国会議員白書トップ参議院議員田代富士男>委員会発言一覧(全期間)

田代富士男 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

田代富士男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
329位
委員会発言歴代TOP100(参)
53位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
417位
委員会出席(無役)歴代TOP500
335位
委員会発言(非役職)歴代TOP50
48位
各種会議発言歴代TOP100
79位
各種会議発言(非役職)歴代TOP100
71位

7期委員会発言TOP25
19位
7期委員会発言(非役職)TOP25
19位
9期委員会発言TOP50
32位
9期委員会発言(非役職)TOP50
27位
10期委員会発言TOP50
37位
10期委員会発言(非役職)TOP50
37位
10期各種会議発言TOP10
10位
10期各種会議発言(非役職)TOP10
9位
11期委員会発言TOP50
26位
11期委員会発言(非役職)TOP25
25位
13期委員会発言TOP50
48位
13期委員会発言(非役職)TOP50
47位

このページでは田代富士男参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。田代富士男参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

7期(1965/07/04〜)

第51回国会 社会労働委員会 第2号(1965/12/28、7期、公明党)

○田代富士男君 私は、国立療養所、元大阪厚生園におきまして、昭和三十二年ごろより昭和三十九年一月ごろまで、約六年間にわたり実施されておりました、じん肺健康診断並びに一般臨床検査の料金を国庫に納入せずに、病院内に特別会計を設置して、関係幹部数人で恣意に支出していた不祥事件について質問をいたします。まず、厚生省、次に法務省当局から順次に与件の概況の説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 時間がないとおっしゃいましたので。
【次の発言】 ここにいらっしゃる皆さん方に事件の概要を申し上げますと、大阪にございます国立養療所、現在は近畿中央病院という名前に変わっておりますが、元厚生園長の瀬良好澄、ま……

第51回国会 逓信委員会 第12号(1966/03/29、7期、公明党)

○田代富士男君 ずいぶん時間がかかりまして、前田会長はじめ参考人の方もお疲れじゃないかと思いますが、簡単に終わるようにいたしますから、よろしくどうぞ。  最初に、今年度の予算を見ますと、放送受信困難な地域の解消をはかるために、大阪大電力放送局の建設ということが計上してあります。まあ人工衛星を打ち上げて宇宙通信ということも考えられる中にあって、受信困難な地域ということは考えられないわけなんです。事実上はこういう地域があるので、NHKとしてこういう建設をなされるのは当然かと思いますが、これ以外にもいろいろ建設予定の事業が載っておりますが、一つ一つを検討すれば、きょうは時間もありませんから、その代表……

第51回国会 逓信委員会 第18号(1966/04/28、7期、公明党)

○田代富士男君 ただいまお話がありましたとおりに、大臣は御都合で一時間ほどだそうでございます。いまも永岡委員より問題になっております郵便法の問題についていろいろお話がありました。きょうは皆さん方も、あすからは連休でありますし、きょう委員会をやっているのはこの委員会だけでございますし、心もそちらのほうへ向かうばかりじゃないかと思うわけです。そういうことも心得ておりますが、だがこの郵便法はいま国民の焦点になっておりますし、永岡委員の申された点につきましてはできるだけ私もダブらないようにして、そのように心得ていきたいと思いますから、ひとつよろしくお願い申し上げます。  まず第一点でございますが、郵便……

第51回国会 逓信委員会 第23号(1966/06/02、7期、公明党)

○田代富士男君 午前中はこの会場で、逓信と物価の合同委員会がありまして、大所高所から今回の郵便料金に対して検討が加えられました。この郵便料金の問題につきまして、ただ逓信委員会で解決すればすべてが解決するという問題じゃないんじゃないかと思うのです。やはり公共料金の問題すべては、すべての機構構造をあげて対処していかなかったならば、解決できないんじゃないかと思うのですが、そこで、今回の料金値上げ、あるいは現在の不況ということを考えてみますれば、前池田内閣の経済政策の失敗、物価政策の失敗であるということは、現在総理になっていらっしゃる佐藤総理もそのような批判的な一人として申していらっしゃいました。とこ……

第51回国会 逓信委員会 第27号(1966/06/23、7期、公明党)

○田代富士男君 ただいま委員長から、適当にひとつやってもらいたいというとどめの話がありましたけれども、委員長の趣旨は体しましてやらしていただきたいと思います。そのつもりで問題をまとめまして申し上げたいと思いますから、その点よろしく御了解願いたと思います。  まず最初に、いろいろ今日まで議論されてまいりましたが、出されました提案理由の説明によりますと、「この三年の間に、これらの施設につき、公衆電気通信の一元的運営に関する基本方針に基づいて問題の解決をはからなければならなかった」と、そのようにあるけれども、どのように努力をしてきたか。また、二年延長して最終的措置を講じようとするとしてありますが、ど……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1966/03/11、7期、公明党)

○田代富士男君 いま各界の代表の方からいろいろな意見をお聞きいたしまして、幸い私は前回の物価対策委員会の視察のおりに静岡県の指定産地になっております志太地区へも行ってまいりました。いま、卸業者の代表また仲買い人の代表、小売り業者の代表あるいは生産地の代表の方の意見をいろいろ聞かさしていただきました。小売り業者の意見とすれば、もっと安くしてもらいたいというのがだれしもの願いでありますが、流通機構等の問題点に価格を解決する問題があるんじゃなかろうか。ところが生産者は、普通のサラリーマンの生活費と生産地の人々の生活費との違いというものはたいへんだといういまの事情も聞いたわけなんです。じゃ、どこに一体……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1966/03/18、7期、公明党)

○田代富士男君 ただいま各界の代表の方からいろいろお話を聞かしていただきましたが、いろいろ考えてまいりますれば、牛肉のもとになるところの牛の飼育に手間がかかりまして割合が合わないから、そういう牛がだんだん減ってきた、そういうようなお話もただいまお聞きいたしまして、聞くところによりますと、いま日本の飼育頭数は十年前の約半分ぐらいになっている。約百五十万頭ぐらいしかないと、そのようにもお聞きしているわけなんです。だから、このような反映で肉の値段等もずいぶん値上がりしているという一つの要因になるんじゃないかと思うわけなんです。昨年二月のキロ当たりの単価は三百六十円じゃなかったかと思います。ところが、……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第9号(1966/06/03、7期、公明党)

○田代富士男君 いま委員長のほうからまだあと質疑されるお方がいらっしゃるからというわけで、三問だけ藤山長官にお尋ねしたいと思います。  この前の新聞を見ましたら、われわれの国民生活の状態がどうであるかという全国的な世論調査がなされたわけなんです。その世論調査の新聞を見ておりますと、今日、百人のうち五十二人が前の年よりも暮しが苦しくなった。このような一応の数字の上でありますが、結果が出ております。また、この五十二人という数字の中におきまして、何が一番生活の中で苦しくなっているかと、それは食料品関係である、そういうようなことも言われておるわけなんです。  それで藤山長官は物価のお目付役としていろい……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第10号(1966/06/10、7期、公明党)

○田代富士男君 きょうは農林大臣も御出席していただいて、米価の問題を中心に、いろいろ検討会をやりたいという前回のお話でありましたが、きょうは農林大臣が御出席にならなかったわけなんですが、幸い藤山長官が御出席でありますから、藤山長官にちょっとだけお伺いしたいと思うのですが……。  もうすでに、御承知のとおり五月二十三日ごろの新聞であったかと思いますが、田中幹事長が生産者米価は上げても、消費者米価は現状維持、据え置きでいく、このような意味の発言をなされたのじゃないかと思います。それに対しまして、藤山長官は、その五月二十三日の田中幹事長の話は田中幹事長個人の見解である、そういう意味のお話をなされてい……

第51回国会 文教委員会 第10号(1966/03/30、7期、公明党)

○田代富士男君 ただいま問題になっております国立養護教諭養成所設置法の一部改正案の中で、昭和四十年におきましては、すでに北海道の学芸大学、また岡山の岡山大学において設置されて、昭和四十一年度には青森、大阪、熊本の三カ所に養護教諭養成所を設置したい、かような計画がなされております。この計画も一貫いたしまして、五カ年計画の五千二百名の養護教諭を養成したいという目的に対した一環の対策じゃないかと思うわけなんです。ところが現在の状況を見てみますと、五カ年先の五千二百名という、このような目標にはほど遠いような感じがするわけなんです。であるならば、当初の目的に対してどうしてこういうふうに達成できない状態で……

第52回国会 逓信委員会 閉会後第2号(1966/10/08、7期、公明党)

○田代富士男君 時間も参ったようでございますけれども、おもな点だけお願いしておきたいと思いますが、最初に、ことしの四月、五月、六月と、この委員会でも検討されまして、今回の郵便料金の値上げに踏み切ったわけなんです。その間の過去委員会の内容を通じて一貫した郵政省の立場は、あくまで近代化あるいは建設的な面にそういう値上げの増収分を充てていくのだという、そのような答弁を受け、私もそのように期待をしていたのでございます。そして、御承知のとおりに、七月ごろより郵便料金は二八・八%の値上げをいたしまして、新しい時代として発足してきたわけなんです。その郵政事業の前進にあたって、七月からですから、七、八、九、十……

第52回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1966/11/21、7期、公明党)

○田代富士男君 いま再販価格の問題につきましていろいろ討議されておりますが、私もその問題について一、二お尋ねしてみたいと思います。  通産省は、家庭電器の価格は、冷蔵庫は日立、洗たく機は松下、三洋、あるいはカラーテレビはソニー、このような会社がまず値段をきめて、ほかの会社はこれに追従するという形で、結果的に価格水準が似通ったものになされているわけなんです。このようなプライス・リーダー制は長い間の商業上の慣習である。この問題についても、いま話が出ておりますとおり、公取委員会がこれを管理価格と見て追及されているわけなんです。それに対しまして、通産省は、管理価格と見るのは誤解である、このように業界を……

第55回国会 運輸委員会 第4号(1967/05/18、7期、公明党)

○田代富士男君 去る五月十六日夜でございますが、東京国際空港においてケーブル線の故障のために飛行機の着陸が不能になり、そうして一時内外のお客に対しまして迷惑をおかけいたしたわけなんです。三時間ほどおくれまして、一応もとどおりというわけにはまいりませんが、便宜的にも発着できるようになった次第でございますが、幸いにも人身事故というような大きな事故にまで発展せずして、小さな事故でとどまりましたが、当日私、その事故の現場にも参りまして、いろいろな起こってきた事故というものが単発的なものであるか、あるいは一貫して連続したものであるかというところにいろいろ問題があると思いまして、私も私なりの立場で見て参り……

第55回国会 運輸委員会 第8号(1967/06/06、7期、公明党)

○田代富士男君 いまいろいろと鉄道新線の十カ年の計画につきまして質疑が行なわれまして、私はこの問題をずっと聞いておりました。きょういただきましたこの資料の中にも「今後の経済発展に伴う鉄道輸送需要の増大に対応し、かつ、国土の総合的な開発と効率的な利用をはかるため鉄道交通網を整備し、もって産業基盤の強化と地域格差の是正に寄与するとともに、国民生活の向上に資することを目的とし、これに必要な鉄道新線のうち、早期に建設することを要するものについて」は、あとにいろいろ計画が載せられております。で、このような国鉄というものは人間の体にたとえるならば、血管の役目になるのじゃないかと思うのです。要するに、血管が……

第55回国会 運輸委員会 第13号(1967/06/22、7期、公明党)

○田代富士男君 いま海運問題につきましていろいろ論議がなされましたが、この海運問題は、特に外航海運につきましてはだんだんと近代化が今日はかられておりますが、内航海運はいまも話が出ましたとおりに、外航海運に対しまして一歩立ちおくれの感がしてならないわけなんです。しかし、わが国におきましては、内航海運というものは、これは重要視していかなければならない。御承知のとおりに、石炭等をはじめといたしました産業の基礎資材の長期輸送を中心として今日まで発展を続けてきておりますが、特に昭和三十九年度におきましては七百七十二億キロリットルの輸送を行ないまして、実質上の国内輸送機関の首位を占めるような、重要な、目立……

第55回国会 運輸委員会 第14号(1967/06/27、7期、公明党)

○田代富士男君 いまいろいろお話がありましたが、これは原則論になるかわかりませんが、乱気流が起きない最高度の基準というものは概要説明では、山の高さ掛けるの二倍の高さであるならば一応これは安全とみなしてよいのじゃなかろうか、そういう御説明がありました。山の高さの一・五倍くらいの場合は乱気流の危険性が多分にあるという説明でございますと、これで数字を計算しますと一万六千フィートですから、四千九百メートルでございますが、富士山の高さが三千七百七十六メートルでございますから、これを倍しますと七千五百五十二メートル、すなわちこれを大体三倍しますとフィート出ますから二万二、三千フィートでもしもこのBOACが……

第55回国会 運輸委員会 第16号(1967/07/04、7期、公明党)

○田代富士男君 いただいております資料を見ますと、「船員災害の実態」というところに、「船員の乗船中の傷病による死亡及び療養のための下船は、千人につき年間延一六五人に及んでいるばかりでなく、毎年増加の傾向にある」このように説明してあります。この船員の傷害、疾病のこのような状況というものは、陸上産業労働者の労働災害発生件数率と比較してみると、平均二、二倍の高さであるというように、これは真剣に考えて改善策を講じていかなくちゃならないという実情じゃないかと思うわけなんです。ところが船員災害の中におきましても、船種別に見ますと各年度ともに機帆船が高率な数字が出ておりますけれども、どの問題に対しても力を入……

第55回国会 運輸委員会 第17号(1967/07/06、7期、公明党)

○田代富士男君 ただいま委員長からお話がありましたとおりに、タクシー料金の全般的な問題についてお伺いをしたいと思います。  先日の物価等対策委員会におきまして、一部私も質問をさしていただきましたが、そのときにも納得できない面も多々ありました。そういう点をきょうさらに当運輸委員会においてお尋ねしてまいりたいと思います。  先日も質問いたしましたが、埼玉県の大和タクシー会社の件でありますが、百円から百二十円に一せいに基本料金を値上げした同業者の中で、ただ一社だけ百円の旧料金を守り続けてきたタクシー会社が、御承知のとおり大和タクシーであります、ところが、陸運局の圧力で値上げに踏み切らざるを得なくなっ……

第55回国会 運輸委員会 第18号(1967/07/11、7期、公明党)

○田代富士男君 いま航空機騒音による障害の防止に関する問題についていろいろ検討がなされてまいりましたが、この法律を見ますと、第一条の目的の項に「公共用飛行場の周辺における航空機の騒音により生ずる障害の防止、」云々、このようにうたってありますが、今度第二条の定義のほうを見てみますと、「この法律において「特定飛行場」とは、」このような特定飛行場として東京国際空港及び大阪国際空港、それから新しくできます新東京国際空港、三空港を政令案で指定してあるわけなんです。そういうことになりますと、特定飛行場以外の公共用の飛行場は、この法律の適用の対象にならないのかどうか、そういう点をまず最初に私はお伺いしたいと……

第55回国会 運輸委員会 第19号(1967/07/13、7期、公明党)

○田代富士男君 先日に続きましてお尋ねをしたいと思います。  ちょうどこの前お尋ねしたところは、五カ年計画でおよそ首億円程度の資金をもちまして今回の措置を講ずるという話までで終わっていたのじゃないかと思いますが、そのうちで本年度の予算は約三億円くらいじゃないかと思います。そこで、本年度は三億円で、五カ年で百億円という予算計画でありますが、これはよほどの決意がなかったならばできないのじゃないか。それが十年で百億円というならば話はわかりますけれども、本年度だけ三億、五カ年で百億、まずこの辺につきまして決意と、どのような覚悟でおやりになりますか。この点を最初にお聞きしたいと思います。

第55回国会 運輸委員会 第20号(1967/07/18、7期、公明党)

○田代富士男君 いまの十八日に中間報告をすると、大阪の人はもちろんのことでありますが、全部の人々が物価問題とからみまして注目をしていたことであろうと思います。しかし、いま岡委員を初めとした皆さん方からいろいろ言われたとおりに、私も遺憾でしかたがありません。私は当運輸委員会の委員の一人であると同時に、国会議員は国民の代表です。私は大阪府民です。府民の代表の一人として実情を申し上げ、それとともに今日の運輸行政はこれであってよいかということを訴えたいのです。大阪府民の代表としての感じは、私は憤りで一ぱいです。何たることであるかと言いたいです。あれだけの、十八日に中間報告をすると言いながら何ごとであり……

第55回国会 運輸委員会 第22号(1967/07/21、7期、公明党)

○田代富士男君 委員長、私からひとつお願いがあるのです。最初に、昼からずっと大臣もおすわりになっていらっしゃって……。
【次の発言】 いま問題になっています外貿埠頭公団の問題につきまして、いろいろな角度から意見を出されております。この問題につきましては、私もさまざまな意見がありますが、立場立場においてこれは考え方が違うんじゃないかと思うのです。  この構想を見ますと、ここに出ておりますとおりに、まず一番最初に、東京港の大井の百三十三号地埠頭計画、それから横浜港の計画、それから大阪の南港の計画、神戸の計画、このような四つのターミナルの計画がここに出されております。そこで、私が一番この問題について……

第55回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1967/05/24、7期、公明党)

○田代富士男君 ただいま渡辺先生からもお話がありましたが、今回の経済社会発展計画のことにつきまして、年次計画が具体的に示されていないという問題でございます。  実のところ、宮澤長官に対しては、前池田内閣の当時より私は尊敬していた一人であります。その宮澤さんが経企庁長官におなりになった以上は、この難関をみごとに乗り切られるだろう、そのような期待をし、また事実そうあってもらいたいと願ってきていたわけなんです。そうして今回の、いまもいろいろ問題点が出ております経済社会発展計画のことにつきまして、私も読ましていただきました。文章は非常にりゅうちょうで、うまくまとまっております。しかし、具体的な問題にい……

第55回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1967/06/23、7期、公明党)

○田代富士男君 あまり時間もありませんから要点だけを……。  いま、タクシーの問題について論議されましたから、関連して質問をしていきたいと思います。  従来、国鉄料金の値上げのときにも、大衆からはいろいろな声があらわれまして、われわれ一般大衆が利用するのは、国鉄もあります。私鉄もあります。飛行機もあります。バスもあります。タクシーもあります。ところが、一番われわれに関係の深いのは、国鉄よりも身近なものはタクシーじゃないかと思います。このタクシーの運賃値上げの申請というものがいま全国的に起きているということを聞いておりますけれども、最初に、運賃値上げの申請が全国的に起こっているその実情というもの……

第55回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1967/07/12、7期、公明党)

○田代富士男君 午後になりまして、ちょうど気候といい、そろそろほんとうに、何と申しましょうか、いい心持ちになるときだと思いますし、私もできるだけ早く終わりたいと思いますが、きょう各省から、先日木村委員から提出されました問題につきまして答弁が行なわれました。その問題につきましては、私も後日お尋ねしたいと思いますが、きょうは、先日当委員会から役員関係を主体といたしまして視察にも参りましたし、また、いま問題になっております再販の問題等につきまして、一、二お尋ねしてみたいと思います。  公正取引委員会では、準備していられました再販売価格維持契約に対する規制法案を、今国会に対しまして意を決してお出しにな……

第56回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1967/12/01、7期、公明党)

○田代富士男君 きょうの運輸委員会にこのたび大臣になられました新大臣を迎えまして、最初に、就任されたことに対しておことばを申し上げたいと思います。おめでとうございます。おめでたいということばは今後りっぱに仕事をしていただいてこそ初めておめでたいんじゃないかと思います。そのようにひとつ今後もがんばっていただきたいと思います。  私も従来から中曽根大臣の演説はお聞きしたことはあります。このような人がいまのこのよごれ切った政界を浄化していくような人ではないかと非常に期待もしておりましたが、くしくもこのような委員会で一緒になることができまして私も今後を期待する次第でございます。  新聞によりますと、こ……

第56回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1967/11/09、7期、公明党)

○田代富士男君 ただいま木村委員から、おもに再販問題につきましていろいろ質疑がございました。私も再販問題につきましては後ほど――先日そのために視察に参りましたし、薬の問題、また現在焦点になっております松下との問題で、はたしてやみ再販が行なわれているかどうか、いま審判の問題が云々されてまいりましたが、私は実地に見てまいりましたありのままの実態をこの委員会において取り上げまして、そうして今後あくまで消費者の立場として、大衆の立場として、その点を取り上げていきたいと思いますが、きょうは宮澤経企庁長官が幸いにも御出席なさっていらっしゃいますし、毎日の朝刊、夕刊をにぎわしているところの宮澤構想の問題につ……

第57回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1967/12/22、7期、公明党)

○田代富士男君 私は、前回に引き続きまして、いまも問題になっております医療関係の問題につきまして、薬品を中心とし、また、現在の健康保険の薬価基準につきまして、いろいろなデータの上から、いろいろ御質問を申し上げようと思います。  今日の医療制度の中で健康保険が大きく取り入れられるようになってきたのは、昭和三十五年以降のことであると思います。そこで、日本製薬団体のデータで、製薬会社が医者向けに製造した薬剤の生産額と、医者が保険医療中で薬剤関連費として請求した金額とを調べてみますと、どのような足あとをたどってきたか、この一点から私が指摘したいことは、今日一千六百億あるいは七百億円の赤字が累積されてい……

第57回国会 法務委員会 第2号(1967/12/19、7期、公明党)

○田代富士男君 ただいま経過報告をされました陸運汚職事件の問題でございますが、私はこの問題につきましては去る七月の冷房料金のときより取っ組んでまいったわけなんですが、冷房料金のときにも委員会で私は多額の政治献金がなされている実態を申し上げたときに、運輸委員会におきまして七月十八日に行なったときに、その審議の途中において中断されるというような事が起きまして、そのまま私は疑惑を持ちながら調査を進めてまいりました。去る十二月の一日同じく運輸委員会におきましてこの問題を新たに調査をした結果等につきまして審議をし、そうして今日、毎日の新聞等に報道されるような、このような国民に疑惑をもたらすような大きな汚……

第58回国会 運輸委員会 第5号(1968/03/05、7期、公明党)

○田代富士男君 私はただいま委員長から言われたとおりに、運輸事情の問題について、きょうは質問をしたいと思います。  問題は三点にしぼってまいりたいと思います。まず、最初は主要都市の駅にあります一般的なことばで言うならば貴賓室あるいは特別室、そういうたぐいの国鉄におけるところの部屋の運営のあり方、そういう問題に対して、第一点でございます。第二点は、この前荒船元運輸大臣のときにも問題点になりました急行の停車の問題でございます。第三点は、現在赤字問題をかかえて苦しんでおります国鉄が、いかに赤字線の問題を改善していくかと、その三つの問題点に焦点をしぼりまして、逐次質問をしてまいりたいと思います。きょう……

第58回国会 運輸委員会 第7号(1968/03/12、7期、公明党)

○田代富士男君 私は、先日来からこの委員会におきましても問題になり、今国会の冒頭に運輸大臣の所信の中にもありました大阪の南海電鉄はこの一年間に大きな事故が三回連続して起こっております。その問題に対しましても、大臣はじめ当局から再三の通告等をされまして、漸次改善の方向に向かわされておりますが、この南海電鉄の問題はただ単に一社の問題として片づけるにはあまりあります。  そこで、この問題を通じまして、いろいろな面から、運輸の最モットーでありますところの人命の尊重という面から、二度とこういう大きな事故を繰り返してはならない、そういう面におきまして、いろいろ私も大阪でございますし、この南海の問題につきま……

第58回国会 運輸委員会 第8号(1968/03/28、7期、公明党)

○田代富士男君 きょうは一時半までという時間が、最終時間が示されておりますから、いろいろ問題点聞きたいことありますが、まとめてお聞きしていきたいと思いますから、最初にお願いしておきたいと思います。  いまもいろいろお話がございましたが、いま日本の造船界というのは、御承知のとおりに輸出船の進水量では三十年以来世界一の実績を今日まであげてきているわけなんです。これは日本の国にとりまして、こんな輝かしい業績はないんじゃないかと思うわけなんです。ところが、いまのお話にもありましたとおりに、国内船の船造価格と外国船の船造価格はほぼ同一である、特に外国船は好みによっていささか値段の違いはある、そのように申……

第58回国会 運輸委員会 第15号(1968/05/07、7期、公明党)

