このページでは中村波男参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。中村波男参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○中村波男君 救援対策について、運輸大臣が出席をしておられたらお尋ねしようと思っておったのですが、ただいま松永さんから質問をされたのに関連しまして、簡単に御質問をしたいと思うわけでありますが、総務副長官が、今回の遭難事件については直ちに連絡をし、直ちに対策を立てたと、こうおっしゃった。さっきの御報告を見ますると、保安庁におきまして、八日の日に大型巡視船を現場へ急行させた。しかし、実際に大型巡視船が到着するのは十二日の午後であったと。御承知のように、遭難をしたというこの状況から言いまして、一刻を争う救難の問題だと思うのでありますが、そこで十日の日に自衛隊の飛行機なり軍艦が出動しておるのであります……
○中村波男君 私は、建設大臣というよりも、政府の災害対策本部長としての瀬戸山さんに、治山治水の根本的な対策についてお伺いしたいと思うんでありますが、午前中の御答弁によりまして、自然と人間の戦いだと、しかし、それを解決するために、政府としては最善の努力をするんだと、そのために要する費用は一兆円にものぼるし、まあ十五年はかかるだろう、こういうお話でございましたが、もちろん、私たちとしても、三年や五年に根本的な解決を迫まるという、そういう立場ではございませんけれども、従来政府のこの種の計画というのが、計画どおり進んでおらないんじゃないか、計画は立つけれども、実際に事業予算等がついてこなかったと思うん……
○中村波男君 最初に、国立病院並びに療養所等の運営その他について質問をいたしたいと思うのでありますが、三十九年度の厚生白書によりますと、国立病院が、病床数が二万八千百、八十八施設。国立療養所が、いろいろございますが、百七十九施設あるように書かれておるのでございますが、私の見聞した範囲によりますと、これらの病院並びに療養所というのは、戦後の急造建築が多くて、耐火建築というものはほとんど見当たらないのではないかというふうに思うわけであります。極端なところでは、雨漏りがして、放置されているというような療養所等も相当あるように見るのでありますし、聞くのでありますが、まず最初に、これらの施設の構築物に対……
○中村波男君 きのうから蚕糸事業団法等の提案説明並びに質疑討論を承っておりまして感じますことは、輸出はここ数年間糸価の大幅な変動によって極度の不振におちいっているとし、その弊害を除去するために、今回蚕糸事業団を設立されるのが一大理由であると思うのであります。政府は、昭和二十六年の十二月に、生糸の需要の増進と、繭の増強のために、繭糸価格の適正な水準における安定が必要であるということから、繭糸価格安定法を制定いたしました。さらに三十四年四月に、日本蚕繭事業団を発足さしたはずであります。皮肉なことには、繭糸安定法ができた翌年から、糸価が上昇し始めまして、三十七年、三十八年に大変動が起き、これが大きな……
○中村波男君 私は林業と畜産について御質問申し上げたいと思っておるのでありますが、最初に林業問題について御質問を申し上げます。 林業白書の概説で、「林業は、国民経済の諸要請にこたえ、木材その他の林産物を安定的に供給するという経済的使命を有している。」、さらに森林は「林業の生産基盤であるに止まらず、国土の保全、保健休養等の公益的な機能を保有している。森林のこれらの機能の確保を図ることは国の任務である」と規定をいたしまして、さらに「林業経営の観点からも、この側面に十分考慮をはらうことが必要である。」と前置きをし、林業の動向とその問題点に入っておるのでありますが、その中で、「わが国の林業は重大な転……
○中村波男君 昨日私の質問申し上げた印刷物の、需要の長期見通しの面積と、林業白書の面積の食い違いを御指摘申し上げたのに対し、いま長官から御答弁があったわけですが、まあこれ以上くどく追及いたしませんけれども、わが国の森林面積はという表現で、同じように書かれておるのでありまして、したがって、いまの御説明から判断をいたしますと、前に出された長期見通しの面積というのは、現実の森林であるけれども、林野の中から放牧地なり、あるいは採草地なり、その他農耕地というものが見込まれて引かれて出された、今度は実態としてはそのように動いておりませんから、ありのままの森林面積を出す、こういうふうに理解をいたしまして、今……
○中村波男君 関連。いま川村委員の質問の経過から非常に私、問題を感じたわけでありますが、と申しますのは、最初に二万四千戸推定をいたしまして今日に至っておるわけでありますが、四十年度は二百五十戸予定といわれまするけれども、大体これが的確な四十年度の戸数だと考えますと、これから二カ年間に三千百戸程度希望者があるということを考えましても一万三千戸ぐらい。初めから考えますと相当大きな開きというものができておる。そこで、三十九年度に法改正をやって二カ年延長された戸数から見ますと、たいへんな実績があがっておらない。それは三十九年度の冷害ということを大きな理由にしておられますが、四十年度はそういう理由が付加……
○中村波男君 きょうは食糧、特に米の需給関係を中心にしてお尋ねをいたしたいと思うのであります。 最初に私が考えますのは、農業基本法の底に流れておるものといたしまして、米麦等の主食政策は、米麦は輸入したほうが安くつく。さらに低開発地域への輸出を増大するためには、その見返りとして第一次産品、特に米の輸入というものをはかる必要があるという財界等の意向が反映いたしまして、したがって、米麦作の阻害、食糧の外国依存に政策の基本が置かれまして、まあそこから編み出されたのが農業構造改善政策であると私は見ておるのであります。しかるに、この構想は見事、率直な言い方をいたしますなら失敗をいたしました。一昨年から昨……
○中村波男君 最初に、肉牛対策についてお伺いをしたいと思うのでありますが、昭和三十一年に二百七十万トンをピークにいたしまして、その後減る一方で、現在では二百万トンを大きく割りまして百八十八万トンぐらいでないかと思うのでありますが、平均十万トンずつ減ってきた。この結果の反対に、消費量は年々と伸びまして、三十八年には二十万四千トンでありましたのが、三十九年には二十三万トンになり、昨年はやや伸び悩みをしておるようでありまするけれども、それでも二十一万トンになっておるのじゃないかというふうに考えられるのであります。したがって、牛肉価格が上がりっぱなしで、東京の卸価格は三十四年の枝肉平均でまあ二百四十円……
○中村波男君 ちょっと関連してお尋ねしたいと思うんですが、また私は私なりで機会を見ていろいろお尋ねをいたしますが、いま北條先生の質問を聞いておりまして、局長の御答弁は、今度の畜安法を改正して、牛肉の輸入を畜産振興事業団にやらせる、しかし、それは従来の日食協、商社等の輸入は何ら弊害がないし、支障がないから、従来ぐらいの実績はやらせるんだというお話であります。そこで、われわれが一時輸入をしたらどうかという考えを持ちますのは、流通の安定ということはどちらがやっても同じだと思うわけです。問題は価格安定をはかるという意味で、商社にまかせ、日食協のいままでのやり方を見ておると、これは不当な利益を得ておるん……
○中村波男君 ちょっと関連で聞きますが、いま局長の話を聞きますと、代位弁済は大体一千万だ、これは事故率からいえば普通の商業の関係の金融ベースに比べて事故率は低いと思うのです。この事故率の低いのは、口うらの逆を言いますと、いままで厳選主義といいますか、全く返済能力の危険なものに貸さないために、実際には代位弁済が一千万で済んでおる。また、そこで今度信用保険協会をつくって補完制度を拡充することによって、いままで貸せなかったような人たちに貸せるようになるのだ、だから結果的には自己弁済する額がふえるのだ、そういうことも見込んでこの制度をお考えになっておるのかどうか、この点ちょっと含めて御答弁をいただきた……
○中村波男君 畜安法の一部改正法律案の主要な内容の第一といたしましては、畜産振興事業団に輸入牛肉の買い入れ、売り渡しの業務を行なわせることにあると思うのであります。しかし、御説明を聞いてまいりますと、従来の実績どおりで、いわゆる日本食肉協議会に取り扱わせる、その残余の業務を畜産振興事業団に行なわせるということでありまして、法案にはそれらのことは何も記されておりませんけれども、運用の考え方としてはそういう方針のように承ったのであります。したがって、二元輸入、二元販売、二元売り渡しでありますが、本問題につきましては、先般の委員会において与党の温水議員からも、なぜ一元輸入をやらないのかという御質問が……
○中村波男君 きょうは林野庁の、特に作業員の給与問題について質問を申し上げたいと思うわけでありますが、一昨日資料請求を申し上げまして、資料の配付をいただいたわけでありますが、簡単にその資料について関係官から御説明をいただきまして、それに基づいて質問を進めてまいりたいと、こう考えるわけであります。
【次の発言】 最初に、いま御説明をいただきました中で、四の、月給制職員と日給制職員の平均賃金の比較でありますが、この月給制職員の賃金というのは、これは実収賃金ではないかというふうに思うわけでありますが、どうなっておりますか。
【次の発言】 そこで、私がまずお伺いしたいのは、格づけ賃金というのがそれぞれ……
○中村波男君 ちょっと、いまの局長の御答弁に関連しまして……。
出たり入ったりですでに御質問があったかとも思うのでありますが、いまの御答弁の中にも、法案の中にありますところの農村らしい農村というこの定義をどのようにおつけになっておるのか。具体的にはどういう地域を指すのか。また、その農村らしい農村というのが、これは市町村の数だけではばく然としておりましてつかみにくいのではないかと思いますが、該当面積あるいは市町村等でどれくらいあるのか。そういうものが調査済みだと思いますので、この際、ひとつお聞きしておきたい、こう思うわけです。
【次の発言】 いまの御説明で概念的には理解いたしますが、実態として……
○中村波男君 久しぶりに大臣から熱弁をお聞きしたわけであります。大臣のビジョンについては、私はいろいろ議論がありますが、ここでそれを議論しようとはいたしません。関連でありますから、その中で気になることがありますので御質問しておきたいと思うのでありますが、今日の農業の関係の指導者が、農民にあらざる農民であるというお説に対しては同感であります。この中にも耳の痛い方もおられると思うのでありますが、そこで、農地管理事業団というものを今度発足されるにあたりまして、私はまた別の機会にいろいろお尋ねをする予定でおりますが、実質的な仕事をやりますのは市町村の農業委員会でありますから、したがって、屋上屋を架する……
○中村波男君 いろいろ質問の用意をしたのでありますが、一昨日といまの北條委員の質問に対して、農林大臣の今後の農業のビジョンについてお聞かせをいただきましたので、北條委員の質問のあとを受けまして、関連してひとつ質問を進めてみたいと思うわけであります。 いまの御答弁の中に、あまりにもいま日本の農業が小さくかたまり過ぎた、これは私もそのとおりだと思うのでありますが、そこで、農基法には、二町五反、十年間に百万戸の農業をつくって、粗収入百万で農業所得六十万というような想定をされておったと思うのであります。 そこで、まず最初にお伺いをしたいのは、構造改善を今後進めておいでになる場合に、いわゆる農地の流……
○中村波男君 私は、入会林野の近代化法の質問を申し上げますにあたりまして、最初に農林大臣に御質問をいたしたいと思うのでありますが、法案第一条の、目的を見ますと、「入会林野又は旧慣使用林野である土地の農林業上の利用を増進するため、」に近代化を行なうことを規定いたしておるのであります。「農林業上の利用」といってもいろいろあるのでありまして、たとえて申し上げますならば、植林、造林あるいは果樹、採草地、放牧地等々いろいろな利用法があるわけであります。したがって、近代化する場合には、権利者の合意、同意によって民主的に運営をはかるということについては賛成でありますし、当然そう行なわなければならないと思うん……
○中村波男君 最初にお尋ねをしたいと思いますのは、提案理由の大きな柱でもあります。入り会い林野等が粗放に経営されておる、したがって、近代化することによって農林業に十分な活用をするんだ、こういうことがあげられておりますが、そこで入り会い林野が粗放になっておることは私も認めまするけれども、しからば一般林野、すなわち民有林との比較においてどれだけ粗放に流れておるかという資料等がありますならば、この機会に明らかにしていただきたい、こう思うわけであります。
