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中沢伊登子 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

中沢伊登子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは中沢伊登子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。中沢伊登子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

7期(1965/07/04〜)

第49回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1965/08/09、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 これを調査したのが一月二十八日から二月十日までですね。これは毎年このくらいのときにやられるのですか。
【次の発言】 ああ、そうですか、八回ともね。
【次の発言】 昨年の十二月の十四日ごろにある新聞に出ていた世論調査で、生活が楽になったという解釈をしたのが六%、これを見ますと七%になっていますね。それから、生活が非常に苦しくなりましたと訴えておられましたのが五八%だったと思うのです。これは三八%になっておりますね。ずいぶん数字が違うなと、こういうふうにいま思ったわけです。そうして毎年これが同じころに調査される。一月の末から二月の初めごろにね。少し変わった時期に調査されるというよう……

第49回国会 予算委員会 第4号(1965/08/11、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 まず、文部大臣にお尋ねをいたします。  最近の青少年の非行化は大きな社会問題となっておりまして、子供を持っているおとうさん、おかあさんは、非常に悩みのたねでございます。このことにつきまして、先ごろの佐藤総理大臣の演説の中には触れておられませんでしたけれども、新しい文部大臣のお考え、御抱負を伺いたいと思います。
【次の発言】 いまの御答弁でございますが、青少年が非行化していく原因は、もっといろいろな角度からながめなければならないと思います。私どもが考えておりますのは、中央、地方、いろいろなところで青少年問題協議会とか、いろいろな機関が青少年の善導を目ざして、そういう非行化をしない……

第50回国会 災害対策特別委員会 第4号(1965/11/04、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 今度の災害については、閣議のほうで激甚災害とみなすということは決定したと思います。私はこの前ときょうと二度、災害特別委員会に高山委員のかわりに出させていただいているわけでございます。もうすでに参議院と衆議院と両方でずいぶん今度の災害については議論がなされたところでございます。議事録をずうっと読ましていただきまして、なるべく重複を避けたいと思いますが、あるいは重複することがあるかと思いますことをお許しいただきたいと思います。  激甚災害とみなすということは閣議で決定をしたように伺っておりますが、その後どのように進捗しているか、そういうことをひとつお伺いをしたいと思います。だんだん……

第51回国会 内閣委員会 第3号(1965/12/27、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております給与関係三法案について反対の意を表明するものでございます。  御承知のように、政府が数年前から一貫してとってまいりましたいわゆる高度経済成長政策なるものの破綻は、すでにその極に達しつつある観を呈しておるのであります。年々の物価上昇、インフレの助長等は、一般の給与生活者をして極度に逼迫せしめております。しかも、一般公務員はその基本的な労働権さえも不当に制約を受けておりまして、これを擁護すべき立場にある人事院は、今回も例年のごとくまことにおざなりの勧告しか提出していないのでございます。政府は、この程度の勧告でしたら、い……

第51回国会 内閣委員会 第15号(1966/03/29、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 きわめて基本的な問題ですけれども、今度、企画庁の中に山村振興課を置かれる、こういうことで人員の増加でございますが、農村の婦人たちが非常に生活が苦しくなっておるわけです。それで内職をしておられるわけですね。たとえて言いますならば、私は兵庫県のほうですから、兵庫県の農村の人たちは、釣具の、こんな針金みたいなものを巻きまして、それが一個八銭ぐらいですね、労賃が。一日どれぐらいできるかというと、三千個ぐらいできる。そうすると二百四十円ですか、一日二百四十円ぐらいの、内職を朝から夕方まで一生懸命やってそれぐらいしかできない。今度農繁期になってたんぼを植えるようなときになってまいりますと、……

第51回国会 内閣委員会 第16号(1966/03/30、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 さっきまごまごしておりまして、たいへん恐縮でございました、お忙しいところを。  青少年問題の、今度の青少年局の設置につきましてね、この問題は文部省、それから厚生省、労働省あるいは警察、いろいろなところに関係するわけでございますが、特に私が質問してみたいのは、この前の予算委員会のときも、私、質問しましたけれども、十分に答弁がいただけなかったわけです。片方では青少年保護育成条例とかいろいろなものをつくりながら、片方では、おとなでもちょっと目をそむけたいような映画の看板が出ていたり、あるいはそういう非常に卑わいな映画が上映されたり、あるいはトルコぶろとかいろいろなものがどんどん派生を……

第51回国会 内閣委員会 第17号(1966/03/31、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 高等学校の生徒がピークを一応過ぎてだんだん減っていきますね、漸減していきます。この間定員を大体五十名に下げまして先生の首を切らないというふうなことになりましたけれども、将来私はやっぱり高等学校の生徒というものは、昔の高等学校の生徒と違ってずいぶん体格もよくなってきているし、定員を五十名からもっと四十五名くらいに下げてほしい、こういう考えを持っておるんですが、いかがですか。
【次の発言】 その教員の厚みを増すというのは、それはやっぱり相当教員が足りないんですか、厚みが薄いということですか、いまの段階で。
【次の発言】 時間もあまりないようでございますから、もう二つだけ質問させてい……

第51回国会 内閣委員会 第23号(1966/05/10、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 最後になりまして、私のしたい質問をいろいろな皆さんが言ってしまったのですが、二、三質問さしていただきたいのであります。これは、いまも多田さんから御質問がありました食品添加物、色素、そういうものを私たちは毎日七十種類くらいとっているということがいわれているわけですけれども、この間私は予算委員会のときも鈴木厚生大臣にちょっと質問いたしましたが、あれから、新聞で見ますと、七種類くらい使用中止する、こういうことを言っていただいて非常に喜んでおるわけでございます。ズルチンを何か禁止するというような話を聞きましたが、それはいかがになっておりますか。

第51回国会 内閣委員会 第24号(1966/05/12、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 いま多田さんがいろいろ質問されておられましたが、私も港湾審議会のことについてちょっと一点質問さしていただきたいと思います。  今度、港湾審議会に新しく運送部会を設置されるようでございまして、いままでの計画部会、管理部会、これと三部会で今度は審議に当たるということでございますけれども、この新設の運送部会には当然港湾の輸送に直接の関係のある労働者代表を含むべきであると考えますが、いかがでございますか。
【次の発言】 その際、港湾労働者のほうはもちろんでございますけれども、船舶の運航に従事する海員側の代表も加えなければ私は意味がないと思うのですが、いかがですか。

第51回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1966/02/18、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 去る一月の十三、十四の両日にわたりまして、前の委員長大竹平八郎君と、理事の田代富士男君、委員の松永忠二君と、そうして私の四名が、静岡県における地方公営企業の料金、生鮮食料品の流通、野菜の指定生産地、地方公共団体の消費者行政等に関する実情を調査するとともに、官民各界の意見を聴取してまいりました。  調査の内容につきましては、文書をもって委員長のお手元まで提出いたしておきましたので、それをごらんくださるようにお願いをいたします。  以上でございます。

第51回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1966/02/25、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 先ほどから環境衛生法の料金のことがいろいろ問題になっておりますけれども、この最低料金をきめたほんとうの趣旨をちょっと聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 それについて、先ほど男の人の頭百六十円、もうおそらくどこを探しても百六十円という料金のところはないと思うんです。それからまた女の人のパーマでも、何かだいぶ安いですね、最低料金、幾らですか。
【次の発言】 たいてい千円前後ですね、高いところは三千円ぐらい取られるところもある。それで、みんな婦人団体が騒ぐのは、何か上は幾ら取ってもいいというような感じを受けるというわけで、最低料金がきめられたということをよくいわれるが、実……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1966/03/18、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 関連して。いまの、豊田先生の御質問でございますが、私も生協の組合員でございますけれども、灘神戸生協の組合員でございますけれども、灘生協というのが非常に範囲が広うございます。  肉や何かの恩恵は私どもは受けられない。結局私どもはやっぱり自分の宝塚なら宝塚の普通の肉屋さんから買わなくてはならない、こういう状態もございます。  私は二、三の点について御質問をしたいと思うんですが、牛肉が非常に高くなって、昨年の五月ごろから、もう一カ月に十円ぐらいずつ値段が上がってしまったわけです。非常に高くて、私どもは牛肉がなかなか食べられないので、豚肉あるいはかしわに切りかえているわけですが、島村さ……

第51回国会 予算委員会 第7号(1966/02/22、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 初めに佐藤総理大臣にお伺いをいたします。  佐藤総理大臣は、施政方針演説で、二度までも青少年に訴えると演説をされましたが、私ども青少年の非行化問題には非常な関心を持っております。そしてお互いに、ともどもに協力しながらよき時代を次に残していきたい、こういうふうに考えているわけですが、しかしながら、青少年に言わせれば、おとなに要求したいことがたくさんあると、こういうふうなことを青少年が私どもに言うわけですが、それはたとえていうならば、小林章議員の問題とか、あるいは新潟県知事の問題とか、あるいはピストルの密売事件とか汚職とか、いろいろそういう問題を取り上げて、おとなこそなっていないで……

第51回国会 予算委員会 第20号(1966/03/28、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 私は、主として国民生活と物価問題その他について、二、三の点を御質問を申し上げたいと考えております。  初めに経済企画庁のお考えを伺いたいと思いますが、先日ある新聞に、「来るか新“三種の神器”時代」という見出しで、業界が大衆車からカラーテレビ、クーラーを一斉に売り込み態勢をやり出した、こういうことが書いてございましたが、こういうことについて、企画庁長官、どういうふうにお考えですか。
【次の発言】 新三種の神器というのは、大衆車とか、カラーテレビとか、クーラーとか、こういうものを盛んに今度は売り出すのだということがこの間新聞に出ておりました。それについてどういうふうにお考えになりま……

第52回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1966/08/26、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 いろいろ皆さんから御質問があって、私は最後に一つだけ質問さしていただきたいと思う。それは、たとえば県立の大学とか、あるいは病院とか、そういうものが最近、国立に移管をいたしております。例を申し上げますならば、兵庫県では県立医大が国立になりまして、移管をいたしました。そのために、看護婦さんとか職員の給与がだいぶベース・ダウンになるわけです。一番ひどいのは、看護婦さんの平均が約九千円あまり、ベース・ダウンになる。いまこの問題で非常に騒いでいるわけですけれども、このようなことを人事院のほうはどのようにお考えになられますか。このことをひとつ。

第52回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1966/10/28、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 相当時間もおそくなりましたが、おそらく田中彰治事件以来今日まで、不祥事件あるいは黒い霧のうわさが立ち込めております中で、婦人が質問に立つのは初めてかと思いますので、どうか婦人の疑惑を解くためにも、また全国民の疑惑を解くためにも懇切丁寧に御答弁がいただきたいと思います。  実は、私、けさおくれてまいりましたのは、きょう東京都のいろいろな各種婦人団体が市民デモをいたしておりました。十一時半から四十分までどうか婦人議員はみんな出てきてこれに激励を与えてほしい、こういうことで私は実は出てまいりましたが、もう婦人たちも市民たちも、この再三の不祥事あるいは黒いうわさにはもうがまんがならない……

第52回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1966/11/21、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 ほとんど木村委員と同じような質問を用意してきておったんですが、いまの委員長のお話で、消費者の立場から規制してみたいと、非常に力強い御答弁をいただいたわけですが、私が調査をしてまいりましたのでは、六月の二十九日に再販を実施している会社七十四社と、こういうことで、いま伺ったら八月末で七十九社になっておる。あっという間に五つほどふえているわけですが、先ほどからいろいろお話がありました洗剤の問題なんか考えてみますときに、やっぱり再販価格の問題があるものですから、むしろ安くなるものが安くならない。何だか再販の中に仲間入りすれば、少し、暴利と言ったら申しわけないかもしれませんが、暴利もむさ……

第55回国会 内閣委員会 第4号(1967/03/30、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 ではすぐに質問させていただいていいですか。
【次の発言】 家庭生活問題審議会の問題でございますが、私はまだ勉強が足りなくて、そういう審議会があることも十分知らなかったのですが、今度初めてそれが延長されるということでこの問題をつかまえたわけですけれども、こういう例があるのです。たとえば母子家庭で、お子さんたちが非常に小さいときは、優良母子家庭ということで表彰されておられる。ところが、お子さんたちが非常に頭がよくて、東大を出られたり一橋を出られたり、あるいは短大を出られたお嬢さん、そういうような家庭がですね、むすこさんがつとめに出られて、あまり頭がいいというのは紙一重でどうとかとい……

第55回国会 内閣委員会 第16号(1967/06/13、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 舘林局長お帰りになるようですけれども、先ほどの鬼木さんの質問の答弁でちょっと耳ざわりの点が一点ございましたので、厚生大臣でけっこうでございますが、先ほど、四日市ぜんそくは、あそこに住んでいる人がもしほかに住んでいてもぜんそくになったかもしれない、何も四日市に住んでいたから四日市ぜんそくになったのではないかもしれないという御答弁があったわけです。実は、この間一週間か十日前の、「こんにちは奥さん」というNHKのテレビに厚生大臣は御出席になっていた。あのときに実は私の親戚の者が一人あそこに出ておりました。実は、大阪の堺市に住んでおりますけれども、堺の公害でのどがすっかりやられてしまい……

第55回国会 内閣委員会 第22号(1967/07/04、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 私はきのうから大阪で冷房車というタクシーの問題がずいぶん話題をにぎわしておりますが、このことについて一つ御質問を申し上げてみたいと思います  冷房車の問題は、福岡市か北九州市か、どっかで昨年これをやりまして、ずいぶん不評のためにやめられたような話を聞いておりましたが、昨日から大阪でもこの冷房車がいよいよ稼働しだしました。このことについて大臣はどのようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 この冷房料金ですね、これはやっぱり涼しい日でも、どうも設備代のために私どもが利用すれば取られるということで、涼しい日でも乗ってとめてくださいと言っても、大阪の今度のは設備代だから、これは冷……

第55回国会 内閣委員会 第25号(1967/07/13、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 最近は女子の若年労働者というのが相当減ってまいりまして、どうしても女子の労働者でなければならないような職場が相当にあるわけですけれども、非常に若年労働者を雇いにくい。幸いに雇い入れても、まあ言いますならば、大体いま若年労働者というのはだんだん高等学校に行く人が相当ふえてきた、全体の八〇%が高等学校に行ってしまい、残りの二〇%ぐらいがいわゆる中学卒業生である、こういう中からやっと、たとえますならば、繊維産業みたいなところはそういう労働者を雇っていく、しかし、そういう労働者が、高等学校に行かなかったような労働者というのは相当に、何と申しましょうか、質が以前より低下しておる、そういう……