○田代富士男君 わが国の海運界は御承知のとおりに、三十九年の四月に画期的な事業の集約化に踏み切りまして、三十八年に制定されました再建整備法、また利子補給法、いわゆる海運二法といわれますこのもとに、自立体制の第一歩を踏み出してまいりました。この集約化によりまして形成されてきた努力は、日本郵船を初めといたします六グループの中核会社が中心となって、今日まで経営の合理化、船腹量の増加等をはかってまいりました。その結果、漸次上昇線をたどってまいった今日じゃないかと思います。中にはいろいろまだ問題点になるところも多々ありますが、全般的に上向きの上昇を示してきた。そのときに当たりまして、ただいま委員長から議……

第58回国会 運輸委員会 第19号(1968/05/23、7期、公明党)

○田代富士男君 きょうは委員長から、三十分ぐらいで全部終わってくれという御指示がございましたのですが、私はもっと慎重審議をしてもらいたいと思います。これは、ほかでもございませんが、昨日も私は佐藤総理に申し上げました。物価の委員会で、一時間という時間で終わってもらいたいといいまして、各委員質問できるどころではございません。だから、そういう時間をきめられるということははなはだどうかと思いますが、一応その線に、趣旨に沿うように私も努力してまいりたいと思います。  いま問題になっております港湾整備五カ年計画の問題でございます。五カ年計画あるいは七カ年計画とか、いろいろ計画立案はなされていきます。建設と……

第58回国会 逓信委員会 第8号(1968/03/30、7期、公明党)

○田代富士男君 私は、いまいろいろ議論も尽くされたところでございますし、最後に国民の代表の声をばこの委員会で申し上げまして、いろいろ善処していただく点は善処方を要望したいと思うわけなんです。その点につきまして、きょうは時間等も制限があるそうでございすし、まあ私の質問時間等もきめられておりますから、いろいろ質問申したいと思っておりますが、その問題等もできない面もあるかと思いますから、その点よろしく最初にお願いしておきたいと思います。  まず最初に、いままでいろいろ受信料の負担の軽減の問題につきまして検討されてまいりましたと思いますが、これはここにもありますとおりに、NHKの受信料というものは公平……

第58回国会 逓信委員会 第13号(1968/04/23、7期、公明党)

○田代富士男君 ただいま議題となっておりますところの今回の改正案にあたりまして、いまもいろいろな角度から検討されてまいりましたが、こういう問題はともすればごく一部の人のみに関係のある法案で、また金額的にも国家予算の中から見ましても、微々たるものであるというわけで、軽視されがちな法案じゃないかと思いますが、私はそういうことがあっちゃならないじゃないかと思います。で、この今回の改正案を通じましても、現在の郵政関係の行政のあり方という面を反省すべき点が多々あるんじゃないかと思うわけなんです。まあこの問題を通じまして、私はいろいろな人の声も聞いてみましたが、その声をばどのように行政指導の上に実行されて……

第58回国会 逓信委員会 第16号(1968/05/09、7期、公明党)

○田代富士男君 私は、きょう公衆電気通信法の一部を改正する法律案について質疑を行ないたいと思います。  この提案理由の説明にも書いてございますが、最近における経済成長、社会開発の発展、国民生活の向上に伴って加入電話の架設に対する国民の要望は増大の一途をたどっており、申し込んでもっかない、いわゆるそのつかない電話が二百二十万あるんだというようなことが書いてございます。これは確かにわれわれの生活環境というものが変化をきたしてまいりまして、最近は電話というものが生活必需品になっていると思うわけなんです。考えてみれば、終戦後今日までの様相を振り返って見ますと、大体四段階ぐらいに分けることができるんじゃ……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1968/03/13、7期、公明党)

○田代富士男君 引き続きましてお願いしたいと思いますが、いま木村先生から、ずいぶんと激励あるいは何をやっているかと、そういうあらゆる面を含めまして、お話があったと思います。私も、この物価の委員会におきましては、いままで一つ一つの事実の上から、実際どのように運営されているかという問題点を、反対のほうから問題を提起してまいりました。いま、やみ再販の問題一つにしても、どうなっているんだと言われたんですが、私も、実は前回に松下のやみ再販の実態を、この場所で実験をして、皆さんにやっていただきたいとわざわざ実験までしました。その後何らの進展もなされてない。まあ、いろいろな問題もあるかと思いますけれども、そ……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第7号(1968/04/19、7期、公明党)

○田代富士男君 いま、牛肉の問題で、木村委員からいろいろ質問がなされまして、結論的には、一週間お互いに冷蔵庫に入って頭を冷やしましょうということでございますが、私も引き続きまして、豚肉並びに牛肉、その他流通機構の問題につきまして、時間の許される範囲内で質問をしたいと思います。  これは新潟県で起きた問題でございます。現在、公害問題というものは社会の注目の的になっております。公害問題というものは都市周辺だけに起きる問題である、そのように思われておりましたが、われわれが予期もしないような農村地帯にも起きているわけなんです。 この問題というのは、農家において養豚をやっているために、豚の鳴き声や、ある……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第8号(1968/04/24、7期、公明党)

○田代富士男君 私は、きょう三つの点について順次質疑をしてまいりたいと思います。  最初は企業の合併の問題、第二番目には原料乳価格の問題について、第三番目には食品衛生の表示の点、その三点について質問をしたいと思います。  特に、宮澤長官が衆議院の委員会の関係で早く席をお立ちになるということでございますから、最初の問題を質問したいと思うわけなんですが、いまいろいろ問題になっております企業合併の問題に触れまして、独占やあるいは寡占企業がとかく社会的な責任を忘れまして、われわれ消費者や需要家の利益を無視して、利己的な行動に走りやすい、そういう様相を呈しているということは私がここで説明するまでもござい……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第10号(1968/05/08、7期、公明党)

○田代富士男君 きょうは、ただいま委員長が申されました消費者保護基本法案のことにつきまして私は質疑をしたいと思います。きょうはお忙しい中、提出者の衆議院の武部、和田、有島の三人の先生方も御出席していただいておりますし、この問題につきまして、最初に厚生省関係、それから経企庁関係について、私は順次質問をしていきたいと思います。  この提案理由にも、「本案は、国民の消費生活の安定及び向上を確保するため、消費者の利益の擁護及び増進に関して、国、地方公共団体、事業者の果たすべき責務と消費者の果たすべき役割りを明らかにし、かつ、その施策の基本となる事項を示すことによって、消費者の権利を守り、消費生活の健全……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第12号(1968/05/17、7期、公明党)

○田代富士男君 質問の途中に入りまして、長官が三時までだということでございますから、時間にして十分でございます。いろいろお聞きしたいこともございましたんですが、十分内という制限もございますから、その中から一、二を聞きたいと思いますが、この前も私は消費者保護の基本法案につきまして、いろいろ長官にお尋ねをいたしました。その根本となる消費者保護の問題でございますが、これは、一般消費者を保護すること自身が主要な目的になっていたことにつきましては前回述べたとおりでございますが、消費者保護と申しましても、ただ単に消費者だけを保護するというだけでは、これは解決できる問題じゃないと思うわけなんです。これには、……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第13号(1968/05/22、7期、公明党)

○田代富士男君 先日のこの委員会におきまして、私はリプロンの問題を取り上げまして、八項目にわたりまして質問をしております。で、その後、いま局長が申されましたとおりに、全部製品を回収し、そうして、現段階におきましては、その製品に対しまして調査の段階である、まあその検討した結果、その態度についてもあらためて報告をいたしますと、そういう御答弁でございます。その趣旨は私もよくわかりますが、私が申し上げました一番から八番までの問題点のうち、六番までは、その問題は、局長の答弁によって、これは出てくるであろうということは私も推測できるわけなんですが、七番目に申しておりましたとおりに、本品は医薬品であるのか、……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1968/10/08、8期、公明党)

○田代富士男君 時間がありませんし、大臣がお急ぎのようでありますが、いま市川先生より宮守線の話が出ておりますが、この宮守線につきましては、私はこの運輸委員会におきましてずっと以前にも一回御検討していただくようにお願いをしたことがあります。これは大橋運輸大臣のときであったかと思います。私もこの赤字路線の問題に対しましては特に国鉄当局の皆さんと考えを同じくするものであります。なぜなれば、国鉄の赤字をいかにすればなくすことができるかということに対しましてやはり皆さんたちも赤字路線というものに対する考え方を持っていらっしゃる、私も同感している一人であります。市川先生のきょうの質問はまさしく同感している……

第60回国会 運輸委員会 第1号(1968/12/12、8期、公明党)

○田代富士男君 きょう初めて原田運輸大臣に出席していただきまして、この委員会でいろいろ質問いたしますが、原田運輸大臣は私と同じ大阪でございます。大阪から運輸大臣が出られたということはまことにうれしいことじゃないかと思いますが、まことにおめでとうございました。いま原田運輸大臣が山中鹿之助の一節を若い人は知らないけれども、その一節をもって事に当たっていくとおっしゃった。われに七難八苦を与えたまえという、その一節じゃないかと思うわけなんです。そのようにいろいろな難関に向かって私は勇断と勇気をふるっていくという大臣の抱負をいま聞かさせていただきました。いま国鉄の赤字の問題に端を発しまして、いかにすれば……

第61回国会 運輸委員会 第7号(1969/02/27、8期、公明党)

○田代富士男君 私は前回の運輸委員会におきまして、淡路交通の鉄道廃線問題に対しまして、その許可の問題あるいは補償基準の問題、そういう点につきまして、るる質問をしてまいりました。前回の委員会のおりには、運輸省の当局も建設省の当局ももちろん日ごろからの行政指導はなさっていらっしゃると思いますが、私が提示しましたようなそういうこまかい点までの掌握がされてなかったために、私の話を述べ、次回の委員会において、その後調査したことを報告していただく、そのようにお約束をし、前回の委員会を終わったわけなんです。もちろん、その間にはいろいろ私も調査をいたしましたし、また、運輸省もあるいは直接いま問題になっておりま……

第61回国会 運輸委員会 第13号(1969/04/15、8期、公明党)

○田代富士男君 最初に私は総理に希望並びにお願いになるかわかりませんが、この委員会におきまして、きょうもある程度の時間制限がされております。これは国会運営の上からいくならば、当然のことじゃないかということがいわれますが、そこに今回の国鉄の運賃問題におきましては、国民の生活に密着した大きな問題でございます。まして、衆議院の段階におきましては、総理御自身が審議をしたいというのがやはり本心じゃなかったかと思うのです。その場を衆議院においては失われた。あのような結果になりまして、せめて参議院におきましては、良識の府といわれるように審議をしていきたいというのが、当委員会における各委員の希望じゃないかと思……

第61回国会 運輸委員会 第14号(1969/04/17、8期、公明党)

○田代富士男君 私は、ただいま議題になっております国鉄運賃値上げの法案にかんがみまして、当委員会が、四月七日本会議におきまして趣旨説明があり、翌四月八日第一回の委員会が行なわれてまいりました。そのときにおきましても、私はだれよりもこの委員会の議事運営につきまして誠意を示し、まあ今日までも努力してまいった次第でございます。そのようにしてこの委員会が慎重審議を重ね、そうして衆議院におけるようなあのような結果にならないように、国民大衆の皆さんたちに対しても納得できるような、そういうことをば委員会を通じてやりたいと念願してまいったわけなんです。その委員会経過におきましても、熱心に当委員会において今日ま……

第61回国会 運輸委員会 第15号(1969/04/22、8期、公明党)

○田代富士男君 議事進行について。実は参議院の公報がここにございますが、昨日、月曜日に運輸委員会が開かれました。これはわれわれも予期しないことでございました。また、この運輸委員会と同時に地方行政委員会、大蔵委員会、物価委員会、こういう委員会等が行なわれておりますが、まあ関係者に聞きますと、何らこれは話し合い等もされていない。よくよく聞いてみますと、これは連合審査に関係のあるために開かれた会合だ、そのようなこともお聞きいたしましたのですけれども、いま二十一日のこの運輸委員会における理事の打ち合わせ会等の報告があるならば、詳しくひとつこの点を御報告いただきまして、それについて私は質疑をしたいと思い……

第61回国会 運輸委員会 第16号(1969/04/24、8期、公明党)

○田代富士男君 午前中の質疑が終わりまして午後の質疑の当初に、一言だけ委員長にお尋ねしたいと思います。  当委員会において、あくまで慎重審議というたてまえで私たちもやってまいりました。また、これは新聞じゃないかと言われればそれまででございますけれども、けさの朝刊によりますと、強行突破かという、そういう見出しで、きょうの参議院運輸委員会において今回の国鉄運賃の法案が審議される模様が出されております。あくまで私たちは慎重審議してまいりましたし、この委員会におきまして最初の打ち合せ会が行なわれた席上で岡本委員長は、前回すなわち第五十一国会における国鉄運賃値上げの際にも、三十三時間八分の実質審議を持ち……

第61回国会 運輸委員会 第18号(1969/05/08、8期、公明党)

○田代富士男君 議事進行。いま木村委員からも質問があった点について、私も確認したいのです。いま岡本委員長は歯切れの悪いような御答弁をなさっておりまして、議長あっせんに基づいて委員会を再開しているということですけれども、私も議長に会いました。議長はいろいろな条件をつけずにもとの状態に戻す、そうして審議を促進してもらいたいということを申されたわけなんです。このことについて、いま岡本委員長は、議長のあっせん案どおりだということを申されたのであります。であるなら、議長は慎重に御審議を願いたいということでございましたし、そうなれば二十四日にあのような強行質疑打ち切りというようなことがあったわけなんですか……

第63回国会 運輸委員会 第18号(1970/05/13、8期、公明党)

○田代富士男君 与えられた時間が少ないですから実質的な審議はできないのじゃないかと思っておりますが、第一番に、ただいま「ぷりんす」の事件が問題に取り上げられました。ただいまのニュースによりますと、川藤は十一時二十五分に病院で死亡したということであります。いまこの事件を通じましていろいろ問題を提起されました。この問題について予防方法はないか。金嬉老の問題、赤軍派の問題、またただいまの川藤の問題でございますが、陸海空にわたりこのような事件が起きた。予防に力を入れるのも当然ですが、このような結果が起きたという以上は、何かそれに値する原因があるはずです。そのような結果だけを解決するのじゃなくて、そのも……

第64回国会 運輸委員会 第4号(1970/12/15、8期、公明党)

○田代富士男君 最初、大臣にお尋ねしたいと思いますが、海洋汚染防止法案の原案の要綱の段階  でいろいろ検討なされたことも聞いております。その原案の目的というものは、公海や海への海洋施設からの油やそういう廃棄物を排出する規制をもとにして考えた法案だと思いますが、その原案の段階におきまして、港湾管理者に廃油処理施設を計画的に整備させるようになっていたと、そのようにわれわれも聞いております。特に、一定規模以上の石油精製業者、また造船業者など廃油処理施設を整備させるものとすると、そのように規定されておりましたが、これが政府提出の法案になってまいりましたおりには、こういう今回の海洋汚染防止法案の骨子とも……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1971/07/30、9期、公明党)

○田代富士男君 きょうは、交通問題の中で特に航空機事故をいかにして今後防止していくかという、そのために過去のいろいろな原因等さまざまな問題から検討されている最中に、ただいま報道がありましたとおりに再びこのような全日空の727と自衛隊機がいわゆる衝突をしたということは、ほんとうにわれわれもいま委員会の中にありまして何か狂ったところがあるのじゃなかろうか、それは天災としてこれを済ますべきであるか、あるいは人災としてこれを済ますべきか、このように大所から考えていった場合に、私はこの問題につきましては、過去の航空機事故の問題はあまりにも原因調査という面におきまして不明に終わってきている。事故を起こした……

第66回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1971/08/02、9期、公明党)

○田代富士男君 すでに土曜日、運輸委員会をやるということを公報にもはっきり出されたわけなんです。われわれも、大事なことだし、いま藤田委員からも御発言がありましたとおり、こういう大きな事故が連続して起きておりますから、だからこれを解決するには一日でも早いほうがいいんじゃないか、そういう趣旨から、土曜日にまあ異例の委員会を開こうということに対して運輸委員全員が賛同して待機していたわけです。それで土曜日とうとうそのまま散会になりまして、きょう、このような会合が持たれて、連合審査会があるからそちらの結論を待ってから、それはそれです、だから、そういう意味から、土曜日も何ら進展することなく、きょうも集まっ……

第66回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1971/08/16、9期、公明党)

○田代富士男君 ただいま航空問題を中心といたしまして森中委員よりいろいろ質問がされました。私も引き続いて、この問題に対して質問したいと思います。  特に丹羽運輸大臣が大臣になられましてから、にわかにこういう問題が起きてまいりました。まあ丹羽運輸大臣だからにわかにというわけじゃないと思うのでありますけれども、続けざまに起きてきた航空問題に対しては、ただいまもお話がありましたとおりに、安全確保というものが第一義にならねばならないと思います。やはり生命の尊重という上から大事なことは間違いありません。しかし、いままでの対策というものは、事故が起きてから事故対策に重点が置かれてきております。事故が起きて……

第66回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1971/10/08、9期、公明党)

○田代富士男君 いま国鉄の問題につきましていろいろ質疑がありましたが、私も重ねまして、国鉄再建問題につきまして若干質問をしたいと思います。  いま一般の会社であるならば倒産することは問違いない状態でございますが、そういう国鉄の経営を放置しているというわけにもまいらないと思う。そこで、いろいろ長期計画なりあるいは短期で解決できる合理化等もなさっていらっしゃると思いますが、いま一番国鉄として経営を合理化し、あるいは国鉄の赤字を解消するために力を入れていらっしゃる問題、何に力を入れていらっしゃるのか、簡単でけっこうでございますから、まず国鉄当局からお答え願いたいと思います。

第66回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1971/10/07、9期、公明党)

○田代富士男君 きょうの委員会は、朝から始まりまして現在一時半でございます。理事会の申し合わせでは、長官には申しわけないけれども、昼御飯を抜いて審議に参加していただく、そういうことでございましたが、私、いまさっきから長官のお顔を見ておりましたら、昼めしを抜いてはどうかと思います。人間性を尊重する上からも、ここで十五分ぐらいの間に食事を済ませることができると思いますから、私、食事をしていただきたいことをお願いする次第でございます。時間もあとありませんが、できるだけ私も集約して質問いたしますから、とりあえず委員長にもお願いしまして、十五分だけ休憩をお願いしまして、長官に食事をしていただきたいと思う……

第67回国会 運輸委員会 第2号(1971/10/26、9期、公明党)

○田代富士男君 昨日、ただいま報告がありましたとおりに近鉄の衝突事故が起きまして、私も直接現場には行っておりませんが、公明党はいち早く衆議院の沖本議員と参議院の沢田議員二名を現地にやりまして、そしてつぶさに、三重県の公明党本部にこの事故対策本部を設けまして、また事故者の名簿が近鉄の発表されていない時点で公明党は大阪関係者のほうにも、大阪本部にも連絡をとりまして、そういう家族の人たちに対しましてもいち早く手を打ってまいりました。いま沢田議員が昨夜徹夜したというぐらいに全力的に取り組んでまいりました。  で、この問題はただ単なる私は事故として終わらしちゃならないと思うんです。起きてしまった事故とい……

第67回国会 運輸委員会 第3号(1971/10/28、9期、公明党)

○田代富士男君 私は、きょう、いま、運輸委員の皆さんが、あらゆる立場から質疑をされました。それに対して、近畿日本鉄道を代表して大槻副社長がおいでになりましたが、おそらく、ここにいらっしゃる委員の皆さん全部が、このきょうの姿が事故を起こしたその責任者の副社長であるかと、おそらく全部憤りを持っていると思うのです。いまさっきから質問することはまともに答えたことないです。少なくともこの場所へ臨んでくるにはそれだけの準備をしてくるべきじゃないか。ちょっと深く突っ込んだ問題を言えば何にも返答ができない。これじゃ、あなたのいまの姿が今回の近鉄の事故を起こしたと言われてもしかたがありませんよ。私は、これだけの……

第67回国会 運輸委員会 第5号(1971/12/02、9期、公明党)

○田代富士男君 私は運輸委員会でこの二、三カ月のことを振り返ってみましたら、まず最初に、「ばんだい」号が横津岳に衝突をいたしました。あの事故のときに私は運輸大臣に、これはただ単なる航空事故として終わったのだが、次から次と事故が累発することは間違いない、陸海空、こういう事故が起きることは間違いありませんよと、こういう意味の、運輸大臣に対しまして要望を申し上げました。それに対して運輸大臣は、積極的に責任を持って取り組んでまいります、こういう御答弁をいただきました。しかし、運輸大臣が直接責任はないかわかりませんけれども、しかし所管大臣としての責任は負わねばなりません。あれから全日空と自衛隊機との衝突……

第67回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1971/12/08、9期、公明党)

○田代富士男君 ただいまのは大事な問題でございますから、また個人的に、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  で、きょうのこの物価委員会は、先日の理事会でも、婦人の委員の皆さん方が現地に品物を買いに行きまして、充実した委員会にしようということになりまして、私きょうは全国十都市の――北は北海道から南は九州に至ります主要都市の七日、八日の卸売り価格、それからその土地における小売り価格の一頼表を用意した。私きょうこの委員会におくれてきた理由というのは、卸売り価格が午後一時ないし二時でなくちゃわかりませんから、それでおくれてまいったわけなんです。本来は経企庁長官も交えまして、私はこの数字の上から逐次……

第68回国会 運輸委員会 第7号(1972/05/11、9期、公明党)

○田代富士男君 最初に一言申し上げたいと思いますが、きょうは朝からずっと当委員会が連続で続いております。まあ私は委員長でございませんから何でございますが、ほんとうは大臣はじめ皆さん方にここで一たん休憩をしていただきたいつもりでございますが、委員会のルール上これはやむを得ません。だから自由に、便所にお行きになる場合には、私が質問しないときには自由にお立ちになってけっこうでございますから――私もできるだけまとめまして御質問したいと思います。  特にこの法案につきましては衆議院の段階、あるいは参議院の段階を通じましても十分審議されております。私がここでもうあらためて聞く必要もないくらい審議されており……

第68回国会 運輸委員会 第10号(1972/05/23、9期、公明党)

○田代富士男君 ただいま藤田委員からもいろいろ御質問がありまして、また委員長からもお答えになりました。また冒頭、委員長が今後の委員会の姿勢についてもお話しなされました。たびたび、今後は慣行を尊重して理事間の交渉で円満に進めていくと、これはいまからあらためておやりになるのじゃなくて、いままでもこの姿勢でやっておいでになったと思うのですが、その点はどうでしょうか。
【次の発言】 委員長もそのとおりだとおっしゃるし、私もそのように信じ、運輸委員の一人として、この木村委員長のもとの委員会に出席して審議を尽くしてまいりました。そこで私がお尋ねしたいことは、ちょうどいま鉄建公団の法案がかかっておりますが、……

第68回国会 運輸委員会 第13号(1972/05/30、9期、公明党)

○田代富士男君 私、午前中、午後を通じまして、午前中は海の事故であります「海麟丸」の事故の問題が審議されている途中に、ただいま航空局長から報告がありました横浜航空セスナ機の行くえ不明の事故報告がございました。私はいまここで事故の問題そのものを取り上げようと思いませんけれども、この事故の原因につきましては、まだまだいまから長い期間がかかるかと思いますが、先日も羽田で日航機が出発直前におきまして、あわや――人命的には被害者は、生命に及ぼすような被害者はありませんでしたが、もしも間違っているならば大事故になっているというような大きな事故が起きております。この日航機におきましては、操縦士の、ミスとも言……

第68回国会 運輸委員会 第14号(1972/06/01、9期、公明党)

○田代富士男君 私は、今回横浜航空のセスナ機が墜落をいたしましたが、このセスナ機を中心といたしました航空機事故に対しまして若干の質疑を行ないたいと思います。  先日、航空局長から、この委員会の開催中に、また事故が起こりまして、時間もあまりたっておりませんでしたから、簡単な報告がされましたけれども、現在航空局といたしまして掌握されました事故報告につきまして概要の報告をお願いしたいと思います。
【次の発言】 そこで、大臣にお尋ねいたしますが、まあ大臣には毎回私は言っておりますけれども、大臣が就任されましてから非常に事故が多い。事故のたびごとに私は追及してまいりましたが、特に、ことしに入りましても、……

第68回国会 運輸委員会 第15号(1972/06/05、9期、公明党)