【次の発言】 なるほど、いまの数字を一般林野に比較いたしますと、入り会い林野が粗放に流れているように思いますが、もともと入り会い林野というのは里山が……
○中村波男君 関連して。いま、矢山委員の質問、それに対する大沢さんの答弁を聞いておりまして、ブドウ糖機械だと確認をした。矢山さんは、実際ブドウ糖機械はそれは砂糖をつくる機械であってごまかされたのだと。こういうことになりますと、まず明らかにしなければならぬのは、確認をされたのが全くブドウ糖の機械であったかどうかということです。ブドウ糖の機械であったものを買うと称して買わなかったということになると、これは債権者としても全く詐欺でありペテンでありごまかしであるということになりますから、どなたが調査に行かれて現場として確認をされたのか。その確認のしかたが、全くこちらが機械の知識等がなくて、砂糖の機械を……
○中村波男君 私は、本日は主として国有林の管理、運営についてお尋ねいたしたいと思うのでありますが、その前に、先般問題になりました、農地改革で買い上げましたところの農地の一部を旧地主に買収当時のいわゆる二円六十銭で売り戻すという問題が、世論の袋だたきにあいまして、大臣が検討中であるということでありますが、実際問題としては法と社会のいわゆる板ばさみになりまして、慎重審議に名をかりてこれをいつまでもほうっておくのではないか、実際問題として結論が出ないのではないか、そういう結果になりますと、結局従来行なわれておりましたように四千ヘクタールの当該農地がさみだれ売り渡しという形でうやむやのうちにそういう措……
○中村波男君 いまいろいろ質疑応答を聞いておりまして、どうも政府の態度がはっきりしていないように思うのでありますが、重ねてお尋ねいたしますが、牛乳を飲むということは栄養という立場で国民が飲むのではないかと思うわけでありますが、加工乳になれば、嗜好ということもありますし、牛乳以外の栄養といいますか、体にいいという立場で飲むのもあると思いますが、この問題が、矢山委員から提起されたのは、農家の生産費を無視した価格できめられようとしておる。また、今回値上げをするけれども、その値上げがどこに吸収されるかというならば、農家に全部が吸収されなくて、加工業者に配分されて、その結果としては消費者が二円の値上がり……
○中村波男君 これは、昨年の五月、本委員会で私が取り上げて、林野庁長官並びに大臣に迫った問題でありますが、長官がその後おかわわりになったことは承知しておりますが、そのときにも、こういう実態があるから早急に実態調査をして、少なくとも生活保護基準を下回る、国の直ようする職員の賃金が低いというようなことは許されないことではないか、こういう立場で昨年相当論議をいたした問題でありますが、今日、そういう実態がまだ調査中であるとか、いま直ちに答弁のできないような実態というのは、全く怠慢というよりもわれわれの申し上げた意見に耳をかそうとしない林野庁の態度ではないかというふうに私は憤慨に似た気持ちで関連質問にい……
○中村波男君 関連してお尋ねしたいと思うのでありますが、さっき村田委員の御質問に答えられた中で、局長みずからが、保証基準価格が低きに失する、こういうことをお認めになりまして、しかしながら、五年に一回くらい野菜等については大暴落がある、その周期がある、したがって、苦い経験があるという答弁をなされたのでありますが、その苦い経験があるということばの内容でありますが、出すほうから見る苦い経験と農民の生産する者の側から見る苦い経験とでは違いがあるのでありまして、利害が反対でありまして、その苦い経験とは何をさして言われたのか、まずそこから伺っていきたいと思います。
○中村波男君 資料の要求をいたしておきたいと思うのでありますが、第一番は、大体法定害虫に対する資料はありますが、法定外の害虫の被害状況を、具体的には、年度別に種類別、被害石数、被害面積、できるだけ病虫別に出していただきたい。さらに、アメリカシロヒトリの被害状況等についても、ただいま申し上げましたような方法でお出しいただきたい、こう思うわけであります。 それから法案の題名は病害虫になっておりますが、森林等に対する病気の関係、そういうものに対する被害というものは全然資料にありません。また、どういうものがあるのか、そういう点について、法を読んでみましても、具体的には病のほうは全く考えられておらない……
○中村波男君 本日は、鶏のニューカッスル病を中心にいたしまして、さらに畜産の防疫体制について質問をいたしたいと思うわけであります。 鶏の死病といわれておりますニューカッスル病は、昭和二十六年に埼玉、神奈川で発生をいたしましてから、毎年発生の高低はありまするけれども、ますます最近になりまして養鶏家に大脅威を与え、特に昨年ば関東地方を席巻いたしまして、いまや全国的に蔓延をいたしておるのであります。本年五月十六日の資料によりますと、発生羽数は百十七万二千六百八十九にのぼっておりまして、ニューカッスルのゼロ地帯といわれてその防疫体制の完備しておるということで高く評価されておりました岐阜県にも飛び火を……
○中村波男君 今回、森林病害虫等防除法の一部改正を行ないまして、病害虫を駆除してその蔓延を防止しようとしていることにつきましては、私も賛意を表するものでありますが、その内容は、文字どおり、一部改正でありまして、これだけの改正ではたして所期の目的を十分果たすことができるかどうか、こういう点についていろいろな疑問を持っておりますので、ただいまから若干の質問を申し上げてみたい、こう思うわけであります。 第一の問題点といたしましては、本法案の改正の主要点が、防止策に終始しておりまして、すなわち、出た被害をどう防除するか、こういう対策でありまして、積極的な対策に欠けておるのではないかと思うのであります……
○中村波男君 ただいま可決されました森林病害虫等防除法の一部を改正する法律案について、自由民主党、日本社会党、公明党、三党共同による附帯決議案を提出いたしますので、協賛同をお願いいたします。 案文を朗読いたします。 森林病害虫等防除法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当り、特に左記事項の実現に努力すべきである。 記 一、森林病害虫等の駆除予防に関する試験研究を充実強化して、効率的な駆除予防技術を速やかに確立すること。 二、すでに広範にまん延している森林病害虫等特に松くい虫については、できるだけ早期にその被害を終息せしめるよら総合対策を樹……
○中村波男君 ちょっと関連して。 最初に山添参考人にお聞きしたいのでありますが、最近輸出のほうが少なくて輸入が多くなった、そのほんとうの原因は価格にあると思うのであります。問題は、需要が内需において上回っておるということから来る問題だというのでありますが、そこで、将来を考えます場合に、いま武内委員からも中国との競合を避けるような方策がないかというようなことも提起されましたが、しかし、私は、中国は何といっても社会主義の計画経済をやっておるのでありますから、内需というよりも、何と申しますか、貿易政策として、場合によっては日本と競合して輸出をどんどん伸ばしていく、いわゆる生産費というものが中心にな……
○中村波男君 昨晩、米審の麦価等に関する答申も終わりました。政府としては、めでたしめでたしかもしれませんが、われわれとしては、予期しておったとはいいながら、大きな失望を持っておるのでありますが、そこで、きょうは、麦価と麦の生産対策について若干の質問を申し上げたいと考えております。 まず、最初に、政府は、大麦、裸麦の転換奨励金といたしまして昭和三十六年度予算で三十億円を計上いたしまして、小麦、飼料作物、なたね、てん菜等へ十二万町歩にわたる転換を積極的にはかるという政策を打ち出したのでありますが、結果的には、大・裸麦の作付は予期以上に減少をいたしましたけれども、それが転換に結びつかずに、私はこの……
○中村波男君 ただいま、農林大臣から、当委員会として先週の金曜日、また土曜日に、農林水産常任委員会を開会して米価問題を中心に質問を行ないたいというので大臣に対しまして出席方を要請いたしたのでありますが、御出席がなくて二日間常任委員会が空転をいたしたことに対しまして釈明がなされ、なるほどことばの上では陳謝という表現があったのでありますが、私は、問題は、ただ単にこの場に臨みまして大臣が陳謝をされたから国会として了解、了承を与えることのできない重大ないきさつがあるというふうに考えておるのであります。 もともと、社会党といたしましては、米については、また麦も同じでありますが、国が統制をし、政府が価格……
○中村波男君 まず最初に食肉の流通対策、特に豚肉の問題について質問を若干いたしたいと思うのであります。四十一年の三月から畜産事業団が買いささえに出動いたしましたものの、一向に豚肉は低迷から抜け切らず、買い入れ数量は実に八十八万頭、約四万トンに達したと聞いておるのでありますが、皮肉なことには買い入れを中止した七月十五日の三日過ぎの十八日から東京食肉市場の卸売り価格一キロ当たり三百七十円と、前日より三十二円も高くなるという急上昇ぶりを示しまして、それ以後は連日上がり続けて、二十四日は東京市場開設以来の四百三十七円という高値を記録したのであります。この異常な値上がりを冷やしますために、当然の措置とし……
○中村波男君 関連。そのとおりだと思いますが、現在の制度は。そこで雪起こしの問題ですが、私も今度四国の災害調査に参加をしまして、従来の積雪寒冷地帯の雪起こしと違いまして、違うとは言いませんけれども、特にひどく実態としてありますのは、十年、十五年、二十年というような杉等が主でありますが、雪起こしをしなきゃならぬものはたくさんあるわけです。私のいままで承知しておるのは、この適用を八年までというふうに聞いておりますが、八年まででは不十分でありまして、十年、十五年というものにも適用する必要があるんではないかと思いますが、八年までというのは、私の承知しておるのは間違っておるかどうか、確認をしておきたいと……
○中村波男君 関連。予定の時間がだいぶん経過しておりますし、関連でありますから簡単に一問だけお聞きをしておきたいと思うわけであります。が、さいぜんからの説明によりますと、ことしの米価算定の基本は昨年どおり生産費及び所得補償方式をとったと、しかしながら、が問題でありますが、需給事情を考えて二、三の手直しをした、こういう説明でありますし、内容を検討いたしましても、需給事情を勘案したということは昨年よりも計算上に生産農民が不利になるように、言いかえれば安くなるように算定をされたことは間違いございません。そこで私は、本年度の通常国会の冒頭に、農林大臣の所信表明のときにも、いわゆる政府の考えておりまする……
○中村波男君 関連。渡辺先輩からいろいろな角度から質問されて、私がさらに尋ねる必要はないと思いますが、参事官の言っているいわゆるやめる場合に他の産業へ出るかどうかということを考えるならば、いまとっておられる賃金を採用したということでしょう。そのことを政策的にいえば、政府の揚げている所得格差を解消するというところに根拠を持たなければならぬわけでしょう。そうだとすると、主幹労働と付随労働とを分けるということについて、価格の評価の上に理論的にそれはそれで理屈はあると思います。しかし、解き方として、片方は主幹と付随労働と分けた資料がないから平均をとるというその平均をとったものを、今度は乳価の場合に主幹……
○中村波男君 私は日本社会党を代表いたしまして、去る二月の二十九日の当委員会における西村農林大臣の農政に関する所信演説に対しまして質問をいたしたいと思うのであります。その所信演説をお伺いいたしますと、私は全く官僚的作文の域を出ておらない、実に平板で新鮮味も感じなかったと同時に、わが国の農業に対する認識が非常に甘いのではないかということを考えているのであります。もちろん大臣は就任早々でもございますし、みずから筆をとられたとも考えておりませんので、ただいまから若干の質問を申し上げまして、いわゆる西村農政の施政の方向というものを確かめてみたいと思うのであります。 まず大臣は冒頭で、「果樹、畜産等農……
○中村波男君 一昨日の当委員会で鶴園委員から、また本日の委員会で川村委員から、森林施業計画認定制度の性格をどう位置づけるかという問題につきましていろいろ質問があったのでありますが、残念ながら私の疑問を解きほぐすほどの御答弁がいただけませんでしたので、若干見解をただしたいと思うのであります。 いまさら私が申し上げますまでもなく、森林がいかなる機能を持っておるかということにつきましては、林業の分野においてすでに定説のようなものがあるというふうに思うのであります。すなわち、土砂の流出防止、崩壊防止、防風、防砂、防石、水源涵養等の国土保全、国土保安的機能がその第一であります。第二は最近の都市化傾向に……