第55回国会 内閣委員会 第30号(1967/07/20、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 最後になりまして、女なるがゆえにもう五分でも六分でも詰めてほしいと、こういうことなんでございますが、そこで大急ぎで質問いたしますが、この間から防衛二法案の審議が始まりましてから、何べんとなく、自衛隊員がなぜ集まらないか、このことについては国民の認識が必ずしも十分ではなかったと、こういう答弁が何べんかあったわけでございます。そこで、私はこの問題について質問をしたいと思いますが、その前に、婦人の自衛官を募集するというような新聞記事を見ましたので、一体どのような構想で、いつから、何人ぐらいを募集なさるのか。また、婦人の男性と違った肉体的ないろいろの問題がございますのと、いままで女人禁……

第55回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1967/06/02、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 この間の予算委員会の代表質問のときに、宮澤企画庁長官お見えでございませんでしたし、たいへん時間が短かったものですから、私のした牛乳の問題について質問が若干残っておりますので、きょうは、その続きという意味で、牛乳の問題を質問させていただきたいと思います。  最近では、ほとんど毎日々々牛乳の問題が新聞に載らない日はないような状態でございまして、いささかほんとにうんざりしていらっしゃるかもしれませんが、牛乳の値段の問題がとやかく言い出されてから大かた一ヵ月半になりますのに、いまだに牛乳の値段がちゃんときまっておらないような状態で、あるところでは十六円していたり、あるところでは二十円、……

第55回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1967/07/12、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 いまの各省のお話を伺ってみて、いまの木村委員のお話じゃないですけれども、ほんとうにこの前よりも、もっともっとラフになってしまったような感じで、何だか申し合わせてお互い見解を統一してしまったような感じがいたします。それで、通産省にしても、厚生省にしても、そうして公取にしても、また長官のお話にしても、みんな、今度の規制法案について、あれが流れてしまったことは残念であった、あれには反対はしないものであるというようなお話でございますけれども、それならばどうしてあれが流れてしまったか、そのほんとうのところをちょっと伺ってみなければどうしても納得がいかないわけです。そうして、あらためて次の……

第55回国会 予算委員会 第5号(1967/04/01、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 初めに総理大臣にお伺いをいたします。  先日の施政方針演説のときに、風格ある日本社会を建設していきたい、こういうお話がございましたが、その風格ある日本社会というのはどのような社会か、国民がよくわかるように具体的に御説明をいただきたい。
【次の発言】 いまの御答弁で、私も一応非常に賛成をすることができます。人間がいろいろな理想を追求しながら、希望に満ちた未来を建設していく、そういうことにたゆまざる努力を惜しまないということは、非常に崇高な私どもの使命でもあるし、また生きがいでもございます。しかし現実はなかなかそう私どもの考えているような風格のある社会というのは実現できない。ほんと……

第55回国会 予算委員会 第17号(1967/05/20、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 私は、いま非常に問題になっております牛乳の問題と、それから政府のほうからちょうど公害基本法が出ましたので、公害の問題について若干の質問をいたしたいと思います。  初めに、牛乳の問題でございますけれども、このたびの乳価の混乱、それはそもそも原因は何であったのですか。
【次の発言】 農林省がその指導価格を撤廃する、こういうことを新聞に発表したのがそもそもの原因になったのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 岡田政府委員は、この間の衆議院の物価対策特別委員会で、内部的にそういう意思を固めて新聞発表をしたと、こういうふうに申しておられるわけですが、それだけのことでこ……

第56回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1967/09/04、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 先ほどから伊藤委員、鶴園委員から、いろいろ給与の問題について熱心な御質問があったわけですけれども、私どもとして、今度のこの勧告は非常に不満足ではございますけれども、それでも都市手当、暫定手当なんかを認めて、評価はさしていただいておるわけですけれども、俸給の引き上げは、大体八千六百円を要求されたように承っております。ところが引き上げられたのは二千八百八十円でございます。そこで民間平均は大体一二・一%引き上げられたように承りますけれども、この国家公務員の引き上げについても、せめて一〇%くらいは引き上げることができなかったかどうか。  そこで、時間がありませんから、私、続いて一括して……

第56回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1967/11/09、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 先ほどから木村委員、田代委員から全般的ないろいろの質問がございましたが、私はちょっと、年末を控えておりますので、個々の問題について二、三質問をさせていただきたいと思います。  その一つは、ズルチンの問題についてでありますけれども、ズルチンの毒性から考えて、ことしの四月の二十四日に食品衛生調査会では、一部の食品については一定基準量を定めて使用を認めるほかは使用を禁止すると、こういうことになったようでございますが、世界各国でいまズルチンを使用しているところは日本と西ドイツ、オーストリアと聞いておりますが、なぜ日本が全面的にこれを禁止することができないのか、その点についてひとつお伺い……

第57回国会 内閣委員会 第4号(1967/12/22、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 私は民社党を代表いたしまして、ただいま議題となっております三法案の原案に反対し、修正案に賛成するものであります。  いまさら申し上げるまでもなく、人事院は団体交渉権を取り上げられた公務員にかわって、その給与を適正に擁護すべき唯一の代償機関でありますが、今年の勧告を見ましても、例年のごとく必ずしも満足すべきものではございませんでした。当委員会におきましては、当面する公務員の生活の実態にかんがみまして、さらに十月、各党共同提案による人事院勧告の完全実施についての決議を行なったのであります。しかるに、政府はこの決議をも無視いたしまして、改正の実施期日を三カ月もずらして措置しようといた……

第57回国会 予算委員会 第4号(1967/12/19、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 私の時間が非常に少のうございますから、簡潔に丁寧に御答弁をいただきたいと思います。  もうすでに言い尽くされたような感じがいたしますけれども、やはり物価問題について質問をさしていただきます。  最近四、五年の物価の上昇は年平均六%にもなっています。特に、十月の消費者米価の値上がり以後、主婦は毎日の買物にいままでよりも百円くらいよけい持っていかなければ夕飯の支度ができないと訴えておるわけでございます。そうして、一体いつまでこのような物価の上昇が続くのであろうかと深刻になってきていますが、総理は、どんな政策、どんな手段をもってこれに応ずるのか、御所見を伺いとうございます。

第58回国会 社会労働委員会 第11号(1968/05/07、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 一つだけ関連して。いま藤原先生の質問をいろいろ伺っていたわけですけれども、このあいだ私のところに一つこういう問題が持ち込まれました。つわりになった人――いま厚生大臣が避妊薬を使わなくてよかったと、こういうふうに言っていらしたですが、あまりひどいつわりなものですから、お医者さんに飛んで行く。そうすると、ビタミンKを下さる。ビタミンKを飲むとつわりがだいぶおさまるそうです。しかし、そのビタミンKをあんまり飲んでおりますと、骨のぐにゃぐにゃの子供ができる、こういう話を私は聞きました。そういうことがほんとうにあるのかどうか。もしあるとすれば、藤原先生が、先ほどから、あのときにもつと自分……

第58回国会 社会労働委員会 第12号(1968/05/09、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 昨年の年末の臨時国会のときに、医師の不足、特に農村あるいは都会から少し離れたようなところにお医者さんの来手がないというような問題について質問をさしていただいたわけですけれども、この問題について、どうしても医師が絶対数が足りないのが原因でございますか。聞くところによりますと、たとえば歯科医などというものは、歯科医師会と歯科大学との関係の中で、ことしは何千人しかつくらない、こういうようなことがあるということを私は耳にしたわけですけれども、こういうことは事実でございますか。
【次の発言】 そうすると、どうしてお医者さんがどんどんつくられないか。それからもう一つ伺ったところによりますと……

第58回国会 社会労働委員会 第15号(1968/05/21、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 制度的な問題について一つお伺いしたいのですけれども、時間がたいへん少ないようでございますから、一点だけ質問させていただきます。  それは、海員組合の問題でございますけれども、魚をとりにいく人たちが拠出制の年金をかけておりますね、月給の中から。それでございますのに、突然夫が亡くなったあと遺族年金をもらいます、その遺族年金が、相当腕のよかった地位の高かった人で九万円くらいということを聞いてきたことがあるのです。ところが、これは八戸の問題ですけれども、八戸で四・二人で生活保護費をいただくとすると、そのときに月に一万七千円くらいいただくことになる。しかし、遺族年金をもらうとすると、一年……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1968/03/15、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 きょうは、定価の問題について、ちょっと御質問をさしていただきたいと思います。  この間から物価対策委員会では、薬品の問題や化粧品の問題、再販売価格維持契約の問題についていろいろ質問が繰り返されてまいりましたけれども、定価についていろいろ調べてみますと、最近は、化粧品にはだいぶ定価がつけられている。しかし、薬品にはちっとも定価がついていない。それから、洗剤などというものには、まあ最近ずっと定価がついているように私聞いておりますけれども、薬品に関して、どうして定価がつけてないのか。そして、そもそも、定価というものの定義みたいなものですね。それをどうお考えになっていらっしゃるか、一ぺ……

第58回国会 物価等対策特別委員会 第13号(1968/05/22、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 私のほうも十分しかありませんので、急いで質問いたしますが、今日の経済社会の発達特に生産力が巨大になってきて、そしてその生産者も組織化され、かつ大企業の合併等で資本力も巨大なものへと再編成されてきた現状の中から、消費者たる国民は、憲法第十三条に基づく幸福追求の権利として、この消費者保護基本法を持つべきであると考えておりますが、総理大臣は、この法案が議員提案となっているたてまえから、消費者の立場をどのように理解されて、今後消費者行政をどのように行なわんとするか、御決意を伺いたい。
【次の発言】 この法案が衆議院で可決される際の附帯決議の中に、「消費者組織の効果的発展をはかる方向で適……

第58回国会 予算委員会 第17号(1968/04/09、7期、民主社会党)

○中沢伊登子君 大臣の御都合で、初めに青少年に有害だと思われる低俗出版物について再度質問をいたします。昨年の十二月の十九日、第五十七回国会の予算委員会では時間が少なくて不十分でしたので、きょうは二、三の例をあげてもう一度質問をさせていただきます。  最近、ますますひどくなってきている一部の出版界の弊風については、田中総務長官は、昭和三十八年と四十年に総理府が中心となって悪書追放に乗り出したが、業界が自主的に規制をしてくれませんとどうにもならないと、このような御答弁でございましたが、四十年以後はどうしようもないと自粛するのを待ってほったらかしにしていらっしゃるのですか、どうですか。


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1968/09/17、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 私は、出産のことについて御質問を申し上げたいと思いますけれども、いま渋谷委員の質問にちょっと関連をして、救急病院のことについて一、二質問してみたいと思います。  いま、厚生大臣は、救急病院は名誉職みたいな点がございましてと御答弁がございましたけれども、最近関西の方面で起こった一つの問題は、十五歳の子供が交通事故にあって入院をして、十五日くらい入院したあとで死亡をした。そのあとでお医者さんの請求書が回ってきたら、なんと二百万円を請求された、こういうふうな問題がございます。関西ではもう一つ同じようなケースがあったようでございますけれども、こういうようなことが全国的にいろいろなところ……

第59回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第2号(1968/09/19、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 いつも私のところにくると、もう時間がなくなったから簡単にやってほしい、こういうふうなことを言われるわけですけれども、阿部先生もきちんとやっていらっしゃいましたから、個条的に御質問を申し上げます。  いままで質問の一番最大の関心事であったし、また、弱い力ながら最大の抵抗を試みた消費者米価の値上げの問題でございますけれども、いまも阿部先生からいろいろお話がございましたが、総合予算主義を貫く目的のために、政治加算の分まで消費者におっかぶせられたり、あるいは食管会計の赤字が二千四百億円、その中の大かた半分の千二百億円が大かた事務費であったり倉庫保管料であったりするのに、それまでも消費者……

第60回国会 社会労働委員会 第2号(1968/12/17、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 お急ぎのようでございますから、順序を追って質問したいのですけれども、ちょっと順序を変えて御質問いたします。  それは、ことしの五月の二十五日に、厚生省の事務次官から、「児童福祉法による収容施設措置費国庫負担金の交付基準の一部改正について」、こういう通達が、各都道府県の知事さん、あるいは指定都市の市長さんあてに出ました。これのことについてきょうはおもに質問をいたしますけれども、先ほどから藤原先生も、そうして午前中の小野先生の御質問にもございましたけれども、とにかく婦人と子供の費用が相当削られる、こういうことで、私も政務次官に決意を伺いたかったわけでございます。と申しますのは、この……

第61回国会 社会労働委員会 第6号(1969/03/06、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 きょうは、働く女性のためにつわり休暇が必要だ、こういうような世論がいま高まりつつございますので、その点についてお伺いしたいと思います。  その問題に先立ちまして、生理休暇というようなものがいろいろな労働組合に設けられておりますが、それがどれくらい利用されておるか、その実態を一度聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 それはすべて有給休暇でございますか。
【次の発言】 最近、生理休暇が非常にとりにくいと。それは、なぜかといいますと、有給・無給に関係なく、生理休暇が権利としていただけるようになった当初、女子労働者がこれを相当悪用した、こういうふうなことから非常にとりにくくな……

第61回国会 社会労働委員会 第9号(1969/03/25、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 関連して。先ほどからいろいろ大橋委員の質問を伺っておりますと、どうしても農林省と厚生省とは不即一体、そちらが答弁すればこちらも答弁しなきゃならないほど農林省と厚生省は添加物の問題ではいろいろ関係があるわけですね。そういう中で、昨年の五月に消費者基本法ができて、その参議院の附帯決議の中では、農林省のほうには早くJASマークのレベルを上げなさいというような要望を出しております。厚生省のほうに対しては、食品衛生の立場から、いままでのそういういろんな法律をいろいろ総合してもっとレベルアップするような附帯決議であったと思います。いま、私、ここに資料も何も持っておりませんので、よくわかりま……

第61回国会 社会労働委員会 第14号(1969/04/15、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 初めに厚生大臣にお伺いをいたします。  最近は全国的に都市化が進んできて、地域開発が進行してまいっておりますが、いまも上林委員からいろいろ御質問がありましたが、自然の開発と自然の保護について、大臣はどのようにお考えになっておられますか、伺いたいと思います。
【次の発言】 このたびの海中公園について二、三お伺いをいたします。  いま候補地をいろいろあげられましたけれども、その候補地をきめられました基準ですね。いろいろ調査をしてきめられたその基準は、どのようなものでございますか。そして、そのときに海中公園の、海のことだけでなくて、海のその公園を見に参りますと、やっぱり陸がすぐ目につ……