○田代富士男君 いま委員長からの理事会の報告がございましたが、私も二日の日の理事会には、理事ではございませんが、オブザーバーとして出席させていただいておりまして三日から今日まで理事の間において取りきめられたと思いますが、オブザーバーで出ておりました理事会の三日の途中から公明党の場合は退席をさしていただいております。そういう意味で、私は、理事会のことにつきましていま初めてお聞きをいたしましたのですけれども、まあこのいきさつをずっと私なりに考えてみましてこの国鉄の法案というものは、いつも委員長が申されたとおりに、大事な法案であるし、特にこういう大事な法案であったから延長国会までして審議をするのだか……

第68回国会 運輸委員会 第18号(1972/06/16、9期、公明党)

○田代富士男君 きょう、この航空事故の問題に対する質問でございますが、大きな事故が二つ起きておりますが、会期末であるし、時間が二十分ということで制限されております。これだけ大きな事件に対しまして、一つの事件で十分ということは、もう一、二問質問していたらそれで終わりであります。これでは実質審議はできません。まあこれは会期末でございますから従わなくちゃなりませんし、私いましべゃっていること自身が時間がもったいないと思います。しかし、許された範囲内で、私も、今後こういう事故を二度と起こさないためにも、そういう意味から質問をしたいと思います。  ただいま当局の責任者であります日航の斉藤専務がおいでにな……

第68回国会 地方行政委員会 第15号(1972/05/16、9期、公明党)

○田代富士男君 ただいま千日デパートの火災につきまして大臣からの報告もあり、いま質疑がかわされました。大臣も現場を視察されたと申されましたが、私は火災が起きている当日、その晩に墜落をするそういう人の姿も私はこの目で見てまいりました。この火災全体を私は考えまして、いま大臣の御答弁、いま質疑が行なわれました。これは火災を中心とした質疑ですが、私は今回の事件を通じまして、これは現在の日本の政治のひずみが全部悪い面に出たのが今回の火災じゃないかと思うんです。委員会でございますから時間の制限がありますが、私は時間が無制限であるならば一つ一つ取り上げます。ただ単なる火災で済まされないと思うんです、これは。……

第68回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1972/03/22、9期、公明党)

○田代富士男君 きょうは、参議院におきます物価の委員会の第一回目でございます。で、いろいろ質問したいことがありますが、第一回目でございますから、全部というわけにはまいらないと思います。先日、木村長官がこの委員会でごあいさつをされました中から、一、二まず最初にお尋ねしてみたいと思います。  いまもお話が出ておりましたが、木村長官は、四十七年度は成長と福祉の調和に立った新しい経済発展へ踏み出す第一歩の年としたいと、そういう意味のあいさつを述べていらっしゃいますが、四十六年度は実質経済成長率一〇・一%の目標ではございましたが、長官もお述べになっていらっしゃいますように、四・三%に終わるのではないか、……

第70回国会 運輸委員会 第2号(1972/11/09、9期、公明党)

○田代富士男君 大臣、総裁、朝から連続の審議でお疲れだと思いますが、きょうの委員会の質疑者は私で終わりの予定になっているそうでございます。まだあと、どなたか質問されるかわかりませんが、予定はそのようにお聞きしております。で、大事な問題でございますから、少し時間をいただきまして、質問をしたいと思います。  で、北陸トンネルの事故が起きましてテレビ、新聞で見ましたときに、私はとうとうくるべきものがきたなと率直に感じました。なぜかといえば、去る五月十三日、私は大阪でございますが、大臣あるいは総裁も御承知のとおりに、千日前ビルの大事故が起きました。私は、たまたまその日土曜日でありましたから大阪に帰って……

第71回国会 建設委員会 第7号(1973/04/24、9期、公明党)

○田代富士男君 屋外広告物法の一部を改正する法律案が提出されておりますが、この広告のことについては非常に解釈がむずかしいと思うんです。しかし、今日の活発な経済活動を考えてみますと、この広告によっても、一面は、このような経済活動がなされてきたと言っても過言ではないんじゃないかと、このような見方もされているわけですが、私たちが朝日をさましまして夜眠るまで、もうわれわれの周囲というものはすべて広告で埋められ尽くしております。広告の洪水というか、その広告の内容も、よい広告もあれば悪い広告もある。ここらあたりが一番の問題点になってくるんじゃないかと思います。その広告に対しましては、世間でもいわれておりま……

第71回国会 建設委員会 第8号(1973/05/08、9期、公明党)

○田代富士男君 去る四月二十四日の当委員会におきまして、私の質疑をしてまいります中で、第九条の講習会の課程を修了した人を中心とした論議が問題点となりまして、ただいま委員長から話がありましたとおりに、この問題は委員長にも私一任しておる形でございます。また建設大臣、あるいは関係の局長からもお話がありましたが、やはり私も国民の代表の一人といたしまして審議をしていく場合に、やはり質問をするには質問をする基準となるものが必要ですから、そのために資料をお願いして、その資料を中心として質疑をやっているわけなんです。その資料が、これはまだ本意ではない資料であるといわれた場合には、今後も困ることでありますし、い……

第71回国会 建設委員会 第12号(1973/06/14、9期、公明党)

○田代富士男君 どうも最初に、おそくなりましてすみません、待っていただきまして。  先日の委員会で、ちょうど私の順番の前に突然として委員会が中断されまして、その続きとしてきょう行なわれたわけでございます。  建設省といたしまして日本の産業の発展のために、また、われわれ社会の発展のために道路行政に対して力を注いでいらっしゃる点はわれわれも理解することができます。しかし、その道路行政のあり方につきまして、いままでのようなやり方でのようなやり方でよい点もあるかもわかりませんが、時代の流れとともに変えていかなくてはならない面も出てきているんではないかと思います。特に田中総理が総理になられまして、また日……

第71回国会 建設委員会 第20号(1973/07/12、9期、公明党)

○田代富士男君 現在のわが国の都市の状況というものは、私がここで話しするまでもなく、産業と人口の過密化によりましてだんだんと緑というものを失いつつある、そうして現在では、灰色の殺伐とした様相を呈しているといっても間違いないのじゃないかと思う。それに対しまして政府といたしましても、この緑の確保につきましては、首都圏の整備法あるいは近畿圏の整備法によりまして近郊緑地指定あるいは都市計画法によりまして風土地区指定などによって規制されておりますけれども、ごく限られた地域にとどまっているのじゃないかと思います。そこで、今回、建設大臣の諮問機関であります都市計画中央審議会においてまとめられました都市緑地保……

第71回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1973/11/13、9期、公明党)

○田代富士男君 いまさっきから小坂長官に対しまして政府の施策が無策じゃないかということが聞かされておりましたが、この委員会で長官は、物価問題に対してよい意見があるならば私にも聞かしていただきたい、このように謙虚な姿勢を示していらっしゃいました。  そこで、特に最近の物価高は目に余るものがあります。公明党といたしまして、このインフレの問題に対しまして何とかしなくてはならないということでこのインフレに対します施策の一端を考えまして、事前に長官にその公明党のインフレ物価抑制の緊急対策もお渡ししておりましたが、ここで簡単にまた要点だけ申し上げますと、八項目になりますが、大臣のお考えをお聞きしたいと思う……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1973/04/19、9期、公明党)

○田代富士男君 きょうの物価対策特別委員会の開催につきまして、先日理事懇談会におきまして、何をわれわれは委員会でやろうかということを協議したおりに、われわれ生活に最も身近な衣・食・住に関係のある問題を取り上げたい。衣・食・住の衣を代表いたしましてガーゼの問題、食を代表いたしましてコンブの問題、住を代表いたしまして土地の問題あるいはセメントの問題、こういうことでやろうということになりまして、私はコンブの問題を取り上げて行ないたいと思います。  この問題につきましては、先日の予算分科会におきまして、私は北海道漁連を中心といたしましたコンブの生産から消費地に至るまでの流通段階における、いろいろな問題……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1973/05/11、9期、公明党)

○田代富士男君 ちょうどいま五時でございまして、そろそろ夕飯の時間でございます。皆さん方全部おなかもすいていらっしゃるかと思いますが、国民生活に大事な問題でございますから、引き続きお願いをしたいと思います。特に時間の関係もございますから、私はきょうは三つの点から質問を行ないたいと思います。  第一は、国民の生活の安定のために輸入政策を強力に推し進めていったらどうかという問題点。第二の問題点は、きょうも当委員会で問題にされております総合商社の根本的な体質の問題でございます。第三点は、現在国民の皆さん方が生活苦に悩んでおりますこの原因はどこにあるか。この三点から、時間があればあらゆる角度からと思い……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1973/06/13、9期、公明党)

○田代富士男君 前回の委員会で私が第一問だけ長官に質問したおりに、突如としてこの委員会が中断されまして、その引き続きということになるわけなんです。  ちょうど小坂長官は、先週OECDの閣僚理事会に出席なされましてお帰りになったわけなんです。お疲れだったと思います。御苦労さまでございました。お帰りになりまして記者会見で、世界の主要国に共通する悩みは何であるか、インフレ問題であったと、そのために、会議の焦点というものが、各国が力を合わせましてインフレ退治をどうするかということで意見の一致を見たと、こういう記者会見の席上で第一番目に長官がお話をされております。これはもう、私も国民の一人といたしまして……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第8号(1973/06/27、9期、公明党)

○田代富士男君 引き続いて質問をしたいと思いますが、質問の最初に田中総理にお願いがあります。  一つは、この委員会に総理は初めて御出席いただきまして、いま物価問題に対して力を入れていきたいという決意のほどをお聞かせ願いましたが、この委員会の時間が二時間であります。各委員の皆さんの質問時間が一人に割りまして十三分でございます。十三分でいま一番問題になっております物価の問題を質疑しろということ自身が問題じゃないかと思うのです。物価の問題を論ずる前の問題でございます。そこで、総理として各種委員会その他いろいろな用事もあるでしょうけれども、少なくともこの物価の委員会に対しましては、この委員会を通じまし……

第72回国会 建設委員会 第5号(1974/03/28、9期、公明党)

○田代富士男君 先日、大臣が所信表明の冒頭で、ここに大臣が発表されました所信表明を待っておりますけれども、るる大臣が分後のことについて述べていらっしゃいますが、その中で、特に「この際新たな視野の下に、そのより重点的かつ効率的な整備を図ることが必要である」ということにつきまして、短いことばではございますけれども、この中には、いままでと変わった何かをやりたいと、こういう大臣の決意があるのじゃないかと思いますが、この「新たな視野の下に、そのより重点的かつ効率的な整備」ということは、いままでの事業計画と今度の事業計画と、どのようにそれが違うのか、基本精神をどのように織り込まれたのか、その点を概略最初に……

第72回国会 建設委員会 第8号(1974/04/25、9期、公明党)

○田代富士男君 最初に大臣にお尋ねいたしますが、石油事情も従来に比べれば幾ぶんか緩和されつつありますけれども、依然としてまだ見通しが明るくなったわけではございません。それで、いろいろ公共事業に対しましても、その工事につきましては工事を中止した部分等もかなり出てきておりますが、その中にありまして、この高速道路七千六百キロを実現しようといま計画されております。なおかっこの法案によりますと、高速道路建設と同時に、高速自動車国道と密接に関連しましてもちろん自動車交通の能率の増進をはかるためにという大目的に立った上でありますけれども、トラックターミナルあるいは貨物保管施設その他の施設を建設されようと計画……

第72回国会 建設委員会 第10号(1974/05/14、9期、公明党)

○田代富士男君 このたびの四党共同提案の国土利用計画法案が衆議院の木村委員長提出の形をとられまして、衆議院を通過し本院に送付されまして、今日審議をしているところでございますが、午前中の質疑を通じましても、衆議院の皆さま方が非常に御苦労されたということを委員会の審議を通じまして理解することができましたが、午前中にもその経過について一部御説明をいただきましたが、もう少し詳しくこれまでの経過についてひとつ御説明をお願いしたいと思います。北側委員からお願いします。
【次の発言】 そこで、政府側にお尋ねしたいと思いますが、ただいまの経過報告にもありましたとおりに、あらゆる立場からるる検討されまして、四党……

第72回国会 建設委員会 第12号(1974/05/21、9期、公明党)

○田代富士男君 二法案を私は一度に質問したいと思います。  最初に工業再配置・産炭地域振興公団法の一部を改正する法律案のほうから質問をしたいと思います。  この法律案は、大都市からの人口及び産業の地方分散と地域の開発、発展を促進するため、また産炭地域における鉱工業の計画的な発展をはかるため工業再配置、また産炭地域における産炭地域振興公団を原案では国土総合開発公団といたしまして、この公団が従来の工業再配置業務また産炭地振興業務と合わせまして新たにそれぞれの地域社会の中心となる都市の開発整備及び特定の地域の総合的な開発、計画的な開発整備に必要な業務を行なうために所要の改正をはかろうとしていらっしゃ……

第72回国会 建設委員会 第13号(1974/05/28、9期、公明党)

○田代富士男君 最初に、ただいま趣旨説明をしていただきましたおりに、昭和四十二年に設立されたものであるが、以来、今日まで住宅金融公庫の融資つき住宅等三万七千余戸を勤労者に提供する等、相当の実績をあげてきていると、こういうお話でございますが、私は、全体的な立場からいうならば、相当の実績をあげたということにはならないと思うんです。この点は主観の相違で、これはどう評価されるかわかりませんが、「相当の実績」というならば、これはどんな実績かということをちょっと聞いてみなくちゃならない。だからもうちょっと相当の実績という裏づけをされる実績を聞かしていただきたい。それとこの二十三条第五項を追加するのが今回の……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1973/12/19、9期、公明党)

○田代富士男君 きょうは参考人の皆さんに申しわけございませんが、時間が制限されておりまして、私の持ち時間が約三十分ほどでございます。五人の参考人の皆さんからお聞きしますと一人に六分ということで、まことにこういうことで突っ込んだ質問もできないかと思います。で、私もいろいろ聞きたいことがありますが、その一部をお尋ねしたいと思います。  まず、五人の代表のお方がお見えになっておりますから、最初に児玉参考人からお尋ねをしたいと思います。  小麦の場合は、いまもるるお話がありましたが、輸入先は、アメリカが大体五四%、カナダが二四%、オーストラリアが二一・二%、その他が〇・八%と、これが四十七年度の実績じ……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1973/12/21、9期、公明党)

○田代富士男君 きょうは質問の時間が小刻みでございまして、質問するほうの立場としては非常にやりにくい質問でございます。個条的にお尋ねをしたいと思いますから、よろしくお願いしたいと思います。  異常な物価高騰、インフレの原因は中東戦争をきっかけとする石油危機にその一端があることは、これはだんだんと明確にされてきております。そこで、私は、端的に、努力はされていることは一応認めますけれどもお尋ねしたいことがあります。  第一点は、いま、困った困った、打つ手がないと言いながら、三木特使がサウジ・アラビア、エジプト、リビア、クウェートを回っていらっしゃいます。新聞で一部伝えられておりますけれども、通産大……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1974/02/27、9期、公明党)

○田代富士男君 長官に具体的な問題でお尋ねしたいと思いますが、その前に一、二点長官からお話を承っておきたいことがありますから、最初にそれを申し上げたいと思います。  長官は、二月の十五日に田中総理に七項目の緊急物価対策を申し入れられたと思います。その第一項目の中に、石油一次製品及び二次製品の新しい価格体系を早急に確立する必要がある。各製品のメーカーの出し値を中心に標準価格を網羅的に設定してバランスのとれた価格維持をするような意味の第一項目がありましたけれども、もうちょっと具体的にこのことをお話し願いたいと思います。まず第一点です。
【次の発言】 それから引き続いて第二項目でございますが、公取が……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第7号(1974/03/06、9期、公明党)

○田代富士男君 三人のお方からいろいろ説明を聞かしていただきました。国民生活に最も大事な生活必需品を直接扱っていらっしゃる三つの業界の代表の皆さんと思います。そして、今日の物価値上げの危機感をあおったのは一体どこにあるかということをいまるるお話しなされまして、まあメーカーのいろいろな説明もされまして、私たちには直接の原因はないというような、私自身がそういう受け取り方をするような三人の説明だったのですが、私は、はっきり申し上げまして、消費者の皆さん方に安定した価格で提供しようと努力を三人ともされたと思います。努力をされたことは一応認めますけれども、反対に、私は、特に百貨店あるいはスーパー関係は、……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第9号(1974/05/17、9期、公明党)

○田代富士男君 ただいま局長からいろいろ日本と外国と比べた御説明がございましたが、確かに、消費者物価、卸売り物価の上昇率は一時の狂乱時状態は脱したかと思いますが、依然として強いものがうかがえられます。先般発表になりました四十八年度の統計によりますと、消費者物価は四十九年度に一二・一%、卸売り物価は四十九年度に一八・三%、すでにげた部分を持ち越しております。政府の経済見通しでは、その割合をそれぞれ五・六%、また一〇・八%と試算されておりましたけれども、ただいま私が申し上げました数字のとおりに見通しと実績の違いがあるように考えられるわけなんです。また、そういう意味から、早急に物価以外の他の項目も含……

第72回国会 予算委員会 第22号(1974/04/03、9期、公明党)

○田代富士男君 きょうは、参考人の皆さま、ほんとうに御苦労さまでございます。若干の質問をいたしますが、的確にお答えを願いたいと思います。  最初に、飼料の関係を質問をしたいと思います。御承知のとおりに、畜産価格が大幅値上げいたしまして、先日政治加算をされまして、豚の値段とそれから加工原料乳の値段がきまりましたが、現在畜産農家の皆さん方が一番困っている問題は、飼料の問題でございます。ある人が言っておりましたが、諸悪の根源は飼料にあるんだ、こういうことを言っていた人がありますが、そこで最初にお尋ねしたいことは、この飼料は袋で販売されたり、いま直接輸送されたりしておりますが、まず袋で販売される場合に……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 決算委員会 閉会後第1号(1974/08/19、10期、公明党)

○田代富士男君 きょうは決算の総括質問でありますが、総括質問といたしましては非常に時間が短うございます。一時間で全部これをやろうとしましてもたいへんな問題でございますから、まとめていろいろ質問をしていきたいと思います。  最初に、予算の監査につきまして、決算に対する基本姿勢から入っていきたいと思います。御承知のとおりに、予算は、最初は計画の段階において予算審議という形で統制が加えられまして、執行段階で行政庁自体の統制が加えられ、執行が終わって決算の段階で会計検査院の統制を受け、最終に決算審議の形で国会で統制を受けることになっております。で、民主主義財政の要望は、これらの各段階の統制が必要にして……

第73回国会 決算委員会 閉会後第4号(1974/09/11、10期、公明党)

○田代富士男君 午前中も質疑がなされたと思いますが、最初に通産大臣にお尋ねをしたいと思います。  昭和二十二年に成立いたしました独禁法が、その後改悪に次ぐ改悪で、大骨小骨が抜かれまして、いまではほとんどその効力を失っている状態であります。失っているどころか、不当行為の隠れみのとして悪用されている面が多々指摘されております。昭和二十四年の改悪で、合併や株式所有などの制限緩和がはかられ、そして昭和二十七年には、公取によります繊維産業界の四割操業短縮の認可、たとえば例外的カルテル、不況カルテルですが、を公認する立法によりまして、立て続けに独禁法を骨抜きにしてきた。また、昭和二十八年に入りまして、不当……

第73回国会 決算委員会 閉会後第6号(1974/09/20、10期、公明党)

○田代富士男君 私は最初に通称少年の村と、このように呼ばれております青少年を中心といたしました自然と親しむ施設につきましていろいろな問題を質問をしたいと思います。  人類の歴史は自然との戦いの中に繰り広げられてきました。ところが、近代の自然科学の発達は一見自然を征服し、自然を支配することができるかのような錯覚をわれわれに与えました。しかし、人類のエゴがそのまま告発されるかのように公害の発生、また環境破壊を見まして、現在のわれわれはあらためて自然のおそろしさと偉大さというものに感づかざるを得ないのが実情じゃないかと思います。こうした中にありまして、われわれは自然に対してすなおな心で接し、むしろ自……

第73回国会 決算委員会 閉会後第8号(1974/10/25、10期、公明党)

○田代富士男君 私は、国有財産の払い下げの問題につきまして質疑を行ないたいと思います。  最初に、昭和三十二年十二月二十一日付の建設大臣根本龍太郎名で告示されました建設省告示千六百八十九号の中に記されてあります千代田区の大手町にあります大手町公園は、いかなる理由によってできたのか、まず御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 いま局長が申されたとおりに、緑地計画の再検討としてどうしてもあの大手町地区には公園が必要である、その必要な公園の用地を取得するにおいては、予算の関係で国有地等をお願いできるならばこれは目的に一致するものであるということで、公園が必要であるというたてまえから、三十二年……

第73回国会 決算委員会 閉会後第10号(1974/11/08、10期、公明党)

○田代富士男君 最初に建設大臣にお尋ねをいたしますが、いま決算委員会で文藝春秋のあの事件を中心といたしましていろいろ問題が提起されております。その中で私は信濃川の河川敷の買い占めの問題等につきましてきょうは質問をしたいと思います。  質問に入る前に、いま文藝春秋の中にも問題が提起されておりました室町産業という会社につきまして、この会社は、私が信濃川河川敷の買い占め問題をいまから質問をしようといたしますから、まずその主体になりますその会社のことにつきまして、どういう会社であるか、建設大臣もおわかりのことかと思いますから、まずおわかりの範囲内のことを御説明願いたいと思います。

第73回国会 決算委員会 閉会後第11号(1974/11/14、10期、公明党)

○田代富士男君 私は、先日も、この委員会で大手町公園、すなわちこの委員会の会場のまん前に見えます、ここから見れば。あの大手町公園を見つめながら前回に引き続きまして、この問題点を質疑をしていきたいと思います。質疑の焦点は四つの立場から質問をしたいと思います。  第一点は、大手町公園を廃止しなくてはならなかった、廃止の段階に至るまでの理由というものが虚偽に包まれているという問題点であります。廃止の問題。  第二の問題は、手続上の問題、大手町公園が公園廃止をされまして、大洋漁業や三和銀行に払い下げられましたこの手続上の問題。  三番目に、大洋漁業に払い下げられまして、協和銀行との間に契約がなされてお……

第73回国会 決算委員会 閉会後第12号(1974/11/15、10期、公明党)

○田代富士男君 質問の最初に、建設大臣が大臣に就任されまして初めて委員会に御出席になりましたこの場所をおかりいたしまして、小沢建設大臣にお尋ねしたいことがございます。  というのは、これは新聞で、このようにおっしゃったか、おっしゃらないか、これはいまからお尋ねするところでございますが、記事を読みますと、「恒例の大臣就任共同記者会見で、「信濃川河川敷問題」について小沢辰男建設大臣は、「私も新潟県の出身だし、国会などで問題になっていることは十分承知している。総理に不正不当は全くないと思っていたが、所轄大臣としてはそれだけではすまされないので、調査して、明確にすべきことはお答えしたい」」、このように……

第73回国会 決算委員会 閉会後第13号(1974/11/26、10期、公明党)

○田代富士男君 最初にこれは委員長にお伺いしたいのですが、私は大手町公園の問題につきましていままで三回にわたって質疑をしております。特に十四日、また十五日の決算委員会のおりに、これは協和銀行の頭取と大洋漁業の社長に参考人として御出席をお願いをいたしました。最初の十四日の日にはお願いした日にちも短かった関係で協和銀行の頭取は大阪支店の開設の行事のために出席しておると、この日を避けていただいたならば出席をいたします、こういうことでございました。で、大洋漁業の社長は病気のために、私が出席しなければ国会に対して失礼であると、そういうような理由のもとに欠席という通知を受けました。そこで、私は会社の頭取あ……

第73回国会 建設委員会 閉会後第2号(1974/10/15、10期、公明党)

○田代富士男君 私は、庶民の夢であります住宅に、壁のかわりに使用されております「燃えない合板」と通称いわれておりますが、特に近建式抗火合板の問題につきまして若干質問をしたいと思います。  そこで、その近建式抗火合板の問題に入る前に、建築基準法に基づきまして、一つは不燃材料、二つ目には準不燃材料、三つ目には難燃材料、このような一応の分け方がされておりますけれども、特に準不燃材料、難燃材料等のその基準やその試験方法につきまして、最初に御説明を建設省のほうからお願いをしたいと思います。
【次の発言】 次に、これは通産省にお尋ねいたしますが、企業合理化促進法の第三条に基づきまして、各省におきましていろ……

第73回国会 建設委員会 閉会後第3号(1974/11/12、10期、公明党)