○中村波男君 柳田参考人にお尋ねしたいと思うのでありますが、いま御意見を承りました中に、今回の総合資金制度は、信連の直貸しである。その制度としては認めるけれども、何としても生産基盤の中核とも言うべき農協がノータッチということについては一考を要するんではないか、そのような趣旨の御発言があったと思うのでありますが、そこで、農林漁業金融公庫のとっております貸し付け方法の中に、農協の転貸方式というのがあるわけでありますが、私が承知しておるところによりますと、四十一年末の融資総額が千二百六十八億円、そこで公庫が直貸ししておりますのは百八十四億円、その残りの千八十四億円のうちの三四%程度がいわゆる転貸方式……
○中村波男君 この際、私から飲用原料乳の価格対策等に関する決議案を提案いたします。 本決議案は、自由民主党、日本社会党、公明党三党の共同提案によるものでございます。案文を朗読いたします。 飲用原料乳の価格対策等に関する決議(案) 現行価格制度のもとにおいては、加工原料乳 は、加工原料乳生産者補給金制度の発足により、その再生産を確保する制度が確立されている一方、飲用原料乳価格については、取引き当事者間の自由な価格形成によって適正な価格水準の形成を図ることとなっている。 しかし、飲用原料乳については、現状は、必らずしも所期の通りの価格形成が実現しがたい事情にあるので政府は、飲用原料……
○中村波男君 最初に自治省にお尋ねいたしたいと思うのでありますが、四十年三月三十日の第四十八国会の本委員会におきまして、わが党の渡辺勘吉氏が競馬法の一部改正の提案に対します質問の中でお尋ねしたのに対しまして、政府委員である柴田護氏が答えておる議事録がここにあるわけでありますが、それによりますと「私が最初に申し上げましたように、その間の見通しが甘かったために、かような事態を招いたのでありまして、その点は財政当局者としては非常に深く責任を感じているわけでございます。したがいまして、幸いにこの措置が講ぜられました暁におきましては、期限の終期までに、計画的に責任を持って新法に移行できるように財政的な措……
○中村波男君 局長の御説明を聞いておりまして、私納得がいかないわけであります。実は衆議院で議員立法として一部改正が行なわれたということを聞きましたときには、長い間畜産団体から強い要請がありました価格差撤廃の内容であるかというふうに考えておったわけでありますが、残念ながらこの法案は格差を縮める、実際には縮めるという作用がどれだけ政令その他で措置をされるか知りませんが、これ以上拡大を防ぐという、そういう点では法案の内容として一つの歯止めになるというふうに私は考えるのでありますが、そこで安定基準価格というものは、政策価格であると思うわけです。したがって、最低の水準をきめておるというふうに私は思うわけ……
○中村波男君 それでですね建設大臣、この間新聞を拝見いたしますと、十九日の閣議でいろいろ今回の災害が協議されまして、保利建設大臣が発言をされておる。その要旨は山間の道路パトロールを一そう強化する必要がある、今後危険性のある道路については、人命尊重の立場から多少の非難はあっても早目に交通どめをする必要がある、こういうことをおっしゃったと新聞は書いておるわけです。そこでいま前川委員が質問いたしましたのも、そういう措置が必要ではないかという立場で質問をいたしたのでありますが、それに対してお答えがなかったようでありますけれども、この新聞の記事のように保利建設大臣は考えておいでになるのか、研究をいたして……
○中村波男君 運輸大臣に一つお聞きしておきたいと思いますが、運輸省のみならず、何か事故が出ますと、事故防止なり今後の対策の通達が出されるわけでありますが、きょうの御配付いただきました資料によりましても、二回にわたってバス転落の事故に関する通達が出ておりますが、それはそれといたしまして、一般的な問題として、この機会に御所見をお聞きしておきたいと思うのでありますが、バス事故によります死傷者の増加というのは、最近急増する傾向にありまして、新聞によりますと、すでに本年に入りまして八千人以上にのぼっておるということが伝えられておるわけでありますが、そこで最近会社等の従業員を運ぶためというのも一面あります……
○中村波男君 ただいま総務長官から御説明のございました局地激甚災害指定基準について、若干の質問を申し上げたいと思うのであります。 集中豪雨等によりまして、災害は局地的に甚大な被害をもたらしたにもかかわりませず、被害発生地域が局地的に限定されておりますために激甚法による指定が受けられずに、被災地方団体はその財政負担に耐えかねているという実情であることは、いまさら私が申し上げますまでもないところであります。本委員会におきましても、本年五月十日に激甚法の適用基準の再検討を要望する決議をいたしましたのをはじめといたしまして、その後何回もの委員会で各委員から激甚災害指定基準の実情に合った改定を強く要望……
○中村波男君 私はまず最初に、災害復旧対策について西村農林大臣にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、先ほど青田政務次官から災害の状況について御報告を承りまして、その総額二百六十五億余に達しておることを承知し、被害の大きさに驚いておるようなわけであります。また、ただいま堀本委員からも西日本一帯の干害について御質問があり、その被害も相当激甚をきわめておるようでありますが、災害地を視察いたしまして、ひとしく被災者並びに関係団体が強く要請いたしておりますのは、何とか激甚地指定をしてもらえないだろうか、また天災融資法等々の措置をとってもらわないと復旧もできませんし、農業経営の再建もできないという強い……
○中村波男君 まず豚肉と牛肉の需給関係について若干の質問を申し上げたいと思うわけでありますが、最初に豚肉についてお尋ねをいたしますが、昭和四十三年度の農業観測修正見通しによりますと、四十三年度下期の豚肉卸売り価格については、前年度下期の水準をかなり上回るものと見られ、年度平均として前年度を大幅に上回ることになろうと、実に的確に指摘をされているのであります。農林省のいろいろな経済見通し等はいままで大きく狂ってまいりましたけれども、皮肉なことに豚肉につきましてはそのものずばりと当たりまして、御承知のように、この五月以降キロ当たり五百円内外で今日まで推移しておりまして、特に東京市場では十月二十九日に……
○中村波男君 関連。この機会に政府の統一見解を伺っておきたいと思うのでありますが、それは、食管制度の根幹とは内容的にどういうものであるか。いままで一応木村官房長官等々の談話等によって私たちが知っておりますのは、いわゆる政府の必要な分だけは管理をいたしまするけれども、余分な余った分については自由販売にしてもそれは食管の根幹をそこねるものではない、こういうことが言われておるようであります。しかしながら、一昨日の大蔵委員会における水田大蔵大臣の御答弁を新聞で拝見をいたしますと、明らかにいわゆる支持価格制を打ち出して間接統制を指向し、さらに食管法の改正案を次の通常国会に提案をする、こういうことを言明さ……
○中村波男君 いわゆる十一月一日に持ち越します古米二百六十五万トンというのがいわれてきたのですが、もう大体正確なものはつかめておるのじゃないかと思うのでありますが、二百六十五万トンというのはほとんど狂っておらぬのか、多いのか少ないのか、一言お聞きしておきたいと思うわけであります。
【次の発言】 先般予算委員会で配付を受けました財政制度審議会報告というのを見ますと、「昭和四十三米穀年度末には、政府の需給見通しと農家の手持在庫量から推計すると、約千二百四十万トンと、総消費量のほぼ一年分に達するものと見込まれ、さらに今後毎年百万トン以上の在庫量の増加が続くことは確実である。」、百万トン以上の在庫量が……
○中村波男君 長官、予算委員会等で大体管理米を基準にして二百六、七十円高くなるだろうということをおっしゃったわけですね。そこで足鹿委員がいま聞いておられますのは、率直な言い方をすれば、今度は売る農民は管理米と同じでは自主流通米に売らぬことははっきりしている。そうしますと、その価格差というものは、戦前等の例から見ますと二百円あるいは二百五、六十円高くないとうまい米を自主流通米に農民は売らぬであろう。そういうことになりますと、問題は農民が実際に自主流通米に売ります場合に、百五十円か二百円か二百五十円かによって違いますが、かりに二百円とすれば、政府の試算に基づく政府米の財政負担は四百十二円だと思いま……
○中村波男君 端的にお伺いしますが、供与方法について大臣は沖繩の返還交渉の前だからこれ以上聞いてくれるなというお話がありましたが、その要項についてはすでに新聞に相当詳しく報道してあるわけです。したがって、そういうことをおっしゃることが理解できないわけでありますが、それはそれとして、新聞によりますと、三年据え置きで買い付けるといいますか、そういう方式をおとりになるようでありますが、問題は、国内米管理勘定の中でどういうふうにこれを扱われるのか。ということは、私の意見から先に申し上げますと、これはどこまでもやはり沖繩との一体化の援助として食管会計へはそういう金が入りまして、そうして食管会計からこれは……
○中村波男君 本委員会で相当米の需給問題総合農政等について質疑がかわされてまいったわけでありますが、私はまず最初に「農産物の需要と生産の長期見通し」の中で米の項につきましていま少しお尋ねをいたしたいというように考えるのであります。
「長期見通し」によりますと、面積におきまして五十二年に二百七十六万六千ヘクタール、したがって四十一年に比べまして八八・三%に作付面積が減少するという見通しが立っておるのでありますが、この見通しを立てられました根拠について詳しくひとつ御説明をいただきたい、こう思うわけであります。
【次の発言】 いま官房長からお話しを聞きまして、この見通しというのはいわゆる政策的な展……
○中村波男君 この問題はだいぶ議論してきたところですが、自主流通米ができたという上に立つ現象的な面からいえば、矢山さんが言われたように、政府米をいままでのように上げていけば自主流通米というのはもうたくさん出てこないということになるのですが、その前に政府が自主流通米制度をつくった目的は、メリットはどこにおいておるかというと、いわゆる消費者がうまい米を求めておる、選好に応ずるということを理由の大きなものにしておりますけれども、私はそれはつけ足しであって、それは表面的な理由であって、食管の赤字を最小限度に食いとめると、したがって、百万トンの自主流通米を流通させることによって目に見えて四百億の赤字が減……
○中村波男君 関連でもう少しお聞きしたいと思うのでありますが、いただきました資料の「農地転用統制許可実績」というものの中に、植林への転用が昭和四十二年度で五千二十七ヘクタールある、これは三十年から比較してあるわけでありますが、この農地転用の植林面積というのはトータルとして戦後どのくらい転用されたという数字があればお聞かせをいただきたいというふうに思うわけです。 それからもう一つは、農山村の労働力不足等々もありまして、山畑あるいは山間の田という、いわゆる生産の低いところがどんどんと植林に転用されている、この結果、いま官房長がおっしゃったように、利用区分がはっきりしておりませんから、農業委員会等……
○中村波男君 さっきから質疑を聞いておりますと、全く議論は平行線でありますが、私もう少し具体的にお聞きしたいと思うのであります。私が指摘をするまでもなく、食管法第三条では、「米穀ノ生産者ハ命令ノ定ムル所ニ依リ其ノ生産シタル米穀ニシテ命令ヲ以テ定ムルモノヲ政府ニ売渡スベシ」、これは先ほどから指摘されておりますように、いわゆる米穀の強制買い上げの規定があるわけです。その次の二項へいきまして「前項ノ場合ニ於ケル政府ノ買入ノ価格ハ政令ノ定ムル所ニ依リ生産費及物価其ノ他ノ経済事情ヲ参酌シ」、この経済事情を参酌するという解釈の中に、政府は今回新たに需給事情というものを入れたという、こういう解釈をとっている……
○中村波男君 大臣の出席がまだのようでありますから、食糧庁長官に最初にお尋ねをしたいと思うのでありますが、四十四年産米価の決定にあたって、政府は米価審議会に対しまして、生産者米価については生産費・所得補償方式を基本として、米穀の需給事情を考慮して決定することについて意見を求めたのであります。この点につきましてわれわれとしては、米穀の需給事情を考慮することは食管法違反である、先日の本院の農林水産委員会におきましても足鹿、矢山両委員から指摘をし、その撤回を求めたのでありますが、政府は食管法第三条二項の「経済事情ヲ参酌シ」という中には需給事情が含まれるという、こういう意見によりまして、議論は並行線を……