第61回国会 社会労働委員会 第22号(1969/06/10、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 関連。いまの奨学金の問題ですけれども、看護婦に月三千円の奨学金を出しますね、勉強している間三千円ずつ三年間奨学金が出るわけですね。今度それが卒業しまして正看になった場合には、自分が学んだ、たとえば兵庫県なら兵庫県で奨学金を三千円ずついただいたら、卒業してから三年間でそれを返さなくちゃいけないんでしょう。それなんか、非常にきびしい追跡調査をして、三年間同じ兵庫県で看護婦になっていなければいけない、こういうような制度になっているように私は承っておりますけれども、そうですが。
【次の発言】 そうすると、先ほどから横山先生や、藤原先生が言っていらっしゃるのはみなそのことですか。全部大蔵……

第61回国会 社会労働委員会 第23号(1969/06/12、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 突然質問を申し上げてたいへん恐縮でございます。私のほうも十分準備ができておりませんし、課長さんのほうにも十分まだ連絡ができておりませんので、あるいは要望のような形になるかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。  最近、若年労働力が足りなかったりあるいは経済が異常に発展をしてまいりましたので、労働力が非常に足りないということで、婦人の働く分野がたいへん多くなっております。特にその中でパートタイマーというものも非常にふえておりますが、課長さんまだ就任されて間もないようでございますので、もしおわかりであればお答えをいただきたいし、そこに資料がございませんでしたら、後ほど資料……

第61回国会 社会労働委員会 第28号(1969/07/01、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 先日来、この委員会での質疑をいろいろ拝聴してきて、納得のいかない点がございます。それは、終戦後二十四年も経過をいたしながら、いまなお戦争犠牲者について未処遇のものが相当残されておるということであります。政府は、恩給法や援護法関係はもとよりでございますが、それ以外の戦争犠牲者、たとえば阿波丸、戦犯あるいは抑留者、あるいは警防団、長崎医大の学生の問題、大久野島のガス問題等々の戦争犠牲者についても、早急に戦後処理を行ない、この問題については終止符を打つべきではないかと、このように思います。これは内閣全体の問題として早急にやるべきだと思いますが、いかがでございますか。

第61回国会 社会労働委員会 第29号(1969/07/03、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 昭和四十三年の国民所得の統計によりますと、わが国の国民総生産は、自由圏諸国の中で第二位になったようでございます。しかし、一人当たりの国民所得は、やっとイタリアを抜いて、いまなお二十番目。このように、総生産で驚異的な発展を遂げましたその源泉の一つは、わが国が豊富で素質のすぐれた労働力に恵まれていたことにあると思いますが、国民所得の国際比較が著しく劣っておる。その原因の一つには、わが国の労働生産性がいまなお、欧米諸国に比べて、かなり低位にあると考えます。教育の普及は欧米諸国に比べて決して遜色がないように思われますのに、このような事態であるのは、生産の現場で、直接生産に携わる労働者の……

第61回国会 社会労働委員会 第33号(1969/07/17、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 上林先生は、だいぶこってりと奮闘されましたから、私は、委員長の初めの御要望もございますので、簡潔に明瞭に御質問申し上げます。なお、いまの上林先生の質問では、大臣のあまり御答弁がございませんでしたので、私は大臣に五、六問の質問をして終了したいと思います。ほんとうは、ずいぶんいろいろ私も考えてまいりましたが、質問も相当重なっておりますので、端的に御質問を申し上げます。  まず、初めに、季節労働者の通年雇用の対策を強化すべきだと思いますが、この点について労働大臣の御所見を伺います。
【次の発言】 次に、女子の結婚退職者に対しては、失業保険金は支給されておりません。しかし、失業保険にか……

第61回国会 社会労働委員会 第35号(1969/07/27、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 初めに御了解をいただきたいと思います。それは、今朝から法制局長官の御出席をお願いいたしておりましたが、現在の時点で、まだおいでいただけないそうでございまして、四時二十分から四時半ごろでなければおいでをいただけない、こういうことをいま伺いましたので、私の質問も一時間くらいを予定いたしておりましたので、おそらく私の質問の間には長官はお見えにならないのではないか、かように思います。そういたしますと、上田先生の質問のときにお見えになるのではないか、このように思いますが、その時点で、この問題については、特に発言を許していただきたいと思いますが、御了解をいただきたいと思います。

第61回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1969/04/04、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 時間がだいぶ過ぎてまいりましたけれども、まずJAS問題について一言お伺いをしたいと思います。  農林物資規格法の一部改正について、農林省の非常な努力と苦労は多といたしますけれども、この問題について農林省と公正取引委員会と多少いざこざがあったように私どもは聞いております。その点はどの点とどの点でございますか。
【次の発言】 私どもは、その食品の表示の義務づけという、これの制度化は、公正取引委員会の従来のあり方からどうも公正取引委員会のほうが運用に非常に困るのではないか、このように考えるわけですね。そこで公正取引委員会による景表法の運用が農林物資のこれの問題については事実上らち外に……

第61回国会 物価等対策特別委員会 第8号(1969/06/25、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 きょうは、ここに持ってきましたように、乳飲料あるいは乳酸菌飲料及び牛乳の問題について、二、三質問をしたいと思います。ここにこんなに並べましたように、最近は非常に乳飲料とか乳酸菌飲料が数多く売られておりまして、そのために消費者はずいぶん迷うわけでございますけれども、その中で、きょうここに集めました二、三の種類について質問をしてみたいと思います。  まず、雪じるしのピュアオレンジ、これですね。これは、中に毛糸で人工着色を調べてもらった、その結果もここに出ておるわけですけれども、「雪印ピュアオレンジ」と、こう書いてある。これは、ピュアというのは、御承知のとおり、新鮮、真実、ほんとう、……

第61回国会 予算委員会 第12号(1969/03/13、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 私は、まず初めに、物価問題について質問をいたしたいと思います。  物価は、昭和三十六年以来上昇を始めまして、一年の休みもなしに上がり続けて、政府は口では真剣に取り組みますということを繰り返し繰り返し言い続けてこられましたけれども、いまなお上がり続けて、恒常化をしてまいりました。しかも、それが五%以上もの大幅な上昇でありますが、どのように取り組んでこられましたか、一向に効果が見えませんが、どのような対策を講じられてきたか、具体的にお示しを願いたい。
【次の発言】 これから質問をしていく中で、いろいろいまの御答弁にこたえていきたいと思いますけれども、農業の構造改善をやったとか、いろ……

第63回国会 社会労働委員会 第3号(1970/03/10、8期、民社党)

○中沢伊登子君 一つ関連して。藤原先生が先ほどから血液問題で切々とお話をしておられるんですが、私も一つだけ提案をしてみたいと思う。  それはこれだけ血液が足りなくて困っているときですから、成人の日ですね、成人の日に、成人になられた人々に、強制するわけにはいかないかもしれませんけれども、成人になった記念に献血をする、そういうような何かいい方法を考えられることはできませんでしょうか。

第63回国会 社会労働委員会 第9号(1970/04/02、8期、民社党)

○中沢伊登子君 私、予算とかけ持ちで、皆さんの質問を聞いておりませんでしたので、ひょっとして重複をしている点があるかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。私もなるべく御協力を申し上げまして簡潔に質問いたします。  最近、労働力がたいへん不足をしております。特に青少年、若年労働力が不足をしておりますので、そういうところからも不正や、過当な募集競争、こういうものを排除される方向にひとつ努力していただきたい。こういうことから、二、三、例をあげてみたいと思います。誤った誇大宣伝や、不当な募集競争が行なわれている。その実情をひとつお伺いをしたいのですが、たとえば、せっかく希望を持って沖繩から集……

第63回国会 社会労働委員会 第10号(1970/04/07、8期、民社党)

○中沢伊登子君 最後に、私もちょっと二点ほど質問させていただきます。  最近、船がずいぶん大型になっておりますが、この船が一たん港に入ってくるときには指定錨地というところにとまらなければなりませんが、港から相当離れておりますし、検疫の時間が日没から夜明けまでは中止されるので、せっかく港に近づいてきても、家族を呼び寄せながらも家族との対面ができない、こういうことが問題になっております。これは、船主にとっても非常に稼働率がマイナスになる、こういうことで船主のほうからも何とかこれは夜間検疫をやるわけにはいかないか、こういうような要望もあるわけですけれども、この点についてお答えをいただきたい。

第63回国会 社会労働委員会 第16号(1970/04/28、8期、民社党)

○中沢伊登子君 この前からきょうにかけてずいぶん各方面から、各観点から質問が繰り返されてまいりまして、私も実は用意した質問の大半を皆さんがもう質問してくださった。こういう中で、ほとんどの質問が重なるようなことでございますので、そこら辺は省きまして、二、三点御質問を申し上げたいと考えます。  大体、今日までの身障者の対策、そういうものは身障者の生きる権利を完全に保障しているとは言えなかったような状態でございますけれども、厚生省は、今日までその疾患の治療に、あるいは収容施設の経済援助においおい力を尽くしてこられたことは、たいへん私どもこれを多としております。そうしてまた、社会的に関心もますます高ま……

第63回国会 社会労働委員会 第18号(1970/05/07、8期、民社党)

○中沢伊登子君 昨日からこの法律案に対して、ほんとうに微に入り細をうがったいろいろの質問が繰り返されたわけでして、いまさら私がもう御質問を申し上げる余地がなくなったという感じがいたします。しかも、いまの大臣の所信表明を伺っておりまして、ほんとうにこの法律案が生きて働くことを私どももこいねがうわけでございますが、特に家内労働者というのは婦人が大半を占めておりますので、その立場から私は二、三御質問を申し上げたいと思います。特に、国会が終盤になってまいりまして、昨日、この委員会と物価の委員会とかけ持ちでございまして、あっちに行ったりこっちに行ったりしておりましたから、あるいはひょっとして重複をするこ……

第63回国会 社会労働委員会 第20号(1970/05/12、8期、民社党)

○中沢伊登子君 私の用意しておりました質問はもう大半済んでしまいました。また、先ほど委員長からは時間があるとおっしゃいましたけれども、こちらには、もう時間がないから適当にやれと、こういうビラがいま回ってまいりましたので、一、二点だけお伺いをして終わりたいと思います。  先ほどから児童扶養手当に関する事項と特別児童扶養手当に関する事項、この二つの問題も質問が済んだわけですけれども、衆議院の附帯決議の中にも、児童手当に関する法律を昭和四十六年からやれと、こういうふうに附帯決議がなされているわけですが、もしも児童手当ができたときには、この法案の第二条、第三条の児童扶養手当、特別児童扶養手当、これはど……

第63回国会 社会労働委員会 第21号(1970/05/13、8期、民社党)

○中沢伊登子君 藤原委員から、もうすでにいろいろ御質問があったわけでございますから、私も一、二点だけ御質問を申し上げたいと思います。  実は、藤原委員の御質問に環境衛生局長がモーテルはいつからできたか知らないというお話がありました。おそらく警察庁のほうからも資料をいただいておられると思いますが、警察庁の資料によりますと、モーテルは昭和四十二年の三月に九百八十だったものが昭和四十五年の二月、ことしには何とぞの三倍の三千二十六、このようにたくさんできているわけですね。そこで婦人議員協議会のほうでは、この問題を先日取り上げまして、衆参両院の婦人議員もこれの問題について警察庁の方からいろいろお話を伺っ……

第63回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1970/06/09、8期、民社党)

○中沢伊登子君 一つだけ関連して。  先ほど横田さんから、色がきれいでなければ消費者がおあがりにならないような話がちょっと答弁の中でございました。私、これはたいへんな大きな問題だと思います。そういうものをつけさせられて、色をきれいにさせられて、見た目にきれいなものばかりしか並べられないから、やむを得ずそういうものを食べさせられているわけです、消費者は。特に私なんか、長いこと家庭を切り盛りさせられてきたわけですが、戦前は、そんな、タラコが食べられないということはなかったわけです。最近そういうものが非常に出回ってきている。そいうものをどんどん使っているわけです。ですから、その答弁は私どもはどうして……

第63回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1970/03/11、8期、民社党)

○中沢伊登子君 みんなで佐藤長官を総攻撃のような形になりますが、この間の長官のごあいさつの中に、先ほどから何べんも出ておりますけれども、「低生産性部門の生産性向上、特に生鮮食料品の流通合理化のため格段の努力を払い、輸入の自由化や競争条件の整備をはかり、経済の効率化を進める」云々と、ごあいさつしておられるわけですね。そこで、私こちらに寄せていただきましたのは、ちょうど昭和四十年ですけれども、そのころに物価対策特別委員会というのができて、一番初めの長官が藤山長官であったわけですが、もうそのときから、ずっと一貫して、低生産性部門の生産性向上をすると、こういうことが言われているわけですね。もう、まる五……

第63回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1970/03/18、8期、民社党)

○中沢伊登子君 関連。委員長御就任されて初めてでございましょうけれども、いま阿部先生のいろんな御質問を承っておりまして……、私どもはこの間広島のほうに視察に参りました。そのときに向こうで聞いた話ですけれども、予算も少ないし、人員も少ないので自分たちから進んでいろんなものを調べに行くだけの交通費もなかなか出ない。そういうところで一年間に二千円だか三千円交通費としていただいているような、消費者モニターの人からいろんな連絡があって初めてここにこういう問題があるからということで行くんですと、こういう話でした。それでは私は、やっぱり日本のいまの経済の中で公取という存在は日本の良心だと思うんです。このそう……

第63回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第5号(1970/11/09、8期、民社党)

○中沢伊登子君 阿部先生が質問の途中でございますけれども、長官がお急ぎのようでありますから、私もいままとめて一つ質問をいたしたいと思います。  最近の、いま問題になっておりますカラーテレビのことですが、価格の公表がはっきりしないので、それで消費者が不信感を持っていると思いますが、この点について、経理の公開をさせるために、つまりガラス張りの経営をさせるために、そしてまた、その発表している価格が適正かどうか、こういうことを見きわめるために別の法律をつくる必要がありはしないかと思っております。しかし、カラーテレビの問題についても、今度のビールの問題についても、独禁法は限界があるように思います。その点……

第63回国会 物価等対策特別委員会 第8号(1970/04/24、8期、民社党)

○中沢伊登子君 まだ竹田理事の質問がこれから続いていくところですけれども、私の時間の関係で、お先にやらしていただきますので、的確に御答弁をいただきたいと思います。  いま私は、これは自分の質問ではなかったけれども、いまの金光環境衛生局長のいろいろな答弁を伺っておりまして、私もちょっと一言触れなくてはいけないような気がいたします。といいますのは、いまのBHCの牛乳の問題ですけれども、一年か二年でどうにかなるというようなものではないというような答弁でありましたけれども、それは一日にどのくらい飲んでいる人がそういうことになるのかわかりませんが、三本も四本も、三合も四合も飲んでいる者が一年か二年でどう……