○田代富士男君 第三班の御報告を申し上げます。  大森理事、春日委員及び私田代は、去る十月八日から四日間にわたり、北海道における建設事業の実情を調査してまいりました。  北海道の開発は、明治二年以来、独自の体制の中で計画的に進められてきましたが、特に戦後は国民経済の復興発展をになう施策として位置づけられ、百年の歴史とともに今日に至っているのであります。  戦前の拓殖計画は内務省の解体で中断され、戦後は北海道開発法により北海道開発庁が発足、昭和、一十七年以降は北海道総合開発計画に基づいて、資源開発とともに社会基盤、生活基盤の整備が進められてきたのであります。しかし、高度成長のもとで策定された現行……

第73回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1974/09/04、10期、公明党)

○田代富士男君 午前中に引き続いて行なわれます委員会におきまして、午前中もう話題になったと思いますが、最初に消費者米価のことについてお尋ねをしたいと思います。  現在、米価審議会が開かれている最中でございます。政府案といたしまして三六%の値上げ案が提示されております。この三六%の値上げが実施されるならば、経企庁の試算によりましても消費者物価は一・一五%上がる計算にされております。まあ、これだけではなくして、御承知のとおりに国鉄、私鉄、地下鉄、バス等の公共料金等が値上がりいたしますれば、消費者米価の値上げで基調一%を含みまして消費者物価は二・四五%の値上げというようなことが計算に出ております。こ……

第75回国会 決算委員会 第7号(1975/03/14、10期、公明党)

○田代富士男君 いまいろいろ御意見が出ておりますが、特殊法人が百十人、いまお話がありました。天下りが悪いということですが、それもそうですが、私は特殊法人の創設の意義、この特殊法人の創設の意義に反している。という理由は、御承知のとおりにこの特殊法人は、行政機関で行う不適当な仕事あるいは業務の能率運営を図る意味から民間人を起用した方がよろしい、端的に申し上げるならば、非官僚化というのが特殊法人の創設の意義であります。ところが現実にはいまお話がありますとおりに、大蔵省、通産省、農林省、運輸省、建設省のこういう関係から半数前後の人たちが天下りをしている。こういう特殊法人創設の意義に反している。こういう……

第75回国会 決算委員会 第8号(1975/05/07、10期、公明党)

○田代富士男君 私は運輸省の関係、特にきょうは国鉄を中心とした問題に対してお尋ねをしたいと思います。  過日、四回にわたりまして新幹線の総点検をおやりになりました。その総点検の結果並びにどういう効果が出ているのか、まず最初に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この総点検をやりました折に、私は大阪に在住しておりますし、大阪で公明党といたしまして調査班をつくりまして一緒に総点検に参加をしました。そのときに、公明党の大阪府本部の大久保府会議員を中心といたしました調査団が、主に新大阪駅構内を調査いたしました折に、まあ驚いたことに、ボルトが二十メートルの間に十一本抜けていた、それからレールの摩耗が……

第75回国会 決算委員会 第10号(1975/05/23、10期、公明党)

○田代富士男君 私は、三木内閣の経済政策を統括されます福田副総理に当面の景気及び今後の見通しについてお尋ねをしたいと思います。  最初に、春闘後の経済の運営についてでありますが、鉄鋼大手、私鉄総連、公労協の賃上げが御承知のとおりに一五%以下に押さえられまして、今春闘の結果につきまして、福田副総理としてどのような感想をお持ちであるか、午前中の本会議では、なだらかな解決であったと、こういう表現をされておりますけれども、もっとわかりやすいようにこれもお願いしたいと思います。  また一五%という低い賃上げになったことにつきまして、私は、これでは落ち込んだ個人消費を回復するということはむずかしいんじゃな……

第75回国会 建設委員会 第4号(1975/03/13、10期、公明党)

○田代富士男君 私は、きょう、住宅問題、二番目には地価の問題、三番目に国土利用計画法、そして四番目に建築の残土の問題等につきまして質疑をしたいと思います。  持ち時間が決められておりましたが、きょうは御承知のとおりにこういう変則な時間からの委員会のために持ち時間を制限を受けました。つきまして、質問のできるところまでやってまいりますが、残りました質問は次回に保留さしてもらいたいことを最初にお願いをしておきたいと思います。次回に続けてやりたい。与えられた時間の範囲内で協力をいたしますけれども、そういう趣旨でできるところで終わりたいと思います。そういうことを最初に申し上げ、委員長にも確認をさしていた……

第75回国会 建設委員会 第7号(1975/03/25、10期、公明党)

○田代富士男君 下水道事業センター法の一部を改正する法律案の五ページにありますが、第二十六条第二項のところでございますが、「事業団は、前項第一号に掲げる業務を受託する場合においては、特別の事情がない限り、」云々ということがここにありますけれども、この「特別の事情」というのは何を指すのか、最初に御説明を願います。
【次の発言】 いま局長が御説明いただきましたけれども、こういう法律というものは、だれが読んでもある程度こういうものであるということが理解できるものでなくちゃならないと思うんです。特にここに書いてありますとおりに、「特別」という言葉を使っておりますけれども、こういう法案の上の「特別」とい……

第75回国会 建設委員会 第9号(1975/05/29、10期、公明党)

○田代富士男君 最初に、住宅政策一般についてお尋ねをしたいと思います。  昭和四十九年の三月に建設省の住宅局が発表されました昭和四十八年度の住宅需要実態調査結果報告によりますと、住宅困窮世帯が非常に多い。数字を簡単に、御承知のことと思いますが、全国平均で約三五%、東京圏が三九%、大阪圏が三九%、中京圏三一%、このように国民の住宅に対する要求というこの報告が実態としてあらわれているわけなんです。また、四十九年の六月に内閣広報室が調査しました大都市地域における住宅宅地に関する世論調査によりますと、大都市地域において都道府県や公団、公社等の公の機関が大規模に宅地開発を行った場合、その宅地はどのように……

第75回国会 建設委員会 第12号(1975/06/12、10期、公明党)

○田代富士男君 時間が余りないそうでございますが、まず第一番目に、いま住宅基本法の制定を急いでもらいたいと、このように申されましたが、今後の住宅政策の方向について、一戸建ての住宅を中心でいくのか、中高層の賃貸式の集合住宅、こういう方向でいくのか、あるいは並列でいくのか、直接勤労者向けの住宅を供給していらっしゃる立場でありますから、今後の方向性ですね、どうお考えになっていらっしゃるのか。  それから勤労者を対象としていらっしゃいますが、四十八年度に建設省の住宅局から住宅の需給実態調査が出されまして、全国平均で一千万世帯の人が困っている、東京周辺で、その他ずうっと数字が出ておりますけれども、また四……

第75回国会 建設委員会 第13号(1975/06/17、10期、公明党)

○田代富士男君 四、五点お尋ねをしたいと思います。  最初に、先日洋光台と港南台の視察に参りました。 それから、当委員会に五名の参考人をお招きいたしまして意見を聞きました。そのときに私は一番思ったことは何か。御承知のとおりに、東京、大阪、名古屋の三大都市圏で約百万戸の住宅を開発し、提供しようという目的でありますが、これが実行されるならば非常に国民の皆さんも喜ぶでしょう。それも約十万円で提供するということであります。しかし、参考人の人の意見をまとめてみますと、椚座参考人は、現在泉北ニュータウンでいまから売り出す土地も十六万円以上になるでしょう。それから設楽参考人ですが、造成した土地は二十万円を超……

第75回国会 建設委員会 第15号(1975/06/26、10期、公明党)

○田代富士男君 都市開発の問題はいろいろな問題点があります。そういう問題点をどのようにして解決していくかということが大きなポイントではないかと思います。地区ぐるみで市街地を改造いたしまして、それによりまして住民生活を向上させ、高福祉社会にふさわしい市街地環境をつくり出していかねばならない。また、人口と産業が集中した過密都市でいかにして都市空間をつくり出していくのか。これがいま都市問題の大きなテーマではないかと思います。建設省を初め国土庁においていまいろいろな施策を講じていらっしゃいます。悪化する一方の都市機能を更新したり都市環境を改善するために、街路あるいは公園、下水道、まあ数多くの公共事業等……

第75回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1975/06/04、10期、公明党)

○田代富士男君 きょうはいまの理事会で福田副総理の時間が短いということで、短い時間で質問をすることになりました。まとめてお聞きいたしますから、ひとつよろしくお願いいたします。  最初に、麦の政府売り渡し価格についてお尋ねをいたします。  政府は、昭和五十年度の予算編成との関係で公共料金の五十年度中の運用方針を決定されているわけなんですが、それによりますと、塩と麦価は当面据え置くという取り扱いが行われておりますけれども、六月に開かれる麦価米審を前にいたしまして大蔵、農林サイドからは、財政支出抑制の観点から早くも麦の政府売り渡し価格の引き上げに関するアドバルーンが上がっておる現状であります。これは……

第76回国会 建設委員会 第3号(1975/12/11、10期、公明党)

○田代富士男君 引き続いて質問をしたいと思います。  道路というものは、鉄道と同じく日本の経済の発展に、また地域の発展になくてはならないものであることは申すまでもないと思います。まあ大事な社会資本のストックであると思うわけなんですが、そういう意味からこの道路の整備ということにつきまして、午前中からただいまの質問を通じまして一貫して質疑がされておりますが、この十分に整備されるかされないかということが交通輸送の財政支出にも非常な影響を与えますし、また地域の振興にも非常な影響を与えることは論をまたないものであります。そういう意味から、いいかげんなこういう道路の維持管理がされておるならば、それが積もり……

第76回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1975/12/17、10期、公明党)

○田代富士男君 私は限られた時間でありますし、三十分で物価の質問ということは、往復考えたら何もできないと言っても過言じゃないと思いますが、これも経済企画庁長官が十二時四十分に帰してもらいたいということでございますが、やはりこういうときには一日がかりでもやるというくらいの気概が欲しいんです。だから、今国会が始まって始めてですよ、きょう。こういう初めての、ましていま物価の問題で中心になっているときに、私は十二時四十分までしか出席できませんから、それでお願いします、これはこの姿勢から改めなくちゃなりませんが、これだけしゃべっていたら三十分たってしまいます。(笑声)だから、そのつもりでひとつ……

第77回国会 決算委員会 第3号(1976/01/22、10期、公明党)

○田代富士男君 私は労働省並びに建設省に対しまして若干の質問を行ってまいりたいと思います。  で、昨年一年間に完全失業者が百万人前後の水準を続けておりますし、さらにことしを考えてみますと、決算資金が集中いたします三月ごろには倒産件数が多発する恐れがある、こういう季節的な要因も加わりまして、完全失業者はいま新聞その他で報道されているだけでも百三十万人を突破するであろうと予想されております。企業倒産は景気が回復するならば、また防げるということもありますし、この景気回復に大きく作用されるために、景気回復次第においては倒産件数は減少するかもしれません。ところが現在の企業の過剰人員は、低成長下の雇用とい……

第77回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1976/05/19、10期、公明党)

○田代富士男君 田中先生の質問時間に割り込みまして、まことに申しわけございません。ありがとうございました。この後ちょっと常任委員長の会合がございますものですから、その出席で割り込ませていただきまして、申しわけございません。そういうわけで時間が余りないものですから、こちらも簡潔に質問をしてまいりたいと思いますから、よろしくお願いをしたいと思います。  最初に、福田副総理にお尋ねをいたしますが、去る四月の二十七日に政府が独禁法改正案を閣議決定をされたと思います。これは副総理も御存じだと思います。ところが、いまだに国会に提出をなさっておりません。この問題につきましては、去る五月七日の参議院の予算委員……

第77回国会 法務委員会 第2号(1976/01/27、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  私、このたび法務委員長に選任されました。はなはだ微力ではございますが、皆様の御協力をいただきまして、職責を全うしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  矢田部理君、片山正英君、高橋邦雄君、亘四郎君、佐多宗二君、白木義一郎君が委員を辞任され、その補欠として小柳勇君、林ゆう君、平井卓志君、黒住忠行君、松岡克由君、宮崎正義君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員……

第77回国会 法務委員会 第3号(1976/03/04、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  橋本敦君が委員を辞任され、その補欠として内藤功君が選任されました。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  まず、法務行政の基本方針について、稻葉法務大臣からその所信を聴取いたします。稻葉法務大臣。
【次の発言】 中山法務政務次官から発言を求められておりますので、この際これを許します。中山法務政務次官。
【次の発言】 次に、昭和五十一年度法務省及び裁判所関係予算について説明を聴取いたします。近松法務大臣官房会計課長。

第77回国会 法務委員会 第4号(1976/05/11、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  宮崎正義君、小柳勇君、栗原俊夫君が委員を辞任され、その補欠として原田立君、寺田熊雄君、秋山長造君が選任されました。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御質疑もなければ、本日の調査はこの程度にとどめます。
【次の発言】 引き続きまして、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。稻葉法務大臣。

第77回国会 法務委員会 第5号(1976/05/13、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  寺田熊雄君、植木光教君が委員を辞任され、その補欠として小柳勇君、斎藤十朗君が選任されました。
【次の発言】 集団代表訴訟に関する法律案を議題といたします。  発議者白木義一郎君から趣旨説明を聴取いたします。白木君。
【次の発言】 民法の一部を改正する法律案を議題といたします。  発議者佐々木静子君から趣旨説明を聴取いたします。佐々木君。
【次の発言】 以上で趣旨説明聴取は終わりました。  両案に対する質疑は後日に譲ることといたします。

第77回国会 法務委員会 第6号(1976/05/18、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  橘直治君、橋本敦君が委員を辞任され、その補欠として前田佳都男君、近藤忠孝君が選任されました。
【次の発言】 犯罪被害補償法案を議題といたします。  発議者原田立君から趣旨説明を聴取いたします。原田立君。
【次の発言】 次に、刑事補償法の一部を改正する法律案を議題といたします。  発議者原田立君から趣旨説明を聴取いたします。原田立君。
【次の発言】 以上で趣旨説明聴取は終わりました。  両案に対する質疑は後日に譲ることといたします。  午前の審査はこの程度にとどめます。  午後一時三十分……

第77回国会 法務委員会 第7号(1976/05/20、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、理事に原田立君を指名いたします。
【次の発言】 民法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。橋本敦君が委員を辞任され、その補欠として須藤五……

第77回国会 法務委員会 第8号(1976/05/21、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第五一七号民法第七百五十条及び第七百六十七条の改正に関する請願外三十件を議題といたします。  速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。  第五一七号民法第七百五十条及び第七百六十七条の改正に関する請願外三十件は、保留と決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  検察及び裁判の運営等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、……

第78回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1976/10/22、10期、公明党)

○田代富士男君 きょうは時間が限られておりますが、福田副総理に最初に、いま問題の一番中心者でございますからそういう点を最初にまとめてお尋ねをしたいと思いますが、昨日来から福田副総理が挙党協の推薦によりまして総裁になるという、こういう発表がされております。で、率直にお聞きいたしますが、テレビでも私は聞きましたが、三十八歳の年齢でありますと、こういう発言をされてがんばるということでございますから、総裁になれる確信があるのかないのか、端的に第一番目に聞きたいと思います。それから、そういう総裁に推薦をされたということはあくまで挙党協の推薦でございますから福田副総理の今後の行動はあくまで挙党協にコントロ……

第78回国会 法務委員会 第1号(1976/10/07、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  秋山長造君、木村睦男君及び林ゆう君が委員を辞任され、栗原俊夫君、丸茂重貞君、八木一郎君が委員に選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に大島友治君を指名いたします。

第78回国会 法務委員会 閉会後第1号(1976/11/12、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  連合審査会に関する件についてお諮りいたします。  三木内閣総理大臣に対するにせ電話事件に関する件について、本日午前十時からロッキード問題に関する調査特別委員会と連合審査会を開会することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、去る十月二十八日決定いたしました鬼頭証人からの証言聴取は、右連合審査会において行いますので、御了承願います。  委員会はこれで休憩といたします。    午前九時四十一分休憩
【次の発言】 ただいまから法務委員会を再開いたします。  委員の異動に……

第78回国会 法務委員会 第2号(1976/10/14、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  犯罪被害補償法案並びに刑事補償法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  両法案の発議者原田立君から趣旨説明を聴取いたします。原田立君。
【次の発言】 以上で趣旨説明聴取を終わりました。  両案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時二十二分散会

第78回国会 法務委員会 第3号(1976/10/19、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  岩本政一君が委員を辞任され、その補欠として岡田広君が選任されました。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時五十分散会

第78回国会 法務委員会 第4号(1976/10/26、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  岡田広君、山本茂一郎君が委員を辞任され、その補欠として岩本政一君、丸茂重貞君が選任されました。
【次の発言】 証人の出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  総理に対するにせ電話事件に関し、京都地方裁判所鬼頭史郎判事補を証人として十月二十八日午前九時三十分に出頭を求め、その証言を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、その手続等は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第78回国会 法務委員会 第5号(1976/10/28、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  本日の委員会について一言申し上げます。  さきの委員会で、総理に対するにせ電話事件に関し、京都地方裁判所鬼頭史郎判事補の証人喚問を決定し、本日、同証人の証言を聴取することになっておりましたが、その後、都合により本日は証人喚問はできないので、理事会で協議の結果、本日の証言聴取は取りやめることになりました。  なお、本件については理事会で引き続き検討することとなっておりますので、この点もあわせて御了承願います。
【次の発言】 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を一……

第78回国会 法務委員会 第6号(1976/11/04、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 もう一問だけ、簡単に。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。  ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 次に、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。

第80回国会 法務委員会 第1号(1977/02/04、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  小柳勇君及び八木一郎君が委員を辞任され、その補欠として寺田熊雄君及び高橋雄之助君が選任されました。
【次の発言】 佐々木静子君から、去る一月三十一日、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員の異動及び理事の辞任に伴い、現在理事が二名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により委員……

第80回国会 法務委員会 第2号(1977/03/15、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  本日、橋本敦君が委員を辞任され、その補欠として渡辺武君が選任されました。
【次の発言】 まず、福田法務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。福田法務大臣。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  法務行政の基本方針について、福田法務大臣からその所信を聴取いたします。福田法務大臣。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終わりました。  この際、塩崎法務政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。塩崎法務政務次官。

第80回国会 法務委員会 第3号(1977/03/22、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十六日、渡辺武君が委員を辞任され、その補欠として橋本敦君が選任されました。
【次の発言】 この際、御報告いたします。  昨年十一月十二日の本委員会の決定により告発いたしました鬼頭史郎に対する議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律違反被疑事件につきまして、去る三月十八日、検察当局から不起訴処分に付した旨の通知書が参りましたので御報告いたします。  なお、本通知書は、本日の会議録の末尾に掲載をいたします。
【次の発言】 まず、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題とい……

第80回国会 法務委員会 第4号(1977/03/24、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  まず、さきの委員会で御報告いたしました鬼頭史郎にかかわる議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律違反被疑事件に対する不起訴処分につきまして、法務省当局から説明を聴取いたします。石山公安課長。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。  引き続き、本調査の質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際委員の異動について御報告をいたします。  本日、塩見俊二君及び町村金五君が委員を辞任され、その補欠として中村太郎君及び佐藤信二君が選任され……

第80回国会 法務委員会 第5号(1977/04/07、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に寺田熊雄君を指名いたします。
【次の発言】 証人等の被害についての給付に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。福田法務大臣。

第80回国会 法務委員会 第6号(1977/04/12、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十一日、石本茂君、岩本政一君、塩見俊二君、高橋雄之助君、町村金五君、安井謙君及び斎藤十朗君が委員を辞任され、その補欠として山本茂一郎君、石破二朗君、佐藤信二君、遠藤要君、藤川一秋君、望月邦夫君及び斎藤栄三郎君が選任されました。
【次の発言】 社債発行限度暫定措置法案を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより討論に入ります。……

第80回国会 法務委員会 第7号(1977/04/21、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、石本茂君及び塩見俊二君が委員を辞任され、その補欠として宮田輝君及び河本嘉久蔵君が選任されました。
【次の発言】 沖繩の弁護士資格者等に対する本邦の弁護士資格等の付与に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、提出者衆議院法務委員長上村千一郎君から趣旨説明を聴取いたします。上村千一郎君。
【次の発言】 以上で趣旨説明聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。

第80回国会 法務委員会 第8号(1977/05/19、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、この際理事の補欠選任を行いたいと存じます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に寺田熊雄君及び宮崎正義君を指名いたします。
【次の発言】 民法及び戸籍法の一部を改正する法律案を議題といたします。  発議者沓脱タケ子君から趣旨説明を聴取いたします。沓脱タケ子君。

第80回国会 法務委員会 第9号(1977/05/24、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。
【次の発言】 刑法の一部を改正する法律案を議題といたします。  発議者寺本広作君から趣旨説明を聴取いたします。寺本広作君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時二十一分散会

第80回国会 法務委員会 第10号(1977/05/26、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  石本茂君及び高橋雄之助君が委員を辞任され、その補欠として青井政美君及び源田実君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い理事が欠員となりましたので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に寺田熊雄君を指名いたします。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。  第一七七四号前……

第80回国会 法務委員会 第11号(1977/06/07、10期、公明党)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  宮崎正義君が委員を辞任され、その補欠として白木義一郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に白木義一郎君を指名いたします。
【次の発言】 検察及び裁判の運営等に関する調査を議題といたしま……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 運輸委員会 第2号(1977/10/25、11期、公明党)

○田代富士男君 時間も余りありませんからまとめてお尋ねをしたいと思います。  最初に、朝田参考人にお尋ねしたいと思いますが、いま国会におきましてもハイジャック防止法案、六項目を中心に検討いたしまして、日航といたしましては、それ以外に八項目の緊急強化の実施をなさっていらっしゃることを聞いております。これはもちろん安全検査等の徹底が第一であると思いますが、いま委員が御質問になりましたボンベイの空港の搭乗の際のことが不明であると、こういうことでございました。それに対して関川参考人の方から、空港内における作業員、そういう作業員が下請あるいは孫請によって行われている。これを乗客者をチェックしても、そうい……

第82回国会 運輸委員会 第3号(1977/10/27、11期、公明党)

○田代富士男君 私は、造船不況対策とハイジャック問題について質問をしたいと思います。  最初に、造船不況対策についてでございますが、最近の造船業界は、繊維業界と同じように、造船王国日本に戦後最大の不況の嵐が吹きつけているのが現状でないでしょうか。御承知のとおりに海運市況の低迷、タンカーの船腹過剰等によりまして新造船建造需要が著しく減退をしておりまして、需給の不均衡が生じておりまして、造船業は世界的にも不況を招いており、わが国においても例外ではございません。特にわが国は、今日までタンカーを主体として世界に誇る造船国として伸びてきたのでございますが、工事量の減少、不況というものはどん底にあるといっ……

第82回国会 運輸委員会 第4号(1977/11/01、11期、公明党)

○田代富士男君 私は、五十二年の九月七日、フィリピンの東方海上に発生しました台風九号の問題につきまして質問をしたいと思います。  この台風九号の中心気圧は九百五ミリバールという大型台風になりまして、九州に接近する旨の気象台の予報が出されました。その進路について予報を信じまして、黄海に出漁しておりました漁船は操業を打ち切りまして、中国の上海港向けに緊急避難をすべく航行したのでございますが、台風の進路は予想とは余りにも異なりまして、緊急避難したその漁船が台風の進路のど真ん中に突入するというきわめて危険な状態になりまして、大きな被害を起こしております。  どうしてこのような予報の違いが生じたのか、そ……

第82回国会 運輸委員会 第7号(1977/11/22、11期、公明党)

○田代富士男君 日本国有鉄道の再建対策につきまして、種々議論がされておりますが、その議論の中で、国鉄を再建するにはどうすればよいか。端的に申し上げるならば、三点に集約されるのではないかと思います。  第一点は、当事者であります国鉄自身の企業努力をどのようにしていくかという点でございます。第二点は、それに対する国の助成をどうしていくかという問題点であります。第三点は、国民の協力をどのようにして得ていくかという三点ではないかと思うのであります。  ところが、第一点、第二点、この議論を通じましても明確にされておりません。第三点の、国民に協力をさせる、してもらう、こういう法定制の緩和というものがいま議……

第82回国会 決算委員会 第4号(1977/11/16、11期、公明党)

○田代富士男君 私は、最近問題化しておりますサラリーマン金融のことについてお尋ねをしたいと思います。ここで、誤解を招かないためにも一言申し上げておきたいことは、庶民金融業者のすべてが悪いということではございません。もちろん良心的な業者がいらっしゃることも承知いたしております。良心的な業者は、たとえば夫婦そろって借りに来れば利率を下げてあげると、また夫または妻、妻または夫が借りに来ても今後一切貸さないでくださいと、電話一本でも申し出があった場合には、その店だけでなくして関連の多いところにも連絡がとられ、一切貸さないと良心的な姿勢で臨んでおります。また借り手の生活態度、経済状況を考慮いたしまして貸……