○中村波男君 関連。大蔵大臣、現実の問題として、町村へ交付されて町村が個人または団体の共同施設等に出すというのでしょう。そうでしょう。そうしますと、少なくとも市町村段階で補助金を交付するということになると、手続上補助申請をまず出しまして、そうしてそれが適当かどうかという上に立って補助を出し、さらにそれを実際に申請どおり使われたかどうかという確認をするという、これが地方自治法に示されておる補助金の交付条件ですね。そのことがやれるかどうかということと別に、事務費が膨大なものになる、町村負担が。それは別に組まれるのか。二百二十五億の中で、事務費というものと実際の補助金というものを区別して予算配分をさ……
○中村波男君 足鹿委員から大体私のお聞きしようという数点について意見を求められたのでありますが、その中でいわゆる都市近郊農業についての将来、足鹿委員のことばをかりますならば、消滅するような可能性はないか。それはほとんどの参考人が、そういうものではない、また政策的に見ましても、新鮮な野菜を供給するための近郊農業、また神戸参考人が御指摘になりましたように、自然供給農業というような形も農業というものを考える上においてあり得ると思うのです。 そこで私は実際問題として、池田参考人がおっしゃいました中で、いわゆる市街化区域というものを広くする必要はないのだ、これも広く狭くということにも問題があって、初め……
○中村波男君 最初に都市計画局長にお伺いをいたしますが、新都市計画法は形式的には知事の権限を強めて一応地方分権化をはかるように見えまするけれども、実際には新都市計画法を成功させますには、ばく大な公共投資を必要とするのではないかと思うわけです。したがって、財源の裏づけを考えない都市計画というのは、これは絵にかいたぼたもちということになりかねないと思うわけです。結果的に事業主体というのは市町村にあるわけでありますから、具体的に申し上げますならば、交付税率の引き上げとかあるいは道路、上水道、下水道などの国庫補助率の引き上げ等々の財政措置を具体的に考えないと、青写真はできたけれども、それを受けて立つ市……
○中村波男君 まず最初に、一昨日の当委員会におきまして、私が質問を申し上げた都市計画法における市街化調整区域の全部または一部が農業振興地域の指定を受けた調整区域について、農地の転用等に対する規制は、都市計画法によって行なうのか、農振法によって行なうのか、その見解をお尋ねしたわけですが、私の理解できるような御答弁をしていただけなかったので、次回に政府の統一見解を出してもらいたい、こう申し上げたわけでありまして、その見解をまず明らかに願いまして、次の質問に移ってまいりたい、こう思うわけです。
【次の発言】 私が質問をいたしました問題点は、行政上の手続の調整ということでは解決しないんじゃないか。いわ……
○中村波男君 鶴園委員からいわゆる農協の別会社の問題について質問が出ておるのでありますが、かつて私は新聞を読みましてその実態をおおむね知り、いろいろ問題を考え、意見を持っているわけです。したがって、私の質問をいたします機会にいろいろお聞きしたいと思っておるところでございまして、幸い鶴園委員からこの問題の指摘があり、さらに質問が続けられるだろうと思いますが、そこで資料要求をこの機会にぜひいたしたいと思うわけでございます。 新聞によりますと、農協による株式取得状況調査の概要を農林省はまとめられた、したがって、この概要の全部といいますか、詳しいものをぜひひとつ資料として当委員会に提出をしていただき……
○中村波男君 先般の本委員会におきましても、農協の政治活動の可否についていろいろ議論があったところでありますが、それに関連をいたしまして、新聞等で拝見をいたしますと、全国農協中央会は去る三日の理事会におきまして全役員の辞任を決定し、二十五日に臨時総会を開きまして新執行部の選出を行なう、こういうふうになっておるようであります。このような事態を招きました直接の原因は、米価値上げ要求を政府・自民党が拒否いたしまして据え置きになったということに対して宮脇全中会長が責任辞職をされた、これが表面上の理由になっておるようでありますが、実際には内部事情というのがきわめて複雑でありまして、はたして執行部の入れか……
○中村波男君 関連。過日の衆議院の予算委員会で、わが党の北山愛郎氏が、一般会計予算の食管会計繰り入れ額を増額補正しながら食管特別会計の補正をしないということは疑義があると、相当追及が行なわれたのでありますが、私もこの問題については問題があると思いますので、関連して簡単に質問を申し上げておきたいと思うわけであります。 政府の見解によりますと、予算額をこえる支出増については予算総則に弾力条項があるから補正を要しない、収入増については予算額をこえる収入増があっても条理上補正する必要はない、四十二年度の食管会計を補正するのは予算総則に定めた食糧証券等による借り入れ限度額九千八百億円をこえる借り入れが……
○中村波男君 私は、本日は食糧管理の問題を中心にして、自主流通、選択的拡大を目ざしております総合農政について質問を申し上げる予定でおるのでありますが、それに先立ちまして、総理も御存じのように、参議院議員源田実氏がアメリカ講演旅行中でございますが、アメリカの国内において講演中止の火の手が上がっておることは私が申し上げますまでもなく先刻御承知のことであると思うのであります。 そこで私が質問を申し上げますのは、源田氏は参議院議員として、開会中に渡米をしておられるのでありますし、自民党の有力な党員である。したがって源田氏の発言というのは、個人、私人の発言として見のがすことのできない重大な発言であると……
○中村波男君 ちょっと関連。一昨日も物統令廃止の是非の問題について御質問いたしたのでありますが、企画庁長官にさらにお尋ねをしたいと思いますのは、自主流通米制度をことしの秋から発足をさせるにあたりまして、すでに昨年からことしにかけまして、これだけ米がダブついておるというのに、いわゆる自由米、やみ米が相当高くなっている。そういう状況の中で自主流通米が発足した場合に、自主流通米はいわゆる実勢価格というものを、どれぐらいに企画庁として見ているのか、またそれとの関連においてやみ米というのがどうなるのか、そういうことをまず見通しとして、企画庁としては相当分析をし、見通しを誤らないようにされた上でないと、物……
○中村波男君 先日の本委員会におきまして、韓国への米の貸与について、食管法第七条第一項を適用して、政令をもちまして貸与することは手続上に疑義があるという意味の質問をいたしたのでありますが、時間切れになりまして質問を残しておりましたので、本日若干政府の見解をただしたいと思っているわけであります。
政府におきましては、去る三月の十日に政令を公布いたしまして米の貸与契約を結ばれたようでありますが、したがって、その政令の内容と契約の条件についてそれぞれ御説明を承りたいと存じます。
【次の発言】 私は、韓国への米の貸与というのは、純然たる余剰米の処分というよりも、経済援助的な理由からこういう協定が結ば……
○中村波男君 私は気象庁の気象の観測体制を中心にして若干お尋ねをしたいと思うわけでありますが、いまさら指摘をするまでもなく、高度の経済成長が進むに従いまして都市への人口の集中、乱暴衣、乱雑な宅地の造成、治山治水事業の立ちおくれ等から、ちょっとした雨や風でも大災害を起こしておる現状であります。したがって、災害も複雑であり、広範囲にわたりだしたのでありますが、こういう状況の中で、台風やあるいは大地震が起こったときの被害を想像しますと、おそろしさを感ずるのであります。そこでまあ一昨年の飛騨川事故の直後の衆参の災害対策特別委員会でも、気象観測体制の強化について決議を行なっておることは御承知だと思います……
○中村波男君 きわめて限られた時間でありますから端的に質問をいたしてまいりたいと思うのであります。第一番に、昨日実質的な数字の上では昨年度に引き続く据え置きという諮問案を政府は出しておるのでありますが、そういう諮問案を出した、すなわち米価を据え置いたという理由につきまして、さらにその算式の理論的根拠について農林大臣から承りたいと思うわけであります。
【次の発言】 算式の内容についてはさらにあとから具体的にお尋ねすることといたしまして、農林大臣に生産費・所得補償方式を基本にして米穀の需給事情を考慮した、そういう立場で諮問をしたという御説明でありますが、四十四年産を据え置きますときに、政府は需給均……
○中村波男君 さいぜんから質疑応答を聞いておりまして、農林大臣はどこの農林大臣かというような、佐藤内閣の農林大臣でないような印象を受けたのであります。もともと生産調整という政策が決定されますまでの経過を見てみますと、全く腰がすわっておらなかった。大蔵原案の二万一千円が三万五千円に上げるという、その立場で五十万トンの農地転用という方針が打ち出されてきたという、こういう偽らざる経過がある。それはそれとして、少なくとも閣議決定をし、政府の方針としてきまった以上、どこかの省でいま検討しておるというような、そういう言い方というのは、少し責任がなさ過ぎるのではないか、こういうふうに思うわけです。 そこで……
○中村波男君 まず最初に、市街化農地の固定資産税の課税問題についてお尋ねをいたしたいと思うわけであります。 四十五年の八月十四日の地価対策閣僚協議会決定、閣議了承の「地価対策について」というのが発表になりまして、この中で「農地の宅地化の促進」という項目があるのでありますが、「市街化区域内の農地の所有者の開発意欲を活用し、農地とくに水田の集団的な宅地化を促進するため農地の所有者等による良質な住宅の建設に対する資金の融通の円滑化を図る。また、市街化区域内の農地の固定資産税及び都市計画税について、農地と近傍宅地との課税の均衡を考慮し、土地保有課税の適正化を図る。この場合において、土地の売渡し、代替……
○中村波男君 きわめて時間が少ないようでありますから、端的に畜産問題、特に酪農を中心にして御質問をいたしたいと思います。 畜産は過剰の米に対する文字どおり選択的拡大の基幹作目であることは言うまでもないわけでありますが、したがって、政府の将来の展望におきましても、二倍以上の生産を必要とする戦略的な作目にしておられるのであります。そこで、本年度の牛乳の関係を見ておりますと、いわゆる過剰傾向、また乳価は停滞を続けておる、こういう状況にあると思うわけであります。酪農法によります酪農近代化方針によれば、四十六年の生乳需要を七百八万トンと見ておられる。また、経営規模では副業で五頭以上、専業で十頭から十五……
○中村波男君 乳価問題を中心に川村委員から相当突っ込んだ質問がありましたので、乳価問題については、私は二、三補足的に質問をいたしたいと思うわけでありますが、四十五年度の需給見通しをこの機会に明らかにしていただきたいと思うわけであります。
【次の発言】 いまの説明によりますと、生産総量が四百九十万トン程度、そこで飲用向けが二百八十万トンを見込んでおる。そうしますと、不足払い限度数量というのを百四十五万トン程度に見込んが出されるのでありますか。
【次の発言】 けさの「日本農民新聞」を見ますと、昨日の衆議院の農林水産委員会で、太田畜産局長の答弁として、限度数量を百五十万トンぐらいにするというような内……
○中村波男君 最初に、林業種苗法の大要について若干お尋ねしたいと思うわけです。
本案が提案されました最大の理由は、幼齢結実や凍霜害の多発にあると言われておるわけでありますが、まずその実態を明らかにしていただきたいと思うわけであります。
【次の発言】 いまお聞きした中に幼齢結実、この状況はどうなっておりますか。
【次の発言】 そこで、この凍霜害の被害が出るということと、いわゆる種苗の不良なものとの関係というのはあるのかないのか明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 凍霜害の原因の中にいわゆる適性でないものが違った地域に植えられるということからくる凍霜害ということはわかりますが、具体……
○中村波男君 本日は、農地法の一部改正を中心にいたしまして、許された時間の範囲内で質問をしたいと思うのでありますが、昭和二十二年に農協法が制定されまして以来、農協が発足いたしまして、食管とともに育ってきたと言われるほど米という幹から販売、購買、信用、共済というように枝葉を繁らせて今日のマンモス農協へと拡大、発展をしていったということはだれも否定できない事実だと思うのであります。したがって、私はまずこの実態を数字的に確認しておきますために以下お尋ねをいたしたいと思うのでありますが、第一番には、米の農協の販売高総額に占める割合、その次は純利益総額に対するウエート、貯金額に対するウエート、購買量高に……