第63回国会 予算委員会 第16号(1970/04/06、8期、民社党)

○中沢伊登子君 初めにスモン病についてお伺いをいたします。  厚生省は最近スモン病の実態調査をされたようでございますが、その実態調査の結果をお示しをいただきたいと思います。
【次の発言】 それは生活実態はお調べにならなかったわけですか。
【次の発言】 いまも大臣がおっしゃいましたように、このスモン病の治療費が非常に高くついて、負担能力を越えているために、相当貧困で困っていらっしゃる方が多いように私も承っております。中には自殺をどんどんしていくということで、自殺が非常にふえている、こういう話も聞いているわけでございます。あるいは中には、なおらない病気だということで家出をしたり、離婚問題も起こった……

第64回国会 社会労働委員会 第5号(1970/12/17、8期、民社党)

○中沢伊登子君 午前中に和田委員がずいぶんいろいろ御質問になられました。私は簡潔に二、三の点について御質問申し上げたいと思います。  先ほどもお話がありましたように、最近はどの地方公共団体でも、ごみの量の増大と質の変化に頭を悩ましております。清掃事業が最大の仕事となりつつございます。このような中で粗大のごみというようなことばや、あるいはかさが大きくなって捨て場所に困る新しい種類のごみがどんどんふえております。これは生活様式の洋風化、あるいは消費は美徳といわれたような、そのことばの中で使い捨て時代が重なってまいりました。その中で急膨張してきたことは御承知のとおりでございますが、地方公共団体では、……

第64回国会 社会労働委員会 第6号(1970/12/18、8期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、ただいま可決されました毒物及び劇物取締法の一部を改正する法律案に対し、附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    毒物及び劇物取締法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案  政府は、本法の実施にあたつては、特に次の事項にっいて、配慮すべきであゐ。 一 毒物又は劇物の運搬についての安全基準を定めるにあたつては、毒物、劇物関係取締官庁間において緊密な協議をし、また、毒物、劇物運搬業者の管理監督についても相互協力をすること。 二 無機シアン化合物を取り扱うメッキ業者の排出する無機シアソ化合物を含有する廃液の処理について、管理監督を強化すること。 三 農薬の事……

第65回国会 予算委員会 第12号(1971/03/12、8期、民社党)

○中沢伊登子君 はじめに総理に御質問申し上げたいと思いましたが、それは後ほどに譲ります。  運輸省の航空局からこのような資料が出ておりますが、関西に国際空港をつくる基本方針は、もうすでにきまっておられるのですか。そしてまた閣議決定はされておられるのですか。
【次の発言】 はじめ淡路島につくるとか、その後、海上につくるとか、いろいろな説がありましたが、一昨日でしたか、運輸大臣はモデル海上空港にしたいとかの発言があったようでございますが、大阪湾説は内定しているんですか、確定しているんですか。
【次の発言】 いま神戸港沖というような話がもっぱら地元のほうで聞こえておるわけですけれども、神戸沖とすれば……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1971/10/07、9期、民社党)

○中沢伊登子君 朝からずいぶんいろんな委員が次々御質問をされたわけですが、私は、きのうの新聞にこういうことが出ておりました。「政府の資源白書を読むと、こういうことが書いてある。石油、鉄鉱石など主要資源の過去五年間の需要量の伸び率は、日本が世界一であること。輸入全体のなかで占める資源輸入の割合でも、日本は世界一の資源輸入国であること」、まあこういうようなことが次々書いてありまして、「日本が公害国世界一になった由来も、この資料でよくわかる」、こういうふうに書いてあるわけですが、私はまだこの資源白書というのを読んでおりませんけれども、特に、その中で、「自国保有資源がなく、極端な他国依存であるところか……

第67回国会 地方行政委員会 第3号(1971/11/30、9期、民社党)

○中沢伊登子君 朝からずっと質問が続きまして、大半、重複をしているような感じがいたしますので、二点だけ御質問をして私の質問を終わりたいと思います。  今度の地方自治体の財源の不足額の中で、地方団体が資金運用部資金から借り入れるお金が七百四十六億でございますけれども、この借り入れ金の返済を四十七年度から八年間にわたって行なうことになっておりますが、最初は少なく、あとのほうが多く返すことになっているようです。年々財政規模が大きくなっていくので、一見、たいへん合理的には見えますけれども、わが国の不況は四、五年ごとにやってきています。これを考えると、昭和五十二、三年ごろに相当額を返済することが適当であ……

第67回国会 地方行政委員会 第4号(1971/12/07、9期、民社党)

○中沢伊登子君 ちょっと一言。思いつきでたいへん恐縮なんですけれども、いまの青年警察官ですね、こういった人たちは何時間勤務ということはさまっておるのですか。朝は何時から出勤してきて、それで大体何時に帰るのですか。
【次の発言】 たとえば事件が起きたなんというときに非常召集されますね。そういうときの手当、それはどれくらい出ておるのですか、一時間について、出るわけでしょう。いまの朝八時半から夕方五時までいたけれども、何か事件が起きたというために非常召集しますね。そういうときの手当、あるいはいまのデモなんかがありますときに機動隊出て行きますね、ああいう人たち、たとえば東京でたいへん大きなデモがあると……

第67回国会 地方行政委員会 第5号(1971/12/21、9期、民社党)

○中沢伊登子君 先ほどからいろいろ御質問があったわけですが、この間から地方行政委員会が行なわれまして、きょう三番目です。中村巡査の焼死事件がここで報告がございました。その後は、今度はピストルの暴発事件で小学校の生徒のひざを貫通したあの事件がここでまた発表になり報告をされたわけです。そうしてきょうまた、ここに土田さんの奥さんの不幸な事件を拝聴するようなことになったわけですけれども、このように引き続き委員会でもいろいろ報告を伺ったり、またわれわれからの質問にお答えをいただいたりするような事件が次々起こっているわけですね。私どもの考え方としては、警察と学校の先生が尊重をされないというのはそれはほんと……

第67回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1971/12/08、9期、民社党)

○中沢伊登子君 ちょっと二、三点お伺いをしたいんですが、きょうは、はからずも、消費者保護基本法をつくることに非常に御尽力になった衆議院の戸叶里子さんの党葬の日でございます。たいへん何か私ども意義があるような感じがするわけですが、その日に、こうして皆さんと物価問題でいろいろ議論することができることを、たいへんうれしい感じがいたします。  きょうは御遠方からいらしていただいたわけですが、先ほど来いろいろとお話を伺ったり、また質問が行なわれてまいりましたが、その中で、今度の境川団地と産地直結をやられた、これは、お話を伺っておりますと、たいへん皆さんの努力もあったし、また場所もよかったし、それからまた……

第67回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1971/12/22、9期、民社党)

○中沢伊登子君 先ほど竹田四郎委員からいろいろ御質問がありまして、大体私の用意した質問と重なっている点が相当ございますが、去る十一月の二十六日に総理府の統計局から今度の基準消費者物価指数を発表されました。その翌日にこれが新聞に載りまして、どの新聞を見ましても、これは数字の魔術だとか、あるいは統計の魔術だとか、いろんなことを言われまして、消費者はたいへん自分たちの実感とはあまりにずれているということで、いろんなショックを受けたと思います。その中で、今度は円の切り上げが非常に大幅でございました。こういうようないろいろな問題をとらまえまして、消費者はもっともっと物価が下がるのかと期待をしておったよう……

第68回国会 地方行政委員会 第2号(1972/03/03、9期、民社党)

○中沢伊登子君 皆さんがいろいろもう質問をされたのですけれども、私は殉職警察官の補償の問題について御質問をしたいと思います。  今度二人の警察官が生命をなくされたわけですけれども、私は残された御家族と同じように、私もまた家庭の婦人でありますけれども、そういう立場から、今度殉職された警察官の御家族の心情を察しますときに、ほんとうにお気の毒でならないわけですけれども、今後全国の警察官が後顧の憂いなく危険な警察職務に邁進できるように、残された家族の生活保障を完全にしていただきたいと思います。今度の家族補償の問題はどうなっているか、ひとつこの点をお伺いしたいのです。  実は昨年でしたか、全日空の飛行機……

第68回国会 地方行政委員会 第4号(1972/03/16、9期、民社党)

○中沢伊登子君 私に与えられた時間は十七分ですから、その点お含みの上御答弁をお願いいたします。  初めに、週休二日制についての御見解を承りたいと思います。最近、週休二日制という議論が盛んになってまいりました。働き過ぎるという日本人に対する外国からのたいへんきつい風当たりもあったりして、もうすでに時代の趨勢となってまいりました。中にはすでに会社、工場で週休二日制をとっているところもございます。そこで公務員も当然希望されることだと思いますけれども、自治省としては基本的にどのようにこの問題を考えていらっしゃるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 いまの愛媛県のお話でございますけれども、相当な成……

第68回国会 地方行政委員会 第5号(1972/03/21、9期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、地方行政初めてで、質問がたいへんへたかもしれませんが、二、三質問をしてまいりたいと思います。  まず第一点は、警察法の三十八条の五項に、国家公安委員と都道府県の公安委員の関係のことがちょっと書いてございますけれども、国家公安委員会と都道府県の公安委員会との関係を一度お伺いしたい。
【次の発言】 そうすると、その会合というのは、いま月何回くらいあるのですか。
【次の発言】 そうすると、一カ月に何べんということでなくて、年に春と秋が定期的と、そのほかに四半期に何べん、こういう程度でございますか。そうしますと、都道府県の公安委員会と警察の本部長との関係ですね、いま任免権、これが……

第68回国会 地方行政委員会 第7号(1972/03/30、9期、民社党)

○中沢伊登子君 ことしは減税が行なわれておりませんけれども、昨年のようにまたあるいは年内減税ということが行なわれるかもしれませんし、あるいはまた、来年度当然減税が行なわれるものと思います。  そこで、今度は、中堅所得層を優遇する立場から税率の改正をしてはどうかと思うわけですが、妻の座を重視する意味から、ことしは国税で二分二乗方式が見送られましたが、四十八年度の所得税の課題になると思います。そこで、四十九年度の住民税からこれを採用してはどうか、これを一つ提案するわけです。最近は働く家庭の婦人がたいへん多くなっておりますので、婦人労働力も相当に評価をされています。そうしてこういういい制度を考えてみ……

第68回国会 地方行政委員会 第8号(1972/03/31、9期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま議題となっております法律案に対し反対の討論を行ないます。  反対の第一点は、私たちは、地方税は応能の原則によるべきだとかねてから主張をいたしておりますが、本法律案は、やはり応益、つまり負担分任の考え方に立っている点であります。  反対の第二点は、第一点の考え方から、課税最低限を所得税と同一にすべきであると考えております。しかし、急激に引き上げることが無理であるとしても、とりあえず、昭和四十七年度の課税最低限を、夫婦と子二人で百万円に引き上げるべきであったと考える点であります。  反対の第三点は、市町村民税の所得割りの税率が十三段階の超過累……

第68回国会 地方行政委員会 第10号(1972/04/18、9期、民社党)

○中沢伊登子君 だんだんと質問が重ねられてまいりまして、もう私の質問をするのが皆さんと重なる点があるかもしれませんが、お答えをいただきたいと思います。  まず第一点は、先ほどからもいろいろお話がありましたように、最近高層建築がふえております。スノーケル車が上まで届かないような例もたくさんあるわけですが、韓国の大然閣のホテルのようなこともありますので、今後どのような消火方法を考えているか、あるいは器具や資材はどのようなものを考えていらっしゃるか。私どもはたいへんしろうとではございますけれども、あのテレビを見ておりますと、窓から飛びおりる人を助けるために網のようなものを持っていって早く張ったらいい……

第68回国会 地方行政委員会 第15号(1972/05/16、9期、民社党)

○中沢伊登子君 もう同僚議員からそれぞれ詳しい御質問がありまして、私の質問しようと思ったことも大半皆さんがしていただいたわけですけれども、建設省たいへんお急ぎでございますが、よろしゅうございますか。災害は忘れたころにやってくる、こういうことばがございますけれども、最近は忘れるいとまもない間にやってくる、こういうことでございまして、先ほどもいろいろ話題になりました韓国の大然閣ホテルとかあるいは白浜の椿温泉グランドホテル、あるいは先ごろは有馬の満月城の問題、あるいは大阪のガス爆発事故、いろいろと引き続き次から次と起こっているわけですけれども、今度のこの事件も実に大きなショックを私どもは受けたわけで……

第68回国会 地方行政委員会 第21号(1972/06/05、9期、民社党)

○中沢伊登子君 正村参考人に御質問申し上げたいと思います。  先ほどからお話の中に、土地は自然から与えられた公共の財産だ、これは限りがある、こういう中で個人的の所有を必ずしも否定はしない。こういうお話があったわけですが、中小都市が発展する中で、最近、たとえばここに新幹線が通りますとか、ここに中央縦貫道路が通りますとか、こういうふうな話が出ますと、とたんにもうそのまわりがさっと値上がりをしてしまうわけです。そうすると今度は、政府のほうがそういう土地を買おうとしても、あるいは道路公社が買おうとしても土地が相当な値上がりをしてしまう、そういううわさだけで。それを今度買いますときに買えないから相当な高……

第68回国会 地方行政委員会 第22号(1972/06/06、9期、民社党)

○中沢伊登子君 公有地の拡大の推進に関する法律案については、もうすでに当委員会で、あるいはまた昨日の連合委員会でいろいろ御質疑がありましたので、私はもうたいしてする問題がなさそうな感じがいたしますが、たまたま昨日参考人からもいろいろ意見を聴取したあとでもありますし、二つ、三つ御質問申し上げたいと思います。  私は地方開発公社についてだけ若干質問をさしていただこうと思います。この法案によって公法人としての土地開発公社を設立することができることとなっておりますけれども、地方公営企業のように経営の基本原則のようなものが規定されておりません。この公社の経営原則というものはどのように考えておられますか。……

第68回国会 地方行政委員会 第23号(1972/06/08、9期、民社党)