第82回国会 決算委員会 第5号(1977/11/18、11期、公明党)

○田代富士男君 最初に法務省にお尋ねをしたいと思います。  現在法律扶助制度という制度がございますが、これは、資力が乏しいために裁判を受けることができずに困っている人に対しまして、訴訟費用あるいは弁護士の費用等、訴訟に関するそういうすべての費用を立てかえて支払うという制度でございまして、訴訟終了後にもちろんその費用は返還をしてもらう制度になっておりますが、最近この扶助決定件数というものが非常に停滞をしている。それに引きかえまして申し込み件数は非常に多くなっていると、こういうような現状がございます。法律上正しい権利を持っているにもかかわらず、貧しいために法律の庇護を受けられない人を守るためにも、……

第83回国会 運輸委員会 第1号(1977/12/08、11期、公明党)

○田代富士男君 私は、公明党を代表して、政府提案の国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行うものであります。  初めに、国鉄の財政再建に対する政府の基本姿勢について述べたい。  一音で言うならば、政府の国鉄財政再建に対する基本姿勢は、真にずさんであると言わねばなりません。今回のように、国鉄の財政を悪化させた根本原因は、政府の総合交通政策の欠如であり、政府はまずその責任を明確にすべきであります。  しかるに、政府は今回の委員会審議を通じてもその責任を明確にしなかったばかりか、かえって法定制緩和によって運賃の値上げに安易な道を開き、国民にその責任を転嫁しようとし……

第83回国会 決算委員会 閉会後第1号(1977/12/15、11期、公明党)

○田代富士男君 私は、きょうは児童保護費並びに保育行政の問題と、成田空港の伝染病隔離施設の問題についてお尋ねをしたいと思います。  最初に、厚生省関係の質問をしたいと思いますが、四十九年度の予算は、御承知のとおりに、四十八年度後半からの狂乱物価を鎮静させるという一こういう意図もありまして、総需要抑制策をとられてまいりました。そういう結果から、一般会計というものは、御承知のとおりに、当初予算では公共事業というものは対前年度比はマイナスと、こういう低目に抑えられてまいったのでございますが、社会保障関係の国民福祉の向上に直結する施策というものは充実が図られております。こういう意味から、社会保障費の伸……

第83回国会 決算委員会 閉会後第2号(1977/12/16、11期、公明党)

○田代富士男君 きょうの委員会は文部省関係の決算でございますから、私は文部省の補助金行政について具体的な事例を挙げましてお尋ねをしたいと思います。  まず最初に、会計検査院の昭和五十年度検査報告に不当事項として掲記されております文部省の補助金事業のうち、特に京都府城陽市立古川小学校校舎新築に係る指摘につきまして、まず、会計検査院が城陽市について四十九年度にも検査に入られたということを聞いておりますけれども、検査報告にはそれが掲記されておりませんけれども、その内容がわかったら教えていただきたいと思います。
【次の発言】 いま、会計検査院からいろいろお話がございまして、二百三十トンの鉄骨が必要なの……

第84回国会 運輸委員会 第4号(1978/03/28、11期、公明党)

○田代富士男君 最初に、運輸大臣も御承知のとおりに、成田空港の管制塔が壊されました事件につきまして、けさ閣議が行われたということを聞いておりますが、けさの閣議におきまして、三十日開港というこの時期を控えました成田新空港に対して、どのような閣議決定がなされたのか。最初に詳しく具体的に御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 ただいま政府声明が行われれた内容につきまして運輸大臣から御説明をお聞きいたしましたが、私はこの政府声明の声明書を読みました。この成田空港の開港ということは福田内閣の大きな本年度における公約の一つではなかったかと思うわけなんです。今国会の当初においても明確に公約として発表……

第84回国会 運輸委員会 第5号(1978/04/06、11期、公明党)

○田代富士男君 きょうの委員会の最初に、新東京国際空港関係閣僚会議において決定されました安全確保対策要綱をいただきました。これで新東京国際空港安全確保について責任を持って対処をすることを明らかにして、新たに開港日を五十三年五月二十日にお決めになりました。これに先立ちまして警察庁の方から、現在の施設の状況であったならば警察として万全の警備体制はできないと、こういう立場から三十一項目にわたる改善要望書が出されております。もちろん、それも含んだ上のこの決定であると思いますが、最初に公団の大塚総裁にお尋ねいたしますが、警察庁から出されました三十一項目というものは、前回の委員会でも私が質問いたしましたと……

第84回国会 運輸委員会 第6号(1978/04/11、11期、公明党)

○田代富士男君 五人の参考人の方にはお忙しいところをおいでいただきまして、本来であるならば時間をおかけしましてゆっくり皆さんの御意見を承りたいわけでございますが、時間に制限がございますものですからまとめて質問をしたいと思います。  最初に南参考人に代表でお尋ねしたいと思いますが、いまもいろいろお話を聞いておりましたが、私なりに考えてみますと、行政側も企業側も何とかしなくてはならないというお気持ちであることは理解できますけれども、その手の打ち方がテンポが遅いのではないかと、率直なそういう気持ちを持ちます、一つの問題としていまもちょっと出ておりましたけれども、海運造船合理化審議会のいま審議が現在な……

第84回国会 運輸委員会 第7号(1978/04/25、11期、公明党)

○田代富士男君 時間も限られておりますから、まとめて質問をしたいと思います。  最初に平本参考人にお尋ねをいたします。海運造船のシステム・ダイナミックス・モデルについて研究会を持たれまして、その中で今後の展望をどのように考えていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。また、いまも問題になっておりましたが、一九七〇年代の後半から回復し始めまして、一九八〇年代後半で大好況を迎えると、こういうようなことが述べられておりますけれども、そこらあたりをもうちょっと詳しく御説明願いたいと思います。  第二番目には、現在の不況に対応するために造船設備の廃棄が検討されておりますが、こうしたことが長い目で見た場合……

第84回国会 運輸委員会 第8号(1978/04/27、11期、公明党)

○田代富士男君 まだ大臣がお見えになっておりませんが、時間がもったいないですから、先にお聞きさしていただきたいと思いますが、午前中からもこの造船問題に対する質疑が行われております。また、当委員会で参考人の方を二回にわたりましておいでいただきまして意見を聴取するということは、恐らくいまだかつてないことでございます。そのように造船界の現在の問題というものは大きな社会問題になっております。特に、参考人の方からの意見もありましたが、運輸省当局といたしまして、現在の状況をどのように受けとめられておるのか。最近、倒産件数が非常に多くなってきておりますが、まず最初に、その状況につきましてひとつ御説明をいただ……

第84回国会 運輸委員会 第13号(1978/06/08、11期、公明党)

○田代富士男君 きょうは私は、臨時運行業務の実情と事務改善についてお尋ねをしたいと思いますが、まず最初に自動車運送車両法による自動車の臨時回送運行許可制度について、簡単に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまもお話ありました臨時運行許可の件数につきまして、全国といいましても何だから、主に東京あるいは大阪に例を挙げて件数がどのくらいあったのか御説明を願いたいと思います。できれば全国的な傾向もあわせてお願いしたいと思います。
【次の発言】 いま大阪の数字を御説明いただきましたが、私の持っている資料とちょっと違いがあります。もう一度大阪の数字をちょっと説明してくれますか。

第84回国会 決算委員会 閉会後第1号(1978/07/05、11期、公明党)

○田代富士男君 最初に、私は、大阪の国税局を中心といたしまして、退職される職員に対しまして、国税局といたしまして、顧問先といいますか、そういう就職先のあっせんを行っているということで一つの大きな社会問題に発展しておりますが、最初に国税庁当局といたしまして現在どのようにこの問題を把握なさっていらっしゃるのか、概略の御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 いま長官からいろいろな現在の問題点をお話しいただきまして、一つは退職後の生活の安定をどうするのかと、また、こういう国家権力の強い職場であるからそういういろいろな面に迷惑を与えないようにという、こういう配慮をし、そういう指導をいままでとりな……

第84回国会 決算委員会 第2号(1978/01/18、11期、公明党)

○田代富士男君 きょうは、農林省関係の質問でございますから、過日、日米通商交渉におきまして、いろいろ牛肉の輸入割り当て枠の増加の問題、ジュースの問題、オレンジの問題等が取り上げられておりますから、そのことにつきまして質問をしてまいりたいと思います。  日米通商交渉におきましては、百億ドルの黒字減らしのためにということで、主に農業関係品目が大きく取り上げられました。残存輸入制限品目二十七品目の中で、農業関係二十二品目全部を自由化したといたしましても、金額にいたしまして、わずか五億ドルにしかすぎないのでございますが、そういう中にありまして、農業関係品目がクローズアップされたその理由は何であるのか、……

第84回国会 決算委員会 第3号(1978/02/10、11期、公明党)

○田代富士男君 最初に、私は主に郵便物に関する問題を質問いたしまして、その後に電電公社に対する質問をしたいと思います。  御承知のとおりに、昨年の七月、時期を同じくいたしまして、行政管理庁から郵政事業の運営に関する行政監察結果に基づく勧告と、郵政審議会から、「社会経済の動向に対応する郵政事業のあり方」というこの答申が同時に出されております。この内容はすでに御承知のとおりと思いますが、特に行管の勧告の中で大きな問題としては、郵便物の配達業務の運行が安定していないということが、遅配の原因になっていることが指摘されております。そして行管の勧告は、郵便利用者へのサービス確保ということを大きく主張されて……

第84回国会 決算委員会 第4号(1978/02/15、11期、公明党)

○田代富士男君 最初に会計検査院にお尋ねいたしますが、会計検査を実施されるについて、どのような決意で臨んでいらっしゃるのか。また、その結果検査報告書を提出されるわけなんですが、その提出に対するお考え方について最初に簡単に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それでちょっと具体的なことでお尋ねいたしますが、検査の一つの手段として、昭和四十四年から租税関係不当件数の表示方法を変更されたと思いますが、その変更された理由について簡単に御説明願います。
【次の発言】 いまお話しありましたけれども、そういう事務上の立場から、他との比較からもそういうふうに変更したとおっしゃいますけれども、やはり一という……

第84回国会 決算委員会 閉会後第4号(1978/09/01、11期、公明党)

○田代富士男君 私は文部省と科学技術庁、両省にわたりまして質問をしたいと思いますが、質問の順序といたしまして、最初に文部害関係に対して質問を行いたいと思います。  まず最初に、去る八月二十九日、茅誠司東大名誉教授が福田総理を訪問されまして、日中平和友好条約締結の記念事業といたしまして、両国間の学術全体の共同研究を進めるために日中学術センターの設立を要望され、その要望書を提出されたわけでございます。内容は、御承知のとおりに運営資金一千億円、全額日本政府が出資いたしまして、両国の学者で構成する日中学術会議が運営に当たる。そしてこのセンターをケ小平副主席来日の十月下旬までに設立のめどを立てたいと、こ……

第84回国会 決算委員会 第5号(1978/02/27、11期、公明党)

○田代富士男君 最初に私は、去る五十二年の七月に打ち上げられましたわが国で初めての静止衛星「ひまわり」のことについてお尋ねをしたいと思います。  この静止衛星「ひまわり」は、予報精度の向上のために大きな寄与をしておりますが、この「ひまわり」が製作されるに至りました製作経過と、それにかかりました製作費用を簡単に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、五十二年の九月の八日でございましたか、第一回の画像の撮影試験が行われた際、直径約五十センチぐらいでございますか、この地球の画像の面で北東―南西方向で八ミリの伸び、そしてその反対に北西それから南東の方向で八ミリの縮みというようなこういう画像が……

第84回国会 決算委員会 第6号(1978/03/17、11期、公明党)

○田代富士男君 最初に、私はジェット特別着陸料金の問題についてお尋ねをしたいと思います。  すでに、五十年の九月から、ジェット機を利用される乗客に対して一人六百円の特別料金が取られております。当時五十年の時点では、飛行機の利用客は約一千万人と見込まれ、実績がございます。現在は約二千八百万人ほどの利用客になっているのではないかと思いますが、そういう経過を経まして、今日までこれが実行されておりますが、国内の航空会社三社のジェット特別料金の収支の状況、また航空会社の損益決算状況につきまして御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 いま具体的な数字を示していただきましたが、このジェット特別料金の設定……

第84回国会 決算委員会 第7号(1978/03/24、11期、公明党)

○田代富士男君 きょう私は、財形貯蓄の問題についてお尋ねをしたいと思います。  現在の長期不況克服のために、現在、政府は大型の公共投資でもって打開を図ろうといういろいろな施策が講じられております。特に公明党は、大型の公共事業よりも生活関連の公共投資に力を注ぐべきである、このように私たちは強く主張しております。特に持ち家住宅、このような住宅の建設の促進等を図りまして、国民の生活の安定を図ることができますし、あわせて中小の建設業者の皆様にも影響を与えることになるわけでございます。ところが、現在政府が行っております財形貯蓄一つをもちましても、これが景気対策の一環に果たしてなっておるのかと見ますれば、……

第84回国会 決算委員会 第12号(1978/04/17、11期、公明党)

○田代富士男君 私は、日常生活の中で私たち自身の身の周りにあります生活用品に危険な物が意外なほど多いのでございます。まず最初に、このような生活用品に危険な物が多い実態を申し上げまして、この問題に対して質問をしてまいりたいと思います。  最初に、幼児用の自転車の問題でございますが、特に幼児用として指定した統計はとられておりませんが、子供用の自転車の事故発生状況が警察庁でとられております。その資料を見てみますと、昭和五十一年度中に正面衝突によって子供が死亡したのが三名、重傷者が五十三名、合計五十六名。追突による死亡者三名、重傷者九名、合計十二名。出会い頭の衝突によって死亡した人が二十六名、重傷者五……

第84回国会 決算委員会 第13号(1978/04/24、11期、公明党)

○田代富士男君 じゃ、最初に成田の空港襲撃事件に関する問題を質問いたします。第二番目には動物保護の問題、最近特に猛獣ぺットの問題が社会問題になっております、この問題。第三番目に地方債の問題につきましてお尋ねをしたいと思います。  最初に、成田空港管制塔襲撃事件が起きまして空港再開が延びたわけでございますが、私は運輸委員会におきましても二回にわたりまして成田問題を取り上げてまいりました。特に私が指摘してまいりましたことは、第一回目の委員会の折にも申し上げましたが、どう考えても、私たち自身が成田へ視察に参りました折に、管制塔まで行くにも初めての人であるならばなかなか行くことはできない。にもかかわら……

第84回国会 決算委員会 第14号(1978/05/29、11期、公明党)

○田代富士男君 最初に、午前中も同僚の委員が質問されましたが、時間の関係でその結論を見るに至っておりません予備費の問題についてお尋ねをしたいと思います。  最初に、憲法においてまた国会との関係で国の財政について規定している条文は何であるのか、またその底流に流れる精神というものをどのように考えていらっしゃるのか、憲法、財政法の運営に当たりまして最初に政府の基本的な考え方をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いま条文の御説明をしていただきましたが、予備費に関しまして憲法、財政法上、国会開会中また国会閉会中とに分けまして規定された条文はありますか。

第84回国会 決算委員会 第15号(1978/06/07、11期、公明党)

○田代富士男君 最初に私は、昨日、衆議院の委員会におきまして、金丸防衛庁長官が、衆議院の解散問題をただしたのに対しまして、大義名分のない解散には反対だ、署名もしない、こういう御発言をされております。こういうことはいままでの中にありまして非常に異例なことではないかと思うわけでございます。現在は不況対策、景気回復のために力を注ぐべきであるし、国民もそれを願っておると思うわけでございますが、こういうようなことが出てまいりました現在、私は、政治は党利党略のためにあってはならない、政治は国民のためでなくてはならないと思いますが、総理に、このようなことに対します御所信を伺いたいと思います。

第85回国会 運輸委員会 第3号(1978/10/19、11期、公明党)

○田代富士男君 ちょうど質問時間は三十分という短い時間でございます。そこで、まとめて質問をしていきたいと思いますから、よろしくお願い申し上げます。  提案理由を見てみますと、現行の国鉄運賃法上営業キロについて規定がなく、営業キロの定め方について疑惑が生ずるおそれがありまして、速やかに法の整備を図る必要があると述べられておりますけれども、現在、国鉄の行っている営業キロの定め方について何らかの疑義が発生しているのか、この法律を提案された事情について説明を求めたいと思います。  また、現行の国鉄運賃法が昭和二十四年に制定されて三十年近くなりますが、現在国鉄が定めております営業キロで問題なく今日まで運……

第85回国会 決算委員会 第2号(1978/10/13、11期、公明党)

○田代富士男君 午前中に引き続きまして、私は電電公社の経営とサービスについて若干質問をしたいと思います。  最初に、五十二年度の決算結果が発表されておりますが、その概要について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま報告をしていただきましたとおりに、電電公社の五十二年度の決算は四千三百九十億円の黒字を計上されたわけでございますが、同じ公共企業体の国鉄、これを見ますと八千三百億円の赤字決算、このように対照的な面が見られるわけでございます。公社の経営が健全化するということは、国民にとりましても喜ばしいことではありますけれども、この四千三百九十億円、これは数字で言えば簡単でございますけれ……

第86回国会 決算委員会 閉会後第1号(1978/12/20、11期、公明党)

○田代富士男君 私、引き続きまして、ダグラス社の問題についてお尋ねをしたいと思います。  アメリカのSECが、航空機メーカーのダグラス社が世界十六カ国に一千八百万ドルという、こういう高額な金額を不正支払いをしたということが告発されて明確になったわけでございますが、その中で世界各国の高官の中に日本の高官も含まれているということが確実視されております。特に、いまロッキード問題も現在裁判中でございますが、こういうときにまた再びこういう問題が起きてきたということに対しまして、私はまず最初に、ロッキード事件を徹底解明をするという姿勢を示された三木総理と同じ志をされる森山運輸大臣に御出席していただいており……

第87回国会 運輸委員会 第5号(1979/04/26、11期、公明党)

○田代富士男君 内航海運が国内貨物輸送に占めるシェアは、五十二年度で五二%ぐらいと、このように聞いておりますが、この五二%というのは国内貨物輸送における割合というのは非常に大きな割合ではないかと思いますし、それだけわが国の産業発展に重要な役割りを果たしてきたと、私はこのように認識をしておりますけれども、それにもかかわりませず、実情というものは、一般的に比較的そういう荷物を出す相手方というものは特定少数であるし、その荷主に比べましてきわめて零細な多数の事業者が存在しているというのが一つの特徴ではないかと思うわけなんですが、またその事業者の内部を調べてみた場合に、利害関係あるいは経営意識の必ずしも……

第87回国会 運輸委員会 第8号(1979/05/31、11期、公明党)

○田代富士男君 では午前中に引き続きまして御質問をさせていただきますが、船員の雇用促進に関する特別措置法の附則第二項に基づくところの就職促進給付金の支給に関する特別措置の対象業種となっているのは、近海海運業、内航海運業、はしけ運送業、船舶製造・修理業等の四業種になっておりますけれども、まずこの四業種に係る船員の雇用の概況、並びに四業種の不況の実情について、またあわせまして船員雇用の概況につきまして御説明を最初にお願いいたします。
【次の発言】 そこで、この船特法が制定されたのは、御承知のとおりに、五十二年の十二月のことでございますが、施行されましてからかなり、一年と数カ月余り経過しておりますけ……

第87回国会 運輸委員会 第9号(1979/06/05、11期、公明党)

○田代富士男君 最初に御承知のとおりに六月の二日に、信越本線の篠ノ井駅での修学旅行列車と貨車との衝突事故、また相次いで六月四日には岡山駅構内で入れかえ作業中の客車二両が脱線するという、これはいずれも私は現場にいたわけではありませんけれども、職員の不注意による事故ではないかと推察されるわけなんですが、こういう事故が起きております。さらに昨夜は、新幹線東京駅におきまして、入れかえ用の重要ポイントであります五十九号ポイントに故障が生じまして、多大の乗客に迷惑をかけたという事故が起きておりますけれども、このような事故が起きました概要と、どのように取り組んでいかれるのか、この点につきまして、大臣いらっし……

第87回国会 決算委員会 第5号(1979/05/30、11期、公明党)

○田代富士男君 じゃ私は、金大中事件から一転いたしまして、いま問題になっております松野元防衛庁長官の参議院における証言、また衆議院における証言等について 御質問をしたいと思いますが、御承知のとおりに、両院における証言と検察庁が公表した見解とは全く食い違った証言をされております。この検察庁の公表した内容というものは、どういう内容であるかと言えば、御承知のとおりに、四カ月間余り、検事二十二人、事務官四十二人、そういう人々を動員いたしまして、延べ約千六百人の人から事情聴取がされておりまして、四回にわたる捜索、そして三万五千点に上る証拠書類を押収した結果、結論として出されたのが公表された検察庁の見解で……

第88回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1979/10/11、11期、公明党)

○田代富士男君 午前中からの引き続いての質問を私も行いますが、今回のこの鉄建公団の問題につきましては、私も衆議院選挙の街頭演説等で話もしてまいりました。そのときに国民の皆さんから一貫して言われたことは、一般消費税や所得税増税をやり国民から税金を取る前に、この行政の腐敗を正してもらいたい、その生の声を街頭演説が終わりました場所場所で聞いてまいりました。私は、国民の皆さんのその気持ちというものを代弁いたしまして質問をしたいと思います。  最初に、午前中からるる質疑が行われておりますけれども、これだけの大規模な経理の不正が長年にわたって見逃されてきた、これ自身が大きな一つの問題点ではないかと思います……

第88回国会 決算委員会 閉会後第2号(1979/10/12、11期、公明党)

○田代富士男君 関連して。  私が昨日運輸委員会で同じ問題を質問した折に、社会的な判断の上からそういうものはないと言う。いま会計検査院の報告では領収証はあるけれども、だれがどのように使ったのか、そこがわからない。そういう事実はあったということは認められている。私は、昨日から一貫して言っている。社会的なそういう常識を超えた会合はない。しかし、会計検査院の方はその領収証があるけれども、だれが使ったかわからない。やったことは事実なんでありまして、そういうこともやったこともない、いまの大蔵大臣といい運輸大臣といい、そういうものはなかったと言うけれども、会計検査院のほんの五分前の答弁の中には、領収証はあ……

第89回国会 決算委員会 第1号(1979/11/15、11期、公明党)

○田代富士男君 私は、鉄建公団の不正使用の問題について質問を行います。時間に限りがございますから、前回の委員会の折には資料がありませんでしたが、今回資料をいろいろもらいまして、私なりにこの資料をつくりまして比率を出しております。この資料持っていらっしゃいますか。渡りましたでしょうか。渡してください。ありますか、この資料。  この資料をもとにいたしまして質問を始めてまいりたいと思いますが、十月二十二日に会計検査院が全国の事態の重要性に臨みまして、異例の措置としまして鉄建公団の不正経理についての検査報告を発表いたしました。この表をごらんになっていただきましたら、一番上が五十三年、五十四年度中に支払……

第90回国会 決算委員会 閉会後第1号(1979/12/13、11期、公明党)

○田代富士男君 最初に、去る十月十二日、参議院の決算委員会がこの委員会の室で行われました。そのときに私は同僚議員であります和泉委員の質問に関連いたしまして当時の金子大蔵大臣に質問をしたのでございます。質問の内容は、十月十一日、決算委員会の前日ですが、運輸委員会におきまして私は鉄建公団の問題について質疑をしておりましたから、それに関連いたしまして、鉄建公団が大蔵省、運輸省に対して不正な接待をやっているという事実が出てきておりましたから、こういう問題は厳しく戒めるべきではないか、調査をして指導すべきではないか、こういう趣旨のことを申し上げたのでございます。それに対しまして森山運輸大臣は、一度調べま……

第90回国会 決算委員会 閉会後第2号(1979/12/14、11期、公明党)

○田代富士男君 関連。  文部省関係に質問をしたいと思いますが、時間が余りございません。そこでまとめて質問をいたしますから、そのつもりで御答弁をお願いしたいと思います。  まず最初に、大平総理大臣がさきの所信表明で、日本固有のよき伝統を生かしていきたい、また文化の時代は地方の時代である、そういうところからさらに多彩な地域社会の形成をしてまいりますと、このようなことが提唱されておりまして、具体的な施策の展開を図るという決意発表を所信表明でされておるわけでございますが、文部大臣といたしまして、文化行政の推進に当たりまして、これを受けていかなる決意でお臨みになるのか、まず最初にお願いをいたします。