○中村波男君 関連。いま局長の御答弁の、経営上の採算価格ですね。もちろん農産物の価格変動がありますから、恒常的に幾らということは言えぬと思いますが、現在の状況の中で、幾らぐらいが経営上の採算価格だという一つの基準等地を出して試算をしてあれば、この機会に発表してもらいたいと思います。
【次の発言】 改正案の十条五項について若干お尋ねをしてみたいと思うわけでありますが、この十条五項の転用相当農地というものの基準といいますか、転用相当農地というものはどの範囲を政府としては考えておるのか、これを明らかにしていただきませんと問題があると思うのですが、いかがですか。
○中村波男君 中座をしておりまして、質問があったかもわかりませんが、食管法第七条で、韓国、パキスタン等へ貸し付けが行なわれておるわけですが、この貸し付けによって金利ですね、一年間食管で負担をしなければならぬわけでありまから、その金利がどれくらいになるか御報告を賜わりたいと思います。
【次の発言】 これは昨年の予算委員会でも問題にしたわけでありますが、相当金利だけでも食管に大きな負担になっていくと思うんですよ。したがって、食管赤字というものがこの金利負担から累積していくわけですから、したがって、これは別途で経理すべきであるというのが私たちの主張であるわけでありますが、いまトン当たり七千円ですか、……
○中村波男君 私も関連でこの機会に聞いておきたいと思うのですが、川村委員がいまお尋ねをいたしました件に関連して基金が農地等の取得ができる。それからいま池田農政局長は衆議院においても同様の御答弁をなすっていらっしゃいますが、基金の運用の面で農地取得資金として年三分、三十年償還の資金を考えておるというお話でありますが、と言いましても基金が発足をいたしましても、実際問題、そういう基金の資金の余裕の出るのは一定の年限がたたなければそういう資金の運用はできないと思うわけですね、そうでしょう、違いますか。掛け金を徴収してそれで基金の余裕金と申しますか、そういう金が出た上で業務の範囲というのがおのずから運用……
○中村波男君 農用地の汚染防止法について、疑問点を条を追って質問をいたしたいと思うんでありますが、まず第一といたしましては、第二条の三項の「「特定有害物質」とは、」というところに、衆議院で「カドミウム等」という字句が入ったわけでありますが、具体的には政令で定めるとしておりますが、政令で定めます特定有害物質とは何を考えておるのか、明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 農政局長の御答弁に基づいて、さらに確認をいたしたいと思うのでありますが、カドミウムはもちろんのこと、銅、亜鉛についても指定をしたいということでありますが、これは同時指定をおやりになる考えでありますか。
○中村波男君 昨日も質問をいたしたわけでありますが、公共事業で、いま農地局長の御答弁を聞きますと、幾ら下げても十ヘクタール程度ではなかろうかということでありますが、十ヘクタール以下、現実に岐阜県の神岡町におきましては客土をやらなければならぬということが明らかな地域が出てきているわけですが、これは面積にいたしますと十ヘクタールなどにはならないわけです。そういう現実を踏まえまして、十ヘクタール以下はこれは県単事業でやらせるんだとか、あるいはその他の方法を別途考えるとかという明らかな方針というものをこの機会に農林省として出すべきではないかと思うのですよ。今後出てきたならば検討するというようなことで、……
○中村波男君 具体的な内容については大臣が来ましてから同僚なり、関連で質問したいと思いますが、いま次長が御説明になった諮問案を審議会に出して審議を仰いでいるという御説明がありましたが、いま審議会はどういう状況で審議しておりますか、きのうからきようにかけての経過をこの機会にお聞かせいただいておきたいと思います。
【次の発言】 ちょっと関連して。いまのつかみ金、昭和四十四年度は二百二十五億ですね。四十五年は二百三十八億。そこで去年の特に二百三十八億は、米価という性格でお出しになったというふうに当時説明をされておりますし、米価審議会の答申のあとに自民党あるいは農業団体等々から強い不満と突き上げがあり……
○理事(中村波男君) ただいまから交通安全対策特別委員会を再開いたします。
午前に引き続き質疑を行ないます。
まず、午前中の伊部君の質疑に対して建設省から発言を求められておりますので、これを許します。
【次の発言】 質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 はい、資料として提出させます。
○中村波男君 私は食肉の自由化問題について若干質問をしたいと思うのでありますが、政府は円対策の八項目の一つとして残存輸入制限の品目のうち農林関係が七つあるように聞いておるのでありますが、来年の春までには自由化するという方針をきめておると聞くのでありますが、その品目と時期について明らかにしていただきたいと思うわけです。
【次の発言】 まだ品目はきめていないということでありますが、十品目のうちに農林関係が七品目含まれておる。そこで決定はしておらぬと思いますが、しておらないというお話でありますが、七品目の中の大体考えておられる品目ですね、十品目あるのか十二品目あるのか、それらのうちから結局はしぼると……
○中村波男君 時間もありませんから、米の需給問題を中心に質問をいたしたいと思うんでありますが、四十五年度末における過剰米の推計量を約七百二十万トンと政府は見込みまして、これを四十六年から四十九年の四カ年に処分をするという計画をいたしておるのであります。
そこで、まずお聞きしたいのは、四十六米穀年度における二百万トンの処分計画の実績をこの際お聞きしておいて次の質問に移りたいと、こう思うわけです。
【次の発言】 次は、四十六年度の需給計画でありますが、生産量千二百六十九万トンと見まして、さらにそこへ生産調整を百三十九万トン、したがって、政府買い入れば七百四万トン、自主流通米を百七十万トン、こうい……
○中村波男君 ただいまから交通安全対策の調査に関する派遣報告をいたします。 派遣委員は藤原委員長、二木委員、原田委員、柴田委員と私の五人で、去る九月二十七日から十月一日までの五日間にわたり、山口県、福岡県、佐賀県、熊本県、大分県における交通事情及び交通安全施設等の実情を視察してまいりました。 以下、順次事項別に御報告をいたします。 まず、自動車事故関係について御報告をいたします。本年における交通事故の発生状況は、八月三十一日現在で、福岡県では発生件数二万七千百七十三件、死者三百八十三名、負傷者三万六千五百二十九名。佐賀県では発生件数五千三百二十八件、死者百十二名、負傷者七千三百四十四名。……
○中村波男君 ちょっと関連で。さっき道路局長の報告の中に透視度は百四十八メーターという説明がありました。透視度の区分はどういうことになっているんですか。五十ならどれだけとか、そういう区分はどういうふうになっておるんですか。そういう区分はあるんですか。
【次の発言】 私がそれをお聞きしたのは、この報告書を見ますと、視界は百から二百メーター程度と、こう書いてありますね。しかし、その根拠にされたのか、参考にされたのかと思うんですが、沼津分遣隊は二百から三百、それから交通管理隊は三百から四百、事故現場の関係は百、参考と申しますか、出ていますね。ここに視界は約二百メーター程度であったということを公式に言……
○中村波男君 私は、本日は、新幹線公害にしぼって、環境庁長官、その他関係の国鉄、運輸省等にお尋ねしたいと思うのであります。 その前に、第五十五国会におきまして、一応公害対策の関係法案が整いまして、しかしながら、公害による被害者を救済するためには何としても無過失責任制度をつくらなければならぬ、これが国会でも強く要求をされたところであります。国民がその法を強く期待しておるのでありまして、佐藤総理が約束をされましてからすでに三年近いんであります。今回ようやく環境庁におきまして、法案要綱をおまとめになって、今国会に提案をすべく準備中だというようにお聞きしておるのであります。今回は間違いなく提案をされ……
○中村波男君 本日は、国有林の経営の問題を中心にいたしまして、林業問題について質問をいたしたいと思いますが、国有林野事業は、一昨年来から経営が悪化しまして、すでに昭和四十六年度予算におきましては、五十億円という赤字予算を組んだわけでありますが、聞くところによりますと、四十六年度決算において二百億円の赤字が出るといわれておるわけであります。したがって、まずお聞きしたいのは、四十六年度の決算見込み、さらに昭和四十七年度は百億という歳出超過の予算が組まれて提案になっておるわけでありますが、したがって、四十六年度の決算の見込みと、さらに四十七年度百億の赤字予算で、 はたして乗り切れるのかどうか。また、……
○中村波男君 いまの質問に関連してお尋ねするのですが、先生は基本的には国営造成施設等の他種用水の共有化について賛成だということで最初の意見で仰せられたわけですが、そこで農業用水の余剰ができた場合には、他用途に転用させるという一度今度の改正法が開いたわけですが、そこでただ単に目で見て水があるかどうかという判断の前に、やはり余剰農水というものの果しておる役割りと申しますか、たとえば余剰農水が流れることによって、地下水を蓄積ということばが適当かどうか知りませんが、したがって、最近地下水の都市用水あるいは公共用水へのくみ上げですね、このことが地盤沈下に大きな直接的な影響を与えているということは、まあ、……
○中村波男君 総合農政の一環として土地改良事業の新たな推進をはかるために、本案が提出されたと思うのでありますが、しかしながら、その内容及び制度全般についていろいろ検討をいたしてみますと、幾多の問題を抱えておりますので、時間の許す限り質問をいたしたいと思います。 その第一は、農業及び農村の生産及び生活の基盤を造成し、維持管理する農業土木技術施行の基本的法制であることは言うまでもありません。したがって、土地改良制度が長期の見通しの上に立って運用をされるべきであることは、これまた論を待たないところであります。したがいまして、農業生産の地域分担の指標、農振法による土地改良利用計画、国土総合開発計画、……
○中村波男君 いま工藤委員の質疑に対するやりとりを聞いておって私からも確認をしておきたいと思うのですが、いまお手元にお渡ししました写真ですね、これはただ一枚の写真でありませんで、全体の写真もありますから、伐採あと地がどうなっているかということは大体写真で確認できると思うんですよ。そこで、さっき長官の御答弁を聞いておりまして、ことばじりをとらえるわけじゃありませんけれども、契約期限までに搬出ができなかったので、まず植えてから搬出する、そういう関係で搬出が全部完了しておらないのではないか、まあこういう意味の御答弁があったように思うわけです。そこで、これは、混合契約による伐採、地ごしらえ、植林、一連……
○中村波男君 去る五月の十二日の当委員会におきまして、同僚の工藤委員が鹿児島県薩摩郡宮之城町宇都塚国有林十八林班につきまして、いわゆる混合契約、それと一体をなします造林請負について、その不当不法性をただしたわけでありますがいその委員会の質疑におきましては、長官はあまり現地の状況を承知していないので、よく調査をして善処する、そのためには林野庁として現地調査に監査官を派遣する、こういう御答弁があったわけであります。 したがって、まず最初にただしたいのは、監査官を派遣されまして調査をされた結果、工藤委員が質問いたしました点について、実態はどうであったか、詳しくひとつ御説明を伺いたいと思うわけであり……
○中村波男君 先般の当委員会におきまして、鹿児島県の川内営林署一八林班の混合契約の契約不履行問題、さらに造林の手抜き問題、続きまして同じく川内営林署五三よ林小班の間伐払い下げに関する盗伐の疑いがありとして指摘をいたしました事項について、林野庁として至急に調査をしてその実態を明らかにし、報告をするという御答弁があったわけでありますが、御調査が終わったようでありますので、その内容について御報告を承り、続いて質問に移ってまいりたい、こういうふうに考えるわけであります。
【次の発言】 いま御報告いただいたのにつきまして、若干質問をしておきたいと思うのでありますが、長官が「誤盗伐の疑い」という、こういう……