○中沢伊登子君 先刻来お二人の同僚議員からそれぞれ御質問がありましたが、きょうは地方行政に女性議員がいてよかったなと、こんな感じがしながら御質問を申し上げるわけでございます。  杉原委員の御質問を半ばごろから私は伺ったわけですけれども、昨日の視察に女性の私が御遠慮申し上げたので、ずいぶんあけすけに十分な御視察ができたのではないかと私御想像をしているわけです。二年前のちょうどいまごろでした。ちょうどイチゴをいただくころでしたが、女性議員だけで視察に参りましたときは、先ほどの杉原委員のお話にもありましたけれども、サド的なひもや何とかおっしゃいましたけれども、何かいろんなそういった道具、そういったも……

第68回国会 地方行政委員会 第24号(1972/06/12、9期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、民社党を代表して、警備業法案に対し反対の意思を表明いたします。  反対理由の第一は、警備員に護身用具を公然と装着することを法律上許すことになりますと、全く私的に雇われた私的警備集団の武装化を促すおそれが生ずるのみならず、極言しますならば、このような警備集団が暴力団の経営する会社や事業所等に雇われた場合は、その外郭的役割りを果たすことにもなりかねません。したがって、これら警備員には、夜間警備の任に当たっている以外の一切の時間は、護身用具を手にさせないよう厳格にすべきものであります。しかるに、衆議院での修正によれば、都道府県の公安委員会が護身用具の携帯を禁止または制限すること……

第68回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1972/04/26、9期、民社党)

○中沢伊登子君 経企庁長官にお尋ねいたしますが、この間の予算委員会でも、私多少物価の問題に触れさしていただきました。きょうは、また違った角度からお尋ねをしたいと思います。  円の切り上げが物価に与える影響について御質問申し上げたいんですが、先ごろの総理府の統計局の発表によりますと、本年一月の消費者物価指数は一〇七・八%で、依然として急騰が続いております。実質経済成長率が四・三%と、かつてない不況下で、しかも円の大幅な切り上げ、輸入自由化、関税引き下げなどが進行しているときに、なぜこのような物価上昇が持続するのか、ちょっと了解に苦しむわけでございますが、このような経済的条件は、ほんとうなら消費者……

第68回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1972/05/17、9期、民社党)

○中沢伊登子君 関連。ひとつ私も田中委員の質問に関連をさしていただきたいと思います。  実は、私も乳業懇話会のメンバーで、田中先生と一緒に、何とかしてヤシ油の入った牛乳だの、あるいはBHCの入った牛乳でない、ほんとうに公正ないい牛乳を、おかあさんや、お子さんたちに飲んでいただきたいということで、一緒に出席をさしてもらっているわけですけれども、いまの牛乳の問題を蒸し返してたいへん恐縮なんですけれども、公取委員長は、いままで明治乳業の浅沼社長にお会いになったこと、おありになりますか。
【次の発言】 私の聞いたところでは、ヤシ油が入っているということは、ずいぶん前から騒がれた問題でございまして、その……

第68回国会 物価等対策特別委員会 第7号(1972/05/24、9期、民社党)

○中沢伊登子君 きょうは、沖繩の物価高の問題をここでいろいろ調査をする、こういうことでございまして、もうすでに片岡委員と柏原委員からいろいろ御質問がありましたので、私は重複を避けて、この問題には簡単に触れることにします。前回の物価のこの委員会でお米の物統令の除外の問題をやりたかったのですけれども、時間がなくなってしまって、きょうに私は回ったわけですけれども、まず初めに、沖繩の問題を多少触れさしていただきたいと思います。  先ほどからいろいろ御質問があり、特に柏原委員からはたいへん詳しく、一つ一つの御質問までございましたが、私は大まかに、一、二点だけお伺いをしたいと思います。  それは、先ほどか……

第68回国会 法務委員会 第14号(1972/05/12、9期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、民社党を代表いたしまして、沖繩恩赦から選挙違反者を除外することを求める決議案に対し、賛成の意向を表明いたします。  政府は、来たる十五日の沖繩本土復帰を国家的な慶事とし、政令恩赦を行なうことをすでに発表しております。私どもは沖繩百万の同胞が二十七年間に及ぶ異民族支配から脱却し祖国に帰ることを慶祝して恩赦が行なわれることについて、それ自体に異議を差しはさむものではありません。  問題は、この恩赦、すなわち国家的慶事にかこつけ、選挙違反者の救済を最大のねらいとした政府・自民党のお手盛り祝儀になるおそれがあるということであります。したがって、私どもはこのような恩赦のやり方は断じ……

第68回国会 予算委員会 第10号(1972/04/11、9期、民社党)

○中沢伊登子君 質問に先立ちまして、佐藤総理大臣に一言お尋ねをいたします。  去る九日の日曜日に私が地元に帰っておりましたところ、待っていましたとばかりに近所の奥さんたちや私の友人から、機密保護法ができるのですか、また軍事国家なんてまっぴらですよ、こういうような質問が再三私のところにまいりました。私たちは戦時中のことを思い出して、またあんなことになるのかなあと、たいへん不安にかられております。こんなことはあり得べからざることでございますけれども、総理という立場で、ものをおっしゃると、影響がこんなにも大きいのです。きのう、取り下げるのにやぶさかではない、こういうような御答弁がありましたが、機密保……

第69回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1972/09/12、9期、民社党)

○中沢伊登子君 先ほど杉原委員からもいろいろ地方自治体の問題について御質問がありましたが、私もきょうは地方公営企業の中の交通事業の問題について二、三御質問をしてみたいと思います。  昭和二十七年の八月に地方公営企業法という法律ができましてから、水道や軌道やあるいは自動車事業が独立採算制をとることになりました。それ以来モータリゼーションの発達や何かによって企業の環境がたいへん悪化してまいりまして、特に交通事業の悪化がひどくなって、最近では財政赤字が非常に大きくなってきている。この間、神戸市の交通局のほうからも御説明をいただいたわけですけれども、今年度の予算が組めない、こういうことでたいへん困惑を……

第69回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1972/09/27、9期、民社党)

○中沢伊登子君 去る九月四日から八日まで、当面の物価及び消費者行政の実情調査のため委員派遣を行ないましたので、御報告申し上げます。  今回の調査には、山下委員長と私と田中委員の三名で、事務局から宮出専門員が同行いたしました。  四日東京発、島根に直行、翌五日は早朝五時半宿舎を出発、浜田漁港に到着をし、せりによる魚市場での価格形成の実情を視察いたしました。日本海や東シナ海におけるトロール漁業を主体としており、水揚げされた魚類は、漁家の主婦たちによって市場に並べられ、午前六時せりの始まるまではもっぱら女の人が働いており、それをせり人が次々とせりにかけ、次々に荷をさばいている状況を見てまいりました。……

第70回国会 地方行政委員会 第2号(1972/11/09、9期、民社党)

○中沢伊登子君 先ほど来、お二人の委員からいろいろ御質問がありました。ことほどさように地方財政は苦しいんですし、そうしてまたたいへん重要な問題でございますので、私はまず来年度の地方財政の見通しとその対策についてお伺いをしておきたいと思います。  来年度の地方財政の状況は、国の経済見通しや減税規模、あるいは財政政策や公共事業費等の予算規模がまだ明らかになっておりませんので、いまの段階でははっきり御説明を願うわけにはいかないかと思います。しかし、そう厳密な予測ができないとしても、来年度の地方財政が容易ならない状況にあるということは、いまもお話にあったとおりでございます。現在、生活基盤整備のための公……

第70回国会 地方行政委員会 第3号(1972/11/13、9期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、民社党を代表して、本法案に反対の意を表します。  地方交付税制度は、地方団体の有力な自主財源でありますから、私どもは、かねてから地方交付税率の引き上げを含む制度の抜本的改正を求めてまいりました。しかしながら、政府のこれに対する対策は常に一時しのぎのびほう策に終始し今日に至っております。  来年度以降に予想される地方財政の窮状を考えるとき、いま直ちに財政の窮迫に対応できる措置を講じておかなくてはなりません。本法案の内容がきわめて事務的な処理に終わっていることを非常に遺憾に思います。これが反対理由の第一点です。  第二の反対理由は、今回の措置は、地方債の拡大政策を前提といたし……

第71回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1973/11/15、9期、民社党)

○中沢伊登子君 先ほど矢山委員から中医協の問題について相当突っ込んだ御質疑がございました。しかし、その答弁の中でどうも私ども感じるところでは、中医協問題は現在具体策も何もなくてどうにもならないということを感じたわけです。  そこで私は、中医協の問題について違った観点から二、三御質問を申し上げたいと思います。と申しますのは、医師会が中医協の解体を迫っていることは、医師にあらざれば人にあらずというようなたいへん傲慢な態度に私どもは見受けられたわけですが、この点大臣はどうお考えになりますか。
【次の発言】 現行の合法的ないまの中医協の制度を力で押し切って、直接与党と交渉するということは、政府を無視し……

第71回国会 社会労働委員会 第4号(1973/04/12、9期、民社党)

○中沢伊登子君 もうすでに各委員からいろいろなお話が、質問がございました。だいぶ私のしようと思ったことと重複することがございますので、あちこち、はしょったりいたします。  一番初めにお聞きしたいのは、実はきょう私も労働大臣の所信表明に対する質問もしたがったのですが、たいへんたくさんの質問者がありまして、次に回させていただいたわけですが、その中でぜひとも伺いたいと思ったのは高齢者対策でございます。ところが、きょうのこの駐留軍の離職者の問題の中でも、離職者がだんだん高齢化をしてくる、こういう中でございますので、その中高年齢者になった離職者、この人たちが、就職をなさるのに、その就職先というものが、わ……

第71回国会 社会労働委員会 第5号(1973/04/17、9期、民社党)

○中沢伊登子君 すでにおふた方の委員からいろいろ私どもの質問したいことをほとんど質問していただいたんですが、先ほど委員長から衛生局長に対して、どうも答弁を聞いているとまじめにやっているのかどうかわからないと、こういうふうなお話がありましたけれども、まあ、私からここで拝見しておりますと、紙を読みながら局長はありったけの努力をして答弁をしているように見受けられますけれども、しかし、その答弁が、そして、いろいろおっしゃられる紙の上に書いてあることが実際の面に生かされているかどうか、それはたいへん疑問だと思います。何だか、たいへん懇切に答弁をしておられるようですけれども、実際、それでは油の製造になると……

第71回国会 社会労働委員会 第6号(1973/04/24、9期、民社党)

○中沢伊登子君 藤原委員のたいへん御好意をいただいて先に質問させていただくわけですけれども、一点どうしても私わからない問題がございます。それは仲野参考人にお聞きをしたいのですが、ずいぶんいろいろの、事あるたびに私もあちこちで質問をしてみるんですけれども、どうしても満足のいく回答が得られないわけです。それは、先ほどのお話の中に、発生予防のお話の中で、文明及び医学の進歩は、皮肉にも障害者が年々増加をしていると、こういうふうに先ほどおっしゃったわけですけれども、先ほどのお話を伺いますと、精薄は遺伝ではなくて、染色体の異常だ、こういうふうなお話がございましたが、それにしても、障害者というものがやっぱり……

第71回国会 社会労働委員会 第9号(1973/06/05、9期、民社党)

○中沢伊登子君 社労の委員会がほんとうにひさしぶりに開かれましたので、緊急に御質問をしたいことが二点ほどございます。お許しをいただいてぜひとも質問さしていただきたいと思います。  その第一は中医協の問題でございます。  診療側が会長の不信任をして総会が渋滞をしましてから、もうすでに三週間になろうといたしております。この前の総会が開かれたのがたぶん五月の十八日だったかと思いますが、その後、支払い側の委員である河原亮三郎委員が辞表を出されました。その出された理由が、診療側が関係会社の、つまり河原さんの会社の全製品をボイコットする、こういうようなことを全国の医師会に通達をしたので、責任上やめざるを得……

第71回国会 社会労働委員会 第11号(1973/06/14、9期、民社党)

○中沢伊登子君 労働大臣の所信表明を伺いましてからもうずいぶん日がたってしまいまして、何か影が薄れた感じでございますけれども、やっときょう質問をさせていただく機会をいただきまして、労働大臣が所信表明をなさった中で一番大きく取り上げられたのが週休二日制の普及、促進と余暇対策など労働者福祉対策の推進でございます。こういうふうに言っておられるわけですが、そこで週休二日制の問題について二、三お尋ねをしたいと思います。  その週休二日制の実施状況は資料をちょうだいいたしておりますので、これによって承知をいたしているつもりでございますが、なお、内容について二、三質問をさしていただきとうございます。  それ……

第71回国会 社会労働委員会 第16号(1973/07/03、9期、民社党)

○中沢伊登子君 この法律案は毎年改正が出てまいりますので、いままでにも何べんも御質問をしたり、各委員が質問をしておりますので、重複を避ける意味で、私の質問、たいへん簡単な質問でございますけれども、答弁はきちっと答弁をしていただきたいと思います。  まず初めに、今度の改正案で準軍属の年金額が軍人軍属と同額になりましたね。ところが弔慰金とか遺族一時金は同額になっていないのはなぜでございましょうか。
【次の発言】 けさほど来、須原委員からじゅんじゅんとして、同じように戦争に行ったんだから、その階級で云々するべきではない、こういうようなことを盛んに言っておられたのですが、今後はこういう問題も私は当然同……

第71回国会 社会労働委員会 第22号(1973/09/04、9期、民社党)

○中沢伊登子君 年金の問題について質問を申し上げる前に、一般的な問題について一、二御質問を申し上げたいと思います。  それは私が再三委員会や本会議で御質問をしておることが、あるいは重複するかもしれませんけれども、老人問題はあらためて述べるまでもなく、わが国が直面している最大の深刻な社会問題でございます。その原因は人口構成自体の老齢化、核家族化の進行などや、あるいは社会情勢の変化によってでもありましょうけれども、より根本的には、自民党政府がそうした変化に対応した老人福祉政策を推進してこなかったというところに、一つの原因があろうかと思います。しかし、政府は国民の激しい世論にやっと重い腰を浮かし始め……

第71回国会 社会労働委員会 第24号(1973/09/13、9期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、船員保険法の一部改正のほうから先に御質問申し上げたいと思います。  今回の労災法の改正では、「通勤とは、労働者が、就業に関し、住居と就業の場所との間を、合理的な経路及び方法により往復することをいい、業務の性質を有するものを除くもの」となっています。船員の場合は就業の場所が移動する船であるから通勤の態様が複雑でございます。船がある港に入港し、荷物の積みおろしをする、あるいはまた修理などのためにドック入りをする、この期間下船して自宅に帰り、荷物の積みおろし、あるいはドックの修理が終了して再び乗船する場合、この自宅と船を往復するのは通勤であるのか、あるいは業務命令に基づく出張と……

第71回国会 社会労働委員会 第25号(1973/09/14、9期、民社党)