第91回国会 決算委員会 第1号(1980/01/22、11期、公明党)

○田代富士男君 午前中も質問が行われましたが、今回の防衛庁の機密漏洩事件につきまして質問をしたいと思います。  今回のこの機密漏洩事件は、最も特異なケースではないかと思われます。それは、御承知のとおりに自衛隊の中枢の中からこのような機密が漏れたということでございます。また、現在の社会情勢はどうであるかと言えば、北海道とは目と鼻の先にあります北方三島へのソ連地上軍の増強やあるいは太平洋艦隊の活発な動きに加えまして、ソ連のアフガニスタン侵攻など、このような国際緊張感の高まった中に行われていたことでございます。そういうところから、今回のスパイ事件の国民に与える衝撃というものは非常に大きいし、こういう……

第91回国会 決算委員会 第4号(1980/03/24、11期、公明党)

○田代富士男君 きょうは、私は国民の基本的権利と公職選挙法につきましていろいろ御質問をしてまいりたいと思います。  最初に、選挙法に入る前に住民基本台帳について、まずその目的はどのように定められてあるのか、これをお尋ねしたいと思います。  住民票というのは非常に多般に利用されております。私が調べました分だけでも、時間がありませんから一々申し上げませんが、この二枚のけい紙にいっぱいになっているくらいにこれが活用されているわけでございます。  二番目には、住民票はきわめて重要な役割りを果たしておることがわかりますけれども、住民票の届け出に関する規定。まず第一に、法第二十二条には転入について、法第二……

第91回国会 決算委員会 第11号(1980/04/23、11期、公明党)

○田代富士男君 最初に、私はインフレ対策及び景気対策についてお尋ねをしたいと思います。  去る四月十八日の日銀の発表によれば、四月上旬の卸売物価は三月下旬に比べまして一・九%上昇していると言われております。これは対前旬比では、一昨年十一月から始まった卸売物価の上昇局面の幅で最大の上げ幅である、これは御承知のとおりだと思います。また、同前年比では二三・二%の上昇となっております。この元凶は、言うまでもなく新年度早々の電力、ガス料金の大幅値上げでありますが、その上に鋼材の値上げが月内に実施されるならば、四月の卸売物価はさらに上昇することは必至であります。  これに対して政府は、三月の十九日、第三次……

第91回国会 内閣委員会 第4号(1980/03/18、11期、公明党)

○田代富士男君 最初にお尋ねしたいことは、行政改革の問題が午前中から論議されておりますけれども、この行政機構の改革というものは、御承知のとおり古く新しい問題でございまして、特に歴代内閣は、その発足に当たりまして必ずと言ってよいくらいこの行政機構の改革を口に出しているわけでございますが、大平総理は昨年の十一月の九日、第二次大平内閣の発足に当たりまして、行政改革については強い決意を持って取り組むこととし、その一環として特殊法人、附属機関及び地方支分部局などについて年内、つまり五十四年度末までにその整理計画を策定するという指示を与えられております。また三月の十四日の閣議で、地方ブロック機関の削減につ……

第91回国会 内閣委員会 第11号(1980/05/06、11期、公明党)

○田代富士男君 今回の農林水産省設置法の一部改正は、御承知のとおりに、全国民から求められている最大の課題であります行政改革の一環として行われるものでございますが、その内容は、ただいまも種々論議されましたとおり、生糸検査所を農林規格検査所へ吸収統合するとともに、農林規格検査所の所掌事務を整備するというものでございますが、これまでの生糸検査所が持つ機能を農林規格検査所が受け継ぐというだけであるならば行政改革の名に当たらないと思うのでございます。  そこで、まず初めに、この改正を機に農林水産省は、現在の国立ないしは指定検査と民間の自主検査、二本立ての生糸検査体制のあり方を今後どのように合理化していこ……

第91回国会 内閣委員会 第12号(1980/05/08、11期、公明党)

○田代富士男君 では、引き続きまして質問をいたします。  去る一月の三十一日、わが党の矢野書記長が衆議院の予算委員会におきまして、行政管理庁の監督権を拡大強化すべき立場から、御承知のとおりに四十九年度の保利行政管理庁長官の前向きの答弁を引用いたしまして質問をいたしました。これに対して、宇野長官はもちろんのこと、多くの特殊法人を抱えて、しかもそれまでは行管のこのような監督権の拡大強化に反対と見られておりました通産あるいは運輸、建設の各大臣も、そういう方向に対してともに協力していくことはやぶさかではないと、こういう答弁があったのでございます。また、この質問が行われるまでは、KDDを初め鉄建公団、こ……


12期(1980/06/22〜)

第93回国会 商工委員会 第2号(1980/10/23、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に私はECとの問題につきまして質問をしたいと思います。  もう御承知のとおりに、日米間の自動車を初めといたします貿易摩擦が恒常化している現在でございますが、これとともに日本とEC間にも自動車あるいはカラーテレビ、そういうものを中心といたしまして輸出が今年当初より急激に増加いたしまして、現在貿易の不均衡の問題が起きておりまして、一つの大きな問題になっております。そういう意味からEC諸国の対日感情というものが予想以上に悪化しつつあり、また現実に悪化しているというのが今日であります。政府といたしましても、何らかの対応をしなくてはならないのではないかと思いますが、先日天谷審議官がE……

第93回国会 商工委員会 第3号(1980/11/11、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私は、きょうは二点についてお尋ねをしたいと思います。  第一点は、工業立地対策の問題でございます。  第二点は、雑誌フォトの「新製品ガイド」の問題についてでございます。  最初に、工業立地対策の問題でございますけれども、ゆとりある地域社会をつくるためには、地方産業の基盤を確かなものにして、雇用の場を確保することが必要不可欠な要件ではないかと思います。そのため行政のバックアップが必要であることは言うまでもございません。  そこで、故大平総理は、政治理念といたしまして田園都市構想を掲げられまして、その具体的推進に関しましては、国が地方における雇用機会の創出に資するための産業の地方分……

第94回国会 商工委員会 第3号(1981/03/31、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私は日米自動車問題について少しお尋ねをしたいと思います。  日本の自動車生産はこの数年、年率一〇%前後の伸びを続けておりますが、五十五年度には、御承知のとおりについに年産一千万台に達しました。その中で、対米輸出は百八十万台を含め日本の自動車輸出の輸出貿易全体に対する貢献度はまことに大きいと言わねばなりません。しかし、国内需要の伸び悩みのほかに、自動車摩擦の激化によりまして欧米輸出の伸びの鈍化などのほか、日本の得意分野でございます小型車につきましても、アメリカのワールドカー戦略によりまして一九八五年には米国製小型車が出そろうと言われておりまして、小型車における日米競合時代を迎えよ……

第94回国会 商工委員会 第6号(1981/04/23、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 法案の質疑の前に、いま問題になっております敦賀の原発事故の問題について質問をしたいと思います。  この問題は重大な社会問題になっておりまして、わが党もこの事故を重大視いたしまして、昨日調査団を派遣いたしまして、綿密な調査をいたしました。この放射性廃液大量流出は、廃液が部屋の床のひび割れなどから一般排水路に流れ出たのか、または職員や下請労働者がマンホールから故意に流したのか、不明な点が多いわけでございますが、通産省の調査によりまして、現時点までに判明した事故の概要について、最初に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまも、いま大臣からお話がございましたが、これだけの大事……

第94回国会 商工委員会 第10号(1981/05/14、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に、中小企業向け金融におきまして、いわゆる政府系三機関と言われているものは、御承知のとおりに国民金融公庫、中小企業金融公庫、商工組合中央金庫でございますが、これらの三機関のうちで商工中金の貸出金利が高い。そこで、この貸出金利についてお伺いしたいと思いますが、これらの三機関の中で金利が最も高い理由は何なのか。特に、構成員貸しにつきましてはより高いことが明らかにされておりますけれども、この点、最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまもいろいろお話がございましたが、国民金融公庫、中小企業金融公庫は資金運用部資金をもとに政策的に低利貸し出しをしていらっしゃいますが、片……

第94回国会 予算委員会 第3号(1981/02/13、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十五年度補正予算三案に対し、反対の討論を行います。  現下の経済情勢の中で国民生活に脅威を与えているのは、物価の高騰であります。  政府は、五十五年度当初、経済見通しにおいて消費者物価の対前年度上昇率を六・四%と見込み、その抑制に全力を尽くすと明言しておりました。ところがわが党の指摘どおり、物価の上昇は六・四%ではおさまらず、昨年十一月には実に八・四%にも達するなど、国民生活に重大な圧迫を加える結果になっております。  しかも昨年十二月には、政府は当初の見通しの誤りに気づき、五十五年度の実績見込みで七%程度に変更せ……

第94回国会 予算委員会 第5号(1981/03/10、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 ただいま矢追議員から質疑がございましたが、関連いたしましてお尋ねをいたします。  自民党の参議院拘束名簿式比例代表制が、いまもお話が出ておりますとおりに、開票事務がきわめて複雑となり混乱が生じてくる。たとえばある地方区で政党、政治団体、無所属三人連合等で十人立候補した場合には百二十種類以上の投票が生じ、二十人立候補すれば四百四十種類以上の投票が生ずることになりまして、集計がきわめて困難になる。また選挙のやり方を複雑にすれば白紙投票、無効投票がふえてまいります。その実態を明らかにするためにいまからのことを御説明いただきたい。  第一点は、五十二年七月参議院選挙と五十五年六月の選挙……

第94回国会 予算委員会 第7号(1981/03/12、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私は、財政再建につきまして最初にお尋ねをいたします。  政府は、貴重な国民の血税を預かり、予算を執行する以上は、むだなく効率よく執行しなければならないことは当然でございます。財政がきわめて重大な状態になっておるときに、財政運営に当たる政府の責任というものは大きいのではないかと思いますが、最初に総理のお考えをただしたいと思います。
【次の発言】 ところで、年々多額の不用額が発生いたしまして、それが増加の一途をたどっております。しかし、従来この不用額というものは等閑視されてまいりましたが、ここで見直すことは大事なことではないかと思います。  そこで私は、まず昭和五十年度から五十四年……

第95回国会 商工委員会 第4号(1981/11/19、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に通産大臣にお尋ねいたしますが、去る十一月の十七日、経済対策閣僚会議が行われまして、関係閣僚から出された意見の調整がつかなかったという意味の報道がされておりますが、会談の内容についてかいつまんで御報告をお願いしたいと思います。  また、報道によりますと、貿易問題は現内閣で処理すべきという財界の要望もありますが、関係各省の対立する利害の調整もありまして、具体的には内閣改造後という話もありますが、現在の厳しい経済状況の中におきまして、通産大臣として一刻も早く解決を見出すべきだと思いますが、その決意をお尋ねしたいと思います。  それと同時に、ただいま内閣改造が云々されておりますが……

第95回国会 商工委員会 第5号(1981/11/26、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 じゃ、まとめてお尋ねをいたします。  最初に松永参考人にお尋ねいたしますが、ただいま御説明のありましたアルミニウム製錬業の救済策の中心は何といっても電力問題の解決にある、このようなことでございます。まず、産構審においては電力の政策価格が見送られたのですが、これについて松永参考人の御意見をお伺いしたいと思います。  第二点ですが、コスト低減策の一つといたしまして余剰電力の活用があると思われますけれども、余剰電力の活用については電力会社間ではよく行われるところでございます、御承知のとおりだと思いますが。これをアルミ業界全体を見渡した場合には、どの程度活用されていると言えるのか、お伺……

第96回国会 商工委員会 閉会後第1号(1982/08/26、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 時間がありませんからまとめてお尋ねをしてまいります。  衆議院あるいは参議院の審議を通じましていろいろ御発言なされておりますが、まず最初に、大澤参考人には管財人に就任以来大変な御苦労をお引き受けいただいたわけでありますが、現在の心境を端的にお聞かせいただきたいと思います。これが第一点でございます。  次に、大澤参考人は、三井観光を初め北炭グループの資金援助があれば夕張炭鉱は合理化を徹底して立ち直らせることができたはずだとの趣旨の発言を何回か行っていらっしゃいます。また、参考人は、ここに持っております提案の中に書いてありますとおりに、提案においても既往の労務債、ただいま問題になっ……

第96回国会 商工委員会 第8号(1982/04/01、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 爆発事故の緊急質問をしたいと思いますが、経企庁長官が何か外交的な問題でお会いになる人があるという申し出がございましたものですから、最初に経企庁長官に対する質疑を終わりまして爆発事故の問題に移りたいと思います。  三月中旬に発表されました国民所得統計の速報によりますと、五十六年度第三・四半期の実質GNEは前期比で〇・九%、年率で三・五%のマイナスになったことから、再び景気が落ち込むのではないかと懸念されておりますが、まず最初に景気の先行きについての基本認識をお尋ねいたします。
【次の発言】 最近の国際収支は内外の金利差を反映いたしまして長期資本流出が引き続き高水準で推移しているこ……

第96回国会 商工委員会 第9号(1982/04/08、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 ただいまも同僚議員から質疑がございましたが、機械類信用保険法の一部を改正する法律案につきまして改正の目的の一つでありますソフト流通の促進の観点からお尋ねをしてまいりたいと思います。  最初に機械情報産業臨時措置法に基づきまして昭和五十三年に策定されましたソフトウエア業の高度化計画では、その柱の一つといたしまして、ソフトウエア流通の促進を掲げまして、汎用ソフトウエアの売上高比率を高めるためにソフトウエア流通に関する情報提供体制の強化に努めているところでありますが、その効果についていま一つと言われている現状ではないかと思いますが、その理由は何であるのか、端的にお答えいただきたいと思……

第96回国会 商工委員会 第11号(1982/04/15、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に安倍通産大臣に申し上げておきますが、何かきょうはミッテラン大統領との会談が予定されていらっしゃるということを聞いておりまして、私の質問の時間と重なっておりますが、時間が参りましたら立っていただいて結構でございますから、前もって私から申し上げておきます。いらっしゃる間は御答弁をいただきたいと思います。  最初に、今回の法改正は同僚議員からも午前中から質疑が行われておりますが、行政改革の一環であるということでありますが、アルコール事業の製造部門が特殊法人に移管されるといたしましても、私もいろいろ資料を集めて検討いたしましたが、全体としての軽量化が進められているわけではないし、……

第96回国会 商工委員会 第12号(1982/04/20、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 五十四年の八月二十一日に策定されました長期エネルギー需給暫定見通しは、その後の省エネルギー努力、また世界的な需給の緩和によりまして、エネルギー需要はかなり下方修正される見通しとなっておりますが、通産省で現在改定作業を進めているわけでありますが、また、去る四月十五日の商工委員会のときも私はこのことで一応は伺っておりますが、ここで長期的なエネルギー需要に関しまして、通産省の見通しの基本的な考え方をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 長期エネルギー需給見通しではエネルギー弾性値をどの程度に見ていらっしゃるのか、御説明をお願いしたいと思いますが、また現在進められております改……

第96回国会 予算委員会 第3号(1982/02/17、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十六年度補正予算三案に対して反対の討論を行います。  まず冒頭、鈴木内閣の経済運営並びに防衛政策について申し上げたい。  政府は、昨年一月における当初予算審議以来内需主導による経済運営を確約され、五月には早くも景気底離れを宣言され国民に期待感を抱かせました。しかし、その後の経済の展開は、この期待を大きく裏切り、内需不振、外需依存を改めることができないまま景気の低迷のうちに推移しました。  すなわち、企業規模、業種、地域によって景気に格差を生じた跛行状態が続き、政府の五十六年度当初の経済見通し五・三%をすでに大きく下……

第96回国会 予算委員会 第5号(1982/03/11、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 公明党・国民会議を代表いたしまして、鈴木総理並びに各大臣に質問を行います。  まず初めに、鈴木内閣の政治姿勢につきまして、減税問題、行政改革、選挙制度を通じまして、順次質問を行ってまいりたいと思います。  衆議院における自民党と五野党の合意は、五十八年度の減税とともに、五十七年度の減税実施の手がかりをつけたものと評価することができるのではないかと思っております。この合意の背景には、減税に対する国民の強い要望がありました。鈴木総理は、減税に対する国民の強い要望をどのように受けとめられていらっしゃるのか、まずお答えいただきたいと思います。

第96回国会 予算委員会 第9号(1982/03/16、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 ただいま太田委員から発言がございましたF4の試改修の問題でございますが、官房長官も補正予算審議の折に、二月の十七日でございましたでしょうか、防衛庁長官から、審議に入るに当たりまして、「F4試改修に係る五十六年度予算は横行を停止しておりますが、引き続き御審議をいただき、政府としては一日も早く執行されることを希望いたします。」と、こういうような防衛庁長官の発言によりまして補正予算の審議に入ったわけでございますが、その後、このF4試改修において、昨日、大川委員が質問しましたとおりに執行されるというような、これは新聞報道と言ってしまえばそれまででございますが、やはり火のないところに煙が……

第96回国会 予算委員会 第11号(1982/03/18、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私は総括に引き続きまして、一般質問で最初に、不用額と不当事項の問題、第二番目に談合問題、第三番目に年金価題、第四番目に農業問題、第五番目に中小企業問題、第六番目に国鉄問題を取り上げたいと思います。  最初に、会計検査院長にお尋ねいたしますが、院長として決算検査を実施するに当たっての決意、また検査報告をするに当たって閣内に期待することは一体何であるかお答え願いたいと思います。
【次の発言】 政府は、財政再建の重要課題を抱える今日、特に決算がどのように重きを置かれているかということに対してお考えになっていらっしゃるのか、また検査報告についていかなる基本精神でこれを受けとめられておる……

第96回国会 予算委員会 第15号(1982/03/26、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 今日の未曾有の核の危機によりましていろいろな問題が議論されておりますが、地球の防衛について真剣に考えた数少ない政治家の一人に、ジョン・ケネディ大統領がおられました。彼は一九六一年九月二十五日、第十六回国連総会で次のように演説をされました。「偶発、誤算、あるいは狂気によって、いまにも切り落とされそうな、ごく細い糸で吊り下げられたダモクレスの核の剣のもとで、すべての男、女、そして子供たちが暮らしている」と叫んだのであります。私は、核保有国の指導者は身ぶるいするような最後の決断を下す義務がいつどんなとき必要になるかと、極度の不安な生活を余儀なくされているに違いないと思うのでございます……

第96回国会 予算委員会 第17号(1982/03/29、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私は、造幣局の電気銅の入札について最初にお尋ねいたします。  大蔵省造幣局の買い入れる電気銅の入札の仕方はどうなっているのか、会社名等明確にしてお答えいただきたい。
【次の発言】 入札の結果はどうなっているのですか。
【次の発言】 大蔵大臣、ただいまこれは指名競争入札といったてまえをとっているけれども、同一価格の入札になっている、抽せんする、これはなぜそういうことになるのですか。
【次の発言】 おかしいじゃないですか、大蔵大臣も知らなかった、こういうことがなされているということを。いま私も知らないと言う、事務方に聞いてくれと言う。  そこで、公正取引委員会にお尋ねしますが、電気……

第96回国会 予算委員会 第19号(1982/04/03、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 委員長。
【次の発言】 大蔵大臣と法制局長官にお尋ねいたしますが、同僚の竹田委員からも質問がされておりましたが、予算の空白というのは法律上認められておりますかどうか。それは法治国家で許されますか。また、憲法七十三条一号の「法律を誠実に執行し、」という規定を遵守したことになりますか。この点、明確にお答えください。
【次の発言】 いつも法制局長官の答弁を聞いていたらはっきりおっしゃるから、あのくらい頭がいい人はいないと思っておりましたが、ただいまの答弁は何となくはっきりしないんです。まあ一番はっきりされているお方がそういう答弁だから、あとどなたに聞いてもこれはそれ以上のものは出てこ……

第96回国会 予算委員会 第22号(1982/06/29、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 同僚議員に関連して質問いたしますが、ただいま全国区制の選挙法の問題が出されましたが、各紙の報道によりますれば、七月上旬のXデーというような言葉が使われておりますが、このXデーに強行採決されるということが言われておりますが、Xデーなどということが言われ始めるということは、世間にも、火のないところに煙は立たないということが言われますが、これらの報道は自民党の強行採決をはっきり示唆したものと思われるような感じがしてならないのですが、総理はただいま全国区制の法案は各党で審議中でありますということでございますが、総理は総理であると同時に総裁でありますが、強行採決を許されるのかどうか、はっ……

第97回国会 予算委員会 第5号(1982/12/24、12期、公明党)

○田代富士男君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっております昭和五十七年度補正予算二案について、反対の討論を行います。  第一には、政府・自民党の政治責任についてであります。  鈴木総理の突然の辞任、四十日に及ぶ政治空白は、現下の内外の厳しい諸情勢を全く無視した無責任政治のあらわれであり、いま国民はこのことを厳しく批判しております。  また、引き続き発足した中曽根内閣には、清廉高潔な政治を待望する国民世論をいささかも省みようとしない姿勢が随所に見られ、まことに遺憾に思います。  私は、発足直後の中曽根内閣がきわめて低い支持率であることに総理は深く思いをいたされるよう、まず申し……

第98回国会 商工委員会 第4号(1983/03/23、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私は最初に景気対策の問題についてお尋ねをしたいと思いますが、経企庁長官が三月の八日でございますか、これまで思い切った対策を打ち出さずにきたけれども、景気重視型の経済運営を推進する方針を固められたということで、具体的な策といたしまして、一つには五十八年度の公共事業について、五十七年度と同様、上期に七五%を集中契約する、またこれに伴いまして地方自治体にも単独事業の上期集中契約を要請する、それから公定歩合の早期引き下げによりまして金利水準の全面的低下を促して、住宅建設と民間設備投資を刺激する、こういうことが固まりつつあると。これらの対策を実行することによりまして、悪化する景気情勢を打……

第98回国会 商工委員会 第5号(1983/03/24、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私は、最初に中小企業問題についてお尋ねをしたいと思います。  去る三月の四日に発表されました日銀短観によりますと、中小企業、製造業の動向は、業況判断につきましていろいろな角度から述べられておりますけれども、五十八年度の伸びは低いという予測がされておることはすでに御承知のとおりでございます。また、マスコミ等の報道によりましても、景気てこ入れ策の柱といたしまして公共事業と金融政策弾力化が考えられておりますけれども、予算成立後に直ちに経済対策閣僚会議を開き、具体策をまとめるということでございましたが、昨日も私、経企庁長官にもお尋ねいたしましたけれども、後藤田官房庁長官が、予算成立後こ……

第98回国会 商工委員会 第8号(1983/04/19、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に山中通産大臣にお尋ねをしたいと思いますが、去る四月の十六日中曽根総理から指示のありました対日産業政策批判に対する対策としての反論を発表されたことについてお尋ねしたいと思いますが、対日批判が産業政策に及んだ背景なりまた理由についてどのようにお考えになっていらっしゃるのか、また、このことをどう受けとめていらっしゃるのか、発表された内容を知った上でこのことをあえてお尋ねいたします。
【次の発言】 いま重ねてお聞きいたしましたけれども、反論の内容というものは妥当なものであると私も理解をいたします。しかし、いまも通産大臣申されましたとおりに、特定国への名指しを避けられて、これはどこ……

第98回国会 商工委員会 第10号(1983/04/26、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま議題となりました特定不況産業安定臨時措置法の一部を改正する法律案について、社会党提出の修正案に反対し、原案に賛成の討論を行います。  第一は、本法律案の速やかな成立が構造的困難に直面する基礎素材産業の再活性化に必要であると考えるからであります。  言うまでもなく、基礎素材産業は、わが国の産業構造の中核としてこれまで重要な役割りを果たしてきております。ところが、この重要なる基礎素材産業は、二度にわたる石油危機に見舞われ、その経営環境はきわめて厳しいものがあります。これをこのままに放置するならば、国民経済、とりわけ地域経済、関連中小企業及び雇……


13期(1983/06/26〜)

第100回国会 選挙制度に関する特別委員会 第3号(1983/11/25、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 質問に先立ちまして一言申し上げたいことは、午前中にも同僚議員からも御発言がございましたが、さきの衆議院におきましての質疑においては、いまだ審議が尽くされていない段階で自民党による強行採決が行われたのでございます。また、いま本参議院におきましても、会期末の日程の余裕のないときにこのような大事な法案が審議されるということはまことに私は遺憾であると思いますが、大臣といたしましていかがでございますか、この事態を。まず大臣からお尋ねいたします。
【次の発言】 では提案者。
【次の発言】 参議院における審議はおおむね二十日間というのが慣例になっております。そういう立場から質問をしてまいりた……