○中村波男君 通産大臣にお伺いいたしますが、今度の災害は御承知のように、非常に範囲が広くて傷が深い。したがって、個人災害をどうするかという議論が非常に強いのですが、実は個人的ですからね、なかなか団体ではないですから、十分大臣のお耳に入っていないかもわからぬが、あるいは十分入っているかもわからぬが、従来、この災害の資金をお世話するとかいろいろやっておりましたが、今度は、まあ回ってみると、工場が流れたとか、あるいは品物が流れたり、冠水したり、まあたいへんな個人災害なんですね。それを従来と同じような取り上げ方をしては、私は不満足なんです。したがって、そういうまあ個人災害ですから、助成ということは非常……
○中村波男君 大臣、関連して質問いたしますが、ことしの計算方法は、生産費・所得補償方式であるかどうか、まず答えてください。
【次の発言】 ちょっと大臣の答弁了解できないんですがね。政治米価、政治米価とおっしゃるが、生産費・所得補償方式を政治米価という批判があったことはないんです。生産費・所得補償方式にもまだまだ不備がありますし、私たちの言う生産費・所得補償方式になっていないから安いということを言っている。諮問が出てから自民党があとにいろいろなものを名目でつけますから、それが政治米価というマスコミのことばになって出てきたんです。これはみずからひとつ訂正してもらいたいと思うんでありますがね。
そ……
○中村波男君 本日は、七月の集中豪雨におきます災害について、それの復旧対策並びに今後の対策等について質問を申し上げ、時間が限られておりまするけれども、食管法の改正あるいは銘柄格差導入による消費者米価の値上げ等の問題について質問を進めてまいりたいと思います。 質問の順序を少し変えまして、木暮部長が所用で時間がないようでありますから、最初にお尋ねをいたしたいと思うんでありますが、今回の災害によりまして岐阜県におきましても激甚地指定を早急に適用してもらいたいという要望が強く出ておるのでありますが、聞くところによりますと、激甚法につきましては、来たる十五日の閣議で決定がなされ、十七日の官報で告示をす……
○中村波男君 先般、当農林水産委員会の派遣委員といたしまして宮崎、大分等を調査、視察いたしたわけでありますが、当該地域の海岸線を中心にいたしましてマツクイムシの被害は、目をおおうものがあり、全く惨たんたる状況を目にいたしました。その他岡山県等にも昨年来、相当な被害が出ておることは、見聞をいたしてきておるわけであります。したがいまして、昭和二十年から二十四、五年にかけてマツクイムシの被害が大きくなりまして、その後少し少なくなったようでありますが、また、最近被害が目立ってきておるわけであります。したがいまして、被害状況について林野庁の関係から御報告を最初に求めたいと思います。
○中村波男君 私は、国有林の売り払い問題について質問に入りたいと思うのでありますが、長野県の軽井沢町追分地籍の三石の国有林地の三十七・九八ヘクタールを不要存置として売り払い計画を林野庁が立てまして、売り払いの相手方は長野県の企業局でありますが、この売り払いの交渉も相当進んでおると聞くのであります。したがって、まず売り払いの理由と今日までの交渉経過について概略御説明を求めたいと思います。
【次の発言】 大臣にお尋ねいたしますが、この問題を大臣はきょうこの場で取り上げます前に御承知であったかどうか、御承知であったとするならば、いつごろ御報告を受けておられるか、念のために参考までにお聞きしておきたい……
○中村波男君 大臣、問題はまあ指摘するまでもなく一月に二千五百円、三月に四千九百円、七千四百円上がったわけでしょう。そこでこのままでほうっておきますと、四月には三千七百円ないし四千円は値上げをせざるを得ないという必至の情勢があるわけですね。したがって、さらに三回目の三千円、四千円という値上げを行なわなければならぬという状況がきたときには、もう酪農は崩壊せざるを得ないと、こういう危機が目の前にあるわけですね。そういう立場から古々米の払い下げも、できるだけ大量に、しかも四十八年度の上半期に集中的に、しかも価格も三千七百円ないし四千円値上がりをするという上に立って、この値上がりを極力押さえるという作……
○中村波男君 最初に、米の流通問題を中心に若干聞いてみたいと思うのでありますが、食糧庁は二月二十四日以来出先の食糧事務所を総動員されまして、全国約二千の食糧倉庫の立ち入り検査を実施された。そのことはモチ米の異常高騰というものが、大手商社の買い占めが原因ではないかという世論に押されて、食管法による伝家の宝刀を抜いたと思うのでありますが、そこで、その調査の結果をできるだけ具体的に説明を求めたいと思います。
【次の発言】 五千七百トン以上をいわゆる摘発をされたと言われますが、これはほとんどモチ米でありますか。
【次の発言】 新聞の報道によりますと、そのうちの五件を食管法違反事件として告発された。そう……
○中村波男君 きょうは、主として林野庁が行なっております除草剤の散布によって各地域でいろいろな被害が出ておりますし、また散布地域の住民からも強い反対が起きている実情にかんがみまして、限られた時間でありますが、それらの問題について若干お尋ねをいたしたいと思うわけであります。 実は草津営林署の十七林班と三十四、三十五林班に対しまして四十四年、四十五年に除草剤を、ヘリ散布されたわけでありますが、その結果として、アスマシャクナゲ――シャクナゲが、全林野労働組合の調査によりますと、二十四ヘクタール、七万本以上の百年あるいは百年以上のアズマシャクナゲまで枯れた、枯死したという問題が新聞にも報道されたので……
○中村波男君 ただいま提案になっております開拓融資保証法の廃止に関する法律について、若干の質問をいたしたいと思うわけであります。 政府は、開拓融資保証制度と農業信用保証保険制度との統合を行なうということについては、大筋において賛成するのでありますが、しかしながら、戦後二十五有余年にわたる開拓事業を一般農政下に移行させるということについて、その移行する過程に幾多の問題が残ると思いますし、さらにこれを進展させる対策等についても若干の問題点がありますので、質問をいたすものであります。 質問の第一は、昭和三十六年十一月に開拓営農審議会の答申を受けまして、昭和三十八年から四十四年にかけて第二次開拓営……
○中村波男君 昨日の朝六時にアメリカが大豆等の輸出規制を行なったのでありますが、したがって、農林省としては、大ショックを受けられまして、きのうはてんやわんやで、いろいろと対策を立てられる余裕がなかったのではないかと思いまして、きのう足鹿先輩の質問に対して、一応の農林大臣から御報告があったのでありますが、一夜明けましたきょう、その後何か新しい情報が入っておれば、この機会に御報告を受けたいし、また、緊急な対策について、それぞれ事務局を督励をされて対策を立てておられると思うのでありますが、それらの具体的な内容があるならば、まずお聞きいたしたいと思います。
○中村波男君 過般の委員会で質問を申し上げたわけでありますが、二日の日の具体的な規制案を見なければ政府としても根本的な対策は立たない。こういう御答弁でありましたわけでございますが、今朝、その内容が発表されまして、ただいま大臣から御報告を受けたわけでありますが、ただいまの大臣からの御報告によりますと、七、八月分の契約済みが五〇%規制になるんだと、こういう御答弁をお聞きいたしました。そこで、期末在庫が二十一万トン程度になって、いわば相当需給の関係は苦しくなるという、こういう結果になるということでありますが――関連でありますから、長い時間をおかりして具体的にお聞きすることもできませんので、資料として……
○中村波男君 この機会に要望になると思いますが、実態を御報告申し上げて格段の行政指導をお願いしたいとこう思うのであります。 その件と申しますのは、先般、実は北海道の知床国立公園、このほとんどが国有林でありますが、ここにスーパー林道二十五キロ程度開設をいたしまして、この林道の開設によってたいへんな山地崩壊を来たしておりますし、まことに実態を見まして、北海道の秘境といわれておる知床を、これまでに自然破壊をする林道の開設というものについては問題があるということを強く感じたわけであります。この問題は別な機会に大臣にも申し上げて、早急にひとつ対策を立てていただきたいと思っておるのであります。 そこで……
○中村波男君 豚肉の輸入にからみ脱税事件が持ち上がっておるようでありますが、したがいまして、その経過、内容等をお尋ねすると同時に、豚肉の流通問題について若干質問をいたしたいと思うわけであります。 まず最初に、大蔵省にお尋ねをいたしたいのでありますが、去る二月の九日の新聞によりますと、大蔵省関税局と東京税関は、豚肉の輸入にからみ、丸紅など一流商社の多額な脱税をしていることがわかりまして捜査をされ、関係商社の捜査を行なって証拠固めを急いでおられる、こういう新聞記事が出ておったわけでありますが、その脱税額は数億円にのぼると見られるという、こういう内容でありました。したがって、相当数カ月の時日的な経……
○中村波男君 私は、飼料の大幅値上げに伴って畜産が崩壊の危機に直面いたしておるというこの現実を踏まえまして、政府のこれらに対する対策について若干御質問をいたしたいと思うわけであります。 世界的なインフレの波紋を考えてみますと、その元凶の一つが、国際農産物市況は不足という基調の中で高騰いたしまして、アメリカの農産物の規制の解除と、また、アメリカを初めとする主要農産国の豊作等がありまするけれども、しかしながら、高値圏内での一進一退を繰り返しているというのが現状ではないかというふうに思うわけであります。したがって、今後の需給の予想としては、とにかく峠を越したということは大かたの見方のようであります……
○中村波男君 農林省は昭和四十六年の十二月に、畜産局長の私的な諮問機関ともいうべき飼料規格等設定委員会の議を経まして、飼料の品質改善に関する法律施行規則で、尿素及びジウレイドイソブタンを加えて飼料に指定をいたしたわけであります。私たちは、もともと尿素とジウレイドイソブタンの飼料化については、安全性について、たいへんな疑問を持っておったのでありますが、残念ながら、私たちの疑問が富山県で表面に出てきたというべきであります。御承知のように、農林省の安全宣言によりまして、その後着々と飼料化が進められ、全農においては、四月二十四日に、従来の飼料からいわゆるハイラックという名前で切りかえたわけであります。……
○中村波男君 防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案の今回の改正内容のうち、任期制自衛官の退職手当について特に優遇措置をとっていられるのでありますが、まずその理由を明確にしていただきたいし、また二任期隊員に対する手当を倍額にしております。すなわちこの二百日分及び三任期隊員の退職手当百五十日分の根拠は何によるのか、明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 ただいま山中長官の御答弁にもあったのでありますが、今回の退職手当の改正というものは、任期制自衛官の二任期、三任期への継続任用の奨励という、言いかえますならば、不足している自衛官の確保というところに大きなねらいがあるというふうに私は見てお……
○中村波男君 運輸省設置法の一部を改正する法律案については、先回の当委員会におきまして、かなり突っ込んだ質疑が行なわれておりますので、まず私は最初に、運輸省の自動車行政一般について若干お尋ねをいたしたいと思うわけであります。 まず最初にお聞きいたしたいと思いますのは、自動車によります事故発生の原因について、運輸省なりあるいは警察庁として統計がとられておると思いますし、発生状況あるいは原因別に数字をお持ちになっておると思いますので、業種別といいましても大別でけっこうでありますが、バス、トラック、ハイヤー・タクシー、この三つぐらいに分けまして、事故の発生の割合等について、まずお伺いいたしたい、こ……
○中村波男君 公取から御出席いただいておりますか。――ついでと言って申しわけないんですが、お帰りいただく関係もあろうと思いますので、最初に公取に御質問いたしたいと思います。 ミシン用の綿紡カタン系が、会国縫糸卸協会が値上げのやみ協定をした疑いがあるというので、去る三月七日の岐阜の県議会で県当局に質問が行なわれまして、それに対して岐阜県の企画部長は、価格協定は独禁法違反であると公取委に通報して、公取を通じて実態の調査をしてもらうという答弁をいたしていたわけであります。したがいまして、県は翌八日の日に、公取の名古屋の事務所へその内容等について報告をして、調査の依頼をいたしたというふうに承っておる……