○中沢伊登子君 健康保険法の問題について御質問申し上げます。  わが国では昭和三十六年に国民皆保険体制が整備されましたが、当時から指摘されてきた保険あって医療なしという実態は依然として解決をされておりません。このため都市部では医療機関が偏在しているにもかかわらず、三時間待って三分診療というありさまであり、他方、いまだに二千四百七十三地区、これは厚生省の調べで昭和四十六年一月三十日現在の調べでございます。いまだに二千四百七十三地区に及ぶ無医地区が存在するなど、きわめて危機的な矛盾を露呈しています。これは政府が肝心の医療制度全体の抜本改正を国会で約束しながら、何らの具体案も示さず、責任を回避してき……

第71回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1973/11/13、9期、民社党)

○中沢伊登子君 今朝来引き続いて各委員からいろいろな御質問がありまして、小坂長官は針のむしろにすわっていられるような感じがしていらっしゃると思います。こんなインフレ、物価高はいまだかつてないことでございましたから、これは田中内閣の失政であり悪政で、まことに重大な責任だと思います。まあこういうときに経済企画庁長官になられたのですから、不運といいますか、時期が悪かったといいますか、しかし、責任をのがれるわけにはいきませんので、これからの質問にも的確にお答えをいただきたいと思います。  最近の物不足、コスト高、あるいは買い占め、天井を知らない物価高、インフレで夢も希望も消えていくどころか、恐怖をさえ……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1973/04/19、9期、民社党)

○中沢伊登子君 それでは、初めに伊藤忠商事の藤田参考人にお伺いをいたしますが、いま、私が御質問を申し上げようと思ったことが、多少大橋委員のほうから御質問になりまして御答弁がございました。そこで、さっそく質問にかからせていただくわけですが、いまの御答弁を伺って、生糸についての世界の生産量が約六十万俵、それから日本の生産量が約三十万俵、日本の消費量が約五十万俵、輸入が約二十万俵、こういうお話を伺いましたが、そういたしますと、日本は世界一の消費国であるということになるわけですか。そうなりますと、日本の企業によって絹の価格操作ができる、こういうふうなことになるのではないかと思いますが、いかがでしょうか……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1973/06/13、9期、民社党)

○中沢伊登子君 公取委員長が衆議院のほうに御用がおありになるようですから、私の質問、前後いたしまして、先に長官のほうにお尋ねをいたします。  最近、ここ二、三週間に、新聞を拝見しまして主婦が一番びっくりしたのは、物価が非常に大幅に上がったという、数字でもって示されたことが一つ。それからもう一つは、日本の近海でとれる魚介類が非常に汚染をされて、一体何を食べたらいいのだろうかというようなことがあります。その二つが非常に大きなショッキングだったと思います。  そこで、ことしの物価の見通しを小坂長官は五・五%とされておられました。ところが、最近のこの目ざましい物価上昇で、先ほども田代委員からいろいろ御……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第8号(1973/06/27、9期、民社党)

○中沢伊登子君 最近、国民は非常な不安感に襲われながら毎日の生活を過ごしております。ことしに入ってからだけでも、土地の暴騰、商品投機の横行、最近では魚のPCB、水銀汚染、そうして異状な消費者物価、卸売り物価の上昇などがその根本原因になっておりますけれども、総理は、このような戦後最悪とも言える国民生活の不安と動揺に対して、どのような認識と反省をされ、今後の政局に臨まれるか、その基本姿勢をお伺いしたいと思います。私に与えられた時間が十五分でございますが、十分でも、十五分でも延ばしてよろしいということでございましたら、どうぞそのようにお取り計らいをいただいて御答弁をいただきたいと思います。

第71回国会 物価等対策特別委員会 第10号(1973/09/19、9期、民社党)

○中沢伊登子君 品物がたいへん不足をして値上がりがしたこういうような中には、まず需要が非常にふえたそれに対して生産が非常に少ない、あるいはまた買い占めをやっている、あるいはまたいまお話のあったような流通が悪い、こういうようないろいろな原因があると私は思いますが、その中で、いまいろいろお話を伺っておりますと、生産もそれほど落ちていないようでございます。その中で小口の需要者の方々は品物が手に入らない、こういうことをおっしゃっていらっしゃるのですが、どうしても大企業優先に品物がおりていくと思います。そういう中で、小口の需要者の皆さんは団結をして、大手と同じくらいの力を持って品物をおろしてもらえるよう……

第71回国会 予算委員会 第14号(1973/03/31、9期、民社党)

○中沢伊登子君 初めに愛知大蔵大臣にお尋ねをいたします。  本日は三月三十一日で、昭和四十七年度の会計の最終日でございます。そこでお伺いをいたします。まず、日本銀行ですが、本日は年度末で手持ちドルの評価をされると思いますが、手持ちドルは幾らあって、一ドル幾らの評価をされますか。
【次の発言】 一ドル幾らの評価をされますか。
【次の発言】 それでは大蔵省の外為会計ですが、これは幾ら手持ちドルがあって、これも一ドル三百八円でございますか。
【次の発言】 それでは、本日の変動相場による一ドルは幾らになっていますか。
【次の発言】 そこで、愛知大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、わが国の固定相場制復帰の最……

第72回国会 社会労働委員会 第9号(1974/05/07、9期、民社党)

○中沢伊登子君 私はきょうはまた、AF2に関係して、食品衛生調査会の問題について御質問を申し上げたいと思います。  この間から、予算委員会の第四分科会で、私がこれを質問をいたしました。そのすぐあと、社会党の上田哲委員が質問をされたり、そうしてまた、この間、つい最近でございますが、決算委員会でも、この問題が取り上げられたようでございますが、ちょっと整理をするために、AF2の由来について、初めにお聞きをしたいと思います。  私が調べた範囲では、昭和十九年に、ある外国の学者によって、ニトロフラン化合物に強い殺菌力のあることが明らかにされて、そしてその中の三種類が医療用に用いられてきた。しかし、間もな……

第72回国会 社会労働委員会 第10号(1974/05/09、9期、民社党)

○中沢伊登子君 けさほどから同僚の小谷委員が先ごろの春闘の問題を取り扱っておられましたけれども、私も実はきょうはこの春闘の問題についてお伺いをしたいと思います。  この間の春闘共闘委員会によるゼネストは政治ストである、違法ストである、こういうふうに政府は再三声明を発表しておりましたけれども、このストを違法ストと認めるならば、このスト参加者に対してどのような措置をとったか、また今後どのような措置をおとりになるおつもりか、伺いたいと思います。
【次の発言】 運輸省はどうですか。
【次の発言】 郵政省は。
【次の発言】 春闘共闘委員会のゼネストは交渉の行なわれるずっと前からの計画的に決定された、いわ……

第72回国会 社会労働委員会 第13号(1974/05/21、9期、民社党)

○中沢伊登子君 それでは初めに、いま柏原先生、それから藤原先生がずいぶん御熱心に児童手当のことを質問しておられましたが、私も児童手当で一言だけ伺いたいんですが、それはお二方が質問をされたニュアンスとはずいぶん違っているんです。  といいますのは、児童手当は第一子から出すのが当然だとする意見がございますね。私もそれはそのとおりなんですけれども、現在の問題としては、最近の激しい物価高やインフレの中で、児童手当の目的の一つに生活の安定ということを先ほど局長は盛んにおっしゃられました。生活の安定ということが一つの目的であるならば、この激しいインフレの中では第一子から出すのが当然だと思うんです。これが私……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1973/12/19、9期、民社党)

○中沢伊登子君 だんだんと各委員からいろいろ御質問があったわけですが、私もきょう皆さんにおいでをいただきまして一つ感じましたことは、トイレットペーパーで相当消費者が騒ぎましたときに何だかこれは消費者が悪いんだ、消費者が天に向かってつばを吐いたような結果を招いたんだと、こういうような御批判をたいへんいただいたわけです。きょうもお話を伺っておりますと、やっぱり小麦粉も消費者が二倍、三倍、あるいはまた中には四年分も買い占めた、こういうようなところに小麦の不足の原因があるようなニュアンスをちょっと私感じたわけです。実は、昨日、この物特の委員の皆さんと先ほど来お話の出ております昭和産業からずっと調査に回……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1973/12/21、9期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、きょうは時間がたいへん少のうございますので、一点だけお答えをいただきたいと思います。  それは、最近国民が一番困っているのは、どなたも言うように、インフレ、物価高、物不足、こういう中に国民生活はあえいでいるわけですけれども、先ほど公明党の田代先生へのお答えの中にありましたように、大蔵大臣としては公共料金を極力抑制する方針だ、こういうお話がございましたが、ぜひともいま問題になっております郵便料金の値上げ、これも公共料金でございますから、ぜひともこれを財政担当大臣としていま予算をお組みになっている最中でございますから、これの財政負担はするから、どうか郵便料金の値上げは抑制する……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第6号(1974/02/27、9期、民社党)

○中沢伊登子君 公取の委員長の時間の都合がございますし、ちょうどいま田代委員から再販の問題が出されましたので、私も、公取委員長と多少意見が違うかもしれませんけれども、この問題をまず先にお伺いをしたいと思います。  いまの再販の問題ですけれども、私どもは実は再販制度というものでさんざんいじめられてきたような感じがしております。そしてこの期になって自分たちがかってに値上げができないということでかってに再販を取り下げてきたわけですね。こういう事態のときこそ、むしろ再販によって物の値段を上げられないようにすべきではなかったか。今回あちこちで値上げが行なわれましたとたんにかってに再販を取りはずしてしまっ……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第7号(1974/03/06、9期、民社党)

○中沢伊登子君 まだ二、三お伺いをしたい方がありますので、簡潔に御答弁いただいたらけっこうでございます。  その一つは、百貨店の松下さんにちょっとお伺いをしますが、実は、昨年の年末に、私のおいが今度新しく小学校に入ると、こういうことで机を買いに行ったのが十一月の終わりでございます。その机が四万円でございました。お正月が過ぎてデパートに遊びに行ったところが、その同じ机が一カ月半ぐらいの間にもう五万円に値上がりをしておったわけです。まあデパートに机を買いに行ってもだれもその机を持って帰る人はございません。ですから、向こうには紙が残っているわけですね、どなたがいつ買ったという。そのために、この一万円……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第8号(1974/03/27、9期、民社党)

○中沢伊登子君 昨日の予算委員会でいろいろ聞かしていただいたわけですが、一つだけ聞くのを忘れておりました問題を思い出しました。  それは、価格抑制の緊急対策の実施にあたって地方公共団体の協力を要請すると、こういうふうに先ほども説明があったわけですけれども、その地方公共団体には監視をする権限が与えられているかどうか。また、その監視をする体制ができているのかどうか。そしてまた、地方公共団体からいろいろな問題があったときに情報提供をするだけなのか。この点について伺いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、一般的には、ここにこういう問題があるということで一々その主管省に相談をしなければならない。こ……

第72回国会 物価等対策特別委員会 第9号(1974/05/17、9期、民社党)

○中沢伊登子君 世の中があんまり目まぐるしく変わっていきますので、そして先に先に目を奪われてしまうものですから、ついこの間まで問題になっていたものも忘れがちになってしまう、こういうような状態が最近特に感じられるわけですが、その中で、政府が一ころ石油の再々値上げが必要だというようなニュアンスでございましたけれども、現在はどう考えておられるのでしょうか。最近はアメリカもアラブも今回の石油の値上げは少し上げ過ぎたのではないかと考えているようなニュアンスを私どもは受け取っているわけですけれども、そして少し石油の価格が下がりぎみになっているように思われますが、政府はどう見ておられましょうか。

第72回国会 予算委員会 第17号(1974/03/26、9期、民社党)

○中沢伊登子君 初めに一言お伺いをいたします。  きょうは第二波の三・二六ストライキでございますけれども、このストライキに対して、政府は、当事者能力がないのに政治ストのおつき合いをしているのではないかと、このように見られておりますが、まじめに収拾されるお気持ちがあるのかないのか、お伺いしたい。
【次の発言】 十分労働団体の話も聞いて、一日も早くこういうことを解決していただきませんと、年寄りや子供たちはたいへん迷惑をしておりますので、今後も努力を続けていっていただきたいと思います。  それでは本論に入りますが、大臣方の御都合によりまして、いろいろ私順序を変えることはだいぶ不本意なんですけれども、……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1974/09/04、10期、民社党)

○中沢伊登子君 初めに委員長にちょっとお願いをしますけれども、約束の時間を三十分超過されましたので、たいへんあと困りますので、時間は時間として守っていただくように委員長から御注意をひとついただきたいと思います。
【次の発言】 きょうは、朝からいまの山中委員まで、米価とそれから灯油の問題に大かたがしぼられまして、熱心な質問が繰り返されてきたと思います。で、私も、実はいまの熊谷次長の御答弁では満足できませんので、さらに追いかけて私も灯油の問題について質問をしたいと思います。  去る二月の国会で物価集中審議の際に、大企業が国民の苦難をよそに、千載一遇の好機として悪徳商法の限りを尽くして物価狂乱をつく……

第73回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第2号(1974/10/25、10期、民社党)

○中沢伊登子君 いまの石油のお話を聞いていても、また最近の経済の中にはいろんな矛盾がたくさんあると思います。その中の一つを取り上げてみますと、単純な考え方でいけば、経済の原理からいえば、供給がふえれば価格は安定する、むしろ安くなる、こういうことが経済の原理だと思うんですけれども、最近は供給が過剰になったために、たとえば、繊維業界のように、たいへん供給が過剰になったためにむしろ困ってしまって失業者まで出たり、あるいは操短を強いられているのに、デパートや小売店でわれわれがものを買おうと思いますと、非常に価格が上がっていると、こういう現象がございます。特に価格のはなはだしく上がっているのがはだ着でご……

第73回国会 文教委員会 閉会後第1号(1974/09/11、10期、民社党)

○中沢伊登子君 先ほど公明党の矢原先生の御質問の時間に、ちょっと私中央執行委員会があって席をはずしましたので、お聞きになられたかどうかを漏らしておりますので、あるいはダブッたらたいへん申しわけないと思いますけれども、まず初めに、大臣にお尋ねをしたいんですが、大臣は参議院の選挙の最中に、先ほど矢原さんの御質問にありましたように、八月十六日で大学臨時措置法が期限切れになるので、是が非でも次の臨時国会では大学管理法を提出するのだ、こういうことを盛んに言っておられたように承っておりますけれども、すでに臨時国会は八日間で何にもなく済んでしまいました。次に来るのは通常国会だと思いますけれども、その通常国会……