第100回国会 選挙制度に関する特別委員会 第4号(1983/11/26、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 時間がありませんから、まとめて質問をいたします。  最初に皆川参考人にお尋ねをいたしますが、いま鎌形参考人が、選挙はすべての出発点である、こういう意味の御発言をされました。私もそのとおりであると思います。選挙は国民、有権者が政治に直接参加することのできる重要な機会であります。今回の改正案は、昨日もいろいろ議論いたしましたけれども、こうした参政権を制限こそすれ充実させるものではない、これが大勢を占めているのでございますが、皆川参考人は、こうした方向に向かっていることをお望みでしょうか、そ れとも好ましくないと思われているのでしょうか、この点をまずお尋ねをいたします。  第二点は、……

第101回国会 商工委員会 第4号(1984/04/07、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に河本長官にお尋ねをしたいと思いますが、今や我が国は経済大国といたしまして御承知のとおりに世界第二位の地位にありまして、国際的な協調を図るために我が国の果たすべき役割というものを明確にしていかなくてはならないと思います、これはもう御承知のとおりだと思いますが。そこで私は、これは正式な政府に対する要請ではないと思いますけれども、ワシントンで開かれております民間の有力者の協議の場であります日米欧委員会におきます提言の内容を見てみますと、まず第一番目には、より高い経済の成長ということが言われております。それから防衛力の増強、また対外援助の強化というようなことが提言されておるのでご……

第101回国会 商工委員会 第5号(1984/04/12、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 世界経済も昨年あたりからようやく回復の兆しを見せ始めておりますけれども、大臣も御存じのように、いまだ跛行性があるとはいえ先進国の経済には明るさが増してきたということはお認めになっていらっしゃることじゃないかと思います。しかしながら、その一方では持続的回復を阻害する懸念材料といいますか、御承知のとおりに発展途上国の累積債務が増大する傾向にあるわけなんですが、こういうところでカントリーリスクの高まりというものは従来にない激しいものになってきつつあるのではないかと思うのでございます。こういうような情勢のもとで、午前中から審議されております輸出保険制度の担う役割というものはますます重要……

第101回国会 商工委員会 第6号(1984/04/17、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に私は、繊維工業構造改善臨時措置法改正案について質問をしたいと思います。  御承知のとおりに、繊維業界におきましては昭和四十九年度より施行されました繊維工業構造改善臨時措置法のもとに、異業種間のグループ化によります知識集約化を目指した構造改善を推進してきたわけでございますが、この間に二度にわたりまして御承知のとおりにオイルショックを受けたわけなんでございます。それに伴いまして、景気の後退や、また発展途上国の追い上げによります極度の業績不振といいますか、そういうものが目立ち、その進捗率というものは低迷していることは御承知のとおりでございます。  そういう意味から、この目的がど……

第101回国会 商工委員会 第7号(1984/04/19、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私は、午前中質問が行われました三池炭鉱災害事故の問題を引き続いて取り上げてまいりたいと思います。  この三池炭鉱の事故でございますが、この災害を招くまではこの炭鉱は最新鋭の設備を持つ鉱山でありまして、保安、生産の両面におきましても高く評価されておりました。これはもう御承知のとおりでございます。ところが事故が起きた。そして、現在事故調査委員会から中間報告が出されております。私もこの中間報告を読まさしていただきまして、総括の二ページに、死亡者八十三名、重傷者十六名という多数の罹災者が出されたことが述べられておりまして、その原因の第一は火災発見のおくれ、第二番目が連絡、指令に手間取っ……

第101回国会 商工委員会 第8号(1984/04/24、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私は中小企業協同組合法及び中小企業団体の組織に関する法律について御質問をしたいと思います。  今回改正しようとしておりますいわゆる組合法と団体法は、中小企業の集団化、共同化を促進し、大企業と伍して事業活動を展開する中小企業のためのものでありますけれども、この法が制定されて以来中小企業の発展にどのように資してきたと評価していらっしゃるのか、これをまずお尋ねしたいと思います。通産省といたしましても、中小企業の集団化、共同化については努力されたけれども、その比率はまだまだという感があります。この点もどのように見ていらっしゃるのか。それから、中小企業庁で説明がされております中に、組合の……

第101回国会 商工委員会 第9号(1984/05/10、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に、私は金融、物販を含めました消費者信用伸展の現状と、それから将来の展望、また現在ばらばらに行われております消費者信用の統一、規制につきましてまとめてお尋ねをいたします。
【次の発言】 午前中からも質問がなされておりますとおりに、さまざまな消費活動が展開される中で、消費者による苦情相談が相当数に上っている、このように思うわけでございます。まあ、これは思うだけじゃなくして、これが実態でございます。そういうところから、その苦情の実態の中で、特にクレジット関係ではどうであるのか。また、さらに信用問題も一番基本になっておりますが、この販売信用にかかわる消費者トラブルとしてはどのよう……

第101回国会 商工委員会 第10号(1984/07/24、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 先日も商工委員会を通じましていろいろ論議をしてまいりました中の一つに、先端技術をてこに新都市づくりを目指すテクノポリス構想が出されたわけでございますが、この委員会の審議を経まして現在華々しく打ち出されましてから一年有余を経過をしております。各地域でも具体的な実施段階に突入した現状ではないかと思います。そこで、当初の目標どおりの二十一世紀の牽引力となれるかどうかの正念場を迎えているのでございまして、そこでまず私は、法律施行から現在に至るまでの経過を簡単に報告をしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま御答弁いただきました、三月二十四日に大分県等の九地域、五月に秋田県等の……

第102回国会 決算委員会 閉会後第1号(1985/07/23、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私の質問時間が随分短縮いたしましたから、まとめて御質問をいたしますから、要領よく御答弁の御協力をお願いしたいと思います。  最初に防衛庁長官にお願いいたしますが、五十九年の十一月の自衛隊・防衛問題に関する世論調査についてこの結果が出ておりますが、まず長官の所感をお伺いいたします。
【次の発言】 今、長官は率直に所感を述べられたのでございますが、長官も御存じのように宍倉官房長が発言されていることが報道記事に出ておりました。時間がありませんからこの内容について私が申し述べてから質問すればよろしいのですが、御本人も御出席でございますから、発言されたことは事実であるのかどうか、ひとつお……

第102回国会 決算委員会 第3号(1985/01/21、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 国会におきましては、間もなく六十年度の予算につきまして審議が行われようとしておりますけれども、最初にきょうは藤波長官と後藤田長官、また河本長官もお見えになっていらっしゃいますものですから、この六十年度予算の問題につきまして冒頭ちょっとお尋ねをしたいと思います。  三長官はこの予算をつくるに御苦労をされたと思いますが、我々の立場から六十年度予算の特徴を言いあらわすならば、第一番目には財政再建の見通しと財政再建方式が崩れた予算である。第二番目には、党主導型、つまり党高政低と申しますか、その予算編成の光と影が明らかになっておりまして、修正や批判を受け入れず国会論戦を空洞化した予算であ……

第102回国会 決算委員会 第5号(1985/04/04、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 与えられた時間がわずかでございます。質問を簡潔にいたしますから、答弁もできればまとめて要領よくお願いしたいと思います。  まず私が質問いたしますことは、自治体病院の問題のうち、特に赤字問題について絞ってお尋ねをしてまいりたいと思います。  そこで、自治体病院は大変大きな使命を担っていると思うわけでございますけれども、一つは僻地における医療の確保であり、もう一つは高度特殊医療への貢献であって、地域における医療水準の向上に大きな使命を果たしていると思いますけれども、まず実情を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今全国で九百七十一あるということは全国の約一割であるという、そ……

第102回国会 決算委員会 第8号(1985/05/29、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に法務大臣にお尋ねをいたしますけれども、憲法に規定している基本的人権の擁護につきましては、だれよりもこの問題については法務大臣が率先垂範していくべき立場ではないかと思うのでございますけれども、まあ当たり前のことと言われればそれまでですけれども、このことに対するまず大臣の所信をお伺いしたいと思います。  それと同時に、その意味におきまして法務大臣といたしましては外国人と日本人との間に何ら差別もないというのが基本であると思うのでございますけれども、この問題あわせてお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 そこで、外国人登録法に基づく指紋押捺につきましてこういうことを言っている人……

第102回国会 商工委員会 閉会後第1号(1985/09/03、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に、豊田商事グループ等の悪徳商法の被害者救済の見通しと行政の対応について若干伺ってまいりたいと思います。  八月三十一日で大阪地裁で被害者の債権届けが一応締め切られました。この被害の概況について、同僚議員が午前中にこの説明を求められたのでございますが、これに対する的確な答弁がされませんでした。私も新聞の切り抜き等を持っておりますが、新聞にある程度克明にこれだけ発表されているにもかかわらず対応がされなかった。まして当委員会については突然開かれたわけではございません。これは一カ月も前から、このときに豊田商事を中心にして委員会をやるぞということも通告をしてありましたけれども、私は……

第102回国会 商工委員会 第5号(1985/03/28、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 通産大臣の所信に対しまして質疑を行っていきたいと思いますが、我が国の産業が目指すべき方向の教科書的存在として、御承知のとおりに通産政策ビジョンがあるわけでございますが、現在の八〇年代政策ビジョンは、五十四年の八月の大臣諮問に基づきまして五十五年三月産構審より答申されたものであります、これはよく御存じのとおりでございますが。それでちょうどビジョンの折り返し点を過ぎるところでありますし、そういう立場から、その示す方向と現実の流れを比較してどのように評価していらっしゃるのか、まず最初にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 この数年間、産業経済を初めあらゆる面で、御承知のとおり……

第102回国会 商工委員会 第6号(1985/04/02、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私は特定産業の構造改善について質問をしてまいりたいと思います。  まず最初に、特定産業構造改善臨時措置法がつくられた背景とそのねらいを説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 ただいま御説明がありましたとおりに、二度の石油危機による経済状況の変化のための悪化等をもたらした産業を、自主的にどのようにして回復していくかという、そういう対策から持たれたものであるという御説明がございましたけれども、こういう構造的要因によるこのような不況業種を指定して、そしてその業種の回復をねらって決めていたものでございますけれども、御承知のとおりに、もうこれが施行後二年を経過しようとしておりまして……

第102回国会 商工委員会 第7号(1985/04/03、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 経企庁関係の質問をしたいと思いますが、政府の経済見通しというのは、御承知のとおりに政策的な意図を交えておりまして、そのねらいと効果は、経済運営に当たる基本的態度を決定し、それに基づいた望ましい経済の姿を想定することにあるのではないかと思うのでございますが、そういう立場から、これは単なる予測と異なりまして、その数字というものはできるだけ実現することが望ましいことは言うまでもないことではないかと思うのでございます。  そこで、振り返ってみますと、今日までの日本の高度成長時代においては政府の経済見通しというものはおおむね控え目にやって、実績は上方修正となり、今度は反対に低成長ないしは……

第102回国会 商工委員会 第9号(1985/04/11、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 質疑に入る前に、去る九日に対外経済対策が発表されましたことにつきまして、少々御質問をしたいと思います。  最初に、貿易立国としての我が国が、今日の繁栄と経済力を今後とも維持していくとするならば、通産大臣としてどういう視点についてやっていこうとしていらっしゃるのか、まずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 総理は発表の中で、一歩誤れば不況になる、こういうことを申されておるわけでございますけれども、通産大臣として、何をどう誤れば不況になるとお考えになっていらっしゃるのか。それに対しまして、その場合の対応策として、どのように取り組んでいこうとお考えになっているのか、お聞かせいただ……

第102回国会 商工委員会 第11号(1985/04/18、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 本案の質疑に入る前に、四月十二日の参議院本会議におきまして緊急質問をいたしましたことを、私自身関係がございますから、まずこの問題の方を先に質問さしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  私が本会議で質問をしましたことは、政府が四月九日にとった対外経済対策によって保護主義の台頭を抑止できるのか、また米議会などの対日批判を根本から払拭することが可能であるかというような趣旨で、これはこういう質問をいたしました。それに対して中曽根総理は、三月二十八日の自動車自主規制の措置にみずから触れられまして、集中豪雨的輸出を避けるという念願からやったのが裏返しに出たという面がありま……

第102回国会 商工委員会 第12号(1985/04/23、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 商工中金法の一部改正案に対して質問をいたしますが、最初に今回の商工中金法の改正の背景とねらいというのはまず何であるかということを、冒頭に通産大臣からお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 今回の法改正に伴いまして、商工中金を時限を切ったものから恒久的な機関として残すことになるわけなんですが、このような措置であるならば、前回も私は、この委員会で商工中金の問題を論議いたしましたけれども、五十六年の改正のときに行われてもよかったのではないかと思いますけれども、この点に対するお考えを、通産大臣と、きょう御出席の佐々木理事長からお答えいただきたいと思います。

第102回国会 商工委員会 第13号(1985/04/25、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 限られた時間でございますし、いろいろ御質問したいことはございますが、そういう立場からまとめて御質問を申し上げたいと思います。  金森参考人、また赤澤参考人がお書きになられましたものは、雑誌あるいは報告書で一応読ましていただきました。また、今も参考人としての御意見を拝聴さしていただいたわけでございまして、まとめて御質問をしたいと思います。  最初に、金森参考人にお尋ねをいたしますけれども、我が国経済のこの一年間ぐらいの動きを見ておりますと、景気回復の過程にありながら同時に倒産がふえ続けておりまして、その傾向については業種間の跛行性がまことに大きいのでございます。また、完全失業率も……

第102回国会 商工委員会 第15号(1985/05/16、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 大臣がまたきょうは席をお立ちになるそうでございますから、大臣不在のときはよろしくお願いいたします。冒頭申し上げておきます。  炭鉱災害というものは、御承知のとおりに幾つもの原因が一時に重なりまして起きてくることと思いますけれども、メタンガスが発生いたしましても、風があればガスの濃度が希釈されるわけでございますし、また火源がなければ、爆発した際今回のような爆発はしないわけでございまして、今回の場合は、不幸にしてこれらが同時に起きたものと考えざるを得ないのでございます。  特に今回は、現場にガス自動警報器がなかった、これは明確にされているわけでございまして、これを自然現象が同時に多……

第102回国会 商工委員会 第17号(1985/05/28、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 本案に入る前に、一言御質問をしたいと思いますが、大臣を初め皆様既に御承知のとおりに、通産省の外郭団体であります繊維工業構造改善事業協会の監査課長が、高度化融資資金の詐欺事件に絡んで業者に便宜を図り、収賄容疑で逮捕されたということでございます。きょうの各紙にこのことが報道されておりますけれども、この事件の概要をまず最初に簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 繊維工業構造改善事業というのは、融資を受ける中小企業が各地の通産局を通して事業計画を申請をいたしまして、大臣の承認を受けるようになっておりますけれども、今まで承認された計画はどのくらいあるのか。また、その申請の際……

第102回国会 商工委員会 第18号(1985/05/30、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 このたび御承知のとおりに、三菱石炭鉱業南大夕張砿業所で五月十七日に発生したガス爆発事故によりまして、死者六十二名という大惨事になりまして、最初に、亡くなられたお方に対しお悔やみを申し上げますと同時に、御冥福を祈るものでございます。また、現在病院に入院していらっしゃる皆様方にもお見舞を申し上げる次第でございます。  そこで、最初にお尋ねをいたしますが、石炭鉱業審議会が来る八月から第八次石炭政策の検討を開始するところでございますけれども、今回の事故をきっかけに我が国の石炭政策の根本的見直しにつきまして論議が及ぶのは必至ではないかと思うのでございます。  そこで通産大臣に、現在の日本……

第102回国会 商工委員会 第19号(1985/06/06、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最近、地域経済の活性化ということが盛んに言われておりますし、当委員会でもこの問題に取り組んだところでございますけれども、その背景には、先端技術産業化またソフト化、国際化、情報化、こういうような外部環境の変化によりまして地域経済の発展が大都市に比べおくれる可能性が強まったことが一つ言えるんじゃないかと思いますし、またそれと同時に、御承知のとおりに消費者ニーズの量的、質的変化などの急激な変化に対応できない産業の衰退というものが目立ってきているのも事実じゃないかと思います。これらの産業に依存してきた地域経済が、今日ではみずから活性化を図る必要性が増してきたことなどの事情があるのではな……

第102回国会 商工委員会 第20号(1985/06/21、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 引き続いて質問をいたします。  最初に、報道によりますと、豊田商事関連の被害総額は二千億円、このように言われておりますけれども、現時点において、経済企画庁あるいは通産省として、この金取引の苦情相談件数、そういう金額等について把握していらっしゃる状況を両省からお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 六月の十二日の衆議院の決算委員会で、村田通産大臣が、これは会社に乗り込むことを含めて強い決心で臨む決意だという、こういう発言をされておるわけなんですが、その後具体的に、通産省といたしましては、内容証明を送られたようでございますけれども、その内容と、内容証明によりましてどのような効……

第103回国会 決算委員会 第2号(1985/10/23、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に、私はいじめの問題についてお伺いをしたいと思います。  もう御承知のとおりに、陰湿ないじめ事件の続発する中で、今月の十四日。群馬県で、所属する運動部の同級生などからのいじめに耐え切れず農薬自殺を図った中学二年生が、入院先の病院で死亡したことが報じられております。また、同じ日に栃木県内におきましても、くしくも運動部員の中学三年生が服毒自殺をしたことが明らかになりましたけれども、このような相次ぐ事件をどのように受けとめられておるのか、まず最初に大臣からお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 このいじめとかいたずらといった現象というものは、洋の東西を問わず古くから起こっている……

第103回国会 商工委員会 第2号(1985/11/21、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に、昨日通産省より発表されました六十年、六十一年度の設備投資計画の調査を見てみますと、この二、三年拡大を続けてきた設備投資が六十年度後半から鈍化いたしまして、特に製造業では六十一年度四・三%城となりまして、先行きに陰りを生じてきているこの動向が見受けられておりますけれども、これをどう受けとめていらっしゃるのか。また、この調査には円高による影響が含まれていないのでありまして、実績では計画を下回る公算が強いのではないかと思いますが、まずその点からお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 また同じく、七月から九月期の鉱工業生産指数についても発表がなされましたが、これも輸出不振……

第103回国会 商工委員会 第3号(1985/11/26、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 まず、今回の社債特例法改正の趣旨につきまして伺うとともに、改正案の内容に入る前に二、三お伺いしておきたい点がございます。  まず第一点は、御承知のとおりに、商法において社債発行限度の規定を設けておりますけれども、その趣旨は何であるのか。  第二点には、またそうした趣旨に照らして暫定法が設けられていることにつきましてどのように考えているのか。  第三点は、あわせて現在、社債発行限度につきまして商法の限度と異なる規定があるものにはどのような例があるのか。最初にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、先進国を見渡した場合に、この社債発行限度に関する規定を設けている国は……

第104回国会 商工委員会 第2号(1986/02/14、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 きょうの委員会は、同僚議員がただいまお話しになりましたとおりに、夜分に入ってからの委員会になっております。つきまして、私もまとめて質問をしてまいりたいと思います。  法案の質問に入る前に、今日的な問題をお尋ねしたいと思います。  最初に、政府は乗用車の対米輸出自主規制を六十一年度も現状のまま継続するようでございますけれども、この車の輸出自主規制というものは、もともとアメリカの不況から自動車産業に従事していた労働者が多数レイオフされたことに端を発しまして、緊急避難的な処置としてとられたものでございますけれども、渡辺大臣も御存じのように、アメリカの景況の回復、また労働者の職場復帰、……

第104回国会 商工委員会 第3号(1986/03/20、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 時間に制限がございますからまとめて御質問をしたいと思いますが、最初に円高の問題で質問をいたします。  円高は、昨年の九月の二十二日のG5での協調介入を第一段階と、このようにみなした場合、十月二十四日から短期金利の高目誘導策を第二段階、このようにしていきますと、本年一月下旬から一ドル百九十円から百八十円、そして御承知のとおりに現在百七十円台へと進む、円高の言うならば第三段階を迎えているのではないかと思います。特に御承知のとおりに、三月の十七日、これは百七十四円八十銭であったかと思いますが、五十三年十月の百七十五円五十銭、これが史上最高、これに比べますと、七年半ぶりに最高を更新した……

第104回国会 商工委員会 第5号(1986/04/02、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 きょうは委嘱審査の日でございますが、最初にいわゆるマルコス疑惑に関しまして質問をしていきたいと思います。  この問題に対しましては、政府当局といたしましてもその究明に全力を挙げていくのは当然でありますけれども、我々も当委員会を初め、関係のある諸委員会におきまして、徹底的にこの問題に取り組んでまいる決意でございます。  昨日、テレビでちょっと見た折に、ソラーズ委員長が、マルコス一派が起こした今回の問題は泥棒集団のようなものであったという、こういうはっきりした発言をしておりました。マルコス氏の不正蓄財には日本の経済援助というのが絡んでいるという疑いが御承知のとおりに現在持たれており……

第104回国会 商工委員会 第7号(1986/04/17、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 実は、法案の審議の前に今日的な問題といたしまして、撚糸工連の質問を大臣にする予定でございましたが、大臣が本委員会へおいでになる時間が十五分ぐらいおくれられるということでございます。大臣がおいでになるまで法案の質問をいたしまして、法案質問の途中でございますが、大臣が御出席になりましたならば、撚糸工連の質問に一部移させていただいて、それが終わりましたならば、本法案の質問へ入らせていただきたい 前もって御了解を得ておきたいと思います。  最初に、昨今世間では、序く情報という言葉が飛び交っておりますけれども、この情報化の推進が本法案の大きな目的でもあると思っております。この際、情報化の……

第104回国会 商工委員会 第8号(1986/04/22、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 民活の問題につきまして最初にお尋ねをいたします。本来であるならば、通産大臣が御出席でありましたならば、通産大臣にということでございましたが、国会の運営上まだおいでになりませんが、大坪政務次官もいらっしゃいますからお尋ねを申し上げたいと思います。  御承知のとおりに、我が国の経済は、民間の自由で活発な経済活動によりましてその大宗が支えられておりまして、それはまさに競争原理によってなされていると言っても過言ではありません。政府においては、激しい競争を勝ち抜くために日夜闘っております民間事業者をもちろん念頭に置いてのことと思いますけれども、今日におきまして民活民活と、こういうことが声……

第104回国会 商工委員会 第9号(1986/05/08、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 法案の審議に入ります前に、今日的な問題を一、二点お尋ねをしたいと思います。  最初に、渡辺通産大臣は、先ごろ中東を訪問されましたけれども、この中東情勢、特に石油事情をどのように把握されておいでになられたのか。中でもこのエネルギーの一つでございます石油価格について、どのような見通しを持ってお帰りになられたのか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 次に、東京サミットも終わりまして、主催国の閣僚の一人といたしまして、通産大臣は大変御苦労されたことと思います。そこで、東京サミットを終わりまして、いろいろマスコミでもとらえられておりますけれども、また同僚議員からも質問が出ております……

第104回国会 商工委員会 第10号(1986/05/13、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に、日弁連の三木参考人にお尋ねをいたします。私も参考人と同じように大阪でございます。本日、お忙しいところ本当にありがとうございました。  三木先生が日ごろ消費者の力強い味方といたしまして、複雑な消費者トラブルの解決のため努力されていることを地元でもよく聞いて、敬意を表している次第でございます。  そこで、ただいま参考人としておいでいただきまして、この商品預託取引法案の問題に対して貴重な御意見を賜っておりますけれども、この法案は、御承知のとおりに、契約の前にその内容を開示することを規定しているわけでございますが、これで被害発生の防止に十分寄与することができるかどうか。これに対……

第104回国会 商工委員会 第11号(1986/05/15、13期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 本案の質問に先立ちまして、渡辺通産大臣に今日的な問題についてちょっとお尋ねをしたいと思います。  もう御承知のとおりに、最近の円高の傾向は異常な状態でありまして、昨日は一ドル百五十九円をのぞかせて、その後百六十円台に戻すなどの動きも見られましたが、本日、今さっき私聞いたところでは、百六十円台に乗るなど大きく反騰しております、これは大臣御承知のとおりでございますが。この先どこまで円高傾向が続くのかわからない状態ではないかと思うわけでございますが、この円高はもちろん差益と差損という二つの側面を持っていることは言うまでもありませんが、それは一方では何の苦労もなく巨利を得さしめて、他方……


14期(1986/07/06〜)