○中村波男君 まず、行管関係から質問に入りたいと思うんです。 さきの国会におきましては、行政管理庁長官の所信表明演説の中で、当委員会における所信表明でありますが、行政組織及び行政運営の改善に関する諸問題について基本的な考え方が説明されておりましたけれども、今国会では行政改革計画については全く言及されておらない。また、田中内閣の発足以来、行政改革に対する具体的な動きも見られない。そこで、まず、基本的な行政改革についての政府の態度についてお聞きをしておきたいと思うんでありますが、田中内閣の行政改革に対する姿勢、方針はどのようなものがあるのか、長官から御説明をいただきたいと思います。
○中村波男君 私も畜産の問題を中心に若干質問をいたしたいと思います。 いまさら指摘をするまでもなく、狂乱物価の中で特に飼料は昨年の一月から今年の二月まで四回、約倍という飼料の大幅値上げが行なわれたのでありますが、したがって、いわゆる生産費の高騰と商品安がしいられております畜産農家は、怒りその極に達しまして、三月末に例年開かれますところの畜産審議会で畜産物の価格がきめられるのでありますが、それを待ち切れず、早く畜産振興審議会を開いて価格を生産費に合うようにきめてくれ、こういう強い運動が展開されておるのであります。したがいまして、政府自民党は、畜産農家のこの価格引き上げ要求こそ、国民のたん白質源……
○中村波男君 私は、本日は国土利用計画法を中心にいたしまして、それに関係する問題について質問を申し上げたいと思います。
まず最初に、国土庁にお尋ねをいたすのでありますが、去る二月の三日に発表されました地価動向によりますれば、五十年一月一日現在において、前年同月比で住宅地は東京都で一一・七%、全国平均で九・四%の値下がりをしたとありましたが、この地価動向調査の要領を簡単に説明願いたいと思います。
【次の発言】 まず最初に、国土庁所管の金丸さんに御質問いたしたいと思うんでありますが、私が見聞するところによりましても、不動産売買というものは沈滞をしておる、土地のバーゲンを実施する業者さえも出てきて……
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
去る五月の三十日の本会議におきまして建設委員長に選任されました中村波男でございます。
皆様方の全面的な御支援、御協力のほどをお願い申し上げます。私といたしましては誠意を持って当委員会の公正な運営を行ってまいりたいと存じます。何とぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 小野前委員長から発言を求められております。小野君。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る五月三十日、亘四郎君及び増原恵吉君が委員を辞任され、その補欠として中村禎二君及び望月邦夫君が選任……
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
宅地開発公団法案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
また、本日、宅地開発公団法案の審査のため、住宅金融公庫の役職員を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 宅地開発公団法案を議題といたします。 本法律案につきまして、本日はお手元に配付いたしております名簿の方々を参考人として御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言あいさつを申し上げます。 皆様には御多忙中のところを御出席いただきまして、まことにありがとう存じます。皆様から忌憚のない御意見を拝聴し、本案審査の参考にいたしたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 なお、議事の運営といたしましては、設楽参考人、浜崎参考人、下総参考人、小沼参考人及び椚座参考人の順序で、お一人十五分程度御意見をお述べいただき、……
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、上田耕一郎君が委員を辞任され、その補欠として渡辺武君が選任されました。
【次の発言】 宅地開発公団法案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 田代君の要求の資料、お出しいただきたいと思います。よろしいですか。
【次の発言】 他に御発言もなければ質疑は終局したものと認めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、質疑は終局いたしました。
○委員長(中村波男君) ただいま、から建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十八日、井上吉夫君及び渡辺武君が委員を辞任され、その補欠として遠藤要君及び上田耕一郎君が選任されました。
【次の発言】 都市再開発法の一部を改正する法律案及び大都市地域における住宅地等の供給の促進に関する特別措置法案を一括議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 これより委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き両案の質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
都市再開発法の一部を改正する法律案及び大都市地域における住宅地等の供給の促進に関する特別措置法案の審査のため、本日、住宅金融公庫の役職員を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、都市再開発法の一部を改正する法律案及び大都市地域における住宅地等の供給の促進に関する特別措置法案を一括議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
都市再開発法の一部を改正する法律案及び大都市地域における住宅地等の供給の促進に関する特別措置法案を一括議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、河本嘉久蔵君が委員を辞任され、その補欠として福井勇君が選任されました。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本案に対する質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
これより都市再開発法の一部を改正する法律案の討論に入ります。御意見のあ……
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 これより請願の審査を行います。 第二号総需要抑制下における建築投資の緩和等に関する請願外百五十五件を一括して議題といたします。 本請願につきましては、便宜、理事会におきまして下審査をいたしました結果、第二号総需要抑制下における建築投資の緩和等に関する請願外四十六件は、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものとし、第一四号一級河川の大規模改良工事等に対する国の負担割合の継続に関する請願外百八件は、これを保留とすることに意見が一致いたしました。 なお、採択となります請願第七五号公団家賃のいっせい値上げ……
○中村波男君 政治資金規正法が問題になりかけましてから長い年月がたっているのであります。四十二年、佐藤内閣が設置いたしました第五次選挙制度審議会は、個人献金と党費にしぼるよう答申がなされました。しかし、その案は当時の政府・自民党の手で骨抜きにされまして、昭和四十二年、三年、四年と連続、すなわち三回提案をされたのでありますが、自民党の強い反対によって廃案になったという、こういう経過、いきさつがあるわけであります。こういう経過の中から、今回政府が政治資金規正法並びに公職選挙法の改正案を提案になりましたいわば動機といいますか、きっかけといいますか、その裏には政治的な背景があったと思うのでありますが、……
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会においても建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行うこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時三十九分散会
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一月四日、上条勝久君が委員を辞任され、その補欠として細川護煕君が、また本日、細川護煕君が委員を辞任され、その補欠として上条勝久君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十年度における道路整備費の財源の特例等に関する法律案を議題とし、本案の趣旨説明を聴取いたします。仮谷建設大臣。
【次の発言】 これより本案に対する質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は本日はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午前十一時一分散会
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
昭和五十年度における道路整備費の財源の特例等に関する法律案の審査のため、本日、日本道路公団及び首都高速道路公団の役職員を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 昭和五十年度における道路整備費の財源の特例等に関する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にし、午後一時まで休憩をいたします。
午前十一時三……
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十五日、上條勝久君が委員を辞任され、その補欠として細川護煕君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
請願第二三号尾瀬の水の広域的運用に関する請願外十九件を一括して議題といたします。
これらの請願につきましては、あらかじめ理事会におきまして審査いたしました結果、第五九六二号政府の高家賃政策反対、安くて住みよい公共賃貸住宅の大量建設に関する請願九件及び第六二・九六号国道四十七号線川渡・鳴子間バイパス工事の実現に関する請願は、議院の会議に付するを要するも……
○中村波男君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十五日、細川護煕君が委員を辞任され、その補欠として上條勝久君が選任されました。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会においても建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行うこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
議事に先立ち一言申し上げます。
去る一月十五日、建設大臣であられました仮谷忠男君が急逝せられました。謹んで御報告申し上げます。
この際、故仮谷建設大臣の霊に対し、ここに謹んで哀悼の意を表し、黙祷をささげたいと存じます。
全員御起立を願います。黙祷始め。
【次の発言】 ありがとうございました。御着席を願います。
【次の発言】 まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一月二十二日、小野明君が委員を辞任され、その補欠として吉田忠三郎君が、また、一月二十三日、上田稔君及び田代富士男君が委員を辞任され、その補欠として山内……
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。
初めに、建設大臣から建設行政の基本施策について所信を聴取いたします。竹下建設大臣。
【次の発言】 村田敬次郎建設政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。村田建設政務次官。