第75回国会 外務委員会 第16号(1975/06/26、10期、民社党)

○中沢伊登子君 初めて外務委員会に出さしていただいたんですが、ちょうど幸い、いいチャンスを与えられたと喜んでおります。と申しますのは国際婦人年を記念して、ただいまメキシコシティーで開催されている世界婦人大会に出席をいたしまして昨晩八時半ごろに羽田着で第一陣として五名の議員が帰ってまいりました。外務省を初め関係者の方々のいろいろの御配慮に対しまして心から感謝を申し上げたいと思います。特にメキシコにおきましては、在留の大使館の皆さんや、外務省から派遣された皆さんにはいろいろお世話になりましたことを申し添えておきたいと思います。本当にありがとうございました。  そこで、今度のメキシコ大会のことにちょ……

第75回国会 社会労働委員会 第14号(1975/05/27、10期、民社党)

○中沢伊登子君 それでは、御指名によりまして、母性保障基本法案の提案理由の説明を申し上げます。  母性は、子が心身ともに健やかに生まれ、かつ育つための源として女性に固有な特性であります。  したがって、これを尊重し保障することは、世代を担う健全な子の育成を保障することであり、後代の発展に寄与することはもちろん、わが国の歴史を通して形成された女性べっ視の弊風がいまなお残る現状を改め、民主社会にふさわしい真の男女平等を実現させる意義がきわめて深いのであります。  日本国憲法の公布以来、女子の権利保障や女性保護の目的のもとに労働基準法、母子福祉法、母子保健法、勤労婦人福祉法及び女性保護と深いかかわり……

第75回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1975/03/14、10期、民社党)

○中沢伊登子君 最近、公定歩合の引き下げの問題が大変大きな話題になっておりますが、アメリカなど先進国の公定歩合の引き下げとは逆に、わが国は九%の高い公定歩合を維持しているわけですが、こうなりますと、高い金利を求めて外国資本が流入してきて、またも先ごろのような過剰流動性の轍を踏まないものでもない、このように思うわけでございますが、そこで引き下げざるを得ない情勢にいま現在あると思います。ここで、いろいろな御意見があるわけでございますけれども、私の思いますところでは、政府はいまのところ春闘の賃上げ自粛要請と絡めて、引き下げのタイミングを模索しているように思うわけでございます。こういう中で、金融緩和と……

第75回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1975/06/04、10期、民社党)

○中沢伊登子君 初め質問をおろさしていただくことにしておりましたけれども、共産党さんの方がおりられたもんですから、私に順番が回ってきまして大変幸せでございます。  先ほど来いろいろ御質問が繰り返されております問題と同じような問題を質問するわけですけれども、ずいぶんたくさん新聞の切り抜きを実は持ってきておったわけです。最近の新聞をいろいろ見ますと、当然のこととは言いながら、経企庁長官は、物価を鎮静させるんだ、このことで一生懸命で、九・九%、一けた台におさめるのには自信がある、こういうふうな発表をしていらっしゃるかと思いますと、また河本通産大臣にしてみれば、やっぱり景気は浮揚させなければいけない、……

第75回国会 文教委員会 第3号(1975/02/27、10期、民社党)

○中沢伊登子君 文部大臣には朝から衆議院の分科会、引き続いて夜遅くまで大変御苦労さまでございます。最後でございますから、ひとつよろしくお願いをいたしとうございます。  私は、この間なされました文部大臣の所信表明について二、三お尋ねをしたいと思います。大臣はその所信表明の中で、「学ぶ者、教える者、それぞれの自主性と個性を尊重しながら、文教施策を推進したい」このように述べておられますが、まさに私もそうあるべきだと思います。教育課程審議会による教育の内容の検討もその一環でございましょうが、私は現在の学校教育の状況を見ますと、非常に不安を感ずる者の一人でございます。教師も生徒も受験体制という枠の中で詰……

第75回国会 文教委員会 第4号(1975/02/28、10期、民社党)

○中沢伊登子君 きのうの御質疑でも申し上げましたとおり、現在のわが国の教育は非常に混乱をし、荒廃をいたしております。教育の場に政争を持ち込んではならないと大臣は言われておられますが、私も全く同感だと思います。そのために教育を第四権として位置づけるようにと、こういう党の方針のもとについても昨日御質問を申し上げたとおりでございます。その点について大臣と意見の異なる点はありましたけれども、教育の場に政治を持ち込んではならないことは当然でございます。しかしながら、きょうの委員会における通達問題や福岡県の人事行政をめぐる問題の質疑をお聞きしていても、国民教育に対する文部省と日教組の主導権争いと申しますか……

第75回国会 文教委員会 第5号(1975/03/25、10期、民社党)

○中沢伊登子君 初めに槇枝参考人にお伺いをいたしますけれども、先ほど来、傾聴に値するようなずいぶん貴重な御意見をたくさん伺いました。私が質問をしたいのは、こういう御意見を多々持っていらっしゃるのに、入試以前の問題として、従来日教組が自分たちの労働条件の改善のためにストを行ったことはたびたびございますけれども、受験準備教育の是正というものは単なるスローガンにとどまっているのは一体なぜなのでしょうか。その点をひとつ伺いたいのです。  時間がありませんから、続けて二、三申し上げますけれども、最近の調査によりますと、「学校は死んだ」と表現した人があります。これは学校が受験一本やりに固まってしまったこと……

第75回国会 文教委員会 第9号(1975/05/08、10期、民社党)

○中沢伊登子君 すでに質問はもう出尽くした感じでございますけれども、締めくくりのような感じで最後に質問をさしていただきます。  現在、文化功労者に対する年金としてはこの法律に基づく文化功労者年金、日本学士院及び日本芸術院会員に対する年金、これは先ほどの御答弁によって給与的意味も含まれているということでございますが、そういったものや、文化功労者年金が単なる顕彰なのに対して、学士院及び芸術院の方が顕彰に加えて大臣への建議等、非常勤的な国家公務員の性格をも持っていると、このようなお答えがあったわけですが、そういったようないろいろな三種類のものがあるわけですが、どちらもその人の文化活動のわが国文化の発……

第75回国会 文教委員会 第11号(1975/06/03、10期、民社党)

○中沢伊登子君 文部大臣にお尋ねをしたいと思います。  国公立学校の教職員と私立学校の教職員とは同じ公教育に携わる者であって、設置者のいかんを問わず、教員は全体の奉仕者としてその身分は尊重され、待遇の適正が期せられなければならないことは言うまでもありません。しかし、今日教職員の身分保障や待遇の面で国公立の教職員と私立学校の教職員とでは制度的保障の点において非常に大きな隔たりのあることは御承知のとおりでございます。すなわち、国立教職員にあっては国家公務員法あるいは教育公務員特例法により、また、公立の学校教職員にあっては地方公務員法、教育公務員特例法の身分法が制定をされておって、これらの法律を根拠……

第75回国会 文教委員会 第12号(1975/06/05、10期、民社党)

○中沢伊登子君 きょうは朝から長時間にわたりまして大変熱心にこの問題についてのあるいは次元の高い意見が述べられたり、また、数多くの質問が行われたりしまして大変お疲れでございますが、最後に私も三十五分間だけ時間をちょうだいいたしておりますので、私は、具体的な問題について二、三お伺いをしたいと思うわけでございます。  今回の改正は、開発に伴う遺跡の破壊という現状からすれば大変前進した改正案でございますが、しかし、この改正も行政上の運営のよろしきを得なければその実質的な効果は期待できないと思います。そこで、改正要綱は五本の柱からなっておりますけれども、その二、三についてご質問を申し上げたいと思います……

第75回国会 文教委員会 第13号(1975/06/10、10期、民社党)

○中沢伊登子君 私も、いませっかく菊屋参考人にそういうことをお尋ねをしようと思っていたところです。いまのお話のように、もしも市がここは町並み保存だということで指定をされますと勢いそこにまた観光客なんかがたくさん押し寄せてきまして、いままでの静かな生活を乱されるということも相当あろうかと思います。せっかく、萩市の方では歴史的景観保存条例というのをおつくりになられたわけですが、一体この条例はいつおつくりになられたのか。そしてまた、いまのお話にありましたように、固定資産税の免除とか、いろんなことをして相当の費用を使っていらっしゃると思いますが、大体いままでどのくらいの費用をお使いになられたか、おわか……

第75回国会 文教委員会 第18号(1975/07/01、10期、民社党)

○中沢伊登子君 もう皆さんのもろもろの質問が終わったわけですが、私も最後に一言だけ私の意見を交えて御質問申し上げたい。  この大切な法律案でございますが、幾ら会期末とは言いながら、事子女の教育に関する大切な問題なのでございますから、もう少し審議の時間を得て十分審議をなし、私学の抱えているさまざまな問題をもえぐり出しながら、あるいはまた参考人を招く等、多くの方々の意見をも聞くことを私は強く希望をしておったわけでございます。今日までわが国の教育のうちの大学教育は八〇%、幼稚園教育においては約六〇%、高等学校においては約三〇%を私学に依存してまいったのでありますが、中には一部ひんしゅくを買っているも……

第75回国会 予算委員会 第13号(1975/03/20、10期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、初めに少年少女の非行についてお伺いをしたいと思います。  ことし一月に警察庁の防犯少年課のまとめられました昭和四十九年の少年非行の概況によりますと、特に刑法犯によって検挙された女子少年は昭和四十五年以降激増をし、戦後最高を記録したとのことですが、その概況を伺いたいと思います。
【次の発言】 そのよって来るところの背景や原因は、どういうところにあるんでしょう。
【次の発言】 いまお聞きのとおりでございますが、大変失礼なことを伺いますけれども、文部大臣の永井さんは大変お若うございますが、あなたのお子さまは何人で、何歳と何歳で、どういうお子さんでございますか。

第77回国会 社会労働委員会 第6号(1976/05/20、10期、民社党)

○委員以外の議員(中沢伊登子君) 母性保障基本法案の提案理由の説明を申し上げます。  母性は、子が心身ともに健やかに生まれ、かつ育つための源として女性に固有な特性であります。  したがってこれを尊重し保障することは、世代を担う健全な子の育成を保障することであり、後代の発展に寄与することはもちろん、わが国の歴史を通して形成された女性蔑視の弊風がいまなお残る現状を改め、民主社会にふさわしい真の男女平等を実現させる意義がきわめて深いのであります。  日本国憲法の公布以来、女子の権利保障や女性保護の目的のもとに労働基準法、母子福祉法、母子保健法、勤労婦人福祉法及び女性保護と深いかかわりを持つ児童福祉法……

第77回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1976/07/16、10期、民社党)

○中沢伊登子君 大変遅くなりまして、お疲れでございますが、私、きょうちょっと所用がありまして、委員会に出るのが遅くなりましたので、あるいは皆さんの御質問と重複することがあるかもしれませんが、その辺はお許しをいただきたいと思います。  承りますれば、消費者米価の諮問を一〇・二%、こういうことをいま初めて伺ったわけですけれども、今度は、ベースアップが平均八・八%でございまして、その上に減税がございませんでした。そして公共料金は大体二%ぐらいにおさまるだろうと長官はおっしゃっておられましたけれども、相当ないろいろな公共料金が値上げになりますと、この上に一〇・二%の米価の引き上げをやりますと、国民生活……

第77回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1976/01/23、10期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、委員長に中村登美君を推薦することの動議を提出いたします。

第77回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1976/05/19、10期、民社党)

○中沢伊登子君 各委員が先ごろ発表した経済計画について御質問をしておられましたが、私もこの問題について二、三点質問を申し上げておきたいと思います。  この経済計画は、戦後もうすでに八回も変わっているわけでございます。いつも立ててから二、三年で変わっていきますので、これでは幾ら経済計画を立てても計画倒れになるのではないかと、このように思うわけですが、近々、うわさによりますと、三木内閣がかわってしまうような新聞報道を耳にしているわけですが、次は多分福田内閣でしょうと、こう言われているわけですけれども、大臣がかわっても変わらない経済計画を立ててほしいものでございますが、さて、今度この経済計画を読みま……

第77回国会 文教委員会 第3号(1976/02/12、10期、民社党)

○中沢伊登子君 今朝来鹿児島の問題がいろいろ議題になりましたのですが、私もこれ最後にお伺いしようと思ったのですが、初めにお伺いをしておきたいと思います。  現在の日本の混乱の縮図をあたかも見せてもらったのが今度の鹿児島の問題だと思います。なぜこういうことになってきているのか、その点をひとつお答えをいただきたいと思いますが、しかも、これが高度経済成長から減速経済を強いられた日本の生きる道として、教育こそ第一だと盛んに言われているその教育の場で意見や考えや行動が真っ二つに分かれているということは、全く私、悲しむべきことだと思っております。朝日新聞の九日の記事だったと思いますが、これ「主任制問題で警……

第77回国会 文教委員会 第4号(1976/03/04、10期、民社党)

○中沢伊登子君 お尋ねをいたしますが、現在、博士号を持っているか、あるいは博士課程を終えても就職口のないいわゆる博士浪人、こういう人たちの数は、国公立大学だけでも千五百人、私立大学を含めると全国で三千人ぐらいいると言われておりますが、しかもその数は毎年着実に二〇%ずつ増加していると聞いております。大臣は、このような博士浪人の存在をどのように考えておられますか。また、その発生の原因はどこにあるとお考えでございましょうか。
【次の発言】 いまおっしゃられたいろいろな点につきまして、私は、博士浪人つまりオーバードクターというのを多数発生させた大きな原因は、大学院生に対する国家的必要性あるいは社会の要……

第77回国会 文教委員会 第6号(1976/05/13、10期、民社党)

○中沢伊登子君 大変お疲れだと思いますけれども、最後の質問者でございますのでお答えをいただきたいと思います。  私は、きょうは、今後の高等教育の拡充整備についてという問題と、派遣主事の問題と、それから五月十日に設置されました警察庁の少年課の問題と、時間があれば学校給食の問題について、この四点について質問をしたいと思っております。  まず初めに、今後の高等教育の拡充整備についてお伺いをいたしますが、わが国の高等教育は、この数年急速な量的拡大を遂げ、その学生数は二百万人を超えて、同年齢層の人口に対する進学者の占める割合は三七・八%を占めるに至っております。こうした現状が高等教育の大衆化あるいは大学……

第77回国会 文教委員会 第7号(1976/05/18、10期、民社党)