第106回国会 決算委員会 閉会後第1号(1986/08/22、14期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私は、最初に平和相互銀行の問題について質疑を行いたいと思います。  かねてから乱脈融資や疑惑が繰り返し言われてまいりました平和相互銀行にも官憲のメスが入りまして、現在その不明瞭な実態が暴かれつつありますけれども、国民の金融機関への信用回復のためにも早急の解明を望むとともに、本委員会におきましても若干関係各省についてお尋ねをしたいと思います。  最初に法制局にお尋ねをしたいと思います。  銀行法第二十五条には、銀行の業務の健全かつ適切な運営を確保するために必要と認められるときには立入検査ができる旨規定されておりますけれども、この規定の趣旨はどうであるのかお答えいただきたい。特に同……

第107回国会 決算委員会 第2号(1986/11/21、14期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私は、最初に原子力発電についてお尋ねをしたいと思います。  まずソ連のチェルノブイリ原発事故に関して伺いますが、この事故発生後、IAEA、国際原子力機関を舞台に各国が集まりまして討議を重ね、またソ連からは詳細な報告がなされまして、その結果、九月末には二つの条約が採択されまして一応の討議の幕を閉じたのでございますが、今後ますます原子力発電の重要性が増してくる我が国にとりまして、今回の事故をどのように受けとめておるのか伺いたい。  特に、ソ連と我が国とでは御承知のとおりに原子炉の方式が違うと言われておりますけれども、この巨大なシステムにつきまして謙虚であるべきであると思いますけれど……

第107回国会 決算委員会 第5号(1986/12/10、14期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に農政全般についてお尋ねをしたいと思います。  加藤農林大臣も御存じのように、近年経済成長下で行政改革が進展しております。また対外的には経常収支不均衡是正に迫られているのは事実でございます。我が国は今や国際協調型経済構造への変革の要請が高まってきております。これも御承知のとおりだと思いますが、このような状況の中で農業につきましても体質の強化、あるいはただいまも当委員会において論議されてまいりました内外の価格差の是正、あるいは農業保護のあり方等につきまして国民各界、各層の強い関心が高まっているのも事実ではないかと思うのでございます。当面の農政の最大の課題は何であるか、ただいま……

第107回国会 商工委員会 第2号(1986/10/28、14期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 昨年のG5合意の後、御承知のとおりに急激な円高に転じまして今日で約一年ぐらい経過をしておるのではないかと思いますけれども、その間の我が国産業にこうむる影響というものは極めて大きいものがあります。特に輸出を主力とする産業にとりましては、けさからもいろいろ質疑されておりますけれども、円高という、こういう火がついてきたということで、毎日毎日必死に走りまくって、やっと仕事の量だけは確保してきたというのが実情じゃないかと思いますけれども、そのような、仕事の量は確保したけれども利益の対策までは手が回らなかったというのが正直な現状ではないかと思うわけでございます。  そういう意味で、このよう……

第107回国会 商工委員会 第4号(1986/11/20、14期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初にお尋ねをいたしますが、報道によりますと、本年度成長は御承知のとおりに三・五%に下方修正されるようでございますけれども、通産省としてどのように見ているのか。また国際公約でもあります四%成長の達成にかけてきた政府の責任というものは非常に大きいと思いますが、最初に田村通産大臣の所感をお伺いしておきます。
【次の発言】 公明党は、通産大臣も御存じのとおりに、産地中小企業組合を対象にいたしまして円高の影響に関し調査を行いました。それによりますと、大部分の企業が輸出成約の大幅な減少に加え、国内需要の不振、競合品の輸入増で深刻な円高影響を受けておりますし、また契約済み取引の解約や既契約……

第107回国会 商工委員会 第5号(1986/12/18、14期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に、私は日本とEC貿易についてお尋ねをしたいと思います。  日本とEC貿易につきまして特に強い要望が出されておりました酒税の改正については、これまでどのような経緯があったのか、まず最初に簡単に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま田村大臣からお答えいただきましたとおりに、この問題は検討ではなくして答えが求められている問題であるということで、中曽根首相から大蔵大臣にも御指示があったようでございまして、今回ヨーロッパへお行きいただいて交渉されたけれども、前進は認めるけれども答えが出ていないというようなことである。国際的整合性を持つために努力された点は評価するわ……

第108回国会 決算委員会 閉会後第1号(1987/06/04、14期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に、私は再審制度、死刑制度の問題についてお尋ねをしたいと思います。再審制度は、御承知のとおりに、常に法的安定性と具体的正義という二つの要請をどう調整するかにかかっておりまして、そこで、こうした観点から幾つかお尋ねをしてまいりたいと思います。  現在までに、免田事件、財田川事件、松山事件が、死刑、再審無罪となっておりまして、ことしの三月には島田事件の再審開始が決定をいたしました。一方、再審請求を十八回、恩赦出願五回という帝銀事件の平沢死刑囚がこの五月の十日、九十五歳という高齢で獄中死いたしました。逮捕されてから実に三十八年八カ月、死刑確定後三十二年、病身であり、高齢の身で拘禁……

第108回国会 決算委員会 第2号(1987/01/21、14期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 六十二年度の予算が提出されまして、その審議が間もなく始まる時期でございますものですから、当面の大きな問題であります内需拡大、景気対策の立場から少し質問をしたいと思います。  国内的には円高不況並びにその後遺症に対する景気対策が、また海外からは国際収支の大幅黒字圧縮のための内需拡大策が、そして中長期的視点に立った産業経済構造の転換等にこたえる予算が期待されたのでございますが、しかしこうした財政の課題と増税なき財政再建の方針が衝突をするような形になったのではないかと見ております。  問題点は、御承知のとおりに、緊縮型予算編成でありまして、四年連続の公共事業予算の圧縮、一般会計超緊縮……

第108回国会 決算委員会 閉会後第2号(1987/06/05、14期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に、私はフロンガスの問題についてお尋ねをしたいと思います。  昨今、世界的にこのフロンガス使用によるオゾン層破壊にもたらされる生態系への影響が問題になっております。環境庁としてもこの問題に取り組み、ことしに入ってから大気保全局長の私的諮問機関として成層圏オゾン層保護に関する検討会を設けたようでございますが、ここに至る経過と、今までどのような検討がなされたのか、お伺いをしたいと思いますし、また一昨日は、この問題の世界的権威者でございますカリフォルニア大学のローランド博士が来日し、意見を交換をされたそうでございますが、内容はどのようなものであったのか、また、博士より特に指摘され……

第108回国会 決算委員会 第3号(1987/05/23、14期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 まず最初に、予備費の審査に入ります前に大蔵大臣に予算に関する基本的問題について確認をしたいと思います。  すなわち、憲法以下財政法に基づきまして当初予算、補正予算、そしてこの予算制度の例外をなします予備費についていかなる原則に基づいて運営に当たっていられるのか。特に予備費についてはどのような考え方に基づいてその額を決定しておるのか。その支出についてはどうであるのか。まずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、この十年間におきます当初予算額と予備費の額及びその割合についてまず報告をしていただきたいと思います。

第108回国会 決算委員会 閉会後第7号(1987/07/03、14期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私は、最初に米国議会の保護主義の台頭と我が国の立場についてお尋ねをしたいと思います。  去る六月の十七日から三十日まで、参議院の五党代表によりまして経済摩擦の問題、安全保障の問題、外交の問題、軍縮の問題等で特定事項の調査に行ってまいりました。そのときに、アメリカにおいてあるいはカナダにおいていろいろ現地の声を聞いてまいりました。その声もあわせましてお尋ねをしたいと思います。当委員会のこちらにいらっしゃいます板垣先生も一緒に同行をしていただきましたが、板垣先生は党の事情で御質問はされません。私はその声を代表いたしまして質問してまいりたいと思う次第でございます。  六月の二十四日に……

第108回国会 商工委員会 第2号(1987/03/26、14期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 きょうは長い委員会の時間でございますから、大臣、お体の方は大丈夫でしょうか。――それならば安心して質問をいたします。  同僚議員からも今質問されましたけれども、現在我が国が莫大な貿易黒字を出しておりますし、一方においては、先日もブラジルから見えましたけれども、途上国の債務の累積問題があることは御承知のとおりでございますけれども、それぞれの解消というものは広く国際的に要求をされているところであります。あすは産業構造転換円滑化臨時措置法案の審議もありますから、その際に円高対策についてはお尋ねをするといたしまして、本日は最初に、法案とも関連する発展途上国のこの債務累積問題、並びに最後……

第108回国会 商工委員会 第3号(1987/03/27、14期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 まず初めに、報道によりますと、御承知のとおりに、アメリカの上下両院におきまして対日半導体の報復決議がされたことが伝えられておりますけれども、これによって米政府において何らかの決定がなされることになるわけでございますが、このことをどのように受けとめていらっしゃるのか。また、政府としてその影響回避についてどのように対応していかれるのか、今後の見通しとあわせて伺いたいのでございます。  また、ここに来て、御承知のとおり円高が一層進みまして、協調介入の結果、百四十九円台を支えておりますが、百四十九円を突破したという、そういうニュースもございますが、この点について田村通産大臣はどのように……

第108回国会 商工委員会 第6号(1987/05/25、14期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に、通産大臣にお伺いをしたいと思いますが、現在の我が国の抱える重要課題の一つは内需の拡大でございます。これは当委員会でたびたびお聞きし、また討議をしているところの問題でございまして、そういう立場から、その前提としては、大臣も所信においてお述べになられているように、為替レートの安定がなければならないのではないかと思うのでございます。  また、それと同時に、内需中心の高目の経済成長を図っていくならば、問題となっております雇用問題の発生、あるいは地域経済の弊害なども、いわゆる空洞化を防止することができると言われておりますが、そこで一番問題であります為替レートの安定に対する大臣の見……

第108回国会 商工委員会 第7号(1987/05/26、14期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 民活法に入る前に、きょうの午前中九時五分ごろ、東京の大井火力発電所で火災事故が発生をいたしました。とりあえず、この火災事故が発生しまして現在まだ未掌握の点もあるかと思いますが、概略ちょっと御説明いただけませんか。
【次の発言】 ただいま、現在までに掌握されました状況の報告でございますが、私も現場へ行ったわけではございませんが、私の知り得る範囲内で調べてみました。三名死亡されている。当初は二名でありましたけれども、一名ふえて三名となっている。一名が重傷である。  今の報告の中で、私一番大事な点は何かと言えば、四月三日から六月三十日までが定期点検の最中であった。これが一般の日である……

第109回国会 運輸委員会 第1号(1987/07/09、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る六日、矢原秀男君が委員を辞任され、その補欠として私、田代富士男が選任されました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  去る六日の本会議におきまして運輸委員長に選任され、その重責を痛感している次第でございます。  本委員会の運営に当たりましては、委員各位の御協力のもとに円滑公正に行ってまいりたいと存じます。  いずれにいたしましても非常に微力でございますので、今後とも御指導、御支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。(拍手)  中野前委員長から発言を求められ……

第109回国会 運輸委員会 第2号(1987/08/25、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本委員会は、委員一名が欠員となっておりましたが、去る七月二十四日、二木秀夫君が委員に選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  運輸事情等に関する調査のため、本日の委員会に日本国有鉄道清算事業団並びに首都高速道路公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 運輸事情等に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願……

第109回国会 運輸委員会 第3号(1987/08/27、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  日本航空株式会社法を廃止する等の法律案の審査のため、必要に応じ日本航空株式会社の役職員を参考人として出席を求めることとし、その日時及び人選等は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議、ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 日本航空株式会社法を廃止する等の法律案を議題といたします。  本案につきましては、既に趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第109回国会 運輸委員会 第4号(1987/09/01、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  日本航空株式会社法を廃止する等の法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時五十五分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、日本航空株式会社法を廃止する等の法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。

第109回国会 運輸委員会 第5号(1987/09/03、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二日、吉川芳男君が委員を辞任され、その補欠として藤井孝男君が選任されました。
【次の発言】 日本航空株式会社法を廃止する等の法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時五十四分休憩
【次の発言】 ただいまから運輸委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、日本航空株式会社法を廃止する等の法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次……

第109回国会 運輸委員会 第6号(1987/09/10、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四日、宮崎秀樹君が委員を辞任され、その補欠として吉川芳男君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  旅客鉄道株式会社が建設主体とされている新幹線鉄道の建設に関する事業の日本鉄道建設公団への引継ぎに関する法律案の審査のため、本日の委員会に日本鉄道建設公団、日本国有鉄道清算事業団並びに東日本旅客鉄道株式会社の役職員及び財団法人鉄道総合技術研究所理事長尾関雅則君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。

第109回国会 運輸委員会 第7号(1987/09/17、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(田代富士男君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第一九六六号鉄道・航空運賃の身体障害者割引制度の内部障害者への適用拡大に関する請願外十一件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。  これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第一九六六号鉄道・航空運賃の身体障害者割引制度の内部障害者への適用拡大に関する請願外十件は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとし、第二一九一号岐阜コミューター空港の設置に関する請願は保留とすることに意見が一致いたしました。  ……



各種会議発言一覧

7期(1965/07/04〜)

第51回国会 逓信、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1966/06/02、7期、公明党)

○田代富士男君 藤山長官もあとの用事がありましてお忙しいようでございますから、簡単にお尋ねしたいと思います。  最初に物価の問題でありますが、本来、物価の問題は、不景気であれば物価は下がる、景気になればそれにつれて上がっていくというのが常識とされていたわけです。ところが、最近の傾向というものは、不景気でありながら物価は上昇している、これはもちろん、前池田内閣以来の政府の経済政策あるいは物価政策の失敗ということは火を見るよりも明らかでありますが、それと同時に、物価指数の問題点につきましても、国民大衆を惑わすような面があるのじゃないかと思うわけなんです。そこで、藤山長官は物価問題のお目付役でありま……

第51回国会 逓信委員会公聴会 第1号(1966/05/13、7期、公明党)

○田代富士男君 いまいろいろの御意見を伺いまして、最初に高宮先生にお尋ねしたいと思いますが、いま高宮先生のお話では、郵政事業全般に対するいろいろな角度からお話をされまして、この問題になっております赤字の解決策に対しまして、高宮先生はいろいろ言われている。一般会計より一部捻出したらどうかという意見に対しては、そういうことをやっても一時的な解決にすぎない、それよりも根本的な解決をやらねばならない。そこで考えなくちゃならない問題は、郵政事業というものは経済的事業である。そういうたてまえでいくならば、利用者が負担をしていかなくちゃならないし、これが経済の原則からいっても当然じゃないか。そういう意味のい……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1968/04/10、7期、公明党)

○田代富士男君 ただいま主査からお話がありましたとおりに、当分科会におきまして運輸行政全般についての質問をしてまいりたいと思います。  私は運輸委員である関係上、運輸問題をいままでの運輸委員会におきましても取り上げてまいりましたが、特に最近は、すでに御承知のとおりに、昨年の冷房料金に端を発しましてLPGの汚職事件として発展してまいりましたあのような陸運汚職の問題、あるいは最近の日通事件の問題等、この運輸全般にわたりまして運輸関係の汚職問題がたびたび起こってきております。これは運輸省関係だけというものではありませんが、いままでにもあってはならないことではございますが、これが繰り返されてきておりま……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 社会労働委員会、運輸委員会連合審査会 閉会後第1号(1971/10/13、9期、公明党)

○田代富士男君 関連で……。連合審査で朝からいろいろマル生運動のことにつきまして審議がされております。私は去る八日の運輸委員会におきまして、この問題を取り上げました。八日の運輸委員会におきましては、具体的な問題を五つの点から――ちょうど磯崎総裁が原労働大臣のところへ行っていらっしゃるお留守中で、山田副総裁も、また丹羽運輸大臣御出席でございましたが、その席上で具体的問題、五つの立場から、いろいろ私も質問してまいりました。そのときに、山田副総裁は、不当労働行為じゃないかと私が指摘したのに対しまして、管理職、あるいは駅長、助役が介入しているじゃないか。あなた自身はそういうことは指示されてないでしょう……

第68回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1972/06/12、9期、公明党)

○田代富士男君 時間がないということで、十二時までという時間ですが、十二時でございます。それで聞きたいことは幾つかございますが、一点だけにしぼります。それは、川口先生からもお話がありましたが、中西先生のお話をお聞きしました中で、結論としては条件つき賛成、このように先生申していらっしゃいますが、その中で、今回の運賃値上げが国民生活にどういう影響を与えるかということにつきまして、他の物価の値上げに波及するんじゃなかろうかという、この点につきまして、中西先生は中西先生のお立場として、また御自身の持論もあると思いますが、現在の物価高というものは、国鉄運賃が上がったから上がるのじゃなくして、流通機構の問……

第71回国会 運輸委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、建設委員会、公害対策及び環境保全特別委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1973/09/12、9期、公明党)

○田代富士男君 いま審議されております国鉄運賃法案が、国民の間でも非常に大きな問題になっていることは、大臣も御存じじゃないかと思います。これは国鉄の赤字の問題につきまして、また、いま国会で審議されております健康保険の赤字の問題につきまして、いままでの国民の受け取り方が非常に変わってきにおります。ということは、私はその声を代弁するような形になるかわかりませんが、先日来から田中総理が、総理に就任されるときに、御承知のとおりに、日本列島改造論等をひっさげて総理になられましたが、それから一貫して言われてきてることは、いままでの生産第一主義、あるいは輸出第一主義の政策を改めまして、国民のための福祉を中心……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1973/04/06、9期、公明党)

○田代富士男君 ただいまも日本航空の事故を通じましていろいろ質問がなされました。特に昨年の五月十五日の羽田空港での日航機暴走事故以来、十二月二十九日モスコー事故に至るまで、わずか半年の間に六回の連続事故を起こしまして、犠牲者百四十八名、重傷者多数を出した今回の事故ですが、これは偶然というわけにはいかないし、人為的なミスというわけにもいかないと思うのです。これは潜在的な安全阻害要因というものが含まれているのじゃないか、この点について私はまず、運輸大臣はどのようにお考えになっているか、簡単に、時間がありませんから、最初にお尋ねしたいと思います。

第71回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1973/04/05、9期、公明党)

○田代富士男君 連続で大臣もお疲れだと思います。ほんとうに同情いたしますが、引き続いてお願いをしたいと思います。どうか生理的現象を催された場合には遠慮なく席を立ってけっこうでございます、人間性豊かにやってまいりたいと思いますから。  最初に、きょうもいろいろ検討されると思います。特に土地の問題からガーゼに至るまでわれわれの生活関連物資というものが現在値上がりをしております。その意味から庶民の生活というものが極度に圧迫をされております。そういう中で、食料品の卸売り物価指数を四十年度を一〇〇として見た場合に、 四十七年度は一二三という数字が出されております。その中で、特に私はきょうコンブの問題を取……


10期(1974/07/07〜)

第75回国会 大蔵委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1975/06/23、10期、公明党)

○田代富士男君 午前中に引き続きまして、たばこ、酒の問題につきまして順次質問を行っていきたいと思います。  最初に、製造たばこ定価法及び日本専売公社の法制上の問題についてお尋ねをしたいと思います。  製造たばこ定価法第二条は、製造たばこの品目ごとの定価を決定するに際しての基礎的な考えを規定してあります。すなわち、たばこの品質、規格及び消費の動向を勘案して妥当なものでなければならないという考え方が述べられております。この点につきましては私も理解しているものでありますが、その第二条の後段におきまして、「かつ、適正な専売収入をもたらすようなものでなければならない。」という規定があります。この後段の規……

第75回国会 逓信委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1975/06/25、10期、公明党)

○田代富士男君 引き続きまして、質問をしたいと思います。  最初に、外国の郵便事業とわが国の郵便事業との違いを少しばかり述べてみたいと思います。  アメリカの郵便事業は、御承知のとおりに一七八九年に発足いたしました。そして一八二〇年には、この事業はすでに赤字を計上し始めております。それ以来、一九四五年までの百三十年間に黒字を計上した年というものは二十五回だけであります。特に第二次大戦以後今日までというものは、始終赤字のもとに事業が運営されております。こういうところからアメリカは公社制度に踏み切りまして、いま公社を中心としてやっておりますが、この赤字の補てんというものはほとんど政府の援助によって……

第78回国会 運輸委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1976/10/27、10期、公明党)

○田代富士男君 最初話があったかと思いますが、福田副総理は、いつも物価で一緒になっておりますが、三十分でこの問題をやれというのはどだい無理でございますが、もう決められたんですから仕方ございませんから、運輸大臣とあわせて質問したいと思います。  最初に、石田運輸大臣にお尋ねいたしますが、先日の衆議院の連合審査におきまして、今回の運賃値上げにつきましてこういうお話をなさっていらっしゃいますね。比較的安定期に入ったという判定の上に立って、その期待する安定値を動かさない範囲内において値上げをお願いする考えでございますと、こういうお話がされております。この運賃値上げの法案が国会に提出されたのは二月の十四……

第78回国会 逓信委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1976/10/27、10期、公明党)

○田代富士男君 経企長官に引き続いて御質問をしたいと思いますが、ただいまもるるお話がございましたが、今回の料金値上げに対しまして経済企画庁としても当然協議をされたと思いますけれども、今回はかなりの大幅な値上げでございますし、私も副総理に物価の委員会等を通じまして、最近の物価の上昇を統計的に見ましても、卸売物価は八月度は前年同月比で御承知のとおり六・七%、消費者物価は九月全国指数で御承知のとおり前年同月比で九・三%と安定してない。こういうときにこういう大幅な値上げを経企庁として認めるということは、かなりこれは冒険ではなかろうか、もっと慎重な態度で臨むべきでなかったかと私は思うわけなんですが、そう……


11期(1977/07/10〜)

第82回国会 法務委員会、運輸委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1977/11/21、11期、公明党)

○田代富士男君 ハイジャック事件の再発防止のことについてお尋ねをいたします。  この防止対策六項目が打ち出されておりますが、その中の一つに「安全検査等の徹底」ということかございます。これを受けましてすでに日航では保安員の海外常駐等八項目の徹底をいま努力しております。しかし、私は、日航は当事者でありますけれども、このようなハイジャック防止というものは政府かやるべき仕事ではないかと思うわけなんです。そういう立場から考えていきますならば、政府の職員も常駐させるべきである。たとえば在外公館に保安要員を常駐さす。このようにいたしまして、飛行機の入り口のいまダブルチェックの問題等がありましたが、事故が起き……

第84回国会 商工委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、運輸委員会連合審査会 第1号(1978/04/28、11期、公明党)

○田代富士男君 昨日の福田総理の記者会見で、訪米を前にいたしましていろいろお話をされておりますが、世界に対して責任を果たすという立場からの特に海運、造船に関しての発言を見てみますと、タンカーの石油備蓄とあわせて仕組み船の工夫と輸出船の二十億―三十億ドルの削減問題について述べられておりました。このタンカー備蓄につきましては改正法案で現在審議されているところでございます。  最初に、私はこの仕組み船の工夫についてお尋ねをしたいと思います。  わが国の黒字減らし、その対策の一環といたしましてわが国の海運が仕組み船を買い戻す、それとともに、買い戻した船に日本人船員を乗せてはどうかということではないかと……


12期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1981/03/27、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 私は、引き続いて国会についてお尋ねをしたいと思います。  御承知のとおりに、国会は立法権を有しまして国権の最高機関であるわけでございますが、しかし、この実態というものが具体的にどのように行われているかとなりますと、特定な関係者以外にはほとんど知られていないというのが実情ではないかと思います。  そこで、現在は情報公開の必要性が叫ばれ、また開かれた国会ということが盛んに求められておる今日でございますから、広く国民に国会を知っていただくという観点から国会の広報活動についてまず取り上げてみたいと思います。  そこで、五十六年度予算におきまして国会活動啓発費が衆議院に三千万円、参議院に……

第96回国会 予算委員会公聴会 第1号(1982/03/23、12期、公明党・国民会議)

○田代富士男君 最初に、伊木先生にお尋ねをしたいと思いますが、五十七年度の政府見通しは五・二%と、民間機関のそれに比較して高いと思われますが、先ほども同僚議員からも関連した質疑が出ておりましたが、先生のお考えをもう一度お尋ねをしたいと思います。そして、GNPの五十七年度の見通しは政府見通しとどれくらいのギャップが生じるとお考えになっていらっしゃるのか。  また、そうなりますと、租税収入への影響が大きいものと思われますけれども、先生のお考えをお聞かせいただきたいと思います。  第二点は、ただいま伊木先生のお話の中にも、第一次オイルショックと第二次オイルショックとの違う点をお話しいただいた中に、現……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

田代富士男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。