【次の発言】 次に、国土庁長官から国土行政の基本施策について所信を聴取いたします。金丸国土庁長官。
【次の発言】 野中英二国土政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。野中国土政務次官。
【次の発言】 次に、今期国会における建設省関係提出予定法律案の概要について政府……
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案を議題とし、本案の趣旨説明を聴取いたします。竹下建設大臣。
【次の発言】 この際、理事会の申し合わせにより一言申し上げます。
本法律案は、住宅不足の著しい地域における良好な居住環境で適正家賃の賃貸住宅の供給の促進等を図るため、農地の所有者がその農地を転用して行う賃貸住宅の建設等に要する資金の融通について、政府が利子補給金を支給する契約を結ぶことができる期間を延長しようとするものでありまして、本法律案の十分な審議が望まれるものであります。
しかし、現行法によ……
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
都市公園等整備緊急措置法及び都市公園法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こして下さい。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時四十九分休憩
【次の発言】 ただいまから委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、三治重信君が委員を辞任され、そ……
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十二日、上條勝久君、中村利次君及び沢田政治君が委員を辞任され、その補欠として夏目忠雄君、三治重信君及び鈴木力君が、また本日、夏目忠雄君が委員を辞任され、その補欠として大谷藤之助君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事補欠選任についてお諮りいたします。
先ほど御報告いたしましたとおり、沢田政治君の委員異動に伴い理事に欠員が生じましたので、この際、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ござ……
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十三日、鈴木力君が委員を辞任され、その補欠として沢田政治君が選任されました。
【次の発言】 下水道整備緊急措置法及び下水道法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時二十分まで休憩いたします。
午後零時十九分休憩
【次の発言】 これより委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
住宅金融公庫法の一部を改正する法律案の審査のため、本日、住宅金融公庫及び日本住宅公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 住宅金融公庫法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時二十分まで休憩いたします。
午後零時十四分休憩
○中村波男君 昨年の五月三十日に建設委員長に選任をされまして以来、微力でございまして、いろいろ不行き届きの点も多々あったわけでありますが、理事の皆様方の御協力、さらには各委員の御鞭撻、御支援によりまして、大過なく今日退職することができましたことを謹んで厚くお礼を申し上げたいと存じます。 私の後任に竹田四郎君が選任をされたわけでありますが、私以上に皆様方の御協力と御支援をお願いを申し上げたいと存じます。 なお、事務局、いわゆる委員部、調査室の職員の皆さんにも大変御協力をいただきましてありがとう存じました。厚くお礼を申し上げます。(拍手)
○中村波男君 私は、先般の十七号台風に伴う水害について、治水対策を中心に質問を進めたいと思うのでありますが、その前に天野国土庁長官に二、三お尋ねをいたしまして、質問が終わればお引き取りいただいて結構だと思うのであります。 その問題と申しますのは、先般社会党を代表いたしまして災害対策で長官にお会いをし、申し入れました中で、長官からも、いわゆる個人災害については、この機会に庁内で小委員会を設けて、実行措置をも含めて検討してみたいという趣旨のお話があり、さらに十月の四日でございましたか、本院の予算委員会で前川旦君の質問にお答えになりまして、その趣旨は、新聞によりますと、「昭和四十五年から三年間、共……
○中村波男君 本日は、政府に対しまして地震の予知及び防災対策、並びに先般当委員会から岐阜県下の水害の災害調査に派遣された一員といたしまして、木曽三川の今後の治水対策等について質問を申し上げる予定を立てておるところでありますが、その前に、本日は萩原地震予知連絡会長さんが時間のやりくりをしていただきまして、私の求めに応じていただきましたことをまずもってお礼を申し上げたいと思います。 そういう関係もございまして、最初に萩原参考人にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、申し上げますまでもなく、地震予知連絡会というのは研究者レベルで構成をされております地震連絡会でございまして、その連絡会なるものは権……
○中村波男君 本日は、中小河川のはんらんの問題、がけ崩れ等に対して建設省に主として質問を申し上げる予定でありますが、天野国土庁長官が退席をされる時間が迫っておるようでありますから、まず最初に長官並びに河川局長に御質問をいたしたいと存じます。 その問題は、激災法四十条の二項で、水防資材に対する助成が決められておるのでありますが、それによりますと、資材として十六品目に限られておるのであります。しかし、実際に水防を行います場合に、この十六品目以外にいろいろな資材が必要であり、また水防を行うための経費というのが大変かかるわけであります。資料としてそちらに提出をいたしましたのによりましても、たとえて申……
○中村波男君 限られた時間でありますからできるだけ端的に御質問をいたしますので、要点を的確にお答えいただけたらと存ずるのであります。 まず最初に、昨二十五日に農林省告示をもちまして、北海道及び東北六県を対象に規格外玄米買い入れ等についての告示を行われたのでありますが、このほかにも新潟県、長野県、私の出身地である岐阜県等についてもかなりの冷害による被害が出ておるのでありますが、たとえて申し上げますと、岐阜県の飛騨地区を中心にいたしまして冷害の減収量が二千トンとも言われております。したがって、規格外の米がこれまた相当出ることは明らかでありますので、これらの被害県についても北海道と同様に措置を講ぜ……
○中村波男君 たいへん時間も経過しております。同僚先輩議員五人から相当質問がありましたので、数点落ち穂拾い的に質問をしてみたいと思うのでありますが、私は新都市計画法はベースヅーニングとして市街化区域と調整区域の二つに分けまして、今日どんどん進んでおりますスプロール化を押さえて健全な発展と秩序ある都市をつくろうというところにあると思うのであります。逆な見方をしておるのでありますが、市街化区域、調整区域をつくるということは簡単であります。言うことは簡単であります。そこで実態を見ますると、すでにスプロール化が進んでおりますから、それを区分するときに、実際問題としては市街化に編入してもらいたいという一……
○中村波男君 最初に藤澤先生にお尋ねしたいんですが、まあ日本も児童手当がようやく日程にのぼってまいりましたが、防貧的社会保障として児童手当を考えます場合に、所得制限というものをつけるべきなのか、つけるべからざるものかということが一点。それから、岐阜県におきましても、県で独自に児童手当の制度をつくろうというので、知事がいろいろ考えておりまして、議論を呼んでおるのは、求人難等から考えて、県独自の経済成長発展をするために人口がふえたほうがいいという考え方があるわけです。したがって、一子には児童手当をつけなくてもいいんだ、ただ二子以上につけようということで、議論を呼んでおるわけでありますが、将来の人口……
○中村波男君 きわめて短い時間でありますから、加工原料乳の保証価格を主として、率直に端的に御質問をいたしたいと思うのでありますが、政府は、四十四年度の加工原料乳の保証価格等について畜産振興審議会に諮問をされまして、いよいよ四月一日に告示になると思うのでありますが、その諮問内容を拝見いたしますと、四十二円七十五銭、たしか昨年より二十三銭上がるという、こういう内容であるというふうに思うわけであります。農協あるいは酪農団体は、要求乳価として五十六円九十五銭を政府に強く要求をし、要請をし、運動をいたしてきたのでありますが、その価格からいえば十四円二十銭低いという、こういう結果であると思うのであります。……
○中村波男君 さいぜん上田議員からも遭難機が当日自衛隊機の異常接近を受けたという指摘があったわけでありますが、最近特にニアミスの事件が頻発をしておるようでありますが、今日までニアミスの実態というのはどのようになっておるかをまず明らかにしていただきたいと思うわけであります。
【次の発言】 やらせてください。
【次の発言】 運輸省もまとめておられるようでありますが、運輸省のまとめておる件数をこの際御報告を願います。
【次の発言】 さらに運輸大臣にお尋ねしますが、いまの件数の中で自衛隊機との異常接近、米軍機との異常接近の件数を具体的に示してもらいたいと思います。
○中村波男君 今回の国鉄運賃の値上げにはもちろん反対でありますが、農林畜産物資の貨物運賃につきまして、昨年の十月以来、公共政策割引の措置が半減をいたしまして、言うまでもなく今年の九月三十日をもって全廃になるわけでありますが、したがって、二四・六%の運賃値上げとダブルパンチになりまして、農林漁業者に甚大な打撃を与えると思いますと同時に、消費者物価の高騰への影響を考えまして、私は農林水産委員の一人として、それらの問題について質問をいたしたいと思うわけであります。 まずお聞きしたいのは、公共割引の存続時と全廃後の、貨物運賃引き上げを含む主要農林水産物資の運賃改定率と運賃引き上げ額はどれほどになるの……
○中村波男君 私は国土緑化推進運動の柱ともいうべき全国植樹祭のあり方について若干お尋ねをいたしたいと思うわけであります。 質問を申し上げます前に国土緑化推進委員会の副理事長の三浦辰雄さんに参考人として御出席をいただきましてありがとうございました。 質問の第一は、来たる四月八日開催予定の宮崎県小林市夷守台の全国植樹祭はその会場の面積といい、事業費といい、参会者の予定数といい、いまだかつて全国にその例を見ない大規模な大がかりなものだと聞いておりますが、その具体的な内容、予算等について三浦副理事長にお尋ねをいたしたいと思うわけであります。
○委員長(中村波男君) ただいまから建設委員会、地方行政委員会、農林水産委員会、運輸委員会連合審査会を開会いたします。
先例によりまして、私が連合審査会の会議を主宰いたします。
宅地開発公団法案を議題といたします。
本案についての趣旨説明はお手元に配付してあります資料により御了承願うこととし、直ちに質疑に入ります。
この際、政府側にお願いをいたします。質疑者の持ち時間は答弁時間を含めた時間でありますので、簡潔、適切な御答弁を賜りますようお願いいたします。
それでは、質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後四時まで休憩いたします。
午後一……
○中村波男君 限られた時間でありますから端的にお尋ねいたします。 最初に浦田先生にお尋ねをいたしたいと思うわけであります。 先生は、今回の公選法の改正案は言論活動の抑圧であり、文書、表現の活動の規制があるので憲法違反または違反の疑いがあるということをおっしゃったわけでありますが、私も努めて言論や文書、表現の規制というようなことばやるべきでない、やらせるべきでない、こう考えておるのでありますが、しかし公正、適正な選挙をやりますために、一定のルールといいますか、同じ土俵で争うということも必要になるんじゃないかと思うわけであります。したがいまして、現行法でもポスター、選挙公報等のもちろん制限もあ……
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