○中沢伊登子君 各方面からいろいろの御質問がございましたが、私も最後を承りまして、国立学校設置法の一部を改正する法律案に対し、特に筑波大学の問題について御質問を申し上げたいと思います。  筑波大学が開設されましてからことしは第三年目に当たります。この大学の発足に当たっては、新構想大学だ、いや中教審大学だと、ずいぶんいろいろな話題を提供した。教育界を賛否両論の激しい渦に巻き込んだことは、私どもの記憶に新しいところでございます。この筑波大学の問題について、私ども民社党は、その設置に対して、それが大学の大衆化という実態に即した大学改革の新しい試みであるということを評価しながら、これに原則的に賛成をし……

第78回国会 文教委員会 第4号(1976/10/21、10期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、きょう久しぶりに九十分の質問時間をちょうだいしましたので、五点について御質問を申し上げたいと思います。  初めに、教育課程改善に関して御質問を申し上げますが、今回文部省の教育課程審議会が中間のまとめを発表されました。私どもは、ゆとりのある教育課程を目指した中間まとめの趣旨には大変賛成をするものであります。しかし、問題は、今後のことについて、今後、この中間まとめを受けた答申が出され、それに基づく学習指導要領がつくられ、そうして最後に学習指導要領に基づいて教科書が作製されるということになると思いますが、従来のいきさつを見ますと、答申で幾らよいことを言われても、学習指導要領は抽……

第78回国会 文教委員会 第6号(1976/10/28、10期、民社党)

○中沢伊登子君 この教育課程の改善というのは十年に一度ぐらいずつやられているようでございますが、約三年間百五十五回にわたる委員会をお開きになられたということで大変御苦労さまに存じております。  私はその中で二、三お伺いをしたいと思いますが、今度の「まとめ」の中で先ほど先生がおっしゃいましたように、今度は教える立場より学ぶ側の立場を尊重してこの「まとめ」をつくられたという話を伺いました。大変うれしく存じておる次第でございますけれども、落ちこぼれの子供をなくすように、幾ら教育課程の改善がなされましても、現在のような生徒一人一人の個性や能力の差を無視した画一的な教育が今後もなおなされるとするならば、……

第80回国会 文教委員会 第8号(1977/04/07、10期、民社党)

○中沢伊登子君 それでは、初めに先生の問題について御質問を申し上げたいと思います。  教育は人なりと言われるように、学校教育において最も重要な役割りを果たすのは教育に直接携わる教師であると思います。教師の人格がその後の生徒の人格形成に深く影響を与えるとともに、教師の教え方が生徒にその教科に興味を与えるか否かに決定的な影響を与えるなど、教師の果たす役割りはきわめて重要だと思います。したがって、教師に人を得るか得ないかということについて、学校の場合は施設や設備が幾らよくてもそのことにおいて左右されるのではなかろうかと私は思うわけでございます。私は、このような観点から学校教育において教育に情熱と誇り……

第80回国会 文教委員会 第9号(1977/04/12、10期、民社党)

○中沢伊登子君 私はまず、高等教育の進学率について伺いたいと思います。  年々高等教育の進学者が増加してまいりまして、五十一年度現在では高等教育の進学率が三八・六%、約四〇%近くに達しておりますが、大臣はこのように高等教育が普及したことをどのように考えておられますか。また今後どの程度まで進学率が上昇するとお考えでございましょうか。
【次の発言】 今後どの程度まで進学率が上昇すると見ていらっしゃいますか。
【次の発言】 私も、いま大臣のおっしゃったように、今後の拡充整備の力点はやっぱり質的の充実に置くべきだと思います。いまおっしゃったとおりだと思います。  そこで、この質的充実についてお伺いをい……

第80回国会 文教委員会 第12号(1977/04/21、10期、民社党)

○中沢伊登子君 この間からいろいろ御質問申し上げましたが、きょうはその締めくくりの意味で再度いろんな点について質問を申し上げたいと思います。  初めに大学入試センターについて御質問を申し上げます。大学入試センターの設立に関連する今回の国立大学の入試制度の改善についてはもうすでに各委員から論議が尽くされているようでありますので、重複をして質問をすることは避けたいと考えますけれども、大変重要な問題でございますので、一言私も意見を申し述べておきたいと思います。この改善措置が成功するためには、いわゆる客観テストの制約、欠点を除去するための研究と改善の努力が絶えず必要であること。共通一次試験をいわゆる足……



各種会議発言一覧(参議院)

8期(1968/07/07〜)

第61回国会 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、産業公害及び交通対策特別委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第2号(1969/05/07、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 私は物価の対策の面から質問をするのが筋でございますけれども、もうすでに予算委員会や物価対策委員会やあるいは本会議で何べんかこの問題を質問しておりますので、少し角度を変えまして質問をいたしたいと思います。  まず第一番に、相当多額の投資をしたり、あるいは値上げをしてまいりましたが、依然として解決しない通勤通学輸送の大混雑あるいはまた国鉄の責任にかかわる事故の多発等々、特に昔はほとんど見られなかった国鉄職員のたるみに起因する事故の続発は、これが人命をあずかる国鉄の姿かと驚かされるものがしばしばございます。このような国鉄の状態は、まさに私は重体だと、このように感ぜられますが、こうした……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1969/03/29、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 時間の関係がございまして、特に同僚議員の森中議員、矢追議員の非常に御支援をいただきまして、私が今度トップの質問をさしていただき、非常に感謝をしながら早く質問を片づけたい。時間をいただいておるのが二十分余りでございますので、的確簡潔に御答弁いただきたい、このように考えます。  まず初めに、原子爆弾の被爆者問題についてお伺いをいたしますが、政府は四十四年度の被爆者対策をどのように考えていらっしゃいますか。
【次の発言】 ただいまお話しの葬祭料でございますけれども、この葬祭料の支給制限の概要をお伺いいたします。この直接の原因が原爆症でなかった、たとえば不慮の死、それをさらにもう一つ詳……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1969/03/31、8期、民主社会党)

○中沢伊登子君 初め、通勤途上の災害についてお伺いをいたします。時間がだいぶん制約をされておりますので、簡潔要領よく御答弁をいただきたいと思います。  最近、労働者側から、通勤途上の災害を業務災害の補償の対象にするようにという要望が非常にふえておりますが、その点を検討しておられるかいかがですか。ついでに続いて御質問いたしますが、ILOの百二十一号条約において、業務上災害の定義を国内法によって、その中に、通勤災害を含むと、このように規定しておりますし、諸外国ではすでに補償の対象にしておりますが、日本ではまだ対象にしていないのは少しおかしいのではありませんか。業務上災害についての解釈を広げるべきで……


9期(1971/06/27〜)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会、地方行政委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号(1971/12/25、9期、民社党)

○中沢伊登子君 私のほうは時間がたいへん短うございますので、どんどん質問を進めてまいりますので、お願いいたします。  初めに、自治大臣に御質問いたしますが、沖繩の県市町村に対する地方財政措置についてお尋ねをいたします。今度の沖繩臨時特例交付金の創設によって沖繩県民の税負担はどの程度軽減をされますか。そして、その結果本土の県民の負担と同じになりますかどうですか。その辺を伺いたいと思います。
【次の発言】 それでは、沖繩では民有地を借りている面が非常に多いと伺っておりますが、公共用地の確保のために土地財源は皆無にひとしいと思います。先行取得の財源にはかなり疑問があるように思いますけれども、交付金の……

第68回国会 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、農林水産委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1972/06/10、9期、民社党)

○中沢伊登子君 もうすでにいろいろ同僚議員が質問を繰り返されたあとですけれども、私もまた、物価の委員会委員として質問を申し上げるわけでございますが、初めに一言お伺いしたいことがございます。  それは、先ほど来いろいろ御質疑がありましたとおり、最近の都市の通勤電車は、ラッシュ時において、混雑率が二四〇%から二五〇%だと言われております。死にもの狂いの通勤で、会社、工場に着いたときには、もうすでに疲れ切っていると、こういうような状態が繰り返されているわけですが、そのような中で、特に、最近、毎年繰り返されるストライキや順法闘争という名のもとに遅延や列車の間引き等で、利用者に多大の迷惑がかかっておりま……

第68回国会 物価等対策特別委員会、農林水産委員会、商工委員会連合審査会 第1号(1972/04/12、9期、民社党)

○中沢伊登子君 先ほど竹田委員から洗剤の話が出ました。今度は、私はつけものの話をするんですが、たいへん台所くさい話で恐縮でございますが。  先ほどの竹田委員の持ってこられたあの洗剤ですね、あれは、約二年ほど前に私もあれと同じようなのを買わされました。そのときのは、びんに全部英語で書いてありました。それはその後どうなっているか知りませんけれども、それでちょっと竹田さんのを見せていただいたわけですけれども、これからひとつ、つけものの御質問をいたします。  今度、農林省はつけものにJASを設けるということを伺っておりますが、つけものは日本人の大切な食品であり、また、たくさん食べるもので、つけものにJ……

第68回国会 予算委員会公聴会 第2号(1972/04/13、9期、民社党)

○中沢伊登子君 一番瀬先生に社会保障の問題で二点お尋ねをいたします。  それは、私どももかねがね主張してきたことですけれども、先ほどの心身障害児の施設あるいは寝たきり老人の介護者、この二つの問題ですけれども、心身障害児の施設に働く人たち、これは当然若い人のほうがいいと私どもも考えておりますが、その中で、過重労働をやめさせる、あるいは待遇改善をさせる、あるいはまた身分保障をする、こういうようなことを私どももかねがね申してはまいりましたけれども、そういうことをやってみて、その上でなおかつ、いまの世相の中で、若い人たちに心身障害児の施設で本気になって働いていただけるものかどうか、先ほど先生のお話もあ……

第71回国会 予算委員会公聴会 第2号(1973/03/30、9期、民社党)

○中沢伊登子君 力石先生に御質問を申し上げます。  いま自動車がどんどんふえることと鉄道のことでお話がありましたけれども、これから先のエネルギーの問題で、飛行機をどんどんふやしていいのか悪いのか。それはいま関西新国際空港が建つか建たないかでずいぶん関西地方は大騒ぎをしておりますけれども、いま国会に提出されているのが国鉄の運賃値上げ法案でございます。この国鉄の運賃をこれから十年にまた四回くらい値上げをいたしますと、飛行機のほうが安くなります。まさか東京から大阪まで、しょっちゅう自動車が行ったり来たりするわけにはいきませんので、飛行機を利用する度合いがたいへん多くなるかと思います。そういたしますと……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1974/04/06、9期、民社党)

○中沢伊登子君 私もきょうはその施設の問題を取り上げようと思ったらほとんど矢山先生がおっしゃっていただきましたから――またそれにつけ加えて、私のほうも質問をさしていただくつもりでございますけれども、まず、その初めに、この間の予算委員会の質問の中で、私が、在職者年金の問題を取り上げました。そうしますと、いろいろな各地から電報で激励が来たり、あるいはお年寄りからずいぶんたくさんの手紙をいただいたわけでございます。そして、何とかして在職者年金の掛け金をやめてほしいと、こういうふうな手紙がありました中に、つけ加えて、あるおじいさんから、こういう手紙がまいりました。私は「本年、数え年七十七歳、十数年前、……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1974/04/08、9期、民社党)

○中沢伊登子君 けさの新聞に、この間、私のおります兵庫県の西宮の福祉施設で子供がマンホールに投げ込まれておった、これの容疑者として保母を逮捕したと、こういう新聞記事が出ておりましたので、これについて大臣にお伺いをしたいと思います。  それは先週の土曜日、つまり土曜日の労働の分科会におきまして、各委員からそれぞれ社会福祉施設の職員のことについて、あるいはまた、保育園の保母さん、あるいは看護婦さん、こういう問題について、それぞれずいぶん突っ込んだ質問が繰り返されました。そしてまたきょうは、先ほど来辻委員からも保育園の保母さんの労働問題について御質問があったわけでございますけれども、これらの質問を通……


10期(1974/07/07〜)

第75回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1975/03/29、10期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、初めに教職員の給与の第二次改善についてお伺いをいたしたいと思います。  人材確保法に基づく教職員の給与の第二次改善案が現在参議院の内閣委員会で審議をされております。今度の改善の中で教頭職を一等級にすることになっておりますことについて教頭職が法制上確立されたための措置だと、このように説明をされております。しかし、これは人材確保法成立の際の約束であった教員給与体系に中教審の答申の五段階制の給与は持ち込まないという趣旨に反するものではないのでしょうか。まず、それをお伺いしておきます。
【次の発言】 私は、教頭職を一等級にするというような職務に対応した優遇措置、それを講ずるのでは……

第78回国会 運輸委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1976/10/27、10期、民社党)

○中沢伊登子君 初めに物価の問題について御質問をしたいと思います。今回の大幅な国鉄電報、電話料金の値上げは、依然として九・三%台に推移している消費者物価をさらに押し上げ、インフレと不況の谷間にあって、生活防衛に苦しんでいる国民生活をますます苦況に陥れることは火を見るよりも明らかでございます。同時に今回の改正案は、国民を十分に納得させるだけの合理性、妥当性を欠いていると思わざるを得ないわけでございます。この立場からまずお伺いしたいのは、物価問題との関連でございます。  まず、今回の値上げ案が、消費者物価にどの程度の影響を持つのか、また国鉄、電電の値上げが、消費者物価を政府目標の八%をはるかに超え……

第78回国会 逓信委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1976/10/27、10期、民社党)

○中沢伊登子君 最後の質問でございますが、昨夜のこの逓信委員会でわが党の委員から、現在の料金体系の不備、矛盾について強く是正を要求し、あわせて五十二年末で解消される電話の積滞、五十三年末で完了が予定される電話の完全自動化が達成されたあとの公社のあるべき姿をただしました。そして質問の過程で、技術革新を徹底的に進めることで合理化を図るとともに、積滞の解消、自動化の完了、福祉的観点に立ってのシビルミニマムの実施を強く要請してまいりました。これを受けまして、わずか二十分でございますが、二、三の点について質問をしたいと思います。  そのまず第一は、電話料金体系の合理化改善についてお伺いをいたしますが、改……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1977/04/13、10期、民社党)

○中沢伊登子君 先日来、教師の問題について、あるいは塾の問題について、また昨日は大学問題についていろいろ御質問申し上げてまいりましたが、きょうは、教員の資質向上策の一つとして、教育実習の問題について質問をしたいと思います。  教育実習の意義はどこにあると大臣はお考えでございますか。
【次の発言】 大変いい御答弁をいただいたと思います。現在、教員となる者の教育実習の期間は平均どのくらいですか。
【次の発言】 いまお聞きのとおりでございますけれども、このような短い期間で大臣が考えていらっしゃるような教育実習の効果が期待ができるとお考えでございますか。


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データ更新日:2022/12/09

中沢伊登子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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