうして北海道開発庁という役所もでき、開発庁長官という大臣も誕生したわけであります。その当時におきましては、北海道開発法が生まれなければならない客観的な情勢、状態というのがあったわけでございまして、非常にこの土地が広大であり、人口が希薄であり、また国と……
○川村清一君 私は、北洋漁業の問題に関連しまして質問を申し上げたいと思います。 まず第一に、北洋漁業の安全操業の問題についてお尋ねいたしますが、この問題につきましては、昨日倉石農林大臣は、イシコフソ連漁業大臣と会見されまして、いろいろお話をなされたことをけさの新聞で拝見いたしましたし、またきのうは本委員会において、鈴木強委員の御質問に答えて、大臣からいろいろ御報告を兼ねて御答弁があった模様でございます。したがって、私はきのうのお話の内容には触れないで、これからどうするかという問題を主にしてお尋ねをしたいと思うわけでございますが、まず第一に、これから水産庁におきましては、ソ連に対し提案する具体……
○川村清一君 私は、北方地域がかかえております問題についてお尋ねをしたいと思いましてこの機会をいただいたわけでございますが、与えられた時間が非常に少のうございますので、突っ込んで深くお尋ねすることはできませんが、大事な問題でございますので、ひとつ率直な御見解を披瀝していただきたいと存じます。 まず第一にお尋ねいたしますことは、北洋の安全操業についてでございますが、最近の新聞の報道によりますると、川島正次郎自民党副総裁の訪ソあるいはノビコフソ連副首相、イシコフソ連漁業大臣等の来日を機会に、問題解決の方向に向かって大きく動いておる模様が新聞に報道されておるわけでございます。特に喜ばしいニュースと……
○川村清一君 質疑といいましても小委員会でございますから、私の発言中にもし関連の質疑のある方はどの会派の方もなすっていただき、また他の委員の発言中にも私もまた発言さしていただくというようなかっこうで、あまり型にはまらない、窮屈な審議をしないように小委員会の運営をしていただきたいということをまず委員長に御要望申し上げます。 そこで私の第一にお聞きいたしたいことは、これは基本的な一番問題な点なんでございますけれども、この間の農林水産委員会におきまして、米の価格の問題その他農作物の価格の問題について赤城農林大臣にいろいろ委員会において質問をなされましたが、大臣の答弁は、やはり需給のバランス、こうい……
○川村清一君 私は農林大臣に水産問題にしぼってお尋ねをいたしたいと思います。時間がごく限られておりますので、私も簡単、率直にお尋ねしますので、御答弁のほうもぜひ簡明にしていただきたいと、まずお願いを申し上げます。 質問の第一点は、大臣、御承知のように、昭和四十六年の国会で海洋水産資源開発促進法という法律ができたわけでございます。この法律に基づきまして都道府県知事が沿岸水産資源開発区域というものを指定するということになっておるわけでございますが、現在までにこの都道府県知事の指定行政がどのように行なわれておるか、まずお尋ねいたしたいと思います。
○川村清一君 先ほどは、宮之原委員が、出身県であります鹿児島県の奄美の問題についていろいろ御質問をされておりましたが、私は、出身県ではございませんけれども、本院の沖繩及び北方領土対策委員会に長い間所属しておりまして、沖繩県には、復帰前から今日まで四、五回行っておりまして、沖繩の事情はよく知っております。そういう関係で、沖繩の問題につきまして、自治大臣にちょっとお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。 そこで、冒頭申し上げますことは、これは、大臣すでに御承知のことなんですけれども、沖繩が昨年五月十五日に復帰いたしましてから、すでに十カ月以上経過したわけでありまして、先般、某新聞社で、沖繩県民……
○川村清一君 私は、農林水産委員会の立場から若干御質問申し上げます。
時間がわずか四十分しか与えられておりませんので、御答弁はぜひ率直に、しかも簡明にお願いを申し上げたいと存じます。
まず第一にお尋ねしたいことは、国際法的に大陸だなというものは何か、「大陸棚の定義」をひとつお示しいただきたいと存じます。これは大臣でなくても条約局長その他の方で結構でございます。
【次の発言】 現在国連海洋法会議でいろいろ議論されておる事項については御説明をまだお願いしておらないわけでありまして、現行の海洋法会議で決定しておりますところの大陸だな条約の定義をお示ししていただけば結構であったわけであります。
……
○川村清一君 私は、農林水産委員会を代表して質問をいたすものでございますので、したがいまして、農業サイドからを主体として質問をいたしたいと思っておるわけであります。 最初に、大蔵大臣にお尋ねいたしますが、財政運営に必要な財源の確保を図るために日本中央競馬会から五百億の特別納付金を収納するということでございますけれども、五十六年度の一般会計予算案を検討していましたところ、予算案には中央競馬会特別納付金は二百億、こういうことで計上されておるわけてあります。そこで、五百億と言いましてもすでに第二納付金から三百億を収納することをこれは見込まれていると思うわけでございます。中央競馬会の予算書もちょっと……
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